したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

2004年米国大統領選スレ

6370チバQ:2021/01/14(木) 16:33:32
■第二次独立戦争と呼ぶ習わしがある

 戦争当時から現在に至るまで、南部には南北戦争のことを「第二次独立戦争」と呼ぶ習わしがある。モンゴメリに集結した南部民主党の政治家たちの頭の中にあったのは、まさしく1775〜83年にかけてのアメリカ独立戦争だった。

 アメリカはもともとイギリスの植民地であった。しかし「代表なくして課税なし」のスローガンに代表されるように、イギリスがあまりにも横暴な圧迫をアメリカ植民地に加えるので、当時の植民地人が立ち上がり、イギリスからの独立を勝ち取ったのである。
 南北戦争開戦直前、南部人たちはまさに、独立戦争当時のアメリカ人たちに、自らを重ね合わせていた。つまり、現在の北部(共和党)は南部(民主党)の古来の制度(奴隷制)を誹謗し、地域全体に無用な圧迫を加えているので、アメリカ合衆国という枠組みから独立する――これがアメリカ連合国(南部連合)発足の理論であった。

 かくして1861年2月4日から17日にかけて行われた南部諸州のモンゴメリ会議は、彼らの新国家、アメリカ連合国を樹立するための暫定憲法を作成し、発表する。そして彼らは自分たちの暫定大統領として、ミシシッピ州選出の合衆国上院議員だったジェファーソン・デービスという男を選出するのである(後、正規の大統領に就任)。

 ただし、この時に制定された暫定憲法のほとんどは合衆国憲法の引き写しで、必ずしも新国家の目標を明確に表していたものでもなかった。かつ、エモリー大学教授で軍事史家だったベル・アービン・ワイリーの指摘するように、この会議の議事は非公開で、デービスの大統領選出は「満場一致」で決まったとされてはいるものの、「どのような事件や力が作用してデービスの当選となったかを、歴史家が再現するのは難しい」(『南北戦争の歴史』より)
■アメリカの南北が分断される

 しかも、デービス自身はモンゴメリ会議のメンバーではなく、自分が新国家の大統領になったということを、地元ミシシッピで知らされた。そのとき彼は、合衆国から離脱した地元のために、新しい州の軍事組織を立ち上げている最中であった。

 デービスはウェストポイント陸軍士官学校の卒業生で、1846〜48年の米墨戦争に従軍。その後の1853年に成立した民主党、フランクリン・ピアース大統領の政権で陸軍長官を務めた、自他ともに認める軍事通であった。彼は南部の新国家には軍人として貢献しようと思っていたところ、突然大統領職を提示され、当初はかなり戸惑ったらしい。
 前述のように、南部連合がなぜデービスを首班にすえたのかという点には、不明な部分が多い。ただ多くの歴史家たちは、デービス本人は極めて穏健な紳士であるため、独立直後の新国家の調整役として、また合衆国との戦いを見越し、軍事指導者として期待されたのではないかと指摘している。

 このような事情からもわかるように、新国家アメリカ南部連合国の独立は、南部の政治家、つまり南部の上流階級たちだけが勝手に集まって決めたことで、民衆全体の要求で決まったことではなかったのだ。
小川 寛大 :『宗教問題』編集長

6371チバQ:2021/01/14(木) 18:47:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/59f52c2fd16c651fdb896aba2a0f0ac87118b237
トランプ大統領の弾劾訴追 決議条項は「反乱の扇動」 米下院が可決
1/14(木) 17:52配信
47




ドナルド・トランプ米大統領=西田進一郎撮影
 トランプ米大統領(共和党)の支持者が昨年11月の大統領選の結果確認阻止を狙い連邦議会議事堂に乱入した事件を受け、下院は13日、トランプ氏の罷免を求める弾劾訴追決議を可決した。トランプ氏は2019年のウクライナ疑惑をめぐる決議に続き、米史上初めて2回弾劾訴追された大統領となった。

 決議の条項は「反乱の扇動」。6日に起きた乱入事件の前に、支持者に対し議会へ行進し議員らに圧力をかけるよう促したトランプ氏の演説をはじめ、大統領選の結果の「転覆や妨害」を図る言動が暴力を扇動したと指摘した。決議には下院で過半数を占める民主党に加え、共和党から10人が賛同し、賛成232、反対197で可決した。

 決議可決後、ホワイトハウスはトランプ氏の演説動画を発表。弾劾訴追について言及はない一方で、トランプ氏は「暴力を明確に非難する。我々の運動に、暴力や破壊行為の居場所はない。事件の惨状に衝撃を受けた」などと述べ、自身の関与を否定した。事件当日の支持者集会では「より強硬に戦わなければならない」などと述べていた。

 一般事件の訴追状にあたる決議の可決を受け、今後は上院でトランプ氏の有罪・無罪を判断する弾劾裁判に進み、3分の2以上の同意を得れば、有罪評決を確定できる。民主党下院トップのペロシ議長は決議可決後に「たとえ大統領であっても、法を超越しないと示すことができた。ドナルド・トランプ氏は『今そこにある危機』だ」と述べ、早期罷免を訴えた。だが、トランプ氏の任期が満了する20日までに裁判が始まる可能性は低い。

 大統領の退任後に弾劾裁判が開かれたケースはないが、退任後の閣僚が弾劾訴追されて裁判にかけられた前例があり、専門家の間では、バイデン次期政権(民主党)発足後の弾劾裁判の実施は憲法上可能とみられている。退任した人物を罷免する行為は意味を持たない一方で、民主党内には「民主主義への脅威をもたらした事件の責任を明確化する必要がある」との声がある。

 また、有罪評決が確定した場合、上院はトランプ氏が公職に立候補することを禁止するか否かも採決できる。過半数の賛成で公職資格を剥奪できることから、政界では同氏の24年大統領選への再出馬を阻止するため、有罪評決を追求すべきだとの意見も出ている。

 19年にはトランプ氏が政敵であるバイデン次期大統領に関する捜査を進めるようにウクライナに圧力をかけた疑惑が発覚。民主党が多数を占める下院は同年12月、「職権乱用」などの条項により弾劾訴追したが、共和党が過半数の上院は20年2月に無罪評決を下した。当時は弾劾訴追の是非の審査開始から訴追決議まで約3カ月を要したが、今回の決議は事件発生から1週間でのスピード可決となった。【ワシントン高本耕太】

6372チバQ:2021/01/15(金) 10:39:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/bc8d468c4f1b2f40f385b21cdb0bfef9823729ec
アジア系ヤン氏が出馬表明 NY市長選、有力候補
1/15(金) 6:21配信

14日、米ニューヨーク市内で演説し、市長選への立候補を表明したアンドルー・ヤン氏(ロイター=共同)
 【ニューヨーク共同】今回の米大統領選に向けた民主党候補指名争いで善戦したアジア系実業家アンドルー・ヤン氏(46)は14日、ニューヨーク市内で演説し、同市長選への立候補を正式に表明した。6月の党予備選を経て、11月の本選で2期目を終える同党のデブラシオ市長の後継を争う。ヤン氏は、約30人が名乗りを上げる中、有力候補の一人と目されている。

 ヤン氏は演説で、新型コロナウイルス感染拡大で「ニューヨークは危機にひんしている」と強調し「立て直しには大胆なアイデアが必要だ」と訴えた。新型コロナ対策が最大の焦点となる。

6373チバQ:2021/01/15(金) 15:18:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/49af11b6ecfdce4bfc02da97771d706963844a13
NY市長選、起業家ヤン氏出馬表明 大統領選で民主指名争い有名に
1/15(金) 14:46配信
2




昨年の米大統領選民主党候補指名争いで健闘した台湾系起業家アンドルー・ヤン氏=2020年1月、中西部アイオワ州ペリー(AFP時事)
 【ニューヨーク時事】昨年の米大統領選で民主党候補の指名を争った台湾系起業家アンドルー・ヤン氏(46)が13日、今年11月のニューヨーク市長選へ民主党からの出馬を目指すと表明した。

 14日に選挙戦を正式に開始したヤン氏は「危機を目にし、私が手助けできると確信したから出馬する」と強調し、新型コロナウイルス禍で危機に陥った市の再生を誓った。

 ニューヨーク市長は連続2期までに制限されているため、現在2期目のデブラシオ市長は出馬しない。米メディアによると、当選すれば初のアジア系のニューヨーク市長になる。6月に予定される民主党予備選は10人以上が出馬する混戦になっている。

6374名無しさん:2021/01/16(土) 12:05:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/141d013b7a609c428c029780b6db00b37a8d55d9
全米ライフル協会、NY「脱出」 訴訟回避へ破産法申請
1/16(土) 9:28配信

 【ニューヨーク時事】銃所有の権利を訴え米国屈指の影響力を持つロビー団体・全米ライフル協会(NRA)が15日、非営利団体として登録しているニューヨーク州から「脱出」し、テキサス州で再建を目指すと発表した。

 この計画に伴い、連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)の適用をテキサス州の裁判所に申請した。

 ニューヨーク州は昨年8月、NRA幹部が資金を不正に流用しているとして、NRAの解散を求め提訴していた。NRAは15日、財務状況は健全だと主張しつつ、「ニューヨーク州の腐敗した政治的な規制環境から離れ、テキサス州の非営利団体として再建する」と説明した。

 これに対し、ニューヨーク州のジェームズ司法長官は声明で「NRAが責任を逃れることは許さない」と述べた。米メディアによると、ニューヨーク州では通常、捜査中の非営利団体は移転できないという。

6375チバQ:2021/01/17(日) 00:11:03
https://news.goo.ne.jp/article/kyodo_nor/world/kyodo_nor-2021011601001509.html
米首都が厳戒、中心部は要塞化 大統領就任式控え州兵2万5千人
2021/01/16 17:02共同通信

米首都が厳戒、中心部は要塞化 大統領就任式控え州兵2万5千人

15日、米連邦議会議事堂を取り囲む有刺鉄線の前に立つ州兵=米首都ワシントン(ゲッティ=共同)

(共同通信)

 【ワシントン共同】トランプ米大統領の支持者による連邦議会議事堂襲撃を受け、国防総省は15日、バイデン次期大統領の就任式が開かれる首都ワシントンに最大2万5千人の州兵を投入することを決めた。中心部は大統領警護隊(シークレットサービス)の指揮で要塞化が進んでいる。武装行動を計画中とされるトランプ支持者の動向を政府が必死に追跡する異例の厳戒態勢だ。

 ワシントンには14日、州兵約7千人が展開。連邦議会議事堂やホワイトハウス周辺にバリケードが築かれ、15日は上空を治安当局のヘリコプターが旋回した。

 20日の就任式でバイデン氏は、議事堂前で宣誓する。

6376チバQ:2021/01/17(日) 19:51:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/14b1a8b39e04348da09b3dab80f5e409db396a77
米議会乱入、議員の拘束・暗殺計画を示す証拠はなし 司法省
1/17(日) 13:01配信

274
この記事についてツイート
この記事についてシェア
AFP=時事
米首都ワシントンの連邦議会議事堂に乱入したジェイク・アンジェリことジェイコブ・アンソニー・チャンズリー容疑者(2021年1月6日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】米司法省の捜査当局は、連邦議会議事堂乱入でドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領の支持者らが議員らの拘束と暗殺を計画していたとする証拠は見つかっていないと明らかにした。

【写真特集】トランプ氏支持者による米議会乱入

 連邦検察当局は15日、ジェイク・アンジェリ(Jake Angeli)ことジェイコブ・アンソニー・チャンズリー(Jacob Anthony Chansley)容疑者についてアリゾナ州の裁判所に提出した文書で、トランプ氏の支持者らが6日の議会乱入時に「選挙で選ばれた公職者らの拘束と暗殺」を計画していたとする当初の主張を撤回。

 検察当局は、チャンズリー容疑者の保釈が認められるのを防ぐための弁論としてこの主張を展開。上半身裸で角つきの毛皮の帽子をかぶり、やりを持って議会に乱入したチャンズリー容疑者の姿を捉えた写真は、世界中に拡散されていた。

 米司法省によると、議会乱入時に特定の議員らを拘束し、マイク・ペンス(Mike Pence)副大統領の殺害を求める呼び掛けがあったものの、これらを本当に実行しようとしたことを示す証拠は見つかっておらず、アリゾナ州検察当局は15日、先の主張を撤回した。

 議事堂乱入の捜査を監督する首都ワシントンのマイケル・シャーウィン(Michael Sherwin)連邦検事代行は15日の記者会見で、「現時点では、殺害/拘束チームや暗殺の直接的な証拠はない」と述べた。【翻訳編集】 AFPBB News

6377チバQ:2021/01/17(日) 21:32:13
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021011600335&g=int
「厚生長官が辞意」 議会襲撃を非難―米CNN
2021年01月16日12時45分


 【ワシントン時事】米CNNテレビは15日、アザー厚生長官がトランプ大統領に辞意を伝えたと報じた。ただ、ロイター通信は公共放送(PBS)記者の情報として、アザー氏がバイデン次期政権の発足に伴い、20日に職を離れると説明したという。

 ロイターによれば、アザー氏はトランプ大統領支持者らが6日、連邦議会議事堂を襲撃し一時占拠した事件について、トランプ氏への書面で「わが国の民主主義と平和的な政権移行という伝統に対する暴力だ」と強く非難した。トランプ政権では事件後、チャオ運輸長官とウルフ国土安全保障長官代行が辞任している。
 アザー氏は15日、NBCニュースのインタビューで、新型コロナウイルスのワクチン配布が遅れていることに関し、州レベルの取り組みに問題があるなどと主張。トランプ政権の対応を正当化していた。

6378チバQ:2021/01/17(日) 21:34:49
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021011700004&g=int
国務副長官にシャーマン氏 イラン、北朝鮮精通―次期米政権
2021年01月17日00時13分

ウェンディ・シャーマン元米国務次官=2015年2月、ジュネーブ(AFP時事)
ウェンディ・シャーマン元米国務次官=2015年2月、ジュネーブ(AFP時事)


 【ワシントン時事】バイデン次期米大統領の政権移行チームは16日、国務副長官にウェンディ・シャーマン元国務次官を指名すると発表した。シャーマン氏はオバマ前政権で2015年のイラン核合意への交渉をけん引。クリントン政権下で北朝鮮政策調整官を務めるなど豊富な外交経験を有する。就任には上院の承認が必要になる。
 もう1人の国務副長官(管理・資源担当)にはブライアン・マッキオン元筆頭国防副次官(政策担当)を指名。トランプ政権で1人体制だった副長官を2人に戻す。

6379チバQ:2021/01/18(月) 13:35:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/61ed59fdac6325916c8175fbe06b516fe14ce96d
バイデン氏、就任初日に十数本の大統領令 「パリ協定」復帰など
1/17(日) 17:41配信
157




バイデン次期米大統領=AP
 バイデン次期米大統領は今月20日の就任初日に、温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」への復帰に加え、中東・アフリカのイスラム圏からの入国禁止令の撤回や、連邦政府の職員や管理地でのマスク着用義務化などを命じる十数本の大統領令に署名する。ニューヨーク・タイムズ紙などが16日、次期政権の内部文書をもとに報じた。

 クレイン次期首席補佐官が高官就任予定者に配布した「政権発足10日間の概観」と題した文書は、新型コロナウイルス▽経済悪化▽気候変動▽人種格差の四つの危機に「即時に取り組み、国際社会での米国の地位を回復する」としてきた選挙公約を果たすと説明。パリ協定離脱や入国禁止令など、トランプ現政権で決定された方針を初日に覆すことで「政策転換」を明確に示す狙いがある。

 初日は他に、コロナ・経済危機への対応として、学生ローンの返済や家賃滞納者の強制退去の猶予措置の延長を指示する。またバイデン氏は就任宣誓後の演説で「100日間のマスク着用」を全国民に呼びかける方針だ。21日以降も、学校や企業活動の再開に向けた感染予防措置や、政府調達や公共事業に米国の製品とサービスの利用を義務づける「バイ・アメリカン条項」強化、黒人や中南米系が多く住む地域への支援策などに関する大統領令を発出する。

 一方、バイデン氏が「初日に行う」と宣言していた、トランプ政権による世界保健機関(WHO)脱退通告の撤回について、文書は言及していない。【ワシントン高本耕太】

6380チバQ:2021/01/18(月) 13:36:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/0c204d6b89a92b7f47f4d630bfba65cf1d599980
ワクチン拒否に米医療史の「暗部」影響? 根深い黒人の不信感
1/16(土) 22:00配信
18



 新型コロナウイルスのワクチンの接種が英国や米国などで始まり、感染拡大に歯止めを掛けるものとして期待が高まる。多くの人が接種を希望する一方で、米国では一定数の人々が接種に後ろ向きな姿勢を取っている。世論調査などから浮かび上がってくるのは、異例ともいえるスピードで開発、承認手続きが進められた経緯に対する危惧に加え、医療の発展に隠された暗部が影響しているとの指摘もある。(ワシントン 住井亨介)

■スピード開発に懸念

 米製薬大手ファイザーなどが開発したワクチンの接種が始まる前に、AP通信などが実施した調査(昨年12月3〜7日)によると、接種したくないとした人は26%、分からないとした人は27%あった。

 接種しない・分からないとした人のうち71%が副作用を危惧。ワクチンの開発が異例のスピードで進められたことを懸念する人も57%あった。

 ファイザー製ワクチンや、米バイオ企業モデルナが開発したワクチンはいずれも有効性が約95%と非常に高い。それにもかかわらず、米国民の不信感は根強く、接種を希望する人でも、他の人が接種するのを待つとした人は57%で、すぐに接種したいとした42%を上回った。

■黒人の拒否反応強く

 人種間の反応の差も顕著に表れている。

 医療政策に関する調査・提言をおこなっているカイザー家族財団(KFF)の世論調査(11月30日〜12月8日)によると、接種を拒否する人で副作用を懸念する割合は、白人が56%なのに対し、黒人は71%に上った。

 黒人が拒否する理由には、(1)誤解に基づくものと、(2)根本的な不信感があるとみられる。

 同調査では、50%がワクチン接種によってコロナウイルスに感染すると答え、47%がワクチンを全面的に信頼していないとした。先のAP通信の調査でも、接種すると回答したのは白人53%に対し、黒人で24%にとどまる結果が出ている。

 ただ、米NBCテレビ(電子版)によると、黒人のコロナウイルスによる入院率は白人の3・7倍。死亡率は2・8倍になるという。黒人は医療保険の加入率が低く、持病を持つ人が多いためと考えられるが、にもかかわらず、なぜ黒人の人々はワクチンに抵抗感を抱くのだろうか。

■人体実験の歴史

 黒人があまり接種に積極的ではない理由の背景には、過去に黒人が医療発展の犠牲となった暗い歴史があるとみる向きがある。

 NBCによると、その一つがいわゆる「タスキーギ梅毒実験」と呼ばれるものだ。政府の承認のもと、アラバマ州タスキーギで1930年代から70年代まで約40年間にわたって黒人を対象に行われた。

 この実験は、無料で医療を提供するとして集めた梅毒患者らの病状がどのように悪化するかを観察するのが目的だった。失明や精神錯乱、合併症といった症状があらわれても実質的な治療は行われず、100人以上の被験者が死亡。配偶者らへの感染拡大も放置され、多くの母子感染も引き起こしたという。

 「婦人科医学の父」として知られる19世紀の医師、J・マリオン・シムズは、黒人奴隷の女性に対して麻酔なしで実験的な手術を施したなどとして、近年では非難の対象になっている。

 51年に黒人女性から無断で採取されたガン細胞の研究結果やゲノム情報が、患者本人や家族の同意なしで公開されていたといった事案もある。この研究はガン治療や疫学などの進展に大きな役割を果たしたとされる半面、黒人への根深い差別意識があらわれているとも受け止められた。

 ジョンズ・ホプキンズ病院のアリソン・アグウ医師はNBCの取材に、「過去に起きたことは現代でもありえる。気を付けなければ未来にも継続されていく」と述べ、過去に医療発展の名目で被害者となってきた黒人の懸念を代弁してみせる。

 また、米国の公衆衛生政策を指揮するアダムス医務総監は米CBSテレビの番組で自らの黒人としての生い立ちを振り返りながら、「(黒人の)不信感は(医療の)現場に起因していることを理解する必要がある」と訴えた。

 英国や米国では、新型コロナワクチンの接種で強いアレルギー反応が引き起こされたとみられる事案も起きた。保健当局や製薬会社が真摯(しんし)な態度で臨まなければ、人々の不信感が増幅する可能性を秘めている。

6381チバQ:2021/01/19(火) 11:39:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/faaad1b904c79c193889fc30a6ac993a177f6f52
コロナ死者40万人目前 封じ込め失敗の米国、変異種流行も
1/18(月) 20:20配信
19




米国での新型コロナの死者は40万人に迫る
 【ニューヨーク=上塚真由】米国では今年に入り新型コロナウイルスによる死者が1日当たり3000〜4000人となる日が相次ぎ、累計死者数が第二次世界大戦の戦死者数に匹敵する40万人に迫っている。昨年1月21日に米国内で初の感染例が確認されてから約1年を前に、累計感染者数約2390万人は死者数と並び世界最多となっている。感染封じ込め策は奏功せず、収束の気配はない。

【イラスト解説】新型コロナワクチンの接種優先順位

 米ジョンズ・ホプキンズ大の今月17日の集計によると、累計死者数は39万7401人で、米退役軍人省が発表する第二次大戦の戦死者数(40万5399人)に並ぶ規模となった。累計の死者数は昨年5月23日に10万人を超え、約4カ月後の9月21日に20万人を突破。さらに3カ月弱後の12月14日に30万人となった。冬に入り死者数は急増し、1カ月あまりで10万人増加するペースとなっている。

 感染爆発の「第1波」は昨年春に東部ニューヨーク州で起き、夏前は南部や西部の州が感染の中心地になった。現在は米国のほぼ全州に流行が広がり、病床の逼迫(ひっぱく)が深刻化している。

 状況悪化の要因は、呼吸器系の感染症が広まりやすい冬場という事情に加え、長引く規制による「コロナ疲れ」や年末年始の休暇で、人の移動が活発になったことが挙げられている。

 また、感染防止策として重視されるマスク着用も徹底できていない。35州以上で義務化されたものの、「強制は人権の侵害」と反対論も根強い。米ワシントン大の予測によると、このままのペースで感染が広がれば4月1日までに56万7000人が死亡。マスクの着用が徹底されなければ、死者は70万人に達するという。

 さらに追い打ちをかけるのが、英国由来の変異種の流行だ。米疾病対策センター(CDC)が今月15日時点で確認した症例数は88だが、全体像は把握できていないとみられる。1日当たりの新規感染者数約20万人のうち、すでに0・1%(200人)が変異種によるものと指摘する専門家もいる。感染力が強いため、CDCは3月までに変異種が米国の新型コロナの主力となると警告している。

 米メディアは、トランプ大統領が新型コロナの脅威を軽視し一貫した戦略を打ち出すことを放棄したと批判。20日に就任するバイデン次期大統領は、就任後100日で国民にワクチン1億回分を投与する公約を掲げている。だが、政権発足後は感染の最悪期と重なるため、収束に向かわせることができるかは不透明だ。

6382チバQ:2021/01/20(水) 14:47:49

https://news.yahoo.co.jp/articles/6d21af95b7298c3164fd066e02919362232fcf26
バイデン氏、亡き息子の名冠した基地で感極まり涙 首都へ
1/20(水) 10:35配信
【1月20日 AFP】米民主党のジョー・バイデン(Joe Biden)氏(78)は19日、第46代大統領となる就任式を翌日に控え、感極まり涙を拭いながら地元デラウェア州に別れを告げ、首都ワシントンへ向かった。

 バイデン氏は、2015年に脳腫瘍で亡くなった長男ジョセフ・「ボー」・バイデン3世(Joseph “Beau“ Biden III)氏の名を冠した州兵基地で、数十人の招待者を前に演説。

 バイデン氏は指で目頭を押さえてから、「私たちのワシントンへの旅がここから始まることは、個人的に感慨深い」と述べた。「今ここに彼がいないことだけが心残りだ」と亡き息子に触れ、「本来なら、彼を大統領として紹介しているはずだったから」と語った。

 またバイデン氏は、世界で最も強大な国の舵を取ろうとする次期大統領としては異例にも、自らの生涯の終わりについても言及。「感極まって申し訳ない」と言って少し間を置き、落ち着きを取り戻すと、「だが私が死ぬとき、デラウェアは私の心に刻まれるだろう」と述べた。

 バイデン氏は今回の米大統領選の歴史的な特徴にも触れ、米史上初の黒人の大統領となったバラク・オバマ(Barack Obama)氏の政権でバイデン氏自身が副大統領に就任してから12年後、南アジア系の黒人であるカマラ・ハリス(Kamala Harris)氏が副大統領に就任することに言及した。「物事は変わらないとは言わないでほしい。物事は変えられるし、変わるんだ」と述べ、「それがアメリカだ。それがデラウェアだ」と続けた。

 映像は19日撮影・提供。(c)AFPBB News

6383チバQ:2021/01/20(水) 15:06:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/03a1383dff3fcecdce71df45a845eaede409cc2f
米首都「要塞化」 新大統領就任前に祝賀ムードなく支持者「悲しい」
1/20(水) 15:00配信
0




ジョー・バイデン氏の人物像
 【ワシントン=上塚真由】バイデン新大統領の就任式を翌日に控えた19日、首都ワシントンは前例にない規模の厳戒態勢が敷かれた。トランプ大統領の支持者による6日の連邦議会議事堂襲撃・占拠事件を受け、不測の事態に備えて全米から大量の州兵を投入。中心部の道路は封鎖され、人通りの消えた街は4年に1度の祝福ムードとはほど遠い異例の状態となっている。


 米メディアによると、2017年のトランプ大統領の就任式では約8000人の州兵が警備にあたったが、今回は3倍以上の2万5000人体制に強化。街の至るところで迷彩服を着た重装備の州兵が警備し、物々しい雰囲気が漂う。中心部の道路や地下鉄の駅が封鎖された上、就任式の会場となる連邦議会議事堂前や、ホワイトハウス周辺は、高いフェンスで囲われるなど「要塞化」の様相を呈している。

 新型コロナウイルス対策もあり、通常の就任式では数万人の聴衆が集まる国立公園「ナショナル・モール」も立ち入り禁止に。聴衆の代わりに、公園は星条旗など20万本の旗で埋め尽くされ、夜間には州・自治領などの数に合わせて56の帯状にライトアップされる。「米国の結束」(就任式委員会)を示す演出という。

 ワシントン市が就任式に来ないよう呼びかけたこともあり、バイデン氏の支持者の姿はほとんど見られない。中西部オハイオ州のオードリー・コースターさん(53)は数カ月前にホテルを予約したためワシントンに来たという。警備の厳重さを目の当たりにして「トランプ支持者が起こした議事堂襲撃の重大さを改めて思い知った。安全のためには仕方ないが、就任式で銃を持った州兵の姿ばかりが目立つのは悲しいに尽きる」と話した。

 地元の住民からは「就任式はワシントンにとって4年に1度のお祭り。人が全くいなくて、地元の経済が心配だ」(59歳の女性)といった声も聞かれた。

 厳戒態勢の中、騒乱は起きていないが、米メディアによると、米連邦捜査局(FBI)が警備に当たる州兵の身辺調査を行った結果、12人を任務から外した。うち2人は極右民兵組織と関わりがあったり、過激派を支持する投稿をしたりしていたといい、残る10人は過激派との関連はないが、調査の過程で行動に「問題がある」と判断された。議事堂襲撃では軍経験者も加わっていたことが判明し、就任式に向けて州兵の身元調査も強化されている。

6384チバQ:2021/01/20(水) 15:07:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/e90230040c29012edd58e52f5591390b934ca042
承認遅れ、閣僚不在で発足 前日に上院公聴会 次期米政権
1/20(水) 7:13配信
9




バイデン次期米大統領から国務長官に指名されたブリンケン元国務副長官=2020年11月、東部デラウェア州ウィルミントン(AFP時事)
 【ワシントン時事】バイデン次期米政権は、上院に承認された正式な閣僚不在という異例の船出を迎える。

 大統領選の結果をめぐる与野党対立に加え、上院での民主党の主導権確立に不可欠な2議席の行方が、5日の決選投票にもつれ込んだことが一因だ。上院で開かれるトランプ大統領の弾劾裁判などで人事案承認がさらに遅れれば、政権発足直後の政策遂行に影響を及ぼしかねない。

 バイデン次期大統領が指名した閣僚候補のうち、ブリンケン国務長官、オースティン国防長官、イエレン財務長官らの人事案を審議する上院委員会の公聴会は、就任式前日の19日に始まった。閣僚就任には委員会を通過した人事案が、上院本会議で過半数の賛成を得て承認される必要がある。

 バイデン氏は13日、下院でのトランプ氏弾劾訴追を受けた声明で「弾劾審議という憲法上の責任を果たすと同時に、他の緊急案件に取り組む方策も見いだすよう、上院指導部に望む」と強調。速やかな人事案承認を促した。

 1期目のオバマ政権では6人、共和党主流派との確執で高官人選に手間取ったトランプ政権でも2人の閣僚が、政権発足までに上院で承認を得た。ワシントン・ポスト紙によると、とりわけ国防長官不在での政権発足は、1989年のブッシュ(父)大統領以来だ。

 バイデン氏の政権移行チームは暫定措置として、空席になる政治任用ポストに代行職を置く方針。代行にはトランプ政権の高官を含め、キャリア官僚出身者を起用する考えだ。

6385チバQ:2021/01/20(水) 15:07:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/c52884aea601127cd4da042a32d425671f6a9ad0
米政界で存在感残す「トランプ主義」 共和党支持者に根強い待望論
1/20(水) 7:13配信
31




トランプ米大統領=12日、南部テキサス州ハーリンゲン(AFP時事)
 【ワシントン時事】バイデン次期米大統領の就任に合わせ、トランプ大統領はホワイトハウスを去る。


 ツイッターなどインターネット交流サイト(SNS)を駆使した4年間の「トランプ劇場」は幕を下ろすが、熱狂的な支持者を連邦議会議事堂襲撃に駆り立てた「トランプイズム(トランプ主義)」が、米政界に一定の存在感を残すと予想する向きもある。

 トランプ主義とは反エスタブリッシュメント(既得権益層)、反グローバリズム、反リベラリズムなどに象徴される。トランプ氏は国際協調をないがしろにして、地球温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」や環太平洋連携協定(TPP)を離脱。イスラム圏からの入国規制など極端な「米国第一」の政策を展開した。

 ウォール・ストリート・ジャーナル紙は、経済のグローバル化の恩恵を受けられない共和党支持層が内向きの傾向を強めていると分析。トランプ氏が一線から去ったとしても「トランプ氏の台頭をもたらしたものに対する懸念が消えることを意味するわけではない」として、トランプ主義が今後も政界に影響を残すとの見通しを示した。

 また、政敵を容赦なく攻撃するトランプ氏の大衆扇動的な政治スタイルや人種差別的な言動は、アンドルー・ジョンソン元大統領(在職1865〜69年)との類似性がしばしば指摘される。ジョンソンも議会と対立し下院で弾劾訴追されたが、罷免を回避。任期を満了し退任後、上院議員として短期間だが政界復帰を果たしている。

 ワシントン・ポスト紙は最近、論説記事で「弾劾訴追はジョンソンの評判を落としたが、『ジョンソン主義』は根絶できなかった」と説明。仮にトランプ氏の弾劾が成立し、その後の採決で「返り咲き」の望みが絶たれても、トランプ主義が残り火のように引き継がれると指摘した。

 ピュー・リサーチ・センターが15日に公表した世論調査結果によると、共和党支持者のトランプ氏に対する支持率は、議会襲撃事件で急落したものの、依然として60%に上る。また、共和党支持者の57%は「トランプ氏は今後も長く政治の主役であり続けるべきだ」と回答した。

 トランプ氏が2024年大統領選での返り咲きを目指すという観測も根強い。ただ、最大の「武器」だったツイッターのアカウントを停止された同氏が、今後どれだけ支持者への動員力を保てるかは不透明だ。

6386名無しさん:2021/01/20(水) 20:03:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/fc74361c913265eb758c6b0cf1520d02783cc739
大統領就任式目前、厳戒態勢の首都ワシントン 州兵約10人解任
1/20(水) 11:29配信

バイデン次期米大統領の就任式を20日に控え、首都ワシントンの連邦議会議事堂周辺では厳戒態勢が敷かれている。今月6日にワシントンの連邦議会議事堂にトランプ支持者が乱入した事件を受け、連邦捜査局(FBI)はこれまでに、20日の就任式を前に武装したデモ隊による抗議活動が計画されている可能性を警告しており、多数の州が警備を強化するために州兵を動員している。

首都ワシントンに動員される2万5000人超の州兵については米軍とFBIによる身元調査が行われ、うち約10人が任務から外された。

https://news.yahoo.co.jp/articles/cb4dc533bd4ba7cf85a4b5b48aadb319d52b3d50
バイデン氏に核のボタン引き継ぎ トランプ氏の暗号無効化へ
1/20(水) 7:37配信

 【ワシントン共同】米国のバイデン次期大統領は米東部時間20日正午(日本時間21日午前2時)の就任に合わせ、大統領が核攻撃を命じるための「核のボタン」をトランプ大統領から引き継ぐ。ただトランプ氏は対面での引き継ぎを拒む姿勢。CNNテレビによると、両氏の下にそれぞれ装置を用意し、トランプ氏側の起動に必要な暗号を時間に合わせて無効化するもようだ。

 「核のボタン」は「フットボール」と呼ばれる革のかばん。実際にはかばんの中にボタンはなく、大統領が攻撃を命じるための機器が入っているとされる。軍から派遣された側近が持って大統領の行く先々に随行する。

https://news.yahoo.co.jp/articles/b0647f8705ca8125e22429b8593364f907a0d810
メラニア夫人がお別れ投稿「暴力で物事は解決しない」「覚えておいて」…トランプ氏は沈黙
1/19(火) 10:42配信

 【ワシントン=横堀裕也】トランプ米大統領の妻メラニア夫人は18日、ファーストレディーの退任にあたり、ツイッターにお別れのメッセージを投稿し、「分断を招くよりも、我々がいかに団結できるかに目を向けてほしい」と国民に融和を呼びかけた。トランプ氏は退任について沈黙を続けている。

 メラニア氏は「あらゆることに情熱を傾けてほしい。ただし、暴力で物事は解決しないし、絶対に正当化されないということは覚えておいてほしい」と訴えた。6日にトランプ氏の支持者らが連邦議会議事堂を一時占拠した事件には直接言及しなかった。

 一方、トランプ氏はこれまで退任のメッセージを出していない。任期最終日の20日朝、ワシントン郊外のアンドルーズ空軍基地で退任セレモニーが計画されており、そこで退任演説などを行う可能性がある。

6387とはずがたり:2021/01/20(水) 20:29:09
トランプ氏、バノン元首席戦略官に恩赦 ホワイトハウス去る数時間前に
2021.01.20 Wed posted at 15:14 JST
https://www.cnn.co.jp/usa/35165313.html?ref=rss

(CNN) トランプ米大統領が元側近で刑事事件の被告となっているスティーブ・バノン元首席戦略官を恩赦した。ホワイトハウスを離れる数時間前の決定だった。

情報筋によると、トランプ氏は十分な考慮の結果、バノン被告の恩赦を決めたと語った。

バノン被告は昨年8月、トランプ氏が公約した国境の壁建設の支援を目的とした資金集めの一環で、寄付者から100万ドル以上をだまし取ったとしてニューヨーク州連邦検事に刑事訴追されていた。

トランプ氏は任期切れ直前に恩赦や減刑を予定しており、側近らはバノン被告をリストに含めるか議論していた。トランプ氏とバノン被告は数年間不和の状態だったが、バノン被告が最近、トランプ氏が主張する大統領選の陰謀論の拡散を支援し、再び距離を縮めていた。

バノン被告は2018年に出版された暴露本で、トランプ氏の子どもたちを激しく非難したと伝えられている。ドナルド・トランプ・ジュニア氏についてはロシア人弁護士と会合を持ったことで「反逆的だ」と批判したほか、イバンカ・トランプ氏を「大馬鹿者」と呼んだとされている。これを受けトランプ氏はバノン被告が「理性を失った」「私や大統領職と何の関係もない」との声明を発表し、自身の周囲から遠ざけた。

だがここ数カ月は、バノン被告が選挙前に助言をしたり、選挙後は誤った陰謀論を広めたりして、トランプ氏の周囲に入り込もうとしていた。

情報筋によると、恩赦を認めるかの議論では、バノン被告が6日のトランプ支持者による連邦議会議事堂への乱入とつながりがある可能性について懸念が示されていた。

トランプ氏の上級顧問の1人は、トランプ氏はバノン被告とこの数週間連絡を取っていたと明かした。顧問の一部は先週末にバノン氏の恩赦からの除外が決まったと認識していたが、トランプ氏は19日夜にかけて検討を進め恩赦を決めた。

6388名無しさん:2021/01/21(木) 10:25:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/9431d274430794d0ac6cc853fd0c6e10139d8c50
トランプ氏、バイデン氏に「非常に寛大」な手紙 伝統守る
1/21(木) 7:59配信

【AFP=時事】(更新)米国のジョー・バイデン(Joe Biden)新大統領は20日、前任のドナルド・トランプ(Donald Trump)前大統領が伝統に従い、大統領執務室(Oval Office)に手紙を残していたと明らかにした。

 バイデン氏はホワイトハウス(White House)で記者団に対し、「トランプ前大統領が非常に寛大な手紙を書いた」と語った。「プライベートなものなので、トランプ氏と話すまで手紙については話さない」

 トランプ氏は、大統領選での勝利についてバイデン氏に正式に祝辞を送っておらず、慣例に反してバイデン氏の就任式を欠席。退任する大統領が後任に手紙を残す伝統を守るかどうかは、当日まで不透明だった。【翻訳編集】 AFPBB News

6389チバQ:2021/01/21(木) 10:26:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/a015aa24e4a6ff9d9141e90f5438064121506784

退任トランプ氏、バイデン新大統領に手紙残す 執務室に
1/21(木) 6:55配信




米メリーランド州の空軍基地で20日、退任式に臨み、演説するトランプ大統領=ロイター
 トランプ米大統領は20日午前8時15分(日本時間午後10時15分)ごろ、ホワイトハウスを大統領専用ヘリコプターで出発した。バイデン氏の就任式には出席せず、メリーランド州のアンドルーズ空軍基地で大統領専用機に乗り換え、フロリダ州の邸宅に到着した。空軍基地で行われた退任式では「素晴らしい4年間だった。我々は共に多くのことを成し遂げた」と成果を強調した。

 トランプ氏は家族や支持者らの前で約10分演説し、「米軍を再建し、宇宙軍を創設した」「米国史上、最大の減税を行った」「新型コロナウイルスのワクチンを9カ月で開発した。今後、数カ月で良い数字を見ることになるだろう。(感染者数などは)急速に減るだろう」などと自らの実績を自賛。そのうえで「新政権の素晴らしい幸運と成功を祈る。目覚ましいことをできる基盤ができている」と語ったが、バイデン氏の名前には言及しなかった。

 トランプ氏は「私はあなたたちのために闘い続ける。我々は何らかの形で戻ってくる。またすぐに会いましょう」と演説を締めくくり、政治活動を続けることに意欲を示した。

 現職大統領が後任の就任式を欠席するのは、南北戦争後の1869年のジョンソン大統領以来、152年ぶり。一方、トランプ氏はホワイトハウスの執務室にバイデン氏にあてた手紙を残していた。バイデン氏が記者団に明らかにした。近年、退任する大統領が手紙を残すのは恒例になっているが、トランプ氏の手紙の内容は「私的なこと」として説明しなかった。(ワシントン=渡辺丘)
朝日新聞社

6390チバQ:2021/01/21(木) 10:31:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/5ce25977a4c2e136482671977a9b8d83c31c53b5
マスク義務化・パリ協定… バイデン氏、次々に大統領令
1/21(木) 10:18配信




20日、就任式で宣誓するバイデン米大統領=ワシントン、ランハム裕子撮影
 バイデン米大統領(78)は就任式を終えた20日夕、ホワイトハウスで17の大統領令などに署名した。新型コロナウイルスの感染拡大を抑えるためのマスク着用義務化や、トランプ前政権が脱退した地球温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」への復帰手続きを進め、路線転換を打ち出した。バイデン氏は記者団に「待っている時間はない。直ちに仕事に取りかからないといけない」と話した。

 大統領令は、議会の同意なしに大統領としての権限を発動することができる。バイデン氏は新型コロナ対策、経済回復策、地球温暖化・環境、移民・多様性など、政権の重点政策と重なる4分野で大統領令などを準備しており、コロナ対策や環境保護を軽視し、国際協調に背を向けてきたトランプ政権の政策を次々と覆すことが目的だ。米政治専門紙ザ・ヒルによると、今後10日間で計53の大統領令を用意しているという。

 20日はコロナ対策で、トランプ氏が始めた世界保健機関(WHO)からの脱退手続きを中止。経済政策では、家賃などの滞納による立ち退きや差し押さえの猶予期間延長や学生ローンの返済の一時停止を命じた。また、移民政策ではイスラム教徒の多い国からの入国規制や、メキシコとの国境の壁建設を取りやめた。

 パリ協定はトランプ政権が17年に離脱を表明し、昨年11月に正式に脱退した。復帰手続きには、規定により30日かかる。また、トランプ政権が行った巨大パイプライン建設許可の撤回、環境規制の緩和などの見直しを各省庁に指示した。(ワシントン=香取啓介)
朝日新聞社

6391とはずがたり:2021/01/21(木) 15:39:30

まあ良くも悪くもこのリセット感がアメリカらしい。

WHO脱退取り下げ マスク着用義務化 米大統領
1/21(木) 9:24配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/e693d23e1c04d1ba76eebc7eb3620ead97cfdb1b
時事通信

20日、ワシントンの米連邦議会議事堂で、就任式を終え閣僚指名などに関する文書に署名するバイデン大統領と見守るハリス副大統領(右)(AFP時事)

 【ワシントン時事】バイデン米大統領は20日、トランプ前政権が決定した世界保健機関(WHO)脱退の手続きを取り下げるよう命じる大統領令を出した。

 また、新型コロナウイルス感染防止策として、連邦職員や連邦施設来訪者にマスク着用を義務付ける文書に署名した。

 記者会見したサキ大統領報道官によると、バイデン氏は20日、大統領令など15の文書に署名。新型コロナや地球温暖化対策、移民政策など幅広い分野にわたり、トランプ前政権の方針から脱却する姿勢を就任初日から打ち出した。

 トランプ前大統領は昨年5月、新型コロナをめぐるWHOの対応を「中国寄り」と批判して脱退を表明し、同7月に正式に通知していた。サキ氏は、大統領の首席医療顧問を務めるファウチ国立アレルギー感染症研究所長が「21日にリモート開催されるWHO会合に参加する」と説明した。

 バイデン氏はまた、子供時代に親などに連れられて不法入国した移民の救済措置について、国土安全保障省に強化を指示した。トランプ前政権は同措置の廃止を掲げていた。

 さらに、不法移民防止策として前政権がメキシコ国境で進めていた壁の建設に関し、国家非常事態宣言を根拠とした予算転用を停止。建設を事実上、ストップさせる狙いだ。前政権の排外姿勢の象徴と見なされた一部のイスラム圏諸国などからの入国規制も、「憎悪と外国嫌いに基づく政策だ」(サキ氏)として中止する。

6392とはずがたり:2021/01/21(木) 15:41:08
2021年1月21日7:40 午前1時間前更新
バイデン氏、「パリ協定」復帰や石油業界への新たな規制発表
ロイター編集
https://jp.reuters.com/article/usa-biden-inauguration-idJPKBN29P2V2?feedType=RSS&feedName=special20
2 分で読む


[ワシントン 20日 ロイター] - バイデン米大統領は就任初日の20日、地球温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」への復帰を表明し、環境対策を後退させるトランプ前政権の政策全ての見直しを指示した。


 バイデン米大統領は就任初日の1月20日、15の大統領令への署名を開始した。環境問題や新型コロナウイルス対策などトランプ前政権の政策を転換する。ホワイトハウスで撮影(2021年 ロイター/Tom Brenner)
バイデン氏は就任直後に15の大統領令に署名し、政策路線の転換に着手。カナダから米中西部まで原油を運ぶ「キーストーンXLパイプライン」の建設認可を取り消したほか、トランプ政権が最近許可したアラスカ州北東部の北極圏国立野生生物保護区での石油・ガス開発に向けたリース活動に停止措置を講じた。

バイデン氏は2050年までに二酸化炭素(CO2)排出量を実質ゼロにする目標を掲げている。

ただ、政治的な分断や化石燃料産業の反対、米国の政策転換に国際社会が懐疑的であることなどを踏まえると、道のりは容易ではない。

オバマ元大統領の顧問を務めたジョン・ポデスタ氏は「気候変動懐疑派の政権により、過去4年間に米国は軌道から大きく外れた。われわれは信頼が欠如する中で国際舞台に復帰する」と指摘した。

6393チバQ:2021/01/21(木) 19:44:48
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor2101210024.html
史上初、副大統領の夫 司法制度での貢献期待 ダグラス・エムホフ氏
2021/01/21 11:04産経新聞

 【ワシントン=住井亨介】米史上初めての「セカンドジェントルマン(副大統領配偶者の男性)」となった。妻のハリス副大統領の公務を支える役割は「未知の領域」だが、女性として米政界史上最高位に就いた妻とともに新風を巻き起こすことが期待される。

 南カリフォルニア大法科大学院を修了後、主にスポーツ分野やエンターテインメント系の弁護士として活動。前妻と離婚後、2014年に西部カリフォルニア州の司法長官だったハリス氏と再婚した。前妻との子供2人はハリス氏のことを「ママラ」と呼んでいるという。

 妻の選挙活動を支えるため昨年に所属していた弁護士事務所を離れたが、今月から米ジョージタウン大法科大学院の講師としてエンターテインメント関連法の授業を担当。公務とともに「二足のわらじ」を履くことになる。

 「強く素晴らしい女性を男性が支えるのは非常に大切なことだ」と語り、公務でも専門分野である司法制度における貢献を目指す。

 米メディアによると、ユダヤ教徒が副大統領の配偶者となるのは初めて。

 東部ニューヨーク州出身、56歳。

6394チバQ:2021/01/22(金) 11:57:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/8bcf0138f3a7ec0604dd983e081a0e2279ab24ca
米新政権、対中強硬路線を維持 人権、ハイテクで対決姿勢 気候変動は協調模索
1/22(金) 7:06配信
17




キャンベル元米国務次官補=2009年9月、東京(AFP時事)
 【ワシントン時事】バイデン米新政権は、トランプ前政権の中国への強硬姿勢を維持するとみられている。

 中国を競争相手と位置付け、日本などの同盟国と連携して対抗する方針だ。一方で、気候変動など世界的な課題の解決には中国との協調が必要とみている。競争と協調のバランスに腐心していくことになる。

 バイデン大統領は、国家安全保障会議(NSC)にアジア政策を統括するインド太平洋調整官を新設し、知日派のキャンベル元国務次官補を起用。側近のラトナー元副大統領副補佐官を国防総省の中国担当顧問に据える。「中国との競争を制する」(ブリンケン国務長官候補)ための戦略策定を目指すとみられる。

 ブリンケン氏は19日の上院公聴会で、トランプ前大統領の対中姿勢を「基本原則は正しかった」と評価。ポンペオ前国務長官が駆け込みで行った中国政府による新疆ウイグル自治区のウイグル族迫害のジェノサイド(集団虐殺)認定も「同意する」と表明した。バイデン政権は、中国の人権侵害に厳しい姿勢で望む意向だ。

 前政権が進めた中国との貿易合意について、バイデン氏はニューヨーク・タイムズ紙に「就任後すぐに行動を起こすつもりはない。関税も同様だ」と表明。対中戦略が固まるまでは関税を撤廃しない方針とみられる。中国に対する交渉カードに使う可能性もある。

 オバマ政権下で対アジア交渉を担当したカトラー元通商代表部(USTR)次席代表代行は、高速大容量規格(5G)や人工知能(AI)など「安全保障上重要なハイテク技術をめぐる対中制裁は続く」と予想。通信機器最大手・華為技術(ファーウェイ)への輸出禁止措置は「揺らがない」(日本政府高官)との見方が根強い。

 バイデン氏は、気候変動や核不拡散、感染症対策では中国との協力が不可欠とみる。「新冷戦」とも言われた対決姿勢一辺倒のトランプ前政権とは一線を画す。温暖化対策で中国との協調を模索するケリー気候問題担当特使や対中穏健派とされるライス国内政策会議(DPC)委員長ら大物高官が政権内で影響力を強めれば、協調路線が前面に出ることも考えられる。

6395チバQ:2021/01/22(金) 11:57:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/8d3765557913d82d0d6b452fabb8436ec6cc25e6
就任禁止規定の適用免除 黒人初の国防長官に道 米議会
1/22(金) 9:15配信
29




米次期国防長官に指名されたオースティン元中央軍司令官=19日、ワシントン(AFP時事)
 【ワシントン時事】米上下両院は21日、バイデン大統領が国防長官に指名したオースティン元中央軍司令官について、退役間もない軍人が国防長官に就任することを禁じる連邦法規定の適用を免除する法案を可決した。

 これにより、上院が人事案を承認すれば、黒人初の国防長官が誕生する。

 国防長官については、文民統制の原則に基づき、連邦法で「元軍人は退役から7年間は任命できない」と規定されている。オースティン氏は2016年に陸軍を退役しており、この規定に抵触する。

 オースティン氏は19日、上院軍事委員会の公聴会で「政治任用である閣僚の一員になることは、軍人とは違う視野や責務を持つことだと理解している」と強調。「文民統制の原則を支持する」と述べ、国防総省幹部を文民で固める意向を示していた。

6396とはずがたり:2021/01/24(日) 22:15:22
州兵200人がコロナ感染 大統領就任式で警備―米紙
2021年01月23日15時23分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021012300404&g=int

 【ワシントン時事】米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)などは22日、首都ワシントンで20日に行われたバイデン大統領就任式の警備に当たった州兵のうち、200人近くが新型コロナウイルスの陽性診断を受けたと報じた。州兵が適切な環境で任務に就いていたか問題視する声も上がっている。

 トランプ前大統領支持者による6日の連邦議会議事堂襲撃事件を受け、就任式では全米50州から計2万5000人以上の州兵が首都に動員され、厳重な警戒態勢を敷いた。国防当局者の話として同紙が報じたところでは、任務時や休憩時の密集状態が感染拡大をもたらした可能性があるという指摘も出ている。
 米メディアによると、州兵当局は「兵士らは首都派遣に当たり、体温測定など疾病対策センター(CDC)のガイドラインに従った」と説明した。ただ、全員が感染検査を受けていたわけではないという。

6397チバQ:2021/01/26(火) 17:35:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/2bbc5beb172fe3ac5778154dcd75ba10a98687ca
バイデン大統領の愛犬2匹がホワイトハウスで生活開始
1/26(火) 10:43配信
9




ジョー・バイデン氏の人物像
 【ワシントン=黒瀬悦成】20日に就任したバイデン米大統領の愛犬のジャーマンシェパード2匹が24日、ホワイトハウスで暮らし始めた。トランプ前大統領は、同じく弾劾訴追された第17代アンドリュー・ジョンソン大統領以来148年ぶりにペットを飼わなかったが、新政権の誕生で「ファーストドッグ」の慣習も復活した。

 2匹の名前は「チャンプ」と「メジャー」で、メジャーはバイデン夫妻が2018年に保護施設から引き取った。施設から引き取られた犬がホワイトハウスに住むのは初めてという。

6398チバQ:2021/01/26(火) 22:44:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/9e8a8387c9056e3bded84a100be476379b01aef0
サンダース元報道官、知事選に挑戦 トランプ路線継承 米
1/26(火) 8:04配信

21
この記事についてツイート
この記事についてシェア
時事通信
トランプ前米大統領の報道官としてホワイトハウスで記者会見するサラ・サンダース氏=2019年3月(AFP時事)

 【ワシントン時事】トランプ前米大統領の報道官を務めたサラ・サンダース氏(38)は25日、2022年の南部アーカンソー州知事選に出馬する意向を表明した。

 ツイッターに投稿した動画で「私はメディアや過激左翼に闘いを挑み、勝利した」と訴え、トランプ氏の路線を引き継ぐ姿勢を鮮明にした。

 サンダース氏は、16年大統領選でトランプ氏と共和党候補指名を争ったハッカビー元アーカンソー州知事の娘。17年から19年まで大統領報道官を務め、退任後は保守系のFOXニュース入りした。

6399チバQ:2021/01/28(木) 13:46:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/8ad34c9d80a6b2dae7335701a37a5c05379c4347
バイデン新政権 国連大使に指名されたグリーンフィールド氏、国連での中国の影響力拡大に対抗を表明
1/28(木) 9:07配信
9



 【ワシントン=黒瀬悦成】バイデン大統領から国連大使に指名されたリンダ・トーマスグリーンフィールド元国務次官補(アフリカ担当)は27日、上院外交委員会の承認公聴会で証言し、国連で影響力を高める中国について「各種の国連機関で権威主義的な計略の推進に取り組んでいる」と非難し、対抗策を講じていくと表明した。

 トーマスグリーンフィールド氏は「米国が国連を率いてこそ、国連は地球人類の将来の救済に献身する最も偉大な平和機関になり得る」と述べ、中国の策動は「国連創立の価値観、すなわち米国の価値観に反するものだ」と指摘した。

 同氏はまた「米国が一貫して(民主主義や人権尊重などの)価値観に基づいて影響力を行使すれば、国連は平和と安全、集団的な幸福を達成するのに不可欠な機関となる」と述べた。

 その上で、トランプ前政権が国連軽視の立場を示していたことを念頭に「米国が(国連から)去れば他国が空白を埋めて国際社会と米国の国益が損害を受ける」と指摘。「(国連での)中国の策動の成否は、米国が撤退するかどうかにかかっている」とし、「私はそのようなことは許さない」と強調した。

 一方、米紙ワシントン・ポスト(電子版)は27日、同氏が2019年10月、南部ジョージア州の大学に設立された中国語教育機関「孔子学院」で講演し、中国の巨大経済圏構想「一対一路」を称賛したほか、中国によるアフリカ進出を評価していたと報じた。

 公聴会で複数の上院議員から講演での発言の真意について質問された同氏は「中国に行動に対し甘い考えは全く抱いていない。中国のことは日常的に批判している」と反論した。

 トーマスグリーンフィールド氏は南部ルイジアナ州出身。1982年に国務省に入り、リベリア大使などを経てオバマ元政権下の2013〜17年にアフリカ担当の国務次官補を務めた。

6400チバQ:2021/01/28(木) 18:33:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/d56528cf3c9d6d25db605d38dbc1f482af84b976
バイデン新政権 ブリンケン国務長官が初の記者会見 中国による新疆での弾圧、新政権でも「ジェノサイド」の認識変わらず 
1/28(木) 8:45配信


 【ワシントン=黒瀬悦成】ブリンケン米国務長官は就任翌日となる27日、国務省で初めて記者会見した。ブリンケン氏は、トランプ前政権が中国政府による新疆ウイグル自治区でのイスラム教徒少数民族の弾圧を「ジェノサイド(民族大量虐殺)」と認定したことに関し、バイデン政権としても「ジェノサイドであるとの認識は変わらない」と表明した。

 ブリンケン氏はまた、米中関係は「私たちの多くの将来を規定する、世界で最も重要な関係だ」とし、その関係はさまざまな分野で「敵対的」または「競争的」になっていると述べた。同時に米中は気候変動対策などの分野では協力可能だと指摘した。

 一方、ケリー気候変動対策大統領特使は27日、気候変動問題は米中の「独立した重要な問題だ」とした上で「知的財産窃取や南シナ海問題といった中国との全ての懸案に関し、気候変動(をめぐる協議の)取引材料には決してしない」と強調した。

 ブリンケン氏はさらに、ロシアの反体制派指導者ナワリヌイ氏が露当局に拘束された問題に「深い懸念」を表明し、「ナワリヌイ氏の声は多数のロシア人の訴えを代弁している。決して封殺されるべきでない」と訴えた。

 ブリンケン氏はその上で、ナワリヌイ氏の毒殺未遂事件や、露政府系ハッカーによる米連邦政府機関などへの大規模サイバー攻撃事件、昨年の米大統領選に対するロシアの干渉などについて、対抗策を検討中だと明らかにした。

 トランプ前政権が2018年に離脱したイラン核合意については「イランが合意を改めて完全順守するのであれば、米国も同じ行動をとる」と述べ、合意に復帰する意向を示した。

 同氏はさらに、イランが合意に復帰した場合、イランの弾道ミサイル開発や周辺国でのテロ支援を制限する追加合意の締結を目指す考えを明らかにした。

6401チバQ:2021/01/28(木) 23:48:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/a36cbe95f095b95b0d7af7520f2f39d2667ed1d7
トランプ氏の弾劾裁判、無罪の可能性 分裂恐れる共和党
1/28(木) 20:00配信

この記事についてツイート
この記事についてシェア
朝日新聞デジタル
6日、ワシントンで支持者向けに演説するトランプ前米大統領=ロイター。この時に連邦議会議事堂の襲撃を扇動したとして、弾劾(だんがい)訴追された

 支持者を扇動して、米連邦議会議事堂を襲撃させたとして、弾劾(だんがい)訴追されたトランプ前大統領が、上院の弾劾裁判で無罪となる可能性が高まっている。上院では26日、「弾劾裁判は違憲」とする動議について、5人を除く共和党議員が賛成した。動議は否決されたが、トランプ氏を有罪とするためには少なくとも17人の共和党議員が賛同する必要があるため、情勢は困難だ。

 上院(定数100)は現在、民主党50、共和党50の同数で、弾劾についての共和党内の対応は割れている。この日は同党のポール議員が、大統領職を退いたトランプ氏が「私人である」として、弾劾裁判の対象にならないという動議を提出したところ、ロムニー議員ら5人が反対したが、残りの45人は賛成した。民主党は全員が反対し、動議は45対55で否決された。

 今回の動議は手続きが問われており、トランプ氏に事件の責任があるかどうかは、別の判断だ。しかし、有罪とするためには、出席議員の3分の2以上の賛成が必要だ。採決が同じ状況となれば、トランプ氏は無罪となる。

 共和党内でも、事件に関してトランプ氏の責任を問う声は強いが、多くの議員は「有罪」とした場合、トランプ氏やその支持者からの反発を恐れている。ウォールストリート・ジャーナルによると、トランプ氏は側近らと「愛国者党」の結成について協議しており、分裂を懸念する共和党側を牽制(けんせい)する動きとなっている。トランプ氏は25日には、邸宅のあるフロリダ州に事務所を開設。事務所は声明で、今後の政治活動の拠点となる考えを示した。(ワシントン=園田耕司)

朝日新聞社

6402チバQ:2021/01/29(金) 00:00:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/2e9f6dbdf7519797f765fa441740bb3f8554f880
バイデン外交 対中シフト鮮明 政権1週間 問われる実践
1/28(木) 16:38配信

3
この記事についてツイート
この記事についてシェア
産経新聞
ジョー・バイデン氏の人物像

 就任から1週間を迎えたバイデン米大統領は、27日(日本時間28日未明)の菅義偉首相との電話会談を含む主要国首脳らとの一連の会談で、自由民主主義の価値観を共有する国々と連携して中国の脅威に対抗していく立場を鮮明に打ち出した。バイデン政権の対中政策は、少なくとも言葉の上ではまずまずの滑り出しを見せたが、今後は実践が伴うかが大きく問われてくる。(ワシントン支局長 黒瀬悦成)

【イラスト】バイデン氏が目指すものとは?

 バイデン氏は大統領就任後の22日、従来の慣例に従いまずカナダ、メキシコの首脳と電話会談したのに続き、23日にジョンソン英首相、24日にマクロン仏大統領、25日にメルケル独首相と電話で会談した。

 バイデン氏が英仏独の首脳と真っ先に会談したのは、世論操作やサイバー攻撃を駆使した「ハイブリッド戦」で欧州の弱体化を図るロシアの脅威に直面する西欧諸国に対し、トランプ前政権で停滞した米欧関係を再活性化し、欧州防衛に積極関与していく方針を明示する狙いがある。

 バイデン氏は一方で、英仏独首脳と外交分野の最重要懸案の一つとして中国の問題を協議したことが明らかになっている。

 バイデン氏は、中国によるハイテク覇権や知的財産の窃取、不公正な貿易慣行、南シナ海などでの軍拡路線を阻止するには欧州諸国の協力が不可欠だとして、各国首脳と連携態勢の構築を図ったのは確実だ。

 菅首相との電話会談は、欧州主要国と対中国・ロシアで意思統一を図った上で、インド太平洋における最大の同盟国である日本との協議に臨んだとみることができる。

 バイデン政権は、20日の大統領就任式に台湾の駐米台北経済文化代表処(在米大使館に相当)の蕭美琴(しょう・びきん)代表を正式招待した。中国新疆ウイグル自治区での少数民族に対する弾圧を「ジェノサイド(民族大虐殺)」と認定したトランプ前政権の立場を踏襲することも明言した。

 23日には米海軍の原子力空母セオドア・ルーズベルトが南シナ海に展開し、艦載機の発着艦訓練などを実施した。いずれも、米国がトランプ前政権の路線を継承し、中国と「大国間競争」を展開していくとのメッセージを習近平体制に届ける意図があるのは確実だ。

 ただ、サキ大統領報道官は25日、中国に「戦略的忍耐」で対応すると言及し、オバマ元政権が対北朝鮮政策で同じ立場を打ち出して失敗した過去を連想させるとして波紋を呼んだ。

 民主党内部には中国との対決よりも気候変動や疫病対策、貧困撲滅といった地球規模の課題を優先すべきだと主張する勢力も根強く存在するだけに不安も少なくない。

6403とはずがたり:2021/01/29(金) 16:23:25

ツイッター本社、爆弾攻撃計画か トランプ支持者
会員限定有料記事 毎日新聞2021年1月29日 東京朝刊
https://mainichi.jp/articles/20210129/ddm/007/030/090000c

 複数の米メディアは27日、自作のパイプ爆弾などを所有していたとして訴追された西部カリフォルニア州の男が、ニューサム州知事(民主党)の事務所やツイッター、フェイスブックの本社を攻撃しようとしていた可能性があると報じた。男はトランプ前大統領(共和党)が大統領選で勝利したと信じ、トランプ氏の退任を阻止しようとしたとみられている。

 米紙ワシントン・ポスト(電子版)などによると、男は同州北部ナパ郡の自動車修理業、イアン・ロジャース被告(44)。連邦捜査局(FBI)などが15日に自宅兼事務所を捜索し、パイプ爆弾5個と銃49丁などを発見した。ロジャース被告は携帯電話のテキストメッセージで、ニューサム氏らが標的だと示唆していた。

6404とはずがたり:2021/01/29(金) 16:35:43
米大統領就任式にその服装?! サンダース氏にネット沸く
https://www.afpbb.com/articles/-/3327653
2021年1月21日 22:11 発信地:ワシントンD.C./米国 [ 米国 北米 ]

6405チバQ:2021/01/29(金) 16:40:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/779907c28f3a0ffd9f39b834b5aa13011218eb34
「SAやPAの飲食も20時閉店」一律時短でトラック運転手が食堂難民になっている

1/29(金) 15:16配信

コロナ禍の物流を支えるトラックドライバーたちが深夜の食事に困っている。元トラックドライバーでライターの橋本愛喜氏は「高速道路のサービスエリアなども20時には閉まってしまう。普段から一人で行動し、『黙食』が当たり前だから、感染リスクはほとんどない。業態を無視した一律の時短要請より、やるべきことがある」という――。

■飲食店事業者の倒産件数は過去最多に

 昨年1年間、コロナ禍の中を耐えに耐えてきた飲食業界。

 GOTOイートで一瞬光を見たものの、最繁忙期であるはずの年末年始を前にして「第3波」が日本列島を襲い、同キャンペーンは休止に。業界からは悲鳴が上がった。

 帝国データバンクの調査によると、2020年1月から12月における飲食店事業者の倒産件数は780件で過去最多。なんとか生き延びてきた飲食店も感染リスクを抑えようと、これ以上ないほどの対策を取って日々営業してきた。

 そんな状況の中で発出された2回目の緊急事態宣言。これに伴い、11都道府県の飲食店には、20時までの時短営業要請が出された。

 「できることは全てやってきたが、もうダメかもしれない。これ(緊急事態宣言)が“とどめの一刺し”になると思う」

 都内の駅前で30年もの間飲食店を経営してきた知人は、力なくこうつぶやいた。

 飲食店はもはや限界の状態にある。コロナウイルスそのものに「夜型」の特性があるならともかく、どうして飲食店だけが一律に20時までの時短営業を強いられなければならないのだろうか。


■「一人焼肉も時短営業」一律20時までの謎

 コロナ禍の直前、人気だった飲食店に「焼肉ライク」という「ひとり焼肉」の専門店がある。

 焼肉店は、強力な換気システムが整っていることから感染リスクが他飲食店より低いといわれており、コロナ禍の中でも比較的ダメージが少ない業態だ。外食大手のワタミが、居酒屋店舗を次々に焼き肉店へ改装していることからも、その安定ぶりがうかがえる。

 さらに「焼肉ライク」の店舗には、1人1台のロースターとタッチパネルが付いているため、店員との接触すらもほとんどなく、飛沫感染のリスクはかなり低いといえる。

 しかし、「焼肉ライク」のウェブサイトを見てみると、同社では「政府の緊急事態宣言を受けて対象地域の店舗を時短営業している」とのことだった。

 ひと口に飲食店と言っても、このようなひとり焼肉店やファミレス、居酒屋、立ち食い店など、実にさまざまな業態や特徴があり、感染リスクや対策すべき方法にも、それぞれ大きな違いがあるはず。

 にもかかわらず、一律20時に一斉に店を閉めさせるのには、何のメリットがあるのだろうか。

6406チバQ:2021/01/29(金) 16:40:41
■「食堂難民」になるトラックドライバー

 この一律の時短営業の影響を受けるのは、飲食店側だけではない。

 現在、この一律時短営業によって、物流を支えるトラックドライバーが「食堂難民」と化している実態がある。高速道路にあるサービスエリア・パーキングエリア(SA・PA)の多くの飲食店までもが20時で閉店しているためだ。

 仕事柄、その日のうちに帰宅できず車中泊する長距離トラックドライバーたちには、翌日の仕事まで最低8時間、クルマを動かさず休息を取らねばならないというルールがある。

 また、20時という時間は、0時からの「深夜割」を待つトラックドライバーがSA・PAに滞在し始める時間でもあり、大型車専用駐車場は、マスに停まり切らないトラックで溢れ返っている。

 そのため、1日中運転し、ようやく到着した休憩地点で何とか確保した駐車スペースにクルマを停めても、SA・PAの店が閉まっていれば、夕食だけでなく、下手すれば朝食すらも取れなくなる。別のSA・PAに移動しようにも、前出の「8時間ルール」があるため、それもかなわないのだ。

 緊急事態宣言の中、SA・PAを利用する団体旅行者がどれほどいるだろうか。基本1人で行動し、そばうどんを背中丸めて黙々と食べている彼らトラックドライバーに、誰1人として大声張り上げながら食事をする者はいない。

 テナントの営業利益の兼ね合いで店を早めに閉めなければならないという事情があるならば、それこそ減った利益を国が援助するべきで、店の営業を後押しこそすれ、物流を担い手が利用するSA・PAの飲食店を閉めさせることはあってはならない。

 役所のように「9〜17時」の仕事だけで世の中が動いていると思ったら大間違いなのである。

■悪客に対する制限を作るべき

 さらに強い違和感を覚えるのは、「命令」でもないその「要請」に従わなかった場合、店名を公表すると国が示唆したことだ。日本はいつから国民を晒し者にするような国になったのだろうか。

 先日、コロナ患者を受け入れない医療機関も病院名を公表すると発表があったが、このSNSの時代、当該者を世間に総攻撃させようとする国の方針は、ただの「大人のいじめ」でしかない。

 このように、時短営業要請に応じても逆らっても報われることのない飲食店だが、そこで1つ思い浮かぶ疑問は、「どうしてこれほど努力している店側だけにこれだけの負担を強いるのか」だ。

 各現場取材をして毎度痛感するのが、この国にある「お客様至上主義」だ。

 筆者は「客が神」とするこの日本の社会的構造が大嫌いである。根がひねくれているのだろう、相手が誰であれ、人間同士の付き合いには一定の節度が必要だと思う一方、店員に対してはそれ以上のモノもそれ以下のモノも求めない性格が大きいところだが、現場で働く「エッセンシャルワーカー」たちから、これまでさまざまな「神話」を数多く聞いてきたのも大きな一因になっている。

6407チバQ:2021/01/29(金) 16:42:11
■全て飲食店側のせいにされる不公平さ

 日本には実にさまざまな“神”がいる。

 運送業界には、到着時間帯を「17〜19時」に指定した荷物が17時1分に届いた際、「なんでこんなに早いんだ。17〜19時だったら普通18時だろ」と怒鳴る神、また飲食業界には、バイキングのパンをハンカチに包んで持って帰ろうとする神なんていうのも存在する。

 余談になるが、筆者が「客が神ではない」と認識したのは、外国に住んでいた時だ。

 日本で0円で売られていた某ファストフード店の「スマイル」を、現地の同列店で同じように注文してみたところ、店員のスマイルどころか、これまで見たことがないほど深い眉間のシワと対峙し、初めて笑顔にも対価が必要だということに気付かされた。

 国のガイドラインに従い、飲食店がいくらこまめに店内を消毒し、アクリル板を立て、時短営業しても、来店客が好き勝手やれば全ての努力が水の泡。にもかかわらず、こうしたマナーの悪い客に対しては「マスク」「検温」「消毒」以外、何の決まりも基準もペナルティも科されず、いざ店内でクラスターが発生すれば全て飲食店側のせいされるのは、非常に不公平ではないだろうか。

 「おもてなし」や「お客様至上主義」で思い上がる店側のルールに従わない「疫病神」に対しては、強制退店させるくらいの権限を店側に持たせてもいいのではないかと、筆者は強く思っている。

■同調圧力が、知らぬ間に誰かの首を絞めている

 国からの要請以外にもう1つ、飲食店自身に時短営業をさせている要因がある。

 世間に漂う「同調圧力」だ。

 昨年の緊急事態宣言時、多くの飲食店が休業し、車体の大きなトラックが行き場を失う中、営業を続けていたあるラーメン店は、文字通り彼らのオアシスだった。

 現場から届いた感謝の思いを記事化しようと同店に取材した際、「店を紹介させてほしい」と打診したところ、こんな答えが返ってきた。

 「気持ちは嬉しいし、是非と言いたいところだが、周囲の飲食店が自分のところだけ店を営業していることに対してのやっかみがあるから、今回はお受けできない」

 現場の状況をろくに知りもしない人によって作られた杓子(しゃくし)定規なルールに、何の事情も知らない人間たちが「ナントカ警察」と化して監視する社会。そんな日本の中にある「みんな一緒でなければならない」という感覚は、知らぬ間に誰かの首を絞めていることもあるのだ。

6408チバQ:2021/01/29(金) 16:42:29
■客が本当の「神」ならば……

 そんなルールに縛られ続ける飲食店から、最近ある言葉が登場して話題になった。「黙食」だ。

 「その2文字を店内に掲げる際は、批判覚悟だった」という店主の心からの訴えは、現在多くの飲食店や商業施設、利用客の共感を呼び、店の入り口に同店が作成したPOPを掲げる店が増え続けている。

 今後しばらく続くであろう「ウィズコロナ」の生活。感染対策と経済活動の両立を目指すなら、この先やるべきは、店に対する一律の時短営業要請や、子どもじみた「店名公表ペナルティ」の設置ではなく、「各業態や店舗に合ったルール作り」と、この「黙食」や、時にはそれ以上の「客への強い要請」だ。

 客が本当の「神」ならば、むしろ店の願いをかなえてやるのが本当の姿だと筆者は思う。



----------
橋本 愛喜(はしもと・あいき)
フリーライター
元工場経営者、トラックドライバー、日本語教師。ブルーカラーの労働環境、災害対策、文化祭、ジェンダー、差別などに関する社会問題を中心に執筆や講演を行う。
----------

6409とはずがたり:2021/01/29(金) 16:43:19

2020年11月12日
「ただの1市民となるトランプ」を待ち構える州、連邦検察
斎藤 彰 (ジャーナリスト、元読売新聞アメリカ総局長)
https://wedge.ismedia.jp/articles/-/21334

6410チバQ:2021/01/29(金) 20:04:29
https://news.goo.ne.jp/article/afpbb/world/afpbb-3329019.html
「共和党トランプ派」、無視できない勢力に
2021/01/29 13:24AFPBB News

「共和党トランプ派」、無視できない勢力に

米ホワイトハウスで会談するドナルド・トランプ前大統領(左)と共和党のケビン・マッカーシー下院院内総務(2020年5月8日撮影、資料写真)。(c)MANDEL NGAN / AFP

(AFPBB News)

【AFP=時事】米国のドナルド・トランプ前大統領は、連邦議会襲撃事件をめぐり、同国史上かつてない2度目の弾劾裁判に直面している。米上院はトランプ氏を「反乱扇動」の罪で裁こうとしており、大統領の座を離れた同氏が米政界でどれだけ影響力を保てるかは不透明だった。

 しかし、最近の世論調査では、トランプ氏に対する共和党員の強い支持が示された。さらにこの1週間で、何人かの共和党議員がトランプ路線の継承や、少なくとも公にはトランプ氏と決別しない態度を示唆した。

 親トランプ派の共和党員らは今後数年間、大きな影響力を持つだろう。親トランプ派は、党の予備選に影響を与えることができるだけの人数がいる。仮にトランプ氏を追放して親トランプ派に見捨てられれば、共和党はひどく弱体化し、民主党との議会の主導権争いで不利になるだろう。

 共和党の元下院議員カルロス・カーベロ氏は米MSNBCテレビの取材に対し、「(共和党内には)前大統領のうそに立ち向かってきた人々を粛清したいトランプ派と、トランプ派を粛清したいエスタブリッシュメント(既存支配層)派がいる」と語った。「今は明らかにトランプ派が優勢だ」

■下院共和党トップのトランプ氏詣で

 共和党の将来をめぐる綱引きが行われる中、トランプ氏は28日、下院共和党トップのケビン・マッカーシー院内総務とフロリダ州で会談した。共和党の議会指導部は、前大統領との共同戦線をアピールしたいようだ。

 トランプ氏とつながる政治団体「セーブ・アメリカ」によると、パームビーチにトランプ氏が所有する高級リゾート施設「マーアーラゴ」で行われた会談では、2022年中間選挙で民主党から下院を奪還することが主な議題となった。

 同団体は「トランプ前大統領の人気は今こそが最高潮で、彼の支持表明は、おそらくどの時代のどの支持表明よりも意味がある」と述べた。

 マッカーシー氏はトランプ氏の盟友で、大統領選で不正があったとするトランプ氏の根拠のない主張を支持していた。だが、トランプ氏が自らの支持者による米連邦議会議事堂への乱入をあおったと非難されてからは距離を置き、大統領選の勝者はジョー・バイデン氏で、1月6日の暴徒による議会襲撃の責任は、トランプ氏にあると明言していた。

 しかし28日、トランプ氏に再び恭順したマッカーシー氏は、欧州の宮殿のような豪華な部屋で、2人でにこやかに写真に収まった。

 マッカーシー氏は声明の中で、「きょう、トランプ前大統領は、2022年中間選挙で、共和党員の当選を支援すると約束した」と述べ、「(民主党は)今や私人となった前大統領を弾劾している」と非難した。

 さらに「団結した保守運動は国民の絆を強め、わが国の建国の礎である自由を守るだろう」と言い添えた。 【翻訳編集】AFPBB News

6411チバQ:2021/01/29(金) 20:05:33
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-210129X488.html
トランプ氏、共和に協力約束=「新党」で脅し、一転和解
2021/01/29 10:16時事通信

 【ワシントン時事】トランプ前米大統領は28日、退任後に住む南部フロリダ州で共和党下院トップのマッカーシー院内総務と会談し、2022年の中間選挙での共和党勝利に向け協力することで一致した。トランプ氏は退任後、「新党」構想をちらつかせ、弾劾に賛同する共和党議員をけん制していた。

 米メディアによると、トランプ氏は会談で「共和党の下院多数派奪還へ協力する」と約束した。マッカーシー氏はトランプ氏支持者による6日の連邦議会襲撃を「トランプ氏に責任がある」と批判していたが、フロリダまで出向き和解した形だ。

 13日に下院に弾劾訴追されたトランプ氏は、新党「愛国者党」を創設し、弾劾に賛成した共和党議員に対抗馬を立てる考えを周囲に伝えていた。共和党の「トランプ氏追放」の機運は次第にしぼみ、弾劾裁判打ち切りを求める26日の決議案には、50人いる同党上院議員の45人が賛成している。

6412名無しさん:2021/01/31(日) 10:13:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/281d61840410eea3f0a3a11fd085ceecc96f57ef
「平服のバーニー」が人気 大統領就任式での写真話題に 米
1/31(日) 7:31配信
時事通信
 【ワシントン時事】米急進リベラル派の重鎮バーニー・サンダース上院議員(79)が20日のバイデン大統領就任式で着用した防寒着が、その素朴さからインターネット上で大きな反響を呼んでいる。

 関連商品が飛ぶように売れ、米メディアによれば、売り上げの一部に当たる180万ドル(約1億9000万円)が、サンダース氏の地元バーモント州の慈善団体に寄付された。

 就任式で他の来賓が正装に身を包む中、サンダース氏はスノーボード用パーカーに古着のセーターを再利用した手袋という「平服」で参加。脚を組んで椅子に座る姿の写真がネット上で注目を集め、さまざまな場所で腰掛ける同氏の合成写真が、インターネット交流サイト(SNS)上に多数流通した。

 サンダース氏陣営の売店で、腰掛ける同氏の写真をプリントしたシャツを売り出したところ、わずか30分足らずで完売。話題となった再利用手袋を作った縫製業者には「同じ物を」という注文が殺到した。業者はロイター通信に「普段なら捨てられる物に新たな意味を生み出すのは、本当に楽しい」と話す。

 サンダース氏は昨年の大統領選に名乗りを上げ、若者からの絶大な支持を背景に、民主党の候補指名争いでバイデン大統領と激しい舌戦を繰り広げた。ファッションとは無縁のイメージが強く、思わぬ人気に「驚いている」と声明でコメント。「バーモントの人々の役に立ててうれしい」と述べつつ、「集まった金額と議会での活動は別。これからも勤労者が必要とする支援を得られるよう、できる限りのことをする」と表明した。

6413名無しさん:2021/01/31(日) 10:15:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/be71dac11c9e58cfffaef8eab47a5d2e6215cab3
米最強のロビー団体、全米ライフル協会が存続の危機に陥った理由
1/30(土) 16:02配信
ニューズウィーク日本版
<増え続ける非白人を脅威に思う地方の貧しい白人層に働き掛け、共和党の政治家には多額の献金──アメリカ政治に絶大な影響を及ぼしてきたNRAが窮地に追い込まれている>
全米ライフル協会(NRA)は過去40年間、アメリカ政治と共和党に最も大きな影響を与えてきたロビー団体と言えるかもしれない。毎年約4万人が銃で命を落としているにもかかわらず、多くのアメリカ人が銃を「自由」の象徴と見なしているのは、NRAの力によるところが大きい。

だが今、NRAは最大の試練に直面している。1月15日、NRAはニューヨーク州司法長官が起こした訴訟から逃れるため連邦破産法11条を申請し、登記先をニューヨークからテキサス州に移転すると発表した。

合衆国憲法が保障する個人の「武器を保有する権利」を声高に主張する強硬派がNRAの主導権を握ったのは1977年。彼らはそれ以来、銃規制は「全ての個人の自由」を奪う行為だと主張してきた。

NRAの影響力は絶大だ。会員数は自称500万人。年間予算は約3億ドル(2013年)。アメリカには現在、人口100人当たり121丁の銃があり、所有率は世界で最も高い。銃による年間の死者は、比率で言えば他の先進国の25倍に達する。それでも「武器を持つ権利」への支持は過去20年間で34%から52%に上昇。逆に銃規制への支持は57%から46%に低下した。

その力の源泉は恐怖とマネーだ。NRAは人種や国籍、文化の多様化が進む都市部の非白人に脅威を感じる地方の貧しい白人層に働き掛け、銃を彼らのアイデンティティーの一部とすることに成功した。さらに銃規制支持派の40倍以上の金を使い、何百人もの共和党政治家に多額の寄付を行ってきた。現在、民主党支持層の91%と無党派層の59%が銃規制強化に賛成しているが、共和党支持層の賛成は32%にすぎない。

そのNRAが今、149年の歴史で最大の窮地に追い込まれている。原因は上層部の腐敗と財政難、銃規制派の法的戦略だ。

ここ数年、NRAでは30年前から副会長を務めるウェイン・ラピエールの資金流用疑惑が取り沙汰されてきた。団体の資金をデザイナー仕立てのスーツや自分用の豪邸、贅沢な海外旅行、豪華なヨットにつぎ込んでいたというのだ。しかも、同時期にNRAは収入が大幅に落ち込んだ。そのため2016年には5440万ドルを共和党候補に献金を行っていたが、2020年の献金額は920万ドルに激減。NRAは20%の人員を一時解雇し、週休3日制の導入を決めた。

アメリカの裁判所は数十年間、「武器を保有し携行する国民の権利を侵害してはならない」という合衆国憲法の規定に基づき、銃の所有権をおおむね支持してきた。だがラピエールの資金流用疑惑とNRAの財政難が、銃規制派にチャンスを与えた。

<形式上は「非営利の慈善団体」>
ニューヨーク州のレティシャ・ジェームズ司法長官は2020年8月、ラピエールら上層部の不正を組織的腐敗の証拠に挙げ、NRAの解散を求める訴訟を提起した。NRAは形式上「非営利の慈善団体」であり、団体として登録されているニューヨーク州の司法長官に監督権限がある。

この攻撃はNRAにとって致命傷となりかねない。彼らは司法の追及から逃れるため、1月中旬に破産を申請。ニューヨーク州当局による政治的迫害を主張してテキサス州での再法人化を申請した。

しかし、この作戦は失敗に終わったようだ。ジェームズ州司法長官は、「NRAが説明責任とわれわれの監視を逃れることを許さない」と明言。ニューヨーク州の判事は1月21日、NRAによる訴訟棄却の訴えを却下し、NRAが再法人化してもニューヨークでの訴訟は継続するとした。

証拠を見る限り、NRAの不利は否めない。もし1977年以降に銃で殺された150万人が陪審員席に座っていたら、評決の結果は言わずもがなだろう。

<本誌2021年2月2日号掲載>

グレン・カール(本誌コラムニスト、元CIA工作員)

6414名無しさん:2021/01/31(日) 11:00:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/cd92378768832ce9c25c3ee94036f56ee2a3162e
Qアノン信奉者の共和党新人議員、ペロシ氏殺害支持するSNS投稿で窮地
1/29(金) 20:31配信
AFP=時事
【AFP=時事】米極右陰謀論「Qアノン(QAnon)」の信奉者で、昨年の連邦議会選挙で初当選した共和党のマージョリー・テイラー・グリーン(Marjorie Taylor Greene)下院議員(46)が、ソーシャルメディア上でナンシー・ペロシ(Nancy Pelosi)下院議長ら複数の民主党政治家の殺害を示唆する投稿に「いいね」を付けたり、扇動的なコメントをしたりしていたことが明らかになり、米政界に波紋と激しい反発が広がっている。

 ジョージア州選出のグリーン氏は、大統領選で不正があったとするドナルド・トランプ(Donald Trump)前大統領の根拠のない主張を支持している。また、銃所持の権利を熱心に擁護し、銃を携帯していることを公言している共和党議員の一人で、下院議場の入り口に最近導入された金属探知機による身体検査を拒否している。

 今週明らかになった事実の中でも最も問題視されているのは、フェイスブック(Facebook)上でのグリーン氏自身の発言や、他のユーザーの投稿への「いいね」がペロシ氏の「処刑」を支持していると受け取れる点だ。

 米CNNの26日の報道によるとグリーン氏は、あるユーザーが2019年に投稿したペロシ氏を排除するなら「頭に銃弾を撃ち込む」のが手っ取り早いとする主張に「いいね」を付けていた。

 また、グリーン氏は連邦議会選挙に立候補する前、ペロシ氏を「反逆者」と呼び、「死刑」になり得ると主張する演説をフェイスブックに投稿していたことも、CNNによって明るみに出た。この投稿は、すでにフェイスブック上から削除されている。

 グリーン氏をめぐっては、共和党下院トップのケビン・マッカーシー(Kevin McCarthy)院内総務が面会して状況を協議する方針だと報じられたばかりだった。

 この件についてペロシ氏は、28日の記者会見で強く非難。グリーン氏を名指しはしなかったものの、「下院の中に敵がいる」ため治安予算を増額する必要がありそうだと述べた。また、民主党のジミー・ゴメス(Jimmy Gomez)下院議員は同日、「下院議員全員に(中略)危険をもたらす」存在だとして、グリーン氏の免職を求める動議を提出すると表明した。

 窮地に追い込まれつつあるグリーン氏と共和党だが、一方で党内には、表立ってグリーン氏を批判する声は少ない。共和党指導部は先日、グリーン氏を下院教育労働委員会の委員に任命したが、同氏は2018年にフロリダ州パークランド(Parkland)で起きた高校銃乱射事件を「でっち上げ」だとする陰謀論を支持している。【翻訳編集】 AFPBB News

6415チバQ:2021/02/02(火) 18:00:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/49b635b82641893dd3eed5a4e6310fe3ae3b23a9
エマニュエル氏、駐日大使候補に浮上 オバマ元大統領首席補佐官 米報道
2/2(火) 14:08配信
6




米国のエマニュエル前シカゴ市長=2016年12月、ワシントン(AFP時事)
 【ワシントン時事】米NBCニュースは1日、オバマ元大統領の首席補佐官を務めたラーム・エマニュエル前シカゴ市長(61)が駐日大使か駐中国大使候補に浮上していると報じた。

 
 関係者によると、バイデン大統領はエマニュエル氏に重要な外交ポストを用意することを検討している。日本や中国の大使職が候補に挙がっており、数週間で最終決定する見通し。

6416チバQ:2021/02/03(水) 11:13:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/fc0551015a6e31500094dd73a0ddfb017a4c0783
ヒスパニック初の国土安保長官承認 同性愛公表の運輸長官も 米上院
2/3(水) 7:13配信
3




米国土安全保障長官への指名が承認されたアレハンドロ・マヨルカス氏=2020年11月、デラウェア州ウィルミントン(AFP時事)
 【ワシントン時事】米上院は2日、国土安全保障長官にアレハンドロ・マヨルカス元国土安保副長官(61)、運輸長官にピート・ブティジェッジ前インディアナ州サウスベンド市長(39)を起用する人事案をそれぞれ採決し、ともに賛成多数で承認した。

 バイデン政権で議会承認を得た閣僚は6人となった。

 マヨルカス氏はキューバ生まれで、幼少時に親に連れられ米国へ亡命した。ヒスパニック初の国土安保長官となる。不法越境者の取り締まり強化で別々に収容された親子の再会など、移民政策の見直しのほか、サイバー攻撃や自然災害への対応を取り仕切る。

 ブティジェッジ氏は昨年の大統領選で民主党候補に名乗りを上げ、一時はバイデン大統領を脅かす「台風の目」になった。同性愛を公表した米国初の閣僚で、新政権の陣容について「米国を象徴するようなものにしたい」と多様性を掲げるバイデン氏の方針を象徴する人事だ。

6417チバQ:2021/02/06(土) 09:48:23
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20210205k0000m030045000c.html
陰謀論Qアノン信奉の共和党議員、米下院所属委員会から除籍
2021/02/05 10:50毎日新聞

陰謀論Qアノン信奉の共和党議員、米下院所属委員会から除籍

マージョリー・テイラー・グリーン議員=2021年2月4日撮影、AP

(毎日新聞)

 米下院は4日、トランプ前大統領の熱烈な支持者で、極右陰謀論「Qアノン」の信奉者として初の議員となったマージョリー・テイラー・グリーン議員(共和党)を所属する教育労働委員会と予算委員会から除籍する決議を民主党の賛成多数で可決した。2001年の米同時多発テロや学校銃乱射事件を「捏造(ねつぞう)」と主張したり、民主党議員の死刑執行を呼びかけたりした過去の発言が問題視されていた。

 民主党幹部や各界エリート層の小児性愛者グループが「国家を支配している」などとするQアノンの陰謀論は、昨年11月の大統領選前に急速に広がった。

 連邦捜査局(FBI)はQアノン運動を「国内テロの脅威」と指摘している。民主党のバイデン氏が勝利した選挙結果に「不正があった」とも主張し、トランプ前大統領の支持者とも親和性が高い。

 グリーン議員は大統領選と同時に実施された下院選に南部ジョージア州の選挙区から立候補し、初当選した。グリーン氏の言動を問題視する声は選挙前から上がっていたが、Qアノンなどの陰謀論がきっかけとなった1月のトランプ支持者による議事堂乱入事件を受け、グリーン氏が議員として活動することへの反発が民主党内で高まっていた。

 両委員会からグリーン氏を除籍する決議は下院本会議で採決され、賛成230に対し反対は199だった。過半数を占める民主党議員に加え、11人の共和党議員が同調した。

 共和党執行部はグリーン氏の発言を厳しく非難する一方で「議員当選前の言動で罰すべきでない」として、決議に反対していた。共和党議員の多くが、トランプ政権下で同党の主要支持層となった右派有権者を敵に回すことを回避するため、反対票を投じたとの見方もある。【ワシントン高本耕太】

6418チバQ:2021/02/08(月) 23:49:57
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20210208k0000m030268000c.html
米政府、国連人権理事会に復帰 ただし「改革必要」 トランプ政権が脱退
2021/02/08 23:35毎日新聞

米政府、国連人権理事会に復帰 ただし「改革必要」 トランプ政権が脱退

ブリンケン米国務長官=AP

(毎日新聞)

 ブリンケン米国務長官は8日、トランプ前政権が脱退した国連人権理事会(本部スイス・ジュネーブ)への復帰を表明した。当面の間、オブザーバーとして参加するという。ブリンケン氏は「人権理事会は、人権を最もひどく傷つけてきた国々に焦点をあて、不正や圧政と闘う人々の重要な場とすることができる」と指摘した。バイデン政権の国際的枠組み重視の姿勢を改めて示した形だ。

 ブリンケン氏は「バイデン政権の外交政策は民主主義、人権、平等に重点を置いている。多国間による手段を効果的に活用することが重要だ」と強調。「米国の脱退はリーダーシップの空白を生み、権威主義的な意図を持つ国々が自らの利益のためにその空白を利用した」と説明した。

 人権理事会は、パレスチナ問題でイスラエルを非難してきた。これに対し、トランプ政権は2018年6月に「人権理事会がイスラエルに対する恒常的な偏見を持っている」として、脱退を発表した。

 ブリンケン氏は、イスラエルへの非難も含め人権理事会は「改革を必要としている」と指摘。米国の外交的リーダーシップの総力を挙げて「理事会の欠陥に対処する」と訴えた。【ワシントン鈴木一生】

6419とはずがたり:2021/02/09(火) 13:27:03
米下院議員、コロナ感染後死去 現職連邦議員で初
2/9(火) 5:54配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/1a07e49cdea5090f80edb3777f8a51683ed11103
共同通信

 【ワシントン共同】米南部テキサス州選出のロン・ライト下院議員(共和党)が7日、死去した。67歳。死因は不明だが、肺がんを患う中、新型コロナウイルス感染が先月判明し、テキサス州ダラスの病院に入院していた。米メディアが8日伝えた。

 現職の連邦議員で新型コロナ感染後に死亡するのは初めてのケース。昨年末には下院選で初当選し、就任目前だった共和党のレットロー氏が新型コロナ感染による合併症で死去した。

6420チバQ:2021/02/09(火) 17:06:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/1a07e49cdea5090f80edb3777f8a51683ed11103
米下院議員、コロナ感染後死去 現職連邦議員で初
2/9(火) 5:54配信
245




米国のロン・ライト下院議員(中央)=2018年(AP=共同)
 【ワシントン共同】米南部テキサス州選出のロン・ライト下院議員(共和党)が7日、死去した。67歳。死因は不明だが、肺がんを患う中、新型コロナウイルス感染が先月判明し、テキサス州ダラスの病院に入院していた。米メディアが8日伝えた。

 現職の連邦議員で新型コロナ感染後に死亡するのは初めてのケース。昨年末には下院選で初当選し、就任目前だった共和党のレットロー氏が新型コロナ感染による合併症で死去した。

6421チバQ:2021/02/14(日) 10:22:56
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20210214k0000m030132000c.html
トランプ氏が声明「史上最大の魔女狩り」 弾劾裁判で無罪評決 
2021/02/14 10:07毎日新聞

トランプ氏が声明「史上最大の魔女狩り」 弾劾裁判で無罪評決 

議事堂乱入事件の発生前、支持者の前に現れたトランプ米大統領(当時)=ワシントンで2021年1月6日、AP

(毎日新聞)

 米共和党のトランプ前大統領(74)に対する上院の弾劾裁判は13日、1月の議会乱入事件を巡りトランプ氏が「反乱を扇動」したとする訴追事項について、無罪評決を言い渡した。民主(無所属2含む)、共和両党が50議席ずつの上院(定数100)で、共和党から7人が造反して有罪に回り、投票結果は有罪57に対し無罪43。だが有罪評決に必要な3分の2に届かなかった。

 米史上初めて2度の弾劾訴追を受けたトランプ氏は、ウクライナ疑惑に関する昨年の裁判に続き無罪が確定。今後も党内で一定の影響力を維持する見通しだ。評決後、トランプ氏は声明を発表し、今回の弾劾を「史上最大の魔女狩りの一例」と批判。「米国を再び偉大にする運動は始まったばかりだ」と強調した。

 2月9日に始まった審理では、検察官役の民主党下院議員団が、昨年11月の大統領選で再選を阻まれたトランプ氏が事件前から繰り返し選挙結果を覆す暴力行為を支持者に呼びかけていたと指摘。事件発生時の経過も詳細に再現し、事件の深刻性を強調した。これに対しトランプ氏の弁護団は、トランプ氏の発言は政治的表現であり、言論の自由を保障する憲法修正第1条で保護されていると反論。既に退任したトランプ氏に対する裁判自体が違憲だと訴えた。

 共和党で有罪票を投じた造反議員7人は、大半が当選したばかりで2026年まで改選されない議員や、今期限りでの引退を表明している議員だった。近く改選を控えた他の議員の間で有罪への支持が広がらなかったことは、強固な支持層を持つトランプ氏が依然として党内で影響力を維持していることを示した。

 評決前、下院議員団は証人招致を求め、採決でいったんは決定されたが、その後の弁護側との調整で見送られた。

 トランプ氏の言動を巡り激しく対立してきた両党だが、裁判の長期化を回避したい思惑では一致。早期に幕引きを図りたい共和党と、新型コロナウイルス関連の追加経済対策など多くの審議課題を抱える民主党の意向が働き、裁判は審理開始からわずか5日でのスピード結審となった。【ワシントン高本耕太】

6422チバQ:2021/02/14(日) 10:23:40
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-210214X081.html
トランプ前大統領に無罪=共和造反7人、3分の2達せず―米弾劾裁判
2021/02/14 09:34時事通信

トランプ前大統領に「無罪」

米上院は13日、議会襲撃をめぐる弾劾裁判で、共和党のトランプ前大統領(写真)に「無罪」を言い渡した。上院議員による投票は、有罪に必要な3分の2には届かなかった=1月6日撮影、ワシントン【EPA時事】

(時事通信)

 【ワシントン時事】米上院は13日、連邦議会襲撃をめぐる弾劾裁判で、共和党のトランプ前大統領に無罪を言い渡した。上院議員100人による投票は、有罪57票に対し無罪43票。共和党(50人)から7人が有罪票を投じたが、有罪評決に必要な3分の2には届かなかった。弾劾裁判は開始からわずか5日で終了し、米民主主義の歴史に汚点を残した事件での大統領の責任をめぐる議論は深まらなかった。

 トランプ氏への無罪評決は昨年2月のウクライナ疑惑の弾劾裁判に続き2度目。トランプ氏は評決を受けた声明で「米国を再び偉大にする運動はまだ始まったばかりだ」と述べ、今後の政治活動への意欲を強調した。

6423名無しさん:2021/02/14(日) 13:53:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/ff39466d0929879a82d0682aa60d292347c96d03
アメリカの刑務所の食事は、食べるのを拒否する囚人がいるほど…「Qシャーマン」はオーガニック食を要求
2/9(火) 11:10配信
BUSINESS INSIDER JAPAN

[原文:What prison food in the US really looks like, and why some inmates refuse to eat it]

(翻訳:仲田文子、編集:Toshihiko Inoue)

Joey Hadden

6424名無しさん:2021/02/14(日) 14:01:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/430098f9e36802c71b7c1f6a90ed7ef987c3c077
アメリカ人だからこそ言いたい、この大統領選挙には納得できない
2/14(日) 6:02配信
現代ビジネス

ロバート・D・エルドリッヂ(政治学者)

最終更新:2/14(日) 8:51
現代ビジネス

6425とはずがたり:2021/02/15(月) 14:02:09
【米大統領選2020】 写真で振り返る:トランプ氏とバイデン氏の70年
https://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-54804290
2020年11月4日

6426チバQ:2021/02/15(月) 19:52:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/7f03f9202d076df192b999deb63a3633362a7f12
米ニューヨーク州、死者数で隠蔽か 数千人分少なく公表
2/15(月) 17:42配信

この記事についてツイート
この記事についてシェア
朝日新聞デジタル
ニューヨーク市で昨年9月、会見を開いたクオモ・ニューヨーク州知事(右)とデローザ氏=AP

 米ニューヨーク州が、新型コロナウイルスによって亡くなった死者数を意図的に数千人分少なく公表していた疑いが浮上した。クオモ同州知事の側近が隠蔽(いんぺい)していた可能性もあり、批判が高まっている。

 問題になっているのは、高齢者施設や介護施設の入所者で、新型コロナと診断されたり、症状が出たりして亡くなったケース。データは施設側から送られ、州がまとめる。施設関連の死者数は現在1万5千人超とされるが、1月下旬段階までの公開データでは、大幅に低くなっていた。

 クオモ氏は同州で新型コロナの感染が拡大していた昨年3月、病床を確保するため、施設に対して感染を理由に入所を拒むことを禁じた。後に、それが感染を広げる一因になったのではないかと批判を浴びた。

 今回の問題のきっかけは、州司法長官が先月28日に公表した調査報告書。「州当局の公開データは、実際の死亡者数より最大で5割低くなっている可能性がある」と指摘していた。

 さらにこの後、知事付秘書で、選挙を経ない州職員としてはトップのメリッサ・デローザ氏(38)が、意図的に少ない数字を発表していた疑いが浮上した。

朝日新聞社

6427チバQ:2021/02/16(火) 10:05:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/9b68dabbe5c9c0f8b0b35a29e3a1ffc0b6ec35b6
弾劾無罪も復権険しく 忍び寄る捜査、共和党内紛含み トランプ氏
2/16(火) 7:05配信
35




米共和党のマコネル上院院内総務(中央)=13日、ワシントン(AFP時事)
 【ワシントン時事】トランプ前米大統領に対する上院の弾劾裁判で13日に無罪評決が下り、トランプ氏は公職に就く資格を失う事態を免れた。

 ただ、共和党内ではトランプ氏に忠誠を誓う勢力と、トランプ氏の影響力排除を図る穏健派が混在。トランプ氏には選挙やビジネスをめぐる捜査の手も忍び寄り、復権へのハードルは高い。

 ◇違憲論で結束保つ
 「彼は共和党再建に動く準備ができている。来年の中間選挙に向け、やる気満々だ」。弾劾裁判での無罪評決後にトランプ氏と話したというグラム上院議員は14日、FOXニュースで本人の様子をこう明かした。

 弾劾手続きが進む中、トランプ氏は新党構想を周囲にほのめかすなどして共和党に圧力をかけてきた。その力の源泉は、選挙で票を生み出す自身の岩盤支持層の存在だ。

 弾劾裁判では共和党議員50人中43人が無罪票を投じた。党内の造反議員は、昨年の弾劾裁判でのロムニー議員1人から7人に増えたものの、うち6人は中間選挙の対象ではない。裏返せば、トランプ氏は選挙を控えた議員への不支持を示唆することで、影響力を行使できる。

 ただ、無罪票を投じた43人の動機は一様ではない。「成功した大統領をおとしめるパフォーマンス」(前駐日大使のハガティ議員)という正面からの反対もあれば、「説明責任を果たすのは刑事裁判が筋」(ティリス議員)と弾劾の在り方を理由に挙げる議員もいた。

 共和党上院トップのマコネル院内総務は、「退任後の弾劾裁判は違憲」と主張して無罪票を入れながらも、評決後は、連邦議会襲撃に関する責任は「疑いない」とトランプ氏非難に転じた。違憲論で無罪票を投じる所属議員の抵抗感を和らげ、党の結束を保ちつつ、トランプ氏の影響力低下を狙ったとみられる。

 ◇3方から捜査の手
 現職大統領でなかったこともあって弾劾を切り抜けたトランプ氏だが、私人に戻ったということは、大統領が持つ刑事免責特権の喪失も意味する。

 南部ジョージア州の郡地区検察は10日、トランプ氏が1月、大統領選勝利に必要な票を「見つける」よう同州高官に圧力をかけた問題で証拠保全を命令。来月にも大陪審を開き、本格捜査に乗り出す。

 東部ニューヨークのマンハッタン地区検察も昨年8月から、トランプ氏と一族企業に関連した経済犯罪について捜査している。首都ワシントンでは、連邦検察がトランプ氏を議会襲撃の捜査対象として排除しない方針を示す。

 トランプ氏はツイッターでの発信の機会を奪われ、退任以降、肉声を発していない。無罪票を投じた共和党のクレーマー議員は「彼には離れない支持があるが、その規模は今週以降減少する」と指摘した。

6428チバQ:2021/02/16(火) 10:06:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/b2cfeb822eb1f5d750b36833ee7dcdf43f9b59ed
米政界 なお波乱含み 弾劾「無罪」もトランプ氏追及続く
2/15(月) 16:16配信
54



 【ワシントン=黒瀬悦成】トランプ米前大統領は、連邦議会議事堂襲撃事件を扇動した責任を問われた弾劾裁判で有罪を免れたのを受け、2024年大統領選への再出馬をにらんだ政治活動を再開させる考えだ。ただ、共和党の一部では「トランプ離れ」の動きも目立ち始めたほか、民主党や司法当局は別の形でトランプ氏の責任追及を続けるとみられ、今後も波乱含みの展開となりそうだ。

 ■決着急いだ民主政権

 バイデン大統領は13日の声明で、議会襲撃を含めた一連の騒動に関し「米国史の悲痛な一章だ」と総括した上で「共にこの野蛮な争いを終わらせ、国の魂を癒さなくてはならない」と訴え、「トランプ後」の米国再建に向けて前進していく立場を打ち出した。

 バイデン氏は、「大統領選に大規模な不正があった」などとする虚偽の主張を繰り返して支持勢力による議事堂襲撃を引き起こしたトランプ氏の責任を明確化させるため、議会による同氏の弾劾手続きを支持する立場を表明してきた。

 ただ、上院の弾劾裁判で有罪評決を下すに十分な票を確保できる見通しがなかったことや、新型コロナウイルス対策や新政権高官の人事承認を優先させたい思惑から、裁判の長期化を避けたい意向を示していた。

 昨年の大統領選で民主党候補指名を争ったクロブシャー上院議員は14日、FOXニュースの番組で「トランプ氏には歴史の審判が下されることになる」とし、無罪評決でも裁判の意義はあったと強調した。

 ■内紛含みの共和党

 一方、共和党陣営は弾劾裁判で大多数の上院議員がトランプ氏に無罪票を投じる一方、評決後はマコネル上院院内総務を筆頭にトランプ氏と距離を置く発言が相次いだ。今後はトランプ氏を軸に党内抗争が活発化するのは確実だ。

 無罪票を投じた同党のクレーマー上院議員は議会紙ヒルに「トランプ氏には強固な支持勢力があるが、(一連の騒動で)規模は縮小した」と指摘した。

 かつてはトランプ氏と近く、次期大統領選への出馬が取り沙汰されるヘイリー元国連大使も米政治サイト「ポリティコ」に「彼は進むべきではない道を歩んだ。私たちは彼に従うべきでなかった」と批判し、同氏との決別を宣言した。

 ただ、共和党議員の大多数は、トランプ氏の擁護は控えつつも、来年の中間選挙で上下両院を奪還するには同氏の支持勢力の確保が不可欠であるとして、同氏との決定的な対立は避けている。党内での「トランプ氏優位」の構図は大きくは揺らいでいない。

 一方、トランプ氏は自身の弾劾訴追を支持した共和党下院議員と、弾劾裁判で有罪票を投じた同党上院議員に報復するため、来年改選を迎える議員に対し同党の予備選でトランプ派の新人候補をぶつけ、党を名実ともに「トランプ党」に変貌させたい考えだ。

 ■司法当局の捜査も

 マコネル氏は13日、上院での演説で「米国には刑事司法制度と民事訴訟がある。前大統領はいずれからの責任追及も免除されていない」と指摘し、弾劾裁判とは別に司法当局の捜査が今後も続いていくとの見方を示した。

 司法省は1973年、現職大統領を原則として起訴しないとの規定を設けたが、トランプ氏が退任したことで刑事捜査の対象になる可能性が高まった。

 既に南部ジョージア州では、トランプ氏が1月、ラフェンスパーガー州務長官に電話して大統領選の集計結果を覆すよう要請した問題に関し、州都アトランタを擁するフルトン郡の検察当局がトランプ氏に対する刑事捜査に着手した。

 東部ニューヨーク州の検察当局はトランプ氏の一族が経営する「トランプ・オーガニゼーション」の脱税や不正な資金取引の疑惑に関し捜査を続けている。

 一方、議会民主党は、米憲法修正14条に基づき、反乱に関与した当局者が公職に就くのを禁じる措置をトランプ氏に適用することを検討しているという。

6429チバQ:2021/02/16(火) 22:53:39
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2021-02-13/QOH421DWLU6U01
トランプ氏に無罪評決、内乱扇動の弾劾裁判-共和7人造反も不発
Steven Dennis、Billy House、Daniel Flatley
2021年2月14日 6:01 JST
更新日時 2021年2月14日 17:20 JST
トランプ前米大統領は13日、2度目の大統領弾劾裁判で無罪の評決を受けた。1月6日にトランプ氏を支持する集団が連邦議会議事堂に乱入した事件に関連し、内乱を扇動した罪で弾劾訴追されていた。

  上院で開かれた弾劾裁判の評決は、トランプ氏有罪が57、無罪が43。共和党7人が造反したものの、有罪に必要な3分の2に届かなかった。弾劾訴追とその原因となった議事堂乱入事件により、一部の支持者がトランプ氏を離れた可能性はあるが、今回の無罪評決は、2024年の大統領選出馬に道を開くものだ。

 トランプ氏は評決が出た直後の声明で、「私はこれまで常にそうだったが、今後も常に揺るぎない法の支配と法執行の英雄たち、米国民が悪意と憎悪を持たずに時の問題を平和的に堂々と議論する権利を擁護していく」と表明した。


  さらに「これからやらなくてはならない仕事は非常に多い。われわれは明るく輝かしい無限の未来を米国にもたらすビジョンと共にすぐに姿を現すだろう」と将来の政治活動に含みを持たせた。

  一方、バイデン大統領は13日に声明を発表し、「最終投票の結果、有罪評決には至らなかったが、責任の本質は論を待たない。われわれの歴史のこの嘆かわしいチャプター(章)は、民主主義が脆弱(ぜいじゃく)であり、常に守らなければならないとわれわれに思い起こさせた」と訴えた。

  民主党のシューマー上院院内総務も、5人がなくなった1月6日の出来事が「決して洗い落とせないドナルド・ジョン・トランプの汚点、不名誉」として、永遠に人々の記憶に残るだろうと述べた。

  弾劾訴追に関し、トランプ氏の言動を擁護した上院議員は共和党の中でもほとんどおらず、親しい関係にあるジョン・コーニン議員(テキサス州)でさえ議事堂への乱入が起きる前のトランプ氏の発言を「無謀だ」と指摘していた。だが、共和党を支持する有権者の間で同氏は熱狂的な人気を維持しており、ほとんどの議員が結局無罪に票を投じた。

  共和党のマコネル上院院内総務もトランプ氏の無罪に票を投じた。マコネル氏は議事堂乱入が起きる前から、選挙結果を覆そうとするトランプ氏の行動を批判していた。マコネル氏は無罪評決の後、トランプ氏は暴動をあおったことに対し「実質的にも道徳的にも責任がある」と非難。それでも既に大統領を退任しているため、弾劾という処罰はふさわしくないとの見解を示した。

6430チバQ:2021/02/16(火) 22:53:55
 マコネル氏は暴徒と化した人々の議事堂襲撃について、「選挙に負けて腹を立てていた地上で最も影響力ある男のとんでもないうそに扇動された」せいだと発言。「この国には刑事司法制度があり、民事訴訟もある」と述べ、トランプ氏が進行中の法的審判を受ける可能性に言及した。

  約1年前の最初の弾劾裁判では、トランプ氏に有罪票を投じた共和党議員はミット・ロムニー上院議員(ユタ州)だけだった。今回はリチャード・バー(ノースカロライナ)、ビル・カシディ(ルイジアナ)、スーザン・コリンズ(メーン)、リサ・マカウスキ(アラスカ)、ベン・サス(ネブラスカ)、パット・トゥーミー(ペンシルベニア)の6議員がロムニー氏に加わった。

6431チバQ:2021/02/17(水) 10:27:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/5b3c616061e0d79830069f666c28e84da561bb43
トランプ氏、共和幹部の交代要求 マコネル氏に「報復」 米
2/17(水) 9:09配信
32



 【ワシントン時事】米共和党のトランプ前大統領は16日、声明を出し、同党上院トップのマコネル院内総務について「マコネルのような指導者では共和党は二度と尊敬されず、強くもなれない」として、交代を求めた。

 マコネル氏が弾劾裁判後にトランプ氏を非難したことに報復に出た形だ。

 声明でトランプ氏は「政治的洞察に欠き個性もないマコネルは、現状維持への献身で共和党を多数派から少数派に転落させた。状況は悪くなる一方だ」と猛批判。その上で「必要なら『米国第一』を支持するライバルを支援する」と、来年の中間選挙で共和党に対抗して独自の候補者擁立も辞さない考えを示した。

 共和党重鎮でトランプ前政権の4年間を支えてきたマコネル氏は13日の弾劾裁判の評決では無罪票を投じた。しかし、その直後の演説で、トランプ氏支持者による議会襲撃の責任が同氏にあるのは「疑いない」と非難していた。

 共和党内はトランプ氏に忠誠を誓う勢力と、「脱トランプ党」に転じようとするマコネル氏ら穏健派が混在し、内紛含みとなっている。

6432チバQ:2021/02/17(水) 21:09:31
https://news.goo.ne.jp/article/afpbb/world/afpbb-3332077.html
「悪魔の軍団」に加入、トランプ氏有罪票の共和党議員に親族から非難
2021/02/17 10:27AFPBB News

「悪魔の軍団」に加入、トランプ氏有罪票の共和党議員に親族から非難

米共和党のアダム・キンジンガー下院議員(2020年9月16日撮影)。(c)KEVIN DIETSCH / POOL / AFP

(AFPBB News)

【AFP=時事】米国のドナルド・トランプ前大統領の弾劾裁判で有罪票を投じた共和党の下院議員が、親族11人から「悪魔の軍団」に加わったと非難されている。

 米紙ニューヨーク・タイムズは15日、6期目のアダム・キンジンガー下院議員(イリノイ州選出)が親族から送られた怒りの手紙を掲載した。

 その手書きの手紙には「あなたは私たちと神をどれだけ失望させるのか!」とあり、「あなたはキリスト教の原則に反し、『悪魔の軍団』(民主党とフェイクニュース・メディア)に加わった」と同氏を非難。さらに民主党の「社会主義の理念」に陥ったキンジンガー氏は親族の「恥」だと糾弾している。

 この手紙は米政治陣営の二極化のみならず、トランプ政権後の方針を決めようとしている共和党内部の深い分裂も示している。トランプ前大統領の支持者らは、同氏と決別しようとしている共和党議員たちに激怒している。

 キンジンガー氏はニューヨーク・タイムズに対し、2ページに及ぶ手紙はいとこのカレン・オットー氏が書いたもので、11人の親族が署名していると語った。

 オットー氏は同紙に、「私はアダムが疎外されることを望んだ」と語った。

 トランプ氏の弾劾裁判では、下院で10人、上院で7人の共和党議員が有罪票を投じたが、その多くは地元選挙区での反発に直面している。 【翻訳編集】AFPBB News

6433チバQ:2021/02/20(土) 12:57:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/4c4290b33e026a0366fee8f143fded23f5729508
バイデン米政権、実績作り急ぐ 世論追い風に現実路線 就任1カ月
2/20(土) 7:25配信
就任後初の対話集会に臨むバイデン米大統領=16日、中西部ウィスコンシン州ミルウォーキー(AFP時事)
 【ワシントン時事】バイデン米大統領の就任から20日で1カ月。

 政権はこの間、新型コロナウイルス対策や地球温暖化対策などで、トランプ政権の路線を矢継ぎ早に転換した。ツイッターを武器に対立をあおったトランプ前大統領の「劇場型政治」とは一変。世論の一定の支持を追い風に、現実路線で実績を積み上げようと急ぐ。

 「69%の人が私のコロナ対策を支持している。米国はさほど分断されていない」。バイデン氏は就任後初となった16日の対話集会で政権の滑り出しに胸を張った。

 バイデン氏が1カ月で署名した行政命令は「大統領令」の名が付くものだけで32本。トランプ政権の同時期の12本、オバマ政権の15本と比べ、政策決定の素早さが目立つ。

 日々の発信は報道官に譲り、バイデン氏が肉声を発する機会は少ない。オバマ政権で経験を積んだ高官に囲まれ、懸念されたバイデン氏の「失言」も影を潜める。波乱に満ちた前政権と異なり「政治が退屈なのは良いこと」と論評する識者もいる。

 一方、バイデン氏は「超党派」の政治を理想に掲げながら、現実主義的な側面も見せるようになった。野党共和党が反対する政権のコロナ対策をめぐり「苦しんでいる米国民を救うか、長い交渉で行き詰まるかの選択なら、答えは簡単だ」と、与党単独の成立にあっさりゴーサインを出した。

 対中政策では「先に進まなければ、中国はわれわれのランチを食べてしまう」と強硬姿勢を強調。ただ、2年前の演説では「中国がわれわれのランチを食べてしまうかって?  冗談よせよ」と、正反対の発言をしており、変わり身の早さが波紋を呼ぶ。

 議会上下院で与党が多数派を握り、コロナ感染者が減少に向かうなど、政権には追い風が吹く。ただ、地球温暖化対策やインフラ投資などの具体策では今後、民主党左派からの突き上げや共和党の反対が強まると予想され、「ハネムーン期間」で政権を安定軌道に乗せられるかが鍵を握る。

6434チバQ:2021/02/20(土) 12:58:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/129e9d06967144172f44c86b5ac4c27fd78a321f
1400万人が飲料水確保できず 米テキサス州、寒波で水道管破裂
2/20(土) 8:33配信
352




19日、米南部テキサス州オースティンで、水として使用するため、雪をかき集める男性(AFP時事)
 【ニューヨーク時事】米南部テキサス州などを襲った記録的寒波で、米メディアは19日、水道管の破裂などにより、同日時点で州内の1400万人以上が安全な水を確保できない状況にあると報じた。

 一方、一時数百万戸に上った大規模停電は大半が復旧した。

 CNNテレビによると、全米の死者は少なくとも50人になった。

 テキサス州では14日から記録的な大雪と低温に伴う暖房需要の増加で停電が発生。大半が復旧したものの、19日夕時点で依然14万戸以上が停電している。さらに、凍結による水道管の破裂が続発。水道管の水圧低下に伴う水質悪化への懸念から各地で飲料用に水を沸騰させるよう促す勧告が出され、影響は州人口の半数に及んでいる。

6435チバQ:2021/02/20(土) 21:58:56
https://news.goo.ne.jp/article/kyodo_nor/world/kyodo_nor-2021022001001955.html
NY州クオモ知事、苦境に 死者数の隠蔽疑惑で捜査開始
2021/02/20 19:48共同通信

NY州クオモ知事、苦境に 死者数の隠蔽疑惑で捜査開始

クオモ米ニューヨーク州知事=2020年5月27日(AP=共同)

(共同通信)

 【ニューヨーク共同】米国の新型コロナウイルス対応で指導力を発揮し、称賛された米東部ニューヨーク州のクオモ知事(民主党)が、高齢者施設でのコロナ感染による死者数を隠蔽したとの疑惑を受け苦境に立っている。連邦捜査局(FBI)と検察も捜査を開始、来年の知事選での4選に暗雲が漂い始めた。

 知事は19日の記者会見で重ねて隠蔽を否定。州が施設の死者数を大幅に修正したのは、情報提供の「遅れ」だったと弁明し、批判は対立する共和党などの政治的思惑によるものとの立場を貫いている。

 一部米メディアは、施設入所者が死亡した場合に、クオモ氏が法的免責を与えるよう動いたと報道した。

6436チバQ:2021/02/24(水) 16:10:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/4ac7dd9fbf79f4c53ab007ce4474386d5f45af19
米上院、国連大使の人事承認 再登板の農務長官も
2/24(水) 14:38配信

 【ワシントン時事】米上院は23日、バイデン大統領が国連大使に指名したリンダ・トーマスグリーンフィールド元国務次官補(アフリカ担当)(68)の人事案を採決し、賛成多数で承認した。

 国連など国際機関との協力強化を掲げるバイデン政権の外交を支える。

 共和党にはトーマスグリーンフィールド氏が中国に融和的だと指摘する声もあったが、同氏は1月の公聴会で「中国の権威主義的な姿勢に立ち向かう」と表明していた。ブリンケン国務長官は声明で、国連大使の承認によって「国際舞台での米国の指導力を回復し拡大するという、バイデン大統領の取り組みが強化される」と強調した。

 上院は23日、農務長官に指名されたトム・ビルサック元アイオワ州知事(70)の人事案も賛成多数で承認した。ビルサック氏は知事退任後、オバマ前政権の農務長官を務め、4年ぶりの再登板。

6437名無しさん:2021/02/26(金) 12:47:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/3b95106ed5daf924f5ba8dbb069affcbd3c7d7fa
米軍、シリアの親イラン系勢力に空爆 バイデン政権下で初
2/26(金) 11:46配信
産経新聞
 【ワシントン=黒瀬悦成】米国防総省のカービー報道官は25日、米軍がシリア東部にある親イラン系のイスラム教シーア派武装勢力の施設に対して空爆を実施したと発表した。バイデン政権が親イラン勢力を対象に空爆を行ったことが明らかにされたのは初めて。

 報道官によると、今回の作戦はバイデン大統領の指示で実施された。2月中旬以降に相次いだイラクの米軍関連施設に対する攻撃への対抗措置だと指摘し、「大統領は米国や有志国連合の人員を守るために行動するという明確なメッセージを(イランに対して)送るものだ」と強調した。

 空爆では、カティブ・ヒズボラやカティブ・サイード・シュハダなどの親イラン系勢力が利用する、国境管理地点にある複数の施設が破壊されたとしている。

 報道官はまた、今回の作戦に関し「シリア東部とイラクでの情勢がエスカレートするのを防ぐために実施した」と説明した。

 イラク北部アルビルでは15日、米軍駐留拠点がロケット弾攻撃を受け、1人が死亡、米兵を含む少なくとも9人が負傷した。22日にはバグダッドの在イラク米大使館が位置する旧米軍管理区域が攻撃され、米政権は親イラン系勢力の仕業との見方を強めていた。

6438チバQ:2021/02/28(日) 22:57:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/50f891a8a6cc7803bc310c2d9320c7ffa9156cfc
クオモ米NY州知事、元側近がセクハラ告発 1週間で2人
2/28(日) 17:03配信
【AFP=時事】米ニューヨーク州のアンドルー・クオモ(Andrew Cuomo)知事(63)の元側近の女性2人が、クオモ氏からセクハラを受けたと相次いで告発した。本人はいずれも否定している。

 告発者の一人は、クオモ氏の保健政策顧問を務めていたシャーロット・ベネット(Charlotte Bennett)氏(25)。ベネット氏は米紙ニューヨーク・タイムズ(New York Times)に、クオモ氏から昨年6月にセクハラを受けたと述べた。

 ベネット氏によると、クオモ氏は20代の女性との交際に抵抗がないと語り、恋愛において年齢差が関係あると思うかとベネット氏に尋ねた。

 クオモ氏は体に触れようとはしなかったものの、ベネット氏は「知事が私と肉体関係を持ちたかったことは分かった。非常に不快で、恐怖を覚えた」とニューヨーク・タイムズに語っている。

 クオモ氏は27日、声明で「ベネット氏に言い寄ったことはなく、不適切な行動を取るつもりもなかった」と釈明した。

 クオモ氏に対するセクハラの告発は、ここ1週間で2度目。今月24日、2015〜2018年にクオモ氏の側近を務めたリンゼー・ボイラン(Lindsey Boylan)氏(36)が、在職期間中に同氏からセクハラを受けたとブログで告白した。

 ボイラン氏は、クオモ氏から不意にキスされ、負けたら服を脱ぐゲームに誘われ、「腰や腕、脚を触られた」と主張している。

 10年にわたってニューヨーク州知事を務めるクオモ氏は昨年、新型コロナウイルス対策において高い評価を受けた。しかし、最近では同州の介護施設の死者数の公表をめぐる対応に批判が集まっていた。【翻訳編集】 AFPBB News

6439チバQ:2021/03/04(木) 09:58:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/3948b641078ff0fe2a0a9fc7da08a0076333684b
クオモ州知事、辞任を否定 女性3人がセクハラ告発
3/4(木) 7:20配信

米ニューヨーク州のアンドルー・クオモ知事(2021年2月22日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】女性3人からセクハラの告発を受けている米ニューヨーク州のアンドルー・クオモ(Andrew Cuomo)知事(63)は3日、辞任はしない意向を示した。

 クオモ氏は先週のセクハラ疑惑浮上後初となった記者会見で「私は辞任するつもりはない」と明言。一方で、「苦痛」をもたらしたことを謝罪し、自分が人々に「不快感」を与える行動をとっていたことを今では理解していると述べた。

 クオモ氏は「意図的ではなかった。心から深くおわびする。非常に申し訳なく思っており、率直に言って恥ずかしく思う。これは簡単に言えることではない」とし、レティシア・ジェームズ(Letitia James)州司法長官が率いる独立調査に「全面的に協力する」と述べた。

 クオモ氏に対しては、元側近を含む女性3人が、体を触られたり、口にキスをされたり、性的なコメントを発せられたりしたと相次いで告発していた。【翻訳編集】 AFPBB News

6440チバQ:2021/03/04(木) 13:51:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/75cb8cae798bf2b80856955a4dd59b2555edcf2a
クオモNY州知事にセクハラ疑惑続々 告発に謝罪、辞任は否定
3/4(木) 13:47配信
0




記者会見するニューヨーク州のクオモ知事=2021年3月3日、AP
 米東部ニューヨーク州のクオモ知事(民主党)にセクハラ疑惑が相次ぎ、クオモ氏は3日の記者会見で「不快な思いをさせたとすれば申し訳ない」と謝罪する一方、辞任は否定した。新型コロナウイルスによる高齢者施設での死者数を過少公表し、隠していた疑惑もあり、身内である民主党の州議員からも辞任を求める声が出ている。

 セクハラ疑惑は昨年12月、クオモ氏の側近だった女性(36)が告発。2月下旬に詳細を明らかにし、突然キスされたり、脱衣ゲームをしようと言われたりするなどしたと訴えた。また、米メディアによると、別の元側近の女性(25)も「年上の男性との性体験の有無」などを聞かれ、拒否すれば「自分の仕事は終わると思った」と訴えた。

 クオモ氏は2月28日、「無神経であまりに私的だったかもしれない」などと謝罪する声明を発表。だがその後、別の女性(33)が、知人の結婚式でほおや腰に手を当てられ、キスしてもいいかと聞かれたと告発し、計3人の女性がセクハラを訴える事態になっている。州のジェームズ司法長官は、疑惑について調査を始めた。

 クオモ氏は3日の会見で「不適切な体の触り方をしたことはない。誰かを不快にさせているとは知らなかった」と強調。「人々にキスをするのは私にとっては普通の習慣的なあいさつだった。(同州知事だった)父親もそうだった」などと釈明し、「(それは間違っていると)教訓を学んだ」と語った。クオモ氏は辞任を求める州議員らを念頭に「政治問題にしようとしている」と批判しており、「私は州民に選ばれた」と辞任を否定した。

 クオモ氏をめぐっては、高齢者施設での新型コロナ感染による死者数を意図的に過少公表していた疑いでも、米連邦捜査局(FBI)などが捜査を始めている。クオモ氏は新型コロナへの対応をめぐり、事態を軽視するトランプ前大統領とは対照的に連日、記者会見を開き、支持率が上昇した。一方で、専門家が外出禁止令を出すよう助言していたのに対応が遅れたとの批判もある。クオモ氏は2011年から現職で、現在3期目。【ニューヨーク隅俊之】

6441名無しさん:2021/03/06(土) 13:28:17
変な人の記録

https://news.yahoo.co.jp/articles/7ac1a11a4d52f61a63a0894bf3f5bcea11a5d711
米国でいま広がっている「トランプ派狩り」は「文化大革命」なのか?
2/9(火) 6:01配信
現代ビジネス

大原 浩(国際投資アナリスト)

最終更新:2/9(火) 6:01
現代ビジネス

6442チバQ:2021/03/08(月) 09:59:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/f30c2697577a506df054c1389e10c04563497255
米、未成年の不法越境急増 バイデン政権、対応に苦慮
3/8(月) 7:22配信

メキシコの対米国境の都市マタモロスにある収容施設で、米国入国の機会を待つ移民希望の子供=2月22日(AFP時事)
 【ワシントン時事】メキシコ国境経由で米国入りを目指す中米諸国からの移民希望者が、急増している。

 とりわけ保護者が同伴しない未成年者の増加が目立つ。不法越境者に「摘発強化」で臨んだトランプ前政権からの方針転換を目指すバイデン大統領は、難しい対応を迫られている。

 ロイター通信によると、2月にメキシコ国境で拘束された不法越境者は10万人近くに上り、2月としては2006年以来の高水準。3月3日には4500人以上が拘束されたといい、増加傾向はさらに加速しそうだ。

 中でも深刻なのが未成年者の単独越境。米メキシコ国境は現在、新型コロナウイルス感染防止策の一環で通過が制限され、不法越境者も原則として送還されるが、未成年者は米当局に保護する義務が生じる。移民支援活動に携わる弁護士は、AFP通信に「子供を単独で送り出すことが(移民を目指す)親にとって唯一の選択肢になっている」と説明する。

 だが、未成年の単独越境は人身売買業者の標的になる危険が伴う。人数の急増で収容施設の確保も課題となっており、サキ大統領報道官は5日の記者会見で「安全かつ人道的に収容できる施設を探している」と説明。暫定措置として、軍施設などへの収容も検討中と報じられる。

 バイデン氏は先月、前政権が不法越境者急増を理由に発令した「国家非常事態宣言」を取り消し、宣言を根拠とするメキシコ国境への壁建設予算調達も停止。移民政策の抜本改革を打ち出している。強硬措置に訴えるわけにはいかない。

 共和党からは批判の声も上がっている。トランプ前大統領は5日の声明で「バイデン政権の悲惨な指導力のせいで、国境は完全に手がつけられない状態だ」と主張。不法越境者について「多くは犯罪歴があり、新型コロナをまき散らす」と非難し、排除を訴えた。

6443チバQ:2021/03/08(月) 15:28:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/1cc8986b6b341f2f84583ef7ef3bf1f6cf824f05
GAFA解体論者が米政権入り ウー氏、バイデン大統領を補佐
3/6(土) 11:36配信
【ワシントン=塩原永久】バイデン米政権は5日、巨大IT企業の解体論者として知られる米コロンビア大教授のティム・ウー氏を大統領特別補佐官(技術・競争政策担当)に起用したと発表した。グーグルやフェイスブックなど「GAFA(ガーファ)」と呼ばれる米IT大手4社に対して、規制強化を進める狙いがあるとみられる。

 サキ大統領報道官は5日の記者会見で、「バイデン大統領は巨大ITによる権力の乱用に立ち向かう姿勢を明確にしてきた」と説明し、ウー氏が「市場競争の促進や独占の是正などの問題に関して大統領の取り組みを支援する」とした。

 ウー氏はコロンビア大を離れ、ホワイトハウスで経済政策の司令塔を担う国家経済会議(NEC)のメンバーとなる。同氏は反トラスト(独占禁止)法を専門で、インターネットなどの情報通信分野に詳しい。

 GAFAなどの市場を支配するIT企業について、ウー氏は、新規参入の障壁になっており「起業の『冬の時代』に突入」したと批判。競争を活発化させて消費者の利益に高めるためには、反トラスト法による企業分割などの抜本策が必要だと主張している。

 ウー氏の政権入りについて、巨大IT解体論に言及したことがある民主党左派のウォーレン上院議員らが歓迎する声明を出した。

 米当局は昨年、反トラスト法違反でグーグルとフェイスブックを提訴した。交流サイト(SNS)などへの投稿内容でIT企業の免責を認めた米通信品位法をめぐっても、政府がIT大手に対し、規制強化を通じて厳しく対処するよう求める声が強まっている。

6444チバQ:2021/03/08(月) 15:30:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/65de27e0671e6458810203d3a939c41844b5c2d4
ディズニーランド、4月にも再開 「ゲスト迎えるの待ちきれない」
3/6(土) 10:30配信
 米娯楽大手ウォルト・ディズニーが米西部カリフォルニア州で運営する「ディズニーランド」などのテーマパークが、4月にも営業を再開する見通しとなった。州当局が再開を許可する基準を定めた。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、昨年3月から1年間にわたり営業を見合わせてきた。

 再開が見込まれるのは「ディズニーランド・パーク」と「ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー・パーク」の各テーマパーク。州当局は、地元のコロナ感染の陽性率などが一定基準以下に収まっている場合に限り、4月1日からの段階的な営業再開を認めるとした。

 米メディアによると、足元の状況で再開の条件をほぼ満たしているという。感染状況がさらに改善すれば、入場定員や屋内飲食などの制限を徐々に緩めていく。

 ディズニー幹部は「パークの今春再開に道筋がついたことに、勇気づけられている。ゲストを再び迎えるのが待ちきれない。開業日は近く共有したい」との声明を出した。

 ディズニーが米国で展開する主要テーマパークのうち、南部フロリダ州にある「ディズニーワールド」は昨年7月から営業を段階的に再開していた。一方、カリフォルニア州はコロナ感染を防ぐため厳しい規制を敷き、営業再開に慎重な姿勢を貫いてきた。カリフォルニア州の1日あたりの新規感染者は、1月上旬の約4万人から最近では5千人以下まで減り、最悪期を脱していた。(ニューヨーク=江渕崇)
朝日新聞社

6445チバQ:2021/03/09(火) 15:26:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/eb40fa7cc101b17b24680a88ef3f0580c1d5e6b9
女性2人を統合軍司令官に 米大統領、多様性強調
3/9(火) 14:11配信
 【ワシントン時事】バイデン米大統領は8日、陸海空軍と海兵隊などの軍種で構成する統合軍の司令官に女性2人を指名すると発表した。

 上院が承認すれば、米史上2、3人目の女性統合軍司令官になる。閣僚だけでなく、軍幹部の人事でも性別や人種の多様性を重視する姿勢を強調した形だ。

 バイデン氏は、ジャクリン・バンオボスト空軍大将を兵たん、輸送を担当する輸送軍司令官、ローラ・リチャードソン陸軍中将を中南米を担当する南方軍司令官に指名した。リチャードソン氏は大将に昇格する。

6446名無しさん:2021/03/10(水) 19:59:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/7770657d9d2f12d6e4cd0b4f0f5413df0439bad6
コロナ禍の米国民、48%が「希望」感じる 1年前から大幅増
3/7(日) 18:30配信
CNN.co.jp
(CNN) 新型コロナウイルスの収束などについて希望を抱けるとする米国民が48%と昨年の20%から倍増以上になっていることが最新世論調査で7日までにわかった。

この比率は新型コロナのワクチンを少なくとも1回接種した層では61%を記録。また、収束などへの期待感が最も強かったのは65歳以上、民主党支持者に接種を既に受けている国民だった。

今回調査は米ニュースサイト「アクシオス」と調査企業「イプソス」が先月26日から今月1日にかけて実施。対象者は全米規模で各層を代表し得る18歳以上の成人1088人だった。

昨年の同様調査では回答者の41%がコロナ禍に見舞われるなかでの気持ちを問われ、ストレスを感じるもしくは心配しているとの言い方が最も適切と答えていた。26%は打ちひしがれているもしくは限界と告白し、怒りを覚えるとしたのは19%。16%は悲しいし落ち込んでいるとしていた。

今回調査では、コロナ禍に伴うこれらの感情の落ち込みはまだ残っているものの昨年と比べ減っていることも判明。アクシオスによると、ストレスなどを感じるとしたのは20%だった。

支持政党別に見た場合、コロナ禍に伴ううっ積感は民主党の方がより強い可能性も判明した。

回答者の65%はコロナ禍以前の正常な日常生活への開始には少なくとも半年が必要との判断を示した。この期間内では無理としたのが33%で、先週実施した同様調査時の26%からは上昇していた。

6447名無しさん:2021/03/10(水) 20:01:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/695431356b873c7d008f3c1be826b86e5cba965c
バイデン大統領、コロナ制限緩和の州を批判 「ネアンデルタール人の考え方」
3/4(木) 11:53配信
CNN.co.jp
(CNN) バイデン米大統領は4日までに、テキサス州とミシシッピ州が米疾病対策センター(CDC)などの要請に反して新型コロナウイルス関連の制限を解除したことに触れ、両州の指導者の判断を「ネアンデルタール人の考え方」と批判した。

バイデン氏はテキサス州のアボット知事とミシシッピ州のリーブス知事による制限解除の判断について聞かれ、「大きな誤りだと思う。マスク着用が違いを生むということを今では誰もが理解していることを望む」と発言。ワクチン接種の進展にも言及し、「この病気の性質を根本的に変化させることができる一歩手前まで来ている」との認識を示した。

そのうえで「最もしてはいけないのは、何も問題ない、マスクを外そう、コロナのことは忘れようというネアンデルタール人の考え方だ」と述べ、新型コロナの1日当たりの死者数を記したカードをポケットに持ち歩いていることを明かした。

バイデン氏はこの日、ホワイトハウスの執務室で超党派議員団とがん撲滅について協議した。

新型コロナに関しては、一部の州の情報発信の内容にはむらがあるが、引き続き指針を守ってほしいと米国民に要請。「科学に従うことが極めて重要だ。熱い湯で頻繁に手を洗う、マスクを着用する、対人距離を取る。どれも皆さんは分かっていることだと思う。選挙で選ばれた一部の当局者にも分かっていて欲しかったのだが」と述べた。

アボット、リーブス両知事は今週、それぞれの州でマスク着用義務を解除し、事業所の営業も全面再開を認めると発表した。ただ、保健分野の専門家からは、変異株の感染拡大が続く中で制限を解除すれば、感染再燃を招きかねないと警鐘を鳴らす声が出ている。

6448チバQ:2021/03/11(木) 22:32:57
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/world/20210310-567-OYT1T50206.html
東日本大震災時の駐日米国大使・ジョン・ルース氏インタビュー
 【ロサンゼルス=久保庭総一郎】2011年の東日本大震災の発生時、駐日米国大使として被災地支援に尽力したジョン・ルース氏(66)が、オンラインで本紙のインタビューに応じた。「第2次世界大戦以来、最大の危機に陥った日本を米国が助けることができた事実は、この先何年も両国関係に恩恵をもたらすだろう」と述べ、日米関係の深化に期待を示した。

 地震発生直後、オバマ大統領(当時)からの指示は明確だった。「『これは人道危機だ。日本が必要なことはなんでもやれ』ということだった。予算も装備も制約はなかった」という。

 津波が襲い、東京電力福島第一原発事故が起きる中、初動時の課題は日米間の情報共有だった。「当時の日本政府は手いっぱいだった。東北で何が起きているのか。流動的な部分が多く、(日米が)同じ情報に基づいて作業することが困難だった」。米国側は衛星写真を分析し、原子力専門家による助言を日本に対して行ったという。

 避難対象エリアの設定では、日本政府が「原発半径20キロ」としたのに対し、米国は「50マイル(約80キロ)」とし、圏内に在住する米国人に避難勧告を出した。民間人保護の観点から専門家の判断を仰いだという。

 その一方で、在京大使館の一時閉鎖や移転を決める国が出始める中、米大使館は東京から動かさなかった。「多くの国が、米大使館が退避すれば、それに続こうとしていた。我々には危機下で日本にとどまり、支援を決意する方が重要だった」と振り返った。

 震災後は、両国の次世代リーダー育成事業「トモダチ・イニシアチブ」創設に尽力。この10年で日米から1万人近くの若者が参加した。「震災で、つながりの必要性を痛感した。米国にできることは、両国の絆を強化し続けること、特に若者への投資に力を入れていくことだ」と語った。

 米国も地震リスクを抱える。「そうならないことを祈るが、大震災で日本の専門知識が必要になる事態になれば、日本も米国のために立ち上がってくれると信じている」と述べた。

6449チバQ:2021/03/11(木) 22:39:43
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20210311k0000m030393000c.html
米司法長官にガーランド氏承認 議事堂乱入事件の捜査加速か
2021/03/11 22:15毎日新聞

米司法長官にガーランド氏承認 議事堂乱入事件の捜査加速か

メリック・ガーランド氏=AP  

(毎日新聞)

 米上院は10日、バイデン大統領(民主党)が司法長官に指名したメリック・ガーランド連邦高裁判事(68)の人事案を賛成多数で承認した。ガーランド氏は2016年、保守派最高裁判事の死去を受け、民主党のオバマ大統領(当時)から判事に指名されたが、上院で多数を占めた共和党が審議を拒否し、就任できなかった経緯がある。

 ガーランド氏は連邦検事などを経て1997年から首都ワシントンの連邦高裁判事。判事としては穏健派として知られる。10日の本会議採決では共和党トップのマコネル院内総務らも賛成に回り、賛成70、反対30で承認された。

 ガーランド氏は検事として、95年に起きたオクラホマシティー連邦政府ビル爆破事件の捜査を主導した。承認公聴会でも白人至上主義や極右グループ、国内テロとの戦いを司法省の優先課題に据えると宣言した。同氏の就任で、今年1月のトランプ前大統領支持者らによる連邦議会議事堂乱入事件の捜査が加速するとみられている。

 またガーランド氏は、バイデン政権の掲げる人種差別解消に向けた司法制度改革や、IT企業規制の是非、連邦レベルの死刑制度存廃などの議論に取り組むことになる。【ワシントン高本耕太】

6450チバQ:2021/03/12(金) 22:46:29
https://www.asahi.com/articles/ASP3D36L3P3CUHBI00S.html?iref=com_inttop_samerica_list_n
大麻の合法化案、メキシコ下院で可決 麻薬組織に対抗
サンパウロ=岡田玄

2021年3月12日 10時44分
 メキシコ下院は10日、娯楽目的の大麻使用を合法化する法案を、賛成多数で可決した。今後は上院で審理される。ロペスオブラドール政権は麻薬カルテルの資金源を断つためにも法案を後押ししており、娯楽目的の使用が実現すれば、米州ではウルグアイ、カナダについで3カ国目となる。

 10日に下院で可決された法案では、18歳以上の個人に28グラムまでの所有を認め、娯楽目的での使用を認める。また、自分で使うために、大麻の苗を6本まで個人で栽培できる。ただ、許可なく28グラムを超えて所持した場合、200グラムまでは罰金、200グラムを超えると刑事罰が科せられる。このほか、大麻の栽培や加工、販売、輸出入について国が免許を与え管理する。

 メキシコでは、暗躍する麻薬カルテルが大麻などの薬物の流通を牛耳り、資金源としている。歴代政権はカルテルの取り締まりに力を入れてきたが、ロペスオブラドール政権は「麻薬戦争」では解決になっていないとして反対。代わりに、大麻を条件付きで合法化し、生産から流通まで政府の管理下に置くことで、カルテルの資金源を断とうとしている。

 ただ、国内の世論は慎重だ。メキシコの有力紙エル・フィナンシエロの世論調査では、58%が「大麻使用を法で認めるべきではない」と回答した。

 米州では医療用大麻の使用を認める国が広がっているが、娯楽目的ではウルグアイとカナダにとどまる。米国では複数の州で娯楽目的の使用が合法化されているが、連邦法では禁止されたままだ。仮に人口1億2千万人を超すメキシコで合法化されれば、人口規模では最大の大麻市場となるため、カナダや米国の企業がすでに関心を寄せていると報道されている。

 大麻合法化法案は昨年11月に上院で可決されていたが、下院は調査を理由に採決を延期していた。今回、下院で法案が修正されたため、再び上院で審議される。(サンパウロ=岡田玄)

6451名無しさん:2021/03/15(月) 19:04:53
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20210314k0000m030091000c.html
米、アジア系へのヘイトクライム再燃 暴力性増し、殺人事件まで
2021/03/14 17:54毎日新聞

米、アジア系へのヘイトクライム再燃 暴力性増し、殺人事件まで

アジア系住民へのヘイトクライムに抗議する集会で「私たちの痛みがわかりますか」と手書きしたボードを抱える女性ら=米西部カリフォルニア州ロサンゼルスで2021年3月13日、福永方人撮影

(毎日新聞)

 米国でアジア系住民に対するヘイトクライム(憎悪犯罪)がまた多発している。いきなり暴力を振るわれる悪質な事件が少なくなく、死者も出たほか、日本の寺も放火などの被害を受けた。日系だけでなく、アジア系社会に不安と怒りが広がっている。【ロサンゼルス福永方人】

 ◇「外出も怖い」震える住民

 「(人種間の)対立の上に成り立つこの国の社会構造に怒ることにもう疲れました」

 西部ロサンゼルスのリトルトーキョーで今月13日に開かれたアジア系への暴力に対する抗議集会。タイ系米国人女性のタニー・ジラプラパスクさんは、スピーチで涙ながらに訴えた。中国が発生源と疑われる新型コロナウイルスの感染が米国で広がり始めた2020年2月、ロサンゼルスの地下鉄車内で男から「あらゆる疫病は中国から来る。中国人は最低だからだ」などと差別的な暴言を浴びせられたという。

 集会には日系や中国系、韓国系など1000人以上が参加。「目を背けないで。ヘイトを止めよう」と手書きしたボードを掲げるなどして怒りの声を上げた。日系米国人の大学生、キャリス・ドイさん(21)も大学で、新型コロナを広めたとのデマを流された経験を持つ。「最近は自分も狙われないかと心配で、家から出るのも怖い。同じような気持ちの人たちと集まれば少しは心が安らぐのではないかと思い、参加しました」と話した。

 ◇主要16都市で前年の2.5倍に

 アジア系へのヘイトクライムは、新型コロナの感染が拡大した約1年前から全米各地で相次いでいる。だが、最近は暴力性の強い事件が続く。

 1月28日には西部サンフランシスコで、朝の散歩中だったタイ系男性(84)が道路を渡って突進してきた男に突き飛ばされて、脳出血で2日後に死亡した。男は19歳の黒人で、殺人などの容疑で逮捕された。CNNテレビによると、遺族は以前から「お前たちがコロナを持ち込んだ」と叫ばれ、唾を吐きかけられるなどの被害に遭っていたという。

 1月31日には隣のオークランドのチャイナタウンで、歩道を歩いていたアジア系の男性(91)が後ろから男にいきなり押し倒された。CBSテレビによると、チャイナタウン周辺では2月にも、アジア系に対する犯罪が2週間で18件起きたという。

 放火などに遭った日本の寺は、ロサンゼルスの東本願寺別院だ。地元紙などによると、2月25日夜、白人とみられる男が柵を乗り越えて院内に侵入し、ちょうちん台に火を付け、灯籠(とうろう)を倒したり石を投げ込んだりした。警察がヘイトクライムの疑いで捜査している。

 東部ニューヨークでもアジア系への暴行事件が続発している。2月3日には地下鉄の車内で、フィリピン系の男性(61)が男にカッターナイフで顔を切りつけられ、約100針を縫う大けがをした。地元警察によると、市内では20年、アジア系を狙ったヘイトクライムが少なくとも28件あり、前年の3件から急増している。

 ロサンゼルスとニューヨークの日本総領事館は今月、在留邦人にメールを送るなどして注意喚起した。

 カリフォルニア州立大サンバーナディーノ校の憎悪・過激主義研究センターの調査によると、全米の主要16都市で20年、アジア系に対するヘイトクライムは122件あり、前年の2・5倍に増えた。また、人権団体「ストップAAPIヘイト」によると、アジア系へのヘイトクライムや言葉による嫌がらせなど差別事案の報告件数は、集計を始めた20年3月19日から同年末までに2808件あった。

 ヘイトクライムの原因として、歴史的に根強いアジア系への差別意識がコロナの流行により顕在化したほか、トランプ前大統領がコロナを「中国ウイルス」と呼んだことなどが指摘されている。アジア系の支援団体「アジア系米国人アドバンシング・ジャスティス」のジョン・ヤン代表はそうした見方に加え、「コロナ禍で心身共に不安が高まり、人々が攻撃的になっているのではないか」と分析している。

 バイデン大統領は今月11日の国民向けの演説で、「残忍なヘイトクライムにより、アジア系米国人は通りを歩くだけでも恐怖を感じている。(ヘイトクライムは)米国の価値観に反する。止めなければならない」と呼びかけた。

6452チバQ:2021/03/16(火) 09:50:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/9856ab645d2058281a90cf8c90b728fa91f8c89e

米上院、先住民初の閣僚承認 内務長官にハーランド氏
3/16(火) 9:06配信
 【ワシントン時事】米上院は15日、デブ・ハーランド民主党下院議員(60)を内務長官に充てる人事案について採決を行い、賛成多数で承認した。

 ハーランド氏は米国の先住民初の閣僚で、多様性を重視するバイデン政権を象徴する人事となった。

 内務省は国立公園など連邦所有地の管理、天然資源・野生生物の保全のほか、先住民政策を所管する。野党共和党には、ハーランド氏が左派色の濃い地球温暖化対策「グリーン・ニューディール」への支持を表明し、パイプライン建設反対運動に携わったことなどから、長官起用に難色を示す向きが強かった。

 ハーランド氏は2018年の中間選挙で、先住民女性として初めて下院議員に当選した。上院での採決前、ツイッターへの投稿で「先住民女性が長官に承認されれば、(誰にでも機会があるという)米国の約束がすべての人々に当てはまることになる」と意欲を示していた。

6453名無しさん:2021/03/20(土) 19:26:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/34932cc62e25b54fd49369f06f63856804d1cff7
米、崩れる軍事的均衡に焦り 中国、予想上回る軍拡ペース
3/20(土) 7:40配信
時事通信
 【ワシントン時事】中国が急速に軍備拡張を進める中、米国では崩れつつある米中の軍事的均衡に焦りが強まっている。

 自信を深める中国が台湾や南シナ海、東シナ海で軍事活動を活発化。米国に代わり、地域覇権を握ろうとする動きを加速させているためだ。

 「負け続きだ」。米軍筋は台湾や日本周辺有事を想定した紛争シミュレーションで、米軍が中国に敗北するケースが常態化しつつあると語る。

 2025年時点の米中両軍の戦力比較によれば、西太平洋に展開する空母は米国の1隻に対して中国は3隻。多機能戦闘艦は米国12隻、中国108隻と予想される。紛争発生時にアラスカや米西海岸から部隊を増派しても、中国が軍事上の防衛線として設定する日本列島から台湾、フィリピンへ至る第1列島線到着まで2〜3週間かかるため、地の利がある中国の数的優位を覆すのは困難だ。

 インド太平洋軍のデービッドソン司令官は今月、上院軍事委員会の公聴会で、中国の軍拡が予想を上回るペースで進んでいるとして「通常戦力による米国の抑止力が崩壊しつつある」と警告。中国は当初、50年までに米国から覇権を奪うことを狙っていたが、「その目標を前倒しする可能性がある」と危機感を示した。

 台湾に関しても、中国が今後6年間で武力行使を行う危険性が高まっていると強調。米政府は台湾問題における従来の「戦略的曖昧さ」を見直し、台湾との防衛協力を強化すべきだと訴えた。

6454チバQ:2021/03/23(火) 09:46:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/ae9ebc91b0b80e65ad64067b21a0c4c63c4e14f5

マイアミビーチに夜間外出禁止令 お祭り騒ぎで制御不能 米
3/21(日) 20:49配信
 【マイアミビーチAFP時事】米南部フロリダ州マイアミビーチに、春を楽しもうと集まった群衆のお祭り騒ぎが制御不能となり、地元当局は20日、非常事態を宣言、夜間外出禁止令を出した。

 当局者は「ロックコンサートのようで、道も見えない。全ては安全のためだ」と説明。新型コロナウイルス流行の昨年に続き、2年連続で人気スポットが規制される事態となった。

 警察が飲酒を禁止しているにもかかわらず、砂浜で仲間とビールを飲んでいた学生ジョン・ペレス氏は「ちょっといらつく」と反発。「暖かいし、ビーチもある。楽しかった」と語った。

 暴力や破壊行為の増加を受け、当局は夜の繁華街サウスビーチで、午後8時にレストランを閉め、訪問者は通りを離れるよう指示。マイアミビーチの島とマイアミ本土を結ぶ三つの橋は、午後10時から午前6時まで通行止めになった。

 春のお祭り騒ぎは珍しくないが、今年はワクチン接種が進んでいることでコロナ感染が制御されたと誤解も広がっている。テキサス州から訪れた別の学生は「ワクチン接種を受けたから楽しい時間が過ごせるんだ」と主張した。

6455チバQ:2021/03/23(火) 20:37:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/576c26f756c2dfaefe3c91df9212905ac8920c67
米、コロナ対策「緩み」に懸念 旅行者増加、変異ウイルス拡大
3/23(火) 20:35配信
 【ワシントン時事】新型コロナウイルスの感染者と死者の数が世界最多の米国で、感染拡大防止策の「緩み」に懸念が広がっている。

 新規感染者数の下げ止まりも見られる中、変異ウイルスの感染が拡大。疾病対策センター(CDC)のワレンスキー所長は、22日の記者会見で「正しい行動を今しなければ、防げたはずの感染増加に再び見舞われかねない」と警鐘を鳴らした。

 大学が春休みシーズンに入り、国内の旅行客は、コロナ禍以前の水準には戻っていないものの増加している。運輸保安局(TSA)の集計によれば、米国内の空港で保安検査を受けた人は11日連続で100万人を超え、21日には約1年ぶりに150万人を上回った。南部フロリダ州マイアミビーチでは、若者らが連日のようにお祭り騒ぎを繰り広げ、地元当局が夜間外出禁止を発令する事態となった。

 CDCの集計によると、7日間の平均で見た米国の1日当たりの新規感染者数は、1月中旬のピーク時と比べ4分の1程度に減ったものの、ここ2週間は5万人台で横ばい。2月半ばまで3000人を超えていた1日当たりの死者数は、最近は1000人前後にまで減少した。

 これに対して、ワレンスキー氏は会見で、カリフォルニア州など西部を中心に変異ウイルス感染者が急増しており、「旅行すれば、ワクチン接種を受けていない人とも交わる」と警告。欧州での感染増加にも言及し「今は旅行する時ではない」と呼び掛けた。

6456名無しさん:2021/03/24(水) 22:10:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/e23e6aefe8cf4d623a811ce37a8a432d82805e19
全米初「黒人差別に賠償」市議会可決 過去に移住強要、居住制限
3/24(水) 17:33配信

44
この記事についてツイート
この記事についてシェア
毎日新聞
米ロサンゼルスで黒人差別への抗議行動「ブラック・ライブズ・マター」に参加する人々=2020年6月8日、AP

 米中西部エバンストンの市議会は22日、黒人差別を制度化した過去の住宅関連条例で損害を被った住民や子孫に、賠償金を支払う法案を賛成多数で可決した。条件を満たした人に、1世帯2万5000ドル(約270万円)の住宅関連資金給付が実施される。夏以降に申請を受け付け、年内にも支給が始まる。米メディアによると、黒人差別を対象にした自治体による賠償は全米で初めて。

 黒人への賠償は奴隷時代から続く構造的差別の解消につながる手段として連邦レベルや各地で検討が進む一方、財政負担や社会分断が広がることへの懸念から反対論が根強い。エバンストンの取り組みは試行ケースとして大きな注目を集めそうだ。

 エバンストンはイリノイ州最大都市シカゴの北に位置する人口約7万3000人の小都市。住民の約65%が白人で、黒人は約17%だ。1919〜69年に施行された同市の区画整理条例では、黒人は市の一角に移住を強いられたり居住を制限されたりした。同市にキャンパスを構える名門私大のノースウェスタン大学も、黒人学生への寮の提供を拒否した時期があった。こうした制度はかつて全米各地で存在し、不動産業者や銀行などによる黒人差別にもつながった。

 市は「過去の政策と慣行が差別と隔離を生み、黒人が機会や住民サービスを受けることを阻んできた」と結論付け、2019年、大麻販売税や寄付金を財源に10年間で1000万ドル(約10億8500万円)を拠出する基金を創設していた。22日に可決された法案はその初回支出40万ドル分を決めるもの。区画整理条例が施行された期間の黒人住民やその子孫が主な受給資格者だが、こうした制度・慣行に起因する住宅差別を69年以降に受けた住民も対象になり得る。

 米国では現在も多くの地域で居住区が人種ごとに異なり、雇用や教育機会、治安などの面での人種間の格差につながっている。エバンストンの初回賠償金は、修繕費やローン返済など住宅関連に使途が限定されるが、今後は教育資金や起業など他の用途や、住民が自由に使える現金支給も検討されている。

 1600〜1800年代の奴隷制度下で労働力を搾取され、現代も他の人種層に比べ貧困に苦しむ人の割合の高い黒人に対し、賠償金を支払うべきだとの議論は米国内で長年続いてきた。だが、昨夏からの黒人差別・警察暴力への抗議行動「ブラック・ライブズ・マター(BLM、黒人の命は大事だ)」の拡大や、人種的少数派が大きな被害を受けた新型コロナウイルス危機を受けて「過去の清算」を求める声が新たな高まりを見せる。西部カリフォルニア州や南部ノースカロライナ州などで議論が進み、連邦下院議会では賠償制度の「検討」を求める法案が審議されている。

 ただ、広範な規模で実施するには数多くの障壁があり、賠償構想には否定的な意見も多い。約250年にわたった奴隷制度とその後の差別の損害をどう算出するのか、賠償対象者をどう線引きするのか、10兆ドル超とも言われる賠償総額の財源や支払期間をどうするのかなどといった問題がある。

 また、昨年6月のABCテレビなどによる世論調査では黒人回答者の72%が賠償を支持する一方、白人は14%にとどまった。さらに民主党支持者の間では不支持が45%だったのに対し、共和党支持者では94%に上るなど意見が分かれている。賠償の是非を巡る議論が本格化すれば、国内の人種・党派間対立がさらに深刻になる可能性がある。バイデン政権は黒人賠償について、制度化の是非には踏み込まず、「賠償金とその影響に関する研究を支持する」(サキ報道官)との立場を表明するにとどめている。【ワシントン高本耕太】

6457名無しさん:2021/03/29(月) 06:44:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/92bcd3b32953607b2a1a08fe242bb50b53fad780
米ドミニオン社、FOXニュースに16億ドル賠償請求 米大統領選報道めぐり
3/27(土) 12:06配信
BBC News
昨年の米大統領選で一部の州に投票機など投開票システムを提供した米ドミニオン・ヴォーティング・システムズは26日、米FOXニュースが根拠のないまま「ドミニオンが選挙不正に加担した」と報道し続けたとして、FOXニュースを名誉毀損で訴え、損害賠償として16億ドル(約1750億円)を請求した。FOXニュースは「根拠のない訴訟を法廷で争う」とコメントしている。

ドミニオン社は拠点とするデラウェア州の地裁に示した訴えの中で、FOXニュースがドミニオン社に対する陰謀論を主張するゲストを番組に呼び続けたことで、FOXニュースは「無謀にも真実を軽視」したと主張。これは、「FOXのビジネスにとって、うそは好都合だったからだ」としている。

ドミニオン社は訴状で、「アメリカで最も有力なメディア企業のひとつのFOXは、不正選挙について作り上げたあらすじに命を吹き込み、当時ほとんど知られていなかったドミニオンという投票機の会社を、悪者に仕立てた」と訴え、「FOXは、ドミニオンについて検証可能ながら強烈な悪影響をもたらすうそを、支持し、繰り返し、放送した」、「FOXは無謀に真実を無視した」、「FOXはドミニオンに関するこうした発言はうそだと承知していた」などと主張している。

これに対してFOXニュースは、「FOXニュースメディアはわが社の2020年大統領選報道を誇りに思っている。米ジャーナリズムの最高峰の伝統にのっとるものだった。我々はこの根拠のない訴訟を法廷で争う」とコメントした。

ドミニオン社はアメリカで使われる投票機の製造大手。昨年11月の選挙では少なくとも28州が、同社の機械を使用した。

ドナルド・トランプ前大統領とその側近、顧問弁護団、保守派論客などは、ドミニオン社が投票を操作したせいで、「選挙が盗まれた」などと主張を繰り返していた。この「選挙が盗まれた」という主張をよりどころに今年1月6日にはトランプ派が首都ワシントンに大勢集まり、ジョー・バイデン氏の勝利認定を妨害しようと連邦議会を襲撃した。議会襲撃では警官1人を含む5人が死亡。暴徒はマイク・ペンス副大統領(当時)やナンシー・ペロシ下院議長など議会幹部に肉薄した。

昨年の大統領選で大規模な不正投票があったという証拠は示されていない。トランプ陣営やトランプ派はアメリカ各地で不正選挙を訴えて訴訟を起こしたが、そのほとんどが裁判所に棄却されている。トランプ氏自身が指名した裁判官たちも、不正投票を認定せず、トランプ政権の司法長官としてトランプ氏の擁護を繰り返したウィリアム・バー氏も昨年12月、大規模な不正の証拠は得られていないと発言した。

ドミニオン社と不正選挙について根拠のない主張を繰り返していた中には、トランプ氏の顧問弁護士ルディ・ジュリアーニ氏や、トランプ陣営に協力していたシドニー・パウエル弁護士などがいた。パウエル弁護士は昨年11月、ドミニオン社による不正選挙には「グローバリストや独裁者や企業や、ありとあらゆる巨大利権が絡んでいて、トランプ大統領以外の全員が私たちに敵対している」など、根拠を示さず記者会見で発言していた。

両弁護士は、2002年に設立されたドミニオン社が、2013年に死去したヴェネズエラのウーゴ・チャヴェス大統領と協力し、「自分が絶対に選挙に負けないように保証する」機械を作り上げたのだとも主張していた。

不正投票があったと繰り返したFOXニュースの大統領選報道についてはすでに、別の投票技術企業スマートマティックが今年1月、同様の主張で、FOXコーポレーションと複数の番組司会者を訴えている。

ドミニオン社はすでにパウエル弁護士に対する名誉毀損訴訟を首都ワシントンの連邦地裁に起こしており、その弁護団は今月22日、選挙後のパウエル氏の発言は政治的状況における、明らかに誇張されたものだったため、名誉毀損には当たらないとする答弁書を提出した。

それによると弁護団は、「民主党は選挙を盗もうとして、投票内容を電子的に変更するコンピューターシステムを開発した」などと繰り返したパウエル氏の発言について、「この発言が実際に事実を述べたものだなど、分別のある合理的な人間ならば、そのような結論に至ったりしない」と主張している。

(英語記事 Dominion Voting sues Fox News for $1.6bn over election fraud claims)

(c) BBC News

6458名無しさん:2021/03/29(月) 06:46:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/aa529cd4108eacd7d7c62bd29ef7e740b56041de
米大統領選の不正疑惑、分別ある人は鵜?みにしない 提訴されたトランプ氏の元弁護士が主張
3/24(水) 13:45配信
CNN.co.jp
ワシントン(CNN) 米右派弁護士のシドニー・パウエル氏は、昨年の大統領選で不正投票があったとする自らの主張について、分別のある人なら鵜?み(うのみ)にはしないはずだとの認識を表明した。自身に対し起こされた裁判への提出文書の中で述べた。

パウエル氏は当時のトランプ大統領の代理として選挙結果に疑義を呈し、複数の訴訟を起こしたり保守系のメディアに出演したりした。これを受け、大統領選で使われた投票集計機メーカー、ドミニオン・ボーティング・システムズが同氏を名誉毀損(きそん)で訴えていた。ドミニオンはパウエル氏について、選挙不正に関する自らの告発が虚偽であり、同社に損害を及ぼすのを認識していたと主張している。

裁判所へ22日に提出された文書の中で、パウエル氏の弁護団は、同氏が自らの「意見」を共有していたのだと説明。集計機によって投票結果が変えられたかどうかは、世間の人々が「各自の結論」にたどり着いただろうとの見方を示した。

そのうえで、パウエル氏が一連の声明を通じて事実を描写していたのは明白であり、それらに基づいてトランプ氏を支援する複数の訴訟が行われたと述べた。

また、原告側は問題の声明を「的外れの非難」、「突拍子もない主張」とみなし、再三にわたって「本質的に起こりそうもない」、「不可能」などとレッテル貼りを行ったが、そうした主張はかえって被告の立場を裏付けているとも指摘した。被告側は、「分別のある人ならそうした内容の声明を事実とは受け入れず、あくまでも法廷での対審手続きによる検証が必要な主張としかみなさないだろう」と述べている。

選挙当局とドミニオンは、トランプ氏の大統領選での敗北について正確な結果だと明言。どれほど重大なセキュリティー上のリスクが起こっていたとしても覆るものではないと強調している。トランプ氏の弁護団と同調者は、選挙後60件近い訴訟を起こしたが、些細(ささい)な内容の1件を除いてすべて短期間で敗訴または取り下げた。

共和党のピーター・マイヤー下院議員(ミシガン州選出)はツイッターで、パウエル氏側の議論を「救いようがない」と酷評。選挙が盗まれたと主張して多くの人々の判断を誤らせたにもかかわらず、今になってその考えを撤回したと非難した。マイヤー氏は1月に行われたトランプ氏の弾劾(だんがい)裁判で弾劾への賛成票を投じている。

6459チバQ:2021/03/29(月) 10:01:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/d7c7f6f035590b7bd4aaef03336105a44c47781a
東アジア・太平洋担当の国務次官補にクリテンブリンク氏
3/27(土) 9:16配信

 【ワシントン=黒瀬悦成】バイデン米大統領は26日、東アジア・太平洋担当の国務次官補にダニエル・クリテンブリンク駐ベトナム大使を指名すると発表した。上院の承認を経て就任する。中国への対応や北朝鮮の核問題、日米関係などを担当する。

 クリテンブリンク氏は東京の米大使館で勤務したほか、在中国大使館首席公使、国家安全保障会議(NSC)のアジア上級部長、国務省の北朝鮮政策上級顧問などを歴任し、トランプ前政権下の2017年にベトナム大使に就任した。日本語と中国語を話し、知日派としても知られる。

 バイデン政権の発足時点で東アジア・太平洋担当の国務次官補は空席となっており、北朝鮮政策に明るいソン・キム氏が次官補代行を務めている。

6460チバQ:2021/03/30(火) 15:42:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/801f949f2fcf4fcdcc2038c34f284c9d576714bc
「人種的に中立」の難しさ 黒人男性暴行死、陪審員選びでも論議
3/30(火) 14:22配信
3




裁判所の周辺で行進するデモ参加者たち=米中西部ミネアポリスで2021年3月7日、隅俊之撮影
 米中西部ミネソタ州で昨年5月、黒人男性のジョージ・フロイドさん(当時46歳)が白人警察官に首を押さえつけられて死亡した事件で、殺人罪などに問われた元警察官、デレク・ショービン被告(45)の公判の実質審理が3月29日、地元の裁判所で始まった。米メディアによると、公判は最長で約1カ月間続く見通しだ。

 有罪か無罪かを決めるのは陪審員だ。12人の陪審員と補充2人が審理に臨み、評決は12人全員の意見が一致しなければならない。補充も含めた陪審員の内訳は白人8人、黒人4人、それ以外が2人。20代から60代までと年齢も幅広い。ただ、採用では、人種問題が関わる事件で「中立」な人を選ぶことの難しさが浮き彫りとなり、議論が起きた。

 「黒人として、多くの黒人が殺され、誰も責任を問われないのを目の当たりにしている。そして、なぜなのか、何が決め手だったのだろうかと思っている」。同月17日、陪審員候補の黒人男性は法廷でそう吐露した。被告の弁護人は「警察に対する偏見がある」と主張し、採用に反対。男性は陪審員に選ばれなかった。

 陪審員の選出は、判事、検察官、弁護人が法廷で質問しながら決める。人種を理由に反対はできないが、検察側も弁護側も、一定数まで理由を告げずに拒否できる。男性はかつて現場近くに住んでおり、地域には警察への反感があったと説明。一方で自分の考えを脇に置いて判断できると強調したが、弁護側に阻止された。

 人種問題が深く関わるケースでは、事件に対する認識が「白紙」の陪審員を選ぶのは困難だ。地元の元公選弁護人は黒人系新聞のコラムに、「警察との嫌な経験が肌の色に起因するものである以上、『中立』にはなれない」と投稿。黒人としての「生きた経験」を裁判と切り離すことは難しいと指摘した。【ニューヨーク隅俊之】

6461チバQ:2021/03/30(火) 15:44:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/2acc7e9ca617c987abbf25529f8ca282aa8ab0a7

バイデン氏、中国「一帯一路」に対抗の新経済圏構想を提案
3/27(土) 10:34配信
 【ワシントン=黒瀬悦成】バイデン米大統領は26日、ジョンソン英首相と電話会談し、対中政策に関し協議した。バイデン氏は会談で、中国の巨大経済圏構想「一帯一路」に対抗するため、民主主義体制の国々が連携して途上国の開発支援に向けた同様の経済圏を構築する構想を提案した。地元の東部デラウェア州で記者団に明らかにした。

 中国は「一帯一路」構想に関し、アジアや中東、アフリカの途上国に対し、開発支援と称して過剰融資を実施し、巨額の債務を背負わせることで自国の影響下に置く「借金漬け外交」を展開してきた。

 中国による融資の対象国には戦略的要衝に位置する国が少なからずあり、将来的には中国の支援で開発されたこれらの国の港湾や空港が中国軍の基地として使用される恐れが強いとみて米国は警戒を強めている。

 中国軍は2017年、スエズ運河の入り口にあたる東アフリカのジブチに初の海外基地を開設した。米国防総省は報告書で、中東や東南アジア、西太平洋でこうした動きが広がる可能性があると警告している。

 バイデン政権は対外援助に関し、トランプ前政権が米国の要請に応える見返り提供する「取引主義」を持ち込んだのを全面的に見直し、専制体制に対抗する民主主義陣営のネットワーク強化に向けた重要な手段と位置付けている。

 バイデン氏は、新経済圏構想の具体的な内容については明らかにしていないが、受け入れ国の経済を疲弊させる中国の手法に対抗する形で途上国の財政事情に配慮したインフラ支援を打ち出すとみられる。バイデン氏が近く開催を目指す、民主主義諸国の代表を集めたサミットでも議題となる可能性がある。

6462チバQ:2021/03/30(火) 15:47:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/9a136b1d84a3906950da6d8edaa19c5e98aa18a6

中国へ決然とした姿勢、されど「甘さ」もにじむ…バイデン大統領、初会見
3/26(金) 13:44配信

 【ワシントン=黒瀬悦成】バイデン米大統領は、25日に行った就任後初の公式記者会見で、中国に対して決然とした姿勢を打ち出すことに努めた。バイデン氏は一方で、中国の立場に部分的に理解を示すような発言をするなど、「甘さ」もうかがわせた。


 バイデン氏は自身が副大統領だった時代、当時は国家副主席だった中国の習近平国家主席と「各国のどの元首よりも長い時間を過ごした」と述べ、両者の間で個人的関係が確立しているとの見方を示した。

 2月10日の習氏との電話会談も「2時間におよび、米中双方の専門家を驚かせた」と明らかにした。

 その中でバイデン氏は、米国としては自由や人権を重視する立場から「中国の人権蹂躙(じゅうりん)に声を上げ続ける」と明確に伝えたとし、「習氏は(私の言ったことを)理解した。その点は敬服する」と語った。

 ただ、バイデン氏に求められてるのは、習氏に米国の立場を理解させるにとどまらず、実際に態度変更に向かわせることだ。

 バイデン氏はまた、「世界を率いる最も裕福で最強の国になる」とする中国の国家目標を阻止する決意を表明する一方で、「中国が目標を持つこと自体は批判しない」と述べた。

 だが、この発言は、中国が世界最強の国を目指す中で起こしている行動こそが国際社会との軋轢(あつれき)を生んでいるとの視点を欠くと批判されても仕方がない。

 バイデン氏は「中国と敵対することは求めていない」とも発言したが、ブリンケン国務長官が3月3日の外交演説で「中国とは競争的であるべきときは競争的に、可能な場合は協力的に、敵対性が必須である場合には敵対的になる」と表明したのと比べると、態度を後退させたかのような印象を与える。

 バイデン氏は同時に、民主主義体制の同盟・パートナー諸国を糾合し、ウイグルや香港、南シナ海や台湾の問題に関して国際的取り決めを破り続ける中国に「責任を取らせる」と何度も強調した。

 18、19日の米中外交トップによるアラスカ州アンカレジでの直接会談では、中国の楊潔●(=簾の广を厂に、兼を虎に)(よう・けつち)共産党政治局員らが米政権の弱みを見つけ出そうと冒頭から攻撃的に挑んできた。今後も米中の外交舞台では同様の展開が予想される。

 「力の外交」を信奉する中国に立ち向かう「バイデン外交」は、早くも正念場を迎えようとしている。

6463とはずがたり:2021/04/03(土) 15:16:14
NY市 アジア人女性暴行事件、目撃の男性 停職処分に
https://www.mashupreporter.com/asian-woman-attacked-staff-members-have-been-suspended/
By
mashup NY
2021-03-30

6464とはずがたり:2021/04/03(土) 16:40:04
米NYで白昼堂々65歳アジア系女性暴行、誰も助けず
2021年3月31日 13:06 発信地:ニューヨーク/米国 [ 米国 北米 ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3339738

6465チバQ:2021/04/08(木) 13:37:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/f2023df062c404af77c8e81e6b3de271077cb13e
ペンス氏、大統領選出馬準備か 回顧録出版へ契約 米
4/8(木) 9:42配信
 【ワシントン時事】複数の米メディアは7日、共和党のペンス前副大統領が、回顧録の出版へ大手出版社と数百万ドル(数億円)規模の契約をしたと伝えた。


 2024年大統領選への出馬に向け、準備を始めたという観測が出ている。

 出版を予定するのは2冊で、トランプ前大統領と歩んだ波乱の4年間の回顧録と、半生を振り返る自伝。また、ペンス氏は「米国の自由の増進」と称する保守政治グループを7日に発足させた。

 副大統領としてトランプ氏を忠実に支え続けてきたペンス氏は、大統領選結果を確認した今年1月の連邦議会で、トランプ氏の要求を無視してバイデン大統領の勝利を宣言、トランプ氏支持者の不興を買った。退任後は表立った活動は控えてきたが、出版は24年に向けた発信強化が狙いとみられている。

6466チバQ:2021/04/09(金) 22:54:38
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021040900718&g=int
米コロナ「第4波」警戒 接種と感染拡大の競争に
2021年04月09日20時30分


 【ニューヨーク時事】米国で新型コロナウイルスの「第4波」への警戒が強まっている。背景にあるのは、感染力が強い変異株の拡散と各州で進む規制緩和だ。一方、ワクチン接種が急速に進む中、感染再拡大をめぐる識者の見方も割れている。
 米国では1月上旬に第3波のピークを過ぎ、新規感染者数は下げ止まっていたが、このところ増加の兆しが見える。ニューヨーク・タイムズ紙によると、過去1週間平均の1日当たりの新規感染者は約6万5600人で、2週間前に比べて14%増。ミネソタ大感染症研究政策センターのオスターホルム所長は4日のNBCテレビの番組で「米国は急増の始まりにいる。まだそれが見えていないだけだ」と警告した。
 最近感染者が増えているのは主に中西部だ。うち特に深刻なミシガン州では、変異株の広がりや、学校の運動部などの活動再開が要因と指摘されている。他の州でも同様の事態が起こり得る中、ワクチン接種が加速し、規制緩和が進んでいる。南部テキサス州は3月にマスク着用義務を解除し、入店制限も撤廃。大リーグのレンジャーズは今月5日、同州の本拠地開幕戦で客席を100%開放し、約3万8000人が観戦した。西部カリフォルニア州も6月15日に経済活動を全面再開する。
 米政府は今月19日までに全成人を接種対象にするよう各州に指示。8日時点で接種を完了した人は人口の19.9%に上る。食品医薬品局(FDA)のゴットリーブ元長官は4日のCBSテレビの番組で、既に感染した人や接種を済ませた人の多さから「真の第4波を見ることはないだろう」と楽観した。また、重症化するリスクが高いとされる65歳以上の58.4%が接種を終えており、感染に伴う死者数は抑えられるという見方も強い。
 ただ、状況が冬に比べ改善しているとはいえ、ファウチ国立アレルギー感染症研究所長はCNNテレビに「ワクチン接種と急増の(どちらが先かという)競争だ」と指摘。「もう少し耐えれば、十分接種が行き渡り、急増のリスクが減る」と述べ、警戒を怠らないよう呼び掛けた。

6467チバQ:2021/04/15(木) 20:55:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/0ea7f509a7d8c73e58e5ff1b735478e644ec14f4
バイデン大統領、アフガン駐留米軍の完全撤収を正式表明
4/15(木) 4:05配信

毎日新聞
アフガニスタン撤退について演説するバイデン米大統領=ホワイトハウスで2021年4月14日、AP

 バイデン米大統領は14日、ホワイトハウスで演説し、アフガニスタンの駐留米軍を米同時多発テロ(2001年)から20年の節目となる9月11日までに完全に撤収させると正式に表明した。「撤収に理想的な条件が整うのを期待しながら、駐留の延長や増派を繰り返すことはできない」と述べた。そのうえで「米国史上最長の戦争を終わらせる時だ。米兵が帰還する時だ」と訴えた。

 バイデン氏は決断に向け、同盟国やパートナー国などと緊密に協議したことを強調。「軍事的にはアフガンにとどまらないが、外交的・人道的支援は続ける」と説明し、「タリバンとの戦争に戻るのではなく、我々は目の前の課題に集中しなければならない」と理解を求めた。

 アフガンの駐留米軍を巡ってはトランプ前政権が20年2月、アフガンの旧支配勢力タリバンとの和平に向けた合意を締結。タリバンがアルカイダなどのテロ組織との関係を断絶する見返りに、米軍が21年5月1日までに完全撤収するとしていた。現地の治安の悪化などからバイデン政権が合意の「再検証」を進めていた。

 米政府高官は13日の電話記者会見で「米本土へのテロの脅威が軍を駐留させずに対応できるレベルになった」と説明し、撤収期限を先延ばししたうえで完全撤収すると明らかにしていた。【ワシントン鈴木一生】

6468チバQ:2021/04/15(木) 20:55:52
https://mainichi.jp/articles/20210414/k00/00m/030/373000c?inb=ys
最長戦争終結へ、かじを切った米国 アフガン完全撤収、混迷の背景
深掘り 鈴木一生 松井聡

毎日新聞 2021/4/14 20:54(最終更新 4/14 22:57) 有料記事 2273文字
予告なしでアフガニスタンを訪れたオースティン米国防長官(中央)=カブールで2021年3月21日、AP
予告なしでアフガニスタンを訪れたオースティン米国防長官(中央)=カブールで2021年3月21日、AP
 バイデン米政権は13日、2001年の米同時多発テロに端を発した「米史上最長の戦争」の終結に向け、大きくかじを切った。テロ発生から20年となる9月11日までにアフガニスタン駐留米軍を完全に引き揚げる。しかし、期限をあらかじめ定めた「条件無し」での撤収は、アフガン情勢をさらに混沌(こんとん)とさせる可能性もある。

 米政府高官が米軍の撤収期限を5月1日から9月11日に延ばすと明らかにする直前の13日、トルコ外務省はアフガン政府とタリバンによる和平協議が4月24日〜5月4日に最大都市イスタンブールで開催されると発表した。ブリンケン米国務長官が和平に向けトルコへ開催を要請していたのだ。

 だが、思惑通りに進むかどうかは見通せない。20年2月にトランプ前政権と結んだ撤収期限の合意をほごにされた形のタリバンは反発。外国部隊が駐留を続ける間は「アフガンに関する決定を下す、いかなる会議にも参加しない」と、トルコでの協議をボイコットする可能性を示唆した。合意に基づき自制してきた米軍に対する攻撃をタリバンが再開する可能性もある。

 そもそもアフガン政府とタリバンによる和平プロセスは難航してきた。トランプ前政権との合意には、アフガン政府とタリバンの和平協議開始の前提条件として、アフガン政府が拘束するタリバン捕虜5000人の解放が盛り込まれた。

 だが、合意の「蚊帳の外」に置かれたアフガン政府は「トランプ政権はタリバンに譲歩しすぎだ」と不満を募らせ、捕虜解放を遅らせた。結局、中東カタールで和平協議が始まったのは予定から半年遅れの20年9…

6469チバQ:2021/04/15(木) 20:56:46
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-210415X805.html
アジア系ヘイト担当に日系人=副補佐官職を新設―米大統領
2021/04/15 16:30時事通信

 【ワシントン時事】米ホワイトハウスは14日、アジア系住民への暴力などヘイトクライム(憎悪犯罪)が相次いでいることを受け、担当の大統領副補佐官を新設し、日系人のエリカ・モリツグ氏を任命した。

 モリツグ氏は、カリフォルニア州生まれのハワイ州育ち。オバマ政権で住宅都市開発省の次官補を務めた。ホワイトハウスは声明で「政権の優先課題を推進する上で極めて重要な声になる」と紹介した。

6470チバQ:2021/04/18(日) 21:32:22
https://www.sankei.com/world/news/210416/wor2104160016-n1.html
米民主党左派、最高裁判事増員で勢力逆転狙い 法案提出、「司法の政治化」に警戒強まる
2021.4.16 11:44
【ワシントン=大内清】米民主党の一部議員は15日、連邦最高裁判事の定数を現行の9人から13人に拡大する司法制度改革法案を上下両院に提出した。最高裁判事は現在、保守派6人に対してリベラル派3人の構成。法案は民主党内で勢いを増す急進左派が主唱しているもので、増員分の判事にリベラル派を任命して最高裁での勢力を逆転させる思惑がある。

 司法の政治化を助長しかねない動きに、共和党だけでなく民主党内でも異論が出ており、法案可決の実現性は低い。民主党のペロシ下院議長は15日、法案に反対の考えを示した。

 ただ、最高裁改革を求める声は急進左派を中心に根強く、もともとは改革に消極的なバイデン大統領も9日、判事の増員や現在の終身制を任期制とする案などを調査する超党派の委員会を設置する大統領令に署名。ペロシ氏も同委員会については「論外ではない」と含みを持たせており、党内の分断を深めかねないこの問題の取り扱いに神経をとがらせている。

 最高裁改革への圧力が高まった背景には、トランプ前大統領が昨年11月の大統領選を前に死去したリベラル派判事の後任として保守派の女性判事を指名し、当時の上院多数派だった共和党がそれをスピード承認した経緯がある。

 最高裁での保守派優位がいっそう固まったことで、民主党側では人種差別や人工妊娠中絶など国論を二分する問題で保守派寄りの判決が下されるとの危機感が強まった。

 また民主党側には、オバマ政権末期の大統領選期間中に空席となった判事の後任人事を、共和党側に長期にわたって妨害されたとの遺恨もある。

 一方で、共和党支持層や民主党穏健派には、急進左派が影響力を強めることや司法の左傾化への警戒感が強い。仮に法案可決が現実味を帯びても、国内の分断がさらに進むのは必至だ。

 連邦最高裁の定数は、数度の法改正を経て1869年から9人で固定されている。

6471とはずがたり:2021/04/19(月) 10:05:02
あんだけ会食の危険が云われてるのに最高度のリスクが求められる政府首脳が率先して会食するなよなあ。

>別のアメリカ政府関係者からは「日本は経済分野で中国と良い関係を保っていて、少しずるい」との声まで聞かれる。
アメリカはトランプが悪化させたのにこんなこと思う奴がいるのかw

>別の日本政府関係者は「日本はすでに米中の事実上の軍拡競争に巻き込まれている」と語った。
これに巻き込むなら日本にも餌が必要で,尖閣守って呉れる,だけでは不十分だなぁ。。富士通とNECの復活なら呑めるか?

日米首脳ハンバーガー会談舞台裏…台湾明記で対中戦略は?バイデン政権内に不満も
4/17(土) 18:56配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/f09f98776082d87cc9e72e80c0fd3c8d6b1e75f0
1612
この記事についてツイート
この記事についてシェア
日本テレビ系(NNN)
日米首脳…ハンバーガーを前にマスク外さず(写真提供:ホワイトハウス)

日米首脳は、ホワイトハウスの一室で、ハンバーガーを前に、マスクを着用したまま見つめ合っていた。

バイデン大統領が、初めての対面形式の会談相手として、菅首相を招いて行った日米首脳会談。共同声明では約半世紀ぶりに「台湾」を明記し、中国を強くけん制した。

「雰囲気はすごく良かった」と出席者が口を揃え、首相自身も「私と似ている」と“ベテラン政治家”同士の相性に手応えを語る一方、ある政府関係者からは「米中の事実上の軍拡競争に日本は巻き込まれている」との声も上がる。

いったい何が起きているのか。舞台裏を探った。(ワシントン支局長・矢岡亮一郎)

■食べない“ハンバーガー会談”
「いろいろ人生経験とかの話をして、ハンバーグ(注:ハンバーガー)も全く手をつけないで終わってしまった。それくらい熱中した」

会談終了後、菅首相は少し頬を緩めながら、バイデン大統領との「テタテ」と呼ばれる1対1の会談を振り返った。時間にしてわずか20分間。「たたき上げの政治家という共通点がある」と親近感を寄せるバイデン大統領とは、部屋に飾られた家族の写真を見ながら、孫などの話題で打ち解けたという。

「私と似ているような感じを受けたが、本人もそう思っているようで…」

とバイデン氏との信頼関係の構築に手応えを語った。しかし、この「食事に手をつけないランチ会」に至るまでには、紆余曲折があった。

■ホワイトハウス「幻の夕食会」
日本代表団ホテルに「坂井副長官のお土産」段ボール…「1ドルチョコ」も

「こんなにバタバタの首脳会談は初めてだ」

首相の訪米を翌々日に控えて、ある日本政府関係者はうめいた。ホワイトハウス側との調整が滞り、スケジュールは直前まで定まらなかった。今回、日本政府がこだわったのが、バイデン大統領、ハリス副大統領との食事会。特にバイデン大統領との「夕食会」開催に向けては最後まで粘り強く交渉を続けたというが、結局実現することはなかった。

バイデン大統領自身、コロナ禍での対面の会談にはかなり慎重だとされる。会談中は「常時マスク着用」、しかも高性能のN95マスクの着用が義務づけられた。

この徹底ぶりはハンバーガーを前にしてなお、マスクを外さない一枚の写真によく表れている。

6472とはずがたり:2021/04/19(月) 10:05:16
>>6471
■台湾明記も…バイデン政権内に「落胆」
首脳会談では「N95マスクを常時着用」

首脳会談は、1対1のテタテ、少人数会合、拡大会合と3段階で計2時間半に及んだ。

今回の会談の最大の焦点は、共同声明に「台湾」の問題を明記するかどうかだった。そもそも日米首脳の共同文書に「台湾」が明記されれば、1969年の佐藤栄作首相とニクソン大統領以来、半世紀ぶりとなる。「台湾」の文言を盛り込みたいアメリカ側と、慎重な日本側との間で、事前調整はかなり難航したという。この対立構図を英紙フィナンシャル・タイムズが報じ、日本側が米側のリークを疑う場面もあった。

結局、共同声明には「台湾海峡の平和と安定の重要性を強調するとともに、両岸問題の平和的解決を促す」と明記された。日本政府の要請で後半に加えられたという「両岸問題の平和的解決を促す」という文言は、台湾問題に触れる場合の日本政府の定型見解で、外務省幹部は「この表現を後ろに付けることで、これまでの日本政府の姿勢と変わっていないというメッセージになる」と解説した。

一方で、あるアメリカ政府関係者は、「日本には共同声明でもっと強い表現に賛同して欲しかった」「落胆している」と不満を口にしている。

■日本「台湾明記」もなお米政府内に不満
「台湾の明記」を「内政干渉だ」とする中国は、共同声明に対し「強烈な不満と断固反対を表明する」と猛反発した。一方、アメリカ政府内には「台湾」を明記してなお、日本への不満が燻る。「日本は台湾有事への危機感が低い」との見方や、別のアメリカ政府関係者からは「日本は経済分野で中国と良い関係を保っていて、少しずるい」との声まで聞かれる。

アメリカが中国と貿易戦争をやって、経済面でも身を切る覚悟で向き合う中で、日本が尖閣など安全保障面で守ってもらおうというのは「不平等」との不満もあるようだ。

■菅首相「一番乗り」のワケ
菅首相訪米も「対中国のメッセージ」に

今回の菅首相の「一番乗り」は、日本重視と言えるのだろうか。ある日米外交筋はこう話す。
「バイデン大統領が菅首相を最初の会談相手に選んだのは、『日本』だからではない。対中国の最大の同盟国だからだ」

菅首相の訪米は、あくまでアメリカの対中国戦略の一環、一つのパーツとの位置づけだ。現にバイデン大統領は、同じタイミングで気候変動問題担当のケリー特使を中国に、台湾にも非公式の代表団を派遣して、台湾トップ蔡英文総統と会談させた。日米首脳会談に同席したブリンケン国務長官とオースティン国防長官は直前まで、欧州を歴訪していた。

バイデン政権は「同盟」を重視しながら、複合的かつ戦略的な外交を展開している。その中の一番重要なパーツとして、日本のトップを米国に招き、首脳会談を通じて「強固な同盟」、台湾などをめぐる厳しい姿勢を中国に見せつけた。

ある日本政府関係者は「ホワイトハウスは今回、バイデン大統領と菅首相が2人で並んでの会見にこだわった。発信したかったのだろう」と打ち明ける。

■日米今後は?「総論はいいが、各論に入ると…」
「ジョー」「ヨシ」が描く対中国戦略は

ある日本政府関係者は「日米は総論はいいが、各論に入ると立場の違いが露呈してくる」と交渉の難しさを語っている。今回の台湾をめぐる文言の調整は「各論の立場の違い」の一つのケースになった。

別の日本政府関係者は「日本はすでに米中の事実上の軍拡競争に巻き込まれている」と語った。今後も中国をめぐる情勢が厳しさを増す中で、アメリカに立場の違いでどう理解を得ていくのか。日本外交の力が試される。

6473とはずがたり:2021/04/19(月) 10:09:13
>>6471-6472
日米での中国対抗。朝日新聞にアメリカが5Gや6Gの展開を睨みNECや富士通が世界最大手のファーウェイに代わる存在として期待されてると書いてあってそういう方向の戦略は良さそうだと期待が持てたが、さあ勝てるかな?

とりあえず工場をTPP内の東南アジアに立てて製造技術の育成からやな。現況中国に頼り過ぎや。安かろう悪かろうからで良い。
日本企業は矢鱈品質に拘り価格競争に負けた後、品質競争でも勝てなくなる罠にいい加減気づけ。

「6G」にらむ経済安保 対中国、意識しすぎてリスクも
福田直之、ワシントン=青山直篤
https://www.asahi.com/articles/ASP4K5V33P4KULFA00B.html
2021年4月17日 18時38分

 今回の日米首脳会談では、経済分野でも対中国を意識した協力関係をつくることに軸足が置かれ、最先端の技術開発や半導体などの供給網づくりで連携を強化する枠組みに合意した。

 「技術は専制国家ではなく、米国と日本が共有しているような民主国家による規範によって管理されなければならない」

ファーウェイの存在感増す5GやAIで
 バイデン米大統領は会談後の共同記者会見で、今回の枠組みの意義を強調した。高速通信規格「5G」や人工知能(AI)など、民生・軍事両面で重要な先端分野では、中国の存在感が急速に増しており、日米で対抗する狙いだ。

 具体策の一つとして、5Gや次世代の通信規格「6G」の展開もにらみ、通信分野で研究開発などに米国が25億ドル(約2700億円)、日本が20億ドル(約2160億円)を投資するとした。共同声明には通信網について「信頼に足る事業者に依拠することの重要性について一致」と明記。米国が強く警戒する中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)の排除が念頭にある。米国には華為に匹敵するような基地局メーカーがなく、日本政府関係者によると、日本のNECと富士通なども華為に代わる存在として期待されているという。

「本当に対決するなら…」 半導体やレアアースは
 すべての技術の基盤となる半導体の開発、確保でも連携する。最先端の製品で大きな世界シェアを持つ台湾の台湾積体電路製造(TSMC)や韓国のサムスン電子などは中国から距離が近く、生産拠点が地政学的リスクがある地域に集中しているからだ。このため、バイデン氏は2月、半導体などの供給網の強化策の検討を命じる大統領令に署名。TSMCの最先端工場をアリゾナ州に誘致するなど国内自給の引き上げに力を入れる。日本は、半導体をつくる装置や素材などに強みがあり、そうした分野での連携を模索する。

 中国の存在感が高い希土類(レ…

この記事は会員記事会員記事です。無料会員になると月5本までお読みいただけます。

6474とはずがたり:2021/04/19(月) 13:44:13

中露と対決姿勢を露わだなあ。。それはそれで評価するがその実力があるのかどうかが問題

アメリカ、ロシア外交官10人を国外追放 サイバー攻撃や選挙介入めぐり制裁
https://www.bbc.com/japanese/56768589
2021年4月16日

6475チバQ:2021/04/20(火) 19:54:17
逆(世界の8割の国が、アメリカへの渡航を禁じてる)って記事かと思ったら違った
https://news.yahoo.co.jp/articles/df3e91798bceb3188c8aee77191add546d136953
米、渡航禁止を大幅拡大 世界8割の国対象 新型コロナ
4/20(火) 7:32配信

時事通信
米疾病対策センター(CDC)のワレンスキー所長=2020年12月、東部デラウェア州(AFP時事)

 【ワシントン時事】米国務省は19日、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的流行)が続いていることを受け、米国民向け海外渡航情報で最も高いレベル4の「渡航中止」の対象国を大幅に拡大すると発表した

 世界約200カ国のうち8割の国が対象になる見通しだが、日本が含まれるかどうかは不明。

 国務省は声明で「新型コロナは引き続き旅行者に前例のないリスクを及ぼしている」として、海外旅行の中止を勧告。一方、対象国拡大は「特定の国の感染状況を反映したものではなく、米疾病対策センター(CDC)の疫学的分析が国務省の海外渡航情報システムに反映されるよう調整した結果だ」と説明した。

6476チバQ:2021/04/21(水) 15:28:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/f899bd3fd8e030bff6638a97e4576cada60d4a61
米、対キューバ政策見直し進まず 中国・イランへの対応優先
4/20(火) 20:36配信

バイデン米大統領(米ワシントン) 
 【ワシントン時事】キューバで「カストロ時代」が終わりを告げる中、冷戦時代から激しく敵対してきた米国では、対キューバ政策の見直しが進んでいない。

 1月に発足したバイデン政権は、最重要課題の新型コロナウイルス対策のほか、外交では中国やイランへの対応を優先せざるを得ないためだ。

 「キューバ政策の変更や追加措置は現状、大統領の外交政策で最優先事項に入っていない」。サキ大統領報道官は16日の定例記者会見で、キューバ政権が民主化に取り組む必要性を指摘した上で、米側は政策変更を急いでいないと説明した。

 米国とキューバはオバマ政権時代の2015年、双方の大使館を再開し54年ぶりに国交を回復。オバマ氏は翌16年、米大統領として88年ぶりにキューバを訪問した。

 だが、トランプ前大統領は、キューバが「何万人もの自国民を殺してきた勢力に連なる人々に、今日まで支配されている」と断じ、方針を180度転換。オバマ政権時代に緩和された渡航制限や商取引規制などの制裁を再び強化し、退任直前の今年1月には「テロ支援国」に再指定した。

 オバマ政権で副大統領を務めたバイデン大統領が就任したことで、米国は再び対話路線に戻ると見られていた。ロイター通信によると、ラウル・カストロ氏も共産党トップ退任前、「米国と敬意を持って対話し、新たな関係を構築したい」と語っていた。

 だがバイデン氏は就任以降、前政権時代にぎくしゃくした同盟国などとの関係修復に尽力している。中国、イラン、ロシアなど難しい外交課題を抱え、キューバ政策に手が回らないのが実情。来年秋の中間選挙をにらみ、フロリダ州などのキューバ系住民に根強い反カストロ感情に配慮している面もありそうだ。

6477チバQ:2021/04/22(木) 10:02:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/ef3f85cb901a424c80d080e8234b13d63b35f9e9
米、「渡航中止」に150カ国 大幅増、日本含まれず
4/22(木) 7:26配信

 【ワシントン時事】米国務省は20、21両日、新型コロナウイルスの感染拡大が続いていることを受けて自国民向け海外渡航情報を更新し、最も高いレベル4の「渡航中止」対象国は約150カ国に上った。

 英国やフランス、ドイツなどが追加指定されたが、日本は含まれていない。

 国務省は19日、「海外渡航情報に米疾病対策センター(CDC)の疫学的分析を反映させる」と表明。その結果、世界約200カ国のうち8割の国がレベル4対象国になると説明していた。

 19日時点では、ケニアやミャンマー、イラク、アフガニスタン、アルゼンチンなど34カ国が渡航中止とされていた。日本や中国はレベル3の「渡航の見直し」対象国。ただ、今回の渡航情報の更新がいつ完了するかは定かではない。

6478チバQ:2021/04/22(木) 19:26:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/e2cb057f9521e385ce4acee06d46b8120195f3f5
バイデン氏、陸軍長官に女性を初の指名 国防総省の要職歴任
4/22(木) 18:30配信

CNN.co.jp
バイデン米政権の新たな陸軍長官に指名される見通しとなったクリスティーン・ワーマス氏

(CNN) バイデン米大統領は22日までに、新たな陸軍長官に女性のクリスティーン・ワーマス氏を指名する方針を明らかにした。ホワイトハウスが発表した。

陸軍長官に女性を抜てきするのは初めて。就任には米上院の承認が必要。

ワーマス氏はオバマ元政権時代に米国防総省で政策担当の国防次官を務め、過激派「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」の掃討作戦の作成などに従事した。これ以前には戦略・計画・兵力開発担当の副次官を経験。国家安全保障会議に在籍したこともある。

現在は米シンクタンク「ランド研究所」の上席フェローで、国際安全保障・軍事政策センターの責任者ともなっている。

オースティン米国防長官は声明で、ワーマス氏が国防次官時代、アジアに軸足を移す外交政策の立案に関与したことにも触れ、その深い専門的知識は進行する中国の挑戦やロシア、イランや北朝鮮に根差す国家主導の脅威に対処する上で重要になると強調した。

バイデン政権はまた、米国防総省の要職に女性2人を任命する考えも示した。

6479チバQ:2021/04/23(金) 19:38:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/acf84c90f8626bc5875def219855f0823984a263
お目当ては連邦議員?「首都ワシントンを州に」下院で法案可決 上院2人増に、民主党有利
4/23(金) 13:56配信
0



 【ワシントン=黒瀬悦成】米下院本会議は22日、首都ワシントン(コロンビア特別区)を51番目の州に昇格させる法案を賛成216、反対208で可決した。同様の法案は昨年6月に初めて下院を通過したが、共和党が多数を占める上院で採決にかけられることなく廃案となった。今回も共和党は上院で法案の採決を断固阻止する構えで、州昇格が実現するかは予断を許さない情勢だ。

 ワシントンが州に昇格すれば、1959年8月にハワイ準州が50番目の州に昇格して以来となる。

 採決では全ての民主党議員(投票しなかった2人を除く)が賛成し、共和党議員は全員(同4人を除く)が反対した。ワシントンは民主党支持者が圧倒的に多く、州昇格は選挙で民主党に有利となるためだ。

 法案によれば、ワシントンには州昇格に伴い他州と同様、上院2議席と下院1議席が割り当てられる。

 ワシントンは1961年の合衆国憲法23条に基づき3人の大統領選挙人を割り当てられて以降、64〜2020年に実施された全ての大統領選で民主党候補が勝利してきた全米有数の「民主党王国」だ。

 州昇格が実現すれば、民主党は来年の中間選挙を含む今後の選挙で自動的に上院で2議席、下院で1議席を積み増しできる。

 上院(定数100)の現有勢力は民主50、共和50。法案の採決で賛否同数となった場合は、上院議長を務める民主党のハリス副大統領が1票を投じることができるため、採決まで行き着けば民主党が有利だ。

 対する共和党は、長々と討論を続けて上院の会期終了まで議事を引き伸ばし、法案を廃案に追い込む「フィリバスター(議事妨害)」を行使する構えだ。

 議事妨害を阻止して採決に持ち込むには、60人以上の賛成で「議事終結(クローチャー)決議」を通す必要があるが、民主党が共和党勢を切り崩して60人を確保できる見通しは低い。

 このため民主党は、今回の法案に加え、銃規制や投票制度改革など、バイデン政権の懸案である各種の法案を通過しやすくするために議事妨害の制度を実質的に撤廃する方向に動いており、今後、議会での与野党の攻防が激化していくのは確実とみられている。

6480チバQ:2021/04/24(土) 21:33:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/6986170ecae3f450adafe790bef997dd128761ad
ジェンナー氏、米加州知事選に出馬へ トランスジェンダーの元五輪王者
4/24(土) 6:22配信
2




ケイトリン・ジェンナー氏(2016年2月28日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】米国の元五輪金メダリストでトランスジェンダーのケイトリン・ジェンナー(Caitlyn Jenner)氏(71)は23日、カリフォルニア州知事選挙への出馬を申請したと表明した。当選すれば、米国初のトランスジェンダー州知事となる。

【写真】1976年モントリオール五輪で金メダルを獲得した際のジェンナー氏

 ジェンナー氏は出馬を表明した声明で、近日中に正式な選挙運動を開始すると説明した。所属政党は共和党となる見通し。

 カリフォルニアは民主党支持が強い州だが、2003年にはジェンナー氏と同じ政治未経験者だった人気俳優アーノルド・シュワルツェネッガー(Arnold Schwarzenegger)氏(共和党)がリコール(解職請求)選挙で劇的な勝利を果たし、知事に就任した。

 ジェンナー氏の当選見込みは薄いとみられているが、州内では現在、民主党の現職ギャビン・ニューサム(Gavin Newsom)知事(53)の新型コロナウイルス対策をめぐる不満が噴出。特に、経済や住民の生活に大きな影響を与えた外出禁止令が批判されている。

 ニューサム知事反対派はリコール選挙に必要な数の署名を集められる見込みで、カリフォルニア州史上2度目となるリコール選挙が年内に実施される見通しだ。

 ジェンナー氏は、1976年モントリオール(Montreal)夏季五輪の十種競技にブルース・ジェンナー(Bruce Jenner)の名で出場し、金メダルを獲得。クリス・ジェンナー(Kris Jenner)さんと結婚し、人気リアリティー番組「カーダシアン家のお騒がせセレブライフ(Keeping Up With The Kardashians)」で知られるカーダシアン(Kardashian)家の一員となった後、2015年に性別移行した。【翻訳編集】 AFPBB News

6481名無しさん:2021/04/25(日) 01:05:35
カリフォルニア州知事リコール投票は実施の見込みではあるものの
今のところは民主党勢力圏と言うこともあり解職反対が優勢で、
ワクチン接種が急ピッチで進行中なことも現職へ有利に働いているようです

https://en.wikipedia.org/wiki/2021_California_gubernatorial_recall_election

6482とはずがたり:2021/04/26(月) 12:52:46
メキシコ、人材派遣を原則禁止に
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN210WV0R20C21A4000000/
2021年4月21日 10:51

6483チバQ:2021/04/26(月) 23:56:52
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-210423X719.html
首都を「51番目の州」に=法案また可決、悲願へ前進―米下院
2021/04/23 16:43時事通信

 【ワシントン時事】米下院は22日、首都ワシントンを51番目の州にする法案を与党民主党の賛成多数で可決した。正規の連邦議会議員を送り出していないワシントンにとって、州昇格は悲願。成立までのハードルはなお高いが、前向きなバイデン政権の誕生を受け、期待が高まっている。

 州昇格法案が下院で可決されたのは昨年に続き2度目。ワシントンは民主党の強固な地盤であることから、前回は共和党のトランプ大統領が拒否権行使を示唆し、同党が多数派だった上院は審議入りさえ拒んだ。民主党の法案提出者は22日、「歴史上初めて州昇格が射程に入った」と語った。

 特別区のワシントンは、上院に議席を持たず、下院にも本会議での投票権のない「代議員」が1人いるのみ。それでもバーモント州などより多い70万人の人口を擁し、地元では「代表なき課税」は不当だと訴える声が絶えない。下院を通過した法案は、51番目の州として「ワシントンDC州」の連邦編入を認める。

 だが、抵抗は根強い。昨年の大統領選では、バイデン大統領のワシントンでの得票率は92%に達した。州に昇格した場合、新たに与えられる上院の2議席を民主党が独占するのはほぼ確実で、共和党は「権力の強奪だ」と猛反発する。共和党の議事妨害を封じて上院で法案を可決するには、同党から10人以上の協力を得なければならない。

 バイデン政権は「ワシントンはあまりにも長く完全な代表権を奪われてきた」と法案成立を後押しする。推進団体や人権団体は、ワシントンの人口の多数派(46%)を占める黒人が「完全な投票権を奪われている」と主張。人種的正義の実現も州昇格の根拠だとして、成立を目指し圧力を強めている。

6484チバQ:2021/04/27(火) 15:47:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/b1c86a6c6636c8b33d95bdb9cb6af63d7514f821
中間選挙は共和有利の区割りに? 国勢調査で米下院議席13州変更
4/27(火) 10:12配信

米連邦議会=ワシントンで2017年12月4日、高本耕太撮影
 米国で2020年に行われた国勢調査の概要が26日発表され、人口に応じて比例配分される米下院の州ごとの議席数が計13州で変更された。22年の中間選挙に向けて、各州の州議会などが今後、具体的な選挙区割り案の検討に入る。議席数が増えた南部テキサス、フロリダ両州などでは、共和党が区割りを主導する州議会多数派や知事ポストを押さえており、中間選挙では現状より共和党寄りの区割りになるとの見方が出ている。

 米国の国勢調査は10年ごとに行われ、州ごとの人口が下院の議席数や大統領選の選挙人の割り当てを算出する基礎になる。米商務省によると、人口は約3億3145万人で前回の10年の調査時から7・4%増加。今回の結果に基づいて、22〜30年の下院選(2年ごと)や24、28両年の大統領選が実施される。

 下院の議席数(計435)は、テキサス州で2増、フロリダ、モンタナ、コロラド、ノースカロライナ、オレゴンの5州で1増となった。一方、カリフォルニア、ニューヨーク、オハイオ、ミシガン、イリノイ、ウェストバージニア、ペンシルベニアの7州で1減となった。

 区割りの変更手続きは州によって異なる。政治的に独立した委員会が決める州もあるが、州議会議員など政治家が主導する州では自党に有利になるように境界線を引く「ゲリマンダー」が起きやすい。政治サイト「クック・ポリティカル・リポート」によると、共和党が区割りの最終権限を持つ選挙区は187あり、民主党は75にとどまる。

 20年の下院選では民主党が過半数を維持したが、現有議席(欠員5)は民主218、共和212と拮抗(きっこう)しており、テキサス州などで共和党に有利な区割りになった場合には過半数奪還に弾みがつく。米紙ワシントン・ポストは「民主党が歴史的に強い五大湖周辺から、共和党が政治的に優位な南部への政治的パワーシフトがさらに進む」と分析した。一方、大統領選を巡っては、民主党候補が南部で徐々に支持を伸ばす傾向にあり、選挙人数の割り当てが増える大票田のテキサス州の重要性がさらに高まりそうだ。【ワシントン秋山信一】

6485チバQ:2021/04/27(火) 15:53:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/5d220b31302ea900c595e7112d1e3b6bc79f640f
バイデン氏、人気は「中位安定」 若者からの支持急上昇 米世論調査
4/27(火) 7:23配信


 【ワシントン時事】バイデン米大統領の就任から今月末で100日を迎えるのを前に、米メディアが政権に関する世論調査結果を相次いで公表した。

 支持率はおおむね50%台前半。歴代大統領と比べ決して高くない水準だが、就任後の変動幅が極めて小さい「中位安定」で推移している。

 米主要メディアが最近公表したバイデン氏の支持率は、ワシントン・ポスト紙とABCニュース(18〜21日実施)が52%、NBCニュース(17〜20日実施)が53%、保守派寄りとされるFOXニュース(18〜21日実施)が54%。不支持率はいずれも40%前後だ。

 選挙予想サイト「ファイブサーティーエイト」による各種世論調査の平均を見ると、就任100日時点の支持率はトランプ前大統領が42%で54.5%のバイデン氏を下回ったが、オバマ元大統領とレーガン元大統領は60%超で、ブッシュ元大統領は親子とも50%台後半。クリントン元大統領はバイデン氏と同水準だった。

 ただ、同サイトでバイデン氏の支持率は就任後、52〜55%の3ポイントの範囲内で推移。歴代大統領は就任後100日間で、支持率が平均10ポイント近く増減しており、CNNテレビは「バイデン氏の支持率は、史上類を見ないほど安定している」のが特徴と解説した。

 米史上最高齢の78歳で就任したにもかかわらず、若年層からの支持が厚いのも特徴だ。USニューズ・アンド・ワールド・リポート誌によると、ハーバード大ケネディスクールが3月中旬、18〜29歳を対象に実施した世論調査で、バイデン氏の支持率は59%。民主党予備選で大統領候補指名を争っていた昨年3月の調査では、支持率34%と若年層に不人気だったが、新型コロナウイルス対策などを通じ、大きく評価を高めている。

6486チバQ:2021/04/27(火) 20:21:21
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-210427X145.html
米カリフォルニア州知事、リコール署名数到達=成立へ前進―年後半に選挙も
2021/04/27 17:35時事通信

 【シリコンバレー時事】米カリフォルニア州のウェバー州務長官は26日、新型コロナウイルス対応で批判が強まっているニューサム知事(民主)のリコール(解職請求)の発議に必要な署名数に達したと発表した。選挙に向けて行政コストの勘案など複数の手続きが残るものの、成立すれば、俳優のアーノルド・シュワルツェネッガー氏が勝った2003年以来のリコール選となる。

 署名数は約162万件で、リコールに必要な約149万件を超えた。ニューサム知事は26日、ツイッターで「共和党のリコールはわれわれの価値を脅かし、重要な進歩を台無しにする」と反発した。

 今後のプロセスは、6月8日までに署名の撤回を受け付けるほか、財政当局によるリコール選のコスト算出などを経て副知事が60日から80日以内の選挙実施を通告する。AFP通信は投票が11月までに実施される可能性があると報じている。

6487チバQ:2021/04/27(火) 20:23:18
https://news.goo.ne.jp/article/kyodo_nor/world/kyodo_nor-2021042701002267.html
米の人口、2番目に低い伸び 国勢調査、移民流入鈍化が影響か
2021/04/27 17:05共同通信

 【ワシントン共同】米国勢調査局は26日、2020年に実施した10年に1度の国勢調査結果を発表した。米人口は3億3144万9281人で10年に比べ7.4%増にとどまり、1790年の調査開始後、史上2番目に低い伸び率だった。人口に基づく連邦下院の各州への新たな議席配分では、主に野党共和党支持の強い州で議席増となった。来年11月の中間選挙にも影響が出そうだ。

 米メディアによると、人口増加率低迷の要因として、移民流入の鈍化や出生率の低下が背景にあるとみられている。

 定数435の連邦下院で議席増の6州は、テキサス(2議席増)やフロリダ(1増)など保守地盤が多い。

6488チバQ:2021/04/28(水) 09:48:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/24f447473bca11ecec124d778b5215b4f54ab4e2
バイデン政権、「労働者重視」加速 大統領令で最低賃金上げ
4/28(水) 8:53配信

 【ワシントン=塩原永久】バイデン米大統領が公約とする「労働者重視」の施策を加速させている。27日、連邦政府から清掃業務などを請け負う労働者に時給15ドル(約1600円)の最低賃金を義務付ける大統領令に署名。労働組合の支援策を検討する特命組織も政府内に立ち上げた。格差是正に取り組む姿勢をアピールし、労働者層の支持基盤を固める狙いだ。

 賃金引き上げの大統領令は、連邦政府の庁舎で働く清掃員や給食担当者、修理業者らを想定。政府機関は2022年3月末までに時給15ドルを雇用契約に盛り込む。現在の時給10・95ドルから約37%の増額となる。

 政府から請負契約する数十万人が対象になるとみられ、政府と契約関係がない幅広い労働者層への波及につなげたい考えだ。

 バイデン氏は民主党支持者が多い労組の支援を重視してきた。26日には、労組結成を促進する施策を検討するタスクフォースを設ける大統領令に署名した。トップにハリス副大統領を充て、副議長をウォルシュ労働長官が務める。

 民間企業の労働者に占める労組加入者は、1970年代の30%台から、近年は6%台まで低下している。従業員が労組を結成しやすくするため、関係省庁が180日以内に具体的な対策をまとめるとしている。

 米政権は大統領令の文書で、労組の退潮により「労働者が力を失い、(会社に対する)発言権の低下を招いた」と指摘。賃金低迷や労働者の処遇改善に向け、組合の権限強化が必要だとの認識を示した。

 連邦最低賃金の引き上げや労組に関連した労働法制の改正には、議会の承認が必要となる。大統領権限で実現可能な施策を次々と打ち出し、22年の中間選挙を視野に働き手の「中間層」を支える政策の実績づくりを急いでいるとみられる。

6489チバQ:2021/04/28(水) 09:48:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/a5344a6445887fa01477856f6a512b78d2f8be70
米、ワクチン接種なら「屋外・少人数」はマスク不要に
4/28(水) 8:51配信
 【ワシントン=大内清】米疾病対策センター(CDC)は27日、新型コロナウイルスのワクチン接種が完了した人は屋外での少人数の集まりでならマスク着用は不要とする新たな感染対策の指針を発表した。ただし、屋外での大規模集会や屋内での飲食などについては引き続きマスクを着用するよう求めている。

 新指針についてバイデン大統領は同日、記者団に「ワクチン接種が完了した人はウイルスを拡散させる恐れが非常に低いとのデータに基づくものだ」と説明。自身の就任後、ワクチン接種が進んだことで高齢者の死者数が大幅に減少したと成果を強調した。

 米国ではこれまでに人口の42%超が少なくとも1回のワクチン接種を受け、約30%が接種を完了している。

 新指針によると、ワクチン接種が完了した人は、屋外であれば、その場に未接種者が同席していてもマスクは必要ない。また、屋外のレストランでの複数世帯による食事は「安全な活動」とみなされるという。半面、ワクチン接種が完了していても、人が密集した屋外や、ショッピングモールなどの施設内、屋内での会食などではこれまで通りマスクを着用するよう強調している。

 CDCのワレンスキー所長は「米国人が、パンデミックのせいでできなかったことを再開する一歩だ」と述べた。

 一方、米国務省は26日、米国の大学への進学を希望する外国人留学生の受け入れ制限を8月1日から緩和すると決定。コロナ禍以前は留学生全体の3割超を占めていた中国人のほか、感染拡大が深刻なブラジルや南アフリカ、イランからの受け入れも再開する。

6490チバQ:2021/04/28(水) 22:10:17
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor2104280020.html
選挙制度めぐり共和VS民主 米国 中間選にらみ郵便投票が焦点
2021/04/28 20:09産経新聞

選挙制度めぐり共和VS民主 米国 中間選にらみ郵便投票が焦点

(産経新聞)

 【ワシントン=大内清】共和党が優勢な米南部ジョージア州で郵便投票の抑制などにつながる新法が成立したことをきっかけに、選挙制度改革をめぐる党派争いが米国で激しさを増している。手続きの厳格化で不正を防ぐとする共和党に対し、民主党側は同法の影響を受ける黒人の政治参加を制限する動きだと非難。民主党が優勢な各州では「投票の権利」を拡大するためとして手続きを簡素化する法整備が進んでおり、両党とも来年の中間選挙をにらんで有利な状況を作り出そうと躍起だ。

 「これは21世紀のジム・クロウ法だ」。バイデン大統領は3月26日の声明でジョージア州の新たな選挙関連法を痛烈に批判した。

 ジム・クロウ法は、南北戦争後の米南部諸州で制定され、1964年の公民権法成立まで黒人差別の根拠となった法律の通称。19世紀の喜劇で、顔を黒塗りにした白人が演じた黒人の名前に由来する。

 新法は3月25日、ケンプ同州知事(共和党)が署名し成立した。州政府は昨年の大統領選で全有権者に郵便投票の手続きに必要な書類を送付したが、新法ではこれを禁じたほか、郵便投票の本人確認に署名ではなく写真付きの身分証明書を義務付けるなど要件を厳格化。陣営関係者らが投票所に並ぶ有権者に飲食物を提供することも禁止するなど広範な内容となった。

 昨年の大統領選では、敗北したトランプ前大統領の陣営が、新型コロナウイルス禍への対応として大幅に取り入れられた郵便投票が不正に利用されたなどと主張し、激戦となったジョージア州では票の数え直しが繰り返された。新法制定を主導した共和党議員団は「不正投票を防ぎ、選挙への信頼を取り戻すためだ」と説明している。

 これに対して民主党は、郵便投票がしづらくなることで最も影響を受けるのは、低賃金・長時間の仕事に就く黒人だと指摘。都市部では投票所の不足から投票日に長蛇の列ができることが常態化しているにもかかわらず飲食物の提供を禁じるのは、都市部に多い黒人を選挙から締め出そうとしているからだ、などと主張している。

 米政治専門メディア「ポリティコ」などによると、共和党が優勢な南部フロリダやテキサス、西部アリゾナの各州でも有権者登録を厳格化するなどの動きが進んでいるという。

 一方、民主党が優勢な東部ニューヨークやニュージャージー、南部バージニアなどの各州では、より多くの有権者に登録を促す制度改正が進む。黒人をはじめとするマイノリティー(人種的少数派)や貧困層の有権者が増えれば、福祉拡大などを掲げる民主党に有利に働く公算が大きい。

 来年の中間選挙で政権基盤を強化したいバイデン氏は声明で、ジョージア州などでの動きは「憲法と良心への露骨な攻撃だ」とも指弾した。就任時にトランプ政権時代に深まった米国の分断を修復するとうたったバイデン氏だが、現実には強い言葉で共和党を非難し、同党からさらなる反発を買っている。

6491名無しさん:2021/04/28(水) 22:46:44
昨秋の選挙では投票率が上がって共和党の得票も大きく伸びたわけでして、
得票を伸ばした立役者である低所得の白人労働者やヒスパニック労働者をも
閉め出さんとする法は自縛行為とも言えます

6492チバQ:2021/04/29(木) 23:08:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/befe72858191bbba46c7cc6f62e2a5afc0d991cd
ジュリアーニ元NY市長の自宅など家宅捜索 ウクライナ疑惑
4/29(木) 16:59配信


 米ニューヨークの連邦捜査当局は28日、トランプ前大統領の側近で顧問弁護士だったジュリアーニ元ニューヨーク市長(76)のマンハッタンにある自宅や事務所を家宅捜索した。複数の米メディアが報じた。トランプ氏の「ウクライナ疑惑」に関して、ジュリアーニ氏は違法なロビー活動を行った疑いが持たれている。

 ウクライナ疑惑は、トランプ氏が2020年大統領選を前に、ウクライナのゼレンスキー大統領に対して政敵のバイデン大統領とその次男ハンター氏の捜査を要求したとされるもの。ハンター氏はウクライナの天然ガス会社役員だった。

 ジュリアーニ氏はウクライナ側にバイデン親子の捜査をするよう圧力をかけ、非協力的だった駐ウクライナ米大使(当時)の更迭を画策したなどと指摘されている。トランプ氏は「権力乱用」などで弾劾訴追されたが、2月に無罪評決が出た。

 米紙ニューヨーク・タイムズによると、連邦捜査当局は数カ月前から捜索令状の取得を試みていたが、トランプ前政権下の司法省幹部らが阻止していた。今回の捜索では、携帯電話などの電子機器が押収された。【ワシントン鈴木一生】

6493チバQ:2021/05/04(火) 03:39:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/c3d94fe3d269320774b4ae3f4825e8db650d770a

「眠らぬ街」復活か ニューヨーク、経済活動を再開へ
5/3(月) 6:30配信
新型コロナウイルスのワクチン接種会場は、アメリカ自然史博物館にある等身大のクジラの模型の下にもできた=4月23日、米ニューヨーク、同館提供
 米国で新型コロナワクチンの接種が急速に進むなか、ニューヨーク(NY)市が7月1日にも経済活動を全面再開させる方針を示した。感染拡大の中心地だったNYは、これまで飲食店の営業などで厳しい制限が課せられてきた。「眠らない街」といわれた都市は、元の姿を取り戻すことができるのか。(ニューヨーク=藤原学思、真海喬生)

 「NY市における完全な経済活動の再開について、目標を設定すべきときが来た。7月1日だ」

 デブラシオ市長は4月29日、会見でそう発表した。「みなさんがワクチンを受けているからだ。トンネルが終わる光が見える」。実現すればオフィスや飲食店、文化施設の人数制限が約1年4カ月ぶりになくなる。

 NY市では、疑いも含めれば全市民の1割以上に当たる92万人が新型コロナに感染し、3万2千人以上が死亡した。一時は24時間で新規感染者が6千人を超えたこともあったが、現在は1千人台で推移し、減少傾向が続いている。

 NYでは昨年12月中旬、医療従事者や高齢者施設の入所者を対象にワクチンの接種が始まった。それから一般高齢者、疾患を抱えている市民と徐々に対象を拡大。16歳以上の市民は現在、予約なしでワクチンを受けることができる。

 市が掲げる目標は「6月までに500万人の接種完了」。これまでに18歳以上の5割強にあたる350万人が少なくとも1回の接種を終えており、達成は十分可能なペースだ。

 ワクチン接種会場は大リーグ・ヤンキースの本拠地や、市内最大規模のコンベンションセンターにも設置された。4月23日には、アメリカ自然史博物館内の、長さ29メートルに及ぶ等身大のクジラの模型下にもできた。接種後には4人分の博物館入場券がもらえるというオマケ付きだ。


■疲弊した街にともる希望

 文化や経済の中心地であるNY市には2019年、過去最多の6660万人が訪れた。だが、新型コロナの影響で20年は2230万人と3分の1の水準になり、21年も3640万人と予想されている。以前は700あった宿泊施設のうち約200が閉まった。

 NYの観光業は40万人の雇用を生み、700億ドル(約7兆6千億円)もの経済効果を地域にもたらしてきた。壊滅的な打撃を受けた業界を支えようと、市は6月から、3千万ドルをかけてマーケティングキャンペーン「NY市再覚醒」を始める。

 特に再開が待たれるのはブロードウェーだ。すでに1年以上公演が休止されている。デブラシオ氏は9月までに再開したい意向を示している。

 中心部のタイムズスクエアには4月、劇場関係者のためのワクチン接種会場ができた。ミュージカル「ハミルトン」で脚本と作詞作曲、主演を担ったリン・マニュエル・ミランダ氏はその際の会見で、「また集まりたい。暗闇の中で物語をつむぎたい。安全だと思えなければ、それはできない」と声を震わせた。

 「眠らない街」の象徴として24時間運行を続けていた地下鉄は、コロナ禍で未明の4時間を消毒に充てていたが、現在の運行休止時間は1日2時間。4月8日にはコロナ禍で初めて1日の乗客数が200万人を超え、ようやくコロナ前の4割ほどの水準になった。
朝日新聞社

6494チバQ:2021/05/05(水) 09:21:29
1日あたりの感染者数は
インド 350,000人/day程度 
アメリカ50,000人/day程度
日本   5,000人/day程度

人口は
インド13.7億
アメリカ3.3億人
日本1.3億人
https://www.tokyo-np.co.jp/article/102341?rct=world
ワクチン接種が普及したアメリカに戻ってきた日常の風景 感染再拡大への懸念も
2021年5月5日 06時00分
【ワシントン=吉田通夫】全米各地ではワクチン接種の普及に伴い、新型コロナウイルスの感染防止で大幅に制限されてきた日常生活が戻りつつある。ただ、経済活動の再開前倒しなどが発表される一方で、接種しない層も根強く残る中での規制緩和に、感染再拡大への懸念もくすぶる。
 ◆地下鉄24時間運行を再開、飲食店の人数制限を撤廃
 ニューヨーク州のクオモ知事は3日、地下鉄の24時間運行を17日から再開し、19日には飲食店などの収容人数の規制を原則撤廃すると発表。デブラシオ市長が掲げた7月1日の経済活動再開という目標を事実上、前倒しした。
 首都ワシントンは4月27日から博物館など屋内施設の収容者数の上限を緩和。屋内会食の人数も従来の最大6人から10人に引き上げた。西部ネバダ州ラスベガスのカジノは5月1日から入場者数を収容上限の80%へと30ポイント増やした。
 また米国の航空便利用者数は、新型コロナウイルスの影響が本格化した昨年3月中旬以降で最大になったことが3日、分かった。
 ◆接種すれば屋外でのマスク着用不要
 米運輸保安庁(TSA)のまとめでは、米国内の空港の保安検査所を通過した人は直近の2日時点で162万7000人。160万人を超えたのは、世界保健機関(WHO)がコロナのパンデミック(世界的大流行)を宣言した翌日の昨年3月12日以来だった。
 公衆衛生政策を担う米疾病対策センター(CDC)は接種者の行動指針を順次緩和しており、4月2日からは事前検査なしの国内旅行を認め、航空便の利用者は徐々に増えている。
 ほかにもCDCは、接種者は屋外でのマスク着用は原則不要とし、屋内での行動もマスクをすれば感染リスクは低いとしている。米国では18歳以上の4割超が接種を終えて感染者数が減少傾向に転じたこともあり、各地で感染防止のための規制を緩和し始めた。
 ◆ワクチン接種減少に転じ、大統領「いますぐ接種を」
 一方、ワクチンに懐疑的な国民も多く、1日当たりの接種回数(7日移動平均)は4月11日の326万回をピークに減少に転じ、同28日は230万回にとどまった。規制緩和による感染再拡大の懸念もあり、バイデン大統領は5月3日、東部バージニア州の演説で「いますぐワクチンを接種してほしい」と呼び掛けた。

6495チバQ:2021/05/05(水) 09:24:13
https://www.tokyo-np.co.jp/article/101859?rct=world
「世界の市長」一転…「ウクライナ疑惑」に大統領選めぐる発言で一気に窮地ジュリアーニ氏
2021年5月1日 20時46分
 【ニューヨーク=杉藤貴浩】元ニューヨーク市長でトランプ前大統領の顧問弁護士を務めたルドルフ・ジュリアーニ氏(76)が窮地に立っている。検察が「ウクライナ疑惑」で同氏の自宅などを捜索。昨年の大統領選後の発言を巡っても訴訟を抱える。米中枢同時テロ後の陣頭指揮をとり、「世界の市長」と評された名声は失墜する一方だ。

◆一時は大統領有力候補だったが
 米メディアによると、ニューヨーク市の連邦検察は4月28日、ジュリアーニ氏宅と事務所を捜索し、パソコンや携帯電話を押収。容疑は、トランプ政権時に当時の駐ウクライナ大使の解任を同国政府と図り、トランプ氏に働き掛けたこととされる。
 ジュリアーニ氏は当時、トランプ氏の政敵だったバイデン現大統領の次男が役員を務めるウクライナのガス会社を捜査するよう同国に働き掛けていたが、大使は非協力的だったという。
 ジュリアーニ氏は捜索後、FOXニュースの番組で「私はウクライナを代表したことはない」と疑惑を否定。「捜索令状は完全に違法だ」と述べた。
 同氏は1994年にニューヨーク市長に就任。軽微な犯罪に厳しく対応し凶悪犯罪を防ぐ「割れ窓理論」を応用し、治安を劇的に改善した。2001年9月のテロ後も強い指導力を発揮し、08年の大統領選に向けては一時、共和党の指名有力候補にもなった。
◆大統領選では不正投票を主張
 だが、18年にトランプ氏の顧問弁護士となり、昨年11月に同氏が再選に失敗すると、「投票不正があった」などと根拠不明の発言を連発。「名誉を毀損された」とする投票集計機会社から13億ドル(約1420億円)の損害賠償を求められるなど「自身で評価を汚した」(ニューヨーク・タイムズ紙)と酷評されている。

6496チバQ:2021/05/05(水) 09:26:27
https://www.tokyo-np.co.jp/article/101556?rct=world
米加州のディズニー再開 昨年3月以来、規制緩和で
2021年5月1日 08時12分 (共同通信)

 【ニューヨーク共同】米ウォルト・ディズニーは4月30日、新型コロナウイルスの影響で昨年3月から休業していた米西部カリフォルニア州の「ディズニーランド・パーク」と「ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー・パーク」を再開した。営業規制の緩和により、約1年1カ月ぶりに再開にこぎ着けた。
 入園には事前予約が必要で、現在はカリフォルニア州の住民に限定している。入園者は体温の測定や飲食時以外のマスク着用が求められる。一部の施設は閉鎖されたままで、キャラクターとも距離を取る必要がある。パレードも実施しない。

6497チバQ:2021/05/06(木) 07:57:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/f41900155e9ae58f34a6955bb8a4c38e646eef9b
NY観光業、復活の胎動 市も巨額支援で後押し
5/6(木) 7:11配信

時事通信
大勢の人でにぎわう繁華街の観光名所「タイムズスクエア」=2日、米ニューヨーク

 【ニューヨーク時事】昨年春に多数の市民が命を落とすなど、深刻な新型コロナウイルス禍に見舞われた米ニューヨーク市。

 その重要産業である観光業に回復の兆しが見え始めた。コロナワクチン接種が進み、デブラシオ市長は経済全面再開の目標を7月1日と宣言。観光振興へ巨額の支援策を打ち出す。市民からは楽観的な声が聞かれ、業界のデータにも明るさが示されている。

 「年末までに正常に戻ると思うよ」。市中心部を代表する観光名所「タイムズスクエア」。大通りの歩道で年代物の広告看板を並べ客を待つ露天商アマドゥ・ドワイエさん(59)は回復の手応えを感じている。「昨年は悲惨の一言。だが売り上げは戻りつつあるし、全米の観光客が訪れ、週末の人通りは増えている」と笑みをこぼす。

 調査会社STRによると、営業中の市内ホテルの客室稼働率は4月24日までの週で53.8%と、昨年最悪期(14.3%)を大きく上回る。ただ、コロナ禍直前の昨年2月末の77.1%には及ばない。

 こうした中、市は観光促進キャンペーンに過去最大の3000万ドル(約33億円)の巨費を投じ、てこ入れを図る。観光客を呼び込み、40万人とも言われた関連業界の雇用を極力早く取り戻したい意向だ。

 市当局によれば、来訪者数は2019年に過去最高の6660万人を記録。20年はコロナ禍で2230万人に落ち込んだが、市は21年に3640万人に回復し、24年には19年実績を超える「完全復活」のシナリオを思い描く。市の魅力の一つでもあるブロードウェー公演が予定通り9月に再開すれば、観光客の流入にも弾みがつきそうだ。

6498チバQ:2021/05/06(木) 15:38:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/a1201adac817fdd1e8c095b15f10667284cfdb16
トランプ氏批判する共和党幹部が窮地 元副大統領の娘
5/6(木) 10:51配信




大統領選挙の集会で演説するトランプ氏=2020年9月26日、ペンシルベニア州ミドルタウン、大島隆撮影
 米共和党で、トランプ前大統領の批判の先頭に立つ同党下院ナンバー3のチェイニー下院議員が窮地に立たされている。大統領選挙で不正があったという主張を続けるトランプ氏を「ウソを拡散している」と批判。これに対してトランプ氏がチェイニー氏の指導部からの排除を求め、党内で同調する動きが強まっており、トランプ氏の影響力の大きさが鮮明になっている。


 チェイニー氏はチェイニー元副大統領(ブッシュ・ジュニア政権)の娘で、2019年から下院共和党会議議長。トランプ氏の支持者による連邦議会議事堂襲撃事件に関して、同氏を弾劾(だんがい)訴追する決議案に賛成票を投じた10人の共和党下院議員のうちの一人だ。

 チェイニー氏は3日、ツイッターで「大統領選挙は盗まれていない。そのような主張をする人間は、大きなうそを拡散している」と改めて批判した。

 5日にはワシントン・ポストへの寄稿で「トランプは、選挙結果と法の支配への信頼という、民主主義の根幹を解体させようとしている」と指摘。「共和党は岐路に立っており、真実と憲法への忠誠を選ぶのかどうか、決断しなければならない」と主張した。
朝日新聞社

6499チバQ:2021/05/08(土) 08:50:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/09c3f6ae1d67c7692210f410ca38887b14f5e54f
元ロッテ監督のバレンタイン氏が故郷の市長選出馬「この市のため」
5/8(土) 8:43配信


日刊スポーツ
ボビー・バレンタイン氏(2013年3月2日撮影)

元ロッテ監督でメッツなどでも監督を務めたボビー・バレンタイン氏(70)が7日、コネティカット州スタンフォード市の市長選に出馬することをSNSで発表した。バレンタイン氏は同市で生まれ育ち、MLBの球界を離れた後は地元のスタンフォード大学でアスレチックディレクターを務めていた。

内外野手としてメジャーで10年プレーした後、85年からレンジャーズ、メッツ、レッドソックスで監督を務め、通算1186勝1165敗。ロッテでは95年と04〜09年に指揮を執り、05年に日本一を達成した。

SNSに投稿した動画で「私の人生に多くのものをもたらしてくれたこの市のため、私の時間とエネルギーと資金をささげたい」と意気込み。無所属の出馬で、他の民主党2候補と選挙を戦う。

6500チバQ:2021/05/09(日) 16:41:55
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-210508X126.html
「反トランプ」幹部、追放へ=米共和党で路線対立
2021/05/08 14:37時事通信

 【ワシントン時事】米共和党でトランプ前大統領を批判するリズ・チェイニー下院議員が党下院ナンバー3のポストから追われる見通しとなった。米メディアが7日までに伝えた。トランプ氏の影響力が党内に根強く残っていることを示している。

 チェイニー氏は、ブッシュ(子)政権で副大統領を務めたディック・チェイニー氏の娘。保守色が強くトランプ氏と政策的には立場は近いが、今年1月のトランプ氏弾劾訴追決議案採決で賛成に回り、大統領選の不正を訴えるトランプ氏の主張を「大うそ」と批判してきた。

 チェイニー氏は今月5日には、米メディアへの寄稿で「危険で反民主的なトランプ氏の個人崇拝をやめ、真の保守主義を体現すべきだ」と党の路線転換を要求。トランプ氏の影響を強く受ける執行部もついに追放に動きだした。

 今回の内紛は政策的違いではなく、大統領選に関するトランプ氏の主張を支持するか否かが争われた。CNNテレビが4月下旬に行った世論調査では共和党支持者の70%が大統領選を「正当でなかった」と回答。1月時点の75%と大差なく、トランプ支持勢力が依然多数派だ。

 党重鎮のグラム上院議員は最近、「同僚に聞きたい。共和党はトランプ氏なしで前進できるか。答えはノーだ」と言い切り、トランプ氏の下での結束を呼び掛けた。

 共和党は12日にもチェイニー氏を「親トランプ」派のステファニク議員に交代させる見込み。党の中枢をトランプ氏に忠誠を誓うメンバーが占めることで今後、「党の顔」として前大統領を前面に出すのは確実。来年の中間選挙や3年後の大統領選をにらんだ戦略に影響しそうだ。

6501とはずがたり:2021/05/12(水) 23:05:40

あかん,米共和党,トランプの亡霊に完全に取り憑かれとる。。

米共和党チェイニー議員、「うそを無視すればうそつきが勢いづく」 トランプ氏擁護を批判
2021年5月12日 13:01
https://www.bbc.com/japanese/video-57082415
更新 38分前
米野党・共和党の幹部、リズ・チェイニー下院議員は11日、下院で演説し、「この国の民主主義が解体してしまうのを防ぐため、行動しなくてはならない」と呼びかけた。

ディック・チェイニー元副大統領の娘でもあるチェイニー議員は米下院共和党のナンバー3だったが、12日朝には共和党下院議員の投票により、下院共和党会議議長の座を解任された。

今年1月6日の議会襲撃を受けて、当時のドナルド・トランプ大統領を厳しく批判してきたところ、党内のトランプ派から強い反発に遭い、党内要職を追われた。

チェイニー議員は、2020年大統領選が不正で「盗まれた」と今なお主張するトランプ氏や、党内のトランプ派を強く非難してきた。

11日の演説では「一部の人が、法治主義を捨て、この国の民主主義を損なおうと前大統領が繰り広げる闘争の道へ、私たちの党を連れて行こうとするのを、私は黙って座視するわけにはいかない」と述べた。

また、下院共和党会議議長を解任された後は、「私たちは大いなるうそと憲法を同時に受け入れることはできない(中略)前大統領が二度と決してオーヴァル・オフィス(ホワイトハウスの大統領執務室)に近づくことが絶対にないよう、自分にできることは何でもするつもりだ」とコメントした。

6502チバQ:2021/05/12(水) 23:08:29
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/world/20210512-567-OYT1T50026.html
「駐日大使向きかどうか」は不明…異名は「ランボー」、バイデン政権が大物起用
2021/05/12 10:14読売新聞

「駐日大使向きかどうか」は不明…異名は「ランボー」、バイデン政権が大物起用

ラーム・エマニュエル氏(ロイター) 【読売新聞社】

(読売新聞)

 【ワシントン=田島大志】米国のバイデン政権が駐日大使に充てる方向となったラーム・エマニュエル氏(61)は、オバマ政権の大統領首席補佐官として辣腕らつわんをふるったことで知られる。大物の起用は、バイデン大統領が外交の最重要課題と位置付ける対中戦略を見据え、日米同盟を重視する表れと言えそうだ。

 エマニュエル氏はオバマ元大統領と双方の地元シカゴで交友を深めた。オバマ政権を支えた「シカゴ人脈」の代表格で、副大統領を務めたバイデン氏とは政権の始動を中枢でともに支えた間柄だ。昨年の大統領選ではバイデン氏の資金集めにも貢献したとされる。バイデン政権では一時、経済閣僚や駐中国大使候補とも目されていた。

 歴代の駐日大使には、副大統領経験のあるウォルター・モンデール氏など時の大統領と太いパイプを持つ大物政治家が就いてきたほか、最近ではジョン・ルース氏やウィリアム・ハガティ氏ら資金集めなどに協力したことへの「論功行賞」とみられるケースも多かった。エマニュエル氏は、双方の要素を兼ね備えた人選と言える。

 バイデン氏とは今でも「直接電話できる間柄」(米民主党関係者)と言われ、日本政府からは日米関係強化に向けたパイプ役として期待する声があがっている。ただ、日本との目立った接点は見当たらず、「駐日大使向きかどうかは何とも言えない」(日米関係筋)との声もある。

 オバマ元大統領は回顧録でエマニュエル氏について、「非常に野心的で熱狂的、かつ徹底的に仕事に打ち込む」と評している。

 下院議員時代には選挙対策で名を上げ、民主党下院ナンバー4の座に就いた。首席補佐官としては、政権の最重要課題だった医療保険制度改革法成立に向け、議会への根回し役を務め、反対論が根強い民主党内を強力にまとめ上げた。

 一方、言葉を選ばず、攻撃的な政治手法から、「ランボー」との異名も持つ。就任には上院での承認が必要で、政敵の多いエマニュエル氏の手続きがスムーズに進むかどうかは不透明だ。

6503チバQ:2021/05/13(木) 11:08:34
https://news.yahoo.co.jp/articles/60538855d8d0d69be89d93c31a8ed29e3c6125b6
米共和党、下院ナンバー3の役職剥奪 トランプ氏批判のチェイニー氏
5/12(水) 23:20配信
毎日新聞
チェイニー下院議員=ワシントンの連邦議会で2021年5月12日、AP

 米国の野党・共和党の下院議員団は12日に会合を開き、下院ナンバー3のチェイニー議員総会議長の役職解任を採決した。チェイニー氏は、トランプ前大統領の「2020年の大統領選挙は盗まれた」との主張に反論してトランプ氏との決別を訴えたが、トランプ氏を支持する議員らが役職解任を提起。22年の中間選挙に向けてトランプ氏の支持者の離反を恐れる下院議員の多数が賛成した。

 解任を受け、トランプ氏は同日声明を発表し、チェイニー氏について「冷酷で恐ろしい人物だ。彼女の存在が政治や我々の国にとって良いことは何もない」などと語った。一方、チェイニー氏は記者団に「前大統領が二度と大統領執務室に近づかないように何でもする決意だ」と改めてトランプ氏を批判した。

 チェイニー氏は、今年1月のトランプ氏の支持者による議会乱入事件を受けて、事件当時に大統領だったトランプ氏の弾劾決議案に賛成した共和党の10議員の一人。大統領選を巡る「不正」の主張に対しても「大うそだ。法の支配に背を向け、民主主義を毒している」と反論していた。

 2月にも信任投票があったが、当時は賛成票が多く、議員総会議長の地位を維持した。しかし、トランプ氏を支持する議員から再び役職交代を求める声が高まり、党内の対立激化への懸念も相まって、下院議員の大半が解任賛成に回った。【ワシントン秋山信一】

6504チバQ:2021/05/14(金) 14:55:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/1789a560245474e6da2519618356a50d00a6d73c
米共和党「トランプ党」ますます色濃く 盾突いた下院ナンバー3解任   
5/13(木) 16:36配信

産経新聞
 【ワシントン=黒瀬悦成】米共和党の下院議員団は12日に会合を開き、トランプ前大統領と対立するリズ・チェイニー議員(54)を下院共和党ナンバー3のポストである下院共和党会議議長から解任した。来年の中間選挙で民主党から多数派奪還を目指す下院共和党が、同党の支持層から高い人気を維持するトランプ氏の意向に最大限に配慮したもので、同党が今後、「トランプ党」の色合いを一層強めていくのは確実とみられる。

 チェイニー氏は今月初旬、トランプ氏が昨年の米大統領選の敗北を認めず、「不正によって(勝利を)盗まれた」といまなお主張しているのを「大嘘を拡散する行為だ」と批判し、同氏の怒りを買っていた。

 この日の会合では、開始直後にチェイニー氏の解任決議が出され、出席者の発声投票で同氏の下院指導部からの「追放」が決まった。関係者によると解任に異議を唱えた議員はいなかったという。

 同氏の後任には、親トランプ派のエリス・ステファニク議員(36)が週内に選出される見通し。

 チェイニー氏は会合後、記者団に「私たちは真実に従い前進すべきだ。大嘘と憲法を同時に容認することはできない」と訴えた。

 また、「前大統領をホワイトハウスから遠ざけることに全力を挙げる」とし、トランプ氏の大統領選への再出馬の阻止に向け、党内の反トランプ勢力を率いていく構えを強調した。

 対するトランプ氏は声明で「チェイニーは非情で最低の人物だ。彼女が共和党にとって害悪であることを実感した」と罵倒した。

 トランプ氏は、来年の中間選挙の共和党予備選でチェイニー氏の対抗馬を支持し、同氏を完全に放逐するとも表明している。

 チェイニー氏は、1月の連邦議会議事堂襲撃事件を受けたトランプ氏の弾劾訴追決議で他の共和党議員9人とともに賛成票を投じた。親トランプ派議員は翌月、今回と同様に同氏の解任を求めたが、この時は大多数の議員が同氏の議長留任を支持していた。

 今回は風向きが変わったのは、トランプ氏が党内で自身に盾突く議員らに徹底的に報復する姿勢を強め、ほとんどの共和党議員が保身のため同氏に同調する道を選んだためだ。

 しかし、生粋の保守派として知られるチェイニー氏を追放することには保守派の間で批判も強い。

 米紙ウォールストリート・ジャーナルは社説で「チェイニー氏は正しい。選挙は盗まれていない」と指摘し、共和党が大統領選に関するトランプ氏の「大嘘」を掲げて来年の中間選挙に臨んだ場合、勝敗の行方を左右する無党派層に見放され、下院の奪還は見込めないだろうと警告した。

6505チバQ:2021/05/14(金) 23:38:35
https://www.sankei.com/world/news/210514/wor2105140014-n1.html
米政権、イスラエル対応で後手 大使不在のまま情勢急転
2021.5.14 15:42国際米州



 【ワシントン=大内清】イスラエルとイスラム原理主義組織ハマスの戦闘が激しさを増す中、バイデン米政権が、事態の沈静化に向けた影響力を発揮できずにいる。バイデン大統領は、トランプ前政権によるイスラエル偏重外交の修正を進めてきたが、それを現地で担う駐イスラエル大使の人選が固まらないうちに今回の危機が勃発。情勢が急速に流動化する中で対応が後手に回っている格好だ。

 歴代米政権にとり、駐イスラエル大使は特別な意味を持つ。人選自体が、中東の「最重要同盟国」と位置付けられるイスラエルや、同国とパレスチナとの和平問題にどう向き合うかを示す指標となるためだ。

 トランプ前大統領は2017年1月の就任早々に、自身の後援者で親イスラエルのユダヤ人弁護士、デビッド・フリードマン氏を指名。トランプ氏は在任中、国際的に地位が定まっていないエルサレムをイスラエルの「首都」と認定して同地へ米大使館を移転させたり、占領地ゴラン高原へのイスラエルの主権を承認したりするなど同国寄りの姿勢をとった。フリードマン氏はイスラエル政府に強い影響力を持ち、同国とアラブ諸国との国交正常化協議の仲介などで大きな役割を果たしたとされる。

 これとは対照的に、バイデン氏は就任から4カ月近くがたつ今も駐イスラエル大使を指名しておらず、同ポストは空席のままだ。サキ大統領報道官は今月12日、指名発表までにはさらに「数週間」が必要だとの見通しを示した。

 バイデン政権のブリンケン国務長官やサリバン大統領補佐官(国家安全保障問題担当)らは、イスラエルとの関係が極度に冷え込んだオバマ政権にも仕えたリベラル派だ。パレスチナ問題では、トランプ政権によるイスラエル偏重を修正し、将来のパレスチナ国家とイスラエルの「2国家共存」を目指す路線への回帰を進めてきた。


 一方で、中東におけるバイデン政権の最重要課題は、トランプ政権が離脱したイラン核合意への復帰で、パレスチナ問題の優先順位は高くない。大使指名が遅れている背景には、核合意に反対するイスラエルの理解を得るため、人選に慎重を期しているという事情もありそうだ。

 大使が長期にわたり不在では、外交的なメッセージが弱まることは避けられない。民主、共和両党の政権で長く中東和平担当の国務長官顧問を務めたアーロン・ミラー氏は11日、ツイッターで、「危機の際に大使が不在なのは深刻な問題だ」と指摘した。

 ブリンケン氏は13日、ハマスとイスラエルの戦闘激化を受け、アムル国務次官補代理(イスラエル・パレスチナ担当)が現地に向かっていると説明し、事態の沈静化に向けた外交努力を加速させる姿勢を示した。だが、イスラエルのネタニヤフ政権や与党の右派リクードには、占領地での入植活動などに批判的なバイデン政権への不信感が強いとされ、事務レベルでの調停は難航が予想される。

6506チバQ:2021/05/17(月) 15:41:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/ae99f92ee346b3616db809afb8a00b14d6478925
トランプ氏は米共和党に「不可欠」 新任の党下院ナンバー3
5/17(月) 9:35配信

AFP=時事
米首都ワシントンの連邦議会議事堂で、共和党の党会議議長に選出されたエリス・ステファニク氏(2021年5月14日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】米共和党下院ナンバー3の党会議議長に選出され注目を集めているエリス・ステファニク(Elise Stefanik)氏(36)は16日、ドナルド・トランプ(Donald Trump)前大統領が現在も共和党の指導者であり、党の過半数奪還にとって「必要不可欠」と発言した。

 共和党は14日、トランプ氏を支持するステファニク氏を党会議議長に選出。依然として党内で大きな影響力を持ち、2024年の大統領選に立候補する可能性のあるトランプ氏にとって、大きな勝利となった。

 前党会議議長のリズ・チェイニー(Liz Cheney)氏はトランプ氏を痛烈に批判し、昨年の大統領選で民主党が不正を行ったとするトランプ氏の誤った主張を拒絶したことで解任されていた。

 FOXニュース(Fox News)の番組「サンデー・モーニング・フューチャーズ(Sunday Morning Futures)」に出演したステファニク氏は、トランプ氏が「党にとって必要不可欠」と明言した。

 トランプ氏について「共和党の指導者」とした上で、「共和党の指導者を決定するのは有権者であり、有権者はトランプ(前)大統領のビジョンを求め続ける。彼(トランプ氏)はわれわれが2022年に下院を奪還するための重要な役割を担う」と述べた。

 16日に発表された米CBSニュース(CBS News)の世論調査結果によると、共和党支持者の大半は党がトランプ氏への忠誠を示すことを望んでおり、チェイニー氏の解任を支持する人は80%に上った。【翻訳編集】 AFPBB News

6507チバQ:2021/05/19(水) 20:32:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/1a8131d40bc59609bbedf9dd807f2afa31ddc503
北京五輪「外交ボイコット」を 米下院議長、各国首脳に呼び掛け
5/19(水) 9:17配信


時事通信
 【ワシントン時事】ペロシ米下院議長は18日、来年2月の北京冬季五輪について「国家元首が自国の選手を応援するために中国に行き、中国政府に敬意を示すのはやめよう」と述べ、「外交ボイコット」を呼び掛けた。

 米議会公聴会で語った。中国政府による人権侵害を理由に、北京五輪の開会・閉会式などへの出席を見送るよう各国首脳に呼び掛けた形だ。

 ペロシ氏は、新疆ウイグル自治区でのウイグル族迫害を念頭に、国家元首がジェノサイド(集団虐殺)の起きている中国を訪れれば「人権侵害について語る道徳的権威を(その元首は)持つのかという疑問を提起することになる」と指摘した。

 米議会では、選手団を含めた全面的ボイコットや開催地変更を求める声も上がっている。ブリンケン国務長官はこれまで、「ボイコットには焦点を当てていない」と表明。五輪への対応は同盟国や友好国と緊密に相談すると述べるにとどめている。

6508チバQ:2021/05/26(水) 17:58:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/9178d4dc816e55c3a4fcbd8356bc4303c2b10b27
黒人暴行死から1年 米社会の断層浮き彫り 警察改革、政権試金石に
5/25(火) 19:58配信

378
この記事についてツイート
この記事についてシェア
産経新聞
ジョージ・フロイドさんの死は米社会に波紋を広げた

 米中西部ミネソタ州で昨年5月、黒人男性のジョージ・フロイドさん=当時(46)=が白人警官に首を圧迫され死亡した事件から25日で1年を迎えた。事件は、人種差別への抗議運動や大胆な警察改革を求める声が高まる契機となり、デモに乗じた略奪の多発など社会不安にもつながった。この1年は何を浮き彫りにしたのか。(ワシントン 大内清)

■革命の突破口

 各地の抗議デモを主導する「ブラック・ライブズ・マター(BLM=黒人の命は大事だ)」運動が発行する活動報告書は、昨年夏にウェブサイトへのアクセスが「5000%増加した」とうたっている。全米で大規模デモが続発し、差別主義者とみなされた歴史上の人物らの銅像の撤去などを求める運動が広がった時期だ。フロイドさんは、こうした運動の象徴に祭り上げられた。

 BLMの目標は黒人差別の撤廃にとどまらない。事件後の一連のデモでは「警察解体」が叫ばれた。首都ワシントンに拠点を置くBLM系組織は「白人至上主義や家父長制、資本主義、帝国主義の解体」を掲げる。

 保守系シンクタンク、ヘリテージ財団のマイク・ゴンザレス氏は昨年6月の論考で「急進的マルクス主義」の影響を指摘。黒人への差別問題を突破口に、米社会の基本的な価値観を破壊する試みではないかと、BLMの“革命志向”に懸念を表明している。

■期限間に合わず

 「司法から体系的な差別を根絶する」。バイデン大統領は今年4月、初の施政方針演説で宣言し、フロイドさん事件から1年の節目までに警察改革法案を可決するよう議会に求めた。

 法案は、容疑者の首を腕で絞める「チョークホールド」を禁じることや、警官らの免責特権見直しを含む内容。バイデン氏は期限を切ることで議会に行動を迫った形だが、野党・共和党は上院で抵抗し、成立の見通しは立っていない。

 バイデン氏が法案成立を急ぐのは、この問題が昨年11月の大統領選での勝利の一因にもなったためだ。白人至上主義に同情的だと受け止められてきたトランプ前大統領が「法と秩序の維持」を訴えて抗議運動に批判的なスタンスをとったのに対し、バイデン氏は人種問題や警察改革への取り組みを約束することで非白人への訴求力を高めた。

 一方でバイデン政権には、この問題が民主党内の溝を深めることへの警戒がある。急進左派の支持基盤でもあるBLMなどは現行の改革法案を「手ぬるい」と批判しているだけに、法制化が仕切り直しとなれば、急進左派からの要求が強まる可能性もある。

 バイデン氏は25日、ホワイトハウスにフロイドさんの遺族らを招待。身内の民主党をもにらみながら、法案成立に向けた機運を演出したい考えだ。

■消えぬ警戒

 フロイドさんを死亡させ免職となった元警官、デレク・ショービン被告(45)に対する裁判の評決が下された4月20日、ワシントンではドアや窓に板を打ち付けた建物が目についた。評決次第では抗議デモや暴動が起きるのではないかとの警戒からだ。

 実際には、被告は第2級殺人罪など訴追された3件すべてで有罪となり、6月下旬には量刑が言い渡される見込みだ。被告側は「公正ではなかった」と裁判のやり直しを申し立てており、インターネット上には被告の無罪を訴えるサイトも少なくない。

 米CBSテレビの世論調査によると、有罪を「正しい」としたのは民主党支持者の90%に対して、共和党支持者では54%にとどまる。ワシントンの女性警備員は「裁判の成り行きによってはまた板が必要になるかも」と話した。

6509チバQ:2021/05/30(日) 13:08:10
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021052900227&g=int
議会襲撃、調査委設置できず トランプ支持派の政治的勝利―米上院
2021年05月29日08時21分

米連邦議会に乱入したトランプ前大統領支持者=1月6日、ワシントン(AFP時事)
米連邦議会に乱入したトランプ前大統領支持者=1月6日、ワシントン(AFP時事)


 【ワシントン時事】米上院(定数100)で28日、トランプ前大統領支持者らによる1月の連邦議会襲撃事件に関し、真相究明のための独立調査委員会を設置する法案が審議されたが、採決に必要な賛成が集まらなかった。委員会設置に反対していた共和党のトランプ支持派にとって、政治的勝利となった。
米議会襲撃でトランプ氏非難 FBのザッカーバーグCEO「言葉に責任を」

 法案は下院を通過していたが、上院では採決に進むための討議打ち切り動議への賛成が54票にとどまり、可決に必要な60票に満たなかった。共和党からは6人が賛成票を投じた。

6510チバQ:2021/06/02(水) 20:49:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/62065a06ca71671192b2b70f5ed89b580fadc542


投票権擁護、ハリス氏が指揮 共和州での「抑圧」に対抗 米
6/2(水) 20:36配信


時事通信
ハリス米副大統領=5月28日、東部メリーランド州アナポリス(AFP時事)

 【ワシントン時事】バイデン米大統領は1日、ハリス副大統領を選挙での投票権擁護に向けた対策責任者に指名すると発表した。

 一部の州で少数派人種が標的とみられる「投票抑圧」の動きが進む中、これに対抗する取り組みの指揮官に、黒人初の副大統領でもあるハリス氏を起用した。

 バイデン氏はオクラホマ州での演説で、投票権が「かつてない激しさで脅かされている」と主張。ハリス氏を対策責任者に起用すると明らかにし「彼女の指導力と皆さんの支援があれば、われわれは再び(投票抑圧を)乗り越えることができる」と力を込めた。

 昨年の米大統領選では、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて郵便投票が大幅に増加。投票日以降に選管に到着した票の有効性などをめぐり、トランプ前大統領陣営が法廷闘争を展開した。これを踏まえバイデン政権発足後の今年3月、与党民主党が多数派の下院は、有権者登録の利便性向上や郵便投票の拡大など投票促進策を盛り込む法案を可決。与野党が伯仲する上院での審議は、6月中に始まる予定だ。

 一方、南部ジョージア、西部アリゾナといった共和党知事を擁する州では最近、投票時の身分証明厳格化などを定めた州法が成立。黒人をはじめ少数派人種は、運転免許証など身分証明書類を持つ人の割合が比較的低いため、そうした有権者を標的にした投票抑圧が狙いだと反対派は反発している。

 指名を受けた声明で、ハリス氏は「どこに住んでいようが、投票という基本的権利は守られなければならない」と宣言した。ハリス氏は3月、中米諸国からの不法越境急増問題の対策責任者にも指名され、政権内で存在感を示している。

6511チバQ:2021/06/06(日) 22:45:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/cb8b6d38cd0e3f3bfc329f4ba44c95a20b28efab
バイデン米大統領初外遊 対中国で戦略的構図の確立図る
6/6(日) 21:47配信

6
この記事についてツイート
この記事についてシェア
産経新聞
【ワシントン=黒瀬悦成】バイデン米大統領による9日からの就任後初の外国歴訪では、バイデン氏が唱える「同盟・パートナー諸国を結集して中国やロシアなどの権威主義勢力に対抗する」という外交・安全保障分野での一大方針が実際の外交舞台で本格的に試されることになる。中でも最大の焦点は、バイデン政権にとって地政学上の最大の懸案である中国をめぐり、ロシアも絡めた適切な戦略的構図を確立できるかどうかだ。

バイデン氏は、11〜13日に英南西部コーンウォールで開かれる先進7カ国首脳会議(G7サミット)と、14日のブリュッセルでの北大西洋条約機構(NATO)首脳会議で、民主主義や人権などの普遍的価値観を共有する勢力が連携して中露の覇権的行動を阻止していくことを確認する。

バイデン氏はその上で16日、ジュネーブでプーチン露大統領と初の直接会談に臨む。米政権関係者によると、プーチン氏との会談をこのタイミングで設定したのは、世界の主要国と西欧諸国と中露への共同対処姿勢を確認し、米国が国際社会を代表してプーチン氏と「初対決」する構図をつくるためだった。

バイデン氏は既に、インド太平洋地域で日米とオーストラリア、インドの4カ国(通称クアッド)首脳による初のテレビ会議を開き、中国を含む地域の懸案で協力を進めていくことを確認した。東アジアの主要同盟国である日韓とも、それぞれワシントンで会談し、同盟強化を打ち出した。

続くG7サミットとNATO首脳会議はバイデン氏にとって、民主主義諸国による世界的な対中連携態勢を構築する「総仕上げ」に位置付けられる。

その上でバイデン氏がプーチン氏との会談で目指すのは、米国が中国との競争に戦略資源を集中投入できるよう、ロシアとの「関係安定化」を曲がりなりにも実現させることだ。

米情報機関は3月、ロシアが昨年の米大統領選で干渉工作を展開し、バイデン氏の追い落としを図ったと結論付けた。

バイデン政権は4月、選挙干渉に加え、ロシアによる昨年12月の米政府機関などに対する大規模なサイバー攻撃や、反体制派指導者、ナワリヌイ氏の収監などへの対抗措置として、ロシアに対し大規模な制裁措置を発動し、米露関係はソ連崩壊以降で最低の水準にまで冷却化している。

バイデン氏としては、世界各地の民主体制や経済システムへの信認の低下を狙った選挙干渉やサイバー攻撃は断じて容認できない。一方で、会談では中露との「二正面作戦」を避けたいとの思惑をプーチン氏に逆手に取られることなく、対露関係のこれ以上の悪化を食い止めるという、難しい対応を迫られそうだ。

6512チバQ:2021/06/10(木) 08:27:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/fd756264ff7f6a245cbd014e129b5e0d5b005b95
NY市長予備選、大混戦 区長先行、治安が争点 新方式で予測困難・投票まで2週間
6/10(木) 7:13配信

0
この記事についてツイート
この記事についてシェア
時事通信
米民主党予備選候補でブルックリン区長のエリック・アダムズ氏=5月18日、ニューヨーク(EPA時事)

 【ニューヨーク時事】米最大都市ニューヨークの次期市長が事実上決まる22日の民主党予備選が大混戦になっている。

 米メディアの世論調査では、アフリカ系でブルックリン区長のエリック・アダムズ氏(60)が先行し、台湾系起業家アンドルー・ヤン氏(46)らが続くが、支持率は依然流動的だ。今回から最大上位5位まで順位付けして投票できるランク方式が新たに導入され、勝敗予測を困難にしている。

 現在2期目のデブラシオ市長は連続3選禁止のため出馬できない。市長選本選は11月だが、市は民主党の地盤である上、共和党の予備選候補も積極的に選挙運動を展開しておらず、民主党予備選の勝者が次期市長となるのはほぼ確実だ。

 予備選の主要候補は8人。当初、世論調査でリードしていたのは昨年の大統領選で民主党候補指名を争ったヤン氏だ。大統領選に続き所得保障制度を公約に掲げて「変化と再出発が必要だ」と訴えているが、市との関係が薄いことなどを指摘され、5月にはアダムズ氏らに抜かれる世論調査が出始めた。

 アダムズ氏は元警官で、治安回復を公約。コロナ禍以降、市では発砲事件が急増し、アジア系へのヘイトクライム(憎悪犯罪)も相次いでおり、治安改善を求める有権者が多いことが支持拡大につながった。地元テレビ「NY1」などの7日発表の世論調査によると、次期市長の最優先事項として「犯罪・公共の安全」を選ぶ人は46%と最多。「経済再開」(30%)や「感染拡大阻止」(24%)を上回った。

 2人を猛追するのが、キャスリン・ガルシア前市衛生局長(51)だ。地元2紙の支持で知名度が上がり、人気も急上昇した。また、革新左派の若手ホープ、オカシオコルテス下院議員(民主)は5日、デブラシオ市長の顧問だったマヤ・ワイリー氏(57)支持を表明。市では革新左派も勢いがあり、今後票が結集する可能性がある。

 一方、今年から最大上位5位まで優先順位を付けて投票する方式が導入された。自身を1位とする票を過半数得た候補が当選するが、勝者がいなければ、最も票の少ない候補が脱落する。脱落候補の票は、その中で有権者が次に選んでいた候補に流れ、候補が2人になるまでこれを繰り返す。最後に残った2人のうち票が多い方が勝者となる。NY1などの世論調査では、トップのアダムズ氏の支持率は22%で、ヤン氏が16%、ガルシア氏が15%。いずれも過半数には遠く、幅広い層からの票獲得が勝敗の鍵を握る。

6513チバQ:2021/06/16(水) 10:32:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/deaf3679cc4550531f3d968d0f0d5a708d9b0fb4
駐イスラエル米大使にナイズ元国務副長官
6/16(水) 7:47配信


産経新聞
【ワシントン=大内清】バイデン米大統領は15日、駐イスラエル大使に、オバマ政権で国務副長官(管理・資源担当)を務めたトーマス・ナイズ氏を指名すると発表した。上院の承認を経て就任する。イスラエルで13日に発足したベネット新政権との関係構築や、5月に起きた同国とイスラム原理主義組織ハマスとの戦闘を受けたパレスチナ自治区ガザの復興支援をめぐる調整などにあたる。

ユダヤ系のナイズ氏は、クリントン政権のカンター通商代表部(USTR)代表の首席スタッフや、米金融大手モルガン・スタンレーの最高執行責任者(COO)などを経て、2010〜13年に国務副長官を務めた。

バイデン政権は、トランプ前政権でのイスラエル偏重外交の修正を進めており、同国とパレスチナによる「2国家共存」を目指すとしている。

6514チバQ:2021/06/16(水) 10:42:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/cbd43d979c171c34d87c3e2525ffe8a8c8c6360e
NY州、大半の規制解除 成人接種7割、花火で謝意 新型コロナ
6/16(水) 6:44配信

4
この記事についてツイート
この記事についてシェア
時事通信
15日、新型コロナウイルスの規制解除を発表する米ニューヨーク州のクオモ知事(AFP時事)

 【ニューヨーク時事】米東部ニューヨーク州のクオモ知事は15日、新型コロナウイルスワクチンを少なくとも1回接種した18歳以上の成人の割合が7割に達したと発表した。

【グラフ】新型コロナウイルス 世界各国の状況

 これを受け、オフィスや飲食店、小売店などに対する州の規制がすべて解除された。一方、疾病対策センター(CDC)の指針に従い、公共交通機関などのマスク着用義務は維持される。

 ニューヨーク州は一時検査の陽性率が48.16%に上り、世界の感染拡大の中心地になったが、現在は米国内で最も低い水準にまで陽性率は低下した。クオモ氏は記者会見で「重大な日」と強調、「私たちの知る生活に戻ることができる」と表明した。

 15日夜には、経済再開を祝うのと同時に医療関係者らに謝意を示すため、州各地で花火が打ち上げられるほか、エンパイア・ステート・ビルやナイアガラの滝など13の名所が青と金色にライトアップされる。

 解除されるのは、入場規制や社会的距離、体調確認、消毒、追跡のための利用客の連絡先入手といった義務で、今後は任意となる。学校や大型の屋内イベント会場、公共交通機関、医療施設についてはCDCの指針に基づく規制が続く。

6515チバQ:2021/06/16(水) 13:38:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/629a8e4adeac75fa1a441460594073218032c35e
米カリフォルニア州でコロナ規制解除 経済の正常化に弾み
6/16(水) 11:24配信

2
この記事についてツイート
この記事についてシェア
毎日新聞
経済活動が全面的に再開され、マスクを着けない人も行き交う桟橋の出入り口=米西部カリフォルニア州サンタモニカで2021年6月15日、福永方人撮影

 米西部カリフォルニア州で15日、経済活動が約1年3カ月ぶりに全面的に再開された。新型コロナウイルスのワクチン接種が進んだためで、飲食店などの入店者数制限が解除され、接種が完了した人は屋外でのマスク着用も原則不要になった。全米最大の人口と経済規模を誇る同州での再開は、米国経済の正常化に向けた弾みとなりそうだ。

【図解でおさらい】ワクチンの有効率って?

 米疾病対策センター(CDC)によると、同州では成人(18歳以上)の72%が少なくとも1回のワクチン接種を受け、58%が接種を完了している。ニューサム知事は15日、接種率をさらに上げるため、1回でも接種を受けた州民のうち10人にそれぞれ150万ドル(約1億6500万円)が当たる抽選を実施した。

 規制解除に伴い、ディズニーランドなどのテーマパークや大リーグの球場の入場者数制限も撤廃された。ただ、5000人以上が来場する屋内イベントではワクチンの接種完了か、新型コロナ検査の陰性記録の提示が求められる。また、航空機や公共交通機関を利用する際のマスク着用義務は当面、継続される。

 州内の繁華街では15日午前0時(日本時間同日午後4時)からバーでダンスパーティーが開かれるなど、人々は久しぶりの「自由」を味わった。ロサンゼルス近郊のサンタモニカでは日中、マスク無しで買い物やレストランでの店内飲食を楽しむ若者らでにぎわったが、マスク姿の人も少なくなかった。

 中学校教諭のデニス・ノラスコさん(29)は「1年以上ほとんど家にいたので、好きに出歩けるようになり、とてもわくわくしている。今日はバーでサッカーを観戦する」と喜んだ。ただ「自分はワクチンを打ったので心配していないが、まだの人もいるので、しばらくは店内や人混みではマスクを着けるつもりだ」と話した。

 ニューサム知事は15日、「みなさんの努力でここまでこぎ着けたが、(新型コロナの)変異株に注意が必要だし、外国から(ワクチンを接種していない)渡航者も来る。油断は禁物だ」と呼びかけた。

 人口が約4000万人の同州は新型コロナの累計感染者数が約380万人、死者は約6万3000人で、いずれも全米最多。2020年3月19日に全米で初めて州全体に外出禁止令を出し、一時は感染拡大を比較的抑え込んだが、規制を段階的に緩和すると感染者が急増。同年12月から21年1月にかけてロサンゼルス郡を中心に全米最悪の感染爆発地となった。

 一方、米東部ニューヨーク州のクオモ知事は15日、少なくとも1回のワクチン接種を受けた成人が70%を超えたと発表した。これに伴い、飲食店やオフィスの入場者数制限などがすべて解除された。公共交通機関などでのマスク着用義務は続ける。同日夜には、州内各地で医療従事者らに謝意を示すために花火が打ち上げられた。【ロサンゼルス福永方人、ニューヨーク隅俊之】

6516チバQ:2021/06/18(金) 20:56:40
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021061600361&g=int
米独禁当局トップにIT規制派 GAFA監視強化―バイデン政権
2021年06月16日10時01分

 【ワシントン時事】バイデン米大統領は15日、米独占禁止当局である連邦取引委員会(FTC)の委員長に米コロンビア大学准教授のリナ・カーン氏(32)を指名した。カーン氏は反トラスト法(独禁法)の強化を唱える女性学者で、米グーグルなど「GAFA」と呼ばれる巨大IT企業に対する監視が強まりそうだ。

 米議会上院が15日、カーン氏をFTC委員に充てる人事案を賛成多数で承認した後、大統領が委員長に指名した。委員の任期は2024年9月まで。米メディアによると、最年少での委員長就任となる。

6517チバQ:2021/06/20(日) 17:54:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/cfe9ea3c34e36883a87da9ffe276e6dae0e97a7e
銃撃、ヘイト増で治安対策に関心 NY市長選 22日に民主党予備選
6/20(日) 12:57配信
毎日新聞
黒人が多く住むニューヨーク市のハーレム近くで、市長選候補を選ぶ民主党予備選を控え、候補者の写真がプリントされたマスクを配る支持者=6月17日、AP

 11月の米ニューヨーク(NY)市長選に向け、民主党候補を選ぶ予備選が22日に行われる。NY市は民主党の地盤のため、予備選で勝った候補が次期市長になる可能性が高い。新型コロナの直撃を受けた全米最大都市の再生を誰が担うのか。注目が集まっている。

 市長選は、現在2期目の現職、デブラシオ市長が今年末で退任するのに伴うもの。NY市ではコロナ禍以降、経済悪化を背景に治安が悪化し、アジア系へのヘイトクライム(憎悪犯罪)も相次いでいる。発砲事件は、今月13日までに634件(前年同期比64%増)と急増。成人の65%が少なくとも1回ワクチン接種を受けてコロナ禍から脱しつつあり、市民の関心は治安・犯罪対策に向けられている。

 米エマーソン大などの世論調査(17日発表)では、次期市長の最優先課題として「犯罪問題」を選んだ人は31%と最多。次いで「住宅問題」(15%)、4番目に「就職問題」(9%)など経済対策も関心を集める。昨年以降の黒人差別や警察の暴力に抗議する運動を受け、「警察改革」(10%)を求める意見も3番目に浮上した。ただ、治安悪化を実感する市民が増える中、警察予算の削減には否定的な有権者も多い。

 予備選は支持率で抜きんでた候補はおらず、混戦になっている。主要候補は8人。支持率でトップを走るのは元警察官のブルックリン区長、エリック・アダムス氏(60)だ。同大の調査では支持率は23%。治安対策の手腕に期待があるほか、黒人票の4割を集める。飛躍が目立つのが、デブラシオ市長の元顧問、マヤ・ワイリー氏(57)。民主党左派で若年層に人気があるオカシオコルテス下院議員の支持を受け、支持率18%と2位に躍り出た。ニューヨーク・タイムズ紙など地元2紙の支持を受けた前市衛生局長のキャスリン・ガルシア氏(51)も支持率17%で猛追している。

 一方、失速しているのが、昨年の大統領選で民主党候補指名を争い、注目を集めた台湾系実業家、アンドリュー・ヤン氏(46)だ。低所得層の50万人に年平均2000ドルを支給する「ベーシックインカム(最低生活保障)」を掲げ、一時は30%超の支持を集めた。当選すれば初のアジア系市長だが、昨春のコロナ禍で市外に避難していたことなどに批判が出て、支持率は14%まで落ち込んでいる。

 今回の予備選では有権者が最大上位5人まで順位を付けて投票する新方式が導入される。過半数を得た候補がいない場合、最下位の候補は脱落し、その票を再配分する。候補が2人になるまで繰り返す仕組みで、有権者が2位以下に誰を選んでいたかに大きく左右される。このため、結果の予測は難しくなっている。【ニューヨーク隅俊之】

6518チバQ:2021/06/21(月) 14:29:52
https://digital.asahi.com/articles/ASP6N5DZBP6MUHBI003.html?pn=6
NY市長選の新投票方法 順位付けして選択、メリットは
会員記事

ニューヨーク=中井大助 ニューヨーク=藤原学思

2021年6月20日 19時00分
 ニューヨーク市長選の予備選では、新しい投票方法が導入され、1人の有権者が最大で5人まで候補を選ぶことができる。「死票」を減らすことで、幅広く民意を反映させることなどが目的だが、集計に時間がかかるなど、混乱も懸念される。

 新たな投票方法は「優先順位付き投票」(Ranked Choice Voting=RCV)と呼ばれるものだ。有権者は1人の候補者を選ぶのではなく、最大で5人までの候補者を、順位をつけて選択することができる。

 開票ではまず、「第1選択」の票を集計する。この段階で1人の候補が過半数の得票を得られれば、その候補が勝者となる。しかし、どの候補も過半数を得られなかった場合は、「第2選択」以下の票を集計する作業に入る。

 2回目の集計作業では、「第1選択」の票が最も少なかった候補が集計対象から除外される。除外された候補の得票は、有権者が「第2選択」としていた候補にそれぞれ割り振られる。候補者が2人だけになるまで、何度も同じ作業を繰り返し、残った2人のうち、得票が多い候補が勝者となる。

 投票制度に詳しい、ミズーリ大セントルイス校のデービッド・キンバル教授によると、RCVは「死票」が少ないほか、最終的な当選者は過半数の支持を得ているという仕組みになっているため、1人の候補だけに投票する仕組みよりも、民意を反映しやすいとされている。また、候補者も幅広い有権者にアピールをしようとするため、選挙戦でもお互いへの攻撃が少なくなると考えられている。同じような投票制度はオーストラリアやアイルランドで用いられ、米国の他の自治体でも導入されている。

 記事後半ではNY市長選選の有力5候補のプロフィールを紹介します。

ここから続き
 キンバル教授はメリットも挙げつつ、「投票が複雑になることで、混乱する有権者もいるだろう」と指摘する。ニューヨーク市は米国の都市として突出して規模が大きく、選挙事務も繁雑だ。「米国で、RCVがこれほどの規模で実施された例はない。どのような結果をもたらすのか、注目している」と語る。

 ニューヨーク市の選挙管理当局も、結果が判明するまで時間がかかるとしている。投票日の6月22日には「暫定的な結果」として「第1選択」の票を集計するが、郵便投票などをすべて受理するには1週間ほどかかり、「第2選択」以下の集計を始めるのはそれ以降になるという。2巡目以降の集計作業も複雑になるため、地元メディアでは「結果判明まで、数週間かかるのではないか」という観測が出ている。

 候補者への影響もまだ限定的なようだ。民主党の予備選に向け、16日にあった候補者討論会では、お互いへの個人攻撃が目立った。過去の討論会で「自身の第2選択はだれか」という質問に対し、答えない候補者も多かった。

 RCVは自分が嫌いな候補を順位から外すことで、当選の確率を下げることもできる特徴もある。ニューヨーク・タイムズによると、革新系の団体や教職員組合の一部は特定の穏健派候補の名前を挙げて、「この候補には絶対に入れないように」と呼びかけている。(ニューヨーク=中井大助)

有力5候補のプロフィール
 NY市長選で勝機のありそうな候補は5人ほどに絞られる。

 トップを走るのは、市内五つの行政区のうち、ブルックリンの区長を務めるエリック・アダムス氏(60)。警察官として22年間勤務し、警察内部からの改革を提唱。NY州上院議員も4期務めた。

 昨年の大統領選にも出馬した起業家のアンドリュー・ヤン氏(46)は、候補者の中で最も高い知名度を誇る。市内で最も所得が低い計50万人に毎年2千ドル(約22万円)を配る「ユニバーサル・ベーシック・インカム」構想が政策の目玉だ。

 前市衛生局長のキャスリン・ガルシア氏(51)は、NYタイムズから支持を受ける。同社は社説で「NYを立ち直らせる方法を最もよく理解し、そのための気質と経験も有している」と称賛した。

 スコット・ストリンガー氏(61)はNY州下院議員を13年、マンハッタン区長を8年務め、現在は市の会計監査役。刑事司法制度の専門家で、デブラシオ現市長の顧問を経験したマヤ・ワイリー氏(57)は民主党員に人気のあるオカシオコルテス下院議員から支持を取り付け、勢いがある。(ニューヨーク=藤原学思)

6519チバQ:2021/06/22(火) 20:30:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/7e7dec9574a39064f1376260209ddd6cd63ae709
NY市長選予備選、投票へ 黒人元警官がリード 民主大混戦、結果に数週間も
6/22(火) 14:55配信

時事通信
米ニューヨーク市ブルックリン区長のエリック・アダムズ氏=8日、ニューヨーク(AFP時事)

 【ニューヨーク時事】米ニューヨーク市長選の民主党予備選の投票が22日行われる。

 候補が乱立する中、いずれも支持率は2割台以下にとどまり、予測が困難な大混戦になっている。今回から最大で上位5位まで候補を順位付けして投票できるランク方式が新たに導入され、2位以下の票の動向が勝敗を左右する見通しだ。結果確定まで数週間かかる可能性がある。

 民主党予備選には10人以上が立候補している。地元テレビWNBCなどが14日に発表した世論調査によると、アフリカ系のエリック・アダムズ・ブルックリン区長(60)が24%でリードを維持。ニューヨーク市警の元警官でもあるアダムズ氏は治安回復を強く訴えている。

 市では新型コロナウイルス禍以降、発砲事件が急増し、アジア系に対するヘイトクライム(憎悪犯罪)が続発。ワクチン接種と経済の正常化が進み、有権者の最大の関心が治安対策に移ったことが支持率を押し上げた。

 2番手はキャスリン・ガルシア前市衛生局長(51)の17%、これに革新左派の弁護士マヤ・ワイリー氏(57)が15%で続く。選挙戦序盤でトップだった台湾系起業家アンドルー・ヤン氏(46)は13%にとどまっている。

 現職のデブラシオ市長は規定により出馬しない。市長選本選は11月だが、市は民主党支持者が圧倒的に多いため、民主党予備選を制した候補が次期市長となる可能性が極めて高い。

6520チバQ:2021/06/22(火) 23:01:00
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-_world_america_OPV4QEHXWFNGRKUDE3RY5G3REI.html
NY市長選、民主・共和の予備選始まる 治安対策が争点
2021/06/22 20:40産経新聞

【ニューヨーク=平田雄介】11月2日実施の米ニューヨーク市長選の民主党と共和党の予備選の投票が22日始まった。市内の犯罪発生率の増加などから治安対策が争点に浮上。民主党は13人、共和党が2人が立候補し、それぞれの勝者が11月の本選で対決する。

米エマーソン大などが7〜8日に行った世論調査では、次期市長の最優先課題に犯罪問題を挙げた人は31%と最多。警察改革と住宅問題が12%で、4位以降に雇用問題(11%)▽医療福祉(8%)▽新型コロナウイルス対策(7%)と続いた。

市内で今年発生した銃撃事件は13日までに634件で昨年同期の386件から64・2%増加。5日には10歳の男児が銃撃を受けて死亡する事件も発生した。ワクチンの普及で新型コロナウイルス禍を抜け出しつつある中、「治安対策」が最大の争点に浮上している。

民主党予備選の主要候補は元警官で同市ブルックリン区長のエリック・アダムス氏(60)▽元同市衛生局長官のキャスリン・ガルシア氏(51)▽台湾系実業家のアンドリュー・ヤン氏(46)▽弁護士で急進左派のマヤ・ワイリー氏(57)▽市会計監査役のスコット・ストリンガー氏(61)ら8人。

共和党予備選は自警団「ガーディアン・エンジェルス」創設者のカーティス・スリワ氏(67)と起業家のフェルナンド・マテオ氏(64)が立候補した。

市内の民主党員の数は共和党員の6倍超。また民主党のバイデン大統領の昨年の大統領選の得票率は76%に達しており、民主党の予備選が次期市長を事実上決めるとみられている。

ただ、混戦の民主党の結果の確定は、不在者投票の到着を待つ必要もあり、7月中旬になるとの見方が出ている。

6521チバQ:2021/06/22(火) 23:10:52
ニューヨーク市長
1990年 - 1993年デイヴィド・ディンキンス 民主党 (1期)
1994年 - 2001年ルドルフ・ジュリアーニ  共和党 (2期)
     割れ窓理論:犯罪率を半減 2008年共和党の大統領予備選に参加
2002年 - 2013年マイケル・ブルームバーグ 共和党→無所属(3期)
     2016年大統領選出馬検討も見送り 2020年民主党の大統領予備選に参加
2014年 -   ビル・デブラシオ      民主党 (2期)

6522チバQ:2021/06/23(水) 13:52:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/56421f3f9fa85c69da5749477bc0de176768d6e6
NY次期市長が事実上決定 民主党予備選、大勢判明に1週間以上
6/23(水) 12:44配信

毎日新聞
ニューヨーク市長選の民主党予備選に立候補している台湾系実業家のアンドリュー・ヤン氏(左)。当選すればアジア系初の市長になる=米ニューヨークで2021年6月22日、AP

 米ニューヨーク(NY)市の次期市長が事実上決まる民主党予備選が22日、行われた。13人が立候補。世論調査の支持率で抜きんでた候補はおらず混戦模様だ。上位5人まで順位を付けて投票する「優先順位付き投票」方式がとられており、大勢判明には1週間以上かかるとみられる。


 元警察官のブルックリン区長、エリック・アダムス氏(60)▽現職デブラシオ市長の元顧問、マヤ・ワイリー氏(57)▽前市衛生局長のキャスリン・ガルシア氏(51)▽台湾系実業家、アンドリュー・ヤン氏(46)――らが争っている。

 新型コロナウイルス禍で銃撃事件が増えるなど治安悪化を受け、犯罪対策が主要争点。このため世論調査では元警察官のアダムス氏がやや優勢だが、ガルシア氏とヤン氏が選挙戦の終盤から事実上の共闘を演じており、情勢は混沌(こんとん)としている。

 共和党の候補を決める予備選も同日、行われた。双方の勝者は11月の本選で対決する。ただ、リベラル色が強いNY市は民主党の地盤のため、民主党の予備選で勝った候補が次期市長になる可能性が高い。【ニューヨーク隅俊之】

6523チバQ:2021/06/23(水) 20:43:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/867c5d968e625979e4aba77fec869aaf6d455f63
ニューヨーク市長選、民主予備選で元警官がリード
6/23(水) 16:59配信


毎日新聞
米ニューヨーク市長選の民主党予備選に立候補しているエリック・アダムズ氏(中央)。当選すれば史上2人目の黒人市長になる=ニューヨーク市で22日、AP

 米ニューヨーク(NY)市の次期市長が事実上決まる民主党予備選が22日、投開票された。13人が立候補し、市選管によると23日未明(日本時間23日午後)の開票で、元警察官のブルックリン区長、エリック・アダムズ氏(60)が得票率32%でリードしている。上位5人まで順位を付けて投票する「優先順位付き投票」方式が取られており、大勢判明には1週間以上かかるとみられる。


 アダムズ氏に続いて、現職のデブラシオ市長の元顧問、マヤ・ワイリー氏(57)が22%、前市衛生局長のキャスリン・ガルシア氏(51)が19%で、事実上3氏の争いとなっている。昨年の大統領選で民主党候補指名を争った台湾系実業家、アンドリュー・ヤン氏(46)は10%台で低迷し、22日夜に敗北を認めた。

 治安対策が主要争点になり、元警察官のアダムズ氏がやや優勢に選挙戦を展開した。ただ、ガルシア氏とヤン氏は選挙戦の終盤から共闘を演じており、敗北を認めたヤン氏の票は今後の集計でガルシア氏に流れる可能性がある。「優先順位付き投票」では、有権者が2位以下に誰を選んでいたかが結果を左右する。

 アダムズ氏が勝利すれば史上2人目の黒人市長、ワイリー氏かガルシア氏なら初の女性市長になる。【ニューヨーク隅俊之】

6524チバQ:2021/06/24(木) 15:49:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/77cc53dfe4f43f75312d95d2ae00adfde7c2b07f
社会主義者の市長誕生へ、米大都市で60年ぶり
6/24(木) 15:47配信

AFP=時事
米国旗(2021年4月19日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】米ニューヨーク州バファロー(Buffalo)で、同国の大都市で約60年ぶりとなる社会主義者の市長が誕生する見通しとなった。米メディアが23日、報じた。


 看護師で地域社会活動家のインディア・ウォルトン(India Walton)氏(38)は、22日に行われたバファロー市長選の民主党予備選挙で、4期目を務める現職のバイロン・ブラウン(Byron Brown)市長(62)に大差をつけて勝利した。

 開票がほぼ終了した時点での得票率は、ウォルトン氏52%、ブラウン氏44%だった。

 人口約25万5000人のバファローでは、ジョー・バイデン(Joe Biden)大統領の民主党が圧倒的な支持を得ている。11月2日の市長選は、共和党が候補者を立てていないことから、ウォルトン氏の当選が確実視されている。

 米紙ニューヨーク・タイムズ(New York Times)とNBC、CNNによると、ウォルトン氏が当選すれば、大都市としては、1948〜60年にウィスコンシン州ミルウォーキー(Milwaukee)市長を務めたフランク・ザイドラー(Frank Zeidler)氏以来となる社会主義者の市長になる。

 ウォルトン氏は、透明性向上を目指した市警改革、家賃の上限規制の導入、地域の公的銀行の創設などを提案している。

 ウォルトン氏は、米最大の社会主義団体「米民主的社会主義者(DSA)」と左派の労働家族党(Working Families Party)の推薦を受けている。

 米国の民主社会主義運動は2018年以降、アレクサンドリア・オカシオコルテス(Alexandria Ocasio-Cortez)氏ら4人を連邦議会下院選で当選させている。DSAは共和党から共産主義者とレッテルを貼られることが多いが、むしろ西欧の社会主義に似ており、自由市場の原理も受け入れている。【翻訳編集】 AFPBB News

6525チバQ:2021/06/25(金) 11:22:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/fbd08538578965115b2b7de0da8c4fc700178bda
行方不明、南米出身者が多数 米フロリダ州のコンドミニアム崩壊
6/25(金) 9:38配信

朝日新聞デジタル
米フロリダ州サーフサイドで24日、崩落したコンドミニアムの様子を遠巻きに見る人たち=AP

 米フロリダ州サーフサイドのコンドミニアムが崩壊した事故では、南米の出身者が多数、行方不明になっている。


 アルゼンチンのマイアミ総領事館はツイッターで、国民9人と連絡が取れなくなっていると公表。パラグアイ外務省は、6人の国民と連絡がつかず、ファーストレディーの家族も含まれていると明らかにした。ベネズエラ、ウルグアイの政府関係者によると、両国の市民も行方が分かっていない。

 マイアミはフロリダの最南端にあり、以前から中南米の富裕層が集まる場所として知られる。また、地元メディアによると、最近は新型コロナウイルスのワクチンを接種するための「ワクチンツーリズム」で中南米から訪れる人も増えている。

 一方、周辺はユダヤ系米市民も多く住む。イスラエルメディアは「米国とイスラエルの二重国籍のユダヤ人約20人が行方不明になっている」と伝えた。在マイアミ日本総領事館によると、これまでに日本人が巻き込まれたとの情報はないという。(マイアミ=藤原学思、ニューヨーク=中井大助)

朝日新聞社

6526とはずがたり:2021/06/25(金) 12:14:06
発展途上国でもあるまいし。。

マイアミ近郊で集合住宅の一部崩落、1人死亡…51人の所在確認できず
https://www.yomiuri.co.jp/world/20210625-OYT1T50048/
2021/06/25 00:40

 【ニューヨーク=寺口亮一】米CNNによると、米フロリダ州マイアミ近郊で24日未明、海沿いに立つ12階建て集合住宅の一部が崩落し、少なくとも1人が死亡、10人が負傷した。

 住宅に住んでいたとみられる人のうち51人の所在が確認できていないという。ただ当時、建物内に何人いたのかも分かっていない。

 崩落原因も現時点では不明だ。集合住宅は1980年代に建てられたという。

 現場からの映像では、がれきが山のように積み上がり、救助隊が捜索と救出作業を続けている。

6527とはずがたり:2021/06/25(金) 12:16:47
聖火リレーの狂騒、走者置き去り 連なるスポンサー車両「お祭り騒ぎ」
2021年06月22日 06:00
https://kahoku.news/articles/20210621khn000038.html

 世論の強い逆風に揺らめきながら、ともしびは東北を離れた。東京五輪の聖火リレーは21日、6県最後となる宮城県の日程を終えた。新型コロナウイルスの猛威がやまぬ中、大会開催に強い不安を持つ国民は多い。開幕まであと1カ月余りに迫った。(スポーツ部・安住健郎、剣持雄治)

コロナ禍、本番への不安ぬぐえず
 週末から3日間にわたって行われた宮城県の聖火リレー。沿道には多くの人が詰め掛けた。
 主役の走者の前に、パトカーに先導されたスポンサー車両がずらりと連なる。耳をつんざく音楽。「お祭り騒ぎですねえ」。車上のDJが調子外れの太い声を上げる。扇子やタオルなどグッズがばらまかれ、観衆が群がる様子は「密」そのもの。「まるでテーマパークのパレードだね」。走者の一人はあきれ顔だった。
 五輪開催について、政府の感染症対策分科会の尾身茂会長らは18日、無観客が望ましいと提言した上で、こう指摘している。
 「観客の収容方法等によっては、テレビ等で観戦する全国の人々にとって、『感染対策を緩めてもよい』という矛盾したメッセージになるリスクが発生する」
 聖火リレーの狂騒は、尾身氏が言う「矛盾」の序章に見える。
 5月の世論調査では約6割が五輪中止を求めた。それでも菅義偉首相は先進7カ国首脳会議(G7サミット)で開催へ強い決意を見せ、21日にあった国際オリンピック委員会(IOC)などとの5者協議で観衆の上限を1万人とすることに決めた。
 コロナ禍の五輪。国民の健康を賭してまで開催されようとしているのに、聖火リレーは主役のランナーが置き去りにされていた。大会はいったい誰のためのものか。政治家の意地を貫くためでも、組織の利益追求の場でもないはずだ。

6528チバQ:2021/06/26(土) 13:02:43
https://news.goo.ne.jp/article/kyodo_nor/world/kyodo_nor-2021062601000166.html
米政府、ジョージア州を提訴 投票制限法「人種差別」
2021/06/26 11:50共同通信

米政府、ジョージア州を提訴 投票制限法「人種差別」

25日、ワシントンで記者会見するガーランド米司法長官(ロイター=共同)

(共同通信)

 【ワシントン共同】バイデン米政権(民主党)は25日、南部ジョージア州で3月に成立した選挙関連州法に黒人らの投票権を事実上制限する「人種差別的な条項」が含まれているとして、条項の執行禁止を求めて同州連邦地裁に提訴した。共和党主導の各州では同様の州法が相次ぎ制定。民主党が投票権拡大を目指してまとめた連邦法案が今月共和党に阻止され、裁判に踏み切った。

 ジョージア州法は期日前や郵便投票の期間短縮、投票箱の削減、身分証明の厳格化が柱。司法省は声明などで法の下の平等などを保障した憲法規定に触れながら「黒人有権者に差別的な影響があると知りながら立法化した」と指摘した。

6529チバQ:2021/06/28(月) 09:41:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/515b776c3b6f33f3dbe733aaf6291c97f3fd7bba
茂木外相、ここにきて二階俊博の「お膝元」栃木2区で代理戦争を仕掛けたワケ
6/28(月) 7:02配信
応募者に辞退までさせた


 茂木敏充外相が、二階俊博自民党幹事長に「宣戦布告」したと自民党内がざわついている。衆院栃木2区に、自身の元秘書をねじ込んだのだ。

 同選挙区は、元二階派事務総長で二階氏の盟友、西川公也氏の地元。鶏卵業者アキタフーズの贈収賄疑惑で政治生命を断たれた西川氏に代わり、長男で栃木県議の鎭央氏が立つとみられていた。

 「ところが、県連会長の茂木さんが(元秘書の)五十嵐清県議を公募に応募させ、他の応募者に辞退までさせて受からせた。

 西川(公也)さんは激怒して二階さんに直談判しましたが、茂木さんは意に介さない。西川さん自身が直近の選挙で2回連続で負けているため、文句を言う資格はないと言わんばかりの態度です。二階さんも珍しく、この件には沈黙しています」(自民党平成研所属議員)

 にわかに茂木氏が気勢をあげる背景には、何があるのか。

 「(前総理の)安倍さんが、茂木を雑誌のインタビューで総裁候補の筆頭に挙げたから、調子に乗って二階さんを舐めているんだ」(自民党閣僚経験者)との見方もある。だが真の理由は、逆に氏が派閥で追い込まれつつあるためのようだ。

 「茂木さんは平成研の実質的会長ですが、最近は派内で『早く小渕(優子元経産相)に看板を替えたほうがいい』、『次の総裁選に出られなければ終わりだ』との声が強まっている。今勝負に出なければ、見くびられると思っているのでしょう」(前出・平成研所属議員)

 茂木氏の進退がかかった代理戦争になりそうだ。

 『週刊現代』2021年6月26日号より

週刊現代(講談社)

6530チバQ:2021/07/01(木) 19:57:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/0a86756eb0b452caf7e0e48cdb2b64908c3ef8d4
黒人区長、僅差で首位維持 暫定再集計結果 NY市長予備選
7/1(木) 14:26配信

時事通信
米ニューヨーク市長選に出馬したエリック・アダムズ・ブルックリン区長=6月24日、ニューヨーク(EPA時事)

 【ニューヨーク時事】22日に投票が行われた米東部ニューヨーク市長選民主党予備選で、選管当局は6月30日、有権者が最大5位まで順位付けして投票する新方式に基づく暫定の再集計結果を公表した。

 先週の第1回集計でトップに立ったアフリカ系の元警官エリック・アダムズ・ブルックリン区長がリードを維持し、キャスリン・ガルシア前市衛生局長が差を縮めて2位になった。

 集計は29日に行われたが、テスト票を誤って加えるミスがあり、選管はテスト票を取り除いた上で再集計した。一方、今回の暫定結果には郵便投票が含まれていないため、選挙結果の確定は7月中旬となる可能性がある。

 30日の暫定結果によると、得票率はアダムズ氏が51.1%、ガルシア氏が48.9%。

6531チバQ:2021/07/03(土) 23:12:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/81c1653256a74e15eb0fbd08ce613484b6a5bef8
米政権、祝賀ムード一色 独立記念日に「脱コロナ」アピール
7/3(土) 20:33配信
時事通信
バイデン米大統領=2日、ワシントン(EPA時事)

 【ワシントン時事】バイデン米政権は3日からの独立記念日の週末、新型コロナウイルス禍からの脱却をアピールする祝賀イベントを各地で展開する。

 感染状況を大幅に改善させた実績を訴え、経済の正常化を後押しする狙いだ。

 バイデン大統領は3日に中西部ミシガン州、ハリス副大統領は西部ネバダ州を訪問。4日の独立記念日には、ホワイトハウス南庭に1000人規模の軍・医療関係者を招く。各地ではパレードなども催され「喜びと自由の夏」(ホワイトハウス)に向けて祝賀ムード一色となる。

 米国では、1月に1日当たり3000人を超えていたコロナによる死者が、ワクチンの普及により300人を下回る水準に減少。就任演説で「暗い冬」を乗り切ろうと呼び掛けたバイデン氏は、徐々にメッセージを変化させてきた。

 政権幹部は「まだやるべきことはある」と強調するが、引き締めのメッセージは脇に追いやられ気味だ。バイデン氏は好調だった2日の雇用統計を受け「経済は動いている。コロナは逃げ回っている」とコロナ克服へ手応えを口にした。

 一方、不安要素もある。独立記念日までに7割を目指した成人のワクチン接種は67%にとどまり、達成を断念。米国内でもより強力な「デルタ株」の感染が広がる。

 ジョンズ・ホプキンス大のエリック・トナー博士は米紙ヒルで「現時点で任務完了宣言と見られるような行動は取るべきでない。まだワクチンを受けていない人に誤ったメッセージを送る」と警鐘を鳴らした。

6532チバQ:2021/07/07(水) 11:08:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/a7c1a9ef9ac5f9267e9b1749da806a604f4c795b
NY市長、黒人元警官濃厚 民主予備選、史上2人目
7/7(水) 11:05配信
共同通信
米ニューヨークの選挙集会で演説するエリック・アダムズ氏=6月22日(AP=共同)

 【ニューヨーク共同】11月の米ニューヨーク市長選に向けた民主党予備選で、選挙管理委員会は6日、暫定開票結果を発表し、黒人で元警官のブルックリン区長エリック・アダムズ氏(60)が勝利を確実にした。AP通信が伝えた。ニューヨークは民主党支持者が支配的なため、アダムズ氏が本選も制し、来年1月に同市で史上2人目の黒人市長となる可能性が濃厚だ。

 アダムズ氏は声明で「労働者階級が率いる歴史的勢力がわれわれの勝利をもたらした」と勝利宣言した。2位の白人女性の前市衛生局長キャスリン・ガルシア氏(51)を小差でかわした。

6533チバQ:2021/07/10(土) 22:14:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/5f780ac5fb973d907b877dbaa97d333849361539
バイデン氏、駐インド大使にロス市長を指名 民主党の有望株
7/10(土) 10:06配信

2
この記事についてツイート
この記事についてシェア
毎日新聞
次期駐インド大使に指名されたガルセッティ・ロサンゼルス市長=ワシントンで2021年7月2日、AP

 バイデン米大統領は9日、次期駐インド大使にガルセッティ・ロサンゼルス市長(50)を指名すると発表した。上院で承認されれば、大使に就任する。ガルセッティ氏は民主党の有望株の一人で、2020年の大統領選でも候補として名前が挙がったが、党候補指名レースには参加せずにバイデン氏を支持していた。

 ガルセッティ氏は9日の声明で「指名は光栄だ。大使として承認されれば、ロサンゼルスにささげてきたのと同じエネルギーや愛を新たな役割に注ぎたい」と述べた。

 ガルセッティ氏は13年からロス市長を務めている。バイデン政権が重視する気候変動問題にも熱心に取り組み、東京や横浜市も参加する世界の都市ネットワーク・世界大都市気候先導グループ(C40)の議長を19年から務めている。【ワシントン秋山信一】

6534チバQ:2021/07/10(土) 22:29:34
https://news.yahoo.co.jp/articles/81e3c30c7f0f9d5d30e5f408f6c4aa002d9914f4
激しさ増す米国の文化戦争 狙われる「批判的人種理論」
7/10(土) 9:58配信

毎日新聞
「批判的人種理論」に対する抗議デモの参加者たち=米西部ネバダ州で2021年5月25日、AP

 この数カ月、それまでは聞いたことがなかった批判的人種理論(Critical Race Theory)という言葉を毎日のように米国のメディアで見聞きするようになった。保守系メディアが「教育の現場や職場で批判的人種理論を禁止しろ」という主張を繰り広げ、これを受けて全米各地で論争になっている。

 例えば公共放送PBSが6月24日に放送した南部バージニア州のある小学校の集会の様子。批判的人種理論について学校が親から意見を聴取するために設けられたものだ。この中である女性は「批判的人種理論はマルクス主義にルーツがある。学校で教えられるべきものではない」と主張した。別の男性は「白人は人種差別者だと学校が教えないという確約を得るまで私は何でもするつもりだ」と訴えた。

 このような光景が各地でみられている。各州の立法化の動きも顕著だ。教育専門誌エデュケーション・ウイークによると6月29日現在、全米50州のうち26州で批判的人種理論を制限するための法律や規則が提案され、実際に南部オクラホマ、テキサスなど6州で批判的人種理論を禁止する州法が成立。南部ジョージア州など4州でも規則や決議で禁止を決定している。

 ところが、批判的人種理論を教えている小学校など存在しないのだ。

 批判的人種理論とは、法学を中心とした大学院レベルの理論的な枠組みで、1970〜80年代にかけて誕生した。ハーバード大法科大学院で、黒人として初めて終身雇用の資格を得た故デリック・ベル教授らが先駆者だ。理論の核となっている主張は、「法律を含め米国社会の構造の中に、人種差別的な要素がある。一時しのぎの対応などで人種差別をなくすことはできない」というものだ。

 これには反論もある。米国社会の人種差別は根絶されていないものの、長い時間をかけ改善しており、批判的人種理論はこうした経緯を十分にくみ取っていないという意見などだ。

 ただ、全米で論争になっているのは大学院生向けの理論の中身ではない。おそらく、理論を十分に理解して議論している人は少数派だろう。批判的人種理論は、「差別する側である白人」としての罪悪感を白人の子供に植え付ける歴史教育というゆがんだイメージで語られていることが多い。

 無名だった大学院の法理論が急に注目を集めるようになった背景には政治的な理由がある。

 中西部ミネソタ州で黒人男性、ジョージ・フロイドさんが白人警察官の暴行で死亡したのは2020年5月だった。新型コロナウイルスのまん延で市民の行動が制限されていたにもかかわらず、この事件を受け、若者を中心に「ブラック・ライブズ・マター(黒人の命は大事だ)」運動が各地に広がった。人種的少数派の権利を主張する流れは、昨年11月の米大統領選では、当時野党だった民主党を利すると考えられた。

6535チバQ:2021/07/10(土) 22:29:58

 こうした運動に危機感を持った保守側は当然、反撃に出た。トランプ前政権時代は、保守系FOXニュースの一部の番組は事実上、「トランプ応援団」だった。特にトランプ氏と親しいと言われていたのが平日夜にレギュラー番組を持つタッカー・カールソン氏だ。このカールソン氏の番組に昨年9月、クリストファー・ルフォという保守派の論客が登場し、「私の半年に及ぶ調査の結果、公的機関で批判的人種理論というものが浸透していることが判明した」と主張した。

 タイム誌によると、この放送の後、トランプ前大統領の首席補佐官だったマーク・メドウズ氏がルフォ氏に接触。直後に、トランプ政権は、批判的人種理論を推進するような教育プログラムへの連邦政府予算の執行を禁じる行政命令を出した。

 バイデン政権発足後も、共和党議員らにより、批判的人種理論の批判は続いてきた。トランプ氏自身も6月26日、中西部オハイオ州で開いた退任後、初めてとなる大規模集会で「批判的人種理論を禁じる共和党多数派の議会が必要だ。学校から、職場から排除されなければならない。州においても、連邦政府においても、軍においても禁じられなければならない」と訴えた。

 この論争は、ニューヨーク・タイムズ紙の連載「1619プロジェクト」を巡る議論の延長線上にあるとも言える。タイムズ紙の2019年のこの連載は、米国の建国を1776年ではなく、アフリカから連れてこられた最初の奴隷が確認されている1619年として、米国史を見直すという特集記事だ。ピュリツァー賞を受賞した一方で、「歴史をゆがめている」などとの批判の声が上がり、大論争になった。

 トランプ氏と共和党は、「正しい歴史」を教え、「愛国者」を育てるための「1776委員会」を設置し、1619プロジェクトに反発した。1776委員会は、トランプ氏が退任する直前に報告書を発表したが、大きな注目を集めることはなかった。

 批判的人種理論をめぐる論争は、「文化戦争」を再び盛り上げ、選挙に利用したい共和党の思惑が働いたものと言って間違いない。批判的人種理論という専門用語が、左派インテリの革新的な理論という雰囲気を持っており、敵対する保守主義運動にとっては、使い勝手がよいという面もあるのだろう。内容ではなく、イメージが独り歩きすれば、選挙の道具としては十分なのだ。

 単純化すれば、「奴隷制や過去の人種差別も含めた歴史教育が必要」という革新的な考えに対し、「愛国心にあふれる前向きな米国人を育てる教育こそが必要」という考えで対抗しようということだろう。保守派にとって、批判的人種理論はスケープゴートとしてちょうどよかったということだ。

 来年の中間選挙で下院多数党の座の奪還を狙う野党・共和党は、このまま「批判的人種理論の禁止」を選挙公約に掲げることになるだろう。その結果として、米国社会の分断はさらに進行していく可能性が高い。【北米総局長・古本陽荘】

6536チバQ:2021/07/11(日) 10:39:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/b0c17e09ba442278c816a0c5b3120afe8fd15905
撤退する米軍と後に残る廃品の山 アフガニスタン
7/11(日) 10:11配信

AFP=時事
アフガニスタンのバグラム米空軍基地近くで、撤退する同軍が日用品を置いていく廃品置き場で、使えそうなものを探す人々(2021年6月17日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】アフガニスタン・バグラム(Bagram)の米空軍基地に続く主要道路の脇には、撤退を進める同軍から回収された日用品の廃品置き場がある。

 電話や魔法瓶、パソコンのキーボードやプリンターのカートリッジなどの山の中から、まだ使える物を探すサラムさん(40)は「これが米国人のすることです」とAFPに語った。「彼らは何でも破壊してしまうのです」

 ジョー・バイデン(Joe Biden)米大統領は8日、米軍がほぼ20年にわたり続けるアフガニスタン駐留を8月31日に終了すると発表した。同国での作戦中枢として20年間機能してきたバグラム米空軍基地は、今月中にも明け渡されそうだ。

 軍需品については持ち帰ったり、アフガニスタンの治安部隊に提供したりしているが、大量の日用品は残していかざるを得ない。

 その結果、廃品ビジネスが活況を呈し、中には儲けている人もいる。ただ、大多数は腹立たしさをあらわにしている。

 サラムさんは、米軍が残す日用品について「爆破されたり、燃やされたり」していると話し、「この基地には、新しい物がたくさんあった。アフガニスタンを20回再建できるほど、たくさんあった。なのに彼らはすべて破壊してしまうのです」と説明した。【翻訳編集】 AFPBB News

6537チバQ:2021/07/14(水) 10:16:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/06fee4647d0ed780c6c47a0d9a9449cff365c256
駐トルコ大使に共和党元議員 「反トランプ」派、異例の指名 米政権
7/14(水) 7:04配信

時事通信
米共和党のジェフ・フレーク元上院議員=2018年10月、ニューハンプシャー州マンチェスター(EPA時事)

 【ワシントン時事】バイデン米政権は13日、駐トルコ大使に野党共和党のジェフ・フレーク元上院議員を指名すると発表した。

 フレーク氏はトランプ前大統領に批判的なことで知られ、野党からの大使指名は異例。

 フレーク氏は2019年に上院議員を引退し、20年大統領選ではバイデン大統領の支援に回った。13日声明を発表し「米国の外交は超党派であるべきで、指名を光栄に思う」と述べた。上院の承認を経て就任する。

6538とはずがたり:2021/07/16(金) 16:13:19

米、福祉拡充に390兆円 与党単独で法案可決視野―民主指導部
2021年07月14日15時01分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021071400731&g=int

 【ワシントン時事】米議会上院の与党民主党指導部は13日、バイデン政権が重視する子育てや教育の支援など福祉拡充策に関し、財政支出額を総額3兆5000億ドル(約390兆円)規模とする方針で一致した。野党共和党の支持が見込めない中、民主党単独での法案可決を目指す。
今年の米成長、7.0%に上方修正 コロナ危機対策で―IMF予想

 バイデン政権と上院の超党派議員グループは6月、道路や橋を中心に5790億ドルの新規歳出を盛り込んだ8年間で1兆2090億ドルのインフラ計画で合意済み。民主党指導部が決めた方針は、この合意に含まれなかった気候変動対策や高齢者介護、医療保険拡充などの財政支出が入る見通しだ。

6539チバQ:2021/08/04(水) 10:11:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/8824665ccc3ded0053e081067c3aa59aa18cc148
NY州クオモ知事のセクハラ認定 バイデン大統領、辞任促す
8/4(水) 0:52配信

共同通信
記者会見で話す米東部ニューヨーク州のクオモ知事=7月、ニューヨーク(AP=共同)

 【ニューヨーク共同】米東部ニューヨーク州のジェームズ司法長官は3日記者会見し、クオモ州知事(63)=民主党=が元側近ら11人の女性にセクハラをしていたとの調査結果を発表した。クオモ氏は昨年春以降の新型コロナウイルス対策で高い指導力を評価されたが、進退問題に発展するのは必至。同じ民主党のバイデン大統領は同日、クオモ氏に辞任を促した。

クオモ知事、セクハラ疑惑を謝罪「不快と知らず」3月

 今後、州議会での弾劾訴追や刑事事件につながる可能性もある。クオモ氏はビデオ声明で「事実は指摘されている内容と全く異なる」とセクハラを否定。「誰に対しても不適切に触れたり口説いたりはしていない」と主張した。

6540チバQ:2021/08/10(火) 21:53:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/2d43ff34be6937ad925e2635c8b8a891e1deb16aアジア系不在の「五輪バービー」に批判集中 米マテル
8/10(火) 15:45配信

CNN.co.jp
東京五輪に合わせて発売したバービー人形にアジア系の選手がいないと批判が集まっている

(CNN) 米玩具大手マテルが東京オリンピック(五輪)に合わせて発売したバービー人形のシリーズに、アジア系の人種が含まれていなかったとの批判が集中している。

【画像】マテルはIOCや東京五輪の主催団体と提携して新競技を行う人形をデザインした

マテルは昨年2月、国際オリンピック委員会(IOC)や東京五輪の主催団体と提携して五輪バービーのシリーズを発売した。

今大会で追加された野球・ソフトボール、スポーツクライミング、空手、スケートボード、サーフィンの各競技をテーマにした5種類のバービーで構成される。

先月の五輪開幕に合わせて売り込みが本格化すると、多様性の尊重と革新を掲げて「五輪公式」をうたう商品にもかかわらず、アジア系のバービーが入っていないと指摘する声が相次いだ。

五輪はアジアの代表的な都市、東京で開催された。追加競技の空手は沖縄発祥だが、空手着姿の選手は白人のバービーだ。SNSでは、マテルが偶然か意図的かにかかわらず、アジア系を無視したことに失望感を示す書き込みが目立った。

ミシガン州マコーム郡の郡政委員を務めるアジアの少数民族、モン族出身の女性はツイッター上で、自分の娘たちにバービー人形は買わないと宣言した。

東京五輪の米代表団ではアジア太平洋諸島系の選手らもメダルを獲得して注目を集めた。体操女子ではモン族系のスニーサ・リー選手が、アジア系で初の個人総合優勝を果たした。

6541チバQ:2021/08/11(水) 15:12:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/278ba0ca7678fb3b19efc451c2c67ee97a167d31
クオモNY州知事が辞任表明 セクハラ問題で
8/11(水) 1:23配信
AFP=時事
米ニューヨーク州のアンドルー・クオモ知事(2020年5月26日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】(更新)米ニューヨーク州のアンドルー・クオモ(Andrew Cuomo)知事(63)は10日、辞任する意向を表明した。クオモ氏は女性11人からセクシュアルハラスメントの告発を受け、所属する民主党内で辞任を求める圧力が高まっていた。

【写真】ニューヨーク市内で、クオモ氏の辞任表明を伝える大型スクリーン

 クオモ氏は昨年、新型コロナウイルス対策で称賛を集めたが、その後、過去に複数の女性に対しセクハラ行為に及んだとの疑惑や、介護施設で発生した新型ウイルスによる死者数の規模を隠ぺいしたとの疑惑が浮上。わずか1年間での劇的な失脚となった。

 クオモ氏はテレビ中継された発表で、レティシア・ジェームズ(Letitia James)州司法長官が先週公表した調査報告書が認定したセクハラ行為を改めて否定。一方で、自身の行為により気分を害した女性に対しては「深くお詫びする」と表明した。

 クオモ氏は「状況に鑑み、私ができる最善のことは、身を引いて政府を政治に戻すことだ」と説明。「私の辞任は14日後に発効する」と述べた。

 後任には同じく民主党のキャシー・ホークル(Kathy Hochul)副知事が同州初の女性知事として就任する。【翻訳編集】 AFPBB News

6542チバQ:2021/08/11(水) 15:12:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/1e7dee7c428266b265582634ee7073d5a1748b0c
クオモNY州知事、「戦闘モード」 周囲は辞任促すも
8/10(火) 17:15配信

2
この記事についてツイート
この記事についてシェア
CNN.co.jp
スキャンダルに揺れるNY州のクオモ知事に対し、側近が辞任を促していたという

(CNN) 米ニューヨーク州のクオモ知事の側近が週末、知事に対して辞任を促していたことがわかった。情報筋がCNNに明らかにした。クオモ知事に対しては先ごろ、複数の女性に対してセクシュアルハラスメント(性的嫌がらせ)を行っていたとの報告書が出されていた。

情報筋によれば、クオモ知事は「もっと時間がほしい」と語っており、任期の最後については不透明な状況だという。

知事の顧問と連絡を取っている別の情報筋によれば、先週時点で、クオモ知事の近しい友人やスタッフの誰もが今回の出来事をクオモ知事が政治的に切り抜けられるとは考えておらず、辞任をするか弾劾(だんがい)に直面するとみていた。そうした共通認識にもかかわらず、クオモ知事は、様子見ができると考えているという。

ジェームズ司法長官は先ごろ発表した報告書の中で、11人の女性の申し立てについて詳述し、クオモ知事が「歓迎されず同意のない接触」に及んだなどと指摘した。クオモ知事は間違ったことはしていないと主張しており、報告書の発表後に公開された動画の中でも辞任する意向は示していない。

クオモ知事に対しては民主党内で辞任を求める圧力が強まっている。バイデン大統領やペロシ下院議長、ニューヨーク州上院議員2人らがクオモ知事に辞任を呼び掛けている。

公民権活動家でクオモ知事の周辺の人々と話したアル・シャープトン師はCNNに対し、側近の大部分は知事が今回の醜聞を乗り切れるかどうか疑問視しており、任期の終了に備えているなかでも、クオモ知事は週末、「戦闘モード」だったと明らかにした。

シャープトン師によれば、クオモ知事の周辺の人々は人生の次の段階に向けて動いているという。

6543チバQ:2021/08/11(水) 19:37:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/c264274f997863279e62bd6ac3116db69178239cNY州知事辞意「セクハラへの認識の変化を理解していなかった」
8/11(水) 9:17配信

毎日新聞
辞意を表明する米ニューヨーク州のクオモ知事=2021年8月10日、ビデオ演説から

 司法当局の調査で11人の女性へのセクハラ行為を認定された米東部ニューヨーク州のアンドリュー・クオモ知事(63)=民主党=が10日、政治混乱の責任を取るなどとして、辞意を表明した。バイデン大統領ら民主党内から辞任要求が相次ぎ、側近も辞任するなど求心力を失っていた。14日後に辞任する。後任にはキャシー・ホークル副知事(62)が就く。同州で初の女性知事となる。

 クオモ氏は10日のビデオ演説でセクハラの意図を改めて否定し、「(セクハラに対する)世代間や文化的な認識の変化があり、それを理解していなかった」と述べた。女性に不快な思いをさせたことは「深く謝罪する」と語った。その上で、新型コロナウイルスへの対応や銃規制など州政府の業務に影響が出るとして、「最善の方法は私が身を引き、政府の機能を戻すことだ」と辞意を示した。

 クオモ氏に対しては、関係が近かったバイデン大統領が「彼は辞任すべきだ」と明言したほか、ペロシ下院議長など民主党幹部も辞任を要求。8日には側近だった秘書官の女性も辞任するなど「クオモ離れ」が加速していた。米CNNによると、州議会下院(150議席)では弾劾訴追決議に必要な過半数の超党派80人が弾劾に賛同すると表明。辞任しなくとも罷免される可能性が出ていた。

 クオモ氏は父親も同州知事を3期務め、弟はCNNの有名キャスター。昨春以降の新型コロナ対応では、データを示しながら州民を鼓舞する語り口が好感を呼んだ。支持率も一時70%を超えたが、その剛腕ぶりは「人間ブルドーザー」と呼ばれ、野心的で傲慢との評価もつきまとった。今春に高齢者施設でのコロナ感染死者数を過少公表した疑惑も浮上し、評価は急落した。

 セクハラ問題は州内の検察当局が捜査を始めており、今後、刑事責任を問われる可能性がある。後任のホークル氏は、連邦下院議員(民主党)などを歴任した後、2015年から副知事を務めている。セクハラ問題では「ひどく不快で違法だ」とクオモ氏を非難しており、辞意表明を受けて「決断は正しいことで、ニューヨーカーの最大の利益だ」とツイッターで表明した。【ニューヨーク隅俊之】

6544チバQ:2021/08/11(水) 19:40:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/95329ac4ce78aa58f801d5876d04b808cc82b658クオモNY知事が辞意表明 セクハラ問題で引責 被害訴えの女性に「深くおわび」
8/11(水) 1:17配信

時事通信
10日、辞任を表明する米ニューヨーク州のクオモ知事(ロイター時事)

 【ニューヨーク時事】米東部ニューヨーク州のクオモ知事(63)=民主党=は10日、オンラインで演説し、辞意を表明した。

 複数の女性に対するクオモ氏のセクハラ行為が州司法長官の報告書で認定され、辞任圧力が強まっていた。2週間後に辞任し、知事にはキャシー・ホークル副知事=同=が昇格。女性初のニューヨーク州知事となる。

 クオモ氏は「(州や州民にとって)助けにならないことはしたくない」と辞任理由を説明した。セクハラ自体は否定しつつ、被害を訴えた女性11人の気分を害したことを「深く深くおわびする」と謝罪した。

 州司法長官の報告書はクオモ氏が連邦法や州法上のセクハラに当たる行為を行ったと認定。女性11人に対し、キスや胸を触ったり、不快にさせる発言をしたりするなどしたと指摘した。報告書公表を受け、バイデン大統領をはじめ民主党内からも辞任を求める声が相次ぎ、被害を訴えた女性のうち1人は刑事告訴していた。

 「何気なく」男女問わずにキスやハグをしてきたというクオモ氏は「私の考えでは一線を越えたことはなかったが、その線が引き直されていたことに気付かなかった。世代や文化の変化を十分に認識していなかった」と釈明した。一方、州司法長官の報告書については「偏見があり公平さに欠ける司法制度は皆の懸念だ」と述べ、改めて批判。「不適切な行為の訴えとセクハラとの結論付けには違いがある」と主張した。

6545チバQ:2021/08/11(水) 19:41:22

1623 :チバQ :2021/08/11(水) 19:39:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/f645feaa2afdc31b359bfdc6d5fa657b587bce80[アジア系米国人]<1>「くたばれチャイナマン」、道路に全身たたきつけられた中華街の市長
8/11(水) 5:00配信

読売新聞オンライン
(写真:読売新聞)

 米カリフォルニア州オークランドに、全米で最も古い中華街の一つがある。英語より漢字の看板が目立つ表通りは、コロナ禍でめっきり人通りが減った。


 この街で今年前半、アジア系住民への暴行事件が相次いだ。中華街の店は現金商売が多く、強盗などに狙われやすいのは今に始まったことではないが、今回は何かが違った。理由もなく、ただ殴られる。91歳の男性が通りがかりの男に突き飛ばされる事件も起きた。

中華街で突然暴行を受けた商工会議所会頭のカール・チャン氏(7月8日、カリフォルニア州オークランドで)

 治安悪化のイメージは、不況にあえぐ街に追い打ちをかけた。300を超える商店は客足が途絶え、一時は7割以上が休業した。

 「このままでは中華街が消えてしまう」。15歳で香港から移住してきたカール・チャン(62)は危機感を隠さない。中華街商工会議所の会頭を務め、「中華街の市長」の異名をとる。いわばこの街の世話役だ。暴行事件後、警察に巡回強化を依頼し、デモを主催して人種的偏見に根ざす犯罪の撲滅を訴えてきた。

 4月29日、そのチャン自身が暴力の標的となった。

 中華街を1人で歩いていた時、後ろからの足音に気づいた。「くたばれチャイナマン(中国人)」という罵声の後、全身を道路にたたきつけられた。

6546チバQ:2021/08/11(水) 21:36:37
https://www.tokyo-np.co.jp/article/123475?rct=worldNY州クオモ知事が辞任表明 「女性蔑視」世論に屈した退場劇…後任に初の女性ホークル氏
2021年8月11日 19時36分
米ニューヨーク州のクオモ知事(AP)
米ニューヨーク州のクオモ知事(AP)

米ニューヨーク州のクオモ知事(AP)
米ニューヨーク州のホークル副知事(AP)
 【ニューヨーク=杉藤貴浩】複数女性へのセクハラが認定された米ニューヨーク州のアンドルー・クオモ知事(63)=民主党=が10日、辞任を表明した。政治的混乱の回避が理由だとして自身のセクハラを最後まで認めなかったが、女性蔑視を許さない世論の高まりに屈した形だ。新型コロナウイルス対応で世界的な名声を得てから1年余りでの退場劇となった。
 クオモ氏は同日の演説でセクハラ問題に関して「何カ月もの政治的、法的な論争を引き起こす。州政府は混乱のために力を浪費すべきではなく、私はその原因になるつもりはない」と強調。セクハラを認定した州司法当局の調査結果などについては「政治的だ。不公平であり真実ではない」と訴えた。
◆調査で浮かび上がる悪質行為
 だが、3月の調査開始から5カ月をかけて今月3日に公表された165ページの報告書は、告発者を含む関係者179人への聞き取りを基にした詳細な内容。認定事実はクオモ氏が女性部下らの意に反してキスをしたり胸などを触ったほか、性的な誘いをほのめかす会話もしたとする悪質なものだった。公表後は告発女性の1人が米テレビで「彼がしたことは犯罪だ」と顔と名前を出して訴え、与党民主党が多数の州議会下院も知事解任につながる弾劾の動きを本格化させた。
 公表後に「彼は辞めるべきだ」と述べたバイデン大統領は10日の記者会見で、「知事の決断を尊重する」と表明。来年末までのクオモ氏の任期を引き継ぎ女性初の同州知事となるキャシー・ホークル副知事(62)は「辞任に同意する。州民の最善の利益につながる」と述べた。
◆セクハラ、コロナ死過少計上…醜聞相次ぐ
 現在3期目のクオモ氏は、父も同州知事経験者で弟はCNNテレビの看板キャスターを務めるなど知名度は抜群。昨春のコロナ感染爆発では、事態を軽視するトランプ前大統領とは対照的な発信力で大統領待望論も出たが、最近はセクハラやコロナ死者の過少計上疑惑などの醜聞が相次いだ。
 性被害を告発する「#MeToo」運動を始めた米活動家タラナ・バークさんは「(セクハラの)線引きが変わった」などと釈明したクオモ氏を「世代の違いとかルールが変わったというのはばかげた間違いだ」とツイッターで批判。「女性たちは反撃と発言を始め、人々によりはっきりと声を聞かせることができるようになっている」と述べ、セクハラを容認しない時代の変化を強調した。

6547チバQ:2021/08/11(水) 21:38:13
https://www.tokyo-np.co.jp/article/123545?rct=world米NY州、初の女性知事誕生へ 「ガラスの天井破った」と歓迎
2021年8月11日 18時14分 (共同通信)
 米ニューヨーク州知事となるキャシー・ホークル副知事=5月、ニューヨーク(AP=共同)
 米ニューヨーク州知事となるキャシー・ホークル副知事=5月、ニューヨーク(AP=共同)

 【ニューヨーク共同】米東部ニューヨーク州のクオモ知事(63)が10日、セクハラ問題を理由に辞任を表明したことで、同州初の女性知事としてキャシー・ホークル副知事(62)が昇格することになった。「ガラスの天井を破った」と歓迎する声が出ている。
 ホークル氏はクオモ氏の辞任会見を受け「辞任はニューヨーカーにとって最善の決断だ。知事になる準備はできている」とツイートした。
 ホークル氏は弁護士で、2011〜13年に連邦下院議員を務め、15年1月、クオモ氏の下で副知事に就任した。米メディアによると、下院時代は保守的な姿勢で、全米ライフル協会の支持を受けていた。

6548チバQ:2021/08/12(木) 10:02:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/1f1a49068f2c14c9bcd2cf1c2380f56e71b64bb5
クオモNY知事後任のホークル氏が会見 州行政の刷新を図る考え
8/12(木) 8:23配信

産経新聞
【ニューヨーク=平田雄介】セクハラ問題で辞意を表明した米東部ニューヨーク州のアンドルー・クオモ知事(63)の後任に就く民主党のキャシー・ホークル副知事(62)が11日、記者会見した。ホークル氏は「準備は完全にできている。私の行政府を『毒のある職場』とは呼ばせない」と語り、州行政の刷新を図る考えを示した。

ホークル氏は24日、同州初の女性知事に就任する予定。11日の会見では「人の話を聞いて行動する」と強調。異論を唱えるのが難しい環境だとの批判があったクオモ氏の行政運営と距離を置く姿勢を強調した。

ホークル氏は同州バファローの出身。シラキュース大を卒業後、カトリック大で法務博士号を取得。長年、家庭内暴力(DV)や性暴力の防止活動に携わってきた。2011〜13年に州議会下院議員を務め、副知事には15年に就任した。

6549とはずがたり:2021/08/13(金) 15:39:36
米国で史上初めて白人人口が減少、2020年米国勢調査
https://news.infoseek.co.jp/article/12reutersJAPAN_KBN2FD2BG/?tpgnr=world
ロイター / 2021年8月13日 7時46分

写真写真を拡大する
 米商務省国勢調査局が8月12日公表した最新の国勢調査詳細版によると、2010年から20年までに史上初めて白人人口が減少し、この間ヒスパニックや混血、アジア系などが全体の人口増の大半を占めたことが分かった。2020年2月、ニューヨークで撮影(2021年 ロイター/Andrew Kelly)

[12日 ロイター] - 米商務省国勢調査局が12日公表した最新の国勢調査詳細版によると、2010年から20年までに史上初めて白人人口が減少し、この間ヒスパニックや混血、アジア系などが全体の人口増の大半を占めたことが分かった。

白人(ヒスパニック以外)の比率は57.8%と、引き続き人種グループとして最大となったものの、10年間で8.6%減少して、総人口における比率は過去最低を記録。一方で混血は276%も増加し、900万人から3380万人に膨れ上がった。

州別では、カリフォルニアはヒスパニックの比率が39.4%と、初めて最大の人種グループになった。テキサスもヒスパニックは39.3%と、白人の39.7%に迫る比率。

米国の総人口の伸びは10年間としては、1930年代の大恐慌時代を除くと歴史的に最も小さくなった。全ての郡の半分強で人口が減り、人口が増えたのはほぼ大都市部のみ。最近何十年かの傾向通り、南部と西部の方が、中西部と北東部より人口の伸びは大きかった。

人口数トップ5の都市はニューヨーク、ロサンゼルス、シカゴ、ヒューストン、フェニックス。特にフェニックスは上位10都市の中で最も人口が増え、フィラデルフィアと入れ替わりで第5位に躍進した。

各州はこの最新データに基づいて議会下院の選挙区割りを刷新するため、今後与野党間で激しい政治的駆け引きが展開されそうだ。

6550チバQ:2021/08/14(土) 10:07:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/c6665d4a7535fa9d9f9f398f9a4b2831ceac5229
トランプ氏に牙むいた警官 広がる議会乱入事件の波紋
8/14(土) 9:58配信
毎日新聞
集会で演説するトランプ前米大統領=アリゾナ州で2021年7月24日、AP

 昨年11月の米大統領選の結果に不満を持つ群衆が暴徒化し連邦議会に乱入した今年1月6日の事件では、連邦捜査局(FBI)などがこれまで約600人を不法侵入や公務執行妨害などの容疑で逮捕している。

 しかし、事件の直前にホワイトハウス近くで選挙結果に反対する集会を開き、自らの支持者に議会に向かうよう呼びかけたトランプ前大統領がどこまで関わっていたのかという事件の核心部分は謎のままだ。

 ◇戦場さながらの現場

 そんな中、事件を調査するため下院に設けられた特別委員会が7月27日に初めての公聴会を開催した。証言したのは現場で議会を死守した警察官4人(職域警察である議会警察の2人と首都ワシントンの警察である首都警察の2人)。警察官らは、人数では圧倒的に多い暴徒たちにどう立ち向かったかを生々しく説明した。衝撃を受けた議員らは涙を浮かべ、声を詰まらせながら質問するという異例の公聴会となった。

 証言した首都警察のマイケル・ファノーン巡査は、キャリアを議会警察でスタートした。事件当日は呼ばれたわけではなく、警察無線で議会が襲撃されたことを知り、同僚と共にかつての職場である議会に自主的に向かった。議会地下西側テラスの入り口で、突入しようとする暴徒と侵入を防ごうとする警察官が激しく衝突していた。前線に立った際、「見渡すと群衆があまりに多く、衝撃を受けた」。

 暴徒ともみ合いが続く中、体をつかまれ、群衆側に引きずり込まれた。素手や何らかの金属でめった打ちにされた。スタンガンを頭にあてられ、何度も電流の衝撃が体を走った。警察無線や警察バッジは奪われた。次に装着していた銃が狙われた。暴徒たちの中から「こいつの銃を奪って、殺してやれ」という声が聞こえた。頭に浮かんだのは4人の娘だった。「俺には子供がいるんだ」。できる限りの声を振り絞ってそう叫んだ。暴徒の情にすがるのが最後の手段だった。

 実際に誰かが止めに入り、ファノーン氏の体は警察側に引き渡された。このあたりの様子は身につけていたボディーカメラが録画しているが、ファノーン氏は気絶しており、記憶はない。病院で診断を受けると心臓発作を起こしていた。脳には損傷が残り、心的外傷後ストレス障害(PTSD)も発症した。

 ◇危険にさらされた議員の命

 議員からも衝撃的な事実が明かされた。この地下西側テラス入り口は、もっとも衝突が激しかった。暴徒と警察官の間にある入り口ドアに挟まれ「ヘルプ」と叫ぶ、首都警察のダニエル・ホッジス巡査の姿はこれまでも報道されてきた。ステファニー・マーフィー議員(民主党)は公聴会で、そのときの様子を撮影したビデオを改めて流すよう求めた。そして、マーフィー議員はホッジス氏に「多くの人、そしておそらくあなたも知らないと思うが、あなたの行動は私の人生を左右した」と語りかけた。

 下院本会議場が危ないと判断したマーフィー議員は、同僚のキャサリーン・ライス下院議員(民主党)と共に建物の地下に避難し、安全だと考えた小さな部屋に隠れた。ところが「安全だと思っていた場所は、実際には嵐の中心だった」。

 ホッジス氏らが暴徒ともみ合いになっていた入り口からこの小部屋までの距離はわずか40フィート(12メートル)だった。もし、暴徒らがこの入り口を突破していたら、2人の女性民主党議員がどうなっていたかは分からない。

 マーフィー議員から「あなたは何のために闘っていたのですか」と聞かれたホッジス氏は「民主主義のためです」と即答した。そしてこう続けた。「あなたは私から40フィートの場所にいた。与野党の議席数にほとんど差がない現状で、仮に一議員でも誘拐され殺害されるようなことがあれば、議会運営に影響を及ぼしていたでしょう」

6551チバQ:2021/08/14(土) 10:08:52
  ◇焦点はトランプ氏の関与

 議会乱入事件に関しては当初、2001年の米同時多発テロの後に置かれたような独立した調査委員会を設置する案があった。しかし、野党・共和党が反対し、与党・民主党のペロシ下院議長が下院に特別委員会を置くことを決定した。共和党は6人の委員の推薦名簿を提出したが、ペロシ氏はこのうち2議員について、「大統領選で大規模な不正があった」と主張しているトランプ氏を強く擁護してきたことなどを理由に委員就任を拒否。

 共和党は推薦名簿の提出を撤回し、特別委には協力しないと宣言した。これに対し、この事件に関してトランプ氏を弾劾訴追する下院決議案に賛成したリズ・チェイニー、アダム・キンジンガーの2共和党議員は、党指導部の意向に反して特別委の委員に就任し、形の上では超党派となった。

 だが、共和党が党として協力を拒否している以上、真相の究明は容易ではないだろう。チェイニー氏は特別委で、ホワイトハウス内でどういうやりとりがあったか電話の記録を含め開示されるべきだと主張したが、トランプ氏や周辺がこうした要求に応じる可能性は低い。

 特別委は、トランプ氏の側近の下院議員らも公聴会に呼ぶ構えだが、仮に実現しても、2度のトランプ氏の弾劾裁判がそうであったように、トランプ氏側に都合のいい話を延々と証言するだけで、事実を探るのとはほど遠い展開になるのは火を見るより明らかだ。

 一方で、この疑惑追及が今後の政局や来年秋の中間選挙に及ぼす影響を過小評価すべきではないだろう。警察官4人が証言したこの公聴会だけでも、トランプ氏や共和党へのダメージは小さくはないからだ。

 まず、トランプ氏本人が事件にどう関わったのかが焦点であることが改めて浮き彫りになった。議会乱入事件に関与した容疑者らは一つの固まりではない。「オースキーパーズ」などよく知られている極右団体なども含まれており、過激な行動を取ったのは必ずしもトランプ氏の支持者だけではなく、トランプ氏の集会での呼びかけに便乗した者の犯行もあったという見方もあった。確かにそういう側面は否定できないが、現場にいた警察官たちはトランプ氏の影響力が大きかったという見方をしている。

 議会警察のアキリーノ・ゴネル巡査部長は、暴徒らが「『トランプが我々を送り込んだ』と叫んでいた」と証言した。そして暴徒らはゴネル氏に対して「正しい側の味方になれ」と協力するよう求めてきたという。

 トランプ氏が事件直前の集会で議会に行くよう呼びかけたのは、平和的な抗議のためではなく、その当日に議会で行われていた大統領選結果を最終確認する作業を妨害するためではなかったかという疑惑は消えていない。少なくとも現場に押し寄せたトランプ支持者は、選挙結果の確定を止めるのが自分たちの役割だと解釈し、議会に侵入した。

 さらに、トランプ氏には、警察の応援のために州兵を送るのをためらったという疑惑もある。ゴネル氏は「議会警察は必要としていた応援を速やかに得ることはなかった。ブラック・ライブズ・マター(黒人の命は大事だ、BLM)運動が起きていたころには、十二分な支援があった。この違いは一体なぜなのか」と訴えた。

 議会警察のハリー・デューン巡査も、暴徒らは「トランプ氏が我々を招いた。選挙結果が盗まれるのを防ぐためにやってきたのだ」などと叫んでいたと証言。「殺し屋が誰かを殺したのであれば、殺し屋だけではなく雇った人物も刑務所に行くことになる。どうか、徹底的に追及してほしい」と述べ、トランプ氏が関与していなかったか詳細に調べるよう議員らに求めた。

 トランプ氏は最近も1月6日に起きたことについて「平和的だった」と語っている。トランプ氏に近い議員も「観光のようなものだった」と描写し、この事件が大事ではなかったという印象づけを狙っている。

 こうしたトランプ氏や共和党議員の姿勢に対しても警察官の怒りの矛先が向かった。ファノーン氏は「私が命をかけて守ろうとした人(議員)を含め、多くの人がまるで何もなかったかのように振る舞っていることは耐えがたい。(警察官に)示された冷淡さには我慢がならない」と述べ、机をたたき怒りをあらわにした。

6552チバQ:2021/08/14(土) 10:09:08
 さらに、議会内に押し入ったトランプ支持者に人種差別的な色合いが濃かったことも浮き彫りになった。黒人のデューン氏は、現場で「バイデンは大統領じゃない。誰もバイデンになど投票していない」と主張した侵入者に「自分はバイデンに投票した。自分の票は数えられていないっていうことか」と語りかけた。すると近くにいた、トランプ氏のキャッチフレーズ「メ-ク・アメリカ・グレート・アゲイン」(MAGA)と書かれたピンク色のシャツを来た女性が「聞いた? このニガー(黒人を指す蔑称)はジョー・バイデンに投票したって」と叫んだ。近くでこれを聞いた約20人が、「ファッキン・ニガー(黒人のくそやろう)」と続けざまに声を上げたという。

 また、中南米系のゴネル氏はドミニカ共和国からの移民だが、イラク戦争に参加した元軍人だ。だが、暴徒は、ゴネル氏の顔を見て「米国人じゃないじゃないか」と吐き捨てるように言ったと証言した。

 ◇崩れた共和党の戦術

 「共和党対警察官」という構図が一時的にではあっても成立したことは、4年に1度の大統領選の中間年に行われる中間選挙を見据えた場合、民主党を利する可能性が高い。

 トランプ氏は昨年の大統領選の選挙戦後半で「法と秩序」を守るのが共和党だと訴えた。黒人に対する警察官の暴力が相次ぎ、民主党の支持層でもある黒人の間で「ディファンド・ザ・ポリス」という運動が起きた。警察官こそが暴力の原因であるなら、警察を廃止するか、警察予算を大幅に削減してしまえ、という運動だ。バイデン大統領は大統領候補時代から明白にこうした路線を否定してきたが、共和党は「民主党になれば警察官が減る。民主党は警察の敵」というキャンペーンを続けてきた。

 新型コロナウイルスのワクチンが普及して経済活動が再開するなか、人の活動も活発化しているためか、米国の大都市の治安は急速に悪化している。民主党にとっては、治安の悪化は中間選挙での最大の弱点になる可能性がある。そうした中、議会乱入事件に関し、警察官がトランプ氏やその支持者を糾弾したことで、「民主党が警察の敵」という単純な図式は崩れたことになる。

 共和党支持層の間でのトランプ氏の支持はそれほど揺らいではいない。こうしたことから、中間選挙で全議席が入れ替わる下院の共和党指導部は、トランプ氏をこれまで通り「共和党の顔」として選挙を戦う構えだ。共和党の岩盤選挙区では、トランプ氏と足並みをそろえれば、当選は堅い。

 ただ、上下両院ともどちらが多数派となるかを決するのは一握りの接戦選挙区で、しかも、そうした選挙区では無党派の動向が鍵を握る。1月6日の事件にトランプ氏がどう関わったか曖昧なまま選挙を迎えた場合、どうなるだろうか。少なくとも接戦選挙区では、暴徒が議会で暴れる様子や特別委で証言した警察官が共和党を批判する姿がテレビの選挙広告で繰り返し流されることになるだろう。それが中間選挙の勝敗に影響を及ぼす可能性は否定できない。【北米総局長・古本陽荘】

6553とはずがたり:2021/08/17(火) 18:53:46
流石米国最大,制限も来年1月からと結構先やね。
wikiに拠ると貯水量は350億トンで日本だと最大級で6億トンだから徳山ダムや奥只見ダム50個分)
 テネシー川のTVAによるあの有名なフーバーダムで作られたダム湖だそうな。そうだったのか〜。

米西部の巨大貯水池、干ばつで給水制限へ
2021年8月17日 18:28 発信地:ロサンゼルス/米国 [ 米国 北米 ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3362034

【8月17日 AFP】米政府は16日、干ばつの影響で西部にある国内最大の貯水池ミード湖(Lake Mead)の水位が極めて下がっており、来年1月から給水制限を開始すると発表した。住民数千万人が影響を受けることになる。

 米国では、気候変動により降雨パターンが変化し、広範囲で慢性的な干ばつが発生している。


 大河コロラド川(Colorado River)を水源とする人工貯水池ミード湖の水位は、貯水容量の3分の1という懸念すべき水準にまで低下している。

 米水資源当局のタニヤ・トルヒーリョ(Tanya Trujillo)氏は、「米西部の多くの地域や、河川の流域全般と同様、コロラド川は加速する前例のない問題に直面している」と語る。

「これらの問題と気候変動に対処する唯一の方法は、利用できる最善の科学を活用し、コロラド川に支えられている土地や地域全体で協力して取り組むことだ」

 来年1月から、1930年代にフーバーダム(Hoover Dam)の建設によってできたミード湖の下流域に割り当てられる水量は削減されることになる。アリゾナ州への供給量は平年に比べて約20%、ネバダ州では7%、国境を越えてメキシコでは5%減少する。

 米地質調査所(USGS)が昨年発表した調査結果によると、コロラド川の流量は過去100年で平均20%減少している。少なくともその10%は地域一帯の気温上昇に起因するとされる。(c)AFP

ミード湖
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%83%BC%E3%83%89%E6%B9%96

ミード湖(ミードこ、Lake Mead)とは、アメリカ合衆国最大の人造湖である。ネバダ州ラスベガスの東約48キロメートルの場所のコロラド川に位置し、ネバダ州とアリゾナ州にまたがっている。フーバーダムによって作られ、ダムの上流180キロメートルまで伸びており、約350億立方メートル(350億トン)の水を湛えている。湖の水はカリフォルニア州及びネバダ州へ送られている。

フーバーダム
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%BC%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%80%E3%83%A0

フーバーダムは、1931年に着工し、1936年に竣工した。ルーズベルト大統領のニューディール政策の一環として建設されたとの話もあるが、着工は大統領就任の前である。

建設当時の名称はボールダーダム(Boulder Dam)だったが、着工時のアメリカ合衆国大統領のハーバート・フーヴァーにちなんで、1947年に改称された。堤頂の道路はネバダ州道172号線(英語版)である。片側1車線で渋滞のボトルネックとなっているため、ダム直下にバイパス道路として、日本の大林組がコロラドリバー橋(正式名称 英:Mike O'Callaghan?Pat Tillman Memorial Bridge)の建設を請け負い、2010年10月に竣工した[1]。

型式は重力式アーチダム、高さ221メートル、長さ379メートルで、ダム湖はミード湖と呼ばれ、貯水量は約400億トン。日本には約2,500基のダムがあるが、それらの貯水量の合計は250億トンである。日本最大の湖である琵琶湖の貯水量でも280億トン程度である。フーバーダムに設置された水力発電所で発生した電力は、ダムの北西48キロメートルにあるラスベガスをはじめ、カリフォルニア州・アリゾナ州の各都市に供給されている。

6554チバQ:2021/08/17(火) 20:15:16
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021081600165&g=int
カナダ、来月20日総選挙 トルドー政権信任問う
2021年08月16日06時28分



 【ニューヨーク時事】カナダのサイモン総督は15日、トルドー首相の要請を受け、下院(338議席)を解散した。下院選が9月20日行われる。3期目を目指すトルドー政権の新型コロナウイルス対応をめぐり信任を問う。前回総選挙で少数与党に転落したトルドー氏率いる自由党が単独過半数を獲得できるかが焦点だ。

6555チバQ:2021/08/18(水) 14:36:34
https://news.yahoo.co.jp/articles/ab5edac0eef11ebdf5f33ced6d0894ba9d5b7e94
米テキサス州知事が感染 マスク着用義務の反対論者 新型コロナ
8/18(水) 14:21配信

時事通信
 【ワシントンAFP時事】米南部テキサス州は17日、アボット知事(共和党)が新型コロナウイルスの検査で陽性判定を受けたと発表した。

 アボット氏はマスク着用義務化に対する強硬な反対論者。州内の自治体や公的資金を受け取るあらゆる機関に対し、ワクチン接種を義務化することも禁じている。

 報道官の声明によると、「健康状態は良く、今のところ無症状」という。前日には屋内で行われたイベントに出席していた。知事はすでにワクチン接種済み。検査を毎日受けていたが、陽性反応を示したのは今回が初めてで、濃厚接触者の夫人は陰性だった。

6556チバQ:2021/08/21(土) 10:43:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/39d4f84ca5a45ea953cd9c02cc93257828de9e24
米、駐中国大使に元国務次官のバーンズ氏起用 外交経験豊富
8/21(土) 10:37配信


毎日新聞
バイデン米大統領が駐中国大使に指名すると発表した元国務次官のニコラス・バーンズ氏=2008年1月18日、AP

 バイデン米大統領は20日、駐中国大使に元国務次官のニコラス・バーンズ氏(65)を指名すると発表した。上院で承認されれば、着任する。バイデン政権は中国を「唯一の競争相手」と位置づけ、軍事や先端技術などの分野で対抗姿勢を鮮明にしているが、気候変動対策など利害が共通する分野では協調する方針で、バランス感覚が要求されるポストに外交経験豊かなバーンズ氏の起用を決めたとみられる。


 バーンズ氏は外交官としてのキャリアが長く、駐北大西洋条約機構(NATO)大使や駐ギリシャ大使、国務省報道官などを歴任した。欧州や中東での経験は豊富だが、東アジアでの外交経験は多くない。ホワイトハウスは「国務次官時代にアフガニスタンやイラン、北朝鮮などに関して、中国政府と折衝した経験がある」としている。現在は米ハーバード大ケネディ行政大学院で教授を務めている。【ワシントン秋山信一】

6557チバQ:2021/08/21(土) 10:45:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/9c3d375a353eda948a605f4a3374153264bb5979
駐日大使にエマニュエル氏 オバマ氏側近の前シカゴ市長
8/21(土) 9:51配信
朝日新聞デジタル
駐日米国大使に指名されたラーム・エマニュエル前シカゴ市長=AP

 バイデン米大統領は20日、オバマ政権で大統領首席補佐官を務めたラーム・エマニュエル前シカゴ市長(61)を駐日米国大使として指名すると発表した。

 エマニュエル氏は民主党の下院議員を経て、2009年に発足したオバマ政権の大統領首席補佐官に就任。同じシカゴを地盤とするオバマ大統領の最側近として、政権の司令塔の役割を果たした。シカゴ市長選出馬のために10年に辞任し、シカゴ市長を11〜19年の2期務めた。

 エマニュエル氏は20年大統領選でバイデン氏を支持。当初は運輸長官起用が検討されたが、民主党左派が反発し、駐日大使として起用されることが決まった。剛腕政治家として知られるエマニュエル氏の起用には、米国が「競争国」として位置づける中国と対抗するため、日米同盟を強化する狙いがある。

 駐日大使のポストは、トランプ政権でハガティ氏が上院選出馬のため19年に退任して以降、空席となっていた。一方、バイデン大統領は20日、駐中国大使にニコラス・バーンズ元国務次官(政治担当)を指名することも発表した。(ワシントン=園田耕司)

朝日新聞社

6558チバQ:2021/08/22(日) 10:18:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/5a7255d243faacf2d892f17ba3645d4b7f93f8bf
駐日米大使に「ランボー」の異名持つエマニュエル氏…オバマ氏は「屈指の知性」と評価
8/21(土) 22:18配信
読売新聞オンライン
ラーム・エマニュエル氏=ロイター

 【ワシントン=田島大志】米国のバイデン大統領は20日、オバマ政権で大統領首席補佐官を務めたラーム・エマニュエル氏(61)を駐日大使に指名すると発表した。辣腕(らつわん)と激しい言動で知られる与党・民主党の大物で、指名は日米同盟重視の表れといえる。議会上院の承認を経て着任する。


 駐日米大使は、トランプ政権時代の2019年7月にウィリアム・ハガティ氏(現上院議員)が辞任して以降、空席が続いていた。

 エマニュエル氏は民主党下院議員を経て、09年のオバマ政権発足時から大統領首席補佐官を務め、目玉施策だった医療保険制度改革を巡る議会対策などで活躍した。

 オバマ政権の副大統領だったバイデン氏とは共に政権中枢で協力した間柄だ。バイデン氏は、「唯一の競争相手」と位置づける中国への対抗手段として、日米同盟の強化を進める考えを明確にしており、エマニュエル氏の手腕に期待しているとみられる。

 民主党の下院選対委員長を務めた経験などから、米議会と議員らの事情にも精通しており、元米政府高官は「味方に付けられれば、日本にとってこれ以上の援軍はない」と語る。

 オバマ元大統領は回顧録で、エマニュエル氏を「議会でも屈指の知性」と評し、「愉快で繊細で慎重で誠実な上に、言葉遣いの汚さでも有名だった。仕事の苛烈さについては議論の余地がなかった」と振り返っている。手荒い政治手法から政敵も多く、米アクション映画の主人公にちなんで「ランボー」の異名を持つ。

 シカゴ市長時代には、黒人少年が警官に射殺された事件後、情報開示などの対応が不適切だったとして批判を浴びた。日米関係筋によると、エマニュエル氏の指名は5月までには内定していたが、政権内での調整が長引いていた。早ければ東京五輪に合わせた着任を目指していたという。

6559チバQ:2021/08/29(日) 09:17:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/162d0208145eaba1494b3f7b295c8bd83d9c84ec
先住民の寄宿学校「負の歴史」、米も実態調査へ…神父が性的虐待・化学物質で人体実験
8/29(日) 5:00配信

読売新聞オンライン
 【ロサンゼルス=渡辺晋】先住民族の子供に強制的な同化教育が行われていたカナダの寄宿学校跡地から大量の遺骨や墓が相次いで見つかった問題が、米国にも波及している。米内務省は、国内の寄宿学校について実態調査を始めると表明した。調査に後ろ向きだった米国も「負の歴史」と向き合うことになる。

■「大きな誤り」

 「米国は歴史を直視せず、過ちを認めようとしなかった。それは大きな誤りだ」。コロラド州デンバー在住の先住民族ダニエル・シーウォーカーさん(37)は、そう力を込めた。現在、学生時代に出会ったロンドン在住の英国人の写真家カルロッタ・カルダナさん(39)と、先住民族の歴史を記録に残すプロジェクトに取り組む。

 シーウォーカーさんの祖母と父親もかつて寄宿学校に入れられていた。これまで祖母やプロジェクトの過程などで出会った人たちから、耳をふさぎたくなるような話を聞いた。思い出すだけで今も涙がにじむ。

 無理やり髪を切られ、部族の言葉で話すと、罰として地下室に閉じ込められた。特定の化学物質の服用や一定期間の絶食による肉体的・心理的な影響を調べられる「実験」も行われていた。

 寄宿学校の多くは、米政府から資金援助を受けたキリスト教の各宗派が運営していた。神父が女子生徒を妊娠させ、生まれた子供を火葬して埋葬することもあったという。

■虐待横行

 先住民族団体によると、米国では「文明化」の名の下で、1870年頃から1960年代にかけて少なくとも367の寄宿学校が運営されていた。親から引き離された数十万人の子供が、独自の文化や言葉などを禁じられる同化教育を受けた。

 正確な数は不明だが、25年頃には6万人以上が在籍した。26年までの在籍数は学齢期にある先住民族の子供の8割を占めたという。学校では虐待が横行し、多くの子供の行方は今も分かっていない。

6560チバQ:2021/09/02(木) 16:02:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/9a1fd7851182cb98f057bc6f6a50ab7c75487da0
米国外交むしばむ20年 中東民主化進まず 対テロ傾注、中国台頭許す
9/2(木) 7:55配信

時事通信
テロで炎上する世界貿易センタービル=2001年9月、米ニューヨーク(AFP時事)

 【ワシントン時事】2001年9月11日の米同時テロから間もなく20年を迎える。

 バイデン大統領はこの間に及んだアフガニスタン駐留米軍の撤収を断行。外交安保政策の重心を台頭する中国との競争にシフトする狙いがある。だが米国が威信を懸けて取り組んだアフガンやイラクの民主化に失敗し、テロの脅威は残ったまま。同盟国との関係がぎくしゃくするなど、迷走を続けた20年は米国の信頼性と国力をむしばんだ。
◇民主化に700兆円投入
 米国は同時テロへの報復に端を発したアフガンとイラクの戦争に約6.4兆ドル(約700兆円)を投入し、米兵約7000人を失った。この金額は日本の国家予算の約7倍に当たる。バージニア大のメルビン・レフラー名誉教授は、「対テロ戦が国づくりと民主主義の促進に拡大し、出費が天文学的数字に膨れ上がった」と指摘する。


 01年10月にアフガンを攻撃したブッシュ(子)政権がイスラム主義組織タリバン政権を崩壊させた後も米軍を駐留させたのは、アフガンをテロの温床にしないために「民主化」が不可欠とみなしたためだ。03年には大量破壊兵器保有という誤情報を基にイラクのフセイン政権を打倒。ここでも「民主化」に着手する。

 しかしアフガンとイラクの新政権は安定せず、治安状況の悪化から駐留する米軍は「永遠の戦争」に突入することになる。この間、両国で犠牲になった民間人は20万人以上。バイデン氏は今年8月31日の演説で「今回の決定は、大規模軍事作戦で他国をつくり変える時代の終わりを示すものだ」と述べ、20年間の民主化政策が徒労に終わった事実を認めた。
◇米の影響力低下顕著
 ブッシュ氏は01年の大統領就任当初、中国を「戦略的競争相手」と位置付けたが、対テロ戦への傾斜で、中国の台頭を軽視。中国による南シナ海の一方的な現状変更など軍事、経済面での勢力拡大を許したとの見方がある。

 米国の世界経済に占める国内総生産(GDP)比率は00年の30%から20年は25%に低下。一方で中国は10年に日本を抜いて世界第2の経済大国になった。

 09年に登場したオバマ大統領は穏健派イスラム勢力との連携や、中国への対抗としてアジア重視政策を打ち出した。しかしシリア内戦などが激化する中東への関与拡大に消極的だったため、過激派組織「イスラム国」(IS)が伸長し、いったん撤収したイラクへの米軍再派兵に追い込まれた。

 続くトランプ前大統領は、中東各国の内戦終結に向けた和平仲介を放置した。テロ対策の一環としてイスラム諸国を対象にした入国制限を実施し、世界中の反発を招いた。
◇約束を果たさない米国
 バイデン氏は外交政策の重要課題に中国への対抗を掲げ、同盟国や友好国との連携を推進する。ジョージタウン大のマシュー・クレイニグ教授は、過去20年の結末を受けて「自立した国を建設するという約束を果たせずに撤収することで、米国の信頼は損なわれるだろう」と述べ、米国と同盟国の間に影を落とす可能性を指摘。インド太平洋の同盟国を米国が守るのかどうか、中国の計算にも影響を及ぼすと懸念を示した。

6561とはずがたり:2021/09/07(火) 18:22:52
アメリカは賞金稼ぎと拳銃所持とガロンとマイルとポンドは廃止した方がいい。

米テキサス州の中絶禁止法、「賞金稼ぎ」が議論の的に
2021年9月5日 20:48 発信地:ワシントンD.C./米国 [ 米国 北米 ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3364867

【9月5日 AFP】「賞金稼ぎ」という言葉は、賞金首のポスターや西部開拓時代に逃亡者を狩る銃を持ったカウボーイの姿を連想させる。だが、物議を醸すこの職業は、現代の米国においても健在だ。

 テキサス州で先週、妊娠した女性の中絶手術に協力した人を無関係の一般市民が訴えることを認める州法が施行され、連邦最高裁判所が差し止め請求を却下したことから、賞金稼ぎという特異な業界に改めて注目が集まっている。


 リベラル派のソニア・ソトマイヨール(Sonia Sotomayor)最高裁判事は、差し止め請求をめぐる判断に際し「事実上、(テキサス州は)州民を賞金稼ぎの代行者に任命し、近隣住民が受ける医療措置に対して民事訴訟を起こすことに賞金を与えている」と痛烈な反対意見を述べた。

 賞金稼ぎという職業は中世以降、世界中に広まったが、現在ではほぼ米国とフィリピンにしか存在しない。

 米国の文化史と政治史が専門のトリスタン・カベッロ(Tristan Cabello)氏は、賞金稼ぎについて「米国の魂に深く根付いた」職業だと指摘。「米国市民の中でも最も保守的な層に響く存在だ」とAFPに語った。

 大多数の賞金稼ぎは、立て替えられた保釈金を踏み倒して逃亡した被告人を捕らえて生計を立てており、公費負担のない公共サービスの提供者を自負している。

■「非アメリカ的」

 だが、賞金稼ぎはフリーランスの法執行人であり、逃亡者を追い詰める手法は地域当局の管轄外とされることも多い。このため、テキサス州の中絶禁止法を受けて、賞金稼ぎが野放しになる懸念をめぐる議論が再燃している。

 ジョー・バイデン(Joe Biden)大統領はホワイトハウス(White House)で3日、テキサス州法は「自警団」による正義に等しく「ばかげていて、ほとんど非アメリカ的に思われる」と記者団に述べた。

 現在、米国で活動している賞金稼ぎの人数に関して信頼性のあるデータの入手は難しいが、保釈保証業者の全米組合PBUSは約1万5000人とみている。また、保証金を踏み倒して逃げた者たちの捕縛を請け負う業者の全米組合NAFRAは、年間3万人の逃亡者が捕まるとしている。

 賞金稼ぎの存在や、警察との関係、守るべきルールなどはグレーゾーンにある。取り締まりの要件は州ごとに大きく異なり、困惑するような内容の寄せ集めだ。職業に関するハウツー本は存在せず、参考となる文献は大半が著名な賞金稼ぎの自己宣伝的な回顧録だ。

 賞金稼ぎの権利を明確に定義しているのは、1872年の最高裁判決だ。そこでは、逃亡者を追跡する市民は警察などの「国家主体」に適用される憲法規範に拘束されないと定められている。

■でっち上げの民事訴訟

 民事・刑事の両面で数十年の訴訟担当経験を持つ元連邦検事補のケン・ホワイト(Ken White)氏は、テキサス州法の危険性について、無謀な賞金稼ぎが人々を脅かすことよりも、聖人ぶった密告者に近隣住民に嫌がらせをする機会を与える点だと指摘する。

「ちょっとした嫌がらせ目的ででっち上げられた民事訴訟が殺到しても、結局は却下や棄却、弁護側に有利な判決となるだろう。しかし、この州法は故意に、右派によって中絶に関係しているとみなされた人物が、高額で手続きそのものが人を破滅に追い込むような訴訟攻めに遭うよう計算されている」とホワイト氏は述べている。(c)AFP/Frankie TAGGART

6562チバQ:2021/09/09(木) 11:24:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/76d96e0510d4472a50f891614da690fcd3ef189d
南軍リー将軍の最大の像撤去 米バージニア知事「価値観にそぐわず」
9/9(木) 10:28配信
朝日新聞デジタル
バージニア州リッチモンドで8日に撤去されたリー将軍の像=AP

 米バージニア州政府は8日、南北戦争で南部連合を指揮したリー将軍の像を、州都のリッチモンドから撤去した。米国では近年、奴隷制度や人種差別に関わったとして南部連合の将軍らの像を撤去する動きが進んでいる。このリー将軍像は、残された南部連合の像の中で最大のものとして知られていた。

 ノーサム州知事は2020年に撤去の方針を決定し、反対派が差し止めを求めていたが、裁判所が2日に訴えを退けていた。

 ノーサム知事は8日に声明を発表し、「公的なモニュメントは、自分たちがどのような人間であるかを伝える物語を反映するものだ」として、リー将軍の像は現代の価値観にそぐわないとの見解を示した。米メディアによると、8日にはノーサム知事や市民が像の前に集まり、撤去作業を見守った。

 バージニア州では2017年に、シャーロッツビルのリー将軍像撤去をめぐって白人至上主義団体と抗議する市民が衝突。白人至上主義者の車が抗議する人々に突っ込み、1人が死亡する事件が起きた。(ワシントン=大島隆)

朝日新聞社

6563チバQ:2021/09/12(日) 17:50:35
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021091000694&g=int
終わらぬテロとの戦い 対中国へ移行進まず―米同時テロ20年
2021年09月11日07時08分

 【ワシントン時事】バイデン米政権は同時テロに端を発する「テロとの戦い」に区切りを付け、中国を主な脅威とする大国間競争に外交・安全保障政策の重心をシフトする戦略を描いた。同時テロ20年の節目を前にしたアフガニスタン駐留米軍の撤収は、その象徴になるはずだった。だが、イスラム主義組織タリバンの復権で筋書きが崩壊。対テロ戦争から脱却し、対中国に本格移行する難しさを思い知らされた。
惨劇の傷、次世代に伝達 アフガン終戦も消えぬ脅威―米同時テロ、11日で20年

 ◇重なる報復宣言
 夕闇の中、衣服を血で染めた市民が次々と搬送された。国外脱出を望む市民であふれるアフガンの首都カブールの空港で先月26日、自爆テロが起きた。米兵13人を含む180人以上が死亡。過激派組織「イスラム国」(IS)系武装勢力が犯行を認めた。
 バイデン米大統領はイスラム過激派によるテロを「20年前の脅威」と呼び、中国や気候変動など「現在と未来の脅威」に集中すべきだと訴えていた。戦争終結まで秒読み段階で起きたテロ。「米国は戦場を去ることはできるが、テロとの戦いから抜け出すことはできない」。パネッタ元国防長官がCNNテレビに語った言葉が重く響く。
 「地球の果てまで追い詰めて代償を払わせる」と国民に誓ったバイデン氏。その姿は、同時テロ直後に報復を宣言し、対テロ戦争の口火を切ったブッシュ(子)大統領とダブって見えた。
 ◇二正面作戦
 バイデン氏は「テロと戦いつつ、(中国など)現在と未来の脅威に対処する」と二正面作戦を見据える。遠隔地から監視と攻撃を行う「オーバー・ザ・ホライズン(OTH)」能力を構築し、対テロ戦を続ける方針だ。
 一方、海軍は中国の軍事力増強をにらみ、現在の290隻体制から398〜512隻体制への拡大を目指す。だが、新型コロナウイルス対策や経済再建につぎ込んだ膨大な予算のしわ寄せが今後、国防費の削減という形で現れる可能性は高い。財源が限られる中、対テロと対中国のいずれも中途半端になりかねない。
 米シンクタンク「クインジー研究所」のマイケル・スウェイン東アジア部長は、バイデン政権の対中強硬姿勢は「スローガン」にすぎないと指摘。政権は内政最重視で、中国の脅威をあおるのは「野党共和党の支持を得て、インフラ投資や国内改革を進めるための政治目的」との見方を示す。
 世界各地に拡散したテロとの戦いから抜け出せないまま内政問題への対応に追われれば、掛け声倒れに終わったオバマ政権の「リバランス(再均衡)政策」同様、現政権のインド太平洋シフトも机上の空論に終わる可能性がある。

6564チバQ:2021/09/12(日) 19:27:44
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASP9C7H6NP99UHBI00X.html
9・11から20年、事件現場3カ所で追悼式 歴代大統領ら参列
2021/09/11 22:46朝日新聞

9・11から20年、事件現場3カ所で追悼式 歴代大統領ら参列

米同時多発テロの追悼式典で、亡くなった男性の写真を掲げる参列者=2021年9月11日午前8時44分、米ニューヨーク、藤原学思撮影

(朝日新聞)

 日本人24人を含む2977人が亡くなった米同時多発テロから、11日で20年を迎えた。テロを機に始まったアフガニスタンでの「米史上最長の戦争」は8月末、米軍撤退で半ば強引に幕が引かれた。この日の式典にはバイデン米大統領をはじめ、過去20年の対テロ戦争に関わってきた歴代大統領らが参列した。

 バイデン氏はビデオメッセージで「事件後、この国は真の意味で結束した。アメリカを傷つけようとする者を必ず見つけ出し、代償を払わせることをテロリストたちに示した」と強調した。また、「恐れや怒り、イスラム教徒に対する暴力など人間の暗い側面も現れた」とし、改めて国民の結束を呼びかけた。

 追悼式は事件の現場となった3カ所で開催。2機のハイジャック機が激突したニューヨークの世界貿易センターの跡地「グラウンド・ゼロ」では11日午前(日本時間夜)、追悼式が始まった。1機目がビルに衝突した午前8時46分に黙禱(もくとう)が捧げられ、遺族らによって犠牲者の名前が一人ひとり読み上げられた。式典にはバイデン氏のほか、オバマ元大統領も出席した。

6565チバQ:2021/09/15(水) 13:49:00
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021091500178&g=int
知事リコール投票、集計開始 民主党、大票田死守の見通し―米加州
2021年09月15日13時11分

14日、サンフランシスコで演説する米カリフォルニア州のニューサム知事(AFP時事)
14日、サンフランシスコで演説する米カリフォルニア州のニューサム知事(AFP時事)


 【シリコンバレー時事】米西部カリフォルニア州のギャビン・ニューサム知事(53)=民主党=に対する解職請求(リコール)投票は14日夜(日本時間15日昼)、締め切られ、開票作業に入った。CNNテレビなどは出口調査から、否決が確実になったと報道。ただ、郵便投票の集計などで結果確定に時間がかかる可能性もある。
現職知事「続投」が優勢 14日にリコール投票―米加州

 今回の投票では、リコールの是非を問うとともに、リコールが成立した場合の後任を選ぶ。過半数がリコールに賛成するとニューサム氏は失職し、46人の後任候補のうち最多得票者が新知事となる。直近の世論調査ではニューサム氏の「続投」支持が「解職」を10ポイント超上回っていた。

6566チバQ:2021/09/15(水) 17:36:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/d169d15589bdbeb1f2fd6f791350851fdfd32fdf
米加州知事が勝利宣言 リコール否決、民主党に勢い
9/15(水) 17:17配信

2
この記事についてツイート
この記事についてシェア
時事通信
 【シリコンバレー時事】米西部カリフォルニア州のギャビン・ニューサム知事(53)=民主党=に対する14日の解職請求(リコール)投票で、米主要メディアは同日、否決が確実になったと報じた。

 ニューサム氏は州都サクラメントで「(住民は解職に)ノーを突き付けただけではない。ワクチンや女性の権利、多様性にイエスで応じた」と勝利を宣言した。

 全米最多の人口を抱える同州での解職請求をめぐっては、民主党の大票田の死守に向けてバイデン大統領が現地入り。トランプ前大統領(共和党)によって分断が生じたと批判し「トランプ主義」との戦いを訴えた。来年に中間選挙を控える中での勝利は、民主党に勢いを与えそうだ。

6567チバQ:2021/09/15(水) 20:33:10
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021091500688&g=int
アフガン難民支援でタッグ 元米大統領3人が団体設立
2021年09月15日14時47分

元米大統領の(左から)ブッシュ(子)、オバマ、クリントン各氏=2017年10月、テキサス州カレッジステーション(AFP時事)
元米大統領の(左から)ブッシュ(子)、オバマ、クリントン各氏=2017年10月、テキサス州カレッジステーション(AFP時事)


 【ワシントン時事】ブッシュ(子)、クリントン、オバマの元米大統領3人とその夫人たちが14日、イスラム主義組織タリバンが権力を掌握したアフガニスタンからの難民を受け入れるための支援団体「ウエルカム・US」を立ち上げた。生活面の相談に乗る支援者や寄付金を募るほか、難民に宿泊先や受け入れ可能な地域を紹介する。
揺れる難民大国トルコ 排斥の動き強まる―シリア人ら送還加速も視野

 ブッシュ夫妻は声明で「多くのアフガン人が、より安全な世界を推進するために前線に立った。彼らは今、私たちの支援を必要としている」と強調した。
 団体には、マイクロソフトや配車サービス大手ウーバー・テクノロジーズなどの米企業も協賛。宿泊先の提供は民泊仲介大手エアビーアンドビーを通じて行う。
 米国は8月末までに在留米国人約6000人を含む約12万4000人をアフガンから退避させた。このうちアフガン人難民については、米軍基地や一部の州で受け入れが始まっている。

6568チバQ:2021/09/18(土) 00:16:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/ed138ed6eb014400dd07e8ab738ba27ac154dcc5
トルドー首相率いる少数与党が苦戦 カナダ総選挙
9/17(金) 19:47配信
産経新聞
【ニューヨーク=平田雄介】20日投開票のカナダ総選挙で、トルドー首相率いる少数与党・自由党が苦戦している。新型コロナウイルス対策と積極的な財政出動への支持を背景に議会下院の解散に踏み切ったが、デルタ株による感染の再拡大やアフガニスタン退避作戦に関する批判票が野党・保守党に流れたようだ。

カナダ放送協会(CBC)の世論調査によると、16日時点の各政党の支持率は自由党が31・7%、保守党が31・2%で拮抗(きっこう)している。トルドー氏が解散を宣言した8月15日の時点では自由党が35・6%と保守党の28・8%に7ポイント近く差をつけていた。

この日、アフガンではイスラム原理主義勢力タリバンが政権を掌握。カナダ軍は退避作戦で約3700人を救出したが、一部のカナダ人や通訳らアフガン人協力者が取り残されたままだ。調査会社イプソスによると、退避作戦の結果、カナダ人の3人に1人が自由党に投票する可能性が低くなったと答えている。

軍歴がある保守党のオトゥール党首は「アフガン政策について十分な説明をしていない」とトルドー氏を批判。外交では対中国で日米との連携強化を訴え、中国主導のアジアインフラ投資銀行(AIIB)脱退を掲げる。外交筋は「政権交代が起きればトルドー氏の『様子見外交』から転換する」と注目する。

トルドー氏にとって12歳以上のワクチン接種完了率が77%(4日時点)のカナダで感染が再拡大したのも逆風となった。オトゥール氏は「パンデミック(世界的大流行)のさなかの不必要な選挙だ」と批判する。

トルドー氏は3年間で1000億カナダドル(約8兆7000億円)に上る景気刺激策のほか、ワクチン接種の義務化に意欲を示しており、「国民の声を聴く必要がある」としている。

6569チバQ:2021/09/20(月) 09:07:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/c824ead708ca43d01d0d50f012827528dfd10956
コロナ禍で解散、カナダ首相に「なぜ今選挙なのか」…総選挙で与党苦戦
9/19(日) 22:06配信

読売新聞オンライン
カナダのトルドー首相=ロイター

 【ニューヨーク=寺口亮一】20日投票のカナダ下院(定数338)総選挙を前に、トルドー首相(49)率いる少数与党・自由党が失速している。新型コロナウイルス対策と大規模な財政出動への支持を背景に、単独過半数を狙って解散に踏み切ったトルドー氏への逆風は強く、野党・保守党と接戦が続く。

 公共放送CBCによると、18日現在の支持率は、自由党31・6%、保守党31・1%と2党が伯仲し、左派の新民主党が20・1%で続く。自由党は解散当時、保守党を約6ポイントリードしていたが、その後一時逆転もされた。

 与党苦戦の一因は、コロナ禍で総選挙を実施するというタイミングだ。有権者の間では慎重な意見が根強く、保守党のエリン・オトゥール党首(48)も、「国民の健康は置き去りなのか」と批判を強めている。

 アフガニスタン情勢も影を落とす。トルドー氏が解散を発表した8月15日は、イスラム主義勢力タリバンがアフガンの首都カブールを陥落させたのと同じ日だった。カナダ人らの退避が急務となり、「なぜ今、選挙なのかという声が想定以上に広がった」(在カナダ外交筋)という。

 下院は全て小選挙区制。自由、保守両党とも過半数を得るのは難しい情勢だ。

6570チバQ:2021/09/20(月) 09:11:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/b7be322830b265c2c6227ac394fc27e79330da8f
カナダ、20日に総選挙 過半数狙ったトルドー首相が退陣の可能性も
9/19(日) 16:30配信

朝日新聞デジタル
8日にあった討論会で、保守党のオトゥール党首(左)が発言するのを横で見るトルドー首相=AP

 カナダで20日、下院(定数338)の総選挙が行われる。少数与党で政権運営を続けてきたトルドー首相(自由党)が、下院の過半数獲得を目指して選挙に踏み切ったが、結果的に保守党との接戦になっており、政権が交代する可能性も出ている。


 「いくらかの人が抱いている不満は分かる。日常に戻りたいだけなのに、選挙は日常ではない」

 17日、遊説先でトルドー氏は選挙について不満が広がっていることを認めた。

 トルドー氏は2015年の総選挙で自由党を勝利に導き、首相に就任した。19年の総選挙でも第1党の立場を維持したが、過半数を割り、少数与党の状況が続いてきた。そこで8月中旬、議員の任期満了まで2年余りを残して選挙に打って出た。

 背景には、新型コロナウイルスのワクチン接種率が12歳以上の人口の7割を超え、経済も回復傾向にあることなどがあった。世論調査でも、自由党が保守党を大きく引き離していた。

 だが、新型コロナが収束しないなかで、選挙を行うことに対する反発は強く、両党の差は急速に狭まっている。公共放送CBCのまとめによると、現在の世論調査の平均支持率はともに約3割で横一線だ。

 保守党のオトゥール党首は「多額の費用がかかり、不必要な選挙をパンデミックの最中に行っている。これはリーダーシップではなく、個人の都合だ」と、トルドー氏を厳しく批判。また、人工妊娠中絶の権利を認め、炭素税への反対を取りやめるなど、従来の保守党よりも「穏健」な立場を取ることで有権者にアピールをしている。

 ただ、こうした穏健路線は、従来の保守党支持者から反発を受ける可能性もある。そこで注目を受けているのが、保守党を離脱したベルニエ元外相が率いるカナダ人民党だ。移民受け入れの削減や新型コロナワクチンの義務化反対などを訴え、支持率は5%程度に達している。議席獲得はできなくても、選挙結果に影響を与えることはあり得る。

 トロント大のアンドリュー・マクドウガル准教授(カナダ政治)は「トルドー氏にとって、選挙を行うという賭けは裏目に出たといえる。世論調査の数字も変動しており、最後まで誰が勝つか分からない選挙となった」と語る。(ニューヨーク=中井大助)

朝日新聞社

6571チバQ:2021/09/20(月) 22:26:05
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-210920X368.html
接戦もトルドー政権継続か=カナダ総選挙の投票実施
2021/09/20 20:26時事通信

 【ニューヨーク時事】カナダ下院(338議席)選挙は20日、投票が行われた。直近の世論調査では、3期目を目指すトルドー首相率いる中道左派の与党・自由党が最大野党・保守党をわずかにリード。接戦が予想されているが、地元メディアは、自由党が政権を維持する公算が大きいと予測している。

 公共放送CBCによる19日時点の世論調査では、自由党が支持率31.5%、保守党は31.0%。CBCは自由党が引き続き少数与党となる確率を57%、単独過半数を確保する確率を17%と分析。一方、保守党が少数与党として政権を奪取する確率は25%とみている。その他の政党の支持率は、左派の新民主党が19.1%など。

6572チバQ:2021/09/21(火) 19:22:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/7e198028ab29be18b32ac6d5007e0f12d4ea7976
トルドー氏が勝利宣言、過半数には届かず カナダ総選挙
9/21(火) 18:45配信

0
この記事についてツイート
この記事についてシェア
CNN.co.jp
カナダのトルドー首相。過半数は獲得できなかったが、第1党を維持する見通しとなった

カナダ・モントリオール(CNN) 20日投開票のカナダ総選挙(定数338)で与党・自由党が第1党の座を維持することが確実となり、トルドー首相が支持者らの前で勝利を宣言した。ただし、同氏の狙う過半数には届かなかった。

カナダ東部時間21日午前2時の選管発表によると、開票率約95%の時点で自由党が獲得したのは157議席。最大野党・保守党が122議席だった。残りの議席は左派の新民主党と、ケベック州の自治拡大を掲げるケベック連合が獲得する見込みだ。

トルドー氏は21日未明、東部モントリオールで支持者らに「皆さんの明確な信任を得て、カナダをこのパンデミックから明るい将来へ導く任務に戻る。私たちにはまさにその用意がある」と宣言した。

世論調査では当初、トルドー氏が高い支持率を誇っていたが、保守党のオトゥール党首が急速に追い上げ、接戦に持ち込んでいた。

オトゥール氏は21日未明、支持者らへの演説で「国民はトルドー氏に過半数を与えなかった」と強調。トルドー氏は前倒し選挙で費用を無駄遣いしたうえに国家の分断を深めたと批判した。

6573とはずがたり:2021/10/08(金) 00:26:40
米与野党、債務上限引き上げで合意 12月初めまで
2021年10月07日23時48分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021100701243&g=int

 【ワシントン時事】米与党民主党の上院トップ、シューマー院内総務は7日、12月初めまでの債務上限引き上げで野党共和党と合意したことを明らかにした。同日中の法案可決を目指すという。

6574とはずがたり:2021/10/11(月) 17:37:49
米連邦議員乗せて走る「秘密」の地下鉄 米ワシントン
AFPBB News / 2021年10月11日 8時0分
https://news.infoseek.co.jp/article/afpbb_3368736/?tpgnr=world

米首都ワシントンを走る連邦議会地下鉄の車内で書類に目を通す上院議員時代のバラク・オバマ氏(2007年1月17日撮影)。(c)MARK WILSON / GETTY IMAGES NORTH AMERICA / AFP

【AFP=時事】米首都ワシントンには、大統領から最高裁判事、時には映画スターまで、世界で最も影響力がある人々によく利用されている交通手段がある。だが、その存在を知る国民は少ない。米連邦議会地下鉄(Capitol Subway System)だ。


 600部屋もある迷路のような連邦議会議事堂の下を、蛍光灯に照らされながら地下鉄が走っている。1世紀以上にわたって政治家を乗せ、議事堂と議員会館を往復してきた。

6575チバQ:2021/10/11(月) 18:29:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/e00b92ee909055d5656d14e4feceb832c0eb77d6
米連邦議員乗せて走る「秘密」の地下鉄 米ワシントン
10/11(月) 8:04配信

AFP=時事
米首都ワシントンを走る連邦議会地下鉄の車内で書類に目を通す上院議員時代のバラク・オバマ氏(2007年1月17日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】米首都ワシントンには、大統領から最高裁判事、時には映画スターまで、世界で最も影響力がある人々によく利用されている交通手段がある。だが、その存在を知る国民は少ない。米連邦議会地下鉄(Capitol Subway System)だ。


 600部屋もある迷路のような連邦議会議事堂の下を、蛍光灯に照らされながら地下鉄が走っている。1世紀以上にわたって政治家を乗せ、議事堂と議員会館を往復してきた。

 この地下鉄がニュースになったのは、上院議員の暗殺未遂現場になった時と、大統領が誰にも知らせず執務室から姿を消して身を潜めていた時。有名俳優がミュージカルさながらに車内で歌を披露した時もあった。

 全長は1キロ足らず。次の駅までの90秒間は、真剣な政治談義、たわいないうわさ話、即席の記者会見、そして静かに物思いにふける場所としてうってつけだ。

 1947年には、この地下鉄で唯一記録に残っている暗殺未遂事件が起きた。当時の副大統領候補、ジョン・ブリッカー(John Bricker)上院議員が、米議会警察(US Capitol Police)の元警官にピストルを発砲されたのだ。逆恨みが原因だった。

 ブリッカー氏は、発車待ちの車両に逃げ込み、運転士にすぐ出発するよう叫んだ。2発目の弾が頭上をかすめたが、無事だった。元警官は現場から逃走し、その後逮捕された。

 この地下鉄は、政治指導者にとっては、慌ただしいワシントンの政治からの逃避先としても利用されてきた。

 1911年1月、ウィリアム・ハワード・タフト(William Howard Taft)第27代大統領が、この地下鉄を見に行って1時間ほど所在が分からなくなり、側近を慌てさせる騒動が起きた。

 最初の路線が開通したのは1909年3月7日。首都の酷暑を避けて上院議員会館と議事堂の間を移動したいという議員の希望をかなえるためだった。

 それから3年後の1912年、自動車メーカー「スチュードベーカー(Studebaker)」の電動車が、モノレールに取って代わられた。そして1960年には7万5000ドル(現在の為替レートで約840万円)の地下鉄電動車両4台が設置された。

 1965年には、議事堂と下院議員会館を結ぶ路線も開通した。

 政治家以外にこの地下鉄を利用した人の中には、俳優のリチャード・ギア(Richard Gere)さん、チャック・ノリス(Chuck Norris)さん、デンゼル・ワシントン(Denzel Washington)さん、ロックバンド「U2」のボノ(Bono)さんらがいる。

 大ヒットミュージカル「ハミルトン(Hamilton)」の制作・出演で知られるリン=マヌエル・ミランダ(Lin-Manuel Miranda)さんは2017年、賞を授与されるために議事堂を訪れた際、深夜にこの地下鉄に乗り込んだ。車内でショーの曲を声高らかに歌っている様子をツイッター(Twitter)で披露している。【翻訳編集】 AFPBB News

6576とはずがたり:2021/10/15(金) 21:07:21
「毎日が暴力」高2女子が見た留学先の壮絶実態
授業中にマリファナ、家では「使用人扱い」…
宮本 さおり : フリーランス記者
https://toyokeizai.net/articles/-/380324
2020/10/13 6:20

6577チバQ:2021/10/18(月) 21:35:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/68591d776deb13a658df348758a5c3dc06fe4464
バイデン政権揺るがす「テキサスの乱」 共和党優勢州 中絶、ワクチンで連邦政府と対立
10/18(月) 8:40配信

14
この記事についてツイート
この記事についてシェア
産経新聞
【ワシントン=大内清】米共和党が優勢な南部テキサス州が、民主党のバイデン政権と激しく対立している。新型コロナウイルス対策をめぐる連邦政府の方針に反する政策や、人工妊娠中絶の制限に関する連邦最高裁判例を骨抜きにしようとする州法を相次いで打ち出しているのだ。共和党側は、地盤である保守層が重んじる「自由」や信仰に基づく価値を前面に押し出すことで、バイデン政権からの圧迫に抵抗するとの対立構図を描き出している。

テキサス州のアボット知事(共和党)は11日、私企業を含む州内のあらゆる機関が、従業員や顧客に新型コロナワクチンの接種を強要することを禁じる-との知事命令を出した。

バイデン政権は9月、すべての連邦職員や契約業者のワクチン接種を義務化。従業員数100人以上の企業には、従業員にワクチン接種を義務付けるよう要請している。アボット氏はこれを州民の自由意思に対する「強制」ととらえ、「禁止」という別の強制手段を持ち出したわけだ。

同命令は「ワクチン接種は望ましいが、テキサスでは自発的なものでなくてはならない」「バイデン政権は接種義務を課すことで私企業をいじめている」などと主張し、連邦政府が州権や企業活動を抑圧しているとの構図を強調した。同州でワクチン接種が完了した人の割合は今月17日現在、全米平均より約4・5ポイント低い52・5%にとどまる。

州と連邦政府の対立は、南部に多いキリスト教福音派が重視する人工妊娠中絶の禁止をめぐる議論でも先鋭化している。

テキサス州では9月、アボット知事の署名を経て、妊娠6週前後とされる胎児の心拍確認後の中絶を禁じる法律が発効した。これに対してバイデン政権は、同法の効力差し止めを求める訴訟を提起。1審と2審で相反する判断が下されたのを受けて、司法省は今月15日、連邦最高裁に上告する方針を明らかにした。

同法は、レイプや近親相姦による妊娠も例外として認めないほか、無関係の第三者が中絶に協力した医療関係者や家族、友人らを提訴でき、勝訴すれば少なくとも1万ドル(約110万円)が受け取れるなどとする内容。バイデン政権など中絶擁護派は「告発を奨励する『懸賞金』制度だ」と非難している。

米国では「ロー対ウェード」と呼ばれる1973年の最高裁判例で中絶が合憲化されたが、主に共和党が優勢な州では、立法や司法闘争を通じて同判例の無効化を目指す動きが続いてきた。最高裁(定数9人)の判事構成は現在、保守派6人、リベラル派3人と保守派優位に大きく傾いていることから、保守層には今回のテキサス州法が突破口になるとの期待も大きい。

一方で同州では7月、州議会多数派の共和党が、投票に必要な有権者登録を厳格化するなどの州法改正案を推進したのに対し、民主党議員団が州外に〝脱出〟し、議会を開催できなくすることでそれを阻止しようとする非常事態も起きた(同案は8月に成立)。

新型コロナ対策や中絶問題、投票権をめぐる議論はいずれも、バイデン政権の行方を占う来年秋の中間選挙でも重要争点に想定されるテーマ。その中でテキサス州は、共和、民主両党によるイデオロギー対立の最前線の様相を呈している。

6578チバQ:2021/10/21(木) 16:23:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/9ca8e29b1754be4ba5cd5407b186079f88c48fee
マスク着けない警官2人、マスク着用の通勤客を駅から締め出し 米NY
10/21(木) 15:10配信

18
この記事についてツイート
この記事についてシェア
CNN.co.jp
米ニューヨーク州都市交通局は、列車内や駅構内でのマスク着用を義務付けている

ニューヨーク(CNN) 米ニューヨーク市内の地下鉄の駅で、マスクを着けていない警官2人が、マスクを着けた通勤客を駅から締め出す動画が撮影され、ツイッターに投稿された。これについてニューヨークのビル・デブラシオ市長は20日の記者会見で不快感を示し、「警官2人は地下鉄の中でマスクをしていなかった。これは容認できない」と強調した。

問題の動画はこの前日、ツイッターに投稿された。動画には、マスクを着けていない2人の警官のうち1人が、マスクを着けた男性を非常口から押しやる様子が映っていた。男性を改札の外に締め出すと、2人の警官はその場から立ち去った。

この動画に映っているのは自分だというアンディ・ギルバートさんはCNNの取材に対し、通勤途中で地下鉄を降りたところ、ホームに立つ2人の警官が目に入ったと説明する。

なぜマスクを着けないのかと尋ねたが無視されたため、質問を繰り返すと、男性警官が「マスク越しでは聞こえない」と言ったとギルバートさんは証言。「私は法に従ってマスクを着けるよう頼み続けたが、警官は私が『妨害的』だと判断して私をつかまえ、60フィート(約18メートル)ほど押しやって、非常口から締め出した」と訴えた。

ギルバートさんは、警官2人に氏名や識別番号を名乗るよう求めたが無視されたと話している。この駅は職場の最寄り駅だったことから、ギルバートさんは駅に戻ることなくそのまま職場に向かったという。

地下鉄を運行するニューヨーク州都市交通局(MTA)は、列車内や駅構内でのマスク着用を義務付けており、違反すれば50ドル(約5700円)の罰金を言い渡されることがある。

ニューヨーク市警のダーモット・シェイ本部長は記者会見で「弁解の余地は一切ない」と強調、問題の警官については処分が行われるだろうと語った。

6579チバQ:2021/10/24(日) 22:25:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/d41afbabba0775bfc66c8f0389ef5c10488e2d0f
バージニア州知事選、陰の主役はトランプ氏 中間選挙の前哨戦で過熱
10/24(日) 16:45配信

朝日新聞デジタル
バージニア州知事選の民主党候補テリー・マコーリフ氏(右)の応援に駆けつけたオバマ元大統領=2021年10月23日、バージニア州リッチモンド、合田禄撮影

 来年秋の米中間選挙の前哨戦として、11月2日投開票の東部バージニア州知事選挙が過熱している。選挙戦の「陰の主役」がトランプ前大統領になりつつあり、23日の民主党候補の集会にはオバマ元大統領もてこ入れに駆けつけた。結果はトランプ氏の今後の影響力を占う試金石になると注目されている。

【画像】トランプ氏が敗れた理由は? 11万人有権者調査を分析

 バージニア州知事選は、元同州知事で民主党候補のテリー・マコーリフ氏と、トランプ氏からの支持表明を受けた共和党候補の元投資会社経営者グレン・ヤンキン氏が争う。

 23日、州都リッチモンドのバージニア・コモンウェルス大学であったマコーリフ氏の集会でオバマ氏が登壇すると歓声が沸いた。

 オバマ氏は「前回の大統領選をめぐる偽情報や誤情報を広めるのではなく、我々の民主主義を強化し、投票しやすくするべきだ」と語り、トランプ氏の支持者らの言動を批判した。

 マコーリフ氏も「ヤンキン氏はトランプ氏の狂った陰謀論を宣伝し、バージニア州が直面している最も重要な問題は選挙の公正性だと語った。雇用でも経済でも新型コロナでもなく、陰謀論だというのだ」と指摘。「対トランプ」を前面に打ち出している。

 政治サイト「リアル・クリア・ポリティクス」が集計した各種世論調査の平均値によると、8月まではマコーリフ氏が支持率で5ポイント以上の差をつけて優勢だったが、現在は2ポイント未満に縮まっている。バイデン政権の支持率が、米軍のアフガニスタン撤退や新型コロナ対策をめぐって低下傾向にあることも、影響しているとみられる。

 選挙戦がここに来て過熱しているのは、対立軸としてトランプ前大統領の存在感が増しているためだ。

 マコーリフ氏陣営は、選挙CMに1月の議会襲撃事件の映像などを盛り込み、トランプ氏とヤンキン氏の関係を有権者に印象づけようと躍起になっている。

 一方、ヤンキン氏はトランプ氏の支持層にアピールしつつ、トランプ氏の名前を繰り返し持ち出すマコーリフ氏を牽制(けんせい)する。候補者討論会では、「何度トランプの名前を出すつもりか。これはあなたと私の戦いだ」と反論した。

 トランプ氏に近いグループは13日、リッチモンドで集会を開催。トランプ氏も電話で参加し、「ヤンキン氏はすばらしい人物だ」などとたたえたが、ヤンキン氏本人は出席を見送った。(ワシントン=大島隆、リッチモンド=合田禄)

朝日新聞社

6580チバQ:2021/10/28(木) 09:53:35
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021102700682&g=int
米中間選挙「前哨戦」が白熱 地盤死守へバイデン大統領も応援―バージニア知事選
2021年10月28日07時06分

26日、米バージニア州アーリントンで開かれた州知事選の選挙集会で、手を振るバイデン大統領(右)と民主党のマコーリフ候補(AFP時事)
26日、米バージニア州アーリントンで開かれた州知事選の選挙集会で、手を振るバイデン大統領(右)と民主党のマコーリフ候補(AFP時事)

26日、米バージニア州ダンビルで開かれた州知事選の選挙集会に臨む共和党候補のヤンキン氏(AFP時事)

 【ワシントン時事】1週間後に投開票が迫った米南部バージニア州知事選に大きな注目が集まっている。来年11月の中間選挙の「前哨戦」と位置付けられているためだ。民主党の地盤だが同党候補を共和党候補が猛追。26日にはバイデン大統領も応援入りし、激戦の様相を呈している。
 「トランプ(前大統領)の信奉者」。バイデン氏は同州アーリントンの集会で、共和党候補の実業家グレン・ヤンキン氏をこう呼んで非難した。支持層を広げるためヤンキン氏がトランプ氏と距離を置いた選挙戦を展開していることに触れ、「何を隠す。恥じているのか」と皮肉った。
 バージニア州では近年、都市部の人口増でリベラル系住民の割合が高まり、知事選や国政選挙で民主党優勢が続いてきた。米メディアの世論調査によると、民主党候補のテリー・マコーリフ前知事は序盤戦で10ポイント近くリードしていたが、数ポイント差まで詰められている。焦る民主党はハリス副大統領やオバマ元大統領ら大物を次々に現地に投入した。
 マコーリフ氏が苦戦を強いられている背景に、国政の影響が指摘される。アフガニスタン駐留米軍撤収の混乱などを受け、バイデン氏の支持率は40%前後に下落。大型歳出法案をはじめ政権の看板政策が党内対立で行き詰まっていることも「民主党離れを招いた」(政治メディア・ポリティコ)との分析がある。
 危機感を強めるマコーリフ氏は「ヤンキン氏はネオナチの支持を受けている」となりふり構わず攻撃。一方のヤンキン氏は、リベラル色の薄い地方部で票の掘り起こしを進める。投開票は来月2日に行われる。

6581チバQ:2021/11/01(月) 07:03:50
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021103000329&g=int
ワクチン義務化阻止へ提訴 共和党の知事ら、バイデン大統領に反旗―米
2021年10月30日15時08分

米南部フロリダ州のデサンティス知事=6月7日、同州サーフサイド(AFP時事)
米南部フロリダ州のデサンティス知事=6月7日、同州サーフサイド(AFP時事)


 【ワシントン時事】米中西部ミズーリ州は29日、連邦政府が請負業者に従業員の新型コロナウイルスワクチン接種を義務付けたことは憲法や連邦法に違反するとして、命令の無効化を求める訴訟をミズーリ州の連邦地裁に起こしたと発表した。共和党の知事を擁する州を中心に10州が原告に名を連ねている。


 提訴したのはミズーリのほかネブラスカ、アラスカ、ニューハンプシャーの各州など。これとは別にテキサス州が29日、連邦地裁に同種の訴訟を起こしたほか、フロリダ州のデサンティス知事も提訴の意向を表明するなど、バイデン政権に反旗を翻す動きが広がっている。

6582チバQ:2021/11/01(月) 07:04:20
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021103000170&g=int
米当局、5〜11歳の接種許可 ファイザー製コロナワクチン
2021年10月30日09時09分

米食品医薬品局(FDA)の本部=2020年12月、米メリーランド州(EPA時事)
米食品医薬品局(FDA)の本部=2020年12月、米メリーランド州(EPA時事)


 【ニューヨーク時事】米食品医薬品局(FDA)は29日、ファイザー製の新型コロナウイルスワクチンについて、5〜11歳への緊急使用を許可した。近く接種が始まる見通しで、子どもの感染を防ぐ有効な手段となりそうだ。


 FDAのウッドコック長官代行は、低年齢層向けのワクチン接種によって「(米社会が)正常な感覚を取り戻すのに近づく」との期待感を示した。米国のワクチン接種年齢は、これまでファイザー製の12歳が下限。子どもは大人に比べコロナに感染しにくく、かかっても軽症で済むとされるが、周りの人に感染させる恐れがあるほか、一部は重症化している。米国では5〜11歳の約8300人がコロナで入院し、146人が死亡した。
 11歳以下には、12歳以上向けの用量の3分の1を2回投与する。FDAによれば、5〜11歳を対象とした臨床試験(治験)で、ワクチンによるコロナ発症予防効果は90.7%に上り、深刻な副反応も報告されていない。
 一方、ファイザー製やモデルナ製ワクチンは、若い男性を中心に、接種後ごくまれに心筋炎や心膜炎の発症が確認されている。FDAは5〜11歳について、「接種による利点が副反応のリスクを上回る」と判断した。

6583チバQ:2021/11/02(火) 11:48:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/3455fe3e8bb0876419af5ece801bfa65330693a1
米中間選挙占うバージニア州知事選、共和候補猛追
11/2(火) 8:19配信

0
この記事についてツイート
この記事についてシェア
産経新聞
【ワシントン=渡辺浩生】1年後の米中間選挙の前哨戦として接戦が続くバージニア州知事選挙の投開票が2日行われる。バイデン大統領の支持率が低迷する中、投資会社出身の共和党候補、グレン・ヤンキン氏(54)が民主党候補のテリー・マコーリフ前州知事(64)を猛追。ヤンキン氏が勝てばトランプ前大統領が影響力を維持する共和党が反転攻勢の機会をつかみ、バイデン政権にとって大打撃となる。

同州は首都ワシントンと隣接する都市圏と保守的な南部の風土が混在。共和党イメージカラーの赤と民主党の青が混じった「紫色の州」と呼ばれ、昨年の大統領選ではバイデン氏が得票率10ポイント差でトランプ氏を制した。州知事選も当初、民主優勢で推移してきた。

ところが米紙ワシントン・ポストが先月末実施した調査によれば、マコーリフ氏の支持率が49%、ヤンキン氏48%で、差は9月時点の3ポイントから1ポイントに縮小。フォックスニュースの直近調査は、ヤンキン氏が53%とマコーリフ氏を8ポイント差で逆転、民主党指導層を動揺させている。

ヤンキン氏はハーバード大でMBA(経営学修士)を取得、米投資会社カーライル・グループの共同最高経営責任者を務めた。政治経験はないが、トランプ支持層を手放さず、無党派層を引きつける巧妙な戦略が、中間選挙を控えた共和党現職や新人らに注目されている。トランプ氏からの支持を得ながら、選挙戦では同氏への言及を控え、教育や雇用という地域課題に政策論争の焦点を絞っている。

選挙研究者のチャーリー・クック氏は「激戦州で共和党が親・反トランプの均衡をいかに保つかという微妙な一線を誰よりもうまく演じている」と評価した。

学校教育では、人種差別や白人至上主義を米国の構造問題として変革を唱える「批判的人種理論(CRT)」の導入を禁じると主張。CRTを偏向・非愛国的と批判する伝統保守層の支持も固めた。ヤンキン流の戦略が奏功すれば「将来の共和候補が進むべき道を提示する」(米紙ウォールストリート・ジャーナル)。

一方のマコーリフ氏はオバマ氏ら民主党重鎮の支持を最大限得ながら、ヤンキン氏をトランプ氏と一体とみなす攻撃を続けるが、終盤で頼みの綱のバイデン氏の不人気が直撃した。

バイデン氏はアフガニスタンからの米軍撤収決断が尾を引き、議会では民主党内の左派と中道派の対立で大型経済対策とインフラ投資の2大法案の成立が阻まれたまま。物価上昇によるインフレ懸念や国内供給網の目詰まりという経済不安に有効な手が打てず、不支持率は5割を超す。

「世界の指導者はバージニア州知事選を注視し、民主党のマコーリフ候補の敗北か僅差の勝利を、警告とみなすだろう」。ワシントン・ポストはローマに集まった20カ国・地域の首脳らの関心をこう伝えた。勝敗の行方が、トランプ時代の決別と世界の指導的地位への復帰を宣言したばかりのバイデン政権の持続性と24年の大統領選再出馬をうかがうトランプ氏の動向を占うからだ。バージニアの一戦は「全米のターニングポイント」(同紙)というわけだ。

6584チバQ:2021/11/02(火) 23:17:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/cec0fe91d222bac76a87ecdda42ff0b707a37c76
Y市長選、投票始まる 黒人元警官候補が有力
11/2(火) 20:27配信
時事通信
ニューヨーク市のエリック・アダムズ・ブルックリン区長=10月22日、ニューヨーク(AFP時事)

 【ニューヨーク時事】米ニューヨーク市で2日、現職ビル・デブラシオ市長(60)の任期満了に伴う市長選の投票が行われた。

 ニューヨーク市は民主党の牙城で、同党候補のアフリカ系元警官エリック・アダムズ・ブルックリン区長(61)の当選が有力視されている。

 アダムズ氏が当選すれば、1990〜93年に黒人初の市長を務めた故デービッド・ディンキンズ氏以来、2人目の黒人トップが誕生する。

 共和党からは、自警団「ガーディアン・エンジェルズ」創設者のカーティス・スリワ氏(67)が出馬。エマーソン大などが10月22〜23日に実施した世論調査では、スリワ氏支持が3割にとどまったのに対して、アダムズ氏は7割と大きくリードしている。

 地元テレビによると、スリワ氏は1日に市内で演説し、「私への投票で本当の変化を得られる」と強調。一方、アダムズ氏は支持者集会で「あなたの声を市政に反映させる」と述べ、互いに最後まで自身への投票を呼び掛けた。

6585チバQ:2021/11/03(水) 11:59:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/054eee2b154cc081ec7538d787d0d4dfe88f0006
バイデン政権、遠い団結 コロナ、党内対立に苦戦 求心力陰りも・米大統領選1年
11/3(水) 7:58配信
 【ワシントン時事】昨年の米大統領選挙から3日で1年。

 大統領選で勝利し、議会上下両院で民主党が優位の「トリプルブルー」を達成したバイデン大統領だが、新型コロナウイルス禍の影響や、アフガニスタン戦争終結に伴う混乱で世論の風当たりは厳しさを増す。党内の意見集約すら苦戦するさまに、米国の「団結」を呼び掛けたバイデン氏の求心力には早くも陰りが見える。

 米社会の分断を深めたトランプ前大統領との対決を制したバイデン氏は「ビルド・バック・ベター(より良い再建)」をスローガンに、1月の就任直後から矢継ぎ早に経済対策を打ち出した。傷ついた社会からの再生を目に見える形で示す狙いだった。

 コロナ対策として現金給付を盛り込んだ法案を成立させ、ワクチン接種も加速。好スタートを予感させたが、夏にデルタ株が猛威を振るい感染が再拡大すると、支持率はじりじりと下降に転じた。

 さらにアフガンからの駐留米軍撤収や南部国境への移民殺到と難題が重なった。原油価格の高騰などに伴うインフレ高止まりや、サプライチェーン(供給網)の障害も経済の先行きに影を落としつつある。政治サイト「リアル・クリア・ポリティクス」の世論調査では8月以降、不支持が支持を上回る状態が続く。

 民主党内に目を転じれば、歳出拡大を訴える急進左派と、共和党との合意を重視する中道派の対立が激化。看板政策に掲げた環境・社会保障の大型歳出法案は当初の3.5兆ドル(約400兆円)から1.75兆ドルに規模半減を迫られた。バイデン氏は「歴史的な枠組みだ」と強がったが、中間層を意識した有給休暇補助や富裕層課税は抜け落ち、指導力に疑問符を残した。

 コロナ対策でバイデン氏は、連邦職員らに対するマスクやワクチン接種の義務化という強力な権限を行使した。これに「選択の自由」を重視する保守層が猛反発。共和党知事を擁する複数の州が連邦政府を提訴するなど、州政府との反目も顕在化している。

 昨年の大統領選は「トランプ前大統領の信任投票」(ワシントン・ポスト紙)と評された。派手さのないバイデン氏の勝利は、社会の分断に疲れ、落ち着きを求める国民の声を反映していた。政権浮揚の材料に乏しい中、リーダーシップを発揮できないまま来年11月の中間選挙で議会優位を失えば、バイデン氏の影響力は一気にそがれる可能性がある。

6586チバQ:2021/11/03(水) 23:21:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/bd30e941418770ccd47cdfd8135031e2347bcc2e
米ボストン市長に初の非白人女性
11/3(水) 15:52配信

時事通信
米ボストン市長選で勝利したミシェル・ウー氏=2日、ボストン(AFP時事)

 【ニューヨーク時事】米東部ボストンで2日、市長選が行われ、台湾系の市議会議員ミシェル・ウー氏(36)が初当選した。

 米メディアが伝えた。過去200年の市長選では白人男性しか選ばれておらず、非白人の選出は初。女性が選ばれるのも初めてだという。

 ウー氏はハーバード大法科大学院出身で、2014年に同市初のアジア系女性市議に就任。ボストンでは近年、白人の人口が減る一方でアジア系やヒスパニックが増加している。

6587チバQ:2021/11/04(木) 08:37:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/d046fb76f93c75ef5ee81c509c0ff230c7e98060
エマニュエル氏の駐日大使起用案可決 米上院外交委 民主2人反対
11/4(木) 5:31配信

毎日新聞
米上院外交委員会で駐日大使への指名を支持されたエマニュエル前シカゴ市長=2021年10月20日、秋山信一撮影

 米上院外交委員会は3日、次期駐日大使に指名されたエマニュエル前シカゴ市長の人事案を賛成多数で可決した。市長時代の黒人少年射殺事件への対応が不十分だったとして与党の民主党から2人が反対に回ったが、共和党議員の多数が賛成した。上院本会議で指名が承認されれば、着任する。

 上院外交委は民主、共和両党11人ずつで構成する。3日の人事案の採決では民主党のマークリー、マーキー両氏が反対したが、ハガティ氏(前駐日大使)ら共和党側の多数が賛成した。

 マークリー氏は3日の声明で、黒人差別や警察の暴力に抗議する運動の名称を引用し「黒人の命は大事だ。エマニュエル氏の経歴を慎重に検討し、大使指名は支持できないという結論に達した」と述べた。

 一方、共和党の外交委筆頭理事のリッシュ氏は、バイデン政権が検討しているとされる核兵器の「先制不使用」宣言について「同盟国の日本への裏切りとなる。エマニュエル氏とこの問題で議論したが、彼は理解してくれたと信じている」などとして人事案への支持を示した。

 民主、共和両党が50議席ずつの本会議での人事案承認には過半数の賛成が必要になる。エマニュエル氏の起用には民主党の下院左派が強硬に反対しているが、上院では反対を明言している議員は少ない。共和党の一部は賛成に回る見通しだ。【ワシントン秋山信一】

6588チバQ:2021/11/04(木) 14:51:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/26c99f362ef1c0be0b60a8469c33abb81506a809
元ロッテ監督のボビー・バレンタイン氏落選 生まれ故郷の市長選
11/3(水) 15:06配信

毎日新聞
市長選の討論会で話すボビー・バレンタイン氏=米東部コネティカット州で2021年10月21日、AP

 米東部コネティカット州スタンフォード市の市長選が2日、投開票された。同市が生まれ故郷で、プロ野球のロッテや米大リーグのメッツなどで監督を務めたボビー・バレンタイン氏(71)が出馬していたが、州議会議員で若手の民主党候補に接戦の末に敗れた。地元メディアが伝えた。

【写真で振り返るボビー・バレンタイン氏の軌跡】

 バレンタイン氏は無所属で今年5月に出馬を表明。米大リーグのレンジャーズの監督を解任された当時に球団の経営パートナーだったブッシュ(子)元大統領らから献金を受けた。知名度を生かし、数々の野球チームを率いた指導力などをアピールした。

 対抗馬のキャロライン・シモンズ氏(35)は名門ハーバード大出身で、過去に国土安全保障省などに勤務。民主党の若手ホープとして、ラモント州知事(民主党)のほかオバマ元大統領も支持を表明していた。

 スタンフォード市は人口約13万5000人で、人口規模がコネティカット州で2番目に大きな都市。ヤンキースやメッツの本拠地であるニューヨーク市の北東に位置する。

 バレンタイン氏は1968年にドジャースに入団し、5球団でプレー。現役引退後はメッツやレンジャーズ、レッドソックスで監督を務め、メッツを率いた2000年にワールドシリーズ進出を果たした。ロッテでは95年と04〜09年に監督を務め、05年に日本一を達成した。日本では「ボビー」の愛称で親しまれた。【ニューヨーク隅俊之】

6589チバQ:2021/11/05(金) 09:40:36
https://www.tokyo-np.co.jp/article/140930?rct=world
トランプ氏、自分が応援しなければ「負けていた」 バージニア知事選で影響力誇示 24年の大統領選にらみ
2021年11月4日 20時13分

 【ワシントン=金杉貴雄】米南部バージニア州知事選で共和党候補が勝利したことを受け、同党のトランプ前大統領は2024年の次期大統領選での復権をにらみ、自らの影響力を誇示している。
 トランプ氏は3日、ラジオ番組に電話出演し、民主党候補を破り勝利したヤンキン氏について、自らやその支持者の支援がなければ「15ポイント以上の差で負けていただろう」と主張し、“勝利宣言”した。
バージニア知事選に勝利したヤンキン氏(AP)
バージニア知事選に勝利したヤンキン氏(AP)

 ヤンキン氏は選挙戦で、教育現場での性的少数派への対応に焦点を当てリベラル派を攻撃するなど、トランプ氏を支持する保守層からの集票を期待。一方で、人種差別的言動や米議会襲撃事件などで批判も多いトランプ氏とは表面上、距離を置く戦術をとった。トランプ氏が支持表明しても集会などで同席を避けた。
 逆に民主党側はトランプ氏とヤンキン氏は「一体だ」として批判を展開。バイデン大統領やオバマ元大統領も応援に入ったが、近年では民主党が地盤とする同州での知事選を落とした。
 トランプ氏は声明で「民主党候補が私のためにやってくれたので、私は集会に行く必要さえなかった」と皮肉をこめた。昨年の大統領選で民主党が圧勝したバージニア州の知事選を1年後に共和党候補が制し、トランプ氏が復活に自信を深める結果となった。

6590チバQ:2021/11/08(月) 07:38:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/30ad03e84658cd0407e4c56792811ebc46920e7b
米民主、優勢維持へ試練 経済に関心、党内融和カギ 中間選挙まで1年
11/8(月) 7:03配信

時事通信
6日、ホワイトハウスで、インフラ投資法案成立を受け演説するバイデン米大統領(AFP時事)

 【ワシントン時事】バイデン米大統領の「信任投票」となる中間選挙まで1年。

 与党民主党が議会上下両院で持つわずかな優位を維持できるかが焦点だ。社会が新型コロナウイルス禍からの回復途上にある中、国民の関心はインフレや雇用など経済問題に集中。バイデン氏が民主党内の路線対立を越えて政策を実現し続け、弱った求心力を回復できるかが試される。

 「結果を出せることを証明した」。夏以降の支持率下落に悩むバイデン氏は、6日の記者会見で久しぶりに顔をほころばせた。「一世代に一度」と胸を張る1兆ドル(約113兆円)のインフラ投資法案の成立が確実となったためだ。

 だが、遅きに失したことは否めない。2日のバージニア州知事選では、民主党地盤にもかかわらず12年ぶりに共和党候補が勝利。民主現職が優勢とみられたニュージャージー州の知事選でも予想外の大接戦を許し、「中間選挙への警鐘」(CNNテレビ)と伝えられていた。

 苦戦の背景には、民主党内左派と中道派の「内輪もめ」による政策実現の遅れが指摘された。環境や子育て施策を盛り込み、政権のスローガン「ビルド・バック・ベター(より良い再建)」の名を冠した1兆7500億ドル(約200兆円)の大型歳出法案は、依然議会を通っていない。

 ロイター通信の最新世論調査では、直面する最大の課題に「経済・失業・雇用」を挙げた回答が27%で最も多く、「医療制度」が11%、「環境・気候変動」「保健」がそれぞれ10%で続いた。経済重視の傾向は民主党支持層よりも共和党支持層や無党派層で高く、幅広い国民の声に応えられるかが中間選挙のポイントとなる。

 一方、多数派奪還を目指す共和党は民主党の「大きな政府」路線を「社会主義的」と攻撃。物価の高止まりや、移民政策、治安悪化などを争点化していく構えだ。NBCテレビの調査では「どちらの党がより良い仕事をしそうか」との問いに対し、「経済」「国境警備」「犯罪対策」、さらには「物事を成し遂げる」の項目全てで共和党が上回った。

 中間選挙には、10年に1度の国勢調査に基づく区割り変更も影響しそうだ。下院は人口比例で配分された選挙区ごとに1人を選ぶ小選挙区制で行われる。昨年の調査によると、人口が増えたテキサスなど6州で議席割り当てが増えた一方、カリフォルニアなど7州では減少。これは「共和党に有利」と分析されている。

6591チバQ:2021/11/10(水) 11:49:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/f2c7e6a61c642634e356e7ac172b0cbfb3e58734
トランプ氏、再出馬へ着々 共和党内敵なし、穏健派沈黙 米大統領選1年
11/3(水) 7:58配信
時事通信
支持者の前で演説するトランプ前米大統領=10月9日、アイオワ州(EPA時事)

 【ワシントン時事】2020年米大統領選の雪辱を誓う共和党。

 だが、退任後も圧倒的な党内人気を誇るトランプ前大統領のほかに、新たな「顔」は現れないままだ。敗北を受け入れないトランプ氏に国民は批判的だが、穏健派は報復を恐れ、口をつぐむ。過激な主張に身を委ね続ければ、党勢の先細りは免れない。


 「大統領選は不正だった」。10月9日、中西部アイオワ州デモインの集会で、トランプ氏は熱狂する観客を前に1時間半超の長広舌を振るった。大統領選候補者指名争い初戦の党員集会が開かれる同州での演説だけに、再選に向けたトランプ氏の野望が透けて見える。

 6月から政治活動を本格化させたトランプ氏は、独自のインターネット交流サイト(SNS)を創設し、発信力強化にも余念がない。自身の支持者らによる1月の連邦議会襲撃を「平和的だった」と吹聴する。

 荒唐無稽な主張にも、党内議員の多くは異を唱えずにいる。一つには、トランプ氏が「反トランプ派」の選挙区に次々と自身に忠実な「刺客」を送り込んでいるからだ。トランプ氏の弾劾に賛成票を投じた下院議員10人のうち、これまでに2人が再選不出馬を表明。トランプ氏は「あと8人だ!」とほくそ笑んだ。

 キニピアック大の10月調査では、トランプ氏の再出馬を58%が「望まない」と回答。一方、共和党支持者で見ると78%が「望む」と答えた。5月の同じ調査では66%だったことから、トランプ氏待望論の高まりがうかがえる。

 こうした中、有力候補に名前が挙がる南部フロリダ州のデサンティス知事やペンス前副大統領、ポンペオ前国務長官、ヘイリー元国連大使らはいずれも様子見に徹している。指名争いになれば他の候補を「たたきのめす」と宣言したトランプ氏。実際の出馬判断は来年秋の中間選挙後との見方が多いが、24年大統領選への立候補は現実味を帯びる。

 トランプ氏を批判し、再選出馬断念を迫られたキンジンガー下院議員は訴える。「多くの有権者が政治的なよりどころを失っている」。穏健派が声を失った共和党の漂流は続く。

6592チバQ:2021/11/16(火) 08:45:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/643fb89fc9b8321747b8ce25f66011489290fcf1
オルーク氏、米テキサス知事選出馬 「超保守」共和現職に挑戦
11/16(火) 7:13配信

時事通信
米民主党のオルーク元下院議員=7月31日、テキサス州オースティン(AFP時事)

 【ワシントン時事】米民主党のオルーク元下院議員(49)は15日、来年11月の南部テキサス州知事選への出馬を表明した。

 「共和党王国」の同州で、極端に保守的な政策で知られる同党のアボット知事(64)の再選阻止に挑む。

 オルーク氏は下院議員を3期6年務め、2018年上院選では共和党有力者のクルーズ議員相手に善戦。20年大統領選にも出馬し、若さと雄弁さで注目を集めた。

6593チバQ:2021/11/21(日) 20:20:24
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASPCP5DKTPCLUHBI00J.html
バイデン大統領、支持率低下 中間選挙に暗雲 物価上昇とコロナ対策
2021/11/21 18:30朝日新聞

バイデン大統領、支持率低下 中間選挙に暗雲 物価上昇とコロナ対策

ミシガン州デトロイトの自動車工場で17日に演説するバイデン大統領=AP

(朝日新聞)

 バイデン米大統領の支持率が下がり続けている。コロナ禍の出口がなお見えないうえ、物価上昇が国民の生活を直撃して不満が高まっている。来年の中間選挙を前に、民主党にとっても逆風が強まっている。

 14日に発表されたワシントン・ポストとABCの共同世論調査によると、バイデン氏の支持率は41%で、前回9月の調査よりも3ポイント下がった。

 支持率の低迷は、歴代大統領と比べても深刻だ。ギャラップ社によると、バイデン氏の11月時点での支持率は、戦後の選挙で選ばれた大統領の同時期と比較して、トランプ大統領に次ぐ2番目の低さだという。

 政治サイト「リアル・クリア・ポリティクス」の各種世論調査の平均値によると、1月の就任時に55%だったバイデン氏の支持率は、7月から低落傾向が顕著になり、米軍のアフガニスタン撤退が混乱を招いた8月には支持と不支持が逆転した。

 現在、最大の下落要因となっているのが、新型コロナウイルスと物価上昇だ。ワシントン・ポストなどの調査では、バイデン氏の個別課題への対応について、経済では55%、新型コロナ対策では49%が「支持しない」と回答し、いずれも支持を上回った。

6594チバQ:2021/11/21(日) 20:36:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/b6e292233a8227b58c97ba62dd54fd889e313267

米コロナ死者、昨年上回る デルタ株流行や低接種率が要因
11/21(日) 10:58配信
共同通信
20日、米ニューヨークでワクチンの接種義務化に反対する人々(ゲッティ=共同)

 【ワシントン共同】新型コロナウイルスの感染者、死者の累計が世界最多の米国で、今年の死者が昨年の約38万5300人を上回った。ジョンズ・ホプキンズ大の集計などを基に、米メディアが20日報じた。感染力が強いデルタ株の流行とワクチン接種率が低い地域が残っていることが主な要因とみられている。


 米政府は、室内での集まりが増えるクリスマスシーズンを控えワクチン追加接種拡大などで対応を急ぎたい考え。

 米疾病対策センター(CDC)によると、20日時点でワクチン接種を完了したのは全人口の59.1%にとどまっている。18歳以上の成人人口では70.9%。

6595チバQ:2021/11/28(日) 09:31:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/99db9db23c30ccb4af75b6d0c3947d515c9b3786
「三重苦」で支持率低迷 コロナ・物価高・党内対立 バイデン政権、中間選挙厳しく
11/28(日) 7:12配信

時事通信
バイデン米大統領=26日、マサチューセッツ州ナンタケット島(AFP時事)

 【ワシントン時事】バイデン米大統領(79)が、就任10カ月では歴代ワースト2位となる支持率低迷にあえいでいる。

 米ギャラップの世論調査による支持率は1月の政権発足時の57%から、10月以降は42%に落ち込んだ。背景には新型コロナウイルス、物価上昇、看板政策を台無しにする与党民主党内の対立―の三重苦がある。

 「お父さんもお母さんも安心してください。感謝祭祝日の七面鳥もクリスマスのプレゼントも店に十分あります」
 バイデン氏は23日、ホワイトハウスでエネルギー価格の高騰に対応するため、石油備蓄を放出すると発表。その際、物価高の要因の一つである品不足や出荷遅延などサプライチェーン(供給網)の問題に取り組んでいることを強くアピールした。影響が直撃している庶民の厳しい視線を意識したものだ。

 バイデン氏の支持率は8月にアフガニスタンからの駐留米軍撤収で混乱を招いたことを契機に急落した。アメリカン大学のジョー・キャンベル教授は、取材に対し「国民は(前年同月比)約6%の物価上昇に苦しみ、コロナ禍も続いている。米国一国では解決できないのに『大統領は効果的に対応していない』と思っている」と指摘する。

 実際、メリーランド州に複数の店舗があるスウェーデンの家具大手イケアは休暇前でにぎわうものの、多くの商品が品切れ。バージニア州の自動車ディーラーは、世界的な半導体不足から「新車は数カ月待ちで、品薄の中古車も20%以上の値上がり。これじゃ客足が遠のく」と嘆いていた。

 バイデン氏が福祉の拡充や気候変動対策を重視して手掛けた大型歳出法案「ビルド・バック・ベター(より良い再建)」は、19日に下院を通過した。しかし、民主党内の対立の結果、その規模は当初から半減し、1兆7500億ドル(約198兆円)にとどまっている。

 ギャラップによると、就任から約10カ月が過ぎたバイデン氏の支持率は、同時期のトランプ前大統領(37%)に次ぐ歴代ワースト2位(1953年11月のアイゼンハワー大統領以降)を記録。民主党の苦戦が予想されている来年の中間選挙まで1年を切る中、バイデン氏の政権運営は厳しさを増している。

6596チバQ:2021/11/28(日) 09:44:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/97e3ee1e220a2885f9e88b3e4b0be84345562f90米NY州、コロナ非常事態宣言 不急の医療行為制限
11/27(土) 11:23配信

共同通信
 【ニューヨーク共同】米東部ニューヨーク州のホークル知事は26日、新型コロナウイルスの感染再拡大を受け、非常事態を宣言した。12月3日から来年1月15日まで、病床と医療従事者を確保するため不急の医療行為を制限することなどが可能になる。

 ホークル氏は声明で「感染拡大の兆候が出ている。新たな変異株『オミクロン株』はまだ州内で検出されていないが、近づいてきている」と警鐘を鳴らした。同州は今年6月、感染拡大に伴い昨年3月に宣言した非常事態を終了していた。

 ニューヨーク州の陽性率(7日間平均)は今月に入ってから上昇し、3.8%に達している。

6597チバQ:2021/12/04(土) 11:01:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/9686e6dc31f2a19c52986559ed430cd728eb43b2
せき込むバイデン氏「ただの風邪だ」 79歳、健康不安打ち消し
12/4(土) 9:39配信
 史上最高齢の米大統領であるバイデン氏(79)が3日、演説中に声がかすれていたため、記者から「大丈夫ですか」と問われ、「ただの風邪だ」と答える一幕があった。ホワイトハウスは直後に新型コロナウイルスへの感染を否定する医師の診断内容を公表した。

 バイデン氏は3日、雇用状況に関する定例の演説に臨んだが、普段よりも声が低音で、せき込む頻度が多かった。演説後に記者から「声が普段と違ったが、大丈夫ですか」と問われ、「新型コロナの検査も受けたが、ただの風邪だ。よくキスしてくれる1歳半の孫が(先に)風邪をひいていたんだ」と笑みを浮かべながら“健康不安”を打ち消した。

 ホワイトハウスが公表した医師の診断内容によると、バイデン氏は鼻づまりや声のかすれといった症状があるが、新型コロナやインフルエンザの検査では陰性だった。今後は市販薬などで治療するという。

 バイデン氏は11月に受けた定期検査で「引き続き健康で元気があり、大統領の責務を果たすのに適している」と診断されたが、背骨の摩耗などによって歩行がぎこちなくなっていると指摘されたほか、大腸の良性ポリープを除去していた。【ワシントン秋山信一】

6598チバQ:2021/12/06(月) 17:04:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/e3327e1d3bdf9ddbdf02a0dc7761c33f8a253087
〝共和党の巨人〟超党派姿勢を惜しむ声 ドール元上院議員死去
12/6(月) 16:09配信

産経新聞
【ワシントン=渡辺浩生】米共和党重鎮で元上院議員のボブ・ドール氏が5日死去した。98歳。第二次大戦の戦傷で障害を負いつつ約36年の議員在職中、超党派の運営を主導。1996年の大統領選で民主党現職のクリントン氏に敗れるなど大統領への挑戦は敗れ続けたが、今日の議会が党派対立で国民の支持が著しく低下する中、20世紀の米国政治の〝巨人〟の死を惜しむ声が高まっている。

元上院議員の妻エリザベス氏の財団が発表。死因は明らかにされていないが、今年2月に肺がんで治療中と公表していた。

「歴史家は大統領選の敗者に厳しいが、ドール氏の米国社会への貢献はホワイトハウスへの戦いの敗北をはるかに超えた」。米紙ウォールストリート・ジャーナル(電子版)は社説でドール氏の生涯をたたえた。

1923年、カンザス州出身。大恐慌の最中に貧しい家庭で育つ。バスケット、フットボール選手として鳴らした大学在学中に第二次大戦で陸軍入隊。45年にイタリアでの独軍との戦闘で重傷を負い、3年超の入院の末復員したが、右腕に重い障害を負った。

61年にカンザス州選出の下院議員に初当選し、69年に上院議員。現実主義の保守政治家として頭角を現し、85年から約10年間、共和党上院院内総務。レーガン政権期の税制改革などで党派を超えた調整力を発揮した。障害者差別撤廃の法律制定にも尽力した。

80、88年と大統領選の党指名争いに敗れた末、96年に党指名を獲得。73歳は現職を除き当時の最高齢の候補だった。好景気の追い風を受けた現職クリントン氏に大差で敗北。政界を引退しテレビ出演や執筆、退役軍人支援などに従事した。

米政界やメディアで相次ぐドール氏の議会人生をたたえる声は、党派対立と調整役不在で多くの法案がたなざらし状態にある議会への信認低下の裏返しといえる。議会の平均支持率は22%と記録的低水準だ。

ドール氏は引退後、共和党の右傾化に苦言を呈したが、党への忠誠は一貫し、2016年大統領選ではトランプ氏を支持した。そのトランプ氏は今日、バイデン大統領の看板政策のひとつインフラ整備法に賛成票を投じた一部の共和党議員を糾弾する。

「意見は頻繁に異なったが、最良という場面では民主党との協働に躊躇しなかった」。バイデン氏は声明でドール氏の超党派姿勢を惜しんだが、大統領自身が左派と穏健派の党内抗争になすすべがないのは皮肉と言わざるを得ない。

6599チバQ:2021/12/07(火) 20:34:09
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-211207X786.html「人種差別」区割りに待った=米司法省、テキサス州を提訴
2021/12/07 14:04時事通信

 【ワシントン時事】米司法省は6日、南部テキサス州による新たな連邦議会下院の小選挙区区割り案が、人種や肌の色による投票機会の差別を禁じた投票権法に違反するとして、同州を連邦地裁に提訴した。共和党に有利な区割りを描こうとする同州の動きに、バイデン政権が待ったをかけた形だ。

 訴状は、同州が共和党支持の多い白人が多数派になるような区割り変更をしたと指摘。ガーランド司法長官は会見で「ヒスパニック系や黒人の権利を奪う」と批判した。

 米国では今年、10年に1度の国勢調査に基づき、小選挙区の区割り変更が行われている。各州が区割りを決めるため、知事や州議会多数派が所属政党に有利になるよう恣意(しい)的に地図を線引きする「ゲリマンダー」の横行が懸念されている。

6600チバQ:2021/12/14(火) 17:14:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/a40ba11a7280903b4f67bd3a09083b73e6373d5a
米竜巻の死者88人に 発生72時間、懸命の捜索続く
12/14(火) 13:48配信

産経新聞
【ニューヨーク=平田雄介】米南部と中西部の6つの州で10日夜から11日未明にかけて発生した大規模な竜巻被害で、13日夜までに5つの州で88人の死亡が確認された。このうち南部ケンタッキー州では1千世帯以上の家屋が消失し74人が死亡、109人が行方不明になっている。救助を待つ人の生存率が急激に下がるとされる「発生から72時間」となる中、懸命の捜索活動が続いている。

ケンタッキー州のビシア知事は13日、竜巻で倒壊した同州メイフィールドのろうそく工場について、被災時に中にいた110人のうち94人の無事が確認されたと発表。一方で8人が死亡し、8人の行方が分かっていないと説明した。

バイデン大統領は同日、同州を視察した政府高官から報告を受け、「わが国で起きた最悪の竜巻被害の一つだ」として大規模災害にあたると宣言。一時的な住まいの提供や長期的な復興支援のための資金を、連邦政府の予算から支出する方針を示した。15日に被災地を視察する。

他州でこれまでに確認された死者は、中西部イリノイ州6人、南部テネシー州4人、南部アーカンソー州2人、中西部ミズーリ州2人となった。

6601チバQ:2021/12/19(日) 18:44:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/f63d5a6be2fe4332948fadc3ad540d4d0145d28a
過去10年で犠牲者最多 死者91人、最大風速84メートル 米竜巻から1週間
12/19(日) 7:05配信

1
この記事についてツイート
この記事についてシェア
時事通信
竜巻で破壊された酒屋を片付ける人々=16日、米ケンタッキー州メイフィールド(AFP時事)

 【ニューヨーク時事】米南部・中西部を10日夜から11日未明にかけて襲った竜巻の発生から、1週間が経過した。

 死者は17日時点で5州の計91人に上り、ABCテレビ(電子版)によると、170人以上が犠牲となった2011年5月以来、最悪の竜巻災害となった。

 気象予報機関(NWS)が発表した予備調査報告によれば、一晩の間に8州で59個の竜巻が発生。最も多くの犠牲者が出たケンタッキー州では、最大風速84メートルの勢力で家屋などが巻き上げられた。現地はがれきの山と化し、生後2カ月〜98歳の77人が命を落とした。

 同州のろうそく工場では需要が高まるクリスマスを前に24時間態勢で操業中、8人が死亡した。一部従業員は、警報が発表されていたにもかかわらず「帰宅すれば解雇する」と上司に脅されたと話しており、経営者を相手取った集団訴訟に発展した。州も安全対策が適切に取られていたかどうか検証を開始した。

 被災地の一部地域では依然として停電が続くなど、竜巻の爪痕が深く残る。17日もボランティアらが駆け付け、根元からなぎ倒された木やがれきの撤去に追われた。

 バージニア州を拠点に全米で災害支援を行うクリス・チリスさんは、米メディアに「14年この仕事をしているが、これほどひどい状況はない」と述べ、復興には何年もかかるだろうと指摘した。だが、大災害を克服し町が立ち直った時には、より強くなっているとも語り、「命を失ったことは恐ろしいが、人々はより結束するだろう」と力を込めた。

6602チバQ:2021/12/20(月) 14:44:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/b94755d7aa52c589c6e22f0852328aac1b8a077b
米でインフルエンザ発生、拡大の兆し コロナとの多重苦懸念
12/19(日) 16:30配信
CNN.co.jp
インフルエンザの発生が米国内の多くの場所で現れ始めていることがわかった

(CNN) 米疾病対策センター(CDC)は19日までに、昨年はほぼ影を潜めていたインフルエンザの発生が米国内の多くの場所で現れ始めていると警告した。

CDCのインフルエンザ対策チームを率いるマニシュ・パテル博士が米国の臨床医との間で最近開いた連絡会議で述べた。

インフルエンザが流行すれば、新型コロナウイルスのオミクロン、デルタ両変異株の猛威に加えた公衆衛生対策の「三重苦」になりかねず、医療態勢への負担がさらに増すとの警戒感が強まっている。

同博士によると、過去18カ月間に米国内ではインフルエンザの活動がなく、世界的に見ても南半球や北半球で最小限の水準にとどまった。同チームによるインフルエンザ監視が始まって以降、見られなかった現象だったとしその理由はまだ判断がつかないとも説明した。

CDCによると、12月の第1週に入り、インフルエンザに感染して841人の入院が記録された。前週の496人から増えていた。

CDCはインフルエンザに関する週ごとの報告書で、発生の水準は総じて低い段階だが、クリニックや公衆衛生研究所は最近、検査での陽性診断の増加を伝えていると指摘。ウイルスの検出は5〜24歳の若年層が大半だが、25歳以上の成人の間での比率も最近の数週間、拡大しているとした。

CDCは先月下旬、若年の成人や大学生の間でインフルエンザ発生の件数が増えており、流行の新たなシーズンの始まりを意味する可能性があるとも分析していた。

6603チバQ:2021/12/20(月) 14:46:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/cae26983ffe43b77842fdf67c5350c1edc94d9e8
コロナ規制批判の州議員が死去、滞在先のエルサルバドルで感染 米
12/20(月) 14:00配信
CNN.co.jp
米ワシントン州のダグ・エリクセン州上院議員=2017年2月

(CNN) 滞在先の中米エルサルバドルで新型コロナ感染が確認されたと1カ月前に伝えていた米ワシントン州のダグ・エリクセン州上院議員(共和党)が死去した。州上院共和党幹部会の18日の声明を通じて遺族が発表した。

発表によると、エリクセン議員は17日に死去した。遺族は死因を明らかにしておらず、プライバシーを尊重してほしいと求めている。

エリクセン氏は州下院議員を6期務めた後、2010年に州上院議員に選出されていた。

エリクセン議員は11月、地元ラジオ局KIROに対し、エルサルバドル滞在中に新型コロナに感染して具合が悪くなったと述べていた。同局のニュースディレクターのツイートによれば、エリクセン議員はエルサルバドルから出国できず、モノクローナル抗体治療も受けられないと訴えていたという。

地元紙シアトル・タイムズの報道によると、エリクセン議員はワシントン州議会に宛てた11月11日の電子メールで「エルサルバドルへ旅行に出かけ、到着直後に新型コロナウイルス検査で陽性と判定された」と報告。回復を支えるため、治療薬をエルサルバドルに空輸する手助けをしてほしいと求めていた。

エリクセン議員はワシントン州のジェイ・インスリー知事(民主党)の新型コロナ対応をめぐり、何度も辞任を要求していた。11月1日付のプレスリリースでは同州の対応について「権威主義的政府を率いる国家的リーダー」と批判。「インスリー知事の歩調は国全体と合っていない」と述べ「自身の行動は科学に基づくと言っているが、それは断固として、公衆衛生当局や選挙で選ばれた他州の指導者が理解している科学ではない」と主張していた。

インスリー知事は18日、エリクセン議員の訃報を受けて哀悼の声明を発表した。

6604チバQ:2021/12/24(金) 17:54:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/3a082fb6f77bbaebcc191651d68f1b40c2b0f72f
NY州、過去最多の1日3.8万人感染 カウントダウンは規模縮小
12/24(金) 9:44配信

6
毎日新聞
気温が2度近くに冷え込む中、タイムズスクエアで新型コロナウイルスの検査テントに並ぶ人たち=米ニューヨークで2021年12月20日、隅俊之撮影

 米東部ニューヨーク州のホークル知事は23日、新型コロナウイルスの新規感染者(22日)が3万8835人だったと発表した。前日の2万8924人から1万人近く増え、過去最多を更新した。陽性率も11・96%と高い水準で推移している。


 ニューヨーク州などでは、新たな感染者のうち変異株「オミクロン株」が占める割合が92%に上る。ホークル氏は新たな外出制限などの実施には否定的だが、22日現在の入院者は前日比82人増の4534人と増え続けており、今後対応が必要になる可能性がある。

 一方、ニューヨーク市中心部のタイムズスクエアで大みそかに開かれる恒例のカウントダウンイベントについて、デブラシオ市長は23日、例年なら約5万8000人に上る観客を約1万5000人に制限し、規模を縮小すると発表した。ワクチン接種証明の提示とマスク着用を義務付けるとしている。【ニューヨーク隅俊之】

6605チバQ:2021/12/26(日) 13:23:38
https://digital.asahi.com/articles/ASPDK4JPNPDJUHBI03N.html?_requesturl=articles%2FASPDK4JPNPDJUHBI03N.html&pn=9
米国で「怪物」的選挙区割りが続出 政治家の利己心の産物、市民反発
会員記事

アナポリス〈メリーランド州〉=大島隆2021年12月18日 11時00分
 米国で、特定政党に有利な選挙区割り「ゲリマンダー」が横行している。今年は10年に1度の区割り変更の年にあたる。さらに、連邦議会で民主党と共和党の議席数が伯仲する状況も加わり、両党は来年11月の中間選挙を見据え、自分たちに有利な区割りづくりに熱を入れている。各地で市民団体が監視をしているが、問題視されながらも長年続く慣習は、終わる気配がない。

 「政治家ではなく、私たちのための区割りを!」

 12月8日、メリーランド州アナポリスの州議会議事堂前に集まった人たちが声を上げた。人々が是正を求めたのは、政治家が自分たちに有利になるよう議会選挙区の線引きをする「ゲリマンダー」だ。19世紀初頭のマサチューセッツ州知事ゲリーが線引きをした選挙区が、トカゲのような怪物サラマンダーに似ていたことに由来する。

 集会に参加したジャスティン・ガラルドさんは、投票を呼びかけるボランティア活動をした経験から「政治家が都合よく区割りを決めるべきではない。選挙区が入り組んでわかりにくく、自分の選挙区を知らない人もいる」と話した。

 米国の議会選挙は、上院は州全体を選挙区とし、各州から2人が選ばれる。一方、下院の議席は州の人口に基づいて配分される。下院と州議会の選挙区割りは、10年に1度実施される国勢調査をもとに、各州が見直す。今年はその年で、区割り作業が大詰めを迎えている。

 メリーランド州は、露骨なゲリマンダーが長年問題になってきた州の一つだ。新たな下院選挙区の区割りもこれまでと同じく、複雑な形の選挙区が入り組んでいる。区割り案を作成した州議会は、民主党が多数派を占める。

 区割りを担当した議会の諮問委員会は声明で、「よりわかりやすく改善された区割りだ」と強調する。しかし、プリンストン大学の研究者が運営する「プリンストン・ゲリマンダリング・プロジェクト」は、メリーランド州の新たな区割りを「著しく民主党に有利だ」として最低ランクの「F」に評価した。

 集会を企画した団体「リーグ・オブ・ウーマン・ボーターズ」メリーランド支部のナンシー・ソーレン共同代表は「議会の区割り案が民主党の議席を増やす狙いなのは明らかだ。私たちは完全な独立委員会に区割りを委ねるべきだと訴えてきた」と話す。

 ゲリマンダーは米国で長年問題視されている慣習だが、今回も多くの州で、民主党、共和党それぞれが自分たちに優位な線引きをしている。州議会は共和党が多数派を握る州が多く、全体としては共和党にやや有利な区割り変更になるというのが、選挙の専門家の見方だ。

 両党がにらむのは、来年11月に控える中間選挙だ。全435議席が改選される下院は現在、民主党が過半数を抑えているものの、共和党との差はわずか8議席だ。複数の市民団体がゲリマンダー解消を訴えているが、過半数確保にしのぎを削る両党からは、是正の機運は高まっていない。

 ソーレンさんの団体は、ゲリマンダー是正を求める活動を全国で展開してきた。だが「状況はさらに悪くなっている。党派対立が強まり、協力や公正さが失われたことが一因だ」と語る。

 米南部ノースカロライナ州の都市グリーンズボロ。町の中心部には、黒人差別に反対の声を上げた1960年代の公民権運動の記念碑が残る。約30万人の人口のうち、白人と黒人がそれぞれ4割ずつを占める。

 11月、同市を中心とした選挙区である6区が、分割されて事実上姿を消すことが決まった。共和党が主導する州議会が決めた新たな区割りの結果、6区は四つに分割されて、それぞれ周辺の選挙区に組み入れられたからだ。

 地元の書店主スティーブ・ミッチェルさん(62)は、「ばかげている。政治家が自分の党に有利な線引きをした、ゲリマンダリングの結果だ」と憤る。グリーンズボロが組み入れられた新たな選挙区は西に広がり、アパラチア山脈の山間部を含む。グリーンズボロから選挙区の西端まで車で2時間以上かかる距離だ。ミッチェルさんは「西側の地域とは文化も違う」と、同じ選挙区になるのは納得がいかない様子だ。

 この6区は、前回2020年の下院選挙では民主党候補が勝利した。しかし、分割して組み込まれた周辺の選挙区は、いずれも共和党が優勢だ。このように相手の政党が強い地域を分割して、ほかの選挙区に吸収する手法は「クラッキング」と呼ばれる。逆に、他党の支持者が多い地域を一つの選挙区に「詰め込む」代わりに、周辺の選挙区の区割りを自分の党に有利にする「パッキング」という手法もある。

6606チバQ:2021/12/26(日) 13:23:53
 同州の区割りについては、すでに市民団体が複数の訴訟を起こしている。その一つ「社会正義のための南部連合」のジェフ・ロペフィド弁護士は、「都市部を分割して共和党が強い地区に組み込むことで、都市部に多いアフリカ系住民の票を希薄化しようとしている」と批判する。

 同じような衝突は別の州でも起きている。司法省は6日、テキサス州の新たな区割りがマイノリティーに不利で、人種差別を禁じた投票権法に反するとして、同州を提訴した。バイデン政権が、共和党に有利な区割りを阻止しようとしたものだ。

 イリノイ州では、蛇のように細長い選挙区が生まれた。複数の郡にまたがる都市をつないで、一つの選挙区をつくった結果だ。都市部には民主党支持者が多い。プリツカー知事(民主党)は「区割りは(人種差別を禁じた)投票権法の趣旨に合致するものだ。すべてのコミュニティーが、平等に議会に意見を反映できる区割りだ」と、都市部に多いマイノリティーの声が埋没しないよう配慮した結果だと訴えた。

 しかし、同州の市民団体「チェンジ・イリノイ」は「ほぼすべての選挙区で勝者と敗者が事前に決まっている。有権者の選択を奪う非民主的な区割りだ」と批判する声明を出した。

 プリンストン大学の研究者が運営する「プリンストン・ゲリマンダリング・プロジェクト」は、ノースカロライナ州、イリノイ州の区割りを「著しく一方の政党に有利だ」として最低ランクの「F」に評価した。

政治の二極化の要因にも
 ゲリマンダーは、選挙での競争を失わせる一因となっている。政治サイト「リアル・クリア・ポリティクス」が2020年下院議員選挙の投票日前に示した予測では、両党の候補が接戦となる選挙区は、435議席のうち1割にとどまった。

 ニューヨーク大学のブレナン司法センターは、ゲリマンダーが「有権者が代表を選ぶのではなく、政治家に有権者を選ぶ権限を与えている」と指摘し、民主主義に反すると訴える。

 ゲリマンダーによって一方の政党の支持者が選挙区内に増えることが、政治の二極化につながっているという指摘もある。選挙法に詳しいウィリアム・アンド・メアリー大学ロースクールのレベッカ・グリーン教授は「競争が少ない選挙区になれば、候補者は中間的な有権者よりも、より極端な主張の層に訴えようとする可能性が強まる」と語る。

 ゲリマンダーの防止策として提唱されているのが、議会に代わって第三者による独立委員会に区割りの権限を与える案だ。実際に複数の州で導入されているが、十分な権限が与えられず委員会案が採用されない州があるなど、課題も残っている。(アナポリス〈メリーランド州〉=大島隆)

6607チバQ:2021/12/28(火) 11:58:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/9bf64fcbfbe3ce052f3d75d080789ff15e25a620
NY市、子供の入院急増 オミクロン株拡大、空の便混乱 米
12/28(火) 7:07配信

時事通信
24日、米ニューヨークで、市職員が配布する新型コロナウイルス感染検査キットを求め集まった人々(AFP時事)

 【ニューヨーク時事】新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」が急速に広まり、再び感染拡大に見舞われている米ニューヨーク市で、18歳以下の子供が感染して入院するケースが急増している。

【図解】オミクロン株の特徴

 
 ニューヨーク州が24日発表した声明によると、ニューヨーク市では今月第2週から第4週にかけて、18歳以下の入院件数が4倍に増えた。約半数がワクチン接種が認められていない5歳未満だという。

 ニューヨーク州では24日、新規感染者数が4万9708人と過去最多を更新した。州保健当局は子供を感染から守るため、5歳以上のワクチン接種やマスク着用を呼び掛けるとともに、人混みを避けるよう改めて訴えた。

 一方、大統領首席医療顧問のファウチ国立アレルギー感染症研究所長は26日、米ABCニュースのインタビューで、オミクロン株は重症化リスクが低いとの研究結果があるものの「感染者が激増すると、重症度が低いというプラスの効果を打ち消してしまう」と指摘。「自己満足しないでほしい」と警戒を怠らないよう促した。

 オミクロン株の拡散は、多くの人が移動するクリスマス休暇の航空業界も直撃した。CNNテレビによると、各航空会社で職員や乗務員の感染が相次ぎ、26日には米国便だけで1200便以上がキャンセルとなり、全世界では3日間で6000便以上が欠航したという。

6608チバQ:2021/12/30(木) 22:43:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/9a5a791d3be2433cae4e98d0910f2c5d637ea106
米、新規感染者が過去最悪の44万人超に
12/29(水) 6:59配信
毎日新聞
米国国旗の星条旗=2018年1月、高本耕太撮影

 米疾病対策センター(CDC)の集計によると、27日に報告された米国内の新型コロナウイルスの新規感染者数が過去最悪の44万人超となった。新変異株「オミクロン株」の拡大とクリスマスの連休が重なり、前週の同じ月曜日から1・5倍に急増した。

 米政府は社会・経済活動の制限強化には消極的だが、感染者はさらに増えると予測されており、病床の逼迫(ひっぱく)や公共サービスの人員不足などへの懸念が増している。

 CDCによると、27日の新規感染者数は44万1278人で、前日の倍以上となった。21〜27日の直近1週間の1日平均でも約24万人に達した。

 一方、27日の死者数は1627人だった。入院者や死者も11月以降は増加傾向にあるが、今年1月やデルタ株が流行した8〜9月よりは低い水準だ。

 CDCによると、今月19〜25日の推計では感染者の58・6%がオミクロン株、41・1%がデルタ株だった。また12〜18日のオミクロン株の割合について、当初推計の73・2%から22・5%に大幅に下方修正した。当初の見通しよりもオミクロン株の拡大は緩やかだったとみられる。【ワシントン秋山信一】

6609チバQ:2022/01/02(日) 19:42:47
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021123100305&g=int
米政権、中間選挙へ正念場 コロナ・物価高が足かせ―大型歳出法案に望み
2022年01月01日13時34分

新型コロナウイルスのワクチン接種に反対する米国のデモ隊=2021年11月20日、ニューヨーク(AFP時事)

 【ワシントン時事】2022年のバイデン米政権は、11月の中間選挙で与党民主党が上下両院の優位を守り、「レームダック(死に体)化」を回避することが最大の課題だ。だが、インフレの長期化や新型コロナウイルスの感染再拡大に直面し、環境は厳しい。バイデン大統領の支持率は下落傾向が続き、就任1年にして早くも正念場を迎えている。

 「バイデンフレーション」とあだ名された記録的な物価高は今、米国の有権者にとって最大の関心事だ。CNNテレビが伝えた21年12月の世論調査結果では、経済分野の懸念として80%が「食品や生活用品の価格上昇」を挙げ、「住宅価格の上昇」「ガソリン価格の上昇」もそれぞれ70%超に上った。政権の対応に不満は大きく、54%がバイデン氏の経済政策を「支持しない」と回答した。
 新型コロナも悩みの種だ。変異株「オミクロン株」の拡散で、米国の感染者数は過去最多を更新。バイデン氏は「パニックになる必要はない」と冷静な対応を呼び掛けたが、検査拡充や軍による医療機関の支援が感染速度に追い付かず、批判を浴びている。マスクやワクチンの義務化も反発が大きく、思うように進んでいない。
 「現政権への通信簿」とされる中間選挙は、歴史的に与党に厳しい結果が出やすい。加えて22年は、10年に1度の下院の議席配分見直しの年。20年の国勢調査結果に基づく定数が共和党地盤の州で増え、民主党地盤の州で減ったため、政権は構造的にも逆風の中で選挙に臨むことになる。
 議会の主導権を共和党に奪われれば、政策推進力は一気に失われる。バイデン氏は起死回生に向け、子育て支援など中間層をターゲットにした大型歳出法案「ビルド・バック・ベター(より良い再建)」の早期成立に望みを託している。
 バイデン氏は、少数派人種の投票権保護や銃規制、警察改革も実現して政権の「成果」としたい考えだが、共和党の反対で停滞している。民主党左派はそうした党派色の濃い政策実現への突破口として、野党による「フィリバスター(議事妨害)」を封じる規則改正を主張。バイデン氏がどう判断するかも焦点の一つだ。

6610チバQ:2022/01/04(火) 18:23:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/92b78814f6b670bda60e28d3a665a17716dff4e7
投票権法案前進へ「禁じ手」 米民主上院トップ、規則改正に意欲
1/4(火) 14:48配信
時事通信
米民主党上院トップのシューマー院内総務=2021年12月、ワシントン(EPA時事)

 【ワシントン時事】米与党民主党上院トップのシューマー院内総務は3日、投票権擁護法案の前進に向け、野党の抵抗を封じる上院規則改正に踏み切る考えを示した。

 少数意見を重んじる上院では「禁じ手」とされるが、同法案は共和党の議事妨害で暗礁に乗り上げており、今秋の中間選挙を前に待ったなしと判断した。

 定数100の上院では、野党の議事妨害を打ち切るのに60人の賛成が必要。規則改正はこれを単純過半数に引き下げる内容で、その過激さから「核オプション」とも呼ばれる。民主党内にも反対する議員がおり、実現には不透明さも漂う。

6611チバQ:2022/01/12(水) 08:44:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/07de3e78bb483242e153d275c445b9f889033f0f
オミクロン猛威で公共サービス混乱 学校や病院、ごみ収集も交通機関も人員足りず 米国
1/11(火) 12:30配信
CNN.co.jp
米ロサンゼルスで住民向けに無料の新型コロナ検査キットを配布する学校区のスタッフ

(CNN) 全米で新型コロナウイルスのオミクロン変異株が猛威を振るう中、職員の病欠や隔離が急増してごみ収集や救急サービス、学校、交通機関などあらゆる公共サービスに混乱が生じている。

ニューヨークではごみが収集されないまま放置され、地下鉄は職員の病欠があまりに多く3路線が運休となった。

学校や病院も人員不足に陥り、航空各社は今も欠航が相次ぐ。

1日当たりの新規症例数は全米の平均で70万例を突破した。当面の間、状況の改善は見込めないと専門家は予想する。

ニューヨーク市は部局をまたぐ人員不足に見舞われている。消防局は10日、救急サービス担当職員の約20%が病欠し、清掃局の職員はこの1週間で約22%が欠勤した。

こうした状況はニューヨークにとどまらない。

専門家によると、相当数の自治体でごみやリサイクル品の収集に遅れが出ている。中には直近の数週間でごみ収集職員のほぼ4分の1が病欠している都市もあるという。

医療現場は特に打撃が大きい。保健福祉省(DHHS)によると、米国の病院のほぼ4分の1が「危機的な人員不足」を報告した。

学校は先週、数千校が冬休み明けの授業を再開できなかった。ボストンの公立学校は先週、教員650人を含む職員1000人が欠勤した。

ロサンゼルスでは4日の学校再開を前に、学校職員と児童生徒6万人以上が検査で陽性と判定された。

米疾病対策センター(CDC)がガイドラインを変更して無症状者の隔離期間を短縮したのも、危機的な人員不足が一因だった。米国立アレルギー感染症研究所のファウチ所長は「円滑な社会運営のため、特にエッセンシャルワーカーについては、症状がなければ感染していても仕事に復帰させたい」とCNNに語った。

6612チバQ:2022/01/16(日) 11:06:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/c1ed51ad8bf601f763834feed8a022f603080e7e
クリントン候補、再び?  24年大統領選で米紙観測
1/15(土) 20:33配信

68
この記事についてツイート
この記事についてシェア
時事通信
クリントン元米国務長官=2021年6月、パリ(AFP時事)

 【ワシントン時事】民主党候補はヒラリー・クリントン元米国務長官(74)―。

 2024年大統領選に向けた観測がワシントンで話題になっている。トランプ前大統領(75)も出馬が取り沙汰されており、実現すれば16年大統領選の「トランプ・クリントン対決」の再来となる。

 「民主党最大のホープ」。政治専門紙「ザ・ヒル」は昨年末の記事に目立つ見出しを付けた。

 バイデン大統領は2期目に意欲を示すが、79歳と高齢な上、支持率も低迷。ハリス副大統領はバイデン氏以上に不人気で、ブティジェッジ運輸長官やサンダース上院議員らは経験不足や支持層の偏りが指摘される。有力候補不在の中、経験豊かなクリントン氏が浮上するというわけだ。

 ウォール・ストリート・ジャーナル紙も「最善の選択肢だ」と追随。11月の中間選挙後、クリントン氏が党を立て直す指導者として復活すると大胆な見立てを示した。

 16年の大統領選で、クリントン氏は米国独特の選挙制度による「獲得選挙人数」で敗北したものの、実際の得票数ではトランプ氏を上回った。最近も民主党の「左傾化」に苦言を呈したり、幻となった大統領選の勝利宣言をオンライン講演で読み上げたりと、未練を見せている。

 ただ、クリントン氏は「アンチ票がトランプ氏を勝たせた」と言われるほど敵も多い。再び脚光を浴びるのは、民主党の人材難の裏返しとも言えそうだ。

6613チバQ:2022/01/16(日) 22:00:33
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/world/20220116-567-OYT1T50100.html
「2024年にホワイトハウスを奪還する」…トランプ氏、次期大統領選出馬に強い意欲
2022/01/16 18:26読売新聞

「2024年にホワイトハウスを奪還する」…トランプ氏、次期大統領選出馬に強い意欲

米国のトランプ前大統領=ロイター 【読売新聞社】

(読売新聞)

 【ワシントン=田島大志】米国のトランプ前大統領は15日、アリゾナ州での集会で演説し、「2024年にホワイトハウスを奪還する」と述べ、同年に行われる次期大統領選への出馬に強い意欲を示した。

 トランプ氏は今年11月の中間選挙について、「我々(共和党)が下院と上院(の過半数)を取り戻すことで、米国を取り戻すことができる」とした。その上で、「24年はさらに重要な年になる」と強調した。

 バイデン大統領の対露政策などの外交について、「世界の舞台で米国にひどい恥をかかせた」と指摘し、経済政策や新型コロナウイルス対策などを「完全に失敗した」と痛烈に批判した。

 連邦最高裁が企業を対象に導入したワクチンの接種義務化を認めない判断を示したことを巡っては、「自由の勝利だ。私は義務化に反対する大統領だったことを誇りに思う」と述べた。

6614チバQ:2022/01/19(水) 08:49:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/60b34e096284590eb391df3df617721d2ec0d707
「誰が大統領でも同じ」 米社会覆う格差の影 バイデン政権発足1年
1/19(水) 7:06配信
 米国では今、失業率の低下や株価上昇など統計上の数字から経済の再生が進んでいるように見える。

【図解】バイデン米政権を取り巻く状況

 だがキニピアック大の調査によると、54%もの国民が生活苦を感じている。バイデン政権発足から20日で1年。新型コロナウイルス禍でも富裕層が資産を増やす一方、貧困層では「誰が大統領になっても同じ」と諦めの声が聞こえる。

 ◇前任者否定するだけ
 首都ワシントンの鉄道の玄関口「ユニオン駅」。大きな星条旗がはためく正面出入り口から連邦議会の建物につながる広場には、ホームレスの古びたテントが幾つも張られている。

 南部テキサス州出身で元技術者のマーティー・マーサーさん(51)は、約6年間各州を転々とし、1月上旬に流れ着いた。「ここにいるホームレスの事情は千差万別でも、多くは酒や麻薬、精神衛生上の問題を抱えている。自分も仕事ではなく、法的な保護が欲しい」と話す。

 支援団体によると、2020年1月時点で米国内のホームレスは約58万人。バイデン政権は「格差是正」を公約に掲げるが、マーサーさんは「コロナは弱者の存在を改めて浮き彫りにしたのに、民主党も共和党も、大統領は前任者の業績を否定するだけ。結局は何も変わっていない」とこぼした。

 ◇増える富裕層資産
 貧困層のあえぎとは裏腹に、米金融当局によると、上位1%の富裕層の家計資産はコロナ禍の1年半で約31兆ドル(約3500兆円)から約44兆ドルに増加した。この数字は米国全体のおよそ3割を占める。米実業家で電気自動車(EV)大手テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は、約1年間で資産を約7割増やしたと伝えられる。

 巨大IT企業が拠点を置く西部カリフォルニア州では、コロナ禍による住宅着工の遅れも相まって、サンフランシスコ市街地の賃貸価格が昨年12月下旬時点で前年同期から1割超も上昇し、車上生活者を含むホームレス問題が深刻化している。シンクタンク「政策研究所」で格差問題を担当するサラ・アンダーソン氏は「(政権は)大企業が利益を上げるままにし、コロナ対応で生じたさまざまな問題の直撃を受けるのは、いつも低所得層だ」と指摘した。

 ◇立ち退き迫られる
 ニューヨーク市ブルックリン地区で食料支援などを行う団体「セント・ジョンズ・ブレッド・アンド・ライフ」は20年3月以降、ホームレスや高齢者、家族を支える女性らに数百万の食事を提供してきた。キャロライン・トゥウィーディー代表は「目下の懸案は、コロナ禍での家賃滞納者に対する強制立ち退き禁止措置の終了だ」と語る。

 ニューヨーク州では今月中旬に同措置が期限切れを迎え、多くの人が住む場所を失うと懸念されている。トゥウィーディー氏は、「立ち退きとなればシェルター(避難所)の数が増え、結局は政府の負担も増える」と訴えた。同団体は今後1年間に、ニューヨークの貧困層支援で約400万食の配布が必要になると見込んでいる。

6615チバQ:2022/01/20(木) 13:04:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/3cf5aec7f9f538ae6204ed1d48a9f34b5a5ba980
バイデン氏就任1年 募る焦り、2年目に向け臨戦態勢
1/20(木) 1:23配信

AFP=時事
米アトランタ州ジョージアで、スピーチを前にマスクを外すジョー・バイデン大統領(2022年1月11日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】ドナルド・トランプ(Donald Trump)前大統領によって深く分断された米国を癒やすため、再び政界へ身を投じ、2020年の大統領選に出馬したジョー・バイデン(Joe Biden)大統領(79)は当初、優しい祖父のような人物だった。だが就任から1年がたったバイデン氏は、いら立ちと怒りをあらわにする闘士へと変貌を遂げた。

【字幕付き動画】バイデン氏の就任式での演説

 先週の演説では「穏やかでいるのにはうんざりだ」と語気を強めたバイデン氏。自身の目玉政策の一つである投票権法案を成立させるために、上院議員と水面下で何度も実りのない「穏やかな会話」をしたことについて語ったものだが、この1年間のいら立ちを総括した発言だったとも言えるだろう。

 昨年のバイデン氏が穏やかだったならば、今年は声高で好戦的な同氏の姿が見られそうだ。実現が遠のく政策案を救うための時間や忍耐、そして周囲の協力がなくなりつつあるのだ。

 78歳という史上最高齢で米大統領に就任した際、バイデン氏は大きな課題の数々に直面していた。国内では新型コロナウイルスが大流行し、つい2週間前にはトランプ氏の支持者が選挙結果を覆そうとする事件が発生。経済は昏睡(こんすい)状態に陥り、国外では同盟国が「トランプ・ショック」の余波から抜け切れずにいた。

 加えて、警察による身柄拘束で黒人が死亡する問題が相次いだことで、人種差別をめぐる緊張も激化。こうした状況に対するバイデン氏の対処は、有能さや、旧来の良識、そして団結を約束することだった。

 そして、実際にそれを実現するチャンスがあるようにも見えた。与党・民主党は上下両院で僅差ながらも過半数を確保し、トランプ氏はツイッター(Twitter)から追放され、新型ウイルスのワクチンも開発された。

 だが、それから1年。米国は新型ウイルスの変異株「オミクロン株」と「デルタ株」に襲われ、社会の分断はさらに深まり、今年11月の中間選挙では共和党による議会掌握が濃厚。バイデン氏の運は尽きてしまったかのようだ。

■次々と暗礁に乗り上げる目玉政策
 民主党は上院で副大統領が持つ1票によって辛うじて過半数を保ち、下院でも野党・共和党との差が数議席にとどまっていることから、「より良い再建(Build Back Better)」と銘打たれた大規模な社会福祉法案は暗礁に乗り上げている。トランプ支持者から米国の民主主義を守るために必要だとして、バイデン氏が推進する投票権法案も同様だ。

 根は中道派であるバイデン氏は、右派の心に訴えることも、自党の左派を満足させることもできなかった。同氏が今思い知らされているように、現代では中道を保つのは難しい。

 世論調査分析サイト「ファイブサーティーエイト(FiveThirtyEight)」での平均支持率は、53%から42%に低下。最近の米キニピアック大学(Quinnipiac University)の世論調査では33%と、他の調査結果との開きは大きいものの、懸念すべき低支持率となっている。

 国外でも状況は同様だ。同盟国は、トランプ氏無き米国の復帰を歓迎しているが、アフガニスタンからの屈辱的な軍部隊撤退により、手腕があるバイデン政権というイメージは地に落ちた。ロシアはそうした米国の姿をしり目に、ウクライナとの国境に大規模な兵力を集結させている。

 それでも、挽回の可能性はまだある。新型ウイルスの流行が収束し、経済が安定し、インフレが緩和されれば、それが追い風となり、中間選挙を前に自党内で各法案に対する支持を取り付けられるかもしれない。

 バイデン氏の側近は、議会に1兆9000億ドル(約220兆円)規模の追加経済対策「米国救済計画(American Rescue Plan)」を可決させたことで、コロナ禍で打撃を受けた経済に活力を与え、事態の悪化を防げたともアピールしている。民主党はさらに、1兆2000億ドル(約140兆円)のインフラ法案も共和党の強い支持を得て可決させた。

 しかし2022年はおそらく、民主党の内紛が続き、11月に共和党が上下両院の片方または両方を制する結果になる可能性の方が高いだろう。【翻訳編集】 AFPBB News

6616チバQ:2022/01/20(木) 13:05:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/680ea984ded7ce72ba40efae9ea904b3de5d2830
遠のく「一つの米国」 コロナ、物価高で戦略狂う 動かぬ議会壁に・米政権1年
1/20(木) 7:21配信

297
この記事についてツイート
この記事についてシェア
時事通信
米国メリーランド州ボルチモアを訪れ、労働者と話すバイデン米大統領(左)=2021年11月10日(AFP時事)

 【ワシントン時事】バイデン米大統領(79)は20日、就任1年を迎える。

 トランプ前政権下で顕在化した社会の分断は癒えず、中産階級の再生で強さを取り戻す戦略は思うように進んでいない。新型コロナウイルスの猛威や物価高に直面し、支持率は低下。与党優位で頼みのはずの議会も政策実現の壁となり、「一つの米国」へと導く理想は遠のいている。

【図解】バイデン米政権1年

 バイデン氏の執務室には、民主党の象徴的人物、フランクリン・ルーズベルト元大統領の肖像画が飾られている。しばしばその名前に言及し、1930年代の大恐慌時、巨額の公共投資で経済を底上げした「ニューディール政策」に匹敵する政策の実現を公言してきた。

 新型コロナ対策法で1.9兆ドル(約216兆円)を手当てし、1兆ドル(約114兆円)のインフラ投資法も超党派で成立させた。20年にわたるアフガニスタン戦争も昨年8月に終結させた。

 「私は中間層の負担を減らすために大統領に立候補した」。こう訴えてきたバイデン氏は、医療・子育て支援を盛り込んだ大型歳出法案「ビルド・バック・ベター(より良い再建)」を何よりも重視。昨年末までに成立させ、今年11月の中間選挙の「目玉」とする算段だった。

 しかし、バイデン氏の支持率は夏に入ってから下降し始める。庶民を苦しめる物価高が進み、消費者物価指数(CPI)は昨年12月の時点で前年同月比7.0%上昇し、約40年ぶりの高水準となった。コロナ対応に尽力するも、累積死者数は約85万人で、就任時の約2倍となった。

 政権の一連の実績は厳しい現実への不満に埋もれ、政治サイト「リアル・クリア・ポリティクス」の世論調査によると、就任時に55.5%だったバイデン氏の支持率は42.0%に下落した。

 バイデン政権が上下両院で優勢を握る議会運営でつまずいているのは、「打倒トランプ」という共通の目標を失った与党民主党が内部で路線対立を繰り広げているからだ。

 「大きな政府」を志向する急進左派が大胆な財政出動を求めれば、財政規律重視の中道派が「インフレを助長する」と待ったをかける。バイデン政権の「看板」となる大型歳出法案や、有権者の投票機会を守る法案は暗礁に乗り上げたままだ。

 中間選挙で上下両院の多数派を共和党に奪われれば、バイデン氏が描く具体的な成果は事実上出せなくなる。局面打開へ指導力を発揮できるのか、任期の折り返しに向けて重要な2年目に突入する。

6617チバQ:2022/01/24(月) 09:02:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/0d12f5047d5280d4697cb910f2727725929f9bd5
エマニュエル新米国大使が着任 「準備は万全」
1/23(日) 18:04配信

産経新聞
米国のラーム・エマニュエル新駐日大使(62)が23日、民間機で羽田空港に到着し着任した。新型コロナウイルス対策の隔離に入り、その後、天皇陛下に信任状を捧呈(ほうてい)し大使として正式に外交活動を開始する。

エマニュエル氏は来日に先立ち、21日にテレビ会議形式で開かれた日米首脳会談に米国から参加。同会談後、自身のツイッターで「日米同盟はかつてないほど強固なものとなっている」と指摘した。首脳会談の合意事項に関し「実行に移す準備は万全」と書き込み、両国関係の強化などに取り組む姿勢をアピールした。

エマニュエル氏について米国務省筋は「バイデン大統領に近く、直接話せる関係だ」と語る。オバマ政権で大統領首席補佐官に就くなど民主党政権で要職を歴任し、2011〜19年にシカゴ市長を2期務めた。バイデン氏の指名を受け、昨年12月中旬に上院が大使人事を承認していた。

駐日米大使のポストをめぐっては、トランプ前政権下で就任したハガティ氏が20年の上院選出馬のため19年7月に離任して以降、約2年半にわたり不在となっていた。(坂本一之)

6618チバQ:2022/01/24(月) 09:03:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/0fbf587e8767843484fdb26c9cb5b8ffb1b59b01
米首都でワクチン義務化反対の集会 接種拒否で退職した人らが参加
1/24(月) 8:12配信

朝日新聞デジタル
「アメリカの自由」と書かれたボードを掲げて、新型コロナウイルスのワクチン義務化に反対する集会参加者=大島隆撮影

 米ワシントンで23日、新型コロナウイルスのワクチン義務化に反対する大規模な集会が開かれた。バイデン政権が打ち出した従業員100人以上の企業などへの接種義務化方針に対し、連邦最高裁は13日、連邦政府による企業への義務化は認めない判断を下す一方、医療関係者への義務化は認める見解を示している。


 この日の集会は義務化に反対する各種の団体が企画し、ワシントンのリンカーン記念堂前に全国から数千人が集まった。ノースカロライナ州から来た主婦のタニア・ブラノンさん(52)は「自由を守るために来た。自分の体のことは自分で決めるべきで、義務づけには反対だ」と話した。

 一部の企業は最高裁の決定を受けて義務化方針を見直したが、独自の判断で従業員のワクチン義務化を進めている企業もある。また、一部の医療機関や航空会社は、接種を拒否する従業員の解雇を進めている。この日の集会に参加した大手航空会社パイロットのシェリー・ウォーカーさん(54)は「ワクチン接種を拒否したため、無給待機の状態にされている。選択の権利を守るため、会社を提訴している」と語った。ニューヨーク州から来た元看護師のペニー・シレットさん(59)は「病院に勤めていたが、接種しなければ解雇すると言われたので退職した。ワクチンには反対していないが、米国民の私たちには選択する権利があるはずだ」と訴えた。

 米疾病対策センター(CDC)によると、直近の米国内での1日あたりの感染者数は約70万人、死者数は約2千人で、ワクチン接種を完了した人の割合は63・4%となっている。CDCは「ワクチンは新型コロナウイルスから人々を守るための最善の手段だ」として接種を呼びかけている。(ワシントン=大島隆)

朝日新聞社

6619チバQ:2022/01/27(木) 20:10:24
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20220127k0000m030145000c.html
米最高裁の古参判事が退任意向 後任に初の黒人女性指名へ
2022/01/27 16:16毎日新聞

米最高裁の古参判事が退任意向 後任に初の黒人女性指名へ

連邦最高裁のブライヤー判事=ワシントンで2015年3月23日、AP

(毎日新聞)

 米主要メディアは26日、連邦最高裁の最古参であるリベラル派のブライヤー判事(83)が退任する意向を固めたと一斉に報じた。最高裁判事は事実上の終身制だが、人事承認権を持つ上院で民主党が優勢なうちにリベラル派の後進に道を譲る判断を下したとみられる。バイデン大統領は2020年の大統領選での公約通り、最高裁判事に初めて黒人女性を指名する方針だ。

 最高裁の開廷期間は例年10月から翌年6月まで。報道によると、ブライヤー氏は今年度の期間末をめどに退任する意向で、27日にも正式発表する。バイデン氏が後任を指名し、上院で承認されれば、就任する。

 ホワイトハウスのサキ報道官は26日の記者会見で「黒人女性を最高裁判事に指名するというバイデン大統領の意思は変わっていない」と述べた。バイデン氏は「ブライヤー判事から発表があってから話す」と述べるにとどめた。米メディアでは、後任として首都ワシントンの連邦控訴裁(高裁)判事のジャクソン氏や、西部カリフォルニア州の州最高裁判事のクルーガー氏ら黒人女性判事の名前が挙がっている。

 ブライヤー氏が退任を決めた背景には、民主党内で高まる最高裁の保守化への懸念がある。トランプ前大統領が20年に死去したリベラル派の重鎮ギンズバーグ氏の後任に保守派のバレット氏を指名したことで、9人の最高裁判事のうち6人を保守派が占めている。

 ブライヤー氏の後任にリベラル派が就いても、保守派との勢力図は変わらない。しかし、今年11月には上下両院選を含む中間選挙がある。共和党が上院で多数派を奪還すれば、バイデン氏がリベラル派の判事を指名しても承認を得られない可能性が高まる。そのため、民主党内では、上院(定数100)で現有議席の50票と議長を兼ねるハリス副大統領の決裁票による賛成多数で人事案を承認できるうちに、高齢のブライヤー氏を交代させるべきだとの声が出ていた。

 バイデン政権としても中間選挙を見据え、公約である黒人女性初の最高裁判事就任を実現できれば、投票機会拡充や警察改革の停滞に不満を抱く人的少数派(マイノリティー)の支持をつなぎ留められるとの思惑があるとみられる。

 連邦最高裁の判断は人工妊娠中絶や投票権、銃規制、少数派の人権などを巡って、米社会の方向性を左右する。今月にはバイデン政権が従業員100人以上の企業に新型コロナウイルスワクチンの接種を原則義務化する方針が「連邦政府の権限を逸脱している」との判断を示し、政権は義務化の撤回を余儀なくされた。

 今年6月までの現開廷期間中には、中絶の合憲性を巡る訴訟の判決で、胎児が母体外で生存可能になる(妊娠22〜24週ごろ)までの中絶を容認する従来の憲法判断が覆る可能性が指摘されている。大学入学に関するマイノリティー優遇策の是非を巡る訴訟の審理も行われる。

 ブライヤー氏は1994年に当時のクリントン大統領(民主党)の指名を受けて就任した。21年8月には米紙ニューヨーク・タイムズのインタビューで「自分の在任中の判断を覆すような判事を後任には望まない」と語った別の最高裁判事の発言を紹介して「そうした心境になるのは避けられない」と述べていた。【ワシントン秋山信一】

6620チバQ:2022/01/28(金) 21:02:02
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASQ1X6KNNQ1XUHBI00S.html
米最高裁初の黒人女性判事誕生へ バイデン氏、中間選挙も視野
2022/01/28 20:39朝日新聞

米最高裁初の黒人女性判事誕生へ バイデン氏、中間選挙も視野

米最高裁初の黒人女性判事誕生へ バイデン氏、中間選挙も視野

(朝日新聞)

 米連邦最高裁のスティーブン・ブライヤー判事(83)が引退表明したことを受け、バイデン米大統領は27日、後任に米国初となる黒人女性を2月末までに指名する考えを示した。バイデン政権は投票権の保護や警察改革を思うように進められないなか、黒人女性を指名することでリベラル派の支持を集め、中間選挙に備える狙いもありそうだ。

 ホワイトハウスで会見したバイデン氏は「この国が大きく分裂している時期に、彼は模範的な公務員だ」と同席したブライヤー氏をたたえた。

 連邦最高裁判事は大統領が指名し、上院の過半数で承認される。バイデン氏は後任について、「一つを除いて何も決めていない」とし、「指名するのは並外れた資質や人格、経験、高潔さがある人物で、米最高裁判事として指名される初めての黒人女性になるだろう」と話した。

6621チバQ:2022/02/02(水) 20:32:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/232ff50ae325c0f68a5192ea12c2cb6faa398cd1
最高裁判事後任、「黒人女性」限定に批判 野党「人種とらわれすぎ」
2/2(水) 18:35配信

16
コメント16件
この記事についてツイート
この記事についてシェア
毎日新聞
バイデン米大統領

 バイデン米大統領は1日、ホワイトハウスで、上院司法委員会のダービン委員長(民主)やグラスリー筆頭委員(共和)と会談し、今年6月をメドに退任する連邦最高裁のブライヤー判事の後任人事を本格化させた。バイデン氏は2月中に黒人女性を指名する方針だが、野党の共和党からは「人種や性別にとらわれ過ぎだ」と批判が上がり、世論調査でも「全ての候補者から選ぶべきだ」との意見が7割を超えている。

 最高裁判事は大統領が指名し、上院の過半数の賛成で承認される。バイデン氏はダービン氏らとの会談で「憲法に記されている通り、上院の助言と同意を得たい」と協力を求めた。

 ただ、バイデン氏が2020年の大統領選での公約通りに「黒人女性を指名する」と宣言したことには批判が起きている。共和党のクルーズ上院議員は「黒人女性以外の人に『不適格だ』と言っているようなものだ」と非難。ABCと世論調査会社イプソスの1月28〜29日の調査でも「全ての候補者から選考すべきだ」との回答が76%に上り、「公約通りに黒人女性から選ぶべきだ」は23%にとどまった。

 上院では与党・民主党と野党・共和党の現有議席が50ずつで、上院議長を兼ねるハリス副大統領の決裁票で民主党がかろうじて優勢を保っている。しかし、1日にはルーハン上院議員(民主)が脳卒中で入院したと公表。「回復する見通しだ」としているが、民主党は1人でも欠ければ単独で人事案を通せない。

 バイデン政権は幅広い支持を確保するため、共和党議員にも協力を働きかける構えだ。バイデン氏は1日の会談でも、批判を意識してか「黒人女性」には言及せず、候補者に「人格、判事としての資質、丁寧な姿勢、他者への敬意を求める」と述べるにとどめた。

 最高裁判事を巡っては、過去に共和党のレーガン、トランプ両大統領が女性の指名を事前に公言したことがある。【ワシントン秋山信一】

6622チバQ:2022/02/05(土) 19:26:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/ade48ec01d0bf2d58cf6af2f32dfb909703b3bd3
共和党、反トランプ派の議員2人に非難決議 穏健派からは批判も
2/5(土) 13:46配信

36
コメント36件
この記事についてツイート
この記事についてシェア
毎日新聞
米連邦議会=ワシントンで2018年4月9日、高本耕太撮影

 米共和党全国委員会は4日、西部ユタ州ソルトレークシティーでの冬季会議で、反トランプ前大統領派のチェイニー、キンジンガー両下院議員への非難決議を採択した。2021年1月の連邦議会襲撃事件を巡ってトランプ氏の関与の有無を調査する民主党主導の下院特別委員会に協力したのが理由だ。トランプ氏の影響力の根強さを改めて示したが、党内穏健派からは決議に批判も出ている。

 米メディアによると、決議は特別委の調査について「(暴力とは関係なく)正当な政治的議論をしていた普通の市民を迫害している」と位置づけ、両議員が「22年(11月)の下院選で共和党が多数派を奪還することよりも、トランプ氏をたたきのめそうとする民主党の試みに手を貸している」と批判した。

 決議は発声による採決で、賛成多数と認められた。全国委の決議は象徴的な意味合いが強く、両議員は今後も党内で活動する。

 非難決議にはトランプ氏と距離を置く党内穏健派から反発も起きている。12年の大統領選で共和党候補だったロムニー上院議員は、ツイッターで「真実を探求する良心ある人たちを非難するのは党の恥だ」と決議を批判。東部メリーランド州のホーガン知事も「自身の信条を表現し、見え透いたうそをつくことを拒んだだけで罰せられる。党にとって悲しき日だ」と述べた。

 トランプ氏は11月の下院選に向けて、自身に批判的な共和党議員の対立候補の支援に力を入れており、チェイニー氏がトランプ氏の「公認」を得た新人と争う西部ワイオミング州の党予備選は注目区の一つだ。また、キンジンガー氏は地元の中西部イリノイ州で選挙区割りが変更になり、別の共和党現職と競合することになったこともあり、不出馬を決めた。【ワシントン秋山信一】

6623チバQ:2022/02/10(木) 15:07:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/082d93b7445677947ecbdc7c4bcba2171e406541
共和重鎮、議会襲撃を相次ぎ非難 党内論争、中間選挙に影 米
2/10(木) 14:39配信

時事通信
 【ワシントン時事】昨年1月のトランプ前米大統領支持者らによる連邦議会襲撃事件をめぐり、「身内」の共和党重鎮から非難の発言が相次いでいる。

 背景には、大統領選敗北を受け入れず事件を肯定するトランプ氏の態度が有権者を遠ざけ、11月の中間選挙で議会の多数派獲得を目指す同党の足かせになるという危機感がある。

 党上院トップのマコネル院内総務は8日、事件が「平和的な政権交代を妨害する暴力的反乱」だったと断言した。ペンス前副大統領も4日、大統領選の結果を覆そうとするトランプ氏を「間違っている」と批判した。

6624チバQ:2022/02/10(木) 23:13:58
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-_world_america_TVQ4JTDSFBLZPO4NN3SYADTGWM.html中間選挙を意識? NY州などがマスク着用義務撤廃へ 有権者の不満背景に「通常への復帰」急ぐ
2022/02/10 15:29産経新聞

【ニューヨーク=平田雄介】米東部ニューヨーク州など一部の州で9日、新型コロナウイルスの感染防止策として導入されたマスク着用義務の撤廃を発表する動きが相次いだ。バイデン政権が全米レベルの危機は去っていないとみて安全対策の緩和に慎重な姿勢を保つ中、規制に対する有権者の不満を背景に、一部の州知事は11月8日の中間選挙へ向け「通常への復帰」を急いでいるようだ。

9日、ニューヨーク州のホークル知事は小売店など屋内施設で義務づけていたマスク着用かワクチン接種証明書の提示を10日から撤廃すると発表した。東部ロードアイランド州のマッキー知事は屋内でのマスク着用義務を11日に、中西部イリノイ州のプリツカー知事も2月28日に公共の場でのマスク着用義務を撤廃すると発表した。西部カリフォルニア州のニューサム知事も来週中にマスク着用義務を撤廃する予定だ。

規制緩和が可能になった要因として、知事たちは州内での新規感染者数の減少やワクチン接種率の向上をあげている。一方で、全員が秋の中間選挙での知事選を控えており、決定の背景に「2年近く続く厳しいコロナ対策にうんざりした世論」への配慮があったと米メディアは指摘した。

他方、英統計専門サイトによると、7日時点の全米の入院者数は9万6947人。8日まで1週間の死者数は1日あたり2481人で米疾病対策センター(CDC)のワレンスキー所長は9日、「入院者も死亡者も多い」と述べ、マスク着用を推奨する指針を維持する意向を示した。

6625チバQ:2022/02/10(木) 23:17:21
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASQ2B2W5ZQ2BUHBI00J.html共和党上院トップ、トランプ氏と対立深まる 議会襲撃の位置づけ巡り
2022/02/10 09:45朝日新聞

共和党上院トップ、トランプ氏と対立深まる 議会襲撃の位置づけ巡り

記者団の質問に答える共和党のマコネル上院院内総務=AP

(朝日新聞)

 昨年1月の米議会襲撃事件をめぐり、「暴力的な反乱だ」と明言した共和党上院トップのマコネル院内総務と、トランプ前大統領の対立が深まっている。

 発端となったのは、米共和党全国委員会が4日に採択した、チェイニー下院議員とキンジンガー下院議員に対する非難決議だ。両氏は同党内でトランプ氏批判の先頭に立ち、議会襲撃事件を調査する下院特別委員会の委員も務めている。

 決議は両氏の特別委参加について「正当な政治対話をしていた普通の市民に対する、民主党主導の迫害に加担している」と非難しており、事件を「正当な政治対話」と位置づけているように読める内容だった。

 しかし、マコネル氏は8日、事件について「正当に認定された選挙に基づく平和的な権力移行を妨げようとした、暴力的な反乱だった」と記者団に述べた。また、両氏に対する非難決議についても、「多数派と異なる意見を持つ党員を排除することは、共和党全国委員会の仕事ではない」と批判的な見解を示した。

 これに対してトランプ氏は9日に声明を発表し、「マコネルは大多数の共和党員の見方を代弁していない」と非難した。

6626チバQ:2022/02/13(日) 19:35:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/3d48fb10e42adc2774b2778ff0b79b6068f2ae54
カナダの反コロナ規制デモ拡大 国境3カ所「占拠」、車生産直撃
2/12(土) 17:52配信

11
コメント11件
この記事についてツイート
この記事についてシェア
毎日新聞
アンバサダー橋につながる道路を封鎖するトラックやデモ参加者=カナダ東部オンタリオ州ウィンザーで2022年2月11日、AP

 カナダで新型コロナウイルス対策の規制に反対するトラック運転手らによる抗議デモが拡大している。カナダと米国の国境3カ所を車両で封鎖し、北米の自動車工場が操業停止や減産に追い込まれるなど、経済的な影響も懸念されている。トルドー首相は11日の記者会見で「地域や経済を人質に取ろうとする違法な封鎖だ」と、デモ参加者に警告した。

【写真特集】首都の道路を占拠するトラック

 デモは、カナダ当局が米国境を越える車両の運転手にワクチン接種を義務づけたことへの抗議として始まった。

 カナダメディアによると、3カ所のうち東部オンタリオ州ウィンザーと米中西部ミシガン州デトロイトを結ぶアンバサダー橋では7日以降、50台以上のトラックなどが道路を封鎖。部品供給が滞り、トヨタ自動車やホンダ、米フォード・モーターなど、カナダや米国にある工場の生産体制に影響が出ているという。

 オンタリオ州にある首都オタワでも1月下旬から、トラック運転手らが国会議事堂前を大型トラックで占拠している。同州のフォード首相は11日、「これは不法占拠だ。もはや抗議活動ではない」として非常事態を宣言。命令に従わない場合、法的措置に出ると明らかにした。

 アンバサダー橋は自動車部品などを運ぶ物流の大動脈で、米メディアによると、米カナダ間の貨物量の約3割が通っている。米政府も懸念を強めており、バイデン米大統領は11日、トルドー氏に電話で「米国内でも深刻な影響が出ている」と訴えた。トルドー氏は国境の交通再開に向けて「法律に基づいて迅速な対応を取る」と述べた。

 新型コロナ対策に反対するデモが拡大する背景には、厳しい規制の長期化に対する「パンデミック疲れ」もある。オタワでのトラックによる占拠には、子供を連れた人もいる。トルドー氏は「特に子供が一緒なら帰宅する時だ」と強調し、「コロナに疲れたからデモに参加するというのなら、それは法を犯していると理解すべきだ」と述べた。

 同様のデモは、オーストラリアやニュージーランドなど海外にも飛び火している。米メディアによると、米国でも西部ロサンゼルス近郊で米プロフットボールのスーパーボウルが開かれる13日ごろに、トラックなどが集結する計画がある。その後、首都ワシントンに向かうとの話もあり、国土安全保障省が警戒を強めている。【ニューヨーク隅俊之、ワシントン秋山信一】

6627チバQ:2022/02/13(日) 19:36:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/19445bce086a5e6f135a769df8ec72093042cc6a
国境の橋、封鎖続く 警官隊投入し警告 カナダ
2/13(日) 10:20配信

2
コメント2件
この記事についてツイート
この記事についてシェア
時事通信
12日、カナダ東部オンタリオ州ウィンザーで、「アンバサダーブリッジ」の入り口を封鎖する抗議デモ参加者(AFP時事)

 【ニューヨーク時事】新型コロナウイルス対策に抗議するトラック運転手らがカナダ東部オンタリオ州の対米国境の橋を封鎖した問題で、現場には12日朝から警官隊が投入された。

 「立ち去らなければ逮捕する」とデモ隊への警告を繰り返したが、騒ぎは収まっていない。

 現地の裁判所は11日、デモ参加者に退去を命令し、デモの規模は12日、大幅に縮小した。しかし、米CNNテレビ(電子版)によると、12日もなお20台程度の車両が通行を妨害し、問題解決には至らなかった。 

https://news.yahoo.co.jp/articles/67c81b77898d9ac3c4bb62f3be22389e5f8f6b31
カナダ裁判所、対米国境の橋封鎖解除を命令 コロナ対策に抗議のデモ隊が遮断
2/12(土) 9:56配信

6
コメント6件
この記事についてツイート
この記事についてシェア
時事通信
新型コロナウイルス対策に抗議するトラック運転手らによって封鎖された橋=8日、カナダ東部オンタリオ州ウィンザー(AFP時事)

 【ニューヨーク時事】カナダ東部オンタリオ州の裁判所は11日、新型コロナウイルス対策に抗議するトラック運転手らが対米国境の橋を封鎖している問題で、デモ参加者にその場を立ち去るよう命じた。

 地元市と、一部操業停止などの影響を受けている地元自動車産業界が申し立てていた。カナダのメディアなどが報じた。

6628チバQ:2022/02/13(日) 19:36:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/d294bb0a7f0918b92f409ede990c975b7b6ca9d7
カナダのデモ、自動車大手に打撃 トヨタ、ホンダも
2/11(金) 15:41配信

31
コメント31件
この記事についてツイート
この記事についてシェア
時事通信
10日、米ミシガン州とカナダ・オンタリオ州を結ぶ橋の上で列をなすトラック(AFP時事)

 【ニューヨーク時事】カナダのトラック運転手らによるデモで米国との国境にある橋が封鎖されている問題で、自動車大手の北米での生産に影響が出ている。

 両国間で生産に必要な部品を運べないためで、既に半導体不足などに伴う生産調整を強いられている各社は、新たな問題発生に頭を抱える。

 トヨタ自動車は10日、カナダ東部オンタリオ州と米ケンタッキー州の工場の生産に影響が出ていると明らかにした。影響は週末にかけて続く見通しで、「必要に応じ調整を続ける」(北米トヨタ)としている。関係者によれば、オンタリオで週末にかけ生産を止める。

 ホンダはオンタリオ州アリストンの完成車工場で9日夜に生産ラインの一つを停止した。10日に再開したが、11日も再び一部を止める。

 米ゼネラル・モーターズ(GM)やフォード・モーター、欧米大手ステランティスも、一部の工場で稼働停止や生産調整を余儀なくされている。

6629チバQ:2022/03/02(水) 19:49:19
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-_world_america_B6NDBDTPV5ONJESFLTZ5SSJNW4.html
米一般教書 対露制裁で原油高騰、インフレ懸念 問われる耐久力
2022/03/02 19:21産経新聞

【ワシントン=塩原永久】バイデン米大統領は1日の一般教書演説で、新型コロナウイルス禍から回復した経済が「過去40年近くで最も力強い成長」を遂げたと誇った。だが、足元の物価高は収束せず、資源大国ロシアへの制裁が、燃料価格を一段と押し上げる懸念がある。世界経済を牽引(けんいん)する米国がぐらつけば、制裁に同調する国々にも波及しかねず、米景気の耐久力が問われようとしている。

「米企業と消費者を守るために利用可能なすべての手段を駆使する」

バイデン氏は演説でそう述べ、対露制裁の悪影響が景気に波及しないよう万全を尽くす方針を示した。ロシアは原油の輸出が世界2位。原油先物相場は1バレル=110ドルを超え、ウクライナ危機と対露制裁が相場の上昇圧力になっている。

この日の演説前、国際エネルギー機関(IEA)が6000万バレルの石油備蓄を協調放出すると発表した。バイデン氏は「米国が取り組みを主導する」と話し、指導力発揮をアピールした。

一方、米政権のラウズ大統領経済諮問委員会(CEA)委員長は2月末、「景気リスクは戦争の期間次第だ」と指摘。米景気にとっては、ウクライナ危機が長期化すれば、影響も大きくなるとの認識を示した。

対露制裁では、ロシアに天然ガスの調達を頼ってきたドイツをはじめ、制裁参加国のエネルギーの確保も課題となる。関係国が制裁の副作用に耐えられなければ、協調体制にほころびが生じかねない。

米消費者物価指数(CPI)は1月に前年同月比7・5%上昇し、約40年ぶりの高さを記録。世論調査では「米国の最重要課題」に物価高を挙げる人が最多となっており、11月に中間選挙を控えるバイデン氏は、対応が急務となっている。

バイデン氏は、半導体などのサプライチェーン(供給網)強化や、物流網の改善、インフラ整備などを急ぐ方針だが、即効性があるかは見通せない。新型コロナ禍から回復途上にある世界経済の牽引役となってきた米国だが、物価高に加えてウクライナ危機の試練にも直面することになった。

6630チバQ:2022/03/04(金) 17:33:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/2b4fce0d6d62920041f90d992b1bdbaaedd52b4b
特派員発 米中間選挙区割り 攻防激化 塩原永久
3/3(木) 23:11配信

産経新聞
米東部ペンシルベニア州ハリスバーグの州庁舎で、州最高裁の公聴会を映し出したモニターに見入る傍聴者ら(塩原永久撮影)

11月に連邦議会の中間選挙を控える米国で、特定政党が有利になるよう各州で下院選の選挙区を線引きする「ゲリマンダー」をめぐる攻防が激しさを増している。二大政党である与党・民主党と共和党は全米各州で、州議会や知事、さらには州裁判所を巻き込んで争う。人種問題や政治信条をめぐる社会分断が広がる中、選挙の「公正さ」を疑わせる問題も深刻化している。

州最高裁を巻き込み

頭上のステンドグラスから光が漏れる厳粛な雰囲気の法廷に、州司法界の頂点に立つ最高裁判事7人が居並ぶ。その前で、地図などが描かれたパネルを使って、証言者が懸命に自分の案を訴える-。

米東部ペンシルベニア州の州都ハリスバーグの州最高裁で2月18日、通常の裁判とは趣を異にする光景があった。連邦下院選挙区の州内の区割りを決めるため、新たな区割り案を提案した州議会議員や市民団体ら13人から、裁判官が意見を聞く公聴会だ。

提案者たちは、判事たちに自分の案を身ぶり手ぶりで強くアピール。黒い法服をまとった裁判官が「あなたが示す区割り案で、分割されてしまう郡はいくつか」などと矢継ぎ早に質問を浴びせると、証言者が答えに窮する場面もあった。

各州が幅広い権限を持つ米国では、人口の変動などに応じ選挙区の境界線を定める選挙区割りを、州議会が担うのが通例だ。10年ごとの国勢調査が2020年に実施され、今年は人口の増減などを反映させて区割りを刷新する年に当たる。

11月の中間選挙を控え、民主党(シンボルカラー・青)と共和党(赤)の勢力が均衡する「パープル・ステート(紫の州)」の同州では、自党に有利な選挙区割りにしようと民主、共和両党の争いが激化。当初、共和党が多数派を占める州議会が区割り案を作ったが、民主党のウルフ知事が1月、議会案は「公平さを欠いている」と拒否権を行使。行政側で手詰まりとなり、訴えを受けた州最高裁が「特別管轄権」を行使して、区割り案の選定を引き受ける事態となった。

公聴会では、ある証言者が「ゲリマンダーを回避するには、変更する区割りを最小限にすべきだと思います」と主張。これに対し、判事から「変更が小さくても、何を基準に変えるのかが問題だ」と厳しく切り返される場面もあった。また、「(新区割り案で)マイノリティーの投票率は考慮されているのか」といった詰問調の指摘もあった。

傍聴していた政治監視団体のブライアン・ゴードン弁護士は「まるで建築家のデザイン・コンペみたいでしょう?」とつぶやいた。

米国では民主支持層が都市部に集中し、地方では共和支持の傾向が強い。地元紙によると、共和党系の区割り案は、都市部で民主地盤の地区だけを集めた選挙区になるよう線引きし、両党が競り合う郊外の地域を切り出して、共和党が強固な支持基盤を持つ地方の選挙区に組み込んだ。州全体で、共和党優勢の選挙区が増えるようにする戦術だ。

区割りが異様な形になる典型的な「ゲリマンダー選挙区」こそ現れなかったが、米政治分析サイトが選挙データなどから割り出した分析では、州議会案は、民主党の優勢区が5区にとどまる一方、共和党の優勢区は9区に達した。

現在、18ある同州の下院議席は民主9、共和9で分け合う。人口の伸びが鈍い同州では議席数が17に減ることが決定済み。今回の区割り変更では、1減となる選挙区割りをめぐる両党の駆け引きが焦点となった。

州最高裁は2月23日、13の区割り案から、民主党系グループが提案した案の採用を決定した。この案は、共和党が押さえている選挙区が1つ消滅する区割りとなり、共和党が「割りを食う」形となった。

7人の判事は、民主党系が長官を含め5人、共和党系が2人の構成だ。地元テレビ局の記者は「民主党のウルフ知事は、民主党系が多い州最高裁に判断を託せば、有利な区割り案が採用されると当然、読んでいたはずだ」と話した。

緒戦は共和優位も民主逆転

国民が政治家を選ぶのが民主主義の基本だが、自分の支持層を選挙区に囲い込むゲリマンダーは「政治家が有権者を選ぶ」試みだとされる。多くの州で州議会が下院選の区割りを決めるため、昨年から本格化した今回の区割り改定は当初、約6割の州議会で多数派を握る共和党が優位に進めた。だが、法廷闘争に打って出た民主党の戦略が奏功し、盛り返している。

有力政治アナリストが発行する「クック・ポリティカル・リポート」は2月上旬、全米で進む選挙区割り改定で、「民主党の議席が初めて先行した」との情勢分析を示した。

6631チバQ:2022/03/04(金) 17:33:37
各州が選挙区割りの書き換えを進める中、自党の優勢区を増やす争いで劣勢だった民主党が反転攻勢。過去の投票データをもとに、民主候補の勝利が確実な区を数えると、今年2月に入り全米で2〜3議席の純増が予想されるようになった。

10年ごとの国勢調査を受けた今回の選挙区割りでは、人口減で議席が減る州がある一方、人口が増加した南部テキサス、フロリダ両州などに計7議席が追加で割り当てられた。いずれも共和党が厚い支持層を持っていたり、区割りを決める州議会を掌握したりしていたため、同リポートは昨年夏、共和党が全米で3〜4議席を積み上げられる情勢だと分析していた。

形勢を変えたのは民主党系が後押しした法廷闘争だ。南部ノースカロライナ、中西部オハイオ両州などで、州議会を握る共和党側が描いた区割り案は「ゲリマンダーにあたる」と州裁判所に訴え、主張が認められ共和有利の区割り案採用を阻止することに成功した。

一方、民主党も強固な地盤を持つ州でゲリマンダーを断行。東部ニューヨーク州で3議席、中西部イリノイ州も2議席の積み増しが可能となる区割り案を作成し、共和党から強い反発を招いた。改定された選挙区割りは今後10年間の選挙で有利、不利を決めるだけに両党とも総力戦の構え。連邦最高裁が3年前、ゲリマンダーに関連した訴訟を扱わないと判断したこともあり、州レベルで決着を付ける激しい法廷闘争はしばらく続きそうだ。

「何年もかけて、計画を準備してきた」。米報道サイト「アクシオス」は、選挙区での議席死守を目指し、法廷戦術を指南してきた民主党全国組織の幹部の、そんな声を伝えている。

減る選挙区、民意どこへ

連邦下院選挙区の区割り変更で「ゲリマンダーの典型」(米紙)とされる場所がある。共和党の牙城、南部テキサス州の第33区だ。

同州は中南米からの住民が増え、移民に手厚い政策をとる民主党が勢力を伸ばす。ダラス近郊の33区も中南米系ら有色人種が増加。民主党が連勝してきた。

同区は元来、不自然な形だったが、共和党主導の州議会が昨年、線引きした形は上方に大きく湾曲して一段といびつになった。地元紙によると、白人が多い地域を無理やり、隣接する別の区に組み入れたためだという。共和党の支持層と重なる白人票で、隣接区の共和党候補の優勢を確実にする狙いだとみられている。

ゲリマンダーは与野党の競争を弱める恐れもある。米紙ニューヨーク・タイムズが2月上旬、2020年大統領選のデータから試算すると、435ある下院選挙区で、接戦が予想されるのは40区に満たない見通しとなった。10年前は73区あった。「22年の中間選は接戦区がはるかに少なくなるのが特徴になる」(ニューヨーク大ブレナン司法センターのリー氏)という。

ウィリアム・アンド・メアリー法科大学院のグリーン教授は、「競争が少ない区では、候補者が穏健な有権者を取り込もうとするより、(右派と左派双方の)より過激な層に頼ろうとする」との見通しを示す。

接戦区が減少すれば、幅広い民意が反映されにくくなる懸念もあり、中西部ミシガン州や西部アリゾナ州などでは、政治家の影響力を遠ざけるべく第三者の独立委員会を立ち上げ、区割り案作成を委ねる動きもある。アンケート調査では、独立委員会が関与した方が「公正な区割りになった」とみる有権者の比率が高い-との結果もあり、注目度が高い。



■ゲリマンダー 選挙で特定の政党や候補者が有利になるように恣意的に選挙区割り(境界線)を決める行為。1812年、東部マサチューセッツ州のゲリー知事が自党に有利な区割りを強行した際、ある選挙区がトカゲのような伝説の怪物「サラマンダー」に似た形となったため、知事の名前と掛け合わせた「ゲリマンダー」の言葉が生まれた。米国では、下院435議席が50州に割り振られ、各州が州内の選挙区割りを決める権限を持つ。

6632とはずがたり:2022/03/06(日) 00:06:53
共和党下院議員が“ISISの元妻”との不倫が発覚し再選を断念
WEB女性自身 / 2022年3月3日 20時14分
https://news.infoseek.co.jp/article/joseijishin_2071234/?tpgnr=world
写真
米テキサス州の選挙区選出で、共和党に所属するヴァン・テイラー下院議員(49)が、再選を狙う選挙戦から突如身を引いた。NBC 5 DFWなどが報じている。

テイラー氏は、保守系ニュースメディア「National File」が報じた「ISISの花嫁」と呼ばれた女性との不倫を認め、その責任を取る形で選挙戦から撤退することになった。

事の発端は、かつてイスラム過激派組織ISISの構成員と結婚していたタニア・ジョヤ氏(38)という女性が、テイラー氏との不倫をNational Fileに告発したことだった。

夫が戦死し、シリアから帰国した彼女は、元ISIS構成員に対する社会復帰プログラムを通じてテイラー氏と出会ったという。

連絡先を交換した2人は、間もなく性的なメッセージのやり取りをするようになり、肉体関係に発展するまでにそう時間はかからなかった。

関係が終わりを迎える頃、ジョヤ氏はテイラー氏に、複数の支払いの肩代わりを依頼した。テイラー氏は不倫について黙っていることを条件に、5,000ドル(約58万円)を彼女に渡したという。

テイラー氏の公式サイトを開くと、まず飛び込んでくるのは妻アンと手をつないで歩く動画だ。

キャッチフレーズは、「ファミリーマン。ビジネスマン。合衆国海兵隊員」。イラク戦争への従軍を終えた後に結婚し、3人の娘に恵まれたテイラー氏は、“家族を愛する元軍人”というイメージを前面に押し出して政治活動をスタートさせていた。

しかし今回、テロリストの元妻と不倫していたという事実が明るみに出たために、そのイメージは粉々に打ち砕かれた。

The Dallas Morning Newsによると、テイラー氏は3月2日に支持者に対して次のようなメールを送り、来たる11月の中間選挙へ向けた選挙戦からの撤退を表明したという。

「本日、私は下院再選のための選挙戦をここで中断することを表明致します。約1年前、私は恐ろしい過ちを犯し、この世で最も愛する人々をひどく傷つけ、苦痛を与えてしまいました。

私は不倫をしたのです。それは間違いでした。人生において最大の失敗でした。特に、私の軽率な行動によって苦痛を与えてしまった、妻のアンと3人の娘たちに謝罪させてください」

6633とはずがたり:2022/03/26(土) 18:01:32
アメリカのお膝元と云って良いメキシコでこの動き。

メキシコ・ロシア友好議員グループ設立、非難の声も
https://www.afpbb.com/articles/-/3396931
2022年3月25日 17:12

【3月25日 AFP】メキシコで23日、ウクライナに侵攻しているロシアとの友好議員グループが設立された。野党と米国からは非難の声が上がっている。

「メキシコ・ロシア友好議員グループ」は両国の議員間の協力と対話の促進を目的として、アンドレス・マヌエル・ロペスオブラドール(Andres Manuel Lopez Obrador)大統領率いる左派与党・国家再生運動と連立政権を組む労働党の議員らによって立ち上げられた。


 設立式典にはロシアのビクトル・コロネリ(Viktor Koronelli)駐メキシコ大使が出席。「友好、団結、支援の表れ」と称賛し、「対ロシア制裁に加わらず、ウクライナ政府から要請を受けても同国に武器を供与しない」というメキシコの決定を歓迎した。

 ロペスオブラドール氏はどの国の政府とも良好な関係を維持したいとして、ロシアへの経済制裁を認めていない。

 24日には「メキシコ・米国友好議員グループ」も設立された。設立式典では米国のケン・サラザール(Ken Salazar)駐メキシコ大使が、コロネリ氏が示したようなメキシコ・ロシア間の緊密な関係は「あり得ない」として、「われわれはウクライナと連帯し、ロシアに対抗しなければならない」と訴えた。

 メキシコ・ロシア友好議員グループをめぐっては、野党からも非難の声が上がった。

 中道右派・国民行動党のホルヘ・ロメロ(Jorge Romero)議員はツイッター(Twitter)に、「ウクライナの人々をひどい状況に陥れたロシアによる侵攻は、あらゆるレベルで非難されなければならない」と記した。(c)AFP

6634チバQ:2022/04/05(火) 11:14:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/4951b50a836945e67a2bfd4b7ca277831c8a5160
トランプ前米大統領 ペイリン氏と下院アラスカ州補選で「共闘」
4/4(月) 22:30配信

毎日新聞
トランプ前米大統領=米ミシガン州で2022年4月2日、AP

 トランプ前米大統領は3日、8月に行われる下院アラスカ州選挙区の補選で、2008年大統領選で共和党の副大統領候補だったペイリン元アラスカ州知事を支持すると表明した。ペイリン氏は1日に出馬表明する前、トランプ氏に相談したと報じられており、知名度の高い2人の「共闘」が実現することになった。

 トランプ氏は3日の声明で「サラ(ペイリン氏)は16年の大統領選で非常に早い段階で私への支持を表明し、我々は勝利した。今度は私の番だ」と述べた。共和党では今年11月の上下両院選を含む中間選挙を前に、各地の党予備選でトランプ支持派と反トランプ派のせめぎ合いが始まっており、ペイリン氏の政界再挑戦の行方も注目されそうだ。

 ペイリン氏は1日、共和党の下院議員、ヤング氏の死去に伴う下院補選に立候補すると表明。「米国は転換点にある。極左勢力が国を破壊するのを見てきて、戦いに踏み出さなければいけないとの考えになった」などと訴えた。

 ペイリン氏は保守系の草の根運動「ティーパーティー(茶会運動)」を象徴する存在だ。08年大統領選では当時、副大統領候補として、上院議員で大統領候補だったマケイン氏(18年に死去)とペアを組んだ。マケイン氏はトランプ氏に批判的で、20年の大統領選ではマケイン氏の妻が党派を超えて民主党のバイデン氏への支持を表明した。ペイリン氏はトランプ氏との協調を選んだ。【ワシントン秋山信一】

6635チバQ:2022/04/13(水) 20:27:43
https://www.sankei.com/article/20220413-MXNWUXQ6AFNUBNC6C7YQ3U2BHA/
NY州副知事を収賄容疑で逮捕 不動産業者から不正な選挙資金か
2022/4/13 10:40
米連邦捜査当局は12日、不正な選挙資金を受け取ったとして、収賄などの疑いで東部ニューヨーク州のベンジャミン副知事(45)を逮捕した。ベンジャミン容疑者は同日、辞任した。米メディアが伝えた。

副知事に就任前の州上院議員時代、不動産業者から不正な選挙資金を受け取った疑いが持たれている。ベンジャミン容疑者は12日に出頭、司法手続きでは無罪を主張した。

ニューヨーク州では昨年夏、クオモ前知事がセクハラ問題で辞任。後任のホークル知事がベンジャミン容疑者を副知事に任命していた。(共同)

6636とはずがたり:2022/04/21(木) 21:16:13

オリガルヒがテレビ局買収図る プロパガンダ工作か 米捜査で判明
秋山信一
https://mainichi.jp/articles/20220407/k00/00m/030/081000c
毎日新聞 2022/4/7 11:11(最終更新 4/7 11:11) 1223文字

オリガルヒのコンスタンチン・マロフェーエフ氏=モスクワで2021年9月16日、ロイター
拡大
オリガルヒのコンスタンチン・マロフェーエフ氏=モスクワで2021年9月16日、ロイター

 ロシアのプーチン政権に近いとされる新興財閥(オリガルヒ)の有力者が2015年以降、米保守系のFOXニュースの元ディレクターを勧誘し、ロシアやギリシャ、ブルガリアで放送局設立を進めていたことが、米司法当局の捜査で明らかになった。米メディアのノウハウを活用しながら、東欧や南欧でも影響力拡大を図るロシアのプロパガンダ工作の一端が浮かんだ。

 放送局設立を主導したのは、オリガルヒのコンスタンチン・マロフェーエフ氏(47)。ロシアによるウクライナ南部クリミア半島の一方的編入やウクライナ東部の親露派武装勢力を支援したとして、14年12月に米国の制裁対象になった。制裁逃れを図った罪などで6日までに米国で起訴された。

6637とはずがたり:2022/04/22(金) 10:00:19
>なぜなら、米連邦法上「グアムはアンインコーポレッド・テリトリー(未編入領土)であり米連邦政府の所有物である」と明記されているからだ。未編入領土というと聞こえはよいが、事実上グアムは米国の「植民地」である。1950年、グアム島民に米国市民権が付与されて以来70年も連邦政府が定める法的義務を果たし、合衆国憲法を順守しながら生活をしているにもかかわらず、大統領選挙はおろか国政選挙の選挙権もなく、ワシントンDCの連邦議会に地域代表の議員を立てる権利も認められていない。

「日本から一番近い楽園」グアムが崩壊寸前 新型コロナ禍
https://www.jiji.com/jc/v4?id=202012nghs0001&utm_source=yahoo&utm_medium=referral&utm_campaign=link_back_edit_vb
陣内真佐子(文筆家/グアム在住)

「本土」から数千キロ離れた「米国の植民地」グアムの悲劇

 成田や関西などの日本の主要空港から約3時間半しかかからず、1年中気候も温暖なことから「安近短」の旅行先として人気を誇ってきたグアム。「日本から一番近い楽園」ともいえるこの地を訪れたことがある人も多いだろう。そのグアムが今、崩壊の危機にさらされている。

 世界で猛威を振るっている新型コロナウイルス感染症。米国の準州であるグアムでは、2020年3月14日に知事が公衆衛生緊急事態を発令、その後、島内で感染者が確認されたことを受け、同20日にはショッピングモールや娯楽施設、レストラン等の人が集まる施設を閉鎖するとともに、学校も休校とし、住民にも在宅を原則とする「ステイホーム令」が発せられるなど事実上のロックダウン(都市封鎖)政策が施行された。グアム政府が迅速に対応したことで、その後の感染者拡大には歯止めがかかり、5月から経済活動への規制が段階的に緩和され、6月には日本などからの観光客受け入れを再開する方針も打ち出された。

 ところが、7月下旬から再び感染者が増加し、8月14日には再度のステイホーム令を含む最高レベルの規制が再開されたものの、その効果は限定的で、12月初旬には人口約16万6000人のグアム島内の累計感染者は約7000人に達し、感染者の拡大が抑え込めていない深刻な状況下にある。

 グアムは太平洋に浮かぶ孤島であるため、空港で島外からの入島者検疫をすれば水際で感染が防げそうに思える。実際、7月26日以降、一般入島者は空港でのPCR検査結果が「陰性」であっても14日間、政府指定検疫施設(デュシビーチリゾートまたはデュシタニホテルの客室)から一歩の外出さえも許されない強制完全隔離を強いられていた。

 しかし、島民からグアム政府への不平不満が膨らんだため、グアム公共衛生保健局が隔離制度の見直しを行い、隔離6日目にPCR検査を受け、7日目に出るその検査結果が「陰性」であれば、残りの7日間を自宅または自分で手配した別のホテルや友人宅などでの隔離に変更できるようになった。ただし、検査結果が「陽性」の場合、発熱などの症状が認められればもれなく病院に搬送され、無症状ならば別の検疫施設(ベイビューホテルの客室)に14日間強制収容される。

軍関係労働者は検疫も隔離もなし
 その一方、米連邦政府からグアム島内の米軍軍事施設の工事のために送り込まれる労働者に限っては、「必要不可欠な労働力」としてH2就労ビザが与えられ、入島時の検疫のみならず14日間の強制隔離も免除されている。島民や観光客とは明らかに異なる扱いを受けているが、グアム政府はそれに対して反対も抗議もできない。

 なぜなら、米連邦法上「グアムはアンインコーポレッド・テリトリー(未編入領土)であり米連邦政府の所有物である」と明記されているからだ。未編入領土というと聞こえはよいが、事実上グアムは米国の「植民地」である。1950年、グアム島民に米国市民権が付与されて以来70年も連邦政府が定める法的義務を果たし、合衆国憲法を順守しながら生活をしているにもかかわらず、大統領選挙はおろか国政選挙の選挙権もなく、ワシントンDCの連邦議会に地域代表の議員を立てる権利も認められていない。

 つまり、米軍基地外に住むグアム島民のコミュニティーは存在していないも同然で、グアム政府は連邦政府の決定には口出しができない一方的な支配関係が21世紀の現在も続いているのだ。…

6638とはずがたり:2022/04/22(金) 14:54:48
フロリダ州 ディズニーの“税制優遇”はく奪を検討 州法への反対表明で
https://news.yahoo.co.jp/articles/b18dfc441ba7a96db15c05f3ce7f020901b397fc
4/21(木) 10:02配信
15
コメント15件

この記事についてツイート
この記事についてシェア

テレビ朝日系(ANN)

All Nippon NewsNetwork(ANN)

 アメリカのフロリダ州で学校で性的指向などの議論を禁止する法律を巡って、ディズニーワールドの税制優遇を剥奪(はくだつ)する法案が提出される事態に発展しています。

 フロリダ州では、小学校3年生までの公立校で性的指向や性自認について議論してはいけないとする州法、通称「ドントセイゲイ」法が先月8日に可決されました。

 これに対し、ディズニー側が反対を表明したことから、共和党で保守派のデサンティス知事との対立が深まっています。

 米・フロリダ州、デサンティス知事:「フロリダ州議会は“リーディ・クリーク・インプルーブメント・ディストリクト”(ディズニー・ワールドに認められた特別自治権)を含む、1968年以前の特別自治権の撤廃について検討する」

 フロリダ州内にあるディズニーワールドは、1967年から敷地内を独立した自治体として認められる特例を受けてきて、免除されている州税は年間250億円にも相当するとみられています。

 知事の主張に対して、民主党の議員は「過激な右派の政策に反対の声を上げた企業を罰するなど、ロシアや中国がやっていることと変わらない」などと批判しています。

6639チバQ:2022/04/24(日) 17:30:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/ed3d64dddd4af478f82674e7340c60034b69dd91
トランプ氏「お墨付き」効力は? 劣勢候補に相次ぎ支持
4/24(日) 14:11配信

産経新聞
23日、オハイオ州コロンバス郊外の集会で、演壇で握手するトランプ氏(右)と、同氏の支持を受ける共和党予備選の候補、バンス氏(大内清撮影)

【コロンバス(米オハイオ州)=大内清】トランプ米前大統領は23日、中西部オハイオ州コロンバス郊外で支持者集会を開いた。11月の中間選挙に向け民主・共和両党の候補者選びが本格化する中、5月3日に迫った同州の共和党予備選では、トランプ氏が支持する候補の苦戦も伝えられる。重要州と位置付けられる同州などで自派候補が予備選を勝ち抜けなければ、同氏の求心力に陰りもでかねず、テコ入れに躍起だ。

「11月に議会を取り返す。オハイオで勝てる候補が必要だ」。トランプ氏はこう語りかけて、数千人の聴衆を懸命に盛り上げた。

中西部の「ラストベルト(さびた工業地帯)」にあるオハイオ州は、有権者の支持が民主・共和両党で揺れ動くとされる「スイング・ステート」。11月の中間選挙では、引退を表明している共和党の現職上院議員の後釜をめぐり激戦が予想されている。現在、上院で議席が50対50で拮抗(きっこう)する両党にとっては何としても確保したい重要州だ。

その候補者選びでトランプ氏は今月中旬、中西部の白人労働階層を自伝的に描いたベストセラー『ヒルビリー・エレジー』の著者で弁護士のJ・D・バンス氏に支持を与えた。予備選まで3週間を切ったギリギリのタイミングだった。

だが米メディアによると、トランプ氏周辺では、この決断は「賭け」だと危惧する声が強い。政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」の集計によると、共和党予備選に出馬している7人のうちバンス氏の支持率は、上昇傾向にあるものの3位。敗退すれば、トランプ氏の「お墨付き」の効力に疑問符がつくためだ。

トランプ氏は、オハイオと同様に重要州とされる東部ペンシルベニア州でも今月、上院選の共和党候補争いで、優勢が伝えられるマコーミック元財務次官からの支持要請を断り、著名テレビコメンテーターの医師、メフメト・オズ氏に支持を与えた。同氏は、科学的根拠のない代替医療を推奨しているとして医学界から批判を浴びる人物だ。

トランプ氏は今月、米紙ワシントン・ポストのインタビューで「私はエンドースメント(候補者への支持付与)の王様だ」と自身の影響力への自信を誇示。23日の集会でも「J・D(バンス氏)はもともと私の批判ばかりしていたが、勝てるなら問題ない」と度量の大きさをアピールした。

ただ、聴衆からは「バンス氏は労働階層出身という生い立ちを使って有名になった」との反感も聞かれ、知名度が高い候補を選んだトランプ氏の手法が奏功するかは見通せない。

6640チバQ:2022/05/05(木) 18:05:56
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/world/20220505-567-OYT1T50021.html
「俺のことをひどく言ったが、それは脇に置こう」…大統領選にらむトランプ氏が存在感
2022/05/05 14:48読売新聞

 11月の米中間選挙まであと半年と迫る中、共和党の予備選では、2024年大統領選に意欲を示すトランプ前大統領が、各地で候補者を推薦し、党内での影響力を誇示している。支持率が低迷するバイデン大統領は、中間選挙で仮に民主党が敗北すれば24年の再選出馬に影響しかねず、遊説を増やしてアピールに躍起だ。(オハイオ州デラウェア 横堀裕也、ワイオミング州ララミー 田島大志)

批判議員に「刺客」
 「私はトランプ氏のことが嫌いだった。正直、言わなければ良かったと思うこともたくさん言ってしまった。でも今は、素晴らしい大統領だったと思っている」

 3日のオハイオ州予備選を制したJ・D・バンス氏(37)は4月12日、オハイオ州内3か所で行った遊説で、「釈明」を繰り返していた。トランプ氏の「推薦」を勝ち取る前のことだ。

 もともと「反トランプ」を公言していたバンス氏は、立候補に伴って立場を百八十度転換させた。トランプ氏の看板政策だったメキシコ国境での「壁」の建設を主張し、「ウクライナの国境ではなく、米南部の(メキシコとの)国境を安定させるべきだ!」といった過激な発言も連発した。

 バンス氏だけではない。対立候補たちも、推薦を得ようと、トランプ氏が拠点とするフロリダ州の邸宅「マール・ア・ラーゴ」への「トランプ詣で」などを重ねた。

 4月23日、トランプ氏はオハイオ州デラウェアでの選挙集会でバンス氏を推薦すると表明し、「彼は俺のことをひどく言ったが、それは脇に置こう。悪口を言うやつらもみな、俺の元に戻ってくるんだ」と満足げに演説した。

 選挙集会に参加していたブロイル・ディアズさん(30)は「バンス氏のことはよく知らないが、トランプ氏が推薦したのであれば、投票する」と話した。

 トランプ氏は予備選で、自身に批判的な現職議員への対抗馬として「刺客」も擁立している。標的にされているのが、トランプ支持者らによる昨年1月の米議会占拠事件を巡り、下院で弾劾だんがい裁判に向けた訴追決議に賛成したリズ・チェイニー氏(55)ら6人だ。

 <挑発屋で不誠実なチェイニーの対抗馬として強く支持する>

 トランプ氏は昨年9月、ワイオミング州の予備選で、弁護士のハリエット・ヘイグマン氏(59)を推薦する声明を出した。チェイニー氏はディック・チェイニー元副大統領を父に持つ党内のホープだったが、昨年5月に党下院ナンバー3の座を追われ、ヘイグマン氏に世論調査で先行されている。

 「我々の声を代弁しないのならば交代しなければならない。この街でリズを最後に見たのはいつか」

 4月下旬、ワイオミング州ララミーの市役所での集会でヘイグマン氏が問いかけると、聴衆は「Never!(一度もない)」と応じた。チェイニー氏は下院で占拠事件の特別調査委員会副委員長を務め、今も反トランプの急先鋒せんぽうだ。

 参加者のダレル・ウイアヘイさん(62)は歯ぎしりした。「トランプ氏は偉大だ。チェイニー氏はワシントンの茶番に付き合い、我々には背を向けている」

与党 過去は議席減多く
 今回の中間選挙では、連邦議会下院(435議席)の全議席が、上院(100議席)については約3分の1に当たる34議席が、それぞれ改選される。

 下院は、野党・共和党の209議席に対し、与党・民主党が221議席で過半数を占める。上院は、民主党系と共和党が50議席を分け合っており、上院議長を兼ねる副大統領が決定票を持つ規定によって民主党が辛うじて優位を保っている。

 民主党が引き続き、上下両院の主導権を握れるかが焦点となるが、米メディアは、特に下院選での民主党の劣勢を伝えている。

 上院選については、米国の選挙予測で定評のある米バージニア大政治センターのシニアコラムニスト、アラン・アブラモウィッツ氏が「努力次第で主導権維持の見込みはある」と分析する。改選議席が共和党20なのに対し、民主党側は14で、かつトランプ前大統領の影響力が少ないとされる選挙区ばかりであるためだ。

 ただ、過去の中間選挙では政権与党が議席を減らしてきた。米カリフォルニア大サンタバーバラ校によるインターネットサイト「アメリカン・プレジデンシー・プロジェクト」によると、1950年以降の18回の中間選挙のうち、政権与党が下院で議席を増やしたのは2回、上院では5回しかない。

6641チバQ:2022/05/05(木) 18:09:53
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20220504k0000m030159000c.html

トランプ氏「公認」候補が勝利 上院選へオハイオ州で共和党予備選
2022/05/04 17:28毎日新聞

トランプ氏「公認」候補が勝利 上院選へオハイオ州で共和党予備選

共和党上院議員候補のバンス氏=米中西部オハイオ州で2022年5月3日、ロイター

(毎日新聞)

 米中西部オハイオ州で3日、今年11月の連邦上院選に向けて共和党の候補者を決める予備選の投開票が行われ、トランプ前大統領の後押しを受けた作家のバンス氏が勝利した。他州に先駆けて行われた同州予備選で「公認」候補が勝利したことで、トランプ氏は改めて党内での影響力の大きさをアピールした形だ。

 オハイオ州では現職のポートマン上院議員(共和)が引退を表明し、新人候補が共和党候補者の座を競った。米メディアによると、バンス氏は3割以上の得票で勝利を確実にした。

 予備選では複数の候補者がトランプ氏の「公認」を求めていたが、トランプ氏は4月15日にバンス氏を「民主党に勝てる候補」として支持すると公表し、23日には同州での集会にも共に参加した。米FOXニュースの同州での世論調査では、3月2〜6日にはバンス氏の支持率は11%と有力候補の中で3番目だったが、トランプ氏の「公認」後の4月20〜24日には23%でトップに浮上していた。

 バンス氏は、鉄鋼業で過去に栄えながら荒廃した地域「ラストベルト(さびついた工業地帯)」での貧しい白人労働者階級の日常と、自身が貧困から抜け出す努力を描いた自叙伝「ヒルビリー・エレジー」の著者として知られる。トランプ氏と同様、自身を「既存政治のアウトサイダー」と位置づけている。米メディアによると、2016年の大統領選当時は当選したトランプ氏に批判的だったが、「自分が間違っていた」と過去の批判を謝罪し、トランプ氏に支持を要請していた。

 トランプ氏は今年11月の中間選挙に向けて、上下両院選や州知事選の共和党予備選で、自身に賛同する候補者を独自に「公認」し、影響力の維持と拡大を図っている。【ワシントン秋山信一】

6642チバQ:2022/05/05(木) 18:10:14
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-220504X662.html
トランプ氏、影響力どこまで=中間選挙の候補者選び白熱―米共和党
2022/05/04 14:29時事通信

 【ワシントン時事】11月の米中間選挙までおよそ半年に迫り、与野党の候補者選びが本格化する。上下両院の多数派奪還を目指す野党共和党では、トランプ前大統領の支持を受ける候補が他候補と激しい予備選を展開。「子飼い」候補がいかに勝ち抜けるかが、今後のトランプ氏の影響力を占う試金石となる。

 3日、米メディアの注目を集めた中西部オハイオ州の上院選予備選で、「トランプ派」候補のJ・D・バンス氏が勝利を確実にした。映画化もされた著書「ヒルビリー・エレジー」で「ラストベルト(さび付いた工業地帯)」に暮らす白人労働者階級の苦しい暮らしぶりを活写した人物だ。

 同州では、共和党現職の引退で生じる空席をめぐり候補者選びが白熱。バンス氏は当初、乱立する候補に埋もれていたが、4月半ばにトランプ氏の支持を得るや否やトップに躍り出た。同月23日、トランプ氏は州都コロンバス郊外で行われたバンス氏の集会に駆け付け、「私は勝てる候補を選ぶ。彼は真の闘士だ」と持ち上げた。

 「バンスのことはよく知らない。でもトランプが支持すれば勝つわ」。演説を聞いた主婦ドーソンさん(64)は、予備選の行方はトランプ氏の意向次第だと話していた。一方、演説を遠目に眺めていた保険会社勤務のファウラーさん(51)は「トランプが支持するのは地元を知らない有名人ばかり。負ける候補も出てくるだろう」と語り、冷ややかな見方もある。

 実際、予備選で苦戦を強いられているトランプ派候補もいる。東部ペンシルベニア州上院選では、医師でテレビ番組司会者のオズ氏が各種世論調査の平均で2位に甘んじたまま。南部ジョージア州知事選も、現職のケンプ氏がトランプ派のパーデュー氏に支持率2桁差で優勢を保つ。

 いずれもオハイオと並び、民主、共和の支持が伯仲する「スイング・ステート(揺れる州)」だ。トランプ派は2020年の大統領選を「不正」扱いし、今も結果を認めない立場。予備選を勝ち抜いても、「バイデンは偽の大統領」(バンス氏)などとする過激な主張は、民主党と戦う本選で穏健な有権者を遠ざけるリスクをはらむ。

6643チバQ:2022/05/05(木) 18:11:50
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-220503X595.html
米最高裁、中絶の権利否定か=半世紀前の判断覆す可能性―報道
2022/05/03 23:46時事通信

 【ワシントン時事】米政治専門紙ポリティコは2日、連邦最高裁が人工妊娠中絶を憲法上の権利と認めた1973年の「ロー対ウェイド判決」について、最高裁が近く判断を覆す可能性があると報じた。南部ミシシッピ州による中絶規制法の合憲性をめぐる裁判で、多数派判事の意見書の「草稿」とされる文書の内容を伝えた。

 草稿は「(判決は)初めから間違っていた。論拠が極めて弱く有害な結果をもたらした」「中絶問題を国民の代表者の手に戻す時だ」などと指摘。内容に変更がなければ、米国で半世紀にわたり保護されてきた女性の権利が一気に後退することになる。最高裁は今夏の開廷期末までに最終判断を下す。

 バイデン大統領は3日、声明を発表。「草稿が真実か、また最高裁の最終判断を反映したものかは分からない」とした上で、「ロー対ウェイド判決を成文化する法律を成立させる」と強調した。「女性の選択を支持する議員が、より多く上下両院に必要だ」とも述べ、11月の中間選挙で重要な争点になるとの考えを示した。

 トランプ前大統領は在任中、保守系の最高裁判事を次々と指名。以来、9人の判事は保守系が多数派の6人を占め、国論を二分する中絶問題をどう判断するか注目を集めてきた。

 中絶をめぐっては保守的な共和党州で規制強化の動きが相次いでいる。テキサス州では昨年、胎児の心拍が確認されて以降の中絶を禁じる厳しい州法が成立。オクラホマ州も4月に中絶を「重罪」とし、10年以下の禁錮刑か10万ドル(約1300万円)以下の罰金を科す州法を成立させた。

 憲法判断が覆れば、中絶支持派の強い反発を引き起こすのは必至。賛否をめぐる議論が過熱し、米国の分断がさらに深まりそうだ。

6644チバQ:2022/05/05(木) 18:13:37
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-_world_america_HK5XLWVKUVO7VBLOEQLLNH6EYM.html
米最高裁、中絶合憲判例を見直しか 草案流出、政治対立激化も
2022/05/03 12:57産経新聞

【ワシントン=大内清】米政治専門紙ポリティコ(電子版)は2日、連邦最高裁が、人工妊娠中絶を合憲とした1973年の最高裁判例を覆し、中絶を認めるかどうかの判断は各州に委ねるべきだとする多数派意見をまとめたを報じた。同紙が意見書草案を入手した。米国では中絶を選択する権利をめぐって保守層とリベラル層が激しく争っており、実際に判例が見直されれば、11月の中間選挙に向けた政治対立がさらに深まるのは必至だ。

米国では「ロー対ウェード」と呼ばれる73年の判例で中絶が合憲化されたが、主に共和党が優勢な南部諸州などで、立法や司法闘争を通じて同判例の無効化を目指す動きが続いてきた。

ポリティコによると、今回は南部ミシシッピ州での中絶制限をめぐる訴訟に関する最高裁内部の表決で、判事9人のうち保守派5人が判例の無効化に賛成、リベラル派3人が反対した。保守派ながらしばしばリベラル寄りの立場をとるロバーツ長官の判断は不明という。

裁判の判決内容に関する文書が事前に流出するのは極めて異例。実際の判決は約2カ月後と見込まれており、その間に賛否の票数が変化する可能性もあるとしている。

6645チバQ:2022/05/07(土) 00:00:15
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-_world_america_NAV6SJP4UBNK5CAHFVWAX6HWFQ.html
米中間選挙まで半年 戦時大統領、問われる指導力
2022/05/06 20:29産経新聞

【ワシントン=渡辺浩生】バイデン米大統領の政権運営を左右する中間選挙(11月8日投票)まで半年となる。与党・民主党が上下両院の支配を維持できるかや、2024年大統領選での返り咲きを視野に入れるトランプ前大統領が共和党内で影響力を確保できるかが焦点。ロシアによるウクライナ侵攻が長期化の様相を見せる中、バイデン氏の「戦時大統領」としての指導力も問われることになる。

中間選挙は4年ごとの大統領選の中間の年に行わる選挙の総称だ。今年は上院(定数100、任期6年)の3分の1に当たる34議席、下院(定数435、任期2年)の全議席が改選対象で、現在、民主、共和両党の候補を決める予備選が各地で本格化。中間選挙では現職大統領の与党に厳しい審判が下ることが多く、米メディアなどは、民主党の劣勢を予測している。

「民主主義を守る兵器は米国労働者にとって高賃金の仕事にもなる」

バイデン氏は3日、ウクライナの前線に日々届けられる携帯型対戦車ミサイル「ジャベリン」を製造する南部アラバマ州の工場を訪問し従業員を激励した。中間選挙をにらんで軍需経済の雇用効果をアピールする思惑も透けてみえた。

侵攻当初は制裁や軍事支援を小出しにして批判を浴びたバイデン氏だが、現在は長期戦を視野に軍事・人道支援や対露制裁の拡大に指導力を発揮。4月末には330億ドル(約4兆3千億円)の巨額追加予算を議会に要請した。

この間、バイデン氏への支持率は2月の37%から42%へと上昇している。不支持率も55%から52%へとわずかながら改善したものの、半数以上が支持していない状況は昨年9月以降、続いている。

バイデン政権への支持率に加え、ウクライナ情勢も中間選挙に影響しそうだ。同調査によると、国民の多くがウクライナへの軍事・人道支援、制裁強化に賛成するが、米国の直接的な軍事介入には72%が反対。プーチン露大統領が化学兵器や戦術核兵器を使用した場合、バイデン氏は厳しい判断を迫られるとみられる。

6646チバQ:2022/05/08(日) 12:10:50
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-220507X891.html
バイデン民主に逆風=ロシア侵攻でインフレ加速―米中間選挙まで半年
2022/05/07 14:37時事通信

 【ワシントン時事】11月8日の米中間選挙が半年後に迫る中、バイデン大統領の支持率が4割程度と低迷するなど、与党民主党は逆風に見舞われている。ロシアによるウクライナ侵攻の影響で昨年来のインフレに拍車が掛かり、国民の不満は高まる一方だ。民主党は上下両院の優勢維持を目指すが、局面を打開する道筋を見いだせていない。

 ◇経済対策、共和に期待

 「上下両院の優位を守り抜く決意だ」。バイデン氏は4月21日、民主党全国委員会の集会で力を込めた。現有議席は下院で民主221、共和209と拮抗(きっこう)。上院は民主系50、共和50と同数だ。

 バイデン氏は昨年8月以降、支持率が一度も不支持率を上回っていない。最大の足かせは有権者の関心が高い物価上昇だ。3月の米消費者物価指数は前年同月比8.5%と40年ぶりの上昇率を記録。政権は戦略石油備蓄の放出を含む物価抑制策を打つものの、ロシアの侵攻に伴う原油価格の高騰など外的要因に左右され、先行きは不透明だ。

 ワシントン・ポスト紙などが1日公表した世論調査では、主要争点で与党への信頼が低いことが明らかになった。「どちらの党がより優れた対応をすると思うか」と尋ねたところ、「インフレ」の項目は共和党50%に対し、民主党は31%。「経済」でも共和党が50%、民主党が36%と見劣りする。「犯罪」や「移民」でも共和党への期待が高かった。

 ◇「中道」のジレンマ

 バイデン政権はこうした傾向を深刻に受け止め、左派色を薄めた「中道」寄りの施策で支持拡大を図っている。3月末に発表した予算教書では、財政赤字の縮小や犯罪対策の強化など保守層にアピールする施策がずらり。エネルギー高に対処するため、「脱炭素」を後退させ、企業に化石燃料の生産拡大を促す方針も打ち出した。

 だが政策が中道に傾けば、気候変動対策を重視する若者や、社会保障拡充のため財政支出を求める左派の離反を招く。民主党内を分断する恐れがあり、政権はジレンマを抱える。

 一方、民主党に追い風となる材料も出てきた。連邦最高裁が近く、人工妊娠中絶を憲法上の権利と認めた過去の判例を覆すと報道されたことだ。バイデン氏は「女性の選択の権利を支持する議員がもっとたくさん必要だ」と、中間選挙での争点化に言及。女性や中絶支持派の有権者の取り込みを狙っている。

6647とはずがたり:2022/05/09(月) 14:03:40
なんだ!?

バハマで米国人観光客3人が変死、重体の1人は帰国 犯罪性は否定
5/9(月) 12:31配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/8cc90fb422215be5bacadaa89f9380a932f1275d
CNN.co.jp
米国人観光客3人の遺体が発見されたバハマのリゾートホテル

(CNN) カリブ海の島国バハマのリゾートホテルで6日に米国人観光客3人の遺体が発見され、当局が死因を調べている。バハマ警察によると、同じ日に病院へ搬送されたもう1人の米国人女性は、8日までに帰国した。

バハマのグレートエグズーマ島にある同ホテルでは、滞在中の男性1人と男女1組が別々の棟で死んでいるのが見つかった。いずれも外傷はみられなかったが、男女は前夜に体調不良を訴えていて、けいれんを起こした形跡があった。

4人目の女性が同じホテルに滞在していたかどうかは未確認。警察によると女性は重体で、首都ナッソーの病院へ空路搬送された後、米フロリダ州マイアミの病院に移って治療を受けている。

死亡した3人の身元は確認作業が完了してから、9日に公表されるという。もう1人の女性の身元も、今のところ公表されていない。

バハマのクーパー副首相によると、犯罪性はないとみられる。同氏は6日、厚生相に対し、保健、環境、公共事業部門の当局者によるチームを率いて現地入りするよう指示を出した。

6648チバQ:2022/05/09(月) 19:14:21
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASQ563QV9Q56UHBI00N.html
トランプ氏の影響力に注目 アメリカの中間選挙、候補者選びが本格化
2022/05/09 11:00朝日新聞

トランプ氏の影響力に注目 アメリカの中間選挙、候補者選びが本格化

オハイオ州デラウェアで23日、トランプ前大統領(右)と握手する共和党の上院議員候補のJ・D・バンス氏=ロイター

(朝日新聞)

 2022年11月投開票の米中間選挙に向け、米国内では民主、共和両党が候補者を選ぶ予備選挙が5月から本格化している。

 5月には13州で予備選挙が実施される。3日に実施されたオハイオ州のほか、ペンシルベニア州やノースカロライナ州、ジョージア州など、民主、共和両党が激しく競り合う州の結果に注目が集まっている。

 近年の大統領選挙で勝敗を左右するペンシルベニア州では、知事選挙を民主党と共和党どちらが制するかに注目が集まっている。共和党予備選には9人の候補がいて混戦となっている。

 また、上院の共和党予備選挙では、トランプ前大統領が推薦する医師のオズ氏が、ヘッジファンド元CEOのマコーミック氏、不動産投資会社の元CEOで、トランプ政権ではデンマーク大使も務めたサンズ氏ら対立候補と競り合っており、17日の予備選挙への関心が高まっている。

 ジョージア州知事選挙も、トランプ氏の影響力をはかるうえで注目されている。再選をめざす共和党現職のケンプ氏は、2020年の大統領選挙で不正があったという、トランプ氏の主張を受け入れなかった。これに反発したトランプ氏は、共和党予備選挙で対立候補のパーデュー氏を支援している。

 中間選挙は4年ごとの大統領選のちょうど中間の年に開かれる。上院(定数100、任期6年)の3分の1、下院(定数435、任期2年)の全議席が改選される。36州の知事選も同時にある。各州で党ごとの候補者を選ぶ予備選挙は5〜9月を中心に断続的に実施され、勝ち抜いた候補者が11月8日の本選に挑む。現政権への「信任投票」の意味合いが強く、24年予定の大統領選にも大きな影響を及ぼす。(ワシントン=合田禄、大島隆)

6649チバQ:2022/05/18(水) 21:09:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/d6fb86a70fa8cdca0af88e52ca9792a4306dc522
エマニュエル駐日米大使、「バイデン・岸田ライン」に期待 同盟深化へ環境整う
5/18(水) 20:13配信

産経新聞
インタビューに応じる米国のラーム・エマニュエル駐日大使=17日午前、東京都港区(萩原悠久人撮影)

日米両首脳は23日、本格的な対面での首脳会談を初めて開く。エマニュエル駐日米大使は産経新聞のインタビューで、現在の日米間には経済や安全保障をめぐる対立がなく、両国の関係と同盟の深化に向けた好条件が整っていると指摘した。岸田文雄首相とバイデン大統領の首脳外交が数年にわたって継続すれば、日米関係が大きく前進する可能性が高まりそうだ。

エマニュエル氏は、1993〜2001年のクリントン政権下で日本の首相が次々と代わって7人に達したことを振り返り、首脳間で「関係を築くことはできなかった」と断じた。大統領上級顧問として同政権に仕えた立場から、建前ではない米国の本音を吐露した形だ。首脳間の関係は個人的信頼や共有する経験に大きく左右される。

中国という共通の敵に対峙(たいじ)し、ウクライナをめぐる対露制裁などで緊密な連携を見せている岸田首相との関係が続くことは、米国にとって大きなプラスだと考えられている。それだけに、岸田首相率いる自民党が夏の参院選で勝利するかをホワイトハウスは注視している。

むろん日米関係の深化には、政治や政策の方向性の一致が重要だ。エマニュエル氏は過去の日米関係について「貿易摩擦や軍事、戦略的な目標で軋轢(あつれき)があった」と語った。トランプ前大統領は安倍晋三元首相との親密な関係にもかかわらず、対中戦略として日本が重視する環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)からの離脱を強行した。

現在の両国関係について、米外交筋は「深刻な政策の乖離(かいり)はない」と話す。日本の政府高官も「岸田、バイデン両氏の経済に関する看板政策は似ており、親和性が高い」とみている。

日米双方の世論調査で互いの好感度や信頼度が高いことも追い風だ。米世論調査で日本への好意的な評価は80%を超えているという。エマニュエル氏は、こうした状況でバイデン-岸田ラインが安定すれば、日米関係・同盟の大きな前進に向けた「かなり良い環境になる」と強調する。(坂本一之)

6650チバQ:2022/05/19(木) 07:17:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/8b0488a680ab25442b035c57fa8fe0e45e89c087
米中間選予備選、重要州でトランプ派が勢い維持 大量当選狙い活動
5/18(水) 21:21配信

産経新聞
【ワシントン=大内清】米政治を左右する11月の中間選挙に向けた民主、共和両党の予備選が17日、東部ペンシルベニアなど5州で実施され、米メディアによると、重要州と位置付けられる同州知事選の共和党候補にはトランプ前大統領が推すマストリアノ州上院議員が決まった。トランプ氏が敗れた2020年大統領選の結果を否定するマストリアノ氏は、州内の選挙登録のやり直しなどを主張。民主党や共和党の一部は選挙システムへの信頼がいっそう損なわれると懸念を強めている。

マストリアノ氏は11月の本選で民主党のシャピロ州司法長官と争う。

トランプ氏は自身に忠実な共和党候補の大量当選を狙い、各地で精力的に活動。3日には同じく重要州とされる中西部オハイオ州で、当初は劣勢だった新人がトランプ氏の支持を得て予備選を勝ち抜き、同氏の求心力が党内で依然として高いことを示している。

17日に南部ノースカロライナ州で行われた共和党の上院選候補者争いでも、トランプ氏が早くから支持を表明していたバッド下院議員が他候補を圧倒。本選では黒人として同州初の上院議員を目指す民主党のビーズリー元州最高裁判事と争う。

一方、同州の共和党予備選では、トランプ氏の熱烈な信奉者として知られる現職のカウソーン下院議員が敗退した。飛行機内に拳銃を持ち込もうとして拘束されたスキャンダルなどが響いた。

6651チバQ:2022/05/25(水) 19:28:54
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-_world_america_TYKOC6NLZFML3O7FEBYXGNX7YE.html
トランプ氏肝いり候補敗退 米共和党の権力闘争激化
2022/05/25 16:52産経新聞

【ワシントン=大内清】11月の米中間選挙に向けた民主、共和両党の予備選が24日、南部ジョージア州など5州で行われた。2020年の大統領選で最激戦となった同州の知事選候補を争う共和党予備選では、現職のケンプ知事がトランプ前大統領の推すパーデュー前上院議員に圧勝した。選挙戦はペンス前副大統領がケンプ氏を支援してトランプ氏に反旗を翻すなど、共和党内の権力闘争の激化を印象付けた。

同州は20年大統領選でバイデン現大統領が僅差でトランプ氏を下し、全体の勝敗を左右する重要州となった。トランプ氏は当時、選挙結果を覆すため、ケンプ氏に州議会を緊急招集するよう圧力をかけたが、同氏は応じなかったとされる。

こうした〝遺恨〟から、トランプ氏は「ケンプ降ろし」に邁進(まいしん)。大統領選と同時期に同州で行われた上院選で民主党候補に敗れたパーデュー氏を知事選にくら替えさせ、ケンプ氏への刺客として早くから支援してきた。投票日朝にも声明で「ケンプでは(民主党候補との本選に)勝てない」とこき下ろした。

ケンプ氏はこれに対し実績を訴えて選挙戦を終始リード。副大統領退任後はトランプ氏と距離を置くペンス氏の支援も得て保守層の支持を固めた。ケンプ氏は本選で、一時はバイデン氏の副大統領候補にも名が挙がった民主党のエイブラムス元同州下院議員と争う。

次期大統領選への出馬を模索するとされるペンス氏は、トランプ氏支持者らによる21年1月の連邦議会議事堂襲撃事件について批判的な発言を行ってきた半面、共和党内で強い影響力を持つトランプ氏との決定的対立は避けているとみられてきた。だが、今回の予備選が両氏の「代理戦争」の様相を呈したことで関係悪化は必至だ。

米メディアには、パーデュー氏の敗北が11月の本選に向けてトランプ氏の打撃になるとの見方もある。ただ、南部アーカンソー州予備選でこの日、トランプ政権の大統領報道官を務めたサラ・サンダース氏が知事選の共和党候補の座を勝ち取るなどトランプ派はなお勢いを保っており、中長期的な影響は見通せない。

6652チバQ:2022/05/28(土) 18:08:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/29c6a5bc9b2af2c3aaaf4a8395a89a0b41b101b5
トランプ氏、「代理戦争」でペンス氏に大敗 予備選、党主流派に勢い
5/27(金) 18:29配信
毎日新聞
トランプ前米大統領

 11月の米中間選挙に向けて民主、共和両党がそれぞれの候補者を選ぶ予備選が24日、南部ジョージア州などで行われた。同州知事選の共和党予備選では、トランプ前大統領が「刺客」を立てて現職知事の追い落としを図ったが、ペンス前副大統領らが支援する現職が大差で阻止した。党主流派が、影響力の拡大を狙うトランプ氏を押し返した形だ。

 同州は、かつては共和党の地盤だったが、近年は民主党も盛り返し、両党が拮抗(きっこう)する大統領選の重要州の一つだ。2020年大統領選では、バイデン大統領(民主党)がトランプ氏にわずか1万1779票差で勝利した。

 ところが、トランプ氏はケンプ知事(共和党)に対し、開票結果を覆すために州議会臨時会を招集するよう要求。ケンプ氏はこの要求を退けた。これに激怒したトランプ氏は、ケンプ氏を繰り返し激しく非難。対立候補として自らパーデュー前上院議員を擁立した。

 一方、ケンプ氏は保守派知事としての実績を強調し、副大統領としてトランプ氏を支えたペンス氏らが支援。20年大統領選後に関係が崩れたトランプ氏とペンス氏の「代理戦争」として注目を浴びた。

 ペンス氏は23日の集会で「ケンプ知事への投票は『共和党は未来の党だ』という耳をつんざくほどのメッセージを全米に送ることになる」と述べた。直接的な言及は避けたが、20年大統領選は不正だったという主張を繰り返すトランプ氏への当てつけとの受け止めが広がった。

 米CNNによると、開票率99%の段階で、ケンプ氏の得票は70%を超える圧勝で、パーデュー氏は20%強にとどまった。【ワシントン西田進一郎】

6653チバQ:2022/05/28(土) 20:54:08
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-_world_america_QTMCVESYYNJ2VMF42NNXOHO6EA.html中間選挙へ左派と足並み バイデン氏、警察改革の大統領令署名
2022/05/26 19:30産経新聞

【ワシントン=大内清】バイデン米大統領は25日、法執行機関による過剰な暴力を制限するなどの全国規模での警察改革を促す大統領令に署名した。中西部ミネソタ州で黒人男性のジョージ・フロイドさんが白人警官の暴行で窒息死し、全国的な抗議運動や暴動につながった事件からこの日で2年となったのに合わせた措置。バイデン氏は、政権の行方を左右する11月の中間選挙に向け、人種や警察問題への取り組みを加速させる構えだ。

バイデン氏は署名に先立ってホワイトハウスで演説し、「黒人が何世代も経験してきた恐怖に向き合い、米国が受けた傷を癒す」と述べ、警察改革の必要性を改めて訴えた。

大統領令は、フロイドさん事件で問題となった「チョークホールド」と呼ばれる首への圧迫を禁止したり、ノックなしでの家宅捜索を制限したりする内容。不適切行為で免職になるなどした警官の情報を共有するデータベースや、人種や宗教といった偏見に基づく捜査を行わないための訓練プログラムの整備、軍から警察へ払い下げられる銃器の制限なども盛り込んだ。

バイデン政権はもともと、警察による黒人への暴力事件が相次ぐ背景には構造的な人種問題があるとして、警察改革法案の成立を目指してきた。しかし、同法案は昨年、野党・共和党の反対で頓挫した。

与党・民主党では、改革が進展しないことにいら立つ急進左派的な「進歩派」が今年3月、大統領令によって議会審議を回避しながら改革を実現するべきだとする要望書をバイデン氏に提出。こうした突き上げを受け、今回の警察改革に関する大統領令に含まれる項目は、同要望書で挙げられているものが核となった。バイデン政権は中間選挙に向けて訴求力のある実績を必要としているだけに、黒人やヒスパニック(中南米系)の取り込みに向け、人種や警察問題で進歩派と足並みをそろえた格好だ。

6654チバQ:2022/06/04(土) 22:42:35
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20220604k0000m030165000c.html接戦州で推薦候補勝利も…党内で定まらぬトランプ氏影響力の評価
2022/06/04 18:09毎日新聞

接戦州で推薦候補勝利も…党内で定まらぬトランプ氏影響力の評価

メフメット・オズ氏=米東部ペンシルベニア州で2022年5月17日、ロイター

(毎日新聞)

 米東部ペンシルベニア州で5月17日に行われた連邦上院選の共和党予備選で、トランプ前大統領が推薦した医師で人気健康情報番組の司会者、メフメット・オズ氏の勝利が確実になった。接戦だったために票の再集計が進められているが、対立候補が3日に敗北を認めた。11月の上下両院選などの中間選挙に向けて、同州の予備選はトランプ氏の共和党内での影響力を測る試金石の一つとみられていた。ただ、他州の予備選ではトランプ派の候補が惨敗するケースもあり、トランプ氏の影響力を巡る評価は定まっていない。

 ペンシルベニア州は、大統領選や州知事選、上院選など州全体で勝敗を決する選挙では、民主、共和両党が激しく競り合う接戦州の一つだ。2016年の大統領選はトランプ氏、20年は民主党のバイデン大統領が制したが、いずれも接戦だった。

 トランプ氏は今回の上院選党予備選で、当初は別の候補を推薦していたが、家庭内での虐待疑惑が浮上したことで支援候補が選挙戦から撤退。トランプ氏は予備選終盤の4月になって、人気健康バラエティー番組「ザ・ドクター・オズ・ショー」の進行役として知名度が高いオズ氏を「本選で民主党候補に勝てる候補」と評価して推薦した。

 一方、共和党の穏健派は実業家のマコーミック氏を支持し、トランプ氏に近い右派のクルーズ上院議員(共和)も支援した。右派からはトランプ氏が中道寄りのオズ氏を支援したことへの反発もあり、予備選直前には右派の政治評論家バーネット氏が支持を伸ばした。

 5月17日の予備選ではオズ、マコーミック両氏の接戦となったが、オズ氏が勝利したことでトランプ氏も体面を保った形だ。

 ただ、ペンシルベニア州の予備選の後に行われた南部ジョージア州の州知事選の予備選では、トランプ氏が担ぎ出した候補が現職に大敗した。トランプ氏の支持が決め手となって予備選を勝ち抜く候補がいる一方で、州によっては苦戦を強いられている。トランプ氏も自身の主張に賛同する候補だけでなく、「勝てる候補」を見極めた上で最終的に独自に推薦するケースが出ている。

 共和党内ではトランプ派の候補について、「中間層の支持が得にくいため、民主党と争う本選で苦戦する」との懸念も根強い。トランプ氏は今後の予備選でも「勝てる候補」を重視し、党内での影響力を誇示したい考えだとみられる。【ワシントン秋山信一】

6655チバQ:2022/06/05(日) 10:50:38
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022060400334&g=int
「トランプ派」候補に明暗 中間選挙予備選、底堅さも―米
2022年06月05日07時07分

トランプ前米大統領=2019年12月、ロンドン郊外ワトフォード(AFP時事)
トランプ前米大統領=2019年12月、ロンドン郊外ワトフォード(AFP時事)

米共和党の東部ペンシルベニア州の連邦上院候補予備選を終え、支持者と握手を交わすトランプ派の医師オズ候補(中央)=5月17日、同州ニュータウン(AFP時事)
米南部ジョージア州のケンプ知事=5月24日、アトランタ(EPA時事)

 【ワシントン時事】11月の米中間選挙に向けた各党の予備選が本格化する中、共和党ではトランプ前大統領が支持する「トランプ派」の候補に明暗が分かれている。民主党と共和党の勢力が伯仲する重要州の連邦上院議員選の候補選びでは激戦を制し「トランプ人気」の底堅さを示したが、注目された南部ジョージア州知事選をめぐっては現職に大敗した。
 米メディアは3日、東部ペンシルベニア州の共和党上院候補を選ぶ予備選で、トランプ派の医師オズ候補が勝利したと伝えた。5月17日に行われた同予備選は大接戦となり、票の再集計が続いていたが、実業家のマコーミック候補が敗北宣言した。オズ氏は4月にトランプ氏の支持を得てから急速に勢いを増していた。
 同州は民主、共和両党で支持が拮抗(きっこう)する「スイング・ステート」として知られ、11月の本選で最も注目される州の一つ。同じくスイング・ステートとされる中西部オハイオ州の上院予備選でも5月3日、トランプ氏が直前に支持表明した作家バンス候補が勝ち進んだ。
 一方、同24日の南部ジョージア州知事候補を選ぶ予備選では、トランプ派の元上院議員パーデュー候補が現職知事のケンプ候補に50ポイント超の差をつけられ惨敗した。トランプ氏は2020年の大統領選結果を覆すようケンプ氏に圧力をかけたものの、拒否されて関係が悪化。対抗馬を擁立して報復を図ったが、失敗に終わった。
 ワシントン・ポスト紙によると、6月2日現在でトランプ氏が支持した非現職候補の勝率は約68%となっている。

6656チバQ:2022/06/15(水) 19:53:01
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-220615X066.html
トランプ氏、下院予備選で「復讐」=弾劾賛成の共和現職負かす―米中間選挙
2022/06/15 14:26時事通信

 【ワシントン時事】11月の米中間選挙に向けた各党の候補者選びが続く中、南部サウスカロライナ州の共和党下院予備選で14日、7区選出の現職ライス候補がトランプ前大統領の送り込んだ「刺客」候補に敗れた。ライス氏は昨年トランプ氏への弾劾訴追で賛成票を投じており、トランプ氏の「報復」を受けた形だ。

 ライス氏は最近、米メディアに「トランプ氏は(反対派を)粛清し、共和党をイエスマンの集団に変えようとしている」と語り再選を誓っていた。だが、結果はダブルスコアの惨敗だった。 

ドナルド・トランプ
米中関係

6657チバQ:2022/06/26(日) 01:04:12

https://news.yahoo.co.jp/articles/19dcf2f0327ebeb6de8e5efad50ce38c296b765c
トランプ政権下の判事保守化が呼び水 米最高裁「中絶」判断
6/25(土) 15:09配信

産経新聞
【ワシントン=渡辺浩生】米連邦最高裁が人工中絶の憲法上の権利を無効にした24日の判断は、トランプ前政権下で実現した判事構成の保守化による必然的な帰結だった。早くも南部の州は中絶禁止に動き出している。中絶を女性の権利として擁護するリベラル派との主張の隔たりは埋めようがなく、米社会の分断の固定化も一段と進むだろう。

最高裁判事の保守派の6人のうち、ゴーサッチ、カバノー、バレットの3判事はトランプ前大統領が相次ぎ指名した。そのうちカバノー氏は中道派のケネディ判事の後任、バレット氏はリベラル派のギンズバーグ判事の後任として送り込まれ、保守派優勢が確立した。

特にトランプ氏の強力な支持基盤のキリスト教福音派は中絶禁止を悲願とし、トランプ氏自身も選挙前から公約としてきた。

こうした最高裁の保守化が「ロー対ウェード」無効化の最大の要因だ。前日の23日には拳銃の屋外での携行を厳しく制限するニューヨーク州の銃規制法を違憲とする判決を最高裁は下した。銃規制強化は人工中絶と並んで保守派が抵抗するテーマで、銃乱射事件が相次ぐ中での判決は同様に米社会に衝撃を与えた。同性婚などマイノリティー(少数派)の権利をめぐり是非が問われる可能性もある。

中絶の是非は各州に委ねるとした判断の影響はすぐにも広がりそうだ。米紙ワシントン・ポスト(電子版)によると、南部のルイジアナやアラバマなど13州では「ロー対ウェード」無効化に伴い、中絶を実質的に禁じる法律が近く発効する。同様の法律が裁判所に差し止められていた他の数州も発効に向かうという。

バイデン大統領は演説で「米国には悲しい日だが、闘いが終わったわけではない」と述べ、中絶の権利を取り戻すため11月の中間選挙で民主党候補に投票するよう呼びかけた。

一方、昨年1月の連邦議会襲撃事件の関与について下院の特別調査委員会の追及を受けるトランプ氏だが、最高裁の判断を自身の功績とアピール、求心力を再び強める可能性もある。

6658チバQ:2022/06/26(日) 01:04:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/71a9582616c9779b3f3621b243b4684eb2afab7b
米最高裁、中絶の権利認めた「ロー対ウェイド事件」の判例覆す
6/25(土) 0:43配信


4
コメント4件
この記事についてツイート
この記事についてシェア
CNN.co.jp
最高裁前で妊娠中絶に反対する人々=24日

(CNN) 米最高裁は24日、人工妊娠中絶の権利を認めた「ロー対ウェイド事件」の判例を覆し、中絶を連邦憲法上の権利としては認めない立場を示した。

この意見はここ数十年で最も重大な最高裁の判断となる。また、米国での女性の性と生殖に関する健康の景色を変えるものとなる。

今後連邦議会が行動しない限り、中絶の権利は州によって決定されることになる。既に半数近い州で中絶を禁止する法律が議会を通過し、または通過を予定している。その他の州でも手術を規制する厳格な措置を法令化する動きがある。

サミュエル・アリート判事は多数意見で「ロー事件は最初からはなはだ誤っていた」「その論拠は極めて弱く、その決定は有害な結果をもたらした。ロー事件とケーシー事件は中絶問題に関する国民の和解をもたらすどころか、議論をたきつけ分断を深めた」と述べた。

スティーブン・ブライヤー、ソニア・ソトマイヨール、エレナ・ケーガンの各判事は共同反対意見で多数意見を厳しく批判。最後に「悲しみを携えて、この裁判所のために、そしてそれ以上に今日基本的な憲法上の保護を失った何百万人もの米国人女性のために、我々は反対する」と述べて意見を締めくくった。

数十年にわたって中絶を批判し、州に権限を戻すように求めていた人々にとっては取り組みが成就した瞬間となった。この判決が可能となったのは最高裁判事のうち6人の保守派が多数を固めたためで、うち3人はトランプ前大統領が指名した人物だった。

ジョン・ロバーツ長官は多数意見に加わらず、補足意見の中で、自分はロー事件を覆すつもりはないが、妊娠15週以降の中絶を禁止するミシシッピ州の法律は支持するとの考えを示した。

多数意見はアリート判事が準備し、外部に漏えいした草案に極めて似ていた。草案は中絶の権利を認めたロー対ウェード判決を軽蔑するような言葉が並んだものだった。

6659チバQ:2022/06/26(日) 01:05:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/ed0a30b41698544b379a198c5922ef876cb6a9c0
米国で28年ぶり銃規制法成立…21歳未満の購入者の身元確認厳格化
6/25(土) 22:44配信
読売新聞オンライン
銃規制強化法案に署名するバイデン米大統領(25日、ホワイトハウスで)=AP

 【ワシントン=蒔田一彦】米国のバイデン大統領は25日、21歳未満の銃購入者の身元確認厳格化などを盛り込んだ銃規制強化法案に署名し、成立させた。米国で銃規制法が成立するのは1994年以来28年ぶりだ。全米で相次ぐ銃撃事件を受けて規制強化を求める世論が高まり、議会は超党派の賛成で法案を可決した。

 バイデン氏は25日、ホワイトハウスで演説し、「約30年前の銃規制法成立以来、最も重要な法律だ。私はこの問題に長年取り組んできた。いかに困難なことか分かっている」と述べ、意義を強調した。「我々は銃に関して妥協できている。他の重要な問題でも妥協できるはずだ」として、超党派の協力を訴えた。

 法案は23日の上院に続き、24日に下院で可決された。いずれの採決でも民主党系は全員が賛成し、銃規制に慎重な立場の共和党からも上院で15人、下院で14人が賛成に回った。

 法案には、自らや他人に危害を及ぼす恐れのある人から銃を押収する法整備を促すために州を財政支援することや、学校の安全対策強化などが盛り込まれた。一方、バイデン政権や民主党が当初目指した、銃の購入可能年齢を18歳から21歳に引き上げるなどの抜本的な対策は見送られた。法案を可決させるため、超党派の合意形成を優先した。

6660チバQ:2022/06/26(日) 01:05:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/de37f69252ab0912a2b6f94bc810809dbee1a53a
米で銃規制巡り正反対の動き 最高裁→「NY州の規制法は違憲」 上院→超党派で規制強化法案可決
6/25(土) 9:40配信
西日本新聞
ワシントン記念塔前であった銃規制を訴えるデモ集会=6月11日

 【ワシントン金子渡】米連邦最高裁は23日、拳銃を外で携帯する際に厳しい要件を課していた東部ニューヨーク州の銃規制法について違憲と判断し、自宅外でも銃を所持する権利を拡大させる見解を示した。相次ぐ銃乱射事件を受け、全米で規制強化を求める機運が高まる中、世論と逆行する今回の判決には強い反発が出ている。

【画像】5月、銃撃事件があったニューヨーク州のスーパーで警察官に拘束された男性

 同州の規制法は銃を外で携帯する際に免許を義務づける上、「正当な理由」を提示する必要がある。銃所持の権利を認めた憲法修正第2条に違反するとして、銃擁護ロビー団体の全米ライフル協会(NRA)の関連団体などが州を提訴していた。

 最高裁は、州の規制法が自衛のために武器を保有する市民の権利を侵害すると判断。保守派判事6人が支持し、リベラル派判事3人が反対した。最高裁はトランプ前大統領が保守派判事3人を任命したことから、保守寄りの判断に大きく傾いている。米メディアによると、同様の規制法はカリフォルニア、メリーランド、ハワイなど計6州が導入しており、各州で違憲訴訟に発展する可能性がある。

 判決を受け、バイデン米大統領は「常識と憲法に反する判断であり、深く失望している」との声明を発表。ニューヨーク州のホークル知事(民主党)は「われわれは反撃する」と批判しており、他の州でも対抗措置を講じる動きが出ている。

 一方、連邦議会上院は23日夜、銃規制強化法案を超党派で可決させた。今後、下院で可決し、バイデン氏が署名して成立する見通し。新たな銃規制法の成立はクリントン政権下の1994年以来となる。

 法案は21歳未満の銃購入者の身元確認を強化するほか、他人に危害を及ぼす恐れがある人物から銃を一時的に没収する「レッドフラッグ法」導入の促進や、ドメスティックバイオレンス(DV)加害者の銃購入規制を拡大する内容。政権や与党民主党が求めていたアサルトウェポン(殺傷能力が高い突撃銃)や大量弾倉の販売禁止は見送られた。

 銃規制を巡ってはNRAから支援を受ける共和党の反対で頓挫してきたが、今回の法案には民主党の全議員50人に加え、共和党議員15人が賛成に回った。

 米国では5月にニューヨーク州のスーパーで黒人10人が射殺されたほか、テキサス州の小学校で児童ら21人が犠牲となる事件が起きた。最新の世論調査では7割近くが銃規制強化に賛成している。

6661チバQ:2022/06/27(月) 10:29:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/0da3bfb820366dd55de5f09f6ebf711dd993251d
「同性婚の権利も危うい」 米各地でデモ、中絶巡る最高裁判決に抗議
6/27(月) 7:43配信

ニューヨーク・プライドマーチでは、中絶を憲法上の権利として認めない米連邦最高裁の判決に抗議する参加者が目立った=2022年6月26日午後、ニューヨーク、真海喬生撮影

 性的マイノリティーの権利や文化を訴える「プライドマーチ」が26日、全米各地で行われた。米国では24日に連邦最高裁が人工妊娠中絶を憲法上の権利として認めない判決を言い渡したばかりで、判決に抗議の声をあげる参加者が目立った。中絶の次には、同性婚などに影響が及ぶとの危機感がある。


 6月は、性的マイノリティーへの理解を深める「プライド月間」と定められ、各地でイベントが実施される。月末には例年、大規模なデモ行進があり、この日はニューヨークやサンフランシスコ、シカゴ、シアトルなどで実施された。

 ニューヨークでは、中心部の五番街などで「ニューヨーク・プライドマーチ」が開催。参加者は音楽演奏やダンスを披露したほか、中絶について「安全で合法な中絶を守れ」などと書かれたボードを掲げて抗議した。沿道では多様性を表す虹色が入った旗などを振る観客が声援を送った。

朝日新聞社

6662チバQ:2022/06/30(木) 09:26:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/cb455c6be4b50379ab16859e469c683edd92ad45
2024年大統領選挙、クリントン氏再出馬のうわさ
6/30(木) 8:46配信


3
コメント3件
この記事についてツイート
この記事についてシェア
CNN.co.jp
クリントン氏の大統領選再出馬の可能性に言及する記事がメディアを賑わせている

(CNN) 米最高裁判所が「ロー対ウェイド事件」の判例を覆す歴史的判決を言い渡した直後、保守派の記者ジョン・エリス氏はインターネットで挑発的な主張を展開した。今こそヒラリー・クリントン氏が(再び)政界に復帰する時が来たのだ、と。

「今こそ彼女の出番だ」「ロー対ウェイドの判例を覆した最高裁の判決は、ヒラリー・クリントンがステルスモードから脱却し、2024年大統領民主党予備選挙への出馬表明に一歩踏み出す道を開いた」(エリス氏)

エリス氏の論点は、1)24年大統領選の後ほどなく82歳を迎えるジョー・バイデン大統領は、再選を狙うには単純に年齢が高すぎる(こう主張するのは決してエリス氏1人ではない) 2)民主党の布陣がそこまで強力ではないという2点だ。

クリントン氏の再来をにらんでいるのはエリス氏だけではない。

民主党寄りの評論家フアン・ウィリアムズ氏も政治専門紙ザ・ヒルの記事の中で、クリントン氏が今年の選挙戦でも重要な存在になるべきだと主張している。

「クリントン氏なら民主党員の背筋を伸ばすのにまさにうってつけだ。同氏なら、バイデン大統領が言うところの『ウルトラMAGA』の共和党員が国をぼろぼろにしている現実に世間の目を向けさせることができる」とウィリアムズ氏は述べ、「ヒラリーよ、声を上げ続けろ、もっと大きな声で!」と付け加えた。

さて、クリントン氏再出馬はどのくらい無理がある話なのか?

まず、クリントン氏の大統領選再出馬に勢いづいているのが保守派の記者――少なくとも現時点では――という点は、いささか健全な懐疑的見方をすべきだ。共和党を結束させる候補者は――仮にドナルド・トランプ氏が共和党候補になったとしても――クリントン氏を置いて他にいない。すなわち、このうわさはエリス氏の希望的観測も多少交じっていると言える。この点を念頭に置いておこう。

次に、バイデン大統領は高齢だが、再選を目指すつもりだと事あるごとにほのめかしている。ニューヨーク・タイムズ紙は27日夜、「24年大統領選への再選出馬を受け入れない民主党員に苛立つ(いらだつ)バイデン大統領」という見出しつきで記事を掲載したが、そこにはこんな一節がある。

「82歳を目前にして再選出馬する能力があるのかいぶかしむ声が高まる中、大統領と側近は再選計画に関する質問にさいなまれ、民主党や報道陣から敬意を払われていないと感じては苛立ち、就任から1年半で死に体も同然だという印象をなんとしても払拭しようと意思を固めている」

極めつけは、クリントン氏自身が再出馬を検討することすらほぼ完全否定しているという点だ。

「いや、論外だ」と、クリントン氏は6月にフィナンシャルタイムズ紙とのインタビューで、大統領選再出馬についてこう述べた。「第一に、バイデン大統領は再選を目指すだろう。大統領は確かに再選出馬を考えている。これに対抗すれば、大きな混乱を招くだろう」

28日午前にCBSと行ったインタビューでは、再出馬は「想像できない」とコメントした。当然ながら、司会のゲイル・キング氏はクリントン氏の答えが完全な「ノー」ではないと指摘した。

賭博師なら――もちろんヒラリー氏再出馬のオッズも出ている――クリントン氏が再出馬しないほうに賭けるのが賢明だ。

とはいえども、ご存じの通り状況は変わる。状況が変われば、人の考えも変わりうる。

24年大統領予備選挙でクリントン氏がバイデン大統領と争うことは絶対にありえないと思いつつ、民主党選出枠に空きが出た場合――バイデン大統領が出馬を見送った場合――クリントン氏がまったく目もくれずにいるのは難しいだろう。だからといって同氏が再出馬するというわけではない。空きが出れば、彼女の名前が頻繁に持ち上がるだろうといっているに過ぎない。それだけは確実だ。

そこへきて、最高裁の判決も検討材料としてある。再出馬はないというクリントン氏の発言は、ロー対ウェイドの判例を覆す判決が出る前だった。ファーストレディー時代、連邦上院議員時代、国務長官時代と、生涯ずっと女性の権利のために戦ってきた人間として、自らの将来を考えた同氏の思惑に最高裁の判決がなんらかの変化をもたらした可能性はないだろうか。

重ねて言うが、クリントン氏再出馬の可能性は極めて低い。ただし、ゼロではない。



本稿はCNNのクリス・シリザ編集主幹による分析記事です。

6663チバQ:2022/07/24(日) 22:16:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/e2500d42f14db8df1d510e992dd007319636b5d9
選挙覆す…トランプ氏、再三の圧力 米議会襲撃、どう動いたのか
7/22(金) 20:23配信


11
コメント11件
この記事についてツイート
この記事についてシェア
毎日新聞
米連邦議会を襲撃するトランプ前米大統領の支持者ら。警察官のボディーカメラの画像が、事件を調査する21日の下院特別委員会で示された=下院特別委提供・AP

 2021年1月の米連邦議会襲撃事件を調査している下院特別委員会は21日、6月に始まった一連の公聴会の締めくくりとなる8回目の公聴会を開いた。これまでに、トランプ前大統領が20年11月の大統領選の結果を覆そうと、ペンス副大統領(当時)や司法省幹部らに圧力をかけた実態が明らかになっている。特別委は11月の中間選挙前に調査結果を取りまとめる見通し。トランプ氏の刑事責任の追及を視野に入れており、今後は刑事告発の是非が焦点となる。

【写真で振り返る】米連邦議会襲撃の現場

 21日の公聴会では、トランプ氏が支持者らによる議会襲撃を長時間止めようとしなかった「不作為」がテーマとなった。

 襲撃開始後、トランプ氏の長女イバンカ氏や側近らが襲撃を止める声明を出すよう再三求めたが、トランプ氏は応じなかった。軍や警察に警備強化を指示することもなく、執務室近くのダイニングルームで襲撃の様子を伝えるテレビ中継を見ていた。襲撃開始から約2時間後になってようやく「自宅に帰ってほしい」と呼びかける映像を撮影し、インターネットで公開した。ただ、映像でも根拠のない選挙の「不正」を主張し、暴力は非難しなかった。

 6月9日に始まった一連の公聴会は、トランプ氏の責任追及に焦点を当ててきた。事件があった日、連邦議会では、トランプ氏が落選した大統領選の結果を公式集計していた。特別委は、トランプ氏が選挙の「不正」を根拠なく主張し、選挙結果を覆す動きを続けたことが、集計手続きを妨害する今回の事件につながったとの構図を描く。トランプ氏による州当局や司法省幹部への圧力など詳細な事実を積み上げた。

 ハイライトとなったのは、6回目の6月28日の公聴会だった。メドウズ大統領首席補佐官(当時)の側近だったハッチンソン氏は、トランプ氏が襲撃開始直前にホワイトハウス近くで演説した際の様子を証言。銃を所持する支持者が金属探知機の検査で引っかかり、演説会場に入れずにいるとの報告を聞くと、トランプ氏は「彼らは私を傷つけるためにここに来たのではない。金属探知機なんか撤去して、彼らを会場に入れろ。演説が終われば、彼らは議会に向かって行進するんだ」と述べたという。

 さらにトランプ氏が演説で支持者に「議会へ行進しよう」と呼びかけた後、自身も議会に向かおうとして、「リスクがある」と制止するシークレットサービス(大統領警護隊)ともみ合いになったとの情報も明かされた。特別委は、この証言によって「トランプ氏は襲撃が起きる可能性を認識しており、自らも現場に向かおうとした」との印象づけを狙った。ただ、この証言はハッチンソン氏が別の政権幹部から聞いた情報であり、トランプ氏自身は「もみ合い」を否定している。

 トランプ氏自身が選挙結果を覆すために積極的に動いたことも次々に明かされた。選挙結果の集計で進行役を担うペンス氏に、トランプ氏を「当選者」として宣言するか、選挙結果を州に差し戻すよう要求。ペンス氏は何度も拒否したが、トランプ氏は事件当日の朝にも電話で圧力をかけた。イバンカ氏は、電話するトランプ氏が「今までにないくらい熱くなっていた」と証言した。

 西部アリゾナ州や南部ジョージア州の州政府幹部や州議会議員らは、トランプ氏から電話があり、「不正」を調査し、民主党のバイデン氏の勝利を認めないよう要求されたことを証言した。

 ローゼン司法長官代行(当時)らは大統領選から襲撃事件までの間、「選挙結果に影響しかねない重大な懸念が確認された」とする州当局宛ての文書にサインするよう再三求められていたことを明かした。ローゼン氏が拒否すると、トランプ氏は「君は何もしないし、不正があったとの主張にも同意しない」と不満を示し、解任の意向を通告。後任に「不正」の主張に同調する司法省の中堅幹部を登用することまで決めていた。司法省幹部の大半が「抗議の辞任」の意思を示して解任に反対したことでトランプ氏は翻意した。

6664チバQ:2022/07/24(日) 22:16:55
 ◇刑事責任、明確な事実・証言引き出せず

 特別委は、過去の司法省の内部調査や報道で明らかになっていた事実を組み合わせ、当事者の証言も積み上げることで、大統領選から襲撃事件に至る過程の全体像を示すことには成功した。トランプ氏の政治的な責任を浮き彫りにした形だ。一方で、トランプ氏の刑事責任を明確に示すような新たな事実や証言は引き出せなかった。

 特別委を主導する民主党や共和党の反トランプ派が、一連の公聴会を「政治的アピール」に利用した側面もある。初回や21日の公聴会は、テレビ中継を意識して、視聴者が多い平日夜に開かれた。特に副委員長を務める共和党のチェイニー下院議員は8月16日の党予備選で、トランプ派の新人の挑戦を受けるだけに、一連の公聴会は存在感を誇示する格好の場となった。

 特別委は議会の夏季休会期間を挟んで、9月に追加の公聴会を開く。トランプ氏が側近らと共に選挙結果を覆そうとしたことについて、特別委は「国家に対する詐欺共謀罪」に当たる可能性があるとみており、今後は刑事責任の追及が焦点となる。ただ、トンプソン委員長(民主党)は6月、記者団に対して、トランプ氏や側近らの刑事告発を否定した。チェイニー氏らは「まだ結論は出ていない」と反発しており、特別委内部でも意見は割れている。

 トランプ氏が選挙結果を覆そうとしたことを巡っては、司法省も独自に捜査を続けている。刑事訴追に至るかどうかは不透明だが、2024年の大統領選への立候補を視野に入れるトランプ氏にとっては懸念材料となっている。【ワシントン秋山信一】

 ◇下院特別委員会が責任を追及しているトランプ氏の言動

・2020年の大統領選の結果が「盗まれた」と虚偽の主張を流布

・選挙での「不正」の主張を認めない司法長官代行の交代を画策

・結果集計で進行役を担うペンス副大統領に結果を覆すよう要求

・州当局者や州議会議員に州ごとの選挙結果を覆すよう要求

・連邦議会襲撃をすぐに止めなかった不作為

6665チバQ:2022/07/24(日) 22:37:03
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022072200767&g=int
トランプ氏にじわり打撃 「責任逃れ」許さぬ執念―米特別委
2022年07月23日07時14分

トランプ前米大統領=20日、ニューヨーク(EPA時事)
トランプ前米大統領=20日、ニューヨーク(EPA時事)


 【ワシントン時事】米連邦議会襲撃をめぐる下院特別委員会は、生の証言や映像、音声を多用する異例の演出を凝らし、トランプ前大統領の「責任逃れ」を許さない執念を示した。2024年大統領選での返り咲きも視野に入れるトランプ氏にとって、不利な事実を繰り返し突き付けられたことは、少なからぬ打撃となりそうだ。
選挙敗北覆す「暴挙」明るみ 議会襲撃で元高官ら証言―米下院特別委

 6月から続いた一連の公聴会では、当時の政府高官のほか、各州の選挙関係者らも証言した。大統領選敗北の受け入れを拒むトランプ氏が主張した「選挙不正」への関与を疑われ、脅迫された選挙管理人。選挙結果改ざんへの協力を断り、今も自身や家族が嫌がらせを受ける州議会幹部。それぞれが、事件によって人生が一変したさまを語った。
 議会公聴会は1日がかりとなることも多いが、特別委はテレビ中継を意識し、各回とも2〜3時間に短縮。ホワイトハウスや議事堂の見取り図、襲撃時の映像をスクリーンに映すなど、視聴者の目を引く工夫を凝らした。初回と8回目は夜の高視聴率帯「プライムタイム」に開かれ、主要局が中継した。
 与党民主党が主導した公聴会は、11月の中間選挙をにらんだ「政治ショー」の色合いが濃く、支持政党によって有権者の評価は分かれている。ABCニュースなどが6月に行った世論調査によると、民主党支持層で85%が特別委の調査を「公平」と回答したのに対し、共和党支持層では31%にすぎなかった。
 一方、同じ調査では58%が「トランプ氏を罪に問うべきだ」と回答。昨年1月の54%から微増した。政治専門紙ポリティコは、共和党支持層でトランプ氏が依然人気を保つものの、暴走ぶりがたびたび報じられたことで「トランプ疲れ」も起きていると指摘した。

6666チバQ:2022/07/26(火) 18:10:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/92e585c9da2952a8bb2b69c0c24825df5b0f7d97
同性婚擁護法案に反対の下院議員、直後に息子の同性結婚式に 米
7/26(火) 17:03配信


10
コメント10件
この記事についてツイート
この記事についてシェア
CNN.co.jp
米共和党のグレン・トンプソン下院議員

(CNN) 同性婚の権利を連邦レベルで保障する法案に反対票を投じた米共和党の下院議員が、3日後に息子の同性結婚式に出席していたことが分かった。

グレン・トンプソン議員(ペンシルベニア州選出)は19日に下院での採決で、同性婚や異人種間の結婚を擁護する「結婚尊重法案」に反対した共和党議員157人のうちの1人。同法案は下院を通過し、現在上院で審議されている。

一方でトンプソン氏の報道担当者は、同氏と夫人が22日夜、息子と同性の相手との結婚式に出席して2人を祝福し、門出を祝ったと発表。夫妻は「義理の息子」を大いに歓迎しているとも語った。

結婚式出席についてはNBCニュースが最初に伝え、CNNも確認した。トンプソン氏がなぜ法案に反対したのかという質問に、同氏の事務所から返答はない。

6667チバQ:2022/07/29(金) 10:01:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/5040faa95ca9d8e08475aa5cde4d9ea38226ca2c
米国で第3の政党結成へ 元共和、民主党員が穏健派にアピール
7/29(金) 9:46配信
(CNN) 米連邦議員や州知事を経験した共和党と民主党の元党員が「穏健で常識的な多数派」にアピールするために「フォワード」という新政党を結成する。

デービッド・ジョリー氏、クリスティン・トッド・ウィットマン氏、アンドルー・ヤン氏の3人は27日掲載の米紙ワシントン・ポストへの寄稿で、「政治的過激主義が国を引き裂き、2大政党はこの危機から国を救うことができなかった。今日の時代遅れの政党は過激な人々に応えようとして失敗してきた。その結果、ほとんどの米国人は自分たちの声が反映されていないと感じている」と訴えた。

ジョリー氏はフロリダ選出の元共和党下院議員、ホイットマン氏は共和党の元ニュージャージー州知事、ヤン氏は米大統領選の民主党予備選元候補で元ニューヨーク市長候補だ。3人はそれぞれの政治団体を統合して新党を立ち上げる。このニュースは最初にロイターが報じた。

新党は銃や気候変動、人工妊娠中絶などの問題に対しては穏健なアプローチが有効だと主張している。また、優先順位付き投票制、開かれた予備選挙、選挙区を特定の政党に有利になるよう線引きする「ゲリマンダリング」の廃止、投票権の全国的な保護を提唱する予定だ。

「米国人の62%が第3の政党を希望している。この数字は過去最高だ」とヤン氏は28日にCNNに語った。

前述の寄稿によると、フォワードは来年夏に全国大会を計画しており、2024年に候補者を立てるための手続きを間もなく開始する。

「有権者の声を聞き、3団体の全国ネットワークを活用して州ごとの政党登録と候補者を立てる手続きの土台作りを始めるために、今秋国づくりのツアーを開始する」と報道資料にはある。今年末までに15州で、来年にはその倍の州で、2024年末までにほぼすべての州で法的承認を得る計画という。

同党は今秋の中間選挙には候補者を擁立しないが、他党でも「我々の民主主義のために立ち上がる」候補者なら選んで支持するとしている。

6669チバQ:2022/07/30(土) 08:42:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/d488d1758dbc958193865682dd9450a73fbcf88e
米下院議長、アジア外遊へ 台湾訪問実現が焦点
7/30(土) 6:21配信


2
コメント2件
この記事についてツイート
この記事についてシェア
時事通信
29日、ワシントンで記者会見に臨むペロシ米下院議長(ロイター時事)

 【ワシントン時事】8月の台湾訪問を計画しているペロシ米下院議長は29日の記者会見で、「外遊に関しては安全上の理由から一切話さない」として言及を避けた。

 米メディアは、ペロシ氏が同日、他の議員らと共にアジア歴訪に向け米国を出発すると報じた。

 訪台が実現すれば、下院議長としては1997年のギングリッチ氏以来25年ぶりとなる。中国はこれに猛反発しており、米中対立のさらなる激化を招く可能性がある。

 米メディアによると、ペロシ氏は日本や韓国、マレーシア、シンガポールも訪問予定。台湾に関しては最終確定していないとしている。

6670チバQ:2022/08/03(水) 07:12:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/98a8067f61edd62e8c12f5de44b9977b44459f28
米下院議長、台湾訪問 25年ぶり、中国は反発 対立激化必至、軍事挑発も
8/3(水) 0:00配信

時事通信
2日、台北・松山空港に到着したペロシ米下院議長(中央)=台湾外交部(外務省)提供(EPA時事)

 【ワシントン、台北、北京時事】ペロシ米下院議長(82)は2日、台湾を訪問した。

 米下院議長の訪台は1997年のギングリッチ氏以来25年ぶり。中国は早速反発しており、米中二大国の対立激化は不可避の情勢だ。


 台湾海峡をめぐる緊張も一層高まる可能性が高い。米ホワイトハウスは、中国が台湾海峡へのミサイル発射などの軍事的挑発に乗り出す可能性があると指摘。地理的に近接する日本の安全保障にも影響が出そうだ。

 ペロシ氏は台北市にある松山空港到着後に声明を発表し、「今回の訪台は台湾の民主主義を支援するという米国の関与を示すものだ」と表明。「世界が専制主義と民主主義の選択に直面する中、米台の結束はかつてないほど重要だ」とも述べ、米国の台湾政策に変更はないと強調した。

 中国本土と台湾は不可分とする「一つの中国」原則を掲げる中国は猛反発している。外務省はペロシ氏の台湾到着直後、「断固反対で厳しく非難する。米側に厳正に申し入れ、強く抗議した」とする声明を発表。国防省も報道官談話を出し、「非常に危険な行為で必ず重大な結果を引き起こす。中国軍は軍事行動を展開して抵抗する」と反発した。新華社通信によると、中国軍は4〜7日に台湾を取り囲む6カ所の海空域で軍事演習や実弾射撃を行う。

 ペロシ氏は米議員団を率いてインド太平洋地域を歴訪中。台湾総統府は「堅固で重要な国際的友人」とペロシ氏を歓迎した。蔡英文総統とペロシ氏は3日午前に会談し、米台の協力や共通の懸念事項について意見交換する。

6671チバQ:2022/08/04(木) 09:23:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/31b7e4b8c7bb19271501f3c8b930975f4966f1a4
米中間選挙まで3カ月、カンザス州など5州で予備選 6つのポイント
8/4(木) 8:37配信

CNN.co.jp
カンザス州など5州で11月の中間選挙に向けた予備選が行われた

(CNN) 11月の米中間選挙に向け、カンザスなど5州で2日、民主、共和両党の候補者を決める予備選が行われた。

このうちカンザス州では人工妊娠中絶の権利を認めた州憲法の規定を削除するかどうかを問う住民投票も実施され、削除反対が賛成を上回る結果となった。

結果に関する要点を以下にまとめる。

カンザス州、中絶認める規定を州憲法に残す
カンザス州の有権者は住民投票を通じ、人工妊娠中絶の権利を認めた規定を州憲法に残すことを選んだ。この数週間前には、最高裁が中絶の権利を認めた「ロー対ウェイド事件」の判例を覆し、連邦憲法上の権利としてこれを認めない立場を示していた。

世論調査では、長く中絶の権利を守る意見が圧倒的優位を占めていた。しかし今回、カンザス州の住民投票で規定削除「反対」が勝利したことは、過去の調査の裏付けというだけでなく、最高裁の判断に対する有権者の怒りの広がりを示唆する結果ともなっている。また11月の中間選挙に向けて、この問題を巡る政治の流れが変化した可能性もある。

今後も州の議員らが中絶を制限する法律の制定を試みるのは可能だが、州の裁判所は中絶の権利が州憲法の下で規定されていることを認識している。

前知事の返り咲きはならず
ミズーリ州では、性的スキャンダルなどで2018年に辞任したエリック・グライテンズ前知事が返り咲きを果たすべく共和党の上院予備選に臨んだものの敗北。下院議員2人も出馬した激戦は、州検事総長のエリック・シュミット氏が制した。

トランプ前大統領はこの選挙からは距離を置き、「エリック」を支持するとした冗談ともとれる声明を投票日前日に出した。

「エリック」がシュミット氏とグライテンズ氏のどちらを意味するのかは有権者の解釈に委ねられた。

弾劾訴追に賛成した共和党議員が敗北
ミシガン州の第3下院選挙区ではトランプ氏の弾劾(だんがい)訴追決議に賛成した共和党のピーター・マイヤー氏が、トランプ氏の推薦を受けた保守派の挑戦者、ジョン・ギブズ氏に敗れた。

弾劾訴追に賛成した共和党議員10人のうち、予備選で敗北するのはマイヤー氏で2人目。この結果を受け、当該の選挙区は11月の本選で最大の激戦区の一つになるとみられる。

ワシントン州では弾劾訴追に賛成した共和党議員2人が予備選での生き残りを狙う。同州の選挙方式では党派に関係なく上位2人の候補者が11月の本選に進む。

6672チバQ:2022/08/04(木) 09:23:26

アリゾナでは未だ結果が出ず
アリゾナ州知事選に向けた共和党の予備選は、ペンス前副大統領並びに退任するデューシー知事が支持するカリン・テーラーロブソン氏と、トランプ氏が推薦する元ジャーナリスト、カリ・レーク氏が接戦を繰り広げている。

上記の予備選は、トランプ氏の共和党に対する影響力を検証する上で極めて大きな意味を持つ。

もしトランプ氏の立てた同州の各候補者が本選に進み、11月の選挙で勝利すれば、州の選挙機構をこれらの候補者が押さえることになる。アリゾナ州は大統領選で最も重要な激戦州の一つとなっている。

ミシガン州知事選の本選はコロナ政策に対する住民投票の様相か
CNNが予測したところによると、ミシガン州知事選に向けた共和党の予備選は保守派のコメンテーター、テューダー・ディクソン氏が勝利した。同氏は選挙戦最終日にトランプ氏の推薦を受けたほか、州共和党の有力派閥の支持も取り付けた。

本選でのグレッチェン・ウィットマー州知事との対決は、全米で最も激しい選挙戦の一つとなる可能性がある。

中絶の権利に対する防壁を自認するウィットマー氏に対し、ディクソン氏は今回の知事選をウィットマー氏が課した新型コロナの規制に対する住民投票と位置付ける。

4児の母であり、ベッツィー・デボス前教育長官の家族からも支持されるディクソン氏は、公立学校選択制の提唱者でもある。ことによると11月の本選では教育問題が争点として大きな注目を集めるかもしれない。

進歩派がミシガンで再び敗れる
民主党のミシガン州予備選の結果予測について、新たに設置された第11下院選挙区でヘイリー・スティーブンス氏がアンディー・レビン氏を破ったことは、進歩派に改めて打撃を与える形となった。進歩派は今回の予備選の大半で望む結果が出ていない。

米国イスラエル公共問題委員会(AIPAC)並びに同委が創設したスーパーPAC(特別政治行動委員会)にとっても結果は完勝だった。このスーパーPACは、巨額の資金を投じて穏健派を支援。民主党の予備選ではより親イスラエル的傾向の強い候補者につく。

スティーブンス氏とレビン氏はともにイスラエル支持だが、ユダヤ人の後者はイスラエル政府のパレスチナ人に対する扱いについてより批判的な立場をとってきた。また独立したパレスチナとイスラエルを念頭に置く「二国家解決法」と呼ばれる法案の発起人も務める。

進歩派の民主党議員は、今回の予備選シーズンでしばしばAIPACによる資金攻撃の標的にされてきた。進歩派はこうしたグループの支援を受け入れる、もしくは要求する同じ民主党議員に対して不満を募らせている。同グループは共和党の前回大統領選の否定論者にも同時に資金援助している。

AIPACはこの点について、政策目標の達成のため党派を超えた支持が必要だとしてこの慣行を擁護している。

6673チバQ:2022/08/04(木) 11:57:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/d7b586f342d6370d13c751f168198c9215aa5beb
トランプ氏、同名候補を「二股」で支持表明 ミズーリ州の上院予備選
8/4(木) 10:11配信


5
コメント5件
この記事についてツイート
この記事についてシェア
毎日新聞
演説するトランプ前米大統領=米ワシントンで2022年7月26日、AP

 米中西部ミズーリ州で2日投開票された上院選の共和党予備選で、トランプ前大統領が選挙前日に「エリック」への支持を表明し、有権者を困惑させた。予備選ではファーストネーム(名前)が「エリック」という有力候補が2人いたためだ。米メディアによると、トランプ氏の陣営でどちらを支持すべきか議論がまとまらず、最終的に二股をかける形となった。

 ミズーリ州の上院選党予備選には20人以上が乱立し、元州知事のエリック・グレイテンズ氏や州司法長官のエリック・シュミット氏らの混戦になると予想されていた。

 自身の影響力を誇示するため、各地の予備選で独自に候補を「推薦」するトランプ氏だが、ミズーリ州では最終盤まで意中の候補を明かさなかった。しかし、1日朝に自身のソーシャルメディアで「今日、推薦を発表する」と予告した上で、1日夕に「『エリック』に全幅の支持を表明する」と発表した。

 2人の「エリック」はすぐさま「支持表明に感謝している」(シュミット氏)、「光栄なことに支持表明を受けた」(グレイテンズ氏)と反応。乱立する候補の中には3人目の「エリック」もおり、有権者はトランプ氏の真意を知らないまま、2日の投票に臨んだ。

 米紙ワシントン・ポストによると、トランプ氏の陣営ではどちらを推すべきか意見が割れていたという。グレイテンズ氏はトランプ氏の政治姿勢を支持してきたが、2018年に不倫スキャンダルで知事を辞任した経緯があり、直前の世論調査で劣勢だった。シュミット氏は世論調査で優勢だったが、トランプ氏の政敵となった党上院トップのマコネル院内総務と近いとされていた。最終的にトランプ氏は態度を明確にしない方針を決め、両氏に電話でエールを送ったという。2日の予備選ではシュミット氏が大勝し、グレイテンズ氏は3位だった。

 トランプ氏は11月の中間選挙に向けて党候補を絞り込む予備選を自身の影響力を誇示する機会として利用している。当初は20年大統領選での根拠のない「不正」の主張に同調する候補を支援していたが、最近は世論調査で優勢な「勝ち馬」に乗る姿勢もみられる。今回の「エリック」騒動はトランプ氏の一貫しない姿勢を象徴する一幕となった。【ワシントン秋山信一】

6674チバQ:2022/08/04(木) 19:16:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/6d5c25c73a8d5502df3149efd486906ac5c510fb
カンザス州民、予想外の中絶権支持 中間選挙控え米政界に激震
8/4(木) 4:42配信


米カンザス州オーバーランドパークで、人工妊娠中絶をめぐる改憲案が住民投票で否決されたことを喜ぶ中絶擁護派の人々(2022年8月2日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】米中西部カンザス州で2日、人工妊娠中絶の禁止を可能にする州憲法改正案の是非を問う住民投票が行われ、反対多数で否決された。野党・共和党の牙城である州での予想外の投票結果を受け、11月の中間選挙を控えた米政界には激震が走り、与党・民主党がこれまで予想されていた大敗を避けられるのではとの期待が高まっている。

【写真】中絶反対派が開いた集会

 住民投票にかけられたのは、州憲法から中絶の権利を保障する条項を削除する案。投票率は異例の高さとなり、同案は反対59%、賛成41%で否決された。

 米国では6月、中絶を憲法上の権利と認めた1973年の「ロー対ウェイド(Roe v. Wade)判決」が、保守派判事が多数を占める連邦最高裁判所により覆された。その後、中絶問題をめぐる住民投票を実施したのはカンザス州が初めてだったことから、民主党は投票結果を歓迎。最高裁の決定に対する反発は始まったばかりだとみている。

 同党のクレア・マカスキル(Claire McCaskill)元上院議員はMSNBCに対し、「これは民主党の全候補者にとって大きな合図となるはずだ」と語った。

 ジョー・バイデン(Joe Biden)大統領の任期後半2年の議会多数党が決まる11月の中間選挙では、現在かろうじて過半数の議席を維持する民主党への逆風が予想されている。民主党は、40年ぶりの高インフレへの反発と、新型コロナウイルス流行の影響についての悲観的見方の広がりを背景に、下院の主導権を失う見通しで、さらに上院も失う可能性がある。【翻訳編集】 AFPBB News

6675チバQ:2022/08/04(木) 19:20:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/537b09fc6922ebf6950e5029016a8de99a147cfc
筋金入りの対中タカ派 台湾訪れたペロシ氏
8/4(木) 7:17配信


1
コメント1件
この記事についてツイート
この記事についてシェア
時事通信
チベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世(左)と会うペロシ米下院議長=2008年3月、インド・ダラムサラ(AFP時事)

 【ワシントン時事】中国のかつてないほどの威嚇にもかかわらず台湾訪問を決行した米民主党のペロシ下院議長は、米政界でも筋金入りの「反中派」として知られる。

 若手議員の時期から中国の人権問題を糾弾し、中国政府をいら立たせてきた逸話は数知れない。

 ペロシ氏は天安門事件から2年後の1991年、北京の天安門広場を訪問。「中国の民主主義のために亡くなった方々へ」と書かれた横断幕を掲げ、共産党体制による民衆弾圧を批判した。2008年には、インドでチベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世と会談した。

 中国政府によるウイグル族迫害をめぐっては昨年、北京冬季五輪に政府高官を派遣しない「外交ボイコット」を各国首脳に呼び掛けた。今年7月、米紙ポリティコのインタビューで「商業的利益を理由に人権侵害に立ち向かうことができないなら、人権について発言するあらゆる道徳的権威を失う」と語っている。

 ホワイトハウスの懸念を押し切って訪台したのは、11月に控えた中間選挙も影響しているとみられる。複数の米メディアは、下院で与党民主党の過半数割れを予想。82歳と高齢のペロシ氏が下院議長という重要な立場で台湾を訪れる機会は、今回が最後という見方があった。

 ペロシ氏は40年、東部メリーランド州ボルティモア生まれ。87年、西部カリフォルニア州のサンフランシスコ市を擁する選挙区で下院議員に初当選し、現在18期目。07年、女性で初めて下院議長に就任し、11年に退任後、19年に議長に返り咲いた。夫ポールさんとの間に5子をもうけ、9人の孫を持つ。

6676チバQ:2022/08/07(日) 07:21:38
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022080600370&g=int
民主、両院死守へ崖っぷち 経済・外交で負の連鎖―米中間選挙まで3カ月
2022年08月07日07時06分

【図解】バイデン大統領の支持率と米インフレ率
【図解】バイデン大統領の支持率と米インフレ率

【図解】米上下両院の現有議席

 【ワシントン時事】2021年に発足したバイデン米政権の最初の審判となる11月8日の中間選挙まで3カ月。高止まりするインフレは政権運営の足を引っ張り、バイデン大統領が得意と自負する外交にもマイナスの影響を及ぼした。与党民主党の下院での多数派維持は絶望視され、上院でも厳しい戦いが続く。バイデン氏は崖っぷちに追い込まれている。
 「勝つんだ。これは米国の魂を賭けた戦いだ」。バイデン氏は3日、民主党全国委員会の会合で訴えた。改選対象は下院の全435議席と上院(定数100)の35議席。米メディアではこのところ、下院で与野党が逆転するとの見方が大勢となっている。
 民主党が振るわない最大の要因は、経済面の有権者の不満だ。ロシアによるウクライナ侵攻のあおりも受け、6月の消費者物価指数は前年同月比9.1%と約40年半ぶりの伸びを記録。食品やガソリンなど生活必需品の価格高騰に加え、連邦準備制度理事会(FRB)による急ピッチの利上げで、景気にもブレーキがかかった。
 物価に反比例するように、バイデン氏の支持率は下落。政治サイト「リアル・クリア・ポリティクス」の各種世論調査平均によると、就任直後の21年1月末に55.8%だった支持率は、今月4日時点で39.6%に落ち込んでいる。
 バイデン氏が「完璧には程遠い」と肩を落としたのは、肝煎りの大型歳出法案「ビルド・バック・ベター(より良い再建)」のてんまつだ。民主党内の対立で目玉の子育て支援は消え、規模や項目を削った「インフレ低減法案」に姿を変えた。政策実行力に疑問符が付き、支持基盤であるリベラル層を失望させた。
 外交でも局面は厳しい。バイデン氏は7月、原油価格低減に向けた増産の約束を当て込み、サウジアラビアを訪問した。しかしサウジ側の言質は得られず、ロシアも参加する石油輸出国機構(OPEC)プラスが今月3日に合意した増産幅はわずか日量10万バレル。エネルギー高は民主主義陣営の対ロ結束を揺さぶり続ける。
 さらに、ペロシ下院議長の台湾訪問によって中国との対話機運は吹き飛んだ。中国との関係は新たな緊張段階に入り、物価抑制を狙った対中制裁関税引き下げなどの政策を実施する余地は狭まった。
 苦境の中、民主党は下院選と比べ接戦とみられる上院選に望みをかける。選挙予想サイト「ファイブサーティーエイト」は、共和党の改選数が21議席と民主党の14議席より多い上、激戦州で共和党候補の経験や実力が不足しているため、民主党が過半数を維持できる可能性もあると分析した。
 民主党は、連邦最高裁が否定した人工妊娠中絶の権利の擁護を争点化し、支持層のてこ入れを図る算段だ。

6677チバQ:2022/08/07(日) 07:22:58
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022080600384&g=int
米、住宅危機が深刻化 「中間層」を直撃―バイデン政権に逆風
2022年08月07日07時03分

【図解】米中古住宅価格と家賃の推移
【図解】米中古住宅価格と家賃の推移

米東部メリーランド州の住宅街に掲げられた「売家」の看板=7月16日

 【ワシントン時事】記録的なインフレに見舞われた米国で住宅価格や家賃が急騰し、低・中所得者らを直撃している。バイデン大統領は「中間所得層の再生」を掲げて就任したが、住宅危機は深まるばかり。11月の中間選挙では有権者の不満が噴出し、政権の逆風となりかねない情勢だ。
 ◇若年層、手が出ず
 「普段なら10万ドル(約1350万円)程度の物件が15万ドル(約2000万円)以上で売られていた」。南部テネシー州の会社員エリック・サンダースさん(29)は、予想もしない大幅な値上がりに深いため息をついた。米不動産業者協会(NAR)によると、中古住宅価格(全米中央値)は6月に41万6000ドル(約5600万円)に上昇し、過去最高を記録した。
 米国ではサンダースさんのような30歳前後が「初めて持ち家を購入する年齢層」とされる。しかし、連邦準備制度理事会(FRB)が物価高の抑制に向けて大幅利上げを進めた結果、住宅ローンの金利が急上昇。価格高と相まって、若年層が住宅購入に二の足を踏むケースが増えた。ラウツNAR副会長は「初めての持ち家購入者は住宅市場の4割を占めたが、現在は3割程度だ」と話す。
 住宅購入希望者の多くが価格・金利の上昇で借家住まいを続けざるを得ない状況は、賃貸住宅の家賃を押し上げる要因となる。不動産情報サイトのリアルター・ドット・コムによれば、6月の全米50都市圏の家賃(中央値)は前年同月比で14%高い1876ドル(約25万円)となり、1年4カ月連続で過去最高を更新した。
 「家賃が上がり、住宅購入の頭金をためるのも難しくなった」。南部バージニア州に住む俳優のクリストファー・グリックさん(32)は、八方ふさがりの状況に肩を落とした。
 住宅価格や家賃が上昇する最大の原因は慢性的な供給不足だ。人口・雇用の増加を踏まえれば、「500万〜600万戸足りない」との見方もある。さらに、新型コロナウイルス禍に伴う供給制約で木材などの資材が値上がり。建設作業員の人件費も上昇した。ラウツ副会長は「供給不足はコロナで悪化した」と認める。
 ◇実現しない「夢」
 バイデン政権は「手頃な住む場所を見つけることが困難になった」(ホワイトハウス高官)と焦燥感を募らせる。ただ、1500億ドル(約20兆円)規模の家賃補助など住宅対策を盛り込んだ「ビルド・バック・ベター(より良い再建)」法案は、与党民主党内の反対で議会通過が暗礁に乗り上げたままだ。
 米国民の持ち家志向は強い。ラウツ副会長は「自分の家を買うのは『アメリカン・ドリーム』だ」と強調する。条件面が厳しくなっても「買い手は依然多い」(首都ワシントン近郊の不動産業者)という。バイデン氏が住宅危機への対応に手をこまねいていれば、そのツケを中間選挙で払わされる可能性がある。
 「正直言って、政治には期待していない」。買える家がなかなか見つからないサンダースさんは、そうつぶやいた。

6678チバQ:2022/08/07(日) 07:23:31
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022080600374&g=int
大幅利上げ、継続へ 労働市場が過熱―米
2022年08月07日07時00分

バイデン米大統領=1日、ワシントン(AFP時事)
バイデン米大統領=1日、ワシントン(AFP時事)


 【ワシントン時事】5日発表された7月の米雇用統計で、予想を上回る労働市場の過熱状態が示された。労働需給の逼迫(ひっぱく)は賃金の上昇を招き、消費の増大を通じて物価高騰をもたらす。インフレ対策に取り組む米連邦準備制度理事会(FRB)は、景気を冷まして企業の旺盛な求人を抑えるため、次回9月の金融政策会合で通常の3倍となる0.75%の大幅利上げを3会合連続で決定するとの観測が浮上している。
 「素晴らしい統計がまた発表された。就任以降、雇用はほぼ1000万人増えた」。バイデン大統領は5日の演説で胸を張った。
 雇用統計では、注目された非農業部門の就業者数(季節調整済み)が前月比52万8000人増と、市場予想の2倍強に当たる大きな伸びを記録。失業率や就業者総数は、新型コロナウイルス危機前の水準に戻った。
 目覚ましい改善だが、米社会に高揚感はない。むしろ、約40年半ぶりの歴史的な物価高に生活を圧迫される不満が、バイデン氏の支持率低迷となって表れている。
 演説でバイデン氏は、食料品やガソリンの価格高騰にあえいでいる一般市民にとって、「雇用が増えても面白くないのは分かっている」とも発言。厳しい国民感情を認めざるを得なかった。
 インフレ封じ込めの中心的な役割を担うFRBは3月以降、計2.25%の利上げを断行。その効果で個人消費や住宅投資は勢いが弱まりつつある。しかし、雇用には鈍化の兆しが「ほとんどない」(米金融大手)ままだ。
 労働市場の過熱が続き、「賃金・物価スパイラル(連鎖的上昇)」が起きれば、インフレに歯止めがかからなくなる恐れもある。パウエルFRB議長は、高止まりした物価上昇率をFRBが目標とする2%に低下させるには、「労働市場の落ち着きが必要だ」と明言。金融引き締めの手綱を緩めるわけにはいかないと腹をくくっている。

6679チバQ:2022/08/09(火) 11:48:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/7f038d785e4d2272624e49e5696720537c6d1bd3
バイデン氏、中国の動き「懸念」 ペロシ氏訪台は「彼女の判断だ」
8/9(火) 9:00配信
 バイデン米大統領は8日、ペロシ下院議長の台湾訪問をきっかけに中国が台湾周辺で軍事的圧力を高めていることについて「心配していないが、動きを強めていることを懸念している」と語った。ペロシ氏の訪台については「彼女の判断だ」と述べるにとどめた。バイデン氏がペロシの訪台後、公に見解を述べるのは初めて。

【地図】中国軍の弾道ミサイルが落下したとみられる海域

 バイデン氏は東部デラウェア州で記者団の取材に応えた。台湾周辺での中国軍の軍事行動について「これ以上は何もしないと思う」との見方も示した。

 中国は台湾周辺での大規模な軍事演習を事前予告した7日の日程を終えても継続するなど台湾をめぐる緊張は高まっている。

 カール米国防次官(政策担当)は8日の記者会見で、台湾周辺の緊張の高まりは「中国によって作り出されたものだ」と強調。台湾周辺でのミサイル発射や、台湾海峡の中間線を多数の軍用機が越えるなどこれまでにあまりなかった動きを進め、「(台湾や国際社会を威圧する)新たな常態化した状況を作りだそうとしている」と指摘した。

 中国による台湾侵攻の可能性については、昨年11月に米軍制服組トップのミリー統合参謀本部議長が首都ワシントンであったイベントで「1年や2年という近い将来に起きると考えていない」と述べていた。カール氏は会見でこの見方を変えるような新たな評価は「ない」とも述べた。【ワシントン鈴木一生】

6680チバQ:2022/08/10(水) 20:00:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/1900e64bd8022d433db0a2e9420812b568855d3f
トランプ氏、ペンス氏との「代理対決」勝ち越し 州知事選の党予備選
8/10(水) 16:51配信



 米中西部ウィスコンシン州で9日、今年11月の州知事選(中間選挙に合わせて実施)に向けて候補を絞り込む共和党予備選が投開票され、トランプ前大統領が推薦する建設会社経営のマイケルズ氏が、ペンス前副大統領が推す元副知事のクレーフィッシュ氏を破った。AP通信が報じた。中間選挙の州知事選の予備選を巡って、トランプ氏はペンス氏との「代理対決」で2勝1敗と勝ち越し、党内での根強い影響力を誇示する結果となった。

 3度目の「代理対決」は、南部ジョージア州や西部アリゾナ州の知事選予備選と同様、共和党内のトランプ派とエスタブリッシュメント(既存政治や主流政治家)の激突となった。いずれも11月の本選で民主党候補との接戦が予想される州だけに、予備選の注目度が高かった。

 マイケルズ氏は政界の「アウトサイダー」を強調し、トランプ氏と同様、有権者の既存政治に対する不満の受け皿になることを狙った。2020年大統領選で「不正」があったとするトランプ氏の根拠のない主張にも同調し、ウィスコンシン州でのバイデン大統領の勝利を「取り消す」ことに賛同する姿勢を示した。一方、クレーフィッシュ氏は、ペンス氏やウォーカー前知事らの支持を受けて、選挙結果の取り消しは「憲法上、不可能だ」と断言していた。

 事前の世論調査では両氏の接戦が続いており、トランプ氏は予備選直前の5日に同州で集会を開いて、てこ入れを図った。マイケルズ氏は11月の本選で、民主党のエバーズ知事と対決する。

 5月から本格化した中間選挙の予備選は終盤に入ったが、共和党ではトランプ派が接戦を勝ち抜くケースが相次いでおり、トランプ氏が健在ぶりを示している。今月16日には西部ワイオミング州で、反トランプ派の象徴とも言えるチェイニー下院議員がトランプ派の「刺客」と対決する党予備選が予定されている。【ワシントン秋山信一】

6681とはずがたり:2022/08/11(木) 17:29:39
際どいなぁ。。

米上院がインフレ抑制法可決、政権追い風 賛否同数でハリス氏が投票
https://www.asahi.com/articles/ASQ8855PVQ88UHBI00D.html?iref=com_latestnews_01
有料会員記事
ワシントン=合田禄2022年8月8日 17時30分

6683チバQ:2022/08/15(月) 02:07:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/edafdfab094c05b424f4b04b223ec27eef8b2684
ペロシ議長に続き「中国のどう喝を恐れない友情」…超党派の米議員5人が台湾到着
8/14(日) 22:24配信

 【台北=鈴木隆弘】台湾外交部(外務省)は14日、米議会のエドワード・マーキー上院議員ら5人の超党派の上下両院議員団が同日、台湾に到着したと発表した。15日に蔡英文(ツァイインウェン)総統と会談する予定で、米台の安全保障や経済貿易関係について意見交換する。

 台湾を巡っては、ナンシー・ペロシ米下院議長が2〜3日に訪問し、反発した中国が台湾近海で大規模な軍事演習を行ったばかりだ。中国が再び反発する可能性がある。

 外交部は、議員団の訪台について「中国が緊張を高める中での訪台は、中国のどう喝を恐れない友情を示し、米国の台湾への強い支持を明らかにするものだ」と歓迎する談話を出した。

6684チバQ:2022/08/15(月) 02:08:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/f6b8896c42ecb4827841de9a9df0693c9609084b
存在感増すトランプ氏、造反者に刺客 米中間選挙で200人超を推薦
8/14(日) 10:00配信
 11月の中間選挙に向け、トランプ前大統領が存在感を増している。220人以上の候補者に推薦を出して勢力を広めつつ、共和党内の「反トランプ派」には「刺客候補」をぶつけて再選を阻んできた。近く、2年後の大統領選に向けた出馬宣言をするかどうかも注目されている。

【写真】7月21日、米連邦議会議事堂襲撃事件に関する米下院特別委員会の公聴会に参加したリズ・チェイニー下院議員=AP

 「反トランプ派」を標的にした刺客作戦は大詰めを迎えている。

■弾劾賛成議員を狙い撃ち

 「また1人、弾劾(だんがい)者を倒した」。今月10日、トランプ氏は祝福の言葉をSNSに投稿した。

 ワシントン州における下院議員候補を決める予備選で、7選を狙った共和党のボイトラー下院議員が敗れたためだ。代わって当選したのは、トランプ氏が送り込んだ「刺客候補」だった。

 昨年1月の議会襲撃事件を受け、民主党はトランプ氏の弾劾(だんがい)訴追を提案した。これに共和党から賛成した下院議員が10人。これらの議員が「裏切り者」として狙い撃ちにされている。

 10人のうち、予備選を勝ち抜いて11月の中間選挙に出馬できる議員は2人にとどまる。3人は予備選で「刺客」に敗れ、4人は不出馬を決めた。

 そして最後の1人が、リズ・チェイニー下院議員だ。ブッシュ(子)政権の副大統領だったディック・チェイニー氏を父に持ち、自らも過去3回の選挙で圧勝してきた。

 だがトランプ氏を批判したことで状況は一変した。16日に投開票されるワイオミング州予備選に向けて、世論調査では「刺客候補」にリードを許す苦しい展開となっている。

 中間選挙をめぐり、トランプ氏は刺客候補を含む220人以上(上下院、州知事選など)の候補者たちに推薦を出してきた。

朝日新聞社

6685チバQ:2022/08/15(月) 02:14:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/4e49b390cd01239f838b9f52206033a9261bd3c2
米大統領、気候変動に活路 支持低迷に焦り 中間選挙まで3カ月
8/14(日) 7:13配信
 【ワシントン時事】バイデン米大統領が看板施策に掲げる気候変動対策を柱とした「インフレ低減法案」が12日、上院に続いて下院で可決された。

 11月8日の米中間選挙まで3カ月。政権支持率の低迷に焦りを募らせた与党民主党が内部対立を棚上げし、急転直下の議会通過にこぎ着けた。バイデン氏は「世界最大級」の気候対策に活路を求めたい考えだが、失地挽回の成否は不透明だ。

 「完璧から程遠い妥協の産物だ。しかし、物事はこうして前進する」。バイデン氏はこう述べ、法案への無念もにじませた。民主党は中間選挙で苦戦が予想されており、上下両院で優位を失えば、議会が「ねじれ」状態になり法案が通りにくくなる。夏の議会休会前が「最後のチャンス」(米メディア)だった。

 当初は1兆7500億ドル(約230兆円)規模の大型歳出法案「ビルド・バック・ベター(より良い再建)」を目指していたが、事実上頓挫。有権者の関心が高いインフレを名に冠した法案に衣替えする過程で、目玉だった子育て支援は脱落し、歳出額も4000億ドル超に削られた。

 歴代の政権が党派対立に阻まれて実現できなかった気候対策について、バイデン氏は「歴史的だ」と強調する。再生可能エネルギー推進策には、最大の競争相手である中国製品の普及を遅らせる規定も盛り込んだ。大統領就任直後に国際枠組み「パリ協定」に復帰し、気候対策で世界を主導すると宣言しただけに、どうにか面目を保った。

 米社会の分断修復を誓ったバイデン氏だが、身内の反目にもたついた。大型歳出法案に一貫して反対した民主党中道派マンチン上院議員の説得に腐心。縮小版の新法でようやく譲歩を引き出したが、約40年ぶりの物価高が低・中所得者を直撃する中、分断の根底にある格差対策は置き去りにされた。

 世論調査に基づく政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」によると、今月11日のバイデン氏の支持率は2カ月ぶりに40%を回復したものの、最低水準のまま低空飛行が続く。気候対策を政権浮揚の追い風にできるか。インフレへの不満が全米に渦巻く中、「中間所得層の再生」という政権公約が一段と重みを増している。

6686チバQ:2022/08/15(月) 02:31:56
https://www.sankei.com/article/20220812-2NXE2GZGQRKWZOL5GNF3NYCBCE/
「反トランプの女神」チェイニー氏は勝てるか
2022/8/12 20:25
渡辺 浩生
米中間選挙を11月に控え、北西部ワイオミング州で16日、同州選出の共和党下院議員の候補者を決める予備選が実施される。現職で、昨年1月の連邦議会議事堂襲撃事件を調査する下院特別委員会副委員長、リズ・チェイニー議員(56)と、トランプ前大統領の支持を受けた挑戦者、ハリエット・ヘイグマン氏(59)との事実上の一騎打ちだ。州の議席は1人。トランプ氏の事件関与を追及し続けるチェイニー氏が、2020年大統領選で70%がトランプ氏を支持した保守王国でどれだけの支持を得るかは、トランプ氏の趨勢(すうせい)を見極めるバロメーターとなる。


ワイオミング大学があり、民主党や無党派層が多い街、ララミーの閑静な住宅街を歩くと、「チェイニーに投票を」との看板が目立つ。同じ敷地に「BLM(黒人の命は重要)」や性的少数者(LGBTなど)運動のシンボルを一緒に飾る家もある。リベラル層がチェイニー氏を支持する印だ。

「米国の民主主義が危機にあったことを教えてくれた。事実を守るためにもリズに投票する」。主婦、ローラさんは民主党支持者だが、予備選に向け共和党の党員登録を済ませた。


州内の共和党支持者がトランプ氏に距離を置く伝統的保守とトランプ派の2集団に割れる中、反トランプの民主党・無党派層はチェイニー氏を勝たせようと、続々と共和党に登録する。

州内の各種世論調査の支持率は20%以上の差でヘイグマン氏がリードするが、ワイオミング大の政治学者、アンドリュー・ガーナー教授は「3集団それぞれの投票率が結果を左右する。チェイニー氏が勝っても驚きではない」と分析する。




共和党内の分裂は深い。


「この2年間、チェイニー氏を見かけたことはない」。州都シャイアンにあるワイオミング共和党事務所で幹部の一人は言った。議会襲撃の調査に忙しいチェイニー氏は地元では大口寄付者らとの私的な会合が中心で、身の安全のため州訪問の日程が事前に公表されることはない。一方、ヘイグマン氏は小規模集会など地域密着の運動を重ねる。

ひときわ目立つ「ヘイグマン」支持の看板が掲げられた一軒家の主人、デイビッド・フォレストさん(78)は、チェイニー氏を「裏切者」と呼び、息子のウィックさん(36)も「最初からトランプ氏を有罪と決めつけ不当な調査が行われた。トランプ氏はわれわれのために闘ってきた」と口をそろえた。一家は24年の大統領選でトランプ氏の出馬を待望する。


一方、元事業主のビル・ジェントルさんはヘイグマン氏と遠戚関係にあるが、チェイニー氏に投票する。「トランプ氏の言葉を真に受けている者が多いが、私に言わせればデタラメだ。このままでは共和党はダメになる。憲法を守る本当の保守はチェイニー氏だ」

チェイニー氏は最近、「憲法のために立ち向かう犠牲が議席を失うことなら私は進んで払う」と敗北を悟るような発言をした。敗退を前提に24年の大統領選などへの新たな政治活動も噂される。


だが、息子ブッシュ政権の副大統領で、父親のディック・チェイニー氏はテレビ広告で「歴史上トランプ氏ほど米共和制を脅かした人物はいない」と娘への支持をギリギリまで訴える。


広告


20年の選挙は「盗まれた」とトランプ氏の主張に同調する候補が各地で予備選を制した。昨年1月のトランプ氏の弾劾訴追決議でリズ・チェイニー氏とともに賛成票を投じた9人の共和党下院議員の多くは立候補を諦めたか、すでに予備選で敗退した。「反トランプの女神」が勝てば「議会史上、最も奇跡的な勝利となる」と選挙分析家のネイサン・ゴンザレス氏は語る。(ワイオミング州ララミー 渡辺浩生)

6687チバQ:2022/08/15(月) 02:33:41
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022081200617&g=int
ヒスパニックに「民主離れ」 共和の保守的価値観に共鳴―米中間選挙
2022年08月13日07時06分

取材に応じるマイラ・フローレス米下院議員=5日、テキサス州ダラス
取材に応じるマイラ・フローレス米下院議員=5日、テキサス州ダラス

【図解】米テキサス州
 【ダラス(米テキサス州)時事】米中間選挙まで3カ月を切る中、選挙結果に大きな影響を及ぼすヒスパニック票の動向に異変が起きている。マイノリティー(少数派)に寛容な民主党支持の傾向が伝統的に強いとされてきたが、共和党に乗り換える動きが顕在化。記録的インフレへの対処でバイデン政権が苦戦し、逆風下にある民主党にとって「致命傷」になりかねない。
民主、両院死守へ崖っぷち 経済・外交で負の連鎖―米中間選挙まで3カ月

 ◇神、家族、国家
 6月、南部テキサス州で行われた連邦下院第34区の補欠選挙で共和党のマイラ・フローレス候補(36)が勝利し、メキシコ出身者初の女性下院議員となった。掲げたスローガンは「神、家族、国家」。厳格なキリスト教家庭で育ったフローレス氏は、共和党の保守的な宗教・家族観に共鳴し、人工妊娠中絶に反対する。「民主党はヒスパニックの価値観を無視している」と訴える。
 メキシコ国境に接する同選挙区は、人口の84%をヒスパニックが占める民主党の「牙城」だった。接戦ながら中間選挙の先行指標となり得る結果に、ヒスパニックの支持を当然視してきた民主党は衝撃を受けた。
 「家族や信仰を大事にし、政府の介入を嫌い、安全な街を求める。価値観が同じ共和党を支持するのは当然だ」。8月6日、同州ダラスでトランプ前大統領の演説を聞いたメキシコ系移民の彫刻家ジョージ・マルティネスさん(45)は話す。
 ◇新移民は「よそ者」
 保守系の米スペイン語ネットワーク「アメリカーノ・メディア」の運営に携わるグリフィン・ガルシアイダルゴさん(22)は、ヒスパニックの「民主離れ」について、バイデン政権の寛容な移民政策が原因と考える。「私たちの親世代の移民は、大変な努力をしてきた。(市民権を得るため)山のように書類をそろえ、試験も受けた。なのにバイデン(大統領)は不法移民を簡単に受け入れた」。既に地域に定着した移民にとって、新たな移民は雇用や住宅事情を圧迫する「よそ者」に映る。
 テキサス大オースティン校のデロン・ショー教授は、争点のずれを指摘する。「経済的に成功する『アメリカンドリーム』を求める彼らにとって、民主党が偏重しがちな中絶や性的少数者の権利といった社会正義は、それほど重要ではない」。低所得層の多いヒスパニック社会がインフレで苦しむ中、経済政策を重視する共和党が心をつかんだと分析する。
 ◇人口増支える「大票田」
 変化の兆候は2020年の大統領選でも見られた。世論調査機関ピュー・リサーチ・センターによると、ヒスパニックの投票先はバイデン氏59%、トランプ氏38%。16年大統領選のクリントン元国務長官66%、トランプ氏28%と比べ、差が縮まった。今年7月のニューヨーク・タイムズ紙の世論調査では、ヒスパニックの政党支持は共和が38%で、民主の41%に迫っている。
 ヒスパニックは、20年まで10年間の米人口増の51%を占め、年々「票田」としての重みを増している。ガルシアイダルゴさんは訴える。「経済にしろ移民にしろ、私たちの声にも耳を傾けてほしい。それがヒスパニックの思いだ」。

6688チバQ:2022/08/16(火) 19:06:06
https://www.tokyo-np.co.jp/article/194635
アメリカ中間選挙に向け「トランプ党」の様相強める共和党 大物政治家も前大統領批判で大苦戦  
2022年8月9日 06時00分
<米中間選挙連載「トランプ党の脅威」(上)>
米議会襲撃事件を調査する下院特別委員会の公聴会に出席するリズ・チェイニー氏(AP)
米議会襲撃事件を調査する下院特別委員会の公聴会に出席するリズ・チェイニー氏(AP)

◆トランプ氏の「大統領選で不正あった」主張を否定し、窮地に
 「議席を守るか、トランプの真実を知らしめるか。選択を迫られたら、私は真実を選ぶ」
 7月24日、米CNNテレビのインタビューに答える野党共和党の下院議員リズ・チェイニー(56)の表情には、悲壮感が漂う。
 ブッシュ(子)政権で副大統領を務めた父ディック・チェイニーの地盤を引き継ぎ、現在3期目。共和党で保守派のホープと目されてきたが、中間選挙の候補者を決める西部の地元ワイオミング州共和党予備選の事前調査で、前大統領ドナルド・トランプ(76)が推薦した対立候補ハリエット・ヘイグマン(59)に20ポイント以上の差をつけられた。予備選が今月16日に迫る中、追い上げは難しい。
米中間選挙 4年ごとの大統領選挙の中間に実施される上下両院議会選と州知事選挙の総称。大統領にとっては就任後2年間の実績が問われる。任期6年の上院(定数100)は約3分の1、任期2年の下院(定数435)は全員が改選対象。知事は今回、50州のうち36州が改選される。

米ワイオミング州での共和党集会で、支持者と談笑するハリエット・ヘイグマン氏=浅井俊典撮影
米ワイオミング州での共和党集会で、支持者と談笑するハリエット・ヘイグマン氏=浅井俊典撮影

 チェイニーが政治家人生で最大の窮地に陥ったのは、昨年1月の米議会襲撃を巡りトランプを非難する姿勢を鮮明にしたからだ。
 「(2020年の前回)大統領選に不正があった」とするトランプの主張を「大うそ」と否定し、トランプの罷免を求める下院弾劾訴追決議に賛成。与党民主党からは称賛されたが、身内の共和党議員はトランプの岩盤支持層を失うことを恐れ、チェイニーを党下院ナンバー3のポストから解任した。
◆石炭産地で衰えぬトランプ人気、刺客の候補に人だかり
 反トランプの立場をとるチェイニーに対し、地元の共和党支持者はさらに強烈な「ノー」を突きつける。7月13日、ワイオミング州南部グリーンリバーであった共和党集会。「彼女は党を裏切った」。夫とともに会場を訪れたグロリア・バリー(70)は憤る。

 米50州で最も人口が少ないワイオミングは、石炭などの化石燃料産業に経済を依存。地球温暖化対策で逆風を受ける同産業を優遇したトランプの人気は今も衰えない。俳優のゲイリー・グイン(72)は「トランプを否定するチェイニーにはうんざりだ」と首を振る。
 集会には対立候補ヘイグマンの姿もあった。トランプがチェイニーへの「刺客」として送り込んだ地元出身の弁護士。「チェイニーはトランプを追い落とすことだけに固執し、地元の代表として役割を果たしていない」。取材に応じる間にも支持者の人だかりができ、「トランプから支持を受けられて本当にうれしい」と笑みを浮かべた。
◆トランプ弾劾に賛成した共和党議員の多くが引退や敗退
 中間選挙予備選備でトランプが支持した非現職候補の勝率は7割を超える。多くの共和党候補がトランプ支持層の票をいかに取り込むかに奔走し、「トランプ党」の様相を帯びる。チェイニーを含めトランプの弾劾訴追決議に賛成した10人の共和党議員のうち、4人は激しい批判を受けて引退し、2人が予備選で敗北。勝ったのは2人にとどまる。
 劣勢が続くチェイニーは、議会襲撃を調査する下院特別委員会に加わり、トランプの責任追及を続ける。「予備選がどんな結果になろうとも、最後まで戦う」。党内で孤立を深めるチェイニーに救いの手を差し伸べようとする動きは、まだない。(敬称略、ワイオミング州で、浅井俊典)
    ◇
 11月8日の米中間選挙まであと3カ月となった。前回大統領選で敗れたトランプ前大統領がなおも存在感を放つ共和党の動きを上下2回で伝える。

6689チバQ:2022/08/17(水) 11:48:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/9fd996c81385e6ce26b924ff322a78547dd2b66b
米共和「反トランプ」急先鋒のチェイニー氏、下院予備選でトランプ氏「刺客」に敗れる
8/17(水) 11:29配信
 【シャイアン(米ワイオミング州)=蒔田一彦】米国の中間選挙(11月8日投開票)に向け、ワイオミング州で16日、連邦下院選の共和党候補を決める予備選が行われた。複数の米メディアによると、昨年の連邦議会占拠事件を巡ってトランプ前大統領への批判を強める現職のリズ・チェイニー氏(56)が、トランプ氏の推薦を受けた「刺客」候補に敗れることが確実になった。

 ワイオミング州は保守の牙城で、保守層に対するトランプ氏の影響力が依然として強固なことが示された。チェイニー氏は議会占拠事件を巡るトランプ氏の弾劾(だんがい)訴追決議に賛成した共和党議員10人の1人。事件を巡って下院が設置した特別調査委員会の副委員長としてトランプ氏の責任を追及するなど、党内の「反トランプ」の急先鋒(せんぽう)だ。

 トランプ氏はチェイニー氏の対抗馬として弁護士のハリエット・ヘイグマン氏(59)を推薦した。

6690チバQ:2022/08/17(水) 11:59:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/5f17cad5452d50a941250dd8fd9d74b20bf9762e
トランプ氏推薦候補が勝利、現職チェイニー氏敗れる 米共和党予備選
8/17(水) 11:33配信


3
コメント3件
この記事についてツイート
この記事についてシェア
毎日新聞
米連邦下院選のワイオミング州共和党予備選に向けた集会で、トランプ前大統領(右)の支持を受け、握手するハリエット・ヘイグマン氏=米ワイオミング州キャスパーで2022年5月28日、AP

 米西部ワイオミング州で16日、11月の中間選挙に向けて共和党の候補者を絞り込む連邦下院選予備選の投開票があり、トランプ前大統領の党内の政敵として象徴的存在である現職のリズ・チェイニー氏が、トランプ氏が推す弁護士のハリエット・ヘイグマン氏に敗れた。AP通信などが報じた。トランプ氏の影響力の大きさが改めて浮き彫りになり、中間選挙や2024年の次期大統領選もトランプ氏を中心に展開する公算が大きくなった。

 チェイニー氏は21年1月に起きたトランプ氏の支持者らによる連邦議会襲撃事件を巡り、20年大統領選の「不正」を根拠なく訴え続けたトランプ氏の責任を強く追及し、事件当時現職だったトランプ氏に対する弾劾決議案に賛成した。さらに、事件を調査する民主党主導の下院特別委員会にも、共和党下院指導部の方針に反して参加した。

 今回の選挙戦では、ヘイグマン氏をトランプ氏の言いなりだと批判し、「他の候補者は20年大統領選が『盗まれた』などと言っている。偉大な共和国を脅かすがんのようなものだ」と訴えていた。父親のディック・チェイニー元副大統領も「娘が真実のために立ち上がったことを誇りに思う」と全面的に支援した。

 チェイニー氏はトランプ氏と距離を置く共和党の伝統的な主流派から支援を得て、21年1月以降に約1500万ドル(約20億円)の政治資金を集めた。さらに、トランプ氏に批判的な州内の民主党支持者が党派登録を共和党に変更し、チェイニー氏に投票する動きも起きた。

 しかし、ワイオミング州は20年大統領選でトランプ氏の得票率が全米で最も高かった州で、民主党と歩調を合わせてトランプ氏を批判するチェイニー氏は大きな反発も招いた。トランプ氏は22年5月に州内で政治集会を開き、ヘイグマン氏への支持拡大を後押しした。また、チェイニー氏は6月以降に下院特別委の公聴会でメディアへの露出を増やす一方、「地元での活動が少ない」との不満が高まり、事前の世論調査ではヘイグマン氏が大差でリードしていた。

 ヘイグマン氏は11月の本選で、民主党候補らと議席を争うが、ワイオミング州は共和党支持者が圧倒的に多いため、勝利が確実視されている。ワイオミング州は全米50州で最も人口が少なく、人口に応じて議席が配分される連邦下院選では1議席を争う。【米ワイオミング州ジャクソンホール秋山信一】

6691チバQ:2022/08/18(木) 11:37:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/bad95d427209ab5060766b4ced86ff947509b18a
トランプ氏、党に影響力誇示 「天敵」チェイニー氏下す 米共和予備選
8/18(木) 7:12配信
 【ワシントン時事】11月の米中間選挙に向けた共和党予備選が16日、西部ワイオミング州で行われ、トランプ前大統領批判の急先鋒(せんぽう)だった現職リズ・チェイニー下院議員がトランプ氏の「刺客」候補に敗北した。

 2024年の大統領選出馬を視野に入れるトランプ氏が、党内での衰えぬ影響力を示した形だ。

 「チェイニーは政治的忘却の深みに消え去り、そこで今より幸せに暮らすだろう」。トランプ氏は16日、自身の創設した交流サイト(SNS)「トゥルース・ソーシャル」への投稿で勝ち誇った。

 チェイニー氏はブッシュ(子)政権で副大統領を務めたディック・チェイニー氏を父に持ち、現在3期目を務める。昨年1月の連邦議会襲撃事件を検証する下院特別委員会で、副委員長として「米国の内なる脅威は前大統領だ」とトランプ氏の責任を厳しく追及。共和党内の「反トランプ派」の象徴になると同時に、トランプ氏による「報復」の最大の標的にもなった。

 チェイニー氏は16日、支持者を前に予備選の敗北演説を行い、「トランプを二度と大統領にさせないため、できることは何でもする。これはわれわれ皆の戦いだ」と捲土(けんど)重来を誓った。

 共和党では「20年大統領選はトランプ氏が勝った」などと過激な主張をする「トランプ派」と、「反トランプ派」との分断が深刻化している。チェイニー氏の勝敗は党の針路やトランプ氏の力を占う試金石とみられ、ワイオミングの予備選が注目を集めていた。

 議会襲撃事件後、トランプ氏を弾劾裁判にかけることに賛成票を投じた共和党下院議員10人のうち、チェイニー氏を含む4人が予備選で敗退。4人は再出馬を断念し、11月の本選に駒を進めたのはわずか2人だ。一方、ワシントン・ポスト紙によると、現職以外でトランプ氏が支持した候補は、約8割が予備選を勝ち抜いた。共和党は「トランプ党」の色合いを強めつつある。

 だが、トランプ氏はスパイ防止法違反や機密文書持ち出しなどの容疑で、連邦捜査局(FBI)の捜査を受ける身だ。共和党は捜査を「司法の政治利用」と批判し、トランプ氏擁護でおおむね結束しているものの、万が一トランプ氏が有罪となれば、党の方向性を見失う危うさをはらむ。

6692チバQ:2022/08/22(月) 19:50:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/23c78d52ffaa8c0959918936019bff52c05ecc11
民・共、2人の知事に脚光 大統
時事通信
米カリフォルニア州のニューサム知事=2021年11月、ロサンゼルス(AFP時事)

 【ワシントン時事】11月の米中間選挙に向けた動きが本格化する中、2人の州知事が注目されている。

 南部フロリダ州のデサンティス知事(共和党=43)と、西部カリフォルニア州のニューサム知事(民主党=54)だ。いずれも再選を目指す選挙を控える身ながら他州の応援に呼ばれるなど活動は全国規模。2024年大統領選の「期待の星」(CNNテレビ)との呼び声も高い。

 「左派のイデオロギーに屈服するわけにはいかない」。デサンティス氏は19日、ペンシルベニア州知事候補の応援演説で声を張り上げた。オハイオ、アリゾナなど他の激戦州でも人気弁士として駆け回っている。

 新型コロナウイルス規制のマスク着用「義務化」に反対してバイデン政権と対立し、7月には性的少数者について児童に教えることを制限する州法を制定。トランプ前大統領になぞらえて「ミニ・トランプ」とも称されるデサンティス氏の行動は、物議を醸すと同時に、保守的な共和党支持層の喝采を浴びてきた。

 今やその人気は不動だ。全米の保守派が一堂に会した今月の「保守政治行動会議(CPAC)」で次期大統領候補の模擬投票を実施したところ、デサンティス氏はトランプ氏に次ぐ2位。トランプ氏が出馬しない想定では、65%もの支持を得て首位に躍り出た。

 一方、デサンティス氏にライバル意識を燃やすのがニューサム氏だ。7月、ニューサム氏がフロリダ州で打ったテレビ広告が話題を集めた。デサンティス氏の映像を背景に「皆さんの州では自由が攻撃されている。カリフォルニアに移住しましょう」と呼び掛けたのだ。

 性的少数者の権利擁護や銃規制強化といったリベラルな政策を掲げるニューサム氏は現在、民主党の「牙城」カリフォルニア州で選挙戦を優位に運ぶ。州を飛び越えての露出は、大統領選を見据えた動きとの見方が多い。

 2人の知事が期待を集める背景には、若さや知名度に加え、両党で次期大統領の有力候補が不足している事情がある。バイデン大統領は79歳の年齢がたびたび不安視され、ハリス副大統領はバイデン氏以上に支持率低迷に悩む。一方、トランプ氏も機密文書持ち出しなどをめぐる疑惑で、出馬に不確定要素を抱える。

 ただ、党トップへの挑戦は冷遇されるリスクと隣り合わせだ。デサンティス、ニューサム両氏とも現時点で大統領選立候補は否定しており、活動の本格化はバイデン、トランプ両氏の動向を見極めてからになるとみられる。

6693とはずがたり:2022/08/23(火) 20:08:23
機密文書300件超保持か トランプ氏邸宅、米報道
https://www.sponichi.co.jp/society/news/2022/08/23/kiji/20220823s00042000204000c.html
[ 2022年8月23日 11:17 ]
トランプ前米大統領(AP)
Photo By AP

 【ワシントン共同】米紙ニューヨーク・タイムズは22日、トランプ前大統領の邸宅マールアラーゴから1月以降、機密文書300件以上が米当局に回収されていたと報じた。トランプ氏は退任時に機密文書を不正に持ち出し、保持していた疑いが持たれている。大半は国立公文書館(NARA)が回収するなどしたが、今月8日には連邦捜査局(FBI)が家宅捜索で機密文書11件を押収していた。

 大統領の公務記録は任期満了時に公文書館に引き渡すことが義務付けられている。同紙によると、任期満了から約1年たった1月に公文書館が機密文書150件以上を回収。6月にはトランプ氏側近が残っていた機密文書を司法省に引き渡した。その後、FBIがさらに11件を押収した。

 米メディアによると、トランプ氏の弁護団は22日、FBIが押収した文書について、FBIによる閲覧の差し止めを南部フロリダ州の連邦裁判所に請求した。文書に「大統領特権」で保護されるべき内容が含まれている可能性があるとして、第三者を任命して調べるよう求めている。

 CNNテレビは、請求によって捜査を遅らせることはできるものの、法的には厳しい闘いになると分析している。

6694チバQ:2022/09/05(月) 07:22:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/2ba977bd1c6af1c0cd3768f5de82d205127e7f9c
現・前大統領が激しいバトル 中間選にらみ敵意むき出し 激戦州の米ペンシルベニア
9/5(月) 7:02配信
時事通信
演説するバイデン米大統領=1日、米東部ペンシルベニア州フィラデルフィア(AFP時事)

 【ウィルクスバリ(米東部ペンシルベニア州)時事】米中間選挙まで約2カ月。

 民主党のバイデン大統領(79)と共和党のトランプ前大統領(76)が相次いで東部の激戦州ペンシルベニアで演説し、相手陣営への敵対心をむき出しにした。同州での勝利は中間選挙の行方を左右し、2024年の大統領選への布石にもなるためだ。

 「『国家の敵』はバイデン氏と彼を操っている取り巻き連中だ」。トランプ氏が3日、同州ウィルクスバリのアリーナでの演説でこう絶叫すると、約1万人の支持者たちは声を上げて総立ちとなった。

 「民主主義に戦争を仕掛けている」「邪悪な人々」―。相手を責めて対立心をあおるのがトランプ氏の手法だが、バイデン氏や民主党陣営に対するこの日の罵倒は一段と激しく、聴衆も鋭く反応していた。

 自身が退任時に機密文書を持ち出し、連邦捜査局(FBI)の家宅捜索を受けたことには「司法省とFBIは凶暴な怪物となった」と非難した。

 トランプ氏の陣営が強く意識したのは、バイデン氏が1日夜に同州フィラデルフィアで行った演説だ。20年大統領選の敗北を受け入れないトランプ氏とその支持者を「過激主義者であり、米国の脅威だ」と攻撃した。8月末の演説では、その思想を「半ばファシズム」とまで述べている。

 バイデン氏がペンシルベニア州に何度も足を運びトランプ氏への賛否を主要な争点にしようとしているのは、上院(定数100)の同州議席を奪取できれば、民主系50、共和50という現有の拮抗(きっこう)状態からの脱却につながるためだ。

 同州の上院議席は共和党候補オズ氏と、民主党候補のフェッターマン同州副知事が争う。政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」によると、フェッターマン氏の支持率がオズ氏を若干上回っている。

 ただ接戦州の同州は、16年大統領選でトランプ氏が、20年にはバイデン氏がいずれも僅差で制し、どちらに転んでもおかしくない。

 医師でテレビ司会者でもあるオズ氏は、トランプ氏の後押しで予備選を勝ち抜き共和党候補になった経緯がある。トランプ氏の演説会場にいた主婦のクリスティンさん(64)は「オズ氏が勝てばトランプ氏の主張の正しさの証明となる。24年の大統領選は、もちろんトランプ氏に返り咲いてほしい」と語った。

6695チバQ:2022/09/14(水) 17:13:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/49ccac34c34e54c82ce27b323abc24068f4af271
民主はインフレ、共和は中絶規制 批判そらしに躍起 米中間選挙
9/14(水) 15:00配信


12
コメント12件
毎日新聞
中絶禁止派の集会会場に入る共和党のグラム上院議員(左端)に向けて、中絶禁止法案反対のプラカードを掲げる市民(手前)=ワシントンで2022年9月13日、AP

 11月の米中間選挙に向けて、民主、共和両党が「弱点」を補う対策をアピールしている。民主党は高水準で推移するインフレ(物価高)、共和党は人工妊娠中絶の規制強化が有権者の不興を買っており、批判をかわそうと躍起になっている。

 「この法律は生活費を下げ、インフレを抑制する助けとなる」。民主党のバイデン大統領は13日午後、10年間で歳出総額4370億ドル(約63兆円)規模の気候変動・医療対策法の成立を祝う式典で強調した。同法は8月に民主党主導で成立。薬価や医療保険費の引き下げにつながることから「インフレ抑制法」と称し、中間選挙に向けたアピール材料にしている。

 しかし、式典が始まる数時間前に発表された8月の消費者物価指数は、前年同月比8・3%上昇と高止まりした。ピーク時より伸びは鈍化したが、依然として約40年ぶりの高水準で推移し、インフレ抑制が容易には進まないことを浮き彫りにした。市場予想より物価上昇率が高かったこともあり、13日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は前日比3・94%ダウンの大幅安となった。

 気候変動・医療対策法には再生可能エネルギーへの転換策なども含まれ、法成立前から「エネルギー価格の上昇などを招き、インフレ対策にならない」との批判があった。共和党のトランプ前大統領は「株価が暴落している。(気候変動対策などの)無駄な支出で、さらに株安になるだろう」と批判。共和党全国委員会のマクダニエル委員長も「物価はまだ急上昇している。バイデン氏は式典で一体何を祝ったのだろう」と皮肉った。

 一方、中間選挙で上下両院の多数派奪還を目指す共和党の悩みの種は、中絶規制だ。今年6月の連邦最高裁判決で、女性が中絶を選ぶ憲法上の権利が覆され、州による中絶禁止が容認された。中絶反対派の支援を受ける共和党の歴代大統領が、最高裁判事に中絶に慎重な保守派を指名してきた「成果」であり、共和党が優勢な州では中絶規制が強化され、一部では全面的に禁止された。

 しかし、約半世紀にわたり守られてきた中絶の権利が脅かされたことで、共和党への反発も起きた。中絶問題は、個人の生命観や宗教観によって意見が異なり、保守層や共和党支持者にも容認派がいる。共和党が優勢な中西部カンザス州では、8月上旬の住民投票で中絶規制強化が否定された。

 中絶問題への対応が課題になる中、共和党のグラム上院議員は13日、妊娠15週より後の人工妊娠中絶を禁止する連邦法案を提出した。最高裁判決を受けた「規制強化」の動きにも見えるが、全面的な中絶禁止などに比べて、妊娠15週までの中絶を容認する内容は比較的穏健だとも言える。レイプや近親相姦(そうかん)の被害者、母体に健康リスクがある場合は例外的に中絶を容認する規定も設けた。上下両院とも民主党が優勢なため、法案が可決される見通しはないが、「一定の条件で中絶は容認すべきだ」と考える有権者に配慮を示そうとしたとみられる。

 ただ、共和党内には中絶問題に触れること自体がマイナスだとの見方が強い。党上院トップのマコネル院内総務は「中絶規制の問題は各州に委ねるべきだ」とグラム氏の動きに不快感を表明。逆に民主党上院トップのシューマー院内総務は「全米規模で中絶禁止をもくろむ過激な法案だ」と批判した。【ワシントン秋山信一】

6696チバQ:2022/09/16(金) 13:25:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/db41d42f2050b48740ee6fe5dcb3c8721bf048a8
副大統領邸に移民を「転送」 共和州知事、政権に抗議 米
9/16(金) 7:32配信
 【ワシントン時事】米首都ワシントンのハリス副大統領邸前に15日、中南米諸国からの移民希望者約100人がバスで到着した。

 メキシコと国境を接し不法移民が急増するテキサス州のアボット知事(共和党)が、バイデン政権の移民受け入れ拡大に抗議するため送り込んだ。中間選挙が11月に迫る中、移民問題をめぐる党派対立が激化している。

6697チバQ:2022/09/29(木) 23:56:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/a0804af9c049e06e25b7fdcb619d8de1ab2081ff
不法移民で米「南北」対立 南部の共和知事、民主地盤の北東へ移送
9/29(木) 22:44配信
【ワシントン=渡辺浩生】メキシコ国境を越え米国に不法入国する移民が未曽有のうねりとなり、バイデン米政権の「無策」を批判する南部の共和党の州知事は、移民に寛容とされる民主党が地盤とする北東部各地に、バスや飛行機で送り込む強硬手段に出た。民主党は「人権問題」と非難しており、11月の中間選挙に向けて、移民の扱いをめぐる「南北戦争」が過熱している。

東部マサチューセッツ州マーサズ・ビンヤード島に9月14日、ベネズエラの移民の約50人が飛行機で着いた。富裕層の多い島の住民から支援を受けた後、米軍基地内の施設に移された。

飛行機は南部テキサス州サンアントニオを離陸。フライトを用意したことを南部フロリダ州のデサンティス知事(共和党)が認めた。テキサスからフロリダへの移民流出を阻止する目的で、同知事は16日、「これはほんの始まりだ」と述べ、州予算を使い移送を続ける方針を表明した。移送先の候補にはバイデン大統領の地元、東部デラウェア州も含まれるとした。

11月の州知事選で再選を目指し、2024年大統領選でトランプ前大統領と並ぶ有力候補とされるデサンティス氏は、テキサス州のアボット知事(同)と「連携する」とした。

アボット氏は西部アリゾナ州のデューシー知事とともに、首都ワシントン、ニューヨーク、シカゴなどの都市に不法移民をバスで送致。9月15日朝にはワシントンのハリス副大統領の公邸近くなどに2台の移民バスが到着した。

アボット氏も移送したと認め、「政権はテキサスの共同体を危険に陥れた南部国境の歴史的危機を無視し続けている」と非難した。ハリス氏が以前、「国境は安全だ」と発言したことに反発したとみられる。

9月中旬までにワシントンへ約9400人が移送されたといい、ワシントンのバウザー市長は「国境の危機をここで対処するにはインフラが必要だ」と緊急事態を宣言。移民の住居確保に追われた。記録的な移民流入に危機感を持つ南部州は、不法移民への市民権付与を唱え、リベラル勢が強い北東部が「われわれの苦悩を味わうべきだ」(デサンティス氏)と突き放す。

米税関・国境取締局によると、米南西部国境における22会計年度(昨年10月〜今年7月末現在)の拘束件数は約200万件。21年度(20年10月〜21年9月末)の173万件を超えた。

本国の経済危機や権威主義政権による抑圧が背景にあり、米紙ウォールストリート・ジャーナルによると1日約5千人が不法に国境を越え、半数以上が本国送還されず難民申請のため米国滞在が許されるという。

一方、マーサズ・ビンヤード島に送られた移民は、行く先を知らされなかったと人権団体に証言したとされ、米政権は「人間を政治的な売名行為に利用している」(ジャンピエール報道官)とデサンティス氏らを非難。民主党内には「人身売買」だとして司法省に調査を求める声もある。移民をめぐる「南北」の溝は政治分断を一層深めている。

6698チバQ:2022/10/02(日) 18:23:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/a0029958deca40a5bab5ac557e55385d173272ea
「最後の原発」一転延命 稼働停止に電力不足の壁 エネルギー確保で見直し・米カリフォルニア州
10/2(日) 7:03配信



時事通信
米カリフォルニア州唯一の稼働原発「ディアブロキャニオン原発」(米原子力エネルギー局のツイッターより・時事)

 【ロサンゼルス時事】米国の環境運動発祥地とされる西部カリフォルニア州で「脱原発」が曲がり角を迎えている。

 深刻な電力不足が立ちはだかり、州内最後の稼働原発を2025年までに停止する方針を突如撤回。約1カ月後に控える中間選挙で気候変動対策が争点の一つとなる中、エネルギー確保の観点から「原発回帰」にかじを切り始めている。

 ◇1200年で最悪
 「記録的な猛暑で電力不足に陥りかねない」。加州のニューサム知事(民主)は今夏、非常事態を宣言した。州内では今年、6300件を超える山火事が起き、観光名所のデスバレー国立公園では最高気温が50℃を超えた。カリフォルニア大によると、米西部で2000年以降に起きた干ばつは過去1200年間で最悪を記録した。

 加州は気候変動対策に積極的な民主党の最大の「牙城」で、再生可能エネルギーを重視してきた。だが、異常気象による電力不足にたびたび悩まされてきたことで、中間選挙を前に「より現実的な対策」(ロサンゼルス・タイムズ紙)を求める声が高まっている。

 ニューサム氏が電力不足対策の切り札に掲げるのが、州内唯一のディアブロキャニオン原発だ。加州の再生可能エネルギー普及率は全米で最も高いものの、水力発電は干ばつに弱く、太陽光発電は夜間に行えない。このため同原発の運転期間を30年まで5年延長することが急きょ決まった。

 東京電力福島第1原発事故の後、加州は脱原発を加速させた。一方で、民主党のバイデン政権が二酸化炭素(CO2)を排出しない原発を推進したことで、ニューサム氏は「原発回帰」を明確にした。こうした姿勢の背景には「24年の次期大統領選出馬をにらんだ布石」(同紙)との臆測がくすぶる。

 ◇インフレも後押し
 市民生活を直撃するインフレも原発回帰を後押しする。ディアブロキャニオン原発を支持する市民団体「原子力を守る母たち」のクリスティン・ジェイツさんは、原発を止めた他州の電気代が急上昇したと主張。価格が高騰する天然ガスを使う発電に頼ったからだといい、「原発の運転を続けることが最善だ」と訴える。

 これに対し、反原発団体「マザーズ・フォー・ピース」のリンダ・シーリーさんは「環境運動発祥の地である加州の原発回帰は象徴的な重みがある」と警戒。断層が多い加州で原発の運転を続けることは「フクシマの教訓を忘れ、地震の危険性を無視する暴挙だ」と憤る。

 加州の世論が二分する中、米連邦議会では8月、原発支援を含む過去最大規模の気候変動対策を盛り込んだ「インフレ抑制法」が成立。バイデン政権は同法を成果に掲げて中間選挙に挑む構えを見せている。

 ロシアのウクライナ侵攻はエネルギー安全保障の問題を突き付けた。これまで原発に慎重だった中西部ミシガン州のウィットマー知事(民主)も「転向」を探っており、加州で進む原発見直しの動きが今後、米国で広がる可能性がある。

6699チバQ:2022/10/08(土) 10:41:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/075a9b75892afe8fb37932e0d646c11003a3aa20
バイデン氏、大麻の犯歴消す恩赦発表 合法化支持者へアピールか
10/7(金) 20:41配信


毎日新聞
米国のバイデン大統領=米東部ニューヨーク州で2022年10月6日、AP

 バイデン米大統領は6日、連邦法に基づくマリフアナ(大麻)所持の犯罪歴を抹消する恩赦を発表した。米政府によると、少なくとも約6500人の犯歴が消える。世論調査では大麻合法化への支持が多数派であり、11月の中間選挙を前に有権者にアピールする狙いもあるとみられる。

 バイデン氏は6日のビデオ声明で「多くの州で大麻の使用は合法であり、単に使用、所持しただけで服役すべきではない」と主張。各州の知事にも、州法違反の犯歴に関して同様の恩赦を進めるよう呼びかけた。

 連邦法は大麻の所持や使用を禁じている。民主党は合法化を推進しているが、共和党は反対しており、法改正の見通しは立っていない。バイデン氏は「大麻所持の犯歴が、雇用や住宅入居、教育などに関して、不要な障壁を生んでいる。白人、黒人、褐色人種で大麻の使用率はほぼ同じなのに、黒人や褐色人種が逮捕、起訴、有罪とされる割合は不釣り合いなほど高い」と指摘。2020年大統領選での公約に沿って、恩赦を決めたと説明した。

 嗜好(しこう)用の大麻の利用は12年にワシントン州で初めて合法化された。違法薬物検査を手がける企業「DISA」によると、全米50州のうち19州と首都ワシントンで合法化され、連邦法に基づく取り締まりも事実上行われていない。医療目的限定で使用を認める州や刑事罰の対象としない州も多い。一方で6州は完全に禁止し、7州は大麻から抽出されたCBDオイルの医療目的での使用のみ認めている。

 合法化する州が増えるにつれ、世論も合法化賛成に傾いた。ギャラップ社の21年10月の世論調査では賛成68%、反対32%。民主党支持者の83%、無党派層の71%が賛成した。00年代前半までは6割以上が反対していたが、11年に賛成が反対を初めて上回った。

 22年の同社調査では、48%が「大麻を使用した経験がある」と回答。「現在使用しているか」との質問では、大麻の使用率(16%)がたばこの喫煙率(11%)を上回った。18年の同社の調査では82%が「たばこは非常に有害」と答えたが、「大麻は非常に有害」は27%にとどまった。

 19年のピュー・リサーチ・センターの調査では、合法化すべき理由として「医療用として重要」「捜査機関が他の犯罪取り締まりに要員を割ける」「合法化して課税すれば財源として有望」などの理由が上位を占めた。【ワシントン秋山信一】

6700チバQ:2022/10/08(土) 10:44:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/29b04f9fe4a6037bbe1773dccb18fcf69f51b93f
反トランプ派、相次ぎ政界去る 米上院議員、任期4年以上残し辞職へ
10/7(金) 12:56配信


毎日新聞
米国のベン・サス上院議員=ワシントンで2022年3月23日、AP

 米国のベン・サス上院議員(中西部ネブラスカ州選出)がフロリダ大学の学長に転身するため、近く辞職する見通しとなった。サス氏は2021年2月、連邦議会襲撃事件を巡るトランプ前大統領の弾劾裁判で、有罪を支持した共和党上院議員7人のうちの1人で、26年まで任期を残していた。連邦議会では上下院とも、反トランプ派の共和党議員が政界を去るケースが相次いでいる。

 フロリダ大学は6日の声明で、次期学長候補をサス氏に絞り込んだと発表した。サス氏は「米国で最も卓越した教職員たちとともに働く機会に興奮している」と述べた。サス氏の後任議員はネブラスカ州の州法に基づき、共和党のリケッツ知事が任命する。このため民主、共和の勢力図に影響はない。

 トランプ氏の弾劾を支持した共和党の上院議員(任期6年)7人のうち、サス氏以外に2人が23年1月に引退する。下院(任期2年)ではトランプ氏の弾劾決議に賛成した共和党議員は10人いるが、党予備選でトランプ派に敗れたり引退を決めたりして、11月の中間選挙に出馬するのは2人だけだ。【ワシントン秋山信一】

6701チバQ:2022/10/08(土) 10:46:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/4d9c735c75c4c089694b7681d2ad8df89cbf1043
上院、攻め切れぬ共和 「劇薬」トランプ氏、中間層は忌避 米中間選挙
10/7(金) 7:09配信

時事通信
トランプ前米大統領を背に演説するペンシルベニア州の上院選共和党候補オズ氏=9月3日、同州ウィルクスバリ(AFP時事)

 【ワシントン時事】投票まで約1カ月となった米中間選挙で、議会多数派の奪取を目指す野党共和党が、上院で攻めあぐねている。

 トランプ前大統領やその「忠臣」候補が唱える過激な主張が、穏健な有権者を遠ざけているためだ。同党はトランプ氏の熱狂的支持者をつなぎ留めつつ、中間層も取り込む難しい戦略を迫られている。

 ワシントン・ポスト紙によると、トランプ氏の支持を受けた非現職候補の8割超が共和党予備選を勝ち抜いた。そうした候補が今、民主、共和の勢力が伯仲する州で伸び悩んでいる。

 州全体が選挙区となる上院選は、下院選と比べ幅広い支持層の獲得が不可欠。新人候補はただでさえ、資金力や経験、知名度でハンディを背負う。さらに2020年大統領選でのバイデン大統領勝利を認めないといった過激さも、支持拡大の足かせとなっている。

 苦肉の策として、トランプ氏と距離を置いたり主張を和らげたりする動きも出始めた。東部ペンシルベニア州のオズ候補は、地元に根差さない「落下傘」の烙印(らくいん)を押され、防戦を余儀なくされてきた。中間層にアピールするため9月、20年大統領選について、当時議員であれば「(トランプ氏敗北の)結果を認めていただろう」と記者団に語った。

 西部アリゾナ州のマスターズ候補は各種世論調査で劣勢が続き、最近になって「人工妊娠中絶に100%反対」という主張を「妊娠後期の中絶に反対」へ軌道修正した。両州はいずれも、上院選の行方を決めるとされる激戦州だ。

 優勢を維持する下院共和党は、9月に発表した公約でインフレや治安、不法移民など有権者の関心が高いテーマへの取り組みに言及したが、20年大統領選には触れなかった。

 トランプ氏の支持者が離れれば、共和党の上院選勝利は遠のく。一方で「トランプ的」であるが故に敗退する候補が続出すれば、24年大統領選での返り咲きを視野に入れるトランプ氏の影響力が衰える可能性もある。共和党は「劇薬」トランプ氏の扱いに苦慮しながら、残り1カ月を戦う。

6702チバQ:2022/10/09(日) 09:52:01
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022100700726&g=int
廃虚の保養地、住民ぼうぜん ハリケーン被災地、爪痕深く―米フロリダ州
2022年10月08日07時18分

米南部フロリダ州フォートマイヤーズ・ビーチの衛星写真。写真左は2002年4月、同右はハリケーン「イアン」上陸後にそれぞれ撮影=エアバス・ディフェンス・アンド・スペースが4日提供(AFP時事)
米南部フロリダ州フォートマイヤーズ・ビーチの衛星写真。写真左は2002年4月、同右はハリケーン「イアン」上陸後にそれぞれ撮影=エアバス・ディフェンス・アンド・スペースが4日提供(AFP時事)

半壊した自宅の前にたたずむモーリーン・マクガバンさん=6日午後、米南部フロリダ州フォートマイヤーズ
ハリケーン「イアン」による洪水で陸に乗り上げた大型クルーザー=6日午後、米南部フロリダ州フォートマイヤーズ
がれきの前に立つマリオン・リエッツさん=6日午後、米南部フロリダ州フォートマイヤーズ

 【フォートマイヤーズ(米フロリダ州)時事】米南部フロリダ州を襲った大型ハリケーン「イアン」は、美しい砂浜と温暖な気候で知られる海辺の保養地フォートマイヤーズに特に大きな爪痕を残した。7日で上陸から10日目を迎えたが、沿岸部は廃虚と化し、自宅が破壊された住民たちはぼうぜんとしたままだ。
死者100人超、自治体に批判も ハリケーン上陸1週間―米フロリダ州

 「今まで多くのハリケーンを経験してきたが、今回が最悪だ」。沿岸部の自宅が洪水で半壊したモーリーン・マクガバンさん(73)は悲痛な表情でこう訴えた。
 ペットとともに親戚宅に避難して無事だったが、自宅周辺はがれきが散乱。「幸運だった。家具は買い替えられるが、命はそうできないから」と自分に言い聞かせるように語ったが、「不安はある。将来ではなく、今どうしたらいいのか」と嘆いた。
 ヨットハーバーに面する自宅に住むマリオン・リエッツさん(86)は、ハリケーンが上陸した時には自宅の2階にいた。急速に水位が上がっていく中、ボートを支柱にくくりつけ、それに浮かんで生き延びたという。
 がれきの撤去作業は始まったが、自宅の前には多数のクルーザーが陸に乗り上げたままとなっている。「本当に大きなショックを受けたが、少し落ち着いてきた。またハリケーンは来るだろうが、私はここに残る」と、30年以上暮らしてきた家の片付けに励んだ。
 米メディアによると、ハリケーンの死者数は100人を超えたものの、捜索活動が続いており、さらに増加する見通しだ。特にフォートマイヤーズがあるリー郡の被害が甚大で、沖合の島では壊滅的な打撃を受けたところもある。フロリダ州でのハリケーンによる死者数は、既に1935年以来で最悪となったという。

6703チバQ:2022/10/12(水) 22:19:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/ff479c7ce27eeac3f23f497f2640360353ea5397
米中間選「ねじれ」再来か 政権党に敗北の歴史、11月8日に審判
10/12(水) 7:08配信


1
コメント1件


時事通信
バイデン米大統領=9月20日、ワシントン(AFP時事)

 【ワシントン時事】米政治の行方を占う中間選挙が11月8日に実施される。

 大統領の任期2年目の中間選挙は「政権党に不利」という経験則がある。バイデン大統領の民主党は現在、連邦議会の上下両院で優位を保っているが、選挙は下院で劣勢、上院で接戦の見通しだ。政権と議会に「ねじれ」が生じるかが焦点となる。

 第2次世界大戦後の歴史をひもとくと、大統領の所属政党が中間選挙で上下両院とも議席を増やしたのは、ブッシュ(子)元大統領(共和)の2002年のみ。近年ではオバマ元大統領(民主)が最初の中間選挙で下院の63議席を、トランプ前大統領(共和)も同じく40議席を失った。

 原因の一つは、大統領選では60%前後の投票率が、中間選挙で40%前後に低下することにある。大統領選で勝利した政党の支持者は結果に満足し、中間選挙に足を運ばない。一方、政権に不満を持つ側は積極的に批判票を投じるという構図だ。

 ブッシュ氏の共和党が勝利したのは、01年9月11日の米同時テロへの対応で同氏の支持率が80%を超え、この「戦時人気」が1年後まで続いたため。2期目の中間選挙(06年)では上下両院で議席を減らした。

 民主党が上下両院のいずれかでも過半数を割り込んだら、どうなるのか。バイデン氏は残り2年の任期中、自らの望む形で重要法案や予算案を通すのが一段と難しくなる。外交や人事で権限を持つ上院を落とせば、政権運営が難航することも避けられない。

 1946年以降の中間選挙で、政権与党は下院で平均25議席を減らしている。米ギャラップ社によると、投票まで2カ月の時点で支持率が50%を下回った歴代大統領は、下院で平均37議席を失っている。

 政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」によると、バイデン大統領の10月10日時点の支持率は約43%。一時期の30%台から脱したものの、歴史的なインフレなどが逆風となり低迷が続いている。

6704チバQ:2022/10/15(土) 16:51:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/c3b033b30442405121ffd1f66f2edf0baed978e0
左でも右でもなく 分断に挑む第3党
10/15(土) 10:00配信


3
コメント3件


毎日新聞
会場入り口に「FORWARD IS(前進とは)」と書かれたボードが置かれ、参加者たちが「未来の民主主義」「米国が求めているもの」などと書き込んでいた=米南部テキサス州ヒューストンで2022年9月24日、西田進一郎撮影

 左でもなく右でもなく、前へ――。そんなスローガンを掲げ、分断が極まる米国政治を変えようと動き出した新たな政党がある。中道政党「前進党(フォワード・パーティー)」。民主党でも共和党でもない「第3政党」は、2024年の次期大統領選に影響を与え得るのだろうか。9月24日にキックオフイベントが開かれた南部テキサス州ヒューストンを訪れた。

【写真】存在感を示すトランプ氏

 集会は市街地から少し離れたイベント会場で開かれた。最高気温が35度に達する暑さの中、開始1時間半前に到着すると、紺色のTシャツ姿のボランティアらが設営をしていた。並べられた椅子は約1200席。壇上に向かって左側には「NOT LEFT(左でなく)」、右側に「NOT RIGHT(右でなく)」、中央には「FORWARD TOGETHER(共に前へ)」と書かれた幕が張られていた。昼過ぎから夕方まで、討論会などが続いた。

 ◇「共通の基盤はある」

 共同創設者は、民主、共和両党に所属していた穏健派だ。一人は20年大統領選の民主党予備選に立候補した実業家のアンドリュー・ヤン氏(47)。単独インタビューでは3点を強調した。①無党派層は民主、共和両党の支持層よりも多い②そうした人たちの選択肢がない③対立が激しい2大政党の間でも「共通の基盤」があり、それに基づいた解決策を提示する――。弁舌にたけ、発信力があるヤン氏は党の象徴だ。

 もう一人は、東部ニュージャージー州知事や共和党のブッシュ(子)政権で環境保護局長官を務めたクリスティーン・トッド・ウィットマン氏(76)だ。開会前に話を聞くと、「共和党はレールから完全に外れ、党綱領すら採択しなかった。もう、党ではなくドナルド・トランプ(前大統領)のカルト教団だ」と断じた。語り口は落ち着いており、説得力がある。その発言で会場は何度も沸いた。

 ◇2大政党への不満が背景

 狙いは明確だ。2大政党に不満を持つ人たちや穏健派を幅広く取り込むことだ。

 例えば、米ギャラップ社の昨年の調査では、「2大政党は米国民を代表する適切な仕事をしている」という回答は、03年の56%から33%に激減。逆に「適切な代表を得るためには第3の主要政党が必要だ」との回答は40%から大きく増えて62%に達した。無党派層の70%は想定通りだが、共和党支持層の63%もこう回答したところが興味深い。民主党支持層は46%だった。

 イベントの途中、司会者が参加者に、挙手でどの党を支持してきたかを聞く場面があった。目視だが、約6割が共和党、約3割が民主党、残り約1割がその他だったように感じた。参加者の何組かに声をかけて話を聞くと、いずれもトランプ氏に反発する共和党支持者だった。

6705チバQ:2022/10/15(土) 16:51:53
 ◇第3党を阻む構造的障害

 「第3の選択肢」を目指した挑戦は過去にもあった。しかし、根付いたものはない。ヒューストンにあるライス大のポール・ブレイス名誉教授(政治学)は「第3党には構造的な障害が立ちはだかっているからだ」と解説する。

 米国は当選者が1人の小選挙区制だ。仮に各地で25〜30%の票を獲得しても、議席は全く得られない。ブレイス氏は「いざ投票するとなると、『自分の票が無駄になっていいのか』と自問することになり、それならば2大政党のどちらかに、となりやすい」と解説する。議席という形の「勝利」を得られなければ、組織を維持するのは難しい。

 それ以前に、スタート地点に立つことが難しい。選挙制度は各州が決める。どの州も2大政党が支配しており、「他の党が参入しやすいルールを作るはずがない」とブレイス氏は笑う。テキサス州では、24年大統領選で前進党とその候補者の名前を投票用紙に載せるためには、要件に合った署名を少なくとも9万筆集める必要があるという。

 全米各地でこうしたハードルを乗り越えて活動するためには、莫大(ばくだい)な資金が必要になる。米国で多額の政治資金を提供するのは大企業や投資家だ。「見返り」のあてがない第3党が集めるのは難しい。

 ◇小さな一歩の行方に注目

 それでも、第3党の動きを「展望がない」と切り捨てるのは早計だろう。大統領選に勝つことは困難でも、一定の支持を集めれば、2大政党の政策や選挙に影響を与える可能性はあるからだ。

 ヒューストン大のリチャード・マレー名誉教授(政治学)を訪ねると、「最も成功した例」として1912年大統領選の進歩党を挙げた。共和党だったセオドア・ルーズベルト前大統領(当時)が、後継者のウィリアム・タフト大統領(同)に不満を募らせ、退任から4年後に立候補した時の党だ。タフト氏を上回る票を得たが、結果的には民主党候補が当選。ただし、掲げていた労働環境の向上や1日8時間労働など進歩的な改革は取り入れられて実行された。

 一方、「スポイラー(妨害)効果」として注目されたのは、大接戦となった2000年大統領選の緑の党だ。ラルフ・ネーダー氏の得票率は3%未満だったが、主張が近い民主党のアル・ゴア氏の票を奪ったとされ、共和党のブッシュ(子)氏の勝利につながったと言われている。

 前進党が大統領選に参入できるか、候補者を擁立できるのか、まだ全く見通しは立たない。「2大政党に不満を持つ人たちの理由はさまざまであり、多くの人を取り込む『一つの代替案』を作るのは困難だ」(マレー氏)という指摘も説得力がある。

 だが、2大政党とその支持者が相手を徹底的に批判するのが当然だという分断の時代に、政策や立場の違いを認めつつも共通点を見つけようという姿勢は貴重だ。ヤン氏は私に「我々は政治的雰囲気全体を変える」と意気込みを語った。小さな一歩が、米国の政治にどのような影響を与えるのか注目だ。【北米総局長・西田進一郎】

6706チバQ:2022/10/19(水) 18:34:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/536cf60f877cdfcbcb38877863e3cc465c3f87a3
中絶の権利法制化を約束 リベラル票掘り起こしに躍起 米大統領
10/19(水) 13:35配信


4
コメント4件


時事通信
18日、ワシントンで演説するバイデン米大統領(EPA時事)

 【ワシントン時事】バイデン米大統領は18日、ワシントン市内で演説し、3週間後に迫った中間選挙で与党民主党が議会多数派を獲得した場合、人工妊娠中絶の権利を保護する法案を「真っ先に議会に送る」と約束した。

 「選択の権利」を最優先課題に据え、上下両院の優位死守を目指し選挙戦でスパートをかける狙いだ。

 中絶の権利は今年6月、連邦最高裁が憲法上の権利とは認められないと判断。民主党は中絶の権利擁護を掲げ、リベラル票の掘り起こしを図っている。

 ただ、米メディアなどの最新の世論調査によると、有権者の最大の関心は依然として40年ぶりの高水準を維持するインフレにある。「極端な判決が出たあの日の気持ちを思い出してほしい」と訴えたバイデン氏には、投票日が迫る中で物価抑制に向けた有効な手だてを打てない焦りもにじんだ。

6707チバQ:2022/10/19(水) 18:36:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/af036fa8f2118717fc806c9ee3189ada73955105
バイデン氏、「中絶」を中間選挙の争点に 民主候補への投票求める
10/19(水) 7:05配信

朝日新聞デジタル
演説後、支持者らに語りかけるバイデン大統領(右)=2022年10月18日、ワシントン、合田禄撮影

 バイデン米大統領は18日、11月の中間選挙で民主党が勢力を拡大した場合、中絶の権利を明記する法案の成立を目指す考えを表明した。中絶反対派が多い共和党候補に対し、中絶の権利を中間選挙の争点として際立たせることで、民主党候補への投票を呼びかけるねらいがある。

 バイデン氏は首都ワシントンであった民主党全国委員会のイベントで講演した。中間選挙が11月8日に迫るなか、「歴史上、最も重要な選挙だ」と強調。法案の提出権は大統領にはないが、「上院でより多くの民主党議員を当選させ、下院でも多数を維持する。もしそうなれば、(改選後に)私が最初に議会に送る議案は、中絶の権利を成文化したものになると約束する」と語った。

 人工妊娠中絶の権利をめぐっては、連邦最高裁が6月、中絶の権利を憲法上の権利として認めない判決を出した。9人の判事のなかで、賛成した5人は全て、共和党の大統領が指名した判事だった。

6708チバQ:2022/10/20(木) 19:46:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/1b0c53aad4f4669841986109aa62ce5e6b2b0542
クリントン元国務長官、出馬否定 次期大統領選に「ノー」
10/20(木) 12:27配信


11
コメント11件


共同通信
東京都内でジェンダー平等をテーマに話すヒラリー・クリントン元米国務長官=20日午前

 来日中のクリントン元米国務長官(74)は20日、国連軍縮担当上級代表の中満泉事務次長との対談で、2024年の次期米大統領選への出馬意欲を問われ「ノー、ノー」と苦笑いしながら否定した。


 24年大統領選を巡っては、クリントン氏と同じ民主党から高齢のバイデン大統領(79)が再選出馬するかどうかに関心が出ている。(共同)

6709チバQ:2022/10/27(木) 16:14:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/3bf2d614004070a9b06d3e694f639514f99310b3
米中間選挙、バイデン民主党が失速 共和党に勢い、両院で過半数狙う
10/27(木) 6:00配信

朝日新聞デジタル
ワシントンで24日、民主党全国委員会の本部で演説するバイデン米大統領=AP

 米国の中間選挙(11月8日投開票)まで2週間を切った。現在、連邦議会で主導権を握る民主党に対し、共和党が支持を伸ばしており、議会の上下両院で共和党が過半数に迫る勢いをみせている。残り2年間続くバイデン政権の求心力を保つためにも、議会の多数派を譲りたくない民主党は正念場を迎えている。


 「これほど重要な選挙はない。上下院の支配を維持できるかが大きな問題だ」。バイデン大統領は24日、ワシントンでの会合で投票を呼びかけた。直近の世論調査で「共和党優勢」となったことに触れ、「最後は民主党優勢になって幕を閉じるだろう」と終盤戦での巻き返しを誓った。

 直近の世論調査は、終盤での民主党の失速ぶりを示している。ニュースサイト「ファイブサーティーエイト」によると、支持政党を問う世論調査では10月20日、共和党が民主党を2カ月半ぶりに逆転した。

 下院では共和党の過半数獲得が有力で、上院でも接戦が予想される。カギを握る接戦州で共和党候補の追い上げが目立ち、上下両院ともに共和党が勝利する可能性も出てきている。

朝日新聞社

6710チバQ:2022/10/27(木) 18:50:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/134bff4aeca94299f8195c8e5ceb33baca259817
米下院で共和230議席前後濃厚 中間選挙、評論家見通し
10/27(木) 16:59配信
【ワシントン=坂本一之】米政治評論家のクリス・スタイアウォルト氏は米中間選挙に関し、下院(定数435)で野党・共和党が227〜232議席を確保し、多数派を握るとの見通しを示した。上院は接戦が続いているという。投票者数が高水準になり、浮動票が勝敗を左右すると指摘した。

同氏は米シンクタンクのアメリカン・エンタープライズ研究所(AEI)上席研究員。終盤情勢について27日までに取材に応じた。

中間選の投票率は「通常は35〜40%程度だが、今回は60%に近づく可能性がある」と指摘。ガソリン価格の高騰が中流家庭への負担増となり、「民主党には非常に悪いタイミングの選挙だ」とした。

下院選で「共和党が15〜20議席程度を積み増すとの予想が妥当だ」と分析。一方で「民主党が多数派を維持する確率は5%以下」とし、焦点は「共和党が有用な多数派になるか、無益な多数派になるかだ」と語った。共和党が勝利しても、議席数が230程度にとどまれば、党内の意見対立が妨げとなって安定した議会運営ができないとした。

下院選で共和党が過半数を大きく上回る多数派を獲得できず、民主党が上院の多数派を維持した場合、バイデン大統領は、交渉を通じて共和党勢力と妥協点を探りながら、政策推進に向けて「多少の取り組みを実現できる」とした。下院で多数派の共和党を「悪役」に仕立て、2024年の大統領選に向けて戦うシナリオも考えられるとした。

6711チバQ:2022/10/29(土) 08:52:12
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASQBX7HQHQBXUHBI047.html
ペロシ米下院議長の夫、襲われる 容疑者の身柄拘束、動機は不明
2022/10/28 22:46朝日新聞

ペロシ米下院議長の夫、襲われる 容疑者の身柄拘束、動機は不明

米ワシントンで2021年12月、イベントに出席したナンシー・ペロシ米下院議長(左)と夫のポール・ペロシ氏=ロイター

(朝日新聞)

 米連邦議会のペロシ下院議長の夫ポール・ペロシ氏(82)が28日、サンフランシスコの自宅に侵入した人物に襲われ、病院に運ばれた。ペロシ議長の報道官が同日、声明で明らかにした。容疑者の身柄は拘束されたという。

 声明によると、事件が起きたのは同日早朝で、ペロシ議長は当時、サンフランシスコにはいなかった。容疑者の動機は不明で、捜査中だという。ポール氏は病院で治療を受け、「完全に回復する見込みだ」としている。AP通信によると、ポール氏はハンマーで襲われ、頭部と体を負傷した。同通信が伝えた関係者の話では、容疑者はペロシ議長の自宅を狙って侵入したという。

 ホワイトハウスは事件を受けて声明を発表。バイデン大統領はペロシ議長に電話し、支援を表明したと明らかにした。声明は「大統領は引き続きすべての暴力を批判し、家族のプライバシーが尊重されることを求める」としている。

 米国では11月8日に中間選挙があり、下院議員は全員が改選される。ペロシ議長も再選に向け、カリフォルニア州の選挙区で立候補している。2年前の大統領選後には、米連邦議会への襲撃事件が起きた。中間選挙を前に、米国では再び政治をめぐる暴力事件が懸念されている。(ワシントン=高野遼)

6712チバQ:2022/10/30(日) 17:09:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/acf349c3f4fd836b661d96220bda5e56617dfee4
バイデン・トランプお断り?  終盤戦、目立たぬ両党の顔 米中間選挙
10/30(日) 7:08配信


30
コメント30件


時事通信
バイデン米大統領=28日、フィラデルフィア(AFP時事)

 【ワシントン時事】米中間選挙まで1週間余り。

 終盤戦にもかかわらず、バイデン大統領(民主)とトランプ前大統領(共和)の露出が少なく、両党の「顔」の不人気ぶりが指摘されている。

 バイデン氏の選挙応援は、一般公開されない高額献金者の資金集め集会が中心だ。支持率が40%台前半で低迷する大統領の訪問は必ずしも歓迎されず、時には「指導部の世代交代が必要だ」(オハイオ州のライアン民主党上院候補)と露骨に拒絶されることもある。

 バイデン氏は記者団に「16カ所以上から応援要請がある」と強がったものの、今月最後の週末も自宅のあるデラウェア州で静かに過ごす。激戦州を飛び回るオバマ元大統領とは対照的だ。

 一方、トランプ氏は週末を中心に応援集会を開いてきたものの、動きは活発でない。熱狂的な支持基盤を誇るトランプ氏も、激戦州では穏健な有権者を遠ざける。同氏周辺は米紙に「女性や無党派の票を狙うなら適任ではない」と認めた。

 バイデン、トランプ両氏とも2024年大統領選に出馬する意向を示し、現時点では民主、共和両党の最有力候補だ。応援弁士としての人気のなさは、次期大統領選の混沌(こんとん)を予告しているかもしれない。

6713チバQ:2022/10/30(日) 18:47:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/a98e0b9a75f0d3c852a65c0b4a1e5c2fe416f059
米社会、深刻な「部族」化 ライバル党を脅威視  現・前大統領が拍車・中間選挙
10/30(日) 7:08配信


15
コメント15件


時事通信
撤去されるリー将軍の銅像=2021年9月、米南部バージニア州リッチモンド(AFP時事)

 米中間選挙(11月8日投開票)は終盤戦に入った。

 一部の世論調査によると、民主、共和両党の支持者のそれぞれ約8割が相手の政策を「脅威」と感じ、将来への危機感を募らせている。専門家らは、自らの集団を被害者と見なす一方で他集団を敵視する「部族主義(トライバリズム)」が米社会で一段と深刻化していると警告する。

 首都ワシントン北西部ジョージタウンからポトマック川を渡り、バージニア州を縦断する国道29号。同州フェアファックス郡は9月中旬、国道の名称「リー・ハイウエー」を廃止すると決定した。南北戦争(1861〜65年)で奴隷制を支持した南軍の司令官ロバート・リー将軍をたたえたものだからだ。

 バージニア出身のリー将軍は全米で英雄視されてきたが、トランプ前政権時代の2017年に入って民主党左派などから「黒人弾圧の象徴」との声が拡大し、州内の将軍の像が相次いで撤去された。

 一連の動きに反発するかのように、中間選挙の前哨戦と目されていた21年11月のバージニア州知事選では、無名だった共和党のヤンキン氏が「教育」を争点にして勝利。同氏は過激な「反人種差別教育」を制限すると公約した。

 同時期のバージニア州下院選で初当選したアンダーソン議員(共和)は国道29号が通る町カルペパーで取材に応じ、「歴史上、奴隷を所有していたすべての人物が狙われている。リー将軍が奴隷制に反対していた発言は顧みられていない」と批判。「私たちは今や赤色(共和)の部族と青色(民主)の部族に分かれ、意見が何一つ一致しない」と嘆いた。

 NBCニュースの世論調査によると、民主党支持者の81%、共和党支持者の79%が相手の政策を「米国を破壊する脅威」と認識。民主党支持者は共和党による「投票妨害」や反体制的な「トランプ主義」に、共和党支持者は民主党による「政府の管理強化」「憲法の拡大解釈」などにそれぞれ危機感を抱いている。

 現・前大統領も「部族化」に拍車を掛けている。バイデン大統領は今回の中間選挙を自らへの審判ではなく、民主と共和の「非常に異なった展望」の選択と訴える。トランプ前大統領が掲げるのは、民主党やリベラル派が支配する「影の政府」からの政権奪還だ。

 米外交問題評議会(CFR)のクリス・タトル上級研究員(内政担当)は「人々は今、自分が同意できるものに取り囲まれている。その結果、意見が違う相手を他の集団の一員とみて全体を敵にしてしまう。中間選挙を経て相互不信が極まれば、次に暴動のような非民主的なことが起こり得ると肝に銘じなくてはならない」と警鐘を鳴らす。

6714チバQ:2022/10/31(月) 07:19:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/a06dd55b53cfdfa2ffc11d8b080ea58c1c531a93
米下院、接戦区減る 「ゲリマンダー」で二極化 中間選挙
10/31(月) 7:14配信


0
コメント0件
時事通信
 【ワシントン時事】米中間選挙で、小選挙区制を採用する下院選(定数435)の接戦区が減少している。

 各政党が自党に有利になるよう区割りを決める「ゲリマンダー」を行ったためだ。支持基盤を固めさえすれば当選が容易になることから、過激な候補を生みやすく、米政治の分断を助長する懸念が指摘されている。

 ゲリマンダーとは19世紀初頭、マサチューセッツ州のゲリー知事が恣意(しい)的に線引きした選挙区の形が、竜のような怪物「サラマンダー」に似ていたことに由来する。政治家が有権者を選別する、米政治の「あしき慣行」とされる。

 今回の選挙では、10年に1度の国勢調査に基づき区割りが変更された。人口比例で配分された選挙区の線引きは各州が定める。選挙分析サイト「ファイブサーティーエイト」によると、新区割りでは民主党に有利な選挙区が六つ増えた一方、激戦区は六つ減った。

 当選がほぼ確実な選挙区では、自党の予備選を勝ち抜くため候補者の主張が極端になりがちだ。共和党「トランプ派」筆頭格のマージョリー・テイラー・グリーン氏や、民主党の急進左派アレクサンドリア・オカシオコルテス氏ら、反対派から「極右」「極左」とレッテルを貼られる議員を生む土壌となってきた。

 民主制度に反すると批判も多いゲリマンダーを巡っては、改善の動きも出始めている。ミシガンやコロラドなど一部の州は、区割り権限を議会から独立委員会に移管する制度改革を実施。ノースカロライナ州では共和党に有利な区割りに対し、裁判所が是正を命じた。

 プリンストン大の「ゲリマンダリング・プロジェクト」は、こうした変化により「過去数十年と比べると公平な地図になった」と分析しているが、米政界の分断を解消するには至っていないようだ。

6715チバQ:2022/10/31(月) 07:20:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/24e1ae1c332f7ad4daaa563efe17b4273614c414若者の支持集める「AOC」 急進左派ホープの民主女性議員 「長期的視点なし」と批判も
10/31(月) 7:10配信


0
コメント0件
時事通信
アレクサンドリア・オカシオコルテス米下院議員(手前左)=2021年9月、ニューヨーク(AFP時事)

 【ニューヨーク時事】実業家イーロン・マスク氏のような大富豪と多くのホームレスが共存する米国で、行き過ぎた格差社会に彗星(すいせい)のごとく現れた民主党急進左派の女性が、将来を憂う若年層の支持を集めている。

 ニューヨークを地元とし、「AOC」の略称で知られるアレクサンドリア・オカシオコルテス下院議員(33)。中間選挙を控え、「将来の大統領候補」との声も上がる同氏を支える有権者の本音を探った。

 「少数派の声を訴え、国を良くすることはとても難しいこと」。ニューヨーク市内の公園で23日、仲間と共に動物愛護を訴えていた女性アーティストのブリッタ・アルフォードさん(26)は取材に応じ、不平等是正に取り組むオカシオコルテス氏にエールを送った。

 アルフォードさんの言葉には、資本主義社会の閉塞(へいそく)感がにじむ。「金持ちの白人が全てを所有しない世界を実現してほしい」
 高い知名度を生かし、多額の政治資金を調達可能なオカシオコルテス氏は、民主党執行部も一目を置く存在だ。ただ、妊娠中絶の権利を求める抗議中に当局に拘束されるなど、過激な行動で世間を騒がせたこともある。

 中絶反対派の団体で働く20代前半の女性サバンナさんは26日、別の公園で団体の主張を訴えていた。話し掛けると「誰が費用を負担するの。維持可能な政策じゃないわ」と、オカシオコルテス氏が唱える国民皆保険制度への反対をまくし立てた。「彼女はとても外見が良く流行に敏感なので、共感を得やすい」と指摘し、長期的視点に欠ける若年層に受けているだけだと切り捨てた。

 機械工の父を手伝うデニス・ベニテスさん(19)は、共和党のトランプ前大統領支持者だ。「気候変動問題に真剣な点でAOCは好み」だが、「環境と経済を組み合わせた彼女の政策は、持続可能じゃないね」と冷静に評する。

 スペンサー・パークさん(18)は「AOCを支持するよ」と即答。「若者との関わり方は特にすごい。未来を目の当たりにするのは僕たちだ。若い世代の意見に耳を傾けなきゃ」と力を込めた。

 オカシオコルテス氏の選挙区は、リベラルな有権者が多数を占める大都会のニューヨーク第14区。共和党の対抗馬が「過激な社会主義者」と批判を強めても、同氏の優位は揺るがない。中間選挙後も2024年の大統領選をにらみ、その言動に注目が集まりそうだ。

 

 ◇アレクサンドリア・オカシオコルテス氏
 アレクサンドリア・オカシオコルテス氏 ニューヨーク市ブロンクス区のヒスパニック系家庭に生まれる。ボストン大卒業後、バーテンダーなどとして働き、2018年の中間選挙で民主党から出馬して最年少の女性下院議員として初当選。サンダース上院議員と並ぶ同党急進左派の代表格として知られる。33歳。

6716チバQ:2022/11/02(水) 23:18:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/b26db37b95d070f9d93df193e371c61906a23534
接戦州のトランプ派候補 大統領選へ判断左右
11/1(火) 20:49配信


15
コメント15件


産経新聞
演壇で握手するトランプ氏(右)と、同氏の支持を受ける共和党予備選の候補、バンス氏=4月、米オハイオ(大内清撮影)

【ワシントン=坂本一之】米中間選挙ではトランプ前大統領が支持する共和党候補の勝敗が注目を集めている。トランプ氏にとって支持候補の当選は自身の影響力を示す指標であり、2024年大統領選への出馬を判断する材料となる。

トランプ派候補として有名なJ・D・バンス氏は接戦の中西部オハイオ州から上院の議席を狙う。トランプ氏の集会方法をまねるなどし世論調査で民主党候補を僅かにリードする。上院選の接戦州では、南部ジョージア州でプロフットボールの元スター選手ウォーカー氏、東部ペンシルベニア州でオズ氏がトランプ派として激戦の渦中にある。

これらは共和党が上院で多数派を握るかどうかを左右する重要選挙区で、米メディアも動向を取り上げている。米公共ラジオ(NPR)によると、今回の上下両院選や州知事選などにはトランプ氏が支持する約200人が出馬している。

一方、党上院トップのマコネル院内総務とトランプ氏の確執は深まっている。中間選の候補を決める予備選でトランプ派に敗れた党有力者、チェイニー下院議員も反トランプを掲げており、選挙後も党内対立が続くとみられている。

6717チバQ:2022/11/04(金) 17:35:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/78a84d45811aa37280f404fc91b3ad4f777f7cc9
民主「牙城」ネバダ州で苦戦 インフレ、支持基盤直撃 上院の行方左右・米中間選挙
11/4(金) 7:09配信


9
コメント9件


時事通信
米ネバダ州ラスベガス郊外の住宅街で、戸別訪問する「カリナリー(料理)労働組合」のエド・カマーチョさん(左)と母親のアンジェリカさん=10月24日

 8日の米中間選挙で上院多数派を懸けた接戦州の一つが、カジノの街・ラスベガスを有する西部ネバダ州だ。

 民主党現職のキャサリン・コルテスマスト議員(58)と共和党のアダム・ラクソルト前州司法長官(44)が激しく競り合う。民主党が30年以上にわたり議席を守り抜いてきた「牙城」だが、物価高騰は支持基盤の労働者の生活を直撃し、同党は苦戦を強いられている。

 ◇戸別訪問100万軒
 10月24日夕、ラスベガス郊外の住宅街。ネバダ州最大の労働組合「カリナリー(料理)労働組合」の組合員、エド・カマーチョさん(21)と母親のアンジェリカさん(45)は、一軒ずつ呼び鈴を鳴らしドアをノックした。「共和党に投票したよ。民主党は経済を駄目にしたから」「移民問題は大切。投票には必ず行く」。住民の反応はさまざまだ。

 「ドアの向こうにそれぞれ物語がある。新型コロナウイルスで大変な思いをし、今も職を探す人がいる」。7月に戸別訪問を始めたエドさんはこう語り、民主党候補者や投票方法が記されたパンフレットを留守宅のドアノブに引っ掛けた。

 カジノやレストランの従業員らで構成する同組合の組合員は約6万人。うち6割がヒスパニック系だ。アンジェリカさんも20年前に米国に移住したメキシコ系移民で、今はカジノで働く。組合トップのテッド・パッパジョージ財務書記長は「大統領選があった2020年には65万軒訪問した。今年は過去最多の100万軒を目指す」と力を込める。

 ◇「争点は生活費」
 選挙分析サイト「ファイブサーティーエイト」によると、5月にコルテスマスト氏の各種世論調査の支持率平均値がラクソルト氏を上回ったが、9月下旬に逆転された。11月1日時点では、コルテスマスト氏が46.5%、ラクソルト氏は46.6%と拮抗(きっこう)している。

 ニュースサイト「ネバダ・インディペンデント」のジョン・ラルストン記者は、ネバダ州は本来、民主、共和両党の勢力が伯仲する「スイング・ステート(揺れる州)」だと説明する。だが、歴史的なインフレがバイデン大統領と民主党への逆風となっており、「今年は共和党の年になりそうだ」と見積もる。

 特に深刻なのはガソリン価格の高騰だ。全米自動車協会(AAA)によれば、ネバダ州のガソリン平均価格は全米平均を大きく上回り、州別ランキングで3位の高さ。パッパジョージ氏も「最大の争点は生活費だ」と認める。

 ◇米国の縮図
 観光客でにぎわいを取り戻し始めたラスベガス中心部から車で30分ほど離れた郊外のレストラン。ラクソルト氏が10月24日夜に開いた集会に参加した白人女性(62)は、「食料品店に行くたびに価格が上がっている」とバイデン政権への不満をぶちまけた。

 トランプ前大統領の支持を受けるラクソルト氏の陣営は、「バイデンに全てをささげている」とコルテスマスト氏を批判するテレビ広告を流す。同氏とバイデン政権の「経済失政」を結び付ける戦略だ。ネバダ州は人口の3割近くをヒスパニック系が占め、低学歴の労働者も多い。政治的争点も含め、同州での民主党の苦戦は、米政治の「縮図」(米メディア)と言われている。

6718チバQ:2022/11/04(金) 17:39:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/7dbd211b8df113cbd494c79e20b74aede0b6a31b

米中間選挙 楽観ムードも漂う共和党、上院奪還に総力
11/3(木) 15:00配信


2
コメント2件


CNN.co.jp
米中間選挙も投開票まで1週間を切り終盤に入った

(CNN) 秋の選挙戦も大詰めを迎え、共和党には楽観ムードが漂いつつある。重要な上院の議席が射程距離に入ってきた兆候も見える中、下院で確実に過半数を取れるとの確信が高まり、党幹部が数週間前に想像していたよりも深く民主党の牙城に切り込んでいる。

カリフォルニア州からコネチカット州まで、激しい下院争いを繰り広げる民主党候補者は、有権者から押し寄せる不満に大慌てで対処している。経済やインフレや犯罪に対する不満の渦は、ジョー・バイデン大統領1期目の後半で勢力図を塗り替えかねない。

真っ二つに割れる中間選挙が共和党との政策や立場の違いを明確に示すことなく、バイデン政権に対する国民投票という形で終わる場合、民主党は、政界の秩序が様変わりしうる厳しい選挙日を迎えることも想定している。

支持率が伸び悩んでいることもあり、バイデン大統領は今週、上院選の最激戦州から遠く離れた地域で遊説を予定している。バイデン氏は、共和党が下院で、さらに上院でも過半数を握った場合どうなるかを考えて、慎重な選択をするよう国民に訴えた。

先週末デラウェア州で期日前投票を終えたバイデン氏は「これは根幹を揺るがす重要な選択だ。国の将来について全く異なる2つの見方から、どちらかを選択する」と述べた。

問題は、2年前にバイデン氏を支持した有権者の中にさえ、大統領のメッセージに耳を傾ける者が少しでもいるのかどうかだ。

民主党は、メッセージを広めて支持基盤を活性化しようと、バラク・オバマ元大統領を頼りにしている。オバマ氏は先週末、ジョージア州、ミシガン州、ウィスコンシン州で辛辣(しんらつ)に最後の演説を締めくくった。

オバマ氏は「今現在の現実的な問題はインフレだ」と言い、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)のあおりで世界中が経済的困難に見舞われていることを指摘した。「皆さんはこう問うべきだ、実際にこの問題に対処してくれるのは誰なのか。共和党も散々口にしているが、彼らはどんな答えを用意しているのか」

共和党が下院奪還をうかがい、ホワイトハウスもそうした結末に向けてひそかに準備を始めているが、選挙日まで数日となり、上院の過半数争いも熾烈(しれつ)を極めている。

ジョージア州、アリゾナ州、ネバダ州の民主党の現職上院議員が共和党候補者との激戦で守勢に立たされる一方、共和党はペンシルベニア州、ウィスコンシン州、ノースカロライナ州での議席確保に向けていっそう強気な態度に出ている。共和党が上院で過半数を獲得するためには、たった1議席増やせばいい。

全米共和党上院委員会の委員長を務めるリック・スコット上院議員(フロリダ州選出)は先ごろ、CNNに「今年は我々の年だ」と語り、共和党の獲得議席は「52議席以上」になるだろうと予測した。

共和党関係者やストラテジストがCNNに語っているように、これら激戦州のいくつかでは大きな不確定要素が持ち上がっている。はたして有権者は知事選と上院選で違う政党に投票するのか、それとも知事選に引っ張られて上院選の候補者も当選を果たせるのだろうか。

6719チバQ:2022/11/04(金) 17:39:52
ジョージア州では、共和党は、現職のブライアン・ケンプ知事(共和党)の再選がほぼ手堅いことに勢いを得て、上院選に出馬しているハーシェル・ウォーカー候補(共和党)について楽観的な見方を示している。現職のラファエル・ワーノック上院議員(民主党)とウォーカー氏のいずれも50%以上の得票数を得られなかった場合、上院選の勝敗の行方は12月6日の決選投票に持ち込まれる。

オハイオ州でも、再選をかけたマイク・デワイン知事(共和党)が対立候補を大きくリードしているため、共和党関係者はJ・D・バンス候補(共和党)とティム・ライアン下院議員(民主党)の対決についてそれほど心配しているようすはない。

アリゾナ州では、共和党関係者も、上院選でブレイク・マスターズ候補(共和党)がマーク・ケリー上院議員(民主党)と接戦になることはないだろうと認めている。接戦になるのは、知事選でケイティ・ホッブス候補(民主党)と激しい選挙戦を繰り広げるカリ・レーク候補(共和党)が保守層を刺激した場合だろう。

試金石となる事例は、まさに今ペンシルベニア州で繰り広げられている。知事選に出馬しているジョシュ・シャピロ州司法長官(民主党)は、共和党幹部にすっかり見放されたダグ・マストリアーノ候補(共和党)を大きく引き離している。

シャピロ氏が上院選のジョン・フェターマン候補(民主党)を引っ張り上げることができるか、それとも有権者は政党を変えてメメット・オズ候補(共和党)に票を投じるのか。選挙当日の夜の間違いなく楽しみな問題だ。予備選ではドナルド・トランプ前大統領の推薦を受けて指名候補を勝ち取ったオズ氏は、本選ではがらりと態度を一転させ、中道の立場を取っている。

オズ氏は先週行われた討論会で、「政府は過激な姿勢で間違った方向に進んでいる」と述べ、上院では誠意と歩み寄りの姿勢で臨むと公約した。一方、フェターマン氏は、対立候補がとりわけ中絶に関して極端な立場であることを強調しようとしている。

こうした面々が上院選でとくに注目を浴びる一方、刺々しい政治情勢のため、民主党上院選の候補者はほとんど誰もが共和党の激しい攻撃から逃れることはできない。ワシントン州のパティ・マレー議員に始まって、コロラド州のマイケル・ベネット議員、ニューハンプシャー州のマギー・ハッサン議員に至るまで、そこまで激戦ではない州の現職議員も、1年前に予想していたよりも厳しい選挙戦を強いられている。

民主党上層部も、党内に厳しい経済的な向かい風が吹いているという見方を否定していない。だが今年6月に最高裁判所によって「ロー対ウェイド」の判決が覆されたのを受け、中絶の権利保護を訴えることで有権者を勢いづけられると主張している。

民主主義を守ることも依然として一部有権者を鼓舞する材料だ。名だたる共和党候補者の多くが、2020年大統領選挙の結果を否定したり、陰謀論を広めたりしている。

今週、フロリダ州、ニューメキシコ州、メリーランド州、ペンシルベニア州を遊説する予定のバイデン大統領にとって、今月8日の選挙日はデラウェア州で初当選してからちょうど50年目に当たる。1972年以来、大統領は最前列で選挙の酸いも甘いも見てきたが、過去の事例は必ずといっていいほど政権与党には不利だ。

「アメリカン・プレジデンシー・プロジェクト」によると、大統領が所属する政党は第2次世界大戦以降、就任後最初の中間選挙で平均28議席を落としている。現在、民主党が下院で抱えるリードはわずか5議席。過去の事例にわずかながら抵抗したとしても、下院で過半数を失いかねない。

トランプ氏が2020年の敗北を覆そうと試み、選挙の正当性について根拠のない疑念を持ち出して以来初めての全国選挙で、過去の事例がどれほど当てになるのかは疑問の余地が残るところだ。

すでに46州で約2100万人の米国人が投票を済ませた中、民主党の政府関係者や議員らは、共和党の勢いをそぐためにも残りの日数で選挙の流れを変えることが喫緊の課題だと認めている。

バイデン氏は21日夜にペンシルベニア州で演説し、今回の選挙の争点を詳しく語り、お茶を濁すことなくこう言い切った。「この先10年、あるいはその先の国のあり方を形成することになるだろう。冗談ではなく」

6720チバQ:2022/11/07(月) 10:45:05
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-221106X042.html
最後の週末、現・前大統領が舌戦=命運決めるペンシルベニア州―米中間選挙8日投開票
2022/11/06 14:51時事通信

 【フィラデルフィア、ラトローブ(米ペンシルベニア州)時事】8日に投開票される米中間選挙前で最後の週末となった5日、バイデン大統領とトランプ前大統領がそれぞれ東部ペンシルベニア州に入り、舌戦を繰り広げた。同州は激戦が続く上院選で民主、共和のどちらの党が多数派を握るか命運を決める最重要州。選挙戦はいよいよクライマックスを迎えた。

 バイデン氏は同州最大都市フィラデルフィアの大学施設でオバマ元大統領らと登壇した。数千人の支持者らを前に「残り3日。皆さんにはトランプを2年前に『敗北した大統領』にした力がある」と、民主党候補に投票するよう声をからし呼び掛けた。

 この日、会場を一番沸かせたのは、演説会のトリを務めたオバマ氏だった。「民主主義は当たり前ではなく、そのために戦うものだ」と決めぜりふを言うと、聴衆は総立ちで歓声を上げた。

 一方、同州西部ラトローブで集会を開いたトランプ氏。「バイデンと極左の愚か者どもはペンシルベニアの雇用を壊滅させ、見たこともない物価高で家庭を窒息させている」と民主党をこき下ろし、「8日に共和党の歴史的勝利を収めなければならない」と訴えた。

 会場となった空港にプライベートジェットで降り立つと、タラップから真っすぐ演壇に向かう派手な演出で数千人の支持者を熱狂させた。「子飼い」候補をいかに連邦議会や州政府に送り込めるかは、2024年大統領選に向けたトランプ氏の影響力を占う試金石。共和党候補の応援にもおのずと力が入る。

 ペンシルベニア州は、16年大統領選でトランプ氏勝利の原動力となった「ラストベルト(さび付いた工業地帯)」の一つ。上院は共和党現職の引退に伴う新人対決で、両陣営が全米で最も重視する選挙区となっている。

 民主党はスキンヘッドに入れ墨、スエット姿という異色の副知事フェッターマン氏を擁立。対する共和党からは、テレビ番組で活躍した医師のオズ氏が出馬した。インフレや犯罪、人工妊娠中絶の是非が主要争点となる中、脳卒中を患ったフェッターマン氏の健康問題も絡み、情勢は一進一退の展開が続く。

6721チバQ:2022/11/07(月) 10:45:32
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-_world_america_XO4VZPJDQRO5DNQNBOZOCPIGCM.html
米与党、下院で平均26議席減 大戦以降、政権に厳しい中間選挙
2022/11/06 13:35産経新聞

米与党、下院で平均26議席減 大戦以降、政権に厳しい中間選挙

(産経新聞)

【ニューヨーク=平田雄介】米国の中間選挙が8日に迫った。「中間選挙」と呼ばれるのは、4年ごとにある大統領選の2年後に行われるためで、大統領と政権与党の政権運営に対する「信任投票」の意味合いがある。選ばれるのは連邦議会議員や州知事、州議会議員たちだ。

民主党と共和党の2大政党が争う米国で、国民は中間選で大統領と与党に厳しい評価を下してきた。第二次大戦中のルーズベルト政権(民主党)以来、平均すると与党が連邦議会下院で26議席、上院で4議席を減らし、野党が議席を伸ばしてきた。

全米に50ある各州の代表者である下院議員は任期2年で、中間選で全435議席が改選される。各州から2人ずつ選ばれる上院議員は任期6年。全100議席のうち3分の1ずつ改選され、今回は補欠選挙を含め35議席が対象となる。

民主、共和両党はそれぞれ、州ごとに上下両院の候補者を党内で選ぶ選挙を中間選前に行う。8日の本番で争うのは、党内の競争を制した候補たちだ。

投票権があるのは18歳以上で、有権者登録を済ませた人。日本のように自動的に有権者名簿に登録されるのではなく、投票を希望する人は、まず居住地で有権者登録をして投票資格を得なければならない。登録の仕組みは州ごとに異なる。

投票は選挙当日に投票所で行うほか、勤務地が遠いなどの事情がある人は期日前投票ができる。ショッピングモールなどに専用機器を備えた投票所を置くケースもある。新型コロナウイルス禍で利用が伸びたのは郵便投票だ。自宅へ郵送されてきた投票用紙に候補者名を記入し、選挙管理委員会へ送り返す。

民主党は有権者登録をしやすくしたり、期日前投票の利用を増やしたりすることに前向きだ。民主支持を期待できる若者や中南米系ら有色人種には、登録を済ませていない人が多い傾向がある。都合がつくときに投票所を訪れればよい期日前なら、投票になじみが薄い若年層らの得票を増やせる可能性もある。

2020年の大統領選では、コロナ対策もあって民主党主導で郵便投票を拡充する州が相次いだ。ただ、制度変更が「不正の温床になる」との批判もあり、昨年は共和党が強い州を中心に、郵便投票の受付窓口を制限したり、投票者の身分証明の要件を厳格化したりする法律の制定が進んだ。

中間選前の下院の現有勢力は民主党が220、共和党が212、欠員3。上院は民主と共和が50ずつの同数となっている。政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」の分析によると、下院で共和党は過半数の218を上回るのが確実な情勢だという。上院では与野党の接戦が続くが、最終盤で共和党が勢いづいている。

6722チバQ:2022/11/07(月) 11:19:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/503853e2d90cf5604840f02455b3991335da5937激戦ペンシルベニア、新旧3大統領が「最後の訴え」 米中間選挙
11/6(日) 17:30配信


4
コメント4件


毎日新聞
米中間選挙3日前の民主党の集会で、連邦上院選や州知事選の候補者と共に登壇するオバマ元大統領(壇上左から2人目)とバイデン大統領(同3人目)=米東部ペンシルベニア州フィラデルフィアで2022年11月5日、秋山信一撮影

 米中間選挙(8日投開票)直前の週末となった5日、民主党のバイデン大統領(79)とオバマ元大統領(61)、共和党のトランプ前大統領(76)が、連邦上院選の勝敗を左右する激戦区の一つ、東部ペンシルベニア州での選挙集会でそれぞれ熱弁を振るった。

【米中間選挙 注目選挙区は】

 同州最大の都市フィラデルフィアにあるテンプル大学の施設で開かれた民主党の政治集会。州知事選候補のシャピーロ州司法長官(49)、連邦上院選候補のフェッターマン州副知事(53)に続いて、オバマ氏の名前が呼ばれると、約7500人(主催者発表)の聴衆からこの日一番の歓声が沸き、続くバイデン氏の登場がかすむほどだった。現職大統領をも上回るオバマ氏の人気を最大限に利用するため、演説の大トリもオバマ氏が務めた。

 オバマ氏は、大統領就任後初の2010年の中間選挙では下院選で大敗し、14年には上下両院の多数派を失った。5日の演説では「中間選挙が非常に重要なことを経験から知っている。上下両院で多数派を維持できていれば、移民制度を立て直し、意味のある銃規制強化を実現できた」と強調。また、14年に上院の多数派を共和党に奪われ、最高裁判事にリベラル系のガーランド氏(現司法長官)を起用する人事を阻まれた経験を念頭に「上院を失っていなければ、最高裁の姿は今とは異なっていただろう」と語った。

 そして、「民主主義はチームスポーツだ。大統領は一人では政策を実行できない。上下両院がどうなるかは非常に重要なのだ」と訴え、家族や友人らに投票を促すよう支持者に求めた。

 一方、州第2の都市ピッツバーグ郊外の空港では、トランプ氏が連邦上院選候補のオズ氏(62)や州知事選候補のマストリアーノ州上院議員(58)を支援する集会があった。「Trump(トランプ)」と機体に記された自家用ジェットで会場に降り立ったトランプ氏は、「USA」コールで支持者に迎えられた。

 「バイデン(大統領)、ペロシ(下院議長)、シューマー(民主党上院院内総務)のもとで物価が高騰し、ペンシルベニア州の家族を苦しめている。いったい誰が彼らに投票したのだ」と民主党を批判。移民急増による国境管理の混乱、同州での犯罪の増加、教育現場でのリベラル的な人種・ジェンダー教育など、保守層の懸念が強い問題を列挙し、「米国の破壊を止めたいのであれば、この火曜日(8日)に巨大な(共和党のシンボルカラーの)赤い波に乗って共和党に投票しなければならない」と訴えた。

 また、24年の大統領選への出馬を強く示唆して支持者を喜ばせる一方、党内のライバルと目される南部フロリダ州のデサンティス州知事(44)のことを「デ・サンクティモニアス(聖人ぶったの意味)」と呼び、警戒心をのぞかせた。

 ペンシルベニア州は近年、大統領選の勝敗に直結する接戦州となっており、08年と12年はオバマ氏、16年はトランプ氏、20年はバイデン氏が制した。都市部は民主党、農村部は共和党と支持基盤もくっきり分かれている。共和党の現職が引退する今回の上院選は、地方行政の経験があるフェッターマン氏が世論調査でリードしてきたが、5月の党予備選直前に脳卒中で倒れ、選挙運動を休んだことで健康不安が高まった。10月下旬に開かれた唯一のテレビ討論会でも、スムーズな答弁ができず、一部の世論調査ではオズ氏が逆転した。

 ただ、州知事選では民主党のシャピーロ氏が優位に立っている。投票用紙は上院選や下院選、州知事選などが一まとめになっており、選挙種別ごとに候補者の欄にチェックを入れる形式だ。民主党は、シャピーロ氏への投票がフェッターマン氏の得票の底上げにつながることを期待している。

 上院選ではペンシルベニア州のほか、南部ジョージア州、西部ネバダ、アリゾナ両州などが激戦になっており、民主、共和両党のどちらが多数派を取るかの結果が判明するまで数日以上かかる可能性もある。【フィラデルフィア秋山信一】

6723チバQ:2022/11/08(火) 07:46:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/617589427435c55ba12f5eefd1bafafd13ad2fb9州知事選も民主苦戦 次期大統領選に影響か 米中間選挙
11/8(火) 7:05配信


4
コメント4件


時事通信
米西部ニューメキシコ州アルバカーキで、グリシャム知事(左)と一緒に集会に参加したバイデン大統領=3日(AFP時事)

 【ワシントン時事】8日投票の米中間選挙では、全米50州のうち36州で知事選も行われる。

 国政与党・民主党は、連邦議会の上下両院選だけでなく、知事選でも苦戦を強いられている。8日には各州で選挙の実務を取り仕切る州務長官選も実施予定で、結果次第では2024年の大統領選での再選を視野に入れるバイデン大統領に不利な状況が出現する可能性もある。

 ◇改選州で共和優勢
 「米国で最高の知事を再選させるために、ここに来た」。バイデン氏は3日、西部ニューメキシコ州アルバカーキで演説し、現職のグリシャム知事(民主)への投票を聴衆に呼び掛けた。グリシャム氏はヒスパニック系で、副大統領候補にも名前の挙がった有力知事だ。

 一方、トランプ前大統領はインターネット交流サイト(SNS)で、グリシャム氏の移民政策を批判し、野党・共和党候補のロンチェッティ氏を「タフで賢い」と支援した。世論調査ではグリシャム氏がリードしているが、ロンチェッティ氏が激しく追い上げている。

 選挙分析サイト「ファイブサーティーエイト」によると、今回の知事選で民主党候補が優勢なのは10州なのに対し、共和党候補は14州で優勢。残りの州では接戦となっている。

 ◇「選挙管理人」選も焦点
 州知事選に加え、州の要職の一つである州務長官の選挙にも注目が集まっている。州務長官は投票手続きの決定や投票結果の承認などを担う「選挙管理人」。通常は有権者の関心をほとんど集めない地味なポストだ。

 しかし、今回はトランプ氏が20年大統領選の敗北を受け入れず、選挙結果を覆そうとしたことに同調する候補が7州で立候補。トランプ派がこの役職を制すれば、2年後の大統領選にも影響を与えるとみられている。

 トランプ派の代表格で、接戦州ネバダの州務長官選に出馬した共和党候補マーチャント氏は、民主党支持者の利用が多い郵便投票の廃止などを公約に掲げる。「電子投票機が不正に操作されている」と主張し、紙による投票と手作業での集計を訴えていることも物議を醸している。

 CNNテレビの最新の世論調査によると、同州の州務長官選は接戦ながら、マーチャント氏が民主党候補をわずかにリードしている。

6724チバQ:2022/11/08(火) 20:03:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/e277f0a91c3d846af3b3024d15fe62aab8a8b99f
米中間選、判明長期化も 接戦州の再集計や郵便投票めぐり
11/8(火) 19:07配信


0
コメント0件
産経新聞
【ワシントン=坂本一之】米中間選挙で接戦州の開票作業がずれ込み、結果判明が遅れる可能性が指摘されている。利用が進んだ郵便投票の集計に多くの時間を費やすとされるほか、一部の州で得票が僅差になり再集計が求められるとの見方が出ているためだ。民主、共和両党が激しく争う上院は、選挙結果への異議申し立てにより、結果確定が長期化する恐れがある。

西部アリゾナ州などでは得票が僅差となった場合、再集計する規定がある。米紙によると同州は接戦となっており、再集計の可能性が高まっている。

激戦区の南部ジョージア州では得票率50%以上の候補者がいない場合、12月6日に決選投票が行われる。2020年の上院選では実際に決選投票となった。

今回の選挙で郵便投票を含む期日前投票は4200万人を上回り、前回18年の中間選を超えた。ただ、有権者が投票用紙を郵送する郵便投票の開票では、開封作業や本人確認などに時間がかかり、結果判明が遅れることが懸念されている。

民主党支持者の利用が多いとされる郵便投票に関連し、20年の大統領選で、共和党のシンボルカラーにちなんだ「赤い蜃気楼(しんきろう)」と呼ばれる現象が起きた。開票当初は投票所に足を運んだ共和党支持者の票の集計が先行。遅れて郵便投票が開票され、共和党候補のリードが次第に失われていくように集計が進んだためだ。

敗れた共和党のトランプ前大統領や支持者は「盗まれた選挙」だと訴え、郵便投票に強い不信感を抱く。今回も「赤い蜃気楼」が再現されれば、共和党候補者らが異議を申し立てる可能性がある。

AP通信によると、中間選の郵便投票や投票関連装置などを巡り、10月27日時点で100超の訴訟が主に共和党員から起こされているという。

6725チバQ:2022/11/09(水) 17:47:28
https://www.yomiuri.co.jp/world/20221109-OYT1T50107/
米中間選挙、下院選は共和党リード・上院選は接戦…「ねじれ」起きれば政権に打撃
2022/11/09 15:02
 【ワシントン=田島大志】バイデン米政権の任期前半の評価が問われる米中間選挙は8日、全米で投開票が行われた。定数435の全議席が改選される下院選は8日夜(日本時間9日午後)現在、野党・共和党が与党・民主党をリードしている。定数100のうち35議席を争う上院選では、両党が接戦を繰り広げている。

 AP通信によると、下院選では日本時間9日午後1時10分現在、民主党86議席、共和党141議席の当選が確実となった。


8日、米オハイオ州で共和党候補を応援する支持者ら(ロイター)
 共和党は選挙前の世論調査に基づく米メディアなどの分析で、過半数を確保するとの予測が出ていた。改選前、民主党が過半数(218)を上回る220議席を確保していた下院で、共和党が4年ぶりに多数派を奪還すれば、政権与党と下院の多数派が異なる「ねじれ」が生じ、政権運営に打撃となる。

 上院選では、AP通信によると同午後1時10分現在、民主党が7議席、共和党が15議席を確実にした。非改選議席は民主党系が36、共和党は29で、合計すると民主党系が43議席、共和党が44議席を固めた。

 改選前議席は民主党系50、共和党50の同数で、上院議長を兼ねるハリス副大統領を含めて辛うじて民主党が主導権を握っている。政府高官人事や条約を承認する権限を持つ上院で民主党が事実上の多数派の座を失えば、バイデン大統領の求心力はさらに低下する。

 州知事選では同午後1時10分現在、36州のうち民主党が6州、共和党が14州を制した。

 今回の中間選挙では、米国で続く記録的なインフレ(物価上昇)に有権者の関心が集まり、40%前後と低い支持率にあえぐバイデン氏に対する大きな逆風となった。バイデン氏は女性に関心の高い人工妊娠中絶問題の争点化に努めたが、同問題を巡る論戦は盛り上がりを欠いた。

 共和党は、気候変動対策を重視するバイデン政権の政策がエネルギー価格の高騰を招いているなどと批判した。終盤戦では治安問題でも民主党を攻め立て、都市部などで犯罪増加への懸念が広がる中、論戦を優位に進めた。

8日、米中間選挙の投票をするジョージア州の地元住民ら=ロイター
 今回の中間選挙は、2024年の次期大統領選の行方を占う「前哨戦」とも位置付けられる。再選に意欲を示すバイデン氏と、再出馬を検討している共和党のトランプ前大統領は互いを激しく非難する舌戦を繰り広げた。

6726チバQ:2022/11/10(木) 17:52:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/c3092335dd83bb5d7335992b1bb1547e904e00d2
米中間選挙、共和党伸び悩み上下院とも接戦…バイデン氏「赤い波は起きなかった」
11/10(木) 11:26配信
読売新聞オンライン
9日、米アリゾナ州で集計された投票用紙を箱に入れる選管職員=AP

 【ワシントン=淵上隆悠】米国のバイデン政権の任期前半の評価が問われる米中間選挙は、投票から一夜明けた9日も開票作業が続いた。上院選、下院選ともに、多数派を巡って与党・民主党と野党・共和党の接戦が続いている。


(写真:読売新聞)

 AP通信の日本時間10日午前11時現在の集計によると、上院(定数100)は35議席が改選対象で、非改選を含め、民主党が48議席、共和党が49議席を占めた。同10日未明時点から、共和党がウィスコンシン州で1議席を積み上げた。

(写真:読売新聞)

 ジョージア州では、12月6日に決選投票を行うことが決まった。民主、共和両党と「リバタリアン党」の候補の得票率がいずれも50%を下回ったためで、州の規定に基づき、民主党現職とトランプ前大統領の推薦を受けた共和党新人が一騎打ちで戦うことになった。ジョージア州では、2020年11月の上院選でも勝敗が決まらず、21年1月に決選投票が行われた。

 残りのネバダ、アリゾナの2州では、郵便投票の集計に時間がかかっている。郵便投票を巡っては、20年大統領選でも一部の州で開票作業に混乱があり、バイデン氏が勝利を宣言したのは、投票日から4日後だった。両州の結果が出ても、1勝1敗ならば、上院の主導権を巡る戦いの結果は、ジョージア州の決選投票に委ねられることになる。

 定数435の全議席が改選される下院選では、民主党が184議席、共和党が207議席を確実にした。改選前、民主党は過半数(218)を上回る220議席を確保していた。米メディアは依然、僅差で共和党が勝利するとの予測を伝えている。

 選挙前の世論調査に比べ、共和党は伸び悩んだとの見方が大勢だ。バイデン大統領は9日、投開票後初めて記者会見し、「米国と民主主義にとって、とても良い一日だった。(共和党のシンボルカラーである)『赤い波』は起きなかった」と語った。

6727チバQ:2022/11/10(木) 19:19:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/6134d39b935426b37d2973bc90d684db5e58ce70
米中間選挙、勝敗決まらぬ異例の展開 上院は12月持ち越しも
11/10(木) 11:08配信


566
コメント566件


毎日新聞
支持者らに演説する米連邦下院共和党トップのマッカーシー院内総務(右)=ワシントンで2022年11月9日、ロイター

 米中間選挙は投票日から一夜明けた9日も開票作業が続き、連邦上院選は接戦が続いている。共和党は下院選での「勝利」を宣言したが、獲得議席は過半数ラインには至っておらず、投票日から1日たっても上下両院の勝敗が正式に決まらない異例の展開となっている。

【図解】なんだっけ?そもそも中間選挙って

 米CNNテレビによると、日本時間10日午前8時半現在、上院(定数100、改選35)の獲得議席数は非改選を含めて民主党系48、共和党49となっている。南部ジョージア州では得票率が50%以上になった候補がおらず、上位2人による12月6日の決選投票にもつれこんだ。西部アリゾナ、ネバダ両州では民主党の現職と共和党のトランプ前大統領派の候補による接戦が続いている。両州で民主、共和両党が1議席ずつ取れば、上院選の勝敗決定は12月まで持ち越されることになる。

 下院(定数435、全議席改選)では日本時間10日午前8時半現在、共和党が206議席、民主党が187議席を獲得した。共和党下院トップのマッカーシー院内総務は9日未明に「勝利」を宣言し、下院議長就任への支持を取り付けるために党内の調整に入った。だが、民主党は敗北を認めておらず、バイデン大統領も9日の記者会見で「メディアや評論家が予想していた巨大な赤い波(赤は共和党のシンボルカラー)は起きなかった」として、「僅差になる」と述べるにとどめた。

 ただ、バイデン氏は共和党が下院多数派を奪還することも見越して、9日夜にマッカーシー氏らと協議する考えを示した。【ワシントン秋山信一】

6728チバQ:2022/11/10(木) 19:26:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/02d1a1187cb95186fe3f69e452d3053f7ce978ab
接戦2州が多数派左右 米上院、政権運営に影響 中間選挙
11/10(木) 7:12配信


6
コメント6件


時事通信
米中間選挙の投票を呼び掛ける掲示板=10月14日、ジョージア州アトランタ(AFP時事)

 【ワシントン時事】8日の米上院(定数100、改選35議席)選は民主、共和両党が拮抗(きっこう)し、どちらが多数派を握るかは南部ジョージアと西部ネバダの接戦2州の開票結果に事実上委ねられた。

 結果判明には数日かかる見通しだ。上院は連邦裁判所の判事や政府高官の人事などを承認する権限を持ち、バイデン大統領の政権運営に影響を与える。

 ジョージア州では民主党現職のラファエル・ウォーノック議員と共和党のハーシェル・ウォーカー氏が接戦。同州ではバイデン氏が2020年の大統領選でトランプ前大統領を僅差で破り、トランプ氏がウォーカー氏を支持していることから、民主党は死守を目指している。

 ジョージア州では過半数の票を得る候補が不在の場合、決選投票を行う。他州の結果次第では、12月6日に予定される決選投票の結果が、上院の多数派を決めることになる。

 一方、ネバダ州では民主党現職のキャサリン・コルテスマスト議員と共和党のアダム・ラクソルト前州司法長官が議席を争う。

 米メディアによると、ネバダ州の開票結果判明には数日かかる見通し。人口の多いラスベガスを抱えるクラーク郡などで郵便投票の開票作業の開始がずれ込んでいるほか、地元当局者は「法に従い、12日まで郵便投票を受け付ける」と語っている。

 CNNテレビ(電子版)によると、9日午前(日本時間10日未明)時点で、非改選議席を含め民主、共和両党が48議席ずつを確保。激戦州の一つに数えられていた東部ペンシルベニア州では、民主党のジョン・フェッターマン副知事が勝利した。

6729チバQ:2022/11/10(木) 21:05:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/f4331b56c3fa0eed911ab285ceb4a0465c43f1f8
米中間選挙、「赤い波」起きず 共和、下院優勢も伸び悩み 上院は接戦州で決選投票
11/10(木) 20:44配信


0
コメント0件
時事通信
米連邦議会議事堂=9日、ワシントン(AFP時事)

 【ワシントン時事】米中間選挙(8日投開票)は10日も開票作業が続き、野党・共和党が連邦議会の下院で過半数に迫っているが、与党・民主党も猛追している。

 上院は大接戦となり、一部の接戦州で12月に決選投票が行われる。当初予想された共和党のシンボルカラーにちなむ「赤い波」(地滑り的勝利)は起きなかった。

 CNNテレビによると、10日午前6時半(日本時間同日午後8時半)現在、全435議席が改選される下院では共和党が209議席、民主党は191議席にそれぞれ当確が出ている。バイデン大統領は9日の記者会見で、「今回失った下院の議席数は、過去40年間の民主党大統領の最初の中間選挙としては最少だ」と善戦を強調した。

 上院(定数100)は35議席が改選対象となり、非改選を含め民主が48議席、共和が49議席を確保した。両党の勢力が伯仲する「スイング・ステート(揺れる州)」のネバダ、アリゾナ両州で開票作業が継続。ジョージア州ではいずれの候補も過半数に達せず、勝敗の確定は12月6日の決選投票に持ち越された。

6730チバQ:2022/11/11(金) 11:17:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/262c4db0fe052374ad04f2c1d682adea9d7ba876
「赤い波」不発、責任はトランプ氏に? 党内で反発広がる
11/11(金) 7:50配信
【AFP=時事】米国のドナルド・トランプ(Donald Trump)前大統領は、8日の中間選挙で予想されていた「赤い波」(赤をシンボルカラーとする共和党の大勝)に乗り、次期大統領選への出馬に弾みをつけるつもりだった。だがふたを開けてみると、同党の獲得議席数は伸び悩み、さらには党内のライバルであるロン・デサンティス(Ron DeSantis)フロリダ州知事が大躍進する結果となった。

 現職大統領の支持率が低迷し、インフレが高進する中で行われる選挙では通常、野党側が大量の議席獲得を見込める。だが今回の中間選挙では、共和党が民主党から下院を奪還するものの、議席数を大きく伸ばすことはできない見通しだ。

 トランプ氏は共和党の選挙運動で全面に立ち、重要選挙区での党公認候補を選ぶ予備選にも影響力を行使。全米各地で集会を開き、2020年の大統領選に不正があったという根拠なき主張を繰り返した。

 だが、トランプ氏がお墨付きを与えた候補者は落選が相次ぎ、それまで共和党が確保していた議席を民主党に奪われる事態にもなった。アナリストや党内からは、選挙結果が振るわなかった責任はトランプ氏にあるとの指摘も上がっている。

 激戦州ペンシルベニアの連邦上院選では、トランプ氏の支持を受けた著名医師のメフメト・オズ(Mehmet Oz)氏が共和党から出馬。民主党は、公職経験がなくニュージャージー州居住歴が長い同氏を徹底的に攻撃し、共和党から議席を奪うことに成功した。

 ただし、例外もある。オハイオ州の連邦上院選では、トランプ氏が支持するJ・D・バンス(J.D. Vance)氏が当選。また米メディアの予測によると、20年の大統領選の結果に異議を唱える共和党候補の当選者数は全米で100人以上に上る見通し。

 一方、フロリダ州知事選では、24年の大統領選出馬を強く示唆しているデサンティス氏が対立候補に圧倒的な差をつけて再選を果たし、トランプ氏の強力な対抗馬としての地位を確固たるものとした。

 選挙翌日、新聞各紙はデサンティス氏の躍進をこぞって報道。アリゾナ州スコッツデール(Scottsdale)でAFPのインタビューに応じた共和党支持者からは、トランプ氏よりもデサンティス氏を選ぶとの声が上がった。

 小規模事業を経営するリサ・クリストファーさん(60)は「トランプ氏にとって重要なのは自尊心だけ」と指摘。「デサンティス氏は押し引きのタイミングを心得ているが、トランプ氏はそうではない」と語った。

 CNNテレビのジム・アコスタ(Jim Acosta)記者が側近の話として伝えたところによると、トランプ氏は9日朝、選挙結果に「激怒」し、「皆を怒鳴りつけていた」とされる。

 同氏は15日に次期大統領選への出馬を表明する可能性をほのめかしていたが、一部の政治評論家からは発表を延期するのではないかとの見方も出ている。【翻訳編集】 AFPBB News

6731チバQ:2022/11/11(金) 15:56:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/e9289d549d212ce4682f34bc0f6d5e05e0c1c3ba
最大の「敗者」はトランプ氏 再選戦略見直し必至 米中間選挙
11/11(金) 7:07配信

時事通信
トランプ前米大統領=8日、フロリダ州パームビーチ(AFP時事)

 【ワシントン時事】「最大の敗者はトランプ」。

 米中間選挙から一夜明けた9日、米メディアには、事前の予想に反して共和党が伸び悩んだ原因をトランプ前大統領(76)に求める見出しが躍った。「大きな勝利だ」と強がるトランプ氏だが、2024年の大統領選での返り咲きに向けた戦略見直しは必至だ。

 米紙ニューヨーク・タイムズの記者は9日、激戦州ペンシルベニアでの共和党上院候補オズ氏の敗北にトランプ氏が「激怒」し、メラニア夫人に責任転嫁したとする側近の話をツイートした。

 オズ氏のような「トランプ派」新人候補は、当初から実力不足が懸念されていた。トランプ氏の太鼓判によって共和党の予備選は勝ち抜けても、本戦で幅広い支持層を獲得できず、勝敗を左右する激戦州で苦戦。アメリカン大のフィリッポ・トレビサン准教授は「重要州で物議を醸す上院候補を支持したトランプ氏の賭けは裏目に出た。彼は共和党にとって足手まといと見なされる」と指摘した。

 前大統領の苦杯は「トランプ党」の色彩を強めた共和党の方向性に再考を迫っている。中間選挙では、フロリダ州のデサンティス知事(44)が一躍注目を集めた。共和党支持者の間でトランプ氏に次ぐ人気を誇り、資金調達力にも定評があるデサンティス氏は、次期大統領の有力候補と目される。

 トランプ氏は「出馬すれば彼は傷つくことになる」とデサンティス氏をけん制したが、焦りは否めない。今回の中間選挙がトランプ・ムーブメントの「終わりの始まり」となるのか。トランプ氏は15日、フロリダ州の邸宅「マールアラーゴ」で「重大発表」を予定しており、大統領選への出馬を正式表明する可能性がある。

6732チバQ:2022/11/11(金) 16:03:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/51bcdbaa14293fa4b966024ed7a4ef9dfab65bed
中絶規制への反発が民主党善戦の一因に 住民投票は擁護派が全勝
11/11(金) 4:00配信

毎日新聞
人工妊娠中絶をめぐる住民投票で、中絶の権利を明記する州憲法改正が賛成多数になる見通しだとの開票速報に喜ぶ女性たち=米中西部ミシガン州デトロイトで2022年11月8日、ロイター

 米中間選挙(8日投開票)では、今年6月に州による中絶禁止を容認した連邦最高裁判決が出たことを受け、人工妊娠中絶への賛否が大きな争点となった。選挙に合わせて計5州で中絶に関する住民投票も実施され、中絶擁護派が全勝。最高裁判決に民意が猛反発した形で、中絶の権利を擁護する民主党が善戦する一因となった。

 住民投票の内容は州ごとにさまざまだ。保守的な南部ケンタッキー州では「州憲法で中絶の権利が保障されると解釈してはならない」と明文化する案が否決された。同州では最高裁判決後に中絶を原則禁止する州法が発効したが、「州憲法違反だ」と主張するグループが提訴し、州最高裁で審理が続いている。州最高裁は月内にも審理を再開するが、住民投票の結果が裁判所の判断に影響する可能性がある。

 西部モンタナ州では、中絶を希望した母親から取り出された後も生存している胎児を法的に「人」とみなし、医療ケアを義務づける案が否決された。中絶手術をした医師らが医療ケアをしない場合、刑事罰に問われる可能性がある。極端な中絶規制と言え、有権者が反発した形だ。

 一方、中西部ミシガン、西部カリフォルニア、東部バーモントの3州では、中絶の権利を保障する州憲法改正案が賛成多数で承認された。

 住民投票がなかった地域でも、中絶問題は中間選挙の大きな争点となった。主要米メディアの出口調査では、「最も重要な論点」として27%が「中絶」を挙げ、「インフレ」(31%)に次いで多かった。「中絶」と答えた人の76%が民主党に投票していた。

 中西部オハイオ州コロンバス郊外で投票した銀行員のジェシー・ヒースさん(47)は共和党支持者だが、今回は上院選で民主党候補に投票した。「私の姉は妊娠した時、中絶をしなければ死んでいたかもしれなかった。中絶するかどうかは女性と医師の間で決定されるべきで、政治が関わるべき問題ではない。政治家ではなく、専門の医師が判断する問題だ」と強調した。民主党支持者のデブラ・ハギーさん(68)も「中絶問題を最も重視した。女性の権利が抑圧されていることに強い危機感を感じる」と話した。【ワシントン秋山信一、コロンバス隅俊之】

6733とはずがたり:2022/11/11(金) 18:08:44
アメリカ初、レズビアン公表の州知事が誕生。マウラ・ヒーリー氏が当選
マサチューセッツ州で、選挙で女性知事が選ばれるのも初めてです
Kevin Robillard
https://www.huffingtonpost.jp/entry/maura-healey-first-lesbian-elected-governor_jp_636b1feee4b03438613e323d?utm_campaign=share_twitter&ncid=engmodushpmg00000004
Kevin Robillard
2022年11月09日 13時56分 JST

6734チバQ:2022/11/11(金) 18:10:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/e3419238c7871455fe73c003f368d6b3b3283a97
バイデン氏「国民は我々を支持」下院敗北濃厚も成果強調 米中間選挙
11/11(金) 16:25配信


18
コメント18件


毎日新聞
米国の首都ワシントンで、民主党全国委員会のイベントで演説するバイデン大統領(中央)=2022年11月10日午後3時46分、秋山信一撮影

 米中間選挙は、投票日から2日たっても連邦上下両院選の勝敗が決着しない混戦となっている。下院選(定数435)では既に「勝利」を宣言した野党・共和党が過半数ライン(218)まで9議席に迫り、与党・民主党は多数派からの転落が濃厚になっている。しかし、バイデン政権は大敗を免れたことを「成果」として宣伝しようと躍起になっている。下院多数派を共和党に奪われれば、政策推進が困難になり、政権打撃となるが、求心力を維持するために「ダメージコントロール」を図っているとみられる。

【図解】なんだっけ?そもそも中間選挙って

 「民主党にとって力強い夜だった」。バイデン大統領は10日、首都ワシントンで開かれた民主党全国委員会のイベントで演説し、開票が進んだ8日夜を振り返った。「国民は我々の訴えを圧倒的に支持している」「我々は逆境に打ち勝った」。まるで勝利したかのような言葉を並べると、集まった約500人の民主党員から「レッツゴー、ジョー」と歓声が飛んだ。

 バイデン政権は「まだ開票は続いている」としながらも、中間選挙の「成果」をアピールしている。サリバン大統領補佐官(国家安全保障問題担当)は10日の記者会見で、10日出発の中東・アジア訪問に関連して「大統領は(中間選挙の)現状を快く感じ、追い風を受けて外国訪問に臨めると思っている」と強調。クレイン大統領首席補佐官もMSNBCテレビのインタビューで「経済成長や中絶の権利、民主主義のために戦う大統領に有権者が応えた。非常にいい選挙だった」と誇った。

 バイデン政権は「成果」の根拠として「過去40年間の民主党の大統領の中で、就任後初の中間選挙で(全議席改選となる)下院の議席減が最も少なかった」と条件付きのデータを多用している。CNNによると、民主党は下院で199議席を獲得。改選前議席(220)から10議席前後の減少にとどまるとの予測もある。政権1期目の中間選挙では与党が議席を減らすのが通例で、「負け幅が少ない」との訴えは一定の説得力を持つ。

 しかし、過去40年間の民主党大統領は、クリントン、オバマ両氏だけだ。それぞれ下院選では52議席減、62議席減と「歴史的大敗」を喫しており、比較対象としてはハードルが低い。クリントン氏の前の民主党大統領であるカーター氏は、1978年の中間選挙の下院選で前回比15議席減で、多数派も維持した。共和党では2002年のブッシュ氏(子)が8議席増、18年のトランプ前大統領が36議席減だった。今回の民主党は改選前議席が過半数ラインより2議席多いだけで、元々「勝利」のハードルが低いという事情もある。

 バイデン氏は、共和党のシンボルカラーにちなむ「赤い波」が起きなかったことも根拠にしている。10日も「あらゆる世論調査が『巨大な赤い波』を示していたが、起きなかった」と強調した。しかし、米メディアや選挙分析機関の大半は「上院選は接戦、下院選は共和党が有利」と予測しており、共和党の予想獲得議席は過半数ラインに近い230議席程度で、バイデン氏の発言は明らかに誇張だ。

 「赤い波」は共和党の支持が伸びた終盤になって、共和党のトランプ氏や連邦議会議員らが勢いを強調するために使った言葉だ。しかし、共和党内にも楽観論に対して「『赤い波』という言葉に惑わされてはいけない」(ヘイリー元国連大使)と警鐘を鳴らす声があった。【ワシントン秋山信一】

6735チバQ:2022/11/13(日) 20:58:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/441e595062bbeede49201ae173a0186798ec26bf
米民主党、上院で多数派維持へ ネバダ州で当選確実
11/13(日) 13:35配信


14
コメント14件


CNN.co.jp
ネバダ州で民主党候補が当選を確実にし、民主党が上院で多数派を維持する見通しとなった

(CNN) 米中間選挙の上院選は、CNNの予測によるとネバダ州で民主党の現職キャサリン・コルテズマスト議員が当選を確実にし、同党が多数派を維持する見通しとなった。

ネバダ州ではコルテズマスト氏と共和党のアダム・ラクソルト前州司法長官が接戦を展開していた。

ラクソルト氏は祖父と父が上院議員を務めた家系で、2020年大統領選では同州のトランプ陣営を率いた人物。トランプ氏が大統領選の不正を主張する陰謀説に同調している。

コルテズマスト氏は選挙戦で、この陰謀説やラクソルト氏のようなトランプ派が連邦議会襲撃事件を招いたと主張した。

同氏の勝利を受け、上院の獲得議席は民主党50、共和党49となる。残る1議席はジョージア州の民主党現職ラファエル・ウォーノック議員と共和党のハーシェル・ウォーカー候補の争いで、12月の決選投票に持ち越される。

ジョージア州で共和党が勝ったとしても改選前と同じ50議席ずつで、上院議長である民主党のハリス副大統領の票を加えると民主党が多数派を維持することになる。

6736チバQ:2022/11/13(日) 21:00:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/cacbb73d4db8a0e50a8506bc626f73f2b74f11d8
米中間選挙 民主党が上院で多数派維持 最悪シナリオ回避
11/13(日) 11:43配信


12
コメント12件


産経新聞
【ワシントン=坂本一之】8日投票の米中間選挙は12日、上院(定数100)の開票作業が続いていた西部ネバダ州で与党の民主党候補の勝利が確実となり、同院の多数派を民主党が維持することが決まった。米CNNテレビが報じた。

記録的なインフレへの不満で民主党に逆風が吹いていたが、最終盤で巻き返し大接戦を制した。民主党のバイデン政権にとっては上下両院の多数派を失うという最悪のシナリオを回避することに成功した。

上院を巡っては民主党候補が11日に西部アリゾナ州で勝利したのに続き、ネバダ州でも激戦を制した。上院の非改選分を含む議席数は民主党50、共和党49となった。

残る1議席の南部ジョージア州は、過半数の票を獲得した候補がおらず、同州独自の規定で12月6日に決選投票が実施される。

上院で多数派を得るには共和党が過半数の51議席、ハリス副大統領が議長として法案採決に参加できる民主党は50議席が必要だった。

6737チバQ:2022/11/13(日) 21:06:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/b4bc594cc793f179aeb90439bc6f667d2b3a91b7
米中間選挙、代理戦争は「痛み分け」 共和、大勝ならず 次期大統領選、深まる混迷〔深層探訪〕
11/12(土) 8:31配信


25
コメント25件


時事通信
演説するバイデン米大統領=7日、東部メリーランド州(EPA時事)

 米中間選挙でバイデン大統領(79)率いる民主党は、下院で苦戦が伝えられながらも、予想を上回る踏ん張りを見せた。トランプ前大統領(76)は「子飼い」候補を多数当選させ存在感を示したが、一部で事前に報じられた共和党の地滑り的勝利は起きず、現・前大統領の「代理戦争」は痛み分けに終わった形。2024年大統領選の行方は、混迷を深めるばかりだ。

 ◇トランプ・リスク
 「2024年にホワイトハウスを取り戻す」「15日に重大発表をする」。選挙戦最終日の7日、接戦州オハイオに応援入りしたトランプ氏は、24年大統領選への出馬表明を強くにおわせた。

 トランプ氏が動きを活発化させたのは、共和党の優勢が明確になりつつあった最終盤の3日にアイオワ州で集会を開いてからだ。アイオワは大統領選の候補者指名争いが始まる地。応援演説の体裁を取りつつ、共和党の勝利を自身の「手柄」とし、大統領選への弾みとする思惑がありありと透けた。

 しかし、ふたを開けるとトランプ氏が支持した候補は激戦州で苦戦。とりわけ上院選の命運を決めると言われたペンシルベニア州を落としたことは、過激な言動が穏健な有権者を遠ざける「トランプ・リスク」の象徴とみられている。「トランプはファシスト」「彼は政治的暴力を受け入れたり、選挙のルールを変えたりと、民主主義の精神に反する」。投票所に訪れた有権者は露骨に拒否感を示した。

 対照的に、共和党内の人気が高くトランプ氏がライバルと警戒するフロリダ州のデサンティス知事(44)は、開票開始早々に大勝を決め、力を見せつけた。ホワイトハウスからの機密文書持ち出しなど数々の疑惑にまみれ、司直の手も伸びる中、トランプ氏の再選戦略にはほころびが生じている。

 ◇「分断修復」かき捨て
 「卵も牛乳も、信じられないほど高い」。選挙戦のさなか、約40年ぶりの高水準という記録的インフレが家計を直撃し、各地の有権者は口々に不満を唱えていた。各種世論調査では、インフレへの対処や犯罪、不法移民対策など有権者の関心が高い項目で、共和党への期待が民主党を上回る傾向が続いていた。

 民主党は強い逆風を感じ取り、民主主義や人工妊娠中絶の権利といった「価値観」を争点に据える戦略に出た。

 中絶の憲法上の権利を否定した連邦最高裁判決は、怒れる無党派層や女性有権者を投票に駆り立てた。民主党は選挙広告の大半を中絶問題に投入。バイデン氏の支持率は7月に36.8%で底を打った後、40%台前半に持ち直した。

 さらにバイデン氏は、選挙結果の受け入れを拒むトランプ氏やその一派を標的に、「米国の民主主義の脅威」と猛攻撃。トランプ氏支持者による昨年1月の連邦議会襲撃事件にもたびたび言及し、現政権への「信任投票」ではなく「トランプか非トランプか」を選ぶ戦いだと力説した。

 米社会の分断修復という就任時の理想をかなぐり捨て、勝負に出たバイデン氏。有権者に二者択一を迫る作戦で大敗は免れたものの、下院の多数派を失えば法案や予算を通じた政策実現が極めて困難になる。2期目を目指す考えを公言するバイデン氏は、11月末の感謝祭休暇明けにも再出馬について最終判断する意向だ。(ワシントン時事)

6738チバQ:2022/11/13(日) 21:10:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/684b1366faa94774d9a969c180de94d4db08df8d
米中間選挙 共和、上院敗北で敗因追及加速 トランプ氏、党指導層を攻撃
11/13(日) 13:36配信


1424
コメント1424件


産経新聞
トランプ前大統領

【ワシントン=大内清】米中間選挙で12日夜(日本時間13日午前)、与党・民主党がバイデン大統領の政権運営でカギを握る上院の多数派を維持することが確実になったことで、野党・共和党では「敗北」の責任が誰にあるかを追及する動きが加速するのは必至だ。一部で責任論が浮上しているトランプ前大統領はすでに、中間選挙での不振の原因は上院トップのマコネル院内総務にあるとして攻撃を強めている。

【グラフで見る】米中間選挙の情勢

激戦区の西部アリゾナ州で民主党候補の当選が確実となり、同党が上院維持に王手をかけた11日、トランプ氏は自身の交流サイト(SNS)でマコネル氏を「ポンコツ」と呼び、同氏が党の選挙資金の投入先を間違えたと批判。「あいつは最悪だ!」とまで罵(ののし)った。トランプ派議員らが同調し、マコネル氏をはじめとする党指導部との対立が深まる可能性がある。

急速なインフレ下でバイデン政権への支持率が低迷する中で行われた今回の中間選挙は、共和党にとって圧倒的に有利だとみられてきた。にもかかわらず上院の多数派を獲得できなかったことは、共和党にとって痛恨の痛手だ。

同党の得票が伸び悩んだ要因として、各種出口調査に基づく分析では、2020年大統領選で「大規模な不正があった」と主張し続けているトランプ氏が、自派候補の大量当選を狙ったことが嫌気されたとの見方が強い。米CNNテレビの調査では、政権運営への不満などからバイデン大統領を「支持しない」とした有権者のうち、それでも民主党に投票した人は49%に上り、共和党の45%を上回った。元来は政権への「信任投票」の意味合いが強い中間選挙としては異例の現象だ。

このため共和党では、中間選挙後、トランプ氏が党の前面に出るべきではないとの声が表面化しつつある。

その中でトランプがマコネル氏への攻撃をエスカレートさせているのは、自分への批判の矛先をそらして責任を転嫁し、求心力を維持する思惑があるためだ。

民主党は上院を維持したことで、政府高官や連邦裁判所判事の人事がスムーズに進めることが可能になる。また、仮に下院が共和党に奪還され、政権と民主党に不利な法案が下院を通過した場合でも、上院でそれを否決することができる。

6739チバQ:2022/11/14(月) 20:04:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/84be60bf6ff0c3303e9dec097f53ea3c257d1093
上院選「敗北」で共和党内に不協和音 「トランプ氏のせい」批判も
11/14(月) 14:01配信


242
コメント242件


毎日新聞
米国のトランプ前大統領=米南部フロリダ州で2022年11月8日、AP

 米中間選挙(8日投票)で、与党・民主党が上院で優勢を維持した。野党・共和党内では上院選の敗北について、トランプ前大統領の責任を問う声が出ているが、トランプ氏は緊張関係にある党上院トップのマコネル院内総務に批判の矛先を向け、不協和音が強まっている。

 「マコネルの責任だ。彼が中間選挙を台無しにした」。トランプ氏は13日、上院選の敗北を受け、自身のソーシャルメディアでマコネル氏を名指しで非難した。マコネル氏が主導する政治資金管理団体の特別政治活動委員会(スーパーPAC)は、接戦だった西部アリゾナ州でトランプ氏が推す共和党候補のマスターズ氏への選挙資金提供を途中でやめ、他の候補に支援を振り分けた経緯がある。マスターズ氏は結果的に惜敗し、トランプ氏は「大きなミスだ」と責めた。

 しかし、マコネル氏が資金援助先を切り替えたのは、より勝つ可能性が高いとみた他のトランプ派候補への支援を優先したためだ。一方、トランプ氏が主導する政治活動委員会(PAC)は、中間選挙直前の5週間に計約1640万ドル(約22億9000万円)を投じて自身が推す候補を支援したが、別のPACには10月19日時点で約7000万ドル(約97億6000万円)の現金を残しており、トランプ氏に対しても「出し渋り」との批判があった。

 共和党候補が伸び悩んだのは、無党派層に浸透しづらい「トランプ色」が強すぎたためだとも指摘されている。マコネル氏は党の候補を絞り込む予備選の段階で「候補者の質が大事だ」と強調し、本選で勝つためにトランプ派以外の候補を選ぶのが望ましいとの考えをにじませていた。上院選で接戦の東部ペンシルベニア、西部アリゾナ、ネバダ各州を落としたのは、いずれもトランプ派の候補で、マコネル氏の懸念は当たったと言える。

 ただ、マコネル氏は表立ったトランプ氏への批判を避け、結果的に党内でトランプ氏が影響力を保つのを黙認してきた経緯がある。民主党は「トランプ派の方が本選でくみしやすい」とみて、一部の共和党予備選に介入し、反トランプ派へのネガティブキャンペーンまで展開していた。トランプ、マコネル両氏の相互不信と連携不足が、民主党を利する結果となった。

 共和党内からは下院選での伸び悩みも含めて、前面に立ってきたトランプ氏への批判が出ている。トランプ氏の熱心な支持者だった南部バージニア州のシアーズ副知事は米メディアに「トランプ氏が推薦しなかった候補が、トランプ派よりも票を伸ばした。有権者は変化を望んでいるという証拠だ」と語った。党穏健派でトランプ氏と対立する東部メリーランド州のホーガン知事は、下院選も含めて「敗北」と表現し、2018年の下院選や20年の大統領選に続いて「トランプ氏のせいで負けるのは3回連続だ」と強調した。

 一方、トランプ氏と連携する上院議員らは、16日に予定される次期指導部の選出を遅らせるよう求めている。12月に南部ジョージア州で上院選の決選投票が残っているのが表向きの理由だが、続投の可能性が高いマコネル氏を揺さぶる狙いがある。【ワシントン秋山信一】

6740チバQ:2022/11/14(月) 20:10:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/c36450117fe050275ceba6b5b477b387e6601810
民主が上院主導権維持、バイデン氏「満足」 トランプ氏は責任転嫁
11/14(月) 17:40配信


29
コメント29件


毎日新聞
バイデン大統領とトランプ前大統領

 米中間選挙(8日投票)の連邦上院選で、与党・民主党が西部ネバダ州で勝利し、上院で主導権を維持することが確実になった。米CNNテレビが日本時間13日に報じた。下院選では野党・共和党が優勢だが、バイデン政権は上下両院の過半数を奪われる「完敗」は回避した。共和党のトランプ前大統領は、自身が推す候補が上院選の接戦州で相次いで敗れ、出馬を強く示唆している次期大統領選に向けて痛手となった。

 バイデン大統領は13日、訪問先のプノンペンで「結果に満足している。(次の議会選までの)今後2年間を楽しみにしている」と上院選での勝利を歓迎した。一方、共和党ではトランプ派の候補が接戦を相次いで落としたことを受け、トランプ氏の責任を問う声が出ているが、トランプ氏は「ミッチ・マコネル(上院院内総務)の責任だ」と党上院トップに責任をなすりつけた。

 上院(定数100)は政府高官や連邦裁判所判事の人事承認権など下院より強い権限を持つ。現有議席は民主党系と共和党が50ずつだが、上院議長を兼ねるハリス副大統領の決裁票で議案採決では民主党が優勢だった。

 今回は共和党21、民主党14の計35議席が改選され、開票が遅れていたネバダ州では、民主党現職のコルテスマスト氏が共和党のラクソルト氏を破った。民主党は非改選を含めて50議席を確保した。共和党は49議席。12月6日の南部ジョージア州での決選投票で最後の議席を争う。

 今回は高水準のインフレ(物価高)を背景に、民主党にとっては厳しい選挙となった。ただ、上院選は共和党の方が改選議席が多く、当初から接戦が予想されていた。民主党候補は接戦の東部ペンシルベニア、ジョージア、ネバダ、西部アリゾナの4州のうち、3州でトランプ派の共和党候補に競り勝った。

 今回接戦だった4州は、いずれも2020年の大統領選で民主党のバイデン氏がトランプ氏に勝利した州だった。トランプ氏は次期大統領選を見据えて、各州で勝利して弾みをつける狙いがあったが、3州での敗北で思惑が外れた。バイデン政権は上院での優勢を維持したことで、最悪の結果は免れた形だ。

 一方、下院選(定数435)では日本時間14日午前現在、共和党が212議席、民主党は204議席を獲得している。共和党が「勝利」を宣言した下院選で多数派を奪えば、バイデン氏は議会で予算案や重要法案を思うように通せなくなり、政権運営が難航するのは必至だ。

 米国では州ごとに選挙制度が異なる。近年は投票用紙に記入する署名と事前に登録された署名の照合に時間を要する郵便投票や期日前投票が増えており、開票作業が遅れる傾向が強まっている。【ワシントン秋山信一】

6741チバQ:2022/11/15(火) 18:52:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/ae8f43b767464cee7430692fd3ce96afa618cf7a
米中間選挙 共和、党内抗争激化は必至
11/14(月) 21:28配信


38
コメント38件


産経新聞
【ワシントン=大内清】8日投票の米中間選挙は13日までの開票の結果、バイデン大統領の与党・民主党が上院(定数100)の多数派を維持するのが確実となった。西部ネバダ州で同党候補が新たに勝利し、非改選分を含む勢力を50議席とした。政府高官人事などの承認権限を持つ上院をおさえたことで、バイデン氏は残り任期2年でのレームダック(死に体)化を回避する見通しとなった。

記録的インフレという逆風が与党に吹く中で上院を奪還できなかった野党・共和党には手痛い敗北。一部で責任論が浮上する同党のトランプ前大統領は自身への批判をかわそうと党指導部を攻撃しており、党内抗争が激化するのは必至だ。

バイデン氏は訪問先のカンボジアで、民主党の上院維持は「良いことだ。今後の(残り任期)2年間を楽しみにしている」と述べた。非改選を含む上院の獲得議席数は13日現在、民主党系が50、共和党が49。賛否同数の場合、上院議長を兼務するハリス副大統領が決定票を持つため、南部ジョージア州での12月の決選投票にかかわりなく民主党は多数派となる。

急速なインフレ下で行われた今回の中間選挙は元々、共和党有利だとみられてきた。にもかかわらず同党の得票が伸び悩んだ要因として、各種出口調査に基づく分析では、2020年大統領選で「不正があった」と主張し続けるトランプ氏が共和党の穏健層や無党派層に嫌気されたためだとの見方が強い。同氏が24年大統領選への再出馬を示唆していることもそれに拍車をかけた可能性がある。

米CNNテレビによると、政権運営への不満などからバイデン氏を「支持しない」とした有権者のうち、それでも民主党に投票した人は49%で、共和党の45%を上回った。政権への「信任投票」の性格が強い中間選挙としては異例だ。共和党ではこうしたデータを念頭に、トランプ氏では政権奪還はおぼつかないとの声も表面化している。

そうした中でトランプ氏は11日、自身の交流サイト(SNS)で、上院トップのマコネル院内総務を「ポンコツ」と呼び、マコネル氏が選挙資金の投入先を間違えたと批判。「あいつは最悪だ!」とまで罵(ののし)った。自身への批判をそらして責任を転嫁し、求心力を維持する思惑がある。

トランプ氏に忠実な議員らもこれに同調し、指導部への突き上げを強めている。白人労働者層に根強い人気があるトランプ氏への依存を断ち切れずにきた共和党は今、手痛いしっぺ返しを受けている格好だ。

他方、CNNによると、開票が続く下院(定数435)は米東部時間14日午前3時(日本時間同日午後5時)現在、共和党が212議席、民主党が204議席で、過半数の218を巡り接戦となっている。

6742チバQ:2022/11/17(木) 11:42:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/fa2a65ee9a91115f0404a3e5e1cea9bcd73bfe3d
米中間選挙 下院共和党と対峙するバイデン政権 上院維持も政策停滞の恐れ
11/17(木) 9:36配信


0
コメント0件
産経新聞
【ワシントン=坂本一之】米中間選挙で野党の共和党が下院の多数派を4年ぶりに奪還し、民主党のバイデン大統領は今後、政権運営を巡り下院多数派の共和党と対峙(たいじ)することになる。大接戦を制して上院の多数派を維持した民主党だが、下院を失ったことでバイデン氏は政策実行が難しくなり、求心力が低下する恐れもある。

バイデン氏は2021年1月の政権発足から1兆ドル規模の「インフラ投資法」や4300億ドル超の「インフレ抑制法」など大規模な経済対策を成立させ、新型コロナウイルス禍からの回復や物価高抑制を進めてきた。

しかし、大規模な財政支出に反対の共和党が下院を握ったことで、経済対策の法案をこれまでのように成立させることができなくなる。すでに成立させている経済対策の効果はこれから本格的に表れてくるものの、今後の経済悪化には素早く対応できない。

さらに、今回の中間選で争点となった人工妊娠中絶の対応も難しい。

保守派優位の連邦最高裁は6月、人工妊娠中絶を憲法で保障された権利としていた判決を覆し、中絶問題を各州の判断に委ねた。

今回の選挙戦でバイデン政権は、妊娠中絶などの権利が認められるか否かの「選択の選挙」だと呼び掛けるだけでなく、民主党が上下両院の多数派を維持できれば中絶の権利を明記する法案を成立させると訴えてきた。民主党が下院で多数派を維持できなかったことで、中絶の権利などを求める支持者の「期待」が「失望」に変わる可能性がある。

一方、下院を制した共和党も課題を抱える。中間選で当選したトランプ派候補の間では、下院共和党トップのマッカーシー院内総務が議長に就任することに反発する声も上がった。

米政治評論家は「共和党内で意見対立が起き、下院の共和党幹部がうまく議会運営をできない可能性がある」と指摘する。

共和党が内紛に明け暮れてバイデン政権に打撃を与えられなければ、24年に行われる大統領選や議会選で共和党の勝利が遠のくことになる。

6743チバQ:2022/11/17(木) 11:43:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/2c1e4c3e755146f7fd16ba9012cba501a43fd5b1
トランプ氏、シナリオ狂い崖っぷち 求心力低下、迫る司直の手 米大統領選出馬表明
11/17(木) 7:09配信


30
コメント30件


時事通信
 【ワシントン時事】トランプ前米大統領が、2024年大統領選への出馬表明を強行した。

 8日投開票の中間選挙から1週間という異例の早期表明は、ライバルの機先を制すとともに、数々の疑惑を巡る訴追のハードルを上げる狙いがある。ただ共和党の不振で求心力が低下する中、返り咲きに向けた目算は狂い、一世を風靡(ふうび)した「異端児」は追い詰められている。

 中間選挙後、共和党内では大統領の有力候補としてフロリダ州のデサンティス知事(44)への期待が急速に高まった。トランプ氏と距離を置くバージニア州のヤンキン知事(55)も「保守の新星」と人気がある。トランプ氏はこのところ両氏への攻撃を強め、嫉妬と世代交代への焦りをあらわにしている。

 司直の手が迫る中、立候補には「バイデン政権による政治的捜査だ」と主張し、予防線を張る意味もある。司法省は、トランプ氏が大統領退任時にホワイトハウスから国家機密を持ち出したとして、スパイ防止法違反や公文書隠匿、捜査妨害の疑いで捜査している。政治専門紙ヒルは7日、中間選挙が終われば「60〜90日以内に司法省が訴追に動く」とする共和党関係者の見立てを報じた。

 さらに、昨年1月の連邦議会襲撃事件の責任や、一族企業の不正会計問題でもトランプ氏への追及が続く。議会襲撃の真相究明に当たる下院特別委員会は、トランプ氏に宣誓証言を要求する召喚状を発出。拒否すれば議会侮辱罪で訴追される恐れがある。トランプ氏は11日、召喚無効を求める訴訟を起こしている。

 トランプ氏のもくろみ通り訴追を抑止できるかは不透明だ。CNNテレビはトランプ氏が出馬した場合、司法省が政権から独立した立場で捜査を行う「特別検察官」の任命を検討していると報道。「政治介入」のそしりを免れるのが目的で、前大統領と司法当局の神経戦は既に始まっている。

6744チバQ:2022/11/17(木) 11:43:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/50f7612a7a5ba84a89aac5ecd8533e713fb1a865
上院トップにマコネル氏再選 米共和、くすぶる執行部批判
11/17(木) 6:04配信


0
コメント0件
時事通信
16日、ワシントンで会見する米上院院内総務のマコネル氏(AFP時事)

 【ワシントン時事】米共和党上院議員団は16日、上院トップに当たる院内総務を選ぶ投票を行い、現職のマコネル氏を再選した。

 米メディアによると、マコネル氏は37票を獲得し、10票のスコット全国共和党上院委員長を破った。

 中間選挙で上院の多数派を奪還できなかったことで、党内では執行部批判がくすぶっている。2007年から上院院内総務を務め、最長任期が見込まれるマコネル氏だが、党運営には不安を残す形となった。

6745チバQ:2022/11/17(木) 11:44:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/bcd33b4cc1964c9ad1ff44cf45d0ad99d93d4316
上院共和トップ続投へ マコネル氏、党内亀裂も
11/17(木) 5:29配信


1
コメント1件


共同通信
記者会見する米上院共和党のマコネル院内総務=16日、ワシントン(AP=共同)

 【ワシントン共同】米上院共和党は16日、来年1月招集の新議会に臨む指導部を選出し、トップのマコネル院内総務の再任を決めた。共和党は中間選挙で上院奪還に失敗し、指導部の責任を問う他の議員も立候補していた。2007年から現職を務めるマコネル氏にとって15年間で初の対抗馬となり、党内の亀裂を浮き彫りにした。

 中間選挙で上院(定数100)は民主党が多数派を維持。下院(定数435)は決着しておらず、AP通信によると、共和党が217議席を獲得して過半数まで1議席に迫る。民主党は209議席を確保した。

6746チバQ:2022/11/17(木) 11:51:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/fd228bd0fa62972c3fad856bd48739c6e173ea1c
トランプ氏、指名獲得に暗雲 フロリダ州知事に脚光 米大統領選
11/17(木) 7:09配信


70
コメント70件


時事通信
米南部フロリダ州のデサンティス知事=8日、フロリダ州タンパ(AFP時事)

 【パームビーチ時事】2024年米大統領選への出馬を表明したトランプ前大統領だが、共和党の候補指名を獲得できるかは不透明だ。

【図解】トランプ前大統領を巡る主な疑惑

 今月8日投票の中間選挙で共和党が伸び悩んだ原因として指摘され、党内では「脱トランプ」の機運が強まるばかり。新星のデサンティス・フロリダ州知事(44)に脚光が集まり、トランプ氏復権の先行きには暗雲が漂っている。

 「トランプ氏は共和党の選挙戦の足を引っ張った」。ライアン前下院議長(共和)は地元メディアに対し、共和党が中間選挙で伸び悩んだのはトランプ氏に原因があるとの見方を示した。

 トランプ氏は共和党の勝利が見込まれていた中間選挙の余勢を駆って、大統領選出馬につなげる戦略だった。しかし、トランプ氏が支援した候補は多くが苦戦・落選。過激な主張を繰り広げた共和党候補は無党派層を遠ざけ、政権批判票の受け皿となれなかった。NBCテレビなどの出口調査によると、有権者の28%は「トランプ氏に反対するために投票した」と表明した。

 そんな中、共和党の次代を担う存在として脚光を浴びているのがデサンティス氏だ。歯に衣(きぬ)着せぬ言動はトランプ氏をほうふつとさせるが、思慮深さを併せ持ち、穏健派の支持も集めている。8日投票のフロリダ州知事選では圧勝で再選。トランプ氏と親交が深い「メディア王」ルパート・マードック氏が所有するメディアも、トランプ氏の支援をやめ「デサンティス氏の時代が来た」(ニューヨーク・ポスト紙)とくら替えした。

 焦りの見えるトランプ氏は、ここに来てデサンティス氏への攻撃を開始。「広報に優れた平凡な知事」などとやゆし、「聖人ぶったロン」とあだ名を付けた。だが、調査会社ユーガブが中間選挙後に共和党支持者を対象に実施した世論調査では、大統領選候補としてデサンティス氏が42%の支持を集め、トランプ氏の35%を上回った。

6747チバQ:2022/11/17(木) 11:54:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/8a8dffeef1c0a80f51fbf356bd19da1837532a8f
トランプ氏の対抗馬本命に「ミニ・トランプ」急浮上…攻撃的な手法で注目
11/17(木) 6:54配信


5
コメント5件


読売新聞オンライン
(写真:読売新聞)

 【ワシントン=田島大志】次期大統領選の共和党指名候補争いでは、フロリダ州知事のロン・デサンティス氏(44)がトランプ前大統領の強力なライバルとして急浮上し、対抗馬の本命と目されている。

 中間選挙では、共和党のシンボルカラーにちなむ「赤い波は来なかった」(バイデン大統領)と言われたのに対し、米メディアは今回の知事選で大勝したデサンティス氏を「フロリダの津波だ」(ウォール・ストリート・ジャーナル社説)などと伝えている。

 デサンティス氏は、中南米からの不法移民を富裕層が多い州に送りつけ、性的少数者に厳しい政策をとるなど攻撃的な手法で注目を集め、「ミニ・トランプ」とも称される。18年知事選ではトランプ氏の後押しで初当選、トランプ氏と支持層は重なる。一方で、名門エール大、ハーバード大法科大学院を出て、海軍時代にはイラク派遣を経験し、下院議員も務めた経歴から、党内穏健派の受けもいい。調査会社ユーガブが今月9〜11日に行った世論調査では、どちらが共和党の大統領候補に望ましいかとの質問に対し、デサンティス氏との回答が23%でトランプ氏の20%を超えた。特に女性では7ポイント差をつけた。

 中間選挙後、トランプ氏はデサンティス氏への対抗心をあらわにしている。自身のSNSには、20年大統領選のフロリダ州での自らの得票がデサンティス氏の今回の得票より「110万票多かった」と投稿。デサンティス氏の初当選時に推薦した経緯に触れ、忠誠心が足りないと指摘した。

 トランプ氏との関係維持に腐心してきたデサンティス氏は、トランプ氏の出馬表明を受けて難しい判断を迫られる。出馬の意欲は隠していないが、名乗りを上げれば、トランプ氏との決定的な対立は避けられない。共和党の指名候補争いを勝ち抜いても、トランプ支持層の支えなしでは民主党候補と渡り合うのは困難だ。

 マイク・ペンス前副大統領(63)も動きを活発化させている。13日放送の米メディアのインタビューでは、大統領候補としてトランプ氏より「良い選択肢がある」と述べ、トランプ氏と距離を置いた。

 マイク・ポンペオ前国務長官(58)や、「トランプ氏が出馬するなら私は出ない」と公言していたニッキー・ヘイリー元国連大使(50)の去就も注目される。

訴求力不足に危機感…米ジョージ・メイソン大准教授 ジャスティン・ゲスト氏
(写真:読売新聞)

 トランプ前大統領がこの時期に出馬表明したのは、真っ先に手を挙げることが有利だと直感的に判断したからだ。党の前面に立つことで、12月6日のジョージア州の上院選決選投票に不利に働くという見方もあったが、彼には戦略はなく、本能を優先させた結果だ。

 中間選挙を通じ、共和党が岐路に立っていることがはっきりした。トランプ氏は巨大なエネルギーを集める力があるが、極端すぎるため、共和党にとって残念な結果につながった。党員はトランプ氏に党をもう一度託すことに危険を感じている。

 トランプ氏も置かれた状況を自覚しているからこそ、大統領選の潜在的ライバルを攻撃しているのだろう。トランプ氏の不安や、同氏のメッセージが持つ訴求力不足の表れともいえる。

 トランプ氏に対する米世論の評価は、石こうのように固まってしまった。昨年1月の米議会占拠事件の真相が明らかになるにつれて、さらに傷付いている。ただ、党指名候補争いの行方は競争相手次第だ。

 バイデン大統領が中間選挙で(トランプ氏批判を展開し)「民主主義の危機だ」とした警鐘に、世論がさほど反応しなかったことも注目すべきだ。共和党が「脱トランプ」を進め、デサンティス・フロリダ州知事のような実力と統治能力のある候補者を選んだ場合、民主党がこうした手法に頼るようでは大統領選で勝てないだろう。(ワシントン 田島大志)

6748チバQ:2022/11/18(金) 10:38:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/97d860f924dc46403170abd154bb60bda1245015
ペロシ氏が民主党下院指導部を引退 「対立」トランプ氏には触れず
11/18(金) 5:42配信


5
コメント5件


毎日新聞
議員たちから拍手をされるペロシ氏=2022年11月17日、ロイター

 米国で女性初の連邦下院議長を務めた民主党のナンシー・ペロシ氏(82)が17日、党下院指導部から引退する意向を表明した。議場での演説では時折涙ぐみながら「新たな世代につなぐ時が来た」と語り、功績をたたえる拍手を受けた。ペロシ氏はバイデン大統領のほか、議長在任中に協働した民主党のオバマ元大統領、共和党のブッシュ(子)元大統領にも言及したが、対立が絶えなかった同党のトランプ前大統領には触れなかった。

 ペロシ氏は2007〜11年と19年以降に通算8年近く下院議長を務めてきた。8日投票の中間選挙の下院選で共和党が勝利し、議長交代が確実視される中、党内からは世代交代を求める声が出ており、去就が注目されていた。23年1月からの新会期も下院議員は続ける。

 下院党トップの次期院内総務には、黒人のハキーム・ジェフリーズ下院議員(52)が有力候補に挙がっている。上院も含めて黒人が二大政党の議会トップに就けば、米史上初となる。【ワシントン秋山信一】

6749チバQ:2022/11/27(日) 19:07:26
https://www.tokyo-np.co.jp/article/216399
加州知事は大統領選不出馬 バイデン氏立候補なら
2022年11月27日 08時39分 (共同通信)
 米カリフォルニア州で記者団に話すニューサム知事=8日(AP=共同)
 米カリフォルニア州で記者団に話すニューサム知事=8日(AP=共同)

 【ロサンゼルス共同】米カリフォルニア州のニューサム知事(55)は、24年の次期大統領選で再選出馬に意欲を示しているバイデン大統領(80)を支持し、同氏と競う形で民主党の候補指名争いに名乗りを上げる考えはないと明らかにした。政治サイト、ポリティコが26日報じた。ニューサム氏は民主党の大統領候補の一人として動向が注目されている。
 ニューサム氏は8日の中間選挙で実施された州知事選で、共和党候補に大差をつけ再選を果たしたばかり。バイデン氏の再選を「全力で支持する」意向をジル大統領夫人やクレイン大統領首席補佐官に夏に伝え、8日夜にバイデン氏本人にも伝達したという。

6750チバQ:2022/11/28(月) 15:09:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/dd301c82dc0f951a4a6736fc2d3f67d1a44310be
米共和、無党派不支持で「赤い波」不発 戦略練り直しへ
11/27(日) 19:40配信
米中間選挙でバイデン米大統領と与党・民主党は大敗を免れた。野党・共和党が大幅な議席増に失敗し、シンボルカラーにちなんだ「レッドウエーブ(赤い波)」が不発に終わったことについて、無党派層が民主党支持に傾いたことや、共和党のトランプ前大統領への批判票が多かったためだとの見方が根強い。共和党は2024年の大統領選に向け、戦略の練り直しを迫られている。(ワシントン 坂本一之)

「赤い波は起きなかった。共和党支持者や無党派層が投票に行かなかった」

南部テキサス州で下院の議席を争った共和党のマイラ・フローレス候補は投票翌日の9日、敗戦を受けてツイッターにそう書き込み、悔しさをにじませた。

今回の選挙戦で「赤い波」が不発に終わった理由の一つは、共和党が、有権者の約3割を占める無党派層で支持を広げられなかったことがある。米ABCテレビの出口調査で無党派層の49%が民主党に投票し、共和党の47%を上回った。

バイデン氏や民主党が訴え続けた「人工妊娠中絶の権利」を求める声も共和党への逆風になった。有権者の37%が「中絶は違法とすべきだ」とする一方、「合法とすべきだ」と訴える人は60%に達し、その多くが民主党に投票したという。

共和党内で影響力を保ち、メディアの注目度も高いトランプ前大統領の存在が一因だともされる。

出口調査では有権者の58%がトランプ氏を「好ましくない」と回答。投票に行った理由として28%が「トランプ氏に反対するため」と答えた。「同氏を支持するため」は16%だった。

中間選挙は通常、現職大統領への信任投票と位置付けられる。今回はトランプ氏が多数の候補を推薦し、次期大統領選への出馬表明を匂わせたことで、民主党側が、トランプ氏か否かを「選択」する選挙だと訴えて一定の成功を収め、共和党側は対応できなかった。

共和党下院トップのマッカーシー院内総務は投票日前、下院で選挙前の212議席から「20議席以上を積み増せば赤い波といえる」と意気込みを示したが、27日段階で積み増しは9議席にとどまる。

躍進を果たせなかった責任を巡り党内では非難合戦が勃発。トランプ氏が党上院トップのマコネル院内総務を批判し、党内からはトランプ氏を非難する声も出る。24年大統領選でホワイトハウス奪還を目指すトランプ氏と党執行部だが、足並みはそろっていない。

ただ、選挙結果を地域別にみると「赤い波」(米メディア)が起きた州もある。

フロリダ州では、次期大統領選の有力候補とされるデサンティス知事が、堅実な行政手腕が評価されて圧勝し、再選を果たした。州内では下院の28選挙区のうち、共和党候補が20勝を挙げ、移住者が多い同州で同党が新たな支持層を獲得している様子が浮かび上がった。同党は24年大統領選に向けた党勢拡大が求められており、中間選で有権者が示した「民意」の分析を急ぐ。

6751チバQ:2022/12/01(木) 15:01:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/6f7422e076719d367308b8b3afe39e9e8c7b6b1d
米下院民主党トップに初の黒人 指導部の世代交代進む
12/1(木) 13:48配信


2
コメント2件


毎日新聞
米下院の民主党トップに選出され、記者会見をするハキーム・ジェフリーズ氏=ワシントンで2022年11月30日、AP

 米連邦下院の民主党は11月30日、2023年1月からの新会期の党トップに東部ニューヨーク州選出のハキーム・ジェフリーズ氏(52)を選んだ。連邦上下両院で黒人が2大政党のトップを務めるのは初めて。約20年間にわたって下院民主党を率いてきたナンシー・ペロシ下院議長(82)は指導部からの引退を表明しており、懸案だった世代交代が進むことになる。

 ジェフリーズ氏は選出後の声明で「可能な時には共和党との妥協点を模索するが、過激主義には反対する」と述べた。11月8日の中間選挙で共和党が下院の過半数を奪還したため、新会期には少数派として臨むことになる。

 党下院ナンバー2の院内幹事には女性のキャサリン・クラーク氏(59)、ナンバー3の下院議員団長には中南米系のピート・アギラー氏(43)が選出された。院内総務を含めて対立候補はなく、役員経験者から順当に選出された。民主党の下院指導部は、ペロシ氏らトップ3が80代という現体制から大幅に若返ることになる。【ワシントン秋山信一】

6752チバQ:2022/12/01(木) 15:02:23
https://mainichi.jp/articles/20221124/k00/00m/030/278000c?inb=ys
トランプ派阻んだアラスカの改革 強硬主張不利に 米中間選挙
国際

速報

北米
毎日新聞 2022/11/24 20:20(最終更新 11/24 20:21)
 米アラスカ州で23日、中間選挙(8日投票)の連邦上下両院選の結果が判明し、共和党のトランプ前大統領が支援した候補が相次いで敗れた。トランプ派を阻んだ要因は、アラスカ州で2020年の住民投票で導入が決まった独特の選挙制度だった。従来の制度では各党で強硬な主張をする候補が有利になりやすいとみられてきたが、現状に一石を投じる結果となった。

 上院選では、共和党中道派の現職、リサ・マカウスキ氏(65)が当選した。21年のトランプ氏の弾劾裁判(評決は無罪)で「有罪」票を投じ、トランプ氏から目の敵にされていたが、「刺客」のトランプ派候補を退けた。下院選では、トランプ氏の支持を受けた元副大統領候補のサラ・ペイリン氏(58)が注目されたが、民主党のメアリー・ペルトラ氏(49)に敗れた。

 トランプ派にとって「壁」になったのは、…

6753チバQ:2022/12/01(木) 18:16:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/cdc52f49ca928d20d8f2d8ff6cb988b305a4b5de
黒人初の党トップ選出 米下院民主党、ジェフリーズ氏
12/1(木) 8:43配信


1
コメント1件


産経新聞
【ワシントン=渡辺浩生】米下院民主党は11月30日、中間選挙の結果、来年1月からの新議会で少数派となることを受け次期指導部を選出し、党トップの院内総務に黒人のハキーム・ジェフリーズ議員(52)を選んだ。

現在の党トップで下院議長のペロシ氏(82)の後任となる。下院議長は多数派から選ばれるのが通例で、少数派の党トップは院内総務となる。党トップに黒人が選ばれるのは民主、共和両党で上下両院を通じて初めて。

下院民主党は、ジェフリーズ氏に加え、ナンバー2の院内幹事に女性のキャサリン・クラーク議員(59)、ナンバー3の会派議長にヒスパニック系のピート・アギラー議員(43)の指導部上位3人を全会一致で選出した。

約20年にわたり党トップとして強力な指導力を発揮してきたペロシ氏が指導部を退き、「多様性ある新世代のリーダー」(米紙)のもと、2024年の選挙で多数派奪還を目指す。

ジェフリーズ氏はニューヨーク出身。現在は党ナンバー5。弁護士やニューヨーク州議会議員を経て13年に連邦下院議員に就任した。19年から会派議長。20年のトランプ前大統領のウクライナ疑惑をめぐる上院弾劾裁判では検察官役を務め、厳しく追及した。

ジェフリーズ氏は記者団に対し「中流層、労働者層、すべての米国民の暮らしを改善するため責任を果たす」と抱負を語った。

次期下院議長には、多数派となる共和党のマッカーシー院内総務の就任が確実視され、バイデン大統領の次男ハンター氏の中露における投資活動やアフガニスタンからの米軍撤退に伴う混乱などを調査し責任を追及する構えを見せる。

党派対立の激化が予想される中、党内穏健派として知られるジェフリーズ氏の調整力が注目される。

6754チバQ:2022/12/04(日) 08:23:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/b88675576567093d776254bab4fcababd6cbf1b6
6日にジョージア州で上院決選投票 トランプ派候補の行方は
12/3(土) 16:35配信


27
コメント27件


産経新聞
【ワシントン=渡辺浩生】11月8日の米中間選挙で勝者が決まらなかった南部ジョージア州の連邦上院選の決選投票が6日に実施される。民主党の現職、ラファェル・ウォーノック氏(53)と、プロフットボールNFLの元スター選手でトランプ前大統領が推薦する共和党のハーシェル・ウォーカー氏(60)の対決。その行方は2024年の大統領選に再び出馬表明したトランプ氏の影響力を占うことにもなる。

先の上院選で両者の得票率はウォーノック氏49・4%、ウォーカー氏48・5%といずれも過半数に届かず、州法の規定で決選投票にもつれ込んだ。

2日公表されたCNNテレビの世論調査では、ウォーノック氏の支持率は52%で、ウォーカー氏を4ポイント上回った。他の調査でもウォーノック氏が数ポイントリードする接戦となっている。有権者の関心は高く、既に100万人以上の有権者が期日前投票を済ませた。

中間選挙で、上院(定数100)は非改選を含め民主党が50議席、共和党が49議席を確保し、残るジョージア州の1議席の行方が注目されている。

民主党は上院議長を兼務するハリス副大統領を加えれば、既に多数派を維持しているが、同州で勝利して51議席となれば、議会運営の自由度が増す。他方、共和党としては同州を制し、議席数の差が中間選挙の前よりも広がるのを阻止したいところだ。

ウォーノック氏は牧師を経て20年の上院補選に出馬し、翌年1月の決選投票で共和党現職に勝利した。

ウォーカー氏はジョージア大からNFLに進んだ。中間選挙の選挙戦の最中に、妊娠した交際女性に小切手を手渡して中絶を促していた醜聞が発覚し、一時は支持率が急落したが、最終盤で追い上げた。

6755チバQ:2022/12/04(日) 08:24:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/ffa254652944cc2a6aad70898f5fc58cfdb9c3ef
米大統領選の候補者指名争い 民主党は初戦を南部州で
12/3(土) 17:06配信


0
コメント0件
産経新聞
【ワシントン=坂本一之】2024年米大統領選で民主党の大統領候補指名に携わる同党全国委員会は2日、候補者指名争いの初戦を従来の中西部アイオワ州から南部サウスカロライナ州に変更することを承認した。AP通信などが報じた。年明けの全体会議で正式決定される見通しだが、伝統的に指名争いの先陣を切ってきたアイオワ州からは反発の声が出ている。

大統領選の候補者指名争いは長年、アイオワ州での党員集会で口火が切られ、続いて東部ニューハンプシャー州で予備選が実施されるのが通例だった。

これに対し、再選出馬に意欲を示すバイデン大統領は、これらの州では白人有権者の比率が圧倒的に高く、有色人種の有権者が少ないと指摘。バイデン氏は党規委員会への書簡で「黒人有権者は何十年も民主党を支えてきた。有色人種の有権者が候補者選定の早い段階から発言権を持つ必要がある」として、初戦の開催地変更を求めた。

バイデン氏は20年大統領選の候補者指名争いで、序盤のアイオワとニューハンプシャー、西部ネバダ州の党員集会で立て続けに敗れたものの、4戦目のサウスカロライナで黒人有権者の票を集めて勝利し、党候補に正式指名される流れをつくった経緯がある。

新たな指名争いの日程は、初戦を24年2月3日のサウスカロライナとし、6日にニューハンプシャーとネバダ、13日に南部ジョージア州、27日に中西部ミシガン州となっている。

6756チバQ:2022/12/04(日) 22:58:37
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/world/20221204-567-OYT1T50063.html
米中間選挙で下院「全議席確定」、共和党222・民主党213…CNN報道
2022/12/04 14:25読売新聞

米中間選挙で下院「全議席確定」、共和党222・民主党213…CNN報道

連邦議会議事堂=ロイター 【読売新聞社】

(読売新聞)

 【ワシントン=淵上隆悠】米CNNは3日、11月8日に実施された中間選挙の下院選(定数435)で、野党・共和党が222議席、与党・民主党が213議席をそれぞれ固め、全議席が確定したと報じた。改選前は、民主党が過半数(218)を上回る220議席、共和党が212議席、欠員3だった。

 AP通信は、コロラド州の一つの選挙区で共和党がリードしているが結果は未確定だとし、共和党は221議席、民主党は213議席としている。

6757チバQ:2022/12/07(水) 08:16:56
https://www.asahi.com/articles/ASQD47DFYQD4UHBI008.html?ref=goonews
ジョージア州、また決選投票なぜ? 南北戦争以前から残る差別の影
有料記事アメリカ中間選挙2022

聞き手・日高奈緒2022年12月5日 20時30分
 11月8日の米中間選挙から1カ月近くが経った今も、上院100議席のうち1議席がまだ決まっていません。南部のジョージア州で民主党、共和党の候補が大接戦をくり広げ、今月6日に決選投票が行われることが決まったためです。ジョージア州では2020年の上院選でも決選投票になりました。共和党が強い「赤い州」のイメージが強かったジョージア州で、いったい何が起きているのか。同州アセンズにあるジョージア大学に留学経験がある埼玉大の宮田伊知郎教授(アメリカ研究)に聞きました。

 ――ジョージア州といえば、映画「風と共に去りぬ」の舞台として有名ですが、そもそもどんな州なのでしょうか。

 「風と共に去りぬ」に関係する場所は、日本人にもとても人気ですね。州都アトランタにはコカ・コーラ社の本社があります。デルタ航空のハブ空港にもなっているハーツフィールド・ジャクソン・アトランタ国際空港なども、日本人にはなじみがあるかもしれません。

 日本とのかかわりでいうと、ジョージア州は鹿児島県と「姉妹盟約」を結んでいます。それぞれ南北戦争(1861〜65年)と西南戦争(1877年)という戦いを経験しています。実は、この南北戦争がジョージアの政治を理解するのにとても重要なんです。

 ――どういうことでしょうか?

 南北戦争以前、ジョージア州は黒人奴隷を使った綿花産業が栄えた裕福な州でした。当時の米国は農業大国で、綿花を欧州に輸出して富を得ていました。その中心となったのがジョージア州です。

 そのころ、米西部の土地をどう利用していくかをめぐり、米北部と南部の州が対立していました。欧州からの移民をたくさん抱えていた北部の工場経営者らは、西部の土地では奴隷を持たず、移民たちが農業で生計を立てられるようにしたいと思っていました。一方、南部の州は奴隷を使い、綿花やタバコ栽培を拡大したいと思っていました。

 北部州の考えを代表していたのは当時の共和党で、そこからリンカーン大統領が誕生します。リンカーンは奴隷制度をよく思わなかった政治家で、当時の共和党は奴隷制度に反対していました。南部州の白人たちは危機感を覚えます。

 ――今の共和党の保守的なイメージとは違うんですね。

 その通りです。このころは、南部でなく北部で共和党への支持が厚かったんです。

 誤解されがちなのですが、奴…

この記事は有料記事です。残り5308文字有

6758チバQ:2022/12/07(水) 13:43:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/afe107f8c0cebf4412d74c463b88f7fe762e6ae4
米ジョージア州の決選投票、民主現職が当確 上院で過半数に
12/7(水) 13:37配信


0
コメント0件
毎日新聞
米南部ジョージア州の上院選決選投票で当選を確実にした民主党のウォーノック氏=2022年12月6日、AP

 米南部ジョージア州で6日、中間選挙に合わせて実施された連邦上院選の決選投票があり、民主党現職のラファエル・ウォーノック氏(53)の当選が確実になった。米CNNテレビが報じた。上院選(定数100、改選数35)は全議席が確定し、民主党が改選前から1議席増の51議席、共和党が1議席減の49議席となった。共和党のトランプ前大統領が推す候補は、11月の中間選挙に続いて、両党の支持が伯仲する「スイング・ステート(揺れる州)」での弱さを露呈した。

 ジョージア州では1回目の投票で過半数を得票した候補がいない場合、上位2人による決選投票となる。1回目もトップだったウォーノック氏は、決選投票でもトランプ氏が支援するアメリカンフットボールの元スター選手、ハーシェル・ウォーカー氏(60)を上回った。

 民主党は決選投票前に既に50議席に達し、上院議長を兼ねるハリス副大統領の決裁票を含めて、上院の主導権を維持することが決まっていた。今回1議席を上積みしたことで各委員会でも多数派をとり、政府高官や連邦裁判所判事の人事承認を円滑に進められることになった。上院では2021年以降、中道派のマンチン、シネマ両議員がバイデン大統領の方針と対立するケースがあったが、今回の1議席増で1人が「造反」しても予算案や人事案を通せる余裕が生まれた。

 ジョージア州での決選投票の選挙戦は、バイデン、トランプ両氏という両党の「顔」が共に存在感を消す異例の展開となった。支持率が低迷するバイデン氏は、中間選挙から引き続き、大規模な集会は避け、資金集めイベントなどで側面支援するにとどめた。

 中間選挙後に24年の大統領選への出馬を表明したトランプ氏も、5日にリモート形式で支援イベントを開くにとどめた。中間選挙でトランプ派の候補が接戦区で相次いで敗れたのを受けて、前面に立つのを控えた可能性もある。共和党はトランプ氏と距離を置くケンプ州知事が、ウォーカー氏を積極的に支援したが、劣勢を覆せなかった。【ワシントン秋山信一】

6759チバQ:2022/12/07(水) 16:49:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/3b142a8ff6bab2717f7cafc1ae02aadd75a42612
中間選、バイデン与党善戦 民主現職の上院増はケネディ以来
12/7(水) 16:41配信


0
コメント0件
産経新聞
【ワシントン=坂本一之】米中間選挙は南部ジョージア州での上院選の決選投票で大勢が判明し、結果が出そろった。バイデン大統領の与党・民主党は、下院で多数派を失ったが大敗は免れた。上院では1議席を増やして過半数を維持。民主党の現職大統領として上院の議席増を果たしたのは、1962年のケネディ大統領以来となった。

最終盤の世論調査でも大接戦が予想された上院(定数100)は、最終的に民主党が改選前から1議席伸ばして51議席とした。任期の長い上院は、下院よりも候補者の質が選挙で問われるとされる。ジョージアの決選投票では、知名度のある共和党候補だったが、人工妊娠中絶を巡るスキャンダルが響いて敗退した。

下院(同435)は共和党が10議席積み増して過半数の222議席を確保し、4年ぶりに多数派を奪還した。ただ民主党の大統領が1期目の中間選挙で共和党に許した議席増としては62年以降で最小規模だった。

民主党は中絶の権利を求める有権者に加え、無党派層やトランプ前大統領への批判票を得て共和党の大勝を阻んだ。共和党のシンボルカラーにちなみ、同党幹部らが期待した「赤い波」と称される共和党の大幅な議席増は起きなかった。

現職大統領への信任投票と位置付けられる中間選挙は今回、ずば抜けた知名度のトランプ氏が前面に出てきたことで、バイデン氏とトランプ氏の「選択」を有権者に迫る色合いが濃くなった。その結果、反トランプ票が動いたとされる。

36州で行われた知事選でも西部アリゾナ州や中西部ミシガン州などでトランプ氏の支持を受けた共和党候補が敗れた。全50州の知事は民主党が2州増やして24州を押さえ、共和党は26州となった。34年のルーズベルト大統領からの民主党政権の中間選挙で、増加幅は最大規模と健闘した。

共和党内では選挙結果を巡り、24年大統領選への出馬を正式表明したトランプ氏と一部の党幹部が対立している。トランプ政権で大統領補佐官(国家安全保障問題担当)を務めたボルトン氏は6日のCNNテレビで、トランプ氏が自身のソーシャルメディアで憲法停止を訴えたことを批判。他に有力候補が出馬しない場合には「出馬も検討する」と語るなど、トランプ氏を巡る不和も広がっている。

共和党は、多数派を握る下院で無党派層などに支持を広げられる政策を、24年の選挙に向けて進められるかが問われることになる。

6760チバQ:2022/12/10(土) 17:33:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/176effd542c30119fdad3d865bb724be7bdc170e
米上院、民主党中道派議員が離党表明 「勝利」に冷や水
12/10(土) 5:30配信


9
コメント9件


毎日新聞
米連邦議会=ワシントンで2017年6月、高本耕太撮影

 米西部アリゾナ州選出の民主党のシネマ上院議員は9日、離党して無所属で活動する方針を明らかにした。共和党会派入りは否定し、民主党との協力は政策課題ごとに判断する方針を示唆した。中間選挙の上院選(定数100、改選35)で、民主党系は非改選を含めて51議席を獲得。シネマ氏が離党しても上院での優勢は変わらないが、議会運営の不透明感が増し、上院選の「勝利」に沸いた民主党に冷や水を浴びせた。

【近年の米大統領1期目の与党の中間選挙結果】

 シネマ氏は地元紙「アリゾナ・リパブリック」への寄稿で、連邦議会の現状を「国政政党の党派対立が硬直化し、党内で最も過激な意見が政党の優先事項を決める状況を党指導部も許している。民主、共和両党とも考えの多様性を許容せず、超党派の妥協はほとんど採用されることのない『最後の手段』になっている」と批判。「私は選挙で自主的に活動し、結果を出すためには誰とでも協力すると約束した。政党の圧力に屈することはないと約束した。アリゾナの有権者は、政党の主義主張よりも、常識的な解決策を求めるリーダーを望んでいる」と離党の理由を説明した。

 シネマ氏はマンチン上院議員(南部ウェストバージニア州選出)と並んで、民主党中道派の代表格と目されている。2021年1月にバイデン政権が発足した後も、気候変動対策や教育の無償化などリベラル色が強い政策を巡って、債務の増加を懸念し、政権や党指導部の方針にたびたび反対してきた経緯がある。上院で多数派政党による法案採決を容易にするため、法案審議を進めるのに必要な票数を60票から51票に引き下げる案に対しても、反対する姿勢を見せていた。

 上院では6日の南部ジョージア州での決選投票で民主党候補が勝ち、23年1月の新会期では民主党系(無所属2人を含む)51議席、共和党49議席となる見通しだった。シネマ氏が無所属として民主党会派にとどまる可能性もあるが、仮に会派から離れたとしても、民主党系は50議席を維持。採決で票が同数になった場合は上院議長を兼ねるハリス副大統領が決裁票を投じる規定があるため、上院での優勢は維持できるが、一人でも反対すれば人事案なども通せなくなるため、党運営は難しさを増す。【ワシントン秋山信一】

6761チバQ:2022/12/11(日) 08:57:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/9e6ad4b4caa40df33d414b26b3997306ee39635b
米民主党の中道派シネマ上院議員が離党表明 多数派は維持
12/10(土) 10:11配信

産経新聞
【ワシントン=渡辺浩生】米民主党中道派のキルステン・シネマ上院議員は9日、民主党の所属を離れ無所属になる意向を明らかにした。民主党は南部ジョージア州の上院選決選投票で現職議員が勝利し、上院(定数100)の過半数の51議席を確保したばかり。シネマ氏が離党しても多数派を維持するが、党内に動揺が広がっている。

シネマ氏は西部アリゾナ州選出で2018年に初当選し現在1期目。米CNNのインタビューで、「私はいかなる政党の箱にも収まらなかった」とし、自身の決断が「(民主・共和の)党派性にうんざりした多くの人々」の不満を代弁したものだと訴えた。

上院ではサンダース、キング両議員が無所属だが民主党と会派を組む。シネマ氏は離党後も民主党と会派を組むかを明言していないが、共和党の会派に加わらない限り、共和党の議席数は49のままとなる。

仮にシネマ氏が共和党の会派に移っても上院議長を兼ねるハリス副大統領の一票を加えれば多数派は維持できる。しかし、ジョージア州の決選投票でウォーノック上院議員が再選し、過半数確保に沸いた党内ムードには水を差した格好だ。

シネマ氏は、左派が影響力を増す党内で増税案や上院規則の変更など一部政策に反対を唱えた。その一方でインフラ整備法や銃規制強化法の成立では超党派合意に貢献。同じ中道派のマンチン上院議員と党内の合意形成の鍵を握ってきた。

アリゾナは中間選挙の出口調査で40%が無党派と答え「独立独行」の気風が強い州だ。シネマ氏は「米国民には2つの選択肢しかなく、政党は極端化している」と地元紙に寄稿した。

ジャンピエール大統領報道官はシネマ氏と「うまく協力を続けたい」と述べた。

6762チバQ:2022/12/19(月) 21:51:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/e68f47975d5a79da52d018ca2668a4920c2eaba7
空回り目立つトランプ氏 出馬表明から1カ月たっても支持広がらず
12/18(日) 18:00配信
 トランプ前米大統領(共和党)が11月15日に2024年の次期大統領選への出馬を表明してから1カ月が経過した。しかし、党内で支持表明の動きは広がらず、世論調査でも好感度が急落するなど好材料は乏しい。共和党支持層には根強い人気があるものの、対抗馬と目される南部フロリダ州のデサンティス知事との「1対1」を仮定した調査では劣勢の結果が出るなど、党内での圧倒的な存在感に陰りが出ている。

 ◇肩すかしの「重大発表」

 トランプ氏は12月15日、自身が立ち上げたソーシャルメディア「トゥルース・ソーシャル」で「重大発表」を行った。注目を集めようと前日に予告までしていたが、発表されたのはトランプ氏がヒーローキャラクターのスーパーマンに扮(ふん)した姿などを描いた「デジタルアート」の販売開始の告知だった。

 1点99ドル(約1万3600円)で、購入者は「トランプ氏との会食やゴルフの機会の権利」を巡る抽選で当選確率が増すとの誘い文句がある。運営サイトは「トランプ氏の政治活動とは関係なく、収益は大統領選の運動資金にはならない」としているが、米メディアは「トランプ氏の新たな資金集めの手法」と指摘している。

 肩すかしの発表内容に対して、24年の大統領選再選に意欲を見せる民主党のバイデン大統領はツイッターに「私もここ数週間で重大発表をした」と皮肉を交えて投稿し、同性婚の権利を保障する連邦法の成立やガソリン価格の下落などをアピールした。

 今回の「重大発表」に象徴されるように、出馬表明後のトランプ氏は空回りが目立つ。表明後には共和党の政治家らに早期に支持を表明するよう促したが、260人超の共和党の連邦議会議員のうち支持を明らかにしたのはトランプ派の10人前後にとどまっている。

 11月下旬には自宅で、知人の人気ラッパー、イェ(旧名カニエ・ウェスト)さんが連れてきた反ユダヤ主義者と会食したことが批判を浴びた。また12月上旬、大規模な選挙の不正があった場合は「憲法の停止」さえ容認されると主張。憲法を重視する共和党議員らから非難され、「大規模な不正があれば、誤りを正す措置をとらなければならないと言っただけだ」と釈明を余儀なくされた。

 ◇デサンティス氏に劣勢の調査も

 世論調査でも、トランプ氏は勢いを欠いている。ユーガブ社の12月1〜5日の調査では、共和党の大統領候補として党員や共和党寄りの無党派層の計35%がトランプ氏を支持し、デサンティス氏(30%)やペンス前副大統領(5%)らを上回った。しかし、トランプ氏とデサンティス氏の一騎打ちだと仮定した場合は42%で並び、このうち共和党寄りの無党派層ではデサンティス氏(48%)が17ポイント上回った。他の世論調査では、デサンティス氏との1対1は数ポイント差で劣勢という結果が相次いでいる。

 政治サイト「リアル・クリア・ポリティクス」が集計した好感度調査の平均値でも、11月の中間選挙直前の41・6%から35・9%に急落し、トランプ氏が初当選した16年の大統領選以降では最低を更新した。

 中間選挙では、トランプ派の候補は無党派層から敬遠され、接戦区で民主党候補に相次いで敗れた。世論調査も党内での根強い支持がある一方で、無党派層への訴求力の弱さが浮き彫りになっており、党内では「トランプ氏では24年の大統領選で勝てない」との声が高まっている。

 ただ、トランプ氏が共和党の候補指名争いの本命である状況は変わっていない。世論調査からは、候補者が乱立すれば、強固な支持層があるトランプ氏が相対的に有利になる傾向がうかがえる。トランプ氏は、候補者が乱立した16年大統領選の候補指名争いで、3〜4割台の得票率で序盤の州を制して勢いに乗った経緯がある。

 トランプ氏以外の候補が一本化されれば、トランプ氏の優位も揺らぐ。ただ、18年の知事選でトランプ氏の全面支援を受けて「ミニ・トランプ」とも呼ばれたデサンティス氏や、トランプ前政権で副大統領を全うしたペンス氏は、中道寄りの党穏健派とは政策面で温度差がある。現時点でトランプ氏以外に出馬表明した候補はいないが、ポンペオ前国務長官やヘイリー元国連大使、南部バージニア州のヤンキン知事など、多彩な候補の名前が挙がっており、一本化への道は見えない。【ワシントン秋山信一】

6763チバQ:2022/12/28(水) 10:06:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/061aa203b29ff9548b5a8f2803155ac156d21bdc
移民殺到で「人道危機」 バイデン政権、批判の矢面
12/27(火) 18:38配信


産経新聞
【ワシントン=渡辺浩生】米南部テキサス州エルパソなどに中南米から越境した亡命希望者が殺到し、極寒の路上に寝泊まりする人が後を絶たない。トランプ前政権下で導入された流入制限措置が近く失効し、さらなる移民の波が押し寄せる気配だ。「人道危機」の様相を帯びてきた事態への対処にバイデン政権は苦慮しており、野党・共和党が批判を強めている。

テキサス州西端の都市エルパソはリオグランデ川を挟んでメキシコと国境を接する。街角にはシートを路上に敷いて毛布にくるまる人であふれる。12月中旬には1日平均約2500人が川を渡って市内に殺到。市は緊急事態を宣言した。

「移民で成り立ってきた街だが、今まで見たことのない光景だ。地域は衣食住の支援に懸命だが、本来は連邦政府が対処すべき問題」。地元市議会のロドリゲス議員は米テレビで政権の対応の遅れを批判した。

メキシコ国境からの不法入国は2022年会計年度(21年10月〜22年9月末)に237万人と過去最多を記録し、10、11月と連続して23万人を超え月間記録を更新した。反米左派オルテガ大統領の強権政治が続くニカラグアからの越境が急増。物価高による生活苦も拍車をかけているようだ。

米関税・国境警備局は拘束した越境者のうち、キューバやニカラグアなど送還協定がなく、帰国後に危険が及ぶ恐れのある者は、亡命申請の審査を理由に一時滞在を認めてきた。路上に寝泊まりするのは、米国に身寄りがなく、シェルターに入りきれない人々だ。

越境への一定の抑止力となってきたのが、トランプ前政権が導入し、新型コロナウイルス対策を名目に亡命の希望を確認せず即時送還できる「タイトル42」とよばれる措置だった。

バイデン政権は同措置を打ち切る方針で、今月21日が失効期限だった。だが、共和党系の州の請求を受けて、連邦最高裁のロバート長官は19日、国境の混乱を「悪化させる」として一時延期を命じた。メキシコ側には大勢の亡命希望者が失効を待ち構えており、直後に大量に越境する恐れがある。折からの大寒波もあり「国境の人道危機」(地元紙)とも指摘され、内外の被災地などで活動する米国赤十字が23日、自治体や非政府組織を支援すると表明した。

政権は事前の申請と審査を経て合法的に入国させる方策を検討している。国境警備を所管するマヨルカス国土安全保障長官は「米国の移民制度は壊れている」と発言し、抜本改革を怠ってきた歴代の政権・議会に責任を向けた。

来年1月から下院で多数派となる共和党は「約100万人の不法外国人を解放させた」(アリゾナ州選出のビッグス下院議員)と政権の失政を追及し、マヨルカス氏の弾劾を要求する構えもみせている。

6764OS5(旧チバQ):2023/01/04(水) 11:39:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/0ce96aa61c0271b4fa167796eb93c40e186a5338
米下院議長選、共和内紛で100年ぶり再選挙 トランプ氏影響力低下
1/4(水) 11:11配信
 米連邦下院(定数435)で3日、2年間の新会期開始に合わせて議長選挙が行われた。しかし、多数派の共和党が候補を一本化できず、3回投票を行ったが、当選に必要な票数に達した候補はいなかった。下院議長が1回の投票で決まらなかったのは100年ぶり。共和党は2022年11月の中間選挙で下院の多数派を奪還し、民主党のバイデン政権への追及を強める構えだったが、内紛で出はなをくじかれた。4回目の投票は4日以降に行われる見通し。

 中間選挙後に民主党議員1人が病死したため、新会期が始まった3日時点の議席数は共和党222、民主党212だった。

 議長選の1回目の投票では、共和党下院トップのケビン・マッカーシー氏(57)が203票を得たが、当選に必要な有効投票の過半数(218票)を確保できなかった。共和党内の対抗馬であるアンディ・ビグス氏(64)が10票、トランプ前大統領派から人気が高いジム・ジョーダン氏(58)が6票を獲得し、他の3人はそれぞれ別の候補に投票した。民主党は212人全員がハキーム・ジェフリーズ院内総務(52)に投票し、少数派の民主党の候補が第1回投票ではトップに立つ異例の展開となった。

 続けて行われた2、3回目の投票では、ジョーダン氏自身がマッカーシー氏の応援演説に立って同僚議員の説得を試みたが、ビグス氏や他候補を支持していた議員らはジョーダン氏に投票した。マッカーシー氏は2回目も203票、3回目は202票と1票減らした。4回目の投票では、マッカーシー氏は造反議員を説得する構えだが、折衝が長引けば、党下院ナンバー2のスカリス氏ら他の候補を推す声が強まる可能性もある。

 マッカーシー氏は西部カリフォルニア州第23選挙区選出で当選9回。党下院指導部で経験を積み、19年から党下院トップを務めてきた。11月の中間選挙後の下院議員団の投票では、トランプ前大統領に近い保守強硬派グループ「自由議員連盟」のビグス氏を大差で破って次期議長候補に選出された。しかし、ビグス氏を支持した保守強硬派の一部は、マッカーシー氏を支持する条件として、各議員がいつでも議長解任動議を提出できる制度の導入や法案採決前の最低72時間の検討時間確保を要求した。

 マッカーシー氏は15年に議長を目指した際、保守強硬派の反対で断念した経緯がある。今回は保守強硬派の主張に歩み寄り、「5人の賛成があれば議長解任動議を提出できる」とする案や、バイデン政権による権力の乱用を調査する委員会の新設を提示した。米メディアによると、自由議連に影響力があるトランプ氏もマッカーシー氏への支持を議員らに働きかけていた。しかし、保守強硬派は「政界の現状を変える意思を示していない」として不支持の姿勢を変えなかった。

 保守強硬派は議会の現状を「歳出法案など毎年成立させる必要がある法案に、多額の公的支出を伴う他の法案が束ねられ、議員が法案内容を精査する間もないまま採決されている」と批判し、「議会改革」を大義名分としている。一方で、議長選に乗じて議会運営に保守派の主張を反映させ、存在感を示したい思惑もあるとみられる。トランプ氏は自派の議員を結束させられず、党内での影響力の低下を露呈した。

 連邦議会が設立された1789年以降、1回の投票で下院議長が決まらなかったのは15回目。1855年には133回目の投票で議長が決まった例もあるが、1925年以降は多数派政党の候補が1回で順当に議長に選ばれていた。【ワシントン秋山信一】

6765OS5(旧チバQ):2023/01/04(水) 11:39:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/89f28cc16516a4fd34211593567c774d6e541d38
米下院議長選 共和党が過半数獲得失敗、右派が造反
1/4(水) 9:21配信

産経新聞
【ワシントン=渡辺浩生】米連邦議会の新会期が3日招集された。昨年11月の中間選挙で共和党が多数派を奪還した下院(定数435)で新議長の選出が行われたが、共和党トップのマッカーシー院内総務は党内の保守強硬派の議員らの造反に遭い、過半数の獲得に失敗。100年ぶりの再投票となり、3回目の投票でも過半数を獲得した候補がおらず、下院は4日まで休会となった。

議長選出に複数回の投票を要したのは9回目に決着した1923年以来。

新会期での下院の勢力は共和222、民主212(欠員1)。議長に選ばれるには過半数の218票が必要だが、マッカーシー氏は1回目、2回目で203票、3回目で202票にとどまり、いずれも民主党トップのジェフリーズ院内総務の獲得票を下回った。

造反したのはトランプ前大統領と連携するフリーダム・コーカス(自由議員連盟)の議員らで、1、2回目で19人、3回目で20人が同連盟共同創設者のジョーダン議員らに投票した。

保守強硬派は「現状からの急進的な出発」を掲げ、財政削減などに関するマッカーシー氏の政策姿勢を手ぬるいと批判。同氏は、強硬派が求めていた議長解任の手順を容易にする案を受け入れるなどして懐柔を図ったが失敗した。

上院(定数100)は民主党が51議席を獲得。後に1人が同党系無所属に回ったが、多数派は維持している。上院議長はハリス副大統領が兼務する。

6766チバQ:2023/01/05(木) 11:15:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/b2889922275bf34071f974ee825fa0f0f2224b23
米下院、6回投票経ても新議長決まらず…トランプ氏の呼びかけも事態打開につながらず
1/5(木) 10:33配信


読売新聞オンライン
3日、米連邦議会議事堂で、下院議長選の投票を見守る共和党のマッカーシー氏(手前中央)=AP

 【ワシントン=淵上隆悠】新議会が始まった米下院(定数435)では2日目の4日も、新議長を決める選挙が行われた。多数派の共和党から造反者が相次ぎ、過半数に届かない状況は変わらず、再投票が繰り返された。計6回の投票を経ても新議長が決まらない異常事態に陥り、議長選出は5日以降に持ち越された。

 4日は3回の投票が行われた。議長就任が有力視されていた野党・共和党のケビン・マッカーシー院内総務の得票は、いずれも201票にとどまった。選出には有効投票の過半数が必要だが、保守強硬派の議員ら20人が別の議員への投票を続けた。更に前日までマッカーシー氏を支持していた1人が棄権に転じ、状況は悪化している。

 造反者の中には、共和党に強い影響力を保つトランプ前大統領と近い議員も多い。トランプ氏は今回の議長選で関係が良好なマッカーシー氏を推しており、4日朝には、SNSで「全員でケビン(・マッカーシー氏)に投票しよう」と呼びかけたが、事態の打開にはつながらなかった。

 民主党は全212人が、ハキーム・ジェフリーズ院内総務に6回とも投票した。バイデン大統領は4日、訪問先のケンタッキー州で記者団に「議会が機能しないのは恥ずべきことだ。世界で最も偉大な国で、どうしてこんなことになるのか」と述べ、足並みの乱れが露呈している共和党をやゆした。

6767OS5(旧チバQ):2023/01/05(木) 13:10:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/0ce96aa61c0271b4fa167796eb93c40e186a5338
米下院議長選、共和内紛で100年ぶり再選挙 トランプ氏影響力低下
1/4(水) 11:11配信


7
コメント7件


毎日新聞
次期下院議長選の投票が行われる中、耳を傾ける米下院の共和党のケビン・マッカーシー氏(左)=ワシントンで2023年1月3日、AP

 米連邦下院(定数435)で3日、2年間の新会期開始に合わせて議長選挙が行われた。しかし、多数派の共和党が候補を一本化できず、3回投票を行ったが、当選に必要な票数に達した候補はいなかった。下院議長が1回の投票で決まらなかったのは100年ぶり。共和党は2022年11月の中間選挙で下院の多数派を奪還し、民主党のバイデン政権への追及を強める構えだったが、内紛で出はなをくじかれた。4回目の投票は4日以降に行われる見通し。

 中間選挙後に民主党議員1人が病死したため、新会期が始まった3日時点の議席数は共和党222、民主党212だった。

 議長選の1回目の投票では、共和党下院トップのケビン・マッカーシー氏(57)が203票を得たが、当選に必要な有効投票の過半数(218票)を確保できなかった。共和党内の対抗馬であるアンディ・ビグス氏(64)が10票、トランプ前大統領派から人気が高いジム・ジョーダン氏(58)が6票を獲得し、他の3人はそれぞれ別の候補に投票した。民主党は212人全員がハキーム・ジェフリーズ院内総務(52)に投票し、少数派の民主党の候補が第1回投票ではトップに立つ異例の展開となった。

 続けて行われた2、3回目の投票では、ジョーダン氏自身がマッカーシー氏の応援演説に立って同僚議員の説得を試みたが、ビグス氏や他候補を支持していた議員らはジョーダン氏に投票した。マッカーシー氏は2回目も203票、3回目は202票と1票減らした。4回目の投票では、マッカーシー氏は造反議員を説得する構えだが、折衝が長引けば、党下院ナンバー2のスカリス氏ら他の候補を推す声が強まる可能性もある。

 マッカーシー氏は西部カリフォルニア州第23選挙区選出で当選9回。党下院指導部で経験を積み、19年から党下院トップを務めてきた。11月の中間選挙後の下院議員団の投票では、トランプ前大統領に近い保守強硬派グループ「自由議員連盟(フリーダム議連)」のビグス氏を大差で破って次期議長候補に選出された。しかし、ビグス氏を支持した保守強硬派の一部は、マッカーシー氏を支持する条件として、各議員がいつでも議長解任動議を提出できる制度の導入や法案採決前の最低72時間の検討時間確保を要求した。

 マッカーシー氏は15年に議長を目指した際、保守強硬派の反対で断念した経緯がある。今回は保守強硬派の主張に歩み寄り、「5人の賛成があれば議長解任動議を提出できる」とする案や、バイデン政権による権力の乱用を調査する委員会の新設を提示した。米メディアによると、自由議連に影響力があるトランプ氏もマッカーシー氏への支持を議員らに働きかけていた。しかし、保守強硬派は「政界の現状を変える意思を示していない」として不支持の姿勢を変えなかった。

 保守強硬派は議会の現状を「歳出法案など毎年成立させる必要がある法案に、多額の公的支出を伴う他の法案が束ねられ、議員が法案内容を精査する間もないまま採決されている」と批判し、「議会改革」を大義名分としている。一方で、議長選に乗じて議会運営に保守派の主張を反映させ、存在感を示したい思惑もあるとみられる。トランプ氏は自派の議員を結束させられず、党内での影響力の低下を露呈した。

 連邦議会が設立された1789年以降、1回の投票で下院議長が決まらなかったのは15回目。1855年には133回目の投票で議長が決まった例もあるが、1925年以降は多数派政党の候補が1回で順当に議長に選ばれていた。【ワシントン秋山信一】

6768OS5(旧チバQ):2023/01/05(木) 22:37:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/bb73c115b553e70c86863d9c64a0d42d865993e0米下院議長選、3日目突入へ 共和内紛やまず異常事態
1/5(木) 20:33配信

時事通信
トランプ前米大統領=2022年11月、フロリダ州パームビーチ(AFP時事)

 【ワシントン時事】米連邦議会下院(定数435)では4日、前日に続き議長選挙の投票が行われた。

 多数派を握った共和党の内紛のあおりで、計6回の投票を経ても決着せず、再び休会となった。下院は議長不在で稼働できないまま、3日目に突入する異常事態に陥っている。

 「合意には至っていないが、前進した」。共和党議長候補のマッカーシー院内総務は、4日夜も造反議員の説得を続けた。造反組は既得権益層を敵視するトランプ前大統領の路線に近く、執行部と対立。議長解任動議のハードルを下げる規則改正案や、委員長ポストの配分などを巡って交渉が続いている。

 トランプ氏も4日朝、「マッカーシー氏に投票する時だ」と呼び掛け、事態の沈静化に回った。しかし同日に3回行われた投票で、20人の造反組は態度を変えなかった上、1人が白票を投じ前日より後退する結果に。「鶴の一声」で存在感を示したかったトランプ氏だが、かえって影響力の低下を露呈した。

 民主党は共和党の混乱を「歓迎」(米紙)し、高みの見物を決め込んでいる。バイデン大統領は「恥ずかしい。世界が見ている」とあきれた様子でコメント。ある下院議員は娯楽映画でも見るかのように、ポップコーンを抱えて議場に向かう自身の写真をツイートした。

 だが共和党の分裂が続けば、法案や予算案で超党派の合意形成は一層難しくなる。とりわけ造反組は「米国第一」を掲げ、連邦政府の支出拡大に反対する勢力。仮にマッカーシー氏が議長に就任しても、党内をまとめられない場合、ウクライナ支援や債務上限引き上げなどの重要な課題で政権が壁にぶち当たる恐れがある。

6769チバQ:2023/01/07(土) 00:24:34
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-_world_america_WSWVZABWEJLCHKVD5YACEHNXYM.html
迷走続く共和党、保守強硬派が造反 米議会襲撃2年
2023/01/06 19:59産経新聞

米国で2021年1月、共和党のトランプ大統領(当時)の支持者らが大統領選の結果を覆そうと、連邦議会議事堂を襲撃した事件から6日で2年。バイデン大統領は式典で演説し、暴徒対応に功績のあった元警官らに勲章を授与する。しかし、米国政治が民主主義の根幹を揺るがせたこの事件から立ち直ったとはいえない。下院では共和党の保守強硬派が造反し、11回の投票を経ても議長を選出できない異常事態が続く。

議会襲撃事件を巡っては、民主党主導の下院特別委員会が1年半近い調査で1千人以上から聞き取りを行った。昨年6月以降の公聴会は10回を数える。12月にはトランプ氏の刑事責任を問うよう司法省に勧告。最終報告書は、トランプ氏やその周辺が大統領選で不正があったとの虚偽主張を繰り返し、政権交代手続きの妨害や支持者らへの扇動を行ったと糾弾した。

事件は多くの有権者に民主主義が揺らいでいるとの危機感をもたらした。11月の中間選挙は与党・民主党に不利なインフレ下で行われたにもかかわらず、共和党がかろうじて下院を奪還するにとどまった。無党派層がトランプ氏の不正主張を嫌悪したことが一因だ。

それでも共和党内の危機意識は薄い。米クイニピアック大が12月に行った世論調査によると、トランプ氏を「好ましい」と回答した人は共和党支持層で71%に上り、民主党支持層の3%、無党派層の25%を大きく上回った。次期大統領選への出馬を宣言しているトランプ氏はなお、共和党内で根強い人気を保つ。

議会襲撃から2年の節目を前に、民主主義を巡る別種の問題も顕在化した。今月3日に新会期が始まった下院で、共和党のマッカーシー院内総務が議長に選出されることを阻止し続けている同党の保守強硬派の存在だ。

保守強硬派は敵対する民主党だけでなく、マッカーシー氏をはじめとする党内のベテラン政治家をも打倒すべきエスタブリッシュメント(既得権益層)とみなす。その支配を打破することが「有権者の望み」だと主張している。下院では議長が選出されないまま3日間が浪費された。

同派はトランプ氏に近い「フリーダム・コーカス(自由議員連盟)」のメンバーらで構成され、ほとんどが20年大統領選での不正主張を共有する。それにもかかわらず、マッカーシー氏を支持するよう求めるトランプ氏の呼びかけに応じていない。つまり、トランプ氏は実のところ、自身に忠実な議員さえ十分には制御できていない。

共和党の保守強硬派は、議会襲撃事件を清算しないまま、既得権益層の打破を盾に政治的停滞を生み出している。(ワシントン 大内清)

6770OS5(旧チバQ):2023/01/09(月) 18:32:45
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20230107k0000m030180000c.html
米下院議長選、15回目投票でマッカーシー氏選出 造反議員に譲歩
2023/01/07 17:21毎日新聞

米下院議長選、15回目投票でマッカーシー氏選出 造反議員に譲歩

米下院議長に選出された共和党下院トップのケビン・マッカーシー氏=ワシントンで2023年1月7日、ロイター

(毎日新聞)

 米連邦下院は新会期5日目となる7日未明も下院議長選を続け、15回目の投票で共和党下院トップのケビン・マッカーシー氏(57)を議長に選出した。トランプ前大統領に近い党内の保守強硬派の一部が造反し、マッカーシー氏は当選に必要な票の確保に苦慮していたが、議長解任動議案の提出要件緩和や委員会ポストの配分などで造反議員に譲歩し、ようやく「権力の空白」に終止符を打った。

 議長選出までに10回以上の投票を要したのは164年ぶりで、投票回数は連邦議会が設置された1789年以降で5番目の多さだった。

 下院議長選では、候補の得票数が当選ライン(棄権を除く有効投票の過半数)に達するまで投票が繰り返される。新会期開始時点の議席数は共和党222、民主党212、欠員1で、マッカーシー氏が本命だったが、共和党の保守強硬派の20人前後が党の他候補への投票を続け、議長を選出できない異常事態になっていた。

 6日の13回目の投票では、造反議員は6人にまで減少。14回目では、最後まで態度を保留していた共和党のゲーツ氏がマッカーシー氏に投票すれば決着するところまでいったが、ゲーツ氏は棄権。一度は9日まで休会する動議案が提出された。

 しかし、議場内での造反議員への説得が奏功。一転して行われた15回目の投票では造反議員6人が棄権して当選ラインが215票まで下がり、216票を確保したマッカーシー氏が当選した。

 米メディアによると、マッカーシー氏は、各議員が単独で議長解任動議案を提出できる規則の4年ぶりの復活、議案審査で強い権限を持つ議事運営委員会への保守強硬派の選任、議案採決前の72時間以上の検討時間確保など、造反議員らの要求を「丸のみ」した上で、個別に説得した。

 マッカーシー氏は西部カリフォルニア州第23選挙区選出で当選9回。党下院指導部で経験を積み、2019年から党下院トップを務めてきた。15年に下院議長を目指した際に保守強硬派の反対で断念した経緯があり、今回は8年越しの悲願をかなえる形となった。元々は融和を重視する調整型だが、近年は議長を目指すために党内で根強い影響力を持つトランプ氏に接近していた。

 ただ、議長選の過程で造反議員らに妥協したことで、マッカーシー氏の立場は弱くなった。今後も共和党内から6人が離反し、民主党の全議員(212人)と組めば、議長解任を決議できる状況が続く。議案審議を巡って、保守強硬派が議長解任動議案提出をちらつかせて圧力をかけるリスクがある一方で、保守強硬派に譲歩を重ねれば中道派から不満が強まる展開も予想される。

 一連の政争では、保守強硬派を支持基盤とするトランプ氏の影響力の低下もみられた。トランプ氏は大統領退任後も連携を続けてきたマッカーシー氏への投票を呼びかけたが、トランプ派はマッカーシー氏への支持派と反対派に分裂。トランプ氏も説得に乗り出したが、すぐには翻意させられなかった。

 下院は議事を始める前に議長を選出するのが慣例となっており、機能停止に陥っていたが、新会期5日目にしてようやく正常化した。共和党は多数派を奪還した下院を舞台に、バイデン大統領(民主党)の次男ハンター氏と外国企業との癒着などの不正疑惑や、国境管理の混乱、新型コロナウイルスへの対応などを巡って、バイデン政権への追及を強める構えだ。中国に関する特別委員会も設置し、経済や安全保障など広範な分野で中国への対策を強化するよう政権に圧力をかけるとみられる。【ワシントン秋山信一】

6771OS5(旧チバQ):2023/01/09(月) 20:31:20
https://mainichi.jp/articles/20230109/k00/00m/030/135000c
トランプ氏、党内の存在感に陰り 「大統領選の本命」空回り次々

毎日新聞 2023/1/9 18:59(最終更新 1/9 19:42) 有料記事 1874文字

 2024年の次期大統領選に向けて、真っ先に出馬表明した共和党のトランプ前米大統領の空回りが目立っている。党内で支持表明の動きが広がらず、世論調査でも好感度が急落するなど好材料は乏しい。共和党支持層には根強い人気があるものの、対抗馬と目される南部フロリダ州のデサンティス知事との「1対1」を仮定した調査では劣勢の結果が出るなど、党内での圧倒的な存在感に陰りが出ている。

中間選の「敗北」、離れた支持
 「あと10日待てば、下院の多数党である共和党が、もっと良い歳出法案にしていたはずだ」。トランプ氏は昨年12月26日、自身のソーシャルメディアで、2023会計年度(22年10月〜23年9月)の歳出法案の採決で賛成に回った上院の共和党指導部を批判した。

 トランプ氏は、共和党が下院の主導権を握る23年1月3日からの新会期まで審議を先送りし、民主党のバイデン政権を揺さぶる戦略を提唱していた。しかし、昨年11月の中間選挙でトランプ派の候補が上院選の接戦区で相次いで敗れたことを受けて、上院では「トランプ氏離れ」が加速しており、歳出法案も超党派の妥協が成立して12月23日に可決。年明けの下院議長選では、トランプ氏が党議長候補のマッカーシー氏への支持を呼びかけたが、トランプ派の下院議員の一部が造反。15回目の投票でようやくマッカーシー氏が当選したが、最後まで支持を拒んで投票を棄権した議員も出て、トランプ氏の影響力の低下を露呈した。

 中間選挙直後に大統領選出馬を表明して以降、トランプ氏はつまずきが目立つ。共和党の政治家らに早期に支持を表明するよう促したが、260人超の共和党の連邦議会議員のうち支持を明らかにしたのはトランプ派の10人前後にとどまっている。

 11月下旬には自宅で、知人の人気ラッパー、イェ(旧名カニエ・ウェスト)さんが連れてきた反ユダヤ主義者と会食したことが批判を浴びた。12月上旬には、大規模な選挙の不正があった場合は「憲法の停止」さえ容認されると主張。憲法を重視する共和党議員らからも非難され、「大規模な不正があれば、…

6772OS5(旧チバQ):2023/01/09(月) 20:42:39
https://www.tokyo-np.co.jp/article/224232?rct=world
でたらめ経歴に小切手詐欺容疑も...アメリカ下院の共和党新人ジョージ・サントス氏 辞職は否定
2023年1月8日 19時54分
15回目の下院議長選に参加したジョージ・サントス氏=7日、米ワシントンで(AP)
15回目の下院議長選に参加したジョージ・サントス氏=7日、米ワシントンで(AP)

 【ワシントン=吉田通夫】15回の投票を経て決着した米議会下院の議長選の陰で、共和党の新人ジョージ・サントス氏(34)に注目が集まっている。昨年11月の中間選挙で東部ニューヨーク州の民主党現職を破ったものの、経歴がでたらめで、国外の刑事事件の捜査対象になっていることも発覚。しかし、共和党指導部は沈黙したままだ。
 「うそつき」。議長選で投票したサントス氏は、民主党議員からスペイン語のやじを浴びた。時折、トランプ派や保守強硬派の議員と話すものの、近寄る議員は少ない。
 米報道によると、同氏が選挙前、ホームページやインタビューで示した学歴や金融大手企業での勤務歴などは、全てうそだった。「団体をつくって2400頭のイヌと280匹のネコを救助した」など、虚飾は細かく具体的だ。
 報道で暴かれると、昨年12月の保守紙のインタビューで「脚色した」と謝罪した一方、「選挙活動では経歴には触れていない」と辞職を否定した。
 だがその後も、ブラジルの捜査当局が2008年の詐欺事件の容疑者として、サントス氏の捜査を再開すると報じられた。盗んだ小切手を使った疑いがあり、所在不明で捜査を中断していたという。さらに米当局も、虚偽情報の公表について調査する可能性がある。
 訴追されれば、除名のための懲罰動議が発議される可能性があるが、共和党が多数の下院で、除名に必要な3分の2の賛成票が集まるかは不透明だ。共和党としての処分についても指導部は沈黙を続けている。

6773OS5(旧チバQ):2023/01/12(木) 21:59:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/01d3e8a14008c5433b8d08d8c33f9c6a5df4a83a
バイデン氏側近、別の場所からも機密文書発見 米報道 共和党が追及
1/12(木) 13:20配信

 バイデン米大統領(民主党)が副大統領だったときの機密文書が私的なオフィスから見つかった問題で、米NBCニュースは11日、バイデン氏の側近が新たに別の場所からも機密文書を見つけたと報じた。相次いで機密文書の取り扱いをめぐる問題が発覚したことで、共和党は追及する姿勢を強めている。

 NBCニュースによると、最初に機密文書が見つかったシンクタンク「ペン・バイデン・センター」のオフィスとは別の場所で、少なくとも一式の機密文書が追加で見つかったという。最初の文書の発見以降、側近が、他にも文書がないか探していたとの関係者の話も伝えている。

 最初の機密文書は約10点で、発見が伝えられたのは9日。メキシコ外遊中の10日の記者会見で質問を受けたバイデン氏は「機密文書や機密情報について深刻にとらえている。あのオフィスに政府文書が持ち込まれていたことに驚いた。文書の中身は分からない」と釈明した。

 ホワイトハウスのジャンピエール報道官は11日の記者会見で「さらなる詳細は適切なときに提供する」と述べたが、直後に新たな機密文書についての報道があった。

朝日新聞社

6774OS5(旧チバQ):2023/01/13(金) 17:20:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/40313ce6c7fd2b29c406c12e00896c37ecaa6676
バイデン氏に打撃 機密文書持ち出しで特別検察官任命
1/13(金) 9:03配信


2
コメント2件


産経新聞
【ワシントン=大内清】バイデン米大統領が副大統領在任当時の機密文書が同氏の個人事務所などで見つかった問題で、ガーランド司法長官は12日、政権から独立して捜査を行う特別検察官に元連邦地方検事のロバート・ハー氏を任命したと発表した。共和党のトランプ前大統領による機密文書の持ち出し問題でも昨年11月に特別検察官が任命されており、現職と前任の大統領が並行して捜査を受ける異例の事態となった。

機密文書の持ち出しでトランプ氏を批判してきたバイデン氏が似たような問題で捜査の対象になったことで、同氏と政権への打撃となるのは必至だ。下院多数派の共和党は、バイデン氏が近く再選出馬を表明するとみられる来年の大統領選も視野に、議会での追及を強めていく構えだ。

特別検察官の任命に先立ち、ホワイトハウスの法律顧問は同日、東部デラウェア州ウィルミントンにあるバイデン氏宅の一室やガレージから新たに数件の機密文書が見つかったと発表した。首都ワシントンにあったバイデン氏の個人事務所で昨年11月に10件の機密文書が見つかったのを受け、同氏の弁護士らが自宅などを捜索したところ見つかった。文書の詳細は不明。

バイデン氏は12日、記者団に「私は機密文書(の取り扱い)を重要なものと考えている」と述べ、司法省などによる調査に全面的に協力してきたと強調した。ジャンピエール大統領報道官は同日の記者会見で、バイデン氏は文書が自宅にあったことを「知らなかった」と語った。

特別検察官に就いたハー氏は、2018〜21年にトランプ氏の任命で東部メリーランド州の連邦地方検事を務めた。証人の召喚や起訴の判断などで広範な権限が与えられる。

一方、トランプ氏は同日、自身の交流サイト(SNS)への投稿で、「私に関連する特別検察官の捜査をすべてやめさせろ」と訴えた。トランプ氏に近い共和党のジョーダン下院議員はFOXニュースに対し、この問題でトランプ氏が連邦捜査局(FBI)の家宅捜索を受けたと指摘し、バイデン氏が強制捜査を受けないのは「二重基準だ」と主張した。

6775OS5:2023/01/18(水) 09:40:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/0d75617e41a39236a010322749fdf283cb4ae9fa
落選した共和党元候補の男を逮捕 米民主党議員の自宅に銃撃依頼か
1/18(水) 9:23配信
 米南西部ニューメキシコ州のアルバカーキ警察は16日、民主党の州議会議員ら4人の自宅を銃撃させたとして、共和党の元州下院議員候補ソロモン・ペニャ容疑者を逮捕した。警察によると、ペニャ容疑者は4人の男に金を払い、議員らの自宅を銃撃させた疑いがあるという。

 警察によると、男らは昨年12月から今月3日にかけて、州議会の下院議長ら4人の自宅に銃を撃ち込んだ。うち2回は、10発以上の銃弾を撃ち込んだという。けが人はなかった。米メディアによると、狙われた住宅の一つでは10歳の少女が就寝中だったという。

 ペニャ容疑者は昨年11月の中間選挙で、共和党の州下院議員候補として立候補して落選した。警察によると、ペニャ容疑者は選挙後の昨年11月、今回狙われた州上院議員らの自宅を訪れ、選挙で不正があったことを示唆する書類を議員らに渡していたという。

朝日新聞社

6776OS5:2023/01/18(水) 10:56:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/74e795374412e0fd2426b3975ce67fc8dbe41326
トランプ氏、サウスカロライナ州で選挙イベント 大統領選向け始動へ
1/18(水) 10:32配信
 トランプ前米大統領(共和党)は17日、2024年の次期大統領選に向けて、1月28日に南部サウスカロライナ州で同州の選挙チームの立ち上げイベントを開くと発表した。トランプ氏が22年11月に大統領選への出馬を表明してから、公の場で選挙関連のイベントを開くのは初めてとなる。

 サウスカロライナ州は共和党の候補指名レースで序盤の注目州の一つで、トランプ氏は16年の大統領選の予備選で勝利していた。28日のイベントには、トランプ氏に近い同州選出のグラム上院議員やマクマスター州知事らが同席する。

 24年大統領選を巡っては、共和党からトランプ氏以外に立候補を表明した主要候補はいないが、サウスカロライナ州選出のスコット上院議員や元州知事のヘイリー元国連大使らも候補者として名前が挙がっており、トランプ氏は先手を打って同州で基盤を固めたい考えだ。【ワシントン秋山信一】

6777OS5:2023/01/20(金) 23:18:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/3e47b1777a22d89216c6072df8a6a96db8ad689e
バイデン氏就任2年 2024年大統領選へ視界不良 機密文書持ち出し問題が足かせに
1/20(金) 16:07配信
【ワシントン=大内清】バイデン米大統領(80)は20日、就任から丸2年を迎えた。同氏にとって今年は、2024年大統領選での再選に向けた地ならしとして重要な意味を持つ。ただ、今月に入って発覚した機密文書持ち出し問題が大きな足かせに。下院の多数派を握る共和党が対決姿勢を先鋭化させる中、任期後半に入ったバイデン氏の政権運営が一層困難になるのは避けられない。

米CBSテレビは19日、バイデン氏周辺の話として、同氏が2月7日に予定される一般教書演説後の早い時期に、出馬宣言を計画していると伝えた。

バイデン氏は昨年11月の中間選挙の結果を受けて勝利への自信を深めていた。インフレの逆風にさらされ与党・民主党の惨敗も予想されながら、20年大統領選での敗北を認めない共和党のトランプ前大統領(76)とその支持勢力を「民主主義の敵」と位置づけたことが奏功。上院では多数派を維持することに成功したためだ。

しかし今月に入り、再選に向けた動きにほころびが出た。バイデン氏の自宅や個人事務所で副大統領時代の機密文書が見つかったことが相次いで発覚し、司法省が特別検察官を任命。米CNNは17日、政権関係者の話として、バイデン氏が同問題を巡るホワイトハウスの対応に「いらだちを強めている」と伝えた。

米政治サイト「リアル・クリア・ポリティクス」の集計によると、バイデン氏の19日現在の支持率は42・8%で、不支持率を約10ポイント下回る。インフレの進行を受けて支持と不支持の差が20ポイントを超した昨夏時点よりは改善しているものの、今後の捜査状況次第で求心力低下が進む可能性は否定できない。

一方、最新の世論調査によると、共和党支持層で次期大統領選の候補として期待される政治家の1位は、出馬を宣言したトランプ氏(48%)。2位は同氏と支持基盤が重なる南部フロリダ州のデサンティス知事(31%)だ。44歳のデサンティス氏が候補指名を受けた場合、高齢のバイデン氏には不利に働くとの見方は強い。

同党ではトランプ氏に近い強硬保守派が党指導部への影響力を強めており、バイデン氏の機密文書問題やメキシコ国境から流入する不法移民への対策、歳出削減などを巡って党派対立がいっそう深まるのは確実だ。他方、バイデン氏がこうした状況を「トランプ的政治」から民主主義を守るための戦いと訴え、再選戦略に組み込むことも予想される。

6778OS5:2023/01/22(日) 19:41:22
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/world/20230122-567-OYT1T50064.html
バイデン氏の最側近、クレイン首席補佐官が退任へ…「激務が続いている」と本人申し出
2023/01/22 19:22読売新聞

バイデン氏の最側近、クレイン首席補佐官が退任へ…「激務が続いている」と本人申し出

ロン・クレイン氏=ロイター 【読売新聞社】

(読売新聞)

 【ワシントン=田島大志】米主要メディアは21日、ロン・クレイン大統領首席補佐官が近く退任すると一斉に報じた。首席補佐官はホワイトハウスを総括する重要ポストで、バイデン大統領の最側近として政権内で強い影響力があった。

 報道によると、激務が続いていることを理由に本人が申し出た。退任は2月7日の一般教書演説後になるとみられる。クレイン氏は、バイデン氏の副大統領当時から副大統領首席補佐官を務めていた。

 高官の交代が相次いだトランプ前政権と異なり、バイデン政権ではこれまで、主要幹部の交代はほとんどなかった。

6779OS5:2023/01/22(日) 19:41:52
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/world/20230122-567-OYT1T50043.html?_gl=1*1d09bpe*_ga*MzQ0MzAyOTExLjE2NjY0MDI2MzY.*_ga_XJ5END643J*MTY3NDM4NDAzOS4xMDYuMS4xNjc0Mzg0MDgyLjE3LjAuMA..
バイデン氏私邸から新たに機密文書6点、米司法省が捜索で発見…政権運営にさらなる打撃
2023/01/22 18:35読売新聞

バイデン氏私邸から新たに機密文書6点、米司法省が捜索で発見…政権運営にさらなる打撃

デラウェア州の自宅で、ロシアのプーチン大統領と電話会談する米国のバイデン大統領(2021年12月30日)=AP 【読売新聞社】

(読売新聞)

 【ワシントン=田島大志】米国のバイデン大統領の事務所などで、オバマ政権の副大統領だった時の機密文書が見つかった問題で、米司法省は20日、デラウェア州のバイデン氏の私邸を捜索し、新たに6点の機密文書を発見した。ホワイトハウスの弁護士などが21日、明らかにした。

 現職大統領の私邸に司法当局の捜索が入るのは異例だ。バイデン氏はこれまで3度にわたり機密文書の保管が明らかになっており、2024年大統領選への再選出馬を視野に入れる中、政権運営への打撃となる。

 米メディアの報道によると、捜索は司法省が管轄する連邦捜査局(FBI)の捜査官により、任意で行われた。ホワイトハウスの弁護士が立ち会う中、約13時間をかけて行われ、バイデン氏の手書きのメモやスケジュール帳も押収された。機密文書は一部、上院議員時代のものも含まれていた。

 共和党のトランプ前大統領を巡っても、FBIが昨年8月、機密文書を保管していた疑いで、フロリダ州の邸宅に令状を取って捜索した。バイデン氏はトランプ氏の機密文書問題を批判してきただけに、共和党が今後、バイデン氏をさらに厳しく追及するのは必至だ。

6780OS5:2023/01/30(月) 00:35:24
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASR1Y3V4WR1YUHBI002.html
トランプ氏本格始動、次期米大統領選 唯一の出馬表明、人気底堅く
2023/01/29 22:00朝日新聞

トランプ氏本格始動、次期米大統領選 唯一の出馬表明、人気底堅く

28日、ニューハンプシャー州の共和党の集会で話すトランプ前大統領=AP

(朝日新聞)

 2024年の米大統領選に出馬表明している共和党のトランプ前大統領が28日、本格的な選挙活動を始めた。政治的な求心力には陰りがみえるが、共和党支持者のなかでの人気は底堅い。民主党を含め、立候補を正式に表明した政治家はいまのところトランプ氏以外にはおらず、次の大統領選までの米国政治は依然、トランプ氏の動向を一つの重要な軸として展開する。

 トランプ氏は28日午前、東部ニューハンプシャー州の共和党の集会で演説した。「我々はここで大統領候補として歩み始める」「米国を救うため、国を破壊しようとする勢力に立ち向かう準備が整った指導者が必要だ」と述べ、トランプ氏の選挙戦を担う地元の選挙チームを紹介した。

 同じ日の午後には南部サウスカロライナ州に移動して、別の共和党集会に参加した。トランプ氏は、大統領在任中にメキシコとの国境に壁をつくる政策に取り組んだことなどを「実績」として繰り返し強調した。

 ただ、サウスカロライナ州の集会には、以前なら参加が見込まれたような複数の共和党の政治家が参加を見送った。AP通信によると、以前はトランプ支持に回った議員からも「支持の表明は早すぎる」「新たな世代のリーダーに移行する時だ」との声が出ている。

■この2州から始めた理由は

 28日にトランプ氏が訪れた二つの州はいずれも、大統領選の候補を各党が選ぶ予備選が24年の早い時期に実施される場所だ。次の大統領選に向けては、約1年後の24年1〜2月に民主、共和両党の候補を決める予備選が始まり、数カ月間、各州で予備選が続く。トランプ氏には、予備選の序盤の重要州で勝ち、勢いをつけたいとの狙いがある。

 24年夏には民主、共和両党がそれぞれ全国党大会で候補者を正式に指名。最終的な投開票で次期大統領が決まるのは24年11月だ。

 トランプ氏は22年11月の中間選挙後、直ちに大統領選への立候補を正式に表明。現時点でも、正式に出馬を表明しているのはトランプ氏だけだ。機先を制する出馬表明で共和党の他候補の動きを封じ、指名争いを優位に進めようとする思惑がうかがえる。

6781OS5:2023/02/01(水) 20:16:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/37ebe316c4fefdc8ba9710c46452b3f9d1a27135
共和党候補争うトランプ氏とデサンティス氏が舌戦 米大統領選
2/1(水) 10:57配信

毎日新聞
選挙に向けた集会で演説するトランプ前米大統領=米南部サウスカロライナ州で2023年1月28日、AP

 2024年の次期米大統領選を巡って、共和党候補指名レースの支持率でトップを争うトランプ前大統領と南部フロリダ州のデサンティス知事が新型コロナウイルス対策を巡って火花を散らした。1月28日に選挙運動を本格化させたトランプ氏が同州の対応を批判したのに対して、デサンティス氏は22年11月の州知事選で「共和党知事としてフロリダ史上最大の得票率で勝利した。市民の審判は既に下されている」と反論した。

 トランプ氏は28日の米メディアの取材で、新型コロナ対策の規制に慎重なデサンティス氏の立場は一貫性に乏しく、「州(の社会・経済活動)を閉鎖しなかった共和党知事もいたが、フロリダは長期間、閉鎖された。(当初は)ワクチン接種を誰よりも推進していた」と主張。後にワクチンに懐疑的な言動に転じたとして、デサンティス氏は「歴史を書き換えようとしている」と批判した。

 これに対して、デサンティス氏は31日、「あらゆる角度から私を攻撃する人々がいる。もう何年もそうだ」と余裕を見せた上で、「新型コロナのような危機対応では、公選職にある者はあらゆる判断をしなければならない。ただ、その判断に対しては市民が選挙で審判を下せる。私は(知事に)再選された」と強調した。

 トランプ氏の批判の一部は、正確ではない。フロリダ州は20年春に新型コロナの感染が拡大した際、社会・経済活動を大幅に制限したが、大半の州に先駆けて外出禁止解除やレストランの営業再開に踏み切った。当時大統領だったトランプ氏も「他州の見本になる」と評価していた。【ワシントン秋山信一】

6782OS5:2023/02/01(水) 20:22:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/660166d921adb2e9add588e11aa1f01e458ffba4
共和党ヘイリー氏、大統領選出馬表明か 米報道、インド系女性政治家
2/1(水) 20:00配信

朝日新聞デジタル
2021年6月、米アイオワ州での集会で話す共和党のニッキー・ヘイリー元国連大使=AP

 2024年の米大統領選に向け、共和党のニッキー・ヘイリー元国連大使(51)が立候補を表明すると1月31日、複数の米メディアが報じた。2月15日、地元サウスカロライナ州で開く集会で発表する計画という。出馬を表明すれば、共和党からはトランプ前大統領に次いで2人目となる。

 インド系のヘイリー氏は、共和党内では数が限られる著名な非白人の女性政治家として、早くから有望な大統領候補とみられていた。南部サウスカロライナ州知事を経て、トランプ前政権で国連大使を務めた。

 ヘイリー氏はトランプ氏を「友人」と呼びつつ、絶妙な距離を保ってきたと評される。20年大統領選ではトランプ氏を支持した一方、21年1月の米連邦議会議事堂襲撃事件をめぐってはトランプ氏に批判的な姿勢も示した。24年大統領選でもトランプ氏を支持すると明言していたが、最近は、自ら出馬することに前向きな発言に転じていた。

朝日新聞社

6783OS5:2023/02/02(木) 20:39:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/a1d23ab9309f0b2dc08830231d6b622c8ed27981
宿泊1泊5万円…NY移送の〝不法移民〟への不満募る
2/2(木) 17:33配信


22
コメント22件


産経新聞
米南部の国境地域からニューヨーク市へ送られた移民の一時滞在先となっているホテル(平田雄介撮影)

【ニューヨーク=平田雄介】米ニューヨーク市のアダムズ市長(民主党)が米南部の国境地域から移送された4万人超の〝不法移民〟への対応に苦慮している。受け入れ費用は最終的に20億ドル(約2560億円)に達する見通しで、バイデン民主党政権に対策を求めた。アダムズ氏は受け入れを歓迎するが、膨大な費用がかかるのに加え、一時滞在先のホテルでの移民の振る舞いが問題化し、市民の不満は募っている。

「ホテルの部屋に調理器具を持ち込んで自炊し、カーペットが焦げた」「感染症対策を守らない」「飲酒禁止なのに大量のビールの空き缶が廃棄される」。一時滞在先ホテルの従業員は1月、米ABCテレビにこう証言し、火災発生や伝染病拡大への懸念を訴えた。

ホテルはマンハッタン中心部に位置し、宿泊費用は通常1泊400ドル(約5万2千円)以上という。「米国人でも手が届かないサービスを移民に提供するのは間違っている」(マッコーイ元ニューヨーク副知事)との不満も出ている。

移民はもともと、メキシコからビザ(査証)を持たずに米南部テキサス州などに侵入し、拘束された不法移民。米国が制裁を科す反米左派政権のベネズエラから来る例が増えている。亡命を申請し、一定の条件を満たすと判断されれば、申請に対する決定が出るまで、合法的な一時滞在が認められる。

不法移民に寛容なバイデン政権の発足後、一時滞在が認められやすくなると期待が高まり、不法入国を試みる人が急増した。負担の増えたテキサス州などで批判が強まり、アボット同州知事(共和党)が昨春から、政権への抗議の意思を込めて首都ワシントンにバスでの移送を始めた。

ニューヨーク市への移送は昨年8月に開始。アダムズ氏は昨秋の中間選挙を前に、「ニューヨークは移民の街だ。常に新たな移民を歓迎する」と述べる一方、アボット氏を「思いやりの心がない」と批判するなど、移民政策は党派対立を色濃く反映した課題となっていった。

米公共ラジオなどの8月時点の全米調査では、「南部国境が侵食されている」と答える成人が半数を超えた。ニューヨーク在住の20代女性も「本音を言えば心地よいわけではない」と話す。

ニューヨーク市の負担は移民用の食事確保や教育支援などで増加の一途をたどり、アダムズ氏は非常事態を宣言。今年1月にはバイデン大統領に続き、テキサス州国境付近の街エルパソを視察した。2人の視察は「現場に来て実態を知るべきだ」とアボット氏が訴えていたものだ。

対策に窮するアダムズ氏は視察後、「移民を全米各地に分散する計画を立ててほしい」とバイデン政権に要望。移民支援の活動家は、政権の対応に期待を寄せる。

ただ、たらい回しにされることに嫌気がさす人もいるようだ。子供2人を連れてベネズエラからニューヨークにたどり着いたダビッド・ガストロさん(34)は1日、取材に対し「カナダの(最大都市)トロントに行きたい。米国よりも移民に寛容なイメージがあるからだ」と話した。

6784OS5:2023/02/11(土) 22:09:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/47814b4e397dd0d4123d397f2b16389fc7700771
バイデン氏、共和批判を封印 2期目へ「やり残した仕事」 米一般教書演説で実績誇示〔深層探訪〕
2/11(土) 8:31配信

時事通信
7日、ワシントンの米連邦議会で、一般教書演説を行うバイデン大統領(AFP時事)

 バイデン米大統領は7日の一般教書演説で、下院多数派を握る野党共和党への批判を封印し、議会との融和姿勢を演出した。過去2年の実績を誇示しつつ、「残した仕事がある」「やり遂げよう」と協力を促したバイデン氏。視線は2024年大統領選をにらんだ再選戦略へと移る。

 ◇秋波に冷たい対応
 「新議長を祝福したい」。バイデン氏は演説冒頭、1月に就任した共和党のマッカーシー下院議長とがっちり握手を交わした。1時間超の演説では、就任時から掲げる「団結」のメッセージをちりばめ、昨年の中間選挙前に鬼の形相で共和党「トランプ派」を攻撃した姿は影を潜めた。

 超党派の演出に徹したのは、下院多数派を失った今、共和党の協力なしに法律や予算を通じた政策が実現できないためだ。だが、ホワイトハウス奪還を目指す共和党に取り合う気配はない。演説中には共和党席からたびたびやじが飛ぶ。債務不履行(デフォルト)回避に向け、無条件の債務上限引き上げを求めるバイデン氏に対し、マッカーシー氏は「歳出見直しが条件」との立場を崩していない。

 下院の各委員会は、政権の新型コロナウイルス対策や移民政策などの検証に次々と着手。協力どころか対決ムードが強まっている。

 ◇経済再生に自信
 演説では政権2年の実績を強調した。「1200万人の新規雇用を生み出した。どの大統領の4年間よりも多い」。バイデン氏が誇るように、1月の米失業率は3.4%と、53年ぶりの低水準を記録。家計を苦しめた物価高も、6カ月連続で勢いが鈍化している。

 バイデン氏は副大統領時代の機密文書を自宅などに持ち出していた問題で、ずさんな管理が批判を浴びた。だが、各種世論調査の平均支持率は7日現在、44.2%と底堅く推移し、大きな政治的打撃とはなっていない。

 中間選挙で上院多数派を維持する「善戦」をしたバイデン氏に対し、与党民主党内に有力な対抗馬擁立の動きはみられない。24年大統領選への立候補表明は時間の問題とみられている。

 ◇広がらぬ支持
 だが、有権者の間に「2期目」への期待は広がっていない。シカゴ大などが1月末に実施した世論調査で、バイデン氏の再選出馬を支持したのは全体でわずか22%。民主党支持層に限っても37%にすぎない。ワシントン・ポスト紙などによる1〜2月の世論調査では、バイデン氏の実績を計62%が「あまりない」「ほとんど、あるいは全くない」と批評した。

 最大の課題は、80歳という年齢とカリスマ性の欠如。「成果」と誇るインフラ投資法などの経済政策はいずれも即効性がないため、有権者が恩恵を実感しづらい点もネックとなっている。演説を終えたバイデン氏は、翌8日にウィスコンシン州、9日にフロリダ州など大統領選のカギを握る重要州を回り、支持層への浸透を急ぐ構えだ。(ワシントン時事)

6785OS5:2023/02/15(水) 19:34:46
https://www.yomiuri.co.jp/world/20230214-OYT1T50199/
米大統領選出馬、ヘイリー元国連大使が表明…脱トランプ氏へ「今こそ新世代のリーダーを」
2023/02/14 22:23
 【ワシントン=淵上隆悠】米共和党所属でサウスカロライナ州前知事のニッキー・ヘイリー元国連大使(51)が14日、2024年の次期大統領選への出馬を正式に表明した。トランプ前大統領に続き、共和党で2人目の有力候補となる。


 ヘイリー氏は自身のツイッターなどに動画を投稿し、「今こそ新世代のリーダーが必要だ。国境を守り、国を強くする」と訴えた。15日にはサウスカロライナ州で会合を開き、直接支持者に伝える予定だ。

 ヘイリー氏はインド移民を両親に持ち、同州議会議員を経て11年に州知事に就任した。トランプ前政権下の17〜18年には国連大使を務めた。以前は「トランプ氏が出馬するなら出ない」と公言していたが、共和党内でトランプ氏の求心力が低下していることを受け、出馬を決断したとみられる。

6786OS5:2023/02/15(水) 19:35:20
https://www.tokyo-np.co.jp/article/231329
ヘイリー元国連大使が米大統領選に出馬を表明 トランプ氏に続き共和党2人目 インド系移民で知事経験
2023年2月15日 18時32分
ニッキー・ヘイリー氏(AP)
ニッキー・ヘイリー氏(AP)

 【ワシントン=吉田通夫】米国のトランプ前政権で国連大使を務めた共和党のニッキー・ヘイリー氏(51)が14日、2024年の次期大統領選に出馬する意向を表明した。出馬表明はトランプ前大統領に続き2人目。まずは共和党を代表する候補の座を勝ち取るため、予備選や党員集会など党内の競争に挑む。
 ヘイリー氏は南部サウスカロライナ州出身のインド系移民で、下院議員を経て17年まで同州知事を務めた。14日に選挙活動用のウェブサイトを立ち上げ、動画で「今こそ新世代のリーダーが財政的責任を再認識し、国境を守り、国や誇りを強化するべきだ」と訴えた。
 共和党ではこのほか、トランプ氏に対する最も有力な対抗馬とみられている南部フロリダ州のロン・デサンティス知事らの出馬が取り沙汰されている。トランプ氏は、自身の支援でデサンティス氏は州知事選に当選できたとして「大統領選に出馬するなら大きな背信行為だ」などと強い警戒感を示している。
 民主党は、バイデン大統領が出馬表明の時期を探っている。

6787OS5:2023/02/15(水) 19:35:59
https://www.tokyo-np.co.jp/article/231296?rct=world
アメリカ連邦議会から「中道派」が消えた 保守とリベラルの二極化が進むわけとは
2023年2月15日 17時00分
二極化が進む米連邦議会=吉田通夫撮影
二極化が進む米連邦議会=吉田通夫撮影

 保革の二極対立が進む米国で、連邦議会でも中道派や穏健派と呼ばれる「真ん中」の議員が減少。国家の工業化か農業保護かで二極化した、1920年ごろの分裂状態に逆戻りしたとの分析もある。選挙区の境界を、リベラル派住民の多い地域と保守派住民の多い地域に沿って変更したことによって、双方に配慮できる議員が減ったことなどが背景とされる。(ワシントン・吉田通夫)
◆1920年以来の分断国家に

 超党派の中道派下院議員でつくる「問題解決協議会」は、2017年に約50人で結成され、21年に58人に増えた。しかし昨年の中間選挙を経て、米メディアによると、現時点で38人に減った。下院民主党の中道派議員でつくる「ブルードッグ」は08年の64人をピークに減少傾向が続き、昨年の中間選挙により、7人と過去最低に落ち込んだ。
 米国では、中道派や穏健派の議員の割合を測る手法の一つに、大統領選と同時に行われる下院選で、過半数を獲得した大統領候補の所属政党とは異なる政党の候補が当選した選挙区を数える手法がある。
 例えば、大統領選では民主党候補が過半数の票を獲得したのに、下院選では共和党候補が当選した選挙区だ。これはリベラル派と保守派の有権者が混在する選挙区で、当選した下院議員は双方に配慮した中道派の可能性が高い、という理屈だ。
米ジョージワシントン大のサラ・ビンダー教授=本人提供
米ジョージワシントン大のサラ・ビンダー教授=本人提供

 米シンクタンクのブルッキングス研究所がまとめた16年までのデータに、独自集計で20、22年も加えたところ、20年の大統領選ではこうした選挙区の割合は3.7%にとどまり、1920年の3.2%に次ぐ低さだった。内戦に陥った南北戦争(1861〜65年)後の混乱に続き、米政治史でも二極対立が激しかった時期として知られる時代に逆戻りした形だ。
 中道派議員の減少について、米ジョージワシントン大のサラ・ビンダー教授(政治学)は、共和党が米南部で支持基盤を強化するに従い、1990年代から民主党の保守派が共和党に移籍するなどして二極化が始まったと解説する。
◆自党に有利な選挙区境界の書き換えも二極化加速
 民主党や共和党の候補が安全に当選できるよう、リベラル派と保守派の多い区域に沿って、選挙区の境界を書き換える「ゲリマンダー」も二極化を加速。保革が入り交じった選挙区が減り、各候補が党派的な立場を強めた。ビンダー氏は「特に、共和党の支持層が多い州で、かなり自党に有利な区割りの変更が行われた」と指摘する。
 さらに、16年のトランプ前大統領の登場が選挙から遠ざかっていた保守強硬派を掘り起こしたことも、二極対立に拍車をかけた。
保守強硬派が影響力を強めた共和党が、過半数を握る米下院。手前左はマッカーシー議長=AP
保守強硬派が影響力を強めた共和党が、過半数を握る米下院。手前左はマッカーシー議長=AP

 議会は二極対立により、立法に苦心している。下院の過半数を握った共和党は、極端な立場をとる保守強硬派が影響力を強めた。バイデン政権下の政府の手元資金を枯渇させるため、新たな国債発行をできないようにする方針をほのめかすなど、世界経済の混乱も辞さない構えだ。
 保守強硬派は共和党の主流派に対しても牙をむき、下院議長選で造反して100年ぶりの再投票に持ち込んだ。民主党中道派のエリッサ・スロトキン下院議員は本紙の取材に、保守強硬派は「共和党自身をも混乱させる存在だと明らかになった」と指摘。「共和党が自分たちの通したい法案があるなら(自党の保守強硬派ではなく)われわれ民主党の中道派に支持を求めることになるのではないか」と、中道派の存在感強化に腐心する。
 しかし、共和党中道派のピーター・メイジャー下院議員は「多数派の議員になると、あまり譲歩したくなくなる」と課題を指摘。「(民主党と)協力可能な分野は多くあるが、そのためには信頼関係を築かなければならず、議会の二極対立が激しいと難しい」と語った。

6788OS5:2023/02/21(火) 10:50:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/66d7bbbfc527b12355c730fe2e215a05d9e1dab7
バイデン氏、列車でポーランド着 キーウへ移動10時間、滞在5時間
2/21(火) 9:55配信
 ウクライナの首都キーウ(キエフ)を20日に電撃訪問したバイデン米大統領は同日夜、列車でポーランド南東部に到着した。「前例のない歴史的な訪問(同行したサリバン大統領補佐官)」として極秘にされていた行程も同行した米記者によって明らかになった。バイデン氏は21日、ポーランドのドゥダ大統領と会談した後、演説する予定だ。

【写真】ウクライナへの侵攻、許してはいけない一線について語る東野教授

 同行記者によると、バイデン氏は航空機で19日午前4時15分にワシントン郊外のアンドリュース空軍基地を出発。米国内でしばしば使用される小型の空軍C―32航空機に搭乗した。

 バイデン氏は、ドイツ西部の米空軍基地を経由し、ポーランド南東部の空港に19日午後8時前に到着した。バイデン氏を乗せた車列はサイレンを鳴らすことなく、ウクライナ国境に近いプシェミシルの駅に向かい、バイデン氏は8両編成の列車に乗り換えた。通常、大統領の外国訪問には数十台の長い車列をなすのが定番だが、今回は同行者も限られ、サリバン氏ら数人の政府高官や医療チーム、警護要員ら少人数に限定されていたという。

朝日新聞社

https://news.yahoo.co.jp/articles/34b7acc77d46405a652948e9b50fcf044657cde1
民主主義陣営の結束訴え バイデン米大統領がポーランド訪問
2/21(火) 7:06配信
 【ワルシャワ時事】ウクライナを予告なしに訪れたバイデン米大統領は20〜22日の日程でポーランドを訪問し、ロシアに対抗するため民主主義陣営の結束を改めて呼び掛ける見通しだ。

 ロシアのウクライナ侵攻から1年の節目を控えて演説を行うほか、北大西洋条約機構(NATO)に加盟する東欧諸国の首脳らとも会談する。

 バイデン氏はポーランドでドゥダ大統領と会談した後、21日夕(同22日未明)にワルシャワの旧王宮で演説を行う。

 バイデン氏は昨年3月にも同じ場所で演説し、ロシアのプーチン大統領に関し「権力の座にとどまるべきではない」と非難した経緯がある。国家安全保障会議(NSC)のカービー戦略広報調整官は、今回は「自由と民主主義を守るウクライナの人々を支援するため、米国がいかに世界をまとめてきたかについて演説する」と語った。

 NATO加盟の東欧諸国首脳との会談では、米国による防衛への関与を改めて表明する。ポーランドのモラウィエツキ首相は19日の米CBSテレビのインタビューで「バイデン政権と米軍駐留を恒久化し、部隊を増やすことを協議しているところだ」と明らかにした。

 ポーランドはウクライナの隣国で、多くの難民を積極的に受け入れてきた。欧米諸国による支援の物流拠点でもあり、バイデン氏は今後の連携についても話し合うという。

6789OS5:2023/02/21(火) 10:50:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/fa10342499d9c6512e55d26d72304bdaf7c860b5
ポーランドから鉄道10時間 バイデン氏のキーウ訪問、異例の旅程
2/21(火) 6:30配信


15
コメント15件


毎日新聞
聖ミハイル大聖堂の前を歩くバイデン米大統領(左)とウクライナのゼレンスキー大統領=ウクライナの首都キーウで2023年2月20日、ウクライナ大統領府提供・ロイター

 バイデン米大統領は20日、ウクライナの首都キーウ(キエフ)を電撃訪問した。米大統領は通常、警備の観点から、外国を訪問する際でも専用の航空機やヘリコプター、車両を使うが、今回は9時間半の鉄道利用など異例の旅路となった。

【写真特集】記者が見た戦禍の日常

 バイデン氏は当初、米東部時間20日夕に米国を出発し、ウクライナの隣国ポーランドに向かう予定だった。しかし、17日、数カ月間検討してきたキーウ訪問を決断。バイデン氏は19日午前4時15分(以後は全て現地時間)に大統領専用機(エアフォースワン)で秘密裏に米ワシントン近郊のアンドルーズ空軍基地を出発した。19日夜にメディアに伝えられた予定では、バイデン氏はまだ米国にいて「20日夕に出発」と説明されていた。

 各メディアを代表して取材する2人の記者には17日に訪問が伝えられ、大統領のキーウ到着まで秘密を保持することを約束し、携帯電話も取り上げられた。米政府が同行記者に集合時間などを知らせたメールの件名は「ゴルフ大会への到着に関する手引」だった。

 専用機は約7時間後にドイツ西部のラムシュタイン米空軍基地に到着して給油。1時間16分後に再び飛び立ち、午後7時57分にポーランド南東部ジェシュフの空港に到着した。バイデン氏は2022年3月にもジェシュフを訪れ、駐留米兵らを激励したことがある。

 その後、バイデン氏の車列は高速道路で移動。米大統領の車列は米国内ではサイレンを鳴らしながら移動することも多いが、今回は注意をひかないようにサイレンがなかった。車列は午後9時15分にウクライナと往来する列車が発着するプシェミシル駅に着いた。列車は午後9時37分に出発し、国境を越えてウクライナに入り、出発から約9時間半後にキーウの駅に到着した。副大統領時代(09〜17年)に何度もウクライナを訪問しているバイデン氏は「キーウに戻ってこられてよかった」と語った。

 米国はバイデン氏が出発する数時間前にロシアに「衝突回避」のために事前通知していた。AP通信によると、米軍はバイデン氏の訪問前から、早期警戒管制機E3や電子偵察機RC135をポーランドのウクライナ国境付近に飛ばして警戒にあたった。

 バイデン氏はキーウのマリア宮殿でゼレンスキー大統領と会談し、共同記者会見に臨んだ。市内の大聖堂周辺を2人で歩いた際には、空襲警報が鳴る場面もあった。在ウクライナ米大使館で館員らを慰労した後、午後1時10分に列車でキーウを離れた。キーウでの滞在時間は約5時間だった。

 米大統領は過去にも紛争中のイラクやアフガニスタンを事前の予告なしに電撃訪問したことがある。しかし、こうした訪問先では米軍が活動し、空港など主要なインフラを管理していた。今回はウクライナ国内に米軍の拠点がなく、米大使館も十分に活動できていない状況で訪問した点が異なる。長時間の鉄道による移動も異例だ。

 欧州各国の首脳は既にキーウを訪問し、ウクライナを支援する姿勢をアピールしている。バイデン氏がキーウを訪問したことで、主要7カ国(G7)で首脳がウクライナ入りしていないのは、日本だけとなった。【ワシントン秋山信一】

 ◇バイデン米大統領キーウ訪問の行程

■米国

19日午前4時15分(19日午後6時15分) ワシントン郊外のアンドルーズ空軍基地を出発■ドイツ

19日午後5時13分(20日午前1時13分) ドイツ西部のラムシュタイン米空軍基地に到着、給油

19日午後6時29分(20日午前2時29分) ラムシュタイン空軍基地を出発

■ポーランド

19日午後7時57分(20日午前3時57分) ポーランド南東部ジェシュフの空港に到着、車列で移動

19日午後9時15分(20日午前5時15分) プシェミシル駅に到着、列車でキーウへ

■ウクライナ

20日午前8時ごろ(20日午後3時ごろ) キーウの駅に到着、ゼレンスキー大統領と会談

20日午後1時10分(20日午後8時10分) キーウの駅を出発、ポーランドへ

■ポーランド

20日午後8時45分(21日午前4時45分) プシェミシル駅に到着

※現地時間(日本時間)。ウクライナはポーランドと1時間の時差

6790OS5:2023/03/06(月) 18:48:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/efa3889a8fbd0d6aa8d0051c9e62d7e9893ce482
トランプ氏「宿敵」が存在感 自伝出版、大統領選へ地歩 米共和
3/4(土) 7:11配信

時事通信
米フロリダ州のデサンティス知事=2022年11月、同州タンパ(AFP時事)

 【ワシントン時事】2024年の米大統領選に出馬が取り沙汰される南部フロリダ州のデサンティス知事(共和党)が、全国規模の活動を活発化させている。

 2月に出版した自伝を引っ提げ地方行脚を始めたほか、メディアにも頻繁に登場。立候補すれば現時点でトランプ前大統領の最大のライバルになるとみられ、動向が注目されている。

 「メーク・アメリカ・フロリダ(米国をフロリダ州のようにしよう)」。デサンティス氏は新著で、州統治の「成功」ぶりに自信を示した。

 19年に知事に就任し、新型コロナウイルス対策や移民問題でバイデン政権と真っ向対立。ハーバード大院卒の秀才ながら、その武闘派ぶりが保守層の心をつかんだ。76歳のトランプ氏に比べ44歳と若く、目立ったスキャンダルもない。昨年の中間選挙では大差で再選を果たし、人気を確実なものにした。

 保守系のFOXテレビが2月の世論調査で共和党支持層に大統領候補にふさわしい人物を尋ねたところ、トランプ氏が43%でトップにつけた一方、デサンティス氏が28%で追随。他候補は1桁にとどまり、現時点では事実上、両氏の一騎打ちの様相だ。

 デサンティス氏が大統領への意欲を明言したことはないが、米メディアでは6月ごろに出馬表明するとみる向きが多い。警戒を強めるトランプ氏は、デサンティス氏の名前をもじって「デサンクティモニアス(聖人ぶったやつ)」と蔑称を付け、「彼は高齢者向けの社会保障費を削ろうとしている」などと攻撃。台頭阻止に躍起となっている。

 大統領選に向けては、これまでに共和党でトランプ氏、ヘイリー元国連大使、実業家のラマスワミ氏が立候補済み。ペンス前副大統領やポンペオ前国務長官らも出馬検討が伝えられ、指名候補争いの動きが本格化しつつある。

6791OS5:2023/03/16(木) 14:27:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/456305f7366822a7d2117dcd1d24870d86cceb61
共和党議員がトランプ氏の対抗馬?への支持表明 アメリカ大統領選
3/16(木) 9:55配信
 米共和党のロイ連邦下院議員(南部テキサス州選出)が15日、2024年の大統領選に向けて、南部フロリダ州のデサンティス知事(44)への支持を表明した。デサンティス氏はまだ出馬を明言していないが、トランプ前大統領(76)の有力な対抗馬と目されており、「フライング気味」の支持表明はトランプ氏と距離を置く連邦議会議員らの期待を表す動きと言えそうだ。

 ロイ氏は15日の支持者向けの声明で「次の米大統領は力強く、活気のある指導者でなければならない。より若く、しかし実績のあるリーダーが(2期)8年間の変革を米国にもたらす時だ」と指摘した。ロイ氏は、トランプ氏に近い保守強硬派「自由議員連盟(フリーダム・コーカス)」のメンバーだが、20年大統領選の落選を覆そうとするトランプ氏に反発して距離を置いた経緯がある。

 デサンティス氏は、共和党支持者を対象にした世論調査では、トランプ氏に次ぐ支持を得ている。フロリダ州知事として保守的な政策をとっており、トランプ氏の支持者からも評価が高い。2月下旬に知事としての実績をアピールする著書を出版。3月10日には党候補指名争いの初戦の舞台である中西部アイオワ州で集会に参加するなど、出馬を視野に入れた動きを徐々に活発化させている。昨年11月に出馬表明したトランプ氏は、これまでに約30人の連邦議会議員から支持を取り付けている。【ワシントン秋山信一】

6792とはずがたり:2023/03/19(日) 00:17:52
トランプ前大統領 SNSに「21日逮捕される」と投稿 詳細触れず
2023年3月18日 22時51分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230318/amp/k10014013001000.html

アメリカのトランプ前大統領は、来週21日に自身が逮捕されるとSNSに投稿しました。容疑など詳しいことには触れていませんが、ニューヨークの検察が、トランプ氏と不倫関係にあったと主張する女性との問題を巡って捜査を進めています。

アメリカのトランプ前大統領は18日、自身が関係する企業が立ち上げたSNS「トゥルース・ソーシャル」に「共和党の有力候補で前の大統領が来週火曜日に逮捕されるだろう」と投稿し、来週21日に自身が逮捕されるとしています。

容疑など詳しいことには触れていませんがこの情報の出どころに関して「ニューヨークのマンハッタン地区の検察の違法な情報漏えいがそれを示している」と記し、支持者らに抗議するよう呼びかけています。

トランプ氏をめぐっては、トランプ氏と不倫関係にあったと主張するポルノ女優に口止め料が支払われたとされる問題で、ニューヨークのマンハッタン地区の検察が捜査を進めています。
最新の主要ニュース7本

6793OS5:2023/03/25(土) 19:54:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/7dc7ae5544231eaa5c534ae6892c9c834b10172f
デサンティス氏がアピール強化、「トランプ批判」も 米大統領選
3/25(土) 17:00配信

毎日新聞
ロン・デサンティス米フロリダ州知事=同州で2023年3月7日、AP

 2024年の米大統領選に向けて、共和党のドナルド・トランプ前大統領(76)の対抗馬と目される南部フロリダ州のロン・デサンティス知事(44)が動きを活発化させている。これまでは「過大評価された政治家」といったトランプ氏の挑発を受け流してきたが、最近になって「劇場型」とトランプ氏の政治手法を批判するなど反撃を開始。党候補指名獲得に向けてアピールを強めている。

 「乞うご期待だ」。デサンティス氏は23日放送された米FOXニュースのインタビューで、大統領選への出馬に意欲をにじませた。かつては蜜月関係にあったトランプ氏との「違い」を問われると、「新型コロナウイルスへの対応がまず明確に違った。私なら(大統領首席医療顧問だった)ファウチ氏をクビにしていた」と発言。ファウチ氏は保守派から「行動規制推進派の象徴」とみられており、経済への影響を懸念するトランプ氏ともたびたび対立したが、デサンティス氏はファウチ氏を政権内にとどめた対応を批判した。

 さらに、たびたび混乱したトランプ氏の政権運営を「毎日が劇場」と皮肉り、「行政を動かすには、大きな構想を描き、取り組むべき課題に対処するのが非常に重要だ」と指摘した。保守的な政策で共通点が多い両氏だが、デサンティス氏はトランプ氏との人格や政治手法の違いを強調。トランプ氏が、「聖人ぶった」という意味の英語とデサンティス氏の名前をもじって「デ・サンクティモニアス」と個人攻撃をしていることについても「雑音に過ぎない」と一蹴した。

 トランプ氏は、デサンティス氏の発言内容が事前に報じられると声明を出し、「彼の支持率は暴落している」「彼が一番なのは、広報くらいだ」と主張。フロリダ州の新型コロナの死者数、凶悪犯罪件数などが「全米で3番目だ」と数字を挙げて批判した。フロリダ州は全米で3番目に人口が多いため、全体数を挙げて批判するのは説得力に乏しい。人口あたりの新型コロナ死者数や殺人発生件数の割合は20番目前後だ。それでもトランプ氏は「平均的な知事だというのが事実だ」と訴えた。

 トランプ氏からの攻撃が予想される中、デサンティス氏がこれまで控えてきた「トランプ批判」に打って出た背景には、支持率の伸び悩みもあるとみられる。22年11月の中間選挙でトランプ氏が推す上院選の候補が相次いで敗れたことで、共和党内で「本選で民主党に勝てる候補」としてデサンティス氏への期待感が高まった。モンマス大学の23年2月の世論調査では、2人の一騎打ちを想定した場合、共和党支持者の53%がデサンティス氏を支持し、トランプ氏(40%)を上回っていた。

 しかし、3月の調査ではトランプ氏(47%)がデサンティス氏(46%)を逆転。他の候補を含めた世論調査でも、トップを走るトランプ氏がリードを広げる例が相次いでいる。トランプ氏がデサンティス氏を一方的に批判する状態が続いていたことに加えて、ロシアのウクライナ侵攻を巡ってデサンティス氏が「『領土争い』に巻き込まれるのは米国の重要な国益ではない」と述べて共和党内から批判されたことも影響した可能性がある。

 勢いを取り戻したいデサンティス氏は、共和党が多数派を握る州議会と連携して、保守層にアピールする「実績」を重ねる方針だ。学校でのLGBTQなど性的少数者に関する教育の規制強化、周囲から見えない形で銃を携帯するための許可制撤廃、不法移民対策の厳格化といった州法の成立を目指している。

 一方で、2月に政策などをまとめた著書を出版し、3月には党候補指名争いの初戦の舞台である中西部アイオワ州を訪問。4月には第2戦がある東部ニューハンプシャー州でも共和党の集会に参加を予定するなど、大統領選への地ならしも着実に進めている。米メディアは、5月に州議会が休会した後、出馬に関して最終判断する可能性が高いと報じている。【ワシントン秋山信一】

6794OS5:2023/03/26(日) 10:11:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/47b0a5b5d12d9deee2ebf829ecebd22e6a8715b5
米共和党「夢の布陣」はなし? トランプ氏、ライバルの起用に否定的
3/26(日) 8:53配信
毎日新聞
米国のトランプ前大統領=2022年10月1日、ロイター

 2024年の米大統領選を目指す共和党のトランプ前大統領(76)は24日、対抗馬と目される南部フロリダ州のデサンティス知事(44)の副大統領候補への起用について「可能性は極めて低い」と述べた。デサンティス氏も23日にトランプ氏と組むことには否定的な考えを表明。保守層に人気が高い2人のコンビは、トランプ氏の支持者の間で「夢の布陣」との待望論もあるが、党候補指名争いが本格化するにつれてライバル関係が強まっている。


 トランプ氏は保守系のテレビ局ニュースマックスのインタビューで、デサンティス氏を副大統領候補に選ぶ可能性を問われ、「考えたこともない。共和党にはたくさんのすばらしい人物がいる。この組み合わせの可能性は極めて低い」と答えた。

 デサンティス氏も23日の同局のインタビューで、トランプ氏の副大統領候補になる可能性を問われたが、「私はおそらく(指導者として)執行するタイプの人間だ」と回答。副大統領には実質的な権限が乏しいことを念頭に、トランプ氏とコンビを組むことに否定的な見解を示した。

 24年大統領選の共和党候補指名争いで、デサンティス氏はトランプ氏の最大のライバルだが、18年の知事選の党予備選ではトランプ氏に支援を要請し、勝利につなげた経緯がある。保守的な政策やメディア敵視の政治手法など共通点が多く、トランプ氏の支持者には「まだ若いデサンティス氏は24年に副大統領候補としてコンビを組み、28年に大統領選に挑むのが良い」といった意見がある。3月上旬にトランプ氏の支持者が多く集まった「保守政治行動会議(CPAC)」の年次総会でも、「副大統領候補」の模擬投票でデサンティス氏は元テレビキャスターのレーク氏(53)に次ぐ2番目の人気を集めた。【ワシントン秋山信一】

6795OS5:2023/03/31(金) 07:42:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/feea15b4cf3f4c82e600f3552b4b4740be58c9a9
トランプ前米大統領を起訴 検察、元ポルノ女優への口止め料めぐり
3/31(金) 6:57配信

朝日新聞デジタル
トランプ前米大統領=2021年6月26日、ランハム裕子撮影

 米ニューヨーク州のマンハッタン地区検察官が招集した大陪審は30日、トランプ前米大統領を起訴することを決定した。同日、ニューヨークタイムズなど複数の米メディアが報じた。検察は2016年の大統領選期間中に、トランプ氏が元ポルノ女優に払ったとされる「口止め料」をめぐって捜査をしており、その関連の罪で起訴した模様だ。米国の大統領経験者が刑事訴追されるのは初めて。


 24年の次期大統領選に立候補を表明しているトランプ氏は検察の捜査について「魔女狩り」と批判してきた。3月18日には、SNSへの投稿で自身が21日に「逮捕される」と主張したうえで、「証明できる犯罪はない」などと主張。支持者に対し、抗議するよう求めた。仮にトランプ氏が有罪になっても大統領選に立候補する資格は失わないが、有権者がどのように受け止めるかが注目される。

 トランプ氏は、06年ごろにこの元ポルノ女優と不倫関係にあったとされる。この関係が明らかになることで16年の大統領選に影響が出ることを懸念し、顧問弁護士だったマイケル・コーエン氏を通じて13万ドルを支払った疑いがかけられている。米メディアによると、この支払いに関連して文書偽造の疑いがあるほか、ニューヨーク州法では選挙に影響を与える一定額以上の寄付が禁じられており、口止め料の支払いが抵触する可能性がある。

朝日新聞社

6796OS5:2023/04/03(月) 18:30:34
https://news.yahoo.co.jp/articles/c72b2f3473500d0f6c611748a348da95e686bda7
米大統領選、共和党の前州知事出馬へ 「トランプ氏に代わる選択肢」
4/3(月) 16:00配信

朝日新聞デジタル
前アーカンソー州知事のエイサ・ハッチンソン氏=AP

 2024年の米大統領選に向け、前アーカンソー州知事のエイサ・ハッチンソン氏が2日、共和党から立候補する意向を明らかにした。起訴されたトランプ前大統領に対し、出馬を撤回するべきだと批判的な立場をとっている。ただ、現時点では、全米での知名度や政治的な影響力は限られる。

 ハッチンソン氏は、2日に放映された米ABCの番組で「私は決断した。米大統領選に立候補する」と語った。正式な出馬表明は4月下旬になるという。

 トランプ氏が大統領経験者として初めて起訴されたことを受け、ハッチンソン氏は無罪推定が前提だとしつつも「トランプ氏が次期大統領になるべきではない」と主張。「私はトランプ氏に代わる選択肢を提供する」と訴えた。

朝日新聞社

6797OS5:2023/04/06(木) 17:38:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/6caa7e8a20b422e3b05567e6feb649c0b4179f52
故ケネディ氏のおい出馬 米大統領選
4/6(木) 14:10配信

時事通信
ロバート・ケネディ・ジュニア氏=3月3日、米ニューハンプシャー州(EPA時事)

 米CNNテレビは5日、故ケネディ大統領のおいの弁護士ロバート・ケネディ・ジュニア氏(69)が、2024年大統領選の民主党候補指名争いへの出馬を連邦選挙委員会に届け出たと報じた。

 
 同氏はケネディ大統領の弟、故ロバート・ケネディ司法長官の息子。反ワクチン論者で、政府による新型コロナウイルスのワクチン接種推進を「ファシズム」などと批判し、物議を醸した。

 民主党の指名争いには作家のマリアン・ウィリアムソン氏が名乗りを上げているが、同氏やケネディ氏が「勝つ可能性は低い」(政治専門誌ポリティコ)とみられている。

6798OS5:2023/04/13(木) 07:36:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/444c94bc33f2c63e3accbd85bbf48ffa36aa79f9
米共和党、スコット上院議員が大統領選出馬へ 候補者乱立の様相
4/12(水) 22:41配信


1
コメント1件


毎日新聞
ティム・スコット上院議員=AP

 米共和党のティム・スコット上院議員(57)=南部サウスカロライナ州選出=は12日、2024年の大統領選に向けた準備委員会を立ち上げると発表した。事実上の出馬表明となる。共和党の現職上院議員では唯一の黒人で、共和党内では人種的少数派(マイノリティー)への支持拡大に向けてスコット氏に期待する声がある。

 スコット氏は12日に公表したビデオ声明で、民主党のバイデン政権が「我々を分断する道具として人種を利用している」などと批判。「民主党のリベラルな政策に対抗する。米国を並外れた存在にしている保守の価値を守るにあたって、私は決して後退しない」と強調した。

 米メディアによると、準備委員会の立ち上げによって、正式な出馬表明前でも大統領選に向けた資金集めが可能になる。スコット氏は近く、党候補指名レースの序盤戦が行われる中西部アイオワ、東部ニューハンプシャー、サウスカロライナ各州を回って、支持を呼びかける。

 共和党ではドナルド・トランプ前大統領(76)、ニッキー・ヘイリー元国連大使(51)、エーサ・ハチンソン前アーカンソー州知事(72)らが立候補を表明している。南部フロリダ州のロン・デサンティス知事(44)やマイク・ペンス前副大統領(63)らも出馬に向けた検討を進めており、候補者が乱立する様相を呈している。【ワシントン秋山信一】

6799OS5:2023/04/21(金) 13:37:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/99debf75fc2b05fcdfad96f9ff9131bb07e43b0f
トランプ氏の共和党内のライバル、デサンティス氏が来日
4/21(金) 11:59配信
林芳正外相は21日の記者会見で、ロン・デサンティス米フロリダ州知事が24、25両日、外務省賓客として来日すると発表した。

 デサンティス氏は2024年米大統領選の共和党候補指名レースで、ドナルド・トランプ前大統領の対抗馬と目されている。日本滞在中、岸田文雄首相への表敬や林氏との会談などを予定しているという。林氏は「日フロリダ関係や日米関係の強化、国際情勢などについて意見交換する」と述べた。【竹内望】

6800OS5:2023/04/25(火) 19:45:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/70e987da7e1cb89bc09d34b23c328b3223d267eb

バイデン米大統領、2期目へ立候補を表明 高齢に不安も後継者育たず
4/25(火) 19:39配信

朝日新聞デジタル
米ホワイトハウスで20日、会合で発言するバイデン大統領=AP

 バイデン米大統領(80)は25日、2024年大統領選での再選に向け立候補すると正式に発表した。所属する民主党内でさえ、バイデン氏の高齢に対する懸念が根強いが、現時点では他の有力候補が出ていない。1年半後の大統領選ではバイデン氏が2期目を目指し、共和党候補と対決する構図になる公算が大きい。

 バイデン氏は25日に公表したビデオで「私たちが直面している問題は、今後どれだけの自由が得られるか、どれだけの権利が得られるかだ」として民主主義の重要性を訴え、大統領への再選を目指す意向を表明した。以前から再選出馬の意向は示していたが、正式に表明する時期が注目されていた。

 バイデン氏は、すでに米大統領としての史上最高齢記録を更新中で、再選すれば、2期目の満了時には86歳になる。現職大統領が2期目を目指すのは通例だが、高齢問題には党内からも懸念が出ている。

 それでも2期目を目指す背景には、民主党が後継者を育てられていないことがある。バイデン氏は20年大統領選で、自らが次世代への「架け橋」になると述べていた。だが、女性初の副大統領に据えたハリス氏の人気は低調で、ほかにもバイデン氏に代わる有力候補は見当たらない。

朝日新聞社

6801OS5:2023/04/27(木) 08:53:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/28f9d14b2b32272e9e6b91a429c655d15549143c
バイデン氏と共和党、チキンレースの様相 財政出動めぐり
4/26(水) 23:21配信
2024年米大統領選への再選出馬を表明した民主党のバイデン大統領は選挙戦で、内政と外交・安全保障の両面で政策の「継続性」を訴えることになる。政権基盤を固めるために看板政策のインフラ投資などを軌道に乗せたい考えだが、野党・共和党の保守強硬派は連邦政府の借入限度額を定めた債務上限の引き上げ問題で対決姿勢を鮮明化。対立は互いに一歩も引かない〝チキンレース〟の様相を呈している。

「共和党は米国をデフォルト(債務不履行)に陥らせようとしている。完全に無責任だ」。バイデン氏は25日の演説で、デフォルト回避に必要な債務上限の引き上げ問題で強硬姿勢を崩さないマッカーシー下院議長ら共和党執行部を強く牽制(けんせい)した。

問題を巡っては1月、連邦政府の債務が法律で定められた上限に達し、現在は財務省による特別な資金のやりくりが続く。だが、それも早ければ6月にも底をつくとみられ、債務上限を引き上げるための立法措置が急務となっている。

下院の多数派を握る共和党は今月、軍事費を除く連邦予算の大幅削減を条件に債務上限を引き上げるとする法案を発表した。法案は、バイデン氏が再選に向けた実績としてアピールする巨額の財政出動を伴うインフレ対策などの一部を骨抜きにする内容を含む。共和党にはデフォルトのリスクを盾に、来年の大統領選をにらみバイデン氏を追い詰めたい思惑がある。

これに対しバイデン氏は、条件闘争には応じないとし、仮に法案が議会を通過しても拒否権を発動する構えをみせている。

共和党では、大統領選でバイデン氏と再び対決する可能性があるトランプ前大統領に近い保守強硬派が影響力を行使し妥協しない路線を主導。同派は、ロシアの侵略を受けるウクライナにバイデン政権が続ける軍事支援に批判的なグループとも重なる。

この日の演説でバイデン氏は同派を、トランプ氏のスローガン「米国を再び偉大に」の英語頭文字から「MAGA(マガ)過激派」と呼び「普通の人々と違う」と痛烈に揶揄(やゆ)した。「トランプ政治」に批判的な世論を喚起し譲歩を勝ち取りたい考えとみられるが、むしろ共和党を硬化させる可能性もある。(ワシントン 大内清)

6802OS5:2023/04/27(木) 09:04:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/a1e13029335a660bf8851b7504b04bf469ca2ea3
民主党予備選の日程、バイデン氏が序盤で勢い狙う
4/26(水) 23:04配信

産経新聞
バイデン米大統領(春名中撮影)

【ニューヨーク=平田雄介】2024年11月の米大統領選に向けた民主党予備選・党員集会は同年2月から実施される。日程案は、党候補指名争いの流れをつくる序盤戦にバイデン大統領が20年の前回選で上位につけた州が多く並ぶ。選挙戦でバイデン氏の勢いをつける狙いがありそうだ。

大統領選の候補指名争いは長年、中西部アイオワ州の党員集会が初戦で、東部ニューハンプシャー州の予備選が続く日程だったが、バイデン氏は前回それぞれ4、5位に終わっていた。

来年の日程案では前回バイデン氏が初めて勝利して劣勢を挽回し、党候補に正式指名される流れが生まれた南部サウスカロライナ州が当時の4戦目から初戦に回った。前回2位につけた西部ネバダ州がニューハンプシャーと同日選としてサウスカロライナに続いて実施される。

また、指名争いの流れを決定づけることが多い3月の集中日「スーパーチューズデー」の後で前回実施され、バイデン氏が勝利した南部ジョージア州と中西部ミシガン州が来年は2月の序盤戦に組み込まれた。

日程変更はバイデン氏も検討を求め、今年2月の民主党全国委員会で賛成多数で承認された。米人口に占める有色人種の比率が高まる中、バイデン氏は変更の狙いを「より多様で幅広い党員と国民の声を候補者選定の早い段階から反映させる」と説明した。サウスカロライナやジョージアは伝統的に民主党を支持してきた黒人の有権者が多く、ネバダでは中南米にルーツを持つ有権者が増えている。

6803OS5:2023/04/27(木) 20:05:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/c17e3397a897d23cdf9f3e8436b69189d0bc3b69
米大統領選「高齢対決」再現も バイデン氏が再選出馬表明 後継者不足、漂う閉塞感
4/27(木) 7:14配信
【ワシントン時事】バイデン米大統領(80)が再選出馬を表明し、2024年大統領選に向けた動きが本格化した。

 民主党政権の継続阻止を目指す共和党では、トランプ前大統領(76)が候補指名争いでリード。20年大統領選で対決した2人が、再び本選を戦う可能性に有権者は嫌気を示しており、高齢の「本命」を脅かす後継者不足に閉塞(へいそく)感が漂う。

 NBCテレビの最新世論調査によると、回答者の70%が「バイデン氏は出馬すべきでない」と答え、うち48%が「年齢」を主な理由に挙げた。トランプ氏の出馬にも60%が反対し、「トランプ対バイデン」の再戦は歓迎されていない。

 バイデン氏は物忘れをしたり、階段で転んだりと、たびたび年齢を不安視されている。それでも民主党内に挑戦者が現れないのは、現職の強みに加え、「過激な共和党への『解毒剤』として無党派層の支持を獲得してきた」(CNNテレビ)からだ。

 共和党は最近、州レベルで、人工妊娠中絶の制限や人種的少数派(マイノリティー)の投票制限につながる法整備など、極端に保守的な政策を推し進めている。バイデン氏はこうした「過激主義」との対決姿勢を前面に掲げて20年大統領選でトランプ氏に勝利し、昨年の中間選挙でも善戦した。

 一方、共和党支持者の間ではトランプ氏が根強い人気を誇る。先月、不倫相手への口止め料支払いを巡り起訴されたが、「司法の政治利用だ」と同情を訴え、むしろ支持層の結束を強めた。

 「後継者」と期待されたフロリダ州のデサンティス知事(44)は、やや失速気味だ。妊娠6週目以降の中絶を禁止する州法を成立させて穏健派の不評を買ったほか、ロシアのウクライナ侵攻について「領土紛争」などと発言し、保守派からも批判されている。

 もっとも、両党の指名候補を選ぶ各州の予備選・党員集会が始まるのは来年になってから。トランプ氏は口止め料問題以外にも、選挙介入や機密文書持ち出しなど数々の刑事訴追リスクを抱えており、リードを維持できるかは不透明だ。ワシントン・ポスト紙は、バイデン政権下で解消されなかった「過激主義と分断」を巡る争いが、24年大統領選でも続くと分析している。

6804OS5:2023/05/12(金) 08:20:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/d10725b20b966932231d5c65bc2792ac998d2792
「体重で差別」を禁止 米、成人4割が肥満 NY市
5/12(金) 7:51配信

時事通信
 【ニューヨーク時事】米ニューヨーク市議会は11日、就職や住宅契約などの際に、体重を理由に差別することを禁じる法案を賛成多数で可決した。

 米メディアが伝えた。米国では成人の4割以上が肥満とされる。

 ニューヨーク市では既に、人種や性別、年齢、宗教、性的指向に基づく差別的扱いは違法。今回の法案では、これに体重と身長の項目が追加される。同市ではこの他、タトゥーの有無を理由とした差別も禁じるよう求める法案も審議されている。

6805OS5:2023/05/19(金) 17:02:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/cb5ca972a42f0bcd4b2e87774fd44511daaec54d
デサンティス氏、来週にも出馬届け出 米メディア報道
5/19(金) 7:20配信



【ワシントン=大内清】米紙ウォールストリート・ジャーナルなどは18日、南部フロリダ州のデサンティス知事(44)が来週にも2024年大統領選の共和党候補者指名争いへの出馬を届け出ると伝えた。25日に同州マイアミで選挙資金集めのための支援者会合を開くのに合わせ、連邦選管当局に必要な書類を提出する見通しだとしている。

デサンティス氏は共和党の保守層を中心に人気が高く、党内での支持率は、政権への返り咲きを狙うトランプ前大統領に次ぐ2位。昨年の中間選挙では、優勢とされた共和党が伸び悩んだ中、圧勝で知事再選を決め、保守系メディアでは「希望の星」と評価された。

これに対し、デサンティス氏が出馬した場合は支持層が重なるトランプ氏は、デサンティス氏の社会保障政策を批判するテレビCMを投入するなど同氏の追い落としに躍起となっている。

6806OS5:2023/05/20(土) 10:22:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/b9a4ce831cc8032e119c4d1a05cf67b157ad3ff8
「債務上限」協議、再び暗雲 野党共和党が交渉一時離脱 米
5/20(土) 7:20配信

時事通信
19日、米ワシントンの連邦議会議事堂(EPA時事)

 【ワシントン時事】米連邦政府の借入限度額である「債務上限」問題を巡るバイデン政権と野党共和党の協議で、共和党が19日、交渉を一時離脱した。

 同日夜に再開したが、歳出削減規模に関して双方の主張に隔たりが大きいもようだ。一時は楽観論が広がっていたが、先行きには再び暗雲が垂れ込め始めた。米メディアが報じた。

 共和党が多数を占める下院を含め、議会が債務上限引き上げに関する法案を速やかに可決しなければ、来月1日にも政府の支払いが滞る可能性がある。米国がデフォルト(債務不履行)に陥れば、世界経済への打撃や金融市場の混乱は必至だ。

 前日までは、バイデン大統領とマッカーシー下院議長(共和党)双方が、合意に楽観的な見通しを示していた。だが、上限引き上げと併せて行う歳出削減の規模で、協議は難航しているとみられる。

6807OS5:2023/05/20(土) 14:00:14
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-230520X354.html
スコット上院議員が出馬=共和党で指名争いへ―米大統領選
2023/05/20 05:20時事通信

 【ワシントン時事】米共和党のスコット上院議員(57)は19日、連邦選挙委員会に2024年大統領選への立候補を届け出た。スコット氏は上院共和党で唯一の黒人議員で、南部サウスカロライナ州選出。正式な出馬表明は22日に行われる予定。

 米メディアによると、スコット氏は自らを「一貫した保守」と位置付け、不法移民対策で国境に壁を建設することや、歳出削減などを提唱している。

 共和党候補の指名争いでは、これまでにトランプ氏、ヘイリー元国連大使らが名乗りを上げている。南部フロリダ州のデサンティス知事も来週、正式立候補すると見られている。

6808OS5:2023/05/20(土) 19:08:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/282d71c774a6ae2b180f1dedfc59d05ceb414beb
バイデン氏、直前まで葛藤 原爆資料館訪問、米世論を懸念
5/20(土) 7:07配信



時事通信
平和記念公園の慰霊碑へ向かう(左から)湯崎英彦広島県知事、スナク英首相、フォンデアライエン欧州委員長、トルドー加首相、メローニ伊首相、バイデン米大統領、ミシェル欧州理事会議長、岸田文雄首相、マクロン仏大統領、ショルツ独首相=19日、広島市中区(代表撮影)

 バイデン米大統領は19日、先進7カ国(G7)各国の首脳と共に広島の平和記念資料館(原爆資料館)を訪れ、犠牲者に祈りをささげた。

 原爆を投下した唯一の国のトップによる訪問。水面下では、日米の政府間で直前までぎりぎりの攻防があった。

 「大統領は長時間の視察はできない」。今年初め、日本側がG7首脳陣を資料館の細部まで案内する計画を伝えると、ホワイトハウス側はこう反対した。焼けただれた人々、焦土となった街―。大統領が長時間にわたり、生々しい被爆の現実と向き合うことへの拒否反応は強かった。

 米国では今も、日本への原爆投下を「戦争を終わらせるために必要だった」と肯定する見方が多い。ピュー・リサーチ・センターの2015年世論調査では、56%が投下は「正当化される」と回答した。「広島に行くだけで、『謝罪と同義』と批判的に受け止める国民もいる」(日米筋)。過去に、原爆投下を謝罪した大統領はいない。

 広島にはオバマ元大統領が現職として初めて16年に訪れたが、資料館の視察はわずか10分弱。2期目を終えようとしていたオバマ氏と違い、バイデン氏は24年大統領選で再選も目指している。サリバン大統領補佐官(国家安全保障担当)は訪問に先立ち、大統領が謝罪する可能性は「ない」と、きっぱり予防線を張った。

 今回、調整に当たった日本政府高官によると、米側はロシアのプロパガンダに利用されることも恐れていた。ロシアは侵攻したウクライナで民間人を虐殺している。だが、被爆地・広島に注目が集まれば「米国こそ核で民間人を大量殺りくした」と矛先を向けられかねない。ホワイトハウスが首を縦に振らない中、日本側は「岸田文雄首相はいかに被爆の実像を伝えるかを重視している」「当日の朝まで調整する」(首相周辺)と粘った。

 結果的にバイデン氏は約40分間、資料館に滞在した。「2国間ではなく、歴史に敬意を払うG7首脳の一人としての訪問」(サリバン氏)という形式だった。首脳が一人また一人と到着する中、最後になったバイデン氏を岸田氏は雨の中、約50分待った。バイデン氏が資料館で何を見、何を感じたかは、まだ語られていない。

6809OS5:2023/05/23(火) 16:03:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/842d06405f0cf98f4c7287783a9329a16ebd3184
共和の黒人上院議員ティム・スコット氏、大統領選出馬へ…自身の生い立ち「アメリカンドリーム」
5/23(火) 15:55配信
読売新聞オンライン
ティム・スコット上院議員=ロイター

 【ワシントン=淵上隆悠】米国の野党・共和党で、唯一の黒人上院議員のティム・スコット氏(57)が22日、2024年の次期大統領選への立候補を正式に表明した。

 スコット氏は地元サウスカロライナ州で開いた集会で演説し、母親、兄と一つのベッドを共有した貧しい少年時代からはい上がった自身の生い立ちを「アメリカンドリーム」だと強調。「バイデン(大統領)と急進左派(の民主党)は、私が上ってきたはしごの一段一段を壊している」などと訴え、出馬を宣言した。

 ハーバード大アメリカ政治研究センターなどが今月中旬に行った世論調査によると、共和党支持者のうち、スコット氏を支持するのは1%で、トップのトランプ前大統領(58%)とは大きく差が開いている。

6810OS5:2023/05/23(火) 16:03:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/4ec74da33797fcb00003def7e27f6493ffd477bc
ハリス氏の資質に厳しい目 米大統領選向け、共和追及
5/16(火) 16:04配信
共同通信
演説するハリス米副大統領=4月、米南部フロリダ州(AP=共同)

 【ワシントン共同】2024年米大統領選に再選出馬を表明したバイデン大統領(80)が高齢を不安視される中、ハリス副大統領(58)の資質にも厳しい目が注がれている。大統領が職務遂行不能になった場合、直ちに権限を継承する要職にありながら、存在感を示せず支持率も低迷。政権奪還を狙う共和党の格好の標的になっている。

 「バイデン氏の認知能力は不安定だ。国民は副大統領の資質も考慮しなければならないが、ハリス氏は米国で最も無能な公職者だ」。共和党候補指名争いに名乗りを上げたヘイリー元国連大使(51)は今月、保守系FOXニュースで批判を連ねた。

 ハリス氏は黒人、アジア系、女性として初の米副大統領として注目を集めたが、担当の不法移民対策で指導力を発揮できなかった。政権内の確執も相次いで報じられ、求心力の低さも露呈した。

 分析サイトのファイブサーティーエイトの10日時点の世論調査によると、ハリス氏の支持率は39.4%で、不支持率50.4%だった。

6811OS5:2023/05/25(木) 09:09:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/7a2dd863973e7c94fbcf6f6c414e6d7654f46429
デサンティス氏、保守派の寵児 対リベラル「文化戦争」を主導
5/25(木) 8:05配
2024年米大統領選に向けた共和党の候補者指名争いに参戦したロン・デサンティス氏(44)は、南部フロリダ州知事としてリベラル勢力に対する「文化戦争」を主導してきた保守派の寵児(ちょうじ)だ。民主、共和両党が拮抗(きっこう)する「スイングステート」とされてきた同州で共和党の地盤を強化。米政治における近年の政治的分断を加速させた存在でもある。

デサンティス氏は、下院議員3期目の18年にトランプ大統領(当時)の後押しを受けフロリダ州知事に初当選した。新型コロナウイルス禍でマスク着用の義務化に強く反対したことなどが、連邦政府主導のコロナ対策に反発する保守層から評価された。

リベラルな政治意識が強い人々を指す「WOKE(ウォーク)」との戦いを掲げ、妊娠6週以降の中絶禁止やLGBT(性的少数者)に関する教育を制限する州法の制定などを推進。同法を批判する娯楽大手ウォルト・ディズニーに認められてきた税務上の特区撤廃を表明するなど、リベラルとの〝戦争〟を繰り広げることで人気を高めた。「敵」を作り出して求心力を高める手法は、指名レースで争うトランプ氏とも共通する。

昨年の中間選挙では、共和党が全体的に伸び悩む中で知事選に圧勝し、現在は2期目。一部の保守系メディアでは、20年大統領選での敗北をいまだに認めないトランプ氏に代わる「スター」とみなされている。

デサンティス氏は1978年、フロリダ州ジャクソンビルでイタリア系移民の家系に生まれたカトリック信者。子供時代は野球に熱中し、リトルリーグの世界大会に出場した経験もある。

名門イェール大学を卒業し、一時、南部ジョージア州の私立校で教鞭(きょうべん)をとった後にハーバード大学ロースクールで法学博士号を取得。2004年に海軍に入隊し、キューバのグアンタナモ米軍基地でテロ容疑者の捜査に関わったほか、海軍特殊部隊(SEALS)の法務アドバイザーとしてイラクにも派遣されている。

家族は元テレビキャスターの妻ケイシーさんと子供3人。大統領選を勝ち抜いた場合、25年1月の就任時は46歳で、歴代大統領の中ではセオドア・ルーズベルト(第26代)、ジョン・F・ケネディ(第35代)に次ぐ3番目の若さとなる。(ワシントン 大内清)

6812OS5:2023/05/25(木) 18:37:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/4150c671e5b254743beb13a51d7e3e194285d574
年齢差35歳 バイデン氏、デサンティス氏攻略に難題
5/25(木) 17:34配信
【ワシントン=坂本一之】米フロリダ州のデサンティス知事(44)が2024年大統領選に向けた共和党の候補者指名争いへの出馬を正式表明し、再選を目指す民主党のバイデン大統領(80)は35歳を超える年齢差に備えた選挙戦略が必要となる。民主党内では「共和党のトランプ前大統領に勝てる候補」としてバイデン氏への期待が強い一方、若いデサンティス氏との戦いを懸念する声も出ている。

【画像】動画で米大統領選への出馬を表明するフロリダ州のデサンティス知事

「バイデンは左派の課題を推進するために(官僚が優位にある)行政国家の力を武器にしてきた」。デサンティス氏は24日の出馬表明で、バイデン氏が左派勢力のために政府を利用していると批判し、有権者に支持を訴えた。

その出馬表明の場として選んだのはソーシャルメディアのツイッター。有権者や主要メディアを集めて演説する従来の手法と一線を画し、バイデン氏との違いを見せつけた。

米クイニピアック大が24日発表した世論調査は、大統領選がバイデン氏とトランプ氏の対決構図となった場合、バイデン氏に投票すると答えた人は48%でトランプ氏を2ポイント上回る。

しかし、相手がデサンティス氏の場合、バイデン氏に投票する人は46%で、デサンティス氏が1ポイント上回る。同大の調査ではこうした傾向が続いており、デサンティス氏が共和党の候補となればバイデン氏にとっては厳しい戦いになる。

選挙戦でバイデン氏の足かせとなるのが年齢だ。再選を果たした場合、2期目の任期満了時は86歳。今回の世論調査で、2期目を担うには「年を取りすぎている」とした人は65%だ。米メディアも健康や言い間違えなど高齢にまつわる問題に注目している。

バイデン氏にとっては、76歳のトランプ氏と違って圧倒的に若いデサンティス氏が相手となれば、激務をこなす体力などで不利な要素を抱えることになる。

また、民主党関係者は「大統領選では新しい顔を求める声が一定程度あり、バイデン氏の人気拡大は容易ではない」と分析する。単に組織票を固めるだけでなく、民主党寄りの有権者を引き寄せ、無党派層で支持を広げることが勝利のカギを握ることになる。

政策面では昨年11月の中間選挙で下院の多数派を握った共和党の反対で、経済対策などを思うように実現することが難しい。連邦政府の債務上限引き上げ問題でも共和党との交渉が難航しており、政権運営能力をいかにアピールするかも大きな課題となる。

6813OS5:2023/05/29(月) 20:06:50
https://news.goo.ne.jp/article/reuters/world/reuters-20230527016.html
米共和のノースダコタ州知事、大統領選に出馬へ=関係筋
2023/05/27 04:12ロイター

米共和のノースダコタ州知事、大統領選に出馬へ=関係筋

米ノースダコタ州のバーガム知事(66)が2024年米大統領選に向けた共和党の候補指名争いに出馬する計画。2018年4月撮影(2023年 ロイター/Dan Koeck)

(ロイター)

[26日 ロイター] - 米ノースダコタ州のバーガム知事(66)が2024年米大統領選に向けた共和党の候補指名争いに出馬する計画。関係筋が明らかにした。

6月7日に州都ファーゴで正式表明し、選挙運動を始動する見通しという。

バーガム知事は低い税率や規制緩和の支持者で、選挙キャンペーンでは経済や国家安全保障に重視する伝統的な保守派スタンスをアピールする公算が大きいとみられる。

6814OS5:2023/06/01(木) 11:19:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/74abb5a97e04831ee5c2658d7fb4dd62b442c70d
共和党ペンス前副大統領ら2人も来週出馬表明と報道 米大統領選
6/1(木) 9:54配信
 米主要メディアは5月31日、共和党のマイク・ペンス前副大統領(63)と東部ニュージャージー州のクリス・クリスティー前知事(60)が2024年の大統領選の党候補指名を目指して来週に出馬表明する方針だと報じた。ペンス氏は副大統領として支えたドナルド・トランプ前大統領(76)に挑む形となる。一定の知名度がある2人が出馬すれば、「反トランプ票」がさらに分散するだけに、世論調査で2番手につける南部フロリダ州のロン・デサンティス知事(44)には痛手となりそうだ。

 報道によると、ペンス氏は64歳の誕生日を迎える6月7日にビデオ声明で出馬を表明するとともに、党候補指名レースの初戦の舞台である中西部アイオワ州で選挙運動の最初の演説に臨むことを計画している。アイオワ州の共和党はペンス氏の支持基盤であるプロテスタント福音派の影響力が強く、初戦で勢いをつけて候補指名獲得につなげる戦略を描いているとみられる。

 一方、クリスティー氏は6日にニュージャージー州で出馬表明する見通しだ。保守色が強い他候補とは一線を画し、共和党の穏健派の結集を図るとみられる。

 共和党では他にニッキー・ヘイリー元国連大使(51)や実業家のビベック・ラマスワミ氏(37)、ティム・スコット上院議員(57)らが出馬表明しているほか、中西部ノースダコタ州のダグ・バーガム知事(66)も7日に出馬表明すると報じられている。さらに東部ニューハンプシャー州のクリス・スヌヌ知事(48)も出馬を検討中だと報じられており、候補者が乱立する展開となっている。【ワシントン秋山信一】

6815OS5:2023/06/01(木) 20:51:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/f496102ce050052a50cca9314c9ac71051ae2311
ペンス前副大統領も参戦へ 共和指名争い、反トランプ票の受け皿か
6/1(木) 12:58配信

産経新聞
【デモイン(米中西部)=大内清】米メディアは31日、共和党のマイク・ペンス前副大統領(63)が6月7日にも、2024年大統領選に向けた同党の候補者指名争いへの参戦を表明すると報じた。ペンス氏はトランプ前大統領(76)の支持者が21年1月に起こした連邦議会襲撃事件を巡ってトランプ氏と決別している。指名争いでは、返り咲きを狙うトランプ氏への批判票の受け皿となる可能性がある。

共和党の指名レースではこのほか、クリス・クリスティ前ニュージャージー州知事(60)や、ノースダコタ州のダグ・バーガム知事(66)も近く出馬を表明するとの報道が出ている。ペンス氏は、誕生日の7日にビデオ声明で出馬を宣言し、その後、指名争いの初戦の舞台である中西部アイオワ州デモインで選挙運動を本格化させる見通し。

熱烈なキリスト教福音派信者で知られるペンス氏は、下院議員やインディアナ州知事を経てトランプ政権(17〜21年)の副大統領を務めた。21年1月の議会襲撃事件では、トランプ氏が落選した20年大統領選の結果を確定させる議会手続きの進行役の立場を利用して選挙結果を覆すようトランプ氏から圧力を受けたが、これを拒絶。トランプ氏やその支持者からは「裏切り者」とみなされている。

保守系のFOXニュースが5月下旬に行った世論調査によると、共和党支持層の支持率ではトランプ氏が53%と首位を独走しており、南部フロリダ州のデサンティス知事(44)が20%で2位。ペンス氏は5%で3位につけている。

6816OS5:2023/06/02(金) 17:59:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/fd1c7c911e5b944288163d312cad2e82f718675e
債務上限停止、米上院も可決 成立へ、デフォルト回避
6/2(金) 15:25配信
産経新聞
【ワシントン=渡辺浩生】米議会上院は1日、連邦政府の債務上限の効力を一時的に停止する法案を与野党の賛成多数で可決した。同法案は5月31日に下院で可決されており、バイデン大統領が署名して成立する。政府の資金が枯渇する5日を前に法案成立が確実となり、世界経済を混乱に陥れる米国債のデフォルト(債務不履行)は回避されることになった。

「財政責任法案」と呼ばれ、上院採決で賛成63票、反対36票だった。バイデン氏は声明で「われわれの仕事が終わるにはほど遠いが、この合意は極めて重要な前進だ」と強調。2日夕に演説し超党派合意の意義と財政課題を説明する。

民主党系はサンダース上院議員を含む5人が反対。共和党は31人が反対した。

民主党のシューマー上院院内総務は「デフォルトの惨事から米国を救った」と強調。共和党のマコンネル院内総務は「国の債務を膨らませる民主党議員の無責任な支出体質」を抑制できたと成果を訴えた。

債務上限をめぐる混乱は昨秋の中間選挙で上下両院の多数派が異なる「ねじれ議会」となったことに端を発した。多数派を奪還した下院共和党が財政規律を堅持する立場から大幅な歳出削減を上限引き上げの条件に要求。4月に独自法案を可決させた。民主党側は看板政策の低所得者や若者向け支援策にメスが入ることを拒み交渉は難航した。

バイデン氏が5月の先進7カ国首脳会議(G7広島サミット)出席後の外遊日程を見送って帰国する事態となった。イエレン財務長官は今月5日にも政府の資金は枯渇すると明らかにし、ドルの信認低下と世界の金融市場の混乱に直結する史上初のデフォルト危機が迫っていた。

バイデン氏と共和党のマッカーシー下院議長が土壇場で合意した法案は連邦政府の借入限度額について現在の上限31兆4千億ドル(約4400兆円)の適用を2025年1月まで停止する。24会計年度(23年10月〜24年9月)は国防費などを除く歳出を23年度と同水準に据え置き、25年度も増額を1%にとどめる。

民主党が拒んだ低所得者向け公的医療保険「メディケイド」の利用条件厳格化は見送られた一方、共和党が求めた国内エネルギー開発の審査期間の短縮が盛り込まれた。ただ、民主・共和双方の有力議員に不満を残す決着となり、来年の大統領選に向け財政運営をめぐる論争は激化しそうだ。

6817OS5:2023/06/06(火) 17:49:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/aab66b9374cdaa2c1906cf58c87ad1be6fd8e541
共和党のペンス前副大統領、党候補目指し立候補 米大統領選
6/6(火) 16:15配信
 米共和党のマイク・ペンス前副大統領(63)は5日、2024年の大統領選の党候補指名獲得を目指し、立候補に必要な書類を連邦選挙委員会(FEC)に届け出た。米メディアが報じた。世論調査では副大統領として支えたドナルド・トランプ前大統領(76)やロン・デサンティス南部フロリダ州知事(44)の先行を許しており、出馬表明を契機に巻き返しを図りたい考えだ。

 米メディアによると、ペンス氏は64歳の誕生日を迎える7日、党候補指名レースの初戦の舞台である中西部アイオワ州で演説し、選挙運動を始める。同州の共和党はキリスト教福音派の影響力が強い。福音派に一定の支持基盤を持つペンス氏の陣営は、来年1〜2月ごろに予定される同州での初戦で勢いをつけ、党候補指名獲得につなげる戦略を描いている。

 ただ、共和党支持者を対象にした世論調査では、支持率は1桁にとどまっている。トランプ氏を前に「前政権の実績」はアピール材料にならない。今月3日の集会では、北朝鮮の金正恩・朝鮮労働党総書記との親密さを強調するトランプ氏について「北朝鮮の独裁者を称賛すべきではない」と述べたが、「元上司」への批判は抑え気味だ。

 また、ペンス氏は人工妊娠中絶や性的少数者(LGBTQなど)の権利擁護に批判的なことで知られるが、こうした姿勢はデサンティス氏と重なる。言動や振る舞いの派手さでアピールするタイプではなく、上位2人との差別化をどう図るかが課題になりそうだ。

 ペンス氏はラジオのトーク番組司会者、中西部インディアナ州選出の連邦下院議員、同州知事を経て、17〜21年にトランプ前政権の副大統領を務めた。19年10月には中国政策について演説し、中国との対決姿勢を鮮明にした。21年1月の連邦議会襲撃事件をめぐる下院特別委員会の調査によると、トランプ氏が20年の大統領選で敗れた後、選挙結果を覆す工作への協力を求められたが、ペンス氏は拒否した。

 共和党候補指名争いでは、ニッキー・ヘイリー元国連大使(51)らも既に立候補を表明している。さらに現職や前職の州知事らが今週に出馬表明し、主要候補だけで10人を超える見通しだ。一方、出馬を検討していた東部ニューハンプシャー州のクリス・スヌヌ知事(48)は5日、米CNNのインタビューで、不出馬の意向を表明した。【ワシントン秋山信一】

6818OS5:2023/06/07(水) 21:21:20
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-230607X308.html
クリスティー氏が立候補=共和「トランプ批判」急先鋒―米大統領選
2023/06/07 09:57時事通信

 【ワシントン時事】米共和党のクリス・クリスティー前ニュージャージー州知事(60)は6日、東部ニューハンプシャー州で演説し、2024年大統領選への立候補を表明した。トランプ前大統領批判の急先鋒(せんぽう)として知られ、この日も「孤独で自分勝手な豚は指導者ではない」と強調。選挙戦では「反トランプ」で独自色を打ち出す構えだ。

 16年大統領選に続く2度目の挑戦となる。クリスティー氏は16年の指名争い脱落後、トランプ氏への支持を表明し、一時は政権移行チームの責任者を務めるなど良好な関係を築いた。しかしトランプ氏が20年大統領選の敗北を認めず「不正選挙」などと主張し始めたことを受け、批判的な姿勢に転じた。

 各種世論調査によると、クリスティー氏の共和党内支持率は1桁台で、勝つ公算が大きいとは言えない。ただ、他の候補が反撃を恐れトランプ氏への直接的な言及を控える中、歯に衣(きぬ)着せぬ攻撃ぶりが注目され、旧日本軍の特攻隊になぞらえて「カミカゼ・クリスティー」などと呼ばれている。

6819OS5:2023/06/07(水) 22:22:23
https://www.sankei.com/article/20230607-MZ2Z3WP7ANMM5PMWV2I7JABXLA/
急進左派の黒人教授が米大統領選出馬、第3政党から コーネル・ウェスト氏
2023/6/7 12:10
米国の急進左派の論客として知られる黒人教授コーネル・ウェスト氏(70)は6日までに、2024年大統領選に民主、共和の二大政党ではない第3の政党「人民党」から出馬を表明した。民主党支持層の一部を取り込む可能性があり、再選を目指すバイデン大統領の選挙戦への影響が注目される。

ウェスト氏は哲学博士で、ハーバード大教授などを歴任。現在はニューヨークにある神学校で教授を務めている。人民党は、16年大統領選の民主党候補指名争いに出馬して若者の人気を集めた急進左派のサンダース上院議員の陣営関係者が設立した。


ウェスト氏は5日、ツイッターで「貧困撲滅や戦争終結、全ての国民に住宅や健康保険を保障するために戦う」と表明した。(共同)

6820OS5:2023/06/08(木) 08:55:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/fa66b73459ea11a06e109222b75c9923cea478ba
ノースダコタ州知事が出馬届け出、共和党から10人目 米大統領選挙
6/8(木) 6:00配信
 2024年の米大統領選の共和党指名候補争いに向け、ノースダコタ州のダグ・バーガム知事(66)が7日、連邦選挙委員会に立候補を届け出た。共和党から出馬を表明した主な候補者は10人目となった。

 バーガム氏は6日付の米紙ウォールストリート・ジャーナルへの寄稿で知事としての歳出削減や減税の実績を強調。「米国でも同じことができる。米国には世界で最も勤勉な人々がいる。潜在能力を引き出すには新しいリーダーシップが必要だ」と訴えた。

 バーガム氏はスタンフォード大学のビジネススクールを修了後、ノースダコタ州のソフトウェア会社のCEOとして会社を急成長させた。その会社は2001年に米マイクロソフトに買収され、バーガム氏はマイクロソフトの幹部を07年まで務めた。

朝日新聞社

6821OS5:2023/06/08(木) 16:29:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/bc423956c6525010279e49a5f97c1158e87b323e
hトランプ氏に有利な展開に 大統領選の共和党指名争い、候補乱立
6/8(木) 14:35配信


6
コメント6件


毎日新聞
支持者の声援に応えるトランプ前大統領=米中西部アイオワ州で2023年6月1日、AP

 2024年11月の米大統領選に向け、共和党の有力候補がほぼ出そろった。世論調査では、返り咲きを目指すドナルド・トランプ前大統領(76)がリードし、対抗馬と目される南部フロリダ州のロン・デサンティス知事(44)は5月下旬の出馬表明後も伸び悩んでいる。3番手以下の候補は「トランプ氏への挑戦権」を奪おうと、デサンティス氏への批判を強めている。

 共和党の候補指名争いは、7日までに主要候補だけで10人が名乗りを上げた。来年の予備選・党員集会で、州ごとに割り当てられた代議員の獲得数を競うが、首位の候補が代議員を総取りする州も多い。候補が乱立して「反トランプ派」の支持が分散する展開は、熱狂的な支持層を持つトランプ氏に有利だ。トランプ氏は「支持率が1%やゼロの候補もいる。なぜ、出馬するのか理解できない」とFOXニュースのイベントで述べるなど、余裕を見せている。

 トランプ氏は、20年大統領選の結果を覆すために違法行為をした疑惑などで司法当局の捜査を受けているが、「魔女狩りだ」とアピールすることで逆に支持を伸ばしている。

 選挙・世論分析サイト「ファイブサーティーエイト」によると、平均支持率(6日時点)は、トランプ氏が53・7%で、デサンティス氏(21・3%)に大差をつけている。2人の差は3月1日時点の16・3ポイントから32・4ポイントに拡大し、デサンティス氏の出馬表明後も大きな変化はない。3番手以下はマイク・ペンス前副大統領(64)=5・4%、ニッキー・ヘイリー元国連大使(51)=4・5%、実業家のビベック・ラマスワミ氏(37)=3・4%、ティム・スコット上院議員(57)=2・2%と続く。

 デサンティス氏は出馬表明の日に、ツイッターの音声チャット機能「スペース」で実業家のイーロン・マスク氏との対談に臨んだが、接続障害に見舞われて出だしからつまずいた。性的少数者を巡る政策に反対したウォルト・ディズニー社に対し、同社に認めてきたディズニーワールドの「自治権」を奪ったことが行政の介入を嫌う保守派の一部から批判された。3月にロシアのウクライナ侵攻を「領土紛争」と述べた失言も尾を引いている。

 3番手以下の候補は、デサンティス氏を2番手から引きずり下ろそうと躍起になっている。

 ペンス氏は7日のCNNのイベントで「ウクライナで起きているのは領土紛争ではなく、ロシアの侵攻だ」とデサンティス氏を批判。ヘイリー氏も4日に「デサンティス氏はディズニーから政治献金を受けてきたのに、政策を批判されたからといって(自治権を奪い)、フロリダ州の納税者のお金を訴訟費用に使おうとしている」と非難した。

 共和党のギングリッジ元下院議長は米メディアに「熱烈な支持者がいるトランプ氏よりも、フロリダ州以外に支持基盤がないデサンティス氏の方が、批判して反感を買う恐れがないため、攻撃しやすい」と解説する。

 一方、党内穏健派はトランプ氏を真っ向から批判するが、指名争いで存在感は示せていない。ラリー・ホーガン前メリーランド州知事(67)やクリス・スヌヌ・ニューハンプシャー州知事(48)は「候補が増えれば、トランプ氏を利する」との理由で出馬を断念。クリス・クリスティー前ニュージャージー州知事(60)は出馬表明したものの、デサンティス氏やペンス氏など、保守色が強い有力候補を前に埋没している。

 共和党全国委員会は8月23日に中西部ウィスコンシン州で最初の候補者討論会を開く。少なくとも三つの世論調査で支持率が1%以上▽4万件以上の寄付▽20以上の州・米領で、それぞれ200件以上の寄付――などの参加資格を設けており、支持率が低迷する候補にとっては討論会に参加できるかが第一関門となりそうだ。候補者は「最終的に共和党が指名した候補を支持するという誓約への署名」も求められており、トランプ氏が誓約するかどうかも注目される。【ワシントン秋山信一】

6822OS5:2023/06/08(木) 18:00:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/2aa47825c667225e62565584ee060b387f26b2d8
トランプ政治、否定か継承か 共和党指名争い本格化
6/8(木) 16:51配信

【ワシントン=大内清】2024年米大統領選に向けた共和党の候補者指名争いは、出馬が取り沙汰されてきた候補が出そろい、本格的な論戦に突入した。10人以上が乱立する中、返り咲きを狙うトランプ前大統領(76)が選挙戦の中心であり続けるのは確実。追いすがる候補者たちは、トランプ政治を「否定」するか「継承」するかの間で基本戦略が分かれている。

「憲法を守らない人間が大統領に選ばれるべきではない」。ペンス前副大統領(64)は7日、出馬表明後で初の演説を中西部アイオワ州で行い、かつてのパートナーであるトランプ氏を痛烈に批判した。

ペンス氏は、トランプ氏がバイデン現大統領に敗れた20年大統領選後、副大統領が仕切り役を務める議会手続きで選挙結果を覆すようトランプ氏から圧力を受けたが、拒否したことでトランプ支持者による連邦議会襲撃事件での標的となった。演説では「トランプ氏を取るか憲法を取るかの選択を迫られた」と当時を振り返り、トランプ氏の法観念の希薄さに真っ向から切り込んだのだ。

同様に、以前はトランプ氏と緊密だったものの、現在は「反トランプ」を明確にしているのが、6日に出馬表明したクリスティー前ニュージャージー州知事(60)。「利己的で自己愛が強い」「指導者にふさわしくない」と切り捨てた。

ペンス氏らがトランプ氏は大統領として不適格だと訴える背景には、共和党が「トランプ党」と化していることへの党内穏健派の危機感がある。

不動産業や興業の世界から転身したトランプ氏は、連邦政府や官僚機構、主流メディアのリベラルな言説などへの反感をあおり、政治を「ショー」に変えた。議会共和党ではこれを模倣した保守強硬派の議員らが発言力を強化。同派の対決的な姿勢は、債務上限引き上げを巡る協議の難航で米政府がデフォルト(債務不履行)寸前にまで陥った一因ともなった。

クリスティー氏は6日、今回の指名争いでも同様の手法を続けるトランプ氏は「再放送の番組をみているようでもう面白くない」と語り、共和党支持層に「トランプ離れ」を促した。

これに対し、トランプ氏の対抗馬と目される南部フロリダ州のデサンティス知事(44)は、エスタブリッシュメント(支配層)やリベラル勢力への敵意を前面に押し出す「トランプ流」を継承している。強硬な不法移民対策やウクライナ支援への消極的な態度といった面でも共通点は多い。陣営関係者は「トランプ氏を支持してはいても、その言動に辟易(へきえき)としている人の選択肢になることが重要だ」と狙いを語る。

共和党の指名レースへの参戦は10人を超える。米政治サイト「リアル・クリア・ポリティクス」の最新の集計によると、トランプ氏は支持率53・2%で首位を独走し、2位のデサンティス氏(22・4%)とは約31ポイント差。その他の候補の支持率はいずれも1桁台前半にとどまっている。候補者の乱立で反トランプ票の分散が見込まれる現状は、トランプ氏に有利との見方が強い。

このためトランプ氏にとって目下のところ重要なのは、求心力を維持し支持基盤の結束を固めること。交流サイト(SNS)への投稿では連日、自身の機密文書持ち出し問題などを巡る捜査を「ファシズム」「選挙妨害だ」と主張し、敵から迫害を受けているとの自己像作りに余念がない。

6823OS5:2023/06/09(金) 23:00:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/2c961b1ff801a4a7c9ecb5852b2d0d6e2d614760
最高裁判決、下院選を左右 区割り是正、民主有利の見方 米
6/9(金) 20:34配信


1
コメント1件


時事通信
米首都ワシントンの連邦最高裁近くで、アラバマ州の選挙区割りを巡る訴訟の口頭弁論に際し、抗議活動を行う市民=2022年10月(EPA時事)

 【ワシントン時事】米連邦最高裁は8日、南部アラバマ州の選挙区割りが人種による差別を禁じた「投票権法」に違反する疑いがあると判断した。

 州は区割りの見直しを迫られ、今後行われる連邦下院選の結果を左右する可能性がある。影響は他州にも及ぶとみられ、人種的少数派(マイノリティー)の支持を集める与党・民主党は判決を歓迎している。

 訴訟では、共和党が多数派を占めるアラバマ州議会が2022年中間選挙に向け導入した区割りについて、原告側が「黒人有権者の影響力を弱め、投票権法に違反する」と是正を求めた。

 現在の区割りでは、七つの選挙区のうち黒人が多数の区は一つで、民主党が議席を保持。残る6選挙区は白人の支持が多い共和党が占める。原告の主張によれば、区割り見直しで、黒人が多数派の選挙区が二つに増える公算が大きい。

 選挙分析団体「クック・ポリティカル・リポート」のデービッド・ワサマン氏は、同様の訴訟が各地で提起されていることを踏まえ、「判決はアラバマ以外にも衝撃を与え得る」と指摘。同団体は、アラバマ、ルイジアナ、ノースカロライナの南部3州の五つの下院選挙区で、共和党に不利に傾くという評価を公表した。

6824OS5:2023/06/10(土) 09:22:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/36efdaff697974f0763d305008a339e5d37018d0
共和指名争い、候補者乱立 トランプ氏有利の見方 米大統領選
6/9(金) 7:09配信


 【ワシントン時事】2024年米大統領選の共和党の候補指名争いで、一番に名乗りを上げたトランプ前大統領への挑戦者が乱立している。

 今週に入りペンス前副大統領ら有力政治家が相次ぎ参戦し、主要候補は10人に達した。「非トランプ」候補を一本化できなければ、強固な支持層を持つトランプ氏に有利という見方が出ている。

 「二度と大統領になるべきではない」。ペンス氏は7日、中西部アイオワ州で選挙戦を開始し、前政権で右腕として支えたトランプ氏を真っ向から批判した。

 かつてトランプ氏の盟友だったクリスティー前ニュージャージー州知事や、ノースダコタ州のバーガム知事も6日に立候補を表明。クリスティー氏はトランプ氏を「孤独で自己中心的」と呼び、指名レースで徹底的に攻撃する構えだ。

 候補者が増えれば票が割れ、トランプ氏の最大のライバルであるデサンティス・フロリダ州知事にとって不利になる。同氏は先週から選挙活動を本格化させたが、人付き合いが苦手とされ、ぎこちない有権者とのやりとりを取り上げる報道も目立った。

 各種世論調査の平均値によると、5月末時点の共和党内の支持率で2桁を超えるのは、53.2%のトランプ氏と22.4%のデサンティス氏のみ。比較的名前が知られているペンス氏でさえ3.8%にすぎない。他の顔触れも似たり寄ったりの数字で、トランプ氏の独走ぶりが際立つ。

 ただ、トランプ氏は18年の中間選挙で共和党の下院多数派を失い、20年大統領選では自らが敗北した。昨年の中間選挙でも、共和党の不振の要因をトランプ氏の極端な主張に求める向きが多い。

 さらにトランプ氏は、退任後に機密文書を持ち出した疑いで刑事訴追が迫っているとも伝えられる。反トランプ派のスヌヌ・ニューハンプシャー州知事は「彼を選べば(本選で)また負ける」と警鐘を鳴らした。

 共和党は8月23日にウィスコンシン州で開く初の候補者討論会について、4万人以上から献金を受けているなど一定の参加条件を設けた。トランプ氏不参加の可能性も伝えられる中、いかに存在感を示せるかが各候補の最初の試金石となる。

6825OS5:2023/06/10(土) 19:22:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/0a018c82fc25e7c1cc13691d836908d1c7c75b8a
共和党「トランプ一強」加速か 起訴が結束生む流れ
6/10(土) 11:30配信

産経新聞
米共和党のトランプ前大統領は機密文書問題での起訴について、自身を民主党のバイデン政権による迫害の「被害者」だと喧伝(けんでん)している。こうした主張は、共和党の支持基盤である保守層に根強い「リベラル勢力への敵意」と親和性が高い。起訴はトランプ支持者をいっそう結束させ、2024年大統領選に向けた共和党の候補者指名争いでトランプ氏の「1強」状態を加速させる可能性がある。

機密文書に軍事上の弱点情報 米司法省、トランプ氏起訴状を公表

8日夕に起訴の一報が流れた直後から、トランプ氏が立ち上げた交流サイト(SNS)「トゥルース・ソーシャル」では、「ディープステート(闇の政府)を倒せ」「トランプのために祈る」などの投稿があふれた。南部フロリダ州にあるトランプ氏の邸宅マールアラーゴ周辺には、熱烈な支持者が集まった。

起訴はトランプ氏の地元フロリダ州の市民から選ばれた大陪審が決定した。だが、トランプ支持者の多くには、それすらも政権側からの「攻撃」と映る。トランプ政治を特徴づける「エスタブリッシュメント(支配層)との戦い」というナラティブ(物語)が強く、支持者はその枠組みで物事をとらえるためだ。

共和党では昨年11月の中間選挙後、自党の議席が伸び悩んだのは20年大統領選での敗北を認めないトランプ氏が原因だとの声が高まった。だが、トランプ氏が今年3月末、ポルノ女優への口止め料支払いを巡って起訴されると批判は鳴りを潜め、トランプ氏の支持率が急伸した。

調査機関ユーガブが今月初めに行った世論調査では、機密文書問題でトランプ氏の起訴を支持するとした回答が、民主党支持層で83%だったのに対し、共和党支持層では16%にとどまった。こうした共和党支持層の心情を、指名レースに参戦している他の候補者も読み取っている。

最大のライバルと目されるフロリダ州のデサンティス知事は8日、起訴は「法執行機関の武器化」だとツイッターで非難。投資家のビベック・ラマスワミー氏は「当選したらトランプ氏を恩赦する」と書き込んだ。

前出のユーガブ調査では機密文書持ち出しを「非常に深刻」「ある程度は深刻」な問題だと答えた人が全体の72%、共和党支持層でも63%にのぼった。今回の起訴がトランプ氏の足かせになる可能性もある。

ただ、バイデン大統領も機密文書を自宅などに不正に保管していたことが判明し、捜査対象となっている。トランプ氏が自分だけ起訴されたのは不当だと訴え、その主張が無党派層にも浸透すれば民主党に打撃となる。(ワシントン 大内清)

6826OS5:2023/06/24(土) 08:52:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/ef8ae9be72f06d8fa3d8be82af59b3aa4b5e5fd4
共和党・反トランプ派の元下院議員が出馬表明 米大統領選
6/23(金) 10:53配信

毎日新聞
米国の国旗=ゲッティ

 米共和党のウィル・ハード元連邦下院議員(45)は22日、2024年11月の大統領選に向けて、共和党候補指名を目指して立候補すると表明した。ハード氏は中央情報局(CIA)勤務などを経て、15〜21年にテキサス州選出の下院議員を務めた。共和党では唯一の黒人下院議員だった時期もある。党穏健派を中心に反トランプ派の結集を目指す方針だ。


 ハード氏は22日のビデオ声明で、世論調査でリードするドナルド・トランプ前大統領(77)を「無法者、自己中心的、失敗した政治家」と強く批判した。

 物価高や薬物依存症のまん延といった問題を挙げた上で、「(民主党の)バイデン大統領ではこうした問題を解決できない。だが、トランプ氏のような失敗した政治家を共和党候補に指名すれば、再びバイデン氏が勝つのは明白だ。共和党も、米国も、より良い状況がふさわしい」と訴えた。

 共和党の候補指名争いは、トランプ氏以外にも主要候補だけで10人以上が乱立している。【ワシントン秋山信一】

6827OS5:2023/06/25(日) 08:13:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/6adb1d06ab5bfd078a832a02bd9aa4da349ec722
米13州で中絶「違法」に 最高裁判決1年 民主、大統領選で争点化
6/25(日) 7:09配信


時事通信
23日、ワシントンで支持者と交流するバイデン米大統領(EPA時事)

 【ワシントン時事】米連邦最高裁が人工妊娠中絶の憲法上の権利を否定する判決を下してから、24日で1年。

 手術の規制権限が各州に委ねられた結果、共和党主導の13州で事実上中絶を禁じる州法が導入された。バイデン大統領率いる民主党は女性の選択の権利を守る姿勢を強調し、2024年大統領選の主要争点に据える構えだ。

 中絶の権利を支持する団体「グットマッカー研究所」によると20日現在、全米50州のうち13州で、母親の命に関わるなど極めて限定的な例外を除き、中絶が違法化された。妊婦は合法州へ移動を余儀なくされたり、経済的理由から中絶を諦めたりと、選択の権利は大きく狭まった。

 バイデン大統領は23日、判決から1年を前に、避妊薬などを入手しやすくする新たな大統領令に署名。ワシントン市内で開かれた女性の権利保護団体のイベントで、「われわれは黙っていない」と演説、権利回復のために闘うことを誓った。

 民主党が大統領選で争点化を狙う背景には、昨年の中間選挙で中絶の権利擁護を前面に打ち出し、女性有権者やリベラル層の支持を底上げした「成功体験」がある。バイデン陣営のジュリー・ロドリゲス選対委員長は米紙ポリティコに対し、「この問題は世論に訴え続ける。闘いの中心に据える方法を追求していく」と語った。

 対する共和党は、統一見解を示せずにいる。中絶反対の宗教保守派を支持者に抱える一方、極端な規制強化を掲げれば、穏健派・無党派層の離反が想定されるためだ。

 大統領選の候補者の間でも公約には隔たりがある。宗教保守の後ろ盾を持つペンス前副大統領は連邦法による中絶規制を約束したが、唯一の女性候補であるヘイリー元国連大使は否定的な見解を示す。デサンティス・フロリダ州知事が妊娠6週以降の中絶を禁じる州法を成立させると、トランプ前大統領は「厳し過ぎる」とこれを批判した。共和党支持層の分断も民主党の狙いの一つと言えそうだ。

6828OS5:2023/06/27(火) 09:11:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/5442142db765c5a03695d5db4b758e20d4cf3920
民主「泡沫」候補が健闘?  バイデン氏への高齢不安反映 米大統領選
6/27(火) 7:18配信


時事通信
ロバート・ケネディ・ジュニア氏=2日、ニューヨーク(AFP時事)

 【ワシントン時事】2024年米大統領選に向けた民主党の指名候補争いで、当初「泡沫(ほうまつ)候補」とみられていたロバート・ケネディ・ジュニア氏(69)が、世論調査で一定の支持を獲得する予想外の健闘を見せている。

 高齢で「2期目を全うできるのか」というバイデン大統領(80)への不安を反映した形だ。

 各種世論調査によると、党指名レースでは現職のバイデン氏が党内で50〜70%の支持率を得て圧倒的優位に立つ。だが、ケネディ氏も15〜20%と「泡沫」とは言えない水準。もう一人の民主党候補で作家のマリアン・ウィリアムソン氏(70)の支持率は、1桁にとどまる。

 ケネディ氏は新型コロナウイルス禍で「反ワクチン論」を唱え、陰謀論めいた主張を重ねるなど、民主党支持層との親和性は高くない。支持を集めているのは、ひとえに「故ケネディ大統領のおい」という知名度によるとみられる。

 バイデン氏は再選されれば、86歳で2期目を終える。今でも壇上で転倒したり、不明瞭な発言で周囲を戸惑わせたりと、身体・認知機能の衰えを印象付ける出来事は少なくない。

 ハーバード大などが14〜15日に実施した調査では、有権者全体の66%、民主党支持層の35%がバイデン氏は「大統領を務めるには高齢過ぎる」と回答。有権者の62%が2期目に「出馬すべきでない」と答えた。

 共和党も状況は似ており、党指名レースのトップを走るトランプ前大統領(77)について、同じ調査で55%が「出馬すべきでない」と答えた。20年大統領選の「バイデン対トランプ」が再現すると仮定した場合、69%が「別の選択肢が必要だ」と回答。有権者に広がる閉塞(へいそく)感を物語っている。

6829OS5:2023/06/28(水) 18:20:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/9f9f970f3a48494a38d4ab65ec43c4937f28654e
米大統領選 進歩派のウェスト氏、緑の党から立候補目指す
6/28(水) 17:29配信
毎日新聞
コーネル・ウェスト氏=米ニューハンプシャー州で2020年2月10日、AP

 2024年米大統領選に第3党からの立候補を表明している進歩派的な活動家で哲学者のコーネル・ウェスト氏(70)が、緑の党からの立候補を目指していることが判明した。同党から過去2回大統領選に立候補したジル・スタイン氏が27日、毎日新聞の取材に対し、ウェスト氏の党候補指名獲得に向けた活動に加わっていることを明らかにした。


 ウェスト氏はアフリカ系米国人の著名な政治思想家で、今月5日に第3党から立候補する意向を表明した。この際は「人民党」の候補者として臨む考えを示していた。しかし、17年設立の人民党は全米での基盤を持っておらず、大統領選ではほとんどの州で投票用紙に政党名と候補者名が記載されない可能性が指摘されている。

 一方、緑の党は、民主・共和の2大政党、小政党のリバタリアン党に次ぐ存在だ。全米に基盤を持ち、近年の大統領選では毎回候補者を擁立している。連邦選挙委員会によると、00年に288万票、16年に145万票を獲得。いずれも、主張が近い民主党支持層の票を激戦州で奪い、結果的に共和党候補を利する「スポイラー(妨害)効果」があったとみられ、注目を浴びた。

 スタイン氏は、ウェスト氏を「殺伐とした時代における深遠な希望の光だ」と称賛し、個人的に選挙運動のマネジャー代理を務めていると明かした。そのうえで、ウェスト氏は緑の党の指名争いの正式な候補者であり、「最有力候補であることは明らかだ」との見方を示した。ただ、予備選を終え、指名大会が行われるまでは、党としては特定の候補を支持することはないとの立場を強調した。

 エマーソン大が22日に発表した世論調査では、大統領選の本選を想定した設問で、民主党のバイデン大統領支持が43・5%、共和党のトランプ前大統領支持が43・4%で互角だった。だが、ウェスト氏を選択肢に加えた場合は、トランプ氏41・4%▽バイデン氏40・3%▽ウェスト氏5・8%――だった。【ワシントン西田進一郎】

6830OS5:2023/06/29(木) 09:34:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/dfdaeeec7fd7adf3e0d415135cbcbcdf5ac2a556
中南米、腐敗対処能力が後退 ベネズエラは最下位
6/28(水) 14:44配信

時事通信
ベネズエラのマドゥロ大統領(EPA時事)

 【サンパウロ時事】中南米諸国で政治の腐敗に対処する能力が3年ぶりに後退したことが、27日に公表された民間の年次調査で明らかになった。

 ベネズエラは2019年の調査開始から5年連続で最下位となった。

 調査はコンサルタント会社「コントロール・リスクス」などが中南米主要15カ国を対象に実施し、「腐敗対処指数(CCC)」として10点満点で数値化した。それによると、23年は全体指数が4.77と3年ぶりに前年を下回った。10カ国が前年よりも悪化したためで、報告書は「多くの民主主義や重要な組織が圧力にさらされている」と警鐘を鳴らした。

6831OS5:2023/07/02(日) 17:23:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/64cc6bda21efbb4f51a33f3f0766379431c61087
相次ぐ保守寄り判決に衝撃 米最高裁、強まる政治色 社会の対立激化
7/2(日) 7:06配信

 米連邦最高裁が歴史的な判例を覆す「保守寄り」の判決を次々に下し、米社会に衝撃を広げている。

 大学入学選考で黒人らを優遇するアファーマティブ・アクション(積極的差別是正措置)の否定など、一連の判断は社会の慣行を変えるインパクトを持つ。トランプ前政権下で保守派の判事が増えたことを背景に司法の政治化が進み、保守、リベラルの対立と社会の分断を一層深めている。

 ◇怒るバイデン氏
 「これは普通の裁判所ではない」。バイデン大統領は6月29日、アファーマティブ・アクションを「違憲」とした判決に憤りをあらわにした。アファーマティブ・アクションは1961年に民主党政権が導入して以来、企業の採用活動にも反映されるなど社会に浸透していた。

 最高裁は続く30日の判決で、同性婚カップルからの依頼を宗教上の理由で拒んだウェブデザイナーを支持。ニューヨーク・タイムズ紙は「信教の自由と対立する時、LGBT(性的少数者など)の権利が法的に弱いことを示唆した」と懸念を示した。

 さらに同日、最高裁は、バイデン氏が低・中所得者向けに導入した学生ローン減免策について、大統領権限の逸脱を理由に認めないと決定。再選を目指す2024年大統領選に向けた「目玉」の一つだっただけに、バイデン氏は「最高裁は憲法解釈を誤っている」と怒りをぶちまけた。当初とは別の法律を根拠とする新たな行政措置を追求し、司法判断に対抗する構えだ。

 ◇大統領選へ論争激化
 9人で構成する最高裁は、トランプ前大統領が保守系判事3人を送り込んだ結果、保守系6人、リベラル系3人の陣容となった。その「右傾化」は昨年、女性が人工妊娠中絶手術を受ける憲法上の権利を否定する判決を下したことで、一気に顕在化した。

 野党・共和党は一連の司法判断を歓迎している。トランプ氏はアファーマティブ・アクションの違憲判決を「誰もが待ち望んでいた」と絶賛。少数派優遇により「逆差別」を感じている白人有権者の鬱屈(うっくつ)を代弁した。

 24年大統領選に出馬しているペンス前副大統領は「3人の(保守派)判事の任命に一役買い、光栄だ」とツイートし、トランプ政権下で果たした役割をアピール。自身が大統領になれば、さらに保守系判事を増やすと約束した。

 ただ、大統領選への影響を見据えると、一連の判断が共和党に有利に働くとは限らない。中絶の権利見直しの判決は女性やリベラル層の怒りを買い、昨年11月の中間選挙で女性の権利保護を掲げた民主党を利する結果となったからだ。

 民主党は「共和党右派に支配された最高裁」(シューマー上院院内総務)と両者をセットで批判。人種的・性的少数派の権利擁護を訴え、無党派層の取り込みや、よりリベラルな傾向がある女性・若者票のてこ入れに取り掛かっている。最高裁の在り方は、大統領選の大きなテーマになりそうだ。

6832OS5:2023/07/02(日) 17:27:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/2675551f8c68176554739f2ac427583dfc37d138
米大学の多様性確保に試練 入学選考の人種優遇に違憲判決 慣習覆す・連邦最高裁〔深層探訪〕
7/2(日) 7:00配信


時事通信
29日、米東部マサチューセッツ州のハーバード大の敷地から出てくる人々(AFP時事)

 米連邦最高裁は29日、ハーバード大などが採用する人種を考慮した入学選考を「違憲」と判断した。これによって多くの大学で導入されている黒人ら人種的マイノリティー(少数派)を選考で優遇する「アファーマティブ・アクション(積極的差別是正措置)」の見直しが求められ、キャンパスでの多様性確保に影響が出そうだ。

 ◇アジア系を抑制
 訴訟の舞台の一つとなったハーバード大で、新入生に占めるアジア系の割合は20%台後半。原告のNPO「公平な入学選考を求める学生たち」(SFFA)は2014年、是正措置の対象でないアジア系の合格者数が「抑えられている」と主張して訴えを起こした。

 裁判では、成績のみに基づく選考だと入学者の40%以上がアジア系になると、大学側が内部で試算していたことが判明。アジア系には人物評価に低い点数を付けているとされ、黒人やヒスパニックは是正措置に基づいて加点されていたという。

 大学側は多様性重視の観点から人種考慮の必要性を強調した上で、アジア系への差別は否定。しかし、原告側の法廷助言者で米ノースウェスタン大の研究者、高橋桃子さん(33)は、9歳からの在米経験から「アジア系は成績が良いというイメージがある。学校側は努力を評価しない」と苦言を呈す。

 ◇「逆差別」との争い
 米国でのアファーマティブ・アクションは、1961年にケネディ大統領が人種間の不平等緩和を目的として、政府の請負業者に黒人従業員の増加を命じたのが始まり。名門大学も入学選考に採り入れたが、白人受験生が「逆差別」と反発し、その是非が裁判で繰り返し争われてきた。

 連邦最高裁は78年、大学が黒人ら少数派の定員枠を設けてはならないとする一方、人種を選考の基準の一つにすることを容認。03年もミシガン大を巡る訴訟で、是正措置を改めて認めた。

 しかし、ロバーツ最高裁長官は今回の判決で「学生は人種ではなく、経験に基づく個人として扱われなければならない」と指摘。ハーバード大などの入学選考が「憲法で保障された平等保護に違反する」として過去の慣習を覆し、「大学入試の是正措置を事実上終わらせた」(バイデン大統領)。

 ◇世論の半分は反対か
 世論調査機関ピュー・リサーチ・センターが3月27日〜4月2日、全米の同センター会員5079人を対象に実施した調査によると、大学の入学選考で人種などを考慮することには半数が反対、賛成は33%だった。このうち黒人は反対が29%で、賛成は47%。白人は57%が反対し、賛成は29%だった。訴訟の当事者となったアジア系は52%が反対し、37%が賛成と回答した。

 米国内では西部カリフォルニアなど複数の州で、過去に是正措置が禁止されてきた。この結果、州の公立大学で少数派の割合は激減している。サンフランシスコ大で教育学部長を務めたケビン・クマシロ氏は「入試の是正措置は決して万能薬ではなかった。しかし、人種から後退することは、大学が民主主義と正義を前進させることをさらに難しくする」と最高裁判決を批判した。(ワシントン時事)

6833OS5:2023/07/17(月) 17:36:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/21759ee9d84b2c5593511043cdcbfc1193aa22f2
トランプ氏、資金集めでも共和党のライバルをリード…起訴された後に小口の献金急増
7/17(月) 16:02配信


読売新聞オンライン
 【ワシントン=田島大志】2024年米大統領選の共和党指名候補争いで、トランプ前大統領が選挙資金集めで優位に立っている。自身への2度の起訴を逆手に取り、支持者からの献金増につなげた。資金集めで前評判の高かったフロリダ州知事のロン・デサンティス氏は伸び悩んでいる。

起訴逆手 献金増
 選挙資金は、テレビやインターネットの広告や遊説費用などに使われ、イメージや知名度を大きく左右する。トランプ氏以外の主要候補は5月以降に相次いで出馬表明しており、各候補者がそろった4〜6月分の発表が序盤戦の勢いを示す指標として注目される。

(写真:読売新聞)

 各陣営は連邦選挙委員会への収支報告が義務づけられており、4〜6月分は15日が締め切りだった。それに先立つ各陣営の発表や米メディアによると、トランプ氏陣営は3か月間に候補最多の3500万ドル(約48億円)超を集めた。1〜3月は1880万ドルで、ほぼ倍増した。

 トランプ氏は、機密文書をフロリダ州の邸宅に持ち出して不法に保持した罪などで3月と6月に起訴された後、「魔女狩りだ」などと訴え、支持者に献金を求めた。

 その後、オンラインの小口献金が急増し、トランプ氏は6月に「資金調達の記録を塗り替えた」と誇っていた。米メディアは「巨額の資金調達は2度の起訴後も党内の固い支持があることの裏付け」(ABCニュース)と分析している。

15日、米フロリダ州での保守系政治イベントで演説するトランプ前大統領=ロイター

 2021年1月の米議会襲撃事件後、党の主要献金者の間で「トランプ離れ」が進み、最有力の対抗馬となるデサンティス氏に流れるとみられていた。デサンティス氏が4〜6月に集めた資金は、トランプ氏の6割ほどの2000万ドル(約28億円)にとどまった。資金集めの初日に820万ドルを得たが、勢いを欠いている。

 米政治専門紙ポリティコは13日、「デサンティス氏の失速により、共和党の有力献金者の間に不安が広がっている」と報じた。一部は、黒人唯一の共和党上院議員のティム・スコット氏に流れ始めたという。

 一方、民主党のバイデン大統領陣営は14日、同期間に7200万ドル超を集めたと発表した。現職大統領は党全国委員会への寄付も合算される。共和党候補との単純比較はできないが、バイデン氏は候補指名が確実とみられており、本選にまとまった資金の投入が可能となる。

 ただ、再選を狙った過去の現職大統領と比べると、トランプ氏が19年の同時期に1億500万ドル、オバマ元大統領が11年に8600万ドルを集めており、バイデン氏の調達額は少ない。

 大統領選で各陣営は、候補者への直接の献金とは別枠として、個人や企業、団体からの献金額に上限がない「スーパーPAC」(特別政治行動委員会)とも連携している。

6834OS5:2023/07/17(月) 17:36:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/21759ee9d84b2c5593511043cdcbfc1193aa22f2
トランプ氏、資金集めでも共和党のライバルをリード…起訴された後に小口の献金急増
7/17(月) 16:02配信


読売新聞オンライン
 【ワシントン=田島大志】2024年米大統領選の共和党指名候補争いで、トランプ前大統領が選挙資金集めで優位に立っている。自身への2度の起訴を逆手に取り、支持者からの献金増につなげた。資金集めで前評判の高かったフロリダ州知事のロン・デサンティス氏は伸び悩んでいる。

起訴逆手 献金増
 選挙資金は、テレビやインターネットの広告や遊説費用などに使われ、イメージや知名度を大きく左右する。トランプ氏以外の主要候補は5月以降に相次いで出馬表明しており、各候補者がそろった4〜6月分の発表が序盤戦の勢いを示す指標として注目される。

(写真:読売新聞)

 各陣営は連邦選挙委員会への収支報告が義務づけられており、4〜6月分は15日が締め切りだった。それに先立つ各陣営の発表や米メディアによると、トランプ氏陣営は3か月間に候補最多の3500万ドル(約48億円)超を集めた。1〜3月は1880万ドルで、ほぼ倍増した。

 トランプ氏は、機密文書をフロリダ州の邸宅に持ち出して不法に保持した罪などで3月と6月に起訴された後、「魔女狩りだ」などと訴え、支持者に献金を求めた。

 その後、オンラインの小口献金が急増し、トランプ氏は6月に「資金調達の記録を塗り替えた」と誇っていた。米メディアは「巨額の資金調達は2度の起訴後も党内の固い支持があることの裏付け」(ABCニュース)と分析している。

15日、米フロリダ州での保守系政治イベントで演説するトランプ前大統領=ロイター

 2021年1月の米議会襲撃事件後、党の主要献金者の間で「トランプ離れ」が進み、最有力の対抗馬となるデサンティス氏に流れるとみられていた。デサンティス氏が4〜6月に集めた資金は、トランプ氏の6割ほどの2000万ドル(約28億円)にとどまった。資金集めの初日に820万ドルを得たが、勢いを欠いている。

 米政治専門紙ポリティコは13日、「デサンティス氏の失速により、共和党の有力献金者の間に不安が広がっている」と報じた。一部は、黒人唯一の共和党上院議員のティム・スコット氏に流れ始めたという。

 一方、民主党のバイデン大統領陣営は14日、同期間に7200万ドル超を集めたと発表した。現職大統領は党全国委員会への寄付も合算される。共和党候補との単純比較はできないが、バイデン氏は候補指名が確実とみられており、本選にまとまった資金の投入が可能となる。

 ただ、再選を狙った過去の現職大統領と比べると、トランプ氏が19年の同時期に1億500万ドル、オバマ元大統領が11年に8600万ドルを集めており、バイデン氏の調達額は少ない。

 大統領選で各陣営は、候補者への直接の献金とは別枠として、個人や企業、団体からの献金額に上限がない「スーパーPAC」(特別政治行動委員会)とも連携している。

6835OS5:2023/07/18(火) 22:57:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/758ad45c2c376f77806149f653efbcb70f5678ba
米超党派勢力が大統領選候補擁立を検討
7/18(火) 16:57配信

産経新聞
【米北東部マンチェスター=渡辺浩生】米国の第3政党グループ「ノーレーベルズ」は17日、ニューハンプシャー州マンチェスターで政策発表の行事を開催し、来年の大統領選では民主・共和両党の指名を見極めたうえで正副候補の擁立を検討する考えを示した。その際に出馬が取り沙汰される民主党穏健派のマンチン上院議員は、第3の候補は既存政党への有力な圧力だとしつつ、「決断はしていない」と明言を避けた。

過去、ニューハンプシャーは大統領選候補者選びでアイオワ州の党員集会に続く全米最初の予備選が行われ、指名の行方に大きな影響を与えてきた州。会場には州内外の有権者数百人が集まった。

ノーレーベルズ(無看板)は2010年に民主党の資金担当者だったナンシー・ヤコブソン氏が設立し議会の超党派活動を支援してきた。世論調査で無党派層が4割を超す状況下、来年の大統領選で初の「統一候補」擁立を模索する。

発表された政策集「コモンセンス(常識)」は、英思想家トマス・ペインが1776年に執筆し米国独立に影響を与えた小冊子の題名をもじり、「2大政党は国に最良なことよりもイデオロギーに突き動かされた怒りと極端な意見に支配されている」と批判する。

運動に参画するマクロイ前ノースカロライナ州知事(共和)は「(予備選が集中する3月の)スーパーチューズデーまでに両党の最終候補を見極める」とし、バイデン大統領とトランプ前大統領の指名を念頭に第3の候補擁立の可能性に言及。マンチン氏が共和党のハンツマン元ユタ州知事と登壇し、司会者が「正副大統領候補の組み合わせか」とただすと会場は沸いた。

左派の影響が強いバイデン氏の政策運営に反旗を掲げ「一匹おおかみ」と呼ばれるマンチン氏は「米国民に選択肢があると納得させるために来た」と語ったが、「まだ決断していない」とけむに巻いた。

「バイデン・トランプ対決」は両党穏健派や無党派層の不満が強いとされるが、第3の候補には民主の票が流れ「トランプ氏に有利」と民主党は警戒する。

6836OS5:2023/07/21(金) 11:16:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/2e09732bd2e174b22c76ced48185f2a77685485a
民主党「反バイデン」候補、連邦議員と公聴会で火花 共和党が招致
7/21(金) 10:23配信
毎日新聞
米国の国旗=ゲッティ

 2024年11月の米大統領選で民主党の候補指名獲得を目指しているロバート・ケネディ・ジュニア氏は20日、連邦下院司法委員会の「連邦政府の武器化」特別小委員会の公聴会に証人として出席し、バイデン政権や大手IT企業によるソーシャルメディアでの「検閲」を批判した。大統領候補の公聴会出席は珍しいが、今回は共和党がケネディ氏招致を主導した点も異例だ。公聴会ではケネディ氏と批判的な民主党議員がやり合い、共和党の思惑通りの展開となった。


 ケネディ氏は新型コロナウイルスのワクチン接種に反対し、民主党の一部からは「非科学的にワクチンを否定する陰謀論者」と批判されている。さらに公聴会直前、非公開の場で「新型コロナは特定の民族を標的にしたとの議論がある。白人や黒人が狙われ、ドイツ・北欧系のユダヤ人や中国人は最も免疫があった」と発言したことが報じられ、「ユダヤ人や中国人への差別を助長する発言だ」と非難された。

 20日の公聴会で、民主党議員らは「憎悪に満ち、証拠に基づかない言動だ」とケネディ氏の発言を次々と指弾。「ユダヤ系やアジア系を差別する言動を許すべきではない」として公聴会の中止を求める動議も提出したが、共和党の反対で退けられた。一方、ケネディ氏は「『検閲』をテーマにした公聴会を検閲しようとしている」と民主党議員らを批判。「私は人種差別主義者ではないし、新型コロナ以外のワクチンに反対しているわけでもない」と反論した。

 24年大統領選の民主党候補指名争いは、現職のバイデン氏が圧倒的優位を保っているが、世論調査ではケネディ氏も15%前後の支持を集めている。ケネディ氏への支持は「高齢のバイデン氏に対する不満の表れ」と評されている。【ワシントン秋山信一】

6837OS5:2023/07/26(水) 11:34:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/6aec792ecc155e5c923efedacf73432cd0c1158b
米「第三の党」に注目 トランプ氏利す? 民主警戒 大統領選
7/26(水) 7:10配信

時事通信
米政治思想家コーネル・ウェスト氏=2020年2月、ニューハンプシャー州ダーラム(AFP時事)

 【ワシントン時事】2024年米大統領選に向け、民主党でも共和党でもない「第三の党」の動きがにわかに注目を集めている。

 バイデン大統領率いる民主党は、左派や中道派の候補にバイデン氏への票の一部を奪われ、結果的に共和党の指名候補争いで首位を走るトランプ前大統領を利するのではないかと警戒している。

 キニピアック大が19日に発表した世論調査によると、米有権者の47%が「24年大統領選で第三政党への投票を検討する」と回答。無党派層では「検討する」が64%に上った。現時点で可能性が高いとされるバイデン氏とトランプ氏の再戦を嫌がる有権者の心情がうかがえる。

 こうした中、著名な急進左派の政治思想家コーネル・ウェスト氏(70)が今月、第三政党「緑の党」から出馬を目指す意向を表明した。貧困対策や軍事費削減など、同氏の主張は民主党左派の一部と重なる。

 また、超党派の政治団体「ノー・レーベルズ」のイベントに民主党中道派のマンチン上院議員(75)が出席。マンチン氏は大統領選への意欲を否定しておらず、第三政党からの立候補が取り沙汰されている。

 民主党系の調査会社が先月実施した世論調査では、バイデン、トランプ両氏の一騎打ちを仮定した場合、バイデン氏への支持は52%でトランプ氏を上回った。これに対し、第三政党の候補が参戦すれば21%の支持を獲得し、トランプ氏が40%、バイデン氏は39%でトランプ氏に有利になる結果が出た。

 二大政党制が根付いた米国では、第三政党の候補者が大統領選で勝利する可能性はほぼない。ウェスト氏の動きについて、米ABCテレビは「バイデン氏に急進左派が重視する政策をのませるため」とみる専門家の見方を紹介した。

6838OS5:2023/07/28(金) 08:40:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/36e65e374ddd67d252dbe9892289f4ac305e7f36
トランプ氏は誰を「パートナー」に? 注目される副大統領候補
7/28(金) 6:00配信
毎日新聞
演説するトランプ前米大統領=米中西部アイオワ州で2023年7月18日、AP

 2024年11月の米大統領選で、共和党の候補指名レースをリードするドナルド・トランプ前大統領(77)の副大統領候補選びが早くも注目されている。民主党の最有力候補であるジョー・バイデン大統領(80)やトランプ氏が高齢なため、大統領が健康問題などで職務を担えなくなった場合に職務を引き継ぐ副大統領への関心は、過去の大統領選に比べて高くなっている。

【写真】起訴されたトランプ前大統領の起訴状

 「率直に言って、ビベックは非常によくやっている」。トランプ氏は7月中旬、FOXニュースのインタビューで、共和党候補争いのライバルであるインド系の実業家、ビベック・ラマスワミ氏(37)を持ち上げた。その上で、ライバル候補の中から副大統領候補を選ぶかについて「可能性はある。大統領候補の何人かは非常に能力がある」と強調。党唯一の黒人上院議員であるティム・スコット氏(57)についても「政府の中で役割を担える」と評価した。

 トランプ氏にとっては大統領候補指名を獲得することが先決だが、世論調査での独走を受けて、米メディアは「パートナー」選びに早くも注目している。ラマスワミ氏は政治経験はないが、「リベラル思想の押しつけ」を批判して保守層にアピール。今年2月から地道に小規模な集会を重ね、若さと弁舌の巧みさを武器に支持を積み上げてきた。選挙・世論分析サイト「ファイブサーティーエイト」の各種世論調査の集計(7月24日現在)によると、支持率は51%で首位のトランプ氏、18・9%で追う南部フロリダ州のロン・デサンティス知事(44)に次ぐ6・4%で3位につける。

 スコット氏は演説の名手として知られ、黒人への訴求力が期待されている。6月末時点でトランプ氏に匹敵する約2100万ドル(約30億円)の選挙資金が手元にあるなど、資金集めにもたけている。2人とも政策はトランプ氏より保守的だが、「マイノリティー(人種的少数派)の起用」は非保守層にもアピールできる。

 一方、トランプ氏の支持者の間で人気が高いのは、22年の西部アリゾナ州知事選で注目された元ニュース司会者のカリ・レーク氏(53)だ。知事選での落選後も「選挙の不正」を訴え続ける姿勢はトランプ氏と共通しており、大統領選に向けても応援演説などでトランプ氏を側面支援している。女性ではレーク氏以外に、大統領選・党候補指名レースに参戦しているニッキー・ヘイリー元国連大使(51)や中西部サウスダコタ州のクリスティ・ノーム知事(51)の名前も挙がる。

 トランプ氏の支持者には、最大のライバルであるデサンティス氏との共闘を期待する声も根強い。フロリダ州で進める保守的な政策はトランプ派からも評価が高いが、デサンティス氏は「私はナンバー2のタイプではない」と否定している。1期目のパートナーだったマイク・ペンス前副大統領(64)は、20年大統領選の敗北を覆す工作への協力を拒んだことで、トランプ派からは批判されている。

 副大統領候補選びでは、大統領候補とは異なる支持層から票や資金を集める力が重視される。トランプ氏は20年大統領選で白人男性や農村部の有権者から支持を集めたが、広がりに欠けた面があり、女性やマイノリティーを選ぶことで支持層拡大を図る可能性がある。

 さらに24年大統領選では「副大統領の資質」にも過去になく注目が集まる。民主党の最有力候補であるバイデン氏は、カマラ・ハリス副大統領(58)とのコンビを継続するが、ハリス氏は目立った実績がなく、世論調査での支持率も「不人気」と評されるバイデン氏を下回る約40%だ。高齢のバイデン氏に任期途中でアクシデントがあれば「ハリス大統領」が誕生するだけに、トランプ氏は副大統領候補の討論会などでハリス氏を「攻撃」できるタイプの起用を検討するとみられる。【ワシントン秋山信一】

6839OS5:2023/07/31(月) 19:28:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/c735df4b9452dcd3a890f8146190b917ca91ac56
LGBT権利拡大に熱心なリベラル派に反旗 米共和党「WOKE」批判競う
7/31(月) 18:28配信

産経新聞
2024年米大統領選に向けた共和党の候補者指名争いで、民主党が掲げるリベラルな価値観を厳しく批判する候補が支持を集めている。こうした候補が演説で多用するキーワードが、人種問題や、LGBTなど性的少数者の権利拡大に熱心なリベラル派を揶揄(やゆ)する「WOKE(ウォーク)」という言葉だ。「WOKE」への敵意を煽って保守層を取り込む狙いだが、無党派層を遠ざけかねなジレンマもある。

「WOKE」は元来、黒人独特の英語用法から生まれた言葉で、歴史的に差別を受けてきた黒人の権利意識への「目覚め」といった意味合いがある。

だが、近年は保守派の間で、人種問題のみならず、女性やLGBTなどマイノリティーの保護、気候変動、移民問題といった課題で「左派的な政治姿勢」を批判する用語として定着した。特定の人種や性的志向への差別や偏見を助長しない中立的な表現を推奨する「ポリティカル・コレクトネス(政治的正しさ)」に対抗する動きだといえる。

米政治サイト「リアル・クリア・ポリティクス」による各種世論調査の集計では、共和党指名レースで7月28日現在、トランプ前大統領が支持率52%でトップを独走。南部フロリダ州のデサンティス知事が2位(18%)、インド系投資家のラマスワミー氏が3位(5%)と続く。

3氏はいずれも反「WOKE」を前面に押し出す。トランプ氏は「(米国が)ばかげたWOKEからの攻撃にさらされている」と主張。デサンティス氏は、LGBTを巡る教育を制限するなど、知事として推進してきた政策を「WOKEとの戦争」と呼ぶ。政治的に無名だったラマスワミー氏も「『WOKE』が米国の能力主義を阻害している」などと主張し、予想外の健闘をみせている。

共和党を支持する保守派では、リベラルな価値観が浸透して社会が変容することへの拒否感を持つ人が多い。もっとも、保守層には聖書の権威を絶対視するキリスト教福音派や、政府の介入を拒否する自由主義的市場経済を主張する勢力など、多様な潮流が入り交じっている。「WOKE」のレッテルをリベラル派に張って対抗することで、多様な保守系グループを束ねられる、うってつけのキャッチフレーズとなっている。

共和党の指名争いは、来年1月に行われる初戦の中西部アイオワ州党員集会に向けた資金集めが熾烈(しれつ)になってきた。米調査機関モーニング・コンサルトは7月19日の報告書で、各候補が「WOKE」批判を競い合う状況は、党内の指名レースでは有利に働くものの、来年11月の大統領選本選では無党派層の離反を招く可能性があると指摘した。(ワシントン 大内清)

6840OS5:2023/08/03(木) 08:24:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/41f538f1c7311d946fa0164de1b0a6cf3bb50597
トランプ氏、返り咲きへ最大の難局 「選挙妨害」訴え強行突破 穏健派離反の可能性
8/3(木) 7:12配信

時事通信
トランプ前米大統領=7月28日、アイオワ州デモイン(AFP時事)

 【ワシントン時事】トランプ前米大統領が2020年大統領選への介入を巡り起訴された。

 24年大統領選に出馬しているトランプ氏は、民主党政権による「選挙妨害」を訴えて強行突破を図るが、極端な主張は共和党穏健派や無党派の離反と隣り合わせだ。訴訟費用も膨らむ中、返り咲きに向けて最大の難局を迎えている。

 ◇強まる結束
 「なぜ2年半前に立件しなかったか? 私の選挙のさなかにやりたかったからだ!」。トランプ氏は1日、起訴を受けて交流サイトで「政治的迫害」を印象付けようとした。

 自身に都合の良い物語を作り上げ、同情を買う手法は、トランプ氏のお家芸だ。同氏は今年3月に不倫相手への口止め料に絡む記録改ざんで、さらに6月に機密文書持ち出しで起訴された際も「魔女狩り」を主張。狙い通り支持層は団結した。1日時点の各種世論調査の平均でも、トランプ氏は53.9%の支持を得て共和党候補の中で圧倒的首位に立つ。

 今年第2四半期に同氏が集めた政治献金は3500万ドル超(約50億円)で、第1四半期からほぼ倍増した。米メディアの分析では、8割が200ドル以下の小口献金といい、草の根人気も健在だ。

 ハーバード大が7月に実施した世論調査によると、共和党支持層の61%が20年大統領選でのトランプ氏の敗北を認めていない。大統領選の結果を覆そうとした罪で起訴されるという異常事態を迎えても、トランプ氏が再び大統領候補の指名を勝ち取る可能性が高い。

 ◇「選挙降りよ」
 ただ、トランプ氏の評価は、民主党支持層や無党派層を含めれば一変する。同じ調査では、トランプ氏が再び起訴されれば「大統領選から降りるべきだ」との回答が55%。さらに、56%が「起訴はトランプ氏に不利に働く」とみていた。

 陣営の政治資金報告によると、今年前半で集めた約5400万ドル(約77億円)のうち、弁護士報酬などに約2100万ドル(約30億円)を費やした。訴訟経費は今後さらに膨らみ、他の事件の公判日程も相まって選挙活動を圧迫する恐れがある。

 今回の事件は、選挙の正当性への挑戦という民主主義の根幹にかかわる罪状だが、仮に有罪になったとしても大統領選への出馬を止める法的規定はない。トランプ氏は訴訟費用を募るためにも選挙戦を突き進む構えだ。

 しかし、関連の動きが伝えられるたび、「非トランプ」の有権者に議会襲撃事件の忌まわしい記憶を呼び起こすことになる。選挙戦は、トランプ氏がじわじわと力を奪われる展開になりそうだ。

6841OS5:2023/08/06(日) 10:33:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/9b73acd4d2e05466372319476868b8a4e492b74f
ポスト「バイデン/トランプ」候補が火花 28年大統領選の前哨戦?
8/5(土) 11:46配信

毎日新聞
米民主党の西部カリフォルニア州知事、ギャビン・ニューサム氏=同州で2023年5月12日、AP

 米民主党のギャビン・ニューサム西部カリフォルニア州知事(55)と共和党のロン・デサンティス南部フロリダ州知事(44)が、テレビ討論会での「対決」に意欲を示している。リベラル系と保守系の州知事の代表格である2人は、2022年から教育や移民を巡る政策でたびたび対立。「ポスト・バイデン/トランプ」の有望株でもあり、早くも「28年大統領選の前哨戦」として注目されている。


 ◇深まる2人の因縁

 討論会は、保守系ケーブルテレビ局「FOXニュース」の著名司会者ショーン・ハニティ氏が6月のニューサム氏とのインタビューで提案した。「経済」「移民」など政策ごとに1分ずつ意見を述べた後に質疑を行い、次の政策テーマに移る形式を想定。計2時間の討論会を持ちかけられたニューサム氏は「そのアイデアに乗るよ。3時間でもいいくらいだ」と意欲を見せた。今月2日にハニティ氏から打診されたデサンティス氏も「ぜひやろう。場所と日時を決めてほしい」と乗り気になった。

 討論会の構想が浮上したのは、22年に2人の因縁が深まったことが背景にある。デサンティス氏が身分証確認の厳格化などによって投票機会を制限したり、性的少数者(LGBTQなど)に関する学校教育の規制強化を進めたりしたのに対して、ニューサム氏は22年7月に「自由が攻撃にさらされている。投票することを困難にし、教室での言論の自由を制限している」と批判するテレビ広告をフロリダ州で展開。「カリフォルニアは言論の自由やヘイト(憎悪)からの自由を信じている」と訴えた。

 一方、デサンティス氏は「フロリダでは人々を封鎖(ロックダウン)せず、個人の自由をしっかり守る」と反論し、新型コロナウイルス禍の中でカリフォルニア州よりも早期に社会・経済活動を再開させたと強調。生活費が高騰する同州から人口が流出し、州所得税がないフロリダ州は逆に流入が増えていることもアピールした。さらに、寛容な移民政策を訴えるニューサム氏への当てつけとして、南部国境から流入する移民希望者をカリフォルニア州に飛行機で移送するなど、両者の対立は深まっている。

 ◇認知度アップ、絶好の機会に

 討論会が実現すれば、2大政党の「顔」として認知度を上げる絶好の機会になる。デサンティス氏は24年の次期大統領選で党候補指名獲得を目指しているが、根強い人気のあるトランプ前大統領に支持率で差を広げられている。討論会で保守政治家の代表格として存在感を示せれば、仮に24年の党候補指名を得られなくても、28年の大統領選につなげられる。一方、ニューサム氏は、バイデン大統領が再選を目指すと決めたのを受けて24年大統領選は立候補を見送ったが、大統領へのステップアップの野心があると報じられている。

 米メディアによると、ニューサム氏は11月上旬に南部ジョージア、ノースカロライナ、西部ネバダ各州のいずれかで開催する案を提示している。いずれも大統領選で民主、共和両党が競り合う接戦州で、2人にとって討論会は「大統領候補」としての試金石となる。【ワシントン秋山信一】

6842OS5:2023/08/10(木) 09:52:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/a4ef3e67daf3882da8ab520b3d32da3a7b475a58
米国人の「出社嫌い」突出 在宅勤務が定着、経済を圧迫
8/10(木) 7:21配信

時事通信
市内地下鉄駅で降りる乗客ら=5月、ニューヨーク(AFP時事)

 コロナ禍発生から3年以上がたち、米国社会はほぼ正常化した。

 しかし、その間に在宅勤務がすっかり定着し、多くの会社員が職場に戻らない状態が続いている。米国人の「出社嫌い」は商業用不動産市場の悪化を招き、不動産融資を主要業務とする地方銀行の経営を圧迫。米景気の足を引っ張る一因になっている。

【ひと目でわかるグラフ】コロナ前と比べた各都市の出社率

 ◇「通勤は無駄」
 「効率的に仕事ができる。通勤時間は無駄だ」。ニューヨーク市の金融機関で株式トレーダーをしている米国人男性(50)は、在宅勤務の利点をこう強調した。ぜんそくの持病もあり、コロナ禍以降は週5日家で働く。「ストレスが減り、『燃え尽き』状態にもならなくなった」といい、今後も在宅を続ける意向だ。

 米国人が在宅を好む背景には、長い通勤時間や利便性に欠ける公共交通機関、広い家などがあると指摘されている。同市郊外に住む50代の金融調査員の男性は、「家ならパソコンまで60秒」だが、オフィスだと片道2時間かかる上、交通費も出ないと説明。出社はノルマの週3日だけだ。

 在米日本企業も、現地社員の在宅志向に苦慮している。米南部にある日系メーカーのオフィスは、月曜と金曜はガラガラだ。日本人社員は「最低出社日数は週1〜2日。増やしたら現地社員は辞めてしまう」と嘆く。

 ◇低い出社率
 米不動産サービス大手ジョーンズ・ラング・ラサールが5月に公表した推計によると、コロナ前を100とした場合の米主要都市のオフィス出社率は40〜60%程度。これに対し、欧州の都市は65〜85%、東京は80%、北京やソウルは100%で、米国の低さが突出している。

 一方、4〜6月期のオフィス空室率は同社調べで、ニューヨークが16.7%、サンフランシスコが28.3%。ロンドンの9.5%、東京の4.8%、ソウルの2.0%を大きく上回る。

 ◇地銀に経営リスク
 米国人の出社嫌いは、経済に暗い影を落としている。企業がオフィスを縮小する動きが広がった結果、ビル所有者の賃料収入が減り、ローンを返済できなくなる事例が増えている。

 商業用不動産向け融資の主な担い手は、地域に密着した地銀だ。貸し倒れが増えれば、破綻のリスクが高まる。米銀大手ウェルズ・ファーゴは「質の悪い融資を多く抱える銀行にとっては難しい局面になり得る」(エコノミスト)と警鐘を鳴らしている。

6843OS5:2023/08/15(火) 20:10:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/a925c502df03f06bcc47baed037c54d9bde1f256
アメリカの党派対立を培養する「ゲリマンダー」 “二極化”に拍車かける選挙区事情【国際政治のキーワード2023夏】
8/14(月) 12:02配信

FNNプライムオンライン

アメリカの政治用語の一つである「ゲリマンダー」という言葉は、中学だったか高校だったかの社会科の教科書に出てきたように記憶している。その由来は割愛するが、自分たちの都合の良いように選挙区の区割りもしくは線引きをすることを意味する。

【画像】“不自然な形”をしたアリゾナ州の連邦下院選挙区割り

自分勝手な選挙区割り「ゲリマンダー(ジェリマンダー)」
米語では“Gerrymander”と書くが、これを日本人が「ゲリマンダー」と発音すると、けげんな顔をされることが多い。Rの発音が明瞭でないことが原因になっているのかもしれないが、ゲリマンダーではなく「ジェリマンダー」と言うと納得してもらえるのが普通である。

筆者もこの自分勝手な選挙区割りをゲリマンダーと言ったらアメリカ人のプロデューサーにジェリマンダーと正されたことがある。発音記号を見ると[dʒɛriˌmændər]とある。やはりジェリマンダーの方がより正確である。

語尾にingを付けてGerrymanderingというとGerrymanderをすること・そういう区割りをすることという意味になるが、選挙区の区割り・線引きの見直し自体はRedistricting(リディストリクティング)という。アメリカでは10年毎の国勢調査の後、このRedistrictingが州毎に実施される。選挙によってだが、人口の増減に合わせて議員定数も増減することがあるのでRedistrictingも必要になるのである。

ただし、州全体が一つの選挙区になる大統領選挙・連邦上院議員選挙・州知事選挙では、区割りの見直しは無い。問題になるのは州毎の人口に合わせて議員数が割り当てられる連邦下院議員選挙や、事情は異なるが州議会選挙の区割りだけである。もっともこちらにも例外はあって、現在、連邦下院議員定数1だけのワイオミング州では、下院議員選挙の選挙区は州全体の1つしかないので見直しは無い。

そのRedistricting・新しい区割りを決めるのは州議会で、その時の州議会の多数派が自分たちに都合の良いようにGerrymanderingを試みるのが普通でもある。ただし、少数派にとってもそれは不都合ばかりとは限らない。多数派政党が自分たちの都合の良い区割りをすれば、残された選挙区が少数派政党にとって盤石になることも珍しくないからである。

裁判に発展することも…
揉めるのは、多数派政党が少数派政党盤石の選挙区を分割して自分たちが更に勝ちやすくしようとするとき等である。こうした時はご多分に漏れず裁判沙汰に発展することも多い。

最近の裁判沙汰の例を挙げると、アラバマ州の連邦下院議員選挙の新しい区割りをやり直すよう2023年6月にSCOTUS・連邦最高裁判所が命じた事例がある。

南部の保守州であるアラバマに割り当てられた連邦下院議席は現在7、このうち6議席を保守の共和党が占め、リベラルな民主党は1議席しか保持していない。率にしてみると14%強ということになる。しかし、アラバマ州の少数派、主に黒人の有権者は人口比ではおよそ27%いる。故に、アラバマの区割りは27%の少数派有権者の意向を充分に反映していないとしてSCOTUS・連邦最高裁判所は区割りのやり直しを命じたのである。保守派が優勢なSCOTUSでさえ、現状は不公平と断じたのは異例とも言われた事例である。

6844OS5:2023/08/15(火) 20:10:40
“不自然な形”の選挙区
他にも不思議な形をしたGerrymander選挙区を見つけるのは難しいことでは無い。

例えば、アメリカの選挙関連情報サイト、ファイブサーティエイトでチェックすると、アリゾナ州の連邦下院議員選挙区割りはこんな図になる。

左下の第7区にご注目頂きたい。これがGerrymanderingの結果であると断言する程の詳細な知識を筆者は持ち合わせてはいないのだが、明らかに不自然な形をしているのは一目瞭然である。この民主党のシンボル・カラーである青に塗られた選挙区の真ん中上と右下に伸びた細長い地区の形は不自然以外の何物でもない。特に右下部分はこの前の区割りより更に細く長く伸びているのだ。

邪推かもしれないが、この州の南側はメキシコということもあり、民主党支持者が多いヒスパニック系住民が住むエリアを無理やりひとまとめにしてあるのではないかと思われる。その結果、赤がシンボル・カラーの共和党候補がもともと勝ちやすい他の選挙区が共和党にとって更に有利になっているようにも思える。いわゆる激戦区、どちらが勝つか蓋を開けてみなければ全く分からない白色の選挙区は一つしかない。

結果、2022年の中間選挙ではアリゾナ州の連邦下院議員の議席は共和党が6議席、民主党が3議席を占めた。しかし、州全体が選挙区の連邦上院議員選挙と州知事選挙では、候補者の資質の問題もあったようだが、微差ながらいずれも民主党候補が勝利した。やはり区割りは無関係の2020年の大統領選挙でもアリゾナ州全体では僅差ながら民主党のバイデン大統領が勝利を収めている。

Gerrymanderingが生み出す党派対立
単純な小選挙区制の選挙でこのようなGerrymanderingが横行すると、政党別の議席は選挙区毎にどんどん固定化していく傾向が強まっていく。

ファイブサーティエイトの見立てでは、現在の区割りでは定数435の連邦下院議会のうち、民主・共和二大政党のどちらかが投票する前から盤石もしくは有利になっている選挙区が、候補者本人の資質は別として、395選挙区にも達している。そして、蓋を開けてみなければ結果が分からない本当の激戦区は40しかないという。そう、激戦区はもはや1割に満たないのである。

アメリカの選挙においては本選挙の前に原則、予備選挙が行われる。本選挙で公認される候補者を事前に党内の予備選挙で選ぶのである。そして、二大政党のどちらか一方が盤石な選挙区においては、予備選挙で勝ちさえすれば本選挙でも勝ち、議員に選ばれるのはほぼオートマチックである。結果として、連邦下院議会選挙の9割の選挙区においては、党内の予備選挙に勝つことが何よりも大事ということになる。本選挙において中間層や反対党の支持者に訴え掛けることは二の次になる傾向が強まるのである。

そこでは必然的に候補者は党内支持層の耳に心地良い主張をする。保守的な選挙区ではより保守的な、リベラルな選挙区ではよりリベラルな主張をする。そういう候補者が予備選で勝ち、本選挙でも勝つからである。勝たなければお話にならないのはどこの国でも、どこの選挙区でも同じだからでもある。

例えば、共和党のいわゆるトランプ派の政治家たちや民主党の一部左派議員が極端な主張をし続けるのは、裏を返せば、そうしなければ自分の次の予備選が危うくなるからでもある。下手な妥協をすると同じような主義・主張の別の候補に取って代られるのである。だから、連邦議会でも妥協をせずに自分たちの主張を声高に叫び続ける。これが特に連邦下院において党派対立と党内の路線対立が激化する一因になっているのである。

現在のアメリカ政治の宿痾とも言える激しい党派対立・路線対立は、社会全体の分断がその根本原因であることに疑いは無い。しかし、積年のGerrymanderingが生み出した選挙区事情が対立の培養地になってしまっているのも否定できない。Gerrymanderingは結果的に党派対立に拍車を掛けているとしか思えないのである。

【執筆:フジテレビ解説委員 二関吉郎】

二関吉郎

6845OS5:2023/08/16(水) 09:55:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/d5a450ec056165e1eae55bec4812f9d6f0733bb2
4事件で起訴のトランプ氏、共和党内の支持揺るがず…公判期日が選挙戦の重荷に
8/16(水) 8:19配信

読売新聞オンライン
 【ワシントン=田島大志】米国のトランプ前大統領は選挙介入疑惑を巡る今回の起訴によって、取りざたされてきた四つの事件全てで起訴された。2024年11月の大統領選に向け、指名候補争いで先頭に立つ共和党内の支持基盤に揺らぎは見られないが、本選では公判対応が重荷になりそうだ。


公判 無党派には影響も
米国のトランプ前大統領=ロイター

 トランプ氏は14日、SNSに「世論調査でリードしている政敵を、現職大統領が様々な形で起訴した。決して許してはならない」と投稿し、民主党のバイデン政権による政治的な動きだと主張。15日には今回の事件について「なぜ2年半前に起訴しなかったのか。(大統領選に向けた)政治運動の真っ最中に起訴したかったからだ」と批判した。

 こうしたトランプ氏の主張は共和党内に浸透している。同党のケビン・マッカーシー下院議長は14日、SNSで「選挙妨害のために政府を武器にした」とバイデン大統領を批判した。

(写真:読売新聞)

 四つの事件のうち「本丸」と見られていた21年1月の連邦議会占拠事件で1日に起訴された後も、党内で「トランプ離れ」は起きていない。米政治情報サイト「リアル・クリア・ポリティクス」による最新の世論調査の党内支持率の平均は54・5%で、起訴前よりわずかに上昇している。米CBSニュースが2〜4日に実施した世論調査では、一連の起訴の目的が「トランプ氏阻止のため」との回答が共和党支持層で86%に上った。

 トランプ氏側は判決が出るのが大統領選の後になるよう、裁判の遅延を図る構えだが、公判期日が選挙戦と重なるのは避けられない。不倫の口止め料を不正に処理したとされる事件は来年3月、機密文書を不法に自宅に持ち出したとされる事件では来年5月に初公判が開かれる予定だ。

 CBSの調査では、起訴が「法の支配を守るためだと思うか」との問いに対し、無党派層は「はい」(52%)、「いいえ」(48%)と拮抗(きっこう)した。公判の対応が、本選でカギを握る無党派層の投票に影響を与える可能性がある。

6846OS5:2023/08/16(水) 23:42:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/7443aeac1611b83281a0291c08abbaed19d15a54
米大統領選、民主と共和の主要候補の顔ぶれ
8/16(水) 22:17配信

産経新聞
政治集会で演説するトランプ前米大統領(撮影・大内清)

米国で2024年11月にある大統領選に向け、共和党が今月23日、主要候補による討論会を中西部ウィスコンシン州ミルウォーキーで開く。共和、民主両党を通じ、出馬表明者による本格的な論戦の幕開けだ。両党の主な候補者の横顔をまとめた。

【写真】トランプ前大統領に代わる〝共和党の顔〟と注目されたロン・デサンティス氏

【共和党】

◆ドナルド・トランプ氏(77)

「彼らに討論させてみよう。誰が副大統領にふさわしいか分かるかも!」。トランプ前大統領は交流サイト(SNS)で7月末、8月23日の討論会に参加せず「高みの見物」に回る可能性をほのめした。自身の人気への自信がにじむ。

政敵を罵倒し挑発する手法は健在だ。自身が敗れれば、国民が民主党などリベラル層の「攻撃にさらされる」と主張する。

◆ロン・デサンティス氏(44)

2022年11月の南部フロリダ州知事選で大差で再選し、トランプ前大統領に代わる〝共和党の顔〟と注目された。だが、相次ぐトランプ氏起訴への反発から、同氏の党内求心力が高まると失速した。トランプ氏が敗北を認めない20年大統領選では「もちろん彼は負けた」と語り、対決姿勢を強めている。選対幹部を交代させるなど巻き返しを図っている。

◆マイク・ペンス氏(64)

インディアナ州知事を経てトランプ前政権副大統領。2021年1月、議会襲撃事件直後の上下両院合同会議で、バイデン氏勝利の確定手続きを取り仕切った。選挙不正を主張するトランプ氏から結果を覆すよう圧力を受けたが応じず、脚光を浴びた。トランプ氏勝利を信じる支持層の反感は根深く、厳格な中絶禁止を唱える保守姿勢にもかかわらず、低支持率に泣く。

◆ティム・スコット氏(57)

苦学の末、金融業を経てサウスカロライナ州議員、連邦下院議員と階段を上り、2013年、現職の辞任で空席となった州選出の上院議員となった。南部から黒人が上院議員となるのは南北戦争終結後初めて。再選を果たし、「肌の色ではなく人格によって評価される国に」と訴えた公民権運動指導者キング牧師の夢を実現したと誇った。弱者優遇策や人工中絶に反対する。

◆ニッキー・ヘイリー氏(51)

インド系移民の子で2011年に女性初のサウスカロライナ州知事に就任。トランプ前政権で国連大使を務めた。トランプ氏とは良好な関係を保ち、選挙で争うことはないとしてきたが、世代交代を求め今年2月、指名争いに名乗り。「強く誇り高き米国」をスローガンに、中国への対決姿勢を唱え、ロシアの侵略を受けるウクライナへの支援強化も主張する。

◆クリス・クリスティ氏(60)

2010〜18年、東部ニュージャージー州知事。16年大統領選に名乗りを上げ、指名争い撤退後はトランプ氏を支持。だが、20年大統領選での敗北を認めないトランプ氏を、「決して誤りを認めようとしない」と非難し、返り咲き阻止を訴える「反トランプ」派に転じた。ロシアの侵略を受けるウクライナについて米国は支援し続けるべきとの立場。

◆ビベック・ラマスワミー氏(38)

インド系投資家。主張の柱は、歴史的に差別を受けてきた黒人ら少数派(マイノリティー)に優遇枠を与えるアファーマティブ・アクション(積極的差別是正措置)の撤廃と徹底した「能力主義」だ。6月末、連邦最高裁が大学の入学選考での人種考慮を違憲としたことは追い風となりそうだ。政治では無名の「アウトサイダー」ながら予想外の健闘をみせる。

【民主党】

◆ジョー・バイデン氏(80)

民主党幹部からの支持を受け再選を目指す。生産拠点の国内回帰を進め、半導体産業の振興や温暖化対策で雇用創出を図る「バイデノミクス」で、中・低所得者層の底上げを図る方針だ。高齢のため任期をまっとうできるかとの懸念がある。最近も演説での言い間違えや転倒などで健康不安が広がり、ホワイトハウスは外遊などでも体調管理に注意を払う。

◆ロバート・ケネディ・ジュニア氏(69)

ケネディ元大統領のおいで弁護士。根強い人気の「ケネディ家」ブランドを生かし、バイデン大統領の対抗馬として名乗りを上げた。父は故ロバート・ケネディ元司法長官。交流サイト(SNS)に上半身裸で腕立て伏せをする様子を載せ、健康をアピール。高齢不安のあるバイデン氏と比べた若さも訴えたいようだ。反ワクチン運動で知られ、親族からの批判も招いた。

6847OS5:2023/08/22(火) 08:21:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/f538bdc11f980dd43edb2559e31bbe308f62d82c
米大統領選、第3政党に勝ち目は? バイデンvsトランプ「うんざり」派が期待
8/21(月) 19:52配信

産経新聞
【ワシントン=渡辺浩生】2024年11月の米大統領選が民主党のバイデン大統領(80)、共和党のトランプ前大統領(77)の一騎打ちとなることを懸念する無党派層や両党穏健派が「第3の候補」に期待を寄せている。40%程度の低支持率が続くバイデン氏に対し、トランプ氏に対する起訴は14日、4度目となった。両氏への不満は第3党に向かうのか。

「もし私が選挙に立ったら、私は勝つ」

7月17日、北東部ニューハンプシャー州マンチェスターの大学構内。第3政党グループ「ノーレーベルズ」の行事で民主党のマンチン上院議員(75)が語ると会場がざわめいた。

マンチン氏は左派の影響力が強いバイデン政権の政策に異議を唱えるなど超党派的行動で知られる。発言はノーレーベルズからの出馬に意欲を示したとして主要メディアに報じられた。

同19日にクイニピアック大が発表した世論調査によると、「第3政党候補の投票を考えるか」との質問に47%が「イエス」と答え「ノー」の比率と拮抗(きっこう)した。内訳は無党派層64%、民主・共和の支持層でそれぞれ35%、38%に上り「有権者の多くが現状維持は駄目だとしていることを明示した」とアナリストのティム・マロイ氏は指摘する。

マンチェスターの会場では新たな選択肢への渇望が渦巻いていた。東部ニュージャージー州から駆けつけたアーサー・キャッツさん(68)は「極端な政策を好む国民は一定程度いるが、その数に不釣り合いなほど民主も共和も左右極端に寄りすぎた。現実的政策を望む中道層を代弁する指導者がいない」と語る。地元の無党派、ジェイミー・ガニエさん(79)も「バイデン氏やトランプ氏には孫たちの国の未来を任せられない」と断言する。

ノーレーベルズは来年の民主・共和の予備選の行方を見極めて「勝てる確信が持てる」人物を条件に擁立を最終判断し、同4月、テキサス州ダラスで開催の全国大会に臨むシナリオを描く。「バイデン対トランプ」再来が決定的になれば、マンチン氏を軸にハンツマン元ユタ州知事(63)やホーガン前メリーランド州知事(67)ら共和党穏健派を加えた正副候補が取り沙汰される。

草の根レベルの第3党組織「フォーワード(前進)党」は発足1年を迎えた。24年は大統領選ではなく地方選に絞り議席獲得を目指すが、共同創設者のホイットマン元ニュージャージー州知事(共和)は1周年の行事で「これほど多くが(既存政党に)うんざりし民主主義が危機にひんしたときはない」と訴えた。

第3政党の大統領候補といえば1992年、96年に出馬した実業家のロス・ペロー氏が想起される。同氏が92年、共和党票を奪ったことはブッシュ(父)大統領が再選を逃す一因となった。2024年も第3政党候補の勝利は困難とみられるが、民主党左派はバイデン氏の支持を奪いトランプ氏を返り咲かせる「スポイラー(壊し屋)」になることを警戒する。

共和党の元選挙参謀、カール・ローブ氏は米紙ウォールストリート・ジャーナルのコラムで「トランプ氏が候補になれば、共和党も神経質になるはずだ」と述べ、機密文書事件など司法追及が深まるトランプ氏にも「ノーレーベルズは脅威となる」との見方を示した。

6848OS5:2023/08/25(金) 09:56:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/f5e0b5ba47bf00a6b9245b1b14783de24ee93ac1
若手ラマスワミ氏、急浮上 無名候補から3番手に 米共和・大統領選
8/25(金) 7:10配信

時事通信
23日、米ウィスコンシン州ミルウォーキーの共和党の討論会会場に到着した実業家ビベク・ラマスワミ氏(AFP時事)

 【ミルウォーキー(米ウィスコンシン州)時事】来年の米大統領選に向けた共和党の候補者指名争いで、最年少の実業家ビベク・ラマスワミ氏(38)が勢いを伸ばしている。

 政治経験のない無名候補として参戦したが、テレビ・ラジオ出演やインターネットを活用した精力的な発信を繰り返し、党内支持率で3位に浮上。23日の第1回候補者討論会でも存在感を示した。

 「漸進か、革命か。私は革命の側に立つ」。ラマスワミ氏は初の大舞台で気勢を上げた。歯切れの良さが持ち味で、他候補に積極的に攻撃を仕掛ける姿はトランプ前大統領(77)と重なる。

 その半生は「アメリカン・ドリーム」そのものだ。中西部オハイオ州に生まれ、両親はインド系移民。イエール大法科大学院を修了後、バイオテック企業を立ち上げて成功した。選挙戦に妻と幼い息子2人を伴い、空き時間には独自のポッドキャストの配信も欠かさない。

 孤立主義的な外交姿勢や官僚機構の敵視など、主張は極端で粗削りだ。討論会では「外交を知らない」(ヘイリー元国連大使)、「職業訓練の場ではない」(ペンス前副大統領)などとライバルの標的になった。

 各種世論調査の平均によると、出馬表明時1%に満たなかった党内支持率は22日現在、7.2%に上昇。55.4%で圧倒的にリードするトランプ氏には遠いものの、14.3%に失速したデサンティス・フロリダ州知事(44)を脅かしつつある。

 シカゴからラマスワミ氏の応援に駆け付けた自営業ポール・フェーレンバッカーさんは、「はっきりした物言いと起業家精神が好き」と話す。「トランプは4回も起訴され、選挙戦でエネルギーを失うだろう。若い世代に期待したい」。

6849OS5:2023/08/26(土) 20:41:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/a69e1431c8ab0750884a9908fbc7e13d6c833e1e
米国で無名歌手の曲が異例のヒット トランプ派の政治利用が影響か
8/26(土) 20:30配信

毎日新聞
カントリー音楽の曲「リッチモンドの北にいる金持ちどもよ」が米国で異例の大ヒットとなった無名の歌手、オリバー・アンソニー・ミュージックさん=米南部ノースカロライナ州で8月19日、AP

 米国で無名歌手によるカントリー音楽の曲が異例のヒットを記録している。地方の労働者の悲哀など、トランプ前大統領の支持層に響く歌詞が多く、トランプ派は「保守派のアンセム(象徴する曲)」と政治利用を図っている。


 「リッチモンドの北にいる金持ちどもよ」と題し、南部バージニア州リッチモンドの約160キロ北にある首都ワシントンの政治家を批判した曲。23日に中西部ウィスコンシン州で開かれた共和党の大統領候補によるテレビ討論会の冒頭、流された。

 「魂を売り、一日中働き、ばかげた給料のために何時間も残業し……」。そんな歌い出しの曲は無名の歌手、オリバー・アンソニー・ミュージックさんが10日に発表した。本名はクリストファー・アンソニー・ランスフォードで、歌手名は祖父の名にちなむ。

 上向かない暮らし、税金の無駄遣い、腐敗した権力――。「新しい世界で生きる古い魂」と自らを表現し、「私やあなたのような人たちにとって、ひどく残念な世の中になった。目覚めて『これは現実じゃない』となってほしいが、まぎれもない現実だ」と歌う。

 フェイスブックで公表した経歴によると、アンソニーさんは30歳前後の男性。高校中退後、製紙工場の作業員や製造業の営業マンとして働いた。「プロの歌手になろうとは考えたこともない」という。しかし「政治家は鉱山労働者にも目を向けてくれ」「福祉の甘い汁を吸う肥満者」といった直球の歌詞は、民主党の政策を「過剰な福祉」と批判する保守層や共和党支持者の間で話題になった。

 「感じたことをそのまま歌った」という曲は、アンソニーさんと似た境遇にある地方の労働者の思いを代弁する。「あいつらは全てをコントロールしたいだけ」と党派を問わずに政治家を批判しているが、結果として「既存政治への不満」「衰退する米国の再生」を訴えるトランプ氏と親和性の高い曲になった。

 「琴線に触れる」(トランプ派の政治家レーク氏)、「労働者階級に起きたことを表す歌だ」(保守系FOXニュースの司会者イングラハム氏)などと著名人に紹介されたことで、音楽アプリのダウンロード数が爆発的に伸びた。8月中旬のビルボードの週間チャートでは著名歌手を抑えてトップに躍り出た。過去にヒットチャートに入ったことのない歌手の曲が首位になるのは史上初だという。

 一方、リベラルメディアでは批判的な論評が目立つ。米CNNは「主流のポップカルチャーを嫌う人たちが、自らの政治的立場を擁護するためならお金を使うという状況が背景にある」と指摘。米紙ニューヨーク・タイムズも、保守派が自分たちの思想に沿う映画や楽曲のヒットを後押しする傾向の一環だと分析した。

 アンソニーさんは、政治的には中立だと説明。25日に公開した動画でも「保守派の人たちが、私のことを彼らの一部であるかのように言うのはしゃくに障る」と不快感を示し、「(共和党の)大統領候補の討論会で私の曲を流すなんて奇妙なことだよ。あの人たちの(批判の)曲を書いたのにね」と苦笑いを浮かべた。【ワシントン秋山信一】

6850OS5:2023/08/31(木) 10:33:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/fad72be83029d9981032da531e8caa39e5f398fc

米共和党重鎮、また言葉出ず 81歳、健康に不安
8/31(木) 7:30配信

時事通信
米共和党上院トップのマコネル院内総務(手前)=7月27日、ワシントン(AFP時事)

 【ワシントン時事】米共和党上院トップのマコネル院内総務(81)が30日、地元ケンタッキー州での記者会見で突如言葉に詰まり、発話できなくなった。

 マコネル氏は7月にも会見で同様の状態に陥ったばかりで、健康不安が一段と強まっている。

 マコネル氏は記者から「2026年の再選出馬に関するあなたの考えは」と質問された後、約30秒間にわたって一点を見詰めたまま沈黙した。米メディアによると、マコネル氏の報道担当者は「一瞬ふらついた」と説明しており、医師に相談するという。

 マコネル氏は07年から共和党上院トップを務め、在任期間は米史上最長。3月に転倒して脳振とうを起こし、入院していた。

6851OS5:2023/09/03(日) 10:51:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/5ee6e79499c3314121d1c444ffa83dae6e1aa3cf
バイデン氏が被災地訪問 「政敵」デサンティス州知事は同行せず
9/3(日) 9:42配信

毎日新聞
米南部フロリダ州でハリケーン「イダリア」の被災地を視察後に演説するバイデン米大統領=2023年9月2日、AP

 バイデン米大統領(民主党)は2日、ハリケーン「イダリア」の被害を受けた南部フロリダ州を訪問した。大統領の被災地訪問では地元首長が同行することが多いが、政敵であるデサンティス州知事(共和党)はバイデン氏と面会しなかった。公の場でバイデン氏と同席する姿が報じられれば、正念場を迎えている2024年大統領選の党候補指名争いにマイナスになると判断したとみられ、災害対応でも深刻な党派対立が影を落とす形になった。


 米メディアによると、バイデン氏はヘリコプターで上空から同州ライブオーク周辺の被災地を視察した後、被災者らと面会。地元選出のスコット上院議員(共和党)や市長らから被災地支援の状況について説明を受けた。デサンティス氏の不在については「失望していない。何か理由があったのだろう」と記者団に語った。

 一方、デサンティス氏はバイデン氏の訪問について、厳重な警備が必要になるため、被災地の復旧活動に支障が出かねないと懸念を示していた。2日には別の被災地を訪問し、被災者への配給を手伝ったという。

 22年9〜10月にハリケーン「イアン」の被害が出た際には2人で被災地を視察しており、今回のハリケーン対応でも電話で頻繁に協議するなど実務面では連携していた。

 24年大統領選でバイデン氏は民主党、デサンティス氏は共和党の候補指名を目指しており、本選で対決する可能性も見据えて互いに批判し合っている。ただ、トランプ前大統領の有力な対抗馬と目されてきたデサンティス氏は支持率が下落し、2番手の座も危うくなっている。【ワシントン秋山信一】

6852OS5:2023/09/13(水) 11:51:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/911ef01543a43b56a7eda5379421089e9661e672
マッカーシー下院議長、バイデン氏弾劾に向けた調査開始を指示…次男ハンター氏の疑惑に絡み
9/13(水) 10:26配信
読売新聞オンライン
マッカーシー米下院議長=AP

 【ワシントン=淵上隆悠】米野党・共和党のケビン・マッカーシー下院議長は12日、バイデン大統領の次男ハンター氏の海外ビジネスを巡る疑惑に絡み、バイデン氏の弾劾(だんがい)訴追に向けた調査の開始を下院の関係委員会に指示した。


 下院共和党は、ハンター氏が民主党・オバマ政権下で副大統領だったバイデン氏の立場を利用して、ウクライナなどで不正に関与した可能性があると主張している。マッカーシー氏は12日、議会内で記者団に対し、「職権乱用や捜査妨害、汚職の疑いがある」と訴えた。下院の監視・説明責任、司法、歳入の3委員会が主導して調査すると説明した。


 ただ、バイデン氏の弾劾が実現する可能性は低いとみられている。弾劾に向けた訴追には下院の過半数の賛成が必要だ。訴追できても上院での弾劾裁判では出席議員の3分の2の賛同がなければ有罪にはできない。

 いずれも現状では、ハードルが高いのが実情で、ホワイトハウスの報道担当官は声明で、「不正の証拠はまったくない。極端な政治的行為で最悪だ」と非難した。

6853OS5:2023/09/15(金) 07:46:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/45a937481bbf34c8293076e6ff41829b157764d2
米共和党ロムニー氏、次期上院選出馬せず 「反トランプ」代表格
9/14(木) 11:43配信


0
コメント0件
毎日新聞
米国の国旗=ゲッティ

 米共和党のミット・ロムニー連邦上院議員(76)は13日、2024年11月の上院選に立候補しないと表明した。25年1月の任期末で政界を引退する公算が大きくなった。12年大統領選では党候補指名を勝ち取ったが、民主党のオバマ大統領に敗北し、19年からは上院議員を務めていた。トランプ前大統領に批判的な共和党穏健派の代表格の退任表明は、分極化が進む米政界を象徴する一幕となった。

【2020年米大統領選】礼賛一色「トランプショー」 異例の米共和党大会

 ロムニー氏は13日の声明で、次の上院議員の任期(6年間)には80歳を超えることを踏まえて「次世代のリーダーたちの出番だ。彼らが、自分たちが生きていく世界を構築する決断をしなければならない」との考えを示した。

 13日の米紙ワシントン・ポストのインタビューでは、24年の次期大統領選について「トランプ氏か、バイデン氏が、次の大統領になるだろう」との見通しを示した上で、「重要な問題に関して、バイデン氏は(米国を)導いていけないし、トランプ氏は導いていくつもりもない」と両氏を批判した。

 ロムニー氏は経営コンサルタント、02年のソルトレークシティー冬季オリンピック組織委員会会長、東部マサチューセッツ州知事などを歴任。08年大統領選では党候補指名争いで敗れたが、12年大統領選では共和党候補として本選に進んだ。18年の上院選は西部ユタ州で当選。トランプ氏の2度の弾劾裁判では、共和党の上院議員として唯一、いずれも「有罪」を支持した。【ワシントン秋山信一】

6854OS5:2023/09/17(日) 09:46:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/0c103c17dda0340f3e89058d534238d54ddd503d
バイデン氏、再選へ試練 自動車労組スト、次男起訴 米大統領選
9/17(日) 7:20配信

時事通信
15日、全米自動車労組(UAW)のストを受け、ホワイトハウスで演説するバイデン米大統領(EPA時事)

 【ワシントン時事】全米自動車労組(UAW)のストライキ入りを受け、バイデン米大統領が支持基盤である組合への配慮と米経済への打撃回避との間で板挟みに遭っている。

 次男のハンター氏が銃不法所持などの罪で起訴される悪材料も重なり、来年の大統領選での再選に向けて試練を迎えている。

 「労働者の不満は理解できる。企業側はさらに努力すべきだ」。バイデン氏は15日、史上初の自動車大手3社の一斉スト入りという事態を受けて急きょホワイトハウスで演説。「米史上最も労組に近い大統領」の異名の通り、組合側に寄り添う姿勢を示した。

 ただUAWはストの拡大も示唆するなど強硬姿勢を崩していない。米メディアによれば、ストが10日間続けば50億ドル(約7400億円)の経済損失につながるとの試算もある。長期化は「バイデノミクス」と政権が誇る堅調な経済に冷や水を浴びせかねない。

 米消費者心理には既に、長引くインフレが重くのしかかっている。USAトゥデー紙の最新世論調査では、国民の59%がバイデン政権の経済政策を「支持しない」と回答。経済回復に関してバイデン氏とトランプ前大統領のどちらをより信頼するかを尋ねると、47%が「トランプ氏」と答え「バイデン氏」の36%を上回った。

 さらに今週、長年バイデン氏の不安要素とされてきたハンター氏の問題が相次いで表面化した。野党共和党は12日、ハンター氏の海外企業との取引に関してバイデン氏の弾劾訴追に向けた調査を開始。14日にはハンター氏が薬物依存下での銃不法所持で起訴された。バイデン氏は仮にハンター氏が有罪となっても「恩赦しない」(ジャンピエール大統領報道官)方向だが、共和党が攻勢を強める中、当面防戦を強いられそうだ。

6855OS5:2023/09/19(火) 12:51:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/a61043e0aa1242544e61c1a73798b7057987e8cc
米上院、議場でネクタイ不要に 民主主導「リベラル化」、共和反発
9/19(火) 10:45配信

毎日新聞
米連邦議会議事堂内をノーネクタイで歩く民主党のフェッターマン上院議員=2023年9月6日、AP

 米連邦上院で18日、多数派の民主党の主導で議場でのドレスコード(服装規定)が緩和され、男性議員はジャケットやネクタイの着用が不要になった。米メディアが報じた。

 民主党上院トップのシューマー院内総務は「上院議員は議場で何を着るかを選べる。私はスーツの着用を続ける」と述べた。共和党の一部は緩和に反発しており、リー上院議員は「ズボンは必須。任意じゃない」と皮肉交じりに批判した。

 報道によると、上院の議場でのドレスコードは慣例で男女とも「ビジネスアタイア」とされ、男性はジャケットやネクタイの着用を求められていた。女性は2019年に袖なしの服の着用を認められるようになった。

 シューマー氏は今回、議場出入り口で服装をチェックする守衛に対して、今後は議員へのドレスコードのチェックは不要だと指示した。一方、議場に入る議会職員や議員の補佐官らには従来通り、ビジネスアタイアの服装が求められる。

 ドレスコードの変更の理由は不明だが、22年11月の上院選では、ジーンズにパーカ姿を定番とする民主党のフェッターマン氏(東部ペンシルベニア州選出)が当選。民主系の会派に所属する西部アリゾナ州選出のシネマ上院議員も、色彩やデザインがユニークな服装で知られており、議場でも「リベラル化」を進める狙いがあるとみられる。一方、共和党が多数派の下院では従来通り、フォーマルな服装が求められる。【ワシントン秋山信一】

6856OS5:2023/09/22(金) 13:19:34
https://news.yahoo.co.jp/articles/6ee0587da8633cac787577b5e220e8a2c3216d4b
バイデン政権、ベネズエラ移民47万人を就労可能に 越境者急増で
9/22(金) 10:36配信
毎日新聞
米国を目指すベネズエラ人たち=米国とメキシコの国境付近で2023年9月21日、ロイター

 米国土安全保障省は20日、ベネズエラから入国して米国に滞在している移民約47万人に対し、一時的に就労できる資格を与える措置を発表した。ベネズエラをはじめとする中南米からの移民は近年、ニューヨーク市などで急増している。市長らは、移民が社会的なセーフティーネットに頼らず生活するために速やかな就労を認めるようバイデン政権に求めていた。

 同省によると、7月末までに入国したベネズエラ人に対し、18カ月の一時保護資格を与える。この資格は、自国の状況が安全な帰還を妨げている場合、米国に滞在している個人を強制退去から保護するためのもので、就労も認められる。ベネズエラの不安定性が増しているため適用すると説明している。これにより、新たに資格を得られるのは約47万2000人の見通しという。

 バイデン政権下では、「移民に寛容」というイメージから、南部国境を越えて来る移民希望者が殺到。国内政治や経済が混乱しているベネズエラ出身者が急増している。越境者は、南部の州はもちろん、ニューヨークやシカゴなど民主党が地盤とする大都市にも押し寄せている。受け入れにかかる予算や宿泊場所の確保などを迫られる自治体は対応に苦慮しており、バイデン政権に措置を求めていた。

 同省は、8月以降に入国した移民は対象外だとしている。ただし、既に越境した移民に法的な保護を与えることで、新たな移民の越境を促すだけではないかという懸念も残っている。【ワシントン西田進一郎】

6857OS5:2023/09/28(木) 08:13:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/d12e8d1d83cf86013978e71f9fb112f323cfcba2
たった1人の中絶反対議員のために…米軍幹部300人超の昇進人事がストップ 「中国を利するだけ」同盟国日本への影響も
9/27(水) 12:22配信

FNNプライムオンライン
FNNプライムオンライン

国の安全保障を賭けた政治的チキンゲーム

秋の爽やかな風を受け、芝生が緑輝く9月中旬。連邦議会の敷地内の広場には、300人を超える現役の軍人の写真や名前が掲げられ、まるで墓地のような光景だった。全員が昇進の承認を理不尽に止められている軍人たちだった。


中には、米軍制服組トップの統合参謀本部議長に加え、陸軍参謀総長、海兵隊総司令官に指名され、各軍のトップ就任するはずの指揮官も含まれていた。このうち米軍海兵隊トップとなる司令官の不在は、当時の司令官が死去した1859年以来164年ぶりで、歴史上、異例の事態が続いていた。

“墓地”の前でFNNの取材に応じたポール・イートン元米陸軍少将は、「承認人事が見送られていることは、国家安全保障上の危機だ。その影響は5,6年先まで及ぼすだろう」と訴えた。さらに弾道ミサイル発射を繰り返す北朝鮮や中国、ロシアの動向も踏まえ「影響は、同盟国の日本へも及んでいく」と危機感をあらわにした。

何百人もの承認が延期されると現場では、何が起きるのか。陸軍と空軍の参謀総長、海軍作戦部長らは、覇権を強める中国やロシアによるウクライナ侵攻などに対する米軍の対応を指揮し、数十万人の動きを統括する。

トップの不在中は、承認が保留されたまま「代行」の形でその役を担うが、国防総省は、適切な時期に適切な指揮官がその地位に就けなければ「即応能力を低下させ続け、米国民などの命を危険にさらすことになる」と語る。

軍幹部の承認人事を止める、たった一人の上院議員

米軍幹部の人事は、大統領の指名と上院の承認が必要となる。上院では、伝統的に投票は経ずに全会一致で承認しているが、一人でも反対者がいれば投票となる。

この権力を利用したのがアラバマ州選出の上院議員トミー・タバビル氏(共和党)だ。タバビル氏は、連邦最高裁が中絶の合憲性を認めない判決を出したにも関わらず、国防総省が軍人の中絶を保証しているとして、承認人事を次々と保留している。

国防総省は、中絶が認められない州から認められた州に行く必要がある軍人に休暇と旅費を支給しているが、タバビル氏は、その政策を廃止しない限り譲らないとしているのだ。

これについてタバビル氏は、FNNの取材に対し、「人事の保留は米軍の即応能力に影響はしない。国防総省やバイデン大統領が、中絶を促進するために違法に税金を費やしている。それが続く限り、保留を続ける」と述べ、従来の主張を曲げない考えを示した。

「中国への贈り物」年末までに全体の8割に影響が及ぶ恐れ

国防総省によると、今月21日の時点で、同様の理由で316人(空軍、陸軍、海軍、海兵隊、宇宙軍)の人事の承認が滞っているほか、年末までに軍幹部850人超のうち4分の3にあたる650人が、タバビル氏の人事保留の影響を受けると見積もる。

一方、昇格人事の保留の影響は、軍人本人だけではなく、その家族にも多くのストレスを与えているという。21日、“墓地“を訪れた女性はFNNの取材に対し「知人の家族は、いつ引っ越すかわからず、子どもを学校に入学させることができない。煉獄の中にいるようだ」と語った。実際に何千人もの軍人の家族が、いつ引っ越さなければならないのか、当分の間どこに住めばいいのかわからず、宙ぶらりんの状態に置かれるという。

こうした状況を受けて、上院民主党トップのチャック・シューマー院内総務は、20日から21日にかけて上院の投票による採決に踏み切り、米軍制服組トップの統合参謀本部議長と陸軍参謀総長、海兵隊総司令官の指名を承認した。

上院は、長時間の審議を避けるため、軍人の人事をひとまとめにして承認しているが、タバビル氏の影響で、現時点ではそれは不可能だ。チャック・シューマー氏によると、理論的には候補者を個別に承認することができるが、そうすれば上院の議場で700時間近くを費やすことになると話している。

現地メディアからも保留者全てを承認するには、数カ月、または来年の大統領選挙まで長引く可能性があるとの見方も出ている。これについて国家安全保障の専門家からは、「タバビル氏が、国家安全保障を危険にさらしていることに同意していることと同様だ。これは中国に毎日与え続ける贈り物だ」との声も聞こえてくる。民主義陣営の守護神となる米軍が社会の分断によって翻弄されている。

(FNNワシントン支局 千田淳一)

千田淳一

6858OS5:2023/09/28(木) 17:18:42
https://www.jiji.com/jc/article?k=2023092700693&g=int
激戦州で労組票巡り火花 バイデン、トランプ両氏が訪問―米大統領選
2023年09月28日07時07分

26日、中西部ミシガン州のスト現場を訪れたバイデン米大統領(中央)(AFP時事)
26日、中西部ミシガン州のスト現場を訪れたバイデン米大統領(中央)(AFP時事)

トランプ前米大統領=25日、サウスカロライナ州サマービル(AFP時事)

 【ワシントン時事】来年11月の米大統領選に向け、バイデン大統領とトランプ前大統領が労組票を巡って火花を散らしている。バイデン氏は26日、激戦区の中西部ミシガン州で現職大統領として初めて全米自動車労組(UAW)のスト現場を訪れ、組合員を激励。トランプ氏も27日に労働者を前に演説し、支持を呼び掛ける方向だ。

 「自動車業界は素晴らしい業績を上げている。今度は彼らが私たちのために努力する番だ」。バイデン氏は抗議活動の現場で組合側を「私たち」、経営側を「彼ら」と呼び、40%の賃上げなど組合側の厳しい要求を支持した。隣ではフェインUAW会長が「歴史的瞬間だ」と笑みを浮かべた。
 バイデン氏は自他共に認める「史上最も労組に近い大統領」。とはいえ、大統領が労使交渉のさなかに一方に肩入れするのは政治的リスクが大きい。ストが長期化すれば「生産や雇用、インフレに影響する可能性がある」(パウエル連邦準備制度理事会議長)と懸念される。有権者は長引くインフレで、バイデン氏の経済運営に厳しい目を向けてもいる。
 踏み込んだ行動に出た背景には、バイデン政権が環境対策として進める電気自動車(EV)への転換がストの一因になったという事情がある。伝統的に民主党候補を推薦してきたUAWは今のところ、バイデン氏の推薦を保留。そうした中、トランプ氏は「バイデンが米国の自動車産業を壊滅させる」と不安をあおっている。
 ミシガン州を含む中西部は「ラストベルト(さび付いた工業地帯)」に位置する。2016年大統領選では現状に不満を抱く白人労働者層がトランプ氏支持に流れ、同氏の勝利に貢献した。来年の大統領選も接戦が予想され、ミシガンなど一部の激戦州が勝敗を左右する。80歳と高齢で心身の衰えを指摘される中、支持層の取りこぼしだけは何としても避けたいのがバイデン氏の本音だ。

6859OS5:2023/09/28(木) 21:05:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/be81a142b2bb8229bf408cf28beda627c49727ae
トランプ氏、すでに「対バイデン」に照準 色あせる共和党候補指名レース
9/28(木) 18:58配信

産経新聞
来年の米大統領選に向けた共和党候補の指名獲得レースは、「大本命」のトランプ前大統領が2度連続で討論会を欠席し、主役不在で色あせたものとなった。トランプ氏は第2回候補者討論会が行われた27日、本選の激戦地と目される中西部ミシガン州で演説し、民主党のバイデン大統領との対決に照準を合わせた活動を展開した。

「逃げずに出てこい」。

27日、反トランプを鮮明にするクリスティー前ニュージャージー州知事が討論会出席を避けるトランプ氏を挑発すると、会場からは歓声やブーイングが混じった反応が上がった。

しかし他の候補たちは、ためらいがちな批判に終始した。インド系投資家のラマスワミー氏が、トランプ氏のスローガン「米国を再び偉大に」を継承・発展させると訴えたのに対し、ヘイリー元国連大使は「あなたは信用できない」と言い放ったが、4度の刑事訴追を受けているトランプ氏に対して厳しい態度を示すことはなかった。討論会を観覧した共和党員らからは「(各候補が)トランプ氏とどう違うかもっと聞きたいのに」との声も上がる。

米政治サイト「リアル・クリア・ポリティクス」による各種世論調査の集計では、共和党支持層のトランプ氏への支持率(27日現在)は56・6%で、2位につける南部フロリダ州のデサンティス知事(14・4%)の約4倍。討論会の参加者全員を合算してもトランプ氏に届かない計算だ。多くの候補は党支持層の反発を恐れ、トランプ氏「一強」に挑む道筋を見つけられずにいる。

その中でトランプ氏は27日、自動車産業の中心地であるミシガン州デトロイトの工場を訪れ、労働者層との近さをアピールした。バイデン氏が前日に同州で、自動車労組のスト現場を応援訪問したのに対抗した。バイデン氏のスト訪問は、現職大統領としては極めて異例の行動だった。本選の行方を左右する東・中西部の「ラストベルト(さびた工業地帯)」の争奪戦が、すでに本格化していることを印象付けた。

27日の討論会場となった「ロナルド・レーガン大統領図書館」は、共和党の中核である保守派が理想視するレーガン元大統領を顕彰する施設。過去の討論会でも特に重要とされてきた舞台だが、トランプ氏は全く意に介する様子を見せなかった。(シミバレー 大内清)

6860OS5:2023/09/30(土) 20:52:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/751098b31f14c799df79020e3e85ab48468a4446
米下院がつなぎ予算案否決、一部政府機関の閉鎖濃厚に…共和党の保守強硬派21人が造反
9/30(土) 10:47配信

読売新聞オンライン
29日、米ワシントンでつなぎ予算案否決後、取材に応じるケビン・マッカーシー下院議長=ロイター

 【ワシントン=田島大志、田中宏幸】米議会下院は29日、共和党のケビン・マッカーシー下院議長が主導して提出した1か月間の政府資金を確保する暫定予算(つなぎ予算)案を否決した。予算措置期限の30日までに打開するのは困難な情勢で、2024会計年度が始まる10月1日からの一部政府機関の閉鎖は濃厚となった。

 共和党は下院で多数派を占めるが、ウクライナ支援の減額や大幅な歳出削減を主張する保守強硬派21人が造反した。暫定予算案には支出を30%削減する共和党独自の主張が盛り込まれ、民主党も反対に回った。賛成198票、反対232票だった。

 上院では民主党が主導権を握る。閉鎖を回避するには超党派で合意し、暫定予算を上下両院で可決する必要がある。バイデン政権は、60億ドル(約8900億円)のウクライナ支援を含む暫定予算案を超党派で成立させたい考えだ。上院では現行水準を11月17日まで維持する暫定予算案で両党が合意しているが、下院共和党は受け入れない構えだ。29日時点で両党が合意に至るメドは立っていない。

 政府閉鎖となれば、これまでで最長の35日間に及んだトランプ前政権時の2018年12月〜19年1月以来、約5年ぶりとなる。ホワイトハウスによると、10月1日から約70万人の連邦職員が一時帰休となる見込みだ。約130万人の米兵は無給で勤務する。

 バイデン大統領は29日の演説で「軍の部隊が危機に瀕(ひん)している中、政治的な駆け引きをしている場合ではない。完全な職務怠慢だ」と共和党を厳しく批判した。

 バイデン、マッカーシー両氏は5月、政府の借入金の限度を定めた「債務上限」の引き上げを巡り、歳出抑制を含めた予算協定で合意している。イエレン財務長官は29日の演説で、協定を尊重するよう求めた。

6861OS5:2023/10/01(日) 01:24:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/d0714895a5c709778213642eb6c030b448a5f6fa
ケネディ元大統領のおい、無所属で大統領選出馬か…民主党から立候補模索したが支持広がらず
9/30(土) 21:40配信

読売新聞オンライン
ロバート・ケネディ・ジュニア氏=ロイター

 【ワシントン=池田慶太】ロイター通信は29日、2024年の米大統領選で、弁護士のロバート・ケネディ・ジュニア氏が無所属の独立系候補として立候補表明する見通しだと報じた。同氏は動画投稿サイトで10月9日に「重大発表」を行うと表明していた。


 同氏はジョン・F・ケネディ元大統領のおいで、1968年に暗殺されたロバート・ケネディ元司法長官の息子。一時は民主党からの立候補を模索したが支持が広がらなかった。新型コロナウイルスのワクチン懐疑派として知られる。

6862OS5:2023/10/01(日) 10:36:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/83dd49f94cc5f0e1933dcc3d89105aa19aa921ab
米政府閉鎖、回避へ つなぎ予算案、議会通過
10/1(日) 4:02配信
時事通信
米連邦議会議事堂=ワシントン

 【ワシントン時事】米連邦政府の2023会計年度末を迎えた30日、議会上下両院は11月半ばまでのつなぎ予算案を、賛成多数で可決した。


 難航する24年度予算案の審議時間を稼ぐための措置で、深夜0時(日本時間10月1日午後1時)までにバイデン米大統領が署名して成立すれば、政府機関の一部閉鎖は回避される。

 つなぎ予算案を巡っては、下院で過半数を占める共和党で保守強硬派が反対し、審議がこう着。年度末が迫る中、共和党下院指導部はつなぎ予算案に大幅な支出削減を盛り込むなど、強硬派の主張を反映させた。それでも29日の採決では強硬派からの造反が相次ぎ、否決された。

6863OS5:2023/10/01(日) 11:20:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/87f64bb025e335d2d5d24560bb8d10d1c2163ccf
米下院、つなぎ予算案可決 土壇場で超党派合意 政府閉鎖回避へ前進
10/1(日) 9:27配信

毎日新聞
米連邦議会議事堂

 米議会下院は9月30日、米連邦政府の支出を11月中旬まで手当てするつなぎ予算案を賛成335、反対91で可決した。上院で可決し、バイデン大統領が署名すれば成立する。2023会計年度(22年10月〜23年9月)予算失効による政府機関の一部閉鎖が懸念されていたが、土壇場で回避に向けた動きが前進した。

 つなぎ予算案は野党・共和党トップのマッカーシー議長が主導した。新会計年度(23年10月〜24年9月)が始まる10月1日から45日間の一時的な支出を手当てする内容で、バイデン政権が反対する大幅な歳出削減を見送る一方、共和党の保守強硬派が反対するウクライナへの追加支援は盛り込まなかった。

 米議会では新年度予算案の協議が停滞。当面の支出を賄うためのつなぎ予算を9月30日までに成立させられなければ、10月1日から政府機関が一部閉鎖されることになっていた。歳出規模やウクライナ支援を巡り協議が難航していたが、期限ギリギリで下院が超党派の合意にこぎ着けた。

 ただ、このつなぎ予算案が成立しても政府支出を賄えるのは11月中旬まで。それまでに新年度予算か新たなつなぎ予算を成立させなければ政府閉鎖に追い込まれる恐れがある。【ワシントン大久保渉】

6864OS5:2023/10/01(日) 11:20:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/87f64bb025e335d2d5d24560bb8d10d1c2163ccf
米下院、つなぎ予算案可決 土壇場で超党派合意 政府閉鎖回避へ前進
10/1(日) 9:27配信

毎日新聞
米連邦議会議事堂

 米議会下院は9月30日、米連邦政府の支出を11月中旬まで手当てするつなぎ予算案を賛成335、反対91で可決した。上院で可決し、バイデン大統領が署名すれば成立する。2023会計年度(22年10月〜23年9月)予算失効による政府機関の一部閉鎖が懸念されていたが、土壇場で回避に向けた動きが前進した。

 つなぎ予算案は野党・共和党トップのマッカーシー議長が主導した。新会計年度(23年10月〜24年9月)が始まる10月1日から45日間の一時的な支出を手当てする内容で、バイデン政権が反対する大幅な歳出削減を見送る一方、共和党の保守強硬派が反対するウクライナへの追加支援は盛り込まなかった。

 米議会では新年度予算案の協議が停滞。当面の支出を賄うためのつなぎ予算を9月30日までに成立させられなければ、10月1日から政府機関が一部閉鎖されることになっていた。歳出規模やウクライナ支援を巡り協議が難航していたが、期限ギリギリで下院が超党派の合意にこぎ着けた。

 ただ、このつなぎ予算案が成立しても政府支出を賄えるのは11月中旬まで。それまでに新年度予算か新たなつなぎ予算を成立させなければ政府閉鎖に追い込まれる恐れがある。【ワシントン大久保渉】

6865OS5:2023/10/01(日) 17:41:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/00748c720c2bc341e23cf3e708b8ab16f3bf3f1f
民主・共和、痛み分け予算危機回避 翻弄されるウクライナ支援
10/1(日) 17:10配信

産経新聞
【ワシントン=坂本一之】米連邦政府の2024会計年度(23年10月〜24年9月)予算を巡り、与党・民主党と野党・共和党が政府機関の一部閉鎖を回避するため、痛み分けの形でつなぎ予算をまとめた。当面の危機はしのいだが、火だねは残っている。2024年大統領選で政権奪還を目指す共和党と、バイデン大統領の再選を狙う民主党の攻防が激しさを増し、今後、争点となったウクライナ支援が翻弄される展開も予想される。

「国境を守り、政府支出を抑制し、経済を軌道に乗せる戦いの始まりだ」

下院共和党ナンバー2のスカリス院内総務は9月30日、つなぎ予算の下院可決を受けた記者会見で、不法移民対策の強化や歳出抑制をバイデン政権や民主党に強く求めていくことを宣言した。

上院か下院いずれかで多数派を持つ野党が、予算審議を通じ政権と与党を揺さぶるのは、通例の駆け引きだ。ただ、歩み寄りを拒み、予算切れに伴う政府閉鎖を引き起こせば世論の強い反発を招くことが必至だ。

共和党のマッカーシー下院議長は民主党と厳しく対立しながらも、「政府閉鎖は望んでいない」などと繰り返し言及。不法移民対策などの要求実現と、民主党との着地点を探るバランスをとろうとしてきた。

つなぎ予算案の最終段階の審議で、共和党側が不法移民対策を除外する一方、バイデン政権と民主党も、重視するウクライナ支援を取り下げる形で落着した。

マッカーシー氏が直面する難題も改めて浮かび上がる。ウクライナ支援には、自国優先を主張するトランプ前大統領に近い共和党の保守強硬派が反発。11月中旬までのつなぎ予算が切れた後の新たな予算審議でも、マッカーシー氏は再び保守強行派との調整を抱えていることになる。

ウクライナ支援の継続を巡っては、8月のCNNテレビの世論調査で、共和党支持層の71%が議会による追加予算の承認に反対するなど、党内で意見が分かれている。無党派層の動向も含め、支援停止が来年の選挙にどのような影響を与えるかを考えながら対応を練る必要がある。

「(マッカーシー)議長がウクライナに必要な支援を可決してくれることを大いに期待している」

ウクライナ支援継続を掲げるバイデン氏は30日に出した声明で、マッカーシー氏にこう協力を求めつつ、共和党の強硬派議員を批判した。

6866OS5:2023/10/04(水) 07:25:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/c41c728cf330a92dee4d92cbc7499423bf7ac1eb
米下院議長、「解任」可能性高まる 解任動議の棚上げに失敗
10/4(水) 4:05配信


毎日新聞
マッカーシー米下院議長=米ワシントンで2023年10月3日、AP

 米連邦下院は3日、マッカーシー議長の解任動議を棚上げして事実上無効化する議案を否決した。解任動議の採決を阻む指導部の試みが失敗したことで、マッカーシー氏が解任される可能性が高まった。下院は3日午後にも議長解任動議の採決を行う見通しで、可決されれば米史上初めてとなる。

 共和党内では穏健派と保守強硬派の内紛が深刻化しており、マッカーシー氏が解任された場合、次期議長の選出が難航するのは必至だ。24会計年度(23年10月〜24年9月)の予算編成や対ウクライナ支援の遅滞といった悪影響が懸念される。

 議長解任動議は2日、共和党保守強硬派のゲーツ下院議員が提案した。マッカーシー氏が政府機関の一部閉鎖を避けるため、11月17日までの暫定的な「つなぎ予算」を民主党の賛同を得て成立させたことを批判。一方、指導部は解任動議を棚上げする議案を提出したが、民主党と共和党保守強硬派の一部が反対した。

 下院(定数435、欠員2)の現有議席は共和党221、民主党212。共和党から5人が「造反」すれば思うように議案を通せない状況で、議会運営を主導するマッカーシー氏は弱い立場に置かれてきた。【ワシントン秋山信一】

6867OS5:2023/10/04(水) 07:25:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/8a60908b0ec4f97397c505e98e789814c72a9d3b
米下院が共和党マッカーシー議長解任 史上初、党内強硬派の動議可決
10/4(水) 6:32配信

朝日新聞デジタル
ワシントンの連邦議会で2023年10月3日、メディアと警察に囲まれてマッカーシー氏=AP

 米下院は3日、共和党トップのマッカーシー下院議長の解任を求める動議を賛成多数で可決した。下院は共和党が多数を握っているが、共和党内の強硬派が提出した動議に、民主党が賛同した。米メディアによると、下院議長の解任動議が可決されたのは史上初めて。

 3日午後、下院は動議をめぐって採決し、解任への賛成216、反対210で可決した。下院(定数435、欠員2)は、共和党が221議席で、212議席の民主党をわずかに上回っている。通常なら共和党議長の解任動議は通らないが、共和党議員8人と民主党議員の大半が賛成し、一部議員は採決を欠席した。

 動議を提出したのは、下院共和党で20人あまりの強硬派の一人として知られるマット・ゲーツ下院議員。政府閉鎖をめぐる予算審議で、マッカーシー氏が予算切れとなる10月1日の前日、民主党と協力して暫定のつなぎ予算を成立させたことに不満を抱いていた。

 予算には共和党内強硬派が求めた大幅な歳出カットやメキシコとの国境警備の強化策が盛り込まれず、ゲーツ氏は採決前に議場で「マッカーシー氏は下院議長でありながら、重要な場面で立場を示さなかった」と訴えた。

朝日新聞社

6868OS5:2023/10/04(水) 08:08:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/21985c463edf48b516d82bd2bb2db58501572588
米下院、マッカーシー議長解任 史上初、共和内紛が引き金
10/4(水) 5:53配信
時事通信
 【ワシントン時事】米議会下院は3日、共和党の強硬右派が提出したマッカーシー議長(共和)の解任動議を採決し、民主党を含む賛成216、反対210の賛成多数で可決した。

 米メディアによると、下院議長の解任は史上初。共和党の「内輪もめ」を発端とする下院の機能不全は極致に達した。

 強硬右派のゲーツ議員が2日、超党派の支持で成立したつなぎ予算を巡りマッカーシー氏が民主党と協力したことを問題視し、解任を発議した。共和党主流派は解任取り下げ動議で対抗したが、否決された。

 解任に伴い、共和のマクヘンリー議員が臨時代理議長に就任するが、後任の議長が選出されるまで下院の議事進行は停止する。

 共和党では主流派と強硬右派の対立が深刻化しており、今年1月のマッカーシー氏の議長選出には15回もの採決を要した。後任選びも難航が予想され、2024会計年度予算や、つなぎ予算から除外された対ウクライナ支援の審議が当面滞る恐れがある。

6869OS5:2023/10/04(水) 10:24:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/4e85a09927440adc95c6754c2cefb105121fd94c
トランプ氏、共和内紛と距離 バイデン氏「議長選出急いで」
10/4(水) 7:27配信

時事通信
トランプ前米大統領=3日、ニューヨーク(AFP時事)

 【ワシントン時事】米連邦議会下院がマッカーシー議長の解任を巡り紛糾する中、トランプ前大統領は3日、自身のSNSに「なぜ内輪もめばかりして、米国を破壊している極左の民主党と闘わないのか」と投稿し、共和党の党内対立から距離を置く姿勢を示した。

 
 マッカーシー氏の解任動議を提出したのは、トランプ氏に近い共和党の強硬右派議員だった。トランプ氏は、党の混乱が有権者に負の印象を与えることを危惧したとみられる。トランプ氏は返り咲きを目指して来年11月の大統領選に出馬し、共和党の候補者指名レースで圧倒的優位に立っている。

 一方、ジャンピエール大統領報道官は3日、声明を発表し「米国が直面する喫緊の課題は待ってはくれない。バイデン大統領は早期に下院が議長を選出することを望んでいる」と述べた。

6870OS5:2023/10/04(水) 17:53:30
>下院議長が現職議員でなければならないとの明文規定はなく
www

https://news.yahoo.co.jp/articles/02bd87f526c2d4a94fcf7a6fad975fc05e9c7515
次期下院議長、米共和党にトランプ氏推す声 本人は内紛劇に不満
10/4(水) 16:14配信

毎日新聞
トランプ前大統領=AP

 米共和党のニールズ下院議員は3日、マッカーシー下院議長の解任を受けて「トランプ前大統領を次期下院議長に推す」と表明した。下院議長が現職議員でなければならないとの明文規定はなく、過去にもトランプ氏を議長に推薦する案が取り沙汰されたことがあった。


 米メディアによると、ニールズ氏は声明で「下院が再開した時には、まずトランプ氏を次期下院議長に推薦する。『米国第一主義』の実績があり、下院を再び偉大にするだろう」と述べた。ステューブ下院議員もX(ツイッター)で賛意を表した。

 トランプ氏は2024年11月の大統領選で返り咲きを目指しており、議長職に関心があるのかは不明だ。トランプ氏は、マッカーシー氏、解任動議を提案したゲーツ下院議員の双方と良好な関係を築いている。3日には自身のソーシャルメディアで「なぜ共和党はいつも身内で争っているのか。なぜ、米国を破壊している極左の民主党と戦わないのか」と内紛劇に不満を示した。【ワシントン秋山信一】

6871OS5:2023/10/04(水) 22:52:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/c61892ab0aedffebf3caa53f9d8dd17be0a8d064
少数強硬派、議会を翻弄 与野党の議席伯仲で力 米下院
10/4(水) 20:33配信
時事通信
米共和党のゲーツ下院議員(写真左)と解任されたマッカーシー前議長(AFP時事)

 【ワシントン時事】米下院共和党の深刻な内部分裂が3日、議長の解任という形で顕在化した。

【図解】2024年米大統領選の主な共和党立候補者

 解任を実現させたのは、わずか8人の強硬右派。民主、共和の議席が拮抗(きっこう)する中、キャスチングボートを握った少数の議員が影響力を増し、議会を混沌(こんとん)の渦に引きずり込んだ。

 「彼らは保守政治家ではない」。米議会史上初めて解任の憂き目に遭ったマッカーシー前議長は3日、強硬派への怒りをあらわにした。解任動議を提出したゲーツ議員を名指しし「注目を集めたいだけだ」と非難した。

 下院の混乱は、昨年の中間選挙で共和党が222議席を得て、213議席の民主党に僅差で勝利したことから始まった(現在は各党1議席減)。一握りの共和党議員が造反すれば法案は通らない。発言力を得た強硬派は今年1月の開会以降、事あるごとに非現実的な要求を突き付け、マッカーシー氏を振り回してきた。

 党執行部の頭を悩ませるのは、強硬派の動機が必ずしも歳出の大幅削減といった政策面に限らないことだ。政治専門紙ポリティコは、たびたびマッカーシー氏にかみつくゲーツ氏について「フロリダ州知事選出馬を狙い、目立とうとしている」との見方を紹介した。

 共和党は後任の議長選びを急ぐが、主流派からの人選はマッカーシー氏と同じ運命をたどる可能性がある。来年11月の大統領選と同時に行われる下院選まで、少数が多数を翻弄(ほんろう)する構図は続く。 


https://www.jiji.com/jc/article?k=2023100400171&g=int&utm_source=yahoo&utm_medium=referral&utm_campaign=link_back_edit_vb
米下院、史上初の議長解任 共和強硬派が動議―深まる混迷、後任選び難航か
2023年10月04日14時35分

 【ワシントン時事】米議会下院は3日、共和党の強硬右派が提出したマッカーシー議長(共和)の解任動議を賛成多数で可決した。米メディアによると、下院議長の解任は史上初。来週始まる後任の議長選びは難航が予想され、2024会計年度予算や、つなぎ予算から除外された対ウクライナ支援の審議が当面滞ることが懸念される。
米共和、党内対立が激化 下院議長の解任動議提出

 強硬右派のゲーツ議員が2日、先に成立したつなぎ予算を巡ってマッカーシー氏が民主党と協力したことを問題視し、解任を発議。民主党を含む216人が賛成し、210人が反対した。共和党からは、マッカーシー氏と対立する強硬派8人が賛成に回った。
 マッカーシー氏は採決後、記者団に「再び立候補するつもりはない」と表明。「わずか8人が議長をクビにできる制度は問題だ」と肩を落とした。解任に伴い、共和党主流派のマクヘンリー議員が臨時代理議長に就任したが、正規の議長選出まで下院の議事進行は停止する。
 共和党は10日に後任議長選出に関する会合を開く。候補にはマクヘンリー氏のほか、スカリース院内総務、エマー院内幹事ら共和党執行部の名前が挙がるが「本命」は不在だ。同党では主流派と強硬派の対立が先鋭化し、1月のマッカーシー氏の議長選出に際しては15回もの採決を要した。強硬派は執行部からの人選に難色を示すとみられ、議会の混乱が長期化する恐れもある。
 マッカーシー氏の解任を巡っては、民主党が条件付きで救済に動くという観測もあった。しかし、マッカーシー氏がバイデン大統領の弾劾訴追の調査を指示するなど敵対的な態度を続けてきたこともあり、民主党議員の大勢は「彼を助けるつもりはない」と解任を支持。同党下院トップのジェフリーズ院内総務は、声明で「共和党が過激な右派と決別できないなら、解任に賛成する」と突き放した。
 マッカーシー氏は1月、議長選出と引き換えに、解任の発議条件を議員1人に引き下げる規則改正に合意。少数の強硬派の発言権が強まっていた。

6872OS5:2023/10/04(水) 23:00:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/3915c5f941946fa5d4140dac2ebaf1e06ccb78cd
米下院議長解任劇 少数の強硬派牛耳る 標的はウク支援?
10/4(水) 18:15配信


10
コメント10件


産経新聞
【ワシントン=渡辺浩生】マッカーシー米下院議長の解任は、身内の野党・共和党内でマッカーシー氏に反旗を翻した保守強硬派が主導した。極端な歳出削減を掲げる強硬派の最大の標的は、膨張するウクライナ支援だ。バイデン大統領は「議会の大多数は支援継続を支持している」と強調するが、追加支援の可否に同派の影響力が強まるのは必至。露軍への反攻を続けるウクライナと欧州同盟国に不安が広がっている。

史上初の下院議長解任に動いた保守強硬派のゲーツ議員は「これで終わりではない」とし、自派の意向通りに歳出削減を進める次期体制を目指すと強調した。

採決で投じられた賛成票は民主208、共和8の計216。210の反対票を僅差で上回った。民主党議員の大部分が解任を支持したが、決定打となったのは共和党の造反議員だ。下院の共和議員数のわずか3・6%が、大統領職の継承順位で副大統領に次ぐ要職にいたマッカーシー氏を退任に追いやったことになる。

前代未聞の解任劇に結び付いた〝仕掛け〟は1月、マッカーシー氏が15回目の議長選で当選した際に仕組まれた。反対を続けたゲーツ氏ら強硬派との取引で、マッカーシー氏は「1人だけで解任動議を提出できる」と規則を緩和。9月30日に可決されたつなぎ予算案の審議で同氏の指導力に見切りをつけたゲーツ氏が1人で動議を突き付けた。

「世界中が(米議会を)見ている」。米国家安全保障会議のカービー戦略広報調整官は3日の記者会見で指摘した。バイデン政権は議会に10月からの3カ月間を対象に計240億ドル(約3兆5千億円)のウクライナ向け追加予算を申請したが、宙に浮いたままだ。

最新の米紙ワシントン・ポストの世論調査で、共和党支持層の58%は「米国は支援し過ぎ」と回答した。同党の保守強硬派はウクライナ向けから、メキシコ国境警備向けにお金を回して不法移民の記録的流入を阻止すべきだ主張する。次期議長もこうした声を無視できまい。

議会承認なしに大統領の権限で武器供与に使える予算は残り50数億ドル。カービー氏は賄える期間について「戦況や支援規模、必要な能力のいかんによる」と指摘した。その上で、このまま支援予算を確保できなければ、米国の支援は2カ月程度しかもたないとの見通しを明らかにした。「戦闘が続く限り支え続ける」と3日の電話会議で同盟諸国に訴えたバイデン氏の約束も議会の動向次第となる。

6873OS5:2023/10/04(水) 23:25:06

https://news.yahoo.co.jp/articles/b02cce85be21d346e41febc4c51571fb0f125aa9
マッカーシー下院議長、6票差で史上初の解任…共和党から8人が「賛成」
10/4(水) 11:53配信

読売新聞オンライン
(写真:読売新聞)

 【ワシントン=淵上隆悠】米下院(定数435、欠員2)は3日、共和党のケビン・マッカーシー議長の解任を求める動議を賛成多数で可決した。共和党の保守強硬派議員が提出した動議を民主党が支持した。米国で下院議長の解任動議が可決されたのは史上初めて。新議長の選出は難航するとの見方が出ており、米議会の混乱が一層深まる可能性がある。

3日、マッカーシー議長の解任動議を可決した米下院=テレビ映像から、ロイター

 動議は、保守強硬派の代表格マット・ゲイツ議員が、2日に提出した。ゲイツ氏は、マッカーシー氏が政府閉鎖を回避するための暫定予算(つなぎ予算)成立で民主党と協力したことに激しく反発していた。

 採決では、動議への賛成が216、反対210だった。7人は投票しなかった。つなぎ予算では協力を受けた民主党だが、マッカーシー氏への不信感は根強く208人が賛成した。221議席で多数派の共和党はゲイツ氏ら8人が賛成に回った。

3日、解任後に記者会見に臨んだマッカーシー氏=AP

 米メディアによると、下院本会議で議長の解任動議が採決されたのは1910年以来で、この時は否決された。

 議長選は11日に行われる見通しだ。採決後、ゲイツ氏は記者団に「マッカーシー氏よりも優れた議長を選ぶことが米国のためだ」と述べた。マッカーシー氏は解任後の記者会見で再出馬を否定した。新議長の有力候補は不在で、選出には曲折が予想される。

 下院議長の解任は、ロシアの侵略を受けるウクライナへの支援に影響する恐れがある。民主、共和両党は、9月30日につなぎ予算を成立させ、政府機関の一時閉鎖を辛うじて回避したが、つなぎ予算でウクライナ支援は除外され、取り扱いは不透明なままになっている。新議長の方針次第では追加予算の成立は困難になる。2024会計年度(10月1日開始)の予算審議にも響く可能性がある。

 ホワイトハウスは3日の声明で「我が国が直面している課題は待ったなしだ。バイデン大統領は、下院が速やかに議長を選出することを望んでいる」と訴えた。

 今年1月に議長に就任したマッカーシー氏は、大幅な歳出削減や国境警備の強化などを求める保守強硬派の造反に当初から直面してきた。議長には15回目の投票でようやく選出された。この際、議長解任動議を議員単独で提出できる規則改正で譲歩しており、これが命取りとなった。

6874OS5:2023/10/04(水) 23:33:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/aecab1af35a35aa6b7ef3f0d9d047f798803574b
解任マッカーシー下院議長「後悔ない」、議長選での譲歩が命取り…140年間で最も短命に
10/4(水) 23:12配信
読売新聞オンライン
3日、解任後に記者会見に臨んだマッカーシー氏=AP

 【ワシントン=淵上隆悠】ケビン・マッカーシー米下院議長の解任劇は、野党・共和党の混迷ぶりを露呈する結果となった。後任の議長選は11日に行われる見通しだが、難航は必至だ。米議会は、下院議長不在という異例の事態に直面している。

 「正しいと信じることのために職を失うなら、心は穏やかだ」

 議長解任が決まったマッカーシー氏は3日、記者会見で吹っ切れた表情で語った。予算切れに伴う政府機関の一部閉鎖を避けるため暫定予算(つなぎ予算)を民主党と協力して成立させたことについては「米国民のためだった」と胸を張った。結果的に党内から解任動議を提出されるきっかけになったが、「後悔していない」と言い切った。

3日、マッカーシー議長の解任動議を可決した米下院=テレビ映像から、ロイター

 一方で、解任動議で賛成に回った同僚議員8人については、「共和党議員の4%が民主党と一緒になって下院共和党のトップが誰になるのか指図できてしまう」と非難した。

 1月の議長選で、マッカーシー氏は保守強硬派の造反に遭い、15回目の投票でようやく選出された。この際、議長解任動議を議員単独で提出できる規則改正で譲歩しており、これが命取りとなった。米CNNによると、マッカーシー氏の議長在職日数は269日で、この約140年間で最も短いという。

 先鋭化する共和党の内部対立について、トランプ前大統領も3日、SNSで困惑を吐露した。

 採決では、民主党が解任に反対票を投じる可能性も取り沙汰されたが、実現しなかった。保守強硬派に配慮せざるを得ないマッカーシー氏に対し、根強い不信感があるためだ。民主党下院トップのハキーム・ジェフリーズ院内総務は採決前に発表した声明で、「下院共和党は組織が麻痺(まひ)している。共和党の責任で内戦を終わらせるべきだ」と突き放した。

 新議長候補には、共和党下院ナンバー2のスティーブ・スカリス院内総務や、保守強硬派の信頼が厚いジム・ジョーダン議員らの名が挙がっているが、本命は不在だ。マッカーシー氏の路線を踏襲する候補には保守強硬派が抵抗し、再び議長選が混乱に陥る可能性がある。

6875OS5:2023/10/06(金) 07:27:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/16476ce261f252aa4f0128b202b8f98327728a5e
主流派、右派2氏が出馬表明 下院議長選へ米共和
10/5(木) 7:23配信


5
コメント5件


時事通信
米共和党のスカリス下院院内総務=7月18日、ワシントン(AFP時事)

 【ワシントン時事】米下院のマッカーシー前議長(共和)が解任されたことを受け、共和党主流派のスカリス院内総務と、右派のジョーダン司法委員長の2氏が4日、議長選への立候補を表明した。

【写真】米下院共和党のジョーダン司法委員長

 共和党は11日にも議長選の投票を行う日程を描くが、選出に必要な過半数の票を得られるかは両氏ともに不透明だ。

 スカリス氏(ルイジアナ州)は、マッカーシー氏に次ぐ党下院ナンバー2。4日の声明で同党主流派と右派の分断に触れ、「党の深い傷を癒やし、われわれを頼りにする国民のために働く時だ」と融和を訴えた。

 一方、ジョーダン氏(オハイオ州)は司法委員長としてバイデン大統領の次男ハンター氏の疑惑調査などを主導。移民増対策を優先事項に掲げ、ウクライナ支援に反対するなど強硬右派の支持を得やすい。

6876OS5:2023/10/06(金) 17:03:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/13944fae971db3a4b2288bad232c13529f02bd72
トランプ氏、右派候補に支持表明 下院議長選で影響力誇示 米
10/6(金) 14:25配信

時事通信
トランプ前米大統領=4日、ニューヨーク(AFP時事)

 【ワシントン時事】トランプ前米大統領は6日、マッカーシー前下院議長(共和党)の解任に伴う次期議長選について、先に立候補を表明した同党右派のジョーダン司法委員長への推薦を表明した。

 「彼は素晴らしい議長になる。完全に支持する」とSNSに投稿した。共和党支持層に圧倒的な人気があるトランプ氏の「介入」は、議長選の行方を大きく左右しそうだ。

 支持表明には、来年11月の大統領選をにらみ、党内への影響力を誇示する狙いがある。トランプ氏はこれまで「私が米国を再び偉大にするのを助ける議長を選ぶためなら、必要なことは何でもする」と語っていた。

 ジョーダン氏は司法委員長として、トランプ氏に対する数々の刑事捜査の「検証」を主導。バイデン政権には「司法を政治利用している」と批判の先頭に立ってきた。対ウクライナ支援に否定的な姿勢でも知られる。次期議長選にはジョーダン氏のほか、より穏健な共和党主流派のスカリス院内総務が名乗りを上げている。

6877OS5:2023/10/08(日) 21:35:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/d68a04f71a9d26b77754e4d41b67c5a9d45c5b82
トランプ氏、キングメーカー狙う 下院議長に自派のジョーダン氏推薦
10/7(土) 14:43配信
毎日新聞
法廷を離れる際に発言するトランプ前米大統領=ニューヨーク市で2023年10月4日、AP

 米共和党のトランプ前大統領は6日、連邦下院の次期議長に同党のジョーダン下院司法委員長を推すと表明した。下院多数派の共和党は前議長の解任で空席となった議長候補の選任を進めており、現指導部からナンバー2のスカリス院内総務も名乗りを上げているが、党内に影響力を持つトランプ氏の推薦はジョーダン氏に追い風となる。トランプ氏には「キングメーカー」として下院への影響力を強める狙いもある。

【図解】トランプ前米大統領を巡る「四つの事件」

 トランプ氏は自身のソーシャルメディアで「ジョーダン氏は犯罪や国境、軍事、憲法修正2条(銃所持の権利)といった問題に強い。偉大な議長になるだろう」と述べた。ジョーダン氏はトランプ派の代表格の一人で、トランプ氏の大統領退任後も政治集会にたびたび招かれるなど良好な関係を築いている。

 下院では民主党のバイデン大統領の弾劾訴追に向けた審査が進行中で、トランプ氏は2024年大統領選でのバイデン氏との対決を見据えて、下院の議会運営を背後から操りたい思惑もあるとみられる。

 下院議長は現職議員であることが要件となっておらず、共和党内にはトランプ氏の議長就任を期待する声もあったが、トランプ氏は大統領選に集中する構えだ。反トランプ派からは、四つの刑事事件で起訴されたトランプ氏の議長選出馬は「禁錮2年以上の有罪になる可能性がある事件で起訴された場合、指導部に就けない」とする党下院の内規に抵触するとの指摘も出ていた。

 一方、共和党穏健派の下院議員ら45人は6日、保守強硬派のゲーツ下院議員が提出した動議が可決されてマッカーシー前議長が解任されたことを受けて、「各議員が単独で議長解任動議を提出できる」という規則の廃止を求めた。マッカーシー氏が今年1月の議長選で保守強硬派の協力を得るために4年ぶりに復活させた規則だが、保守強硬派が解任動議提出をちらつかせて議会運営に圧力をかけてきた経緯があり、穏健派は「議会の安定性を損ねる」と懸念していた。

 米メディアによると、次期議長にはジョーダン、スカリス両氏以外に、保守派議連「共和党研究委員会」のトップ、ハーン下院議員も出馬を検討している。保守系のFOXニュースで9日に3氏の合同インタビューが行われると6日にいったん発表されたが、党内から「議長候補選任は党内部で進めることだ。同僚議員に話す前にテレビで話すのはおかしい」と異論が相次ぎ、キャンセルされた。

 下院共和党は10〜11日に議長候補の演説会や選挙を実施し、候補の一本化を図る方針だ。その後、民主党議員も含めた下院議員の投票で「棄権を除く有効投票の過半数」を獲得すれば議長に選任される。ただ、1月の議長選では保守強硬派が、党内手続きを経た後もマッカーシー氏の選出に反対し、決着まで15回の投票を要した。【ワシントン秋山信一】

6878OS5:2023/10/10(火) 07:21:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/2ded8b55da86c0be666e3a90601692bec5e62336
ケネディ氏、無所属での出馬表明 与野党票流出、行方左右も
10/10(火) 4:02配信


12
コメント12件


共同通信
演説するロバート・ケネディ・ジュニア氏=9月15日、米ロサンゼルス(ゲッティ=共同)

 【フィラデルフィア共同】2024年米大統領選で民主党の指名獲得を目指していた弁護士ロバート・ケネディ・ジュニア氏が9日、無所属での出馬を表明した。一定の人気を得てきた候補の方針転換で、民主、共和両党の候補から票が流出し、選挙戦の行方を左右する可能性もある。

 ケネディ氏は1963年に暗殺されたケネディ大統領のおい。再選を目指す民主党バイデン氏、共和党候補指名争いで独走するトランプ氏と三つどもえの争いになった場合、有権者の14%が「投票する」との世論調査結果が今月出ている。

 ケネディ氏は演説で「国民の期待を裏切り、分断を増幅させてきた政治エリートから独立を宣言する」と述べた。

6879OS5:2023/10/10(火) 19:59:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/f591d54753a2a4d416a1c8c47ff2b07afc7e1366
米大統領選に無所属から出馬 ケネディ氏が民主党を離党
10/10(火) 16:12配信

AP通信
フィラデルフィア、ペンシルベニア州、10月10日 (AP) ― 長年環境問題に取り組んできた弁護士で、「反ワクチン」論者のロバート・ケネディ・ジュニア氏(69)が10月9日、米東部ペンシルベニア州フィラデルフィアで開かれた大統領選挙に向けた集会で、先に立候補を表明した民主党から、無党派に転じると宣言して、注目を集めている。
 当地の独立記念館で行われた演説で、暗殺されたケネディ元大統領のおいであり、同じく暗殺されたロバート・ケネディ元司法長官の息子であるケネディ・ジュニア氏は、大企業やメディア、2大政党から独立すると宣言。
 「そのためには、まず自身の独立を宣言。民主党とその他の政党からの独立をしなければならない」と述べた。
 ケネディ・ジュニア氏、政界で最も有名な民主党一族の一人であるが、共和党からの好感度は民主党より高い。
 しかし、同氏がトランプ前大統領と戦うことになる大統領選挙で、共和党の支持が反映されるかどうかは不明だ。

(日本語翻訳・編集 アフロ)

6880OS5:2023/10/10(火) 21:35:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/744bd83a52b7b85c4ace5d7ba699f8197202c24dトップ空席、動けぬ議会 イスラエル支援へ前議長復帰説も 米
10/10(火) 20:33配信


3
コメント3件


時事通信
マッカーシー前米下院議長=7月27日、ワシントン(AFP時事)

 【ワシントン時事】パレスチナのイスラム組織ハマスとイスラエルの戦闘が激化する中、米議会の機能不全が露呈している。

 同盟国イスラエルへの支持では超党派で一致するが、下院は先週解任されたマッカーシー前議長(共和)の後任が不在のため、既に決まった分を超える軍事支援の承認手続きができない。緊急措置として、マッカーシー氏の復帰説も浮上している。

 マッカーシー氏は9日、急きょ記者会見を開き、ハマスに拉致された米国民の保護やイスラエルへの強力な支援をバイデン大統領に求めた。解任直後は議長選に出馬しない意向を表明していたが、議長復帰について問われると「会派が決めることだ」と述べ、排除しない考えを示した。

 マッカーシー氏は先週、下院多数派の共和党の内紛で議長を解任された。下院では立法作業が止まり、つなぎ予算から外れた対ウクライナ支援の審議も宙に浮いている。

 議長選には、共和党下院ナンバー2のスカリス院内総務と右派のジョーダン司法委員長が立候補したが、いずれも選出に必要な過半数の票を確保できていないとされる。同党は11日に議長候補を選ぶ党員投票を行うが、すんなりと決まるかは不透明だ。

6881OS5:2023/10/11(水) 14:07:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/ab3396f39a85153726e4420128984975cfa5e891
米下院議長選 共和の候補選出は一騎打ちに 調整難航の可能性も
10/11(水) 13:17配信

毎日新聞
下院議長選について記者団に話す共和党のスカリス院内総務(左)=米ワシントンで2023年10月10日、AP

 米連邦下院で多数派の共和党議員団は10日、マッカーシー前議長解任に伴う次期議長選に向けた聴聞会を非公開で開き、現指導部ナンバー2のスカリス院内総務とジョーダン下院司法委員長が議員らに支持を訴えた。米メディアが報じた。11日に議員団の非公開の投票によって議長候補を選出する見通しだ。


 ただ、下院(定数435、欠員2)は共和党221、民主党212と議席差が小さい。全議員の投票による議長選では、民主党は党下院トップのジェフリーズ院内総務を推す方針だ。多数派の共和党から数人が同党の議長候補以外を推せば、当選ライン(棄権を除く有効投票の過半数)に届く候補が出ない事態になる。議長候補が党内の結束を図れるかどうかが鍵で、調整が難航する可能性もある。

 スカリス、ジョーダン両氏とも党内保守派で、中道寄りの穏健派に支持を広げることが課題になる。スカリス氏は党下院指導部の経験が長く、議会運営にも知見があるが、8月に血液のがんと診断されたことを公表しており、健康不安を抱える。

 一方、ジョーダン氏は保守強硬派の「フリーダム・コーカス(自由議員連盟)」の創設メンバーの一人で、トランプ前大統領の支持も得ている。だが、「つなぎ予算」の期限切れが11月中旬に迫り、政府機関の一部閉鎖を回避するために民主党と協力する必要がある中で、ジョーダン氏の対決色の強さを心配する声もある。

 下院はマッカーシー前議長が今月3日に解任され、議事が停滞している。パレスチナ自治区ガザ地区を支配するイスラム組織ハマスと戦闘中のイスラエルへの支援を急ぐため、バイデン政権は早期の議会正常化を求めている。【ワシントン秋山信一】

6882OS5:2023/10/11(水) 21:13:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/9f99be85d33dc17962dea88b690df5bf20cad910
米下院議長候補指名へ 混迷か結束か 問われる共和党
10/11(水) 19:29配信

産経新聞
【ワシントン=渡辺浩生】米野党共和党のマッカーシー下院議長が党内の保守強硬派の造反により解任されたことを受け、共和党は11日午前、投票で議長候補を指名する。下院多数派の同党候補が決まれば同日中に本会議の選挙で選出される見込み。イスラム原理主義組織ハマスによるイスラエルへの攻撃を受け、議会の団結を求める声がある一方、混迷が続く可能性もある。

立候補しているのは党下院ナンバー2のスカリス院内総務とジョーダン議員。スカリス氏は党穏健派の筆頭格で党内融和を訴える。ジョーダン氏は保守強硬派の「自由議員連盟」に所属し、今回トランプ前大統領の推薦を受けた。マッカーシー氏の復帰を推す声もあるが、同氏は情勢を見極めているとみられる。

下院議席数は共和221、民主212。米メディアによると、本会議での選出を確実にするため、党内での指名投票は勝者が下院議員の過半数に相当する217票を獲得するまで続けられる。

議長職をめぐっては1月、マッカーシー氏が党内強硬派の反対を浴び、15回目の投票でようやく選出された経緯がある。その一人のゲーツ議員が今月2日、マッカーシー氏の解任を求める動議を提案。採決でゲーツ氏ら強硬派の8人が民主党とともに賛成に回った。

議会は政府機関閉鎖を回避するため、現在のつなぎ予算が期限切れとなる11月中旬までに、2024会計年度本予算案か新たなつなぎ予算案を成立させる必要がある。9月末に成立した現つなぎ予算は下院共和党の一部の反対でウクライナ支援が除外された。

6883OS5:2023/10/12(木) 07:38:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/996eee3d077185ae83954fc679775bfa6a15e913
米共和党、下院議長にスカリス氏指名 トランプ氏推薦候補は敗れる
10/12(木) 7:08配信

朝日新聞デジタル
2023年10月11日、米共和党内の投票で下院議長候補への指名を受け、記者団の取材に応じるスカリス院内総務=ロイター

 解任された米下院議長の後任選びに向けて、下院で多数派を握る共和党は11日、党内で投票を実施し、党主流派のスカリス院内総務を下院議長候補に指名した。今後は下院本会議での投票に移るが、就任に必要な過半数の確保に向けて党内が一致できるかはまだ不透明だ。


 米メディアによると、スカリス氏は党内の投票で113票を獲得した。トランプ前大統領の推薦を受けていた右派のジョーダン司法委員長は、99票にとどまった。

 本会議での投票も11日に予定されていたが、共和党は延期を決定。2人の候補に割れた党内をまとめるために、協議を続けている。本会議での投票がいつになるかは未定。

 下院本会議(定数435、欠員2)では、議長選出に過半数となる217票が必要だ。民主党(212議席)は党下院トップのジェフリーズ氏に投票するため、スカリス氏は共和党(221議席)のうち217票を確保する必要がある。

朝日新聞社

6884OS5:2023/10/12(木) 10:38:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/278ced1821016a3994c6ea15a3b765dbdd4f45fe
アメリカ下院議長選 共和党、候補にナンバー2選出も調整難航
10/12(木) 9:55配信
毎日新聞
米国の国旗=ゲッティ

 米連邦下院で多数派の共和党議員団は11日、次期議長候補に現指導部ナンバー2で保守派のスカリス院内総務を選出した。ただ、民主党も含めた全下院議員の投票による議長選では、共和党のほぼ全員が支持しなければ当選ラインには届かない。議長選の日程は未定。党内の調整は難航しており、スカリス氏が当選に必要な支持を確保できるかどうかも不透明だ。


 米ABCニュースによると、スカリス氏は非公開で行われた党議員団の投票で113票を獲得し、トランプ前大統領からも支持を受けたジョーダン下院司法委員長の99票を上回った。8人は他の候補に投票し、3人は棄権した。

 下院はマッカーシー前議長が今月3日に動議可決で解任された後、議長不在で議事が停滞。2024会計年度(23年10月〜24年9月)の予算編成、パレスチナ自治区ガザ地区を支配するイスラム組織ハマスと戦闘中のイスラエルへの支援、ロシアの侵攻を受けるウクライナへの支援など懸案がたまっている。スカリス氏は会合後、「早く問題を解決して、下院を再開させなければならない」と記者団に述べ、党内の支持固めを急ぐ考えを示した。

 下院(定数435、欠員2)の現有議席は共和党221、民主党212で、民主党は党下院トップのジェフリーズ院内総務を推す方針だ。全員が投票した場合、共和党議員のうち5人がスカリス氏以外を推せば、当選ライン(棄権を除く有効投票の過半数)を超える候補が出ずに投票はやり直しになる。

 CNNによると、ジョーダン氏は議長選でスカリス氏に投票する方針だが、少なくとも数人は「議長選でもジョーダン氏に投票する」と述べた。前議長のマッカーシー氏に投票するとしている議員もいる。【ワシントン秋山信一】

6885OS5:2023/10/13(金) 11:58:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/c858f820245238383766547204e0e650aadf9228
米下院議長選で共和指名のスカリス氏が本選撤退表明 分裂と混迷なお
10/13(金) 10:13配信
産経新聞
【ワシントン=渡辺浩生】米メディアによると、野党共和党のマッカーシー下院議長の解任を受けて共和党下院議員団の投票で11日に議長候補に指名された党ナンバー2のスカリス院内総務(58)が12日、議長選からの撤退を表明した。スカリス氏はジョーダン下院司法委員長(59)との接戦を制したが、本会議での選出に必要な過半数を党内で確保できず出馬を断念したとみられる。

党内の保守強硬派の造反で今月3日に解任に追い込まれたマッカーシー氏の後任選びは白紙に戻り、共和党内の分裂と議会の混迷は続く見通しとなった。

穏健派の筆頭格で「党内融和」を唱えたスカリス氏は11日の投票で、保守強硬派の「自由議員連盟」に所属しトランプ前大統領の推薦を受けたジョーダン氏を僅差で抑え、指名を受けた。

下院議席(435)の構成は共和221、民主212、欠員2で、本会議の議長選を勝利するには過半数217票が必要。スカリス氏は共和単独での選出を確実にするためジョーダン氏の支持議員に結束を呼び掛けてきたが難航。このまま本選に進んでも、一度の投票で勝者が決まらず混乱は避けられないと判断したとみられる。

イスラム原理主義組織ハマスの攻撃を受けたイスラエル向けの追加予算に向けた協議が急務だが、議事運営に強力な権限を持つ議長不在で下院は法案審議や採決ができない状態だ。

スカリス氏は「下院は議長を選んで再開する必要があるが、克服しなければならない分裂がまだ続いている」と語った。

6886OS5:2023/10/13(金) 17:33:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/cd41d25b1b9dd9bf40fd0c4018ca5c6d8473a4e2
米下院議長選は振り出しに、異常事態の出口見えず…共和党・スカリス氏撤退
10/13(金) 17:13配信


読売新聞オンライン
スカリス氏=ロイター

 【ワシントン=淵上隆悠】米下院共和党のスティーブ・スカリス院内総務は12日、議長選からの撤退を表明した。党内選挙で議長候補に選ばれたが、本選で必要な票を固められなかった。共和党の内部対立に端を発した議長不在の異常事態は、出口が見えなくなっている。

 党内保守強硬派の反発で解任されたケビン・マッカーシー氏に次ぐナンバー2のスカリス氏は、党の非公開会合で議長候補の指名辞退を伝えた。その後、記者団に対し、「それぞれの思惑を横に置き、この国が必要としていることに集中すべきだ」と述べ、不満をあらわにした。

 米メディアによると、11日に行われた党内選挙で、スカリス氏は113票を獲得。保守強硬派らの支持を受けたジム・ジョーダン司法委員長は99票だった。現在の下院の構成は共和党221議席、民主党212議席、欠員2議席で、議長選で全員が投票した場合の選出ラインは217だ。造反を4人以下に抑える必要があったスカリス氏は、説得に奔走したが、保守強硬派を中心に約20人が応じなかったという。

 スカリス氏の撤退で、議長選びは振り出しに戻った。下院の機能不全が長引けば、ロシアの侵略を受けるウクライナへの軍事支援や、イスラム主義組織ハマスに攻撃されたイスラエルへの支援にも影響が出そうだ。

6887OS5:2023/10/16(月) 08:24:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/cd41d25b1b9dd9bf40fd0c4018ca5c6d8473a4e2
米下院議長選は振り出しに、異常事態の出口見えず…共和党・スカリス氏撤退
10/13(金) 17:13配信

読売新聞オンライン
スカリス氏=ロイター

 【ワシントン=淵上隆悠】米下院共和党のスティーブ・スカリス院内総務は12日、議長選からの撤退を表明した。党内選挙で議長候補に選ばれたが、本選で必要な票を固められなかった。共和党の内部対立に端を発した議長不在の異常事態は、出口が見えなくなっている。

【写真】マッカーシー議長の解任動議を可決した米下院=テレビ映像から、ロイター

 党内保守強硬派の反発で解任されたケビン・マッカーシー氏に次ぐナンバー2のスカリス氏は、党の非公開会合で議長候補の指名辞退を伝えた。その後、記者団に対し、「それぞれの思惑を横に置き、この国が必要としていることに集中すべきだ」と述べ、不満をあらわにした。

 米メディアによると、11日に行われた党内選挙で、スカリス氏は113票を獲得。保守強硬派らの支持を受けたジム・ジョーダン司法委員長は99票だった。現在の下院の構成は共和党221議席、民主党212議席、欠員2議席で、議長選で全員が投票した場合の選出ラインは217だ。造反を4人以下に抑える必要があったスカリス氏は、説得に奔走したが、保守強硬派を中心に約20人が応じなかったという。

 スカリス氏の撤退で、議長選びは振り出しに戻った。下院の機能不全が長引けば、ロシアの侵略を受けるウクライナへの軍事支援や、イスラム主義組織ハマスに攻撃されたイスラエルへの支援にも影響が出そうだ。

6888OS5:2023/10/18(水) 09:50:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/9b0f529c7485ae44b7f7b2da2e06337e167dab43
米下院議長選、初回投票で決着せず 共和党右派候補に対し造反相次ぐ
10/18(水) 6:19配信

朝日新聞デジタル
ワシントンの連邦議会で17日、下院議長選の1回目の投票で過半数を獲得できなかったジョーダン司法委員長=AP

 米下院は17日、解任された議長の後任を選ぶ投票を実施した。だが、多数派を握る共和党内で後任候補に指名されたジョーダン司法委員長は過半数の支持を獲得できず、最初の投票で議長は選出されなかった。

 共和党議員らは現在、造反した議員の説得にあたっているが、決着する見通しはたっていない。2回目の投票は18日にある。

 下院本会議(定数435、欠員2)での1回目となる17日午後の投票では、民主党の全議員が投票した党下院トップのジェフリーズ氏が212票を獲得。共和党はジョーダン氏が200票、スカリス院内総務が7票、マッカーシー前議長が6票、他に複数人が数票だった。下院議長の選出には過半数の得票が必要だが、現時点では誰も届いておらず、投票はやり直しになる。

 ジョーダン氏はトランプ前大統領の推薦を受けている党内右派で、議員連盟「フリーダム・コーカス」の創設メンバー。この議連に所属する議員たちが、強硬な保守政策を求めて党主流派と対立し、マッカーシー氏を議長の座から追いやった経緯がある。

朝日新聞社

6889OS5:2023/10/19(木) 14:02:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/414f8cd913bfbf53c6a99d6c4e22e0049ef8e646
米下院議長選 造反増でトランプ派候補2日目も失敗
10/19(木) 10:58配信


産経新聞
【ワシントン=渡辺浩生】米下院は18日の本会議で、マッカーシー前下院議長の解任に伴う2回目の議長選を行った。多数派の野党共和党の候補でトランプ前大統領が推薦するジョーダン下院司法委員長(59)は前日に続き必要な過半数を獲得できなかった。造反票は増え、選出の見通しは一段と厳しくなり、機能停止の打開策を模索する動きも出てきた。

下院(定数435)の構成は共和221、民主212、欠員2。選出には過半数217票が必要だが、この日ジョーダン氏に入ったのは199票。他候補に投じられた党内造反票は22票と前日より2票増加し、根深い党内対立を浮き彫りにした。民主党は全員がジェフリーズ院内総務(53)に投じた。

19日に3回目の投票が実施されるかは不透明。3日にマッカーシー氏が解任され2週間以上が経過し、共和党内では議長代行を務めるマクヘンリー議員(47)に議長として実質的な権限を与える暫定案が浮上。関連動議の承認が必要だが、民主党の指導部も同案に前向きな姿勢を示しているという。

バイデン大統領は週内にもイスラエルやウクライナ向け軍事支援で大型の追加予算案を議会に要請する見通しだが、議長不在が続けば審議に遅れが生じる。

6890OS5:2023/10/19(木) 16:01:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/ba133da34f96d21bbf498db7fa85ac13f54a5e92
米下院議長選、ジョーダン氏は2回目投票でも敗北 共和党内から強い反発
10/19(木) 14:22配信
CNN.co.jp
マクヘンリー臨時議長(左)と話をするジム・ジョーダン議員=18日

(CNN) 米下院は18日、空席となっている下院議長を選ぶ2回目の投票を実施した。共和党内で議長候補に指名されたジム・ジョーダン議員はまたも選出に必要な票を獲得できず、前日に行われた第1回投票を下回る得票数に終わった。

【映像】米下院議長選、ジョーダン氏は2回目投票で票数減る

ジョーダン氏は敗北後、引き続き議長選にとどまる意向を表明した。下院は米東部時間19日正午に3回目の投票を実施するとみられている。議長不在の下院は実質的に機能停止状態。国外で紛争が勃発し、国内では来月に政府閉鎖に陥る可能性も浮上する中、不安定な状況が続く。

トランプ前大統領はジョーダン氏への支持を表明していた。保守派のジョーダン氏が支持集めに苦慮する状況は、下院議長選におけるトランプ前大統領の影響力の限界も浮き彫りにしている。

危機打開の道を模索するよう共和党議員に求める声が強まる中、一部では共和党のマクヘンリー臨時議長の権限を拡大する動きも出ている。ただ、この動きには異論もあり、共和党議員の立場は割れている。

17日の第1回投票では、下院共和党の20人がジョーダン氏に造反した。18日には造反者が22人に増え、ジョーダン氏への反発が強まっていることを示した。新たにジョーダン氏に造反した共和党議員は4人で、2人が支持に転じた。

下院共和党の議席は過半数をわずかに上回る状況で、ジョーダン氏は数票しか失う余裕がない。造反者が多い現状では、議長職ははるか手の届かないところにある。

本会議の採決で2度目の敗北を喫した後、ジョーダン氏は引き続き議長就任をめざす意向を示した。

「次回の投票がいつになるかは分からないが、同僚と協議を続けたい」「議員と話をしながら引き続き取り組んでいく」(ジョーダン氏)

ジョーダン氏は賛否が分かれる人物で、票集めが難航する要因になっている。トランプ氏の忠実な支持者で、強硬派の議員連盟「フリーダム・コーカス」の創設を支援。下院司法委員会の委員長として、下院共和党が主導する調査のキーパーソンにもなっている。

6891OS5:2023/10/19(木) 21:22:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/414f8cd913bfbf53c6a99d6c4e22e0049ef8e646
米下院議長選 造反増でトランプ派候補2日目も失敗
10/19(木) 10:58配信
産経新聞
【ワシントン=渡辺浩生】米下院は18日の本会議で、マッカーシー前下院議長の解任に伴う2回目の議長選を行った。多数派の野党共和党の候補でトランプ前大統領が推薦するジョーダン下院司法委員長(59)は前日に続き必要な過半数を獲得できなかった。造反票は増え、選出の見通しは一段と厳しくなり、機能停止の打開策を模索する動きも出てきた。

下院(定数435)の構成は共和221、民主212、欠員2。選出には過半数217票が必要だが、この日ジョーダン氏に入ったのは199票。他候補に投じられた党内造反票は22票と前日より2票増加し、根深い党内対立を浮き彫りにした。民主党は全員がジェフリーズ院内総務(53)に投じた。

19日に3回目の投票が実施されるかは不透明。3日にマッカーシー氏が解任され2週間以上が経過し、共和党内では議長代行を務めるマクヘンリー議員(47)に議長として実質的な権限を与える暫定案が浮上。関連動議の承認が必要だが、民主党の指導部も同案に前向きな姿勢を示しているという。

バイデン大統領は週内にもイスラエルやウクライナ向け軍事支援で大型の追加予算案を議会に要請する見通しだが、議長不在が続けば審議に遅れが生じる。

6892OS5:2023/10/20(金) 22:09:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/f4d4989ae105bdbc5a1f863202ee67fa631686ad
米下院共和、統治不全 議長選強行も造反想定
10/20(金) 20:32配信

時事通信
米下院議長候補のジョーダン氏(中央)=19日、ワシントン(AFP時事)

 【ワシントン時事】バイデン米大統領がウクライナやイスラエルへの支援を切実に呼び掛ける中、予算編成権を持つ議会では、下院の多数派を握る共和党の内部対立に収拾がつかず「統治不全」に陥っている。

 同党は20日、空席となっている議長選出のため3回目の投票を強行する予定だが、多数の造反が想定され選出のめどは立たない。

 「私は勝つ」。共和党右派のジョーダン候補は19日、記者団にこう強調し、議長選からの撤退を否定した。同党は3日に解任されたマッカーシー前議長の後任選びを急いでいるが、今週2回行われた投票では主流派20人超が造反し、ジョーダン氏の選出を阻んだ。

 造反した議員や家族には、ジョーダン氏の支持者から殺害予告を含む脅迫や嫌がらせが殺到。19日の党会合では主流派と右派が怒号を交わし、ののしり合う騒ぎとなった。双方は態度を硬化させ、亀裂は深まる一方だ。

 状況が悪化する中、19日にはマクヘンリー臨時代理議長に立法に関する権限を一時的に付与し、議長選を先送りする案が浮上。米メディアによるとジョーダン氏もいったんはこれに同調したが、同氏の支持基盤である強硬右派が猛反発した。同氏は退路を断たれ、再び採決に臨むほかなくなった。

6893OS5:2023/10/21(土) 07:05:46
8467 OS5 2023/10/20(金) 22:10:22
https://www.jiji.com/jc/article?k=2023101900170&g=int&utm_source=yahoo&utm_medium=referral&utm_campaign=link_back_edit_vb
下院議長選、2度目も結論出ず 臨時議長の権限強化案が浮上―米
2023年10月19日06時05分

18日、ワシントンで、米議会下院のマクヘンリー臨時代理議長(左)と話すジョーダン下院議員(AFP時事)
18日、ワシントンで、米議会下院のマクヘンリー臨時代理議長(左)と話すジョーダン下院議員(AFP時事)


 【ワシントン時事】米下院は18日、空席となっている議長選出に向けた2回目の投票を実施した。1回目の投票に続いて多数派の共和党から造反が相次ぎ、共和、民主いずれの候補も選出に必要な過半数を得られなかった。共和党右派のジョーダン候補に対する同党の造反は初回よりも増え、状況は悪化した。

 議長選出が暗礁に乗り上げる中、下院では一定期間に限り、マクヘンリー臨時代理議長の権限強化を求める声も上がる。臨時代理議長は新議長選出の議事進行を行うためのポストで、立法に関する権限は与えられていない。
 投票結果は、ジョーダン氏が199票、民主党のジェフリーズ院内総務が212票、その他が22票だった。議長選出には、出席議員433人の過半数である217票を獲得する必要があった。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2023101800302&g=int
米下院、議長選出ならず 共和穏健派20人が造反
2023年10月18日07時19分

米連邦議会議事堂=ワシントン(AFP時事)
米連邦議会議事堂=ワシントン(AFP時事)


 【ワシントン時事】米下院は17日、マッカーシー前議長(共和)の解任を受けた議長選を実施したが、いずれの候補も出席議員の過半数を得られず、選出に失敗した。多数派・共和党から立候補した右派のジョーダン司法委員長に、同党の穏健派20人が造反した。議長空席が2週間に及ぶ議会は、混迷の度合いを一層深めている。

 下院(定数435、欠員2)の現有議席は共和党221、民主党212で、議長選出には過半数の217票が必要。この日の投票結果はジョーダン氏が200票、民主党のジェフリーズ院内総務が212票、その他が20票で、1人が欠席した。その他の20票には、マッカーシー氏やスカリス院内総務ら、共和党主流派の名が並んだ。

6894OS5:2023/10/23(月) 21:52:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/24d1bbdd05bffc2b236191ea83cf1125929deaec
米下院議長選、9候補乱立 共和党票分散、不透明に
10/23(月) 15:30配信

共同通信
共和党の会合を終えたエマー院内幹事=19日、米ワシントン(AP=共同)

 【ワシントン共同】米下院議長選で、多数派を握る下院共和党のナンバー3、エマー院内幹事や、保守的な議員連盟を率いるハーン議員ら9人が23日までに出馬を表明した。候補乱立で票が分散するとみられ、選出に必要な過半数の票を得られる候補者が出るかどうかは不透明な状況だ。

 下院はマッカーシー前議長が3日に米史上初めて解任されて以降、議長が不在。イスラエル軍とイスラム組織ハマスの戦闘で中東の緊張が高まる中、バイデン大統領が要請するイスラエル支援などの緊急予算を審議できない異常事態が続く。

 共和党は23日、候補者を集めて非公開の聴聞会を開催する。

6895OS5:2023/10/25(水) 14:58:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/a691bef0f814feb6684af5f9b2c1e7c37c622ac6
「堂々巡り」の米下院議長選 共和党4人目候補決まるも混乱続く
10/25(水) 11:18配信
毎日新聞
米連邦議会議事堂=2022年7月、西田進一郎撮影

 米連邦下院で多数派の共和党議員団は24日、次期議長候補に現指導部ナンバー3のエマー院内幹事を選出した。米メディアが報じた。しかし、下院議員に一定の影響力を持つトランプ前大統領らが異論を唱え、エマー氏は議長候補選出から数時間後に出馬を断念。党議員団は24日夜、今度は党下院のジョンソン議員総会副議長を議長候補に選出した。マッカーシー前議長の解任後、議長候補に選ばれたのは4人目となる。


 民主党も含めた議員の投票による議長選で当選するには、共和党議員のほぼ全員の支持が必要となる。過去3人の議長候補はいずれも党内の内紛を収められずに挫折しており、ジョンソン氏の支持固めも難航は必至だ。共和党が「堂々巡り」から抜け出せない中、3週間以上にわたって議長不在が続いている。

 米メディアによると、ジョーダン下院司法委員長が20日に議長候補を降ろされた後、計9人が次期議長に名乗りを上げた。途中で断念した2人を除き、エマー氏が選ばれた24日の議員団の投票(非公開)の際には7人が立候補。過半数の支持を得る候補が出るまで、最下位の候補を脱落させながら投票を繰り返す方式で、エマー氏が最後の投票でジョンソン氏を破り、一度は議長候補に選ばれた。

 しかし、党内に影響力を持つトランプ氏は直後にソーシャルメディアで「名ばかりの共和党員であり、議長に選ぶことは悲惨な失敗となる」とエマー氏を批判。少なくとも25人の共和党議員がエマー氏に反対していたため、エマー氏は説得は困難だと判断した。党議員団は24日夜に再び議員団の投票を行い、5人の候補からジョンソン氏を選んだ。

 エマー氏は2020年大統領選でのバイデン氏の当選を認めており、「不正な選挙だった」と根拠なく訴え続けるトランプ氏とは距離がある。政策によっては民主党との超党派協力を選ぶ穏健派で、自派の主張に固執する強硬派とは路線対立がある。

 一方、ジョンソン氏はトランプ氏を強く支持し、20年大統領選の後も敗北を認めないトランプ氏の「闘争」を支持していた。ただ、一連の議長選では、トランプ氏の推薦を受けたジョーダン氏が支持集約に失敗している。党下院にはトランプ氏と距離を置く議員もおり、ジョンソン氏の支持固めも難航が予想される。【ワシントン秋山信一】

6896OS5:2023/10/25(水) 14:59:26
https://www.jiji.com/jc/article?k=2023102100208&g=int&utm_source=yahoo&utm_medium=referral&utm_campaign=link_back_edit_vb
米下院、議長選また振り出し 共和候補「3敗」で退場
2023年10月21日06時17分


 【ワシントン時事】米下院は20日、空席となっている議長選出のための3回目の投票を行ったが、共和、民主いずれの候補も当選要件である出席議員の過半数を獲得できなかった。下院多数派の共和はこの後、党内投票でジョーダン候補の指名取り下げを決定。議会空転が17日間にわたる中、議長選びはまた振り出しに戻った。
 共和党右派のジョーダン司法委員長は議長候補に指名されたものの、本会議での投票を重ねるごとに主流派からの造反が増え、選出が厳しくなっていた。ジョーダン氏に先立ちスカリス院内総務も候補に選ばれたが、右派の造反が確定的となり議長選を前に撤退。右派、主流派双方とも議長選出に失敗した形だ。
 共和党は24日に新たな議長候補の指名選挙を行う。米メディアによると、エマー院内幹事ら複数の議員が出馬を検討している。

6897OS5:2023/10/25(水) 15:00:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/26c4abab8b95553ef79f6efb3a5840584c4f8e01
米下院議長候補3人目も撤退 トランプ氏「不支持」投稿直後に
10/25(水) 8:31配信

産経新聞
【ワシントン=渡辺浩生】約3週間不在が続く米下院議長の候補選出をめぐる多数派共和党の分断と混乱が激しさを増している。同党は24日、投票で党ナンバー3のエマー院内幹事(62)を候補に指名したが、トランプ前大統領が「悲劇的な過ちだ」と介入。エマー氏は指名数時間後に撤退を表明し、選出はまた振り出しに戻った。

3日のマッカーシー前議長解任以降、共和党が指名した3人目の候補だったエマー氏は、ウクライナ支援を支持するなど穏健派と目され、保守強硬派からはトランプ氏への忠誠心が足りないと批判されてきた。

トランプ氏はすかさず交流サイトを通じ「世界主義者のRINO(名ばかり共和党員)」のエマー氏を「米国第一の有権者は支持できない」と投稿。撤退が米メディアに報じられたのはその数時間後だった。

議長選を制するには下院の過半数217票の獲得が必要だが、エマー氏の前にもスカリス院内総務、ジョーダン下院司法委員長が党内の支持とりまとめに失敗し相次いで撤退してきた。

議長不在の間にイスラム原理主義組織ハマスによるイスラエル攻撃で中東情勢が緊迫化。バイデン大統領はウクライナとイスラエル支援を一括した緊急予算を議会に要請したが宙に浮いたまま。現在の政府つなぎ予算が失効する11月中旬までに新予算案が承認されないと政府機関の閉鎖危機にも見舞われる。

共和党のシャデッグ元下院議員は米紙ウォールストリート・ジャーナルに寄稿し、マッカーシー氏解任動議を提出したゲーツ議員らの造反行為が「議会の機能を失わせた」と批判。「米国は中枢同時テロ以来最大の対外脅威に直面している」とし、党の団結を早期に取り戻すよう訴えた。

6898OS5:2023/10/26(木) 07:20:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/200687ea672f22e3d16458db40993df448978564
米下院議長に共和党マイク・ジョンソン議員選出、3週間超の不在解消
10/26(木) 3:44配信
読売新聞オンライン
米下院議長に選出されたマイク・ジョンソン議員=ロイター

 【ワシントン=淵上隆悠】米下院は25日、新議長に共和党のマイク・ジョンソン議員を選出した。約3週間にわたって続いた議長不在の異常事態がようやく解消される。


 共和党が多数派の下院では、ケビン・マッカーシー前議長が、党内の保守強硬派の反発を受けて3日に解任された。その後、共和党は後任選びを進めたが、穏健派と保守強硬派の対立が続き、選ばれた議長候補の撤退が相次いだ。ジョンソン氏は4人目の候補で、双方が妥協できる「消去法」で選ばれた形だ。

 下院議長は、米大統領の権限継承順位で副大統領に次ぐ2位の要職。

6899OS5:2023/10/26(木) 08:02:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/94acff9bda8bcb8a62ceed45a282e67e3b64a967
米下院議長にジョンソン氏 3週間ぶり不在解消
10/26(木) 7:20配信
CNN.co.jp
米共和党のマイク・ジョンソン氏が下院議長に選出された

(CNN) 米連邦議会下院は25日、新しい議長に共和党のマイク・ジョンソン氏を選出した。同党のケビン・マッカーシー氏が3日に議長職を解任されてから約3週間にわたって議長不在という異例の事態が解消された。

採決ではジョンソン氏が220票、下院民主党トップのハキーム・ジェフリーズ氏が209票を獲得。議長選出をめぐっては共和党内の対立で混乱があったが、同日の採決では欠席した1人をのぞいて全共和党員がジョンソン氏を支持した。

ジョンソン氏は議長選出後の初の演説で、政府機関の閉鎖を回避するために議会が「ただちに」債務危機の問題に取り掛かると述べた。期限直前の9月末に成立したつなぎ予算は11月17日までの支出をまかなうもので、新たな予算措置が求められている。

ジョンソン氏は「これは簡単なことではなく、難しい決断をくださなければならない」「だが今行動を起こさなければ、結果は耐えられないものになる」などと訴えた。債務問題に関する委員会を新たに設置することも明らかにした。

ルイジアナ州選出のジョンソン氏は弁護士を経て、2016年に下院議員に初当選。下院共和党会議の副議長を務めている。

ジョンソン氏はトランプ前大統領の支持者として知られ、2020年大統領選の結果を覆そうとした動きに同調していた。また21年1月6日には、他の下院共和党議員とともに大統領選の選挙人投票に異議を申し立てた。

トランプ氏は25日、下院議長選では誰も支持しないと述べていたが、自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」への投稿でジョンソン氏の議長就任を祝福し、同氏の議長選出に自身が大きく寄与したと主張した。

6900OS5:2023/10/26(木) 11:52:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/204c4df4987933626b2aaa07fd15b24e48ae04e2
米下院議長にジョンソン氏 無名の共和党保守派
10/26(木) 11:18配信
【10月26日 AFP】米下院は25日、ドナルド・トランプ(Donald Trump)前大統領に近い共和党保守派のマイク・ジョンソン(Mike Johnson)議員(51)を新議長に選出した。ケビン・マッカーシー(Kevin McCarthy)前議長が今月3日に解任されて以来、共和党内での混乱を受け下院は機能不全に陥っていたが、数週間ぶりに正常化にこぎつけた。

 ジョンソン氏は弁護士出身で、宗教右派に属する。ほぼ無名の候補だったことも奏功して共和党内から造反は出ず、下院で過半数を占める同党議員全員の支持を得た。

 ジョンソン氏は選出後の演説で、下院でまひ状態が続いたことを踏まえ「われわれは信頼回復という課題に直ちに取り組まなければならない」と語った。

 ジョンソン氏は新議長として2024年度予算案を可決できなければ、再び政府閉鎖のリスクに直面することになる。ウクライナ・イスラエル支援の取りまとめに向け指導力を発揮することも期待されている。

 映像は25日撮影・提供。(c)AFPBB News

6901OS5:2023/10/26(木) 20:58:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/80b11dbf5bb6693f67e6355f5b696a053a0cd89c
共和、議長選出も遠い融和 トランプ氏、混乱拍車 米下院
10/26(木) 20:33配信


時事通信
25日、ワシントンで開かれた米議会で下院議長に選出後、演説する共和党のジョンソン議員(AFP時事)

 【ワシントン時事】米下院(定数435、欠員2)は25日、空席となっていた議長に共和党保守派でトランプ前大統領に近いジョンソン議員(51)を選出した。


 議長解任という米史上初の異常事態から3週間余りの間、元凶となった下院多数派の共和党では主流派と右派が激しく対立。トランプ氏の介入で混乱はさらに深まり、議会空転をよそに展開される「学級崩壊」ぶりは、党の名声を大きく傷つけた。

 「おめでとう、ジョンソン。素晴らしい議長になるだろう」。トランプ氏は25日、「忠臣」の議長就任をSNSで満足げに祝った。

 米メディアによると、ジョンソン氏は2020年大統領選でのトランプ氏の敗北を覆そうとする企てに加担した人物だ。記者団にそのことを問われると、「次の質問を」と回答を拒絶した。民主党は「過激なトランプ派が共和党を乗っ取った」と批判している。

 マッカーシー前議長の解任後、共和党では主流派と右派から3人の議長候補が指名された。しかし、いずれも抵抗勢力を切り崩せなかったり、トランプ氏の強い反対を受けたりし、撤退に追い込まれた。党を団結させる力強い指導者は現れず、最後は知名度の低さ故に敵も少ないジョンソン氏に「消去法」で落ち着いた。

 この3週間、主流派と右派の争いは醜悪を極めた。党会合では双方が怒鳴り合い、取っ組み合いにならんばかりに激高。右派のジョーダン候補に造反した議員やその家族には「殺害予告」が送り付けられるに至り、派閥間の不信と怒りは頂点に達した。

 議会は米政府が要求したイスラエル・ウクライナ支援の追加予算承認という喫緊の課題を抱え、来月17日にはつなぎ予算の期限とともに政府閉鎖の危機が再び訪れる。下院の現有議席は共和221、民主212と拮抗(きっこう)しており、わずかな造反でジョンソン氏の議事運営は頓挫する。新議長には傷だらけの党をまとめつつ、民主党と妥協点を見いだす難しいかじ取りが求められる。

6902OS5:2023/10/27(金) 16:23:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/3cdad196060818bd1cd18ead3251169af62d80bb
米大統領選・ケネディ候補宅で侵入未遂事件 伯父JFKと父は暗殺
10/27(金) 10:27配信
毎日新聞
演説するロバート・ケネディ・ジュニア氏=米東部ペンシルベニア州フィラデルフィアで2023年10月9日、秋山信一撮影

 米西部カリフォルニア州ロサンゼルスで25日、2024年11月の米大統領選に無所属で出馬するロバート・ケネディ・ジュニア氏の自宅に男性が侵入しようとした。ケネディ氏の陣営が26日に発表した。男性は侵入前に警備員らに取り押さえられ、自宅にいたケネディ氏も無事だった。

【図解でわかる!米大統領選】

 伯父ケネディ元大統領、父ロバート元司法長官が1960年代に相次いで暗殺された経緯があり、ケネディ氏は要人警護を担うシークレットサービス(大統領警護隊)に警護を求めている。

 発表によると、男性はケネディ氏との面会を求めて塀を登ろうとして警備員に拘束され、警察に引き渡された。しかし、釈放後に再びケネディ氏の自宅に向かい、再び拘束された。男性の目的は不明だが、過去数カ月間、ケネディ氏につきまとっていたという。

 ロサンゼルスでは9月にも、ケネディ氏の演説会場に「警護担当の連邦保安官」を自称し、拳銃を携帯する別の男性が現れ、ケネディ氏との面会を要求する事件があった。また、ケネディ氏は以前にも住居侵入の被害に遭ったことがあるという。

 シークレットサービスは、現職を含む大統領経験者らの警護にあたっている。国土安全保障長官や連邦議会幹部が必要性を認めれば、大統領候補も警護対象となる。ケネディ氏によると、今年4月に国土安保省に警護を要請したが、7月に断られていたという。【ワシントン秋山信一】

6903OS5:2023/10/29(日) 00:01:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/9b3655e7d2194be72e3ee61e62112657aab220f5
ガザ情勢対応で「バイデン離れ」表面化 24年大統領選に悪影響も
10/28(土) 15:51配信


毎日新聞
イスラエルとの紛争を巡って、パレスチナを支持する集会=米中西部ミシガン州で2023年10月13日、アンアーバー・ニュース・AP

 米国のイスラム社会で、イスラエルとパレスチナ自治区ガザ地区を支配するイスラム組織ハマスの戦闘を巡って、バイデン政権の「イスラエル重視」の対応に不満が高まっている。一部のイスラム圏からの入国を禁止したトランプ前政権と対照的に、バイデン政権はイスラム教徒に配慮する姿勢を示してきたが、今回の対応で「バイデン離れ」も表面化している。


 バイデン大統領は、ハマスが今月7日にイスラエルを攻撃した直後に「イスラエルと共にある」と強調し、イスラエルのガザ地区への攻撃を支持する姿勢を示した。10日の演説でもイスラエルの民間人被害の描写やハマス批判に時間を割く一方、イスラエルの空爆によるガザ地区の民間人被害については「ハマスが人間の盾として利用している。何の罪もない命の喪失は痛ましい」と触れた程度だった。

 こうした姿勢に対して、パレスチナ系のタリーブ下院議員(民主党)は「バイデン政権はガザの民間人を保護する義務を果たせていない」と批判の声を上げた。人道危機に陥ったガザ地区の住民の大半はイスラム教徒であり、米国内ではパレスチナ系以外のイスラム社会にも政権への不満が広がった。

 反発を和らげるため、サリバン大統領補佐官(国家安全保障問題担当)は13日、イスラム社会の指導者らと面会し、ガザ地区への人道支援物資の搬入計画などを説明。ブリンケン国務長官も23日、同様の会合で人道面の取り組みを説明した。

 ところが、バイデン氏が25日の記者会見で、ガザ地区での死者数に関してハマス側の「6000人以上」との説明に疑義を表明。「罪のない人が殺されているのは間違いないが、戦争遂行の代償だ」と発言したことが、再びイスラム社会の怒りを買った。

 米NBCニュースによると、バイデン氏は26日に少数のイスラム社会の指導者らをホワイトハウスに招いた。「ガス抜き」を図ったとみられ、参加者の一人はNBCに「ガザ地区の住民の半数は子供だ。大統領には『思いやりが足りない』と伝えた」と述べた。

 今回の対応は、バイデン氏が再選を目指す2024年11月の大統領選に影響する可能性もある。NBCによると、推定約24万人のイスラム教徒が居住する中西部ミシガン州のイスラム社会では「二度とバイデン氏には投票しない」との声も上がっている。

 同州では20年大統領選でバイデン氏が約15万票差で共和党のトランプ大統領(当時)を破ったが、イスラム教徒の支持が離れれば、今度は共和党候補に逆転される可能性も出てくる。【ワシントン秋山信一】

6904OS5:2023/10/29(日) 00:07:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/e6a08b856801e866bf37c484a783f31db2167421
気候変動対策、分断深く トランプ氏なら逆行か 米大統領選まで1年
10/28(土) 7:50配信

時事通信
米テキサス州の製油所から立ち上る煙=2020年4月(AFP時事)

 【ニューヨーク時事】米大統領選まで来月5日で1年。

 気候変動は、民主、共和両党の間で最も分断の大きい争点の一つだ。バイデン政権は対策を積極的に推進する一方、共和党の大統領選候補者の一部は、気候変動と人間活動の関連を否定。その代表格のトランプ前大統領が返り咲けば、政策は逆戻りしかねない。企業からは「いまさらひっくり返されても困る」との声も上がる。

 ◇溝くっきり
【図解】気候変動を「重大な脅威」と捉える成人の割合

 米世論調査機関ピュー・リサーチ・センターが8月に公表した調査結果によると、気候変動を「重大な脅威」と受け止める米国の成人の割合は、民主党支持層で78%だったが、共和党支持層では23%にとどまった。民主党支持層の約9割が再生可能エネルギーや水素の開発を重視する一方で、共和党支持層の約6割が「石油、石炭、天然ガスの生産を拡大すべきだ」と回答した。

 共和党候補者の姿勢は支持層の傾向を映し出す。トランプ氏は2016年の大統領選以来、気候変動を「でっち上げ」と一蹴し、実業家ラマスワミ氏も同じ表現を使う。デサンティス・フロリダ州知事は、州が甚大なハリケーン被害を受けたにもかかわらず、「『天気』の政治問題化はやめるべきだ」と、気候変動に向き合わない。

 ヘイリー元国連大使は気候変動を「現実」と認識し、トランプ氏らとは一線を画す。ただ、温室効果ガスの削減は「(排出量が多い)中国とインド次第だ」と語り、地球規模の課題に米国が主導力を発揮することには消極的だ。

 ◇政策転換難しく
 バイデン政権は、過去最大規模の気候変動対策費を盛り込んだ「インフレ抑制法」を昨年成立させ、再エネ発電設備の整備や、電気自動車(EV)用電池工場の建設を支援している。これに対し、トランプ氏は同法が「米国を殺している」と批判。再登板すれば見直しに乗り出すとみられる。

 ただ、政権が変わっても気候変動政策を180度転換するのは容易ではなさそうだ。伝統的に共和党を支持してきた石油や天然ガスの開発企業もバイデン政権による巨額の脱炭素化支援を受け、歓迎している。共和党色が強い南部を中心に多くのEV用電池工場の建設が急ピッチで進み、企業は「もう多額の投資をしてしまった」(日系自動車大手)と、経営戦略の軌道修正には否定的だ。

 日本の商社関係者は、共和党政権になった場合に米国の気候変動政策は「現状から修正されるだろう」と予測する。一方で「脱炭素化の大きな方向性は変わらないのではないか」との見方を示した。

6905OS5:2023/10/29(日) 19:33:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/93d41a4e62bc68eaf80201cba615e8c50eb8f49d
米ペンス前副大統領が大統領選挙から撤退
10/29(日) 8:02配信
FNNプライムオンライン(フジテレビ系)
FNNプライムオンライン

アメリカのペンス前副大統領は、2024年の大統領選挙からの撤退を表明した。

ペンス前副大統領は10月28日、ネバダ州で演説し、「今は私の時代ではない。きょうで選挙戦を終えること決めた」と述べ、2024年の大統領選挙の共和党候補指名争いからの撤退を表明した。

ペンス氏は2023年6月に出馬表明し、かつて副大統領として仕えたトランプ前大統領に挑戦したが、支持が広がらなかった。

共和党候補の指名争いで、トランプ前大統領が支持率でトップを独走する中、共和党の主要候補の撤退は初めて。

国際取材部

6906OS5:2023/10/31(火) 21:20:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/03b1f9923fb98f37c5d7aec7e801805375a763aa
「バイデンはイスラム票失った」 中東危機、再選にリスク 米大統領選まで1年
10/31(火) 7:07配信


時事通信
バイデン米政権のイスラエル支援を批判する「イスラミック・センター・オブ・デトロイト」のスフィアン・ナブハン事務局長=24日、中西部ミシガン州デトロイト

 【ディアボーン(米ミシガン州)時事】パレスチナのイスラム組織ハマスとイスラエルの衝突が、大統領選を1年後に控えた米国社会に波及している。

 イスラエルへの「揺るがぬ支持」を約束したバイデン大統領に、イスラム教徒やアラブ系コミュニティーでは「絶対に投票しない」と怒りが広がる。イスラム教徒は米人口の1%余りにすぎないが、わずかな票差が結果を左右する激戦州では、再選を目指すバイデン氏の命取りとなりかねない。

 ◇投票ボイコット
 かつて自動車産業で栄えた中西部ミシガン州デトロイトから車で20分。打ち捨てられた家屋や廃工場が建つ寂しい一帯を過ぎると、看板にアラビア語と英語が併記された食料品店や中東料理店の街並みが姿を現した。人口11万人の半数近くをイスラム教徒が占めるディアボーン市だ。

 「バイデン氏はイスラム教徒の票を失った」。同市で教育や医療支援を行う「イスラミック・センター・オブ・デトロイト(ICD)」のスフィアン・ナブハン事務局長(53)は語気を強めた。パレスチナ自治区ガザでの犠牲者が8000人を超える中、イスラエルを支援するバイデン氏が「私たちの家族を殺す武器に、私たちの税金を使っている」と憤る。

 ミシガン州の人口約1000万人のうち、イスラム教徒は推定24万人。同州は民主党の地盤だったが、2016年大統領選では共和党のトランプ氏が約1万票の僅差で勝利した。バイデン氏が約15万票差で同州を奪還した20年の選挙では「イスラム票が大きく貢献した」とナブハン氏は言う。

 民主党のアブドゥラ・ハムード市長(33)は、今月7日の衝突勃発後に「民主、共和両党の指導者が、残忍な占領を支持しながら平和を呼び掛けるのは言語道断だし、偽善だ」と非難した。州内のイスラム系団体は連日のように会合を重ね、バイデン氏への投票ボイコットを確認。イスラム教徒に差別的なトランプ氏を支持する選択肢はなく、団体間の違いは「白票を投じるか、(民主、共和以外の)第三の候補に入れるか」だという。

 ◇「9.11後と同じ」
 ディアボーンのイスラム系社会の始まりは1900年代初頭。自動車大手フォード・モーターの工場で働く移民たちが学校や病院、ショッピングモールを整備すると、紛争地からの難民や他州の移民も集まってきた。今では全米最大のモスク(イスラム礼拝所)を抱え、発展を続ける。

 だが、7日以降はテロ予告や「国に帰れ」などと住民が罵倒される事案が報告された。ICDは警察にパトロール強化を依頼したほか、民間警備員を24時間態勢で配置。イスラム教徒のスカーフ「ヒジャブ」を着用する女性はヘイトクライム(憎悪犯罪)の対象となりやすいため、女性向けの護身術教室も新たに開くという。

 中西部イリノイ州では14日、パレスチナ系の男児(6)が大家の男にめった刺しにされ、殺害される悲劇が起きた。「(米同時テロ後)20年でイスラム教徒の議員も市長も生まれた。だが、人々は20年前と変わっていなかった」。パレスチナ出身のナブハン氏は、米メディアや政治家の「イスラム嫌悪」が背景にあると感じている。

 全米で「反ハマス」「反イスラエル」双方のデモが頻発し、緊張と分断が社会を揺るがす。ギャラップ社の2月の調査によれば、バイデン氏を支える民主党支持層や若年層は、よりパレスチナに同情的だ。バイデン氏が信用を取り戻すために何が必要か。ナブハン氏は「地域社会に謝罪し、イスラエル支援をやめ、戦争を止めることだ」と言い切った。

6907OS5:2023/11/03(金) 07:15:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/575968c4904e671be04f665bd4d8ee8f4a30931c
米大統領選、「文化戦争」激しく アイデンティティーの攻防 教育現場も政治化
11/2(木) 20:33配信


時事通信
国際アフリカ系米国人博物館(IAAM)=10月10日、米南部サウスカロライナ州チャールストン

 米社会の黒人差別などを巡り、リベラル派と保守派の価値観がせめぎ合う「文化戦争」が、2024年11月の大統領選の底流で激化している。

 過去にさかのぼって歴史を見直す動きと、それに対する感情的な反発は教育現場にも波及し、自由や平等といった米国の「ナショナル・アイデンティティー」を揺さぶっている。

 ◇グラウンド・ゼロ
 案内された突堤の先には穏やかな海が広がっていた。

 米南部サウスカロライナ州チャールストンのガズデン埠頭(ふとう)。背後には6月にオープンした国際アフリカ系米国人博物館(IAAM)がある。広報担当の黒人女性は、埠頭の地表に刻まれた線を指して「奴隷として運ばれた約10万人のアフリカ人はここから上陸しました。『グラウンドゼロ(出発点)』です」と説明した。

 港湾都市チャールストンは18〜19世紀、国際奴隷貿易の玄関口だった。黒人に関する博物館では全米で2番目に大きいIAAMは、大西洋を渡った奴隷船の実態やプランテーションでの過酷な暮らしを展示。子孫の黒人らが家系記録をたどれるセンターも設けられている。

 ターニャ・マシューズ館長(49)は、取材に対し「博物館の建設計画に反発はあったが、自分たちの真実の物語を語りたいと説得しました。この場所は『あなたが誰であるか』を黒人のみならず、白人にも伝えるものです」と語る。

 19年にはニューヨーク・タイムズ紙が米国の建国は1776年ではなく、アフリカの黒人奴隷が連れて来られた「1619年」だとするプロジェクトを開始。独立宣言や憲法を絶対視しない姿勢に衝撃が走った。

 ◇批判的人種理論
 「学校で反白人感情を育てている」―。南部バージニア州ラウドン郡にある町の小さな図書館で10月16日夜、郡の教育委員に立候補している保守系の親らによる小集会が開かれた。

 地元共和党の推薦を受けたエイミー・リカルディさん(52)は「人種の話をするのではなく、人種間の格差を埋める努力をしたい。親は学校にもっと関わるべきだ」と主張した。特に問題視するのは、米社会から人種差別が消えない原因は白人優位の社会制度にあるなどとする「批判的人種理論(CRT)」だ。

 20年5月に警察官が黒人男性を窒息死させた事件をきっかけに、全米で反差別運動「ブラック・ライブズ・マター(黒人の命も大切)」が拡大。一方、保守層の間では「学校でCRTが教えられている」とする批判が強まった。

 ◇「機会のある国」
 大統領選の共和党候補指名争いで、トランプ前大統領(77)のライバルとされるフロリダ州のデサンティス知事(45)は、教育現場などでCRTを取り入れることを禁じた。米国の伝統的な文化や規範を訴えることで、保守層からの支持拡大を狙う。

 富裕層が多いラウドン郡はこの20年間に移民が流入し、白人の比率は約80%から約64%まで縮小した。白人女性のリカルディさんは、教育委員に手を挙げた理由を「白人は抑圧者ではない。米国は人種に関係なく誰にでも機会がある国だと伝えたいから」と話した。

 「私たちが何者なのかを忘れてはならない。私たちは『合衆国』なのだ」
 バイデン大統領(80)が演説で団結を訴えるフレーズだ。24年大統領選では、その米国の在り方を巡り、両極の差がさらに広がる可能性がある。

6908OS5:2023/11/05(日) 20:07:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/1a18a25a39992d6a7f89b3d8fe33482fd68d58ba
「親イスラエル伝統国」アメリカ、「ガザ停戦」求めるデモ拡大…若者中心にパレスチナへの好感広がる
11/5(日) 17:32配信

読売新聞オンライン
4日、米ワシントンで、「ジェノサイド(集団虐殺)をやめろ」などと書かれたプラカードを掲げ、停戦を求めるデモ参加者=淵上隆悠撮影

 【ワシントン=淵上隆悠、ニューヨーク=金子靖志】パレスチナ情勢を巡り、全米で若者を中心に停戦を求めるデモが広がっている。ユダヤ系とイスラム教徒を標的としたヘイトクライム(憎悪犯罪)も急増し、戦闘は米国に暗い影を落としている。

 「声を上げられないまま殺されている子供たちのために来た」

 4日にワシントンで開かれた数万人規模のデモに参加したジジ・エーさん(28)はこう語り、一刻も早い停戦を呼びかけた。父親がエジプト出身だという夫のザックさん(28)も「私たちが政府に税金を納めるのは、イスラエルに武器を送るためではない」と訴えた。

 米国では、パレスチナ自治区ガザに対するイスラエル軍の攻撃が激しくなるにつれ、抗議の輪が広がっている。この日はニューヨークやロサンゼルスでもデモがあった。アラブ系だけではなく、白人や黒人も交じり、若者の姿が目立った。

 親イスラエルを伝統とする米国だが、リベラルな若者がパレスチナに好感を持つ傾向にある。昨年時点で、民間調査機関ピュー・リサーチ・センターの調査に18〜29歳の61%が「パレスチナに好意的だ」と答え、65歳以上の47%を上回っていた。民主党支持層の約半数がイスラエルよりもパレスチナに共感していることを示す調査結果もある。

 イスラム教市民団体「米イスラム関係評議会」フィラデルフィア事務所のアフメット・テケリオグル事務局長は取材に「米国の若い世代は様々な人種やバックグラウンドを持つ。ガザの惨状に心を痛めている人は多い」と指摘した。

4日、ニューヨーク市マンハッタンで、「占領をやめろ」などと書かれたプラカードを掲げ、停戦を求める抗議デモ=金子靖志撮影

 一方、デモでは「イスラエルは地獄に落ちろ」といった攻撃的な主張が少なくない。米連邦捜査局(FBI)のクリストファー・レイ長官は10月31日の上院公聴会で、ユダヤ系に対するヘイトクライムが「歴史的な水準」に達していると明らかにした。戦闘の開始以降、各地の大学では、ユダヤ系の学生に対する嫌がらせが横行している。

 攻撃を受けているのはイスラム教徒も同じだ。イリノイ州シカゴでは10月14日、70歳代の男がイスラム教徒の男児(6)を刺殺した。捜査当局は、男がイスラム主義組織ハマスに反発して犯行に及んだと見ている。

 事件を深刻にとらえたバイデン政権は今月1日、「イスラム嫌悪」に対する初の国家戦略を策定すると発表した。バイデン大統領が再選を狙う大統領選を見据え、「イスラム票」をつなぎとめる意図が透ける。

6909OS5:2023/11/05(日) 20:11:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/1e57b06b6bc4afe2759da584629898e7587a3b85
イスラエルのガザ攻撃巡り揺れる米ハリウッド 俳優ら賛否割れる
11/5(日) 12:56配信
毎日新聞
国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の活動をしていたころのアンジェリーナ・ジョリーさん=インスタグラムより

 パレスチナ自治区ガザ地区へのイスラエルの攻撃を巡り、米映画・音楽業界が分裂している。ネット交流サービス(SNS)を通じて即時停戦を求める俳優がいる一方、イスラエル支持を明確にする芸能人も多い。【國枝すみれ】


 ◇難民支援20年のアンジー

 米女優アンジェリーナ・ジョリーさんは、イスラエル軍の空爆を受け、巨大なクレーターができたガザ地区の難民キャンプの写真をインスタグラムに投稿した。「逃げ場がない人々への意図的な空爆」「罪のない人々の命が失われることを正当化することはできない」と強く非難した。

 国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の親善大使や特使を務めてきたジョリーさん。インスタグラムのフォロワーは1500万人いる。

 「私は20年間、難民と関わってきた。ガザに住む200万人以上の人々(うち半数は子供たち)は、数十年にわたって立ち退きと祖国喪失を強いられ、さらに過去20年間近く厳しい封鎖下に置かれてきた。支援や燃料、水の否定は、ガザの人々に対する集団的懲罰に等しい。人道的観点からすれば、即時停戦しかない」と訴えた。

 SFシリーズ「スター・トレック」への出演で知られる日系人俳優ジョージ・タケイさんは、X(ツイッター)に「歴史から学ばなければならない。ある一部の集団が残虐行為をしたからといって、彼らと関係のない数十万、数百万に上る人々をその集団と一緒に苦しめてはならない」と投稿した。

 フォロワー330万人のタケイさんが語る「学ぶべき歴史」とは、旧日本軍による真珠湾攻撃(1941年)を受け、米国に住む日系人たちが一斉に強制収容所送りとなった出来事を指す。当時5歳だったタケイさん自身も体験した。

 「報復の念から当時の米政府は過剰に反応し、(真珠湾)攻撃とは関係ない人々につけを払わせた。正義と報復というペンキを過剰に塗り広げれば、人類が受ける苦しみは計り知れなくなる」

 「停戦を求めるアーティスト(Artists4Ceasefire)」というグループも結成された。米政府や世界の指導者に即時停戦とガザヘの攻撃停止を呼びかけている。「どんな命も神聖だ」と訴える公開書簡には、俳優ホアキン・フェニックスさんや歌手のジェニファー・ロペスさんら約270人が署名している。

 ◇元イスラエル兵のワンダーウーマン

 一方で、イスラエルへの支持を訴えるハリウッド俳優も多数いる。その一人が映画「ワンダーウーマン」で主役を演じたイスラエル人女優ガル・ガドットさんだ。

 イスラエルで兵役についた経験があるガドットさんは、ハマスの人質になった市民の写真や動画を多数インスタグラムにアップしている。

 「STAND WITH ISRAEL(イスラエルと共に立て)」「人質を誰一人として取り残さない」――。そう訴えるガドットさんのインスタグラムは1億人のフォロワーがいる。

 イスラエル出身の米女優ナタリー・ポートマンさんもインスタグラムに「子供、女性、高齢者が殺害され、拉致された。このような野蛮な行為に恐怖を感じる」と投稿した。「イスラエルの子供たちを解放して」と書いた紙を持ち、無言で訴える子供たちの動画もアップしている。

 反ユダヤ主義に反対する芸能関係者の団体「平和を求める創作者のコミュニティー(CCFP)」は10月12日、ハマスの攻撃を「邪悪なテロ」だと非難する公開書簡を発表した。「イスラエルが自国民を守るために必要な方策を取る」ことへの理解を示す内容だが、多数のパレスチナ人が犠牲になっていることへの言及はない。

 この公開書簡には2000人以上が署名した。ガドットさんやマイケル・ダグラスさん、「スター・ウォーズ」に出演したマーク・ハミルさんら俳優のほか、ジョン・フォガティさんやJ・D・サウザーさんらミュージシャン、音楽レーベルのユニバーサル・ミュージックなどの会長や社長が名を連ねている。

6910OS5:2023/11/05(日) 20:13:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/867bdca82b26e2660fe90a36c54a115d459eb2d9
米議会、イスラエル支援の予算審議難航 ウクライナ除外、政権は反発
11/4(土) 17:19配信

毎日新聞
米連邦議会議事堂

 米連邦議会でイスラエル、ウクライナ支援を巡る予算審議が難航している。バイデン大統領が両国への支援を盛り込んだパッケージ型の予算を求めたのに対し、野党・共和党がウクライナ支援を除外し、直接関係のない歳出削減までも意図した法案を下院で可決させたためだ。与野党対立が激しさを増し、両国支援のあり方に影響を及ぼしている。

 共和党が多数派を握る下院は2日、イスラエルへの軍事支援のための143億ドル(約2兆1000億円)の法案を、賛成226・反対196で可決した。超党派の理解を得やすいイスラエル支援のため民主党の一部も賛成に回ったが、バイデン政権が猛反発しており成立する見込みはない。

 反発を招いた最大の理由は、143億ドルの費用を捻出するため、バイデン政権が強化する内国歳入庁(国税庁)予算を削減する内容を盛り込んだことだ。「小さな政府」を志向し歳出抑制を求める共和党の従来の主張に沿ったものだが、ホワイトハウスは「団結が必要な時に党派対立を持ち込んだ。安全保障上の重要な支援策に条件を付けるのは危険な前例となる」と声明で批判した。

 法案を主導したのは、10月下旬にマッカーシー前下院議長の後任に決まったジョンソン議長(共和党)。内国歳入庁(IRS、日本の国税庁に相当)の予算削減について「政治的な目的ではない」と説明し、財政再建につながる措置と強調する。だが、超党派の米議会予算局は脱税の増加で税収が減ることで「今後10年で財政赤字が125億ドル増える」との試算を発表しており、財政健全化が目的との主張は説得力を欠く。

 下院案は、共和党の一部の保守強硬派が反対するウクライナへの軍事支援も盛り込まなかった。市民が戦闘に巻き込まれているパレスチナ自治区ガザ地区への人道支援も除外した。

 上院民主党トップのシューマー院内総務は、「ひどい欠陥のある提案だ」と述べ、下院案を上院では審議しない考えを示した。バイデン氏も拒否権を発動する考えを示している。

 ジョンソン氏は今後、ウクライナ支援を、共和党の求めるメキシコとの国境の警備強化策とセットにした法案を策定する方針。また、17日で期限切れとなる2024会計年度(23年10月〜24年9月)のつなぎ予算を来年1月まで延長する考えも示している。

 だがバイデン政権は、ウクライナ支援をイスラエル支援や国境警備強化などとともに盛り込んだ1060億ドルの予算を一括で成立させるよう議会に求めている。米国家安全保障会議(NSC)のカービー戦略広報調整官は「イスラエルだけを対象にした法案に大統領は拒否権を発動するだろう」と指摘。ウクライナ支援と一体化させた法案でなければバイデン氏が認めない可能性が高く、調整は難航必至だ。【ワシントン大久保渉】

6911OS5:2023/11/05(日) 20:30:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/9f1fd7f2547e06b7edee4e90e4436e57ca4295c6
トランプ氏独走の共和党指名争い、ヘイリー氏が「強い女性像」で2位へ勢い
11/5(日) 16:21配信


読売新聞オンライン
 【ワシントン=淵上隆悠】2024年米大統領選の共和党指名候補争いは、トランプ前大統領がトップを独走する陰で、じわりと浮上したニッキー・ヘイリー元国連大使がフロリダ州のロン・デサンティス知事と2位争いを演じている。予備選・党員集会が目前に迫り、各候補はわずかな勝機をつかもうともがいている。


ごぼう抜き
ニッキー・ヘイリー氏(10月30日)=ロイター

 「ヘイリーの勢いは本物だ。この競争は男女一騎打ちの構図となった」

 ヘイリー氏の陣営は3日に発表した声明でこう強調し、党指名レースを勝ち抜くチャンスがあるのは、主要候補で唯一の女性であるヘイリー氏とトランプ氏に絞られたと訴えた。

 米政治情報サイト「リアル・クリア・ポリティクス(RCP)」がまとめた全国の世論調査平均によると、ヘイリー氏の支持率は8・3%。トランプ氏の59・3%には遠く及ばず、デサンティス氏の13・4%も下回る。それでも強気を貫けるのは、「序盤州」で人気が高まっているためだ。早期に予備選・党員集会が行われる序盤州は、全米の注目が集まりやすい。

 伝統的に最初の予備選が行われるニューハンプシャー州で、ヘイリー氏は2位につけている。9月上旬は7位だったが、「ごぼう抜き」を見せた。来年1月15日に最初の党員集会が行われるアイオワ州でも好調だ。RCPの集計では3位だが、有力地元紙デモイン・レジスターの最新調査では16%を集め、デサンティス氏と2位で並んだ。8月の調査から10ポイントも伸ばした。

国連大使の経験
 米メディアは、ヘイリー氏の人気上昇の要因に「強い女性像」を挙げる。8月の候補者討論会では、「言ってほしいことがあるなら男に、やってほしいことがあるなら女に頼みなさい」と訴えたことが脚光を浴びた。「鉄の女」と呼ばれたマーガレット・サッチャー元英首相の言葉だ。

 国連大使を務めた経験から、外交政策に明るいのも強みだ。ウクライナ支援に積極的で、後ろ向きなトランプ氏やデサンティス氏とは異なる姿勢を鮮明にしている。

1強に危機感
 一時はトランプ氏の強力なライバルになると見られていたデサンティス氏は、トランプ氏の支持層を切り崩せず、失速気味だ。ヘイリー氏にも批判の矛先を向けるが、再浮上にはつながっていない。過激な主張で注目を集めた実業家のビベック・ラマスワミ氏も、ここに来て伸び悩んでいる。マイク・ペンス前副大統領が10月28日に撤退を表明するなど、「トランプ1強」の構図はますます際立っている。

 トランプ氏の復権を警戒する共和党穏健派の一部は、指名レースの現状に危機感を募らせている。一昨年11月に劣勢をはね返してバージニア州知事選を制したグレン・ヤンキン氏をはじめ、出馬を表明していない実力者への待望論が尽きない。

6912OS5:2023/11/05(日) 22:29:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/2a50c37f48cc13f06601d8b6454ae9be99be2a74
「高齢者対決」再来に現実味 国民に漂う閉塞感 米大統領選まで1年
11/5(日) 7:09配信


664
コメント664件


時事通信
2日、米テキサス州ヒューストンで、演説するトランプ前大統領(EPA時事)

 【ワシントン時事】来年11月5日投開票の米大統領選まで1年。

 民主党は再選を目指すバイデン大統領(80)、共和党は返り咲きを狙うトランプ前大統領(77)の指名獲得が有力視され、2020年大統領選で相まみえた2人の再戦が現実味を帯びる。異例の「高齢者対決」に、国民の閉塞(へいそく)感が漂う。

【図解】米大統領選の有力候補の支持率

 ◇深まる内憂外患
 「ドナルド・トランプは民主主義を破壊しようとしている」。バイデン氏は1日、中西部ミネソタ州の選挙集会で危機感を強調した。

 就任から2年10カ月。長引くインフレや犯罪増、移民流入などが政権運営の足かせとなり、支持率は40%前後で低迷が続く。頻繁につまずいたり言い間違いをしたりする様子は不安を与え、ハーバード大が先月実施した世論調査では67%が「大統領を務めるには高齢過ぎる」と答えた。

 さらに10月7日、パレスチナのイスラム組織ハマスによるイスラエル攻撃という試練が降りかかった。バイデン氏はイスラエルへの「揺るがぬ支援」を約束。だが、パレスチナ側に同情的な民主党支持層の批判を浴び、戦闘の「一時停止」呼び掛けへと軌道修正を余儀なくされた。

 終わりの見えないロシアのウクライナ侵攻に、米有権者の「支援疲れ」も目立つ。苦境のバイデン氏は、再選に向け「反トランプ」の国民感情にすがる。

 ◇嫌われ者対決
 「この選挙で勝たなければ、私たちは国を失う」。トランプ氏は2日、南部テキサス州で演説し、雪辱を誓った。共和党支持層に抜群の人気を誇り、党内では他候補の追随を許さない。

 20年大統領選の敗北を覆そうとした事件などで、今年4回起訴された。「前大統領で被告人」という前代未聞の状況下、バイデン政権による「政治的迫害」を訴え、逆風を追い風に変えた。

 ただ、党候補を選ぶ予備選が始まれば、裁判と選挙活動で日程は過密さを増す。裁判で元側近らから不利な証言が飛び出す可能性もあり、共和党穏健派や無党派層の離反リスクがくすぶる。

 各種世論調査でバイデン、トランプ両氏の支持は拮抗(きっこう)する。一方、ハーバード大調査では「大統領選に立候補すべきでない」との意見がバイデン氏は63%、トランプ氏は54%で、いずれも多数派を占めた。

 有権者の多くが本命2人の再戦を望まない「嫌われ者対決」が見込まれる中、無所属のロバート・ケネディ・ジュニア氏(69)ら「第三の候補」が不満の受け皿となりつつある。行き場のない有権者の動向が、選挙結果に影響を及ぼしそうだ。

6913OS5:2023/11/06(月) 11:42:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/2bb44e9463abeb6fe0225d94c2c3fb05b2bdec7d
トランプ氏、重要6州のうち5州でバイデン氏をリード 米世論調査
11/6(月) 10:54配信

産経新聞
【ワシントン=坂本一之】米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)が5日発表した世論調査で、2024年大統領選が民主党のバイデン大統領と共和党のトランプ前大統領の戦いとなった場合、勝敗を左右する重要6州のうち5州でトランプ氏に投票すると答えた人がバイデン氏の数を上回った。来年11月5日の投票日まで1年となる中、経済や移民、イスラエル・パレスチナ問題などの政策でトランプ氏がバイデン氏よりも高い信頼を得ている。

ニューヨーク・タイムズとシエナ大学が重要6州で実施した世論調査によると、西部のネバダとアリゾナ、東部ペンシルベニア、中西部ミシガン、南部ジョージアの5州で、トランプ氏に投票すると回答した人がバイデン氏よりも約4〜10ポイント多かった。バイデン氏がリードしたのは中西部ウィスコンシン州だけで、トランプ氏を2ポイント上回った。

同6州は前回の2020年大統領選でバイデン氏がいずれもトランプ氏を制した州で、バイデン氏の人気が低迷していることが浮き彫りになった。

政策別に両氏の信頼度を聞いたところ、「経済」に関しトランプ氏を信頼すると答えた人が59%なのに対し、バイデン氏は37%にとどまった。「移民」ではトランプ氏53%に対し、バイデン氏は41%。イスラエル軍とイスラム原理主義組織ハマスの戦闘が続く「イスラエル・パレスチナ問題」では50%対39%でトランプ氏が高い信頼を得た。

バイデン氏は「人工妊娠中絶」で49%を得てトランプ氏の40%を上回り、「民主主義」に関しても48%対45%でリードした。

トランプ氏は来年1月から本格化する共和党の指名候補争いで圧倒的な人気を維持。今回の世論調査では複数の刑事訴追をされながらも重要州でバイデン氏に対抗できる勢いを示した。

一方、バイデン氏は有権者の多くが大統領選の投票で重視する「経済」で評価を得られておらず、経済対策の強化が支持拡大のカギとなりそうだ。

6914OS5:2023/11/06(月) 11:58:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/719698b33d4f29ce19250cd0b865106ef1bf8be1
「食べる物も泊まる場所もないのに…」国境地帯に押し寄せる移民 「壁」建設、ぶれるバイデン氏 米大統領選まで1年
11/6(月) 9:30配信

西日本新聞
犯罪グループに夫を誘拐され、所持金まで奪われたフネス一家。メキシコ国境では移民を狙った犯罪が多発している=10月12日、シウダフアレス

 2024年米大統領選は投開票まで5日で1年。米社会は今、寛容さを失い、分断はより深まっている。急増する移民対策は選挙結果を左右する大きな争点となっている。米メキシコ国境の町を歩いた。(ワシントン金子渡)

【写真】米メキシコの国境。米側には侵入防止柵が設置され、国境警備隊が常時警戒に当たっている

 10月中旬、メキシコ北部の国境の町シウダフアレス。検問所近くの路上に疲れ果てた表情で座り込む母子がいた。

 「今朝ここにたどり着いたが、夫と親戚2人がバスに乗り込んできた男たちに誘拐された。これからどうすればいいのか…」。中米ホンジュラス出身のライムンダ・フネス(37)は2人の娘とめいを連れ、数千キロを移動してきた。

 夫が働いていた農場は地元ギャングに占拠され、仕事を失った。ギャングは金を巻き上げた上、女性たちを乱暴。家族の身にも危険が迫っていた。2カ月前、米南部ルイジアナ州に住む義兄を頼って国境を越えた。

 夫を誘拐した男は、所持金やパスポートも奪っていった。「食べる物も泊まる場所もないのに、1人5万ペソ(約43万円)の身代金まで要求された」。フネスは途方に暮れる。

 メキシコ側の国境では、米国への移民希望者を狙った誘拐や暴行、恐喝が横行しており、命を落とす人もいる。それでも中南米から移民が押し寄せる背景には、政情不安定化に加え、長引くインフレによる貧困がある。世界銀行によると、米国の1人当たり国内総生産(GDP)は7万6千ドル超。これに対し、ホンジュラスなどの中米諸国は3千〜5千ドルにとどまる。

 フネスは訴える。「米国は夢の国。私たちは特別なことは求めていない。ただ、子どもたちのために十分な食料と安全な場所を与えてほしい」

再選へ建設中止の公約撤回
 メキシコ北部のシウダフアレスと米南部テキサス州エルパソは橋でつながり、徒歩で10分程度。川が国境を隔てる。米側は高さ10メートルの侵入防止柵を設置し、武装した国境警備隊が目を光らせている。だが、荷物を抱えて川を渡る人は後を絶たず、鉄条網をかいくぐってくる。

 「すぐそこに移民にとって夢の国がある。だからメキシコ南部や中南米、カリブ海諸国から移民希望者が押し寄せてくるんだ」。シウダフアレスで移民の保護を担当するエンリケ・バレンズエラは説明した。

 背景には、2021年1月に発足したバイデン政権が、厳格な移民政策を掲げたトランプ前政権に比べて寛容だとみられたことがある。「米国に入国しやすくなった」との誤ったイメージが広まったとみられる。

6915OS5:2023/11/06(月) 11:58:12
  ■    ■
 米政府は5月、新型コロナウイルス対策の一環として拘束した不法移民をメキシコや母国に即時送還できる措置の失効に合わせ、不法入国者の難民申請を原則認めない厳しいルールを導入した。申請をスマートフォンのアプリ経由に限定して受け入れ枠を拡大する一方、資格がないと判断した場合、最低でも5年間の再入国を禁止。違反すれば刑事罰を与える。

 だが、不法入国の動きは一向に止まらない。バレンズエラによると、移民の多くは難民申請のシステムを理解しておらず「アプリ申請すれば入国できる」といった偽情報が飛び交う。移民たちは交流サイト(SNS)で情報交換しており、あるとき「移民の日に合わせて希望者全員が入国できる」とのデマが拡散。千人以上が一気に国境沿いに殺到したこともあったという。

 一方、不法移民が流入し続けているテキサス州エルパソでは市民から不満が噴出する。国境の検問所では不法越境者の捜索を受けるため、大型トラックが長蛇の列を作り、物流網がまひするなど地域経済にも悪影響を及ぼす。

 共和党員で、革工場元経営者のボブ・ペーニャは「不法移民は米国人の仕事を奪っている。なぜ、米国が彼らを受け入れないといけないのか」と訴える。

 メキシコ人の妻を持つペーニャは、正規の移民受け入れには賛成する。ただ「妻の親戚は米国の市民権を得るまで10〜12年もかかった。どうして勝手に入ってきた移民がそのまま居座ることが許されるんだ」と憤る。

 メキシコからの不法移民を「犯罪者」と非難し、国境の壁建設を進めたトランプを称賛。「次期大統領選で共和党が勝利すれば、状況は改善する」と期待を寄せる。

   ■    ■
 米税関・国境警備局(CBP)によると、米南西部国境で拘束された不法移民は昨年から2年連続で200万人を超える。

 テキサス、フロリダ両州の共和党知事は昨年4月以来、大量の移民を民主党地盤のワシントン、ニューヨーク、シカゴの大都市に移送。ニューヨーク市が昨春以降に保護した移民希望者は10万人を超え「このままでは市が崩壊する」(市長のアダムズ)と悲鳴が上がる。

 こうした事態を受け、バイデンは壁の建設を中止した就任当初の公約を撤回。10月にメキシコとの国境に最長20マイル(約32キロ)の新たな壁を設けると発表した。政権は「前政権時の壁建設予算を他に転用できなかったため」と釈明するが、政策転換は否めない。

 共和党は「政権の失策」と攻勢を強めており、国境のさらなる警備強化を主張。身内の民主党内からも「壁は誤りだ」と反発する声が出ており、バイデン政権は窮地に立たされる。 (敬称略)

西日本新聞

6916OS5:2023/11/07(火) 07:22:53
https://news.yahoo.co.jp/articles/25f03941f346b711b868e1db8ecf5c7d56eae77c
バイデン氏に最大試練 イスラエル擁護、支持者離れも 米、中東緊迫で内憂外患
11/7(火) 7:05配信

時事通信
バイデン米大統領=1日、中西部ミネソタ州ノースフィールド(AFP時事)

 【ワシントン時事】イスラエルとイスラム組織ハマスの衝突以降、バイデン米政権を取り巻く状況は「内憂外患」の様相を呈している。

 国際社会でイスラエルを支持する動きは広がらず、ハマスが実効支配するパレスチナ自治区ガザの人道状況悪化に伴い、国内でも支持者離れが起きつつある。大統領選を約1年後に控え、バイデン大統領は最大の試練を迎えた。

 ◇人道危機で軌道修正
 「戦闘の一時停止が必要だと思う」。1日、中西部ミネソタ州での演説中、聴衆からイスラエルとハマスの停戦を求める声が上がると、バイデン氏はこう強調した。

 10月7日の衝突開始直後、バイデン氏は「(イスラエルには)自国を守る権利がある」と述べ、ハマス排除を目指す軍事行動を事実上容認した。だが、空爆などでガザ住民の被害が拡大すると、イスラエルに国際人道法順守を求める方向に軌道修正を余儀なくされた。

 米国は10月18日、「イスラエルの自衛権に言及していない」(トーマスグリーンフィールド国連大使)として、「戦闘中断」を求めた国連安保理決議案に拒否権を発動。同27日には「人道目的の休戦」を呼び掛けるアラブ諸国主導の国連総会決議案にも反対したが、決議は121カ国の賛成で採択された。

 停戦や休戦はイスラエルを脅かすハマスの存続につながりかねず、米国としては受け入れられない。それでもバイデン氏が「戦闘停止」に言及した背景には、人道に配慮する姿勢を示し国際社会での孤立を避けたいという思惑が垣間見える。

 ◇身内からも懸念
 バイデン氏はロシアによるウクライナ侵攻を「国際法違反」と非難してきた。その一方、占領するヨルダン川西岸で入植活動を続け、ガザ住民に犠牲を強いるイスラエルを支えるバイデン氏に対し、「二重基準」と批判する声は根強い。

 ガザの惨状が伝わるにつれ、国内世論にも変化が見える。米調査会社ギャラップが10月下旬に発表した世論調査結果によれば、バイデン氏の支持率は9月から4ポイント下がり37%。民主党支持層の間では11ポイント低下し75%となった。いずれも就任後最悪の数字で、同社は「イスラエル擁護が支持者離れを招いた」と分析している。

 「イスラエルの軍事作戦と行動を深刻に懸念している」。米上下両院の民主党議員58人は今月3日、ブリンケン国務長官に宛てた連名の書簡を公表した。書簡は戦闘停止や人道支援拡大を求め、入植者による暴力を懸念する内容も盛り込んだ。

 人権を重視する民主党議員の間では、イスラエルへの不信感が高まりつつある。バイデン氏は今後、こうした身内の声にも耳を傾けざるを得なくなりそうだ。

6917OS5:2023/11/09(木) 12:41:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/8b7bf65d7a6b466734ef16f10fc48daf8135262b
中絶擁護派、地方選で勢い 米大統領選へ民主に朗報
11/8(水) 20:34配信
時事通信
米南部ケンタッキー州のビシア知事=4月10日、同州ルイビル(AFP時事)

 【ワシントン時事】大統領選を1年後に控えた米国で7日、州知事などを選ぶ地方選挙が一部の州で行われた。

 人工妊娠中絶の州ごとの規制の在り方が大きな争点となり、米メディアによると、中絶の権利擁護派が勢いを維持。バイデン大統領率いる民主党に朗報となった。

 南部ケンタッキー州知事選では、中絶の権利を支持する現職のビシア知事(民主)が再選を果たした。対抗馬の共和党候補は厳しい中絶規制を訴えていた。

 中西部オハイオ州では、中絶を含む「生殖に関する自己決定権」を保護する州憲法改正案が住民投票にかけられ、賛成多数で可決。バイデン大統領は声明で「米国民は再び基本的自由を守るために投票し、民主主義が勝利した」と歓迎した。

 昨年、連邦最高裁が中絶の憲法上の権利を否定したことを受け、中絶は米選挙の一大争点に浮上した。民主党は女性の選択の権利の重要性を訴え、昨年の中間選挙で健闘。来年11月の大統領選でも主要争点に据える構えだ。

 共和党の指名獲得が有力視されるトランプ前大統領は、中絶規制派と距離を置き、争点化の回避を図っている。

6918OS5:2023/11/09(木) 21:03:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/7afa714033edd3d7b96fc1b9c601842bfbf877f0
食料求め市民行列 膨らむ生活費に悲鳴 米大統領選まで1年
11/8(水) 7:08配信

時事通信
無料食料配布所に並ぶ人々=10月29日、米ニューヨーク

 【ニューヨーク時事】来年11月の米大統領選では、インフレ対策も重要な争点だ。

 好景気が続く中で食費や家賃といった生活費の負担は膨らむばかり。ニューヨーク市では食料の無料配布所に行列ができ、深刻な物価高に市民は悲鳴を上げている。ただ各候補とも打つ手を明確に示せていないのが現状だ。

【ひと目でわかる】米消費者物価指数の推移

 ピュー・リサーチ・センターが6月に実施した世論調査では、「インフレ」を極めて重大な社会問題ととらえる成人の割合は65%と、移民問題などを抑えてトップだった。共和党支持者の7割強、民主党支持者の5割が大きな関心を寄せており、有権者が生活に身近な懸案として各候補者に具体的な対応策の提示を求めていることが浮き彫りになった。

 週末に買い物客でにぎわうニューヨーク市マンハッタンにある食品の無料配布所。10月下旬の昼時には、ハンバーガーを手に入れるため100人以上が並んでいた。列を作る人たちは失業者やひとり親世帯などさまざま。受け取った50代の男性は「複数の配布所を渡り歩いてしのいでいる」と明かした。

 9月の消費者物価指数(CPI)で食品は前年同月比3.7%上昇。2桁の伸びが続いた昨年と比べると鈍化傾向にあるものの、家計の負担は重い。子ども2人を育てる30代の男性運転手は「食べる量は変えられない。働く時間を1日8時間から12時間に増やした」と疲れた表情で話した。各候補者に対しては「自分たちの税金が移民対策に使われていることは不満だ。減税してほしい」と訴える。

 家賃の高騰も続く。不動産情報ザンパーによると、10月のニューヨーク市内の家賃(寝室1部屋付き)は中央値で月4240ドル(約64万円)と1年間で1割上がった。連邦準備制度理事会(FRB)がインフレ抑制へ政策金利を引き上げたことに連動し、住宅ローン金利も上昇。家の購入を見送った世帯が賃貸市場に流入していることが要因とされる。

 インフレ対策を巡っては、民主党のバイデン大統領が、物価高軽減などを目的としたインフレ抑制法を成立させた実績を強調。一方、共和党候補は減税や歳出削減などを訴えるものの、大統領選まで1年を切った中、具体的な展望や規模などの議論は深まっていない。

 FRBは昨年3月から利上げを始めたが、インフレ率はなお目標の2%を上回る。中東情勢の緊迫化などインフレ圧力を強める要因が重なり、「金融引き締めが長引く可能性がある」(大和総研の矢作大祐主任研究員)との観測もくすぶる。

6919OS5:2023/11/09(木) 21:03:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/7afa714033edd3d7b96fc1b9c601842bfbf877f0
食料求め市民行列 膨らむ生活費に悲鳴 米大統領選まで1年
11/8(水) 7:08配信

時事通信
無料食料配布所に並ぶ人々=10月29日、米ニューヨーク

 【ニューヨーク時事】来年11月の米大統領選では、インフレ対策も重要な争点だ。

 好景気が続く中で食費や家賃といった生活費の負担は膨らむばかり。ニューヨーク市では食料の無料配布所に行列ができ、深刻な物価高に市民は悲鳴を上げている。ただ各候補とも打つ手を明確に示せていないのが現状だ。

【ひと目でわかる】米消費者物価指数の推移

 ピュー・リサーチ・センターが6月に実施した世論調査では、「インフレ」を極めて重大な社会問題ととらえる成人の割合は65%と、移民問題などを抑えてトップだった。共和党支持者の7割強、民主党支持者の5割が大きな関心を寄せており、有権者が生活に身近な懸案として各候補者に具体的な対応策の提示を求めていることが浮き彫りになった。

 週末に買い物客でにぎわうニューヨーク市マンハッタンにある食品の無料配布所。10月下旬の昼時には、ハンバーガーを手に入れるため100人以上が並んでいた。列を作る人たちは失業者やひとり親世帯などさまざま。受け取った50代の男性は「複数の配布所を渡り歩いてしのいでいる」と明かした。

 9月の消費者物価指数(CPI)で食品は前年同月比3.7%上昇。2桁の伸びが続いた昨年と比べると鈍化傾向にあるものの、家計の負担は重い。子ども2人を育てる30代の男性運転手は「食べる量は変えられない。働く時間を1日8時間から12時間に増やした」と疲れた表情で話した。各候補者に対しては「自分たちの税金が移民対策に使われていることは不満だ。減税してほしい」と訴える。

 家賃の高騰も続く。不動産情報ザンパーによると、10月のニューヨーク市内の家賃(寝室1部屋付き)は中央値で月4240ドル(約64万円)と1年間で1割上がった。連邦準備制度理事会(FRB)がインフレ抑制へ政策金利を引き上げたことに連動し、住宅ローン金利も上昇。家の購入を見送った世帯が賃貸市場に流入していることが要因とされる。

 インフレ対策を巡っては、民主党のバイデン大統領が、物価高軽減などを目的としたインフレ抑制法を成立させた実績を強調。一方、共和党候補は減税や歳出削減などを訴えるものの、大統領選まで1年を切った中、具体的な展望や規模などの議論は深まっていない。

 FRBは昨年3月から利上げを始めたが、インフレ率はなお目標の2%を上回る。中東情勢の緊迫化などインフレ圧力を強める要因が重なり、「金融引き締めが長引く可能性がある」(大和総研の矢作大祐主任研究員)との観測もくすぶる。

6920OS5:2023/11/09(木) 21:11:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/1a530938474c6a78a6690dc5ececff2c2b8301c3
米共和討論会 対ハマス、イランで強硬論続々 トランプ氏また欠席
11/9(木) 13:53配信



産経新聞
【ワシントン=大内清】来年11月の米大統領選に向けた共和党の第3回候補者討論会が8日、南部フロリダ州マイアミで行われた。党の指名獲得を目指す5人が参加し、パレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム原理主義組織ハマスとイスラエルの大規模戦闘やウクライナ支援などで論戦を交わした。

討論会には、デサンティス・フロリダ州知事▽ヘイリー元国連大使▽インド系投資家のラマスワミー氏▽スコット上院議員▽クリスティー前ニュージャージー州知事が参加。ペンス前副大統領が選挙戦から撤退したことなどで前回の7人から絞り込まれた。指名争い首位のトランプ前大統領は、前回と前々回に続いて欠席し、フロリダ州内で支持者集会を開いた。

ガザ情勢を巡りデサンティス氏は、イスラエルのガザ攻撃を全面的に擁護し、「ハマスは無条件降伏するべきだ」と主張。他候補も競うように強硬姿勢を強調し、「米国のすべき唯一のことはイスラエルがハマスを消し去るのを助けることだ」(ヘイリー氏)、「(ハマスを支援する)イランを空爆すべきだ」(スコット氏)などと語った。

ロシアの侵略を受けるウクライナについては、ヘイリー、スコット、クリスティーの3氏が軍事支援継続を説いたのに対し、ラマスワミー氏が「ウクライナは民主国家ではない」などとして支援を否定。デサンティス氏は支援のあり方について明言は避けつつ、欧州各国がより多くを負担するべきだとの考えを示した。

6921OS5:2023/11/09(木) 21:12:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/04d14acfd901f9581649e4376405d0bceac971d2
米「前哨戦」で民主に追い風 重要州で選挙・住民投票 バイデン氏勢いは不透明
11/9(木) 13:49配信
産経新聞
【ワシントン=大内清】米国で7日、約1年後に迫った大統領選の「前哨戦」ともいえる選挙や住民投票が南部バージニアや中西部オハイオなど重要州で行われ、与党・民主党に有利な結果が示された。再選を目指す民主党のバイデン大統領(80)への追い風といえるが、党内にはバイデン氏の高齢を不安視する声があり、選挙戦の勢いにつながるかは不透明。返り咲きを狙うトランプ前大統領(77)が影響力を振るう野党・共和党にとっては手痛い結果となった。

首都ワシントンに隣接するバージニア州の州議会選では7日、民主党が下院を奪還するとともに、上院の過半数も維持した。同州では共和党のホープと目されるヤンキン知事が昨年の就任後、保守派寄りの施策を進めるが、有権者の「待った」がかかった形だ。

共和党が優勢な南部ケンタッキー州の知事選では、民主党の現職が再選を決めた。南部ミシシッピ州では共和党の現職知事が民主党の新人を退けた。

オハイオ州では、大統領選の重要争点である人工妊娠中絶の権利を巡って住民投票が行われた。住民投票は中絶の権利を州憲法に明記することへの賛否を問い、「賛成」(約57%)が「反対」(約43%)を上回った。特に、大統領選を左右する無党派層や女性の票が賛成派の勝利に貢献したとされる。

AP通信によると、この結果を受け、他州でも同様の住民投票を目指す運動が勢いづいている。

州憲法への中絶の権利明記は、連邦最高裁が昨年6月、中絶を合衆国憲法上の権利とした1973年の判例を覆したのを受けた動き。この問題では、キリスト教保守層の支持を受ける共和党が中絶の禁止や大幅な制限を主張しているのに対し、リベラル層を基盤とする民主党が中絶を選択する権利を擁護する構図がある。

一連の選挙・投票結果について、ジャンピエール大統領報道官は8日、「バイデン氏の政策への支持の大きさを示した」と語った。

だが、バイデン氏を取り巻く環境は厳しい。大統領選がバイデン氏とトランプ氏の争いとなった場合の投票先を尋ねた米紙ニューヨーク・タイムズの世論調査(5日発表)によると、勝敗を左右する中西部ミシガンなど重要6州のうち5州で、トランプ氏への支持がバイデン氏を上回った。

米国の経済は堅調で失業率も低水準で推移している。それでもバイデン氏の支持が低迷する背景には、80歳という年齢や認知能力低下への懸念がある。各種世論調査では、バイデン氏が「高齢すぎる」と考える人は約7割に達する。

同紙の調査結果を受けて民主党の有力アナリスト、デビッド・アクセルロッド氏は6日、バイデン氏はこのまま再選を目指すのが「賢明かどうか」を考えるべきだ、と交流サイト(SNS)に書き込んだ。今回の選挙・住民投票で民主党が自信を深める中、バイデン氏がむしろ「足かせ」になるとの見方が強まる可能性は否定できない。

一方、保守派が強い影響力を持つ共和党にとり、中絶問題で自党に否定的な結果が出たことは大きな懸念材料だ。

共和党の候補者指名争いで首位を独走するトランプ氏は、自身の大統領任期中に最高裁の保守派優位を確立したことが、中絶を憲法上の権利とした判例を覆すことにつながったと誇ってきた。指名レースで2位につける南部フロリダ州のデサンティス知事は、妊娠6週以降の中絶を原則として禁じる州法を今年4月に成立させた。

他の候補らも「プロ・ライフ(中絶反対派)」であるとアピールすることで保守派の歓心を買おうとしてきた。保守派に大きく傾斜した姿勢が本選では無党派層などの反発を招きかねず、今後は戦略の見直しを迫られそうだ。

6922OS5:2023/11/10(金) 14:24:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/a874f37f851dc56a379ed8568d9ab666eb5f521e
米民主党マンチン議員、上院選不出馬を表明 大統領選挑戦には含み
11/10(金) 13:10配信

毎日新聞
政治団体「ノー・レーベルズ」の集会に参加する民主党のマンチン上院議員=米東部ニューハンプシャー州マンチェスターで2023年7月17日、秋山信一撮影

 米民主党のジョー・マンチン連邦上院議員(76)=南部ウェストバージニア州選出=は9日、2024年11月の上院選に出馬しない意向を表明した。共和党の地盤が強固な同州で議席を守ってきたマンチン氏の不出馬は、上院で2議席差で多数派の民主系には痛手となる。一方、マンチン氏は「国を回って、中道層の運動の創出に関心があるかを見定める」としており、上院選と同時に行われる大統領選で2大政党以外から立候補する可能性に含みを残した。

 マンチン氏はX(ツイッター)にビデオ声明を投稿し、「何カ月も熟考し、家族とも話し合ってきた。ウェストバージニアのために目指したことは達成したと信じている。難しい判断だったが、(24年の)上院選には出馬しない」と説明した。

 マンチン氏は同州知事を経て、10年の連邦上院補選で初当選した。リベラル派が多い民主党の保守派の代表格で、共和党との超党派協力にも積極的だった。両党の議席が伯仲する上院で、マンチン氏の動向が法案の成否を決める場面もたびたびあり、バイデン政権が推進した気候変動・医療対策法(インフレ抑制法)もマンチン氏が賛成に転じたことで22年8月に成立にこぎつけた。

 マンチン氏の不出馬は、民主党に打撃となる。上院(定数100)の現有議席は民主系51、共和党49だが、24年に争われる34議席のうち23議席が民主系のものだ。民主系の改選議席には保守的な州や共和党と接戦の州のものが多く含まれ、24年は苦戦が予想されてきたが、さらに形勢が厳しくなった。上院の多数派を共和党に奪われれば、仮に大統領選で民主党候補が勝っても思うように法案を通せず、政権運営が難航するのは必至だ。

 一方でマンチン氏は、リベラル色が強まる民主党内で孤立を深めてきた経緯がある。2大政党に見切りをつけ、超党派協力や中道層の結集を目指す政治団体「ノー・レーベルズ(ラベルなし)」の支援で、24年大統領選に立候補する可能性も取り沙汰されている。

 24年大統領選では民主党のバイデン大統領と共和党のトランプ前大統領の対決になる可能性が高まっているが、ともに無党派層やライバル政党の支持者からは不人気で、「第三勢力」がどちらから多く票を奪うかが、勝敗を左右するとの見方も出ている。【ワシントン秋山信一】

6923OS5:2023/11/11(土) 22:07:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/53d938235e5db5e967b7899a6cf2677ac6b3bbf5
米民主重鎮マンチン議員、無所属で大統領選出馬か 上院選不出馬を表明
11/10(金) 19:12配信

産経新聞
【ワシントン=渡辺浩生】米民主党穏健派の有力政治家で来年の大統領選に無所属で出馬するとの観測が出ているマンチン上院議員(76)が9日、来年11月の上院議員選に出馬しない意向を明らかにした。今後の活動について明言は避けつつ、既存政党と政治分断に不満を抱く中道層の糾合に努める意向も示した。支持が低迷するバイデン大統領はマンチン氏の出方に対する警戒を高めそうだ。

マンチン氏は保守層が多いウェストバージニア州選出。次期選挙は共和党が取り戻す可能性が高まる。民主党は上院(定数100)で無所属を含め51と僅差で多数派を維持しており、同党には打撃となる。

マンチン氏は左派の影響力が強いバイデン政権の政策に異議を唱えるなど超党派的行動で知られる。9日、ビデオを通じ「ウェストバージニアでやろうとした目標は達成した」と言明。今後は全米を旅してまわり「中道層を結集して米国民を団結させる運動」を訴えていく考えを示した。

マンチン氏は、正副大統領候補の擁立を模索する第3政党グループ「ノーレーベルズ」の7月の行事で、自身の進退を「まだ決断していない」としつつ「米国民には(既存政党以外の)選択肢が必要」と訴えた。

大統領選をめぐる世論調査では、再出馬を表明したバイデン氏と、共和党の指名争いで支持率首位を走るトランプ前大統領の対戦について、約半数の国民が不満を抱く。第3政党候補への関心が高まりをみせ、ロバート・ケネディ・ジュニア氏(69)も無所属での出馬を表明している。

ただし、全米でも知名度が高いマンチン氏が無所属で出馬すれば民主党票が大量に流れ「トランプ氏が返り咲くことになる」と民主党陣営は警告してきた。

ノーレーベルズは9日、マンチン氏の上院選不出馬表明を受けた談話で「米国の重大な課題に対する全米的な議論を主導するため前進することを称賛したい」と期待を示した。

6924OS5:2023/11/11(土) 22:10:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/f476a7140114877f438864b6fe94a0c97260cfe6
移民問題、バイデン氏に逆風 「聖域都市」NYも悲鳴 米大統領選
11/10(金) 20:32配信



時事通信
一時滞在用シェルター付近の路上で眠る不法移民ら=8月1日、ニューヨーク(AFP時事)

 【ニューヨーク時事】米大統領選まで1年を切る中、再選を目指すバイデン大統領にとって、移民問題が大きな逆風となっている。

 受け入れに寛容な「聖域都市」の一つで、民主党支持者の多い東部ニューヨーク市でさえも「市が壊れる」と悲鳴を上げ、市民からはトランプ前大統領復活を願う声も聞かれる。

 「次はトランプ氏に投票する」。自身もペルーからの移民だという同市在住の40代男性は、増え続ける移民が市の財政と治安を悪化させていると憤りを隠さない。「彼らは市民ですら住めないマンハッタンの一等地に暮らす。物価も上がっているのに、こんな状態はおかしい」
 市には昨年春以降、中南米などから亡命目的でメキシコ国境を越えて入国した不法移民らが殺到。その数は既に13万人を超え、市はコロナ禍で廃業したマンハッタン中心部のホテルなどを一時滞在用シェルターに変えて対応している。

 だが、急増に収容が追いつかず、今年夏にはホテル前で多くの人が路上生活を余儀なくされる事態となった。滞在費や食費、親と共に越境してきた子供の教育費が財政に重くのしかかり、アダムズ市長は9月、移民危機が「市を破壊する」と音を上げ、バイデン政権に対応強化を求めた。

 税関・国境警備局(CBP)によると、2022年10月〜23年9月にメキシコ国境で拘束された越境者数は247万人超に上り、過去最多を記録。メキシコと接するテキサス州などは、バイデン政権に圧力をかけるため、バスを手配して聖域都市に移民を送り付けている。

 こうした中でバイデン政権は10月、トランプ前政権が進めたメキシコ国境の「壁」建設の継続を一転して認める決定を下した。21年1月の就任初日に建設中止を高々と宣言したが、不満の鬱積(うっせき)に苦渋の決断を迫られた形だ。

 一方で、トランプ氏は「バイデンは、記録的な数の不法滞在者が押し寄せることを許した」と主張。「(移民の)主要な動機を断つ」として、返り咲けば初日に不法移民の子供への市民権付与を制限する大統領令に署名する方針を表明しており、米市民の不満の受け皿となりそうだ。

6925OS5:2023/11/11(土) 22:10:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/f476a7140114877f438864b6fe94a0c97260cfe6
移民問題、バイデン氏に逆風 「聖域都市」NYも悲鳴 米大統領選
11/10(金) 20:32配信



時事通信
一時滞在用シェルター付近の路上で眠る不法移民ら=8月1日、ニューヨーク(AFP時事)

 【ニューヨーク時事】米大統領選まで1年を切る中、再選を目指すバイデン大統領にとって、移民問題が大きな逆風となっている。

 受け入れに寛容な「聖域都市」の一つで、民主党支持者の多い東部ニューヨーク市でさえも「市が壊れる」と悲鳴を上げ、市民からはトランプ前大統領復活を願う声も聞かれる。

 「次はトランプ氏に投票する」。自身もペルーからの移民だという同市在住の40代男性は、増え続ける移民が市の財政と治安を悪化させていると憤りを隠さない。「彼らは市民ですら住めないマンハッタンの一等地に暮らす。物価も上がっているのに、こんな状態はおかしい」
 市には昨年春以降、中南米などから亡命目的でメキシコ国境を越えて入国した不法移民らが殺到。その数は既に13万人を超え、市はコロナ禍で廃業したマンハッタン中心部のホテルなどを一時滞在用シェルターに変えて対応している。

 だが、急増に収容が追いつかず、今年夏にはホテル前で多くの人が路上生活を余儀なくされる事態となった。滞在費や食費、親と共に越境してきた子供の教育費が財政に重くのしかかり、アダムズ市長は9月、移民危機が「市を破壊する」と音を上げ、バイデン政権に対応強化を求めた。

 税関・国境警備局(CBP)によると、2022年10月〜23年9月にメキシコ国境で拘束された越境者数は247万人超に上り、過去最多を記録。メキシコと接するテキサス州などは、バイデン政権に圧力をかけるため、バスを手配して聖域都市に移民を送り付けている。

 こうした中でバイデン政権は10月、トランプ前政権が進めたメキシコ国境の「壁」建設の継続を一転して認める決定を下した。21年1月の就任初日に建設中止を高々と宣言したが、不満の鬱積(うっせき)に苦渋の決断を迫られた形だ。

 一方で、トランプ氏は「バイデンは、記録的な数の不法滞在者が押し寄せることを許した」と主張。「(移民の)主要な動機を断つ」として、返り咲けば初日に不法移民の子供への市民権付与を制限する大統領令に署名する方針を表明しており、米市民の不満の受け皿となりそうだ。

6926OS5:2023/11/12(日) 15:40:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/a96ee3570ac39ef6bef711ef506d9b1a28e6ed74
失効迫るアメリカ政府のつなぎ予算 下院議長が2段階期限の新提案
11/12(日) 14:53配信


毎日新聞
米国の国旗=ゲッティ

 米連邦政府の当面の運営資金を手当てする「つなぎ予算」の失効が迫る中、野党・共和党下院トップのジョンソン議長は11日、今月半ば以降の運営資金を手当てする新たなつなぎ予算案を発表した。共和党の一部保守強硬派が求めていた失効期限を二つ設ける異例の内容で、上下院を通過させられるかは不透明だ。現行のつなぎ予算が切れる17日までに成立させられなければ、政府機関の一部閉鎖に追い込まれる。

 ジョンソン氏が提案したのは、省庁ごとに2024年1月19日と2月2日の二つの失効期限を設ける2段階のつなぎ予算案。下院共和党で影響力を持つ保守強硬派が支持していた内容だが、前例がなく機能するかどうか不透明なためバイデン政権や民主党は反対している。一方、予算規模は前年度並みとし、保守強硬派が求める歳出削減を採用しなかった。

 ジョンソン氏は自身のソーシャルメディアに「保守派の勝利のために闘う下院共和党にとって最善の法案だ」と投稿し、支持を呼び掛けた。

 一方、米ホワイトハウスのジャンピエール大統領報道官は声明で「共和党の混乱を助長し政府閉鎖のリスクを高める提案だ。政府閉鎖が迫っているのに貴重な時間を無駄にしている」と批判した。

 異例のつなぎ予算案は保守強硬派に配慮したものとみられるが、米メディアによると一部の保守強硬派は大幅な歳出削減が盛り込まれなかったことに反発し、反対票を投じる見通しという。【サンフランシスコ大久保渉】

6927OS5:2023/11/13(月) 09:42:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/71c0251fea4b015c685ffdbc13d5784096fdd12b
下院議長、つなぎ予算案発表 不成立なら18日から政府閉鎖 米
11/13(月) 6:57配信

時事通信
 【ワシントン時事】ジョンソン米下院議長(野党共和党)は11日、最長で2024年2月2日までのつなぎ予算案を発表した。

 現行のつなぎ予算の期限である今月17日までに上下両院を通過し、バイデン大統領の署名を経て成立しなければ、18日未明から政府機関の一部が閉鎖される。

 つなぎ予算案では、農業や退役軍人関連など一部事業については来年1月19日まで、その他は2月2日まで資金が確保される。ただ、バイデン政権が要求する、ウクライナやイスラエルへの支援は含まれていない。

 ジョンソン氏はX(旧ツイッター)で2段階のつなぎ予算案に関し、予算審議で「下院共和党にベストな立場をもたらすために必要な法案だ」と強調した。ただ、大幅な支出カットは伴わず、下院共和党の保守強硬派からは早くも「100%反対だ」(チップ・ロイ議員)との声が上がる。13日以降、共和党が多数派を占める下院での採決が見込まれるが、可決するかは不透明だ。

 現行のつなぎ予算を巡っては、マッカーシー前下院議長が与党民主党の賛成で可決にこぎ着けたため、共和党の強硬派が反発。マッカーシー氏は解任に追い込まれ、党内の内紛からジョンソン氏選出まで3週間余りを要した。

 ジャンピエール大統領報道官は声明で、「下院共和党は時間の無駄遣いをやめ、政府閉鎖を回避するため超党派の手法で取り組む必要がある」と訴えた。政府閉鎖となれば、一部職員への給与支払いが行われないなど、社会や経済の混乱が懸念される。

6928OS5:2023/11/14(火) 14:21:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/034a9be57c92bb91a8e161af4ac674b09214dc4f
米与野党、2度目「つなぎ予算」で神経戦 共和強硬派が議長案に反対
11/14(火) 13:19配信

産経新聞
【ワシントン=大内清】米政府の閉鎖を回避するための「つなぎ予算」が今月17日に期限切れを迎えるのを前に、与野党の神経戦が激しさを増している。野党・共和党のジョンソン下院議長が13日までに新たなつなぎ予算案を提示したのに対し、同党の保守強硬派の一部が反対を表明。与党・民主党からは、政府閉鎖の混乱を避けるためにジョンソン氏の案に前向きな反応も出ている。

米国では党派対立の深刻化から2024会計年度(23年10月〜24年9月)の本予算案が議会を通過しておらず、現在は約1カ月半のつなぎ予算でしのいでいる状態。期限が切れる17日までに新しいつなぎ予算案が可決・成立しなければ、政府機関の一部が閉鎖に追い込まれる。

そんな中でジョンソン氏は、農業やエネルギー、軍関連の建設事業、運輸、住宅などの分野は来年1月19日まで、その他の分野は2月2日まで、現在の水準で継続して予算執行を行えるようにする2段階方式のつなぎ予算案を与野党に提示した。歳出規模を据え置くことで民主党も賛成しやすい内容とし、当面の混乱を避ける狙いとみられる。

民主党のシューマー上院院内総務は13日、この提案について、「(民主党と)同じ方向を向いており喜ばしい」と歩み寄りの姿勢をみせた。

一方、ジョンソン氏の身内である共和党では、保守強硬派が大幅な歳出削減や移民政策の厳格化などを盛り込むべきだなどと主張し、米メディアによると13日までに少なくとも6人が反対を表明した。

下院は共和党が多数派ながら民主党との差はわずかで、保守強硬派が反対に回った場合、法案可決には民主党の協力が必要となる。

同派は2024年大統領選で返り咲きを狙うトランプ前大統領に近く、9月末に現在のつなぎ予算がまとまった際も強硬論を展開。民主党に妥協したとして当時のマッカーシー議長(共和党)を批判して解任に追い込み、政治の空転を招いた経緯がある。

新たなつなぎ予算案は14日にも下院で採決が行われる見通し。これが通過しても、ジョンソン氏が今後の本予算審議などで保守強硬派を制御できるかは不透明なままだ。

6929OS5:2023/11/16(木) 11:17:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/4c7af2e398fd63b2ef83013050d6731f023f000b
バイデン氏予備選「初戦」見送り 東部州、民主党の決定無視
11/16(木) 9:01配信
共同通信
 【ワシントン共同】米東部ニューハンプシャー州は15日、来年の大統領選の民主党候補を選ぶ予備選を1月23日に実施すると発表した。2月3日の南部サウスカロライナ州予備選を初戦とする民主党全国委員会の決定を無視して前倒しした。再選を目指すバイデン大統領陣営は、全国委の決定を尊重してニューハンプシャー州予備選への参加を見送る予定という。米メディアが報じた。

 長年にわたり全米で最初に予備選を行ってきたニューハンプシャー州の民主党は、全国委の決定に強く反発していた。バイデン氏が民主党候補となることは確実視されており、日程を巡る動きが結果に影響することはないとみられる。同州では共和党の予備選も1月23日に実施される。

 民主、共和両党の候補指名争いは、全米各州で党員集会や予備選を順次開いて代議員の獲得を競う。ニューハンプシャー州の民主党は、全国委の決定に従わなかったとして代議員を失う可能性があるという。

 ニューハンプシャー州の州務長官は、他の州より少なくとも7日早く予備選を行うと定めた州法に従ったと説明している。

6930OS5:2023/11/16(木) 16:33:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/c9bbf67e36added6e7f06f82b4db152bdc573e84
米ニューハンプシャー州、民主党全国委の決定に従わず予備選前倒し
11/16(木) 14:51配信
毎日新聞
米国旗=米首都ワシントンで2023年11月14日午後、西田進一郎撮影

 米東部ニューハンプシャー州は15日、2024年大統領選の党候補指名争いについて、予備選を1月23日に実施すると発表した。民主党全国委員会はバイデン大統領の意向に沿い、2月3日の南部サウスカロライナ州予備選を初戦にすると決めている。党全国委が認めない形で予備選を行えば、夏の党全国大会で候補指名の投票を行う代議員の割当数削減などの制裁が科される可能性がある。米メディアが伝えた。


 主要政党の候補指名プロセスは1976年以降、中西部アイオワ州の党員集会で幕を開け、ニューハンプシャー州の予備選が続く形が慣例だった。予備選としてはニューハンプシャー州が最初だった。

 ただし、序盤戦がいずれも白人が9割以上を占める州で実施することに対し、多様性を重視して支持拡大を図ってきた民主党内で疑問視する声が出ていた。このため、同党全国委は今年2月に日程を半世紀ぶりに変更する計画を承認。黒人が3割弱を占めるサウスカロライナ州を初戦とし、その3日後にニューハンプシャー州と西部ネバダ州で実施するなどの計画を決めた。

 しかし、ニューハンプシャー州は他の州に先駆けて予備選を実施することを州法で義務づけている。州務長官は発表にあたり、「ニューハンプシャー州には伝統があり、法律がある」と語ったという。これに対し、アイオワ州は1月15日に民主、共和両党の党員集会をそれぞれ実施するが、民主党の結果については同州民主党がすぐに公表しないことで党全国委の決定と整合性をとるという。

 再選を目指すバイデン氏の陣営は、党全国委の決定に従う方針で、ニューハンプシャー州予備選への参加は見送る方針だ。【ワシントン西田進一郎】

6931OS5:2023/11/20(月) 22:27:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/90ba1558c364f555d80389bc7ba5ed3318a65c5a
米上院、つなぎ予算案を可決 政府閉鎖回避へ
11/16(木) 15:30配信

CNN.co.jp
米連邦議会議事堂で記者団の質問に答える上院民主党トップのシューマー院内総務

(CNN) 米上院は15日、政府機関の閉鎖を避けるための「つなぎ予算案」を可決した。政府機関の閉鎖は当面回避されるが、財政をめぐる協議は来年に持ち越された。

賛成は87票、反対は11票だった。

今回のつなぎ予算に関する法案は下院では14日に可決していた。法案はバイデン大統領のもとに送られ、バイデン氏の署名を受けて成立する。現在の予算は17日に期限を迎えることになっている。

今回のつなぎ法案では1月と2月に新たな期限が設けられるため、議員らは、通年の歳出法案について、わずか2カ月余りで交渉して可決しなければならないという圧力にさらされている。

下院共和党の保守派が求める大幅な歳出削減を民主党が否定するなど、大きな溝があるため、交渉は困難で複雑なものとなりそうだ。新たに下院議長に選出されたマイク・ジョンソン氏は、議員らがこうした困難を乗り切るなか、指導者としての新たな試練に直面することになる。

法案では、軍の建設事業、退役軍人関係、輸送、住宅、エネルギー省などの優先分野の予算を来年1月19日まで延長する。対象外となる他の政府機能については2月2日まで予算が手当てされる。イスラエルとウクライナへの追加支援は盛り込まれていない。

6932OS5:2023/12/01(金) 21:50:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/a1fec8f7d7af85d4ec73a355c8254e0736a674d4
28年大統領選の予告編?  民・共スター知事が直接対決 米
12/1(金) 20:26配信

時事通信
米共和党のデサンティス・フロリダ州知事(左)と民主党のニューサム・カリフォルニア州知事(AFP時事)

 【ワシントン時事】米FOXテレビは11月30日、共和党のデサンティス・フロリダ州知事(45)と、民主党のニューサム・カリフォルニア州知事(56)による異例の討論会を開催した。

 いずれも巨大な州を治める両党の「スター」。将来の大統領候補に数えられ、互いをライバル視する2人が、経済や教育、治安問題を巡って激論を交わした。

 両知事は、あらゆる面で対照的な州統治の手法を採る。保守派のデサンティス氏は、リベラル派のニューサム氏を「犯罪者に甘い」「州人口を減らした知事」などと攻撃。ニューサム氏は、デサンティス氏の政策が女性や人種的・性的少数派に差別的だと指摘し、「1960年代以前に時計の針を戻そうとしている」と応戦した。

 デサンティス氏は来年の大統領選に立候補しているが、党指名レースではトランプ前大統領(77)に支持率で大きく水をあけられている。今回指名を獲得できずとも、若さや選挙戦で培った知名度を武器に、2028年大統領選の有力候補となる可能性は残る。

 一方、ニューサム氏は来年は出馬しない意向を示し、バイデン大統領(81)の再選を強く支持している。だがメディアへの露出は怠らず、10月には中国を訪問して習近平国家主席との会談を実現するなど、「バイデン後」への野心は隠さない。

 来年の大統領選では、バイデン氏とトランプ氏が再び相まみえる公算が大きい。若き知事2人の対決に注目が集まるのは、有権者の多くが望まない「高齢者対決」への不満の裏返しと言えそうだ。

6933OS5:2023/12/02(土) 14:43:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/0aae2ebceab48ca5f5d50f3f3f769970c4977ad0
米下院議員、異例の除名 史上6人目、選挙資金流用
12/2(土) 6:24配信
共同通信
除名処分を受け、米連邦議会議事堂を後にする共和党のジョージ・サントス議員=1日、ワシントン(AP=共同)

 【ワシントン共同】米下院は1日、選挙活動のためだとして支持者から集めた資金を私的に流用したとして、詐欺罪などで起訴された共和党のジョージ・サントス議員(35)を除名した。下院による議員資格剥奪は史上6人目。共和党同僚議員の多くも賛成して異例の措置を取った。

 サントス元議員は2022年の下院選の選挙活動中、テレビ広告などに使うとうその説明をして寄付を募り、数千ドル(数十万〜百数十万円)を高級ブランドの衣服購入やクレジットカードの支払いに充てた。新型コロナウイルス禍で失業したとして給付金をだまし取ったともされている。

6934OS5:2023/12/05(火) 11:55:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/37cd5ccbe399f9ef9a292e4dadfc45901d665a08
共和党候補争い、ノースダコタ州知事が撤退 献金巡る発言で物議
12/5(火) 8:50配信

毎日新聞
米ノースダコタ州のダグ・バーガム知事=米西部カリフォルニア州で2023年9月27日、AP

 米中西部ノースダコタ州のダグ・バーガム知事(67)は4日、2024年11月の大統領選に向けた共和党候補指名争いから撤退すると表明した。知事と企業経営者としての実績をアピールしたが、全米レベルの知名度が高まらず、世論調査での支持率も低迷。テレビ討論会の参加に必要な献金者数を確保するために「1ドル以上の献金者のうち、先着5万人に20ドルのギフトカードを贈る」と呼びかけ、「違法ではないか」と物議を醸したこともあった。

 バーガム氏は4日のX(ツイッター)への投稿で、共和党全国委員会が全国的な世論調査での一定の支持率を討論会参加の条件としたことについて「大統領の職務を果たすのとは関係のない条件だ」と批判した。バーガム氏は第1〜2回の討論会には参加したが、11月の第3回討論会では全国調査の支持率が基準に届かずに参加できず、今月6日の第4回討論会に向けても参加基準を満たせていなかった。【ワシントン秋山信一】

6935OS5:2023/12/06(水) 08:30:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/616d3819e3a7ab7f1eaa4edd0068e6b43baa0318
リズ・チェイニー氏が出馬検討 反トランプ派、第三政党から
12/6(水) 4:47配信

共同通信
米共和党のリズ・チェイニー前下院議員(ゲッティ=共同)

 【ワシントン共同】米共和党のリズ・チェイニー前下院議員(57)はワシントン・ポスト紙に対し、来年の大統領選に第三の政党から出馬を検討していると述べた。同紙電子版が5日、インタビューを掲載した。チェイニー氏はトランプ前大統領批判の急先鋒で、共和党候補指名争いで独走するトランプ氏を阻止するため「何でもやる」と語った。

 チェイニー氏が実際に出馬すれば、民主党候補に流れる可能性があった無党派層やトランプ氏を嫌う共和党穏健派の票が分散し、結果的にトランプ氏を利するとの見方が強い。チェイニー氏は数カ月以内に最終決断すると述べた。民主党は再選を狙うバイデン大統領の候補指名獲得が確実視されている。

 チェイニー氏は、ブッシュ(子)政権で副大統領を務めたディック・チェイニー氏を父に持つ。2021年の議会襲撃でトランプ氏の責任を厳しく追及。22年の前回下院選の共和党予備選で、トランプ氏が推薦した「刺客」候補に敗れた。その直後にも大統領選出馬を検討すると明らかにしていた。

6936OS5:2023/12/06(水) 16:17:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/fe44bb9ec5809324ca76452db4e8453dfa0491d3
米軍幹部ら425人の人事を承認 共和議員が中絶巡る人事妨害を緩和
12/6(水) 16:04配信
毎日新聞
米共和党のタバービル上院議員=米連邦議会で2023年9月、ロイター

 米連邦上院は5日、米軍幹部ら425人の人事を全会一致で承認した。共和党のタバービル上院議員が、人工妊娠中絶を希望する女性要員への国防総省の支援策の撤回を要求し、人事承認手続きを妨害していたが、5日に中将以下に限って手続きを容認した。大将クラスの承認手続きは引き続き妨害しているが、今年2月から滞留していた米軍人事がようやく大幅に緩和された。

【写真】ボードを掲げて抗議する中絶容認派の人たち

 タバービル氏は5日、人事滞留による即応態勢の低下を懸念する共和党議員らの説得を受け、中将以下の人事案を投票を経ずに一斉に承認することを受け入れた。国防総省は中絶を巡る政策変更を拒絶しており、タバービル氏が従来の強硬姿勢を緩和させた理由は不明だ。ただ、人事滞留の長期化によって、共和党からも米軍関係者の不信感が増すことを心配する声が出ており、タバービル氏に方針転換を求める圧力が超党派で強まっていた。

 バイデン大統領は5日の声明で「タバービル氏は政治的な動機に基づいて何百人もの軍幹部人事を滞留させ、10カ月間も軍の即応態勢や士気を弱めてきた」と改めて非難した。

 米国の政府・軍などの高官の人事案は、上院の承認が必要になる。異論がない場合は「全会一致」で即決できるが、議員が一人でも反対すると、討論打ち切りや人事案の承認などで投票が必要になる。軍人事は政治色が薄く、普段は全会一致で承認されることが多いが、タバービル氏が即決手続きに反対したことで人事承認が滞留していた。手続きとしては人事案を1件ずつ投票で承認することも可能だが、多数派の民主党系会派は審議時間を大幅に割くことを嫌がり、慎重姿勢を示していた。【ワシントン秋山信一】

6937OS5:2023/12/07(木) 08:09:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/19d99dc7a65f5f460a9e7349e4209c01a4cc03b9
共和党のマッカーシー前米下院議長、年末に議員辞職 与野党僅差の中
12/7(木) 6:42配信
CNN.co.jp
共和党のマッカーシー前下院議長が年末に議員を辞職する

(CNN) 米連邦議会のマッカーシー前下院議長(共和党)は6日、今月末に議員を辞職すると表明した。

米紙ウォールストリート・ジャーナルへの寄稿で明らかにした。マッカーシー氏は10月に史上初めて議長職を解任されており、辞職するとの見方が強かった。

マッカーシー氏は17年にわたり下院議員を務め、長らく党を率いる立場にあった。同氏は寄稿の中で自らの実績を挙げ、在職期間については何の後悔もないと明言した。

マッカーシー氏は15回もの投票を経て1月に議長職を勝ち取ったが、つなぎ予算案を本会議採決にかけたことで党内保守派議員の反発を招き、就任からわずか9カ月で解任された。

同氏は「勝ち目の低さや個人的な犠牲をいとわず、我々は正しいことをした。最近の政界ではこうしたことは時代遅れのように見えるかもしれないが、国民のために結果を出すことは今でも国中で称賛されている」と寄稿に書いた。

これより前に、下院は同じく共和党のジョージ・サントス氏を除名処分としており、今回のマッカーシー氏の辞職で下院与党である共和党の議席はさらに減ることになる。

寄稿とは別に、マッカーシー氏は辞職を説明する動画も公開し、その中で「新たな領域で情熱を追求する時がきた。年末をもって議員を辞職するが、愛する国のために戦うことは決してやめない」などと語った。

全米共和党議会委員会(NRCC)の委員長を務めるリチャード・ハドソン議員は、マッカーシー氏の「国と下院共和党の議席拡大への貢献」に感謝の意を示した。

6938OS5:2023/12/13(水) 16:44:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/e0f970ef7622001af9d69e2cef5b5f16db0dde0c
米NY州、連邦下院の区割り変更へ 多数派目指す民主党に追い風か
12/13(水) 16:24配信

毎日新聞
米東部ニューヨーク州の連邦控訴裁=同州オールバニで2015年5月、AP

 米ニューヨークの連邦控訴裁(高裁)は12日、ニューヨーク州に対し、来年実施される連邦下院選(定数435)へ向けて新たな選挙区割り案を作成するよう命じた。地元メディアが報じた。政治的に独立した委員会が来年2月末までに区割り案を作成し、民主党が多数派の州議会が案を承認するか決めることになる。連邦下院での多数派奪還を目指す民主党に有利な区割りとなる可能性がある。


 同州では、昨年11月の中間選挙を前に、国勢調査の結果を受けて連邦下院の議席数が1減の26に変更された。これに伴い、州議会が新たな区割り案の作成を始めたが、共和党側が反発して提訴。連邦控訴裁は、民主党主導の州議会が作成した案は自党に有利な区割りをする「ゲリマンダー」に当たるなどとして認めず、裁判所自らが区割りを実施した。

 直後の中間選挙で、同州の連邦下院選では共和党の獲得議席数が11となり、改選前の8から増加。この結果に対し、民主党の支持者らが区割り見直しを求めて、訴訟を起こしていた。【ニューヨーク中村聡也】

6939OS5:2023/12/31(日) 17:20:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/919e114cfc2cd22475780770b558702c1f52ac85
米副大統領職の辞退、明言せず ヘイリー氏、ポストに執着?
12/31(日) 14:09配信

共同通信
米東部ニューハンプシャー州の集会で参加者に対応するヘイリー元国連大使=12月28日(ロイター=共同)

 【ワシントン共同】2024年米大統領選の共和党候補指名を争うヘイリー元国連大使が28日の集会で、トランプ前大統領が本選に臨むことになった場合に副大統領職を提示されたら辞退するかどうか参加者に問われ、明言を避けた。「2位争いはしない」と述べるにとどめた。副大統領ポストに執着しているとの臆測が広がりそうだ。

 トランプ政権で国連大使を務めたヘイリー氏は、トランプ氏とは「協力して仕事をした」と語った。党内支持率で首位独走のトランプ氏にどう挑むのか、立ち位置が問われている。

 ヘイリー氏は「嫌トランプ氏感情に取りつかれれば、米国を前進させられない」と強調し、辞退するかどうかに触れなかった。

6940OS5:2024/01/04(木) 15:54:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/822a19032e4efed8c0c6758d57256c9a7120df72
トランプ氏、出馬資格巡り連邦最高裁に上訴 コロラド州の判決に不服
1/4(木) 15:35配信
毎日新聞
米東部ニューハンプシャー州で演説するトランプ前大統領=2023年10月23日、秋山信一撮影

 トランプ前米大統領は3日、2024年大統領選の共和党候補指名争いで、西部コロラド州予備選への参加資格がないとした同州最高裁の判断を覆すよう求めて連邦最高裁に上訴した。トランプ氏陣営は声明で「同州最高裁の不当判決を明確に却下し、11月に自由で公正な選挙を実施することを強く求める」と主張した。

 同州最高裁は23年12月、大統領在職当時のトランプ氏が21年1月の連邦議会襲撃事件で「反乱」に関与したと認定。憲法順守を誓った公務員が暴動や反乱に関与した場合、その後公職に就くことを禁じる憲法修正14条3項の規定に抵触し、大統領就任の資格を失ったと判断した。

 これに対し、トランプ氏側は、大統領の「資格」に関する問題は州ではなく、連邦議会が決定すべきことだと指摘。3項の規定は大統領職には適用されないとしたうえで、「トランプ氏は反乱には関与しなかった」として同州最高裁の判断は誤りだと主張している。

 共和党の指名争いは15日の中西部アイオワ州党員集会で始まる。しかし、党内支持率で首位を走るトランプ氏に対し、東部メーン州の州務長官(民主党)も同州予備選への参加を認めないと決定。トランプ氏は1月2日、メーン州の裁判所に判断の無効化を求める訴えを起こしている。他の州では州最高裁が参加を容認した例もあり、州ごとに判断が分かれる中で指名争いの開幕が迫る異例の事態となっている。【ワシントン西田進一郎】

6941OS5:2024/01/04(木) 15:54:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/b84bb7538c49e4bed235e9012dd11f2cadcf6cb6
ケネディ氏、ユタ州で立候補基準満たす 2大政党は「壊し屋」と警戒
1/4(木) 14:19配信

毎日新聞
米東部ペンシルベニア州フィラデルフィアで、演説する弁護士のロバート・ケネディ・ジュニア氏=2023年10月9日、秋山信一撮影

 2024年11月の米大統領選に無所属で立候補を目指す弁護士のロバート・ケネディ・ジュニア氏(69)は3日、西部ユタ州で記者会見し、同州で投票用紙に候補者名を記載するのに必要な数の署名を集めたと発表した。ケネディ氏が立候補基準を満たしたのは、ユタ州が初めて。米政界の名門一族出身のケネディ氏は民主、共和両党の票を奪う「壊し屋(スポイラー)」として注目されており、立候補基準を満たす州をどこまで増やせるかが焦点の一つになっている。

 無所属候補の立候補基準は州によって異なる。ユタ州では選択式の投票用紙に氏名を記載するには「有権者1000人分の署名」が必要だ。ケネディ氏の陣営は3日までに署名を提出し、州当局に有効性を認められた。

 ケネディ氏は会見で「ユタ州では必要な署名数の倍以上を短期間で集めた。必要な署名数が非常に多い州もあり、『第3党』が参加しにくいように制度設計されているが、我々には活発に活動してくれる仲間がいる」と述べた。

 ケネディ氏は分断の解消や中間層の支援などの政策を訴え、2大政党に対する不満の受け皿を目指している。キニピアック大学の12月の世論調査では、共和党のトランプ前大統領(38%)や民主党のバイデン大統領(36%)に次いで、16%の支持を集めた。若年層や無党派層からの期待が大きい。

 ケネディ氏は、民主党のジョン・F・ケネディ元大統領(故人)のおいで、同氏の弟ロバート・ケネディ元司法長官(同)の息子として知られる。【ワシントン秋山信一】

6942OS5:2024/01/05(金) 16:15:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/53d8b6a3c7d125c964daf19228c52f6997efa34d
NY市、テキサスから移民送り込んだバス会社を提訴 1千億円要求
1/5(金) 13:30配信

朝日新聞デジタル
2023年12月、米ニューヨーク市で移民センターとなっていた小学校の外で列をつくる人たち=AP

 米ニューヨーク(NY)のアダムス市長(民主党)は4日、ビザを持たずに米国入りした亡命申請者をテキサス州からバスでNYに送り込んだとして、17のバス運送会社を相手に訴訟を起こしたと発表した。過去20カ月、NY市が避難所での生活支援などで負担した約7億800万ドル(約1027億円)の支払いを求めている。米国への越境者の負担を州同士で押しつけ合っている構図だ。

 メキシコと隣接するテキサス州のアボット知事(共和党)は2022年、しわ寄せを負い続けることはできないとし、越境者の一部をバスに乗せて移送してきた。昨年12月までで3万3600人以上をNYに送ったとしている。

 NY市によると、公的支援を受ける生活困窮者を州外から連れてきた場合、生活困窮者を自費で扶養するか、州外に移送する義務がニューヨーク州の社会福祉法で定められているという。亡命申請者を届けた後の支援を怠ったことは州法違反にあたるとして、17のバス運送会社を提訴した。

 訴状では、バス会社はアボット氏の政策に協力することで数百万ドルの収入を得たとも指摘している。

朝日新聞社

6943とはずがたり:2024/01/06(土) 20:08:59

「アメリカの市長」 元NY市長、破産申請 210億円賠償命令受け
https://mainichi.jp/articles/20231222/k00/00m/030/019000c
毎日新聞 2023/12/22 08:46(最終更新 12/22 21:44) 48

6944OS5:2024/01/09(火) 08:20:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/7f0278e61c24d3c21a79a0177f96e49edee5ee99
国防長官入院、ナンバー2も知らず 危機管理に懸念強まる 米
1/8(月) 14:30配信
時事通信
オースティン米国防長官=2023年10月、ワシントン(AFP時事)

 【ワシントン時事】米CNNテレビは7日、オースティン米国防長官の職務を代行する立場にあるナンバー2のヒックス国防副長官が、オースティン氏の入院を3日後まで知らされていなかったと報じた。

 バイデン大統領が入院の報告を受けたのも3日後だったとされ、米国防当局の危機管理体制に懸念が強まっている。

 オースティン氏は医療処置に伴う合併症を発症し、1日夜に入院した。国防総省のライダー報道官は7日の声明で、オースティン氏は現在も入院中だが、「5日に(病院からオンラインで)職務に復帰した」と明らかにした。

 報道によると、ヒックス氏はオースティン氏の職務を代行する権限を2日に委譲された。しかし、その理由は説明されず、オースティン氏の入院を知らされたのは4日になってからだった。

 ヒックス氏は休暇で米自治領プエルトリコに滞在していた。急きょワシントンに戻ろうとしたが、オースティン氏が5日から職務復帰する予定だったため、そのままとどまったという。

6945OS5:2024/01/09(火) 10:25:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/d837f2aa9eb57a88730e37a11ded7dc3edcc427d
オースティン米国防長官「極秘入院」、バイデン大統領も3日後まで知らされず…危機管理に批判集中
1/9(火) 9:42配信
読売新聞オンライン
オースティン国防長官=ロイター

 【ワシントン=田島大志】米国のオースティン国防長官の「極秘入院」が波紋を広げている。1日の入院翌日に職務権限を委譲された国防副長官が入院の事実を4日まで知らなかったことが判明し、米メディアや議会は安全保障上の危機管理の観点から厳しく批判している。

 国防総省のパット・ライダー報道官は7日に発表した声明で、オースティン氏がワシントン近郊にあるウォルター・リード軍医療センターでの入院を続けていると明らかにし、「順調に回復している。最新情報の報告を受け、必要な指示を出している」と強調した。

(写真:読売新聞)

 同省や米メディアによると、オースティン氏は1日に体の激痛を訴えて救急車で運ばれ、同センターの集中治療室(ICU)に入った。2日に権限の一部をキャスリーン・ヒックス国防副長官に引き継いだ。

 だが、バイデン大統領は4日まで入院の事実を知らされず、議会への通知もなかった。国防総省は入院を公表した5日時点の声明で「副長官が必要に応じて権限を行使する用意ができていた」としていたが、ヒックス氏が入院を知ったのは4日で、休暇先のプエルトリコに滞在していた。

 中東情勢が緊迫化し、駐留米軍への攻撃が頻発している中での情報秘匿に、担当記者らでつくる国防総省記者協会が「米国民が国防トップの健康状態と意思決定能力について情報を得ることは不可欠だ」として抗議するなど、メディアは批判一色になっている。

 オースティン氏は6日に発表した声明で「透明性への懸念は理解している。開示に関しては私が全責任を負う」と釈明した。6日にはバイデン氏と電話した。今のところ、辞任に発展する可能性は低いとみられるが、「合併症」以外の詳しい病名などは不明で、事態沈静化の見通しは立っていない。

6946OS5:2024/01/09(火) 14:56:53
https://news.yahoo.co.jp/articles/4fbb39716d9b019e17e6999dd1b488a579c04939
バイデン氏、白人至上主義を非難 黒人教会で演説、支持拡大図る
1/9(火) 10:37配信

毎日新聞
黒人教会で演説するバイデン大統領=米南部サウスカロライナ州チャールストンで2024年1月8日、AP

 11月の米大統領選で再選を目指すバイデン大統領(民主党)は8日、南部サウスカロライナ州チャールストンの黒人教会で演説し、「白人至上主義は毒であり、米国に存在する余地はない」と訴えた。共和党のトランプ前大統領が2023年12月の選挙集会で、不法移民について「米国の血を毒している」と発言したことも意識し、非白人層への支持拡大を図った。


 バイデン氏は、演説会場の教会で15年6月に起きた白人至上主義者による銃乱射事件について「憎悪と憤怒の弾丸は、火薬だけでなく毒の力によって発射された。あまりにも長く米国につきまとってきた毒、それは白人至上主義だ。米国史を通じて、この国を引き裂いてきたが、今日も明日も今後もずっと米国に毒が存在する余地はない」と訴えた。

 サウスカロライナ州では2月3日、民主党候補指名争いの実質的な初戦が行われる。バイデン氏は20年大統領選で、州民の約4分の1を占める黒人に浸透して党予備選で勝利し、苦戦していた党候補指名争いで浮上する転機となった。当時は第4戦だったが、バイデン氏の肝煎りで今回は初戦に「昇格」。バイデン氏は8日の演説で「最初の予備選になったことで、サウスカロライナの声が常に届くようにしたことを誇りに思う」とアピールした。【ワシントン秋山信一】

6947OS5:2024/01/11(木) 09:35:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/c0f0826d7cca04d407839889cccd799c244a5f03
クリスティー前NJ州知事、米大統領選から撤退 トランプ氏を批判
1/11(木) 7:36配信

CNN.co.jp
クリスティー前ニュージャージー州知事

(CNN) クリス・クリスティー前ニュージャージー州知事が10日、米大統領選の共和党候補指名を争う予備選の選挙活動を終えると発表した。

東部ニューハンプシャー州ウィンダムでのイベントで「私が指名を勝ち取る道はないことが明確になった。だから今夜、大統領選の活動を停止する」と語った。

今月23日には全米最初の予備選が同州で行われる。

クリスティー氏は共和党予備選でトランプ前大統領を最も辛口に批判する人物だった。

世論調査ではクリスティー氏の支持率が低く、保守色が弱くトランプ氏批判で支持が集まると期待されていたニューハンプシャー州でもさえなかった。

クリスティー氏の撤退はニッキー・ヘイリー前サウスカロライナ州知事に有利に働く可能性がある。ニューハンプシャー大学が実施した最新のCNN世論調査では、クリスティー氏支持層の65%(調査対象者全体の12%)がヘイリー氏を次に推す候補と回答していた。

同州でのヘイリー氏の支持率は32%で、トランプ氏の39%との差は一桁となっている。

クリスティー氏がヘイリー氏支持を支持者に求めるかは不明。撤退前、クリスティー氏はヘイリー氏が2028年大統領選を見据えて、トランプ氏の副大統領になろうとしていると批判していた。

6948OS5:2024/01/11(木) 09:37:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/583b50ad6be1153ab5f0947c5e185ac508296157
共和党「反トランプ派」のクリスティー氏撤退 ヘイリー氏追い風
1/11(木) 9:17配信
毎日新聞
米国旗=米首都ワシントンで2023年11月14日午後、西田進一郎撮影

 米共和党のクリス・クリスティー前ニュージャージー州知事は10日、11月の大統領選に向けた党候補指名争いから撤退すると表明した。ドナルド・トランプ前大統領の返り咲きに反対し、反トランプ派の結集を図ったが、世論調査での支持率は伸び悩んでいた。党候補レース初戦の中西部アイオワ州党員集会を15日に控え、トランプ氏への対抗馬として期待が高まるニッキー・ヘイリー元国連大使には追い風となる。


 クリスティー氏は10日、東部ニューハンプシャー州での集会で「私には党候補指名を勝ち取る道はないことが明確になったため、選挙運動を停止する」と述べた。支持する候補は明言しなかったが、トランプ氏について「大統領に返り咲き、自分自身か、国民か、どちらを優先するかを選ぶ局面が来れば、彼は自分自身を選ぶ」と批判。「『トランプ氏が大統領にふさわしくない』と明言できない候補もまた適任ではない」と述べ、トランプ氏への批判に尻込みするヘイリー氏やロン・デサンティス南部フロリダ州知事を批判した。

 ただ、クリスティー氏の支持者に撤退した場合の「第2の選択肢」を尋ねた世論調査では、ヘイリー氏が断然トップだ。特に第2戦のニューハンプシャー州予備選(23日)では、ヘイリー氏とクリスティー氏への支持率を合算すれば、トランプ氏に対抗できる水準になるだけに注目度が増しそうだ。

 ヘイリー氏とデサンティス氏は10日夜、アイオワ州デモインで、党員集会前最後のテレビ討論会に臨む。世論調査で独走するトランプ氏も、支持率などの参加基準を満たしていたが、討論会への参加は見送り、同州での別の集会に参加する。【デモイン秋山信一】

6949OS5:2024/01/11(木) 13:23:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/62c201d9147b8f37fdace0215985cbfa3ade3979
前ニュージャージー州知事、大統領選から撤退 トランプ批判の急先鋒
1/11(木) 11:30配信

朝日新聞デジタル
ニューハンプシャー州で10日、集会で話すクリス・クリスティー前ニュージャージー州知事=AP

 2024年の米大統領選に立候補していた共和党のクリス・クリスティー前ニュージャージー州知事(61)が10日、選挙戦から撤退すると表明した。共和党の指名候補となる見込みがなくなったためだという。

 クリスティー氏は10日夜にニューハンプシャー州で開いた集会で、「選挙戦で目標を達成する道筋が見えなくなったら、撤退すると言ってきた」と説明し、「今夜、撤退する」と述べた。

 共和党の候補者選びは15日のアイオワ州党員集会から本格化する。統計分析などを手がけるニュースサイト「538」が各種世論調査をまとめた分析では、共和党候補の支持率は10日時点でトランプ前大統領が61・3%でトップ、デサンティス・フロリダ州知事が12・5%、ヘイリー元国連大使が11・5%で追い、クリスティー氏は4番手の3・6%だった。

 クリスティー氏は16年の大統領選にも立候補したがすぐに撤退。その後、一時はトランプ氏の政権移行チームの委員長を務めた。今回の大統領選でクリスティー氏は、20年の大統領選の敗北を認めないトランプ氏を非難する立場で、共和党の候補者のなかでもトランプ批判の急先鋒(きゅうせんぽう)だった。(ワシントン=合田禄)

朝日新聞社

6950OS5:2024/01/12(金) 08:26:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/62c201d9147b8f37fdace0215985cbfa3ade3979
トランプ批判の急先鋒、大統領選から撤退 共和党で「1強」が明確に
1/11(木) 11:30配信

朝日新聞デジタル
10日、アイオワ州デモインで開催された対話集会で発言するトランプ前大統領=AP

 11月の米大統領選に向けた共和党の候補者指名争いで、トランプ前大統領に対する批判の急先鋒(きゅうせんぽう)だったニュージャージー州前知事のクリス・クリスティー氏が10日、撤退を表明した。指名争いの幕が開ける15日のアイオワ州党員集会を前に、独走するトランプ氏をヘイリー元国連大使とフロリダ州のデサンティス知事が追う構図が固まった。

 クリスティー氏は2016年の大統領選にも立候補したが撤退し、その後、一時はトランプ氏の政権移行チームの委員長を務めるほど近い関係だった。しかし20年の大統領選後、敗北を認めないトランプ氏を強く非難するようになった。

 24年の大統領選に向け、クリスティー氏はトランプ氏に批判的な層への浸透を狙ったが、支持は伸ばせず、直近の世論調査で支持率は3%台に低迷していた。10日夜、ニューハンプシャー州で開いた集会で「指名候補になる道筋がないのは明らかだ」と語った。

朝日新聞社

6951OS5:2024/01/13(土) 14:29:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/66b5067e4ac619ec689994bbb820a84876b58d38
かすむ「新星」背水の陣 デサンティス氏、不振なら撤退も 米大統領選
1/13(土) 7:08配信

時事通信
11日、米中西部アイオワ州クライブで演説するデサンティス・フロリダ州知事

 【デモイン(米アイオワ州)時事】11月の米大統領選に向けた共和党候補者選びが、15日の中西部アイオワ州党員集会から始まる。

 党内でトランプ前大統領に代わり得る次世代のリーダーと目されていたデサンティス・フロリダ州知事(45)は、ここにきて勢いが減退。初戦に全てを懸けてきただけに、結果を残せなければ早期撤退も視野に入る。

 「トランプは自分のため、私は皆さんのために立候補した。この国の政治を変えるチャンスだ」。デサンティス氏は11日、氷点下10度の寒さの中、アイオワ州クライブの選挙集会で語気を強めた。

 軍務経験や知事として新型コロナウイルスの大流行に対処した実績を引っ提げ、昨年5月に出馬を表明。全99郡を訪れるなど、アイオワに選挙活動や資金を集中させてきた。集会に参加したエイミー・マイヤーさん(51)は、人工妊娠中絶の規制強化などデサンティス氏の保守的な政策を評価。「必ず投票する」と期待を寄せる。

 だが、「人付き合いが苦手」(米メディア)とされるデサンティス氏は、有権者や記者団とのやりとりでぎこちない姿を見せ、カリスマ不足も露呈。党の討論会では応答要領を繰り返す姿が目立ち、ヘイリー元国連大使ら他候補に見せ場を奪われた。陣営内の不和で関係者が何人も辞任し、直前まで混乱が続いた。

 トランプ氏と支持層が重なるデサンティス氏は、挑戦者でありながら前大統領への厳しい批判を回避。有権者から「トランプに甘い」とただされながら、最終盤で矛先を向けたのは2位の座を争うヘイリー氏だった。

 サフォーク大が6〜10日にアイオワで共和党支持者を対象に実施した世論調査によると、支持率はトランプ氏が54%、ヘイリー氏が20%、デサンティス氏は13%。次戦以降もヘイリー氏の先行が伝えられる中、バージニア大の選挙分析チームは、初戦で3位に終わればデサンティス氏は「指名争いに残る正当性を失う」と解説した。

6952OS5:2024/01/13(土) 19:07:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/c73c675fa600bd079e8cfad3c66c72d570acf717
米民主党、アイオワ党員集会は郵便投票に 伝統の「熟議」惜しむ声
1/13(土) 15:55配信

毎日新聞
2020年大統領選の民主党のアイオワ州党員集会でエリザベス・ウォーレン上院議員への支持を訴える支持者代表=米中西部アイオワ州デモインで2020年2月3日、隅俊之撮影

 11月の米大統領選に向けた民主党の候補指名争いで、中西部アイオワ州の党支部は12日、郵便投票用紙の発送を始めた。1976年から同州党員集会が民主、共和両党の候補指名争いの「初戦」の舞台だったが、民主党全国委員会はバイデン大統領の主導で「人種が多様な州」を優先するために日程を変更。次回の初戦奪還を目指す党州支部は、参加しやすい選挙をアピールするために郵便投票の導入を決めたが、伝統だった党員集会での「熟議」が失われるのを惜しむ声もある。

 「夜勤の警察官や消防士、小さな子供がいる家庭、移動が難しい障害者。そうした人の声がアイオワでの候補選びに初めて反映される」。民主党のリタ・ハート州支部長は12日の記者会見で、郵便投票の利点を強調した。

 民主党の同州党員集会は1600以上の地区ごとに開かれ、党員らの討論などを経て候補を絞り込む「熟議」の伝統で知られてきた。しかし、夜に学校や公民館に集まり、手続きも長時間に及ぶため、参加しにくいことが難点だった。ハート氏は「郵便投票の導入は、党勢拡大や民主主義の発展にもつながる」と訴えた。

 郵便投票用紙の発送受け付けは2023年11月に始まり、8000人以上から申し込みがあった。受け付けは2月19日まで。返送された票の集計結果は多数の州の予備選・党員集会が集中する3月5日のスーパーチューズデーに公表される。

 党員集会自体は共和党と同じ1月15日夜に開かれ、地区の幹部選出や活動方針の協議などが行われる。しかし「目玉」である大統領選の候補を選ぶ手続きがないため、参加率が下がるとの見方もある。同州ネバダの元警察官、リック・マルティネスさん(67)は「集まって討議することがなくなり、候補者を吟味するアイオワ州民の美点までなくならないか心配だ」と話した。

 党州支部は郵便投票の導入で「利便性の向上」や「さまざまな立場の人に配慮した包摂性」を党全国委にアピールし、28年の大統領選で同州の党員集会を再び初戦にすることを目指している。しかし、党全国委は白人が約9割を占める同州よりも、人種構成が多様な南部を優先すべきだとの立場で、アイオワ州が初戦に返り咲く見通しは立っていない。

 民主党では、再選を目指すバイデン氏の有力な対抗馬は見当たらない。2月3日の南部サウスカロライナ州予備選が実質的な初戦となる。共和党は1月15日のアイオワ州党員集会で、トランプ前大統領を中心とする党候補指名争いが始まる。【アイオワ州デモイン秋山信一】

6953OS5:2024/01/14(日) 11:11:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/b40bd4f6f84c0eab89fbed4982229013ab4813d2
15日にアイオワ州共和党員集会 史上最悪の天候 投票に影響か
1/14(日) 9:58配信

産経新聞
【デモイン(中西部アイオワ州)=渡辺浩生】11月の米大統領選で指名争いの幕開けとなるアイオワ州の共和党党員集会が15日に開かれる。州内は寒波の襲来で「史上最も寒い党員集会となる」(地元紙デモイン・レジスター)見通しだ。各地区に設置される会場に出向く参加者の数に響く可能性があり、党内に熱烈な支持層を抱えるトランプ前大統領に相対的に有利に働くのではとの観測もある。

政治サイト「リアル・クリア・ポリティクス」が集計した同州の最新世論調査結果(1月5〜11日)によると、首位のトランプ前大統領(77)の支持率は53%。2位のヘイリー元国連大使(51)は17・8%と上昇傾向にあるが、首位との差は35・2ポイントもある。3位のデサンティス・フロリダ州知事は15・5%。4位は投資家のラマスワミー氏(38)の6・5%。

各地は強風と雪で「致死的な風速冷却」(レジスター紙)に見舞われ、各陣営の大詰めの遊説に影響を与えている。CNNテレビによると、トランプ氏は13、14両日に4カ所で予定した対面行事のうち3カ所を中止し、ビデオの集会に切り替えた。他の陣営も予定の中止や変更を余儀なくされた。

15日の党員集会は午後7時から各地区の学校や教会、図書館などに設置された会場に党員らが出向いて投票する。同時刻は氷点下20度を下回る予測もある。ヘイリー氏は12日、「皆がアイオワを見つめている。あなたたちが米国を方向づける」と支持者に参加を呼びかけつつ、「安全のために服を何重も着込んで来て」と注意を促した。

トランプ氏はX(旧ツイッター)に投稿したビデオメッセージで「史上最悪の天候のようだが、われわれの支持者は他(候補)の支持者よりも真剣なので、良いことかもしれない」と語った。

6954OS5:2024/01/14(日) 11:13:06
https://www.asahi.com/articles/ASS1C2PQ4S15UHBI030.html?iref=pc_international_top
数年で「トランプ党」に様変わり アイオワの旅で共和党の深部を探る
有料記事アメリカ大統領選挙2024

アイオワ州マスカティーン=高野遼2024年1月14日 9時30分

連載 混迷を歩く アメリカ大統領選2024:アイオワ編①

 見渡す限り続いていたトウモロコシ畑は収穫期を終え、いまや一面の銀世界だ。米アイオワ州は、北米大陸の真ん中にある。首都ワシントンから出張取材に訪れるのは、気付けばこの半年で5回を数えていた。

 大地を突っ切るように走る直線道路でハンドルを握りながら、取材で出会った人々の顔を思い返す。

 「あなたはトランプ氏を支持しますか?」

 アイオワの人々を取材するたび、いつも重ねてきた問いだ。

 世論調査をみる限り、2024年11月の大統領選では共和党のトランプが民主党の現職バイデンを下し、大統領に返り咲く可能性は十分にある。刑事事件で次々と起訴されても、なぜトランプの人気は根強いのか。いや、そもそも実際のところ、トランプはどれほど支持されているのか。実態を探りたかった。

トランプ現象のいまは? 10日間の取材の旅へ
 アイオワを取材の舞台に選んだのは、全米で最初に共和党の候補者選びが始まる州であるためだ。選挙戦でスタートダッシュを狙った有力候補たちが、毎週のように選挙集会を開く。

 ただ、有権者の取材は思ったほど簡単ではない。数日程度の出張でランダムに声をかけても、話を聞ける人数はどうしても限られる。深いところの本音はなかなか分からない。

 そんな時、取材の案内役を買って出てくれる人物に出会うことができたのは、23年夏のことだった。

 かつては共和党の州下院議員…

6955OS5:2024/01/14(日) 11:39:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/e633ea435f47caacdced251670edf7d6928d8c43
米議会、3度目「つなぎ予算」で政府閉鎖回避へ 与野党が合意と報道
1/14(日) 9:47配信

産経新聞
【ワシントン=大内清】米政府機関の閉鎖を避ける「つなぎ予算」が1月中旬に失効する問題で、与党・民主党と野党・共和党の議会指導者らは13日、当面の資金を手当てする新たなつなぎ予算案を近く可決することで合意した。米メディアが伝えた。2024会計年度(23年10月〜24年9月)につなぎ予算で政府閉鎖を回避するのは3度目。

現在のつなぎ予算は、農業やエネルギー、運輸、住宅など一部の分野が1月19日に、残りの分野は2月2日に失効する。報道によると今回は、それらを3月1日と8日まで延長することで合意した。

この問題では、大幅な歳出削減や国境管理の強化などを訴える共和党の保守強硬派が24会計年度の本予算成立に頑強に抵抗。連邦政府機関の多くが予算を執行できない「政府閉鎖」に追い込まれ、米社会・経済に混乱が広がるリスクが高まっていた。

共和党内で影響力を強める同派は、11月の大統領選を念頭に、民主党・バイデン政権を揺さぶることを狙う。次のつなぎ予算案が可決・成立しても、失効までに本予算案の審議が前進するかは不透明なままだ。

6956OS5:2024/01/15(月) 21:36:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/e56f7315615ed5ab2d644f09c54b8ddf2dd77df0
共和候補選び、15日幕開け 記録的寒波で投票率低下も 米大統領選
1/15(月) 6:55配信

時事通信
13日、米中西部アイオワ州デモインで、オンライン集会に備えるトランプ前大統領(AFP時事)

 【デモイン(米アイオワ州)時事】11月の米大統領選に向けた共和党の候補者選びが、15日の中西部アイオワ州党員集会で幕を開ける。

 各種世論調査でトランプ前大統領の圧倒的優位が伝えられる中、2番手以下の候補がトランプ氏との差をどこまで縮められるかが焦点。記録的寒波による投票率の低下が予想され、結果にも影響する可能性がある。

 地元紙デモイン・レジスターなどが13日に公表した世論調査結果によると、同州の共和党支持者からの支持率はトランプ氏が48%で独走。ここ数日で勢いを増すヘイリー元国連大使が20%で2位に浮上し、デサンティス・フロリダ州知事が16%で続いた。実業家のラマスワミ氏やハチンソン前アーカンソー州知事は、いずれも1桁台にとどまっている。

 大統領選の候補者は、伝統的に初戦のアイオワを重視する。勝利せずとも上位に食い込み存在感を示せば、次戦以降へ勢いを得られるからだ。

 ただ、初戦の結果が党指名獲得に直結するわけではない。共和党ではアイオワで敗れた2016年のトランプ氏や12年のロムニー氏が、最終的に党指名を獲得した。アイオワ大のティモシー・へーグル准教授(政治学)は「アイオワはキングメーカーではなく、レースに残すべき有力候補を絞り込む役割がある」と解説する。

 一方、折からの寒波で州内では暴風雪警報が発令。各候補が集会の中止やオンライン開催への変更を余儀なくされるなど、選挙戦の最終盤は混乱に見舞われた。米国立気象局によると、党員集会が開かれる15日夜は州都デモインで氷点下24度まで冷え込む予報。積雪と凍結で路面状況が悪化し、高齢者を中心に有権者の足が鈍りそうだ。

 民主党は今回、初戦をアイオワ州党員集会から南部サウスカロライナ州予備選に変更したため、15日に大統領候補の選考は行われない。

6957OS5:2024/01/16(火) 15:36:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/0b8e5723fb247dbe8d4305125614985017945071
アイオワ州2位はデサンティス・フロリダ州知事 共和党候補争い
1/16(火) 14:03配信
毎日新聞
支持者の前に現れたデサンティス・フロリダ州知事=米中西部アイオワ州デモインで2024年1月15日、AP

 11月の米大統領選の初戦となる共和党のアイオワ州党員集会は15日、米南部フロリダ州のロン・デサンティス知事(45)が2位を確保した。CNNが報じた。


 CNNによると、集計率91%の段階で、ドナルド・トランプ前大統領(77)が50・9%を獲得。デサンティス氏が21・3%、ニッキー・ヘイリー元国連大使(51)が19・1%で続いている。

 同州の党員集会では、トランプ氏が早々に勝利宣言し、2位争いが注目されていた。デサンティス氏は、地元紙などの直前の世論調査で伸び悩みが伝えられていた。【デモイン(米中西部アイオワ州)秋山信一】

6958OS5:2024/01/16(火) 21:19:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/a7f7eb73dc91cd79b810e59fbc35bc3708323a3e
トランプ氏、批判はねのけ支持固め 「被害者」連帯意識引き出す
1/16(火) 21:05配信

産経新聞
トランプ前米大統領(撮影・大内清)

【デモイン(米アイオワ州)=坂本一之】米大統領選の共和党候補指名争いで、初戦の中西部アイオワ州をトランプ前大統領(77)が制し、根強い人気をみせつけた。2022年中間選で共和党が期待外れに終わった責任を問われ求心力を低下させる局面もあったが、逆に支持者との結束を強め批判をはね返した。

「米国は偉大だ。『米国第一』を推し進める」

15日夜に演説したトランプ氏は、初当選した16年大統領選で多用したフレーズを繰り返した。

同氏は22年11月に出馬表明。直前の中間選で共和党が議席を伸ばせず、「過激なトランプ氏を無党派層が避けた」と非難された。直後に、党候補指名争いがデサンティス・フロリダ州知事(45)との対決になると仮定した場合の支持率調査で、デサンティス氏に14ポイントもリードされた。

しかし、23年にトランプ氏が不倫相手への口止め料を巡る違法行為など、次々と起訴されると情勢が一変。トランプ氏は、バイデン氏側を「選挙妨害」「司法の武器化」と非難し人気を回復した。

米メディアは、米国社会で「差別の被害者だ」と考える白人や男性、キリスト教信者たちの思いが、不当な起訴だと訴えるトランプ氏への連帯意識となり、支持に結びついたと分析している。

トランプ氏の14日の集会に参加した白人男性(32)は「トランプ氏は米国を強くできる」と話した。

トランプ氏は15日夜、「中国の思い通りにはさせない。ウクライナの戦争をやめさせ、イスラエルの状況も解決する」と語り、国際社会での米国の地位回復を誓った。

6959OS5:2024/01/17(水) 14:28:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/8e98edf76cf9dde439fa3828e8575b402e0c0470
共和党「反トランプ」ハチンソン氏も撤退 米大統領選、三つどもえに
1/17(水) 12:24配信

毎日新聞
エーサ・ハチンソン前アーカンソー州知事=米中西部アイオワ州で2023年7月28日、AP

 11月の米大統領選に向けた共和党候補指名争いで、党穏健派のエーサ・ハチンソン前アーカンソー州知事(73)が16日、選挙戦からの撤退を表明した。15日の中西部アイオワ州党員集会で低迷した候補が相次いで撤退し、ドナルド・トランプ前大統領(77)にニッキー・ヘイリー元国連大使(51)とロン・デサンティス南部フロリダ州知事(45)が挑む三つどもえの構図に集約された。


 ハチンソン氏は16日の声明で「経験のある信念を持った共和党員として、現在の最有力候補(トランプ氏)に関して真実を語るという私のメッセージは、アイオワ州では受け入れられなかった」と述べた。刑事事件で起訴されたトランプ氏の復権に反対してきたが、アイオワ州党員集会では、わずか191票(得票率0・2%)と惨敗していた。【デモイン(アイオワ州)秋山信一】

6960OS5:2024/01/18(木) 09:46:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/564eef24743c8052dc4a5d679638fc76a69d50b3
トランプ氏、復権へ前進 熱狂的支持は健在 穏健派離れ、本選に課題・米大統領選〔深層探訪〕
1/18(木) 7:00配信
時事通信
15日、米アイオワ州デモインで演説するトランプ前大統領(AFP時事)

 トランプ前米大統領は共和党の大統領候補選び初戦となった15日のアイオワ州党員集会で快勝し、指名獲得に向け強さを示した。ただ、選挙戦では「支持層の偏るトランプ氏では本選で勝てない」という懸念が浮上し、挑戦者のデサンティス・フロリダ州知事やヘイリー元国連大使も一定の存在感を発揮。トランプ氏は、大統領退任後に初めて受けた「審判」で、党穏健派など幅広い支持層の掘り起こしに課題を残した。

 ◇揺るがぬ忠誠
 「これまでで最も大きな勝利だ」。トランプ氏は集会開始から約30分で勝利を確実にした15日夜、高らかに宣言した。2020年に大接戦を演じ、11月の本選で再び相まみえる可能性が高い民主党のバイデン大統領もX(旧ツイッター)で、トランプ氏を「現時点であちら側の最有力候補だ」と見定めた。

 20年大統領選で敗北を覆そうと画策し、支持者による連邦議会襲撃事件を招いたとして複数の刑事訴追を受けたトランプ氏。だが、アイオワの支持者の多くは、同氏が有罪判決を受けても「支え続ける」と忠誠を誓っていた。

 同州ウォーキーでトランプ氏への支援呼び掛けを取りまとめたマイク・シュワルツさん(74)は、「起訴はインチキだ。民主党はトランプが怖くて、出馬を阻止しようとしている」と信じる。「民主党がトランプを追い詰めるほど、応援する気持ちは強くなる」。熱狂的支持の背景に、政治的分断が生んだ当局への不信もうかがえた。

 支持者たちはトランプ政権の厳しい移民政策や、対中関税など貿易政策の「実績」を評価。同州共和党員の4割弱を占めるキリスト教福音派からは、トランプ氏が在任中に保守派の判事を任命した後、連邦最高裁が人工妊娠中絶の権利を否定したことを歓迎する声も上がった。

 ◇「バイデンに投票」
 しかし、ホワイトハウスを離れて3年がたち、共和党穏健派の「トランプ離れ」は着実に進んでいる。「トランプが共和党の指名を得るなら、本選ではバイデンに投票する。仮にバイデンが死人でもだ」。ヘイリー氏の支援集会に参加したジョー・スミスさん(65)は深刻な面持ちでこう漏らし、「彼は危険だ。公正な選挙を覆そうとした」とトランプ氏の復権を懸念した。

 同じ集会に出席した弁護士ジェニファー・ヒューストンさん(49)は、20年大統領選や22年の中間選挙で共和党がトランプ支持層に依存した結果、穏健派や無党派層を遠ざけてしまったと指摘。「また悔しい思いはしたくない。当選可能性はトランプ以外の方が高い」と話した。

 党員集会直前に勢いを増したヘイリー氏は、アイオワに全力を投じたデサンティス氏に及ばず、「トランプに代わる候補」本命としての実力を証明し切れなかった。ただ、次戦の東部ニューハンプシャー州は穏健派党員が多い上、無党派の人も予備選に参加できる。

 「共和党候補選びを(トランプ氏と)2人のレースにしてみせる。いくわよ、ニューハンプシャー」。同州で反トランプ票の結集に賭けるヘイリー氏は、15日の演説で意気込みを語った。(デモイン=米中西部アイオワ州=時事)

6961OS5:2024/01/20(土) 04:42:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/77d43536c950ac1bc1269157cef6c9001a0432fd
「私はトランプ氏の脅威」 ヘイリー氏、次戦で必勝誓う 米大統領選
1/19(金) 20:32配信

時事通信
18日、米東部ニューハンプシャー州での選挙集会で演説するヘイリー元国連大使(AFP時事)

 【ワシントン時事】米大統領選の共和党候補選びで勢いを増すヘイリー元国連大使は18日、指名レース首位のトランプ前大統領からの激しい批判について「彼が脅威や不安を感じた時にすることだ。私は彼を脅かしている」と述べ、23日に控える第2戦の東部ニューハンプシャー州予備選で必勝を誓った。

【図解】米大統領選とトランプ氏の裁判日程

 CNNテレビ主催の集会で語った。

 ヘイリー氏はトランプ氏に代わる候補として共和党穏健派らの期待を集め、人気が上昇。トランプ氏は「ヘイリーは親中派」「民主党から資金援助を受けている」などと虚実取り混ぜて攻撃を強めている。ヘイリー氏も「トランプの下で共和党は下院と上院とホワイトハウスを失った」と反撃し、舌戦が熱を帯びている。

 15日に実施された共和党候補選び初戦のアイオワ州党員集会では、トランプ氏が得票率51.0%で圧勝。デサンティス・フロリダ州知事が21.2%を獲得して2位につけ、ヘイリー氏は19.1%で3位に甘んじた。

 一方、次戦のニューハンプシャーはヘイリー氏の支持基盤である共和党穏健派や無党派の有権者が多く、事実上トランプ氏対ヘイリー氏の一騎打ちの構図になるとみられている。世論調査ではトランプ氏に1桁台まで支持率の差を縮めており、ヘイリー氏が番狂わせを起こせるかが焦点だ。

6962OS5:2024/01/20(土) 07:08:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/3b6b2b798a9dbe2135ec36caf4bb550c7f020bbc
スコット議員、トランプ氏支持へ 共和候補選び、ヘイリー氏に打撃 米大統領選1/20(土) 5:11配信


時事通信
 【ワシントン時事】米主要メディアは19日、昨年11月に大統領選から撤退を表明した共和党のスコット上院議員(58)が大統領候補選びでトランプ前大統領への支持を表明する見通しだと伝えた。

 スコット氏は指名レース序盤戦が行われるサウスカロライナ州選出。同州知事を務めたヘイリー元国連大使は、「地元」でトランプ氏に対し劣勢が伝えられており、さらなる打撃となりそうだ。

 共和党唯一の黒人候補だったスコット氏は、トランプ氏が指名を獲得した場合に支持層拡大が期待できるため、「副大統領候補」の一人に名前が挙がっていた。支持表明でその可能性が高まったと報じられている。

6963OS5:2024/01/20(土) 18:03:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/68e95355e8337d353a180fa6e6fa69e3c292f5b3
米大統領選 ヘイリー氏がトランプ氏の副大統領候補を拒否 共和党指名争い
1/20(土) 13:46配信

産経新聞
【ワシントン=坂本一之】11月の米大統領選に向けた共和党候補指名争いでトランプ前大統領(77)を追いかけるヘイリー元国連大使(51)は19日、第2戦が開かれる東部ニューハンプシャー州の集会で、トランプ氏が勝利した場合に副大統領候補として本選に臨まない考えを明言した。ヘイリー氏は同州でトランプ氏との差を詰めており、対決姿勢を強めて巻き返しを図っている。

米紙ワシントン・ポストなどによると、ヘイリー氏は有権者からトランプ氏の副大統領候補になるかを問われ「誰の副大統領にもなりたくない。検討の余地はない」と強い言葉で否定した。

ヘイリー氏はトランプ前政権で国連大使を務め同氏への批判を抑制する場面もあるなど、トランプ氏が党候補となった場合にタッグを組んで副大統領を狙うのではないかとの観測が一部から出ていた。

15日に中西部アイオワ州で開かれた初戦で2位を逃したヘイリー氏にとって、23日のニューハンプシャー州での第2戦で勢いを示せるかは今後の選挙戦を大きく左右することになる。

米統計分析サイト「ファイブサーティーエイト(538)」がまとめたニューハンプシャー州での支持率平均は19日現在でトランプ氏の48・9%に対し、ヘイリー氏は33・8%と15・1ポイント差で2位につけている。

6964OS5:2024/01/21(日) 07:41:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/3b73452063c0da9ff4a7faeab52823a96e6ffc52
「副大統領候補」争いでPR合戦 トランプ氏「指名後」に関心 米共和党
1/21(日) 7:02配信

時事通信
トランプ前米大統領=19日、ニューハンプシャー州コンコード(AFP時事)

 【ワシントン時事】トランプ前米大統領の圧倒的な強さが伝えられる共和党の大統領候補者選び。

 15日に幕を開けたばかりだが、早くもトランプ氏の指名獲得を織り込み、誰が副大統領候補に選ばれるかに関心が集まっている。トランプ氏の選挙集会には名前の挙がる顔触れがこぞって駆け付け、アピール合戦を繰り広げている。

 「国を団結させ、社会保障を守り、犯罪を止める大統領が必要だ。ドナルド・トランプが必要だ」。指名レースから昨年撤退したスコット上院議員は19日、第2戦が23日に行われる東部ニューハンプシャー州で、トランプ氏への支持を表明した。

 同じ集会で演説したステファニク下院議員も注目株の一人だ。先月の下院公聴会で、反ユダヤ主義を明確に非難しなかったハーバード大のゲイ学長を鋭く追及。学長辞任に追い込み、保守派の間で一気に知名度を上げた。この日は「連邦議員で最初にトランプ氏への支持を表明したことを誇りに思う」と売り込んだ。

 中西部サウスダコタ州の保守系女性知事ノーム氏は、初戦の党員集会が開かれた中西部アイオワ州で応援演説に立った。トランプ氏の演説会は「さながら副大統領候補のオーディション」(ニューヨーク・タイムズ紙)の様相だ。

 一方、トランプ氏と指名を争うヘイリー元国連大使の名も取り沙汰されたが、本人は米メディアの取材に「私は誰の副大統領にもならない。論外だ」と否定。トランプ氏も「恐らく彼女は選ばれない」と語った。

 副大統領候補の選定は、仮に当選しても憲法規定で1期しか大統領を務められないトランプ氏の「後継指名」の意味も持つ。「トランプ後」の共和党の方向性を左右する人選として、党内のもう一つの「指名争い」は今後、さらに激しさを増しそうだ。

6965OS5:2024/01/22(月) 07:41:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/7002e190cec35601481f8ae108a8788b752bd1db
米大統領選、デサンティス氏撤退 共和党の候補指名争い
1/22(月) 5:40配信

 【マンチェスター(米東部ニューハンプシャー州)共同】11月の米大統領選の共和党候補指名争いで、南部フロリダ州のデサンティス知事(45)が21日、撤退した。再選を目指す民主党のバイデン大統領(81)への挑戦権を懸けた指名争いはトランプ前大統領(77)とヘイリー元国連大使(52)による事実上の一騎打ちとなり、23日にニューハンプシャー州で第2戦の予備選が実施される。

20日、米サウスカロライナ州での選挙運動で、有権者に語りかけるフロリダ州のデサンティス氏(AP=共同)

 フロリダで保守的な政策を進めるデサンティス氏は共和党の「若手ホープ」と期待され、トランプ氏に代わる選択肢として注目を集めたが、振るわなかった。

 デサンティス氏は15日の初戦、中西部アイオワ州党員集会で勝利したトランプ氏に約30ポイントもの差をつけられて2位に終わっていた。X(旧ツイッター)で「勝利への道筋がない」と表明。「トランプ氏とは意見の相違があったが、バイデン氏よりも優れているのは明らかだ」とし、トランプ氏支持に回る方針を示した。

 デサンティス氏の撤退表明後、ヘイリー氏はCNNテレビに対し、有権者の多くはトランプ氏とバイデン氏の再対決を望んでいないと改めて指摘。「私たちは闘い続け、勝利する」と訴えた。

6966OS5:2024/01/22(月) 11:53:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/8b14652707a97ef9aa52c806ab44e90048bdf6de
ヘイリー氏、強めるトランプ氏との対決色 デサンティス氏撤退で支持者に焦り
1/22(月) 10:34配信

産経新聞
11月の米大統領選に向けた野党・共和党の候補者指名争いから南部フロリダ州のデサンティス知事が脱落し、選挙戦は、返り咲きを狙うトランプ前大統領が制する可能性がさらに高まった。トランプ氏とデサンティス氏は政策的には近く、同氏の票の多くはトランプ氏に流れるとみられるためだ。23日の東部ニューハンプシャー州予備選でトランプ氏を追撃し、指名レースに弾みをつける構想だったヘイリー元国連大使の支持者らは焦りを隠せない。

「たったいまデサンティス氏が(選挙戦から)撤退したとの一報が入りました」。21日午後、ヘイリー氏は同州東部シーブルックにある海鮮レストランでの集会で、自分を囲む支持者たち数十人に努めて冷静な態度をみせた。

ヘイリー氏はこれまでの選挙活動で、トランプ氏への直接的な批判を極力避けてきた。党内で強い影響力を持つトランプ氏とその支持者から「敵」として認定され、泥沼の論争に引きずり込まれるのを避ける思惑があったとみられる。

しかし、ここ最近ではトランプ氏の認知能力の衰えを指摘するなど批判のトーンをエスカレートさせている。この日の集会でも「トランプ氏は何かを壊すのは上手だが、直し方を知らない」などと語った。

背景には、15日に行われた指名レース初戦の中西部アイオワ州党員集会で得票が伸びなかったデサンティス氏からヘイリー氏に、トランプ氏の「標的」が移ったことがある。このまま黙ってトランプ氏からの攻撃を浴び続けるより、党内で反発を買うリスクを冒してでも非トランプ派の関心を引き寄せる作戦だ。

レストランでの集会に参加した元エンジニアのブルースさん(80)は、トランプ氏が共和党の候補者指名を勝ち取り、11月の本選が再び民主党のバイデン大統領(81)との対決になれば、「投票先がなくなって困る」。妻や友人と参加したトム・ギャレキンさん(61)は「まだ指名争いは始まったばかり。最後まで何が起こるかは分からない」と、自分に言い聞かせるように語った。

6967OS5:2024/01/22(月) 12:49:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/8b14652707a97ef9aa52c806ab44e90048bdf6de
ヘイリー氏、強めるトランプ氏との対決色 デサンティス氏撤退で支持者に焦り
1/22(月) 10:34配信


10
コメント10件


産経新聞
11月の米大統領選に向けた野党・共和党の候補者指名争いから南部フロリダ州のデサンティス知事が脱落し、選挙戦は、返り咲きを狙うトランプ前大統領が制する可能性がさらに高まった。トランプ氏とデサンティス氏は政策的には近く、同氏の票の多くはトランプ氏に流れるとみられるためだ。23日の東部ニューハンプシャー州予備選でトランプ氏を追撃し、指名レースに弾みをつける構想だったヘイリー元国連大使の支持者らは焦りを隠せない。

「たったいまデサンティス氏が(選挙戦から)撤退したとの一報が入りました」。21日午後、ヘイリー氏は同州東部シーブルックにある海鮮レストランでの集会で、自分を囲む支持者たち数十人に努めて冷静な態度をみせた。

ヘイリー氏はこれまでの選挙活動で、トランプ氏への直接的な批判を極力避けてきた。党内で強い影響力を持つトランプ氏とその支持者から「敵」として認定され、泥沼の論争に引きずり込まれるのを避ける思惑があったとみられる。

しかし、ここ最近ではトランプ氏の認知能力の衰えを指摘するなど批判のトーンをエスカレートさせている。この日の集会でも「トランプ氏は何かを壊すのは上手だが、直し方を知らない」などと語った。

背景には、15日に行われた指名レース初戦の中西部アイオワ州党員集会で得票が伸びなかったデサンティス氏からヘイリー氏に、トランプ氏の「標的」が移ったことがある。このまま黙ってトランプ氏からの攻撃を浴び続けるより、党内で反発を買うリスクを冒してでも非トランプ派の関心を引き寄せる作戦だ。

レストランでの集会に参加した元エンジニアのブルースさん(80)は、トランプ氏が共和党の候補者指名を勝ち取り、11月の本選が再び民主党のバイデン大統領(81)との対決になれば、「投票先がなくなって困る」。妻や友人と参加したトム・ギャレキンさん(61)は「まだ指名争いは始まったばかり。最後まで何が起こるかは分からない」と、自分に言い聞かせるように語った。

6968OS5:2024/01/22(月) 17:10:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/19bf04d48af263db76299ce839c03918627c19b1
「間違いなく逆風」 デサンティス氏撤退でヘイリー氏の支持者悲鳴
1/22(月) 15:53配信

毎日新聞
トランプ前米大統領(右奥)の演説を聴く支持者たち=米東部ニューハンプシャー州ロチェスターで2024年1月21日、中村聡也撮影

 11月の米大統領選に向けた共和党の候補指名争いで、デサンティス南部フロリダ州知事が21日、撤退を表明した。23日に党予備選を控える東部ニューハンプシャー州では、トランプ前大統領の支持者から歓迎の声が上がる一方、ヘイリー元国連大使の支持者からは厳しい声が聞かれた。


 同州ロチェスターで21日夜に開かれたトランプ氏の集会に参加した介護士のビル・ロパルスさん(58)は「デサンティス氏はトランプ氏と同じく、保守層が支持基盤だった。選挙を続けても勝ち目がなかった」と指摘。撤退は正しい判断だったとして「これでトランプ氏が勝利する可能性は一層高まった」と期待感を示した。

 一方、ヘイリー氏は党候補指名争いの第2戦となるニューハンプシャー州予備選での挽回に望みをつないでいる。だが、ヘイリー氏を支持する同州ホリスの自営業、スティーブ・シメルさん(40)は「デサンティス氏の支持者の多くがトランプ氏に流れるだろう」とした上で「ヘイリー氏には厳しい状況になった。間違いなく逆風だ」と述べた。【ロチェスター中村聡也】

6969OS5:2024/01/23(火) 18:58:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/2d86011b2eb0ddce0428dbf999528e6febf6c2cc
共和候補選び第2戦、投票開始 トランプ氏、連勝なら指名確実 米大統領選
1/23(火) 15:06配信
時事通信
22日、米ニューハンプシャー州ラコニアで演説するトランプ前大統領(AFP時事)

 【マンチェスター(米ニューハンプシャー州)時事】米大統領選に向けた共和党の候補者指名争い第2戦となる東部ニューハンプシャー州予備選の投票が23日、同州の一部地域で始まった。

 優勢が伝えられるトランプ前大統領(77)と、追いすがるヘイリー元国連大使(52)の一騎打ちの構図。大勢は同日深夜(日本時間24日昼)にも判明する見通しだ。

 トランプ氏は初戦の中西部アイオワ州党員集会で、過半数の票を得て圧勝。より穏健な政治的風土のニューハンプシャー州を制すれば、幅広い有権者からの支持を得たと証明したことになり、トランプ氏が指名獲得を確実にするとみられている。一方、ヘイリー氏が勝つかトランプ氏に肉薄すれば、同氏は選挙戦に踏みとどまれそうだ。

 ワシントン・ポスト紙などが22日公表した世論調査によると、トランプ氏が支持率52%を獲得し、34%のヘイリー氏に先行。トランプ氏は初戦で敗退したデサンティス・フロリダ州知事ら支持層が重なる保守系候補が相次ぎ撤退し、自身への支持を表明したことを追い風に、ここ数日で一段と優位を固めている。

6970OS5:2024/01/23(火) 21:11:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/5fd98445b7a2fb633e66ad9a246b121dc0d0310d
民主党「非公認」予備選 バイデン氏は不在、代議員割り振りで混乱も
1/23(火) 20:14配信

 11月の米大統領選に向けて、共和党と同じく民主党の予備選も23日、東部ニューハンプシャー州で投開票される。ただ、党全国委員会が認めない「非公認」の予備選で、再選を目指すジョー・バイデン大統領(81)も立候補を届け出なかった。21人が出馬するものの、投票用紙に現職の名前がないという事態に有権者からは不満の声も出ている。
 「本来はバイデン一択だった。立候補しないと聞いて失望した」。18日、同州マンチェスターのマンチェスター大。ケビン・ムーアさん(47)は憤りを隠さなかった。この日、同大では候補者の一人、ディーン・フィリップス連邦下院議員(55)が集会を開いていた。「バイデン氏は有権者に誠実でない」と言うムーアさんはフィリップス氏に投票するという。

 世論調査で6割以上の支持があり、党候補指名が確実視されているバイデン氏は、ニューハンプシャー州の予備選への不参加を決めた。党全国委が「人種構成が多様な州を優先する」として、党候補指名争いの初戦を2月3日の南部サウスカロライナ州予備選に変更したからだ。

 しかし、ニューハンプシャー州は州法で「他州より先に予備選を行う」と定めており、州政府は民主・共和両党の予備選を23日に実施すると決定。民主党全国委は、8月の党全国大会に参加する「代議員」の割り当てをなくす措置を取ると警告している。候補指名争いは各州の党員集会や予備選を通じて獲得する代議員数を競うもので、ニューハンプシャー州の民主党は党候補を選ぶ権利を失う可能性が出ている。

 投票用紙の候補者リストに名前がなくても、有権者は用紙に「ジョー・バイデン」と記入すれば1票と認められる。だが得票率が低ければ、バイデン氏は党内での求心力の弱さを露呈することになる。

 支持者の中には、記名投票を呼び掛ける動きもある。有志団体のボランティアの一人で、同州のダートマス大3年のプレスコット・ヘルツォークさん(21)は「予備選の初戦としてニューハンプシャー州が注目されている点に変わりはない」と強調。民主主義を重視する姿勢に共感しているとして「バイデン氏の支持が根強いことを示したい」と述べた。【マンチェスター(ニューハンプシャー州)中村聡也】

6971OS5:2024/01/24(水) 09:08:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/e0276126817f7b41e1bac1bac10e719cfa56d68a
共和党予備選、開票始まる トランプ氏優勢、ヘイリー氏巻き返せるか
1/24(水) 8:44配信


2
コメント2件


毎日新聞
トランプ前大統領(左)=ロイター▽ヘイリー元国連大使(右)=中村聡也撮影

 11月の米大統領選に向けた共和党候補指名争いで、第2戦の東部ニューハンプシャー州予備選の投票は23日夜(日本時間24日午前)に終了し、即日開票される。直前の世論調査ではドナルド・トランプ前大統領(77)が優勢で、ニッキー・ヘイリー元国連大使(52)が追っている。保守派の影響力が強い初戦の中西部アイオワ州党員集会に続き、穏健派や無党派層が多いニューハンプシャー州予備選でも勝利すれば、トランプ氏は党候補指名に向けて大きく前進する。

【図解でわかる】米大統領選ってどんな選挙?

 同州予備選では、共和党員や無党派の登録有権者が投票した。トランプ氏は早期決着を図るため、序盤2州での連勝を狙っており、ニューハンプシャー州でも集会を重ねてきた。初戦のアイオワ州党員集会の後、支持層が重なる南部フロリダ州のデサンティス知事や実業家のラマスワミ氏が相次いで撤退し、トランプ氏への支持を表明したことも追い風だ。

 共和党候補争いで、アイオワ、ニューハンプシャー両州が初戦と第2戦の舞台になって以降、現職を除いて連勝した例はない。政治風土が異なるため、党内の圧倒的な支持がなければ連勝は難しいためだ。異例の返り咲きを目指すトランプ氏が今回も圧勝すれば、党候補争いは事実上決着したとの見方も広がりそうだ。

 ヘイリー氏は重視してきたニューハンプシャー州で、トランプ氏と距離を置く党穏健派や無党派層への浸透を狙っており、穏健派のスヌヌ同州知事の支援も受けている。接戦に持ち込んで「1強」ムードを崩し、2月24日の地元・南部サウスカロライナ州予備選や各州の予備選・党員集会が集中する3月の「スーパーチューズデー」につなげる狙いだ。ただ、ニューハンプシャー州で大差をつけられた場合、撤退圧力が強まる可能性がある。

 共和党候補争いは6月まで各州で予備選や党員集会が開かれ、7月の党全国大会で大統領候補選出の投票権を持つ「代議員」(計2429人)の獲得数を競う。代議員は人口や党勢に応じて各州に割り振られており、ニューハンプシャー州予備選では得票率に応じて22人の代議員が各候補に分配される。

 同州では民主党予備選も23日に行われた。ただ、党全国委員会は2月3日のサウスカロライナ州予備選を党候補選びの「初戦」にすると決めており、全国委の方針に反して予備選を強行した同州に代議員を割り当てない可能性がある。立候補を届け出なかったジョー・バイデン大統領(81)の氏名は選択式の投票用紙に載っていないが、直接記入すれば投票できる。ただ、得票率が低ければ求心力の弱さも問われそうだ。【ワシントン秋山信一、マンチェスター(ニューハンプシャー州)中村聡也】

6972OS5:2024/01/26(金) 07:51:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/b386dad78acdc5d78d3315dabf54300c2da6742f
「トランプ党」へ変貌あらわ 共和指名レースで2連勝 沈んだ穏健派連合・米大統領選〔深層探訪〕
1/26(金) 7:00配信
時事通信
23日、米東部ニューハンプシャー州ナシュアで演説するトランプ前大統領(手前)。後方左端は実業家のラマスワミ氏、同2人目はスコット上院議員(AFP時事)

 米共和党の大統領候補選び第2戦となった東部ニューハンプシャー州予備選で、トランプ前大統領が初戦の中西部アイオワ州に続いて勝利を収め、指名獲得に向け大きく前進した。アイオワより穏健な政治的風土のニューハンプシャーを押さえ、巻き返しを図ったヘイリー元国連大使の望みを粉砕。「トランプ党」へと変貌した共和党の姿を改めて印象付けた。


 ◇ヘイリー氏包囲網
 ニューハンプシャーは、ヘイリー氏がトランプ氏の勢いを食い止める可能性が最も高い州と目されていた。有権者に占める無党派層の割合が39%と民主、共和両党より高く、トランプ氏が誇る「岩盤支持層」の力が相対的に弱まるからだ。

 2020年大統領選の敗北を覆そうとし、起訴された前大統領。その復権を阻止しようと、共和党に有権者登録を変えた無党派層や一部の民主党員は、共和党穏健派と連合を結成した。「新世代の保守リーダー」を自任するヘイリー氏の下、反トランプ派は「最後の戦い」(米メディア)に臨んだ。

 これに脅威を覚えたトランプ氏は「極左に擦り寄った」と、全力のネガティブキャンペーンに打って出る。「ヘイリーは不法移民に反対しない」「ヘイリーは戦争好きのグローバリスト」。ヘイリー氏が「全てうそだ」と反論しても、印象悪化は避けられなかった。

 さらに、15日のアイオワ州党員集会でトランプ氏が圧勝した後、共和党内では「勝ち馬」に乗る動きが一気に広がった。撤退したデサンティス・フロリダ州知事や実業家のラマスワミ氏、スコット上院議員らが雪崩を打ってトランプ氏への支持を表明。デサンティス氏はヘイリー氏を「共和党守旧派の代表」と呼び、追い打ちをかけた。トランプ派の対極にいた穏健派のルビオ上院議員までも加わり、ヘイリー氏「包囲網」は急速に狭まった。

 ◇求心力に差
 不法移民の流入を危惧する不動産業カール・ザーンさん(66)は、予備選でトランプ氏に一票を託した。「仕事もせず、ただ『米国にいるだけ』の移民は納税者の負担だ。だが、そんな当たり前の指摘をすると、『差別主義者』とレッテルを貼られる」。トランプ氏は「偏狭な民主党」と戦う「ロックスター」だと力を込める。

 そうした声とは別に、消極的にトランプ氏を選んだ人もいた。移民コミュニティーに生活の場を脅かされていると感じる弁護士ローレンス・ゼルさん(66)は、「トランプの方が強さがある。性格には難があるが、目をつぶって投票する」と話した。

 米メディアの出口調査によると、トランプ氏に投票した人の77%が「候補者が好き」と答えたのに対し、ヘイリー氏に投票した人ではわずか33%。候補者個人の求心力の差は明らかだった。

 番狂わせに失敗したヘイリー氏。2月24日に控える故郷のサウスカロライナ州予備選では、トランプ氏との支持率差が30ポイント超という高い壁が立ちはだかる。「戦いは始まったばかりだ」と支持者を奮い立たせたが、選挙戦の継続には黄信号が点灯している。(マンチェスター=米ニューハンプシャー州=時事)

6973OS5:2024/01/26(金) 17:01:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/4318dc4423e7344ea64fcc4f0f90f28dde075d13
トランプ氏、無党派支持で下回る 共和予備選、本選に向け懸念材料 米大統領選
1/26(金) 7:13配信
時事通信
トランプ前米大統領=23日、ニューハンプシャー州ナシュア(EPA時事)

 【ワシントン時事】米大統領選に向けて東部ニューハンプシャー州で23日に行われた共和党予備選では、トランプ前大統領(77)がヘイリー元国連大使(52)を退け、党指名獲得に大きく前進した。

【ひと目でわかる】米大統領選の流れ

 ただ、米主要メディアが共同で実施した出口調査によると、11月の本選を左右する無党派層のうちトランプ氏に投票したのは39%で、ヘイリー氏の58%を下回った。

 ニューハンプシャー州当局によると、同州の有権者約87万人の約4割が無党派として登録されている。予備選には共和党員だけでなく無党派も参加できるため、その動向はトランプ氏が本選に進んだ場合、勝ち抜けるかどうかを占う試金石の一つとみられていた。

 ヘイリー氏の陣営は当初から、保守穏健層や無党派層の取り込みに尽力。これに対しトランプ氏は「岩盤支持層」を熱狂させる戦略を取っていたため、調査結果は予想の範囲内とも言える。

 それでもトランプ氏にとって、ヘイリー氏が押さえた無党派層が本選で自らを支持する保証のないことは懸念材料だ。出口調査では、有権者の約2割が候補者の選択で「他の候補者が嫌いだから」を理由とし、うち89%がヘイリー氏に投票していた。

 トランプ氏が指名を獲得すれば、民主党のバイデン大統領と対決した2020年大統領選の再現となることが確実。ニューヨーク・タイムズ紙などが昨年11月に行った世論調査によると、大統領選のすう勢を決める南部ジョージアや西部アリゾナなど接戦州の無党派層の支持は、両者が拮抗(きっこう)している。

 一方、ニューハンプシャーの出口調査では、大統領選での関心事項として、有権者の37%が「経済」と回答。30%が「移民問題」を挙げ、そのうち79%がトランプ氏を支持した。バイデン氏の陣営が争点化している「人工妊娠中絶の権利」と答えたのは12%だった。

6974OS5:2024/01/29(月) 23:27:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/c3c5a862169f84c01f597f322e90be1362247441
共和党の副大統領候補選び本格化 トランプ氏、忠誠心を重視
1/28(日) 15:57配信
共同通信
27日、党員集会を控えた米西部ネバダ州ラスベガスで、支持者を前に話すトランプ前米大統領(ロイター=共同)

 【ワシントン共同】米大統領選の共和党候補指名争いで独走するトランプ前大統領(77)は、本選を見据えて副大統領候補選びを本格化させている。女性や非白人を選ぶとの見方があり、候補と目される政治家は集会に駆け付け、アピールに余念がない。トランプ氏が重視する忠誠心が鍵を握りそうだ。

 女性ではエリス・ステファニク下院議員(39)や中西部サウスダコタ州のクリスティ・ノーム知事(52)が取り沙汰される。ステファニク氏はいち早くトランプ氏の再出馬支持を表明。ノーム氏は、指名争い初戦の中西部アイオワ州以降、積極的にトランプ氏の集会に参加している。トランプ政権で大統領報道官を務めた南部アーカンソー州のサラ・サンダース知事(41)も候補だとみられている。

 男性では、指名を争ったが撤退し、トランプ氏支持に回った黒人のティム・スコット上院議員(58)やトランプ政権で住宅都市開発長官だった黒人のベン・カーソン氏(72)の名前が挙がる。

6975OS5:2024/01/30(火) 21:41:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/f05e9f4d446b2510913cdc6ee7f317d08fd304b3
米、強まる対イラン強硬論 兵士死亡で政権に圧力 大統領選、争点浮上も
1/30(火) 20:32配信

時事通信
バイデン米大統領=24日、ワシントン(AFP時事)

 【ワシントン時事】米国内で対イラン強硬論が浮上している。

 ヨルダンで28日、駐留米軍に対する無人機攻撃で米兵3人が死亡したことで、バイデン政権に軍事行動を求める圧力が強まった。バイデン大統領も報復を明言しており、対応次第では中東情勢のさらなる緊迫化につながる恐れがある。

【ひと目でわかる】米大統領選の流れ

 バイデン氏は29日、前日に続いて安全保障会議を開催し、今後の対応を協議した。その後、X(旧ツイッター)に投稿し、「われわれの選ぶ時期と方法で、全ての責任者を追及する」と表明した。

 軍事攻撃による米兵の死亡は、昨年10月のイスラエルとパレスチナのイスラム組織ハマスの衝突開始後初めて。どの勢力が今回の攻撃を行ったかは不明だが、イラクの親イラン武装組織の関与が取り沙汰されている。

 CNNテレビによると、バイデン氏はイラクやシリアの親イラン武装組織に対する報復攻撃、大規模なサイバー攻撃などを検討している。ただ、イラン国内を標的とする可能性は低いという。米国家安全保障会議(NSC)のカービー戦略広報調整官は29日の記者会見で「われわれはイランとの戦争を望んでいない」と強調した。

 しかし、野党共和党からは、イランへの軍事行動を求める声が強まっている。同党上院トップのマコネル院内総務は、武装組織だけでなく、イランにも「深刻で破壊的な代償」を払わせるよう要求。同党重鎮のグラム上院議員も「イラン国内の重要な標的を攻撃せよ」と迫った。

 今年11月に米大統領選が迫る中、イランへの対応は選挙戦の争点となる可能性がある。共和党の候補指名が有力なトランプ前大統領はSNSで「バイデン氏の弱さが招いた、恐ろしくも悲劇的な結果だ」と主張。融和的な外交を行っているとして、バイデン氏を非難した。

 シリアやイラクの親イラン武装組織による駐留米軍への攻撃は昨年10月以降で150回以上に達したほか、イエメンの親イラン武装組織フーシ派が紅海で商船攻撃を繰り返している。米軍が限定的な反撃に乗り出しているものの、商船攻撃は止まっていない。

6976OS5:2024/02/02(金) 17:42:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/d3be73fbb1b082cad0da7c9bb9103fd83a9876e7
バイデン氏、労組票固め 中西部で集会、激戦見据え
2/2(金) 8:00配信

共同通信
1日、米ミシガン州で全米自動車労働組合(UAW)の集会に参加するバイデン大統領(AP=共同)

 【ワシントン共同】11月の米大統領選で再選を目指す民主党のバイデン大統領は1日、激戦が予想される中西部ミシガン州を訪れ、推薦を得たばかりの全米自動車労働組合(UAW)の集会に参加した。共和党の候補指名が有力視されるトランプ前大統領との対決を見据え、支持基盤となってきた有力労組の票固めを図った。

 労組票は激戦州の勝敗に直結する可能性がある。トランプ氏は1月31日、推薦獲得を目指す全米トラック運転手組合の幹部と会談している。

 UAWは北米自動車業界を代表する大規模労組。1月24日にバイデン氏の推薦を表明した。

6977OS5:2024/02/06(火) 10:27:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/0614d425eadc96a5d3bb059e810e2083a537a067
撤退せずに粘るヘイリー氏に脅迫相次ぐ シークレットサービスの護衛申請
2/6(火) 10:16配信

産経新聞
【ワシントン=渡辺浩生】米紙ウォールストリート・ジャーナルは5日、11月の米大統領選で共和党候補の指名をトランプ前大統領(77)と争うヘイリー元国連大使(52)がシークレットサービス(大統領警護隊)の護衛を申請したと報じた。今月24日の南部サウスカロライナ州予備選に向け粘り続けるヘイリー氏に、脅迫行為などが増えているためとしている。

同紙によると、先週、同州のヘイリー氏の集会で女性が舞台に突っ込もうとして護衛に制止されたり、同氏のウクライナやイスラエルへの支援姿勢に憤る抗議者が出没したりした。州内の同氏の自宅が狙われているとの虚偽の通報騒ぎも起きたという。

護衛申請は連邦政府当局に提出。中東で親イラン民兵組織の米軍への攻撃が激化する中、国連大使として対イラン政策に関わったことも要因の一つという。

1月のアイオワ州党員集会とニューハンプシャー州予備選でトランプ氏に連敗したヘイリー氏は、出身のサウスカロライナ州で雪辱を果たすため「反トランプ票」の掘り起こしに懸命だ。しかし、共和党の有力者にはトランプ氏と民主党のバイデン大統領との〝本選対決〟にシフトするため、ヘイリー氏の早期撤退を迫る声がある。

ヘイリー氏は同紙に警護申請を認めたうえで、脅迫行為などについて「私がしなければならないことを止めることにはならない」と強調した。

6978OS5:2024/02/07(水) 12:58:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/f326df90c2504ac7f71bef7e091dfbeebed0b1f3
米下院、国土安全保障長官の弾劾否決 共和党指導部に打撃
2/7(水) 11:05配信

CNN.co.jp
下院で、マヨルカス国土安全保障長官に対する弾劾(だんがい)訴追決議の採決が行われ、214対216で否決された

(CNN) 米下院は6日、マヨルカス国土安全保障長官に対する弾劾(だんがい)訴追決議の採決を行い、214対216の僅差(きんさ)でこれを否決した。政治的理由で弾劾を推し進めていた共和党の指導部にとっては大変に屈辱的な結果となった。法学者らは弾劾に対する異議を唱えていた。

【映像】米下院、国土安全保障長官の弾劾を否決

投票ではケン・バック議員(コロラド州選出)、マイク・ギャラガー議員(ウィスコンシン州選出)、トム・マクリントック議員(カリフォルニア州選出)の3人の共和党議員が民主党に賛同し、弾劾への反対票を投じた。共和党のブレーク・ムーア議員(ユタ州選出)は投票を拒否した。これにより下院共和党は再度採決を提起することが可能になる。

下院共和党は、マヨルカス氏が南部国境の問題への対応で複数の重大な犯罪及び軽罪を犯していると主張。弾劾に向けた準備を進めてきた。しかし複数の憲法の専門家からは、弾劾を実現するだけの証拠がないとの指摘が出ていた。

閣僚が弾劾されるのは極めて異例で、米国の歴史上起きたのは1876年の1度のみ。この時、ウィリアム・ベルクナップ陸軍長官は下院で弾劾訴追されたものの、上院で無罪となった。

6979OS5:2024/02/07(水) 16:22:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/33ed9ee7464983ae24af3f8b2a69bea5bd67d7d6
マヨルカス国土安全保障長官の「弾劾戦術」不発 移民対策で共和 一部議員が造反
2/7(水) 14:06配信

産経新聞
【ワシントン=大内清】米下院の多数派を握る野党・共和党が、メキシコ国境から流入する不法移民への対策を怠ったとしてマヨルカス国土安全保障長官の弾劾訴追に向けた決議案を提出し、下院本会議は6日、同案を反対多数で否決した。11月の大統領選で返り咲きを狙うトランプ前大統領に近い同党の保守強硬派は、弾劾戦術でバイデン政権を追い詰めることを狙ったが、不発に終わった。

可決されていれば、閣僚への弾劾は約150年ぶりだった。採決は弾劾「賛成」は214票、「反対」は216票だった。

決議案は共和党の保守強硬派が主導。不法移民流入が過去最多の水準となっているのは、マヨルカス氏が意図的に対策を講じていないためだなどと主張していた。共和党のジョンソン下院議長は採決に先立ち、可決に自信を示していた。

しかし、本会議では同党議員3人が与党・民主党とともに「反対」に投票。造反した共和党議員の一人は6日、「弾劾するだけの犯罪性を示せていない」と決議案を批判した。

不法移民対策を巡り、バイデン政権は国境警備予算の増額や一時的な「国境閉鎖」を可能にすることなどを盛り込んだ法案の通過を議会に求めている。これに対しトランプ氏は「民主党を有利にすることになる」として、自身の影響下にある下院共和党に審議を拒否するよう働きかけている。国境問題を大統領選の重要争点に掲げる同氏には、バイデン政権が成果をあげれば選挙戦が不利になるとの打算があるとみられる。

6980OS5:2024/02/13(火) 08:44:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/ec96a24efe6e2454bf2e863d17f0a389e45af5d8
NYダウ終値、過去最高値を更新…125ドル高の3万8797ドル
2/13(火) 6:24配信


読売新聞オンライン
ニューヨーク証券取引所

 【ニューヨーク=小林泰裕】12日のニューヨーク株式市場で、ダウ平均株価(30種)の終値は前週末比125・69ドル高の3万8797・38ドルだった。値上がりは2営業日ぶりで、8日につけた過去最高値(3万8726・33ドル)を更新した。


 米国経済が堅調に推移していることや、好調な企業決算が好感され、スポーツ用品大手ナイキや金融大手ゴールドマン・サックスなどの銘柄が値上がりした。

 IT企業の銘柄が多いナスダック市場の総合指数の終値は48・11ポイント安の1万5942・55だった。

6981OS5:2024/02/15(木) 07:43:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/03765da1519be9a43b65ffeb6183580610567230
米下院、国土安全保障長官の弾劾可決 移民問題めぐり党派対立先鋭化
2/14(水) 16:06配信

朝日新聞デジタル
マヨルカス国土安全保障長官=AP

 米下院は13日、マヨルカス国土安全保障長官を弾劾(だんがい)訴追する決議案を可決した。メキシコから米国へ越境する移民が急増している問題をめぐり、下院で多数派の共和党がバイデン民主党政権の対応を問題視し、弾劾決議を主導した。


 米メディアによると、現職閣僚の弾劾決議案が可決されるのは史上初めて。1876年に下院が閣僚の弾劾決議案を可決したことがあったが、直前にその閣僚は辞任していた。マヨルカス氏は、民主党が多数を握る上院の弾劾裁判で無罪となる公算が大きいが、米議会の激しい党派対立があらためて先鋭化している。

朝日新聞社

6982OS5:2024/02/16(金) 22:25:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/71576f89810cbda32194e4261e951926ae19919e
共和党「完全掌握」狙うトランプ氏 党執行部に親族…背景に訴訟費用で資金逼迫か
2/16(金) 19:49配信

産経新聞
トランプ前米大統領

【ワシントン=大内清】11月の米大統領選で返り咲きを目指す共和党のトランプ前大統領(77)が、党の全国組織である「共和党全国委員会(RNC)」の執行部に親族を含む腹心を送り込もうとしている。党所属議員がトランプ氏の意向に沿って議会審議に臨むなど、「トランプ党」に変質したとも言われる中、党を「完全掌握」しようとする動きだ。ただ、トランプ氏を巡っては、起訴された4つの刑事事件などにかかる訴訟費用がふくらみ、政治資金の逼迫(ひっぱく)が指摘されており、RNCを通じて資金調達を容易にする思惑があるとの見方が強い。

RNCは各州の党組織を束ね、大統領選のほか議会選や知事選などで候補者への資金配分も行う。現トップのロナ・マクダニエル委員長はトランプ氏におおむね忠実だとみられてきた。

しかし、トランプ氏は今月初め以降、自身に近いメディアのインタビューや交流サイト(SNS)で執行部の「変化が必要だ」などと表明し、実質的に執行部の退陣を要求。12日には、後任の委員長に腹心のマイケル・ワトリー氏▽ナンバー2の共同委員長に次男エリック氏の妻ララ氏▽最高執行責任者(COO)に自陣営の上級顧問を務めるクリス・ラチビタ氏をそれぞれ推すと表明した。新執行部の選出は、24日の南部サウスカロライナ州予備選後が望ましいとしている。

米メディアがトランプ氏周辺の話などとして伝えたところでは、同氏はRNCが23年に調達した額が過去10年で最低の約8700万ドル(約130億円)にとどまったことに強い不満を抱いているという。

ブルームバーグ通信によると、トランプ氏はこれまでに訴訟費用として約5100万ドルを支出。訴訟費用に転用可能な資金は残り約2600万ドルで、本選に向けた選挙活動が本格化する7月ごろには底をつく可能性が高い。

トランプ氏は、前回の20年大統領選での落選を覆すため選挙結果の確定手続きを妨害しようとしたとされる事件など、4件で起訴されているほか、ビジネスに絡む詐欺疑惑などの民事訴訟も抱える。

こうした中、選挙イヤーの今年はRNCに多額の献金が集まることが見込まれる。トランプ氏側には、RNCを完全に掌握していれば、優先的に資金を融通させることができるとの計算が見え隠れする。

ララ氏は執行部入りを推挙されたのを受け、13日、保守系メディア、ニューズマックスのインタビューに「(RNCの資金は)1セント残らずドナルド・トランプの当選のために使う」と語り、大統領選と同時に行われる議会選などには関心を示さなかった。

6983OS5:2024/02/17(土) 12:54:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/4ad3ce7f8ff612b60985641d3dc63976266d345a
民主穏健派マンチン氏が不出馬表明 バイデン大統領には追い風 2024米大統領選
2/17(土) 12:24配信

産経新聞
【ワシントン=大内清】11月の米大統領選で第3党からの立候補が取り沙汰されていた民主党穏健派のマンチン上院議員(76)は16日、地元の南部ウェストバージニア州で演説し、「大統領選には出馬しない」と表明した。マンチン氏が第3党から出馬すれば民主党支持層や無党派層から票を奪う可能性もあっただけに、再選を目指す同党のバイデン大統領(81)には追い風となる。

マンチン氏を巡っては、中道勢力の結集を目指す超党派の第3政党グループ「ノーレーベルズ」が擁立を模索していた。

6984OS5:2024/02/25(日) 19:59:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/862677c97aaa28593f2ad8669689e7a996b4eaee
圧勝誇るトランプ氏 ヘイリー氏は選挙戦継続 米共和予備選
2/25(日) 19:04配信

時事通信
24日、米南部サウスカロライナ州コロンビアで、共和党予備選の勝利をアピールするトランプ前大統領(EPA時事)

 【ワシントン時事】24日の米大統領選の共和党サウスカロライナ州予備選では、トランプ前大統領が再びヘイリー元国連大使を大差で下した。

 トランプ氏は「偉大なサウスカロライナ州で、これまでの(予備選における)最多得票の2倍に達する票を獲得した」と圧勝を誇示。一方、地元で敗北したヘイリー氏は、選挙戦の継続を改めて表明した。

 勝利演説の会場に現れたトランプ氏は、自身の名前を連呼する聴衆を前に上機嫌。「全ての予備選(と党員集会)で記録的勝利を得ている」と胸を張り、「野球で過去最多のホームランを打った打者、最多のヒットを打った打者、バスケットボールの最多得点選手と同じようなものだ」と語った。

 トランプ氏はさらに「11月5日、この国を破壊したジョー・バイデン(大統領)を見て、『ジョー、お前は首だ。出て行け』と言う」と本選での勝利を誓った。

 ヘイリー氏は動揺を見せず、「トランプ氏の勝利を祝福する」と敗北を認めた。同時に「以前『サウスカロライナの結果がどうなろうと立候補を続ける』と語った。私は約束を守る女だ」と訴え、聴衆の喝采を浴びた。

6985OS5:2024/02/25(日) 20:41:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/e44a4bad8a971b6c83baf11d5b921377a8b5e805
「有権者、選択肢求めている」 敗北のヘイリー氏、選挙戦撤退を否定
2/25(日) 11:19配信

毎日新聞
支持者の前に姿を見せ、選挙戦からの撤退を否定したヘイリー元国連大使=米南部サウスカロライナ州で2024年2月24日、ロイター

 11月の米大統領選に向けた共和党候補指名争いで、ニッキー・ヘイリー元国連大使(52)は24日夜、南部サウスカロライナ州で演説し、今後も選挙運動を続ける方針を示した。地元で迎えた24日の州予備選でドナルド・トランプ前大統領(77)に敗北。5連敗で今後の逆転も困難な情勢だが、各州の予備選・党員集会が集中する3月5日の「スーパーチューズデー」までは撤退しない構えだ。

 ヘイリー氏は支持者を前に演説し、「サウスカロライナ州で約40%の支持を得た。50%ではないのは分かっているが、40%はちっぽけなグループではない。たくさんの有権者が(トランプ氏以外の)選択肢を求めている」と強調した。

 トランプ氏については「日々、有権者が離れていっている」と指摘し、本選で民主党のジョー・バイデン大統領(81)に「勝てると思えない」と主張した。

 世論調査では、ヘイリー氏は今後の予備選・党員集会が行われる州でも劣勢だ。ただ、連邦最高裁でトランプ氏の大統領就任資格の有無を巡る訴訟が継続中で、3月にはトランプ氏の刑事裁判の公判も始まる。トランプ氏が出馬を断念せざるを得ない状況が皆無とはいえないこともあり、ヘイリー氏は当面の選挙戦の継続を決めたとみられる。【コロンビア(サウスカロライナ州)秋山信一】

6986OS5:2024/02/27(火) 11:57:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/84fdda1afcc324f3b9d0181b9a5eebb0ba8cefca
米共和党の全国委トップが退任表明 次期執行部「トランプ体制」に移行か
2/27(火) 8:27配信

産経新聞
【デトロイト=大内清】米野党・共和党の全国組織「共和党全国委員会(RNC)」のロナ・マクダニエル委員長は26日、任期途中の来月8日に退任すると発表した。後任の執行部には、11月の大統領選で返り咲きを目指すトランプ前大統領(77)の腹心や親族が選出される公算が大きく、共和党の「トランプ党」化がさらに進みそうだ。

マクダニエル氏は、12年大統領選の共和党候補となったロムニー上院議員のめいに当たる名門政治家一族の出身。RNC委員長には、1期目トランプ政権の発足と同時期の17年1月に就任し現在は4期目だった。党内の反トランプ派排除に協力するなど、トランプ氏に忠実な組織運営を行ってきたとされる。

だがトランプ氏やその熱烈な支持派は、22年中間選挙で共和党が伸び悩んだことや、RNCが昨年集めた献金額が民主党を大きく下回ったことを問題視し、現執行部への退陣圧力を強化。トランプ氏は、マクダニエル氏が進退を公表する前から後任に腹心のマイケル・ワトリー氏を、ナンバー2の共同代表に次男エリック氏の妻ララ氏をそれぞれ推薦するなどと表明し、執行部の完全掌握に向けて動き出していた。

各州の党支部を束ねるRNCには、大統領選や知事選、議会選などの候補に党資金を配分する権限がある。トランプ氏が執行部掌握を目指すのは、起訴された4つの刑事事件や不動産ビジネスなどに絡む民事裁判の訴訟費用が選挙資金を圧迫する中で、党資金を自身のために融通しやすくするためだとの見方が強い。

ララ氏は今月、義父から共同委員長ポストに推挙されたのを受けて、「(RNCの資金は)1セント残らずドナルド・トランプの当選のために使う」と述べた。

6987OS5:2024/02/27(火) 14:54:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/8ae2189ea902cf14ff69e3695802d75b74699fc5
米民主党予備選 焦点はバイデン批判票 アラブ系最大のミシガン州で27日実施
2/27(火) 14:10配信

産経新聞
【ディアボーン(米中西部ミシガン州)=平田雄介】11月の米大統領選に向け、米中西部ミシガン州で27日、与党・民主党と野党・共和党の候補指名を争う予備選が行われる。ミシガン州はアラブ系米国人が全米で最も多く、パレスチナ自治区ガザ紛争でイスラエルに擁護的な姿勢を示す民主党のバイデン大統領(81)への批判票の行方が注目される。

党指名レースは、民主側ではバイデン氏の指名が確実な情勢。共和側は5連敗中のヘイリー元国連大使(52)が撤退を拒絶するが、トランプ前大統領(77)の優位は揺るぎない。ミシガン州予備選もバイデン氏とトランプ氏の勝利が確実視され、メディアの関心は11月の本選でのバイデン氏とトランプ氏の再対決に及んでいる。

そこで注目されるのがアラブ系米国人の動向だ。アラブ系は全米の人口の1%に過ぎないが、接戦の場合は勝敗の行方を左右する。ミシガン州に住むアラブ系は27万人。2020年大統領選でミシガン州を制したバイデン氏のトランプ氏との得票差は15万票だった。

人口の55%と全米一アラブ系の比率が高いデトロイト近郊のディアボーン市では、アラブ系のハムード市長(民主党)がバイデン氏に「裏切られた」と反旗を翻し、民主予備選で「支持者なし」と投票するよう訴える。

これは、イスラム教信徒や民主党急進左派も加わるバイデン氏への不投票運動の一環で、昨年10月のガザ紛争勃発を機に広がった。地元紙アラブ・アメリカン・ニュースは社説で「バイデン氏を罰せよ」と掲げている。

米エマーソン大などの世論調査によると、民主予備選で「支持者なし」を選ぶと答えた人は9%。ミシガン州のアラブ系の人口は2%だ。

他方、ミシガン大ディアボーン校では、「投票に行かず、批判の意思を示す」(へジリス・アルジブラさん、20歳)と話す学生も多かった。

6988OS5:2024/03/03(日) 21:54:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/bbe3b639907aa545abe4e158aa87e41e7b2f3870
米世論調査、際立つバイデン氏の不人気 トランプ氏がリード広げる
3/3(日) 10:40配信

朝日新聞デジタル
バイデン米大統領(左)とトランプ前大統領=AP

 米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)は2日、2月下旬に実施した最新の世論調査結果を報じた。11月の大統領選に向けた支持率では、トランプ前大統領(77)が48%を得て、バイデン大統領(81)の43%を上回った。2人の支持率は5ポイント差で、昨年12月の前回調査(2ポイント差)と比べてやや広がった。

 今回の調査で浮かび上がったのは、バイデン氏の不人気ぶりだ。同じ2人の対決だった2020年大統領選前の調査と比べると、バイデン氏を「好ましい」と答えた人は52%から38%に大きく減少した。これに対し、トランプ氏を「好ましい」と答えた人は43%から44%と微増だった。「トランプ氏は4年前と同様に不人気だが、それを下回るほど今のバイデン氏は不人気だ」と同紙は報じている。

 各党内では11月の本選に向けた予備選が続いているが、2人が各党の指名候補に選ばれることは確実視されている。共和党支持者の間では、トランプ氏が指名獲得することに「熱狂を感じる」と答えた人が48%に達した。だが民主党支持者では、バイデン氏の指名獲得に「満足するが、熱狂はしない」と答えた人が43%で最も多かった。

朝日新聞社

6989OS5:2024/03/04(月) 11:31:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/c375a2dfece5e56d0af0c6b56dfc424c500fafcc
ヘイリー氏、首都ワシントン勝利 共和予備選、トランプ氏連勝止まる
3/4(月) 11:26配信

朝日新聞デジタル
ノースカロライナ州シャーロットで開かれた集会で演説するヘイリー元国連大使=2024年3月1日、藤原伸雄撮影

 米大統領選に向けた共和党の候補者指名争いで、首都ワシントン特別区の予備選が3日、開票された。AP通信などによると、ヘイリー元国連大使(52)がトランプ前大統領(77)を破り、初勝利を確実にした。初戦のアイオワ州から続いていたトランプ氏の連勝は止まった。

 ヘイリー氏はこれまで、党内で圧倒的な支持を集めるトランプ氏に対抗する姿勢を崩しておらず、「私には選択肢を示す義務がある」と語っていた。

 ただ、ワシントン特別区の結果は全体のごく一部に過ぎず、共和党の候補者争いでのトランプ氏の独走態勢は変わらない。トランプ氏が大統領選の共和党候補になる見通しは確定的となっている。

 3月5日に15州で投票が集中する「スーパーチューズデー」を迎える。ヘイリー氏はスーパーチューズデーまでは撤退しない考えを明らかにしている。たとえヘイリー氏が撤退しなくとも、トランプ氏は3月中旬には、指名候補となるのに必要な代議員数を確保するとみられている。(軽部理人)

朝日新聞社

6990OS5:2024/03/04(月) 11:38:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/111417f2876198986ce0272f3b6fd2977be49179
国境遠くても移民危機 行政圧迫、広がる草の根支援 5日にスーパーチューズデー・米大統領選
3/4(月) 7:07配信

時事通信
移民の子どもたちに食事を配るボランティア=撮影日不明、米コロラド州デンバー(ハイランズ・マムズ・アンド・ネイバーズ提供・時事)

 11月の米大統領選に向けた候補者選びの天王山「スーパーチューズデー」を5日に控えた米国で、移民対策が大きな争点となっている。


 伝統的に移民に寛容な民主党ではバイデン大統領、流入規制を唱える共和党ではトランプ前大統領の候補者指名がそれぞれ確実視されている。

 メキシコに接し、移民の「玄関口」となっている南部テキサス州は不法入国者をバスで各地に送り続けており、国境から遠く離れた都市の財政も切迫。市民サービスの削減を余儀なくされる一方、草の根の支援が広がりを見せている。

 ◇仕事がほしい
 ロッキー山脈の麓に広がる西部コロラド州デンバーは「マイルハイ(海抜1マイル=約1600メートル)シティー」の愛称で知られる州都。快晴の3月初旬、日陰には雪が解けずに残っていた。

 ベネズエラ人男性のアンドレス・メンドーサさん(31)は手に洗剤とワイパーを持ち、信号待ちで止まる車に近づいては、身ぶり手ぶりで「窓拭きはどうだ」と聞いて回っていた。友人2人と協力して停車中に拭き上げ、少額のチップを稼ぐ生活を送る。

 「祖国は人権を尊重しない。命の危険があった」とメンドーサさん。米国行きを決心し、4カ月かけて徒歩で南米から中米を北上。必死の思いでメキシコ国境を越え、テキサス州が用意したバスで1月、デンバーにたどり着いた。今は路上暮らしだといい、時折表情を曇らせながら「寝る場所を確保するために早く仕事がほしい」と訴えた。

 ◇立ち上がる住民
 ニューヨークやシカゴなどと同様、移民に寛容な政策を取るデンバーには2022年末から移民が殺到。市の人口約70万人に対し、これまでに受け入れた移民は約4万人に上る。市民1人に対する割合が全米で最も高く、市はこの状態が続けば「年間予算の約1割に相当する1億8000万ドル(約270億円)が必要」と試算。2月には公園整備の凍結や移民収容施設の一部閉鎖など、苦肉の策を相次いで発表した。

 行政が圧迫される中、立ち上がったのは地元住民だった。昨年11月に活動を開始したボランティア団体「ハイランズ・マムズ・アンド・ネイバーズ」は食事や衣服、家庭でのホームステイを提供。法に触れる恐れから行政が及び腰の就労問題に関しては、移民が労働許可を得るまでの間、地域清掃などの仕事に「雇用」し、寄付金から「報酬」を支払う仕組みも構築した。

 児童福祉分野で働くジェニファー・ケタリングさん(41)は、友人から移民支援の相談を受けたことをきっかけに、団体創設に加わった。パレスチナ自治区ガザで幼い命が犠牲となるニュースに触れ、無力感を覚えていた時期だった。

 「近くの道に移民の子どもたちがあふれていた。私にはガザの状況は変えられないけれど、彼らには何かできるのではと思った」と振り返る。現在、同団体には支援側に回った移民も含め約7500人が参加。デンバー周辺では他に8団体が設立され、ボランティアは計1万人を超える。

 「ポジティブなことは広がっていくんです」とケタリングさん。来る選挙について問うと「民主、共和両党とも足の引っ張り合いをしていて、私は政府を信用していない。けれど、多くの人が小さな行動を積み重ねれば変化をもたらすことができると信じています」と語った。

6991OS5:2024/03/04(月) 21:08:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/5d9fa1169f2ad0a6f82c94300f6d14f1e7b81837
ヘイリー氏、首都で一矢報いる 米共和予備選、女性の勝利は初
3/4(月) 12:36配信
毎日新聞
選挙集会で演説するヘイリー元国連大使=米東部メーン州で2024年3月3日、AP

 11月の米大統領選に向けた共和党候補指名争いで、首都ワシントンの予備選が3日開票され、ニッキー・ヘイリー元国連大使(52)が6割超の得票で初勝利を挙げた。ドナルド・トランプ前大統領(77)が初戦から8連勝していたが、穏健派が多い首都でヘイリー氏が一矢報いた。米メディアによると、大統領選の共和党候補レースで、女性が予備選で勝利したのは史上初めて。

 投票は1〜3日に行われ、3日夜に開票された。共和党によると、得票率はヘイリー氏62・86%、トランプ氏33・22%。7月の党全国大会で大統領候補選出の投票権を持つ代議員(計2429人)は、ヘイリー氏がワシントンに割り当てられた19人全員を獲得した。ヘイリー氏に期待する中道寄りの穏健派が多いワシントンで強さを見せた。

 ヘイリー氏の陣営は声明で「歴史的な勝利だ」と強調し、「米政界の機能不全を最も間近で見ている共和党員が、トランプ氏と彼がもたらす混乱を拒絶したのは、驚くことではない」と述べた。トランプ氏の陣営は「現状維持を望む政界内部の関係者がヘイリー氏を支持した」と主張し、「トランプ氏はワシントンの政界に失望させられてきた他地域の国民のために戦う」と強調した。

 AP通信によると、3日までの代議員獲得数はトランプ氏244人、ヘイリー氏43人。5日には16州・地域の予備選・党員集会が集中するスーパーチューズデーを迎える。【ワシントン秋山信一】

6992OS5:2024/03/07(木) 07:47:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/acfafe2ba63a1f593e34bdea591b0967b0cfc268
民主党内でささやかれる候補差し替え案「プランB」、タイムリミットは8月の党大会
3/6(水) 23:00配信


読売新聞オンライン
5日、米ホワイトハウスで演説するバイデン氏=ロイター

 【ワシントン=池田慶太】再選を目指す民主党のジョー・バイデン大統領(81)は、世論調査で共和党のドナルド・トランプ前大統領(77)にリードを許す結果が相次いでいる。民主党内では候補者を差し替える「プランB」を巡る臆測が飛び交っている。

 バイデン氏は5日の「スーパーチューズデー」で各州・地域に割り振られた代議員のほぼ全てを獲得した。だが、民主党内で熱狂は広がっていない。高齢への不安から、本選でトランプ氏に負けるとの懸念が広がっているためだ。米紙ニューヨーク・タイムズなどの世論調査では、民主党支持者の5人に2人がバイデン氏を候補者にすべきではないと答えた。

 現時点ではバイデン氏が民主党候補として大統領選に臨む可能性が高い。米政治専門紙ポリティコは、候補差し替えが具体化するのは、バイデン氏が自ら「撤退」する場合だけだと指摘する。

 民主党の仕組みでは、バイデン氏が撤退表明をすれば、予備選などでバイデン氏が獲得した代議員は党大会でバイデン氏への投票義務がなくなり、他候補に票を投じることが可能になる。

 党指名候補争いは6月8日に全州・地域で終了する。プランBとして考えられるシナリオの一つは、バイデン氏が全日程終了後、次の世代にバトンを渡すために指名辞退を表明するケースだ。「高齢批判」の矛先を一転してトランプ氏に向けることができる。

 「ポスト・バイデン」候補者らは8月19日に始まる党大会の投票に向け、各州・地域に割り当てられた代議員3900人超の争奪戦を始める。党大会以降は在外投票も迫るため、候補者の差し替えは難しくなる。

 最有力はカマラ・ハリス副大統領(59)だが、副大統領として目立った実績はなく、待望論は盛り上がっていない。

 次世代を担う政治家では、カリフォルニア州のギャビン・ニューサム知事(56)、ミシガン州のグレッチェン・ホイットマー知事(52)、大富豪で知られるイリノイ州のJ・B・プリツカー知事(59)らの名前が取りざたされる。

 今のところバイデン氏が撤退する兆候はない。しかし、歴代大統領最高齢のバイデン氏が健康上の理由で撤退に追い込まれ、期せずしてプランBに移行する可能性もささやかれている。

6993OS5:2024/03/07(木) 07:50:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/42b364b9414f49ad838eacf0b1841918f1c38875
トランプ氏、指名確実 バイデン氏との再戦固まる ヘイリー氏撤退・米大統領選
3/7(木) 0:10配信

時事通信
5日、米南部フロリダ州の私邸で、支持者に語り掛けるトランプ前大統領(EPA時事)

 【ワシントン時事】米大統領選に向けた民主、共和両党の候補指名争いは5日、16州・地域の予備選などが集中するスーパーチューズデーを迎え、共和党ではトランプ前大統領(77)が圧勝した。

 唯一の対抗馬だったヘイリー元国連大使(52)は6日、撤退を表明し、トランプ氏の指名獲得が確実となった。11月の本選で民主党の現職バイデン大統領(81)と再び相まみえる構図が固まった。

 ヘイリー氏は6日、地元の南部サウスカロライナ州で演説し、「選挙戦を停止する。後悔はない」と述べた。トランプ氏への支持は明らかにせず、「誰であれ米大統領になる人の幸運を祈る」とのみ言及。同氏に対し、自身へ票を投じた共和党支持層や無党派層からの支持取り付けを促した。

6994OS5:2024/03/07(木) 08:04:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/00bdd336acd220fad6b703732df67fdf42c20beb
トランプ・バイデン両氏、第3政党候補の動きを警戒 再対決に不満抱く無党派層の受け皿は
3/6(水) 19:14配信
産経新聞
政治集会で演説するトランプ前米大統領(撮影・大内清)

【ワシントン=渡辺浩生】米大統領選に向けた5日のスーパーチューズデーで圧勝した共和党のトランプ前大統領(77)と民主党現職のバイデン大統領(81)が注視するのは無所属や第3政党候補の動向だ。本選のカギを握り両高齢者の対決に不満を抱く無党派層や穏健派の支持が流出しかねないからだ。

【写真】無所属での立候補を表明したロバート・ケネディ・ジュニア氏

米メディアによると、第3政党の政治集団「ノーレーベルズ」はスーパーチューズデーの結果を踏まえ8日にも全州の代表者会議を開き大統領候補を擁立するか否かを判断する。ノーレーベルズから擁立が取り沙汰された民主党穏健派のマンチン上院議員は不出馬をすでに表明。同氏の擁立はバイデン氏の支持基盤を「破壊する」と反対してきた民主党を安心させた。

だが、ブルームバーグの最新の世論調査によると有権者の52%はバイデン氏を「高齢すぎる」、59%はトランプ氏を「危うい」と回答。別の調査では約3割が両者対決に不満とした。

実際、「高齢のバイデン氏に勝てる候補はトランプ氏ではなく私だ」と訴えたヘイリー元国連大使(52)が一定の支持を得たのは、そうした有権者の意識を裏付けるものだ。

また、ノーレーベルズの幹部はヘイリー氏を「確かに興味のある人物だ」と述べた。ヘイリー氏は5日の開票前にFOXニュースに出演した際、「私は共和党保守であり、無所属やノーレーベルズから出るつもりはない」と否定したが、去就が注目されている。

一方、無所属で立候補すると表明したロバート・ケネディ・ジュニア氏(69)は最新のウォールストリート・ジャーナル紙の世論調査で9%の支持を集める。無所属で出馬すればバイデン氏の票を奪うと民主党有力者やケネディ家から批判されている。

反ワクチン活動家として知られるケネディ氏には、新型コロナウイルスのワクチン接種に懐疑的な共和党支持層の票も流れる可能性があるとして、トランプ陣営も警戒しているという。

無党派層は有権者全体の3〜4割。2016年の選挙で勝利したトランプ氏は無党派層の支持でクリントン元国務長官を上回り、20年の選挙では勝利したバイデン氏がトランプ氏より多くの無党派票を獲得。今回の選挙も、意中候補のいない大量の無党派層の投票行動によって勝敗が左右される可能性が高い。

6995OS5:2024/03/07(木) 08:04:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/ae9dfa3bc5a6d884d909ef2a1b40174c731e2a94
バイデン大統領が米領サモアで無名候補に敗北 スーパーチューズデー
3/6(水) 19:18配信
アメリカ大統領選挙に向けた候補者選びの山場「スーパーチューズデー」で、現職のバイデン大統領が無名の候補に敗れる異例の事態が起きました。

AP通信によりますと、南太平洋のアメリカ領サモアで行われた民主党の党員集会で、ジェイソン・パーマー候補への投票がバイデン氏を上回りました。

パーマー氏は「東部メリーランド州在住の起業家・投資家」だと名乗っていて、これまでに多数の企業で役員などを務めたとしています。

また、ウェブサイトにはAI=人工知能で質問に答えるページを設けていて、「アメリカ領サモアでの勝利をどう思うか?」と聞くと…

「私は勝つ見込みのない候補者で、アメリカ領サモアで勝てませんでした」

なぜか敗北宣言。パーマー氏はサモアを訪れたことはなく、リモートによる対話集会などの選挙活動を行ったということです。

再選を目指す現職大統領が敗れるのは極めて異例ですが、バイデン氏はスーパーチューズデーで他の15州すべてで勝利していて、大勢に影響はありません。

TBSテレビ

6996OS5:2024/03/15(金) 00:15:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/c2db6cd25afef0c978bd9f62c5e19ff1ebfa917d
バイデン氏、USスチール「米企業であることが不可欠」 日本製鉄の買収計画巡り声明
3/14(木) 23:58配信

産経新聞
バイデン米大統領(春名中撮影)

【ワシントン=坂本一之】バイデン米大統領は14日、日本製鉄による米鉄鋼大手USスチール買収計画を巡り「国内で所有、運営される米国の鉄鋼企業であり続けることが不可欠だ」とする声明を出した。11月に大統領選を控える中、支持基盤の労働組合側が買収に反発しており、4月に予定する岸田文雄首相との首脳会談を前に声明を出すことで、労組側に寄り添う姿勢を示す狙いとみられる。

バイデン氏は「米国人労働者によって運営される強い米鉄鋼企業を維持することは重要だ」と声明で指摘した。

大統領選で戦う共和党のトランプ前大統領は1月に「私なら即座に阻止する。絶対だ」と明言し、買収に反対する労組の票獲得を図っていた。

USスチールの本社がある東部ペンシルベニア州は大統領選の勝敗を左右する重要州のひとつ。

バイデン氏は岸田氏を国賓待遇で米国に招き、4月10日に首脳会談を開く。

6997OS5:2024/03/17(日) 09:55:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/c3d09368c03709afb4598c5f10a7bc944bc357d0
ハリス氏「後継」証明へ本腰 旗印は中絶・人権問題 米大統領選
3/16(土) 20:34配信

時事通信
ハリス米副大統領=7日、ワシントン(AFP時事)

 【ワシントン時事】11月の米大統領選に向け、バイデン大統領(81)と伴走するハリス副大統領(59)が選挙運動を活発化させている。

 高齢のバイデン氏が2期目を務めきれるか不安視される中、もしもの時に大統領の座を継ぐ最前列にいるハリス氏。人工妊娠中絶や人権問題を旗印に掲げ、「後継者」としての信頼獲得に躍起だ。

 「(女性の)自己決定権に対する攻撃は言語道断だ」。ハリス氏は14日、中絶手術を提供する中西部ミネソタ州の医療機関を訪れ、中絶の権利を守ると約束した。米メディアによると、中絶提供機関訪問は現職の正副大統領で初めてだ。

 2022年に連邦最高裁が中絶の憲法上の権利を否定して以降、保守的な州では中絶を法律で禁止する動きが拡大した。民主党は女性の権利保護を訴えて地方選で勝利を重ねており、大統領選でも最大の争点に据える算段。ハリス氏は、中絶反対の信徒もいるカトリック系のバイデン氏に代わり、この問題で旗振り役を担う。

 バイデン氏が苦手とする若年層や急進左派への訴求力も期待されている。パレスチナ自治区ガザの人道状況が悪化する中、イスラエルを支援するバイデン氏は左派や若者からの批判に直面。ガザ攻撃を続けるネタニヤフ政権に対してより厳しい立場とされるハリス氏は、3日の演説で「直ちに戦闘を休止しなければならない」とあえて強い言葉を使い、イスラエル側に圧力をかけた。

 もっとも、ハリス氏に目立った実績はなく、各種世論調査の平均支持率は36.2%と、人気浮揚に苦戦するバイデン氏の40.6%より低い。「ハリス大統領」待望論は乏しく、むしろ政権の「弱点」として野党共和党の攻撃を受けているのが現状だ。「(大統領になる)準備はできている」と語るハリス氏が、有権者の支持を勝ち取れるかが試されている。

6998OS5:2024/03/20(水) 23:58:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/9331ad49ca1e4b2e39d5a5b6278b8ae63314c666
バイデン氏、激戦州で中南米系に照準 移民政策アピール 米大統領選
3/20(水) 17:44配信
産経新聞
【フェニックス(米アリゾナ州)=大内清】11月の米大統領選で再選を目指す民主党のバイデン大統領(81)は19日、本選で激戦が予想される西部ネバダ、アリゾナ両州で遊説した。共和党のトランプ前大統領(77)が民事訴訟に絡む資金難に苦しむ中、主要争点の不法移民問題や経済対策などで重要州への攻勢を強めている。

バイデン氏はこの日、移民の主要流入口であるメキシコ国境に接するアリゾナ州の州都フェニックスでヒスパニック(中南米系)移民らの集会に参加。「あの男(トランプ氏)は中南米系を軽蔑しているが、私は価値を理解している」と、国境周辺州での人口比率が高い中南米系に寄り添う姿勢を強調した。

中南米系は伝統的に民主党の票田とされてきたが、近年は強硬な不法移民対策を主張する共和党への傾斜が進む。すでに米国に定住している人々には、安価な労働力の新規流入で最も影響を受けるのは自分たちだとの懸念があるためだと指摘される。

バイデン氏は2020年の前回選でアリゾナ、ネバダ両州を制したものの、いずれも得票差はわずか。11月の本選でも中南米票の動向は勝敗を左右する。

そんな中でバイデン氏は今年、国境警備予算の大幅な増額などを盛り込んだ包括的な移民政策改革を発表し、議会に承認を求めている。陣営側には、こうした取り組みが、移民問題に消極的とのバイデン氏のイメージを払拭すると同時に、中南米票の奪還にもつながることへの期待がある。

またバイデン氏は集会で、トランプ氏を「財産のことしか気にしていない」とこき下ろした。同氏が、一族企業の不正を巡る民事裁判で保証金の支払いに窮していることや、訴訟費用が選挙資金を圧迫していると指摘されることが念頭にあるのは明らかだ。

この日はアリゾナを含む5州で民主、共和両党の予備選が行われ、バイデン、トランプ両氏がそれぞれ全勝した。両氏はすでに指名獲得に必要な代議員数を確保していることから勝敗には無関係ながら、共和党では、すでに敗退したヘイリー元国連大使(52)がアリゾナで約20%の票を、南部フロリダと中西部のオハイオ、イリノイ、カンザス各州で15%前後を獲得し、党内の「反トランプ派」の存在を改めて印象付けた。

6999OS5:2024/03/22(金) 10:12:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/947e4578ae5bbba128863f075b32315c3d5f7ba4
ロバート・ケネディ氏が本腰 副大統領候補発表へ 民主バイデン陣営警戒高まる
3/22(金) 9:52配信

産経新聞
【ワシントン=渡辺浩生】11月の米大統領選へ無所属で出馬したロバート・ケネディ・ジュニア氏(70)は26日に副大統領候補を発表する。本腰を入れるケネディ氏に警戒を強めるのは民主党バイデン大統領(81)陣営だ。共和党指名を確実にしたトランプ前大統領(77)との本選を左右する無党派層や民主党穏健派を奪われかねないとの危機感がある。



ケネディ元大統領を叔父に持つ著名ファミリーの一員。父のロバート・ケネディ元司法長官は1968年の大統領選に名乗りを上げたが、民主党指名争い最中の6月、遊説先のロサンゼルスで暗殺された。

環境保護や反ワクチン活動に携わった弁護士のケネディ氏は米紙ニューヨーク・タイムズに対し、2人の死を「戦争に行くのと同じように政治にはリスクがある」と受け止めたと述べ「父の後を継ぐプレッシャーを感じた」と回想した。

巨大産業界や公権力から「中間層の利益を守る」を信条とするケネディ氏は当初、民主党の指名争いに名乗りをあげたが昨年10月、無所属出馬を表明。世論調査で10%前後とトランプ氏やバイデン氏に続く支持率を維持する。FOXニュースの調査では13%にのぼった。

26日に西部カリフォルニア州オークランドで集会を開き、副大統領候補を発表する。米メディアによると、米プロフットボールNFLのスター選手アーロン・ロジャーズ氏や元プロレスラーで元ミネソタ州知事のジェシー・ベンチュラ氏らの指名を検討している。

ケネディ氏の課題は無所属や第3党に不利な選挙制度にある。候補者名が投票用紙に記載されるには州で異なる複雑な手続きを完了する必要がある。有権者の署名を義務付ける州も多い。陣営によると西部ユタ州で登録が完了。東部ニューハンプシャー、西部ネバダ州で必要な署名を集めた。今後も南部テキサス州などで請願を広げていく。

超党派政治集団「ノーレーベルズ」の候補探しが難航し、バイデン陣営はケネディ氏をトランプ氏に勝利を譲りかねない「スポイラー(壊し屋)」の本命とみなしつつある。米紙によると、勝敗を左右する7つの激戦州で無党派層や穏健派の票が流れることを警戒、州の候補者登録を阻止する「法的攻勢」に着手する。

ケネディ氏もバイデン・トランプ再対決に不満を抱く層を念頭に既存政党批判に力を入れるとみられる。

7000OS5:2024/03/23(土) 01:10:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/ef057b2b0dd7bd1df93eff6d9564ea5490c6b323
副大統領候補にルビオ氏浮上 トランプ氏、リストは「15人」 米報道
3/22(金) 6:58配信
時事通信
米共和党のルビオ上院議員(AFP時事)

 【ワシントン時事】米NBCテレビなどは21日、11月の大統領選で共和党の指名が確定したトランプ前大統領(77)が副大統領候補としてルビオ上院議員(52)を検討していると報じた。

 トランプ氏は現時点で15人ほどが候補者リストに名を連ねていると話しており、選考にはなお時間を要する見込みだ。

 ルビオ氏はキューバ移民を両親に持つ共和党穏健派。ヒスパニック系や、トランプ氏が苦手とする穏健派の共和党支持層の取り込みが念頭にあるとみられる。ルビオ氏は2016年大統領選でトランプ氏と党指名レースを競い、同氏に「ちび」などと侮辱された経緯があるが、今年1月にトランプ氏支持を表明した。

7001OS5:2024/03/26(火) 17:05:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/c649cd28b4744f466fe285e9f20a1777dd6c72ac
米フロリダ州、14歳未満のSNS禁止 国内で最も厳格な州法か
3/26(火) 11:00配信


5
コメント5件


毎日新聞
米西部カリフォルニア州にあるTikTok関連のビル=2024年3月11日、AP

 米南部フロリダ州で25日、14歳未満のソーシャルメディアの利用を禁止する州法が成立した。14〜15歳も利用には保護者の許可を必要とする。州法制定を主導した共和党のレナー州下院議長は「ソーシャルメディアでは性犯罪者が子供を狙っており、危険なメディアに触れることが、うつや自傷行為、自殺につながる。フロリダは子供を守る道を先導する」と意義を強調した。

【写真まとめ】楽しそうにTikTok撮影に臨むバイデン氏

 米メディアによると、西部ユタ州や南部アーカンソー州、中西部オハイオ州などでも、子供が保護者の同意なしにソーシャルメディアを利用することを禁止する州法があるが、14歳未満の利用を一律禁止したフロリダ州法は「米国で最も厳しい規制」(AP通信)と報じられている。

 ただ、ソーシャルメディアの運営企業などは「インターネットの利用に身分確認を求めるような規制は、言論活動の自由の侵害になる」と主張しており、今後、裁判に発展する可能性が高い。

 米メディアの報道では、25日に成立したフロリダ州法は、ソーシャルメディアの運営者に対して、14歳未満の利用者のアカウント作成禁止や既存アカウントの停止を義務づけた。14〜15歳の既存アカウントの維持にも保護者の同意を求める。

 成人向けのコンテンツにアクセスする場合、年齢確認のために第三者による認証システムを利用する措置も義務づけた。違反企業が民事で訴えられた場合、最高5万ドル(約755万円)の損害賠償を求められる可能性がある。

 規制対象になるソーシャルメディアやウェブサイトは「16歳未満の利用者の10%以上が、1日平均2時間以上利用している」という条件がついており、子供の「中毒性」が高いものに限られる。子供に人気の動画投稿アプリ「TikTok」(ティックトック)や写真・動画共有アプリ「スナップチャット」が規制対象にされるとの見方がある一方、X(ツイッター)やフェイスブックが含まれるかどうかは不明だ。

 フロリダ州議会は当初、16歳未満の利用を禁止する法案を可決していたが、デサンティス州知事(共和党)が「親が選ぶ権利を制限することになる」として拒否権を行使。14〜15歳については保護者の許可があれば、利用できるように法案を修正し、デサンティス氏が25日に法案に署名して成立した。【ワシントン秋山信一】

7002OS5:2024/03/27(水) 11:40:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/105e3ea400175b73837a771f2ce2a5fb2998e3b6
無所属・ケネディ氏が副大統領候補に女性弁護士選出 米大統領選
3/27(水) 10:10配信
米西部カリフォルニア州オークランドで、大統領選に向けた集会に臨むケネディ氏(右)と副大統領候補に起用されたシャナハン氏=2024年3月26日、AP

 11月の米大統領選に無所属での立候補を目指す弁護士のロバート・ケネディ・ジュニア氏(70)は26日、西部カリフォルニア州で演説し、副大統領候補に女性弁護士で実業家のニコール・シャナハン氏(38)を選んだと発表した。民主党から無所属に転じた両氏が組むことで、再選を目指す同党のジョー・バイデン大統領(81)の支持基盤を崩す可能性がある。バイデン陣営はケネディ氏を、共和党候補のドナルド・トランプ前大統領(77)を利する「スポイラー(壊し屋)だ」と批判している。


 政治サイト「リアル・クリア・ポリティクス」の各種世論調査の集計(26日現在)によると、ケネディ氏の全米での支持率は9・9%で、トランプ氏(41・7%)、バイデン氏(39・4%)に次ぐ3番手につけている。組織基盤がないケネディ氏が当選するのは難しいが、「第3の選択肢」としてバイデン、トランプ両氏のどちらから票を奪うのかが選挙結果を左右すると目されている。

 ケネディ氏は26日の演説で「米国史上、最も高齢な2人の大統領候補の争いに国民はがっかりしている。無所属候補がついに民主、共和両党の独占を倒すのだ」と強調。特許関連の弁護士で、IT大手グーグル共同創業者の元妻でもあるシャナハン氏を「AI(人工知能)の最前線で活動してきて、IT大手の世論誘導が民主主義や自由に脅威を及ぼすのを止めてくれる。(中国系)移民の娘で、困難を克服し、アメリカンドリームをつかんだ人物でもある」と評価した。

 シャナハン氏も「過激な分断が国を引き裂こうとしている。今は共有する価値観に集中し、国を再編する時だ」と訴えた。

 ケネディ氏は、プロフットボールNFLのスター選手や元知事、元連邦下院議員らの起用も検討してきたが、資産家でもあるシャナハン氏の資金力や若さに期待して選んだとみられる。ただ、政治経験や全米レベルの知名度は不足しており、支持拡大の「起爆剤」となるかは不透明だ。

 さらに無所属候補の出馬には高いハードルが控えている。各州で投票用紙に候補名が記載されるためには、一定数の署名集めなどの手続きが必要だ。米メディアによると、ケネディ氏の陣営は西部ユタ州でしか必要な手続きを終えていない。

 陣営や支持団体は、西部アリゾナ、ネバダ、中西部ミシガン、南部ジョージアなどの重要州も含めた7州で必要な署名を集めたとしているが、まだ正式には承認されていない。副大統領候補を事前に決めるよう求める州もあるため、陣営は人選を急いでいた。

 ケネディ氏は、民主党のジョン・F・ケネディ元大統領(故人)のおい。ロバート・ケネディ元司法長官(同)の息子で、弁護士として環境保護や小児医療の啓発に取り組んできた。今回の大統領選では当初、民主党候補指名を目指したが、現職のバイデン氏の優位は動かず、無所属での出馬に切り替えた。

 親族の大半は出馬に批判的だが、ケネディ氏は名門の「ブランド」を利用して、民主党支持者への浸透を図る。新型コロナウイルスのワクチン懐疑論を唱えたことで知名度が高まり、ワクチンに疑問を持つ共和党支持者からも一定の支持がある。

 2大政党以外では中道層の結集を目指す政治団体「ノー・レーベルズ(ラベルなし)」が候補擁立を検討しているが、選考は難航している。環境問題を重視する「緑の党」、自由主義を掲げる「リバタリアン党」も独自に候補を立てる方針だ。急進左派の哲学者、コーネル・ウェスト氏(70)も立候補を模索している。【ワシントン秋山信一】

7003OS5:2024/03/27(水) 17:11:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/f8cefdfd97dc22e88f3bc1bc16e7703763b0f85a
どうなる「トランプ2・0」副大統領は女性、少数派支持層拡大狙う? 安保は対中強硬も
3/27(水) 16:52配信

産経新聞
トランプ前米大統領

11月の米大統領選で共和党の候補者指名を確実としたトランプ前大統領(77)の副大統領候補や、政権を奪還した場合の2期目の外交・安全保障の陣容が注目されている。取り沙汰されている顔ぶれはどのようなものか。(ワシントン 渡辺浩生)


「彼は私にとってより良き代理人だ。上質の人間だからだ」。2月23日、トランプ氏が南部サウスカロライナ州での集会で絶賛したのは、観客席にいるティム・スコット上院議員(58)だった。地元州知事の経歴を持つヘイリー元国連大使(52)と対決する予備選の前日のことだ。

■出世の〝恩〟振り切る

黒人のスコット氏は同州知事時代のヘイリー氏に空席の州選出上院議員に指名された。だが、指名争いに一時名乗りを上げた後の1月、トランプ氏支持を表明。出世の道を開いた〝恩〟を振り切った。

スコット氏は「大事なのは(トランプ氏再選の)ミッション。ポスト狙いではない」と語る。副大統領候補に取り沙汰されるのは、貧しい母子家庭に育ったスコット氏がマイノリティーの支持を集められるとの期待もあるためだ。

副大統領候補は人種や性別、地域など支持層を広げる役目を担い、その選考は本選を勝ち抜くカギだ。トランプ氏が2016年の選挙で指名した保守政治家のマイク・ペンス氏は、保守派や宗教右派との橋渡しを期待されたとされる。

■現時点で可能性低いヘイリー氏

トランプ氏は今回、FOXニュースの番組でスコット氏ら少なくとも6人が副大統領候補のリストに含まれていると認めた。トランプ氏の支持でサウスカロライナ州初の女性知事に就任したクリスティ・ノーム知事(52)▽「反ユダヤ主義」を巡る議会公聴会で有名大学学長を厳しく追及した親トランプ派で女性のエリス・ステファニク下院議員(39)▽指名争いからの撤退後、トランプ氏支持に転じたインド系実業家のビベック・ラマスワミ氏(38)らの名も挙がる。

ここにきて16年大統領選でトランプ氏と争ったマイク・ルビオ上院議員(52)も急浮上。キューバ系移民2世で、トランプ氏が重視するヒスパニック(中南米系)票の獲得が期待できる。ただ、正副大統領候補が同一州から出ることに憲法上の制約もあり、トランプ氏と同じフロリダ州選出のルビオ氏指名のネックとなりうる。

指名争いで「反トランプ票」をあぶり出したヘイリー氏の動向も関心事だ。同氏は「副大統領になるつもりもない」というが、「党内融和を図る選択肢」と宗教右派団体理事長は語る。ただ、忠誠心を重視するトランプ氏が自身への支持を明言しないヘイリー氏を選ぶ可能性は現時点で低い。

■ポンペオ氏「トランプ氏なら平和な世界」

「米国第一」を掲げるトランプ氏が再選した場合、外交・安保の陣容は混沌(こんとん)とする世界情勢に対し、米国がどのように指導力を示すかに直結する。

トランプ前政権に近い複数の有識者の見方が一致するのは、前政権で米中央情報局(CIA)長官と国務長官を務めたマイク・ポンペオ氏(60)、駐日米国大使から上院議員に転じたビル・ハガティ氏(64)の2人だ。

ポンペオ氏は前政権時代、米朝首脳会談を実現させたほか、イランに強硬で親イスラエルの中東外交を推進した。「トランプ氏が再選すれば、より平和で豊かな世界に戻る」と支持を表明しており、国防長官への起用の声が出ている。

ハガティ氏は現在、上院外交委員会のメンバー。駐日大使時代は日米同盟を軸としたインド太平洋政策の推進に関与し、国務長官候補ともみられる。前政権で通商代表部(USTR)代表を務めたロバート・ライトハイザー氏(76)は輸出規制強化など対中封じ込めの要として、国家経済会議(NEC)委員長や財務長官が取り沙汰される。

7004OS5:2024/03/27(水) 17:12:14

■北朝鮮への新アプローチ期待も

動向が注視されるのはマイク・ギャラガー下院議員(40)。下院中国特別委員長として中国の人権侵害や機密情報窃取などの調査を主導。元海兵隊情報将校としてイラクに従軍し国防に明るい。トランプ派と距離を置き、4月に議員辞職すると表明した。

一部の安保専門家には大統領補佐官(国家安全保障問題担当)を待望する声があるが、同盟関係重視とウクライナ支援強化を唱え、トランプ氏とそりが合わないとの声もある。

前政権で国防次官補代理を務めたエルブリッジ・コルビー氏が安保担当の高官に再起用される可能性も指摘される。コルビー氏は18年の国家防衛戦略の策定に従事した。中国の軍備拡張に対抗する米軍の「拒否戦略」を提唱する一方、ウクライナ支援からは距離を置いているとの指摘がある。

これらの顔ぶれが実現すれば、ウクライナ・欧州とインド太平洋、中東というバイデン政権の3正面関与から、「トランプ2・0」は最大の脅威である中国への抑止・強硬路線にシフトするのは必至といえる。停滞中の北朝鮮外交への新アプローチを期待する声もある。

7005OS5:2024/03/27(水) 17:45:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/1a9fec8c468a6a1307b2bcd0908144d0fde5c5c0
「第3の候補」、米大統領選に及ぼす影響 勝敗左右することも
3/27(水) 17:13配信

毎日新聞
米大統領選候補者討論会に参加するビル・クリントン氏(左端)、ジョージ・ブッシュ(父)氏(右端)とロス・ペロー氏=米中西部ミシガン州で1992年10月19日、ロイター

 米国では民主、共和両党が2大政党として確立された19世紀半ば以降、無所属や第3政党の候補は当選していない。一方で、ここ数十年の大統領選でも両党とは一線を画す候補が勝敗を左右した例も少なくない。


 20世紀後半以降の大統領選で最も大きな影響を与えた「第3の候補」は、1992年に無所属で立候補した実業家のロス・ペロー氏だったといえる。知名度を生かし、大統領選では約19%の票を獲得。共和党の現職ブッシュ(父)大統領の保守的な支持基盤を侵食し、アーカンソー州知事のクリントン候補(民主党)の初当選を助ける形となった。

 ペロー氏は96年の大統領選でも「改革党」を発足させて再挑戦したが、前回のように第3の候補を求める波を作れず、クリントン氏の再選を許した。

 リベラルな候補が支持基盤が重なる民主党に割を食わせた事例もある。2000年大統領選には、著名な消費者保護活動家のラルフ・ネーダー氏が「緑の党」から出馬した。

 まれに見る激戦となった同年の選挙は、南部フロリダ州の集計が大もめとなった。最終的にはテキサス州知事のブッシュ(子)候補(共和党)がゴア副大統領(民主党)に僅差で勝利した。得票差はわずか537票。フロリダ州ではネーダー氏が約9万7000票を得ており、結果としてブッシュ氏を利したと指摘されている。【松本紫帆】

7006OS5:2024/04/01(月) 16:45:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/a6d37e5c5d4034a9b2726657c7620bee7f64e4c5
ユダヤ票固めエムホフ氏が存在感 ハリス副大統領の夫
4/1(月) 16:03配信

共同通信
米南部マイアミ郊外で話すハリス副大統領の夫ダグラス・エムホフ氏=3月27日(AP=共同)

 【ワシントン共同】11月の米大統領選で再選を狙うバイデン大統領の陣営で、ハリス副大統領の夫ダグラス・エムホフ氏がユダヤ系有権者の票固めで存在感を示している。自身もユダヤ系で、反ユダヤ主義と闘う姿勢をアピール。バイデン氏と再対決するトランプ前大統領が親イスラエルを打ち出していることに対抗する狙いもある。

 ガザの人道危機が深まる中、イスラエルを擁護してきたバイデン氏に対しアラブ系有権者の間では反発が広がっている。バイデン氏がユダヤ系とアラブ系のはざまで苦慮する中、エムホフ氏は在米ユダヤ系社会での「事実上の大使」(米メディア)として活動している。

 トランプ氏は3月中旬のインタビューで、バイデン政権を支持するユダヤ系が「イスラエルの全てを憎んでいる」と語った。バイデン氏が再選を果たせば「イスラエルが破壊される。彼らは自責の念を感じるべきだ」と主張した。

 これに対しエムホフ氏はネブラスカ州での選挙集会で「不快かつ有害で反ユダヤ主義的な発言だ」と猛反発。トランプ氏の大統領候補としての資質に疑問を呈した。

7007OS5:2024/04/05(金) 14:33:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/d1438961b9c8907ec6b8c664b518ce0ba9602b76
第3政党集団ノーレーベルズ 候補擁立断念 米大統領選
4/5(金) 10:18配信

産経新聞
【ワシントン=渡辺浩生】11月の米大統領選で独自候補擁立を模索してきた超党派政治集団「ノーレーベルズ」は4日、擁立を断念したと発表した。民主党のバイデン大統領、共和党の指名を確実にしたトランプ前大統領の本選対決に不満を抱く無党派や穏健派の支持を念頭に、「統一候補」の選考を続けてきたが、「勝利の見込みのある候補者は現れなかった」と結論づけた。

米メディアによると、ノーレーベルズは約30人の政治家らにアプローチ。本命視されていた民主党穏健派のマンチン上院議員が辞退を表明。最近では共和党の指名争いから撤退したヘイリー元国連大使やクリスティー前ニュージャージー州知事らへの打診も伝えられたが、いずれも固辞されたとみられる。設立時の会長で候補選考を主導してきたリーバーマン元上院議員が3月27日に死去したことが、擁立断念への決め手となったとみられる。

バイデン氏の陣営は、ノーレーベルズを含む第三極候補の動きを民主党から票を奪いトランプ氏再選への道を開くと警戒し、撤退圧力を強めている。無所属出馬したロバート・ケネディ・ジュニア氏は3月末に副大統領候補に女性弁護士のシャナハン氏を指名し選挙戦を本格化。今後、無党派層の受け皿となるかが注目される。

7008OS5:2024/04/05(金) 14:34:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/2187097608e5ea6b1a9b3a45a56e15d782c42908
米大統領選 接戦7州のうち6州でトランプ氏がリードと世論調査
4/4(木) 21:21配信


21
コメント21件


産経新聞
【ワシントン=坂本一之】米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が4日までに公表した米大統領選の接戦7州の世論調査で、共和党のトランプ前大統領(77)が民主党のバイデン大統領(81)を6州でリードしていることが明らかになった。バイデン氏は物価上昇や移民・国境対策などで有権者の信頼を得られておらず、トランプ氏が支持を集めている。

調査は「大統領選が今日実施されたら誰に投票するか」を尋ねた。

無所属や第三の政党も含めた候補者から選ぶ場合、東部ペンシルベニア州や西部ネバダなど6州でトランプ氏がバイデン氏を2〜8ポイントリードした。バイデン氏は中西部ウィスコンシン州でのみトランプ氏を3ポイント上回った。

候補者がバイデン氏とトランプ氏の2人の場合も6州でトランプ氏がリード。ウィスコンシンでは両氏が並び、トランプ氏の優勢が浮き彫りになった。

バイデン氏は前回の20年大統領選で、同7州のうち6州でトランプ氏に勝利している。

調査では、過去2年で米国経済が「悪くなった」と答えた人が56%と過半数に達し、現状を懸念する声が強いことが示された。バイデン氏の支持率は38%で、不支持率が60%と大きく上回っている。

トランプ、バイデン両氏の政策手腕に関しては、物価問題や移民・国境対策でバイデン氏を信頼する人が各州で28〜36%なのに対し、トランプ氏は50〜56%と大きく引き離している。

ロシアの侵略を受けるウクライナの問題や、イスラエル軍とイスラム原理主義組織ハマスの戦闘に関してもトランプ氏を支持する人が多かった。

人工妊娠中絶と民主主義に関してはバイデン氏が信頼を得ているが、大統領選の勝敗を左右する重要な接戦州で苦しい状況が続いている。調査はペンシルベニア、ネバダ、ウィスコンシンの他に中西部ミシガン州、西部アリゾナ州、南部のジョージア州とノースカロライナ州の計7州で3月17〜24日に実施された。

7009OS5:2024/04/22(月) 10:09:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/9df41233f560d314d54eff4d0b61d66c40ba1619
米下院、ウクライナ支援案を可決 軍事支援が本格再開の見通し
4/21(日) 3:03配信


 米連邦下院は20日、ロシアの侵攻を受けるウクライナに対して総額約608億ドル(約9兆4000億円)を支援する緊急予算案を賛成多数で可決した。予算成立には上院での可決とバイデン大統領の署名が必要だが、最大の障壁だった下院を通過したことで、停滞していた米国の軍事支援が本格的に再開される見通しとなった。

 緊急予算案は共和、民主両党の超党派の支持で可決された。ウクライナによる米国製兵器や防空システムの購入、ウクライナに供与している米軍の装備品の補充などに充てられる。共和党のトランプ前大統領の意向も踏まえ、ウクライナや周辺国への財政支援約95億ドル(約1兆4700億円)は貸し付けとなった。

 米国のウクライナ支援は、下院で多数派を占める共和党のうち保守強硬派が「自国の国境管理を優先すべきだ」などとして無条件の支援継続に反対。2023年末に予算が底を突き、新規の軍事支援は事実上、止まった。ウクライナの劣勢が続く中、米中央情報局(CIA)のバーンズ長官は「緊急予算が成立しなければ、ウクライナが年末までに敗北する恐れがある」と警告していた。

 ジョンソン下院議長(共和党)は当初、保守強硬派の意向を受けて国境管理の強化策を予算に盛り込む案を模索した。しかし、民主党との妥協を嫌うトランプ氏の横やりもあり、調整が難航。予算案の審議も先送りになっていた。

 ただ、ウクライナ支援自体は超党派の多数派に支持されており、国外からも早期の支援再開を求める圧力が強まった。ジョンソン氏は譲歩を拒む保守強硬派から議長解任をちらつかされていたが、最終的に「解任リスク」を承知で、国境対策を切り離した予算案の採決に踏み切った。

 米シンクタンク「外交問題評議会」によると、米国は22年1月以降、総額約743億ドル(約11兆4900億円)の対ウクライナ支援を表明。今回の緊急予算が成立すれば、11月の大統領選の後も当面は支援継続が可能になる。【ワシントン秋山信一】

7010OS5:2024/04/22(月) 10:10:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/27563fdde0dd914a7498268f3b31fd15369510d8
米議会、迷走半年 翻弄されたウクライナ支援と米指導力 岸田首相演説を複数議員が引用
4/21(日) 7:22配信
【ワシントン=渡辺浩生】米下院が20日、ウクライナ向けの緊急支援予算を可決し、停滞したウクライナ支援が継続されるメドがついた。昨年10月にバイデン大統領が要請して以降、トランプ前大統領の介入もあり審議は半年も迷走。兵器不足に陥ったウクライナはロシアの攻勢に苦戦を余儀なくされ、中国、イランなど現状変更勢力を勢いづかせた。大統領選を控え党派対立が激しさを増す中で、米国の指導力後退を懸念する同盟諸国の危機感が可決を後押しした。

「人がなんと言おうと正しいことを行う。あとは歴史が判断する」。今月17日、そう語って緊急支援予算の採決へかじを切ったのは共和党のジョンソン下院議長だった。ウクライナ、イスラエル、台湾向け支援一括の緊急予算案を国・地域別の3本立てにし、停滞した審議を動かした。

党内ではマージョリー・テイラー・グリーン議員ら少数の最強硬派が議長不信任の動議をちらつかせ抵抗を続けた。だが、財源が枯渇した米国の支援の停滞がウクライナの前線に与えた悪影響は明白だった。

露軍は東部で支配地域をじわじわと拡大。イランの無人機、北朝鮮の弾道ミサイルもフル活用して都市やインフラに対する空爆を強めた。ウクライナ軍は消耗した防空システムでは守り切れず、犠牲者は増え続けている。

ロシアは今夏の一大攻勢を準備しているとされる。米中央情報局(CIA)は米国の支援なしでは「ウクライナが年末までに戦場で敗れる現実のリスクがある」(バーンズ長官)との分析を示し、首都キーウ陥落の最悪シナリオも取り沙汰され始めた。

「米議会に広がる孤立主義」へ海外から厳しい視線が集まる中、ウクライナ支援に消極的だったジョンソン氏は重い腰を上げた。トランプ氏は大統領選での穏健派や無党派層の支持を意識したのか、ウクライナへの「貸し付け」ならば認める姿勢をみせ、ジョンソン氏は緊急予算の一部を借款に切り替えた。

イランのイスラエル攻撃は採決へと動かす決定打となった。米国の抑止力が低下すれば中露、北朝鮮、イランといった権威主義国家が結託して侵略に動くという危機が現実味を増したからだ。ウクライナ支援への一部の反対でイスラエル、台湾の支援まで遅らせる猶予はなくなった。

20日の討論では共和、民主両党の複数議員が、「米国の指導力は必要不可欠」との岸田文雄首相の米議会演説を引用して予算案への支持を訴えた。「自由世界のために立つ」米国の信任は崩壊寸前で保たれた。

7011OS5:2024/04/24(水) 18:53:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/bcf70d3a9f16a4f134e772abea7e80f7a953b5f7
「私の予算を可決」 バイデン氏、メンツ保つ勝利 再選に追い風
4/24(水) 16:31配信
 米連邦議会で23日に総額953億ドル(約14兆7500億円)の緊急予算案が可決されたことは、11月の大統領選で再選を目指す民主党のバイデン大統領にとって政治的勝利となった。1期目が終わる2025年1月までウクライナ支援を継続するめどが立ち、イスラエルや台湾への支援も確保。懸案を解決しただけでなく、共和党の足並みの乱れも誘った。

【写真】戦場カメラマン渡部陽一さんが見たウクライナ

 「連邦議会は、国家安全保障を強化し、世界に米国の指導力を示す私の予算案を可決した」。バイデン氏は声明で、緊急予算案を主導したのは自身だと強調した。23年10月に議会に予算要求してから半年以上かかったが、ウクライナやイスラエルへの軍事支援は要求とほぼ同水準を確保した。

 特にウクライナ支援の本格再開は、大統領選に向けて追い風となる。バイデン氏は7月にワシントンで開く北大西洋条約機構(NATO)首脳会議で、ウクライナを支援する「民主主義陣営のリーダー」を演じ、選挙イヤーの外交のハイライトにしたいとの思惑がある。米国の支援が停滞したままならメンツは丸つぶれだっただけに、予算案可決は安心材料となった。

 米メディアによると、バイデン政権は再開第1弾として10億ドル(約1540億円)規模の追加支援を用意している。大統領選までウクライナの劣勢が続けば、巨額支援の実効性が疑問視されかねないだけに、てこ入れして戦況好転を図る構えだ。

 一方、イスラエルによるパレスチナ自治区ガザ地区への侵攻を巡っては、双方に配慮した施策を盛り込んだ。イランやガザ地区のイスラム組織ハマスの攻撃を受けたイスラエルに防空用兵器を供与し、「自衛権」を支持する姿勢を強調。ガザ地区の人道危機を止められないバイデン政権に対する風当たりが米国内でも強まる中、パレスチナなどへの人道支援にも計92億ドルを割いた。

 大統領選で民主党左派や若者の支持離れを防ぐ狙いがあり、23日の声明でも「紛争の影響を受けた人たちに緊急で必要な支援だ」と力点を置いた。

 下院で多数派を占める共和党との駆け引きでも、今回は優勢だった。バイデン氏は不法移民の急増を批判され、一時は「国境封鎖」に言及するなど、国境管理の強化を求める共和党への譲歩を覚悟していた。しかし、民主党との妥協を嫌うトランプ前大統領がさらに強硬な対応を要求したことで共和党内の足並みが乱れ、結局は国境対策自体が見送られた。

 共和党ではトランプ氏に近いグリーン下院議員が、予算審議で民主党と協調したジョンソン下院議長の議会運営に反発し、議長解任動議の採決を迫る姿勢を強めている。ジョンソン氏を支持するトランプ氏もこうした動きを制御しきれておらず、共和党の内紛が続く状況はバイデン氏にとって好都合となっている。【ワシントン秋山信一】

7012OS5:2024/05/06(月) 17:32:06

https://news.yahoo.co.jp/articles/ece98dd64f99307a95ae4360580eb4f5a31ec108
ヘイリー氏支持票、どこへ 激戦州で共和党の16%獲得
5/5(日) 15:39配信
 【ワシントン共同】米大統領選の共和党候補指名争いから3月6日に撤退したヘイリー元国連大使の支持者の票が、11月の本選でどの候補に流れるのか注目されている。激戦が見込まれる東部ペンシルベニア州では4月23日の共和党予備選で、投票総数の16.6%に当たる16万票近くをヘイリー氏が獲得。トランプ前大統領でまとまりきれない党の現状が浮かんだ。

 民主党のバイデン大統領の陣営は党派を超えた支持を呼びかけ、4月29日の声明でも「トランプ氏に夢中になる国民より、国を愛する気持ちでつながる国民の方が多い」と秋波を送った。

7013OS5:2024/05/06(月) 18:45:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/a3675d52aadc7641e06eb4b0e84cde26fa4e7f59
不人気同士の再対決、バイデン氏とトランプ氏それぞれの弱みとは 米大統領選まで半年
5/6(月) 12:05配信

西日本新聞
アメリカ国旗

 【ワシントン古川幸太郎】11月の米大統領選まで5日で半年。前回と同様、民主党現職のバイデン大統領(81)と、共和党のトランプ前大統領(77)が激しく競り合う。バイデン氏は高齢不安や長引く物価高で支持率が低迷。パレスチナ自治区ガザ情勢の対応を巡っては、若者の支持離れが深刻化する。世論調査でややリードするトランプ氏も、自身の刑事裁判を抱えながらの選挙戦を強いられる。不人気同士の再対決は波乱含みの様相だ。

【画像】バイデン氏とトランプ氏の全米平均支持率推移

 バイデン氏は2日、イスラエルのガザ攻撃を巡り、全米の大学で過熱する反戦デモについて「抗議する権利はあるが、混乱を引き起こす権利はない」と初めて非難。イスラエル支援を見直す意向も「ない」と言い切った。

 デモに参加する学生は1990年代半ば以降に生まれた「Z世代」。これまでは学生ローン免除を実施してきたバイデン政権を支持する傾向にあったが、ガザ対応では政権に強い不満を持つ。米CNNテレビが4月に実施した世論調査では、18〜34歳の8割が「評価しない」と回答。紛争が長引けば、選挙結果に影響する恐れがある。

 一方、トランプ氏は起訴された4件の刑事事件のうち、不倫口止め疑惑に絡む事件の公判が4月中旬から本格的に始まった。1日の集会では「敵が私の自由を奪おうとしていることを決して忘れない」と批判。裁判は、バイデン政権が仕掛けた「政治的迫害」と訴え、長引くインフレや不法移民問題を争点に掲げる。

 ただ、刑事裁判への対応が選挙活動の足かせとなっている。大規模集会や資金集めパーティーの開催が厳しくなっており、複数の米メディアは「選挙資金が枯渇している」と指摘する。

 米政治サイトのリアル・クリア・ポリティクスが集計した激戦7州の平均支持率ではトランプ氏が全州でリードするが、全米支持率ではトランプ氏44・8%、バイデン氏44・5%(4月22日時点)と拮抗(きっこう)する。

 両者の再対決を嫌う有権者も多い。「第3の候補」として無所属で出馬する弁護士ロバート・ケネディ・ジュニア氏(70)に、両陣営の批判票がどれだけ流れるかが選挙結果を左右するとみられる。

7014OS5:2024/05/06(月) 19:48:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/8067391b729d4fa20ac6291d1c03547c353200cd
「第3の候補」結果左右も 無所属ケネディ氏が存在感 米大統領選まで半年
5/3(金) 7:09配信
時事通信
米大統領選の選挙集会で支持者に演説するロバート・ケネディ・ジュニア氏=4月28日、米ニューヨーク州ロングアイランド

 【ロングアイランド(米ニューヨーク州)時事】11月の投票が半年後に迫った米大統領選で、民主党のバイデン大統領、共和党のトランプ前大統領による再対決の構図となる中、「第3の候補」の弁護士ロバート・ケネディ・ジュニア氏(70)が存在感を高めている。

 当選の可能性は低いものの、バイデン、トランプ両氏の票を奪って選挙結果を左右する可能性も出てきた。

 ◇分断社会の融和訴え
 「もしバイデン氏かトランプ氏が大統領に選ばれれば、皆が互いを憎み合うことをやめると考える人がどれだけいるのか」。4月28日、ニューヨーク郊外ロングアイランドの選挙集会でケネディ氏が社会の融和を訴えると、会場に詰め掛けた数百人の支持者は沸き立った。

 暗殺されたジョン・F・ケネディ元大統領を伯父に持つ名門の出身。知名度は抜群だが、「ワクチンは自閉症を引き起こす」などと科学的根拠に乏しい主張や陰謀論を唱えてきたこともあり、これまで泡沫(ほうまつ)候補と見られがちだった。頼みとするケネディ家からの支持も得られなかった。

 しかし、支持層はワクチン懐疑派だけでなく、バイデン、トランプ両氏に批判的な人々にも広がりつつある。会場を訪れたジェフリー・ローズさん(59)は「バイデン氏は認知能力に問題があり、トランプ氏は道徳的人格を持ち合わせていない」と指摘し、「ケネディ氏は賢くて中道だ」と強調。ニッキー・カーメンさん(27)は「ケネディ氏は分断されたこの国を癒やす。想像以上に支持者がいると思う」と語った。

 ◇激戦州の鍵握る
 ケネディ氏の勢いは、1992年の大統領選に無所属で出馬し、旋風を起こした実業家ロス・ペロー氏の再来を予感させる。ペロー氏は共和党支持層に食い込み、ブッシュ(父)元大統領の再選を阻む要因になったとされる。

 しかし、二大政党の争いが定着した米大統領選で、無所属候補には高いハードルがある。多くの州で投票用紙に名前を載せるには一定数の署名が必要で、これまでに正式に候補者と認められたのはユタ、ミシガン、カリフォルニアの3州だけ。陣営はさらに7州で必要な署名を集めたと主張するが、全50州と首都ワシントンでの署名確保という目標には程遠い。

 それでも、民主、共和両党が伯仲する激戦州でケネディ氏の名前が投票用紙に載れば、結果を左右する可能性は十分ある。ジョージア州立大のタミー・グリア准教授は「ケネディ氏は二大政党の両方から票を奪うだろう。激戦州はますます予測不可能になる」と分析する。

 NBCテレビが伝えた4月の世論調査によると、バイデン氏とトランプ氏の一騎打ちなら、支持率はトランプ氏が46%でバイデン氏の44%を上回る。だが、2人以外の候補を選択肢に加えた設問では、13%がケネディ氏を支持すると答えた結果、39%のバイデン氏が37%のトランプ氏を逆転した。

7015OS5:2024/05/09(木) 08:49:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/2b4f630b70f69dfba34c37d1574045588e2210ba
米下院議長の解任動議は不発 大半が反対、議会空転を回避
5/9(木) 7:42配信
共同通信
 【ワシントン共同】米下院共和党の保守強硬派グリーン議員は8日、共和党のジョンソン下院議長の解任動議案の採決を要求した。だが共和、民主両党の議員の多くが反対して採決には至らず、廃案になった。ジョンソン氏に対するグリーン氏の抵抗は不発に終わり、議長不在で議会が空転する事態は回避された。

 グリーン氏はジョンソン氏が不法移民対策を軽視し、ウクライナを支援する緊急予算の可決を主導したと批判したが、動議への支持は広がらなかった。

7016OS5:2024/05/09(木) 12:57:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/c20fcfba104b254ff562c16312032e862becbf5a
米下院「クーデター劇」失敗 保守強硬派の議長解任動議は無効に
5/9(木) 11:16配信
 米連邦議会のマージョリー・テイラー・グリーン下院議員(共和党)は8日、3月に提出していたマイク・ジョンソン下院議長(共和党)の解任動議の採決を求めた。しかし、直後に動議を棚上げして事実上取り消す議案が提出され、共和、民主の圧倒的多数の賛成で可決。2023年10月のマッカーシー前議長解任に続く共和党保守強硬派による「クーデター劇」は失敗に終わった。

 解任動議の棚上げ議案は、賛成359票、反対43票だった。民主党の多数は、ジョンソン氏が4月にウクライナ支援などを盛り込んだ緊急予算成立に協力したことを踏まえ、議長擁護に回った。棚上げに反対したのは共和党は11人、民主党は32人だった。

 グリーン氏はトランプ前大統領に近い議員として知られ、ウクライナ支援継続反対や国境管理強化を主張。議長解任動議を提出し、ジョンソン氏に揺さぶりをかけていた。しかし、ジョンソン氏はグリーン氏の要求を受け入れず、11月に大統領選を控えるトランプ氏も「今は民主党と戦う時だ」としてジョンソン氏支持に回っていた。【ワシントン秋山信一】

7017OS5:2024/05/10(金) 15:21:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/f0a1f0e585b6f2356914d5621c463783a03d7fc4
アメリカの大学で広がるガザ抗議デモ、社会への不満が根底か…大統領選の争点に
5/7(火) 5:03配信


読売新聞オンライン
米大統領選2024 論争の現場<1>
4月29日、米コロンビア大学の構内でイスラエルへの抗議デモを行う学生たち=金子靖志撮影

 全米各地の大学に広がる抗議デモの「震源地」は、物々しい雰囲気だった。5日、米ニューヨークのコロンビア大学の出入り口は施錠され、周囲は二重の鉄柵で囲まれていた。

 大学では、イスラエルによるパレスチナ自治区ガザへの攻撃に抗議する学生らがキャンパスの一角を占拠していた。4月30日に警官隊がテントを撤去し、100人以上を拘束した。

 「イスラエルの攻撃でガザの子供たちが殺され、餓死している。だが、大学は攻撃に関与するイスラエル企業に投資している」

 デモを主導した一人でイスラム教徒の大学院生、スエダ・ポラットさん(23)は憤る。学生らは同大が運用する約136億ドル(約2兆900億円)の基金の一部がイスラエル企業に流れているとして、投資の中止を求めた。

 米国で近年、若者を中心とする急進左派が存在感を増している。2011年には格差の解消を求めて「ウォール街占拠運動」を起こした。ガザをめぐる抗議デモは、米国の社会問題への不満が根底にあるとの見方もある。

     ◇

 11月5日の米大統領選に向け、争点となっている問題の現場を訪ねた。

7018OS5:2024/05/12(日) 11:45:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/f03399c9aa89a90416a224f8cc3a9d2612c947cb
トランプ陣営、副大統領候補にライバルだったヘイリー氏を検討か
5/12(日) 5:30配信

毎日新聞
米共和党のニッキー・ヘイリー元国連大使=2024年3月4日、AP

 米ニュースサイト「アクシオス」は11日、共和党のドナルド・トランプ前大統領(77)の陣営が、11月の大統領選の副大統領候補としてニッキー・ヘイリー元国連大使(52)の起用を検討していると報じた。トランプ氏は自身のソーシャルメディアで「検討対象になっていない」と即座に否定したが、政治的な利害は一致するだけに今後の動向が注目される。

 ヘイリー氏は党候補指名争いで、トランプ氏に反感を持つ党穏健派から支持を集め、首都ワシントンや東部バーモント州の予備選では勝利。3月に選挙戦から撤退した後も、各州の予備選で2割前後の「反トランプ票」を得る例が相次いでいる。トランプ氏への支持は表明しておらず、支持するかは「トランプ氏次第だ」とする立場をとっている。

 トランプ氏にとっては、課題である党穏健派、女性、高学歴層、人種的少数派(マイノリティー)への支持拡大に向けて、インド系の女性であるヘイリー氏を起用する利点がある。ヘイリー氏についた大口献金者の資金力も魅力だ。一方、ヘイリー氏にとっては2028年の大統領選に向けて「ポスト・トランプ」の地歩を固めるチャンスでもある。

 米メディアによると、トランプ氏の陣営は、正副大統領候補が正式に指名される7月の党全国大会の直前まで検討を続ける方針だ。黒人のティム・スコット上院議員(58)、中南米系のマルコ・ルビオ上院議員(52)、女性のエリス・ステファニク下院議員(39)やサラ・サンダース南部アーカンソー州知事(41)、若手のJ・D・バンス上院議員(39)、資産家のダグ・バーガム中西部ノースダコタ州知事(67)らの名前が取り沙汰されている。【ワシントン秋山信一】

7019OS5:2024/05/15(水) 09:25:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/4361cff34605e8c03eb0a25201a799469901232a
「副大統領候補」争い過熱 トランプ氏へ忠誠競う 米共和党
5/15(水) 7:10配信


時事通信
米共和党で副大統領候補の座を争う(左から)ノースダコタ州のバーガム知事、スコット上院議員、バンス上院議員、サウスダコタ州のノーム知事(AFP時事)

 【ワシントン時事】米共和党で、トランプ前大統領の伴走者となる副大統領候補の座を巡る争いが過熱している。

【ひと目でわかる】トランプ氏の支持率の推移

 候補に挙がる面々は、不倫口止め料事件で出廷するトランプ氏を応援しようと裁判所まで駆け付けたり、11月の大統領選でトランプ氏の勝利以外は受け入れない姿勢を示したりと、なりふり構わず「忠誠」を競っている。

 候補の1人とされるバンス上院議員(39)は13日、トランプ氏の公判が行われたニューヨーク地裁に姿を見せ、「この裁判の目的は精神的拷問だ」と訴えた。公判関係者への攻撃的発言を禁じられたトランプ氏に代わり、証人や判事をおとしめる発信を重ねた。

 スコット上院議員(58)は5日のNBCテレビで、勝者が誰であれ大統領選の結果を認めるかとの質問に「次期大統領はトランプ氏だ」とのみ回答。ノースダコタ州のバーガム知事(67)もCNNテレビでトランプ氏が負けた場合に再び暴動が起きる可能性を問われたが、明確な返答を避けた。

 奇抜な発言で目立とうとしたのはサウスダコタ州のノーム知事(52)。「不快な仕事もできる」と証明するため、暴れた飼い犬を撃ち殺した逸話を自伝で披露したが、各方面から非難が殺到。かえって党内の評価を落とした。

 一方、共和党穏健派や無党派層の支持を得るヘイリー元国連大使(52)の起用も取り沙汰されたが、トランプ氏は11日、SNSで「ヘイリーは候補として検討していない」と否定している。

 トランプ氏自身は、意中の副大統領候補を示唆する発言は控えている。7月15日から始まる党全国大会までに発表するとみられ、候補者たちのアピール合戦はしばらく続きそうだ。

7020OS5:2024/05/15(水) 09:53:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/4361cff34605e8c03eb0a25201a799469901232a
「副大統領候補」争い過熱 トランプ氏へ忠誠競う 米共和党
5/15(水) 7:10配信


時事通信
米共和党で副大統領候補の座を争う(左から)ノースダコタ州のバーガム知事、スコット上院議員、バンス上院議員、サウスダコタ州のノーム知事(AFP時事)

 【ワシントン時事】米共和党で、トランプ前大統領の伴走者となる副大統領候補の座を巡る争いが過熱している。

【ひと目でわかる】トランプ氏の支持率の推移

 候補に挙がる面々は、不倫口止め料事件で出廷するトランプ氏を応援しようと裁判所まで駆け付けたり、11月の大統領選でトランプ氏の勝利以外は受け入れない姿勢を示したりと、なりふり構わず「忠誠」を競っている。

 候補の1人とされるバンス上院議員(39)は13日、トランプ氏の公判が行われたニューヨーク地裁に姿を見せ、「この裁判の目的は精神的拷問だ」と訴えた。公判関係者への攻撃的発言を禁じられたトランプ氏に代わり、証人や判事をおとしめる発信を重ねた。

 スコット上院議員(58)は5日のNBCテレビで、勝者が誰であれ大統領選の結果を認めるかとの質問に「次期大統領はトランプ氏だ」とのみ回答。ノースダコタ州のバーガム知事(67)もCNNテレビでトランプ氏が負けた場合に再び暴動が起きる可能性を問われたが、明確な返答を避けた。

 奇抜な発言で目立とうとしたのはサウスダコタ州のノーム知事(52)。「不快な仕事もできる」と証明するため、暴れた飼い犬を撃ち殺した逸話を自伝で披露したが、各方面から非難が殺到。かえって党内の評価を落とした。

 一方、共和党穏健派や無党派層の支持を得るヘイリー元国連大使(52)の起用も取り沙汰されたが、トランプ氏は11日、SNSで「ヘイリーは候補として検討していない」と否定している。

 トランプ氏自身は、意中の副大統領候補を示唆する発言は控えている。7月15日から始まる党全国大会までに発表するとみられ、候補者たちのアピール合戦はしばらく続きそうだ。

7021OS5:2024/05/15(水) 10:11:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/2b4cb0b67deb6232767dffe3d73a2ab209f89647
米大統領選共和ランニングメート候補ら忠誠競う トランプ裁判は「オーディション」の様相
5/15(水) 9:53配信
産経新聞
トランプ前米大統領(撮影・大内清)

【ワシントン=大内清】米東部ニューヨーク州で進むトランプ前大統領(共和党)の刑事裁判に共和党の有力者らが相次いで応援に駆けつけ、トランプ氏への忠誠心を競い合っている。トランプ氏は、11月の大統領選でのランニングメート(副大統領候補)選びで個人的忠誠を重視する姿勢を示しており、裁判はそのための「オーディション」の一環となっている格好だ。

【写真】米ニューヨークのトランプタワーで、自民党の麻生太郎副総裁と対面したトランプ前大統領

「こんな裁判はインチキだ。まるで三等国だ」

14日、トランプ氏の公判を傍聴したインド系投資家のラマスワミ氏は記者団にまくし立て、起訴は「政治的迫害」だとする弁護側の主張を繰り返した。同氏は共和党の候補者指名争いに参戦し、撤退後はトランプ氏に忠誠を誓う人物だ。

この日は、同様に指名争いから脱落した中西部ノースダコタ州のバーガム知事や、ジョンソン下院議長らも公判を傍聴。前日の13日には、トランプ氏の長男ジュニア氏と親密なバンス上院議員らが駆けつけ、傍聴席から「X(旧ツイッター)」への投稿で検察側を批判してみせた。

不倫関係にあった元ポルノ女優への口止め料を巡る業務記録不正処理の罪に問われているトランプ氏は、4月15日の初公判以降、週3〜4日のペースでの出廷が続く。その中で同氏は、この裁判期間を、15人前後とされる自身のランニングメート候補の忠誠心を測る機会ととらえていると指摘される。トランプ氏は今月上旬、米メディアのインタビューに、競い合わせるのが「効果的だ」と語った。

ランニングメート候補にはラマスワミ氏やバンス氏のほか、指名争いの参戦者で唯一の黒人だったスコット上院議員▽ヒスパニック(中南米)系のルビオ上院議員▽下院指導部メンバー3のステファニク議員▽下院保守強硬派のグリーン議員▽中西部サウスダコタ州のノーム知事らも取り沙汰される。

副大統領候補は普通、支持層の拡大に資するかなどが主要な判断材料となる。その一方でトランプ氏が個人的忠誠に重きを置くのは、2020年大統領選での敗北後の議会手続きで選挙結果を覆そうとしたものの、仕切り役だったペンス副大統領(当時)の「裏切り」で頓挫した-と認識しているためと指摘される。トランプ氏は、大統領候補指名が正式決定する7月中旬の共和党全国大会の前に副大統領候補を発表する考えを示している。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板