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2004年参院選スレ

1デモクラット:2003/11/21(金) 18:39
民主党スレで挙がっていたので、立ててみました。
自民、民主の候補者一覧にリンクしておきます。
自民 http://www.jimin.jp/jimin/jimin/sen_san20/index.html
民主 http://www.dpj.or.jp/news/200308/candidates2.html

713とはずがたり:2004/06/21(月) 22:45
>都道府県議会(市や郡などを選挙区単位としている)とパラレルに考えれば、納得できますね。
>定数1の小選挙区がある一方、県庁所在地などでは定数10以上の大選挙区もあるわけですから。
まさにこれが,特に国政選挙では,どうなんかなぁと思ってしまう点です。
県都だけ定数15であとは1〜2人というのは法の下の平等に反していやしないかと思うことしきりです。地区代表という性格の県議会という事で正当化されるのでしょうけど,国政選挙で4人選ぶのと30人を選ぶのではまるきり違う選挙制度ですし,同じ選挙制度で選出してやらないと不公平な気もします。関東・近畿は2〜3選挙区に分けるというのも手でしょうか?

714とはずがたり:2004/06/21(月) 23:19
>>701-706 >>708
土居氏は県議会議長もやったという事から自民党出身と言う事が判りますね。
一方で自由党は民社系との関係も深く?(例えば00年の比例名簿二位は民社党職員),地方議会への復帰に際して民社系労組から支援を受けている様ですね。また成見氏も民社系という事のようです。
宇都宮女史が民主党の県連会長を引退してから愛媛民主に旧社会党系は居なくなってしまった感じでしょうか?

http://www.kochinews.co.jp/senkyo/00kojigo.htm
00年自由党四国比例名簿
1土居 一豊(64)元愛媛県会議長    新
2及川 敏章(43)党職員(民社党職員) 新

http://jbbs.shitaraba.com/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/663
公明・民社会議 3→公明党 2
<いずれも松山市>
民主党 1→2
<藤田・西条市/成見・松山市>
自由党0→1
<土居・松山市>
松山の友愛会出身の中矢氏が公明党と組んでいたが引退したようだ。代わりに成見氏が民主党公認で出たのか?

http://jbbs.shitaraba.com/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/665
○松山市選挙区・自由党の土居氏は今回、旧民社系の中矢氏の出身母体である帝人労組等の支援を受けたようです。
尚、旧民社系のもう一つの核である四国電力の労組は民主・成見氏を支援したとのこと。(NHKの特番から)
でも、その割りには土居氏の票は増えていないのですが。

715とはずがたり:2004/06/22(火) 00:47
誰だ?大丈夫なんか?

民主が参院埼玉に2人目擁立
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040622-00000380-jij-pol

 民主党埼玉県連は21日夜、常任幹事会などの合同会議を開き、7月11日投開票の参院選埼玉選挙区に、新たに美容院経営者の弓削勇人氏(30)を擁立することを決めた。党本部が2人目の擁立を強く要請、県連側も受け入れた。(了)
弓削勇人(ゆげ・はやと)(時事通信)
[6月22日0時32分更新]

716とはずがたり:2004/06/22(火) 15:43
>昨秋の衆院選で両党は選挙協力を結んだが、公明の県内比例票が
>前回衆院選に比べ641票しか伸びず、党支持者に不満が続出。

>公明が…協力する見返りに、自民側は全県で計3万票を公明比例に積むと取り決めた。

[にらめっこ参院選’04大分・対決]/上 「自・公」×「民・社」 /大分
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040621-00000002-mai-l44

 ◇問われる与党の底力
 参院選は公示(24日)まであと3日。大分選挙区(改選数1)は、自民現職、仲道俊哉(74)=公明推薦▽民主新人、足立信也(47)=社民、連合大分推薦▽共産新人、小野勝(61)▽無所属新人、荒木国夫(59)4氏が立候補を表明。仲道氏は自民と公明が選挙協力、足立氏は民主と社民、連合大分の3者協力を構築、県内二大勢力が対立姿勢を強める。両勢力の動きを探った。【藤原弘】
 「非常に厳しい選挙。相手が(民主、社民、連合大分の)統一候補となり、大分は1対1だとどちらが勝ってもおかしくない。政治生命をかけて死守しなければ」
 17日、大分市の県立芸術会館で女性を対象に開かれた集会で、仲道氏は力を込めた。16日に公明の推薦を得たばかりの仲道氏は連立与党候補として、野党との対決ムードをあおった。
 「戦える態勢になった」(日野立明・自民県連幹事長)と、公明推薦を機に攻勢に転じたい自民だが、推薦決定の道のりは平たんではなかった。昨秋の衆院選で両党は選挙協力を結んだが、公明の県内比例票が前回衆院選に比べ641票しか伸びず、党支持者に不満が続出。今月初め、竹中万寿夫・公明県本部代表は「推薦を論議できる環境ではない」と険しい表情だった。
 15日夕、大分市であった自民党大分市連と公明党、創価学会の会合。市中心部のあるイベントホールに大分市議や公明党県議・市議、創価学会の計26人が顔をそろえた。公明側は「大分市連がいい加減だったら、推薦決定は先延ばし」(13日)と決めて臨んだ。
 竹中代表は「選挙協力は、大票田の大分市議が県議と同じ認識か知りたかった」と打ち明ける。仲道氏の当選と公明党の比例候補、弘友和夫氏(59)の得票に最善を尽くすことで一致、会合は約1時間で終了。公明は推薦を決めるてはずを整えた。
 一方、自民は8日、自民県議団の総会で公明党への協力票を割り当てたのをはじめ、県議が手分けして企業を回り、仲道氏への支援を求めた。昨秋の衆院選で「比例は公明」と言うように自民に求めた公明だが、自民も党公認の比例候補を抱えるため、今回は公明側は求めないという。
 昨秋の衆院選で、大分1〜3区で2勝1敗と勝ち越した自民・公明。00年衆院選以来4度目の選挙協力。公明が仲道氏に協力する見返りに、自民側は全県で計3万票を公明比例に積むと取り決めた。連立与党の底力が問われる局面でもある。(毎日新聞)
[6月21日21時1分更新]

717とはずがたり:2004/06/22(火) 15:48
大分ではなんとか纏まったみたいですが今の時点で纏まってない県は以下の如し:

【自公の選挙非協力関連】

http://jbbs.shitaraba.com/bbs/read.cgi/study/2246/1036413264/1818-1822

神奈川(友愛?)
山梨(無所属候補で見返りが期待できない)
新潟(自民分裂だから?)
長野(学会系無所属候補支援?)
愛知(友愛?自民複数擁立?)
岐阜(自民党から依頼が出てない)
愛媛(民公社で統一候補模索)
福岡(自民分裂だから?)
佐賀
長崎
熊本(民主からも推薦依頼)

719とはずがたり:2004/06/23(水) 12:38
公明、福岡では自主投票 参院選
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040623-00000126-kyodo-pol

 公明党福岡県本部は23日、参院選の福岡選挙区で、自民党の公認候補を推薦せず、自主投票にすると発表した。
 公明党は、前回参院選で同選挙区で当選した現職の弘友和夫氏を今回は比例に回し、自民党との選挙協力を模索していた。しかし、自民党福岡県連が、同県出身の同党比例候補2人を重点候補として推薦したことに、支持者らから反発する声が上がっていた。
 公明党県本部の森下博司幹事長は「支持者は比例でプラスになる候補を選択するのでは」と話している。同選挙区では自民党と民主党の公認候補のほか、無所属の元自民党県議らが立候補する予定。(共同通信)
[6月23日12時34分更新]

720とはずがたり:2004/06/23(水) 20:08
[’04参院選わかやま]自民「合流」、鶴保庸介氏の事情 /和歌山
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040622-00000004-mai-l30

 ◇しこり越え、挙党体制成るか
 ◇政権交代望む“風”を警戒、6年前の支援者離れも
 参院選の公示が24日に迫った。和歌山選挙区の候補予定者4人は既に前哨戦で支持の拡大に懸命だ。だが、各陣営ともそれぞれ事情を抱える。その事情を探った。
 「自民党に入ってまだ1年足らず。6年前に戦った相手で抵抗を持つ人もいるでしょうが、党の候補者としてどうか皆さんで支援してください」
 6月12日、新宮市であった自民現職の鶴保庸介氏(37)の決起大会の打ち合わせ会場。鶴保氏の妻で元郵政相の野田聖子衆院議員は、党県連新宮支部の役員らを前にそう言って頭を下げた。
 98年の参院選。鶴保氏は民主、公明両党の推薦を受け、旧自由党から出馬。反自民票や浮動票も取り込み、組織力で5選を目指した自民現職の前田勲男氏を約2万5000票差で破った。
 激戦のしこりは今も残る。「鶴保氏の応援に抵抗感を持つ自民党員はいる」と話す陣営関係者や県連幹部は少なくない。「自民党にうまくなじんでないのかな」。鶴保氏の初当選から選挙を手伝ってきたある支援者は、鶴保氏と党県連の間に距離感を感じている。
 そうした両者の微妙な関係が、思わぬ憶測を呼んだ出来事があった。
 5月15日、鶴保陣営は和歌山市民会館で決起大会を開いた。ほぼ同時刻、県連会長の世耕弘成参院議員の女性支援者らが木村良樹知事の激励会を開催。世耕氏はあいさつ後、決起大会を中座して激励会に向かった。鶴保陣営に「党の候補として快く思われていないのではないか」との声も上がった。
 世耕氏は「激励会は前々から決まっていた。鶴保氏と自民党にしこりがあるとか、そんなことは全くない」と否定する。下川俊樹県連幹事長も「参院選は党の選挙。かつて戦った相手でも、党の支持者は党の候補者として鶴保氏を支援してくれると思う」と、挙党態勢への自信を見せる。
 陣営の不安はそれだけではない。反自民・非自民として鶴保氏を支援した有権者の「鶴保離れ」を懸念する声がある。陣営幹部は「『反自民』『非自民』の票が、他党に流れなければいいが」と、心配顔だ。98年選挙で鶴保氏に投票した海南市の男性は「前回は政権交代への期待も込めて1票を投じた。今回は迷っている」とつぶやく。
 98年参院選は民主、自由の県内得票数(比例代表)が自民を上回った。昨年の衆院選比例ブロック票も、和歌山市、橋本市、岩出町などで民主が1位だった。潜在的な反自民、非自民票は多い。
 陣営は政権交代を望む世論の高まりによる「風」が吹くことを警戒している。「風が吹いて選挙への関心が高まれば、迷っている有権者の票が、自民入党への反発もあって一気に他候補に流れる可能性もある」と声を潜める関係者もいる。
 県農政連や建設業協会、医師会など、各種団体の推薦も得て、圧倒的優位に立つ鶴保陣営。しかし、党内に残る6年前の選挙のしこり、自民入党への支援者の戸惑いに「板挟み」という言葉も聞こえる。河嶋克志事務長は「完全優位だった自民候補を破った6年前の勝利を知るだけに、決して楽観的になれない」と表情を引き締める。(毎日新聞)
[6月22日20時11分更新]

721とはずがたり:2004/06/23(水) 20:10
こういう無所属を社民・共産・新社会が勝手連的に共闘できると勝機も見えてくるのでしょうけど…。

[問われるヒロシマ・04参院選]/上 平和運動から独自候補 /広島
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040622-00000002-mai-l34

 ◇「護憲」掲げ−−団体内部に困惑も
 ヒロシマの声を国政に――。24日に公示される参院選広島選挙区では、平和運動に携わる市民らが独自候補を擁立するというこれまでにない動きが出ている。「護憲」を掲げて市民有志が結集を呼びかけているが、市民運動が政治に踏み込むことへの困惑もある。
 イラク戦争が始まる直前の昨年3月。ヒロシマの平和運動に新しい動きが芽生えた。近年では異例の約6000人が広島市内に集まり、「NO WAR」の人文字を作ったのだ。反戦の思いが高まった結果だが、「個人としての参加」を呼びかけたことも功を奏した。政党の旗は一切なく、会場は熱気に包まれた。
 しかし、憲法論議もほとんどないまま、自衛隊がイラクに派遣されるなど、日本は平和運動が求める進路とは、逆の道を進んだ。
 昨年11月の総選挙では、県内の7選挙区から立候補した社民、共産両党の候補者9人がイラクへの自衛隊派遣反対などを訴えたが、すべて落選。戦後初めて両党が広島での衆院議席を失った。両党は歴史的にヒロシマの平和運動の思いを代弁してきただけに、その役割を果たしてくれる新たな地元議員を求める声が高まった。
 そんな中、今年3月に平和運動に携わる市民有志らが、「護憲共同懇談会」を結成。検討の結果、人文字の呼びかけ人の一人で、市民団体「核兵器廃絶をめざすヒロシマの会」の岡本三夫氏(71)を無所属で擁立することを決めた。先月30日の岡本氏の事務所開きでは、人文字を企画した仲間が「あの時のトルネード的旋風を巻き起こす」と宣言した。
 しかし、「市民運動と選挙運動をごちゃ交ぜにした」との手厳しい批判も。「せっかく超党派でやってきたのに。選挙に出ることで、これまでの活動は選挙のための売名行為だったと受けとられかねない」と、同会の会員の被爆者は懸念した。
 一方で、長年平和活動に携わってきた県原水禁顧問の宮崎安男さん(75)は「候補者が出なければ、有権者が護憲を願っても、政治的に沈黙してしまう。有権者に一つの選択肢を示した点に、岡本氏擁立の意義があるのでは」と話した。(毎日新聞)
[6月22日20時21分更新]

722とはずがたり:2004/06/23(水) 20:11
[こぼれ落ちる民意・04参院選比例代表]/3 衆院福島3区から転出… /福島
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040622-00000002-mai-l07

 ◇衆院福島3区から転出の荒井氏
 ◇理想か現実か苦悩続く
 5月のゴールデンウイーク。連休を楽しむ人たちでごった返す東京・巣鴨のとげぬき地蔵やJR上野駅前で、ビールケースをひっくり返した即席の演台に立ち、持論の郵政民営化反対や、共に助け合う地域コミュニティーの再生などを訴える荒井広幸氏の姿があった。
 4期目を目指した昨年11月の衆院選福島3区で落選した荒井氏は、翌12月下旬には参院選比例代表から自民党公認での出馬を表明した。しかし、3区の有権者約30万人の衆院小選挙区と、全国相手の参院比例代表との違いに、今も有権者の声をつかみかねている。
 ゴールデンウイークの東京遊説も、迷ったあげくに思い切って乗り出した“実験”だった。記者の問いには「カメラ付き携帯電話で写真を撮られてね。私の認知度も捨てたものじゃない」と胸を張ったが、秘書など近親者には「はっきり言って失敗。不特定多数の有権者相手に遊説しても、名前を書いてもらえないだろう」と本音をもらした。
 昨年12月の出馬会見で荒井氏は、「業界団体の代表しか当選できないのはおかしい。インターネットを活用するなどして、私の政策に共鳴する全国の有権者と結びつく新しい選挙戦術で戦う」とまくしたてた。
 自民党の比例代表候補は、建設業界、農協、特定郵便局長OB会、医師会など、政治と利害関係がある特定の業界団体をバックにした候補者が大半で、それでは“身内”の利害だけを語る内向きの政治家輩出につながりかねない。支援する業界団体がないことを逆手にとって、「小泉構造改革で切り捨てられた人たちに手を差し伸べる思いやりの改革」と訴え、政策選挙を目指した。
 しかし、衆院議員時代から荒井氏を支えてきた県議団からは不協和音が漏れる。「先生は理想主義者。支持基盤がある県内をがっちり固める方が勝利の近道なのに」。「全国を飛び回って『比例候補を地でいってみせる』と言っても、まるで雲をつかむような話」。荒井氏の理想論と現実にはギャップがあった。
 01年参院選では、荒井氏と同じ元衆院議員の桜井新氏と魚住汎英氏が比例代表で立候補し、当選した。それぞれ約22万票と約20万票を獲得し、党内得票順でも9位、11位と高位置につけたが、2人とも地元の新潟と熊本に張り付く戦術で、総得票の4分の3を地元県で得たのが勝因だった。
 6月5日、荒井氏の地元、船引町民体育館で開かれた集会に集まったのは350人。地元県議の集会でも2000人は集まる会場だ。「サクラも葉桜になれば誰も見に来てくれないなぁ」。荒井氏もショックを隠しきれない様子だったという。
 「荒井君は間違えている。『地元のために働かせてください』と一軒一軒回れば3区で15万票、県内でも20万票は取れる。選挙は目に見える有権者とのふれ合いだ。全国に大きな網を投げるような選挙ではだめだ」。自民党の長老県議は渋い顔で話す。
 須賀川市の荒井氏選対事務所には最近「地元からもう一人」の看板が掲げられた。また、会津地方のある土建業者は「福島のために働く国会議員が増えるのはいいこと」と、業界代表の候補者から荒井氏支援に切り替えた。しかし、荒井氏が「地元の利益代表」に軸足を移せば、特定の団体代表からも地域代表からもこぼれ落ちる民意をすくいあげようという当初の理想からは遠ざかっていく。
 荒井氏は、選挙公示後の17日間を県内半分、全国半分に分けて遊説する。きっちり半分に分けた遊説日程に荒井氏の迷いと苦悩がにじみ出ている。=つづく(毎日新聞)
[6月22日19時3分更新]

723とはずがたり:2004/06/23(水) 20:13
「えらい」って島根でも云うんやねぇ。

「構図 04参院選へ」中/擁立事情
http://mytown.asahi.com/shimane/news01.asp?kiji=4164

党代表交代で民主出遅れ
候補見送り 社民に危機感

 「えらいで(大変だ)。出てもつまらんで」
 4月11日、参院選への立候補を決めた民主の神門至氏(42)は父、房義さん(70)に報告し、そう言われた。房義さんは故竹下登氏の後援会「きさらぎ会」の元会員で、同会は自民が擁立する青木幹雄氏とつながりが深い。「(神門氏の)地元斐川町は保守地盤。周りは大反対した」(連合島根幹部)。立候補の要請を受けて決断するまでには1週間しかなかった。

◇   ◇   ◇
 
 3年前の参院選。民主県連と連合島根は、県内からの独自候補を見送った。公示5日前になり、党本部が浜口和久氏を立てた。限られた時間で支持労組に知名度がない候補者を一から紹介しなければならなかった。今回、両者は「『落下傘候補』の苦い思いは繰り返さない」との認識で一致。連合島根出身の神門氏にも同じ思いがあった。
これまで労組のトップらが責任を取る形で立候補してきた。連合幹部は今回、そんな選挙とは違うと評価する。だが、党員の一人は「県内に人材がいない党内事情がさらけだされてしまった」と心配する。
 
 昨年11月の衆院選で松江市の民主比例票は2万4600票余りと自民を上回った。無党派層の支持を得たことは明白だ。陣営幹部は「労組の組織力に頼る選挙にあって、無党派層の票は読めなかった。今回の選挙では無党派層にとにかく候補者を知ってもらうことが大事だ」と指摘する。

 5月の大型連休中に約20万部の神門氏のパンフレットが完成した。神門氏と菅直人氏が握手を交わす写真を載せていたが、まもなく菅氏が党代表を辞任。労組の組合員が集める支持者カードはパンフレットとセットで、「どうするんだ」「配れない」という声が相次いだ。陣営はパンフレットの写真の張り替えに追われた。37の産別労組すべてに支持者カードが行き届いたのは、今月上旬だった。
 
 今回も民主は連合頼みの選挙にならざるを得ない。連合は選挙区のみでなく、産別労組がそれぞれに抱える比例区候補の支持者集めもある。連合傘下の組合員数は6年前に4万6千人いたが、現在は3万6千人まで減った。労組の選挙活動が縮小傾向にあることを、連合幹部も否定しない。「リストラで企業の業績がV字回復する中、組合活動に時間を割く余裕がなくなった」と言う。

◇   ◇   ◇

 松江市で今月13日にあった憲法学習会。社民の土井たか子・前党首は約150人を前に訴えた。「小さな党になればなるほど発言権はなくなる」「憲法9条を変えて戦争を肯定する時に生活は変わる。保守王国ほど平和憲法を守ってもらいたい」

 二大政党に埋もれた社民は昨秋の衆院選で全国的に議席を減らした。県連も2区で出島千鶴子氏を擁立したが、民主との連携がこじれて惨敗。このため今回は選挙区で候補者擁立を断念した。非自民の統一候補を立てるべく、民主幹部らと調整を図ったが、神門氏の立候補表明により、統一候補の話は消えた。神門氏を支持するかどうか、検討中だ。

 2月に県連代表を降りた日高勝明氏は「支持母体はわずかな市民グループと党員で、今のままでは活動の限界が見える」と現状を危惧(きぐ)する。比例区だけの選挙は盛り上がらないとしながらも、護憲を軸に何とか支持者を掘り起こしたいという。
 
 「護憲」と「創憲」という政策の違い。衆院選で相互協力を確認したにもかかわらず、対立候補を立てられたショックは大きかった。足立昭二幹事長は「神門さんがいい人でも政党としての付き合い方がある。衆院選のしこりもまったく消えたとは言えない」。
(6/22)

724通りすがり:2004/06/23(水) 22:31
>>714
成見憲治氏は旧社会党出身。県議5期(03年返り咲き)のベテランです。
過去、県職組委員長や社民党県議団長も務めています。民社系ではありません。
下記のページでご確認ください。
http://www.ehime-np.co.jp/senkyo/2000syusan/koho/sanin.html

725おりーぶの木:2004/06/23(水) 22:53
>>715
まず共倒れと言うことはありえないので安心していいと思います。
ただW当選となると相当、投票率が高くならない限り厳しいのではないでしょうか?
ともあれ、果敢に2人擁立するアグレッシブな姿勢は評価できますね。
ところで当方、埼玉県民ですけどどちらに投票するのがベストなんでしょうーか?

726とはずがたり:2004/06/24(木) 00:25
>>724
ああ,ご指摘感謝であります。誤報申し訳ないです。
社民党から民主党に鞍替えして旧民社系労組の支援を受けることに成功したと云うのが正しいのですね。

727とはずがたり:2004/06/24(木) 00:29
>>725
個人的にはちょっと綺麗なお姉様(流石におばさま?)然とした風情のちやこ様を応援したくもなりますが,あわよくばの2議席確保を狙うなら出遅れで知名度不足の弓削氏ですかねぇ?

728とはずがたり:2004/06/24(木) 18:04
一応始まりました,参院選。素晴らしい審判が下りますように。
×次々と推し進められる政策→◎次々と進められるふりだけの似非改革

参院選公示…有権者、小泉政治にどう審判? (読売新聞)
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/saninsen.html?d=24yomiuri20040624ia04&cat=35&typ=t

 「小泉政治」の賛否を問う舌戦がスタートした。24日に公示された参議院選挙。年金問題、自衛隊のイラク派遣、構造改革――次々と推し進められる政策に、有権者はどんな判断を示すだろうか。

 17日間の選挙戦が始まった。

 ◆「よくやっている」◆

 小泉首相の第一声は東京・渋谷のハチ公前広場。横づけされた選挙カーの周りを群衆が取り囲み、「改革の継続」を訴える熱弁に聞き入った。

 人垣の最前列に陣取った渋谷区の不動産業、野島洋之さん(49)は前日、渋谷駅構内で起きた発砲事件の現場に立ち寄った。非常線が張られ、ものものしい雰囲気。頻繁に利用するターミナル駅の惨劇に背筋が凍りついた。

 20歳と18歳の娘、そして妻の4人家族。子供たちには「自分の身は自分で守れ」と教えているが、不安は尽きない。

 若者たちが集まる渋谷センター街。ハチ公前広場に通じるこの通りでは、今年3月から、10台の防犯カメラが稼働している。「こんな身近で……。本当に怖い時代になった」。そう語る野島さんの背後にも1台のカメラがある。

 近くにいた渋谷区の主婦、高根沢節子さん(62)も「悲しい子供の事件が次々起こる。小泉さんはよくやっているけれど、何とかしてこの連鎖を断ち切ってほしい」と話した。

 株価も上向き、統計上は景気回復の兆しが見えても、有権者の多くは実感を持てずにいる。

 午前9時、演説会場に近い若者向けの職業紹介所のドアが開いた。午前中は利用者もまばらだが、午後には求人情報を検索できる40台のパソコンも、9席ある相談窓口も利用者でいっぱいになる。毎日500人以上が利用する。

 「実効性のある景気対策を打ち出しているのは小泉さんだけ」。ひと月探しているが、まだ職が見つからないという品川区のアルバイト男性(28)がつぶやいた。

 自民党結党以来の支持者という世田谷区の建設業、新館豊さん(80)は選挙カーを取り囲む人垣を目の当たりにし、「小泉政権の勢いはまだ続いている」と表情をゆるめた。売り上げはピーク時の半分。役員給与は3割、従業員は1割をカットしての苦しい経営が続く。

 「変わり者と言われるが、それは信念の裏返し。改革には痛みが伴うと正直に言ったのは小泉さんだけだ。国難の時代を任せられるのは自民党しかない」

(中略)

 ◆「言葉が軽い」「受け狙い」◆

 民主党の岡田代表が「あのいい加減な小泉政権に対して、はっきりノーと言うチャンスが来た」と第一声を上げたJR新宿駅東口。腕組みをしてじっと見つめていた東京都新宿区の木下敏男さん(57)は、2月、祖父の代から続いた理容店を閉めた。低料金の店に押され、客足が遠のいたからだ。保険代理業を始めたいと準備しているが、先行きは分からない。妻は牛丼店にパートに出始めた。

 生活の心配を抱えてから、小泉首相の国会答弁の「軽さ」に無性に腹が立つ。「こっちは少ない収入から何とか年金や税金を納めようとしている。政治家は『人生いろいろ』で許されるのか」。首相が標ぼうしてきた「痛みを伴う構造改革」にも、「あの人は痛みを引き受けていない」。

 駅前交差点で選挙カーを見ていた、さいたま市の専門学校生太田遥さん(20)は服飾関係でPRの仕事をするのが夢で、「言葉の大切さ」にこだわる。長崎・佐世保の小学生がネットでのチャットの末に同級生を殺害した事件をみても「言葉のやり取りを見失った日本は危ないんじゃないか」と痛感している。「自衛隊派遣の必要性とか、もっと中身のある説明が出来る政治家じゃないと」と言い切った。

 景気対策に対する声も厳しい。ハローワークで失業認定手続きをしてきたという新宿区の木村太郎さん(60)はこの春まで信用組合の支店長代理だった。「年金受給まで働かなきゃいけないけど、この年齢じゃ、なかなか」

 選挙カーの前では、すし屋でパートをしている新宿区の主婦(43)が「高いネタを注文する客が少なくなった。昨年、小泉さんの演説を直接聞いたが、受け狙いはうまいけど、中身は何だったかさっぱり」。

 この日、岡田代表の第一声が終わると、木下さんは「新しい仕事の準備がある」と人込みを抜け出た。「結果的に民主党政権でも生活は良くならないかも知れない。それならそれで構わない。どんな問題でも、丁寧に、誠実に説明をしてくれる政権が欲しいだけ」。木下さんは、念を押すように話して新宿駅を後にした。

(後略)

[ 2004年6月24日14時58分 ]

729おりーぶの木:2004/06/24(木) 22:13
>個人的にはちょっと綺麗なお姉様(流石におばさま?)然とした風情のちやこ様
私は実物を見ましたがさすがにおば様でした。でもきれいな人でしたけどね。
まあちやこさんに関していえばよほどの事がない限り当選は間違いないでしょうけど。

730とはずがたり:2004/06/25(金) 13:17
推薦だと資金が出ないのか?
野党共闘って難しいのですねぇ。改めて連合型選挙の斬新さと偉大さがが解りました。

民主、社民に深い溝  「連合型候補」ならず  
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ehime/news001.htm
資金、党勢衰退 ネック 「選挙区の独自候補は断念する。自主投票だが党として民主
党への協力はない」
 五月二十二日、松山市の社民党県連事務所で開かれた支部代表者会。代表の村上
要(55)は厳しい表情を崩さずに語った。
 旧社会党時代を通じて、初めて参院選選挙区で候補者擁立を断念した。党勢の衰退は
あらわになり、模索していた民主党との選挙協力に終止符を打った。
 一九八九年、連合愛媛が擁立して非自民、共産の政党が相乗りした「連合型候補」が
勝利した。その後も三回にわたり、連合愛媛を軸に各党が結集。全国的にも珍しい候補
擁立が続いたのは、保守王国を打ち砕くため、政党間の調整役を連合愛媛が担ってきた
からだ。
 だが、昨年十二月、連合愛媛会長の河野広美(61)は宣言した。「連合型候補で財政
がひっ迫した。次の参院選は政党間で協調してほしい」。民主党県連は党公認候補擁立
に向けて、社民党県連は連合型候補に未練を残しながら独自候補の模索へと、それぞ
れ違った対応をとることになる。
 一部には、無所属候補で結集を図る動きがあった。「民主党籍であっても無所属なら社
民党が推薦できる」。村上は間口を広げて待っていた。
 公明党県連にも期待があった。ある幹部は、国政の自公連立とのねじれが生じるのを
覚悟して言った。「無所属なら応援しよう」。党本部に出向いて了解を取った。東京では四
月、民主、公明両党の幹部が、愛媛の無所属擁立について話す準備が整っていた。
 ところが、その会談直前、民主党県連は県連副代表の斉藤政光(35)を公認候補と決
定した。無所属候補を目指した県連関係者は苦々しく振り返る。「三党が協力すれば確
実に三十万票以上が集まって自民党に勝てたはず」
 斉藤擁立が内々に決まった直後の四月二十一日、県議会の民主党控室に駆け込ん
だ村上の声が響いた。「社民党の悪口を言うのか。あなたは旧社会党にいたが、今は違
う政党だろ」
 応じる民主党県連代表の成見憲治(66)も声を荒らげた。「経験を話しただけだ」
 火種は、成見が連合愛媛の会合で話した旧社会党の体質批判。ささいな言動での爆
発は、協調しようとしても計算通りにはいかない両党の深い溝を示した。
 四月二十八日、斉藤は県庁で正式に立候補を表明。「なぜ公認か」との質問に、「発
表されたので動かない」と答える成見。斉藤も「元民主党職員。無所属では出ない」と
語った。
 「社民党とは協力したかったが……」。成見の口調は歯切れが悪い。当初、無所属で
の擁立も考えたが、残る問題は選挙資金。昨秋の衆院選で県連の懐には余裕がない。
「公認なら党本部から最低限の資金がでる」。党公認にこだわった一因だったという。
 民主、社民両党は分裂して戦いを進める。連合愛媛の内部からはいらだちの声が聞こ
える。「なんとか一本化したかった。民主党も社民党もこれまで連合に甘えすぎていたの
ではないか」(文中敬称略)
(読売新聞愛媛版)

731とはずがたり:2004/06/25(金) 14:58
旧来の自民支持層は構造改革路線で醒めてるのかな?それでも選挙行くからねぇ〜彼らは。
>特に「大いに関心」層では、民主と答えた人が、前回の41%から53%に急増し、
>5回の調査で最高となった。 …民主支持層に限ると「大いに関心」は
>42→44→37→45→55%と目立って上昇している。
>全体として民主への期待が高まるなか、同支持層ではとりわけ選挙への期待感が
>膨らんできているようだ。

比例区「どこに投票」自・民23%で並ぶ 朝日新聞調査
http://www.asahi.com/politics/update/0624/010.html

 朝日新聞社が参院選公示直前の22、23日に実施した第5回の連続世論調査によると、比例区で「どの政党または政党の人に投票したいか」との質問への回答は、自民、民主両党がともに23%で並んだ。一時は自民が民主に2倍近い大差をつけていたが、民主が急速に追い上げている。ただし最も多いのは「まだ決めていない」人で全体の37%を占めており、各党がこうした有権者の心をいかにつかむかが焦点となる。

 参院選に「大いに関心がある」と答えた人は、前回調査の23%から30%に増加。最近の国政選挙の同時期に比べて依然低めだが、民主支持層に限れば55%と際立って高い。

 比例区の投票先で、前回は自民が21%、民主17%。民主はこれまで1割台で推移していたが、今回初めて2割を超えた。無党派層の中の動きをみると、自民は6%→8%だが、民主は9%→15%に増加。「大いに関心」層でも、自民が27%→26%に対し、民主は30%→39%と急増している。

 そのほかの政党は、公明4%、共産2%、社民2%。5回の調査を通じて、あまり変わっていない。

 参院選で「議席が増えてほしい政党」は民主が34%で、自民が22%。前回の民主28%、自民20%から、さらに差が広がった。特に「大いに関心」層では、民主と答えた人が、前回の41%から53%に急増し、5回の調査で最高となった。

 実際に投票する可能性が極めて高い「大いに関心」層の比率そのものは26→30→22→23→30%と推移し、低迷状態を脱したようにもみえる。もっとも、昨年11月の総選挙、01年7月の参院選の同時期には「大いに関心」層がともに4割近くに達しており、国政選挙への関心度としてはまだ低め。特に無党派層で16%、20代では8%で、低い水準にとどまっている。

 民主支持層に限ると「大いに関心」は42→44→37→45→55%と目立って上昇している。全体として民主への期待が高まるなか、同支持層ではとりわけ選挙への期待感が膨らんできているようだ。

 発足から1カ月がたった岡田民主党についても聞いた。岡田氏が民主党の新代表になったことで、民主党の評価が「良くなった」は13%、「悪くなった」が10%、「とくに変わらない」73%だった。岡田氏が代表に就いたことが、民主党への評価に直接つながっているわけではなさそうだ。

    ◇

 〈調査方法〉 朝日RDD方式で22、23の両日、1000人目標の電話調査を実施した。対象者の選び方は無作為3段抽出法。有効回答は1023件、回答率は53%。 (06/24 23:57)

732おりーぶの木 1リーグ制反対:2004/06/25(金) 23:06
>>731
なんか希望の持てる数字ですね。でも総選挙後はその都度、裏切られましたから今度も低投票率でアボーンなんてことないように祈りたいものです。
ただこの数字を見る限りでは変革したいと言う意思は十分感じられるので98年のような高投票率に伴う自民党惨敗と言うシュチュエーションはかなり期待できるでしょう。
仮に投票率が98年参院選並みの58%ならば民主の50越えは間違いないでしょうね。

733おりーぶの木@ 1リーグ制反対:2004/06/25(金) 23:08
しかしこれだけコケにされてもまだ安っぽいニヒリズムに浸るつもりなんでしょうかね?
日本人は・・・

734とはずがたり:2004/06/26(土) 23:06
今回も出てたんですねぇ。青島・共産・社民・哲・みどり・新社あたりは候補者統一できないものかね?

<参院選>上田哲氏、東京選挙区から無所属で立候補
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040621-00003046-mai-pol

 元社会党衆院議員の上田哲氏(76)は、7月11日投票の参院選に、東京選挙区から無所属で立候補することを決めた。21日午後に正式表明する。上田氏は68年に参院議員に初当選し、2期務めた。衆院に移って当選5回。93年に落選後、社会党を離党し、都知事選などに出馬したが、いずれも落選している。(毎日新聞)
[6月21日12時8分更新]

735とはずがたり:2004/06/26(土) 23:17
(静岡県)参院選資料館
http://www.shizushin.com/feature/saninsen/saninsen_shiryou/

736おりーぶの木@1リーグ制反対:2004/06/26(土) 23:44
さっき2ちゃんの野球板をのぞいたらいきなり「岡田の解任を求めるスレ14」がトップに出てきてびくーりした(笑)
この板を見た後だったから、「何でやねん。ははーん。嫌韓厨の仕業だな。それにしても何でまた14も・・」と早合点してしまった(笑)
岡田監督のことなんだよな(笑)あーびっくりした。

737とはずがたり@飯喰いに逝ってました:2004/06/27(日) 00:05
おりーぶさん頭ン中野球に染まり過ぎ!(笑)

738おりーぶの木@1リーグ制反対:2004/06/27(日) 00:14
>>737
いや、この場合は逆だと思いますが(笑)
まあ、正直、あの騒ぎで参院選どころじゃないなぁというのが本音ですわ。

739とはずがたり:2004/06/27(日) 00:16
http://www.tujimoto.net/ouen.html
辻元再生プロジェクト賛同人のページ。
井上ひさしってあるけどあの井上ひさしかな?

740おりーぶの木@1リーグ制反対:2004/06/27(日) 00:22
>>739
この人、共産党支持者だと思ったのですがまあおかしくはないのかもしれませんね。

741とはずがたり:2004/06/27(日) 03:23
頼む,地滑り的躍進で一気に政権交代へ!!
でも,いつも選挙前には自民党勝利が伝えられて無党派が危機感を持って追い上げという構図の民主にしてみればどうなんかなぁ。油断するな,無党派!

民主が比例代表トップに 選挙区でも自民に迫る (共同通信)
http://news.www.infoseek.co.jp/politics/story.html?q=26kyodo2004062601003409&cat=38

 共同通信社は24、25の両日、参院選での有権者の意識変化を探る2回目の全国電話世論調査(トレンド調査)を実施した。「比例代表で投票する政党」は民主党が22・9%と最も多く、第1回調査(17、18両日実施)でトップの自民党を逆転した。民主が第1回18・2%から4・7ポイント増となったのに対し、自民は同21・6%から0・1ポイント減の21・5%にとどまった。

 小泉内閣の支持率は45・2%で、2・2ポイント下落(第1回47・4%)。不支持率は過去最高だった第1回の45・4%を上回り48・7%となった。不支持が支持を上回ったのはイラクでの日本人外交官殺害事件を受けた2003年12月の調査以来。

 「選挙区で投票する政党」では、自民が第1回から2・5ポイント減の21・4%で引き続きトップだが、民主は3・5ポイント増の20・9%で追い上げている。

 比例代表で投票する政党は公明党6・5%(同6・0%)、共産党5・4%(同3・3%)、社民党1・3%(同0・9%)。「まだ決めていない」は第1回39・1%から36・7%に減った。


[ 2004年6月26日19時6分 ]

742無党派さん </b><font color=#FF0000>(/3J5SzQQ)</font><b>:2004/06/27(日) 11:46
いつの間に野党が押してるんでしょうかねー。
世界の趨勢なのでしょうか。

743とはずがたり:2004/06/27(日) 13:00
輿論調査以外では全然野党が押してる感じはしないんですけどねぇ〜
そういえば欧州議会選挙も野党優勢でしたね…。

744名無しさん:2004/06/27(日) 22:11
我々は、「熱し易く、醒め易い」民族ですから、選挙への関心は、寧ろ最初が低くていいのかもしれません。「これでいいのか、これでいいのか」と言われていくうちに、雪崩が起きる気がしますよ。98年は公明が野党だったので、同じ投票率では、野党は厳しいかもしれません。しかし、自民党支持者が投票に行かない、という現象も起きかねませんからね。
今回は、総選挙ではないので、政権交代云々はメインテーマではありませんが、自民党はあまりにも陳腐化しましたよ。やはり、新陳代謝は立憲政治に必要不可欠ですね。

745とはずがたり@政権交代至上主義者:2004/06/28(月) 01:56
曽我さんが選挙期間中に旦那と再会して輿論が雪崩式に小泉マンセーにならないことを祈るのみです。
全く大賛成です>新陳代謝は立憲政治に必要不可欠

746とはずがたり:2004/06/28(月) 02:14
いやーシビアやねぇ。
>「言葉はいいから、数字を出してほしい」と、あくまで「票の返礼」を迫る。

http://www.chunichi.co.jp/04saninsen/
 22日夜、埼玉県蕨市の市民会館。自民党の関口昌一は、不動産・宅建業関係者ら約百人
を集めた集会で、首相の政治姿勢を批判してまで支援を訴えた。

 関口は昨年10月の参院埼玉補選で、64万票余りを獲得し初当選。民主党の島田智哉子を
わずか1万3千票差で振り切った。この時、公明党は候補者を立てず、関口を応援。自民党側
は、得票のうち24万票程度が公明党の票だったとみている。

 今回は公明党が西田実仁を擁立したため、自民党は「地力」を問われている。関口自身も「公
明党の協力が得られないのは当然。自分の票をまとめるだけだ」と、医療関連団体や農協など、
従来の自民党の組織票固めに走り回る。

 昨年の参院補選で惜敗した民主党の島田。公示前の党の調査では、知名度は候補者のうち
最下位だったという。毎朝の駅頭での演説で無党派層への浸透を図る一方、連合のほか企業・
団体も回り、雪辱を期す。

 ところが、関口を全面的にバックアップするはずの自民党の衆院議員が揺れている。小選挙
区の事情によっては、公明党側から「衆院選の恩返しをしてほしい」と、西田への協力を強く期
待されているからだ。

 実際、埼玉県の小選挙区で当選もしくは比例復活した自民党衆院議員のうち、公明党の支援
がなくても勝てたのは「ひと握りしかいない」(自民党筋)。次の衆院選を考えれば、公明党の意
向を無視はできない。

 こんな一幕もあった。20日、川越市で行われた公明党代表・神崎武法と西田の街頭演説。そ
こへ地元の自民党衆院議員・中野清が「あいさつさせてほしい」と突然現れた。さすがに公明党
側は中野の申し出を断り、街宣車に上がってもらい、名前を紹介するにとどめた。

 公明党県本部幹部は「公明党だけで取れる票は40万そこそこで、当選には届かない。自民党
の衆院議員には、言葉はいいから、数字を出してほしい」と、あくまで「票の返礼」を迫る。

 当の西田は「大きな枠組みは自公連立だが、私はまったくの新人。横綱に胸を借りるつもりで頑張るだけ」と割り切り、県建設業協会など自民党の支持団体にも足を延ばし、推薦を取り付けた。

 昨年の参院補選で惜敗した民主党の島田。公示前の党の調査では、知名度は候補者のうち最下位だったという。毎朝の駅頭での演説で無党派層への浸透を図る一方、連合のほか企業・団体も回り、雪辱を期す。

 島田にとって誤算だったのは、党本部が県連の反対を押し切り、公示2日前に弓削勇人を公認したことだ。県連幹部は「共倒れになりかねない。自公は、ほくそ笑んでいるだろう」と危ぐ。選挙運動を島田1本に絞り、1議席を死守する構えだ。

 島田本人は「弓削さんと自分はタイプが違うので、マイナスにはならない」と影響を否定するが、「民主党の候補が突然2人になって、有権者が混乱しなければいいが」と不安ものぞかせる。

 一方、大幅に出遅れた弓削は「国をよくしたいという思いを少しでも多くの方に伝えていくしかない」と強調。党本部主導で街頭演説に立ち、名前を売り込む。

 共産党の阿部幸代陣営は、弓削の出馬で、当選圏内に届く可能性が出てきたとして、共産の議席維持を狙う。社民党の日森文尋陣営は護憲を訴え、支持の拡大を図る。 (竹内洋一)

747とはずがたり:2004/06/28(月) 03:31
連合の民主シフト
>民主党新顔の舟山康江を明確に推薦する一方、社民党新顔の木村正弘は支援にとどめた。

自・民対決色に共・社躍起 参院選
http://mytown.asahi.com/yamagata/news01.asp?kiji=5393

  自民、民主両党が「政権選択」を掲げて争った昨年秋の衆院選に続き、今回の参院選も両党の対決色が強まっている。共産、社民両党が公認候補を立て、1対3で自民党現職に挑む山形選挙区(改選数1)でも、「2大政党制」への流れがさらに進むのかどうか。共産、社民両党は埋没しないよう、独自性を出すのに懸命だ。

 「財界が仕掛け、マスコミがあおった」
  参院選公示の24日、共産党県委員長の後藤太刀味は、昨秋の衆院選で唱えられた自民・民主の2党対決ムードを苦々しそうに振り返った。
 構造改革を旗印にした小泉政権と政権公約(マニフェスト)を掲げて政策論争を挑んだ民主党。こうした中で共産党の議席は半減し、36年ぶりに1ケタ台に落ち込んだ。
 その反省から「自民でも民主でも悪政は進む」と、攻撃の矛先を民主党へも向け始めた。
 年金財源に消費税を充てることを、自公連立政権の「税制大綱」も、民主党のマニフェストも明記している。共産党新顔の佐藤雅之はどちらにも反対し、法人税の累進課税案を打ち出した。
 狙うは、特定の政党を支持しない無党派層だ。
 しかし、主張には賛成してもらえても「共産」という名前に嫌悪を感じる有権者は多い。「いわれのない反感」(阿部祐一・党県選対部長)にどう対応したらいいか。
 4月、山形市で講演した党副委員長の上田耕一郎は全県から集まった1400人を前に言った。「新しい綱領を決めた後、初めて迎える選挙です。県内で6万票を獲得し、今度の選挙で大きく躍進させよう」
 綱領改定で共産党は、天皇制や自衛隊を当面容認した。現実に則した「ソフト化路線」で無党派にも幅を広げ、活路を見いだそうとしている。

  「正念場」。社民党県連合代表の前田利一は、今回の参院選をそう位置づける。
 山形県は県議4人を擁する「社民王国」だ。昨年春の県議選で山形市区から当選した9人のうち3人は社民党公認だった。3人合わせた得票率は30%近くにのぼる。
 その「王国」が今、崩壊の危機を迎えている。
 昨秋の衆院選で山形1区から立った斉藤昌助が獲得したのは1万2千票余。有効投票総数の1割に満たず、供託金を没収された。「そこまで支持されていなかったのか」と屈辱感を味わった。
 全国で18あった議席は共産党と同じく1ケタ台の6。惨敗だった。
 さらに県内では、支持基盤だった「連合山形」が今回の参院選を機に、民主党へと大きくかじを切った。民主党新顔の舟山康江を明確に推薦する一方、社民党新顔の木村正弘は支援にとどめた。
 「どちらにも良い顔をしているように思うかもしれないが、両者への関与の差は大きい」。会長の安達忠一が言うように公示前には県内2カ所で決起集会を開き、舟山を応援した。
 労組に頼らず、先細りをどうやって脱するか。
 有権者の関心の高い年金問題で、木村は、民主党が自・公と最初は3党合意した点を指摘。憲法や有事法制などでも自民党と民主党の違いはほとんどないことを突いて、2大政党に不満を抱く有権者を取り込みたい考えだ。(敬称略)

  自民、民主の2大政党化がいわれるなか、参院選山形選挙区では、自民党の候補(推薦を含む)が98年、01年と連続して得票率を伸ばし、安定している。小泉政権下の前回01年は9年ぶりに50%台を回復した。
  一方、共産党を除く野党の候補は、リクルート事件直後の89年選挙で、「反自民」の追い風に乗り、49・9%の得票率で議席を獲得。その後は野党各党の足並みがそろわず、自民党が圧勝した。
  とはいえ、95年の野党全体の得票率は自民党を大きく上回り、新進党と公明党が推薦した無所属候補と、社会党候補の得票率を合わせると52%を超していた。
  過去5回の選挙では、自民党は確実に4割以上は確保している。毎回候補を立てる共産党の得票率は5〜10%で推移しており、民主と社民の票の奪い合いが自民党を利する形になっている。

(6/27)

748とはずがたり:2004/06/28(月) 03:45

比例票の草刈り場に? 沖縄「100万票」狙い続々“参戦”
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040628-00000005-san-pol

 参院比例代表選挙で壮烈な「沖縄票」争奪戦が始まっている。沖縄選挙区は全国で唯一「自公」候補と、「反自公」で結束した野党候補の一騎打ちだが、比例では県内の約百万票を狙って、沖縄出身の自民党前県会議長、ミュージシャンだけでなく、本土から公明党代表代行、前沖縄・科学技術担当相の長女らが“参戦”しているためだ。
 地元出身の自民比例候補(前県会議長)は沖縄の伝統楽器「三線」の無形文化財技能保持者で、陣営は「十五万票は地元で」と期待する。だが、地元選挙通は「七万−八万票が精いっぱい」とみる。
 過去数年の国政選挙(比例)をみると、自民党は沖縄で十二万−二十万票を獲得しており、票が集中すれば当選の可能性は高くなるが、事情は複雑。自民の選挙区候補が公明比例候補(代表代行)の沖縄後援会と選挙協力していることに加え、電力業界をターゲットにする経済産業副大臣(自民比例)と、沖縄新大学院大学開校に尽力した父親の影響力をバックにした前沖縄担当相の長女(同)が“割り込み”を画策。与党内で票の争奪戦が繰り広げられている。
 これに対し、民主比例候補(ミュージシャン)は「五十万票、このうち沖縄では五万票」を目標に得意の「トーク&ライブ」で支持を訴えている。共産比例候補も党の“基礎票”である五万票強を固める戦いを展開。与党の争いに野党が絡む沖縄の夏は“熱さ”を増す一方だ。(産経新聞)
[6月28日2時35分更新]

749とはずがたり:2004/06/28(月) 04:01
政治無関心層や政治不信層を如何に政治怒り層・政治批判層に変えて行くかが課題だ。

参院選:投票率めぐり与野党が胸算用
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/senkyo/news/20040628k0000m010029000c.html

 今回の参院選はその勝敗を占ううえで、投票率が最大のポイントになっている。投票率が上がれば民主有利、下がれば自民有利というのが与野党一致した見方。自民、民主両陣営ともに「投票率は前回01年(56.44%)を下回る」とし、関心はその下げ幅に移っている。

 自民党幹部は「95年(44.52%)ほどではないだろうが、50%を切るのは確実だ」と希望的観測を述べる。同党の独自調査でも、これまでの選挙より関心が薄いという反応を得ているためだ。「小泉ブーム」で沸いた前回よりも熱気がなく、強行採決された年金改革法に逆風は吹くが、かといって民主党案への理解が進んでいるわけではない。「年金不信」を持つ層は民主党支持には回らず棄権するという見方だ。

 「低投票率=自民有利」の根拠について、自民党幹部は、同党が浮動票の多い都市部に弱く、組織の引き締めが利きやすい農村部で強いという特性を指摘する。民主党への「風」が吹いて都市部の無党派層が投票に行けば、民主党票を押し上げる形で投票率が上がるという理屈だ。

 創価学会を支持母体にする公明党の支援も自民党の強みで、低投票率ほど当選ラインが下がり公明党効果が出るというもくろみもある。4月25日の衆院統一補選では、公明党推薦の自民党候補が3勝したが、都市部の埼玉8区の投票率は35.22%にとどまっており、与党としては「統一補選の再来が理想」(選対関係者)と言うのだ。自民党内からは「都市部で無党派が棄権し、農村部の自民支持層が確実に投票する方法はないか」「投票日に気温がどんどん上がってくれないか」などと都合のいい声が漏れる。

 一方、民主党も「投票率の決め手は無党派層。アップ分はすべて政権批判票で、民主党が吸収できる」(幹部)と分析。 昨年11月の衆院選で「比例第1党」に躍り出た自信もあり、岡田克也代表は「一人でも多くの皆さんに投票に行ってもらいたい」と呼びかける。

 同党幹部は「50%あれば十分。それに少し足りなくても大丈夫だが、40%台半ばまでだったら大変だ」と語っている。
毎日新聞 2004年6月27日 19時18分

750とはずがたり:2004/06/28(月) 04:46
http://www.nishinippon.co.jp/news/2004/sanin/index.html
西日本新聞参院選特集:山口と九州

751とはずがたり:2004/06/28(月) 04:47
公明党は実質古川支援か。

福岡県/参院選 福岡選挙区 公明は自主投票 古川氏推薦願見送り受け
http://www.nishinippon.co.jp/news/2004/sanin/fukuoka/kiji/kiji12.html

 参院選福岡選挙区(改選数二)で自民党現職の吉村剛太郎氏(65)への推薦を見送った公明党福岡県本部(代表・木庭健太郎党参院幹事長)は二十一日、同選挙区での対応を「自主投票」とする方針を固めた。同選挙区で出馬を予定する元自民党県議で無所属新人の古川忠氏(55)が公明党に推薦要請をしないことを決めたためで、同党県本部幹部は「今後は地域ごとの対応になる」としている。

 公明党は今回、現職の弘友和夫氏(59)を福岡選挙区から比例代表に転出させ、吉村、古川両氏を選挙区で応援する見返りに、比例代表で弘友氏の集票に協力を得る選挙協力を模索してきた。

 しかし、自民党福岡県連が同党比例代表の候補予定者二人を推薦したことから、公明党県本部は「自民は選挙協力の意思がない」と判断。二十日の幹事会で「党推薦」などの支援はしないと決めた。

 一方、古川氏は前回の参院選で公明党の推薦を受けたが、「自民党の公認・推薦がない今回は公明党の推薦は期待できない。自主投票で事実上の協力を得た方が得策」と推薦要請の見送りを決めた。古川氏は公明党の支持母体、創価学会以外の宗教団体からも支援を受けており、「公明推薦で逃げる票が出ないよう配慮したのでは」(公明党関係者)との見方もある。

752とはずがたり:2004/06/28(月) 04:48
福岡県/2004参院選ふくおか=福岡選挙区 公明「吉村氏支援せず」波紋 票の争奪戦焦点浮上
http://www.nishinippon.co.jp/news/2004/sanin/fukuoka/kiji/kiji11.html

 公明党県本部が二十日、参院選福岡選挙区(改選数二)に立候補予定の自民現職吉村剛太郎氏(65)の支援見送りを決めたことが、波紋を広げている。公明党は今回、同選挙区に公認候補者を立てないことから、その票の大半は当然、連立与党を組む自民党候補に流れると見られてきた。しかし選挙協力が不調となれば、話は別。公明票の争奪戦は、選挙戦の焦点の一つに浮上してきた。

 公明は吉村氏側に、選挙区での支援と引き換えに比例代表に転出する現職弘友和夫氏(59)の集票協力を求めてきた。しかし自民党県連が県出身の比例候補二氏を「重点候補」として推薦したことを受け、二十日の幹事会で「吉村氏側に協力の意思なし」と判断した。

 吉村氏側は困惑。ある自民県連関係者は「うち(自民党)も自前で比例候補を抱えている。公明は少しでも票を高く売ろうと無理な『誠意』を求めてきた」と反論。別の関係者は「公明の焦りの裏返し。今回の決定が弘友氏にプラスなのか」と疑問視する。ただ吉村氏の後援会幹部は「こちらは公明へ協力する努力をなお進めている」と話し、公明党の「支援見送り」が最終結論ではないことに期待を寄せた。

 公明党県本部の幹事会では、吉村氏と「保守分裂選挙」を展開する元自民党県議で無所属新人の古川忠氏(55)に対する支援の議論もあった。三年前の参院選で、公明党と協力した実績を持つ古川氏の後援会幹部は静観の構え。しかし「(公明党が)自主投票になれば、過去の信頼関係があるこちらに有利」と読む。公明票へ水面下で接近する動きは野党の立候補予定者にもある。

 自民党の安倍晋三幹事長は二十日、党県連が比例重点候補の一人とした新人西島英利氏と吉村氏の応援で福岡に入った。自公の選挙協力をめぐる地元での“冷戦”をよそに、支援者集会で「比例では西島氏、選挙区では吉村氏の名前を書いて欲しい」と声を張り上げた。

753とはずがたり:2004/06/29(火) 01:00
「70%以上の後援会加入を」ってどういう意味だ?
「また、小泉さんが世間をあっと驚かすようなことをやってくれたら……」こういう負け犬根性が染みついていると与し易いんだろうけど…。

変えられない組織頼み    <上>
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shiga/kikaku/045/1.htm

 「私が初めて当選したのも三十八歳です。我が党の次のリーダーを目指してほしい」。五月七日。大津市内のホテルで開かれた自民党県連の支部全体会議。分刻みのスケジュールの合間を縫って駆けつけた安倍晋三幹事長が、この日、党公認で参院選への立候補を決めた元総務省課長補佐、上野賢一郎氏(38)にげきを飛ばした。

 現職河本英典氏(55)の引退表明から約一年。全国で自民党の公認候補が決まっていなかったのは滋賀と山梨だけだった。「県連の窮状をこのまま見過ごすのは忍びないと決断してくれた。一丸となって支援してほしい」と呼びかける安倍氏。党本部の幹事長が、新人の出馬表明に同席するのは「異例中の異例」(県連関係者)だった。

 「三年前とは比較にならない厳しい戦い。結束するためには、本部のテコ入れが欠かせない」。〈小泉旋風〉に支えられた前回の楽勝ムードとは一変した県連の危機感の表れだった。

   ■    □

 昨年秋の衆院選は、県内四小選挙区で一勝三敗と惨敗した自民党。山下英利氏が党公認として過去最多の三十二万票を獲得し、再選を果たした前回参院選の勢いは、見る影もなかった。

 「小泉人気でいったんは呼び込んだ無党派層が、また離れてしまった」と県連幹部はこぼす。県議や市町村議らが支持層を固めていく従来型の戦術が、限界にきていることを露呈した。

 これまで、手をこまぬいていたわけではなかった。新たな支持開拓につなげようと、全国に先駆けて一九九九年から実施している公開講座「自民政治大学校」は二十五回を数える。政治評論家や大臣経験者、官僚らを講師に招き、特に昨年六月からは毎月開催、参加者は延べ四千人に上った。

 しかし、その多くは党員ら従来の支持者にとどまっているのが現状。「一般市民にまでもっと広がっていけば、すごい力になるのだが。今のところは、他に打つ手なし」と、ある県議は半ばあきらめ顔だ。

 そんな県連の閉そく感を象徴していたのが、難航した候補者選定だった。「知名度のある現職なら戦いやすい」と、県議らの間で「河本待望論」がくすぶり続けた。三月中旬にはいったん、河本氏擁立で決着しかけたこともあったという。

 だが「引退撤回は有権者の不信感を募らせるだけ」と河本氏が改めて固辞。県連が本腰を入れて後継探しに手を着けたのは、四月に入ってからだった。

   ■    □

 岩永峯一・県連会長は「県連や各支部の総力を結集すれば、必ず勝ち抜ける」と力を込め、「70%以上の後援会加入を」と県議や市町村議にハッパをかける。公明の推薦も取り付けた。

 無党派対策の妙手を見い出せないまま、結局、組織戦へ。ある県連幹部はつぶやいた。「また、小泉さんが世間をあっと驚かすようなことをやってくれたら……」

754とはずがたり:2004/06/29(火) 14:34
なだいなだの応援相手は誰?彼も75か〜。みどりの会議の人かな?

[選挙]参院選 比例代表候補となだいなださんトーク−−金沢 /石川
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040628-00000003-mai-l17

 選挙サンデーの27日、石川県から比例代表へ立候補している候補者の応援に作家で老人党党首、なだいなださん(75)が駈け付け、金沢市の繁華街、香林坊で候補者と2人でトークショーを繰り広げた。買い物客などが足を止め、熱心に聴き入っていた。
 なださんは、戦争を知らない世代が増えてきたことから、「戦争問題は日本の近代史を勉強することが大事で、憲法や戦争の歴史をもっと知ることです。例えば戦時中に議会で反軍演説を行い、議会から追い出された議員もいる」などと話した。
 また、地球の環境破壊にも触れ、「このままでは手遅れになる。いまこそ自然環境を守る取り組みをすべきだ」と訴えた。(毎日新聞)
[6月28日19時31分更新]

755名無しさん:2004/06/30(水) 02:02
【2004参院選】「民主は第二の社党」左翼的路線を批判 自民が文書配布 「慰安婦」法案など

 自民党が民主党攻撃を強めている。民主党が参院選公示に合わせて発表した、個別政策ガイド『政策INDEX
2004私たちのめざす社会』に対し、「民主は第二社会党」などと批判する文書を作成、各候補陣営などに配布した。

 個別政策ガイドで、民主党は、「旧日本軍による『慰安婦』問題の解決を図るために『戦時性的強制被害者問題の
解決の促進に関する法律案』の成立を急ぐ」「新たな国立追悼施設の設置に向けて取り組みを進める」
「ジェンダーフリー社会こそ、日本を再創造するカギ」などとしている。

 こうした内容に、自民党は「民主党の歴史観は東京裁判史観や抗日戦争史観と同じ『自虐史観』そのもので、
かつての社会党の歴史観をそっくり引き継いでいる」「民主党の目指す社会は左翼思想と全く同じ」
「民主党は家族の崩壊を目指す」−などと批判している。

 そのうえで、政策ガイドを民主党の「第二の選挙公約」と定義。「民主党の歴史観、教育政策は日本の歴史、伝統、
国家そのものを否定した『日本解体プログラム』なのである」と結論づけている。

http://www.sankei.co.jp/news/040629/morning/29pol003.htm

756とはずがたり:2004/06/30(水) 02:11
>>755
自民党の焦りが相当強いのだと思いたいですねぇ。

757おりーぶの木@1リーグ制反対:2004/06/30(水) 02:31
つーか、ここで書いてるようなこと、公共の電波で思う存分にうったえてほしいな。
>「民主党は家族の崩壊を目指す」
特にこの部分を強調してほしい。これでもまだあいも変わらず自民党を支持なさるのですか?女性の皆々様方よ・・・

758とはずがたり:2004/06/30(水) 03:53
今頃松岡俺なら勝てたと地団駄踏んでる?
大泉氏の善戦いいですねぇ。出来れば官僚出身の政策派,大泉氏に金星を願いたいです。
駄目でも安倍を地元に時間裂かせたのは良い傾向だ。

晋三バクバク…実弟・岸信夫氏が意外な苦戦 (夕刊フジ)
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/saninsen.html?d=29fuji40322&amp;cat=7

 自民党2枚看板の一翼として、全国を駆け回る安倍晋三幹事長(49)が密かに気にかける選挙区がある。実弟の岸信夫氏(45)が自民公認で出馬している地元・山口選挙区だ。信夫氏は満を持しての出馬だが、最大の“売り”であるはずの毛並みの良さが、意外や有権者の反発を買っているという。小泉内閣の支持率急落もあり苦戦中の自民党だが、果たして政界サラブレッドコンビは誕生するか?!

 「おじいさんは総理大臣、お父さまは外務大臣・幹事長、お兄さんは今、幹事長。岸候補には素晴らしいDNA、遺伝子が流れている。これを日本と日本人のために活用しない手はない」

 昨28日夜、JR防府駅前のホールで開かれた信夫氏の総決起集会。地元選出の高村正彦元外相(62)は、信夫氏のこれ以上ない華麗な家系をことさら強調した。

 信夫氏は安倍幹事長の父、安倍晋太郎元外相の3男として生まれた。母、洋子さんは岸信介元首相の長女。母方の岸家に跡取りがいなかったため、生後間もなく岸元首相の長男、信和夫妻の養子に。このため本人は、慶応大に入学するまで、晋三氏のことを実の兄とは知らず、従兄妹と思っていたという話も。

 確かに、政界には華麗な家系を持つ者が多い。だが、信夫氏の場合、岸元首相の実弟である佐藤栄作元首相も大叔父にあたるほか、遠縁には吉田茂元首相もいるほど。まさに、戦後日本の大政治家の血を一身に受け継いでいるといっても過言ではない。その完全無欠のブランド力ゆえ、初陣となる今回の選挙戦も楽勝のはずだった…。

 「どうか、よろしくお願いします」

 タイトなスケジュールの合間を縫って同総決起集会に駆けつけた安倍幹事長。集会終了後も弟の隣に立ち、会場を後にする支持者1人ひとりに頭を下げながら、必死に握手を続けた。そこにはいつもの颯爽とした安倍幹事長の姿はない。最後は、選挙スタッフの女性1人ひとりにも握手をするなど、否が応でも危機感が伝わってくる。

 開始時刻になっても定員約800人の会場に空席が残るなど、今一つの集まり具合だっただけに、ひな壇でも終始、厳しい表情を崩さなかった安倍幹事長。「この山口県で6年前に(自民党が)失った議席を奪回するという極めて重たい責任がある」と威勢よく訴えたが、本当はここに来るはずじゃなかった−というのが隠された心境だっただろう。

 地元の選挙関係者が事情を話す。

 「安倍氏は公示前に5回ほど弟の応援に入っているが、公示後は、全国の自民公認候補を応援するという幹事長の立場があるので、『山口には入れない』と宣言していた。その言葉を翻してまで今回、山口に入ったということは…」

 こうした状況は、対抗馬の民主公認候補、大泉博子氏(54)の陣営も感じている。

 「安倍だろうが岸だろうが、中央より地元のほうがクール。佐藤さんだってウチの平岡に2回負けているし」(選対幹部)

 この幹部が話すのは、昨秋の衆院選山口2区で、佐藤栄作元首相の二男、信二氏(72)が民主公認の平岡秀夫氏(50)に2回連続で敗れたという事実だ(信二氏は比例代表で復活当選)。

 山口県選出の自民党国会議員5人はすべて世襲議員。そこに批判が起きても不思議はない。大泉陣営は「競り合っているというのが実感です」と手応えを示すが。

759とはずがたり:2004/06/30(水) 04:00
熊本も善戦してる?
>熊本、滋賀、奈良、青森各県などの遊説に奔走し

青木・自民参院幹事長 背水の全国遊説 51議席死守へ「政局安定」訴える日々
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040630-00000004-san-pol

 参院選の陣頭指揮をとる自民党の青木幹雄参院幹事長が、年金問題で与党に逆風が吹く中、危機感を募らせながら全国各地の遊説に東奔西走している。目標の「五十一議席」死守に向け、野党の“口撃”をかわしながら、「政局の安定」を訴え続ける日々だ。五十一議席を割り込んだ場合、青木氏は小泉純一郎首相の退陣と自身の辞任を公言しており、求心力低下どころか、永田町の混乱に直結する。それだけに、後半戦で劣勢を盛り返せるか。指揮官としての真価が問われている。
 「選挙前になると、どうしても、こういう議論になってしまう」
 青木氏は二十七日夜のNHKの報道番組で、不快感をあらわにした。野党の参院幹部から争点の年金制度改革について「抜本改革の名に値しない」(共産党の小池晃政策委員長)などの批判が相次いだためだ。
 これに対し青木氏は「(現行の)年金制度を放置すれば、平成十七年度に四兆七千億円の赤字が出る」と年金財政の危機的な現状を訴えることに力点を置いた。野党ペースで議論が進むことを警戒してのことだ。
 というのも、青木氏の脳裏には「恒久減税」論争で自民党が大敗、橋本政権が退陣した平成十年の参院選の苦い記憶が焼き付いているためだ。
 「野党は年金財政の悪化には触れず、『負担増と給付減』だけ言う。野党は三十秒で(政府与党を)批判できるが、与党は説明に十分間はかかる」(青木氏)との反論も、年金問題へ深入りして野党の逆襲にあうのを避けるのがねらいだ。
 今回も、年金改革をめぐる出生率の政府発表の遅れや、小泉首相の「会社もいろいろ」発言などで、内閣支持率が大幅に低下。「六年前と状況が似てきている」(自民党関係者)との警戒感が強まっている。
 このため、当初は「全体の調整役が必要」として、主に党選対本部での後方指揮を中心に考えていた青木氏だが、方針を変更。国会閉会以降は連日、熊本、滋賀、奈良、青森各県などの遊説に奔走し、自身の選挙運動そっちのけで、応援演説のマイクを握っている。
 「自民党が負けるようなことになれば私も小泉首相も責任を取る。完全に政局になる」。演説では小泉首相の「退陣」に言及し、陣営の引き締めを図るのに躍起だ。
 自民の前線指揮官の危機感は公明党にも伝わり、「うち(公明党)は小泉政権の尻ぬぐいばかりだ。なぜ党の実績や首相への不満を表に出さないのか」(関係者)との動揺も広がりつつある。
 こうした“きしみ”に青木氏もすぐに反応。二十六日には青森市内のホテルで、自民党支持者とともに演説に耳を傾ける公明党関係者を前に、「公明党のみなさんと仲良く、しっかり連立を組んで政権を支えている」と同党への配慮を強くにじませた。
 小泉政権で「党と官邸」「自民と公明」のパイプ役として着実に実力者の地位を築いてきた青木氏。「首相退陣、後継争い」の流れになったとき、実力者不在の政局はどうなるのか。「政局の“絵”を描く人がいなければ、永田町は大混乱する」(自民党関係者)との懸念が現実味を持ってささやかれる中、「政局の安定」を訴える青木氏にとって、これからが正念場だ。(産経新聞)
[6月30日3時55分更新]

760とはずがたり:2004/06/30(水) 04:02
大体誰が竹中なんかに投票するんだよ!?

竹中大逆風…小泉人気急落モロに影響 (夕刊フジ)
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/saninsen.html?d=29fuji40305&amp;cat=7

 自民党の比例候補の目玉として、公示直前に出馬表明した竹中平蔵金融・経済財政担当相(53)。「100万票獲得」を期待されているが、業界団体の支援も受けず無党派層をターゲットにしているだけに、最近の内閣支持率の急落は大逆風。弱者切り捨ての小泉構造改革路線に対する批判も根強く、小泉純一郎首相(62)の皮算用も狂いそうだ。

 「3年前の参院選で、舛添要一氏が159万票を獲得したときのような盛り上がりはない。当選はするだろうが楽勝ではなさそうだ」

 こう語るのは自民党三役経験者。

 首相から口説かれ、出馬を受諾した竹中氏。小泉構造改革の象徴的存在で、その得票数は「小泉信任票」の色合いが強いだけに注目されるが、有権者の反応は芳しくないという。

 ある自民党都連関係者はこう語る。

 「24日の公示日、首相と竹中氏が全国遊説をスタートした東京・渋谷にいたが、拍手もまばらで人々は冷めていた。翌日の新聞は『聴衆800人』と書いたが、多くて500人。無党派層が多い都心であの反応なら、小泉改革の痛みを押し付けられた地方は厳しい。背筋が寒くなった」

 自民党の伝統的な業界団体もつれない。

 竹中氏が所管する金融業界は、「健闘をお祈りする」(西川善文全国銀行協会会長・三井住友銀行頭取)とエールを送るだけ。集票などの対応については「特段考えていない」という。

 逆に、首相と竹中氏が進める郵政民営化に反対する特定郵便局長会の一部には、「元郵政官僚候補を竹中氏に圧倒的な差で当選させて、底力を見せつける」(関係者)との動きも。

 竹中氏自身は「プレッシャーは感じない」と淡々としているそうだが、最近の世論調査で、小泉内閣の不支持率が支持率を上回ったことは、無党派層をターゲットにする竹中氏にとっては大逆風といえる。

 このためか、首相や安倍晋三幹事長は竹中氏と都市部で遊説をともにし、無党派層の掘り起こしに必死だ。

 前出の三役経験者はいう。

 「竹中氏の得票は多くて50万票。特定郵便局長会が支援した候補者は、逆風だった前回参院選でも48万票を取っており、竹中氏が比例トップとなるかは微妙だ。あまり少ないと小泉改革路線の信任どころではなく、一気に政局になるかもしれない」

[ 2004年6月29日()13時0分 ]

761とはずがたり:2004/06/30(水) 04:56
<滋賀県>揺れる「三師会」
http://mytown.asahi.com/shiga/news01.asp?c=12&amp;kiji=11

  診療報酬改定をめぐる汚職事件で前会長らが逮捕された日本歯科医師会(日歯)。東京都千代田区の日歯本部で5月24日、守山市内で歯科医院を開業する津曲雅美さん(55)は「公益法人であることを忘れ、金にものを言わせ政官業の癒着を招いた」と執行部を批判する文書を提出した。

  津曲さんは福岡、宮崎などの歯科医らとともに、日歯の政治団体・日本歯科医師連盟(日歯連)からの退会を求めて裁判を起こし、昨年10月、大津地裁で日歯、日歯連双方の賠償責任を認める判決を勝ち取っている。

  その日歯連は会員から会費約18億円を集め、自民党の政治資金団体「国民政治協会」に例年4億円以上を献金する有力支持組織だ。下部組織の県歯科医師連盟も国政選挙などで自民系候補らに「陣中見舞い」を出してきた。

  津曲さんらが声を上げるまで、日歯の会員は原則、連盟への加入を求められ、連盟だけを退会できない「同時入退会」の仕組みが取られてきた。無党派の津曲さんは「思想・信条の自由」を求めて提訴し、判決はこの原則を違法と判断した。津曲さんは、政治活動を禁じられた公益法人が政治団体をつくり特定の政党・政治家を支援することも問題と考える。「政党の考えにひきずられ公益に反する」からだという。

  汚職事件に揺れた日歯連は11日、今回の参院比例区で選挙運動をしないことを決め、組織内候補として自民公認で立候補予定だった笹井啓史氏の擁立を断念した。県歯連は現在、会費の徴収と日歯連への送金を見合わせている。

  医師会、歯科医師会、薬剤師会の「三師会」は、建設や農業、特定郵便局などとともに自民党を支え、特に資金面で頼りにされてきた。だが、医療費抑制を進める小泉改革への反発もあり、組織の締め付けは弱まっている。さらに厚生労働省が3年前に続いてこの春、各地の医療系団体に対し「公益法人と政治団体との峻別(しゅんべつ)」を指導したことも追い打ちをかける。各団体の役員らは「組織として選挙がやりにくくなった」と声をそろえる。

  県医師会は02年、政治団体・県医師連盟の会費徴収の方法を見直し、加入の意思を持つ人だけが振り込む形にしたところ、退会が相次ぎ、連盟の会員は約4割に減った。医師らからは「往診カバンに百票詰まっていると言われたのは過去のこと」「医療の現場に政治活動は持ち込みたくない」との声もある。だが、地域役員の一人は「政権政党内で発言力を確保しなければ自分たちの主張を制度改革に反映できない」と会員らの再結集を説く。

  日本医師会(日医)は参院比例区で日医出身の西島英利氏(自民公認)の上位当選を目指すが、前回(01年)の組織内候補の得票は約23万。かつて100万票以上とされた集票力の弱体化は著しい。

  一方、自民党県連幹部は「高齢化などを背景に党を支えた各組織は弱体化している」と見る。対策として、県内4小選挙区ごとの党支部組織を前面に、500人以上の自民系県議、市町村議らが中心になって組織選挙を展開する。「各議員が自分の選挙のように戦えば負けることはない」と幹部は強調する。

(6/19)

762とはずがたり:2004/06/30(水) 04:57
<滋賀>危機感募る連合滋賀
http://mytown.asahi.com/shiga/news01.asp?c=12&amp;kiji=12

党幹部が訪れた決起集会で「ガンバロー」を三唱し、拳を突き上げる支持者ら=大津市内のホールで
  「だれが勝手に決めたんだ」
  大津市梅林1丁目の民主党県連本部。11日夕、党県連を支援する県内最大の労働組織・連合滋賀の幹部は声を荒げた。

  この日、連合滋賀は36の構成組織代表者会議で参院選への対応を協議し、民主党公認の立候補予定者の具体的な支援策を決めた。この結果を伝えた幹部に対し、党県連側は総合選挙対策会議を5日後に開くと切り出した。「何も聞いていない」。幹部は事前に相談がなかったことをなじった。

  さらに、党県連側が示した選対役員の名簿では、連合滋賀の幹部の名前が抜け落ちていた。幹部は「自分たちが選挙を支えているのに、何の配慮もない」と怒る。

  滋賀は「連合発祥の地」と言われる。89年に日本労働組合総連合会(連合)が結成される15年も前の知事選で、地評と同盟、中立労協、新産別の労働4団体と野党各党の共闘が成立し、いわゆる「滋賀方式」として全国の先進例となった。

  参院選では、この滋賀方式で80、86、89年に無所属候補らを担ぎ、自民党候補を破った。だが、その後は敗北が続いている。

  89年発足の連合滋賀には現在350組合が加盟する。組合員は7万4千人余り。県内の有権者約106万4千人の約7%に相当する。だが、その組合員数は、ピーク時の93年より1万人も減っている。大手労組の幹部は「賃金や労働条件の改善などで生活レベルがあがり、組合に解決を求めなくていいという風潮が広がっている」と、組合離れの背景を分析する。

  組合員数の減少は、組織の士気や求心力の低下を招いており、連合滋賀幹部の危機感は強い。前坂雅春事務局長は「自民党候補に勝つ選挙をして結果を出すことが、求心力を回復させて組織力を強めることにつながる」と言う。

  昨秋の総選挙では、県内4選挙区で、推薦した民主党候補4人のうち3人が自民党候補らを破って当選、あとの1人も復活当選を果たした。一方で、今年1月の大津市長選、3月の草津市長選では、民主党県連が推薦・支援した候補者が敗れている。

  連合滋賀幹部の一人は「選挙に勝てば民主がよくやった、負ければ連合が悪者になる。民主は連合に頼りすぎで危機感が感じられない」と不満を口にする。

  それでも今回は「勝ちにいく選挙」にこだわる。推薦を決めた民主党公認の立候補予定者は労組出身ではないが、今年2月に党県連が擁立を正式に決めると、幹部が中心になって事業所などを回り、名前と顔を売り込んできた。

  すでに候補予定者の陣営へ労組員を積極的に送り込み、てこ入れも図っている。「毎日が投票日」と訴えて期日前投票を積極的に促し、従来は不十分だった組合員が投票したかどうかの確認作業も徹底させる構えだ。

  民主党県連の朝倉克己幹事長は「生活を向上させるという志に連合との共通点がある」と支援を歓迎するが、「政党が労組に牛耳られてしまっては本末転倒だ。国民の幅広い支持は得られない」とも話す。

  民主党系の県議や市町議は少なく、地域での足場は十分と言えない。連合滋賀の支援は、まさに「頼みの綱」だが、労組以外への支持の広がりが勝利の条件でもある、と朝倉幹事長は見通す。

(6/21)

763とはずがたり:2004/06/30(水) 04:59
<滋賀>思惑絡むバーター協力
http://mytown.asahi.com/shiga/news01.asp?c=12&amp;kiji=13

  参院滋賀選挙区に立候補予定の自民新顔を激励する政経パーティーが12日、大津市内のホテルで開かれた。「全面的に支援することを決めた」。来賓の梅村正・公明党県本部代表がそう明言すると、大きな拍手がわいた。

  公明党の支持母体、創価学会は県内に約6万5千人の有権者を擁するとされる。全有権者の約6%を占め、その投票率は「ほぼ100%」(学会幹部)。結束力の高い学会票を自民陣営は頼りにする。

  20日、守山市内であった公明党県本部の「女性の集い」にも自民新顔は姿を見せた。約1100人の参加者を前に、公明党比例区候補予定者について「政治リーダーの一人になる。ぜひ皆さんの力で国政へ送っていただきたい」と持ち上げた。一方、公明党幹部も「自公連立を保つことが政治の安定につながる」と自民新顔の支援を呼びかけた。

  学会幹部によると、学会票の動向は、県内の数百地区で開かれる月1度の「座談会」などを通じて決まっていくという。生活の悩みなどを話し合うこの場に、選挙が近づくと公明党員が訪れ、候補者の人柄や政策を説明する。

  「投票は、信仰ではどうにもならない問題を解決する一つの手だて」。大津市の40代男性学会員はそう話す。この学会員は、自衛隊のイラク多国籍軍参加をめぐる小泉首相発言に違和感を持つ。それでも選挙区は自民候補に入れるつもりだ。「ジレンマもあるが、連立を組む自民に入れることは政策の実現につながると思うから」と話す。

  安倍晋三・自民党幹事長が2月に「『比例は公明に』と呼びかけない」と発言し、学会内に波紋を広げた。だが、昨年の総選挙などで協力関係を深めてきた県内の自民、公明両党は今回もバーター協力する。

  昨秋の総選挙では、公明党が2〜4区の自民候補を推薦しており、自民党関係者は、今回は「学会票の7、8割はもらえる」と期待を込めて話す。総選挙では比例区で逆に1万数千票が公明党へ回ったという。だが、学会側は「1万に届いていなかった」と見ており、総選挙以上の協力を求めている。

地道な対話で支持拡大

  公立小学校に勤める50代の男性教諭は12日の土曜日、知り合いの教諭宅を訪ねた。教育基本法の見直し問題について語り合った後、「憲法9条を守ることができるのは共産党しかない」と切り出した。「私もそう思うが……」と相手の教諭は言葉を濁した。

  男性教諭は、共産党の支持組織「教職員後援会」に加入するが、同じ職場の会員は2割に満たない。参院選を控え、職場内でも政治のことを話題にするようにしている。「直接、一人ひとりに話しかけていくことで、地道に支持を広げるしかない」と男性教諭は話す。

  共産党県委員会によると、県内では4地区委員会の下、合わせて約300の支部、約300の後援会がある。後援会員は約3万人という。

  このうち教職員後援会の会員は約1千人。党県委員会の幹部は「中小業者や婦人の後援会などほかにも大きな組織があるが、人を教える仕事柄、党の中で重要な人材を生み出す役割を担っている」と話す。しかし、会員数は伸び悩んでいる。

  共産党の機関紙「しんぶん赤旗」の発行部数は県内で約3万部という。党県委員会は、この購読者を広げて政策を浸透させ、党勢拡大を図ろうとしている。党県委員会の川内卓書記長は「草の根の対話活動で少しでも支持を広げたい」と話す。


(6/21)

764とはずがたり:2004/06/30(水) 04:59
<滋賀>民主と社民が政策協定
http://mytown.asahi.com/shiga/news02.asp?c=12&amp;kiji=15
  24日に公示される参院選に向け、民主党県連と社民党県連合は21日、民主党公認で立候補予定の元びわ湖放送キャスターの林久美子氏(31)との3者で政策協定を結んだ、と発表した。社民党県連合は林氏の当選に向けて支援していく。

  政策協定は5項目にわたり、「平和憲法の精神を擁護し、日本が平和国家として世界平和に貢献できるようにする」「イラク戦争に反対し、イラクからの自衛隊の早期撤退を求める」「教育基本法の改悪に反対し、思想・信条などの自由が脅かされることを阻止する」などとなっている。


(6/22)

765杉山真大 </b><font color=#FF0000>(sB4AwhxU)</font><b>:2004/06/30(水) 09:07

http://www.nishinippon.co.jp/news/2004/sanin/yamaguchi/kiji/index.html
 ●「政見放送で政策訴える」平松候補
 無所属新人の平松重雄氏は午前十一時すぎに県選管に到着し、立候補を届け出た後、「いろいろ夢が膨らんできた」と
語った。関係者によると、選挙期間中は選挙カーによる街頭での訴えを行わず、ビラやポスターも一切作製しない方針。
訴えはテレビの政見放送を通じて行う、という。

この平松重雄氏って・・・・・

http://www.chugoku-np.co.jp/senkyo/sanin/04/sk35.html
(1)憲法改正同志会会長、環境保全研究所社長、農事組合法人世界奉仕会会長
(2)国利民福の会会長、天下一家の会代表理事、APOジャパン技術顧問、会社社長
(3)倉敷市(4)倉敷商高卒

国債ネズミ講の方でしたか。

http://www.kobakentaro.jp/book/sissoku.html
「もう活動は続けられませんね」
「いや、これぐらいでくじけませんわ」
「しかし、会員が迷惑するでしょう」
「会員さんも納得して入ってますわ。辞めたらもうからしませんわ」
一瞬、ニヤッと笑顔を見せた。昭和六十三年、国債を使った新手のねずみ講が全国に広がった。そのねずみ講「国利民
福の会」(本部・大阪府吹田市)の創始者、平松重雄会長と初めて出会ったのは、衆議院の本会議場だった。


[My HP] http://politics.mtcedar.com/
      http://mtcedar.txt-nifty.com/

766とはずがたり:2004/06/30(水) 20:58
小沢一郎の遊説先。福井も結構行けるのか!?

http://www.ozawa-ichiro.jp/news/index.htm
6月24日(木)14:30〜 奈良・大和八木駅前 奈良県橿原市
6月24日(木)16:20〜 奈良・山市西友前 奈良県大和郡山市南郡山
6月25日(金)15:00〜 大分・原田公民館前 大分県大野郡千歳村 
6月25日(金)16:30〜 大分・中洲賀グランド前 大分県大分郡挟間村
6月27日(日) 9:30〜  宮城・七十七銀行丸森支店前 宮城県丸森町
6月27日(日)10:45〜 宮城・大河原町大河原駅前 宮城県大川原町
6月27日(日)17:00〜 高知中央公園北口 高知市帯屋町
6月28日(月)14:00〜 長崎・嶋ノ瀬公園 佐世保四ヶ町
6月28日(月)15:10〜  長崎・東彼杵町総合会館 東彼杵郡東彼杵町杵宿郷706-4(屋内)
6月28日(月)16:15〜 長崎・パークベルズ 大村市幸町25-30(屋内)
6月29日(火)14:30〜 静岡・呉服町交差点 JR静岡駅から約500m
6月29日(火)15:20〜 静岡・ホテルセンチュリー静岡 静岡市南町18-1
7月 1 日(木)15:00〜 山口・光市民ホール 光市島田4-13-15
7月 2 日(金)13:30〜 福井・もやいの郷 今立町横住17-29
7月 2 日(金)16:00〜 福井・丸岡城公園 丸岡町霞町
7月 3 日(土)14:00〜 滋賀・大津パルコ前 大津市打出浜
7月 3 日(土)15:00〜 滋賀・中部近鉄百貨店草津店前 草津市渋川
7月 3 日(土)16:30〜 滋賀・水口町役場前 甲賀郡水口町

767無党派さん </b><font color=#FF0000>(/3J5SzQQ)</font><b>:2004/07/01(木) 02:25
福井は現職が上滑りしてるんですかね?
北陸三県で意外にも福井が最注目区ですか。
今回逆転がムリでも迫っておくことは、民主党にとっては大きいでしょうね。

なお、重役の遊説や選挙情勢については石田日記に言及がありました。
ああいう記述を見ると、陣営に加わって情勢分析とかしたくなりますね(笑)

768とはずがたり:2004/07/01(木) 02:59
山口,福井辺りが大穴でしょうか?
山口に松岡,福井に高木文堂(←県知事選無所属出馬惜敗)だったら圧勝だったでしょうかねぇ〜。

769とはずがたり:2004/07/01(木) 04:48
<三重県>
1.教育基本法改正と宗教心重視を公約に掲げる自民党津田氏に対し、公明党青年部や年配支持者の反発があった。
2.民主公認の芝博一氏は、立正佼成会の推薦を得ている。
3.神職でつくる「神道政治連盟県本部」が津田氏推薦を打ち出す一方で、芝氏は鈴鹿市・椿神社の会館長の肩書を持つ。
4.従来から自民支持で知られる農協。農協の組合員数は農家も含め約11万人を誇る。だが、JA三重中央会の政治団体「県農協組合長会」は3月、自主投票を決めた。県農協連労組役員を務めた高橋千秋参院議員(民主党・新緑風会)が組織に浸透しているためだ。

[04参院選・三重]/上 組織票 つかめぬ「頼みの綱」 /三重
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040621-00000002-mai-l24

 公示まで3日に迫った参院選。年金制度の改革や多国籍軍への自衛隊参加問題など、重大な争点を抱えているにもかかわらず、有権者の関心は今ひとつ盛り上がりに欠ける。有権者の動向をつかみきれない各陣営は、「頼りになるのは組織票」と、旧来の有力組織の取り込みに必死だ。しかし、頼みの組織票を巡るギクシャクも表面化している。
 「津田さんの応援をよろしくお願いしたい」。18日夕、四日市市内で開かれた公明党参院議員の国政報告会で、杉之内昭二・党県本部代表はこう言って、自民公認の津田健児氏を紹介した。公明党の集会に津田氏が招かれるのはこの日が初めて。だが、集会参加者へのアピールは、津田氏が杉之内氏と一緒にお辞儀をし、短くあいさつしただけ。どことなくぎこちなさが漂った。
 教育基本法改正と宗教心重視を公約に掲げる津田氏に対し、公明党青年部や年配支持者の反発があった。杉之内氏は「連立を組んで5年近くたち、一緒にやる機運はある」と強調したが、津田氏のお披露目では、「やじが飛ぶかと思ったけど、なくて良かった」とほっとした表情。溝がまだ埋められていないことをうかがわせた。
 一方、民主公認の芝博一氏は、立正佼成会の推薦を得ている。県内の同会会員は、同会によると約5万4000世帯。これまで自民支持だったが、公明・創価学会シフトを強める自民に距離を置き、全国的傾向として民主への傾斜を強めている。今回参院選でも、同会が推薦を出した27人のうち、自民5人に対し民主は20人にのぼる。
 神社界を巡る混乱もある。神職でつくる「神道政治連盟県本部」が津田氏推薦を打ち出す一方で、芝氏は鈴鹿市・椿神社の会館長の肩書を持つ。同連盟の会員は3800人だが、総代や氏子を含めれば支持者のすそ野は広い。芝氏陣営も、保守票取り込みを狙う。
 一方、従来から自民支持で知られる農協。農協の組合員数は農家も含め約11万人を誇る。だが、JA三重中央会の政治団体「県農協組合長会」は3月、自主投票を決めた。県農協連労組役員を務めた高橋千秋参院議員(民主党・新緑風会)が組織に浸透しているためだ。自民党は、谷津義男元農水相が津市の農協ビルを先月直接訪問、支持を訴えた。一方の民主党は、高橋氏が芝氏を連れ立って同月初めに同ビルを訪問した。また、津田、芝両氏とも農協支店をこまめにあいさつ回りしている。
 自民党県連幹部は「『取らぬタヌキの皮算用』の雰囲気があり、以前のように票読みは単純にはいかない。だが、組織票の積み上げで計算しないと得票は読めない」。民主党県連幹部も「組織に頼るに越したことはない」と話す。無党派層の動きに注意を払いつつ、まず頼るのは組織というのが実態だ。(毎日新聞)
[6月21日19時50分更新]

770とはずがたり:2004/07/01(木) 04:51
<山梨県>
1.公明党県本部(宮原稔育代表)は「自主投票」を決めた。支持母体の創価学会も、党に足並みをそろえるかたちで「自主投票の方向」(創価学会県本部)
2.民主党の輿石東候補の陣営は、「(公明支持者とは)個人的なつながりがある」(民主県連幹部)
3.無所属で自民党推薦の大柴堅志候補の陣営は、「自公連立政権の関係から支持してくれるはずだ」(自民県議)
4.輿石候補には二月末に宗教団体の立正佼成会が推薦を決定。立正佼成会と創価学会は対立する関係にあるため、公明側の支援を取り付けるのは難しいとの見方が強い

2004年06月30日(水)
参院選山梨 公明党票の動向注視
輿石、大柴両陣営 関係の濃さを強調
http://www.sannichi.co.jp/DAILY/news.php?y=2004&amp;m=06&amp;d=30&amp;s=3

 参院選山梨選挙区で三候補による集票合戦が日増しに激しくなる中、「公明票」の行方に注目が集まっている。支持母体の宗教団体・創価学会をバックに約六万の基礎票を持つとされ、その動向が選挙戦に影響を与えるのは必至。公明党県本部(宮原稔育代表)は「自主投票」を決めたが、民主党の輿石東候補、無所属で自民党推薦の大柴堅志候補の両陣営は、「(公明支持者とは)個人的なつながりがある」(民主県連幹部)、「自公連立政権の関係から支持してくれるはずだ」(自民県議)と互いに“ラブコール”を送り、支援を期待している。

 同党県本部は、三年前の前回参院選で与党協力の立場から自民候補の中島真人氏(現参院議員)を推薦。今回は大柴候補から推薦要請を受けたが、大柴陣営や推薦した自民側から公明の比例への見返り票が期待できないことなどから「自主投票」とした。支持母体の創価学会も、党に足並みをそろえるかたちで「自主投票の方向」(創価学会県本部)という。

 公明は学会票をもとに、前回参院選の比例で県内五万七千三十一票を獲得。昨年十一月の衆院選では六万八百六票と得票を伸ばし、今回の参院選では七万票獲得を目標に掲げている。

 大柴陣営は連立政権を組む自民の推薦候補であることから、「他の候補より私が最も公明に近い。自主投票とはいえ、支援をいただけると思う」(大柴候補)と期待を寄せる。

 一方、輿石候補には二月末に宗教団体の立正佼成会が推薦を決定。立正佼成会と創価学会は対立する関係にあるため、公明側の支援を取り付けるのは難しいとの見方が強いが、「学会サイドとは輿石候補や民主系議員が個人的に築いた関係がある」(民主県連幹部)と支持獲得に自信をみせる。

 創価学会県本部の関係者は「中央に創価学会対策のプロジェクトチームをつくった民主には反発が強い一方で、輿石候補とは地域的、個人的につながりを持つ学会員も少なくない」と含みを持たせている。

771とはずがたり:2004/07/01(木) 05:32
全国の農政連の対応も調べねば…。鹿児島は組織内候補。三重は高橋氏のつながりで民主が浸透。
静岡は農家の親戚の家に自民現職のパンフが置いてあったから多分自民現職支持

<長崎県>
◆県農政連の自民候補「支持」で波紋 既定構図に揺らぎ
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/senkyo/date/2004/sannin/kiji/062604.html

 参院選長崎選挙区で、自民党の有力支援組織、県農政連が、自民現職の松谷蒼一郎(76)を「支持」した。推薦より一段低い扱いに、同党関係者からは「なぜ」との驚きが聞かれる。だが、農政連内には「自主投票の可能性さえあった」。輸入農産物対策など自民党の農政に不満が募る中、政権交代を目指す民主党はこの選挙で重要公約に農業分野を書き込んだ。「農村=自民」の既定構図に揺らぎも見える。

 「松谷先生にはお世話になった。恩返しは選挙。当選を期して最大の努力をお誓いしたい」。公示日の二十四日、長崎市であった松谷の出陣式。県農政連委員長で県農協中央会長の上野廣志は激励あいさつで言い切った。

 だが、県農政連の方針が出たのは公示前日の二十三日。これほど決定が遅れた例は過去になかった。

 県農政連は県内九つの農協ごとに支部を置き、組合員や職員、家族などを合わせると「約十四万人」を擁する。国政選挙では、支部の推薦を受けて本部委員会で態度を決める。

 今回は支部の一つから松谷の推薦願が出された。民主新人の犬塚直史(49)は支部単位で推薦を得られなかった。本部委員会での議論の対象は松谷に絞られた。

 だが、松谷推薦に賛成する声は少なかった。「『松谷は前回参院選から六年、ほとんど離島や郡部を回っていない』などむしろ批判が相次いだ」(関係者)。その一方、農業者への一兆円枠の直接支払制度導入など民主党の政策に興味を示す意見が出たという。

 ここで上野は結論の三役一任を提案。「中央陳情は与党を通じてやってきた。推薦とはいかなくても―」。委員長見解を示し、満場一致で「支持」となった。

 二十四日の出陣式の直後、松谷は選挙カーで長崎市内の県農協会館に向かった。拍手で出迎えた職員に、松谷は笑顔で頭を下げた。同行した衆院議員で選対本部長の谷川弥一はそのまま、上野の部屋へ。「支持だが、内容は推薦と変わらないと言ってもらえた。農協は大丈夫」。上野に会った後、谷川は「安心した」と強調した。

 農政連は「推薦」の場合、委員長の指示による県内統一行動を取るが、「支持」では支部単位の対応となる。ある支部関係者が漏らした。「農業に尽くす党や人なら、心から応援できる。逆ならできない」と。(敬称略)

2004年6月26日長崎新聞掲載

772諸無ニ:2004/07/01(木) 15:29
しょむ系BBSにちょくちょく顔を出しているものです。
今回の参院選はしょむ候補が少ないですね。茨城・千葉とか定数二で無風なのだから
出馬しても良かったものを・・・
東京は又吉氏が話題沸騰です。区部を中心に公営選挙ポスターも貼られていってます。

773諸無ニ:2004/07/01(木) 15:33
昭和30年代に革新自由民主党というまあ今で言う自連のような存在の政党がありました。
群馬の小峰氏という人が一時自民を離れ所属していましたが、この党公認で
東京一区から出ていたのは「選挙ゲリラ」で有名な肥後亨氏だったのであります。
あの頃の諸無候補は百鬼繚乱でありました。

772の出馬しても良かった・・・というのは自由連合に対しての感想です。

774とはずがたり:2004/07/01(木) 18:35
初めまして!諸無二様。以後宜しくお願いします。

二大政党制で定数2ってのは選挙の楽しみを激減させるようですねぇ。一部兵庫・福岡・静岡みたいに激戦にもなりえますけど普通は無風に。
個人的には選挙ウオッチの楽しみ減少の不効用より政権交代の効用が上回ると思ってますので歓迎ですが,参院の制度をもっといじった方がよいのかもと思わなくもないです。
例えば道州制を先取りするような中選挙区制度にしたら,今よりは多様な人材が選べるますかねぇ?
多様な人材が当選して百花繚乱になるか,怪しげな奴が次々に当選して百鬼夜行になるか…。

革新自民党は初めて聞きましたねぇ。私が憶えてる諸派はぐっと時代が下って進歩党@田川ぐらいでしょうか。
自由連合は今回は出馬しなくても政党助成金受給額に影響はないと云うことなんでしょうか。

775とはずがたり:2004/07/01(木) 19:14
青島、意外な大善戦…参院東京台風の目
「小泉さんには任せられない」
http://www.zakzak.co.jp/top/2004_07/t2004070123.html

美千代夫人まで街頭に立つ元都知事の青島幸男候補が大善戦中だ
 首都は浮動票争奪戦−。11日の投開票に向け、ヒートアップする参院選。中でも全国随一の超激戦区である東京選挙区は熾烈(しれつ)で、定数4を11人が争う。各候補とも狙いはやはり浮動票だが、夕刊フジが選挙戦の状況をつぶさにシミュレーションすると、なんと意外や、元都知事の「意地悪ばあさん」、青島幸男候補(71)が大善戦、台風の目として浮上してきた。

 [小泉じゃ、危ない]

 「このままだったら戦争になるに決まってるよ。小泉さんに任しといたら、危なくてしようがない。見てらんねえ。だから私、立候補する気になったんです」

 先月26日午後、JR新橋駅前。無所属の青島氏が妻娘を伴い、演説のマイクを握ると、見る間に黒山の人だかりができた。

 演説では「参院には衆院の足りざるを補い、暴走を止めるという役目がある」と「良識の府」参院の重要性を訴え、戦争体験に基づいて現状の危機も説く。

  [青島候補、手応え]

 演説を終えた本人を直撃すると、「みんな動かないで(聞いてた)でしょ。不安なんですよ。戦争になったら大変だという認識はみんな持ってるよ」と手応えを感じている様子だ。

 目標得票数については「分かんないんだよね」とけむに巻くが、「私、知事(選挙)のときは170万993票集めたんだからね」とほのかな自信も示した。

  [自公抜け出し、増元候補らで2議席争い?]

 東京選挙区の構図は、自民、公明候補が組織力をバックに一歩抜け出しているというのが一般的な見方である。残りの2議席を争うのが、民主の2候補と共産候補、そして青島氏や拉致被害者家族会事務局次長の増元照明氏(48)といったところで誰がすべり込むのか全く予断を許さない。

 夕刊フジの取材を総合すると、青島氏は当選圏ギリギリにつけている。

 青島氏は選挙に関しては数々の戦歴を誇る。

 3年前の参院選では比例代表候補として惜敗したものの、個人名で約28万票、代表を務める二院クラブの票とあわせると約70万票を獲得した。

 平成7年の都知事選当選の際はなんと170万票余りをたたき出し、世間をアッと言わせた。

 ただ、東京という気移りの早い選挙区だけに、確実に何票とれるという保証はない。

 都知事を退職して5年余り、国政を離れて9年余りという政治家としてのブランクが、知名度に陰りを落とすことも予想される。かつての「意地悪ばあさん」も70歳を越え、選挙戦では高齢批判にもさらされそう。

 そんな全く読めない「青島票」に、戦々恐々なのが他陣営である。

  [蓮舫候補、警戒心]

 特に青島氏と同じく浮動票の動向が当落を左右する民主党のタレント、蓮舫氏(36)の陣営は「ターゲットが重なる。うちと票のとり合いになるだろう」と警戒心をあらわ。

 蓮舫氏には宗教団体の立正佼成会が推薦を出しているが、得票が見込める主体はやはり無党派層。青島票と蓮舫票は反比例する公算が大きく、青島氏が浮動票を独り占めするようなら、蓮舫氏はピンチに陥る。

 青島氏の動向は、民主党そのものの選挙戦術にも影響を与える。

 東京選挙区では前回の最下位当選は約63万票で、前々回は72万票。今回もこのへんがボーダーラインとなりそう。

  [票割がカギ]

 民主党は今回、初めて2人当選を目指し候補者2人を立てるが、前回は鈴木寛氏(40)が76万票で3位当選。前々回は今回改選の小川敏夫氏(56)がトップ当選を果たしたが、そのとき獲得したのも約103万票。

 今回2議席を獲得するためには、よほど「票割」をうまくやらないといけないわけだ。

 民主党は無党派層頼みの選挙という性格が強いが、今回、青島氏が浮動票をかなり持っていけば、ますます厳しい。

  [浮動票争いのスキに共産死守?]

 浮動票争奪戦を尻目に浮上しそうなのが、議席死守を目指す共産党新人の今村順一郎氏(45)。

 共産党は前回約63万票、前々回89万票を獲得して議席を死守。全国的には党勢の弱体化がいわれるが、東京選挙区では議席を守るだけのポテンシャルは十分ある。

 無党派層が動かずに投票率が下がり、かつ、残り少ない浮動票が青島氏や蓮舫氏らに均等割りされると、強固な組織に守られた共産候補が最終議席に滑り込む可能性も出てくるわけだ。

 まさに誰が勝ってもおかしくない大激戦。混戦を抜け出すのは果たして−。

776とはずがたり:2004/07/02(金) 01:28

公明の自民歩留まり率50%・投票未定30%→自民52・民主54
公明の自民歩留まり率80%・投票未定30%→自民56・民主49

自民52 民主54 参院選シミュレーション
投票先未決定者除き
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sei/20040701/mng_____sei_____001.shtml

 参院選の行方を、昨年の衆院選比例代表の得票数に、公示直前の本社世論調査を加味して試算した。自民党は五十二議席と目標議席を上回ったが、五十四議席を獲得した民主党に負けるという結果が出た。ただし、これは、どの政党・候補に投票するか決めていない人たちを除いて試算。最終的な結果は、意思決定していない人たちがカギを握っている。

 試算では、民主党が改選三十八議席から大幅に議席数を伸ばし、自民党を上回っている。同党は昨秋の衆院選で比例代表第一党となったが、試算でも、自民党に四議席の差をつけて二十議席となった。

 選挙区では、自民三十六議席、民主三十四議席でほぼ互角。二十七ある一人区では、自民が十五で、十二の民主を抑えたが、二十の複数区では民主が静岡を除く選挙区で一議席以上を得て、自民党を上回る計算になっている。

 自民は北陸、東北などで民主に差をつけるが、東海・近畿の一人区が弱い傾向が出た。これまで自民の金城湯池だった九州、四国などでも民主に小差で競り負ける選挙区が相次ぐとのシミュレーション結果になった。

 ただ、この試算は、例えば公明党が推薦した自民党候補については、先の衆院選比例代表での公明党票の50%を得ると仮定して計算。これを80%と設定すると公明党の票の効果が大きくなり、自民五十六、民主四十九と逆転する結果になった。

 また、世論調査で29%もいた「どこに投票するか未決定」という人たちを含めずに試算したため、こうした層の投票行動によって獲得議席数は大きく変動する。 (参院選取材班)

■試算の設定条件■

 試算は昨年の衆院選で主要五党が各都道府県で獲得した比例代表の票数がベース。それに六月十八日から二十日に本紙が実施した全国世論調査で「昨年の衆院選で投票した政党」から「今回の参院選で投票する政党」への変動率をブロックごと算出して補正した。政党の推薦は、その党の比例代表の票の50%を加算。同一選挙区に同一政党の複数の公認候補がいる場合はその人数で票を均等割りして当落を判定した。

777とはずがたり:2004/07/02(金) 01:35
参院比例区投票先、民主が自民上回る 本社連続世論調査
http://www.asahi.com/politics/update/0702/001.html

 朝日新聞社は11日投票の参院選に向け、第6回の連続世論調査を実施した。比例区で「どの政党または政党の人に投票したいか」への回答で、前回調査(6月22、23日)で自民党と同率に並んだ民主党が、22%対20%という小差ながら自民を上回り、初めてトップに立った。小泉首相について「国民の感覚に近いと思うか」との質問では、「そうは思わない」が59%で、過去最高となった。小泉首相と民主党の岡田代表のどちらが信頼できるかを聞いたところ、小泉氏の40%に対し、岡田氏は31%。男性では岡田氏、女性では小泉氏が優位に立っている。

 調査は選挙戦序盤の6月29、30の両日に実施した。比例の投票先で最も多いのは「まだ決めていない」人で全体の4割近くを占める。今後は特に6割が「決めていない」と答えた無党派層の動向が、選挙戦のカギを握りそうだ。

 今回初めて聞いた選挙区の投票先では、自民23%、民主22%とほぼ並んだ。政党支持率は、自民26%に対し民主19%と、6回の調査で差は最も縮まった。

 首相の政治感覚については、就任直後の01年4月に71%が「国民の感覚に近い」と答え、「そうは思わない」15%を大きく引き離した。03年4月には44%対44%で並び、今回は30%対59%と「そうは思わない」派がダブルスコアで逆転した。

 選挙戦をみて小泉氏と岡田氏のどちらが信頼できるかを聞いた質問では、男性は小泉氏37%に対し岡田氏39%。しかし女性は小泉氏42%で岡田氏24%に水をあけている。

 選挙戦に対する関心は依然低調で、「大いに関心」は31%と、前回の30%からほとんど変わらなかった。投票に「必ず行く」は67%で、01年参院選の同時期の71%を、やや下回っている。

(07/02 01:09)

778とはずがたり(1/2):2004/07/02(金) 13:17
元アナ強し!滋賀で山梨で白熱勝負 2004参院選
http://www.yomiuri.co.jp/hochi/news/jul/o20040701_30.htm

 今回の参院選で相手候補にとって大きな脅威となっているのが「元キャスター」や「元アナウンサー」の肩書。今回の選挙で「新ブランド」となるか注目を集めている。自民党の現職が引退し新人同士の激戦となった滋賀選挙区では、民主党が元びわ湖放送で選挙速報などを担当していた報道キャスターの林久美子候補(31)を擁立。昨年11月の衆院選では県内4選挙区のうち3議席を民主党に奪われているだけに、自民党は「党の危機。(元キャスターという)響きに反応するのが怖い」と戦々恐々としている。


元びわこ放送 林久美子候補
 小泉純一郎首相(62)は1日、大阪から滋賀県大津市に足を延ばし、現職で引退を決めた河本英典氏(55)のバトンを受けた上野賢一郎候補(38)の応援に声をからした。その首相の隣で、自民の県議の1人が「(滋賀では)苦しい風が吹いています」と訴えた。

 もし今回の参院選で自民が敗れれば、滋賀県選出の国会議員数で民主に逆転される。「それだけは避けなければ。危機的状況だ」と県連。ところが河本氏の後継者選びが難航し結局、前回の衆院選滋賀1区で落選した上野氏が、5月7日にようやく出馬表明した。

 自民が焦る理由は出遅れだけではない。ライバルの林候補は02年まで地元の独立U局「びわ湖放送」の報道キャスターを務め、選挙速報には必ず登場していた。視聴率の低いU局のキャスターだけに、知名度については「実は未知数。(有権者の)半分ぐらいは知っているかな」と林陣営も読み切れないのが現実。それでも自民サイドには、実際の知名度より「キャスター」というイメージが脅威という。

 自民党が脅える背景には、“トラウマ”がある。89年の参院選で、元アナウンサーでパーソナリティーの中村鋭一氏(74)が、大阪から出身の滋賀にくら替えして自民党候補を撃破した。「誰がやっても一緒なら知ってる人にしよう、という無責任票が一番怖い。(中村氏の当選は)県にとって何にもプラスにならなかった。もう繰り返したくない」と上野陣営。

 組織力で劣勢の林候補は、1歳10か月の長男がいることもキャッチフレーズに、街頭演説会では「子育て真っ最中の私だからできる政策を」と、県初の女性国会議員誕生を訴えている。「原稿を読むだけのキャスターじゃダメ。こっちの演説は全部、上野さんが自分で考えている」と批判する自民が、保守王国の威信を守ることができるか。(菊地 陽子)

 ▼滋賀選挙区(一―3)
 林 久美子(31)民 新
 上野賢一郎(38)自 新
 林  俊郎(59)共 新

780とはずがたり(2/2):2004/07/02(金) 13:19

元山梨放送 大柴候補

 「よろしくお願いします」ウグイス嬢の声が突然、男性の声に変わった。「わざわざ手を振っていただき、ありがとうございます。熱いご声援をひしと受け止めております。大柴、大柴、大柴、大柴。ただいま、本人がごあいさつさせていただいております。一生懸命やっております」マイクを奪うかのように“ウグイスボーイ”があいさつを始めたのだ。

 声の主は、山梨選挙区に無所属で出馬している大柴堅志候補(54)。名前を数秒で何十回も連呼するという強烈な早ワザは、30年間山梨放送アナウンサーとしてスポーツ実況を中心に活躍していた時代に培った。「皆様にあいさつする時の声の出し方は、ホームランが出た時の実況に近いですね。『大きい、大きい、入ったぁ、ホームラン!』みたいな。あいさつするたびにしていますから、ホームランの連発ですね」

 取材で政治の現場にかかわるうちに「政治家が国民を見ていない状況を変えたい」と決心。レギュラー番組を持つ花形アナウンサー職をなげうち、無所属で民主党の現職・輿石(こしいし)東氏に挑戦した。

 自民党の推薦を得たが、事務所スタッフは政治や選挙の素人ばかり。そこへ集まったのは堀内恒夫・巨人軍監督の高校時代の実況を務めた先輩アナウンサーの小松明美氏ら元先輩、同僚の女子アナら。連日の12時間に及ぶ“ホームラン演説”で声をからし気味の大柴候補、毎朝漢方のうがい薬でのどをケアし、「おれの声を出さなけりゃ」と選挙戦を戦っている。(小松 雄大)

 ▼山梨選挙区(一―3)
 輿石  東(68)民現
 花田  仁(43)共新
 大柴 堅志(54)無新
 
元秋田テレビ 鈴木候補
自民現職を射程圏内

 秋田選挙区からは、地元・秋田テレビ(フジテレビ系)の「スーパータイムあきた」を15年間担当した鈴木陽悦候補(55)が無所属で出馬。民主、社民両党の推薦を受け、自民現職の斉藤滋宣候補(51)の背中を射程圏内にとらえている。夕方のニュースという好視聴率番組に長期間出演していただけに、知名度は抜群。関係者によると、演説では発声はもちろん、原稿の準備にいたるまで「まさにプロ」。アナ歴18年候補が、マイク片手にラストスパートをかける。

元地元ラジオ局 五十川候補
浮動票獲得を狙う

 福井選挙区の五十川真季子候補(40=民主新人)は1986年から地元ラジオ局番組のパーソナリティーを中心に活動。主な担当番組はFBCラジオの「キャンパスヤンヤン」「おいしさ満点!よしもとラジオ!!」など。知名度があり「あ、まあこ(五十川氏)だ」と声が掛かることも。拉致問題の実績をアピールする官房副長官の山崎正昭候補(62=自民現職)を相手で苦戦とみられている、自身の陣営も「さすがにうまい」と舌を巻く演説で、浮動票獲得を狙う。

元報道キャスター 蓮舫候補
歯切れいいトークは健在

 東京選挙区に民主党から出馬した蓮舫候補(36)の肩書は報道キャスター。1988年に第14代クラリオンガールに選ばれ、その後バラエティー番組の司会を経て92年にTBS「スーパーワイド」のキャスターに。翌93年から1年半は、テレビ朝日「ステーションEYE」の報道キャスターを務めた。現在も街頭演説や討論会で、歯切れの良いトークは健在。「かっこいい」「頭いいよね」と有権者の反応も上々だ。

781とはずがたり:2004/07/02(金) 16:27
<福井県>参院選がやってくる−陣営始動(上)
http://mytown.asahi.com/fukui/news01.asp?kiji=3842

(前略)

◆全域に講演会

 山崎氏は大野市議、県議、参院議員と政治家の階段を上ってきた。県土地改良事業団体連合会会長として地域の公共事業に細かい目配りをし、得票数は前回、前々回とも20万票の大台に乗せた。自治体や職場ごとに自前の後援会をもっているのが強みだ。

 県内にくまなく築き上げた支持基盤をもとに知事の座をめざし、02年12月に立候補を表明。しかし、西川一誠現知事との間で保守層が分裂し、共倒れになることを恐れた森喜朗前首相ら自民党幹部の説得工作で、立候補を取りやめた経緯がある。

 次期参院選で三選をめざすことになった山崎氏は03年7月に自民党の公認を受けた。同9月の小泉内閣の改造で官房副長官に任名された。公務のため以前ほど頻繁に地元に戻れなくなった。陣営は前回に比べ選挙準備を半月ほど早め、2月から各地で国政報告会を開くなどの準備を進めている。

 しかし、足元の福井県の自民党はなかなか動こうとしない。党県連は5月上旬、福井市内の山崎氏の事務所内に選対本部の看板を掲げたが、正式な会合はいまだに開かれていない。

 原因は、昨年の衆院選の党公認候補問題に端を発した執行部と反執行部の対立だ。これに県議1期生の長老支配への反発もからみ、全県議の4分の3を占める30人の自民県議が所属していた最大会派は3月に3分裂した。

 参院選での山崎氏支持の姿勢は変わらないものの、所属県議が23人を占める反執行部の「新政会」は、県連と別の山崎選対を構える方針で、「支援に温度差が出るとしたら執行部の責任だ」と牽制(けんせい)している。

 県内のある経済団体幹部は「公共事業も減り、従来のやり方でどこまで支持者をつなぎとめられるのか疑問だ。楽な参院選だと思って勢力争いをしていていいのか」と危ぶむ。

 中立を標榜(ひょうぼう)する県議も「党全体のイメージダウンが心配。投票率の大幅ダウンは避けられない」と話している。

(6/12)

782とはずがたり:2004/07/02(金) 16:28

参院選がやってくる−陣営始動(中)
無党派層獲得へ運動
http://mytown.asahi.com/fukui/news01.asp?kiji=3843
◆候補者選び

 「連合の組織票に頼ってばかりではだめだ」。今年1月、党県連の参院選候補者擁立委員会で労組出身の元県議の擁立話が持ち上がり、鈴木県議は激しく反発した。昨年4月の知事選で約20万票をとって惜敗した高木文堂氏との話し合いがまとまらず、候補者選びは難航していた。

 民主党は昨秋の衆院選で福井2区の若泉征三氏を比例区北陸信越ブロックで復活当選させたが、3小選挙区は自民の独占を許した。鈴木県議は「全国的に進んだ二大政党制への流れから福井は取り残された。無党派層を十分に取り込めなかったのが原因だ」と悔やむ。

 このころ、堀川市議は知り合いの五十川氏に白羽の矢を立て立候補を要請していた。2月中旬、五十川氏から「経験や知識はないが、人の役に立てる仕事だ」と前向きの回答があった。「若手の女性候補なら無党派層からも支持が得られる」。候補者擁立委員会も五十川氏の擁立を決めた。

 3月8日の立候補表明会見で五十川氏は「7年前、くも膜下出血で倒れて入院したのが転機になり、命を大切にする社会をつくりたいと思うようになった」と話した。

 鈴木県議と堀川市議は労組を前面に出さず、ボランティアが運動主体の陣営づくりを指揮した。

◆「女性の力」

 メーデーの5月1日、福井市内で五十川氏の後援会の初会合があった。集まったのは五十川氏の仕事仲間や高校時代の同級生たち約20人だ。北陸入りしていた民主党幹事長(当時=現党代表)の岡田克也氏も顔を出し、「政権をとるには女性の力が必要だ。福井でも勇気をもって立ち上がってくれた。みなさんが真剣に呼びかけ、支援の輪をどれだけ広げるかで結果がついてくる」と述べた。

 今月4日夜。福井市内であった五十川氏の事務所開きには約300人が駆け付けた。玉村和夫・党県連代表に次ぎ、あいさつした連合福井の馬場修一会長は壇上で五十川氏と握手を交わし、「我々が自信を持って『当選』という2文字に向かって取り組める候補者だ」と持ち上げた。

 基盤が脆弱(ぜいじゃく)な県内の民主党はまだ連合に頼らざるを得ない現実がある。

 参院の民主党候補は、落選したが98年の京藤啓民氏が約11万票、01年の小沢喜久子氏が約10万票を集めた。いずれも国政選挙初挑戦で、それぞれ公示の半月前、2カ月半前に擁立されたが、連合福井の集票力がものを言った。

 五十川氏は連合傘下の27産別、8地域協議会へのあいさつ回りに、過去の民主党候補と同程度の時間を割いているという。福田修治・県連幹事長は「民主党は連合とスクラムを組んで選挙を戦う。無党派層へのアピールは、連合票を固めてからだ」と連携を強調する。

 5月下旬、鈴木県議と堀川市議は県連内に「政治家養成塾」を開設した。3年後の統一地方選を見据えながら人材を広く求め、地方議員などをめざす14人の塾生の教育も始めた。

 鈴木県議は言う。「今回の参院選は民主党が脱皮できるかどうかの実験の一つだ。無党派層の支持をいかに集めるかで、県内の民主党の将来像は大きく変わる」

(6/14)

(下)は略

783とはずがたり:2004/07/02(金) 16:53
自公で過半数ならまぁ下回ることはあり得ないわけで,結局惨敗するものの自公で安定多数を確保という2003年の総選挙と結果は同じ?

首相「負け考えていない」 自公の結果で判断と細田氏
http://news.kyodo.co.jp/kyodonews/2004/saninsen/news/0701-94.html

 小泉純一郎首相は三十日午後、参院選で自民党が現有五十一議席(欠員を含む)を下回った場合の進退を聞かれ、「現有議席を上回ることができるよう努力し、全力投球している。負けることは考えていない」と強調した。遊説先の高知市内で記者団の質問に答えた。

 これに関連して細田博之官房長官は記者会見で、「連立政権だから、連立としてどういう評価を国民からいただくか見なくてはいけない」とし、連立を組む自民、公明両党の獲得議席で判断すべきだとの認識を表明。政権選択を問うのは衆院選との見方に対しては「(参院選も)さまざまな政策、行政の批判をいただく選挙であることは間違いない。幅広い支持を獲得していきたい。国政選挙だから意味は重い」と述べた。

 細田氏は「(選挙情勢は)なかなか厳しい」と指摘、自衛隊の多国籍軍参加問題を挙げて「(野党に)多国籍軍で大きな誤解を生じやすい発言をされたのが影響があった。多国籍軍参加で何かやるんじゃないかという点が世論調査では響いた」との見方を示した。

(了) 06/30

784とはずがたり:2004/07/02(金) 18:10
>>758
山口は下松(新日鐵)・周南(トクヤマ[旧徳山曹達]発祥・出光コンビナート・東ソー主力工場・武田)・宇部(宇部興産発祥・セントラル硝子)・小野田(太平洋セメント[旧小野田セメント]発祥)・下関(工場一杯:神鋼・日本甜菜製糖・三井東圧etc)と工業県である。民主党はもっと強くて良い。頑張って欲しい。

自民 VS.民主 光で夏の陣/参院選
http://mytown.asahi.com/yamaguchi/news02.asp?kiji=4233

  参院選山口選挙区の自民、民主両党の候補者を応援するため、6月30日と7月1日、光市に現職閣僚や党実力者が相次いで入った。光市は自民党県連会長で参院選選対本部長の河野博行県議の地元で、民主党の松岡満寿男参院議員の地盤でもある。両党とも同市を含む県東部での戦いを重視しており、今後もてこ入れを図る予定だ。

  自民党は6月30日、比例代表候補の竹中経済財政担当相が光市島田2丁目で、約700人(主催者発表)を前に街頭演説をした。不良債権処理や景気回復で成果が出たとして、「バブル崩壊後、誰もなし得なかったことをこの3年間で小泉内閣はやった」と強調。「野党とりわけ民主党は、小泉構造改革の足を引っ張ろうとした」と批判し、選挙区の自民新顔とともに支持を訴えた。

  同党や新顔の陣営は、衆院2区の現職が民主党であるうえ、松岡氏が立候補を見送ったとはいえ光市などに強固な地盤を持つとして、県東部での戦いに重きを置く。県東部は厳しいとの関係者の見方もあり、1日には柳井市で2千人余を集めて引き締めた。2日には岩国市で決起大会を予定し、支持拡大に懸命だ。

  民主党は1日、前代表代行の小沢一郎氏を招いて政談演説会を光市民ホールで開いた。平日昼間にもかかわらず、約800人(主催者発表)が集まった。小沢氏は「小泉さんは私が知る歴代総理の中でも一番役所任せ。公約は守らないでもいいと開き直っている」と批判。民主新顔を「長い経験から官僚のどこがいけないかが分かっている」と持ち上げた。

  県連代表の平岡秀夫氏は「立候補のときは、トラック2周遅れぐらいだったが、今は(トップを走る候補者の)背中が見えてきた」とあいさつ。4月以降、光市での演説会は初めて。新顔の当選には、平岡氏の地盤である衆院2区の市部で勝つことが絶対条件と考えており、力を入れる。

  民主党は山口選挙区を重点区に指定。小沢氏は「山口で民主党が勝つことは大変な全国への影響です。どうか勝たせて下さい」と、選挙区と比例区の両新顔の支持を訴えた。


(7/2)

785とはずがたり(1/2):2004/07/02(金) 18:41
青森・岩手・秋田・山梨・三重・滋賀・岡山・徳島・長崎・大分・沖縄で野党系が優勢もしくは善戦。徳島なんかも優勢なんかー。一方,奈良・山口なんかが入ってませんな。宮崎・高知・熊本なんかも無理なんかな〜。

自民48民主45…各党極秘分析、小泉離れ加速
「年金」「多国籍軍」で情勢激変
http://www.zakzak.co.jp/top/2004_07/t2004070215.html

 小泉、衝撃の極秘情報−。参院選(11日投開票)は中盤戦に突入し、各政党とも支持拡大に躍起だが、夕刊フジは2日までに、与野党の選対関係者が持つ“予想獲得議席・極秘データ”を入手した。そこには、小泉純一郎首相(62)の退陣を含めた「選挙後政局」を予感させる驚くべき数字が並ぶ。年金制度改革法や自衛隊の多国籍軍参加の影響で、情勢は公示前の状況と激変したようだ。

  [自民・40議席台も]
 自民党選対は先月26、27の両日、全国の選挙区と比例代表の情勢調査を行った。
 それによると、予想獲得議席は勝敗ラインである「51議席」ギリギリの「51−53議席」。
 ただ、この数字に関して、党3役経験者は「実は、堅い数字は48議席だった。それに上乗せした数字だ」と解説する。

  [1人区は半数で苦戦]

 まず選挙区では、民主党との決戦場である定数1人区(27選挙区)のほぼ半数で苦戦。青森、岩手、秋田、山梨、三重、岡山、長崎、大分、沖縄の9選挙区は「落選の可能性アリ」とみて、党選対が必死のテコ入れを試みている。「1人区は16−18議席」というのが党幹部の分析だ。
 定数2人以上の選挙区(20選挙区)は、橋本龍太郎首相(当時)が退陣に追い込まれた平成10年の参院選で自民党大敗の要因となった「共倒れ」を防ぐため、「原則として公認は1人」という安全策を取ったことで堅調。これらを総合すると、選挙区全体では「36−38議席前後」という予想になる。

  [不透明な竹中氏の集票力]
 比例区では「民主党に負ける」というのが現在の判断。
 大逆風が吹いた前々回が14議席、小泉ブームの前回が20議席。自民党は今回、目玉候補の竹中平蔵金融・経済財政担当相(53)の得票に期待するが、竹中氏の集票力が極めて不透明なうえ、「他に個人名を書かせられる力を持った候補が少ない」(党幹部)という事情もあり、「最低で15議席」を得るとみる。

  [民主・45議席前後]
 年金未加入問題をめぐる代表交代のゴタゴタなどで劣勢を伝えられた岡田克也代表(50)率いる民主党。だが、小泉自民党の敵失もあり、民主選対策では、今週半ば時点で「45議席前後」を予想する。

786とはずがたり(2/2):2004/07/02(金) 18:42

  [1人区で善戦]
 まず選挙区。民主党選対関係者は、自信を込めて語る。
 「3年前の前回参院選で、民主党は1人区の獲得議席ゼロだったが、あの異常な“小泉ブーム”の時とは雰囲気がまったく違う。旧来の自民党支持基盤となってきた地方でも、民主党支持のうねりを感じる」
 1人区では青森、岩手、山梨、三重、滋賀、岡山、徳島、長崎、大分での奮戦が注目され、青森、山梨、三重、大分などの4選挙区は優勢。これに数選挙区の上乗せは期待できそうだという。

  [比例区は自民超え]
 2人区以上では「20議席」は堅く、首相3人を輩出して「自民王国」といわれる群馬選挙区(改選2)でも、自民党の議席独占を阻止する勢いという。

 比例区でも自民党を上回る「17、18議席」に届く勢いで、「合計すると45議席前後だが、展開次第で上乗せはできる。党執行部はそのくらいの気迫を持っている」(前出の選対関係者)。

  [公明・11−12議席]
 「選挙区で3議席の完全勝利、比例代表は7議席以上、1000万票の達成」が目標の公明党。
 選挙区は埼玉、東京、大阪の3選挙区に絞り、強固な支持母体をバックに順調な戦いを進めている。
 問題は比例代表。今回改選は7議席だが、前回は約820万票で8議席をゲット。1000万票の達成は厳しいとみられるが、党幹部は「比例で8議席は堅い。うまくドント式の順番がくれば9議席目も」と皮算用。
 つまり、公明党全体では「11−12議席」という分析だ。

  [共産党、社民党ともに苦戦]
 共産党は「比例5議席絶対確保、選挙区の現有7議席維持」が目標だが、比例はともかく選挙区では苦戦中だ。最悪0議席も考えられる。
 社民党は比例代表の福島瑞穂党首(48)、渕上貞雄副党首(67)2人の当落が最大の焦点だ。×  ×  ×
 投開票まで約1週間。年金制度改革法の大逆風もあり、世論調査では小泉内閣の不支持率が支持率を上回る結果が出ている。2日、朝日新聞が明らかにした世論調査でも『比例区で、どの政党・政党の人に投票したいか』の項目でも、民主党(22%)が自民党(20%)を初めて上回った。
 さらに、『小泉首相は国民の感覚に近いか』でも「思わない」が59%と過去最高を記録するなど有権者の“小泉離れ”は加速する。
 このため、小泉首相は「政権選択を問うのは衆院選」と、すでに大苦戦を意識した責任回避の予防線を張り始めた。夕刊フジが入手した極秘データ通り、自民党が50議席台を割り込む事態となれば、退陣は必至といえる。
 ただ、こうした予想獲得議席も、前回56.4%、前々回58.8%という投票率次第で情勢は大きく変わる。選挙結果を左右する無党派層は今回、「小泉ノー」を突きつけるのか。

ZAKZAK 2004/07/02

787とはずがたり:2004/07/03(土) 03:43

面白いっすよ>http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/seitou/news/20040702k0000m040070000c.html

自民党のみどりの会議へのクレームは民主党の票を少しでも分散させようと云う試みにまぁ間違いはないのだが…。

参院選:中村敦夫候補HPでパロディー、削除要求を拒否
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/seitou/news/20040702k0000m040070000c.html

自民党から抗議を受けたパロディー作品を手に会見するマッド・アマノ氏(右)と中村敦夫氏=東京都新宿区四谷3で1日午後3時10分、尾籠章裕写す

 参院選比例代表に立候補したみどりの会議代表委員、中村敦夫候補が自分のホームページ(HP)に掲載した自民党のコピーのパロディーに対し、同党の安倍晋三幹事長が「事実に反する」などと、文書で削除を要求。中村候補は1日、削除要求を拒否し、逆に安倍幹事長に公開質問状を送った。

 パロディーの制作者はマッド・アマノさん。「リコール!小泉鈍(どん)一郎首相」として、自民党のコピー「この国を想(おも)い この国を創(つく)る」を「あの米国を想い この属国を創る」と皮肉った。6月23日から中村候補のHPに掲載された。

 安倍幹事長は同28日付で、中村候補とアマノさんに「通告書」を送付。(1)パロディーを党は承諾していない(2)事実に反し、党の評価を低下させる(3)小泉総裁と党の名誉を棄損した−−と削除を求めた。中村候補が契約するプロバイダーにも同じ通告書を送った。

 中村候補とアマノさんは1日、そろって記者会見し、「言論表現の自由は何よりも尊重されるべきだ」として削除を拒否した回答書を安倍幹事長に送ったことを明らかにした。同時に公開質問状も送り▽パロディーを政治批評としての表現分野と理解しているか▽「事実に反する」という証拠はあるか−−などを尋ねた。アマノさんは「政治的な言動に制約を加えるような動きがあり、表現の自由が狭められている」などと批判した。

 候補者のHPは公職選挙法で公示後の更新が禁止されており、パロディーは現在も掲載されたままになっている。

 これに対し自民党は「回答書や質問状を見ないと、コメント出来ない」としている。【月足寛樹】

 立教大の服部孝章教授(メディア法)の話

 マッド・アマノさんの作品が、名誉棄損に当たるとは全く思えない。歴史的に見ても言論弾圧は、こうした単なる言葉狩りから始まる。パロディーを許さない社会は、表現の自由を窒息死させかねない。自民党は先日、同党の政策に批判的な学者を出演させた一部の民放番組を「政治的公平・公正を強く疑わせる」と批判した。一連の動きは、ここにきて支持率が下がり始めていることへの危機感の表れなのかもしれないが、この程度でも自民党への批判を許さないという脅しをかけるような態度は、余りにもごう慢だ。
毎日新聞 2004年7月1日 20時12分

788とはずがたり:2004/07/03(土) 04:01

愛知系の支持を得られるのか?なんやったら愛知和男に今野東が帰ってくるまで代打をやって貰ってもイイと思うのだが!?

http://www2.asahi.com/2004senkyo/localnews/TKY200406210226.html
風見極め足場固め <04参院選 みやぎ政党模様(中)>

 一方、菅原氏は元自民党衆院議員の愛知和男氏の秘書から仙台市議になり議長も務めた。自民党県連幹事長代行、自由党県連会長を歴任した。従って、自民党内にも支持がある。とくに愛知揆一、和男、治郎氏の3代にわたる後援組織「愛知会」の支援をどれくらい受けられるか注目する向きもある。和男氏は00年衆院選宮城1区で7万余票を獲得している。

 先月15日の民主党県連大会。参院選の立候補予定者として紹介された菅原氏は「自民党の票を一票でも多くいただけるようがんばる」と、決意を述べた。とはいえ、菅原氏にとって仙台市以外への浸透度は弱く、自民党の壁を突き崩すのは簡単ではない。

789とはずがたり:2004/07/03(土) 04:06

保守に軸足 揺らぐ共闘 <助走04 新潟参院選>
http://www2.asahi.com/2004senkyo/localnews/TKY200406200130.html

 「政権交代」。民主党から比例区で立候補する渡辺秀央(69)は、繰り返す。自民党衆院議員を6期、郵政大臣などを歴任。巡り巡って、今は民主党新潟県連の代表代行。野党共闘の旗印とは裏腹に、選挙戦は保守色を強く打ち出す。その姿は、自らの足跡がもたらすジレンマと戦っているようにも見える。

 ●近藤票は入らない

 「やりにくい選挙だ」

 三条市にある陣営の事務所で幹部はうめいた。自分の名前を書いてもらう選挙は96年以来。導入後2回目の非拘束名簿式は、なじみが薄い。

 それ以上にネックなのが、民主・社民の推薦で新潟選挙区から出馬する近藤正道(57)との連携という。

 近藤は元社民党県議。支持者は当然社民系が多く、保守色の強い渡辺への投票はあまり期待できない。

 社民は同じ比例区で、北信越地区の重点候補を抱える。幹部は「近藤の票は入らない。保守票を取らないと当選はない」とし、自民公認で出馬する田中直紀(64)、塚田一郎(40)の陣営へ切り込む動きも出ている。

 表向き、野党陣営は「選挙区は近藤、比例は渡辺」の方針。街中に張られた渡辺と近藤らの「三連ポスター」には、「政権交代」の文字が踊る。だが、渡辺は水面下で自民系勢力との協力も模索する。

 ●成果ときしみ

 渡辺が中心となって進めた野党共闘。昨秋の衆院選で民主の議席が自民を上回り、民主・社民・労組・市民団体が協力する「新潟方式」は成果を上げた。その一方、渡辺の組織は、きしみを見せ始めていた。

 昨春の県議選、長岡・古志郡区。渡辺は民主の候補を推し、当選させた。後援会「秀央会」は当選の原動力となった。一方で、労組出身の候補に違和感を覚え、距離を置く支持者も出た。

 「票が足りなくてせつねえ。頼む」。元秀央会員は今月中旬、幹部に数十人分の支持者カードを頼まれた。10年ぶり以上の接触だったという。「ちょっと、動きがおかしい」。ある野党関係者は感じている。

 ●見えない手応え

 かつての地盤、旧3区で10万、県内で20万、全体で30万−−。陣営は目標を掲げるが、旧3区での最高得票は90年の約7万2千票にすぎない。陣営は「相当、厳しい戦いだ」と覚悟している。

 渡辺は旧3区の全33市町村に後援会を組織。親交のある首長や系列地方議員などに支持を呼びかけるほか、出身大学の人脈や旧自由党系議員、郵政関係者を足がかりに全国を回っている。

 しかし、党内の得票順で議席の決まる非拘束式だけに、陣営は「手応えは全然分からない」。

 先月21日、三条市内であった「激励する会」に、まな弟子の菊田真紀子衆院議員らにまじり、自民系首長がずらりと並んだ。この時あいさつに立った渡辺は、近藤との共闘を強調した。

 「2人のコンビを国政でも作らせてください」 =敬称略

 (06/19)

790とはずがたり:2004/07/03(土) 04:09
<山梨>輿石氏有利の状況はかくありき。ちゃんと勝ってくれい。

「戦友」 <いま誰を選ぶ 04参院選:上>
http://www2.asahi.com/2004senkyo/localnews/TKY200406130105.html

 「新しいポスターを発注するよ。参ったね」
 23日、明野村の後援会支部組織の集会後、民主党の輿石東氏は、さして参った様子もなくつぶやいた。

 後援会用ポスターには現在、輿石氏と菅直人前党代表が笑顔で並んでいる。その菅氏に年金未加入が発覚して党代表を辞任、小沢一郎氏が代表の就任を承諾、小沢氏の年金未加入が発覚、岡田克也氏の代表就任――。8日間、党中央は大きく揺れた。

 新しいポスターの相手は岡田新代表になる予定だ。「ポスターの相手が誰だろうと一向に構わない」と後援会関係者。余裕の背景には、中央の混乱で逆風が懸念される全国的な状況とは異なる、この県独自の政治力学が働いている。

  □ ■ □

 昭和町で16日にあった輿石氏の選対発足式。恒例の「ガンバロー三唱」による閉会後、会場に残った小沢鋭仁県連代表や県議ら数人が輪を作り、和やかに選挙の打ち合わせを始めた。余裕すら感じさせる雰囲気だった。

 昨年の知事選で山本知事誕生に貢献した「勝ち組」の輿石氏。自分の選挙では優勢との見方が大勢だ。ともに知事選を戦った一部の自民党県議が「本気で戦いにくい」と早々に「戦線」を離脱したうえ、公認候補を立てられなかったのが大きな要因だ。

 だが、課題もある。ある民主党県議は「党勢拡大に力を入れるのもなかなか難しい。ジレンマだ」とうち明ける。

 昨年秋の総選挙。民主党は「マニフェスト旋風」で追い風に乗り、全国で議席を増やした。だが、堀内光雄・自民党総務会長の「お膝元(ひざもと)」、山梨2区は00年に続き2回続けて候補者を擁立できず不戦敗となった。

 小沢鋭仁県連代表は、後援会の会報に「2区での党勢拡大」を明記した。輿石氏の選挙に乗じて自民支持層を切り崩し、大幅な比例票の上積みを目指す。

 ところが、2区選出の堀内氏は知事選ではともに山本氏を推す「戦友」だった。県連関係者の1人は「参院と衆院とで利害が対立しないからこそ成立した『蜜月』。寝た子を起こすのは得策ではない」と堀内氏を刺激することに消極的だ。選挙区選挙で有利に働くはずの輿石氏の「勝ち組」としての立場は、比例票や党勢拡大の面では逆に「障害」となっている。

 加えて、3区も不透明だ。国土交通委員長を務める輿石氏に対し、中部横断道の早期建設を求める首長からは一定の支持が期待できるものの、本来は自民支持層が強固な地盤。参院選だけで勢力を定着させるには至らないとの見方が根強い。前出の県議は「我々が突き崩せる範囲は限られてくる」とうなだれた。

  ■ □ ■

 4月上旬、永田町の党本部で開かれた「公職選挙法講習会」に県連や労組の幹部が顔を並べた。昨年の総選挙では宮城県と比例区東海ブロックで、民主党公認候補の選挙運動をしていた労組幹部らが相次いで公選法違反容疑で逮捕されたことを受けてのことだ。ある県連幹部は、自戒の意味も込めて言った。

 「他(の陣営)よりも油断と選挙違反が怖い」

 (05/27)

791とはずがたり:2004/07/03(土) 04:25
割れる農協票 <注目区04参院選みえ ガチンコ勝負:3>
http://www2.asahi.com/2004senkyo/localnews/TKY200406130164.html

 津市栄町1丁目に、JAグループの団体が入る5階建てビルがある。

 5月31日昼前。その訪問は突然だった。

 4階のJA三重中央会に自民党の谷津義男衆院議員が姿を見せた。肩書は党組織本部長。それ以上に、元農水大臣の経歴がJA役員にとっては重みをもっていた。

 「農政は自民が担っている。民主は都市型。農業政策に中身もない。専門家の皆さんなら分かるでしょう」。応接室に通された谷津氏はJAの役員に説いた。その横で党県連の橋川犂也幹事長が、自民公認で選挙区に立つ津田健児氏の妻を紹介し、切り出した。「何とかなりませんかなあ」

 表向きは、農林業界を代表して比例区から立候補する自民候補への支援要請。しかし、真の狙いは、三重選挙区での推薦取り付けだった。

 自民、民主両党から推薦要請を受けたJA三重中央会の政治団体「県農協組合長会」は3月、自主投票を決めていた。

 JAは本来、自民の有力支持基盤。だが、国会議員の勢力図から、県内では民主が勝る北勢、自民が強い南勢と色分けされる。地域事情を考慮した結果が「全県統一の見解は出せない」だった。

 一方、自民党本部は、01年の参院選で全国27の1人区のうち議席を取りこぼした三重、岩手を「最重点区」に位置づける。推薦が出ていない三重のJAがおのずとやり玉に挙がった。谷津氏を投入し、役員から「出来る限り協力する」との返答を何とか取り付けた。

 谷津氏らは鈴鹿や四日市など、激戦が予想される北勢のJA組合長らも順に訪れた。「玄関の扉は開いた」(橋川氏)と手応えを口にする。

 翻意を促されたJA側は「選挙のことを多く言わなかったが、重く受け止めざるを得ない」と困惑を隠さない。

 ■  ■

 同じビルを5月初め、民主などの推薦で3年前に再選された元JA系団体職員の高橋千秋参院議員も訪れていた。民主公認で立候補する芝博一氏が一緒だった。

 「古巣」でまずあいさつに行った先は、中央会の会長。「表向き、旗は振れません」とだけ、会長は言った。

 「暗黙の了解」(芝氏)を得て、2人は各階の職員の元へ。高橋氏から「兄弟分になるからよろしく」と紹介された芝氏は、一人ひとりと握手をして回った。ビルを出ると、600枚近い名刺がなくなっていた。

 高橋氏の選挙から携わる陣営幹部は「高橋が勝った大きな要因は農協票」と振り返る。今回、あえて高橋氏に割り当てた肩書は「選対委員長」。「メンツを立てなければ」と、JA関係者を引き寄せる戦略だ。

 国会活動の合間を縫って、高橋氏は県内380支店もすべて1人で回る。「津田氏に近い人以外は今回も支持してくれると思う」と言う。

 JA組合長会は00年の補選で高橋氏が初当選した後、01年は、現職議員となった高橋氏とのパイプにも配慮し、自民候補の推薦を見送った。

 「高橋の時は大目に見たが、今回はそれでは困る」。連敗が許されない自民側は語気を強める。

 兼業農家が多い今、「全国的にみても、政治活動が盛んな方ではない」(幹部)という三重のJA。その現実とは裏腹に、組合員11万人を束ねるビルに狙いを定め、激しい票の奪い合いが続く。

 (06/03)

792とはずがたり:2004/07/03(土) 04:31
高橋氏を連合・農協,芝氏を県議・保守系後援会という民主リベラル結集の鏡のような良い傾向だ!!
ちゅーか01年の田名部がごねた時からの俺の持論。他にも広めよう。舟山と斉藤とか前田と浜上とか(これらじゃ昔の名前で出ていますだけど)他でも出来そうなものだ。

会派のメンツ <注目区04参院選みえ ガチンコ勝負:4>
http://www2.asahi.com/2004senkyo/localnews/TKY200406130166.html

 臨時県議会が閉会した5月14日、参院選への立候補で県議を辞職する自民党系会派の津田健児氏が議長室を訪れた。くじ引きで「当選」を決め、新議長に就いたばかりの岩名秀樹氏は、辞職願を手渡す津田氏の手をとって言った。

 「選挙は応援しますから」

 正副議長ポストの改選で、独占を主張する第1会派の自民系と、それを許さない民主系が対峙(たいじ)した臨時議会。自民系の議員団長だった岩名氏は4月末、「強引な手法」を批判されて会派を離脱。民主系に担がれる「ウルトラC」(自民系の幹部)で議長選へ。自民系の山本教和氏を相手に25対25の五分に持ち込んだ。

 あれから20日。会派間対立は余韻を残しつつ、元県議同士の参院議席争いに形を変えている。

 ■  ■

 「参院選もある。もう少し様子をみてもいい」

 津田氏の決起大会に合わせた22日の自民党県連の役員会で、県連会長の田村憲久衆院議員は役員らをなだめた。「党紀委員会で早急に厳正な対処をすべきだ」と、岩名氏を非難する意見が相次いだ後のことだった。

 田村氏の判断を「冷静な対応で、かえって助けられた」と県連幹部は語る。岩名氏の地盤は、県内自治体で人口最多の四日市市。参院選の行方を左右する。県議8期目を迎えた最長老の影響力も多大だ。除籍問題を先送りにすることで、岩名氏に選挙に本気で取り組むよう仕向けた。

 今月2日、6月議会の準備に議会を訪れた岩名氏自身は「選挙? 盛り上がってないな。党がやってることだから、よう知らん」と素っ気ない。

 一方で自民系は、全国の都道府県議会で初めて公明党議員と会派を組んだ。「連係強化に大きな意味がある」(会派の幹部)と、参院選への布石であることを隠さない。

 「比例は公明に」。昨秋の総選挙で津田氏も参院選をにらみ、自民候補に張り付いて訴えていた。12万とも言われる公明票。5月29日、その県本部は、幹事会で津田氏の推薦方針を確認した。

 ■  ■

 「(議長選で)自分の名前を書かなかった津田のために動くわけはない」。民主系の議会関係者は、岩名氏の心中を察する。参院選で支援するのは、3月議会まで会派の同僚だった芝博一氏。混乱含みの自民系を横目に結束を強調する。

 「芝ひろかず代表質問に登壇!」。2月末の新聞朝刊に、B4の広告が県内で70万部折り込まれた。質問日時、テレビの上映時間が書かれ、芝氏の笑顔がはじけていた。

 会派の機関紙「創刊号」だが、芝氏宣伝のための「創刊」だった。費用は400万円超。会派の県議22人が20万円ずつカンパした。「同じ釜の飯を食った仲間意識」という。前代未聞だった。

 連合が主導した3年前の参院選。県議らは「お手伝い役」にとどまった。今回、自前の候補ではない連合が一歩引く一方で、県議らは前へ出た。芝後援会への入会目標は60万人。うち15万人は県議が担った。4月から6月末の公示までは約70カ所で地元県議が集会を開き、芝氏を連れ回す。

 旧社会系、旧民社系、民間労組、官公労などが一緒になって4年。いまだ一枚岩とは言い切れないが、ある県議は言う。「ここまでまとまったことは過去にない。会派のメンツをかけた戦いだ」

 (06/04)

793とはずがたり:2004/07/03(土) 04:34
む,むぅ〜。北川には戻ってきて貰って中川には4区に優遇付きで戻って貰いますかねぇ…

鈴鹿決戦 <注目区04参院選みえ ガチンコ勝負:5>
http://www2.asahi.com/2004senkyo/localnews/TKY200406130167.html

 「9年間の県議時代、北川正恭前知事を支え、改革先進県の先頭に立ってやってきた。三重でできた改革が国でできないはずはない」

 5月25日、鈴鹿サーキット内のホールに集まった約700人を前に、鈴鹿市選挙区の元県議で、民主党公認で参院選に臨む芝博一氏は「北川」を強調した。

 それを聞いた北川氏の有力支持者だった会社役員は漏らした。「北川は終わった人。もはや神通力はない」。さらにこう続けた。「我々は、しがらみを嫌う北川個人の信奉者。労組言いなりの民主はどうしようもない」

 ■  ■

 北川氏は、鈴鹿出身の元自民党衆院議員。かつて鈴鹿は自民の牙城(がじょう)であり、支持者の実態は、北川氏個人を支援する「北川党」だった。

 94年、北川氏が自民党を飛び出して状況は一変。保守本流だった北川党の市議らも一気に非自民にくら替えした。翌年、北川氏が知事選で自民と対決すると、鈴鹿の自民は決定的に壊滅し、1500人ほどいた党員は100人程度にまで激減した。

 その北川氏が知事を辞め、民主の牙城に変わった鈴鹿を去って1年余り。保守回帰への動きも見え隠れする。

 4月27日、自民の参院選候補者・津田健児氏は、県内10の後援会事務所の先陣を切って、鈴鹿の事務所を開いた。約850人が集まり、いすが足りずに帰る人まで出た。

 「最近なら鈴鹿はせいぜい200人。よく集まった」。党関係者は感触の良さに驚く。

 北川氏の引退を好機にしたい自民の牽引(けんいん)役は、初めて臨んだ昨春の県議選で、トップ当選した末松則子氏。元県議会議長の父の支持基盤に縛られず、「足で一から支持者を掘り起こす運動」を展開した。2万票余りを獲得し、2位の芝氏に4千票の差をつけた。

 全県一区の参院選で常にポイントとなるのは、人口の多い鈴鹿と四日市の両市。今回、四日市出身の津田氏側は「鈴鹿で5千票差以内の負けなら全体では勝てる」と意気込み、末松氏の支援を仰ぐ。一方、芝氏側は「地元で1万票差以下はあり得ない」としつつ、津田氏の活発な動きを警戒する。

 ■  ■

 5万9665対1万8301。昨秋の衆院選三重2区で、北川氏の後継の民主現職は、鈴鹿でも自民候補に「圧勝」した。だが、両陣営の感想は、くしくも一致した。「何で鈴鹿で1万8千も出るんだ」

 擁立に手間取った自民の候補者決定は1カ月前。ポスターを300枚張っただけで「何もしないに等しい選挙」(関係者)だった。「それなのに」との思いは強かった。

 「中勢バイパスがいつまでもできんのは、地元の国会議員が民主だから。やっぱり政権政党でないとあかん」。5月中旬、芝氏支援を取り付けに回った関係者は、市南部の農家の言葉に何も言い返せなかった。

 現実には、末松氏頼みの自民に対し、国会議員、複数の県議の後援会、労組と、運動の核が多い民主の優位は変わらない。だが、北川氏という「地元の誇り意識」に支えられて浸透した「改革」の地盤は、主を失い、かすかに揺らぎつつあるように見える。

 北川氏に同調して自民を飛び出した民主系の地元議員は言う。「鈴鹿の票はもう読めない」

(06/05)

794とはずがたり:2004/07/03(土) 04:37
不協和音(対決を前に 04参院選・岡山:1)
http://www2.asahi.com/2004senkyo/localnews/TKY200406130175.html

 「参院選は衆院の各選挙区の勤務評定」「五つの選挙区がどう競い合って票を出すかにかかっている」。5月23日夕、備前市であった自民現職、加藤紀文(55)の時局講演会。主催の党3区支部幹事長の土居通明がとばした異例の檄(げき)に、会場は緊張した雰囲気に包まれた。

 5月初旬にスタートした加藤の選対は、同じ亀井派で前経産相の平沼赳夫の秘書や有力支援者らが中心になって取り仕切る。加藤と平沼は昨年から、合同でポスターづくりや演説会をしてきた。前回改選の98年には、平沼の地盤である衆院岡山3区に限った加藤の得票率は32.7%で、県内平均を3.8ポイント上回り、その強力な後押しを示す。

 その一方で、「一生懸命やっているのは平沼だけ」(中堅県議)と冷めた声も聞かれる。5月22日に久世町を皮切りに始まった加藤の時局講演会の開催地は同月、計7カ所のうち6カ所は県北を中心とする岡山3区内だ。98年に得票率が低かった岡山市など他地域は地元との調整が難航して開催が遅れ気味で、陣営幹部は「地域間の温度差を解消しなければ…」と危機感を募らせる。

 このため、陣営では、平沼以外の衆参議員との連携を急ぐ。かつて、元首相の橋本龍太郎と、加藤の叔父にあたる元農水相の加藤六月が「六龍戦争」と呼ばれる激しい選挙戦を繰り広げた倉敷市では、加藤紀文陣営からの度重なる要請を受け、橋本が地元事務所を選挙まで間貸しすることを決めた。98年も同様の対応をしたとはいえ、古くからの橋本支持者には違和感も残っているとされるが、加藤陣営は「重点地域の一つ、倉敷市で協力できた効果は大きい。岡山市にも波及させたい」と期待している。

   *

 「足並みの乱れを報告しなければなりません」。今年1月31日、岡山市内で開かれた民主党県連定期大会で、県連代表の同党現職、江田五月(63)は険しい表情で切り出した。

 県連は揺れていた。昨年11月の衆院選岡山5区で同党公認で立候補し、自民の村田吉隆に敗れた秦知子が、今年の参院選での比例区くら替え出馬を要望していた。江田の政策秘書(当時)らが、「選挙区の江田と比例の秦が一緒に選挙戦を展開すれば、票の掘り起こしにつながる」とこれを容認する立場をとった。だが、秦は敗れたとはいえ比例での復活当選ラインの次点という健闘ぶりだっただけに、江田ら幹部は「次の衆院選で当選を目指すべきだ」と勧めたという。

 結局、秦の要望は受け入れられず、1月下旬には政策秘書は辞職。秦も定期大会の直前、次期衆院選の出馬辞退と県連副代表の辞任を表明した。これに対し、江田は1月31日、「参院選に向けた離陸の直前で、まだリカバリー可能」とホームページで強調していた。

 しかし、約半年がたった今も、秦が務めていた県連5区総支部の代表は空席のまま江田が代行しており、混乱への対応を巡る不満も消えていない。ある県連幹部は「この混乱で秦が掘り起こした票が逃げかねない。江田の選挙にとってはマイナスだ」と懸念する。江田の推薦を決めた連合岡山の幹部も「組合員がどう受け止めるか不安だ」と困惑する。

 江田は語る。「ごたごたが起きた、という印象は好ましくない。一連の経過について批判があるのなら、甘んじて受けるしかない」

   *

 加藤陣営のまとまりのなさ、江田陣営の混乱について、共産新顔、植本完治(45)の陣営幹部は「自民は選挙が近づけば自然とまとまるだろうし、江田は絶大な知名度があり、ほとんど影響しないのでは」とみており、自陣営への追い風にはならないとみている。現在、植本は県内一円での街頭演説に力を注いでおり、「他党のゴタゴタで票を得ても意味がない。イラク問題や雇用、福祉など政策をきちんと訴えたい」と強調する。

795とはずがたり:2004/07/03(土) 06:07
あんたが云うとブラックジョークやねん
>米沢氏は「労組に頼りすぎ、市民政党に脱却できていない」と宮崎民主党の現状を説明する。

民主、全国唯一公認・推薦なし(問う 04参院選)
http://www2.asahi.com/2004senkyo/localnews/TKY200406250293.html

 24日公示の参院選で、民主党が宮崎選挙区(改選数1)に公認、推薦候補を擁立できていない。「民主不在」の選挙区は全国で宮崎だけ。同党宮崎県連は連合宮崎や社民党宮崎県連とともに、無所属で立候補する新顔の元自民党県議、松下新平氏(37)を実質支援する。自民分裂に乗じる狙いもあるが、「自民王国」で基盤の弱さが根底にある。革新が強い沖縄選挙区では共産党などと共闘しており、二大政党化をめざす民主党の足元のもろさを露呈している。

 1日夕、東京・民主党本部の会議室。同党宮崎県連代表の井上紀代子県議が玄葉光一郎・党選対委員長らと向き合った。連合宮崎幹部も同席した。

 なぜ、候補者を立てられないのか。玄葉氏らの問いかけに、井上氏らは約1時間にわたって事情を説明した。

 宮崎では、01年参院選でも自民系が分裂。「勝機あり」と民主、社民、連合が共闘した。だが、自民票が二分されたにもかかわらず敗れ、今回は擁立の機運は高まらなかった――。こうした説明を党本部側も受け入れ、「自民の議席を減らすこと」を確認して松下氏支援の流れが動き始めた。

 党本部を出た井上氏は「独自候補を出すからついてきてくれ、と(支援団体に)言えればいいが、今の宮崎民主は力不足です」と語った。

 一方、松下氏は「当選しても、今の自民党には復党しない」と表明し、民主党が応援しやすい環境を整えている。

 ただ、昨年の知事選では連合宮崎が推薦した元県出納長が落選。その反省も踏まえ、民主党や連合と松下陣営の双方が「推薦すれば保守票が逃げる」と判断し、自主支援にとどめた。

 具体的な支援は、それぞれの組織が独自の判断で行うという。

 宮崎では、社民党支持労組との分裂などで民主党の基盤は弱い。93年から続く政界再編でも、自民党を離党する国会議員がおらず、自民王国が揺らいでいない。

 民主党国会議員は、衆院比例区で復活当選した米沢隆氏(64)がいるが、選挙区選出は5人とも自民。03年総選挙では、宮崎2区と3区で自民がそれぞれ2人を推薦。民主党県連幹部が「なめられたもんだ」と嘆いた。県議会の勢力も自民32人、社民5人で、民主は3人にとどまっている。

 米沢氏は「労組に頼りすぎ、市民政党に脱却できていない」と宮崎民主党の現状を説明する。

   □

 宮崎選挙区には、ほかに自民現職の上杉光弘氏(62)と共産新顔の馬場洋光氏(35)が立候補を予定している。

 (06/23)

796とはずがたり:2004/07/03(土) 06:09
6年前の因縁(激突! 04参院選くまもと:上)
http://www2.asahi.com/2004senkyo/localnews/TKY200406130139.html

 「こないだは木村さんと戦って負けた。今回は邪魔すると思われるかもしれんが……」。八代市古城町のJAやつしろで5月29日夕開かれた自民党八代支部の総決起大会。元参院議員の浦田勝氏(78)はいったん言葉を切って、叫んだ。「一切そういうことはございません!」

 会場には、農作業を終え、ゴム長靴をはいたまま出席した農業者らが約千人。浦田氏の後ろで、現職の木村仁氏(69)がじっと聞いていた。

 2人には因縁がある。98年参院選の熊本選挙区で、自民は現職(当時)の浦田氏と、新顔の木村氏を擁立した。

 当時は改選数2。県連はダブル当選を狙った。県果実連の会長を務める浦田氏は盟友約10万人を抱える県農業者政治連盟(農政連)など農業団体から、木村氏は商工・福祉団体から支援を受けた。

 ところが、結果的に票は分散した。民主の新顔本田良一氏(64)にトップ当選を許し、木村氏は二番手に回った。浦田氏は落選。県農政連の怒りは激しく、当時の自民県連会長に退陣を迫った。

 木村氏はこの日の総決起集会で、「温かくご指導頂いている」と浦田氏を持ち上げた。陣営の選挙長には県農政連公認の三浦一水・参院議員(今回は非改選)を招くなど、確執の払拭(ふっしょく)に懸命だ。

 県農政連は今回、支援を求めた木村氏に推薦を出した。だが、すんなり決まったわけではない。「推薦したくてするんじゃない」。県農政連の会合では、そんな声も飛び交ったという。あるJA幹部は「(前回選挙で)感情のボタンの掛け違いがある」とみている。

 「木村陣営の票のすくい方はザルになる可能性がある。下から票が落ちるかも」

 98年の選挙で木村氏を全面支援した県商工政治連盟(商政連・約2万人)も、今回は事情がやや異なっている。

 県商工会青年部連合会長の松村祥史氏(40)が自民公認で比例区に出馬を予定しているからだ。「そりゃ、組織内候補の方に力が入るだろう」とみる関係者は多い。

 木村氏は県農政連や県商政連、県医師連盟など約350の団体から推薦を受けた。熊本市内にある後援会事務所の壁は、推薦状で埋まる。企業後援会も約200社に上り、関係者はあいさつまわりに追われている。

 だが、ある自民関係者は話した。

 「他人のふんどしで相撲を取っているうちはダメ。あいさつ回りだけではなく、自分でミニ集会を開くなどしてほしい」

797とはずがたり:2004/07/03(土) 06:11
定数減(激突! 04参院選くまもと:下)
http://www2.asahi.com/2004senkyo/localnews/TKY200406130141.html

 「『支持』ということでよろしいですか」

 熊本市内で5月23日開かれた社民党県連合の国政選対会議。民主現職の本田良一氏から出されていた支援要請への対応を、東すみよ幹事長が切り出した。

 社民党を支援する労組の中には、本田氏に「支持」よりレベルの高い「推薦」を出した団体もある。だが、出席者からは、さしたる異論も出なかった。会議後、森川生朗代表はこぼした。

 「保守色が濃すぎて、政策的に遠い」

 熊本市にある社団法人「県隊友会」の事務所を今春、本田氏が訪ねた。目的は、自衛隊OB約1万人でつくる同会への推薦依頼だった。

 同会は「政治団体でないので推薦は出していない」と断ったが、同会員らでつくる「県防衛を支える会」は自民党支援団体。あるOBは驚きを隠さない。「民主の立候補予定者が推薦願いに来たのは初めてだ」

 熊本選挙区の定数は今回、2から1に減る。本田氏は98年、約30万票でトップ当選したが、保守票が木村仁氏と、落選した浦田勝氏に二分したことにも助けられた。

 両氏の獲得票は計46万票に上ることから、本田陣営は今回、得票目標を46万5千票に置く。連合熊本の労組票を固めつつ、自民の支援団体にも接触し、保守層からの「プラスα」も狙っている。

 「自民以上に自民的な選挙をするのが本田氏。油断は禁物だ」

 自民党県連の島津勇典幹事長は、本田氏個人のネットワークに警戒感を強めている。

 自民と連立与党を組む公明党の動向も、両陣営の関心の的だ。県内の集票力は10万以上、とされる。その動きが「大勢を決する」とみる関係者は少なくない。

 表向きは連立政権の枠組みがあるものの、4月9日に木村氏から出された推薦願に対し、公明はいまだに態度を保留としたままだ。

 そこに、本田氏が動いた。5月24日に熊本市の公明県本部を訪れ、推薦願を提出。本田陣営幹部は「推薦までいかなくても、自主投票になればしめたもの。木村陣営はあわてる」と漏らす。西泰史・公明党県代表は「驚いた。自民党と連立を組んで4年半になるが、民主からの推薦願は初めて。慎重に検討したい」。

 同党にとっても選挙協力は、重要な課題だ。神崎武法代表ら党幹部の年金未納が発覚し、地方議員らは、支持者への釈明に追われた。創価学会の県幹部は「県議、市議はみなピリピリしている」。

 比例区の得票目標は県内15万票という。達成には、選挙区で木村、本田氏の両陣営を支援する「見返り」に、比例区でどれだけ票を取り込めるかにもかかりそうだ。ある公明関係者は語った。

 「最大の関心事は比例の上積み。ギブ・アンド・テークが大原則だ」  (06/09)

798とはずがたり:2004/07/03(土) 15:06
民主善戦の輿論調査で浮かれていたが,民主党地盤の三重で接戦だと他もやばいか?
けど,この辺から最終版で抜き去る方が民主党チックだ。

芝、津田氏が接戦 / 参院選 中盤情勢
http://www.isenp.co.jp/news/_2004/0703/news01.htm

 参院選は中盤に入り、十一日の投開票まで残すところ九日間となった。三重選挙区(改選数一)に出馬の民主党の芝博一氏(54)、共産党の中野武史氏(30)、自民党の津田健児氏(34)=届け出順=の新人三候補は連日、街頭演説などで声を張り上げ、支持浸透に躍起。主要三党が対決する初めての戦いでもあり、県内各地で激戦を繰り広げる。今のところ、「岡田代表のおひざ元として絶対負けられない」と民主党国会議員の票や労組票を固め無党派層に支持拡大を図る芝氏と、現職・斎藤十朗氏の議席死守に向け既存の保守層だけでなく公明党の強力な支援を受ける津田氏が接戦を展開している。各地域の中盤情勢を追った。


 〝大票田〟投票率カギ / 北勢

 芝、中野、津田の三氏とも支持者を固めつつあり、終盤に向けて各陣営とも攻勢を強めている。三氏が地元とする北勢でも、いまのところ、選挙への有権者の関心は低く、投票率が一つのポイントになりそう。

 芝氏は、地元鈴鹿を固め、ほかの地域も新政みえ県議らを介して浸透している。労組系が次第に回転し始め、組織内浸透力に期待がかかる。岡田克也民主党代表は公示後、二度にわたって北勢入り。周囲から「岡田総理」の期待の声が出る中、「絶対に負けられない選挙」として臨んでいる。 <つづく>


 津田氏、松阪でやや優勢 / 中勢伊賀

 どんな選挙でも非常に盛り上がりに欠けるとされ、津市を地盤にする議員ですら「津市民の考えていることは分からない」と嘆く、一番票が読めないと言われる津市は、今回も総じて低調。芝、津田陣営とも動きが鈍く、いずれも終盤にかけて追い込みをかける。

 県庁所在地で官公庁や企業・団体が多く在籍する津市は、官公労を中心とした労組が強く、もとは保守地盤の三重にあって、常に労組と保守が拮抗(きっこう)する土地柄。

 芝陣営にとっては、連合随一の集票力を誇る三教組が推薦したのは追い風。二日に津市で開かれた三教組の参院選決起集会で、前嶌徳男委員長は「三教組の推薦で自民が異常なほどの力の入れように変わった。今後、三教組が勝敗を決定づける」とゲキを飛ばし、「推薦は建前」との周囲の見方を払しょくさせた。芝氏も初めて組合員の前に姿を表し、支援を訴えた。 <つづく>


 芝氏が追い上げ / 南勢東紀州

 三人とも北勢出身ということもあり、盛り上がりを欠いているが、保守層の強い地盤を生かして津田氏がやや優位に選挙戦を展開、芝氏が猛追する。中野氏は苦しい戦い。津田、芝両氏は北勢で激戦を繰り広げているだけに、津田氏陣営は「南勢・東紀州で勝って差をつける」、芝氏陣営は「ここで追い上げて北勢で勝つ」との戦略だ。

 津田氏は、農林水産業や商工業者、建設業者などを中心に票を固める。斎藤十朗参院議員や5区選出の三ツ矢憲生衆院議員の後援会もフルに活用。主に教育問題を訴えるが、この地域、特に東紀州では高速道路建設や地域振興が課題となっており、有権者の共感を得られるか。

 一日に、自民党の安倍幹事長が伊勢市で街頭演説したのをはじめ、今後も閣僚を相次いで同市に投入。無党派層への浸透を図る。

799とはずがたり:2004/07/03(土) 16:25
大分・長崎 民主が猛追 焦点の九州1人区
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040703-00000017-nnp-kyu

 現有議席を自民党が独占する九州の参院選一人区(今回改選数減の熊本、鹿児島を除く)で、強固な保守地盤が揺らいでいる。中でも大分、長崎両選挙区は、苦戦とみられた民主新人が、年金制度改革や自衛隊の多国籍軍参加問題を争点に自民現職を急追。肉薄する民主に、自民が危機感を募らせている。

■肉薄され自民危機感

 「安定した政権与党が改革を進めるために、仲道さんを当選させてください」。大分選挙区の自民現職、仲道俊哉氏の応援に駆けつけた安倍晋三同党幹事長は二日夕、大分市中心部の公園で声を張り上げた。安倍氏はこの日、県内主要五市を遊説。途中で格闘家の小川直也氏も合流した。同選挙区は、仲道氏と民主新人の足立信也氏が激しく競り合う。

 知名度で勝る七十四歳の仲道氏に対し、足立氏は四十七歳の若さを前面に出し、医師経験を基に医療や社会保障制度の抜本改革を訴える。懸念された組織力の弱さも、連合大分を仲介役に民主と社民が協力する「大分方式」の野党共闘を実現させて解消した。

 民主党の岡田克也代表は公示前に続き、四日も再び大分市を訪れ「一万人集会」に臨む。「勝てる選挙でなく、勝たなければならない選挙になった」と同党県連幹部。

 同選挙区には共産新人の小野勝氏(61)らも立候補している。

 長崎選挙区では、三期目を目指す自民現職の松谷蒼一郎氏(76)を、民主新人の犬塚直史氏(49)が猛追する。

 「これだけ追い上げられたらマラソンなら負けだが、自民党は負けられない」と松谷陣営幹部。厳しい戦況をにらみ、当初は距離を置いていた公明党にも配慮を見せ始めた。二日夜、長崎市内で松谷陣営が開いた支援集会。来賓の公明比例代表候補の親族を前に、松谷陣営幹部が「選挙区は松谷、比例は公明候補に」と訴えた。

 六日には安倍晋三幹事長が長崎入り。九日には青木幹雄参院幹事長も佐世保市に来援する予定で、党本部もテコ入れに全力を挙げる。

 犬塚陣営は長崎市で労組員らが集う「一万人集会」を計画。岡田克也代表らの来援も要請中だ。「あと二、三歩の所まで来た。勢いはこちらにある」。陣営幹部は手応えをこう語った。

 共産は新人の原口敏彦氏(42)が支持拡大を呼び掛けている。(西日本新聞)
[7月3日2時37分更新]

800とはずがたり:2004/07/03(土) 16:42
地元経済界に異変=崩れる自共対立−参院選注目区・京都選挙区[20参院選]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040703-00000862-jij-pol

 「過分に引き立てていただいてうれしい」。先月24日夜、京都を代表する企業も参加する日本商工連盟京都地区から初めて推薦を受けた福山は、商工会議所に集まった満場の聴衆を前に頭を下げた。
 府知事選や京都市長選で自民党を支援してきた同連盟京都地区は、これまで国政選挙では特定候補の推薦を控えてきた。その団体が初めて、民主党候補の推薦に踏み切った背後に、京セラ名誉会長・稲盛和夫の影響を感じ取る関係者は多い。
 ◇稲盛が民主支援に
 京セラも同連盟京都地区に加盟する企業で、稲盛自身は旧自由党を率いた小沢一郎の応援団の1人だ。その稲盛は、同党と民主党の合併を機に、昨年秋の衆院選で民主党支援を明確にした。京都経済界に強い影響力を持つ稲盛は、今回も「福山さんに日本を立て直してほしい」と訴える。
 同連盟京都地区は自民党にも配慮して二之湯にも推薦を出した。だが、二之湯陣営の幹部は「福山が商工会議所に500人集めたのは大きなショック」と漏らした。
 福山を推薦した理由を、同連盟京都地区の幹部はこう語った。「2大政党制に近づくことで、日本の政治が浄化されるのはいいこと」。伝統的に京都で強い共産党の勢力をそぐため、自民党を支援する構図は終わったというのだ。
 元自民党幹事長・野中広務の地元である園部町で開いた福山の演説会には約100人が集まり、ちょっとした波紋が広がった。「今までなら、民主党が園部町で演説会を開くなんて考えられなかった」(関係者)。(続)(時事通信)
[7月3日15時31分更新]

801おりーぶの木@1リーグ制反対:2004/07/03(土) 20:26
>>798-799
なんとも判断に困る調査内容ですね。まあ月曜の朝になれば大方概要はつかめるでしょう。

802とはずがたり:2004/07/04(日) 00:04
議員板参院関連スレより

衆参で院内交渉会派・法案提出権を失った社民が民主or共産に靡いてくれるとすっきりする?

自民重点区で苦戦区ではない滋賀、奈良、高知、佐賀、熊本は自民勝利の目途が立ったのか,それとも未だ接戦中なのか?

9 無党派さん New! 04/07/02 23:25 ID:cEZPJj2Y

[共産党・社民党]
法案提出(衆21人以上、参11人以上)
院内交渉会派(衆20人以上、参10人以上)
党首討論(衆参いずれかで10人以上)

共・社ともに衆院に資格なし
非改選共:5、社:3

なので、共産党は
5議席獲得で党首討論・院内交渉会派を維持できる
6議席で法案提出権も維持

11 無党派さん New! 04/07/02 23:28 ID:sN3CXmKn
[自民重点区=激戦1人区]
青森、岩手、秋田、山梨、三重、滋賀、奈良、
岡山、高知、佐賀、長崎、熊本、大分、沖縄

[自民単独調査=落選予測苦戦選挙区]
青森、岩手、秋田、山梨、三重、岡山、長崎
大分、沖縄

104 あおもり New! 04/07/03 23:47 ID:jgY2D1Kk
参院選県内調査、田名部氏リード

 十一日の参院選投票日まで一週間と迫った。東奥日報社は一−三の三日間、本県選挙区の四
候補への支持などについて、県民を対象にした電話による世論調査を行い、取材と併せ情勢を探
った。その結果、民主党現職の田名部匡省候補(69)が衆院六期、参院一期の知名度を生かし、全
県的にリードしている。これを自民党新人の奈良秀則候補(46)=公明推薦=が追う展開となってい
る。社民党新人の井上浩候補(51)、共産党新人の高柳博明候補(34)は支持が伸び悩んでいる。し
かし、調査時点で四割以上の回答者が投票する候補を決めておらず、情勢はなお流動的だ。

803無党派さん </b><font color=#FF0000>(/3J5SzQQ)</font><b>:2004/07/04(日) 00:10
参院選県内調査、田名部氏リード
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2004/0703/nto0703_20.asp
 十一日の参院選投票日まで一週間と迫った。東奥日報社は一−三の三日間、本県選挙区の四候補への支持などについて、県民を対象にした電話による世論調査を行い、取材と併せ情勢を探った。その結果、民主党現職の田名部匡省候補(69)が衆院六期、参院一期の知名度を生かし、全県的にリードしている。これを自民党新人の奈良秀則候補(46)=公明推薦=が追う展開となっている。社民党新人の井上浩候補(51)、共産党新人の高柳博明候補(34)は支持が伸び悩んでいる。しかし、調査時点で四割以上の回答者が投票する候補を決めておらず、情勢はなお流動的だ。

 調査結果によると、投票する候補を「決めている」人は37.1%、「だいたい決めている」人は19.2%で、候補決定率は56.3%だった。これに対し、未定は42.2%に上った。

 支持傾向を見ると、田名部候補は地域別、世代別、職業別の多くで優位に立っている。民主支持層の八割程度を固めたほか、自民支持層にもかなり浸透している。共産、公明、社民にも支持を拡大。「支持政党なし」の無党派層からも、四候補の中で特に高い支持を獲得している。

 地域別では青森市、八戸市、むつ市など広範な地域でリード。職業別でも広い層に浸透。年代別では二十代、五十代での支持率の高さが目立っている。

 選挙初挑戦の奈良候補は、自民支持層の四割程度を固めたもようだが、さらに上積みが欲しいところ。推薦した公明の支持層から高い支持を得ている。地域別では、十和田市や西郡などでリードしているほか、出身地の弘前市で田名部候補に肉薄。半面、居住地の青森市や、八戸市では伸びていない。

 農林漁業者からの支持が候補者の中で最も高いのが目立つ。世代別では同年代の四十代の支持が比較的厚い。

 井上候補は社民支持層の四割以上に浸透しているが、無党派層の取り込みが課題。東郡などでの健闘が目立つ。

 高柳候補は共産支持層を現時点でまとめきれていない状態。地域別では中郡、南郡で比較的浸透している。

804とはずがたり:2004/07/04(日) 00:16
>>803
貼り付けようと思ってたとこでした。感謝。
青森は社民の分裂に本人の高齢も有りましたが結構行けるんでしょうかねぇ。
保守地盤だし自民党出身でベテランというのが強いのでしょうか?

805とはずがたり(1/2):2004/07/04(日) 02:29
公明は共産落としで木俣に協力か?
関心低下が懸念。

参院選 本紙世論調査<愛知県・中日新聞>
http://www.chunichi.co.jp/00/ach/20040704/lcl_____ach_____010.shtml

 参院選の投票日(十一日)を前に中日新聞が実施した世論調査結果によると、愛知選挙区(改選数三)では自民新人と民主現職が手堅く支持を広げており、もう一人の民主現職と共産現職が猛追している。誰に投票するかをまだ決めていない人は全体の半数以上で、この層の動向次第で情勢は大きく動く可能性がある。選挙への関心度は三年前の前回参院選や、今回選挙の公示前調査より低く、低投票率が懸念される。政党支持率は自民が民主を上回っているが、比例代表でどの政党(候補)に投票するかでは、民主が自民を引き離している。(文中、候補者名は名字のみで敬称略)

◆選挙区情勢 過半数が候補未定

 浅野と佐藤が順調に支持を拡大している。やや遅れて木俣が追い、八田も浮上を目指す。古井戸は伸び悩んでいる。

 浅野は自民支持層の三割近く、推薦を受けた公明支持層の二割を固めた。女性や五十代以上への浸透度は全候補者中、トップに立つ。尾張や地盤の東三河で優位に戦いを進めるが、大票田の名古屋ではやや苦戦を強いられている。

 佐藤は民主支持層の三割近くを固めた。無党派層への浸透度も他候補よりわずかだが高い。男性の支持は浅野をしのいでトップだが、女性の支持獲得が課題だ。四十代以下では他候補を抑えており、地盤の名古屋市で優勢となっている。

 木俣は、民主支持層の二割の支持を得ているが、浸透度は佐藤より低い。前回、推薦を受けた公明支持層にも一定の浸透を図っている。トヨタ系労組が強い西三河などで優位な戦いを進めるが、名古屋市内はやや伸び悩んでいる。女性の支持は、わずかだが佐藤を上回っている。

 八田は共産支持層の七割以上を固め、社民支持層の一部にも浸透している。男性では伸び悩んでいるが、女性の支持は木俣とほぼ並んでいる。名古屋市内の一部で健闘しているが、地盤の岡崎を含む西三河や東三河、尾張などでの浸透度は高くない。

 自民県連推薦の古井戸は、自民支持層への浸透が図れていない。公明県本部の推薦も受けたが、公明支持層の支持も浅野、木俣に差をつけられている。地盤の半田市がある名古屋近郊ではやや健闘している。

 佐々木と林田は全県的に苦戦している。

806とはずがたり:2004/07/04(日) 02:30

◆政党支持率 『なし』トップ

 政党支持率は(1)自民(2)民主(3)公明(4)共産(5)社民−の順。公示前の調査と比べて大きな変化はない。自民が少し下げ、民主はほぼ横ばいとなった一方で、「支持政党なし」「無回答」の合計は6ポイント増え、半数近くになった。

 自民は男女間で支持率にあまり変わりはないが、民主は女性の支持率が低く、女性票の取り込みが課題。年代別では、自民は四十代以上で強さを発揮、民主は二十代で大きく支持を集めている。

 民主は名古屋で自民を上回る支持を集め、労組が強い西三河などでも拮抗(きっこう)。自民は東三河や町村で強さを発揮している。
 

◆関心度 低投票率の恐れも

 参院選に「非常に関心がある」「少しは関心がある」は計67%で、公示前の調査に比べ6ポイント減少した。前回参院選で同時期に実施した際の計82%と比べると大きく下回った。

 このため前回の投票率の54・27%を下回り、低投票率が懸念される。ただし、近年は「関心度」が「投票率」とそのまま符合しない場合も多い。選挙戦後半の盛り上がりが期待される。
 

◆比例代表 有権者の迷い広がる

 比例代表でどの政党に投票するかでは、民主(候補)が全体の約二割を占め、二位の自民を引き離している。以下、公明、共産、社民と続く。

 民主支持者の多くが「民主党」と答えたのに対し、自民支持者の半数近くは「分からない」と回答。選挙戦中盤でも、まだ迷っている姿がみえる。

 また自民支持者のうち「公明党」に投票するとした人はわずか。選挙区で自民候補者を推す公明は、比例での自民支持者の協力を期待しているが、期待通りには進んでいないようだ。

 社民支持者も、半数以上が投票先を決めていない。公示前の調査に比べ「分からない・無回答」が大幅に増えて半数強を占めており、有権者の迷いが広がっている。

807とはずがたり:2004/07/04(日) 02:32
参院選 世論調査にみる中盤情勢(中日新聞・岐阜・一部省略)
http://www.chunichi.co.jp/00/gif/20040704/lcl_____gif_____000.shtml

◆選挙区 無党派層7割『決めていない』
 衆院の選挙区別では、1、5区で山下候補がリードし、2、4区は松田候補が手堅くまとめている。3区は両候補が横一線の状況だ。
 山下候補は、民主支持者の九割を固めた。都市部や二十、三十代の若年層の支持を得ているが、町村部で伸び悩んでいる。
 松田候補は、自民、公明支持者のそれぞれ六割程度を固めたが、まだ浸透し切れていない。中年層と七十歳以上、町村部での支持が厚い。
 加藤候補は共産支持者の七割をまとめ、地元の5区でも支持を伸ばす。無党派層や都市部での浸透度が今ひとつで、終盤の戦いぶりにかかる。

◆政権交代 『必要あり』過半数

 「政権交代する必要があると思う」と答えた人は過半数の53%で、「必要ないと思う」の36%を大きく上回った。年代別、選挙区別でもすべて上回り、県内有権者が小泉政権に閉塞(へいそく)感を抱き、少なからず不満を感じていることをうかがわせる。

 支持政党別では、民主支持者の93%、共産支持者の75%、自民支持者でも35%が政権交代が「必要」と答えた。
 一方、郡市別の町村部と、職業別の農林・漁業で「必要ないと思う」が上回った。

◆比例代表 自民30%と依然リード

 比例代表で投票する政党は、自民が30%、民主が26%。公示前調査と比べると、自民は3ポイント減、民主は1ポイント増となった。自民は年金問題やイラク問題で厳しい戦いを強いられながら、地力で依然リードを保っている。

 自民支持者のうち自民に投票する人は64%。どの政党に投票するか分からない人・無回答が17%、民主に投票すると答えた人も13%おり、支持者を固め切れていない。対して、民主支持者の75%が民主への投票を決めている。

 自民が、ばらつきはあるものの1−4区でリードし、5区は民主が上回っている。

 その他の政党では、公明が6%、共産が5%、社民が5%など。前回調査に比べ、公明、社民とも各1ポイント伸ばしている一方、共産は1ポイント減少し、わずかだが下降した。
  =文中の数字は小数点以下四捨五入

◆関心度 無関心層は依然3割  

 参院選への関心が「ある」と回答した人は、公示前の調査とほぼ同じ約72%。このうち「非常に関心がある」は32%で、前回より約5ポイント上昇した。「少しはある」は40%で約4ポイント減った。公示前から多少なりとも関心があった有権者が、選挙戦に入って、徐々に関心を高めている状況がうかがえる。

 一方、「あまり関心がない」「全くない」は計28%で、前回調査時とほぼ同数。有権者の三割程度は、参院選そのものに関心を抱いていない。

808とはずがたり:2004/07/04(日) 02:39
宮城スレより。
元愛知会所属の菅原を自民党の治郎が菅原を応援できないから和男とと役割分担は想像が付くが,あとは何処までホントやら。

137 無党派さん New! 04/06/29 19:51 ID:bak1Oa8P
本間は菅原を支援している。

もしかして菅原当選もあるか?

市川落選はあるか?

138 無党派さん New! 04/07/01 07:02 ID:cx2vs77S
愛知治郎は市川を応援、愛知和男は菅原を応援しているそうだな。

141 無党派さん New! 04/07/03 07:22 ID:Zee+t9RV
桜井のバックには鎌田さゆり、菅原のバックには岡崎トミ子がいます。

809とはずがたり:2004/07/04(日) 03:40
誰も自民の圧勝を疑わないものの,時折名が出る佐賀情勢

(下)自民党<佐賀県>
http://www.saga-s.co.jp/pub/hodo/saninsen2004/news/rensai/shido3.htm

 5月1日午後、自民党県連会館で始まった代表役員会は、1時間で終わった。焦点の会長人事は、県議の本山光二氏(75)を推薦することであっさり決着。会場から出てきた県連幹部は「懸案の1つは整理ができた」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。
■特有の火だね

 県連会長は1957年から40年間、県議が務めていたが、95年の参院補選の公認候補選考に絡んで県議団が分裂。事態収拾のため、参院議員の陣内孝雄氏に会長を要請した経緯があった。その補選で当選したのが改選を迎える岩永浩美氏(61)だ。

 今回、県議団(33人)は国会議員から会長職の〝禅譲〟を望み、当初は慎重姿勢だった国会議員団も異議を唱えなかった。事がスムーズに運んだ背景には「内部でゴタゴタしている場合ではない」(県連幹部)という危機感があった。

 全国的に自民の「順風選挙」といわれる参院選。県連の体裁も一応整うが、県内では〝特有〟の火だねを抱える。

 陣内氏が昨年9月、県連会長辞任に追い込まれたのは佐賀商工共済問題から。被害者らの厳しい視線は今も、幹部が歴代理事長を務めた自民に向く。県議団は調査会をつくり〝身内〟の陣内氏から事情聴取するなど非難の回避に懸命だが、被害者の会は厳正な調査を求めて内容の公開を申し入れるなど「信任」を得るには至っていない。

 さらに影を落とすのが諫早湾干拓事業の中・長期開門調査問題。「これまで県の国会議員は何をやっていたんだ」。4月30日、調査の実施を求めるデモに参加した40代の漁業者は怒りと不信感をあらわにした。

 県有明海漁連(組合員約2,900人)は昨年、早々と岩永氏の推薦を決めた。だが、ここに来て農水省の「調査見送り」方針に、漁業者の怒りの矛先は与党・自民に向けられ始めた。

 公共事業を推進、地方に〝恩恵〟をもたらしてきた自民が、止められない事業の存在に「どうにかならないか」(県議)と嘆きを漏らす。

■揺れる選挙協力

 佐賀市の公明党県本部を自民県連幹部が、選挙協力のあいさつに訪れたのは4月30日。自民候補が劣勢とされた衆院補選埼玉8区で公明は組織力を発揮、あらためて存在感を見せつけた。99年の自自公連立以降、県内でも常に自民を支援している。

 だが、自衛隊のイラク派遣には支持母体の創価学会の会員有志が反対の署名活動をするなど、強硬路線を取り続ける小泉政権への追随に疑問の声も上がり、「平和」政党の内部も微妙に揺れる。

 19連勝中の「常勝政党」。だが、党内外に抱える悩みは多く、深い。
(中島義彦、福井寿彦、坂田勝次が担当しました)

810とはずがたり:2004/07/04(日) 04:55
思わず朝刊3紙も買ってきてしもた

1人区など
●日経 約半数が優位に立つに止まっている
●共同 「民主」が互角。青森・岩手・沖縄で優位。山梨・滋賀・岡山・大分などで支持を集め,三重・香川・高知・長崎などで激しく競る。神奈川・東京・愛知で2議席確保も視野に入れる。
「自民党」は富山・石川・鳥取・島根・鹿児島などで議席を着実に固めつつあるが,優勢と見られていた山形で民主に追い上げられるなど厳しい戦い。
●朝日 「民主」は青森・山梨・三重・滋賀・奈良・岡山・大分の7選挙区で優勢な他,秋田・沖縄でも推薦候補が安定した戦い。東京・神奈川では2人が当選圏内。
「自民」は大阪でも安全圏に入っていない。山形・富山・石川・福井・和歌山・鳥取・島根・徳島・鹿児島の9選挙区で優位。
「公明」は埼玉・大阪で当落線上

社民党
●日経 比例代表は二ー三議席の攻防
●共同 2議席確保が瀬戸際(福島の当落が最大の焦点とも)
●朝日 2議席程度が見込まれる

無所属
●日経 確実が5議席以上(新潟とあとどこだ?)
●共同 青島・宗男・辻元が健闘とのこと
●朝日 4〜6〜7

811とはずがたり:2004/07/04(日) 06:43
社民は今回圧勝しちゃうかも(比例2議席+新潟1で既に改選議席を上回ってます…)と云うのが俺の恐れだったんだけど早速又市氏がなんか云ってるよ…

民主、自民を上回る勢い 比例第1党は確実、参院選
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040704-00000003-kyodo-pol

 共同通信社は第20回参院選について1―3日の3日間、全国の有権者を対象に電話世論調査を実施、取材を加味した上で、情勢を探った。民主党は比例代表で第1党となるのは確実で、選挙区でも自民党と互角の戦いを進めており、計50議席台に乗せ、改選38を大幅に上回る勢い。自民党は27ある1人区の約半数で民主や無所属候補にリードを許すか、接戦となっているうえ、比例代表では過去最低の1998年の14議席と同水準まで落ち込みそうで、小泉純一郎首相が目標とする51議席(欠員の鹿児島選挙区を含む)の改選割れもあり得る情勢だ。
 公明党は改選10議席を固め手堅い戦い。共産党は改選15議席を大きく減らしそうで、社民党も退潮傾向に歯止めがかからない状況だ。
 調査では約4万3600人から回答を得た。(共同通信)
[7月4日5時36分更新]

議席増に自信 又市社民幹事長
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040704-00000009-san-pol

 社民党の又市征治幹事長は三日、参院選情勢について「比例代表では三つ確実にいけそうだという感触が出てきた。選挙区は新潟、沖縄などに重点的に対処する。比例四議席、選挙区三議席という目標達成に明るい展望が開けつつある」と述べ、議席増に自信を示した。大阪市内のホテルで記者団に語った。(産経新聞)
[7月4日3時5分更新]

812名無しさん:2004/07/04(日) 10:02
中日新聞の朝刊によると、香川・高知・佐賀で逆転、
北海道・東京では民主の二人目と自民が競り合う情勢だとか…

こうも中間情勢で民主好調だと反動が心配
ベストは、中間情勢で「自民過半数か(56前後)」→無党派が民主に流れる、公明が手を抜く
だったんですが


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