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自公保観察スレ

1とはずがたり:2003/10/25(土) 00:05
自民党
http://www.jimin.jp/
公明党
http://www.komei.or.jp/
保守新党
http://www.hoshushintoh.com/

5869名無しさん:2009/09/03(木) 22:10:23
http://svr.sanyo.oni.co.jp/news_k/news/d/2009090301000929/
公明新代表に山口那津男氏起用へ 参院選の「顔」に期待

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山口那津男氏
 公明党は3日、衆院選の敗北の責任を取って辞任する太田昭宏代表の後継に山口那津男政調会長を起用する方向で最終調整に入った。同じく辞任する北側一雄幹事長の後任には、井上義久総合選対本部長が有力になっている。

 山口氏は参院議員で弁護士出身。過去に衆院選で2度落選したことに難色を示す声もあったが、「舌鋒鋭く国会論戦に強い。野党党首として来年の参院選の“顔”になる」と評価された。支持母体の創価学会も異議を出していないもようだ。

 7日の常任役員会で新代表案を決めて、中央幹事会で推薦。党大会に代わる臨時全国代表者会議を8日に開催して信任する見通しだ。

 山口氏は1990年、衆院旧東京10区から初当選。96年と2000年の衆院選で落選し、01年の参院選で東京選挙区から当選、現在2期目。08年から党政調会長を務めている。

 公明党は今回の衆院選で太田、北側両氏ら小選挙区候補8人が全員落選、選挙前の31議席から21議席に減少した。来年は創価学会設立80周年で、来年夏の参院選を「絶対に勝たなければならない戦い」(北側氏)と位置付けている。今後は「庶民や中小企業、弱者を大事にする」との姿勢で、党の独自性を強めるとみられる。

5870名無しさん:2009/09/03(木) 22:10:59
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009090300876
本命不在で調整難航も=代表人事、井上、山口氏ら−公明
 公明党内で3日、衆院選敗北で引責辞任する太田昭宏代表の後任人事の調整が始まった。「ポスト太田」の最有力候補だった北側一雄幹事長が太田氏と同様、衆院選で落選したため、調整が難航する可能性もある。
 太田代表と北側幹事長は同日の常任役員会で、正式に辞任を表明。新代表は、7日の中央幹事会で内定、8日の全国代表者会議で選出される運びだ。神崎武法前代表と坂口力副代表が党内の意見集約に当たる予定で、井上義久副代表や山口那津男政調会長、斉藤鉄夫環境相らの名前が上がっている。
 井上氏は、太田氏の「右腕」として党務を取り仕切り、支持母体の創価学会の信頼も厚い。「太田代表の意中の人物は井上氏だ」(幹部)とされ、有力な代表候補に挙げられる。
 ただ、長く裏方に徹してきたため、参院選を来年夏に控え、「党の顔」として不安視する声もある。「幹事長だったら申し分ない」との評も出ている。
 一方、政策通でメディアへの露出も多い山口氏は、知名度の高さがセールスポイント。57歳と比較的若く、党の「若返り」を印象付けるにはうってつけだが、衆院選で落選して参院に転出した経歴がマイナス材料。ベテラン議員を中心に世代交代が進むことへの警戒感もある。
 また、環境相として地球温暖化問題に取り組んだ斉藤氏を推す声も。圧倒的な知名度を誇る神崎氏の再登板説も一部でささやかれる。
 幹事長人事については、漆原良夫国対委員長や高木陽介幹事長代理らが浮上している。(2009/09/03-20:33)

5871名無しさん:2009/09/03(木) 22:13:48
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090904k0000m010082000c.html

麻生首相:17団体回り大敗を陳謝
 麻生太郎首相は3日、衆院選で支援を求めた日本経団連(御手洗冨士夫会長)など東京都内の17団体を回り、自民党の大敗を陳謝した。週明けの7日も続ける予定。

 財界が今後、民主党政権に軸足を移せば、来年夏の参院選にも影響しかねないだけに、退任前の最後の仕事と思い定めているようだ。

 首相は衆院解散後の7月下旬、自民党の支持基盤を固めようと異例の団体回りを行った。3日は日本経団連をはじめ、全国農業協同組合中央会、全国建設業協会、日本医師連盟などを駆け足で訪ね、支援への謝意を伝えた。

 首相は、不動産協会の岩沙弘道理事長との会談で「このような結果になり申し訳ない」と述べたうえで、「党の再生に向かって頑張る」と強調した。

 日本歯科医師会の大久保満男会長との会談では「今回、われわれも一生懸命やった。政策的にはそう間違っていなかったが、理解を得られなかったのは極めて残念だ。私どもの力不足だった」と反省の言葉を述べた。

 一方で、日本薬剤師会の児玉孝会長に対して「民主党の得票の多くは、自民党が良くなってほしいという激励だと受け止めたい」と独自の解釈を披露する場面もあった。【稲生陽、石川勝義】

5872とはずがたり:2009/09/03(木) 22:42:08
>>5869
>来年は創価学会設立80周年で、来年夏の参院選を「絶対に勝たなければならない戦い」(北側氏)と位置付けている。
となると,リスクとれないし埼玉も候補引っ込めたりするかな??

5873とはずがたり:2009/09/03(木) 22:51:04
>>5868
落選したエロタフをそのまま担ぐとはなんたる人材難。。

派閥別の名簿って誰か纏めてましたっけ?
当選回数別はおま天さんが>>5809-5811で纏めてくれてますが。
まあ自分でやればいいんですけど。

5874名無しさん:2009/09/03(木) 23:04:58
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090903-OYT1T00990.htm

首相指名「白票で統一」…自民内に広がる

 16日の衆参両院での首相指名選挙に関し、自民党内では白票を投じるよう対応を統一すべきだとの意見が広がっている。


 執行部が現職の麻生総裁の名前を書くよう求めていることへの感情的な反発が強く、大量の造反が出かねない状況になっているためだ。

 3日の山崎派会合では、武部勤・元幹事長らが「私は白票を投じる。『麻生』とは書けない」と、執行部の対応を批判。小池百合子・元防衛相も自身のメールマガジンで白票投票を表明した。地方組織でも、福島県連が4日の全国幹事長会議で白票投票に変更するよう申し入れる予定だ。

 首相指名選挙で造反が続出すれば、党再建の出はながくじかれる。2日夜の谷垣禎一・元財務相、高村正彦・前外相らベテラン議員らの会合では「党内をまとめるには白票とするしかない」との意見が相次いだ。

 一方、麻生氏と書くことにも、白票にも反対する立場から、総裁選の前倒しを求める意見がある。

 石破農相は3日の津島派会合後、記者団に「白票は絶対にあり得ない。首相指名は議員が国民から負託された仕事だ」と強調した。「18日告示・28日投開票」の日程を首相指名選挙前に前倒しし、新総裁に投票できるようにすることを念頭に置いた発言と見られる。

 総裁選前倒し論は町村派にもあり、会長の町村信孝・前官房長官は3日の同派会合後、記者団に「できればその方が良い。細田幹事長と話したい」と語った。

 一方、公明党は、連立政権入り以降、首相指名選挙で自民党総裁に投票してきたが、今回は自らの新代表に投票する予定だ。

(2009年9月3日21時30分 読売新聞)

5875名無しさん:2009/09/03(木) 23:09:00
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/2009syuinsen/186309.html

中川昭一氏が次期衆院選出馬の意向 (09/02 14:51)
 【帯広】8月30日に投開票された衆院選の道11区(十勝管内)で落選した自民党の中川昭一前財務相(56)=当選8回=は2日、「今後も停滞するつもりはまったくない」と述べ、次期衆院選に再び立候補する意向を示した。北海道新聞の取材に答えた。

5876名無しさん:2009/09/03(木) 23:13:19
>>5848-5849
>>5861

>津島派では、落選した小坂憲次・元文部科学相が衆院選後の麻生首相の態度を「誠に不愉快」と批判。
>その理由として、記者団のぶら下がり取材への首相の受け答えの様子を挙げ、「丁寧に対応してほしい。
>落選した人間が再起を期す気持ちを踏みにじるものだ」とぶちまけた。


http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090903-OYT1T00893.htm

自民派閥会合、執行部へ恨み節つらつら
政権交代
 衆院選で惨敗した自民党の多くの派閥が3日、選挙後、初の会合を開いた。


 落選者も参加した会合では、麻生首相や執行部への恨み節が次々飛び出すなど、悲哀ムードが色濃く漂った。

 会合を開いたのは、8派閥のうち、町村、津島、山崎、麻生の4派閥。古賀、伊吹、二階、高村の4派閥は、所属議員数が激減したことや、衆院選直後で落選者が議員会館の引っ越し作業に追われていることなどから、開催しなかった。

 衆院議員が16人から7人に半減した麻生派では、麻生首相が「為公会(麻生派)も多くの仲間を失った。党の総裁、(派閥)会長としておわびを申し上げたい」と頭を下げた。

 派閥トップの山崎拓・前副総裁が落選した山崎派では、山崎氏が引き続き会長を務めることになった。山崎氏は「結党以来の危機だ。捲土(けんど)重来を期したい」と次期衆院選出馬にも意欲をにじませた。同派の平沢勝栄衆院議員は「今回の敗戦は候補者の問題ではない。執行部が情けない」と矛先を細田幹事長らに向けた。「創設者の山崎氏が会長を続けないとバラバラになる」との声もあるが、「自民党総裁イコール首相」だった時代は派閥トップが総裁の座を競うのが当たり前で、総裁資格のない非議員が会長を続ける姿は党の変質ぶりを改めて印象づけた。

 津島派では、落選した小坂憲次・元文部科学相が衆院選後の麻生首相の態度を「誠に不愉快」と批判。その理由として、記者団のぶら下がり取材への首相の受け答えの様子を挙げ、「丁寧に対応してほしい。落選した人間が再起を期す気持ちを踏みにじるものだ」とぶちまけた。

 最大派閥の町村派では、小池百合子・元防衛相が退会届を提出、受理された。小池氏は3日付の自身のメールマガジンで「『もはや派閥の時代ではない』と言われて久しい。派閥単位ではなく、党まるごとで一致団結すべきだ」と説明した。

(2009年9月3日19時46分 読売新聞)

5877名無しさん:2009/09/04(金) 00:34:36
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/119574

山崎拓氏が会長続投 自民立て直しは派閥から!? 派内から「一斉解消を」の声
2009年9月4日 00:04 カテゴリー:政治 九州 > 福岡
 衆院選で落選した自民党の山崎拓前副総裁が率いる山崎派は3日、総会を開き、「捲土(けんど)重来を期す」という山崎氏の会長続投を了承、山崎氏は西日本新聞の取材に次期衆院選に福岡2区から立候補する考えを示した。ただ、自民党惨敗で各派閥とも壊滅的ダメージを受けた中、派閥の存在感はさらに薄まる見通しで、山崎氏がどこまで影響力を保てるかは不透明だ。

 山崎派は自民党8派閥で唯一会長が落選。選挙前の40人から19人(参院3人含む)に半減した。

 この日の総会には当選組の武部勤元幹事長、甘利明行政改革担当相、石原伸晃幹事長代理のほか、落選した保岡興治氏、深谷隆司氏ら約30人が出席。あいさつに立った山崎氏が「残念な結果ではあったが、捲土重来を期したい」と述べると、参加者から「派閥解消と言われているが、困難なときほど結束が必要」「会長を補佐し、みんなで確実に国政に戻ってこられるよう全力を尽くそう」といった声が相次いだ。

 山崎氏は1998年、旧渡辺派から独立し、山崎派を旗揚げ。2003年衆院選で落選後も派閥会長を務め、その後、国政に復帰した。

 山崎氏は会合後、西日本新聞に福岡2区で再起をはかる考えを示し、「落選者も含め全員参加で派の運営をしていく。次の衆院選候補者が政権奪還を目指す梁山泊(りょうざんぱく)にしたい」と語った。

 ただ、政党交付金も激減し、現職議員も半減した中で、派閥運営資金の確保は頭が痛い問題。事務所費や人件費など同派の07年の経常経費は約3500万円に上る。事務所の縮小や移転を迫られる可能性もある。

 総裁候補は党所属議員20人の推薦が必要だが、今回の選挙では5派閥が20人以下に落ち込み、領袖を総裁に押し上げるという、従来の派閥の役割は失われつつある。

 「結束して党を立て直すためには、派閥は一斉に解消するしかない」‐。会長続投を決めた山崎派内からも、こんな声が漏れる。

=2009/09/04付 西日本新聞朝刊=

5878名無しさん:2009/09/04(金) 08:04:40
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4226310.html

自民中堅・若手、刷新会議立ち上げを
動画を他のプレイヤーで見るWMP高 WMP低  自民党の中堅・若手議員は、今の執行部が今後の総裁選の日程などを決める資格はないとして、執行部に代わる刷新会議を立ち上げるよう申し入れることを決めました。

 「今の執行部は、みなさま辞表を出したり辞意を表明している方ですから、その方々が今後のことについて決める資格、権限がないわけですから、それに代わる意思決定機関を早急につくると」(自民党・後藤田正純 衆議院議員)

 自民党の当選5回生以下の中堅・若手議員は、3日夜、都内で会合を行い、執行部の権限を引き継ぐ党の刷新会議を早期に立ち上げるべきだという認識で一致しました。

 その上で、今月16日に行われる、総理大臣指名選挙では、刷新会議の議長を党の統一候補として投票する形をとりたいとしています。

 会合の中では、「党幹部が総裁選挙に出馬するなど、もってのほかだ」という意見や、「総理経験者は3か月以内に議員辞職すべきだ」という声も出たということです。(04日01:01)

5880名無しさん:2009/09/04(金) 08:41:14
http://www.sponichi.co.jp/society/flash/KFullFlash20090904016.html

自民秘書500人超失職「一緒に川を渡ろう」とは言うが…
 衆院選で歴史的大敗を喫し、181議席を失った自民党の秘書が身の振り方に悩んでいる。失職する事務所スタッフは公設秘書だけで500人超とみられ、「当面は蓄えで食いつなぐしかない」と、嘆きや不安が広がる。多くの新人が当選し、人材探しが切実になりそうな民主党への“移籍”を望む声も出ている。

 「かつては派閥で(落選議員の)秘書の受け皿を作っていたが、これだけ大敗すると無理」。静岡7区で落選した片山さつき氏の公設秘書の男性(55)は語る。議員会館の引っ越しを終えると自宅待機の身だ。秘書経験者の数は限られており、経験と知識を買って民主党が受け入れてくれるかどうかに注目している。

 国会議員は、国から給与が出る公設秘書を3人まで持てるが、衆院の場合、解散で契約は終わる。議員が落選すると、新たな秘書の口を探さなければならない。雇用保険の制度はなく、この秘書は「永田町のセーフティーネット(安全網)も考えてほしい」と求める。

 秋田3区で落選した御法川信英氏の父の代から約20年間、秘書を務めた政策秘書(54)は、自宅ローンに加え、2人の子どもが大学に通う教育費の負担が重くのしかかる。地元でのあいさつ回りなど残務整理後に、再就職を考えるつもりだ。

 事務所を支えた私設秘書や事務員、パートらの行く末も気掛かり。若い人には「民主から声がかかれば行った方がいいよ」とアドバイスするが、自身は「これまでずっと自民で来たから…」とちゅうちょしている。

 「1カ月ほどしたら、秘書仲間と一緒に川を渡ろう(民主に行こう)と思っている」と明かすのは、別の落選議員秘書。「使える秘書なら(民主でも)使ってもらえる。そうでないと生活できない」と話した。

 一方、143人もの新人が当選した民主党。衆院の同党秘書会には、勝利を見越して選挙戦のさなかから、秘書経験者らが履歴書を持って訪れた。秘書希望者の名簿には既に数十人の名前が並ぶ。秘書会では、同党議員の秘書を務めた経験者や民間の希望者を議員に紹介しているという。

 「特別国会まで時間がなく、新人議員が秘書を採用するのは大変」。秘書会の鬼ケ原克志会長は言うが、「それでも自民の元議員秘書を名簿に載せるわけにはいかない」と付け加えた。党関係者も「情報漏れが心配だ」と話し、秘書の“渡り”に難色を示している。

[ 2009年09月04日 08:28 ]
http://www.sponichi.co.jp/society/flash/KFullFlash20090904016.html

5882名無しさん:2009/09/04(金) 11:05:21
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin2009/feature/0002/fe_002_090904_01.htm

企画・連載
■巨大民主

(4)「野党暮らし」自公試練

 麻生首相(自民党総裁)は3日、丸1日かけて日本経団連や全国農業協同組合中央会(JA全中)、日本歯科医師会など計17団体を回った。首相が選挙のお礼のため、自ら支援団体に赴くのは異例だ。来夏の参院選に向けて、何としても組織票をつなぎとめなければならない。

 「小沢さんは必ず自民党の支持団体に手を突っ込んでくるぞ」

 2日夜、東京・西麻布のレストラン。自民党の谷垣禎一・元財務相、町村信孝・前官房長官、高村正彦・前外相らが集まった席で、参院選に向けて民主党の小沢代表代行の動きを警戒する声が相次いだ。

 1993年以来の野党転落となる自民党にとって、来夏の参院選は反転攻勢へのきっかけとなるか、それとも崩壊への流れを加速させるのか試練の場となる。

 民主党にとっても、参院でも過半数を制して安定政権を築くために負けられない戦いだ。

 自民党は、非自民の細川政権を「金銭スキャンダル」で徹底追及して退陣させ、94年には社会党との連立に踏み切ってわずか1年足らずで与党に復帰した。その底力を知る小沢氏にとって、全国に張り巡らされた自民党の支持組織はなお脅威だろう。

 自民党の閣僚経験者は「業界団体が自民党に票を出してきたのは政策を実現するためだ。野党の自民党には用がないと団体が次々と離れれば、自民党の命綱が断たれる」と、攻防のカギを握ると指摘する。

 93年の下野の際、自民党は衆院で第1党の議席を確保していたが、今回は、民主党の半分以下の衆院勢力となった。野党暮らしは長期化も予想される。

 だが、党再生を探る機会になるはずの総裁選(18日告示、28日投開票)は、低調のままで、再出発には、まだ時間がかかりそうだ。

 一方、約10年にわたり自民党と連立を組んできた公明党も出直しを迫られている。支持母体の創価学会には、自民党との連立で、公明党が譲歩を迫られてきたとの不満が少なくない。今後は自民党との選挙協力も「白紙にすべきだ」との声が出ている。

 公明党は16日の首相指名選挙で、同党の新代表に投票する方針だ。「両党の別れの始まり」との指摘もある。(おわり)


 この連載は、政治部・遠藤弦、穴井雄治、尾山宏、河島光平が担当しました。

(2009年9月4日 読売新聞)

5883名無しさん:2009/09/04(金) 11:36:08
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200909040033.html
逆風満帆 落選した関西の「小泉チルドレン」(1/2ページ)
2009年9月4日

 83人から10人へ。今回の総選挙で、前回05年に初当選した自民党の「小泉チルドレン」のほとんどが涙をのんだ。4年前とは正反対の風を受けて落選したチルドレンたちには、生活費や活動資金の工面、秘書の雇用など当面の課題が山積している。

     ◇

 大阪8区で民主元職に敗れた大塚高司氏(44)は、地元であいさつ回りを続けている。「来夏の参院選に(自民が)勝てば、秋口にはまた、総選挙があるぞ」。激励してくれる支援者の声が胸にしみる。

 その合間、落選した仲間のチルドレンから電話やメールが毎日届く。「(自民惨敗の)A級戦犯ばかりが選挙で残り、それに従った人間はみんな落ちている」「もう辞めようと思う……」。不安定な将来を考えると、仲間の愚痴や不満も分かる気がする。

 自分も当面の資金繰りが悩みのたねだ。麻生首相が就任した1年前、すぐに総選挙に備えて事務所を構えた。だが、解散がずるずると延び、7月に解散するまでに事務所費など「1千万円以上かかってしまった」と嘆く。

 国会議員の秘書を辞めて03年の総選挙で落選し、4年前は2度目の挑戦だった。今回落選して収入の当てがなくなった。親から相続して使っていないマンションを売って、当面の政治活動の資金にするつもりだ。「おやじが残してくれた財産で申し訳ないんだけどね」

 妻と小学生の娘がいる。地元事務所で雇っていた秘書数人は引き続き雇うつもりだが、「収入がないから覚悟して」と告げている。

 民主党は企業献金の廃止を公約に掲げている。「そうなれば身銭を切るしかない。金持ちしか政治家になれなくなるのに……」と気をもむ。

5884名無しさん:2009/09/04(金) 11:37:40
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200909040033_01.html

逆風満帆 落選した関西の「小泉チルドレン」(2/2ページ)
2009年9月4日

 選挙戦では、表側に「自民」の字がないビラを作り、受け取り拒否を防いだ。街頭演説では、麻生首相同様、民主と支持団体の日教組の関係を厳しく批判した。だが内心、「若い人は日教組って何?と思っている。無党派にこの話は届かないな」と感じていた。「自分の支持層を固め、比例復活に賭けたのだが……」とこぼす。

 「自民党で残っているのは古い人ばかり。落ちた若手は次に向けてはい上がっていくしかない」。こう言い聞かせている。

     ◇

 兵庫3区で落選した関芳弘氏(44)は3日、東京であった派閥の会合を「どうせ形式的な打ち合わせ。一票にもならない」と欠席し、地元であいさつ回りを続けた。「次」をにらんで投開票日翌日の8月31日朝から街頭演説を始め、まだ一度も上京していない。議員会館の片づけは秘書に、議員宿舎の引っ越しは妻に任せた。

 元銀行員。前回は党県連の公募に応じ、投票1カ月前に立候補を決め、当選。4年で「失業」することになったが、後悔はないという。再挑戦したいと妻に伝えると、「一度ぐらいであきらめないで」と励まされた。中高生の娘が2人。「自分は支援者を探し、妻にも働き口を探してもらいます」

 京都6区で敗れた井沢京子氏(46)。地元秘書らによると、9月いっぱいで地元の京都府宇治市に構えた事務所も閉じる予定だ。井沢氏は「心機一転でがんばるしかない」と話しているといい、今後も宇治市に残り、次期衆院選に向けて活動を始めるという。

 大阪2区で落選した自民前職の川条志嘉氏(39)の事務所(大阪市阿倍野区)では、両親が留守を守っている。地元秘書は、すでに全員が荷物をまとめて離れた。「あいさつ回りまでいて欲しかったが、仕事を探さなければいけないと言われた」と母親。「後片づけは仕事に入っていない」と話した秘書もいたという。川条氏は「支援者や党関係者から、また出てくれという声がある。2区で今後もがんばります」と話した。(柳谷政人、丸山ひかり、西江拓矢)

5885とはずがたり:2009/09/04(金) 13:18:47

代表になるからには次期総選挙は東京17区から出馬しないわけにはいかんやろw

公明新代表、山口氏で最終調整 首相指名で自公連立に幕
http://www2.asahi.com/senkyo2009/news/TKY200909030393.html
2009年9月4日5時1分

硬い表情で辞意を表明する公明党の太田代表=3日午後、東京都新宿区の党本部、諫山卓弥撮影

 公明党は3日、総選挙敗北の責任を取って辞任した太田代表(63)の後任に、参院議員の山口那津男政調会長(57)を起用する方向で最終調整に入った。7日の中央幹事会で内定し、8日に正式決定する見通しだ。特別国会の首相指名では自民党総裁ではなく新代表に投票し、10年間の自公連立に終止符を打つ。民主党政権とは是々非々で対応し、独自色を強めて党再建を目指す。

 太田氏は3日の辞任会見で新代表について「野党のリーダーであり、参院選勝利も射程に入れたリーダー。弱者を大事にする立党以来の姿勢を踏まえるべきだ」と強調。自民党との連立を重視して譲歩を繰り返した「太田路線」を転換し、来夏の参院選に向けて平和や福祉という結党以来の理念をアピールできる人材が適任との考えを示した。

 総選挙では太田氏、北側一雄幹事長ら選挙区単独の8候補は全員落選。新代表には参院議員の山口氏に加え、比例単独で当選した井上義久副代表(62)らが有力視されていた。神崎武法前代表や坂口力元厚労相ら重鎮らを中心に水面下で人選を進めた結果、(1)自公路線の転換を印象づけるには世代交代が必要(2)参院選をにらみ、政策通で論戦力があることが望ましい――などとして山口氏が適任との判断に傾いた。北側氏の後任には、井上氏や漆原良夫国対委員長(64)が有力視されている。

 公明党は連立参加した99年以降、首相指名で森、小泉、安倍、福田、麻生の歴代自民党総裁に票を投じてきた。今回は「野党連立はない」(太田氏)と宣言しており、16日召集の特別国会では新代表の名前を書いて「自公連立時代」の幕引きを印象づける。来夏の参院選選挙区も「人物本位」で支援する方向だ。

 山口氏は茨城県生まれ。弁護士を経て、90年総選挙に旧東京10区から公明党公認で立候補し初当選。2期務めたが96年、00年と連続で落選。01年参院選で東京選挙区から当選し、07年に再選された。昨年から政調会長。

5886名無しさん:2009/09/04(金) 16:22:10
http://www.saitama-np.co.jp/news09/04/07p.html

2009年9月4日(金)
「倒産と同じ」嘆き節 落選議員秘書の今後は?
 
 民主党の歴史的圧勝で県内政界地図をも大きく塗り替えた衆院選。自民党は15小選挙区で全敗、比例復活した2人を残し、前職の13人が落選の憂き目を見た。だが、国政という活躍の場を失ったのは議員ばかりではない。陰になり日なたになり彼らを支え、選挙の審判を受けた秘書たちの今後は−。

 1区で敗れた金子善次郎氏は公設秘書3人、私設秘書5人を抱える。今後どうなるかは未定だが、スタッフは私設秘書1、2人と事務員1人を残すだけになりそうだ。残る側も給与が減るのは避けられそうにないという。

 4区で落選した早川忠孝氏。地元と国会を合わせて5人の秘書・スタッフがいるが、早川氏が弁護士活動に戻ることもあり、こちらも規模縮小を余儀なくされている。

 スタッフの一人は既に辞め、男性の私設秘書と女性の公設秘書は現在、求職中。事務所を取り仕切っていた男性の政策秘書は「身の振り方はまだ決めていない」。昨年10月からずっと選挙状態で、全く休みを取っておらず「とりあえず長期休暇に入り、どうするか考えたい」という。

 民主議員の秘書を務めた経験もある。「やはり“人”に仕えるのだから政党は関係ない。自民議員の秘書だからといって民主党が雇わないということはないと思う」とも。

 別の落選議員の秘書は「昔から(議員)秘書は使い捨て。代議士は一人だが、秘書はいくらでもいる」と嘆く。

 秘書仲間には投開票の直後から次の秘書のあてを探して動きだした人もいるという。パイは決まっているから、早く動いた方が有利には違いないが、政策秘書でなければ見つけるのは難しい、とも。

 県西部の落選議員の政策秘書は選挙の後片付けで忙しい。「一段落したらやりたいことがある。2、3カ月充電期間をもらった後、それに取り組みたい」と話す。

 同じ議員の別の秘書も「今は選挙の後始末が先」といい、自分のことは「代議士が身の振り方を決めた後で考える」。もしほかの議員から秘書の依頼を受けたら? 「相手を尊敬できなければやれない。『武士は食わねど高ようじ』の方がまし」ときっぱり。

 別の議員秘書も「思想、信条があって自民党の秘書をやってきた。今さら民主党には行けない」と話す。

 6区で敗れた中根一幸氏は政策秘書を含む公設2人、私設3人の秘書がいたが、落選で公設の1人は失職。もう1人(政策秘書)は私設秘書に変更し、私設秘書3人のスタッフで活動していく予定。ただ3人のうち2人は別に仕事を持っており、専従になるのは1人。「現職ではないので仕事量もこれまでほどはないと思う」とスタッフの一人。

 県南部の議員秘書は「倒産と同じでやむを得ないが、秘書は公設、私設とも助ける環境がない」とこぼす。「すべては政治家の使い捨ての発想ですよ」。もう何日も休んでいない。「仕事はきついが、代議士に逆らえば終わりですから」と、ため息をついた。

5887名無しさん:2009/09/04(金) 16:28:05
保守王国(自民党王国)鹿児島の一部でもいいから民主へシフトしてくれますように。

http://mainichi.jp/area/kagoshima/news/20090904ddlk46010552000c.html

選択の波紋:09年衆院選かごしま/中 民主シフト /鹿児島
 ◇「政権交代」で陳情変化も 県は予算編成に向け苦悩
 衆院選公示2日前の8月16日、民主党県連の川内博史代表らが鹿児島市の県医師会館を訪れた。面会相手は米盛学会長だった。

 米盛氏は、自民を支持する政治団体「県医師連盟」委員長。1区では川内氏のライバルである自民前職、保岡興治氏(70)の支援団体「県都の政治を守る会」副会長でもある。

 川内氏にはいわば「敵地」なのだが、「党のマニフェストを説明したい」と打診。米盛会長が承諾したという。懇談は初めてだ。

 約1時間の会談後、米盛氏は記者団に「意見交換。貴重な時間を過ごせた」と、“政治抜き”を強調。だが、川内氏について「もっともっと大きくなる人」と持ち上げた。

 自民県連関係者は「行政や業界が民主にも軸足を置く動きは今後も広がるのではないか」。与党の求心力を警戒する。

  ◇    ◇

 10年度予算編成に向け、各省庁は8月末までに概算要求を財務省に提出した。与党となる民主党は「大幅な組み替え」を要求しており、予算編成作業はこれから年末に向け、急ピッチで進められる。

 これまで予算獲得と言えば、自民党の国会議員への陳情。地方にとって「中央とのパイプ」は武器だった。県議会は54人中39人が自民。業界団体や首長も多くは自民前職との関係が深いとされる。政権交代で、中央と地方の関係はねじれる。

 自民県議の一人は「私は民主党議員に頭を下げたくないが、与党の権力は絶大。業界団体や首長には、民主党に陳情するところも出てくるだろう」。

 31日夕、4区で比例復活当選した民主新人、皆吉稲生氏(59)事務所には自民前職を熱心に支援してきた市長から祝電が届いた。祝電は、4区だけでなく、他の民主新人にも。新たな「パイプ」構築への模索ともみえる。

 民主関係者は「礼儀の一環だろう」。首長らとの関係についても「相談があれば応じるが、以前のような利益誘導型の政治は終わらせたい」。

 民主は「地域主権への転換」を公約に掲げ、「陳情政治」には否定的だ。だが、実際にどうなるか。それぞれの立場で探り合いが続きそうだ。

  ◇    ◇

 「政権交代。」

 そう表紙に大書された民主のマニフェスト。県庁マンらはHPからダウンロードし、熟読する日々だ。

 ある県幹部は「後期高齢者医療制度など、県に影響する制度の激変が目白押しだが、民主党が具体的な制度設計を示すまで対応のしようがない」。

 マニフェストの目玉の一つ、「ガソリン税の暫定税率廃止」。伊藤祐一郎知事は7月中旬の定例会見で、「地方がつぶされる」と「絶対反対」を表明し、波紋を呼んだ。民主県連は公開質問状を出し、川内氏も公示前日の8月17日、知事への説明に赴いた。

 民主は従来以上にマニフェストの売り込みを強めた。公示前、説明に回った相手は、伊藤知事のほか、森博幸・鹿児島市長、企業経営者ら。政権交代の今、首長らは掲げられた施策の行く末を注視する。【衆院選取材班】

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毎日新聞 2009年9月4日 地方版

5888チバQ:2009/09/04(金) 22:09:58
>5885
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090904-OYT1T00922.htm
公明・山口新体制、幹事長に井上義久氏

 公明党は4日、山口那津男政調会長が新代表に就任することに伴う主要人事を固めた。


 幹事長に井上義久副代表(62)を起用し、国会対策委員長には漆原良夫氏が留任する。政調会長は、斉藤環境相が再登板する方向だ。

 井上氏は、辞任する太田代表の側近として知られる。57歳の山口氏より年長で議員歴も長く、山口氏の就任で世代交代を図る新執行部の重しの役割を期待しての起用とみられる。

(2009年9月4日19時43分 読売新聞)

5889チバQ:2009/09/05(土) 00:03:29
・総裁(≠総理)になれない額賀をかついでどうする?
・担ぐならもっと早く担げばいいのに
・せめて総裁選後にすれば
と意味不明すぎる
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009090300816
新会長決定、来週早々にも=自民津島派
 自民党津島派は3日、都内のホテルで昼食会を開いた。この後、同派会長代理の額賀福志郎元財務相、茂木敏充前行政改革担当相は、引退した津島雄二会長の後任を来週早々にも決めたいとの考えを記者団に明らかにした。後任には、額賀氏が有力視されている。
 衆院選では、笹川堯総務会長や久間章生元防衛相ら派閥幹部が相次ぎ落選。同派の衆院議員は、公示前の45人から13人に激減した。(2009/09/03-19:35)

5890名無しさん:2009/09/05(土) 00:04:23
生々しいですね。
時事もいい仕事しますね。

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009090400831
幹事長会議での主な発言=自民
 4日の自民党全国幹事長会議での主な発言は次の通り。
 福岡県連 地方の声をしっかり聞いて、党再生に立ち上がってほしい。足の引っ張り合いなど醜い姿を国民に見せず、一致して首相指名、総裁選に臨んでほしい。
 千葉県連 衆院選に負けた原因は、党内の混乱が支持者のひんしゅくを買ったからだ。首相指名をめぐっても混乱がみられる。麻生総裁と書けないなら、一番年長者の名前を書けばいい。
 長野県連 国会議員全員に猛省を促したい。新総裁が従来のように派閥の争いの中から出てくることはあってはならない。
 山形県連 東北は小沢王国になっている。地方議員に揺さぶりを掛けてくるのではないか。野党として活動が難しくなる。
 沖縄県連 責任政党として自民党のありようが一番問題となった。政権の運営、党の運営そのものが国民からノーを突き付けられたのが今回の結果だ。
 福島県連 マニフェスト(政権公約)は(民主党より作成が遅い)後出しじゃんけんだったが、有権者に分かりにくいものが出てきた。
 埼玉県連 無党派層に対する政策をしっかりして戦わないと現状を打破できない。
 栃木県連 政策すべてが民主党の後追いだ。向こうが高速道路はただと言ったら、こっちも安くするのはおかしい。それが一番の失敗だ。
 富山県連 支援をいただいている(業界団体の)職域支部などから各省庁への陳情や要望をどう扱えばいいのか。
 新潟県連 小選挙区で全敗した。長い間、自民党王国だっただけに大変ショックを受けている。(2009/09/04-19:12)

5891チバQ:2009/09/05(土) 00:05:57
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2009090402000053.html
自民の派閥 崩壊寸前 総裁選へ不要論続出
2009年9月4日 朝刊

 自民党の町村、津島、山崎、麻生の四派閥は三日、都内で衆院選後初の総会などを相次いで開いた。出席者に落選組も少なくなく、派閥の液状化を浮き彫りにした。各派は結束を確認したが、派閥の存在が「古い政治」との印象を与え、衆院選惨敗の一因になったとの見方も強い。党内には解消論も台頭し始めている。 (原田悟)

 麻生太郎首相(自民党総裁)が率いる麻生派は、ナンバー2の座長を務める中馬弘毅元行革担当相らが落選し、所属議員が二十一人から十二人へと半減。首相は総会で「仲間を失い、おわび申し上げたい」と陳謝しつつ「団結を強め、今後の運営は私に一任してほしい」と派閥継続への意欲を示した。

 自民党の派閥は、衆院選で小選挙区制導入後、候補者選定が党本部主導になったことで、影響力が徐々に低下。小泉純一郎首相当時は派閥からの入閣候補の推薦を拒否され、往年の派閥パワーは影を潜めていた。

 それでも、幹部クラスが所属議員に資金を供与したり、政策を勉強する議員活動の拠点として存続。総裁選では「数の力」で存在感を誇示してきたが、今回の衆院選惨敗で派閥の存立を揺るがしかねない状況にまで追い込まれつつある。

 衆院選翌日の八月三十一日、古賀派の菅義偉選対副委員長は「派閥はいらない。解消すべきだ」と主張。最大派閥の町村派を含む若手十数人が二日夜、都内で開いた会合でも「派閥は存在理由を失っている」と不要論が続出した。

 解消論が高まる背景には、次期総裁選が派閥主導で進めば「国民の理解が得られない」(菅氏)との危機感がある。野党に転落し、所属議員の激減で崩壊寸前の派閥もある中で、総裁選びでなお従来の枠組みにこだわる印象を与えては「まだそんなことをやっているのかと思われる」(党関係者)可能性は高い。

 ポスト麻生候補に名前が挙がる石破茂農相は三日の津島派総会後、派閥の対応を問う記者団に「党として、どうするんだという(ことを考える)時期だ」と不快感を隠さなかった。総裁選に向け、自民党がどれだけ「脱派閥」の姿を見せられるかが党再生の第一歩になるのは間違いない。

5892名無しさん:2009/09/05(土) 00:06:30
>>5882
こちらも生々しい。

>首相が選挙のお礼のため、自ら支援団体に赴くのは異例だ。
>来夏の参院選に向けて、何としても組織票をつなぎとめなければならない。
>「小沢さんは必ず自民党の支持団体に手を突っ込んでくるぞ」

5893名無しさん:2009/09/05(土) 00:23:12
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090904ddm005010004000c.html?link_id=RAH03

自民党:「落日」派閥 領袖「再生」訴え−−落胆、欠席、離脱…
 自民党の各派閥は3日、東京都内で衆院選後初めての会合を開いた。領袖らはそろって「党の再生」を呼びかけたが、119議席にとどまる惨敗で多くの所属議員を失ったショックは大きく、16日の首相指名選挙で麻生太郎首相に投票すべきかどうかといった内向きの議論に終始。同席した落選議員からは「何の反省もない。ピントがずれている」とため息も漏れた。

 麻生首相は、就任後控えていた麻生派の会合に出席し、「多くの仲間を失った。党総裁、為公会(麻生派)会長として申し訳なく、おわびを申し上げたい」と陳謝した。同派は座長の中馬弘毅元行革担当相らが落選し、参院を合わせても11人に後退。山口俊一首相補佐官は「野党になるんだな、選挙負けたんだなとひしひしと伝わってきた」と肩を落とした。

 町村派の会合では、小選挙区で敗れ、比例代表で復活当選した町村信孝会長が「当選した方も落選した方も、党再生のためにしっかり力を合わせていこう」と訴えた。しかし、高市早苗副経済産業相は、28日投開票と決まった党総裁選を「その気になれば16日の特別国会前でもできるはずだ」と蒸し返し、町村氏からこれを伝え聞いた細田博之幹事長が「実務的に難しい」と不快感をあらわにする場面もあった。

 町村氏と距離を置く同派代表世話人の中川秀直元幹事長は欠席。小池百合子元防衛相はこの日、「派閥の時代は終わった」と同派を離脱した。派内の足並みも乱れている。

 衆院第4派閥に転落した津島派は衆院メンバーだけで会合を開き、首相指名選挙で麻生氏に投票しない方針を確認した。だが、津島雄二元厚相の引退に伴う肝心の後任会長人事は先送り。茂木敏充前行革担当相は記者団に「来週早々にも決めたい。きちんと結束できる態勢を作りたい」と述べるにとどめた。

 山崎拓前副総裁が落選した山崎派は、山崎氏の会長続投を決定。保岡興治前法相、深谷隆司元通産相らベテランが落選した上、甘利明行革担当相や石原伸晃幹事長代理では結束を維持するのが難しいという「お家の事情」を抱えた苦肉の策だった。

 こうした中、自民党の若手衆院議員十数人は2日深夜、東京都内の中華料理店に集まり、党総裁選への対応を協議した。会合後、柴山昌彦外務政務官(町村派)は記者団に「派閥のトップが物事を決めて、所属議員に『支持してくれ』という形では国民に納得してもらえないだろう」と語った。【高山祐】

5894名無しさん:2009/09/05(土) 00:36:24
http://www.komei.or.jp/news/2009/0904/15359.html

太田代表が辞任表明
公明新聞:2009年9月4日

衆院選の結果受け 新体制で党再建に全力
北側幹事長も
辞任表明し、記者会見する太田代表(左)と北側幹事長=3日 党本部


 公明党の太田昭宏代表は3日午前、東京都新宿区の党本部で開かれた党中央幹事会で、党代表の辞任を表明し、了承された。後任の新代表は8日に臨時全国代表者会議を開き、選出されることになった。これを受け、太田代表と北側一雄幹事長は記者会見し、大要次のような見解を述べた。

 太田代表 今回の選挙は、わが党にとって、誠に厳しい結果になった。これまで公明党が与党となって実現してきた実績、さらに、庶民や中小企業、弱者のために働く、生活を守り抜くという姿勢を訴えてきたが、今回の選挙結果になった責任は、すべて党代表の私にある。そこで私は、党代表の職を辞することを決めた。

 党代表は、国会論戦を通じて党の主張を訴えることが重要であり、特に野党という立場では、そのことが極めて重要だ。

 従って党代表は国会議員が務めるべきと思っている。私は今後も、あくまで党の再建が最優先課題であるので、党の再建と発展のために全身全霊を尽くしていくと強く決意している。

 ――幹事長の進退は。

 北側幹事長 今回の選挙結果について、重く責任を受け止めている。選挙は党幹事長が責任者であり、当然のこととして、私自身も党幹事長を辞任することを太田代表に願い、了承された。

 特別国会もすぐ開かれる。また、次の参院選を絶対勝つために、ともかく早く新体制でスタートしたいと、代表と私も考えている。

 ――衆院選の敗因をどう考えるか。

 北側幹事長 これからしっかり総括したい。(連立政権10年の総括は)基本的には新体制の下で行い、9月中には取りまとめたい。

 私個人の選挙区で言うと、大逆風の中でありながら、これまで以上に、ご支援をいただいたと思い、非常に感謝している。精いっぱい、支援者も私自身も戦った。おそらく他の選挙区も同様だと思う。大逆風を突き抜けるだけの党としての力がなかったということだろう。

 これまでの数年間、党として国会対応の中で、もっとできることがなかったのか反省し、総括しないといけない。

 勝敗の因になっているのは、中央での政治の流れなどが大きな要因だったと思う。

 ――次の党代表について。

 太田代表 野党の立場のリーダーということは考えなければいけない。参院選勝利が射程に入るリーダーであることも大事だ。立党(の原点)である庶民や中小企業、弱者を大事にするという基本姿勢や、現場主義が感じられることが大事だろう。

5895名無しさん:2009/09/05(土) 00:40:55
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200909040033.html

逆風満帆 落選した関西の「小泉チルドレン」(1/2ページ)2009年9月4日
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 83人から10人へ。今回の総選挙で、前回05年に初当選した自民党の「小泉チルドレン」のほとんどが涙をのんだ。4年前とは正反対の風を受けて落選したチルドレンたちには、生活費や活動資金の工面、秘書の雇用など当面の課題が山積している。

     ◇

 大阪8区で民主元職に敗れた大塚高司氏(44)は、地元であいさつ回りを続けている。「来夏の参院選に(自民が)勝てば、秋口にはまた、総選挙があるぞ」。激励してくれる支援者の声が胸にしみる。

 その合間、落選した仲間のチルドレンから電話やメールが毎日届く。「(自民惨敗の)A級戦犯ばかりが選挙で残り、それに従った人間はみんな落ちている」「もう辞めようと思う……」。不安定な将来を考えると、仲間の愚痴や不満も分かる気がする。

 自分も当面の資金繰りが悩みのたねだ。麻生首相が就任した1年前、すぐに総選挙に備えて事務所を構えた。だが、解散がずるずると延び、7月に解散するまでに事務所費など「1千万円以上かかってしまった」と嘆く。

 国会議員の秘書を辞めて03年の総選挙で落選し、4年前は2度目の挑戦だった。今回落選して収入の当てがなくなった。親から相続して使っていないマンションを売って、当面の政治活動の資金にするつもりだ。「おやじが残してくれた財産で申し訳ないんだけどね」

 妻と小学生の娘がいる。地元事務所で雇っていた秘書数人は引き続き雇うつもりだが、「収入がないから覚悟して」と告げている。

 民主党は企業献金の廃止を公約に掲げている。「そうなれば身銭を切るしかない。金持ちしか政治家になれなくなるのに……」と気をもむ。

 選挙戦では、表側に「自民」の字がないビラを作り、受け取り拒否を防いだ。街頭演説では、麻生首相同様、民主と支持団体の日教組の関係を厳しく批判した。だが内心、「若い人は日教組って何?と思っている。無党派にこの話は届かないな」と感じていた。「自分の支持層を固め、比例復活に賭けたのだが……」とこぼす。

 「自民党で残っているのは古い人ばかり。落ちた若手は次に向けてはい上がっていくしかない」。こう言い聞かせている。

     ◇

 兵庫3区で落選した関芳弘氏(44)は3日、東京であった派閥の会合を「どうせ形式的な打ち合わせ。一票にもならない」と欠席し、地元であいさつ回りを続けた。「次」をにらんで投開票日翌日の8月31日朝から街頭演説を始め、まだ一度も上京していない。議員会館の片づけは秘書に、議員宿舎の引っ越しは妻に任せた。

 元銀行員。前回は党県連の公募に応じ、投票1カ月前に立候補を決め、当選。4年で「失業」することになったが、後悔はないという。再挑戦したいと妻に伝えると、「一度ぐらいであきらめないで」と励まされた。中高生の娘が2人。「自分は支援者を探し、妻にも働き口を探してもらいます」

 京都6区で敗れた井沢京子氏(46)。地元秘書らによると、9月いっぱいで地元の京都府宇治市に構えた事務所も閉じる予定だ。井沢氏は「心機一転でがんばるしかない」と話しているといい、今後も宇治市に残り、次期衆院選に向けて活動を始めるという。

 大阪2区で落選した自民前職の川条志嘉氏(39)の事務所(大阪市阿倍野区)では、両親が留守を守っている。地元秘書は、すでに全員が荷物をまとめて離れた。「あいさつ回りまでいて欲しかったが、仕事を探さなければいけないと言われた」と母親。「後片づけは仕事に入っていない」と話した秘書もいたという。川条氏は「支援者や党関係者から、また出てくれという声がある。2区で今後もがんばります」と話した。(柳谷政人、丸山ひかり、西江拓矢)

5896名無しさん:2009/09/05(土) 00:41:47
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2008syuin/fukuoka/20090904/20090904_0001.shtml

惨敗自民 立て直しは派閥から!? 山崎拓氏が会長続投 「次も福岡2区」表明
2009年09月04日 12:23
 衆院選で落選した自民党の山崎拓前副総裁が率いる山崎派は3日、総会を開き、「捲(けん)土(ど)重来を期す」という山崎氏の会長続投を了承、山崎氏は西日本新聞の取材に次期衆院選に福岡2区から立候補する考えを示した。ただ、自民党惨敗で各派閥とも壊滅的ダメージを受けた中、派閥の存在感はさらに薄まる見通しで、山崎氏がどこまで影響力を保てるかは不透明だ。

 山崎派は自民党8派閥で唯一会長が落選。選挙前の40人から19人(参院3人含む)に半減した。

 この日の総会には当選組の武部勤元幹事長、甘利明行政改革担当相、石原伸晃幹事長代理のほか、落選した保岡興治氏、深谷隆司氏ら約30人が出席。あいさつに立った山崎氏が「残念な結果ではあったが、捲土重来を期したい」と述べると、参加者から「派閥解消と言われているが、困難なときほど結束が必要」「会長を補佐し、みんなで確実に国政に戻ってこられるよう全力を尽くそう」といった声が相次いだ。

 山崎氏は1998年、旧渡辺派から独立し、山崎派を旗揚げ。2003年衆院選で落選後も派閥会長を務め、その後、国政に復帰した。

 山崎氏は会合後、西日本新聞に福岡2区で再起をはかる考えを示し、「落選者も含め全員参加で派の運営をしていく。次の衆院選候補者が政権奪還を目指す梁山泊(りょうざんぱく)にしたい」と語った。

 ただ、政党交付金も激減し、現職議員も半減した中で、派閥運営資金の確保は頭が痛い問題。事務所費や人件費など同派の07年の経常経費は約3500万円に上る。事務所の縮小や移転を迫られる可能性もある。

 総裁候補は党所属議員20人の推薦が必要だが、今回の選挙では5派閥が20人以下に落ち込み、領袖を総裁に押し上げるという、従来の派閥の役割は失われつつある。

 「結束して党を立て直すためには派閥は一斉解消するしかない」‐。会長続投を決めた山崎派内からも、こんな声が漏れる。 (東京報道部・山口英宏)

=2009/09/04付 西日本新聞朝刊=

5897名無しさん:2009/09/05(土) 01:19:47
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009090400958

公明、参院選へ党再生図る=「山口−井上」体制、8日発足
 公明党の新代表に山口那津男政調会長、幹事長に井上義久副代表がそれぞれ就任することが4日固まった。新執行部は来年夏の参院選に向け、早急に党再建に取り組む。しかし、衆院選大敗で10年ぶりに野党に転落した傷は深く、前途は多難だ。
 「山口−井上」体制は7日の中央幹事会を経て、8日の全国代表者会議で正式発足する。特別国会での首相指名では、山口新代表に投票。自公連立に終止符を打ち、独自路線にかじを切る。
 衆院選では、同党は8小選挙区で全敗。太田昭宏代表と北側一雄幹事長が落選した。党内には「自民党との選挙協力は効果が少ない」との不満が広がる一方、支持母体の創価学会からも「小選挙区の応援は負担が重い」として、小選挙区からの撤退論がくすぶる。新執行部としては、党勢を回復させながら、ある程度時間をかけて判断するものとみられる。
 一方、政策面で党の独自性をいかに打ち出すかも懸案事項だ。公明党はこれまで与党として児童手当拡充や定額給付金などを実現し、集票につなげてきた。しかし、野党になるこれからは実績をアピールすることが困難になる。
 公明党はそうした逆境の中、参院選では最低限「改選議席の確保」を目指す。同時に、これまでの自公関係の見直しや、衆院で圧倒的多数派となった民主党への接近も視野に党再生への転機を探る。(2009/09/05-00:47)

5898名無しさん:2009/09/05(土) 01:45:10
赤旗視線からみた公明党首交代。


http://www.jcp.or.jp/akahata/aik09/2009-09-04/2009090402_02_1.html
2009年9月4日(金)「しんぶん赤旗」

公明代表・幹事長が辞任
くらし破壊・海外派兵を推進

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 公明党の太田昭宏代表は3日の常任役員会で、衆院選惨敗の責任を取って辞任する考えを正式に表明し、了承されました。北側一雄幹事長も辞任。同党は後任の調整を急ぎ、8日に党大会に代わる全国代表者会議を開き、新代表を選出します。

 太田氏は、2006年に代表に就任しましたが、社会保障費の2200億円削減など暮らし破壊の「構造改革」路線を自民党とともに推進。自衛隊の海外派兵拡大もおし進めてきました。総選挙では、これらに無反省に「生活を守り抜く」と打ち出していました。

 しかし、総選挙で、同党は東京12区の太田氏、大阪16区の北側氏を含め、候補者を立てた8選挙区で全敗。比例代表も21議席にとどまり、公示前の31議席から大きく後退しました。

 太田氏は、総選挙後の記者会見で「責任を痛感する」とのべる一方、「生活者や中小企業、弱者に目配りして『100年に1度』の経済危機の打開に具体的な対策を講じてきた」などと無反省ぶりは変わりませんでした。

 太田氏の任期は来年9月まで。党規約では、任期途中で代表が辞任した場合「中央幹事会が後任の候補を推薦し、全国大会において信任する」と規定。この規定に基づき7日の中央幹事会で新代表を内定し、8日の全国代表者会議に諮ります。

 また、公明党はこれまで、首相指名選挙で連立を組む自民党の総裁に投票してきましたが、特別国会が召集される16日の同選挙では、新代表に投じる方針です。


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大敗にも悪政反省なし
解説
 1999年10月の自自公連立政権発足から10年。この節目を前に公明党の太田昭宏代表、北側一雄幹事長が総選挙敗北の責任をとって辞任しました。太田氏は、同党と政教一体の創価学会の青年部長などを歴任、北側氏は創価大1期生。ともに池田大作名誉会長「門下」として知られてきた人物であり、学会にとっても影響は深刻です。

 公明党が、2007年参院選に続き総選挙でも大敗した大本には、同党が党利党略の“実績づくり”と引き換えに自民党の組織崩壊を補い、悪政をリードしてきたことに対する国民の深い怒りがあります。

 社会保障費の毎年2200億円削減に代表される年金、医療、介護といった社会保障の連続改悪、イラクやインド洋への自衛隊派兵、続発する政権与党の汚職―。公明党が掲げてきた「福祉」「平和」「清潔」の看板が偽りだったことは、この10年で誰の目にも明らかとなりました。

 さらには、「100年安心の年金」の財源として定率減税を廃止し、いままた年金財源を理由に消費税増税を主張する。その一方で公明党が熱中したのが、定額給付金をはじめとした党利党略の“実績づくり”でした。

 公明党はこれまで、小選挙区では自民党を支えるかわり、比例区や特定の小選挙区では自民党の支持を受けるという選挙協力によって、自民党政治の“延命装置”の役割を果たしてきました。05年の総選挙では自民党の小選挙区当選者の86・8%が公明党の推薦を受け、同党の冬柴鉄三幹事長(当時)は「公明党の推薦がなかったら、多くの選挙区での結果は逆転していた」と誇りました。

 今回の総選挙では自民党の小選挙区候補が軒並み落選したのにとどまらず、公明党も太田、北側両氏をはじめ小選挙区で全敗。自公政治の命脈が尽きたことを示しました。

 ところが、公明党は総選挙結果について「今回は…自民党への“逆風”が渦巻いた」「この結果として、『自民党だけでなく、公明党も大きな打撃を受けた』(8月31日付読売新聞)ことはいかにも残念だ」(公明新聞2日付)などと、自民党の巻き添えを食ったことに敗北の原因を求めています。

 太田、北側両氏は記者会見で、「(来年の)参院選で絶対に勝つため、早く新体制でスタートしたい」と述べましたが、自らの悪政に目をつむり無反省な態度を続ける限り、いくら新体制になっても国民の厳しい審判は避けられません。

5900名無しさん:2009/09/05(土) 02:08:06
http://mainichi.jp/area/miyazaki/news/20090904ddlk45010582000c.html

選挙:衆院選 1区公認問題、抗議へ 自民県連、全国幹事会で党本部に /宮崎
 分裂選挙により衆院選で敗退した宮崎1区の自民党公認問題について、県連は3日、宮崎市内で役員会を開き、4日の全国幹事長会で党本部に抗議することを決めた。

 12日には総務会と党紀委員会を開き、県連の方針に反して前国土交通相の中山成彬氏(66)の選挙運動をした党員の処分を検討する。中山氏本人については「元国会議員のため処分できない」と県連は説明するが、今回の落選で1区支部長の肩書を失うのは確実だ。

 県連は中山氏の不出馬宣言を受けて元参院議員の上杉光弘氏(67)の公認を党本部に申請したが、衆院解散直後に中山氏が立候補を表明。党本部は調整を放棄し、1区は自民候補が不在という異常事態になった。結局、民主・社民・国民新が推薦する川村秀三郎氏(60)に敗退した。一方、2・3区は自民公認の江藤拓(49)、古川禎久(44)両氏がそれぞれ3選された。

 役員会には緒嶋雅晃会長や米良政美幹事長ら10人が参加し、今後の対応を非公開で約1時間、協議した。

 終了後、記者団の取材に応じた緒嶋会長は「逆風の中で2・3区は善戦した」と評価したうえで「1区は上杉氏が公認されていれば通せる選挙で、小差で負けても比例区での復活当選もあり得た。党本部の改革が必要だ。地方支部の公認申請がないがしろにされては政党として成り立たない」と怒った。

 米良幹事長も「派閥の力関係で公認されなかった」と党本部を激しく批判した。

 県連は独自に上杉氏を「公認」したが、1区支部の一部党員が中山氏支持に回り、結果的に中山氏の得票数にも及ばなかった。【石田宗久】

5901名無しさん:2009/09/05(土) 02:18:00
http://www.47news.jp/CN/200909/CN2009090401000697.html

公明幹事長に井上氏 政調会長は斉藤氏
 公明党は4日、太田昭宏代表の辞任に伴う新執行部案を固めた。代表に山口那津男政調会長(57)、幹事長に井上義久総合選対本部長(62)を起用、政調会長には斉藤鉄夫環境相(57)を充てる方針。国対委員長は漆原良夫氏(64)が留任する方向だ。

 7日の常任役員会で新代表に山口氏を内定し、8日の全国代表者会議で信任を得る見通し。山口氏が就任後に新幹事長らを指名する運びだ。

2009/09/04 17:33 【共同通信】

5902名無しさん:2009/09/05(土) 02:30:40
http://www.47news.jp/CN/200909/CN2009090401000578.html

自民、再生めぐり全国幹事長会議 地方から注文、不満続出
 自民党は4日、衆院選惨敗を受け全国幹事長会議を党本部で開催、敗因や党再生策をめぐり意見交換した。地方側は、衆院解散直前に麻生太郎総裁(首相)の退陣を求める「麻生降ろし」の動きが出るなど、選挙戦に向けて党本部が挙党態勢を構築できなかったことを批判。体勢の立て直しに向け、まず特別国会の首相指名選挙に対応を一本化して臨むよう求めた。

 麻生総裁は会議の冒頭、衆院選敗北を陳謝した上で「政権奪還に向けて党を再生するのが、われわれに与えられている責務だ」と強調。「自民党を支えているのは都道府県連。地方組織は他党にはない最も優れた力の源泉だ」と、再生には地方の力が不可欠との認識を示し協力を呼び掛けた。

 尾辻秀久参院議員会長は来年夏の参院選に触れ「剣が峰の戦い。地方議会勢力は圧倒的に自民党だ。一致団結を」と訴えた。

 地方側からは、マニフェスト(政権公約)についても「分かりにくかった」「民主党の後追いだ」などの不満が出た。

2009/09/04 19:38 【共同通信】

5903名無しさん:2009/09/05(土) 02:34:29
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090905k0000m010101000c.html

自民:全国幹事長会議 地方から苦言続々

全国幹事長会議で衆院選の敗北について陳謝する麻生首相=自民党本部で2009年9月4日午後2時6分、小林努撮影 自民党は4日、党本部で全国幹事長会議を開いた。衆院選に大敗し、地方代表からは党運営に対する批判が噴出したが、麻生太郎首相に代わる有力な新総裁候補は見当たらないうえ、来夏の参院選に向けた反転攻勢の手がかりも見いだせず、重苦しい再出発となった。

 首相は冒頭、「国会で活躍した多くの同志を失うことになり、残念至極だ。総裁としての責任を強く感じている」と謝罪し、頭を下げた。会場は拍手で応えたが、長野県連の石田治一郎幹事長が「わが党の支持者の30%が他党に移った。全員に反省してもらわないと党の再建はない」と口火を切ると、小選挙区で全敗した沖縄県連の翁長政俊幹事長も「政権運営、党運営が国民にノーを突きつけられた」と続いた。

 国会での首相指名選挙や党総裁選への対応が定まらないことにも不満が相次いだ。栃木県連の梶克之幹事長は「今の自民党は組織の体をなしていない」と指摘。高知県連の武石利彦幹事長は「今回の総裁選は派閥の力学でやってはいけない」と述べ、旧態依然とした後任選びを繰り返さないようクギを刺した。

 一方で、地方組織には今後の政治活動への不安も強い。「これからはどこに陳情に行けばいいのか」「野党経験のない私たちに野党活動ができるのか。中央につながる体制がないと盛り返すのは難しい」などの声に、保利耕輔政調会長は「まだ省庁とのパイプは十分に持っている。信頼関係があるので大丈夫だ」と説明したが、説得力を欠いた。

 谷川秀善参院幹事長は「参院選に勝って逆ねじれを起こし、政権奪取のとっかかりとしよう」と訴え、選挙態勢の立て直しに協力を求めた。これに対し、地方からは「今回のマニフェストは民主党と同じバラマキだ。保守政党として政策の違いをはっきり示さないと参院選はまた完敗する」(徳島県連)などと注文がついた。

 会議は約2時間で終了。新潟県連の渡辺惇夫幹事長は「党も厳然たる事実を突きつけられたのだから、これで反省しないのはおかしい」と記者団に語った。【塙和也】

◆全国幹事長会議での主な意見(発言順)

 宮崎県連 衆院選で何度も公認をお願いしたのに保留され、(保守分裂で)落選した。地方を尊重しない党本部への怒りは非常に大きい。

 徳島県連 政策が民主党と同じで大衆迎合になっている。違いを出さなければ次の参院選も完敗する。

 熊本県連 保守政党と民主党の対立軸がなくなっている。今の時代に合う新しい保守の理念を打ち立ててほしい。

 京都府連 民主党に政策で負けたことを認めざるを得ない。保守政党としてやるべきではなかった政策もあった。

 山形県連 野党経験のないわれわれに野党としての活動ができるのか。「自民空白区」の県議・市議は本当につらい。

 秋田県連 党総裁選の地方票を増やすのは制度を変えるのが難しいというが、やれば変えられる。中央から変えてほしい。

 福島県連 自民党のマニフェストは民主党より後から作ったのに、非常に分かりにくかった。党本部は発想を変えるべきだ。

 茨城県連 県医師会が反自民の先頭に立ち、高齢者の票がかなり流れた。社会保障費の削減は影響が大きく、弱者に対する政策見直しを大胆にやってほしい。

 静岡県連 7月の知事選で敗れ、今回も全選挙区で敗れた。次の県議会も危ない。その認識からスタートすべきだ。

 栃木県連 政策がすべて民主党の後追いだった。議員が簡単にマスコミに登場して組織を批判しているのも問題だ。組織の体をなしていない。

 山梨県連 民主党の子ども手当は非常に浸透した。自民党は若い人々のための政策が必要だ。

 新潟県連 民主党のマニフェストとの違いを分かりやすい形で地方に示してほしい。なかなか有権者に理解を得られない。

毎日新聞 2009年9月4日 21時46分(最終更新 9月4日 23時12分)

5904とはずがたり:2009/09/05(土) 03:21:54
<山形県>
選挙中の記事。

自公「バーター」過熱 選挙区と比例区で票譲り合う 双方に危機感
http://www2.asahi.com/senkyo2009/localnews/TKY200908280210.html
2009年8月26日

 「選挙区は自民に、比例区は公明に」――逆風下の選挙戦となっている自民党と公明党が、それぞれの「票」を選挙区と比例区で融通し合う「バーター」に躍起だ。選挙区で3議席維持を目指す自民は、一定の組織票を持つ公明の協力が欠かせない。一方、公明は前回05年総選挙の比例東北ブロックで悲願の2議席にわずかに届かず、再チャレンジの今回、自民票の上積みに期待を膨らます。(南日慶子)


 25日、山形市のJR山形駅前で開かれた公明党の演説会に、太田昭宏代表が姿を見せた。「何が何でも東北比例区2議席奪取。そして与党が勝つよう前進したい」と呼びかけると、支持者らが「そうだ」と気勢を上げた。

 公明は前回比例東北ブロックで目標の2議席獲得に約1万3千票足りず、1議席にとどまった。県内での得票は約9万6千票。今回、どうにか上積みをしなければ2議席確保はおぼつかない。

 自民も利害は一致する。加藤紘一県連会長は今月初めの党県連の会議で「公明党は各選挙区で最低限8千票から2万票をもっている。かなり確実な集票能力がある政党だ」と紹介。そのうえで、「公明党としてみれば、(比例東北で)1万3千票を上乗せできれば2議席とれる。そのかわり選挙区では必死に自民党を応援したい。そういう率直な話し合いが行われており、一種のバーターですが、これを我々はぜひ実行していきたい」と議員らに呼びかけた。

 公明は3選挙区で自民候補を推薦した。だが「自公協力のお手本」と言われ、前回の比例で公明が約3万7千票を獲得した2区は、公明への協力を熱心に呼びかけた遠藤武彦前衆院議員が引退。「前回並みの票獲得は難しい」との見方が大勢で、目減り分をほかで上積みする必要がある。

 公明が期待を寄せるのが、激戦の1区の自民前職遠藤利明氏だ。公明の前回1区の比例票は約2万9700票。今回は「3万票に載せたい」。一方、遠藤氏も民主への追い風に危機感を強め、公明の全面的な支援を待望している。

 公示前日の17日、上山市で開かれた決起集会で遠藤氏は「私には比例区で復活当選できる可能性はない。小選挙区しかない。だから比例は公明党にお願いします」と演説。公明県本部の寒河江政好代表は、前のめりになって拍手を送った。「遠藤さんも必死になってくれた。こうすればだんだん組織も動く」

 遠藤氏は25日の公明の演説会にも登場。公明支持者の間を握手して回ると、「遠藤コール」が起きた。ただ、バーターが計算通り行くかは自公とも計りかねている様子だ。

 公明は、自民の県議や市議にも「比例は公明」と徹底するよう求めているが、「温度差がある」と県本部幹部。

 一方、遠藤氏の陣営幹部も「遠藤コールなどこれまでなかった。その半面、公明の動員は少ない気がする」。そしてこう話す。「本格的に動き出すのはこれからだ。互いにきちんと動いたかは、結果が出れば分かる」

5905名無しさん:2009/09/05(土) 09:20:28
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2009090502000057.html
【社会】
自民県連 陳情だれに 総選挙で全滅…困った
2009年9月5日 朝刊

 衆院選で大敗し、十三県で小選挙区の全議席を失った自民党。中でも岩手、山梨、滋賀は比例代表での復活当選がなく、参院議員もいないため、自民党の“完全空白区”となった。同党の地方議員や首長らは「これから国への陳情は誰を頼ればいいのか」と頭を悩ませている。 (北川成史)

 「知事も民主党。国とのパイプ役がいなくなった」。四日午後、自民党本部で開かれた全国幹事長会議。岩手県連幹事長の千葉伝(つとう)県議は、困り果てた様子でそう発言した。

 「王国」とも呼ばれる小沢一郎・民主党代表代行の地元・岩手で、自民は最後の一議席を失い国会議員がゼロに。県内では東北横断自動車道などが整備中で、千葉さんは「東北地方で国会議員のいる県は陳情に協力してほしい」と呼び掛けた。

 山梨県は堀内光雄元通産相ら三人が全敗した。堀内さんは長年、超党派のリニア中央新幹線議連の会長を務めた。前島茂松・県連会長代行は「金丸信先生(故人、元副総裁)の地元で自民王国だったのに。国会議員がいなくなった県のために、党本部は窓口を作ってほしい」。九都府県で構成する建設期成同盟の愛知県の担当者は「超党派といっても自民が中心だった。当面は様子を見守るしかない」と落ち着かない様子で語った。

 参院議員が二人だけになった長野県。轟好人県連事務局長は、田中康夫・新党日本代表が知事時代にいったん中止した浅川ダムの建設計画の行方が気がかりだという。「参院の先生にがんばってもらうしかない」

 滋賀県は名神高速道路の湖東三山スマートインターチェンジの建設を推す自民前職が見直しを求める民主前職に敗れた。吉田清一・県連幹事長は「いろんなルートでお願いしていくしかない」と厳しい表情で語った。

5906チバQ:2009/09/05(土) 09:21:39
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2009090502000095.html
首相指名選挙 自民、白紙投票へ
2009年9月5日 朝刊

 自民党は四日、特別国会の首相指名選挙への対応について、白紙投票で臨む方向で調整に入った。執行部は当初、麻生太郎首相に投票する方針を示していたが、衆院選敗北の責任がある首相への投票に党内で反対論が相次ぎ、方針変更した。

 首相指名選挙の白紙投票は異例。執行部は八日の両院議員総会で、党内の意見を聞いた上、最終判断する。両院議員総会で首相が自ら白紙投票を要請する案や、十六日の特別国会を待たずに首相が党総裁を正式辞任し、総裁ポストを空席にする案も出ている。

 政府高官は四日、首相指名選挙について「党内は白紙に傾きつつある。白紙から出直すということだ」と述べた。

 町村派など党内の一部には、首相指名選挙で新総裁名を投票できるよう、総裁選を特別国会前に前倒しするよう求める意見も出ていた。しかし、首相と党三役は二日の会談で、総裁選の前倒しは日程的に困難との認識で一致。首相は「白紙でも何でも党内がまとまる方法でやってくれればいい」と述べていた。

5907名無しさん:2009/09/05(土) 09:24:05
http://www2.asahi.com/senkyo2009/news/TKY200909050001.html

地方自民ガタガタ 国会議員ゼロ、参院選「戦えるのか」
2009年9月5日5時30分

 衆院選の大敗を受け、自民党の地方組織に混乱が広がっている。各地で県連幹部が引責辞任し、国会議員が全員落選して後任が決められない県もある。「来年の参院選は戦えるのか」。党再生の見通しは立たず、不安が募るばかりだ。

 4日朝、秋田県議会の議員控室。自民党秋田県連の常任総務会が開かれ、鈴木洋一・県連会長が県議ら約25人を前に「責任を感じている」と述べた。鈴木会長はこの日、県連幹部に辞表を提出した。

 秋田県では、衆院選の三つの小選挙区で全員が落選。1人がかろうじて比例で復活当選した。参院議員は1人もいない。県選管によると、衆参ともに選挙区で自民党の国会議員が姿を消したのは、55年の自民党結党から初めてという。

 「負けた時だからこそ、まとまらなければ」。県連幹部らは慰留した。11日に再度、会長の進退や組織の立て直しについて話し合うという。

 山梨県連の清水武則幹事長も「金丸信(元副総裁)というとてつもない大物がいたが、いまや国会議員はゼロ」と嘆く。衆院選では三つの小選挙区で全敗。衆参両院で全議席を失った。1日の緊急会合で前島茂松・県連会長代行が辞任表明したが、新執行部は決められなかった。

 山梨県は金丸氏や中尾栄一・建設相らが輩出した「自民王国」。県連会長は慣例で国会議員が就いてきた。

 人選は難航が予想され、来夏の参院選(改選1)を危ぶむ声も上がっている。民主党は3選を目指す輿石東・参院議員会長を擁立する公算が大きい。「勝てる候補は見当たらない。新会長も簡単に決まらない」。中堅県議は嘆く。

 4日、東京・永田町の自民党本部で開かれた全国幹事長会議では、「知事も国会議員も全部民主。国と県をつなぐパイプ役がなくなった」(岩手)、「若返りを図って改革に邁進(まいしん)して欲しい」(滋賀)と地方から次々と悲痛な声があがった。

 「後出しじゃんけんなのに、マニフェストが民主よりわかりにくかった」(福島)。「政権運営や党の運営に国民からノーを突きつけられた」(沖縄)。党本部に対する不満も重なった。

 「医師会が白衣を着て街頭で民主党の応援をしていた」と衆院選を振り返る茨城県連の海野透幹事長は、「社会保障費の削減が大きく影響した。もう一回弱者への政策を見直してほしい」と党本部に注文をつけた。七つの小選挙区では1人しか当選しなかった。衆院選と同日にあった知事選でも推薦候補が大敗し、県連会長の山口武平氏(88)が辞任する意向を固めた。

 山口氏は87年から県連会長を務め、国会議員も頭を下げにいく「県政界のドン」。衆院選直後、山口氏は「(大敗は)おれ自身の問題ではない」と語っていたが、中堅県議や党員から「一般感覚とずれている」「このままなら党員を辞める」などの不満が高まり、態度を変えざるをえなかったという。

5908チバQ:2009/09/05(土) 10:35:43
http://yamauchi-koichi.cocolog-nifty.com/
2009年9月 4日 (金)
自民党再生の条件
世間は民主党政権の動向に注目している人がほとんどでしょうが、
私は自民党の再生に向けた総裁選に注目しています。

私の見立てでは、自民党の中は3つのグループに分かれています。

1)麻生首相等のタカ派路線純化の右派グループ
 *こういう人たちが、日教組たたきや歴史教科書問題等のイデオロギーで、
  自民党を再生させようとしていますが、支持が広がりにくいでしょう。

2)谷垣氏等の20世紀型福祉国家、リベラル路線のグループ
 *大きな政府路線、地方重視路線の人たちで民主党の主張と実は近いです。

3)中川秀直氏、武部氏、塩崎氏等の市場重視、小さな政府のグループ
 *小泉構造改革バッシングの中で弱体化したものの、民主党との対立軸は明確。
  経済成長重視、市場重視、小さな政府、脱官僚・脱中央集権を志向。

総裁選挙ではどの流れの人が総裁になるかによって、
自民党の再生が可能か否かの分かれ道になると思います。

いまの民主党は、バラマキ型の大きな政府、20世紀型福祉国家モデルを志向し、
反市場主義、反米、反グローバル化の路線に進んでいます。

1)や3)のグループであれば、自民VS民主の対立軸が明確です。
しかし、2)のグループだと、わかりにくい争いになるでしょう。

どのグループになるにせよ、自民党が再生するためには、
理念やビジョン、政治哲学の面で純化政策が必要だと思います。

言い換えれば、理念や政治哲学、政策があまりにも異なる人たちは、
自民党を出て行く必要が出てくると思います。

与党の自民党は、利権(既得権)が政党の結集軸として機能していた面があります。
野党の自民党は、利権がなくなった分、これまで以上に理念が重要になります。
利益誘導政治が難しくなった昨今、政治の世界で理念の重要性は増しています。

自民党が理念やビジョン、政治哲学の面である程度一致団結できる体制ができれば、
自民党の再生の条件が整ってくると思います。

もっとも総裁選で森元総理や青木元参議院議員会長が暗躍して、
出来レースで可もなく不可もない総裁が誕生したら、自民党再生は難しいでしょう。

自民党再生が難しい、と見切りをつけて自民党を出てくる人たちの中には、
みんなの党と理念やビジョンを共有できる人もいると思います。
そういう人たちも含めて、新しい政治をつくる原動力になりたいと思います。

5909名無しさん:2009/09/05(土) 11:45:14
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090904-OYT1T01041.htm


自民再建、募る不安…地方組織「どうすれば」
政権交代


自民党全国幹事長会議であいさつする麻生首相


 自民党は4日、都道府県連の幹事長などを集めた全国幹事長会議を党本部で開き、麻生首相(総裁)ら執行部が、惨敗に終わった衆院選結果を受けて陳謝した。

 また、執行部は他の党よりも強固とされる地方組織をテコに党の再建を図る方針を示したが、地方からは今後も組織力を維持できるかどうかについて、不安を訴える声が相次いだ。

 首相は会議の冒頭、「我々の力足らざることを深くおわび申し上げる」と神妙な表情で語り、頭を下げた。他の党幹部からも、「(政権が)統一的に運営されている感じが希薄だった」(細田幹事長)などと、おわびの言葉が続いた。

 これに対し、地方組織からは、「党内が混乱して支持者のひんしゅくを買い、自民党離れが起きた」(千葉県連)などと、党が結束できなかったことが大敗の原因だったと批判。16日の首相指名選挙への対応などを巡り、党内で不協和音が生じていることにも、「国会議員が割れている印象を与えられては、再起できない」(福島県連)と、怒りの矛先が向けられた。

 政権公約(マニフェスト)にも、「すべて民主党の後追いだ」(栃木県連)などと、不満がぶつけられた。

 執行部は、党再建に向け、地方議員数で民主党よりなお優位に立っていることを指摘し、「我々の最も優れた力の源泉」(首相)などと、県連を鼓舞した。

 しかし、地方組織からは、「市町村合併で核となる議員が激減し、支持層が狭まっている」(福岡県連)、「野党の立場で(今の組織と議員を)支えきれるかどうか」(山形県連)と、勢力衰退を心配する意見が続出した。業界・団体との関係についても、野党転落に伴い、「陳情や要望に対しどう対応すればいいのか」(富山県連)と戸惑う声が上がった。

 衆院選大敗を受け、執行部が「剣が峰の戦い」(尾辻参院議員会長)と位置づけるのは来年の参院選だ。しかし、関東地方のある県連幹事長は会議後、「業界・団体は、野党の自民党に振り向いてくれるだろうか。まして、民主党の幹事長は小沢氏だ。業界団体をつなぎとめる努力は、並大抵ではない」と深刻な表情で語った。

 一方、自民党は4日、総裁選挙管理委員会を衆院選後初めて開き、総裁選の日程を「18日告示・28日投開票」とする方針を確認した。日程は8日の総務会で正式決定する。同委員会の委員長には、野田毅・元自治相を選任した。

(2009年9月5日03時55分 読売新聞)

5910名無しさん:2009/09/05(土) 11:45:48
>>5909

http://www.yomiuri.co.jp/zoom/20090904-OYT9I01038.htm

5911名無しさん:2009/09/05(土) 12:41:13
http://www2.asahi.com/senkyo2009/news/TKY200909050001.html

地方自民ガタガタ 国会議員ゼロ、参院選「戦えるのか」2009年9月5日5時30分
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自民党全国幹事長会議では、党運営の不満を訴える地方の声が飛び交った=4日午後、自民党本部、河合博司撮影

  
 衆院選の大敗を受け、自民党の地方組織に混乱が広がっている。各地で県連幹部が引責辞任し、国会議員が全員落選して後任が決められない県もある。「来年の参院選は戦えるのか」。党再生の見通しは立たず、不安が募るばかりだ。

 4日朝、秋田県議会の議員控室。自民党秋田県連の常任総務会が開かれ、鈴木洋一・県連会長が県議ら約25人を前に「責任を感じている」と述べた。鈴木会長はこの日、県連幹部に辞表を提出した。

 秋田県では、衆院選の三つの小選挙区で全員が落選。1人がかろうじて比例で復活当選した。参院議員は1人もいない。県選管によると、衆参ともに選挙区で自民党の国会議員が姿を消したのは、55年の自民党結党から初めてという。

 「負けた時だからこそ、まとまらなければ」。県連幹部らは慰留した。11日に再度、会長の進退や組織の立て直しについて話し合うという。

 山梨県連の清水武則幹事長も「金丸信(元副総裁)というとてつもない大物がいたが、いまや国会議員はゼロ」と嘆く。衆院選では三つの小選挙区で全敗。衆参両院で全議席を失った。1日の緊急会合で前島茂松・県連会長代行が辞任表明したが、新執行部は決められなかった。

 山梨県は金丸氏や中尾栄一・建設相らが輩出した「自民王国」。県連会長は慣例で国会議員が就いてきた。

 人選は難航が予想され、来夏の参院選(改選1)を危ぶむ声も上がっている。民主党は3選を目指す輿石東・参院議員会長を擁立する公算が大きい。「勝てる候補は見当たらない。新会長も簡単に決まらない」。中堅県議は嘆く。

 4日、東京・永田町の自民党本部で開かれた全国幹事長会議では、「知事も国会議員も全部民主。国と県をつなぐパイプ役がなくなった」(岩手)、「若返りを図って改革に邁進(まいしん)して欲しい」(滋賀)と地方から次々と悲痛な声があがった。

 「後出しじゃんけんなのに、マニフェストが民主よりわかりにくかった」(福島)。「政権運営や党の運営に国民からノーを突きつけられた」(沖縄)。党本部に対する不満も重なった。

 「医師会が白衣を着て街頭で民主党の応援をしていた」と衆院選を振り返る茨城県連の海野透幹事長は、「社会保障費の削減が大きく影響した。もう一回弱者への政策を見直してほしい」と党本部に注文をつけた。七つの小選挙区では1人しか当選しなかった。衆院選と同日にあった知事選でも推薦候補が大敗し、県連会長の山口武平氏(88)が辞任する意向を固めた。

 山口氏は87年から県連会長を務め、国会議員も頭を下げにいく「県政界のドン」。衆院選直後、山口氏は「(大敗は)おれ自身の問題ではない」と語っていたが、中堅県議や党員から「一般感覚とずれている」「このままなら党員を辞める」などの不満が高まり、態度を変えざるをえなかったという。

5912名無しさん:2009/09/05(土) 12:45:42
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090905ddm005010009000c.html

自民党:全国幹事長会議 地方から苦言続々
 ◇組織の体をなしていない/総裁選は派閥力学でするな/これからどこに陳情に行けば
 自民党は4日、党本部で全国幹事長会議を開いた。衆院選に大敗し、地方代表からは党運営に対する批判が噴出したが、麻生太郎首相に代わる有力な新総裁候補は見当たらないうえ、来夏の参院選に向けた反転攻勢の手がかりも見いだせず、重苦しい再出発となった。【塙和也】

 首相は冒頭、「国会で活躍した多くの同志を失うことになり、残念至極だ。総裁としての責任を強く感じている」と謝罪し、頭を下げた。会場は拍手で応えたが、長野県連の石田治一郎幹事長が「わが党の支持者の30%が他党に移った。全員に反省してもらわないと党の再建はない」と口火を切ると、小選挙区で全敗した沖縄県連の翁長政俊幹事長も「政権運営、党運営が国民にノーを突きつけられた」と続いた。

 国会での首相指名選挙や党総裁選への対応が定まらないことにも不満が相次いだ。栃木県連の梶克之幹事長は「今の自民党は組織の体をなしていない」と指摘。高知県連の武石利彦幹事長は「今回の総裁選は派閥の力学でやってはいけない」と述べ、旧態依然とした後任選びを繰り返さないようクギを刺した。

 一方で、地方組織には今後の政治活動への不安も強い。「これからはどこに陳情に行けばいいのか」「野党経験のない私たちに野党活動ができるのか。中央につながる体制がないと盛り返すのは難しい」などの声に、保利耕輔政調会長は「まだ省庁とのパイプは十分に持っている。信頼関係があるので大丈夫だ」と説明したが、説得力を欠いた。

 谷川秀善参院幹事長は「参院選に勝って逆ねじれを起こし、政権奪取のとっかかりとしよう」と訴え、選挙態勢の立て直しに協力を求めた。これに対し、地方からは「今回のマニフェストは民主党と同じバラマキだ。保守政党として政策の違いをはっきり示さないと参院選はまた完敗する」(徳島県連)などと注文がついた。

 会議は約2時間で終了。新潟県連の渡辺惇夫幹事長は「党も厳然たる事実を突きつけられたのだから、これで反省しないのはおかしい」と記者団に語った。

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 ◆全国幹事長会議での主な意見(発言順)

 ◇宮崎県連
 衆院選で何度も公認をお願いしたのに保留され、(保守分裂で)落選した。地方を尊重しない党本部への怒りは非常に大きい。

 ◇徳島県連
 政策が民主党と同じで大衆迎合になっている。違いを出さなければ次の参院選も完敗する。

 ◇熊本県連
 保守政党と民主党の対立軸がなくなっている。今の時代に合う新しい保守の理念を打ち立ててほしい。

 ◇京都府連
 民主党に政策で負けたことを認めざるを得ない。保守政党としてやるべきではなかった政策もあった。

 ◇山形県連
 野党経験のないわれわれに野党としての活動ができるのか。「自民空白区」の県議・市議は本当につらい。

 ◇秋田県連
 党総裁選の地方票を増やすのは制度を変えるのが難しいというが、やれば変えられる。中央から変えてほしい。

 ◇福島県連
 自民党のマニフェストは民主党より後から作ったのに、非常に分かりにくかった。党本部は発想を変えるべきだ。

 ◇茨城県連
 県医師会が反自民の先頭に立ち、高齢者の票がかなり流れた。社会保障費の削減は影響が大きく、弱者に対する政策見直しを大胆にやってほしい。

 ◇静岡県連
 7月の知事選で敗れ、今回も全選挙区で敗れた。次の県議会も危ない。その認識からスタートすべきだ。

 ◇栃木県連
 政策がすべて民主党の後追いだった。議員が簡単にマスコミに登場して組織を批判しているのも問題だ。組織の体をなしていない。

 ◇山梨県連
 民主党の子ども手当は非常に浸透した。自民党は若い人々のための政策が必要だ。

 ◇新潟県連
 民主党のマニフェストとの違いを分かりやすい形で地方に示してほしい。なかなか有権者に理解を得られない。

毎日新聞 2009年9月5日 東京朝刊

5913名無しさん:2009/09/05(土) 12:49:08
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2009090502000057.html

【社会】
自民県連 陳情だれに 総選挙で全滅…困った
2009年9月5日 朝刊

自民党全国幹事長会議で頭を下げ、衆院選惨敗を陳謝する麻生首相(中央)。左は細田幹事長、右は笹川総務会長=4日、東京・永田町の自民党本部で


 衆院選で大敗し、十三県で小選挙区の全議席を失った自民党。中でも岩手、山梨、滋賀は比例代表での復活当選がなく、参院議員もいないため、自民党の“完全空白区”となった。同党の地方議員や首長らは「これから国への陳情は誰を頼ればいいのか」と頭を悩ませている。 (北川成史)

 「知事も民主党。国とのパイプ役がいなくなった」。四日午後、自民党本部で開かれた全国幹事長会議。岩手県連幹事長の千葉伝(つとう)県議は、困り果てた様子でそう発言した。

 「王国」とも呼ばれる小沢一郎・民主党代表代行の地元・岩手で、自民は最後の一議席を失い国会議員がゼロに。県内では東北横断自動車道などが整備中で、千葉さんは「東北地方で国会議員のいる県は陳情に協力してほしい」と呼び掛けた。

 山梨県は堀内光雄元通産相ら三人が全敗した。堀内さんは長年、超党派のリニア中央新幹線議連の会長を務めた。前島茂松・県連会長代行は「金丸信先生(故人、元副総裁)の地元で自民王国だったのに。国会議員がいなくなった県のために、党本部は窓口を作ってほしい」。九都府県で構成する建設期成同盟の愛知県の担当者は「超党派といっても自民が中心だった。当面は様子を見守るしかない」と落ち着かない様子で語った。

 参院議員が二人だけになった長野県。轟好人県連事務局長は、田中康夫・新党日本代表が知事時代にいったん中止した浅川ダムの建設計画の行方が気がかりだという。「参院の先生にがんばってもらうしかない」

 滋賀県は名神高速道路の湖東三山スマートインターチェンジの建設を推す自民前職が見直しを求める民主前職に敗れた。吉田清一・県連幹事長は「いろんなルートでお願いしていくしかない」と厳しい表情で語った。

5914名無しさん:2009/09/05(土) 12:55:22
http://mainichi.jp/area/ibaraki/news/20090905ddlk08010190000c.html

激震「自民王国」の崩壊:圧勝の民主内に亀裂 /茨城
 衆院選は民主党の大勝に終わり、県内でも国政の勢力図を塗り替えた。改選時の1人から、比例単独を合わせて一気に9人の衆院議員が誕生し、県連が当初掲げた「過半数で勝ち、県内から政権交代」という目標を大きく上回った。しかし、高まる有権者の期待に組織機能が追い付かないのが実態で、民主党県連も地域基盤の強化と組織刷新が突き付けられている。

 「党に対する期待を裏切る行為だ」。今月1日、衆院選に全面協力した支持団体の連合茨城は、長谷川修平幹事長に、比例代表の候補者選定を巡る不満を文書で申し入れた。公示直前に党本部主導で比例名簿が決まり、連合系候補が入らなかったことへの不満が背景にある。連合幹部は「不透明な決め方は自民党の専売特許だ」と怒りが収まらない様子で、政権交代に酔う県連にクギを刺す。

 保守王国の中で、民主県連は常に「労組頼み」との評価が付きまとってきた。だが、今回の小選挙区の当選者のうち労組出身は大畠章宏代表のみで、保守系から無党派層まで支持基盤の広がりを示した。長谷川幹事長は、県医師連盟や郵政政策研究会など保守系支持団体の協力で「自民党支持層を切り崩せた」と分析する。連合の不満は、肥大化する県連の中で存在感が薄まることへの危機感の表れとも言える。

 支持組織との関係を重視する余り、知事選で候補者擁立を断念した点は、県連内部にもしこりを残した。衆院3区で返り咲きを果たした小泉俊明氏は「(知事候補を)立てたら圧勝していた。これだけ地殻変動が起きてるのに、立てられなかった県連の責任は大きい」と声高に非難する。しかし、民主候補を支持した元保守系地方議員は「知事候補を出していれば関係はこじれていたはず」と、衆院選への集中を勝因の一つに挙げる。

 組織内外の不満を内包しながら、来年には参院選、県議選が控える。特に国会議員の数を下回る県議選対策は喫緊の課題だ。長谷川幹事長は「県議会でも政権交代を目指す」と全選挙区での候補者擁立を目標に掲げる。

 5選を果たした橋本昌氏との関係も焦点となる。橋本氏は1日、連合幹部にあいさつに訪れた際、「これから議会運営が難しくなる」と県議選にも言及し、「支援」を求めた。

 連合幹部は「政権交代した後に県議選で有権者に選択肢を示せないと、知事選より影響は深刻だ」と懸念。「(人選は)自民からのくら替えも含めて考える」と早くも県内の「政権交代」を臨んだ揺さぶりが始まっている。【山崎理絵、八田浩輔】

毎日新聞 2009年9月5日 地方版

5915名無しさん:2009/09/05(土) 12:56:37
>>5914 誤爆でした。。。。

5916名無しさん:2009/09/05(土) 13:17:55
>地方組織の代表から名前が挙がった総裁候補は石原伸晃幹事長代理、石破茂農相、
>谷垣禎一元財務相らで、中堅への期待が高まっている。

http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0002311353.shtml

自民、地方の不満噴出 全国幹事長会議 

自民党の全国幹事長会議で発言を聞く麻生首相(左)=4日午後、東京・永田町の党本部

 自民党が4日開いた全国幹事長会議で、衆院選惨敗を招いた執行部の党運営に地方側から厳しい批判が相次いだ。衆院議員の激減によって、麻生太郎総裁の後継を決める総裁選では国会議員票200に対し地方票は300となり、相対的に地方が発言力を増すのは確実。28日に選出される総裁ら新執行部の党運営に大きな影響を与える可能性もあり、地方が党再生の鍵を握りそうだ。

 「総裁選を通じて大いに議論し、新総裁、新体制の下で信頼に足る新しい自民党を築き上げていただきたいと念願する」。麻生氏は会議の冒頭、短いあいさつの中で「おわび申し上げる」と3度繰り返した。

 麻生内閣への批判が高まっていた昨年12月に開いた前々回の会議は、大半が非公開。地方側に発言の機会を与えず、結束を演出した。前回1月は地方が発言を控えた。しかし、この日は公開の下、地方側の批判は容赦なかった。

 「政権運営、党運営にノーを突き付けられた」(沖縄県連)「政策で民主党に負けたと認めざるを得ない」(京都府連)などと、30近い地方組織が発言。細田博之幹事長や保利耕輔政調会長が説明に努めたが、麻生総裁が答弁に立つことはなかった。

 地方側が与えた試金石は、まず16日の特別国会での首相指名選挙で対応を一本化できるかどうか。千葉県連は「麻生総裁でも年長者の名前でもいい。全党一致で投票することが、反省して立ち直る印象を与える」と指摘。全国幹事長連絡協議会会長を務める長野県連の石田治一郎幹事長は「一本化できなければ解散してほしい」と迫った。

 その後の総裁選についても、地方側の懸念は消えない。党内に依然として派閥単位の動きが見えるためだ。高知県連は「総裁選は再生の一歩。派閥の力学で決めてはいけない」とけん制。会議後も「昔の人が出てきて調整しているのが見える。再スタートという意味ではおかしい」(山形県連)との批判が出た。

 地方組織の代表から名前が挙がった総裁候補は石原伸晃幹事長代理、石破茂農相、谷垣禎一元財務相らで、中堅への期待が高まっている。

 地方側が執行部を突き上げたのは、2011年の統一地方選などを視野に、地方議会の勢力を維持できるのかという不安の裏返しでもある。

 尾辻秀久参院議員会長は「国政でこそ民主党かもしれないが、地方議会勢力は圧倒的に私どもにある」と持ち上げたが、静岡県連は「本当にそうか。静岡県議会は次の統一地方選でおそらく拮抗(きっこう)した数字になる」と危機感をにじませた。


 麻生総裁ら党幹部の沈痛な表情に、兵庫県連の五島壮幹事長は「まだ放心状態という感じがした」と感想を漏らした。会議では各県連から党本部への不満が続出したが「党の再生に向けて頑張ろうという地方の気迫を感じた」と評価。「来年の参院選は絶対に負けられない。今後、党として若手のリーダーを育てていくことも重要な課題だ」と厳しい表情で語った。

(9/5 10:00)

5917名無しさん:2009/09/05(土) 13:24:30
http://mainichi.jp/area/ibaraki/news/20090905ddlk08010188000c.html

自民県連:山口会長辞任へ 次期会長選び、かいらい体制阻止へ 党員選挙訴え /茨城
 ◇中堅県議、党員選挙訴え
 自民党県連の山口武平会長=似顔絵=が衆院選と知事選の大敗で引責辞任する意向を固めたことを受け、県連幹部や県議の中で4日、党内では22年ぶりとなる後継会長選びの議論が本格化した。来年の参院選・県議選に向け出直しを図りたい若手・中堅県議らは、党員投票を含む「会長選」の実施を要求する構えを見せている。民主的手続きを踏むことで、新執行部が山口氏のかいらい体制となるのを阻止する狙い。山口会長が正式に辞任を表明する7日の議員会で、会長選の提案が出る見通しだ。

 山口会長は87年に現職県議では初めて県連会長に就任した。この時の選出方法は、県連が役員選考委員会で人事を内定し、県連定期大会で正式に選出するという形を取った。

 ポスト山口体制を巡っては、今年2月の県連大会で「会長代行」が新設され、長谷川大紋参院議員が幹事長から昇格。山口会長後継の最有力候補と位置付けられてきた。しかし、長谷川氏は知事選の敗北を受け引責辞任する意向を示しており、後継ポストは白紙化した状態となっている。

 保守分裂となった知事選は、県連が推薦した小幡政人氏の擁立過程が不透明だという反発が下部組織に広がったことが最大の要因だった。このため、中堅・若手県議は会長選出方法について「透明性の高いやり方」についてグループ別に議論を進め、密室の指名をけん制する作戦だ。ある若手議員は「出直す姿勢を県民に示すため、議員だけでなく党員を巻き込んだ方がいい」と、党員選挙を訴えている。

 また、役員人事についても、会長指名で議員会と党大会で承認したトップダウン方式を見直すべきだとの意見が上がっており、7日の議員会で県連執行部がどこまでこうした要望を受け入れるかが焦点となる。【八田浩輔、秋田浩平】

毎日新聞 2009年9月5日 地方版

5918名無しさん:2009/09/05(土) 15:26:49
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009090500190

世代間対立強まる=総裁選、派閥主導に若手反発−自民
 自民党の麻生太郎総裁(首相)の後継を選ぶ総裁選は、ベテラン対若手の対立が強まり、混迷の度を深めている。衆院選惨敗で危機感が募る衆院当選2〜5回の中堅・若手有志は候補擁立も目指して動きを活発化。一方、派閥領袖クラスは各派の根回しなど下手に動けば「派閥主導」のレッテルを張られかねず、身動きが取れない状況だ。
 「くれぐれも16日の首相指名選挙の前に新総裁を決めないでほしい」。衆院当選4回の梶山弘志氏らは4日、党本部で細田博之幹事長に「18日告示、28日投票」の総裁選日程を動かさないよう申し入れた。
 町村派相談役の森喜朗元首相、同派会長の町村信孝前官房長官が総裁選日程の前倒しを求めたことに対し、梶山氏らは派閥主導の総裁選阻止に動き、衆院選総括や党再生を議論する新組織の設置も細田氏に約束させた。
 梶山氏は後藤田正純氏ら中堅・若手有志と連日会合を重ね、約30人のメンバーを確保。「派閥解消こそが党再生への出発点」との声も出ている。
 こうした中堅・若手の動きに、ベテランは神経をとがらせている。森氏は3日夜、古賀派会長の古賀誠選対本部長代理と都内で会談。関係者によると、両氏は「派閥で総裁候補を決めるのはまずい」との考えで一致したという。
 派閥領袖やベテランが密室で総裁候補擁立に動くだけで、「党のイメージが悪化する」と若手議員は指摘する。古賀氏は4日、派内に待望論もある谷垣禎一元国土交通相と会談したが、この後、記者団に「派閥で候補者を絞って総裁選に臨むことには慎重であるべきだ」と自嘲(じちょう)気味に語った。
 ただ、若手らにも明確な展望はなく、誰を総裁候補とするかは不透明。総裁選をめぐる動きは週明け8日の両院議員総会以降、本格化する。 (2009/09/05-14:52)

5919名無しさん:2009/09/05(土) 15:47:08
時事のまとめ。
「無派閥」の表記は記事にはありませんが、書き忘れだと思われるので勝手に私が加えました。


http://www.jiji.com/jc/zc?k=200908/2009083101206

衆院党派別派閥別名簿(自民) 当選

 ▽自 民 119人 
【古賀派】25人
古賀  誠69(福 岡7)(10)       谷垣 禎一64(京 都5)(10)☆ 
川崎 二郎61(比東 海)(9)☆      逢沢 一郎55(岡 山1)(8)☆ 
金子 一義66(岐 阜4)(8)☆      園田 博之67(熊 本4)(8)☆ 
中谷  元51(高 知2)(7)☆      村田 吉隆65(比中 国)(7)  
岸田 文雄52(広 島1)(6)☆      山本 公一61(愛 媛4)(6)☆ 
遠藤 利明59(比東 北)(5)☆      佐藤  勉57(比北関東)(5)☆ 
塩崎 恭久58(愛 媛1)(5)☆      菅  義偉60(神奈川2)(5)☆ 
竹本 直一68(比近 畿)(5)☆      西野あきら69(大 阪13)(5)☆ 
宮腰 光寛58(富 山2)(5)☆      山本 幸三61(比九 州)(5)  
小野寺五典49(宮 城6)(4)☆      北村 誠吾62(比九 州)(4)☆ 
平井 卓也51(比四 国)(4)☆      福井  照55(高 知1)(4)☆ 
三ツ矢憲生58(三 重5)(3)       小里 泰弘50(鹿児島4)(2)☆ 
徳田  毅38(鹿児島2)(2)☆       
【町村派】23人
森  喜朗72(石 川2)(14)☆      中川 秀直65(比中 国)(10)☆ 
衛藤征士郎68(比九 州)(9)☆      町村 信孝64(比北海道)(9)☆ 
長勢 甚遠65(比北信越)(7)☆      細田 博之65(島 根1)(7)☆ 
安倍 晋三54(山 口4)(6)☆      小池百合子57(比東 京)(6)☆ 
塩谷  立59(比東 海)(6)☆      木村 太郎44(青 森4)(5)☆ 
下村 博文55(東 京11)(5)☆     高市 早苗48(比近 畿)(5)☆ 
谷畑  孝62(比近 畿)(5)☆      山本  拓57(福 井2)(5)☆ 
高木  毅53(福 井3)(4)☆      馳   浩48(比北信越)(4)☆ 
松野 博一46(比南関東)(4)☆      吉野 正芳61(比東 北)(4)☆ 
柴山 昌彦43(比北関東)(3)☆      谷川 弥一68(比九 州)(3)☆ 
西村 康稔46(兵 庫9)(3)☆      稲田 朋美50(福 井1)(2)☆ 
北村 茂男63(比北信越)(2)☆       
【山崎派】16人
野田  毅67(比九 州)(13)       甘利  明60(比南関東)(9)☆ 
大野 功統73(香 川3)(8)       武部  勤68(比北海道)(8)☆ 
石原 伸晃52(東 京8)(7)☆      田野瀬良太郎65(奈 良4)(6)☆ 
林  幹雄62(比南関東)(6)☆      田中 和徳60(比南関東)(5)☆ 
平沢 勝栄63(東 京17)(5)☆     石田 真敏57(比近 畿)(4)☆ 
金子 恭之48(熊 本5)(4)☆      坂本 哲志58(熊 本3)(3)☆ 
武田 良太41(福 岡11)(3)☆     古川 禎久44(宮 崎3)(3)☆ 
森山  裕64(鹿児島5)(3)☆      平  将明42(比東 京)(2)☆  
【津島派】13人
鳩山 邦夫60(福 岡6)(11)☆      額賀福志郎65(比北関東)(9)☆ 
石破  茂52(鳥 取1)(8)☆      佐田玄一郎56(比北関東)(7)  
鴨下 一郎60(比東 京)(6)☆      茂木 敏充53(栃 木5)(6)☆ 
大村 秀章49(比東 海)(5)☆      田村 憲久44(比東 海)(5)☆ 
小渕 優子35(群 馬5)(4)☆      河井 克行46(比中 国)(4)  
新藤 義孝51(比北関東)(4)☆      竹下  亘62(島 根2)(4)☆ 
加藤 勝信53(岡 山5)(3)☆

5920名無しさん:2009/09/05(土) 15:47:30
>>5919

【伊吹派】8人
伊吹 文明71(比近 畿)(9)☆      河村 建夫66(山 口3)(7)☆ 
古屋 圭司56(比東 海)(7)☆      柳本 卓治64(比近 畿)(6)  
江藤  拓49(宮 崎2)(3)☆      谷  公一57(比近 畿)(3)☆ 
松浪 健太38(比近 畿)(3)☆      長島 忠美58(比北信越)(2)   
【麻生派】8人
麻生 太郎68(福 岡8)(10)       森  英介61(千 葉11)(7)☆ 
山口 俊一59(比四 国)(7)☆      岩屋  毅52(比九 州)(5)☆ 
河野 太郎46(神奈川15)(5)☆     松本  純59(比南関東)(4)☆ 
井上 信治39(東 京25)(3)☆     永岡 桂子55(比北関東)(2)☆  
【高村派】5人
高村 正彦67(山 口1)(10)☆      大島 理森62(青 森3)(9)☆ 
村上誠一郎57(愛 媛2)(8)☆      山本 有二57(高 知3)(7)☆ 
江渡 聡徳53(青 森2)(4)☆  
【二階派】1人
二階 俊博70(和歌山3)(9)☆      
【無派閥】20人
加藤 紘一70(山 形3)(13)☆ 保利 耕輔74(佐 賀3)(11)       
与謝野 馨71(比東 京)(10)☆ 福田 康夫73(群 馬4)(7)       
野田 聖子48(比東 海)(6)☆ 浜田 靖一53(千 葉12)(6)☆     
今村 雅弘62(比九 州)(5)☆ 棚橋 泰文46(岐 阜2)(5)☆      
梶山 弘志53(茨 城4)(4)☆ 後藤田正純40(徳 島3)(4)☆      
秋葉 賢也47(比東 北)(3)  菅原 一秀47(比東 京)(3)☆      
赤沢 亮正48(鳥 取2)(2)☆ 阿部 俊子50(比中 国)(2)☆      
近藤三津枝56(比近 畿)(2)  伊東 良孝60(北海道7)(1)☆      
金田 勝年59(比東 北)(1)☆ 小泉進次郎28(神奈川11)(1)      
斎藤  健50(比南関東)(1)☆ 橘 慶一郎48(富 山3)(1)☆  
    
(2009/08/31-16:18)

5921チバQ:2009/09/05(土) 16:33:10
http://www.asahi.com/politics/update/0905/TKY200909050078.html
首相「バー、いつから行ける」来客まばら、たそがれ官邸
2009年9月5日15時3分

 政権交代を前に、主の代わる首相官邸はひっそりとしている。すでに政策の司令塔機能は停止し、来客もまばら。ただ、麻生首相には重圧からの解放感もあるようだ。

 総選挙翌日の8月31日以来、官邸への来客は4日までの5日間で計21人と、選挙前の半分以下になった。外国首脳の来訪はブータンの首相1人で、省庁幹部も新旧防衛事務次官の交代のあいさつを含め、計3人にとどまる。

 首相は5日から7日まで、公務の日程は全くない。周辺で働くスタッフも手持ちぶさたとなり「本を大量に買い込んだ」という。

 民主党の岡田克也幹事長と直嶋正行政調会長が2日、河村官房長官に政権移行に向けた協力を要請し、外務省など一部の省庁は引き継ぎ作業に入った。だが官邸は「新政権で官邸の体制がどうなるかわからないし、引き継ぐ相手がわからない」(首相周辺)と動きがとれないでいる。

 選挙前、毎日1回あった首相の「ぶら下がり取材」も、選挙後はない日の方が多い。特別国会での首相指名選挙について問われ、「あなたが聞くべき相手は党幹事長。総裁ではありません」といらだって答えたこともあった。河村長官から今後も取材に応じるよう求められ、「丁寧にやるよ。ちゃんとした質問をすれば」と語ったという。

 首相は3日、総選挙で応援を頼んだ17の業界団体を回った。日本歯科医師会では「応援していただいたのに残念な結果で申し訳ない」と神妙だったが、実は選挙翌日には周辺にこう聞いていた。「ホテルのバーには、いつから行っていいんだ?」(石塚広志)

5922チバQ:2009/09/05(土) 16:36:27
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009090500190
世代間対立強まる=総裁選、派閥主導に若手反発−自民
 自民党の麻生太郎総裁(首相)の後継を選ぶ総裁選は、ベテラン対若手の対立が強まり、混迷の度を深めている。衆院選惨敗で危機感が募る衆院当選2〜5回の中堅・若手有志は候補擁立も目指して動きを活発化。一方、派閥領袖クラスは各派の根回しなど下手に動けば「派閥主導」のレッテルを張られかねず、身動きが取れない状況だ。
 「くれぐれも16日の首相指名選挙の前に新総裁を決めないでほしい」。衆院当選4回の梶山弘志氏らは4日、党本部で細田博之幹事長に「18日告示、28日投票」の総裁選日程を動かさないよう申し入れた。
 町村派相談役の森喜朗元首相、同派会長の町村信孝前官房長官が総裁選日程の前倒しを求めたことに対し、梶山氏らは派閥主導の総裁選阻止に動き、衆院選総括や党再生を議論する新組織の設置も細田氏に約束させた。
 梶山氏は後藤田正純氏ら中堅・若手有志と連日会合を重ね、約30人のメンバーを確保。「派閥解消こそが党再生への出発点」との声も出ている。
 こうした中堅・若手の動きに、ベテランは神経をとがらせている。森氏は3日夜、古賀派会長の古賀誠選対本部長代理と都内で会談。関係者によると、両氏は「派閥で総裁候補を決めるのはまずい」との考えで一致したという。
 派閥領袖やベテランが密室で総裁候補擁立に動くだけで、「党のイメージが悪化する」と若手議員は指摘する。古賀氏は4日、派内に待望論もある谷垣禎一元国土交通相と会談したが、この後、記者団に「派閥で候補者を絞って総裁選に臨むことには慎重であるべきだ」と自嘲(じちょう)気味に語った。
 ただ、若手らにも明確な展望はなく、誰を総裁候補とするかは不透明。総裁選をめぐる動きは週明け8日の両院議員総会以降、本格化する。 (2009/09/05-14:52)

5923名無しさん:2009/09/05(土) 16:47:20
http://mainichi.jp/area/tottori/news/20090905ddlk31010669000c.html

民主政権:新政権、付き合い方模索 土建業界に戸惑いの声 /鳥取
 民主党政権誕生を16日に控え、自民党とのパイプを培っていた土建業界から戸惑いの声が上がっている。

 県によると、県の公共事業の予算は98年度の約1658億円をピークに減少し、08年度は約677億円にまで縮小している。県建設業協会理事を務める鳥取市の建設会社社長は「田舎には産業がないし、格差是正のために公共事業が鳥取には必要」と訴える。

 民主党は子ども手当てなどマニフェストで掲げた政策の財源を公共事業や補助金など「ムダの排除」で確保する方針。ただでさえ小さくなったパイがより小さくなるのではないか。建設業界は不安を募らせている。

 県内では、2小選挙区で自民前職が当選したが、衆院全体では民主党が空前の勝利を納めた。同協会の藤原正会長は「民主のパイプが強い自治体が公共事業をとってくることになるのではないか」と不安を隠さない。

 一方で、そもそも民主党にこれまでの「陳情型」が通用するのか戸惑う声も。民主党の川上義博・参院議員は業界団体の代表者を招いた意見交換会を重ねて「不安を解消する」とするが、建設業者からは「他の団体も一緒に形だけの意見交換をしてもあまり意味がない」との冷めた声も出ている。

 県幹部は「これまで事業化にあと一押しの時は自民党の議員にお願いしていたが、これからはアプローチの仕方が分からない」と苦慮。道路整備など公共事業を必要とする他県と情報交換し、民主新政権との付き合い方を模索している。【宇多川はるか】

毎日新聞 2009年9月5日 地方版

5924チバQ:2009/09/05(土) 17:23:47
当選1・2回の少なさが目立つ以外は、意外とバランス取れてますね。
(2回も長島・近藤は次回強制引退とすると8人しか残らない)
372 :無党派さん:2009/09/05(土) 13:19:32 ID:G8szR/Sf
>>257
老壮青のバランスは言う程悪くない。

自民は老害の長老議員ばかりで中堅若手が居なくなったと言われるがそんなことはなかった。
当選10回以上の長老は1割以下、4〜6回の中堅が4割超、3回以下が4分の1。
知名度が高い議員が目立つというだけの話。

自民党衆議院議員の当選回数別一覧
14回 1人(0.8%) 森喜朗
13回 2人(1.7%) 加藤紘一、野田毅
11回 2人(1.7%) 鳩山邦夫、保利耕輔、
10回 6人(5.0%) 与謝野馨、谷垣禎一、中川秀直、高村正彦、古賀誠、麻生太郎
*9回 8人(6.7%) 衛藤征士郎(参1)、町村信孝、大島理森、額賀福志郎、甘利明、川崎二郎、伊吹文明、二階俊博
*8回 7人(5.9%) 武部勤、金子一義、石破茂、逢沢一郎、大野功統、村上誠一郎、園田博之
*7回12人(10.1%) 
 福田康夫、佐田玄一郎、森英介、石原伸晃、長勢甚遠、古屋圭司、細田博之、村田吉隆、河村建夫、山口俊一、
 中谷元、山本有二
*6回12人(10.1%)
 小池百合子(参1)、茂木敏充、浜田靖一、林幹雄、鴨下一郎、野田聖子、塩谷立、柳本卓治、田野瀬良太郎、岸田文雄、
 安倍晋三、山本公一
*5回21人(17.6%)
 谷畑孝(参1)、塩崎恭久(参1)、木村太郎、遠藤利明、佐藤勉、菅義偉、河野太郎、田中和徳、下村博文、平沢勝栄、
 宮腰光寛、山本拓、棚橋泰文、大村秀章、田村憲久、西野陽、竹本直一、高市早苗、山本幸三、今村雅弘、岩屋毅
*4回18人(15.1%)
 馳浩(参1)、江渡聡徳、小野寺五典、吉野正芳、梶山弘志、小渕優子、新藤義孝、松野博一、松本純、高木毅、
 石田真敏、竹下亘、河井克行、後藤田正純、平井卓也、福井照、北村誠吾、金子恭之
*3回15人(12.6%)
 森山裕(参1)、秋葉賢也、柴山昌彦、井上信治、菅原一秀、三ツ矢憲生、松浪健太、西村康稔、谷公一、加藤勝信、
 武田良太、谷川弥一、坂本哲志、江藤拓、古川禎久
*2回10人(8.4%) 永岡桂子、平将明、長島忠美、北村茂男、稲田朋美、近藤三津枝、赤澤亮正、阿部俊子、徳田毅、小里泰弘
*1回 5人(4.2%) 金田勝年(参2)、伊東良孝、斎藤健、小泉進次郎、橘慶一郎

5925とはずがたり:2009/09/05(土) 18:25:23
>>5919-5920 >>5924
あざーっす。自民党の方向性さぐるのにこんなの欲しいなと思ってました。

5926 ◆ESPAyRnbN2:2009/09/05(土) 20:03:06
問題は年齢と世襲のバカ息子ではないかと。
4年前、小沢こそ63歳だったが、鳩山・菅58歳、岡田52歳、野田48歳、長妻・馬淵45歳、
前原・安住・川内・山井43歳、枝野・玄葉41歳であった。

●選挙区勝利
70代 保利、大野、福田、森元*
60代 麻生、加藤、森山*、園田、河村*、細田、高村、平沢*、竹下、古賀*、西野*、金子一、鳩山、二階
    山本公、谷垣、森英、田野瀬*、(伊東*)、スガ*、大島
50代 安倍、石破、中谷、宮腰*、江渡、石原、加藤、浜田、山本有*、村上、茂木*、岸田、高木*、坂本
    梶山、逢沢、下村*、(小里)、三ツ矢*、塩崎、山本拓
40代 古川*、小野寺、西村、武田、江藤、河野、金子恭*、(橘)、棚橋、木村、(稲田*)、(赤沢)
30代 小渕、井上*、(徳田)、後藤田
20代 (小泉)

*は非世襲、( )は小泉チルドレン+新人
※今年1月1日の満年齢を基本にしているので、少しズレがあるかもしれません。

5927チバQ:2009/09/05(土) 22:34:04
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090905-OYT1T00869.htm
国会対策も完全掌握…「小沢支配」強まる

 民主党の鳩山代表は、幹事長に内定した小沢代表代行との5日の会談で、国会の人事や運営を小沢氏に全面的に委ねる意向を伝えた。

 小沢氏は代表当時から直轄してきた選挙対策に加え、国会対策も完全に掌握し、強力な権限を確立することになる。与党の「小沢支配」は一段と強まる見通しだ。

 鳩山氏と小沢氏の会談は、党本部で約1時間行われた。会談後、小沢氏は記者団に、16日召集の特別国会の対応も協議したことを明らかにし、「国会等のことは人事も含めて幹事長に任せるから、しっかりやってくれ、というのが結論だ」と語った。

 特別国会では、衆院選で大勝した民主党が議長を始め、常任・特別委員長ポストの大半を獲得する見込みだ。国会運営を全権委任された小沢氏は、ベテラン・中堅議員に割り当てられるこれらの人事に強い影響力を及ぼすことになった。同時に、従来は代表が指名してきた党国会対策委員長人事も、小沢氏の意向に沿って決まると見られる。

 民主党は幹事長の職務を、規約で「党の運営および国会活動を統括する」と定めているが、国会運営の指揮・命令の権限は、「党の国会対策活動を統括する」とされた国対委員長との間であいまいになってきた。このため、両者の方針が食い違い、執行部内で摩擦を生じることもしばしばだったが、新体制では小沢氏の下に一元化される。

 長年、政権与党の座にあった自民党の幹事長は、選挙の公認調整、国会対策、党の役職や資金の配分を一手に保有し、時に首相(総裁)をしのぐ強大な影響力を行使してきた。小沢氏は今回、党人事や財務に加え、選挙と国会を自らの支配下においたことで、古巣の自民党幹事長に匹敵する権限を手中にした形だ。

 しかも、小沢氏が自民党幹事長を務めた1989年〜91年と比べると、当時は参院で自民党が少数与党だったのに対し、今回は衆院で300議席を超える勢力を持ち、参院でも連立与党で過半数を確保する有利な状況にある。

 民主党の福山哲郎政調会長代理は5日のTBS番組で、小沢氏の幹事長就任に関し、「党は任せるから、内閣の方で一生懸命やりたいという鳩山氏の思いの表れで、役割分担が非常に明確だ」と指摘した。

 ただ、「役割分担」が円滑に進むかどうかは不透明だ。民主党は政策決定を内閣に一元化し、党には口出しさせないとしているが、政治主導の体制を強化することの一つを取っても、国会で関連法案を成立させることが必要だ。政権公約(マニフェスト)にも国会改革の方針は示されていない。このため、法案処理の全権を握った小沢氏は、「政策への拒否権を得た」との見方もある。

(2009年9月5日21時39分 読売新聞)

5928チバQ:2009/09/05(土) 22:34:43
>>5927間違えた・・・

5929とはずがたり:2009/09/06(日) 10:36:08
中川秀直元幹事長が会合呼びかけ 新グループ結成か
2009.9.6 01:46
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090906/stt0909060148002-n1.htm

中川秀直氏 自民党の中川秀直元幹事長が、衆院選に大敗した党の再生を議論するとして、塩崎恭久元官房長官、菅原一秀衆院議員ら麻生太郎首相に批判的な中堅・若手議員に文書や電話で会合の開催を呼びかけたことが5日、分かった。

 会合は7日の予定。都議選敗北後の7月に両院議員総会を求める署名に賛同した議員らに呼びかけている。中川氏は町村派に属するが、2日付のブログで「党再生の第一歩は派閥解消にはじまる」としており、町村派では「中川氏は新グループ結成をねらっているのか」(幹部)と警戒の声が出ている。

5930名無しさん:2009/09/06(日) 12:14:10
http://www.sankei-kansai.com/2009/09/06/20090906-014270.php
塩川氏が講演 自民に提言も 福澤諭吉展きょう6日まで
 大阪市天王寺区の同市立美術館で開かれている「未来をひらく 福澤諭吉展」(産経新聞社など主催)の関連イベントとして、慶大出身で元財務相の塩川正十郎さんが5日、「日本の将来を憶(おも)う」の演題で講演。約200人の参加者に「福澤先生はすごい。学生時代に学んだことが今も役に立っている」と語った=写真。同展は6日まで。

 塩川さんは「民主党は子ども手当の支給を公約としているが、財源が不安。ひとつの考えとして3%の経済成長など、国が稼ぐ方法を考えないといけない」と述べた。

 自民党には「次期参院選は、各県ごとに予備選を行うなど、政治家経験のない人にも手を挙げてもらう機会が必要。前職優先ではだめだ」と“古巣”に対する提言も忘れなかった。

5931名無しさん:2009/09/06(日) 12:36:58
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20090905-OYT1T01070.htm?from=y10

公明党敗北 出直しに与党経験を生かせ(9月6日付・読売社説)
 総選挙の結果は、党首と幹事長のトップ2人が共に落選するという、結党以来かつてない惨敗である。敗因を冷静に分析し、再出発の糧としなければならない。

 公明党は、8人の小選挙区候補が全員落選し、比例選のみで獲得した21議席は、衆院に初めて進出した1967年衆院選の25議席を下回った。最大の危機に直面していると言っても誇張ではない。

 新代表には山口那津男政調会長が就任する見通しで、新執行部の最初の仕事は、来年夏の参院選に向けた体制立て直しだ。

 創価学会という強固な支持基盤を持つ公明党が大敗したのは、自民党への強い逆風のあおりをまともに受けたためであることは間違いない。

 比例選の得票が約805万票にとどまり、過去2回と比べて70万〜90万票も減った。連立相手の自民党支持層からの得票が伸び悩んだことも、敗因の一つだろう。

 それ以上に、10年にわたる自民党との連立政権下で、公明党がその持ち味を発揮できずに埋没した揚げ句、不祥事続きの自民党と同列視されたことが影響した面も否めない。

 政策対応にも、問題はなかったか。例えば、米同時テロ後のアフガン戦争やイラク戦争といった節目で、創価学会員に根強い「非軍事・平和」志向に押されるまま、自衛隊の活用に常に消極的な姿勢を取った。

 麻生政権が2兆円もの巨費を投じた定額給付金は、公明党が主導したものだ。景気刺激効果は限定的と言われ、バラマキ的政策と批判を浴びた。

 福田政権の末期には、党幹部から「福田降ろし」を促すかのような発言もあった。選挙支援を通じて自民党への影響力を強めたことで、驕(おご)りとも言える対応が増えたという指摘もある。

 反面、自公政権下の経験は、批判勢力としての万年野党的立場から、政権与党としての政治責任の自覚、現実的政策の立案や遂行、国際的視野での外交・安全保障政策への対応などの面で、貴重な財産になったのではないか。

 功罪両面を持った連立与党経験を検証した上で、党再建につなげてもらいたい。

 民主党には、是々非々の姿勢で臨む方針のようだが、政策抜きで政権にすり寄る愚は避けなければなるまい。

 大衆迎合に陥らず、痛みを伴う政策への理解を国民に求める勇気と説得力が必要だ。

(2009年9月6日01時21分 読売新聞)

5932とはずがたり:2009/09/06(日) 13:08:35
>>5919
そういえば小池は町村派からの脱退を表明しましたね。
相変わらず変わり身の早い女だ。しかも選挙後って所が嫌らしいわ。選挙中は物心両面から派閥の世話になったであろうに。

5933名無しさん:2009/09/06(日) 14:29:46
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090906/elc0909060402000-n1.htm

【都市伝説を追う】アキバの麻生人気は都市伝説だったのか? 自民大敗で検証してみた (1/5ページ)
2009.9.6 04:00

このニュースのトピックス:都市伝説を追う

「オレ達の太郎」と書かれた看板を出している土産物店「アキバのうさぎ神社」=東京都千代田区 民主党の圧勝に終わった総選挙。自民党は、昨年9月の総裁選で“選挙の顔”として選んだ麻生太郎首相をみこしに担いで戦ったが、約200議席を失い、野党に転落した。“麻生人気”を演出したのは、2年前の総裁選で自民党本部(東京・永田町)前に押しかけた“アキバ(秋葉原)系”の支持者たちだった。あれから2年。総選挙をめぐる話題として、アキバは大きな話題にはならなかった。麻生首相の支持者はどこへ行ったのか。アキバへ足を運んでみた。(磨井慎吾)

 

「オレ達の太郎」から1年

 8月30日、総選挙当日の東京・秋葉原。小雨が降る中、JR秋葉原駅を出て中央通りを北に進むと、麻生首相のイラストとともに「オレ達の太郎!」と大書した巨大な看板を外壁に掲げたビルが目につく。

 このビルの1階で今春から営業しているのが、みやげ物店「アキバのうさぎ神社」だ。店頭には、口に白いマスクを付けた麻生首相の人形があり、胸に「自民党が勝ちますように」と書かれた絵馬が付けられていた。

 入り口の特設ワゴンには、衆院過半数の241議席にひっかけた「決戦!!太郎241白黒決着まんじゅう」や「太郎ちゃんの男前揚げ」など、麻生首相にあやかった数々のお菓子が並ぶ。商品の間には自民党のマニフェストや、麻生首相から贈られた開店祝いの木札なども置かれていた。

 同店を経営しているのは、小泉純一郎元首相や安倍晋三元首相を題材にした「純ちゃんまんじゅう」「晋ちゃんまんじゅう」などの政治家まんじゅうシリーズで知られる東京都荒川区の菓子メーカー「大藤(だいとう)」。昨年秋の自民党総裁選の際には、同じ場所で「麻生太郎 勝手に応援ショップ」を期間限定営業していたこともある。

 ビル外壁の麻生首相応援看板はその当時からのもので、店のコンセプトが変わった現在でもそのまま掲げられている。

 大藤社員で「アキバのうさぎ神社」担当の小山内隆朗さん(29)によると、麻生首相関連商品の売れ行きは、メーンのまんじゅうで1日平均30〜40箱。衆院選が公示されてから1週間ほどは、民主党の鳩山由紀夫代表をモチーフにした「鳩山民衆サブレー」も並べて売っており、こちらも同じぐらいの売れ行きだったものの、投開票日が迫った最後の週は「今までのお礼ということで」麻生首相関連のお菓子のみを店頭に出していたという。

 また、店頭の麻生人形が口にマスクをしていたのは「失言がらみの意図ではなく、単にインフルエンザ対策」とのこと。

 

「今回は民主党に投票した」

 夕方の2時間ほどの間、麻生首相関連のお菓子を購入した客は5人で、計10箱ほどが売れた。

 「今日で最後ということで」記念に麻生まんじゅうを買いに来た千葉県松戸市の会社員男性(36)は、麻生首相を「ローゼン閣下」と呼ぶ。

 羽田空港のVIPルームで、少女漫画的画風の青年漫画「ローゼンメイデン」を読んでいたという、真偽不明ながらも従来のこわもてイメージとのギャップゆえにオタク層に大いに受けたうわさに由来しており、親しみのこもったあだ名だ。

 「10月に(ローゼンメイデンのアニメ版主題歌を歌った)ALIPROJECTのライブがあるので、ローゼン閣下もぜひ見に来てほしい。ボーカルの宝野アリカさんも、お越しいただきたいと言ってましたよ」と、麻生首相に対する好感度は高いが、「今回は民主党に投票した」とも。

 麻生首相の評価に関しては「自民党として総裁に担ぎ上げたのだから、まわりがちゃんと支えてあげるべきだった」と同情的ながらも「本人の資質もあり、やりたいことを貫き通せず軸がブレていった。周りに振り回されていた感がある」と冷静に見ており、首相個人への好感が必ずしも実際の投票に結びついたわけではないようだ。

5934名無しさん:2009/09/06(日) 14:29:59
>>5933

“あざとさ”指摘の声も

 「お台場のガンダムを見に来た帰り」という愛媛県松山市の医師の男性(28)は、東京みやげとして“萌え絵”が描かれた他のお菓子と一緒に麻生まんじゅうを購入。麻生人気については「受けるような言動をしていたんじゃないの」と、その“あざとさ”を指摘する。

 ただ、民主党についてもさまざまな不祥事ゆえに「期待できない」として「強いてどちらかというなら、自民党の方がまだまし」という消極的な自民党支持者だ。麻生支持かどうか尋ねると、「面白いおっちゃんだとは思うけど…」と明言を避けた。麻生まんじゅうを買ったのも、単なる話の種、みやげ物の域を出ないようだ。

 「麻生人気はチャチ過ぎた。若者にちょっと受けたのを履き違えて、先走りし過ぎた」と手厳しく指摘するのは埼玉県草加市のフリーター男性(30)。「ネットなどで見る限り、けっこういい人そうだし、成果もある」と麻生首相をある程度評価するが、小泉元首相に連なる「麻生降ろし」派が足を引っ張っているとして自民党自体には批判的だ。

 「自民党は国民新党や平沼グループと連立して、真の保守を目指すべきだった」と購入したばかりの麻生まんじゅうを手に話した。麻生首相個人については「構造改革の尻ぬぐいをさせられているかわいそうな人」と評し、積極的に支持はしないものの、同情的な意見だった。

 

「草野球のアイドル」

 秋葉原のタウン情報誌「あきば通」代表を務め、秋葉原に精通した政治家として知られる小林孝也・千代田区議(54)は「秋葉原では麻生さんの人気は確かにありますよ。最盛期は昨年の総裁選から、衆院選の公示直前ぐらいまでかな。でも今でも人気は残っているし、来てくれれば盛り上がると思いますよ」と話す。

 人気の理由については「アキバは“キャラ立ち”してないと駄目な街で、たとえば鳩山さんはアキバキャラではないが、麻生さんはアキバ向きにキャラが立っている」と分析。「マニアの街ですから、地下アイドル(マイナーアイドル)的なものが受ける。ただあくまで多数派ではなく、少数派なんですね。最も盛り上がった時期でも、国民的人気とはいえなかった」。

 「失礼な言い方かもしれませんが、“草野球のアイドル”だったと思うんですね。全国大会やワールドシリーズには出られない。それを『選挙の顔』にするのは、担ぐ方が悪い」

 結局、今回の総選挙で麻生首相が秋葉原に来ることはなかった。小林区議は「全体の情勢がそれどころじゃなかったし、例の『アニメの殿堂』も非常に評判が悪かった。戦術的に避けた面もあるのだろう」と理解を示すが、「政治の世界と違って、負けてもアキバの対応は変わらないですよ」と、麻生首相の秋葉原再訪を望んでいる。

5935名無しさん:2009/09/06(日) 14:34:27
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090905/elc0909051300001-n1.htm

「公」精神避けた自民、負けて当然! 岡野俊昭・前銚子市長吠える (1/3ページ)
2009.9.5 13:00

このニュースのトピックス:自民党

今回の衆院選と今後の日本のあり方について語る岡野俊昭氏 8月30日投開票の第45回総選挙は308議席と民主党が未曾有の大勝利を収めた。歴史的な大敗で政権を明け渡すことになった自由民主党に、前銚子市長の岡野俊昭氏が厳しい意見を寄せた。地方からの厳しい声は、自民党に届くのか。

             ◇

 私は自民党支持者だからこそ、苦言を呈したい。

 自民党は負けるべくして負けた。政権を握る担当者として、国民のための政策を遂行するには、「公」の精神で政治家個人がリスクを覚悟するという当然のことを避けてきた。そうしたことに対する国民の不満が表れたのが、今回の選挙結果だろう。

 千葉県の銚子市立総合病院をはじめとする地方の医師不足は、自民政権による国の制度が招いたもの。だが、地方の現状を「知らなかった」と逃げる自民党議員が多かった。何のために議員になったのか、何のための議会であるのか、そこをすっかり忘れている。テレビに出れば、視聴者受けを意識しすぎではないか。

 「政治屋」は多いが、「政治家」といえる人がどれだけいるのか。中山成彬さん(元国交相)や、田母神俊雄さん(元航空幕僚長)のように、日本のために発言した人は、みな排除されてしまう。

 言葉の揚げ足取りをするマスコミにも大いに反省してもらいたい。国のための発言を重要視してほしい。

 一方、民主党の大勝利は、メディアを巧みに利用したもので、民意誘導化された選挙だった観がある。

 一番怖いのは、数の暴力による「一色化」だ。戦前の日本が戦争に突入したのは、この一色化が要因とされ、戦争反対の人は投獄され、日本が負けると分かっていた人も口封じされた。今後、このような反動が起こらないかと、一番心配している。

 今回の選挙では、日本のために発言した人が批判、排除されてしまった一方で、日本を外国に売るような人間が人気を得て当選していることが怖い。

 こうした「騒いだ者勝ち」の現象が続くと、政治がブーム化され、若者はますます政治離れしてしまうし、子供たちが大人を信用しなくなる。政治家がリスクから逃げて、マスコミ受けや大衆受けを狙っている姿勢では、必ずツケが回ってくる。

 今後は、民主党政権下で「教育」をどうするか。日教組の問題も無視できない。教育にも「一色化」の流れが起きてしまうと、差別用語などの「言葉狩り」やジェンダーフリー化が進み、教育による社会主義化の危険すらあり得る。

 子供たちに日本国民としての誇りと自信を育成するためにも、党を超越した保守合同で、一色化を阻止すべきだ。

 

おかの・としあき 

前銚子市長。現在、銚子市体操協会会長。銚子市内の中学校長やスペイン・バルセロナ日本人学校長など歴任。北米・欧州地区日本人学校校長会長などを務めた。

5936小説吉田学校読者:2009/09/06(日) 20:06:38
分かりやすく言えば、アテウマ。状況としては、78年首班指名での非議員の飛鳥田一雄委員長を擁した社会党に似ているか。当時は、飛鳥田委員長の代理ですら、右派と左派やり合った社会党ですが、自民党も揉めそうな気配。そして、政界オタクにはしびれるような若林正俊の名前が浮上であります。

石破氏、首相指名「白票投票」に反対 与謝野氏らを提案
http://www2.asahi.com/senkyo2009/news/TKY200909060103.html

 石破農水相は6日、自民党執行部が16日の首相指名選挙の対応を白票の方向で調整していることについて、「そういうことを言っているから選挙に負けた」と批判した。そのうえで、8日の党両院議員総会で白票投票を求められれば反対する考えを示した。都内で記者団に語った。
 石破氏はテレビ朝日の番組でも「白票はもっての外。麻生さんの名前を書くのも民意の否定」と指摘。白票以外の対応策として、昨秋の総裁選2位の与謝野財務相や若林正俊両院議員総会長への投票を提案した。

5937名無しさん:2009/09/06(日) 20:39:53
まさか首班指名のリリーフにも名前が出るとは!

5938とはずがたり:2009/09/06(日) 21:14:25
おおw
>若林正俊両院議員総会長への投票を提案した。

5939まついかづよでっすぅ ◆IYPE50CVp6:2009/09/06(日) 22:15:49
困ったときの若林頼みキターーーーーーーーーーー!!!!!!!!wwwwwwwwwwwww
__________

石破氏、首相指名「白票投票」に反対 与謝野氏らを提案
http://www2.asahi.com/senkyo2009/news/TKY200909060103.html
2009年9月6日19時32分
白票以外の対応策として、昨秋の総裁選2位の与謝野財務相や若林正俊両院議員総会長への投票を提案した。

5940チバQ:2009/09/06(日) 23:04:13
中山、河野、海部が当選していれば...と前に書きましたが、リリーフ若林の存在はすっかり忘れていました。
全国 数百人の政局ウオッチャーのために若林で投票を!!

5941名無しさん:2009/09/07(月) 06:23:01
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2009/09/07/06.html
あいさつもしない麻生首相…選挙前後では別人

2日、いら立った表情で記者の質問に答える麻生首相
Photo By 共同
 退任まで秒読み段階に入った麻生太郎首相。ひっきりなしに官邸に訪れていた来客も衆院選後は少なくなり、残された公務のほか、支援を求めた各種団体への“おわび行脚”などを粛々とこなす日々が続く。ただ、自民党惨敗のショックは癒えていない様子で「負けた悔しさを今も口にしている」(首相周辺)。

 歩き方に以前のようなはつらつさは消え、記者団のあいさつにも応えなくなった。周辺は「遊説で全国を飛び回った疲れがまだ相当残っている」と釈明する。記者団から後継総裁選に関する質問が出ると、「聞くべき相手は幹事長だ。頭の整理できた?」といら立ちをあからさまにした。

 1993年当時、非自民連立政権誕生で退陣に追い込まれた宮沢喜一首相は、唐詩選の「一片の氷心、玉壺(ぎょっこ)に在り」を披露し、澄み切った気持ちを表現した。政権を去る時、麻生首相がそんな心境に達することができるかは微妙のようだ。

[ 2009年09月07日 ]

5942名無しさん:2009/09/07(月) 06:25:30
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20090907-OHT1T00010.htm
麻生首相、傷心グルメツアー!?
 選挙後初のぶら下がり会見で記者に八つ当たり気味に話し、世間をあきれさせている麻生太郎首相(68)。退任まで秒読み段階に入った首相に訪問者は少なく、官邸はひっそりと静まりかえっている。メディアの前にも姿を現さず粛々と公務をこなす日々だが、食欲は旺盛で9月に入り都内の有名店を次々に訪問。美食傾向は戻ってきた。かつて批判を浴びた「ホテルのバー通い」も復活する日は近そうだ。

 衆院選から1週間。ひっきりなしに官邸に訪れていた来客もめっきり少なくなった。麻生首相は残された公務や選挙後のあいさつ回りなどを、粛々とこなす日々が続いている。ただ、自民党惨敗のショックは癒えていない様子で「負けた悔しさを今も口にしている」(首相周辺)という。

 麻生首相は衆院選結果を受け、8月31日に自民党総裁辞任を正式表明。翌9月1日は政府の総合防災訓練を視察した。3日には衆院選で支援を求めた都内の各種団体約20か所を訪ね、頭を下げた。7日も「おわび行脚」を続ける予定だ。

 歩き方に以前のようなはつらつさは消え、記者団のあいさつにも応えなくなった。周辺は「遊説で全国を飛び回った疲れがまだ相当残っている」と釈明する。

 2日には、記者団が自らの後継を決める総裁選に関する質問をすると、“逆ギレ”。「聞くべき相手は幹事長だ。頭の整理できた?」といら立ちをあからさまにした。そのあまりの態度の悪さには、党内からも不快感を表す声が続出した。

 もはや孤立無援の麻生首相だが、食欲は旺盛なようだ。1日は東京・銀座のすし店「すきやばし次郎」、2日は東京・東麻布のレストラン「タワシタ」、5日は東京・銀座の中国料理店「福臨門酒家」など、9月に入り次々に有名店を来訪。周辺に「ホテルのバーは、いつから行っていいのか?」と聞いたとも、一部では報じられている。

 1993年当時、非自民連立政権誕生で退陣に追い込まれた宮沢喜一首相は、唐詩選の「一片の氷心、玉壺に在り」を披露し、澄み切った気持ちを表現した。政権を去る時、麻生首相がそんな心境に達することができるかは微妙だ。

(2009年9月7日06時03分 スポーツ報知)

5943名無しさん:2009/09/07(月) 06:38:50
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/09/20090907t51009.htm
揺らぐ自民山形県連 国政・県政「野党」に危機感

 衆院選で自民党が政権から転落し、同党山形県連は国政、県政とも事実上の野党になった。県連は県議会(定数44)で32議席を擁するが、影響力の源だった「政権与党」の威光を今回の選挙で失った。県連内では、執行部が民主党候補を支援した吉村美栄子知事との対決姿勢を強めるのに対し、一部議員から「次の県議選を戦えるか」という揺らぎも出始めた。(山形総局・今里直樹)

<神経を逆なで>
 「知事が相手候補を支援したのは残念だった。県議会9月定例会では、いろいろな議案が出される。しっかり対応する」

 今井栄喜県連幹事長は選挙戦の総括をした2日の議員総会後、吉村知事に「宣戦布告」をした。「いろいろな議案」には、吉村知事が1月の知事選で公約した「副知事1人制」の実現に絡む条例改正案が含まれていることは明らかだった。

 山形1区で、自民党候補は民主党候補に1291票差で競り負けた。民主陣営は勝因の一つに「吉村知事の投入」(選対幹部)を挙げ、自民陣営の神経を逆なでした。

 29日開会する9月定例会を前に、吉村知事に近い県議は「自民の怒りは本物だ」とかたずをのむ。不安を見透かすように、自民党のベテラン県議は「選挙後の後始末は覚悟してほしい」と戦略を巡らしている。

 「9月には大変な議会が待っている」
 吉村知事自身も選挙期間中、民主党候補の事務所で不安を漏らし、周囲から「自民党は野党になるから心配するな」と激励される場面があった。

<会派分裂含み>
 強硬一辺倒に映る自民党だが、大きな「内憂」を抱えていることも事実だ。むしろ「『吉村知事と対決している場合か』という声も少なくない」(中堅県議)という。

 この県議が戦々恐々として解説する。「県政で野党、国政でも野党になった。これでは地元に利益をもたらせず、再来年の県議選を戦えない」

 別の3期目の県議は「今回の選挙結果では会派を割った方が得と考える議員もいる。執行部が吉村知事と対決すればするほど、求心力を失っていくだろう」と執行部の姿勢を危ぶんだ。

 自民党会派内で吉村知事に対する強硬派と穏健派は「半々ぐらい」といわれる。実際、今年3月の議長選では、会派の予備選で執行部の本命候補が敗れ、吉村県政に柔軟姿勢の議員が小差で勝つ波乱があった。当時、県連幹部は「(反発勢力の)『ガス抜き』になった」と複雑な表情を浮かべたが、若手県議は「(不満は)これだけでは晴れない」と分裂含みの会派運営を予言している。

 第三者的立場で県議会の行方を見守る首長の一人は「来夏の参院選を考えれば、自民党の強硬姿勢は得策かどうか。吉村知事も自民党も大人の付き合いが必要だ」と今後の成り行きを注視する。

 自民党の惨敗で生じた国政の転換。「政権選択」の劇的な選挙結果が、山形県の政治構造に落とした影は小さくない。

2009年09月07日月曜日

5944名無しさん:2009/09/07(月) 06:49:14
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1240552224/5476-5477n
ネガティブキャンペーン:衆院選 自民党、注目集めて票集まらず…?

毎日新聞 2009年9月7日 東京朝刊

5945とはずがたり:2009/09/07(月) 18:22:13
Kyoto Shimbun 2009年9月7日(月)
自民津島派会長に額賀氏
8日に正式決定
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2009090700130&genre=A1&area=Z10

 自民党津島派(平成研究会)は7日、幹部会を開き、政界引退した津島雄二会長の後任に額賀福志郎会長代理が就任する方針を決めた。8日の総会で正式決定する。

 額賀氏は幹部会後、都内で記者団に「平成研のスタート時から長年、同僚や先輩議員の指導を受けてきた。国難的な状況の中で十分に意見交換をし、国民の期待に応えたい」と抱負を述べた。
 額賀氏は衆院当選9回。防衛庁長官、自民党政調会長、財務相などを歴任し、津島派では2006年9月からナンバー2の会長代理を務めていた。(共同通信)

5946名無しさん:2009/09/07(月) 20:27:58
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/120162

自民県連が衆院選総括 危機訴える意見相次ぐ 代表役員会 会長は続投の意向
2009年9月7日 09:23 カテゴリー:九州 > 佐賀

自民党県連の代表役員会であいさつする今村雅弘県連会長(中央) 自民党県連(会長・今村雅弘衆院議員)は、6日に佐賀市内で開いた衆院選後初の代表役員会で選挙戦を総括した。県内3小選挙区のうち1、2区を民主党に奪われたことを受けて、出席者からは「有権者の中で大きな地殻変動が起きていることを、われわれはきちんと受け止め、党再生に臨まなければならない」などと危機を訴える意見が続出。県連幹部の責任論にも議論が及んだ。

 14人が出席した代表役員会は冒頭だけを報道陣に公開し、議論のやりとりは非公開だった。約2時間の会合後、今村会長と木原奉文幹事長の2人が会見。今村会長や幹事長、総務会長、政務調査会長の県連三役の進退に質問が及ぶと、木原幹事長は「(出席者からは)辞任、続投両方の意見が出た」と明かした。自身の進退について、今村会長は「新しい党をつくるのがこれからの私の努めだ。それまでは辞めるつもりはない」と述べた。

 木原幹事長は、12日に約160人を集めて佐賀市で開く「市町村支部長・幹事長及び職域支部長会議」について、「厳しい意見が出ることは覚悟している。われわれはそれを受け止めたい」と話し、今村会長も「多くの意見を基にこれから党や県連がどうすべきか、どう再起を図っていくかを考えたい」と語った。

 今村会長は最後に「総選挙の結果から自民党への不信感を痛感したが、これは国の厳しい財政や諸制度に生じたきしみも影響している。こうした客観的情勢は民主党政権になっても変わらない」との持論も披露した。

=2009/09/07付 西日本新聞朝刊=

5947名無しさん:2009/09/07(月) 20:38:23
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009090700013

新代表に山口氏内定へ=公明
 公明党は7日午後、党本部で中央幹事会を開き、衆院選惨敗の責任を取って辞任する太田昭宏代表の後任に、山口那津男政調会長を起用することを内定する。これを受け、8日の全国代表者会議で正式に山口氏を代表に選出、新執行部が発足する。
 また、北側一雄幹事長の後任には、党務に精通し支持母体の創価学会の信頼が厚い井上義久副代表を起用。政調会長には麻生内閣で地球温暖化対策に取り組んだ斉藤鉄夫環境相を充てることが固まっている。 (2009/09/07-06:00)

5948名無しさん:2009/09/07(月) 20:43:32
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2009090702000080.html

自民総裁選、地方主導に 初めて国会議員票上回る
2009年9月7日 朝刊

 自民党総裁選(十八日告示−二十八日投開票)は党員投票の実施が決まったことで、衆院選惨敗で激減した国会議員票(二百票)を、三百票ある地方票が初めて上回ることになった。都道府県連の中には、参院議員も含めて国会議員ゼロの“完全空白”地域も生じており、国会議員の影響力は大幅に薄れた形。顔触れが決まれば、後継選びの主導権は地方が握りそうだ。 (金杉貴雄)

 党執行部は当初、党員投票を見送り、地方票は各都道府県連代表三人ずつの計百四十一票にとどめる方針だった。この理由を細田博之幹事長は「時間が足りない」と説明していた。

 しかし、一日の役員連絡会でも見送りに反対論が続出し、一転して党員投票の実施が決定。細田氏は記者会見で「(実施方法が変わることで)本質的に期間に違いはない」と釈明したが、当初の見送り方針の背景には「地方票が議員票を上回るのはおかしい」との思いが執行部内にあったとみる向きが強い。

 党員投票のやり方は三百票のうち基礎票として三票ずつを各県連に配分。残りの百五十九票は党員数に比例して各県連に割り当てられる。

 割り当てられた地方票は、各県連ごとの党員投票数に応じ、ドント式と呼ばれる計算式で、各候補者の得票として振り分けられる仕組みだ。

 このため、党員投票の結果は必ずしも国会議員の意向通りにならない。

 加えて、衆院選では埼玉、静岡、愛知、長崎、大分など計十三県の小選挙区で全敗。このうち岩手、山梨、新潟、長野、滋賀、沖縄の六県では、比例復活組もおらず、衆院議員がいなくなった。岩手、山梨、滋賀の三県には、参院も含めて自民党議員がゼロだ。

 こういった地域では国会議員や落選組が影響力を行使するのは難しく“威光”は先細るばかりだ。

 衆院選で歴史的惨敗を喫した自民党。総裁選を前にあらためて、その「傷の深さ」を感じ取っているかもしれない。

5949名無しさん:2009/09/07(月) 20:45:57
http://www.mutusinpou.co.jp/news/2009/09/8093.html

山崎竜男さんしのび関係者500人が献花/青森


 8月15日に87歳で亡くなった元国務大臣環境庁長官で医学博士の山崎竜男さんを偲(しの)ぶ会が6日、青森市のホテルで開かれ、約500人が参列、花を手向けて故人をしのんだ。
 山崎さんは1968年から参院議員を4期務め、参院文教常任委員長や自民党両院議員総会長を歴任、89年に環境庁長官に就任した。政界引退後の2006年には叙勲旭日重光章を受章した。
 会では大島理森自民党県連会長が「環境政策や日本と台湾の友好関係、リンゴの台湾輸出に大変な貢献をされた。また若い政治家を指導、自民党県連の歴史をつくっていただいた」と功績をたたえ、「われわれ後輩やご遺族を天界で見守り、叱咤(しった)激励をいただければ」と語り掛けた。
 喪主で長男の力さんは「苦しむことなく穏やかな死に方だった。本人は孫に恵まれ、夢もかなえ、幸せだったと言えるのではないか」と声をつまらせ、参列者に感謝した。
 同日は政界関係者や自治体関係者、医療関係者らが多数参列。生前の山崎さんの語りとハーモニカ演奏が流される中、次々と献花して哀悼の意を示した。

5950名無しさん:2009/09/07(月) 20:48:07
http://www.47news.jp/CN/200909/CN2009090701000301.html

公明、山口那津男代表が内定 新執行部8日に発足
 公明党は7日午前、党本部で常任役員会を開き、衆院選敗北の責任を取って辞任する太田昭宏代表(63)の後継に山口那津男政調会長(57)を内定した。新執行部は8日の全国代表者会議で信任を得て発足する。

 辞任する北側一雄幹事長(56)の後任に井上義久総合選対本部長(62)、政調会長には斉藤鉄夫環境相(57)を充てる。漆原良夫国対委員長(64)は留任する。

 7日午後の中央幹事会で山口氏を代表に推薦することを決定。8日の全国代表者会議後、山口氏が井上幹事長らを指名する運びだ。

 公明党は来年夏の参院 参院選を「支持母体の創価学会の設立80周年にあたり、絶対に負けられない戦い」(幹部)と位置付けており、山口氏については「創価学会の活動歴は少ないが、弁が立ち、国会論戦でも存在感を示すことができる」(同)と、選挙の“顔”として期待している。

 民主党政権に対しては「柔軟な姿勢」で臨み、社会保障政策などで実績を挙げて党の独自性を発揮したい考えだ。

 山口氏は東大卒。弁護士を経て1990年、衆院旧東京10区から初当選。96年と2000年の衆院選で落選。01年の参院選で東京選挙区から当選し現在2期目。08年から党政調会長を務めている。

2009/09/07 12:57 【共同通信】

5951チバQ:2009/09/07(月) 20:50:04
http://www.asahi.com/politics/update/0907/TKY200909070285.html
派閥会長に額賀氏 自民第2派閥・青木色強まる
2009年9月7日20時4分

 自民党第2派閥の津島派(37人)は7日の幹部会で、引退した津島雄二会長の後任に額賀福志郎会長代理を充てる人事を決めた。同派の衆院議員は総選挙後、14人に激減。派内は参院議員が3分の2を占めるため、額賀氏の後見人的存在である青木幹雄前参院議員会長の影響力が強まりそうだ。

 津島派は衆院議員数では党内第4勢力に没落。旧田中派から連なる権力派閥の面影は消えた。

 額賀氏は小渕、森内閣当時、青木官房長官の下で副長官を務めた。故・竹下、小渕両元首相と、青木氏、森元首相ら重鎮を早大雄弁会の先輩に持つこともあり、派内で「プリンス」と呼ばれた。だが、過去3回の総裁選で立候補を模索しながら断念してきた経緯がある。

 額賀氏は今回、小選挙区で落選し比例復活したため求心力が低下、総裁候補に推す声は広がらない。石破農水相や鳩山邦夫前総務相ら離党経験のある「外様」を抱え、「額賀派」として一体感をどう確保していくかが今後の課題になる。

5952チバQ:2009/09/07(月) 20:56:12
http://www.asahi.com/politics/update/0907/TKY200909070277.html
自民ベテラン主導の総裁選に危機感 中堅若手が会合
2009年9月7日20時2分

 自民党の中川秀直、武部勤元幹事長や塩崎恭久元官房長官と中堅・若手十数人が7日、東京都内で集まり、8日の両院議員総会や16日の特別国会での首相指名への対応について意見交換した。総裁選を党重鎮や派閥が主導することへの懸念が出たほか、独自の総裁候補擁立も含め若手主導で党再生を進めるべきだとの意見も出た。

 会合は中川氏の呼びかけで開かれた。出席者によると、会合では「若手が前面に出るべきで、ベテラン議員は後ろに下がってもらいたい」「若手から総裁候補を出した方がよい」などの発言が出た。具体的な「総裁候補」の名前は出なかったが、党重鎮や派閥幹部主導の総裁選には強い懸念が相次いだという。

 会合では、16日の首相指名での対応も協議。白紙で臨むほか、党両院議員総会長の若林正俊氏や、野田毅・総裁選管理委員長など、暫定的な「党代表」の名前を書く案も示されたが、まとまらなかった。

5953名無しさん:2009/09/07(月) 20:57:06
へ〜。
>山口氏は政策に明るく、特に外交・安全保障分野に精通している。

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090907-OYT1T00560.htm
公明代表に山口氏内定、8日に正式選出へ
政権交代
 公明党は7日午前の常任役員会で、衆院選の敗北で引責辞任する太田代表の後任に、参院議員の山口政調会長(57)を充てる人事案を内定した。


 午後の中央幹事会で決定し、8日の全国代表者会議で正式に選出する予定だ。

 山口氏は政策に明るく、特に外交・安全保障分野に精通している。太田氏より6歳若い山口氏に世代交代し、来年の参院選に向けて、党の出直しを目指す。

(2009年9月7日13時01分 読売新聞)

5954名無しさん:2009/09/07(月) 21:16:48
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090907/stt0909071846011-n1.htm

【産経FNN世論調査】自民敗因は「党の体質」に? (1/2ページ)
2009.9.7 18:45

このニュースのトピックス:自民党
 産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)の合同世論調査で、衆院選の自民党大敗の原因を探ったところ、麻生太郎首相への批判とともに、自民党そのものへの批判が有権者に広がっていたことが分かった。党の体質改善を求める有権者の声に、どのように答えるかが今後の自民党再生のカギとなりそうだ。

 自民党の敗因を聞いたところ「麻生首相の判断や言動」(29・5%)がトップだったが、ほかにも「自民党の実績への評価」(28・9%)、「麻生首相以前の首相の判断や言動」(19・6%)、「個々の候補者の政治姿勢」(10・3%)などが挙げられた。マニフェスト(政権公約)が注目を集めた衆院選だったが、「自民党の政権公約の内容」を敗因としたのはわずか6・4%だった。

 自民党批判の傾向は来夏の参院選対応を尋ねた設問にも出ており、59・1%が「民主党など新しい与党に勝たせたい」と回答。「自民党などに勝たせたい」とした人は33・0%だった。特に支持政党を持たないいわゆる無党派層では5割が「民主」、3割が「自民」と回答した。無党派層をいかにして取り込むかが参院選勝利へのポイントになりそうだ。

 調査では、連立政権のパートナーである公明党支持層の「自民離れ」がかいま見えた。公明党支持層に自民党敗因を聞いたところ、44・0%が「麻生首相」と回答。参院選対応でも、公明党支持層のうち、自民党などに勝たせたいと答えたのは54・0%で辛うじて過半数を占めたが、26・0%が民主党などを支持するという結果になった。

 ただ「自民党はいずれ与党(政権)に復帰すると思うか」との質問では、68・1%が「復帰する」と回答。民主党支持層でも58・7%が自民党に政権を奪還されると感じていた。民主党の長期政権というイメージは有権者にはまだ広がっていないようだ。

 自民党に対する処方箋(せん)としては85・1%が「世代交代」が必要と答えた。今後、党の体質改善に向け、大胆な世代交代を求める声が強まる可能性がある。(峯匡孝)

5955名無しさん:2009/09/07(月) 21:18:57
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol&k=2009090700590

後継会長に額賀氏=幹部会で決定−自民津島派
 自民党津島派は7日、都内の派閥事務所で幹部会を開き、先の衆院選に出馬せず引退した津島雄二会長の後任に会長代理の額賀福志郎元財務相(65)を充てることを決めた。8日の総会で正式決定する。
 幹部会では、津島氏が後任に額賀氏を推薦し、了承された。終了後、額賀氏は記者団に「今後も政策研究会として国民の期待に応えていきたい」と述べた。 
 津島派は、自民党の単独政権時代に最大派閥として歴代内閣に絶大な影響力を誇った旧竹下派を前身とする。津島派は現在、衆院13人、参院23人の計36人で、町村派に次ぐ党内第2派閥。
 額賀氏は衆院当選9回。若手のころから派閥のホープとされ、党政調会長や防衛庁長官、財務相などを歴任した。衆院選では茨城2区で敗北したが比例代表で復活当選した。(2009/09/07-18:39)

5956名無しさん:2009/09/07(月) 21:31:24
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090908k0000m010061000c.html

麻生首相:「取材拒否」続く
 麻生太郎首相は7日、衆院選で支援を要請した日本商工会議所など東京都内の10団体を訪ねて「これから自民党をしっかり立て直していきたい」と大敗を陳謝し、3日に始めた「おわび行脚」を終えた。

 一方、首相は記者団の取材には7日も応じなかった。首相指名選挙に関する質問で「総裁に聞くことではない」と不機嫌になった今月2日以後、「取材拒否」が続いている。

 河村建夫官房長官は先週末、「丁寧にやってください」と進言したが、首相は「丁寧にやる。ちゃんとした質問をしたらな」と、なお不満げな様子だったという。【影山哲也、森有正】

5957名無しさん:2009/09/07(月) 21:33:17
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090907-OYT1T00093.htm

民主国対、小沢側近・山岡委員長の続投で調整
政権交代
 民主党の鳩山代表は6日午後、党本部で、官房長官に内定している平野博文役員室担当と2時間近く連立や新政権の人事について協議した。


 民主党役員人事では同日、山岡賢次国会対策委員長を続投させる方向で調整に入った。山岡氏は、幹事長就任が決まった小沢代表代行の側近。自民党とのパイプも太く、党・国会運営をスムーズに運ぶことになるとの見方が党内で出ている。

 鳩山氏は7日夕、党本部に幹部を集め、人事の骨格を協議する。

(2009年9月7日09時50分 読売新聞)

5958名無しさん:2009/09/07(月) 21:33:42
>>5957
貼り間違いです。すみません。

5959名無しさん:2009/09/07(月) 21:38:58
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090906-OYT1T00243.htm

麻生首相、誤算の連続…でも「間違っていない」
政権交代
 衆院選で歴史的惨敗を喫した麻生首相が16日、民主党の鳩山代表に政権を明け渡す。


 「選挙の顔」として期待されながら、再三の衆院解散・総選挙の機会を逃し、自民党の長期政権支配に幕を下ろす皮肉な役回りとなった。

 「政局よりも政策を優先した判断は、決して間違っていなかった」。首相は衆院選翌日の8月31日の記者会見で3回、「間違っていない」と自分に言い聞かせるように繰り返した。

 だが、実際の政権運営は、誤算の連続だった。昨年9月の自民党総裁選で圧勝し、早期の衆院解散を模索したが、世界同時不況に見舞われた。経済や外交での実績作りを優先する姿勢を強調したが、解散に踏み切れなかったことで、「口実」と受け止められた。

 首相は、事業規模で130兆円に及ぶ4度の予算編成を行い、景気対策を強化。国際貢献の推進にも力を入れたが、政権浮揚にはつながらなかった。逆に、自らの失言や、政策・人事をめぐる「ぶれ」が政権を揺るがした。特に、公務のあいさつで「未曽有」を「みぞうゆう」と読むなどの漢字の誤読は、国民の目にも首相の威信低下を決定づけた。

 自民党内で「麻生首相では選挙は戦えない」との危機感が募り、「麻生降ろし」の動きが強まる中、ようやく解散に踏み切ったが、自らの指導力不足を陳謝して回る“受け身”の選挙戦を余儀なくされた。

 「これまでの自民党、自公連立政権に対するいろいろな批判が堆積(たいせき)している。それらを引き継いでこの立場にある」。首相は選挙中、自らの境遇を嘆いた。安倍元首相、福田前首相と2代続いた政権投げ出しで失われた自民党の信頼を取り戻す責務は、一時の人気を見込まれて就任した麻生首相には、重すぎた。(五十嵐文)

(2009年9月6日10時27分 読売新聞)

5960名無しさん:2009/09/07(月) 21:39:53
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20090830-592896/news/20090907-OYT1T00946.htm

8日に自民両院総会、首相指名選「白紙」で混乱も
 自民党は8日、党本部で両院議員総会を開き、特別国会(16日召集)での首相指名選挙への対応を協議する。

 衆院選惨敗の責任をとって辞任する麻生首相(総裁)への投票に反発が強いため、執行部では白票を投じる方針を決めるべきだという声が強まってきたが、党内には異論もあり、総会での意見集約は難航しそうだ。

 総会では、麻生首相の後継を選ぶ総裁選の日程を「18日告示・28日投開票」と決める予定だ。細田幹事長、河村官房長官らは7日、党本部で会合を開き、首相指名選挙への対応を協議したが、「総会で議員の声を聞かなければ、決められない」として結論を見送った。

 党内では、「白票」案が勢いを増しており、幹部の1人も7日、「党がまとまって行動するには白票以外にない」と語った。

 自民党が首相指名選挙で白票を投じる方針を決めれば、結党以来、初めてとなる。

 自民党の大平正芳、福田赳夫の両氏が争った1979年の首相指名選挙の決選投票では、野党議員がそろって白票を投じた。大平氏が指名されたが、白票は史上最多の252票を数えた。ただ、「特定政党が首相指名選挙の最初から組織的に白票を投じるのは異例だ」(衆院事務局)という。

 「白紙投票は国会議員としての職場放棄だ」という声も少なくない。中川秀直・元幹事長の呼びかけで武部勤・元幹事長、柴山昌彦衆院議員ら約15人が7日、都内で開いた会合でも、「臨時で被投票者を決めるべきだ」などの意見が出た。当選5回以下の議員も8日の総会前に会合を開き、対応を協議する予定だ。

(2009年9月7日21時25分 読売新聞)

5961名無しさん:2009/09/08(火) 03:12:15
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090908k0000m010127000c.html

自民党:18道府県連の会長辞任へ 引責、落選で
 自民党の地方組織である全国の都道府県支部連合会のうち、18道府県連の会長が衆院選惨敗の責任や自身の落選を理由に会長職を辞任したり辞意表明したりしていることが、毎日新聞のまとめで分かった。15小選挙区で全敗した愛知は会長以下の執行部14人全員が、小選挙区1勝6敗の茨城も会長ら役員11人が辞任するなど、「解党的出直し」をすることになった。県連に「再生委員会」などを設置する動きもあり、各県連幹部からは「人心の一新が必要」などの声が出ている。

 7日現在で、すでに会長が辞任したのは愛知、大阪など6府県。千葉など5県は辞意を表明している。他に7道県は会長が衆院選で落選しており、交代する見通し。宮城、滋賀、徳島は幹事長、総務会長、政調会長の三役も辞任する予定。沖縄は会長、三役に副会長を加えた五役が辞意を表明したが、「県連だけの責任ではない」と慰留されており、8日に取り扱いを協議する。

 党の地方組織再生のため、愛知が「新生委員会」、滋賀と兵庫が「再生委員会」の設置を決めた。各県連は有識者らを交え、再生策を探る。茨城は山口武平県議が22年にわたり会長職を務めたが、辞任に伴い、地元国会議員や県議に加え、約5万9000人の党員が参加して初の会長選を実施する。

 各県連幹部からは敗因として「地方の声が党本部に反映される構造になっていなかったからだ」(埼玉)などの意見が多く出た。党再生策として「総裁の若返りが必要」(鳥取)、「原点に返り、国民に温かい手を差し伸べる政治を」(山口)などの声が上がった。【まとめ・沢田石洋史】

毎日新聞 2009年9月8日 2時30分

5962名無しさん:2009/09/08(火) 03:14:25
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/ibaraki/090908/ibr0909080247002-n1.htm

大敗・自民 県連執行部が“総辞職” 茨城
2009.9.8 02:19
 自民党茨城県連の山口武平会長(88)ら執行部11人は7日、衆院選と知事選の敗北の責任を取り、“総辞職”した。水戸市内で同日開いた議員会で了承された。新会長は党員投票により選出する。県連が会長選を実施するのは初めてという。辞職した役員の立候補は認めない方針。衆院選で歴史的敗北を喫した茨城・自民党は、22年間にわたって会長を務めた山口氏が表舞台を退くことで、大きな転機を迎えた。

 この日の議員会には、県議ら約50人が出席。山口氏が辞意を伝え、長谷川大紋会長代行、海野透幹事長、鶴岡正彦政調会長ら副幹事長以上の役員の辞職が了承された。党推薦候補として知事選に出馬し、現職に敗れた小幡政人氏(64)も姿を見せ、出席者たちに謝意を述べたという。

 新会長に立候補できるのは、辞職した役員以外で、5人の推薦を得た現職の県議か国会議員。立候補資格について、執行部は「5期生以上」を提案したが、議員会で異論があり、当選回数1回の県議でも立候補を認めることにした。8日から14日にかけて立候補を受け付け、18日から党員投票を開始する。開票は党総裁選と同じ28日の予定。

 辞任後の山口氏には、名誉会長などへの就任を求める声もあるが、本人は「考えていない。戦争で負けて帰ってきたときの気持ちと同じ」と述べるにとどめ、今後は「一兵卒になって党のために尽くす」という。

 山口氏の後継には、元水戸市長の岡田広参院議員や衆院選の選挙区で唯一議席を守った梶山弘志氏、自民党の派閥会長となった額賀福志郎氏らが取りざたされている。議員会で具体的に名前が挙がったのは岡田氏だけだったという。

 特定の地域に地盤を持つ衆院議員2氏に対し、県内全域に支持を得られやすい参院議員の岡田氏が有利との見方もあるが、「岡田さんが立候補すれば会長に決まる可能性は高いが、橋本(昌)知事と良好な関係にある」と、知事選で対立した現職知事との親密さを敬遠する声も県連内にある。

 山口氏は大正10年5月生まれ。昭和62年2月、故・赤城宗徳氏の後継として会長に就任し、平成18年には全国都道府県議長会の会長も務めた。現役の県議でもあり、現在14期目。

5963名無しさん:2009/09/08(火) 03:16:05
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090908-OYT1T00106.htm?from=navr

麻生首相、16日に総裁辞任へ…混乱収拾図る

 麻生首相は、特別国会召集日の16日午前に自民党総裁の辞表を提出する意向を固めた。複数の党幹部が7日、明らかにしたもので、8日に党本部で開かれる両院議員総会でこうした意向を表明する方向だ。16日午後に行われる首相指名選挙で、麻生首相に投票することへの反発が強まる中、前倒しで辞任することで、同選挙への党の対応を決めやすくする狙いがある。


 麻生首相はすでに衆院選惨敗の責任を取り、辞任する意向を示している。ただ、総裁任期は30日までで、後任を選ぶ総裁選は28日に投開票される予定だ。

 このため、自民党は首相指名選挙では、その時点で総裁である麻生首相に投票することになるが、衆院選で惨敗した首相に投票することへの反発が強く、白票を投じる案も出ている。

 首相としては、指名選挙前に自ら身を引くことで、混乱を収拾したい考えだ。辞任後、28日までは総裁は空席となる。ただ、党内では白票案にも反対があり、調整はなお難航しそうだ。

(2009年9月8日03時07分 読売新聞)

5964名無しさん:2009/09/08(火) 04:06:05
http://www.asahi.com/politics/update/0908/TKY200909070411.html

自公連立「埋没した」「らしさ発揮」 公明役員会が紛糾
2009年9月8日3時1分

 公明党の新代表に山口那津男氏を内定した7日の党常任役員会で、10年間の自公連立政権の総括を巡って議論が紛糾したことが分かった。公明党が埋没したとの総括を目指す新執行部に対し、連立を主導した重鎮たちが反発。山口新体制は「連立の後始末」で波乱含みのスタートだ。

 常任役員会では、山口氏が8日の全国代表者会議で読み上げる就任あいさつの内容が議論になった。出席者によると、山口氏側が示した原案には「連立政権の中で埋没した」「この10年間で公明党らしさが失われた」「政権運営に時間を取られ、支持者への説明が十分できなかった」との趣旨の言葉が盛り込まれていたという。

 これに対し、引責辞任する太田代表が「公明党らしさを十分発揮してきたし、努力してきた。一刀両断に『なかった』というのは不本意だ」と強く反発した。同じく辞任する北側一雄幹事長や、落選した冬柴鉄三前幹事長ら自公政権を主導した執行部経験者からも「連立の枠組みの中で全力を尽くしてきた」などと修正を求める声が続出。原案は修正され8日午前に改めて調整することになったという。

 山口氏は、総選挙惨敗を受けて自公路線に代わる針路を示し、来夏の参院選に向けて党の独自性をアピールすることを期待されている。だが、党内には自公路線へのこだわりもなお強い。出席者の1人は「原案は山口氏を中心に作成した。自公連立の負の部分を総括したい新執行部と、連立を支えてきた自負がある旧執行部の意識の差が対立になって表れた」としており、党再建の行方は不透明だ。

5965 ◆ESPAyRnbN2:2009/09/08(火) 10:26:22
> 党再生策として「総裁の若返りが必要」(鳥取)

こちらが石破への援護射撃なのは分かるのだが、

> 「原点に返り、国民に温かい手を差し伸べる政治を」(山口)

こちらは安倍ちゃんへの牽制に見えるw

5966 ◆ESPAyRnbN2:2009/09/08(火) 18:44:48
>>5936-5940>>5952
政治オタクのブラックジョークが現実になってしまう、今の自民党…

自民、首相指名選挙は若林氏に 異例の両院議員総会長

 自民党は8日、両院議員総会を党本部で開き、16日に行われる特別国会の首相指名選挙で若林正俊
両院議員総会長に投票する方針を決めた。

 党内の(1)惨敗を招いた麻生太郎総裁(首相)には投票したくない(2)白紙投票は国会議員の責務放棄
(3)全員が一致して投票できる候補が望ましい―との声を考慮した苦肉の策。自民党が首相指名選挙で
総裁以外に投票するのは極めて異例で、明確な首相候補を擁立できない衰退ぶりを表している。

 麻生総裁は両院議員総会で、衆院選惨敗に触れ「多くの有為な方々を失うことになり申し訳ない」と陳謝
した上で「すべての責任は私にある」として、16日午前に総裁を辞任する考えを重ねて表明した。

 これを受け首相指名選挙について、出席者が「若林氏か野田毅総裁選挙管理委員長がふさわしい」と
提案。細田博之幹事長が「若林氏にという声が多いのでお願いしたい」と要請し、拍手で了承した。

 また総裁選について「18日告示−28日投開票」との日程を了承。党員・党友投票を実施し、地方票300
と国会議員票200(現時点)で争うことが確定した。河野太郎衆院議員らが推薦人を20人から10人に
減らすよう求める動議を提出したが、否決された。

2009/09/08 18:33 【共同通信】
http://www.47news.jp/CN/200909/CN2009090801000604.html

5967名無しさん:2009/09/08(火) 18:55:55
いっそのこと総裁代理として、総裁選まで自民党を引っ張って欲しい。
あと、野田より人気?あるんですね(笑



首相指名選挙で、両院議員総会長の若林正俊・
元農相に投票する案を軸に検討する。
白票を投じる案は、8日午前の総務会で反対意見が大勢を占めた
ため、採用されない見通しとなった。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090908-OYT1T00393.htm?from=main4

5968チバQ:2009/09/08(火) 19:00:34
47 名前:無党派さん[sage] 投稿日:2009/09/08(火) 18:35:29 ID:C12I6B/D
首相指名に若林を据える根拠が、両院議員総会長だからってことだけど、
そもそもこの職自体がリリーフで務めていたものだよね。
(山崎正昭参院幹事長が体調不良で辞任→谷川秀善が後釜になり、
空席になった両院議員総会長に若林が座る)


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