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自公保観察スレ

5903名無しさん:2009/09/05(土) 02:34:29
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090905k0000m010101000c.html

自民:全国幹事長会議 地方から苦言続々

全国幹事長会議で衆院選の敗北について陳謝する麻生首相=自民党本部で2009年9月4日午後2時6分、小林努撮影 自民党は4日、党本部で全国幹事長会議を開いた。衆院選に大敗し、地方代表からは党運営に対する批判が噴出したが、麻生太郎首相に代わる有力な新総裁候補は見当たらないうえ、来夏の参院選に向けた反転攻勢の手がかりも見いだせず、重苦しい再出発となった。

 首相は冒頭、「国会で活躍した多くの同志を失うことになり、残念至極だ。総裁としての責任を強く感じている」と謝罪し、頭を下げた。会場は拍手で応えたが、長野県連の石田治一郎幹事長が「わが党の支持者の30%が他党に移った。全員に反省してもらわないと党の再建はない」と口火を切ると、小選挙区で全敗した沖縄県連の翁長政俊幹事長も「政権運営、党運営が国民にノーを突きつけられた」と続いた。

 国会での首相指名選挙や党総裁選への対応が定まらないことにも不満が相次いだ。栃木県連の梶克之幹事長は「今の自民党は組織の体をなしていない」と指摘。高知県連の武石利彦幹事長は「今回の総裁選は派閥の力学でやってはいけない」と述べ、旧態依然とした後任選びを繰り返さないようクギを刺した。

 一方で、地方組織には今後の政治活動への不安も強い。「これからはどこに陳情に行けばいいのか」「野党経験のない私たちに野党活動ができるのか。中央につながる体制がないと盛り返すのは難しい」などの声に、保利耕輔政調会長は「まだ省庁とのパイプは十分に持っている。信頼関係があるので大丈夫だ」と説明したが、説得力を欠いた。

 谷川秀善参院幹事長は「参院選に勝って逆ねじれを起こし、政権奪取のとっかかりとしよう」と訴え、選挙態勢の立て直しに協力を求めた。これに対し、地方からは「今回のマニフェストは民主党と同じバラマキだ。保守政党として政策の違いをはっきり示さないと参院選はまた完敗する」(徳島県連)などと注文がついた。

 会議は約2時間で終了。新潟県連の渡辺惇夫幹事長は「党も厳然たる事実を突きつけられたのだから、これで反省しないのはおかしい」と記者団に語った。【塙和也】

◆全国幹事長会議での主な意見(発言順)

 宮崎県連 衆院選で何度も公認をお願いしたのに保留され、(保守分裂で)落選した。地方を尊重しない党本部への怒りは非常に大きい。

 徳島県連 政策が民主党と同じで大衆迎合になっている。違いを出さなければ次の参院選も完敗する。

 熊本県連 保守政党と民主党の対立軸がなくなっている。今の時代に合う新しい保守の理念を打ち立ててほしい。

 京都府連 民主党に政策で負けたことを認めざるを得ない。保守政党としてやるべきではなかった政策もあった。

 山形県連 野党経験のないわれわれに野党としての活動ができるのか。「自民空白区」の県議・市議は本当につらい。

 秋田県連 党総裁選の地方票を増やすのは制度を変えるのが難しいというが、やれば変えられる。中央から変えてほしい。

 福島県連 自民党のマニフェストは民主党より後から作ったのに、非常に分かりにくかった。党本部は発想を変えるべきだ。

 茨城県連 県医師会が反自民の先頭に立ち、高齢者の票がかなり流れた。社会保障費の削減は影響が大きく、弱者に対する政策見直しを大胆にやってほしい。

 静岡県連 7月の知事選で敗れ、今回も全選挙区で敗れた。次の県議会も危ない。その認識からスタートすべきだ。

 栃木県連 政策がすべて民主党の後追いだった。議員が簡単にマスコミに登場して組織を批判しているのも問題だ。組織の体をなしていない。

 山梨県連 民主党の子ども手当は非常に浸透した。自民党は若い人々のための政策が必要だ。

 新潟県連 民主党のマニフェストとの違いを分かりやすい形で地方に示してほしい。なかなか有権者に理解を得られない。

毎日新聞 2009年9月4日 21時46分(最終更新 9月4日 23時12分)


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