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農業総合スレ

1とはずがたり:2003/08/06(水) 19:22
農業問題一般。土地制度その他

武部農相よ、農協を解体しよう!
http://kaba.2ch.net/giin/kako/993/993748216.html

武部農水相について語る・・・
http://kaba.2ch.net/giin/kako/1009/10090/1009030603.html

539とはずがたり:2008/09/08(月) 03:31:15
>>537-539
その村長選の結果の記事。
無理矢理遵守派の勝利と格差拡大を結びつけたいだけのように見える。
得票結果から見ると過剰派の共倒れに過ぎないのでは?

選挙:大潟村長選 高橋氏が初当選 現職、新人を振り切る /秋田
http://mainichi.jp/area/akita/news/20080825ddlk05010013000c.html

 任期満了に伴う大潟村長選は24日投開票があり、新人で無所属の元村議、高橋浩人氏(48)が、現職の黒瀬喜多氏(63)と新人の元JA大潟村専務理事、小林肇氏(41)=いずれも無所属=の2氏を破って初当選した。当日有権者数は2506人(男1218人、女1288人)で、投票率は92・18%(前回95・08%)だった。

 かつて国の減反政策をめぐり「順守派」「反対派」に二分された村内は、世代交代や米価下落など新たな問題に直面。

 営農指導強化による農家所得向上を訴えた高橋氏は「村が一体となれる農業戦略を打ち出して農家所得を向上させ、米価低迷で閉塞(へいそく)感が漂う村を元気にしたい」と抱負を語った。

 高橋氏は前回に続く2度目の村長選立候補。黒瀬氏は県内唯一の現職女性首長で、2期8年の実績をもとに村民参加の村づくりを強調したが、生産調整の問題を背景に高橋氏に支持を奪われた。また小林氏は世代交代による村内融和を呼びかけ若者を中心に支持を伸ばしたが、支持者層が重なる黒瀬氏と票を分けたことが響いた。【百武信幸】

==============
 ◇大潟村長選開票結果=選管最終発表
当 954 高橋浩人 48 無新
  804 黒瀬喜多 63 無現
  539 小林肇  41 無新
==============

 ◇大潟村長略歴
高橋浩人(たかはし・ひろと) 48 無新(1)

 農業▽NPO理事[歴]青年会議所理事長▽村議▽東農大

毎日新聞 2008年8月25日 地方版

540とはずがたり:2008/09/12(金) 03:01:11
直ぐ死んでしまうなら飼ってあげても良いじゃないか。
情操教育になるし金魚ぐらい飼ってあげるてもいいんじゃないのかねぇ。
奈良スレにしとうかとも考えたが此処へ

金魚すくい、親が「持ち帰り拒否」で金魚の産地、大和郡山がピンチ
http://sankei.jp.msn.com/life/trend/080909/trd0809092041008-n1.htm
2008.9.9 20:41

 縁日の露店やイベントでおなじみの金魚すくいに“異変”が起きている。子供たちが金魚をすくっても、飼育の手間や死ぬことを敬遠し、親たちが持ち帰らせないケースが急増。「金魚のまち」として知られる奈良県大和郡山市などの生産地では、こうした現象に危機感を抱いている。かつて多くの家庭で見られた金魚の飼育風景も今は昔で、姿を消しつつある一方、ネット上では高級金魚などが盛んに取引されているといい、「高級志向」へのシフトも垣間見える。

 ■薄利に追い打ち

 「せっかくすくったんだから持って帰りたい!」
 「持って帰ってもすぐに死んでしまうでしょ」

 8月末のある日、いつでも金魚すくいが楽しめる同市の土産物店「こちくや」で、母子が言い合っていた。「毎日1回はこんなやりとりがある。子供が店先で泣き出すこともよくあるが、大抵は親の意見が通る」と、店長の下村康氏さん(63)は話す。

 同市の郡山金魚卸売センターによると、金魚すくいでなじみ深い品種「コアカ」の販売価格は1匹8〜15円。これに対し、生産コストは1匹当たり5円程度かかる。金魚生産は、典型的な薄利多売産業だ。

 しかし最近は、縁日などでも金魚すくいの露店はめっきり影が薄くなった。原油価格高騰などによる輸送コストの圧迫もあり、金魚の「持ち帰り拒否」の進行は、低迷にさらに追い打ちをかけている。

 こちくやは輸送費用がかからない分、コストが抑えられるが、「商売としてはぎりぎり」の状態といい、下村さんは「露店の金魚すくいだと1回300〜400円になってしまうのも分かる。厳しいでしょう」と話す。

 ■悪循環

 300年近い歴史を持ち、全国の流通量の半分以上を占めるともいわれる大和郡山の金魚だが、コアカなどワキンの昨年の年間販売量は、約4500万匹。ピーク時の平成4年(約7400万匹)の約6割まで落ち込んだ。消費の低迷は生産現場の後継者不足などの悪循環にもつながり、厳しさは年々増している。

 大和郡山や東京・江戸川とともに金魚の三大生産地に数えられる愛知県弥富市の市金魚漁業協同組合の伊藤恵造組合長(56)は、持ち帰り拒否の進行について「都会では室内で飼わざるを得ないなど、昔と比べて気軽に飼えなくなったことが影響しているのでは」と分析する。

 伊藤組合長自身、「昔は1つの縁日で金魚すくいの露店は何店もあったが、今では1店あるかないか」と衰退を実感。同組合でも、コアカの販売量が「20年ほど前と比べて半分程度になった」と嘆く。


 ■新たな可能性

 「大量に生産して、安価で売ればいいという時代ではなくなった」。大和郡山市の生産業者、中野重治さん(81)もしみじみ話す。中野さんは4代目で、自身も約50年間金魚生産に携わってきたが、かつての取引先の問屋が次々と姿を消した。

 暗い話題が目立つ金魚産業だが、ネット売買という新たな動きも起きている。ランチュウなど高級金魚が中心で、最近では個人取引だけでなく、業者の参入も目立つようになった。伊藤組合長は「ネットで買ってくれたお客さんが新たな顧客になる可能性もある」と歓迎。また、中野さんも「販路にネットが加わったように『安いものより高くて珍しいもの』へと消費者の嗜好も変わってきている」と話し、業界では、時代をにらんだ生き残りへの模索が続いている。

541とはずがたり:2008/09/13(土) 23:10:02

仕方がないけど勿体ないですねぇ。。

<キャベツ>全農長野、400トン出荷停止 今月中旬、需給調整で/長野
2008年9月13日(土)18:00
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/region/20080913ddlk20040129000c.html?fr=rk

 農林水産省が11日発表したキャベツの緊急需給調整の実施について、全国農業協同組合連合会(全農)長野は9月中旬に400トンの出荷を停止する。

 全農長野によると、北佐久、南佐久、諏訪地域で20日までに廃棄される予定。今年は安値が続いたが、豊作の一方で消費が低迷し、7月中旬から、さらに安値となった。市場相場は通常1ケース(10キロ)あたり1000〜1200円だが、現在は800円前後で平年より3〜4割安い水準。原油高などで生産・流通コストがかさみ、出荷しても赤字になる農家が増えている。

 06年のキャベツ県内生産量は5万8500トンで全国7位。うち9割以上が夏秋に出荷される。出荷調整は3年ぶりで県内では今夏、ハクサイを約2800トン出荷調整した。【福田智沙】

542とはずがたり:2008/09/16(火) 11:37:36
紫蘇…花着き出した

南瓜…もう一個実が膨らみだしたけどもう遅いかなぁ。。

543とはずがたり:2008/09/18(木) 11:58:22
苺…実はそろそろ終わりか

ミニトマト…そろそろ枯れ出してるけど未だ実を着けてる

茄子…秋茄子♪

落花生…元気

シシトウ…未だ実を着ける 2本のうちずんぐりした方が元気なし

番外
ハナミズキ…不調。。

ハナミズキが危ない!!対策を教えてください。
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa606796.html

544とはずがたり:2008/09/18(木) 19:28:45

「佐賀牛」の輸出計画 中東の富裕層に照準 UAEの高級ホテル訪問
2008年9月15日(月)10:30
http://news.goo.ne.jp/article/nishinippon/business/20080915_news_004-nnp.html

 佐賀県が特産のブランド牛肉「佐賀牛」を、オイルマネーに沸く中東諸国へ輸出する計画を進めている。各国から集まる富裕層に照準を定め、不景気で高級食材の消費が落ち込む中、需要喚起につなげたい考えだ。農水省によると、イスラム圏へ牛肉を本格的に輸出している都道府県はない。旗振り役の古川康知事は「条件が整えば、JAや経済団体のトップと使節団を組んで現地に飛び、トップセールスする」と意気込んでいる。

 「アラブ首長国連邦(UAE)で佐賀牛を扱う五つ星ホテルを、本年度内に2つ以上開拓せよ」

 古川知事の“ミッション(使命)”を胸に、同県流通課の大田圭参事(27)は7月中旬、ドバイの最高級ホテル「バージュ・アル・アラブ」にいた。持参したPRパンフレットを広げ、ホテルのシェフや納入業者と面談。「うま味と甘みがとろけ出す柔らかさと、ジューシーな脂身が絶妙です」と佐賀牛の魅力を訴えた。

 反応は上々だった。シェフたちは「いい肉のようだ。うちで扱ってみたいね」などと関心を示したという。中東諸国で流通する牛肉は、オーストラリアやニュージーランド産の「赤身」が主。佐賀牛のように脂肪が網の目に入った「霜降り」は流通していないという。

 大田参事ら県職員は4月から計4回、UAEを訪問。バージュ・アル・アラブや首都アブダビの最高級ホテル「エミレーツ・パレス」などに照準を定めてPR作戦を展開している。
   □   □
 輸出計画の端緒になったのは、昨年12月にクウェートの日本大使館で開かれたレセプション。佐賀牛のステーキが、現地要人らに「こんなうまい牛肉料理は初めてだ」と好評を博した。ホスト役を務めた武藤正敏大使から佐賀県にこの話が伝わり、古川知事が6月に輸出構想を発表した。

 武藤大使は7月末、同県玄海町平尾の中山牧場を訪ね、黒毛和牛の飼育状況を視察。随行した県職員や生産者に「霜降りの高級肉をどうイスラムの食文化に溶け込ませるか、工夫が必要」などとアドバイスした。

 大使を案内した同牧場の中山裕代表理事(40)=JAグループ佐賀肥育牛部会長=は「アラブの王族が佐賀牛を食べるようになれば、ブランド力が高まり欧州にも浸透するのでは」と力を込める。
   □   □
 佐賀牛は昨年6月、香港へ初めて輸出され、今年6月からは米国にも進出している。香港向けはヒレやロースといった高級部位を中心に月間約1トンのペース。米国にも8月までの3カ月間で約2.8トンが送られた。

 ただ、中東輸出にはイスラム教の戒律に従った「ハラール」という加工処理が必要になる。食肉にする際、イスラム教徒が祈りをささげながら、聖地メッカの方角を向いて牛を殺さなければならない。県はUAE政府がハラールの認証機関として認可するイスラム教の団体探しや、食肉処理施設の選定を急いでいる。

 「これまでの現地訪問では、佐賀牛の現物が持ち込めなかった。交渉相手から『サンプルをぜひ見たい』とのリクエストもあり、早急にめどを付けたい」と大田参事。

 農水省によると、都道府県が旗振り役となり、牛肉輸出を後押しする例はほかにないという。同省貿易関税チーム輸出促進室は「佐賀県の取り組みが成功例となって、後に続く自治体が出てきてほしい」と熱い期待を寄せる。 (庭木香充)

=2008/09/15付 西日本新聞朝刊=

545とはずがたり:2008/09/20(土) 10:43:36

「農産物輸出でNZと提携を」 能代出身の岡部総領事
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20080919g

 在オークランド総領事(ニュージーランド=NZ)で一時帰国中の岡部孝道氏(57)=能代市出身=が18日、東京・霞が関の外務省で秋田魁新報社のインタビューに応じ、本県の農畜産物輸出に関して「営農技術や販売ノウハウの面でNZと提携できる可能性がある」と述べた。

 NZは、農業者らの組合組織を基盤に世界的な乳製品輸出企業に成長した「フォンテラ」(本社オークランド)をけん引役に、日本や米国、豪州へ乳製品、農畜産物などを輸出する。

 岡部総領事は「名産のキウイを世界市場に売り出し、乳製品輸出が好調な経済状況から見て、NZは農産物輸出で秋田県と技術提携を進めることができる。最新の営農や海外販路拡大のノウハウが参考になる」と強調。さらに「NZは日本と関係を持ちたがっている。人のつながりを基本に、農業分野で秋田とNZの双方がウィン・ウィン(互恵)の関係をつくってほしい」と述べた。

 岡部総領事は能代高から東大に進み、1977年に外務省入り。在クウェート一等書記官、在インド参事官、在ネパール公使、在タンザニア公使などを経て2005年から現職。
(2008/09/19 10:41 更新)

546とはずがたり:2008/09/20(土) 11:38:02
青梗菜…苗買ってきて植える

壬生菜…苗買ってきて植える

大根…残りを植える

547とはずがたり:2008/09/20(土) 18:43:19
一度きちんと司法の場で白黒着けて貰わねばならんのでは?

献金禁止のJA系2団体、政治資金パーティー券大量購入
http://www.asahi.com/national/update/0920/TKY200809200080.html
2008年9月20日16時59分

 07年参院選で初当選した組織内候補を支援するため、06年に18回の政治資金パーティーを開き、1億円超の政治資金を集めたJA系政治団体が、07年も同様の手法で1億円近くを集めていた。農林水産省から補助金を受け、政治献金が禁じられているJA全中、JA全農がパーティー券を大口購入していた。

 東京都選挙管理委員会が公開した全国農業者農政運動組織連盟(全国農政連)の政治資金収支報告書から分かった。パーティーは07年1〜4月に18回開かれた。パーティー券販売収入は9106万円。料理代など開催経費を差し引いた収益は8871万円だった。

 購入額は、全中が2700万円、全農が450万円を購入。ほかに補助金を受けていない農林中央金庫が2660万円、JA共済連が900万円分を購入していた。

 全国農政連は06、07年、パーティーで集めた資金を元JA全中専務理事の山田俊男参院議員が代表の自民党支部に寄付。その後、全額が山田としお後援会に渡り、07年中に他団体の寄付金などと合わせた約2億3310万円が参院選のための旅費やポスター代などに使われた。

 JA全中は06年度に9億円、07年度が12億円、JA全農は06年度だけでも1238億円の補助金を農水省から受けた。政治資金規正法では、補助金を受けた団体は交付決定日から1年間、政治献金できない。しかし、パーティー券については1回150万円を上限に購入できる。

 このため、パーティー券購入で政治資金を提供するJAグループの手法について、「脱法的行為だ」という批判もあるが、全国農政連の松岡公明幹事長代理は「正々堂々と開いており、脱法的だとは思っていない」と話している。

 一方、2年間で計2億円以上の政治資金を全国農政連から提供された山田氏の事務所は「他団体の政治資金パーティーの詳細まで知り得る立場にない。全国農政連のパーティーは農業政策や時事についての有意義なセミナーだと承知している」としている。

 政治資金の問題に詳しい立正大学の浦野広明教授(税法学)は「パーティーを装っているが、頻度や収益率を見ると政治資金規正法上でも実質献金という見方ができる。違法性は高い」と指摘している。(別宮潤一、木野正章)

548杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2008/09/21(日) 07:57:57
ちなみに羽後町には、その名も 西 又 ってのが存在するんですよね。
  ,,,,,,,,,,,,,,,,
 ミ ・∀・ミつ ttp://www.geocities.jp/nullpointrx7/100_FUJI/080612/DSCF3755.JPG

「あきたこまち」に萌え系イラスト JAうご、若者獲得狙い
http://www.asahi.com/national/update/0917/TKY200809170292.html
2008年9月18日0時44分

 市女笠(いちめがさ)をかぶり、稲穂を手に笑顔を浮かべる黒髪の美少女。秋田県羽後町のJAうごが、萌(も)え系のイラストが米袋に印刷された「あきたこまち」を発売する。
 事故米のニュースが連日報道されるなか、米離れが進む若者に身近に感じてもらおうと、美少女ゲーム「SHUFFLE!」「俺たちに翼はない」などで原画を手がけた西又葵さん http://www.jokertype.com/ に依頼した。
 東京の百貨店には「店の雰囲気に合わない」と断られたというが、「若者なら受け入れてくれるはず」とJA担当者は強気。米袋は1万枚発注済みで、ホームページで22日から注文を受け付ける。

549とはずがたり:2008/09/21(日) 10:26:29
>>548
ええですね〜(;´Д`)
羽後町は名前もでかいし町長が合併を拒否して秋田県知事選に出馬したり独自になんでもやってやろうと云う気概が強いんですかねぇ。

550とはずがたり:2008/09/22(月) 07:21:35
こういうばらまき制度は使いにくくするってのが鉄則でしょうねw

2008/09/21
国の燃油対策事業に批判 申請ためらう漁業者多く
http://www.nnn.co.jp/news/080921/20080921002.html

 国による燃油高騰水産業緊急対策の実証事業で、鳥取県内では対象十団体のうち鳥取県漁協をはじめとする六団体がすでに申請を済ませたものの、いまだに「制度に乗れない」などと申請をためらう漁業者も多いことが分かった。認定されれば燃油高騰分の九割が補てんされるが、昨年の水揚げを上回れば補てん対象とならなくなるなど条件が厳しいため。漁業者からは「国は現場のことが分かっていない」などの批判も聞かれる。

 国の緊急対策をめぐっては、県内ではすでに県沖合いかつり漁業協会が認定を受けたほか、カニかご漁業、沖合底引き網なども申請中。県内の漁船の半数に相当する千隻が所属する県漁協からも二百六十隻が申請中で、今月末の三次募集までに百隻程度が追加される見通し。

 ただ、当初は「画期的な措置」と高く評価された緊急対策も、実際に作業が進むにつれて申請をためらう漁業者も増えてきた。

 県漁協境港支所の高見信悟参事によると、理由の第一は一律に一割の省エネを求められる点。基準となるのは昨年十二月で、高見参事は「漁業者はそれ以前から身を削るように省エネに努めており、さらなる削減は困難」とする。

 また、水揚げが昨年を上回れば上昇分の九割を国に戻す規定があることも漁業者に二の足を踏ませる。境港市で小型底引き網漁を営む景山満さん(70)は「水揚げが増えても箱代に氷代などがかかり、丸々手取りが増えるわけではない。これでは一生懸命漁をすれば損をすることになる」と憤りを隠さない。

 高見参事は漁業者から「エンジンを省エネタイプに更新したいが、制度に乗れないか」と相談を受けて困惑した。国の事業の対象となるのは原則として五人以上のグループで、一人での更新は対象にならないため。高見参事は「申請には手間暇がかかる上、条件設定が厳しい」とため息交じりだ。

 一方、ここにきて燃油の価格が下落傾向なのも問題を複雑にしている。

 県漁協によると、九月以降のA重油の価格は百十円台で、最も高かった八月末の百二十九円よりも十円以上下がった。事業の基準となる八十九円とは二十円以上の開きがあるが、「『厳しい条件をはめられた上にわずかな補てんを受けるより、燃油が下がるのを待った方がいい』という漁業者が出かねない」と、高見参事は指摘する。

 景山さんも申請をためらっている一人。「省エネのために経済速度を守っていては水揚げにも影響する。こんな面倒な制度ならいらない」と口にする。

552荷主研究者:2008/09/23(火) 01:24:12
数年前、九州に行った帰りにわざわざ見に行ったが、「笠岡ふれあい空港」とかいう安っぽい看板が田園地帯のど真ん中にあって、その横に小さな滑走路が伸びる風景は滑稽というか違和感というか、本当に不思議な景色であった。

http://www.sanyo.oni.co.jp/sanyonews/2008/08/07/2008080711283397018.html
2008年8月7日 山陽新聞
フライト事業廃止 農道空港(笠岡湾干拓地)運営協が解散

 笠岡湾干拓地にある農道空港の運営協議会(井笠地域3市2町など16団体で構成)は6日、解散した。運営協が担った、農道空港を利用した軽飛行機による井笠地域の農産物空輸(フライト)事業は廃止となった。

 運営協は空港開港の1991年発足。農水省が提唱したフライト事業で京阪神方面を中心にバラやブドウ、カニなどを空輸し、現地の百貨店などで販売したが、安価で大量に運べるトラック輸送にコスト面で勝てず当初から赤字続き。昨年度は休止状態だった。

 この日、笠岡市内であった総会で「事業継続は非常に困難」として全会一致で解散を決めた。空港は笠岡市が管理する。

553荷主研究者:2008/09/23(火) 01:25:31

http://www.kahoku.co.jp/news/2008/08/20080809t12002.htm
2008年08月09日土曜日 河北新報
豊田通商、栗原でパプリカ生産 宮城が全国一に

 トヨタ自動車グループの豊田通商(名古屋市)は8日、2009年に宮城県栗原市でパプリカ生産を始めると発表した。同社が農業生産に参入するのは初めて。10年には果実、野菜販売世界最大手の「Dole(ドール)」日本法人が登米市で生産を開始する予定。両社の生産が本格化すると宮城県は全国トップのパプリカ生産地になる見通しだ。

 生産は、豊田通商の100%子会社である豊通食料(東京)と地元農業者6人が7月下旬に設立した農業生産法人「ベジ・ドリーム栗原」が担う。総投資額は2億2000万円。

 近く県農業公社が所有する栗原市高清水福塚の農地約80アールを取得し、今秋にもビニールハウス(約70アール)の建設に着手。従業員として10人程度を雇用する予定だ。

 09年1月から養液栽培で生産を始め、同年夏ごろの初収穫を見込んでいる。生産能力は年間140トン程度で全国の大手小売店に出荷する。

 宮城県のパプリカ生産量は年間54トンで全国11位。Doleなどによる県内生産量を合算すると約900トンとなり、生産日本一の熊本県(623トン)を抜く。

 豊田通商広報・IR室はパプリカ生産への参入について「国内農家との競合が少なく、商社として確立してきた販路を流通に活用できる」としている。

 パプリカの養液栽培は多額の設備投資を要し、個人農家では困難とされる。県農林水産部は「大手資本と地元農家のノウハウが結び付くことで、付加価値の高いパプリカを大量生産できる」と期待を寄せている。

554とはずがたり:2008/09/24(水) 10:03:30

面白そうな試みですね。ちょいと期待。

「薬草王国」復活へ 県が生産奨励
http://mytown.asahi.com/nagano/news.php?k_id=21000000809240004
2008年09月24日

 中山間地域の遊休農地解消の切り札に、薬草栽培を復活させようという計画が持ち上がっている。江戸時代から薬草王国を誇った長野県だが、現在では中国産に押されて生産量は激減。「栽培に手がかからず、長寿県の『健康』イメージと重なる薬草で地域おこしにもつなげたい」と栽培奨励を県が決定。今秋の実験栽培を経て、1年後には本格生産を始める予定だ。(杉浦幹治)

 長野県では、松代藩や上田藩が積極的に薬草栽培を奨励し、甘草や朝鮮人参が多く取引された。その伝統は戦後も続き、県薬事管理課によると、薬用作物を栽培する農家の戸数は01年まで、栽培面積は00年まで全国1位。生産量もトップクラスを誇った。

 しかし、80年代から安価な中国産が流通し始めると衰退が始まる。05年の生産量は43トン、栽培戸数160戸、栽培面積3676アールで、それぞれ全国13位、12位、11位に転落。96年と比べて10分の1程度の規模に落ち込んだ。

 一方で、過疎化と高齢化で、県内の遊休農地は増え続けている。05年現在で約1万1千ヘクタール、農家でない人が持つ農地を含めると1万7千ヘクタールもある。

 昨年夏、県庁で開かれた、遊休農地について話し合う県農業会議。「もう一度、薬草を植えるのはどうだろうか」というアイデアが出た。

 薬草にはドクダミなど雑草に近いものが多く、高齢者でも簡単に栽培できる。香りが強いため、シカやイノシシなどの食害獣が近寄らない。山間部の狭い傾斜地でもたくましく育つ。健康ブームで用途と需要は増加傾向にある……。会議では、薬草の利点が次々に上がった。

 県は2月、大阪市の生薬メーカーや卸会社への調査を開始。中国産は別種が混じるなど品質に問題があるうえ、6月の四川大地震の影響で生産量が減り、国産品の需要が高まっていることがわかった。

 これを受けて、県は薬草栽培を本格的に奨励する方針を決定。県内の生産者や業者を含めて計8回の話し合いを持ち、ウイキョウ、ドクダミ、オオバコ、カノコソウ、センキュウ、トウキの6品種を有望品種として栽培していくことになった。品種によっては10アールあたりで、米を上回る収入を見込めるものもあるという。

 80年代、県は流入の始まった中国産に対抗するため、薬草栽培を促進したが、生産量が増えすぎて値崩れを起こしたことがある。「当時はまだ市場が小さいため、貯蔵が利く薬草の在庫は増える一方だった」と県園芸畜産課。今回、県は技術指導と、農家と薬品業者の仲介を助けることに専念し、引き取り先と価格が決まっている契約栽培を促していくという。

 この秋から県は、菅平薬草栽培試験地(上田市)などで実験栽培や農家向けに研修会を開いていく。同課は「来秋には農家による生産に結びつけたい」としている。

555とはずがたり:2008/09/25(木) 12:36:30
やれやれ総選挙対策か。

<余剰米>10万トン買い入れ方針…自民が価格対策
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080925-00000005-mai-pol
9月25日0時36分配信 毎日新聞

 自民党は24日、豊作で過剰生産が見込まれる08年産米の価格下落を防ぐため、10万トン程度を備蓄米として買い入れる緊急対策をまとめた。実施されれば、政府によるコメの買い支えは2年連続となる。コメは既に収穫期に入っており、飼料米への転換など生産調整(減反)に協力した農家への助成金も上積みする。

 農林水産省は今年、作付面積を前年より10万ヘクタール削減する目標を掲げたが、現状では4万ヘクタール程度しか減らせない見通し。豊作も加味すれば、最近のコメ消費増を考慮しても10万トン程度の余剰が発生するとみている。

 一方、生産調整に協力した農家が不利にならないよう作付面積10アール当たり3000円の協力金を新たに支給するほか、各種助成金を増額する。衆院選を前に農村票の取り込みを図る狙いもあるが、今年度予算で2度目の補正を見込むなど財源が不明確な部分も残っている。【工藤昭久】

最終更新:9月25日11時50分

556とはずがたり:2008/09/30(火) 02:53:49
将来マンションとか建てるために塩漬けにしてるならちゃんと遡って税金取れよなぁ。

農地漂流:草刈り年1回で耕作地 農水省、放棄と認めず
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20080930k0000m040149000c.html

刈り取りが行われた耕作地の中に雑草が生い茂る「仮登記農地」が浮かぶ(中央)=さいたま市岩槻区で2008年9月14日、本社ヘリから武市公孝撮影

 さいたま市岩槻区で10年以上も耕作されていない37ヘクタールの農地が、農林水産省の統計「農業センサス」では耕作放棄地に含まれていないことが分かった。年1回草刈りをしていることが理由。農水省は耕作放棄地対策を検討するための実態調査を進めているが、そこでも岩槻のケースは耕作放棄地としない予定という。専門家は「センサスは耕作放棄地の実態を反映していない」と批判している。

 この農地は東京ドーム8個分の広さで、今月中旬、周辺の田んぼで稲刈りが進む中、濃い緑の雑草が生い茂っていた。登記簿などによると約35年前、地元の不動産業者が農家に売買代金を支払い、所有権移転を仮登記した。何度か転売され、現在は大手ゼネコンの鹿島(東京都港区)などが仮登記している。土地区画整理事業実施へ向けて設立された組合が毎秋、草刈りをしているが、ほとんど耕作していない。

 不動産業者に約30アールを売った男性(82)は、業者に「きれいに耕された土地だと、なかなか転用許可が下りないから」と荒れ地にしておくように言われたという。約35アールを売った男性(75)も「今この土地を売ると言われても、耕作する農家はいない」と話す。

 年1回の草刈りだけでは、草が生い茂って見通しが悪く、不法投棄やぼやが絶えない状態が続く。鹿島は「土地区画整理事業の可能性を模索し、できない場合は農地としての活用を含めて検討する予定」と説明する。

 一方、さいたま市農業委員会は「管理されている農地で、少し休ませている状態」と話し、耕作放棄地とは判断していないという。農水省も「所有者がおり、年に1回草刈りをしている場合は、将来農地として使える状態に保全管理ができていると言える。耕作放棄地には含めない」と釈明する。

 センサスによると、05年の耕作農地面積は344万6770ヘクタールで00年より28万7518ヘクタール減った。だが、05年の耕作放棄地(38万6000ヘクタール)は00年比4万3000ヘクタール増にとどまり、耕作面積の減少幅と大きく食い違う。

 センサスは農業の最も基本的な統計で、政策立案の基礎になっている。農地問題に詳しい小田切徳美・明治大教授は「センサスは、耕作放棄が進んで原野化した農地は耕作放棄地に含めないなど、耕作放棄地の実態を反映していない」と指摘する。【田村彰子】
毎日新聞 2008年9月30日 2時30分(最終更新 9月30日 2時30分)

557とはずがたり:2008/09/30(火) 03:31:59

色々試みてますねぇ。環境にも熱心だし発展もしてるし風通しも良く色々やってみようの精神が滋賀県には強いような気がする。近年の経済発展や琵琶湖の環境意識と云うよりかは近江商人以来の伝統でしょうかね?
先日大津へ泊まりにいって石山寺に行ったんですけど滋賀県は源氏物語千年紀とかで結構宣伝一生懸命してました。
奈良なんかよりもよっぽど熱心だし宿泊施設も整っているのが滋賀県の印象です。奈良は古色蒼然,古都に胡座かいてますな。木が倒れて観光客に直撃してる場合ではない。

近江牛:湖周道路沿いで水田放牧 消費拡大のPRに−−近江八幡 /滋賀
http://mainichi.jp/area/shiga/news/20080921ddlk25040391000c.html

 JAグリーン近江の肉牛部会は、県内外の消費者に本物の近江牛を見てもらい消費拡大につなげようと、近江八幡市大中町の県道湖周道路沿いで、近江牛2頭の水田放牧を始めた。同県道の東近江市大中町でも近く始める。

 放牧されている近江牛は、同肉牛部会の会員が飼育している繁殖用和牛でいずれも来年2月出産予定の3〜4歳のメス牛。放牧地はともに80アールずつの水田で、転作で麦や野菜を栽培していたが、牧草地にするため牧草をまいていた。

 和牛の水田放牧は、獣害対策や耕作放棄地の有効活用、農村の景観形成対策などで広がりをみせ、今年度は県内で14カ所に広がっているが、PR用に放牧するのは同地区だけ。

 放牧地の周囲には電流を流した柵を設け「近江牛まつり」ののぼりを立て県道を行き交うドライバーの目を引くようにしてある。近く横断幕も設置する。放牧は12月初頭までの予定。【斎藤和夫】

毎日新聞 2008年9月21日 地方版

558とはずがたり:2008/10/02(木) 03:09:33

ばらまいとるなぁ。。

>肥料、ハウス栽培用燃料の支援策は、施肥効率の向上、省エネルギー技術の導入で肥料や燃料の使用量を二割削減した農家を対象とする。事業費は五百億円。
今迄も効率的にやってた農家には補助されずに放漫でやってきた農家がエネルギー削減すると補助される仕組みですよねぇ。。

農林水産は2800億円 経済対策補正予算案 肥料上昇分の7割補てん(09/27 07:03)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/120076.html

 政府の総合経済対策に伴う二〇〇八年度補正予算案で、農林水産分野の概要が二十六日、明らかになった。肥料、燃料、飼料の価格高騰対策を柱に、総額は約二千八百億円。このうち肥料、ハウス栽培用燃料については、前年度に比べた価格上昇分の七割を補てんする枠組みを設ける。

 肥料、ハウス栽培用燃料の支援策は、施肥効率の向上、省エネルギー技術の導入で肥料や燃料の使用量を二割削減した農家を対象とする。事業費は五百億円。

 国による七割補てんに加え、農業団体や都道府県にも負担を求め、最終的に価格上昇分の九割補てんを目指す。価格高騰が続けば、支援の枠組みは〇九年度以降も維持される方向だ。

 このほか、施肥効率の向上を図る土壌診断の費用補助に七十億円、省エネ機器・設備導入の費用補助には、四十八億円を計上する。

 水産関連では、七月の緊急対策による漁船燃料高騰分の補てん事業費八十億円が払底したことから、新たに約六百億円を追加。畜産飼料の高騰対策に使う基金も八十五億円積み増す。

 また、政府が製粉会社に売り渡す輸入小麦の価格上昇幅を圧縮するため、約二百億円を計上する。

559とはずがたり:2008/10/02(木) 13:27:43

大学の農場と云う事で甘えがあったのではないか。

東大農場が禁止農薬でコメ栽培 周辺住民にも販売
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081002-00000509-san-soci
10月2日10時16分配信 産経新聞

 東京大学大学院農学生命科学研究科の付属農場(東京都西東京市)が平成9〜11年度の3年間、使用が禁止されている水銀系農薬を使用して、実習田でコメを栽培していたことが2日、分かった。収穫されたコメは周辺住民に販売されていたという。東大は同日午後、同農場で住民説明会を開催する。

 東大では今年9月、内部通報を受けて、調査委員会を設置し、残留農薬などの調査を始めるとともに、同農場で生産された農産物の販売を中止している。

 東大によると、使用されたのは昭和48年に農薬として使用が禁止された「酢酸フェニル水銀」。同農場の技術系職員が平成9〜11年度、実習用農場で栽培するコメの種もみの殺菌用に使用。職員は10リットルの水に、酢酸フェニル水銀を含んだ錠剤状の農薬を溶かし、種もみを長時間浸したという。

 また16〜20年度には、研究用の水田で栽培する種もみの消毒に、18〜19年度には、柿やリンゴの苗木の消毒にそれぞれ使用。これらの収穫物は一般には販売されていないという。

 大学側の調査に対し、農場側は農薬の使用を認め、「殺菌効果が高かったため、消毒用に使用した」と説明しているという。東大では保管状況などの確認を進めている。

最終更新:10月2日10時51分

560とはずがたり:2008/10/04(土) 13:25:20
辣韮(エシャレット)…苗を掛川(大須賀)の市場で一袋所望。筑波で一週間袋詰めで寝かして(そんな環境でも結構元気に育つw)から満を持して生駒に植える。女房はひゃーひゃーー云うとるがw

らっきょうを、軟白栽培(根元に土を盛ることで柔らかく白く育てる)したもの。生食用に特別に育てられたもの。発祥は浜松。味噌を添えた居酒屋の人気メニューになっている。
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%A8%A5%B7%A5%E3%A5%EC%A5%C3%A5%C8

砂丘地におけるエシャレットの5月〜6月どり栽培法
3.植付方法
軟白部を長くするため植付深は10cmとし、茎の曲がりがないように縦植えとする。
4.植付時期及ぴ収穫時期
8月下旬植えでは、収穫は5月下旬〜6月上旬となる。9月上旬植えでは6月中旬、9月中旬植えでは6月下旬の収穫となる。
http://apple.net.pref.aomori.jp/home/08000401/promote/H4/H4-50.htm

2008.4.16
ラッキョウ と エシャレット
昨年の9月に植えたラッキョウをはじめて食べた。
ラッキョウというか 味噌をつけて食べるから エシャレットというべきか。
http://pub.ne.jp/batta/?entry_id=1336432

文旦…5,6本あったのが3本ぐらいに激減している。全く伸びないしちょい心配。。

三つ葉…結構あちこちで自生している♪しかしとても市販品みたいなのにはならない。他の菜っ葉類もそうだが,どんだけ肥料でドーピングしとんねんと云う感じ。原産地ではあんな風に育つけど日本の風土では精一杯?

561とはずがたり:2008/10/06(月) 16:42:32
茶審査技術に段位なぞあるんですな。
茶所静岡県民もちゃんと頑張ってるだかやぁ

「県産茶PRしたい」 県内初の茶審査最高位
2008年10月05日
http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/index.php?itemid=11561&catid=74

 宮崎経済連直販の茶業課長補佐で工場長を務める関谷祥嗣さん(35)=宮崎市小松台北町=が、茶審査技術で九州では最高位となる9段を取得した。

 9月28日に三重県桑名市であった茶審査技術競技大会(全国茶業連合青年団主催)で認定された。本県初の快挙に関係者は「みやざき茶のブランド価値をさらに高めてほしい」と期待している。

 大会には全国の茶流通業者約120人が参加。競技は、荒茶や急須でさした茶の味や香り、手触りなどをもとに産地や品種を判定する。40点満点で、32点以上を獲得すれば昇段できる。競技では、味覚や嗅覚のみが頼りとなるだけに、大会前は刺激の強い食べ物やアルコールを控えるなどして万全の体調で臨み、認定者は全国で4人だけという超難関を突破した。

562とはずがたり:2008/10/06(月) 16:51:41
ミニトマト…先日だいぶ枝葉を払って整地した。

南瓜…同上。実がちょろっと大きくなった>>542が矢張り駄目で枯れてしまった。

文旦…一本切れたのを水栽培。まぁ無理やろねw

大根>>546…腐って消える

壬生菜>>546…虫に食われつつも育ってはいる。

青梗菜>>546…同上。壬生菜よりも喰われ方は酷い。。

苺…実を着けてはいるけど。。

人参…枯れてきたので抜いたけど一切出来て居らず。根モノは難しいねぇ。。

ミント>>526…なんかちょろっと増えてる気も。。

ゴーヤ…もう終わり。実は着けない。

茗荷…結局あれ>>518から一切発芽せず…orz

茄子…秋茄子が2,3個出来てる♪

シシトウ…出来てる。

563とはずがたり:2008/10/06(月) 22:15:50

「イチゴ王国を存続させたい」栃木 全国初の「いちご研究所」開設
2008.10.6 10:32
http://sankei.jp.msn.com/life/trend/081006/trd0810061032005-n1.htm

 イチゴの収穫量日本一を誇る栃木県が、新品種の開発などイチゴを専門に研究する全国初の「いちご研究所」を栃木市に開設、6日開所式が開かれた。

 県農政部は「『イチゴ王国』をこの先50年、100年と存続させていきたい」としている。

 研究所は、イチゴのほかビール麦の開発をしてきた県農業試験場栃木分場をリニューアルした。

 栃木県のイチゴの平成18年の収穫量は約3万200トンで、39年連続日本一。産出額も約269億円と2位以下を大きく引き離すが、近年他県との競争が激化。「とちおとめ」の品種登録の有効期限も23年で切れることから、県は品種改良に取り組んでいる。

564やおよろず ◆N22LLUydY2:2008/10/09(木) 21:18:07
三井物産、スイスのMultigrainに130億円を追加出資
2008年 10月 7日
http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPJAPAN-34143520081007

[東京 7日 ロイター] 三井物産(8031.T: 株価, ニュース, レポート)は7日、スイスのMultigrain社の増資を約130億円引き受けたと発表した。三井物産は全米最大の農協であるCHS(ミネソタ州)とともに、Multigrain社がブラジルでの農業事業拡大のための資金調達を目的に実施した総額2億ドルの増資を引き受けた。

 三井物産はすでに約110億円出資しており、今回約130億円を追加出資する。出資比率は39.35%となりCHSとともに筆頭株主になる。

 Multigrainは調達資金を新規農地の購入などにあて大豆やコーン、綿花の増産を図る方針だという。

565とはずがたり:2008/10/10(金) 14:17:08

素晴らしい

林業労働者が増加 07年度、温暖化対策で事業量に伸び
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20081008g

 減少の一途だった本県の林業労働者数が2007年度、増加に転じ、前年度より264人(17%)増の1859人となった。地球温暖化対策で国や県が二酸化炭素(CO2)を吸収する森林の整備予算を増やしたことが、雇用増につながったとみられる。

 国勢調査によると、本県の林業人口は1960年に1万7322人だったが、40年後の2000年には2682人まで減少した。県の調査では、01年以降も減り続け、06年度は1595人だった。

 07年度の1859人を作業種別にみると、素材生産がわずかに減ったものの、間伐などの造林が前年比314人(41%)増の1080人となった。組織形態別では、森林組合が同76人(25%)増の377人、会社が同126人(16%)増の910人、法人格のない個人事業体が同68人(14%)増の543人で、組織形態にかかわらず増えた。建設業からの転職者や農家が農閑期に就業するケースが目立つという。

 増加の理由について、県秋田スギ振興課と県森林整備課は「京都議定書の影響が大きい」とみる。同議定書では2012年までに、6%のCO2削減を求めており、政府はこのうち3・8%分を森林吸収で賄う方針。間伐をはじめとする森林の手入れは毎年、全国35万ヘクタールで実施されているが、12年までは20万ヘクタールを上乗せする。国が間伐などの発注量を増やしているほか、県内の民有林整備に対しても年間30億円の補助金を用意して事業を推進している。「そうした事業の増大が労働者の増加につながった」という見方だ。

 一方、若年層の林業就業を促すため、国や県は人材育成に力を入れている。厚生労働省の委託事業として県林業労働対策基金(理事長・佐藤文隆県農林水産部長)は11月に講習会を開く。刈り払い機やチェンソーの操作法などの実技のほか、座学で木材流通の現状などを学ぶ内容。講習は十八日間の日程。受講は無料。
(2008/10/08 12:57 更新)

567ホッシュジエンの国内ニュース解説:2008/10/12(日) 14:20:55
 大峯さんと三浦元社長は団塊の世代に分類される同学年。取り調べでは、
有名人の甥として生きてきたとされる三浦元社長に、「自分とは違う生き方を
してきた」と、同学年ながら違和感を覚えたという。
 「(三浦元社長は)つねに誰かに甘えて生きてきた人生だった。本当は弱い
性格だったのでは」
 心の弱さが自殺という形に結びついたとみている。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 彡ミ    ___  __    ロス疑惑については警察の捏造犯罪だろうが、ここにも警察組織
  |ヽ  /|  ,,,,,,,,l /  /    が当事者にシナリオを押しつける様子が見られる。そもそも警察に
  |ヽ   | | ミ ・д・ミ/_/旦~~  付け狙われた者が他人を頼れる状況にあるかどうかは考えれば分かる。
  ⊥   |  ̄| ̄|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| 
  凵    `TT | ̄l ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l * 支援者を排除し、周囲にカネで雇った監視員を置きますからね。(・A・ )

08.10.12 Yahoo「【三浦元社長自殺】『誰かに甘えて生きてきた』20年前の担当刑事語る」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081012-00000507-san-soci

* この傾向は国家犯罪の犠牲者といえる水俣病患者、薬害肝炎被害者、
 諫早湾干拓事業の犠牲者である周囲の漁民、そしていわゆるマインド
 マシン被害者などにその特徴が確認出来ています。

568とはずがたり:2008/10/12(日) 14:26:53
>>567
誤爆っすよね。法学の方へ転記しときました。

569とはずがたり:2008/10/14(火) 15:53:50

アマランサスの収穫ピーク、北秋田市 雑穀として販売
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20081013i

 北秋田市前山地区で、休耕田を活用して栽培した雑穀の一種アマランサスの収穫がピークを迎え、地域住民らが連日作業に汗を流している。

 雑穀作りを通じて地域活性化を図ろうと、同地区の食品会社社長熊谷良一さん(55)ら七人が今春から、休耕田計8カ所(計2ヘクタール)でヒエ、アワ、キビなど6種類の栽培に取り組んできた。

 このうち、40アールに作付けした南米原産のヒユ科植物・アマランサスは、大きいもので草丈約2メートルに成長。刈り取りと脱穀はすべて手作業で、熊谷さんらは赤紫色の穂をビール瓶などで丁寧にたたき、直径1ミリから2ミリほどの実を取り出していた。実は乾燥させた後に機械で選別し商品化される。

 農薬を使わなかったため除草作業に手間取った上、全体の収量も当初の想定より下回る見込みだが、「今年の反省点を生かして来年の成功につなげたい」と熊谷さん。収穫した雑穀はすべて自社で買い取り、「あきた雑穀村」の商品名で販売する予定。
(2008/10/13 18:38 更新)

570とはずがたり:2008/10/25(土) 14:12:00
明治政府によって分割される迄元々は南部藩で一緒だったのにねぇ・・。八戸と宮古の対立なんかな?

好漁場「なべ」岩手も海域主張 青森側に対抗措置
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/10/20081025t73027.htm

 岩手、青森県沖の海境が未確定の海域をめぐり、岩手県の諮問機関である岩手海区漁業調整委員会は24日、青森県が青森海域と主張する「なべ」と呼ばれる漁場を岩手海域として明文化する委員会指示を決定した。岩手の漁業者が青森県を相手に訴訟を起こす中、青森県への対抗措置を打ち出した形だ。

 委員会指示は、岩手の海域では自由漁業となっていたタラの底はえ縄漁を、1部海域で来月11日から届け出制に改める内容。その海域を決めるに際し、岩手海区漁業調整委は北限を岩手県が従来から主張する青森との海境に設定した。

 対象海域は、岩手県洋野町の漁業者が青森県から一方的にタラ漁の中止を求められた「なべ」と呼ばれる漁場を含む。今回の決定で、岩手側としては、明文化されたルールの下で漁業者が操業できることになる。

 岩手県水産振興課は「指示決定は漁業者が安心して操業できるようにするための手段。対抗措置の形になるが、青森県との話し合いは続ける」と説明。青森県水産振興課は「県の方針に変わりはなく、裁判を通じて正当性を訴える」との考えを示した。

 なべをめぐっては、青森県が今年1月、岩手の漁業者に対し、青森の海域での底はえ縄漁を禁じた青森県東部海区漁業調整委の指示に従うよう命令。反発した漁業者側は9月、処分の取り消しを求める訴訟を起こした。
2008年10月25日土曜日

571とはずがたり:2008/10/25(土) 20:15:16

ちょいと呑んでみたいですねぇ〜。
秋田産の大豆生産拡大に繋がれば尚良し。

発泡酒「豆deラガー」を発売 地元産大豆など使用
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20081025k

 横手市観光協会は、地元産の大豆とあきたこまちを使った発泡酒「豆deラガー」=写真=を発売した。

 同協会は同市に納豆やみそ造りの歴史があり、健康志向にマッチした食材である大豆に着目。仙北市田沢湖のビール会社に製造を依頼した。名称は、「元気ですか」を意味する秋田弁「まめでらが」にちなんだ。

 330ミリリットル入りで500円(税込み)。横手市のかまくら館や秋田ふるさと村、道の駅十文字で販売している。問い合わせは同観光協会TEL0182・33・7111
(2008/10/25 15:48 更新)

572とはずがたり:2008/10/28(火) 16:30:19

徳島県内のニュース
マツタケ商戦不振 県内、物価高騰で買い控えの動き
2008/10/23 15:07
http://www.topics.or.jp/contents.html?m1=2&m2=3&NB=CORENEWS&GI=Kennai&G=kennai&ns=news_122474199773&v=news&vm=all

 秋の味覚の王様マツタケの消費量が落ち込んでいる。物価高騰で買い控えの動きが広がっているほか、消費者の中国産離れが加速し、店頭から比較的安い中国産マツタケが減っていることも影響しているようだ。徳島市内のスーパーや青果店は「マツタケを店に並べても利益は見込めない」と口をそろえる。

 近年、マツタケ販売の減少が続いているというキョーエイ生鮮商品部の担当者は「売り場に並べて季節感を出すための商品」とあきらめ顔。「二、三年前までは安さを売りにした中国や韓国産が主だった」というが、今年、沖浜店では中国産は三割程度、カナダ産が七割を占めた。売り上げは昨年の約三分の一で、九月下旬以降はほとんど並べていない。

 コープ住吉店では数年前から中国産の販売をやめ、カナダ産のみを取り扱う。国産よりは安いものの、よく売れて日に四パックほど。全く売れない日もある。

 マルナカ徳島店の青果担当者も「マツタケは陳列棚の飾り」という。買い物をしていた主婦(46)は「安い食材は、ほかにいくらでもあるのに、キノコ一個に千円も出せない」ときっぱり。

 徳島市中央卸売市場の徳島青果でも、マツタケの取扱量は年々減少。今年、外国産(一キロ当たり五千−一万二千円)の入荷量は昨年の五分の一に減った。県産は豊作だったため、価格は例年の四分の一まで下がっているが、それでも三万円前後する。

 担当者は「短期間で品質が落ちるため、販売リスクが大きいのも店から姿を消しつつある一つの要因では」と分析する。

 中洲総合水産市場の青果店「丸成青果」の店員は「景気が悪い今、高い食材に手を伸ばそうというお客さんは少ないのでは」と話していた。

573とはずがたり:2008/11/02(日) 17:47:48
クラリンドウ(蔵竜胆?)購入♪
葉っぱを気に入って。

クラリンドウ  クマツヅラ科  Last modified: Jan 30, 2003
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/HTMLs/Ochna-awrrulata.html
 学名:Clerodendrum wallichii( = Clerodendrum nutans )
 別名:タガヤサン,クレロデンドルム・ヌタンス,クレロデンドルム・ウォリッキー
 原産地:アッサム地方,ヒマラヤ

http://db.flowertask.co.jp/zukan/syousai.php?maker_id=1000&time=1059022811
●特徴及び栽培のポイント
  ゲンペイカズラを含む400種ほどあるといわれる寒さに弱い花の美しい木で す。夏咲きの(ウガンデンセやインキスム)冬咲きの(ウォリッキー)があり これをクラリンドウと呼んでいます。夏の暑さには強いのですが、強い光はさ けたほうが良く明るい半日陰の所に置きましょう。肥沃で水はけの良い土で育 て、肥料切れをしないようにします。

http://www.geocities.jp/orangepekoe_104/season/ka/clarindo.html
枝先より伸びたツルに蝶が舞っているかのようなたくさんの白い花を咲かせるつる性の品種です。花序の長さは20〜35cm。円錐花序で、萼はやや赤味のある緑色、果実は熟すと黒紫色になり、星状に開いた径2.5cmほどの赤色の萼につくそうです。株は基部からよく分枝し、葉は光沢のある緑色、披針形〜倒卵形で先が尖っており、対生します。長く伸びたしべも美しく、クレロデンドルム・ウガンデンセ(ブルーエルフィン)ともよく似ています。ゲンペイクサギ(ゲンペイカズラ)の仲間です。
「クラリンドウ」あるいは「グレープバニラ」として販売されていることもあるようです。

http://www16.ocn.ne.jp/~gajimaru/13/322kurarindou.html
 クラリンドウについて、下記の説明文に名前の由来は不詳と書いた。鞍竜胆なのか、蔵竜胆なのか、あるいはリンドウ(竜胆)とはまったく関係ないのか。

574とはずがたり:2008/11/02(日) 17:55:37
紫蘇…枯れた

馬鈴薯…あんま成らず

里芋…それなりに大漁

韮…自生してるのだが種をいっぱい着けている

エシャロット…ビニール袋で水耕栽培の時の方が元気だったような気が。。

壬生菜…それなりに大きくなった。喰ってない

青梗菜…同上

文旦…一株鉢に植え替え。全く大きくならない。。

南瓜…ひっこぬく。最後は先っぽだけ青くて後はほぼ枯れたように成っていた。

ミニトマト…溢れ実から芽が出てる

生姜…未だ元気

茗荷…枯れてきた

ゴーヤ…実はもうほぼ成らないし末端が枯れ出してるけど未だ概ね青々している。

三つ葉…あちこちに小さく生えてる

菜の花(もどき)…溢れ種から芽が出てきてる。菜の花ではないと云う女房の指摘で,云われてみればもっと茎も赤かったり菜の花じゃあ無いのかもしれないけど,菜の花じゃなけりゃなんなんでしょうかねぇ。。

575とはずがたり:2008/11/07(金) 05:12:38
時代の流れかもしれないが,流れに逆行する感じもするw

“公務員ハンター”全国で増加…クマ、サルなどによる被害対策
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081106-00000027-yom-soci
11月6日14時32分配信 読売新聞

 農作物に被害を及ぼし、人里への出没が相次ぐサルやクマなどを捕獲・駆除する“公務員ハンター”が全国で増えている。

 被害が頻発するなか、地元猟友会のメンバーは高齢化してハンターは減るいっぽう。頭を悩ませる自治体の中には、職員をハンターとして養成し、猟銃の購入も予定するなど、出没時の即応態勢を整える動きが出てきている。

 環境省によると、野生動物による被害は急増している。例えば、2005年度のイノシシ捕獲数は全国で6万5153匹と1997年度の約3倍。一方、ハンターは約16万6000人で30年前に比べて半減した。

 ニホンザルによる農作物被害やクマの出没などが相次ぐ富山県魚津市でも、ハンター不足は深刻。市内の猟友会員は70年代の約170人から約40人に激減した。会員の多くは60歳代だ。

最終更新:11月6日14時32分

576とはずがたり:2008/11/08(土) 20:30:51

苦しいのは判るが最低限の法令は守って貰わないと。

名ばかり日本船「違法」横行 遠洋マグロ漁
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/11/20081108t73033.htm

 台湾などの外資系漁業会社が日本船籍で操業する遠洋マグロはえ縄船で、航海士や機関長といった海技資格者が乗船していない例が相次いで発覚している。いずれも洋上で事故や事件が発生した際、日本人乗組員が皆無だったり、極端に少なかったりしたことから露呈した。適切な有資格者を乗せないのは船舶職員法(配乗義務)違反に当たるが、法令に違反してでも人件費を抑制しようとする実態が浮かび上がる。(報道部・坂井直人)

 「台湾漁船が炎上した」。10月12日、インドネシア・スマトラ島沖のインド洋上で、塩釜市のマグロはえ縄船「第8漁安丸」が宮城県漁業無線局に通報した。
 火災を起こしたのは、近くで操業していた「玲翰(れいかん)丸」(409トン)。漁安丸への無線連絡で玲翰丸側は「台湾船」と名乗ったが、実は台湾系資本の漁業会社「玲豊漁業」(静岡市)が所有する日本船。2006年、宮城県気仙沼市の気仙沼港を出港し、シンガポールを拠点にメバチマグロなどを追っていた。

 25人の乗組員は全員、漁安丸に救助された。フィリピン人が20人で、中国人が4人。乗組員のうち日本人は漁労長1人だった。
 遠洋マグロ船は法律上、最低でも四級以上の航海士資格を持つ「船長」と五級以上の「一等航海士」らの乗船が義務付けられている。商船などを含む船舶で、フィリピン人、中国人の五級以上の航海士は3月末現在、それぞれ1人だけ。日本の水産学校などへの留学経験者らに限られる。

 外資系とみられるマグロはえ縄船では、これまでも洋上トラブルをきっかけに配乗義務違反が明らかになっている。
 昨年2月にハワイ沖で操業中の船で、ベトナム人船員が中国人船員を刺して死亡させた事件が発生し、船には一等航海士がいなかったことが判明した。シンガポールの港で今年6月に衝突事故を起こした船は、乗組員が中国人とインドネシア人だけで、資格を持つ日本人は1人もいなかったため、国土交通省から指導を受けた。

 業界関係者によると、こうした船は資格を持つ船員OBらが「回航員」として乗り込み、国内から出港。シンガポールなどの海外基地で外国人船員と交代するケースが多いとされる。
 出港時は海事事務所や運輸支局への届け出と合わせ、海員名簿、船員手帳、資格証明書の提出が必要だが、回航員らの書類を提出して審査をすり抜ける。海外基地で乗組員が代わる場合も別な届け出が必要だが、国交省は「提出先は領事館。乗組員の変更や、その届け出があったかどうかは把握していない」(運航労務課)としている。

 関係者によると、台湾系漁業会社が中国人乗組員に支払う給与は、国内の資格を持たない機関長で月15万―20万円。資格を持つ日本人の約半分だ。一般船員は月1万5000円程度で雇うという。
 国交省運航労務課は「洋上での配乗義務違反は事件事故が起きてからの対応にならざるを得ないのが現状だが、日本船である以上、国内法を守って操業してほしい」と話している。

[配乗義務] 船舶職員法は船の所有者に対し、政令の基準に従い、海技免状を持つ海技士を乗船させるよう義務付けている。基準は船の用途、航行区域、大きさ、エンジン出力で異なり、遠洋マグロ船のように海外を基地に操業するケースなどでは、職員数や免状の等級を軽減できる特例もある。違反すると6月以下の懲役または100万円以下の罰金が科せられる。
2008年11月08日土曜日

577荷主研究者:2008/11/17(月) 00:33:14

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200810040312.html
'08/10/4 中国新聞
温州ミカン3万トン割れか
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 JA広果連(竹原市)は3日、温州ミカンの今シーズンの生産量が約2万7000トンで、昨シーズンより24%減る見通しを示した。この時期の予測値で3万トンを割り込むのは初めて。

 広果連によると、生産量が少なくなる「裏年」に加え、夏場の干ばつで小玉傾向が原因としている。前回の裏年だった2006年産は実績値が約2万6000トンで3万トンを初めて下回ったが、予測値は約3万7000トンだった。

 今シーズンの見通しでは、温州ミカンのほかは、中晩かん類が約2万5000トンで前年比2%減。ただ、レモンやデコポンは増加を見込んでいる。

578とはずがたり:2008/11/20(木) 11:44:56
人参の零れ種から芽が出て居る。
ミニトマトも零れ実から発芽。苗に成ってる。

只この冷え込みでミニトマトも凋れてる他,茄子やシシトウも元気だったのにそろそろ凋れて来てしまった。

ヤツガシラは全然実がなってなかった。。(´・ω・`)
残るジャガイモも一個抜いてみたが1個なってたのみ。

ゴーヤも撤去されてしまった。

580とはずがたり:2008/11/20(木) 22:36:18
>>570
領海・漁撈スレでも立てますかねぇ。。

青森県が抗議文 岩手は正当性主張へ 海境問題
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/11/20081120t73024.htm

 岩手、青森両県の海境をめぐる問題で、青森県は19日までに、岩手海区漁業調整委員会が「なべ」と呼ばれるタラの漁場を岩手海域と明記する委員会指示を出したことに対し、岩手県水産振興課総括課長あてに抗議文を送った。岩手県は今週中にも正当性を主張する回答文を送る方針。

 抗議文は、本年度からなべを含めた海域を青森海域と明記した青森東部海区漁業調整委の委員会指示に基づき、「海域が重複する指示を出すのは問題だ」と指摘。今後の話し合いへの影響を示唆するなどした上で、岩手県知事による指示の取り消しを求めた。

 岩手海区漁業調整委の委員会指示は、今月11日から自由操業だったタラの底はえ縄漁を一部海域で届け出制に改めるのに合わせ、対象海域の北限をなべ漁場北側を走る海境に定めた。県境から真東に引いた線を海境と主張する青森県側に対抗した。

 岩手県水産振興課は「なべは岩手の海域であって、岩手側の委員会指示に問題はない」と話している。
2008年11月20日木曜日

581名無しさん:2008/11/25(火) 20:12:43
農中に「政治的中立」求める=改正案を参院提出−民主

 民主党は25日、農業協同組合や漁業協同組合、農林中央金庫などに対して「政治的中立性」の確保を義務付ける農協法等改正案を参院に提出した。「(農協の組織や施設などを)特定の政党のために利用してはならない」と明記したのが特徴で、早期の参院通過を目指す。
 同党は以前から、農協や農林中金などは自民党の支持基盤になっていると指摘。当初は、参院で審議中の金融機能強化法改正案を修正して同様の規定を盛り込む方針だったが、「金融危機対応の法案にはそぐわない」との判断から、議員立法による法改正に方針転換した。 
 民主党の平野達男参院政審副会長は記者会見で、「選挙などで特定の政党、政治家を応援する活動は、一定のけじめを付けるべきだ」と強調した。(了)
(2008/11/25-17:38)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2008112500746

582とはずがたり:2008/11/29(土) 15:56:36
はえぬき:県内初、18トン中国へ出荷−−庄内みどり農協産 /山形
11月29日13時2分配信 毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081129-00000086-mailo-l06

 庄内みどり農協(酒田市)産の「はえぬき」が県内からは初めて中国に出荷されることになり29日、横浜港から18トンが出発する。国産米で中国に輸出されるのは新潟産コシヒカリと宮城産ひとめぼれに次いで3番目。輸出する米は生産調整の対象となる新規需要米として扱われるため、今後、出荷先として定着するか注目されそうだ。
 農協と東方水上シルクロード貿易促進協議会(新田嘉一会長)が、黒竜江省ハルビンの不動産会社と売買契約を結んだ。来年1月にもハルビンの仏大手スーパー「カルフール」で販売され、評価が高ければ今後も輸出を続けるという。
 中国産米の中国国内での販売価格は1キロ30〜50円だが、北京や上海で販売されている新潟米や宮城米は富裕層向けで1キロ1500〜1600円。はえぬきも1キロ約1100円での販売が見込まれている。庄内みどり農協の土門清治営農販売部長は「価格が高いので、全部が売れるかは分からないが、おいしくて安全と分かってもらえるはず」としている。【釣田祐喜】

11月29日朝刊
最終更新:11月29日13時2分

583とはずがたり:2008/11/29(土) 16:01:54

熊本県酪連:預かり金返還へ 酪農家の窮状受け
http://mainichi.jp/seibu/shakai/news/20081128ddg041040011000c.html

 熊本県酪農業協同組合連合会(吉田孝寿会長)が工場の設備改築資金として酪農家から集めた預かり金を巡り、県内の酪農家が「十分な説明なしに徴収された」として、返還を求める訴訟を熊本地裁に起こしている。燃料費や飼料代の高騰で経営が厳しさを増していることが背景にあり、県酪連は酪農家の経営支援の一環として、資金を出した全酪農家を対象に預かり金の一部返還の検討を始めた。

 同県内の酪農家が搾った生乳は、大半を県酪連が買い取っている。県酪連は設備改善費の名目で01年4月〜今年2月、生乳1キロ当たり1円を買い取り代金から差し引く形で約15億円を集めた。

 酪農経営が厳しさを増した昨年末ごろから、一部の酪農家が預かり金の返還を求めたが、県酪連は応じなかった。これを受け、3戸の酪農家が今年5〜8月、1戸当たり154万〜521万円、計約900万円の返還を求めて提訴した。

 預かり金について、県酪連は「01年に会員23農協の組合長を集めた会議で了承を得た。お願いの文書も農協を通して個別の酪農家に配布した」と説明。これに対し、提訴した酪農家は「説明を受けていない」と話すなど、食い違っている。

 同県内では酪農家の廃業が相次ぎ、05年末の913戸が昨年末には792戸に減っている。飼料販売業者などによると、飼料代は今年1月から1トン当たり約1万4000円上がった。50頭飼う農家なら月20万円以上の負担増だ。県酪連は経営支援策として預かり金の一部返還を理事会に提案しており、近く正式に決まる見通しだ。【伊藤奈々恵】

毎日新聞 2008年11月28日 西部夕刊

584とはずがたり:2008/11/29(土) 17:11:26

悪質ですな。

相模原市:参事が農業用倉庫に外車 目的偽って農地転用か 法抵触の疑いも /神奈川
http://mainichi.jp/area/kanagawa/news/20081129ddlk14040231000c.html

 相模原市の幹部職員が、農業用倉庫として農地転用許可を受けた建物を、車庫として使っていることが分かった。農地法第5条(農地転用)違反の目的外利用にあたり、開発行為を規制する都市計画法第29条(開発行為の許可)に抵触する疑いもある。周辺住民からは、公務員の「失態」に憤慨する声が上がっている。

 この幹部職員は、市土木部参事の男性(60)。加山俊夫市長の腹心で、昨年4月の職員人事では異例の抜てきで道路整備課主幹から所属長を経験しないまま土木部ナンバー2の参事に就任した。

 参事は06年9月、自らが所有する同市城山町の市街化調整区域の畑約316平方メートルについて、「農業用倉庫」を設けるとして農地転用の許可を受け、建築確認を申請。軽量鉄骨造り平屋の倉庫1棟(広さ約113平方メートル)を建てた。

 ところが完成後、倉庫内部に少量の農具のほか、外車2、3台が格納されているのを周辺住民が度々目撃。住民が「農業用倉庫ではなく、車庫に使われている」と転用許可を出した市西農業委員会に問い合わせたこともあった。だが、同委は全く事実調査をせずに放置してきたという。

 参事は28日、倉庫のある現地で毎日新聞社の取材に対し、当初は事実関係を否定。しかし「倉庫に車があることは、住民も記者も度々見ている」との追及に対して、「今も何台か入っている」と車庫として使っていることを認め、「誠に申し訳ない」と話した。

 参事は外車のクラシックカーが趣味。初めから車庫として使用する目的で農地転用や都市計画法の許可を受けた疑いがある。さらに都市再開発部門に長くいた職歴から、都市計画法などに熟知していることもあり「悪質な偽装工作だ」との指摘も出ている。【高橋和夫】

毎日新聞 2008年11月29日 地方版

585とはずがたり:2008/11/29(土) 18:55:53
業務協力:合銀と農協、取引先に特産品を仲介 JA鳥取いなばなど−−山陰初 /鳥取
http://mainichi.jp/area/tottori/news/20081129ddlk31020699000c.html

 山陰合同銀行は28日、鳥取市のJA鳥取いなば、島根県出雲市のJAいずもと業務協力協定書を結ぶことを明らかにした。同行の取引先にJAの特産品を仲介する試み。地銀と農協とが手を組むのは山陰初で、全国的にもまれという。

 同行は、取引先のスーパーや百貨店など数十店舗にJAのラッキョウやブドウなどの商談を持ちかけていく。ビジネスマッチング事業といい、商談が成立すれば、同行に年間取引額の3%以下の手数料が支払われる。昨年9月から130社と契約を結んだという。JA側にとっては山陽や関西圏に販路を拡大するチャンスとなる。

 独自の金融機関を有する農協と地銀は通常、ライバル関係にある。しかし、同行は04年から農業担当者を配置して、農業者向け融資を創設するなど取り組みを活発化。今回初めて垣根を越える格好になった。

 12月2日にJA鳥取いなばとの、翌3日にはJAいずもとの調印式がある。今後は情報共有も進め、他の農協との連携も視野に入れていく。【小島健志】

毎日新聞 2008年11月29日 地方版

586とはずがたり:2008/11/30(日) 02:38:39

大失態ですねぇ。何やってんだ??

新品種のリンゴ「あおり21」の品種登録、登録料納めずに取り消し
http://www.yomiuri.co.jp/gourmet/news/20081025gr05.htm

 青森県は24日、特産リンゴ「ふじ」に並ぶ有望品種として、24年をかけて開発した「あおり21」の品種登録が取り消されたと発表した。

 農水省に手数料を支払わなかったためで、種苗法では名前を変えても同じ品種は再登録できず、新品種を開発し直すという。

 2006年3月に登録を出願し、農水省は今年3月、官報に登載した。しかし、県の担当者は6000円の登録手数料を期限の1か月内に納めず、同省が今月17日付で取り消した。品種登録されると、県は30年間苗木を独占管理でき、生産するには許可が必要となる。県外に出さないこともできたが、登録取り消しで苗木流出の恐れが出てきた。

 県は品種改良に毎年1000万円程度の予算をかけており、「あおり21」は1984年、「ふじ」と他品種を交配させて開発を開始。実に袋をかけなくても夏まで出荷できるのが特長で、手間をかけずに品薄の時期に高価格で売れる品種として期待が高まっていた。

 三村申吾知事は記者会見で「残念至極な思いでいっぱいだ。大変悔しい」と涙ぐみながら陳謝した。

(2008年10月25日 読売新聞)

587とはずがたり:2008/11/30(日) 02:41:49
>>586-587

青森県開発のリンゴ2品種 登録取り消し(2008/10/25)
http://www.daily-tohoku.co.jp/news/2008/10/25/new0810250902.htm

 青森県が開発し、十一月から苗木を販売するリンゴの新品種「あおり21」と「あおり27」が、品種登録後、県が登録料を期限までに国へ納付しなかったため登録を取り消されたことが二十四日、分かった。夏に販売する品種の主力にしようと育ててきたが、登録取り消しで県の権利が消滅し、苗木が県外へ流出する可能性がある。
 
 あおり21は有袋ふじの代替品種として、あおり27は「千雪」と名付けて加工向け品種として期待されていた。
 このほか、花のデルフィニウムでも三品種が同様に登録取り消しとなった。
 県によると、リンゴ、花ともに県が二〇〇六年三月に出願登録、今年三月に品種登録された。登録料の納付期限はリンゴが四月十七日、花が同十四日だったが、県は納付しなかった。いずれも今月十七日に登録が取り消しとなった。登録料は一件当たり六千円の計三万円で、納付しなかった原因は調査中。
 登録が一度取り消されると、同じ名前や品種では登録できない。
 二十四日、会見した三村申吾知事は「リンゴ二品種は県の最有望品種で、夏場の販売戦略の要としてこの三年間、自ら市場関係者や販売店に懸命に宣伝してきた。言葉に表せない残念至極の思いだ」と無念そうに話し、徹底した原因調査を行う考えを強調した。
 県は、苗木業者と早急に協定を締結し、県外流出を防ぐ方針。
【写真説明】
青森県の手続きミスで品種登録が取り消されたリンゴ「あおり21」(上)と「あおり27」

588とはずがたり:2008/11/30(日) 02:46:07
【特報 追う】甘く実るか「あおり21」 新品種リンゴ、登録ミスで“敵”に回る懸念
2008.11.12 03:11
http://sankei.jp.msn.com/region/tohoku/aomori/081112/aom0811120312000-n1.htm

 日本一のリンゴ収穫量(平成19年)を誇る青森県が開発した新種リンゴの“行く末”が、関係者の注目を集めている。県のミスで品種登録を抹消されたことにより、県外流出の可能性が出てきたからだ。このままでは研究成果を県外に奪われかねない。新種リンゴは青森県の農家の救世主となるのか。それとも県外からの刺客となって牙をむくのか。主力品種「有袋ふじ」に代わると期待される「あおり21」の今後を検証した。(荒船清太)

                   ◇

 10月31日、県は品種登録を抹消されたリンゴなど5品種の苗木を譲渡した全9業者に対し、苗木を県外に売らないよう求める協定を締結した。

 農林水産省種苗審査室によると、品種登録が抹消されると苗木の譲渡や使用に際して育成権者の許可が不要になる。協定で業者の協力を得られれば、県は苗木の提供者として流通先を県内に限れると踏んだわけだ。

 「これで基本的には大丈夫」と県農林水産部の有馬喜代史次長。品種登録と違って協定に強制力はないが、協定を結んだ苗木業者「原田種苗」の原田清晴社長は「抹消前から県外に売れないのは織り込み済み。協定を破る理由はない」と話す。「今回は県が苗木の利用料を取らないことになって得をした」(原田社長)ことも協力を引き出せたようだ。

 ただ、協定が切れる5年後になると行方は不透明になってくる。原田社長は「すでに栃木、福島で産直販売する農家などから購入の相談を受けている。5年後には県外に売るつもりだ」と断言する。

                 ■   ■

 「あおり21」は実が堅く、貯蔵庫を使えば秋の収穫期を過ぎても夏ごろまで長持ちする年越し出荷用。「有袋ふじ」と違い、栽培時に果実を一つずつ袋で覆う必要もない。試験栽培した黒石市の農家も「年寄りにも栽培しやすく、素晴らしい品種になれる」と評価は高い。

 5年後にはそれが県外でも手に入るかもしれない。だが、県外リンゴ関係者の反応は鈍い。

 「年越し出荷は青森の独壇場。手を出しても得にはならない」と話すのは19年のリンゴ収穫量全国4位のJA全農山形(山形県)園芸部の長橋雅司さん。確かに20年の東京都中央卸売市場のリンゴの月別取り扱い実績をみると、1〜7月に同市場で取り扱われたリンゴの約95%が青森県産になっている。

589とはずがたり:2008/11/30(日) 02:46:28
>>588-589
 山形県には20年ほど前、年越し出荷を試みて失敗した経験がある。冷蔵貯蔵庫を用意して出荷しようとしたが、卸業者に「青森と違って量が少なく供給が安定しない」といわれ、シェアを崩せなかったのだ。全国2位の収穫量を誇るJA全農長野(長野県)園芸販売課ですら「うちは年内に売り切るのが基本です」と関心は薄い。

                 ■   ■

 では県外流出の危険はないのだろうか。「品種登録がなければ、生産コストの安い中国が日本で同種リンゴを販売できることになる」。楽観論をこう戒めるのは農産物のマーケティングに詳しい東北大大学院農学研究科の伊藤房雄准教授。

 中国は18年のリンゴ生産量世界一(農林水産省ホームページ)。現在は日本への中国産リンゴの輸出を阻んでいる検疫は「いつクリアされるか分からない」(伊藤准教授)。しかも「中国や韓国からこっそり苗木を買いにくる業者が絶えない」(原田社長)のが実情という。県は秘密裏に中国での品種登録と同様の制度への登録を進め始めた。

 さらに「気象状況はいくらでも変わり得る」(伊藤准教授)ことが、新たな“脅威”を浮上させている。19年の収穫量が青森の2%に過ぎない北海道だ。

 現在は北海道南部が北限となっているリンゴの栽培適地。それが地球温暖化の影響で西暦2060年には北海道全域に広がる一方、青森県の栽培適地が狭まる可能性がある、と独立行政法人果樹研究所は14年の報告書で指摘している。

 リンゴは気温が低いほど長持ちしやすくなる。北海道に栽培が容易で長持ちする「あおり21」が渡れば年越し出荷の強力なライバルとなり得る。

 「いつ、どう大化けするともしないとも分からないのが新種リンゴ」と有馬次長。品種登録抹消が、その見通しをさらに不透明にしたことだけは確かだ。

                   ◇

 ■“もろ刃の剣” 新品種の生産を県内に限るかどうかは実は微妙な問題だ。JA全農山形の長橋雅司さんは「全国で生産させて知名度を上げる手もある」と指摘する。

 確かに長野県が開発したリンゴ「シナノスイート」などは県外にも生産を促すことで知名度を上げた。山形県が開発したサクランボ「紅秀峰」など県内に生産を限定することで地位を確立した例もあるが、実際に試験栽培した青森県黒石市の農家は「生産者重視の『あおり21』は消費者には訴えにくい」として、後者の手法を支持する。

 一方、開発した山形県の気候に合わず、北海道で盛んに栽培されるようになったサクランボ「南陽」の例もある。県外生産は“もろ刃の剣”のようだ。

590とはずがたり:2008/11/30(日) 02:48:18
2008/11/5 水曜日
リンゴなど登録取り消しで県が苗木業者と協定 流出防止を要請
http://www.mutusinpou.co.jp/news/2008/11/4169.html

 県育成のリンゴと花5品種が登録料未納で登録取り消しとなった問題で、県は4日、新品種の取り扱いに関する協定書を県内9業者と交わしたことを明かした。協定は10月31日付で、今後は本県オリジナル品種として早期の産地化を目指し、県内における苗木の安定供給と生産技術の普及に努める方針だ。

 県と協定書を取り交わしたのは、リンゴ「あおり21」「あおり27」の苗木を扱う県りんご協会など8業者。デルフィニウム「スカイスピアー」など花の3品種については1業者と協定を結んだ。
 県は苗木を県内供給にとどめるよう業者に要望した上で、協定書には「県内における本品種の種苗の生産普及および販売拡大に努めること」の一文が盛り込まれた。協定の有効期間は2013年10月末まで。
 特に「あおり27」は国際特許を出願中で、苗木購入者の氏名や住所、販売数量の報告に加え、果実出荷先が制限される可能性があることを苗木購入者に説明するよう求めた。
 有馬喜代史農林水産部次長は取材に対し、「可能な対策を地道に積み上げ、県内生産者への影響を最小限に食い止める」と語った。
 一方、県りんご協会は4日から「あおり21」「あおり27」の苗木販売を始めた。県外流出を防ぐため「あおり27」の協定書で県が求めた購入者の氏名、住所などの報告を、「あおり21」でも自主的に行う。
 担当者は「マスコミで取り上げられた影響で関心は高い。約600本の予約は新品種として順調なスタートと言える」と話した。
 また苗木の県外流出の可能性について「種苗業者、生産者のモラルの問題で、防ぐための効果的な手段はない」としながら、「果実が実際に出荷され、市場がどう評価するか分からない限り、大きな動きはないのでは」との見方を示した。

591とはずがたり:2008/11/30(日) 02:48:46
自公はこの失態を追認するのか?!

県議会与党「決議は不必要」品種登録取消で(2008/11/29)
http://www.daily-tohoku.co.jp/news/2008/11/29/new0811291101.htm

 青森県が開発したリンゴと花の品種登録取り消し問題で、県議会は二十八日の議会運営委員会で、民主系の新政が提案した同問題の再発防止策などを求める決議案の取り扱いを協議。新政などが可決を唱えたが、自民と公明・健政の与党会派は「不必要」と同意しなかった。決議は十二月一日の本会議で不採択となる方向だ。
 決議文は同問題について「極めて遺憾」とし、信頼回復に向けて「知事はじめ県執行部はその責任を十分果たすべきだ」など再発防止を求める内容。
 議運では、新政の今博委員が与党会派に対し、「同意できない理由が分からない。この文面に何の問題があるのか教えてほしい」と訴えた。
 県議会では不採択の場合、閉会日(十二月十日)の前に採決されるのが慣例だが、今委員は、二日からの決算特別委員会などでも同問題について議論が行われるとして、閉会日での採決も要望した。
 これに対し、自民の高樋憲委員は「県も一生懸命やっていくという答弁が出ている」とし、決議は不必要だと強調。閉会日の採決も「慣例に従うべきだ」と反論した。
 また、新政は二十八日、斗賀寿一会長らが神山久志議長、青山祐治副知事それぞれに対し、集中審議の開催を申し入れた。申し入れ後、斗賀会長は「知事のけじめが示されていない」と、同問題に関する県の対応に不満を訴えた。

592とはずがたり:2008/11/30(日) 06:08:10
なにしとんねんヽ(`Д´)ノ
損害賠償もんではないか。

県職員「仕事意欲失っていた」
http://revchannel.blog64.fc2.com/blog-entry-197.html

県が、新たに開発したリンゴや花の品種の登録料を支払わなかったため国から品種登録を取り消された問題で、担当の女性職員が県の調査に対して「当時、仕事への意欲を失っていたため、登録料の支払いを怠ってしまった」などと話していることが分かりました。
この問題は、県が開発したリンゴや花の5つの品種について、国に登録料を期限内に支払わなかったため品種登録が取り消されたものです。

その後、県が調べたところ、担当の女性職員が、支払期限が近づいているため国から登録料を支払うよう2回ほど電話を受けたにもかかわらず支払っていなかったことがわかりました。この職員は「当時、仕事への意欲を失っていた」などと話し、登録料の支払いを怠っていたことを認めているということです。

登録料は、印紙で支払われますが、問題の5品種の登録料、3万円分の印紙が見つかっておらず、この職員が紛失したものと見られています。県では、この職員を、職務を怠ったなどとして、近く、懲戒処分する方針です。また、この職員が過去3年間にわたって、登録料の支払いを1人で行っていたこともわかりました。

県では、登録料の支払いをほかの職員が確認する仕組みがなかったことも原因の1つだとして今後は業務の遂行状況を確認する体制に見直すということです。

三村知事は、30日夕方、記者会見してこれまでの経緯を明らかにし謝罪することにしています。

593とはずがたり:2008/12/01(月) 11:02:56
葉牡丹と云うよりかは花甘藍(キャベツ)と云う感じの葉ボタン若しくはオランダナ,女房が観賞用に植えてるんだけど全然観賞というよりかは喰うと旨そうとしか思えないのであるけど(;´Д`)
一応喰えるみたいだw
結構育てるの大変そうだ。

http://www.takii.co.jp/flower/howto/character/tokusei5.html
●アメリカでは食用として人気!
アメリカでは、カリフォルニアなどで従来の装飾用のほか、食用としても推奨され、ブロッコリーよりも栄養価が高いということで人気が上昇しています。

ハボタン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%9C%E3%82%BF%E3%83%B3

耐寒性に優れ、冬の公園を彩るほか、門松の添え物にも利用されるが、暖地では色づかず、寒地では屋外越冬できない。

そのほか、ハボタンは自家不和合性を持つため、他のアブラナ属近種植物と交雑しやすく、種取りや品種改良では注意する必要がある。 (販売されている新品種の多くはキャベツ同様の一代交雑種であり、種子を採っても同じものは育たない)

1,2回仮植えしたあと、花壇に25cmくらいの間隔で定植するか、6寸以上の鉢に植える。矮化剤の使用や播種時期を遅らせることでミニハボタンに出来る。気温が下がらないと着色した葉は出現しない。着色後も肥料の晩利きで緑色の葉が出たり、キャベツのように葉が丸まろうとする。気温の上昇でも緑色の葉が出る。

春に開花した株を花茎と共に数枚の葉を付けて切り取ることで踊りハボタンとして育てることが出来る。花茎を切り取った後一回り大きな鉢に植え替えて育てると、樹木のように枝が伸びて秋には踊りハボタンとなる。

食用

食用植物であるケールやキャベツと同種なので、食べることはできるが、以下の点に留意すべきである。
食用に改良された野菜より食味が落ちる
園芸用農薬(野菜への使用が禁じられているもの)が付着している可能性がある

594とはずがたり:2008/12/01(月) 11:13:21
>>593
葉牡丹の説明には何処にもキャベツと違って結球しないと書いてあるんですけど,家で育てたキャベツは終ぞ結球しなかったんですけど…orz
奴には窒素が足りなかったのかなぁ。。

http://www2.ocn.ne.jp/~greenfrm/habotann.html
窒素過多の場合葉が開かず卵形になる時がある。

595とはずがたり:2008/12/14(日) 20:39:47
畜産も食品じゃなくて此処で扱う心算だが,境界は曖昧かな・・。
ブランド育成頑張って欲しいですね。

「桃豚」の直営店オープン、小坂町 記念セールも
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20081214d

 小坂町の養豚会社「ポークランドグループ」(豊下勝彦社長)の初の直営店「COMOMO(こもも)」が13日、同町小坂にオープンした。同グループの生産する豚肉は「桃豚」のブランド名で知られ、これまでほとんどが県外に出荷されていたが、直営店のオープンにより地元消費者の手に入りやすくなった。

 桃豚は、特定の病原菌を持たず、薬品をほとんど使わないで飼育したSPF豚。肉質は柔らかく甘みがある。同グループは本年度、約10万頭を出荷。生産量の95%が首都圏を中心とした県外に出荷されるため、地元で手軽に購入することができなかった。

 同店は桃豚の販売を中心とするが、JAかづのと提携し地場産の和牛や比内地鶏の精肉なども販売する。店はJAかづの小坂支所の空き店舗を利用して開設。店名の「こもも」は桃豚の「もも」に小坂の「こ」を付けて、親しみやすくした。

 開店記念セールでは、桃豚のロースやバラ肉などが通常価格の3割引きの値段で販売されたほか、ステーキの試食会なども行われ、大勢の買い物客でにぎわった。記念セールは14日も行われる。

 開店時間は午前9時半から午後7時まで(日曜は午後6時まで)。定休日は月曜。
(2008/12/14 10:13 更新)

596とはずがたり:2008/12/17(水) 12:21:46

八郎潟町、環境保全米の生産計画 八郎湖の水質汚濁改善目指す
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20081217f

 八郎潟町は来年度、肥料と農薬の使用量を抑えた特別栽培米作りに乗り出す。富栄養化が進む八郎湖の環境改善を目指すとともに、生産した米を「八郎潟環境保全米」(仮称)として売り出し、農家所得の向上を図る。先月から町内農家を対象に「農業講座」を開催し、生産グループへの参加を呼び掛けている。

 町などによると、八郎湖の水質汚濁の原因である窒素やリンは、およそ半分が周辺の水田の農業排水から流入。湖水の富栄養化はアオコの発生要因で、大発生した2006年8月には、町が馬場目川に設けている浄水場の取水口まで逆流し、10日間にわたって断水した。

 このため町は、農業が八郎湖の環境に与える影響を緩和しようと、窒素とリンを含む肥料と農薬を減らした特別栽培米の生産を企画。特別栽培米は、使用する化学肥料を半分以下に抑えるか、有機肥料に切り替えて作る。農薬は雑草に対する毒性が弱いものに替え、散布回数を現在の1-2回から1回に減らす。通常の米より1-2割ほど高値で流通しているという。

 町は来年1月下旬、特別栽培米生産グループを約30戸で立ち上げる計画。あきたこまちを計1ヘクタールの試験田に植え、6トンの生産を目指す。
(2008/12/17 11:08 更新)

597とはずがたり:2008/12/17(水) 12:34:30
産業として成立すれば素晴らしいことだが美味いんですかね?
年間9000頭も駆除(なのか?)してるのに200頭しか処理しないってのはポテンシャル的には結構な可能性を感じる訳でありますが。

野生の物だし地鶏的な売り方を考えないと。

美山にシカ肉処理施設
食用、ブランド強化へ
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008121700097&genre=B1&area=K40

 食用シカ肉の普及に取り組む京都府南丹市美山町で、町内初の本格的なシカ肉解体・肉処理施設がこのほど完成し、稼働を始めた。供給態勢が整ったことで、シカ肉の「美山ブランド」発信を強化する。

 シカによる農林産物の食害防止を兼ねて、同町は食用シカ肉のPRに力を入れてきた。これまで、町内では捕獲したシカから食用肉を取り出す一次処理と、さらに細かく切ったり、ミンチにして冷凍パックなどの商品に仕上げる二次処理とを別の施設で行ってきた。

 新施設は、地元住民や狩猟者ら約20人でつくる「知井地区鹿(しか)有効利用プロジェクト」が、府の補助金を利用して、同町江和の観光農園江和ランド内に新築した。木造平屋の約60平方メートルで、総事業費は約700万円。

 一次と二次処理を同じ施設内で行うことができ、作業の効率化が図れるという。新施設では年間200頭ほどのシカを処理する計画。ロース、ミンチなど6種類を、プロジェクトメンバーの同町内3店で販売する。

 プロジェクトの大野安彦代表は「行政機関と連携してシカ肉の有効利用を図り、地域の生活を支えたい」と話している。
 府によると、昨年1年間に府内で約9000頭のシカを捕獲しているが、食用での利用は少ない、という。

598とはずがたり:2008/12/17(水) 17:22:34
>>548
いやぁ良かったっすね〜。こう云うほんの一寸した(何でもない,寧ろ下らない?)遊び心が支持されるなら日本の農業にとっても利用しない手はないですね。
あとはこれをどうやってリピーターに繋げるかって所でしょうかね。
今年の萌え米はメイド服姿ですぅ〜とかやって繋ぎ止められるのかな?
改めて杉山さんの貼ったリンクで原作者のサイト飛んでみたけど可愛いっす(;´Д`)ハアハア

“萌え米”注文殺到受け付け一時停止/秋田・JAうご【東北】
掲載日:08-10-02
http://www.nougyou-shimbun.ne.jp/modules/bulletin8/article.php?storyid=7236

 秋田県のJAうごは、米袋に“萌え系”美少女のイラストを採用した今年産「あきたこまち」のインターネット販売を一時停止した。注文が殺到し、発送作業が追いつかないためだ。JAは「夢にも思わなかった」と、驚きを隠せないでいる。

 米袋は、ゲームの原画を数多く手掛け、若い男性を中心に人気が高いイラストレーター(とは註:西又葵 http://www.jokertype.com/ に依頼した。
)がデザイン。9月22日にJAのホームページ上で予約を始めると、わずか5日間で北海道から沖縄まで全国1000件、精米ベースで7トンの注文が入った。

 これは「多くても200〜300件の注文」を予想していたJAにとって「驚異的な売れ行き」(営農販売課)。伝票発行や発送、精米などで処理能力を超え、やむなく26日に受け付けを一時停止した。これまでの注文分を発送し、10月8日からの受け付け再開を目指す。

 27、28の両日に羽後町で行った直売イベントでは、2日間で200袋を売り上げた。北海道や東京など県外からも約50人が訪れ、中には1人で30キロも買った男性がいたという。

 同課の佐々木常芳課長は「米を自分で炊いたことがないような若者に買ってもらえた。これをきっかけに、国産農産物への理解が広がってほしい」と話す。

599とはずがたり:2008/12/20(土) 20:56:14

棚田への関心を広げよう
草津・農家ら130人がシンポ
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008122000147&genre=H1&area=S00

 棚田の保全を考える「棚田シンポジウム」が20日、滋賀県草津市の草津商工会議所で開かれた。信州大農学部の木村和弘教授が講演し、棚田の耕作を維持させる工夫や課題を紹介した。

 シンポジウムは、荒廃が懸念される棚田への関心を広げようと、県が毎年開いている。今回10回目で、農家や、保全に協力するボランティア、学生ら約130人が参加した。
 木村教授は、文化的景観として注目されている棚田について、「その価値は耕作や周囲の維持管理があってこそ生まれる」と荒廃に危機感を示した。荒廃の背景には「のり面での除草作業の負担がある。農家が高齢化し、事故も多い」と説明。保全に関わっている長野県千曲市の「姨捨の棚田」の事例を紹介しながら、のり面に作業用の小道を付けたり、一部区画は管理がしやすいよう再整備するなど、耕作条件を改善する必要性を説いた。

601とはずがたり:2008/12/21(日) 14:06:59

広島根か。両県合併の際の新県名に良いかもw
結局行政に頼らない自立的・自律的な職場があるかどうかが問題だ。

中山間地の活力生み出せ
米原市「水源の里条例」制定へフォーラム
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008122100028&genre=A2&area=S20

 過疎地の活性化を目的にした「水源の里まいばら元気みらい条例」の制定を目指す滋賀県米原市は二十日、「まいばら水源の里市民フォーラム」を同市春照の伊吹薬草の里文化センターで開いた。市民約二百人が参加し、条例の素案や県外の取り組み事例を学んだ。

 条例は、市北部の中山間地などで進行する人口流出や高齢化を防ぎ、活力を生み出す目的で、来年中の制定を目指している。

 フォーラムでは、市担当者が条例素案の概要を説明。過疎地の住民と行政、都市部が連携し、地域に根ざした雇用創出や、移住者受け入れを柱とした定住対策などに力を入れることを話した。
 これに先立ち、広島と島根の県境にある過疎地で、集落の活性化支援に取り組むNPO法人(特定非営利活動法人)「ひろしまね」の安藤周治理事長が講演。「過疎地の自力には限界がある。補助金よりも補助人が必要」などと訴えた。

603とはずがたり:2008/12/22(月) 21:31:02
地域ぐるみで農地守ろう
南丹2例目、農事組合法人を設立
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008122100045&genre=B1&area=K40

 京都府南丹市八木町諸畑の諸畑農事センターで20日、地元農家でつくる農事組合法人「木喰(もくじき)の郷(さと)もろはた」の設立総会が開かれた。

 高齢化が進行する中、地域ぐるみで農地を守っていこうと設立した。集落営農組織の法人格取得は、同市で二例目。法人格の取得により、機械を共同購入して農家の負担を減らせるなどのメリットがあるという。

 同法人は、農家48人で構成し、管理する農地計約21ヘクタールでコメやムギ、小豆、大豆を栽培する。また、▽農産物加工による特産品開発▽農作業の受託−にも取り組む。
 総会は、地元農家や行政関係者ら約50人が出席し、役員を選出するなどした。竹井勝事務局長(65)は「若い人が農業をしやすいよう、態勢づくりをしたい」と話していた。

604とはずがたり:2008/12/26(金) 12:37:49
なんか揉めとりますな。

宮城県漁協、合併期日「来年4月」 雄勝湾、矢本参加へ
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/12/20081226t12050.htm

 宮城県内漁協の合併問題で、県漁協(木村稔経営管理委員会会長)は25日までに、合併にまだ参加していない4漁協との合併期日を、来年1月1日から4月1日に延期することを決めた。これに対し、4漁協のうち雄勝湾(石巻市)、矢本(東松島市)の2漁協が参加する意向を固めた。ただ、県漁協は年内に4月合併の方針を決めなければ、販売、信用事業を停止する条件も付けており、4漁協からは「一方的だ」との不満もくすぶっている。

 4漁協は昨年1月、来年1月1日の合併を目標に努力する覚書を取り交わし、今年9月末までの総会決議を目指したが、いずれも否決。「合併後の手数料の具体的な説明が不足。組合員に理解を得る材料がない」などとして、合併交渉は行き詰まっていた。

 このため県漁協は11月、新たに合併期日を来年4月1日にすることを提示。年内に合併期日を定めた参加方針を決議するよう求めた。さらに、決議がない場合は1月1日以降の取引を停止するという条件を、調整役の県に示した。

 これに対し、主力のホタテとカキを県漁協を通じて販売している雄勝湾漁協は「販売事業の停止は、組合員への影響が大きい」と判断。25日、県と県漁協に対し、4月合併に向けて努力する方針を示した。ノリが主力の矢本漁協も、22日の理事会で同様の方針を決めた。

 ただ、4漁協側には「9月末までの総会で合併決議は否決されたが、その後の理事会では合併に向け努力することを決めている。事業停止を条件にするのは一方的」「信用事業を残すために4漁協が一時脱退したのに、われわれが入りやすい環境を整えないのか」などと、県漁協への反発もくすぶっている。

 県漁協と県は26日以降、牡鹿(石巻市)漁協、塩釜市漁協とも交渉する。木村会長は「既に合併した31漁協の理解も得て、合併期日を何とか3カ月延期したことを理解してほしい。35漁協すべてが合併できるよう粘り強く交渉する」と話している。

[宮城県漁協合併問題]県漁協は2007年4月、県内の35沿岸漁協のうち31漁協が合併して発足。同10月に県信漁連の事業を包括承継した。合併構想は、県信漁連の経営破たんが発端で、県から5億円、JFマリンバンクから10億7500万円の出資を受けた。雄勝湾、矢本、牡鹿、塩釜市の4漁協は、県漁協の包括承継実現のため、県漁連と県信漁連から一時脱退。09年1月の合併参加に努力する覚書を交わし、県漁協との事業を継続している。
2008年12月26日金曜日

605とはずがたり:2008/12/26(金) 12:39:22
う〜む。山形が譲るのが筋だと思うんですけど。

山形の新品種米「一の穂」に抗議 秋田市の菓子店「一乃穂」
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20081225p

 山形県が新品種米の名称を決めるために実施している県民投票の候補の一つに「一の穂」が挙げられ、秋田市の菓子店「秋田粢(しとぎ)菓子 一乃穂」(店主=藤井明かおる堂社長)が商標権の侵害ではないかと抗議していることが24日、分かった。同県側は「コメとお菓子では商標の区分が違う」として「問題なし」との姿勢だが、藤井さんは「うちの商品は秋田産米100%にこだわったお菓子。もし『一の穂』に決まれば、山形のお菓子と思われかねない」と危惧(きぐ)している。

 山形県は、新品種「山形97号」の2010年市場デビューを目指し、8月に名称を全国公募。寄せられた約3万点の中から「一の穂」「おしんちゃん」「千年の恵」など最終候補を7案に絞り、19日から、一つを選ぶ県民投票を呼び掛けている。

 藤井さんは同日、類似名称があることを同県在住者からのメールで知り、翌20日に同県側に抗議した。藤井さんは「一乃穂は店名であり、商標登録した商品名。せんべいの原料には『秋田米』をうたい、この名前で15年販売を続けてきた。区分は違うというが、同じコメのことであり、混同されるのは必至」と懸念する。
(2008/12/25 15:03 更新)

606とはずがたり:2008/12/29(月) 22:10:47
緑のオーナー制度めぐり来春提訴へ 「国はリスク説明が不十分」
2008.12.29 21:33
http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/081229/trl0812292135000-n1.htm

 国有林育成のために林野庁が国民から出資を募り、契約者の9割以上が元本割れしている「緑のオーナー」制度をめぐり、契約者の一部が「リスクの説明が不十分だった」として、国に損害賠償を求める訴えを来春にも大阪地裁に起こす。現段階で数十人が提訴の意向を決めている。弁護団は「あまりにずさんな欠陥制度。不作為による詐欺ともいえる」と主張している。

 同制度は、国有林にある育成途上のスギやヒノキなどに1口50万円(一部は25万円)を出資してもらい、約15〜40年後に伐採、競売入札で得られた販売収益を契約者と分配する仕組み。昭和59年度に公募を開始、平成10年度までの15年間に延べ約8万6000の個人や団体から計約500億円を集めた。

 対象国有林は全国約4700カ所(計約2万5000ヘクタール)。11年度から順次満期が始まり、19年度までに満期となった615カ所のうち、入札で元本を上回ったのは29カ所だけ。この間の1口あたりの平均受取額は32万5000円だった。

 林野庁によると、国産木材が低価格の輸入材の影響などで価格が低迷。公募開始時に比べスギは5分の1、ヒノキは3分の1程度に落ち込んでいる。区画の契約者全員の賛同があれば、伐採や販売時期の契約延長もできるが、今後価格が大幅に上がる見込みはない。

 価格低迷で契約者からの問い合わせが増えたため、同庁は平成5年から「元本を保証するものではない」と契約書に明示した。しかし、それまでの約9年間はパンフレットなどでリスクの説明はなかったという。

 同庁は19年10月に契約者の損失を補填(ほてん)しない方針を決定。ここまでの木材価格の下落は想定できなかった▽金融商品でないため、契約書にリスク記載の義務はなかった▽「絶対にもうかる」といった不適切な勧誘はなかった−などを理由に挙げている。

 原告側の弁護団長を務める福原哲晃弁護士は、制度創設当時から輸入自由化で国産木材の価格が下落傾向にあったと指摘。「ずさんな制度設計で国は責任を免れない」と主張している。

 現在も原告を募集。問い合わせは弁護団専用((電)06・6365・9099、年末年始以外の平日のみ)。

608とはずがたり:2008/12/30(火) 00:51:23
東京で文旦が露地植えで実る ・・
http://blog.goo.ne.jp/toshi-s-ret/e/845e36e5f67070a6cfabe62155559b04

609とはずがたり:2008/12/30(火) 00:54:51
>>608-609
60年も掛かるん!?(´・ω・`)

>2008年12月西東京地方の民家の庭先に露地植え柑橘類の文旦がある。
>幹の太さ7〜8cmで高さが約4mの文旦の木に鈴なりに実っている。
>文旦の大きさは直径15cm以上ある。九州の市販商品と遜色ない。
>日本で柑橘類の文旦の栽培は黒潮が流れる地方で九州と四国の高知が露地栽培の北限になる。
>
>西東京地方の武蔵野で文旦が実るのは珍しい。
>この民家の持ち主が60年前に出身地の鹿児島県から持ち込んだ文旦の苗を庭先に露地植えした。
>植木屋さんが東京では露地植え文旦など実らないやめなさいと忠告された。
>古い品種で決して日当たりはよくない北東の隅に植えて60年経過し近年はたくさん実る。

610とはずがたり:2009/01/01(木) 13:29:53

中山間地生かす新農業モデル、松木一浩さん
http://mytown.asahi.com/shizuoka/news.php?k_id=23000000812300001
2008年12月30日

フレンチレストランでの料理サービスなど17年にわたる主に人と向き合う仕事から一転、土と向き合い芝川町で有機農業を始めて9年目。昨年農場を会社化した農業起業家の松木一浩さん(46)の作る野菜は、東京など各地で人気を集めている。次は中山間地の農業に活力を与える新しいビジネスモデルを広めようと、このほど計画に取り組み始めた。(中野渉)

 富士山の雄大な姿が間近に迫り、のどかな田園が広がる芝川町。松木さんは、標高約200メートルにあるかつての遊休農地など約20カ所計3ヘクタールを借りて、農薬と化学肥料を使わず、有機肥料だけで年間60品目以上もの野菜を生産している。年商は約4500万円になる。
 長崎市生まれ。ホテル専門学校を卒業し、東京のホテルでフレンチレストランのサービスを担当するなどした後、パリのホテルに2年間勤務。帰国してからは、東京・恵比寿の超高級レストラン「タイユバン・ロブション」の給仕長として4年半勤めた。
 99年、突然「自分の食べるものは自分で作る生活がしたい」と思い、有機農業を始める決意をした。栃木県の農業塾で1年半研修を受け、00年に芝川町に移り住んだ。「日の出から日が暮れるまで働き一日3食を自宅で取るようになり、生活が一変した」
 松木さんは「広告や販売の仕方を工夫し、野菜の付加価値を高めれば十分やっていける」と話す。95%はインターネットなどでの直販で、個人やレストランなど約70カ所に配送する。宅配の野菜にはレシピを書いた手紙を添える。
 昨年5月、経営する「ビオファームまつき」を農業生産法人として会社組織にした。同7月には富士宮市内に有機食材の総菜店兼カフェ「ビオデリ」を開いた。首都圏から車でランチを食べに来る人もいる。東京の自然食品店で野菜の話もする。
 松木さんは、こんどは芝川町に約3300平方メートルの土地を買い、新たな農場を開発するプロジェクトを手掛け始めた。畑や鶏舎だけでなく、敷地の真ん中にレストランを作り、加工品販売所や林、バイオガスプラント、池などのビオトープなども設けて循環型農場にする。
 背景には、後継者不足で耕作放棄地が増える一方と、厳しい状況にある中山間地の農業を立て直したいという気持ちがある。これまでも就農を目指す若者を育ててきたが、今後は中山間地でももうかる農業モデルを構築して若者に希望を与えたいという。
 松木さんは「農業は面白くて、宝の山が眠っている。お金がなくても、やる気があれば農業ができるようにしないといけない」と力を込める。

611とはずがたり:2009/01/07(水) 15:46:50

素晴らしいこんだ。アッサム・ダージリン・シゾーカと行きたいね♪

緑茶だけじゃない、静岡の紅茶がベルギーの店頭に (読売新聞)
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/n_shizuoka__20090107_3/story/20090107_yol_oyt1t00100/

 静岡のお茶農家が生産した紅茶が、ベルギーに輸出された。

 国産紅茶は生産量がごく少なく、海外への輸出は極めて珍しいという。ベルギーで店頭に並ぶのはこれからといい、茶業関係者らは国産紅茶の海外での評価に注目している。

 輸出されたのは、静岡市駿河区 丸子 ( まりこ ) の製茶業村松 二六 ( にろく ) さん(68)が生産した茶品種「べにふうき」と「 本山 ( ほんやま ) 」を紅茶用に発酵させた計30キロ。昨年5月、ベルギーで日本酒や日本茶などの輸入を扱う日本人業者が、村松さんの紅茶のサンプルを入手。これを飲んだところ、「緑茶の国・日本でこんなにおいしい紅茶ができるとは」と品質の良さに驚き、昨年11月、ベルギー輸出が実現した。

 静岡県はお茶の生産量が3万9900トン(2007年)で全国1位。紅茶の生産も1950年代くらいまでは奨励されていて、55年には日本から8500トンも輸出された。しかし、紅茶の輸入自由化(71年)などをきっかけに生産量は激減し、現在では「少な過ぎて把握していない」(県産業部)という。

 村松さんは、かつて紅茶産地だった丸子地区でもう一度作りたいと、96年に「べにふうき」の苗を1500本植えた。今では5種類の紅茶を年間約1・5トン生産している。村松さんによると、輸出した紅茶はさわやかでキレと香りがよく、風味がしっかりしており、ミルクティーにしてもおいしいという。「少量でも、日本の紅茶が海外に受け入れられたことは誇り。好評なら今後も輸出したい」と張り切っている。

 国産茶の輸出を手がけている「日本茶輸出組合」(静岡市葵区)は、「近年では極めて珍しい事例。日本の紅茶の声価を海外で高められれば」と期待している。

[ 2009年1月7日8時27分 ]

612とはずがたり:2009/01/07(水) 16:05:01
円高“逆風”緑茶にも 輸出量急ブレーキ
12/30 07:52
http://www.shizushin.com/news/pol_eco/shizuoka/20081230000000000004.htm

 急激な円高進行が緑茶の輸出にも暗い影を落としている。日本茶輸出組合によると、上昇カーブを描いていた緑茶輸出量は秋以降に急ブレーキがかかり、一転して前年を下回る可能性が出てきた。「ただでさえ、国内消費が厳しいのに…」。海外市場に参入して緑茶ファンの獲得に力を入れる本県の茶業関係者も、思わぬ“逆風”に頭を悩ませている。
 財務省通関統計によると、2007年の緑茶輸出量は1625トンで過去20年間で最多だった。健康志向が高まってお茶を飲む人が増え、日本茶が幅広く浸透したことなどが要因。08年も前年を上回るペースで好調に推移してきたが、「(未発表の)11月以降は急激に落ち込んでいる」(関係者)という。
 日本茶輸出組合の谷本宏太郎副理事長は「緑茶の全体の市場規模から言えば影響は限定的」としながらも、「輸出量の増加は業界の明るい話題だっただけに、一刻も早い状況の好転が望まれる」と話している。

613とはずがたり:2009/01/11(日) 01:11:58
嘆かわしいことに日本で麦を作るのはコスト的にペイしなくなってしまったのだが,此処では未だ作っているようだ。頑張って欲しいですねぇ。

冬の風物詩「麦踏み」最盛期 嘉島町
2009年01月08日
http://kumanichi.com/news/local/main/20090108005.shtml

 県内有数の小麦の産地・嘉島町で、冬の風物詩の「麦踏み」が最盛期を迎えている。厳冬の二月上旬まで続く。

 麦踏みは、茎の生育を抑え、倒れにくくするのが目的。根を土中深く張らせ、寒害による根腐れを防ぐ。八日午後、嘉島中近くの畑では、寒風の中、専用の農業機械を手で押す農家の姿が見られた。

 JA上益城嘉島支所によると、同町の作付面積は約五百二十ヘクタール。チクゴイズミなど三品種が栽培されている。五月下旬には黄金色に色付き、収穫の時期を迎える。(小野宏明)

614とはずがたり:2009/01/11(日) 04:39:10

都会の失業者を今こそ人手不足の田舎に吸収させる時かも。多少の公的な援助もするべきであろう。漫然と道路建設垂れ流すよりもよっぽどマシである。

農水省:農山漁村に人材派遣 失業者受け皿にも
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090109k0000m020130000c.html

 農林水産省は、農山漁村で働く人材を都市から地方へ派遣する事業を08年度中から始める。派遣の期間は最大1年間だが、若者や失業者に地域の新たな担い手となってもらい、その中から農林水産業の後継者を発掘したいという狙いがある。雇用情勢が悪化する中、失業者に就業機会を提供する側面もある。旅費や手当の助成に、08年度2次補正予算案と09年度当初予算案に計12億円を計上している。【工藤昭久】

 事業の名称は「田舎で働き隊!」。2月16日まで、「仲介役」となってくれる特定非営利活動法人(NPO)や大学、農漁協、森林組合などを公募している。

 仲介役となる組織は、農業、漁業に関心を持つ学生や定年退職者、専門技術者らを募集し、地方の市町村や第三セクター、現地で活動するNPOなどの職場に送り込む。08年度中は10日程度の短期派遣を約800人、09年度は1年を限度にする派遣を約50人仲介することを計画している。働く場を失った非正規労働者らの農村への転身にも期待する。

 農山漁村での具体的な業務内容としては、グリーンツーリズム(滞在型農村観光)や都市・農村交流イベント▽農産物直売所▽農林水産物の加工▽棚田の保全活動−−などの企画・運営・手伝いを想定している。

 農山漁村は若者の都市への流出が進み、地域の活性化を担う人材が不足している。地域活性化を目指した都市との交流イベントなどが最近は増えたが、イベントや直売所の運営ノウハウやビジネス感覚を持った人材の確保が大きな悩みだ。

 一方、都市部にも田舎暮らしを希望する人はいるが、農山漁村に安定した就業の機会がないことがネックになり、移住者の数は限られている。農水省は「農村に定着する若者らが増えてくれたら」と期待を寄せている。

明日を見つける
へこむなニッポン[2]
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1066974699/4014

「今晩も絶対にメシがうまいっすよ」。漁船第28恵洋丸の乗組員、十文字覚(じゅうもんじさとる)(31)が笑顔で話す。午前2時に出港してから10時間。心地よい疲れが体中を包む。
 東京出身の十文字がこの心境にたどりつくまで、ほぼ5年かかった。25歳で大学を中退。宅配便などアルバイトを繰り返していたが、会社勤めの友人の近況を聞くと焦った。「自分も独り立ちしなければ」。思えば思うほど、引きこもりがちになった。
 中退から約1年後、バイト先で知り合った妻と熊野に出かけた。海と山に囲ぼれに土地が気に入った。職業安定所で定置網漁の仕事が目にとまった。東京から逃げるような気もしたが未練はなかった。

615千葉9区:2009/01/11(日) 13:50:14
http://mytown.asahi.com/aomori/news.php?k_id=02000000901100002
リンゴ8500トンを市場隔離
2009年01月10日

■リンゴ8500トンを市場隔離 県が価格浮揚策を初めて発動


 三村知事は9日、低迷する県産リンゴ価格を回復させるため、生食用リンゴ8500トンを市場から隔離する「りんご緊急需給調整対策」を発動すると発表した。県りんご商業協同組合連合会(りんご商協連)と全農県本部が4250トンずつ隔離する。隔離したリンゴは加工用に回される。


 さらに、県りんご対策協議会が1500トンを販売せず県内の福祉団体に寄付すると発表。計1万トンの市場隔離で価格回復を図る。07年創設の同対策の発動は初めて。


 県は今年1〜8月の販売量が、前年比1・4%増の20万4千トンにとどまると試算。三村知事や出荷団体の代表者は価格の回復具合を、「具体的には言い難いが、平年並みにしたい」とした。


 同対策は、リンゴの全品種または「無袋ふじ」など主要3品種の在庫量が、過去5年間のうち最多と最少の年を除いた「中庸3カ年」の平均を15%以上うわ回った場合に適用される。昨年12月末の在庫量は無袋ふじが29%、王林が18%、同平均より多かった。


 隔離を実施する出荷団体に対し、県、市町村、りんご商協連、全農県本部が積み立てた基金1億7千万円を取り崩し、リンゴ1キロあたり20円を支援する。


 県りんご果樹課によると、08年産県産りんごの昨年11月の平均卸売価格は1キロ209円。07年産より70円安く、昨年9月以降、前年比20〜25%安い状況が続いている。

616とはずがたり:2009/01/13(火) 20:05:46
medicalスレか行革スレか食品スレか迷ったけど,農学であると云う観点から此処へ。
この不況期に人手不足があるとはね。しっかり人材を育成していただきたい。定員増やしてもええんちゃうか。

獣医師不足で行政悲鳴 東北各県 定員割れ相次ぐ
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/01/20090113t73017.htm

 東北の各県が獣医師不足にあえいでいる。新卒の獣医師の多くが民間の動物病院への就職を希望するためで、中には採用試験で定員割れに陥るところも出ている。食の安全確保や感染症対策など業務の重要性は高まる一方で、現場からは「限界寸前」との声も上がり、各県は人材確保に躍起になっている。

 東北有数の食肉検査頭数を誇る青森県十和田食肉衛生検査場(十和田市)。獣医師の資格を持った検査員は一日当たり牛100頭を1人で担当する。豚なら1500頭で、一時間当たり約250頭を調べる計算になる。
 同県保健衛生課の葛西浩副参事は「体力的にきついだけでなく、瞬時に安全かどうか間違いの許されない判断を迫られるので、強い精神力も必要になる。これ以上、負担は掛けられない」と訴える。

 団塊世代の大量退職もにらみ、青森県は人材確保に乗り出しているが、思うような成果は挙げられていないのが現状。本年度の獣医師採用試験では、募集人員8人に対して、応募は5人にとどまった。4人の合格者のうち1人は辞退を申し出ている。
 東北の他県の状況も深刻だ。宮城県は5人、秋田県は3人募集したものの、応募はそれぞれ4人と1人で、いずれも定員割れ。岩手は定員6人に7人、福島では定員5人に7人の応募がそれぞれあったが、合格通知後の辞退者が相次ぎ、両県とも結局、定員に満たない人数しか補充できない見込みだという。

 厚生労働省の加地�猜鹸道覦汰寛歡垢蓮嶌8紕鞠唎曚匹膿新擷暴丹綮娚諒櫃鮃圓錣覆い函ゟ埓唎慮璐葦卆己ⓛ遒惑砲燭鵑垢襦◀箸蠅錣閏鹽垠澌奮阿療賈未箒綵◀録執錣幣昳靴澄廚隼愿Δ垢襦�
 北里大獣医学科(十和田市)では2008年3月の卒業生134人のうち、89人(66%)が民間の動物病院に就職。国家公務員や独立行政法人を含めた行政職に就いたのは12人(9%)だけだった。

 青森県人事課は、行政機関が敬遠される理由について「身近な小動物臨床の志向が高まっているだけでなく、公衆衛生分野の仕事の内容が十分に知られていないことも大きい」(富谷正行総括主幹)と指摘。「地道に大学などを回って、働きがいのある仕事だということをPRしていきたい」と話している。
2009年01月13日火曜日

617とはずがたり:2009/01/20(火) 02:06:51
花巻3森林組合の合併決定 東和は見送り
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20090115_5

 花巻市内の4森林組合の合併推進協議会(会長・中村省三花巻市森林組合長)は14日、同市のまなび学園で開かれ、拠出金問題を抱える東和町を除く同市、大迫町、石鳥谷町の3組合による合併を正式に決めた。東和町組合は同日の緊急理事会で今後も合併を目指す方針を確認したが、事実上、組合長不在の状態で先行きは不透明だ。

 合併推進協議会は約25人が出席。13日に組合長の辞表を出した東和町の多田長生組合長は欠席した。

 会議では東和町側が、拠出金問題が解決できなかった経緯を説明。これを受け、他の3組合が合併覚書に基づき7月1日に先行合併することを決め、総代数の変更など合併に関する基本的事項の変更を承認した。

 この後、東和町森林組合は組合事務所で理事会を開き、今後の対応を協議。多田組合長の辞表について「任期(2009年度通常総代会まで)途中で、直接の説明もない」などの批判が相次ぎ、辞職を認めないことで一致した。

 ただ、組合運営への影響を考慮し、筆頭理事を組合長職務代行とする理事・監事計5人の集団執行体制を構築した。

 合併不参加への役員責任と厳しさを増す経営環境への対応のため、多田組合長を除く理事・監事の08年度報酬を理事会として保管することを申し合わせた。

 東和町の拠出金問題は、約20年前の欠損金(約5000万円)をめぐり、当時の経営陣が出した拠出金について、その一部(約872万円)の返還を元組合長の家族から求められているとの内容。

 多田組合長は13日朝、組合事務所に辞表を提出。しかし、具体的な説明はない。

(2009/01/15)

618名無しさん:2009/01/20(火) 04:11:34
>>616
>公衆衛生分野の仕事の内容が十分に知られていないことも大きい

医学部に衛生学(@基礎医学)、公衆衛生学(@臨床医学)があり、もちろん必須科目なのですが、
(基礎医学、臨床医学の全ての科目の単位を取得しないと進級、卒業できない仕組み)

衛生学教室も公衆衛生学教室も教室員がほとんどいなく(<食べていくのが大変だから)、
私が学生の頃は、「『非』本学卒・・・・」の医師が公衆衛生の主任教授でした。
(自前の教授を育成できないほど公衆衛生学や衛生学は人材難、人数不足)

医師は動物のこと知らないから(第一生理学教室、第二生理学教室等々で、犬や猫を使った実習・実験などがある程度)
公衆衛生(なおかつ「動物が関わるもの」)には、ほとんど無力(<動物について学んでいないから)。

30代の頃、女の子が読んでた漫画をふと見ると、北大の獣医をモデルとした獣医学の学生たちが主役の漫画でした。
広大な北海道を舞台として、札幌の犬ぞりレースの描写など面白い漫画だったのですが、

>東北の各県が獣医師不足にあえいでいる。新卒の獣医師の多くが民間の動物病院への就職を希望するためで

やっぱり、こうなってしまうだろうなー。

外科医が飼っていたネコが外で他のネコと喧嘩して重症。外科医は自分で手術しようとしたものの
自分では無理と悟り断念。獣医さんのところに行き、手術してもらったら、予後は完璧に治癒。

動物病院には、様々な動物が運びこまれるのに、
ありとあらゆる動物のマクロの解剖、ミクロの解剖(組織学、神経解剖学)、生理、生化、病理(病態生理、病気のメカニズム)など
全て(全部)学んでいるのだろうか?と関心したそうな。(全ての動物を扱うことが宿命付けられている獣医というのは凄い)

話が脱線しました。

619とはずがたり:2009/01/20(火) 10:28:58
考えてみれば当たり前ですが,新鮮でした(笑)同じ哺乳類とは云え人間と犬猫は別なんですねぇwでも,お医者さんも一旦は俺でも出来るかなと考えたりもするんですねw
>外科医が飼っていたネコが外で他のネコと喧嘩して重症。外科医は自分で手術しようとしたものの
>自分では無理と悟り断念。獣医さんのところに行き、手術してもらったら、予後は完璧に治癒。

そしてそういう意味では犬も猫も別の生き物ですので凄いですね。
>全ての動物を扱うことが宿命付けられている獣医というのは凄い

それにしても衛生学・公衆衛生学はその重要性に比べて知られてないとするなら問題ですねぇ。
獣医学・検疫・食品衛生等含めた公衆衛生専門の大学とか作れないかな。失業者増えてるのに社会に必要な人材が巧く供給されてない現状は勿体ない。。

620千葉9区:2009/01/20(火) 22:39:33
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/agriculture/140783.html
「植物工場」普及へ支援 経産・農水省、WGで検討(01/15 08:34)
 経済産業、農林水産の両省は、屋内施設で光や温度、養分などを厳密に管理して農作物を生産する「植物工場」の普及に乗り出す。地域活性化と雇用創出効果に期待しており、専門家によるワーキンググループ(WG)を設置して十六日から普及促進策の検討を開始する。

 植物工場は、栽培環境を人工的に制御するため、作物の計画的、効率的な生産、出荷が可能。農薬使用も最小限で済むなど安心・安全な食糧の安定供給源として関心を集めつつある。

 農水省によれば、財団法人北海道農業企業化研究所が運営する空知管内浦臼町の施設など全国三十カ所以上にあり、大手食品メーカーや鉄鋼の子会社なども運営。ただ、施設整備や設備の維持管理などコスト負担が大きく、販路開拓も課題と、中小企業などが参入しにくい状況にある。

 このため、WGでは各地の植物工場の運営実態などを調査し、普及に向けた補助制度や税制措置などの支援策を検討。検討結果は四月中にまとめ、二〇一〇年度予算への反映を目指す。

 植物工場の普及拡大は、経産省が昨年改訂した経済活性化指針「新経済成長戦略」でも重視されており、商工業者と農林水産業者が協力して新事業を創出する農商工連携の具体例として推進していく方針だ。

621とはずがたり:2009/01/23(金) 14:14:29
もともと材木と鉱物の秋田県だったけどそのどちらもぽしゃった形になってしまっている。
洒落たショウジで見本市に出品する等潜在能力は未だ未だあると思われる。頑張って欲しい所であります。

モダンな障子、パリ見本市に出品へ 五城目の菊地合板木工
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20090122j

 五城目町の住宅用集成材製造「菊地合板木工」(菊地成一社長、103人)は、欧州市場向けに開発した建具「ショウジ スクリーン」を、23日からパリで開かれるインテリア製品の見本市「メゾン オブジェ」に出品する。同社新商品開発プロジェクトチームの菊地けい子取締役と伊藤富喜子さんが出向き、現地バイヤーにアピールする。

 「ショウジ スクリーン」は、高さ180センチ、幅45センチのマツ材の外枠に「モダンな和風をイメージした」(同社)という組子を施し、ラミネート加工した和紙を張った「ついたて障子」。組子のデザインは21種類から、和紙の柄は波やモミジなど約30種類からそれぞれ選べる。外枠は幅60センチ、90センチのサイズもある。

 菊地成一社長は「見本市への出品で、欧州市場でのチャンスを広げたい。バイヤーの反応を、商品開発や価格設定に生かしていきたい」と話している。
(2009/01/22 13:53 更新)

622千葉9区:2009/01/23(金) 22:52:25
>>615
http://sankei.jp.msn.com/region/tohoku/aomori/090123/aom0901230331000-n1.htm
【特報 追う】悲鳴!青森リンゴ加工業者 処理量7年ぶり10万トン超も
2009.1.23 03:30
 「リンゴジュースが売れない」−。日本一の生産量を誇る青森県のリンゴ加工業者が悲鳴を上げ始めている。昨年は豊作に加えてひょう害が発生。さらに今月、生食用の値崩れを防ぐために8500トンのリンゴが加工用に回されることが決まり、加工用リンゴの処理量は7年ぶりの10万トン超えの可能性も出てきた。その一方、飲料メーカーの注文は上向かないまま。板挟みにあう加工業者のリンゴジュースは、このまま冷凍庫で“冬眠”を迎えかねない状況だ。(荒船清太)

 県りんご果樹課によると、昨年12月末時点での加工用リンゴの累計集荷量は6万6347トンで前年同期比で124%。平成17年産リンゴの全加工量をすでに上回っている。一方、需給調整分を除いたリンゴ全体の在庫量は25万4839トン。例年通りならその約2割が加工用に回る。今年は、さらに需給調整用の8500トンが加わる見込みだ。

 リンゴを売買する移出商で作る県りんご商業協同組合連合会によると、昨年は20キロあたり1000円を超えていた加工用リンゴの価格は、同300円前後に下落。それでも弘前市の加工業者「日本果実加工」は昨年12月に一端、仕入れを停止した。同課によると、ほかにも仕入れを止めた業者があるという。

 だが、りんご商協連によると、これまで加工用リンゴを業者が仕入れ切れなかった例はない。日本果汁協会の土谷三之助専務理事は「加工業者は今回もすべてのリンゴを仕入れざるを得ないだろう」と分析する。「農協と商協連で9割のリンゴを販売するため、業者は断れない」からだという。

 そうなると、「加工業者は搾った果汁用に新たにドラム缶を買って貯蔵庫を借りざるを得ない」(土谷専務理事)。土谷専務理事によれば、県内の貯蔵庫は魚用が主体で魚臭がつく。臭いのつかない貯蔵庫を求めて物価の高い関東地方に貯蔵する業者も出てくるとみている。

     ■  ■

 一方、「仕入れ量は商品展開で決まる。在庫を抱えるリスクを考えると、安いからといって仕入れを増やす必要はない」と話すのは、キリン・トロピカーナの古園篤マーケティング部長。

 同協会の統計では、果汁100%ジュースが清涼飲料に占める生産量は16〜19年まで一貫して3.1%。「ゼロサム(富の総量は一定)の世界に入っている」ともいわれる。

 特に量販店用に冷蔵輸送される「チルド飲料」の市場では近年、量販店が自前のプライベートブランドの投入を強化している。価格競争が進み、ほとんどは輸入果汁。古園部長は「安定した質を保てる大手以外は淘(とう)汰(た)が進む」と指摘する。

 自動販売機やコンビニ用の缶・ペットボトル飲料で常温保存可能な「ドライ飲料」の市場も事情は同じ。アサヒ飲料の広報担当者は「ジュースはコストが高くて利幅が少ない。メーカーも構成比が大きく利幅が大きい缶コーヒーや茶系飲料に経営資源を集中せざるを得ない」と明かす。

623千葉9区:2009/01/23(金) 22:52:42
     ■  ■

 そんな中、国産果汁で市場開拓する動きが出てきている。

 相次いだ中国製食品の健康問題や偽装表示事件の影響もあり、伊藤園では産地に関する問い合わせが19年夏ごろから急増。昨年11月に県産リンゴジュースを含む国産原料のみで作った野菜・果実飲料「国産100」シリーズを発売した。

 アサヒ飲料からも人気商品「三ツ矢サイダー」に県産リンゴジュースを2割混ぜた商品が昨年8月から販売されている。

 ただ、原料の供給量より消費動向を見て生産量が決まるのは国産果汁飲料も同じ。県内の加工業者は「メーカーとは値段の交渉はできても、量はなかなかできない」とあきらめ顔だ。

 「生食用の出荷量を一定にして生食用リンゴ価格の値崩れを防ぐ方が、加工用リンゴの値崩れを防ぐより農業全体のためになる」。農林水産省生産流通振興課では加工業者にしわ寄せが及ぶ構図をこう説明する。

 県りんご果樹課の塩谷彰課長は「果実飲料市場が成長市場でなくなった以上、新たな調整弁が必要になっている」と指摘する。加工業者の悩みは当分続きそうだ。

      ◇

 ■加工用リンゴの流通経路 青森県内の加工業者や日本果汁協会によると、加工用リンゴの流通経路の概要はこうだ。

 加工業者の仕入れ先は、契約農家▽一般農家▽農協▽仲買人や移出商▽卸売市場−の5つ。農協と移出商自身もリンゴジュースの販売をしている。

 加工業者が仕入れたリンゴのほとんどはジュースに加工。6割強は、量販店のプライベートブランドを含む大手メーカーの相手先ブランドによる生産や原料用の濃縮果汁に。残りが加工業者の産地直送ジュースなどになって直接消費者に販売される。売れ残りはドラム缶で冷凍保管して翌年に回る。

624千葉9区:2009/01/24(土) 10:28:47
http://netallica.yahoo.co.jp/news/63401
パソナ、小泉氏も視察した「都心の地下農場」を閉鎖へ
2009/1/23 16:59
 人材派遣大手のパソナグループは22日、東京都心のオフィス街、大手町のビル内で運営する地下農場「パソナ・オーツー」を4月をめどに閉鎖することを明らかにした。ビル側との交渉で賃料増に応じられなかったため。派遣会社のユニークな就農促進の試みとして注目されたが、都心のショールームはコストがかさみ、開設から4年で終了する。

 同農場は都会の会社員らが農業に触れる機会をつくるため2005年2月、銀行の金庫室だった地下2階の約1000平方メートルに開設。発光ダイオード(LED)などの人工照明で稲や野菜、花など約100種類を栽培し、農作業体験や就農講座にも使われた。

 小泉純一郎氏の首相在任時は農業分野の規制緩和に先駆けた試みとしても話題となり、同氏や当時の竹中平蔵総務相も視察。また、農業・企業関係者ら約6万人が見学に訪れた。

625とはずがたり:2009/01/24(土) 14:01:03

本県の若手2人、林業の魅力伝える 都内で森林の仕事ガイダンス
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20090123s

 全国森林担い手就業相談会「森林の仕事ガイダンス」(全国森林組合連合会主催)が23日、東京・秋葉原のアキバ・スクエアで2日間の日程で始まり、本県の若手林業従事者2人がトークショーに参加、山の仕事や本県の魅力を伝えた。

 トークショーに参加したのは、白神森林組合(本所・能代市)に勤める伊藤洋樹さん(32)と田中敬さん(34)。白神山水を自宅で使い、県内の森林めぐりも続けるタレントの寺門ジモンさんと、森づくり活動などに積極的に参加する女優の葛城奈海さんとともに4人で舞台に上がった。

 仙台市の建設会社をやめてUターン就職した伊藤さんは「暗い山林を手入れした後、森に光が差し込む美しい光景を見た時に仕事のやりがいを感じる」と話した。田中さんは林業従事者の友人の楽しそうな姿に触発され、運搬業から転職した事情を紹介。「3人の子供ら家族と一緒に過ごす時間が増え、山の仕事と海釣り、観光を通して四季を満喫できることが大きな魅力」と訴えた。
(2009/01/23 22:54 更新)

626とはずがたり:2009/01/25(日) 13:36:46
生産量よりも流通量の方が多い魚沼米だからなぁ。こういう事がまかり通る様では,食品流通産業なんとかしないとあかんね。

ご飯原産地「正直」表示 南魚沼
http://www.niigata-nippo.co.jp/pref/index.asp?cateNo=2&newsNo=156824

 県南魚沼地域振興局は2月から、南魚沼地域のホテルや旅館が宿泊客に出すご飯の原産地を正しく表示してもらい、情報発信していく取り組みを本格的に始める。「大観光交流年」のことし、同振興局は「日本一のコメどころの宿として信頼性を高め、PRしていきたい」としている。

 「南魚沼食の情報発信」と題し、同振興局農林振興部が企画した。参加施設は、コメを購入した業者との取引書類や宿泊客への表示方法が分かる画像を添え、書類を県に提出。それを基に同振興局長が登録を決定し、県や観光協会のホームページなどで情報発信する。

 各地で産地偽装や使い回しなどの事件が起き、食に対する不安が増す中、「正直さ」をアピールして信頼してもらい、「天地人」効果などで増加が見込める観光客のリピーター化を目指す。宿泊客から苦情が寄せられた場合、宿の調査も行う。

 「宿が使っているコメを正直に表示してくれさえすればいい」(同振興部)というものの、宿泊客は魚沼産コシヒカリを期待してこの地を訪れるのも事実。「正直な表示」を進めることで、魚沼コシの完全普及も図りたい考えだ。

 同振興部は「多くの施設が参加することで、地域全体のインパクトにつながる」として、管内の全宿泊施設に参加を呼び掛けている。申請、登録は無料。問い合わせは、025(772)3918。

新潟日報2009年1月23日

627とはずがたり:2009/01/25(日) 17:03:28

九電工、農業参入へ 熊本などの休耕田利用
2009年01月25日
http://kumanichi.com/news/local/main/20090125002.shtml

 設備工事大手の九電工(福岡市)の橋田紘一社長は二十四日、年内にも農業分野に参入する方針を明らかにした。社会貢献事業の柱にしたい考えで、熊本、鹿児島、宮崎県の南九州三県の休耕田を利用する。

 同日、熊本市で開かれた「くまもと未来会議」で語った。

 同社は昨秋から社内に専門チームを設け、農業や環境分野を軸に新規ビジネスを検討している。事業主体として農業生産法人を設立する意向。

 橋田社長は参入の狙いについて「地方の人口が減少していく中で遊休農地を活用する社会的意義は大きい」と強調。「農業団体と競合しないためにも、海外での販売を強化する」と述べ、熊本ブランドの農作物を中国などアジアに輸出する考えを示した。

 将来的には(1)農産物の生産・加工・販売(2)若手の人材育成(3)高齢者の生きがい(居住や就農)支援(4)観光農園・レストラン−などを兼ね備えた施設も計画。

 建設候補地として「水や温泉に恵まれた南阿蘇などが望ましい」と県内を最有力候補地に挙げた。

 同社は九州電力関連の電気設備事業から、環境、情報、レジャーなど多業種展開に力を入れている。(毛利聖一)

628とはずがたり:2009/01/25(日) 21:00:48

空飛ぶ新玉ネギ出荷 延岡で競り
2009年01月24日
http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/index.php?itemid=14426

 超早出しで知られる延岡市特産の「空飛ぶ新玉ネギ」の出荷が始まった。23日の延岡綜合卸売市場の競りでは、1玉が120―220円の高値で取引された。

 昨秋の長雨の影響で、植え付け時期が例年に比べ一週間ほど延びたため、生育が若干遅れているという。この日は20玉入りの18箱が競りにかけられ、威勢のいい掛け声が飛び交う中、買い受け人が次々に競り落としていた。
 
 空飛ぶ新玉ネギはJA延岡のブランド農産品。冬の低温にも強い品種を日照時間の長さを生かして育て、ほかの産地よりも1カ月ほど早く出荷する。甘みがあるため、サラダなどの生食用として人気が高い。

629千葉9区:2009/01/26(月) 22:12:01
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/01/20090126t72031.htm
農林水産業で求人ラッシュ 東北 雇用危機追い風



 派遣切りなどによる失業者が急増する中、担い手不足に悩まされてきた農林水産業の関係者が求人に意欲的だ。農林水産省によると、農業法人や森林組合、水産会社の求人は東北で197人(16日現在)。雇用対策に取り組む自治体は「優秀な人材を送り込むチャンス」と意気込んでいる。

 東北6県の農林水産業の求人数は表の通り。宮城県は、独自集計で求人数を50人程度と集計しており、求人実数はさらに多いとみられる。全国の求人数は1810人に達しており、農水省幹部は「近年、これだけ農林水産業への就職に関心が集まったことはない」と驚きを隠さない。

 石破茂農相も「求人情報と就職活動をマッチングすれば成果は得られる。今までそのシステムが整っていなかった」と担い手不足の解消に意欲的。国や自治体、業界団体は相談窓口の開設、研修体制の拡充など就労支援の取り組みを強めている。

 東北では、岩手県が9日、県農林水産業等雇用促進連絡会議を設置。会議に参加する県農協中央会、県森連、県漁連など各団体が2月中に「就業促進アクションプラン」を策定する。達増拓也知事は「雇用の受け皿拡大に努めたい」と語った。

 宮城県は昨年末、県内の農林水産業5団体に対し、村井嘉浩知事名で雇用の掘り起こしに協力を求める要請を行った。

 就労相談を手掛ける業界団体も「職を失った人も含め地元に帰りたいという相談は増えている」(全国農業会議所)、「最近の情勢は(漁業の担い手確保に)有利に働く。若い人たちに就労を呼び掛けたい」(大日本水産会)と期待を寄せる。

 日本養豚生産者協議会は昨年末、会員企業が計100人規模の採用を行うと公表した。東北では青森、秋田、岩手、福島で計5社が求人を行っている。同協議会の秋田県の担当者は「養豚業界も大規模化が進み、雇用条件が整ってきている。養豚業界を理解してもらいたい」とPRに懸命だ。

 ただ、実際に農林水産業で再就職を果たすのも容易ではない。宮城県森連は従来、就職希望者に約20日間の講習を義務付けており、チェーンソーの扱い方などを習得した上で年1回の集団面接を行っている。

 担当者は「県内での募集人数は20人程度とそれほど多くない。失業した人が希望してもすぐに職に就けるわけはではないが、『それでも林業に就きたい』という方が林業を志してくれるなら大歓迎だ」と話している。
2009年01月26日月曜日

630とはずがたり:2009/01/28(水) 16:38:12

モーツァルトにうっとり? 烏骨鶏、卵増え大きく
01/24 08:29
http://www.shizushin.com/news/culture/topix/2009012401000010.htm

 烏骨鶏(うこっけい)はクラシックがお好き? 約350羽の烏骨鶏を飼育する菅山一さん(66)=高松市西山崎町が、音楽で産卵を促進する取り組みを進めている。演歌は逆効果だったが、クラシック音楽の特にモーツァルトで成功。卵の数は増え、大きくなった。
 音楽を取り入れたのは約1年半前。演歌を聴かせ牛を飼育している人をテレビで見たのがきっかけだった。早速スピーカーを設置して演歌をかけると、鶏舎は大騒ぎ。2日ほどで産卵しなくなる烏骨鶏もいたという。
 そこでいろいろなクラシック音楽を試し、たどり着いたのがモーツァルト。動きがゆったりして落ち着き、あまり鳴かなくなった。鶏舎の近くにいても烏骨鶏を飼っていると分からないほど静かだ。
 リラックス効果からか、通常は1週間に1個程度しか産まない烏骨鶏の産卵頻度が約2割増え、大きさも2−3割程度大きくなった。老鶏はほとんどが“復活”して産卵するようになったという。
 「癒やし系の曲がいいのかな」と菅山さん。卵は1個100円。問い合わせは自宅にはがきで。

631とはずがたり:2009/01/30(金) 03:21:59
>>614と同じニュースなんかね?

農作業で379人を募集 全国の農業法人、正社員も
2009.1.7 21:29
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/090107/biz0901072131006-n1.htm

 農林水産省は7日、全国の計109の農業法人などが、農作業従事で計379人の正社員やパートを1〜2月に募集しているとの求人情報を発表した。非正規労働者の解雇などが急増する中、新たな雇用の受け皿として農業を活用したい狙いだ。

 求人の内訳は正社員208人、パート171人。仕事内容はトマト、サツマイモ、シイタケの栽培や高原野菜の生産、酪農作業など幅広い。都道府県別では野菜生産などで求人している熊本が48人と最多。長崎42人、宮崎40人と九州勢が続いている。

 農水省に協力して求人情報を集計した全国新規就農相談センター(東京)は「農業に雇用の受け皿があることを広く訴えていきたい」としている。問い合わせ先は同センター、電話03(6910)1126。地方農政局や農政事務所も雇用相談窓口を設置している。

632とはずがたり:2009/01/30(金) 03:22:10

中田英寿氏、農業に意欲? 人道支援の財団法人を設立
2009.1.22 17:28
http://sankei.jp.msn.com/sports/soccer/090122/scr0901221728005-n1.htm

 サッカー元日本代表の中田英寿氏が22日、自身が代表理事を務める一般財団法人「テイクアクションファウンデーション」の設立発表会を行い、「サッカーを通じて人道支援など貢献したい」と目標を示した。

 各地でイベントや試合を行い、収益を子供の予防接種などに役立てる。昨年6月、中田氏の発案により日産スタジアムで行われた試合に6万人が集まったことなどから、財団として本格的に活動することになった。

 「地域の活性化にもなれば」と中田氏。4月12日には、出身地の山梨県甲府市で元日本代表選手ら30人を集め、試合を行う計画も明かした。

 サッカー以外の分野にも強い興味を示し、「食の安全性や自給率のために何かできれば。野菜嫌いなのに何を、と思うかもしれませんが」と笑う。畑を耕す中田氏の姿を目にする日も近い?

633とはずがたり:2009/01/30(金) 03:22:29

渋谷ギャルが農業再生 米作り挑戦、秋に商品化
2009.1.29 21:21
http://sankei.jp.msn.com/life/trend/090129/trd0901292126015-n1.htm

農業革命を目指す「ギャル社長」の藤田志穂さん=東京都渋谷区 アムラー、ガングロの次はノーギョー!?若者文化の発信地、東京・渋谷で、10代後半から20代のギャルが農業の担い手となり、食料自給率アップを目指すプロジェクトが始動した。今春からファッションモデルたちとともに米作りに挑戦し、秋には「ギャル米」の商品化を目指す。アパレルメーカーとともに農作業に向いたおしゃれな服作りや農業体験イベントも企画。渋谷ギャル発の“農業革命”を、と意気込んでいる。(村上智博)

 旗振り役は「ギャル文化を社会に理解してもらおう」と活動している藤田志穂さん(23)。4年前、ギャルの動向についてのマーケティング会社を設立した「ギャル社長」だ。エコ啓発やエイズ予防といった社会貢献活動にも力を入れてきた。

 「ギャルも気軽に参加できる、イケてる農業ができないか」

 そんな発想のきっかけになったのは、食の問題について考えるうち、農業を営んでいた祖父の田畑が、休耕地となり荒れ果てていったのを思いだしたことだ。渋谷の“ギャルママ”との会話で、彼女たちが美容やファッションと同様に「食の安全」に気を配っていることも知った。

 “農業再生”に取り組んでみたい。そんな藤田さんに共鳴した農家の人々の協力を得て、長野県内の田んぼで田植えや稲刈りを体験する企画を練った。畑を借りて野菜作りにも挑戦する。いま、同世代のモデルやタレントらにも参加を呼び掛けている。


 藤田さんは「収穫した米は渋谷に持ち帰り『ギャル米』としてPRしたい」と語る。自分たちで育てた米や野菜で作ったおにぎりや料理を商品化する計画だ。「農業とのかかわりを通じて『ジャンクフードばかり食べている』といったギャルのイメージも変わってくれれば」

 ギャル向けファッション情報の発信基地になっている「渋谷109」に出店しているアパレルメーカーなどと提携して、動きやすい農作業服の開発にも取り組む。ギャルママが子供と一緒に参加できる農業体験イベントなども企画している。

 「ギャルは流行に敏感。周りの女の子が楽しく農業をやっていれば、必ず参加の輪は広がる。意識の変化が農業従事者の増加にもつながる。ギャル文化で農業革命を起こしたい」と藤田さんは意欲満々だ。

634とはずがたり:2009/01/30(金) 12:57:29
>>548 >>598
JAうごはJA羽後の方が絶対に良いと思う。しかもカレー商品化するんなら尚更w

JAうご
http://www.ja-ugo.jp/

美少女イラスト、今度はカレーに JAうご
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20090130j

 羽後町のJAうご(越前芳博組合長)は町肥育牛組合(和泉嘉郎組合長)と合同で、パッケージに美少女イラストを使ったレトルトパックの「羽後牛カレー」を製作した。同町産黒毛和牛をふんだんに使用しているのが特徴。JAのホームページで予約を受け付けており、来月2日から発売する。31日に同町で行われるイベント「ゆきとぴあ七曲」に合わせ、先行販売する。

 同JAは昨年9月末、米袋に美少女イラストを描いたあきたこまちを発売しており、今回のカレー発売は美少女イラスト商品の第2弾。パッケージのイラストは西馬音内盆踊りの端縫い衣装を着た美少女で、米袋と同様、イラストレーターの西又葵さん=東京都=が描いた。

 1箱2パック入りで1764円(税込み)。31日の先行販売は午前10時?午後4時、同町西馬音内の盆踊り会館で。問い合わせは同JA営農販売課TEL0183・62・1120
(2009/01/30 11:13 更新)

635とはずがたり:2009/01/30(金) 19:55:52

お茶スレたてよっかなぁ〜。。

「全国茶サミット」開幕 43市町村が参加 牧之原
01/30 15:14
http://www.shizushin.com/news/social/shizuoka/20090130000000000068.htm

 全国の茶どころ市町村長らが一堂に会する「全国茶サミット静岡大会in牧之原」(同実行委主催、静岡新聞社・静岡放送後援)が30日午前、牧之原市で開幕した。関東から九州まで県内18市町を含む43市町村が参加し、2日間の日程で新時代の茶業振興策について意見を交わす。 サミットは静岡空港展望台にほど近い高尾山石雲院で幕開け。実行委員会会長を務める西原茂樹牧之原市長は「いよいよ静岡空港が開港し、新たな交流が始まる。お茶を通じ、さまざまな議論を深めたい」とあいさつした。市町村長らは緑茶の消費拡大を図るための取り組みを報告したほか、消費者需要に対応した新商品開発や国内外の消費者との交流などについて話し合った。
 榛原庁舎周辺では消費拡大イベント「牧之原お茶まつり」も始まり、静岡牧之原茶の試飲・販売や手もみ茶の実演などを繰り広げている。31日まで。
 午後は榛原文化センターに会場を移して記念大会を開く。サミット宣言を採択し、全国にお茶の可能性を発信する。
 サミットは1996年に始まり、県内開催は掛川、静岡、菊川市に次いで4回目。

静岡市の茶業振興へ9施策 条例検討会が市長に提言
2009/01/27
http://www.shizushin.com/news/feature/tea/20090127000000000022.htm

 初の議員提案で施行される「静岡市めざせ茶どころ日本一条例」を成立させた条例検討会(鈴木和彦会長)が26日、小嶋善吉市長に政策提言を行い、茶業振興に向けた9つの施策を示した。
 施策は▽中山間地振興や改植支援による健全経営の確立▽後継者育成のための優良農地の集団化推進▽水源かん養も含めた茶産地の環境保全▽適正施肥や減農薬生産を通じた良質な茶の安定供給▽食育や生涯学習と連携しながらの消費拡大―など。鈴木会長と剣持邦昭副会長が「市の第二次総合計画にも反映を」と要望し、提言書を渡した。
 同市では茶園面積の9割を占める「やぶきた」が改植期を迎えているが、原油高による肥料の価格高騰や茶価低迷に打撃を受け、市の茶業衰退がさらに加速するのでは―との懸念も浮上している。これを受けた昨年の市議会11月定例会で条例案が可決され、検討会が一歩踏み込んだ提案として、政策提言を行った。条例は計画策定など茶業振興策や「お茶の日」の制定(22年度)などリーフ茶のニーズを掘り起こす取り組みも盛り込まれている。

牧之原の被覆茶「望」 ポスターでPR JAハイナン
2009/01/30
http://www.shizushin.com/news/feature/tea/20090130000000000052.htm

 JAハイナンはこのほど、新茶シーズンに向け、被覆した牧之原茶のブランド商品「望」の新作ポスターを作製した。暮らしの中に茶を飲む習慣を取り入れてもらおうと、今年のテーマは「ビューティフルライフ」。取引先の茶商や官公庁にポスターを配布し、PR活動に力を入れている。
 被覆茶は、茶を摘み取る前の一定期間、茶園に黒色のネットをかぶせて日光を遮断して栽培される。作業に手間がかかるため希少性が高く、被覆により茶葉の緑色が濃くなり、多くのうま味成分を引き出す。同JAは茶葉の外観や成分などを審査し、星の数で品質を示す独自の認証ラベルを張り付けて販売している。
 同JAは牧之原産の深蒸し茶を飲むきっかけ作りを目的に、3年前から「望」の生産、販売を始めた。同JAの担当者は「リーフ茶の消費が減退する中、産地の先頭を切ってPRに取り組むことで需要を喚起していきたい」と話している。

636とはずがたり:2009/02/01(日) 14:36:34
静岡市の茶業振興へ9施策 条例検討会が市長に提言
2009/01/27
http://www.shizushin.com/news/feature/tea/20090127000000000022.htm

 初の議員提案で施行される「静岡市めざせ茶どころ日本一条例」を成立させた条例検討会(鈴木和彦会長)が26日、小嶋善吉市長に政策提言を行い、茶業振興に向けた9つの施策を示した。
 施策は▽中山間地振興や改植支援による健全経営の確立▽後継者育成のための優良農地の集団化推進▽水源かん養も含めた茶産地の環境保全▽適正施肥や減農薬生産を通じた良質な茶の安定供給▽食育や生涯学習と連携しながらの消費拡大―など。鈴木会長と剣持邦昭副会長が「市の第二次総合計画にも反映を」と要望し、提言書を渡した。
 同市では茶園面積の9割を占める「やぶきた」が改植期を迎えているが、原油高による肥料の価格高騰や茶価低迷に打撃を受け、市の茶業衰退がさらに加速するのでは―との懸念も浮上している。これを受けた昨年の市議会11月定例会で条例案が可決され、検討会が一歩踏み込んだ提案として、政策提言を行った。条例は計画策定など茶業振興策や「お茶の日」の制定(22年度)などリーフ茶のニーズを掘り起こす取り組みも盛り込まれている。

637とはずがたり:2009/02/02(月) 22:59:35

方向性としてはいいでしょうが食の流通に不安・不審・不信だらけの現状では飼料用の安米が知らん間に食用になってるなんて不祥事が続出しそうである・・。

コメ:消費拡大に新法 粉や飼料向け促す 農水省
http://mainichi.jp/life/food/news/20090203k0000m020082000c.html?link_id=TT004

 農林水産省は、国産米の消費拡大と食料自給率向上を図るため、パンなどの原料になる米粉(こめこ)や、家畜の餌となる飼料米の生産を資金面で後押しする新法案を今月中旬、国会に提出する方針を決めた。審議中の09年度予算案にも関連費用を計上している。

 新法の仮称は「米穀の新用途への利用の促進に関する法律」。コメ農家が米粉メーカーや畜産農家と共同で立てた事業計画が農水省に認定されれば、公的融資制度の優遇措置を受けられる。農家が農機具を導入する際に借りた融資金の返済期限を延ばしたり、米粉製品を作る食品メーカーが設備投資費用を借りる際、農水省所管の団体が債務保証をする。

 また、大学などの研究機関や種苗会社が、米粉用米や飼料米に適した収穫量の多い新品種を開発した場合、その品種の出願料(1件あたり4万7200円)や登録料の4分の3を免除する。

 農水省は、米粉の生産量を07年度実績の1万トンから50万トンに増やせば、40%の食料自給率(カロリーベース)を1.4ポイント引き上げる効果があると試算している。【工藤昭久】

638とはずがたり:2009/02/02(月) 23:05:28
ちょい前の記事だが。
産地を厳格化するということは現在では産地を偽装している産地を新しくブランド化する試みである。
貧乏人は高くて魚沼米なんか喰えなくなるかもしれないけど,それは今迄魚沼米だと思って何処ぞの米を喰わされていただけであって,それは正常化なのである。
魚沼米と大差ない品質の米が出来るならそれはその産地の名を冠してブランド化の努力をすべきである。

コメ流通経路:明確化 新法で罰則、産地追跡可能に−−農水省方針
http://mainichi.jp/life/food/archive/news/2008/11/20081102ddm001040102000c.html

 農林水産省は、コメの産地や流通履歴を的確に把握し、汚染などの問題発生時に被害拡大を防ぐ「トレーサビリティー(流通履歴の追跡可能性)」システムを導入する新法を制定する方針を固めた。基準値を超える農薬やカビ毒に汚染された工業用米が食用に不正転売されていた問題で、消費者の不信感が高まっていることに対応する。食糧法やJAS(日本農林規格)法など関連法の改正案とともに、来年の通常国会への提出を目指す。

 新法は、コメを扱う業者に仕入れ・加工・販売の記録と国への定期的な報告を義務付けることが柱。報告を怠ったり、虚偽の報告をした業者に対する罰則規定も盛り込む。

 農水省はコメ流通制度の見直しを検討している有識者会議「米流通システム検討会」の議論を踏まえ、11月中に制度の骨格を固める。

 汚染米問題では、複雑な転売などで流通ルート解明に時間がかかり、消費者の不安感を募らせた。牛肉についてはBSE(牛海綿状脳症)問題を契機に制定された「牛トレーサビリティー法」があるが、農水省はコメについても同様のシステムを整備する必要があると判断した。

 また、加工食品に使われたコメの原産地表示も義務付ける方向。現行のJAS法などは原料米の原産地表示を義務付けていない。このため、一定の条件に当てはまる加工食品については、表示を義務付ける方向で検討している。【工藤昭久】
==============
 ■ことば
 ◇トレーサビリティー
 食品などの生産や流通にかかわる履歴情報を追跡できるようにすること。国内法令では、「牛トレーサビリティー法」がある。同法は、すべての牛に出生時点で個体識別番号を付け、店頭で販売される牛肉の包装にも表示を義務づけている。卸・小売業者が不適正な表示をし、是正勧告や改善命令にも従わない場合は最高30万円の罰金を科す。

毎日新聞 2008年11月2日 東京朝刊


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