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農業総合スレ

622千葉9区:2009/01/23(金) 22:52:25
>>615
http://sankei.jp.msn.com/region/tohoku/aomori/090123/aom0901230331000-n1.htm
【特報 追う】悲鳴!青森リンゴ加工業者 処理量7年ぶり10万トン超も
2009.1.23 03:30
 「リンゴジュースが売れない」−。日本一の生産量を誇る青森県のリンゴ加工業者が悲鳴を上げ始めている。昨年は豊作に加えてひょう害が発生。さらに今月、生食用の値崩れを防ぐために8500トンのリンゴが加工用に回されることが決まり、加工用リンゴの処理量は7年ぶりの10万トン超えの可能性も出てきた。その一方、飲料メーカーの注文は上向かないまま。板挟みにあう加工業者のリンゴジュースは、このまま冷凍庫で“冬眠”を迎えかねない状況だ。(荒船清太)

 県りんご果樹課によると、昨年12月末時点での加工用リンゴの累計集荷量は6万6347トンで前年同期比で124%。平成17年産リンゴの全加工量をすでに上回っている。一方、需給調整分を除いたリンゴ全体の在庫量は25万4839トン。例年通りならその約2割が加工用に回る。今年は、さらに需給調整用の8500トンが加わる見込みだ。

 リンゴを売買する移出商で作る県りんご商業協同組合連合会によると、昨年は20キロあたり1000円を超えていた加工用リンゴの価格は、同300円前後に下落。それでも弘前市の加工業者「日本果実加工」は昨年12月に一端、仕入れを停止した。同課によると、ほかにも仕入れを止めた業者があるという。

 だが、りんご商協連によると、これまで加工用リンゴを業者が仕入れ切れなかった例はない。日本果汁協会の土谷三之助専務理事は「加工業者は今回もすべてのリンゴを仕入れざるを得ないだろう」と分析する。「農協と商協連で9割のリンゴを販売するため、業者は断れない」からだという。

 そうなると、「加工業者は搾った果汁用に新たにドラム缶を買って貯蔵庫を借りざるを得ない」(土谷専務理事)。土谷専務理事によれば、県内の貯蔵庫は魚用が主体で魚臭がつく。臭いのつかない貯蔵庫を求めて物価の高い関東地方に貯蔵する業者も出てくるとみている。

     ■  ■

 一方、「仕入れ量は商品展開で決まる。在庫を抱えるリスクを考えると、安いからといって仕入れを増やす必要はない」と話すのは、キリン・トロピカーナの古園篤マーケティング部長。

 同協会の統計では、果汁100%ジュースが清涼飲料に占める生産量は16〜19年まで一貫して3.1%。「ゼロサム(富の総量は一定)の世界に入っている」ともいわれる。

 特に量販店用に冷蔵輸送される「チルド飲料」の市場では近年、量販店が自前のプライベートブランドの投入を強化している。価格競争が進み、ほとんどは輸入果汁。古園部長は「安定した質を保てる大手以外は淘(とう)汰(た)が進む」と指摘する。

 自動販売機やコンビニ用の缶・ペットボトル飲料で常温保存可能な「ドライ飲料」の市場も事情は同じ。アサヒ飲料の広報担当者は「ジュースはコストが高くて利幅が少ない。メーカーも構成比が大きく利幅が大きい缶コーヒーや茶系飲料に経営資源を集中せざるを得ない」と明かす。


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