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欠陥コピペ王

149資料管理請負人:2018/06/02(土) 18:49:51
伯爵夫人
◆今回は、ブログ「曲ったきゅうり」と、いつものAsahi comではなくNikkei.com の書評の合併コピペだ。
語尾を変えたり、順番変えたりしただけだ。
おまけに、ちまちました自分好みのブックレビューを貼り合わた。
全部コピペである。一部だけ拾い上げたのでなく全部拾ったのに。嘘つき!!

◆どうせコピペするなら、Asahi.comの斎藤美奈子(文芸評論家)が書いた書評にすればいいのに…。
→ http://book.asahi.com/reviews/reviewer/2016072400003.html
「これに賞を出された作家は迷惑よね。深夜に隠れて読む本だもの、本来は」
この彼女の言葉につきる。
欠陥読書人はあまり気に入らなかったのだろう。だって深夜にエロ本読むのは彼自身だからね。


注)茶:コピペ箇所  青:コピペ元(他人の文章)


コピペ作品 

今月の本 投稿者:月刊読書人 投稿日:2017年 3月31日(金)23時03分2
文学賞のうちで有名なのは芥川賞と直木賞であるが、他にも新人作家の登竜門ともいわれている「三島由紀夫文学賞」(略して三島賞)がある。昨年は映画、文学、芸術、スポーツなどの評論で有名な蓮見重彦さんの小説「伯爵夫人」が選ばれた。
昨年、5月朝日新聞の「天声人語」にも載ったことがあるが、受賞記念の蓮見さんの記者会見の模様が抜群に面白かった。
?冒頭から不機嫌な態度で、「自分が選ばれる理由がよくわからないし、まったく喜んでいない、それどころかはた迷惑な話だと思っている」と語ったのである。
三島賞は新鋭作家に贈られる賞だが、蓮見さんは80歳、元東大総長、評論家としても高名ながら小説は3作目で『新鋭』の扱いのようだ。この賞をこの年齢の人に与えるのは、「日本の文化にとって嘆かわしいことだと思っています」とまで述べた。嫌なら辞退すればよさそうなものだが、その質問には「お答えできません」。めでたい席では心境を聞くのが定石だが、「ご心境という言葉は私の中には存在しておりません。」
サービス精神のかけらもない。大人げない気もするが、一方では新鮮にも聞こえる。思うにそれは、最近どこでも求められる『わかりやすさ』の対極にあるからではないか。

さてこの会見を聞きみて、俄然、蓮見さんのこの「伯爵夫人」を読みたくなったのである。すぐに区立図書館へリクエストしたがウエイティングが多くて、今月初め10か月ぶりにやっと借りることができた。今月はこの本を紹介したい。

伯爵夫人      蓮見重彦 著(新潮社)

? 日米開戦直前の東京を舞台に、帝大受験を控えた高校生の「二朗」が、「伯爵夫人」となぜか呼ばれる中年女性から、調教ともいうべき性的な教育を受ける物語である。彼女は子爵である祖父の愛妾だったらしいが、海外で高級娼婦やスパイをしていたとの噂もある。西洋映画にのめりこんでいるばかりの初心(うぶ)な青年を、彼女は「合衆国の名だたる建築家」設計のホテルに誘い込み、電話ボックスや秘密組織の更衣室、そして奇妙な茶室へ案内し、誘惑するかと思えて、結果的には急所を握りつぶして瞬間的に二朗を不能に陥れる。ある意味ではサディズム、マゾヒズムが描かれていることになる。

?わが国を代表する知識人であり、かつ映画批評家としてカリスマ的な存在である著者が発表したこの小説は、文中に性器を指す俗語と方言が頻出し、アブノーマルな性行為が繰り返し描かれている。堂々と発表され文学賞を受賞しているからには「わいせつ」が問題になるわけでもないのだが、読者を戸惑わせ驚かせるには十分であろう。

?問題は、新聞に決して書けない用語を含む性的な奔放さであるが、ともすれば男根中心主義的なマッチョな世界と見えて、これはじつは男根の失墜と不能を戦争に重ねて描く、崩壊に瀕(ひん)した世界の物語なのだろうか。物語は米英に宣戦布告したニュースとともに終わる。「あだっぽい」伯爵夫人の「熟れた」女性器とは、近代の男根の覇権をあざ笑い、裏切り、手痛く懲らしめる存在なのだ。まだ女を知らぬ二朗のけなげな男性器が繰り返し賛美されるのは、そのイロニーに他ならない。
著者が、そんな「意図」などない、美しい映画の記憶と淫らな夢にほしいままに酔ったまでだ、とシラをきる太々(ふてぶて)しさも、もちろん十分に溢(あふ)れている。八〇歳の大批評家が突きつけたこの「熟れた」怪作は、少なくとも平穏な現在の「文学」を震撼(しんかん)させ、懲らしめる猛烈な毒薬の匂いがある。

最後に、三島賞受賞時の記者会見が特に目立ったせいか、様々な人たちから様々なコメントが相次いだ。それらのうちから拾い上げたい。
ご覚悟はよろしいですか? どうなっても知りませんよ。アタマもアソコも最高にしびれる小説ですからね。/阿部和重 。蓮實重彦が『伯爵夫人』を書いたのではない。言葉が言葉を生み出す連鎖が、即ち“小説"が、蓮實重彦に『伯爵夫人』を書かせたのだ。/磯?憲一郎 。古老ジャズ評論家の「開戦の日」の経験に対して生じた、激しい「羨望」、それが呼び込んだ老人/幼児的な多形倒錯を文学理論的構築力が律していく快楽。/工藤庸子 ぷへー。蓬子がやや無理な姿勢で○○を二朗の△△に優しく××する。たまらず私の◎◎までが□□しそうになり、思わずぷへーと声が出てしまった。/黒沢清 日本語で書かれた文学史上最高のエンターテインメント・アナーキズム! 至福の読書体験。抱腹絶倒! 読まない奴は「おみお玉」をくらえ! /中原昌也 この嘘臭さ。この可笑しさ。自らの醜聞を不敵に操るヒロインのカッコよさ。蓮實重彦に乗っ取られたポルノグラフィはこんなにも楽しい。/松浦理英子 。



コピペ元
1.ブログ「曲ったきゅうり」
蓮實重彦さんの不機嫌 2016-05-18(Wed)
http://mt011572.blog.fc2.com/?no=3702
 何だかわからないけど面白いというものが世の中にはある。おととい、三島由紀夫賞に選ばれた蓮實重彦(はすみしげひこ)さんの記者会見もそうだった。朝日新聞デジタルの詳報を読むと、
?「まったく喜んではおりません。はた迷惑な話だと思っています」と語っている。
三島賞は新鋭作家に贈られる賞だが、蓮實さんは80歳。評論家としては高名ながら小説は3作目で「新鋭」の扱いのようだ。この賞をこの年齢の人に与えるのは「日本の文化にとって非常に嘆かわしいことだと思っております」とまで述べた。
嫌なら辞退すればよさそうなものだが、その質問には「お答えいたしません」。めでたい席では心境を聞くのが定石だが、「『ご心境』という言葉は、私の中には存在しておりません」。サービス精神のかけらもない。
大人げない気もするが、一方で新鮮にも聞こえる。思うにそれは、最近どこでも求められる「わかりやすさ」の対極にあるからではないか。書店では平易さをうたった本が並び、職場では上司が部下にいちから教えることが求められる、そんな風潮の対極に。

文芸、映画、スポーツと幅広い蓮實さんの評論だが、難解な文が多い。読みかじって感じるのは、安易な「物語」に寄りかかることへの戒めだ。例えばスポーツは「人生の成功物語」ではないと著書で説く。

あの不機嫌な返答も、受賞がわかりやすい物語にまとめられるのを嫌ってのことだったか。そんな忖度(そんたく)も、ご本人から「違います」と言われるかもしれないが。


2.ブックレビュー 2016/7/3付 日本経済新聞 朝刊
伯爵夫人 蓮實重彦著 現代文学への猛烈な皮肉と毒
文芸評論家 清水 良典
http://style.nikkei.com/article/DGXKZO04386350S6A700C1MY6001?channel=DF130120166021

? 三島賞受賞の問題作である。わが国を代表する知識人であり、かつ映画批評家としてカリスマ的な存在である著者が発表したこの小説は、文中に性器を指す俗語と方言が頻出し、アブノーマルな性行為が繰り返し描かれている。堂々と発表され文学賞を受賞しているからには「わいせつ」が問題になるわけでもないのだが、読者を戸惑わせ驚かせるには十分である。

?日米開戦直前の東京を舞台に、帝大受験を控えた高校生の「二朗」が、「伯爵夫人」となぜか呼ばれる中年女性から、調教ともいうべき性的な教育を受ける物語である。彼女は子爵である祖父の愛妾(あいしょう)だったらしいが、海外で高級娼婦(しょうふ)やスパイをしていたとの噂がある。西洋映画にのめりこんでいるばかりの初心(うぶ)な青年を、彼女は「合衆国の名だたる建築家」設計のホテルに誘い込み、電話ボックスや秘密組織の更衣室、そして奇妙な茶室へ案内し、誘惑するかと思えて、結果的には急所を握りつぶして二朗を不能に陥れる。ある意味ではサディズム、マゾヒズムが描かれていることになる。

 しかし随所に盛り込まれたルイーズ・ブルックスやケイ・フランシス、ヘディ・キースラー、エリッヒ・フォン・シュトロハイムの名前に象徴される銀幕ネタの豊富さ、語りの構造の複雑さと精巧さは、まさにマニアックな職人細工の極致といえる。時間的にはわずか一日の出来事なのに、回想やエピソードが時の流れを撹拌(かくはん)し、現実と記憶、伝聞と空想が判別しがたく入り交じる。果ては全てが妖しい白日夢とも思わせる。言葉の織物としての小説の技術が堪能できることは間違いない。

?さて問題は、新聞に決して書けない用語を含む性的な奔放さであるが、ともすれば男根中心主義的なマッチョな世界と見えて、これはじつは男根の失墜と不能を戦争に重ねて描く、崩壊に瀕(ひん)した世界の物語なのである。物語は米英に宣戦布告したニュースとともに終わる。「婀娜(あだ)っぽい」伯爵夫人の「熟れた」女性器とは、近代の男根の覇権をあざ笑い、裏切り、手痛く懲らしめる存在なのだ。まだ女を知らぬ二朗のけなげな男性器が繰り返し賛美されるのは、そのイロニーに他ならない。
 そんな「意図」などない、美しい映画の記憶と淫らな夢にほしいままに酔ったまでだ、とシラをきる太々(ふてぶて)しさも、もちろん十分に溢(あふ)れている。八〇歳の大批評家が突きつけたこの「熟れた」怪作は、少なくとも平穏な現在の「文学」を震撼(しんかん)させ、懲らしめる猛烈な毒薬の任務を見事に果たしたといえる。



150資料管理請負人:2018/06/02(土) 18:52:57
インターセックス
◆「セックス」という言葉がタイトルに入っているだけで、飛びつく性癖があるようだ。
◆語尾を多少変えて、今回もまたアマゾンブックレビューからの切り貼りの本紹介だ。
タイトル「今月の本」を「今月の気に入ったブックレビュー」になんで変えようとしないのだろう。

注)茶:コピペ部分  青:コピペ元

今月の本?? 投稿者:月刊読書人?? 投稿日:2017年11月29日(水)22時53分
(*前略)
インターセックス    帚木蓬生 著(集英社)
?「神の手」と評判の若き院長、岸川に請われて総合病院・サンビーチ病院に転勤した女医・秋野翔子が主人公である。
この病院では、外科、内科、整形外科、精神科などすべての部門で斬新で総合的かつ画期的な治療技術を誇っていた。また性同一障害者への性転換手術や、性染色体の異常で性器が男でも女でもない、「インターセックス」と呼ばれる人たちへの治療も行なわれていた。「人は男女である前に人間だ」と主張し、患者のために奔走する翔子。やがて彼女は岸川の周辺に奇妙な変死が続くことに気づく。命の尊厳を問う、医学サスペンス小説である。

? 生物界における性のあり方はなかなか多様で、いつも単純に雌雄に分類できるものではなく、人間とて例外ではない。さらに人間にはセックスとしての性以外に、ジェンダーとしての性もあるわけだから、その多様性を無視することはむしろ不自然だ。
 それにも関わらず「男−女」の二分法で全てを説明、解釈しようとして、そこから外れる人たちを異常だとすることは、「普通」という独善の下で行われる偏狭で残酷な差別なんだろうと思う。
 本書が扱っているのはインターセックス(生まれつき男でも女でもない)の人たちで、これまでの医学が治療という名の下にこうした人たちを手術やホルモン治療によって無理やり「男−女」の図式に組み込もうとしてきたことが孕む問題を正面から追及する。
 ここで翔子がたえず主張する「人を男や女として評価するのではなく、人間として評価する」というのはごくまっとうな考え方であり、素直に共鳴できる。

?ストリーそのものも新鮮で、さすが医者の作家が書いたらしく読み応えがあった。サスペンス小説としてだけでなく、ドキュメンタリー風の読み物としても面白かった。結びは5人の人命を手に掛けた医者の最後としてはちょっと出来過ぎという気もしたが。

? 医療分野の専門用語がたくさん出てきて、単語自体を理解するに難しい部分もあるが、私にとって斬新なテーマなので、このような医学用語も苦にはならなかったし、それよりも新たな知識を得たようで勉強にもなる感じがしたものだ。

?性別は「男・女」のどちらかに丸を付けるのが一般的だが、確かにある一定の確率で半陰陽が生まれることは事実である。日頃表には出ない部分であるだけになかなか情報が得にくく、一人で、家族の中で悩むのが多くの場合であろう。
「男である前に、女である前に、人間である」という事実を深く重く考えさせられる小説である。同時に作者自身が極めて誠実でヒューマンな作家なんだろう。


コピペ元
内容(「BOOK」データベースより)
?「神の手」と評判の若き院長、岸川に請われてサンビーチ病院に転勤した秋野翔子。そこでは性同一障害者への性転換手術や、性染色体の異常で性器が男でも女でもない、“インターセックス”と呼ばれる人たちへの治療が行われていた。「人は男女である前に人間だ」と主張し、患者のために奔走する翔子。やがて彼女は岸川の周辺に奇妙な変死が続くことに気づき…。命の尊厳を問う、医学サスペンス。

投稿者Hellosea2009年1月4日
 僕は10年程前から性同一性障害の問題に少し首を突っ込んでいるのですが、多くの人の勇気ある行動や発言によって、最近はこの問題に対して徐々に社会の理解が得られるようになってきていることを嬉しく感じています。
? 生物界における性のあり方はなかなか多様で、いつも単純に雌雄に分類できるものではなく、人間とて例外ではありません。さらに人間にはセックスとしての性以外に、ジェンダーとしての性もあるわけですから、その多様性を無視することはむしろ不自然です。
 それにも関わらず「男−女」の二分法で全てを説明、解釈しようとして、そこから外れる人たちを異常だとすることは、「普通」という独善の下で行われる偏狭で残酷な差別なんだろうと思います。
 本書が扱っているのはインターセックス(生まれつき男でも女でもない)の人たちで、これまでの医学が治療という名の下にこうした人たちを手術やホルモン治療によって無理やり「男−女」の図式に組み込もうとしてきたことが孕む問題を正面から追及しています。
 ここで提起されている「人を男や女として評価するのではなく、人間として評価する」というのは素晴らしい考え方であり、僕は感銘を受けました。先端医療の倫理的問題を追及した著者の前作『エンブリオ』と併せて、是非読んでいただきたい小説の一つです。

投稿者ヤスコ2009年8月23日
?ずっと謎の言葉だった半陰陽という意味が非常に分りやすく、しかも真摯に捕らえなければならない社会問題として提起されていた。ストリーそのものも新鮮で、さすが医者の作家が書いたらしく読み応えがあった。サスペンスとしてより、ドキュメンタリー風の読み物として面白かった。結びは5人の人命を手に掛けた医者の最後としてはちょっと出来過ぎ?という気もしたが。

投稿者shadow2009年7月27日
?医療分野の専門用語がたくさん出てきて、少し難しい部分もあるが、私にとって斬新なテーマなので、面白く思いました。こういう人もいると改めて勉強になったという気持ちで、非常に良い作品だと思います。世の中に本当に生れ付きで色々な病気や悩みを持っている人がいて、もし自分がこういう人に出会ったら、理解の気持ちで接していきたいと思います。読む価値があると思います。


投稿者はるかぜ2014年3月16日
確かに、世の中、男か女に分けられている。
?性別は「男・女」のどちらかに丸を付けるのが一般的。しかし確かにある一定の確率で半陰陽が生まれることは事実である。日頃表には出ない部分であるだけになかなか情報が得にくく、一人で、家族の中で悩むのが多くの場合であろう。
「男である前に、女である前に、人間である」という事実を深く考えさせられた。



151資料管理請負人:2018/06/02(土) 18:56:52
全体主義の起源
◆読むに至るまでの経過を綴った無駄に長い前書きは、本人の言葉で書いたと思われる。
しかし、後の本文は、全てコピペである。自慢と宣伝は書けるが、こういった本の書評と
なると書けないのだろう。前書きは、後に続く本文が欠陥読書人が書いた書評であると思
わせる為の前工作に思える。

◆アマゾンに掲載されているNHKテキストのカスタマーレビューの中から、5星の感想
文3作と、テキストではなく作品そのものを読んだWeltgeist氏のブログの中の感想文
を継ぎ接ぎした見事な切り貼りであった。

◆パッチワークの残骸を作品の中から探し出してみるのも面白い。一例として、
 ?「…ハンナ・アーレント氏の明晰な頭脳と感受性に、拍手です。」原文
 ↓
  「…ハンナ・アーレントの明晰な頭脳と感受性に、心打たれる。」コピペ後

 ?「このテキストは、とてもとても大切な教訓を提示してくれます。是非多くの方に読んで頂きたいです」原文
 ↓
 「このような時代の中で、本書はとてもとても大切な教訓を提示してくれる。是非多くの方に読んで頂きたいものだ」コピペ後

◆コピペ元: 青字の上をクリックすると中を閲覧できます
・「AMAZON ブックレビュー」
の中から、ペンネームスカラベベスト氏、Amazon Customer氏、celery氏、を使用

・「Weltgeist氏のブログ」


注)茶:コピペ部分

コピペ作品
今月の本?? 投稿者:月刊読書人?? 投稿日:2017年10月31日(火)21時36分7秒【万華鏡】
(前文略)
「ハンナ・アーレント 『全体主義の起源』」 仲正昌樹 著

本書はハンナ・アーレントの著した「全体主義の起源」、「エルサレムのアイヒマン」を中心に、仲正昌樹氏が全体主義を解説する。いまの世界の動きはナチズムがあらわれたころにとても似通っているという。「全体主義」の定義はむつかしい。「全体主義的」となるともっと曖昧だ。だからこの本で全体主義については定義していない。とりあえず、ドイツのナチズム、ロシアのスターリニズムを念頭において議論をすすめている。戦前の日本は全体主義だと学校で習った記憶があるが、いまの北朝鮮は全体主義か、中国や米トランプ政権は全体主義的かなどと考えていくととりとめがつかなくなる。

先にも述べたが、アイヒマンはユダヤ人虐殺の実務的責任者である。アルゼンチンへ逃亡していたが、モサド(イスラエルの諜報機関)が拘束、裁判にかけられた。1961年、ハンナ・アーレントはザ・ニューヨーカーの特派員として裁判を傍聴。極悪人だと思っていたアイヒマンの「ごくありふれた、凡庸な」様子に衝撃を受ける。
家庭にあってはよき父親であり、組織にあっては粛々と仕事をこなす完璧な能吏であり、上司の命令に従順に従うことに悦びを見出し、こつこつと昇進をめざし、最高指導者の考えをこころから崇敬し、法の遵守に例外を認めず自分の義務を果たす男。

このような人間をつくりだすのが全体主義だとアーレントは書いている。いまの世界でも、欧米における極右勢力の伸長、欧米とイスラムの宗教的対立の激化、
いつ北朝鮮からミサイルがうちこまれるかわからない極度の不安の中では、(実質はアベゾーの政治的な扇動ではあるが)私たちは単純明快で力強いイデオロギーを受け入れやすくなっている。あっというまに世相や世の雰囲気はかわる。
仲正昌樹氏は私たちが日々ちゃんと自分の頭で「思考」していないと全体主義的なものは簡単に私たちの社会に入りこんでくると危惧されている。
一度全体主義が入り込むと、大勢(大衆)や権力に反して自分の意見を貫くことはとても難しくなるからである。
思考を止めずに、相手の立場にも立って考え続けられる人が、どれだけいるだろうか。 しかし、そう言う態度でしか全体主義は防げないのだ。

一方では、ユダヤ人とは何者なのか、なぜヨーロッパで嫌われて、なぜ大量虐殺へ至ったのか。歴史の授業で単語を呑むだけではさっぱりわからなかった経緯が「大衆」をキーワードによく説明されている。
大衆、つまり政治に関心ないけれど困った時だけは政治に期待する
人々。
衆議院選挙は不愉快なまま、不愉快な結果に終わり、こんな後では、読んでいてとても刺さる内容である。しかし、だからこそ必読だと思える。
さらにアイヒマンの裁判にも触れて、悪とはなにか、「多様性」とは、政治に体制に従順であるということはどういうことなのかが示されている。わかりやすさに飛びつくいまの私たちには耳の痛い話でもある。

人間は怖い。そして何故人間はこんなにも愚かしいのか、あの頭の良いドイツ人が、何故ナチスなどというものを生み育ててしまったのか、ということを、詳細かつ的確に分析した、ハンナ・アーレントの明晰な頭脳と感受性に、心打たれる。ナチスは、いつ何時でも、どんな国にも起こり得る。現に戦時中の日本が似たようなものだったし、昨今の日本にも、そんな「嵐」に飲み込まれそうな風潮が感じられる。

 とにかくごく普通の市民が時代の流れの中で思考を停止すれば、人間を平気でガス室に送り込む殺人鬼になりうることをアーレントは冷めた目で書いているのだ。悲惨な歴史を見るとき、なんと人間とは愚かな存在なのかと思えてしまう。しかし、それでも人間はその愚かさのなかで何とか自分を失わないようにして生きていくしかないのである。
このような時代の中で、本書はとてもとても大切な教訓を提示してくれる。是非多くの方に読んで頂きたいものだ。



152資料管理請負人:2018/12/31(月) 16:43:08
夜の谷を行く
◆今回もコピペ真っ茶色だ。勢い余って今宵の月を「スーパーブルーブラッドムーン」に
したようだ。恥も外聞も無く盗用する行いに恥ずかしくなった月が茶色から赤に変わった。

◆笠井潔が文春に載せた評の完全パクリと、原武史が朝日新聞に載せた評の切り抜きパク
リだ。お月様はちゃんと見ている。


注)茶色:コピペ箇所
コピペ作品
今月の本 投稿者:月刊読書人 投稿日:2018年 1月31日(水)20時27分
(前略)
今月の本として紹介したいのは、この連合赤軍事件の中の「山岳ベース事件」を題材にして、12名の虐殺に関係した一人の女性のその後の人生や心象を描写した物語である。終始暗くよどんだ空気が流れるような内容ではあるが、最後には劇的な展開があり、ストーリーとしても著者の文学的なセンスに感心したものだ。

   夜の谷を行く  桐野夏生著 (文芸春秋社)

本書はかって連合赤軍に属していた架空の女性、西田啓子を主人公とする小説である。

連合赤軍の一員だった西田啓子は、山岳アジトから逃亡中に逮捕される。その後、死体遺棄などの罪で有罪判決を受け、五年あまり服役した。娘の「犯罪」をめぐる心労で両親は早く病死、一人娘を抱えた啓子の妹は離婚を強いられた。出獄後の啓子は経歴を隠し、社会の片隅で息をひそめて暮らしてきた。

しかし、連合赤軍指導者の永田洋子(実物)が獄中で病死し、日本列島が巨大地震と巨大津波に襲われた二〇一一年の冬から夏にかけて、記憶の底深く埋めていた昔の出来事が甦りはじめる。かつて体験された禍々しい出来事は、啓子の嫌悪の対象だった蜘蛛のメタファーに重ねられる。
結婚を控えた姪の存在が、断ち切ろうとしてきた過去を否応なく突きつける。結婚式の招待を断るため、それまで秘密にしていた過去を姪に告白した啓子は、血縁という最後の他者との絆までを失ってしまう。

作品の前半では、秘密を抱えながら生きてきた女の日常が、淡々と描かれていく。片隅で人目につかないように、ひたすら地味につつましく生きることは、刑務所での暮らしの延長のようだ。その生活は死者のようにひっそりしている。同志殺しの事件から四十年近く、いわば死者を偽装することで啓子は生き延びてきたともいえる。

それはかって総括にかけられた妊娠中の女性同志を見殺しにして、「未来に繋げるための闘い」から逃亡した自分をどうしても赦せないという罪責感が、啓子に長い仮死状態をもたらしていた・・・ともいえる。

意図的に遠ざけてきた活動家時代の仲間と再会したのをきっかけに、自分自身にも隠し続け、無理にも忘れようと努めてきた出来事の意味を、しだいに啓子は自覚していく。

作者は一連の連合赤軍事件の経過や裁判での判決文を含めてこれまで男性の視点から語られてきた事件を、女性の視点で捉え直そうとする。 妊娠しながら山岳ベースにいた女性は啓子だけではなかった。そこには女性たちが子供を産み、未来につなげるために闘うという、暴力革命とは一線を画する理想があったのである。しかしリーダーの永田洋子は、男性たちに同調していく。
他の女性兵士、君塚佐紀子や金村邦子も刑期を終えたあとは過去を封印して生きてきたが、山岳ベースでともに過ごした記憶はたとえ同じ理想を共有した女性同士であっても反芻され憎悪の対象にもなりえる。
そこから浮かび上がる深い孤独は、最後に思わぬ形で克服され、救済が訪れる。啓子のこれからに一条の陽がさしこんだかのような結末に、なんだか私自身が救われたように感じられたものだ。



コピペ元
?.桐野夏生による連合赤軍事件の新しい解釈
笠井潔(*文芸評論家)が『夜の谷を行く』を読む
source : 週刊文春 2017年5月18日号
http://bunshun.jp/articles/-/2458


?.連合赤軍、女性たちの理想は…
[評者]原武史(放送大学教授・政治思想史)」、『朝日新聞』2017年05月14日(日)
http://d.hatena.ne.jp/ujikenorio/20170612/p4



153資料管理請負人:2018/12/31(月) 16:44:49
満天のゴール
◆発行元小学館HP掲載 紹介記事のまるごとコピペだ。
ボケても長年培った「コピペ技」、「盗用癖」だけは大脳皮質にしぶとく残り続け、そう
簡単には取り払えない。
◆“300P”を“あっという間”に読んだとあるが、果たして全部読んだかどうかすら…、疑わしい。
ネットであっという間に紹介記事を探しだし、コピペしたことだけは確かだろう。

注)茶色:コピペ箇所
コピペ作品

今月の本 投稿者:月刊読書人 投稿日:2018年 5月30日(水)16時40分3秒【漫画狂】
(*前略)
満天のゴール 藤岡陽子 著(小学館)
奈緒は、10歳になる涼介を連れて、二度と戻ることはないと思っていた故郷に逃げる
ように帰ってきた。長年連れ添ってきた夫の裏切りに遭い、行くあてもなく戻った故郷・
京都の丹後地方は、過疎化が進みゴーストタウンとなっていた。

 結婚式以来顔も見ていなかった父親耕平とは、母親を亡くして以来の確執があり、世
話になる一方で素直になれない。そんな折、耕平が交通事故に遭い、地元の海生病院に入
院。そこに勤務する医師・三上と出会う。また、偶然倒れていたところを助けることにな
った同じ集落の早川(72)という老婆とも知り合いとなる。
 夫に棄てられワーキングマザーとなった奈緒は、昔免許をとったものの一度も就職し
たことのなかった看護師として海生病院で働き始め、三上の同僚となる。医療過疎地域で
日々地域医療に奮闘する三上。なぜか彼には暗い孤独の影があった。
 一方、同じ集落の隣人である早川は、人生をあきらめ、半ば死んだように生きていた。
なんとか彼女を元気づけたい、と願う奈緒と涼介。その気持ちから、二人は早川の重大な
秘密を知ることとなる。
 隠されていた真相とは。そして、その結末は・・・・・・・。

夫に棄てられ故郷に戻り、看護師として働き始める33歳の女性。その母親を一番近くで
支える10歳の涼介。父親の入院をきっかけに出会った、孤独と寂しさを抱える35歳の医
師。そして、人生をあきらめ、死を待っている72歳の女性。この4人が出会い、物語を動
かしていく。
 誰もが心に傷を抱え、辛いことや悲しい思いを乗り越えて、生きている。この物語は、
それぞれの成長物語であると同時に、もっともっと根本的な、死にゆくことに思いを巡ら
せるきっかけを与えてくれる小説でもある。人生のすべてを温かく、小さな小さな希望と
とらえることができるようになる、そんな一冊でもある。

著者の藤岡陽子さんは、長年看護師として働き、人の生と死を常に見つめ続けてきた方
だ。生と死へのヒュマンな熟慮、また舞台となる丹後半島という地域医療の問題点もそれ
となく提起されている。
そして何よりも人々の「つながり」や「つないでいくこと」への強い意志だ。
さまざまな人々と触れ合いながら,「誰かの星になる」ようなゴールをめざしていく。そ
していつかは満天の星になるという希望も抱かせてくれるようだ。

コピペ元
小学館HP
https://www.shogakukan.co.jp/books/09386480



154資料管理請負人:2018/12/31(月) 16:47:06
手のひらの音符
◆書評家「藤田香織」氏の『手のひらの音符』評のコピペである。
ボケても、さらに猛暑の中でも長年培った「コピペ技」、「盗用癖」だけは大脳皮質にし
ぶとく残り続け、そう簡単には取り払えないようだ。
◆欠陥読書人にとって“誠実”とはいかなるものをいうのだろうか。
誠実:私利私欲をまじえず、真心をもって人や物事に対すること。また、そのさま
   (大辞泉)
毎回、このコーナーで、人の文章をそっくり自分の文章として発表していることは、まさ
に誠実と対局にあるのではないか。安倍総理のことを云う前にまずは自分を振りかえ
ろ!!
◆どうせ藤田香織氏の文章をコピペするのであれば、一字一句変えてはならない。削った
りするのも氏に対して失礼である。
二重の意味で不誠実である。

乗り越えていく姿を描くのが、ひとつの「王道」だ。

乗り越えていく姿を描くのが、ひとつの創作のストーリーでもある。

何度も来し道を振り返る。

何度も今までの道を振り返る。

小さな支えと響きが、人間にはあると

小さな支えが、自分にもあると

注)茶色:コピペ箇所
コピペ作品

今月の本 投稿者:月刊読書人 投稿日:2018年 8月31日(金)10時52分
私が属している「言の輪同人誌」の55号のタイトルは「誠実」という言葉だった。その時の合評会のときにも述べたと思うが、生きていくうえで、「誠実さ」という当たり前の人としてのあり方が、この時代の風潮として希薄になった感じがしている。
このようなことまでアベゾー政治のせいにはしたくないが、今までのこの男の国会での言動や日ごろの対応の仕方から見れば、アベゾーというのは「誠実さ」の対極にいることはまちがいない。
(中略)

  手のひらの音符      藤岡陽子  著(新潮社)
読了後、胸がジワっと熱くなった。苦しい環境で育った兄弟が強い信念と家族愛に支えられ夢を実現する。こんな先生だったらいいなあ、と思えるような教師とその教え子たち、少年少女であったころの追憶や友情、それらを幼なじみの一人だった主人公の女性の視点を主体に展開させてゆく。ありがちな設定なのかもしれないが、丁寧かつ嫌みのない表現で綴られ、飽きることなく読める小説である。
主人公の服飾デザイナー瀬尾水樹は45歳になったある日、勤務先の社長から服飾業界から撤退することになった、と告げられる。転職しようにも、40代半ばのデザイナーの需要はない。今更他にできる仕事もない。
独身で頼れる身内もない水樹は途方に暮れる。
となれば、苦境に立たされた主人公・水樹が、そうした現状を打開し、前向きに生きていく姿を描くのが、ひとつの創作のストーリーでもある。
しかし、本書は、道半ばで立ち尽くす水樹に、くるりと過去を振り向かせる。過去のページと現在のページを交互に展開させながら物語は進んでいく。

貧しかったこと、疎外されていたこと、恥ずかしかったことも、傷ついたことも数えきれない。特に幼友達の森嶋信也との記憶は、今も決して癒えることない痛みをともなうものだった。
やはり幼馴染の堂林憲吾からの連絡で病床にあると知った恩師を見舞うため故郷を訪れ、転職先を探す日々の中で、水樹は何度も今までの道を振り返る。

水樹の現状を一発逆転させるようなドラマは仕込まれていない。絵空事の夢を見せるのではなく、水樹の過去を積み重ねていくことで、読者にも、今、その手のひらにある誠実さや温もりを感じさせてくれるのだ。
号泣もしない。興奮も絶叫も驚嘆もしない。けれど、読みながら何度も胸がふるえた。心が波打った。大丈夫、人間は一人ではない、描かれる音符のような小さな支えと響きが、人間にはあると信じられる心強さが伝わってくる。

著者・藤岡陽子さんの著作は5月の「今月の本・満天のゴール」を紹介したことがある。彼女の著書では、2回目の読書になるが、私にとっては、作家・藤岡さんを大好きなフアンの一人になれそうである。

コピペ元
好書好日(朝日新聞)https://book.asahi.com/article/11653819
書評:藤田香織
 努力は必ず報われる。諦めずに前を向け。人生には時として、そんな励ましの言葉さえ、虚(むな)しく響くことがある。進むべき道を見失いかけたとき、私たちはどうすれば良いのか。本書は、そんな多くの人が抱える難題の指針となる物語である。
 主人公の服飾デザイナー瀬尾水樹は、四十五歳になったある日、勤務先の社長から服飾業界から撤退することになった、と告げられる。転職しようにも、四十半ばのデザイナーの需要はない。今さら他にできる仕事もない。「服を作ること以外取り柄(え)のない自分が、その場所を失ったらどうやって生きていけばいいのだろうか」。独身で頼れる身内もない水樹は途方に暮れる。
 となれば、苦境に立たされた主人公が、前向きにそうした現状を打破し、乗り越えていく姿を描くのが、ひとつの「王道」だ。しかし本書は、道半ばで立ち尽くす水樹に、くるりと後ろを向かせる。しかも、高校時代の同級生・堂林憲吾からの電話をきっかけに、彼女が回想するその過去は、辛(つら)い出来事が多々あった。
 貧しかったこと。疎外されていたこと。恥ずかしかったことも、傷ついたことも数え切れない。特に幼馴染(おさななじ)み森嶋信也との記憶は、今も決して癒えることない痛みが伴うものだった。
 憲吾からの連絡で病床にあると知った恩師を見舞うため故郷を訪れ、転職先を探す日々のなかで、水樹は何度も来し道を振り返る。白眉(はくび)なのは、そこに現状を一発逆転させるようなドラマは仕込まれていない、という点。絵空事の夢を見せるのではなく、水樹の過去を積み重ねていくことで、読者にも、今、その手のなかにある温(ぬく)もりを感じさせるのだ。
 号泣はしない。興奮も絶叫も驚嘆もしない。けれど、読みながら何度も胸が震えた。大丈夫。ひとりじゃない。描かれる音符のような小さな支えが、自分にもあると信じられる心強さが伝わってくる。
 本当に「良い小説」だ。



155資料管理請負人:2018/12/31(月) 16:51:56
原民喜 −死と愛と孤独の肖像
◆作家佐伯さんの書評を切り取って堂々掲載。
その他、岩波さん、ケイトさん、trazomさんの文を切り取ってつなぎあわせています。


注)茶色:そっくりそのままコピペ箇所

今月の本 投稿者:月刊読書人 投稿日:2018年10月31日(水)10時48分【漫画狂】
初めに少々長いけれど、私にとって今でも忘れることのできない一人の友人の詩を紹介します。
(中略)
さてそういうわけで、今月の本を紹介しましょう。

原民喜 −死と愛と孤独の肖像?  梯久美子 著(岩波新書)

『夏の花』で知られる作家・詩人,原民喜(1905―51)、死の想念にとらわれた幼少年期、妻の愛情に包まれて暮らした青年期、被爆を経て孤独の中で作品を紡ぎ,年少の友人・遠藤周作が「何てきれいなんだ」と表した,その死――、生き難さを抱え,傷ついてもなお純粋さをつらぬいた稀有な生涯を,彼の詩や小説から梯久美子が努めて抑制的に書き下ろす原民喜の傑作評伝である(*注1)

私にとって原民喜とは、過去に彼の詩集を読んだことぐらいしか記憶になかったが、その時に彼の日常の光景の中にある美しさの切り取り方が印象深かった。そのためか、「なんて感受性が鋭敏な人なのだろう」と感じた思い出がある。本書を読んで作者の人生を想うと、不器用で孤独に満ちて、それでも愛おしい人だったのだろうと思うばかりだった(*注2)

死、愛、孤独の三章に分かれている本書の構成は、確かにそれらが原の生涯を貫く三つの要素だったことを納得させる。
壮年期から死の想念にとらえられ、他人と接するのが極端に苦手だった敏感な魂が、理解者である妻を得たものの先立たれてしまい、帰京した広島で被爆する。
そして≪このことを書きのこさねばならない≫と勇を鼓して原爆文学を書き上げたあと、朝鮮戦争勃発の翌年に世相が戦後復興へと進む中にあって、悲しみに留まり続けることを課して孤独な自死を選んだ。(*注3)

原民喜は稀有な作家である。稀有さとして、誰よりも繊細な心を持ちながらも激動の時代を生きたことである。さらに、他人とのコミュニケーション能力に障害がありながらも、心に響く言葉を紡ぐことができた。そして、自ら命を絶った原民喜について、遠藤周作をはじめ親しかった人たちは彼が十分に生涯を全うしたことを理解していた。(*注4)

切ないけれど、清んだ空気が心に沁み込むような一冊だった。「悲しみを悲しみ尽くさず、嘆きを置き去りにして前に進む現代社会だけれど、個人の発する弱く小さな声が力を持つと信じたい」という著者が「あとがき」に込められた思いが伝わってくる。原民喜という人の不器用な生き方の中から、妻との愛の純粋さ、原爆による死の悲惨さが見えてくる。イエスが無力であったからこそ、人々に根本的な価値転換をもたらすことができたのだと考える遠藤周作のイエス像が、原民喜と重なる。「死と愛と孤独の肖像」という副題が、この素晴らしい評伝を象徴している。 (*注5)



コピペ元
注1 岩波HP 本紹介 https://www.iwanami.co.jp/book/b371357.html
注2 ネット読書メーターより
         藤月はな(灯れ松明の火) さん 寄稿文
注3 朝日デジタル 書評 朝日デジタル「好書好日」 https://book.asahi.com/article/11847099
         評者:佐伯一麦
注4 ネット読書メーター  https://bookmeter.com/books/12991913
          ケイトさん寄稿文
注5 ネット読書メーター  https://bookmeter.com/books/12991913
          trazomさん寄稿文



156資料管理請負人:2019/05/10(金) 01:42:13
「表紙の絵」 男
表紙の絵 投稿者:ななきびと 投稿日:2019年 5月 7日(火)00時03分
パステル画の柔らかなタッチがよく出ている素敵な絵です。特に肌や毛並みの雰囲気がいいですね。
これからも時々、動物の絵を載せてください。

◆漫画狂を「表紙絵」検索してみた。圧倒的にあの人の投稿が多い。
拾い出すと、ワンパターン。
◆なりすまし「一読者」の招待は既に検証済みだが、先日の「ななきびと」は?
この名ではヒットしなかったが、よく似ている。
「ななき」でサイド検索すると「ななき人」が登場。 他人のふりして、自分を褒めてるよ。

安倍首相のおそまつさ 投稿者:ななき人 投稿日:2016年11月28日(月)13時04分
吟遊詩人さんのコメント、120%賛同します。

孤独でせこいなりすまし男=吟遊=読者のひとり=ななきびと(人)
   やったー!!




表紙の絵 投稿者:吟遊視人 投稿日:2011年 8月30日(火)00時32分
コスモスの写真素敵ですね。秋の臭いがします。
諸石さんもこのような写真を撮りに行かれているところを見れば、もう体調はすっかりよ
ろしいようですね。
これからも秋の風物詩を見せてください。


表紙の絵 投稿者:吟遊視人 投稿日:2013年 7月26日(金)00時18分
私も3年前に宮古島に行ったことがありますが、この絵とそっくりでしたね。というより
絵のほうが想像力が増すようで素敵です。
水彩画のよさが見事に結実している感じです。宮古島での絵がまだあったらもっと見たい
ものです。

表紙の絵 投稿者:吟遊視人 投稿日:2013年10月 2日(水)23時29分
なかなかいいじゃん!!
このような絵を見ると、のりちゃんではないけど心が和むよ。1週間といわず、1ヶ月で
も載せていいよ。
昨夜は、昨日の消費税発表を含め、怒りが充満していたのか、安倍ちゃんとケンカして
いる夢を見てね。オツムは弱いと思っていた安倍ちゃんが、以外にも腕力は強かったので、
ついつい頭突をやったら、ベッドから落ちて額を打ってしまった。
そんなわたちでも、この絵をみたら怒りもおさまるような・・・・。
それにどうでもいいことだけど、この4匹のぬいぐるみは私の倉庫に眠っていたのを描い
てもらったものです。


表紙の絵 投稿者:読者のひとり 投稿日:2015年11月17日(火)00時40分
かわいいワンちゃんですね。特に目がかわいいし、よく描けていると思います。
このような絵も心が和みます。これからもパステル画を載せてください。


表紙の絵 投稿者:読者のひとり 投稿日:2016年 1月 9日(土)00時29分
かわいくて温かみのある絵ですね。パステル画ですか。
これからも時々載せてください。

表紙の絵 投稿者:吟遊視人 投稿日:2016年 7月31日(日)19時01分
新風児さんの水彩画、素敵ですね。蒸し暑い日常の中で、このような透明感ただよう絵
をみれば救われるような気がします。
1,2か月前に散歩した葛飾区にある「水元公園」にもこんな景観があったような気がし
ます。


表紙の絵 投稿者:吟遊視人 投稿日:2016年12月11日(日)12時00分
今回の絵も素敵ですね。水彩画の良さが見事に表現されています。ハワイは30年前に行
ったことはあるけど、マウイ島には行ってみたくなりました。</strong



157資料管理請負人:2019/08/01(木) 08:31:51
【資本主義と民主主義の終焉】―平成の政治と経済を読み解くー ?
◆国政選挙が近づき、恒例の安倍サゲサゲ、野党アゲアゲ選挙運動が始まったようだ。
この動きは朝日新聞と見事に連動している。今回は同新聞電子判に掲載されたばかりの
「好書好日」のコピペであった。
◆コピペ元となった書評を書いている原真人は、先日田原総一郎の番組で論理の甘さを
徹底的に露呈してしまった人物である。
参照 https://www.youtube.com/watch?v=n1bPxAVTX6w

注)茶色:コピペ箇所
コピペ作品

今月の本 投稿者:月刊読書人 投稿日:2019年 6月30日(日)12時42分

        (前文部分割愛)

【資本主義と民主主義の終焉】―平成の政治と経済を読み解くー   水野和夫・山口二郎 著(祥伝社)

 戦後長らく先進国世界の規範となってきた民主主義と資本主義。その欠点が世界中で目立つようになってきた。本書は漠然と不安や危機感を持つ多くの読者ニーズにまっこうから答えるテーマを揚げる。
経済史を巨視的にとらえる経済学者の水野さん、リベラルな立場から現実政治に関与し続ける政治学者の山口さん、それぞれに多くのフアンがついているが、共通することがある。民主党政権の政策ブレーンだったことだ。民主党政権の挫折は、政権交代を願って同党を支持した多くの国民をひどく失望させた。その後遺症から、野党はいま長期低迷を余儀なくされている。(もっとも私に言わせれば、アベゾーになってからの自民党政権よりも、当時の民主党政権は100倍ぐらいはいいこともやっていた。具体的にあげてもいいが、本稿の趣旨からはずれるので、またの機会に)

非自民政権で社会民主主義を実現するという挑戦に敗れた二人は、その反省もふまえ、平成の出来事を歴史の文脈のなかに改めて位置づけていく。民主党政権の政治家も含めあけすけな評価や批判もしている。それでもやはり底流にあるのは、歴史の転換を認めず相変わらず復古的なスローガンを掲げるアベゾー政権への批判である。

水野さんは政権が掲げるGDP目標と企業利益増を読み解き、アベノミクスの欺瞞性(結果的にも数字の上からも、格差の助長、金持ち、大企業優遇策であること)を暴く。
山口さんは「自民党は野党に転落して以来、右傾化、安倍政権になってからの大臣、議員自身が劣化」したといい、安全保障で「日本はアメリカの属国状態」と指摘する。
        (後書き部分割愛)



注)青:コピペ箇所
コピペ元
朝日新聞書評「好書好日」2019.06.25
評者:原真人 朝日新聞経済担当編集委員
https://book.asahi.com/article/12482819
 戦後長らく先進国世界の規範となってきた民主主義と資本主義。その欠点が世界中であらわになっている。本書は、漠然と不安を抱く読者ニーズにまっこうからこたえる主題を掲げる。

 それにしても類書はごまんとあるのに、すぐ増刷がかかったのには、おそらく別の理由もある。推測するに、著者2人の組み合わせの妙もありそうだ。

 経済史を巨視的にとらえる経済学者の水野。リベラルな立場から現実政治に関与しつづける政治学者の山口。それぞれに多くのファンがついているが、共通することがある。民主党政権の政策ブレーンだったことだ。

 民主党政権の挫折は、政権交代を願って同党を支持した多くの国民をひどく失望させた。その後遺症から、野党はいま長期低迷を余儀なくされている。

 非自民政権で社会民主主義を実現するという挑戦に敗れた2人は、その反省もふまえ、本書で平成の出来事を歴史の文脈のなかに改めて位置づけていく。

 政治家たちのあけすけな評価もしている。旧民主党の首脳らにも辛辣(しんらつ)だ。とはいえ、やはり底流にあるのは、歴史の転換を認めず復古的なスローガンを掲げる安倍政権への批判である。

 水野は政権が掲げるGDP目標と企業利益増の奨励策を読み解き「アベノミクスが続くかぎり、賃金は上がらない」と分析。山口は「自民党は野党に転落して以来、右傾化」したといい、安全保障で「日本はアメリカの属国状態のまま」と指摘する。

 ここ数年の朝日新聞の世論調査から読み取れるのは、安倍政権のコア支持層、アンチ層がそれぞれ2割ほどいること、残り6割の中間層が支持と不支持の間を揺れ動いていることだ



158資料管理請負人:2019/08/01(木) 08:41:02
【資本主義と民主主義の終焉】―平成の政治と経済を読み解くー2
◆毎回本の紹介に入る前の文章と最後の数行は、吟遊視人の言葉と思われる。
この部分を書きたいのだろう。本の紹介は題名と著者名だけで十分だ。

◆「この大学(法政)は私立大学のうちでは最もリベラルな大学」
安倍政権批判の急先鋒である、著者山口氏と水野氏をアゲアゲするために、二人が教鞭を
とる法政大学までアゲアゲ。初代学長、現学長までアゲアゲ。

◆「(水野・山口は)共通することがある。民主党政権の政策ブレーンだった」
 「当時の民主党政権は100倍ぐらいはいいこともやっていた」
シニンにとって民主党政権の3年3ケ月は「悪夢」ではなくむしろ「楽園」だったようだ。

◆まともな人:田中優子 大内兵衛 宇野弘蔵 山口二郎 水野和夫
       メルケル、ジョコ トルドー  文在寅
 アホな人 :安倍 百田尚樹
       トランプ 習近平 プーチン ボルソナーロ エルドアン メルケル、
       ジョコ トルドー  文在寅
“終焉”が見え隠れする朝日新聞やTBS報道番組「サンデーモーニング」を支えている
似非リベラル老人の典型例を見るようだ。

◆「朝日の書評欄でも述べていたが」
このフレーズは、書評が始まる文頭に持ってくるのが本筋だ。

◆文中で触れていた『資本主義の終焉と歴史の危機』−渾身のコピペ20
→ https://9031.teacup.com/alpaha23/bbs/3482 参照


注)茶色:コピペ箇所
コピペ作品

今月の本 投稿者:月刊読書人 投稿日:2019年 6月30日(日)12時42分
(前略)
今月の本として紹介したいのは、朝日新聞の書評欄で、この二人の共著で「よく売れている本」として載っていた以下の本である。朝日の書評欄でも述べていたが、このようなテーマの類書はごまんとあるのに、すぐに増版がかかるくらい売れているのは、(推測するに)著者二人の組み合わせの妙もありそうだ、と。

【資本主義と民主主義の終焉】―平成の政治と経済を読み解くー 水野和夫・山口二郎 著(祥伝社)
(以下略)



159資料管理請負人:2019/08/01(木) 08:42:33
夜のアポロン     
◆参院選で自民が予想以上に議席をとったこと、めずらしく日本政府がK国に強く出た
ことがよほど気に入らないのだろうか、それとも連日の暑さで気が立っているのだろうか、
今回は全文にわたり手抜き=コピペが見られた。
◆コピペ元は
おなじみの朝日新聞『好書好日』の諸田玲子氏による書評および著者インタビューとネッ
ト読書メーターに寄せた“うさぎこぞう”氏による感想文だ。
◆今回注目すべき点は、めずらしく引用箇所をはっきりと明示し「」でくくる箇所があった
ことだ(?&?)。学習したかと思いきや、同じものから引用していたものでも、平然と
自分が書いたかのように盗用しているではないか。むしろ目眩ましがより悪質になったと
も言える。
◆文末に「重たい感想、感慨となった」とあるが、どこにもシニン自身の感想は書かれて
いない。正しくは「諸田氏、うさぎこぞう氏の感想文は重たかった」となる。


注)茶色:まるごとコピペ箇所
コピペ作品(全文)

今月の本?? 投稿者:月刊読書人?? 投稿日:2019年 7月31日(水)11時14分【漫画狂】
??? ある雑誌で、「デビュー以来45年以上にわたり、豊かな物語を紡ぎ続けてきた孤高の作家、皆川博子さん。彼女の幻の作品を集めた『夜のアポロン』(日下三蔵編、早川書房)が、今年3月の刊行以来話題を呼んでいます。同書は1970年代から90年代にかけて執筆され、雑誌などに発表されたまま埋もれていた名品の数々を、評論家の日下三蔵さんが発掘したファン垂涎の一冊。闇に惹かれ、罪に落ちてゆく人びとの姿を描き出し、読む者を陶酔させる幻想ミステリの世界を描いています・・・」という文章を読んだ。
このような記事を読むとすぐに読んでみたくなるのが私の習性、早速図書館で探したらすぐに見つかったので、借りてから期限ぎりぎりの2週間でなんとか読み終えた。

?皆川博子さんの略歴を見ると、1930年旧朝鮮京城市生まれ、とあるから今は90歳近い年齢であるが、73年「アルカディアの夏」で小説現代新人賞を受賞しデビュー。以来、約半世紀にわたりミステリ、時代小説、幻想小説、歴史小説などの幅広いジャンルで旺盛な執筆活動を続けている。直木賞をはじめ柴田錬三郎賞、吉川英治文学賞。本格ミステリ大賞をそれぞれ受賞。13年には第16回日本ミステリー文学大賞を受賞、15年には文化功労者に選出されてもいる。
今月はこの作家の上記、日下三蔵さんが推奨している「夜のアポロン」を紹介しよう。


  夜のアポロン     皆川博子  著(早川書房)

本書には1978年から1996年の間に「婦人公論」「小説宝石」「小説現代」「小説新潮」などに収められた16の短編からなる。「夜のアポロンは冒頭に載っている。

? 朝日新聞にもつぎのような紹介文が載っていた。  「皆川作品は多岐にわたる。「恋紅」や「新・今川記 戦国幻野原」のような時代歴史小説、「薔薇忌」のような幻想小説、「死の泉」のようなミステリー・・・様々なジャンルで高い評価を受けているものの、実際はジャンルなどすっとばし、時空の壁も、ときには日本という枠からも飛び出して、自由自在に物語を紡ぎだす。それでいて、どこから言っても著者にしか書けない茫漠とした―孤独と欲望につかれた人間たちが影絵のように蠢く―闇の底へ導かれる。読みだしたら最後、絡めとられ異界へ連れ去られてしまう皆川作品の魔力はどこからくるのか。」

?だが、実際に読んだ私には、全部違う話なのに、物語に漂う暗さややるせなさ、背徳感などが共通していて、二編三編と立て続けに読むとなんだかしんどくなってくる。それだけ周到に物語の世界を編み上げているということだろうか。表からは見えない人生の後ろ暗い部分を執拗に描いていて、息が詰まりそうな気持ちになった。
背筋がざわざわする不穏な感覚と底知れない闇に堕ちていく疾走感、そして果てしない虚無感である。

? 「堕ちろ、堕ちろ、と呪いの言葉を吐く晶子は、幸せだ」
「ウエディング・ベル。そのあとに“日常”という罠がひろげていたのだ」
「失われたものの残骸は、かすかな幸せの予感と酷似している」
「體は死ななかったが、心は死んだ。そう私は思った」
いずれも「夜のアポロン」の中の一節。一つ一つの言葉に、怨念や冷笑や絶望が刻まれている。しかもそれらは、舞台のセリフを口にしたときのように生々しく立ち上がってくる。二次元の文章が、著者の手で三次元にも四次元にも広がっていく。

?避暑地でのひと夏の恋に溺れたサーカス団の青年は、恋人の胸に電極を繋いだ。一方、彼にひたむきな想いを寄せる同じ団の娘は、振り向かぬ青年に一世一代の罠を仕掛ける。高慢な太陽神に喩えられた青年を待つすさまじき運命とは? 青春の残酷なまでの輝きを映した表題作「夜のアポロン」の主題である。疎開地に咲いた友情という悪意の華を描いた「冬虫夏草」、湯屋に残された手拭いから少女殺しを追う明治人情譚「死化粧」、非行少女更生施設で進行する恐るべき秘計を追う「魔笛」、和歌にひそむ暗号を解き明かす「ほたる式部秘抄」、東野圭吾ら実在の作家名が登場する稚気に富んだ密室の怪「塩の娘」など、初期作品を中心に書籍未収録のミステリ中短篇全16篇をバラエティ豊かにセレクトされている書である。
率直な読後感としては、ますます熱くなる季節、清涼感とはまるっきり逆の重たい感想と感慨をもたらす短編集であった。


コピペ元
?&?好書好日 https://book.asahi.com/article/12475802?? 朝?新聞掲載:2019年6月22日
「孤高の作家の知られざる幻想ミステリを集成 皆川博子さん「夜のアポロン」インタビュー」

?&?好書好日  https://book.asahi.com/article/12398154
評者: 諸田玲子 / 朝?新聞掲載:2019年05月25日

?読書メーター  うさぎこぞう感想文
https://bookmeter.com/books/13529282

?ハヤカワ オンライン ?? https://www.hayakawa-online.co.jp/shopdetail/000000014172/




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