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欠陥コピペ王
149
:
資料管理請負人
:2018/06/02(土) 18:49:51
伯爵夫人
◆今回は、ブログ「曲ったきゅうり」と、いつものAsahi comではなくNikkei.com の書評の合併コピペだ。
語尾を変えたり、順番変えたりしただけだ。
おまけに、ちまちました自分好みのブックレビューを貼り合わた。
全部コピペである。一部だけ拾い上げたのでなく全部拾ったのに。嘘つき!!
◆どうせコピペするなら、Asahi.comの斎藤美奈子(文芸評論家)が書いた書評にすればいいのに…。
→
http://book.asahi.com/reviews/reviewer/2016072400003.html
「これに賞を出された作家は迷惑よね。深夜に隠れて読む本だもの、本来は」
この彼女の言葉につきる。
欠陥読書人はあまり気に入らなかったのだろう。だって深夜にエロ本読むのは彼自身だからね。
注)茶:コピペ箇所 青:コピペ元(他人の文章)
コピペ作品
今月の本 投稿者:月刊読書人 投稿日:2017年 3月31日(金)23時03分2
文学賞のうちで有名なのは芥川賞と直木賞であるが、他にも新人作家の登竜門ともいわれている「三島由紀夫文学賞」(略して三島賞)がある。昨年は映画、文学、芸術、スポーツなどの評論で有名な蓮見重彦さんの小説「伯爵夫人」が選ばれた。
昨年、5月朝日新聞の「天声人語」にも載ったことがあるが、受賞記念の蓮見さんの記者会見の模様が抜群に面白かった。
?冒頭から不機嫌な態度で、「自分が選ばれる理由がよくわからないし、まったく喜んでいない、それどころかはた迷惑な話だと思っている」と語ったのである。
三島賞は新鋭作家に贈られる賞だが、蓮見さんは80歳、元東大総長、評論家としても高名ながら小説は3作目で『新鋭』の扱いのようだ。この賞をこの年齢の人に与えるのは、「日本の文化にとって嘆かわしいことだと思っています」とまで述べた。嫌なら辞退すればよさそうなものだが、その質問には「お答えできません」。めでたい席では心境を聞くのが定石だが、「ご心境という言葉は私の中には存在しておりません。」
サービス精神のかけらもない。大人げない気もするが、一方では新鮮にも聞こえる。思うにそれは、最近どこでも求められる『わかりやすさ』の対極にあるからではないか。
さてこの会見を聞きみて、俄然、蓮見さんのこの「伯爵夫人」を読みたくなったのである。すぐに区立図書館へリクエストしたがウエイティングが多くて、今月初め10か月ぶりにやっと借りることができた。今月はこの本を紹介したい。
伯爵夫人 蓮見重彦 著(新潮社)
? 日米開戦直前の東京を舞台に、帝大受験を控えた高校生の「二朗」が、「伯爵夫人」となぜか呼ばれる中年女性から、調教ともいうべき性的な教育を受ける物語である。彼女は子爵である祖父の愛妾だったらしいが、海外で高級娼婦やスパイをしていたとの噂もある。西洋映画にのめりこんでいるばかりの初心(うぶ)な青年を、彼女は「合衆国の名だたる建築家」設計のホテルに誘い込み、電話ボックスや秘密組織の更衣室、そして奇妙な茶室へ案内し、誘惑するかと思えて、結果的には急所を握りつぶして瞬間的に二朗を不能に陥れる。ある意味ではサディズム、マゾヒズムが描かれていることになる。
?わが国を代表する知識人であり、かつ映画批評家としてカリスマ的な存在である著者が発表したこの小説は、文中に性器を指す俗語と方言が頻出し、アブノーマルな性行為が繰り返し描かれている。堂々と発表され文学賞を受賞しているからには「わいせつ」が問題になるわけでもないのだが、読者を戸惑わせ驚かせるには十分であろう。
?問題は、新聞に決して書けない用語を含む性的な奔放さであるが、ともすれば男根中心主義的なマッチョな世界と見えて、これはじつは男根の失墜と不能を戦争に重ねて描く、崩壊に瀕(ひん)した世界の物語なのだろうか。物語は米英に宣戦布告したニュースとともに終わる。「あだっぽい」伯爵夫人の「熟れた」女性器とは、近代の男根の覇権をあざ笑い、裏切り、手痛く懲らしめる存在なのだ。まだ女を知らぬ二朗のけなげな男性器が繰り返し賛美されるのは、そのイロニーに他ならない。
著者が、そんな「意図」などない、美しい映画の記憶と淫らな夢にほしいままに酔ったまでだ、とシラをきる太々(ふてぶて)しさも、もちろん十分に溢(あふ)れている。八〇歳の大批評家が突きつけたこの「熟れた」怪作は、少なくとも平穏な現在の「文学」を震撼(しんかん)させ、懲らしめる猛烈な毒薬の匂いがある。
最後に、三島賞受賞時の記者会見が特に目立ったせいか、様々な人たちから様々なコメントが相次いだ。それらのうちから拾い上げたい。
ご覚悟はよろしいですか? どうなっても知りませんよ。アタマもアソコも最高にしびれる小説ですからね。/阿部和重 。蓮實重彦が『伯爵夫人』を書いたのではない。言葉が言葉を生み出す連鎖が、即ち“小説"が、蓮實重彦に『伯爵夫人』を書かせたのだ。/磯?憲一郎 。古老ジャズ評論家の「開戦の日」の経験に対して生じた、激しい「羨望」、それが呼び込んだ老人/幼児的な多形倒錯を文学理論的構築力が律していく快楽。/工藤庸子 ぷへー。蓬子がやや無理な姿勢で○○を二朗の△△に優しく××する。たまらず私の◎◎までが□□しそうになり、思わずぷへーと声が出てしまった。/黒沢清 日本語で書かれた文学史上最高のエンターテインメント・アナーキズム! 至福の読書体験。抱腹絶倒! 読まない奴は「おみお玉」をくらえ! /中原昌也 この嘘臭さ。この可笑しさ。自らの醜聞を不敵に操るヒロインのカッコよさ。蓮實重彦に乗っ取られたポルノグラフィはこんなにも楽しい。/松浦理英子 。
コピペ元
1.ブログ「曲ったきゅうり」
蓮實重彦さんの不機嫌 2016-05-18(Wed)
http://mt011572.blog.fc2.com/?no=3702
何だかわからないけど面白いというものが世の中にはある。おととい、三島由紀夫賞に選ばれた蓮實重彦(はすみしげひこ)さんの記者会見もそうだった。朝日新聞デジタルの詳報を読むと、
?「まったく喜んではおりません。はた迷惑な話だと思っています」と語っている。
三島賞は新鋭作家に贈られる賞だが、蓮實さんは80歳。評論家としては高名ながら小説は3作目で「新鋭」の扱いのようだ。この賞をこの年齢の人に与えるのは「日本の文化にとって非常に嘆かわしいことだと思っております」とまで述べた。
嫌なら辞退すればよさそうなものだが、その質問には「お答えいたしません」。めでたい席では心境を聞くのが定石だが、「『ご心境』という言葉は、私の中には存在しておりません」。サービス精神のかけらもない。
大人げない気もするが、一方で新鮮にも聞こえる。思うにそれは、最近どこでも求められる「わかりやすさ」の対極にあるからではないか。書店では平易さをうたった本が並び、職場では上司が部下にいちから教えることが求められる、そんな風潮の対極に。
文芸、映画、スポーツと幅広い蓮實さんの評論だが、難解な文が多い。読みかじって感じるのは、安易な「物語」に寄りかかることへの戒めだ。例えばスポーツは「人生の成功物語」ではないと著書で説く。
あの不機嫌な返答も、受賞がわかりやすい物語にまとめられるのを嫌ってのことだったか。そんな忖度(そんたく)も、ご本人から「違います」と言われるかもしれないが。
2.ブックレビュー 2016/7/3付 日本経済新聞 朝刊
伯爵夫人 蓮實重彦著 現代文学への猛烈な皮肉と毒
文芸評論家 清水 良典
http://style.nikkei.com/article/DGXKZO04386350S6A700C1MY6001?channel=DF130120166021
? 三島賞受賞の問題作である。わが国を代表する知識人であり、かつ映画批評家としてカリスマ的な存在である著者が発表したこの小説は、文中に性器を指す俗語と方言が頻出し、アブノーマルな性行為が繰り返し描かれている。堂々と発表され文学賞を受賞しているからには「わいせつ」が問題になるわけでもないのだが、読者を戸惑わせ驚かせるには十分である。
?日米開戦直前の東京を舞台に、帝大受験を控えた高校生の「二朗」が、「伯爵夫人」となぜか呼ばれる中年女性から、調教ともいうべき性的な教育を受ける物語である。彼女は子爵である祖父の愛妾(あいしょう)だったらしいが、海外で高級娼婦(しょうふ)やスパイをしていたとの噂がある。西洋映画にのめりこんでいるばかりの初心(うぶ)な青年を、彼女は「合衆国の名だたる建築家」設計のホテルに誘い込み、電話ボックスや秘密組織の更衣室、そして奇妙な茶室へ案内し、誘惑するかと思えて、結果的には急所を握りつぶして二朗を不能に陥れる。ある意味ではサディズム、マゾヒズムが描かれていることになる。
しかし随所に盛り込まれたルイーズ・ブルックスやケイ・フランシス、ヘディ・キースラー、エリッヒ・フォン・シュトロハイムの名前に象徴される銀幕ネタの豊富さ、語りの構造の複雑さと精巧さは、まさにマニアックな職人細工の極致といえる。時間的にはわずか一日の出来事なのに、回想やエピソードが時の流れを撹拌(かくはん)し、現実と記憶、伝聞と空想が判別しがたく入り交じる。果ては全てが妖しい白日夢とも思わせる。言葉の織物としての小説の技術が堪能できることは間違いない。
?さて問題は、新聞に決して書けない用語を含む性的な奔放さであるが、ともすれば男根中心主義的なマッチョな世界と見えて、これはじつは男根の失墜と不能を戦争に重ねて描く、崩壊に瀕(ひん)した世界の物語なのである。物語は米英に宣戦布告したニュースとともに終わる。「婀娜(あだ)っぽい」伯爵夫人の「熟れた」女性器とは、近代の男根の覇権をあざ笑い、裏切り、手痛く懲らしめる存在なのだ。まだ女を知らぬ二朗のけなげな男性器が繰り返し賛美されるのは、そのイロニーに他ならない。
そんな「意図」などない、美しい映画の記憶と淫らな夢にほしいままに酔ったまでだ、とシラをきる太々(ふてぶて)しさも、もちろん十分に溢(あふ)れている。八〇歳の大批評家が突きつけたこの「熟れた」怪作は、少なくとも平穏な現在の「文学」を震撼(しんかん)させ、懲らしめる猛烈な毒薬の任務を見事に果たしたといえる。
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