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「今の教え」と「本流復活」を考える・挨拶板

1985SAKURA:2014/04/07(月) 22:05:31 ID:DcZTURFY
「管理人 トキ様」 へ   「観覧者の皆様」 へ
こんばんは……  ローマ字(大文字)の【SAKURA】で〜〜〜す。
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先日からの?素敵な〜〜〜書籍との出会い〜〜〜☆その中からの“投稿”をと…(微笑)

■  臨死   †――−― PART ―― 2 ――― 【 回復 】

―――|―― 病院での体験  第十二章  ――――― 【 第 八十一 回 】 SAKURA転載編です…。
  THE   HOSPITAL  EXPERIENCE

 黒い存在は低い声で私に話かけてきました。その声は、後ろの光の中から響いてくるようです。

「ネッド・ドバティ!」
「はい」まだ光に惹かれながら、身体を起こしつつおとなしく返事をしました。
「あなたがネット・ドバティですか?」黒い存在が質問したとき、光がそばに近づいてくるよ
うな気がしました。
「はい、私がネッド・ドバティです」答えながら、この黒い存在はスピリットに違いないと確
信しました。私はまた光の世界へ呼び戻されるのです。今や、自分の「移行」に集中していまし
た。物理世界のことはもうどうでもよくなっていました。再び「向こう」に、そうスピリットの
世界に戻れるのです。霊的存在たちは、私を決してがっかりさせないことは知っていました。や
っぱり死の体験はオリエンテーションのプログラムだったんだ。やっと僕を連れ戻しに来てくれ
た……。

 明るい光がはっきりしてくるにつれ、肉体をあとに残してゆく準備をしました。次の旅の準備
です。黒い存在は、今や非常に近い場所、私のすぐ目の前まで来ていました。そして再び口を開
きました。

 「この間、あなたは神の御元の非常に近くまでいかれましたね」
「はい、実際神にお会いしました」自信を持って私は答えました。
「あなたは私を呼び戻しに来てくださったんですね」
「ええできればそうしたいと思っています」存在は答えてくれましたが、どこかおかしいと
感じました。声はとても人間的だったからです。

 光線が突然上向きにになるのが見えました。そして、訪問者の顔と鋭い目を見ることができまし
た。彼は死の天使のような、黒いスーツを着ていましたが、彼の顔の下には、カトリックの神父
がつける襟がありました。彼はペンライトを手にし、今はそれを上に向けて、あまりにもこの世
的な彼の顔を浮かびあがらせていました。光は神父の懐中電灯のものでした。それは明らかにあ
の「光」とは別物でした。
 話を続ける彼の声はますます俗っぽくなってきました。

「あなたにこの間、集中治療室でお会いしたのです。そして、最後の儀式を行ったのですが。
救命士が蘇生させる前に、皆あなたが救急車内で亡くなったと思ったのですね。神のそばにあな
たのように近づいて、そして帰って話をしてくれる人はそんなに多くはいません」

 訪問者の正体が分かって、がっかりしました。彼は私の落胆を感じたようです。
「何か私にしてさしあげられることはありませんか? 今晩、どなたか別の方を待っていらし
たんでしょうか?」
「あ、ええ、確かにそうでした」それしか言えませんでした。私はバリアムとシャンパンが引
き起こした雲に浮いた状態から、だんだん現実の世界に意識を絞りはじめていたところでした。
「そうですか。もし何かできることがあれば、おっしゃってください」と彼は帰りながら言い
ました。まるで何かを忘れたときのように遠慮がちに、短い祈りを唱え、私に祝福を与えたあと、
彼は行ってしまいました。

                       つづく


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