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「今の教え」と「本流復活」を考える・挨拶板

1642SAKURA:2013/10/24(木) 18:35:13 ID:pMLLKHKU
「管理人 トキ様」 へ   「観覧者の皆様」 へ
こんばんは……  ローマ字(大文字)の【SAKURA】で〜〜〜す。
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>>1604>>1607>>1627>>1640投稿の続きです…。
先日からの?素敵な〜〜〜書籍との出会い〜〜〜☆その中からの“投稿”をと…(微笑)

■  臨死   †――−― PART ―― 2 ――― 【 回復 】

―――|―― 病院での体験  第十二章  ――――― 【 第 七四 回 】 SAKURA転載編です…。
  THE   HOSPITAL  EXPERIENCE

 「記録によると、緊急治療室に運びこまれたときには、大変深刻な状況だったようですね。救
急車の記録では、呼吸停止となっています。救急車ではほとんど亡くなりかけたわけですね。どう
なさったのか、お話していただけませんか?」

「先生! 私が覚えているのは、クラブで口論したということなんです。そのすぐあとに息が
苦しくなって……。肺がつぶれて心臓が止まる音が聞いたような気がしました。頭の中で何かがます。
「気がついたときには緊急治療室にいました。看護婦さんがドラッグを飲みすぎたのでしょう
と怒鳴っていて、でもそれは違うんです。ここに運ばれたときにはひどい状態だったことは分か
っています。先生にはなんでもお話しますよ」

 彼は私をうつろな目で見つめていました。ドラッグを過剰摂取した患者など、彼は掃いて捨て
るほど診てきたに違いありません。そしてそのほとんどが、ドラッグ使用を否定したはずです。
だから、私を特別扱いする必要はないでしょう。私を信用する理由もありません。なぜか、彼
が私を信用しないことが分かりました。

「入院のカルテによると、入院前の二日間、コカインを使用していたと書いてあります」そ
う言いながら、医者は責めるように私を見ました。
「それはうそだ!」私は怒って答えました。「そんなこと言った友達なんかいないはずだ。誰か
がそう証言したなら、そいつの名前を言ってください」

医者はボードの紙をパラパラめくりながら、証言した友人の名前を探しました。がっかりした
様子が見てとれました。
「ここには名前は書いていません。でも調べてみましょう。とりあえずはこの記録にしたがっ
て、治療を進めていかなくてはなりません。いくつかの検査をしていただきます。何日間かは経
過を観察しますので、ここにいてください」

 内科医は書類にサインして、私を受け持ちの患者の一人に付け加えました。そして、検査とそ
の報告の指示を出しました。私は個室に移りたいと申しました。考えることがたくさんありす
ぎます。プライバシーが必要でした。

 火曜日の夜、暗くて静かな部屋で覚めました。リクエスト通り、窓のカーテンは下ろされ
ていました。個室に入ってやっと少し安心しました。誰にも、何にも邪魔されたくありません
でした。この体験を、リアルで真実である体験を消化する必要があったのです。

 私は頭の中の爆発で始まった旅を思い返していました。頭で電気がショートしたような感覚が
あり、それから地面に倒れこみ、そのまま完全に意識を保った状態で暗黒の静粛と虚空に落ちて
いったのです。それから救急車の中で目覚め、起き上ったのに誰も自分に気づかないことに困
惑したことを思い出しました.。それから切羽詰まったような救命士の声。
「生存反応なし!」「もうだめだ!」

                                つづく


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