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101レーナ:2014/03/22(土) 23:58:55 ID:???
>>100
「ちょ、落ち着いてよ…デモンズ・ペンタゴン?聞いただけだとヒトデのお化け?」

怒鳴られるのに慣れていないようだ。少し尻込みする。
だが別の漁師二人が来て仲裁してくれた。
改めていじめられていた生物を見てみる。

「バルーナ?よくよく見ると可愛いかも…」

持ってきたお菓子を取り出してみる。

「食べるかなこれ?」

102アルビダ:2014/03/23(日) 00:01:08 ID:ndcfXoME
>>100
「海を大切にしないとばちが当たるわよ、ばちが!」

去り行く漁師にそう言い残し、新たに現れた別の漁師のほうに向き直り

「ふふっ、バルーナかあ
 そうなんだ……私は海のほうがおかしいって聞いてここまで飛んできたんだけど、森のほうも変なの?
 それなら明るいうちに森のほうにも行ってみたほうが良いわね」

>>101
「ねえ、森のほうに行ってみない?もしかしたら私たちが一番乗りかもしれないよ?」

103漁師たち:2014/03/23(日) 08:19:51 ID:BFZ9MaSo
>>101
漁師A・Bが立ち去った後、仲裁してくれた漁師がレーナに話を続ける。

漁師C「あぁ。デモンズ・ペンダゴンっていうのは、先日俺たちの仲間が行方不明になった"魔の海域"のことだよ
あの日は嵐が酷かったから、不幸にも彼は海に飲み込まれたと……そういう話だとは思うんだが。
しかし、現実には謎の発光現象が海や森で並行して起こっている」

漁師Cは腕を組み、困ったような表情を浮かべる。

漁師C「菓子はやったことがないな。たぶん、魚の方が喜ぶだろう。食べさせてみるか?」

漁師Cは餌の小魚をレーナに差し出す。

>>102
漁師D「海もおかしいが、事故のあったのが2〜3週間前。しかし、ここ1週間くらいで森にも発光現象がみられるようになった。
住民の不安は、遠くの海より近くの森の方にあるのさ。
そういえば、さっき子供2人が我々の目を盗んで走って行った。心配だが、いかんせん森だから我々だけでは探しにくい」

漁師DもCと同様に難しい表情を浮かべる。

104レーナ:2014/03/23(日) 11:51:46 ID:???
>>103
「ふ〜ん…」

話よりバルーナの方に興味があるようだ。
受け取った小魚を与えて食べる様子を見ている。

>>102
「え?森?海の方じゃなくて?」

話を聞いていなかったようだ。

105編纂者プーチ:2014/03/27(木) 00:05:24 ID:PWXIUtt.
>>97-104
「殴ったら気持ちよさそうだ」

漁夫と共に不思議生物を殴ろうと歩み寄るが、仲裁が入り殴れる雰囲気では無くなってしまった。

余計な事しやがって。と胸の中で舌打ちし、ただ海を眺めていると装いながら、漁夫達の話を盗み聞きしはじめた。

106アルビダ:2014/03/27(木) 23:57:56 ID:5NYmAM7g
>>103-104
「嵐の時に海の上に出るなんて私たちでもやらないのに
 どこか遠くに流されて迷子になっちゃうよ。この子、干からびたりしない?大丈夫?」

魚を食べるバルーナをほほえましく見守りながら漁師の話を聞いて

「ほんとに!?それならたいへん、急がないと!!」

子供の話を聞くと急かすようにレーナの手を掴んで森のほうに走り出そうとする

107レーナ:2014/03/28(金) 21:31:14 ID:???
>>106
「ちょ…私走るの苦手…」

アルビダに手を掴まれ、よろめきながらついていく。
手を掴むアルビダが、次の一歩を踏み出そうとした時に風を感じ
視界が大きく広がる。空を飛んでいるのだ。

>>103>>105
地上のほかの視点からは二人が突然消え
あとには黒い羽根が数枚散らばっているように見えるだろう

108名無しの魔術師:2014/03/28(金) 22:29:32 ID:BFZ9MaSo
>>106-107
漁師D「なんと……飛ぶことができるのか、彼女」

地上を離れ空中から森を見渡すと、地上から見るよりずっと森を広く見渡すことができた。
勿論、森の中を全て見通すことはできないが、木々の陰を走り抜ける2人の人影を確認することができた。
1人はもうすぐ青年と呼ばれる年頃であると推測できる男。
もう一人は、まだ雰囲気に幼さを纏う小柄な少女だ。
他にそれらしい人影が無いところからすると、漁師の言っていた子供2人とは、間違いなくこの2人だろう。

が、不思議なことに、2人の姿が木の陰に隠れたと思ったら、突然、その姿と気配が消えた。

>>105
バルーナは、押し寄せた波が引いていく勢いに逆らわず、自然と沖の方へ流れて行った。

漁師C「あ、アンタ、ちょうどいい。聞こえていたかもしれないが、さっきそこの森に子供が迷い込んだみたいなんだ。俺たちと手分けして、探すのを手伝ってくれないか」

109編纂者プーチ:2014/03/28(金) 22:34:26 ID:PWXIUtt.
>>108
「お前からは物語が感じないな」

それ以上言葉を交わさずに踵を返した。

「子供、森…こっちは悲しいスパイスがいい話を運んでくれそうだ」

漁夫の相手はせずに、森に入っていく。
まあ、結果は同じだ。

110アルビダ:2014/03/28(金) 22:48:30 ID:5NYmAM7g
>>107
「きゃー!すごいよすごいよ飛んでるー!泳いでるみたーい!」

掴まれたままの姿勢で暫くの間手足をばたつかせてはしゃぐが
風にあおられスカートがひらひらとはためくのを感じると、残った片手で恥ずかしそうに押さえた

>>108
「あっ、あれじゃない?子供二人って。子供って言っても私と同じくらいかもしれな……あれ?
 消えちゃった……ねえ、あそこらへんで降りてみない?」

111レーナ:2014/03/28(金) 23:02:48 ID:???
>>110
「暴れないでよ!落としちゃうでしょ!」

はしゃぐアルビダを落ち着かせようと必死だ。

>>108
「ここで?いいよ。」

アルビダを落とさないように必死になって飛んだので子供には気づいていない。

「誰もいないよ?」

112ラウス:2014/03/29(土) 00:10:00 ID:???
>>108
漁師達のやり取りを遠目に眺めていた金髪の男が歩み寄ってきた。
膝元まで隠れるほどに大きくゆったりとしたローブを纏っている。
おそらく森の調査に関して聞きたい事でもあるのだろう。

しかし漁師の近くまで近づいてきたところで、

「――子供が?」

と、そちらに興味を惹かれたのか、そんな言葉を発した。

「失礼。僕は現地調査の依頼を受けて来た者です。
 森の調査にあたってお伺いしたい事があったのですが……どうも、子供が迷い込んだようですね」

「良ければ先にそちらを手伝いましょうか? と言っても、貴方達ほどに体力も土地勘もありませんが……」

整った顔立ちのその男は人当たりの良さそうな雰囲気で、快く引き受けてくれそうだ。

113名無しの魔術師:2014/03/30(日) 22:20:32 ID:a.txGpcs
>>109
漁師C「はっ?」

森に入っていくプーチの背中を呆然と見つめている。

森の中に入ると、子供たちが残した足跡が森の奥まで続いている。
恐らく追っていけば子供たちが居るはずであるが……。

ちなみに、空を見上げると、宙を飛行していたアルビダ達が、足跡の先の方へ降下していくのが見える。
>>110-111
子供たちが姿を消した場所へ降下すると、驚くべき光景が広がっていた。

それは、巨大な魔方陣。
推測すると、子供たちは恐らくこの魔方陣に興味を持ち、踏んでしまった結果消えてしまったのだろう。
状況から察すると、この魔方陣は転移のための魔方陣なのだろうが、どこに繋がっているのかは、実際に転移してみなければわからない。

>>112
漁師C「あ、あぁ。アンタも、良かったら是非協力をお願いしたい。子供たちはあっちの方向へ走って行ったのだが……」

漁師Cが振り向く先には、先に森へと踏み込んだプーチの後姿が見える。

漁師C「森について不安なことがあれば、俺が案内しよう。とは言っても、人が通る場所は草が生えていない通路になっているから、迷うような森では無いはずなんだがな……」

114編纂者プーチ:2014/03/31(月) 17:45:37 ID:???
「この先に何かしらあるという事か…」

プーチはとくに急ぎもせず、足跡を追って行く。
途中、魔導書を取り出すと勝手にページがめくられはじめた。
そして白紙のページに文字が浮かび上がる。自動書記の類だろう。

115レーナ:2014/03/31(月) 19:57:13 ID:???
>>113
「な…に?これ?」

森のなかに突如として現れた巨大魔法陣。
よく人が入るであろう、人里近くで今まで気付かなかったということは
最近できたものなのだろうか…

「これは流石にまずいって…私たちだけじゃ…」

116ラウス:2014/03/31(月) 20:18:00 ID:???
>>113
「それでは、案内をお願い出来ますか?
 大丈夫だと思うんですが、何しろ不可解な事が立て続けに起こっているようですし。ミイラ取りがミイラになっても笑えませんからね」

と言いつつ、困ったように笑っていた。

「それで、歩きながらで良いのでお話を聞かせてもらえると有り難いのですが宜しいですか?」

良いというならば、まず『発光現象に関して分かっている情報は無いのかどうか』を聞くだろう。歩きながら。

117名無しの魔術師:2014/03/31(月) 20:51:50 ID:3U/0qGoA
(イベント参加者各位へ)

>>108の追記
アルビダとレーナが2人の子ども達の姿を見失ったのと同時に、
『例の発光現象』が発生した。

恐らく、子供たちが居なくなった場所で何かが起こったのだろう。

118アルビダ:2014/03/31(月) 21:58:24 ID:aLqvFIlA
>>113,115,117
「デカっ!すごい、これって誰かが作ったのかな――うわっ!」

何の考えもなしに足を踏み入れそうになるが、突然の発光現象に歩みを止め慌てて目を押さえて

「そ、そうだね。先生も知らない魔法陣に無闇に入ってはいけないって言ってたし」

レーナの一言で先程の行為の危険さを省みる

「それに、さっきあなたに連れていってもらった時にこの魔法陣がある方に走っていった人を二人見かけたの
 これは見た感じだと入った人や物をどこか別の場所にワープさせる魔法陣だと思うんだけど、詳しくは分からないなあ
 もしも海の中とかなら、私はともかくあなたは溺れちゃうし……とりあえず、何か読み取れないかな」

魔法陣の外周を歩きながら、魔法陣の解読を試みる
アルビダの知識は精々ミスカトニックで一年学んだ程度であるしそこまで頭が回る訳でもないが

119名無しの魔術師:2014/03/31(月) 22:26:39 ID:3U/0qGoA
>>114
基本的には道なりに足跡が続いている。
勿論、間には誰も居ない。

しかし、暫く進んでいくと、少し森が開け、周りの様子がわかりやすい場所に出る。
そこに広がっていたのは、巨大な転移陣。
そして、上空から降下したアルビダとレーナたちが居る。

>>115
レーナの勘は正しく、この巨大魔方陣はつい最近できたものであるが、
その勘が正しいということは、誰も知る由もない。
知ることができるとしたら、魔方陣の知識に長けているか、魔術の調査に長けている者だけだろう。

>>116
漁師C「あぁ、勿論かまわない……が、何かあった時は俺は対応できないぞ」

そういって、漁師Cはラウスを森の中へ案内する。
といっても、ずっと道なり続く足跡を追っていくのみで、プーチの少し後ろを歩いている状態だ。

漁師C「俺が……と言うより、俺たち漁師が知っている情報といえば、『ここ最近になってからこの森や例の海域で発光現象が観測されるようになったということ』だけだ。
他にあるとすれば……森での発光現象は何度か確認している。近くに住んでいるからな……しかし、海での発光現象は例の事件以外では聞いたことも見た事もないということだ」

漁師の話から推測できることと言えば、
①発光現象は人為的なものであり自然現象ではないかもしれないこと
②森と海の発光現象は、関連はありそうだがそれぞれの発光現象は独立して発生しているかもしれないこと
その他にも、考えれば何かヒントが出るかもしれない。

>>118
どこまでわかるかはアルビダの知識次第ではあるが、
魔方陣の術式は割と簡易的で、即席で作ったような粗さがある。

魔方陣は、実は放射状に4等分することで魔方陣が行使する魔術を定義している。
1つは、行使する魔術の種類。これは、転移の魔術を定義していることはアルビダでもわかるだろう。
2つ目は、転移先の座標。多少数学的な知識を用いるが、相対的な座標で割と現在地の近くを示しているようだ。
3つ目は、魔方陣が魔術の対象とする許容人数。線が非常に多く、複雑であるが、それは数十人規模を対象とする比較的規模の大きい魔方陣である事を示す。
4つ目は、魔方陣を描いたものの情報。ここだけは非常に高度な書かれ方をしており、全く解読できなかった。

120レーナ:2014/03/31(月) 23:12:00 ID:???
>>118>>119
「え?海の中とかだったらさっきの二人は…」
「夜になると森が光るって言ってたじゃない?これがそうなんじゃないの?」
「あ、じゃあ夜になると誰かが来ているってこと?」
「〜…つまるところなんなのこれ?」

わからないことだらけで混乱気味のレーナ。

121ラウス:2014/03/31(月) 23:44:25 ID:???
>>119
「構いませんよ。これでも護身の心得はありますから」

足音を追うように、プーチの後に続いて歩く。
漁師の話を聞く一方で周辺に対しての警戒は怠らない。

「……なるほど。森では何度か発光現象が確認されており、しかし海では例の事件の時限りと」

話を聞き、少し考え込むような仕草を見せた後、

「デモンズ・ペンタゴンで発光現象が見受けられた際は、確か漁夫の方が行方不明になったのと同時期だったそうですね。
 そして先程も森の中から発光現象が起こっていましたね。こちらの森では、何度か起こっているという」

「僕の推測でしかありませんが……
 もしかすると、発光現象は自然的、不定期に発生している物では無いのかもしれませんね。
 何か特定の事柄をキーとして発動する“魔術”のような物ではないでしょうか」

「例えば、ある境界線で区切られたエリアが存在していて――“そこに人が足を踏み入れる”とか、ね」

122アルビダ:2014/04/01(火) 00:01:35 ID:aLqvFIlA
>>119
「海の上でも光ってるって漁師さんが言ってたし、もしかしたら海の事と繋がりがあるんじゃないかって思って
 うーん……」

悩みながらも魔法陣の解読を試みるアルビダ

「……でも、海の事とはあんまり関係ないのかもしれない。多分そこまで遠くには行ってないんじゃないかな
 それにこの大きさ……何でこんなに大きいんだろう。個人で使ったり、目立ちたくないなら小さくすると思うんだけど
 ……ひょっとして、大きなお魚を近くのお店に運ぶために作ったとか?」

漁師が悩んでいる事も忘れて適当な答えを出し

>>120
「あっそうか、夜になると森が光るって言ってたっけ。夜に漁にはないからこれはまちがいだ
 ……入ってみる?それとも夜までまちぶせしてみる?」

123編纂者プーチ:2014/04/01(火) 18:46:04 ID:PWXIUtt.
>>119
「魔法陣か…いかれた魔術師の仕業か?」

プーチは歩みを止める事無く魔法陣に近づく

「物語を綾どるには、華が欠けるかもしれんな」

臆すること無く魔法陣へと足を踏み入れた。

124名無しの魔術師:2014/04/01(火) 19:14:16 ID:3U/0qGoA
>>120>>122
2人で話し合っている間に、別の木々の間からプーチが魔方陣へ向かって真っ直ぐ向かっていくのが見える。
プーチが魔方陣に足を踏み入れた瞬間、眩しいほどの光が周囲を包み、やがてプーチの姿は消えた。

恐らくは、このまま話し合っても憶測しか生まれないだろう。
>>123
魔方陣へ足を踏み入れると、目の前の光景が突然変化した。

しかし、目の前に広がった風景は特に変わった風景ではなく、先ほどまで居た森が目視できる場所だった。
そこは、魔方陣の場所から数百mだけ離れた崖の下の岩礁だった。
目の前には打ち寄せる波が見えるが、後ろを振り返ると、崖の壁面に出来た洞窟が見える。
魔方陣の大きさ等の説明はつかないが、
何者かがこの洞窟に入るため、崖を下ろうと考えたならば、転移の魔方陣を描いたこと事体には説明がつく。

>>121
漁師C「アンタ、賢いんだなぁ」

漁師Cとラウスが話していると、再び発光現象が通路の奥から確認できた。

漁師C「また発光した……"論より証拠"ではないが、今ちょうど何かが起こっているんじゃないか……?」

漁師Cの声色と表情には、多少恐怖の色が見えるようになってきた。

125ラウス:2014/04/01(火) 19:40:07 ID:???
>>124
「そんな事はありませんよ、所詮は憶測ですから」

と、照れ臭そうに笑みを浮かべて答える。
しかし奥から再度、発光現象が確認出来た瞬間――その表情は険しいものとなる。

「……漁師さん、案内はここまでで結構です。
 依頼を請け負って調査するのは僕の役目ですから、どうか皆さんの所へ戻って下さいな」

漁師の不安を感じ取ったのか、気遣うようにそう言った。

「あと、そうですね。出来る事なら、森への立ち入りは厳禁だと周辺住民の方々に伝達して頂いた方が宜しいかと」

126編纂者プーチ:2014/04/01(火) 20:15:24 ID:???
>>124
「崖、洞窟…中身に期待するしかないか」

プーチの魔導書のページが自動的にめくられた。そこには破壊さた聖堂の挿絵があり、章題には朽ち果て聖堂と書かれていた。

『忘却の彼方に住まわし気高き者よ。我が今再び聖獣としての存在承認を与えよう』

空間が歪み、二匹の像ほどの大きさがある獅子が現れた。


「あ…こいつら洞窟通れるかな…」

洞窟に押し入ろうとする獅子を待ち受けているのは中の広さだ。

127レーナ:2014/04/01(火) 20:32:47 ID:???
>>122
「入るっていっても…」

入ることを躊躇するレーナ。

>>123
「ちょっ、ちょっと、危ないんじゃ…入っちゃった…」

その脇をプーチが通り抜けてしまう。

「どうしよう…行っちゃった…」

128アルビダ:2014/04/01(火) 22:50:11 ID:aLqvFIlA
>>123.127
「えーっ!?入ってっちゃったし!うわっまた光った!
 ひょっとしてそこまで危険じゃないのかも?アヤシイ目的に使うならわざわざ光らせたりする意味ないし……」

自分の事を考えるとやはり躊躇してしまうが

「……やっぱり、さっき入っていった子たちも心配だし行こうよ!
 それに一番乗りで来たのに先越されるのも悔しいじゃん!
 大丈夫、天国や地獄には通じていないよきっと!」

言うが早いか森へと引っ張っていった時のようにレーナの手を取って魔法陣の中に踏み込もうとする

129レーナ:2014/04/02(水) 21:29:36 ID:???
>>128
「わ、わかった…って…引っ張らないで!」

恐怖はあったがアルビダに引っ張られて魔法陣の中に踏み込む。

130名無しの魔術師:2014/04/02(水) 21:55:58 ID:3U/0qGoA
>>125
漁師C「あ、あぁ。そうしよう」

放っておくと冷や汗でも垂れそうなほど血の気の引いた強張った表情で立ち止まる。
一般人だからこそ、何かただならぬものを感じたのだろう。

そうして森の中へ1人進んでいくと、アルビダやレーナたちが目の前にしているものと同じ魔方陣が目に入る。

>>126
これほど巨大な獅子だ。
頭を屈めてなんとか一頭が中に入れる状態だ。

耳を澄ますと、洞窟の中から駆け足の音が聴こえ、段々と遠ざかっていくのがわかる。

>>127-129
魔方陣に足を踏み入れ、気が付くとプーチと同様の場所にいた。
目の前は海、背後には崖と洞窟。

そして、アルビダたちが魔方陣に足を踏み入れたところで、同様の発光現象が起こり、
最後に残ったラウスはそれを観測することができた。

131編纂者プーチ:2014/04/02(水) 22:15:25 ID:???
>>130
「…すまん。還っていいぞ」

獅子は咆哮をあげると消えていった。

『清き精神を持って人柱となりし者よ。今一度その魂を捧げよ』

純白の装束を血で染め鎖で繋がれた少女が一瞬現れるとプーチに重なり消えた。

「さて、行くか」

後からやってきたアルビダとレーナには目もくれず、洞窟の奥へと走り進む。手には剣の柄だけが握られている。

132ラウス:2014/04/02(水) 22:22:48 ID:???
>>130
漁師がと別れた後は黙々と先へ進んでいった。
やがて魔方陣と、自分と同じく調査にやってきたと思われる女性二人を発見する。
声を掛けようか――などと考えていた所で、女性達が魔方陣に足を踏み入れた。

次の瞬間には女性達は消えてしまっていた。その寸前に起こったのは、やはり例の発光現象。

「……半信半疑だったが、推測が当たるってのはなかなか面白いねえ」

そう語る表情と口調は、漁師と話していた時に見せた人の良い青年の物とは掛け離れていた。

――ラウス・ブルーエイン。
かつては帝国教会の保持する暗部組織『処刑人』に属していた男。
必要ならばいくらでも己の感情や表情を偽る事が出来る性質を主として、数々の任務を遂行してきた。
既に脱退した身だが、今でもその能力は衰えていない。

「『魔方陣がありました。足を踏み入れないで下さい』……で終わりゃ苦労しねえわな。ま、行きますかねえ」

そう言って、自身も魔方陣へと足を踏み入れた。

133アルビダ:2014/04/02(水) 23:32:23 ID:???
>>130
魔方陣に入る際は固く目を閉じており、暫くして開くと……

「わわわ!びっくりした、危なかったぁ〜」

下手に水の中に入るより、落っこちて浅瀬の岩壁に引き裂かれるほうが断然怖い
気を取り直して辺りを見渡し

「ここどこ……あっ、あそこってさっきまで居た場所じゃない?
 よかったぁ、そんなに遠くなくて。……あっちに洞窟があるね、行こうっ!」

駆け足で洞窟の中へと入っていく

134レーナ:2014/04/03(木) 20:10:30 ID:???
>>133
「随分近くなのね…これってわざわざ転移で行くような距離なの…?」

周りを見渡してみる。

「って待ってよ!誰かに知らせたほうがいいんじゃない?」

突撃するアルビダの後ろについていく。

135名無しの魔術師:2014/04/03(木) 22:04:11 ID:YVDb2H/.
>>131
洞窟の中は暗い。
また、周りに敵の気配は感じることもない。

地面は少しだけぬかるんでいて、加えてやや道が下っているようだ。
暫く単調な道が続く。子供たちの足音は、もう聞こえない。

しかし、何分、何十分走ったか、と思った所で
行き止まりに突き当たる。
プーチは明かりとなるものを持っているだろうか。

>>132
ラウスが魔方陣に足を踏み入れた結果、アルビダらと同じように崖の下の岩礁へ転移した。

少し先を駆けていくアルビダとレーナ、プーチが見える。

>>133-134
アルビダ、レーナも、プーチと同じように殆ど明かりの届かない洞窟を歩く。
ずっと先からは子ども達がぬかるんだ洞窟内を走る音が聴こえるが、
その足音に迷いはなく、アルビダ達よりずっと早く足音が遠ざかっていく。

136ラウス:2014/04/03(木) 22:22:12 ID:???
>>135
「……転移の魔方陣……今回の件が人為的な物って事は確定したようなものか」

周辺を見回し、現状を把握する。
先程の森の崖下にやって来た事を理解した所で、少し先を駆ける三人の姿が見えた。

だが追って洞窟に入る前に、やっておくべき事がある。
岩礁という事はすぐ近くに海があるだろう。波がこちらの方へ迫った所で、それに向けて掌を向けると共に魔力を翳した。

すると波の一部が切り取られたかのように、ラウスの掌へ吸い込まれていく。
量としてはごく僅かな――せいぜい拳大のボール程度だが、それだけの“水”が彼の意思に従って、掌の上で浮遊していた。

「武器は現地調達ってね」

浮遊していた水球が、彼の左手首までを覆う薄い膜のように形を変える。一種の防具のようなものだ。
注意深く目を凝らさなければ、ごく普通の手にしか見えないだろう。

一通りの行程を終えたなら、改めて洞窟の中へと入っていく。

137アルビダ:2014/04/03(木) 23:22:06 ID:LB6xwPgA
>>135
「うわっとと、暗い……
 足音が聞こえる、あの子供達なのかな?」

ぬかるんだ洞窟に足を取られそうになり、歩みを止めてレーナのほうに向き直りつつ
簡単な照明球の魔術を唱える。空間に光の魔元素をばら撒く事で周囲をやや明るくする魔術だが
15分ほどで効果は切れ、光源ではないので唱えなおす必要があり燃費は悪い

>>134,136
「そんな事言ってもあの漁師さん達も巻き込む訳にも行かな――ちょっと待って、誰か来るよ」

進行方向とは別に反対側からも人の気配を感じ、暫く誰かが来るのを待つ

138編纂者プーチ:2014/04/03(木) 23:23:07 ID:???
>>135
『火の神よ。畏れおおき神よ。その荒々しい力をここに示せ』

荒れ狂う炎を召喚し術者を中心に周囲を太古の竜の火で焼き払い照らす。そして、その残り火で松明を灯した。

「さてはて、ここまでくると子供は関係無いか? だが、これは子供の不幸より、良い話が書けそうだ」

松明で周囲を照らし何かないか調べる。

139レーナ:2014/04/03(木) 23:34:01 ID:???
>>135
「暗い…こんなところに好き好んでくるような歳の子ってなんなの…」

ぶつくさ言いつつも光の槍を作り出して、光源とする。
堕天使なので、魔力は豊富だ。

>>137
「…気をつけたほうがいいよ?なんかさっきの人、うまく言えないけど危なそうだし…」

足音が響き、光の槍を構える。

「誰!?」

140名無しの魔術師:2014/04/03(木) 23:48:32 ID:puc7nIDc
>>136
この場所の海水は碧く、透明度が高い。
注意深く目を凝らしたとしても、人によっては見逃してしまうほど、透き通っている。

洞窟を歩いて数分経った頃、目の前には2人の人影が見えた。

>>137,139
明かりを灯すと、周囲の様子が良く見えるようになった。
流れ込んできた少量の海水が地面を柔らかくし、
天井は、人間からすると少々高い。
洞窟の奥は暗く、どこまで続いているのかわからない。
しかし、プーチが呪文を唱えたことによって、
洞窟の奥から少し明かりが見えた。

2人が背後の気配に気づき、身構えていると、
ラウスの姿が見えた。

>>138
炎によって明かりを灯すと、やはりその場が行き止まりであることが確認できた。

しかし、うっすらと灯る松明を手に暫く辺りを見回してみると、この場には不似合いなものがある事がわかる。

それは、開けば人が2人ほど通れそうな扉らしきものと、壁についている明らかに人工的に付けられたスイッチである。

141編纂者プーチ:2014/04/03(木) 23:54:00 ID:???
>>140
「遺跡の類か…いや、遺跡ではないな。恐らくこの地はまだ生きている」

何の躊躇いも無くスイッチを押した。

「虎穴に入らねばなんとやら…恐れなど当の昔に捨てたわ」

142ラウス:2014/04/04(金) 00:27:05 ID:???
>>140
人影が確認出来た途端、感情と表情を切り替える。
本来の性質ではなく先程漁師達に見せていたかのような“人の良い青年”の様へと。

そして、女性達がこちらに気づいた。

>>137 >>139
「――え、あ、お、驚かせてしまってすみません」

そこには、ゆったりとしたローブを羽織った金髪の青年が立っていた。
レーナが槍を構えている様子を見て逆に驚いている様子だ。
アルビダの用意した光源から距離がある事もあり見え辛いが、整った顔立ちをしている。

自身に落ち着きを持たせる為か、一度咳払いをした後、ゆっくりと語り始めた。

「僕はギルドから依頼を受けてやってきた者です。
 “森の中で不定期に発光現象が起こっている”……という内容について現地調査して欲しい、という事だったのですが。
 森の中に魔方陣がありまして、そこに足を踏み入れてしまった所、この洞窟の入り口に居たという訳です」

そこまで話した所で、

「……あ、あの、無理は承知なのですがそちらの女性の方、どうか武器を降ろして頂けませんか?」

と、やや怯えた様子でレーナへ懇願した。
降参するかのように両手を挙げて見せており、武器の類は見受けられず、魔術行使をしている様子も無い。

143レーナ:2014/04/04(金) 20:41:27 ID:???
>>142
「ふ〜ん…」

槍を消して警戒を解く。

「ごめんなさいね。こんなところだからちょっと気になって…」

(なんか嫌な感じがするなぁ…気のせいならいいけど)

144名無しの魔術師:2014/04/04(金) 22:48:33 ID:puc7nIDc
その頃の浜辺

漁師D「行ったか?」

漁師C「あぁ。確認した」

漁師D「了解した。報告する」

ラウスが魔方陣へ消えた後、漁師Dと合流した漁師Cは、先ほどまでの
「未知の危険に怯える漁師」の顔を捨て、裏の「処刑人」としての顔に切り替えた。

漁師C「頼む。俺は、魔方陣の除去を行う」

そういって、魔方陣の除去を開始した。

漁師D「よし。我々は早々に去るぞ」

その言葉の後、漁師たちは言葉通り、その場から消えるように居なくなった。

145アルビダ:2014/04/05(土) 00:57:00 ID:LB6xwPgA
>>142
「そっか!それなら私たちと同じだね!
 私はアルビダ、ここより南の海の生まれで今回は海の異常に関係しているんじゃないかって思ってここに来たの!
 それに魔術の実践は単位に加算されるし!お兄さんも見た感じおんなじかな?
 ほら、その左手」

ラウスの手に覆われた薄い膜を指差して。はっきりと見えている訳ではないが
見た目からして水と水魔術に高い親和性を持つアルビダは何となく気配を感じ取ったようだ

>>140,143
「危ない人じゃないみたいだし大丈夫だよ。それより洞窟の奥がさっきちょっと明るくなったのを見つけたの
 進もう。でも転ばないようにゆっくりね」

こんな狭い場所だとレーナの羽は不便じゃないかなと聞いたりしながら

146ラウス:2014/04/05(土) 02:39:17 ID:???
>>143
「ふう……いいえ、警戒されるのは当然です。口だけでは何とでも言えますからね」

武器を降ろしてもらえた事で、精神的な余裕が出来たのだろうか。
態度と話し方が落ち着いた様子になり、温厚な笑みを浮かべている。

「僕が不審人物ではないという事は証明出来ません。
 それでも、貴女達の邪魔をしに来た訳ではないという事だけは、はっきりと述べさせていただきます」

真剣な面持ちで、暗がりの中でもなおレーナの目を見据えて言い放った。

「証拠というには弱いかもしれませんが、僕に関する情報を差し出しましょう。それは――」

スッと左手を差し出すように腕を伸ばした所で、アルビダが青年の左手を指し示した。

>>145
「――おや、もしかしてお気づきでしたか。とすると貴女は……水の扱いに長けている、といった所ですかね?」

感心したように言って、改めて左手を見せる。
特に感知の術が無いであろうレーナには、一見ただの手にしか見えないかもしれない。
だが、アルビダが用意した明かりが射した所で目を凝らせば、薄らと水のような膜に覆われている事が分かるだろう。

「しかし参ったな、こちらの差し出せる情報が無くなってしまった。……まあ、良いか」

こほん、と一つ咳払いをして、

「僕は“不定物に形を持たせる”という魔術が扱えるんです。とは言っても、制限が多くて大した物でも無いんですがね。
 洞窟の前が岩礁だったでしょう? 波が打ち付けていたので、急遽そこで用意しました」

膜を張っていた“海水”が、青年の掌で球体の形を取った。
まるで本物のボールのように軽快に弾んでいたが、二人が確認した後は、先程の膜の形に戻して左手に纏わせた。

「……えーと。それで、信用してもらえたと思って宜しいでしょうか。
 お二人も何か確固たる目的があるようですから、邪魔にならないようには致します。なので僕も奥へ進ませてもらって大丈夫でしょうか?」

アルビダ達が洞窟の奥側に居るので、黙って押し通る訳にもいかないのだろう。

147名無しの魔術師:2014/04/05(土) 08:05:55 ID:puc7nIDc
>>141
スイッチを押下すると、大きな排気音を立て。扉が左右にゆっくりと開く。

しかし、プーチの目の前に現れたのは、真っ白な行き止まりの個室。
ただ、その場から個室の中を覗いてみると、個室の中にも操作パネルのようなものがあるようだ。

床には泥だらけの土足跡がある。
子どもたちがこの個室に足を踏み入れ、何かをしたのは恐らく間違いがないだろう。

148レーナ:2014/04/05(土) 09:33:41 ID:???
>>145>>146
「む〜…わかった、信用するわ。」

何か少し引っかかるような感じがするものの
真摯な姿勢と、アルビダに押される感じで納得する。

「私はレーナ。見ての通り人間じゃないけどよろしくね。」

出しっぱなしにしていた翼をしまう。
これで見た目は普通の人間と同じだ。

149編纂者プーチ:2014/04/05(土) 12:39:16 ID:???
「ふむ…古い遺跡の様だな。しかし、それをまだ維持している連中がいるとなると…まあ、死ねばそれまでだな」

躊躇無くパネルを操作し始める。理解可能ならば、本来の用途で動かしわからなければ適当だろう。

しかし、迷いが無さすぎる。己の命より知識欲を、魔導書の完成を重視しているからだろう。

150アルビダ:2014/04/05(土) 20:19:23 ID:LB6xwPgA
>>145,148
「へへん、何てったって水は私の専門分野だからね!そこらへんの人間にだって負ける気はしないよ
 へぇ〜。なんだか面白そう。わお、びっくりした!」

ラウスの魔法をまるでサーカスでも見ているかのように楽しむ
殆ど警戒らしい警戒もなく、ラウスに合わせて終始にこやかに

「ん?そこまで目的がある訳じゃないけどね。危なそうだったら考えるよ
 でも、どうせ行くなら皆で行ったほうが良いじゃん!行こう行こう!」

洞窟の奥に見えた明かりの方向に進んでいく

151名無しの魔術師:2014/04/05(土) 21:16:13 ID:puc7nIDc
>>149
プーチは、操作パネルを操作すると、静かに扉が閉まり、個室に閉じ込められるような状況になった。

しかし、まもなくその個室は小刻みに揺れ始め、轟轟と多少耳障りな音を立て始めた。
更に揺れの感覚的に感じた事だが『個室ごと動いている』ことがわかった。
>>146,148,150
和気藹々とそれぞれが簡単な自己紹介をした後、3人は先へ進むことにした。

そこで、3人は微かに感じただろうか。
足元がわずかに振動している。
更に、日常ではあまり耳にしない様な轟音が、洞窟の奥の方から連続的に聞こえる。

152アルビダ:2014/04/05(土) 23:16:33 ID:LB6xwPgA
>>151
「何だか変わり映えしないなあ……本当にあの子たちが入っていったのかな
 こんなに暗いのにどこかで迷子になってなければ良いけど……おーい!」

光の魔術を適度に唱えつつ、歩きながら洞窟に響くように呼び声を発したところで足元が振動し

「うわわっ、何……?」

少しの間歩みを止める。何事も無ければそのまま進むが

153ラウス:2014/04/06(日) 00:05:07 ID:???
>>148 >>150
「ありがとうございます。レーナさんとアルビダさん、ですね。
 僕はラウスと言います。短い付き合いだと思いますが、よろしくお願いしますね」

と、穏やかな笑みを浮かべて答えた。
レーナは僅かながらも違和感を覚えたようだが、その正体が何なのか、少なくとも今は分かりそうに無い。

>>151-152
「便利なものですね、助かります」

いざとなれば持ってきた松明を使うつもりだったようだが、アルビダが居るおかげで手間が省けたらしい。
――と、足元が振動している事に気づくと、アルビダと同じく足を止めた。

「……揺れていますね。それに……奥から何か音が聞こえませんか?」

154レーナ:2014/04/06(日) 00:10:12 ID:???
>>151-153
「地震?揺れてる?」

振動を感じて奥の方に向き直る。

「そういえば先の人、さっさと行っちゃったけど…何かやったの?」

155名無しの魔術師:2014/04/06(日) 00:26:06 ID:puc7nIDc
>>152-154
振動と轟音は徐々に遠くへ行くように小さくなり、
またしばらくすると、戻ってきたかのように大きくなり、やがて振動も音も止んだ。

奥へ進んでみると、>>140でプーチが見たものと同様の横開きの扉、
そしてスイッチがある行き止まりにたどり着く。

156ラウス:2014/04/06(日) 00:31:49 ID:???
>>154-155
「……先に向かった人の姿が無いとなると」

今は閉じてしまっている横開きの扉へ視線を向ける。

「この先に入っていったのだと思いますが、どうやって開けたものか」

そう言って、行き止まりのスイッチへと視線をズラした。

「やっぱり、あれでしょうか?」

157アルビダ:2014/04/06(日) 00:35:53 ID:LB6xwPgA
>>153
「本当は魔法の杖や宝石みたいな触媒に魔元素を集めて輝きを保ったりするのが効率良いんですけどね
 そういう用意してないからちょっと疲れちゃいます……」

着の身着のまま、身に付けているのはセーラー服だけととんでもなく軽装だ
輝きは空間に暫く留まると消えてしまうため、元きた道は段々と暗くなっている

>>155
「海の底で大きなイカが寝返りでも打っているのかなあ?」

「扉と……何これ?開かないかな、よいしょ……っと」

ボタンが何であるか分からないので、横開きの扉を腕力でこじ開ける事を試みる

158編纂者プーチ:2014/04/06(日) 07:44:50 ID:/s2mE2GM
>>151
「大した技術力…」

昇降が終わるまでタバコで一服を始めた。
誘い込まれている様な感覚。子供が迷い込んだという話だが、子供がここまで来れるだろうか? 怖くなって戻っていてもおかしくない。

「いけばわかるか…それにこの遺跡なら新たに章が増やせそうだ」

159名無しの魔術師:2014/04/06(日) 19:34:48 ID:puc7nIDc
>>156-157
扉にはそもそもノブのようなものが無く、
強引に左右に開こうとしても全く開くことは無い。
>>158
それから、何分が経っただろう。

プーチ自身も『もしかすると罠だったのだろうか』と疑い始めそうになった頃、
動いている感覚と轟音が止まった。

そして、扉が自動的に開く。

160ラウス:2014/04/06(日) 20:16:29 ID:???
>>157
「そんな事してると余計に疲れてしまいますよ」

と、必死でこじ開けようとするアルビダを見て苦笑している。

「力技が無理となると……状況からして、あのスイッチを押してみるしか無いでしょうね」

>>159
そう言って行き止まりに歩み寄り、少しだけ躊躇うような仕草を見せた後、スイッチを押す。

「悪い方向に転ばなければ良いのですが」

161レーナ:2014/04/06(日) 20:27:56 ID:???
>>157
「流石にそれじゃあかないと思う…」

こちらも服装ははやりの春物であり、アルビダに負けず劣らず軽装ではある。

162アルビダ:2014/04/06(日) 21:11:41 ID:LB6xwPgA
>>159,161
「くぅー疲れました……
 もう、じゃあどうやって開ければいいのさ」

>>160
「……?」

スイッチを押すラウスをじっと見て
何かの魔術がかかっているのか調べようとしたが、疲れたのでやらない

163編纂者プーチ:2014/04/06(日) 21:12:11 ID:fxQpD3zc
>>159

「結果長いな…」

タバコを床に捨て、靴底で火を消す。
止まった瞬間やや身構えたが、取り直し、

「さて、何が待っているのやら」

剣の柄だけを手に扉の先に踏み入る。

164名無しの魔術師:2014/04/06(日) 21:22:10 ID:puc7nIDc
>>160-162
スイッチを押すと、プーチの時同様、
排気音を立ててゆっくりと扉が左右に開いた。

扉の先には真っ白な個室があり、その中には単純な操作パネルがある。
複雑なボタン等は無く、「▲」と「▼」の2つのボタンしか操作パネルには存在しない。

▲を押せば無反応のまま終わり、
▼を押せば、プーチの時同様、扉が閉まり、轟音を立てながら個室は移動していく。

165レーナ:2014/04/06(日) 21:51:54 ID:???
>>164
「もうここまできたら進むしかないじゃない!」

ちょっとヤケクソ気味に▲を押す。

「あれ?」

166名無しの魔術師:2014/04/06(日) 22:22:32 ID:puc7nIDc
その頃の騎士団・詰所にて

詰所内の一室に、上位・中堅団員が集合し、極秘の会議が開かれていた。
一言でいえば、処刑人対策室。
レノからの情報提供によって教会の悪事が一部団員に知れ渡り、それを取り締まるため開かれた会議である。
しかし、住民へのパニック防止、また、確固たる証拠を持たぬ騎士団はこのように、
極秘裏に対策を進めることを強いられていた。

騎士T「先ほど私が放った"草"からの報告によると、発光現象が確認された森で、数人の一般人と、ホシと思われる人物を何人か確認したとのことですが」
騎士Tはその場に起立をして、上位騎士への報告を行う。

上位騎士「"彼ら"が何かを探っているのは間違いないと思うが……どうなのかね?」
正に歴戦の戦士、と言わんばかりの風格を持つ騎士は、騎士Tの横に座っている男に視線を向ける。

レノ「……心当たりがあるにはあるが……そこはかつて教会の研究施設があったとされる場所で、今更何を探っているかまでは俺もわからない」

騎士T「レノ、真実を述べよ」
騎士Tは、着席しているレノに視線を落とす。

レノ「無論。その森は、かつて研究施設へ移動する際に使われるポータルのカモフラージュとして利用していた。だが、研究施設はとうの昔に引き上げ、現在はもぬけの殻の筈だ」

上位騎士「元・処刑人でも知らない、新たな何かが、そこにはあるのかもしれんな。……T、引き続き、その場の監視を継続せよ」

騎士T「はっ」

そうして、小規模な極秘会議は幕を閉じ、それぞれ別々に部屋を退室した。

騎士T「レノ、真実を述べたのか?」

レノ「嘘は言っていない。だが、偵察1人に任せておくのは荷が重すぎる……俺も森へ向かう」

167アルビダ:2014/04/06(日) 22:40:34 ID:LB6xwPgA
>>164
「ここで行き止まりなの?」

真っ白な個室の中に入り、じっと天井を見上げて

「何もない……帰るなら少し休んでからじゃないと、真っ暗闇のまま進む事になっちゃう
 あー、泳ぎたいなぁ。そうすれば疲れも吹き飛ぶのに」

やれやれと壁際によりかかり、その際横に伸ばした手が▲と▼のスイッチに適当にぶつかる

168ラウス:2014/04/06(日) 22:53:13 ID:???
>>164-165
「……上がダメなら下ですかね」

そう言って▼のスイッチを押そうとした瞬間、

>>167
「あ」

さて、一度にまとめて押した場合はどうなるのだろうか?
それともごく僅かでも先に押した方を認識してくれるのだろうか?
いずれにせよ、変な事が起こらないように祈るばかりだ。

169セファルワイム市民:2014/04/07(月) 08:07:48 ID:VZ7C4Qak
>>165,167-168
結論から言えば、扉は閉まり、3人は小さな個室に閉じ込められた状態になる。
かと思えば、部屋全体が微動を繰り返し、大きな音を立てながら動き出す。
部屋が動いているのは目には見えないが、慣性を感じることで感覚的に認識できる。

それから数分間、同様の状態での移動が続く。

170ラウス:2014/04/07(月) 12:41:38 ID:???
>>169
「……どうやら、この部屋自体が動いているようですね。
 あのマークは下の方向を示す物でしょうから、地下へ向かっているのでしょうか」

壁に寄り掛かるようにして、身体を楽にする。
移動が長引いている事は直ぐに予測出来たので、少しでも余計な消耗は抑えるようにする為だ。

171レーナ:2014/04/07(月) 19:40:59 ID:???
>>169
「ひま〜…」

はじめは振動と音に驚いたものの直ぐに慣れて飽きがきてしまう。
ペタンと座って爪をいじる。

172アルビダ:2014/04/07(月) 21:48:42 ID:LB6xwPgA
>>169
「わわわっ!閉じ込められちゃった!?」

自動ドアがスルスルと閉まっていく様に驚いて

「何だかとんでもない所まで来ちゃった感じ……」

いつもはのんびり構えるアルビダも流石に少し不安になってきたようで

173名無しの魔術師:2014/04/07(月) 22:03:16 ID:puc7nIDc
>>170
どれほど地下に降りたのか。

暫くすると突然移動は止まったようで、今まで感じていた慣性の力がなくなる。
そして、ゆっくりと扉が開いた。

>>163
扉の先へ踏み出すと、見えたのは上も下も、左右も金属のような光沢のある無機質な通路。
不気味なほどに静まり返っており、遠い先に更なる扉が見える。

暫くすると、後ろからアルビダ、レーナ、ラウスの3人も現れる。

174アルビダ:2014/04/07(月) 22:34:42 ID:LB6xwPgA
>>173
「もー、何なのよ勿体つけちゃって!この先に例えカミサマが祀られていたとしても、とんでもなく性格悪いカミサマだよ!」

歩くばかりで何の変化も起きない現状にうんざりしてきたようだ
それでも進まなければ本当に変化が無いので無機質な通路をただ歩くが

175ラウス:2014/04/07(月) 22:36:22 ID:???
>>173
「……先程までとは随分と違う光景ですねえ。なんだか、子供の頃に作った秘密基地を思い出します」

と、扉の先に広がる通路を見て、そんな感想を呟いた。
通路の先に何があるのかを見据えようとして、それよりも先に、男の姿を発見した。

>>171-172
「お二方、先に進んでいたらしき人物が居ますが、あの人でしょうか?」

と、プーチを指さして尋ねる。

176レーナ:2014/04/07(月) 22:44:14 ID:???
>>173
「こんな殺風景なところに神様なんていないって…」

堕天使といえど実際に神様を見た覚えはない。
いるとされる場所はもっときらびやかだったはずだ。

>>175
「あー…確かにあの人ね…」

プーチを見つけると視線をそらす。
先ほどの恐れを知らないような態度を思い出したのだ。

177編纂者プーチ:2014/04/08(火) 08:16:51 ID:???
>>173-176

「やあ、随分かかったじゃないか」

腰をおろして一服している。
一応待っていてくれたのだろうか。

「ご覧の通り殺風景な場所だよ」

入り口というのは煌びやかな物が多い。
そうでない場合は裏口か、来訪者を歓迎しない場所と決まっている。

(まあ、一人で行くよりはマシかな?)

178名無しの魔術師:2014/04/08(火) 21:23:20 ID:pY3.bwd.
>>174-177
通路の途中で3人とプーチが合流し、
諸々の会話があった後、共に先に進むことになった。

話しながら歩いているうちに、扉の前までやってきた一行は、
再びスイッチを見つける。
先ほどと同じ原理で考えれば、スイッチを押下することで扉が開くだろう。

179ラウス:2014/04/08(火) 21:35:31 ID:???
>>176-177
「おや、もしかして僕達を待っていてくれました?
 何だか気を遣わせてしまったようで申し訳ないですね」

そう言って辺りを見回し、

「あまり居心地の良い場所では無いようですが……現地調査の為に来ていますから、逃げ帰る訳にも行きませんね」

>>178
「――おや、これは」

先程と同じようなスイッチを見つけて、

「まあ、流石にここまで来て押さないというのも、ね」

誰も押さなければそう言って、スイッチを押すだろう。

180レーナ:2014/04/08(火) 22:20:17 ID:???
>>177-179
「一体なんなのここは…それを調べるために来たんだけど…」
「そういえばこういうのって、開いたあとに閉じ込められるってのが多いよね…」

スイッチを押しづらくする一言。

181アルビダ:2014/04/08(火) 22:36:45 ID:LB6xwPgA
>>177,179
「現地調査って言っても見た感じなーんにもない殺風景な場所じゃ
 なんにもありませんでしたって言うしかないよね。勿論それで事件が解決するとも思えないし
 ひょっとして、ハマってる……ってやつなのかな?」

行き先の見えない展開にすっかりくたびれてしまったようで
プーチやラウスのやってる事をじっと眺めるばかり

182プーチ:2014/04/09(水) 07:17:23 ID:fxQpD3zc
>>178-181
「それより心配すべきは、ここ現代の施設なのかだな。遺跡にしては保存状態が良すぎる。現代の施設だとしたら御上が関係してるだろう。そうだとしたら面倒この上ない」

やや苛立ち気味に喋りながらラウスをやや押しのける形になりつつ力強くボタンを押した。

そして反応を待ちながら煙草に火をつけ、

「良い物語が書けそうだったのにな…」

どうやら期待と違う展開に苛立っているようだ。

183名無しの魔術師:2014/04/11(金) 20:39:29 ID:Dwn.b7Zw
>>179-182
プーチがスイッチを押したため、扉が開く。

扉の先の光景は、今までの無機質な空間とは打って変わって、不思議な光景だった。

ここは地下であるはずなのに、通路を挟んだ正面には塔の形をした建物がある。
また、通路の両側に道は無く、通路の途中から下を見下ろすとすぐ下に透き通った海水が迫っている。
要するに通路は一本道で、今は正面の向かいの建物に行くことしかできない。


通路から下の海水を見下ろすと、沈没した『街』を観測することができる。
街の中心を貫くようにできた大通りと、細かく分岐した細道。
道の両側に列を為したビル群がはっきりと見て取れる。
街や建物の設計思想は現代とは大きく異なるようだ。


ただ、それ以上に目を引くものを一行は感じとり、ふと視線を上に向ける。

すると、塔の頂上には色とりどりに輝く謎の球体が浮かんでいる。
これが発光現象の元凶なのか……と頭に浮かんだところで、どこからともなく声が響く。

マーシュ「ご苦労だな。仕事とはいえ、よくここまでついて来たもんだ。関心するぜ」

イキシア「……」

よく見れば、漁師たちが言っていた子ども達の特徴に良く似ている2人が、
謎の球の横から一行を見下ろし、にやついている。

184レーナ:2014/04/11(金) 21:24:38 ID:???
>>183
「ひえ〜…すっごい…」

海底都市をみて思わず声が出る。

「あの光っているのなんだろ?あの子達は何しているの?」

185編纂者プーチ:2014/04/11(金) 21:45:21 ID:???
>>183
「おや、予想が外れたようだ」

見たことも無い様式の建物、なにより海底遺跡に興奮しているのかややテンションが高い。

しかし、声を聞き、

「いや、あながち外れでもないのか」

ため息をついたのち、煙草に火をつけ、魔導書を開いた。自動書記で文章が紡がれていく。

186ラウス:2014/04/11(金) 23:23:00 ID:???
>>183
「……これは……」

子供らしき二人を見つけた後、改めて周辺を見回す。

「……君達は先程森の中に入っていった子供達……と、いう事で良いのかな?」

暫しの間を置いた後。
視線を二人へ移すと共にそう言って、二、三歩と前に踏み出した。
腕を広げるような動作を見せているが、そこに何かしらの不自然な様子は見受けられない。

187アルビダ:2014/04/12(土) 21:35:47 ID:Cz8cdu02
>>183
「潮の香り……こんな場所があったなんて」

通路の端から海水を見下ろして思わず潜りたい衝動に駆られたが
底に沈む謎の建築物に驚き惑い寸での所で踏みとどまる。そして魚や生命の気配は無いかを見て調べる

「建物を作るなんてまるで人間みたい。こんなに作るのに一体どれだけ……えっ何?」

どこからともなく聞こえてきた声を聞き逃し、きょろきょろと辺りを見渡して

188名無しの魔術師:2014/04/13(日) 12:30:29 ID:3cQHs10o
>>183-187 (参加者及びGMに対しての行動レスは■下記からです)
-一行が侵入する数分前、遺跡内某所-
一人の男が海底遺跡を調べていた。
男の顔には返り血が掛かっており、それを拭いながら"調べ物"を眺めていた。
やがてその"調べ物"に納得するように頷くと、男はまたゆっくりと歩き出した。

方角は、声がする方向だ。

-現在-
アルビダ、プーチ、レーナ、ラウスの前に子供達が姿を現した直後だった。
別の通路奥から足音が聞こえてくると、新たに若い男が姿を現した。

茶髪に青い眼の、整った顔立ちの若者だ。
また、この場の全員が男の服装が式典用の聖堂騎士の礼装だと言う事が分かる。
つまり、この男は教会に所属する人間だと気付けるだろう。
腰に下げられた十字架を思わせる装飾の剣からも想像は難しくない。

「随分と賑やかじゃないか?」

と、物腰柔らかだがはっきりと通る声で
現れた通路側から子供達に語りかけて来た。

そして、参加者一行に顔を向けると

「皆さんは何処からこの遺跡に?
 私は見ての通り教会を護る聖堂騎士の一人で…ペテロと申します」

「名は明かせませんが、とある司教様のご用命でこの遺跡を調べている途中でした」

「何やら、トラブルがあったようにも見受けられますが?」

189名無しの魔術師:2014/04/13(日) 19:09:16 ID:Dwn.b7Zw
>>184-188
見下ろした海底都市の中には、様々な種類の海の生き物が海底都市の中を泳いでいる。
しかしどう見ても、建物を作る事ができるほどの知的生命体が現在も暮らしているとは思えない。
プーチが考えている通り、ここは過去に栄えた遺跡なのだろう。

レーナの疑問やラウスの呼びかけを無視し、マーシュは話し続ける。

マーシュ「発光現象について調べに来たんだろう?それを知る為には、この遺跡について知る必要がある」

マーシュ……ペテロの物とはデザインが異なるが、同じく教会の法衣を来た男が続ける。

マーシュ「だが……お前達にこの先待ち受ける現実を目の当たりにする"資格"があるのか?」

イキシア「……来る」

イキシア……マーシュと同様の法衣を来た少女が何かの気配に気づくと、
ペテロが現れた方の通路から、何かの物音と気配が近づいてくるのが感じられた。
注意深くその気配を待つと、現れたのは見た事もない、だが、何かに似ている何かだった。

体長は2m程。
全体的に丸く、下部は少々たるんでいる。全身から血管が浮き出ていて、悍ましい雰囲気を纏っている。
両腕、両足の代わりに計6本の大きなひれが左右に3本ずつ生えている。
背中には、先端が鋭利な形をした長い尾が一本生えている。
身体の大きさの割に、顔の部分の面積は小さく、その範囲は人の顔面の面積とさほど変わらない。
6本のヒレを使って、ゆっくりと近づいてくる。

マーシュ「何度見ても『失敗作』は醜いな。この文明が作った負の遺産だ。お前たちもそう思うだろう?」

現れた謎の生物たちはアルビダ、レーナ、プーチ、ペテロの居る方向を見てその場で止まり、
尻尾を小刻みに動かし始めた。

190レーナ:2014/04/13(日) 19:27:42 ID:???
>>188
「教会?それも聖堂騎士?なんでここにいるの?」

場違いな場所に、場違いな組織という構図に眉をひそめるレーナ。

>>189
「なに…あれ…」

近づいてくる異様な化物に尻込みする。

191編纂者プーチ:2014/04/13(日) 19:36:31 ID:???
「これだ。これだよ! 古代文明の負の遺産なんて素晴らしいじゃないか! 聖堂騎士という余計な要素はあるがね」

魔導書が自動的にめくられ、

「俺もこういった物には縁が深くてね。これは蒐集品の一つでね…結構便利な物だ」

開かれたページには五章と書かれた文字と死者の国が描かれていた。

『魂無き者の渇きを癒してやってくれないか?』

床から亡者の手が無数に生え魔物や騎士の足に掴みかかる。そしてすぐに上体も生え、生きた血肉を得ようとする。
だが、足までは生えずその場から動けない様だ

「資格があろうと無かろうと俺の欲求を止める奴は容赦しない」

仲間?の三人に向かって、

「あ、こいつら俺以外は襲いかかるから自衛してくれよ」

192アルビダ:2014/04/13(日) 23:08:21 ID:Cz8cdu02
>>188
「私たち、海の様子がおかしいって言うのと、森の中に子供が迷い込んだって話を聞いて
 魔方陣を辿ってここまで来たの。なんだか私たちが迷子みたいな感じだけど」

騎士達に物怖じする事なく呼びかける。最後のほうは少し恥ずかしそうな声で

「あなたたちも漁師の人から頼まれたの?」

マーシュやイキシアは後姿くらいしか見ていないので判別できず

>>189,191
「何あれ触手?うわわっ!何であの人たち襲ってるの!?」

肉塊の魔物が存在するペテロ達が現れた通路とは距離があると思われるので、とりあえず成り行きを見守るが
プーチの魔術から逃れるため海水の中に飛び込んだ
直後その身体は脚部が魚のように一体化、水面から顔を出す

193編纂者プーチ:2014/04/13(日) 23:21:50 ID:???
>>192
「わけわからん事を言って魔物をけしかける奴だ。ロクでも無いに決まってるだろう!」

だからと言って殺しにかかるのはちょっと酷い。

194ペテロ:2014/04/13(日) 23:47:02 ID:3cQHs10o
>>189-193
(失敗作か…哀れだね、その肉でこの世に留まるのは辛いだろ?)

現れた謎の魔物と、プーチが召喚した亡者に視線を向ける
鞘におさめられた長剣をすらりと抜くと、剣が一瞬発光する。

「―――だが安心して良い、君達は『赦された』」
一瞬の発光と共に中空を十字に"斬る"ペテロ。

次の瞬間、ペテロの足に掴みかかろうとしていた亡者と、
ペテロの目の前にいた「失敗作」と呼ばれた魔物の一体が細かく、ズタズタに斬り裂かれた。
身体の部位が飛び散り、恐らくは不浄な血の雨が魔物達の周囲で降り注ぐだろう。

そして再び振り返り、遺跡にやってきた者達の方に歩み寄る

>>レーナ
「先ほども申しましたが、私はさる司祭様の命により動いております
 我が信仰心と主の栄光、そしてさるお方の名誉にかけて、やましい事は無いと誓いましょう」

>>アルビダ
「私はこの遺跡と思しき場所と
 我が宗派の経典の関連性を調べる為にこの場所に入り込んでいました
 海の様子と子供の話は初耳ですが…彼等は迷子ではなさそうですね」

と、歩きながらマーシュ、イキシアに視線を向ける。

>>プーチ
「遠慮なく自衛させてもらいましたが、
 こんな場所で無差別な攻撃は…辛い物がありますね」

195ラウス:2014/04/14(月) 01:13:07 ID:???
>>188-189 >>194
「……」

ペテロと名乗る騎士が現れてから、黙したままだ。
しかし“何か”の発する物音と気配を感じ取ったかと思うと、すぐさま通路下の海水を見やった。
“海水に他者の魔力が混じっているかどうか”を調べているのだ。

――その最中。ペテロが「失敗作」たる魔物と亡者を切り裂いたのを、音と雰囲気で感じ取る。

「……面倒事が一気に来てやがる、クソめ」

しかし視線をそちらに向けたりはせず、海水へと視線を向けたまま、苛立ちの感情を篭めた表情を浮かべて呟いた。
それは本当にか細いもので、その場の誰も聞き取る事は出来ないだろう。

>>190-193
「――ちょ、ちょっと! 貴方の欲求に巻き込まれるこちらの身にもなってくれませんか!?」

自衛しろというプーチの言葉に、慌てた表情を浮かべて答える。
足を掴まれないよう注意して移動を開始しつつも「失敗作」の魔物の動向も伺っている。

196名無しの魔術師:2014/04/14(月) 12:00:25 ID:Dwn.b7Zw
>>190-195
マーシュ「おっと、服が変わって分かり難かったか?俺たちが、お前達の前を走ってたガキ2人さ。教会としても、"活動報告"をしなきゃならないから、その証人をこうやって、招き入れたということさ」

マーシュとイキシアはプーチが術を行使するのと同時に、マーシュはアルビダの問いに応え、
イキシアが操る空飛ぶ金属ボードに乗り換え、空中へ逃げる。


プーチの術によって身動きを封じられた失敗作は、ペテロの技によってミンチになった。
ペテロも確かな手ごたえを感じる。
一方、その様子をよく観察していたアルビダ、ラウスは、まず、海水には他者な魔力が混じっていないことを確認する。
だが、その次に失敗作の驚異的な能力を目にする。

切り裂かれた部分が、ゆっくりと接合し、徐々にスピードを上げ、最終的には切り裂かれる前の状態に
『再生』したのだ。


再生した失敗作は隙を見て、長い尻尾を渦巻き状のバネにして飛び上がり、
レーナの側へ一気に移動する。
そして、長い尻尾をレーナの胴に巻きつけ、ゆっくりと観察するようにレーナを自分の顔へ近づける。
失敗作「きゅ…………」

マーシュ「一部役者や独善的な奴がいるようだが、帝都の人間は道徳心に優れているというデータもある。
"母を求めて彷徨う未完の命"を、その道徳心で救ってやったらどうだ?」

そう言いながら、ラウスとペテロに軽蔑の視線を送る。

197編纂者プーチ:2014/04/14(月) 13:08:28 ID:K9XO57Ls
>>196
驚異的な回復力を目にしたが、恐怖を抱かず好奇心が優った。

「魔術師とは独善的な物だろう? 下手に猫被る方が間違ってるのさ」

魔物の関心がレーナに向いてる隙に、プーチは次の一手に出る。

海底都市だというのに、そよ風が吹き、次の瞬間には突風に変わった。カマイタチとなり、イキシアへの進路上のものを斬り裂きながら迫る。

「けしかけた奴を黙らせるのが先決。あの魔物はあのねーちゃんとよろしくやるだろうよ」

198レーナ:2014/04/14(月) 19:38:12 ID:???
>>191
「何この人、頭大丈夫なの…」

本気で危険を感じるが、大量の亡者が出てきたので羽根を広げ
空中へ舞い上がる。

(あ、この人本当にダメな人だ…)

>>194
「え、あ…ありがとう…」

亡者の群れを細切れにしてくれたので一応は信用するようだ。

>>196
「ちょっと!待ちなさい!話はまだ…」

追おうとするが失敗作に捕まる。

「ひっ…やめて…」

恐怖が支配するが、聞き覚えのある鳴き声…

「…まさか、これバルーナ?」

199アルビダ:2014/04/15(火) 00:07:59 ID:Cz8cdu02
>>194
「うん、それで一体どこ行ったのかなーって……え、違う?」

ペテロのが見ている方向に視線を向けて

>>196.198
「な、なんだってー!?」

自分たちが迷子の子であるという衝撃的な告白により、騙されていた事にようやく気付く

「後姿した見てなかったけど……確かになんだか似てるかも
 ――こらっ!逃げるんじゃない!海の事、あなたたちの事、全部一から話してもらうわよ!」

魔術を用いて捕らえたいのは山々だが、しかしレーナが奇怪な魔物に捕らえられているためそちらのほうを向き
魔元素と海水で作られた水塊を魔物に幾つも撃ち込む。単純なダメージと、あわよくばレーナを魔物と切り離すために

200ペテロ:2014/04/15(火) 01:29:30 ID:3cQHs10o
>>195-199
アルビダ達の所へ歩み寄る途中で、ラウスの方へも視線を向けた。
海水に手をつけているので、何をしてるのかと言う疑問の視線かもしれない。
あるいは別の思惑があるのではと疑いたくもなるが、本心を読む事は出来ないだろう。

それよりも"失敗作"が再び形を成した事で、ペテロはまた敵の方へ振り返った。

「これは惨い…」
と、先ほどまでの穏やかな表情が消え、無表情に近い淡々とした物言いになる。
レーナが囚われてしまったが、ペテロはまずマーシュ等の方へ視線を向けた

「弟達が君達を狗呼ばわりして嫌う理由が少しだけ分かったよ
 聖書をきちんと呼んでいないのかい?
 人の信仰心を試す者は、その時から神に背いてしまっている…」

再び長剣-クルセイダー-を手にしたペテロが"失敗作"を見やる
(さっき倒したモノより頑丈なのか?それとも…コツがいるのかな?)

「君達の行いは、"聖堂騎士"として見過ごせない」
と、マーシュ達の言う[役者]をこれでもかと演じるペテロ。
性質の悪い皮肉だ。

再び振るわれた剣から光が発せられ、その光は横一閃の煌めきと共に
失敗作達を胴体から真横に切断した。レーナもこれで解放されるだろうか?


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