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【ミ】『黄金町の夕闇』 その2
1
:
『刺青師』
:2015/01/21(水) 23:53:35
『ヨハネスブルグの虹』専用スレッド。
前スレ:
【ミ】『黄金町の夕闇』 その1
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/9003/1313768626/
436
:
瀬良野 徹『アメイジング・クラウン』
:2015/08/13(木) 23:51:25
>>435
「彼女は都合の良い捨て駒みたいなものかな?」
空っぽの注射器を並苗の懐に返しておく。
下手な野生動物より素早い彼女に圧倒されてしまったので今後、このような敵が現れたときに備えた戦法を考えておくべきだろう。
「スタンドに目覚めた『花嫁』が集団で現れると厄介そうだ。
ルンクスの追跡を再開して病院から逃げた方が良さそうですね」
それなりの騒ぎを起こした割には人が来ないのが不思議であるが『省かれ』ているのだろう。
「ルンクスの血液は浴びてませんか、ウィルさん。
僕の抹殺はウィルさんのついで扱いでしたから何かされてそうなものですが」
足元に落としたコインをスタンドに拾わせて並苗のポケットに忍ばせておこう。
「コインの位置は分かるので彼女の懐に忍ばせておきます。
これなら追いかけて来ようが察知は可能ですよ」
437
:
アウレア・グラウコーピデ『ラヴ・ランゲージ』
:2015/08/14(金) 00:04:53
>>435
「…………だよね」
アウレアにとっても確認作業みたいなモノだった。
落胆はあるが、血には気を付けるという情報を得ることはできたのだし、
相手の手駒のうちの一つを潰すことは出来た。
これ以上の情報収集は、エルガマルの言葉を借りれば『無駄』ということに――、
「――――?」
そこで、エルガマルの視線を追って、気付く。
ウィルの脇腹にできていた『染み』。それが意味する事……つまり血液の注入。
いや、考えてみれば当然だ。ウィルは看護婦と何度も相対していた。
死角に隠れ、誰からも見えない状態が続いたこともあった。隠れて行動することくらいはできたはずだ。
既に『花嫁』となりつつあるウィルに攻撃をしかけることはないだろうと、
そう考えて油断していた――――症状を『進ませられる』こともあり得ると考えるべきだった!
「……ウィルっ!」
溜まらずウィルの方に賭けて、脇腹から全身にかけて『黄金化』を施す。
元々心臓については『黄金化』しているのだ。
多少注入から時間があっても、『黄金化』によって摘出できる可能性はまだ残っている。
……残っていないといても、これを見てしまっては
合理性を捨ててでも動かざるを得ない。『無駄』だと分かっていても。
438
:
ウィル『ヴェノム&ファイア』
:2015/08/14(金) 00:24:47
>>435
>──全ての『花嫁』は『身内』だ。
>──『決して傷つけてはならない』。
ゴ ゴ ゴ
ゴ ゴ ゴ ゴ
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「 that’s gross(吐き気がするわね)」
既に『花嫁』は複数作られることを想定されている、この能力。
使い手の身勝手な欲望を反映しているようで、気分が悪くなる。
しかしこの制約、状態が進行した場合、どこまで適用されるのだろうか?
例えば他の『花嫁』が攻撃に晒されている時に、それを妨害しにいく事になるのだろうか。
そうなった場合、少し覚悟を決める必要があるかもしれない。
>>437
>「……ウィルっ!」
「どうしたの?アウレア」「・・・・・ああ まさか」「もう既に?」
アウレアの声を耳にして、自分の姿を確認する。衣服や身体に見慣れないものはないだろうか。
439
:
『婚約期間』 ─5日目─
:2015/08/15(土) 00:56:01
>>436
(瀬良野)
「いや、それも『無駄骨』の予感しかしねェ。
ここはルンクスの『ねぐら』の一つだろ?
おまえさんの言う通り、何人もこンな『嫁』がいたとしたら、
こいつが他に黙ッて向かッて来ると思うか?」
「目的は一つ果たした。おまえさんのレッスンも、一応だが済ませた。
今日はもう引き上げだ。
・・・・オレの財布じャあねェが、『散財』もしたしナ」
瀬良野は看護師のポケットに『コイン』を入れ、
ウィルに血液について尋ねようとし・・・・
それが『尋ねるまでもない』ことに気が付いた。
>>437
(アウレア)
ウィルの服についた血痕に気付き、血相を変えて駆けつける。
ズギュギュギュ!
ウィルの脇腹から全身にかけて『黄金化』させる。
「──落ち着きな、アウレア。
焦ッても『無駄』が増えるだけだゼ」
そんな彼女の背中に、エルガマルの声。
「ウィルを殺すつもりでもなけりャ、血液を注入するはずがねェし、
もししてたにせよ、全く気付かねェほど鈍感なタマかよ?
『蚊』じャねェんだ。注射針を刺されたら誰でもわかる」
>>438
(ウィル)
胸糞が悪くなるのを感じながら、自身の変化の先に不安を覚える。
アウレアの声に気付かされた『それ』は、
衣服の右わき腹のに、わずかに染みとなって浮き上がっていた。
位置的には看護師に背後を取られた辺りだ。
だが、痛みは一切なかったし、今もない。
あくまで服についた染み・・・・
もっとも、皮膚に浸透していても全くおかしくない状況ではある。
440
:
瀬良野 徹『アメイジング・クラウン』
:2015/08/15(土) 03:39:28
>>439
「異変に気がついた『花嫁』達が手当たり次第に僕達を探し、彼女がいち早く見つけたとして。
仲間の帰りが遅かったら全員でやって来そう…」
床に転がっている並苗さんと同じように『才能』を自覚した『花嫁』に、一気に寄って叩かれたら勝ち目など有りはしない。
結局のところ、自分が『アメイジング』への理解を深めただけでウィルさんの役には立てなかったのだ。
「すいません、ウィルさん、アウレアさん。お役に立てなくて」
「そういえば、青田氏という方も調査をしているはずですよね。
知り得た情報を共有した方がよろしいのでは?」
恋人が確実に『花嫁化』する姿を見せつけられたアウレアさんの気持ちも分かるが、どうにかして病院を脱出しないとルンクスを倒す前に死んでしまう。
「逃げれたら刺青師のキャッシュカードを返しますね。
その前に、どうやって病院から逃げましょうか…」
意地でもルンクスを追跡したい気持ちもある。
しかし、流石に『花嫁』達の攻撃を受けながら追跡が出来るか怪しいものだ。
441
:
ウィル『ヴェノム&ファイア』
:2015/08/15(土) 21:10:52
>>440
「何を言っているのかしら?ミスター・セラノ」「あなたの事を警戒して敵は動いたのよ」
「もしあなたがいなければ ミス・ナミナエはルンクスとの決戦の際に現れてもおかしくはなかったわ」
「ここで彼女を撃破できたのは あなたの能力があってこそよ・・・ありがとう」
微笑んで、深く腰を折る。
「ただもし『花嫁』が情報を共有しているなら・・・あなたの事は
危険な能力を持つスタンド使いとして敵に知れ渡ってしまったことになるわ」
「巻き込んでしまってごめんなさい・・・・・どうか くれぐれも気をつけてね」
ここを出た後で、青田とも連絡を取っておこう。向こう側の状況も気になるところだ。
>>439
「大丈夫よアウレア わたしが怪我をしているわけではないもの」
恋人へと、安心させるように笑顔で頷く。
「ただ付着しただけね・・・『花嫁』化およびその進行には体液をただ付着させるだけでいいのかしら」
「でもそうしたらミスター・セラノにも変化が訪れていてもおかしくないわ・・・
とはいえ なんの意味もなくこんな事をするとは思えないけれど」
「どちらにせよ血液には触れない方がいいわね」
しかし、流石にここで衣服を脱ぐわけには行かないか。
自分は気にならないが、周囲に与える影響は少なくないだろう。
手遅れでなければ、早々に着替えのある自宅へと向かうとするか。
442
:
アウレア・グラウコーピデ『ラヴ・ランゲージ』
:2015/08/16(日) 00:21:24
>>439
「あ……そっか、うん、そう、か……」
エルガマルに、そしてウィルに諭されて改めて落ち着いた。
まあ、それでも元に戻す気にはなれないので、
一度解除してから血の付いた部分のみ『黄金化』する。
「とすると……つまりルンクスの能力の二つの発動条件はこうなるな。
『直接的』な方法は体液を相手の体内に送り込むことで、
『間接的』な方法は体液を相手の身体に接触させる……」
筋は、通る。
『体液』を与えた者の身も心も過去も『花嫁』にする能力。
それがルンクスのクソったれのスタンド能力というわけだ。
居場所は分からなかったが……ルンクスの能力は割れた。
それに、そちらについては事前に青田達に任せている。
『痛み分け』ではあるが……能力は分かった。
「……そうだな。一旦ここを出よう」
女警備員から呼び止められたりするかもだが……
その時はその時だ。振り切って逃げよう。
できれば、そうなる前にエルガマルに『無駄』といて省略してもらいたいところだが。
443
:
『婚約期間』 ─5日目─
:2015/08/21(金) 00:42:12
>>440
(瀬良野)
『エルガマル』:
「ウィルの言う通りだゼ。
そンな卑下する必要はねェ」
「およそ、ルンクスの能力も見えてきたことだしナ。
最後の『謎解き』が出来りャ、十分及第点だ」
>>441
(ウィル)
『エルガマル』:
「『アメイジング・クラウン』を理解するには、
あれッぱかしの情報じャ、まだ難しいだろウよ。
リスト入りする可能性はあるし、
警戒はしとくに越したコトはねーがよ」
「体液・・・・そうだ。
流石にわかッてるじャねーか。それが『正解』だ」
「──だが、最後の『謎解き』はどうだ?」
>>442
(アウレア)
念のため、解除後、再度血液の付着した部分を『黄金』化しておく。
とはいえ、表面上、目に見えた変化はない。
「いや・・・・そりャ多分違うな。
『接触発動』は五万とあるが、
『体液を送り込む』なんて七面倒な能力は、まず例がない。
直接的な方法ッてのは、別のモンだろうゼ」
アウレアの出した答えに、『エルガマル』は懐疑的なようだ。
「──おっと。『無駄』はいけねェ」
『シャコッ』
>All
気が付くと、三人は『黄金原駅』の駅前に立っていた。
「さて、そろそろお別れの時間だ。
キャッシュカードはすでに『返してもらった』が、
『謎』が一つ、残ってる。
ちなみに、このオレには想像がついてる」
『髭の男』が指を立て、左右に振って見せた。
「今なら、『答え合わせ』してやンぜ?
『三人寄れば文殊の知恵』らしい。考えてみな。
『ウィルはどこで、どうやって能力を受けたのか』──だ」
444
:
瀬良野 徹『アメイジング・クラウン』
:2015/08/21(金) 03:04:59
>>443
「僕が能力を明かさない限りは金貨を出せる程度の奴か、って『ヨハネスブルク』に鼻で笑われて終わりですよ。
それか、この眼鏡で何かを見て動かせる程度の認識でしょう」
「世界に追記修正する『アメイジング・クラウン』と似通っているスタンドが存在しなければ…。
ルンクスみたいな者達を統率するクラスのスタンド使いならやりそうですが」
ちらっ、と金貨時計で時間を確認して見る。
金貨時計でなくてスマホで時間確認をすれば良いのだがスマホに浮気したようで嫌なのだ。
「簡単に『ヨハネスブルク』に会うことは無いはず、僕が出場する『SKR』に黒人の子が興味を示さなければの話ですが…」
別に彼だって日本まで遊びに来た訳でもなく、刺青師と彼の作品を狙いに来たのだ。
ソーラーカーレースで遭遇する確率は低い、と思いたい。
「吐き気を催すような予想があるのですが当たって欲しくないな…。
ウィルさんのスタンドは拳銃なので狙い安定させるためにルンクスを見続ける必要性があります。
だからこそ、誰よりも中庭で遭遇したルンクスのスタンドを見続けてしまった。
スタンドは持ち主の精神を象徴するのだから、ルンクスのような男性の精神を象徴したスタンドを見て、無事に済むはずがない」
「ウィルさんは、他の者が目を逸らすようなスタンドを誰よりも深く観察してしまったはずです。
ルンクスのスタンド能力はヴィジョンを観察、またはヴィジョンへの理解を深めた者を『花嫁』にするものだと思います」
「ぼくは、まだ、ルンクスのスタンドを『過去遡行』で見ていません」
本当は外れていて欲しいが、おそらくは…
445
:
アウレア・グラウコーピデ『ラヴ・ランゲージ』
:2015/08/21(金) 22:54:17
>>443
「……マジでー」
本気で嫌そうな顔をする。
だが、場数の違うエルガマルの推理だしそうなのだろう。
何らかのトリックで体液をウィルに触れさせているのだと思ったが――
もっと別の『何か』を使っている、ということなのか。
「んー……」
あの状況でトリガーになりえたもの、とすると……
『肝試し』の一件で学習した『言葉』や『思考』が思い浮かぶ。
「……ルンクスの問いかけに『同意』しちゃうと能力発動とか?」
とりあえず口に出してみたものの、アウレア自身そこまで
確度のある推理とは思っていない。
あの状況でウィルだけがしていたこととなると、そのくらいしか思い浮かばないだけだ。
同意するとか賛成するとか、そういうのはいかにも『心の隙を見せる』行為で
ルンクスの『花嫁にする能力』とも符合する点がいくつかあると思う。思うだけでそれ以上の根拠はないが。
446
:
ウィル『ヴェノム&ファイア』
:2015/08/22(土) 21:39:05
>>443
少なくともあの看護婦は、瀬良野が『死者をも生き返らせる』ことのできる能力を知った。
だが、それが他の花嫁に広がることは防げたか。花嫁同士だけの
コミュニケーション能力などは、流石にないと見て良さそうだ。
「『三人寄れば文殊の知恵』─────つまりそれは 三人にそれぞれ別の考えがあるからよ」
「それならわたしは別の予測を立てるわね」
腕を組みつつ顎に手を当て、しばし思考を巡らせる。
「・・・『花嫁』となったものの『体液』でも 本体よりは劣るが効果があるとするのはどうかしら?」
「あの時のミス・ナミナエの説明には必死さが感じられたわ」
「言葉を紡ぐ時に 唾が飛んでいてもおかしくはない・・・私の答えはそれね」
447
:
『婚約期間』 ─5日目─
:2015/08/23(日) 23:26:53
>>444
(瀬良野)
「おまえさんのスタンドは、
『状況』と『金』さえ揃えば、たいていのコトは何とかなッちまう。
『イル・ソン・パティ』もそうだが、
連中に目をつけられたら、ガチで不味いほど危険な能力だ。
この病院での練習を打ち切ったのは、それもあるンだ」
「だから、誰かに見られるような状況で、
気軽に『過去』をいじッたりすンじゃねーゾ?
せッかくの『力』を、『無駄』にしねェためにもヨ」
瀬良野は金貨時計を取り出し、時間を見る。
病院に来てから、まだ15分たらずだ。
「馬鹿言え。
『ヨハネスブルグ』はすでにこの町を牛耳ってる。
防犯カメラの情報が、誰かの手に渡ってても何もおかしくねェ状況だ。
おまえらはとッくに『レジスタンス』側なんだよ」
「何処で顔を合わすかわからネェが、油断だけはすンな」
相変わらず飄々たる口ぶりで、だがしっかりと釘を刺された。
そして、瀬良野の考えた能力条件を告げる。
「ブ ブ────ッ」
『エルガマル』が、声真似で『ブザー』を鳴らした。
「──外れだな。
つーか、そんな条件なら、オレにだッて見当つくかヨ。
無闇な当てずッぽうは、自分を追い込むハメになるゼ?」
「・・・・ま、おまえさんはウィルらと違って、
最初にルンクスに会った場面を話でしか聞いてない。
『過去』も見れなかッたしな・・・・当てずッぽうもしョうがねェか」
>>445
(アウレア)
「ブ ブ────ッ」
外れのようだ。
「言ッたろ。
直接的な条件なんざ、オレにもわからねェ。
それこそ星の数ほど可能性があるからな。
ま、オレほどの男なら、『経験則』から絞れはすルが」
髭がググンと奮い立つも、
「本人と戦いもせずに、ンなもんわかるわけがネェ。
そんな無茶な問題は出さねェよ」
「オレの推理は、
『奴の体液をどう使ったか?』ッてこッた」
何のことはない。
アウレアの最初の想定でよかったらしい。
>>446
(ウィル)
「──ほう」
『ブザー』用に頬を膨らませていた『髭の男』が、瞠目する。
「ピンポンピンポン!
完全にじャあねーが、『正解』でいいだロ」
「そうだ──あの夜、おまえに話しかけてきた、
並苗の唾液・・・・それがおまえに付着し、
能力が発現したと、オレは見る」
「ただ、『花嫁』の体液でも・・・・てのは、懐疑的だネ。
それでいいなら、わざわざ『旦那』の血液を保存する必要がない。
おそらくはおまえさんに飛んだ唾も、旦那の『ソレ』だ」
「──思い出してみな。
お前らの目の前で、濃厚なのをカマしてたろ?」
448
:
ウィル『ヴェノム&ファイア』
:2015/08/23(日) 23:54:06
>>447
「───・・・そうか」「あの口づけを交わしていた女性は確かにミス・ナミナエだったわ」
エルガマルの言葉にハッとする。
あの時はひたすら『ルンクス』を警戒していたが、確かに言われてみれば
ヤツが登場した時に、口づけを交わした相手はあの看護婦であった。
しかし、『ルンクス』はその時から彼女の行動を見越して仕込んでいたということか。
常に性的欲求に従って行動しているイメージだったが、やはり『ヤング・ダイヤモンド』の一角というだけはある。
「しかし『体液』がキーワードね・・・わたしのように『スタンド使い』なら
抵抗力があるのか 少なくとも戦闘中には支障がないように思えるけれど」
「『唾液』と『血液』ではまた効果が違うかもしれないし 何にせよ
戦闘中もそれらには常に気を付けていた方が良さそうね」
アウレアのような『近距離パワー型』には難しいかもしれないが、
あのアイエルが、今のままでは勝負にならないと言っていた相手だ。
それほど警戒をしても損はないと思われる。
449
:
アウレア・グラウコーピデ『ラヴ・ランゲージ』
:2015/08/24(月) 00:06:58
>>447
「…………」
外したせいか、それともエルガマルの『ブザー』がウザかったせいか、露骨に不機嫌になった。
でもまあ体液が核と分かっただけでも御の字か。
要するに、体液を取り込まなければ良いだけだ。
『黄金化』はその点で便利な能力だといえる。すぐに反応できれば無効化できるのだから。
…………まあ、ルンクスと向かい合った状態では絶望的な話だと思うが。
「しかし『唾つける』能力とは本体の品のなさが知れるねえ……。
アウレアちゃんの愛と気品に溢れた精神を見習ってほしいよ」
肩を竦める。
冗談めかして言っていても、ルンクスの能力の邪悪さに怒っているのも、
その能力の性質の悪さに戦慄しているのも、此処にいるメンバーは分かるだろうが。
450
:
瀬良野 徹『アメイジング・クラウン』
:2015/08/24(月) 00:07:24
>>447
「外れて良かったかな?
『ヨハネスブルク』の過酷な日々を生き延びたスタンド使いであれば、見せるのが条件ぐらいの狂ったスタンドを平気で使ってくると思ってました」
「最初はアウレアさんと同じ考えでしたが犯罪天国のヨハネスブルクに生きる者が同意などの好意的な返事をしてくれるはずがない。
返事は拳銃、もしくは単純な暴力だと思って変えました」
例のあれで感染するとは嫌なものである。
しかし、濃厚な血液を注射されてしまったが『黄金化』で排出したので大丈夫だろう。
「気軽に『過去』を改変するほどのお金が無いです!
と、笑うぐらいお金を使う子ですがお金程度で『過去』を弄れるなら安いものですね」
乾いた笑いが出るほどにお金が無いので仕事をこなして『80万』は確保している状態が理想だ。
それ以前に侵略された黄金町で生き残れるかが問題である。
「万が一にも『SKR』でヨハネスブルクの者と遭遇したら連絡しますね。
死なずにレースから生還したらの話ですが頑張りますよ」
451
:
『婚約期間』 ─5日目─
:2015/08/24(月) 00:44:41
>>450
(瀬良野)
「確かにそんなスタンドも存在するが、
強力な能力にはたいてい、何かしらの穴が存在する。
そうでなきャ、この世のバランスが崩れるからナ。
世界ッてのは、絶妙なバランスで存在してンだ」
「連絡する〜〜?
『無駄』な時間を使うな。
ローカル放送入るんだロ? そのレース」
>>448
(ウィル)
『エルガマル』:
「それも進行次第ッてトコだろ。
今日、おまえさんは『体液』を浴びた。
何かしら、影響が出ててもおかしくはねェ」
探るようにウィルを見つめる『エルガマル』だが、
不意に肩を竦め、続ける。
「オレがこのチームの監督なら、
ルンクスと戦う時にャ、
ウィル、おまえさんは家に置いていくぜ」
「敵に寝返った味方ほど、始末に負えないもンはねェ」
ド ド ド
ド ド ド
>>449
(アウレア)
「・・・・覚悟しとけよ、アウレア」
『ライフル』越しの『エルガマル』の横顔に、
かつて見たことがない真剣味を、アウレアは見た。
「『体液』がどーとかは、そこまでヤバくはねェ。
無差別に『花嫁』化できるスタンドなら、
とっくにこの町は、ルンクスの『ハーレム御殿』になッてる。
条件なり何なりがあるから、この程度で済んでるんだ」
「だが・・・・さッきの並苗は、『能力』を持っていた。
スタンドでこそねェが、あの口ぶりからして、
他にスタンドに目覚めた『花嫁』がいるッてコトだ」
「オレの言ってる意味がわかるかい?
おそらくはまだ『未熟』だが・・・・」
「・・・・おまえさんらは、『供与者』を相手にするッてことだ」
452
:
アウレア・グラウコーピデ『ラヴ・ランゲージ』
:2015/08/24(月) 01:03:16
>>451
「……………」
いつになく真剣な表情のエルガマルを見て、
アウレアのおどけた様子も一気に鳴りを潜めた。
供与者。
その者の精神の才能に、ダイレクトに干渉する力を持つ者。
『刺青師』や『SLAYGROUND』……『語り部』、
それからばったり会っただけだが、『木矢』の彼も。
『供与者』と呼ばれる人間の片鱗については、アウレアも知るところだ。
ゆえに、その強大さについても、理解が及ぶ。
及ぶからこそ、それを打倒しようと真剣に考えているからこそ、自然と口が重くなる。
453
:
瀬良野 徹『アメイジング・クラウン』
:2015/08/24(月) 01:14:49
>>451
「そういえば、レースはローカル放送されるって聞いたような気がします」
コインの有用性が分かったことで水鉄砲を撃つだけでなく、罠と狙撃をすることにより上手く立ち回れるかもしれない。
自分単体では心細いから参加者にスタンド使いがいれば、ささっと味方にしてしまおう。
「『供与者』って刺青師のようなスタンド使いのことですね。
刺青師の強さは知りませんけど、際限なく敵スタンド使いが増えていくからにはルンクスを1日も早く倒す必要性がありそうだ」
「最悪の場合、殺すしかないかと思います。
アウレアさんはルンクスを倒す、倒してからどうするつもりなのでしょうか?
下手に生かしておくと害になりそうです」
自分がヨハネスブルクのスタンド使いと遭遇し、倒せたら殺せるのか怪しい。
だが、日本的な良心のエリートではない自分は必要性が有れば殺すだろう。
「出来れば、人殺しはしたくないです。
和解の余地があれば良いのですが和解する気が無いスタンド使いばかりで難しい」
良心とはバランスの問題だ。
それを崩さずに自分はレースを生き残れるだろうか…。
454
:
アウレア・グラウコーピデ『ラヴ・ランゲージ』
:2015/08/24(月) 01:40:08
>>453
(瀬良野)
「殺しは絶対にしない」
断言した。
もしも殺さなければ自分が死ぬという状況でも……
その場合は殺さずとも自分が死なずに済む状況を見つけ出す。
人を殺して幸せな人生を謳歌できるほどアウレアは図太い人間ではないし、
ルンクス『なんか』の為に自分の幸せに傷がつくのを良しとする人間でもない。
「それだけは、しないって決めたんだ」
『ウィルと幸せに暮らす』為ならアウレアは自分の命だって賭けられる。
それは良心というよりは矜持の問題だ。
今日、瀬良野が守ってくれた矜持の問題だ。
だからどうするとかは、具体的に考えてない。
ただ、『再起不能』にして二度と悪さができないようにして……それくらいだ。
和解はしないが、野望は挫く。それくらいしか考えていない。
455
:
ウィル『ヴェノム&ファイア』
:2015/08/24(月) 04:01:49
>>451
「・・・・・最悪 ケリはわたしでつけるわ」
幸いにも、『ヴェノム&ファイア』は命を奪わずに再起不能にすることができるスタンド。
味方に迷惑をかけてしまうなら、その時はその時だ。
足手まといを連れて戦えるような甘い相手ではないことは、重々承知している。
>「・・・・おまえさんらは、『供与者』を相手にするッてことだ」
「・・・・・なるべくなら早めに倒しておきたいわね」
「わたしの体調的な意味もあるけれど」
456
:
瀬良野 徹『アメイジング・クラウン』
:2015/08/24(月) 21:21:16
>>454
「不可能に近いと知りながらルンクスを殺害しない選択をしますか。
人によっては甘ったれたものに見えるかもしれませんが、その選択の出来るアウレアさんをウィルさんは好きだと思いますよ」
「時には対峙する者と同じ位置にまで堕ちる必要があるでしょう。
それでも、報われずとも、それを選び続けられることは尊いって思います」
ほんの少しばかりだが歳を取るにつれ摩耗していく大切な事を思い出せた気がする。
いや、まだまだ自分も若いが…。
「それは別としてルンクスを倒して『花嫁化』が解除されなかった最悪の展開に備え、精神に作用するスタンド使いでも探してみようかな」
見た事はないが探してみると見つかるかもしれない。
その前にお金を稼ぐ必要があるので余裕が無さそうだ。
457
:
『婚約期間』 ─5日目─
:2015/08/24(月) 23:31:08
>>453-454
>>456
(瀬良野、アウレア)
「同感だナ。
コイツは、後に回すほど厄介になる相手だ。
きッちり見つけ出して、仕留める必要がある」
「ま、見つけ出せるかどーかは、
『イルソンチーム』次第になッちまッたがナ」
これは瀬良野に対して。
そして、アウレアとのやりとり、
『殺すか否か』についてのやりとりが終わった後、付け加える。
「どッちが正しいか、決められるのは『勝者』だけだ」
「戦いの中で、考えが変わることだッてあらァ。
──まずは勝ッてから考えな。
『皮算用』は油断しか産まねェ。『無駄』な思考だ」
「やるなら、勝つ為の『算段』にしな」
>>455
(ウィル)
「・・・・これは、『正解のご褒美』だ」
チンッ
エルガマルの指が美しい音を奏で、ウィルの手に輝く弾丸が収まった。
「並苗から『省い』た『才能』だ。
直接相手に当ててもいいし、『ヴェノム』からでも撃ち込める。
『スタンド使い』には相性が悪ィから、
たいした時間は続かねェだろうが、いざッて時にャ役立つだろ。
自分にでも仲間にでも、使うがいい──『無駄』にはすンなよ?」
片目を閉じてみせる、『エルガマル』。
「スタイル抜群な姉ちゃんもいいが、
次に会う時は、男のおまえさんに会いたいねェ。
同じ『銃持ち』として・・・・『生きて帰る』ことを期待してるゼ」
「・・・・じャあナ」
『シャコッ』
──駅の階段から溢れ出た人波が、
『エルガマル』の立っていた空間に押し寄せ、埋め尽くす。
登場時と同じく、『髭の男』は唐突に姿を消した。
残された三人の前には、
黄金町の『ネオンストリート』が、手招きするように続いている。
ド ド ド ド ド ド ド ド ド
458
:
瀬良野 徹『アメイジング・クラウン』
:2015/08/25(火) 00:56:47
>>457
「刺青師の元に行ったかな?
今から自分も刺青師に質問をしに行くから『省い』て欲しかったな」
『アナル・キティ』を酷使し続けたので意思が存在するならば、恨まれていそうだ。
あの看護婦の『才能』が込められた銃弾が使えるとしたら、『省かれ』た『遡行』の時間も再利用されるのだろう。
「お二人にはお世話になりました。
アウレアさんには命を助けられましたし、『アメイジング』の事も感覚的に分かったので助かりました」
「もし、ルンクスを倒せたら結婚しますよね?
そのときは店の地下倉庫から指輪を掘り出して贈りますよ!」
二人を元気づけようと明るく振る舞うがズレている気がする。
若作りな見た目と実年齢のズレが合わさって馬鹿っぽく見える。
「エルガマル氏の言っていた『イルソンチーム』って凄いみたいですね。
青田氏に匹敵する情報収集に向いたスタンド使いも相当なものなのでしょう。
お役に立てなかったけど、『無駄』が嫌いなエルガマル氏が指導してくれたからには意味があると信じ、お金を稼ぎます」
「では、また会いましょう!」
二人に手を振って刺青師の住まう襤褸屋を目指して歩き出す。
459
:
ウィル『ヴェノム&ファイア』
:2015/08/25(火) 19:12:34
>>457
「・・・なるほど 『才能』の弾丸というわけね」
輝く弾丸を興味深そうに眺めた後、頷く。
『弾丸』はひとまず胸ポケットにしまっておこう。
まだ未熟とはいえ『供与者』たるルンクスならば、この才能についても
熟知していると考えて間違いないだろう。奇襲には使えれど、
すぐに対策を練られる可能性は高い。使い所が極めて大事になる。
「ええ もちろん」「引き金の引きどころは・・・少しはわきまえられたつもりよ?」
ウインクをする『エルガマル』に対し、微笑んで頷いてみせる。
『銃型』のスタンド使いは防御力に劣る分、間合いを取って戦う必要がある。
それだけ、他の味方に比べて広い視野を確保できるということでもある。
冷静に戦場を見極め、必要なところで撃つ。その道の先輩である彼の言葉を、参考にさせて頂こう。
> 『シャコッ』
「・・・・・本当に便利なスタンドねぇ」
>>458
>「もし、ルンクスを倒せたら結婚しますよね?
>そのときは店の地下倉庫から指輪を掘り出して贈りますよ!」
「ありがとう ミスター・セラノ」「でもせっかくの申し出だけれど お断りさせて頂くわね」
「彼女へと渡す指輪は 自分の働いたお金で購入して 渡すべきに渡そうと決めているの」
瀬良野の申し出を、やんわりとお断りする。
「こちらこそあなたには感謝してもしきれないわ・・・能力の正体にもこぎつけたし
あの男性を助けてもらったのは あなたの力があってこそだもの」
「無事にルンクスを打破した後は わたしの店にいらっしゃいね」「なんでも奢ってあげるわ」
ふふ、と小さく笑って去りゆく彼に手を振った。
「また会いましょう ミスター・セラノ」
「・・・・・さて アウレア」「それでは私たちも我が家へと帰りましょうか」
アウレアへと手を差し出す。果たして後何日、彼女へとこうしていられるか。
ルンクスは勿論倒すつもりではいるが、それでも刻一刻と心が蝕まれているのは分かる。
だからこそ、彼女を愛することができる内に、アウレアと触れ合っていたい。
460
:
アウレア・グラウコーピデ『ラヴ・ランゲージ』
:2015/08/25(火) 19:53:53
>>457-459
(『省いた無駄』の弾丸化ね)
そういうことが出来るなら、倒したルンクスの無力化も可能だろう。
『後始末』はエルガマルに任せられる。
なら、やはりアウレアが考えるべきは『勝つための算段』というわけだ。
まあ、それが一番難しいところでもあるのだろうが。
「……じゃあね。今日は助かったよ」
去って行く瀬良野を見送り、それからウィルに向き直る。
「……うん、帰ろう」
あとどれくらい時間が残っているのか知らないが、
もはや既に賽は投げられた。
いつまでだってウィルを愛する為に――心の刃を研ぎ澄ますのみ。
461
:
『婚約期間』 ─5日目─
:2015/08/26(水) 00:46:44
>>458-460
(全員)
消え去った『エルガマル』と、
病院での出来事、『過去』、そして『婚約期間』の果て。
様々な事象を胸に、
瀬良野とウィル・アウレアは挨拶をかわし、それぞれの帰途に就く。
いつか再び交わるだろう、その道の先へと。
ド ド ド
ド
カン カン カン カン
「・・・・・・・・・・・・・・・・」
そんな彼らの背中を踏切越しに見つめる、幼い瞳。
黒と白の逆転した奇妙な衣装に似合わぬ、酷薄な視線。
ド ド ド ド ド
ド ド ド
ド ド
『婚約期間』 ─5日目─
終了
462
:
ウィル『ヴェノム&ファイア』
:2015/12/31(木) 22:06:23
『才能の弾丸』への質問をさせて頂きます。
・『有効射程』、『精度』はどの程度でしょうか?(『精度』に関しては針弾も
今まで明確な質問をしていなかったので、よろしければこちらも規定して頂けると助かります)
・『ファイア』を使って撃つ際は、『弾丸』を拳銃に押し込めばそのまま使えますか?
463
:
『ヨハネスブルグの虹』
:2015/12/31(木) 23:17:57
>>462
(ウィル『ヴェノム&ファイア』『才能の弾丸』)
>『才能の弾丸』への質問をさせて頂きます。
>・『有効射程』、『精度』はどの程度でしょうか?(『精度』に関しては針弾も
今まで明確な質問をしていなかったので、よろしければこちらも規定して頂けると助かります)
有効射程は『ヴェノム&ファイア』に同じ(8m)。
命中精度はともに『エアーガン』程度。
本物の拳銃よりは扱いやすく、命中率が高い。
>・『ファイア』を使って撃つ際は、『弾丸』を拳銃に押し込めばそのまま使えますか?
その認識でよい。
464
:
ウィル『ヴェノム&ファイア』
:2016/01/01(金) 02:12:12
>>463
理解しました、回答に感謝します。
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