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【ミ】『黄金町の夕闇』 その2

443『婚約期間』 ─5日目─:2015/08/21(金) 00:42:12
>>440(瀬良野)
『エルガマル』:
「ウィルの言う通りだゼ。
 そンな卑下する必要はねェ」

「およそ、ルンクスの能力も見えてきたことだしナ。
 最後の『謎解き』が出来りャ、十分及第点だ」

>>441(ウィル)
『エルガマル』:
「『アメイジング・クラウン』を理解するには、
 あれッぱかしの情報じャ、まだ難しいだろウよ。
 リスト入りする可能性はあるし、
 警戒はしとくに越したコトはねーがよ」

「体液・・・・そうだ。
 流石にわかッてるじャねーか。それが『正解』だ」

「──だが、最後の『謎解き』はどうだ?」

>>442(アウレア)
念のため、解除後、再度血液の付着した部分を『黄金』化しておく。
とはいえ、表面上、目に見えた変化はない。

「いや・・・・そりャ多分違うな。
 『接触発動』は五万とあるが、
 『体液を送り込む』なんて七面倒な能力は、まず例がない。
 直接的な方法ッてのは、別のモンだろうゼ」

アウレアの出した答えに、『エルガマル』は懐疑的なようだ。

「──おっと。『無駄』はいけねェ」


                           『シャコッ』


>All
気が付くと、三人は『黄金原駅』の駅前に立っていた。

「さて、そろそろお別れの時間だ。
 キャッシュカードはすでに『返してもらった』が、
 『謎』が一つ、残ってる。
 ちなみに、このオレには想像がついてる」

『髭の男』が指を立て、左右に振って見せた。

「今なら、『答え合わせ』してやンぜ?
 『三人寄れば文殊の知恵』らしい。考えてみな。

 『ウィルはどこで、どうやって能力を受けたのか』──だ」


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