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【ミ】『黄金町の夕闇』 その2

439『婚約期間』 ─5日目─:2015/08/15(土) 00:56:01
>>436(瀬良野)
「いや、それも『無駄骨』の予感しかしねェ。
 ここはルンクスの『ねぐら』の一つだろ?
 おまえさんの言う通り、何人もこンな『嫁』がいたとしたら、
 こいつが他に黙ッて向かッて来ると思うか?」

「目的は一つ果たした。おまえさんのレッスンも、一応だが済ませた。
 今日はもう引き上げだ。
 ・・・・オレの財布じャあねェが、『散財』もしたしナ」


瀬良野は看護師のポケットに『コイン』を入れ、
ウィルに血液について尋ねようとし・・・・
それが『尋ねるまでもない』ことに気が付いた。

>>437(アウレア)
ウィルの服についた血痕に気付き、血相を変えて駆けつける。

       ズギュギュギュ!

ウィルの脇腹から全身にかけて『黄金化』させる。

「──落ち着きな、アウレア。
 焦ッても『無駄』が増えるだけだゼ」

そんな彼女の背中に、エルガマルの声。

「ウィルを殺すつもりでもなけりャ、血液を注入するはずがねェし、
 もししてたにせよ、全く気付かねェほど鈍感なタマかよ?
 『蚊』じャねェんだ。注射針を刺されたら誰でもわかる」

>>438(ウィル)
胸糞が悪くなるのを感じながら、自身の変化の先に不安を覚える。

アウレアの声に気付かされた『それ』は、
衣服の右わき腹のに、わずかに染みとなって浮き上がっていた。
位置的には看護師に背後を取られた辺りだ。

だが、痛みは一切なかったし、今もない。
あくまで服についた染み・・・・
もっとも、皮膚に浸透していても全くおかしくない状況ではある。


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