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【ミ】『黄金町の夕闇』 その2

459ウィル『ヴェノム&ファイア』:2015/08/25(火) 19:12:34
>>457

「・・・なるほど 『才能』の弾丸というわけね」

輝く弾丸を興味深そうに眺めた後、頷く。
『弾丸』はひとまず胸ポケットにしまっておこう。
まだ未熟とはいえ『供与者』たるルンクスならば、この才能についても
熟知していると考えて間違いないだろう。奇襲には使えれど、
すぐに対策を練られる可能性は高い。使い所が極めて大事になる。

「ええ もちろん」「引き金の引きどころは・・・少しはわきまえられたつもりよ?」

ウインクをする『エルガマル』に対し、微笑んで頷いてみせる。
『銃型』のスタンド使いは防御力に劣る分、間合いを取って戦う必要がある。
それだけ、他の味方に比べて広い視野を確保できるということでもある。
冷静に戦場を見極め、必要なところで撃つ。その道の先輩である彼の言葉を、参考にさせて頂こう。


>              『シャコッ』

「・・・・・本当に便利なスタンドねぇ」

>>458

>「もし、ルンクスを倒せたら結婚しますよね?
>そのときは店の地下倉庫から指輪を掘り出して贈りますよ!」

「ありがとう ミスター・セラノ」「でもせっかくの申し出だけれど お断りさせて頂くわね」
「彼女へと渡す指輪は 自分の働いたお金で購入して 渡すべきに渡そうと決めているの」

瀬良野の申し出を、やんわりとお断りする。

「こちらこそあなたには感謝してもしきれないわ・・・能力の正体にもこぎつけたし
 あの男性を助けてもらったのは あなたの力があってこそだもの」
「無事にルンクスを打破した後は わたしの店にいらっしゃいね」「なんでも奢ってあげるわ」

ふふ、と小さく笑って去りゆく彼に手を振った。

「また会いましょう ミスター・セラノ」



「・・・・・さて アウレア」「それでは私たちも我が家へと帰りましょうか」

アウレアへと手を差し出す。果たして後何日、彼女へとこうしていられるか。
ルンクスは勿論倒すつもりではいるが、それでも刻一刻と心が蝕まれているのは分かる。
だからこそ、彼女を愛することができる内に、アウレアと触れ合っていたい。


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