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●◎短編小説・曝し場◎●

1イラストで騙す予定の名無しさん:2003/05/05(月) 01:22
お題小説やシチュエーションテーマに乗っ取って作品を晒すスレは別にあります。
ここは、完璧にオリジナルな作品を晒すスレッドなので、
お題やシチュエーションテーマを決めらていると作品が書きづらいという方はここに晒して下さい。

批評なども遠慮をせずにどんどんと書き込んでいってくれれば幸いです。

※作品投稿のルール
・一番目のレスのはじめに、作品のタイトルと原稿用紙換算枚数を明記。
・名前欄には作品のタイトルと、いくつかのレスに分ける場合は”2/7”というように明記してください。
・4096文字・30行のいずれかを超えた場合、省略されてしまうので注意。
・あまり長くなる場合(80枚程度が目安)は、WEB上の作品へのリンクという形で投稿してください。

119奈須 たけお:2003/05/27(火) 09:18
>>118
了解でつ

120イラストで騙す予定の名無しさん:2003/05/27(火) 12:24
「NEVER FORGET」読みました。

 んー、細かい感想は夜にでも書くとして、ひとつ思ったのはあまり電撃向きじゃ
ないんじゃないかなあ、という点。
 それと、かぶり気味だった新人ラッシュの中の作品って何?

121奈須 たけお:2003/05/27(火) 15:15
>>120
読んで下さってありがとうございます。

かぶり気味の新人ラッシュの作品っていうのは、「しにがみのバラッド。」
っていう作品です。
紹介を読む限りでは方向性の類は全然違いますが、「女の子の死神」っていうねっこの部分がかぶったので、
これはまずいかなと思ってセルフボツにしました。

122イラストで騙す予定の名無しさん:2003/05/27(火) 21:04
>>121
それくらい被ってるなんて言わないんじゃないか?
僕血と吸血鬼のおしごとは、「吸血鬼」ってねっこの部分が同じだけど共存してる。
女の子の死神って結構ある設定だよ。それならばそこが被っててもストーリーが違うならなんとかなる。(もちろん面白く書くこと前提)

123イラストで騙す予定の名無しさん:2003/05/27(火) 21:21
>>121
 ああ、なるほど。でも、「女の子の死神」程度なら、被った被らない云々はあまり
気にしなくてもいいかも。

 とりあえず、感想です。
 まず文章ですが、読みやすくまとまっていたと思います。ライトノベルは読みやすさ
が第一なので、この点は評価します。ただ、他の点で……うーん。
 一番気になったのが、構成の面ですね。本題に入るのが遅すぎるかと思います。
中盤過ぎ、彼女が死神だと明かされるまでほとんど波がないので、読み手の方は
いらいらするかあるいは読まなくなる可能性高いです。その辺で、もう少しストーリー
を練った方が良さげ。
 少女レーベル系でも同じようなネタを扱っているものがあったはずなんで、その辺で
どう話を作っているか研究してみるといいかも。

 まあ、そんなところです。

124イラストで騙す予定の名無しさん:2003/05/28(水) 00:19
死に神は武技歩にもかぶってるかも

125奈須 たけお:2003/05/28(水) 05:36
>>122
うーむ、なるほど……。
そういや僕血も吸血鬼も読んでたのに、すっかり忘れてました。
確かに、そうですね。少々気にしすぎていたようです。

>>123
感想ありがとうございます。

>本題に入るのが遅すぎるかと
まったく自覚してませんでした……。
ううむ、そうだったのか。
短編でそう感じさせるのはちょっとまずいですね。

>少女レーベル系でも同じようなネタを扱っているものがあったはず
よろしければ教えていただけませんでしょうか。
少女系には弱いもので……

>124
ブギポ……笑わないしか読んだことないんだけどなあ。

126イラストで騙す予定の名無しさん:2003/05/28(水) 20:19
>>125
>>少女レーベル系でも同じようなネタを扱っているものがあったはず
>よろしければ教えていただけませんでしょうか。
 いや、その辺はっきりしたこと言えなかったんで、言葉を濁したんだがw

最近ので、死神見習い修行中(樹川さとみ、豆)はそのまんまなんで覚えてるんだけど、
後はタイトルすら覚えてないんだよなあ。自分で適当に探してちょ。
(折原みとの天使シリーズにも似たシチュあった気がしたんだが、うろ覚え)

ああ、それと。
「死神」ということでネタを広げるなら、「死神くん」というそのものズバリな
漫画もある(作者:えんどコイチ)。結構面白いんで、読んでみるといいよ。

127奈須 たけお:2003/05/28(水) 23:01
>>126
ご丁寧なレスありがとうございます。
参考にさせていただきます。

それでは、そろそろ名無しに戻ります。

128小骨:2003/05/28(水) 23:42
あー、ほんとにたまたまここを覗いたら、奈須たけおさんがいてびっくり。
ReadingStationの方で感想つけた者です。的外れっぽくて申し訳ないです…。

自分もここで曝させてもらおうと思ったんですが。
まだ終わってないやつなんだけど、いいですか? > みなさん

129イラストで騙す予定の名無しさん:2003/05/28(水) 23:43
いいんじゃないかしら? 多分誰も文句は言わないでしょうしー。

130イラストで騙す予定の名無しさん:2003/05/28(水) 23:43
いいですよ。

131イラストで騙す予定の名無しさん:2003/05/28(水) 23:43
>>128
どうぞどうぞ。
是非ともリンクお願いします!

132小骨:2003/05/28(水) 23:46
ではお言葉に甘えて。
http://www.readingstation.dyn.to/
の「ファンタジー」に置いてある「地図屋継承顛末記」の1,2回です。
奈須さんの真下にありますw

133小骨:2003/05/29(木) 00:39
つか、全部書き上げると短編じゃすまない量だ。
ちとご迷惑だったかも…。

134イラストで騙す予定の名無しさん:2003/05/29(木) 02:43
>小骨氏
「地図屋継承顛末記」読みました。
けっこうすごい。つーか、かなりすごい。
正直、ネット上でこんなイカすガジェット盛りだくさんなSFを読むのは始めてです。
(……なんか自演くさいマンセー書きこみだな。でも自演じゃないYO!)

ただ、ひとつだけ気になるのはこれが『ファンタジー』として投稿されていること。
もう一作の「セミ時雨」は『SF』のところに登録されてるのに。
これは後々、半ダースほどの魔女ッ娘が玩具片手に大暴れ!みたいな展開になる予告でしょうか?
遠慮なく来い!

135小骨:2003/05/29(木) 07:32
>>134
読んでくれてありがとうございます。うわここまで誉められるとは思ってませんでした。

『ファンタジー』に置いたのは、SFの専門知識があまりないので、ホンモノのSF読みの人に
「こんなんSFジャネーヨ」って言われたら言い返す自信がなかったからです。
「セミ時雨」を『SF』に置いたのは、ほのぼのユーモアだからまあいいか、って感じで。

「地図屋-」はこのままの路線で続きます。魔女ッ娘は残念ながら出ませんw
ちゃんとSFって名乗った方がいいですかね。
あと、こんな感じのを投稿するとしたら、電撃で大丈夫ですかね。
ほんとはソノラマ狙ってたんですが、今やってないし…。

136134:2003/05/29(木) 10:57
>>135
レス、サンクス!

>『ファンタジー』に置いたのは、SFの専門知識があまりないので、ホンモノのSF読みの人に
「こんなんSFジャネーヨ」って言われたら言い返す自信がなかったからです。

なるほど。
実は俺も読んだSFはグレッグ・イーガンくらいで、SF素人です。
それなのに「ガジェット」がどうとか、マニアぶった口をきいてすいません。
・・・知らない自分を見つけたかったんだ……

>ちゃんとSFって名乗った方がいいですかね。

うーん、どうなんでしょう。あえて火中の栗を拾う必要はないのかな?
とりあえず俺はあの川舟描写と、未来アジアっぽい幻想的な世界設定に引きこまれました。
素人意見ですが、いまのところ十分SFと呼べると思います。これはよいSFだ。
だって、今はCCさくらが星雲賞を取ったりする未来世紀じゃないですか。

>魔女ッ娘は残念ながら出ませんw

……そこをなんとかなりませんかね?
だって、今はCCさくらが(以下略

137小骨:2003/05/29(木) 16:20
>>134 さん、度々感謝です。
東南アジアSFなんて、やってる人が少ない代わりに需要も少ないかと思ってたんですが、
気に入ってもらえてほんと嬉しいです。

>> ちゃんとSFって名乗った方がいいですかね。
> うーん、どうなんでしょう。あえて火中の栗を拾う必要はないのかな?

SFも広義のファンタジーに内包されるから、まあこのままでいいか、と思い直しました。
場所移すの面倒だし。気持ちだけSFってことで。

ちなみに自分もSFは素人ですが、「ガジェット」って言葉はよく使いますよ、便利だから。
小道具とかそんな意味合いですかね。

>> 魔女ッ娘は残念ながら出ませんw
> ……そこをなんとかなりませんかね?

それじゃ、間をとってメガネッ娘あたりで (違
自分、女なんで萌えキャラの書き方がよく分かんないんですよね。
……って言ったらCCさくらのCLUMPも全員女だしなあ。単に修行不足か。

138イラストで騙す予定の名無しさん:2003/05/29(木) 18:27
女キター。
萌えキャラなんて女書いとけば勝手に萌えるらしいよw

139小骨:2003/05/29(木) 21:00
>>138 そんなもんすかw

140134:2003/05/29(木) 23:08
しのぶれど 萌え出でにけり 萌えごころ
(訳 ああ、魔女ッ娘もいいけど、メガネッ娘もいいものだなあ)

>東南アジアSFなんて、やってる人が少ない代わりに需要も少ないかと思ってたんですが、
気に入ってもらえてほんと嬉しいです。

こういう雰囲気好きです。なんか倦怠感が漂ってる感じで。
お奨めのSFとかありませんか?
イーガンの次になにを読んだらいいのかわからないもので。

>あと、こんな感じのを投稿するとしたら、電撃で大丈夫ですかね。

電撃は色々な芸風を受け入れているみたいなので、大丈夫っぽいです。多分。
今後の展開が「新聞その他を切り張りして物語を構成」みたいなことにならなければ、
充分行けると思います。

俺もとっとと電撃短編に取りかかろう……

141小骨:2003/05/29(木) 23:11
つか、繰り返してほんとに申し訳ないですけど、
こういう感じのを投稿するとして、どこに送っていいかイマイチ分からないんです。
なんかアドバイスあったら、よろしくお願いしますー…。

142小骨:2003/05/29(木) 23:16
ああ、入れ違いでした、スマソ >>134

> こういう雰囲気好きです。なんか倦怠感が漂ってる感じで。
> お奨めのSFとかありませんか?

んー、人によって好き嫌いが激しいですけど、椎名誠の三大SFとか、どうですかね。
世界の壊れっぷりというか、くたびれっぷりが結構好きです。

> 電撃は色々な芸風を受け入れているみたいなので、大丈夫っぽいです。多分。

ああ、それが聞きたかったw ありがとうございます。

143小骨:2003/05/30(金) 10:31
ええと、遅くなりましたが、読んでくれてありがとうございました。
ここで曝してよかったです、ほんと。
この後、名無し潜伏して感想書く側に回ります。

144カウント10:2003/06/18(水) 22:44
今回の電撃一次落ちのものですが、
http://www.readingstation.dyn.to/
のファンタジーの所に晒しました。短編です。
タイトルは、月下に血は謳う、です。

読み返してると、これをUPすんのか〜、と
骨の髄がこそばゆくなるような所もあったりしましたが、
何でもいいのでコメントくださると大変ありがたいです。
お目汚しですが、よろしくお願いします〜。

145イラストで騙す予定の名無しさん:2003/06/18(水) 23:26
ageといた方が。

146イラストで騙す予定の名無しさん:2003/06/19(木) 00:29
軽く読んでみた。軽く聞いてくれると嬉しい。
・導入が短編にしては長い。
・キャラに今ひとつ感情移入できない
・世界についての説明が殆どなく、ここがなんと言う国のいつ、どこなのか変わらない。

147イラストで騙す予定の名無しさん:2003/06/19(木) 01:39
>144
俺も読んでみた。
とりあえず、読める。引き込まれるほどではないが、
問題なく普通に読めた。上手いって褒めるほどではないけど、今後に期待。
気になったのは>>146と同じく、やっぱり世界観かな。
無造作に英語が使われてるけど、この作品世界は地球?
日本人の読者向けに書いてる小説だから地の文でナイフやフォークと書くくらいなら
いいと思うけど、キャラの台詞でもろに「レディ、ゴー」は気になるな。
あと、「血の輸送」というのは不気味さと神秘的な響きがあっていいと思うけど、
吸血鬼や獣人の設定が既存作品のコピーそのままでオリジナリティを感じない。
ラストもダブルブリッドそっくりだね。ハーフなとこも同じ。打ち解けた人の目の前で変身するのも同じ。
馬鹿一な設定をやるのは構わないけど、それなら他の部分でオリジナルなところを感じさせて欲しいかな。

148イラストで騙す予定の名無しさん:2003/06/19(木) 01:50
>>144
私も軽く読んだ。しっかりじゃないけど勘弁。
問題点については概ね146と147の感想と一緒。
個人的に呪いの人形(?)のキャラが好き。レンだっけ。
新しいわけじゃないけど、でも好き。

でもけっこうまとまってるよね。これで一次落ちって、電撃レベル高いのね〜と
改めて思った。
よく言われてるのは、一次落ちは日本語になってない云々だけど、全然そんなことないし。
やっぱりオリジナリティが弱かったのかな。ほかの賞なら、一次突破はいけそうだけど。

149カウント10:2003/06/19(木) 22:37
読んで頂いた方、大変ありがとうございました。

>146
確かに導入は、ちと冗長すぎたかも。
プロットも何も明確でないまま、とりあえずキャラを登場させていったのが
悪かったと思います。
そんな具合で、書いてる方は、世界や舞台設定を読み手に伝える、ってことは
あまり考えず、話をとにかく回すことを考えてたので独りよがりになってしまってた気もします。

>147
世界観…あまり重要視してなかったのですが、やっぱ大事なのですね。
ファンタジーということで、とりあえず剣と魔法の世界にして
人情とアクションを書けばいいと思ってたのですが、甘甘でした。
ダブルブリッドは、読んだことなかったのですが、ありがちな展開といわれれば
何もいえないです。実際そうですよなあ。

>148
一次落ちと言うことで箸にも棒にもかからんってことかな?と
ひとり呻いてたりしたんですが、まあ、そうでもないよ、と
言ってくださる方がいて嬉しい限りです。

10枚程度の短編を投稿サイトに投稿したことはあったのですが、
80枚書くのは初めてでした。
本サイトの方でも言われてますが、短編にする内容ではなかったのかも。
実際、後半は、残り枚数をカウントしながらまとめに入っていたわけで。

でも書いていて楽しかったですし、こうして感想を頂くこともでき
大変ありがたく思っております。

自己分析しますに、とにかく足りないのはオリジナリティ。
文章、構成は、まるでダメダメ、と言うわけでもなさそう?なので
その辺も磨きつつ、独創的な視野、切り口をもてるよう頑張っていきたいです。

150小房:2003/06/20(金) 00:48
 ちょっとだけ作ってみました。MF文庫の短編に出そうかなと思いつつ
ページが足りなくて放置している奴です。どうかご意見いただけたら
幸いです。
http://www.readingstation.dyn.to/fan.cgi?key=33&page=1

151イラストで騙してる名無しさん:2003/06/20(金) 01:42
>150
うむ、可愛いくて良い話だな。ひねりはないが、その分ストレートで要旨も明確だ。
ただ、MF文庫向けというよりは、これはコバルトとか少女向けじゃないかな。
嫌なこと言うようだが、MF文庫みたいな萌えレーベルに送るなら、
主人公は女の子にした方がいい、そして妖精も女の子。
いま、そういうのが流行だから。
「いま何が流行ってるか」っていうのを考えて、そこを踏まえて書く感覚は必要だよ。
プロになるなら、
「ここが売りです、ここが読者にお金を払って読みたいと思わせるポイントです」
というポイントは絶対に必要なんだ。
自分は女の子で、妖精も女の子で、二重に叶わぬ恋。
そこの辺りの葛藤を書き足すとドラマチックに、かつ男性向けレーベルに相応しくなる。
君の場合、最初からあざとくそこの辺りを狙ってないから、逆にいい。
そこを真剣に書けば、純粋なドラマが書けると思う。
この男の子、行動が可愛いから、女の子に変換しても無理は生じないと思うしね。
このままでは、この作品にお金は払えない。

あくまでもこの内容でいくなら、少女向けレーベルを検討した方がいいな。
雰囲気はいいから、大学に行くエピソードを書き足して長編にしてはどうか。
人間の恋人との間で揺れる、みたいなエピソードは恋愛ものとしてプラスになると思うよ。
男の子可愛いし、いけるかもしれないよ。

あとは細かいこと。
冒頭、「夜伽話」はエロい意味があるので別の単語に変えよう。
>もしかしたら夜行性の獣……いや、闇の眷属かも。ひぃっ
ひいっ。が余計。ここだけ主人公の心情と地の文が混ざっちゃってる。

でも「かわいらしい話になるといいな、と思って書きました」という
君の目的は明確に伝わってきた。あと、森の中を歩く描写もなんとなくいいね。
もう少し木々や湿気を含んだ空気の描写、差し込む日差しの描写なんかも加味すればよりよくなるだろう。
虫から虫へ、それらが生息してる場所ってことで自然に森をイメージさせるとこはいい。グッド。
ただ、良い話ではあるが、やや童話ちっくでライトノベルの読者層である中高生にはやや
子供っぽいと思われる可能性もあるな。

このままでは「売りになる要素」が弱いが、もう一工夫すれば良い線ねらえるかもよ。頑張れ。

152イラストで騙す予定の名無しさん:2003/06/20(金) 07:48
>>150
まだ読んでる途中なんだけど…。
「腰までの半ズボン」に引っかかった。
こういう長さの描写って、たいてい下に下に表現しないか?
「膝までの」とか「腿までの」とか。
一瞬、「腰まで…腰!?ちゃんとズボンなのか!?」と思った。

いや、話の大筋に関係ないことなんだけどさ。

153小房:2003/06/20(金) 12:42
>>151
 ありがとうございます。ご提案は、主人公を女の子にして、レズかつ
異種属の恋愛にしたほうがよいか、ということでしょうか。
 もともと童話的な話ではあるんで男の子向きっぽくないというのは
感じていました。おっしゃる通り、大学でかわいらしい女性と知り合っ
て良家の子女でいい感じになりかけて、というエピソードが入ると
女の子向けとしてはとてもかわいらしい話になりそうですね。ただ
将来的に書いていきたいのは硬めのSFとか男性向けのファンタジー
なんで、悩ましいところです。

154小房:2003/06/20(金) 12:43
>>152
 こちらもありがとうございます。「膝まで」の誤字ですね。
151さんのご指摘もあわせてちと修正してみます。

155イラストで騙す予定の名無しさん:2003/06/20(金) 18:16
漏れのスレが上にあがってるうううう。
やったぜw

156イラストで騙す予定の名無しさん:2003/06/20(金) 19:05
>>153
な…悩ましい!?
悩める…を書き間違えたんですか?それとも素ですか?
確かに悩みを感じるという意味があるけど、どっちかってぇと
古文の表現。
あのう…あなたは実はあんまり小説とか読まないひと?
文章の勉強もちゃんとしたほうがいいですよ(<オレモナー)。
私が気にしすぎなのかとも思ったんですが…どうも気のせいじゃないみたいなので。

157イラストで騙す予定の名無しさん:2003/06/20(金) 19:22
>>150
読みますた。これまで小房さんが晒した作品の中では一番、気に入ったりしたり。
ちょっと身を入れて、感想を書きます。

まず151さんも言ってるけど、森の描写が良かったです。いや、森に限らず、全体として
描写の水準が適切であり、それがメルヘンな内容とマッチしていて、非常に親しみやすく
感じました。これはとても(・∀・)イイ!かと。

 気になった点。
 この話、中折れになっていますね。少年期のエピソードと青年期のエピソードの二つが
あって、少年期から青年期へ一気にエピソードが飛んでしまっている。なもんで、中盤の
村の描写あたりで、唐突に話が変わったように感じてしまいますた。これは構成上、
あまり良くないかと。
 一つの対策として、少年期と青年期の間にもう一つエピソードを挟み、暫時移行させる
という感じにしてみたらどうでしょう? 例えば、魔法医の審問に受かり、息せきって
報告に駆けてくるカール。古代語を修得しようと、森の中で辞書を開き、悪戦苦闘
しながら妖精と会話しようとするカール。月夜の下、妖精の案内で森の奥深くにある
秘密の場所に踏み込み、その神秘的な光景に魅了されるカール……ぱっと思いついた
だけの適当な例ですが、こういった小エピソードを間に挟むことで、少年期→青年期の
突然の移行をゆるやかにし、よりスムーズな感じにできるかと。

 あと細かい点。冒頭で出てきた「ドラゴニアン」(竜人)というのはちょっと違和感
です。これって割と最近の、ゲーム的な言葉じゃなかったかなあ。メルヘンの感じで
統一するなら、食人鬼(オーガ、トロル)や黒妖精(ゴブリン、インプ)といった単語の
方が、雰囲気にあうかも。

 この手の話は、筋がシンプルなだけに作者の力量が問われます。この作品は、それを
正面からクリアしていて、なかなかいい感じ。確かにレーベルさえ間違えなければ
良い線にいけそうな作品だなあ、と思いますた。
とりあえず、こんなところで。

158小房:2003/06/20(金) 21:28
>>156
 いやはやまたやってしまいました。この間も「好もしい」とか使って
指摘されていました。昔小松左京にハマっていたのですが、この人
結構古い言葉をSF小説のなかで平気で入れてくるんです。言葉
選びを気をつけるようにします。

>>157
 ありがとうございます。友人に「情景が浮かぶような描写を心がけろ」
と言われ、それに気をつけて作ってみました。
 話がまっぷたつに切れている点は自分でも気になっていました。
ご提案とても嬉しいです。妖精と少年が言葉を交わす所が白いなー
とも思っているところでした。言葉の交わしあい、そして少年の成長、
月夜の湖で踊る妖精、といったシーンを交えていこうと思います。
 「ドラゴニアン」ってのは安易に使ってしまいました。小説では
ドラゴンランス戦記にでてきますね。ゲームでもみた覚えが。
このへんも調整します。
 例えばこれならレーベルどんなところがお勧めでしょうか。
というのは前2作の通り自分自身はSF者で、ファンタジーに
挑戦したら童話になってしまった(笑)という事情でちと悩んで
います。MF文庫とか電撃HPみたいなところを狙って書き
はじめていたつもりだったのですが。

159イラストで騙す予定の名無しさん:2003/06/21(土) 00:47
>>158
156なんですが…えーと。
私の書き方が悪かったみたいだなー。
好もしいも、悩ましいも、別に使ってもいいんです。
使い方、っていうか。
普通は、悩ましいも好もしいも(いや、好もしいはどこでどういうふうに使ったか
知らんけども)、自分に対しては使いません。自分以外に対して使います。
さらに言えば、悩ましいについては、多くは悩みを感じるという意味より、
その対象から刺激を受けるという意味で使います(例外もあり)。
例えば、すっごい安直だけれども、せくしーねえちゃんが色っぽく溜息なんかついている様とか、
スリットからのチラリズム(…例が極端だな)とかを、悩ましい、とか言ってみたり。
本を読んでるとたくさん出てくるよ。
言葉選ぶ前に本読んだほうがいい。

少なくとも間違えるのは小松左京のせいではないですよ。
つか、小松左京もあそこで悩ましいところですは言うまい…。

160イラストで騙す予定の名無しさん:2003/06/21(土) 00:48
>>158
電撃でいいんじゃない?
あそこ懐深そう。
待つのが苦じゃないなら富士見とか。

161イラストで騙す予定の名無しさん:2003/06/21(土) 03:20
上のスレで叩かれてるみたいなんで、ちょっと気が引けますが。
>祖父が幼い頃には、既に妖精は絶滅したと言われていたそうだ。
とあれば、でも今は違うんだな、と読んでしまう可能性が高いので、私なら
>祖父が幼い頃には既に、妖精は
>祖父が幼い頃でさえ、既に妖精は
のようにします。
>妖精は人間とともに生きていくことはできない。
と断言されているので、それは何故?と思うのですが、説明がなく「だから」
となります。私なら、この一文は、意味がないので消します。
>わたしが寝つかない時に、よく昔話に話してくれた。
これも違和感があります。
「昔話」は「個人の経験談」とはちょっと違うと思います。
>寝付けないでいるときに、昔の話として/昔話の一つとして、
くらいで良いと思います。
夜伽話、としたのは「おとぎ話」は陳腐、と思ったからでしょうが、
「夜伽」のもつ意味を考慮すると、151さんと同じく、私ならつかいません。
>子供だったわたしは一生懸命聞いたものだ。
一生懸命、というのは、こういう、じっと聞いている場合には
向かない形容だと思います。
その話に夢中になった、くらいで良いと思います。

重箱の隅をつついているのは承知していますが、文章の細部に配慮が
欠けているのが、小房さんの大きな欠点の一つだと思いますので、
過剰なくらいに大げさに指摘してみました。

162小房:2003/06/21(土) 21:23
>>159
 うお。どうも自分が語法として正しいと思っていたものが実際には
間違っている、ということが多々ありそうですね。これはとても不利
なことなので、ライトノベルと純文学両方を読んで自分を矯正して
いくようにしたいと思います。

>>160
 電撃でカテゴリエラーにならなさそうですか。電撃HPの短編募集
が近いですよね。がんばって推敲して挑戦してみようかしら。

>>161
 いやいやとんでもないです。ご意見とてもありがたいです。そう、
最初はちょっと気になっていました。いろいろ考えた末のことでは
あるのですが、どうしてもしっくりこない感じがしていました。祖父が
のくだりはまさにそのまま使わせて頂きます。しかし、次の「妖精は
人間とともに生きていくことはできない」ですが、理屈無用で妖精
は人間と共存はできんのだよ、ということを先に(妖精が人間に
接触すると死んでしまうんだ、と読者に誤認させるために)なにか
こうした言葉を置きたくあります(ここでなくても構わないのですが)。
どんなものでしょう。
 その後の昔話、のくだり、一生懸命、のくだり、とてもありがたい
です。「昔の話として話してくれた」「夢中になって聞いたものだ」の
ほうがずっとずっといいですね。

 重箱の隅などとは言わず、こんなに読んでもらってとても嬉しい
です。もっともっと欲しいくらいです。
 また、自分でも単語選びに気をつけるようにします。ありがとう
ございます。

163イラストで騙す予定の名無しさん:2003/06/22(日) 01:22
>162
俺も電撃がいいと思う。
じゃなきゃ素直にコバルトだね。でもその場合、妖精は男の子に(藁
とりあえず電撃に送って駄目だったらコバルトにすれば?
それでも駄目なら長編に書き直してみるとか。

164イラストで騙す予定の名無しさん:2003/06/22(日) 01:38
>理屈無用で妖精は人間と共存はできんのだよ、ということを〜省略〜
>どんなものでしょう。
確かにそのとおりですね。

ただ、説明抜きで設定を述べるのは必要ですが、
読者に誤読させる目的で押しつける/押しつけられるのは、好きではないです。
だから、私なら、消えていった、と言う事実だけ述べます。
(もちろん、これくらいなら許容範囲、という人もいるでしょう)

何か書くとしたら、理由はわからないが消えていった、
昔から何故かそう言われている、という意味の文にします。

頑張ってください。

165小房:2003/06/23(月) 02:14
>>163
 ありがとうございます。みなさんにご指摘いただいたところを見直し、
また推敲を徹底的にやって電撃送ってみます。村でのエピソード等
を入れ込んだ長編への改稿も視野にいれておきます。

>>164
 ありがとうございます。そうですね、「妖精は人とともに生きる
ことはできない」の文章は後半の(青年編の頭)頭にも出てくる
ので、こちらがあれば(こちらは各章の飾りとして使う文なんで
この言い切りでいいかと思っているんですが、どうでしょうか?)、
文のはじめの同じくだりは削除しちゃってもいける、と思いなおし
ました。どんなものでしょう。

166164:2003/06/28(土) 00:58
上手く言えないんですが、この作品はどちらを狙ってるんでしょう?

1.読者をひっかけて誤読させる/驚かせるのが楽しい
2.ラブストーリーで楽しんでほしい

それによって変わると思います。
これ以上は小説の構成に絡むんで、小房さんの判断でしょう。

この文が必要かどうか、使う表現は別の方が良いかどうか、
もっともっと悩んでください。

あと、二つ付け加えておきます。
googleでは、
"人類の版図"104件、"人間の版図"7件、"帝国の版図"477件。
"夜の帳が降りる"は477件、"夜の帳が覆う"は2件でした。

167小房:2003/06/28(土) 01:32
>>166
 ありがとうございます。悲恋と思わせておいて、最後に救いと
小さな驚きを与えるというものになると思います。従って2を
中心としますが、1がまったく無しとはしません。
 とはいえすいせん、いじくっている間に該当部分はやはり
煩雑に感じるようになり、やっぱり削除してしまいました。また
用語について自分はかなり配慮が足りないようで、ご指摘
ありがたいです。版図については「人類がその版図を広げる
につれ」、帳については「夜の闇が森を覆っている」でいこうと
思います。いろいろいじって苦しみながら楽しんでいます。また
ぜひお気づきな点ありましたら教えてください。

168どっかのスレで一瞬、話題になった小説を晒してみる:2003/07/20(日) 01:29
「でも、東四大だとか東京都はこの人工島作る大バカ計画のゴタゴタでここの利権を結構、得たでしょ」
時速百数十キロで走るワゴンに当たる海風は思いのほか騒音を出す。
「……えっ?」
ドスッ。
走行中に道路と道路のツギハギに乗っかったらしい。
普通の高速道路に比べて、この海上アクセス道路のツギハギがあまりにも少ないので忘れていた。
「普通に考えれば、おかしいと思うでしょ。
今時……高度経済成長期にだって、こんなハコモノ公共事業なんてないわよ?
まぁ、裏で数兆は流れたわね……」
「……」
「まさか不安にさせちゃったかしら?
それでも、こういう広大な試験場が出来るのは科学者として嬉しいものよ?
それに金にうるさい東四大が相当、関わってるんだから、ただの無駄遣いには終わらせないでしょ」
「……」
「未来の納税者に新しい負担が掛かることなんてないわよ。安心して」
「いや、壮大で面白そうだなと、だってかっこいいじゃないですかっ、なんかホントにスゴイです」
「面白い子に当たった……かな」
「すみません、少しうるさくしすぎましたね」
「まぁ安心して私はそれぐらいでうるさいって言わないし。変に静かな子よりマシよ。
発情期をぶっ潰してまで、こんな辛気臭いところ来るぐらいだから……」
「でも、夏休み一年分ぐらいなら捨てる価値はあると思います
一回の高校生がこんなところにいけるんですから」
「ただの夏休みにはならないかもね、少なくても君の人生を変えるのはまちがないないわ」
「なんとなく望むところです」

169どっかのスレで一瞬話題になったワナビ小説の引用:2003/07/20(日) 01:34
しばし沈黙ののち、渋谷さんは片手をハンドルに置いたまま
肩越しにこっちへ振りかえった。いつのまにやらメガネを掛けている。
「まぁ形式じみてるけど……それでは、『東京最先端海洋技術研究所とミヤコドリ島へようこそ』」
握手しましょうと言う笑みとともに、手が僕の前に差し出された。
僕は後部座席から少し腰を浮かせてその手を握った。
渋谷さんにされるがまま握手した手をブンブンと数回振りまわされた。
「よろしくおねがいします」
「プッ!」
「なんですかッ、いきなりに噴出して」
「いや、ミヤコドリ島よ、ミ・ヤ・コ・ド・リ、ホントに笑える……
でも公募で私の名前が決まらなくて良かったわ」
「あのぉ……ものすごい心配なんですけど……運転は良いんですか?」
「安心して、運転席に人が居ればオートで運転をやってくれる頭の良い車なのというのはね、」
『ミヤコドリ島まであと二キロ』とおなじみの道路看板が、時速百二十キロで後方に過ぎていった。
少し前までは渋谷さんは首都高のコミ具合に異議を申し立てていたのに……遂に「ここ」まで来たか。
うっかりと視線をウインドガラスに戻すと
僕は「やり遂げる」前の情緒を噛み締める暇も無くミヤコドリ島を見てしまった。
風通しの良い硬質なビルディングは陽光と海面からの乱反射を受けて僅かに眩しい。
人工海岸は夏真っ盛りなのに海水浴客で埋まっていない。
海風を受けて勢い良く回る風力発電用風車はもう珍しいものではなくなってしまった。
東京最先端海洋技術研究所―パンフレットでしか見たことがなった僕の憧れの場所―が
わずかながら見えた。
今はまだ、ここへの招待状ととも郵送されたパンフレットの表紙絵の方が
詳細にその全容を知ることができるけど
これから、僕はあの島に入り、たった一ヶ月だけの住民となる
その日から、僕に研究所の近くのホテルの一室で暮らし、あの場所に通う。
確かに夏休みの内の一ヶ月だけの体験だろうけど、僕の人生を変えるの明らかだった。
科学技術が僕だけでなく人々の生活を変えていくのなら、確かに未来がそこにあった。

170イラストで騙す予定の名無しさん:2003/07/25(金) 02:18
>>168
文章がかなり下手で(表現がとっちらかってる)、そのうえ独りよがり。
でも、書こうとしてる物や感性そのものは悪くないと思った。
推敲すればよくなるじゃん。

171イラストの騙された名無しさん:2003/07/27(日) 15:11
>>168-169
正直言って、何が何だかさっぱりわかりません。
これは自分のじゃなくて、どっかの誰かのを晒したの?
さあ、突っ込め、ってこと?
いやもう突っ込む以前のシロモノですよ。

172イラストで騙す予定の名無しさん:2003/08/20(水) 01:39
天才。

173イラストで騙す予定の名無しさん:2003/08/24(日) 18:36


 ぼくは、まだ生まれてから数カ月の時、神経芽細胞腫という病気になった。小児ガンの一種で、手おくれになると死んでしまう事もあるらしい。この病気になっているという事がわかったのは、生まれて数カ月たった時に行った尿検査のおかげだ。それ以来、ぼくは入院することになったと母から聞いた。父や母は、一時ぼくのことをあきらめかけたという。祖父などは、初孫であったぼくが助かるように毎日仏様に拝んでくれていたほどだ。そのおかげか、手術は成功した。
 しかし、ここで問題となったのが手術代である。だが、心配していた入院費や手術代は全額、当時ぼく達が住んでいた横浜市が出してくれたのだった。
 その話を聞いてぼくは、びっくりした。自分の知らない過去を知ったと同時に横浜市が手術費や入院費を出してくれたという事をだ。
 日本は子供の健康状態や病気への予防に対して多額の税金が使われているということだ。ぼく達がまだ小さかったころは国が予防注射を行っていたらしい。それに、今でも学校などでは、身体測定や目の検査や尿検査を行っている。このような事が行われているおかげで、ぼく達は健康に暮らす事ができるのだと思う。
 ぼくの場合も、国が検査をしてくれたおかげで病気を早期に治療することができた。しかも、治療費までもが無料ですんだ。
 これは、みんなから集めた税金でみんなのために医療設備を整えたからである。日本国民は税金を納めているおかげで病気などにならないように検査を受ける事ができるのだ。そして、もし病気になっても早期に治療する事ができる。これは、とてもすばらしい事だと思う。もし、税金がなければ何千もの子供が命を落としているだろう。
 税金とは人々を助けるために使われるお金だ。税金は,社会へ参加するための入場料なのだから、そこに住む人は払わなくてはいけない。そのかわり税金を払っていれば病気になって困っている時などは治療費をもらえる。それに税金は募金とはちがう。募金は余裕のある人が困っている人を助けるためにする。だが、税金は自分達も払っているので困った時はお金を出してもらうのはあたりまえなのだ。自分達が払っている税金によって保護される事は恥ずかしい事ではない。
 ぼくは、自分の生まれたばかりのころの話を聞いて税金の大切さを身をもって知った。今後ぼく達は税金をより有効に使って新しく生まれてくる子供達の尊い命を守り、子供達が健康に暮らせるような環境をつくらなければいけない。

174イラストで騙す予定の名無しさん:2003/08/26(火) 19:35
>>168-169
SF好きな自分としては、けっこいい感じがした。研究所の名前とか自動車とか、
研究施設に入る前の緊張感や嬉しさも感じる。
会話もけっこう面白い(けど、なんか微妙に文章が文法レベルで変なのが変)
でも、これだけじゃよくわからない。

>>173
お説教。見方も一方的だし。
仮に書いてあることが100%正しいとしても、小説ならば、
税金が会計検査院が調べられない民間に流出してたり、
税金払ってない奴とか、税金は払っているけど税金でかけてもらったコストの方がでかい奴とか、
もっといろんな見方が可能で、そういうのをある意味戦わせて
ドラマはなんぼだと思う。

175イラストで騙す予定の名無しさん:2003/08/27(水) 12:31
ありがとうございました>>174

176173:2003/08/27(水) 12:37
でも、15歳でこんなこと書いていいんでしょうか・・・・

177イラストで騙す予定の名無しさん:2003/08/28(木) 07:16
コメントが意味不明

178イラストで騙す予定の名無しさん:2003/08/28(木) 13:30
>>173てなんかのコピペだと思ってた

179イラストで騙す予定の名無しさん:2003/08/28(木) 20:10
ぼくには向いていないようです・・・・逝きます

180イラストで騙す予定の名無しさん:2003/08/28(木) 20:58
http://216.239.33.104/search?q=cache:UJ2FNqNqTA8J:www.tax.metro.tokyo.jp/school/sakubun/14junior/matida.htm+%E7%A5%9E%E7%B5%8C%E8%8A%BD%E7%B4%B0%E8%83%9E%E8%85%AB%E3%81%A8%E3%81%84%E3%81%86%E7%97%85%E6%B0%97%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%81%A3%E3%81%9F&hl=ja&ie=UTF-8
これか。

181イラストで騙す予定の名無しさん:2003/08/30(土) 02:38
税かぁ・・・ふー

182イラストで騙す予定の名無しさん:2003/09/04(木) 21:57
The clear blue pupil.
The waist which became tight tightly.
Ponytail of black hair.
She is beautiful.
And I fell in love with her.

183人、いますかね?:2003/09/04(木) 23:47
一週間前から「今度こそ!」と思って新小説の準備を初めました。少し長い奴書こうかと思ってます。
大体のあらすじやキャラ、世界観の設定をここに書き込んでもよろしいでしょうか?
「この設定なら後はお前次第だ!」とか「いくらなんでも無理だな、考え治せ」等感想いただけますか?
「他のスレ行け」と言われたら素直に出ていきます。

近未来ファンタジーの世界の軍学校物なんですが、電撃の学園物語には
「放課後」「二人」等当てはまらないのでここに目をつけました。

184イラストで騙す予定の名無しさん:2003/09/05(金) 10:44
ぜひ見てみたい

185イラストで騙す予定の名無しさん:2003/09/05(金) 10:45
追記。
ここではsageないほうがええよ。
ageたほうが皆に気づいてもらえる。

186183:2003/09/05(金) 19:14
ありがとうございます。了解しました。
読んで貰えるそうなんで明日カキコするつもりです。
少しでも面白そうに見られるように分章を推敲しております。
なにしろ教養の授業の時に少しずつノートにメモしてたことをやっとこ一つの文にまとめ始めた訳でw

俺の小説がラノベとして発売されるのは多分無理でしょう。いいネタがなかなか思いんで。
でも一次予選ぐらいは突破して田舎の両親や兄弟を驚かせたいのです。

187イラストで騙す予定の名無しさん:2003/09/07(日) 22:59
明日は過ぎたわけですが

188イラストで騙す予定の名無しさん:2003/09/07(日) 23:25
まあいいじゃん。学生は忙しい。

189イラストで騙す予定の名無しさん:2003/09/08(月) 02:27
みなさん何歳ですか?私はリア厨です

190183:2003/09/09(火) 16:42
ごめんなさい。回線の問題でずっと繋げませんでした(涙
(元々これは5人のミス研の話だったのが、俺の頭でミステリーは無理だと気付き
軍学校物にしよう!となり、ダメだ!俺の文じゃ戦闘が面白く無い!
そうだ、魔法軍学校にしよう、となったものです。
つまり俺には文才がありません。かなり無理して書いたということをご承知ください。

それじゃあ設定を書きたいと思います。ご指導よろしくお願いします。

191題名募集中(1/5):2003/09/09(火) 16:44
世界−近未来のとある国の話。この世界には魔法がありモンスターがいる(ファンタジーの基本か)

国−経済が豊かな島国。魔法軍学校が5つある。(まだできたばかり)
この国でただ「学園」というとこの軍学校のこと。とても頼りにされている。
都会はマンハッタンみたいな感じだが田舎にはまだまだモンスターがいる。
物語の舞台は学園の一つ、「シュライク」←名前変わるかも

魔力−遺伝とは関係無く突然持って生まれてくる。
これを持ってる人は身体能力のすべてが2〜10倍で、更に魔法も使えるので普通の人では手がつけられない。
銃も保持者の持つ防御結界に阻まれて意味が無いし、そもそも当たらない。
つまり保持者を倒せるのは保持者だけである。(これ重要)
魔法は大きく分けて攻撃、治癒、保護、障害に分けられる。
才能によって覚えやすい魔法と覚え難い魔法がある。(学校のどの授業が好きか、なんかと同じ)

192題名募集中(2/5):2003/09/09(火) 16:45
学園−国中から魔力を持っている人を捜し、スカウトして連れてくる。
ここに4月に入れられると入学者の中からランダムで5人のチームを組まされる。
(志望者が出ると動いたりする。毎年50人程度が喧嘩で死ぬ)
チームメンバーは同じ時間割で訓練を受け、同じ「ホーム」に住むことになる。
「ホームとは学園内にある寮みたいなもの。キッチンとテーブルのあるリビングと5人分の寝室からなる。
カードキーでリビングに入り、そこから各自の寝室に行ける。
生徒は常に胸に名前、生徒番号、所属チーム、そして「ランク」が書かれたバッチを付けなければならない。
毎週ランクに応じた給料が出るので、生徒達はそれをやりくりして生活していく。
シュライクは前校約3000人、600チーム程度。
校内はドーム型でとても広く全部見て回れば3時間はかかる。全8階。
(FF8のガーデンがでかくなったのをイメージしてください)
校内には電気屋や本屋、服屋や小さなデパート、図書館や映画館、更には風俗まであり、(噴水なんかも)
食事処にいたっては15件もある。だから外が恋しくなることは少ない。
生徒同士の喧嘩や脅迫、いじめが耐えない。したがってトラブルを起こしたくなかったら
夜10時以降は外を歩かない方が無難。昼のシュライクはまったりなのだが(大学をイメージしてください)
チームメイトはランダムで選ばれたのだが色々ありエリートチーム「Intelligent」や
不良チーム「BLOOD」、女子プロみたいな豪傑女チーム「アマゾネス」なんかは試合で当てるつもり。
他にも白文で女四人にこきつかわれているかわいそうな男がいるチームや男四人にひどいことされてる
女がいるチームがいる、なんてことを紹介するつもりです。
ちなみにチームが男女混合なのは分けてる他の学園の女のチームの立場が弱かったり、ホームに突貫され
レイプされる事件があるなど、うまくいってないから。・・・ってことにしましょう(笑)
9時から12時、1時〜5時までは訓練。実践形式のものや、ただの体力作り、中には「魔導学」みたいな
授業形式のものも。みんな卒業したいのでさぼる奴少なし。5時以降は何しようと自由。水、日は休み。
十時以降のホームや店以外の校内は90%の照明が消える、がまだまだ歩けるので不良がうろつく。
好きな人同士が集って5時以降や休みに活動する同好会なんかもある。

193題名募集中(3/5):2003/09/09(火) 16:46
ランク−様々な分野の成績の総合結果。S〜Fまでがある。学園ですることのほとんどにこれが必要。
例えば・・・「この階段はE↑です」「この店はD↑です」「私服はC↑です」「エレベーターはB↑」等
もちろん向上心を作るためのシステム。
A〜Bになると学園でかなりの有名人。その人はもちろんチームメイトもでかい顔ができる。
Sは創立以来出たことがないのだが・・・

クリミナルフーリッシュ(仮)−主人公達のチーム。通称クーリッシュ
ルークがリーダーの有名チーム。その年に入った犯罪者3人を全員入れ、目付約として優秀な
二人をランダムで放り込んだ、唯一意図的に作られたチーム。チーム名はシルヴィーナが「どうでもいい」
と白紙で出したのを悪戯書きされて命名されたもの。ここまで書かれたのに シ「それでいい」だそうだ。
現在は4人。一人をいびり出したから。誰も入りたがらないので4人のままであった。
残る四人はいびり出した時意気投合し、なかなかのチームワーク。
朝飯はベアーが作り、昼は毎回違うレストランで食い、夜は毎日ビアガーデンで一時間、盛り上がる。
(三人のランクが優等生なのに加え、スリや情報屋などをしてくる奴もいるので金には困ってない)
余談だがシュライクBBSの「クーリッシュ死ね!」スレは「雑談するべー」「ロートレック教官死ね!」
「看護のパル先生はエロかわいい」に次ぐ人気。困ったもんである。

194題名募集中(4/5):2003/09/09(火) 16:48


キャラ設定(歳や能力などを書きました。文庫化したらピンナップに乗せてもらいたいなんて妄想してます。
その他の科目はまだ考えてません。色々出したいと思っていますが。)

ルーク:チームリーダーの19歳青年。赤髪の普通の髪。
ちょっとその場の雰囲気に流され易い好青年。基本的に苦手分野が無い。
人に好かれやすい。特に悪人に好かれる。少し優柔不断なとこがある。女の子に弱い。
武器は槍を使ってる。杖等の補助無しで魔法が唱えられる。
学園へは、自分から志願してきた。優秀だから学園は当時歓迎したのだが・・・。
格闘:B 魔法:B 総合戦闘能力:A その他色々もA〜C  ランクB
「げ・・・そんなもんなんだ?んじゃしょうがないか」「まあ、やれるだけのことはやってみるさ」

シルヴィーナ(シルヴィ):チームの頭脳的存在の21歳青年。銀髪を女のようにコシまで伸ばしてる。
学園一の美男子。女に間違えられる。頭いい。他人に冷たい。たまにおちゃめな一面も見せたり。
口には出さないが初めて出来た友達であるチームの仲間を気に入ってる。なんだかんだ言っていつも
助けてくれる。口調はいつも怒っているようだが、チームの仲間は微妙な感情の変化が分かる。
軽く長い刀を接近戦時使ってる。腕はまあまあ。杖等の補助無しで魔法が唱えられる。
自分両親の仇を皆殺しにし捕まるが、戦闘能力と頭脳を買われ学園へ。死刑級犯罪者。
格闘:C 魔法 A 総合戦闘能力B そのほか色々は優秀(プログラム等) ランクA
「知るか。たまには自分で考えるんだな」「・・・のーこめんと」「?・・・お前、俺男だぞ?」

フェイ:生意気な16歳少女。緑髪ショート。
一番年下なのに他の仲間にタメ口である、がなぜかそれが許せてしまう憎めない少女。
学園内でスリをしてチームの飲み代を作ってくれる。身長が低く胸が無く気にしている。
スリや密偵に長け、素早さだけならチームNo1。噂好きで情報屋のマネなんかもしている。
ナイフを投げたりして戦う。補助無しで魔法を唱えられないが、精霊石のついたナイフが杖代わり。
スラムでスリをしていて捕まる。長かったので結構な犯罪者。その後警察でスカウトされた。
格闘:D 魔法:C 総合戦闘能力:D その他色々の密偵や情報等はA  ランクD
「へっへーん、どう?この財布、結構重いわよ♪」「好きになっちゃったもんはしょうがないでしょ!」

195題名募集中:2003/09/09(火) 16:50
本名不明。ベアーと名乗ってる:野生感あふれる20歳・・・には少し見えない青年。黒の短い逆毛。
いつでも声がでかく豪快なお兄さん。だが自分は頭悪いのを自覚しているので何かを決める時は
あまり口を出さないという控えめな面も持つ。趣味はバイクに釣り、スポーツに料理etc・・・と多趣味。
魔力を拳に集中し、そのまま相手を殴るという珍しい戦い方をする。その勢で魔法は一切使えない。
町で夜レイプされてる子を助け、加害者の少年を全員殺してしまい捕まるが、学園へ。死刑級犯罪者。
格闘:A 魔法:F 総合戦闘能力:A その他色々は全部へぼい(特に勉強系) ランクB
「やっぱお前がいないと盛り上がらんわい!」「喧嘩を売ってるとみなす!表に出ろこのやらぁー!」

マリアテーゼ(マリア):金髪でお嬢様風の髪型。19歳の女の子。詳しくは書けないんで本編にて。
なんでもできる天才少女。転校してきた。クーリッシュの新リーダー。
四人のことを屑と思っていてとても嫌み。だけど本当はいい子。
西洋剣を武器に使う。全魔法を補助無しで唱えられる。
格闘:A 魔法:A 総合戦闘能力:A その他色々全部A  ランクS
「本当に・・・私なんかでいいの?」「−−−−−マリアテーゼって言います。・・・よろしくね。」

ミッシェル:青髪。なんかポケモンのコジローみたいな髪型だと思っといてほすぃ。
元クーリッシュのリーダーだったがいじめで追い出された。
いやみ。自分が優位に立つと調子に乗り出す。今はエリートチームの下っ端。


大体の流れはまたすぐにUPしますんでそちらの方の採点もどうかお願いいたします。

1961/2:2003/09/10(水) 01:31
 全体としてはなかなか面白そうな設定。蓬莱学園ファンタジー版かな?

○設定部で詰めておいた方が良さそうな所。
・>銃も保持者の持つ〜〜
 んー、世界設定は現代+モンスター+魔法?
 力関係としては、
 保持者>銃所持者・モンスター>一般人
 なんだろうけど、銃とモンスターの力関係はどうなっているのだろう?
 また、保持者が対モンスターや対非保持者として銃を持つことはないのか?
 銃と魔法を組み合わせた複合戦闘術みたいなものは存在しないのか?
 
・学園内部と外部との関係
 ストーリー自体は学園内部だけだからあまり関わってこないけど、作者としては
これも一応考えておいた方が良さげ。
1.まず、魔法学校は社会からどのように見られているのか?
 エリート養成校として嘱望か、普通の職業学校みたいなもんか
 泣いて止められるようなところなのか、変人の巣窟だと思われているのか?
2.学校と社会との物理的距離
 近くの街からどれくらい離れている? 
 街のちょっと外れにあるだけでその気になればいつでもアクセスできるのか?
 それとも離れ小島でまったく外部と接触がないのか?
 3000人規模の学校なら、それを維持するための一般人も結構必要だと思うけど、
 彼らの生活は?
3.入学システム:志願制か徴集か?
 例えば全国に調査機関みたいなのが張り巡らされていて、才能があるとみるや自動的に
徴集される仕組みなのか?
 あるいは、志願者が応募し、テストを経て入学するようなシステムなのか?

1972/2:2003/09/10(水) 01:32
4.卒業後の進路
 魔法の系統をみる限り、卒業後はほとんどが軍事関係、一部医療関係、ドロップアウト
してヤクザの用心棒、といったところかな?
 生徒達の間では、どのような進路が想定されているか?
 また、どの進路がランクが高く、どの進路は普通、どの進路は落ちこぼれ、
と考えられているのか?

・教師の位置
 単に講義(授業)をするだけで、ホーム制とは無関係なのか?
 ホーム毎に担当教官がついて、指導していくのか?
 一番、考えられるのはこの2パターンなんだけど、成績が生活に直結するこの学園の
システムだと、優秀な教師は人気が高く、教師が生徒を選ぶ師弟制度に近いものも想定
できるかもしれない。

・チームが男女混合
 生活指導上、問題あり(ホームのことね)。
 別に男女混合でも構わないが、理屈づけはしっかりしておくこと。
(補足:
 つーか、やりたい盛りの男女を同じ屋根の下に置くのは、結構無茶な設定。
性欲なしにするのは不自然だし、ありにするとそっちの描写も必要になって話がずれる。
この路線でいくなら「共同生活をするが、セックスはタブー」にできるような設定が必要
なわけね。この辺、私生活で必ず触れるところだから、しっかり設定しておく必要あり。
)

○キャラ設定
 筋がうpされるまで保留。
 ただ、ぱっと見た感じではバランス良さそう。

 全体として、設定は○。きちんと詰めればイケるものになるかと思う。
 がんがれ〜。

198イラストで騙す予定の名無しさん:2003/09/10(水) 23:42
設定はありがちかな。とはいえ、それは仕方が無いことでもある。
話の流れに期待してます。

199イラストで騙す予定の名無しさん:2003/09/11(木) 00:34
セックスに関しては、三十まで童貞なら大魔術師になれる。
でよろしか。

200題名募集中:2003/09/12(金) 00:11
皆様感想ありがとうございます。特に196様、くだらない妄想設定を
読み込んでいただきありがとうございます。
書き足りなかった所、考えてもいなかった所、新しい案を貰えたこと、
感無量です。つたない文章なのでうまく伝えられませんが本当に感謝しております。

銃について。
一般人はモンスターを倒す時銃を使いますが、やはり効くモンスターときかないモンスターがいるという設定でした。
その他のことに関しては考えていませんでした。本文を書く前に良く考えてみようと思います。
1.まず、魔法学校は社会からどのように見られているのか?
エリート養成校ということになってます。任務を与えられた生徒が外に仕事をしにいくこともある、と本文に書くつもりでした。
基本的には非常に頼りにされてますが、町や国によって嫌われていたりもします。
2.学校と社会との物理的距離
これは町から少し離れた所という設定でした。高い階まで行けば町が見えます。
一般人は住み込みで働いていたり、町から通勤したりです。
夜もやってる店の店員は住み込みってことになるです。
3入学システム
国中を探して年に5000人程度しか見つかりません。とても貴重という設定です。
魔力を持ってるとみなされるとスカウトされますし、例え犯罪者であろうが才能があれば釈放されます。
4卒業後の進路
196様のお考えの通りです。だけどみんな軍事関係者なることが前提で入ってきますのでやはりほとんどが軍隊かと。
治癒魔法しかできない、といった専門馬鹿がその他の関係に行くことになります。
・教師の位置
単に講義(授業)をするだけで、ホーム制とは無関係という設定でした。
じゃないと一部の生意気なキャラが教師と色々ありそうですし、教師を目立たせると漫画のナルトみたいになりそうなんで(^^;
ただ師弟制度ってのはとても面白そうなんで困ってしまいます(笑
やってるチームもあるってことにするか、それともシルヴィあたりに剣の師匠がいるということにするか・・・。
・チームが男女混合
言われてみれば(;・∀・) こっちの方がよっぽどレイプ等多そうですね・・・
全チーム腹ボテだらけになってしまうw
危なかったです。そこまで深く考えてなかったので。

201題名募集中:2003/09/12(金) 00:13
本文です。〈〉で閉じてある所はこんな感じです、というところでまだ文は考えてません。
序章だけ大体できてますが、マリアのセリフ等はまだ全然仮のものです。もっと生意気なセリフにしたいと思ってます。

(序章)
酒場の中に入る。下品な音楽が大音量で流れる中、それぞれのテーブルに3人から五人程度の客が騒いでいる。
客は全部で200といったところか。
ここはビアガーデンと呼ばれる形式の酒場なのだそうだ。こんな店の中に入ったのは初めてだ。
・・・なるほど、周りを見ると必要以上に頭が悪そうなのがそろっている。 
いらいらしているのか、周りいる人間にやつあたりしたくなる。こいつらは何を考えているのだろう?
なぜ食事をすませたら自主練を開始しない?
仮に訓練ができる体調でないのであれば、ホームに帰って早く寝るだけでも明日の訓練の成果は大分変わるだろうに。
こいつらに向上心は無いのか?そもそもなぜ学園にこんなものを作る?
っと、こんな屑共のことを考えるのはどうでもいい。私はこんなのじゃ相手にならないくらいの
屑を探しているのだから−−−−−−いた。
私は少し近づく。話声が聞こえるようになる。ゴリラが猿を叩いている。
何を話しているのかが分かる程度の距離だ。私の耳が正確に連中の話の内容を捕らえる。・・・くだらない。
猿が民間人に暴力を振るったことを自慢しているらしい。かんべんしてくれ。
さっき読んだ資料を思い出し、改めて自分の境遇を再確認する。
つまり、私はだまされた訳だ。

202題名募集中:2003/09/12(金) 00:14
この国にある5つの学園のうちの一つ、シュライク。
ここの校長が転校してくれと頼んできた時校長は言った。
最高のSランクを出す。なかなか優秀なチームにつけよう。君はそこのリーダーになるのだ。
私はシュライクは校内がきれいだということで有名だったのでその申し出を受けた。
私の生活は大して変わらないだろうから。
とんとん拍子で話は進み、私は転校してきて、チームメイトの資料を貰った。
チーム名はクリミナルフーリッシュ。なんて卑屈な名前なんだろう、と呆れた。戦績を見ればなかなかのチーム。
資料をめくり、個人の資料に目を通す。
二人、元死刑囚と書かれていた。

酒を飲んでる面々を見る。
クククという不気味な笑い声だけで三人の会話に参加している銀の長髪はシルヴィーナ。
女に見えるが正真正銘の男だそうだ。死刑囚。
肩を叩かれ「痛い!痛い!」と連発しているのはフェイ。
緑髪のショートで華奢な男の子にも見える。
彼女は300件以上の窃盗犯らしい。最低でも300!
私的にはこいつ死刑でも構わないと思う。
大声で笑いフェイの肩を叩いている下品な男、黒の短い逆毛はベアー。
偽名らしい。この上無く似合っている。
こいつも死刑囚。頭が痛くなってきた。
ニューハーフもどきと、うるさい猿とゴリラ。全員犯罪者という種の人間の
屑だ。どうも私はこいつらのお守りをまかされたらしい。
確かにこいつらの成績は平均水準から見れば中々だ。
誰かこいつらを新しく統率するリーダーが欲しいがこの学園にそんな人材はいない。
そこで私に白羽の矢が立った訳か。
当然だ。能力うんぬん以前に普通の精神を持つ者なら誰もこいつらのチームに入りたくないだろう。
でも---目が合ってしまった。恥ずかしくて目をそらしてしまった自分を頭の中の冷静な部分が恥じる。
まで会話に参加していて、偶然私と目が合った赤毛の少年-名をルークという。
彼だけは前科が無かった。私と同じ目付役といったところか。
・・・もしかしたら友達になれるかもしれない。
そんなくだらないことを考えている自分を私はまた恥じる。
もう一度五人の方を見る。ルークはずっと私から目を離さずにいた。
また目が合ってしまう。残りの四人もこちらの方をむいた。
・・・しかたが無い。そのつもりで来たんだ。私は五人のすぐ前まで行った。
ゴリラの視線がある意味恐い。
。「本当なら貴方達のような人種の顔も見たくないんだけどね」私はゆっくり、しかしはっきりと話始めた。
(序章終)

203題名募集中:2003/09/12(金) 00:15
一章
その晩も彼らはごきげんだった。ベアーが「ぶぁーっはっはっは!」と凄い声でで笑いながら机をばんばん叩いている。
話題はフェイが広い学園で迷った宅配のおじさんに「そこのぼっちゃん」と道を聞かれたという話である。
「で?その男、ただで帰した訳じゃないんだろ?」
いつも無口なシルヴィーナが微笑して言った。彼にとってもこの話題は面白いらしい。
「当ったり前でしょ!あそこを蹴り上げてやったわよ!」「うわーっはっはっは!」
吹き出したベアーがフェイの肩をばしばしはたく。フェイがいたいいたい」と言ってるのもお構い無しだ。
「そのおっちゃんも悲惨だなぁ」と、これはルーク。苦笑しているが心底楽しそうだ。
「ククク、痛み分けってとこだな。どっちも悲惨だ」
シルヴィーナはそこまで言ってよそ見しているルークに「どうした?」という視線を送る。
彼の目は口以上にものを言う。「笑いすぎよ!くぬ、くぬ・・・」「ぐええ、ギブ、ギブ〜」
「いや、あそこの美人さんもう五分も俺達の方見つめてるからさ。気付いてるだろ?」
視線を戻さずに言うルークにプロレスをしていた二人まで女の方を見て、
「ああ」「誰?あれ、知ってる人?」「わしは知らんのぉ」三人は口々に答えた。
女は五分間どこの席にもつかず少し離れた所に立っていた。四人に視線を向けられた女がゆっくりと歩いてくる。
目付きが少し恐い。「お、なんか用があるみたいだぞ俺にかな?」「ワシに交際を申し込みに来たのかもしれんぞ」
「そーゆー用件だったら俺へ向けての方が十倍は確立高い!」「ふん、これだから男って奴は!」
何かを期待するルークとベアー、拗ねてるフェイ、その間も興味なさそうにフライドチキンをぱくつくシルヴィーナ。
四人のすぐ前に女が立つ。女は嫌そうな顔をしながら話始めた。
「本当なら貴方達のような人種の顔も見たくないんだけどね・・・」「じゃあ見なきゃいいだろ」
残りの三人が女が何を言ったのかを理解する前にシルヴィーナがすかさずつっこんだ。
シルヴィーナと女の間に少し険悪なムードが流れる。「それが残念ながらこれから毎日顔を合わせることになってしまったの。
私の名はマリアテーゼ、ゲッフェンから本日転校してきた19歳。
不本意ですが今日からこの屑チームのリーダーを勤めることになりました。以後私の指揮で行動をとって貰うわ。」

204題名募集中:2003/09/12(金) 00:16
シルヴィーナは「アホか」といった表情をし、彼女に背を向け食卓に向き直る。無視することにしたようだ。
一人でリーダーごっこしてれば?と言わんばかりだ。
ようやく女-マリアテーゼが何を言っているのかに気付き、復活したフェイが言う。
「ちょ・・・なによ突然!うちのリーダーはルークだし、そんな勝手は認めないわよ!
そもそも指揮って何よ!?私達の行動に一々干渉する気なの!?」
ベアーは怒っているようだ。体を振るわせている。元より沸点の低いこの男が「今日から私がリーダー、
私の言うことを聞きなさい」などとストレートに言われたら怒るのはのは当然だろう。何より彼女は「屑」という単語を使った。
「あなたに認めて貰う必要は無いわ。私がリーダーになったのはもう決定事項。書類はそのうち配られるわ。
明日からは夕食後は夜間特訓をするわよ。私が入ったチームなんだから少しでも強くしたいの。
ただでさえ屑ばかりで周りから白い目で見られるチームなのよ?せめて成績だけでも優秀になって貰わないと。」
学園におけるチームリーダーとはただの代表者であり、他のチームメイトに指示をする権限など無い。
(もちろんリーダーがなんでも決める方針のチームもあるが)だからこんな話は聞き流してよかったのだ。
しかしフェイが文句を言う前にいきなりベアーが切れた。鋭いキックをマリアテーゼにしかけるが
マリアテーゼはスウェーバックで綺麗に避ける。「喧嘩売ってるんだな!表に出ろこのやらぁー!」
「どの道用件が済んだから出るつもりよ」
「面白れえ奴だな、新リーダーさん。このままちょっと実践訓練所まで付き合ってもらおうかと頼んでるんだが」
「それは格の違いを教えて欲しいということかしら」「・・・!」ベアーはどかどかと店を出て行った。
マリアテーゼも続こうとするがルークが「ちょっといいかい?」と呼び止める。
「俺は君・・・マリアがリーダーでいいと思うよ。代表者は知的な方がいいしな。
けどどうして自分がこれから入るチームメイトのことを屑だなんて?俺達初対面だったよな?」
以外なことにマリアテーゼは頭を下げた。「ごめんなさい、あなたに罪状はありませんでしたよね。撤回します」
つまり彼女は前科のある三人のことを罵った訳である。
当然彼女の話を聞いて予想はついていたがここまではっきりと言われるとは。ベアーが怒ったのも
彼女の「屑」という単語が何を指しているのかちゃんと理解をしていたらなのだろう。
自分の悪口は平気だが仲間のことを悪く言われると許せない。そうゆう奴なのだ、彼は。

205題名募集中:2003/09/12(金) 00:17
「犯罪者が生意気にも一人前に楽しんでいるを見て気がたってしまっただけなの。どうか許して欲しいわ。」
そう言うと彼女は店から出て行った。
「気を遣ったのかな?馬鹿のくせに」寂しげにフェイが言う。
フェイは昔スリをして暮らしていた。5歳の時に捨てられてからずっとだ。
生きるために必死で罪を犯していたフェイのことをこのチームの仲間は誰も本当の意味の罪人だとは思っていない。
つまりベアーはフェイに対して「屑」という単語が向けられていたことについて怒ったのだ。
ベアー本人やシルヴィーナは自分の「罪」をまったく気にしていないから。そのことにフェイは気付いていた。
悲しそうに見えるが実はフェイはうれしいんだ、とルークは思った。本気で怒ってくれたベアーの気持ちがうれしいんだろう。
「私達も行こう!私会計済ませてくるから!」フェイ元気良く飛び出して行った。
「あいよ。シルヴィもそれ早く食っちゃってきてくれ」
ルークがシルヴィーナに言った。ベアーの分の酒まで飲み始め、いつの間にか自分の分だけ頼んだデザートをつついてる。
「ひゃなふぉった・・・ん、怪我はホームで治療してやるよ」
チームの怪我の治療はシルヴィーナが担当している。
ルークは魔力はなかなか高いが治癒魔法と水系、闇系の魔法が苦手でほとんど使えないからだ。彼は自分の怪我しか治せない。
その点シルヴィーナは魔術教官が裸足で逃げ出すくらいの腕で、炎系と地系意外の魔法は全て使える。
治癒に至ってはいくつか応用を利かせたオリジナルのバリエーションまであり、お手のものだ。
「そーゆー訳にはいかんよ。ベアーなんかはいいさ。俺が心配してるのはあいつじゃない。
あの女、あのままじゃ殺されちまうぞ。俺はこれ以上このチームの評判下げたかないんでね」
冗談めかして言うルークにシルヴィーナは「しょうがねえな」といった目をして立ち上がる・・・デザートを持ったまま。
フェイが会計を済ませて来た。もう大丈夫そうだ。
「んじゃ早く行こう」「ん」「あ!それおしいそう!少し、そのはじっこのやつだけでも〜」「ひゃなふぉった」

206題名募集中:2003/09/12(金) 00:19
〈ここで長々と世界、国、魔力、学園(ランク)の説明を入れるつもりです〉
〈マリアのセリフはもっと挑発的に変えたいと思っております〉
先頭を歩いているのはベアー。後ろから見ても怒っているのがはっきりと分かる歩き方だ。
周りを歩いている人が道を譲る。凄い顔をしているらしい。
彼から10mぐらい後をマリアテーゼが歩き、さらにそこから10m離れた所を追いついた三人が歩く。
さっきまでいたビアガーデン「Too Drinking」と実践訓練所は同じ階にあるものの正反対の位置にあるので十分程度かかる。
ようやく学園中央の噴水にまで着いた。噴水「ウォーターフォール」学園の五大デートスポットの一つだ。
五、六組のアベックがいちゃついている。
噴水から見上げる形で眺める巨大スクリーンで有線放送のシュライクTVがやっているようだ。
。「今日のチームはグレートリーの皆さんです!」聞いたことも無いような
弱小チームが放送部のキャスターにインタビューされ基礎の大事さを語っている。
上を見ながら歩いていたフェイがスクリーンを指刺しルークに話始める。
「今年はあんな感じのチームとばかり当たればいいのにね、TM。」
「うーん、そうだな。なんとか上位八組ぐらいまでは残りたいもんな」
「何言ってるのよ!今年こそ優勝に決まってるでしょ!」「お前なあ、一番役に立たなかったくせに」
二人が話しているのは年に二回あるTMの話だ。
二週間に渡る全チーム強制出場のトーナメントで、ポイント整の試合で勝負する。
この学校の文化祭みたいなものですごく盛り上がり、ランク付けの参考にもされるので誰もが真剣にやるのだ。
有名チームは意地を見せ、普段目立たないチームもここぞとばかりにハッスルする。
保持者系軍隊関係者はめぼしい奴をチェックしに来るし、ベスト16からは
そのレベルの高い闘いがオリンピックのように国中に放送される。
尚副賞として賞金も出る。――――閑話休題。
「上位を狙うんだったらもう一人のメンバーが不可欠だよな。マリアが来たのはラッキーかもしれない。」
シルヴィーナ方を見ると「同意」という顔をしている。多分同意しているのは前半の部分だけだろう、と経験から思う。
去年クーリッシュは四人なので大将戦までに試合を終わらせなければならないという大きなハンデを背負って試合に望んだ。
四日目の八回戦までは何とかなったのだが2:2になり無条件で敗退した。
勝ったチームが優勝したのだからこれほどくやしいことは無い。閉会式には行かず四人は酒場で黙って飲んでいた。
ルークとフェイとベアーは泣いていた。

207題名募集中:2003/09/12(金) 00:20
「い・や・よ!あんな傲慢って言葉がそのまんま人間になったような奴の力を借りたくないわ!
あいつみたいな自分の考えが通るのが当たり前だと思ってるお嬢様タイプって大っきらい!
絶対あいつパンが無ければ、とかって言うタイプよ!」フェイが持っている妙な偏見に苦笑しながら少し驚く。
ルークもマリアテーゼのことをどこかの将軍に育てられたお嬢様だろうと思っていた。
将軍という単語が出てきたのは夜間特訓がどうとか言ってたからだ。
何か少しでも優秀にならなければいけない理由でもあるのではないか、と。
そんなことを考えてるうちに実践訓練所に着いた。こんな時間だから空いていた。実践訓練所は少しテニスコートに似ている。
周りからも闘ってる者達が見えるようなフェンスで覆われているからだ。
対魔フィールドが貼られていていくらこの中で魔法を連発しても外には漏れないようになっている。
ベアーはいつも通り試合前の準備体操をし、マリアテーゼもストレッチを始めた。
ここから見えるスクリーンを見ると八時と見えた。いつもならホームに向かっている頃か。
今日は何のゲームをするか、なんて話をしていたかもしれない。キャスターが一人で話し始めた。
チームアピール番組「My Best Team」は終わったらしい。「CMの後は噂の転校生速報です」思わず顔を見合わせる三人。
この学園は転校生が大体週に一人のペースでくる。だが転校生についてこの放送が放送するのは、三人の知る限りでは初めてだった。
中の二人には聞こえていない。「噂の、ということは噂になる何かがあったということだろう。何だと思う?」
ルークが二人にクイズをするかのような口調で訪ねる。「私の予想通りどっかのお嬢様だったりして。それか校長の娘だったりとか?」
無難な推理をするフェイに続きシルヴィーナがぼそりとつぶやく。「案外うちのリーダーになったってんで有名だったりしてな」
(ありえるー!!)シルヴィーナの不吉な呟きに二人は脱力した。
気を取り直すようにフェイが新しい話題を出す。「ところで喉がかわいたね」「んー言われてみれば。途中で出てきちゃったもんな」
「俺もだ。・・・コインで決めるか」
「いや、いい。俺が行く。始まったらあっという間に決着がつくと思うし、マリアが怪我した時二人がいないとまずいだろ」
そこまで言い切るのには訳がある。ほとんどの魔力を身体能力強化にあて
残りの拳に魔力を集中させ敵を殴り飛ばすという彼の戦法は大変珍しいがそのパンチの威力はちょっとした爆弾ぐらいある。
連発されたらドラゴンだって倒されるだろう。

208題名募集中:2003/09/12(金) 00:21
「ベアーも手加減くらいすると思うけど・・・もしとどめさそうとしたりしたら止めてくれよ」少し冗談まじりに言うルークに
大声で「オッケー!」と返すフェイと目で了と返すシルヴィーナに背を向け、
近くの自販まで行きビールを買う。ベアーが喧嘩を申し込んでくれて助かったかもしれない、とルークは思っていた。
明らかに非は向こうにある。ベアーにこっぴどく負け、少しはやんわりとした話し方を覚えてくれ、
自分達に対する偏見を無くしてくれたら和解できるかもしれない、そう考えたのである。
どーん!という凄い音が聞こえ終わったか、と思いさっきの場所まで走った。
ホームに帰ったらビールでも飲みながら改めて顔合わせをしようなんて考えながら。
三人の予想通りあっさりとに決着はついていた。三人の予想に反してベアーは負けていた。
ルークもフェイも、シルヴィーナでさえ驚愕の表情を浮かべたまま動けなかった。

ある意味彼女がベアーを救ったとも言えようか、実践訓練所から出てきたマリアテーゼの「彼のことはほっといていいのかしら」
という台詞で我に返ったシルヴィーナがあわててベアーの元にかけより、少し遅れてフェイも続く。
ベアーは体中に火傷を負った上腹部と喉からの出血が激しく右手は肘からちぎれている。ルークは彼女を前にして動こうとはしなかった。
「あんた、なんなんだ?」こんな短時間でベアーを倒せる人間はもはや人間では無い。動けなかった。
「さっきも言ったはずよ。貴方達の新リーダー。マリアテーゼっていうの。よろしくね」
そして・・・ルークは彼女の胸につけてあるプレートを見てしまった。
「え、Sランク・・・!」Sランクを所有しているということは学園最強、いや、地上最強を意味すると言っても過言では無い。
Sになるには全ての教科がAでなければいけない。そのAは教官免許取得又は免許皆伝、
つまりその教科について教官級に強くなければいけないということだ。すべてがそれぞれの教科の教官級・・・。
「私は一足先にホームに帰るわ。道は知っているから」
マリアテーゼが歩いていく。とうとう最後まで突っ立っていることしかできない。フェイが起き泣きながらベアーに抱き着く。
魔力を使い過ぎたシルヴィーナが倒れる。スクリーンの中の女が世紀の天才がシュライクに来たと騒いでいる。

ルークの手から零れたビール缶が寂しそうな音を立てて転がった。
(第一章終)

209題名募集中:2003/09/12(金) 00:42
二章 
〈ルークに好感を持って欲しくて彼が手を持て余しているゴリラを大人しくさせたんだけど失敗したみたいだ、という独白。
いつも三人の誰かといるルークと素直に話しができない、というマリアテーゼ。
Sランクの女ということで他の生徒はなるべくかかわろうとはしない。〉

〈主にのんびりした学校生活の話、4人はマリアに二、三嫌がらせをするが効果無し。ビアホールでの会議。
ベ「こうなったらワシがいきなりキスをかましてやるってのはどうだ!?」
ル「こりてないなお前(苦笑)そんなあからさまなことしたら今度こそ殺されるぞ」
フ「でもショックは受けるはずよ。だったら三人があいつの前でいきなり○○を出してやるってのはどう?こう、ぽろっと」
ル「するか馬鹿!潰されたらどうする気だ!なぁ、シルヴィ。何かいい案ないか?」
シ「知るか。たまには自分で考えるんだな」ベ「お前が前回やってた呪いをかけてやるってのはどうだ?
シ「もうした」『え』シ「昨日の昼食時、一つ上の階からこそっと。どうなったと思う?
あの女どこの誰から来たのかも分からない呪術をあっさり中和しやがった」『・・・』
ベ「こうなったら、ワシの魅力であの女をメロメロにしてやるわい!」ル「整形しても無理だ!却下!」
ベ「だったら全員の○○毛をあいつにぶつけてやるってのは!?」ル「一人でやってろ!却下!」
フ「私が好きです!って言ってあの女がとびついてきた所を「ばっかじゃないの!」って言ってやるってのは?」
ル「なんで飛びついてくるんだよ!レズか!しかも小学生のすることだ!却下!」
シ「それいいかもな」『へ?』フ「ホントに私に告白しろっての!?」
シ「そこじゃないわ!・・・今までの作戦はちゃち過ぎた。
これからは良く当たるマシンガンより避けやすい爆弾を使うぞ。ルークが誘惑しろ」ル「無理だろ!」
シ「ダメで元々。やらないよりはマシさ」ル「(つД`)」

210題名募集中:2003/09/12(金) 00:43
あまり気は進まないけど結局することになったルーク。「いいか、もし成功したらタップを二回鳴らせ」
三人で考えたむちゃくちゃ臭い台詞を言うルーク。マリアの沈黙が痛い。(俺何やってんだろう)と泣きたくなった時、
マ「本当に・・・私なんかでいいの?」ル「へ?」いきなりしおらしくなって泣き出すマリア。
ずっと一人ぼっちでさびしかったといって抱きつかれるルーク。
マリアが抱き着く。コン。ルークがよろめく。コン。必死に出て来た三人にルークは「よせよせ」といったジェスチャーをするが
これでもかというくらいにからかう三人。
さあ、怒るか?と武器を出しかまえる三人だがマリアはぽろぽろと泣いて去ってしまう。
その日からマリアはホームに帰ってこなかった。卑劣過ぎたかな、と反省する四人。
そしてルークは自分が素のマリアに魅了されてしまったことに気付く。
(二章完)
(三章)
TM開始。三日目、元クーリッシュのリーダーミッシェルとばったり会ってどっちが多く勝ち進むか退学を賭けることになる。
それは現エリートチームの下っ端であるミッシェルの方がはるかに有利な賭けだった。

一週間勝ち続けたが途中の試合に何回か苦戦する試合もあった。マリアに謝って一緒に闘ってもらおうと思うルーク。
それはただ勝ち進みたいからだけでなくマリアと勝利を喜びあいたいって気持ちの方が強い。ルークは決心する。
いつも一人でさびしかったと泣いていたマリアにチームで勝ち進むことは個人で勝ち進むことの何倍も楽しいってことを教えよう。
マリアの本音を聞いて好きになってしまった、今度は本気で告白しよう。例え調子が良すぎると怒られようとも。

211題名募集中:2003/09/12(金) 00:44
その日の試合が終わった後、三人と手分けして一日中マリアを探すルーク。マリアは六階のベランダから町の夜景を見ていた。
マリアは元気を無くしていて、告白した時のしおらしかったマリアのままだった。本気で謝り許してもらう。
マリアは自分の境遇を語る。彼女は軍事関係者の男に作られた戦闘用ホムンクルスだという。
(人工生命体を作るのは違法)戦闘に関するあらゆる知識を自我を持つ前から植え付けられた本物の戦闘マシーン。
父は捕まり彼女は廃棄される寸前だったが便利だという理由でモンスター駆除に使われるようになった。
幼い彼女を軍はガードロボットのように扱い、平気で死にかねない任務を休み無く与えた。
(ちなみにこの頃のマリアの強さはルーク、シルヴィ、ベアー級)
マリアは学園に入り出世することによって自分の身を守ることを決意。更なる強さを見につけ今にいたる。
ちなみに父はキメラ等重罪になるようなことをしていたが
、軍の関係者ということで監視されてるもののゆうゆうと暮らしているという話だった。
ル(それで犯罪人のくせにゆうゆうとしてるあいつらを見てあーなった訳か)今度はルークが三人のチームメイトのことを話す。
実の子でも無い息子を庇って死んだ両親の仇のマフィアを必死に魔導を研究し報復をはたした少年。
生きるために罪を重ね、生きることが罪と蔑まされてきた少女。見ず知らずの誰かの人生のため自分の人生を捨てた少年。
どれも世間知らずの彼女には想像もつかない話しだった。
自分にそれができるか、それははたして罪なのか。考え、チームのみんなに悪いことをしたと反省するマリア
。ル「なに、ひどいことをしたのはお互い様さ」階段を使い二人で降りていくと三人と鉢合わせ。和解。

素直になったマリアを大将に勝ち進む。決勝戦前夜、ビアホールにて。
マ「私、こうして誰かと騒ぐなんてとても無駄なことだと思っていた。無駄なことなんて何一つないのにね」
ベ「そう言って貰えますか姐御!ささ、もう一杯。」マ「あら、ありがとう」(いつの間にか姐御になったらしい)
マ「私、今までに無く本気で勝ちたいって思ってる。闘うことがこんなに楽しいって思えたのは初めてなの。
強いって言われてこんなに嬉しいのも初めて。誰かと一緒にいることでこんなに幸せな気分になれたのも・・・」
ル「・・・新リーダーに改めて!」『かんぱーい』
(三章完)

212題名募集中:2003/09/12(金) 00:45
(4章)
決勝戦はミッシェルのいるエリートチーム。大将戦に下っ端を入れる作戦できた。2:2で大将戦に。
だがミッシェルの入れた毒によりマリアは不調。ミッシェルが入れたという証拠も無いので審判に言えない。
それでもマリアは勝ち優勝。
ヘロヘロなのに泣いて飛び上がるフェイに泣いて吠えるベアー。
シルヴィーナもとても満足そう、一番勝ちにこだわる男なんだから当然か
。感極まったルークはリングにのぼりマリアに抱きつく。二人の超有名人の抱擁に会場中『おおー!』
恥ずかしがったマリアにルークは場外まで突き飛ばされてしまう。会場中笑いの嵐。マリアはあんな父に少しだけ感謝する。

ビアガーデンにて。あれから一週間。マリア効果で周りのクーリッシュを見る目も変わってとても良い感じ。
でもマリアは転校してしまった。あの夜の後、マリアは校長に泣きながら転校申請をしたらしい。
みんな少しさびしそう。シ「そういえばな」『ん?』シ「今日テレビで早くもあの天才が帰ってくる!なんて言ってたぞ」
フ「!。それってもしかして・・・」ル「!。で、でも、彼女だって決まった訳じゃないし・・・」
(ルークの後ろから)?「はじめまして」
口の端だけで笑い杯を少しだけかかげて挨拶をするシルヴィ、泣いて飛びはねるフェイ、叫びテーブルを壊すベア−、
そしてルークは・・・。?「本日よりクーリッシュのリーダーなりました・・・」
大きな荷物を背負った少女のポニテールの金髪が揺れる。
マ「マリアテーゼっていいます・・・よろしくね」椅子からルークが飛び出す。今度は突き飛ばされなかった。
(完)

213題名募集中:2003/09/12(金) 00:57
・・・三つごめんなさい(つД`)
一つは名前の欄にレス番を付け忘れたこと。
二つ目は短編程度の短さだったけど途中まで書いたスレに書くべきだったということ。
三つ目は折角↑で三人もの人がレスをつけてくださったのに段々メッキがはがれてきてしまったということ。
銅のメッキの中から木が出てきましたよw 設定よりも文章をなんとかしなければなりませんネ。

今気付いたんでちょっとした解説を入れさせてください。
エンディングで再び転校してくるまでマリアは髪をしばってませんでした。
後で登場時に髪型をはっきりと明記しておきますです。
後ラストのビアガーデンの上に(終章)を入れ忘れていました。読みにくくしてしまって申し訳ないです。

2141/2:2003/09/16(火) 01:47
ちょっとネットに繋げなかったんで、遅れてしまいますた。
ストーリーの感想いきます。

○文章
 ……きつい。とりあえず今回は突っ込まないけど、1点だけ。
−−−−− ⇒ ――
・・・ ⇒ ……
ね。

○ストーリー
 全体的な流れとしては、「仲違いしていた両者が和解して敵を倒す」の形かな。
その形でいくのなら……

・まず1章と2章の間が抜けている。マリアはリーダーとして着任したわけだ。
とするとまず、だらけきった他のメンバーに対し、働きかけをしていくのが普通。
で、それに対し不満が溜まって2章、という流れになるんだろうけど、そこが抜けている。
・2章と3章の間、ここもおかしいやね。そもそもマリアが全チーム参加必須の大会に
参加しない理由がわからない。例えてみれば、全員参加の遠足に班員だけ参加して班長が
サボるようなもん。義務感がまったくないという設定なら別だけど、そうでなければ、
理由となるエピソードを張る必要あり。

・3章、和解のシーン。
 この話、初期の段階では、両者とも相手を疎ましく思い嫌っているという設定ね。
で、喧嘩状態にある両者が最終的には和解する、と。
 で、確かにマリアの過去が明かされることで、ルークたち→マリアのわだかまりは
解けている。ただ、逆(マリア→ルークたち)は示されてないね? マリアはいつ、
ルークたちのことを見直したの?
 そこを無視すると、「マリアはルークたちを嫌っているが、ルークだけは好きなので、
仲間に加わる」ということにもなってしまうよ。

2152/2:2003/09/16(火) 01:57
・3章、和解のシーン。
 この話、初期の段階では、両者とも相手を疎ましく思い嫌っているという設定ね。
で、喧嘩状態にある両者が最終的には和解する、と。
 で、確かにマリアの過去が明かされることで、ルークたち→マリアのわだかまりは
解けている。ただ、逆(マリア→ルークたち)は示されてないね? マリアはいつ、
ルークたちのことを見直したの?
 そこを無視すると、「マリアはルークたちを嫌っているが、ルークだけは好きなので、
仲間に加わる」ということにもなってしまうよ。


・4章。決勝戦なんだけど、これ、これまでの話で敵チームとの絡みがほとんどないんで、
このままだと蛇足になる。「マリアが戦いに参加することを決意して、みんなで戦いの
舞台に上がる」までで切ってしまって、すぐ後日談に入っても構わないくらい。もし、
この決勝戦をクライマックスにしたいなら、もう少し敵チームと主人公たちとの絡みを
入れる必要あり。

 穴はまだあるんだけど、とりあえず、ここまで。

p・s
 感謝されたんで、調子に乗って再び長文。ウザかったらスマソねー。
 全体として、設定・キャラはまあまあにしろ、ストーリーと文章力が
 要努力(・∀・)かと。
 それと、この手の話は魔法を使った戦いがウリの一つになるかと
 思うんだけど、そっちの方の準備はできてるの?

216イラストで騙す予定の名無しさん:2003/09/16(火) 02:23
 あー、豪快にコピペミスしてしまった。
 315の上8行は脳内アボーンよろすこ(つд`)

217〜乞食伝〜 1/6:2003/10/07(火) 23:16
自由……
自分の思うままに振る舞い我侭を通すこと
富豪、権力者、エリートにだけ許された特権
そう思っている人がほとんどでしょう
しかし、枷を嵌めているのは他でもない己自身なのです

第一話 "15爆発"


「やっぱ、東京だよなぁ」
とある少年が呟きました。
少年の名は宮裂勉(ミヤザキ ツトム)
身長:150cm
体重:0.12t
職業:ホームレス
非の打ち所の無い見事なステェタスです。
「勉強だるいし働くのやだし何より人間関係がめんどいしー、やっぱホームレスしょ!!」
Sunの如き朗らかな笑顔を浮かべる勉くん。
天から授かったチビ、デブ、短足、不細工と言う個性に怠惰という調味料で
スパイシーに仕上がった少年はもはやパーフェクト集団生活不能者。
彼の突き抜けっぷりには肉親すらも辟易していて、家出同然で出いったにも拘らず逆に喜ぶ始末。
そして、本人も己の無能ぶりは理解しています。
劣等者は人に媚びへつらい、踏みつけにされる運命であることも知っているのです。
でも自尊心だけは高い勉くんは媚びるのが大嫌い。
(弱肉強食はかまわん、社会の摂理だ。しかし……媚びへつらうのは糞以下!!)
それがホームレスと言う野生ワールドへ飛び出した理由でした。
「北はダメだ、凍死が洒落にならん。九州とか沖縄は食い物に困る、
飲食店の腐るほどある東京がベストだね、それに・・・秋葉原!!」
生甲斐は"アニメキャラを使用しての自慰"
その手の書物の起ち読みが容易な秋葉原はやはり見逃ません。
「東京ぅ!!すなわち秋葉原、定説ッッっ、それ以外ありえない!!」

ズタ袋にはエロ漫画
着の身着のまま出発だ
ポッケにある金ぁ4274
希望に股間を膨らます

「グゴォォォォォォォォォォォォォ!!!!!!!!」
希望に満ちた雄叫びを上げ少年は一路、"約束の地”上野へ向かうのでした。

次回 第二話 "I got SATORI"

218217:2003/10/07(火) 23:20
自分のホームレス体験を元に描いてみました。


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