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一日一回書き込むスレ

384ueda:2010/08/24(火) 22:26:16 ID:Id8xhTsQ
とりあえず

385ueda:2010/08/25(水) 20:41:02 ID:HCY/Kjus
保険を

386ぼて:2011/02/11(金) 13:13:09 ID:10nHYdtY
頑張ればPSPでも続けられるんじゃないかと思った今日このごろ。

387ueda:2011/03/09(水) 08:59:14 ID:SSBSuzBs
【ドラえもん のび太と哀戦士できすぎくん(その16)】



ドラえもんはひたすら通路を駆けていった

しばらく走ると、人影がみえてきた

ドラえもん「何だ……?」

人影は、ドラえもんのほうにむきなおった

人影「……アオ、ダヌ、キ」

ドラえもん「へっ?」

人影「アオダヌキ、カクゴ!!」
人影は飛び上がり、ドラえもんのうしろに着地した

人影「ダイッ!!」

次の瞬間、ドラえもんの背中に、どでかい鉛弾がうちこまれた

ドラえもん「NUWAAAAAAAAAAAAAA!?!?!?」

決して軽くはないドラえもんの体が、何メートルもふっとんでしまった

地面にたおれたドラえもんは、背中にささった鉛弾をぬきとって投げすて、
すばやく起き上がり、敵に向きなおった

ドラえもん「くっ、だれだ、お前は…… ん?」

目の前にいたのは、カウボーイハットのようなものをかぶった少年だった

ドラえもんは、少年の顔をみて、おそろしい事実にきづいた

ドラえもん「(なんだこれは!? こいつ、のび太くんの顔をしている!!
こいつは、のび太くんなのか……!?)」

少年は、人間があつかえるとは思えないような巨大な銃をかまえていた

ドラえもん「(いや……ひ弱なのび太くんがあんな銃を扱えるとはおもえない。
そんなことしたら多分、反動で腕がふっとんでしまう。
いったいこいつ何者なんだ……)」

のび太顔の少年「フン、耐エタカ、ダガ頭ニアタレバ、命ハナイゾ!!」

少年はドラえもんの額にねらいをさだめた

ドラえもんはそれを見て、おおきく息をすいこむ

のび太顔の少年「ダイッ!!」

少年は発砲した



ドラえもんは、一瞬のうちに、頭をつきだし、
続いて足で地面を力強くけり、空中にとびだした

ドラえもんは、頭からまっすぐに少年につっこんでいく

はなたれた巨大な鉛弾を弾き返し、ドラえもんは高速で直進する

のび太顔の少年「ナッ!?」

ドラえもん「スゥゥゥゥゥゥ!」

ドラえもん「パァァァァァァァァァァァァ!!」

ドラえもん「ずぅぅぅぅぅぅぅぅつきぃいぃいいぃいいぃいぃいぃいぃ!!!」

少年の腹に、ドラえもんの石頭がふかくめりこんだ

のび太顔の少年「UUGUWAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!?!?!?!?!?」

少年は体をくの字にまげ、はるか遠く、ドラえもんからは見えなくなる所までとんでいった



ドラえもん「決まった……」

ドラえもん「アフガン航空相撲のディーエヌエーをうけつぎし
偉大なる相撲取りエドモンド本田よ、
あなたの技を使わせてもらった、ありがとう……」

ドラえもんは呼吸をととのえ、再び通路をはしりだした



(つづく)

388ueda:2011/07/29(金) 18:39:13 ID:Z15ZmDVI
【ドラえもん のび太と哀戦士できすぎくん(その17)】



ドラえもんは通路をかけぬけていき、やがて少しひろめの部屋に出た

そこにはたくさんのコンテナが積まれていた
大きいコンテナ、小さいコンテナ、緑色のコンテナ、青色のコンテナ、虹色のコンテナ、
へこんだコンテナ、でっぱったコンテナ、固いコンテナ、やわらかいコンテナ、
フローラルなかおりを放つコンテナ、ウンコくさいコンテナ、
足がはえてて勝手に歩き回るコンテナ、それどころか羽まで生えてて飛んでいるコンテナ、
コンとテナの二つのパーツにわかれているコンテナなど、いろいろあった

ドラえもん「(ここは、倉庫のようだな)」

ドラえもんは、特にコンテナには目をとめず、部屋を出ようとした
今は一刻もはやくみなを助けないといけないと思っていたのだ

しかし、部屋から出ようとしたとき、ドラえもんの後頭部に何かが連続してあたった

ズダダダダダ!

ドラえもん「GUHA! GUHA! ITEEEEEEE!!」

痛みにあたまをおさえつつ、ドラえもんは振り返った

ドラえもん「いったいなんだ…… !?」

すると、そこにはちいさな戦闘機が2、3機とびまわっていた

戦闘機はドラえもんにむかって、機銃やミサイルを発射した

ドラえもん「こいつらか!」

倒すべき敵にきづいたドラえもんは、とりあえず横っ飛びで攻撃をかわすと
ポケットから空気砲をとりだし、腕にはめた

ドラえもん「ドカン! ドカン!!」

親友のび太のそれに勝るともおとらぬ、精密かつ素早い砲撃で
ドラえもんはたちまちすべての戦闘機をげきついした

ドラえもん「(くっ、これはラジコンの飛行機…… ならばどこかに動かしているやつがいるはず。
いったいどこに……!?)」

ドラえもんは、ラジコンの操縦者をさがし、あたりをみまわした
すると、コンテナの内の一つの上に、ひとりの少年が立っているのを見つけた

ドラえもん「あ、あれは……!」

少年はキツネの面をつけていて、髪型は三段リーゼントであった
手にはラジコンのコントローラーのようなものを持っている

ドラえもん「(なんてこった…… あの髪型は、どう考えてもスネ夫くんだ!
でも、どうして!?)」

ドラえもんが考えていると、彼のうしろのコンテナから大きな影が飛び出してきて、
ドラえもんの腰に強烈ないちげきを放った

ドラえもん「UGOOOOOOOOOOOO!?」

ドラえもんは部屋の端までふきとばされ、壁にたたきつけられた

倒れたドラえもんは何とかおきあがり、敵のいそうな方へむきなおった

すると、そこには、ドラクエのトロルやギガンテスが着ているようなものを着た、大男がいた
しかも、顔がジャイアンのそれであった 目は真っ赤に光っていたが

ドラえもん「今度は、ジャイアンか!!」

ドラえもんは起き上がろうとしたが、腰がズキリといたんだ

ドラえもん「GUAA!」

ドラえもんは痛みにもだえている
先ほどの腰への攻撃のせいで、ドラえもんは腰痛になってしまったのだ

ドラえもん「くそう、腰が……!」

大男「ガオオ! カクゴシロ!!」



大男はドラえもんにちかづいていき……

その大きな拳を、ドラえもんの体にふりおろした



ドラえもん「GIIIIIIIIIIIIIYAAAAAAAAAAAAAAA!!!!!!!!!!!!!!!!」



ドラえもんの体は、つぶれて、スクラップになってしまった



(つづく)

389ueda:2011/07/30(土) 16:12:43 ID:XS2gFNIU
【ドラえもん のび太と哀戦士できすぎくん(その18)】



ドラえもんの目からは、ひかりが消えていた

大男「ガハハハハ、ジャマモノハ、ケシタゾ!!」
キツネ面の少年「あとは、先生に報告するだけだな」



二人がその場をあとにしようとした、そのときだった

大男のパンチは、ドラえもんの体をつぶしたが、頭はつぶしてはいなかった

その頭は床にころがっていたが、とつぜん動きだし、おきあがった



ドラえもん「まだだ! たかがメインカメラ以外をやられただけだ!!」



キツネ面の少年「!?」

大男と少年は、声におどろき、ふりかえった

そこには、ドラえもんの頭が浮いていた
下からは、ロケット噴射の炎がでている

ドラえもん「うおおお! ハナ硬貨をくらえ!」

ドラえもんの鼻から、100円玉が次々と、猛スピードではなたれ、大男と少年をおそった

大男「グアア! イテ! イテ!」
キツネ面の少年「くっ!」

はなたれた100円玉のうちの一つが、少年のお面にあたった

そして、お面は二つに割れ、床におちた

ドラえもん「(ああ、あれは! スネ夫くんのかおだ!!)」

お面のしたにあったのは、スネ夫の顔だった

ドラえもん「き、きみは……スネ夫くんなのか!?」
スネ夫顔の少年「!」

スネ夫顔の少年は、ドラえもんのこえに反応していた

スネ夫顔の少年「す、スネ夫とは、なんのことだ!?
ぼ、ぼくは、ラジコン操縦のためにうみだされた、怪人リーゼント・フォックスだぞ!」

少年はあきらかに動揺していた

390ueda:2011/07/30(土) 16:14:04 ID:XS2gFNIU
スネ夫顔の少年「こ、こうなったら、僕のとっておきを見せてやる!
スネ吉兄さんに作ってもらった、殺傷能力のあるラジコン用のぎょらいだー!」

少年はそういって懐から魚雷をとりだした

ドラえもん「スネ吉兄さん……か! やはり君はスネ夫くんだな!!」

スネ夫顔の少年「そ、その名前でぼくを呼ぶなあっ! う、う……! あ、頭がいたい……!!」

少年は魚雷を持ったままくるしんでいる

ドラえもん「ああっ、スネ夫くん! せめて魚雷は放してからくるしんでてくれ!
あたまが吹っ飛んだら、どうするんだ!」

大男「ウオオオオオオオ!」

ムシされていた大男が、まってられなくなったのか、ドラえもんに襲いかかった

大男の拳が、ドラえもんにふりおろされたが、ドラえもんはすばやくそれをかわした

ドラえもん「(さすがにメインカメラまでこわされたらおしまいだからな……!)」

ドラえもんは攻撃をかわしつつ、ハナ硬貨で大男をうちまくった

大男「グオッ! グオオ! ヤメロ!!」

ドラえもん「(やっぱり100円玉じゃ、なかなかダメージをあたえられない。
こうなったら、あれしかないな!)」

ドラえもんは、その石頭を大男にむけた

そして、頭の下のロケットエンジンをおもいきり噴射した

ドラえもん「(くっ、だめだ、燃料がもたない!)」

ドラえもんのロケットエンジンから放たれる炎が、とぎれとぎれになっていく

しかし、ドラえもんはすでにじゅうぶんな速度を得ていた

ドラえもん「うおおおお、死なばもろともおおおおおお!!」

ドラえもんの石頭が、大男のかおにめりこんだ

大男「MUGUOOOOOOOOOOOOOO!?!?!?!?!?」

大男がたおれるのと、推進力をうしなったドラえもんの頭がゆかにおちるのは、ほぼ同時であった

ドラえもんの頭は、あちこちスパークしていて、今にもこわれてしまいそうだ

ドラえもん「(うう…… ダメージが、おおきすぎる……

もう、たたかえなさそうだ……

ここまで、なのか……
僕たちは……)」



そして、ドラえもんの目から、再びひかりがきえてしまった



スネ夫顔の少年「ハァ、ハァ……」

少年はいたみをこらえながら、立ち上がった

スネ夫顔の少年「うぐっ……
『ギガント・ゴウダ』がたおれた…… しかし、ドラえもんも死んだ。
これでもう、だいじょうぶだ…… 先生の、計画は……」

少年はふらふらと歩きだし、その場をあとにした



(つづく)

391ueda:2011/08/04(木) 23:03:34 ID:8yMS1ytk
【ドラえもん のび太と哀戦士できすぎくん(その19)】



のび太の先生「よくやりました、リーゼント・フォックス」

うすぐらい部屋で、のび太の先生とスネ夫顔の少年がはなしていた

スネ夫顔の少年「しかし、改造人間がやつ一人に、ふたりもたおされてしまいました」
のび太の先生「そうですね。
でも、ケガをしたならなおしてやればよいだけのこと。気にすることはありませんよ。
きみもゆっくり休みなさい。追ってまためいれいを出します」

のび太の先生はそういって、部屋をでていった

のび太の先生は部屋をでると、通路をあるいていき、大きなとびらのまえまで行った
そして、とびらを開いて、中にはいった

そこは、のび太たちの学校のこうちょう室だった

校長「なにか、動きはあったか」

校長が、部屋にはいってきたのび太の先生にこえをかけた

のび太の先生「例のねこがたロボットがあばれていましてね。
しかし、彼もわたしの改造人間たちにやられてしにました。もう大丈夫です」

校長「そうか…… ムッ!」

校長のかおいろがとつぜんかわった

かとおもうと……



校長「ゴ、GOHO! GOHO、GOHO、GOHHO!
VINCENT VAN GOHHO(×:GOHHO ○:GOGH)!!」

校長は、口を手でおさえ、はげしくせきこんだ

せきが止み、手をくちからはなしてみると

そこには、べったりと赤黒い血がついていたのだった



のび太の先生「くすりを用意しましょうか」

校長「ぐぅ……た、たのむ……」

のび太の先生は、くすりと水をもってきた
校長はそれをうけとり、飲み干した

校長「はあ、はあ…… もう、むだな時間をつかってはいられんようだ……」

のび太の先生「ご安心を。さきほど6年生のクラスでゆうぼうな児童をみつけました」

校長「そう、か…… ふう、ふう…… 頼む……ぞ」

のび太の先生「おまかせあれ」

のび太の先生は部屋をあとにした



そのころ、スネ夫顔の少年はなにか考えごとをしながら、通路をあるいていた

スネ夫顔の少年「(……くう、なんだこの罪悪感。
とりかえしのつかないことをしてしまったような、この感覚はいったいなんなんだ。
ぼくは敵を倒しただけなのに)」

考え事をしている少年の耳に、だれかの声がはいった

???「リーゼント・フォックス」

少年は声をきき、ふりむいた

392ueda:2012/01/30(月) 23:17:37 ID:9lk5G5lI
【ドラえもん のび太と哀戦士できすぎくん(その20)】

そこにいたのは、ウサギの耳をつけた少女であった

スネ夫顔の少年「サイレント・バニーガールか」

サイレント・バニーガールと呼ばれたその少女は、しずかちゃんに限りなくにていた

サイレント・バニーガール「どうしたの、うかない顔をして」

スネ夫顔の少年「僕は敵をたおした。
なのに少しもうれしくないんだ」

サイレント・バニーガール「戦うことのかなしみというやつかしら?」

スネ夫顔の少年「それとはちがう気がするんだ。
なんだか…… 大切な人をうらぎってしまったような……
そんな罪悪感がするんだ」

サイレント・バニーガール「……そう」

サイレント・バニーガールは少年に背をむけた

サイレント・バニーガール「余計なことをかんがえるのはよしなさい。
私たちは校長先生のすうこうな理想のために戦っているのだから。
校長先生の体はもうながくはもたないわ。
ここで私たちががんばらないと、理想の世界をおみせすることもできなくなってしまうのよ」

そして、彼女はそのままあるきさっていった

スネ夫顔の少年「……わかってる、そんなことは」

少年もどこかへ去っていった



その頃……



ドラえもんのスーパー頭突きでふっとばされたのび太顔の少年は、ずっと遠くにある壁にめりこんでいた

彼は、夢をみていた

ある年の正月の朝を、ねころがってすごしていた彼

どこからともなく聞こえてくる、自分は数十分後に首つったり火あぶりになったりと
そりゃもうひどい目にあうぞとほざく謎の声

そして机の中から現れた…… 今よりもちょっとデブなドラえもん



『未来の国からはるばると……』



のび太顔の少年「……はっ」

ダメージが回復してきた少年は、めをさました

のび太顔の少年「(今の夢は…… なんだ……
あの、机からでてきたのは…… ぼくの敵……)」

少年は力をふりしぼって、壁からぬけだした
そして、ふらふらと歩き始めた

のび太顔の少年「(任務をまっとうしなくては……
あの敵を、ドラえもんをたおさなくては……)」



少年は歩き続けて、倉庫にたどりついた

そこには、ジャイアン顔の大男がたおれていた

そして、その横には、彼が倒そうとしていた敵の、むざんな姿があった

のび太顔の少年「ドラえもん…… すでに死んでいたのか……」

少年は、自分のほほを涙が伝っているのにきづいた

のび太顔の少年「(なぜだ…… こいつは敵なのに……
一番おそろしい敵がしんだのに……
なぜこんなに、悲しいんだ……)」

少年はしばらく涙をながしていたが、
やがて倉庫の先へとすすんでいった

のび太顔の少年「(とにかく、じょうきょうを確認しなくては……)」



(つづく)

393ぼて:2012/02/01(水) 16:11:34 ID:7z1D9H.g
まだ更新があった事に感動してしまった
どこまで続くか分らないけど自分も再開する事にする

1にちめ

394ぼて:2012/02/02(木) 20:31:40 ID:Wx.vh5.Y
2にちめ

395ぼて:2012/02/03(金) 20:26:24 ID:Wx.vh5.Y
3にちめ

396ueda:2012/02/04(土) 09:41:08 ID:Hk/1IQeQ
<報告>
「その17」にバグ(ドラえもんがとられたはずのポケットから道具を取り出した)が存在していました。
ドラえもんは空気砲以外の何らかの手段でラジコンを破壊したと脳内補完した上でお読みください。
この場を借りてお詫び申し上げます。
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【ドラえもん のび太と哀戦士できすぎくん(その21)】

通路を歩いていたのび太顔の少年は、やがて先生にであった

のび太の先生「おお、カインドハーテッド・ガンマン。
ひどくやられてしまいましたね」

のび太顔の少年「あの猫型ロボットがエドモンド本田とかいう相撲取りの
ひっさつわざをつかってきたのです。
あれは予想外でした」

のび太の先生「エドモンド本田といえば、アフガン航空相撲の力士でしたね。
あのロボットはアフガン航空相撲のわざすら操ってしまうのですね」

のび太顔の少年「はい。
でも、あいつはもう死んだのですよね」

のび太の先生「そうですとも。
ギガント・ゴウダとリーゼント・フォックスがやつをスクラップに変えたのです。
もう何もおそれるものはないのですよ」

のび太顔の少年「……。」

少年は、うつむいていた
体がぼろぼろになっているせいもあるのだろうが、とても悲しそうなようすだった

のび太の先生「どうしたのです、浮かないかおをして」

のび太顔の少年「いえ、なんでもありません……」

のび太の先生「そうですか。
それにしても、だいぶ酷くやられてしまいましたね。
医務室に行って、治療をうけなさい」

のび太顔の少年「はい……」

少年は歩き去っていった



少年は医務室に足をふみいれた

そこには、のび太たちの学校の保健室の先生がいた

保健室の先生「カインドハーテッド・ガンマン。
先生から話は聞いています。治療をおこないましょう」
のび太顔の少年「よろしくおねがいします」

保健室の先生はベッドに少年をねかせ、機械をつかって少年の体をしらべはじめた

保健室の先生「内臓にダメージがあるようですね。
手術をしなくては」

保健室の先生は少年をねかせたまま、てきぱきと手術のじゅんびをしていく

まもなく準備はおわり、少年の体に麻酔がいれられた

少年は、ふかい眠りについた……



その頃、のび太の先生はカギのかけられた部屋で、電話をしていた

のび太の先生「……ああ、改造人間たちだな。
先ほど、われわれの基地に22世紀のネコ型ロボットが侵入してな。
しかし、改造人間たちが力を合わせてたおしてくれたのだ。

……ん? 購入を?

おお、そうか……
値段については、実物をみてもらった上で相談しようじゃないか。
私たちの基地へのルートを暗号文で送るから、それできてくれ。

……ああ。それではな」

先生は電話をきった

のび太の先生「……ふっふっふ。
これで私は、ばく大な金を手に入れることができる……

それだけではない…… 世界のパワー・バランスも……」



(つづく)

397ぼて:2012/02/04(土) 10:14:50 ID:Wx.vh5.Y
支援
4にちめ

398ぼて:2012/02/05(日) 15:04:28 ID:Wx.vh5.Y
5にちめ

399ueda:2012/02/06(月) 08:47:27 ID:3G7DmeV2
【ドラえもん のび太と哀戦士できすぎくん(その22)】

のび太顔の少年、カインドハーテッド・ガンマンは、
手術のために麻酔をかけられ、ふかい眠りについていた

深い深い眠りの底で、彼はゆめをみていた

夢の中で、彼はないていた

ドラえもんが、彼が倒さなくてはならなかった相手が、
どこか遠いところへいってしまおうとしていたからだった



少年「まって! まってよ! ドラえもん! いかないで!!」

少年はさけびながら、必死にドラえもんをおいかける

ドラえもんは少しうしろをみて言った

ドラえもん「ぼくは死んだ。 もう天国にいかなくてはならないんだ。
だいじょうぶ。 今の君ならきっとりっぱにやっていけるさ」

少年「やだよ! ドラえもん! 行かないでよ!」

ドラえもんは遠くにきえていく

少年「ドラえもん! ドラえもん! ドラえもーん!
ドラえもぉーんっ!」



『ドーーーーーーーーーーラえもーーーーーーーーーーーーんっ!!!!』



少年の叫びに、夢の外からきこえてきた保健室の先生の携帯の着メロがかぶった

『DOOOOOOOOORAEMOOOOON! YAH YAH YA……』

盛大に音楽をならしつつ、手術室のとなりの部屋のデスクの上で携帯がぶるぶるふるえていた

電話じゃなくてメールだったらしく、わりとすぐに音楽はやんだ

保健室の先生「(マナーモードにするのを忘れていたな)」

それから程なくして手術はおわった

一息つこうと思った保健室の先生のところに、教員Aが来た

教員A「先生。 後もう1人患者がひかえています」

保健室の先生「なんですか」

教員A「ギガント・ゴウダです。 先ほどメールをおくりませんでしたか」

保健室の先生「む、あのメールはそのことでしたか。 すみませんな。
それにしても、あの巨人を治療せねばならないとは……
彼を手術するのはムリだから、専用の治療槽にいれなければ。
カインドハーテッド・ガンマンの手術はおわったから、今から私がみにいきましょう」

教員A「ありがとうございます」

教員Aと保健室の先生は、医務室をでて、別なへやへとあるいていった



それからしばらく経ち、麻酔のきれたカインドハーテッド・ガンマンは目をさました

しかし、保健室の先生はかえってこなかった



(つづく)

400ぼて:2012/02/06(月) 17:42:23 ID:Wx.vh5.Y
6にちめ

401ぼて:2012/02/09(木) 18:00:20 ID:Wx.vh5.Y
ぐぬ、1にちめ

402ぼて:2012/02/10(金) 16:14:02 ID:Wx.vh5.Y
2にちめ

403ぼて:2012/02/11(土) 08:40:12 ID:Wx.vh5.Y
3にちめ

404ぼて:2012/02/12(日) 13:02:27 ID:Wx.vh5.Y
4にちめ

405ueda:2012/02/12(日) 20:50:14 ID:ZaGPLQ5M
【ドラえもん のび太と哀戦士できすぎくん(その23)】

少年の耳に、どこからか物音がきこえてくる

不審におもった彼は、医務室を出て、音のするほうへあるいていった



彼はやがて、大きなカプセルのある部屋についた

そこでは、ジャイアン顔の巨人―――ギガント・ゴウダがあばれていた

床には教員たちがよこたわっている
死んではいないようだが、けががひどく、うごくことができないようだった

そのなかに、保健室の先生もいた

のび太顔の少年「保健室の先生」

保健室の先生「か、カインドハーテッド・ガンマンか……
私としたことが、やつを興奮させてしまって……
たのむ、やつをとめてくれ……」

のび太顔の少年「わかりました」

少年は、銃をギガント・ゴウダにむけ、その足をねらって引き金をひいた

ギガント・ゴウダ「GUAAAA!!」

巨大な弾丸がギガント・ゴウダの足をつらぬいた
ギガント・ゴウダは痛みに顔をゆがめ、咆吼をあげたが、
すぐさま体勢をたてなおして少年にむかってきた

ギガント・ゴウダは走りながら大きく腕をふりかぶり、少年に拳をたたきつけた
だが、その拳が命中したかと思ったときには、少年はそこにはいなかった

ギガント・ゴウダ「ム!?」

少年がどこへいったかというと、ギガント・ゴウダの腹の下あたりにいた

のび太顔の少年はギガント・ゴウダの腹に次々と弾丸をたたきこむ

ギガント・ゴウダ「GA! GAA! GUHAAAA!!」

腹から胸へ、そして顔へ、少年は次々と弾丸をうちこんだ
ギガント・ゴウダはのけぞって、後退していく

少年はやがて弾をうちつくした

普通の銃ではとうてい扱えないようなおおきな弾丸をこれほどたくさん撃ち込まれているのに、
ギガント・ゴウダはほとんど弱っていなかった
それほどまでに、こいつはタフなのだ
少年もそれをわかっているから、一応仲間であるこいつにようしゃない攻撃をつづけている

ギガント・ゴウダ「ゴ・ロ゙・ジ・デ・ヤ゙・ル゙!! ウォォォォォー!」

ギガント・ゴウダは一声ほえるとタックルをしかけてきたが、
少年は側転をしてそれをかわした

ギガント・ゴウダはいきおいあまって壁にめりこみ、みうごきがとれなくなった

のび太顔の少年「(たんじゅんな奴め)」

少年はこれ幸いと銃のリロードをはじめた

一方ギガント・ゴウダはすぐに壁からぬけだし、少年にふりむいた

少年はまだリロードをつづけている

ギガント・ゴウダはまた一声さけんで、少年に突進していき……
その大きな手で、彼をつかんだ

ギガント・ゴウダ「ジネ゙、ジネ゙、ジネ゙、ジネ゙、ジネ゙……」

ギガント・ゴウダは手にちからをこめ、少年をにぎりつぶそうとする……



(つづく)

406ぼて:2012/02/13(月) 18:46:01 ID:Wx.vh5.Y
5にちめ

407ぼて:2012/02/14(火) 18:36:21 ID:Wx.vh5.Y
6にちめ

408ueda:2012/02/15(水) 00:36:28 ID:ZaGPLQ5M
【ドラえもん のび太と哀戦士できすぎくん(その24)】

結論からいうと、少年がかった

のび太顔の少年は、つかまれながらも、ぱかすかぱかすかと銃をうちまくった

そのうちの一発が巨人の鼻の穴にすいこまれるように入っていき、そのまま脳みそに達した
しかし、巨人は脳筋だったので、脳がダメージを食らったところでまあたいしたことはなかった

で、他の弾はというと、目んたまやら口の中やらにあたった
さすがにやわらかいところを何発もうたれたらこのタフな巨人もたまらんというわけで、
彼は少年をつかんだまま、地響きをたててたおれこんでしまったのだった

巨人の体から力がぬけたことで、少年は手の中からぬけだすことができた

のび太顔の少年「ふぅ」

少年は一息つくと、このあとどうせまたあるだろう戦いにそなえてリロードをした



そうこうしてるとのび太の先生がやってきた

のび太の先生「なにごとですか、一体」

のび太顔の少年「保健室の先生が、ギガント・ゴウダをちりょうしようとしました。
しかし、処置にミスがあったのか、興奮させてしまったので、ぼくがとめたのです」

のび太の先生「そうですか。ごくろうさまです。
でも、傷はもうよいのですか」

のび太顔の少年「ダメージはほぼ回復しています。
すぐに次の作戦こうどうに移ることができます」

のび太の先生「それはよかった。
しかし、たぶん当分作戦はないでしょう。
個室にもどって、今はゆっくりやすみなさい」

のび太顔の少年「はい」

少年はあるき去っていった



少年がじゅうぶん遠くまでいったのを確認して、
のび太の先生は倒れている保健室の先生に声をかけた

のび太の先生「保健室の先生」

保健室の先生「な……なんでしょう……」

のび太の先生「ギガント・ゴウダは、やはり制御がむずかしい。
これでは売りものになりません。廃棄処分しましょう」

保健室の先生「わかりました……」



(つづく)

409ぼて:2012/02/15(水) 17:30:25 ID:Wx.vh5.Y
7にちめ

410ぼて:2012/02/17(金) 22:26:28 ID:Wx.vh5.Y
1にちめ

411ぼて:2012/02/19(日) 16:29:42 ID:Wx.vh5.Y
1にちめ

412ぼて:2012/02/20(月) 17:25:30 ID:Wx.vh5.Y
2にちめ

413ぼて:2012/02/21(火) 16:19:02 ID:Wx.vh5.Y
3にちめ

414ueda:2012/02/21(火) 23:06:51 ID:TQ14bvCQ
【ドラえもん のび太と哀戦士できすぎくん(その25)】

のび太顔の少年は、通路でリーゼント・フォックスことスネ夫顔の少年にであった

スネ夫顔の少年「やあ、カインドハーテッド・ガンマン。
さわがしかったけど、ドンパチやってたのか」

のび太顔の少年「ギガント・ゴウダとね」

スネ夫顔の少年「あいつとか。 また暴走したのか」

のび太顔の少年「うん。 あいつもおとなしくしててくれれば、頼りになるやつなのに」

スネ夫顔の少年「しかしさ、ぼくたち改造人間の使命は勉強のできるこどもをみつけて、
日本をよりよい国にするてつだいをするということだったよな。
なのになんであんな脳筋をつくったのやら……」

のび太顔の少年「力仕事担当ってことじゃないかな」

スネ夫顔の少年「勉強のできる子供をさがすのになんで力仕事しないといけないのさ」

のび太顔の少年「ううん、それもそうか」

スネ夫顔の少年「なんだか、違和感があるんだよな……」
スネ夫顔の少年は少し間をおいて、いった

のび太顔の少年「違和感かあ……」

そのまま、ふたりはかんがえこんだ



のび太顔の少年はその違和感の正体をもとめ、自分の世界にはいりこんだ

少年はじぶんの記憶をさかのぼっていく
だが、改造手術をうけて、怪人と化す以前のことをどうしてもおもいだせない

あきらめず、根気よく、必死に思い出そうとして、それでも思い出せず、
少年はかんがえるのをやめようとした

その時、少し前にみた夢のことをおもいだした

少年は改造されてから何回かゆめを見たが、
そのどれもが、青いたぬき、じゃなかった青い猫型ロボット、
そして彼にとっては倒すべき敵だった存在、ドラえもんに関わるものだった

のび太顔の少年「(なぜドラえもんが……)」

正月の朝のこと、さっていくドラえもんのこと……それらをのび太顔の少年はおもいだしていた



「ぼくは死んだ。 もう天国にいかなくてはならないんだ。
だいじょうぶ。 今の君ならきっとりっぱにやっていけるさ」

「やだよ! ドラえもん! 行かないでよ!」

「ドラえもん! ドラえもん! ドラえもーん! ドラえもぉーんっ!」

『ドーーーーーーーーーーラえもーーーーーーーーーーーーんっ!!!!』

『DOOOOOOOOOOORAEMOOOOOOOOOOOON!
YAH YAH YAH YAH YAH!!』



そのとき、スネ夫顔の少年ものび太顔の少年と同じようにじぶんの記憶をたどっていたが、やめにした
目の前でのび太顔の少年がしずかに涙をながしていることに気づいたからだった

スネ夫顔の少年「おい、カインドハーテッド・ガンマン、どうした。
きゅうに泣き出したりして」

のび太顔の少年「……ドラえもん」

スネ夫顔の少年「ドラえもん……!?」
その名を聞いたスネ夫顔の少年の表情がかわった

のび太顔の少年は、なみだをふくと、すこし早口で話しだした

のび太顔の少年「違和感のしょうたいがなんとなくわかった。
ドラえもんにかかわるなにか…… あるいは、ドラえもんそのものだ」

スネ夫顔の少年「……。」

のび太顔の少年「ドラえもんをいきかえらせよう……それができる道具があったはずだ」

スネ夫顔の少年「……! おい、何いってるかわかってるのか!?
ドラえもんは敵だぞ! てきを生き返らせるなんて……」

のび太顔の少年「どこかにとじこめてから生き返らせればだいじょうぶさ。
……変なこといってるってのは、わかってるよ。
でも、なんていうか、その…… ここでこの問題をかいけつしとかないと、
ずっと後悔しそうなきがするんだ」

スネ夫顔の少年「……わかった。 でも、なにがあってもぼくは責任はとらないからな」

のび太顔の少年「だいじょうぶ。 ぼく一人で、全部やるから……」

(つづく)

415ぼて:2012/02/23(木) 11:49:28 ID:Wx.vh5.Y
(テスト期間の為中断)

416ぼて:2012/02/29(水) 16:01:13 ID:Wx.vh5.Y
テストおわた
1にちめ

417ぼて:2012/03/01(木) 15:58:43 ID:Wx.vh5.Y
2にちめ

418ぼて:2012/03/02(金) 16:15:46 ID:Wx.vh5.Y
3にちめ

419ぼて:2012/03/03(土) 16:16:00 ID:Wx.vh5.Y
4にちめ

420ueda:2012/03/03(土) 23:15:45 ID:/gHHCk46
テストおつです
―――――――――――――――――――――――――――――――――
【ドラえもん のび太と哀戦士できすぎくん(その26)】

のび太顔の少年「(まずは、四次元ポケットをてにいれないとな。
さて、どこにしまわれたやら)」

少年は四次元ポケットはどこにあるのか、どう取り戻そうかとかんがえてみた



ポケットは大事なものだから、大事なものをしまうところにしまわれるだろう

大事なものをしまうところを管理する人は、なんというかまあ、えらい人になるだろう

自分のグループの中でえらい人といったら……自分の先生か、校長先生だ
ならば、先生か校長先生の部屋にポケットがしまわれているはずだ

しかし、先生にたのんだところですぐにポケットをわたしてはくれないだろう
なんてったって、大事なものなのだから

スキを見てぬすむという手もあるが、そんなことをしたらタダではすむまい
だが……それしか方法がないのもまたじじつだ 

ならば、なんとかスキを作るしかない

スキを作るには…… たとえば騒ぎをおこすとかすればいいだろう

そうだ、基地のどっかに警備システムを制御する装置があったはずだ
あれをいじって警報をならせば……



少年はかんがえるのをやめ、歩き出した

少年は警備システムの制御装置がある、警備室にむかった
そこでは、ふだんは学校の事務員をしている人が、システムをチェックしていた

少年は腰から、いつも使っているのより小さな銃をとりだした
それは、麻酔銃だった

少年は麻酔銃にサイレンサーをとりつけると、事務員の人に銃をむけた

のび太顔の少年「(それっ)」

麻酔銃から弾がはなたれ、事務員の人につきささった
事務員の人はそのまま倒れ、ねむってしまった

のび太顔の少年「(それ、今のうち!)」

少年は機械にあゆみよって、目をやった
機械にはボタンやらランプやらがたくさんついていた

のび太顔の少年「(うー、どれを押せばいいんだ!?)」

しょうがないので、少年はでたらめにいろいろなボタンを連打した

あちこちから、機関銃が撃たれる音やら、電撃が放たれる音やら、ガスがふきだす音やらがしたあげく、
危機をつたえるサイレンが基地になりひびいた

のび太顔の少年「(さ、作戦せいこうだっ!)」

少年は部屋をでて、通路にでた

が、少年がさっきめちゃくちゃにボタンをおしまくったことにより、基地のトラップがフル稼働していて、
通路はとても人間がとおれるような状態ではなくなっていた

のび太顔の少年「(くうー……でも、たちどまっちゃいられない……!)」

少年は銃でトラップをぶっこわしながら通路をかけぬけていった

(つづく)

421ぼて:2012/03/04(日) 12:13:46 ID:Wx.vh5.Y
5にちめ

422ぼて:2012/03/05(月) 18:10:24 ID:Wx.vh5.Y
6にちめ

423ぼて:2012/03/06(火) 16:39:39 ID:Wx.vh5.Y
7にちめ

424ueda:2012/03/06(火) 16:56:35 ID:inytv5.c
【ドラえもん のび太と哀戦士できすぎくん(その27)】

一方校長のへやでは

校長「なにやら、さわぎが起きているな……」

のび太の先生「そうですね。
今、ほかの教員のかたがようすを確かめにいっていますが」

そうしていたら、教員Dがへやに入ってきた

教員D「大変です、のび太の先生! この基地のトラップがすべて作動しています!
通路はとても通れるじょうたいではありません……!」

校長「なんと…… 警備システムが暴走しているのか?」

のび太の先生「かもしれません。 ここは、改造人間たちにしらべさせましょう。
まだ、3体ほど起動してないやつもいますので」



スネ夫顔の少年「(ついにうごいたな、カインドハーテッド・ガンマン)」

リーゼント・フォックスことスネ夫顔の少年は、基地で騒ぎがおこるなか、
なにもせずにただ事態の進行をみまもっていた

そこへ、サイレント・バニーガールことしずかちゃん顔の少女がやってきた

しずかちゃん顔の少女「リーゼント・フォックス。
この基地の混乱を鎮圧しろとのめいれいがくだったわ」

スネ夫顔の少年「……ああ。 いこうか」



警備室に、3人の怪人がおとずれていた

クリミナル・イズ・ヤスと頭脳戦艦ハルと完璧少年トゥー・エイブルだった

3人は、のび太顔の少年によってねむらされていた事務員に話しかけた

クリミナル・イズ・ヤス「なにがあった……」

事務員A「はあ……
あたまに何かがつきささったかと思うと、きゅうに意識がなくなって……」

頭脳戦艦ハル「麻酔弾をうちこまれたんだな」

トゥー・エイブルは警備システムの機械をしらべてみた

トゥー・エイブル「……なにものかが機械をいじって、トラップを全部作動させたようだね」

頭脳戦艦ハル「ふむ。 でも、いったい誰が?
もしかして、侵入者がいるのか?」

クリミナル・イズ・ヤス「トラップを全部うごかしちゃったら侵入もクソもないだろ。
目的のところにいくまでにやられちまうじゃないか」

トゥー・エイブル「とにかく、監視カメラの映像をみてみよう。
何かてがかりがあるかもしれない」

トゥー・エイブルは機械をうごかして、この警備室の監視カメラの映像をみてみた

モニターにうつったのは、事務員の人をねむらせ、機械をめちゃくちゃにいじる
カインドハーテッド・ガンマンのすがたであった

クリミナル・イズ・ヤス「カインドハーテッド・ガンマンじゃないか!
なんであいつ、こんなことを!?」

頭脳戦艦ハル「あいつめ、おれたちを裏切ったな!」

トゥー・エイブル「(……どういうつもりだ?
あいつが、裏切る理由って……)」

トゥー・エイブルはすこしの間、考えこんだ
しかし、答えがみつからない

トゥー・エイブル「いまは、あいつを探すしかないな……」



(つづく)

425ぼて:2012/03/07(水) 19:35:36 ID:Wx.vh5.Y
8にちめ

426ぼて:2012/03/08(木) 18:31:53 ID:Wx.vh5.Y
9にちめ

427ぼて:2012/03/09(金) 12:06:15 ID:Wx.vh5.Y
10にちめ

428ぼて:2012/03/10(土) 10:14:57 ID:Wx.vh5.Y
11にちめ

429ぼて:2012/03/11(日) 10:26:28 ID:Wx.vh5.Y
12にちめ

430ぼて:2012/03/12(月) 10:35:09 ID:Wx.vh5.Y
13にちめ

431ぼて:2012/03/13(火) 08:32:38 ID:Wx.vh5.Y
14にちめ

432ぼて:2012/03/14(水) 11:03:48 ID:Wx.vh5.Y
15にちめ

433ueda ◆CA2XtAZAaM:2012/03/14(水) 18:25:43 ID:DFryT8Jc
【ドラえもん のび太と哀戦士できすぎくん(その28)】

一方のび太顔の少年は、銃弾のほとんどをつかいながらも、
なんとか校長先生の部屋のまえまでくることができた

のび太顔の少年「(さて……どうしようか)」

中に入ってポケットをぬすみだすわけだが、先生も校長先生もいるだろうし、
ポケットが部屋のどこにあるのかわからないし、
というか本当にこの部屋にあるのかどうかすらも確かではない

のび太顔の少年「(こんなさわぎおこしちゃった以上、他の改造人間のみんなも動きだすだろう。
ようすを見てる時間はない、か…… でもなー……)」

少年が次の行動をきめかねていると、ドアがあいて、のび太の先生がでてきた

のび太の先生「おや、カインドハーテッド・ガンマン。
なにやってるんですか」

のび太顔の少年「あ、先生」

のび太の先生「基地のトラップが全部作動して、パニックがおきています。
鎮圧にあたりなさい」

のび太顔の少年「……」

少年はかんがえた

ポケットを貸してもらうようたのんでも貸してはもらえないだろう

だが…… 貸してもらわないといけない理由をつくれば、どうだろうか
例えば、ポケットの中の道具がなければ、任務を遂行できないぞ、とか

とりあえずやってみよう

のび太顔の少年「そのことなんですけど……
鎮圧をするまえに、ひとつお願いがあるのですが」

のび太の先生「なんですか」

のび太顔の少年「あー…… 実は、その……」



そうだ、弾切れをおこしたってことにしよう
でもって、倉庫にある弾をとりにいくのが難しいからって理由で、
ひみつ道具のひとつ「とりよせバッグ」をかしてもらおう

「とりよせバッグ」があれば必要なものをなんでもとりよせてバッグから取り出せる
そう、そこからポケットを取り出しちゃえばすむはなしだ……

少年はそんな発想がすぐ出てきたことに一瞬おどろいた

改造人間になる前の記憶をうしなったはずの自分が、
ドラえもんのもつひみつ道具の機能をしっているのは、なぜだろう

やはり、自分とドラえもんの間には密接なかんけいがあるのだろうか……



のび太の先生「どうしましたか?」

先生の声で少年はわれにかえった

のび太顔の少年「あ! はい。
実は、ここにくる途中でトラップに対処するために、弾をつかいきってしまったんです。
倉庫へ弾をとりにいかないといけないのですが、トラップだらけでそうもいきませんよね。
だから…… ちょっと貸してほしい秘密道具があるんです」

のび太の先生「そうですか。 どの道具ですか?」



少年は、これはすこしまずいかもな、と思った

というのも、ここで「とりよせバッグ」を借りるにあたって、
先生にその機能を教えて何につかうのかいわなければかしてくれない可能性が高いのだ
ポケットと、そのなかの道具を大事なものとおもっているなら、そうするだろう

機能をしったら、それを利用してポケットをうばわれるのではないかと予想することもできるだろう
そうなれば、何らかの対策をとられてしまうのではないだろうか……?

でも、どの道具をかりるにしてもそれは同じことだろう
しょうがないからここはふつうに借りておこう



のび太顔の少年「『とりよせバッグ』というのを貸してください」

のび太の先生「『とりよせバッグ』ですね。
何に使うものですか?」

のび太顔の少年「遠くにあるものをとりよせるのに使います」

のび太の先生「(……なるほど)」



(つづく)

434ぼて:2012/03/16(金) 14:25:12 ID:wabm/m5E
1にちめ

435ぼて:2012/03/17(土) 11:33:13 ID:wabm/m5E
2にちめ

436ぼて:2012/03/18(日) 11:54:51 ID:wabm/m5E
3にちめ

437ueda ◆CA2XtAZAaM:2012/03/18(日) 17:05:45 ID:RBEr9E5E
【ドラえもん のび太と哀戦士できすぎくん(その29)】

のび太の先生「いいですよ、貸しましょう。
ただし、今ここで使って、すぐかえしてくださいね」

のび太の先生はいったん部屋にひきかえし、
しばらくして「とりよせバッグ」を持って戻ってきた
そして、それをのび太顔の少年にてわたした

少年はバッグに手をつっこみつつ、すこし考える



とりあえず、借りることはできた
しかし、つかったあとすぐ返さなくてはならない
つまり、ポケットをゲットするチャンスは今しかない……

でもここでポケットとりだしちゃったら、先生にとめられるだろう
むりやりぶちのめして逃げる手もあるが、それだと後々めんどうそうだ

どうしたものか……

……そうだ! ポケットをとりだした上で「わすれろ草」をつかおう
「わすれろ草」のにおいをかぐと記憶をうしなってしまうのだ
これを先生につかって、バッグとポケットのことわすれてるうちに逃げよう

また、ひみつ道具の記憶がよみがえってきた……
自分はほかにもいろいろな道具のことを知っているのかもしれない
その記憶をとりもどせれば、きょう力な武器になるだろう



少年は「とりよせバッグ」から四次元ポケットをとりだした

のび太の先生は少年がなにかしようとしていることに気づき、手をうごかした

しかし、少年はそれよりもはやく「とりよせバッグ」を放りすて、
四次元ポケットに手をつっこみ「わすれろ草」をとりだした

のび太顔の少年「くらえ!!」

少年はとりだした「わすれろ草」を先生の鼻につきつけた

のび太の先生「ン!? ……。」

のび太の先生は記憶の一部をうしない、あっけに取られたような顔をしている

のび太の先生「はて、私はなにを……」
のび太顔の少年「(いまだ!!)」

少年は脱兎のごとくにげだした

のび太の先生「あ、カインドハーテッド・ガンマン……!」



ついに少年は四次元ポケットをてにした
あとはこの中からドラえもんをすくえるようなひみつ道具をだせばいい

のび太顔の少年「(やった! やったぞ!!)」

少年は、かわりはてた姿となったドラえもんを見つけた倉庫へむかっていた
そこに、まだ壊していなかった数々のトラップがたちはだかる

少年は銃をかまえて引き金をひいたが、カチッ、と音がなるだけだった
しかも、予備の弾薬もつきていた

さっき、少年は「とりよせバッグ」を借りるための理由として弾切れをおこしたと言ったが、
まさか本当に弾切れになっていたとはおもっていなかったのだった

のび太顔の少年「(そうだ、ポケットから武器を!)」

少年は四次元ポケットに手をつっこみ、大きなけん銃をとりだした

のび太顔の少年「これでもくらえーっ!!」

少年が引き金をひくと同時に、ものすごい轟音がなりひびき、
道をふさぐトラップはすべてふきとんでしまった

そればかりか、壁や天井もぼろぼろになっていた

のび太顔の少年「……。」

直後に落盤がおこって、通路はふさがってしまった
少年は別なルートをさがすことにした

通路をはしりながら、少年はかんがえる

この銃はたしか、「ジャンボガン」だったはずだ
「ジャンボガン」は一撃で戦車をふきとばす、おそるべき銃だ

そういえば……
これをつかってパパとママと……ドラえもんを脅迫してしまった記憶がある

なんでそんなこと覚えてるんだろう……道具そのものとはかんけいない記憶なのに



(つづく)

438ぼて:2012/03/19(月) 12:57:51 ID:dDqQ66Cc
4にちめ

439ぼて:2012/03/20(火) 11:22:29 ID:dDqQ66Cc
5にちめ

440ぼて:2012/03/21(水) 16:22:52 ID:dDqQ66Cc
6にちめ

441ぼて:2012/03/22(木) 17:41:46 ID:dDqQ66Cc
7にちめ

442ueda ◆CA2XtAZAaM:2012/03/22(木) 21:34:49 ID:0zU8P8Us
【ドラえもん のび太と哀戦士できすぎくん(その30)】

のび太顔の少年は迂回路をとおりつつ、倉庫にちかづいていた
しかし、彼の前にたちはだかる者がいた スーツをきた少年と、戦闘機男だった

のび太顔の少年「クリミナル・イズ・ヤスに、頭脳戦艦ハル」

クリミナル・イズ・ヤス「カインドハーテッド・ガンマン。
なぜ俺たちをうらぎり、基地をめちゃくちゃにしようとしたんだ」
頭脳戦艦ハル「これはあきらかな反逆行為だぞ」

のび太顔の少年「ごめんよ。
僕にはどうしてもやらなければいけないことがあるんだ。
そのためにあんな手段を取らせてもらった……」

クリミナル・イズ・ヤス「やらなければいけないこと、だと?」

クリミナル・イズ・ヤスがしゃべっている間に、少年は四次元ポケットの中に手をつっこんでいた
そして彼は「こけおどし手投げ弾」をとりだした

頭脳戦艦ハル「な!? なぜ四次元ポケットをもっている!」

のび太顔の少年「盗ませてもらった!」

少年はそういって、こけおどし手投げ弾を地面にたたきつけた
そして、ものすごい音と光がはなたれた

クリミナル・イズ・ヤスと頭脳戦艦ハルは、ショックですこしの間うごけなくなった

彼らが回復したとき、のび太顔の少年は通路のおくの方へ走りさろうとしていた

頭脳戦艦ハル「逃がすかっ!」

戦闘機男は自分のエンジンをおもいきりふかして、のび太顔の少年をおいかけた
そのスピードは、のび太顔の少年の走るはやさをはるかに上回っていた

戦闘機男はすぐに少年においつき、太い腕で少年をうしろからなぐりつけた

のび太顔の少年「GUBEEEEEEEEEEE!?!?」

少年はすこしふっとび、地面にうつぶせに倒れた

遅れてはしりよってきたクリミナル・イズ・ヤスは少年の手前で小さくジャンプし、
ダウン攻撃をかまそうとした
だが、少年は痛みをこらえつつ横にころがり、その攻撃をかわした

少年はそのままポケットに手をつっこみ、「空気砲」をとりだした
そして、ポケットにつっこんだのとは反対の手にそれをはめた

彼の横にはクリミナル・イズ・ヤスが、前方には頭脳戦艦ハルがいる
少年はまずクリミナル・イズ・ヤスをたおそうとした

のび太顔の少年「ドカン!!」

少年のさけびとともに、空気砲から空気の弾がはなたれてクリミナル・イズ・ヤスをおそった
だが、それと同時に頭脳戦艦ハルも砲撃をしていた

クリミナル・イズ・ヤス「GAHAAAAAAAA!?」
のび太顔の少年「やっ…… AGAAAAAAAAAAAAAA!?!?!?」

腹に空気弾をうけたクリミナル・イズ・ヤスが体をくの字にまげてふっとぶのと、
のび太顔の少年の腕に頭脳戦艦ハルの放ったショットがあたり、
彼の腕がふつうありえない方向にまがってしまったのはほぼ同時であった

頭脳戦艦ハル「だいじな武器が、つかいものにならなくなったな!」
頭脳戦艦ハルは、もだえ苦しむのび太顔の少年にさらなる攻撃をしかけるつもりでいた

少年は、まだうごく方の腕を四次元ポケットにつっこみ、「タケコプター」をとりだした

のび太顔の少年「(い、いちか、ばちかだ……!)」

少年はタケコプターを持った腕を前につきだし、タケコプターのスイッチをいれた
タケコプターのプロペラが回転しはじめ、少年の体を前方の、すこし斜め上へとひっぱっていった

どんどんスピードを増していき、少年は頭脳戦艦ハルとすれちがって通路の奥へすすんでいった

頭脳戦艦ハル「またにげる気か!?」

頭脳戦艦ハルは、少年の方を向こうとしたが、すこし時間がかかった
人間にくらべてあまり小回りがきかないことが彼の弱点であった

頭脳戦艦ハル「ヤス! 後からついてこいよ!」

頭脳戦艦ハルはのび太顔の少年をおいかけた



少年はその後タケコプターを頭につけなおし、最高速度の80km/hで低空飛行していた
そして、ついに倉庫にたどりついたが、そこにドラえもんの残骸はなかった

のび太顔の少年「(かたづけられたか…… となると……)」

ドラえもんはおそらくゴミ捨て場にすてられてしまったのだろう、と少年は考えた
ゴミ捨て場はこの倉庫をでてまっすぐ進めばいけたはずだ

のび太顔の少年「(まっていて、ドラえもん…… もうすぐ助けるから……)」



(つづく)

443ぼて:2012/03/23(金) 17:38:59 ID:dDqQ66Cc
8にちめ

444ぼて:2012/03/24(土) 12:12:29 ID:dDqQ66Cc
9にちめ

445ueda ◆CA2XtAZAaM:2012/03/24(土) 21:23:02 ID:Ljt7TcgE
今回は少々グロ表現あり。注意
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
【ドラえもん のび太と哀戦士できすぎくん(その31)】

のび太顔の少年は、ついにゴミ捨て場にたどりついた

ゴミ捨て場は大きな円柱型の穴になっていた
穴はとてもふかく、中には大量にゴミがたまっていたが、
その一部はなぜか階段状につまれていた

少年は穴の上に移動して、ドラえもんをさがしてあたりを見回した

大量のゴミのなかに、彼は青い塊のようなものをみつけた

のび太顔の少年「(まちがいない…… あれだ)」

少年は、ずっと下のほうに見える青い塊のところへ降りていった



降りていった、それもゆっくりとではなく急速に

ひゅーーーどすん、と音をたてて



少年はいっしゅん、何があったのか理解できなかった

だが、全身に激しいいたみが走り、意識をたもつことすら困難な状態であった

彼の口の中には、鉄の味がひろがっていた

彼のタケコプターは、破壊されていた
後ろからおってきた頭脳戦艦ハルの、ねらいすました砲撃で砕かれてしまったのだ



頭脳戦艦ハル「ふん…… 裏切りなんかするから、こうなるんだ」
クリミナル・イズ・ヤス「まだ死んだかどうかわからん。
おれが確認してくるよ」

クリミナル・イズ・ヤスは階段状につみあげられたゴミを利用し、
穴の底をめざしておりていった



少年はひん死の状態であった
だが、その目にはたしかにドラえもんの残骸がうつっていた

自分はもう助からないかもしれない
でも、それでも、ドラえもんだけは

その一心で、少年はさいごの力をふりしぼった

四次元ポケットから「タイムふろしき」をとりだした少年は、ドラえもんの元へ這っていく

そこへクリミナル・イズ・ヤスが降りてきた

クリミナル・イズ・ヤス「やっぱまだ生きてやがったか!」

彼はナイフをとりだし、少年のもとへ歩み寄る

クリミナル・イズ・ヤス「どうせその傷じゃたすからないだろうが、
せっかくだからはやめに楽にしてやる」



クリミナル・イズ・ヤスのナイフが、
消えかかっていたのび太顔の少年の命のともしびをふきけしたのと

のび太顔の少年が、
ドラえもんにタイムふろしきをかけたのとは

ほぼ同時だった



クリミナル・イズ・ヤス「ざまあみやがれ……」

クリミナル・イズ・ヤスは動かなくなった少年を背に、あるきさっていった



(つづく)

446ueda ◆CA2XtAZAaM:2012/03/25(日) 08:50:06 ID:Ljt7TcgE
【ドラえもん のび太と哀戦士できすぎくん(その32)】

ドラえもんには人工的なものであるとはいえ、心があった
だから、生き物の死というのも理解できた

ドラえもんには蓄積されたデータからうまれた疑似的なものとはいえ、直感があった
だから、親友の危機もなんとなくわかった



去っていくクリミナル・イズ・ヤスの後ろで、動くものがあった

それは、自分にかけられていたタイムふろしきをはねのけ、立ち上がった



生まれたままの姿のドラえもんが、そこにいた

体は黄色いし、耳もあるし、声もいつものそれとはちがう



気配に気づいたクリミナル・イズ・ヤスがふりむいた

クリミナル・イズ・ヤス「お、おまえは……!?」

次の瞬間、クリミナル・イズ・ヤスは上方へとふきとんでいた
ドラえもんが彼にアッパーカットをはなったのだ

穴の上でクリミナル・イズ・ヤスを待っていた頭脳戦艦ハルは、
自分の相棒が穴の下からふっとんできて、天井に激突し、はねかえり、
床にたたきつけられたのを見た



ドラえもんは、もの言わぬのび太顔の少年をみた

彼は自分にかけられていたタイムふろしきを手に取ると、それを少年にかけてやった

少年の時間が、みるみるうちにまきもどっていく

その体に命がもどり、キズは消え、
肉体の構造もほんらいのものへと戻っていった



彼は、カインドハーテッド・ガンマンから、野比のび太にもどったのだ



意識をとりもどしたのび太は、目の前にいるものをみた
それはいつか見たことがある、自分のところへくる前のドラえもんの姿だった

改造される前の状態にもどったことで、ふうじられていたのび太の記憶は完全に解放された

四次元ポケットからでてくるいくつものひみつ道具
それらがもたらしたいくつもの出会い、いくつもの冒険、いくつもの思い出

のび太はそのすべてを取り戻していた

いっぽうで改造人間でいた時のことものび太はおぼえていた
タイムふろしきはつつんだ者の時間をまきもどすが、その記憶まではまきもどさないからだ

違和感をかんじていたのは、どこか悲しかったのは、いちばんの親友が死んでしまっていたからだ

通路でのたたかいでドラえもんを傷つけてしまったことも、彼は覚えていた

そして、それ以前にもドラえもんをおしいれにとじこめたり、
ジャンボガンで撃とうとしたりとひどい目にあわせてしまったことも……

のび太「ドラえもん…… ごめん…… いままで……」

ドラえもん「生き返っていきなりあやまらなくたっていいだろ」

のび太「ドラえもん……」

ドラえもん「本当に、よかった…… でも、それより今は……」

上にはまだ頭脳戦艦ハルがいる
クリミナル・イズ・ヤスがあんな事になってしまったから、追撃をかけてくるだろう

ドラえもん「いくぞのび太くん。 まだ戦いはおわってない」

四次元ポケットを腹につけなおしたドラえもんは、武器としてショックガンをのび太にわたした
そして、二人はゴミの山をのぼって穴の上にむかった



(つづく)

447ぼて:2012/03/25(日) 19:36:23 ID:dDqQ66Cc
10にちめ

448ueda ◆CA2XtAZAaM:2012/03/26(月) 08:56:41 ID:Ljt7TcgE
【ドラえもん のび太と哀戦士できすぎくん(その33)】

穴の上には、頭脳戦艦ハルがまちうけていた
また、彼のうしろには、何人もの教員や事務員たちがひかえていた
みな銃をかまえている

頭脳戦艦ハル「……うて!!」
彼のかけごえとともに、頭脳戦艦ハルをふくめた全員が発砲した

ドラえもんは、のび太の前で、仁王立ちをした
銃弾の雨が、ドラえもんにおそいかかる

ドラえもん「クンッ…… ヌアアアアアアアアアアァァァァァァァァ」

無数の銃弾がドラえもんにあたり、そのメッキをはぎとっていった

何発かの銃弾がドラえもんの耳にあたり、それを破壊していった

一発の銃弾がドラえもんの口にとびこみ、彼の声をつかさどるパーツにダメージをあたえた

そして、敵の攻撃がいったんやんだ

ドラえもんは倒れることなく、立っていた

ぼろぼろになった彼の耳が、くずれて落ちた
体のメッキも、背中の部分をのこしてはげてしまっていた

ドラえもん「大丈夫か、のび太くん」
でてきたのはいつもの声だった

頭脳戦艦ハル「第二射、うて!!」
教師と事務員たちは、彼のかけごえとともにふたたび銃を撃とうとした

だが、それより早くドラえもんはうごいた
彼は目にもとまらぬスピードで教師の一人にはしりより、その腕をつかんだ
つかんだまま、その勢いで教師をふりまわし、まわりにいた人々をなぎたおした

教員の一人はおもわぬ攻撃にうろたえながらも、ドラえもんに銃をむけ、銃を連射した
だが、ドラえもんの装甲は銃弾をすべてはじいた

そして、ドラえもんは正拳突きで反撃した
その威力はすさまじく、教員のからだを大きくふっとばして後ろにいた人々までまきぞえにした

教員も事務員もみな戦闘不能になり、後は頭脳戦艦ハルがたっている、もとい飛んでいるだけだった

頭脳戦艦ハル「くそ…… なめるな」
頭脳戦艦ハルは後ろへさがりながら連続で砲撃した

ドラえもん「あれをくらうと危険だ。 のび太くん、なんとか狙いをそらすぞ!」
のび太「わかった!」

ドラえもんとのび太はそれぞれはしりだした
いっぽう頭脳戦艦ハルは、二人にねらいをさだめようとする

ドラえもんは壁をはしったり三角飛びをしたりとトリッキーなうごきをして狙いをかわしていたが、
スポーツが苦手なのび太はそんなことはできず、とりあえずジグザグに走ることしかできなかった

頭脳戦艦ハル「のろまめ! まずはお前からやってやる!」
頭脳戦艦ハルはのび太をまず倒すことにして、彼に狙いをつけた

ドラえもん「かかったな!」
頭脳戦艦ハル「なに!」

ドラえもんは頭脳戦艦ハルが気づかないうちに、彼のうしろに移動していた
のび太を倒そうとして、自分への対処がおろそかになるのをねらったのだ

ドラえもんは、頭脳戦艦ハルをつかみ、バックドロップをしかけた

頭脳戦艦ハル「BUGEEEEEEEEEEEEEEE!?!?!?」
後頭部に大打撃をうけた頭脳戦艦ハルは、気をうしなった

ドラえもん「かったぞ……」

ドラえもんとのび太は一息ついた
そして、タイムふろしきを倒れているクリミナル・イズ・ヤスと頭脳戦艦ハルにそれぞれかけてやった

クリミナル・イズ・ヤスは安雄に、頭脳戦艦ハルははる夫に、それぞれもどった

安雄「のび太にドラえもん! 助けてくれてありがとうな」
はる夫「やっぱり人間のからだが一番だよ」

のび太「後は出来杉とジャイアンにスネ夫、そしてしずかちゃんが改造されていたはずだ。
みんな元にもどして、脱出しなきゃ」

ドラえもん「どこにいるとか、心あたりは?」

安雄「まあ通路のどこかにいるんじゃないかな。
のび太がおこした騒ぎを鎮圧するよういわれていたから」

ドラえもん「そうか。『たずね人ステッキ』使ってさがすしかないかな」



(つづく)

449ぼて:2012/03/26(月) 11:37:10 ID:dDqQ66Cc
11にちめ

450ぼて:2012/03/27(火) 09:39:39 ID:dDqQ66Cc
12にちめ

451ぼて:2012/03/29(木) 15:56:48 ID:dDqQ66Cc
1にちめ

452ぼて:2012/03/30(金) 22:55:18 ID:dDqQ66Cc
2にちめ

453ueda ◆CA2XtAZAaM:2012/03/31(土) 20:13:19 ID:PKMJaPu.
【ドラえもん のび太と哀戦士できすぎくん(その34)】

4人は通路をすすんでいた

途中、いきのこっていた教員や事務員、壊していなかったトラップが襲いかかってきたが
そんなものはドラえもんとのび太にかかればあっというまに打ちのめされてしまうのだった

安雄とはる夫は、これが百戦錬磨の戦士のちからなのかとおどろいた
同時に、そんな彼らがどうしてこんなやつらにつかまってしまったのかとも思った

彼らは安全を確保しては「たずね人ステッキ」をたおし、改造された仲間たちの位置をさぐった
的中率70%の「たずね人ステッキ」だが、それでも何回も使えば信頼性はたかまる



実際、彼らはかつての仲間のひとりに近づきつつあったのだ



そいつは巨大なカプセルの中で、いくつもの太いパイプにつながれていた
カプセルの周りにはふくざつそうな機械がたくさんあった

機械のひとつにモニターがあり、そこには心電図らしきものが写っていた
そこに示される波は、時間とともに小さくなっていた

そこへドラえもんたちがあらわれた

彼らは、カプセルの中身をみあげた
そこにいたのは、巨人―――ギガント・ゴウダだった

ドラえもん「あれは…… 倉庫で僕がたたかったやつだ。
僕はあいつと相討ちになってしまったんだ」

ドラえもんたちは、カプセルの中に入っている巨人の顔をみた
それは、だいぶ凶悪なめつきになっていたものの、ジャイアンの顔であった

のび太「まちがいない。 こいつが改造されたジャイアンだ」
はる夫「このカプセルから出して、タイムふろしきをかけてやろうぜ」

カプセルの開け方がわからないので、ひみつ道具でむりやりあけることにした
といっても、重火器はつかわない

ドラえもん「『万能オープナーひらけゴマ』をつかおう。
これを使えばとびらだろうが宝箱だろうがなんでもひらく」
はる夫「マネマネ銀でできてるのか」
のび太「ちがうとおもうよ。 っていうかカギじゃないし」

「万能オープナーひらけゴマ」をふりかけたことでカプセルはぱっかりと開いた
中のギガント・ゴウダはじぶんの重みでたおれこみ、ぐったりと横たわった

ドラえもん「ずいぶんおとなしいな。 眠っているんだろうか」

彼のようすにすこし気になるところはあったが、
とにかくドラえもんはギガント・ゴウダにタイムふろしきをかけた

そして、ギガント・ゴウダはジャイアンこと剛田武にもどった

ジャイアン「ふう、たすかったぜ! ありがとな。
お前らがきてくれなかったらあぶなかった。 死んじまうところだったよ」

のび太「死んじゃうところだったって…… なにかあったの?」

ジャイアン「ここにいた先生のやつらときたら、
あのパイプからおれのからだに毒をいれて、殺そうとしてたんだ……
くるしかったが身動きがとれなくなっていて、どうしようもなかった」

安雄「毒だって!? なんでそんなこと……」

ジャイアン「おれが自分たちの思い通りにならないからそうしたらしい。
まったく、ろくなこと考えないやつらだぜ!」

はる夫「ホントだよもう。 あいつら僕らをなんだとおもってるんだ」

ドラえもん「そんなやつらにみんなを任せちゃおけないね。
残るしずかちゃんとスネ夫くんと出来杉くんを、はやくたすけないと」

そこに、どこからともなく声がきこえてきた

*「そこまでだ」

一同「!?」

ドラえもんたちは声のする方へふりむいた

そこには、彼らがまだしらない5人の怪人がいた

のび太「ああっ…… きみらは……!
あばら谷くんにズル木くんにガリベンくんにムス子ちゃんに多目くんじゃないか!!」



(つづく)

454ueda ◆CA2XtAZAaM:2012/04/01(日) 08:42:11 ID:RH/n7Sr.
【ドラえもん のび太と哀戦士できすぎくん(その35)】

怪人たちが順番に名乗りをあげた

あばら谷くんらしき少年「ぼくの名は、グラビティ・ランナー。
ぼくにとっては壁も天井も床とおなじようなものだ」

ズル木くんらしき少年「ぼくは、カニング・フェロー。
蓄積されたデータにもとづく戦法をうちやぶれるかな」

ガリベンくんらしき少年「ぼくはジェラス・セカンド。
2番手だからといってなめるなよ……」

ムス子らしき少女「ムス…… 私はバッドテンパー・ガール。
けして笑えぬ女」

多目くんらしき少年「ぼくは、リベンジャー・アンダードッグ。
もうダメなやつだとはいわせない」

のび太「そんな……! きみらまで改造されてしまったのか……!
(というか多目くん、きみは転校したはずじゃ?)」

ジェラス・セカンド「そうさ。
きみの先生が僕らにすばらしいちからを与えてくれたんだ」

カニング・フェロー「もう生き残ってる先生や事務員の方もすくないからな。
ここで終わりにさせてもらうよ」

バッドテンパー・ガール「ムス……! ひっかき殺すぞこのドアホウども」

グラビティ・ランナー「さあ、勝負だ!!」

5人の怪人が、いっせいにドラえもんたちに向かってかけだしてきた

のび太「どうしよう!?」
ドラえもん「考えがある。 まずはムス子ちゃんからなんとかしよう」

ドラえもんはポケットから「表情コントローラー」をとりだした
人の表情をかえてしまうことができる道具だ

ドラえもん「それ!」

ドラえもんは表情コントローラーをバッドテンパー・ガールにむけ、笑顔のボタンをおした
バッドテンパー・ガールははじめはムスっとしたままだったが、やがて口元がほころびだし、
大きな口をあけて大笑いしはじめた

そして、バッドテンパー・ガールの口からコキッと音がした

バッドテンパー・ガール「アワアワ……」

バッドテンパー・ガールのアゴがはずれてしまった音だった

ジャイアン「そうか! アゴをはずれさせたんだな」
安雄「ふだん笑いなれてないからな。 あんなに大笑いしたら……」

カニング・フェロー「……かかったな!」
のび太「え!?」

その時、ドラえもんたちは、急にくるしみはじめた

ジャイアン「うおおお……」
のび太「こ、これはあああ……」

バッドテンパー・ガールの口から、ものすごい口臭がはなたれていた

カニング・フェロー「こんなこともあろうかと、ニンニクやニラなどを大量にくわせておいたのさ……」
リベンジャー・アンダードッグ「ちなみにぼくらは鼻に消臭フィルターをいれてあるからノーダメージだ」

安雄「お、女の子にそんなことさせるなんて……」
はる夫「おまえら人間じゃねえ……おえええ……」
ドラえもん「BUFOAAAAAA!! OEEE、GEBOOOOO!!」

バッドテンパー・ガールの目からはひとすじの涙がながれていたが、だれも気にしてなかった
そうこうしてる間に、次の攻撃がこようとしていた

グラビティ・ランナー「そおれなぶり殺しだ!
僕のグラビティテクニックをみせてやる!!」

グラビティ・ランナーは壁から天井へとかけあがった
そして、天井からジャンプした後くるりと回転して逆向きになり、
そのまま膝から急降下した

グラビティ・ランナー「あばら谷流・爆砕重落下!!」
重力のパワーをえたグラビティ・ランナーの膝がドラえもんの頭をちょくげきした

ドラえもん「NUGYAAAAAAAAAAAAA!?!?!?」
ドラえもんはダウンしてしまった

ジャイアン「くそお、せめてブレスケアかフリスクがあれば!」
はる夫「どっちももってないよ!
そうだ、なにか口臭をけすひみつ道具は……!?」
のび太「におい消しの道具!? ……思いだせない。
こうなったら…… 正攻法でいくしかないか」

のび太は片手で鼻をつまみ、もう片方の手でショックガンをかまえた



(つづく)

455ぼて:2012/04/01(日) 13:23:11 ID:dDqQ66Cc
保守ありがとです
4にちめ

456ぼて:2012/04/02(月) 12:48:20 ID:dDqQ66Cc
5にちめ

457ぼて:2012/04/03(火) 10:33:35 ID:dDqQ66Cc
6にちめ

458ぼて:2012/04/04(水) 12:44:24 ID:dDqQ66Cc
7にちめ

459ueda ◆CA2XtAZAaM:2012/04/04(水) 21:01:39 ID:39WM.A4s
【ドラえもん のび太と哀戦士できすぎくん(その36)】

のび太「どおだ、これでにおいはなんとかなったぞ」

ショックガンをかまえつつのび太は言った

ジェラス・セカンド「そのくらい予想ずみさ。
きゅう覚だけでなく、ちょう覚も攻撃されたらどうなるかな!?」

ジェラス・セカンドは電話の受話器のようなものをてにとった

すると、のび太たちに、それぞれちがった幻聴がきこえはじめた

『のび太、おまえなんか死んじまえ。』
『ジャイアン、おまえなんか死んじまえ。』
『安雄、おまえなんか死んじまえ。』
『はる夫、おまえなんか死んじまえ。』
『ドラえもん、おまえなんか死んじまえ。』

幻聴によって、のび太たちはさらに力がぬけてしまった

安雄「うげげげげげええ……」
ジャイアン「ちきしょう、だめだあ…… おれはもはやただのブタゴリラだ」
はる夫「それはブタゴリラに失礼ってもんだぞ…… ぐええ……」

のび太「ぐにゃあ」

のび太は完全に気力をうしない、のびてしまった
それどころか、とけちゃって、なかばスライム状の生命体と化している

ドラえもん「(なんてやつらだ…… ジャイアンたちはともかくのび太くんが重症だ。
こうなったら…… ムリヤリにでも戦意をひきだすぞ)」

ドラえもんは『赤まむしドリンク』『ハッスルねじまき』『ムードもりあげ楽団』
をポケットからだした

ドラえもんは右手で赤まむしドリンクをのび太の口にそそぎこみつつ、
左手でハッスルねじまきをのび太の背中(スライムになってるけど)につけて、まいた
そんな彼のうしろではムードもりあげ楽団が、気持ちをふるいたたせるような曲をえんそうしている

そして、ドラえもんはダメおしとして、SPのつづく限り精神コマンド『激励』をつかい、
のび太の気力をたかめた

ドラえもんがそんなものおぼえてるかどうかは…… まあこのさい考えまい

そしてスライム化していたのび太は元通りになり、むくりと起き上がったのであった
その体は、ピンク色のオーラにつつまれている

のび太「ウオオオオオオオーーーー」

彼はこどものものとは思えぬひくく重い声で咆吼をあげた
ついでに、目はなぜか白目になっている

ジャイアン「まさか……」
安雄「暴走?」

ドラえもん「なんてこった……パワーをつけすぎてしまった」

のび太はもうれつな勢いで敵にとつげきしていった
そして、ショックガンなんかほうりだして、その二本の腕であばれまわっていた

それはとても凄惨な光景であった

まず、のび太はジェラス・セカンドの頭をひっつかみ、
バッドテンパー・ガールのアゴがはずれて開きっぱなしの口のなかにつっこんだ

ジェラス・セカンドは口臭で失神し、一方バッドテンパー・ガールは窒息した

これはなんとかしなければならないと思ったカニング・フェローは、
リベンジャー・アンダードッグとともにのび太をこうげきした
しかし、のび太はそれをひらりとかわした

だが、カニング・フェローにとってこれは想定内のことであった
のび太がうごいた先の上の天井に、グラビティ・ランナーをまちぶせさせていたのだ

グラビティ・ランナーは爆砕重落下でのび太をこうげきした

爆砕重落下で頭部にちめい的なダメージをおったのび太は、ようやくおとなしくなった
彼は床に横たわり、もしかしたら永遠につづくかもしれない昼寝をはじめた

ドラえもん「(こいつらに勝ったあとで治してやるからな、のび太くん)」

ジャイアン「さあ、これで4対3だ!」
はる夫「精神攻撃もなくなった。 もうおまえらに勝ち目はないぞ!」

カニング・フェロー「なめるなよ。 まだ勝負はこれからだ……」



(つづく)

460ueda ◆CA2XtAZAaM:2012/04/07(土) 19:58:54 ID:TLejDAaU
【ドラえもん のび太と哀戦士できすぎくん(その37)】

ドラえもんたちは数のうえでは有利になった
しかし、敵もてごわいので、油断はできない

ドラえもん「(カニング・フェローの策略がやっかいだ。
まずはあいつからたおすか? いや、そんな考えすらも読まれているかも)」

安雄「(リベンジャー・アンダードッグも他の怪人みたくなにかしら能力をもってるだろうが……
なんなんだろう)」

ジャイアン「おまえら! 足をとめるな!! 考えるよりたたかうんだ!」
思考モードにはいったドラえもんと安雄にむかってジャイアンがさけんだ

カニング・フェロー「へへへ、脳筋らしいばかなかんがえだ。
そんなやつにはぼくらは倒せないなー」

ジャイアン「なんだとおおお!!!」
ジャイアンは頭からゆげをだし、口からは人間にないはずのキバをのぞかせている

カニング・フェロー「……。」
カニング・フェローは腰をおとして、急にだまってしまった

ドラえもん「ジャイアン、あんな挑発にのっちゃだめだ」
はる夫「そうだよ、落ちついて落ちついて」

ジャイアン「……ドガア!!」
ジャイアンはそんなふたりの声を無視して一声ほえると、
カニング・フェローにはしりより、ドロップキックをはなった

カニング・フェロー「いまだ!! サマーソルトキーック!!」

ねらいすましたかのようなサマーソルトキックで、ジャイアンは空中にうちあげられた

そのままカニング・フェローはジャンプして、空中コンボに移行した
しかもあろうことか永久コンボであった

安雄「ちくしょう! やられた!」
はる夫「だから、挑発にのるなといったのに!!」

ドラえもん「(このチーム戦で永久コンボとは…… あまいな!!)」

ドラえもんは空気砲をとりだし、うでにはめると、カニング・フェローに狙いをさだめてぶっぱなした

しかし、はなたれた空気弾がとどくまえに、カニング・フェローはコンボをやめ、
天井をけって弾をかわした

ドラえもんは、落下するジャイアンをうけとめるべく移動しようとした

だが、ジャイアンの上の天井に、グラビティ・ランナーが移動してきていた

グラビティ・ランナーはすぐさま爆砕重落下をはなった

爆砕重落下はジャイアンの腹にちょくげきした
そのまま、グラビティ・ランナーはジャイアンごと地上に急降下していく

ドラえもんはジャイアンをうけとめようと出していた腕を、
とっさに上にむけた

これで、空気砲をうてば、それをうけたジャイアンが横にふっとんで、たすかるかもしれない

だが、友達をうつことなどドラえもんにはできなかった

ドラえもん「(だめだ、やられる……!)」

そのとき、ドラえもんの横からなにかがとんできた
飛びげりの体勢にはいった安雄であった

安雄「よせええええ!!」

安雄のキックが、ドラえもんをつきとばした

そして、そこにジャイアンとグラビティ・ランナーがふってきた

安雄はつぶれて、おせんべいになってしまった

ドラえもん「安雄!!」

安雄はちからつきてしまったようで、へんじをしなかった

グラビティ・ランナー「ふん……これで2VS3だ」
グラビティ・ランナーはジャイアンの頭にけりをいれつつ言った

リベンジャー・アンダードッグ「さあ、どうするかな?」

はる夫「ドラえもん、これはやばいよ!」
ドラえもん「あわてるな、パニックになったら負けだ。
ぼくがなにか作戦をかんがえる。 いまは相手のこうげきをどうにかしのぐんだ」

そうはいったものの、ドラえもん自身もとくになんのアイデアもうかんでいなかった

カニング・フェロー「そろそろおしまいにしようか!!」

カニング・フェローが地上から、グラビティ・ランナーが天井から同時にせまりくる



(つづく)

461ぼて:2012/04/07(土) 21:53:55 ID:dDqQ66Cc
課題で多忙になってしまった
1にちめ

462ぼて:2012/04/08(日) 11:16:11 ID:dDqQ66Cc
2にちめ

463ぼて:2012/04/09(月) 19:20:29 ID:dDqQ66Cc
3にちめ

464ぼて:2012/04/10(火) 16:27:11 ID:dDqQ66Cc
4にちめ

465ぼて:2012/04/11(水) 16:23:36 ID:dDqQ66Cc
5にちめ

466ぼて:2012/04/12(木) 17:06:51 ID:dDqQ66Cc
6にちめ

467ぼて:2012/04/14(土) 17:34:45 ID:dDqQ66Cc
1にちめ

468ぼて:2012/04/15(日) 10:40:17 ID:dDqQ66Cc
2にちめ

469ぼて:2012/04/16(月) 18:17:16 ID:dDqQ66Cc
3にちめ

470ぼて:2012/04/17(火) 15:41:27 ID:dDqQ66Cc
4にちめ

471ぼて:2012/04/18(水) 15:49:02 ID:dDqQ66Cc
5にちめ

472ぼて:2012/04/19(木) 19:07:18 ID:dDqQ66Cc
6にちめ

473ぼて:2012/04/20(金) 16:14:03 ID:dDqQ66Cc
7にちめ

474ぼて:2012/04/21(土) 14:09:54 ID:dDqQ66Cc
8にちめ

475ぼて:2012/04/22(日) 10:47:08 ID:dDqQ66Cc
9にちめ

476ぼて:2012/04/24(火) 19:24:13 ID:dDqQ66Cc
1にちめ

477ぼて:2012/04/25(水) 16:30:01 ID:dDqQ66Cc
2にちめ

478ぼて:2012/04/26(木) 20:51:50 ID:dDqQ66Cc
3にちめ

479ぼて:2012/04/27(金) 18:06:12 ID:dDqQ66Cc
4にちめ

480ぼて:2012/04/28(土) 11:50:00 ID:dDqQ66Cc
5にちめ

481ぼて:2012/04/29(日) 18:49:44 ID:dDqQ66Cc
6にちめ

482ぼて:2012/04/30(月) 14:39:00 ID:dDqQ66Cc
7にちめ

483ぼて:2012/05/01(火) 18:31:36 ID:dDqQ66Cc
8にちめ


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