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一日一回書き込むスレ
437
:
ueda
◆CA2XtAZAaM
:2012/03/18(日) 17:05:45 ID:RBEr9E5E
【ドラえもん のび太と哀戦士できすぎくん(その29)】
のび太の先生「いいですよ、貸しましょう。
ただし、今ここで使って、すぐかえしてくださいね」
のび太の先生はいったん部屋にひきかえし、
しばらくして「とりよせバッグ」を持って戻ってきた
そして、それをのび太顔の少年にてわたした
少年はバッグに手をつっこみつつ、すこし考える
とりあえず、借りることはできた
しかし、つかったあとすぐ返さなくてはならない
つまり、ポケットをゲットするチャンスは今しかない……
でもここでポケットとりだしちゃったら、先生にとめられるだろう
むりやりぶちのめして逃げる手もあるが、それだと後々めんどうそうだ
どうしたものか……
……そうだ! ポケットをとりだした上で「わすれろ草」をつかおう
「わすれろ草」のにおいをかぐと記憶をうしなってしまうのだ
これを先生につかって、バッグとポケットのことわすれてるうちに逃げよう
また、ひみつ道具の記憶がよみがえってきた……
自分はほかにもいろいろな道具のことを知っているのかもしれない
その記憶をとりもどせれば、きょう力な武器になるだろう
少年は「とりよせバッグ」から四次元ポケットをとりだした
のび太の先生は少年がなにかしようとしていることに気づき、手をうごかした
しかし、少年はそれよりもはやく「とりよせバッグ」を放りすて、
四次元ポケットに手をつっこみ「わすれろ草」をとりだした
のび太顔の少年「くらえ!!」
少年はとりだした「わすれろ草」を先生の鼻につきつけた
のび太の先生「ン!? ……。」
のび太の先生は記憶の一部をうしない、あっけに取られたような顔をしている
のび太の先生「はて、私はなにを……」
のび太顔の少年「(いまだ!!)」
少年は脱兎のごとくにげだした
のび太の先生「あ、カインドハーテッド・ガンマン……!」
ついに少年は四次元ポケットをてにした
あとはこの中からドラえもんをすくえるようなひみつ道具をだせばいい
のび太顔の少年「(やった! やったぞ!!)」
少年は、かわりはてた姿となったドラえもんを見つけた倉庫へむかっていた
そこに、まだ壊していなかった数々のトラップがたちはだかる
少年は銃をかまえて引き金をひいたが、カチッ、と音がなるだけだった
しかも、予備の弾薬もつきていた
さっき、少年は「とりよせバッグ」を借りるための理由として弾切れをおこしたと言ったが、
まさか本当に弾切れになっていたとはおもっていなかったのだった
のび太顔の少年「(そうだ、ポケットから武器を!)」
少年は四次元ポケットに手をつっこみ、大きなけん銃をとりだした
のび太顔の少年「これでもくらえーっ!!」
少年が引き金をひくと同時に、ものすごい轟音がなりひびき、
道をふさぐトラップはすべてふきとんでしまった
そればかりか、壁や天井もぼろぼろになっていた
のび太顔の少年「……。」
直後に落盤がおこって、通路はふさがってしまった
少年は別なルートをさがすことにした
通路をはしりながら、少年はかんがえる
この銃はたしか、「ジャンボガン」だったはずだ
「ジャンボガン」は一撃で戦車をふきとばす、おそるべき銃だ
そういえば……
これをつかってパパとママと……ドラえもんを脅迫してしまった記憶がある
なんでそんなこと覚えてるんだろう……道具そのものとはかんけいない記憶なのに
(つづく)
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