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一日一回書き込むスレ

405ueda:2012/02/12(日) 20:50:14 ID:ZaGPLQ5M
【ドラえもん のび太と哀戦士できすぎくん(その23)】

少年の耳に、どこからか物音がきこえてくる

不審におもった彼は、医務室を出て、音のするほうへあるいていった



彼はやがて、大きなカプセルのある部屋についた

そこでは、ジャイアン顔の巨人―――ギガント・ゴウダがあばれていた

床には教員たちがよこたわっている
死んではいないようだが、けががひどく、うごくことができないようだった

そのなかに、保健室の先生もいた

のび太顔の少年「保健室の先生」

保健室の先生「か、カインドハーテッド・ガンマンか……
私としたことが、やつを興奮させてしまって……
たのむ、やつをとめてくれ……」

のび太顔の少年「わかりました」

少年は、銃をギガント・ゴウダにむけ、その足をねらって引き金をひいた

ギガント・ゴウダ「GUAAAA!!」

巨大な弾丸がギガント・ゴウダの足をつらぬいた
ギガント・ゴウダは痛みに顔をゆがめ、咆吼をあげたが、
すぐさま体勢をたてなおして少年にむかってきた

ギガント・ゴウダは走りながら大きく腕をふりかぶり、少年に拳をたたきつけた
だが、その拳が命中したかと思ったときには、少年はそこにはいなかった

ギガント・ゴウダ「ム!?」

少年がどこへいったかというと、ギガント・ゴウダの腹の下あたりにいた

のび太顔の少年はギガント・ゴウダの腹に次々と弾丸をたたきこむ

ギガント・ゴウダ「GA! GAA! GUHAAAA!!」

腹から胸へ、そして顔へ、少年は次々と弾丸をうちこんだ
ギガント・ゴウダはのけぞって、後退していく

少年はやがて弾をうちつくした

普通の銃ではとうてい扱えないようなおおきな弾丸をこれほどたくさん撃ち込まれているのに、
ギガント・ゴウダはほとんど弱っていなかった
それほどまでに、こいつはタフなのだ
少年もそれをわかっているから、一応仲間であるこいつにようしゃない攻撃をつづけている

ギガント・ゴウダ「ゴ・ロ゙・ジ・デ・ヤ゙・ル゙!! ウォォォォォー!」

ギガント・ゴウダは一声ほえるとタックルをしかけてきたが、
少年は側転をしてそれをかわした

ギガント・ゴウダはいきおいあまって壁にめりこみ、みうごきがとれなくなった

のび太顔の少年「(たんじゅんな奴め)」

少年はこれ幸いと銃のリロードをはじめた

一方ギガント・ゴウダはすぐに壁からぬけだし、少年にふりむいた

少年はまだリロードをつづけている

ギガント・ゴウダはまた一声さけんで、少年に突進していき……
その大きな手で、彼をつかんだ

ギガント・ゴウダ「ジネ゙、ジネ゙、ジネ゙、ジネ゙、ジネ゙……」

ギガント・ゴウダは手にちからをこめ、少年をにぎりつぶそうとする……



(つづく)


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