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五十路過ぎても なんとかファイト【V】

1名無しさん@避難中:2025/01/06(月) 00:30:58 ID:ua7vDcBE0
   /\
  _/   \
 /ニニ÷ニヽ
 レ',  .ノノノヽ〉 一年経っても
 ハヽゝ^▽^ノゝ やっぱり終わってねーじゃねーの!!
  > ̄s <つ ウンコ メコレ!
 /∪ニニ\ 
  ̄ i__)i__)

2名無しさん@避難中:2025/01/06(月) 22:04:20 ID:ua7vDcBE0
《なんとかファイトファイトまとめ1》


【超神会編】

糞スレ創作
http://namidame.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1219852732/224-

(一応の○○編と括りがあるが 打ち切りのため続きは存在しない)


{以降の話補足}

魔力を失い幼女化したフーリャンは魔力を取り戻すため、世界各地に存在する魔力が湧き出るの『魔力地場』を巡る旅に出る。
しかし魔力を失い幼女になったフーリャンにとってその旅は過酷であり、思うようにいかない自分に苛立っていた。
そんな旅の中でフーリャンは色々な人々に出会い、そしてあらゆる場面で助けられた。
今までそんなパンピー達を『弱者』として目にも掛けず虐殺しまくっていたフーリャンは、ここに来て人の善意に触れちょっぴり考えを改めたのだった。

旅が続くに連れ、旅に同行する仲間も次第に増えていった。
ねこの親友うさぎ、
チェリー魔法使いサナバー、
笑い男ワラース、
ロリコン騎士発泡スチロール(当時マリモス)……。
そんな心強い仲間と共に世界を巡り、少しずつ魔力を回復しつつ…カルト教団超神会と戦いを繰り広げ、そしてその背後にうごめく陰謀に触れて行くのだった。

旅も終盤に掛かり、魔力がほぼ回復したフーリャンの前に、かつてフーリャンの魔力を奪った宿敵ミャンチューが現れる。
絶大な魔法耐性能力を持つミャンチューを前に、魔力が回復したにもかかわらずフーリャンは手も足も出ず、仲間達もミャンチューには敵わなかった。
そして…ついにミャンチューがフーリャンにトドメを刺そうとした……その時
いぬがフーリャンを庇い、命を落とした。
いぬはフーリャンに故郷を滅ぼされ、怨みを持っていた。
しかし、それでもいぬはフーリャンを守ったのだった。

いぬを侮辱するミャンチューにフーリャンは怒り、暴走モードへと覚醒。
急上昇した魔力により魔法耐性を持つミャンチューですら防ぎ切れず、フーリャンはミャンチューに勝利した。
そのあと、他の超神会の幹部達を破ったフーリャン一行は、超神会が復活させた黒幕にして“終わりを司る神”……『終末の影・エス』と対峙する。

エスは世界を終わらせる力を持つ神である。
暗い未来しかないこの世界を哀んだエスは、せめて苦しみなく平等に死を世界の人々に与えるため、この時代に復活したという。
超神会を利用し世界に終末感を蔓延させ力を増大させていたエスは、ついに世界を滅ぼす力を発動する…。
だが世界各地を回り、あらゆる希望や夢に触れてきたフーリャン一行はそれに反抗し立ち向かう。

他人のために命を投げ出したいぬの姿を脳裏に刻みながら
フーリャンは初めて人々のために戦おうと決意し
最強の『英雄』へと覚醒……そしてついにエスを打ち破ったのだった。

3名無しさん@避難中:2025/01/06(月) 22:04:45 ID:ua7vDcBE0
《なんとかファイトファイトまとめ2》


【夢編】

うんこ小説
http://namidame.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1249284639/

それでは! なんとかファイト!
http://namidame.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1260210952/

それでは!! なんとかファイト!!
http://namidame.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1269349433/

それでは!!! なんとかファイト!!!
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1277892965/

4名無しさん@避難中:2025/01/06(月) 22:06:10 ID:ua7vDcBE0
それでは!!!! なんとかファイト
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1281701648/

恐怖の なんとかファイト…‥
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1287897248/

なんとかファイトでかたたたたたたき
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1292216615/

7つ集めると金のなんとかファイト
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1295790667/

5名無しさん@避難中:2025/01/06(月) 22:06:28 ID:ua7vDcBE0
八つなんとかファイト村
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1298009776/

なんとかファイトQ
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1300467535/

なんとかファイト天国
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1303749690/

いいなんとかファイトですね!!!!!
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1306585978/

6名無しさん@避難中:2025/01/06(月) 22:06:53 ID:ua7vDcBE0
夢のなんとかファイト
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1309443655/

隠された なんとかファイト
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1311948608/

普通のなんとかファイト
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1314352626/

7名無しさん@避難中:2025/01/06(月) 22:07:32 ID:ua7vDcBE0
いちご味のなんとかファイト
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1317026680/

なんとかファイト色
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1319988280/

なんとかファイトがいない………
http://engawa.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1324297918/


(夢編以上、全18スレ)

8名無しさん@避難中:2025/01/06(月) 22:07:53 ID:ua7vDcBE0
《なんとかファイトファイトまとめ3》


【魔反会編 第一部】

なんとかファイト耳
http://engawa.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1328288406/

なんとかファイトでGO
http://engawa.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1331618359/

においたつなんとかファイト
http://engawa.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1335452396/

なんこつなんとかファイト
http://engawa.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1338891788/

9名無しさん@避難中:2025/01/06(月) 22:08:10 ID:ua7vDcBE0
なんとかファイト不通
http://engawa.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1341398191/

なんとかファイト文
http://engawa.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1344171613/

不思議ななんとかファイト
http://engawa.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1346418394/

なんとかファイトの残像
http://engawa.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1349219330/

10名無しさん@避難中:2025/01/06(月) 22:08:33 ID:ua7vDcBE0
醤油辛いなんとかファイト
http://engawa.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1352470320/

なんとかファイトになった貝
http://engawa.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1355862797/

なんとかファイトvs鶏
http://engawa.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1359463860/

なんとかファイトははたけのお肉
http://engawa.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1362058326/

11名無しさん@避難中:2025/01/06(月) 22:08:52 ID:ua7vDcBE0
みそじ過ぎてもなんとかファイト!!
http://engawa.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1365246320/

なんとかファイトあいす
http://engawa.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1370160460/

ミニミニなんとかファイト
http://engawa.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1372846972/

なんとかファイト耳 ふたたび
http://engawa.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1375835878/

12名無しさん@避難中:2025/01/06(月) 22:09:24 ID:ua7vDcBE0
必殺の なんとかファイト縫い
http://engawa.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1378545680/

みこみこ なんとかファイトみーこ<3
http://engawa.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1381048110/

なんとかファイト 目力勝負
http://engawa.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1384013536/

なんとかファイト三男坊
http://maguro.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1389274672/

13名無しさん@避難中:2025/01/06(月) 22:09:44 ID:ua7vDcBE0
なんとかファイト参り
http://maguro.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1393329555/

ありがとうなんとかファイト(棒)
http://maguro.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1397488242/

四十路過ぎてもなんとかファイト
http://maguro.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1400077329/


(魔反会編第一部以上、23スレ)

14名無しさん@避難中:2025/01/06(月) 22:10:01 ID:ua7vDcBE0
《なんとかファイトファイトまとめ4》


【魔反会編 第二部】

それでは!!!!!!!!!! なんとかファイト
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/3274/1403327104/

なんとかファイト フォーメーションC!!
http://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1403014906/

死んで蘇る なんとかファイト
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/3274/1426247063/

15名無しさん@避難中:2025/01/06(月) 22:10:21 ID:ua7vDcBE0
なんとかファイト流 しし舞おどり
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/3274/1454429542/

ドスコイ! なんとかファイト大相撲http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/3274/1480866732/

明日の なんとかファイト ジョー
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/3274/1512579858/-319 

>>319まで)魔反会編第二部以上、6スレ

16名無しさん@避難中:2025/01/06(月) 22:12:07 ID:ua7vDcBE0
《なんとかファイトまとめまとめ5》


【魔反会編第3部】

明日の なんとかファイト ジョー
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/3274/1512579858/

真夜中 なんとかファイト
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/3274/1557925486/

https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/3274/1631899136/


以上、現行4スレ目(うち過去編2スレ以上)

17名無しさん@避難中:2025/01/06(月) 22:12:35 ID:ua7vDcBE0
【アプロダサイト】
なんとかファイトのアップローダです。
なんとかファイトや創発関連なら自由にお使い下さい。
https://ux.getuploader.com/nantokafight/

18名無しさん@避難中:2025/01/06(月) 22:13:33 ID:ua7vDcBE0
>>17訂正

《なんとかファイトまとめまとめ5》


【魔反会編第3部】

明日の なんとかファイト ジョー
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/3274/1512579858/

真夜中 なんとかファイト
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/3274/1557925486/

なんとかファイトの 走馬灯【4K】
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/3274/1631899136/


以上、現行4スレ目(うち過去編2スレ以上)

19名無しさん@避難中:2025/01/06(月) 22:54:09 ID:ua7vDcBE0
【過去編登場人物】

《ぬるもっこり隊》

・ジュリー(ジュルジュリ・グリーブルー)
過去編の主人公。真人間と魔法使いの戦争を終わらせ、共存する未来を夢見る。
そのためなら非情になってでも戦争を戦い抜く覚悟を持つ。
エロい事が好き。

・イリリシカ
ジュリーの良き理解者。ジュリーに淡い思いを抱き彼の思想にも同調している。
常に先を行くジュリーに追いつこうと日々頑張っている。
カナリという妹が居る。

・イキル
イリリシカの親友。もらし魔。
ジュリーには厳しいが、彼の考えには賛同している。
退魔の技はからっきしだが、弓矢の名手。
ぬるもっこりに恋をしている。

・プティング
ぬるもっこり隊一番の眼鏡ファッショニスト。
眼鏡を着させたらプティングの右に出るものは居ない。
ジュリーの夢を知る数少ないうちの1人。
気功冠の達人。

・スコンビュー
田舎育ちのだべだべっ娘。
やさしくて気遣いもバッチシで戦闘能力も高い。
気色の術という技で気を風の性質に変化させ操る。
ジュリーの夢を応援しており、その一環として魔法使いと真人間が共存する漫画を描いており作画を担当している。

・モシメベ
ほぼ黒目しかないパイオツカイデーの義足戦士。
ジュリーに恋心を抱いているが、イリリシカの思いも知っているため その気持ちを心の内に留めている。
蹴りを主体とした体術が得意。
スコンビューの漫画に協力し、背景等を担当している。

・ぬるもっこり
ぬるもっこり隊の隊長。
かなりの変態性を持つが、付き合いの長いジュリー達からは信頼されている。
受けた魔法を地面に流す減魔ヨガという退魔の技を得意としている。
イキルの激しいアタックに答えてやるべきか、と最近思い始めている。

・ミャラダイン
ぬるもっこり隊イチの狂(強)戦士。
常に自分の実力を高めたいと望んでおり、強い存在との戦いを求めている。
魔法が殆ど効かない体質をしている。
嫁(身長290cm)と子供(4歳・身長220cm)が居る。

・ループマー
誠実で堅実な実力を持ったベテラン戦士。
熱血で仲間思い。イリリシカと同等以上の実力を持つ。

・グュース
ループマーの同期。パワーファイター。
アルシーとは大の親友だった。
古代類人海驢を祖先に持つ。

アルシー
・グュースの親友で慎重な技巧派だった。
聖都最終防衛戦にて闇の魔女ルーミィに自爆攻撃を仕掛け死亡。

・ハーステンポー
元は別の隊の隊長だったが、編入してきた。
お金をためて働かない悠々自適な生活を送ることが夢。
あらゆるものを中に閉じ込めるシャボン玉を操る異能を持っている。
学生時代、先輩のバルライカ(♀)を男と思い込んで告白してしまい、それからバルライカと絡む度にその事を思い出して萎縮してしまう。
今でも好き。
闇の魔女ルーミィと交戦し下半身を失ってしまったように思える。

・バルライカ
元『超機動戦騎部隊』の隊長だった。
馬を駆り戦う達人だったが、闇の魔女ルーミィとの戦いで愛馬を失い、さらにトラウマを植え付けられお嬢様にされてしまう。
現在はスティーブというぺトロを馬の代わりにして乗っているが、まだまだ乗りこなせていない。
後輩のハーステンポーをからかうのが日課。
彼女からの思いには気付いていない。

20名無しさん@避難中:2025/01/06(月) 23:16:17 ID:ua7vDcBE0
《リーベス隊》

・リーベス
リーベスの隊長であり、退魔軍の元帥。退魔軍でトップクラスの実力をもつ。
目下の兵にもよく気を回しており、人望もかなり厚い。
特殊な異能や特技はないが、経験に裏打ちされたクオリティの高い退魔の技が強み。

・リハン
リーベスの懐刀の1人。
実力は、現時点での退魔軍では上から数えた方が早い。
気を武器に込め研ぎ澄ます『白龍』という技術を得意ととしている。

・ゲンキ
リハンと同じくリーベスの懐刀だった。
突如退魔軍領を侵攻した十大魔女を止めるべく全存在を賭け立ち向かうが、力の魔女スイグンの反撃により命を落とす。

・ラスパピルト
リーベスの侍女。
リーベスに尽くす立場だが、その迫力にはリーベスも頭が上がらないという。
割とキツい物言いを遠慮なくするので、リーベスと違って兵達からは恐れられている。

21名無しさん@避難中:2025/01/07(火) 00:54:07 ID:xG4lL8g.0
《その他の退魔軍関係者》

・サンクレア
対魔法特化兵装の開発と運用を担当する『特化B部隊』の開発主任。
現在はその責任者が退魔軍から脱走したため、実質的な責任者代理となっている。
戦闘能力はないが退魔兵器への知識は他の追随を許さない。
プティングとは同じ眼鏡同士強く通じ会うものがある。

・レイショー
『特化B部隊』の開発担当で、サンクレアの執事だった。
サンクレアを守るために身を呈し、魔女の攻撃により死亡。

・カズナ
カズナ隊の隊長で、退魔軍の全軍大隊長。
リーベスに匹敵する実力の持ち主だった。
赤口門での魔女迎撃戦にてレティシアと戦闘を繰り広げ、激戦の末敗北…。
四肢を失い戦えない体となり戦線を離脱した。
魔法を吸収に打ち返す『阿弥陀羅』という異能を持っていた。

・ホノリオン
カズナ隊の後継となるホノリオン隊の隊長。
異能をコピーする異能、を持つ。
カズナとのつき合いは長く、ジュリーとイリリシカのような関係。
公私共に支えていた。

・チャー太
ホノリオン隊のチャラ男。ジェスチャーによって様々な効果をもたらす異能を持っていた。

・カマリンキ
侍のような盲目の剣士。
未来を先読みする異能を持つ。

・チッター
羽を生やす異能を持っていた。
ショーユーが好き。

・ショーユー
視覚情報を共有する異能を持っていた。
チッターが好き。

・無限パイナップル花
聖都防衛を主とする最強の近衛師団の隊長。
普段はおしとやかだが、戦いの事を考えるとテンションが上がってしまう。独身。
その剣技は間違いなく退魔軍最強と言えるレベルだという。
スピードも退魔軍最速。
行方不明の姉が2人居る。

・マツナツリ
無限パイナップル花をサポートする近衛師団の副隊長。
なんらかの異能を持っている。

・しめてくれ…
元ぬるもっこり隊で現在は近衛師団所属。
退魔軍総本部のハッピーマート大聖堂内を防衛中。

・オルタナティ・ドガードゥ
退魔軍の総帥。つまり退魔軍で一番偉い存在。
最近は病気で伏せがちで、公務のほとんどをリーベスに任せている。
かつてはリーベスのように元帥として最前線に立っていた。

・メメトス
かつてリーベスと同じ隊に所属しており『三闘神』と呼ばれ恐れられていた。
剛気という強力な気を操る異能数少ない人間で、白兵戦ならば退魔軍最強とされていた。
カレンダ大運河での大戦争のあと襲撃してきた次元の魔女ヘテムとの戦闘により死亡。

・ファンテブー
リーベスやメメトスと同じ隊に所属していた『三闘神』の一角。
雷の性質を持った最強の気色の術の使い手で、遠距離・中間距離戦闘においては敵なしとされていた。
宿敵レシドとの戦いの後、リハンとゲンキによって粛清されたようだが……。
その事実を知る者はいない。

・カナリ
イリリシカの妹。
生まれた時から親が居らず、姉とともに頑張って生きてきた。
そるから退魔軍に拾われ育てられたため退魔軍に入隊することが運命づけられていたが
姉イリリシカの計らいにより、前線とは縁のないサポート部隊に配属され
現在はカオス町という辺境にいる……

・モッコロ
ジュリー達と同年代だが無垢な感性を持った少女。
ぬるもっこりと同郷だが、生まれた時からとある凶悪な魔法使いにより監禁されており、世界を知らずに育っていた。
絵本で見た『勇者』という存在に憧れと夢を抱いており自分の中の勇者像をジュリーに重ね、彼に対する感情は恋に等しい。
放っておけない性格で、誰もが守りたくなるほどの純粋さを持つ。
しかし結構積極的で、天然ではあるがジュリーに猛アプローチをしている。
退魔軍に恩を返すために退魔軍に入隊を希望し現在はカナリと同じ部隊に配属されている。
辺境の地で戦いとは無縁の生活をしている。

・ゼゾォン
元『特化B部隊』の隊長。
野心が強く他者を踏みにじり、蹴落とすことになんのためらいもない。
そして敵である魔法使いにはまったく容赦がなく、非戦闘員であっても残虐に殺す。
その性質がジュリーと合わず何度も対立し、果てはジュリーの退魔気を封印し弱体化させる、という暴挙に出る。
その上中立の存在である『連合騎士団』に攻撃を仕掛け、最後は保身のために退魔軍から脱走し姿を消した。
現在は行方不明。

・タノシン
『特化B部隊』の開発担当の一人で、サンクレアと同等の頭脳と技術を持つ。
ゼゾォンの野心に同調しており、ゼゾォンと共に退魔軍から脱走し姿を消した。

22名無しさん@避難中:2025/01/07(火) 01:09:02 ID:xG4lL8g.0

・モッコロ
放っておけない性格で、誰もが守りたくなるほどの純粋さを持つ。


・モッコロ
誰もが放っておけない様な守りたくなるほどの純粋さを持つ。

23名無しさん@避難中:2025/01/07(火) 02:19:22 ID:xG4lL8g.0
《魔法使い軍・十大魔女(現)》

・レティシア
十大魔女序列1位。光の魔女。
非常に高潔、自分の行く道こそ正道と信じて疑わない。
同族である魔法使いに対しては慈悲深いが、敵である真人間には非情。
歴代の光の魔女、ひいては全十大魔女の中でも最強の実力者と言われている。
しかしそこに慢心はなく、常に鍛練を欠かさない。
子持ち。

・ヘテム
十大魔女序列2位。次元の魔女。
貴重で強力な替えの利かない魔法を扱うため、厳重に保護されていた。
しかしレティシアの革新改革によって新たな十大魔女として登用された。
自分の魔法に絶対的強さを感じており、レティシアよりも優れている と自負している。
そのため、レティシアに対抗心を向けておりその座を奪おうと虎視眈々と狙っている。
メメトスと激闘を繰り広げ、ほぼ一方的に勝利をおさめた。

・ルーミィ
十大魔女序列3位。闇の魔女。
レティシアのいとこ。だが実の姉妹のような関係。
魔女にしては全方位に優しく、無用な殺生を嫌う。
その代わりに敵を闇に呑み込んで精神攻撃を与えるが余計に残酷だと言われている。
敵であっても、美しい精神性を目の当たりにすると戦うことをやめて称賛する。
レティシアからは甘いと常々注意されている。
仲間内でティータイムするのが好き。
子持ち。

・クゥペン
十大魔女序列4位だった。水の魔女。
80年くらい現役で戦場に立ち魔女としては70年くらいのキャリアを持っていた。
水魔法の他に退魔の技を使いこなし、敵からの退魔の技を昼夜していた。
水魔法を多く使うと、保湿力がアップし若返る体質を持っていた。
ジュリーによって倒され死亡。
子供は流動的マホメットのヤーダバイカン。

・シャイナ
十大魔女序列5位。炎の魔女。
攻撃に全振りした性質の魔女。
攻撃範囲と威力は十大魔女の中でも上澄み。
ゲンキの攻撃により両腕を失い戦線離脱。

・ワハリーン
十大魔女序列6位。召喚の魔女。
かつて十大魔女序列2位にまで登り詰めた召喚魔法使いレシドの妹。
姉を軽蔑するような言動をとっていたが、本当はレシドに憧れを抱いていた。
姉と同じく召喚魔法の極致を使いメメトスと戦ったが撃破され、
魔力を生み出せない体になってしまい戦線離脱。
子持ち。

・スイグン
十大魔女序列7位。力の魔女。
脳筋の魔女。
ドーピング系の魔法を得意とするが、
その肉体は自分で鍛え抜いたナチュラルな筋肉である。
その肉体強度は退魔軍のトップ層よりも強靭。
魔女なのに魔法があまり得意ではないため序列は低いが、実力は間違いなく上位クラス。

・ルーテリター
十大魔女序列8位だった。雷の魔女。
その時の雷魔法の使い手の中で一番の実力者だったため雷の魔女に選ばれたが、
経験が浅く魔女としての心構えが低い。
更に前任の雷の魔女が優秀すぎたため、どうしても比べられてしまっていたようま。
最後は我が身のために敵に情報を売ろうとしたため、クゥペンに殺された。

・リスリス
十大魔女序列9位。斬撃の魔女。
元は骨魔法の特血。刃状に変形させた骨から斬撃魔法を飛ばす。
家柄は下級。リスリス本人も元々当主ではなかったため、ほぼゼロキャリアからのスタートだったが
そこから自分の実力一つで十大魔女にまで登り詰めた。魔法使い軍の中では異色の出世とされている。
実力はスイグンのように肉体主体で、高次元の体術を武器とする。
明らかにルーテリターあたりよりは強いが、アホっぽいキャラがマイナスとなり序列は9位と 低く見積もられている。

・パルラー
十大魔女序列10位。氷の魔女。
元々はレシドが使役していた魔獣だったが、レシドの魔法により人間になった。
元が魔獣だったので上層部(十大魔女より上)に蔑まれており、どんなに活躍しても序列は10位のままだった。
本来ならばもっと上を目指せる。
以前は魚の下半身をしていて魔力をセーブしていたが、本気になった現在は人間の脚に戻し本来の実力がいつでも出せるようになっている。

24名無しさん@避難中:2025/01/07(火) 08:28:24 ID:kilJaQik0
>>23訂正


・クゥペン
十大魔女序列4位だった。水の魔女。
80年くらい現役で戦場に立ち魔女としては70年くらいのキャリアを持っていた。
水魔法の他に退魔の技を使いこなし、敵からの退魔の技を昼夜していた。
水魔法を多く使うと、保湿力がアップし若返る体質を持っていた。
ジュリーによって倒され死亡。
子供は流動的マホメットのヤーダバイカン


・クゥペン
十大魔女序列4位だった。水の魔女。
80年くらい現役で戦場に立ち魔女としては70年くらいのキャリアを持っていた。
水魔法の他に退魔の技を使いこなし、敵からの退魔の技を昼夜していた。
水魔法を多く使うと、保湿力がアップし若返る体質を持っていた。
ジュリーによって倒され死亡。
子供は流動魔法使いのヤーダバイカン

25名無しさん@避難中:2025/01/08(水) 12:24:51 ID:7k6VlCPY0
《魔法使い軍・十大魔女(元)》

・バビニキュ(エキシティイ)
元風の魔女。
十大魔女の中においてかなり異端な考えを持ち、真人間との共存を望んでいた。
その思想を『漫画』という独自の方法で広めていたが、魔法使い軍から裏切り者として追われる立場となった。
その最中ジュリー達と出会い交流、短い時間ながら彼らに大きな影響を与えた。
そして自分の夢と願いを託した後、雷の魔女アタテトリによって粛清された。

・アタテトリ
元雷の魔女。
バビニキュとは旧知の仲。
かつては争いを好まない純粋な少女であったが
十大魔女に選ばれ戦場を経験したことで精神がねじ曲がりバトルジャンキーとなってしまった。
レティシア達からは将来を期待されていたほどの才能を持っていた。
かつての友・バビニキュを殺した後、怒ったジュリー達と交戦。
その時点では本来なら覆せない実力差があったはずだが敗北、死亡した。

・レシド
元召喚の魔女
ワハリーンの姉。
召喚魔法使いでありながら十大魔女のトップ層に名を連ねていたが
常に自分の思った事を優先する性格がたたり、なんやかんやで十大魔女を追放される。
更に『魔獣は道具』という実家の考えに反発し、魔獣を我が子のように扱っていたため血族内でも孤立。
追われるように家から飛び出し、とある山で愛する魔獣達とともに隠れるように過ごしていた。
そこに現れたファンテブーと自身の境遇を重ね合わせ、何かシンパシーのようなものを感じ引かれ会うが
真人間と魔法使いという敵同士。十数年と戦い続けた。
最後はぬるもっこり隊の加勢もあり追い詰められ、召喚魔法の極致を解放するもファンテブーとの激闘の末敗北した。

・マクリコ
元土の魔女。
魔力は十大魔女としては弱く、土魔法そのものがそもそも強い属性ではないので十大魔女内での序列は低かった。
しかし指揮能力は高かったため退魔軍を長い年月に渡り苦しめたという。
リーベスによって討伐された。

・メクリスタ
元土の魔女。マクリコの後任。
まだ十代前半という若さでマクリコの後任に選ばれた有能さを持つ。
レティシア達からも将来を期待されていたが経験不足が致命となり、配属されたばかりのジュリーの活躍もあり倒され捕縛された。
その後聖都に送られ処刑を待つ運命となったはず…………だが

26名無しさん@避難中:2025/01/08(水) 12:47:21 ID:7k6VlCPY0
《大魔属》

・コウギョク
龍魔法の使い手で当主クラス。シュギョクの兄。
十大魔女上位勢と遜色ない実力を持っているという。
が、しかし自由人気質でいつも勝手に旅に出掛け放浪している。
そのため現在でも行方が分からないようだ。

・ハキョーセイ
治癒魔法の特血で当主クラス。
過激な男尊女卑思想の持ち主。
しかし十大魔女とともに退魔軍領を侵攻するなかで、その考えを改めつつあったようだ。
若い頃から臓器を体内で培養しており、それを入れ換えた際に肉体が若返り子供の姿になった。
現在退魔軍の策により川に押し流され行方不明。生死不明。

・ダイノーズ
フワラル魔法の特血で当主クラス。
本来は貴族でもない一般特血だが、有用なフワラル魔法を魔法使い軍に共有させる事を条件に大魔属入りした。
一般特血の上フワラル魔法は補助魔法なので大魔属の中でも格が落ちるように見られているが
そのフワラル魔法を極限まで鍛え必殺にまで昇華させており、戦闘力もそれなりにあった
兄にコンプレックスを持っており、その兄を暗殺し自分の体に縫い付けていた。
イキル、スコンビュー、モシメベの3人によって倒される。

・アンバサダ
魔法学者の家系であらゆる魔法を使いこなすオールラウンダー。
その知識を魔法使い軍で重用されていたが
ある日バビニキュの漫画を見たことで『共存』への道を探るようになる。
退魔軍との戦いの中、退魔軍の中で自分と同じ考えを持つジュリー達と内通する。
しかし以前より十大魔女達にその思想を見抜かれ危険視されており、レティシア達に追及されてしまうこととなった。
隙を見て逃げ出すもレティシアの攻撃により瀕死の重傷を負う。
その後ジュリー達に助けられ、彼らの案内で魔法使いと真人間が共存する世界唯一の地『イエロスティ』に保護されることになった。

・フハノレー
召喚魔法の特血で当主クラス。
姉であるレシドを軽蔑し『魔獣は道具派』の急先鋒。
最後は自分の魔獣になぶり殺される。
ワハリーンからも馬鹿にされていた。

27名無しさん@避難中:2025/01/08(水) 18:55:14 ID:7k6VlCPY0
《魔法使い軍・その他》

・ネンオン
魔法使い軍の魔宮神官長。十大魔女よりも上の立場。
実質的な魔法使い軍のトップだがその存在は十大魔女と一部の魔法使い以外には存在が隠されている。
命魔法を扱い、その力はレティシア達すら恐れている。
ある存在を復活させようと企む。

・ハイミー
ネンオンを守護する結界魔法使い。
個を殺しネンオンに付き従うが本来はかなりの常識人。
能力は十大魔女並みとされている。

・無限桃花
ネンオンを守護する異世界の剣士。
ネンオンによってこの世界に呼び出されるまで様々な世界を渡り歩いて居たという。
男を見ると襲いたくなる性質をしている。



《その他》

・段ボール・タションコ
『イエロスティ』の騎士団団長。かなりの女傑。
若い少年を見ると興奮してしまう性癖を持つ。

・メタクリル樹脂
段ボールを補佐する騎士団の副団長。
日々かさぶた作りに励む変態。

・ジョオズ
イエロスティの元騎士団員。ある怪我が原因で騎士団を引退している。
本人は傷が癒え後遺症が無くなれば騎士団に戻るつもりのようだ。

・超ハッピーニューイ・ヤー
あけましておめでとうございます。
ジョオズの嫁。

・セシル
『御前の玉楼』で何かを守る青年。
退魔軍にも所属していない。

28名無しさん@避難中:2025/01/08(水) 19:27:16 ID:7k6VlCPY0
【3000年後(本編)の登場人物たち】

・大魔女フーリャン
主人公。現代最強の魔女。
ジュリーの話が長くて怒っている。
https://downloadx.getuploader.com/g/nantokafight/243/1736330233636.png

・ねこ
フーリャンの下僕の忍者。
どう見ても酷い扱いを受けているが
本人はフーリャンに尽くすことを生き甲斐としている。
https://downloadx.getuploader.com/g/nantokafight/244/1736331152978.png

・チロリーン
ジュリーの子孫で勇者。
天性の身体能力を持ち、ジュリー譲りの気功術の才能まで持ち合わせている。
本人には自覚が無かったが、気に自我を持たせ『エネルギー巨人』として操るのはれっきとした異能である。
https://downloadx.getuploader.com/g/nantokafight/245/1736331670158.png

29名無しさん@避難中:2025/01/08(水) 19:56:01 ID:7k6VlCPY0
・サナバー
フーリャンに淡い恋心を抱くチェリーの魔法使い。
一般的に流通している魔法ならなんでも使える。
おばあちゃん以外と手を繋いだ事がない。
https://downloadx.getuploader.com/g/nantokafight/246/1736333149335.png

・うさぎ
ねこの同僚忍者。
見た目からは想像もつかないキック力を誇り、全力で蹴りを放てば都市一つが壊滅する。
エンデリルの彼女。
https://downloadx.getuploader.com/g/nantokafight/247/1736333172753.png

・エンデリル
吟遊詩人魔法を使う魔法使い。
フーリャン一行の中ではダントツに弱い。
フーリャンからは将来性を期待されている。
うさぎの彼氏。
https://downloadx.getuploader.com/g/nantokafight/248/1736333211799.png

30名無しさん@避難中:2025/01/08(水) 20:27:23 ID:7k6VlCPY0
・ジュリー
なんやかんやあって骨の姿で3000年生きている大昔の英雄。
昔はもっと強かったが、今は衰えてしまったというが、退魔の技の知識とキレは1級品。
チロリーンの先祖にあたる。
https://downloadx.getuploader.com/g/nantokafight/249/1736333873483.png

・ローシン
狼の神。
現代のフーリャン達の敵である『魔反会』によって呼び出され、罪もない少女の肉体に封じられ戦力として使われていた。
フーリャン達と出会い、体の少女を救うため一行に仲間入りした。
通常時は少女の姿で居るが、本気を出すと狼の神本来の姿に戻りその恐るべき力の一端を見せつける。
純潔な乙女(うさぎ等)に目がない。
https://downloadx.getuploader.com/g/nantokafight/250/1736335022277.png
https://downloadx.getuploader.com/g/nantokafight/251/1736335063535.png

31名無しさん@避難中:2025/01/08(水) 20:28:41 ID:7k6VlCPY0
訂正

・ジュリー
なんやかんやあって骨の姿で3000年生きている大昔の英雄。
昔はもっと強かったが、今は衰えてしまったというが、退魔の技の知識とキレは1級品。
チロリーンの先祖にあたる。


・ジュリー
なんやかんやあって骨の姿で3000年生きている大昔の英雄。
昔はもっと強く今は大幅に衰えてしまったというが、それでも退魔の技の知識とキレは1級品。
チロリーンの先祖にあたる。

32名無しさん@避難中:2025/01/08(水) 21:34:54 ID:7k6VlCPY0
・ワラース
かつて兵器会社『デス社』に勤めていた。
魔反会との大規模な戦闘の最中に行方不明、死亡したと思われていたが
仮面を付けた姿でフーリャン達の前に現れ対峙した。
どうやらデス社の取締役ラクータに操られているようだ……
https://downloadx.getuploader.com/g/nantokafight/252/1736338146425.png

・発泡スチロール
現代の『イエロスティ連合騎士団』の副団長。
誰もが憧れを抱く高潔な精神を持つがロリコンという性癖を持つ。
ワラースとともに魔反会との戦いの中で行方不明……死亡する。
しかし、デス社の技術によってサイボーグとして甦らせられた。
現在はネアメルートに鹵獲され人形として飾られている。
https://downloadx.getuploader.com/g/nantokafight/253/1736338204682.png

33名無しさん@避難中:2025/01/09(木) 23:33:01 ID:o/SdMclA0
ライバルたち
https://downloadx.getuploader.com/g/nantokafight/254/1736432395341.png
https://downloadx.getuploader.com/g/nantokafight/255/1736432525091.png
https://downloadx.getuploader.com/g/nantokafight/256/1736432553395.png

34名無しさん@避難中:2025/01/15(水) 23:59:31 ID:OInVCgTE0
マツナツリ
https://downloadx.getuploader.com/g/nantokafight/259/1736953037197.png

35名無しさん@避難中:2025/01/16(木) 00:38:40 ID:qh0ext9s0
【前ファイトのあらすじ】

バーサーカー登場!!!!!

36名無しさん@避難中:2025/01/17(金) 00:31:25 ID:6cOcIRis0
ガラガラガラガラガラガラガラッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《爆発により崩壊したビルの瓦礫が降り注ぐ中ッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》



ドドンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
無限パイナップル花「わはーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


レティシア「瓦礫に紛れて…………!?
……貴様! 新手か!!!!!
何者じゃ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 名乗れ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


無限パイナップル花「名乗り!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
必要ですかぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
どうせ殺し殺され斬り斬られの関係でございましょう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
では!!!!! この太刀をば受けきれたならば! 改めて名乗りましょうッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ヒュウウウウウンッッ……!!!!!!

チャキッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
無限パイナップル花「……無限流 “神速” ──────」
キィィィィィィィィィィンンンッッ……!!!!!!!!!!




レティシア「───!」


《───瓦礫が落ち行く中……レティシアはただ一点パイナップル花だけを注視していた……
パイナップル花の所作はゆっくりに見えた………………おかしな動きはなかった…………──ように見えた
パイナップル花は空中で止まっている………… “留まっている” …………!?》




チンッ……



レティシア「ッッ──────!!!!!!!!!!?」

《それが異常だと気付いたのは、自分の “背後” で刀を鞘に納めた音が響いた瞬間であった!》


レティシア「なに……!!!!!!?」
バッ!!!!!!!!!


《後ろを振り向くッッ!》



無限パイナップル花「─────もう斬った」
ザァッ



レティシア(いつの間にッッ………………ッ?!)



ズバンンンンッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
レティシア「く、くぁっっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


《レティシアの脇腹から血が噴いた!!!》




無限パイナップル花「あら……
体を切り裂いたつもりでしたが…………
なるほど……魔力による防御で体を固めていましたか……
ハッハッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
もう一回遊べるドンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ニカァァッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



レティシア「……ぐ……ぅ!!!!!!」
ギロッ!


無限パイナップル花「……一太刀受けたのでお答えしましょう……
私は退魔軍近衛師団総隊長……無限パイナップル花…………
じゃあまた斬るよォッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
シャシャーーーーーーーッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

37名無しさん@避難中:2025/01/19(日) 01:27:02 ID:qbJDGI5Q0
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……!!!

レティシア「ぐぬ……ぅ……!!
…………無限…………?!」


無限パイナップル花「さてもう一撃!!!!!!!!!
……ん?」



ガラガラガラガラガラガラガラガラッッ!!!!!!!!!!!!
ドドォォーーーーーーーーーーッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


無限パイナップル花「おや……物理的な邪魔が……」


レティシア「───!!!」



ズドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドオオオオオオオオオンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《まるで雨のように瓦礫がレティシアへと落ちる!!!!!!!》



レティシア「ハティスト ビーカリー バクサハレ メコレディカ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
キュカァァァァァァッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!




ドゴォンンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
バババァァァァァーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《レティシアは魔法で瓦礫を消し飛ばした!!!》



無限パイナップル花「おほぉ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
……素晴らしい」



レティシア「次はそちが消し飛べ……!
パラレル・スーパーノヴァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バウッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!




ギュンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



無限パイナップル花「あら……」

ジュッ……!
《無限パイナップル花はスーパーノヴァに飲み込まれた!》



レティシア(死んだ!!!!!!)

ヒュッ……
無限パイナップル花「ここまで連戦をしてきたというのにまだここまで大技を使えるのですね
ヨッッ、ペース配分のプロッッッひゅーーーーっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

レティシア「!!!!!!!!!!?」

《倒した確信があった!!! レティシアはそう思っていた!!!!
だが、パイナップル花はレティシアの懐に体勢を低くしていつの間にか潜り込んでいた!!》


クイッ
無限パイナップル花「抜鞘」
ビュンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ゴッ
レティシア「!!!──────」
グラァッッ

《無限パイナップル花は上に向けた刀の鞘を勢い良く抜いてレティシアのアゴにぶつけた!
レティシアは脳を揺さぶられふらついた!!》


無限パイナップル花「無限流剣術『司馬狩』」
ザシュンンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ブパッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
レティシア「ごぁっ……!!!!!!!!」


くるっ
無限パイナップル花「新しい場所へご案内しましょう」
ボッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



ドガァァァァァァァァァッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
レティシア「ぐごっ……!!!!!」

ドギュウウウンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《レティシアは腹を斬られ、そして蹴り飛ばされた!
遠くへ飛んでいくレティシア!!!!》


無限パイナップル花「うほほーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
待て待て〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ダダーーーッ!!

38名無しさん@避難中:2025/01/20(月) 02:45:36 ID:F3MC8isg0
───

ヒュゴォォォォォーーーーーッゥゥ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ドカーーーーーーンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《蹴り飛ばされたレティシアは聖都の別のビル群区画に墜落した!》



ぱらぱらぱらぱら……
レティシア「……はぁはぁはぁ……」

ブシュッ……!!!!!
レティシア「なんてザマじゃ……!!!!
せっかく回復していた体が……アテ戻りしてしもうたわ……!
……く…………僅かに日の光がさしこんでいる……!
回復せねばッ……」
コァァァァァァァァァァ……

レティシア「……………………っくそ……」
ギリッ


レティシア(近衛師団……総隊長……
この聖都防衛の要……! その頭目!!!!
恐らくリーべス並みの戦力と見た……
しかし…………無限……………………無限とは……
…………我が魔都に居る “あやつ” と同じ姓…………
……微かに似ている気がするが…………しかし……
“あやつ” は『別世界』から来た存在のはずじゃ……
………………)

レティシア(いや、今はそんな事はどうでも良い
解明すべきはあの者の…… “能力” !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
今も……その前も!!!!! 妾は不可解な現象を目にした!
あの者は一定の場所に留まっていると思いきや、気づいた時には間合いに居る!!!!!!!
異能か…………それも瞬間移動!!!!?
先程のコピーの女が使っていたものとは性能がまるで違う!!!!!!!)



無限パイナップル花「回復をしていますか」
コツ……



レティシア「!」

レティシア(またじゃ……
いつの間にか目の前に……!)


無限パイナップル花「良い心掛けです
もう少し回復の時間を設けましょうか?」

レティシア「なんのつもりじゃ……」

無限パイナップル花「分かりきったことです……
も〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っとこの実戦を楽しむためッサーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
うひょーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
でで〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


レティシア「…………戦闘狂か」


カチカチカチ……
《その時……周囲から謎の音が!?》


レティシア「……!?」

無限パイナップル花「あら……気が速い事」





ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドオオオオオンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
バゴゴゴゴゴゴゴオオオオオオーーーーーーーーーンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ドガララララララララララララッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《またも周囲のビルが爆発! 崩壊!!!
瓦礫が降る!!!!!!!!!》


レティシア(これは──────やはり、人為的に!!!!!!!!!!!)
ゴォッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

無限パイナップル花「聖都の高層の建物には爆弾が仕掛けてあります
もちろんあなたを倒すためにここまでしたのです
聖都は、あなたを確実に殺すためのフィールドなのですよ」

レティシア「……!! 自分たちの本拠地を……そこまでするか!!!!!!!!!!」

無限パイナップル花「我々が守るのは退魔軍の “礎” ……『大聖堂』!!!!!
そのためならば、どんな損害もいとわない!!
……さぁ、空中戦と行きましょう」
ヒュッ……

レティシア「!!!」


無限パイナップル花「蹴ッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギャアァンッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ガヒュウウウウウウウウンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
レティシア「──────!!!!!!!!!!」

《無限パイナップル花のムーンサルト!!!!!
剣で受けるも、レティシアは空中へ打ち上げられる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》

39名無しさん@避難中:2025/01/23(木) 01:32:13 ID:Tjz37msk0
ギューーーーーーンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
レティシア「……ぬぅ!」

《空中へ吹っ飛ばされたレティシア!
落ちてくる建造物の巨大な破片が迫る!!》


レティシア「……フワラル レーロー メコレ!!!!!!!!」
ヒュンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ゴオオオオオオオッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



レティシア「空中戦…………
フワラル魔法を持つ妾と…………正気か!」



ガラガラガラガラ……!!!



レティシア「落ちてくる瓦礫が邪魔じゃ……吹き飛ばすか!!!!」
キュココココココココ……





無限パイナップル花の声「上に気をとられていていいのでしょうか」




レティシア「!!!!!」



ギィアァァァァンンンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギギッ……
レティシア「ぬ、うぅッッ!!!!!!!!!!!!」

《刀を天に向け、地上からロケットのように突撃してきた無限パイナップル花!
レティシアはなんとか剣で防御するが……》




無限パイナップル花「無限流剣術『月炳弾』!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガガンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


グォンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
レティシア「ぐぅ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


《無限パイナップル花は剣を押し込みレティシアを更に上へ吹き飛ばす!!!!
レティシアが吹き飛んだ……その先に!!!!!!!!!》




ドッガアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
レティシア「がはっ……!」

《丁度落ちてきた巨大なビルの壁に激突!!!!!!!》


パラ……
レティシア「───……!!!!」
ギロッッ!!!!!!!!!!!!!


レティシア「ハイババム ゴコー レティピカ メコレ リハラク!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギャギャギャギャギャギャギャギャギャギャギャギャギャギャギャギャギキィィィィィーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ズパズパズパズパァァァァァーーーーーーーッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《レティシアは背中から幾筋もの光線を発射した!!!!!!!
激突した瓦礫、そしてその向こうの瓦礫も全て切り刻んだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》



レティシア「フワララ…… コントーロー メコレ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
キィンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!




ヒュインヒュインヒュインヒュインヒュインヒュインヒュインヒュインヒュイン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!





無限パイナップル花「……おや……
瓦礫が不自然な軌道でこちらに向かって落ちてきます
なるほど、操って私に当てるつもりですね
燃える展開だッッッーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
しゃあ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

40名無しさん@避難中:2025/01/23(木) 02:05:38 ID:Tjz37msk0
ガラガラガラガラァァァァァ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ズゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴォォォォォォォッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!

無限パイナップル花「まぁ……こんなに沢山瓦礫が……
こんなものに当たったら地面にまっ逆さまですね
まぁ……」


スタンッ!
無限パイナップル花「私には良い足場ですが」

チャキッ!
無限パイナップル花「ここからあなたを狙わせてもらいましょう」
スゥゥゥゥ……


《狭い足場の上で……無限パイナップル花は刀を構えた!》





ゾクッッ!!!
レティシア(攻撃が来る!!!!!!!!!
今度は見逃さぬ……そちの異能……! 見破るッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)
ドドンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!




無限パイナップル花「……無限流剣術居合い……」
スゥッ……





パァッッ!!! パァッッ!!! パァッッ!!!!!!



レティシア「!!!? 増え……!!!!!!!!!!!!!!!!?」



《その時! 無限パイナップル花の姿がいくつにも増えた!!!!
増えた無限パイナップル花は徐々にレティシアに近づいていた……そして!!!!!!!!》




ズバンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
レティシア「──────!!!!!!」

ブシュッ!!!!!!!!!!!


ヒューーーーーッッ……
レティシア「そ……そちは……
光を……操るのか……!!!!!?
光を操り自身の像を空間に投影し……敵の目を欺く異能か……!?」


無限パイナップル花「なにをおっしゃいますやら」





ヒューーーーーーーーーーーーーーーーーーーッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《そのまま猛スピードで地上へと落ちるレティシア!!!!!!!
そして……レティシアよりも早く地上で待ち受けていたのは!》


シュタンッ!
無限パイナップル花「私は異能持ちではありませんよ
私はただ単純に……………… “速い” だけです
あなたが見た、空間に留まっているという私の姿は……………………ただの残像ですよ」
チャキキ……



レティシア「──────!!!!!」


無限パイナップル花「無限流剣術『落籍』!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ツァンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


《墜ちてきたレティシアに合わせて斬撃をお見舞いした!!!
その直後、無情に降り注ぐ瓦礫の山!》





ドガララッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガァァァァァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ガッシャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ドォギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

41名無しさん@避難中:2025/01/23(木) 02:30:10 ID:Tjz37msk0
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ………………

シュウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウッッ……


無限パイナップル花「私は『無限流』という独自の剣術を築いた道場の生まれでして
その『無限流剣術』には3つの “流派” が存在するのです
1つは “剛” に特化した『無限剛剣流』
“技” に特化した『無限妙剣流』
そして “速” に特化した『無限刹剣流』…………

私が修めたのは『無限刹剣流』……………………私のスピードに敵う者は、退魔軍にも魔法使い軍にも1人も居ないでしょう
……………………と。」




ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……

しーーーーーん………………




無限パイナップル花「……応答はありませんか
ここまでの連戦……よく戦いましたね
出来ることなら万全のあなたと戦いたかった………………
…………さて、これで私の名声が世界中に届くでしょうか……
いなくなったお姉様方に伝わる程に……───
───!!」
ピクッ……!!!!!!

カッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
無限パイナップル花「ハァッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギュンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《その時! 無限パイナップル花は何を思ったか自身の背後に刀を突き向けた!!!!!!
すると!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》




ガギィィィィィィィィィィィンンンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《なんと!!!!
無限パイナップル花の背後には誰もいないはず……
しかし無限パイナップル花は “何らかの攻撃” を止めた!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》


ギギギ……
無限パイナップル花「……なんですか? 私の後ろには何もいないはずなのに……何故殺気が?
あまつさえ、攻撃を防いだ感触が間違いなくある──────
……光の魔女の攻撃ですね……
生きてんジャ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ニコーーーーーーンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!






レティシアの声『イクスパラレル・スーパーノヴァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』




ドギュンッッ……ズズズッ……
ドッッッカァァァァァァァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
パラアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《凄まじい爆発が瓦礫を原子レベルのチリへと変えた!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》





じゅうううううううううううううッッ…………!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッッ……!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ザリッ……
レティシア「初見で……『スターボウ』を防ぐとは………………恐るべき戦闘勘と言わざるを得まい…………
そちこそ……妾がこれまで戦った中で、間違いなく最強と言えよう……!!!」
ボロ……!


ゴオオオオオオオッッ……!

42名無しさん@避難中:2025/01/27(月) 01:44:58 ID:lU9KCezM0
無限パイナップル花「おぉ……
十大魔女の長からなんというお褒めの言葉でしょう
テンション爆アゲMAX〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
でもまだまだ私の全力じゃありゃしませんよほほほほーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カカーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


レティシア「……」


無限パイナップル花「さぁッッ やりましょうっ!!!!!!!!!!
続きを!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! あなたと私の魂のふれあいを!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドドンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


レティシア「…………そちは、本心を隠そうとしないのう
この聖都を守護する総大将でありながら、そちの本質は全てを滅茶苦茶にしても構わないほどの戦いを求めておる
そちの中では、聖都の守護より血湧き肉躍る戦いの方が比重が大きいじゃろう」


無限パイナップル花「ふふ、確かにおかしいでしょうね
これは、生まれた時から武の道に立つことを運命付けられた私の、性です。
私は常に自分の力を量る機会を求めている……
そしてこの力を世の人々に知らしめたいという欲求が溢れている……

どれも誉められたものではありません
しかし……これが私です

私の尊敬する2人のお姉様方は自分の生き方を変えることはありませんでした
だから私も変えるつもりはありません」

レティシア「…………」


無限パイナップル花「ですが……不思議な巡り合わせといいますか……周りに恵まれていたといいますか……
私は私の思うままに……自分を変えずに生きて、ここまで上り詰めたんです
もちろん私を良く思わない人々はいますが……このような私を許してくれた退魔軍の大多数の人々には感謝しかありません

……ですから、あなたは一つ勘違いをしています」

レティシア「……?!」


無限パイナップル花「私の中で『思うままに戦うこと』と『聖都を守ること』は両立している……!
“好きに戦って、好きに守る” !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
滅茶苦茶になったのなら直せばいい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
本当に大事なものを守ればそれで十分!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
これ以上の『大聖堂』と『人命』への被害は絶対に出さない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ヒャッハーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ババンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


レティシア「……手強い女だ……
………………そして…………心底……」





キュイィィーーーーーーーンッッ……!




無限パイナップル花「……! むっ!」

レティシア「ッッ!!!!!!!!!」




カカッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

チュドォォォーーーーーーーーーンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ドガガガガァァァァァァーーーーーーーーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!




無限パイナップル花「……これは……滅魔砲!」


ドドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!

43名無しさん@避難中:2025/01/27(月) 02:19:19 ID:lU9KCezM0
ズドォンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ドガァァァァァンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ボゴオオオオオオオオオオオンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!




ジジ……
サンクレアの声『滅魔砲どんどん放ってくだサイ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』



無限パイナップル花「この声……サンクレア殿ですか?」


サンクレアの声『はいっ! 無限総隊長!!!!!!!!!!!!!!!!!!
横やり申し訳ありません!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
しかし、このチャンスを逃すわけにはいきませんでした!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
今現在、滅魔砲と共に出来うる限り最大出力で『魔力減退アンチ波動砲』を発動させています!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
今のうちに!! 我々がレティシアを止めているうちに、トドメを!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』



無限パイナップル花「承知しました」
チャキ……

無限パイナップル花「どうやらお開きのようですね
短くも楽しい戦いを……ありがとうございました」
スゥゥッ……


無限パイナップル花「無限流真速居合……『涯那兇』─────────」

ダンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

シュオオオオオオオオオオオオオンンッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《刀を構え、凄まじい踏み込みで弾幕の中に閉じ込められたレティシアへと向かう無限パイナップル花!!!!!!!!!!!
……だが!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》




無限パイナップル花「──────!?」
ピタッ!!!!!!!!!!




サンクレアの声『無限総隊長!!!!!? 何故止ま───』



カッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
無限パイナップル花「大聖堂各員、衝撃に備えろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ゴォッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



ズゴオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

レティシアの声「……マテリアマッシブル………………スーパーノヴァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


《レティシアは弾幕の隙間から、僅かな魔力をあらゆる方向に放った!
僅かな質量を持ったその魔力は、光速で動く光子と接合し!!!!!!!!!! 凄まじい破壊的エネルギーを生み出すッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
それは、滅魔砲や魔力減退アンチ波動砲を撃ち出す建物……そして!
大聖堂へと飛来する!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》


ギャオオッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

44名無しさん@避難中:2025/01/28(火) 00:59:08 ID:QvFK2VWE0
キィィィィィィィ…………ンン……!!

ドッ……………………





ドゴゴゴゴゴゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオンッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
バッガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
┣"┣"┣"┣"┣"┣"┣"┣"┣"┣"┣"┣"┣"┣"┣"┣"┣"┣"┣"┣"┣"┣"┣"┣"┣"┣"┣"┣"┣"┣"┣"┣"┣"┣"┣"┣"┣"┣"┣"┣"┣"┣"┣"┣"┣"┣"┣"┣"┣"!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ズズズウウウウゥゥゥーーーーーーーーーーーーーーッッ……ンッ……!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


《聖都の至る場所で大爆発!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》




無限パイナップル花「───!
……サンクレア殿……応答を…………
サンクレア殿……」


ジジ……ザザザ……
サンクレアの声『……──ちら……サン……レア………………
…………こちら……サンクレア!!!!!!!!!!』
ピピピッ……ガガッ……

無限パイナップル花「被害状況を」

サンクレアの声『レティシアによる攻撃が大聖堂に披弾……
大聖堂が一部半壊………………
人的被害……確認中………………
我々は……披弾場所の反対に居たので無事です……
しかし聖都に配備された退魔兵器を遠隔操作する本部の大型機械が破損した模様……
さらに聖都各所に配置していた『魔力減退アンチ波動砲』などの大型退魔兵器が狙い打ちされ消失……
これ以上の援護は不可能……
これ以上の我々からの援護は不可能……!!
すみません……!!!!!』


サンクレア「分かりました
ご苦労様でした……
それではあなた方は、今の攻撃による被害の詳細を補足しておいて下さい
あとは……私におまかせを」
プツ……




─── 大聖堂……特化B部隊本部……

サンクレア「っく…………!!!!!!!」
ダンッ……!!!!

特化B部隊兵「やはり……今の攻撃で、我々がここから操作していた殆どの退魔兵器が破壊されました……
『アンチ波動砲』……『滅魔砲』等もことごとく……!
それにここの機械もこんな調子では……!」



ジジッ……プシューーーーッ…………ボロ……

《部屋に並べられたありとあらゆる機械が、ショートしたかのように火花を散らしていた……》

特化B部隊兵「もう……ここで我々に出来ることはありません……
サンクレア統括……無限総隊長が指示されたように、我々は大聖堂の被害状況を確認しましょう
大聖堂に待機している近衛師団の第4・第5部隊とも連絡をとる必要がありますね……」

サンクレア「……それは……あなたに一任しても良いデショウカ…?」

特化B部隊兵「え……? サンクレア統括はどうするんです?」

サンクレア「遠隔操作の大型退魔兵器はなくなってしまいましたが……
マダ前線用の小型・中型の退魔兵器が残っティマス……!
ワタシはそれで……聖都内に出ます!!!!!!!!!
ワタシも……前線で戦うんディス!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ドドンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

45名無しさん@避難中:2025/01/29(水) 00:37:46 ID:6xm1djAM0
特化B部隊兵「と、統括が!!!!!!!?
無理ですって!!!!!!!!! 統括みたいなインドア派のクソザコナメクジミミズミルワームユムシ毛虫女が!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴォッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

サンクレア「這う系のキモいやつ全網羅!!!!!!!!!!!!?」
ズズーーーーンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

特化B部隊「……しかし……そんな統括がそれほどまで強い意思を表示されることは今まで無かった……
本気なんですか……?」

サンクレア「…………ハイ……
色んな方が……ワタシの指示のもと命を懸けてくれマシタ……
だったらワタシも…………命を懸けないとイケマスェン……!
主要な兵器が使えなくなったからと……戦うのをやめるわけにはいないのディス!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドドンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

特化B部隊兵「……分かりました
では、こちらは私にお任せください!
統括は…………何人か兵を引き連れて前線に!!!!!!!!!!!」

サンクレア「ハヒッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

特化B部隊兵「……ゼゾォンやタノシンの代わりが……あなたで良かった
どうか……ご武運を!!!!!!!!!!!!!!!!!」


サンクレア「……!!!」



サンクレア(ワタシを変えてくれたのは……
命を犠牲にしてワタシの命を繋いでくれたレイソックゥン……
そして…………)



プティングのイメージ『君に、眼鏡を曇らせる涙は似合わない……』



サンクレア「……行ってきます!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ダダダッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!




───


ゴオオオオオオオオ……


ガラ……ガラ……ボゴォッッッ!!!!!!!
レティシア「…………」
ガシャア……



無限パイナップル花「……やってくれましたね」



レティシア「…………くくく…………
…………………………」

レティシア「……『大聖堂と人命の被害は絶対に出さない』…………だったか……
…………ふ……ふ…………
…………くくくくくくくく……」


無限パイナップル花「…………」


レティシア「どっちも守れなかったなぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
アハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
うひひひひひ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バンバンバンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



無限パイナップル花「……急に人が変わったようですね」




レティシア「………………疲れた………………
光の魔女として……十大魔女の長として厳格に振る舞うのが…………
そちを…………見ていて…………
心底、羨ましく思えた……………………
職務を全うしながらも……自分のやりたいようにやるそちが…………
…………妾も……そうなりたい……」



無限パイナップル花(……! 光の魔女…レティシア……
…………ここにきて、自身の “殻” を……破りそうな……
そんな予感がする………………)
ゾクッ……!

46名無しさん@避難中:2025/02/03(月) 01:07:34 ID:IMoH3aOk0
レティシア「思えばここに来るまで幾度も戦いを続けて来たが……
妾は常に “魔法使い軍の象徴” としての戦いに拘ってきた…………
だが……実際はどうじゃ…
ちんぽこ要塞では決死の退魔兵の一撃で大怪我を負い
赤口門では異能に翻弄され実力を発揮できず、退魔軍の策に嵌まり、突破したのもギリギリじゃ
そして……この聖都でも。

…………妾の掲げた理想なぞ…………とっくに破綻しておるのじゃ……
………………それならば……!」


スゥゥゥゥゥーーーー……チャキンッッ!!!!!!!!!!!
レティシア「…………妾ももう…… “好きにやる” ……!!!!!
そちのように……! 己が思うまま!!!!!!!!!!!!!!!
光の魔女レティシア……としてではなく、
本来の『クリステュー』として!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ボボウッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ドゥオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



無限パイナップル花(……魔力を! 一気にここまで開放!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
とても後先考えているとは、思えない!!!!!!!!!!!!!!!!!)



ギュゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
レティシア「ふはははははははは!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
思う存分やるかァッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
無限パイナップル花ぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カカァッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ゾクゾクッッ……ブルッ!!
無限パイナップル花「………………うひッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
いいねぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
そうこなくっちゃあねぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ジャキーーーーーーーンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



レティシア「ピカレーデル セコサツ メコレ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
シュビビィィィィィィーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


スィッ……グゥンッ……!!!!!
無限パイナップル花「無限流───」

《無限パイナップル花は最小限の動き───前に倒れ込むような動作でレティシアの光線を避け……!!!
そしてそのままの勢いで……踏み込む!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》


無限パイナップル花「『神速一転抜刀』!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギュンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

47名無しさん@避難中:2025/02/07(金) 01:11:04 ID:14puDk2o0
無限パイナップル花(私の速度に、レティシアは感知できない!
この一撃は入る!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)
ギュオンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ザシィィィィィーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ギィィィィィィィ…………ンンッッ……!!!



無限パイナップル花「……!?」



ギギギギギギギ……

レティシア「……取ったぞ……!!!」
ニィッ……!

《レティシアは無限パイナップル花の刀を両手で挟んで止めていた!!》

無限パイナップル花「真剣白刃取りッッ─────────!!!!」


レティシア「スティーク ザンツイ メコレ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
シュラアアアアアアアッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


無限パイナップル花「───!!」
サッ!!!!

《両手の間から光の斬撃を放つレティシア!
だがパイナップル花はソレを回避!!!!!!》


ごおおおおおおお!!!!!!
無限パイナップル花(私の攻撃を捕らえた……
まさか私のスピードに対応したと…………?
それとも……まぐれ……?)


チャキッ……!
無限パイナップル花「……面白いねぇッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
じゃあもう一回やってみるかァッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
無限流──────!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ググッ……!



レティシア「…………」



無限パイナップル花(今度は、もっと速い───!!!!)

無限パイナップル花「『朱音華』!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ドゥルルルルルルルルォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《 “静止した残像” を複数生み出すほどのスピード!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
レティシアの死角に回り込み、斬るッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》



ザギュイィィッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



無限パイナップル花「!!!!!!!!?」



ギィィィィィィンッッッ……!

レティシア「……にやっ……!」


《なんと……レティシアは無限パイナップル花と同時に剣を振るい、無限パイナップル花の刀を受け流すように弾いていた!》



無限パイナップル花(───間違いない!!!!!!
レティシアは……私のスピードに完全に対応している!!!!!!!!!!!!!!)


ヴンンッッ……!
レティシア「光速度不変の……斬撃!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バヒュゥッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

48名無しさん@避難中:2025/02/08(土) 01:03:05 ID:ORk3VgYM0
ザァァァァァァァーーーーーンンッ……!


ブバッ! ブシュウウーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
無限パイナップル花「……ぐっ……!」


レティシア「初めて血を流したな……」


ツーーー……
無限パイナップル花「血…………」
ぺろ……

ぐ……
無限パイナップル花「………………ふふ……
…………あぁ、血の味………………
ふふふふふふふふふ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
こんなの何年ぶりでしょう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あぁ、懐かしい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
生きてる実感を抱きますね!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
私はこの味を求めるあまりたまーにそこらへんの鉄サビを内緒でナメてたんですよぉ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
うひひひひひひひひひひ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぺろぺろぺろぺろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


レティシア「ははぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!
嬉しいか!!!!!!
ならばもっと血を飲ませてやるぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
『光速度不変・連斬』!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ビュンンンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ビュンンンンンンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ザババババババババババババババッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


無限パイナップル花「無限流移動術『地弾空蝉』!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ボボッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!




ズパッ!

スゥッ……

ズパッ!

スゥッ……



シュウンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


《レティシアの斬撃に切り裂かれるパイナップル花!!!!!
だがそれは霞のように消えた……!
斬られたのはパイナップル花の残像だった!!!!!!!!
そしてレティシアの懐に突如現れる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》



無限パイナップル花(無限流───『刃掛け一文字』!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)

ヒュンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《懐を侵略した無限パイナップル花は切れ味鋭い刀の刃を真っ直ぐとレティシアに押し付ける!!!!!!!!!!》



ガギィッッンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


無限パイナップル花「!!」

ギギギギギギギリリッ……!
レティシア「……惜しかったな……」

《レティシアはパイナップル花と自分の体の間に剣を差し込み、パイナップル花の刀を止めた!》


無限パイナップル花「ふむ…………
あなたはやはり、私の動きが見えていますね
一体、どういうトリックでしょう?
……ん……?」


レティシア「…………さぁて……」
つーーーーーーー……


《その時……
レティシアの目から大量に流れる……血!!!!!!!
血涙だッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》

ドドンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

49名無しさん@避難中:2025/02/10(月) 01:50:15 ID:ISJ9MQ9c0
無限パイナップル花「その血涙……
もしやそれが私の動きを捉える秘密ですか?
例えば……視力の強化……でしょうか」

レティシア「くっく……まぁ遠からず……といったところかの……
今の妾は…………全ての情報を “光” に変換して見ておる
無駄な情報を省き、単純な光の運動として見れば……妾に反応出来ぬものはない……!
お前のスピードでもな……!」

無限パイナップル花「なるほど……」



ヒュインッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



ガガガガガキキィッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ガキャアィィィィッッ!!!!!
レティシア「ほぅら!!!!!!! このように!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ギギギギギ……
無限パイナップル花「退魔軍の『三闘神』以外で私のスピードについてこられる人間が居るとは、
感動に打ち震えています」
ブルブルブルッ……

レティシア「フフッ! 恐怖で震えているのではなかろうな!!!!?」

無限パイナップル花「しかし懸念が少々……その血の涙ですよ
滝のように流れるその血……
相当な負担がその目に掛かっていると推測出来ます
その状態が長引けば取り返しのつかない事になるのではないのですか?」

レティシア「くくッ……そうじゃな……
もしかしたら失明してしまうかもしれぬな……
だが……それがどうした!!!!?
そんなリスクを背負おうが……妾はお前を倒したい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ヴンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!

無限パイナップル花「!!」



『光速度不変の斬撃』!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!




ザギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



ヒューーーンッ……ババッ
無限パイナップル花「───…」


ニカッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
無限パイナップル花「その意気や善しッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ならばあなたの目がどこまで持つかッッ、私と共にその閾値を調べて見ましょう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ジャキッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

無限パイナップル花「無限流『背高泡立姫』!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブブブブブブブブンンンンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ドギャアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《無限パイナップル花は複数に分身したように見えるほど高速移動しレティシアに切り掛かる!!!!!!!!!!!
互いの剣を打ち合う金属音が響きわたる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》


レティシア「全力を出そうぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 無限パイナップル花!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
…………ファイレ オンブザー ボゥボゥ メコレ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴォッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

50名無しさん@避難中:2025/02/10(月) 02:20:26 ID:ISJ9MQ9c0
ボオオオオオオオオッ!!!!!!!
《レティシアの放った炎が建物の残骸を焼く!!!》

無限パイナップル花「炎!!!!?」

レティシア「ヒューバズー モガスパ メコレッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギュンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ビュウンビュウンビュウゥゥゥゥーーーーーーーーーーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

無限パイナップル花「……! 風……!!!!!」


レティシア「向かい風で足が止まっているぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
グォンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ガギャアアアアアッッ!!!!!!!!
無限パイナップル花「む……!!!!!!!!」

レティシア「バクサゾン スコーパル メコレ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カカッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ボカアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



ザザザァッ……!
無限パイナップル花「爆発魔法……!」
チリ……



レティシア「意外そうな顔をしておるな
妾が光魔法以外を使ったことに驚いたか?」

無限パイナップル花「えぇ……少し
魔法使い軍の十大魔女達は一つの得意属性のみを極めているかと思いましたが……」

レティシア「まぁ基本はそうかもしれぬな
どの魔女達も一定の魔法に絞って極限まで鍛え、練り上げておる(もちろん多少は使える)
だからこそ各々が違った強みをもっておる……
だが……妾やルーミィは違う
それぞれの得意属性とは他の魔法も……一定は鍛えておる……高い水準でな!!!!!!!!!
サンビリガ バリゴゴ シューティゴン メコレ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バリバリズドドォォォォォーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《雷撃のビームを放つレティシア!!!!!!!!!!!》



無限パイナップル花「フぅッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
シュシュンンンンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


タッ!
無限パイナップル花(光以外の属性魔法!!!!!! 多角的な攻撃が可能なのは脅威ですが……
光魔法の速度に比べれば対応はしやすい)
チャキッ……

無限パイナップル花(しかしこちらが侵略しづらいのは確か……
この相手にこちらの攻撃を加えるならば……)


無限パイナップル花「もっと速度をあげなければなりませんね……」
グンッ……!!!

ビシシッ……!!!! バキバキッ……!
《構えを取るパイナップル花! その足元の地面にヒビが入る……!
パイナップル花はそれほど重く地面を踏みしめている……!》



レティシア「……! なんじゃっ……」




無限パイナップル花「無限流剣術───」
スゥゥッ……

無限パイナップル花「『二十年ノ矢』!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズドンッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

51名無しさん@避難中:2025/02/10(月) 03:06:09 ID:ISJ9MQ9c0
ザァァァンンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

レティシア「……!」

ブパパッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
レティシア「ぐぅ!!!!!!!?」



チャキキンッ!
無限パイナップル花「……流石に見えなかったようですね」



ぐぐ……!
レティシア「そち……! まだスピードに上があったのか!!!!!!!!!!」

無限パイナップル花「まぁ……多少のリスクもありますが」

レティシア「どこまでも……面白い!!!!!!!!!!!!!!!!
ピューコオル バ メコレ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


パパパパパパパァッ……!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《氷点下の霧が辺りを包む!》



無限パイナップル花「こちらの体を冷やしてパフォーマンスを下げるつもりでしょうか?
……無駄無駄ァッッ!!!!!!!!!!!
こちらの心と体は砂漠のように燃えているッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
こんな冷気じゃ手袋もいらないさァッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ググッ!! ビシッ……バキバキィッ!!!!


無限パイナップル花「『二十年ノ矢』!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ビュッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



ズザァンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
レティシア「くっ……!!!!!!!!」



タタンッ……グッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!
無限パイナップル花「さらにもう一発!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ビシビシッ……ドンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



ザシッ!!!!!!!!




シュタタンッ……
無限パイナップル花「……今の感触は……」



しゅううううううううう……
レティシア「……そう何度も簀巻のように斬られても敵わぬわ」
ピキィィィーーーーン……




無限パイナップル花(……三撃目の傷が浅い……
…………肉体強化の魔法で防御力を上げたようですね)

無限パイナップル花「ならばもっと斬撃の鋭さをあげるのみ!!!!!!!!!!
そしてスピードを!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ググゥゥンッ!!!!!!!!!!!!!!!!! ビキビキ……!!!!


《パイナップル花は再び強く踏み込む!!!
だが……その時!!!!!!!》



レティシア「マグヅ パカリンコ メコレ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
グォッ!





ボゴオオオオオオオオンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ガクッ!
無限パイナップル花「───!! ……地面が……!」

《無限パイナップル花が強く地面を踏み込んだ瞬間!
大地が大きく歪み、割れた!!!!!!!》



レティシア「そちのその超神速の秘密は “踏み込み” にあろう!!!!!!
出鼻をくじけば封殺出来る!!!!!!!!!!!!!!!」



無限パイナップル花(構うか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)
ググゥッ……ドンッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


《パイナップル花は強引に更に踏み込み、飛び出した!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》

52名無しさん@避難中:2025/02/11(火) 23:06:49 ID:ysv/sZ/I0
ザァンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ドッズァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ゴオオオオオオオオオッッ……



ギギギギギギッ……

無限パイナップル花「……!」

レティシア「……ふっ……取ったぞ……!」


バンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《レティシアは無限パイナップル花の超神速の刀を止めた!!!!!》


レティシア「足場が不安定なところを、無理矢理強行しすぎたのう
そちが生み出す光の道筋がよぅく見えたぞ……」
ギギギギリリリッ……

無限パイナップル花「…………なるほど……お恥ずかしいことです……」
ググッ……

《無限パイナップル花はレティシアの手から刀をを抜こうとするが……》

グギギッッ……
レティシア「……ふふふ……離してやらぬよ
肉体強化で固めた拳で掴んでおる……!
そちに奪い返せるかな?
………………そちの “弱点” …………見えてきておるぞ」
にやり……

無限パイナップル花「……」


レティシア「妾には少し品がないやり方じゃが……
このまま強化した拳で打ち沈めてやるぞ!!」
ググッ……! ゴォォォォッ…… メキメキメキッ……


無限パイナップル花「…………あいにく……刀はこれだけではないのです!!!!!!!!」
スッ……チャキッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《無限パイナップル花は懐から小さな刀……脇差を取り出した!!》


レティシア「おおおおおおッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

無限パイナップル花「無限流剣術『杭津繰』!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バヒュッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



ドガッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ザシィィィィンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



レティシア「ぐぅっ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブシュッ!!!!!!!!!!!

無限パイナップル花「……ッッぐ……!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バギョォッ……!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



ドゴゴオオオオオオオオオオンッッ……!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《両者同時に攻撃が入り、、吹き飛ぶ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》



ガララッ……

レティシア「……ごふっ……」


パラパラパラ……
無限パイナップル花「ふぅ………………」
ヒュンヒュンッ……チャキィンッ!




レティシア「……ふむ……刀を奪えなかったか……
二刀流で行くのか?」


無限パイナップル花「えぇ……楽しくなってまいりましたので……」

レティシア「そうか……ならばもっと楽しませてやるぞ……
ウォータボン カンコゥン メコレ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ボグブブブブブブブブブッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

53名無しさん@避難中:2025/02/11(火) 23:43:10 ID:ysv/sZ/I0
じゃあぁーーーーーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ドタプンッ……!!!!!!



無限パイナップル花「水の塊……」


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……!!!!!!!!!
《無限パイナップル花の頭上に巨大な水の塊が浮かんでいた!!!!》




無限パイナップル花「あの塊を私に向かって落とすのでしょうか?
随分とシンプルな魔法のようです……
そんなもの、斬ってしまいますが」
スチャ……


レティシア「くく……そんな捻りのないことはせぬ……
妾は……やはり光の魔女……よ
水の塊は……こう使う!!!!!!!
コォーコ ピカガリー ゴーゴン
メコレ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」



ギョンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ズブブブブブッ……

《水の塊の……更に上に現れた光の球!!!!
それは水の中に潜り込んでいく……そして!!!!!!》




ピュイピュイピュイピュイピュイピュイピュイピュイピュイピュイピュイピュイピュイピュイイイイイイイーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ギャギャギャギャギャギャギャギャギャギャギャギャギャギャギャ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《水のなかを通った光が拡散レーザーのように降り注ぐ!!!!!!!》




レティシア「光は水のなかで乱反射する!!!!!!!!!!!!!!」





ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

無限パイナップル花「なかなかの弾幕です」
シャシャシャシャッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


《それを軽快に避けるパイナップル花!》




レティシア「ははは!!!! やるな!!!!!!!
だが仕込みはまだある……!!!!!
覚えているか!! 妾が氷の魔法を放った事を!
あれはそちの動きを鈍くするためではない!
“氷の結晶” を、撒き散らすためのものじゃ!!!!!!
光を反射する……結晶をな!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドンッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



無限パイナップル花「!!!!!」



キュンキュンッッ……!!!!!
ピカッ……!!!!!!
ピカァッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ズギョギョギョギョギョギョギョギョギョギョギョギョギョギョギョギョギョギョギョギョギョギョギョオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《更に中空で不規則な動きでパイナップル花を襲う光のレーザー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》




バシュウッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ボオオオオオオオオオオオオッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

無限パイナップル花「ッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

《火だるまになるパイナップル花!!!!!!!!!!》



レティシア「はははは!!! この光のレーザーは物体を一瞬でもやし尽くす!!!!!!!!!」




無限パイナップル花「ハァッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バササァッ!!!!!!!



ヒュンンッ……シュタッ!



レティシア「ほう………………随分と思い切った格好になったな……」


ボオオオオ……バサァッ……
無限パイナップル花「えぇ……これでまた身軽になりました」

ババンッ!!!!!!
《着物の大部分を脱ぎ捨てた無限パイナップル花……! その肉体をさらけだす!!!!》

54名無しさん@避難中:2025/02/11(火) 23:45:05 ID:ysv/sZ/I0
無限パイナップル花 新
https://downloadx.getuploader.com/g/nantokafight/260/1739232619824.png

55名無しさん@避難中:2025/02/12(水) 01:24:37 ID:v.QCNBGI0
無限パイナップル花「さぁ、続きを始めましょう」
ジャキンッ!

レティシア「……いつでも来い」




ゴオオオオオオオオオオオオオ……




無限パイナップル花「……」


レティシア「……」




オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ…………!





ズシンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
無限パイナップル花「ハッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ヒュンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


レティシア「カキン チンクルァ メコレ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ビキッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!






ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギィンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ドギャアアアンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

バコオオオオオオオオンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



無限パイナップル花「無限流剣術『緋願華』!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズザザザザザザザザザザザザザァァァァァァァァァァァンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ズパパパパパッ……!
レティシア「レバオトウ バクサエンボ メコレ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドゴオオオオオオオオオオオオオオオオオンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



ズザァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
無限パイナップル花「……」
チャキッ! ググッ……


バッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
レティシア「間合いは取らせん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
超神速を放つ間は与えんぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

無限パイナップル花「なるほど」
チャキ……

無限パイナップル花「ならば連撃を放つのみ!
無限流剣術『華美乱波』!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
シュビビビビビビビビビビビビビビビンンンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ザガガガガガガガガガガガガガガガッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
レティシア「ぐぬぅぅぅ!!!!!!!!!」

レティシア「二刀流になったことで更に刀の鋭さが上がったな……! しかし!
それは……そちの……弱点が顕著になっただけのこと!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

無限パイナップル花「弱点…………」
ヒュアィッッ……


レティシア「そうじゃ……そちは!!!!!!!!!!!!!!」
ググッ……



ヒュヒュンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ボウッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



ドカアアアアアアアアアアアアッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

レティシア「 “非力” じゃッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドゴォンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

無限パイナップル花「ッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


《同時に放たれた無限パイナップル花の刀と、強化されたレティシアの拳撃!
吹き飛ばされたのは……無限パイナップル花!!!!!!!》

56名無しさん@避難中:2025/02/12(水) 02:46:03 ID:v.QCNBGI0
ドカカァッ!!!!
無限パイナップル花「ぐっ……!」


バヒュンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
レティシア「ハァッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」



ズガガッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
無限パイナップル花「ぐっ!!!」


《レティシアは倒れたパイナップル花の体を押さえつけ身動きを封じる!》


レティシア「そなたの剣技は強力じゃ……そしてスピードも……!
どれも至高と言える……!
今まで様々な局面で、妾を殺すことの出来る瞬間があったはず……だが!!!!
それが叶わぬかったのは何故か……
それはそちの “非力” さ故よ……
そちには圧倒的に “攻撃力” が足りぬ!!!!
肉体強化魔法で固めた防御力でよりそれが如実になった……!」

無限パイナップル花「…………」

レティシア「身体能力の殆どを、スピードを生み出す脚力に回しすぎたか?」

無限パイナップル花「…………」

無限パイナップル花「…………えぇ、そうですね……
…………私は生まれつき、腕に筋肉が付きにくい体質なんですよ……
………………無限流剣術の神は、私には微笑んではくれなかった……
だから私はお姉様方のようにはなれなかった」





私の姉……無限桃花と、無限彼方は……私にない全てを持っていた……

その上で更に、お姉様方はそれぞれ別の道を極めた

『無限剛剣流』を極めた桃花お姉様はその力強い剣で全ての敵を切り伏せた
ある時、5つに重ねた畳(カーボンファイバー製)を竹刀で真っ二つに切り裂いて見せた
その逸話から生まれた桃花お姉様の二つ名は『五座射の桃花』……

『無限妙剣流』を極めた彼方お姉様は流れるような剣さばきで多くの敵を一瞬にして沈めた
ある日、500人の敵に囲まれたお姉様はその全てをたったの数分で倒しきってしまった
敵が倒れ、広く抜けた平らな荒野にただ1人立っていた彼方お姉様に付いた二つ名は『地平線の彼方』……

誇りだった……そして羨ましかった
ですが私はお姉様方のようになれなかった
あの当時の私は、剣を振るうことすらままならぬ非力な子供……
だけどお姉様方は、私を見捨てなかった
いつでも私を待っていてくれた
『パインは足が速いから、きっといつか私達なんて追い抜いちゃうよ』……そう言って慰めてくれていた……
その言葉を胸に、私はお姉様方にいつか並ぶために、自分の出来る限りの鍛練を続けたんです……

だけどある日…… お姉様方は “ある強大な敵” と戦うと言って……私を置いてどこかへ消え……そして帰ってこなかった……

道場の者達はきっと死んでしまったと言っていた……
だけど私は信じなかった
お姉様方はきっと生きている
役目を終えて、どこかで隠居暮らしをしているんだと……

いつか絶対にまた会うんだと…………純粋な子供心で思っていました
だから……ずっと走り続けた……
走って走って戦って……自分の名前を世界に轟くほどに知らしめたかった……
きっとどこかに居る、お姉様方に伝わるように……!
走って……走って……走って……!!!!! 走って!!!!!!!






ゴオオオオオオオ……

レティシア「…………なんじゃ…………
急に自分語りして……」
ず〜ん……

無限パイナップル花「……あぁ……
そうですね………………なにが言いたいかというと…………」



無限パイナップル花「確かに私は非力です……しかし
あなたの言ったように…… “脚力” は鍛えているんですよ…………誰よりも!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

レティシア「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


無限パイナップル花「『無限冠決閃脚』!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ボンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ドッゴオオオオオオオオオッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

レティシア「ガガァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

《無限パイナップル花の “蹴り” がレティシアの体に入った!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》

57名無しさん@避難中:2025/02/12(水) 02:47:35 ID:v.QCNBGI0
無限姉妹
https://downloadx.getuploader.com/g/nantokafight/261/1739191075453.png

58名無しさん@避難中:2025/02/12(水) 03:21:20 ID:v.QCNBGI0
ギュウンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
キィーーーーーーーーーーーンンンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


レティシア「ごふっ……ごぶぉっっ……!!!!!!!!!!!!
じょ、上空に吹き飛ばされてしもうた……! くっ……!
フワラル フワリン メコレ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
キキキィィィィィィーーーーーッッ……!


フワフワ……
レティシア「ハァハァ……ゴフッッッ!!!!!!」
ビチャッ!!!!!!

レティシア「骨が何本かイッたかの…………」



ズダァンンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



レティシア「ん!!? 地上から……轟音!!!
地面を……踏み抜いた音!!!!!」
バッ!




ギュギュウウウウウウウウウウウンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
無限パイナップル花「アハハハハハハハハハァァァァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」




レティシア「また空中戦か!!!!!!!!!!!!!!」
ババッ!


レティシア(だが有利はこちら!!!
何度目かの空中戦! 最初は奴に有利を取られた!
だが今は! あの時のような、降り注ぐ瓦礫はない!
つまりパイナップル花にとっての “足場” がない!!!!!!!
今、この目で捉える事が出来ているあやつが、これ以上空中で加速することは不可能!!!!!!!!!!
故に対応は可能!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)
ゴォォォォォォッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


レティシア「迎撃するぞ! パイナップル花!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
イクスパラレル・スーパーノヴァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギュイアアアアアアアアアアアアアアアアアッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



無限パイナップル花「…………」
ググググ……




レティシア(……なんじゃ!!!!?
足を踏み込んでいる!!!!!? 足場もないのに!!!!!!!!!?
なんじゃ……あの足は………………
いや……あの足の “気” は!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
とてつもない密度じゃ……!!!!!! まさか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)




無限パイナップル花「………………ッッ」
ググググググッ……!!!!!!!!!!!!
ビキビキビキッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!





─── “空中を…足場に” ッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!





無限パイナップル花「『三十年ノ矢』ッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カカァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

59名無しさん@避難中:2025/02/13(木) 00:08:48 ID:lenXvmPU0
カマリンキ
https://downloadx.getuploader.com/g/nantokafight/262/1739372617490.png
リハン 新
https://downloadx.getuploader.com/g/nantokafight/263/1739372641380.png

60名無しさん@避難中:2025/02/14(金) 01:42:26 ID:DvgHBlGc0
─── 空中に立っている!!!!!!


レティシア「……!!」


退魔の連中が、空を駆ける技を編み出したことは知っている
だがあの技は、常に魔力を乗り継いでいなければ落下してしまうような、フワラルにも遠く及ばない未熟な技だったはず

だが! パイナップル花の行っている “アレ” は違う!!!!!!

奴はまさに、空中の上に “立っている” !!!!!
まるで地面に立つかのように!!!!
そしてまさにその状態となんら変わらないかのように腰を落とし、剣を構えている!!!!!
踏み込む──────

あァ……あの足! あの足に纏っている尋常ならざる気が……そうさせるのか!!!!!!
魔法でもないのに……物理法則を軽々と破るその理不尽!!!!!



レティシア「──────」


《レティシアは…………目の前の光景に気を取られてしまった…………
無限パイナップル花が構えている姿は……認識できていたはずなのに……》


レティシア「ッッ」
バッ……

《我に帰り、防御のためにやっと動き出した時、レティシアはそこで初めて───》



ボタァッ──────



レティシア「なッッ……」


《───…自身の “左腕” が切り落とされたことに気付いたッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》


レティシア「お、おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブシュウウウウウウウウウウウウウウォォッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!





無限パイナップル花「……どうです……
非力でも………………これほどのスピードがあれば………………
筋肉を上回る!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
スピードこそパワー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
どぉーーーーーーんッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

グルンッ……!
ダンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

無限パイナップル花「ハァ……ハァ……!」
グググッ……

《パイナップル花は空中で反転し、再び自身の足元に “地” を形成したッッ!!!!!!!!!》


ビキキッ……
無限パイナップル花「………………三十………………
…………………………二十年ノ……矢!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
グンンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ボッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!




レティシア「…………タクティカル・スーパーノヴァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ドカアアアアアアアアアアアアッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《広範囲に広がる魔力の爆発!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》

61名無しさん@避難中:2025/02/14(金) 02:15:00 ID:DvgHBlGc0
ゴオオオオオオオオオオ……



ヒュルルルルルルル……


ドガァァァァァァァァァンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

しゅううううううう…………



ガラガラガラガラ……

よろろ……
レティシア「ハッ……ぜっ…………ハ…………ハァ………………」

レティシア「ぐ、ぐぅ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズバンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《腹に切り傷が入る!!》



レティシア「なんと……いうことじゃ…………」
ス……

ボタボタボタボタボタボタ……


レティシア「左腕が……!」


ヒュンッッ……スタッ
無限パイナップル花「勝負は決したようですね」
ボロ……

レティシア「……そちも黒こげではないか……」

無限パイナップル花「えぇ、先程の攻撃を受けてしまったので……
ですがあなたほどのダメージではありません
まだ……余裕を持って戦えますよ」
チャキ……

レティシア「……」

無限パイナップル花「投降して下さい
このまま動くと死にますよ?
大人しくすれば、まだ生きられます」


レティシア「……敵に捕まって……生き長らえて……どうなる……
妾は十大魔女の長であるぞ……!!!!!!
妾は……戦いの中で……死ぬ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
バッ!!!!!!!!!!!!!!!


無限パイナップル花「!」



レティシア「ヤミマノ クラガリー メコレ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ボボンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ブワワワワワワワワワワッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《レティシアは暗闇の雲の中に隠れた!》




無限パイナップル花「闇魔法……? 姿を隠しますか」




レティシアの声「マテリアルマッシブル・スーパーノヴァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ボッッ……






ドドオンッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ボゴァァァァァァァァァァァァッッンンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
チュドドドドーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



無限パイナップル花「……凄まじい威力!!!!!!!
これは当たれば……ただではすまない!!!!!!!!!!!」




暗闇の中のレティシアの声「マテリアルマッシブル・スーパーノヴァアローッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

キュンキュンキュンキュンキュンキュンキュンキュンキュンキュンキュンキュンキュンキュンキュンキュンキュンキュン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


《レティシアは暗闇の中から、最強のスーパーノヴァを放ちまくる!!!!!!!!!!!》

62名無しさん@避難中:2025/02/15(土) 00:26:23 ID:EHV3LDlQ0
ギュオンギュオンギュオンギュオンギュオンギュオンギュオンギュオンギュオンギュオン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


無限パイナップル花「……なんと危ない!!!!!!!」
ダダンッッ!!!!!!!!!!!


バババッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



ドゴオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ズッドオオオオオオオオオオオン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ボガガァアアアアアアアアーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ズズウウウウウウウウウウウウンッッゥ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


《レティシアのスーパーノヴァが聖都を確実に破壊していく!!!!》


無限パイナップル花「まずいですね
私が攻撃を避けると、その分聖都に被害が出ます
こうなると……」

無限パイナップル花「攻撃の元から断たねばなりません」
ジャキンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!




ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



無限パイナップル花(レティシアはあの暗闇の雲の中……
この攻撃をかいくぐりながら、近づき……斬る…………!
求められるのは短期決戦…………!
私はあまり気功術が得意な方ではないので、この足の……『韋駄天』は長続きしません
これが……切れるまでの勝負!!!!!!!!!!!!)
スチャアッ……!!!!

無限パイナップル花「…………燃えて来たァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドドンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



バンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《無限パイナップル花はスタートを切った!!!!!!!
レティシアの潜む暗闇の雲へと向かうッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
飛んでくるスーパーノヴァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》




シュンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

シュンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

シュシュンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《それを回避しながら……ついに眼前!!!!!
暗闇の雲が!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》



無限パイナップル花「無限流『旋回閃』!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギャルルルルルゥゥゥゥゥンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



ズッッザッッッッンンンンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《無限パイナップル花はついに暗闇の雲を両断した!》

63名無しさん@避難中:2025/02/17(月) 01:09:48 ID:ajlYdGq.0
サァァァァァァァ……ンン……!

無限パイナップル花「……!? この手応えのなさは……!?」



ヒュアアアアアアアアア……
ザザァァァァーーーーーー……!


ドドンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
カラ〜!!!



無限パイナップル花「……! いない……!」


ズ……


ゾクッ!!!!!!!!
無限パイナップル花「……! 足下!!!!!!!?」
バッ!!!


ズブッ……ズズズッッッ……ガシッ!
レティシア「……足の一本くらい……持っていかねば割に合わぬ……!」

《なんと!!!!! レティシアは “パイナップル花の影の中” から現れたッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》



シュウウウウウ
無限パイナップル花(ッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
暗闇の中から……私の影に移動!!!!!!!!!!?
……!! 足を掴まれた!! 韋駄天で振りほどッッ……)



レティシア「オブナル マッサツ メコレ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」



バズンッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


無限パイナップル花「ッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バシュウウウウウウウンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


《レティシアの放った斬撃魔法!!!!!!!!! 無限パイナップル花の右足が飛んだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》


ズブォアアアアアアッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
レティシア「バクサドーレ グランバム メコレ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ドグァアアアアアアアアアンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
無限パイナップル花「ぐッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


《さらに続けて爆発魔法!!!!!!
身を捩るも回避間に合わず!!!!!! 顔の右半分に爆発の衝撃を受ける!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》


無限パイナップル花「─────────」
グラァァァァァァ…………



レティシア「終わりだパイナップル花ァァッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
光速度不変の斬げ─────────」




無限パイナップル花「──────ッッ」
ギョギョンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ググンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!




無限パイナップル花「『三十年ノ矢』!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ボンンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!




ザンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

レティシア「ッッ……こぁッッ……!!!!!!」

64名無しさん@避難中:2025/02/17(月) 02:16:01 ID:ajlYdGq.0
レティシア「〜〜〜〜〜〜〜ッッ……!!!!!!!」
ザブーーーーーーーーーッッッ……!!!!!!

《体を袈裟に斬られたレティシア! 血が狂ったように……噴き出す!!!》



ザザンッ……
無限パイナップル花「深い……動けば臓物が飛び出しましょう」



レティシア「………………パイナップル花…………片足で……!
それだけのスピード……を……!!」


無限パイナップル花「いかなる状況も想定して鍛えておりますから…
しかし……この足と……この顔半分………………
私も貴女に負けず劣らず生死の淵ですよ」



レティシア「ゴ、ゴフーー……ゴフーー……
………………グブォッ……!!!!! グ……………………」
ビチャビチャッ……


無限パイナップル花「……苦しそうですね……
…………あなたは素晴らしい好敵手でしたよ
せめて……これ以上苦しめないよう……止めを刺してあげます」
スゥゥゥ……チャキンッッ!!!!!!!!!

ズ……
無限パイナップル花「二十年ノ…………矢ッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドドゥオオオオオオオオオンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギュゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《無限パイナップル花はレティシアに、最後の突撃!!!!!!!
……だが!!!!》





ヂヂッ……!!!!!


無限パイナップル花「!」





レティシア「………………そちが突っ込んできたその場所には……既に仕込んであった……
……………… “質量” が……!!!!!!!!」





ズゥンッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ドドォッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《無限パイナップル花の進行方向! そこにある光子に、質量が宿る!!!!!!!!!!!!!!!!》




『マテリアマッシブル・スーパーノヴァ』!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ドッゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



ボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボウウウウウウウウウンンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

無限パイナップル花「━━━━━━ッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


《無限パイナップル花は直前でブレーキをかけ、スーパーノヴァの直撃を避けた!
だがそれでも、エネルギーの超発散が起こす爆風により遥か遠くへ吹き飛ばされた!!!!!
……しかし!!!!!!!!》




無限パイナップル花「──────韋駄天!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ヴヴンッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!




ダァンッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《 “空中で、横向きに着地” するパイナップル花!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》


ボロ……ボロ……ギシギシ……
無限パイナップル花「……………………あぁ……助かります……
……………………おかげで “助走距離” を稼げましたよ……
これで最後です…………」
ミシミシっ……




『 四 十 年 ノ 矢 』 ッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

65名無しさん@避難中:2025/02/17(月) 02:37:31 ID:ajlYdGq.0
ギィィィィィィィンンンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ボンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ボンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ボンンンンンッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ドッゴオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《レティシアに向かって飛んでゆくパイナップル花!!!!!!!!!!!!!!!!!
空気の壁をいくつも破った音がした!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
その衝撃波が周囲のビルを破壊し、瓦礫を吹き飛ばした!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》


ギャオオオオオオオオオオオオオンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!




───


レティシア「……………………来る……………………」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……

レティシア「……妾は逃げん……やってやるぞ……パイナップル花…………
この体で……放てる……技…………………………!!」
ゴゴゴゴオオオオオオオオオオッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



レティシア「ガウン フレアズ ギグモレード ビカピカ メコレ ギオラ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

コパパァァァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



ドズウウウウウウウウウウウウウウウウウウンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


《放たれたし太陽のごとく光の破壊球!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》





レティシア「ッッ─────────!!!!!!!!!」







ギュインッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
無限パイナップル花「おりゃあアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ドドッッッドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオンッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
バカァァァァァァァァンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


《無限パイナップル花はレティシアの魔法を貫いた!!!!!!!!!
そして……そのまま!!!!!!!!!!!!!!!!!!! その切っ先をレティシアへ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》

ゴォッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!




レティシア(…………──────ルーミィ………………あとは……任せたぞ……)


カッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

66名無しさん@避難中:2025/02/17(月) 20:57:27 ID:ajlYdGq.0
ゲンキ 新
https://downloadx.getuploader.com/g/nantokafight/264/1739792988844.png
ヤーダバイカン
https://downloadx.getuploader.com/g/nantokafight/265/1739793242663.png

67名無しさん@避難中:2025/02/18(火) 09:26:58 ID:uspkeHtE0
※スロー再生……


ゴオオオオオッッッッ

《超音速で突っ込む無限パイナップル花の刀は、その切っ先を確実にレティシアの心臓へと向かってゆく》


レティシア「───」
スゥ……


《レティシアはもはや反撃をやめた…………
すべてを諦め、それでも真っ直ぐ仁王立ち
その目を静かに閉じて、敗北を受け入れた…》





カシャッ
《無限パイナップル花の刀とレティシアの心臓まで、あと2m》



カシャッ
《無限パイナップル花の刀とレティシアの心臓まで、あと1m》



カシャッ
《あと50cm》



カシャッ
《あと30cm》



カシャッ
《あと10cm ──────》





──────……



ズッダァァァァァァァァァンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
無限パイナップル花「───」


《そして、レティシアの背後に着地する無限パイナップル花!!!!!!!!》



オオオオオオオオォォ……


無限パイナップル花「ハァハァハァ……ガフッ!!!!!!!!」
ブシュッ!


ヴヴッッ……フッ……

ガクゥッ
無限パイナップル花「……!!!」

《無限パイナップル花、吐血…………そして韋駄天の効果が切れ……失った足でバランスを崩し膝を付いた…》


無限パイナップル花「ハッッ……ハァッ…………ゴホゴホ…………フ〜……ハァ…………」
ズ……



ヒュオオオオオオオオ……
レティシア「───」

《レティシアほ、立ったまま無限パイナップル花に背を向け動かない……》



無限パイナップル花「レティシア…………私は全力を出しました……
人生で初めての……そしてこれが最期と思えるほどの……!
そして全てを懸けた私の刀は!! あなたの生命の中枢に、届いた!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



レティシア「───」



オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ……


無限パイナップル花「届いたッッ………… “ハズだ” ッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
なのに何故…………手応えがないのですッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カカァッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ドドドンッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《無限パイナップル花が握っている刀には…… 血が付いていなかった!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》




オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

レティシア「………………パイナップル花……」
くる…………

《無限パイナップル花の方に向き変えるレティシア………………すると……》


レティシア「……!」





ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……

ズズ……
??「うふふ……」

無限パイナップル花「!!!!?」


《無限パイナップル花の側に……いつの間にか現れた “存在” が、立っていたッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》



ゴゥッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
??「アンギール レイパチ シューティガン メコレ」

68名無しさん@避難中:2025/02/18(火) 11:14:46 ID:uspkeHtE0
ドガァンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
無限パイナップル花「ッッ──────」


ドゴォンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ボガァンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ズドッドオオオオオオオオオンンンンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ドガドガドガドガドガガガガガガガアアアアアアアアアッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ボッゴウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウンンッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


《無限パイナップル花は “空間に弾かれ” 吹き飛んだ!!!!
いくつもの建物に衝突し、ついには聖都の外壁に叩き付けられた!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》



ガラガラガラガラ……

プシューーーーーー……
無限パイナップル花「…………ッ………………───…っ………………──────」
ガク…………



オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"……







──────……


レティシア「…………ッ!
……そちは……!!!!!!!」



ズズズズズズズズズズズズズズ……

??「ふふふふ……」


ドドンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ヘテム「やっほー」

【十大魔女 序列2位 次元の魔女 ヘテム】


レティシア「!! ヘテム…………!」

ヘテム「うふふふ……カレンダで負った傷が良くなったからさァ……来てやったよ……あたしが」
ニィ……

レティシア「…………
…………………………」

ヘテム「くくくく……
それにしても…………ボロッボロだねぇ……おたくぅ……
序列1位なのにさぁ……
このまま放っておいて見てたら、内臓ぶちまけて死んじゃいそ……♡
くくくくくく……うふふふふふふふふふふふふ……」
ニィヤァァァァァァァ……


レティシア「……………………───」
グラァッ……



ドッシャアアアアアアアアアアアァァァ……




……──────



─────────……



ゴオオオオオオオ……

ぼーーーー……
ユフリマツ「…………
……アァ━━━━━━……」
パクパクパク……


ザ……ズヴヴ……
ルーミィ「…………ふぅ………………
なかなか強い精神の持ち主でした……
時間が掛かりましたね……」

キョロ……
ルーミィ(お姉様が遠くで戦っていた気配を感じていた……
それもとても強い相手と連続で………………
………………だけど今は……………… ……!!?
……お姉様の魔力が……消えた……?! ……跡形もなく……! この世界から……!!!!!
どういう事ですか……!!? まさか…………)

ルーミィ「お姉様!!!!!!!!!?」
バッ!!!!!!




ザンッ……!
ツリマルハ「闇の魔女……! よくもユフリマツをッ!!!!!!!
許さんぞッ……!!!!!!!」


ビキッ!
ルーミィ「……おどきくださいませ!!!!!!!!
わたくしは今……気が立っているッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あなた方を美しく葬る余裕はないッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギロロォッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

69名無しさん@避難中:2025/02/19(水) 00:14:33 ID:Ra.7clG20
───


ズンズンズンッ!!!
スイグン「ギャボボボボボボボッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

《大聖堂……目前!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
そこに向けて歩を進めるのは、スイグン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》



スイグン「見えたァァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ドスゥ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あそこが大聖堂ドスかぁ!!!!!!!!!!!!!!!!
悪い奴らがたくさん居る!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
オイドンが更地にしてやるドスァァァァァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブンブンブンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!




ギュイイイイイインッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

チュインッチュインッチュインッチュインッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
スイグン「ぎぃっ!!!!!!!?」





ババンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
サンクレア「これ以上力の魔女を近づけてはイケマスェン!!!!!!!!
過剰でも熱い弾幕を張って動きを封じマス!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
チャキッ!!!!! ブィイイイイイインッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

【サンクレア専用カスタム装甲車
殺魔ガトリング、魔圧砲、凝縮滅魔弾搭載!】


ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


退魔兵達『いっけぇ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ズ┣"┣"┣"┣"┣"┣"┣"┣"┣"┣"┣"┣"┣"┣"┣"┣"┣"┣"┣"┣"┣"┣"┣"┣"┣"┣"┣"┣"┣"┣"┣"┣"┣"┣"┣"!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


《退魔の技と退魔兵器でスイグンを攻め立てる!》



チュインチュインチュインチュインチュインチュインチュインチュインガガッチュインチュインチュインチュインチュインチュイン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
スイグン「………………はぁーーー…………うんざりドス!
聖都に入ってから……こんな連中ばかりドス!!!!!
さっきやっつけた札を使う奴らといい…………
自分の力を使わない卑怯ものばかり!!!!!!!
外で戦ったやつらはガッツがあったドスゥ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
そんな心の籠ってない奴らにオイドンは負けないドス!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
全員叩き潰す!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズシンッ……! ズシンッ……!!!!!





サンクレア「……! 凝縮滅魔弾!!!!!!!!」
ぼうっっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!




ドギュルルルルルルルルルルッッッ……!!!


スイグン「そんなもん効かん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



ドッカァァァァァァァァァァーーーーーーーンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ズオオオオオオオオッ……

スイグン「……!?」

70名無しさん@避難中:2025/02/19(水) 00:42:17 ID:Ra.7clG20
ざわっ!

退魔兵1「スイグンの足が止まった!!!!!」

退魔兵2「今の…………効いたのか?!」




ズズズゥ……
スイグン「…………ッ」

ギロッ!!!!!!!!
スイグン「オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

《再び進軍するスイグン!!!!!!》




サンクレア「もう一度ディス!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドシュウッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



ギュンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



ドカァァァァァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
スイグン「ぐゎばッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズザァンッッ!!!!



退魔兵1「今度は膝を付いたぞ!!!!!」

退魔兵2「サンクレア殿……これは!!!!!?」

サンクレア「スイグンの左脇腹ディス!!!!!!!!!!!
恐らくあそこが一番痛んでいます!!!!!!!!!!! あそこに集中攻撃を!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

退魔兵達『!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?』




スイグン「ぐ…………」

ビキ……
スイグン(……確かに左の脇腹は他よりちょっと痛いドス……
でもそれはほんの僅かな一点だけ……
何故それが分かったドス……?! エスパーさんか……!?)




サンクレア「先ほどの弾幕攻撃でワタシが注目していたのは、被弾した時の音のチガイディス!!!!!!!!!
スイグンの鍛え抜かれた肉体はまるで鋼鉄のごとく弾をはじき返しマシタガ、僅かに一部分だけ! 音が鈍い場所がアリマシタッ!!!!!!!
そこがあの左脇腹ディス!!!!!!!! おそらくあの部分にはダメージにより血の塊が出来ている……!
つまり他よりダメージが深い!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドドンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

退魔兵3「そ、そうだったのか!!!!!!!!!」



スイグン「…………むぅー……
…………意味が……分からん!!!!!!!!!!
だがやはりエスパーさんなのは間違いないようドス!!!!!!!!!!!
だけどオイドンはめげない! ショゲない!!!!
泣いちゃダメ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
行け行けスイグン〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズンッズンッズンッ!!!!!




退魔兵2「うわぁ! 深く考えず来たぞ!!!!!!!!!」

退魔兵1「だが弱点は分かった!!!!
奴の左脇腹へ集中攻撃!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

退魔兵達『おっしゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
チュドドドドドドドドドドドドドドドドドッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



ズギュギュギュギュギュギュギュギュギュギュギュギュギュギュギュギュギュギュギュギュギュンンンンンンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
スイグン「ぐぁっ……ごぉッ……!!!!! ぎぎぎ……!!!!!!」
ガグ……


ビキビキビキッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
スイグン「ま"だま"だァァァァァァァァッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
モリモリモリィィィィッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

71名無しさん@避難中:2025/02/19(水) 01:31:49 ID:Ra.7clG20
ギル
https://downloadx.getuploader.com/g/nantokafight/266/1739895903365.png
ヤンデル
https://downloadx.getuploader.com/g/nantokafight/267/1739895931829.png
ツバメオー
https://downloadx.getuploader.com/g/nantokafight/268/1739895993807.png

72名無しさん@避難中:2025/02/19(水) 01:59:28 ID:Ra.7clG20
ドシャアアアアアアアンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
スイグン「ゴォアアアアアアアアアッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」





退魔兵1「ス、スイグンが肉体強化で巨大化!!!!!!!」

サンクレア「……怯んではダメディス!!!!!!!!!
弱点の面積は大きくなった!!!!! どんどん攻撃をっ……」




スゥゥゥゥッ!
スイグン「ギャボボボボボオ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴアアアアアアアアッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


退魔兵達『うぎゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ドカドカドカァァァ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



サンクレア「こ、声で……!!」





スイグン「あ・と・ひ・と・りィィィィッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズダダァァァァァンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!




サンクレア「わ、わあ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



バツツツツツツツツツッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
スイグン「効か〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
アドレナリンMAXーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
┣"┣"┣"┣"┣"┣"┣"┣"┣"┣"┣"┣"┣"┣"┣"┣"┣"┣"┣"┣"┣"!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



サンクレア(ダ、ダメ……!!
弾幕が……足りない……!!!!!!
も、もう…これまで……!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)
ギュッ……



??「私が来るまでよく持ちこたえた」


サンクレア「!!?」



ザッ……ズズンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
リーベス「ここは大聖堂…………
悪いが全力で御守らせてもらうッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ババァァァァンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


サンクレア「リ、リーベス元帥!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ゴオッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

73名無しさん@避難中:2025/02/21(金) 00:52:11 ID:SLDY.OYI0
ドドーーーーーンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

リーベス「君…………少し離れていた方が良いぞ
……私からも、だ」
ドドンッッ……!


ビクッ……!
サンクレア「……! ハ…ハイ……!!」
そそそっ……



リーベス「……さぁー…て
…………力の魔女……か
完治していないこの体には……ちと難儀な御相手だ」
コキコキ……


ズンッ……
スイグン「……リーベス…………元帥……
元帥といったドスな!!!!!!!!?
知っているドス……!
元帥が退魔軍で一番の奴ドス!!!!!!!!!!!
“元気な教師” ……略して元帥ッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


リーベス「うーむ……厳密には一番では、ないのだがね……
それに別に教師でもないぞ」


スイグン「オイドンは知ってるドス!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
お前は色んなオイドンの仲間達を殺した悪い奴ドス!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
レティシアどんのカーチャンも!!!! ゴリゴリウーミンも!!!! オッペケ友美も!!!!!! ウーパンコーボも!!!!!!!!!!!
殺したのはお前だ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


リーベス「ふむ……御懐かしい御魔女達の名前だな…」


スイグン「そしてオイドンの一番の友達だったマクリコどんも!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
お前が殺したァッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
悪い奴!!!!!!!!!!! 絶対悪い奴ゥゥゥゥゥオオッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ビキビキビキィーーーッッ!



リーベス「御互いに正義があった……その是非を語るつもりはないが……
怒りがあるなら御ぶつけて来るが良いさ
私は……御逃げんぞッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ククイッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


スイグン「ゴルルァアアアアアァァァァァァァァッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
みんなの仇ィィィィ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドドゥッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

74名無しさん@避難中:2025/02/22(土) 01:32:55 ID:qOAWeVqc0
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!




コソ……
サンクレア「リ、リーベス元帥サマと力の魔女の戦い……!」
ゴク……!


サンクレア(い、いくら退魔軍最強と呼ばれる元帥サマでも……今の状態ではまちがいなく分が悪い!!!!!!!!!!
本来はギプスも外せないような大怪我をしているはずなのに……! リーベス元帥サマは今そうとう無理をしている!!!!!!
その怪我のため数ヶ月……いや、一年以上全選手にも出ていないから体も鈍っているはず……
…………このままじゃ……
このままでは……退魔軍の指揮系統の中枢を失ってしまう……!
……どんなに危険でも……ヤハリ、ワタシも加勢すべきでは……!?)
ギリッ……!





ズンッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!





スイグン「!!」





ビクッ!
サンクレア「……ッッ!!? き……気の……鳴動!!!!!!!!!?
せ、聖都が揺れた…………な、なんて強力な……!
今の……元帥サマ?!!!」




ポリ……
リーベス「やれやれ……
どうやら隠れている子にいらん御心配をさせてしまっているようだな……
……ふふ…………私の御活躍した御全盛期も、とうに過ぎ去った過去か……
今の若者達が分からないのも御無理はないか…………」


ギンッッ!!!!!!
リーベス「だが、今の私は…………あの時と何一つ変わらんよ
……全盛期と呼ばれた、あの時からな……」



オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ……




スイグン「……ぬぅぅぅ……」
じり……

スイグン「…………強い…………!
……………………だったら……
出すしかないドス…………
オイドンの……!」



バウッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
スイグン「全力を!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ムキィッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
モリモリッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ズズンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


《スイグンの筋肉は数倍に肥大化!
そしてスイグンの体も……巨大に!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》



スイグン「ギャララァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ボンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!





サンクレア「は、はやい!!!!!
あそこまで巨大化して……あのスピードを出せるナンテ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
複数の強化魔法……! おそらく10は下らない種類の強化を……!
一気に!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
げ、元帥サマッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゾゾォォーーーーッ!!!!!!!!




ドゥオオオオオオオアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!




コオオオオッ!!!!
リーベス「…………御私の………… “聖拳” を……見るかい……!!」
ドォンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

75名無しさん@避難中:2025/02/22(土) 23:36:38 ID:qOAWeVqc0
塩化ビニール
https://downloadx.getuploader.com/g/nantokafight/270/1740233741265.png
ビラコ
https://downloadx.getuploader.com/g/nantokafight/271/1740233774950.png
ウソニ
https://downloadx.getuploader.com/g/nantokafight/272/1740233819496.png

76名無しさん@避難中:2025/02/22(土) 23:40:32 ID:qOAWeVqc0
もみーの
https://downloadx.getuploader.com/g/nantokafight/273/1740233872833.png
ネコ
https://downloadx.getuploader.com/g/nantokafight/274/1740233909407.png
ディミリア
https://downloadx.getuploader.com/g/nantokafight/275/1740233945291.png

77名無しさん@避難中:2025/02/22(土) 23:43:38 ID:qOAWeVqc0
スパルティー
https://downloadx.getuploader.com/g/nantokafight/276/1740233999394.png
ヒャダオ(まとも)
https://downloadx.getuploader.com/g/nantokafight/277/1740234705379.png
コンジキ
https://downloadx.getuploader.com/g/nantokafight/278/1740234734448.png

78名無しさん@避難中:2025/02/24(月) 01:27:30 ID:B13Hnzhk0
ボンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《リーベスは拳に気を纏わせた!!!!!!!!!!!!!!!!
それは金色の輝きを放つッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!》
ドドドオオオオオオオオンンッッ……!!!!!!!!!!


リーベス「これが私の “聖拳” だ……」





ズドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
スイグン「なにが出るかと思いきや!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
そいつはちんぽこ要塞で殺した目隠しや……ミャラダイン……他の奴らも使っていた技ドス!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
つまりはありふれた技!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
真新しさなんてないドス!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」





リーベス「はは
確かにな……御昨今、退魔軍の訓練プログラムの改革により気を一点に集中させる技術もありふれたものになった
御若者の間では……気功冠のフェーズなになに…………と呼ばれていると記憶していたが……」




スイグン「そんなもんッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
オイドンのパワーで押し返すゥゥゥゥ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ギャボオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズグォオオオオオオオッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!




リーベス「……だがな! 私の聖拳は他の者達とは少しモノが違うぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズズンンンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ギュギュンッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ボウッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!





ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


サンクレア(な、なんて気の量……
そ、それに…………全く淀みない……!!!!
メメトス様のような “剛気” ではないけど…………
あの無駄のない気からは…………剛気に匹敵する凄みを感じマス!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)
ゴクウウウウウウッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!






スイグン「ガアアアアアアアアアアアッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドオオオオッッ!!!!!!!!!!

79名無しさん@避難中:2025/02/24(月) 01:45:55 ID:B13Hnzhk0
ギュオンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
スイグン「ギャオオアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

《スイグンはリーベスに飛び掛かった!!!!!!!!!!》




スゥゥゥゥゥゥ……
リーベス「……フゥゥゥ……」
コオオオォ……



カッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
リーベス「ッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ボボッ……


リーベス「『聖拳』!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ヴォッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!




メゴオッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
スイグン「ゴォッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


《リーベスの中段突き!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
それは美しいと言えるほどの完成されたフォルムだった!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
スイグンの腹に深く刺さるッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》


メキメキメキキキッッ……!
スイグン「ッッッ……こんな……もッ…………オ"ッッ?!」


リーベス「ぜぉりゃアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドッッガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアンンンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


スイグン「ブッバアアアアア〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バカァァァァァァンッ……!


《リーベスの拳を受けたスイグンは吹き飛んだ!!!!!!!!!!》




ズッッッドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


パラパラパラ……
スイグン「ギ……ギ……」
グググ……


びぎぃぃぃぃぃっっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
スイグン「ッッッ……ギィッ?!!!!!」

80名無しさん@避難中:2025/02/24(月) 02:02:27 ID:B13Hnzhk0
ブシュウウウウウウッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
スイグン「ぐ、ぐあああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
な、なんドスゥゥゥゥーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
か……体のッッッ……内部が……やけるーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴロゴロゴロゴロゴロゴロ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!





ザ……
サンクレア「……!!
な、なんて苦しみよう……!
あ、あのタフな力の魔女が!!!!!!!」

サンクレア(今の攻撃……確かに強力だけど……攻撃力だけならミャラダイン氏やゲンキ氏の方があるように思えマシタ!!!!!
だ、だけどあの苦しみかたは…………他の人達の攻撃とまるで違う?!!!!!!!!!!!!!!)


ザンッ……
リーベス「これが私の『聖拳』だ」

サンクレア「聖拳……!」

リーベス「……私が練り上げる退魔気は特殊でね……
魔力を帯びたものとブツかると…… “内部に侵食する” 」

サンクレア「!!? そ、そんな性質が!!!!!!!!!!!?
で、では……今のスイグンは……体内に元帥サマの退魔気が混入したことで……苦しんでいる?!
そ、そんな事が……!」

リーベス「長年の鍛練の果てにたどり着いた私の御奥義だ
私はこの聖拳の特性を『聖天ダン彁』と呼んでいる」

サンクレア「すごい…………この技があればどんな魔法も破り……
どんな魔法使いも倒せる……!!!!」

リーベス「はははっ! そこまで万能でもない
今回はスイグンが元より弱っていたから効果てきめんだったのだ
……ここまで皆が頑張ってくれたおかげだな
…………さて」
ザッ!



スイグン「……ぐ……ぅぅぅおおおおおおおおおお……!!!!!!!!!!!」
ビギッ……ビギッ……


リーベス「力の魔女スイグンを拘束する
……私もまだ万全ではないからな……流石に殺すとなると骨が折れる」
シュルッ……ギュギッ……!!!!!!!!!


リーベス「……………………これで残りの魔法使いの気配は…………
闇の魔女ルーミィ………………
……………………光の魔女レティシアの力は感じなくなったな……
その代わりに現れたこの魔力は……なんだ?
こちらも出たり消えたりして、まるでオボロだな
嫌な感じだ
もうしばらく私はここで御待機していたほうが御良さそうだ…………」


サンクレア「……!」


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

81名無しさん@避難中:2025/02/24(月) 03:05:42 ID:B13Hnzhk0
リーベス 新
https://downloadx.getuploader.com/g/nantokafight/279/1740333781631.png

82名無しさん@避難中:2025/02/26(水) 12:19:47 ID:0JFYgIXs0
──────


…………?

なんだ…………ここは…………

妾は今まどろみの中にいる…………

いつも居る世界とは違うような……だが何故か

何故か愛着のある……奇妙な世界たち……

ここに長く居た……気がする………………




「お帰りの時間見たいね
ま……なかなか頼りになったわよ…」



……?

どこかで、会ったか?

顔がハッキリと見えぬ……

だが、この魔力……………………



「あ……もう記憶が初期化されてるみたいれふす
ぼくたちの事も、この冒険のこともきっと忘れてる…………」

「ふーん……なんだかつまらないわね
でもね……頭で忘れても、体が忘れないことだってあるのよ
例えば……………………」

「ゲリ ゲロ ワキガ アシノウラ イカ ウンコ チューニュ メコレ」





ギュッポンギュッポンギュッポンギュッポンギュッポンギュッポンギュッポンギュッポンギュッポンギュッポンギュッポンギュッポンギュッポンギュッポンギュッポン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!




━━━━━━


レティシア「お、おげげーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガバーーーーーッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ヒュオオオオオオオ……


レティシア「ハァハァハァ……
な、なんじゃ……?
今のは………………夢か……?」


レティシア「…………やけに現実感のある夢じゃった……
しかし…夢の内容をもう忘れてしもうた……なにか大きな事を……した気がするが…………
………………んっ?」


キョロキョロキョロキョロ……
レティシア「………………ここは………………
……………………まさか、聖都か?
…………………………そういえば、妾は…………」


《レティシアは頭を巡らせ、自身の記憶を辿る……
数々の戦いの記憶…………ホノリオン……無限パイナップル花…………
そして……》


レティシア「そうじゃ……! 妾は……!!!
………………!!?」
キョロキョロ……


スゥ……
ヘテム「やっと目が覚めたのぉ?」

レティシア「!! ……ヘテムか……?
何故そちが……」

ヘテム「あはっ、まだ記憶が混濁しているみたいだね、おたくぅ
そうだよ
覚えてる? おたく死にかけてたんだよ?」

レティシア「……む……
……そうじゃ……そうじゃったの……
記憶が何故か曖昧じゃ……
ヘテム……妾は何時間気を失っておった?」

ヘテム「ん? そうだね……まぁ5分くらいかな」

レティシア「5分?!
まさか……あり得ぬ
妾がまどろみの中で感じた記憶は数分ではきかぬ
下手すれば数ヶ月……いや、もっとそれ以上……」

ヘテム「うふふ! 5分っていうのは “この世界” での感覚だよ
“異次元” に居たおたくの感覚は知ったこっちゃないね……」

レティシア「異次元!? どういうことじゃ……」

ヘテム「ふふふふ……おたくぅ……
自分の状態を見て、なにか違和感を感じないの?」

レティシア「……? …………!
魔力が…………回復している!?
それに体力…………深手を負っていた傷も……!」

ヘテム「でしょ? 全快とまでは行かずとも……結構回復してるでしょ?」

レティシア「……この感覚…………前にも感じたぞ
……そう、あの『コピー』の異兵(ホノリオン)と戦った後にも……
まさか……あの時も……今回も……」

ヘテム「うふふ……
そうそう
そのどっちも……おたくを助けてやったのは……あたしだよ」
ニィ……

83名無しさん@避難中:2025/02/26(水) 23:57:52 ID:vS6d1Iio0
レティシア「…………そうか
ヘテム…………そちの次元魔法で妾を別次元に飛ばしたのか
その別次元で妾はこの傷を、長い時を掛けて癒したと……
それはこの世界ではほんの僅かな時間だったというわけか」

ヘテム「ふふ…………流石、理解が早くて助かるよ
大体そんな感じ
まぁこっちに戻ってくるのには色々条件があるんだけどさ
おたくはその条件を異次元で果たして無事に戻ってこれたってわけ…」

レティシア「…………妾がどんな世界にいたか……そちは把握してるのか?」

ヘテム「さぁ?
最初は傷を癒すのに適した場所に送ったと思うんだけど……傷がある程度癒えてからおたくがどういう世界を跨いでここまで戻ったかまでは知らないなぁ
正直、戻ってこなかったら戻ってこなかったで別に良かったんだけどさぁ……」

レティシア「ふむ………………
次元魔法………………やはりやることのスケールが大きいな」

ヘテム「当たり前でしょ?
……そーれにしても、笑った笑ったぁ
『おげげー!!』なんて絶叫しながら目覚めるんだもん
威厳もなにもないわーーーーー……ぷぷぷぷぷ!」

レティシア「………………」


レティシア「…………!
…………ん!!!?
こ……これは…………」

ヘテム「あ。気付いた?
“ソレ” 〜〜〜」


ドンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
レティシア「妾の “左腕” がッッッ……!」
ワキワキ……

《そこには元気に閉じたり開いたりする左腕の姿が……!!》


レティシア「これも……そちの仕業なのか?
左腕は完全に切断されておった……
いくら異次元で癒したとはいえ、切れたものが繋がるなどあり得ぬ……
ハキョーセイのような治癒魔法など使えないだろう?」

ヘテム「ふふ、あたしが使うのは次元魔法だけ……
その腕もあたしの次元魔法のおかげよ
ま…………正直にいうと治癒って大層なもんじゃないよ
くっついているように見せてるだけ」

レティシア「どういうことじゃ?」


ヘテム「おたくの腕は、おたくの体から切断された
これはつまり、腕と肉体が “空間” という壁を挟んで離ればなれになったということ
でもあたしは空間の法則を操る次元魔法使い……
あたしに掛かれば、おたくの肉体と腕の間にある “空間” の距離を『ゼロ』に出来る」

レティシア「………………なるほど
つまりこの腕と肉体は “繋がっている状態” ではなく “ただ隣り合っている状態” ……というわけかのう…」


ヘテム「そう
ただ離れた腕と肉体の距離がゼロなだけ……
こうでもしないと治せないし、文句ないよね」

レティシア「あぁ、感覚は元々と変わらぬ
それに動かせるから問題はない
感謝するぞ」

ヘテム「んふふ……まぁあたしが気ぃ抜いたり、死んじゃったりしたら元通りに離れちゃうかもだけど……
まぁあり得ないからおたくが生きてる間は問題ないよ」


レティシア「…………ヘテム…………
すまぬな……そちには助けられた
ありがとう」

ヘテム「うふふふふ!!!!!!!!
十大魔女のトップの……いけ好かないエラソーなやつに感謝されるのは気持ちいいねぇ
……でも、そんなものはいらないなぁ
あたしが欲しいのは………………おたくの座!!!!!!!!!
十大魔女の頂点!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドンッッッ!!!!

レティシア「…………なるほど、そういう魂胆か……」


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……!!

84名無しさん@避難中:2025/03/02(日) 01:34:39 ID:Kt8IDCIA0
レティシア「……ふっ……なるほどな
そちの思惑は……それか
十大魔女の頂点……つまり序列1位を譲れ……か」

ヘテム「……」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……


レティシア「…………あぁ……構わぬ……譲ろう……」

ヘテム「!! ……」

レティシア「妾は既に無限パイナップル花に敗れておる
……いや、そちの助けがなければコピーの異兵と戦い終えた時点でリタイアしておったかもしれぬ
敗北した人間が頂より落ちるのは自明の理よ
…………敵に対しても甘さのあるルーミィにその座は重かろう……
だが、そちならば──────」

ヘテム「…………は〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜???」

レティシア「……!?」


ヘテム「ちょっと……おたくぅ、何か勘違いしてない?
おたくに勝手に一人で納得されて十大魔女の頂点の座を譲られても全然嬉しくないんだよね」

レティシア「……なに?」

ヘテム「あたしが求めるのは……絶対的な力を見せつけ、認めさせてからの到達!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
つまり、おたくを…
魔力で!!!! 魔法で!!!!! 戦いで超えたい!!!!!!!!
だから……戦え!!!!!!! あたしと!!!!!!!!!!!!!!
光の魔女・レティシア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドドンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!




レティシア「………………」
ぽか〜〜〜ん……



ヘテム「なに? 豆が鳩喰ったみたいな顔して?」


レティシア「………………そち……
まさかそのために……
妾と正々堂々と戦うために、わざわざ妾を治療したのか?
次元魔法まで使って……」

ヘテム「そうだけど!!!?」

レティシア「………………
…………くくく…………
……はっはっはっはっはっはっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ヘテム「はぁ〜〜〜?!!!!! なにが可笑しいの?!!!!!!!!!!」

レティシア「は、はぁ……ふふ……いやなに……
そち……思いの外……純なやつじゃの……」

ヘテム「なに!!!!? 馬鹿にしているのぉ?!」

レティシア「いや………………
なかなか可愛いげがあるなと思っての……
くく……いや、悪かった
これまでのそちの態度から、あまり良い印象を抱いておらぬかった故な……
てっきり努力もせずなんでも手にはいると思っている箱入り半裸マント変態チビ貧相かと……
全く悪気はないがそう思っておった……」

ヘテム「悪意100%で馬鹿にしてんじゃねーかッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
キイィィーーーーッ!!!!!!! やっぱりムカつく!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
殺しときゃ良かったかなぁ?!!!!!!!」



レティシア「いや…………
……………………分かった……」
ズズズ……!

ヘテム「……!」


レティシア「そちの希望……応えてやろう……
いや…妾はそちに助けられた身……もとより断る事など出来ぬ
そちがそう望むなら……今、ここで……!
十大魔女の序列を決める戦いを……しよう……!!!!!!」

ヘテム「……ふふふふっ……!
そうこなくっちゃねぇぇぇ!!!!!!!!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

レティシア「ただ……敵地でただの私闘とは体裁がよくない……
戦いながら聖都を破壊する…………それでも良いか」

ヘテム「問題ないよ!!!!
ていうかさぁ! おたくとあたしが戦って……無事なフィールドなんてありゃしないよぉ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ズオオオオオオンンンンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

85名無しさん@避難中:2025/03/05(水) 00:40:17 ID:/5c9glYY0
───…


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……

オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ……


ルーミィ「…………なんてこと……
わたくしったら……怒りにまかせて酷い事をしすぎましたわ」



オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"ッッッ……!!!!

ツリマルハ「───」
グチャチャ……


《ルーミィの足元に転がる近衛師団兵達の骸……》


ルーミィ「……ですが仕方ありません……
わたくし、お姉様のことで頭がいっぱいなのです
…………お姉様……わたくしは……あなたがいないと……………………」




ビビビッ!!!!
ルーミィ「───√ ̄ ̄ ̄ !!?
これは…………テレパス!!?
しかもこのテレパス番号は…………間違いない…お姉様っ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガチャッ!


ルーミィ「お、お姉様!!!!!!? お姉様ですよね……!!!!!?
心配しておりました………………一体何が………………え!?」


ルーミィ「死にかけてた!!!!? そ、それで……
えっ! …………ヘテム様が?! まぁ……
お姉様を助けてくださるなんて……なんと殊勝な……
………………えっ!? 決闘……?! 十大魔女の序列を賭けて!!!!?
まぁ…なんてこと! お姉様……いくらなんでも……
……はい…………しかし………………はい…………
……………………分かりました………………お姉様がそこまで言うなら…………
ですが…………それなら、わたくしも側に居た方が宜しいですか?
……え? やってほしいこと……?
………………
…………なるほど、お姉様達が戦うその場所に退魔軍の方々を近づけないようにすれば良いのですね
分かりましたわ……
でも…………お姉様………………お願いですから……無理はなさらないで下さい…
はい……では……」

ガチャリ……ツー……ツー……


ルーミィ「……ふぅ……
まったく……お姉様にはいつも振り回されますわ……
……ですが、それがまた良い……
えぇ…………果たしましょう……お姉様のお願いを……」





ドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタ……!


近衛師団兵「こ、こちらです! マツナツリ様!!!!!
……うっ!! ツリマルハ様が……!」

マツナツリ「……! ツリマルハ…………」



ルーミィ「あら…………ごめんあそばせ……
命まで奪うつもりはなかったのですけど……」


マツナツリ「……先ほどあちらでユフリマツを見つけた……
ユフリマツは……精神をやられ……もはや再帰不能だろう…………
貴様は……例え命を奪わずとも、どの魔女よりも残酷だ……
貴様は生かしておくわけにはいかない」
チャキッ!


ルーミィ「…………ひどい…………
決めつけはよくありませんわ……
わたくしが闇の中に誘った方々は……幸せな幻を見ているのかもしれませんのに……」
くるぅ……! ズゾゾゾゾゾゾゾゾゾッ……




近衛師団兵「ひっ……! な、なんだ!!?
顔に影が掛かっているようでよく見えないぞ……!」


ルーミィ「すみませんね……今、とても見せられる顔ではありませんの……
それで…………どうしますか?」

マツナツリ「貴様は俺が討つッ
そしてこの先から魔力を感じるレティシアも……討つ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドドドンンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ルーミィ「いいえ……それは不可能でしょう
あなた様も……わたくしの闇にどうぞ救われて下さいまし……」
ゾゾゾゾゾゾワワワッ……

ヴヴォオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!




近衛師団兵「や、闇の波だぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

マツナツリ「異能解放!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
『胃食銅源』!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズォアァッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



ゴガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

86名無しさん@避難中:2025/03/05(水) 00:45:10 ID:/5c9glYY0
訂正 マツナツリの異能


『胃食銅源』


『胃食胴源』

87名無しさん@避難中:2025/03/06(木) 02:24:50 ID:nxfP/ktA0
ドゥドオオオオオオオオオオンッッ……!!!!!!!!


ルーミィ「……呑まれた………………んっ?」




パァァァァァァァァァッ……!!!!




ルーミィ「わたくしの闇が晴れていく…… ……!」




シュアッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《ルーミィの闇が霧散した!!》




ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……

ザッ……ザッ……
マツナツリ「悪いが、俺は貴様の闇には呑まれん」


ルーミィ「なにを致しました?
わたくしの闇は……剛気でもなければ対抗出来ないはずですが
例え退魔の技であっても…
…………そういえば先ほど…… “異能” と……
なるほど異兵の方ですか……どんな能力を?」


マツナツリ「さぁ…な」

近衛師団兵「マツナツリ様……!」

ひそ……
マツナツリ「……ルーミィは私にまかせろ
何人か残してお前達は下がれ……
そして各所の部隊と合流し、レティシアの討伐に向かえ…………
恐らく聖都15番街あたりに居るだろう」

近衛師団兵「……分かりました……!」
ススス……



ルーミィ「おや…………お仲間の方はお下げになりますのね」


マツナツリ「あぁ……御一人で十分だからな
……悪いが貴様にとって俺は、相性が悪いぞ……」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッッッ……!!!!!!!

88名無しさん@避難中:2025/03/06(木) 22:42:35 ID:nxfP/ktA0
ルーミィ「まぁ怖い……
一体どんな異能なのでしょう…………」


マツナツリ「…………」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……

しん……


ルーミィ「えっと……わたくしと戦うのですよね?
何故武器を抜かないのでしょう?
その背中の剣を?」


マツナツリ「ふむ……
武器がないように見えるか」
ス……

《マツナツリは何も手にしてない両手をルーミィに見せつけるように前につきだす……》


ルーミィ「えぇ……なにも…… ……ッ」
ゾクッ!!!!!!






ドウッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ルーミィ「……ぐっ!!!!!!!」
ブッシィィ〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《ルーミィの太ももから血が噴き出す!》


ルーミィ「な、なに?!」


マツナツリ「……ほう。膝を狙って行動不能にしようと思ったが、避けたか
なかなかの反応速度だ」



ポウ……
ルーミィ「……ヒュア キュア メコル……」
ズググググ……

ルーミィ(……いやな予感がしたので回避を取りましたが……間に合いませんでしたわ…
今の攻撃は……一体……?
遠距離攻撃の退魔といえば点砲……
しかし、彼がつきだした手からは退魔気を感じませんでしたわ
……わたくしならば……退魔の技の “起こり” を見逃すはずがない──────
だから今の攻撃は退魔の技ではない……
ならば……今のが異能!!!!? 不可視の攻撃!!!!!!?)



マツナツリ「貴様は攻撃しないのか?
それとも…………恐れたか?」

ルーミィ「…恐れ?
何をおっしゃいます
闇を司るわたくしに……恐れなどありませんよ……!
攻撃をしたならば、こちらも返すのみ!!!!!!!!!!!
カゲーザン マッサカリン メコレ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」




ギュルルッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《マツナツリの影が鋭利な刃となり牙を剥く!!!!!!!!!!》

マツナツリ「……他者の影を利用した攻撃か」




パパァッ……!
マツナツリ「やはり遣り口が陰湿だな」

シュワアアアアアアアアア……!!!!





ルーミィ「!!!!!!!!!!!!!!」

ルーミィ(……また!!!! わたくしの闇が霧散…………無効化された!!!!!!
発動すらせずに!!!!!!!!!!!!
今のは…………あの時……あの女の子(イリリシカhttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/3274/1631899136/622)が取った対抗策とは全く違います!!!!!!!!!!
……もしやこの御方の異能は “魔法無効化” !!!?)


ルーミィ「……確かめる必要がありますわね……」




ルーミィ「カーズ コート トメティオ メコレ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギュウウウンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!




マツナツリ「!」

ヴヴヴンンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ドギュウウウウウウウウウウウウウウウウンンンンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《闇の球体に囚われるマツナツリ!》



ルーミィ「そのまま闇の中に沈めましょう!!!!!!!」
クググゥゥゥッ!!!!



マツナツリ「無駄だッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ボゥッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ボシューーーーーーーーーーーーーーンッッ!!!!!!!!!!


《マツナツリはルーミィの闇を破るッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》

89名無しさん@避難中:2025/03/07(金) 00:26:16 ID:jIrqMlsc0
マツナツリ「貴様の魔法は俺には効かん」
ザッ……!!



ジリ……
ルーミィ(……やはり魔法の無効化……!
…………しかし! それでは、先ほどの “不可視の攻撃” とは両立出来ない!!!!!!
一体!!!!? なにッ!!!!!!!?
…………あぁ…………なんて悩ましい……
確かにわたくしとは相性が悪いようです……)
ギリ……


マツナツリ「次は此方から行くぞ」
チャキッ……



ルーミィ「!!」



マツナツリ「ドォォォッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギュンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



ルーミィ「ッッ!!!!!!!!!!」
バッ!!!!!!!

ヒュンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



ザッッッ……
マツナツリ「避けたか」

ルーミィ「驚きました……足もずいぶんとお速い…」

マツナツリ「無限総隊長ほどではない
……まぁ、走り出しは総隊長よりも速いと自負しているが…な」


ルーミィ「……しかし不自然ですわね
特に今の初速は人間のものとは思えません……魔法でも使わない限り…
……リスリス様が似たような事をしていたような気がしますが、しかしあれは………………」


マツナツリ「…………ご託は終わりだ
次も避けられるか」
ググ……!


ルーミィ(……今のスピードも異能によるものならば、よく観察して見極めなければなりません!)


グッ
マツナツリ「だぁッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ボンンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《ロケットのようなスタートを切るマツナツリ!!!!!!!!
剣を構え、ルーミィの懐に!!!! そして剣を振るう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》


マツナツリ「つぉアァッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ルーミィ「んッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ヒラリッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《マツナツリの剛剣をひらりとかわす!!!!!!!!!!!!!!!!!!》


ルーミィ「わたくし……体術は得意とは言えませんがお姉様との組み手のおかげで高速の攻撃を避けるのは得意ですわ!!!!!!」

マツナツリ「果たしてちゃんと避けられたか?」


ルーミィ「……!?」
ツツ…………

ズバァァァァァーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ルーミィ「あうううううっ!!!!!!!!!!!!」

《その時! ルーミィの体から鮮血が舞う!!!!!!》


ルーミィ「……う……うぐ……」
ポタポタ……

《ルーミィの体に斬撃のあとが刻まれている!!》


ルーミィ(よ、避けた……はず……
あの御方の剣は間違いなく……よけた……
見当違いはあり得ない!!!!!!!!!
しかし……ならば一体 “なんの攻撃” がわたくしの体を傷つけたのでしょう!!!!!!?)
ポタポタポタポタポタポタ……!




マツナツリ「恐れているか」



ルーミィ「……!」
ギッ……

コオオオオオオオオオオッッッ!!!
ルーミィ「……闇よ……集まれ…………!!!!!!!!!!!」



ゾババババババババババババババババババッッ……!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《建物の影……すでに死人となった人間の影…………
ありとあらゆる影が……闇が!! ルーミィの元へと集まる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》



ズォオオオオオオオオオンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ルーミィ「わたくしが使える唯一の奥義……!!!!!!
ブラックルーン・スーパーノヴァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

キャイアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

90名無しさん@避難中:2025/03/10(月) 01:32:35 ID:WD9CmpnU0
ズギョオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ルーミィ「この闇で塗りつぶしてあげましょう!!!!!!」




コオオオオオオオオオオッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


マツナツリ「……まさに漆黒……
さすがにこれは “この表皮” でも防ぎきれないな……
だが……」
ス……



スタスタスタスタスタスタッ……!!
《マツナツリは悠然とルーミィのもとへ歩んで行く!!!!!!!!!!》



ルーミィ「……なんと?! この圧倒的な力を前にして、逃げるどころか近付くなんて!!!!!!!!!
一体なんのつもりでしょう!!!!!!!?」



スタスタスタ……
マツナツリ「闇の魔女…………貴様の魔法はレティシアにも匹敵する根源的な力を持った強力なものだが……
レティシアの魔法と違って明確な弱点が存在しよう
…………赤口門で戦騎部隊にそれを十分に味わわされただろう?」
ス……

カポ……!
《マツナツリは懐から取り出した “レモンくらいの大きさのモノ” をヒョイと口の中に放り込んだ!
そして……!》


ゴクンッ……





ルーミィ(!!!!?
な、何故 “あんなもの” を……飲み込んだ!!!!!?
一体なにを──────)



ゴオオオオオオオオオッッ!!!!!!!!!!!!!!!
《マツナツリとルーミィの距離が縮まる!!!!!!!!!!!》



ルーミィ「───危険……! 撃ちます!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
コアアアアアアアアアアアアアアアッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!




マツナツリ「───俺の異能『胃食胴源』は───!!!!

“摂食した無機物を、自身の体の任意のパーツに置換する” ッッッ───!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
もちろんその性質も、そのままに!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
今!!!!! 俺が飲み込んだものは!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴォッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


マツナツリ「『ライト・ライト』!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ビッカーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



ルーミィ「み、右目が……ライトに!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
これが……この御方の異能……!!!
……あぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
わたくしの闇が!!!!!!!!!!」



ズグリュリュリュリュリュリュリュリュリュリュリュリュリュウウウウウウウウッ…………!!!!!!!!!!!!!


ルーミィ「光に当てられた部分から崩れて……!!!!!
……しかしまだ力の大半は残っている!!!!!!!!
このまま放ちます!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カァッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


マツナツリ「……右目の光で足らないならば………………」


マツナツリ「『レフト・ライト』!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カッア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《左目も輝く!!!!!!!!!!!!!!!》



ドプブァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ルーミィ「集めた闇が……! 形を保てない!!!!!!」

91名無しさん@避難中:2025/03/11(火) 01:27:41 ID:u60U7q8Y0
パァァァァァァンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ルーミィ「ッッッ……わたくしのスーパーノヴァがっ!!!!!!!!!!!!」


マツナツリ「崩れたな」
バッ!!!!!!!!

《マツナツリは右手をルーミィに向ける!》


マツナツリ「リプレイス(置換):フィンガー ←……!」
ヴヴンッッッ!

《すると右手人差し指が筒状に変化!!》


マツナツリ「→『殺魔銃』!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ババウンンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ドドォオンンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ズドドォォォォォッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ルーミィ「うぐぅーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


バッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
マツナツリ「畳み掛ける!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ルーミィ「……!」

マツナツリ「斬ッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ヒュオンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ルーミィ「くぅっ!!!!!」
ササッ!


マツナツリ「避けたつもりか!!!!!!!!?
リプレイス:右肘 ←→ ブレード!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ジャキィィィィーーーーーンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《マツナツリの肘が伸び、そして鋭い剣となった!!!!!!!
リーチが伸びたことで、攻撃をよけた筈のルーミィは体を刻まれる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》


パズゥゥゥゥゥゥーーーーーッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ルーミィ「いやあ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ズザッッ
ルーミィ「ヴゥッ……!!!!!!」

ルーミィ「オールフィナウス ブラックマズ メコレーグ
『闇針大地獄』!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ギョンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《周囲の影が針と化し四方八方からマツナツリへと伸びる!!!!!》




ルーミィ「360度!!!!!!!! 両目の光では対処出来ません!!!!!!!!!!!!」



マツナツリ「……これまでの事を忘れたか
……俺に魔法は効かん……
何故なら既に置換しているからだ………………!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

リプレイス:表皮 ←→ ミスリ〜ル!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ガギギギギンンンンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!




ルーミィ(ミスリ〜ル!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
魔法に対して強い耐性を持つ自然の超鉱石!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)
ゴォッ!!!!!!!!!!!

92名無しさん@避難中:2025/03/12(水) 00:23:22 ID:1Lvn8GwI0
シュウウウウウウウウウウウウッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ルーミィ「また魔法がかき消された……!
…………そういうことですのね…………!
今までわたくしの魔法が無効化されていたのも……
あなたがミスリ〜ルで肌を固めていたから!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

マツナツリ「その通りだ
………………む」

シュウウウウウウウウウン……
《ライトに置換されていた両目が元に戻った
そしてミスリ〜ルでコーティングされていた体の艶も消えた…》


ルーミィ「……どうやら摂食したものの効果がきれたようですわね」

マツナツリ「あぁ、ある程度効果を使用すると “消費” され消える仕様だ
だがしかし……」
ゴソ……

ス……!
キラキラキラ……!
《マツナツリが懐から取り出したのは、白く輝く鉱石の塊……!》

マツナツリ「こいつがミスリ〜ルの原石……こいつを」
ヒョイッ……パクっ!


ルーミィ「……! よ、よくそんなものを一口で……」

ゴクリッ!
マツナツリ「ある程度の体積を一度に飲み込まねば置換が出来ないのでな
最低限でも……そうだな……大体テニスボールくらいの大きさで摂食する必要がある
ただ、胃に入れさえすればドコかへ消えて俺の内で “ストック” されるから胃に溜まる事はない
ストックしたもの12時間俺の内に残り好きなタイミングで好きな場所に置換出来る……
大聖堂の武器庫で存分にストック済だ……
ただ…………いま摂食したミスリ〜ルは……すぐに使用する」
ズズ……

マツナツリ「リプレイス:表皮 ←→ ミスリ〜ル!!!!!」
ココォォォォォ……! テカァァァァァッ……!!

《マツナツリの体は再びミスリ〜ルの輝きを手に入れた!》


ルーミィ(……この状態で魔法を使っても意味がない……!)



マツナツリ「本来はもっと使いづらい能力だったが……
俺の親愛する無限総隊長のおかげで、この能力はここまで伸びた
……貴様に勝つことが、俺を拾ってくれた無限総隊長への……恩返しだ……!」

ルーミィ「…………」


マツナツリ「いくぞ……!
リプレイス:両足 ←→ バネ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギギンンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギッッッ……!!!!!!!!!!
マツナツリ「アクセラレイト・ホッパー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズドッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ッドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッッンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!




ルーミィ「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ルーミィ(この加速!!!!!
人間離れした初速の正体はこれでしたのね!!!!!!!!)



マツナツリ「リプレイス:両腕 ←→ 槍!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
スピアーム アクション!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズドババババババババババァァァァァンンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ルーミィ「ッッ……ぐぅ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズブァアアアアアッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ルーミィ(このような方は、スイグン様のような戦闘スタイルの方が相性が良いでしょう……
わたくしでは、少し分が悪い…………
ここは退くべきですか…………
………………)

《逃走に思いを巡らせるルーミィ……
だが……その脳裏にレティシアが浮かぶ……》


ルーミィ(……そうですわね……十大魔女たるもの……逃げ出すなど……!!!!)


ゴプ……! ドヴヴヴヴゥゥゥッ……!!!!
ルーミィ「……『ベンタブラック』……」

ズゥゥゥゥゥゥゥゥゥンンンンッッ……!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

93名無しさん@避難中:2025/03/12(水) 01:04:04 ID:1Lvn8GwI0
ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



マツナツリ「……! なんという漆黒だ!!!!!!!!!!」




ルーミィ「闇を超えた黒!!!! 真なる黒で全てを染める!!!!!!!!!!!!!
ベンタブラックはわたくしの全ての攻撃の威力を上げますッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ブラックルーン・スーパーノヴァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
黒流星落下!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ズギュギュギュギュギュギュギュギュギュンッッ……!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ズゴオオオオオオオオオオオオンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《漆黒の塊が空より降る!!!!!!!!!!!!!!》



近衛兵「こ、これはまずい!!!!!!!!!!!!
さっき阻止したものより出力が段違いだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
辺り一体が消滅します!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

マツナツリ「まったく…………手軽に強力な攻撃を撃つな…
ならばこちらももう一つ取り込むか」
ゴソ……

《マツナツリは懐からミスリ〜ルを取り出し、口に含む!》

ゴクンッッ……!
マツナツリ「リプレイス:うぶ毛 ←→ ミスリ〜ル」

ズズッ……ギョンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《マツナツリの全身のうぶ毛が細かいミスリ〜ル鉱石に置換!
まるでウニのような姿になった!!!!!!》





ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ルーミィ「そんなものでは防げませんわ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
もちろゆ両目をライトに変えたとて、ベンタブラックは全てを飲み込みます!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
はぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴウッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ゴウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!




マツナツリ「リプレイス:両足 ←→ バネ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギギッ……バァンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《マツナツリはバネでまたしても超跳躍!!!!!!!!!!
落ちゆくブラックルーンへと突っ込む!!!!!!!!》




ルーミィ「……!? 勝機がありまして……!!?
いくら全身ミスリ〜ルで飛び込んだとしても!!!!!!!!!!!!!!!!」





ギューーーーーーンッッ!!!!!!!
マツナツリ「ならば、これはどうだ!」
ガポッッ……ゴクン!!!!!!!

マツナツリ「リプレイス:毛細血管 ←→ 合計50000ルクス超強力電飾!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

カァッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ビカァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《マツナツリの全身の毛細血管が強力な電飾に置換!!!!!!
強力な光は、マツナツリの体のミスリ〜ルで乱反射しさらに何倍にも輝きを増す!!!!!!!
まさに太陽のように!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》

94名無しさん@避難中:2025/03/12(水) 01:23:58 ID:1Lvn8GwI0
コアアアアアアアアアアアアッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
マツナツリ「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

《マツナツリは輝く姿で漆黒のスーパーノヴァに突撃!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》





ゴゴゴォォォッ……

ルーミィ「な、なんという光……
あ、あの輝きはまるで………………
太陽………………!
お……お姉様………………!!!!!!!!」





ズヴゥッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッッ……!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


マツナツリ「ハイルーメン・ハイパワー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドギュギュウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《マツナツリが漆黒のスーパーノヴァの中に突っ込むと、スーパーノヴァが内側から爆ぜた!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》




ルーミィ「……………………!!」



ギュウウウウウンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
マツナツリ「リプレイス:汗 ←→ 火薬!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
パースピレイション エクスプロージョン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
パパパッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!




ドカンドカンドカァァァァァァァァーーーーーーーーーーーーーーンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ルーミィ「──────!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」





しゅううううううううううううう……




ヒューーーーーンッ……シュタッ!
マツナツリ「……ふぅ……」

ザザッ!
近衛兵「マツナツリ様!!!!! すごすぎる!!!!!!!!
これは……やりましたか!!!!?」

マツナツリ「…………いや…………まだ……」





ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ……

ヨロ……ヨロ……
ルーミィ「…………うううぅぅ……
ううううううう…………」
ボロ……ボロ……



近衛兵「出てきた……! だが……弱っている!!?」

マツナツリ「……油断するな……」





オオオオオオオオオオオオオ…………

ルーミィ「うううう………………うっ…………うっ………………
やめて………………もうやめてくださいまし…………」
ぽろぽろぽろぽろ……


ズズズズ……


ルーミィ「……これ以上わたくしに………… “ひどいこと” をさせないでくださいまし……」
ぽろぽろぽろぽろぽろぽろぽろぽろ……




マツナツリ「……!!」



ズッ…………!!

ルーミィ「『M.I.T -超黒物質-』」
ドプッッッッ………!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

オ"ッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

95名無しさん@避難中:2025/03/15(土) 01:25:11 ID:SC3zkLvM0
─── 世界で最も黒い “黒” ……『ベンタブラック』!!!!!!!!

だが、そのベンタブラックよりも10倍黒いとされるものがある時発見された───!!!!!!!

それはマチャチューセッチュ(噛んだ)工科大学で発見された黒……通称『MITブラック』である───!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!




ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ドプドプドプドプドプドプドプ……
ルーミィ「…………溢れる…………
わたくしの内に宿る……深く黒く果てしない闇が……!
これこそが……」


『 M . I . T  ブ ラ ッ ク
Maternal Inner Terror
(忘れがたき胎内の恐怖) 』 !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ドドンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!





ズゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


マツナツリ「……なんて黒さだ……
まるで……空間に出来た……穴……」
クラ……

マツナツリ「ッ……まずい……あの闇は……!」



ガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタ……
近衛兵「……ひっ……ひっ……
ハッ……ハッ……ハッ……ハッ……ハッ……ハッ……ハッ……ハッ……ハッ……!!」

マツナツリ「あの闇を直視するなッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ガタガタブルブルガタガタガタガタガタガタブルブルブルブルブルブルッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
近衛兵「あ、あ、あ……あの闇の中から……じ、地獄が…………
せ、世界の終わりが溢れるゥゥゥウーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ぎゃ……ぎゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドプァッ……!!!!!
ブシュシューーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《近衛兵は物理的攻撃は一切受けていないのに、目から血が流れだす!!!!》


マツナツリ「──────!!!!
(あの闇を直視しただけで……名状しがたい恐怖に襲われる───!!!!!!
あまりの恐怖に……脳のストレスが限界を超え、血涙が流れるほどに!!!!!!!!!
心の強さが並みの者なら、一目見ただけで精神が折れるだろう!!!!!!!!!!!!)」


グララ……
マツナツリ「……!! 俺でも……気を抜けば呑まれそうだ……!
だが……! こんなもの……無限総隊長ならば乗り越える……!!!!!
俺は……折れんぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!




ルーミィ「やはりあなたは……強い人……
でも、それ以上に酷い人………………
わたくしにもっともっと酷いことをさせる………………」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……

96名無しさん@避難中:2025/03/17(月) 02:29:06 ID:fptQqAA.0
─── レティシアとヘテムが居る場所に向かう道……


近衛兵A「……こっちだ!
聖都15番街はこの道だ!!」


ザザザザザザザザザザザザッ!!!!


近衛兵B「マツナツリ様の指示で聖都内の近衛師団のほとんどをレティシアの居る方に回したが……
ルーミィはマツナツリ様にまかせて大丈夫なのか?」

近衛兵A「あの人なら大丈夫だ!!!!
マツナツリ様は常に無限総隊長の影となり、決して積極的に前には出てこないが……実力は総隊長からもお墨付きだっ!!!!!!!!
なんせ無限総隊長と模擬戦をして何時間も戦える数少ない1人だ……!
それどころか、稽古の中で何度も総隊長に勝っている!!!!!!!!
この聖都では上から数えた方が早いレベルの強者なのは間違いない……!
…………ていうか、信じてないのか!!? いつも強い姿を見ているのに!!!!」

近衛兵B「いや! 信じているがよ!!」

近衛兵C「つか……マツナツリ様は大丈夫として……こっちは大丈夫か?
俺達はあの最強の魔女レティシアのところに向かっているんだぞ……」

近衛兵A「……総隊長がレティシアと交戦していたとの情報は入っている……
……特化B部隊がやられたせいでそれ以上の情報は入ってこないが……」

近衛兵D「魔周感による感知だと、レティシアの魔力が弱くなったり消えたりしているらしい
更に一定の場所に留まっている……と
詳細は分からんが、動けないくらい弱っている可能性が高い
…無限総隊長がいまどうしているかの情報はないな……
戦いは終わったのか……? だとしたら総隊長は……?!」

近衛兵C「無限総隊長が負けてるところは想像がつかねぇ……
だが……レティシアを追い詰めたが、トドメを刺せずに満身創痍になっている事も考えられる」

近衛兵B「もしそうなら、総隊長の代わりにレティシアにトドメを刺さなきゃな……!」

近衛兵A「あぁ……近衛師団の大戦力をもってすれば造作もない!!!
絶対にやり遂げるぞ……!
包囲を徹底するんだ!!!!!
他の部隊に、全ての逃げ道を塞ぎながらレティシアの元へ向かうよう伝えよう!!!!!!」



ダダダダダダダダダダ……!

《近衛師団兵達は分散しレティシアへの包囲を縮めていく……!》



近衛兵A「よぅし! このまま行くぞ!!!!!!」

近衛兵B「……ん? なんだ? あの影?」

近衛兵C「うん? ……ただの建物の影だろ? この辺は日当たり悪いから……」

近衛兵B「い、いや……そうなんだけどさ……
あそこの影……と……あっちの影……
なんだか色が違わないか?
俺達の先にあるあの影だけ、なんだか黒い……」

近衛兵A「気のせいだろ!!?」

ピタ……
近衛兵B「いや……気のせいじゃない…………黒い…………
黒というより…………あれは………………穴………………
………………じ、地獄に続く闇……だ……」
ガタガタガタガタガタガタガタガタ……

近衛兵A「おい!? 何故止まる!!!?
はやくレティシアのところへ向かわないと……」

近衛兵C「ま、待て! あの影…………」


ズズ……ニュニュ……


近衛兵C「う……動く!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴオオオオオオオッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



ブォオオオオオオオオオオオオンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《その時! 影が動いた!! そして狙いを定めたかのように近衛兵の方へ伸びていく!!!!
そして……兵達の足元を黒い黒い影が覆った!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》




ガグゥゥゥンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
近衛兵A「う、うわぁ!!!!!?
な、なんだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

近衛兵B「お………… “落ちる” ッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
“影の中へ” !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ヒュンンンンンンンンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《近衛兵達は、影の中へ…………まるで穴の中に落ちるように……消えた!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》

97名無しさん@避難中:2025/03/17(月) 02:52:37 ID:fptQqAA.0
「ひぇ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


「た、助けッ……落ちる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


「な、仲間が落ちた!!!!!!!!!! か、影の中だ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


「ひ、引っ張りあげてくれぇ!!!!!!!!!! こ、この下はきっと地獄だ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


「に、人間も……! た、建物もだ!!!!!
足元が影に覆われたら、全て落ちていく!!!!!!!!!!」


「落ちた者達とは通信も出来ない!!!!!! こ、この世から消えたとしか思えない!!!!!!!!!!」


「どんどん広がっていく……! お、追い付かれる!!!!!!!!!! た、助け──────」




わぁぁぁぁぁぁぁ……

ヒィィィィィィィイッ……

ぎゃああああああああああっ


《聖都中にこだまする……悲鳴!!!!!!!
退魔兵、建物、魔獣化兵達も!
真っ黒な影に追い付かれた者達は、ことごとく落ちて消えていった!!!!!!!》




───

マツナツリ「……なんだッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」



ルーミィ「……アンギルドゥ ナラクマ ヒュンヒャー メコレスト……
『波間の闇間落とし』………………
このM.I.Tブラックを……お姉様達の居る場所の周辺に伸ばしました……
この闇の影の上を通過した方達を問答無用で呑み込みます……
お姉様達に近づくならば……被害は増えますわよ?
もちろん…… “どんなルート” で向かったとしても……です……」


マツナツリ「……! …………15番街への進軍を一旦止めるよう……全隊に報告!!!!!!
…………出来るかッ?!!!!!!!!!!」


ガタガタガタガタ……ブルブルブルブル……!
近衛兵「は……は…い……!!!!!!!」



ルーミィ「良き判断です………………」


マツナツリ「……リプレイス:両腕 ←→ 滅魔砲!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴギュギュギュギュッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ガシュイイイイイイイイイイイイイインッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ズズンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《両腕を合わせ、それを巨大な砲に変えるマツナツリ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》



マツナツリ「……呑み込んだ者達をどこへやった!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ルーミィ「安心して下さい……死んではいません……恐らくは……」

マツナツリ「今すぐ元に戻せッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギュゴゴゴゴゴゴゴゴ……

ルーミィ「えぇ……すぐお返しするつもりですが…
…………それが信じられないなら……わたくしを殺すことです……
わたくしが死ねば、わたくしが闇の中に仕舞い込んだモノは全て解放されます」


マツナツリ「ならばッッ!!!!!!!!!!!!
死ね!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ビカッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ドドドドドドドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

98名無しさん@避難中:2025/03/19(水) 01:31:58 ID:I4.DeUk20
───


ドッッゴオォォォォォ……ンンッ…!




ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……




ヘテム「うふふふ……なんだかムコウも派手にやってるみたいだねぇ……」

レティシア「そのようじゃな
……さて、ルーミィにいつまでも頑張らせる訳にもいかん
……やるか? ヘテムよ……」

ヘテム「あぁ、そうだね……うふふ
さ……いつでも来なよ」

レティシア「ほう? 妾に先手を譲るのか?」

ヘテム「ふふ……ロートルに譲ってやるのが、優しさってもんだよ」

レティシア「ふふッ、ふふふふ……
妾がロートルか……
まさか一回り以上若い者にそう言われるとはな
では、お言葉に甘えさせてもらうぞ……」



ヒュウウウウウウウウウウウ……


オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ……



ヘテム「…………」

レティシア「…………」



ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……




レティシア「……最初から……全力…でなッ!」
キュワァッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ヴィンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



ヘテム「!!」




マテリアマッシブル・スーパーノヴァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!





ドゥンッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ドッカアアアアアアアアアアアアアアアアアンンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ズドオオオオオーーーーーーーーーーーーーーンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……

《レティシアの攻撃がヘテムもろとも聖都を大きく破壊した!!!!!!!!!!!!!!!!!!》



レティシア「……うむ……
たしかに回復しておるな
先ほどまでのダメージが嘘のようじゃ
……まぁ “先ほど” と言っても、あれからかなり時間が経っているようじゃが
………………しかし」



ゴオオオオオオオオオオ……


ぬぅ……
ヘテム「はぁ〜、痛くも痒くもないっ」
ニィィ……

レティシア「やはり…………手応えはなかったのぉ」

ヘテム「……はい
じゃあおたくの先手終わり
次はあたしが行くよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギュゴゴゴゴゴゴゴッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

99名無しさん@避難中:2025/03/20(木) 02:18:10 ID:EplpNQDY0
ヘテム「アンギール ギュッシバクズン メコレ!!!!!!!!!!!!」
ギュッ!!!!!!


レティシア「ッぬっ!!!!!!!!」
バッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


バギンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ドカァァァァァァァァァァァンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《レティシアの居た場所(空間)が圧縮されたように収縮し、爆発を起こした!!!!!!》


ヘテム「あっはっはっはっはっはっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
『カスタネット・デストロイ』!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!! カンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!




ギュボッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ドゴォォンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギュボッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ズッドオオオオオオオンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《ヘテムがカスタネットを鳴らすように両手を開閉すると、その度に空間収縮爆発が起きる!!!!!!!
狙いはレティシア!!!!!!
だがレティシアは駆け抜け回避してゆく!!!!!!!!!!!!!!》


レティシア「流石じゃのう……次元魔法……!
いきなり喰らえば致命的じゃ!!!!!!!
負けてはおられぬな……!」
チャキッ!



レティシア「『光速度不変の斬撃』!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブァンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!




ズバァァァァァァァーーーーーーッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ヘテム「──────」


ドッカァァァァァァァァァァァァンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



ゴオオオオオオオオオオオウッ……!

レティシア「……ふむ……
“当たったようには見える” ……んじゃが、のう……」


スゥッ!
ヘテム「そう……でも当たってない…………おたくの攻撃は無意味!!!!!!!!!」

《ヘテムはいつの間にかレティシアの背後に!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》

レティシア「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ギュムムッ
ヘテム「アンギール レイパチ シューティガン メコレ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
パッ……


レティシア「ッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ババッ……


バッッチィィィィィィィィィィィィィィィィィィンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《メメトスを追い詰め、無限パイナップル花にトドメを刺した
“空間をパチンコのように弾く魔法” !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
それがレティシアに当たった!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》

100名無しさん@避難中:2025/03/23(日) 01:06:34 ID:1QAO96bM0
ペロスケ
https://downloadx.getuploader.com/g/nantokafight/280/1742657839312.png
無限刀火
https://downloadx.getuploader.com/g/nantokafight/281/1742657903082.png
ハードロック彼方
https://downloadx.getuploader.com/g/nantokafight/282/1742657951497.png


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