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明日の なんとかファイト ジョー

1名無しさん@避難中:2017/12/07(木) 02:04:18 ID:b0VgGeaI0
       _人人人人人人人人人人人人人_   _ ,,....,, _
       >  魔反会編第二部最終回!!! <,   -' ::::::::::::::::: " ' :; ,,,
        ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄:::::::::::::::::::::::::::::::/"
                          /::〃`v´ヽ::::::::::::::::::|
        ,.ヽ\-|ヽ- 、_          /:::::::::::\/:::::::::::::::::::::|
      .,-'     | !   -、      _, '",,ニ二二二―ト、::::::::::::::!._
    /      //.    `ゝ、 、'":::, '´ ,'  ;   `"''‐-=ブ、_,:::::"'''- ,,
   く       ヽ\    ゝ   ヽ_/i. σ ) σ ) σ )  ヽ `、
   /     ゝ、  ヽノ/    >   (、ゝ- '__,ゝ-''ゝ、__.''∧  ,'  !
  <    l  ( ヒ_]    ヒ_ン)イ  >   ヽ .i! (ヒ_]    ヒ_ン ) |. !;  !
  / ノ ノ '"   ,___,   "'i_ノ |    | i '"  ,___,   "' '! |  i!
  / ハ i  ハ   ヽ _ン   ノ ! | |    i,.人.  ヽ _ソ    ,ノ ) 、 `、
 /∥ //从>,、 _____ ,.イ∨\||    ヽρ)> ,、 ._____,. ,( α_,ノ  ヽ、ゝ

2名無しさん@避難中:2017/12/07(木) 02:12:16 ID:b0VgGeaI0
ギルチーム初期メンバーと最終メンバー
http://download4.getuploader.com/g/sousaku_2/827/140627_003219.jpg
https://download1.getuploader.com/g/sousaku_2/1148/IMG_20171207_020859~01.jpg

3名無しさん@避難中:2017/12/21(木) 02:56:12 ID:8dwcNNWA0
ネアメ・ルート
ギルチーム、フーリャンチーム以外最終主要ネームドメンバー
https://download1.getuploader.com/g/sousaku_2/1153/IMG_20171221_025154~01.jpg

4名無しさん@避難中:2017/12/22(金) 01:24:20 ID:uPNx.8Fg0
魔反会主要班現況
https://download1.getuploader.com/g/sousaku_2/1154/IMG_20171222_011910.jpg

5名無しさん@避難中:2017/12/22(金) 02:17:54 ID:uPNx.8Fg0
《なんとかファイトファイトまとめ1》


【超神会編】

糞スレ創作
http://namidame.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1219852732/224-

(一応の○○編と括りがあるが 打ち切りのため続きは存在しない)


{以降の話補足}

魔力を失い幼女化したフーリャンは魔力を取り戻すため、世界各地に存在する魔力が湧き出るの『魔力地場』を巡る旅に出る。
しかし魔力を失い幼女になったフーリャンにとってその旅は過酷であり、思うようにいかない自分に苛立っていた。
そんな旅の中でフーリャンは色々な人々に出会い、そしてあらゆる場面で助けられた。
今までそんなパンピー達を『弱者』として目にも掛けず虐殺しまくっていたフーリャンは、ここに来て人の善意に触れちょっぴり考えを改めたのだった。

旅が続くに連れ、旅に同行する仲間も次第に増えていった。
ねこの親友うさぎ、
チェリー魔法使いサナバー、
笑い男ワラース、
ロリコン騎士発泡スチロール(当時マリモス)……。
そんな心強い仲間と共に世界を巡り、少しずつ魔力を回復しつつ…カルト教団超神会と戦いを繰り広げ、そしてその背後にうごめく陰謀に触れて行くのだった。

旅も終盤に掛かり、魔力がほぼ回復したフーリャンの前に、かつてフーリャンの魔力を奪った宿敵ミャンチューが現れる。
絶大な魔法耐性能力を持つミャンチューを前に、魔力が回復したにもかかわらずフーリャンは手も足も出ず、仲間達もミャンチューには敵わなかった。
そして…ついにミャンチューがフーリャンにトドメを刺そうとした……その時
いぬがフーリャンを庇い、命を落とした。
いぬはフーリャンに故郷を滅ぼされ、怨みを持っていた。
しかし、それでもいぬはフーリャンを守ったのだった。

いぬを侮辱するミャンチューにフーリャンは怒り、暴走モードへと覚醒。
急上昇した魔力により魔法耐性を持つミャンチューですら防ぎ切れず、フーリャンはミャンチューに勝利した。
そのあと、他の超神会の幹部達を破ったフーリャン一行は、超神会が復活させた黒幕にして“終わりを司る神”……『終末の影・エス』と対峙する。

エスは世界を終わらせる力を持つ神である。
暗い未来しかないこの世界を哀んだエスは、せめて苦しみなく平等に死を世界の人々に与えるため、この時代に復活したという。
超神会を利用し世界に終末感を蔓延させ力を増大させていたエスは、ついに世界を滅ぼす力を発動する…。
だが世界各地を回り、あらゆる希望や夢に触れてきたフーリャン一行はそれに反抗し立ち向かう。

他人のために命を投げ出したいぬの姿を脳裏に刻みながら
フーリャンは初めて人々のために戦おうと決意し
最強の『英雄』へと覚醒……そしてついにエスを打ち破ったのだった。

6名無しさん@避難中:2017/12/22(金) 02:18:17 ID:uPNx.8Fg0
《なんとかファイトファイトまとめ2》


【夢編】

うんこ小説
http://namidame.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1249284639/

それでは! なんとかファイト!
http://namidame.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1260210952/

それでは!! なんとかファイト!!
http://namidame.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1269349433/

それでは!!! なんとかファイト!!!
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1277892965/

7名無しさん@避難中:2017/12/22(金) 02:18:38 ID:uPNx.8Fg0
それでは!!!! なんとかファイト
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1281701648/

恐怖の なんとかファイト…‥
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1287897248/

なんとかファイトでかたたたたたたき
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1292216615/

7つ集めると金のなんとかファイト
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1295790667/

8名無しさん@避難中:2017/12/22(金) 02:18:57 ID:uPNx.8Fg0
八つなんとかファイト村
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1298009776/

なんとかファイトQ
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1300467535/

なんとかファイト天国
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1303749690/

いいなんとかファイトですね!!!!!
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1306585978/

9名無しさん@避難中:2017/12/22(金) 02:19:28 ID:uPNx.8Fg0
夢のなんとかファイト
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1309443655/

隠された なんとかファイト
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1311948608/

普通のなんとかファイト
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1314352626/

10名無しさん@避難中:2017/12/22(金) 02:19:43 ID:uPNx.8Fg0
いちご味のなんとかファイト
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1317026680/

なんとかファイト色
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1319988280/

なんとかファイトがいない………
http://engawa.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1324297918/


(夢編以上、全18スレ)

11名無しさん@避難中:2017/12/22(金) 02:20:00 ID:uPNx.8Fg0
《なんとかファイトファイトまとめ3》


【魔反会編 第一部】

なんとかファイト耳
http://engawa.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1328288406/

なんとかファイトでGO
http://engawa.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1331618359/

においたつなんとかファイト
http://engawa.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1335452396/

なんこつなんとかファイト
http://engawa.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1338891788/

12名無しさん@避難中:2017/12/22(金) 02:20:29 ID:uPNx.8Fg0
なんとかファイト不通
http://engawa.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1341398191/

なんとかファイト文
http://engawa.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1344171613/

不思議ななんとかファイト
http://engawa.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1346418394/

なんとかファイトの残像
http://engawa.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1349219330/

13名無しさん@避難中:2017/12/22(金) 02:20:50 ID:uPNx.8Fg0
醤油辛いなんとかファイト
http://engawa.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1352470320/

なんとかファイトになった貝
http://engawa.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1355862797/

なんとかファイトvs鶏
http://engawa.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1359463860/

なんとかファイトははたけのお肉
http://engawa.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1362058326/

14名無しさん@避難中:2017/12/22(金) 02:21:05 ID:uPNx.8Fg0
みそじ過ぎてもなんとかファイト!!
http://engawa.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1365246320/

なんとかファイトあいす
http://engawa.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1370160460/

ミニミニなんとかファイト
http://engawa.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1372846972/

なんとかファイト耳 ふたたび
http://engawa.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1375835878/

15名無しさん@避難中:2017/12/22(金) 02:21:28 ID:uPNx.8Fg0
必殺の なんとかファイト縫い
http://engawa.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1378545680/

みこみこ なんとかファイトみーこ<3
http://engawa.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1381048110/

なんとかファイト 目力勝負
http://engawa.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1384013536/

なんとかファイト三男坊
http://maguro.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1389274672/

16名無しさん@避難中:2017/12/22(金) 02:21:44 ID:uPNx.8Fg0
なんとかファイト参り
http://maguro.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1393329555/

ありがとうなんとかファイト(棒)
http://maguro.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1397488242/

四十路過ぎてもなんとかファイト
http://maguro.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1400077329/


(魔反会編第一部以上、23スレ)

17名無しさん@避難中:2017/12/22(金) 02:22:53 ID:uPNx.8Fg0
《なんとかファイトファイトまとめ4》


【魔反会編 第二部】

それでは!!!!!!!!!! なんとかファイト
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/3274/1403327104/

なんとかファイト フォーメーションC!!
http://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1403014906/

死んで蘇る なんとかファイト
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/3274/1426247063/

18名無しさん@避難中:2017/12/22(金) 02:25:12 ID:uPNx.8Fg0
なんとかファイト流 しし舞おどり
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/3274/1454429542/

ドスコイ! なんとかファイト大相撲http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/3274/1480866732/

(以上、現行6スレ目)

19名無しさん@避難中:2017/12/22(金) 08:10:56 ID:5YuVT3igO
>>4
聖魔隊
隊長 ブルーマオラ △
副隊長 キンリミテシミテ ×

20名無しさん@避難中:2017/12/23(土) 01:17:38 ID:h.gNPLR6O
【登場人物】


《特外部隊ギルチーム》

ウラ・ギル
18歳
主人公。特外部隊ギルチームのリーダー。
最近度胸が据わって来た。

ヤンデル・シン
17歳
陰気な格闘家。
格闘能力はネアメでも随一。

ツバメオー・ミユニヨ
16歳
魔法使い。
初めは大した魔法使いでもなかったが、色々な修羅場を乗り越えて来たので今では立派な一流魔法使いレベル。

ビラコ・キンピラコ
25歳
医療部隊。
天狗が好きで長いものを見るとついついしゃぶりたくなる困ったサン。

塩化ビニール・マッサオ
30歳
連合騎士団の騎士。
強く誇り高い武人でネアメでもトップクラスの強さを持つが変態。

ウソニ・ツウフ
23さい
妹愛の銃士。
特外部隊ギルチームの一員ではないが縁あってよく行動している。
銃の腕前はもはや世界でも頂点に近い。

もみーの・ツウフ
享年16歳
ウソニの妹。ブラコン。
普段は兄の作った自分にそっくりな人形に魂を置いているが、特定の条件下でお化けの姿にもなれる。

ネコ
3歳くらい(自称)
2mの身長をほこる謎の巨猫。
その正体は猫の神『ニャルラト・ネコルガルド』
兄弟分である狼の神『ロギュフェンリル・ワウルガルド』を探している。

ミキニー
60歳くらい
この世界を侵略してきた生物『電磁超獣』の一体。
ギル達との戦いに敗れ、その後なんやかんやでネアメに加わった。
今はツバメオーの魔獣になっている。
普段は小バカにしているが、いざとなったら盾になるほどツバメオーを好いている。

21名無しさん@避難中:2017/12/25(月) 23:14:38 ID:72zcp9noO
【ネアメ・ルート関係】

ディミリア
治癒魔法のエキスパート。酒癖が悪い。

スパルティー
ネアメの軍事リーダー。
人情味が厚い。

マンツウ
ツバメオーが好きな魔法使い。
砂糖町での作戦終了後、ネアメ帰還中に現れたセシルの襲撃により消息不明。

ダジー
転換魔法使い。昔と見た目が変わったが性格はほとんどそのまま。

ムイ
体感魔法使い。元は男。

ルミ
女記者。エンデリルの同僚。腐女子。

ミーコ
食堂のおばさん。包容力がすごい。

ガキ
ミーコの子供。現在絶賛モテキ。

刻苦
元魔反会のコック。肌の色は緑。

ハイ・ゼン
ウエイトレス。腐女子。

ジョージ
変態ペトロを纏める紳士なペトロ。

アナホ
もぐらの超真虫。パンティマニア。

軍服1&2
スパルティーの側近の二人組。最初はガラの悪いウェイ系だったが、最近は割と責任感が芽生えてきた。
元はチロリーンの手下達。

手下3&4&5
チロリーンの手下達。それぞれちゃんとした名前はあるがモブである信念を貫くため名乗らずに居る。

ラッキー
サナバーの魔法馬。はじめは契約上の関係だったがサナバーに尻を捧げ、一生のパートナーになると誓った。

ブラックちゃん
魔反会から来た幼女。その正体は魔反会に造られたホムンクルスにして、神を宿すための器…YSS。
見た目は幼女だが恐るべき戦闘能力を持つ。知能は見た目相応。

ホワイトちゃん
魔反会のホムンクルス。ブラックちゃんは双子の姉。
ブラックちゃんと違い、戦闘能力に加えてかなり高い知能を持つ。

スケピヨ
ネアメの特外部隊の一つを率いる歌舞いた男。
義を重んじる性格で、頼りになる男だった。
セシルの襲撃の際、ギル達を逃がすために立ち向かい…返り討ちに遭い死亡する。

右乳首&左乳首
スケピヨの仲間。スケピヨと共に死亡した。

ラクル
スケピヨの仲間で恋人。やたら丁寧にしゃべる
スケピヨとの子をその身に宿す…
しかしスケピヨの死のショックで倒れ、母子共に危険な状態。

ニャンタ
うさぎの故郷『ザパリ島』に暮らしていたただの猫。
ネコと接触しすぎて知性を得たためネアメに連れて来られた。

22名無しさん@避難中:2017/12/25(月) 23:16:53 ID:72zcp9noO
追加

サイ
魔獣魔法使い。26歳だが小学生ぐらいの体型。
前スレでもこんな感じで忘れられていた。

23名無しさん@避難中:2017/12/25(月) 23:39:34 ID:72zcp9noO
《魔反会関係》

ヤンムジャルック
魔反会の総帥。

プリミティ
魔反会の公認傭兵制度を作った過激派マッチョ爺。

アイゼン
魔反会本拠防衛軍総隊長。飄々としているが実力は未知数。

アラプマ
魔反会全軍統括班班長。ギルの元上司の武人。
砂糖町でギルと邂逅。その正義心の矛盾を突かれ、今も悩みつづけている。

ラクータ
魔反会兵器班の外部顧問で実質の班長級の人物。
常におだやかな笑顔を絶やさない。

シンクレア
魔反会退魔班班長。退魔符の使い手。

ジュキ
魔反会退魔班副班長。姉であり元退魔班班長の花子を亡くしてから精神に異常をきたす。

セルライターX
魔反会特務班班長。殺し屋エレベーターガール達をまとめあげる狂気の元女子アナ。

リクリィ
魔反会特務班副班長。現在ネアメで捕虜として捕まっている。
男を誘惑するのが得意

シューゴレク
地方班班長。元全軍統括班の隊長格。

おかず
魔獣班の班長代理。砂糖町での作戦の際リリスと戦い心身共にボロクソにやられるが命からがら逃げ帰る。

メロンピルト
宣伝戦略班班長。
人心掌握に長けあらゆる町で魔法使いへの憎悪を煽りつづけたが、ネアメによる作戦でついに撃破される。

ディエパ
施設管理班班長。

グググン
施設管理班副班長。ディエパのお守り。

ブルーマオラ
魔反会に属する魔法使い集団・聖魔隊隊長。噛ませ犬。

キンリミテシミテ
聖魔隊副班長。元全軍統括班の隊長格。
恐ろしい敵であったが、セシルによる粛正により再起不能となる。
シューゴレクとはいい仲だった。


ベナガンチャラ
魔反会の公認傭兵団の一つ『ロクシア』のリーダー。
伝説の傭兵クッキーを打ち倒したため名実共に世界最強の傭兵となる(どうでもいい)。

チームロクシア
所属メンバーはベナガンチャラの義理の妹のペポコンロッコ。
デブ三兄弟のイチ太&ナース太&メガハート。
そして謎のデブ男かな太。そして人面鷲のわっしー。


www
魔反会兵器班の外部顧問として招かれた兵器会社デス社の社員でラクータの補佐。

HPST
wwwが使役する人型兵器。
発泡スチロールの記憶や肉体が利用されている。

ワシューナ
特務班の黒女長。いかつい見た目だが女子力を重んじる仲間思いの戦士。元兵器班副班長。

タイジー
退魔班の退魔兵器を実際に指揮し運用する実働隊長。
堅苦しい性格。

ブルーマウンテン・テルマ
宣伝戦略班の副班長。
メロンピルトに失望され、彼女が操る暴漢達に生きたまま引き裂かれる。

パーフェクトYSS
魔反会が作り出したホムンクルスに神を宿され操られる幼女姿の戦闘人形達。
現在ネアメの前に立ちはだかったのは3体。
ラクダの神…キャメルロン・サハラージャ。
鳥の神…トリッピィ・バッサード。
蝙蝠の神…バッティーナ・ドール・クリムゾン。
いずれもネコによって滅ぼされた。

ヤカラード・フミャ〜ミャン★
ヤンムジャルックの息子で、ミャンチューのいとこ。
恐ろしいまでの殺人衝動を一切のためらいもなく発散しまくる生粋の殺人者。
元々捕まって牢獄に入れられていたが、魔反会の権力を使い釈放され魔反会の戦力として使われていた。
ツバメオーと戦い敗れ、山にたたき付けられ全身の骨と臓物がぐちゃぐちゃになったが一応生きてはいる。

24名無しさん@避難中:2017/12/25(月) 23:54:23 ID:72zcp9noO
《魔反会特殊戦力》

アーク・XYZ
3000年前に終結した退魔戦争での人間側の英雄。
いずれ再び訪れる魔法使い台頭の時まで封印の床に付き、この時代で再び目覚めた…。
現在は時差ぼけ修正のため休眠している。

ぬるもっこり
アークと共に封印された4人の側近・古代退魔戦士…人呼んで『四滅魔師』の一人。
この時代で復活したが、既に倒されている…。

イリリシカ
『四減魔師』の一人で紅一点。
この時代で復活し、その後すぐ時差ぼけ修正の休眠につくが、一番早くにそれから目覚める。
しかし、やる気のない性格なのか、大して行動を起こしていない。

ミャラダイン
『四減魔師』の一人。好戦的な性格。
旧ネアメを壊滅させたのはこいつの仕業である。
現在時差ぼけ修正のため休眠中。

セシル
『四減魔師』の一人でアークに最も忠誠を誓う男。
魔法使いに対しては一切容赦がなく、あらゆるものを退魔の気で押し潰す『魔圧』を得意とする。
更に、相手に条件を一方的に突き付け、選択を誤れば一瞬で相手の命を奪うことの出来る異能まで持つ。
これらの能力で、ネアメはスケピヨやマンツウといった戦力をたくさん失ってしまった。

25名無しさん@避難中:2017/12/25(月) 23:59:00 ID:72zcp9noO
《消えた英雄達》


大魔女フーリャン
22さい
世界を幾度と恐怖に陥れ、そして二度救った大魔女。
魔反会との戦いの中で姿を消し、生死不明となる。
恐らく世界各地にあるアジトのどこき居ると思われる。

ねこ(ララミー・マルタイ)
21さい
フーリャンの下僕兼親友(自称)。
忍者。現在生死不明。
恐らく自身が所属していた派遣忍者の本拠地に居ると思われる。

サナバー・ステーキー
23さい
チェリーな魔法使い。女の子っぽい見た目になることで、チェリーである絶望との均衡を保っている。

うさぎ(チコ・リーター)
20さい
フーリャンチームがバラバラになった後、故郷のザパリ島に居た。
久々に登場したがアホ具合は据え置き。

チロリーン・ムスメス・グリーブルー
22さい
勇者。力を失って筋力が少し衰えたが、現在の女の子らしいシャープなボディラインも悪くないと思っている。

エンデリル・デヴァー
23さい
古都コトコトで今も眠る眉毛。

ジュリー(ジュルジュリ・センゾス・グリーブルー)
3000歳以上
チロリーンの先祖。
アーク達とはかつての知り合い・戦友であるためよく知っている間柄。
しかし現在は道を違え、決して相いれる事はない。

ローシン(ロギュフェンリル・ワウルガルド)
肉体年齢10さい
魔反会のYSSの試作実験に利用された狼の神。
器に使われた幼女に申し訳なく思っており、かならず肉体を返すことを誓っていた。
現在生死不明。
どこに居るのか、まったく想像がつかない。

発泡スチロール
35さい
エンカの憧れの騎士でロリコン。
魔反会施設『秘密基地』で死亡したが死体を改造されHPSTとして利用されていた。
現在はネアメの訓練所のあたりでオブジェとして安置されている。

ワラース
24さい
笑い男。発泡スチロールと同様に秘密基地で行方不明になる。

26名無しさん@避難中:2017/12/26(火) 00:02:06 ID:2T43uJQ6O
【前ファイトとあらすじ】



《前ファイト》

ドスコイ! なんとかファイト大相撲
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/3274/1480866732/



《あらすじ》

タイヤ変えたから雪降れ

27名無しさん@避難中:2018/01/02(火) 11:02:23 ID:UNAPUUEUO
【あらすじ】
秘境たる孤島でついにうさぎを見つけたギル一行…
うさぎを連れ帰り、休む間もなく古都コトコトへと向かうことになったのだった
コトコトで今も眠るエンデリルを目覚めさせるために…

28名無しさん@避難中:2018/01/02(火) 11:43:44 ID:UNAPUUEUO
――― コトコトへ向かう途中…『おちんちん街道』


ドドドドド…
ラッキー「ヒヒーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ペトロ「ォヒヒィーwwwwwヒィーーwwwwwwwwww」

ラッキー「なんじゃァ貴様るァァァッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
遅いんじゃるァボケカスアホゥーーーーーーーーーッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カカーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!

ジョージ「ンーフーwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
(お嬢さん この仕事は速ければ良い…というわけではありません
どれだけ長く遠くへ走りつづけるか……大事なのはそれなのですよ
故にペース配分が最も重要…
お嬢さんの速さは確かに素晴らしく…その姿も魅力的だが
そのままではすぐに疲れてしまう…
落ち着いて ほどよく緩く早く行きましょう
私とワルツを踊るように…)」
キラキラキラキラ…

ラッキー「ジョ…ジョージ…様ぁ……」
とろ〜ん…


ドドドドドドドドドド…


――― ペトロ車内…


わいわいわいわいわい
がやがやがやがやがや


ツバメオー「………う…うーん…」


わいわいわい… がやがや…


ヤンデル「これを……こうだ!!
…どうだ!!!」

エンカ「わっはっはっはっ!!!!!!!!!!!!!!!!
ダメダメでござるぞヤンデルの福笑いは〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
なんで何度やっても目と口とチンコが縦になるのでござる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

ウソニ「ホラー漫画で居たぞこんなの」

もみーの「しかもちょっと目が斜めになってるから悪いヤツだよコレーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


―――

ヒュオオオオオオオオッ…!!!!!!!!!!!!!!!!

ビラコ「ペトロ車の展望デッキから凧を揚げるの楽しいですよう♪」

ジュリー「手作りなのによく飛ぶねぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
でも………なんとうか……そのっ…
凧の絵柄が…チ○コなのは…どういうメッセージが……///」

ビラコ「天狗様の鼻ですよ?」


―――

サナバー「チン○冷え〜 締まる袋に 入るお年玉なし〜」

チロリーン「パーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
シュパァァァァァァッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

チュドォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ズズズンンンンンンンンッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「うぎゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドォゴォオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ルミ「ギルさん また吹っ飛ばされたーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
チロリーンさんこれで10枚目のカルタゲーーーーーーーーーーット!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
カルタを取る度に衝撃波が巻き起こるーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドォーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ブラックちゃん「ホワイトちゃん! ご本ヨモ!!!!」

ホワイトちゃん「えぇお姉様
それならば正月らしく『新春! チンアナゴどきどき隠し芸(モザアリ)』を読みましょう」


わいのわいの
がやがや…

29名無しさん@避難中:2018/01/03(水) 02:45:08 ID:VoTWVqYgO
わいのわいの がやがや


ツバメオー「………なんか…」

ハイゼン「ツバメオーさん紅茶飲みますか?」


ツバメオー「人多くないーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
バァァーーーンッ!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「どうしました? ツバメちゃん…新年早々大きな声で…
あけおめでありますよ」

ツバメオー「いや……あけおめかなんか知らんケド…
人多くない!?
なんでハイゼンとか黒白まで居るんだヨ……あと新聞のお姉さんとかさぁ…」

ハイゼン「慰労で外出の許可をいただきました!
コトコトは安全で楽しい所だとの事で!!!!」

ツバメオー「確かに安全だしなにかと賑やかな場所だけどボク達任務だからね!!!!!!!!!!!?」

ホワイトちゃん「ハイゼンお姉しゃまが一緒なら…と私達も同行の許可を戴きました
皆さんの任務に迷惑はかけませんのでよろしくお願いします
……ところで……コトコトというところには…遊園地というものがあると聞きましたが…?」
うずっ…うずっ…

ブラックちゃん「ワー!!!!!!!! タノシミタノシミー!!!!!!!!!!!!!!!!」

ビラコ「楽しみ楽しみ〜〜〜〜〜♪♪♪」
きゃーっ!!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー「いやお姉さんは任務ー!!!!!!!!!!!!!!!!
お姉さんはファー姉さん(ディミリア)の代わりで医療担当として今回来てるんだからね!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ズーン!!!!!!!!!!!!!!!!

ルミ「…私は…本当はネアメでの仕事を全うすべきなのですけどー
………やはり同僚のエンデリルさんの事は放っておけません!
だからスパルティーさんにお願いして付いて来させてもらいました!
私も 皆さんの邪魔にならないよう思いっきり宣材写真を撮りまくるのでどうか気にしないで下さいね!」
カシャカシャカシャカシャカシャカシャ!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「ピースピースピースピィィィィィィィィェェェスッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ツバメオー「…後ろで写真撮られてるとめっちゃ気になるんですけど…」


エンカ「なんと………腐女メオー嬢……腐女イゼン嬢……腐女ルミー嬢………
ネアメの三大腐女子元帥が一堂に会しただとォォォーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
まずいッッッパターン紫!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
濃厚なBLフィールドが展開されるぞォォーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
男は全員チンコを隠せぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガバァァァァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ヤンデル「うわっぷ!!!!!!!!!!!!!!!!」


ハイゼン「な……な……何を言ってるんですかーっ!!!!!!!!!!!?//////」
ぞーん!!!!!!!!!!!!!!!!

ルミ「………」
カシャ…

《身を寄せ合った男衆を撮影するルミ》

ルミ「………良い……」
きゅーん…

ハイゼン「もう少し隠しましょう!!!!? 同志ルミさん!!!!!!!!!!!!!!!!」



わいのわいの…

ツバメオー「………本当にただの旅行みたいだな…」

ギル「楽しくていいじゃないスか」
つるーん…

ツバメオー「……ところでお前はなんで裸なんだヨ…」

ギル「いや移動中の余興でポールダンスと…シガーボックスで股間を隠すチャレンジをしてみようかと…」

ツバメオー「それ失敗するからやめとけ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
つーか新年からチ○コネタ多いんだヨさっきから!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ばばーんッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

30名無しさん@避難中:2018/01/03(水) 21:13:56 ID:VoTWVqYgO
ルミ「ここでハッキリ明言しておかなければなりませんね…
皆さん? 実は私は腐女子でBL好きです」
ドンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

エンカ「知ってる」

ハイゼン「い…いやルミさん何をぶっちゃけてるんですかー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
そういう性癖は隠さないと行けませんよ!!!!!!!!?」
ずぞーん!!!!!!!!

ルミ「いやもう知られてしまったのだからおおやけにすべきです!!!!!!!!!!!!!!!
新聞記者としての経験です……あらぬ憶測にはちゃんと明言しないと妙な噂は更に膨れ上がります!!!!!!!!!
断言することでこの身に受けた汚名を雪ぐことになるんです!!!!!!!!
……いいですか!? 私はBL好きですが……ナマ物には興味ありません!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
もちろんナマち○こもナマホモもノーセンキュー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あくまでフィクションの中でのBLに私は情熱を抱いているのです!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ちなみに私の好みは年の差BL!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
そして受けは控えめ! 攻めは積極的という王道パターンを最も愛して病みません!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
そういう意味ではエンカさんと発泡スチロールさんの関係性は実にグッドッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ビーシッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

エンカ「やめルォッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
拙者と副団長はそんな関係づぇござら〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ルミ「年の差もいいですが 私は男同志の友情からハッテンするBLも好きなんです
例えばネアメで言えばその筆頭はギルさんとヤンデルさんですが…
如何せん……どちらも受け気質!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ふざけんなッッッ どっちかが攻めにならなきゃBLは話始まんないんですよ!!!!!!!!!!!!!!!!!?
そこらへん反省してもらえます!!!!!!!!!!!!!!!!?」
カーッ!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「いやそんなこと言われましても!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ヤンデル「自分が受けとか攻めとか考えた事もないし…!」

ルミ「そうですか? 私に言わせれば皆さんの受け攻めは……こうですね」



ドンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル…【受け】
ヤンデル…【受け】
エンカ…【変則型(発泡スチロールに対しては受け、普段は攻め気味)】
サナバー…【圧倒的受け】
ジュリー…【攻め】
チロリーン…【攻め】
ネコ…【ネコだけど攻め】
ウソニ…【変則型(普段はねっとり攻めタイプ、妹に対しては受け)】
もみーの…【兄専用一方的攻め特化】



ルミ「まぁざっとこんなもんでしょうかね?」

ネコ【なんの情報だ……それは………】

もみーの「な…なんで私も入ってるんですか?! 女なんですけど…!」

ルミ「腐女子的には兄妹同士…とかそういう禁断系もありなんですよ
私は守備範囲にはありませんが まぁ一応」

チロリーン「おい
じゃあなんで私様まで入ってるんだい?」

ルミ「…」

チロリーン「おい」

31名無しさん@避難中:2018/01/03(水) 23:47:06 ID:VoTWVqYgO
しーん…

ハイゼン「ルミさん……もう皆さんドン引きですよ…
そういうアブノーマルなものはあまりむやみにひけらかさないほうが…」

ルミ「そう…アブノーマルで誰もその趣味を共有しようとしない…
今までの私もそうでした…とても辛かった…
しかしこのネアメで初めて同志に出会えた…
そう…ハイゼンちゃんといった同じ腐女子にね…」
ギュッ…

ハイゼン「ちっちちち…違いますぅー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
私違いますぅぅ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズズーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ブンブンブンブンブンブンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ルミ「ハイゼンさんは私とはまた違ったタイプの腐女子なんですねぇ
私が現実の延長で妄想をするタイプだとすると
ハイゼンちゃんは最初から架空の物語を作り上げて狙ったターゲット達をそこの登場人物に当て嵌めるタイプです
それとハイゼンちゃんはショタロリ好きですね
ショタロリの成長した姿を妄想して好きなように性格を作り上げて妄想するんですよ
すごい才能です 劇場型腐女子と言えるでしょう」


エンカ「……ショタロリ好き…だから子供がいつも居る食堂に…?
業が深いな……」
ゾクッ…!

ホワイトちゃん「ハイゼンお姉しゃま…?
私達をよこしまな目で…?」

ブブブブンッッ!!!!!!!! ブンブブンッ!!!!!!!!!!!!!!!!
ハイゼン「ち…ちがいますてェェ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぞぞぞーーん!!!!!!!!!!!!!!!!

ルミ「………そんな私や…ハイゼンちゃんを発掘し…
共にこの業の道を行く標を示してくれたのが………そうツバメオーさんでした…
ツバメオーさんは王道は勿論…ハイゼンちゃんのような劇場型のタイプも持ち合わせ…
ショタロリにも精通し……兄妹などの禁断系…
果てはケモ化やTS…果てはレズにまで深い理解とアンテナをもつ究極のハイブリット腐女子…!
まさに我々の…最強で最も誇らしい腐界の長!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドォオォーーーーーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

じゃーーーーーーーーーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ツバメオー「やめろや!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ボク相当やべーやつみたいな感じじゃねーか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ヤンデル「お前が相当やべーなんて皆知ってんだよ………」



ブラックちゃん「ホワイトちゃんー??
これなんのオハナシー??」

ホワイトちゃん「……とてつもなく恐ろしく深い沼のお話ですわ…
お姉様 足を取られる前に我々はこの場から退却しましょう…」

ブラックちゃん「ウー?」

32名無しさん@避難中:2018/01/04(木) 23:49:29 ID:4Q/DA4HwO
ツバメオー「もう……ルミお姉さんやめなヨ
そんなんじゃモテねーぞ」

ルミ「そ…それは関係なくない?
これはあくまで趣味ですから……恋愛観とかそういうのは人並みなんで…!」

もみーの「ルミさんっていつも忙しく働いてるイメージがありますけど
恋愛とかしたりするんですか?」

ルミ「そっ…それは…もちろん…! 多少は…!」

エンカ「…お!? その言い方はなんか……今まさに恋愛してる感じではござらんか!!!!!!!!?
誰か居るのか!!!!!!!!? 現在進行形!!!!!!!!!!?」
ズイィッ!!!!!!!!!!!!!!!!

ジュリー「なに〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
そういう話なら俺も気になるぞぉ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ズイィィーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ルミ「え…え〜〜〜〜〜!!!!!! まさかの流れーーーーーー!!!!!!!?」
ぞーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

うさぎ「ピョイィィ? ルーぴょんエンぴょんのオトモダチ……
まさかエンぴょんピョ!?」

ルミ「い…いやいや!!!!! それはないです!!!!!!!!
前にも誰かに話しましたが エンデリルさんは戦友みたいなものなので…!」

エンカ「外ではないと言うことは…やはりネアメ内部の誰かか…
…おいッ!!!!!!!! 誰か腐女ルミー嬢の交友関係に明るい者はおらぬかッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ビラコ「はい!!!!!!!!!!!!!!!!
この前ウソニ君となんかお話してたです!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ウソニ「あれはもみーのを通じて『ラブトール産業の未来』の取材依頼を受けてただけだ
まったくもって見当違いなオファーだったので断ったが」

ハイゼン「そ…そういえばよく…二人で作業(BL本)してる途中で『約束がある』ってどこかに出掛ける時がありますっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ホワイトちゃん「そういえば…
いつもハイゼンお姉しゃまがいない時にだけ…誰かと一緒に来ていましたわ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あの方は確か………」

ルミ「や…やめて下さい〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
な…なんでそんなこと言わなきゃならないんですかーっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
なんの権利があって聞くんですかぁ〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

ツバメオー「新聞記者が何言ってんだコラ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

わーわー!!
ぎゃーぎゃー!!

33名無しさん@避難中:2018/01/04(木) 23:50:40 ID:4Q/DA4HwO
追加

ルミ「や…やめて下さい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
な…なんでそんなこと言わなきゃならないんですかーっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
なんの権利があって聞くんですかぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
プライバシーの侵害ですぅぅぅ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ツバメオー「新聞記者が何言ってんだコラ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

わーわー!!!
ぎゃーぎゃー!!!!

34名無しさん@避難中:2018/01/04(木) 23:51:56 ID:4Q/DA4HwO
追加訂正

ホワイトちゃん「そういえば…
いつもハイゼンお姉しゃまがいない時にだけ…誰かと一緒に食堂に来ていましたわ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あの方は確か………」

ルミ「や…やめて下さい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
な…なんでそんなこと言わなきゃならないんですかーっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
なんの権利があって聞くんですかぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

ツバメオー「新聞記者が何言ってんだコラ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

わーわー!!!!
ぎゃーぎゃー!!!!!

35名無しさん@避難中:2018/01/05(金) 22:47:01 ID:KVSBzSy.O
―――

わいの!! わいの!!


ウソニ「ふぅ 落ち着く場所がないな」

ツバメオー「やっぱり人が多過ぎなんだヨ!!!!!!!!!!!!
これで良かったのかヨギル!!!!!!!!!!!!!!!!」

ギル「まぁたまにはいいんじゃないですか?
今回ついて来た方々はいつもネアメでの生活のあらゆる部分で従事して下さってる方々です
ハイゼンさんが言っていたように慰労の一貫でしょう」

ウソニ「それはいいが……
戦力をこちらに寄越しすぎじゃないか?
うさぎ殿は当然だが…結局サナバー殿をはじめ ネアメに居るフーリャンチームの全員が同行とはな」

ギル「皆さんエンデリル殿を心配していますからね……スパルティーさんはその思いを尊重したのでしょう
…まぁ確かに戦力が偏っていますが
それはつまり現時点でネアメ側が大きく動くつもりがないからでしょう
………砂糖町での作戦の後…ネアメ外に出ていた特外部隊や渡し鳥の殆どが呼び戻されています
魔反会には未だにネアメの拠点を知られていませんし
派手に活動していない今ならこれほどの戦力を外に出しても問題ないと判断したのでしょう」

ウソニ「そうなのか…まぁスパルティー殿がそう判断したならいいのか」

ツバメオー「でもうさうさお姉さん達はともかくとして……ボク達まで全員来る事なかったんじゃないの?
お兄さんとか 化けネコとか居残りでも良かったでしょ?」

ウソニ「なんだと?
いつも特外部隊でもない俺を呼び出しておいて
こういう時は切り捨てるのか…
いい根性だな」
チャキッ…

ネコ【確かににゃお
聞き捨てならんにゃ…】

ツバメオー「い…いやそういうつもりで言ってないヨ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
というかそもそも…元の予定ではお兄さんも化けネコも同行させるつもりはなかったの!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ウソニ「なに? 何を証拠にそんなことを?
適当なことを言うとその綺麗なこめかみを吹き飛ばすぞ!!」
チャカカァッッ!!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー「前ファイトの次回予造を見ろーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
お兄さん(ともみーの)と化けネコはいねーだろーが〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ビッシィー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


バーーーーーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
https://i.imgur.com/UVosGJ8.jpg


ウソニ&ネコ『本当だーーーーーーーーーーーーーーーーーーッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ズズーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー「これで分かっただろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
お兄さんと化けネコは本当は居残り組なの!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
何ついて来てんだこの出たがり野郎共が〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
わきまえろ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ビッシシシィーーーーーッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ウソニ&ネコ『…』
シュン…


ギル「言い過ぎですよ…ツバメちゃん
確かにウソニさんとネコ殿達はネアメアジトに残る予定でした…
しかしせっかくの最終章でそんな扱いは可哀相だろう…と急遽予定を変更したのです」

ツバメオー「なんだその理由!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
そんなことがまかり通っていいのか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぞぞーーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!





ガタガタ……
ギギィィーーーーーーーーーッ…………!


ギル「…お?」

36名無しさん@避難中:2018/01/06(土) 00:38:46 ID:LCSKvat2O
ジョージ「ポギィィィィィwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」


ネコ【ム
どうやら目的地に着いたようだにゃお】

ギル「早いですね!
下りてみましょう」


―――

チロリーン「ここが………ん?
町じゃないね」

うさぎ「大きな山ピョォ〜」

ルミ「おや
コトコトの近くにこんな大きな山があるとは聞いていませんでしたが…
この向こうに町があるんでしょうか?!」

ギル「いや……この山は………」



エンカ「こんな山さっさと越えるでござる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
桃源郷はすぐそこだーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ダダッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ジュリー「旦那ァ!!!!! お供しますぜェェッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
シュダァーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


サナバー「ぬわぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
二人が先走って山の中へ入って行ったぞい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!(裸で)」

ギル「急にどうしたんです!?」

もみーの「…あれかなぁ…
私がコトコトには美人な人達がいっぱい居るよ…って教えたから…」

ツバメオー「煩悩100%かヨあの二人!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ギル「…!
まずい!!!!!!! 前回来た我々がいないままあの山に突撃したら…
“敵”だと思われて攻撃を受けてしまうかもしれない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
追いましょう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ザザンッ

ヤンデル「え…?! 攻撃って……」



ドドッ……
ズバアァァァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
バリバリバリバリバリッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ハイゼン「きゃーーーっ!!!!!!!!!!!」

ルミ「や…山に落雷!!!!? 」

ツバメオー「いや…これは…………あれだな」





「「ぎにゃーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」」


ゴォォォォッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



ウソニ「…叫び声だ」

ギル「…まずい! もう始まってしまったのか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ルミさん達はペトロ車に! ネコ殿はペトロ車の警護をお願いします!!!!!!!!!!!!!!
急ぎましょう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
サァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

37名無しさん@避難中:2018/01/06(土) 01:45:37 ID:LCSKvat2O
―――…

バギャ〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

「ぎにゃにゃーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ズドドドゥオオオオオオン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

「ひえ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

バリャリャリャリャリャリャアアアアアアアアンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

「なんでぇ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」




ザザザザザザザザァァァァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

エンカ「ハァッ…ハァッ…ハァッ…ハァッ…」

ジュリー「フヒヒヒーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ドドォ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ライジー「な…なんでこいつらオレの雷を受けても倒れねェんだよぉ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
しかも一人骸骨だし!!!!!!!!!!!!!!!
しかも一人全裸だしぃ〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズズ〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!

《エンカ達に追われている天寄生のライジー》


ダダダダダダダダダダダダッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
エンカ「ジュリー兄さん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
さっそく第一エロ娘発見でござるなァーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ジュリー「そうだねぇぇぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
しかも熱烈の電気マッサージでお出迎えとか……骨身に染みるりゅおろォ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
シュババァーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ライジー「く…来んじゃぬぇえ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
エ…エレクトロニック・ブラストォーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バヂヂィッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ドゥルルルォゴアアアアアアアアアッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

エンカ「ァハァァァ〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ビクンッ!! ビクンッ!!

バチバチバチ…
ジュリー「分かった! 分かったから!
君のエロティック・ブラジャーは凄い良かった!!!!!!!!!!!」


ライジー「エ…『エレクトロニック・ブラスト』だぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ずずーん!!!!!!!!

ライジー「も…もうやだ!!!!!!!!!!!
こいつら怖い!!!!! オレ一人じゃ無理だ!!!!!!!
…カ…カンシ!!!!!!!!!!! 居るだろ!!!!!!?
た…助けてくれーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」



カァァァァァァァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ババンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
カンシ「無理です」

《約500m先》

どーーーーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!




ライジー「カンシィィィィ〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぞーん!!!!!!!!!!!!!!!!

38名無しさん@避難中:2018/01/06(土) 02:16:32 ID:LCSKvat2O
エンカ「!!
ほはばァァァーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あんなところに第二エロ娘が居たでござるぞォ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
大和撫子のような見た目に反してなんともけしからん露出度!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《エロ視力5.0》

ジュリー「本当かいッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

エンカ「ジュリー兄さん!!!!!!!! 拙者はあの大和エロし子に向かう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
この健康エロ娘ちゃんをおまかせするでござる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ジュリー「あぁッッ
……エンカの旦那っ!!!!」
ぐっ…

エンカ「―――!」
コクンッ!!



『―――違いにエロ幸のあらんことを―――!!!!』



エンカ「そちらのお嬢さんお友達になりますぇんクワァァァァァァァ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドババババババババババババッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
パッカーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《逆立ち大開脚でカンシの元へ駆け出すエンカ!》


カンシ「…!!」
ダダダッ…




ライジー「カ…カンシーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ジュリー「…お嬢ちゃん……
目の前の相手に集中するといい…」

ライジー「ぐッッ…」
バチ…!

ジュリー「君の不思議な電撃は無駄さ…
どうやら骨の俺には効きが悪いらしい…」
ゴゴゴゴゴゴゴ…

ライジー「…も…目的は…なんだ…」

ジュリー「今の俺の目的………俺を止める方法は………たったの一つだ…」
ズズズズズズズズズズ…

ライジー「それは…?」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッ…
ジュリー「君を抱きしめてスーリスリしたい
君のパイオツを触りたい
お尻を触りたい………それだけさ…」

オオオォ……


ライジー「3つじゃねーか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バーンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ライジー「どうしようもなくしょうもない下心3つじゃねーか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ふざけんな!!!!!!!! コノヤロー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ジュリー「それのどれかを達成するまで…俺は止まらないぜ…!
ここは手っ取り早く…パイオツにしよう…
そうしよう!!!!!!!!!!!!!!!! パイオツもーみもみ!!!!!!!!
パイオツもーみもみ!!!!!!!!!!!!!!!!」
シュパァーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!

ライジー「いや〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぞぞーーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ジュリー「『脚骨点打・おっぱいもみもみエディション』!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バシュオオオオオオッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!




ガギギィィィィイッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ズッ……メリ…! メリ…!
ジュリー「…ん!? なんだ…? このパイオツの感触……?
この固さ…この絶壁………まるで山肌の如く…?!」
チラ…


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ………
オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙…

チロリーン「………ニコッ」

《チロリーンのパイオツ》

39名無しさん@避難中:2018/01/06(土) 02:34:21 ID:LCSKvat2O
>>36 訂正

×
ギル「…!
まずい!!!!!!! 前回来た我々がいないままあの山に突撃したら…
“敵”だと思われて攻撃を受けてしまうかもしれない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
追いましょう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ザザンッ

ヤンデル「え…?! 攻撃って……」





ギル「…!
まずい!!!!!!! 前回来た我々がいないままあの山に突撃したら…
“敵”だと思われて攻撃を受けてしまうかもしれない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
追いましょう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ザザンッ

ウソニ「攻撃……?」

ヤンデル「……あ…! そうか…!」

40名無しさん@避難中:2018/01/06(土) 02:45:30 ID:LCSKvat2O
ジュリー「チ…チロリーン…!!!」

ゴゴゴゴゴ…!
チロリーン「…^^」

ジュリー「い…いやぁ…
今日もいい硬度してるね!!!!!!!!
ナイスパイオツ!!!!!!!!!!!!」
コンコンッ!!!!!!!

チロリーン「^^」

ジュリー「し…しかも君の胸の安定感といったらハンパないよねー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
PS2を縦に置いてもきっと倒れないよね〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
スリスリスーリスリスリスリ〜〜

チロリーン「^^^」
スッ…… ズォッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《チロリーンは拳を振り上げた!》

ジュリー(ま…まずい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
…鎮めねば!!!!! チロリーンを鎮めねば!!!!!!!!!!!!!!!!
そ…そうだ!!!!! チロリーンの乳首をスイッチングすれば気分が落ち着くかもしれない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
探せ!!!!!!!!!!!!!!!! チロリーンの乳首は…………
そこだァァァーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)
ビュオォーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

チロリーン「何してんだテメーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
メゴッシャアアアアアアッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ジュリー「アーバパパッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
メッリャアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ライジー「…!」

チロリーン「……ふー…まったく! このバカ…
シリアスの反動が今頃来ちまったかい
……お前さん 悪かったね」

ライジー「………お前……達は一体…」



タタタタタタタ…
ギル「おぉーーーーーーーーーい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ツバメオー「………あ! やっぱり! あれはビリビリ女だヨ!!!!!!!」


ライジー「!! ギル!!!!!!! ツバメオー!!!!!!!!!!?」



―――…

ライジー「お前達だったのか!!!!!!!
久しぶりじゃねーか…!」

ギル「えぇ!! 相変わらずお元気そうですね!」

サナバー「……この者は………ただ者ではなさそうじゃな」

ウソニ「そうか………彼女は前に聞いた『天寄生』というやつだな
古都コトコトに住み着く謎の集団とかという」

サナバー「む…! 寄生じゃと…!?」

ギル「そうであります
彼女達はその凄まじい力を以ってコトコトを守ってくださっているのです
この山なんかも 実際は存在しないのですが
彼女達がその能力で『あるように見せている』のです
そうやって外敵の侵入を防いでいます」

ビラコ「すごいですー!」


ライジー「お前達………またコトコトに来たということは……もしかして…」

ギル「…えぇ…!」




ガラガラガラ………パタパタパタ…

ルミ「なんと!!!! この山は能力で作られたもの!!!!!!!!!!!?
なんと面妖な!!!!!!!!」

ハイゼン「す…すごーい!!!!!!!!」

うさぎ「チィこういうとこ好きピョーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ブラックちゃん「ホワイトちゃん!!! チンアナゴサガソー!!!!!!!!!!!!!!!!」

ホワイトちゃん「お姉様!!!! チンアナゴは山には居ませんよ!!!!!!!!!」


わいわい… きゃっきゃ…



ライジー「………………遠足…?」
す〜ん…

ギル「…ま…まぁそれも目的の一つではありますが」

41名無しさん@避難中:2018/01/08(月) 23:19:01 ID:YRzZjD4gO
―――

ライジー「…へぇ!
こいつがその……彼女ってやつなのか?」

うさぎ「ピョピョイッ!!!!!!!!!!!!!!!!
エンぴょんに会いに来たぴょおぉーっ!!!!!!!!
チィがエンぴょんのお目目を覚ますぴょうっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ムンッ!

チロリーン「エンデリルの様子はどうだい?」

ライジー「変わらないよ
眠ったままだ 今も彼方のやつが看病しているよ」

ツバメオー「彼方が? まだ?」

ライジー「あぁ
随分と甲斐甲斐しいもんだぜ
普段はガサツなやつなんだけどさ」

ツバメオー「ふーん…
…」

ライジー「ま
今回は久々に再開する仲間も居るってならすぐに会ってやれよ
髪の毛も大分伸びたし身嗜みは整えてあるしな」

ヤンデル「そういえば前はディミリアさんの治療の影響で弁髪になってたな…;」

ギル「じゃあさっそくコトコトに………って!!
そういえばエンカさんは!!!!?」

ジュリー「そうだ!!
エンカの旦那はこの子の仲間の大和エロし子を追いかけて行ったんだ!」

ライジー「…あ!
そういやカンシが全裸の変態に追いかけられてったんだった…!
大丈夫かアイツ!!!? …ちょっと電波飛ばして連絡取ってみるか…!」
キュウイィィィィッ…!
ヂヂヂヂィィンッッ!!!!!!!!


ライジー「………!」――√ ̄
ヒュオォッ…


ギル「ど…どうです?」

ライジー「今オレの電波に反応して『風の便り』が来た
…どうやらこっちみたいだ 行こうぜ!」
ダダッ!!!!!!

ギル「付いていきましょう!!!!!!!!」

ツバメオー「まったく…あのオッサンたら迷惑掛けやがるヨ…」

ヤンデル「……なんの問題も起きてなきゃいいけど…」



――― そすて…

タイフーオ「あら……ライジー……遅かったわね…」


プスプスプスプス…
エンカ「ガボバブボボルボボッマボッマボッぶーもベラボボボナボォォーーーーーッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ジャッポジャッポジャッポジャッポジャッポ…

《エンカは天寄生達に取り囲まれ宙吊りにされ
ち○ことケツの穴を氷結させられた状態で口から水を流し込まれていた!!!!!》

ババーンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ヤンデル「大変なことになってたーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブブーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ヒョーゲン「あら…あなた達 久しぶりですわね
もしかして…この変態はあなた達の知り合いですの?」

ギル「な…仲間でありますーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
エンカさんが何故こんなことにィ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぞーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

タイフーオ「くすくす…私達の大事な仲間を怖い目に合わせたからよ…
裸で追いかけ回されたカンシの顔が恐怖で曇ってしまったわ
雨だけに……くすくすくすくすくすくすくすくすッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
テッテレー

カンシ「…」
ずーん

ラニイヤ「もう大丈夫ですよ カンシさん」


エンカ「はひゃあああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
そこのエロ踊り子風のお嬢さんンンンン〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
拙者を!!!!!! その腰布で!!!!!!!!
しばき回してくらちぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァ


ヒョーゲン「…水追加ね」

タイフーオ「そうね…」
ザボボボボボボボ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!


ツバメオー「おっさん………」

42名無しさん@避難中:2018/01/09(火) 01:28:37 ID:lqupGhEUO
エンカ「ごぼがぼぼがーぼぼげぼららぼァーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ギル「あ…あのそろそろ勘弁してもらえません!!!!!!!!!!!?
さすがに死にそうですよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

タイフーオ「くすくす……そうね
ちょっとでも反省したのなら…そろそろ」


エンカ「ハァハァ……ハァハァハァァーーーーーーーーーッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
もっとやって欲しいでござるぞぉ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
拙者 こんな美女達に責め立てられるなど至福の極みーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カァァァァァァッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ツバメオー「全然反省してねーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぞーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ヒョーゲン「なんですの…!? もう少し水と氷結度を増やす…?」

タイフーオ「…いや…ここは………おかま!!!!!!!!!!!!!!!!」
カッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ズズゥンッ!!!!!!!!!!!!!!!!
おかま「はーーーーーーーーーい<3<3」

ドンッ!!!!!!!!!!!!!!!!


ジュリー「え?!!!!!!!
全盛期のチロリーン………いや違う!!!!!!!!
誰だ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

チロリーン「いやなんでそこ一瞬見間違えてんだよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
昔の私でもさすがにあんなにはねーわ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
どーーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



タイフーオ「おかま この変態を思いっきり殴ってあげなさい…」

おかま「えーーっ!!!!!!! そんな…かわいそうよぉ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ヒョーゲン「甘いこといっちゃダメよ!!!!! この変態はカンシを虐めたんだからお仕置きしなきゃ」

おかま「え〜〜〜〜!!!!!!? カンシちゃんをぉ!!!!!!!!?
それは…いけないわぁ……そうね……
じゃあちょっとだけ……出来るだけ優〜〜〜しく…お仕置きするわ〜〜〜
ふーっ ふーっ…
せ〜〜のっ」



おかま「おんグドゥォおオ゙るぁあああああああああああアアアァァァァッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドグムォッブッジュアアアアアアアアッッッシャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

エンカ「ほむルぁボボォーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゲロブッチャアァーッ!!!!!!!!!!!


ツバメオー「パファリンほどの優しさすら感じない全力の腹パン来たーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブブブーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



エンカ「ッッッ………ほッ………ァ…あぁ……
……………………全身を駆け巡る………この王道的な痛み……………
たま………らんち………」
ハァ…ハァ…


みんな『ズコーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ドンガラガッチャアァーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ジュリー「無敵すぎるぜ………エンカさん……」

43名無しさん@避難中:2018/01/10(水) 23:42:48 ID:77MnyDNsO
――― そすて…

エンカ「…ふぅ!! すっきりしたでござるぞ!!!!!!!!!!!!
今の拙者は極限まで満たされたでござる!!!!!!!!!!!!!!!!」
つる〜〜ん!!!!!!!!


ヒョーゲン「あ…あの拷問を受けて平然としていられる人間が居るなんて……
この世界怖い…」
ずーん…

タイフーオ「こういうのは関わらないほうがいいわ…」


ギル「すみません
自分の仲間がご迷惑を…
皆さんお変わりありませんね
街の方も変わった事はありませんでしたか?」

カンシ「そうですね
とくになんにも
なかったです」

ラニイヤ「皆さんが初めて来たあの時は…とても大変な騒動もありましたけど…
今は平和ですよ」

ギル「それは良かった」

ツバメオー「…そういや…お宅らの仲間で見ない奴らが居るヨ…
………あの二人は?」




??「お〜〜〜〜〜〜〜〜〜い!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
パタパタパタパタッ!!!!!!!


ライジー「おっ 噂をすれば…だな」


バンッ!!!!!!!!!!!!!!!!

にじ「ネアメが来たって本当ぉー!!!?」

シンキ「ビサヒサですネー!!!!
したらばボクの新しいマジックを見てもらいまショーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」



「………ボク…?」
ザ…

ゴゴゴ…


にじ&シンキ『ハッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』


ドドドドドドドドドドドドドドドドドド………

ツバメオー「久しいな……
アレから調子はどうだい…?
おふたりさん…?」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……


にじ「ひ…!!」

シンキ「ひぎ…!!!!!!」

ビキビキビキビキビキビキビキ………!!!!!


にじ「お…おいどんは……! 元気でッッ……ッごわすッ…!!!!」

シンキ「オイ…ドンもッ………変わりないでゴ…ゴワスっ…ッ!!!!!」

ババーーーーーンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ツバメオー「そうそう…それでいいんだヨ……」
ニィィィィ…

ヤンデル「フラッシュバックやめろ!!!」
ずーん

ライジー「とりあえず町に行こうぜ
はやく会わせてやんないと」

ヒョーゲン「それなら……歩きやすくしてあげますわ」
ギュオオオオオ…パッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

スゥンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


みんな『!!!!!!!!!!!!!!!!?』
ドォォッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

よろろ!!!!!!!
ハイゼン「わぁぁ!!!!!!!?」

ルミ「こ…これは!!!!!!!!?
…はっ!!!!!!!!!!!!!!!!」

バンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ウソニ「…俺達が立っていた山道が…いつの間にか平坦な道に…!?」

もみーの「見てーーーーーーーーー!!!!!!!! 町も目の前だよ〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ドンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


サナバー「なんと………
何を…」

タイフーオ「くすくす……今居た山は半分幻影だったのよ…
さぁ…町へ向かいましょう」

ジュリー「…とんでもない事をするね…」

チロリーン「…………寄生の力……か…」
ゴォ…

44名無しさん@避難中:2018/01/11(木) 00:25:22 ID:GaST9ONcO
バンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

わいわい
プップー!!!
がやがやがや!!!!!


ルミ「ここがコトコトですか…
随分と賑やかですね!!!!!!!」

ツバメオー「元はここはコトコトじゃなくてモロミエシティってところだけどね」

ギル「今はコトコトとモロミエシティが合併してたんでしたよね
名前は確か…」

ライジー「コトコトZシティだ
人口も大分増えたぜ 外から来た魔法使い達をもう何千人と受け入れてるからね」

ウソニ「ある意味ネアメのアジトより過ごしやすいかもな…」

ハイゼン「ネ…ネアメはネアメでいいところですけどね…!」

タイフーオ「くすくすくす……もし気に入ったらここに住んでもいいのよ……土地はいくらでも広げられるから…
さ……あの人間が居る無限道場へ行きましょう…
少し遠いけど……この町の交通機関を利用しましょう…」

ライジー「オレは山に戻るぜ
あの緑人間の目が覚めたらよろしく言っておいてくれ」

カンシ「わたしも
ライジーさんと一緒に
山に居ます(字あまり)」

ラニイヤ「じゃ…じゃあ私もそうしようかしら…」

にじ「あれぇ? ラニも? 珍しいでごわす」

ラニイヤ「はい………あの…………視線が怖くて…」

エンカ「 <::(◎)::> 三三 <::(◎)::> 」
ジィィィィィィィィオオオオオオオォ…!!!!!!!!


ツバメオー「おっさん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
極限までなめ回すような視線飛ばしてんじゃねーヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ヒョーゲン「そう……まぁそれなら仕方ないですわ
行きなさい」

エンカ「なんと………残念でござる…
それなら…」

エンカ「次はお嬢さんの白肌の絶対領域を見まくらせてもらうとするでござるか…
<::(◎)::> 三 <::(◎)::>」
ギョオオオオォォン…!!!!!!

ヒョーゲン「………私も山に行こうかしら…」
ぞーん…

ギル「…あ…そうだ
ペトロ車は大きすぎて町を歩くには目立ちすぎるので
しばらくあの山に置かせて下さい よろしくお願いします」

ライジー「え」

ジョージ「フムーンフンッwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
(よろしくお願いしますメルシィ)」

ペトロ達『ウッヒヒヒヒヒヒヒィィィーーwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww』
ニュッニュッニュッニュッニュッニュッ

《友情棒を伸縮させて挨拶するペトロ達》

ライジー達『…………』
ぞぞぞ〜〜ん

ヒョーゲン「やっ…やっぱり私は彼らと一緒に行きますわっ…!!」


―――

わいわい…がやがや…

ギル「駅は確か……こっちでしたね」

ルミ「駅!!!? まさか…電車ですか!!!!!!?」

ハイゼン「電車…! 私乗るのも見るのも初めてです…!」

ブラックちゃん「デンシャってナーニ?」

ビラコ「地上を走る大きなチンアナゴですよ〜♪」

ブラックちゃん&ホワイトちゃん『すごーーい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
わぁぁぁぁぁぁっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー「変なこと吹き込むなヨ!!!!!!!!!!!!!」
ずーん!!!!!!!!

45名無しさん@避難中:2018/01/11(木) 01:22:33 ID:GaST9ONcO
サナバー「電車か……
モロミエは栄えた町だと聞いていたが そこまでとはのう…」

タイフーオ「くすくす…
あるお金持ちが居てねぇ…
その人間達がここまでのインフラを整えたのよ…」

サナバー「…金があったとしてもそう簡単にここまで行くまい…
まして魔反会に対立する動きを取るとなれば物資や機材を確保するルートも限られよう…」

タイフーオ「くすくす…そうね…
まぁ実を言うと私達天寄生が少し手を貸したのよ…
私達の力を使えば地を均すのに重機はいらないし
資材も…無から全てを生み出すのも造作ないわ…」

サナバー「…………」

チロリーン「…相変わらずとんでもない力を持っているね…寄生は……
…………何が目的だい
寄生が人間に力を貸して…あとでどんな見返りを要求する気だい!!!!!!」
キッ…!!!!!!!!!

タイフーオ「…あらあら…警戒されちゃって…」

ヒョーゲン「しょうがないわよ
この人達は前に寄生と戦ってるんだから」

サナバー「! 知っているのか…」

ヒョーゲン「当然ですわ
寄生がどこで何をしたか……大体感覚で伝わるものよ」
私とにじは今は寄生じゃないけど

タイフーオ「くすくす……そうそう…
まして……私達と思想を同じくする寄生がやられたとなるとねぇ…」
ニィ…!

チロリーン「!! お前らッ…!
やっぱり…目的は!!!! 侵…!!!!!!!」
バッ…

にじ「ちがうよー!!!!!!!!!!!!」

ヒョーゲン「もうっ…タイフーオ! そんな誤解を生むような言い方するんじゃないのっ!!!!」

タイフーオ「あら………くすくす…
でも少なくともはじめはそうだったじゃない…」

サナバー「はじめは…?」

ヒョーゲン「…ふぅ
…確かに私達は元々この世界を侵略しにやってきたわ
でも…今はそうじゃないですわ
…この世界……いや…この町の人間達に毒気を抜かれちゃってねぇ…」

にじ「友達になった人達を攻撃なんて出来ないでごわすよー!!!!」

シンキ「そうデスネ
ここの人達はオイドンのマジックやライジーサンいじりショーにもドン引きせずにリアクションしてくれるので嬉しいデス」

タイフーオ「くすくす…そういうこと…
みんな気に入っちゃったからこの世界の侵略はやめたの…
お手柄よ…この町の人間達は…
寄生の侵略を止めちゃうんだから…」

チロリーン「…」

タイフーオ「……でももし…そうなってなかったら……私達とあなた達が戦う未来もあったかもしれないわね…くすくす…
変異種寄生の中でも特に強力で極致形態にまで進化した無限寄生を『2体』も倒したあなた達の力も直に見てみたかったけれど…
……それにしても……不思議ね
寄生は特別な人間にしか倒せないのに…
無限の名も冠さず…無限から変化した存在でもあなた達が何故……
……いや……あなた達…というより……『あの人間』…かしら…
……やはり……この世界の絶対的存在は既に顕現しているわけなのかしらねぇ…
……だとしたら破滅的な黙示録の時がこの世界にもいずれ…」
ブツ… ブツ…

チロリーン「…何を言っているんだい?」

タイフーオ「…あら…くすくす…
なんでもないわ………くすくすくすくす…」

サナバー「…よく分からぬが…とにかくお主らは争う気はないわけじゃな?」

ヒョーゲン「そういうことですわ
せっかくだから仲良くしましょ」

ジュリー「チロリーン まだ納得出来ないかい?」

チロリーン「…いや………
戦うつもりがないならいいんだ
その力を人間達のために使ってくれて 感謝するよ
ありがとう」

タイフーオ「いえいえ…くすくす」

46名無しさん@避難中:2018/01/11(木) 02:02:44 ID:GaST9ONcO
――― そして…

ギル「そろそろ駅でありますね」



ふわ…

てれび「きていましたか」
ストン…

ツキ「イラッシャイー」


ギル「てれび殿にツキ殿!!!!!」

ビラコ「きゃーん!!!!!!!!! かわいい子達ですよぅ〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!」
スーリスーリスリーー!!!!!!!!!!!!!!!!

てれび「ぶぶぶ…きゅうになんなのですか」

ツキ「ナニヤッテルデスー!!!!!!!」

ヒョーゲン「あら……てれび…
珍しいわね…ツキと二人なんて
なにしてたのかしら?」

てれび「ざきやまにいっていました
このこといっしょにいろいろみていたのです」

ヒョーゲン「…ざきやまってあなた…;
あそこランジェリーショップよ?!!!!
子供が行くところじゃないですわよ…」

にじ「何か買ったの??」

てれび「そうですね
とりあえずこのがーたーべるとをかいました」
スッ… わ〜〜〜お<3

ヒョーゲン「ブーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
なんてもの買ってますの!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
子供が履くものじゃないわよそれ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズーン!!!!!!!!!!!!!!!!

ツキ「ツキハ フンドシヲ カッタヨ」
ソイヤッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ヒョーゲン「あなたも何考えてそれ買ったのよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ど〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ヒョーゲン「と…とにかくそんなのあなた達は履けないから…戻して来なさいよ!!!」

てれび「せっかくかったのにもったいないのです
だったらヒョーゲンにあげるのです」

タイフーオ「あらいいじゃないヒョーゲン
履いたら?」

ヒョーゲン「なっ…何を言ってますの?!!!!!!」

にじ「いーねいーね!!!!!!!! 似合いそうー!!!!!!!!!」

シンキ「履いちゃえでゴワスー!!!!!!!!」

ジュリー「うおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

エンカ「見たいぞーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ォ゙ア゙ァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ヒョーゲン「ところどころ野太い声混ざってますけど絶対嫌ですからね!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カカーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ツバメオー「なに漫才やってんだヨ」

てれび「これはおみぐるしいところをおみせしたのです
それにしても…今日はずいぶんとおおにんずうで…………ん?」


カッ!!!!!!!!!!!!!

ホワイトちゃん「!!!!!!!!?」

てれび「!!!!!!!!!!!!!!!! あなたは…」

ホワイトちゃん「…!!!!」


そろ…そろ…
スッ…ピト…

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……

《てれびとホワイトちゃんはお互いに近づきお互いの顔に触れた》


ビラコ「どうしたですか?」

てれび「…!!」

ホワイトちゃん「……!」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!!!


ゴク…!
てれび「………わたしたち…」

ホワイトちゃん「………もしかして…」
ゴクリ…!


てれび&ホワイトちゃん『キャラかぶってる〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?』
カアァァッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



君と全然全然キャラ被ってる〜
そのかしこい幼女枠見事に被ってる〜
君が全然全部被ってないと言っても僕は被ってると思う〜
(未視聴)


てれび「………き…」

ホワイトちゃん「キミの名は!!!!!!!!!?」

ドンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



ツバメオー「ネタが古いヨネタが!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズズーン!!!!!!!!!!!!!!!!

47名無しさん@避難中:2018/01/12(金) 01:19:19 ID:etdi7522O
てれび「…このせたけ…」
ちょこん…

ホワイトちゃん「…」
ちゃん…

てれび「このジトめ…」
じと〜ん…

ホワイトちゃん「…」
じと〜ん…

てれび「…そしてこの…ふんいきからただよう…みためのねんれいいじょうのおちついたたたずまい……
このコとはたにんのきがしないのです」

ホワイトちゃん「…私もそう思います」

てれび「わたしはてれび………あなたは?」

ホワイトちゃん「私はホワイト…」

てれび「…………ともよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ホワイトちゃん「心の友よっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
がっしぃ〜!!!!!!!!!!!!!!!!


ギル「なんか通じ合った!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ド〜〜ン!!!!!!!!!!!!

ビラコ「あら〜」

ツバメオー「出会って数秒で合体(抱擁)とか一体なにがそんなにお互いを引き寄せたんだヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

てれび「やはり………このコのちてきさがわたしの『はちょう』とバッチリあったのです
われわれ、かしこいので」

ホワイトちゃん「賢いので」

ばーん!!!!!!!!!!!!!!!!


ツバメオー「さっきから色々な要素取り入れすぎだろ…」

ウソニ「…なんか向こう動きが怪しいぞ」

みんな『!!!?』



ババンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ツキ「…ムムッ」

ブラックちゃん「…オ?」


とてとて… そ…
《てれび達のようにお互い歩み寄り顔に触れ合うツキとブラックちゃん…!》

ツキ「……コレハ…!」

ブラックちゃん「…ワタシタチ…!」


ツキ&ブラックちゃん&ネコ『キャ被ってる〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』

ドーーーーーンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

カッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



君ら全員全然キャラ被ってる〜
その猫耳萌え枠見事に被ってる
君が全然全部被ってないと言っても僕は被ってると思う
(未視聴)



ツバメオー「ちょ待てーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
なんか異様な奴混じってるーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブボ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ネコ【どうした!?】

ツバメオー「どうしたじゃねーヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
お前だ!!!!!!!! お前だけ明らかに浮いてんだヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ネコ【何言ってんだ……我輩も猫耳だろうがァ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!】
カァァアッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー「耳垢とマダニ湛えた猫耳に萌えは宿らねーんじゃ〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
失せろ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
シャーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

48名無しさん@避難中:2018/01/12(金) 02:05:19 ID:etdi7522O
そして…

ツキ「キャッキャッ」

ブラックちゃん「キャッキャッ」



ヤンデル「結局仲良くなってる…」

ハイゼン「お友達が出来て良かったですねぇ」



てれび「ほんをよむのですか
わたしもほんをよむのはすきですよ
かしこいので」

ホワイトちゃん「どんなご本を読みますか?
私はこの『チンアナゴ』シリーズを読むんです」

てれび「ほう
おもしろそうですね
みてみたいのです
もしよかったら おたがいがよんでいる本をすこしのあいだだけかえっこしませんか
わたしはこの『スカラベ君のウン喰い道中記』をよくよみます」

ホワイトちゃん「面白そうです!!!!!!
かえっこしましょう!!!!!!!!!!!」

てれび「ならでんしゃの中でよみあいをしましょう
そろそろきますよ」

ギル「…おっ!! 本当だ…!」



パパァ〜〜〜〜〜〜…!!!!!!!
ガタンッ ゴトンッ ガタンッ ゴトンッ…!!!!!!!!!!!!!
ぷしゅ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


ブラックちゃん「ワ〜〜〜〜〜!!! ホントにチンアナゴダヨ〜〜〜〜!!!!!!!!」

ツキ「コッチクルデス!!!!!!!!!!
コノナカノ アソビバヲ ショーカイシテヤルデス!!!!!!!!!!!」
バタバタバタバタ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ルミ「ひゅーっ! これはいい写真が撮れそうですね!!」

ハイゼン「わぁ〜
私も写真欲しい!!!!
ミーコさん達へのいいお土産になりそうですし…!」

わいわい


ホワイトちゃん「すごい…! すごい…! ついにチンアナゴのナカに…!
ハァ…ハァ…てれびさん! はやく電車の中でよみあいっこをしましょう!!!!!」

てれび「はい」


ヒョーゲン「……まったく…珍しいわねぇ…
てれびがここまで人に心を許すなんて」

にじ「本当に雰囲気似てるもんねー!!!!!!!!」

ヒョーゲン「そうね………
でもあの姉妹………………眷属分体よね?
まともな錬金術師のところの………」

タイフーオ「多分そうでしょう………………
くすくす……なんともまぁ…色々居るわねぇ
……集まってるのかしら?
あなた…もしかして“呼ばれた”の?」

ホワイトちゃん「…? なにがでしょうか?」

てれび「…タイフーオ
このコにはじかくがないようです
いみもなくせんさくするのはやめるのです」

タイフーオ「…くす…
ごめんなさい……悪い癖…」

ホワイトちゃん「??」

49名無しさん@避難中:2018/01/14(日) 00:53:35 ID:sZQY7OsMO
―――

ガタン… ゴトン… ガタン… ゴトン…


ルミ「ほぉ………これは………なかなか」
パシャッ! パシャッ!

ハイゼン「う…うぅ……揺れる……気持ち悪い…」



てれび「コッチコッチー!!!!」
よじよじよじ

ブラックちゃん「キャハー!!!!!!!!!」
ギシッギシッ

ヒョーゲン「そ…そこは荷物置き場よ! 勝手に登ったらダメですわ!」

にじ「わ〜〜い!!!!!」
よじよじよじ…

ヒョーゲン「って…混ざってんじゃないわよ〜〜〜〜!
にじ〜〜〜〜〜!!!!!!!!!」
ズーン!!!!!!!!




てれび「な…なんと!!!!!!!!
ま…まさか50mのチンアナゴをやっとたおしたと思ったら…
ぜんちょう1000mのチンアナゴがあらわれるなんて!!!!!!!!?
こんなのどうやってたおすのですか!!?
どうしゅうしゅうをつけるのですか!!!!!!?
な…なんというスリル!!!!!!!!!!!!!!!」
ペラッ!! ペラッ!!

ホワイトちゃん「……このご本…すごくタメになる…!
まさかエジプトのスカラベが毎年8月に島根の道端に落ちてるウ○コを食べにくるなんて…!
エジプトと島根を繋ぐクソロード…! メモしなければ…!」

きゃいきゃい


ガタン…ゴトン…ガタン…ゴトン…


うさぎ「…ぴょぉ〜…でんしゃ…」

チロリーン「電車か…乗るのは久々だね

サナバー「前に乗ったのはもう一年は前かのう
フーリャンが魔力を封じられて…それを解除するためにチロリーンちゃんの故郷に向かった時だったか」

チロリーン「………あの時はなんだか…旅をしてるみたいで楽しかったな
また皆…集まって電車に乗れるといいな」

うさぎ「ピョ…」

サナバー「うむうむ
その第一歩にまずはエンデリル君じゃな
はてさて…まだかのう」

ヒョーゲン「…そろそろよ
もう少ししたら到着……駅を出たら目と鼻の先に…あなた達の仲間の人間…エンデリルの居る『無限道場』に着きますわ」

サナバー「無限…道場……」

ズィ
エンカ「無限道場!!!!!!!! 拙者も噂はよく耳にしているでござる!!!!!!!!!!!!!!!!
最近になって復活した由緒正しい剣の道場と!!!!!!!!!!!
師範の無限刀火はその名こそまだ世に轟いてはいないが…その実力は本物と聞く!!!!!!
うぅむこれは一度お手合わせを願わねばならんな!!」
むんッ!!!!!!!!!

シンキ「オヤオヤそれは残念デゴワススネ〜〜
その無限刀火は今は道場には居ないでゴワス」

エンカ「なに!!!!!? 外出中か!!!!!!!!!!!?」

にじ「外出中ってか行方不明中だよ〜
この前まで帰ってたんだけどねぇ………」

エンカ「そうでござるか…残念でござるな…
………同じ武人同士…気が合いそうでござったがな…」

タイフーオ(………違う部分で気が合いそうだけど………くすくす…)

ヒョーゲン「…おっと……到着ですわ」



プップ〜〜〜〜〜〜〜………
ぷっしゅーーーー…………

ガココココココ…ゥウゥーン…………

50名無しさん@避難中:2018/01/16(火) 23:09:03 ID:Ppwn2GN.O
バンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ウソニ「ここが無限道場か」

ルミ「結構質素ですね」

エンカ「質素というより 風格あれ……ややッ!!!!!!!!!!!!!!!
この道場の隣の…あの建物は!!!!!!!?」


ドンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ピッカァ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜…!


ビラコ「ピッカピカですよぅ〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!」

ブラックちゃん「キレーダナーー」

チロリーン「黄金の家………派手だね…」

ツバメオー「あの家は確か派手派手おばさんの家だったね
イジり甲斐のある人だったけど 今日はいないの?」

にじ「今は留守でごわす!!!!!!!!!
仕事かなんかで町の外に行ってるよ!」

ギル「町の外って…
あの方は混血のようでしたが……大丈夫でしょうか」

てれび「さぁ
しかしよくまちのソトにでているようなので おそらくなれているのでしょう」

エンカ「…ふむ!
…このような家に住む女性か……
さぞイイセンスをしていような…
せっかくだからお近づきになりたかったでござるなぁ」

ツバメオー「センスわりーな……おっさん……」


ゴォォォォォ…


―――…

コソ…ば〜〜〜ん!!!!!!!!
オリジョーナ「な…な…! まさかあいつらがまたこの町に…!?
それに…」



ドンッ!!!!!!!!!
エンカ「ござる〜」



オリジョーナ「今日はあの御仁までいるのだし…!!!!!!!!!!!!!
あぁ…ミーの王子様…!!!!!!!!」
ぷるぷる…

《※オリジョーナはチョロいおばさんなので かつて少しばかり褒められただけでエンカに惚れてしまっています
詳しくは死んで蘇る なんとかファイト(http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/3274/1426247063/)あたりを参照》


オリジョーナ「ハ…ハァ…ハァ……
ミ…ミーもお近づきに…なりたいのだし…!
こ…ここで顔を出せば………い…いや!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガバッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ドキドキドキドキ…!
オリジョーナ「は…恥ずかしくて出れないのだし…!!!!!!!!
き…嫌われたら…!!!!!!!!!!!!」
ドックン…ドックン…!

《オリジョーナはウブだった……》


―――

サナバー「…隣の変な家より……まずは道場のエンデリル君じゃ
入っても良いのかのう」

ギル「インターホンを押してみましょう」
ポチ…

ギャヴォオォオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
メリメリメリヤァァァァァァァァッッッスォッッしぇいなッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ぱるぱるヴォナ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
メェーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


チロリーン「インターホンうるせ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぞ〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー「彼方の声じゃねーか…」

ギル「…さて…」


しぃん……


ヤンデル「…あれ……反応がない…」

もみーの「お留守かな?」

ギル「…うーむ…勝手に入ってもよろしいでしょうか…」



??「あれ? お客さん?」

51名無しさん@避難中:2018/01/16(火) 23:43:18 ID:Ppwn2GN.O
ギル「…おや! あなた方は!!!!!!!!!」


ババンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ウマミ「いま道場には誰もいないよ……って! あ!!」

プリンムシ「おやおや!! あなた方はネアメ・ルートの!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

シヌカ「初めましてですぅ」

イチモシ「は…半分は初めましてじゃないですよ…シヌカさん」

ジュリー「わーお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
これはピッチピチのギャル達だねぇ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
じゅるり!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー「無限道場の門下生の奴らじゃん
あれ…でも数が少ないヨ」

ウマミ「あぁ
ガムはいま学校で補習の最中だよ」

ギル「あの…彼方殿はどちらに?」

プリンムシ「いまエンデリルさんを車椅子に乗せて日課の散歩中ですよハイ
もしかして皆さん…今日はエンデリルさんの件で…?」

ギル「えぇ…エンデリルさんを目覚めさせるキーとなる方を連れてきましたが…」

うさぎ「ピョイィ〜〜〜〜〜…エンぴょんいないピョオォー…?」

ウマミ「本当に!!? 良かったね!!!!!!!
それなら道場の中で待っ…………
……………!!!!!!?」
ハッ…!

チロリーン「?」

ウマミ「…………え…!?」
じっ…

ドキッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ジュリー「え!!!? 俺を見つめてどうしたの…!!?」
ドキ…ドキ…!


ビラコ「どうしたですかね………あらら?!」

シヌカ「あうーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あう!!!!!? あうあう!!!!!!!!!!!!!
あうん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

ビラコ「あう〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
あうあうあう…あうーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ばーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ガバッ!!!!!!!!
シヌカ「あうあ!!!!!!!! あう!!!!!!!! あう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あ!!!!!!!! うんーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ビラコ「あうあうあーーう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あうあう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! あうーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガシッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギュッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


サナバー「なんか謎の言語で語り合ったあと突然抱き合った!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぞーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー「そういえば…知り合いだったな」

ハイゼン「え! そうなんですね! そういえばなんか似てるような…」

ビラコ「シーちゃん!!! シーちゃん久しぶりですねぇ…!
大きくなったですよう!!!!!!!!!!!!」

シヌカ「あう! やっぱりビラコちゃんですぅ
私…大きくなったですぅ 特に…リボンが昔より3倍増しですぅ」

ビラコ「やっぱりそうだったですか! 赤いからそんな気がしたですよ♪
速そうですよ☆」

シヌカ「でも頭にせっとするのに3時間掛かるですぅ
でも…元気で良かったですぅ 心配してたですぅ
会うの…20年ぶりくらい?? ですぅ…?」

ビラコ「そんなに前だったらシーちゃんまだ生まれてないですよう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
二十五半世紀ぶりくらいです?」

シヌカ「そうだったですぅ」


プリンムシ「普通に4年ぶりといってはどうでしょうか ハイ」

ツバメオー「会話がさっそく意味わからねーヨ…」
ズーン…

52名無しさん@避難中:2018/01/17(水) 00:27:56 ID:TC/7sVM6O
ルミ「失礼します
お二人はどういう関係ですか?」

シヌカ「あう?
私のパパのお嫁さんの私のママを産んだママのママと同じママから生まれてきたママのお姉さんの子供がビラコちゃんですぅ」

ルミ「えーっと……つまり……いとこ…と…」

プリンムシ「言い回しがややこしすぎますよハイ…シヌカ」

シヌカ「あう?」

ホワイトちゃん「ビラコ姉様のいとこの方ですか
優しそうな方…」

ブラックちゃん「シヌカオネーチャンダー!!!」

シヌカ「あう?! 小さい子達……今ビラコちゃんの事をお姉ちゃんって!!!!!?
あうー!!!!!!!!!!!! ビラコちゃんの新しい妹ちゃんです!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

ビラコ「違うですよう
でも 妹みたいなものですよ♪」

シヌカ「やっぱり妹ですーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
こんにちはですぅ!!!!!!!! 私ビラコちゃんのママのママと同じママから生まれてきた私のママの子供のシヌカですぅ!!!!!!!!!!!!!!!!
ビラコちゃんの妹なら私の妹みたいなものですぅ」

ホワイトちゃん「え…えぇと…」

プリンムシ「シヌカ よく聞いて
この子はあなたのいとこのビラコさんの本当の妹ではなく…
そうですね…杯を交わし義姉妹の契りを結んだ仲…という事ですよ ハイ」

ツバメオー「説明がしぶすぎるだろ…」

シヌカ「そうだったですぅ?
でも 同じようなものですぅ よろしくですぅ」

ホワイトちゃん「はい シヌカ姉様」
アクシュ

シヌカ「かわいいですぅ
あう? それならビラコちゃんの本当の妹のしゅえちゃん……しゅえいやちゃんはどうしてるですぅ?
元気に同じ所で暮らしてるですぅ?」

ビラコ「…」

もみーの「……先生…」

ビラコ「しゅえいやちゃんは………」


ビラコ「元気ですよ♪
みんなで一緒にネアメで暮らしてるです♪
また一緒にシーちゃんに会いに行くですね♪」

シヌカ「良かったですぅ
ビラコちゃんいつもいつもしゅえちゃんが大好きで仲良かったですぅ
私もしゅえちゃん大好きですぅ
またみんなで会いたいですぅ」
ニコー

ビラコ「……そう…ですね…♪」

ツバメオー「…お姉さん」
ギュっ…

シヌカ「ビラコちゃん
私むかしから不器用で弱かったですけど…
このコトコトで…無限道場で変わったですぅ
昔からビラコちゃんに迷惑ばかりかけてたけど…もう…」
ぐっ… ガッ!!!!!!!!

シヌカ「……あう?!」
ヨロッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ヌギィィーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
シヌカ「パンツが脱げて足に引っ掛かったですぅ〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
よろ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!


エンカ「えーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブブシューッ!!!!!!!!!!!!!!!!


シヌカ「あう〜〜〜〜〜〜〜〜〜……あうぅ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ダダンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「堪えた!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ビラコ「そいッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
スンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ツバメオー「そしてお姉さんが間髪いれずパンツをあげて直したーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
手慣れすぎーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


シヌカ「あう………言ったそばから…」

ビラコ「でも……倒れず堪えた…
パンツも全部ずり落ちなかった……
確かに成長したですよ……シーちゃん…」
ギュッ…!!!!!!


ツバメオー「成長の判断基準そこかヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぞぞーん!!!!!!!!!!!!!!!!

53名無しさん@避難中:2018/01/17(水) 01:41:41 ID:TC/7sVM6O
プリンムシ「さて どうです? そろそろ道場に入っては…」

ウソニ「…待て…
向こうも何か様子がおかしいぞ」

プリンムシ「え…?」


オオォ…

ウマミ「……!」
じー…

チロリーン「…?」

ジュリー「ど…どうしたんだい!!!!!? さっきから俺に熱い熱視線を送ってさ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

ウマミ「……! ………っ!」

イチモシ「ウマミさん…?」

プリンムシ「ウマミ………何を……
…! …まさか……! この人…!」


ゴゴォォォォォォォォォ…!

ウマミ「………あ…! ああぁ…!!!!!!!」
ガク… ガク…
つー………

チロリーン「な…涙!!!!!!!!?
ちょ…おい!!!!!!?」

ジュリー「も…もしかして俺に惚れちゃった!!!!!!!!!!!!!!!!?
惚れすぎて涙を!!!!!!!!!? こっ…困っちゃうなぁっ!!!!!!!!//////」
ドキドキ…


ウマミ「……あ………会いたかった………!
うち様の………うち様のっ…!」
ダダッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ジュリー「!!!!!! な…なんて積極的な子だ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
おいで!!!!!!!!!!!!!!!! 俺の胸の中に…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぐわッッ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ウマミ「蒼の勇者様ーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドカーーーーーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ジュリー「あばッぷばーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガッシャーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ガラガラガラガラガラガラァ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

エンカ「ジュリー兄さーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ずぞーーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ガガシィッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
チロリーン「…え!!!? ……え…!?」

ウマミ「勇者様ぁ………!」
ぽろぽろ…

チロリーン「ちょ………い…一体…」

プリンムシ「す…すみません
ウマミはかつて青い髪をした勇者に命を救われた事があるらしいのですハイ
し……しかし………あなたは確かに髪が青いですが…
勇者だなんてそんな……ねぇ…」

チロリーン「いや
私様は勇者だよ」
す〜〜ん

プリンムシ「本当に勇者だったーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズココーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ウマミ「やっぱり…! やっぱり…!
う…うち様…! あんたみたいになりたくて…!!
うう…! ううっ…!」

チロリーン「……………」

しぃん…



てれび「…とりあえず みちのまんなかでながいことこんなことしててもめいわくになるかもしれないので はやくどうじょうにはいりましょう」
スーン…

ヒョーゲン「…てれび………クールね………私より…」

54名無しさん@避難中:2018/01/17(水) 02:36:18 ID:TC/7sVM6O
――― 無限道場内…

チロリーン「そうだったのかい…
私様が昔にあんたを助けた事があると…」

ウマミ「う…うん……はい
私の生まれた村……null村が悪い奴らに襲われた時に…」

チロリーン「…null村……ポ地方の村か…覚えてるよ
魔反会が盗賊団に見せかけて魔法使い殲滅部隊を送った時があった
その時にネアメの部隊と一緒に戦ったな
そうか あの時の」

ウマミ「…武器を持った大人達に追われて…凄く怖かったのを鮮明に覚えてる
でもそれ以上に…私を助けてくれた勇者の姿は…もっと記憶に残ってる…
嬉しかった あの時の姿は…輝いて見えた
本当に格好よくて……本当に勇者みたいだった
ずっと…うち様はお礼がいいたかったんだ…
……ありがとう」

チロリーン「…///
………いや………当然の事をしたまでだよ
困ってる人を見たら助けるのは勇者として当然の事だから…」

ウマミ「……っ」
パァァァ…

プリンムシ「…ウマミ…! 良かったですね ハイ!!!!!!!!!!!!
本当にすごく…いい人で格好いい人じゃありませんか!!!!!!!!!!」

ジュリー「やはー!!!!!!
良かったねぇチロリーン! 君の先祖としても鼻が高いよ〜
やぁ君達!!!!!!!! 俺はこの誇り高い勇者であるチロリーンの本当の先祖なのさ!!!!!!!
だからチロリーンの代わりに俺に惚れちゃってもいいよ!!!!!!!!?
君達のようなJKちゃん達はいつでもウエルカムさッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
きゅぴぴ〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!

サナバー「やめいジュリー…
チロリーンちゃんの株が落ちるぞい」

ジュリー「ひ…ひどい!!!!!!!!!!!!!!!!」
そぉーん!!!!!!!!!!!!!!!!


プリンムシ「我々はずっと話にしか聞いていませんでしたが
ウマミのあなたへの感謝…憧れは本物ですよハイ
ウマミがこの無限道場に居るのも…あなたへの憧れからですしハイ」

チロリーン「そ…そうなのかい」

ウマミ「う…うん
あんたみたいに強くなりたくて…
誰かを助けられる…守れるような強い勇者になりたくて…!
だから無限道場に…!」

チロリーン「そうかい…
お前さんのキッカケになれて嬉しいよ
でも……私様はそれだけだ 本当にただのキッカケにすぎない
『誰かを守れるように強くなりたい』…そう思って実行したのはお前さんの意志だ
それはね…なかなか出来る事じゃない
その時点でもうお前さんは立派だよ
きっといい勇者になれる
誓ってもいい!」
ニコッ!!!

ウマミ「…!」
ドキ…

シヌカ「良かったですぅ ウマミちゃん」

ウマミ「う…うち様…!
見てもらいたい!!!!!!!!!!!!
うち様がこの無限道場に磨いた力を!!!!!!!!!!!!!!
憧れの人のまえで!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バンッ!!!!!!!!

みんな『!!!!!!?』

ウマミ「誰かうち様と模擬試合してくれるやつ居る!!!!!!?」

シヌカ「じゃあ私がやるですぅ
私もビラコちゃんに見てもらいたいですぅ」

ウマミ「よーしやるか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

プリンムシ「本気ですか!!!!!!? 仕方ないですね…」

55名無しさん@避難中:2018/01/17(水) 02:49:34 ID:TC/7sVM6O
そして…


バンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

プリンムシ「試合は1本形式…先に取った方が勝ちですよ!!!!!!!
二人とも正々堂々!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ウマミ「おー!!!!!!」

シヌカ「あう!!!!!!」



ツキ「ヤッテヤレデスー!!!!!!!!!」

ギル「なんか…流れで始まりましたね…」

てれび「まぁよきょうのようなものなのです
せっかくなのでみてあげるのです」

エンカ「うむうむ
せっかくでござるからな JKの組んず解れつが見れるチャン……いや
無限道場の技を見れるチャンスでござる」

ジュリー「ふふふ
あのウマミちゃんってことは言うなればチロリーンの弟子みたいなものだね
見守ってあげよう」

チロリーン「弟子は言い過ぎだよ
まぁ…こっちも勉強させてもらうよ」



ゴォ〜〜〜〜〜…

ウマミ「…」

シヌカ「…」

プリンムシ「…それでは…模擬試合………始め!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



シュババッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ウマミ「ヒョーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ヒョ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《荒ぶる鷹のポーズで剣を構えるウマミ》



チロリーン「」



シヌカ「あう…あう…」
よろよろ


ルミ「試合開始早々ウマミ選手は変なポーズ!!!!!!!!!!!!!!!!
シヌカ選手はなんだか木刀が重そうだーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バンッ!!!!!!!!!!!!!!!!

ヤンデル「急に実況を!!!!!!!!!?」



ウマミ「ヒョーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ヒョーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

シヌカ「あうあう」
よろよろ…フラフラ…



ルミ「試合開始早々膠着状態だーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
果たしてどちらから仕掛ける!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」


ウマミ「ヒョヒョーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
トントントントント〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



ルミ「しかけたのはウマミ選手!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
荒ぶる鷹のポーズのまま…ケンケンでシヌカ選手へと向かっていくーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

チロリーン「」



ウマミ「ヒョヒョヒョロローーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぐるぐるぐるぐるぐるぐる!!!!!!!!!!!!!!!!



ルミ「あぁっと!!!!!!!! ウマミ選手…動きに回転を加えたーーーーーーーーーッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
これわ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!??」

プリンムシ「ウマミの超必殺技『荒ぶる鷹の旋回突撃』ですハイ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ルミ「いきなり超必来たァァァァァ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
わぁぁぁッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

チロリーン「」

56名無しさん@避難中:2018/01/17(水) 02:59:10 ID:TC/7sVM6O
ウマミ「ヒョオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぐるぐるぐるぐるーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



ルミ「ウマミ選手どんどん間合いを詰めるーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
心なしかスピードがどんどん速くなっているようなーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

エンカ「回転の勢いでスピードを底上げしているのか!!!!!!!!!!!!!!!!
とてもJKの出すスピードとは思えん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
これは…まさか凄い技なのでは!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

ルミ「まさかのプロからの高評価ーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
どうなる!!!!!? どうするシヌカ!!!!!!!!!!!!!!!!?」



ぐぉオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ウマミ「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴゴォ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

シヌカ「!!」

ピタァ…
ウマミ「…ギモヂワルイ…」
げそー…


ルミ「止まったーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
自身の回転に酔い自滅ーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

みんな『ズコーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ドンガラガッチャ〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



ウマミ「ハァ…ハァ………たんま……」

シヌカ「はいですぅ」






しーん…







ウマミ「……よし!!!!!!!!!!!!!!!! 行くぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
グォ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ルミ「うぉ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッと!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
談合の後の休憩を経てウマミ選手復活!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
そのまま普通にシヌカ選手に切り掛かるーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ビラコ「シーちゃん〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」



シヌカ「あう……あう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ガクッ…ドサァーッ!!!!!!!!

ウマミ「えいっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
スカ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ルミ「シヌカ選手 避けた!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
い…いや!!!!!!!! 転んだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


シヌカ「あう…パンツが…」


ルミ「シヌカ選手 パンツがずれた事で転んでウマミ選手の攻撃を回避したーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
何と言う幸運だーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

チロリーン「」

57名無しさん@避難中:2018/01/17(水) 03:19:05 ID:TC/7sVM6O
ウマミ「くっ…運のいいシヌカめっ!!!!!
だけどこれでおしまいだ!!!!!!!!!!!!!」
ヒュバッ!!!!!!!!!!!


ルミ「あぁ!!!!!!!! ウマミ選手気を取り直して再びシヌカ選手に切り掛かるッ!!!!!!!
今度こそ終わりかーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」



シヌカ「あう…」

ウマミ「あああああああああああッッッ…………ぅあ!!!!!!!!!!!!!!!??」
ガクッ!!!!!!!! …よろぉッ……スカカッ!!!!!!!!!!!!


ルミ「なんと!!!!!!!? ウマミ選手も転倒……攻撃を外した!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
これは…………アァッ!!!!!!!!!!!!!!!!」



バーンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ずる〜〜…


ルミ「ウマミ選手のパンツもズレてしまっているーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ウマミ選手まで自分のパンツに足を引っ掛けて倒れた模様ーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
これは一体!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

プリンムシ「出ましたね…
シヌカの超必殺技…『コメイージーパンティ(無意識のパンティずらし)』!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
シヌカは自分のパンツずれを相手に見せる事で相手の深層意識に『パンツはすぐズレるもの』であるという認識を刷り込みパンツをズラすのです
ハイ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドドンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ルミ「なんとシヌカ選手の超必殺技だったァァーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
理屈はよく分かりませんがとにかく凄いぞぉ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ババ〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!


どて〜〜〜〜ん!!!!!
ウマミ「あいつつつ…!
…くっそぉ〜…やったなぁ! 憧れの人のまえで恥ずかしいことしちゃったよ!」

シヌカ「あう…」

ウマミ「悪いシヌカには…こうだ!!!!!!
こちょこちょこちょこちょこちょこちょ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
わしゃわしゃわしゃわしゃ

シヌカ「あ……あう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あ…あひゅー!!!!!!!! あひゅひゅひゅひゅ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
こしょばしいですぅ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ウマミ「こちょこちょこちょこちょこちょ!!!!!!!!!!!!」

シヌカ「あひゅ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!
…お返しですぅ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
こしょこしょこしょ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ウマミ「にゃはははははははは!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ババッ
プリンムシ「こ…こら!!!! ちゃんと試合しないとダメじゃないですかハイ!!!!!!!!!!!!!!!!」

ウマミ「はははは……し…してるよ!!!!!!!!!!!!!!!!
よぅし…じゃあプリンムシも参加しろよ!!!!! イチモシも!!!!!!!!!!!!!!」
ぐい!!!!! ぐぐい!!!!!!!!

プリンムシ「わぁ!!!!!?」

イチモシ「やぁぁ!!!!!!!!」

ウマミ「こちょこちょこちょこちょこちょ!!!!!!!!!!!!!!!!」

シヌカ「こしょこしょこしょこしょ!!!!!!!!!!!!!!!!」

プリンムシ「う…うひひーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

イチモシ「い…いや〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

キャッキャッ……
ごちゃごちゃ…


エンカ&ジュリー『組んず解れつキターーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ハぁぁぁぁン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



チロリーン「…………どうコメントすれば…いいんだ…」
ズズーン…

ツバメオー「…………笑えば…いいと思うヨ…」
もう

58名無しさん@避難中:2018/01/17(水) 20:43:57 ID:TC/7sVM6O
―――…

カラカラカラカラ…
??「…よーし 着いたぞ………ん?」

キャーキャー!!!
ドッタンバッタン!!!

??「…なんだ? おいおい…」

―――

ドタバタ!!!!!!

ウマミ「このこのこのっ!!!!!!!!
よーしお前もこちょこちょだー!!!!!!!」

ブラックちゃん「キャーハハハー!!!!!」

ツキ「キャーー!!!!!!」


ビラコ「あらぁ!!!! 楽しそうですねぇ!!!!
私達も混ざりましょうホワイトちゃん!!!!!!!!!」

ホワイトちゃん「え…えぇ…!?」

ビラコ「それそれっ!!!!!!! ぬるぬるチンアナゴだぞう!!!!!!!!!!
必殺のファイナルGこちょスパーク!!!!!!!!!!!」
こちょこちょこちょこちょこちょこちょ!!!!!!!!!!!!

ホワイトちゃん「ビ…ビ……ビラコ姉様ァ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
イ…イ〜〜〜〜ッッ…ヒヒヒヒィヒィ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!」


シンキ「楽しそうでゴワスねぇ〜〜〜〜!!!!
こうなったら!!!!!!!!!! こちょこちょ一筋50年!!!!!!!!
こちょこちょ名人のローパーさんにお出でいただきマショー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ボボンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ローパー「ヌルヌール!!!!!!!!!!!! ヌル!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
しゅるるるるァァァァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

シュパァーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ハイゼン「ひやあああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ガシィィィィッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ルミ「あらーーーーー!!!!!!!!!」

ローパー「ヌルヌルヌールー!!!!!!!! ヌルッ!!!!!!!! ヌルッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
ワサササササササササササッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ハイゼン&ルミ『ひぎィィィィィィィィ〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
キラァァァァ…!


エンカ&ジュリー『Victoryyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyーーーーーーーーーーーーーーッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ガターッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー「いやちょッッ!!!!!!!!
絵面がやべぇヨ!!!!!!!!!!!!!!!! こちょこちょじゃねーだろアレーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ずぞーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

シンキ「大丈夫でゴワス
あのローパーは全年齢向けでゴワス」

ツバメオー「嘘だろ!!!!!!!! 絶対嘘だろ!!!!!!!!!!!!!!!!」


エンカ&ジュリー『もっとやれもっとやれ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』


ローパー「ヌル?!!!!!!!!」
シュシュッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ガッシィィィィ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
エンカ&ジュリー&ギル『ァハァァァァ〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ヌルルルーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー「撮影じゃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カシャカシャカシャカシャ!!!!!!!!!!!!!!!!


ウソニ「……もみーの!!! スライムモードだ!!!!!!!!」
ギンッッッ

もみーの「はいっっ!!!!!!!!!!!!!!!!」

サナバー「なに対抗しようとしとるんじゃ!!!!!!!!!」
ぞーん!!!!!!!!

59名無しさん@避難中:2018/01/18(木) 01:24:57 ID:z8Vi27m2O
わーわー!!
ギャーギャー!!
ガシャーン!! ドカーン!!!!!!


ガラララッ!!!!!!!!!!!
彼方「ぉドゥオルァァッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
なにしとんじゃあ人ン家でーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
どど〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ウマミ「あ〜〜〜彼方ぁ!!!!!!!!!!!!!!!!」

プリンムシ「おぉ! お帰りですか ハイ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ツバメオー「彼方!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ギル「彼方殿がお帰りに…!!!!!!
ということはッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

うさぎ「ピョ…! ぉおおおお…!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ぱぁぁぁぁぁぁぁ…………カッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ドンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《眉毛》


ガバーッ!!!!!!!!!!!!!!!!
うさぎ「エンぴょんーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ゴォ〜〜〜〜〜〜〜〜〜…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


バーーンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
エーロレイン「はーい!!!!!!! お姉ちゃんでしたーーーーーー!!!!!!!!!!!」
テッテレー!!!!!!!!

うさぎ「ぴょ!!!!!!!!!!!!?」
がっしぃ〜〜〜〜〜ん…!!

ギュギュッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
エーロレイン「おぉ〜〜〜〜〜〜〜〜〜ぅ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! うさぎちゃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
このエーロレインの将来の妹ちゃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
かわいいなぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 元気で良かったにゃーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
スーリスーリスーリ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

うさぎ「ぴょぶぶぶぶぶっ!!!!!!!!!!!」


サナバー「むっ……あの人は…エンデリル君のお姉さんの!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

エーロレイン「おぉ!!!!! 君は確か! サナバー君だったか!!!!!!!!!!!
元気で良かったな!!!! そしてそこの君は…チロリーンさんであるな!!!!!!!!!!!!!!!!
ジュリーさんも……相変わらずイイ骨格であるな!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! はっはっはっはっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
うーむ!!!!! 無い胸が騒いだので気まぐれに無限道場に来てみたが 正解だったようだな!!!!!!!!!!!!!!!!
やはりこのエーロレインのジャーナリスト嗅覚は一流であった!!!!!!!!!!!!!!!! はっはっはっはっ!!!!!!!!」

チロリーン「……ははっ…!
エンデリルのお姉さん…! あんたも変わらないみたいじゃないかい…!!!
さすが姉弟…! あんたを見てると元気な時のエンデリルの騒がしさを思い出すよ…!」


ルミ「エーロレイン先輩!!!!!!!!!!!」

エーロレイン「おぉルミ!!!!!!! 君も来ていたのだな!!!!!!!!!
どうだ!? 今も元気にパパラっているか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

ルミ「はい!!!!!!!!!!!!! パパリまくってます!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
むしろもうパパラッチというか…ジジラッチですよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

エーロレイン「そうか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
そこまで来たらホネラッチまで目指すべきだな!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ツバメオー「ッチッチッチッチうるせーな!!!!!!!! たまごっちかヨ!!!!!!!!!!!!!!!!」

60名無しさん@避難中:2018/01/18(木) 01:42:48 ID:z8Vi27m2O
ツバメオー「よすっ!! 彼方元気だった?」

彼方「まぁな………! ってなんだお前!?
パイオツ……無に帰してんじゃん!!!!!!!!
前のクソデカパイオツはどうした!!!!!?」

ツバメオー「へへっ………お前がかわいそうだったから捨ててやったヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

彼方「ツバメオー…!!!
…心の友よっ!!!!!!!!!!!!!!!!
やっぱりうちらは二人で一つ…『究極まな板連合』だぜ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ヒャアッハァァーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガシッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「どんだけ嬉しいんスか!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー「くくく………」
ムシャ…
《↑ザパリ島のメチャツゴイー》

ツバメオー「『まな板連合』!!!!!!!!!!!!!!!!!?
そんなもんは一人でやってろボケが〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ボッイィ〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

彼方「なにゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブボー!!!!!!!!!!!!

ツバメオー「ボクはもはやパイオツを自由自在に可変させる技を持ってるんだヨーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
まぁ?!!!!! オメーが土下座でもするなら!!!!!!!!!!?
その技を容易く行えるこの草を恵んでやってもいいがなーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドドォ〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

彼方「ふざけるなーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
うちはまな板としと…『まな板連合』の総長としてこのパイオツに誇りがあるんだーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
そんなドラッグ紛いの偽乳製造薬をチラつかされた所で!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
簡単に意志が揺らぐうちだーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ペッコォ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ヤンデル「言いながら既にシャイニング土下座を決めてたーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドドーーーン!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー「よーしくれてやろう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
しゃぶりつけーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ムシャムシャムシャムシャアアアアアアアアアアア!!!!!!!!
彼方「」うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおあああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


彼方「そいやーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズモォォォッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「パイオツじゃなくて胸筋が成長したーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぞーん!!!!!!!!

彼方「これじゃない感ーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガーン!!!!!!!!

チロリーン「ナイスバルク!!!!!!!! ナイスバルク!!!!!!!!!!!!!!!!」

61名無しさん@避難中:2018/01/18(木) 02:04:02 ID:z8Vi27m2O
彼方「ハァ……ハァ……」
ぜぇぜぇ…

ギル「…えーっと…あの…彼方殿…
本題に移ってもよろしいでしょうか…」

彼方「あ…あぁ…………
えっと…………………そうか
その人が……『あいつ』の……」

うさぎ「ピョイ!!!!!!!
チィはうさぎぴょん!!!!!!!!!!
エンぴょんのカノジョぴょいぃぃぃ!!!!!!!!!!!!!!!」

彼方「……そうか…
………………無事で良かったな」

ジュリー「それで………エンデリルは」

エーロレイン「…おっと そうだな
ずっと玄関の前で放置していた
………さぁ…エル…」
ス…

カラカラカラカラ…
エンデリル「―――」
スー… スー…

《車椅子に乗せられているエンデリル…
まるで眠っているように…しかし意志が宿っているか定かでない気配で……静かに皆の前に姿を現した…》


うさぎ「エン…ぴょんっ…!」

チロリーン「エンデリル…!」

サナバー「エンデリル君っ…!」

ジュリー「………意識はない……でもいい顔色じゃあないかい…
ここの環境が良かったのかな」

プリンムシ「初めの頃はずっと寝たきりで顔色も悪かったですが
彼方がこうして散歩に連れて行くようになってからみるみるうちに健康そうな顔色になりましたよハイ」

シヌカ「雨の日でパンツが重くなってずり落ちる日も
風でパンツが吹き飛ばされる日も
雪でパンツが凍って粉々になる日も
雷でパンツだけが焼け焦げた日も
ずっと彼方ちゃんがお散歩に連れてってあげてたですぅ」

ビラコ「…新鮮な空気を毎日取り込ませてあげるのは大事な事ですよ
でもそれを毎日続けるのは大変です カナちゃん(彼方)は偉い子ですねぇ」

うさぎ「ぴょ……彼方ぴょんありがピョイィ…」
ペコ…

ふい…
彼方「…………いや……
うちも暇だったから………それだけさ…
…………………」

ツバメオー「…」



エンカ「ふむ…彼も目覚める準備は万全…ということでござるな
さて…例の治療を始めたいところでござるな」

ビラコ「はい
まずはディミリアセンセが測定した数値を見ながらエン君(エンデリル)の今の状態を診断してみるです
エン君をベッドに運ぶですよ」

エーロレイン「それならこっちだ!!!!」


ざわざわ ガタガタ…


ヒョーゲン「………わたくし達…ここに居ても良いのかしら…」

てれび「おもしろそうなので もののてんまつまでみまもりましょう」


わいの わいの…
ざわざわ…



彼方「……………
………良かったよ

……………最後に散歩が出来てさ………
………予感が…してたんだ……」
ぐぐ…


ツバメオー(………………彼方…)

62×エンデリル「 ○亀「:2018/01/18(木) 03:15:33 ID:z8Vi27m2O
―――

ピコ… ピコ… ピコ…

ジジジーーーー…

キュピピピピピピ…


ペラ…
ビラコ「………ふむ…」

ギル「どうでありますか!? エンデリル殿の状態は!!!!!!!!」

ペラペラ…
ビラコ「そうですね……色んな機械を使って計測しましたけど
ほとんどの数値はディミリアセンセが診た時から変わりがないですよ
………ただ…」

ヤンデル「た…ただ……?」

ビラコ「ただ……脳波が…! 前と反応が違うです…
これは……明らかに脳が活発化してる動きです!!!!!!!!!!!!!」
バンッ!!!!!

サナバー「なんと!!!!!!!!!!」

ウソニ「それは何故ですか」

ビラコ「……多分……刺激…!
………外部からの………そう…! 声…!
……エン君は既に…“声”に反応してるものと思われるです!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

エーロレイン「な…なに!!!!!!!!!!!
それって……」

ギル「きっとチロリーンさん達でありますよ!!!!!!!!!!!!
チロリーンさん達の声はエンデリル殿にもう届いてる!!!!!!!!!!!!!!!!」

サナバー「…エンデリル君…!」

ジュリー「へへへ…! やっぱり覚えててくれてるんだなぁ…!
どんな状態になろうともさ…!」

ルミ「も…もっと呼び掛けましょう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
エンデリルさん……皆さんが来ていますよ!!!!!!!!!!!!!!!!
エンデリルさんの大切な仲間が!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

チロリーン「エンデリル!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
起きやがれ!!!!!!!!!!!!!!!! 静かなお前はらしくないよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

亀「―――」
ピコン…

サナバー「そうじゃ! 起きてまた…男同士バカをやろう!!!!!!!!!!!!!!!!
わしが人前で素をさらけ出せるのは…エンデリル君しかおらんのじゃ!!!!!!!!!!!!!!!!」

亀「―――」
ピコン…

ジュリー「これから全員集合しようってのに!! 君だけ寝起きじゃあバツが悪いだろう!!!!!!!!!!!!!!!!
今のうちに早起きして!! 逆にフーリャン達に寝起きドッキリでも仕掛けようぜ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

亀「―――」
ピコン…

しん…


ツバメオー「…お…起きないの…?」

ビラコ「…確かに反応はありますけど…覚醒には至らないです…
もっと……もっとエン君の意識に強く呼び掛ける…“声”が必要です!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ギル「…………それは……やはり…!!!!!!!!!!」

チロリーン「…うさちゃんだ!!!!!!!!!!
エンデリルを覚ましてやれるのはうさちゃんしかいない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
うさちゃん…なんでもいい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
エンデリルに言葉を…―――」


スー…
うさぎ「………エンぴょん――――」
フッ……………


チロリーン「え――――」








ふわぁ……


chu…………<3


http://download1.getuploader.com/g/sousaku_2/1158/IMG_20180118_030735~01.jpg





みんな『―――――――』




みんな『ええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ブブブーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
カカーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

彼方「………………!!!!!!!!!!!!!!!!」






ピコ… ピコ…… ピコココォンッ…!!!!!!!!!!!!!!!!

亀「――――ッ」
ドクンッ…!!!!!!!!!!!!

63名無しさん@避難中:2018/01/18(木) 21:37:38 ID:z8Vi27m2O
ウマミ「きゃ…きゃやぁぁぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
キッスしたァァ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

プリンムシ「えええええええええええええええええええええァハハァイハイアィハァイハァ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブブーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

チロリーン「う…う…う……うさちゃん…!!!!!!?
な…なにもこんな人前で…!!!!!!!!!!!!!!!!」

ジュリー「じょ…情熱的だなぁ…!」

ヒョーゲン「は…破廉恥ですわぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

てれび「ふっ
わかいな」

タイフーオ「………………………………」


ビラコ「こ…これは…!」



ピコン…ピコン…!
ビットコイーーーーーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ビラコ「の…脳波が…急激に活性し始めたですよ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

みんな『なにーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ガターッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ヴンヴンヴンヴンヴンヴンヴンヴンヴ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ヤンデル「う…うわーーーーーーっ!!!!!
機械が物凄く動いてる…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ツバメオー「い…今のチューの影響かヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

エンカ「そりゃあ健全な男児なら女の子にチッスされたら元気になったりもするでござろうが…!
このムッツリすけべーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ばーん!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「…いや…! そういうことではなく…!
やはり…うさぎ殿の声が!!!!!!!! 温もりが!!!!!!!!!!!!!!!!
エンデリル殿の意識を呼び起こしたのですよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
…奇跡…! 愛が起こした奇跡ですよーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

わぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

彼方「…」



ビラコ「…皆さん静かにっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ビッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

みんな『!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』

しぃん…



ピコーン… ピコーン… ピコーン… ピコーン…


亀「―――」
しゅー… しゅー…


ピコン… ピコン… ピコン… ピコン…

亀「――…っ」
スゥ…… ハァ…… スゥ……




ぐぐぐ………

《微かに震えるエンデリルの瞼…! そして…!》


ぐ………

亀「……………ん………
…………………………………ぉ…?」



ざわわわッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

64名無しさん@避難中:2018/01/18(木) 22:06:12 ID:z8Vi27m2O
ゴソ…
亀「……ん………ぉ…? なんだ…??
………朝…? いや………僕は確か………
……あ…?! ここは…………って…
えっ!!?」
ビクッ


<●> <●> <●> <●> <●><●> <●> <●> <●> <●> <●> <●> <●> <●>

じじじじじぃぃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜………


ぞーーーーーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
亀「な…何事ーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
至近距離でめっちゃ見つめられてるんだが〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ズズズーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


うさぎ「エ…エンぴょん…」

亀「ぬぇ!!!!!!? うさぎ…だよな…?
ちょっと見ない間にいつの間にイメチェンを…
……ちょっと? ………ん? あれ………」

うさぎ「エンぴょおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガババーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

亀「おばわーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!////
な…なんだよオイィーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カァァァッ…!!!!!!!!!!!!!!!!

エーロレイン「エ…エルゥ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ルミ「エ…エンデリルさん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! うわーーーーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

亀「エ…エロ姉ぇ!!!!!!!? そ…それにルミちゃん!!!!!!!!!!!!?
な…なんで泣いてんだよ…! ぉ…おいうさぎ…恥ずかしいから離せ…!!!!!!!!」

サナバー「バカヤロぅーーーおぉぉんっっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
嬉しいから泣くんじゃア!!!!!!!! 嬉しいから抱き着くんじゃあ!!!!!!!!!!!!!!!!
しばらくそうさせてやれぃ!!!!!!!!!! わしらも泣く!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ジョバァ〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!

ジュリー「そうだよろろろろろろオォォォォォォん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
おはようだぜエンデリル〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ザバーッ!!!!

亀「サ…サニーとジュリーか…? な…なんなんだお前らまで…」

チロリーン「バカデリルごのやろォ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
じんばいがげざぜんなよォォォ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガバッ!!!!!!!!!!!!!
ギュッ…メシャアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

亀「ひ…ひでりーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
メギャ…! メギャ…!

チロリーン「よがっだよがっだァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 本当によがっだなァ〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
メギメギメギメギ…

亀「…―――」


ビラコ「ちょっと待って!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

みんな『!!!!!!?』


亀「―――」
ち〜〜〜〜〜ん…


ビラコ「…………ご臨終です…」

みんな『エンデリルーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ぞ〜〜〜〜〜〜んッ!!!!!!!!!!!!!!!!

65名無しさん@避難中:2018/01/18(木) 23:08:01 ID:z8Vi27m2O
――― そして…

亀「………なるほど…!
つまり僕は虫の息でこの町に“転送”されて……ずっと眠っていた…と」

ギル「はい
エンデリル殿…今はあなた方が魔反会施設で戦ったあの日から…もう半年以上経っているのですよ」

亀「半年……!
………想像以上だぜ…!
………そうか………そうか…………」

サナバー「エンデリル君…あの時の事は覚えておるのか?」

亀「うーん………朧だぜ…!
おぼろ豆腐かな? ってレベルで朧だ…
花子っていう魔反会の奴を倒した所までは覚えてるけどな」

ジュリー「ふむ……………
あの時のエンデリルは花子との戦いが終わった時の時点で既にボロボロだったからね
記憶が曖昧なのも仕方ない 今までずっと昏睡状態だったわけだしね」

亀「………しかし…
まさか僕達が世界中の至る所に飛ばされてたなんてよぉ
まぁこうして助かった僕も居る…理由もあるんだろうけど…
………ンで 今の所みつかってネアメと合流してんのはここに居るお前らと……ネアメのアジトに居る…魔反会にサイボーグ化された師匠(発泡スチロール)なのか?」

サナバー「うむ そうじゃ
わしら全員とも……ギル達によって再び引き合わせて貰えたんじゃ」

亀「マジか
あのギルがなぁ! やるじゃねーか!!!!!!!!」

ギル「いやぁ〜」

チロリーン「おいこらエンデリル
お前何偉そうに上から言ってやがんだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
今のギル達はな 色んな事を経験して強く立派になったんだよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
もちろん実力だってお前より強い!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
今のお前と比べて…じゃないよ
前のお前と比べても強いんだよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
弁えろバカヤロー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カカーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「そ…そんなことありませんよチロリーンさん!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズズーン…!!!!!!!!!!!!!!!!

亀「て…てめーチロリーンこのやろう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
一応僕はネアメの中じゃ『伝説の戦士の一人』的な言伝で居るんだろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
お前がそんなこと言ったら格好がつかねーだ狼牙ッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
キシャーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

チロリーン「うるせー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
お前は伝説じゃなくてせいぜい準伝だろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

亀「なんだ準伝って!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ポケ○ンのファイヤーとかそんなのみたいな事かよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
すげーのかすごくねーのか分からねーぜ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


チョンチョン
うさぎ「エンぴょん」

亀「な…なんだ? うさぎ」

うさぎ「皆にお礼言うのが先ぴょ?」


みんな『じーーーーーーーー……』


亀「はっ………ァ……ハイ……
そ…そスね…」
ずず〜ん…



サナバー「うさぎちゃんしっかりしてる…!」

ジュリー「今のであの二人の将来の関係性が見えた気がするよ」

66名無しさん@避難中:2018/01/19(金) 00:40:04 ID:Y/zgkGRMO
―――

亀「え…えーっと……どうもこの度はご迷惑を…」
ぺこぺこ

ウマミ「迷惑なんてしていないよ」

プリンムシ「えぇ 目が覚めて本当に良かったですよハイ」

シヌカ「ですぅ」


亀「え…えっと…僕がいない間も僕の代わりにこの町を守ってくれたみたいで…」
ぺこぺこ

てれび「もんだいありません」

タイフーオ「あなたがいてもいなくても私達だけで十分だから…くすくす…」


亀「…エロ姉 大変な時に心配かけてすまん」

エーロレイン「いいさ
お父さんやお母さんやエラちゃんも喜ぶぞ!!!!!!」


亀「…んでルミちゃんも…ネアメの皆も…
…すまん!!!!!! ありがとう!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ペコッ!!!!!!!!

ルミ「また一緒に仕事出来るだけで嬉しいですよ」


彼方「……」

亀「彼方もありがとな」

彼方「…………別に…うちは……」
ぷい…

亀「ん? なんだよ」

うさぎ「エンぴょん!!!!!!!!!!!!!!!!
エンぴょんはカナぴょんに一番ありがとうしなきゃダメぴょぉー!!!!!!
カナぴょんエンぴょんのためにいつも散歩に連れてってくれたピョイィ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
カナぴょんが一番のオンジン!!!!!!! もっともっとありがとう言うピョイィ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
チィもいっぱいいっぱいありがとう言いたいピョイーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
カナぴょんありがピョイー!!!!!!!! いっぱい大好きピョウゥー!!!!!」
ギュギュッ!!!!!!!!

彼方「…!」

亀「……あぁ………だな…
いま思い出したんだけどよ
僕はずっと眠ってる間…何度も死にそうになった気がするんだ」

みんな『!!!?』


亀「…僕は暗い闇の中で…暗黒のように深く底の見えない沼に浮かんでて…何度も沈みそうになった
多分だが そこで屈して沼へと沈んでいたら
僕はきっと死んでいただろう
……だけど僕は 浮かびつづけた
時々聞こえる声が僕を勇気づけたんだ」

ツバメオー「声って…」

亀「彼方……お前だろう?
お前はきっと何度も僕に呼び掛けてくれただろう
『頑張れ!』…『負けるな!』……『うちが付いてる!』…!
…時には歌を交えながら
聞こえてたぜ お前の声は…歌は 僕の魂まで」

彼方「…っ!!!」

亀「…僕の目を覚ましてくれたのはうさぎだが…
僕を生かしつづけてくれたのは…彼方…お前だぜ
ありがとう 彼方
お前は僕の命の恩人だ …最高のダチの一人だ」
ス…
ぎゅっ…

彼方「………エンデリ…ル…!」

うさぎ「チィもオトモダチ
カナぴょんは…ネコチャンはフーぴょん…ジッチャンやチーぴょんや骨の人やローぴょんと同じくらい大々ダイスキなオトモダチぴょ…」
ぎゅぎゅ…!!!!!!!

わな…わな…
彼方「…………!!」


ガッ… スタスタ…!!!!!!!!!!
彼方「…はっ…!!!!!! 大袈裟なんだよ…!!!!!!!!!
……いいか…おい…エンデリル…!
もう誰も…悲しませんなっ! 心配させんなっ!
分かったな……こんにゃろ…………」

亀「………おうっ!」



ツバメオー「‥」

67名無しさん@避難中:2018/01/19(金) 01:08:49 ID:Y/zgkGRMO
―――

サナバー「…それで今後のことじゃが…
エンデリル君もネアメに連れてったがいいかのう?
まだ安静にした方がいいならしばらくこの町に居させてもらって…また後日迎えに行くというのは」

亀「バァロォサニー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
僕はもうすこぶるブルスコファーブルスコ元気だぜ!!!!!!!!!!?
一緒にネアメに行くに決まってんだ狼牙!!!!!!!!!!!!!!!!
キシャー!!!!!!!!」

ギル「そこんとこどうですかね? ビラコさん」

ビラコ「そうですねぇ
寝たきりだったんで少ぅし筋肉が落ちてるかもですけど ネアメに帰るくらいなら大丈夫だと思うですよ♪
でもあまり無理するとすぐ骨折するかもしれないですけど
むしろ骨折した方が手っ取り早く体を強くしてくれるですから積極的に怪我した方が吉です♪」

ズーン!!!!!!!!
亀「こえーな!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
お前本当に医者かよぉ!!!!!!!!!!!!?」

ウソニ「当たり前だろう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
先生は立派な医者だ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
よくも知らずにバカにするなら準伝と言えどヘッショナする!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
チャキキィッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

亀「な…なんだよ急に!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! こえーよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ネアメの新世代こえーよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
つーか地味に準伝浸透させてんじゃねぇよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズズーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ネコ【フン………よく吠えるオスだな…】
フゥ…

亀「そしてお前はなんなんだよ………」
ぞぞーん…

チロリーン「まぁなんにしても 一緒に帰るんなら手っ取り早くていいな
ふー…なんだかんだうさちゃんからエンデリルまでは…スムーズに済んだね
あとのフーリャン達もすぐ見つかりゃいいが」

亀「…………フーリャンか………
そのことだが………」

サナバー「ん?」



―――

わいわい…


彼方「…」

ツバメオー「彼方…
どうしたんだヨ 一人でそんな隅っこで」

彼方「……………いや………
………………うちは…恥ずかしいやつだよ」

ツバメオー「…なにが?」

彼方「………………うち………………
……エンデリルを……あいつを看病してる時…何故だか少し楽しかったんだ
何故だか分からないけど……あいつと一緒に散歩する時間は………日の光を浴びるだけで満たされた
このままずっと……一緒に居られれば……って…なんかさ…

でも本当は…あぁやって元気になった方がいいに決まってる
分かってる
でも」


彼方「………あの日々が終わるのが……少し惜しいって……寂しいって………
あいつにとって不幸だった日々を求めてしまってたうちは……最低だなって……
…胸が痛いな………これって罪悪感かなぁ
ツバメオー…………」
ぽろぽろ…

ツバメオー「…」



ツバメオー「…わかんない
…わかんないけど……」

ぎゅっ…
ツバメオー「………頑張ったな 彼方」
なで…

彼方「〜〜〜〜〜〜〜……!
う…うぅ〜〜〜〜〜〜〜〜…! うぅぅぅぅ………!!!!!!!!!!」
ぽろ… ぽろ… ぽろ……

68名無しさん@避難中:2018/01/19(金) 01:58:34 ID:Y/zgkGRMO
―――

亀「……うしっ! 着替え完了だぜ」

ババンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
http://download1.getuploader.com/g/sousaku_2/1159/IMG_20180119_011502~01.jpg


うさぎ「エンぴょん格好いいぴょー!!!!!!!!!!!!!!!!」

亀「へっ… しばらく松葉杖が必要ってのがしまらねぇぜ
…ンにしてもなんで僕こんなに髪短くなってんだ?」

ギル「大分伸びた方ですよ
エンデリル殿…一時期は弁髪になってましたからね」

亀「どういう経緯を経たらそうなったんだよ!!!!!!!!!!?」
ズーン!!!!!!!!!!!!!!!!

ジュリー「そんなことより
エンデリル… 君さっきフーリャンの事で何か言ってたけれど」

亀「あぁ…
お前ら…つーかネアメはまだフーリャンの居所を把握出来てねぇのか?」

ギル「は…はい」

サナバー「…ねこちゃんなんかは大体の場所が推測出来るんじゃが…
ローシンちゃんとフーリャンはのう…
フーリャンは恐らくどこかの隠れ家じゃろうが…候補が多くてのう」

亀「…………それならよう
もしかしたら僕の考える方法で特定出来るかもしるないぜ」

サナバー「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

ギル「な…なんですと!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

ヤンデル「そ…それは一体…!!!!?」

チロリーン「おいエンデリル!!!!!!!!!!!!!!!!
みんな本気なんだ! 適当なこと言ったらぶん殴るよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バキィィィィッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

亀「はぶこばッッ!!!!!!!! もう殴られてるぜーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

エンカ「そんな方法があるなら是非とも実行するべきではござらんか!!!!!!!!!!?」

亀「……方法はあるにはあるが…
これには一つ問題がある」

ジュリー「な…なんだい?!」

亀「僕の言う方法が成功すれば間違いなくフーリャンの居場所を特定出来る
だがそれを行えば…魔反会もフーリャンの居場所を特定するかもしれねぇ」

みんな『!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?』
ゴゴゴゴ…!!!!!!!

亀「もしそうなったらその瞬間にフーリャン争奪戦が始まるぜ!!!!!!!
ある意味運だ…! フーリャンの居る場所が魔反会に近かったら…
僕らがフーリャンの元に着く前にフーリャンが魔反会に捕まっちまうかもしれねぇ!!!!!!!!!!!
……………魔法使い達の命運をベットするには少しばかりリスクがあるぜ
どうする?」

サナバー「……ぬう……」

チロリーン「…………どうする…か…
それは私様達じゃ決められないよ
…ギル お前の考えはどうだ?」

ギル「…………」

エンカ「……ギル………拙者達はお前の判断に従うぞ
…お前が決めた事ならば ネアメに残るスパルティー殿達もきっと賛成してくれる」

ギル「…………」

ウソニ「……エンデリル殿の方法を実行し『争奪戦』を始めるか…
これまで通り…地道に探すか…!!」

ギル「…………」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!!!!!!!

ヤンデル「…ギル…」

ビラコ「ギル君…」

ネコ「…………」


オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ…

ギル「…………!」



ギル「………我々の役目は……フーリャン様達を必ずネアメに集める事…
そのためなら…我々は…どんな苦難も惜しまない…!
………砂糖町の戦いの後 皆さんと話したことです」

みんな『………』

ギル「……………エンデリルさんの“方法”を使ってフーリャン様の争奪戦になって……
我々が…どんな不利な状況になろいとも…
我々は必ず魔反会より先にフーリャン様の下にたどり着いて見せる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
我々の役割を全うする時は……今でしょう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
やりましょう!!!!!!!! エンデリル殿!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あなたが示してくれる希望への道標………今ここで見せて下さい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドドンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

69名無しさん@避難中:2018/01/19(金) 02:22:16 ID:Y/zgkGRMO
亀「………お前達の覚悟………受け取ったぜ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
やってやるぜぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

みんな『おぉォ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ざわッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!






しーーーん………




亀「…」

みんな『………』

ギル「………えーっと…それで…何をすれば…?」

亀「すまん
いまは無理だ」

みんな『ズコーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ドンガラガッチャアァー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー「なんだヨそれ!!!!!!!!!!
あんだけテンション上げといて透かすなや!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

チロリーン「テメーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ふざけたら殴るっつたよな〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ドガガァーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

亀「はばァーーー!!!!!!!!!!!!!!!! 蹴ってんじゃねぇか!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドギャーッ!!!!!!!!!!!!!!!!

サナバー「な…なんじゃ? エンデリル君…
なんか足りぬもんでもあるのか?」

亀「い…いや…… “あいつ”がいねーな…
“あいつ”がいねーと僕の言う方法は………」

ツバメオー「あいつ?」




外からウマミ「おー! 帰ってきた帰ってきた!」




ジュリー「ん? どうしたんだろう?」

亀「! まさか…!
よし!!! 皆外へ出るぞ!!!!!!!!!!!!!!!!」
よたたたた…!

チロリーン「な…なんなんだよ!!!!!?」


――― 道場の外

ウマミ「よー!!! お疲れ!!!!!!」

プリンムシ「補習はどうでしたか? ガム」

ガム「イモちゃんとプリンムシさんのおかげでバッチリだったべなす!!!!!!!!!」

イチモシ「良かった…! 一緒に一晩中頑張った甲斐があったね……!」

シヌカ「ですぅ」

ガム「ありがとうだべなす〜
それにしても今日はいつも以上に賑やかたべ? なにか会ったべな?
……あれ?」




バババンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

サナバー「…………へぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
フ………フ………フーリャ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
パクパクパク…!

チロリーン「だ…だけど…フーリャンにしては邪気が一切ない…! べ…別人か…!!!!?」

ジュリー「い…いや……べ…別人というにはあまりにも………」

亀「……僕の予想なんだが
あいつ……ガムはもしかしたらフーリャンの………
いや…今はいいか
………とりあえず……」



ガム「ありゃーー!!!!!!!!!? エンデリルさんべ!!!!!!!!?
元気になったべかーーーーー!!!!!!!!!!!!」

ウマミ「そそ
ガムがいない間に…すごかったんだよ!
お前も見れたら良かったのにね」

ガム「そうなんだべか!!!!!!!!!!!
とりあえず良かったでべすなぁ〜〜〜〜〜」
にぱぁーーー…



ビシッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
亀「…今だ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
誰でもいい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! ガムにセクハラしろ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドーーーーーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

みんな『えーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ブブーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

70名無しさん@避難中:2018/01/20(土) 02:21:27 ID:Kr7TBtesO
ガム「…べ?
いま…セクハラって…?」

ウマミ「いや うち様はウメハラって聞こえたよ」

プリンムシ「格闘ゲームつよそう」

シヌカ「オリヒロじゃなかったですぅ?」

イチモシ「健康になりそう」




ゴゴゴゴゴゴゴ…!!!!!!!!
ざわざわ…

ギル「セ…セクハラ…!?
あ…あの幼気ないガム殿に…ですか!!!!!!?」

亀「そうだ」

ツバメオー「何言ってだこいつ」

チロリーン「本当だよエンデリル!
ふざけるなら状況を選びな!!!!!」

亀「ふ…ふざけてねぇよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
これが僕が言う… フーリャンの居場所を知るための唯一の『方法』だ!!!!!」
ドンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!

サナバー「…い…一体何が起こるというんじゃ!!!?」

亀「それは………やって見れば分かる」

ヤンデル「…セ……セクハラが方法って…」
ズーン…


ジュリー「…エンデリル……
…言っておくがねぇ…セクハラは犯罪だよ?」
しゅる… しゅる…

ジュリー「それをあんな可愛いげのある年頃の子にやれだなんて…あまりにも酷なんじゃないかい?」
ぬぎぬぎ

亀「…そうかもしれねぇ…しかし」

ジュリー「……それでも…そうしないと話は進まないわけか…
…あの子に対してじゃないとダメなのかい?」
ぬぎ… ゴソゴソ…

亀「ああ
ガムにやらなきゃ意味ねー」

ジュリー「そうか…それなら仕方ないな…
大儀のためだ……やろう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぬぎーーーーーーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

チロリーン「既に裸じゃねーか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズズーン!!!!!!!!!!!!!!!!

ジュリー「ィィヤッホォオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
合法的に女の子にさわさわ出来るじぇええええええ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
これは大儀あるセクハラだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
俺にまかせろォォォォォォォォォォォォ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズォオオオオオオオオオオオオオオオオオ

エンカ「ジュリー兄さん!!!!!!!!!!!!! 加勢するぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
スッポンポ〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

チロリーン「変態がもう一人増えた〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブブーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ジュリー「よっしゃあああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
行くぞ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ババッ!!!!!!!!


ジュリー&エンカ『YEAHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHH!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ピョ〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《二人はガムに突っ込んだ!!!!(ルパンダイブで)》



ゴゴォ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ガム「…だべ?」

ジュリー&エンカ『オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ』
ギュオオオ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!





ゴゴゴゴ……………カッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



亀「…“来る”ぜ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
“空を見ろ”ッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

みんな『!!!!!!!!!!!!!!!!?』

71名無しさん@避難中:2018/01/21(日) 01:49:12 ID:j3kOTpP.O
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッ


チロリーン「なんなんだい?!! なにが来る!!!!!?」

亀「いいから集中しろォ!!!!!!!!!
絶対に目を離すなよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カッ!!!!!!!!!!!!!!!!

ヤンデル「い…一体…!?」



バババ〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ジュリー「ヤッホオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

エンカ「おじょーちゃんアソビマショ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
グゥオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!





ズッ……

ズズォッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!




ゾクッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ツバメオー「…なに?!」

ビリビリビリ…
ビラコ「な…なにか…感じるですよ!?」

サナバー「ま…魔力が震える……
な…なにか…凄まじい魔力の奔流が…! 近づいて来る!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
オォッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!




ゴゴゴゴゴ…



ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッッ…



ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



ギル「…!!!!! ア…アレはァァァーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
カッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


《その時ギルは! 空を落ちる一筋の流れ星を見た!!!!!!
…否!!!!!!!! それは流れ星ではなく!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》



キュキュンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
シュボォッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



ジュリー&エンカ『へ』

ボォッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



チュッッッドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ
オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ジュリー&エンカ『ののギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ボゴァァァァァーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《何かが空より飛来し変態2人に直撃した!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
2人は消し飛んだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》



ツバメオー「ま…魔法だ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
どこからともなくすごい魔法が飛んで来た〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

72名無しさん@避難中:2018/01/21(日) 02:11:43 ID:j3kOTpP.O
ズズズズズ…!!!!!!!!!!!!!!!!
ぷすぷすぷすぷす…

エンカ「―――」

ジュリー「―――」

ちち〜〜ん…


ガム「どうしたべ!? 急に爆発したべなす〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

ウマミ「面白い人達だなぁ」




ジュゴゴゴゴゴゴ…

彼方「お…おいなんだ今のは!!!!!!!!?
ただの魔法…でも普通ではない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
とんでもなく強い力を感じたぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

サナバー「………今のは……今の感覚は…」

うさぎ「ぴょぉ!!!!!!!!!!!!!!!! チィ分かる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

チロリーン「あぁ!!!!!!!!!! あんな乱暴な魔力…忘れやしねー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ウソニ「……まさか…今のが…!?」

ネコ【………本当の意味での“魔法の力”だ…
懐かしい……数千年ぶりだ…!】


亀「…思った通りだ…
やっぱ…おめぇはブレやしねぇよな…フーリャン
どんな状況になろうとも……お前ならあいつを絶対に…守るだろうと…
信じていたぜ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
…地図だ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 地図を出せ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
魔法が飛んできた方角は見ていただろ!!!!!!!!!!!!!!!?
照らし合わせろ!!!!!!!!! フーリャンの居場所を絞り込むんだーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドドンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



―――…

バサァッッ ドンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

サナバー「ちょうどいい世界地図じゃ…
…よし! 誰か今の魔法の飛んできた方角を正確に見たものはおらぬか!?」

ギル「はっ!!!!!!
東北東35度の方角からであります!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

サナバー「…よし!!!! こちらじゃな!!!!!!!!?
……あの魔法は恐らく真っすぐこの町まで飛んできたきたものと思われる
ならこの町の東北東からずっと線を繋いで…そこに重なる場所に…!」
ススー……シャッ!!!

チロリーン「…ん!!!? 確かここにフーリャンのアジトがあったんじゃないかい!!?」

亀「こっちと…こっちもだ!!!
…3つ4つくらい候補があるぜ!!!!!!!!!」

サナバー「更に絞り込む!!!!!!
あの魔法がジュリー達に被弾して来た時の大体のスピードから…魔法の加速指数を減算して………
どの距離から放たれたか……………」
かきかきかきかきかき… ピッ!!!!!!


サナバー「…出たぞ…! …ここじゃ…!」

チロリーン「…ここは…!」


ざわ… ざわ… ざわ…!!!!!

ズォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ…!!!!!!!!!!!!!!!!
ドンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



サナバー「…ソウサクハツピオニー地方…『マリカースゴイ山』…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
間違いない…! フーリャンはここに居る!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ババンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



ギル「…………!!!!!!!!!!!」
ギンッッッ…!!!!!!!!

73名無しさん@避難中:2018/01/21(日) 02:22:19 ID:gu/pJMGM0
最終次回予造×告
https://i.imgur.com/67B0xCR.jpg

74名無しさん@避難中:2018/01/22(月) 02:25:46 ID:tvAbCuewO
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


チロリーン「マリカースゴイ山…かぁ…!!!!!!!!!!!!
なるほどあそこはフーリャンのアジトの中でも特に険しい場所だ!!!!!!!!
通りで魔反会に見つかってないわけだ!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ジュリー「場所が分かった……あとは向かうだけだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

サナバー「うむ!!
出来る限り早い方がいい…!」

ギル「…ソウサクハツピオニー地方…!
……比較的魔反会の支配圏内に近い場所だ…!
そしてこの町からは遠い…!
すぐにでも出発しましょう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
そしてサナバーさんはネアメにテレパスを…!
…今の魔力…恐らく魔反会は感知しているでしょう!!!!!!!!
そうなるとすぐに多くの戦力を向かわせるはず!!!!!!!!!!!!!!!!
距離的には魔反会が圧倒的に近いため
普通に向かっていては…間違いなく間に合わない!!!!!!!!!!!!!!!!
だからネアメからも兵を出撃してもらい…魔反会を足止めしてもらうのです!!!!!!!!
ネアメのアジトからソウサクハツピオニー地方までの距離は…魔反会とそう大差はないはず!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
魔反会がマリカースゴイ山に到着する前にぶつかれるでしょう…!」

ウソニ「…しかし… 大魔女フーリャン出現となれば多分魔反会はこれまで以上に兵を送り込んで来るだろう…
砂糖町の戦いで疲弊したネアメの今の戦力で果たして止められるか…
それに魔反会の戦力には……四減魔師も居るかもしれない」

ギル「…足止めは少しでもいいのです!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
我々がフーリャン様と合流するまで…
我々が預かった『力のカケラ』をお返しするまで…! それまでの間だけでも…!
戦ってもらうしかありません!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
……もちろん酷な要求であるとは分かっています……無謀で無責任であると批判されても仕方ありません…!」
グ…!

エンカ「うむ…
………だが…それでもやるしかない!!!!!!!!!!!!!!!!
きっとスパルティー殿もそう言うでござろう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
そして……他の皆も…お前が無茶な要求をしてきた等と…批難するような者は居ないさ
今のネアメの結束は……そんなことで崩れるほどヤワではない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
仲間を信じようぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
希望は見えたんだ……全員で掴みとるでござる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ゴォッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

みんな『…!!!!!』
ギンッ…!


サナバー「…分かった……今連絡する…!
皆は準備をしておれ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴウッ…!!!!!!!!!!!!!!!!


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

75名無しさん@避難中:2018/01/22(月) 22:24:41 ID:tvAbCuewO
――― そのころ………


ゴゴゴゴゴゴゴ…


魔反会…本部!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ドンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ヴゥゥーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ヴゥゥーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ヴゥゥーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



あわわ「緊急警戒警報ーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
緊急警戒警戒だよよ〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

【魔反会
情報通班 班長 あわわ】


あわわ「“世界”を横断するように強力な魔法が上空を駆け抜けたーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
各地の魔力感知タワーが一斉にバグっちまったらしいぞーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
そしてブッ壊れた感知タワーの全てが同じ信号を示したーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
パターン“紫”!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
繰り返す!!!!!!!!!!!!!!!!? パターンは“紫”だーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ドオオオオオオオオオオォッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



―――

ザッザッザッザッザッザッ…
ヤンムジャルック「紫…………
それは確かか?」

ドンッ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
【魔反会
総帥 ヤンムジャルック】


アイゼン「へっへ… っスねぇ〜
今の情報通の言う通り…上空の魔力に反応して紫の警報を点したのは間違いないねぇみてぇっスねぇ
紫といっても どちらかといえば赤みがかった紫だったみてぇですねぇ
ぶどうで言うなれァ 巨峰ってより…デラウェアって感じでしょうかねェ…
デラウェアぶどうといやァ島根でも出雲大社のある大社町でもよく作られてますぜ」

ゴゴォッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
【魔反会
本拠防衛軍 隊長 アイゼン・ミャー】


ヤンムジャルック「…色合いはどうでもいい!!!!!!!
……計器の故障ではあるまい?
感知タワーは最近随分とその役割がご無沙汰であると聞いたぞ」

アイゼン「確かに……
最近の魔法使いは随分と隠れんぼが得意に進化したみたいで…感知タワーもてんで役目を果たせてなかったみたいでやすがね
…つーっても…仮に故障としても…一斉に同じ反応を示すたァおかしな話でやしょ
…ここは認めやしょうや 総帥様よぉ
各地の感知タワーは…内部にデータ化されていた“あの魔力”を………正常に検知した…!」

ヤンムジャルック「…………
…パターン紫……………………
………大魔女フーリャンの…魔力か……」

オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッッ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

76名無しさん@避難中:2018/01/24(水) 20:07:32 ID:6CAn6j0oO
アイゼン「っちーワケで魔反会の幹部各位が既に会議室に集まってますぜ
行きやしょう」



――― 魔反会 中央会議室


ガチャ…



ガヤガヤ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
てんやら!!!!!!!!!!!!!!!! わんやら!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


バタバタバタバタ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

地域班「パターン紫!!!!!!!!!!!!!!!!
各地域班詰め所に最大限の警戒態勢を敷かせろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
プランは2―β!!!!!!!! 状況に応じてのスイッチも許可する!!!!!!!!!!!!!!!!
これは訓練ではない!!!!!!!! これは訓練ではない!!!!!!!!」

施設班「一時的に当該地域の魔反会施設の第一級戦闘形態プロテクトを解除!!!!!!!!
全兵装を解放して指示を待て!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」」

全軍統括班「大連隊各位ただちに出撃準備にかかれ!!!!!!!!!!!!!!!!
尚第2・第4・第5はブロークン継続!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
現存の所属兵達は他大連隊と合流し戦力を統一されたし!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

兵器班「至急各地の倉庫より火器弾薬を当該地域の施設に集めろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
可能ならば高速戦闘車・戦車も緊急配備!!!!!! ランクは問わん!!!!!!!!」

退魔班「放たれた魔法は解析の結果『バクサ属』の射出型『ドボム系』と推測!!!!!!!!!!!!!!!!
魔法ランクはメコレ級以上!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
音速の10倍で放たれ 辺境地方の古都コトコトに落ちたものとされます!!!!!!!!!!!!!!!!
目的は不明!!!!!! なにかの合図かもしれません!!!!!!!!!!!!!!!!」

全軍統括班「コトコトに魔反会の兵を向かわせるか!!!!?
地域班は動かせんか!!!!!!!!!」

地域班「この状況でそこまで手が回らん!!!!!!!!!!!
それにコトコトはどの方角から入ろうとしても不自然な地形や自然現象に阻まれて潜入はこれまで一度も成功したことがない!!!!!!!!!!!!!!!!
リスクがでかすぎる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

特殊研究班「じっさい特務班が送った副班長リクリィも行方不明と聞くな
コトコトには何かあるかもしれん
もしかしたら長く所在が掴めていないネアメ・ルートのアジトという可能性も…」

全軍統括班「やはりコトコトも調べるべきだ!!!!!!!!!!!!!!!!
地域班は兵を動かせ!!!!!!!!!!」

地域班「勝手なことを言うな!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
だったら特殊研究班ご自慢の人造人間でも駆り出せ!!!!!!!!!!!!!!!!」

特殊研究班「YSSに対する行使権限は全て班長のペイリグロ様にある
お前ごときの要求など答えにはかねる」

地域班「なんだと!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

全軍統括班「しかし何故大魔女フーリャンはこのタイミングで魔法を晒した!?
コトコトに撃ったのは やはりネアメへの連絡と考えるのが普通か!!!!!?」

退魔班「コトコト付近の情報は地域班の方の言う通り地形や謎の現象の影響で調査が不足しておりなんとも言えませんが…」
カチャカチャ…




ヤンムジャルック「どうでもよい」




ザワッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
みんな『!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』


カツ カツ カツ…
ヤンムジャルック「ふん……やかましいものだ」
ギィ…


地域班「ヤ………そっ…総帥!!!!!!」

全軍統括班「総帥ヤンムジャルック様!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」



ヤンムジャルック「………古都コトコトに何があるかとか…ネアメの魔溜まり共がどうとか……今はどうでもよい
現時点で最も優先すべき情報は……忌ま忌ましい大魔女フーリャンが…ソウサクハツピオニー地方に居る……ということだけだろう…」
ギンッ…

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

77名無しさん@避難中:2018/01/25(木) 01:09:01 ID:66SNnUgMO
ゴゴゴゴゴ…

ヤンムジャルック「……各班班長達は」

アイゼン「そろそろ来るんじゃねーですかィ?」



ギギィー


ドンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ドンッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ドドンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

プリミティ「ふしゅううううううッ…!!!!!!!!」
ズンッ…ズンッ…

アラプマ「……」
ザッザッ…

ラクータ「わ〜 ひといっぱぁ〜い」
タカタカタカ

シンクレア「…」
つかつか…

セルライターX「♪〜」
スタスタ

シューゴレク「…………」
ザ… ザ…

ペイリグロ「……ふふふ…」
キュキュッ…

ディエパ「……………」
フラ…フラ…

ズゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙ンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


地域班「…おおぉぉ…!!!!!!!!!
魔反会幹部の上位12名からなる『ムーンリングス』…!!!!!!!!!!
揃い踏みだッッッ…!!!!!!!!!!!!!!!!」

全軍統括班「班長副班長が敗れ活動停止中の宣伝戦略班…
魔獣の大半がネアメに奪われ解体寸前の魔獣班を除けば…ほぼフルメンバーだぜ…!
しかも今回はあのしばらく出無精だったディエパ施設班班長まで居るッ!!!!!!!!」

施設班「……大魔女フーリャンの出現…
やっぱりただ事じゃねぇんだ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ざわ…ざわ…



アイゼン「はーいやぁ〜
実質の現行メンバーが集まりやしたねぇ
やぁやぁ皆さん 非常事態にご苦労さんなこったねェ」

プリミティ「黙れ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 若造が!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
馴れ馴れしく仕切るなヴォゲェェッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

アイゼン「ふへへへへっ…相変わらずいきり立ってやすねぇ おやっさん
…いやぁ失礼…… …先代『本拠防衛軍隊長様』よ…
ふへへ…仲良くしやしょうや」

プリミティ「黙れ貴様と馴れ合うつもりはないわ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
下がれ!!!!!!! 儂はヤンムジャルック様と話をしに来た!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
…ヤンムジャルック様!!!!!!!! ついに!!!!!!!!!!!!!!!!
ついにこの火急の事態が訪れましたな!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ヤンムジャルック「あぁ…
大魔女フーリャンの出現………
…彼奴めの仲間が各地で確認された時点でいずれは…と分かっていたことだが…
ついにだ」

プリミティ「それで!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
我々はどうする!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!? どう動く!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
ヤンムジャルック様……その口から言ってくれ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
今…魔反会が成すべき事を…はっきりと!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドンッッ!!!!!!!! ドンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!

ヤンムジャルック「分かっておる」
ズ…



ヤンムジャルック「………大魔女フーリャン討伐だ…!
彼奴が再びこの世に蔓延る前に…
今出来る最強の戦力で…殺(と)りに行く!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドドォォォォンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

プリミティ「オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴアァァァァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ざわわッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

78名無しさん@避難中:2018/01/25(木) 01:58:54 ID:66SNnUgMO
ズンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
プリミティ「その言葉を待っておりましたぞオ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
我がマジカル傭兵団はいつでも出撃が可能ですぞォォォォォォォォォ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
今回は儂も戦地に立つ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ざわッ…


ヤンムジャルック「うむ
他の班の者達はどうだ 出撃の可能か?」


ラクータ「わ〜
またウチの弾とか火薬が使える〜
楽しそうだねぇ〜 頑張るよ〜〜
でも戦場は大変そうだから僕はいかないかな〜
変わりにwww君にお願いしよ〜〜〜」

シンクレア「…命令とあれば退魔班の出撃は吝かではありません
しかしながら…先の戦いでの負傷から先日復帰したばかりの実働隊長タイジーに全ての指揮をまかせるのは不安があるので…私も共に指揮を執りましょう」

セルライターX「くひゃひゃひゃひゃっ
あたい達は隠密黒女部隊の特務班………みんなと仲良くへーこら戦いに参加するつもりはないわ
でも……好きにやらせてくれるってんなら協力してあげる」

ペイリグロ「現在稼働出来るYSSが数体あります
残念ながらメッコウ村に送り込んだ3体と違って制御面や性能面に関して多少不安はありますが 大魔女フーリャン討伐の運用に使うのは可能でしょう」

ディエパ「はぁ…………勝手にすれば…………
施設班は各地の施設を戦いのために解放してやるだけだし……
あたしはここでやることあるから」


ヤンムジャルック「…ふむ」



アラプマ「……」

シューゴレク「……」


プリミティ「ぉおぉん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
どうしたんじゃ!!!!!!? 地域班の班長とぉ……アラプマァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
貴様らだけ返事がないぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
話を聞いておらなんだがァッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バンバンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


シューゴレク「……………………地域班 出撃可能です
既に当該地方周辺のブロックから兵を召集しつつあります」

ヤンムジャルック「そうか
………全軍統括班は?」

アラプマ「…」


イラァァァッ!!!!!!!!
プリミティ「アラプマァァァァァッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
総帥が伺っておられるぞォ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
やる気があるのか己うぉあわァァァァァァァァァッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ダダアァァァーンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


アラプマ「………現在全軍統括班はボロボロです
第4・第5大連隊は未だ再編が出来ず空白………第2大連隊もほぼ同じ状況でしょう」

ヤンムジャルック「……………ヤカラードは やはりダメか」


ササッ
たゆたゆ「ァッハイ! 患者さんのことはこのたゆたゆが説明致します!
本当にありがとうございます!!!!!!!!!!!!!!!!」

【魔反会
救護班 班長 たゆたゆ】


たゆたゆ「ヤカラードさんはメッコウ村近くの山脈で発見された時点で全身の骨が砕け 内蔵はほぼ全てが損傷していて生きているのが不思議な状態でした!!!!!!!!
本当にありがとうございます!!!!!!!!!!!!!!!!
しかしながら本当にありがとうございますな勢いの驚異的な治癒力で回復傾向にあるのですが…
それでもまだまだ…数ヶ月以上安静にしてないととてもじゃありませんが動ける状態にはなれないと思います!!!!!!!!
本当にありがとうございましたァーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ペコァァァァーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ヤンムジャルック「…………ふん…
ヤカラードめ………出来損ないの愚息め……最後までワシに恥をかかせおって…
所詮亜流の出がらしか……………
…奴の処遇もそのうち考えねばな…」
ふーー…

79名無しさん@避難中:2018/01/25(木) 23:29:43 ID:5obnKBK.0

https://i.imgur.com/hsyDyf4.jpg
https://i.imgur.com/bTyqkh7.jpg

80名無しさん@避難中:2018/01/25(木) 23:45:50 ID:5obnKBK.0

https://i.imgur.com/lOgZUMf.jpg
https://i.imgur.com/PLO9nOr.jpg

81名無しさん@避難中:2018/01/26(金) 00:44:19 ID:oad86nFsO
プリミティ「ンならばァ!!!!!!!!!!!!!!!!
第1と第3はどうしたァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バンバンッ!!!!!!!!!!!!!!!!

アラプマ「…第1大連隊を率いるヒーロ…
第3大連隊を率いるスーパーウトゥルサヌ…
両者とも砂糖町での傷の具合がまだ思わしくなく…」

プリミティ「ボゲェェェーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バギャアアアァァァァッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ガシャアアアアアアアッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
アラプマ「ッ――――」
ドザザァーッ!!!!!!!!


たゆたゆ「ひ…ひえ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぞーー!!!!!!!!



プリミティ「貴様らは仲良しこよしの小学生くァァ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
現代の軟弱至極な若造とは言え全軍統括班の隊長!!!!!!!!!!!!!!!! 仮にも幹部じゃろォがァァ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
それが怪我ごときで音をあげるとは性根が腐っとるわ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
貴様の育成不足かアラプマ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
いくら貴様が全軍統括班の班長とはいえ……全軍統括班は儂が生み出した班じゃアァ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
そんなザマの悪い体たらくを晒すっつーのは儂の顔に泥を塗るのと同じじゃあああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ハンパな雑魚を隊長なんぞに指名しおってェ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴゴゴォーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

アラプマ「……師匠 彼等を悪く言わないでくれ…!
彼等は俺が隊長に相応しいと思って指名した そしてよくやってくれている」

プリミティ「黙れ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
馴れ合いじゃあないんだぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
敵にやられるような将はその時点で無価値!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
そもそもな…第1大連隊の隊長に女なんぞを据えてる時点で論外じゃアァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
女畜生にトップに立つ資格などぬわい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カカッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


セルライターX「おー!? かますじゃん 爺さん」
チャキッ

シンクレア「聞き捨てなりませんね」

プリミティ「…ふん!!!!!!! 儂の思想だ!!!!!!!!!!
横から口を挟むな!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ビリリッ…


ヤンムジャルック「…ふぅ どうでもよい諍いは止せ…
…アラプマよ… ならば隊長以外の兵はどうだ?」

アラプマ「……はっ…
実のところ本隊から〜第3大連隊までの兵達は今も砂糖町でのダメージを引いております
しかもそのダメージというのも
宣伝戦略班のメロンピルト班長が自身の異才を暴走させ兵士達を無理矢理操った時の後遺症にあります
無理矢理体を動かされた事で許容以上のダメージを負った者…精神に多大なダメージを負った者もおり…
全軍統括班の兵達のほとんどが前線に立ってまともなコンディションを発揮出来るとは言えません」

プリミティ「だからなんだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
魔反会の戦争に全軍統括班がおらんでどうする!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
無理にでも全員引っ張り出せぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギギィィィィッ!!!!!!!!!!!!!!!!

82名無しさん@避難中:2018/01/28(日) 23:15:18 ID:88bsXiZwO
プリミティ「甘えた事を言うような奴らは儂が根性を叩き治す!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
折れ曲がっても知らんがな!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
真のスパルタを見せてやろう!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズンッ ズンッ ズンッ

アラプマ「待ってくれ師匠!!!!!!!!
頼む…彼らには…何もッ…!!!!!!!!!!!!」



??「アラプマ様!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


アラプマ「?!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ババンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ヒーロ「第1大連隊隊長ヒーロ! 出撃は可能です!!!!!」
ドンッ!!!!!!!!!!!!!!!!
スーパーウトゥルサヌ「第3大連隊隊長スーパーウトゥルサヌも同じく出撃は可能サ!!!!」


アラプマ「ヒーロ!!!!!!!!!!!!!!!!
スーパーウトゥルサヌ!!!!!!!!!!!!!!!!」

プリミティ「…ほォ…?」


ヒーロ「アラプマ様!!!!!! 私達の怪我はほとんど完治済みです!!!!!!!
私達の力もお使い下さい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

スーパーウトゥルサヌ「そうサ!!!!!!!!!!!!!!!!!
こんなところで寝てられねーサ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

アラプマ「…お前達…! 無理を…!
それに…他の兵達は…」

ヒーロ「…確かに兵のほとんどは今も怪我や精神的ショックから立ち直れてないものがいますが
それでも半数は回復しています
我々も戦いの場へお連れ下さい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

アラプマ「…」


ヤンムジャルック「アラプマ………本人達がそう言っておる
…ここはどうだ? 今回の出撃では大連隊の区切りを排し 全てを本隊と合流して戦いに当たれ
全ての指揮をお前が執れば回復したばかりの両隊長の負担も軽くなろう」


ヒーロ「お気遣い感謝します 総帥様
…アラプマ様 我々はそれで構いません
どうか…」

アラプマ「………分かった」

ざわざわ…


プリミティ「……………ふん……当然だ
ここで貴様が首を横に振っていたらワシが貴様を殺していた所だぞ アラプマァ…
……全軍統括班は魔反会戦力の要でなければならんッッッ!!!!!
どの時代であれ………必ずだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
いいかアラプマ……この戦いでは必ず貴様らが大魔女フーリャンの首をとれッッ!!!!!!!!!!!!!!!!
貴様の死んだ親父や爺に恥をかかせたくなかったらな」

アラプマ「……」

ヒーロ(…………)


アイゼン「うへへ…おやっさん厳し〜ネェ
アラプマ君は砂糖町で頑張ったんだからさァ 少しくらい労ってあげましょうや?
あんま無理させるのもなんだし アレなら俺ンとこの兵でも貸しやしょか?
副隊長のピリコちゃんでも」

プリミティ「どぅアまれッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
貴様の手は借りん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
見てろ…! そのうち絶対に貴様をその地位から引きずり落としてやる…!」
ピキッ…パキッ…

アイゼン「おいおい
勘弁してくれよ
へっへっへ……」

83名無しさん@避難中:2018/01/29(月) 00:57:08 ID:YjKfTJJgO
ヤンムジャルック「…各自意志は確認した
それではすぐさま出撃の準備に入れ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
僅かな時間も余裕も与えるな!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
必ず大魔女を狩って見せよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
世の安息のため!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
平和のために!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



―――

プリミティ「ッッおおぉッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! しゃおアァァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
すぐ傭兵連中を呼べェ!!!!!!!!!!!!!!!! 砂糖町ではろくに役立たんかった連中だが
ワシが目を光らせてる限りは好き勝手はさせんぞォ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズシッ ズシッ ズシッ!!!!!!!!!!!!!!!!



ざわざわ… ひそひそ…

地域班「……とんでもねぇことになったな」

全軍統括班「あぁ …あのプリミティ様まで動くとはな…」

兵器班「プリミティ様か……
今じゃ公認傭兵の元締として前に立ってるが
実際はそんなにすげー人なのか?
その前は理事だろ? しかも今は大分歳だ」

全軍統括班「バカッッ……理事になるまでの経歴が異常だぜ!!!! あの方は…!
魔反会の創立にも携わり黎明期から現在までこの組織を支え続けた最古参の老兵だ…!
『全軍統括班』を設立し 歴代の全軍統括班班長を育てたのもプリミティ様…
そして『本拠防衛軍』もプリミティ様が設立し…その初代…つまり前任の本拠防衛軍隊長でもあった…!
つまりだ 今現在魔反会の中枢を支える“前線部隊”は全てプリミティ様が作り上げたものなのさ…!
……十数年前に流浪人のアイゼン様に敗れ本拠防衛軍隊長を明け渡してから前線を離れたが…
見ての通り本人の気力は未だ衰えねぇ…!
今でもマジカル傭兵団まで作っちまうし…とんでもねぇバイタリティーの持ち主さ」

地域班「マジか……すげぇな
確か…もう80代も半ばだったか?
それであの筋肉はやべぇだろ…」

特殊研究班「今でも毎朝スフレを作ってインスタに上げてるらしいな…」

施設班「やばすぎる…」
ゾッ

兵器班「…しかしこれで謎が一つ分かったぞ
プリミティ様はやたらとアイゼン様を目の敵にしてるけど
それは前に負けたからなんだな」

全軍統括班「アイゼン様は飄々として掴み所なくて軽いからな…
素性も分からないしプリミティ様にとってはイケ好かないタイプなんだろうな
あの2人が手を組んでくれりゃ最強なんだが…」

施設班「しかし勿体ないな
本拠防衛軍は所属兵の一人一人が班長クラスらしいってのに今回の戦いにも出撃しないなんて
まぁそれほど“ココ”が大切な場所なんだろうけどさ」

兵器班「戦力といえば…四減魔師は出撃されないのか…?
この間復活したセシル様はたったお一人でネアメの半分以上を捕らえたと聞くが…」

特殊研究班「どうやら時差調整のための睡眠に入っていたアーク様に目覚めの兆しが現れたらしい
だからセシル様とイリリシカ様はここに待機してるのさ」

施設「なるほど……
…色んな事態が動き出してるな…」



ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…
オオオオオオオオオオオオオオオオォォォ……

84名無しさん@避難中:2018/01/29(月) 01:38:55 ID:YjKfTJJgO
―――

セルライターX「くひひひ…
大魔女フーリャンか〜〜……あーー…懐かしい殺意が湧く沸くぅ〜〜〜〜…<3
肉達磨爺が全軍統括班の野郎に手柄取らせようとしてたけどぉ……面白く無ッ!!!!!!!!!!!!!!!!
絶対…あたいが首を取ってやるもんねェ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
黒女共〜〜〜〜〜〜〜……集まりな〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ゴゴォーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


―――

www「…」

ラクータ「というわけでぇ〜 すっごい大きな戦いになったから
またまたwww君に指揮をお願いするよ〜〜
HPSTはいないけど…大丈夫だよね〜?」

www「…」

ラクータ「うふふ〜
なんだか不満そうだね〜〜
大魔女フーリャンと戦うのが怖いのかな〜〜??
それとも嫌かなぁ?」

www「…」

ラクータ「あれれ〜? 僕の質問にはちゃんと答えてくれないと困るよ〜
スイッチオン〜〜〜」
ポチチ…

ビキ…! ビキ…! ビギギキッ…!
www「ッッ…ぐッ……おッッ…!」
ぐぐぐ…ドサッ…

ラクータ「うふ〜〜〜ん 返事は〜?」

プシュ〜〜〜…
www「ッ…………りょ…了…解………」

ラクータ「ふふふふ…ありがとぉ」
ニコ…


―――

シューゴレク「…」
ザッザッザッ…


スッ
ブルーマオラ「……大魔女フーリャン討伐作戦ですか」

シューゴレク「! ブルーマオラ聖魔隊長」

ブルーマオラ「僕は今の会議には呼ばれなかったけれど 聖魔隊もその戦いに参加する手筈になっているよ
その際は主に地域班と連携を取ることになるからよろしく頼みますよ」

シューゴレク「それはもちろん………
…それよりブルーマオラ隊長
…………キンリーは…」

ブルーマオラ「…………なんとも言えないね
…とりあえず死んではいない…
…生きてるとも言い難い……
…………かろうじて息だけはしている状態…かな」

シューゴレク「…」

ブルーマオラ「…四減魔師…セシル様の容赦のない攻撃を受けて…即死しなかっただけでも奇跡だった…
再び意識が戻るかどうかは…分からない
……シューゴレク班長… どうです
出撃の前にキンリミちゃんのお見舞いでも」

シューゴレク「……いや…」

ブルーマオラ「…そうですね 班長も忙しいでしょう
ならば討伐作戦は終わった後にでも………それでは」
ザッ…

シューゴレク「……」


シューゴレク(………忙しさは関係ない
……合わせる顔がないだけだ
…あの時…傍に居て庇えなかった……セシルに何も言えなかった俺には…
…………………)

ヒュオオオオオ…


―――

フラフラ…
ディエパ「… !」

グググン「ディエパ」

【魔反会
施設班副班長(ディエパの護衛) グググン】

グググン「会議はどうだった?」

ディエパ「どーでもいいよ……あたしには関係ない話…」

グググン「関係ないことないだろ? 大魔女フーリャンの討伐作戦だぞ」

ディエパ「……大魔女フーリャンなんてどうでもいいもん
あたしはあたしのやるべきことをやるの…」
フラ…フラ…

グググン「やるべきことってなんだ?
そんなにフラフラになるまで……睡眠も取らずに“この本拠地”をイジることが大切なことなのか?
俺にはお前がやろうとしてることが分からん
お前は今 なにをしようとしている?」

ディエパ「…グググンには……関係ない…」

グググン「…………
……とにかく少し休め
お前に何かあったら……先代………お前の父上に合わせる顔がない」

ディエパ「………………」


オォォォ…

85名無しさん@避難中:2018/01/29(月) 02:15:28 ID:YjKfTJJgO
―――

アラプマ「…!」

タタッ
ヒーロ「班長!」

スーパーウトゥルサヌ「アラプマ班長!」

アラプマ「お前達…」

ヒーロ「出過ぎた真似を…申し訳ありませんでした
しかしあのままではアラプマ班長の立場が悪くなるだけだと思い
だから…」

アラプマ「……お前達………怪我は本当に完治したのか?
ヒーロの傷もスーパーウトゥルサヌの傷も決して軽くはなかった」

ヒーロ「完治……とは言えないかもしれませんが
激しく戦えるほどには」

スーパーウトゥルサヌ「俺はベキベキに完治してるサァァァァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
更に怒りというギブスが更に俺を強くしましたサ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ムキィィィィッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

アラプマ「…」

ヒーロ「アラプマ様 私はあなたの近くで戦いたいのです
あなたの騎士たる姿を見たい 共に戦いたい」

スーパーウトゥルサヌ「俺は大魔女フーリャンをブッ殺してネアメの連中にみせしめて奴らをあぶり出したいサァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
奴らの元にはサザエマンやワキミセーや兵達が居る!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
そいつらを助けないとこの怒りが…憎悪が収まらねぇサ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ムキーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

アラプマ「………
……いいのか…
………正直今の俺は…お前達全員を上手く導けるほどの自信は…」
グ…

ヒーロ「…」

スーパーウトゥルサヌ「??
あの勇猛なアラプマ班長が随分としおらしいサ!!!!!!!!!!!?
どこか調子が悪いサ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

アラプマ「……」
ぐ…


――― 回想

回想ギル「…自分はかつてあなたの人柄…正義の心に惚れていた…
……でも今!!!!!!!!!!!!!!!! もう……そうは思えないんですよ………!!!!!!!!!!!!!!!!
…歪だ…!
魔反会に正義はないのに!!!!! そこで正義を重んじるあなたは歪だ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

〜〜〜

回想ギル「形のない一族の見栄とあんたの心の中の正義!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
本当に大事なのはどっちか………考えて見ろよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


―――


オオオォッッ…!!!!!!!

アラプマ「………!」
ぐ……フラッ……………

スーパーウトゥルサヌ「…班長!? めまいサ!!!!?」

アラプマ「…………………………」

ヒーロ「……………アラプマ様………」
ス…

そっ…… ぎゅっ
ヒーロ「…………アラプマ様
私が忠誠を誓っているのは魔反会ではなく…アラプマ様です
…私は…アラプマ様が“どんな道”を選ぼうと…付いて行きましょう
だからどんな道でも…どこまでも…導いてください」
ゴォ……ギンっ…!!


スーパーウトゥルサヌ「…………???」


アラプマ「…………ヒーロ…
…………すまない」
…ギッ…!


アラプマ「…すぐに出撃の準備だ!!!!!!!!
15分後に門へと集合せよ!!!!!!!!!!!!!!!!
時間に間に合ったものにはぽたぽた焼きをあげよう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ヒーロ「ハッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ビシッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

スーパーウトゥルサヌ「ぽたぽた焼きうおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ワーッ!!!!!!!!

86名無しさん@避難中:2018/01/29(月) 02:36:08 ID:YjKfTJJgO
―――

ザザッ ザザッ ザザッ

タイジー「お疲れ様です班長
やはり出撃でしょうか」

シンクレア「はい 退魔班実働部隊全員にそのように通達して下さい
…タイジー 申し訳ありませんね 復帰してすぐにあなたを前線に立たせるなんて」

タイジー「無論
それが自分の役目故…
むしろさっそく回ってきた汚名返上の舞台に心が躍っている程…
…さて 自分も準備にとりかかりましょう
…退魔兵器のランクは?」

シンクレア「A〜Dを許可します
混戦が予想されるため Sランク兵器……『メーサー殺魔光線車』などの無差別広範囲攻撃兵器は今回は使用を控えましょう
小型で指向性に優れ 対魔法使い特化の兵器を主力とします」

タイジー「了解
今すぐそのように手配致しましょう」
つかつかつか…


しん…

シンクレア「…ふぅ…」



ズ…
ズズズズ…
ズズズズズズズズズズッ…!!!!!!!

ドヨ… ドヨ…


シンクレア「! ……!」


ふら… ふら…
ジュキ「……………ママ………」

オ゙ン゙ッッッ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
【魔反会
退魔班副班長 ジュキ】


ジュキ「………………ママァ…」
ジュパジュパジュパジュパジュパジュパジュパ……

《手に持った花子の腕の指をしゃぶるジュキ…》


シンクレア「………………ジュキ……」


ズオオオオオオオオオオォン……!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

87名無しさん@避難中:2018/01/29(月) 23:57:27 ID:aZ95w.gg0
副班長
https://i.imgur.com/2Fmuyrz.jpg
https://i.imgur.com/mNuwlnj.jpg

88名無しさん@避難中:2018/01/30(火) 19:46:59 ID:GGNcceQAO
ジュキ「ママ……ママ………
大魔女を殺しにイクの……?
え…えへっ!!! えへっ!!!! えへへへっ!!!!!!
じゃあサ!! じゃあサ!!! じゃあサ!!!!!!!!
あたしもっ!!!!!!!! あたしもイキたい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
わるい大魔女ころしタイよぉ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
姉さんをころした大魔女ころして姉さんの仇を討つの…
ね…ね…! 姉さんもそう思うおね!!!!!!!!!?
うぱゃうぅぅ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ジュプッ!!!!!!!! ジュプッ!!!!!!!! ジュプッ!!!!!!!! ジュプッ!!!!!!!!

シンクレア「…………ダメよ
…ジュキ あなたはお留守番……大人しくしてなさい」

ジュキ「エェ〜〜〜〜!!!!! そんなぁ…ママ……ママ……
あたし…あたし姉さんヲ殺した大魔女ころしたいの…
顔を踏み付けテ…ドリルで体中に穴を空けて…全身から血を抜いて粉々に乾燥させて…マグマで煮詰めたいィ〜〜〜
お願いお願いお願イ〜〜〜ママぁ〜〜〜〜」
グィグィ

シンクレア「……ダメ……ダメなの……あなたは
……あなたは大人しくしてなさい……
花子………あなたの姉さんもそう思っているはずよ…」

ジュキ「エェ〜〜〜〜〜〜!!!!!!?
ほんとぉ? ほんとなの?? 姉さん」
チュパチュパチュパチュパチュパチュパチュパチュパ…

花子の腕「……」
しーん…

ジュキ「フンフンフン……
ア゙ァ゙ァーーーーーーッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
本当だァーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
言ってる!!!!! 姉さんもそうイってる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
うん!! うん!!! あたし待ってるぅっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ペカァー…

シンクレア「…」

ジュキ「じゃあ じゃあママ
代わりにあたしの作った兵器を使ってよぉ…
魔法使いをいっぱい殺すために心を込めて作ったの…」

シンクレア「あなたの作る退魔兵器は無差別広範囲攻撃用のものばかり……
………場合によっては混戦が予想される今回の作戦には…使えないわ」

ジュキ「そんなぁ…頑張って作ったのに…
魔法使いを殺そーって思って…憎しみをいーっぱい篭めて作ったのに…
ママ………どうしてもダメ…?」

シンクレア「………………ジュキ
私をママと呼ぶのはやめなさい」

ジュキ「……え!? …えっ? えっ…?
ママじゃない……………ママじゃないの……?
…………シンクレア様ママじゃない…?
シンクレア様ママしゃないなら…あたしひとり…?
姉さんが死んじゃったのに……あたしママもいない…?
あたしは独り…? 孤独なの…?
………………怖いよぉ………そんなの嫌だよぉ…
う…うえーーーーーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! うえーーーーーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああっっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガクゥ!!!!!!!! ガクガクガクガクガク!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

シンクレア「………!!!!!
…ジュキ…!!!! ジュキちゃん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
し…しっかりして!!!!!!!!!!!!!!!! だ…大丈夫よ…!!!!!!!!!!!!!!!!
ご…ごめんね…!? ママ…………そう…私がママよ…
だからお願い……な…泣かないで…」

ジュキ「…………」
ぐずっ… ぐずっ…

ジュキ「………良かったぁ……あたし独りじゃない…
ママぁ……ママぁ………」
ぎゅうぅぅ…

シンクレア「…………」



シンクレア(ジュキ……………花子が死んで…精神が崩壊してしまった…
…………かわいそうな子………)
ぐっ…

89名無しさん@避難中:2018/01/30(火) 22:44:55 ID:GGNcceQAO
―――

シンクレア「…いい? ジュキ…
私がいない間はいい子に待ってなさい
危険な実験もしてはダメよ…
…それじゃあ」

ジュキ「っはっーーーーーーい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ママいってらっしゃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜い!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぶんぶんぶんぶんっ!


しん…

ジュキ「えへへぇ…
姉さん……ママが帰ってくるまで一緒にいようね………アッ!!!!!!!!!」



―――

ひそひそひそ…
マーブル「………まさか………そんな………」
【魔反会
調査班 班長 魔反会】

調査班員「しかし………これは………」

ひそひそひそひそ…


ジュキ「あれれ…? あれぇ??
そこに居るのは調査班の人〜〜〜〜」
トココココ…

マーブル「! …! ………ジュキ……退魔班副班長……」

ジュキ「うふ…うふふ…
ねぇ………聞いたぁ…? 大魔女フーリャンが…現れたって……
…ね…ね…」

マーブル「………」

ジュキ「大魔女フーリャン生きてたんだよぉ…
死んでなかったんだよ………生きてた…
………あれ? あれれ??」

マーブル「………………………」

ジュキ「でもマーブルサン………
前に言ってたぁ…『大魔女フーリャンは死んだ』って…『間違いなく』ってね…言った……ねぇ…?」

http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1403014906/101 ←この時)

マーブル「………………………………」

調査班員「………!」

ジュキ「それと………こうも言ってたねぇ…
『死んでなかったら…命を賭けてもいい』って…………
ねぇ言ったよね? 言ったよね?!」

マーブル「………………」

ジュキ「言ったよね!!!!!!!!!!!!!!!!? 言ったよね!!!!!!!!!!!!!!!!? 言ったよね!!!!!!!!!!!!!!!!? 言ったよね!!!!!!!!!!!!!!!!?
ね!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
言ったよね!!!!!!!!!!!!!!!!? 言ったよね!!!!!!!!!!!!!!!!? 言ったよね!!!!!!!!!!!!!!!!? 言ったよね!!!!!!!!!!!!!!!!?
いったよねぇ!!!!!!!!!!!!!!!!? いったよねぇ!!!!!!!!!!!!!!!!? いったよねぇ!!!!!!!!!!!!!!!!? いったよねぇ!!!!!!!!!!!!!!!!?
ねぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
いったよねぇ!!!!!!!!!!!!!!!!? いったよねぇ!!!!!!!!!!!!!!!!? いったよねぇ!!!!!!!!!!!!!!!!? いったよねぇェェ!!!!!!!!!!!!!!!!?
イッタよねぇ!!!!!!!!!!!!!!!!? イッタよねぇ!!!!!!!!!!!!!!!!? イッタよねぇ!!!!!!!!!!!!!!!!? イッタよねぇェェェ!!!!!!!!!!!!!!!!?
イッタヨネッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!? イッタヨねッ!!!!!!!!!!!!!!!!? イッたヨね!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
言ったイったいッたイッたイッタ言った言った言ッた言っタ言ッタイッたねぇぇぇぇ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
ネーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


調査班員「マ…マ…マーブルさんッッ……に…逃げましょう…! 逃げましょう…!!!!」

マーブル「……………!」
ゾクゥゥゥッッ…!


ガシッ ガシッ
ジュキ「…………案内して…あ・げ・る…<3
あたしの………お……へ……や……<3」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッッッ

90名無しさん@避難中:2018/01/30(火) 22:48:37 ID:GGNcceQAO
×
【魔反会
調査班 班長 魔反会】


【魔反会
調査班 班長 マーブル】

91名無しさん@避難中:2018/01/30(火) 23:54:46 ID:GGNcceQAO
―――


アイゼン「さぁ〜〜〜〜て
戦いが始まっちまうなぁ〜
どうなるかねぇ…ふへへ
…およ? なにしてんの? こんな時にもパソコンカタカタよぉー」

カタカタカタカタカタ
魔反会「は…はぁ
出撃が始まる前に現ネアメのデータを作成しています
今回の討伐作戦の敵は大魔女フーリャンだけでなくネアメも来るだろうと予想されますので」

アイゼン「ほほーぅ そいつァ面白そうだねぇ
つーか俺ァ今のネアメの戦力の事をしらねーんだよなぁ…
四減魔師が滅ぼしちまった前のネアメは怱々たるメンバーだったがねぇ…
“闇の虎”ヒャダオを筆頭に…
“南蛮城の帝王”ムクロ…
“チンポコ歓楽街幻魔女王”コンパニョン…
“風に靡く吟遊詩人ウグイス嬢”エロリーナ…
フワラル魔法の始祖の子孫…“ツイン・スカイマージ”ウチンポ&サチンポ…
“スーパーハカー”モロクマ…
3000年前の戦争でも猛威を振るった『魔属の修道士ヒエヤン』の子孫にして“血族の最高傑作”イレバー…
そして………現代の魔法使いランキング第一位の“龍”コンジキ………

知ってる奴が聞きゃ身体が震え出すような顔ぶれだったねぇ…
この俺も こいつらの名を聞いた時は負けたと思ったもんだ…ふへへ…」

魔反会(本当かなぁ…)

アイゼン「そぃで
今のネアメの連中はこいつらにも負けてない奴らなのか?」

魔反会「そうですね…
砂糖町とワカメ町での戦いや……これまでのネアメと思われる魔反会への攻撃など…あらゆる場所で集められたデータから
おおよその要注意人物をピックアップしました」
カタカタッ… タタンッ!

魔反会「まずネアメには現在大魔女フーリャンの仲間が3人居る事が確認されています
チロリーン・ジュルジュリ・サナバー…
この3人の実力は知られていると思うので…それ以外ですと
…『スパルティー・ギギギ』…ネアメ以前はギギギ傭兵団を率いていた歴戦の戦士です
真人間ですが正義感からネアメ側についたようです
ワカメ町・砂糖町でその存在が確認され そこでの働きから恐らくネアメでのリーダー的存在であると思われます
ワカメ町ではスーパーウトゥルサヌ第3大連隊隊長を瞬殺…
砂糖町ではアラプマ班長にやられていますがその傷で最後まで戦い抜いています
とりあえずこの人物が今のネアメでも特に要注意すべき者でしょう」

アイゼン「…………スパルティー…?
…………どこかで聞いたことがあるねェ」

魔反会「そして次に『ディミリア』…
この女は前ネアメにも所属していた数少ない“生き残り”です
そして前ネアメに居た治癒魔法使いイレバーの孫になります
イレバー同様治癒魔法を得意としていますが イレバーに比べるとまだ未熟と言えます
しかしながらそれは“現時点”での話であります
魔力自体は既に世界でも有数の高いレベルの力を持っており治癒魔法以外でも…限定的ではありますが“メコレ級以上”の使用が確認されています
潜在能力…将来性を見るといずれはイレバーをも超すほどの力を秘めているのでは…との評価がなされています」

アイゼン「おっ♪ かわいこちゃんだねぇ…ふへへ」

魔反会「このディミリアもネアメ内での立場は高い方だと思われ
前述のスパルティーと同程度の権力を持っているだろう…と識者は推測しています
…そしてここからはネアメの雑兵ですが…まず
スパルティーの側近とされる…軍服を着た『1』と『2』…
それから半裸の『3』と『4』と『5』です
これらは顔が数字の所謂“モブ”ですが
この5人は“あの”マイムシティの出身者です
マイムシティは世紀末都市と呼ばれ長く世界政府も匙を投げつづけた無法地帯です
そこに暮らすモブ達は隔絶された世紀末の中で身体を強化させモブの一人一人が人並み以上の力を持っていて非常に狂暴で凶悪で強力です
事実 大魔女フーリャンが姿を消して以降の世界で
未だに我々魔反会の介入を許していないのは古都コトコトと…このマイムシティのみです
この5人は大魔女フーリャンの仲間のチロリーンとも繋がりがあり 一種の師弟関係にあるとの事…」

92名無しさん@避難中:2018/01/31(水) 01:21:58 ID:hwMKogOQO
魔反会「続いて武闘派役者『スケピヨ』………は
獅子奮迅の黒子『みぎちくび&ひだりちくび』とともにセシル様に滅せられましたね…
…えーその他に………魔獣研究者『才ーキド』
世界で唯一魔獣を研究する家系の後継ぎです
魔反会が何人も寄り集まって魔獣を研究する中 この女はそれらを全て一人でやってのける才女です
魔獣をなんの改造もなしに持ち前の才能や能力を特化して伸ばすのを得意としています
砂糖町の戦いでは魔獣班班長代理のおかず…とおかずが使役する非常に強力な魔獣達と少数で戦い
おかず以外の魔獣全てを捕獲してしまっています
つまり魔反会の主力戦力の一つであった魔獣達をまるまるネアメへと取り込んでしまったわけです
この女がその魔獣達を引き連れ我々に向かって来ればそれが非常に脅威となることは間違いないでしょう」
カタカタカタ…

魔反会「…一つ気になる情報があります
ワカメ町・砂糖町の戦いでネアメの兵達は“青いオーラ”を放っていたという目撃情報があります
それが本当だとすると…」

アイゼン「…給仕班班長…か?」

魔反会「はい
魔反会の給仕班班長…『刻苦』の料理を食べると気が青くなるという噂レベルの報告が前から挙がっていました
そして…その刻苦班長は地方改造施設に出向した後から行方不明となっています
その事から考えますと…」

アイゼン「……ネアメ側に付いちまった…かぁ」

魔反会「…恐らくですが」

アイゼン「…かーーっ!!!!!!! 勿体ねぇことしたなぁ
刻苦班長の料理は見た目はエグいが その料理がもたらす効果には目を見張るものがあったってのになぁ
……ネアメの連中の急成長具合は……こういう所から来てるんじゃねぇのか?
……ったく…見た目で食選ぶ奴らは愚かだねぇ……惜しい人材を放流したな」

魔反会「刻苦班長自身の戦闘能力も 噂では大連隊隊長クラスあると聞きます
もし立ちはだかれば強敵となるのは必至でしょう
………さて…ここからは毛色が代わりますが
ネアメの中には人間以外にも注目すべき存在が居ます」
カタタタ…タタンッ

魔反会「これはペトロです
ネアメは奇妙なことにあの変態生物で有名なペトロを足として珍重しています
本来ペトロは調教が難しく人間には扱えないはずなのですが…
それを可能としているのがこのペトロの存在でしょう…
このペトロは『ジョージ』という愛称で親しまれておりペトロの中でも突然変異といえるほど大人しく社交的なペトロです
詳しく調べてみますと このジョージというペトロは夢地方のクソ山でペトロ達を率いていたボスのようです
その地方は昔からペトロによる被害が多かったのですが このペトロがその地を治めてからそれが激減しています
その地方の人間達が言うには ジョージがペトロ達に理性や知恵を与えた…と言われており
その地方の人間達…そしてあらゆるペトロ達からは『神』と崇められていました
…このような動物までネアメに居たとは驚きです
……そのほか オッポチン地方でありとあらゆる痴漢行為を働いた変態モグラ…通称『アナホ』もジョージとともに確認されています」

アイゼン「ふへへへ!!!!!!!!!
面白ェなァ…………ネアメにも色々居んだねぇ…」

魔反会「そして……」

93名無しさん@避難中:2018/01/31(水) 01:32:21 ID:hwMKogOQO
補足

> 未だに我々魔反会の介入を許していないのは古都コトコトと…このマイムシティのみです


チロリーンの故郷『RPG村』は地図に乗ってないので例外

94名無しさん@避難中:2018/01/31(水) 02:20:46 ID:hwMKogOQO
魔反会「何度となく魔反会の邪魔をしてきたネアメの鉄砲玉集団…通称『ギルチーム』
現魔反会が最も煮え湯を飲まされた相手であり 最も警戒すべき連中です
魔反会活動の要ともいえる宣伝戦略班の壊滅も… 未開の地であったゲーム脳地方開発の邪魔をしたのもこいつらです
こいつらはネアメで最も活動的であり単体の実力も大魔女フーリャン達のような超人レベルの能力を持っています」
カチッ カチッ

魔反会「リーダーである『ウラ・ギル』……元魔反会の裏切り者です
魔反会に在籍していた頃は取るに足らない雑兵でしたが…
ネアメに渡ってからはその成長度は非常に著しいです
現在では恐らく…大連隊隊長級の実力も超えているでしょう
砂糖町ではアラプマ様の進撃も食い止め セシル様の追撃も止めたとされます
実力を伴った愚者………とでも言いましょう
魔反会の機密情報もある程度知っている危険人物です」

魔反会「…『ツバメオー・ミユニユ』……魔法使いです
魔力自体はそこそこですがネアメでも特に修羅場を越えて来たためかなり実戦的な魔法を身につけており性質も大魔女フーリャンに似ています
そして恐ろしく強力で奇妙な魔獣を使役しておりそれも厄介です
砂糖町の戦いではウラ・ギルと共にメッコウ村を解放…
そこでは“あの”ヤカラード隊長を再起不能に追い込んでいます
…補足情報ですが…このツバメオーはミミ村という場所の出身です
ミミ村は半年ほど前…魔反会に従わなかった事を理由に滅ぼされています
その時その殺戮を指揮していたのは………ヤカラード隊長でした」

アイゼン「因果応報かい……ふへへ…」

魔反会「『ヤンデル・シン』………前述のツバメオー・ミユニユの義理の兄です
格闘技を得意としており 年齢の割にかなりの練度で鍛え上げられた屈強な肉体を持っています
元より格闘技の才能があったのか 地方の格闘大会では十代前半からずっと優勝していたようです
ネアメに来てからは力が更に強力になり 特記戦力であるチロリーンが扱う技と同様の技を修得しています
拳一つで銃弾や剣と渡り合うサマは非常に驚異的です
砂糖町では本気のスーパーウトゥルサヌ隊長の一撃を肉体で無傷で受け切り破っております
アラプマ様とも交戦し アラプマ様をあと一撃…というところまで追い込んでいます」

魔反会「『塩化ビニール・マッサオ』…
連合騎士団に所属する騎士です
本物の騎士であるため非常に高レベルの剣技と厚い装甲による防御力を有し 近接戦闘ではネアメでも随一でしょう
ワカメ町では兵器班の最終兵器を……砂糖町では第1大連隊のヒーロ隊長と交戦…
持ち前のタフさを遺憾なく発揮し結果的に勝利しています
全ての能力が平均的に高い本物の強者でしょう」

魔反会「『ビラコ・キンピラコ』は戦闘員ではなく衛生兵です
混血ですが魔法は使えません しかしディミリアに師事しており魔法札などを巧みに操り高水準の治療をあっという間に施します
多少の怪我なら数秒で治してしまうほどです
ネアメに入る前はガムテープ地方のペタペタ病院に在籍しており
18歳の頃に配属されてから7年間連続で最優秀看護士の表彰を受けています
その病院で彼女によって救われた命は万を下らないと言われています」

魔反会「最後に『ウソニ・ツウフ』…
この人物は謎が多かったのですが…色々な班と協力して情報を漁った結果正体が分かりました
この男は…性が違いますが…あの『エイプルルン夫妻』の子供である…とのことです」

アイゼン「エイプルルン夫妻?」

魔反会「魔反会と協力関係にある武器会社のデス社………
かつてそこに所属していた夫婦です
その夫婦はデス社内でロボット工学や銃の設計・製造を専門としていました
彼等の作る兵器はとてつもなく強力で…彼等自身も銃火器のスペシャリストでした
この夫婦はたくさんの兵器を制作しデス社の発展に貢献したようですが…ある時デス社を脱走したようです
人を殺す道具を作りつづける事に嫌気がさしたのでしょう
しかしデス社はそれを許さず 夫婦を暗殺しました
夫婦はそれを予測していたのか 自分達の一人息子を知り合いのもとへ里子に出していたようです
それが今こいつが名乗っている性の家でしょう
それからこいつは兵器とは無縁の場所で平和に暮らしていたようですが
遺伝か……両親と同じく銃を扱う才能が異常なレベルだった模様です
7歳の頃 はじめて銃を触り 練習もそこそこに狙撃の世界大会で優勝しています
それから順調に銃の腕を磨き 今では銃を使えばフルスコアが確実……両親をも越えた銃使いとなったようです…」

ゴォォォォ…

95名無しさん@避難中:2018/01/31(水) 22:33:44 ID:hwMKogOQO
魔反会「…とまぁ主だったところではこんな感じです」

アイゼン「へっへっへ…ありがとよ
なかなか粒ぞろいだな…今のネアメも…
こりゃあ舐めてかかると痛い目見そうだねえ…」

魔反会「ご冗談を
ネアメ以上に今の魔反会の方が粒が大きく思いでしょう
例え奇襲を受けようと安く負ける顔ぶれではありません…今回は
なんせ班長級が5名以上…あのプリミティ様も居ます
負けるビジョンが一切見えません」

アイゼン「プリミティのおやっさん…ねぇ…
…………ほ……おォ!!!!!!!!!!
うへへ…思い出したぜ!!!!!!!!!!
ほぉ……なるほどねぇ」

魔反会「な…なにがですか?」

アイゼン「さっき教えてくれた“スパルティ”ってやつ…
そいつの事さ……」

魔反会「…ご存知なのですか? 昔どこかで面識でも…」

アイゼン「へっへ……面識はねぇがよ……話でな
……ぐへへへ…おもしれぇなぁ…
プリミティのおやっさんと………スパルティ………か
会ったらどうなる事やら……楽しみだねぇ」
ニィィィィィ…

魔反会「………?」



――― 魔反会… 地下…

『アーク休眠室』



ゴポポ… ゴポポ… ゴポォッ…


セシル「ンン………アーク様の鼓動とブクブクの間隔がだんだん短くなって来たかな
やはりそろそろ目覚めの時は近いかな」

イリリシカ「ふーん」

セシル「ふーんって………
イリリシカ…君は少し情感が足りなさ過ぎるかな
我らが主のお目覚めだよ …私は感動にうち震えて居るというのに」

イリリシカ「だって私一度アークさんとは会ってるし
まぁキミは3000年ぶりだから感動するだろうけど……ってかキミの場合は時間の隔たり関係なくともアークさんに会ったら感動するでしょ」

セシル「そうかな?
まぁ私はこの身をアーク様に捧げているからね……アーク様に対する思いは人一倍さ」

イリリシカ「セシルさん そういうのこの時代でなんて言うか知ってる?
やおいって言うんだってさ」

セシル「………意味は分からないけど褒められた意味ではないというのは分かるかな…
イリリシカ……私より先に目覚めてから随分とこの時代の俗に塗れたようかな…」

イリリシカ「暇だからね
この時代のさぶかるちゃーっていう文化に触れたよ
やおいとか………二匚二匚動画とか………弾幕シューティングとか…………」

セシル「…君のやる事にあまり口出しするつもりはないけれどあまり被れすぎるのも問題だよ…イリリシカ
現代の退魔師達のまえでは威厳を保たなきゃならないかな」

イリリシカ「威厳って………私はそういうキャラじゃないし
そもそも私達って3000年前もただの雑兵だよ
3000年の間に随分と盛られたね」

セシル「ふふ…………何を言うかな
私達はあのアーク様と共に戦ったんだ これくらいの地位に祭り上げられていてもバチは当たらないかな
……それに…身体も気概も著しく退化したこの時代の人間達は…求めているんだよ 本当の英雄をね
………ならばなってやればいい 彼らの望む英雄に
世界を導く英雄に
既に英雄……いや…神であるアーク様が居るんだ
アーク様の威光に肖って英雄を演じていようじゃないかな
せめて…無力で愚かな現代の人間達の前では…ね」
ニイ……………

セシル「相変わらず腹黒いね」


ゴゴォォォ…

96名無しさん@避難中:2018/01/31(水) 23:36:58 ID:hwMKogOQO
イリリシカ「なんにしても私は別に英雄気取るつもりなんてないけれど
面倒くさい
魔法使い殺せと言われたら手伝ってあげてもいいけど」

セシル「ふ……まったくツれないかな………
それにしても…そろそろアーク様が目覚めるというのにミャラダインはまだ眠っているのかな
彼はのんびり屋で困ったものかな」

イリリシカ「どうでもいいよ」

セシル「……………なんだかさっきから…いつもより輪をかけて素っ気ないかな?
もしかして機嫌が悪いのかな」

イリリシカ「普通だよ」

セシル「違うねぇ
……あぁなるほど イリリシカ……ジュルジュリの件で怒っているのかな?」

イリリシカ「…」

セシル「あははは
どうやら図星のようかなぁ」

イリリシカ「…………もっと言い方あったんじゃないの セシルさん…
ジュリーに対してさ… もうちょっとちゃんと話してたらジュリーもコッチに来てくれたかもしれないよ
……それなのに……ジュリーと敵対するなんて…」

セシル「話したかな
ただどう話しても無駄だったろう…ジュルジュリは我々と根本的に考え方が違う
そんなことは ジュルジュリが魔法使い達に協力してる時点で分かったことかな
…覚悟は決めることかな……ジュルジュリは我々の敵かな」

イリリシカ「…………」

セシル「…君がジュルジュリに対して果てしない恩義があるのは分かっている
しかし…だからとして……君は我々を……アーク様を裏切ってジュルジュリの下へと行くのかな?」
ズズズ…

オオオオォォォ…!!!


ピリッ…
イリリシカ「…
………そんなわけないでしょ…
ジュリーに対しては良くても…私は別に魔法使いが好きとかじゃないし…
わざわざ向こう側になんて行かないよ
……とりあえずその殺気抑えなよ
…セシルさんと戦うつもりはないから」

ズズ……スウゥゥーーー…
セシル「それは良かったかな
私だって共に戦った仲間と戦いたくはないかな
…もちろんジュルジュリとも本心では戦いたくないと思ってるよ
でも仕方ないのさ……ジュルジュリが変わらないうちはね…
………ま……もしかしたらジュルジュリの方の気が変わることもあるかもしれないかな
今度会ったら君の方から話を持ち掛けたらどうかな」

イリリシカ「そうするよ」

セシル「…ふぅ いけないいけない
アーク様の前で雑談が過ぎたかな
……どうやら外の方も大きく物事が動いたようかな
その結果を待ちつつ我々は大人しく………ヴっ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
よろっ…

イリリシカ「大丈夫?」

セシル「あ…あぁ 大丈夫かな
一瞬だけ頭痛がね…」

イリリシカ「…なんか…この時代に復活してからセシルさんそればっかりじゃない?
セシルさんも休眠が必要なんじゃない?」

セシル「………いや……それは大丈夫…
大丈夫だけれど………この頭痛は…………分からない…
なんだろうな…………頭の中を…嫌な音が………くッ…」
ぐぐぐぐぐ…

イリリシカ「…?」

セシル「………大丈夫…すぐ鎮まる…
そうしたら…楽になる………」



…………s…………

………………ks……………k………

………ksks………ksks…………ksksksksksksksksksksksksksks……………………………



オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙…

97名無しさん@避難中:2018/02/01(木) 01:28:03 ID:EKHxjW56O
――― ネアメ・ルート…アジト


スパルティー「出撃10分前!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
出撃10分前!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
準備が出来た者から病棟裏の広場へ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
今回は一度に大人数の兵で出撃するため裏の緊急脱出道を通って外界へ発つ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
求める兵に制限はない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
怪我が回復し 無理せず動ける者は出来るだけ参加してほしい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
戦闘員・非戦闘員は問わぬ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
今回は『とある作戦』のために普段以上の人員が必要となる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
本来戦いの場に出ない非戦闘員達……どうか今回だけは共に戦場に立ち協力してほしい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
だが無理強いはしない!!!!!!!! 『この作戦』の性質上参加した者達にも多少の危険が伴う場合があるためだ!!!!!!!!!!!!!!!!
それを聞いた上で協力が可能な者ほどのみ参加してくれ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ざわああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


わーわー!!!! バタバタッ!!!!!

《慌ただしいネアメのアジト…!》



軍服1「………出撃兵の制限なし…!
思い切りましたね!! スパルティー様!!!!!!!!」

スパルティー「当然だ
…大魔女フーリャンの所在がおおやけに知れた以上…間違いなく魔反会は動く!!!!!!!
恐らく最大の兵力を持ってして…だ!!!!!!!!
…ここからソウサクハツピオニーへ向かえば恐らく確実に魔反会とぶつかる!!!!!!!
戦いは避けられん!!!!!!!!!
ならばこちらも全力で立ち向かわねばならん…!」

軍服2「しかし非戦闘まで駆り出すとは……
『ある作戦』って………例の……サナバー兄貴のテレパスで伝えられたやつですよね
…“そんな脅し”が果たして通用するのか…」

スパルティー「理には適っている …地理的にも…“それが起こっても不思議ではない”……
…まぁ今は信じるしかあるまい」

軍服1「そうですね…」

スパルティー「……しかし“作戦”を成功させるには…“アレ”が間に合うことが必要不可欠だ
ペトロは既に出したか?」

軍服2「はい! ネアメでもっとも駿足のペトロを『あの町』に向かわせました
我々がソウサクハツピオニーに向かう道中で“例のモノ”を持って合流出来るはずです」

スパルティー「うむ…
さて…あとはどれだけの者達が志願してくれるか…
…今回ばかりはギル達の力に頼るわけには行かない
…我々も踏ん張り時だ」

軍服1「大丈夫です」

軍服2「えぇ 負けやしませんよ」

スパルティー「!」

軍服1「砂糖町で戦ってから大して日にちも立っちゃいませんが………
あれから俺達は……皆が…変わった
強くなった………多分……いや 確実に」

軍服2「…もうあんな思いはしたくねぇです!!!!!!!!!!!!
もう仲間は誰ひとり失わねぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
全力で誇りある命を貫いたスケピヨの勇気が…俺達の闘志に火を点けたんだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ドンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


スパルティー「…お前達…」




ザッ!!!!!!!!!

ディミリア「私もです」
ドドンッ!!!!!!!!!!!!!!!!


スパルティー「ディミリア君…?」

ディミリア「スパルティーさん
今回の戦いには私も同行させていただきます」

ゴウッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

98名無しさん@避難中:2018/02/01(木) 01:58:43 ID:EKHxjW56O
バァンッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ディミリア「フーリャンさんを迎えるためのこの最終決戦…
私も戦場に立ち…皆さんと共に戦い そして皆さんを癒しましょう」


軍服1「なっ………ディミリア様!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

軍服2「ディミリア様も出撃を!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

スパルティー「…何を…! 本気か!!!!?」

ディミリア「ふふ…こんな時に冗談を言うほど妙な感性はしていませんよ」

スパルティー「…しかし…君には立場が…」

ディミリア「あら?
参加する人員は“制限なし”とおっしゃっていませんでしたか?
私は例外でしょうか? 特別扱いはいけませんよ?」

スパルティー「む…むー」

軍服1「い…いやいや……でもディミリア様…
今はギルもいないし……そいでスパルティー様もディミリア様も戦いに出撃しちまったら…
このネアメのアジトがリーダー不在になっちゃいますよ?
…このアジトに残るもの達も当然大勢居る…
この場所は安全とはいえ…リーダーっていう拠り所がごっそり居なかったら皆不安になっちまうんじゃ…」

ディミリア「………大丈夫…」

軍服1&2『?』

ディミリア「このネアメのリーダーならまだ居ます
…………本当のリーダー………だった人が…」

スパルティー「………まさか…」

コク…
ディミリア「…はい
…ヒャダオさんです」

ドンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


軍服2「ヒャダオ!!!!!!? 前ネアメのリーダー……
ネアメ・ルートの創始者!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

軍服1「で…でも……ヒャダオ…様は前ネアメが四減魔師の一人に壊滅させられた時に
車椅子じゃないと生活出来ない程の傷を負った上に…精神面にも相当な傷を負って今は表に出れる状態じゃないって聞きましたが!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

ディミリア「はい
ヒャダオさんは体にも…心にも………重い傷を負って…正気に戻ることが出来るのか分からなかった
ですが…先程のヒャダオさんは………
以前のような覇気のある……稟とした姿と声…でした…
まさしく前ネアメを率いていた…ヒャダオさんのような……」

スパルティー「………精神が…回復したのか…?!」

ディミリア「分かりません
…いや…そうですね…一時的なものかもしれません しばらくしたらまた元の病んだ姿に戻るかもしれません
ですが…ヒャダオさんは…言ってくれたんです」




―――

ヒャダオ「今…の俺は……今は……大丈夫だ
ディミリア ここは俺にまかせろ
お前は…行ってくれ
きっとお前もそうしたいと思っているだろう」


―――

ディミリア「…私の気持ちを汲み取って…気力を振り絞ってくれたのかもしれません
…私は…ヒャダオさんの思いも一緒に…皆さんと共に戦いたいんです
お願いします スパルティーさん」

スパルティー「…………」



ゴォ………



スパルティー「…分かった!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
心強い限りだ…! ディミリア君……頼むぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ディミリア「…えぇ!!!!!!!!!!!!」


ゴゴゴォウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウッッ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!





ザ… コソッ…

ダジー「…」

ムイ「…」

99名無しさん@避難中:2018/02/02(金) 01:56:23 ID:1BQJq2nkO
――― そして…

ネアメアジト裏口…

ザザァーーーーーーーー………


スパルティー「…生憎の雨だ……
だが……この急な戦いにこれだけの志願者が集まってくれて嬉しく思う
……それだけ皆も…この戦いが我々の命運を分かつものだと分かってくれているのだろう」


ザァァァーーーーー…!!

サイ「…」

マジデス「…」


スパルティー「簡単な情報は知っていると思うが
コトコトに行ったギル達が大魔女フーリャンの今の所在地を突き止めた…
ソウサクハツピオニー地方だそうだ……そこに居るのだ」


手下3「……」

手下4「……」

手下5「……」


スパルティー「…彼女は我々に残された最後の希望だ…
必ずこのネアメに迎えるべき…迎えねばならん最重要人物だ
だが…同時に…魔反会にとっては最も警戒すべき…捕らえるべき最危険人物だ
我々が彼女を求めるのと同じくらい
魔反会も大魔女フーリャンという存在を手中に収めるため躍起となるだろう
……言い方は相応しくないが…これは競争だ!
どちらが先に《星》を奪うか…!
手にした方には希望という星を奪う…!
間違いなく……あらゆる明暗を分ける……競争だ!!!!!
……………我々ネアメはこれまでたくさんの“競争”で魔反会に敗れて来た
…奪われたものは多い……守れなかったものは多い……
…………失ったものは多い………」


ミーコ「………」

刻苦「……」


スパルティー「そのたびに我々は苦しく悔しい思いをして来ただろう
だが皆は共に悲しみを分かち合い つかの間の喜びを共有しあい…支え合い…耐え忍んだ
いずれ来るだろう“逆転”の時を信じて…」


マジデス「……」

のりぽん「……」


スパルティー「………それが…今だ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
この競争にだけは絶対に負けるわけにはいかないッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ここに我々の全力をぶつけよう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
この場に集まった7000もの戦士達の力を合わせ 今度こそ勝利を掴もう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
この勝利はきっとこの『退魔戦争』そのもの勝利に繋がるはずだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カッ!!!!!!!!!

ザザァァァァァ…!
ピタァァーーーーー…!


軍服1「おぉ…………雨が………」


スパルティー「恐らく我々は確実に魔反会の戦力と正面からぶつかるだろう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
そして魔反会の兵力は…ネアメを遥かに圧倒しているだろう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
だが私はまったく悲観もしていないし負ける気も一切ない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
みんなの顔は一人の矛盾もなく…勇敢に!!!!!!!! 真っすぐ希望を見据えているかのように光り輝いているのだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
全員の心が一致した我々の団結力は魔反会など遥かに越えている!!!!!!!!!!!
私は確信した!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
我々は勝てる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
大魔女フーリャンは我々の下に再び降り立つ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
我々の未来はこの空のように…澄み渡るに違いあるまい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ブアァァァァッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《ネアメアジトの上空………分厚く覆っていた雲は嘘のように晴れ…
輝ける太陽がネアメを照らした!!!!!!!!!!!!》



スパルティー「これが苦難に身を置きつづけた我々の…最後の戦い…!
そして希望への始まりの戦いだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
進もう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
…我らに勝利を!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
グォ!!!!!!!!!!!!!!!! ビシィィィッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


みんな『我らに勝利を!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
グオォーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


わあああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《ネアメの戦士達は腕を突き上げ声高らかに雄叫びをあげた!!!!
…出撃!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》

ドォォンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

100名無しさん@避難中:2018/02/05(月) 02:19:32 ID:u7UGdxJ6O
――― コトコト


サナバー「―――連絡は済んだ
すぐに動いてくれるじゃろう」

ツバメオー「でもさ…おっさん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
変な事頼んじゃって……
“そんなの”が本当に意味あんの?」

エンカ「あるさ
未だに魔反会が『世間体』を気にしているならな…」

ツバメオー「なんか不安な言い方だな…」

ギル「大丈夫です
エンカさんの方法も…それを活用するスパルティーさん達も…きっと上手く行く
…さぁ!!!! 我々も向かいましょう!!!!!!!!!!!!!!!!!!
マリカースゴイ山へッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


チロリーン「…フーリャンの野郎!!!!!
…っち!!!! いけ好かない奴だけどやっぱり久々に合うのはワクワクするよ!!!!!!!!!!!!!!!!」

亀「見ない間に丸くなってっかもなぁ!!!!!!!
僕らの顔見て泣き出したりしてな」

ジュリー「いや多分彼女は変わってないよ
あの無慈悲な魔法をこの身に受けた俺には分かる…」
プス…プス…ぷしゅ〜〜…
ズズゥ〜〜〜ン…

亀「悪かったって」


彼方「お前ら…もう行くんだな」

ギル「えぇ
慌ただしくてすみませんが…」

亀「あぁ 本当は感謝の焼肉パーティーでもしたかったんだがよ!
それはまた今度な!!!!!!!!!!!!!!!!」

ウマミ「やったやったー!!!!!!! 焼肉焼肉〜〜〜!!!!!!!!」

シヌカ「あうあう〜〜〜!!!!!!!!!!」

プリンムシ「こ こら! はしたないですよ!」

彼方「…よし! 言った事に二言はないな
やるなら高級肉だぞ!」

エーロレイン「エル
今度この町に来たらゆっくり家族の皆にも会ってくれよ」

亀「あーあー!!!!! わーってるってさ!!!!!!!!」

うさぎ「チィもご挨拶に行くピョー!!!!!!!!!!!!!!!」

エーロレイン「…! こっ…婚姻の報告とかなら早めに言うのだぞ!!!!!!!?
こ…このエーロレインもお父さんお母さんも心の準備がいるからッ…!」

亀「ンなことしねーよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

わいわい…



てれび「みなさんは
きたのとおなじあのヤマからこのまちをでますか」

ギル「一応は…そうですね …何故です?」

てれび「われわれはあまりこちらの世界にかんしょうするつもりはありませんが…
せめてものきょうりょくなのです
あの山からしゅっぱつするならライジーのちからをつかってあなたたちのペトロぐるまを強化してあげるのです」

ギル「そ…そんなことが出来るのですか!!!!!!!!?」

てれび「効果はながくはつづきませんが
少しでもじかんをたんしゅくできるでしょう」

ギル「ありがとうございます 感謝します」

ヒョーゲン「………それと……もう一つ…」

ツバメオー「何? まだなんか力貸してくれんの?」

ヒョーゲン「あらあら…あまり物欲しがらないでくださいな
私達はこの世界にあまり干渉するつもりはない…言ったじゃありませんの
だから……せめて……つまらないものですけれど……」
ごそごそ…


スッ…
ヒョーゲン「私の雪で作った…私達天寄生をかたどった雪像ですわ
お守りがわりにどうぞ」
チョーーン

ズテー!!!!!!!!
ツバメオー「なんだそれ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
本当につまんないもんだヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
そんなもんどうすんだヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズズーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ビラコ「わ〜〜♪ かわいいですよぅ〜〜〜〜♪♪
貰うです〜〜〜♪ ありがとうです〜〜〜〜♪」

ツバメオー「こんなもんかき氷にして食べてやるヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

タイフーオ「………取っておいたほうがいいわよ? くすくすくす…」

101名無しさん@避難中:2018/02/06(火) 02:08:34 ID:/cZMER12O
ギル「もらっておきましょう
さて…それではまずはまたあの電車に乗って山の方へ…」

てれび「そんなめんどうなことしなくてもここからのっていくといいのです」

ギル「え…?」



おかま「てれびちゃ〜〜〜〜〜ん!!!!!!!
連れてきたわよぉ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズシーンッ…!



ツバメオー「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」



おかま「よっこいしょ〜〜〜〜」
ヒョイッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ズズゥ〜〜〜〜〜〜〜〜〜ンッッッッ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



ウソニ「これは…ペトロ車の箱屋の部分…!!!!!!!?
あんな大きなものを…一人で担いで…?
!!!!!! しかも…私達箱屋だけじゃない!!!!!!!!!!」


わらわらわらわら…

ペトロ達「ウッヒィィ〜wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ラッキー「ひ…ひひーん…!!」

ジョージ「モカヒィーィナァwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
(いやはや驚きました)」



サナバー「な…なんと!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ペトロ車の箱屋の屋根にペトロ5体とラッキーまで乗せて運んでおったのか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

亀「すげぇパワーじゃねぇか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

チロリーン「………あのオカマ野郎……
力を失ってないときの私に匹敵するほどのパワーがあるみたいだな
……だけど私様なら人差し指一本で持ち上げてるところだよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ジュリー「……なに対抗意識燃やしてんだい」
ズーン…



ヒョーゲン「……あなた達の乗り物は用意できたわね…
次は道……………にじ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

にじ「オゥケィでごわーす!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
『レインボーロード:Pattern64』!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ヴヴゥン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ヴォン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ギューーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ヤンデル「こ…これは……虹の懸け橋!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

もみーの「すっごーい!!!!!!!! ここからあの山まで一直線だよーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

にじ「さぁここを通っていくでごわすー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バンッ

エンカ「むぅ!!!!!!!!!!!!!!!! なんと気の利いた配慮でござるか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


シンキ「もう一つありマスヨー
この虹の上は殺風景なんでワタシの能力で
空にタ○リ倶楽部のOPをエンドレスで投射しておいてあげたでゴワース!!!!!!!」
ドンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


♪Who wear short shorts?(パパパパパパパっ)
フリッフリッ

♪We wear short shorts!(パンポッポパパパパっ)
フリッフリッ



エンカ&ジュリー『気が利くゥ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ンホォォ〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ツバメオー「その配慮はいらねーだろーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ぞぞーん!!!!!!!!

102名無しさん@避難中:2018/02/08(木) 01:59:48 ID:4jtBSq1wO
……


エンカ「よし! みんなペトロ車に乗るでござる!!!!!!!!!!!」

わいのわいの…


ザ…
ギル「………皆さんも?」

ルミ「はい」

ギル「……我々はここからネアメには帰還せずソウサクハツピオニー地方に向かいます
もしかしたらその先で魔反会との戦いに発展する可能性があります
そうなれば非常に危険です
……今我々と共に行かなくとも 後日皆さんを迎えに行くことも可能ですが…?」

ルミ「えぇ
それでも私達も一緒に連れていって下さい
これは皆さんと話し合った事です」

ハイゼン「…」
コク…

ギル「……」

ルミ「ネアメの一員として…最後まで見届けたいんです
…私達は戦えませんが……それでも出来る事はあると思います
お願いします 足手まといにはなりません」

ギル「…
………分かりました
では…皆さんも一緒に!!!!」
ドンッ!!!!!!!!!!!!!!!!

ホワイトちゃん「…お姉様! 乗りましょう!!!!!!」

ブラックちゃん「ワーイ バイバーイ!」

ツキ「バイチャー」


ルミ「ギルさん ありがとうございます!」

亀「へへへっ!! ルミちゃんの熱いところ見せてもらったぜ!!!!!!!!
プリプリの海老出版に居た時より逞しさが増してやがるぜ!!!!!!!!!!!!!!!!」

ルミ「エンデリルさんがいない間 私も色々大変だったんですから!!!!!!!!
少しは逞しくもなりますよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

エーロレイン「うむ!!!
逆境にも負けぬタフさは記者に必要不可欠!!!!!!!
その調子であるぞ ルミ!!!!!!!!!!!!」

ルミ「先輩!!!!!!!!!!!!!!!
ありがとうございます……また会いましょう!!!!!!!!!!!!!!!!」

エーロレイン「うむ 今度は平和になった時であるな! またな!!!!!」


わいの わいの


――― そして…

ギル「みんな乗り込みましたね…
それでは…出発しましょう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ジョージ「プルヒッヒィィ〜wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
ダダッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

エンカ「行くでござるぞーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!! 虹の橋を超えてーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ドドォー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


亀「エル姉……彼方!!!!!!!!!!!!!!!! みんな!!!!!!!!
ありがとよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
またなーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ツバメオー「彼方じゃあな〜〜〜〜!!!!!!!!」



彼方「おぉーーーーーーーーー!!!!!!!!
負けんなよーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

シヌカ「すごいですぅ! 虹の上を走ってるですぅ!!!!!!!!」

ガム「あ…あれはどういう理屈でべすか!!!!!? プリンムシさん!!!!!!!!!?」

プリンムシ「あ…あれは………テコの原理!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
テコの原理です!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ウマミ「テコの原理すげぇ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


にじ「ばいばーい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

シンキ「Who wear short shorts?!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ゴオオオオオオオオオオ…!!!!!!!!!!!!!!!!


―――


♪We wear short shorts!

ふりっふりっ


エンカ達『うひょおぉーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ワーッ!!!!!!!!

ツバメオー「本当に映し出されてる…」
ズーン…

103名無しさん@避難中:2018/02/08(木) 02:37:07 ID:4jtBSq1wO
♪Who wear short shorts?

♪We wear short shorts!

ふりっふりっ


ペトロ達『ヒョヌォォォォォォォォォォォォォォォォォン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ハァハァハァハァハァハァハァハァ!!!!!!!!!!!!!!!

ふらふらふら



ヤンデル「あ…危なッッ…に…虹から落ちるッ」

ツバメオー「あの変態獣共も空の尻に興奮して動きが乱れてんじゃねーか!!!!!!!!!!!!!
余計なサービスしやがって〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ギル「ま…まぁ速いからいいじゃないスか…」

ウソニ「………いや…待て だが道がないぞ」

みんな『は?』

ウソニ「先を見てみろ
虹が空の途中で途切れて……このままじゃ落ちるぞ」



ドォオオオオオオオオオオオオオオオンッッ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ババーーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ヒュゴォ〜〜〜〜〜〜ッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



亀「ぎゃ…ぎゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブブーッ!!!!!!!!!!!!!

チロリーン「ス…ストォーップ!!!!!!!!!!!!!
ストォ〜〜〜〜〜〜〜〜ップッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズズーン!!!!!!!!



ドドドドドドドドドドドドドドドドドド
ペトロ達『ウヒヒヒヒヒィーwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww』




ビラコ「ダメです〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!! 前見てないですぅ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」



ゴゴゴォーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ペトロ達「オヒョーwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
ドヒューン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《ペトロ達は途切れた虹の橋から空へ飛び出した!!!!!!!!》



グォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

もみーの「きゃああああああああああああああああああああああああああああああああああっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

サナバー「真っ逆さまに落ちるぞ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ギュオオオオオオーーーーーーーー…



バッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
カンシ「梅雨秘技『成雨』!」



ザアァァァァァァァーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《と!!!!! 突然土砂降りの雨が降り始めた!!!!!!!!!!!!!!!!
そして…》


ラニ「低水命脈『俄龍』!!!!!」
ギュギュギュ…



ギュルォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッッ




ギル「こ…これは!!!!!?」

ヤンデル「と…突然降り出した雨が集まって………水の龍に!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」



水龍「ギャルォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

《水の龍はペトロ車を乗せて更に空を駆けた!!!!!!!!!!!!!!!!》



ギル「カンシさんとラニイヤさんッッ……あのお二人が助けて下さったのか!!!!!!」



―――

シュタッ…
カンシ「雨を生み出す私と冷水を操るラニイヤさんとの合わせ技…間に合いましたね(字あまり)」

ラニイヤ「…あとはライジーさんが…」

104名無しさん@避難中:2018/02/08(木) 02:59:28 ID:4jtBSq1wO
水龍「ギャオォ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズゥゥゥーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!

《ペトロ車を乗せた水の龍は進んだままゆっくりと山の地表へと降下していく…》

グォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ズズゥゥーーーーーーーーーンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
バシャアアアアァーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《地面に降りると水の龍は弾けた!!!!》


亀「うぉ〜〜〜〜〜!!!!!!!! 地面だぁ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」




ライジー「そのまま走りな!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギュオォーッ!!!!!!!!


ギル「ライジーさん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」


ライジー「最後の力添えだぜ!!!!
電撃四駆『トルクチューン』!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バチチチッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



バチィィィィーーーーーーーーーンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《ペトロ車の後部にモーターのような物が付いた!!!!!!!!!!!!!!!!》


ライジー「電気の力で加速するハイパーモーターだ!!!!!!!!!!!!!!!!
車を引けば引くほど際限無くスピードを上げつづける!!!!!!!!!!!!!!!!
…さぁ! もう一つ重要なやつをパワーアップさせておくか!!!!!!!!!!!!!!!!
『雷速インパルス』!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バヂッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

バチッ!!!!!!!! バチッ!!!!!!!!
バチィィーーーーーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ペトロ達『ブルルルォオアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
バリッ!!!!!!!! バリッ!!!!!!!!

ギュギュウウウウウウウウウウウンッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



ギル「ぬぉあッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ペトロ殿達のスピードがドンドン上がっていくーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ネコ【にゃおん!!!!!!!!!
これはなんとも…速いにゃら!!!!!!!!!!!!!!!!】



ライジー「オレの電気ショックでそいつらの運動神経を刺激して限界突破させたぜ
といっても効果が続くのはせいぜい10時間ってとこだ!!!!!!!!!!
これ以上の協力は出来ないが……頑張れよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ギル「…天寄生の皆さん…ありがとうございます!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
我々は……必ず勝ちますので!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ペトロ達『ヒョッッッホォ〜wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww』
ドヒュオオオオオオオオンッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《ペトロ車は超スピードで山を抜けコトコトを離れていった…》



ヒュー……ザザッ…
ライジー「…じゃあな…」


オオオオオオオオオオォ………

105名無しさん@避難中:2018/02/09(金) 00:00:03 ID:uTDQEG0wO
――― 一方その頃…



ヒュオオオオオオ…

ザッ…
女の子「…ここが…」


ゴゴォォォォォォ……
《自然豊かな場所で大きな山を見上げる一人の少女…》


女の子「……ここが…そうで間違いないんですね?」

男「あぁそうだ
ここが…」



――― 勇者山 ―――


ドンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!




男「本当に行くのですか?
この山は危険だが……」

女の子「はい
お仕事ですから…」

男「そうですか…
さすが本にも乗るほどの才女だ
小さくてもよく出来てらっしゃる」

女の子「よ…よして下さい…」

男「まぁ何かあっても私が守りますのでご安心下さい
貴女は思う存分お仕事に没頭して下さい
超メリークリ・スマス女史」

バァンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
スマス「はいっ! ありがとうございます!!!」



どうもこんにちは…超メリークリ・スマスです!!!!!
お久しぶり…でしょうか?
私……初登場して(リアル時間で)8年くらい経ってる割と古参なんですが…
こうして登場するのは3年ぶりぐらいで…
クリスマスに登場するのは5年ぶりくらいになります!!!!!!!!!
…私は名前の通り クリスマスあたりに出て来るのがアイデンティティだったんですけど
ここしばらくずっと登場出来ずにいました
でも…今年は久しぶりにクリスマスシーズンに登場することが叶いました!!!
また皆さんにお会い出来て嬉しいです…!
あの島根でもすごい雪が降ってるこの見事なホワイトクリスマスに……思わず声が漏れます…


♪ミ☆★☆★ Merry X'mas ★☆★☆彡♪



………え?
………今日は2月9日……?
クリスマスじゃないって…?

…………

……何を言ってるんですか…?
今は間違いなくクリスマスですよ…
だって今年の2月9日は…

旧暦の12月24日です

ほら クリスマスでしょう?
だからこの日に私が登場しても不思議ではないのです
島根はホワイトクリスマス!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
Q.E.Dッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ドドンッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



スマス「ぜぇっ…ぜぇっ…」

男「ど…どうしましたか?! だ…大丈夫ですか!!!!!!?」

スマス「………はぁ…はぁ………
ご…ごめんなさい… 少し感情がほとばしってしまいました…
でも…あの………危険な場所だというのに護衛なんて頼んで申し訳ありません…
えっと…」

タイム「賢者タイムです
…大丈夫……これも我々の仕事の一つだ
大船に乗ったつもりで居て下さい!!!!!!!!!!!!!!!!
貴女を危険な目には決して合わせない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
情熱に燃える貴女の姿に…私の気も激しく燃え上がりましたよ!!!!!!!!!!!!!!!!
聞こえますか!!? 私の気が…立ち上る音が!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
シュインシュインシュインシュインシュイン手インシュインシュインシュインシュ淫シュイン……!!!!!!!!

スマス「やらしーーーーーっっっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ダダッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

タイム「何故!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ズーン!!!!!!!!

106名無しさん@避難中:2018/02/09(金) 00:18:04 ID:.MoRfPWY0
https://download1.getuploader.com/g/sousaku_2/1160/IMG_20180209_001505.jpg

107名無しさん@避難中:2018/02/09(金) 23:55:24 ID:uTDQEG0wO
―――…

ザァーー…

スマス「…えっと………確か…
待ち合わせ場所はこの山のふもと……このあたりで間違いないはず…」

タイム「それは依頼状ですか?」

スマス「はい
私の事務所に届いたんですけど…
『ある植物を育てたいが、ガーデニングの知識がないので助けて欲しい』…と」

タイム「丸くてかわいい字だね………
しかしそんな依頼にもわざわざスマス女史が出向くんですね
スマス女史が経営する『SKGC(すごく臭そうガーデンカンパニー)』は植物の研究・育成・販売でとても忙しいと聞きますよ」

スマス「………私はデラべっぴんや…色々な花や植物の素晴らしさを伝えるため研究者になったんです
そんな私のもとにこんな依頼が来たら………
見て見ぬふりをするなんて出来ません!
忙しいのは確かですけどこの依頼は何よりも優先するお仕事です!!」
バンッ!!!!!!!!!!!!!!!!

タイム「…立派ですね」

スマス「ガーデニングは初めが肝心です!
植物を育てるのが絶対に楽しくなるやり方を教えてあげたいです!!
この依頼状のかわいい字……
きっと私とあまり年の変わらない子だと思います
……お友達になれたらなぁ…ウフフフ!!!!!!!!!!!!!」

タイム「……う…うーん………」

スマス「でもこんな立派な山で待ち合わせなんて…
とても自然が大好きな方なんですね
もしかしたらRPG村の出身の方だったりしますか?」

タイム「……いや……うーむ……………
ここに居るのは…」

スマス「?」


タイム(………本当に大丈夫かな…
……しかし…チチス様があぁ言ってらしたんだ
とりあえず彼女が危険な目に合わないように護衛するだけ…
役目をまっとうするぞ!!!!!! (心を)勃てろ!!!!!!!! 私!!!!!!!!!!!!!!!!)
グッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



そして…

ゴゴォ〜〜〜〜〜……


スマス「……まだかなぁ」



タタタタ…
??「すいませ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜んっっ!!!」

《スマスの背後から声が!》


ザッ…
??「ごっめんなさぁ〜〜〜〜〜〜〜いっ!!!!!!!!!!!!
ちょっと時間過ぎてしまいましたぁ!!!!!!!!!!!!!!
待ちましたか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
パァーッ


スマス「!
あ…! 大丈夫ですよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あなたが今回の依頼主の――――」
くるっ…


ズンンンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ハウシー「そうです〜〜〜〜〜〜〜〜〜
今回先生に手紙を出したハウシーです〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
勇者山で電磁超獣してます〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!
ありがとうございます〜〜〜感動ですぅ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

オ゙ォ゙ンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ズォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


スマス「あぎゃアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアテッッっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブクブクブク〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
バターン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ハウシー「先生!!!!!!!!!!!!!!!!? スマス先生!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ずずーん!!!!!!!!!!!!!!!!

タイム「そりゃそうなるよ…」

108名無しさん@避難中:2018/02/10(土) 02:02:06 ID:DpXGC6nwO
スマス「むきゅー…」

ハウシー「先生!!!!!!!!!!!!! どうしたんだ先生ーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カァーッ!!!!!!!!!!

タイム「どうしたもこうしたもないよ
予想通りだよ」

ハウシー「なにっ?!!
おいッ…人里のぉ……先生は一体どうしてしまったのだ!!!!!!!!!?」

タイム「ショックを受けたんだよ
君のその姿に」

ハウシー「なに…?
…やはり黒熊君の体が大きすぎたか?」

黒熊「…」

タイム「いやまぁ熊にも驚くだろうけど
主にその熊の中にいる君にだよ」

ハウシー「なんだと……」

スマス「う…うぅーーん……
メリークリスマス……………」

ハウシー「先生!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
目を覚ましたかッッ!!!!!!!!!!!!! 先生ェェーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴゥオアアアアアアッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

スマス「ぴぎゃーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
がくーん!!!!!!!!!!
ぶくぶくぶくぶく!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

タイム「脅かすなって!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズーン!!!!!!!!



――― そして…


スマス「…そ…そうですか…
あなたが依頼主の………………
まさか人間じゃないなんて………」
ぞーん…

ハウシー「失礼した」

タイム「お前がスマス女史に依頼の手紙を出したのか?
どこでスマス女史の事を…?」

ハウシー「ふん………拾った雑誌の中に先生の本があっただけだ…
ちょうど植物の育成に関して調べてる最中でな…参考に読んだのだが…
それがまたいい本でな…
まだ生後十年そこらで素晴らしい見識の持ち主だと驚いたのだ
私達にとって植物など取るに足らない足場の一つに過ぎなかったが
先生の本を読んでから認識が変わったのだ
だから植物の事について学ぶなら先生から……とずっと心に決めていた
それで思い切って手紙を出したら………まさかこんなすぐに来てくれるなんて…………嬉しい…」
キュン…

タイム「………あのかわいい字の手紙……お前が書いたのか……」
ズズズ〜ン…

ハウシー「いやぁしかし…本物の先生に会えるなんて感激だ!!!!!!!!!!!!!!!!!
先生著書のデラべっぴん人工繁殖までの経緯を綴った名著『私の秘境は臭い』は50000回くらい読み直した!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
すいません!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! サイン下さい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!////」
ドキッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ズォオオオオオオオオオオ…

スマス「は…はひ…」

タイム「スマス女史 ご覧の通りこの山は怪物の住家になっています
もし嫌だったらこんな仕事はキャンセルして下山することをオススメします」

ハウシー「なんだと貴様殺すぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


スマス「…
だ…大丈夫です…」

タイム「スマス女史…」

スマス「…言ったじゃないですか…! 私は植物さの素晴らしさを伝えるためにこの仕事をしてるって…!
例え人間さんでなくても……植物を育てたいと言って下さる人を置いて…
私が逃げるわけにはいかないんです!!!!!!!!!!!!!!!!
私…やりますよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ハウシー「デラビシャアアァァーーーーーーーーースッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガクゥゥゥゥオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

スマス「ひ…ひーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぞぞー!!!!!!!!

ハウシー「ハッ!!!!!!!!
先生の言葉に感動して『私の秘境』361ページのあとがきに書いてある“最高!!”を表すデラ語を言ってしまったーーッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドキィィィィッ!!!!!!!!

タイム「見かけに似合わずミーハーだなお前!!!!!!!!!!!!!!!!」

109名無しさん@避難中:2018/02/11(日) 01:00:19 ID:dN975F5MO
ハウシー「よろしく頼む先生
私は我々の未来のためにとある植物を育てたいのだ」

スマス「協力は惜しみません
それで……一体なんの植物を…」

ハウシー「それは…」



ヴォオォーーーーーーーー…



ビク…
スマス「な…なんですか…?」

タイム「獣のような咆哮…………まさか…」



ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド…
ズドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ドッシャアアアアアアアアアアアッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
電磁超獣達『ギャルルルォアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』

ゴゴォーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


スマス「ぎゃてえええええええええええええええええええええええええええッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブブブーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

タイム「ス…スマス女史!!!!! 私の後ろに…!
お…おい!!!! なんだこんなに大挙してッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ハウシー「ムウ…こいつらめ…
引っ込んでいろと言ったはずだが……」



ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴォォォォッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
電磁超獣達『ぎゃヴォアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ズォォアアアッ!!!!!!!!!!!!!!!!

《電磁超獣達はスマスに腕を伸ばした!!!!!!!!!!!!!!!!》


タイム「くっ…スマス女史に手出しは………ん!?」


わらわらわら……
電磁超獣達『ギブミーサイン!!!!!!!!!!!!!!!! ギブミーサイン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』

ド〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《電磁超獣達はスマスに色紙を差し出していた!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》


スマス「ズコーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドンガラガッチャアァ〜〜〜!!!!!!!

タイム「………なんだこれは…」

ハウシー「こいつらも先生のファンだ
私が布教したからな」

タイム「筋金入りだな君も…」
ずーん…

ハウシー「まぁ先生の見識に惚れた私と違ってこいつらは不純だがな」


わらわらわら…
電磁超獣「ギブミーサイン!!!!!!!!!!!!!!!! ギブミーサイン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
この本にサインして下さい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
毎日見てます!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズィズィ


タイム「……ん? この本は…」


バンッ!!!!!!!!!!!!!!!!
【超メリークリ・スマスの穴(耳) 13歳夏】


タイム「……………こんな本まで出してるんですか…」
ぞ〜ん…

スマス「ひ……ひィやァァァァァァァァァァァァッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
そ…それは変なカメラマンさんが非公式で出した私の耳穴写真集ですぅぅ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!///////」
カアァァァーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ズズ〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

110名無しさん@避難中:2018/02/13(火) 01:28:18 ID:TNoL/uqoO
わいのわいの…

電磁超獣「サイン!!! サイン!!!」

スマス「は……はい………」
しどろ…もどろ…

ハウシー「コラ!!!!!!!!!!
今日はサイン会ではないぞ!!!!!!!!
先生を困らせるなよ!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴォーッ!!!!!!!!


ぺら…
タイム「……それにしても……
この本は本当にスマス女史の耳の穴ばかり撮ってあるな…」

スマス「な…なに見てるんですかっっ///」
かぁぁ〜〜っ!!!!!

タイム「いやぁ…スマス女史…この本は抜けますね(度肝を)」
ばーん!!!!

スマス「な…な…な…何を言ってるんですかぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ひぃぃぃぃぃんっッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!////」
カカ〜〜〜〜ッ…!

タイム「ど…どうしました!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ぞーん!!!!!!!!



ザッ
クエン「ふん…(ふん…)
よい…(幼女の(耳)穴など興味ない…)」

ハウシー「クエンか」

クエン「ひの…(人里の…)
きか…?(今日は例の物…持ってきたか…?)」

タイム「ああ
全く…私がここに来る度に要求するなど…
ほら…お目当てのえっちな本だ」
スッ…

クエン「うょ〜(うひょ〜〜〜〜)!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
こォ〜(これを待っていたんだよォ〜〜〜〜〜)!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ハァハァハァハァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ババッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ペラッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ドンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
【月刊『仏法僧』(18禁)】


クエン「なゃ〜(なんじゃこりゃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜)!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
びたーーーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

タイム「こ…こらーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
人がわざわざ持ってきたのになんて事をするんだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

クエン「なん(なんだこの本)!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
こう(これエロ本じゃないだろう)!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
なだ(なんで表紙が手を合わせた丸坊主の女なんだ)!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
こか〜(興奮出来るか〜〜〜〜〜〜〜〜)!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぞーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

タイム「な…何を…!?
シスターがベールを脱いで頭を晒してるんだぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
どう見ても背徳感満載だろう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
中も見たか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
シスターが剃髪してる姿が最初から最後まで…無修正で写されてる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
え…えちぃぃぃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドキィィィィーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

クエン「タぅ〜(ターゲット層がニッチすぎるぅ〜〜〜〜)!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

111名無しさん@避難中:2018/02/13(火) 02:06:32 ID:TNoL/uqoO
クエン「そだ(某はまともなエロ本を見てドキドキワクワクビキビキバキバキしたいんだ)!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
へん(変化球はいらん)!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ませ(まともなエロ本を出せ)!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

タイム「…あのな…私は賢者だよ?
賢者は禁欲が基本……今の本だって正直相応しくないものだ
まともなエロ本なんて持ってるわけがないだろう」

クエン「だだ…(だったら斬り捨てるだけだ…)」
チャキ…

タイム「…まったく…
だから私の私物ではなく…チチス様の私物をお借りしてきた
これで我慢してくれ」
ス…

クエン「むっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
バッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

【月刊『旗娘』(18禁)
〜特集:私のフラグを勃てないで〜】


クエン「…………」



クエン「許すッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カッアッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

タイム「気に入ってもらえて良かった」

ハウシー「おいいい加減にしろォ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
先生の仕事を邪魔するなら全員の首を斬るぞォ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

スマス「わ…私は大丈夫なんで怖いこと言わないで下さい…」
ずーん…


――― そして…

スマス「…それでは…
先程は聞きそびれました…
ハウシーさんが私に育て方を教えて欲しい植物とはなんでしょうか?」

ハウシー「…これだ
我々はこの植物を増やしたいのだ」
スッ…

スマス「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
この苗は……まさかっ」

ハウシー「さすが先生
ご存知か」

スマス「も…もちろんです!
この世に残された唯一の…伝説の…幻の…秘草!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
メチャツゴイー草!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
まさかこんな所で見れるなんて…!!!!!!!!!」

タイム「メチャツゴイー!!!!!!!!!!?
これが!!? こんなに…!?」

スマス「この勇者山にはメチャツゴイー草が眠っている……そういう噂は聞いていました
……ですがこのメチャツゴイー草はこの山で出来たものではないのですね」

ハウシー「うむ……………
これは私が特殊なツテを通してとある島で入手した
メチャツゴイーの“分体”だ
原種ほどではないが凄まじい力を秘めている…」

スマス「えぇ…凄さを肌で感じます
……しかし…このメチャツゴイー草は少し弱っていますね」

ハウシー「うむ…島から持ち帰ったはいいが扱い方が分からんでな
増やす手だても分からんまま保管していたら見る間に枯れはじめた
だからあわてて色々な本を調べ…それで先生に…」

スマス「…そうでしたか…
確かに植物は地面から引き抜いたまま何も処置せず放置すれば遅かれ早かれ必ず枯れてしまいます
これは早めにこの子達が元気になれるように環境を整えてあげる必要がありますね
………しかし………幻のメチャツゴイー草を育てるのは私も初めての経験です………これは…」

タイム「難しいですか?」

スマス「…難しい…です
でも………投げ出しはしませんよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
この世の全ての植物を育てられなければ研究者の名折れです!!!!!!!!!!!!!!!!
このスマスにおまかせ下さい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

スマス「先生ーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ハァァーン!!!!!!!!

112名無しさん@避難中:2018/02/13(火) 02:09:55 ID:TNoL/uqoO
最後

×
スマス「先生ーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ハァァーン!!!!!!!!



ハウシー「先生ーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ハァァーン!!!!!!!!

113名無しさん@避難中:2018/02/13(火) 02:36:56 ID:TNoL/uqoO
〜〜〜 メチャツゴイーを育てよう♪ 〜〜〜

スマス「まずはプランターが必要ですね」

ハウシー「プランター……
植物を植える器か」

スマス「そうです
文献ではメチャツゴイー草は最大1mの高さまで育ち太さも結構あるそうなので
幅も深さも余裕のある器がいいでしょう
何か…この山にプランターになるようなものがないですか?」

ハウシー「幅と深さのある器か……
よし 獣王たかし… アレを持ってこい」

獣王たかし「ハッ!!!!!!!!!!!!!!!!」


―――

獣王たかし「お持ちしました!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ハウシー「よし…
先生 これなんてどうです?」
スッ…

ド…オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙ン…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ぞぞーんッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
スマス「ず…頭蓋骨!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
な…なんですかコレ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

ハウシー「母です」
す〜ん…

スマス「ヒィィィィィィィィィィィッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ずぞ〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!


――― 結局…

スマス「仕方ないのでこれをプランターにします……
では次に…プランターに土を入れます
本当はホームセンターに売ってるガーデニング用の土を使うつもりでしたが…
メチャツゴイー草は本来この山に自生している植物です
ですので この山の土との相性が一番良いでしょう
ここの土を使いましょう…
ただ…この山の土はかなり固いみたいですけど…」
ぺたぺた…

ハウシー「よし!!!!!!!! まかせろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
行くぞ黒熊君!!!!!!!!!!!!!!!!」
ザザッ…

黒熊「…」

ヴゥーーーンッ…

ハウシー「黒腕!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドゴォッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

チュッドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《ハウシーは黒腕で地面を殴った!!!!!!!!
地面は土を吹き飛ばし巨大なクレーターを作った!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》

ドザザザザザザザザザザザザァァァァァーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ゴゴゴゴォーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


スマス「―――」

ハウシー「…よし 取り急ぎ土が一山分用意出来たぞ!!!!!!!!
どうです!!!!? 先生」

スマス「……こんなにいらないです…」
ず〜ん…


―――

ザザッ ザザッ…
スマス「…よいしょ…よいしょ…
土は…このくらいでいいかな?
それじゃあメチャツゴイー草の苗を植えましょう」
ガザザッ… ザッシュ… ザッシュ…

ペタペタ…
《メチャツゴイー草がプランターの中に植えられた…………すると!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》


…………しおっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


タイム「!!!!!!!!!!!!!!!!? 一瞬で枯れた!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ずーん!!!!!!!!!!!!!!!!

ハウシー「先生…これは?!」

スマス「そ…そんなまさか……
…まさか…土が悪い…?」

ハウシー「この山の土がか!!!!!?
…どれ…!」
ヒョイ……

《土を口にするハウシー》

ハウシー「ペロッ……
―――! これは…ヒ素!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ドォ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

114名無しさん@避難中:2018/02/13(火) 19:25:10 ID:TNoL/uqoO
ハウシー「むむ〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
なんだここら一帯の土は〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
どこもかしこもヒ素が混ざっているぞーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ペロッ!!!!!!!! ペロッ!!!!!!!! ペロッ!!!!!!!!

ゴォォォォォォッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

スマス「な…舐めすぎじゃないですか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

ハウシー「フハハハハ……私は電磁超獣…毒など効かん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

黒熊「…………ッ!!!!!!!!!!!!
ッッッ………ッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
ビクンッ… ビクンッ…

タイム「効いてる効いてるッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
そっちの熊に〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドォ〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!

ハウシー「黒熊君ーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴーーンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


―――

スマス「…まさかヒ素が………
こんな土では使えません……」

タイム「ヒ素なんて普通出て来ないはず
なんで勇者山の土がヒ素に汚染されて!!!!?」

ハウシー「知らん……
…待てよ…? おい 誰かこの中で毒を作り出す能力を持ったヤツがいなかったか?」


獣王たかし「……すんません………自分ス…」
おず〜…

ハウシー「獣王たかし!!!!!!!!!!!!!!!!?
そうか…貴様の能力はたしか乳首からあらゆる毒を垂らす能力だったな…
何故この山の土を汚染するようなことをした…」

獣王たかし「じ…自分……クエン様が見ていたエロ本に影響されて授乳プレイに憧れてたんス…
でも電磁超獣で唯一授乳プレイが出来そうだったミキニー様が居なくなったんで…
仕方なく自分の乳首を用いて…!!
……しかし…やはり授乳プレイは一人では出来ないと気づかされた俺は…
一人寂しく地面に授乳を…!
それが…こんなことになるなんて…」

クエン「そマ?」

タイム「バカな事を……
賢者にはこういう格言がある

『マス(マスター(主人)に)(礼儀を)カく(ようなことをする)なら迷惑をかけずに(礼儀を)カけ』………

それを怠った君は恥ずべくに然るべき事だ…」

獣王たかし「す…すんません…! 俺…! 俺…!」

ザ…
ハウシー「獣王たかし……」



ハウシー「ペナルティーだッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズババリギャアアアアアアアアアアアッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

獣王たかし「ぎゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
プッシューーーz___ッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《獣王たかしは両腕を引き裂かれた!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》


スマス「ひゃあアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアまッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブブーッ!!!!!!!!

ハウシー「先生……申し訳ない
獣王たかしにはけじめをつけさせたんでこれで許してくれ」

獣王たかし「ず…ずビばゼンっス…!
ずびばぜんッズ……!!」
ぴゅぴゅー……

スマス「は……はひ……はひ……」
ぱくぱく…

タイム「PG15行為やめろ」

115名無しさん@避難中:2018/02/13(火) 20:27:31 ID:TNoL/uqoO
――― そすて…

シュンッ…
クエン「さた(山頂の方から土を持って来た)
こな(この山のほとんどの土がヒ素に侵されていたのでな)」

ハウシー「獣王たかし貴様………
どんだけ広範囲に一人で授乳プレイをしていたのだ…」

獣王たかし「す…すんませんっス…すんませんっス…」

スマス「と…とにかくこれで試してみましょう…
よいしょ…」
テキパキテキパキ ペタペタ…


バンッ…!

タイム「おぉっ……枯れない…!」

スマス「やはり土はこれで良いみたいですね!
植えた瞬間にメチャツゴイーが心なしか元気になったのを感じます…」

ハウシー「これで終わりか?
結構簡単だな…」

スマス「そうですね
現状を維持するという点ではこれで十分でしょう
…しかしそれまでです…
いいプランターといい土に植えただけでは“繁殖”はしません
大事なのはこれより更に成長させて“種”を作らせること…!」

ハウシー「ふむ……種が出来ねばメチャツゴイーは増えぬな」

スマス「そうですね
手元の文献によるとメチャツゴイーは自力で種を生み出す事はありません
観察者が十分と手をかけて育てる事でやっと種を作るのです」

ハウシー「種を作るための育成方法は?」

スマス「そうですね…メチャツゴイーで主に重要なのは『みずやり』です
メチャツゴイーは成長を始めるとそのスピードはかなり早く…
そして多くの水分を求めるようです
ただ…多くあげすぎてもダメ…
決められた時間に決められた方法で決められた量の水を与えてやらなければなりません
おそらくそれが一番シビアで…メチャツゴイー育成で最も難しいところです」

ハウシー「ふむ…
その水やりのタイミングや与える量は分かるのか?」

スマス「はい
こちらの文献には記されていませんが
私の経験やメチャツゴイーを目視した感じから大体のものが推測出来ます
………メモはよろしいですか?」

ハウシー「さすが先生だ…
……クエン 紙を出せ」

クエン「かか…(紙か…)
こか?(この丸めたティッシュ(使用済)でもいいか?)」
ぷ〜ん…

ハウシー「………誰か他に持ってないのか…」

タイム「私が貸してやろう」

ハウシー「………よし…
頼みます 先生」

スマス「はい……では」

スマス「まず朝6時… 日が登り太陽がメチャツゴイーを照らし出したタイミングで水2リットルを30秒きっかりに時間をかけて与えます
そうしてその12分後1リットルの水を1分→インターバル2分→1分→インターバル1分20秒→40秒…の間隔でゆっくり与えます
その5分後には5リットルの水を勢いよくブッかけメチャツゴイーをタオルで拭きます
その10分後メチャツゴイーをチラ見し水を与えるフリをします
それから15分間メチャツゴイーを焦らした後…5デシリットルの水を口に含んでメチャツゴイーに吹きかけます
2分経つとメチャツゴイーが少し落ち込んでるのでその肩を優しく叩いて4リットルの水を普通に与えます
それからすぐに10分間…10リットルの水を口移し…それもディープな口遣いで優しく与えてあげましょう
こるが『6時』のスケジュール
7時からはバラエティ豊かな水やりでメチャツゴイーを満足させます
まずメチャツゴイーを崖の下に置き
水を与える人は30リットルの水を抱えて崖からダイブし『これが俺のフォールオブフォールだッッ』と叫びながら水を浴びせます
その20分後メチャツゴイーと一緒にめざましテレビで『きょうのわんこ』を見ながら片手間で1リットルの水をかけます
5分後には手作りのパンと卵焼きと焼き鮭…それから100リットルの農協牛乳を用意しメチャツゴイーに与えます
この時メチャツゴイーは手づかみでパンを食べようとするので
それをよく注意してフォークや箸を使わせましょう
それから8時までメチャツゴイーが出勤の準備をするのでネクタイやスーツを用意し7リットルの水を全身にかけてあげましょう
そして8時前の占いのコーナーで水瓶座が1位になれば8時のスケジュールは終了です
次は8時の時間帯ですが…」

ハウシー「ちょ…ちょっと待って!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
なに…これ…24時間ずっとこんな感じで水やり!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ずーん!!!!!!!!!!!!!!!!

スマス「もちろんです
ちなみに今のタイムスケジュールはこの季節に対応したものです
季節が代われば当然スケジュールも代わってきます
それら全て覚えましょう」

ハウシー「あ…あばああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガクゥゥーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!

タイム「一気に難易度があがった…」
ずーん…

116名無しさん@避難中:2018/02/15(木) 02:00:40 ID:N0.JlipwO
3時間後…

スマス「……以上です
これが一番大事なところです
毎日この水やりは怠らないで下さいね」

ハウシー「…ぜ…善処する………」

スマス「…あ
丁度今水やりの時間です
練習がてら水をやってみましょう」

ハウシー「よし………
獣王たかし……水を持ってこい」

獣王たかし「…はい…」



―――

獣王たかし「水です…」

ハウシー「うむ
これをかければいいのだな」

スマス「そうですね
この時間は普通に水やりをすればいいので メチャツゴイーを植えた土のほうからゆっくりと優しくかけてあげて下さい」

ハウシー「こうかな…」
チョロチョロチョロチョロ…



ズ……
モ゙ロォォォォ…!!!!!!!!!!!


タイム「うわぁ!!!!!!!!!!!!!!!! また!!!!!!!!
瞬間的に腐っていったッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズーン!!!!!!!!

ハウシー「これは…まさか!!!!!!!!!!」
ゴクッッ…

ハウシー「この水……………王水だ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドォーーーンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

スマス「えぇーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブブーッ!!!!!!!!!!!!!!!!

ハウシー「どういうことだ獣王たかし!!!!!!!!!!!!!!!!? この水はどこから汲んできた!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

獣王たかし「そ…そこの…川から…」

ハウシー「なに…………何故川の水が王水になった!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
どういうことだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

獣王たかし「…」

ハウシー「!! 獣王たかし…………まさか貴様…」

…つー…
獣王たかし「す…すみません……お…俺が…俺が…」

ハウシー「またお前かッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴーンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

獣王たかし「………授乳プレイの練習のために…山頂の水源で……搾乳(毒)ごっこを………」
ぽろぽろ…

ハウシー「なんでわざわざそんな場所でそんなことをするだ貴様ァァァァァァッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴォォォッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

タイム「…水源でやってたらこの山の水全滅じゃないか…?」

ハウシー「ぐ…ぐぬォォォォォォッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
貴様……一度ならず二度までもッッ……
先生の講習の邪魔を………ォォ…!!!!!!!!!!!!!!
クエェェーーーーーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

…チャキッ!!!!!!!!
クエン「…きる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
フォンッ!!!!!!!!!!!!!!!!

ズバッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

スピィーーーーーーーンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
獣王たかし「はぴぴ〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
プシュパァァァァァァーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《クエンは獣王たかしの首を斬った!!!!!!!!》


スマス「はぎゃぱァァァァァァァァァァァァアアアアアアアアアアアッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブブブーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ダダンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ハウシー「先生……散々に渡り失礼しました…
詫びです……どうか獣王たかしの首でお許しを…」
ス…

獣王たかし「―――」
死〜〜ん……


スマス(帰りたい……)
ぽろ…ぽろ…

117名無しさん@避難中:2018/02/15(木) 22:43:14 ID:N0.JlipwO
スマス「あ…あの……こ…こういうミスはよくあることです…
それを厳しく糾弾し罰するのは習おうとする皆さんの志気に関わることです
このメチャツゴイーの繁殖は皆さんの力を合わせなければ成せない事なので…
どうか辛抱強く…仲良くやりましょう…」

ハウシー「なんと…先生の優しさが五臓六腑に染み渡るな…
そうだな……これは電磁超獣の未来に関わること…皆で協力せねばな…
…すまん……獣王たかし………些細な事で殺してしまってな…
許せ………貴様の頭蓋骨はメチャツゴイーのプランターとして再利用するぞ…」
ゴォォォ…


タイム(……地面に水源に毒を混ぜたのは些細な事ではないとおもうけど…)


パンッ!!!!
スマス「さ…さぁ! 気を取り直して続けましょう!
水やりの事は教えたので あとは手元にあるメチャツゴイー草をどんどんプランターに……えっ!?」

タイム「どうしましたか?」

ザザッ…
スマス「これは……」
じー…

《スマスはプランターに植えられたメチャツゴイーを凝視した…》

ハウシー「…先生…?」

スマス「…………!
……ダ…ダメだ………!
このままでは…メチャツゴイーは成長しない…!」

ハウシー「!!!!!!!? どういうことだ!!!!!!!!!!?」

クエン「みう(水もさっき言われた通りにやっただろう)」

スマス「……水はいいですが…!
それでも…栄養が足りない…!
メチャツゴイーのエネルギー吸収量が想像以上です…!」

ハウシー「栄養が足りんなら水を増やすか」

スマス「…いいえっ!!!!!!!!
水はこのままでいいはずです…!
水を増やしすぎると根が腐ってしまいますから…!」

ハウシー「じゃあ何をどうすればいいのだ!!!!」

スマス「……水以外の栄養とすれば……やはり…肥料ですか」

ハウシー「肥料…?」

スマス「栄養を含んだ土……といえば分かりやすいでしょう
これさえあれば水とは別の…それも水以上の栄養をメチャツゴイーに断続的に与える事が出来ます」

ハウシー「なるほど!!!!!!!!!!!!!!!!
そんなものがあるなら使うべきだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

スマス「はい………しかしメチャツゴイーほどの植物となると…
市販の肥料では大した効果がないかもしれません…
特殊な肥料を作らないと…」

タイム「自作出来るのですか?」

スマス「えぇ……そうですね……即席でも材料さえあればいくらでも…
……さて…作るとすれば動物性が好ましいですね…
出来れば色々な動物のものを合わせて…」

ハウシー「ん? 動物の何かが必要なのか
生き血か?」

スマス「い…いえ……
うーんと………なんというんですかね………」
もじ…


パラ…
クエン「ん?
ハか?(ハウシー これじゃあないか?)
おぞ…(お前の本に書いてあるぞ…)
ひい(肥料ってのは要するに動物のウンコらしい)」

ハウシー「ウンコだとーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴォーーーッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ハウシー「先生!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
肥料ってのはウンコなのか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
動物のウンコなのか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
カァァァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

スマス「え…えと…………あの………///」

ハウシー「どうなのだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
ウンコなのか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ウンコ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
ウンコorノット!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
イズディス!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!? イズディス!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ゴゴォォォッッ!!!!!!!!!!!!!!!!


スマス「…………
……………………ウンコ…………です…………」
ぽろ…ぽろ…

ハウシー「ウンコーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガタァァッ!!!!!!!!

118名無しさん@避難中:2018/02/16(金) 00:19:57 ID:wO5kVHTkO
――― そして…

ハウシー「はーいエントリーの5人さん先生の前に入場ぉ〜〜〜〜」


♪ズンチャ ズンチャ ズンチャチャ ズンチャ
♪オーマイ イエアー… オーマイ イエアー…

電磁超獣達『ニコッニコッ!!!』
キュッキュッ テカテカ…

《全裸で体に油を塗った電磁超獣達が正座しているスマスの前に並んだ…》


スマス「―――」

電磁超獣達『イエアッ! セイアッ!』
キュッキュッ!! ぷりっ… ぷりっ…!

《電磁超獣達は引き締まった尻をなまめかしくスマスの目の前で振る》


スマス「―――」

ハウシー「一人ずつ自己紹介どうぞ」


ムンニ「ムンニです ヒュアッ!!!!!!!!」

ぽこぬん「俺ぽこぬんぬこぽぬこぽぽこぬんぬんっ!!!!!!!!」

ナルト「ッッヘァァッ!!!!! ネルネルネルネッ俺ナルナルナルトっうっっ」

ジャンボ「ジャンボ!!!!!!!! アソコもジャンボ!!!!!!!! ジャンボンボッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」

ムーニーマン「ムーニーマンです
よろしくお願いします」


スマス「―――」

ハウシー「では左の君からレッツおベンNOW!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ムンニ「ヒュウッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
プリプリプーリープリプーリー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
アオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
もりもりもり…

スマス「―――」

《スマスの目の前で山盛りウンコをするムンニ》

ハウシー「そのまま順番におベンNOWイェアァァッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ビシィッ!!!!!!!!!!!!!!!!


ぽこぬん「ぽこぽこうんぽこぬんぬんぬん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
もりもりもり…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ナルト「ネリネ〜〜リ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ネリネリネ〜〜〜〜リ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
もりもりもりもりもりもり…

ジャンボ「ジャンボなウンコだッッッーーーーーーーーーッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぶぼばーーーーーーーーーッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ムーニーマン「私のウンコは既にここ(オムツェ)に…」
ぷ〜ん…


スマス「―――」

ハウシー「さあ
先生」



ハウシー「どのウンコが肥料に相応しいですか?」
ニコッ




スマス「………パパァ………ママァ…………」
ぼろ…ぼろ…ずるずる…

119名無しさん@避難中:2018/02/16(金) 01:49:22 ID:wO5kVHTkO
――― そして…

スマス「……ハァ………皆さんのうんち…ハァ……は…ハァ…
全て有効活用させてもらいました………ハァ……
この特性の肥料を…ハァ………
メチャツゴイーに使ってみましょう…………ハァ…」

ハウシー「先生さっきからため息多いな」

スマス「………少し疲れました…
でもまぁもう佳境なので…頑張ります…
じゃあ…肥料を…」
ぺたぺた…

ピシーンッ…!
《プランターが肥料で満たされた》

ハウシー「これで変わったのか?」

スマス「…………ダメです…」

ハウシー「なに…? この肥料でもダメなのか?!」

スマス「いや…肥料自体はこれ以上ないでしょう
これは…………もしかしたらメチャツゴイーのエネルギー循環サイクルは私の想像の遥か上を行く特異なものなのかもしれません」

タイム「というと?」

スマス「これは推測ですが
メチャツゴイーは取り込んだエネルギーを根を通して一度地面に流しそこから別のエネルギーを結合させて再度自身に取り込んでいるのかもしれません」

タイム「別のエネルギー…?」

スマス「地中には“龍脈”と呼ばれる高エネルギーが流れる場所があるといいます
メチャツゴイーはそれと繋がって……まるで肉体に血を巡らせるように循環させているのかもしれません」

ハウシー「じゃあ なんだ?
プランターに植えるより地面に直接植えた方がいいのか…?」

スマス「いえ…地面は汚染されてますし…
それに植えたとしても龍脈と繋がる事は出来ないでしょう
…タイムさん もしかしてこの山は前に地殻変動でもありましたか?
どうやらその影響で龍脈も閉じてしまったようです…」

タイム「う…うーん…
…そういえば前に…山がぺしゃんこになった事がありましたけど…」
大魔女フーリャンのせいで

スマス「じゃあ それが原因ですね…
残念ですが…今の勇者山はメチャツゴイーを増やすには適していない…と言わざるを得ないかと…」

ハウシー「ガーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

タイム「な…なんと…
そんな結末ですか……
電磁超獣のやることですが やたら必死なんで…私も密かに応援していたんですが…」

ハウシー「な…なんとかならないのか!!!!!! 先生…」

スマス「う…うーーん…
たとえばですが…龍脈に代わる循環機構かあればエネルギーをうまく回してくれるかもしれませんが…
たとえば…生き物の体にメチャツゴイーを植えるとか…
…生き物の生命エネルギーは龍脈のエネルギーと同等のパワーがあります」

ハウシー「な…なら電磁超獣達の体にメチャツゴイーを植えよう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

スマス「む…無理ですよ…
今のは荒唐無稽な例え話です
それを可能とするのだったら 植えられる側の人が…せめて植物みたいな体じゃないと…」
肥料も必要ですからプランターごと体に取り付ける必要があります

ハウシー「…なに?」

スマス「え…?」

ハウシー「……体が植物っぽかったらメチャツゴイーを植えられるのか?」

スマス「え…あ…た…多分……
そうだったらメチャツゴイーも根が張れると思うんですが…」

ハウシー「………クエン」

クエン「わた(分かった)」
ザザッ…


ハウシー「…少し待っていてくれ…
会わせたいやつがいる…」

スマス「…」




――― そすて…

ハウシー「お待たせした…
こいつは…私やクエンと同じ…この山を取り仕切る電磁四天超獣の一体……」

ザッ…
??「…」

ハウシー「ポンチコ木…………改め…」



ハウシー「チンゲッソヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ババンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

チンゲッソヨ「チンゲッソヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
モルゲ〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

http://download1.getuploader.com/g/sousaku_2/1162/IMG_2018216_014405~01~01.jpg


スマス「いぎゃあおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブブブーッ!!!!!!!!!!!!!!!!

120名無しさん@避難中:2018/02/16(金) 22:33:08 ID:wO5kVHTkO
チンポ〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

スマス「うわーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
モロだァーーーーーーーーーーーーーーーーーーッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブブブーッ!!!!!!!!!!!!!!!!



チンゲッソヨ「チンゲッソヨ!!!!!!!! チンゲッソヨ!!!!!!!!」
タタンッ!!!!!!!! スィッ スィッ…
ぶらーん… ぶらーん…

タイム「な…なんで急に踊っているんだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズーン

チンゲッソヨ「モルゲッソヨ…」
しーん…

タイム「やかましいっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぞーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ハウシー「先生 どうです?」

スマス「どうって何がですぁぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
卑猥すぎます!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
私まだ13才なんですけど!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
児ポです!!!!!!!!!!!!!!!! 児ポです!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
もういやだぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
夢の世界に逃げ太陽〜〜〜〜〜〜〜〜〜Fuuーーーーーーーーーッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぽろぽろ…ガクゥゥゥ…!

タイム「まずいッッッスマス女史が精神崩壊直前だ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズーン!!!!!!!!!!!!!!!!

ハウシー「先生……」

チンゲッソヨ「チンゲッソヨ…」

バッ!!!!!
タイム「寄るなッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!
これ以上スマス女史を追い込むのは護衛として看過出来ない!
先生の講習はこれまでだ!!!!!!!!!!!!!!!!」

ハウシー「なんだと!!!!!!!!!!!!!!!
まだ何も解決していないぞ」

タイム「ダメだ 彼女の身体が第一だ!
それでも強行するようなら私が近づくで阻止する!!!!!!!!!」
ザザンッッッ…!

ハウシー「…」
ゴォォォ…………

タイム「………人間…それも彼女はまだ子供……
あらゆる苦難を多く受けきれるほど強くはない…
彼女に尊敬の念があるなら引き下がってくれないか」

ハウシー「…」

ハウシー「…仕様が無い…
先生を壊すのは私も本意ではない…
今日のところは諦めよう
しかし…残念だな」

チンゲッソヨ「チンゲッソヨ〜…」

クエン「こが(このチンゲッソヨが)
かに(体が植物だというのに)」


スマス「えっ!!!!!!!!?」
ガバッ!!!!!!!!!!!!!!!!

タイム「反応した!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぞぞーん!!!!!!!!

スマス「その方……植物…なんですか?」

チンゲッソヨ「チンゲッソヨ」
ムキッ… ピカァ〜〜〜…


タイム「………いや………嘘だろ…
どう見てもメタル系だろ……その体…」
ズ〜ン…

ハウシー「触ってみろ」

チンゲッソヨ「チンゲッソヨ!!!!!!!!」
ムキッ ち〜んこ

タイム「………………
………………………………」
ペタ… さわさわ…


タイム「こッッッ これわッッッッ…」
カッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

スマス「え!!!!!? ど…どうなんですか!!!!!!!!!!?
そ…その体は…! その体はッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴクゥゥゥ…!


タイム「………ガジュマルだッッ……!!!!」
ゴクツッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ドオォーーーーーz_____ンッッ…!!!!!!!!

121名無しさん@避難中:2018/02/17(土) 00:56:25 ID:beQM5kN2O
そして…


チンゲッソヨ「チンゲッソヨ〜」
みっちり…

《チンゲッソヨの全身に隙間なくメチャツゴイーが植えられた…》

スマス「…ふぅ…! これで全て…!
メチャツゴイーに埋もれて卑猥さも軽減されてこれで安心です…!」

タイム「しかし…これで本当に大丈夫なんですか?」

スマス「はいっ!!!!! 見てください…!
植えられたメチャツゴイー達の輝き…!
まるで喜んでいるようにつややかです…!
この方のエネルギーは…相当上質みたいです!!!!!!!!!!!!!!!!」

ハウシー「…フッ 伊達に電磁四天超獣ではないということだな…」

クエン「まな(前も背中にデカイ木生やしてたしな)」

スマス「…これで…あとは皆さんが水やらを頑張れば…メチャツゴイーは増えるでしょう」

ハウシー「まかせろ
先生が驚くほど増やしてみせよう」

スマス「…ふう
これで解決…でしょうか
良かった…うまくいって
…途中で自暴自棄になってすみませんでした…」

ハウシー「いや……
我々も先生と接した事で人間との付き合い方のボーダーラインが分かったぞ
『過度な下ネタは控える』…『むやみにスプラッターしようとしない』…だな」

タイム「うんそれは大事だ……」

スマス「………しかし…これだけ力を入れてメチャツゴイーを育てて増やして…どうするんですか?
何か建物を立てるとか…」

タイム「それは私たちRPG村も気になっていたことだ
是非とも聞きたいものだけど」

ハウシー「…
ザパリ島で会った連中には秘密にしていたが…まぁ先生ならいいか…
我々はな…このメチャツゴイーを使って…施設…
“アミューズメント施設”を作るのだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ドンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

タイム「ア…アミューズメントォ〜〜〜〜〜!!!!!?」
ズーン!!!!!!!!

ハウシー「そうだ!!!!!!!! あらゆる娯楽が詰まった施設を作り…人間達を誘い込む!!!!!!!!!!!!!!!!
そして気質を頂く!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
そのかわり人間達は心の底から楽しめる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
そんな施設だ」

タイム「意味が…分からん…」
ズーン…

スマス「……素敵ですね
こんな大変な思いをしてまで…人を楽しませようだなんて…
感動しました……私応援しますよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
グッ!!!!!!!!!!!!!!!!

ハウシー「え〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
嬉しい〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドキッ!!!!!!!!!!!!!!!!

スマス「アミューズメント施設を作るなら…この山の環境も生かしたほうが絶対いいですよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
でも少し殺風景なので……もっともっと…メチャツゴイー以外の花とかを植えたらどうですか!!!!?」

ハウシー「それはいい!
…実は今回の先生の講習でガーデニングに本気で興味が湧いた…
メチャツゴイー以外も育ててみたいぞ!!!!!!!!!!!!!!!!
先生…今後もご教示頼めるか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

スマス「もちろんですよ!!!!!!!!!!!!!!!!
…地面…水源の浄化…土地の整備……やることは山積みですが………
これも…協力すればきっと成し遂げられます!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
がんばりましょう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぐっ

ハウシー「ぃよっしゃあぁーーーーーーーーーッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
やるぞーーーーーーーーーッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
……えいっえいっ」

みんな『モルゲッソヨーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』


わあああああああ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



タイム「…………モルゲッソヨ……」
ぞーん…



――― 『スマスと電磁超獣』………完

122名無しさん@避難中:2018/02/17(土) 01:51:26 ID:beQM5kN2O
――― ソウサクハツピオニー地方に向かう道中…


パカラッ!!!!!!!! パカラッ!!!!!!!!

ゴォオオオオオオオオオオ…


ツバメオー「………コトコトから出発して1日と少し…
天寄生からもらった補正はとっくに切れて今は普通にペトロ車を走らせてるけど…
今はどのあたりなの…?」

ギル「ここはベローボー地方ですね…」

エンカ「うむ
ベローボー地方のグンダリ平野でござるな
ほぼ地方境でござるぞ
あとシーナ川とリンゴ川のを2つを越え…最後にトース山脈の山合いを抜ければそこがソウサクハツピオニー地方でござる」

ツバメオー「おっさん…随分と地理に詳しいな」

エンカ「まぁな…………」

サナバー「フーリャンのおるマリカースゴイ山はソウサクハツピオニーでもかなり奥まった場所にあるぞい
人間や馬ではなかなか進みづらい道じゃ…
しかしこのペースなら今日中にはマリカースゴイ山の入口に到着するじゃろうて…」

ヤンデル「……きょ…今日か…」

ネコ【…他の奴らは…
ネアメや魔反会の奴らは今どのあたりかにゃおう】

ジュリー「…位置的に考えるとネアメの方はそろそろ着いてるかもしれないね…
恐らく魔反会も………」

チロリーン「…既に戦いが始まってるかもしれないってことだね…」
パシッ… パキポキ…!

ルミ「………緊張してきました…」

亀「ルミちゃんは戦うわけじゃないだろ?」

ルミ「いやまぁ……そうですけど………
……ネアメの皆さんは戦ってるので…!」

ハイゼン「ええ………心配です…」

ビラコ「…私 治癒札の準備をしておくです」

ウソニ「……俺も銃の点検を…
………もみーの…お前の整備もしておくか…」

もみーの「うん………」



ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴォォォォ…

ヤンデル「……一気に空気が張り詰めて来たな…」
ゴク…

ギル「ええ…」

ツバメオー「……………やっぱりもう…
みんな着いてるか名………魔反会と…戦ってるかな…
………大丈夫かな………
…砂糖町の事考えると………」

ギル「………大丈夫…大丈夫ですよ
…信じましょう」
ギンッ…!!!!!!!!!!!!!!!!




ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッ…

オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙…!






――――― 同時刻…




『マリカースゴイ山』………入口付近…



スーパーウーパー高原―――――――…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!




オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッッッッ

123名無しさん@避難中:2018/02/20(火) 02:59:17 ID:rp.YzpeQO
――― スーパーウーパー高原東側…

ドドォォォッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


軍服1「スパルティー様!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
マリカースゴイ山への山道入口が見えてきました!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

スパルティー「そうか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
周辺の状況はッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

軍服2「…! それが…!!」


ゴゴゴゴォォォアーーーーーーーーー……


――― スーパーウーパー高原西側

ザザンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!

全軍統括班「マリカースゴイ山!!!!!!!! 到着!!!!!!!!!!!!!!!!」

地方班「索敵機能!!!!!!!! 敵軍勢を捕捉……ネアメです!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

プリミティ「同時か…………面白いッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
将は!!!!!!!! 将はどいつだァッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
無駄な抵抗はやめて首を差し出せェッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カァァァァッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



―――

ダジー「ひゃ…ひゃあぁ〜〜!!!!! なんだか物騒な事を言っている奴がいるZE!!!!!!!!!!!!!!!!
KOEE〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

スパルティー「…………プリミティ…か…!」

ディミリア「…」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…


―――

ザザザザザザ…

ズチャチャチャチャ…!


ズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズッッ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ヒュゴォォォォォォ………………!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《……ネアメの軍勢と魔反会の軍勢が山道入口を間に挟み睨み合う…》


オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙…


―――

ディミリア「…………マリカースゴイ山への入口は目の前……そして魔反会…………
どうしますか…スパルティーさん…」

スパルティー「……マリカースゴイ山の山道は狭い……
一気になだれ込むのは不可能……だがそれは向こうも同じだ
…………今は…真正面から魔反会にぶつかろう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

手下3「戦うのか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
だがこの戦力差!!!!! 無謀だ!!!!!!!!!!!!」

手下4「せめて別働隊を組んで山道へ向かわせたらどうだ!!
俺達の目的は大魔女フーリャンとの合流!!!!!
それさえ叶えば……」

スパルティー「…ここに居る誰かが行った所で意味はないだろう
………何故ここまでの事態になって大魔女フーリャンが山から姿を現さないか考えろ…
大魔女フーリャンの身にも何か起きているのかもしれん…
ジュリー殿達のように…力を失っているような状態…!
もしかしたら魔法一発を撃つのもやっとの状態…かもしれない…!
…そうだとすると!!!!!! 彼女に会い…今の大魔女フーリャンの状態を改善出来る者達は…限られる」

ディミリア「……『力のカケラ』を持つ…ギルさん達…!」

スパルティー「…そう!!!!!!!
別働隊を作るとしたら…特外部隊ギルチーム以外にない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
だが今ここにギル達はいない…!!!!!
故に我々が今出来る事は…!!!!!!!!!
魔反会が抜け駆けして山道へ侵入しようとするのを防ぎながら…
ギル達を待つ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ドドンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

124名無しさん@避難中:2018/02/20(火) 15:18:29 ID:rp.YzpeQO
―――

アラプマ「………ネアメに動きは?」

全軍統括班「ありません」

スーパーウトゥルサヌ「あいつら既に密かに兵をマリカースゴイ山に送ってるんじゃないかサ!!!!!!!!!?
連中がそういう“ケツ穴狙い”が得意なのは俺達がよく知ってるサ!!!!!!!!!!!!!!」

シューゴレク「…………マリカースゴイ山は切り立った壁や崖に囲まれた自然の要塞………あの入口以外に無事に人が入り込める場所はないはず」

シンクレア「ネアメの者達はあの山道入口をいち早く抜ける策でも考えているかもしれませんね」

アラプマ「……ならそれを実行される前にこちらも特別部隊を編成してマリカースゴイ山内部へ潜入すべきか…」

プリミティ「それならアラプマ貴様がッッ………いやッ…ネアメの殲滅も…………ぐぬぬ…」

セルライターX(大魔女フーリャン…………殺してェ〜〜…)
うず…うず…






ゴォッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ディミリア「ドボム バクサフーレ ケカイナ メコレ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ドドドドッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


バガァァァァァァァァァァァンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ドガラガラガラガラガラガラァァァァーーーーーーーーーッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!




魔反会『!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?』

プリミティ「ぬぅ!!!!!? 攻撃!!!!!!!!?
いや…何をした!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

ヒーロ「あれは………山道入口をッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」



ドンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
しゅうううう…



スーパーウトゥルサヌ「山道の入口に魔法を……!
山を崩して塞いだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

アラプマ「…なんの……つもりだ…」

プリミティ「…フフンッッッ!!!!!!!! 分かりきった事!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
奴ら……儂らと真っ向から勝負を仕掛ける気だ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

セルライターX「へぇー
あんなちっぽけな戦力で?
面白いじゃあん…」
ニィ…

アラプマ(………本気か…?!
………………!)

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ



―――

ディミリア「…本当に良かったのでしょうか?」

スパルティー「あぁ……いい宣戦布告になった
そろそろ始まるぞ…」

ダジー「ひ…ひィィィ…も…もう逃げられねェ〜〜〜〜…!!」
ガタガタガタガタ…

スパルティー「………して…
“例の部隊”は?」

軍服2「……既に所定の位置へ……移動を始めています!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

スパルティー「………よし………
…………行くぞォッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ドンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


http://download1.getuploader.com/g/sousaku_2/1163/IMG_20180220_151150~01.jpg


オオオオオオオオオオォォォッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

125名無しさん@避難中:2018/02/20(火) 15:20:52 ID:Pw2X/aG60
イメージbgm
https://youtu.be/M2BvnqZNIAw

126名無しさん@避難中:2018/02/20(火) 22:36:25 ID:rp.YzpeQO
―――……


少女「…………大気が……魔力が震えている……」


ザ…
??「…」

少女「…あ…姉様…
気分はどう?
…………ダメそうだね…」

??「…………」

少女「……そう ふもとで何かあったみたいだよ…
…………騒がしくなりそうよ」

??「……」

少女「………本当に良かったの? やっぱりあの時魔法を撃ったのは失敗だったんじゃ…」

??「……」

少女「………ううん 分かってる
姉様もこの状況を変えたかったんでしょ?
だから行動に移した… 仲間達にメッセージが届くことを信じて…」

??「……」

少女「…でもその結果は姉様が望んだものになるとは限らない…
もしかしてここに現れるのは刺客かもしれない…
………今なら…こっそりここから逃げ出せるかもしれないけど……」

??「……」

少女「…分かってる…
どんな結果だろうと…ここで“待つ”んでしょう?
姉様……あたしも付き合うからね」

??「……」
くる…フラフラ…

少女「…家に戻るの?
…あぁ姉様! また腰をやっちゃうよっ!!」
てててっ…




??「…………」




??「…………待ってるわよ……あんたら…」
ぼそ…



ゴゴゴゴゴゴ…

オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

127名無しさん@避難中:2018/02/21(水) 22:01:13 ID:APE/m3L6O
―――

オオオオオオオ…

プリミティ「…ふん! ネアメのバカ共め!
あんな万にも満たぬ少数で儂らと本気でやり合う気なのか…
その勇気は褒めてやるァッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
将はどいつだァ…」

全軍統括班「確認しました!!!!!!
先頭に立つのは…スパルティー・ギギギ!!!!!!!!!!!!!
ワカメ町…砂糖町同様あの男が指揮を執る模様です!」

プリミティ「ん……んン〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッッッッヌヌゥゥゥッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
スパアアアアアアアアアルティイイィ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
あのバカが…本当にネアメに与していたのくァアア〜〜〜〜〜ッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギギギギギギッッッ

アラプマ「…師匠…?
あの男…スパルティーと面識が…?」

プリミティ「ギ……ギィィィィ〜〜〜〜〜〜〜〜〜…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
スパルティー……奴は許さん…!!!! 儂から逃げ出した………
親の顔に泥を塗ったバカ息子がァァァァッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ビキビキビキィィィィッッ!!!!!!!!!!!!!!!

ドンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

アラプマ「!!!? 息子!!!!!!!?」

ディミリア「…………プリミティ様に子供が居たとは…初耳ですが…」

セルライターX「つーかこんな糞親父がケッコンなんてしていたわけ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!? …おっと失礼」




―――

ディミリア「…あのプリミティが……スパルティーさんの…!?」

スパルティー「…あぁ…認めたくないものだがな……」

軍服1「マ…マジか〜〜…! た…確かにどことなく似てるな…!」

軍服2「スパルタなとことかな…!」
ごくり…!

スパルティー「……私の母は奴とは内縁関係だった…
私は母と奴との間に生まれた…
奴は今と変わらず誰に対しても厳しい性格でそれは母にも…そして子でもある私に対しても例外ではなかった
……しかしそれは他者に対するソレより遥かに厳しいものだった
…私が2歳にもなって間もない頃から剣を持たせ容赦無く暴行を加えた
『お前は将来儂の後を継ぐ男だ』…と言いながらな…
…………考えられるか…初めて武器を持った赤子に近い己の子を…奴は容赦なく…全身の骨が砕けるほどいたぶりつづけたのだ
……それを庇おうとした母も…奴に徹底的にいたぶられ…力を持って服従させた…
………私には奴の姿は父には見えず ただの鬼畜にしか見えなかった
………そんな鬼畜から逃げ出せたのは10歳の頃…
母が命からがら私を連れて逃げ出したのだ
…だが奴はそれを許さず…刺客……それも当時の魔反会の全軍統括班を我々に差し向けたのだ…
……それからなんとか逃げきったものの…母は深い傷を負い…
………5年………苦しみと絶望と憎悪の果てにこの世を去ったのだ」

ディミリア「…そんなことが…」

スパルティー「……私は奴のようにはなるまいと…
正義のための傭兵団を作ったが…
……滑稽なことに……やはり親子だな
……………私も傭兵団の者や…ネアメの者達に度を越えたスパルタを加えてしまった」

軍服1「そいつは違うぜスパルティー様!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

軍服2「スパルティー様のスパルタには愛がある!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
確かにネアメに来てからスパルティーさんは前にも増して優しくなったが…
あんたのスパルタに愛があったのは前から変わりねぇッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

スパルティー「…お前達…」

軍服1「…みんな!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
見せてやろうぜ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
俺達がスパルティー様から貰い受けた…戦う力をよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あのクソッタレ爺に!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ゴゴウッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

128名無しさん@避難中:2018/02/21(水) 23:34:34 ID:APE/m3L6O
ゴォオオオオオオオオオオ

スパルティー「……ありがとう……
…君達には色々教えられた
厳しくするだけでは強さは身につかないと…
必要なのは…心を通わす事なのだと…!
………行くぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ネアメ全軍…突撃!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ネアメ『うぉオ゙おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ズドォ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


―――


スーパーウトゥルサヌ「奴らから来たサァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

プリミティ「いい度胸だ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
潰してやるぞ…スパルティー……貴様の兵を!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
…アラプマァ!!!!!!!! 号令は貴様がとれェ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

アラプマ「………
……………突撃!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

魔反会『オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』

ゴォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

プリミティ「この数に善戦出来ると思うなよ!!!!!!!!!!!!!!!!
踏み潰せェ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


―――

ゴゴォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

スパルティー「…数に気圧されるな!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
心を強く持て……我々はこの時のために伏していたのだと………
この時のためにスケピヨ達に生かされたのだと!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
思いを燃やせ!!!!!!!!!!!!!!!! 散ってきた仲間達…
かつての英霊達の魂をも乗せて!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドドドッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ワアアアアアアアアアアッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ディミリア「幻影魔法部隊!!!!!!!! 幻影を放ち魔反会を惑わせるのです!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ゲンカーク メコレ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


キュアアアアアアアッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


―――

魔反会「敵影が増えました!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ディミリア「幻影魔法です!!
対抗する退魔兵器の発動にはしばらくかかります!!!!!!!!
それまでは幻影を見極めるよう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
幸いレベルの低い幻影魔法……見極めは容易!!!!!!!!
残像のように揺らめいたものは幻影です!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

プリミティ「ちょこざい!!!!!!!!!!!!!!!!
惑わせようと近付けば看破は容易い!!!!!!!!!!!!!!!!
進めぃ!!!!!!!! 進めェぃ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ディミリア「魔法使いに大きな効果を与える中型退魔兵器の使用にはしばらくかかります!!!!!!!!
やみくもに突っ込めば魔法の餌食になる危険性がありますよ!!!!!!!!」

プリミティ「黙れ!!!!!!!!!!!!!!!!
何を臆する……相手は素人の寄り合い急ごしらえの軍隊もどき!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
得意の魔法とてたいしたことはないわッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ドドォーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

129名無しさん@避難中:2018/02/22(木) 01:12:51 ID:V350sbzsO
ミス

×
ディミリア「…………プリミティ様に子供が居たとは…初耳ですが…」

×
ディミリア「幻影魔法です!!
対抗する退魔兵器の発動にはしばらくかかります!!!!!!!!
それまでは幻影を見極めるよう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
幸いレベルの低い幻影魔法……見極めは容易!!!!!!!!
残像のように揺らめいたものは幻影です!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

×
ディミリア「魔法使いに大きな効果を与える中型退魔兵器の使用にはしばらくかかります!!!!!!!!
やみくもに突っ込めば魔法の餌食になる危険性がありますよ!!!!!!!!」




シンクレア「…………プリミティ様に子供が居たとは…初耳ですが…」


シンクレア「幻影魔法です!!
対抗する退魔兵器の発動にはしばらくかかります!!!!!!!!
それまでは幻影を見極めるよう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
幸いレベルの低い幻影魔法……見極めは容易!!!!!!!!
残像のように揺らめいたものは幻影です!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


シンクレア「魔法使いに大きな効果を与える中型退魔兵器の使用にはしばらくかかります!!!!!!!!
やみくもに突っ込めば魔法の餌食になる危険性がありますよ!!!!!!!!」

130名無しさん@避難中:2018/02/22(木) 01:14:55 ID:V350sbzsO
ズズゥウウウウウウウッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


軍服1「…まるで壁!!!!!
魔反会迫ってきます!!!!!!!!!!!!!!!!」

スパルティー「……まだ全ての退魔兵器が起動していないだろうにこうも突っ込んでくるとは……
…予想通りだ…! 奴らは…魔反会は…
……魔法を舐めている!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ディミリア「…スパルティーさん!!」

スパルティー「うむ……
攻撃魔法部隊…展開!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
詠唱を開始!!!!!!!!!!!!!」


ゴゴォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


―――

プリミティ「魔法など!!!!!!!! おそるるに足らァーーーーーーーーーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

シンクレア「彼等の扱う魔法のデータはワカメ町と砂糖町で収集済みです
………メコ級1割 メコル級6割 メコラ級2割 メコレ級1割……
…中型退魔兵器はまだ使えませんが 今使える小型退魔兵器や退魔符でも対処は可能…
…タイジー!!」

タイジー「ラジャーッ!!!!!!!!!!!!!!!!
携行メコラシールドB構え!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
魔法を防げッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ゴゴォーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


―――

軍服2「対魔法シールドの展開を確認!!!!!!!!」

ディミリア「詠唱コール!!!!!!!! 5秒!!!! 4!!! 3……」


スパルティー「………魔反会………
お前達は一つ勘違いしているな………
…………ワカメ町……砂糖町…
これまでお前達とは二度交戦したが…
………その二度とも……それが我々の“総戦力”であると思うなよ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ワカメ町では仲間を…
砂糖町ではメッコウ村の人々を…
…2つの戦いで我々は常に人質を取られていた…
故に!!!!!!!! 我々は全力を出せずにいた!!!!!!!!!!!!!!!!
だが今は!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
何のハンデもない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
今までのどの我々より…今日は強い!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
さぁ思い知れ…! 魔法の真の恐ろしさを!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
お前達が敵に回したネアメの…蔑まれてきた魔法使い達の強さを!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



ディミリア「ディバイズ バクサボンバー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ネアメ『メコラ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』

ネアメ『メコラァーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』

ネアメ『メコレッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』

ディミリア「メコレ ギオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」




ドドドドドンッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《火弾が打ち上がった!!!!!!!!》


―――

シンクレア「…!
……メコラ級6割………メコレ級3割!!!!!!!?
…そのうえメコレ級以上まで…! …これは!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

131名無しさん@避難中:2018/02/22(木) 01:37:53 ID:V350sbzsO
ズドドドドドドドドドドドドドドドドドドドオオオオオオオオオオンンンンンッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ミシミシミシ……バギギィィィィィッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
タイジー「メ………メコラシールドBでは…防ぎきれーーーーーーーーーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ドガンドガアアアアアアアアアアアン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
チュドドォーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

魔反会『う゛…う゛ぉあああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?』

セルライターX「あっぶねッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

シンクレア「くっ………!」

アラプマ「ッッ…強い!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」



―――

スパルティー「次だ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
撃て!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ディミリア「バクサーレ ガドボム メコレ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ネアメ『メコラ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』

ネアメ『メコレ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』


ギュギュンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ギュゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ズォオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

軍服1「魔法使い以外の部隊は魔法札で援護だ!!!!!!!!!!!!!!!!
魔法に合わせて魔法札を反応させれば魔法の威力は上がる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

軍服2「……それと『例の部隊』はそろそろ準備を…」


シュパパパパーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ギュゴゴォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


―――

シンクレア「退魔班各位!!!!!!!!!!!!!!!!
メコラシールドBをメコラシールドAに切り替え更に拡張チャージャーLをジョイント!!!!!!!!!!!!!!!!
防御範囲と耐久力を上げなさい!!!!!!!!!!!!!!!!」

タイジー「拡張チャージャーは短筒退魔砲で使う予定でしたが!!!!!!!!!!!!!!!!?」

シンクレア「今は防御を優先!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
……驚いたわ……
メコラ級でも扱えるのは上級魔法使いクラスだというのに…!
メコレ級まで扱える魔法使いまでこんなに……!
戦いに縁のなかった者達を集めた集団が……どれだけの練度でッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギリッ!!!!!!!!!!!!!!!!

プリミティ「ぬぐぅぅぅぅぅ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
スパルティイイイ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ビキビキビキィィ〜〜!!!!!!!!



スドドドドンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ドドドドドドドドドドドドドドドド!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



シューゴレク「…いきなり大損害だ…!
うちの兵がかなりやられた!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

アラプマ「! …更に来る!!!!!!!!!!!!!!!!
気をつけろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

132名無しさん@避難中:2018/02/22(木) 01:58:51 ID:V350sbzsO
軍服2「中空弓撃部隊!!!!!!!! 放て!!!!!!!!!!!!!!!!」

ネアメ『ってーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
シュパパパパァーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


《ネアメが新たに放ったのは………火を燈した矢!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》


ビュンッ!!!!!!!!!!!!!!!!
ビュンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



―――

ズシュウゥーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
魔反会「ぎゃああァーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


プリミティ「ふんぬーーッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バキッ!!!!!!!!!!!!!!!!

プリミティ「くっ…下らぬ古典を…!」

シューゴレク「………しかし脅威…!
……魔法の切れ間に矢の雨……時には魔法と同時に!!!!!
これではなかなか近付けないな!!!!!!!!!」

ヒーロ「…矢の第二派来ます!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」



ヒュヒュヒュヒュヒュヒュヒュヒュウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウンッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


魔反会A「ヒィ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
串刺し〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!」

ヒュゴ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!
…………スカッ!!!!!!!!

魔反会A「…あれ!!!!? 矢がすり抜けた!!!!!!?」

魔反会B「まさかこれは幻の矢…」
スカッ… スカッ…

ドズルッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
魔反会B「もんギャーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
混ざってる〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


シンクレア「…幻影の矢と本物の矢のコンビネーション!!!!!!!!!!!
しかし落ち着いて見極めて下さい!!!!!!!!!!!!!!!!
幻影の矢も…あの軍勢の幻影のようにほのかに輪郭が揺らめいて透けています!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ちゃんと見れば見破れるはずです!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


スーパーウトゥルサヌ「ヌヌ〜〜〜〜〜!!!!!!!!
こんなもんーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バキィバキィバキィ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ヒュオッ!!!!!!!!!!!!!!!!

スーパーウトゥルサヌ「…ん!? 半透明の矢……これは幻え…」

ドズズッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
スーパーウトゥルサヌ「あいたーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

アラプマ「スーパーウトゥルサヌ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

セルライターX「ちょっとオバサン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あんたが言ってた半透明の矢にも本物が混じってるじゃない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バキッ!!!!!!!! ドカッ!!!!!!!!!!!!!!!!


シンクレア「?!!!!
…この矢は…!」
カラ…

キラ…
シンクレア(……ガラスで作った矢!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
わざと幻影に似せて………いや!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
この不出来な幻影魔法がそもそも……罠だった!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?)

ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

133名無しさん@避難中:2018/02/22(木) 02:24:31 ID:V350sbzsO
アラプマ「スーパーウトゥルサヌ…大丈夫か」

スーパーウトゥルサヌ「だ…大丈夫サ…少し耳たぶを掠った程度サ!!!!!!!!」

アラプマ「…………しかし……強い…!
………砂糖町で戦った時より…遥かに…!」

セルライターX「何よ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!
近付けないじゃないもぉーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

プリミティ「く…糞がァ〜〜〜〜〜〜〜〜〜…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あんな連中に弄ばれてどうするんじゃアァ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
たかが魔法使いなんぞに…魔法使いなんぞにィィィ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ビキ…ブチッッ!!!!!!!! ブチッッ!!!!!!!!

シンクレア「…プリミティ様…………もはや認識を改めるべきでは」

プリミティ「…なぁにィィッ!!!!!!?」

シンクレア「……彼らはもう“たかが魔法使い”とは言えないでしょう…
この戦力差で…この強さ………彼らは間違いなく強敵ですよ
………恐らく…ミャラダイン様に滅ぼされた以前のネアメと同程度………いや
もしかしたらそれ以上…」

シューゴレク「そこまで言いますか」

シンクレア「………前のネアメは良くも悪くも『個人技特化型』であり
一部をのぞけば構成員のほとんどはサポート寄りでした
…たとえば闇の虎ヒャダオは兵器魔法使いで非常に強力でしたが…
発動に多くの魔法使いの協力が必要な上
発動者のヒャダオ…もしくは協力者いずれかの均衡が崩れてしまえばたちまち無力化してしまいます
……他の…ムクロにせよコンパニョンにせよ…
突出した魔法使いに頼り切りなため そこを崩されるとたちまち穴が広がっていく……
それが大きな弱点でした

……しかし今は…『集団強化型』!!!!!!!!!!!!!!!!
全員の能力の平均値を万遍なく底上げし…更に連携を重視する…
…以前より組織としての戦闘レベルは上がっているでしょう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

プリミティ「…」

シンクレア「……スパルティー・ギギギ………さすがプリミティ様のご子息なだけありますか…人を育てる才があるようですね…
……ほとんどが戦いを知らぬ現代の魔法使いであったのであろうに…
全員を実戦可能レベルにまで…引き上げた…! …この短期間で…!
………魔法使いが少しでも強化されたというのは……それだけで脅威…!
魔法とは本来…戦争における攻撃手段の王!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
……かつて数千年前に起きた…魔法使いによる支配も……
元はといえばたった数人の力ある魔法使いによって起こされたものなのです
…………魔法使いは強敵である……
その認識を再び思い出さねば…我々に勝利はないでしょう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドドンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

プリミティ「…ぐぅっっ…ぬ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

134名無しさん@避難中:2018/02/22(木) 02:27:14 ID:V350sbzsO
訂正

シンクレア「……スパルティー・ギギギ………さすがプリミティ様のご子息なだけありますか…人を育てる才があるようですね…
……ほとんどが戦いを知らぬ現代の魔法使いであったのであろうに…
全員を実戦可能レベルにまで…引き上げた…! …この短期間で…!
………魔法使いが少しでも強化されたというのは……それだけで脅威…!
魔法とは本来…戦争における攻撃手段の王!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
……かつて数千年前に起きた…魔法使いによる支配も……
元はといえばたった十数人の魔法使いが力を合わせた事によってよって起こされたものなのです
…………魔法使いは強敵である……
その認識を再び思い出さねば…我々に勝利はないでしょう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドドンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

135名無しさん@避難中:2018/02/23(金) 01:04:06 ID:AZMCcTDcO
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…
オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ…!

ドガァーン!!!!!!!! ドゴーンッ!!!!!!!!


プリミティ「…アラプマァ!!!!!!! このまま突撃は難しいかァ!!!!!?」

アラプマ「……この攻撃密度では…ただではすまないでしょう
戦いが始まって早々に大量の赤チンを消費することになる…」

プリミティ「…………ちィッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あの魔法と矢を突破するには………」

ディミリア「…中型退魔兵器はまだ無理です」


ズン…
パブロ「こういう時こそ 兵器だろう?」

ドンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
【魔反会
兵器班 班長(名義上) パブロ】


パブロ「こちらの兵器はいつでも砲撃可能だ…
プリミティサン………あんたがでしゃばるな…というからしばらく控えていたが…
そろそろ兵器の手を借りたい頃合いと見える…」

プリミティ「……チィッ…」

パブロ「同意と見る
…さぁ準備だ準備だ!!!!!!!!!!!!!!!!
戦車隊用意!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
パンパンッ!!!!!!!!!!!!!!!!

ザ…
パブロ「…くくっ
シンクレア…さっきは聞き捨てならん事を言っていたな?
戦争の攻撃手段の王が魔法…?
いつの時代だ?
今の時代で…最も優れた戦争での殺戮手段は…兵器!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
兵器を制するものが戦争を制する!!!!!!!!!!!!!!!!
替えのきかない肉体が必要となる魔法など前時代の遺物だと教えてやろう…!」
ニィッッッ!!!!!

シンクレア「…」



ザッザッザッ
パブロ「顧問補佐殿!!!!!!!!!!!
戦車パーリーの始まりだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
指揮は君にまかせるよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

www「…ふん
いいのか 俺の手柄になるぜ」

パブロ「かまわんよ! 手柄なんぞ
そも私は兵器の美しい機能美を間近に見るために兵器班に所属しているんだ
本当は班長職などどうでもいい!
だから外部顧問で君達デス社が来て代わりに兵器班を回してくれるのは本当に感謝しているよ
さぁさぁ!!! 兵器の…戦車の音を聞かせてくれ!
気分をハイに!!!!! ハイに!!!!!!!!」

www「…ふん……イカレ野郎が………」
ス…


キュラキュラキュラキュラ……!
《戦車隊が並ぶ…!》



―――

軍服1「来ました!!!!!!!!!!!!!!!!
戦車隊です!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
多数確認…中型から大型…合わせて20!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ダジー「ひぃぃ〜〜〜〜〜!!!!!!!! 来たァ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!」

スパルティー「……想定通りだ…」

軍服2「一斉に砲撃を始めるでしょう!!!!!!!!!!!!!!!!
おそらくそれと同時に魔反会側の兵達が一気に前線をあげて来ます!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
スパルティー様どうしますか!!!!!!!!!!!!!!!!」

スパルティー「………確認されるのは通常兵器……退魔兵器はまだ準備中か………
……こちらの例の『抑止力部隊』もまだ所定の場所には到着していない…
今は……真っ向から迎え撃つしかあるまい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
防御魔法部隊詠唱開始!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
攻撃魔法部隊も攻撃を敵軍に与えながら砲撃に対応せよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ネアメ銃士隊は砲撃の迎撃とそのサポート!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
敵の戦車から放たれる砲弾の軌道を計算次第迎撃と防御に当たる各部隊に伝えろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ネアメ銃士隊『おぉ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ガチャッ!!!!!!!!!!!!!!!!

ネアメ銃士隊「銃士隊エースのウソニが居りゃ一人で全戦車から撃たれる砲弾の軌道計算なんて楽チンにやっちまうだろうが…今はいねぇからなぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
その分俺達15人の目を使ってカバーしてやろうぜ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
銃士隊の訓練の成果を見せるぞッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ネアメ銃士隊『オォッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』

136名無しさん@避難中:2018/02/23(金) 01:06:46 ID:xfdDAQbs0
兵器班班長
https://i.imgur.com/iM1Spia.jpg

137名無しさん@避難中:2018/02/23(金) 22:35:45 ID:AZMCcTDcO
パブロ「撃ちまくれーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ドドンッッ!!!!!!!!!!!!!!!! ドウッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ドドドドドドドドドオン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ギュゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


―――

ディミリア「防御魔法発動!!!!!!!!!!!!!!!!
ヒュバリア ガガ メコレ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


キュイィーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ドドドドンッ!!!!!!!!!!!!!!!! ドドドドドンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《風のバリアで砲弾を防いだ!》


銃士隊「角度C+!!!!!!!! タイミング…ジャストナウ!!!!!!!!!!!!!!!!」

ネアメ『バクサーレ メコレ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ドドドッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ボゴゴゴゴォーーーーーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



銃士隊「うおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドウッ!!!!!!!! ドウッ!!!!!!!!

バガーンッ!!!!!!!! ドガーン!!!!!!!!

《防御魔法…攻撃魔法…銃撃で砲弾に対抗していくネアメ!!!!!!!!》


―――

プリミティ「今だ!!!!!!!!!!!!!!!! 進め進め!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

魔反会『おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』

ドドドドドドドドドドドドドドドド!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


―――

ギュオォッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


銃士隊「スパルティー様あぶねぇ!!!!!!!!
そっちに砲弾が抜けたァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」



スパルティー「問題ない!!!!!!!!」
ギラァァァァ…

スパルティー「ぬん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
スパァァァァーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


手下3「砲弾を真っ二つに!!!!!!!!
やるなーッ!!!!!!!!!!!!!!!!」

軍服1「やはり戦車の攻撃は厄介です!!!!!!!!!!!!!!!!
敵軍勢も更に前進!!!!!!!! そろそろ衝突します!!!!!!!!!!!!!!!!」

スパルティー「…衝突するのは仕方あるまい…
…だが出鼻はくじく!!!!!!!!!!!!!!!!」
カッ!!!!!!!!!!!!!!!!


―――

地方班兵「うおぉー!!!!!!!! 元気一杯地方班が先陣を切るぞーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

地方班兵達『うぉーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ドドド〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



ズッ…
ドシャアアァーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

地方班兵達『ぎゃああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ドガガガガガガガガァ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《突如地方班兵達が地面の中に消えた!!!!!!!!》


シューゴレク「ん!!!!? なんだ…巨大な穴が空いた!!!!!!!!?
このあたりの地盤が緩んでいたのか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」





ゴォォォォーーーー…

もこもこ……ズズッッ
アナホ「…ふぅ! まったく人間どもは土竜使いが荒いぜ‥
…まっ 穴掘りは嫌いじゃねーし…
たまにはネアメの地面からパンティー覗かせてもらってるお礼と家賃分くらいは働かないとな!」
キランッ!!!!!!!!!!!!!!!!

138名無しさん@避難中:2018/02/24(土) 00:06:51 ID:cdWKIh0IO
ボゴォォォ…

わあああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!



アラプマ「…なんだ!?」
ザザ…ボゴゴォッ!!!!!!!!!!!!!!!!

アラプマ「…ムッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
ザザンッ!!!!!!!!!!!!!!!!

全軍統括班兵「あ…穴だウワアアアアアッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴロローッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


アラプマ「これは…」

ヒーロ「戦場の至る所に穴が!!!!!!!!!!!!!!!!
作為的なものです!!!!!!!!!!!!!!!!」

アラプマ「…地中に魔法使いでもいるのか?」

タイジー「魔力は感じない!!!!!!!!!!!!!!!!
魔法ではなく何らかの方法で物理的に我々側の足場の地面を緩めたようだ!!!!!!!!」

アラプマ「…どうやって……ぬぅ!!!!!!!!!!!!!!!!」




ババババババッ…
《火の玉》


―――

ディミリア「ファイラボウ メコレ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

軍服1「矢も!!!!!!!! 穴に落ちた連中に向けて放て!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


パシュシュシュシュシュシュシュシュシュシュシュウゥーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


―――

アラプマ「穴から離れろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バッ…



ズドドドドドドドガガァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

魔反会兵達『ぎゃてええぇーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ドカ〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


シューゴレク「…ぶつかる前から一方的に攻め立てられ続けている……兵がどんどん減る!!!!!!!」

プリミティ「なにやっとんだボゲ共〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
戦車の方ももっと働けーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


パブロ「……言われなくともぉ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
…お…おいあんた!!! もっとちゃんと狙え!!!!!!
その戦車達ならもっと上手く狙えるだろ!!!!!!!!!!!!!?」

www「…うるせー 整備が足りないんだ 今はこれが限界だな」
パブロ「ぬ…ぬぅ〜〜〜〜!!!!!
もっと殺せるぅーーーー!!! もっと爆殺出来るぅ〜〜〜〜〜!!!!!!!
撃て!!!!!!!! 撃て!!!!!!!!」


ドウゥーーーーーーーーーンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ドウ〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


―――

ズドドォーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
バギャアアアアアアアッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ネアメ『うわあああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』


スパルティー「…くっ…!
無理はするな!!!!!!!!
今は攻撃より防御を優先して構わん!!!!!!!!!!!!!!!!」


―――

わーわー

ドカーンドカーン!!!!!!!!

しゅうううううううう!!!!!!!!!!!!!!!!



アナホ「…結構向こうやべーな!!!!!
…あの戦車っつーでかい火噴き箱が強敵みたいだ!
……よーし… 俺があの火噴き箱を止めてやる!!!!
戦車の進行方向にめちゃくそでかい穴を作ってやるぜ!!!!
………そうなりゃ…カモン!!!!!!!! 俺の足!!!!!!!!!!!!!!!!」


タタンッ!!!!!!!!!!!!!!!!
ニャンタ「おいすー!!!! アナモグラ君!!!! どこまで!!!!!!!!?」

アナホ「アナモグラじゃない! アナホだ!!!
あっちの方まで全速力で頼むぜーーー!!!!!!!!!」

ニャンタ「おっまかせー!!!!!!!!」
シュタタンッ!!!!!!!!

139名無しさん@避難中:2018/02/24(土) 00:58:10 ID:cdWKIh0IO
ゴォオオオオオオオオオオ


魔反会「穴は飛び越えていけ!!!!!!!!!!!!!!!!
ネアメは目の前だ!!!!!!!!!!!!!!!!
潰せーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ドドォオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



軍服1「…来ます!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

スパルティー「……来るなら来い!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
白兵部隊前へーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
魔法部隊と銃士隊は変わらず砲弾への防御・そして攻撃を維持!!!!!!!!!!!!!!!!
ここからが戦いの本番だーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

手下達『やってやるァァァーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』

軍服1&2『行くぞぉーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』

ネアメ『オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』


ドガガガガガガガガァーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ガギィィィーーーーーーンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ガギギギィィ〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


わあああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


―――

プリミティ「よしぶつかったかァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
一人でも多く殺せ!!!!!!!! 今回は生かさずとも構わん!!!!!!!!!!!!!!!!
だが敵の将は…スパルティーだけは捕らえて儂のもとに連れて来い!!!!!!!!!!!!!!!!
あのバカは儂が存分に痛め付けてからアラプマに首を斬らせる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
オオォッ!!!!!!!!!!!!!!!!

シンクレア「プリミティ様は前線へは?」

プリミティ「儂が前へ出れば手柄の全てを儂が奪ってしまう!!!!!!!!!!!!!!!!
そうすれば簡単だが儂自身への評価にはならん!!!!!!!!!!!!!!!!
…儂が育てた兵どもがネアメを殲滅することに大きな意味がある!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
………砂糖町ではまともに役に立たんかった貴様らへの配慮だぞぉ!!!!!!!!!!!!!!!!
マジカル傭兵団どもぉ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カッ!!!!!!!!!!!!!!!!

ザザザザッ!!!!!!!!!!!!!!!!

ザ…
ベナガンチャラ「ほーぉ…そうつはどうも」

プリミティ「いいか貴様ら!!!!!!!!!!!!!!!!
儂が後ろで見張る前でふざけた事をしてるやつが居たら…その傭兵団は全員処刑だ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
手柄を取れ!!!!!!!!!!!!!!!! 一人でも多く殺せ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
儂の名声を上げろーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

傭兵達『お…おぉーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』


ベナガンチャラ「…ふふん…ごうつくばりなオヤジじゃきにぃ…
俺っちは…やる気が出ねーなぁ……あいつらがいねぇとなぁ…」

ペポコンロッコ「あんちゃん!!!!!!!!
真面目にやらないと処刑だっちよ!!!!!!!!!!!!!!!!」

140名無しさん@避難中:2018/02/24(土) 01:13:45 ID:cdWKIh0IO
パブロ「撃てー!!!!!!!! 撃てー!!!!!!!!!!!!!!!!」

ドカァァーーーーーンッ!!!!!!!!!!!!!!!!

ボオオオオオオオオオオオンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


わー…わー…!!!!!!!!



魔反会兵1「…そろそろアレを投入する! カプセルを…」

魔反会兵2「はい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ガラガラガラ…
ブシューーーーーーーーーッッ…
《魔反会兵が運んできた巨大なカプセルのような箱が開いた…!》


ヂャッ…
幼女1「ウキウキウッキー♪
気分ウキウキの怒号が響く場所だッキー♪」

ふわ…
幼女2「ギョギョーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!
緊張して目がでっかくなっちゃっギョーーーーーーーンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

バァンッッ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

魔反会兵2「YSS…動作正常!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドンッ!!!!!!!!!!!!!!!!

魔反会兵1「よし…! いいかお前ら!!!!!!!!
今日の任務は魔法使いの撃破だ!!!!!!!!!!!!!!!!
ペイリグロ様はお前達に期待している!!!!! しっかり働くように!!!!!!!!」

幼女1「キーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!?
聞こえない聞こえないーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
見ざる言わざるボンバザルだから何言ったか聞こえな〜〜〜〜い!!!!!!!!!!!!!!!!」

幼女2「アズマオウの鳴き声のモノマネしまギョ!!!!!!!!!!!!!!!!
オ゙ォーーーア゙オ゙ッッッ↑↑!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


魔反会兵1(……ぐ…ぐぬぅ…
やはりこいつら…メッコウ村に送られたラクダの神達に比べるとアホで扱いづらいな…
戦闘能力は申し分ないが…!)

幼女1「…ウキキーッ! まぁちっとくらいは頑張ってあげるキーッ!!
お猿の神の名にかけて!!!!!!!!」
ドドンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

【YSS 猿の神
エテリーヌ・ウルキルサルド】


幼女2「ギョギョギョッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
ふわふわ…

【YSS 金魚の神
ルプクプ・スィンスィーンス】


オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

141名無しさん@避難中:2018/02/24(土) 01:49:16 ID:LG4.wKVE0
YSS
https://i.imgur.com/NqnvSVc.jpg
https://i.imgur.com/craMolT.jpg

142名無しさん@避難中:2018/02/24(土) 22:17:22 ID:cdWKIh0IO
オオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


魔反会「やっと近づいたぜネアメ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
よく見りゃスッカスカの雀の涙の軍勢がーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
全員押し潰れちまえよーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
グォンッ!!!!!!!!!!!!!!!!

ネアメ「!!!!!!!」


ギュオッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

スカァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

魔反会「な…!!!!!? 当たったのに……当たってない…!!!!!?
…幻影!!!!!!!!!?」


バッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
手下4「ドゥオラァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バギッ!!!!!!!!!!!!!!!!

ネアメ「ぐばーーーーーー!!!!!!!!!」
ドシャアアアアッ…


コオオオオオオオオオオオオオオ…!!
ヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《ネアメの軍勢が揺らめき増える!!!!!》


―――

アラプマ「!! …幻影魔法!!!!!!!!!!」

ディミリア「…先程より巧妙……ほぼ見分けがつかない!!!!!!!!!!!!!!!!
これが本気の幻影魔法…と…!!!!!!!
…負けていられないわね…」
ギンッ…

―――

スパルティー「……魔法は奥が深い……舐めるなよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
攻めろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

軍服2「行けーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ネアメ『うおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』


ゴオオオオオッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


魔法使い1「ギコルートル スベリィ メコレ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
パキィィィィィッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

魔法使い2「ヒュルムカ トーリャセス メコレ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ヒュオオオオオオオオオオオオンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



ドドォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

つるつるっ!!!!!!!!
ネアメA「す…滑る〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!」

ネアメB「む…向かい風が強すぎてなかなか進めねぇ…!」


手下5「失せろザコ共〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バギバギドギャアアアアアアッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

魔反会達『ぐほぉーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ドカーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



ズォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ネアメ3「…い…行ける!!!!!!!!!!!!!!!!
行けるんじゃねーか…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

ネアメ4「…浮かれるな!!!!!!!!!!!!!!!!
…幹部クラスが来る!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ズォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

143名無しさん@避難中:2018/02/24(土) 23:00:22 ID:cdWKIh0IO
シューゴレク「…幻影なんて関係ない!!!!!!
目についた奴を叩けばいい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

スーパーウトゥルサヌ「そうサ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
魔法の妨害も……この肉体で乗り越える!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズンッッ!!!!!!!! ズンッッ!!!!!!!!




魔法使い3「…進んで来やがる!!!!!!!!!!!!!!!!
バクサーレ メコラ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バオッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ネアメ「魔法に合わせてッッ…コンビネーションアタック!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ザザァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

スーパーウトゥルサヌ「邪魔だーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズバァンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ネアメ『うぎゃあああッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』

スーパーウトゥルサヌ「スパルティーはどこだ!!!!!!!!!!!!!!!!
あの眉なしのガキでもいい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
リベンジさせろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カァァァァァッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


軍服1「悪ィが!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

軍服2「どっちもお前なんかに構ってる暇はねぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ゴゴォッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ガギィィィィィィィィンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
スーパーウトゥルサヌ「ぬぅぅん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
お前らは!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

軍服1「よぉーーアザラシマン!!!!!!!!!!!!!!!!
ワカメ町では世話になったな!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

軍服2「あん時の傷が疼いて仕方ねぇ!!!!!!!!!!!!!!!!」

スーパーウトゥルサヌ「お前らは………覚えてるサ!!!!!!!!!!!!!!!!
ワカメ町で俺の一刀で倒れたザココンビ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
また古傷を開かせたくなったか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

軍服1「アホ言え!!!!!!!! 俺らもリベンジだ!!!!!!!!!!!!!!!!
2vs1でも文句言うなよ!!!! おめぇの方がつえーのは認めてんだからよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

スーパーウトゥルサヌ「いわねーサ………来いよ…!」
チャキ…

軍服2「……1…! 気を抜くなよ」

軍服1「…抜けるかよ! これ以上ブザマ晒しちゃスケピヨに笑われちまう」

スーパーウトゥルサヌ「…スケピヨ?
ササササ……そいつも覚えてるサ…
ワカメ町で捕まった弱っちい間抜けか……
あいつは元気か?」

軍服1「死んだよ」

スーパーウトゥルサヌ「! ……」

軍服2「…スケピヨは死んだ………俺達を守ってな…!
………あいつが生かしてくれたこの命……
そろそろ少しでも役立てねーと格好がつかねーんだよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ゴゴウッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

144名無しさん@避難中:2018/02/24(土) 23:56:22 ID:cdWKIh0IO
―――

セルライターX「あひゃひゃひゃひゃ!!!!!!!!!!!!!!!!!最最前線到着!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
かけつけ虐殺!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ドパパパパパパパパッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


バチュチュチュチュチュチュチュチュチュチュウゥーーーーーーーーーッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ネアメ達『ぐあぎゃああああ〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!』


セルライターX「きゃははは!!!!!!!!!!!!!!!!
これこれぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
おい黒女達!!!!!!!! てぇめぇーらも殺りはじめな!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

黒女達『りょりょりょのりょ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!』
シュババババッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ワシューナ「班長ォ ウォレも行っていいんかいのぉ?」

セルライターX「当たり前よ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
…リクリィのクソアマがいつまで経っても戻らないから そろそろてぇめぇーを副班長に上げてやろうと思ってるの
だからそれに見合った働きをして来なさいよ!!!!!!!!」

ワシューナ「…了解だァ!!!!!」
ズンッ… ズンッ…



セルライターX「…さーて あたいは何人虐殺出来るかなぁ…!」
ザッ… ザッ…

バッ…
ネアメ兵「討ち取っ…」

チャキッ
セルライター「♪〜」
パァンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ブシュ〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《セルライターXは背後から迫ったネアメ兵を一瞥もせずに撃ち殺した…!》





コソ…

ダジー「…あ…あいつ……こ…こえぇ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぞぞー…!



―――

エテリーヌ「ウッキッキー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
この人間達全員殺していいキキー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
楽しいキキキーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バババーッ!!!!!!!!!!!!!!!!


スカッ!!!!!!!!!!!!!!!!


エテリーヌ「ありゃ!!!」

ルプクプ「ギョギョッッ!!!!!!!! さっきから幻ばかり攻撃してダサいギョーーーーー!!!!!!!!」

エテリーヌ「ウキーッ!!!!!!!! うるさいキキィー!!!!!!!!!!!!!!!!
この幻うざったいウキウキーッ!!!!!!!!!!!!!!!!」



ヒュウウウッ…!!!!!!!!!!!!!!!!
バチィーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


エテリーヌ「ウキィ!!!!!?
頭の後ろに紙が引っ付いたキ!!!!!!?
…ウキキ!!!!!!?」


ぼやぁ〜〜〜〜〜…


ルプクプ「ギョッ?!!!!
幻が消えたギョギョ!!!!!!!!
本物の人間しか見えないギョ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」



ザ…
シンクレア「……幻影効果を打ち破る退魔符よ
体のどこにでも張るだけで効果がある…
………この程度の魔法で私達をいつまでも出し抜けると思わないことね…
そしてそろそろ…あなた達を制圧する退魔兵器も動き出す…!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…

145名無しさん@避難中:2018/02/25(日) 00:14:42 ID:4om0uvtgO
―――

ディミリア「………! …幻影魔法が破られた…!
それも退魔兵器によるものではなく……退魔符…!
……魔反会の退魔符の使い手……シンクレア………現退魔班班長…!!!!!!!
彼女の仕業でしょうか…!」


ネアメ兵1「くっ……幹部が続々と前線に現れたことで状況が変わってきた!!!!!!!!!!!!!!!!
押されはじめている!!!!!!!!!!!!!!!!」

ネアメ兵2「…よく動き回る特にヤバいやつが二人いるぞ!!!!!!!!!!!!!!!!
見た目は幼女だがとんでもない戦闘力だ!!!!!!!!!!!!!!!!
戦場を駆け抜けて次々と仲間を倒して行ってる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ディミリア「! まさかYSSの完成体………!
そんなものまで……!
………ならば私が…!!!!」

サイ「待つえす!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
動物の神の能力を持つホムンクルスならば動きは素早いれしょう!!!!!!!!!!!!!!!!
獣には獣!!!!!!!! 私の魔獣達に戦わせるえす!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ディミリア「サイさん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

サイ「私の持つセカチュウなどの魔獣………そして
砂糖町での戦いで捕らえた魔反会の人造魔獣達!!!!!!!!!!!!!!!!
まずはこの子達を召喚するえす!!!!!!!!!!!!!!!!」

ディミリア「…魔反会の人造魔獣…!
もう心を通わせたのですか!?」

サイ「といっても100体捕まえたうちの20体だけえす!!!!!!!!!!!!!!!!
この子達はもう魔反会の呪縛から解き放たれ私と友達になっとくれた……
……おいでっ!!!! 君達に決めた!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バババッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



ポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

人造魔獣達『ガルルルルアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』

ババンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


サイ「みんな!!!!!!!! ネアメの人達を助けてあげるえす!!!!!!!!!!!!!!!!」

人造魔獣達『……ガルァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
シュバババーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!



ディミリア「…サイさん…助かります」

サイ「いえ
まだまだ強敵がいるのえす
私ももう少しタイミングを見て…“あの子達”も召喚するえす
………この戦いも…そろそろ厳しい山場えすね」

ディミリア「…ええ…
…もっと魔法を攻撃に使えれば押し返せる事が出来るでしょうけれど…
…まだ……あの厄介な戦車達が………あら?」



しーーん!!!!!!!!!!!!!!!!



サイ「……いつの間にか戦車の砲撃が止まってるえす…
…………あ!!!!!!!! …あれは!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ビシッ!!!!!!!!!!!!!!!!

146名無しさん@避難中:2018/02/26(月) 23:13:17 ID:H7pSfEjQO
―――

ドンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

パブロ「ぬぉーーーーー!!!!!!!!
なんだこの穴は〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

バ〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《魔反会の戦車達は谷のように横長に開いた穴に戦車の前部から嵌まり落ちていた!!!!!》


パブロ「全戦車はまり込んでるじゃないかーーーーーーーーーッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
なにやってんだ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぞぞーん!!!!!!!!


―――

ニャンタ「大仕事完遂だねアナモグラくん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

アナホ「アナホだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
お前さんの健脚のおかげだぜ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
俺らいいコンビかもな!!!!!!!!!!!!!!!!
よっしゃとりあえずここらあたりで退こうぜ!!!」


―――

パブロ「何をやっている!!!!!!!!!!!!!!!!
はやく穴から戻せ!!!!!!!! バックだバックだ!!!!!!!!!!!!!!!!」


ギャルルルルルル…


www「ダメだな 戦車前頭部からすっぽりはまり込んでてキャタピラが浮き上がっちまってやがる
この土地でこんな地盤沈下が起こるとは思えないが……何かされたな
しかし見事に全部穴の落ちたな……コントかよ……………
……ぐふ…………おっと…」


ムガォーッ!!!!!!!!!!!!!!!!
パブロ「何を冷静に語っている〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!
このままでは私自慢の美スィ戦車達が役立たずの飾り物じゃないかーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
このままじゃ…! このままじゃ…!
………ああぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」



―――

退魔班兵「準備完了!!!!!! 準備完了!!!!!!!!
中型退魔兵器の準備が完了し いつでも使用可能です!!!!!!!!!!!!!!!!」

タイジー「…うむ!! やっとか!!!!!!!」


ドドドドド…
ゴロゴロゴロゴロゴロゴロ…

ばばーーーーーーんッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


タイジー「『魔力遮断電波砲』……範囲が狭いが前線で使えば効果的だが大きいから狙い撃ちされるな…
『退魔針発射砲』……魔力に反応して追尾する退魔の針を大量に放つ……が……戦車の砲撃の劣化だな…混戦では扱いづらい
……やはり…一番期待出来るのはこいつだな」



ズォオオオオオオオオオオ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


タイジー「『退魔ガス砲戦車』……!!!!!!!!!
搭載する玉は魔法使いにのみ有効な毒ガスを放つもの!!!!!!!!
このガスを魔法使いがひと吸いすれば神経を一時的にマヒさせる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
魔法使い戦力を潰せばネアメなど脆いもの!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
しかもこれならば長距離からの発射も可能で安全だ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
…我々退魔班で一気に勝負を決めるぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
発射準備だ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ゴウオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

147名無しさん@避難中:2018/02/28(水) 00:08:13 ID:BOE6Ksx.O
パブロ「ムウウウウンンンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ほら見ろォ〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
退魔班のやつらが兵器を持ち出してきた!!!!!!!!!!!!!!!!
これで奴らの退魔兵器が活躍したら…私の兵器班不要論が噴出してしまうーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!
ただでさえワカメ町でも砂糖町でも活躍出来なかったのに…これはまずいぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

www「知るか………諦めな」

パブロ「き…貴様……どちらの味方だ!!!!!!!!!!!!!!!!!?
もういい……こうなったら……隠し手を使うのみだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バッ… ポチッ!!!!!!!!!!!!!!!!

www「?! なんだ…そのスイッチは?」


ギュゴゴゴゴゴゴゴ…
ウィ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン

《戦車後部のハッチが開き…そこから!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》

ゴゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ズラァァッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ドドン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


www「…戦車からミサイル!!!!?
しかも相当でかい…戦車に乗っけるレベルのミサイルじゃねぇぞ…!!!!
おいお前…いつの間にこんなものを!?」

パブロ「…私の美意識だとね…! 兵器の中で最も美しいものは……ミサイルだと思うんだよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
この洗練されたフォルム!!!!!!!! 発射されるときの無駄のなさ…軌道!!!!
そして破壊力!!!!!!!! その全てに至るまで!!!!!!!!
最高の兵器だ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ダダンッ!!!!!!!!!!!!!!!!

パブロ「…だが私は無骨な戦車も好きなんだ…
私の好きと好きが合わさって…最強だ!!!!!!!!!!!!!!!!」

www「…こんなもんを…どうするつもりだ?
撃つのか? 敵も仲間も入り乱れる戦場のただ中に…」

パブロ「大丈夫だ……ミサイルは敵側の後方に撃つ…
そうすれば奴らの虚をつき損害を十分に与え更に退路も断つ…!
…何人かこちらの雑兵も巻き込むかもしれんが…幹部さえ無事なら問題ない…!」
スゥ…

www「…おい…やめろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガッ!!!!!!!!

パブロ「…なんだ…? 君は何故止めるんだ?
………この戦車もミサイルもデス社のものだ…
性能も十分に測れて君達にも利はあるだろう…?
それとも君は ネアメに味方をするのか…?」

www「…」

パブロ「押すぞォーーーーーーーーーッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
グォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



www「…!!!!!!!!!!!!!!!
…待て!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」






バサァァァァァッ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

148名無しさん@避難中:2018/02/28(水) 01:26:35 ID:BOE6Ksx.O
パブロ「…なんだっっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

www「…あれを見ろ!!!!!!!!!!!!!!!!」



バサッ… バサッ…



パブロ「…なんだ…? 我々の陣地のすぐそばの丘に…旗……人か?
それも大勢……あれは?!」

www「…あの旗は…!」



バサ… バサ…


―――

プリミティ「なんだァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
不明の勢力!!!!!!!? 儂らの後ろから現れただと!!!!!!!!!!?
ネアメの援軍か!!!!!!? 兵器班に撃たせろ!!!!!!!!
何をしている!!!!!!!!!!!!!!?」

魔反会兵「い…いや…あれは…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…


―――

アラプマ「…あれは…」

ヒーロ「…あの旗は…まさか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


―――

手下6「…スパルティー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

スパルティー「あぁ…!!!!!!!!!!!!!!!!」
ニッ…!


―――

ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

バサァッ!!!!!!!!
バサァッ!!!!!!!!

《現れた勢力は旗を振り存在を誇示した…
その旗に記された名は………!》



【連合騎士団】

ドォンッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!




シューゴレク「…連合騎士団…だと…? こんな場所に!!!!?」

シンクレア「……そうか…このソウサクハツピオニー地方の隣は…連合騎士団の拠点があるベローボー地方……」

魔反会兵「し…しかし何故今ここに連合騎士団が?!!!!!!!!
連合騎士団はその行動が世論に最も影響する組織…魔反会もその存在を戒していた…!
だからこそ世界政府を利用して連合騎士団のいるベローボー地方には徹底的に情報を封鎖し魔反会の魔法使い狩りをこれまで感知させずに居たのに…!」

魔反会兵2「ま…まずい……連合騎士団を敵に回したら…」

シンクレア「…確かに魔反会の行ってきた所業を連合騎士団に知られれば彼らが敵になるのは当然でしょう…
しかし彼らはこれまで情報を遮断されていた…
だから彼らにこの戦いの本質は見えていないはず
魔反会の軍事力は以前から『過激派魔法使いに対する抑止力』だと説明していましたし…
彼らにはこの戦いも“そうである”としか見えないでしょう
…常に中立をうたう連合騎士団なら 私達と魔法使いの小競り合いに闇雲に介入してくることはないでしょうが…
しかし……制限されるわね…」

魔反会兵「制限…!?」



―――

バサ… バサ…

スゥ
連合騎士団『我ら連合騎士団 私怨の争いに介入する意志はなく!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
戦いの行方を見届けるために参上したり!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
しかしこの戦いで悪意の矛先で関係のない人々の平穏を脅かすすことは看過せず!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
戦いは騎士道あれ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 卑劣は許さぬ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
度を過ぎた悪意を振りかざせば我らこの剣を振り上げ戦場へと駆けよう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』

バサァァァァァァァーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

149名無しさん@避難中:2018/02/28(水) 02:01:49 ID:BOE6Ksx.O
タイジー「…連合騎士団だと…
こんな時に…! まぁいい 戦いはもう終わる…
さっさと退魔兵器を…」


退魔班兵「タ…タイジー隊長!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ちゅ…中止!!!!!!!! 退魔兵器の使用は中止です!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

タイジー「なにっ……何故だ!!!!!!!!」

退魔班兵「シ…シンクレア様よりご命令です!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
へ…兵器の使用はやめるようにと……!
連合騎士団が居るこの場では…!」

タイジー「!!?」



―――

シンクレア「………全く…封じられたわね
もうこの戦場で兵器は使えないわ」

魔反会兵「な…何故ですか?!」

シンクレア「つまり……武器は“手にしたもの”だけを使え…と
退魔兵器や兵器班の戦車など………大きな兵器は卑劣だと……それに頼るなら連合騎士団はこの戦いに介入する……もちろん向こう(ネアメ)側に…ね」

魔反会兵「なっ…」

シンクレア「建前上では『兵器の使用で戦いに関係のない近隣の住人を不安にさせる』から…って理由でしょうけれど
彼らは戦場で古臭い美学を重んじるのよ…
彼らにとって兵器は卑劣に写るのね」

魔反会兵「そ…そんな……じゃあ魔法使いの魔法はどうなるんです!!!!!!!!!!!!!!?」

シンクレア「多分………セーフ
魔法使いは武器を持たない代わりに魔法を使うから」

魔反会兵「なにそれズリーーーーーーーーーッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ず〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


―――

www「―――と…恐らくそういう意味だ
そのミサイルを撃つのはやめとけ」

パブロ「な…なんだとーーーーーーーーーッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ふざけるなーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
この私の兵器の出番はこれで終わりと!!!!!!!!!!?
そ…そんなの許されんぞ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カーッ!!!!!!!!

www「だったらお前の判断で撃てばいい…
そうなりゃ連合騎士団は俺達の敵だ…
そうなりゃ…負けるなぁ…
戦力的にも……世間体にも…
さて…お前……責任取れるか?」

パブロ「ぐ…ぐぬぅ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ダンダンダンダン!!!!!!!!

www(……ふん…連合騎士団か…
………なるほどな…)
ニィ…


―――

プリミティ「………ぐッッ…一番厄介な奴らが…邪魔だてを…!」
ビキッ… ギリギリギリ…!


―――

ヒーロ「…………連合騎士団……」

アラプマ「…! …………!!」

―――

手下6「………見ろ!! 展開仕掛けていた退魔班の兵器がスゴスゴと下がっていくぞ!!!!!
うまくいったな…!」

スパルティー「あぁ……間に合った…」


スパルティー(…よきやった……ミーコ君達!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)


―――

オオオオオオオ…

バサ… バサ…
《…存在を誇示するように旗を振りつづける連合騎士団…
…………が!!!! 実は………この連合騎士団は…》




マジデス「うぃ!!!!!!!! どうも効果バツグンみたいな!!!!!!!!!?」

ガキ「すっげーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ミーコ「うまく行きました…良かった!!!!!」

ババーーーーーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《偽物であった!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ネアメ100%ッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》


ドォーーーーーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

150名無しさん@避難中:2018/02/28(水) 02:11:25 ID:BOE6Ksx.O
マジデス「しっかしマジドギモだずぇ〜〜〜
俺らカンゼンに連合騎士団に間違えられてるゼ!!!!!!!!!!!
ここに居るのほぼ全員ネアメの非戦闘員なのによ!!!!!!!!!!!!!!!!
パね〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ミーコ「…遠いし 鎧も着てるからかしらね…」
ガチャガチャ…

ガキ「重いけどかっけ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガチャチャーン!!!!!!!!!!!!!!!!

マジデス「それもあるけど何よりさっきの口上が効いてるクサくね〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!?
やっぱりのりぽんさんの声マジパネーわ!!!!!!!!!!!!!!!!
めっちゃ通るし!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

のりぽん「わははは!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
叫ぶ役なら!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ま!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
か!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
セロリッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴォ〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

マジデス「相変わらず声量パね〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あと親父ギャグもパね〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぞーん!!!!!!!!!!!!!!!!

ミーコ「………あとこの旗…
これのおかげで連合騎士団の信憑性が増してるわ…
これを用意するのは苦労したけど…」

マジデス「アーだってこれエンカサンの私物だもんな!!!!!!!!!
わざわざベローボー地方の連合騎士団本拠地までペトロを走らせて取りに行ってさ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


〜〜〜…

151名無しさん@避難中:2018/02/28(水) 02:47:49 ID:BOE6Ksx.O
――― あの時…コトコトにて

エンカ「ネアメにテレパスを送るなら拙者の策を伝えてくれ」

ギル「策…?」


――― カクカクシカジカ… ―――


ウソニ「…連合騎士団を…抑止力に利用するだと…」

エンカ「うむ…
もし戦いになったら…奴ら魔反会はなりふり構わずこちらを潰そうとしてくるぞ
通常兵器や退魔兵器……どれも対策せずに使わせ放しにするば間違いなく火力で押し負ける」

ギル「連合騎士団を利用すればそれを封じられる…?」

エンカ「うむ…
奴らは連合騎士団をネアメ以上に恐れている
組織としての規模は劣るが影響力は連合騎士団が遥かに大きい…
連合騎士団が魔反会を悪だと判断すれば魔反会の立場は逆転するだろう
メロンピルトの洗脳すら無効化してな…」

ツバメオー「マジかヨすげーな
それならおっさんが連合騎士団に戻って魔反会の悪行を教えて連合騎士団を動かせヨ」

エンカ「…それは出来ん」

ツバメオー「なんでだヨ!!!!!!!!!!」

エンカ「全面戦争になるからだ

連合騎士団が悪と見なせば世間は魔反会を悪とするだろうが…
だからといってそれで魔反会が止まると思うか?」

ジュリー「思わないね…
あのアーク達を復活させるくらいだし…」

エンカ「うむ…むしろ偽る必要がなくなってその悪意を容赦なく全世界に向けるかもしれん
これ以上犠牲を増やす事態に持って行くのは連合騎士団の思想に反する…
だから連合騎士団は動かない…いや…動けずに居るのさ」

ヤンデル「……連合騎士団が動かないのは…魔反会の情報封鎖で……魔反会の正体を知らないからじゃ…」

エンカ「連合騎士団を舐めるでないぞ
拙者は連絡を取っていないが 間違いなく連合騎士団は事態を把握している」

ツバメオー「…ふーん…
………戦いを世界に広めないために動かない…か
理由は分かるけど…なんか冷たいね」

エンカ「そう言うな
連合騎士団は魔反会の本性を知っているのと同様に
拙者や………副団長(発泡スチロール)が魔反会と戦っている事も既に把握しているのさ…
だから…拙者達を信じてまかせてくれているのでござる
…連合騎士団の代表としてな」

ギル「十分心強いですよ」

エンカ「………ま
魔反会も現時点ではまだ連合騎士団には『まともな組織』と思われていたいはずだから
『連合騎士団』という存在は大きな抑止力になってくれるでござろう」

ウソニ「ネアメの兵の一部を連合騎士団に偽装する……その策はいいが
そう簡単に連合騎士団を偽装出来るものなのか?」

エンカ「そうでござるな
敵にそう見せるためには少々“小道具”が必要でござろうな」

ビラコ「小道具…………天狗様の団扇ですか!!!!!?」

エンカ「そう 旗でござるな
連合騎士団の正式な旗を掲げれば奴らも勘違いするでござろう」

ウソニ「どこから用意する?
簡単に作れるものなのか?」

エンカ「時間がないから自作は無理でござろう…
だから“本物”を使う…!
……ベローボー地方のイエロスティ城下町……そこの連合騎士団兵舎にある拙者の部屋に拙者の私物の旗が十数本ある
それを持ってきて使おう」

ツバメオー「なんでそんなに旗持ってんだこいつ…」

ヤンデル「取りに行くってこと…?」

エンカ「うむ
ネアメのアジトから高速ペトロを走らせてもらうのだ
ペトロにはメモを持たせて…そこに拙者の名前が書いてあれば連合騎士団の者達も承知してくれるはず
……そうやって旗を貰って……ソウサクハツピオニー地方へ移動中のネアメに渡せば…ロスはないはずだ
…どうだ ギル?」

ギル「…そうですね…!
……こちらには戦いの際の手札が少ない…!
是非とも…連合騎士団の名を…使わせてもらいましょう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
サナバーさん すぐにテレパスを!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

サナバー「…うむ!!!!!!!!」


〜〜〜…

152名無しさん@避難中:2018/02/28(水) 22:57:41 ID:BOE6Ksx.O
―――

のりぽん「この旗と俺達300人で皆を援護だーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バサァッ!!!!!!!!!!!!!!!! バサァッ!!!!!!!!!!!!!!!!

マジデス「うぉ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バササーッ!!!!!!!! バササーッ!!!!!!!!!!!!!!!!

ガキ「お母さん僕も旗を持つよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ミーコ「うふふ…じゃあ一緒に持ちましょうね」

ガキ「…応援もしたいなぁ…!
だって…カッパの父ちゃんも…戦ってるんでしょ?」

ミーコ「…そうね…でもダメよ……今私達は中立の連合騎士団…! ネアメの皆を応援したらおかしいもの
……でもね…こうやって旗を振ってればきっと料理長…………あの人にも届くわ」

ガキ「じゃあいっぱい振ろう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

バサァッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
バサァァァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ゴォオオオオオオオオオオ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



―――

オオオオオオオオオオッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

刻苦(……ミーコ……ガキ…………)
ぐ…!!

刻苦「…やってやるグワワッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
掛かって来いクワーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
腹が減ったやつも来いクワ!!!!!!!!!!!!!!!!
滋養と強壮にイイやつ食わせるクワ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ムッキィィィィィィッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


―――

タイジー「班長!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

シンクレア「悪いわね…タイジー」

タイジー「これからどう動けば宜しいかっ!!!!!!!!!!!!!」

シンクレア「とりあえず小型以外の兵器の使用はやめて あとは退魔符や格闘で戦っていくしかありません
未だにネアメが幻影や罠を貼ってる以上私達が戦場から下がるわけにはいきませんし」

タイジー「ならば……班長だけでも後方に…」

シンクレア「ありがとう
でも心配は無用よ…………
しばらく理事職で前線を離れていたとはいえ私も長く退魔班の班長をやっていたんだから
感覚は鈍っていない…………点打拳法も…よ」
ギギンッ…!!!!!!
オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ…!!!!!!!!!!!!!!!!


タイジー(……!!!
……結婚適齢期をとうに過ぎた歳であるというのにこの闘気…!
かつての花子班長の姿が重なるようだ…!
いや…どちらかと言えば……こちらが本家…か…!)
ゴクリッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


シンクレア「私はこの戦場で最も魔力が強い場所へ向かいましょう
この魔力は恐らく…」

ゴゴゴゴゴゴゴゴ……

153名無しさん@避難中:2018/02/28(水) 23:20:33 ID:BOE6Ksx.O
―――

セルライターX「うっぜ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
連合騎士団だかなんだかしんないケドあんなのの顔色伺ってさぁぁ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
…ま!!!!! どうでもいいけど!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カチャッ…

ドパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパララララララララララララッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《銃をブッ放すセルライターX!!!!!!!!!!!!!!!!》


ネアメ『ぐぎゃああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』

セルライターX「あはーーはー!!!!!!!!!!!!!!!!
か弱い女が剣の代わりに銃を持つのはセーフよねぇ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
どんどん撃ち殺してやる〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドドドドドドォオオオオオオオオオオンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!




こそ… こそ…
ダジー「や…やべー…! やべー…!
あ…あの女クレージーすぎDAZE…!!!
あ…あいつはあれだ…特務班だ…!!!!
ミートホールで前のネアメの仲間達を大量殺戮した…!
お…おっかねぇ…! あ…あんなやつの近くに居られるか…!」
こそ…

ムイ「ダジー!!!!! 逃げていいの!!!!!!?」

ダジー「…ムイ?!」


―――


魔獣A「ギャラァァァァルルルァアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
グワァァァァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

エテリーヌ「ウキーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バッ…

ドガガガガガガッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ザザザーッ!!!!!!!!!!!!!!!!
エテリーヌ「ウキー!!!!!!!! ニョイニョイ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
のびーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ドガァァァァーッ!!!!!!!!!!!!!!!!
魔獣A「ガボァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

《伸びる棒で魔獣を突くエテリーヌ!!!》

エテリーヌ「うきうきうき!!!!!!!!
この人間 オイラの動きに追いついたのは凄いけど実力はまだまだウキー!!!!!!!!」

ルクプク「ギョギョギョッ!!!!!!!!!!
ウルキルサルドはおバカウオギョッギョ!!!!!!
こいつは魔法生物!!! 人間じゃないギョ!
人間も猿みたいなものなのに…同族の見た目も見分けられないギョー!?」

エテリーヌ「ムキーーーーッ!!!!!!!!!!
うるさいウッキィー!!!!!!!!!!!!!!!!
人間と猿を一緒にするなウキー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
それならスィンスィーンスは金魚だけどコイと似たようなものウキ!!!!!!!!?」

ルクプク「ちがう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

エテリーヌ「そうでしょー!!!!!!!!!!!!!?」

ルクプク「確かにーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

2人『わーーーーい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!♪』
がっし〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!



ズワッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

魔獣B「ガオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

154名無しさん@避難中:2018/03/01(木) 01:15:38 ID:pu7wWors0
YSS 肉体年齢その他
https://i.imgur.com/odSTnbR.jpg

155×ルクプク ○ルプクプ:2018/03/02(金) 00:05:35 ID:ehzO51pEO
魔獣B「ギャアアアアアアオッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ババーッ!!!!!!!!!!!!!!!!


エテリーヌ「おっ! また来たウキー!」

ルプクプ「ほんギョ?
じゃあ次はワタギョがやるギョ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ザッ!!!!!!!!!!!!!!!!

ルプクプ「ぷくくー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
むぐ… むぐ…



ゴォォォッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
魔獣B「グルァアアアオオオオォッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


カッ!!!!!!!!!!!!!!!!
ルプクプ「無双卵配乱打ーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ボボッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

バキャッ
魔獣B「ヴッッ!!!!!!!!!!!!?」

チュドーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
魔獣B「ブァガブッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

《ルプクプは口から卵を吐き出した!!!!
卵は魔獣に当たると大爆発した!!!!!!!!!!!!!!!!》


ルプクプ「ギョッギョッギョー!!!!!!!!!!!!!!!! ワタギョの卵は危ないギョーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
でろーん!!!!!!!!

エテリーヌ「口から卵出てるウキィー!!! しまらんなぁ」



魔獣達『ワギャアアアアアアアンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ズォオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



エテリーヌ「ウキキ!!!! そんなこと言ってたらいっぱい向かって来たウキー!!!!!!!
相手してやるウキー!!!!!!!!!!!!!!!!」

ルプクプ「どんな動物が居るか楽しみギョー!!!!!!!!!!!!!!!!」


魔獣C「アオオォーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ババッ…

ルプクプ「犬ギョ!!!!!!!!」

エテリーヌ「かわいーッ!!!!!!!!」
バキーッ!!!!!!!!!!!!!!!!

魔獣D「ニャーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
シャッ!!!!!!!!

ルプクプ「猫ギョ!!!!!!!!」

エテリーヌ「かわいーッ!!!!!!!!」
ドゴォッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

魔獣E「ちゅーちゅちゅー!!!!!!!!!!!!!!!!」
カサササッ!!!!!!!!

ルプクプ「ネズミギョ!!!!!!!!」

エテリーヌ「かわいーッ!!!!!!!!」
バキィィィーッ!!!!!!!!!!!!!!!!

魔獣F「バッサァー!!!!!!!!!!!!!!!!」
ヒュバーッ!!!!!!!!

ルプクプ「モモンガギョ!!!!!!!!」

エテリーヌ「かわいーッ!!!!!!!!」
ズドギャアアーーッッ!!!!!!!!!!!!!!!!

魔獣G「ワフワフッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドウッ!!!!!!!!!!!!!!!!

ルプクプ「犬ギョ!!!!!!!!」

エテリーヌ「もう見た」
ドゴーン!!!!!!!!!!!!!!!!

魔獣H「ワーニ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!」
ザザーッ!!!!!!!!

ルプクプ「鰐ギョ!!!!!!!!」

エテリーヌ「かわいーッ!!!!!!!!」
ドムンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!

魔獣I「ササーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
ヒューッ!!!!!!!!

ルプクプ「ムササビギョ!!!!!!!!」

エテリーヌ「もう見た」
ボギギィ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!

ルプクプ「残念でした〜
ムササビはまだ見てますェ〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

エテリーヌ「テヘーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぺろ〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!

156名無しさん@避難中:2018/03/02(金) 00:54:00 ID:ehzO51pEO
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…


魔獣達『ヴぐぐぐぐ…』


エテリーヌ「いっぱい倒したウキー
でもこいつら動物だからオイラ達の動きに付いてこれるだけで全然大したことないウッキィー
こんなんじゃ経験値貯まらないウキーつまらんキ」

ルプクプ「経験値ってなんギョ?」

エテリーヌ「もっと神格を高めるための経験値ウキー
流れでこんな姿になっちゃったけどやっぱり神としてもっとランクアップしたいウキー」

ルプクプ「敵を倒すと神の経験値が貯まるギョ?」

エテリーヌ「知らんウキー
気分的な問題ウキー!!」

ルプクプ「ギョギョギョーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
なんだそれギョー!!!!! 意味ないギョ〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!
ウルキルサルドはやっぱりアホギョー!!!!!!!!!!」

ウルキルサルド「ウキキー!!!!!!! うるさいウキウキー!!!!!!!!!
猿夢見せるウキー!!!!!!!!!!!!!!!!」

ルプクプ「でもワタギョも神域に行ける神になりたいギョ!!」

エテリーヌ「皆そう思ってるウキー!!
他の……あ! そういえば…知ってる!?
キャメルロンとトリッピィとバッティーナは死んだらしいウキ!!!!!!!!」

ルプクプ「それマギョ!!!!!!!?
ギョギョギョギョギョギョ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
イイ気味ギョーッ!!!!!!!!!!!!!!!!
ワタギョ 鳥は嫌いギョ………
…でもなんでギョ?」

エテリーヌ「それが……YSSじゃない神に殺されたらしいウキーッ!!!!!!
それも…あのニャルラトらしいウキ!!!!!!!!!!!!!!!!」

ルプクプ「ニャルラト………
あぁ!! ネコルガルド………猫の!!!!!!!!!
ギョ…ギョイィ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
猫はもっと嫌いギョーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ムガァーッ!!!!!!

エテリーヌ「あいつ どうやらオイラ達とは敵の方に居るみたいウキ!!!!!!!
これはいいことウッキッキー!!!!!!
ニャルラトは神域に行くほどのやつ……そいつを殺せば……
代わりにオイラ達が神域に行けるかもウキーー!!!!!!!!!!!!!!!!」
ばーん!!!!!!!!

ルプクプ「えーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
本ギョーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
ウルキルサルド頭いいーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
それやるそれやるぅ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
パァーッ!!!!!!!!

エテリーヌ「やろやろ〜〜〜〜!!!!!
一緒に神域行こ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?ニャルラト居るかなぁ」



ズズンッ…



ルプクプ「…お?」

エテリーヌ「…ウキ? また新手の魔法生物……」



ドバキィィィーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
エテリーヌ「ヴぎィィッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ドッザー!!!!!!!!

《エテリーヌは殴り飛ばされた!!!!!!》


ルプクプ「ウルキルサルド!!!!!!!!?」



ザンッ…
ミステリースミス「…」

ズズンッ…!
ブレイバーアルパーキ「ぷぇえ」

ドドンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ルプクプ「…ギョ…ギョギョ!!!!!!!?
なんか…こいつらちょっと!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ムク…ズズズ…
エテリーヌ「……なんだァ …てめーら……」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…



―――

サイ「ただの魔獣達だけでは厳しいようえす
……謎魔獣達も投入します!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドドンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

157名無しさん@避難中:2018/03/02(金) 01:40:37 ID:ehzO51pEO
―――

魔反会兵8「う…うわ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!」

ビュン!!!!!!!!!!!!!!!!
カイ天使MAX「カイテンシー」
グッサ〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!

魔反会兵8「うぎゃ〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!」


―――

イガグリラ「イガーー!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガシッ!!!!!!!!!!!!!!!!

ムカチキートライ「ムカチキムカチーキ!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブンブンブンブンブンブン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

グサグサグサグサグサァァーッ!!!!!!!!!!!!!!!!
魔反会兵達『い…いでぇ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
プシュシューーー!!!!!!!!


―――

グレートバカマンダー「バオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズシィーーンッ!!!!!!!!!!!!!!!! ズシィーーンッ!!!!!!!!!!!!!!!!


魔反会兵達『ひ…ひぃ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
か…怪物だ〜〜〜〜!!!!!! うわーッ助けてくれぇ〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』


グレートバカマンダー「バウオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ビターンビターン!!!!!!!!
ブンブンッ!!!!!!!! ドシャアアアアッ!!!!!!!!

ズーンッ… ズーンッ…

《巨体で敵を薙ぎ払いながら戦場を横断するグレートバカマンダー》



ザ…
ペポコンロッコ「ひゃ…ひゃーっ!!!
あんちゃん……怖そうなのが居るっちぃ!!!!!!!!」

ベナガンチャラ「…あァ…面白そうじゃきにぃ」

ペポコンロッコ「えッッ!!!!!!!!?
………あんちゃん………何を…」

ベナガンチャラ「どうやらこの戦場には俺っち達のお目当ての連中はいないみたいじゃき
残念だが……あいつらの代わりに……こいつで遊ぶとするきぃ」

ペポコンロッコ「ほ…本気っち〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ゾーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ベナガンチャラ「…ああ……怪物狩り(モンスターハンター)じゃきぃッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
行くぞ野郎共!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ニィッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙ッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

グレートバカマンダー「…バルル?!!!」


―――

ディミリア「……なんて強い魔力の魔獣達…!
…サイさんの切り札ですか………
しかし…大丈夫ですか…?」

サイ「ええ
連合騎士団に扮している皆さんのおかげで砲撃が来ないえす
謎魔獣達の多くは体が大きいので…砲撃が続いていたら的にされてるところだったれす…」

ディミリア「…いや…そこの心配ではなく…
サイさん…あなたですよ…
人造魔獣を20体以上と…あれほどの強力な魔力を持つ魔獣達を召喚したとなると
体力の消耗は激しいはずです
…サイさん…無理はいけませんよ」

サイ「………大丈夫えす…!」
ぐぐ…
ゼェ……!



ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオウウウッ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

158名無しさん@避難中:2018/03/03(土) 00:42:37 ID:QuT4m6Z6O
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッッ…

シューゴレク「…魔獣か…
まずいな ただでさえ状況はネアメに傾いているのに」

ブルーマオラ「…大丈夫さ!!!!!!!
魔法といえ魔獣といえいずれガス欠を起こす!!!!!!
数で圧倒する僕達が必ずそのうち巻き返す!!!!!!!!!!!!」

シューゴレク「どうかな…
こっちの兵も結構やられていってるからな」

ブルーマオラ「なに…最悪幹部クラスだけ残っても十分制圧出来るだろう!!!!!!!!!!!!!!!!」

シューゴレク「……ん?!」



ズズゥンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
聖サンタ9「ウルルゥゥゥッッ…ホォー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ブルーマオラ「な…なんだこいつはーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ビリッ…ビリッ…
シューゴレク「…………ブルーマオラ隊長…
…下手したら俺達幹部クラスも…気を抜けばヤバいかもしれないぜ…!」

聖サンタ9「ウォルォオオオオオオオオオオオオウッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブォンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

バギャギャーーーーーンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

くるくるくる…シュタタァァーッ!!!!!!!!
シューゴレク「これも………魔獣か!?
この体でこのスピード……相当やるな………
動物みたいなやつといえど…本気でやらないとな!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バォッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ドドドドドドォーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ピクンッ…
聖サンタ9「……ウォホーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ウホウホウホウホウホウホウホーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドンドコドンドコドンドコドンドコ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



ビリビリ…!
ブルーマオラ「…シューゴレク班長!!!!!
僕が…助太刀を…!」

ぽんぽん…

ブルーマオラ「…ん? なんだ?」
くるっ…

キラキラキラキラ…
セカチュー「ハハッ」
きゅぴ〜〜〜〜〜〜んっ

ブルーマオラ「!!!!!? ま…魔獣!!!!!!?
やるか!!!!!!!!!?」
ババッ

セカチュー「ノン」

ブルーマオラ「?!」

セカチュー「…君から感じた波長…僕のハートと同調…
君と魅せたい男の戦い
君と撃ち合いたい甘言の弾丸…♪」
キラキラキラキラキラキラキラキラ…

ブルーマオラ「な…なんだ…? 戦わないのか…?」

セカチュー「…にこっ」
ス……ババッ!!!

魔反会兵♀「ひ…ひー!!!!!!!! なにぃ〜〜〜!!!!!!?」
ぞーん!!!!!!!!

《セカチューは近くの魔反会兵♀を捕まえる引き寄せた!》


セカチュー「……かもん」
ニコッ…

ブルーマオラ「…! …まさか…
……そうか! …そういうことなら!!!」
ス…… ババッ!!!!!

ガッシィー!!!!!!!!
ネアメ兵♀「きゃ…きゃーーっ!!!!!!!!!!!!!!!!」

《ブルーマオラもまた 敵のネアメ兵♀を捕まえ引き寄せた!!!!!》


ブルーマオラ「…男の勝負…甘言の弾丸……
…つまり…君と僕の勝負…
どちらが先に言葉で敵の女性を落とせるか……ってことだろ?」

セカチュー「イエっ☆」
きらら〜〜ん…☆

魔反会兵♀「な…なにを勝手なっ」

そ…
セカチュー「……ごめんねかわいいキティちゃん
君は今は僕を嫌いかもしれないけど…
この短い時間で………
君を虜にしてみせる………☆」
ウィスパーササヤキ〜

魔反会兵♀「ハァァァァァ〜〜〜〜〜〜ン<3<3<3<3!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぞくぞくぞくーん!!!!!!!!!!!!!!!!


ブルーマオラ「…負けてらんないなっ…
…僕達も奏でてみよう…君と僕の…鼓動が織り成す恋のデュオ…♪」
ポソ……

ネアメ兵♀「らめぇ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜<3<3<3<3!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ビクンッッ!!!!!!!! ビクンッッ!!!!!!!!

159名無しさん@避難中:2018/03/03(土) 02:25:51 ID:QuT4m6Z6O
―――

ワアアアアアアアア………


ヒーロ「…連合騎士団ですか…
彼らの縄張り近くとはいえまさかこんな場所に現れるなんて…
どうにも流れがネアメに来ているようですね…
それでもまだまだ魔反会がやられるようには思えませんが…
ねぇアラプマ様………………アラプマ様?」

アラプマ「……」

ヒーロ「どうしましたか……ぼーっとして…」

アラプマ「…いや…」



ザザッ!!!!!!!! バッ!!!!!!!!!!!!!!!!
ネアメあ「全軍統括班班長アラプマ!!!!!!!! うおぉーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

アラプマ「!!!!!!!!!!」
バッ!!!!! ジャキッ…!

アラプマ「―――!!!」
ズキッ…!!!!!!

―――

砂糖町でのギル「形のない一族の見栄とあんたの心の中の正義!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
本当に大事なのはどっちか………考えて見ろよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

カァァァァッ!!!!!!!!!!!!!!!!

―――


アラプマ「……っく…!」
ぐ…


ヒーロ「アラプマ様ッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」


ネアメあ「覚悟ーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブォンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ズバ…!
アラプマ「…ぬ…!」

ヒーロ「アラプマ様!!!!!!!!!!!
くっ…よくも!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ヒュンッ… ザシュッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ネアメあ「うぐッッ!!!!!!!!!!」
ドザザァー!!!!!!!!!!!!!!!!!

ヒーロ「トドメだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブォアッ!!!!!!!!!!!!!!!!


アラプマ「…待てッヒーロ!!!!!!!!!!!!!!!!」

ビタッ!!!!!!!!
ヒーロ「…アラプマ様…!?」

ネアメあ「……くっ!!」
よろ…タタタッ…!!!!!!!!!!!!!!!!


ヒーロ「…!
…アラプマ様…何故止めたんですか!!!!?」

アラプマ「…」

ヒーロ「それに……何故攻撃を避けなかったんですか?
いや…アラプマ様なら……相手に攻撃をさせるために倒せたはずですよ」

アラプマ「……」

ヒーロ「……やはり戦いに身が入りませんか」

アラプマ「………あぁ…
…………砂糖町でギルと戦ったあの日から…
俺の中で時々声が聞こえるんだ…
ギルの声が……俺を糾弾する声が……
………俺は…あの時ギルの言葉に何も言い返すことが出来なかった…
それがずっと心に残って…俺の思考の中でぐるぐる回っていたんだ
俺は………今も答えを探せずに居る…
………俺のしてきたことは…信じて進んできたものは……本当に……正しいのか……それとも」

ヒーロ「………
……あ…! アラプマ様…腕から血が…!
今のネアメの攻撃を受けたからでしょう!!!!!
お拭きしますよ!!!!!!!!!!!!!!!!」
わたわた…

アラプマ「いや…大丈夫だ
ハンケチをもってるから自分で拭う」
シュル…

ふぁさぁ…
キラキラキラキラキラキラ…


ヒーロ「や…やだーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
アラプマ様のハンケチ…子供がよく使ってるパトカーとかかわいい絵柄の車が描いてあるやつだ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドッキィ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

しゅるしゅる…キュッ…!
アラプマ「…ふぅ…
……痛いの痛いの………とんできけっ…!」
なでなで…

ヒーロ「…ッッッッックィ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガクゥゥゥゥッッ…

160名無しさん@避難中:2018/03/03(土) 22:54:12 ID:QuT4m6Z6O
―――

プリミティ「戦況はどうだァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

魔反会兵「はっ……なかなか…厳しいかと…!
ネアメは最初からの勢いを維持したまま……魔法と無駄のない連携…そして強力な魔獣でで魔反会各隊を撃破していっています…!
やはり…最初にネアメの策を許してしまったのがまずかったでしょう…
そしてやはり…連合騎士団の登場…!
連中の存在は我々には害…ネアメには利でしかありません
こちらの兵器が使えなくなったのはあまりにも…」

プリミティ「…兵器が使えなくなったからといって一気に押される軟弱共かァ今の魔反会はァァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
……いいやそんなはずないだろう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
もっとやれるはずだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
だが…やはり連合騎士団…!!
どいつもこいつもあいつらを気にしすぎている…だから戦いに集中出来んのだ!!!!!!!!!!!!!!!!
…よりにもよって儂らの背後に現れるとは…
あれで中立か?!!! 笑わせる…!
…!
…………いや待てッ……だが待て………確かに妙だ
あの連合騎士団ども………出てくるタイミングも行動も……
中立に見せかけてネアメ側に寄りすぎている…
そもそも要警戒していた連中がイエロスティから動き出したら本部の方から連絡が来てもいいはず…
………妙だぞ………これは…妙だぞォォォォ…!!!!!!!!!!!!!!!」
ギリギリギリギリ…

魔反会兵「プリミティ様…?!」

プリミティ「いやなんでもない………
連合騎士団のことは後ほど探りを入れてみよう…!
それより今は戦場だァッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
軟弱共に喝をいれろ!!!!!!!!!!!!!!!! 後ろを気にせず前だけに集中しろと!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
無様な姿を晒した兵が多かった班は儂が直々に指導してやるとな!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カカァァァーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

魔反会兵「は…はっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ビシッ

プリミティ「…それと…アラプマのやつはどうした!!!!!!!!?
あいつの実力ならばネアメのネームドの一人や二人殺してるはずだろうが!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

魔反会兵「そ…それが……ま…まだ前線より自陣よりの場所で立ち止まってるとのこと…
そこで先程ネアメの雑兵の奇襲を受け軽くですが傷を負ったとのこと…」

プリミティ「………ッッッッ…なッッッ………アッッ………ぬィィィィィィ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
なにをしてるだァァァーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
アラプマアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
全軍統括班の長たるお前が最前線におらんでどうするんだァァ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
貴様儂をこれ以上失望させるな!!!!!!!!!!!!!!!!
儂が育てた貴様の家の名を失墜させてくれるなよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぐぐ…ズズーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



バキバキバキバキバキ…!!!!!!!!!!!!!!!!
ガラガラガラガラガラガラガラガラアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


魔反会兵あ「う…うわあああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ネアメ兵い「じ…地割れだ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!」


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!!!!!!

《プリミティは怒りの地団駄で地割れを起こした!》

161名無しさん@避難中:2018/03/04(日) 00:24:09 ID:mD.DT19AO
―――

バキバキバキ…
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…

アラプマ「…師匠だな
どうやらここでダラダラしてることがバレたらしい」

ヒーロ「…まずいですよ
ただでさえアラプマ様とプリミティ様は出撃前に一悶着あったのに…
これだとまたプリミティ様になにを言われるか分かりません…
アラプマ様の立場も悪くなりますよ……」

アラプマ「………ふ…
………………………師匠の顔色を伺いながら戦うのか」
ゴォォォ…

ヒーロ「っ…す…すみません」

アラプマ「……いや……そろそろ動こう
…俺が会いたい男もいる………
彼と会って…俺の答えを…今一度導いてみるとしよう…」

ヒーロ「…ギルですか?」

アラプマ「いや…どうやらギルはいないようだ………
……だが…もう一人居る…
俺の迷いをぶつけられる男が…」
ザッ…!!!!

ゴォォォォォ…!!!!!!!!!!!!!!!!

162名無しさん@避難中:2018/03/05(月) 01:21:03 ID:8CGvPWowO
―――

セルライターX「あひゃひゃひゃひゃひゃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドドドドドドドドドドドドドドド!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


―――

ダジー「ムイ!!!!!!? な…何を言い出すんだ一体!!!!!!?」

ムイ「ダジー……ここで逃げるなんてダメだよ!!!!!!!!!!!
…あの女の人を放っておいたらたくさんのネアメの人が殺されちゃう…!」

ダジー「で…でもYO…あ…あいつは特務班の…多分班長だZE…!!!!?」

ムイ「…だからだよぅ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ダジー「?!」

ムイ「ダジー……………私知ってるよ
………勇者山で二人で暮らしてる時…ダジーがいつも昔の事を悔いていた事…!
いつも真夜中に…昔の事を思い出して泣いていたでしょ…
…ミートホールって所でなんの罪のない人達が殺されて…何も出来なかった時のこと…
……昔のネアメの人達と…最後に戦えなかった時のこと……思い出して」

ダジー「…」

ムイ「ダジーは臆病で弱虫でミニマムチンコだけど……とても優しい人だもん…
誰よりも優しくて 誰よりもみんなを助けたいのに…いつも何も出来なかった
ダジーはそんな自分に嫌悪感を感じてた………そうでしょ?」

ダジー「………」

ムイ「…今ここで逃げ出したら…ダジーはもっと自分を嫌いになっちゃうよ…!!!!!!!!!!!!!! 」

ダジー「で…でも……俺の魔法で何が出来るってんDA…」

ムイ「出来るよっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カッ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


―――

セルライターX「死ね死ね死ね〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドドドドドドドドドドパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパララララララララララララララララララララッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ザザザンンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ズンンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

刻苦「もうやめるグワワァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

セルライターX「…あ!?
…てぇめぇ! クソマズ青河童じゃーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ソッチ側についたらしいわねぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
死ねェ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バキュウウウッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

刻苦「ク…クワワァーッ!!!!!!!!!」
ザザァーッ!!!!!!!!!!!!!!!!


―――

ダジー「…俺の魔法なんて…! 適当に物を入れ替えるだけDAZE…!
基本的には相手の持ち物と俺の持ち物の中で名前の響きが似てるものを入れ替えるDAKE……
……でもよ…あの女は武器をたくさん持ってる!!!!!!
対応しきれねーYO!!!!!!!!
無理DA!!!! 俺には…!」

ムイ「…ダジーは自分の魔法を低く自己採点しすぎだよ…!
ダジーの魔法は本当はすごいんだよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
スパルティーさんやディミリアさんもそう言ってたでしょ!!!!!!!!!!!!!!!!?
鍛えれば魔法の幅が広がるって!!!!!!!!!!」

ダジー「か…買い被りDA…
俺の魔法はそんなすごくなんてねーYO…」

ムイ「心にもないこと言って!!!!!!!
ダジー…思い出して……いつも私に話してくれたこと…
ダジーの自慢話!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ダジー「…!!!!」


オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ…!!!!!!!!

163名無しさん@避難中:2018/03/05(月) 01:50:05 ID:8CGvPWowO
――― それは2人が勇者山で暮らしてる時の事…

ムイ「ダジーはなんでネアメに居たの?」

ダジー「HEHE!!!!!!!! 聞きたいのか!!!!!?
そりゃもちろん…スカウトさ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ヒャダオのやつがYO…! 是非とも俺の力を貸して欲しいってYO…!」

ムイ「え〜〜……嘘でしょ…」

ダジー「本当だYO!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」



〜〜〜 回想

…………数年前…

あの時の俺は自宅警備員だった…
とは言っても…家には俺一人…守るべき価値のあるものも何もない…
することと言えば 毎日毎日漫画本を読むだけだった…
虚無………ただそんな生活……
そんなある日…俺がブック○フに行った時の事


ヒャダオ「…君……転換魔法使い…か?」

ダム里(ダジー)「?!!!! な…なんだYO急に一体!!!!!!?
た…確かに俺の家は代々転換魔法を伝えてたKEDOYO…」

ヒャダオ「おぉ…やっと見つかった!!!!!!!!!!!
どうか話しを聞いてくれないか!!!!!!!!!!!!!!!!?」


…突然現れたヒャダオは一方的に自分の事を話した
魔反会の真実… それに立ち向かうという意志…
そして…


ヒャダオ「仲間になってくれ
俺の結成した『ネアメ・ルート』はまだ10人にも満たないチームだ……人手が居る
初めは出来るだけ能力のある有望な仲間を集めたい
…俺はそこに君を加えたいと思っている」


…そんなことを言われたのは初めてだった…
ガキの頃から親がいない俺は…今までにも求められることはなく
また誰にも褒められた事がなかった
それは…気恥ずかしくも 嬉しい経験だった
しかし俺は ヒャダオの期待に応えられる自信がなかった


ヒャダオ「転換魔法使いといえば 3000年前も活躍した魔法使いのなかの英雄だ
彼らは その強力な魔法を駆使して敵の武器などを取り上げ無力化していったと聞く
君の力は魔反会と戦っていくうえで大きな力になるはずだ」

ダム里「…ま…待てYO!!!!!!!!!!!!!!!!
お…俺にどこまでの事を期待してんDA!!!!!!!!?
た…確かに先祖が活躍したのは知ってるけどYO…
俺は……そんな…」

ヒャダオ「転換魔法は使えないのか?」

ダム里「いや…ちょっとは使えるけどNA…
たとえば……このソフトクリームを……ソフトクソに変えるとか…」

ボンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ぶり〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ぷ〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ヒャダオ「ちょおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
すっげー!!!!!!!!! まじすっげーッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ここまで出来たら十分だ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 文句なし!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
君こそ英雄だ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 頼む!!!!!!!! 来てくれーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ペコォー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ダム里「……」




ダム里「しょうがねぇNA〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」二二二二二⊃(鼻)


テッテレ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



〜〜〜

ダジー「………こうして俺はネアメに入った…」
じーん…

ムイ(…めっちゃ簡単におだてられとる…)
ずーん…


――― 回想終…

164名無しさん@避難中:2018/03/06(火) 12:02:27 ID:J.mbzwJAO
――― 今

ダジー「…まぁ確かにヒャダオの褒め殺しにいい気になったのは確かだけどYO…
ヒャダオ自身は本気だった…あいつは本当に俺を大事な戦力として扱ってくれていたんDA…
俺も……その期待に応えたかったんだがYO……
俺にゃ勇気がなかったのかもしんNEー…
『戦うのは怖い』とか…『ヘマをして失望されたくない』とか…
そういうことばっかし考えて…俺はいつも逃げていたNA…」

ムイ「それなら…! 今…!
今逃げなきゃいいじゃない!!!!!!!!!!!!!!!!
長い時間は経っちゃったけど…今…ヒャダオさんの期待に応えようよっ!!!!!」
カッ…!!!!!!

ダジー「ムイ……!」

ムイ「…あ…!」


―――

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…

ドザザァ…!
刻苦「グ…グワワァ…!」

チャキ…
セルライターX「はーーっ!!!!!!!!!!!!!
よえぇーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ただのコックがイキんなし!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
そろそろ死ぬぅ?」
チャカッ…!

刻苦「……ガ…グワ…!
……ミーコ……ガキ……ハイゼン………」


―――

ムイ「ダジー!!!!!!!
助けないと!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ダジー「…! だ…だけど…俺達が援護したらあの女に標的にされるKAMO…
そうなったらお前を危険な目に…………
………………………」


ダジー「………いや……やめよう
お前を言い訳にするのは…

ムイ………俺は…やるZE!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ここで変わる!!!!!!!!!!! 勇気をくれーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ムイ「う…うん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギュッ…

―――

セルライターX「そのドタマを一発で砕いてやる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
このダムダム弾で!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ジャキィーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!
ギュオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


―――

ダジー「…あいつの武器を…転換するッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カァァァッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



――― ずっと考えていたことがある…
俺の転換魔法は相手の持ち物と…俺の持ち物…『言葉の響きが似ている物』を入れ替える…
そう思っていた…“それしか出来ない”と思い込んでいた…
だけど…俺の転換魔法の神髄はそれだけじゃないと思うんだ…

だってYO… 俺の先祖はかつて 戦場に居る敵兵5000人の武器を無意味なものに入れ替えたと伝えられている…
でも…普通に考えて 俺の先祖が『5000人分の武器と入れ替えられる物』をその身につけていたなんて…とても考えられねーDARO?
じゃあ…俺の先祖は…
一体何を…敵の武器と入れ替えていた…?


ダジー「俺は今まで狭い思考の中に閉じこもって…俺の魔法の可能性を狭めて来た
思考の壁を取っ払っちまえば 答えはすぐに見えていたんDA
敵の武器と入れ替える物……は…
俺の手元にはなくとも…………
…“頭の中”にあったッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
…つまり!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴォォォ…!!!!!!!!


ダジー「…転・換!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギュンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


―――

セルライターX「死――――――…!!!!」

キュルンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

セルライターX「……ん? ………なに!?
…………あァ!!!!!!!!!!!?」

バンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
シュ〜〜〜〜〜…

《セルライターXが持っていた銃は……起爆寸前の爆弾に変わっていた!!!!!!!!》


―――

ダジー(俺の想像した物と入れ替えるッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!)
ドドンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

165名無しさん@避難中:2018/03/06(火) 15:22:41 ID:J.mbzwJAO
ジジジジジ…
セルライターX「な…なんであたいの銃が爆弾になってんのぉ!!!!!?
ていうか…爆発する〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ポイッ!!!!!!!!!!!!!!!!


ふしゅううううん…!
《セルライターXが爆弾を投げ捨てると煙のように消えた》


セルライターX「…アッ!!!!!!!? き…消えた!!!!!!!!?」

オオオオオォンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

刻苦「滋養パンチ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バコーーーーンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

セルライターX「いだびッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドジャアァァーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ズズ…
刻苦「…DAS(ドーピングアオスープ)…!!!!」
ムキッッ… ムキッッ…

セルライターX「…なによ…てぇめぇー……………あたいに一撃くれたぐらいでしてやったつもり!!!!!!!?
今の銃がなくなったからってあたいの武器がなくなるわけじゃねーし!!!!!!!!
あたいのスキル『音速銃殺士(ソニックチェンジャー)』で
何も持ってないこの手元に一瞬でッッッ」
スゥー…

パッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
セルライターX「ちくわしかもってねェッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ねり〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

セルライターX「ってなんで銃じゃなくてチクワが出てくんのーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぞーーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

刻苦「強壮キック!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズンムゥゥゥーーーーーーーーーッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

セルライターX「あがあああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
チュドォーーーーーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



刻苦「か…カパァ…! グワワ…!」


ガラ… ガラ… ガラ…
セルライターX「…キィィ…! なによっ なによっ
なんなのよぉ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」



―――

ムイ「やった!!!!!!!! すごいよダジー!!!!!!!!!!!!!!!!」

ダジー「お…おうYO…!!!!!
どうやら俺の力が覚醒したようだZE…!
しかし…さっきの爆弾で爆発させてやろうかと思ったGA…
どうやら俺の想像で作ったものは見た目だけ再現されるだけで効果までは付随しないみたいだNA…」

ムイ「でも十分なサポートだよ!!!!!!!!
このままあいつの武器を奪って刻苦さんを援護しようよ!!!!!!!!!!!!!!!!」

ダジー「おぉ…! …だが…!」


ザ…!
魔反会兵い「おい…お前ら!!! 魔法使いだな!!!!!?
覚悟しろよ!!!!!!!!!!!」

ダジー「……こいつらが向こうに集中させてくれねーNA…!」

ムイ「大丈夫! ダジーの邪魔はさせないよ!!
こっちはまかせてダジーは向こうを!!!!!!!!!!!!!!!!」
ザッ

魔反会兵い「死ね〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!」
ダダッ!!!!!!!!

ムイ「…スロウッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぽやややぁ〜〜

ズズズズー…
魔反会兵い「お〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜…………?」
のろぉ〜…


ダジー「助かるZE…ムイ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

166名無しさん@避難中:2018/03/06(火) 19:06:02 ID:J.mbzwJAO
セルライターX「なによッ! なんなのよッ!!!
なんでッ…」
パッ
《マトリョーシカ》

セルライターX「あたいの武器がッ」
パッ!
《麩菓子》

セルライターX「変なもんにッ」
パッ
《トイレが詰まった時にスポンスポンするやつ》

セルライターX「変わるのよ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
パッ
《さとうきび》


刻苦「クワワワーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボ!!!!!!!!

ザザザザザザザザ… ズドッ!!!
セルライターX「…むぐぅ!!!!!!!」
ズザ〜〜〜〜〜!!!!!!


セルライターX「…てぇめぇの仕業なの? 糞がっぱァ…?」

刻苦「…クワ クワ」
ゴキッ ゴキッ

セルライターX「どうなのよォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
パパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《クレアおばさんのシチュー》
《島根の米きぬむすめ》
《リモコン》
《丸めた新聞紙》
《クレアおばさんのカレー》
《督促状》
《クレアおばさんのハッシュドビーフ》
《フライドチキンの骨》
《割り箸》
《クレアおばさんのクラムチャウダー》
《ガリガリくん(クレアおばさんのシチュー味)》
《おもち》
《つっかい棒》
《またたび》
《ステラおばさんのチョコクッキー》



刻苦「効かんクワーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドォーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

セルライターX「!!」

刻苦「カッパーサン・インパクト!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ドボゴオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

セルライターX「ぶげぶーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドゴゴゴゴゴゴゴゴゴォーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

チュドォ〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!


―――

ダジー「……ふぅぅ…! あ…あの女……どんだけ武器持ってやがんだYO…!!
それを出すスピードもとんでもNEE…!
DAGA……対応出来るZE!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
どんな武器が来ても無害なもんに変えてやるZE!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


―――

刻苦「……」
ザ… ザ…


ズッ… ズザザッ…
セルライターX「……ちぃ…」
パッ

《クレアおばさんの二郎ラーメン》

セルライターX「………これ…てぇめぇーじゃないわね……
糞魔溜まりの仲間でしょ………
どこかに隠れてんのね…うざった!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギッ!!!!!!!!

ザ…
刻苦「……カパァ〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!」
ヒュッ!!!!!!!! ブォンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

セルライターX「―――だがなぁー」
バシッッッ

刻苦「……グワ?!!!!」


ミシッ… ミシシッ…
《セルライターXは片手で刻苦のマッスルパンチを止めた!!!》


セルライターX「武器を取り上げただけであたいを倒せたと思うんじゃねぇぇーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギィンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!

167名無しさん@避難中:2018/03/06(火) 19:39:34 ID:J.mbzwJAO
―――

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…


ダジー「…! マジka…!」


―――

オオオオオオオオオオ…!

セルライターX「あんま調子乗んなよ」
ミシ…ミシ…

刻苦「…! が…グワ…!」

セルライターX「あたいは実戦積んでる班の班長よ
てぇめぇーみたいにちょーっと筋肉あるだけのヤツに負けないん…だよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バヒュンッ!!!!!!!!!!!!!!!!

ズッドドォ〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!
刻苦「グガッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

セルライターX「…ン〜 まどろっこしのは嫌いだけど…このまま殴り殺してやるかぁ〜」
バキ…ボキ…


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…


―――

ダジー「あ…あいつやべぇ!!!!!!!!!!!!!!!!
素手でもかなりつえーじゃねーka!!!!!!!!!!!!!!!!
ま…まじぃ!!!!!!!! 殺られちまU!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

バッ…
ムイ「ダジー!!!!!!!!!!!!!!!! 私達を邪魔する敵を大体払ったよ!!!!!!!!!!!!!!!!」

ダジー「ムイ!!!!!!!!!!
刻苦がやべぇ!!!!! お前の魔法を!!!!!!!!」

ムイ「わ…分かった!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
スロウーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
パュュ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


―――

セルライターX「…んっ何!!!!!?」
もややややぁ〜〜〜〜〜〜…

セルライターX「ん〜〜〜〜〜ぬぁ〜〜〜〜〜〜〜〜ぬぃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜…?」
ノロぉぉ〜〜〜…

刻苦「…!!!!!
クワワワァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガババッ!!!!!!!


のろろろぉ〜〜〜〜…
セルライターX「………くぉ〜〜〜〜〜…るぇ〜〜〜〜〜…ぅわァ〜〜〜〜〜〜…」
ギギギギ…


セルライターX(…あそこに居る二人組!!!!!!!!!!!!!!!!
あいつらの…仕業か!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)
ゴゴゴォッ!!!!!!!!!!!!!!!!

刻苦「カッパッパァーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
グムンッッ…グムンッッ…ググググンッッ…!!!!!!!!!!

セルライターX「………く〜〜〜〜〜〜〜〜ぅ〜〜〜〜〜〜っ…!」

刻苦「ア〜〜〜〜〜〜〜オアオアオアオアオアオアオアオアオアオアオアオアオアオアオアオアオアオアオアオアオアオアオアオアオアオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

セルライターX「あびゃびゃびゃびゃびゃびゃびゃびゃびゃびゃびゃびゃびゃびゃびゃびゃびゃびゃアァァ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボォゴオオオオオオオオオオオンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



―――

ダジー「ッッしゃあーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ムイ「勝ったよ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

わーっ!!!!!!!!!!!!!!!!

168名無しさん@避難中:2018/03/06(火) 19:59:24 ID:J.mbzwJAO
シンクレア「あれくらいでやられるようではあの人は特務班の班長にはなれていませんよ」
スゥンッ…

ダジー&ムイ『ハッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ゾクッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

シンクレア「興味深い魔法ですね…しかも強力」

ムイ「ッッッスロ―――」

シンクレア「『封魔』」
バシッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ビキィィィィィーーーーーーーーッ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ムイ「!!!!!!!!!!!!!!!!!?
魔法が…出なッ…」

シンクレア「『吸魔』」
バシィーーンッ!!!!!!!!!!!!!!!!

ムイ「きゃああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
しゅわぁぁぁぁーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《ムイの魔力が奪われていく!!!!!!!!!!!!!!!!》


ダジー「て…てめーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
退魔札使いKAYOッッ!!!!!! ムイから札を剥がせーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズォオオオオオオオオオオ!!!!!!!!

シンクレア「…あなたには」
ス…

ダジー(退魔札ka!!!!!!?
ンなもん鼻セレブにしてYARUYOッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)
バォッ…

スゥ…
シンクレア「―――…残念…無手でした」
ググ…ギュッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《シンクレアは二本の指を立て構えた!》

シンクレア「鳳凰点打!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズカァァァァーーーーーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ズジュアアアアアーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ダジー「ぐぎゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

《ダジーは両肩を貫かれた!!!!!!!!!!!!!!!!》

ドザザァー!!!!!!!!!!!!!!!!
ダジー「う…うががぁ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

シンクレア「魔管を貫きました しばらく魔力が乱れて使い物にならないでしょう」


ダジー「ぐ…ぐぅぅぅぅぅ……!」

ムイ「………アッ…アッ…」
ビクンッ…ビクンッ…


シンクレア「…そこの人…彼らを捕縛して下さい」

魔反会兵う「は……はっ!!!!!!」
ザザ…

シンクレア「…これは…慈悲ですよ
これが私でなくセルライターX班長でしたら…あなた達は殺されていたでしょう…
………さて……そのセルライターX班長は…」



―――

セルライターX「……はーー……はーー…
……あ〜〜〜〜〜〜〜〜…うざかった…………」
ゴキゴキ…


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…………

ドンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
刻苦「―――」


―――

シンクレア「………あの手この手で私達を翻弄しているようですが…
私達の間には大きな差があることを……そろそろ教えてあげますよ…」

オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙…!!!!!!!!!!!!!!!!

169名無しさん@避難中:2018/03/06(火) 23:49:36 ID:J.mbzwJAO
シンクレア「…さて…
まずはこの戦場を掻き回してる者達を掃除しましょう」
ス… ヒュッ!!!!!!!!





ヒュオオォーーーーーー…

ズビビビィィィィンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ブシュウウウウゥゥゥンッ…!!!!


…ヒュルルルルルルルルルルルル〜〜〜〜〜〜…

ドッガァ〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

カイ天使MAX「カ…カイテンシー…」
バチ… バチ… バチ…

シンクレア「『魔撃札』……
魔力を持つものに激痛を味わわせる札です
…空を飛ぶ魔獣など驚異的ですね…
さてまず一体……で…」
クルンッ!!!!!!!! シュバッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

バヂヂヂィィーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
イガグリラ「IGAGA〜〜〜〜〜〜〜〜〜?!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドダァーッ!!!!!!!!!!!!!!!!

シンクレア「二体目…………さて」


ズゥンッ…!!!!!!!!!!!!!!!!
ムカチキートライ「ムッカ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!」

シンクレア「…あなたは強そうですね」
ス…

ムカチキートライ「ムカチキムカチキムカチキ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぐぐぐッ
《指に筋肉を集めて突く体勢をとるムカチキートライ!》

シンクレア「…あら…あなたも指の力に自信があるようね
私と比べてみましょうか」
ギチチチチッ…!



ムカチキートライ「ムカァ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ビュッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

シンクレア「『点打・砕』!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガォンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



ヒュオォォォォ…


ドドンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ムカチキートライ「ム…カ…」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!!!!!!!
《ムカチキートライの腕(ツインテ?)はシンクレアの点打によってえぐられていた…!》


ドザ…!!!!! ブシュッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



シンクレア「……魔反会幹部……数多くいれど…
真の強者揃いの班長達の実力の底は……あなた達程度では影すら見えないと思いなさい」

ドォンッ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


―――…

ベナガンチャラ「こんなもんぜよ」

ペポコンロッコ「ふぃ…ふぃい〜〜…強かったぁ…」

プス…プス…プス…
グレートバカマンダー「カッ……カオ…………! グ…!」
ガクッ…


―――

シューゴレク「…終わりか?」

ガク…ガク…ガク……ドサァァァーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
聖サタン9「ウ゛…ウル………グ…!―――」


―――

ドコドコドコドコドンドンドン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
エテリーヌ「ウホウホウホォー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
オイラが王者〜〜〜〜〜ウホォーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズンンッ!!!!!!!!!!!!!!!!

《ゴリラのように巨大化しているエテリーヌ!!!》


ミステリースミス「…!」
ピク…ピク…

ブレイバーアルパーキ「……プ…ェエ…!」
グググ…ガクッ…


ルプクプ「…ふぃい〜〜〜…
………ウルキルサルドの本気はいつもえげつないギョー…
美しさも可愛さもカケラもないギョ」

みょん…みょん…みょん…
エテリーヌ「強ければいいウキー!!!
まぁまぁ楽しめたウキ〜
他に楽しめるやつ居るウッキー?」

ルプクプ「戦いは一旦やめギョー
そんなことより…さっきウルキルサルドが魔法生物と戦ってる間に
人間達にある任務を言い渡されたギョギョー
とりあえずそっちやるギョー」

エテリーヌ「ニンムー?!
なにウキー!!!!?」

170名無しさん@避難中:2018/03/07(水) 00:54:32 ID:EvLfBkU2O
―――

サイ「…ウゥ…!」
ガグ…!

ディミリア「!? サイさん!!? どうしましたか?!」

サイ「…ど…どうやら…私の魔獣が何体か…
それも謎魔獣は全て……私の元に帰ってきたみたいえす…
どうやらやられてしまったようえす…」

ディミリア「…一度に複数の魔獣の帰還魔法が自動発動したことでサイさんに大きな負担がかかったようですね…
しばらく召喚魔法は使えないでしょう…」

サイ「…うう…すみましぇん……さっそく足手まといになっちゃったえす…」

ディミリア「いえ……十分役目を果たしました
しばらく休んで…」



ヒュオッ…


ディミリア「…ん!!」
バッ!!!!!!!!!!

ディミリア「ブレリバク メコレ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドウゥンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ジジジジジッ…
ボシュウウ………


ディミリア「…退魔札…」



ザ…
タイジー「………よく反応したな…」


ディミリア「あなたは…魔反会の退魔班…ですか
…幹部クラスとお見受けします」

タイジー「…退魔班 実働部隊隊長タイジー……
…そちらの名はよく耳にする…
ネアメ第一世代の生き残り…強力な魔力を持つ治癒魔法使い…ディミリアだな?
出会えて光栄だ
……これまで鍛えた退魔の技を遺憾無く発揮できる相手に出会えた」
ゴキ…


ディミリア「…」
ス…

サイ「…ディ…ディミリアしゃん…!」


タイジー「安心せよ
そちらの身動きが取れぬ子供は狙わぬ
まずは順序よく…お前から倒す!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギュンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ディミリア「…バリャビバ メコレ!!!!!!!!!!!!!!!!」
ビゴゴゴォーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


タイジー「吸魔球!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ヒィィィィィィィンッ!!!!!!!!!!!!!!!!

ディミリア「――…魔法を…!」

タイジー「点打!!!!!!!!!!」
ズビビビビビビビビビヒィィーーーンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!

トトトトトトトトトトトトンンッ!!!!!!!!!!!!!!!!
ディミリア「うッッ!!!!!!!!!!!!!!!」

じゅわわわわァ…!
ディミリア(魔力が…乱れる…!)


ディミリア「…応急技術『魔管マッサージ』!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぐにんぐにんぐにんっ!!!!!!!!!!!!!!!!

サァァーー!!!!!!!!!!!!!!!!


ディミリア「…ふぅ…!」

タイジー「…ほう 乱れた魔力を瞬時に治すか……
お見事… 治癒魔法のプロフェッサーの孫だけはある」

ディミリア「どうも…」


ディミリア(…退魔兵器と退魔技………厄介…)


タイジー「…砂糖町でブザマを見せた…挽回だッ
討ち取らせてもらうぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カチャアッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

タイジー「小型退魔砲!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドゥドゥドゥドゥドゥドゥドゥ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ディミリア「ドリュウン カベラ メコレ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バガァーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

タイジー「盾など無駄だ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドゥドゥドゥドゥドゥ!!!!!!!!!!!!!!!!


ビシシシシシシシシシシシーーッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
バギィーーーーンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ザザザ…!
ディミリア「…! ドボム バクサガン メコレ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ボボボボボボボボボボ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ジュジュジュジュジュジュッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ドドォーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



ディミリア(…防御魔法も攻撃魔法も打ち負ける…!?
魔力を食らい破壊する弾!!!!?)

171名無しさん@避難中:2018/03/07(水) 01:39:00 ID:EvLfBkU2O
タイジー「ふふ…! 下馬評通りいい性能だな…この小型退魔砲は…
一度使うと大量の気を消費するため シンクレア班長や我らのような選ばれた者にしか使えぬが…
使いこなせれば性能は中型・大型退魔兵器をも超える!!!!!!
メコレ級の魔法とてあの通りよ!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガチィンッ…!!!!!!!!!!!!!!!!


ディミリア(………
…長引くのは……危険…
考えて…戦わないと…)


タイジー「観念せよ」
ガシャッ…ガシャッ…!

ディミリア「…………すみません
………一応…私もネアメを束ねてる人間なので…
諦めることは…許されていないのです!!!!!!!!」
バッ!!!!!

タイジー「!」

ディミリア「ファイバウェーブ メコレ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズウォウッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ザオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《炎の波!!!!!!!!!!!!!!!!》



タイジー「…こんなもの!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドゥドゥドゥドゥドゥドゥドゥドゥドゥドゥドゥドゥ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


チュガッチュガッチュガッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ジュパパパパパパパパ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《タイジーの放つ退魔砲は迫り来る炎の波を削り取って行く!!!!》


タイジー「………ぬるい!!!!!! …ん!!!?」


タイジー(…ディミリアの姿がない…!?
炎の波を壁にして…こちらの視界から消え…逃げた…
いや……)


バッ!!!!!!
タイジー「後ろか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ドンッ!!!!!!!!
ディミリア「!!」

タイジー「やはりッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
だが看破ッ!!!! 万策尽きたりッッ!!!!!!!!」
バッ… ドゥドゥドゥドゥドゥドゥドゥドゥドゥドゥ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ズガガガガガガガガガガガガガガガガガガァァァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ディミリア「――――!!!!!!!!!!」

《ディミリアは穴だらけになった……が!!!!!!!!!!!!!!!!》


ズズ… ドロォッ…
《退魔砲を受けたディミリアが…崩れた!!!!!》


タイジー(…消えた!!!!!!?
いや…違う! このディミリアは…偽物!!!!!!!!
放った魔法の上に…精巧な自分の姿を複写した…?!
本物は…)

ディミリア「こっちです!!!!!!!」
ペタァッ!!!!!!!

タイジー「ぬぅぅぅ!!!!!!!!!?
も…元の場所!!!!!!?」

ザザッ…
ディミリア「すみません 最初から動いていませんでした
炎の波を壁にして…地面にうずくまってたんです」

タイジー「ぐ……! こ…こちらが勝手に…どこかに移動したと思い込んでいただけ…か…!
し…しかし……これは……この札はなんだ!!!!!? 何を張った!!!!!!!!!?」

《タイジーの体の数ヵ所には魔法札が張られていた…!》



ディミリア「それは『治癒魔法』が篭められた魔法札です…」

タイジー「ち…治癒魔法だと!!!? な…なぜ我が体に…」

ディミリア「…魔法札の治癒魔法には変わった特性があります
…怪我人に貼ればたちどころに傷を癒してしまいますが…
怪我もない…健康な人に使うと…
……その部分の細胞が…暴走して裂けてしまうのです」


タイジー「な……!」
じわ… じわわ…! じわわわわわわ…!!!!

バツ〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
タイジー「ぐぉおおおおあああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バキョーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《タイジーの治癒魔法札が貼られていた場所の皮膚が破裂した!!!!!!!!!!!!!!!!》



ディミリア「…ごめんなさい
気を失った後に応急処置ほどはしておきますので…」

ドンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!

172名無しさん@避難中:2018/03/07(水) 20:01:28 ID:EvLfBkU2O
―――…

わー…わー…
ギャー…ギャー…


魔反会兵え「ぐぼぁ!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドザザーッ


ディミリア「はぁ…ふぅ……」

サイ「ディミリアしゃん かなり息があがってまひゅ…
大丈夫えすか…」

ディミリア「え…えぇ…
魔力は大丈夫なんですけど体力が…
ふふ…今までインナーのお仕事で甘えていたツケですね…でもまだ行けます」

サイ「…私も結構回復してきたのれ そろそろ一緒にたたかえそうれひゅ
でも魔獣のみんなは回復してないのれ 普通の魔法で戦うことになるえすが…
……といってもいつも魔獣ばかり研究してたんで普通の魔法はあまり得意じゃないんれす…
メコル…いやメコラぐらいならなんとか」

ディミリア「無理はいけませんよ
………それにしても…大分戦っていますが……一体今どういう状況なのか…
誰か…全体が分かる方はいないでしょうか…」



手下6「おーい!!!!! ディミリア!!!!!!!!!!
無事だったか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ディミリア「6さん!!!!!?」

手下6「あんたんとこに退魔班の幹部が向かったっていうからあわてて来たぜ!!
…大丈夫だったのか!!?」

ディミリア「あぁ……退魔班の実働部隊の隊長と言っていましたか…
手強かったですがなんとか…」

手下6「おぉー! やるねぇ!!
良かったよ!!!!!!」

ディミリア「あの…現在の状況を知りたいのですが
どこまで確認出来ていますか…?」

手下6「ん?! あぁ…
あんまいい状況とは言えねーな…!
偽装部隊を使って魔反会の兵器を封じるまでは良かったが…
…正味 魔反会の幹部が前線に上がってからほぼ押されてる…!
サイの魔獣達が暴れた時は一時こっちに流れが傾いたがよ…それも一瞬だった!
魔反会の勢いは止まらず…上がる一方だ…
………………ダジーとムイがやられた……刻苦もだ」

ディミリア「!!!!!! ああ……そんな…」

サイ「ど…どうなったのえすか!!?」

手下6「……刻苦は手酷くやられた……全身骨折で銃創もひでぇ…
…敵に捕らえられる前に他の仲間が助け出したが……その時点では息が無かった…」

ディミリア「…………!!!」
グッ…

手下6「…一応治療部隊が後を引き受けたけどな……どうなるかは分からん…」

ディミリア「……………ダジーさん達は…?」

手下6「…退魔班に連れてかれたよ…
………助けるのは不可能だった」

ディミリア「ああ…そんな…!」
グシャ…

サイ「ディミリアしゃん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
そっ…

ディミリア「………大丈夫…です…
…………ダジーさん達だけではない…倒れた人達はたくさん居るのです…
戦いのさなかに…その全てに…嘆いている時間はありません…
それに……まだ手遅れになったわけではないでしょう…
今は…………そう思って心を保つしかありません…」

サイ「…」

手下6「刻苦もダジー達も班長クラスの幹部にやられた………
あいつらの実力は本物だ…相当やべー
………軍服の1と2も二人がかりで全軍統括班の隊長一人と戦ってるが……押され気味だな…」

ディミリア「………戦場全体の状況は分かりますか?」

手下6「ああ…ある程度だが」

173名無しさん@避難中:2018/03/08(木) 00:02:25 ID:dEV157nMO
手下6「つい今しがた確認したところだと
俺達ネアメ側の健在戦力は5500…
魔反会側は17000…!!!!」
ドンッッ…!!!!!!!!!!!!!!!!

サイ「……結構頑張って…まひゅか…!?」

手下6「そうだな……最初の戦力差を考えると健闘してるだろうが…
このままじゃ…間違いなくネアメの方が先にバテる…!」

サイ「ひょんなぁ…」

ディミリア「…
………?!」――√ ̄

手下6「…初めのうちは完全にこっちの勢いだったんだがな…!
…ディミリア……どう思う…」

ディミリア「……ここまで来て逃げるわけにはいきません」

手下6「あぁ そりゃそうだがよ…
このままじゃ全滅だ!!!!!!
…この戦いは魔反会との最終決戦じゃないんだぜ」

ディミリア「…もちろんです
ですが……もう少し…もう少しの辛抱です……!!!!!!!
もうすぐ…きっと」

サイ「………“あの人達”があらわれりゅと…?」

手下6「そ…そりゃ信じたいけどよ…!!
果たしていつになるか…! このままじゃこの戦場…30分ももたないぜ!!!!?」

ディミリア「……
…いえ… そんなに待つことはないでしょう…」

サイ「…え!!?」

手下6「な…なんだって?!!!!!!!
な…なにか反応があったのか?!!!!!!!!!」

ディミリア「…………えぇ…!
つい…今!!!!!!!!!!!!!
…事態が動きます!!!!! 6さん…スパルティーさんに報告を!!!!!!!!!!!!!!!!」

手下「お…おうよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ダダッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



オオオオオオオオオオォ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

サイ「…ディミリアしゃん…!!!!!!」

ディミリア「…えぇ…きっとまたこちらに流れが来てくれます!!!!!!
さぁ…! 私たちも…“やるべき事”の準備をしなくては!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドドンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ゴォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!





―――

ゴォオオオオオオオオオッッ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ザンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《戦場のすぐそばに現れた…ギルチーム!!!!!!!!!!!!!!!!》

ギル「…到着しました…マリカースゴイ山!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

チロリーン「ド派手にやってるじゃないかい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ギル「皆さん…! お待たせしてしまいました…!」

エンカ「あぁ…しかしかなり踏ん張っているようでござるぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
今は割と…押されているようだが…!」

ビラコ「あうぅ〜〜〜〜〜みんながんばってくれたですよぅ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ネコ【……皆の思いを無駄にするような働きは出来ぬにゃお】

ヤンデル「…ギル……どうする…」

ギル「……元の予定通り……行きます!!!!!!!!!!!!!」
キッ!!!!!!!!

亀「…おう! せっかくこうしてやってきたんだ…
ド派手に現れてやろうぜ!!!!!!!!!
仲間の鼓舞と…敵への威嚇!!!!! そして…
フーリャンへの挨拶がてらに…一発なぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
スチャッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《エンデリルはマイクを取り出した!!》

174名無しさん@避難中:2018/03/08(木) 00:21:29 ID:dEV157nMO
サナバー「おぉ エンデリル君…あれをやるのか」

ジュリー「いきなり大丈夫かい?」

亀「バカヤロー!!!!!!!!!!!!!!!! 体はバッキバキだが声はすぃんすぃ〜〜〜んだぜ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
まぁちょっくら声慣らしってやつだぜ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ツバメオー「…何をする気だヨ…」

サナバー「吟遊詩人魔法……いわゆる声魔法じゃ
エンデリル君はその使い手……マイクを持てば誰よりも声を遠くまで運べるぞい!!!!!!!!!!」

ツバメオー「…すごいのかどうか分からねーヨ…」

亀「いくぜ〜〜〜〜〜〜…思いっっっっ……きりッッッッッ…………
ッッッッ……………!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
スゥゥゥー……







亀『YAAAAAAAAHOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
レディディディディディイイイイイイイイイイイイイイスェーーーーーーンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ジュウェントゥオルゥムェエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
やってるかい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
待ってたかーーーーーーーーーい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?』

ゴォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ギギギギギィーーーーーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


――――

ざわッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

プリミティ「な…なんじゃア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

魔反会兵「南に新たな影!!!!!!!!
魔反会ではありません……ネアメ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」


―――

アラプマ「?!!」

ヒーロ「怒号響くこの戦場に…なんて透き通る大声を!!!!!?」


―――

マジデス「う〜〜〜〜〜〜〜〜〜い!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
のりぽんさん並の大声パネェ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
なんだ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

ミーコ「…あれは…!」


――――

スーパーウトゥルサヌ「…なんサ!!!!!!?」

軍服1「…2〜〜…! この声は…聞き覚えがあるなぁ…!!? ハァ…ハァ…!」

軍服2「おぉ〜〜〜〜…! つまりよぉ……そういうことだなぁ!!!!!!!!!!!!!!!!
ゼェ…ゼェ…」

スーパーウトゥルサヌ「…お前ら!!!!?」

軍服1&2『こいつはやる気が出て来たぜ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ジャキンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

175名無しさん@避難中:2018/03/08(木) 01:16:32 ID:dEV157nMO
亀『混迷極めるこの戦場にッやって来たぜ真打ちが!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
おいおいおいおい魔反会さんよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
もしかしてこいつらを抜いて勝ったつもりでいたんじゃあるめーな?!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
もちろんお前達が戦ってたネアメの戦士達は超強い!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
でもでも今来た僕らも超絶強い!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
2つ合わさりゃ敵無しだーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
おっとまだまだ理解が出来ちゃねーオーディエンスも居るようだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
だったらいいぜ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
教えてやるぜ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ネアメ自慢のイカしたメンバーを!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ビシッ!!!!!!!!

亀『まずはお決まり沖縄奥地のおっかなびっくりシュラシュシュシュ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
僕らのチームのリーダーだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ウッラギー!!!!!!!! ウッラギー!!!!!!!! ウッラギールギーーーールッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』

ドォーンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ギル「ソーメェ〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
YO!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー「なにこのノリ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ズーン!!!!!!!!!!


亀『そいつの傍らにいつも居る!!!!!!!! 小さな小さな魔女さんだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
小さなおっぱい大きな態度!!!!!!!!!!!!!!!!
おっぱいはないけど本人いっぱいいっぱい精一杯!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ちっぱいの権化は腐界の王!!!!!!!! 不快指数は無限大!!!!!!!!!!!!!!!!
おっぱいがちっさい!!!!!!!! みんな知ってるクルクルパー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ツ・バ・メ・オォーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』

ツバメオー「うるせ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
主にちっぱいとその他悪口しか言ってねぇじゃねぇか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ずずーん!!!!!!!!!!!!!!!!

亀『更にもう一人眉なし影なし覇気もなし!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
それでも燃える熱いハートにハードな拳!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
こいつがいなきゃ始まらねぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ギル一番の相棒は愛など知らぬ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ネアメイチの拳闘士!!!!!!!!!!!!!!!! 今日もまたまた健闘し!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
なんでも砕くぞ最強BOY!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ヤン〜〜〜〜〜〜〜デ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ル!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』

ヤンデル「ヒャオッハァァ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
フィアウィゴァオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
くるくるくる〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー「こいつテンションたけぇ〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブー!!!!!!!!

176名無しさん@避難中:2018/03/08(木) 01:41:07 ID:dEV157nMO
亀『チームに咲き誇る一点の紅の花!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
だけど興味があるのは赤い鼻!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
赤いアイツに魅入られた 狂気の癒し系がいらしたぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
おっとりゆったりマイペース!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
誰もが愛する慈悲の女神!!!!!!!!!!!!!!!!
ナースのお仕事完璧に!!!!!!!!!!!!!!!! カーズな趣味は許してね!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ビラビラビラビラビラビルァァ〜〜〜〜…ビッラァーーーコォ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』

ビラコ「天狗様ぁーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
じゃーん!!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー「ちょ待て紅一点ってなんだ!!!!!!!!
紅二点だろクラァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

もみーの「私も居るから三点だよぉ〜〜〜〜〜」

亀『肝心要のチームの柱!!!!!!!!!!!!!!!! 用心そいつは変態だーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
頼れるナイスガイは度し難いヘレシーガイ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
究極の生傷ソムリエがナマ言う奴らを一刀両断!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
体に刻んだ傷の数々が物語るは歴戦の証か!!!!!? 性癖の証かーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!
今に生きる歴史ある騎士登場!!!!!!!!!!!!!!!!
塩ーーーーーーーーー化ァ…ビッッッニィーーーーーーーーーーーーーーーーーールルルルゥゥ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』

エンカ「拙者を撃てーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
パッカー!!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー「脱ぐな死ね〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぞぞ〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!

亀『クールな顔してグールな本性!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
妹大好きお兄ちゃん!!!!!!!!!!!!!!!! お兄ちゃんなら死んだ妹をロボットにしたっておかしきゃない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ネアメ最高峰のメカニックガンナーなんだかんなーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
こいつに狙われたら諦めろ!!!!!!!!!!!!!!!! おとなしくこめかみ差し出しコニカミノルタ再就職!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
クレイジーブラザーにブラブラブラボォーな拍手を喝采で!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
禍災をもたらす最強銃死ッ!!!!!!!!!!!!!!!!
ウーー!!!!!!!!!!!!!!!! ソーー!!!!!!!!!!!!!!!! ニ〜〜〜〜〜〜〜ッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』

ウソニ「…」
チャキ…ゴリッ

ツバメオー「パフォーマンスがてらにボクこ頭に銃突き付けるのやめろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズーーン!!!!!!!!

177名無しさん@避難中:2018/03/08(木) 02:06:18 ID:dEV157nMO
亀『そんなお兄ちゃんが大好きな妹がここに居るぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
こいつもお兄ちゃん大好き!!!!!!!! まさに両思い…禁断の重いお話不可避だぜ!!!!!!!!!!!!!!!!
かわいいお顔は愛嬌抜群!!!!!!!!!!!!!!!
おっと騙されるなよ! こいつは少し鉄面皮!!!!!!!!!!!!
いやいや皮膚の下がだぜ!!!!!!!!!!!!!!!?
オリエン○工業からの刺客は戦闘特化!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
気持ち良くなった時は既にあの世さ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
新ジャンル『ジェットジャガー妹』ここに参上!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
もーーみもみもみ!!!!!!!!!!!!!!!! もみーーーの!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』

もみーの「良心回路ーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ワーッ!!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー「ノるなヨッ!!!!!! お前も!!!!!!!!!!!!!!!!」
ずず〜〜〜ん!!!!!!

亀『こいつはなんだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
妖怪!!!!!!!!? 神様!!!!!!!!? はたまたキグルミ!!!!!!!!!!!!!!!!
Oh NOワカラナイ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ただ一つの答えは『我輩はネコである』ーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
言い切る勇気!!!!!!!!!!!!!!!! 奇々怪々!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
わかんねーから考えるのをやめるぜ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
モッフモフ!!!!!!!! ネ〜〜〜〜〜〜〜〜〜コォーーーーーーーーーーーーッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』

ネコ【うるさい】


亀『ここまでギルチーム!!!!!!!! わかったかい!!!!!!!!!!!!!!!!?
だけどもこっから番外!!!!!!!! 知ってたかい!!!!!!!!!!!!!!!!?
お前達が殺したと思っていた奴らは生きていた!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
一度は堕ちたその身なれど!!!!!!!!!!!!!!!!
再びはい上がり光あれ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
お前達が最もおそれたソイツらが!!!!!!!! 再び現れ牙を剥く!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
今は脇役だけれども!!!!!!!!!!!!!!!! そのうち湧きゆく存在感!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
戦争最終兵器覚醒間近!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
この顔触れに震えて奮えてボンバイエッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
チッロォ〜〜〜〜〜リィ〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ジュッリィ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
サッナーーバ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
うさーーぎぃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』

ドドンッ!!!!!!!!!!!!!!!!
チロリーン「恥ずかしいからやめろ」

サナバー「大袈裟じゃ…」

うさぎ「カッコイイぴょ〜」


ゴォオオオオオオオオオオッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

178名無しさん@避難中:2018/03/08(木) 02:32:28 ID:dEV157nMO
亀『こーれで〜〜〜!!!!? 終わりかぁ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!?
オーウ!!!!!! オウ!!!!!!!! オウ!!!!!!!! オォーーウ!!!!!!!!!!!!!!!!?
ノーお待ちになりな!!!!!!!!!!!!!!!!!!
一人忘れちゃいないかい!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
ネアメにおいての最終兵器フーリャンチーム!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
そいつにおいての最終兵器を知ってるかい!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
知らないのなーら!!!!!!!!!!!!!!!!
知らないのなーら教えちゃう〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
それはもちろんあの男!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
長らく伏したるその身を起こし!!!!!!!!!!!!!!!!
ついに復活!!!!!!!! 復活!!!!!!!! 大復活!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
世界最高の魔法使い!!!!!!!! その声はあらゆる者達の耳を導き平和を説く!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
誰もが望む衆生の救世主!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
人が絶望を抱く時!!!!!!!! 希望の歌で世を照らす!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
緑の髪が反射して!!!!!!!!!!!!!!!! 輝く姿はエメラルド!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
勇ましきその太眉が!!!!!!!! 描く至高な流線型!!!!!!!!!!!!!!!!
世の男達はリスペクト!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
世の女達は鼻血たらたら大興奮!!!!!!!!!!!!!!!!!!
その佇まいは英雄王!!!!!!!!!!!!!!!! 戦地を駆ける無双の力!!!!!!!!!!!!!!!!
弱きを救いて悪を払う!!!!!! 正義100%のナチュラルボーンヒーロー!!!!!!!!!!!!!!!
一目見るだけで夢に見る!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
正月にみれたら一年安泰商売ハンジョッ!!!!!!!! 子宝ハンエッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ご利益たくさんありがたや〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
合唱合唱ありがたや〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
皆で手合わせありがたや〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あぁその男の名は!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ああその男の名は〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜』
スゥゥー…


カッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
亀「エンデ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

チロリーン「なげーよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドゴォーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

亀「リブブーーーッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

チロリーン「なにオメー自分のに一番気合い入れてんだバカヤローッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
しかも色々盛りすぎだ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
なにが英雄王だ!!!!!!!! なにが救世主だバカヤローッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
身の丈わきまえろ一般人枠が〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カーッ!!!!!!!!

亀「一般人はひどいだろお前ェ〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブブー!!!!!!!!

179名無しさん@避難中:2018/03/09(金) 21:58:39 ID:9Z9VHgYUO
オオオオォッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

―――

プリミティ「ヌゥゥゥン!!!!!!!!!? ウラ・ギル!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
奴がかァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
愚かな裏切り者はァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ビキッ…ブチッッ…


―――

ヒーロ「アラプマ様!!!!!!!!!!!!!!!! ギル…ギルです!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

アラプマ「…ッ」
ドクン…!


―――

セルライターX「んん?!!!!!!!
アァァ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!?
あの時のポニィィィィィィィィィィーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


―――


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


エンカ「…はっは…! 戦いの手が止まるほどに注目されているでござるな…!
面映ゆいでござるなぁ………さて
そろそろあらゆる期待に応えてやる時でござるな?」

ギル「えぇ……」

ツバメオー「おっ…い…行くんだね…
ど…どのタイミング!? 掛け声言ってくれヨ…」

ウソニ「あぁそうだな 派手に聞かせてくれ」

ギル「は…派手にですかぁ…」

チロリーン「ああ
リーダーらしく勇ましく…………今のお前なら出来るだろう」

ギル「…」



ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!



ギル「……ええ………
それじゃあ…………」
スー………チャキンッッ


ギル「…行くぞぉッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ギルチーム・出撃!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ヤンデル「おおぉッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

エンカ「ッしゃあああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ツバメオー「いってやるヨーーーーーーーーーーーーーーーーーーッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ビラコ「頑張るですーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

もみーの「とりゃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ウソニ「そいやー!」

ネコ「にゃあおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおんッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」



ゴアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

180名無しさん@避難中:2018/03/13(火) 00:26:22 ID:dVNnZKooO
《―――その時 魔反会の兵達は浮足立った》


ざわ…!!!!!!!!

ざわ…!!!!!!!!

ざわ…!!!!!!!!


《……一度壊滅したネアメ…
もはや取るに足らない集団だと認識していた魔反会にとって
彼らの復活は予想外であった…
幾人もの魔法使いの保護… 小規模ながら繰り返されるゲリラ攻撃…
……ごくごく小さな反抗から始まり…それはやがて大きくなった

…始まりはメッコウ村事件…
メロンピルト主導で行われた包囲網から魔法使い達を救い出した事件は魔反会に衝撃を与えた…
それからゲーム脳地方改造基地の破壊…ワカメ町での人質奪還…
そして強力幹部によって支配されたメッコウ村の解放と…
砂糖町でのメロンピルト撃破…

いつしかネアメは魔反会に大きな打撃を与えるにまで回復していたのだった…
そして…魔反会にとって衝撃的な数々の事件の裏には…
いつも同じ者達の存在の影があった――――》




ズォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドドォォーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


―――

魔反会兵え「ネ…ネアメの…『ギル隊』だァーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

魔反会兵お「こ…このタイミングで現れやがったァーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴゴォォーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

魔反会か「け…警戒しろ警戒しろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あいつらだけはネアメの中でもガチでヤバい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

魔反会き「全戦力を奴らに向ける必要すらあるぞォ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


わーわー ギャーギャー


―――

ざわざわざわ!!!!!!!!


シューゴレク「…おい!!! 隊が乱れすぎだ!!!!!!!!!!!!!!!!
ウラ・ギル達だけでなくほかのネアメにも――――…ぬ!!!!!!!!!!!!?」

グンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


《…ギル達の登場は魔反会の兵達を浮足立たせ…一瞬の隙を作った…!
……その時!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》



ネアメ達『うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ドドォーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

スパルティー「押せぇーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

《刹那ほど意識の外に追いやられたネアメの戦士達が…一斉に動いた!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
だが攻撃ではない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
…押している!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
武器も!!!!!!!! 魔法も使わず!!!!!!!!!!!!!!!!
ネアメの戦士達は…ただただその体を強引に使い…魔反会の軍勢を…“押し遣る”!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》

ドドドンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

181名無しさん@避難中:2018/03/13(火) 01:02:05 ID:dVNnZKooO
ネアメ『うオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ズンッ… ズンッ… ズンッ…!!!!!!!!

魔反会『な…なんだァァァァァーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?』
ズズ… ズズ…


――――

スーパーウトゥルサヌ「な…なんサーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
急にお前らどうしたんサ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

軍服1「ワリーが“これ”が最優先事項なんだよーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

軍服2「勝負は一旦中断だぜーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
グググンッ… グンッ… ググンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ズザァァァァー…
スーパーウトゥルサヌ「ど…どこから…! 俺にボコられた体のどこからこんなパワーが〜〜!!!!!!!!!!!!?」


――――

シンクレア「な…なに!!!!!!?
なにを……! これは…何が目的なの!!!!!!!?
こ…攻撃を加えるでもなく…ただ私達を“押す”なんて…!!!!!!!?」


―――

魔反会兵Q「ま…魔反会の兵達が物凄い勢いで押し退けるられていきます!!!!!!!!!!!!!!!!」

プリミティ「馬鹿者共ァ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!
この数の差で押し相撲に負けるな〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


―――

ズズズズッ…
ヒーロ「な…なんて圧力だ!!!!!!!!!!?
ま…まるでこの瞬間が過ぎれば力尽きても構わないといわんばかりの…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
アラプマ様!!!!!!! 一体彼らの目的はなんなのでしょう…!!!!!?
何故急にこんな後先考えていないような闇雲な事を…!」

アラプマ「…闇雲ではない…!」

ヒーロ「!?」

アラプマ「…彼らはなんの考えもなしに行動してるわけではない…!
…見ろ!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ヒーロ「…え…!!!?」


カァァァァァァッ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ドンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



ヒーロ「…せ…戦場が…2つに分断されている!!!!?
魔反会とネアメが入り乱れ混沌としていた戦場が……まるで東と西に分かれたように…!
そ…そうか…! ネアメは…全員が魔反会を同じ方向に押し遣るのではなく…
戦場をこうやって分断するようにそれぞれの方向に分かれて私達を押し遣っていたのか…!」


《……2つに分断された戦場……!
…当然…東西の間にある戦場のド真ん中には……
空間が………“道”が出来る!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ネアメの戦士達が作った道…それは!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》



シューゴレク「これは……まさか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」



ドドンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
バァァァーーーーーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


《…その道は!!!!!!!!!!!!!!!!
真っすぐ……マリカースゴイ山の入口へと続いていた!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》


ドドォォォーーーーーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

182名無しさん@避難中:2018/03/13(火) 01:19:30 ID:dVNnZKooO
―――

プリミティ「ッ…み…道だァァァァ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ゴォー!!!!!!!!!!!!

魔反会兵Q「ネ…ネアメの奴らの不可解な行動は……ウラ・ギル達をマリカースゴイ山へ…障害なく通すため!!!?」
ガーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

プリミティ「さ…させるなーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
押し返せーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
道を…埋めろーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴウッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


―――

ペポコンロッコ「…あんちゃん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ベナガンチャラ「あぁよ!!!!!!!! やっぱ面白ェやつらぜよぉ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
こうしちゃいられねぇぜよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


―――

魔反会兵達『押し返せぇぇッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ズオオオオオオッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ネアメ達『ぐッ…ぐぐ…!!!!!!!!!!!!』
じりっ…じり


スパルティー「耐えろォーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ネアメの矜持を見せる時だーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



ネアメ達『やああああああああああああああああああああッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
グゥゥゥゥゥゥンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

魔反会兵達『ううううぬぬウウウウウウウウウ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?』
ズッ…ズザ…ズザ…!



スパルティー「今だ…駆けろォーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

――

ディミリア「行ってーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

サイ「まかせまひたからにぇ〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

―――

軍服1「信じてっからなァコノヤロ〜〜〜!!!!!!!!!!!!!」

軍服2「俺達自慢のネアメの最終兵器よーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオンッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



―――

ビリッ… ビリッ…

ギル(………皆さん…
………ありがとう……)
コォ…


ギル(…弱く…冴えない……頼りない………こんな自分に希望を託してくれて…ありがとう…
こんな自分も…今までなんの役に立てなかった自分も……
まるで…――――)
パァァァァァァァ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー「…ギル!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! …これは!!!!!!!!!!!!!!!!」



カッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
しゅうううううううううううううううう…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



ギル(英雄に……なれたようだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)

オオォンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
http://download1.getuploader.com/g/sousaku_2/1166/IMG_20180313_004219~01.jpg

ドンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

183名無しさん@避難中:2018/03/14(水) 02:32:11 ID:NDlPrCEkO
シュゴォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー「…ギル…! それ…その姿は…!」

ヤンデル「ギルの……それがっ……ギルの力のカケラの…変身ッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

エンカ「なんと勇ましい!!!!!! まるで……伝説の中の英雄のようでござるな!!!!!!!!!!!!!!!!」

亀「う…うおおぉー!!!!!?
な…なんて力だ〜〜!!!!!!!!!?
し…しかも微かに…僕の力を感じるぜーーー!!!!!!!!?」

サナバー「…あぁ!! わしの力もじゃ!!!!
…わしとエンデリル君の力が合わさって………なんと凄まじい力だ!!!!!」

チロリーン「9割9分9厘はサナバーさんの力だね!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

エンデリル「僕要素たったの1厘かよ!!!!!!!!!!!!!!!」
ズーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ジュリー「敵がその力に恐れおののいているよ!!!!!!!!!!!!
今のうちに…行こう!!!!!!!!!!!!!!!!
皆が作った道を!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

しゅううう…
ギル「…全速力だーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バシュウウウウッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ドンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ウソニ「…まったく 一人で突っ走られても困る」
ズズズ…

エンカ「そうでござるな! 拙者達…チームでござるからな!!!!!!
走るときは…全員…同じスピードでだ!!!!!!!!!!!!!!!!」
しゅううう…

ビラコ「私達も やるですか!!!!!!!!!?」
パァァァ…

ツバメオー「そだねー!!!!
この力も…これで最後かもしんないし…
派手にやってやろうヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴォォォォッ…!!!!!!

ヤンデル「ああ…そうだな…!!!!!!!!!!」
カァァァーー…!

ネコ【我輩は別にいいッッ……って!! にゃんか勝手に力が溢れるにゃお〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!】
ボワアアアアアアアッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

もみーの「私も〜〜〜〜…変身だよーーーーー!!!!!!!!!!!!」
ドロロロロ…!!!!!!!!!!!!!!!!


バオオオォッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


―――

プリミティ「な…なんだ……なんだこの力はーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
大魔女フーリャンが…現れたのかーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


―――

ネアメ達『ウオオオオオオオオォッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ワッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


―――

ズォンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ドンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ドンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ドォンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

http://download1.getuploader.com/g/sousaku_2/1167/20180314_0000_001.jpg


ドォーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《変身ギルチーム!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
最初で最後の…勢揃い!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》

ババンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

184名無しさん@避難中:2018/03/15(木) 19:38:05 ID:1ToDTVd6O
ズゴゴゴォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ゾゾゾォォォー…

魔反会兵P「ひ…ひぃぃぃ…!!!
あ…あんなの勝てね」

プリミティ「ボゲがあああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
グヂャッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

魔反会兵P「ぇげブぷュッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
グァチュアァァァッ!!!!!!!!!!!!!!!!

プリミティ「アラプマ……いや!!!!!!!! 誰でもいい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
奴らを止めろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
いつまでザコ共の押し相撲に付き合ってるつもりだァ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


―――

シューゴレク「………確かにな…
……どけ!!!!!!!!!!!!!!!!
覇王勇者の…拳!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ネアメ『うわああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』

ドシャアアアアアアッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《シューゴレクの一撃がネアメ兵達を吹き飛ばした!!
ネアメによる肉体防壁の一部が崩壊した!!!!!!!!》


―――

ベナガンチャラ「こっちも通してもらうぜよ!!!!!!!!!!!!!!!!
轟風大団扇!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブォウウウンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ネアメ達『ぐわあああああああああああああああああああああああああああああああああッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ドドォーッ!!!!!!!!!!!!!!!!

《ベナガンチャラもまた 防壁の一部に穴を空けた!!!!!!!!!!!!!!!!》


―――

プリミティ「いいぞぉーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
なだれ込め〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!
そしてウラ・ギル共を押し潰すぇえッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カァァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


―――

手下4「うぉっ!!! まじぃなッ!!!!!!!!!!!!!!!!」

手下5「しかも崩れたのはギル達の進行方向のずっと向こうだ!!!!!!
せっかく作った道が埋まっちまう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

―――

オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

魔反会兵達『死ねぇ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ズォオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


―――

チロリーン「…来るよ!!!!!」

ペインエンカ「蹴散らすで候」

ギル「……まった…」
ス…

マジカルG「はい! なぁに?」

ギル「…ここは………“俺”が」
スゥ…

ゴォォォォォォッ…

185名無しさん@避難中:2018/03/15(木) 22:28:34 ID:1ToDTVd6O
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ウソニ「一人でいいのか」

ギル「……ああ」
チャキィィー…

天狗ビラコ「お手並み拝見といこう」


ズドドォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

魔反会兵達『うしゃアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ズォォォッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



ギル「―――」
スゥー… チャッ…

亀「!? なんで剣を二本ともしまった!!!!!?」

ギル「………使うまでもない…!」
スー…………カッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



ギル「『邪魔をするな』!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


魔反会兵達『――――――――――!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?』
ビギギギギィィー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ビタァァァァァァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!




サナバー「なんじゃ!!!!!? 迫り来る兵達の動きが止まった!!!!!!?」

亀「…『言霊』か!!!!!?
なるほど僕の力を受け継いだに相応しい力だぜーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドヤァァァッ!!!!!!!!!!!!!!!!

チロリーン「いや! お前なんかの力より何倍もすごい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴォッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ギル「進めッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ドゥオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


魔反会兵達『う…うぐぐーっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ビグッ… ビグッ…

《ギル達は動けない魔反会兵達の横を通り抜け更に進む…が!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》



シュバラッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ズシャアァーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ベナガンチャラ「よォォーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ドンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《ギル達の行く手を阻む……チームロクシア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》


ボンバーヤンデル「…こいつらッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ギル「…」
スゥー…



ベナガンチャラ「無駄だ!!!!!!!!!
俺っち達にそんなモン(言霊)は効かねぇぜよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ギルチーム………決着をつけようぜぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

カッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

186名無しさん@避難中:2018/03/16(金) 00:59:10 ID:URA3up7sO
ズォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ベナガンチャラ「俺達チームロクシアとお前らギルチームは戦う運命にあるぜよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ここまで1勝1敗かァ!!!!!!!!!?
キリよく決着を付けるじゃきにィ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
行くぞペポコンロッコ!!!!!!!! イチタ!!!!!!!! ナース太!!!!!!!! メガハート!!!!!!!! かな太!!!!!!!!!!!!!!!!」

ズズズゥンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ペポコンロッコ「うぃーすっちぃぃぃ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

イチタ「ウス!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ナース太「お注射ゾ☆」

メガハート「いでぇよ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

かな太「…」


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



ペインエンカ「…これは強敵で候!」

ハッティー「まてヨ!!!!!!!!
お前らなんか少なくネェカ〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!?
あの人面鳥はどうしたんだ!!!!!!!!!!!!!!!!」


ベナガンチャラ「……ワッシーか…
…あいつならいないぜよ 奴は……チームを抜けて旅立った」

ハッティー「ハッ!! 喧嘩別れでもしたのカヨ!!!」

ベナガンチャラ「いや………
あいつはある事を達成するためにチームを抜けたぜよ…
詳しいことは知らんじゃが…どうも鳥の世界で『鳥の神』という地位が空席になったらしいじゃきにぃ
ワッシーはその『鳥の神』になるのを目標に……自分を高めるための旅に出たきにぃ…
そりゃあヤツがチームを抜けると聞かされたときゃ涙も涙の別れだったが…
あいつのために俺っち達は涙を飲んで送り出したぜよ…
今…あいつはきっとドコかで頑張って戦っているだろう…!
……俺っち達は信じている…
ワッシーなら…きっと神になれるとな…っ」
キラァァァァ…

ペポコンロッコ「うぅおぉ〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ワッシィィ〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
リメンバーユゥゥゥーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カァァァァァァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ネコ【…………鳥の神か………まぁトリッピィよりマシならそれで良いがにゃ…】


ベナガンチャラ「……さァよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
雑談は終わりにして…
やろうぜよォーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズォアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ギル「…」

オオオオオオオオオオ…!!!!!!!!

187名無しさん@避難中:2018/03/16(金) 01:20:30 ID:URA3up7sO
ベナガンチャラ「チームロクシア最強フォーメーション『虚空先陣』じゃき!!!!!!!!!!!!!
ペポコンロッコ!!!!!!!! あの武器をくれ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ペポコンロッコ「はい!!!!!!!!!!!!!!!!」
ヒュンッ!!!!!!!!

バシィッ!!!!
ベナガンチャラ「バスターソード4刀流ゥーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ぃ行くぜぇぇーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ジャギギィィィーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!

ドウッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



ボンバーヤンデル「…来る!!!!!!!!!!!」

ギル「…………
………チームロクシア…」
チャキ…


ギル「…………あなた達とは…俺達が今より未熟な時からの因縁……
最初会った時はあなた達のチーム力が羨ましかった……
そして嬉しかった…敵ながら気持ちのいいあなた達が俺達をライバルと思ってくれたこと…
……あれから今日まで…俺達も本当のチームワークを磨いた今…確かにあなた達とは決着を付けたかった…
………だが……今は…
…………力のカケラに身を任せている今この状態で決着を付けるのは本意ではない
……………だが…しかし…かといって
手を抜くのもあなた達に失礼だ」


ベナガンチャラ「なぁぁぁに上から言ってやがるーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
今のお前なんざ屁でもねぇーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
全力で来いやァァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴゴォー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「……ああ……」
ス…


ギル「全力で行く!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バオッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《ギルが2つの剣を掲げると…その刀身が空を衝くほどに巨大化した!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》


ジュリー「な…なんてエネルギーだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

サナバー「……あの剣…! ギルの気で形作られているのか!!!!!!!?
自由自在に形を変えるのは…わしのマジックウエポンに似ておる……が!!!!!!
あの剣が持つエネルギーの量はわしのソレを遥かに超えておる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴゴォ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!




ベナガンチャラ「おもしれぇーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カァァァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギギンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!
ギル「――…御免ッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」



ギル「『王牙千龍界』!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブォアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


バシュオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ペポコンロッコ「きゃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ベナガンチャラ「ぐぉおおおおおおおおお〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ドッカ〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



ズズズズズズズズズズ…!!!!!

しゅううう…チャキッ…
ギル「………ノーカウント…
…これは引き分けとしよう…
………チームロクシア……またいずれ
本当の決着を…!」

ドドンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

188名無しさん@避難中:2018/03/17(土) 02:04:56 ID:J7W09fQAO
ドンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ベナガンチャラ「―――」



―――

ざわわわぁぁぁッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ゴゴゴォオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


シューゴレク「…マジカル傭兵団のチームロクシアを一撃か…
チームロクシアの集団戦闘力は…ともすれば俺達戦闘系班長すら凌駕するほどだったが…!
…理屈はわからないが……危険な力だ…!!!!!!!!!!!!!!!!
束でかかれ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
言葉にも屈するな!!!!!!!! 常に心を強く持て!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ウオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

魔反会兵達『お…おぉ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ズォッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ギル「…」
スゥ…

ギル「…俺達に立ち向かうその行動……果たして自分自身の本意か考えろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
…本当に命を賭して魔反会のために尽くせるのか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
魔反会の掲げる正義とやらに…少なからず疑問を感じているものも居るんじゃないのか!!!!!!!!!!!!!!!!?
魔反会に少しでも疑問があり …それでも仕方なく従っているようなら
無駄骨折りにしかならないと思え!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

魔反会兵達『…うッ…うううーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ビシシシィィッ!!!!!!!!

《ギルの言葉に再び多くの魔反会兵達が動きを封じられた!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》



シューゴレク「……ぐ…! なんなんだ…あいつの言葉は!!!!!!!!!
………意志を強く持つ俺でさえ……何故心が揺れる…!!?」
ギリィィ…!


ズオオオオオオオオォッ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


《……英雄ギルの言葉には強い力が込められている…
その言葉に…少しでも引っ掛かる部分があれば…
その言葉はその者の心に入り込み増幅し…時には動きを封じる程に体を縛り付け……そして時には葛藤を与える…
『弾言パラダイム』………その能力の名である
……実はこの能力は以前一度だけ解放されていた…
それは砂糖町でアラプマと戦っていた時であった…》


この時↓

http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/3274/1480866732/850

↑あの時


《あの時…ギルは姿こそ変わらなかったが微かに力のカケラの一片を解放させていた…
だからこそ…あの時放ったギルの言葉は
今もアラプマの中に留まり続け…彼に葛藤を与えているのだ…》



―――

アラプマ「…………ぐ…!」
フラ…!

ヒーロ「ア…アラプマ様!!!!!!!!!!!?」

アラプマ(………ギル……
…俺は…………)


ゴォォォォォ…!

189名無しさん@避難中:2018/03/17(土) 02:28:15 ID:J7W09fQAO
―――

魔反会兵「う…」

魔反会兵達『うおぉぉ〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ダダーーーッ!!!!!!!!!



ウソニ「…驚いたな 向かって来るやつもいるのか」

ギル「…彼らが自ら選んだ道なら仕方がない
……蹴散らして行こう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ペインエンカ「おぉ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
山の入口まで…邪魔するやつは全員吹っ飛ばす!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ボンバーヤンデル「応!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギュオオオオオォッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!




ブォンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ギル「王牙千龍界!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バシューーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ボボッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
マジカルG「ドボムバー ファイバレー バクーザ メコレ ギオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ブシュウゥーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!
ボンバーヤンデル「『音魅異』!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドッゴオオオォーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ジャガッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ペインエンカ「アムド・スラッシャアァァーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズギャゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

チャキッ!!!!!!!!!!!!!!!!
ウソニ「リバースもみーの弾・ハイパー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バギュオォンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ズ…
お化けもみーの「空中蛇行弾!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギュンギュンギュン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ドババババババババババババァァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ズシンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ビラコ「天狗超銃『T.S.K.D.N』!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブバオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ネコ「神罰『猫パンチ』!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ボグウオオオオオオオオオオオオオンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



ドギャドギャドッギャアァーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
チュッドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



魔反会兵達『う…うぎょおおおアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ドドドドドドドドォーーー!!!!!!!!!!!!!!!!

190名無しさん@避難中:2018/03/19(月) 02:22:52 ID:/tgretJUO
ズゴゴォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

魔反会兵J「と…止まら〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

シューゴレク「…どけ!!!!!!!!!!!!!」
グンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ドウッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!




ゴォォォォォ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「!!!!!!!!!」


シュオアッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
シューゴレク「この先は俺が通さん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ボンバーヤンデル「…班長クラスか…!!!!」
ザッッ…!!!!!!!!

チロリーン「…待ちな!!
…私様の因縁だ…!!!!!!」
ドドゥッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



シューゴレク「チロリーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ドギャッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

チロリーン「…くっ…!!!!」
ギギギギ…

ググッ……
シューゴレク「どけ!!!!! チロリーン!!!!!!!!!!」

チロリーン「悪いが……それは出来ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
グォッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

バゥンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
シューゴレク「ぬ!!!!!!!!!?」

チロリーン「…? ジューゴ兄さん…
砂糖町で戦った時より拳が軽くなったんじゃないかい?!
何か迷いがあるのか……ギルの言葉に何か思い当たる節でもあったのか…
なにかあったのかい?」

シューゴレク「…………黙れ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
お前には関係ない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズズォッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

チロリーン「…そうかい…
確かに関係はないが……」
グ…


チロリーン「これだけは言える!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
迷いに囚われた今のジューゴ兄さんには……負けないよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
『叡贈之悍未弖鱈狙櫑鳴夏手』!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギャオオォッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

シューゴレク「――――ウッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ドガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
シューゴレク「ぐぅぅ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ドシャアァァァーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



チロリーン「今だ!!!!! 進もう!!!!!!!!」
ザンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


シューゴレク「くっ…待て……チロリーン…!」


チロリーン「ジューゴ兄さん
まだ魔反会に残るというなら
次出会った時が私様達最後の戦いだ
その時は…お互い万全で向かおう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
タタタンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



シューゴレク「ま…待て…
く…! くそ……俺に……迷いだと…」
ギリッ…

シューゴレク(……キンリー…!)
ぐ…!

191名無しさん@避難中:2018/03/20(火) 22:24:06 ID:IBr1jXh6O
魔反会兵W「シューゴレク班長を突破したァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
もう止められる奴はいない………抜けられるーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」



―――

ダダダァァァァーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ジュリー「もうすぐだァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」




スパルティー「…ギル!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」



ギル「!」



スパルティー「…最後の大仕事はまかせたぞッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
こちらはこちらで堪える!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
安心して進め!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドンッ!!!!!!!!



ギル「………!」
コクッ



バッ…
ディミリア「マリカースゴイ山の入口は私の魔法によって塞がれています!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
突破して下さい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」



ギル「………ツバメちゃん!」

マジカルG「うんーっ!!!! まかせてまかせて〜!!!!!!!!
私の魔法でまるっと道を作っちゃう☆!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
キャピ

天狗ビラコ「…この場を去る前に…せめてもの土産を置いていこう…
…傷ついた仲間達に…癒しの風を……」
パァァァァッ…

天狗ビラコ「ヒーアレイン メコレ………天狗の風バージョン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ピュルルルルルルルルルルルルルルルゥゥーーーーーーーッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



ピパァァァァァァァァァァァァァ………



―――

パァァァァ…

軍服1「な…なんだっ……傷が癒える……体力が満たされる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

軍服2「う…うおおおおおおぉっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ググンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

スーパーウトゥルサヌ「な…なんさァァーーーーーーーーーッ?!!!!!!!!!!!!!」


―――

サイ「な…なんえすか…? 体力どころか…魔力まで回復したようえす…!」

ディミリア「…砂糖町で使ったという回復魔法……!!
しかもこれは…ネアメの仲間だけを選んで回復させている…!
これは…大きなアドバンテージですよ!!!!!!!!!!!!!!」

―――

手下4「おぉーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 押せ押せーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
体力が回復したんだ!!!!!!!!!!!!!!!! もう押し負けねーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ググゥーーーーーーーーーッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

魔反会兵達『く…くそぉ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』


―――

ドォォォッ…ドンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

亀「見えたぜ……マリカースゴイ山の入口だーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

マジカルG「行くよぉ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
バクバク キュパァーナ メコレ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
キュオッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


パキュンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《マジカルGはマリカースゴイ山の入口を塞いでいた岩に穴を穿った!!!!!!!!》


ギル「この先が………マリカースゴイ山だァァーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドドウゥーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

192名無しさん@避難中:2018/03/20(火) 23:11:12 ID:IBr1jXh6O
――― そして…

しぃん…!


魔反会兵Z「し…しまったーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ウラ・ギル達がマリカースゴイ山に………!
ネアメに先んじられたァーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴウゥッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

魔反会兵Y「誰か追わないとダメだろ!!!!!!!!!!!!!?」

魔反会兵X「でも誰が!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

ざわざわざわ…!!!!


プリミティ「……ぐ…! ぎ…! ぎ…! ぎぎぃぃぃーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズズゥゥゥンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


プリミティ「ま…魔溜まりに先手を取られるなど…ォオ!!!!!!!!
無様なーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
お…おぉぉ…!!! 追わねば…奴らを!!!!!!!!!!!!!!!
奴らより先に…大魔女フーリャンを!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ぬ…ぬぅぅぅッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギリギリギリギリ…


ザン…
セルライターX「それならその役目 あたいらにまかせな」

プリミティ「…なんだと!!!!? …特務班が…!」

セルライターX「潜入からの暗殺…もしくは捕獲…
そりゃああたいらの十八番よ
今ならあの連中にも追いつけるわよ」

プリミティ「ぬ……ぬぅぅぅ…!!!!!!!!!!!!!!!!!
………しかし…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ビキビキビキ…!

セルライターX「わーってるってさぁ!
手柄をアラプマにくれてやりたいんでしょぉ?
そこんとこ…あたいらはちゃんとしてやるよ
大魔女フーリャンを捕まえたら 殺さずに連れて来てやるよ
それをアラプマがブッ殺せば 手柄はアラプマのものじゃん?
どう?」

プリミティ「………その話……本当だな…?!」

セルライターX「もちろんよぉぉ〜」

プリミティ「…ならば……貴様らにまかせた…!
必ず大魔女フーリャンを連れて来い……」

セルライターX「まかせなって
そんなことより そっちこそ あたいらがいない間に負けたりしないでよぉ〜?
…じゃ 行くわよおめぇーら!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

黒女達『山に参りまーす!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
シュザザザザザザザザッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


プリミティ「…」


―――

ザザザザザザ…
ワシューナ「班長ォー!!!!
大魔女フーリャンを生かして捕らえるなんて…そんな器用なこと出来るんかァ?!!!」

セルライターX「バァァーカ!!!!!!!
そんな約束律儀に守るわけないだろ!!!!!!!!!!
大魔女フーリャンはあたいらが殺す!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あのジジイが後で何を言ったって あたいらが魔反会の英雄になるのは間違いないんだから 問題ないわよ!!!!!!!!!!!!!!!!
ひゃひゃひゃ……ブッ殺してやるわよぉ〜〜…大魔女フーリャン…
そしてウラ・ギル達もねぇぇ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ニニィィー!!!!!!!!!!!!!!!!

193名無しさん@避難中:2018/03/20(火) 23:33:59 ID:IBr1jXh6O
――― マリカースゴイ山…


ギル「…………ふぅ」
しゅううう…

ツバメオー「山に入った途端に気が抜けたヨ〜…」

ヤンデル「変身も解けたな…」

エンカ「はっは……そろそろこの力も返す頃合い……その前にひと暴れ出来て良かったでござるな」

ビラコ「そうですね♪ 最後に天狗様になれてうれしかったですよ☆」

もみーの「ギルさんの変身も格好良かったね〜」

ツバメオー「そうだヨお前!!!!!!!!!!
変身したら口調まで変わっちゃって…!
なになに!? 一人称が『俺』って…!
実はそういう願望でもあったんじゃないのぉ!!!!!!!!!!!!?」

ネコ【喋り方もやたら自信たっぷりで偉そうだったしな】

ギル「ひ…ひやぁぁ〜〜〜〜…お恥ずかしい!!!!!!!!!
な…なんだか気分が高揚してしまったんですよ…!
え…偉そうな感じですいません!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
へこへこへこへこ!!!!!!!!

ウソニ「君の変わり様が一番エグいな…」

ツバメオー「でもあれはあれでも良かったヨ
別にこの面子内……いや ボクだけにでもあの口調で話してくれてもいいのに」

ギル「い…いや…勘弁して下さい……今のままでいいです…」
ズーン…


サナバー「……さて…マリカースゴイ山の中じゃな…」


ズォオオオオオオオオオオ…!!!!!!!!!!!!!!!!

うさぎ「ピョイィーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
懐かしいピョウ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

チロリーン「本当にな…
…それにしても…前はよく来てて そん時はただのハイキングコースのようにしか感じなかったが
こうして力を失ってみるととんでもなく険しい道だな」

亀「…僕には前から変わらず険しい道にしか見えないぜ…」

ジュリー「あぁ……でもゴールは…フーリャンはもうすぐだ!!!!!!!!!!!!
それで…フーリャンはどのあたりにいたっけな?」

サナバー「ふむ……この雑に作られた道をみちなりに行って
突き当たりにある斜面を登って行けばこのマリカースゴイの『三連キノコ峰』じゃ…
そこにフーリャンのアジトがある
…チロリーンちゃんの言う通り…普通の人間には厳しい道じゃ
慎重に行こうぞ」

ギル「はい
進みましょう…
………」
くる…



わあああ…

《ギルはマリカースゴイ山の入口の外を見遣った…》

エンカ「ギル………戦場が気になるのは分かる
だが拙者達は託された…
託されたからには振り返らず行くでござる」

ギル「…えぇ…そうですね
……すみません 気を取り直して…
行きましょう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

みんな『おぉ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』



――― 数分後…

マリカースゴイ山入口


……シュタンッ!!!!!

セルライターX「…潜入完了ぉ〜〜…っと
……あひゃひゃ………あるある…足跡が!!!!!!!!!!!!!!!
こいつを目印に追い掛けるわよ!!!!!!!!!!!!!!!」

黒女達『はぁ〜〜〜〜〜い!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……

194名無しさん@避難中:2018/03/21(水) 00:17:04 ID:uD07GBiUO
――― 戦場…


《ギルチームを送った戦場は…再び乱戦の模様を描いていた!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》


わあああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


スーパーウトゥルサヌ「く…くそ!!!!!!!!!!!!!!
体力が回復したからって調子に乗りやがってサーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

軍服2「おいおいそう言うなよな!!!!!!!!!」

軍服1「これでもまだまだお前のが強いんだぜーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

スーパーウトゥルサヌ「……ッ抜かせ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


―――


魔反会兵る「………ウラ・ギル達による鼓舞と…治癒魔法による回復で…奴らまた勢いに乗り出しましたよ!!!!!!!!!!!!!!!!
その上シューゴレク班長とマジカル傭兵団イチの実力者もやられた…!
もはやいくら兵力の数で圧倒していたとしてと……我々と連中の間に戦力の差はほぼないと思ってよいでしょう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

プリミティ「ぬぅぅ…」

パブロ「まだ…覆すチャンスはある!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

魔反会兵る「パブロ兵器班班長!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

プリミティ「…なんだと…?」

パブロ「我々魔反会は全力を出せていない………兵器だ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
我々兵器班の兵器は全て戦闘が続行出来る!!!!!!!!!!!!!!!!
退魔班の退魔兵器だってそうだろう…!!!!!
兵器さえ…兵器さえだせれば勝てるんだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

プリミティ「…」

魔反会兵る「し…しかしパブロ班長!!!!!!!
我々の後ろには連合騎士団が見張っている!!!!!!!!!!!!!!!!
兵器を使えば奴らを敵に回すことに…!」

パブロ「だからなんだ!!!!!!!!? 必要以上に恐れすぎだ!!!!!!!!
敵に回すなら回せばいいだろう!!!!!?
それこそ兵器で返り討てば…」

魔反会兵る「そんな無茶な!!!!!!!!!!?」

プリミティ「いや…」

パブロ「?!」

魔反会兵る「プリミティ様!!!!!?」

プリミティ「たしかに儂らは連合騎士団を必要以上に警戒しすぎているかもしれん
そもそも………あれは本当に連合騎士団なのか!!?」

魔反会兵る「!? そ…それは………」

プリミティ「…もしかしたら…あの存在自体そもそもネアメの連中の回し者かもしれん…!
もしそうだったら…儂らは勝手に恐れ…勝手に行動を制限していただけなのかもしれん…!」
ゴォォォ…

パブロ「それならやはり!!!!!!! こちらから攻撃を仕掛けて…」

プリミティ「馬鹿が…! それでも断定は出来ん…!!
やはり連合騎士団を敵に回すのは今後の活動においてもまずいのだ
だからまずは……探りを入れてからだ…」

魔反会兵る「…探り…?!」

プリミティ「…既に“2人”………別働隊を回しておる…
連合騎士団の背後に回り奴らに近付き…その正体を見極めるためだ………
それで奴らの化けの皮が剥がれれば……兵器を動かし…こちらから仕掛ける!!!!!!!」

パブロ「おぉ………それはいい判断だ!!!!!!!!!!
なればさっそくこちらもその準備に取り掛かろう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ダダダ…


プリミティ「………ふん……別働隊からの情報待ちだな…
…しかし……こっちの方からも少しばかり探りを入れてみるか…
………マジカル傭兵団のA〜K隊をこちらによこせ…」

魔反会兵る「は…はい!!!! 今連絡を…」

195名無しさん@避難中:2018/03/21(水) 01:40:02 ID:uD07GBiUO
――― 丘の上…


マジデス「マジパねぇ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ギル達やるなぁ!!!!!!!!!!!!!」

のりぽん「思わず歓声を上げそうになったな!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ガキ「すごかったね〜〜!!!!!」

ミーコ「………そうね…
……ふぅ」

ガキ「…お母さん……なんだか疲れてる?」

ミーコ「…そ…そうね…
鎧も旗もちょっと重いから……
でも大丈夫………今私は連合騎士団の騎士様だから
…騎士様は弱いところを見せちゃいけないのよ」

ガキ「…お母さん……無理はしないでよ…」


ネアメ「…ん!? なんだ!!!!!?」

マジデス「どうしたー!!!?」

ネアメ「…魔反会の一部の部隊が戦場の流れに逆らって後退……いや
こっちの方に近付いてないか?!」

のりぽん「なに!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」



ゴォォォォ…
《戦場を見ると
確かに魔反会の一部の部隊が丘の方に近付いているようであった…》


マジデス「…あれは傭兵か!!!!?
マジなんのつもりだ!!!!!!!!!!?」

ネアメ「お…襲い掛かるつもりなのか…?
…マズいんじゃ…」

のりぽん「臆するなァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
俺達はただ旗を振り勇ましくここに在ればいい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
決して弱気を見せちゃいか〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブンブンブン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

マジデス「そ…そうだな!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
どんなちょっかいかけて来ようと気にしちゃダメだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

おおおおおおおおおッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ミーコ「………!」
ハァ…ハァ… フラ…



―――… その頃…


森………

パカラ…
ジョージ「ヒーホーwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
(この先ですな)」


――― ペトロ車内…

ハイゼン「………さっき…戦場ですごい歓声がしましたね
きっと…ギルさん達が上手くやれたのでしょうね」

ルミ「そうですね
ギルさん達なら上手くやってくれるでしょう
……さて…我々はこのまま森を抜けて丘へ行きましょう
そこでミーコさん達と合流して私達も連合騎士団に成り切るのです!」

ハイゼン「私達も出来ることを手伝いたいですからね」

ブラックちゃん「オキガエスルノー??」

ホワイトちゃん「そうですね お姉様
丘の皆さんの所に合流する前にこの鎧を着なきゃいけませんよ」
ガチャガチャ…



ズズゥゥゥンッ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ガラガラガラ〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!


ハイゼン「きゃ…きゃあぁ〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ドタァー!!!!!!!!

ルミ「な…なんですか!!? 急にペトロ車が停止を…?!」


ピク…
ホワイトちゃん「…この気配は…?!」

ズズズズズズズ…!

196名無しさん@避難中:2018/03/21(水) 02:01:16 ID:uD07GBiUO
―――

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…

ラッキー「ひひーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

ジョージ「…ヨホホ…プルルルルーwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
(…あなた達は…何者…?!!!!!)」


ズズズズズズズズズズ…
オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙…

ドンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

エテリーヌ「ウッキィィ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!?
こんな所に野生の箱引き動物とは珍しいウキーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ルプクプ「ギョギョギョッ!!!!!!!!!!!!!!!!
ウルキルサルド……こんなもんが野生なわけないギョギョー!!!!!!!!!!!!!!!!
こいつらは人に飼い馴らされた奴らギョッギョ!!!!!!!!!
でもなんでこんなところに〜〜〜〜!? 怪しいぷくぷくぷく〜〜」

ゴゴゴゴゴゴ…


ラッキー「…ひひん…」
じり…

ジョージ「ヒヒヒヒ…
(これは……どうやらとんでもない人………いや…人ではない…か…
とにかく…まずい者達と鉢合わせてしまった様子…
…………一旦全速力で逃げ…)」

シュタッ
エテリーヌ「それじゃあ この箱の中に人が居るウキキー?」

《エテリーヌは一瞬でペトロの背中の上に飛び乗りペトロ車の扉に手をかける…!》

ジョージ「…!
…ブルルルァアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブンブンブゥゥンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

エテリーヌ「おっとッとォ〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ザザァッ!!!!!!!!!!!!!!!!

ラッキー「ヒィヒィーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブォアァッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《ジョージが振り落としたエテリーヌに後ろ蹴りを見舞おうとするラッキー!!!!!!》

エテリーヌ「ウキィー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
にょいにょいにょ〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ボボッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ボギュウゥーンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ラッキー「カッ……」
ドシャアァッ…!!!!!


《エテリーヌは如意棒でラッキーの顎を打ち砕いた!!!!!!!!!!!!!!!!》


エテリーヌ「こいつら何かを庇っているキキーッ!!!!!!!!!!!!!!!!
箱の中身が気になるウキキキー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
スィンスィーンス!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ブクッ…
ルプクプ「ギョーカイ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
『無双卵排乱打・大玉』!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブボォッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ズドドドォーーーーーーーーーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《ルプクプは巨大な卵を吐き出しペトロ車の箱の壁を破壊した!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》


ズォアァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ハイゼン「きゃ…きゃああああっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」



ゴゴォ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

エテリーヌ「…ニン・ゲンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ニタァァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

197名無しさん@避難中:2018/03/21(水) 02:26:17 ID:uD07GBiUO
エテリーヌ「ウキキキキキキッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
人間ウキ人間ウキ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ルプクプ「これは妙だギョーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
こんなところに何故人間が居るギョーーン!!!!!!!!!!!?
しかもしかも…これわぁ〜〜〜〜〜?!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
じっ…

《ルプクプは頭にある突起のようなものでハイゼン達を見つめた…》


ハイゼン「…!?」


ルプクプ「こいつは魔力なし」


ルミ「…!!」


ルプクプ「…こいつは魔力がちょび〜〜〜っとあるギョーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
これは!!!!!!!! こいつら敵ギョ!!!!!!!!!!!!!!
ネアメギョーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

エテリーヌ「なにー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
ウキー…丘に居る人間達の正体を近くで見破って来いと命ぜられてこの森に入ったら〜〜〜…まさかの遭遇!!!!!!!
こんなところで何をしているキ?」

ルプクプ「そんなの決まってるギョー!!!!
こいつら丘の人間達と合流するつもりなんだギョギョッ!!!!!!!!!!!!!!!!
やっぱりあの大人間の言った通り…丘のやつらは他所の騎士なんかじゃなくてネアメの回し者ギョー!!!!!!!!!!!!!!!!
まんまと騙されたギョー!!!!!!!!!!!!!!!!」


ハイゼン(ま…まずい…)

ルミ「な……何をいってるんですか…?
ネアメ…? 騎士…? い…一体なんのことですか?!!!!
わ…私は確かに混血ですが……
私達はネアメとは関係ありませんよ
この…近くに住んでいたのですが…そこの平原で戦争が始まったので避難を…と」


ルプクプ「反芻弾!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
パゥッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ズドォッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ルミ「うぐっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ハイゼン「ル…ルミさん!!!!!!!!」

《ルプクプは餌を吐き出し弾丸のように撃ちだしルミに当てた!》


ルプクプ「つまらない猿芝居はやめるギョ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

エテリーヌ「そうだそうだウキー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
………って誰がつまらんだウキーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
シャーッ!!!!!!!!

ルプクプ「こいつらは絶対ネアメギョ!!!!
そして丘の奴らもソウギョ!!!! 草魚はコイ科!!!!!!!!!!!!!!!!」
ビシーッ!!!!!!!!!!!!!!!!


ルミ「ぐ……ぅぐっ…ハッ…
ま…まずい………私達のせいで…!」


ルプクプ「これは早急に大人間に報告する必要があるギョ
ウルキルサルド 行こうギョ」

エテリーヌ「待つウキよー
報告に行く前に…こいつら殺してからでもいいんじゃない?
人を殺してオイラとスィンスィーンスで気持ち良くなろ♪」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…

ルプクプ「…まった……ウルキルサルドったら勝手な事を……
でも………そんなウルキルサルドにも魚心示しちゃうっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
猿と金魚のコンビネーションで即殺ギョー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ハイゼン「…ひ…!」

ルミ「…ぐ…!」

198名無しさん@避難中:2018/03/21(水) 02:47:40 ID:uD07GBiUO
ルプクプ「ギョギョギョギョ…」

エテリーヌ「覚悟しろウキィ〜〜〜
お前達をズタボロにして猿まわしならぬ…人まわししてやるウキ〜〜…
猿夢の一部となりなっキー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴゴォ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ジョージ「ブルァァァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
(させん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)」
シュルルルル!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《ジョージは友情棒を鞭のよう操った!!!!!》


エテリーヌ「ロープショーDE猿轡!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
シュババババババッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ギュギュッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ジョージ「も…もがぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ズドッシャアァァッ…!!!!!!!!

《ジョージは自分の友情棒を体に巻き付かれ 身動きを封じられた!!!!!》


エテリーヌ「邪魔するなウキー」
ザ… ザ…


ハイゼン「や…! こ…来ないで!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブンブンブン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《ハイゼンはペトロ車内の物を投げつけた!!!!!!!!》


エテリーヌ「こんなもん当たらないウキー」
ヒュヒュヒュヒュンッ

ドガガガガガガガガッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ルミ「う…うぅ…!」
じり…


ルプクプ「逃げられないように足を潰すギョ!!!!!
ウォーターメス…『圧水割切』!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
しゅううう…… ビゴゴォーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ハイゼン&ルミ『きゃ…きゃああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』

バッ!!!!!!!!!!!!!!!!
ブラックちゃん「アブナイー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

グイッ!!!!!!!!!!!!!!!!
ハイゼン&ルミ『ハッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ガクゥッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ビゴゴゴゴォーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ズパァァァーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《ブラックちゃんが2人を引き下げ ルミ達は間一髪攻撃を避けた!!!!!
ウォーターメスはペトロ車の箱と射線上の木々を両断した!!!!!!!!!!!!!!!!》


ルプクプ「ギョオッ!!!!!!?」

エテリーヌ「ム〜〜〜…あいつは…?!」


ザザンッ…
ホワイトちゃん「ハァッ…」
ヴヴンッ…

《ホワイトちゃんは2体の背後を取った!!!!
ホワイトちゃんの手には圧縮された気の玉が!!!!!!!!!!!!!!!!》

ルプクプ「ギョ…ギョギョーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!?」


ホワイトちゃん「衝掌うさパンチ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドパウンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

エテリーヌ「ヴギーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ルプクプ「ギョニャ〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ドゴォオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

199名無しさん@避難中:2018/03/21(水) 19:15:14 ID:uD07GBiUO
ハイゼン「ホ…ホワイトちゃんっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」



ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…
ズォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ…!

ホワイトちゃん「…ハァ…! ハァ…!」
ヴヴヴヴ…


ズ…
エテリーヌ「なになに? なにしたウキ?
こんな子供がオイラ達に攻撃を加えるなんて…驚き桃の木山椒の木!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あと柿ノ木!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ア…アバアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
柿ノ木わぁぁ〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!! 柿ノ木はトラウマぐわぁぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガクゥゥゥ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ルプクプ「一人で何言ってるギョ
それよりウルキルサルド! コイつはただの子供じゃないギョ…
何か感じない? プクプクプクー…」

エテリーヌ「ウキキ?」


ホワイトちゃん「……ペトロさん達!!!!
ハイゼンお姉しゃま達を遠くへ!!!!!!!!!!!!!!!!」



ジョージ「…ウヒィ?!!」

ハイゼン「な…何を言ってるんですかー!!!!!!!!」

ブラックちゃん「ホワイトちゃんー!!!!! モドッテ〜!!!!」



ホワイトちゃん「いえ…!
ここで私達が逃げきっても……ネアメを窮地に追いやるだけですっ!!!!!!!!
この人は…ここで止めないと…!!!!!!」


ルミ「だ…だからといって子供のあなたがやることではありませんよ!!!!!!!?」


ホワイトちゃん「でも…この場で戦えるのは…私だけです…!
………ネアメの人達は私に戦わなくていいと言ってくれました…
…でも…誰か…大好きな人達を守りたい時に戦わないのは…違うと思うんです
………生まれた時から忌むべき体ですけど…
そのための…誰かを守るための力だと思えば…私はそれを誇らしく思える!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギュウンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《ホワイトちゃんは気を練り上げた!!!!!!!》


ホワイトちゃん(私がYSSとして与えられたアビリティーは…『キャンディワーク』!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
“気”を飴細工のように操り……そして弾く!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)
グイィーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《ホワイトちゃんは手に集めた気を引き延ばした!!!!!!!!!》


ホワイトちゃん「モデル:チンアナゴ『うねりロード』!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ギュンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
グォォン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《チンアナゴを模した気は不規則な軌道でエテリーヌ達に向かった!!!!!!!!!!!!!!!!》


エテリーヌ「ウキー!!!!!!!!!!!!!!!!
ニョイニョイ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
のびーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


グィンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《チンアナゴの気はエテリーヌの如意棒を避けた!!!!!!!!!!!!!!!!》


エテリーヌ「ウキー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」




ホワイトちゃん「…は…弾け!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
グッ!!!!!!!!



ドパァァンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

200名無しさん@避難中:2018/03/21(水) 21:54:37 ID:uD07GBiUO
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…


ホワイトちゃん「ハ…ハァハァ…」


ザ…

ボワァァァ…
エテリーヌ「ウギギィー!!!!! 痛い目見たウキー!!!!!!!!!!!!!!!!」

ルプクプ「ギョギョギョギョ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
やっぱり…こいつゥ…」

ホワイトちゃん「っく…!」


ウルキルサルド「こいつ何ウキ!!!!? 最近の人間の子供は随分と攻撃的ウキ…」

ルプクプ「いや………ウルキルサルド!!!!!! こいつはただのギョ供ではないプクプクプクー」

エテリーヌ「どーゆーことキ?」

ルプクプ「ギョギョッ! ウルキルサルドはまだ分からないギョー!!!!?
もっとDHA取るギョ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
こいつ……わたギョ達と同じギョギョッ!!!!!!!!!!!!!!!!
YSSプクプクーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ウルキルサルド「ウキー!!!!!!!? マジキキー!!!!!!!!?
でもそれ…おかしくなーいウキ!!!!!!!!?
こんなやつ…研究室でエテ(会った)ことないウキ!!!!!!!!!!」

ルプクプ「確かにギョ!!!!!!!!!
魔反会に居る“完成したYSS”はわたギョとウルキルサルド…
あとはもう死んだあの三体しかいなかったはずギョオッ!
こんな自律したYSS………居るとしたらぁ〜〜〜…ギョ!!!!!
ソウギョ!!!!!!!! 草魚はコイ科〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!
こいつは脱走したYSSギョギョッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
聞いたことがあるプクプク……YSSの被験体で脱走したやつ……
プロトYSSのロギュフェンリルと…
完成試作品の双子!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
確かその双子は……白色と黒色と呼ばれていたやつギョ」

エテリーヌ「白色………黒色…………ハッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
こいつ…白い!!!!!!!! あっちは黒い!!!!!!!!」
ビビーシッ!!!!!!!!


ホワイトちゃん「…!」
じり…


エテリーヌ「お前達がそうか〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!
ウキィィ〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ルプクプ「こいつらわたギョ達の先輩ギョギョー
でも逃げ出したから神を入れられてないハンパモノギョ〜
これは面白い事になったプクルプクー
研究室の連中はお前達を捕まえたがってたフィッシュ!!!!!!!!!!!!!!!!
それをわたギョ達が捕まえて魔反会に貢献すれば〜
神格上がるかな!!!!!!!?」

エテリーヌ「それは分からんキー
でもでも〜〜 気になることはやってみるとエ〜っテ関西のオバチャンも言ってたウッキィー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
生け捕り生け捕り生っけ捕り〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ルプクプ「活け締め活け締め活っけ締め〜〜〜〜〜〜〜
どっちをやるギョ?! 黒いの!!? 白いの!!?」
ピコピコピコ

エテリーヌ「ン〜〜〜! まよいますなーっ」
ピョコピョコピョコ


ホワイトちゃん「―――っ…お姉様っ皆さんっ…逃げっ」

エテリーヌ「お前からウキウキキャッチングーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズドォンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

201名無しさん@避難中:2018/03/23(金) 00:20:39 ID:6CoiicncO
ドズゥゥ〜〜〜〜〜ンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ホワイトちゃん「ぎゅぷっっ!!!!!!!!!!!!!!」
ドザザァー…!

エテリーヌ「こいつにウキ決〜〜〜〜〜めたキャキャーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴゴォォォォッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



ブラックちゃん「ワァァァァァァ〜〜〜!!!!!!! ホワイトちゃんホワイトちゃんホワイトちゃんホワイトちゃんホワイトちゃん〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ダダッ…!!!!!!!!

ルミ「だ…ダメ!!!!!!!!」
ガシッ!!!!!!!!!!!!!!!!



ホワイトちゃん「ペ…ペトロさん……に…逃げて………はやくこの場所からっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴォッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



ジョージ「………!」
ギリ…!!!!!

ハイゼン「ホ…ホワイトちゃあんっ!!!!!!!! 一緒じゃなきゃいけませんよ!!!!!!!!!!!!!!!!
早くおいで……お願い!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」



ホワイトちゃん「…………ごめんなさい…」
くる… ダッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《ホワイトちゃんはペトロ車を背にして走り出した!》



ルミ「ホ…ホワイトちゃんさん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ハイゼン「い…行っちゃダメーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ブラックちゃん「ホワイトちゃんホワイトちゃんホワイトちゃんホワイトちゃんホワイトちゃんホワイトちゃんホワイトちゃん〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ゴォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!




エテリーヌ「逃げたキ!!!!!!!」

ルプクプ「追うギョッ!!!!!!!!」

エテリーヌ「アッチの黒いのはいいウキ?」

ルプクプ「アッチは見た感じ不完全っぽいギョ〜!
YSSとして価値があるのはあの白い方ギョ!!!!!!!!!!!!!!!!
それに…ウルキルサルド さっき攻撃された分まだ返し切れてないでギョ?」

エテリーヌ「そうウッキーねー!!!!!!!!!
それにどうせやるなら元気でまともに戦えるやつがいいキキー!!!!!!!
あいつの方が面白そう………白だけにーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


―――

ホワイトちゃん(……予想通り……ついて来る!!!!!
ペトロさん達が逃げてくれないなら……私の方から遠ざかる!!!!!!!
…お姉様達を…………守るっ…!!!!!!!!!!!!!!!!)
ギンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

202名無しさん@避難中:2018/03/24(土) 23:54:45 ID:v0RenHu2O
ホワイトちゃん「はっ…はっ……あっ!」
ガシャ…

ホワイトちゃん(これは……さっきハイゼンお姉しゃまが投げて…跳ね返された物…
………これは…持っておいた方がいいかも…!)
ガシャ…!


エテリーヌ「待て待てウキッキィー!!!!!!!」



ホワイトちゃん「っ!!!!!!!!」
タタッ!!!!


ザザザザザザザザザザザザ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ホワイトちゃん(出来るだけ遠くへっっ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)




シュピンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ザザァァァァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ホワイトちゃん(雨!!!? いやこれは…卵!!!!!!!!!!!!!!!!?)
ダダンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


チュインチュインッ!!!!!!!!!!!!!!!!
チュインッ!!!!!!!!!!!!!!!!
ズドドドドドドドドドドドドドドドドド!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《地面をエグるほどの威力の弾ける卵が降り注いだ!!!!!!!》


ザザンッ…
ホワイトちゃん「…! 危ないです…!
…うっ!!! また来た!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


チュインッ!!!!!!!! チュインッ!!!!!!!!


ホワイトちゃん「キャンディワーク!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
『パラソル』!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
グニィィンッ!!!!!!!!!!!!!!!! パッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《ホワイトちゃんは気で傘を作り爆撃卵から身を守る!!》


ズドダダダダダダダダダ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ボズッ!!!!!!!! ボズッ!!!!!!!!!!!!!!!!

ホワイトちゃん「う…うぅ…! き…気の傘が破けそう…!」



ドドドドドンッ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
シュオオオオオオオオオオオ…!!!!!!!!


ホワイトちゃん「ハ…ハァ…ハァ………
た…耐えた…?」


ゴウオオッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ホワイトちゃん「ハッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ドンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ズゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《岩塊と見紛う巨大な卵が頭上から落ちてくる!!!!!!!!!!!!!!!!》


ホワイトちゃん「あ…あれが本命!!!!!!!?
だ…ダメ……パラソルじゃ防ぎきれない…!
なら…壊しますっ!!!!!!!!!!!!!!!!
キャンディワーク…『スピア』!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギューンッ……スピィィィィンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ホワイトちゃん「たぁぁっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
シュボボンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《気の槍を卵に向けて投げるホワイトちゃん!!!!!》


ズドッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
バギバギバギバギィィィィッ…

バリャリャーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《槍は見事に命中し卵は落下する前に砕けた!!!!》

203名無しさん@避難中:2018/03/29(木) 00:38:35 ID:2dvIWBnIO
バギギギギ…


ホワイトちゃん「や…やった……」


バギ…… バキキィィーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
エテリーヌ「ウッキキ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ドンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《卵の中からエテリーヌが!!!!!》


ホワイトちゃん「なッッ?!!!!!!!!!!!!」


エテリーヌ「ニョ〜〜〜〜〜〜〜イニョイ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギュオゥンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



ドガガガッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ホワイトちゃん「あうぅっ!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドシャアァッ!!!!!!!!


―――

フラフラ…
ルプクプ「ギョ…ギョ〜〜………ウルキルサルド……また無茶な事を頼むプクプク…
あんな大きな卵の中に身を隠して撃ち出させるなんて……
あんなもん口から吐き出したおかげで疲労困憊ギョギョギョ…」

―――

ホワイトちゃん「はぁ…はぁ……まさかあんなところに隠れていたなんて…!!」


ザザンッ!!!!!!!!!!!!!!!!
エテリーヌ「ウッキィー!!!!!!!! 走るより飛ばしてもらったほうが速いっキャアァーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ニョニョーイニョイ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギュンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ホワイトちゃん「ウッ!!!!!!!!!!!!!!」
ザッ!!!!!!!!

バギィィィィィッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ズザザッ…
ホワイトちゃん「キャ…キャンディワーク!!!!!!!!!!!
『スティック』!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
グイィーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

エテリーヌ「ウキャキャ!!!!! オイラと棒術対決キャーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!」
シュバババババ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ガガガガガッ!!!!!!!!
ズガガガガガガァ!!!!!!!!!!!!!!!!

ホワイトちゃん「ウゥーーー!!!!!!!!!!!!!!!!」

エテリーヌ「そいや!!!!!!!!!!!!!!!!」
くぃっ ズンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ホワイトちゃん「キャアァー!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドガガ!!!!!!!

エテリーヌ「同じ棒でもリーチが違いすぎるウキー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ヒュンッ!!!!!!!!!!!!!!!!

ホワイトちゃん「キャ…キャンディワーク!!!!! 『フープ』!!!!!!!!!!!!!!!!」
パクゥッ

シュカッ!!!!!!!!!!!!!!!!
《ホワイトちゃんは気の棒の先端を輪っかを作った!!
そしてその輪っかの中にエテリーヌの如意棒を捉え…》

ホワイトちゃん「ロック!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カッ!!!!!!!!

ガシュインッ!!!!!!!!!!!!!!!!
《輪を狭めエテリーヌの如意棒をつかみ取った!!!!!!!!!!!!!!!!》


エテリーヌ「ウキィ!!!!!!!!?」

ホワイトちゃん「接合!!!!!!!!!!!」
ズズ…

バヂュウウウウッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《そのまま気の棒を地面に接合・固定し 如意棒を封じた!!!!!!!!!!!》


エテリーヌ「ウキウキウキキ〜〜〜〜!!!!!!!?」

204名無しさん@避難中:2018/03/29(木) 01:21:01 ID:2dvIWBnIO
ホワイトちゃん「キャンディワーク…『ガム』!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ネリネリィィィーーーーー…

バチューーンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

エテリーヌ「ウ…ウキー!!!!!!!!
手がーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!」
ネリャ… ネリャ…!

《ホワイトちゃんは気をネバネバさせ飛ばし如意棒を持つエテリーヌの手にくっつけた!
エテリーヌは如意棒を離せず そして如意棒は地面から離せない!!!!!!!!
完全に動きを封じられた!!!!!!!!!》


エテリーヌ「キィ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!
取れないキィ〜〜〜!!!!!! 動けないウキィィ〜〜〜!!!!!!!!!!!」
ぐぐぐぐ

ホワイトちゃん「…うごけないうちに…ごめんなさいですけど…倒させてもらいますっ!!!
キャンディワーク……『ハンマー』!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ググィイィーンッ……ズンンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

エテリーヌ「ウ…ウキキィ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ゾゾー!!!!!!!!

ホワイトちゃん「思いっきりいきますよ!!!!!!!!」
ググ…



エテリーヌ「ウ…ウギ……ギギギ…!!!
…動け…抜けろーーーーー!!!!!!!!
こんなもの〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!
ウキィーーーー!!!!! ウキィーーーーー………ッホォー!!!!!!!!!!!!!!!!
ウホォォォーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
グム… グム… ズムンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ホワイト(う…腕が……腕の筋肉が膨張した!!!!!!!?)


エテリーヌ「うぉおおぅうォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ググググッ… みしッッ…みしッッ…
ズッ………

ゴシャアアアアアアーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《腕マッチョエテリーヌは岩盤ごと如意棒を引き上げた!!!!!!》

ドドォーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ホワイトちゃん「な…なんて力持ち―――…まるでチンアナゴですっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゾクッ…

エテリーヌ「いい岩も付いてきたウキィーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
このまま頭砕いてやりゅあぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブォォォンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ホワイトちゃん「っ…キャッ…キャンディワーク!!!!!!!!
『シールド』!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ニュギギギ…ガヂィィィィーーーーーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

エテリーヌ「こんな…モンキー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズドォンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

バキバキバキ…

ホワイトちゃん「…だ…だめだっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

バッギャアアアアアアアッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

エテリーヌ「ッッしゃラァ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズドォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ドガガガガガガガァーーーーーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ホワイトちゃん「きゃああああああああああああっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

205名無しさん@避難中:2018/03/29(木) 01:39:52 ID:2dvIWBnIO
ドドッ…ドズァアアアアッ!!!!!!!!!!!!!!!!
ホワイトちゃん「あッ…あぐぅッ…ううぅ…」


ザッ!!!!!!
エテリーヌ「ウキキキキ!!!!!!!!!! …手のベタベタも棒に付いてた気も取れたウキ
よくもやってくれたウキィィィ…
神であるオイラを驚かした褒美にエテェ(痛い)目に合わせてやるウキーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ヒュンヒュン!!!!!

ドギャ!!!!!!!!
バキッ!!!!!!!!
ホワイトちゃん「が…がふっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

エテリーヌ「もう一丁ォー!!!!! 『この世去る猿叩き』!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ヒュヒュヒュヒュヒュヒュヒュヒュ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ズドドドドガガガガガガガガガガガッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ホワイトちゃん「ッッッ……がッ…アッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ホワイトちゃん(い…痛い…まずいです…
そ…そうだ…こ…これを…! あの時持ってきた“コレ”を装備…しないと…!!!!!!!)
バギ…ビギギ…


エテリーヌ「キャキャキャーッ!!!!!!!!!
なかなか頑丈ウキィ!!!! 一応はYSSだもんねぇー!!!!!!!!
でもこれはどうウッキィー!!!?
『紋切り殴り』!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズズズズッ… ドウンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ゴゴウゥーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《エテリーヌ渾身の一振り!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》



ゴッッイィィ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

エテリーヌ「ヴギッ!!!!!?」
ビリビリビリ…

《エテリーヌの一撃は固いなにかに弾かれた!
それは…》

ホワイトちゃん「…!!!!!!!」
ガシャアァーンッ!!!!!!!!!!!!!!!!

《…鎧!!!!!!!!
ホワイトちゃんはいつの間にか鎧を着込み体を丸めて防御していた!!!!》


エテリーヌ「あ〜〜〜〜っ! それはさっき人間がオイラに投げてきてオイラが弾き返したやつ!!!
拾って持っていたウキ!!!!!!!!!!?
結構固い鎧ウキキー!!!!!!!?
このこのこのぉーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドドドドドドドドドドドドドドド!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ガィンガィンガィンガィンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
しゅううう…

エテリーヌ「む…ムムー!!!!!!!」


ガチチィィンッ…!!!!!!!
ホワイトちゃん(よ…よかった…拾って来ていて…!
しかも思った以上に固い…! これならしばらく…!)



ザ…
ルプクプ「ギョギョギョ!!!!? ウルキルサルド…まだ倒してなかったギョ!!!!!?
わたギョが追いつく前に倒してるかと思ったギョ!」

エテリーヌ「いいところに来たっキー!!!!!
スィンスィーンスも攻撃するウキ!!!!!!!!!!
あの子供…かたつむりになっちゃったウキ!!!!!!!!
二人で攻撃してあの鎧を壊すウキャキャー!!!!!!!!!!!!!!!!」

ルプクプ「ギョーー!!!!!!!? ぷくぷくぷー!!!!!
ギョーカイギョーカイ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」



ホワイトちゃん(………!)
ゴクッ…

206名無しさん@避難中:2018/03/29(木) 02:05:09 ID:2dvIWBnIO
エテリーヌ「にょいにょい連打ーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
シュドドドドドドド!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ルプクプ「無双卵排乱打!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ボボボボボボボボボボボボボボボッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ドゥガドゥガドゥガドゥガドゥガガガガガガァァァーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ドギャギャギャギャギャギャギャガゴゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ホワイトちゃん(う…うううう…!!!!!!!!)
ミシ…ミシ…ミシ…


ドドドドドドドドドドドドドドドドドド!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ズガガガガガガガガガガガガガガガガガ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ミシ…ミシ…ピキ…
ホワイトちゃん「!!」
バキャッ…バキャッ…!


ホワイトちゃん(…よ…鎧が…さすがに限界です…!
………く…! こうなったら…一か八か…!)
ギリッ…




エテリーヌ「ッハーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドガァァーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ピキピキ…


ルプクプ「ルック ギョー!!!!!!!!!!!!
鎧にヒビが入りだしたギョ!!!!!!
あともうちょっギョ〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ズズ…ピョコ!
《鎧の首元からウサ耳が飛び出した…!》


エテリーヌ「…あ!!!!! 衝撃にたまらず頭を鎧の中から出したウキー!!!!!!
狙い撃ちキッキィィーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブンブンブン…

ルプクプ「この一撃で壊すギョー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぷくーーー…


エテリーヌ「デッド猿怒!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガッゴオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ルプクプ「無双卵超排乱打!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドシューーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



バッギィィィィィィーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ドキャアァァァァァァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《エテリーヌの一撃とルプクプの超射撃がついに鎧を砕いた!!!!!
鎧の中身があらわとなる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》


ズズ………ピョコ…ピョコ…
《砕かれた鎧の中からうずくまる…真っ白な…ホワイトちゃん…?!》


エテリーヌ「鎧の下の生身さんいらっしゃいっウキ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!?
…? あれ? 随分と体が白いウキ?」

ルプクプ「人間は恐怖を感じると毛が白くなると聞くギョー
でも全身が白くなるとは珍しいギョッギョ……
……ん!!? 待つギョ……これは……生身じゃない!!!!?」



ズズ……ズルルッ…!
《真っ白な…ホワイトちゃんらしき…“形”は…! 崩れた!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》


ルプクプ「ち…違うギョーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
鎧の中に居たのはあの子供じゃないギョ…
あの子供の形をした…気ギョギョォーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガァーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

エテリーヌ「エ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜テーーーーー?!!!!!!!!!!!!!
本物はどこへ行った!!!!!!!!? ま…間違いなく鎧の中に居たのに…!
どこから…どうやって逃れたウキィーーー!!!!!?」
キョロキョロ!!!!!!!!

207名無しさん@避難中:2018/03/29(木) 23:35:46 ID:2dvIWBnIO
しーーんッ!!!!!!!


エテリーヌ「マジモンでいないキィィィ〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!?
どこに消えたキキー!!!!!!!! スィンスィーンス!!!!!!!!?」

ルプクプ「わ…分からんギョオォー…!!!!!」

エテリーヌ「ま…まさかあいつは本当にカタツムリだったキャ!!!!!!!?
塩で溶けちゃったウーキィ!!!!!!!?」

ルプクプ「ヌヌ………もしかしたら本当にカタツムリのYSSだったのかもしれんギョ…」

エテリーヌ「じゃあこれオイラ達の勝ちってことでウキー(ぉk)?」


ボゴ…


エテリーヌ「ん? オイラの足元に穴が空いたウキ?
もぐらでも居るウキキ?」


ボゴゴ…
ズンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《エテリーヌの足元の穴から飛び出したのは……手!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》


エテリーヌ「エッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

ズズ…
地面の中から「…キャンディワーク……『バンブー』ッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズギュルルルルルル!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ニョキィィィィィィーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ガシシィィッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

エテリーヌ「ウキキキャ〜〜〜〜?!!!!!!!!!!!!!!」

グゥゥーーーーーーーーーンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!

《地面から飛び出した手から放たれた気が竹のように伸びた!
そしてエテリーヌの体を引っ掛けて更に空高く伸びていく!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》


ルプクプ「エ…エテリー…! ウ…ウルキルサルドーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズーン!!!!!!!!



ズボボ……モコォッ!!!!!!!!!!!!!!!!
ホワイトちゃん「プ…プハァー!!!!! ハァハァ…!」

ルプクプ「ギョギョ……ギョまえーーーー!!!!!!!!
穴を掘ってあの場所から抜け出したギョー!!!!!!!!!!!!!!!??」


ホワイトちゃん「はい……私の体に私の形の気を覆わせて囮にして…
私はキャンディワーク『ドリル』を使って地面を潜りました…!
そしてあのお猿さんの真下に…!」



ズズズズズズズズズズ…
エテリーヌ「ウ…ウキィ〜〜〜〜〜!!!!!!!!
竹がオイラのパンティに引っ掛かって取れないウキャ〜〜〜〜!!!!!!!!!
すごい食い込んでる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
すごい食い込んでる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
そして竹めっちゃ伸びる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」



グググググググググググググググググググググ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ルプクプ「ウ…ウルキルサルドをどうするつもりギョ!!!!!!!!!?」

ホワイトちゃん「…この竹を一気にしならせて…地面にたたき付けます…!
いくらYSSとはいえ…無事ではすまないはず…!!!!!!!!」
ググ…クンッ!!!!!!!!!!!!!!!!




グニィィィーーーーーーーーーーーーーーーーーーッッ……!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ギュオォーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

エテリーヌ「ウキャオォーーーーー!!!!!!!!!!
頭から落ちる〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズォオオオオオオオオオオ!!!!!!!!



ルプクプ「ウルキルサルドーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

208名無しさん@避難中:2018/03/31(土) 00:09:47 ID:ycbqOqXwO
グググ… グラァァァァーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

エテリーヌ「たすけて〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドォォーーー!!!!!!!



ルプクプ「ウ…ウルキルサルドォーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギュンッ!!!!!!!!



ホワイトちゃん(…竹の操作を中断させようとこちらに攻撃を仕掛けくるッ?!
…でもこちらの方が…速いっ!!!!!!!!!!!!!!!!)
グンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



ルプクプ「ギョギョオォーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!
宙をォ〜〜〜〜〜〜…泳ーーーーーーーーーぐっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
スィンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ザザァッ!!!!!!!!

《ルプクプは“水しぶき”をあげ…宙を泳いだ!!!!!!
猛スピードでエテリーヌの元へ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》


ホワイトちゃん「な!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」



ルプクプ「海遊キャッチャー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガシィィィーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

エテリーヌ「あびゃああああ!!!!!!!! 助かったぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

《ルプクプは地面に叩き付けられる直前だったエテリーヌを救い出した!》

エテリーヌ「ルプクプ〜〜〜〜〜!!!!!!!!
マジありがエテェ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ありがエテェ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
キラキラキラキラ…

ルプクプ「ギョッギョ…………ウルキルサルドはわたギョと一緒に神域に行く仲間ギョ
当然プクプクプク…」
パァーーッ


ホワイトちゃん「…! く…空中を泳ぐなんて…!」


ジャポポ……
ルプクプ「わたギョは金魚の神ギョ なめんなギョッギョ!
わたギョのヒレからは水が溢れるギョ!!!!!
これを利用して空中も自由自在に泳ぐプクギョギョー!!!!!!!!」

エテリーヌ「よくもやってくれたなーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
殺してやるウキィィーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ガチャアァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



ホワイトちゃん「…!」
ザンッ!

《ホワイトちゃんは森の奥へと逃げた!》


エテリーヌ「逃がすキャホォォーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!」
ズズゥンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!




ザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザッ…
ガザザザザザザザザザザザザザザザザザザッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

バザァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
エテリーヌ「どこだぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
……ウキ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」



ドォーーーーーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ズラァァァーーーーーーーーーッ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《エテリーヌの前に たくさんのホワイトちゃんが居た!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》

209名無しさん@避難中:2018/03/31(土) 01:30:06 ID:ycbqOqXwO
ズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズ…

《たくさんのホワイトちゃんが佇み待ち構えていた…》


エテリーヌ「エ…エテテーーー!!!!!!? なに…こいつ……
なんでこんなにたくさん…………分身!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
あの子供まさか……忍者だったウキィ!!!!!!!!!!?」
ゾーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ホワイトちゃん達『………』


エテリーヌ「こ…こいつは本物ウキャ?」
ツンツン…

ホワイトちゃんA「…!!!!!」
ブボボッ


ドガァンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

エテリーヌ「ギャブッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

《エテリーヌが触れたホワイトちゃんは弾けとんだ!》


しゅううう…
エテリーヌ「キ…キキー!!!!! これは……気で作った偽物!!!!!!!!?
触ったら爆発するウキィ!!!!!!!!!!!!?
面白いウキィィィ…!!! 本物さがしウキー!!!!!!!!
こっちかー!!!!!!!!」
ズバンッ!!!!!!!!!!!!!!!!

ホワイトちゃんB「…!!!!」
ブボボッ

チュドォーーンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

エテリーヌ「ギャピー!!!!!!!!!!!!!!!!
う…うぐぐ…ハズレを引いたら痛いウキィィィ…!
………そうだ!!!!!!!! 石投げちゃえ!!!!!!!!!!!」
ポーイ!!!!!!!!


コツンッ!!
ホワイトちゃんC「…!!!!」
ブボボッ

バゴォンッ!!!!!!!!!!!!!!!!


エテリーヌ「やったキャキー!!!!!!!!
このまま減らしていくウキー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」



ホワイトちゃんの声「キャンディワーク『手裏剣』!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
シュタタタタタタッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



グサササササァァァッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
エテリーヌ「イ…イビャーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

エテリーヌ「ど…どこからウキキィ!!!!!!!!?」
バッ!!!!! キョロキョロ!!!!!!!!


ホワイトちゃん達『………』
しーん…


ビキ…
エテリーヌ「…ウ…キ……! …なめんなよォォォウキィィーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ババッ… ドカッ!!!!!!!!

ホワイトちゃんD「…!!!!」
ブボボッ

エテリーヌ「あーーーーーーーーーッッッ!!!!!!!!!!!!!!!! しまっ…」
ズズーン!!!!!!!!


ズドォンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

エテリーヌ「ガボォ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドザザァー!!!!!!!!
ぷしゅ〜〜〜〜〜



ガサガサ…
ルプクプ「ウルキルサルド〜〜〜〜〜…!
急に先に行くのはやめるギョ……ウオ!!!!!?
ウルキルサルドどうしたギョ!!!!!!?」

プスプス…
エテリーヌ「…スィ…スィンスィーンスゥゥ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!
あいつは忍者だったウキィ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!
本物が分からんウキキ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!」

ルプクプ「…ギョ!!!!!!!!!!!!?
これはまた面倒なことをするギョ!!!!!!!!!
でもこんなもんわたギョには意味ないギョ…」
ズ…

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!

210名無しさん@避難中:2018/03/31(土) 01:53:05 ID:ycbqOqXwO
ルプクプ「いっぱい居ても…わたギョの“目”が全てを見破るギョー!!!!!!!!!!!!!!!!」
ス… じぃぃ…!

《ルプクプはおでこに生えた2つの丸い突起でホワイトちゃんの集団を“見た”…!!!!》


ルプクプ「いいことを教えてやるギョ!
わたギョは金魚は金魚でも…デメキンの神ギョ!!!!!!!!!!
そしてわたギョの本当の目は……おでこのこっちギョ!!!!!!!!!!
もちろんこの人間の目の方でも物は見えるけど…
デメキンの目は人間の目より出っ張ってるからもーーっとよく見えるギョギョ!!!!!!!!!!!!!!!!
お前が気の分身を作っても………わたギョの本当の目からは……逃げられない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
スゥゥ… ギンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《ルプクプはある方向のホワイトちゃんを見た!!!!!!!!》



ビクッ!!!!!!!!
ホワイトちゃん「ッうっ…!!!!!!!!!!!!!!!!!」



ルプクプ「あいつが本物ギョーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

エテリーヌ「ウキィ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
見破ったりぃーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
にょい突き!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ヒュンヒュン…ガォンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ズドゥオオオッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ホワイトちゃん「ぁがッッ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
よろ………ドッ…



エテリーヌ「やったウキ!!!!!!!!!!!」

ルプクプ「このまま身動きを封じてやるギョ!!!!!
『水球』!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ボユユンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ボコォォーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ホワイトちゃん「―――!!!!」

《水の球の中に捕らえられるホワイトちゃん!!!》



ルプクプ「ギョギョギョギョ!!!!!!!!!
YSSの中で水使いといえば何故かキャメルロンのイメージがあったけギョ
本当の一番は当然魚であるわたギョギョーーーーー!!!!!!!!!!
そのまま窒息するギョホホーーーーーーー!!!!!!!!!!」



ホワイトちゃん「…!!!!!!!!」
ごぼ… ごぼ… ズ…
ジャパァァ〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!

ホワイトちゃん「げ…げほ!!!!!! げほ!!!!!!!!!!!」
ビチャ…ビチャ…



エテリーヌ「簡単に出てきたウキ」

ルプクプ「ギョーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ズズーーン!!!!!!!!!!!!!!!!



ホワイトちゃん「ハァ…ハァ…」
ズズ…ズ…



ルプクプ「あ…あいつぅぅぅ…!
自分のまわりに薄い気の壁を張って水が入らない空洞を作っていたギョ!!!!!!!?
そいでその気をトゲみたくのばして水球に穴を開けて抜け出して来たギョか!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴォッ!!!!!!!!!!!!!!!!

エテリーヌ「やっぱりYSS一番の水使いはキャメルロンだったウキなー」

ルプクプ「ム…ムググググー!!!!!!」

エテリーヌ「でも大丈夫ウキよスィンスィーンス
オイラと力をあわせればスィンスィーンスが一番になれるウキ!!!!!!」
バンッ!!!!!!!

ルプクプ「ど…どゆことギョ!!!!!!!!?」

エテリーヌ「オイラに向けて今の水の球を撃つウキャ!!!!!!!!!!
オイラとスィンスィーンスの合わせ技…『シーモンキー』であの子供を仕留めるッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!




ホワイトちゃん「?!!」
ゾクッ!!!

211名無しさん@避難中:2018/04/02(月) 01:04:59 ID:o2J3iMvEO
ゴォォオオオオオオオオオオ…!!!!!!!!!!!!!!!!

ホワイトちゃん「…!」



ルプクプ「…シ…『シーモンキー』!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
そんな合わせ技があったギョギョ?!!!!!!!!!!!!!!!
知らんかったギョオッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ズーン!!!!!!!!!!!!!!!!

エテリーヌ「今考えたからねウキー!!!!!!!
でも難しいことはないウキ!!!!!!!!
さっきの水の球を撃つウキキャッ!!!!!!!!!
……オイラに向けて!!!!!!!!!!!!!!!!」
バンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ルプクプ「ぬ…ぬぎょう…!
…よく分からんギョギョ…
まぁ…せっかくだからやってやるけど…ギョ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
シュワワワ…

ルプクプ「水球ーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ポムッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ゴォォォォ!!!!!!!!
《水の球が勢いよくエテリーヌに向かう!!!!》


ルプクプ「気をつけるギョ!!!!
スピードに乗った水球は弾丸と変わらんギョ!!!!!!!!」


エテリーヌ「分かってるウキ……だからこれを…」
ムキッ!!!!!!!! ムキキッッ!!!!!!!!


エテリーヌ「打つ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドパシュッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ギュオゥゥンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《エテリーヌはスパイクを打つように…水球を叩いた!!!!!!!!
水球は更に速く…鋭く…ホワイトちゃんの方に!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》


ホワイトちゃん「………アッ!!!!!!!」



ズボゴシャアアアアアアッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ホワイトちゃん「ッッ…ごぶふッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブシッッ…!!!!!!!!



ルプクプ「おぉぉ〜〜〜〜!!!!!!!!!!
こういうことか〜〜〜〜〜ギョーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!」

エテリーヌ「オイラがルプクプの水を強くしてあげるウキ!!!!!!!!!!!!!!!!
もっともっと撃つウキャーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドンッッ!!!!!!!!

ルプクプ「ガッテンリョーシ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブクブクブクブク…




ホワイトちゃん「…ぁ…あァ…!!!!!!!!!」
メキ…メキメキ…




ルプクプ「行くよーーーーーーウルキルサルドォ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ボボボボボボボボッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

エテリーヌ「そいやそいやそいやァーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バシシシシィ〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



ズドドドドドドドドドドドドドドドド!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ホワイトちゃん「――――――ッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

212名無しさん@避難中:2018/04/02(月) 01:42:22 ID:o2J3iMvEO
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ルプクプ「ギョホホーホォーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
こらいいギョいいギョ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
わたギョの水がさいつよ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドボボボボボボボボボボボボボボボゥッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

エテリーヌ「オイラ達最強コンビに刃向かった罰ウキキャーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
エテして消滅しろっキャキーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドゴゴゴゴゴォーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



バゴゴゴゴゴゴ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ズドドドォーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



ホワイトちゃん「――――…!」

ピチャ… ピチャ…

ホワイトちゃん(…………水………水…………
……………………あァ……)

ゴポポポッ…


――― かつて…

《ホワイトちゃんが“生まれる”前…
特殊な水の蓄えられたカプセルの中で…ただようホワイトちゃん…》


ホワイトちゃん「―――」
スー… スー…


トントン…


ホワイトちゃん「―――…」
スー…スー…


トントントン…


ホワイトちゃん「――…?」

トン…
ブラックちゃん「アーウー?」

ホワイトちゃん「…?」

ブラックちゃん「アタシ オネーチャン
ハヤク アイタイ
イッショニ アソボ
イッショニ ゴハンタベヨ
キット コレカラ タノシイコトイッパイ!
ツラクテモ オネーチャンガ マモッテアゲルカラ アンシンシテネ」

ホワイトちゃん(……オネー…チャン…?)

ブラックちゃん「オヤスミ ダヨ
マタ アオウネ…………」


―――

ドドドドドドドドドドドドドドド………

ホワイトちゃん(…………お姉様……
…………お姉様………………)



ぽろ…ぽろ…
ホワイトちゃん「…………助けて……お姉様…!」


ゴォォォッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!





ザザザザザザザザザザザザザザザ…………バォッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ブラックちゃん「ふしゃああああああああああああオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドォオーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


エテリーヌ「ウキィ!!!!!!!!!!?」

ルプクプ「ひゃえッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」


ブラックちゃん「ガァァァルルルルッッ…オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガパァッ… ガブリュッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ルプクプ「あ…あぎぇーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

《突然現れたブラックちゃんがルプクプの喉笛に噛み付いたッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》



ホワイトちゃん「お…お姉様!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

213名無しさん@避難中:2018/04/02(月) 02:00:22 ID:o2J3iMvEO
ブラックちゃん「ふしゅるるるる……
ミ゙ィ゙ィィーーーーーーーーーーーーーーーーーッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
メギ…メギギ…

ルプクプ「い……いだギョビィィィーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
チ……チチィィッッ……チガガッッ…チガーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブシュッ… ドプッ…

エテリーヌ「スィンスィーンスーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!
やめろウキキーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブンブン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ヒュンッ…
ブラックちゃん「シャオォーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギュルルルルルゥゥーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

エテリーヌ「…速いキ!!!!!!!!」

ブラックちゃん「ガオオオオオオオオオオオオオン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドッッゴォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

エテリーヌ「ウギャウッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズドシャアァーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!


しゅううううう…
ブラックちゃん「ガルル…シャアァァーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
…ガウウ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
シャシャッ!!!!!!!!



シュタタッ…
ブラックちゃん「…ナーーーーーー…」

ホワイトちゃん「お…姉様…?
その姿……暴走状態…?!」

ブラックちゃん「…くるるる…」
ぺろ…

《…ブラックちゃんはホワイトちゃんの傷だらけの体を舐めた…》

ホワイトちゃん(……以前と……違う…
暴走状態でありながら微かに理性で……制御している……
一体何が……お姉様をここまで急激に変化させて…?)

ブラックちゃん「クルルルル………
ホ………イト…ちゃ…………
…………マモル…………………………」

オオオォ…

ホワイトちゃん「…! お姉様…!
まさか……私のために…!!?」
ブラックちゃん「………マモル…………
…………オネーチャン…………………オネーチャン……………ガ…
マモル……………マモル………!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッッ…!!!!!!!!

ホワイトちゃん「お姉様…!」



ドゴゴォーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
エテリーヌ「…ぐ…ぐウキャーー!!!!!!!!!!
急に現れてよくも…!!!!!!!!!!
…スィンスィーンス!!!!! 無事ウキャ!!!!!!!!!?
…………スィンスィーンス…?!」


ルプクプ「―――」
ちーん…………

エテリーヌ「スィ…スィンスィーンス!!!!!!? スィンスィーンス!!!!!!!!!!!!!!!!
ル………ルプクプ!!!!!!!!!!!!!!!! しっかりしろキ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

ルプクプ「―――」
ち〜〜〜〜ん…


エテリーヌ「…………スィンスィーンス…」




エテリーヌ「スィンスィーンスゥゥ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ボロッ… ボロッ…
ゴォオオオオオオオオオオウッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



ビリッ… ビリッ…
ホワイトちゃん「ッ…ち…力が…!」

ザザ…!
ブラックちゃん「…ガアアアアアアアアウッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」



エテリーヌ「ごろじでやるーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ムキムキムキィィィィ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

214名無しさん@避難中:2018/04/02(月) 02:41:50 ID:o2J3iMvEO
エテリーヌ「…スィンスィーンス…はぁ……オイラのパートナー…!
共に神域を目指そうと誓った……仲間…キャオオオ…!!!!!!!!
それを……よくも……よくも………
殺してくれたなーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
許さんぞーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
メアアアアッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



ホワイトちゃん「ちょっ…ちょ…待っ…!!
その人多分気絶しただけで死んでは…!」



ルプクプ「…………ギョ……プゥゥ…」
ピク…ピク…


エテリーヌ「殺す殺す殺ォ〜〜〜〜〜〜〜〜〜す!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズォドドオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ホワイトちゃん「き…聞いてない…!」
ズーン…!

バッ!!
ブラックちゃん「フシャオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドドウッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ホワイトちゃん「お…お姉様!!!!!!!! っ…くっ…!」
よろ…!




ブラックちゃん「シャウアアアアアアアアアアアアーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

エテリーヌ「殺す…! ウキ…! ウキャ…! キャホ…! ホ…!!
ホォオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ウホオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ムキムキムキムキ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《エテリーヌの肉体が……腕…のみならず…!
全身!!!!!!!! 膨張して行く!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》


メリッッッ… メリッッッ…
バキキキキキキキキ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ズズゥンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
エテリーヌ「ヴウゥゥ…ホォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ドンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
http://download1.getuploader.com/g/sousaku_2/1169/IMG_20180402_022550~01.jpg



ゾクッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ホワイトちゃん「…なんという恐るべき姿…! あれが…本領…!!!!!!!!
…お…お姉様!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 無茶です!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」




ブラックちゃん「ギャアアアアアアアアアアアアアオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ヒュゴオオオオオオウッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


エテリーヌ「ギャララララララララララララララララアアアアアアアアアアアッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ムキムキムキィィーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



ドオオウッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

215名無しさん@避難中:2018/04/03(火) 16:07:54 ID:Jsten2iEO
―――


ズドォンッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…
エテリーヌ「…フシュウウウ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

メキッ… メキッ…
ブラックちゃん「ぐ……きゃう…」
ズ…

ドシャッ…


ホワイトちゃん「お…お姉様ーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ダダッ!!!!!!!!


ドンドコドンドコドンドコ!!!!!!!!
エテリーヌ「ウホォーホォーーウッ!!!!!!!!
なかなか楽しめたウホォォッ!!!!!!!!!!!!!!!!
だけどそんな小さい体じゃオイラの体には傷なんて付けられないウホオオ!!!!!!!!!!!!!!!!」


ホワイトちゃん「お姉様ぁ…!!!!!!!!!!」
ガシッ!!!!

ズ…
ブラックちゃん「…ホワイトちゃ……ニゲテ…
………オネーチャン……ガ……マモル…」

ホワイトちゃん「お姉様も一緒じゃなければ嫌です!!!!!!!!」
ぽろぽろ…


ズシンッ…
エテリーヌ「オイラにいい考えがあるウホ
二人とも……死ね!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズズゥゥゥ…

《エテリーヌは両腕を振りかぶる…!》


ホワイトちゃん「―――!!」




ドドッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ハイゼン「子供をいじめるのは…」

ルミ「やめなさーーーーい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ジョージ「オブルルルルルルァァァァァァッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴォーーーッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!


エテリーヌ「オッ!!!!!!!!!!!?」


ドッガァァァーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

エテリーヌ「オゴホォー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズジャアアッ!!!!!!!!


《ペトロ車急襲!!!!!!!!!
エテリーヌの横から体当たりして吹き飛ばした!!!!!!!!!!!!》


ホワイトちゃん「!!!!!! ハイゼンお姉しゃま!!!!!!!! ルミお姉様!!!!!!!!!!!!!!!!」



ハイゼン「ごめんなさい!!!!!!!! 遅くなって…!」

ルミ「あなた達のような子供が戦っているのに…大人の私たちが黙っているわけにはいきません!!!!」
チャキッ!

《棒とかを持ってペトロ車から身を乗り出す2人!》


ズズズズ…
エテリーヌ「…なんだァお前ら…!!!!!!!!!
そんなもんでオイラに敵うと思ってるウホ…!?」

ジョージ「アブルルァアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ダダッ!!!!!!!!

エテリーヌ「うるるるせぇえ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドグシャアアアアッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ジョージ「――――!!!!!!!!」


しゅううううう…
エテリーヌ「…あの子供の前に…この車とお前ら二人を解体してやるウホホゥ…」
ズ…!! ズ…!! ズズズ…!!!!!!


ハイゼン「…!!!!! こ…このぉぉぉっ!!!!!!!!!!!」
ぺしぺしぺしっ!!!!!!

ルミ「ネ…ネアメの意地だーーーっ!!!!!!!!」
パコパコパコパコ!!!!!!!!!

エテリーヌ「…痒いウホホホ…
一撃で…ミンチにしてやる…!!!!!!!!!」
スゥゥーーー…ぐぐッッッ



ホワイトちゃん「や…やめてっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

216名無しさん@避難中:2018/04/03(火) 16:46:29 ID:Jsten2iEO
オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ブラックちゃん「……う…ウユゥゥゥゥ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぐぐぎぎぎ…!

ホワイトちゃん「お姉様ッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ブラックちゃん「………マモル…の…!
…ブラックちゃん…オネーチャンダカラ… イモートも…マモル…!
ダケド…だいすきな…ひとも…マモル……!!!!!!
マモル…! マモル…! 守る…!!!!!!!!」
コォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ホワイトちゃん「…………お姉様っ!」
ガッ!!!!!

ブラックちゃん「…?」

ホワイトちゃん「……私も同じ気持ちです…
私も……お姉様を……大切な人達を守りたい…
………思いは同じ………だから……二人で…」
キュ………

チュ…
《ホワイトちゃんとブラックちゃんは口づけを交わした………すると…》



パァァァァァァァァァァァ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《二人は光に…包まれた!!!!!!!》




ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…
エテリーヌ「死ね……」

ハイゼン「…!!」

ルミ「…ッ!」


ピカ… ピカ…

エテリーヌ「…………!?」


ゴゴゴゴ……ゴォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ゾクッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
エテリーヌ「…何ウホ!!!!!!!!!?
この強大な…パワーは!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ズォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ザ… ザ…

《…光の中から…現れたのは…一つの影…!!!!!!!!!!!!!
それは…!!!!!!!!!!!》


ザンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!
??「…………悪しきYSS……
これ以上私達の大切な人達を傷つけるのは………許さない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」



ルミ「…え?!!!!」

ハイゼン「………その姿……ホワイトちゃん…!? ブラックちゃん…!!!?
いや………二人!!!!!!!!!!!!?」



ズゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
??「………私は………姉妹の力を一つに合わせた…」

グレーちゃん「グレーちゃん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
正義の…YSS!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ドドドンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
http://download1.getuploader.com/g/sousaku_2/1170/IMG_20180403_162420~01.jpg

バチッ… バチッ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

217名無しさん@避難中:2018/04/03(火) 17:26:05 ID:Jsten2iEO
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッ…
ビリビリビリィッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ゾォッッ…!!!!!!!!!!!!!!!!
エテリーヌ「ウ…ホォォーーーーー?!!!!!!!!!!!!!!!
なに……こいつ…………一人なのに力が……二人分…感じる…?!
それもこれは…あの子供2人の力ウホ!!!!!!!!!!!!!!!!?
これは……合体!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
…まさか!!!!!! YSSにそんな機能はない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
……いや…こ…こいつらは双子ウホ…!?
だ…だったら元から存在する遺伝子が類似していたから…
なんらかの反応でYSS機能が二つを一つだと誤認して………あぁもう分からんウホ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
よく分からんがまたオイラに刃向かうウホォ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ズズゥゥ…!!!!


ハイゼン「…ホワイトちゃん…! ブラックちゃん…!」

ルミ「まーーーーっ!!!!!! あんな子供二人が合体するだけで私達よりボンキュッボンになっちゃって!!!!!!!!!!!」
ズズーン!



ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…

エテリーヌ「ウホゥゥゥ…!!!!!!」

グレーちゃん「終わらせる…」

エテリーヌ「終わるのは…お前ウホォ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ダダンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

グレーちゃん「…」
ザ…!



「無双卵排乱打!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ボボゥッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



ドギャッ!!!!!!!!
グレーちゃん「ッ!!!!!?」
よろぉ!!!!!!!!

エテリーヌ「んんん!!!!!!!!!?」




バーンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ルプクプ「ハァハァハァ……や…やれギョーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ウルキルサルド……いや エテリーーーーーーーーーーヌ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズリ…ズリ…



パァァーっ
エテリーヌ「ル…ルプクプ〜〜〜〜〜!!!!!!!! 生きてたウホ!!!!!!!!!!!!!!!!?
嬉しい〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ありがとウッホォー!!!!!!!!!!!!!!!!
やってやるらォオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ダダンッ…バオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


フラッ…ザザッ!!!!!!
グレーちゃん「……っ…キャンディワーク……!!!!!!!!!!!」
ズズルルル… ギュンッ…ギュンッ…


《飛び上がり拳に最強の力を溜めて放たんとするエテリーヌ…!
そして全身を気で包み込むグレーちゃん…!》



エテリーヌ「モンキー・D(ダイナマイト)!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズギャオッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

グレーちゃん「錬金鎧『百獣』!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガチィィィィィッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
シュボォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ドッッガアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

218名無しさん@避難中:2018/04/03(火) 22:09:51 ID:Jsten2iEO
―――

オオオオオオオオオオン…!!!!



エテリーヌ「……」

グレーちゃん「……」


ヒュオオオオオオオオオオオ…………




ハイゼン「…!」

ルミ「…!!」



グレーちゃん「………はっ…―――」
くらぁ…

バツンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ホワイトちゃん&ブラックちゃん『―――』

ドサァァァァーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



ハイゼン「…あぁッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ルミ「元に戻って…二人とも倒れた!!!!!!!!!
向こうのお猿さんは……立っている!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」



ドドンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
エテリーヌ「………ふしゅううぅ…………くっ!!!!!」
しゅわしゅわしゅわしゅわ…ミューーン…

フラッ
エテリーヌ「…ッく…………
…オイラの本気モードが解けたウキ…
……勝ったのはオイラだったけどお前も強かった……それは認めてやるウキ」


ルプクプ「ギョギョーーッッ!!!!!!!!!!
ウルキルサルドー!!!!!!!!!!!!!!!!
やったギョー!!!!! さすがギョー!!!!!!!
そしてわたギョを助けてギョーー!!!!!!!
血が流れすぎたギョギョーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブルブルブルブルッッ!!!

エテリーヌ「待つウキー
その前にこいつらを処分………ん!?」



コォォ…

しゃんっ…
??「………」

《…倒れたホワイトちゃんとブラックちゃんの側に…二人を守るように立つ一人の姿が…》


エテリーヌ「だ…誰ウキ!!!?」



ハイゼン「…え!? アレは!!!?」

ルミ「えっ…なんでこんなとこに!!?」



エテリーヌ「どくウキ!!!!!!! そいつらを殺すウキッキー!!!!!」

??「あら…殺すの? 薄情ねぇ
せっかくいい勝負したんだから…ここは見逃すところではなくて?」

エテリーヌ「うるさいキ!!!!!! 神格を高めるためっキャ!!!!!!!!
じゃまするならお前も殺すキキーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

??「あらあら…怖いですわねぇ」
ヒュココココココ………

エテリーヌ「なにっ…寒ッ」

??「やられる前に…やりますわよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
『コキュートス』!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ビュゴゴギャアアアアアアアアアッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


エテリーヌ「キ―――」
ぴきーーんっ…


ルプクプ「ウッッ!? ウルキ―――」
パキパキパキ…ピキィィィィッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

バーーーーーーンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《エテリーヌとルプクプは凍り付いた!!!!!!》


??「……ふう
簡単に凍ってくれたわねー
でも…ま 普通だったらこう簡単に行く相手ではありませんでしたわ
…それほど消耗させてくれていたおかげ…
…頑張ったわね……小さな子達が」


ザザ…
ルミ「ちょ…ちょちょちょちょっ!!!!! あなたは!!!!!!!!!」

??「あら 少しぶりですわね」

ハイゼン「な…何故こんなところに居るんですか…!?
…ヒョーゲンさん!!!!!!!!!!!」

ドンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ヒョーゲン?「……うふふふ」
きらきらきら…

《それは…全身真っ白に輝くヒョーゲンであった!!》

219名無しさん@避難中:2018/04/04(水) 00:42:27 ID:xfrEGCgEO
ルミ「んんんんんっやはりヒョーゲンさん!!!!!!!?
なんでこんな場所に………
あなたとは確実にコトコトで別れたはずですが!!!!!!!!!!?」

ヒョーゲン「確かに…そうよねぇ
でもあなた達…私を見てなんか変に感じない?」
キラキラキラ…

ハイゼン「……へ…?」

ルミ「………あッ!!!!!!!!
おっぱいがデッカイ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
コトコトであった時より10倍くらい大きい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ヒョーゲン「そ…そこじゃなーーい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
じゅ…10倍て!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
元の私どんだけ皆無なイメージなのよ胸!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
た…確かに“手を加えてる”けどそこまで大きくしてないわよっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズーン!!!!!!!!

ハイゼン「え…えぇー……他におかしな所…あるかなぁ…」

ヒョーゲン「…おもっくそあるわよあなた…
さっきからこれみよがしにくっついてるこの音聞きなさいよ…」
キラキラキラ…

ルミ「キラキラ…って………ファッ!!!!!?
ちょーーーーー!!!!!!!! なんですかその輝きーーーー!!!!!!!!?
体が光り輝いてますけど〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ブブーッ!!!!!!!!

ハイゼン「…ていうかこれ……体が結晶化しているのでは…?!」

ヒョーゲン「ふふ…ようやく気づいたのねぇ
これは…」

ルミ「それは…クリスタル化じゃないですかーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
どんな特殊性癖披露しちゃってるんですか〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
石化とか金粉とかはたまに見ますけど…クリスタル化の薄い本とか探しても1つあるかないかですよーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ヒョーゲンさんもなかなかマイナー拗らせちゃってますね!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ドゥーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ヒョーゲン「なんの話よバカーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズズーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ヒョーゲン「…あなた達…これはクリスタルじゃないわよ!!!!!!
似てるけど……とりあえず触ってみなさい!!!!!!」

ハイゼン「え…い…いいんですか…?」
そー…ピトッ

ハイゼン「…ちべたっ」

ルミ「これは…雪ですか?」

ヒョーゲン「そう
この体は雪人形よ
ほら………あなた達がコトコトを出る時に渡した…アレですわ」


(アレ→>>100


ハイゼン「あの……雪像!!!!!!!?
あれはただの雪で作ったお人形で…もっと小さかったのに!!!!!!!!!!!」

ヒョーゲン「ふふ…ただの雪なわけがないわ
あれは私の力が混ざった雪像…
あの雪像は本来は小さいけど 私達が“意識”を宿す事で大きさも姿形も本物そっくりになるのよ
……あなた達のお仲間に居た…人形に魂を移してる子と同じ理屈ね…
今…私の意識・魂はこの雪人形に移している
もちろん自在に本体に戻すことも出来るわ」

ルミ「な…なんと…こんなすごい人形を……何故…」

ヒョーゲン「…ふふ! …私達があまりこの世界に干渉するのはよくないけど…
あなた達は面白いから…協力してあげようかと……ねぇみんな」


ポポポポポンッ!!!!!!!!!!!!!!!!

てれび「そのとおりりなのです」

ライジー「力を貸してやるぜ!」

タイフーオ「といってもこの姿では本来の力の半分くらいしか出せないけどね」

にじ「それでも頑張るでごわーす!!!!!」

シンキ「ゴワース!!!!!!!!」

ハイゼン「わぁぁぁぁっ!!! こんなに沢山!」

ルミ「…ふーむ……すごい…ですがあなた達が意識をこちらの人形に移している間本体の方はどうなるのでしょう」


――― そのころ

カンシ「どうやら“入った”ようですね」


てれび「―――」
ヒョーゲン「―――」
タイフーオ「―――」
ライジー「―――」
にじ「―――」
シンキ「―――」

ボボボボーー…

http://i.imgur.com/SOF1DuF.jpg


彼方「生きてんのかこいつら;」

220名無しさん@避難中:2018/04/05(木) 00:46:01 ID:DFxdFyQkO
ホワイトちゃん「………くぅ」

ブラックちゃん「………ムュウ…」


てれび「…このこたちにはわるいことをしましたね
もうすこしはやくたすけにこれてたらここまでたいへんなケガはしなかったでしょう」

タイフーオ「…ヒョーゲンのこの雪像が大きくなりきらないと私達の意識を移せなかったからねぇ…
まったく…ヒョーゲンったら…もっと早く大きくなれるようにチューニングしてくれたら良かったのに…」

ヒョーゲン「わ…私のせいですのっ!!!!!!?
これでも頑張った方ですわ!!!!!!!!!!?」
カーッ!!!!!!!!

ハイゼン「ま…まぁまぁ……間に合いましたし…」

ルミ「皆さんはこれからどうするのですか?」

てれび「われわれはせんじょうへいきましょう
みなさんをえんごし敵とたたかいます」

ライジー「ここに来てるのは戦闘が得意なのとサポートが得意な奴らだ
足手まといにはならないぜ」

にじ「わぁい!! 二人で遅くまで練習したライジー脱出(出来たすごい)マジックが披露出来るでごわすねっ!」
キャピ

シンキ「あんな大ギャラリーの前でライジーさんマジックを出来るなんて緊張するでゴワスっ…!」
ドキドキ…!

ライジー「すまん
二人くらい足手まといかもしれん」

ハイゼン「………;」

ヒョーゲン「…ところでこの氷づけの二人はどうしますの?
一応このままで…数日は凍らせていられるでしょうけど
もし危険そうなら今ここで砕いておきますわ」


エテリーヌ「―――」

ルプクプ「―――」

ピキ〜〜〜〜ン…



ルミ「……私達には判断出来ません…
このまま大丈夫というのなら 戦いが終わるまでペトロ車の中で保管しておこうと思います」

タイフーオ「そう……
じゃああとはまかせて…私達は向こうに行くとしましょう」

てれび「えぇ
まずはネアメのしどうしゃとコンタクトをとるのです
てきだとごにんされてはかなしいですからね」

にじ「じゃあねーっ! またねーっ!!!」


わいのわいの…


―――…

ハイゼン「…行っちゃいましたね…」

ルミ「……あの人達の参戦でまた状況が変わるといいけど…」

ホワイトちゃん「…うーん…」

ブラックちゃん「…ニュ?」

ハイゼン「…あ! 二人とも!!!!!!!!!!!」

ホワイトちゃん「……ハイゼンお姉しゃま…ルミお姉様…
………敵は…」

ルミ「かくかくしかじかです
もう大丈夫です…」

ホワイトちゃん「………そうですか……
…………倒せなかった…」
ぐ…

ハイゼン「…でも二人とも私達を守り抜いてくれた…立派よ…
ありがとう……ごめんなさい…
小さなあなた達に痛い思いをさせて…」
ギュ…!

ホワイトちゃん「…うぅ…うー……お姉しゃまぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ボロボロ…ぎゅううぅ

ブラックちゃん「ウュゥ〜〜〜〜〜〜〜〜」
ギュギュっ

ルミ「よすよす…頑張った頑張った…えらいえらい…」
なぜなぜ…


パカラ…
ジョージ「……イヒヒ…
(レディ…)」

ハイゼン「ジョージさん!!!!!!! あなたもボロボロで…大丈夫ですか…?」

ジョージ「オホホホ…
(なぁにこのくらい…
ペトロは友情棒が折れない限り何があっても平気なのですよ…
さぁ…車にお戻りを…
さてそして行き先はどちらに…)」

ラッキー「ヒヒィーン…」
パカラ…


ルミ「………私達の向かう場所…それは変わりません
丘の上に居る皆さんのもとです」

ジョージ「コポォーwwwww
(承知いたしました
さぁ…少しばかり風通しがよくなってしまいましたが…ペトロ車の中へ…)」



―――

221名無しさん@避難中:2018/04/05(木) 01:11:01 ID:DFxdFyQkO
――― 戦場…


魔反会兵V「プリミティ様!!!!!!!!!! 召集した傭兵団を丘に近づけすぎです!!!!!!!!
これでは連合騎士団への挑発ととられかねません!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

プリミティ「黙れ!!!!!!!!!!!!!!!!
これはあれが本物の連合騎士団かどうかを確かめるための“揺さぶり”だ!!!!!!!!!!!!!!!!
儂はあれが本物の連合騎士団とは思えん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴウッ!!!!!!

魔反会兵V「ほ…本物ならどうするんですかぁ!!!!!!!!!!?」

プリミティ「もしそうならすぐに退かせるわ!!!!!!!!!!!!
とにかく見ていろ!!!!!!! このままマジカル傭兵団を急接近させる!!!!!!!!
その際の奴らのリアクションを見逃すな!!!!!!!!!!!!!!!!
もし偽物だとすればアレは恐らくネアメの非戦闘員だろう!!!!!!!!!!!!!!!!
奴らが少しでも動揺し恐怖を滲ませるようならばアレは偽物確定だと思え!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
その反応が見られたらすぐさま兵器にて攻撃を仕掛ける!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



ズズズズズズズズズズ…
グォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ…!!!!

《マジカル傭兵団が戦場を逆行し大勢で丘へと近付いて行く…!》



プリミティ(…もし素人の集まりならば既に動揺が広がっていよう!!!!!!!!
さぁ本性を…化けの皮を剥いでみせろ!!!!!!!!!!!!!!!!)

ズォオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


――― 丘

のりぽん「近付いているぞォーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
だが折れるな!!!!!!!! 動揺を見せるな!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
我々が見破られれば戦場は再び魔反会の独壇場となるぞぉーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
旗を雄々しく振り!!!!!!!! 雄叫びをあげろぉーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ブンブンブンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《……ネアメの工作兵達は勇ましく連合騎士団を演じた…!
しかし魔反会による揺さぶりで確実に心は削られてゆく……!
少しでも魔反会を恐れ弱気を悟られれば全てが崩壊するのだ…!
その緊張感が彼らの心…そして体力までも蝕む…!!!!!!!!!!!》



ミーコ「ッ………ハァッ…ハァッ……ハァッ………」

ガキ「お母さん!!!!! お母さん!!!!!!!!!」

ミーコ「………うぅぅ………ハァ………料理長ぉ……うぅ…」
ぽろ…ぽろ…


《………ミーコは既に体力が限界に達していた…
そこに追い打ちをかけたのは刻苦の姿であった…
ミーコは見てしまったのだ…戦場で動かなく倒れた刻苦の姿を………》


ぐぐ… ぐ…


マジデス「マジヤベーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ミーコサン旗が下がって行ってるよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

のりぽん「持ちこたえてくれーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ミーコさんーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」



ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ミーコ「………うぅぅ…あぁ…」
フラッ…



ゴォッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

222名無しさん@避難中:2018/04/05(木) 01:25:21 ID:DFxdFyQkO
フラァァァ…
ミーコ(…ごめんなさい…!)

ガキ「お母さっ――」


ダダッッ!!!!!!!!!!!!!!!!

ガシッッ!!!!!!!!
ガシィッ!!!!!!!!!!!!!!!!


ミーコ「…えっ…?!」

《誰かがミーコの体を支えた! それは…》


ドンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ガシャ…
ハイゼン「遅れてごめんなさい!!!!!!!! ミーコさん!!!!!!!!!!!!!!!!」

ルミ「我々体力十全!!!!!!!!!!!
ここからは特に頑張っちゃいますよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ババーンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ミーコ「…ハイゼンちゃん!!!!!! ルミちゃん!!!!!!!!!」

ガキ「わぁぁ…!」


ガシガシッ…ぎゅぎゅっ

ホワイトちゃん「ガキさん 会いたかったです」

ブラックちゃん「オヒサまる〜〜〜〜!」

ガキ「ちょっ//// 二人とも…!
な…なんか怪我してない!?」

ホワイトちゃん「少しだけ………でも大丈夫です…!」
ニコッ!



ガシ…ぐぐぐぐ!!!!!!!!
ルミ「重い旗ですね…!!!!! 私達も一緒に支えます!!!!!!!!!!!!!!!!」

ハイゼン「私は旗とミーコさんの体を支えますね!!!!!!」
ぐっ

ミーコ「………ハイゼンちゃん……りょ…料理長が………刻苦さんが…」

ハイゼン「………聞きました…
…でも…大丈夫ですよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
料理長はタフなんですもの!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
きっと元気になりますっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
私達の声を聞けばきっと…すぐにでも立ち上がってくれるはずです!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
だからミーコさん……届けましょう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
旗が風を切る音と…この声を!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドンッッ!!!!!!!!

ミーコ「……!!!!
………ありがとう… ………うん…
もう少し…頑張る…!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギッ…!!!!!



オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《…士気が再び………持ち上がる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》



のりぽん「オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
来てみろ魔反会!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
このネアメ…いや!!! 連合騎士団が怖くないならば!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
来てみやがれってんだーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ワアアアアアアアアアッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
バサァーッ!!!!!!!! バサァーッ!!!!!!!!!!!!!!!!

オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
どわあああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



―――

オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ…!!!!!!!!


魔反会兵V「…………プリミティ様っ
奴らは…一切の動揺も…何もッ 見せません!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドン!!!!!!!!

プリミティ「……ぬ…ぬぅぅ…! …マジカル傭兵団を下げろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ババンッ!!!!!!!!

223名無しさん@避難中:2018/04/06(金) 00:21:42 ID:yEGtCKbcO
―――

マジデス「…うぉーーーーーー!!!!!!!!!!
マジか!!!!!!!! 魔反会のやつらが丘のそばから下がっていくぞ〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!」

のりぽん「わははは!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
奴らの目には変わりなく!!!!! 我々が連合騎士団に見えてくれているようだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
こりゃあ俺達の勝利だ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ワアアアアアアアアアアアアアッ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

―――

プリミティ「………糞が…
…オイ…丘の裏手に送り込んでいたホムンクルス共はどうした!」

魔反会兵V「…ほ…報告がありません!!!!!!!
あれから大分経っていますが…
もしかしたら逃げたか……やられたか……」

プリミティ「ッッチィィィ!!!!!!!!!!!!!!
ダメだ……奴らには手は出せん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
兵器班にも伝えろ…攻撃は中止だ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」



―――

パブロ「まだかなまだかな〜♪」
うずうず

兵器班兵「パブロ様!!!!!!! プリミティ様より……
攻撃作戦は中止!!!!!!!! 連合騎士団には手を出すな…と!!!!!!!」

ガーーン!!!!!!!!!!!!!!!!
パブロ「ッ…ぬわ〜〜〜〜〜〜〜〜〜にィーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
なんでだーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!! チクショーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ダダーン!!!!!!!!

www「………」



―――…

ディミリア「…ふぅ…ふぅ…」

魔反会兵「うおおおッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

サイ「あ…危ないぇす!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ディミリア「!!!!!!!!」
バッ…!


てれび「『ニューイヤーサン』」
ズォ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


バボォンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
魔反会兵「がばらッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドシャーッ!!!!!!!!


サイ「…今のは魔法!!!!!!? いや…」

ディミリア「…これは…!」

ふわ… ふわ…
てれび「おひさしぶりなのです」

ディミリア「て…てれびさん!!!!!!!!?」

サイ「な…なんらーーーーー!!!!!!!!!
なんえすかこの私より小さくれ真っ白な子は!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
アルビノ幼女らーーーーーーーーーッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ババーン!!!!!!!!

ディミリア「何故ここに?!!!!!!!!!」

てれび「じつはかくかくしかじかでにしょにしょげしょげしょなのです
というわけでわれわれもおてつだいします
そうあなたのおなかまのみなさんにも伝えてもらえます」

ディミリア「…本当ですか…! 助かります!!!!!!!!!!!!!!!!
分かりました!!!!!!!!!!!!!!!! ネアメの皆さんには私の方からなんとか伝えておきましょう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

てれび「…このみがくだけるかとけるまで………ぞんぶんにあばれてみせましょう」


―――

ライジー「『エレクトリカル・リズミカル』!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バッリーバッリー!!!!!!!! バッリバッリー!!!!!!!! ファ〜!!!!!!!!!!!!!!!!

―――

にじ「『悪魔の虹』!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!(C)バルゴン」
ジュバババババババァァァ〜〜〜〜〜!!!!!!!!

―――

シンキ「幻影強化『ミラージュ・アハタイム』!!!!!!!!!!!!!!!!」
パァァァ〜〜〜〜〜〜

―――

タイフーオ「『C4低気圧』…」
ドゴォンドゴォンドゴゴゴォオオオオオオオオオオオオオオオーーーーーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

―――

ヒョーゲン「『ダイヤモンドダストP』!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴゴォーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

224名無しさん@避難中:2018/04/07(土) 03:00:09 ID:c4Nz0tJ6O
―――


サイ「わ…わぁーっ!!!! なんて強い人達えすか…!
心強いえすね…!」

ディミリア「ええ……ですが彼女達ばかりに戦わせてはいけません
私達もあの勢いの後に続かねば…」


シンクレア「そんなもの続きなどしない」
シュッ!!!!!!


サイ「!!!!!!!! ディミリアひゃん危ない!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドンッ!!!!!!!!

グラァッ
ディミリア「…えっ?!」

シンクレア「『点打』!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドギュンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ビキビキビキキキィィィ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
サイ「あああああああああああがががァァァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドサーッ!!!!!!!!

ディミリア「サイさんッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ザ…
シンクレア「あなたは………治癒魔法使いイレバーの孫…ディミリアですね」


ザザゥッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ディミリア「…あなたはッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

シンクレア「私はシンクレア…
退魔班班長をしております」

ディミリア「ッッッ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 班長…?!!!!!!!!!」

シンクレア「…あなた方魔法使いの治癒魔法は厄介です
その上あなた程の高い魔力の持ち主となると脅威…
ここは退魔班の班長として 私が直々に…あなたを潰す」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…

ディミリア「………!!!!」

シンクレア「……………
あなた…強い芯を持っているわね…とても強くて…暖かい人…
きっとあなたは仲間の人達から慕われているのでしょうね
……この時代に…こういう場所で出会っていなければ…あなたのような人とはお友達になれたかもしれないのに
…残念ですね」

ディミリア「………あなたにその気持ちがあるなら……歩み寄れるはずです
………この戦いは……回避出来ませんか?」

シンクレア「…………フフ…
………そうね……正直もう魔反会がどうとか…どうでもいい…
私一人だったら…それも考えたかもしれないですね
…………でも…私が背負ってるのは私一人だけの思いだけではないのです
…………私の二人の義理の娘達の思いがある………
一人は………死んだ花子…」

ディミリア「! ………!!」

シンクレア「…そしてもう一人は…姉が死んで狂った…ジュキ……!!
………私は…あの子を置いて…一人……逃げ出すわけにはいかないの!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あの子の憎悪を晴らすため…あの子の幸せのため…
私は茨を歩む修羅となる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギュボボボオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ビリッ… ビリッ…
ディミリア「なんという…! 退魔気…! …くっ…!!!!!
ドボムバ ライバオ メコレ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドパォーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ギラッ!!!!!!!!
シンクレア「『点切打』!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドバズッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


シュパァーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ディミリア「…指で…魔法をっ!!!!!!!!!!」

シンクレア「…死んだ花子が得意としたこの『点打』…!
私も極めている!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
とくと味わうが良いでしょう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ドドオオオオオオオオオオオンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

225名無しさん@避難中:2018/04/08(日) 01:46:14 ID:9wrLe.yMO
―――

ズォオオオオオオオオオオ……


アラプマ「…やっと会えたな…スパルティー・ギギギ」


ザ…
スパルティー「…これはこれは……全軍統括班の班長殿
私に何か用でもあったのかね」

アラプマ「…あぁ……決着を付けに…な」

スパルティー「…決着…そうか
…しかし今私を討ち取ったところでこの戦いはもう止められん」

アラプマ「……いや……
そういう事ではない……
…俺の中の迷い………その決着…だ」
ゴォォォ…

ヒーロ「……」

スパルティー「…ほう」

アラプマ「………スパルティー殿…
あなたは プリミティ師匠の実子らしいな」

スパルティー「………………ああ」

アラプマ「…一体何故だ?」

スパルティー「……なんのことはない…
ただの親子関係のこじれだよ………
…だが私は あの男の元を離れられて良かったと思っている」

アラプマ「………何故だ」

スパルティー「奴の語る『正義』は自分勝手な思い込みと虚栄と偏見しかなかった
あんな奴の下に居たら…私は間違いなく歪んだ人間になっていただろう
…私は私の考えに基づいた『正義』のために我が道を行った…
そしてその道程と結果に…間違いはなかった
昔と変わらぬ奴を見て…改めてそう思ったよ」

アラプマ「…」

スパルティー「君はどうだ
…奴の下に付いていたにも関わらず…歪んでいない君が素晴らしい武人であることは確かだろう
だが…だからこそ今…自分が置かれた状況に矛盾を感じないかね
…いや…感じているのだろう」

アラプマ「………」

スパルティー「…その答えを…再び私とぶつかり…見出だそうというのか…
………だが… 悪いな
私は君の悩みを解決させるような熱い戦いは出来ないだろう
…私は君に一度敗れているからな
ただただ必死に…不格好に剣を振るうのが精一杯だ………それでもいいかね?」
スー…チャキッ!

アラプマ「……構わない」
ジャキキンッ…!



アラプマ(…何を言っている…
……俺のこの迷いを……断ち切る相手はあなたをおいて他にいない

………プリミティ師匠のもとを離れて…己の信ずる正義を歩むあなたと…
………家の名誉などに気取られ…自分の中の正義が分からなくなった俺…

相反する道を歩んだあなたと…剣を交える事が…俺の答えを示す…唯一の方法に違いない…!)
ギンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ヒーロ「…アラプマ様…!」

アラプマ「…ヒーロ……手を出すな
…………人払いを頼む
魔反会もネアメも……絶対に俺達の戦いの邪魔をさせるな」

ヒーロ「………はっ!!!!!!!!」
ビシッ!!!!!!!!


アラプマ「………すまない
………………………さぁ」

スパルティー「………あぁ…やるか」


ズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


スパルティー「…ッ」
ビリ…ビリ…

アラプマ「………………俺はあなたより強い…
………だが……もしこの心が……迷い…矛盾を払うことが出来なかったら…
俺はあなたに負けるだろう
………その時は―――――」

スパルティー「やめたまえ
……戦う前から自ら負けた時の話をする決闘がどこにある?
………今はただ……
尋常に――――」
コォッ…!

アラプマ「………あぁッ
――――…勝負ッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ドンッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
カァッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

226名無しさん@避難中:2018/04/08(日) 08:19:33 ID:9wrLe.yMO
訂正

×
アラプマ「………スパルティー殿…
あなたは プリミティ師匠の実子らしいな」

スパルティー「………………ああ」

アラプマ「…一体何故だ?」





アラプマ「………スパルティー殿…
あなたは プリミティ師匠の実子らしいな」

スパルティー「………………ああ」

アラプマ「…一体何故…親である師匠のもとを去った?」

227名無しさん@避難中:2018/04/11(水) 00:28:31 ID:GnVGD61EO
――― マリカースゴイ山内…


ズォォォォォンッ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ツバメオー「……とうとう突き当たりまで来てしまったヨ」

ヤンデル「…ここか…」



ドドンッ!!!!!!!!
ヒュゴゴゴゴォオオオオオオオオオオ……


ウソニ「…ここを…登るのか」

もみーの「わぁぁぁ…! すごい斜面だよーーッ!!!!!!!!!!
傾斜が…70度はありそうーーっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ギル「よし……行きましょう!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドン!!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー「いや行けねーだろこれ〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!
こんなもん手づかみで登ってけっての?!!!!!!!!!!!!!!!!
何回転がり落ちて肉団子になりゃいいんだヨこんなもんは!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズーン!!!!!!!!!!!!!!!!

エンカ「……確かに………全身の骨や肉がメッキメキのグッチャグチャになるでござるな…
…やるしかぬぇーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ボォォォォッ!!!!!!!!

ツバメオー「逆にやる気出してんじゃねーヨ!!!!!!!!」
カーッ!!!!!!!!

ネコ【…我輩ならこのくらいの道は訳無いが……人間は難儀だにゃお…
ならば魔法を使えば良いにゃお?
空を飛ぶ魔法…あるだろう】

サナバー「…いや…やめた方がいい
…この山…どうにもマナ(なんかすごい星のエネルギー)の流れがおかしい
このような状況で半端な魔力でフワラルを使えばコントロールは崩れるしすぐに力が尽きるぞい
目的の場所はここから7777m上だしな」
ゴォォォ…

ブーッ!!!!!!!!
ツバメオー「無駄に高ェーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
普通に登っても大変じゃねーかヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズーン!!!!!!!!!!!!!!!!

サナバー「一応3000mまで登れば自然のエスカレーターがある
そこまで頑張るんじゃ」

ツバメオー「自然のエスカレーターって何?!!!!!!!!!!!!!!!!
どんな雄大なる環境が作り出す代物なのそれ?!!!!!!!!!!!!!!」
ドーン!!!!!!!!!!!!!!!!

ウソニ「………少なくとも3000mは登らなければならないわけか…」

ビラコ「大丈夫!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
天狗様は山登りが得意なんですよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
どん!!!!!!!!

ツバメオー「ごめんお姉さん
ボク達人間」

ヤンデル「…どうしようか…ギル…」

ギル「……
行ってください…」
ズゥン…

ツバメオー「まさかの他人まかせ?!!!!!!!!!!!
無茶な状況を前にして諦めてんじゃねーか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ジュリー「…いや待て………どうしたんだい ギル…
来た方向を見つめて………何かあるのかい?」

ギル「………ジュリーさん…チロリーンさん…サナバーさん…うさぎ殿…エンデリル殿…
皆さんだけこの道を登っていってください
我々はここで…」

亀「な…何を言ってやがる?!!!!!!!!!
本当に諦めてんのかここでー!!!!!?
ここまで来たらお前らもフーリャンに会おうぜ!?」

ギル「…いや
………我々はここで…

この道を…死守します!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

みんな『!!!!!!!!?』



ザァァァァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



??「――あひゃひゃひゃひゃッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

228名無しさん@避難中:2018/04/11(水) 00:54:19 ID:GnVGD61EO
ザザザァァァーッ!!!!!!!!

シュバッ!!!!!!!! シュバッ!!!!!!!! シュバッ!!!!!!!!
《いくつもの影がギル達を囲い…道の突き当たりに追い込んだ!!!!!!!!!!!!》



亀「なんじゃ〜〜〜〜!!!!!!!!!?」

チロリーン「追っ手かい!!!!!!!!!!!?
私様達は追われていたんだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」



ズズズズズズズズズズ……
ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ドドンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
X「あひゃーッははははぁーっ!!!!!!!!
追いついたァー追いついたッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
しかも追いついた側から袋の鼠とは気が利いてるぅ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ゴゴゥッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



チロリーン「ん?! あ…あいつは」

ツバメオー「な…なんだヨあの剃りこみ女!!!!!!!!!!!!!!!!」

ギル「…! セルライターX…特務班長…!
………魔反会最凶の…凶人レディ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドンッ!!!!!!!!

エンカ「なんと……噂に聞く凶悪集団……特務班の班長か!!!!!!!!!!!!!!!!」

ヤンデル(コトコトで捕まえたあの手強い副班長(リクリィ)の…ボス!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)
ゴクッ!!!!!!!!

ウソニ「…ということは回りの奴らは特務班の兵達か…
見れば知ってる顔がいくつかあるな」


ワシューナ「また会ったなァ!!!!!! オォッ!!!!!!!!!」
チャキッ!!!!!!

X「ひひひゃひゃ…また会ったといえばぁ………ポォーーニィィィ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
お前…生きてたのねぇえ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
嬉しいねぇ………あの時ちゃんと殺してなかったから不完全だったからさァァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ニギャアアアアッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


チロリーン「……………」


X「…ま! お前もいいけどさ…今は一番の優先事項があってねぇぇ…
………大魔女フーリャンは…どこ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
カッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「……!」

X「てぇめぇーらを追い掛けてれば大魔女フーリャンの居場所にたどり着くと思ってたけど…行き止まりじゃない!!!!!!
これからどこ行くのさ!!!!!!!?
…右か!!!? 左か!!!!!? ……それとも…
この上か!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
チャキンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ゴォォォォォッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

みんな『…………!』


X「その反応………ビンゴみたいね!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
大魔女フーリャンは…この山の………頂上か!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ヂャコッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《セルライターXは一瞬で巨大バズーカを取り出し構え山の上に向けた!!!!!!!!!!!!!!!!》


みんな『!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?』



ドドドドドドドドドドドドウンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

229名無しさん@避難中:2018/04/12(木) 12:46:55 ID:raOgQ3IkO
ドゴゴゴゴォ〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


チロリーン「ッ…あの野郎ッ…いきなり!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


しゅうおおおおおおおお…



X「手応えなしねぇ」

黒女「班長!!!!!!!! この山は高さが7777mあるんですよ!!!!!!!!
ここから撃ったって届きません!!!!!!!!!!!!!!!!」

X「ふーん そうなんだ
じゃあやっぱ登っていって直接殺らなきゃねぇ…
行こ行こ」
ザ…


ジャギィ!!!!!!!!!!!!!!!!
ギル「…通すと思いますか」


X「うぜぇ!!!!!!!!!!!!!!!!
通せや!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! オラーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドパパパパパパパパパパパ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《セルライターXは機関銃に持ち替えぶっ放す!》



ツバメオー「ひゃああああ!!!!!!!! こいつめちゃくちゃすぎるヨーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ヤンデル「こ…こいつはヤバい…! 絶対に向かわせちゃダメだ…!!!!!!」

ギル「そう!!!!!!!! だからこそこの道は死守する必要がある!!!!!!!!
だけどそれは我々の役目!!!!!!!! チロリーンさん達は…山を!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

亀「何言ってんだ! 一緒に戦やぁいいじゃねぇか!!!!!!!!!!!!!!!!」

ギル「この特務班とまともにやり合うのはオススメ出来ません!!!!!!!!
あちらがいつ一瞬の隙をついて山を登ろうとするか分かりません!!!!!!!!
少しでも先手を取られれば…まずい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
だから皆さんが先に行くのです!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
我々が特務班を止める!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

亀「…ただの黒タイツ女の集団じゃねぇかッ!!!!!!!」

チロリーン「…いや! ギルの言う通りだ!
…この特務班ってやつら…特にあの班長の女は!!
何をしでかすか分からん恐ろしさがある…!
だから私様も一度やられた…! ………力を失っていない時にだ!!」

亀「チロリーン…!」

チロリーン「…フーリャンがどういう状態かは分からん……だがもし弱体化していたら…
あの女は確実にフーリャンを殺す!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あの女より先にフーリャンに合流するべきだ…」

ジュリー「あの班長は以前に発泡スチロールさんも殺しかけてるからね…」

サナバー「…しかし…そんな相手をギル達にまかせるのも…」

ギル「大丈夫です!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
我々のチームは……今の皆さんより強いんです!!!!!!!!!!!!!!!!
いやむしろ…全盛期のみなさんよりも強い!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
だから我々を信じて行ってください!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
世界の魔法使い達の希望を邪魔をする敵は…必ずここで足止め…いや…倒してみせます!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドンッ!!!!!!!!!!!!!!!!


イラッ…
X「…あぁ〜〜?」



チロリーン「…私様達より強い…かい!!!! …言うようになったじゃないかい」

ジュリー「あぁ…
だけどそれはきっと間違いじゃない
それなのに余計な心配をするのは……彼らに失礼だな」

サナバー「…うむ…
ならば…まかせるか…のう…!」

亀「………分かった!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
お前ら……そんな奴らは軽く捻ってくれよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ギル「もちろんです!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ジャキンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


X「…」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…

230名無しさん@避難中:2018/04/12(木) 22:52:30 ID:raOgQ3IkO
チロリーン「じゃあ 私様達は行くよ!」

ギル「…はい!
…その前に……これを」
パパパパパァァァ…

コォオオオオオ…
《ギルは何かのエネルギーを体から出した…》

ズズズズズズズ…!!!!!!!!

サナバー「これは………力のカケラ!」

ギル「お返しします
これを持って…フーリャン様のもとへ………」

ズズズ…シュゴゴゴォオオオオオオオオオオ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

エンカ「…ぬっ! そういうことか
ならば拙者の中にあるこの力も…!」
ココココォ…パアアアアアアアッッッ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ヤンデル「……名残惜しいな……でも…
そろそろ本来の持ち主の元に返さないとな…!」
ギュゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!!!!!!!

ビラコ「この力のカケラはきっと天狗様で満たされてるはずですよ!!!!!!!!」
ヒュオアアアアアアンッ…!!!!!!!!

ウソニ「この力は助けになった……が…これからは俺達の力で」
ボボォオオオオオオオオオオ…!!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー「ボクの力も混ざったこのカケラを大魔女フーリャンに渡せるなんて感無量だね…
今度会ったらサインくれるように言っておいてね」
ピコココココ…!!!!!!!!!!!!!!!!

ネコ【こんなもんいらん
さっさと持っていけ】
ポイィィ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!


パアアアアアアアア…!!!!!

ジュリー「お…おぉ…!!!! なんて力強い輝きだ…!!!!!!!
……欠けていた俺達の力のカケラが…ギルの中で力を取り戻している!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

サナバー「あぁ…きっとこれを元の体に戻せば……
“前以上”の力が宿るに違いあるまい…!!!!!」

うさぎ「ピョイイィ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ありがとうピョオォ〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!」

チロリーン「…ありがたくいただくよ!!!!!!!!」

パァァァァ…!!!!!!!


ギル「さぁ…行ってください!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


チロリーン「……あぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ザザンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!

サナバー「急げぃ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
登るぞぃ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ババババァァーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



X「させるか糞共がーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズガガガガガガガガガガガガガガガッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


バキュインッ!!!!!!!! キュキュインッ!!!!!!!!


X「…あたいの弾がはじかれた!?」

ワシューナ「…アイツだぁ!!!!!!!!!!」



チャキッ
ウソニ「弾は一つたりとも通さん」


ツバメオー「ギコリカ メコラ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バキバキバキバキィィィーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!

ヤンデル「輪亜斧拳!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ボボボウンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



ドドッ!!!!!!!!!!!!!!!!
ズギャオオォーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

X「…てぇめぇらぁぁ…!!
本気であたいらとやんの!!!!!!!!?」


ギル「もちろんです
…自分達は今までこのメンバーであらゆる困難を乗り越えてきた…
…今さら…あなた方など恐れるまでもない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ビキィッ…!!!!!!!!!!!!!!!!
X「………面白ェ…!!!!!!!!」
ニギャリッ!!!!!!!!!!!!!!!!

231名無しさん@避難中:2018/04/13(金) 00:20:17 ID:egumZ39kO
コォォォォォ…


ワシューナ「…ちっ…はえぇ!!
登ってった連中……靄に包まれて見えなくなっちまったぁ!!!!!
これじゃ狙えねぇぞぉ…」

X「……」

ワシューナ「班長…今追えばまだ間に合うぞぉ…
班長が命令すりゃ…ウォレ達がやつらを引き受けて班長を先に行かせることも出来るが…?」

X「……いやいや……何言ってんのよワシューナ
…あたいはねぇ…今心底イライラしてるわけ
こんなモブどもが声高にあたいに刃向かってるなんて…許せる!!!!!!!!!!?
許せるわけなぁい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
こんな調子ノリ野郎どもはあたいが直々に殺る!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
こいつらブッ殺して…先に行った奴らも…大魔女フーリャンも殺す!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
決めた!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ワシューナ「…班長がそういうなら従うがァよぉ」

X「黒女どもォ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
こいつらを血祭りにあげるよぉ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ザザンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
黒女達『地獄へ参りま〜す!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ドンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ギル「…来ます!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ジャキ…!!!!!!!!



ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…

X「…ワシューナぁ……あたいは“準備”を始める…
それまでてぇめぇーらがやれよ…
………てぇめぇーらもだ…『黒星女』ども!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」



ドンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ザザザザザザァン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
??『おまっかせぇ〜〜〜〜〜♪!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』

ドンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



エンカ「…なんでござる!!!!!!!?
…強そうなやつらが出て来たな…」



ゴォォォ…

ワシューナ(…『黒星女』!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
特務班の兵…『黒女』の上位版!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
実力で言えばどいつもこいつもウォレと変わらない…!
魔反会再編の際あらゆる班から集められた精鋭達だぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
今まで秘されていたこいつらが…ついに投入されるのかぁ!!!!!!!!!!!!!!!!)


ドドドドドドンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギエピー「ムフンッフッフフ!!!!!!!!!!!!!!!!
生意気な男どもは…ミ・ナ・ゴ・ロ・シ<3」

【元本拠防衛軍兵 ギエピー】

ラチコ「初陣たぎるっスよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

【元地方班Aブロック統括(副班長) ラチコ】

テイチミィ「虐殺ニャン☆★」

【元全軍統括班本隊兵 テイチミィ】

メンメン「おほほほ…アテクシの舞闘……お見せしましょうね…」

【元退魔班実働副隊長 メンメン】

あむな「…」

【元特殊研究班特別被験体 あむな】

ウォンチー「あばびゃひゃばははははんほぉひゃらほほひひぃーひひぃりんほほほっほぉー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

【元施設班建設ビルダー長 ウォンチー】



X「行きな!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
黒女どもはサポートに徹しろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


黒女達『ヒャホォォーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
シュザザァー!!!!!!!!!!!!!!!!

232名無しさん@避難中:2018/04/13(金) 00:37:52 ID:egumZ39kO
ザザザザザザザザンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ズォオアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ヤンデル「ッくっ…一気に…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ギル「…この動きは…我々を分断する気か!!!!!!!!!!!!!!!!」


ズワッ!!!!!!!!!!!!!!!!
ジャギキィー!!!!!!!!!!!!!!!!

ギギキィン!!!!!!!!!!!!!!!!
ギル「ヌッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
ザザッ

タンッ…
ギエピー「…ムフンッフ……その通り」


―――

ヤンデル「ッギル…!」

あむな「…」
ボボボボボッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ヤンデル「!!!!!!!!!!!」
ガガガガッ

あむな「…」
クィッ…クィッ…

ヤンデル「…こいつ…!」


―――

メンメン「おほほほ…アネタ魔法使いねん?
これはアテクシの舞闘を見せるに相応しいでちわ」

ツバメオー「なんだこの派手野郎!!!!!」


―――

テイチミィ「おほーーっ!!!!!!!!!!!!!!!! 斬る斬るキ〜〜〜ル!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ヒュンヒュン!!!!!!!!!!!!!!!!

エンカ「…危なっかしい女子でござるな…
少し灸を据える必要があるようでござる…」


―――

ワシューナ「久しぶりだぁ…
あの時の借りをオドレに返すぞぉ!!!!!!!!!!!!!!!!」

ウソニ「…あの時の傷は癒えたのか? 手負いの者と戦うのは気が引けるが…」

―――

ウォンチー「ぐぴひひひひゃほぉーひゃほわぉーー!!!!!!!!
メィエェェ〜〜〜〜〜〜イ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ビラコ「様子がおかしいですよ? お注射してあげるです」

もみーの「先生! 危ないです!!!!!
私の後ろに…!」


―――

ラチコ「んーー!!!!!!!! こいちゃーファニーな相手っスぅ〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!
やってやるっスよーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ネコ【ふん………敵うと思うのか?】


―――


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

X(…さて…今のうちに…)

233名無しさん@避難中:2018/04/13(金) 01:25:28 ID:egumZ39kO
…数分後…


バギィンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あむな「…!!!!!」
ドザザッ…

ヤンデル「…またこっちの一撃が入ったな…
こんどは脇腹……今の音…もしかしたら内臓まで痛めてるかもな…
じきに出血する……そうなると激痛が体中を駆け巡るんだ…
じわじわと…じわじわじわじわじわじわ…」
オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙…

じわ…
あむな「ッ…く…! 呪言を…!」


―――

メンメン「ん〜〜〜〜〜まぁぁぁー?!!!!!!!
何故アテクシの退魔舞闘が通用しませんにょ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
こ…こんな魔法使い初めて…!!!!!!!!!!」

ツバメオー「動きは面白いけど単調だね↑
前に戦ったお前んとこの副班長の方がよっぽど厄介だったヨ」


―――

ズザーッ!!!!!!!!
テイチミィ「つ…強いニャン☆★〜〜〜〜!!!!!!!!!!
一太刀も与えられニャン〜〜〜〜〜〜〜★☆!!!!!!!!!!!!!!」

エンカ「剣の扱いがなっとらんなぁ
今なら拙者が手取り足取りシンメトリーでネットリ指導してやってもいいでござるぞ?」
わきわきわき…


―――

もみーの「もみーのスプリュートビーーーーーーーーーーム!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ビゴゴゴゴゴォォォーーッ!!!!!!!!!!!!!!

ウォンチー「おげぽぽぉ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズッサーッ!!!!!!!!

ビラコ「お注射しますねー☆」
チク

ウォンチー「ぴゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ビクンッビクンッ

ぱぁーーー…
ウォンチー「ほ…あァァ…頭がスッキリしましたわぁ〜〜〜
鼻水も収まって喉の通りもスッキリ…
空気がおいしーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ビラコ「わぁ!!!! まともになったですよ♪!!!!!!!!!!!!!!!!」

もみーの「風邪だったんですねぇ!!!!!」


―――

ラチコ「ッ…つ…強い!!!!!!!!!!
何も出来なかったっス…!!!!!!!!!!」

ネコ【お前が弱すぎるにゃお】


―――

ワシューナ「……くっ………ダメか………………」

ウソニ「そっちの腕前も悪くはないが
やはり傷が癒えていないんじゃないか」
チャキッ…


―――

ギエピー「ッ…ハァッ…ハァッ…ハァッ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
な…なんだこいつ…こいつら!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
こ…この『黒星女』達が…全員全く歯が立たないだと!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
あ…有り得ん…なぜだ…何故だ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ダダンッ!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「名前が悪いんじゃないですかね……」
黒星て…


―――

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…

X「ったく 全員やられてんじゃん
使えねー
…ま………予想してたけどね…
だから……最後くらいは役に立ってもらうわよぉ」
ス…ポチッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


―――

シュポッ…
ギエピー「…ん?!」
シュシュ…

プシューーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「む…ぐぐ!!!!!!!!!!?」

《ギエピーのタイツから謎の煙が噴き出した!!!!!!!!!!》


プシュシュシュシューーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

あむな「!!!!!!!?」

テイチミィ「なにー!!!!!!!!!!!!!!!!?」

ウォンチー「きゃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ワシューナ「な…なんじゃああーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ブシュシュシュシュ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《ギエピーだけでない!!!!!!!!
黒星女全員のタイツから…謎の煙が噴き出す!!!!!!!!
これは…》

234名無しさん@避難中:2018/04/13(金) 01:43:26 ID:egumZ39kO
ブシュシュシュー!!!!!!!!!!!!!!!!

メンメン「班長ぉ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
これはなんなんですぅのぉーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

ワシューナ「こ…こんなもん…聞いておらんぞぉーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」



ヤンデル「な…なん……だ…
………んぅ…?!」
クラッ…!!!!!!!!!!!!!!!!

エンカ「な…なんでござる……気分が…!」
フラ…

ウソニ「…! …もみーの…! 煙の解析を…!」

もみーの「は…はいっ!!!!!!!!!!!」


ピピピピピ…ピキュ〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!
もみーの「…!? …え…!!!?
こ…これは………毒ガスだよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
みんな…吸っちゃダメだよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



ツバメオー「えッッ?!!!!!!!!!! ……ヴぅ…!!!!!!!」
クラ…!

エンカ「…タ…タイツに毒ガスを仕掛けていただと…!!!?
だ…たが本人達も知っていなかったようだ…!
あの…班長の仕業か…!!!!!!!!」

ギル「ぐ…! う…!!!!!!!!!
こんなことまで…!!!!!!!!!!!!!!!!」

ビラコ「み…みんな…! 今解毒を…!」

もみーの「せ…先生!!!!! 離れていて下さいッ!!!!!!!!!!!!!!!!」



ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

X「…ほらぁ黒女ども!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
今の隙にあいつらに組み付け!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ボサッとしてんなよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」



黒女達『は…は〜〜〜〜〜〜〜〜〜い!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』


ガシガシガシガシィィッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「ぬ…ぬぅ…!!!!!!!!!!!!!!!!」

ウソニ「くっ…は…離せ…!!!!!!」

わらわらわらわらわらぁぁぁぁ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《黒女達がギル達にしがみつき動きを封じる…!!》



ニィィィ…
X「…あぁぁいいよいいよいいよぉぉ
いいかてぇめぇーら!!!!!! 離すな!!!!!!!!
絶対にそいつらを離すなよぉ!!!!!!!!!!!!!!!!
“死んでも”………“死んでも”だ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
いいな…“死んでも”だぞぉ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あひゃひゃひゃひゃ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ポチッ!!!!!!!!!!!!!!!!




ピピピピピピピピピ…

黒女1「えっ? なにこの音?」
黒女2「なに? なに? …私達の服から聞こえない…?」

黒女3「えっ…――――」

カッ…



ゾクッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ギル「…!!!!! まずッッ…み…皆…彼女達から離れろぉーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」




ビカッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
チュッドドドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ボガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

235名無しさん@避難中:2018/04/13(金) 06:01:40 ID:1M5wjDF20
ごめんなさい

236(*゚ー゚)b+☆彡:2018/04/13(金) 23:37:53 ID:egumZ39kO
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…


しゅううううううう…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

プス…!!!!!!!! プス…!!!!!!!! プス…!!!!!!!!


黒女「が…!!!! が……!!!!!!!!」

黒女「ぎ……ぎ…ぃえ…!!!!」

オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《…倒れ…全身真っ黒の黒女達…!
焼け焦げていた……爆ぜていた……お腹……肩……あるいは胸…
全員どこかしらが“爆破”されていた…!!!!!!!!!!!!!!!!》


パクパクパク…
ギエピー「ギ…ギエ……ぴ…」

あむな「!!!…――」

しゅごごごごごごご…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ズゥオ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙ンッ…!!!!!!!!!!!!!!!!



X「あーひゃはははははははははははははァァーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
一見大成功!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あひゃひゃひゃー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
怒った? 怒った?
怒ってないよ<3 ねぇーーーーーーーーー?!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴアァァァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ワシューナ「は…班長ォォォォ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

X「ふふ…ワシューナ どうよこれ?
一見大成功じゃない?
おっと…あんま近付くなよ………毒が移る」

ワシューナ「ハァッ…ハァッ……くっ…! こ…この毒ガスの仕掛けも…
スーツに仕込まれた爆薬も…班長の仕業かァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
なんで…なんでじゃ?!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

X「なんでって…
人間爆弾に決まってんじゃん〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あたいは手を尽くす女でねぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あらゆる事態に備えてあらゆる方向性の仕掛けや罠をいくつも仕込んでるの!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
コレもねぇ…使い物にならないザコ共を有効活用するために考えたんだよぉ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
おかげでザコなりに一見大活躍したんじゃーん!!!!!!!!!!!!!!!! 無駄にならなかった命ぃーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
パァァァァ…!!!!!!!

ワシューナ「…こんな…ことの…!!!
こんなことの…ために…! こ…こいつらを…!
命の無駄遣いじゃろがァァァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
カァァァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

X「…おいおいワシューナ…………控えろよ
お前は黒女の中でも優秀だったから特別に爆破させずにおいてやったのよ?
それなのにあたいに意見すんのかぁ??」

ワシューナ「…ぐ…!! ぅう…!!!!!!!!!!」
ギリ… ギリ…


ギュ…

ワシューナ「!」

ガタ…ガタ…
黒女「ワ………ワっシュー黒女長ぉ………寒い…よ…………
寒……………―――」
がく…

ワシューナ「……!!」
わな…!




ワシューナ「………班長…………いや…
畜生がァァァァッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
いくらウォレでもオドレのような鬼畜は許さんぞぉオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
チャキキィー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


X「…あ?」
ゴゴ…オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ…

237名無しさん@避難中:2018/04/14(土) 00:08:37 ID:QFOCMSVAO
ワシューナ「オドレみたいな奴に…オドレみたいな奴が居る魔反会に従っていたウォレが馬鹿だった!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
これは懺悔じゃあ!!!!!!!!!!!!!!!! 死なば諸共…覚悟しろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ジャキィィィィ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


パッ…
X「カノン砲『バベルダX』!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドグォオオオオオォンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ドジュッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ワシューナ「ギッ…!!!!!!!!!!!!!!!!」



バギュオアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアンッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ワシューナ「ぎぃやアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ドギャアァァァァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



しゅううううううう…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


X「………くくく…バカなワシューナが!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
お前は誰よりも上手く武器を扱うけど…
誰よりも速く武器を撃てるあたいに勝てるわけないじゃーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あたいに従えないなら死ね!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
もうてぇめぇーらの役目は済んだんだ……あとはあたい一人で十分よ!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!


X「…さっ
捨てゴマのザコ共なんてどうでもいいわ…
狙いの調子乗り共は? 何人死んだかな?
んん〜〜〜? …おっ」




しゅうううううううう…


ギル「ぐ…が……!」

ヤンデル「………!!!」

ツバメオー「う…うぅ…!!!!!」

エンカ「………くっ……そッ…!!!!!!!!!!!!!!!!」

ウソニ「……ハァッ…ハァッ…」


ドォーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



X「…こりゃ驚いたわねぇ
全員五体満足!!!!!!?
あの刹那でよく反応したじゃん…
しかも……」



バババンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ビラコ「み…皆…! しっかりするですよ…!」

ネコ【…なんてことにゃ…!】

もみーの「お…お兄ちゃん……ツ…ツっちゃん………みんな…!」

ミキニー「ツバメオー!!!!!!!!!!!!!!!! しっかりしろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」



X「…ん〜
ほぼ無傷の奴らも居るのねぇ
しかもなんか知らんやつも居るし…」



ビラコ「………ひどい…事を…!!!!!!!!!
人の命をなんだと思っているの!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
許せない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



X「ゴミだと思ってんだよ…バァーカ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
チャキッ…バァンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



ギュオォッ!!!!!!!!!!!!!!!!
《弾丸がビラコの顔面を捉えるッ…》


ビラコ「!!!!!!!!!!」


ヒュッ…
ネコ「ぬん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バシィッ!!!!!!!!!!!!!!!!


X「!!!!!!!」


ネコ【…もうよせ……
貴様のような…邪神にも劣る悪鬼は…我輩が滅する!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!】
ギンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

238名無しさん@避難中:2018/04/14(土) 00:26:03 ID:QFOCMSVAO
メリ…メリ…!!!!!!!!

ネコ「ニャゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

《ネコは本気形態をとった!!!!!!!!!!!!!!!!》


ビラコ「にゃ…にゃんこちゃん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

ネコ「我輩に…まかせろッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブォ……ウンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!




X「!? 消えッ…」


シュンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ネコ「ふしゃおおおおおおおおおおおおおおおおおおおッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

《ネコは一瞬で間合いを詰めセルライターXの前に現れた!!!!!!!!!!!!!!!!》


X「ッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ジャキンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ネコ【この爪で切り裂いてやろうッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!】
ギギャアアアアアアアッッ…!!!!!!!!!!!!!!!!

X「ひッ――――――」
ビクッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



X「――――ひゃはぁ〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!
射程内だボケーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ニギャアアアアッ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ネコ「?!」

ピコココァァァ…
パパパッ… パパパッ…
ポポポポポポポポポポポポ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《…ネコの直下の地面が点滅し…そして!!!!!!!!!!!!!!!!》




バオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ジュボボボォアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《巨大な火柱が立ち上った!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ネコは火柱の中に閉じ込められた!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》




ビラコ「い…いやああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
にゃんこちゃんーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゾォッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!




X「あーーーーーーーーーひゃひゃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
踏まなくても…その上を通過するだけで作動する特殊地雷よぉ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
てぇめぇーらが黒女共とじゃれ合ってる間に仕掛けたのよぉ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ひゃーーッひゃっひゃっひゃっひゃっひゃっひゃっハァァーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドギュンドギュンドギュンドギュンドギュンドギュンドギュンドギュン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ブシッ… バチューーン!!!!!!!!!!!!!!!!
ドチャアァァァーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《セルライターXは火柱に包まれるネコに容赦なくマグナム弾を撃ち込んだ…!!!!!!!!》



ビラコ「やめてぇーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
オオオオオオオオオオッッ!!!!!!!!!!!!!!!!

239名無しさん@避難中:2018/04/17(火) 23:31:05 ID:jz0sWa7kO
ジュジュジュジュジュ…
ブス… ブス…


ネコ「―――」
ボロッ… よろ…

《おさまった火柱の中から出てきたのは…焼け焦げたネコ…!!!!!!》


X「あーひゃひゃひゃー!!!!!!!!
香ばしくなったなぁ!!!!!!!!!!!!!!!!
でもせっかく銃をぶっ放したのにその傷が少なくなぁい??
…あ…そっかぁ……あまりの高温で…傷口が開くと同時に溶接されたみたいに塞いじゃうんだねぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
だったら新しい風穴開けてやるよーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドウッ!!!!!!!! ドウドウッ!!!!!!!!
ドウゥゥーーーーーーーーーンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ネコ「ッ――――――ッッ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブシュウゥゥーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



ビラコ「やめなさいっっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
シュシュシュンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



ペタッ…
ネコ「―――ぐ…!」
ぽわぁぁぁぁぁぁぁぁ…

X「…これは…治癒魔法の札ね?
気が利くねぇ………もう一回遊べるドン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
チャキィィッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


スゥゥー…ペタッ
X「…ん?! 私の腕にまで…」
ジジ…

パァンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
X「うぐ!!!!!!!!?」

《健康な体に治癒札を張ると細胞が暴走に逆に傷付けるのだ》



バッ!!!!!
もみーの「『のびーるアーム』!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
びょいんッ!!!!!!!!

シュシュンッ…
ガシッ!!!!!!!!!!!!!!!!

《セルライターXが怯んだ隙にもみーのが腕を伸ばしてネコを掴んだ!!!!!!!!》



もみーの「戻って!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ビュルルルルルルルルンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
シュウゥーーーーーーーーーン…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ネコ「―――」
ポタ…ポタ…

ビラコ「にゃ…にゃんこちゃん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

もみーの「…先生はネコさんと…ツっちゃん達の治療を…
あの人は…私が…!!!!!!!!!!!」
ゴウ…

ミキニー「私も居るゾ
一人より二人の方がいいでしょ」
ズズズズズ…



ゴゴゴ…
X「新しいおもちゃの投入かよ
来いよ……大歓迎よ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

240名無しさん@避難中:2018/04/18(水) 00:48:58 ID:ONJu8jkUO
ドォッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ビラコ「二人ともっ…」


ビラコ(……! 二人が私の治療のために……みんなのために作ってくれた時間…!
……二人の思いを無駄にしちゃダメ………
私がやらないと…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)
グッ…ギンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ビラコ「…みんな…もうしばらくの辛抱ですよ…!
私が…みんなの怪我を治すです!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ゴォオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!


―――

もみーの「みんなを傷つけたのは許せない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ダダダダ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

X「そうかよ
だったらてぇめぇーを傷つけてやるよぉ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ジャキィン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

もみーの「防弾ボディ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギュウンッッ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ガガガガガガガガガガガガガガギィィィーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


X「!? こいつ…ロボットかよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

もみーの「もみーのガンナー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ウィン…ズガガガガガガガガガガガ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

X「防弾タイツ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
プクゥゥーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

パシシシシシシシィィーーーーーーーーーンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

もみーの「もみーのハンマー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギュルン…ガコォンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

X(…ふんっ!!!! 近づけ!!!!!
てぇめぇーも地雷のエジキだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)

もみーの「てやぁーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぐぉぉぉッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

シン…!!!!!!!!!!!!!!!!

X(!!!!!!? 地雷が発動しない!!!!!!!?
…!)
ひやぁ…

X「…足元…寒ッ…!!!
まさかこの寒さでイカれた!!!!!!!?
この冷気は…」


ズズ…
ミキニー「ミキニーちゃんのひえひえ床冷房だゾ!!!!!!!!!!!!!!!!」

X「顔!!!!!!!!!!!!!!!!?
……アッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バッ…

もみーの「ハンマーフルスイングッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バコォォーーーーーーーーーンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

X「がふっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
グラッ…


シャラァァァァァ…
ミキニー「これはツバメオーの分…」
ギュッ…


ミキニー「ヨタデス・リンカネーション!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バギャギャギャギャギャギャギャ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

X「―――――!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

241名無しさん@避難中:2018/04/18(水) 01:06:58 ID:ONJu8jkUO
ビリッ…ビリッ…!!!!!!!!
X「…がふっ…!!!」

ミキニー「どうだ黒河童!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

もみーの「畳み掛けようっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バァーッ!!!!!!!!!!!!!!!!

X「…」


X「ナメんなよぉーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガチャチャンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《セルライターXは2つの大きなバズーカを取り出した!!!!!!!!!!!!!!!!》


もみーの「わわ!!!!!!!!!?」


X「デスパレード!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ボボボボボボボボンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


もみーの「わ…わぁ〜〜〜〜〜!!!!!!!! バズーカを乱射するなんて!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ミキニー「こんなもん私の体は通り抜けちゃうゾ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
……っととぉ!!!!!!!!?」
スィンッ!!!!!!!!


X「…通り抜けるわりには避けんじゃん
…そうか! 顔だな!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ジャキ…ドドドドドドドドドドババババババアアアアンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ミキニー「わ…わぁぁぁぁ〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!
もうバレたゾ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
顔も…電素粒子に変えることも出来るようになったけど…
アレは…ツバメオーの声が聞こえないと無理ィィ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」



キュンキュンッッ… キュンッ…

ボボォッ!!!!!!!!!!!!!!!!
《セルライターXが放ったバズーカの弾の一部が…ビラコの方に!!!!!!!!!!!!!!!!》


ビラコ「!!」


もみーの「先生!!!!!!!!!」
バッ!!!!!!!!!!!!!!!!

ドゴォンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
もみーの「キャーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ビラコ「もみーのちゃんっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」




X「ひゃははははっ!!!!!! 当たった当たった…」

ミキニー「このッ!!!!!!!! よくも!!!!!!!!
もう一度痺れろッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ヨタデス…」
ぶわぁぁぁ…

X「ふんっ 同じ手を食うあたいじゃない!!!!!!!!!!!!!!!!
爆タイツ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バババババババババババウゥンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ミキニー「うにゃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ヒュゴゴォーーンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《ミキニーは爆風で吹き飛ばされた!!!!!!!!!!!!!!!!》


プス…プス…
X「ふぅ…これは顔が黒くなっちゃうから嫌なんだ
でも…効果はあったな!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
チャキ…
ドドドドドドド!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《セルライターXは更にバズーカを撃ちまくった!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》

242名無しさん@避難中:2018/04/18(水) 01:24:27 ID:ONJu8jkUO
X「バズーカ追加だ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガコンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


バァンバアアアアアアアアーーーーーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《セルライターXは更に2つのバズーカを出し撃ち放つ!!!!!!!!!!!!!!!!》



ドカァァァァーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
チュドドォン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ズンンンンンン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



バガーーーンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ビラコ「…!!」


もみーの「…く…先生が治療に集中出来ない…!
私も守るのに精一杯で攻撃に転じれないし…!」




バゴゴゴ…!!!!!!!!!!!!!!!!

ミキニー「…むぅー…このままじゃラチがあかないゾ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
…よし!! アレをやるゾ!!!!!!!!
…ツバメオーが死んでるから…まともな魔法を使えないけど…これでもイケるはず!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バッ…ペタタタタタッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《ミキニーは魔法札を取り出し…自身の体に張り付けた!!!!!!!!》

ミキニー「…発動!!!!!!!!」
カッ…


バキバキバキバキバキバキバキバキ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《魔法札が発動!!!!!!!! それは氷魔法!!!!!!!!!!!!!!!!
ミキニーは氷に包まれた!!!!!!!!!!!!!!!!》


X「…あ…? なに!!!!!!!?」


ガギギギィンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ズンッ!!!!!!!!!!!!!!!!
ズンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ズズンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ズシィーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
FQミキニー「フロストクイーンミキニー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

X「…! 巨大化した!!!!!!!!?」
ジャキ…ドドォンッ!!!!!!!!!!!!!!!!


バゴンッ!!!!!!!! ズドォンッ!!!!!!!!!!!!!!!!
FQミキニー「ぬぅ〜〜〜〜ん…!!!!!!!! 効かんゾーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

X「…! 固いッ!!!!!!!!!
たかだかバズーカ1発の衝撃じゃあ…!」

FQミキニー「氷雪ダイナマイト!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズォッ…バギャーーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ザザ…!
X「…く…これは当たるとまずいな!!」


もみーの「もみーのロケットパンチ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バシュッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ドガッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
X「んぎゃッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
メキメキメキ…ドザァッ!!!!!!!!!!!!!!!!


もみーの「今度はこっちの番だよっ!!!!!!!」
ドンッ!!!!!!!!

243名無しさん@避難中:2018/04/18(水) 02:00:56 ID:ONJu8jkUO
もみーの「もみーのガンナー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
パパパパパパパパッッ!!!!!!!!!!!!!!!!


X「チッ…防弾タイツ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
パスパスパスパス!!!!!!!!!!!!!!!!

ズズ…
FQミキニー「アイシクルメテオパンチ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズォッ
ドギャーーーーーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ザザザザァッ!!!!!!!!!!!!!!!!
X「…ハァ!!!!!! もう!!!!!!!!!!!!!!!!」


X(メカ娘の遠距離射撃と巨人女の近距離攻撃……挟撃!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
巨人女はバズーカを撃ち込んだとしても効果が薄いし…メカ娘は距離がありすぎる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
面倒な…
とにかくまずは…この巨人女をなんとかしないと…
メカ娘の方は後回しでもいい!!!!!!
この防弾タイツがあればこんな銃弾くらいわけないし!!!!!!!!!
あのメカ娘に顔を狙うなんて度胸はありそうもないし……)


ドドッ!!!!!!!!!!!!!!!!
チュインッッ!!!!!!!!!!!!!! チュインッッ!!!!!!!!!!!!!!!!

X「…むぅ!!!!!!?」

《セルライターXの足元に銃弾が撃ち込まれた!!!!》

X「…今の射撃…あたいの足を狙った!!!!?
…そうか…このタイツは足元の守りも薄い!!!!!!!
それに気付いたな…糞が!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」




もみーの「ハァァァァッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
パパパパパパパパパパパパパパパパッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!




チュインチュイィィーンンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

X「だけどンなもん当たりゃしねーんだよぉ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
…ん!!!?」
フッ…

FQミキニー「アイススタンプ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドズンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ゴロゴロゴロ!!!!!!!!!!!!!!!!
X「あ…危なァー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

X(ッッ…あのガキ!!!!!!!!
あたいの足元に弾を撃って…あたいを回避に専念させた上に誘導してやがった!!!!!!!!!!!!!!!!
この巨人女があたいに攻撃しやすいよう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)
ビキ…



もみーの「もう一回です!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドドドッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



チュイッ!!!!!!!! チュイッ!!!!!!!!
X「くっ…」

FQミキニー「ダイヤモンドインパクトぉ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バォッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ヂヂッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
X「ぐわッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズサァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

FQミキニー「ちょっと当たったー!!!!!!!!」

X(くっ…少し掠っただけでこの威力…!!!!!!!
くっ…こんな…奴らにッッ)

X「ナメんじゃねーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴォォウ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

FQミキニー「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゾクッ!!!!!!!!!!!!!!!!



ヒュウゥ〜〜〜〜〜〜〜〜〜…
X「……」



X「三十六計ーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ダダー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

FQミキニー「え〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
逃げたーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ブー!!!!!!!!

244名無しさん@避難中:2018/04/18(水) 02:19:26 ID:ONJu8jkUO
もみーの「あの人は危ない人……逃がしちゃいけないよっ!!!!!!!!!!!!!!!!」



FQミキニー「もちろんだゾ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズシィーン…!!!!!!!! ズシィーン…!!!!!!!!



タタタタタタ…
X「ハァハァハァハァ……うっ!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガッ…ドサァッ!!!!!!!!!!!!!!!!

《セルライターXはなにかに躓いて倒れた!!!!!!!!》

X「ぐ…ぐぞ…!」

ズォン…
FQミキニー「あわてすぎだゾ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
いや…バチが当たったかな!!!!!!!!!!!!!!!!?
これで終わり……死なない程度に踏み潰す!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ググ…ゴォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

X「あ…! あ…!!!!」
ガタ… ガタ…!



…ピタッ…ニヤッ!!!!!!!!!!!!!!!!
X「…ふん!!!!! じゃあてぇめぇーは埋まってろや!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ババッ…ヒュンッ!!!!!!!!!!!!!!!! ダッ!!!!!!!!

《セルライターXは一瞬で体勢を立て直しミキニーの踏み付け攻撃から逃れた!!!!!!!!》


FQミキニー「あっ!!!!!!!?」
ズドドォンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!

ピュイイィィーーーンッ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《セルライターXのいなくなった地面を踏み付けるミキニー…
すると地面が光だし!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》


ボゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
FQミキニー「わああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

《その場所に大きな穴が空きミキニーが落ちた!!!!!!!!!!!!!!!!》


X「ひゃーーーーーーーーーはーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
地中掘削地雷よ!!!!!!!!!!!!!!!!
あたいが転んだフリしたときに地面に仕掛けてやったのよぉ〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!」



もみーの「ミ…ミキニーちゃんっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」



FQミキニー「う…動けない〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

X「動けねーならちょうどいい!!!!!!!!
的になれや!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガチャッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ドガガガガガガガガガガガガガガアアアアンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

FQミキニー「ふぎッッッッッ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

X「あぁ〜〜〜〜〜〜なかなか耐えやがるなぁ!!!!!!!!!!!!!!!!
じゃあこれはどうだよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
汚物消毒砲!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
メラアアアアアアアッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ジュワァァァァァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
FQミキニー「にゃ…にゃああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
溶けりゅ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
じゅじゅじゅ…



もみーの「ミ…ミキニーちゃん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
やめて!!!!!!!! …もみーのハンマーッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギュンッ!!!!!!!! バッ!!!!!!!!!!!!!!!!

《もみーのは腕をハンマーに変え Xの背後から振りかぶった!!!!!!!!!!!!!!!!》


ぐるんっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
X「近付いたな!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ソレを待っていた!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギンッ!!!!!!!!

245名無しさん@避難中:2018/04/18(水) 02:36:37 ID:ONJu8jkUO
ゾクッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
もみーの「…なにっ!!!!!!!!!?」

X「メカなら…これでも喰らえや!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
アンノンウンパルス!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
グイッ!!!!!!!!!!!!!!!!

《セルライターXは電極のようなものをもみーのの体に押し付けた…そして!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》


ギャギギギギギギギギギギギギギギギギギギィィィーーーーーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
もみーの「びゃああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

X「あひゃひゃ!!!!!!!!
こいつは精密機械の内部をショートさせる!!!!!!!!!!!!!!!!
てぇめぇーのボディは随分と頑丈みたいだが…中はそうでもないわねぇーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!
あひゃひゃひゃ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

もみーの「ぐッッ…ぎぃぃぃぃぃ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バヂヂヂヂヂヂヂヂッッ…!!!!!!!!


FQミキニー「ロボ河童!!!!!!!!!!!!!!!!
くっ…このぉ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズズゥゥゥーッ!!!!!!!!

《ミキニーは穴から這い出た!!!!!!!!》


X「ふん…よく出て来たな!!!!!!!
ご褒美だ…こいつとハグしてな!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブンンッ!!!!!!!!!!!!!!!!

もみーの「―――」

《セルライターXはもみーのを投げ飛ばした!
もみーのはミキニーにぶつかる!!!!!!!!!!!!!!!!》


バシィィィッ!!!!!!!!
FQミキニー「だ…大丈夫か……」

バチ…バチ…
もみーの「ミ…キキ…キニー…ちゃ…ちゃ…!
わわ……たわしッ…をっ…をを…な投げ捨すすすスススsss―――」

FQミキニー「!!?」

バヂィッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ドゴゴァアアアアンッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
FQミキニー「ぎゃあああッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バキィィィィィ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《もみーのの半身が大爆発した!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》


X「あひゃっひゃっひゃ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
すごいな!!!!!!!! この爆発!!!!!!!!!!!!!!!!
なかなかいいエネルギー使ってたんだなぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


FQミキニー「お…おおぉ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ミシ… ミシ… バキ…バキ…

《衝撃をまともに受けたもみーのの体の一部にはヒビが入っていた…!!!!!》


X「メカ娘は『再起不能』ね…あとはてぇめぇーだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

FQミキニー「ぐぐ…」

しゅ〜〜〜〜…
もみーの「―――」

FQミキニー「…こいつはツバメオーの友達………許さんゾ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドォッ…!!!!!!!!!!!!!!!!

246名無しさん@避難中:2018/04/18(水) 02:38:03 ID:ONJu8jkUO
訂正

×
《衝撃をまともに受けたもみーのの体の一部にはヒビが入っていた…!!!!!》


《衝撃をまともに受けたミキニーの体の一部にはヒビが入っていた…!!!!!》

247名無しさん@避難中:2018/04/18(水) 02:55:49 ID:ONJu8jkUO
FQミキニー「ウォオオオオオオオッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブンブンブゥン!!!!!!!!!!!

X「バァーカ!!!!!!!!!!!!! そんな大暴れ当たんないよー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
この様子じゃてぇめぇーもそろそろ限界かな?
放っておいても勝手に死にそうだから………あいつでも狙っとこ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
チャキッ!!!!!!!!!!!!!!!!

《セルライターXは再びビラコに銃口を向けた!!!!》

ミキニー「させないゾーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
フロストンピラー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バシュシュシュシュ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ドズンドズンドズンドズン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《ミキニーは体から氷柱を飛ばした!!!!!!!!!!!!!!!!》


X「あ゙ーーーもう普通に狙わしてくんないねぇ!!!!!!
じゃあこういうのはどうよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
グルンッ…チャキッ…

《セルライターXは腕を返し今度はミキニーに銃口を…》

FQミキニー「…私のこの体が今更銃弾なんか通すかッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

セルライターX「てぇめぇーには通らなくても“狙い”には通るよ」
パァンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギィンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!
FQミキニー「!!!!!?」

《銃弾は案の定ミキニーの体に弾かれた………しかしその流れ弾がッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》



キュインッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ドドシュッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ビラコ「あッッッッ…ううぅーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブシュウウウッ!!!!!!!!!!!!!!!!

《ビラコの腹を貫いた!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
セルライターXはミキニーを利用して跳弾を生み出した!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》



FQミキニー「眼鏡河童ーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

X「イヒヒヒヒヒッッ!!!!!!!! てぇめぇーの体はつるつるしてて色んな角度に向いてて…使いやすいなーーーーーーーーーッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

FQミキニー「お前ーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズゴォオオオオッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

X「ふん……てぇめぇーもだ……
そのヒビが入った体で…いつまでもあたいの弾を防げると思うな!!!!!!!!!!!!!!!!
あたい必殺奥義の『重ね撃ち』を喰らえッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガキガキガキガキィィィンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《セルライターXは…取り出した4つのバズーカの発射口を…くっつけた!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》


X「銃火器を…重ねて撃てば威力は超増!!!!!!!!
バズーカも4つ合わせりゃ威力は256倍!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガチッ…


ドドドドドォン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

バギッ…
FQミキニー「ガッ…」
ピシッ…ピシッ…


バギャガガガガガゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


キラキラキラ…

《FQミキニー…粉砕ッッ…!!!!!!!!》

248名無しさん@避難中:2018/04/19(木) 01:38:17 ID:I7ZRFdvkO
シュウウウウウウウ…

ミキニー「が…か……」
ガグ…ガググ…


X「おーー小さくかわいくなっわねぇえー?
硬いか柔らかいか試していいよなぁー?!」
パァンパァンッ!!!!!!!!

ドドッッ…ドッ…
ミキニー「ギギッ!!!!!!! が…!!!!!!!!!!!!!!!!」

X「お前…よく見ると不思議な生物ねぇ…
殺してみたらどうなるか…」
チャキ…



ヒュッ…

X「おっ!!!!! 悪いねぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バシッ!!!!!!!!!!!!!!!!

《セルライターXは飛んできた紙をつかみ取った!
それは…》

X「てぇめぇーも怪我してんのにあたいにこんなん恵んでくれるなんてやさしいねぇ
この治癒札…ありがたくもらうわよぉ」
ペタ…



バンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ビラコ「ゼェー…!!! ゼェー…!!!!!!
それは…ミキちゃんのッ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」




X「ひひひ…もう貼っちゃったもんねぇー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あぁー効く効くぅ!!!!!!!! 傷が癒える!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
調子戻ってきたからこいつを殺しとくか…」
ス…

ミキニー「…う…」
しゅわ… しゅわ… しゅわ…

パゥンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《…と!!! ミキニーはその場から消えた!!!!!!!?》



X「ん!!!!!? これは…魔力が移動した?
…なるほどねぇ 今の奴は魔獣か…
このタイミングで魔力が切れて持ち主の元に戻ったのか…殺しそびれた!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
くそッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! つまんないわねぇー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
そうだ!!!!! あいつが居るじゃん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ビシッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



ビラコ「…ハァー…! ハァー…!」
ポタ…ポタ…



X「健気でバカな奴!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
自分の傷を後回しにして仲間を治療すんのかァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
感動的な自己犠牲ねぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
その末に全員死ね!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガコンガコンガコンガコン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ジャキィィィーーーンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


X「重ね撃ち…フォーバズーカ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズドドドドォンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



キュオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ゴォォォッ!!!!!!!!!!!!!!!!
ビラコ「ッッ…! みんな…!!!!!!!!!!
守るッッッ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バッ…!

《ビラコは…手を広げギル達を守るように仁王立つ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》
ドンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!




X「死ねーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」



オオオオオオオオオオッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ビラコ「……!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ゴォォォォ…!!!!!!!!!!!!!!!!

…パチッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ウソニ「――――…先生ッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バッ!!!!!!!!!!!!!!!!

249名無しさん@避難中:2018/04/21(土) 00:43:58 ID:8C4f2K4YO
ぐぐッッッ…
ウソニ「先生に……手を出すな!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カチャッ…ドドウッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ギュンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ガガッ…


ズドオォーーーーーーーーーォォアォンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《回復したウソニの早撃ちがセルライターXの4連バズーカを撃ち落とした!!!!!!!!!!》



X(…こいつ!!!! 威力が上乗せされた重ね撃ちのわずかな穴を正確に撃ち抜きやがった!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)




ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…

ウソニ「…………ふぅ……はぁ……
先生………」

ビラコ「ウ…ウソニ君!!!!!!! 怪我は大丈夫です!?」

ウソニ「…万全とは言い難いですが…動けます 十分です
先生の治療のおかげですが…………先生自身の怪我がッ!!!!!!!!!」

ポタ…ポタ…
ビラコ「わ…私は……大丈夫…です
そ…それより…もみーのちゃん…! もみーのちゃんが…!!」

ウソニ「!!? …ッ!!!!!!!!!!!!!!!!」



ドンッ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

もみーの「―――」
バチッ…バチバチッッ…
プスッ… プスッ…


ウソニ「も…もみーの!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ダッ…

ガシッ…ギュッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ウソニ「もみーの!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
なんて姿に………大丈夫か…」

もみーの「ぉ…おに……ににぃ…にぃー……ち…ちちッ…ぁん…」
バチバチバチッッ…


ビラコ「…もみーのちゃん…治療してる私を守ろうと…ミキニーちゃんと一緒に戦ってくれて…
二人ともボロボロに…うう……」

ウソニ「……っっ」



――

ゴォォ…

X「……ありゃ…もしかして兄妹かぁ?
ロボットなのに…………面白いわねぇ…
……くっく…“二重”で……面白いわねぇ…」
ニヤ…

X「…さて……この治癒の札一枚じゃまだ回復しきれてないけど……
どうするかしらね…」
チャキ…


――


ウソニ「…先生………
まずは…先生は自分の傷を癒して下さい
…もう先生にはあの女の凶弾は…通さない…!」
ザ…




X「ははぁ!!!!!!!! 言うじゃん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ならてぇめぇーはあたいを楽しませてくれるか―――」
パ…


ドァンッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
バガンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

X「………は?」

パラ… パラ…

《セルライターXはいつものように懐から銃を神速で取り出そうとした…
しかしその手にあったのは…既に銃身を破壊された銃であった…》

X「………なに…」





ウソニ「撃った」
ギンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!




ゾクッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
X「こ…こいつ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あたいが磨きに磨き…人知と知覚の壁をも超えた超高速武器取り出しスキル『音速銃殺死』のスピードを超えて…
あたいの銃を撃ち抜いただと!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!




ウソニ「お前にはもう何もさせない……覚悟しろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カッ!!!!!!!!

250名無しさん@避難中:2018/04/21(土) 01:09:01 ID:8C4f2K4YO
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

X「…あたいに何もさせない…?
ナメんなよーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
パ…


ズダァンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


バキャーーンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
X「…むぐ…!!!!! こなくそがッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
パ…


ドウンッ!!!!!!!!


ゴギャーーーーーンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
X「むむ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ビキビキィィーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


X(ふ…ふざけやがって!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
じゃあ…これはどう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
出すふりをして……)
パ…

X(出さない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)
すっからか〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



ウソニ「…」
しーん…



X(…と見せかけて出―――)
パ…


ズドドンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


グァシャアァーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
X「ッッッ…」
バラ… バラ…




ウソニ「…フー」
チャキッ…




X(こ…この野郎……正確に見切ってやがる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あたいが武器を出したか…ブラフか…見極めて撃ってやがんだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
どんな目だ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
ワシューナの武器の扱いの上手さと…あたい以上の早さを併せ持ってるとでも言うの!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
ありえない……こいつ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
…ッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)



ウソニ「…」
チャッ…パァンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!




X「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
バヂッ……

チリ…
X「あ…あいつ……武器を出してもいないのに撃って来やがった…
……攻撃だ!!!!!!!!!!!!!!!! あたいの手を狙って撃って来やがったな!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」



ウソニ「手癖が悪そうだからな
躊躇いなく潰させてもらう…」
チャキ…チャキキ……


ドドドンッッ!!!!!!!! ドドドドドドウゥンッ!!!!!!!!!!!!!!!!




ピュインッ!!!!!!!!!!!!!!!!
ビシシィンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
X「お…おぉ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

《ウソニが撃つ!!!!!!!!!!!!!!!!
セルライターXは…逃げる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》

251名無しさん@避難中:2018/04/21(土) 01:30:13 ID:8C4f2K4YO
ウソニ「…」
ドン!!!!!!!! ドウン!!!!!!!!
バキュンッ!!!!!!!!!!!!!!!! ズシューーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!





ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



X「ッくゥゥーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ダダダダダ!!!!!!!!!!!!!!!!

X(屈辱だわ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
このあたいが…ガチ逃げさせられるなんて!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
でも武器が出せないのでは太刀打ちできねぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
…投げナイフ……いや結果は同じだ!!!!!!!!!!!!!!!!
すぐ出せる爆弾……ダメだ! 野郎の目ならすぐ見切るだろう!!!!!!!!!!!!!!!!
爆弾を撃ち抜かれてあたいの側で爆発しちゃったらマヌケな自爆と同じよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
くそッ…くそッ……なんとか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
武器を出せる機を作らないと!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
今あたいが使える…手札……は………そうだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あれを利用する!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)
ザザザザザザ…グンッ…
ダッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《セルライターXは方向転換しある場所へ駆けた!!!》





ウソニ「……
無駄だ」




ザザザザザザザザ…!!!!!!!!
X「……くくッ…
無駄かどうかは…コレを見てから言えや!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ザザンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
キュウゥゥーーン…
ピカァァァーーーーーーーー

《セルライターXがある場所を踏み締めるとその場の地面が光り輝いた…………そして!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》



ドオオオーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ボボボゴゴォォォーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《火柱!!!!!!!!!!!!!!!!
それはネコが掛かった感知式地雷の爆発であった!!!!!!!!!!!!!!!!
セルライターXはその火柱の影に隠れた!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》


ズォォォォォォォォ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

X「野郎の死角に入れば…武器を出せる――」
パ…


ギュオッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
バギギィンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

X「…えっ!!!!!!!!!!!!!!!?」

《ウソニの弾丸が火柱を突き抜け…やはり正確にセルライターXの武器を破壊した!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》


バンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

252名無しさん@避難中:2018/04/21(土) 02:24:33 ID:8C4f2K4YO
バキ…パラパラ…
X「…な…なんでよ!!!!!!!!!!!!!
ちゃんと隠れてたのに!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ボボォーーー……
シュウゥゥゥゥーー…
《火柱がおさまりウソニの姿が見えた…
すると…》



ドンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ウソニ「悪いがまる見えだ」
ピピッ…

《ウソニはゴーグルを装着していた!!!!!!!》

ウソニ「このゴーグルは特殊なものだ
薄い幕くらいの密度のものならある程度透視出来る
………俺が気を失っている間のお前の戦闘データは先程もみーのから貰っていた
だからその方法をとることは予測していた」



X「ウ…ウギィィィィィィ…なによそれ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ダンダンダン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



ウソニ「諦めろ………お前はもう何も出来ない
そしてじきに仲間達も回復する……」
チラ…

ビラコ「よいしょ…! よいしょ…!」
せっせっ

ウソニ(…先生は自分の怪我の応急処置も施したみたいだな
ギル君達の治療を再開している……
………もうしばらくだ ギル君達が回復すればあの女も袋の鼠か…………)




X「……ふざけんな…ふざけんなァァ…!!!!!!!!!!!!!!!!」
わなわなわな…



ウソニ「……いや………
ギル君達の回復を待つまでもなく…俺が倒そう…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
そうでないと…気が済まない…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
なぁ………もみーのッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガチャッ…

ドドドドドドンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ドウンドォンドドォンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!




ババババババババババババズズズンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

X「あ…あぁぁぁ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ザザザザザザザザ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


X(…ダ…ダメだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
埒があかない……いやっ…このままじゃあたいは…負けちまう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
逆転するために武器を出せ!!!!!!!! 出させろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
…どうやって!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
とっておきの作戦も失敗しちまったわ糞が!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
………あぁ!!!! こうなったら………覚悟を決めるしかないわ………………
諦める覚悟……を…ねェェーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)
ギンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ザッ…ババッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
セルライターX「特務班班長…セルライターXをナメんじゃねーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

《セルライターXは突然立ち止まり吠えた!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》



ウソニ「!!?」
チャキ…… バギュオォーーンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!




X「………あああァァッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
スッ…!

ドジュッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《ウソニが放った弾丸を避けようと動いたセルライターX………しかし!!!!!!!!!!!!!!!!
弾丸はセルライターXの右肩を貫いた!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》


セルライター「ぎゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドッザァァァァ!!!!!!!!

《セルライターXは撃ち抜かれた衝撃で吹き飛んだ!!》

253名無しさん@避難中:2018/04/23(月) 20:05:27 ID:pcuKCKj2O
X「ぎゃあああああああああああああヴヴぁアアアアアアアアアアアアアアッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴロゴローン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



ウソニ「…ハァ…ハァ…………
…悪く思うな ………そちらが仕掛けて来た戦いだ…」



バタ!!!!! バタバタ!!!!!!!!
X「ひ…ひぃぃぃぐぅーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ぐぅ…いだッ……ひぃーッ…ひぃーッ…………ひひ…
ひ…ひ…ひ…ひ…………」

《のたうちまわり…うつ伏せになったセルライターXは不気味に笑い出した…》



ウソニ「…!?」



X「ひ…ひぃー…ひっひ……ひゃっ…ひっひひひ……ァ…
あひゃひゃひゃひゃーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ジャギャギャンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《体を起こしたセルライターXは両手にそれぞれ巨大な銃が!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》



ウソニ「ッ何!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
チャキ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



X「てぇめぇーを出し抜いてあたいが武器を出すにはてぇめぇーを油断させるしかねぇーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
銃使いが一番油断する時間…それは敵を仕留めたと思った……その瞬間よーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
そのためにあたいは傷を負う覚悟をした!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
治癒魔法の札を貼ってはおいたけど…痛いわねぇぇ畜生がァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ジャッッ…



ウソニ「ッく!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バッ…



X「爆絶機関銃!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



チュンチュンチュイィン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ウソニ「っくそッ…一度撃たせたら銃は狙えない!!!!!!!!!!!!!!
あの機関銃……デス社の『UNKO-555K:NFP』だな…!!!!!!!!!!!!!!!!
毎秒50発の弾を撃ちだし弾丸の装填数は8000発…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
それを2丁も………どこに隠していたんだ…!
いや…そんなことより今は…回避優先…!!!!!!!!!!!!!!!!」




ドドドドドドドドドドドドドドドド!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
X「ひゃーーはっははははははははははははははははは!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
快感快感かいかんかいかんカイカンカイカンガイガン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ガイガン〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜起動ォォォ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ほほほほぉー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドドドドドドドドドドウウゥ!!!!!!!!!!!!!!!!



ビシシシッ ビシッ
ウソニ「………バカみたいに撃つな…!」



X「てぇめぇーもバカみたいに避けやがる!!!!!!!!!!!!!!!!
だったらこうするよぉ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バッ!!!!!!!!

《セルライターXはビラコの方を一瞥した!》

254名無しさん@避難中:2018/04/24(火) 02:08:58 ID:wyrBhilAO
グォオオオオオオオオオオオン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ウソニ「先生を狙う気か……!
学習能力がないのか 俺が…それをさせると思うか!!!!!!!!!!」
キンッ!!!!!!!!!!!!!!!! チャキ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



X「ふん!!!!!!!!!!!!!!!!
そんな小さい銃でどうすんだよ!!!!!!!!!!!!!!!!
毎秒50発のあたいの機関銃から守れるもんなら守ってみろよーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガチョッ…
ダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



ウソニ「…閃光双銃術…『高速射撃演算』!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
パァンパァン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



ドドンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
チュチュウゥンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
チュイィーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
バヂヂヂヂィィィィィッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《セルライターXが撃ったたくさんの弾は………
ビラコまで届く事なく空中で全てが四散した!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》


セルライターX「ハァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ガンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

セルライターX「…なにした?!!!!!!
たった数発の弾で…どうやってあたいの機関銃を全て………
……………まさか!!!!!!!!!!!!!!!!」


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

X(この野郎は…!!!!!!!!!!!!!!!!
必要最低限の弾を機関銃から撃った弾にぶつけて弾き飛ばして…
その弾き飛ばした弾で更に別の弾にぶつけて………それを繰り返した!!!!!!!!!!!!!!!!
まるでボウリングのように!!!!!!! ピンが更にピンにぶつかり倒すように!!!!!!!!
あの一瞬で全て計算して最適の角度・弾数を導き出して撃ったっての!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
なによこいつ………………
こいつは………超人か!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)



ザザッ
ウソニ「…避けるのはやめだ
…そもそも俺にかかれば…機関銃なんておもちゃだ
来い」

オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ゾッ…
X「…こいつは危険だわ!!!!!!!!!!
やはりこいつから潰すべきだった!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ジャギィンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

255名無しさん@避難中:2018/04/24(火) 11:51:41 ID:wyrBhilAO
X「死ねや〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ウソニ「……」
パシュパシュパシュパシュパシュ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ドドパパパッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ビシュイィィンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


《セルライターXの機関銃の弾丸を全て撃ち落として行くウソニ!!》


X(…分かったよ!!!!!! てぇめぇーの技の凄さはよぉぉ!!!!!!!!!!
だけど…てぇめぇーが凄くてもその銃の性能はどうだ!!!!!!!!?
いくらか改造して装填数をあげてるようだけど……それもいずれ弾は尽きる!!!!!!!!!!!!!!!!
弾切れを起こせば銃なんてただのガラクタ……!!!!!!!!
あたいが攻勢を仕掛ける瞬間は………その時よッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)
カッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!




ドウンドウンドウンドウン…カチッ!!!!
ウソニ「!」
シュッ…チャキ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



X(! まず右手の一丁がガラクタになったわね!!!!!!!!!!!
残ってるあいつの銃は……
今新しく出した右手の銃と…左手の銃…腰に挿してるスペアの銃が……1…2…3丁!!!
あと5丁!!!!!!!!!!!!!!!!
…行ける!!!!!!!!!!!! あたいの機関銃が弾切れを起こす前に野郎を弾切れに追い込める!!!!!!!!!!!!!!!!
勝ちはもうすぐよぉ!!!!!!!!)
ニィッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!





ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ドドドドドドドドドドドドドドドド!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

パパパパパパパパパパパパパパパパ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



ドウドウドウドウ…カチッ
ウソニ「…」
バッ…ジャキ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



X「……4…」
ドドドドドドドドドド…



ドウッ…カチッ…
ウソニ「…」
ババッ…ガチャッ!!!!!!!!



X「…3………」
ドドドドドドドドドドドド…



カチッ!!!!!!!!!! スチャッ…


X「…2…………
………………1……!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドドオオオオオオオオオオオオオ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!




ウソニ「…………!」
ドウンドウドウドウドウ……ガキィッ!!!!!!!!!!



カッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
X「0!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ヒャアァーーホォーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガチャアッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



ウソニ「………閃光双銃術………
『神速手合い』!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ババババババッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ジャキキキキキキィィッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ガシィンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《…それは一瞬の出来事であった……
ウソニは機関銃のセルライターXの瞬きよりも速く…マズルフラッシュよりも早く…
全ての銃に弾を装填し直した!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》




X「なッッッッリッッッッ…リロードはやァァァァァァァァァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブブブーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

256名無しさん@避難中:2018/04/24(火) 12:46:15 ID:wyrBhilAO
チャキッッ…
ウソニ「悪いな
俺は妹を守るために一つの銃を極めた…
………………だが今は」





ビラコ「…みんな…もうすぐ元気になるです…」

ツバメオー「………う…」

ギル「……く………」




ウソニ「もっと多くの人を守るために100を超える銃を極めた…
……それがお前のような孤独の殺戮者に破られるはずがない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドドウッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
バギュンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



ズォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ドギュッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
X「ギョッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

《ウソニの弾はセルライターXの腹を貫いた!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》

セルライターX「ギョアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズドッシャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!




ウソニ「………」
チャキキ…




X「い…いでぇええええ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
いでぇよぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ぶ…ぶざげんなッ……あだいが孤独の殺戮者…!!!!!!!!!!!!!!!!?
じょ…上等だーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あだいは今まで一人で生きでぎだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あだい以外の存在は…ただのコマ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
群れるなんでザコがずるごどなんだようアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ビキビキビキ!!!!!!!!!!!!!!!!



ウソニ「…虚しいな」



X「う゛るぜぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
見下ろすんじゃあねぇぇー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あたいの言った…事は…間違いじゃ…ない…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
群れるやつは…ザコ…バカなんだよ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
群れるから………“こうやって”
足元を掬われるんだァーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギンッ!!!!!!!!!!!!!!!!



ウソニ「?! なん…」


バッ…
《その時…ウソニの背後から何かが…!》


ウソニ「!!!!!!!!!!!!!!!?」
バッ…


ウソニ「…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」



ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…

ガシュン… ガシュン…
??「…ヴるるるるるる…」

ウソニ「……………お前…!」

《そこに居たのは………破壊され……無惨な姿となり動けなくなっていたはずの…》

ドンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
もみーの「ォオオオオオオオオブルルルァァァアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


《もみーのであった!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
まるでゾンビのように…理性を失った怪物のように…
ウソニに襲い掛かった!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》


http://download1.getuploader.com/g/sousaku_2/1173/IMG_20180424_123348~01.jpg
ドンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

257名無しさん@避難中:2018/04/25(水) 15:07:17 ID:cZ3HhttkO
もみーの「ゴ…ゴァ…ゴアルルルル…!!!!!!!!!!!!!!!!
オオォッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブォウンッ!!!!!!!!!!!!!!!!

ズザッ!!!!!!!!
ウソニ「もみーの………どうした!!!! 様子が……
………そうか…ボロボロになってしまって拗ねてるんだな?
分かった来い……直せるところだけでも直してやる」
ス…

もみーの「ア゙ァ゙ッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブォアッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ザシュッ…
ウソニ「ッ…くっ…………もみーの!!!!!!!!?」
ポタ…ポタ…

ギジッ ギジッ
もみーの「カォグォルロロロロ…………ォ……
……ぉ………に………ちゃ…」

ウソニ「…!? もみーの!!!!! どうしたんだ!」

もみーの「…か…らだ………言うこと………聞かな………!
たまし………で……制御…出来…な…!
オオオオオオオオオオォルグァアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブォンブォンブォンブォン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ウソニ「ッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
シュザザザ!!!!!! ザザザンッッ!!!!!!!!

ポタポタ…
ウソニ「ハァ…ハァ……
……メカもみーのはもみーのの魂の感情の出力に合わせて動くはず…
だが…体そのものの大元の制御は機械によるもの…
これは…つまり…メカもみーのの行動制御部分が…魂の命令をも無視するほどに暴走状態ということか…?!
もしや…奴の仕業か!!!!!!!!!」
カッ!!!!!!!!



X「あひゃひゃひゃひゃ!!!!!!!!!
そうだよぉ!!!! あたいがそのメカに浴びせた『アンノウンパルス』は内部をショートさせると同時に…
ウイルスを流し込むのよ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
そのウイルスでそいつはバグっちまって…てぇめぇーらを敵だと認識してるんだよぉ〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
どうよ!!!!!! 自分の妹の姿したやつに狙われる気持ちはさ!!!!!!!!!!?
…それだよ!!!!!!! 群れるからそういう弱点を突かれるんだよーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!
殺し合え!!!!!!!!!!!!!!!! バ〜〜〜〜〜〜〜〜〜カ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


X(今のうちにあたいは治療よ!!!!!!!!!
回復してから思い知らせてやるよぉ…!!!!!!!!!!!!!!!!)
ニィ…





もみーの「ヒャギョーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズォオオオオン!!!!!!!!!!!!!!!!

ウソニ「……もみーの!!!!!!!!!!!
ウイルスなんて俺が取り除いてやる…!
大人しくこちらへ来い!!!!!」

もみーの「…………ウゥゥヴゥ〜〜〜…」

もみーの「…ダ…メ………言うこと…効かない……よ…」

もみーの「ギャオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギュルルルルルルルルルルルルルルルルルルンンンンンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《もみーのは体からたくさんのドリルを出した!!!!!!!!!!!!!!!!》


ウソニ「ッッ…!!!!!」

258名無しさん@避難中:2018/04/25(水) 15:50:26 ID:cZ3HhttkO
もみーの「ッ……おッ…に………逃げてッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギュルルルルルルァァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ドギュン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ガガガガガガガガガガ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《もみーののドリルが地面をえぐった!!!!!!!!!!!!!!!!》


ウソニ「…もみーの…やめるんだ…!!!!!!!!!
そんな体では……持たんぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

もみーの「オオオオオオオオやッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギャンギャンギャン…ギャオォン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ザザッ
ウソニ「………くそっ!!!!!!!!」
チャキ…

《ウソニは銃をもみーのに向ける…》

もみーの「ドルルルル〜〜〜〜〜ラァーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴォォォォ!!!!!!!!!!!!!!!!

ギリッ…
ウソニ「………ダメだ…!」
ぐ…

もみーの「ギャアオォーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ザジュンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ウソニ「ッッッぐぅぅーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブシュアッ…

もみーの「カアアアアアッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ウィーン…ガチャッ!!!!!!
ズドドドドドド!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《もみーのは銃を出しウソニの足を撃った!!!!!!》


ドシュシュシュシュッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ウソニ「ぬぐぅッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドサ…


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ… ズシィン…
もみーの「コココココ…キギギギギギギギ…………」
フシューッ…フシューッ…

ズン… ズン…

《もみーのは倒れたウソニに近付く………》


ウソニ「…ハァ…ハァ…ハァ…」

ギゴゴゴゴ…
もみーの「………グルゴゴゴゴゴ……………
…………………お………」

ズズズズズズズズズズ……つー…
もみーの「お兄ちゃん…………こわし…て……私を…………………
………………こんなこと……………した…く…ない…」
ぽろ……ぽろ……

ウソニ「ッッ………! だが………お前…………」

もみーの「―――」
ぽろ……ぽろ……

ウソニ「………………
……………
…………………………………………………
……分かった……
…せめて…俺の…手でッ」
スー…チャキッッ…!

カッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
もみーの「ギャロロォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズォッ…

ガシッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ウソニ「ぐ!!!!!!!!」

《もみーのはウソニの両手を掴んだ!!!! そして!!!!!!!!》



メキッ…グシャッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ウソニ「………アァッッ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

《ウソニの手は…グシャグシャに握り潰された!!!!!!
そしてもみーのは…》


もみーの「バアアアアアアアアアッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギュルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルゥゥゥーーンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


もみーの「や…やめてーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

259名無しさん@避難中:2018/04/25(水) 17:38:17 ID:cZ3HhttkO
ツバメオー「ギコガベゴガン メコレ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ドギュウウゥーーーーーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

もみーの「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ガガガガガガガガギギィィッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《氷の壁がもみーののドリルを止めた!!!!》


ウソニ「!! ツバメオーちゃん…」

ツバメオー「ちょ…ちょっとお兄さん!!!!!!!!!!!!!
なんで急に兄妹喧嘩が始まってんだヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
お兄さんめっちゃボロボロじゃん!!!!!!?」

ウソニ「気をつけろ……今のもみーのは!!!!!!」


もみーの「ジュアアーーーーーーーーーフ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギギギィ…バギィー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ツバメオー「わわわっ…メコレの氷魔法の壁を壊しちゃったヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

もみーの「もみーのォォォ…ミザイル!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
キュオンッッキュオンッッキュオンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ツバメオー「ちょっ…待てヨ!!!!!!!!!!
ギコラ ドボム メコレ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギガガガガガガガガガッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ドォンドドォォーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ツバメオー「ハ…はぁはぁはぁ…
お…お兄さん!!!!!! もみーのは…」

ウソニ「…気を抜くな!!!!!!! 来るぞ!!!!!!!!!!!!!!!!」


ブォアッ!!!!!!!!!!!!!!!!
もみーの「スプリング・ロケットアーム」
ギュゥンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ズドドォォーーーーーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ツバメオー「うげぷー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

もみーの「ギャオーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ジャキィーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー「も…もみーの!!!!!!!!! タンマタンマーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぞぞーん!!!!!!!!!!!!!!!!

ウソニ「…なんでもいい!!!!! もみーのの動きを止めるんだ!!!!!!!!!!!!!!!!」

ツバメオー「っ…もみーの…ごめん!!!!!!!
キュンギアコ シールル メコレ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


コォォォォ………
もみーの「ガ…」

バギギギギギギィィンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
キィーーーーーーーーーンッ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ピキキキ…
もみーの「―――」


ツバメオー「もみーの…ごめん!!!!!!!
…お兄さん…何があったの!!!!? ボクが気絶してる間に…!」

ウソニ「かくかく しかじかだ」

ツバメオー「も…もみーのが暴走させられた!!!!!!!!!!!!!!!!?
あのクレイジーサイコタイツに…!!!!!!!!!?
なんとかならないの…!? 作ったのお兄さんでしょ!!!!!!!!!!?」

ウソニ「…………………」

ツバメオー「…そうだ! あのクレイジーサイコタイツをブッ倒すんだヨ!!!!!!!!!!!!
お兄さんが大分傷を負わせたんでしょ!!!?
今だったらボク一人でやっつけられるかも!!!!!!!!!!!!!!!!
……どこ!!?」
キョロキョロ…

ウソニ「…雲隠れした…
恐らく傷を癒すためだろうが…」

ツバメオー「あんにゃろー!!!!!!!!
ボクが探して取っ捕まえてやるヨ!!!!!!!!!!!!!!!」

ウソニ「…いや…恐らくあの女を倒したところでもみーのは正常には戻らない
もみーのを止める方法は……」



ピシッ… ピシッ…

260名無しさん@避難中:2018/04/25(水) 18:20:07 ID:cZ3HhttkO
ピシシシシ…


ツバメオー「…なに!!!?」




ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
もみーの「―――――〜〜〜〜〜〜〜ッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
メラ… メラ…



ツバメオー「ちょっ!!!!!!! もみーのを閉じ込めてる氷が壊れかけてるヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ていうかなんか…もみーの全身が赤くなってない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

ウソニ「…発熱機能だな…
こうやって氷に閉じ込められた時に脱出出来るよう」

ツバメオー「なんでそんなピンポイントな機能付けてんだヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ブーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ウソニ「もみーのがツバメオーちゃんと喧嘩になったら絶対に勝てるように対氷機能をふんだんに取り付けてあるんだ」

ツバメオー「いらん世話しすぎだろこの妹バカーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


もみーの「ワォオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギャルルルル!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー「うっ……ギコリオ ズガシ メコレ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドギュンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

もみーの「かァァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギギギギィィ〜〜〜〜〜〜〜〜〜ンッ……ピシピシシィィッッ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
バリーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ツバメオー「だ…だからなんでメコレ級の氷魔法を壊せちゃうんだヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ウソニ「ふふふ…それはな
もみーのは攻撃と一緒に分子を震わす音波を放っているんだ
そうすることで氷がなんやかんやで簡単に壊せる…
どうだ…君はもみーのに勝てないぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー「この状況でドヤる事じゃねーだろーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
バカなの!!!!!!!!? お兄さんバカなの!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ズーン!!!!!!!!

ウソニ「なんだと!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ヘッドショットするぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
…って…痛い!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズキーン!!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー「当たり前だヨ!!!!!!!!!!!!!!!! 自分の手ぇ見ろそれ!!!!!!!! 指が色んな方向向いてるヨ!!!!!!!!!!!!!!!!
お兄さんもう銃持てないからお姉さんの所にでも行ってろ!!!!!!!!!!!!!!!!」

ウソニ「…いや…俺は…
俺が…もみーのを止めないと…」

ツバメオー「……あーもー…だから!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ボクが止めるって……もみーのを!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

261名無しさん@避難中:2018/04/25(水) 18:49:58 ID:cZ3HhttkO
ウソニ「…君がか…?!
……無理だ…」

ツバメオー「うるさいヨ」
ヒュンッ…

パキキィィィーーーー…
《ツバメオーは長く伸びる氷の壁を作りだしウソニやビラコ達を守った!》

ツバメオー「もみーのの兄妹であるお兄さんが止められないなら…
次に誰がもみーのを止める?
そんなの…大親友のボクしかいないだろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ウソニ「…………ツバメオーちゃん…」

ツバメオー「ボクがもみーのを元に戻してやるから安心しなヨ!!」

ウソニ「………………」


ギギギギ…ゴゴゴゴゴン…
もみーの「ゴ……ギォ…ォオオ………ヅ………っぢゃ…ァ………」

ツバメオー「…嫌だよねもみーの……こんなの嫌でしょ
大丈夫だから…ボクが前みたいなもみーのに戻してやるから!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



ウソニ(………ツバメオーちゃん…
…………ダメだ……無理なんだ………
もみーのを止めるには…もう…)
ギリリッ…


―――

もみーの「フォルォア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギャリリリリィィィン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《もみーのの…5本のドリルが唸り…迫る!!!!!!!!!!!!!!!!》

ツバメオー(まずはもみーのの戦力を削がないと!!!!)

もみーの「カァァァァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギャンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー「ギカルト カベカ メコラ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ババババババッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《ツバメオーは小さな氷のシールドをたくさん作り出した!!!!!!》



ウソニ「…そんな薄い氷は無駄だ!!!!!!!!!!」



もみーの「ラララァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギャギャッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

バギャギャギャギャバリリィィーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《もみーのは全てのドリルを振るい…氷はいとも容易く破壊された!》

ツバメオー「…やるな!!!!!! じゃあこいつはどうだっ!!!!!!
ウォカルト カベカ メコラ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ヴォンヴォンヴォンヴォンヴォン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《またシールドを作り出すツバメオー!!!!!!!!》



ウソニ(また…! なんのつもりだ…!?)



もみーの「ジャッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギュオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!
ビュンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《もみーのは再びドリルでシールドを突いた…が!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》



ドプンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

もみーの「?!!」

《もみーののドリルは全く手応えなくツバメオーのシールドを貫いた…》


ピチャ… ピチャ…



ウソニ(あれは……氷のシールドではなく……水のシールド!!!!!!!!!?
だが…なんのために!!!!!!!!!!!!!!!!?)



ツバメオー「こうするためだヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ウォギコカス カエール メコレ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



バギギギギギンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
もみーの「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

《ドリルを突き抜け……ドリルと本体を繋ぐアーム部分に留まっていた水のシールドは…一瞬で凍り付き氷の塊になった!》

262名無しさん@避難中:2018/04/25(水) 19:16:40 ID:cZ3HhttkO
ウソニ「水魔法を氷に変えた!!!!!!!
…そうか!!!!!!!!!!!!!!!!」



ギギギ…
もみーの「…ゴ…ォ…!?」

ツバメオー「そのドリル…邪魔だね
でも普通に壊そうとしても…堅そうだね…
でも…どんなものも……凍らせたら壊しやすいんだ!!!!!!!!
そして…壊すには……名状し難いバールのようなものが一番!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
じゃーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー「それ!!!!!!!!!!」
ブンッ!

《ツバメオーは名状し難いバールのような杖を投げた…》

ツバメオー「フワラル コントーロ メコレ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
クンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ヒュヒュヒュヒュンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ギュルルルルルルル!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《ツバメオーは名状し難いバールのような杖に魔法をかけ操った!!!!
名状し難いバールのような杖はブーメランのように回転し旋回し…そして…狙いを定め!!!!!!!!!!!!!!!!》

ギュンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

もみーの「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ズガガガガガァァァァァァァァァンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
パッキィィィーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《ツバメオーの操る名状し難いバールのような杖がドリルのアームの氷を砕き壊した!!!!!!!!
氷とともにアームはへし折れドリルが地面に落ちる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》

ツバメオー「よっしゃーーっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



ウソニ「…やるな…
5本のドリルを…………ん?
………5本………いや…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ハッ…

ウソニ「ツバメオーちゃん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ドリルは全部で6本…もう1本隠している!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」



もみーの「ドルルーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
シュルルル…ギュンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ヴィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイインッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ツバメオー「はっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

もみーの「ットァァァーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ヒュンッ!!!!!!!!!!!!!!!!

ズドォンッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《もみーののドリルがツバメオーの腹を穿ったッ!!!!!!!!!!!!!!!!?》



ウソニ「ツバメオーちゃん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」



ギギギ…
ツバメオー「…だ…大丈夫…!」
ピキキキ…!

《間一髪…! ツバメオーはお腹に氷のシールドを張りドリルを止めていた……しかし!!!!!》

ピシッ… バキッ…

ツバメオー「くぅぅッッ…割れちゃう…!!!!!!!!
……このぉぉ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
グッ!!!!!!!!!!!!!!!!

ビシンッ!!!!!!!!
ビシシンッッ!!!!!!!!
《ツバメオーは割れかけた氷に魔法をかけ補強していく…!!!!!!!!》

ツバメオー「…この氷を触媒に……!!!
バクサギコン メコラ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


バゴォンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《ツバメオーはお腹の氷を爆発させた!!!!!
もみーのは衝撃で吹き飛ばされる!!!!!!!!》


もみーの「―――!!!!!!」
ドギャアアアッ!!!!!!!!!!!!!!!!

263名無しさん@避難中:2018/04/25(水) 21:32:06 ID:cZ3HhttkO
もみーの「グォォォォッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズザザザザザザザザッッ…!!!!!!!!!!!!!!!!
ボロッ…!!!!!!!!

《吹き飛ばされる体勢を立て直すもみーの…
ドリルは粉々になっていた…!》

もみーの「ギギ…」


ドドンッ…!!!!!!
ツバメオー「………ふぅー…! ふぅー…!」
ポタタ… ビシャ…

《ツバメオーのお腹には爆発の衝撃で痛ましい跡が残っていた…》

ツバメオー「……あー……爆風の指向操作失敗したヨー…
あはは………お前ばっかり痛い思いさせるのも悪かったからさ…!!」
ポタ… ポタ……ジワワワ…


ゴゴゴゴゴ…
もみーの「ギ……ギギギギ…ツっちゃん………ご……ごめ……なさ………い…」
ぽろぽろぽろぽろ…

ツバメオー「あ…あー…何言ってんだヨ…
これほとんど自爆だから……ボクのせいだから…もみーのが悪く思う必要ないヨ…
お姉さんから預かってた治癒札もあるし……だから大丈夫…
でもまぁそろそろさ………これくらいにしとこ…
戻ろ…もみーの……」

もみーの「………ダ…………メ………」
ゴゴゴゴ

ガココココココンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《もみーのは今度は体からたくさんの銃口を出現させた!!!!!!!!!!!》


もみーの「………わ…し……………て……ギ…ギギッ…ンンンンンンンンンンンンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴォオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー「…もみーの!!!!!!! まだボクと遊びたいのかヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ババッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

もみーの「一斉射撃」
ズズッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー「氷魔法札!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
シュパパパパパパパッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ビタビタビタビタビタビタビタ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《ツバメオーの投げた魔法札がもみーのの銃口に張り付いた!!!!!!
銃口が凍っていく!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》


パキパキパキパキパキパキパキパキッ…!!!!!!!!!!!!!!!!
ギィィィィーーーーーーーーーンッッッ…!!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー(一部凍らせきれなかった!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)
ババッ!!!!!!!!!!!!!!!!


もみーの「発射!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドウウウウウウウウウッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《もみーのは生き残った銃口から弾丸を発射した!!!!!!!!!》


ドドドドドドドドドドドドッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー「………!!!!!
…フワラル メコレ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
フワッ…ダンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!
グゥゥーーーンッ!!!!!!!!!!!!!!!!

《ツバメオーはフワラルを発動し…踵を返し高く飛び上がりもみーのの弾丸を飛び越えた!!!!!
そして空中から魔法を放つ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》


ツバメオー「ギコダン スナイプ メコレ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドギュギュギュギュンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



バギンッ!!!!!!!! バギギィンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!
《ツバメオーは正確にもみーのの銃を氷の礫で破壊した!!》




オオオオオオオオオオオオオオオオ…!!!!!!!!

ウソニ(…………やるな…
ツバメオーちゃんはかなり魔法を上手く扱うようになった…
もみーのの性能ならツバメオーちゃんなど10秒でノせるはずだったが……………)



ビキッ
ウソニ(悔しい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
頑張れもみーの!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)
ど〜〜〜ん!!!!!!!!

264名無しさん@避難中:2018/04/25(水) 22:21:01 ID:cZ3HhttkO
シュタタタンッ!!!!!!!!!!!!!!!!
ツバメオー「…ハァハァ…
まだ……飛び道具ある!!!!!!!!!?」


ゴォォォ…
もみーの「……ぐぐ………グリィィィ…!!!!!!!!!!!!!!!!」
シュシュンッ… シャキィーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!

《腕から刀を生やすもみーの…》

ツバメオー「…く………もう…」

もみーの「………グ……
…………ツ…ちゃん…」

ツバメオー「なに?!! もみーの…!」

もみーの「………わし……て…」

ツバメオー「…何?」

もみーの「………こ……こわして……私を…………
お…お願い…」

ツバメオー「な…なに言ってんだヨ!!!!!!!」

ググ…
もみーの「……魂の言葉にも………言うことを聞かな…い…
この体を………お願い………
もう嫌だよ……ハッキリした意識………で…嫌な戦いをするのは…
………たすけて……」
ググ…

ツバメオー「…………!!!!!!
…………………っ
…………お兄さん……
もみーのに……痛覚はあるの?」



ウソニ「……ない
メカもみーのの体にダメージを受けても 機械的な反応があるだけで
もみーのの魂が傷つくわけじゃない」




ツバメオー「……分かった」
ズズ…

ツバメオー「マッサツ ギュリコテ メコレ…!!」
ヴンッ!!!!!!!!!!!!!!!!
コォォォォォォ…

《ツバメオーの手を薄刃状の氷が覆った…!!!!》

ツバメオー「…こういうの…得意じゃないけどさ…!!!!!!!!
…これしかないんだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ダダッ!!!!!!!!


もみーの「ヅォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ババァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《刃を構えた二人が…交差する!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》



ドウッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ズピィィィィィィーーーーーーーーンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



もみーの「…」


ツバメオー「…」


もみーの「………ギィ!!!!!!!!!?」
ズ…

スパァァァァーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《もみーのの両足が………切断された!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》

ドンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



ツバメオー「…ギルとヤンデルにカラダの使い方習ってて良かった
………く…!」
ブシュッ…!

ツバメオー「…ちょっと首筋切れちゃった…
でもそっちは足………もう動けないでしょ…もみーの…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドンッッ…!!!!!!!!!!!!!!!!


もみーの「………………」
ゴゴゴゴゴゴゴ…





ウソニ「いやッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! まだだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
その足を切っても…まだ『代わり』がある!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙ッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



ツバメオー「えッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」


キュウウウウウウウウウウウウウ……イイイィィィーーーーーーーーーンッ…!!!!!!!!!!!!!!!!
もみーの「…………トランスフォーム……」

ピカァァァァァァァァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ズォオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

もみーの「………わたしは
“ジェッジャガ”で行く!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ゴアッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

265名無しさん@避難中:2018/04/26(木) 01:36:44 ID:5xGM1bTAO
キュイィィーーーン!!!!!!!!!
ガシィンガシィンッッ!!!!!!!!!!!!
ガッシィィィィンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

もみーの「PunchPunchPunch!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
じゃーーん!!!!!!!!!!!!!!!!!


ツバメオー「う…うわーー!!!!!!!!!!!!!!!!
ジェッジャガもみーのに変身しちゃったヨ!!!!!!!!!!!!!!!!
ボロボロだった体も…かなり直っちゃった…!!!!!」



ウソニ「ジェッジャガにトランスフォームすると外装は特殊プラスチック金属で新たに生成される!!
気をつけろ!!!! ジェッジャガもみーのは……近接戦特化だ!!!!!!!!!」



シュンッ!!!!!!!!
ジェッジャガもみーの「PunchPunchPunchーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドゴォッッ!!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー「バブッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ジェッジャガもみーの「ジジーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブンブンブンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ドカッ!!!!!! ズドッ!!!!!!!!
ツバメオー「う…うぐぅぅーーーーーーっ!!!!!!!! は…早いヨっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ジェッジャガもみーの「ジジジー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バコッ!!!!!!!! ズンッ!!!!!!!!

ツバメオー「くっ…ぅ…!
ヒュギコラ シィール メコレ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


バグンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《ツバメオーは氷河を作りだしもみーのを閉じ込めた…が!!!!!!!!!!!!!!!!》


ビシ…パァァァーーーーーーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ジェッジャガもみーの「ジジジーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ツバメオー「と…溶かすのもはえーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズーン!!!!!!!!

ジェッジャガもみーの「PunchPunchPunch!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドドドドドドドッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ドズゥーーーンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ツバメオー「ふグッッッ…!!!!!!!!!!!!!!!!
…あ…あぅぅ…!!!!!!!!!!!!!!!!」

ツバメオー(せ…接近戦じゃ勝ち目ないヨ…!!!!!!
一旦…距離をとらないと…!!!!!!!)
タタタ…


ジェッジャガもみーの「ジジーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガションガションガションガション!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ゴォー!!!!!!!!!!!!!!!!


ツバメオー「は…走るのも当然はやい〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズーン!!!!!!!!!!!!!!!!

ジェッジャガもみーの「KickKickKick!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドガァーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー「あうーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズサァー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!





ウソニ「♪空に輝く 真赤な笑顔
ジェッジャガ ジェッジャガー
俺の(かわいい) ジェッジャガ
危険が危ない その時は
ツバメオーちゃんどもに もうれつパンチ
俺とジェッジャガで パンチパンチヘッショナ!
みんなの かわいい友達

何かあったら 構わず殺せ!
ジェッジャガ ジェッジャガー
さすが(かわいい) ジェッジャガ
ツバメオーちゃん 恐くない
ツバメオーちゃん コテンのパアー
俺とジェッジャガで パンチパンチ心臓撃ち!
ツバメオーちゃんなんかは ふっとばせ

俺が作った オリエン○ル工業のロボットだけど
ジェッジャガ ジェッジャガー
やったぜ(かわいい) ジェッジャガ
行け行け 俺とお買い物
みんなも驚く 美貌をみせる
俺とジャガーで パンチパンチ三段撃ち!
泣くな ツバメオーちゃんは泣け!」




ツバメオー「ボクに対する悪意満点の歌うたってんじゃねーぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ずーん!!!!!!!!

266名無しさん@避難中:2018/04/26(木) 02:02:26 ID:5xGM1bTAO
ツバメオー「ハァハァ……お兄さんは黙ってろヨ!!!!!!!!!!!!!!
ハァハァ……もみーの…近接戦でボクを圧倒出来るからって勝った気になるなよぉ…
ボクは魔法使いだから…いつだって自分の得意な土俵に相手を誘い込めるんだ!!!!!!!!」
クルッ… バッ!!!!!!

《ツバメオーはまた背を向けもみーのから逃げ出す!!!!!!!》


ジェッジャガもみーの「ジジーーー!!!!!!!!」
ダッ… つるっ!!!!


ジェッジャガもみーの「ジ!!!!!!!!!!?」
つるっ…つるっ…

《ジェッジャガもみーのは走りづらい事に気付いた…
それは…なんと!!!!!!!!》

ガキィーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!
《いつの間にか地面が凍っていたのである!!!!!!!!!!!!!!!!》



ツバメオー「どうだ!!!!!!!! 滑るだろ!!!!!!!!!!!!!!!!」
シャカシャカシャカシャカ!!!!!!!!



ウソニ「…ダメだ!!!! 滑る地面なんてすぐに対応する!!!!!!!!」



キュイイィィ…
ジェッジャガもみーの「ジジジジ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ダダダッ!!!!!!!!!!!!!!!!

ペタンッ!!!!!!!! ペタンッ!!!!!!!! ペタンッ!!!!!!!!

《もみーのは足を氷にしっかり吸着させ滑ることなく全力で追いかけた!!!!!
ツバメオーとの距離が一気に縮まる!!!!!!!!!!!!!!!!》



ツバメオー「や…やるなぁ!!!!!! はぁはぁ……くっ…」
じわ…ぶしゅしゅ…

ツバメオー「……で…でも言ったでしょ?
ボクは魔法使いだから自分の得意な土俵におびき出すって…!!!!!
この氷の上で…ボクには追いつけないヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バッ… カラァンッ!!!!!!!!!!!!!!!!

《ツバメオーは名状し難いバールのような杖を地面に投げ捨てた!》

ツバメオー「……これはソウサクハツピオニーに着く前にデカチンコお兄さんに教えてもらった正真正銘の付け焼き刃なんだけどさ…!!!!!
………『マジックウエポン』!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


キュゴゴゴゴ… ドンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《名状し難いバールのような杖に氷が纏い…人が乗れるボードのようになった!!!!!!!!!!》


ツバメオー「道具に魔法効果を付与する『マジックウエポン』だヨ!!!!!!!!
これは…アイスボード!!!!!!!! 氷の上での機動力はこいつが一番なんだ!!!!!!!!!!!!!!!!」
タンッ…バシュシュッ

ゴゴォーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《ツバメオーはアイスボードに乗り…加速した!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》


ジェッジャガもみーの「ジジジジジ!!!!!!!!!!!!!!!?」
ダダ…ギュオォンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《もみーのは負けじと追いかける!!!!!!》



ツバメオー「ふふふ…追いかけっこだねぇ!!!!!!
もみーの…どこまでついてこれる!!!!!!!!!!!!!!!!?
ハァ…ハァ……
メガギコルート メコラ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


パキパキパキ… ピシィィィィーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《ツバメオーは氷でアイスボードのコースを作った!!!!
山あり谷あり…ぐるぐるゾーンあり!!!!!!!!
まさにジェットコースターのようなコースである!!!!!!!!!!!!!!!!》


ババンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

267名無しさん@避難中:2018/04/26(木) 02:18:13 ID:5xGM1bTAO
ギュオオォーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー「ひゃほーーう!!!!!!!!!!!!!!!!」
グォンッ!!!!!!!!!!!!!!!!

ジェッジャガもみーの「ジジー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ペタンッ!!!!!!!! ペタンッ!!!!!!!! ペタンッ!!!!!!!!


ガクンッ!!!!!! グォン!!!!!!!!
ガクンッ!!!!!! グォン!!!!!!!!

グルグルグルグルグルグルグル!!!!!!!!!!!!!!!!
ギューーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ツバメオー「わはーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
スリル満点ーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ば〜〜〜〜〜ん

ジェッジャガもみーの「ジジー!!!!!!!!!!!!!!!!」
ペタンッペタンッペタンッペタンッ!!!!!!!!




ウソニ「………なんかただ単に遊んでいるだけじゃないか…
どうするつもりだ…
………ん?」

ゴォォォォ…

ウソニ(…よく見ると…ツバメオーちゃんが作り出したこのアイスボードのコースには……“終わり”がある…!
……コースの最後は…道がほぼ直角に上へ高く登った所で行き止まりになっている…
あそこまで行ったら…どうするつもりだ!?)



―――

ゴォォォォォォ!!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー「そろそろこの楽しい氷滑りも終わりだヨ!!!!!!!!!!
もみーの!!!!! 見える!!!!!!?
あの最後の坂道…いや…壁!!!!! 登りきれる!!!!!!!!?」



ズォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ジェッジャガもみーの「…!」
ペタンッ…! ペタンッ…!



ギュオッ!!!!!!!!!!!!!!!!
ツバメオー「ボクは登れるヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ザザォオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《ツバメオーは最後の壁をアイスボードで駆け登っていく!!!!!!!!!!!!!!!!》


ジェッジャガもみーの「…!!!!!!」
ザザザ…

《ジェッジャガもみーのは壁のたもとで立ち止まった!!!!》




ツバメオー「お前はそこまでかヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ボクはラストスパートだヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
そりゃーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バウンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ヒュオオオオ…!!!!!!!!!!!!!!!!

《ツバメオーはついにコースの最後の壁の頂上まで到達……
そしてアイスボードは空中で旋回し…重力に従い今度は壁を下っていく!!!!!!!!!!!!!!!!
壁の下に佇むもみーのへ向かって!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》



ギュオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ツバメオー「ッ…ムッ…ギギギ…!!!!!!!
おっ…お兄さん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
もみーのの発熱機能を制御してるのは……どこーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
カッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!





ドンッ!!!!!!!!

ウソニ(!!!!!!!!
まさか…ツバメオーちゃんはこの落下を利用して…!!!!!!!!!!)
ゾクッ…

ウソニ「………左肩だ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
そこを貫けばもみーのの発熱機能は働かなくなる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」





ツバメオー「…OK!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
…喰らえもみーの!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
これがボク一番の近接攻撃…『アイスフォールバールズアタック』だーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ドンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

268名無しさん@避難中:2018/04/26(木) 02:33:25 ID:5xGM1bTAO
ゴォォォォ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ツバメオー「たぁーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ブシュッ… ブシュッ…

ツバメオー(耐えろ!!!!!!! ボクの体…
これを乗り越えれば…もみーのを止められるんだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)
ギュオッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギュンッ ギュンッ!!!!!!!! ギュンッ!!!!!!!!!!!!!!!!

《ツバメオーのアイスボードは穂先を尖らせもみーのの左肩を狙いすまし落下の勢いをあげる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》



ゴウッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ジェッジャガもみーの「ジジジーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ガシィンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《ジェッジャガもみーのはアイスボードを受け止めた!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
アイスボードの穂先は微かに左肩に突き刺さる!!!!!!!!》



ギギギギッ… ギギ…!!!!!!!!

ツバメオー「ハァァァァァァァ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズッッッ…ズズッ…

ジェッジャガもみーの「…!!!!!!!!!!!!!!!!」
ググググ…

ツバメオー「てりゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ググンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ズンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ジェッジャガもみーの「ジッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

《ついにアイスボードがもみーのの肩に突き立った……そして!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》


ツバメオー「ハァァァァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズゥンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

バギョオォーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ジェッジャガもみーの「――――――!!!!!!!!!!!!!!!!」

《もみーのの左肩を……発熱装置を貫いた!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》


ツバメオー「よし!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ジェッジャガもみーの「ジ…! ジ…!!!!!!」
バキバキバキバキ…

ツバメオー「今度こそ動きを止めろ!!!!!!!!!!!!!!!
グレザギコ シィール メコレ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


パキ…
パキィィィィーーーーーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《ジェッジャガもみーのの首から下が氷に包まれた!!!!!!!!!!!》


ジェッジャガもみーの「………!!!!!!」
プス… プス…!
しぃん………!!!!!!!!!!!!!!!!



ウソニ「…氷が…砕けない………発熱が起きていない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
もみーのの動きを封じた!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドドンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

269名無しさん@避難中:2018/04/27(金) 00:13:22 ID:R4VetVdAO
ビキビキビキビキ…ピキィィーーーー…!!!!!!

もみーの「ジ…ジジジー…ジジー…!!!!!!!!」

ツバメオー「もみーの…もう大丈夫
もう暴れる心配はないヨ……
あとはお前を元に戻すだけ」

もみーの「ぐぐ……ッぐぉオオオオオオオオオオオオオオオオん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
グアウウウウウウウウウウウン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バタバタバタバタバタバタッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー「わ…わぁわぁ待てって!!!!!!!!
ねぇお兄さん! もみーのを元に戻す方法なんかある?
どっかにリセットボタンとかないかなぁ?」

ザ…
ウソニ「………いや………ない」
ゴォ…

ツバメオー「え…な……なに言ってんの?
も…もみーのはあのクレイジーサイコタイツに変な電波浴びただけでしょ…?
それを取り除くだけじゃん…」

ウソニ「……あぁ…
だが…………未知の技術だ…
それに悪意に満ちた…あまりにも厄介な…バグだ
今の俺には…」

ツバメオー「は…? 何言ってんのさ!!!!!!!!!!!!
じゃあもみーの……どうなるの?!!!!!!!!!!」


ギギギ…ゴコ…
もみーの「ジジジ……ツ……っちゃん……
………こわして……こわして………私を………」

ツバメオー「…!!!!! 壊してって…お前…!!!
もしかしてさっきもそういうつもりで…!?
バカな事を言うなよ!!!!!!!!!!!!!!!!
自棄になんな!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
お兄さんもなんか言えヨ…」

ウソニ「………もみーのの…今の暴走を止めるには…もみーのの体を破壊するしかない…
今のもみーのは全てのパーツが汚染されている…
全身を粉々に破壊しなければ…もみーのは人を傷つけ続ける…」


ググググ… ギギギィーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
もみーの「ジュアオオォーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バタ!!!!!!!! バタ!!!!!!!! バタ!!!!!!!!


ツバメオー「ッ…ボ…ボクの氷で動きを封じておくヨ…!!!!!!!
なんかの拍子で元に戻る時まで…さぁ…!!!!!!!!!!!!!!!!」

ウソニ「………そんな可能性は万に一つもない…
………いいか……もみーのにとってこの状態は…きっとつらいものだ…
もみーのの意志を司る魂は正常なのに…体は意志から乖離し暴れ狂う…
そんな身に宿りつづける辛さがどれだけ大きいか……
…………魂を簡単にメカから離せれば話は簡単だろう…
だが…俺が力のカケラを手放した今は………それも無理だ
もみーのを救う方法はやはり……破壊するしかないんだ」

ツバメオー「……!
…分かった…! じゃあ100歩譲って壊すとするヨ…?
そしたらもみーのの魂はどこへ行くの?!
またお兄さんがもみーのの形をした何かを作れば…もみーのはこの世界に居られるの…?」

ウソニ「………どうだろうな
もしかしたらもみーのは……成仏してしまう……つまりこの世に二度と来れなくなるかもしれない」

ツバメオー「な…なんで?!!!!!!!!!」

ウソニ「元々もみーのがこの世に残ることが出来たのは…
きっと心残りがあったからだろう
…生きていたころのもみーのは…体が弱く一人では動けないほどだった……知っているだろう?
だから…もみーのは………ずっと夢見ていた…
友達を作り…肩を並べて歩き…共に遊べる日々を…
………俺は…もみーののその夢を………
メカもみーのの体で……叶えた…
…………叶えてしまったんだ…!
もみーのの夢は叶い…その魂は既に満たされた…後悔はどこにも消えた…
つまり…もみーのはいつでも成仏してもおかしくない
………あの体を……器を失えば…すぐにでも…」

ツバメオー「…………や…やだ………ボク…
もみーのと会えなくなるなんてヤだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

グッ…
ウソニ「俺だって…同じ気持ちだ!!!!!!!!!
しかし…もみーのをこのまま苦しませるのも……兄として出来ない!!!!!!
だから俺はもみーのを壊す覚悟をした……だが…この手ではそれが出来ない!!!!!!!!
だから……俺の代わりに…ツバメオーちゃん!!!!!!!!!!!!!!!!
君がもみーのを葬ってくれ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
…君にしか頼めない…
君は…………もみーのの親友だからかだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドンッ!!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー「………!!!!!!!!!!!!!!!!」

オオオオオオオオォ

270名無しさん@避難中:2018/04/27(金) 00:40:55 ID:R4VetVdAO
ツバメオー「…………ボクが…!」


もみーの「………おね…おねが……ィツっちゃ………」
ぽろ…ぽろ…

ツバメオー「っもみーの…!
…………ッ」


ゴォオオオオオオオオオ…


――― 回想

ギル「この方はツバメオー殿であります」

もみーの「ツバメオーさん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あの! 急で申し訳ないんですけど! もし…良かったら…」

ツバメオー「…?」

もみーの「私とお友達になってくださいっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
パァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー「え…えはぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ドキィィィ〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


―――

もみーの「…ツっちゃんありがとう……私とお友達になってくれて……」


――― 回想終わり…



ツバメオー「…………分かった………
ボクが…やるヨ…」
ジャキ…

もみーの「……ツ……ちゃ…
ありが………と……」

ウソニ「…すまない………」


ザ… ザ…
ツバメオー「………スゥー…」
コォォォォォォ…

《渾身の魔力を溜めるツバメオー…!》


ツバメオー「………もみーの………
ボク…やっぱりもみーのと友達になれて良かったヨ…
お前はボクにとって初めての友達(ヤンデルは手下)だった…
はじめは気恥ずかしかったけどさ……
……最初の時はすぐにお別れになっちゃったけど
………お前がメカになって戻ってきてから…一緒に歩いたり走ったら遊んだり……色んな事が出来て……すごく嬉しかった…」

もみーの「…」

ツバメオー「でもボクは………満足してないからなっっっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ボクはお前とずっと友達でいたかったんだっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
何年たっておばさんになってもおばあさんになってもお前とは!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
…一番の親友でいたかった!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
お前にはもう悔いがないなんて言うけど……勝手に満足すんなよっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
こんなお別れボクは許さない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
だから“さよなら”は言わない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
“また明日”………いいな…もみーのぉっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぽろ…ぽろ… ぼろぼろぼろぼろ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

もみーの「……! …うん…!!!!!!!
…………“また……明日”…!」
ニコ…


ツバメオー「ギコリオ フーリュード メコレ ギオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」



ズッ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ドンッッッッ……―――――――――――――

……

271名無しさん@避難中:2018/04/28(土) 00:32:17 ID:2zZklCQYO
―――

ヒュオオオオオオ…


カラ… カラ…
《残骸だけがそこに残った…》


ツバメオー「もみーの………ううぅ…」
ぽろぽろ…

ウソニ「………ありがとう ツバメオーちゃん…」

ツバメオー「………うん……
…うっ…」
くらぁ…

ウソニ「! 大丈夫か」

ツバメオー「……体がもうガタガタ…
魔力もほとんどカラッ欠だヨ…」

ウソニ「凄まじい魔法だったからな…」




ザンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
X「アッハハハァー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
やるじゃねーかてぇめぇーら!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
てぇめぇーらみたいな絆ごっこのあまちゃん共は仲間なんて殺せないと思ってたわぁー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
それともアイツはお荷物だったのかしらぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
あひゃひゃひゃ!!!!!!!!!!!!!!!!」
バンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



ツバメオー「…あいつ…!!!!!!!!!!」

ウソニ「傷が癒えたのか…まずいな…」



X「てぇめぇーらもうボロボロじゃあん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
こりゃもう簡単に殺せるわね!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
すぐ死ね!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
チャキキキキンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

X「重ね撃ち『フォーバズーカ』!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドドドドンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!




ウソニ「ッ…まずい!!!!!!!!!!!!」

ツバメオー「か…体が動かないッ…」




X「死ね!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ギュオォーーーーーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
チュドド〜〜〜〜〜〜〜〜〜ンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



X「…ん!!!!!?」



ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…
しゅうううううううう……


ツバメオー「…!! ………?!」

ウソニ「…ぬっ…!」


ドドンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
エンカ「すまぬ
待たせてしまったでござるな…」

ツバメオー「おっさん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

エンカ「………捨て身の攻撃にやられるとは不覚の至り…
しかしここからは……拙者が全ての攻撃を受ける!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
拙者の後ろの者達には傷一つ付けさせん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドドンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

272名無しさん@避難中:2018/04/28(土) 01:08:40 ID:2zZklCQYO
エンカ「…ツバ嬢もウソニ君も…ビラビラ嬢達も拙者より後ろに居るでござる」

ビラコ「分かったです!!」

ギル「は…はい…」
バーンッ!

ツバメオー「あーッッ!!!!!!!!! ギル! ヤンデル!
お前らも生き返ったのかヨ!!!!!!!!!!!!!!!!」

ヤンデル「元から死んでない……」
ずーん…

ギル「…なんとか…目が覚めた程度には回復したのですが…
起き上がって戦うにはまだまだ…
……すみません 自分が眠っている間にもみーのさんが……」

ウソニ「…それはいいさ
それより今は…もう少し回復に専念するんだ」

ギル「はい…!
あと少しすれば…自分達も共に…!」




ギュオンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ズオォッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

エンカ「!!!!!」
ドゴッ!!!!!!!!
ドゴゥッ!!!!!!!!

《盾で攻撃を受け止めるエンカ!》



X「かーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
なんだなんだ!!!!!!!! 揃いも揃って復活しやがってさぁ!!!!!!!!!!!!!!!!
仕方ないな!!!!!!!!!!!!!!!!
揃いも揃って殺し直してやる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズドドドドドォンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



エンカ「チョベリグゥ……幅広モード!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
グゥンッ…!!!

ドガガガガガガガガガッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


X「オラオラオラーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ボボボボボボボボボッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



エンカ「無駄だ」
バゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゥゥンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



X「ぬぅーーー!!!!!!!!!!!!!!!!
じゃあこの虎の子…レーザービームで焼き切れろーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギュウゥゥゥンッ…

ビゴゴォーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!




エンカ「…通さんといったら…」
ザザンッ…!

《エンカは盾の前に立ちディスペラードを構えた!》

エンカ「通さん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ジジジッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ズパァァァァーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《ビームを真っ二つに切り裂くエンカ!!!!!!!!!!!!!》



X「…あぁ?!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」



エンカ「拙者は守り切るぞ………それが騎士の誇り!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

273名無しさん@避難中:2018/04/28(土) 23:55:52 ID:2zZklCQYO
X「き…騎士だぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
お前…」



エンカ「…お前からは多くの血の匂いがするでござる…
…戦場で浴びた血か……それとも日常的に浴びている血の匂いか…
その呪われた狂気…拙者が止める!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズンッ…!! ズンッ…!!

《後ろのギル達を守るように盾を置いたままにして…エンカはセルライターXの元へと歩み寄って行く!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》



X「…盾を捨ててあたいの方へ来ようっての!!!!!!!!!!!!!!!!?
自分の身は省みず他人を守ろうだなんて……気持ち悪い!!!!!!!!!
この…気持ち悪さは前にも感じたことがあるわ…!
…! てぇめぇー………そのマーク……!!!!!!
……てぇめぇー……そうか……
…連合騎士団だな!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ドンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


エンカ「いかにも」


X「かぁぁぁぁぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
じゃああの忌ま忌ましいネットリ糞キモチョビ髭親父の仲間か〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ギリギリギリギリィィィッ…!!!!!!!!!!!!!!!!


エンカ「なに……?
清清しいさわやかダンディナイス髭紳士だと……?
まさか…お前が戦ったのは副団長か?!」


X「あの糞キモ野郎は魔反会に来て絶賛登り調子マックスだったあたいに初めて恥をかかせてくれやがったゴミヤローだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あんなやつに恥かかされた時の屈辱は……ずーっとあたいの心に渦巻いてたんだよぉー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
それがついに晴らせる!!!!!!!! 八つ当たりでな!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドドウッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


エンカ「ふんっ!!」
ガィンッ!!!!!!!!!!!!!!!!


X「オラーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドギュンドギュン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


エンカ「ぬぬん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


X「オラオラオラオラオラァ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


エンカ「ふんふんふんふんふんふんふんふんふんふんふんふんふんふんふんふんふんふんふんふん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



―――

ツバメオー「…おっさんすげーな!!!!!!!
盾は置いてって…あんな細い剣だけで全部の弾をはじいてる!!!!!!!!」

ギル「当然ですよ!!!!!!!!!
エンカさんの剣の技はネアメでもトップです!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ウソニ「…だが油断はならん
あの女は色んな物を隠し持っている…!」

274名無しさん@避難中:2018/04/29(日) 00:15:26 ID:n4e2hpUUO
X「は…ハァ…ハァ…
こ…こいつ〜〜〜…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


エンカ「終わりか?
ならばこちらも動く…」
ズン… ズン…

《エンカは一歩ずつセルライターXへと近付いて行く…!》


X「くんじゃねぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
筋肉の圧がキモいのよダルマがーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
バズーカパーティーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドガンドガンドガンドガンドガンドガンドガン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


エンカ「ぬんッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ザゥッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

エンカ「ぬェいッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズシュッ!!!!!!!!!!!!!!!!

エンカ「とぉー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バシューーーーーンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


X「重ね撃ち『ファイブバズーカ』!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドドドドドォオオンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギャオォッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



エンカ「!!!!!! ぬェァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズォッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ガギュアアアアアッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


エンカ「おッ…おぉッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ググググ…

《威力の上がった5連バズーカも真正面から受け止めるエンカ!!!!!!!》

ムキッ…
エンカ「……ぜぁッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ザザザシュンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ドゴゴォ〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


エンカ「……ふぅ…」
スゥ…


ブォッ!!!!!!!!!!!!!!!!
ギュオンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《5連バズーカを切り落としたのも束の間!!!!!!!!!!!
煙で視界が遮られていたエンカの左側からグレネード弾が!!!!!!!!!!!!!!!!》



X「ホーミンググレネードでも喰らえやッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」



エンカ「ッッンン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガシッ…グッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ズドォーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
バアアアアアァァーーンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

275名無しさん@避難中:2018/04/29(日) 01:11:59 ID:n4e2hpUUO
カラァァァァァンッッ…!!!!!!
《エンカの剣が落ちた…》





ビラコ「エ…エンカさんがっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ヤンデル「…いや…っ」




しゅううううう…

ゴオオオオオオッ…!
ドンッッ!!!!!!!!

エンカ「…ふぅぅぅぅぅぅ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
プス… プス…

《エンカはグレネード弾の直撃を受けても尚……大地を踏み締めていた!!!!!!!》


X「なんだこいつ…………
やせ我慢してんじゃねーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドドドウンッ!!!!!!!!!!!!!!!! ドバァーッ!!!!!!!!!!!!!!!!


キュオオオオオオオンッ…
チュドドンッ!!!!!!!!
ドゴォーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《盾も剣も失ったエンカは…
立て続けにセルライターXの砲撃を体に受けつづけたッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》

エンカ「――――――!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」



ドオンドオンドオン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ズドドォ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
バッゴァアアアアアアッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ズズズズズズズズズズズ…

X「…消し炭と化したかオラァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


エンカ「―――…」
オオオオオオオオオオ… ザッ!!!!!!!


ぞっ…
X「ま…まだ動きやがるのか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
もう体ボロボロだろうが!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ゴォォォォ…
エンカ「……ボロボロ…?
…………ふっ…見てくれだけさ……
……拙者はな…人を守るためにあの盾を与えられた…
だが…盾一つでは拙者が守れる人数にも限界がある…
だからこれまで…拙者は失ってきた…
仲間達………スケさん………
あの時…拙者にもっと守る力があれば……死なずに済んだ仲間はもっと居たはずだ…
もっと………盾があれば……!
そう…………盾は多ければ多いほど人をたくさん守れる…
だから…拙者は盾を増やした…
それは…」

ムキキーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
エンカ「この肉体でござるッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
縦横無尽のこの肉体を盾にすれば…拙者はもっともっと人を守れる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
拙者は真理へと至り限界の果てまでこの肉体を鍛え抜いた!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
だからお前の砲撃などでは倒れん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ムキキッ!!!!!!! ムキッ!!!!!!!!
モリモリモリィィィィッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


X「キモキモキモーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドバババババババババ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


エンカ「無駄だ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
今まで多くのペインを受けて来たこの肉体を…簡単に崩せると思うなよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズンッ!!!!!!!! ズンッ!!!!!!!! ズズンッ!!!!!!!!!!!!!!!!

276名無しさん@避難中:2018/04/29(日) 01:30:39 ID:n4e2hpUUO
ギル「お…おおぉっ…さすがエンカさん!!!!!!!!!!!!!!!!
今のエンカさんは…人を守るのに盾も剣も要らないんだ…!!!!!!!!!!!!!!!!!
まさに……エンカさんはエンカさんという騎士の…真理に到達したのでありますね!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ヤンデル「今までの生傷作りもこの真理のための伏線だったんだ…!」
ゴクッッ…!!!!

ツバメオー「違うと思う」
すーん…

ギル「…こうしては…いられませんね…!」
うずっ…


―――

エンカ「どんどん撃って来い!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
拙者は受け切る!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドンッ…!

X「………!!!!!
死ねよ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
チャキキキキィッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ドンドンドンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
バシュウッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! ギャオンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
バギュオンバキュウンドギャオオォーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ドパドパドパドパアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ボボボォーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



ドガガガガガッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
チュドッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
バババババーーーーーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


エンカ「るぇえええええええええええァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ムキキキィィィッ!!!!!!!!!!!!!!!!

《エンカは飛んで来る弾丸を肉体で弾き返し…そして肉体で受け切っていった!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》



ゴォォウッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
エンカ「オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズンッ!!!!!!!! ズンッ!!!!!!!! ズンッ!!!!!!!!


X「か…重ね撃ち『シックスバズーカ』〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドドドドドドンンンンンンンンンンンンンンンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


カッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
エンカ「ふんんんんヌヌゥゥーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ボゴォォォウッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

エンカ「おおおおおおおおおおおおおおおおおおッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズンッ… ズンッ!!!!!!!!


ぞくっ!!!!!!!! ゾゾォー!!!!!!!!!!!!!!!!
X「は…ハァッ!!! ハァッ!!!! ハァッ!!!!
く…来るなーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
化け物ーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!」


エンカ「…」
ズンッ… ズンッ… ズンッ…!



X「…そ…それ以上来るなら……
爆発しろーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
オ゙オ゙オ゙オ゙ッ!!!!!!!!!!!!!!!!


ズンッ… ポチッ!
エンカ「!!」


ギュオオオオオオオオンッ…!!!!!!!!!!!!!!!!

《セルライターXは目の前……その時!
エンカが踏み締めた地面から鳴り響くこの音は……あの!!!!!!!!!!!!!!!!》

277名無しさん@避難中:2018/04/29(日) 21:11:50 ID:n4e2hpUUO
シュゴゴゴォーーーーーーーーー…

エンカ「…これは…」




ビラコ「あうーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
にゃんこちゃんを火だるまにした地雷ですーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
逃げてーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」




X「もうおせぇよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ズンッ…
ジュボボォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
メラアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ドォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


エンカ「…………!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ゴゴォオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ズズズズズズズズズズ…ヴォアアァァ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



X「ひゃっはっはっはァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
消えろ消えろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
燃えカスになりやがれーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」



ジュアアアアアアア……………
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…

ブス… ブス…


ドンッ…!!!!!!!!!!!!!!!!
エンカ「―――」


X「っりィ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
炭化しやがったな!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
そのまま粉々に粉砕してやる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
消え死ねーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドドウンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《セルライターXは至近距離からエンカに砲弾を放った!!!!!!!!!!!!!!!!》



エンカ「――――…」
カッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ガシィンッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


X「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」


ジジッッ… ジジッッ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ググググググググ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
エンカ「……………なかなか効いたでござるが…」
ミシ…ミシ…

《エンカは…
ほぼ0距離から放たれた砲弾を素手でキャッチしていた!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》

バンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


エンカ「…拙者の身も心も砕くには……
程遠いな…!」
ニィッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

X「ひっ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゾォォ…!!!!!!!!!!!!!!!!

278名無しさん@避難中:2018/04/29(日) 21:51:56 ID:n4e2hpUUO
《…何をしても倒れないエンカの姿に…セルライターXの脳裏に過ぎる…
屈辱(トラウマ)の記憶!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
エンカと…あの発泡スチロールの姿がダブった!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》


ゾゾゾゾォー!!!!!!!!
X「い…いぃぃぎィィィィィィィィィィィィィッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
またあたいの道を…邪魔するのかァァァァァァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あああああああああああオアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ジャカカカカンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《セルライターXは今まで一番たくさんの武器を出した!!!!!!!!!!!!!!!!》




ツバメオー「一斉に来るヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
おっさん耐えろ!!!!!!!! 耐えてそいつの心を折っちまえ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ウソニ「いや……!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」




バンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
エンカ「―――」




ウソニ「気絶している!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
やはり限界だったんだーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ビラコ「エンカさんーーーーーーーーーっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」




X「オラアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴゴォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



ギル「仕込み七星剣『ワイヤー』!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ヒュルンッ!!!!!!!!!!!!!!!!


ギュッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
X「んぉア!!!!!!!!!!!!!!!!?」


バッ…
ヤンデル「…勇者聖拳…『奈似蛾黄金週間堕世訓西魯尾裸』ーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドドドドドドゴゴゴォオオオオオオオオオオン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

X「ッぶるぁあああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドグシャアァーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!




ツバメオー「…ギル!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ウソニ「復活した!!!!!!!!!」




ギル「………皆さんが繋いできたこのバトンを……自分達がゴールへ運ぶ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

279名無しさん@避難中:2018/04/29(日) 22:17:09 ID:n4e2hpUUO
X「てぇめぇらァァァァァァァァッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ジャキーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ドドドドドドドドドドドド!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ババッ!!!!!!!!
ギル「仕込み七星剣『煙幕』!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ボフンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

モアァァァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

X「こんなもんがなんだオラアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドドドドドド!!!!!!!! ドドドドドドドドドドドド!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ヤンデルの声「勇者聖拳!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ババッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
X「こっちかボケーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ズォッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ギル「いや…そのヤンデルさんの声は囮!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

X「!!!!!!!!」

ギル「皇牙!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ザシンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

X「いぎぎィ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
よろっ…

バッ!!!!!!!!!!!!!!!!
ヤンデル「『詩月弐銃苦日』!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズドドッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

X「ッッくぅーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バシィンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《畳み掛ける攻撃を加えてきたヤンデルの拳をなんとか止めたセルライターX!!!!!!》

X「ハァ…! ハァ…! ハァ…!」

ヤンデル「この攻撃はわざと止めやすいように緩く撃った…
お前………班長なのにこんなもんなのか………
アラプマってやつは凄かったけどお前はたいしたことないな…
ウソニさんの技にエンカさんのタフさ……立て続けに味わって調子が狂ったか…?
いや違うな…そもそもお前はたいしたことないんだ…」

X「あ…?!」

ヤンデル「お前は武器を速く扱えるみたいだが…ただそれだけ…
そして誰よりも意地の悪い戦い方が出来るだけ…
仲間をコマにし…犠牲にし……多くのものを失ってやっと掴める薄っぺらな勝利…
お前は今までそれを繰り返して…自分は強いと言い聞かせて来たんだろうけど…
実際のところはなんのお膳立ても策もなければ誰にも勝てない弱い奴だ…!
お前なんてな……最初の姑息な罠が無ければ…
俺達に数分も経たずにやられてただろうな…!!」

ビキビキビキビキ…
X「な…ん…だ…と………ォオオオオオオオオオオ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブチィィィッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

280名無しさん@避難中:2018/04/29(日) 22:40:33 ID:n4e2hpUUO
X「うるせーーーーーーーーーぞぉーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
てぇめぇみたいなキモいガキがあたいを知った風な口で利いてんじゃねぇぞぉーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あたいは…あたいは実力でこの地位にまで上り詰めたんだーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
アラプマ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!? あんな清廉キチガイと並べんじゃねぇぇーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
実際に戦えばあんなカスよりあたいのが強いんだよぉーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カァァァァァッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ヤンデル「…あ? 悪い
全然聞いてなかった」

X「あ゙!?」
ブチチッ…

ヤンデル「…お前の“後ろ”の……
ギルを見ていたからな………」

X「…ハッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バッ…

グォッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ギル「獅子牙!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ザザザンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

X「ぎゃあぁーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドシャシャーッ!!!!!!!!!!!!!!!!



―――

ウソニ「…やるな…!
完璧だ…あの二人の連携!!!!!!」

ツバメオー「っ…くぅっ!
ボク………このまま見てるなんてできない!!!!!
魔力がなくたって…少しでもやれることはあるはずだヨ!!!!!!!!!」
バッ…

ウソニ「…そうだな…
…………先生… 簡単なテーピングでもなんでも構いません
この…俺の手を…“固定”してもらえませんか」

ビラコ「…!
………………はいっ!!」
しゅるっ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


――――

X「逃げんじゃねぇーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ジャキジャキ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ダダダダダダダダダダダダン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ドドドドドドドドドドドドン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《セルライターXは両手に機銃を構え 別々に逃げるギル達を狙い撃つ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》



ドドドドドドドドドドドド!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
チュンチュンチュンチュンチュイィン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ザザザザザッ…
ギル「…」




ババババババババババババ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ドギャギャギャギャアアアアアンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ズパパァーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

シュタタタッ…
ヤンデル(………やっぱりな…
微かだけど俺に対しての攻撃がギルより激しい…!
さっきの俺の言葉が効いてる…俺にキレているんだ…!
だから最初に俺を倒そうとしている…
……これがが……サナバーさんの言っていた…“技”!!!!!!!!!!)
ドォッ!!!!!!!!



回想サナバー(これはわしの知り合いが使っていた技術じゃ…
『感情』の一つ…特に『怒り』を引き出すことで相手の行動を制限する事が可能になる…
『アングリーステップ』という技じゃ
ヤンデル……お主自身も感情に囚われた存在…
そのお主なら他者の感情を引き出す技も使いこなせるかもしれんな)



ドンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

281名無しさん@避難中:2018/04/29(日) 22:58:11 ID:n4e2hpUUO
X「ハァハァハァァァッ…オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドババババババババッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


チュインチュインチュイン!!!!!!!!!!!!!!!!


X(…あのガキから!!!!!!!!!!!!!!!! あのガキから消す!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
だ…だけど冷静になれあたい!!!!! 後ろにはあの裏切り野郎もいる!!!!!!!!
そっちにも気を回せ!!!!! そっちにも…)
ドパパパパパパパンッ!!!!!!!!



ギル「ぬん!!!!!! ハッ!!!!!!」
バッ ササッ!!!!!!

ギル(…冷静になれていませんよ
露骨にこちらへの弾幕が薄いです
故に自分に対する注意も薄いでしょう…
よし…ヤンデルさんの技は上手く行っているようですね…………
さて………)
シュル…



X「死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドパパパパパパパァァァァンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ズババババババババババババババババババ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《セルライターXは銃を乱射し続け
ギル達はセルライターXのまわりを旋回するようにして弾幕を回避し続けた》


X「ぎゃーーーーーーーーーはっはっはっはっはァァァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
チキチキチンコ共ォォ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
どうしたどうしたホレホレ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あたいに近付いて見ろよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あたいのまわりぐるぐる回ってメリーゴーランドかってぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
まぁいいけどな!!!!!? 体力が尽きるまで回りに回ってろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
こっちの弾はつきねーからさァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


―――… 数分後…


X「あひゃーひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドウウウウウウウウウウウウウウウウウウ!!!!!!!!


チュインッ チュイィンッ

ザッザッ… ザザザッ
ヤンデル「……ふぅー…ふぅー…」



ギル「…ぜぇ…」


《ギル達は絶え間無い銃撃によりなかなか攻勢に出れず今もセルライターXのまわりを回っていた!》



ヤンデル「………ッぐ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガッ!!!!

《ヤンデルは石に躓いた!!!!!!!!》



X「!!!!!!!!!!!!!!!!
取ったーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バシュッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



ドッ!!!!!!!!!!!!!!!!
ヤンデル「ぐッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

《ヤンデルの足に弾が被弾ッ?!!!!!!!!》

282名無しさん@避難中:2018/04/30(月) 01:41:08 ID:2MVw5QxIO
ヤンデル「くっ…」
ザスッ…

《膝をつくヤンデル…!》



ギル「ヤンデルさっ…」

《ギルはヤンデルからセルライターXを挟んで対角線上に居た!
あわててヤンデルをフォローしに行こうとするが…!》


X「おっと動くな!!!!!
動くとあいつを撃つ……」
チャキ…


ギル「…!」



X「くく…くひゃひゃーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ザマーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
最後はこうなるのよ!!!!!!!! 風はすべてあたいの方に向くのよぉ!!!!!!!!!!!!!!!!
さぁどうしてやろうかしらねぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
そのムカつく顔をブッ飛ばすのもいいけど…じわじわ殺すのもいいなぁ…!!」
チャキ…


ヤンデル「…………
気をつけろよ…」


X「は?」


ヤンデル「………足元だ………
勝ったつもりでいたら……掬われる……いや…“縛られる”…」
ギュ…

《ヤンデルは地面に落ちていた何かを握りしめた…それは!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》


X「…なに!!? 紐………ワイヤー!!!!!!!!!!!!!!!!?」


ヤンデル「………『怒り』がお前の視野を狭めた…!
足元も……自分の回りも……見えてなかったな…!」


X「!!!!!?
…ハッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
キョロ…!!!!



バンッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《いつの間に…セルライターXはワイヤーに囲まれていた!!!!!!!!!!!!!!!!》


X「これ…は……あの裏切り野郎の剣から伸びた…ワイヤー…!!?
いつのまにあたいの周りを…何周も…囲って…!
ま…まさか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

X(あの裏切り野郎…………ぐるぐるあたいのまわりを旋回しながら…ワイヤーであたいを囲んでいやがったのか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あの眉なしのガキに意識を向けすぎて…気づけなかった!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)
ガーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ギル「………意味もなくあなたのまわりなんか回りませんよ…
全てはワイヤーを設置するため…!!!!!」


ヤンデル「そして俺も…意味もなくこんな場所でコケたりはしないさ!!!!!!!!!!!!!!!
そして足を撃たれたってのも嘘…フリだ!!!!!!!!
全ては……“俺が引っ張るワイヤー”を…ごく自然に引っ張るため!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギュッ!!!!!!!!!!!!!!!!


X「まさか………まずい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」



ギル「行きますよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ヤンデル「おぉ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」




ギュルッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《ギルはワイヤーが伸びる剣を…ヤンデルは伸びたワイヤーの先端を…
それぞれ引っ張った!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
セルライターXを取り囲んだ幾重のワイヤーは…一気に締まる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》



ギュギュギュギュッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
バシィーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

X「ぐぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

バンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《セルライターXはワイヤーで全身をぐるぐる巻きにされ動きを封じられた!!!!!!!!!!!!!!!!》

283名無しさん@避難中:2018/04/30(月) 01:43:39 ID:2MVw5QxIO
訂正

ギル「………意味もなくあなたのまわりを回りませんよ…
全てはワイヤーを設置するため…!!!!!」


ヤンデル「そして俺も…意味もなくこんな場所でコケたりはしないさ!!!!!!!!!!!!!!!
そして足を撃たれたってのも嘘…フリだ!!!!!!!!
全ては……“俺が引っ張るワイヤー”を…ごく自然に掴むため!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギュッ!!!!!!!!!!!!!!!!

284名無しさん@避難中:2018/04/30(月) 19:36:16 ID:2MVw5QxIO
ギギギギ…
X「なによこれぇ〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あたいは緊縛する方は好きだけどされるのは好きじゃないんだよぉ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ギル「大丈夫です
すぐに解いてあげますよ
……ネアメの牢の中でね……」
ドンッ…!!!!!!!!!!!!!!!!


X「き…きぃぃぃぃぃ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
くっ…」


ギル「いやぁ上手く行きました
ヤンデルさんの感情操作が成功したおかげです」

ヤンデル「かなり簡単に掛かってくれた…
こいつが単純でバカなやつで助かった…」

ギル「これで自分達の役目は果たせましたか…
あとは上の皆さんの帰りを…」


X「バカは……」
ザリ…パサッ…!

《セルライターXを拘束していたワイヤーが…切れた!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》


X「てぇめぇーらだッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
シュパパパパパパパパパパパパァァァァンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《セルライターXは数え切れないほどの投げナイフを投げ付けた!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》



ヤンデル「ぬぅ!!!!!!!!!!!!!!!?」
ドスススッ…

ギル「ぐっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガキキキキィンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


X「こんなもんであたいを捕まえられると思ったかーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ババババババババババババ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


キンキンキィン!!!!!!!!!!!!!!!!
ギル「自分の仕込みワイヤーをナイフで切った!!!!!!!!!!?
そんな簡単に切れるものではありませんが…!
ヤンデルさん!!!! 大丈夫ですか!!!!!!!!」

トトトトトトトトトトトトンッ!!!!!!!!!!!!!!!!
ヤンデル「あぁ…! 少し刺さったけど銃弾に比べたら大した事はない…!
ギル…! あいつは捕まえるなんて生易しいものじゃダメだ…!
完全に気絶させないと…!」

ギル「そうですね!!!!!!!!!
我々のコンビネーションでもっと追い詰めましょう!!!!!!!!!」

ヤンデル「あぁ!!!!! 行こう…!」
ザ…



X「オラオラオラーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
シュババババババババババァー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ザッ… ザザンッ!!!!!!!!!!!!!!!!

《セルライターXはナイフを投げつつ後退しギル達から距離をとる!!!!!!》



ギル「ん!!? あの動きは…逃げる気か!!!!!!!?」

ヤンデル「追おう!!!!!!!!!!!!!!!!」
ダダダッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



ザザザザザァッ…ザザッッ!!!!! ザッ!!!!!!!!
X「…くくくくっ!!!!!!!!」
シュタッ!!!!

《セルライターXはある場所で立ち止まった》



ギル「ん!? 逃げ出したのではないのか!!!!!!?」

ヤンデル「構うか!! 一気に叩こう!!!!!!!!!!!!」
ゴォッ!!!!!!!!



ビッ!!!!!!!!!
X「止まりな!!!!!!!!!!!
あたいのまわりを見ろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」



ザザザーッ!!!!!!!!
ギル「!!!!!! ヤンデルさんストップ!!!!!!!!!!!!!!!!
…あれを!!!!!!!!」

ヤンデル「…!?」




ドンッッッ!!!!!!!! ドンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!
ドドンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《セルライターXが立つ地面の周囲に……地雷のようなものがたくさん埋められていた!!!!!!》

バンッ!!!!!!!!

285名無しさん@避難中:2018/04/30(月) 19:58:52 ID:2MVw5QxIO
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ヤンデル「…あの剥き出しの機械……あれ全部地雷…!?」



X「ひゃははは!!!!!!!! そうよ!!!!!!!!!!!!!!!!
これ全部化け猫と筋肉だるまが掛かった感知式地雷よ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
それがあたいの周囲…10m内全てに!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ギッシリ敷き詰められブラフはなし!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
足を踏み入れられる〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!?
キャハハヒヒャハハハハッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙!!!!!!!!!!!!!!!!



ヤンデル「…いつの間にあんなものを…!!!!!!!」
ギリッ…



X「てぇめぇーら………あたいにここまでの事をさせた事は…認めてやるわぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
とんでもなくムカつく糞共だってなァァァーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
だからあたいのとっておきで殺す!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バッ…ゴソッ…

ゴソッ… ゴソッ… ゴソッ…
X「…こいつは……なんでも素早く取り出せるあたいでも出すのに時間が掛かる代物よぉぉ…!!!!
見せてやる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ドンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

X「『35mm口径固定機関砲台』ィィ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
1秒間に60発の弾を撃ちだし装填数は驚異の20万発!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
全てを消し去るまで!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
撃つことをやめない破壊の化身だーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

バーンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!




ヤンデル「今までどこにどうしまってたんだアレーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブブブー!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「…!! あれは…まずい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」



X「遺骨をも失って死ねーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ポチッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ズドガガガガオンガオンガオンガオンガオンガオンガオンガオンガオンガオン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボウッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



ギル「―――――!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

286名無しさん@避難中:2018/04/30(月) 22:20:40 ID:2MVw5QxIO
バガァンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ドギュアッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ズガァァァーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



ギル「…ぐっ…避けるのに精一杯だ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ヤンデル「あんなもん隠してやがって…!
…ぐっ!!!」
よろ…

ギル「ヤンデルさん!!!!!!!!! やはりナイフの傷が!!!!!!!!!!!!!!!!
ヤンデルさんは下がった方が…!」

ヤンデル「…ここまで来て…退けるか…!!!!!!!!!!!!
あと少しなのに!!!!!!!!! あんな口だけの奴…あと少しで倒せるのに!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」



ババババババババババアアアアッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



ギル「ぬぅぅぅーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
弾幕にッ…轢かれる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ギョアアアアアアアアアッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



バッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
エンカ「ンンンンンンンンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガガガガガガガガガガガッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《その時!!!!!! エンカが2人の前に立ち弾を防いだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》


ギル「エンカさんッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ヤンデル「エ…エンカさん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
だ…ダメだ!!!!! こんな弾を体で受けたら!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
エンカ「……気が…満ちる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
まだ…まだ耐えられる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
拙者の後ろにつけ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
そして…」
ダッ!!!!!!!!!!!!!!!!

《エンカは猛然と機関銃の嵐の中に飛び込んだ!!!!!!!!!!!!!!!!》


ギル「エンカさん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」




ズンッ!!!!!!!! ズンッ!!!!!!!! ズンッ!!!!!!!!
エンカ「オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」



X「て…てぇめぇー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ま…またあたいの前に立ち塞がろうってのか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
死に…損ないがァーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


バズズズズズズズズズズ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
エンカ「んんんッッ!!!!!!!! ンンッ!!!!!!!!!!!!!!!! ンンンンンンンンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズンッ… ズンッ…

エンカ「ッッ…」
ズズ…


ギュオッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ドギュッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
エンカ「ッッッかッ…」

《…ついに…! エンカが体に張っていた防御の気が緩み…弾丸が…胸を貫いた!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
エンカは…前のめりに…倒れる…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》

287名無しさん@避難中:2018/04/30(月) 23:29:14 ID:2MVw5QxIO
X「おぉーーーーーーーーーしゃあ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」



グラァァァ…
エンカ「――――…」


エンカ「………越えていけッッ…」
ニッ…


ドドッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル&ヤンデル『ッッだアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ドドッ…バァンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《ギルとヤンデル!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
二人はエンカの背を踏み台にし…地雷原を飛び越え…セルライターXの元へ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》

ゴォオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


X「ぬわにィィッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ギル「たアアアアアアアアアアアりゃアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ヤンデル「オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ドドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



X(…やべぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
この機関砲の射線を越えた!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
こいつじゃ狙えない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)
ギッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

X(だったら普通の銃を出すだけよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
空中に飛び上がったことで命取りになるのはてぇめぇーらの方!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あたいの銃をを避けられなッッ…)
バッ…

ギシッ…
X(!?……体………遅…)



《…………ほんの些細な違和感に……セルライターXは気付いた…
体が思ったように動けない…!
……銃を取り出すスピードが…遅い…!
その原因は…》


X(………寒………体温…が…!)





ドンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー「………ヒュコルル クールラー メコル…!
お前のまわりだけ…寒くした!!!!!!!!
悴めッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」




X「…!」


《自身を取り巻く冷気がセルライターXの動きを鈍くした!!!!!!!
……それはわずかな…刹那の誤差である…
だが…セルライターXはこのコンディションでは2丁の銃を取り出し2人を狙撃することは不可能と判断…!
だから…瞬時に……切り替えた!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》


X「ッッッかァァァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ジャカッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《取り出したのは1丁の銃!!!!!!!!!!!!!!!!
そして狙うのは!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》


X「お前だッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ジャキッッ!!!!!!!!!!!!!!!!


ギル「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

288名無しさん@避難中:2018/04/30(月) 23:43:04 ID:2MVw5QxIO
《セルライターXが狙ったのは…ギル!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》


X(こいつを殺す!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あの根暗ガキはムカつくがこいつを殺せば奴も崩れる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
だからまずはこいつを!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
殺す!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)
チャキッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ギル「…!!!!!!!!!!!!!!!!」

グンッ!!!!!!!!!!!!!!!!
ヤンデル「ギル!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バッ!!!!!!!!!!!!!!!!

ズギュオオオオオオオン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ヤンデル「…ぐはぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブシュウッ!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「ヤンデルさん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


《ヤンデルはギルを押し退け自ら銃弾を受けた!!!!!!!!!!!!!!!!
その反動で…勢いを落とし…地雷の中へ落ちる!!!!!!!!!!!!!!!!》


ヤンデル「…行け……
やれギルーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドッ…



ギル「お…おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギュオンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


X「ッッッッチィィィィィィ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
チャキ……

《再び銃を構えギルへ向けようとするセルライターX……が!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》


バァンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ガシャアァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

X「おぉぉ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ポロッ…

《セルライターXは銃を落とした…………
………弾き飛ばされたのだ!!!!!!!!!!!!!!!!》





ドドンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ウソニ「………ハァ…
…手と銃をテーピングでぐるぐる巻きにして固定したが…さすがに照準が合わせづらいな…!
だが…当たったぞ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギンッ!!!!!!!!!!!!!!!!





X「ち…ちくしょおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ギル「ハァァァァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

X(…逃げろ!!!!!!!! この場から逃げればこいつは勝手に地雷の中に落ちて死ぬ!!!!!!!!!!!!!!!!
あたいはこの場から飛んで逃げればいいだけだ……!)
グッ… ガチッ…

X(と…飛べない……体が動かない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
なにかが…あたいの足を掴んでッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)
バッ…


ドドンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ガシィンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ネコ「……我輩を忘れていたな?
…悪いな……猫の怨みは深いでな…!!!!!!!!!」


X「ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙!!!!!!!!!!!!!!!!

289名無しさん@避難中:2018/04/30(月) 23:56:55 ID:2MVw5QxIO
ギル「うぉアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バァァァァァァァッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

X「イアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ブォンッッッ…ヒュンッ…ヒュンッ…ヒュンッ…
ヒュンッ ヒュンッ ヒュンッ ヒュンッ ヒュンッ
ヒュンッヒュンッヒュンッヒュンッヒュンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ギル「『双天牙狼』!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ドシュンッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
X「がっぺぇががアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

バシュッゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《セルライターXはギル渾身の一撃で吹き飛ばされた!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ギルはそのまま地雷の中へ落ち…》


ネコ「ここに乗れ!!!!!!!!!」
モフンッ!!!!!!!!

ギル「ネ…ネコ殿!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

《ギルはネコの背の上に着地した!!!!!!!!》

ネコ「…まだ奴は折れておらぬ!!!!!!!!!!!!!!!!
ケリをつけて来い!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
我輩はヤンデルとエンカを連れてビラコの元へ行く!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
……最後だ……お前が決めて来い!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「…はい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ググッ… ドンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《ネコの背を足場にし…ギルは吹き飛んだセルライターXの元へ飛び込んだ!!!!!!!!!!!!!!!!》



ネコ「……………我輩としたことが…
こんな人間どもに入れ込んでしまったわ…
だがまぁ…問題ないよな …ロギュよ!」
ダダンッッ!!!!!



―――

ギュオオオオッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
タタンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ダッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!




ズズ…
X「……ぎ…くッッ…
…………はっ…はっ…はっ…
い…い…いけ好かねぇよオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ジャキ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ジャキジャキジャキ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

290名無しさん@避難中:2018/05/01(火) 00:19:32 ID:ZnLWLGywO
X「ザコがあたいの邪魔をすんじゃねーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドドドドドドドドドパパパパ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ガキィィィン!!!!!!!!!!!!!!!!
ギル「ザコ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

ドスドスドス!!!!!!!!!!!!!
ギル「ぐッッッ!!!!!!!!!!!!!
………それは…………無機質な武器を取っ替え引っ替えして戦うことしか出来ないあなたか…!?
仲間達を信じその力を繋ぎここまで来た我々か…!?
果してどっちがザコでしょう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガガガガガガガガガァンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

X「うるせーーーボケ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドドドドドドドドドドドドドドドドドド!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ガキィンガキィンガキィンガキィン!!!!!!!!!!!!
ギル「…あなたは今の魔反会の象徴だ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あなたを倒すことで我々の…絆の力が正しいと示す!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

X「『フォーバズーカ』!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドドドド!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「『燕友闇』!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズバァァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

X「『ファイブバズーカ』!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドドドドドウッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「『騎天宮』!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ザシューーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

X「『シックスバズーカ』ァァァァァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ババババババァンッ!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「『二輪草』!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バシュアアアアッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

X「…セ…『セブンバズーカ』〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドバババババババァァァ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「『神鳴歌舞』!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


X「ハァァァァァァァァァァァァッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バッッ…………スカッ…

X(―――――…!!!!!!!!!!!!
銃………………無くなッ………)


ドンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ギル「それが我々が繋いだ末の結果だァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
喰らえ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
秘剣『ネアメ・ルート』!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ズッッッ…

X「ッッギッ…」


バアアァァァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

X「ャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バチュウウウッ!!!!!!!!!!!!!!!!

291名無しさん@避難中:2018/05/01(火) 00:57:22 ID:ZnLWLGywO
X「――――ッッッ…」
ドッ…



しん…!!!!!!!!



ギル「………ハァ…
…………ハァ…」




オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!




ウソニ「…………やった…」

ツバメオー「…やったのかヨ……ギル!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ヤンデル「ッく………うぅ…!!!!!!
ギル…!!!! ギルーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ダッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



ギル「…………はぁぁぁぁ…」
よろ…ふらっ…!

ガシッ!!!!!!!!
ネコ「おいこんなところで倒れるでない倒れるなら…奴らの手の上で…な」


みんな『ギル〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ドドドォー!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「わぶぶぶぶぶぶぅぅッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ツバメオー「てめー!!!!!!!! この!!!!!!!!!!!!!!!!
やりやがったなぁー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ウソニ「いい一撃だった…完璧だ!!!!!!!!!!」

エンカ「ハァ…ハァ……さすがギルだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
拙者達のリーダーよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ビラコ「とりあえず怪我が大変です!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
取り急ぎ治癒札を食べるです!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
くしゃっ

ギル「もががー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ツバメオー「胴上げだヨー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
わっしょいわっしょいわっしょい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ヤンデル「わっしょいわっしょいわっしょい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

エンカ「おぉ…!!!!!!!!!!!!!!!!
わっしょいわっしょい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ギル「わぁぁぁぁ〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
皆さん〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ウソニ「わっしょい! わっしょ………む!!
待て!!!! 奴が…」

みんな『え!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?』
バッ!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「ちょっ待っ胴上げしたままいきなり逃げないで…ぎょえアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
どんがらがっしゃアァー!!!!!!!!!!!!!!!!




ドンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…
X「――――…」
ふら…ふら…



ツバメオー「まだ立ってんの?!!!!!!!」

ビラコ「…意識は混濁しているようですけど…」

ヤンデル「…はやく…捕まえよう…
武器はもうないみたいだけど…」



ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…

X「………あたいの武器が……尽きた………尽きた…………尽きた………
尽きた…………から…………」
ニィ…


X「“アレ”が………出せる……」
グラ…

《セルライターXは倒れた…………と!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》

292名無しさん@避難中:2018/05/01(火) 01:13:13 ID:ZnLWLGywO
X「………アレが出せる……」
グラァァァァ……



ガシャーーーーーンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ドンッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《セルライターXが倒れ込んだ瞬間!!!!!!!!!!!!!!!!
それは現れた………
巨大な筒型の…異質な砲台!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》




エンカ「な…なんでござる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
大砲のような砲台が5…6………9………10!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
今の一瞬で!!!!!!!!!!!!!?
いや…! 武器は無くなったのでは…!!!!!!!!!!!!!!!!」

ウソニ「いや…あれは…なんだ!!!!!!!!!!!!?
あんな異質な兵器は…見たことがない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」



ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

X「…武器は…銃火器は全部使い果たした……
だからこいつが出て来た………!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あたいの最後の最後の…本当の隠し玉…!!!!!!
全ての武器を出し果たした……“有り得な事態”にのみ取り出せる…
『レールガン』!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
……こいつを…
使うとは思わなかった!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
幻の兵器だからなぁぁぁぁぁぁ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


キュウィウィウィウィイイイイイィィィーーーーンッ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《鳴り響く謎の兵器!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
そして光り輝くその先端!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》



ツバメオー「まずいヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
止めなきゃっ…」

ゾクッッッ…
ギル「いやッ………………逃げろぉーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」




X「重ね撃ち!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
『テンオーバー・レールガン』!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!




ビゴァァァッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ビゴゴォーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ジュズッッッッ…
ブォアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



―――…

293名無しさん@避難中:2018/05/01(火) 02:00:34 ID:ZnLWLGywO
――――…


オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ…

しゅうううううううううううううううう……

《………レールガンの起こした残光…残滓が消えた…
そこに残っていたのは……凄惨な破壊の跡…そして!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》


ドドドドドドドンッッッ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「……………あッ……」

ヤンデル「…ぐ……ぎ…!!!!!!!!!」

ツバメオー「……ううぅ…」

エンカ「………かはッ…」

ビラコ「あ…あう…ぅ…」

ウソニ「…………ッッ」

ネコ「にゃ…が…あ…!!!!!!!!!!!!」


《レールガンの直撃を受け……体を焦がし倒れる…ギルチーム…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
もはや…体を動かす事は出来ない………全員………全身が……
ボロボロになっていた……》



よろ…ザッ…
X「………ひ…ひ………
こ…光栄に思いな…!!!!!!!!!!
あたいの武器を全て出し尽くし…あのレールガンを引き出した!!!!!!!!!!!
本来…一生使うとは思ってなかったものよ…!!!!!!
…ひひひ…どうよ……
無機質な武器に全てを捧げたあたいに…最後の最後で負ける気分は!!!!!!
…ん〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ニギャアアアアアア…!!!!!!!!!!!!!!!!


ギル「…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


X「……はぁ…………煽る元気もないわ…
本当ならてぇめぇーら全員一人ずつ撃ち殺したいけど…生憎武器がないわ…
爆弾ならあるけど………これは…あの山を崩す用…!!!!!!!!!!
さぁ…連中を追わなくちゃ…
山の中腹まで登ったら…爆弾を設置よ…!!!!!!!!
大魔女ごと…山ごと…潰してやる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ザ… ザ…

《セルライターXはゆっくりと山へと向かって行った…》



ギル「待て!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
行くな!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ちくしょう!!!!!!!!!!!!!!!! 自分はまだ戦える!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
行かせはしない!!!!!!!! 待て!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぐぐ…ぺたぁ…

《ギルは叫び…立ち上がろうともがいた…
しかし無情にもその体には感覚の一切が戻らず…力無く地面に伏せるのみであった…》


ギリッッ…ギリッッ…
ギル「……う…動けッッ…
動けェーーーーーーーーーッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
動けェェェェーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
うあああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
つ…繋ぐために……托すために………
自分達はここまで走ってきたんだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
自分達は…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
自分達の…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
これまでの…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
希望を信じたこれまでの道のりを………尊い犠牲を作りながら突き進んできたこれまでの全てを…
…無駄にしたくないんだァァァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!




ウォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ…

オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン…









………

…安心しなさい…

あんた達のやってきたことは

無駄にはしないわ





カッ…!

294名無しさん@避難中:2018/05/01(火) 02:12:22 ID:ZnLWLGywO
ギル「!!!!!!!?
何か聞こえた…?」

ツバメオー「え…?」



―――

X「……さて……さっさと登るわよぉ………
…………ん…?」




コォォォォォ…

ズズズ… ズズズ… ズズズ…

オオオオオオオオォォォン…!!!!!!!!!!!!!!!!


X「なに………この大気の震えは…………
………待て……まさか…
いや…早すぎる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」




ドウッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ギュオアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ボオオオオオォーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ズゴゴゴォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



X「……この力は………この魔力は!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


《それはハッキリと感じられるものであった
恐らく遥か空の彼方から放たれたその魔力は
その主の姿を幻視させるには十分すぎるほどの圧倒的な力を放っていた…
懐かしく…新しい!!!!!!!! この魔力は!!!!!!!!!!!!!!!!》



X「……間違いない……………
あ…あいつが!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あの野郎が!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
復活した!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
大魔女フーリャンが…
この頂上で!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゾゾォォォォ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


X「ま…まだ…まだ間に合う!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
この山を崩してやる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あたいが大魔女フーリャンを殺してやるーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
よじよじよじよじ…

《セルライターXは山を登って行った!!!!!!!!》

295名無しさん@避難中:2018/05/01(火) 11:28:08 ID:ZnLWLGywO
―――

ヒュココオオオオオオ…


エンカ「……行ってしまった…でござるな…」

ウソニ「ああ………だが今感じた力は……」

ツバメオー「………ギル…」

ギル「………えぇ………今のは……大魔女フーリャン様であります…!!!
あぁ…なんと懐かしい……」

ヤンデル「……大魔女フーリャンが…復活した…!
じゃあ俺達は…」

エンカ「………あぁ……守り抜いた……!」

ビラコ「良かったでずぅ…」

ネコ「………」

ツバメオー「………はぁぁ…気が抜けたぁー…
もしかしてこれで ボク達の任務完了?」

ギル「…えぇ……
終わりました………長い長いこの任務が…
我々が歩んて来た道が……ようやく目的地に到達したのです
……あとは………もう大丈夫だ…………」

ツバメオー「…あー…そうだといいけどね
ここまで体を酷使したんだ……勝ってもらわないと」

ヤンデル「なんだ……大魔女フーリャンを疑ってるのか?」

ツバメオー「全然? でも…この体じゃ一緒に戦えないかなぁ…」

エンカ「はは………うむ…
体が動かん………さすがの拙者も」

ビラコ「この怪我は…どんなすごい治癒魔法を使っても何ヶ月も掛かっちゃいますねぇ」

ギル「ええ………
…ギルチームも解散ですね…」

ウソニ「………解散か…」

ツバメオー「なんだか寂しいなぁ……」

エンカ「うむ…名残惜しいでござるな」

ネコ【ふん 戯れ事を
どうせ回復したらこの面子で組むんだろう】

みんな『当然』
きっぱり!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



ギル「………ふふふ…」

ツバメオー「…あはははは…!
あったりまえじゃん!!!!!!!!!!!!!!!!!
こんなチーム以外に…どんな最高のチームがあるんだヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ヤンデル「あぁ……体が回復して…復帰できても…
戦うのは一人で…じゃない…この皆でがいい」

エンカ「あぁ
先に拙者が回復しても…全員を待つぞ
ベストメンバーが揃うその日までな…」

ウソニ「それならすぐにメカもみーの2を作らないとな
……いつでも…もみーのが戻って来られるように」

ビラコ「入院してる間に私も勉強し直すです!!!!!!!!
みんなの怪我をもっと早く直す勉強と…魔法の勉強!!!!!!!!!!
今度はこんなに怪我しなくていいように!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ぼふんっ!!!!!
ミキニー「ねぇ河童〜〜〜〜
ベストメンバーって私も含む?」

ツバメオー「含むわけねーだろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ミキニー「えーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブブブー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



ギル「……………ありがとう」

ツバメオー「…ギル?」

ギル「……この戦いの全てが終わったわけではない…
しかし自分は皆さんに『ありがとう』と言いたい
自分が…ここまで走ることが出来たのは……皆さんのおかげです
自分を支えてくれてありがとう
一緒に走ってくれてありがとう
ツバメオーさん
ヤンデルさん
ビラコさん
エンカさん
ウソニさん
もみーのさん
ネコ殿
ミキニーさん

このギルチームに来てくれてありがとう
あなた達のような方々と戦えて…
私は幸せだった」

296名無しさん@避難中:2018/05/01(火) 12:38:43 ID:ZnLWLGywO
ギル「きっとこの魔反会との戦いは後世にまで語られるでしょう
大きな歴史の一つとして きっと語り継がれる
……その中で…我々の活躍は…きっと歴史書の隅に小さく書かれるくらいでしょうね…
ですが…それでもッ…我々がこれまで歩み…そして成したことは…
間違いなく!!!!!!! 歴史を動かした!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
…誇りましょう!!!!!!!!!!!!!!!! 胸を張ってネアメに帰りましょう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
我々は希望を!!!!!!!!!!!!!!!! この世界の希望を再び取り戻した!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
例え小さな出来事でも…自分は一生誇りに思う!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドンッ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

みんな『…!!』

ギル「そして…
我々はしばらく療養し離れ離れになるかもしれません……でもまたいつか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
共にこのチームで戦いましょう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
この誇り高い…世界で一番のこのチームで!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ポロ…ポロ…

ツバメオー「……ギ…ギル〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぶわぁ〜

ヤンデル「…何度も言わせるな……当たり前だろッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ボロロ…

ビラコ「あうぅぅ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
私も皆大好きィィ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

エンカ「………すぐ治すぞ!!!!!! こんな怪我!!!!!!!!!!」

ウソニ「もみーの………お前が側に居る気がするよ
お前も…俺も…このチームでまた…戦いたいよな…!」

ネコ「仕方ない せっかくだから最後まで付き合ってやろう!!!!!!!!!!!!!!!!」


わああああああああ…!

http://download1.getuploader.com/g/sousaku_2/1175/20180501_00001_001~01.jpg

うわーーーん!!!!!!!!
うわ〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!

オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ……




《………短くも長い…ウラ・ギル達の戦いは終わった…

そして…

物語の視点は…再び!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

“彼女達”に移るのであった!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》



ドンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!






【Epilogue】

297名無しさん@避難中:2018/05/01(火) 17:40:02 ID:8VY6Rr.o0
るるる涙腺が…
お疲れ様…ゆっくり休んでくれ…!

298名無しさん@避難中:2018/05/01(火) 19:44:31 ID:ZnLWLGywO
――― 時は少し遡る…



ドォーーン…
ズズーーン…



亀「…派手な音がしやがる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
やってるぜ…下ではよ…!!!!!!!
気になるぜ…」
ズズズ…

チロリーン「あいつらが任せろと言ったんだ
そして振り返るなとも言った…
私様達はただ信じるだけさ」

サナバー「うむ
彼らの覚悟を胸に一歩一歩進んで行かねばな」

亀「だがよー…あの女相当やべーぜ!!!!!!!!
わかんだろ? チロリーンは特に!!!!!!!!!!!
あんな奴を相手にしたら果して無事に済むかどうか…
僕達が頂上に着いてフーリャンと合流しても
あいつらの誰かが死んじまったりしたら素直に喜べねぇ…」
ズ…ズ…

チロリーン「縁起でもねーこと言うなよ!!!!」

ジュリー「そうだよ…そういう心配は野暮ってもんだよ」

亀「僕はあいつらが大好きだから言うんだ!!!!!!!!!!!!
心配だぜ……
あー心配だ………心配だ〜〜…心配だ〜〜…
心配だーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズズズズルルル〜…

チロリーン「お前さっきからちょっとずつズリ落ちてんだよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
お前はまず自分の心配をしろーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドドーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

亀「バッキャロー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
僕は病み上がりだぞ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
正直もう腕に力が入らねぇ助けてーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズザザザー…

チロリーン「お前は居残りしてた方が良かったんじゃないのか…」
ずーん…

ババッ
うさぎ「エンぴょん大丈夫ピョイィーーー!!!!!!!!!!!?」

亀「う…うさぎ…! 大丈夫だぜ…!!!!!!!!!!」
ズリズリズリズリ…

うさぎ「エンぴょん!!!!!!!! チィがおんぶしてあげるピョオォー」

亀「バ…バカ!!!!!!!!!!!! そんな恥ずかしい事頼めるかよ!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズズズズ…

チロリーン「じゃあそのまま下に落ちるんだな」

うさぎ「ピョウゥ…じゃぁ 肩車してあげるピョン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
サッ!!!!! グィッ!!!!!!!!

亀「ちょっ////」

うさぎ「このまま押してってあげるピョ」

ジュリー「はっはっは…良かったねぇ」

亀「よ…よくねぇ!!!!!! ハズいだろっ!!!!!!!!」

うさぎ「…ぴょ?」

チロリーン「どうしたんだい? うさちゃん」

うさぎ「首がコリコリするピョー
エンぴょんチィの首をマッサージしてくれてるピョ?
ありがピョイィー」

サナバー「…………コリコリって…」

チロリーン「……エンデリル………お前…」
ゾゾーン…

亀「ちっ/// ちっ…ちギャ〜〜〜〜〜〜〜う!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
僕は予備のフィルムをパンツの中に入れてんだよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
だからだっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ジュリー「なんでそんなところに…」

299名無しさん@避難中:2018/05/01(火) 21:13:40 ID:ZnLWLGywO
―――

ザシッ… ザシッ…
チロリーン「………ハァ…ハァ…
………大分登った気がする…
サナバーさん…とりあえずの目標の高さまであとどれくらい?」

サナバー「まだまだじゃ………
このペースでは数時間かかるかもしれぬのう…」

亀「マジかよ!!!!!
そんなに登れねぇだろー…!
うさぎは大丈夫か?」

うさぎ「ピョウ………まだ大丈夫ピョ…
エンぴょんが首マッサージしてくれるから…」

亀「それはフィルムだからな」

チロリーン「…くそー
前は近くのコンビニに行く感覚で来れてたんだけどなー…」

亀「それもそれでどんなお手軽感覚で登ってたんだよって感じだな…
僕はあんまりここにゃ来たことねぇ気がするけど
お前らは前はどうやって登ってたんだ?」

チロリーン「私様は普通に手で登ってたけど…
数十分くらいで登りきってたからな…」

サナバー「わしは魔法を駆使しておったのう
あの頃はこの程度のマナの乱れも関係なかったがのう」

うさぎ「チィは一回でぴょーんと飛んでったピョ!!!!!!!!!」

亀「デフレやべーな……」

ジュリー「君はどうやってたんだい?」

亀「僕か? まぁたいしてこの山に来た事はないが…
来たときは僕も普通に登ってたぜ
ちょっと登っては…ちょっと落ちて…3時間くらいは掛かってたかな」

チロリーン「今と変わんねーじゃねーか
いいよな………お前は……
力を失った喪失感が少なそうで…」

亀「なんだとお前僕をバカにしてんのかコラ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
僕だって喪失感あるわ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
聞けこの声!!!!!! 前と違ってビブラートが利いてないだろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
ンま〜〜〜〜〜〜〜〜ンま〜〜〜〜〜〜〜ンままぁぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ま〜〜〜〜〜〜〜〜
(↑反響)


チロリーン「うるせーよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
十分ビブラート利いてるし変化が小さすぎんだよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ずーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


うさぎ「ぴょうううう…………」

亀「うさぎ!? どうした!!?」

うさぎ「エンぴょんの首のマッサージ………
コロコロコロコロしてこそばゆいピョ〜〜〜〜〜…
力が入らないピョ〜…」
ブルブルブルブル…

サナバー「ぬぉ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
手が離れかけてるぞい〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

チロリーン「エンデリルてめー!!!!!!!!!!!!!!!! 金玉引っ込めろ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ジュリー「コツカケだ!!!!!!! コツカケをするんだエンデリル!!!!!!!!!!!!!!!!」

亀「フィ…フィルムだって言ってんだ狼牙〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
キシャーッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

うさぎ「ぴょぴょぴょぴょぴょぴょ…!!!!!! 動かないで…
もうダメ〜〜〜〜〜〜〜〜…」
ガラララァァァッッ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


チロリーン「う…うさちゃん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

300名無しさん@避難中:2018/05/01(火) 23:40:14 ID:ZnLWLGywO
ガラァァァ!!!!!!!!
うさぎ「ピョイィ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


チロリーン「うさちゃーーーーーーーーーん!!!!!!!!!!!!!!!!
エンデリルーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」




ズォアッ!!!!!!!!!!!!!!!!

??「フワラル ローロー メコレ」



ヒュワァァ…!
うさぎ「ぴょ!!!!!!!!!!?」

亀「ぬぁッ!!!!!!! 体が浮いた!!!!!!!!!!!!!!?」

ふわ… ふわ…


ジュリー「こ…これは……飛行魔法!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

サナバー「ああ!!!!!!!!!!!!!!
こんな場所でフワラルを使えるとなると……まさか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
バッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ふわ…ふわ…
??「………驚いた…
まさかこんなところ登ってるなんて」


チロリーン「お前は…!!!!!!!!!!」


ドドンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ラルウ「それも…この面子…!
…お姉様の言った通り…!」


亀「お…おめーは確か!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
前にフーリャンのまね事をして…中魔女とか名乗ってたガキ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

チロリーン「あ…あぁ……それでフーリャンのやつに弟子入りした…
名前は確か…」

サナバー「…ラルウじゃな!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
ラルウ…久しぶりじゃないか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ラルウ「…」
ニコッ

http://download1.getuploader.com/g/sousaku_2/1176/IMG_20180501_231412~01.jpg


ヒュンッ…ゲシィッ!!!!!!!!!!!!!!!!
サナバー「ぉぶラッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ラルウ「あたしの名前を覚えてるなんて偉いね〜
そうだよ! あたしはラルウ…フーリャンお姉様の一番弟子!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゲシゲシゲシ

サナバー「ひ…人の頭の上に着地するなーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

チロリーン「なんでお前がこんなところに居るんだい!!!?」

ラルウ「そりゃあたしはお姉様の一番弟子なんだからお姉様のそばに居るでしょー」

ジュリー「やっぱりフーリャンはここに居るんだね!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
もしかして俺達を迎えに行くように言われたのかい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

ラルウ「いや
ちょっとした冷やかしと
冷やウンコしに来ただけだよ
これはお姉様から
ウンコ メコレ」
ブボボボボォーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


みんな『ぎぃやあああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ゲロビッチャ〜〜〜〜!!!!!!!!

チロリーン「この状況でそれはやめろぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガクガクガクガクガクガク!!!!!!!!!!!!!!!!

ジュリー「落ちる〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ラルウ「あはははは!!!!!!!!!!!!!!!!」



ラルウ「じゃあ頑張ってねー」
すぃ〜〜〜


チロリーン「本当に冷やかしと冷やウンコだけで帰るなーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

301名無しさん@避難中:2018/05/02(水) 00:03:53 ID:olNz/dPkO
ラルウ「なに?」

チロリーン「なにじゃねーだろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ここで登場するってことはお前は私様達をフーリャンに会わせるために送られたんじゃないのかよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ラルウ「なに言ってんの
お姉様がそんな気の利いた事すると思う?
本当にアレだけのために遣わされたから あたし」

チロリーン「あ…あいつ…変わってね〜〜〜なぁぁぁ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズーン!!!!!!!!!!!!!!!!

サナバー「い…いやフーリャンの事じゃし 照れ隠しじゃろう!!!!!!!!
ラルウよ お主の飛行魔法でわしらをフーリャンの所まで案内してくれんか?」

ラルウ「『甘えんなーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
そんなスキップ機能使って私に会って達成感あるかバカヤローーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ヒィヒィ言いながら登って3人くらい死亡イベントこなしてから来やがれーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』…
お姉様からの伝言だよ」

チロリーン「なに盛り上がり意識してんだよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
これエピローグだからそんなに尺とらねーよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズーン!!!!!!!!!!!!!!!!

ジュリー「ラ…ラルウちゃん
俺達もそうしたい所ではあるけど
今の俺達は力を失っていて体力が前みたいには無いんだよ
なんとか頼めないかなぁ」

ラルウ「じゃあ何かお土産ある?
まさか手ぶらでお姉様に会うとか抜かさないでしょ?」

亀「そんなこと言ってる場合じゃねぇだろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
まぁ……そういうことなら仕方ねぇ…
僕の耳クソだ……受け取れ…」
ス…

ラルウ「死ねーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドグッシャアァァァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

亀「どんぶらこッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブシーッ!!!!!!!!!!!!!!!!

ジュリー「ちょっ…困ったな…なんかないのかな
俺は……恥骨代わりにしてるフライドチキンの骨しかないな…」

チロリーン「ちくわしか持ってねぇ…」

うさぎ「チィの宝物
エンぴょんの鼻クソあげる」

亀「お前ッッ……それ冗談のやつだからッ…!
なんで大事に取ってんだよ…!」

ラルウ「話にならないね
頑張ってね登ってよ
あたしは10m上からオリーブオイル流すから」
ス〜…

チロリーン「落とす気まんまんじゃねーか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズーン!!!!!!!!!!!!!!!!


サナバー「待てラルウ」


ラルウ「ん?」


サナバー「手土産……これならどうじゃ
………ネアメの仲間達が大切に育てた…
わしらが失った『力のカケラ』じゃ…!」

パァァァァァァァァ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
コォォォォォ……!!!!!!!!!!!!!!!!



ニ…
ラルウ「……
…いいよ それで手を打ってあげる
……フワラル レロロロ メコレ」

ふわわわわぁぁぁ…!

302名無しさん@避難中:2018/05/02(水) 01:04:19 ID:olNz/dPkO
―――

ヒュウウウウーーーーン…

亀「うはー! やっぱり飛行魔法は楽だぜー!」

サナバー「しかしラルウお主………フーリャンと一緒に居たとはな…
自力でフーリャンを探し当てたのか?」

ラルウ「違うよ
あたしが留守番してたこの場所にお姉様が飛んで来たんだよ」

ジュリー「なるほどね………」

チロリーン「しかしだ
フーリャンとお前が一緒に居たんなら
何故ネアメに接触しなかった?
フーリャンが動けなくとも お前が代わりにネアメと接触することも出来たはず…
それが出来てたら皆こんなに苦労せずにすんだはずだよ」

ラルウ「……事情があったんだよ
お姉様が…そしてあたしがここを離れられない理由が…」

サナバー「理由…?」

ラルウ「あんた達……これからお姉様に会うわけだけど…
ちょっと覚悟してったがいいよ
………多分すごく驚くよ…」

みんな『…!?』


――― そして…


頂上付近…


ドンッッ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ラルウ「着いたよ」
ふわぁ…

亀「早かったな…!」

チロリーン「あぁ……だが長かった……ここに来るまで…
…なんて懐かしい空気だい…
フーリャンの家もすぐ見える」

ラルウ「さぁそこの階段登ってお庭まで入って入って」

うさぎ「フーぴょんに会えるピョー☆」

ジュリー「しかし……なんだろうね 俺達が驚くようなこと…
フーリャンが大変な事になってるのかな?」

サナバー「そうかもしれぬな…
もしかしたらあの時の怪我の後遺症で寝たきりなのかもしれん」

亀「僕みたいにか?
だけど僕と違って意識はあるんだろ?
ただの寝たきりだったとしたらネアメに連れ帰ってディミリアに看てもらりゃ治んだろ!!!!!!!!
ま! 予想の範囲内だ その程度じゃ僕らは驚かないぜ!!!!!!!!!!!!!!!」



ザ… ザ…

ガシャ…


《庭》



ラルウ「今お姉様呼んで来るから待っててねー」
タタタタ…ガチャ…



亀「なんだ…寝たきりでもないのか?」

ジュリー「なんだろうね」

チロリーン「…………なんにしても……しかし本当に久々に会うから…なんかよそよそしくなっちまうね」

サナバー「う…うむ
どう出迎えるかのう…
やっぱり皆で抱き合いたい所じゃが…あやつはそういうの嫌いじゃからな」

ジュリー「良いじゃん良いじゃんこんな時なんだから
感情のままに喜びを分かち合えばいいんだよ」

チロリーン「胴上げでもするか………
………お……」



ガチャ!!!
ラルウ「お姉様こっちこっちー!!!!
ほら…来たよ!!!!!!!!!!!!!!!!」


ザ…
??「……」



みんな『…………!!!』

ドクン… ドクン… ドクン… ドクン…


チロリーン「……」
ドクン…ドクン…

ジュリー「……」
ドクン…ドクン…

うさぎ「ぴょ……」
ドクン…ドクン…

亀「……!」
ドクン…ドクン…

サナバー(フーリャン…!)
ドクン…! ドクン…! ドクン…!




ゴオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ザッ… ザッ… ザッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ドンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

大魔女?「フガ…フガ…フガ…」

よぼ〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
http://download1.getuploader.com/g/sousaku_2/1177/IMG_20180502_010030~01.jpg



みんな『ブブブーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ズココー!!!!!!!!!!!!!!!!
ドンガラガッチャアァー!!!!!!!!!!!!!!!!

303名無しさん@避難中:2018/05/03(木) 00:55:55 ID:y2OK5OWwO
チロリーン「誰だーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぞーーーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ラルウ「誰って……失礼だな
見りゃ分かるでしょ?」

うさぎ「????」

亀「いや分かんねぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズーン!!!!!!!!!!!!!!!!

ジュリー「う…うん 失礼だけどこんなヨボヨボおばあちゃんは存じ上げてないよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

サナバー「い…いや…じゃが…こんな状況でふざけてるとは思えん…
まさか…本当にフーリャンなのか…?」

大魔女?「…ふぇ? ……ぶぉおおっふぉおん
あたしゃフォーリンでしゅが? ふが…」

チロリーン「別人じゃねーか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
コノヤロー!!!!!!!! どこからこんなバーサン連れてきて茶番始めてやがんだよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドーン!!!!!!!!!!!!!!!!

ラルウ「バーサンだなんて失礼な!
お姉様はさっきまで変な本読んでてソレに出てくるキャラクターに成り切っちゃってるだけだよ
ほら…ちゃんと名乗らないと 大魔婆お姉様」
す〜ん…

チロリーン「おめーも婆っつってんじゃねーか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

大魔女?「ふぉ?
マスラオや……あたしゃお昼ご飯食べたかのぉ」

ラルウ「それはさっき食べたでしょ
それにあたしはマスラオじゃなくてラルウだよ」
マスラオって誰?

大魔女?「そうじゃったかのぉ??」


亀「おいおいおい…どーみても婆だぜ ありゃ
ちょっとボケかけてる婆だぜ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
なぁ あれがフーリャンたぁ…信じられるか?!」

サナバー「………分からん……が…この魔力の感じは…フーリャンそのものじゃ…
……どうにも微かにしか感じんが…」

ジュリー「力を失っていて一気に老化………そんなことありえるかな?
それとも何か他に原因があるのか…」

ラルウ「あるよ
原因」

サナバー「そ…それは…なんじゃ?!!!!!!!!!!!!!!!!」

ラルウ「……あれは…お姉様がここに飛んできて一ヶ月が経った頃…
まぁ今から半年ちょっと前だね…………」

ホワンホワンホワ〜〜〜ン…


――― 回想


大魔女「暇だーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

暇だーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!
暇だーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!
暇だーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!
(やまひこ)


ラルウ「じゃあお姉様! バックギャモンやりましょ!!!!」

大魔女「やるかーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ルールわかんねーのよなによあのクソゲー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
バックギャモンじゃねーわよあんなもんは!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
バッカモンじゃバカヤロー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バキィィー!!!!!!!!!!!!!!!!

ラルウ「ピクシーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バギョオオォッ!!!!!!!!

大魔女「暇だわーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
もう着衣式風乾布摩擦しかすることねぇーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

【着衣式風乾布摩擦】
服を着たまま風の通りがいい場所に立ち
風が着衣を撫でる摩擦で血行を良くするフーリャン独自の健康法

ラルウ「意味ないですよそれ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「うるせ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バッキィー!!!!!!!!

ラルウ「ほんブバリッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

304名無しさん@避難中:2018/05/03(木) 01:34:57 ID:y2OK5OWwO
ヒュオオォーー…

大魔女「ふぁあぁ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!
体がこしゅれりゅうぅ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ハァァーーーーン!!!!!!!!

ラルウ「お姉様…暇なら山から降りてみたらどう?
ほら…お姉様の手下のやつら探したり…ネなんとかとかいう奴らと会ったりすればいいじゃん
多分待ってるよ」

大魔女「面倒くさいからやだ」
すーん…

ラルウ「いいんだそれで…」
ズーン…

大魔女「……でもまぁ…………戦いの怪我も治ったし…そろそろ行ってやってもいいかもしれないわね
……よーし決めた!!!!!!!! 行くわ私!!!!!!!!!!!!!!!!
ネなんとかに〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バンッ!!!!!!

ラルウ「そうと決まればすぐにお出かけの準備しなきゃ!」

ピコーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
大魔女「はっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ラルウ「どうしたの!? お姉様」

大魔女「いい暇つぶし思い付いたわよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
パクリガキ…それやるわよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ラルウ「えッッ ネアメは?!!!!!」

大魔女「そんなもんどうでもいいから後回しじゃ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カーッ!!!!!!!!

ラルウ「えぇーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブーッ!!!!!!!!!!!!!!!!


―――


大魔女「第一回!!!!!!!!
『チキチキ! 魔力枯渇ニアミス王決定戦』〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
パフパフパフ!!!!!!!!!!!!!!!!

ラルウ「!?」

大魔女「……はいっ! というわけでね! 始まりましたけども!
今日は世界で初めての競技での対決ということで!
挑戦者のピクシーさん! 自信のほどはいかがですか!?」

ラルウ「なんか始まったーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
えっ?! なに!!!!!!!?」

大魔女「人が聞いてんのに聞き返してんじゃねーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バッギョオオオォッ!!!!!!!!

ラルウ「リョナッピ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズザー!!!!!!!!!!!!!!!!

大魔女「あんたは今回この私…『魔力枯渇ニアミス王者』の挑戦者なのよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
しっかりしなさいよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ラルウ「ちょっと待ってお姉様?!!!!!
『魔力枯渇ニアミス王決定戦』ってなんなの!!!!!!!!!!!?」

大魔女「知らないの?
これは格式高い魔法使いのみに許される高度な遊びよ
高尚ーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ハァァァァッ!!!!!!

ラルウ「は…初めて聞いたからルールが知りたいよー!!!!!!!」

大魔女「しょうがないわね…………ウインドウ嬢」


【『魔力枯渇ニアミス王決定戦』とは…】
魔力を無駄に放出してどこまで魔力量を0に近づけられるか競う競技
魔法使いは魔力が血液みたいなものなので 魔力が0になると最悪死んでしまう事もある


大魔女「お手軽ーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
パァァァァッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ラルウ「いやお手軽じゃないよ〜〜〜〜!!!!!
下手したら死んじゃうよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「あら?
あんた…私の弟子…そして中魔女を名乗っておきながらこの勝負から逃げるわけ?
大した器じゃないわねぇ」

ラルウ「む…むぐぐー…!!!!!
や…やる!!!!! やってやんよっ!!!!!!!!!!!!!!」
バン!!!!!!

大魔女「よく言ったわね!!!
じゃあまず王者である私から行くわよ!!!!!!!!」
ゴオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!

305名無しさん@避難中:2018/05/03(木) 02:00:23 ID:y2OK5OWwO
大魔女「見てなさいよ〜〜〜…私のミリ残しの妙技を!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ほうォアアーーーーーーーーーーーーーーーーーーッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ボボッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ボオオオオォーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ラルウ「お…お姉様いきなりフルスロットルすぎるよーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


大魔女「何言ってんのよ!!!!!!!!!!!!!!!!
まだまだ始まったばかり!!!!!!!!!!!!!!!!
ギアをあげてくわよぉーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズォ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

バオッ!!!!!!!! バオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ラルウ「ま…魔力が…一気に下がってる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
お姉様!!!!!!!! それ以上は!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
それ以上はまずいって!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
死んじゃうーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


大魔女「死の淵に直面してこそ命を感じるってなもんよーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
見やがれーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
これが私の生き様よァーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



――― そして…

ラルウ「…というわけでお姉様はこうなってしまったのです…」

大魔女「…ふがっ…ふががっ…」
よぼ〜〜ん…


みんな『ズコーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ドンガラガッチャー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

チロリーン「ただの悪ふざけの末の自滅じゃねーか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
何やってんだこのバカ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

サナバー「フ…フーリャンはそれで…どれくらいまで魔力を減らしたんじゃ?」

ラルウ「お姉様の魔力総量の0.019%まで減らしたかな」
ズーン

チロリーン「小数点第三位まで?!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
最近のソシャゲのガチャの確率でしか見ねー数字まで粘ってんじゃねーよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぞぞーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

亀「魔力が無くなると婆になるのかよ…」

サナバー「フーリャンは前に魔魂を失っていて幼女になったことがあるからのう…
そういうこともあるのかもしれん………」

ジュリー「減った魔力は時間経過で戻るものなんじゃないのかい?」

ラルウ「魔力が減りすぎて自己回復機能まで働かなくなったのかも
その上お姉様は魔力が回復しないどころか逆に魔力がちょっとずつ減ってっちゃうんだよね
今こうしてる間もね…
魔法使いは魔力がなくなったら死んじゃうから…
お姉様の魔力が無くならないようあたしが傍について魔力の流出を防いでたんだよ
あたしがここから動けなかったのもそのせい」

サナバー「な…なるほどのう…」

チロリーン「このバカはマジで余計なことを…」
はぁぁ…

ずーん…

306名無しさん@避難中:2018/05/05(土) 02:00:26 ID:msyufnsMO
大魔女「ありゃ〜〜〜?
今日はお客しゃんがいっぱいだねぇ
今日はデイサービスの日だったかぇぇ??」

ラルウ「デイサービスじゃないよお姉様
ていうかお姉様デイサービスなんて行ったことないでしょ!」

大魔女「ほぉーかほぉーかァ
じゃあ今日は介護しゃんが来る日じゃったかぇ?」

ラルウ「こんな険しい場所に介護士が来るわけないでしょーっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


亀「………おい フーリャンの変化は見た目だけだろ?
なんで性格まで老人になっちまってんだよ
まるでマジでボケたかのように僕達を忘れちまっていやがる…」

サナバー「…追従効果じゃな………
外見の変化に内面まで引っ張られておる…
今のフーリャンは22歳のババアじゃ………」

ジュリー「これがリアルのロリババアか…」

チロリーン「ロリではないがな…………」


大魔女「じゃーしょこの人達は誰なんじゃア?」

ラルウ「お姉様 こいつらはお姉様の…」

ズイッ
亀「うぉいフーリャン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
久々に会ったってのになんだこの感動も何もねぇ再会は!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
みんながどれだけお前を探したと思っていやがる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
よもや僕達を忘れちまうなんて事ァ許されねーぜ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ドンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

大魔女「………はぇ? あんだって?」
はてな

亀「聞こえてなかったーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
耳まで遠くなってんのか〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぞぞーん!!!!!!!!!!!!!!!!

うさぎ「ぴょいん!!!!!!!! フーぴょんフーぴょん!!!!!!!!!!!!!!!!
チィチィ!!!!!!!! チィは思い出さないぴょお!!!!!!!!!?」
ババーッ!!!!!!!!

大魔女「あら〜〜〜かわええロペ(うさぎ)ねぇ〜〜〜〜
ほぃっ…ほぃっ………おいで…おいで…」
チョイチョイ…

うさぎ「ぴょ…」
ス…

大魔女「かわいいねぇ………かわいいねぇ…………」
こしょこしょこしょこしょ…

うさぎ「ぴょ………ぴょ……………」
ゴロ…ゴロ…ゴロ… スー…

ぴっかァァァ〜〜〜〜〜!!!!!!!!
《フーリャンの膝の上で丸くなるうさぎ!!!!!!!!》


ジュリー「うわぁぁぁーー!!!!!!!
縁側のおばあちゃんと猫みたーーーーーーーーーい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズーヲ!!!!!!!!

チロリーン「うさぎちゃん堕ちた!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バーン!!!!!!!!!!!!!!!!


サナバー「フーリャン……わしも忘れたか?」

大魔女「…?? ………!
ほぉぉぉ……あんたは…ジーサン!!!!!!!!!!!!!!!?
死んだはずじゃ………あぁジーサンやぁぁーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガシィーッ!!!!!!!!!!!!!!!!

サナバー「えーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズーン!!!!!!!!

大魔女「わしが何十年も連れ添ったジーサンじゃアァ…
わしが一目惚れしたあの頃と変わらん姿でまた現れてくれた…
あぁジーサン…ジーサンや…」
ぽろぽろ…

サナバー「…………っ
……………………/////」
ぽっ

亀「おいサニーなに満更でもねぇ顔してんだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
相手ババアだぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズーーーーーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!

307名無しさん@避難中:2018/05/07(月) 01:38:23 ID:ge1cYO.QO
大魔女「ほほほほ…
…マスラオや わしゃお昼ご飯食べたかのぉ?」

ラルウ「さっき食べたよお姉様
それとあたしはマスラオじゃないよ」


亀「…うぉいうぉいうぉおー……どうすんだ オイ
こんなフーリャンじゃ戦力になんねーよ
それでもこの婆サンの状態で連れて帰るか?」

ジュリー「う…う〜〜〜〜〜ん…」

サナバー「まぁここにおってものう…」

亀「…こんな姿のフーリャンに皆が落胆しなきゃいいが……
…いやいっそのことラルウをフーリャンに仕立て上げて連れ帰るか?」

ラルウ「あたしに命令すんな」

大魔女「マスラオや……お昼ご飯は……」

ラルウ「食べたよ おばあちゃん」

チロリーン「ッぐ…!
おいフーリャン…!!!!
しっかりしろよ!!!!!!!
そんなお前はお前じゃねー…みんなが待ち望んだお前じゃねー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
つんっ…!!!!!!!

《フーリャンの肩を軽くつつくチロリーン…………と!!!!!!!!!!!!!!》


バキバキバキバキバキ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
大魔女「ぎぃやあああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ラルウ「お姉様ーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズズーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

チロリーン「えーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブブー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ジュリー「肩の骨が砕けたのかーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ぞーん!!!!!!!!!!!!!!!!

亀「チロリーン強く叩きすぎだ〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

チロリーン「全然強くやってねーーーーーーーーーし!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
軽くつついただけだよ!!!!!!!!!!!!!!!!? つんつんてッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


大魔女「ぎょおアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
メキメキメキ…ベキキキキィーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

サナバー「か…肩だけじゃない!!!!!!!!
全身の骨が上から順に砕けていくーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ラルウ「お姉様〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


大魔女「ァッぼぉぉぉぉアアアアアアアアアアアっばァーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゲロビチャアァーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ジュリー「な…内臓だ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
内臓までやられて口から血を!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ラルウ「お姉様〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「ッッッッかッッッ……こァッ………ッッガ…!!!!!
………ッ…コッ…………―――」
バターン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

大魔女「―――」
ち〜ん…


亀「死んだーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブー!!!!!!!!

ラルウ「お姉様ああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

チロリーン「ええぇーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブボー!!!!!!!!

308名無しさん@避難中:2018/05/07(月) 23:54:07 ID:ge1cYO.QO
―――

ピッ… ピッ… ピッ…
大魔女「シュコーー……シュコーー……」

ラルウ「お姉様ァァ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
オオオオオオ!!!!!!!!!!

チロリーン「わ…私様のつんつんがこんな事になるなんて…」
ゴク…

ラルウ「鬼!!!!!!!! 悪魔!!!!!!!! 殺戮筋肉!!!!!!!!!!!!!!!!
これでお姉様が死んだら訴えてやるっっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ジュリー「これは過失だな………残念だがチロリーン…」

亀「くそぉぉぉッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!
仲間の死…相棒の逮捕を記事に書く日が来るとはーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
なんて日だーーーーーーーーーッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ダンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!


大魔女「……う゛っ…」


サナバー「ん?!! 気が付いたかフーリャン!!!!!!!!?」

うさぎ「フーぴょんしっかりぃ〜!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ブル… ブル…
大魔女「……思い………出したっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カッ!!!!!!!!

みんな『!!?』

大魔女「私は…大魔女フーリャン…
そしてあんたらは…………
サナバーに……アホうさぎに……チロリーンに……エロ骨に…………………ナマ五郎…?」

亀「エンデリルだーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
僕だけガチで忘れてんじゃねぇ!!!!!!!!!!!!!!!! せめてあだ名で呼べや〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぞーん!!!!!!!!!!!!!!!!

ジュリー「こ…これは!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ボケが治ったのか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

サナバー「今のチロリーンちゃんのつんつんの衝撃が脳の記憶を司る部分を激しく刺激したんじゃーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!

チロリーン「だからソフティつんつんだったっつってんだろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ていうかマジかいフーリャン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

ヒュー…ヒュー…
大魔女「……ぜ……は………
あんたら来たのね……………やっと………
あんたらがクソほど遅すぎて…
ババアになっちゃったじゃないのよ…!」
よぼ〜〜ん…

チロリーン「それはお前のせいだぞバカヤローッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
どど〜ん!!!!!!!!

大魔女「ハァ…ハァ…とにかくこのままじゃ…普通に死ぬという実感があるわ…
ちょ…頂戴……アレを…」

亀「アレ?」

ジュリー「って…なんだい?」

大魔女「アレ……アレよ………」

サナバー「アレじゃ分からんぞい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

チロリーン「何が欲しいんだい?!
水か!!? 食い物か!!!!!!!?」

うさぎ「ニンジンあげるピョイーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガポ!!!!!!!!

大魔女「も…もががががーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ぐぅぅぅぅ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

カッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
大魔女「アレよーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あんたらが隠し持ってる“ソレ”を…寄越しやがれーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


パア…

サナバー「…ぬっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
これは…!!!!!!!!!!!!!!!!」

309名無しさん@避難中:2018/05/08(火) 00:30:13 ID:7EK9p3GwO
カァァァァァ…!!
キュオオーーッ…!!!!!!!!!


サナバー「ち…力のカケラが…ひとりでに…!!!!!!!!!!!!!!!!」


コォォォォ…!!!!!!!!!!!!!!!!

大魔女「……やはり…
私の失った力の一部……………そこに…あったのね…」
ス…

大魔女「…帰っていらっしゃい…」

コアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


パキュンッ!!!!!!!! パキュンッ!!!!!!!! パキューーーーーーーーーンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


サナバー「ぬ…おぉぉ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
力のカケラが…わしらの中に戻って行くーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズズズズズ…!!!!!!!!!!!!!!!!

亀「な…なんだこの感覚……失っていたものが…戻って行くようだぜ…!!!!!!!!
う…おおおおおぉッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ボウッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

亀「力のカケラが僕の体に馴染みやがった……その途端!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
失っていたもみあげが復活しやがったぜーーーーーーーーーッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ザワァァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

チロリーン「しょぼすぎだろお前ッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ズシンッッッ…
サナバー「ぬ…ぬあぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガクンッ!!!!!!!!

ジュリー「サナバーどうした!!!!!!!? 膝から崩れ落ちて!!!!!!!!?」

サナバー「…急に……股のあたりが重くなって………重心が…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ジュリー「まさか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ただでさえデカいサナバーのチ○コが力を取り戻し更に巨大に!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
男性ホルモンの暴力ーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぞぞーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

うさぎ「びょあああああええええあああああああああああああああああああああああああああああああああオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブルブルブルブルブル!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

亀「こ…この声はッッ…うさぎのガチ発情ッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
力を取り戻しほとばしってやがるーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴクゥゥゥッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

チロリーン「私様はどうなる?!!!!!! 私様はどうなる?!!!!!!!!!!!」

ぷる… ぐぐッッ

チロリーン「はッッ!!!!!!!!!!!!!!!! 胸のあたりのこの感覚は…
や…やめろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
これだけは……これだけはーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

バリッ…
モリモリモリィィィィッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
チロリーン「ぐあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ジュリー「キターーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
チロリーンのわずかなパイオツが力を取り戻し胸筋へと進化したぞ〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

チロリーン「私様のパイオツがああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

310名無しさん@避難中:2018/05/08(火) 01:09:54 ID:7EK9p3GwO
ジュリー「次々とみんなの体に力が戻って行く…!
…! フーリャンは?!!!!!!!!!!」
バッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ビカアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ジュリー「ひつまぶし!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
な…なんて光の量だ……フーリャンの姿が見えないぞッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
何が起きているんだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ラルウ「お姉様………」
スチャ…

《熔接用のマスクで光の中を見ているラルウ》


チロリーン「なんでそんなもん持ってんだお前!!!!!!!!!!!!!!!!
にっしょくでも見るつもりかよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ラルウ「…! お姉様…!
姿が………姿が戻ってる…!!!!!!!!!
あぁ…お姉様…なんて…久しぶり…!!!!!!」
ぽろ…



ギュゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

大魔女「…これが………私の力……
いや…違う力も感じるわ………
これは…………
……………そう…………なるほどね…
分かったわ…………
…貰い受けるわよ……この蓄積した力(思い)も共に!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

シュパアアアアアアアアア…

ドゥウウウオオオオオオオオオオオン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

カッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ボォオォーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


サナバー「ぬぅーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?!
ズズズッ…



―――

ゴォォォォォォォ…
しゅおおおおおおぉ…


亀「…! …収まりやがった…」

うさぎ「ピョイ…! フーぴょんは…?」

チロリーン「…あれは!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」



ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…

ザ…………
大魔女「………ふぅぅ…」

ドンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
キュピィィィィィィィィィィィン…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《現れたのは……若かりし姿……大魔女フーリャンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》


大魔女「…おまたせ」
ババンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


みんな『フ………フーリャンーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
わっ…

ダダダダダダダダダ…



大魔女「ゲリ ゲロ ワキガ クサヤ シソーノロ アブラーシ イカ ミミノウラ シュルスト ニオーダマ コエダメ ウンコ メコレ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


バブチョチョチョチョチョチョチョブブブリャリャリャラャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア
ズヴォオオアアアアアアジュッオッッオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
モ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ぷ〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


みんな『あばルァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
バタタタターーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

311名無しさん@避難中:2018/05/08(火) 10:08:13 ID:7EK9p3GwO
サナバー「うぎゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

亀「鼻がもげりゅ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
おう゛ッえアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゲロビッチャアァ〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!

大魔女「久しいわねあんたら
生きてたの」

チロリーン「い…生きてたが今死にそうだボロロエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「呆れた…
あんた達鈍りすぎじゃない?
この程度の異臭でやられるなんて今までどんな生温い環境に居オボロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロォエァァ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゲロゲロゲロォ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

チロリーン「お前も自滅してんじゃねーか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

大魔女「う…うるさいわね!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あんたが殺しかけたから体が弱ってたのよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あんたは力を失っていた1mmくらいは可愛らしくなってると期待したけどとんだ幻想だったわ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ゴリラはゴリラよ!!!!!!!! このボケ妹ッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

チロリーン「なんだとーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
だから私様はこうやって軽くつんつんしただけだって…!」
つんつん

ガクゥゥーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
大魔女「ぎぃやあああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

チロリーン「嘘付けコノヤロー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
てめッ…このっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガシッ!!!!!!!!

大魔女「やんのかーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
やってやるわよーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

ゴォォォ!!!!!!!!!!!!!!!!


サナバー「け…喧嘩はやめんか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ジュリー「会って早々これかい!!!
ふふ…なんだか懐かしいね!!!!!!!!!!!!!!!!」

亀「…あぁ!!! 初手ウンコも……鼻はもげそうだが…『やっぱこれよ』って感じだぜ!!!!!!!!!!
戻ってきたんだな…………僕達よ…!」


大魔女「あら? アンコールご希望かしら?
じゃあこいつでもたらふく飲んでなさい
ゲリ ゲロ ウンコ チューニュ メコレ」


ギュッポンギュッポンギュッポンギュッポンギュッポンギュッポンギュッポンギュッポンギュッポンギュッポン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
みんな『ひぃやまァァァヴぉえええアァお゙ッお゙ぉ゙〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ゲロゲロビチャチャアァーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

312名無しさん@避難中:2018/05/08(火) 10:27:02 ID:7EK9p3GwO
―――

大魔女「ふーん
私がいない間に随分と面倒が臭いことになってたのね」

チロリーン「そうだよ
その間…ネアメの奴らが色々踏ん張って頑張っていたんだ
私様達の体に戻ったこの力のカケラだって…」

大魔女「ふぅん………弱小連中がまぁまぁ頑張ってたのね
雑魚なりに」

チロリーン「おいフーリャン!!!!!!!!
あいつらの苦労を知らないお前があいつらをバカにすんなよな!!!!
あいつらがどれだけ辛い思いをしたか…頑張ったか…分からないだろ!」

大魔女「…」



ジュリー「ひゃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


亀「ん? どうしやがった!!!!? ジュリー!!!!!!?」

ジュリー「み…見て見て〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
俺の腕がくっついたよ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガッシィーーン!!!!!!!!!!!!!!!!

サナバー「おぉ!!!!!!! 今までいくらやっても両腕はくっつけられなかったのに!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ジュリー「力が戻って俺の骨を操る力が復活したんだーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
これで前みたいに戦えるぜ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!
骨弾!!!!!!!! 骨弾!!!!!!!!!!!!!!!!」
バキュン!!!!!!!! バキュン!!!!!!!!

亀「良かったじゃねぇか!」

ジュリー「ああ…!!!!!!
何より良かったのは〜〜〜〜〜〜〜…ンーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ロケット骨タッチ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ボシュンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!



ムンズ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
大魔女「ぬッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ジュリー「お触りが出来るようになったこと〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
おひょーーーーーーーーー!!!!!!!! この感触よこの感触よぉ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
もみもみもみ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜の!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ジュリー「は…はうあ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
こ…これは………9……3……………いや4!!!!!!!!!!!!!!!!?
……まさか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
ま…また大きくなったな!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!? フーリャンーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ホアアアアアアアアアアッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

大魔女「死ね〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ごっしゃああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ジュリー「ババーフッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガッシャアアアアアアアッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


チロリーン「お前が悪い」

313名無しさん@避難中:2018/05/08(火) 10:56:17 ID:7EK9p3GwO
メキョオォ…ぷすぷすぷす…
ジュリー「が…ががぺ……せっかくくっついた両腕が粉々に砕けてしまった……
しかしパイオツは揉めた!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
我が人生にいっぺんの悔いはなし!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!

ジュリー「はッッッ!!!!!!!! でもお尻も揉みたかったかも……
悔いありーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

チロリーン「やっぱりお前の変態具合はネジ外れてるから普通の奴より格が違うわ…」


大魔女「…はぁ…
さて…ちょっと着替えてくるわ
ピクシー あの服は洗ってあるわね」

ラルウ「もろちんだよ お姉様!」

大魔女「そう
じゃあ…チロリーン 行くわよ」

チロリーン「あ!!!!!!!? な…なんで私様まで…」

大魔女「あんた そんな破れた服のままでいるの?」

チロリーン「はっ!!!!!!
そういえばパイオツが胸筋になった時に破れたんだった…」

大魔女「みすぼらしいから替えなさいよ
服なら私のやつを貸してやるわ」

チロリーン「ム…そ……そうか………じゃあ…」
ザ…

ジュリー「行こうッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズンッ…

大魔女「てめーは大人しくしていやがれ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
メッギョオオオオオオオオオオオン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ジュリー「ぶばァァァーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
足がーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ボッギィィィィ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

サナバー「分かりきった事じゃろ!!!!!!!!!!!!!!!!」


―――

亀「ちっ…これから女連中のおめかしかよ
長くなったら困るぜ……下で待ってる奴らが居るからな」

サナバー「チロリーンちゃんがおるし大丈夫じゃろう……まぁ待っていよう」



家の中の大魔女「えーっと……これね…これ 私の服」

家の中のチロリーン「なんだい
いつもの服と違うじゃないかい」

家の中の大魔女「イメチェンよ
第三部はこれで行くわ!!!!!!!!!!!!!!!!」

家の中のチロリーン「第三部ってなんの話だよ……………」

家の中の大魔女「さて……………ん。」

家の中のチロリーン「ん?」

家の中の大魔女「ん。」

家の中のチロリーン「な…なんだい!!?」

家の中の大魔女「見て分かれバカヤローッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
着替え手伝えって事よーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
そのためにあんた呼んだってのよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

家の中のチロリーン「な…なんでだよ!!!!!!!!!!!!!!!!
一人で着替えられるだろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

家の中の大魔女「うるせーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
何もしないなら帰れーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

家の中のチロリーン「えーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぞーーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!




サナバー「……長くなりそうじゃな…」
ずーん…

314名無しさん@避難中:2018/05/08(火) 15:38:59 ID:7EK9p3GwO
家の中の大魔女「ふん…まぁいいわ
じゃああんたはあんたで勝手に着替えなさいよ
私も自分で着替えるから」

家の中のチロリーン「あ…あぁ…
…………!!!」

家の中の大魔女「ンー!!!!? どうしたのかしら?
人の体を…人の胸をじろじろと!!!!!!!!!!!!!!!! 物欲しそうねぇ!!!!!!!!
物欲しそうねぇーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あんた 自分がみじめで服脱げないのかしら?!!!!!!!!!」

家の中のチロリーン「そ…そんなんじゃねーよ…!!!!! くっ…!!!!!!!!」

大魔女「あひゃーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
相変わらず立派な胸なこって…………ほぼ筋だけど!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ほぼ筋だけど!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

家の中のチロリーン「うるせーー!!!!!!!!!!!!!!!! 指を差すんじゃね〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

家の中の大魔女「いやでも昔よりはちょっとやわらかそうかも……どれ…」
スー…ボキ!!!!!!!!

家の中の大魔女「うぎょあああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
突き指したーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あんたの乳首鋼鉄すぎるわ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 釘打てるでしょこれ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

家の中のチロリーン「ンなわけあるかーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
つつこうとすんじゃねー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

家の中の大魔女「この固乳野郎〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
私の柔らかさを感じろーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

家の中のチロリーン「ぐああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!
押し付けんなァーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ちくしょーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
やわらけ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」





ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…

ジュリー「ハァ…ハァ…ハァ…ハァ…
俺の恥骨が真っ赤に燃え上がる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
も…もう我慢出来らなーもん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
死んでも構わへん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 突撃してくる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ダッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

うさぎ「ピョンキック!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドゴシャアァァァーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ジュリー「はぶるァァァァァァァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

うさぎ「のぞき ダメ ゼッタイ!」

ジュリー「首から下が全て粉砕したーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ど〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!

サナバー「…お主はしばらくそれが良いじゃろうて…」


――― そして…


大魔女「おまたせ」
ザ…

ラルウ「わぁ! お姉様…似合ってる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」



ババンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

http://download1.getuploader..com/g/sousaku_2/1179/IMG_20180508_153236~01.jpg



大魔女「これが新生大魔女フーリャンよ
さ………待ち侘びた世界にお披露目してやろうかしら」

ドンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

315名無しさん@避難中:2018/05/08(火) 15:39:43 ID:7EK9p3GwO
URLミス
http://download1.getuploader.com/g/sousaku_2/1179/IMG_20180508_153236~01.jpg

316漢字まちがい ○ 氏:2018/05/08(火) 18:52:08 ID:7EK9p3GwO
チロリーン「ちょちょちょっ…ちょっと待てーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


大魔女「あん?」

亀「ん? どうしたチロリ………ブホァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
なんだお前その格好!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


バンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
わぁぁ〜〜〜〜お!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
http://i.imgur.com/aiyqomm.jpg

チロリーン「お前の服もっとマシなのねーのか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ス…スカートは履いたことねーんだよ!!!!!!!!!!!!!!!!
あ…足がスースーするーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「あっはっは…………私はスカートしか持ってないのよ
貸してやってるんだから文句言うんじゃないわよ」

チロリーン「は……恥ずかしいんだよ〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!
ちくしょーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ジュリー「いや チロリーン
そもそも君…破れたのは服だけでズボンは大丈夫だったじゃないかい
下は着替える必要なかったんじゃないのかい?」

チロリーン「!!
ぬぉあああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
確かにそうだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
じゃあちょっとズボン履いてくる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「無駄よ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あんたのズボンは桃缶シロップに漬けて乾燥させておいた!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ドンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
カッピ〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


チロリーン「ぐわあああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
カピカピになっとるーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズーン!!!!!!!!!!!!!!!!

大魔女「その姿で山を下りなさい!!!!!!!!!!!!!!!!
んじゃ私は行ってくる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

サナバー「行くとは…どこにじゃ!?」

大魔女「言ったでしょ………新しい私のお披露目………
ちょっと下に挨拶してきてやるわ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ザンッ!!!!!!!!!!!!!!!!

ラルウ「お姉様!!!!!!!!!!」

大魔女「ピクシー
しばらく留守番……頼んだわよ!!!!」

ラルウ「はいっ!!!!!!!!
行ってらっしゃい!!!!!!!!!!!!!!!! お姉様!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「…フワラル レーロー メコレディオ」
キュインッッッ…


亀「ま…待てっ僕らも一緒に…………行っちまった!!!!!!!!!!!!」

サナバー「わしらも山を下るぞい!!!!!!!!!!!!!!!!」

317名無しさん@避難中:2018/05/08(火) 20:17:30 ID:7EK9p3GwO
――― 山の下


ガシンッ…
X「ハァァァァーッ…ハァァァァーッ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!
もうすぐ…もうすぐしたら爆弾をつけてやるのよ…!!!!!!!!
あたいが…あたいが…天下を取るぅ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


大魔女「天下?
そんなもんあんたには似合わないわ
テ○ガでもとってなさい」
ゴォォ

X「ハッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バッ!!!!!!!!


ドォンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
大魔女「あんた…どっかで見た顔ね?」

X「だっ…だ…大魔女ォォォォーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
フーリャあああああああああああン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギロォォォッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

大魔女「ふふふ…あらまぁ…登るだけでも大変そうなのに睨みつける顔はやる気十分ねぇ
でもちゃんと山を掴んでないと」

大魔女「急に山の一部が突き出たりしちゃうこともあるのよ?」
パチンッ!!!!!!!!!!!!!!!!


バゴゴォンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
X「オッッッ…アァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

《山の壁が飛び出しセルライターXを空中へと押し出した!!!!!!!!!!!!!!!!》


X「ぎゃあぁーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ヒュルルルー!!!!!!!!!!!!!!!!

大魔女「あはは
だから言ったのに…ねぇ」
ス…ギュンッ!!!!!!!!!!!!!!!!


――― 山の下


ヒューーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
X「う゛がああああああああああああああああああああああ落ちる〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ヒュパッ!!!!!!!!
大魔女「あらあら
あんまり遅すぎて先回りしちゃった
落ちたら痛いわねぇ クッションを作ってあげるわ!!!!!!!!
リアル ウンコ メコレ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ボンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ぶりりり〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


X「ひえぇ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ヒュー…

ベッチャアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ザブォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
X「あぶぁおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
溺れるーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!
ウンコに溺れる〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

どーーーーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



大魔女「…」
キョロ…

《…フーリャンはあたりを見回した…
そこには…全てをやり遂げ…疲れ果て眠る者達が居た…》



大魔女「……あんた達ね…
…受け取ったわよ………あとはまかせなさい」
ギン…!

318名無しさん@避難中:2018/05/08(火) 20:31:35 ID:7EK9p3GwO
ザプォオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!
X「だ…大魔女フーリャンんんーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
待ってたわよぉ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あたいがお前を殺して最強の女になってやるれェ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
チャキッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ザッ…
大魔女「最強? あんたが?
不相応ねぇ………あんた………私が前に戦ったラリ女よりも遥かに弱いじゃない
残念ね あんたみたいな雑魚は私と戦うには釣り合わないわ」

X「なんだと!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「私の敵はあんたみたいなザコじゃない
私の敵は………『あの時』私をちょっぴりビビらせてくれた…
『人間の神』とかほざいている奴よ…」
ズズズズズズズズズズッ!!!!!!!!!!!!!!!!

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

X「…!!!!!!」
じりッ…

大魔女「あんたは…特別に生かしといてあげる
だからメッセンジャーを頼めるかしら?
その…人間の神ってのとその取り巻き連中に…
『首を水素水で洗って待っていやがれ!!』ってねぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

X「知るか〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ジャキ…ドパパパパパ

大魔女「オグン バクサーレ メコレ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ズッドオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

X「ぎゃぱーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「ライズド リズダ サンダファ メコレ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ドギャギャギャギャドドドオオオオオオオオン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

X「――――!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「ゲリ ゲロ ワキガ ウンコ チューニュ メコレ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ギュッポンギュッポンギュッポンギュッポンギュッポン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
X「びぇ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「そして飛んでいけ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
向こうでやってるつまんない戦いの……終わりの号砲となりやがれ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
くらえ…魔体術!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
『スーパー爆死パンチ』!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズドンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

X「がぶふッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


メキ…メキ…
X「お…覚えて……」



ドガンドガンドガンドガンドガンドガンドガンドガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
X「ロ゙ろォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ヒュゴゴゴォーーーーーーーンッッ………きゅぴ〜〜〜ん☆

319名無しさん@避難中:2018/05/08(火) 20:53:35 ID:7EK9p3GwO
―――― その後のことは病室で聞いた

大魔女フーリャン争奪戦…
それは空から落ちてきたセルライターXの一言で終わったのだ


『大魔女フーリャンが復活した!!』


その言葉に魔反会の指揮は崩れ パニックに陥った

そして駄目押しの魔法が山から降り注いだ
確かに大魔女フーリャンの復活を認めた魔反会の兵達は一目散に逃げた

後に残ったのは…ネアメの戦士達

そして現れた大魔女フーリャンと…英雄達の帰還に
一際大きな歓声をあげ 広い平野は歓喜で染め上がった

鳴り止まぬワッショイワッショイコール
留まる事を知らないフンドシの乱舞

そしてイラついた大魔女から放たれたウンコ魔法……

…………長かった戦いが終わった

そして自分達の任務も終わった………

だが実際は………始まったのだ!!!
魔法使いと魔反会の最後の戦い………

魔法使い達の反撃の刻がッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



ドドドンッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!




なんとかファイト
魔反会 第二部…………

――― 完 ―――




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