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[Curious Expedition]非常食19世紀へ![リプレイ日記]
53
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2024/07/01(月) 22:16:35 ID:iiM8WwHI
だんだん手慣れてきたな
54
:
ーー日数14、正気度48
:2024/07/07(日) 19:18:20 ID:Y9q7XRN6
非常食「うにゃあ、とりあえず視界が取れてる中で一番遠くに来ましたのにゃあ」
シャーマン「南西方面だな。磁力の山の方角だからなるべく避けたかったが仕方ない」
外交官「た、大変なんだーね…」ヒイヒイ
シャーマン「ふん、やはり青瓢箪よ。情けないわ」
非常食「うにゃあ、丘を越えて、更にジャングルを切り開いて、草原を渡った後にまたジャングルですからにゃあ。みぃも疲れましたにゃあ」
シャーマン「さて探検家よ。その眼で何が見える?」
非常食「うにゃあ、東のジャングルの中、南西の岩山、そして南の沼地になにかが見えますにゃあ」
外交官「ほ、本当なんだーね?何も見えないのだーね」ハァハァ
シャーマン「鷲の目の威力だな。さて、東は船から歩いて来る間に見かけた岩山の影だな?岩山の影のジャングルの中、おそらくは村だろう。南西は洞窟だな」
外交官「そ、そんなのが分かるのだーね?」
シャーマン「ふん、年期が違うわ。さて、南は今断定する事は出来ないが…まあ行くべきは村だろうな」
外交官「賛成なんだーね!少し休みたいんだーね」
非常食「にゃ、みぃも少し休憩が欲しいのですにゃあ。では村だろうに👊😭✨って出発進行なのですにゃ!」
55
:
ーー日数19、正気度31
:2024/07/07(日) 19:32:29 ID:Y9q7XRN6
村人「オーイ、ダレカキタゾ!」ザワザワ
外交官「おおー、本当に村だったのだーね」
シャーマン「ふん、当然だ。しかしこの村はーー」
非常食「うにゃあ、戦士さんの多い村なのですにゃあ」
外交官「ああ、野蛮そうな男達ばっかりなんだーね。むさ苦しいったら…」
村娘「オチャ、ドーゾ」ニッコリ
外交官「…ま、まあなかなかの村なんだーね」ドキドキ
シャーマン「全く鼻の下を伸ばしよってからに。さあ、まずは取引だ。物々交換といくぞ」
外交官「取引なら任せるんだーね!有利に交渉してやるんだーね!」
非常食「にゃ、なかなかの品揃えのようですにゃあ。にゃ、これは…」
シャーマン「おお、これは象牙だな。これは良い、正当な取引で宝物が得られるぞ」
外交官「品質も申し分無さそうなんだーね。じゃあこれと、宝石も買えば良いんだーね?」
非常食「うにゃあ、これは価値あるモノが手に張ったものですにゃあ」
シャーマン「ではこちらからは追加の銃弾を出そう。後はコカの葉で調整してくれ」
外交官「OK、じゃあ銃弾3つとコカの葉2枚で宝石と象牙を買うんだーね。毎度ありなんだーね」
56
:
ーー夜
:2024/07/07(日) 19:43:10 ID:Y9q7XRN6
非常食「にゃ、今日は村に泊まっていくのですにゃ。村人さん達が親切で良かったのですにゃ」
シャーマン「お前の人徳だろう。良い取引も出来たし、今回の探検も幸先は良いようだ」
非常食「にゃ、そういえばもう荷物が持ちきれなくなりそうですにゃあ」
シャーマン「出発前にいくつか消費するようだな。コカの葉から力を借りるのも良いだろう。副作用が怖いがーー」
非常食「にゃ、危険なモノだと聞いたのですにゃあ。不安ですにゃあ」オアー
シャーマン「とはいえ、ジャングルでは一番手に入りやすい嗜好品だからな。出来れば頼りたくはないが避けては通れん」
非常食「ジャングルやさばくの村でチョコレートは売ってなさそうですからにゃあ」
シャーマン「む、そういえば青瓢箪はどうした?さっきから姿が見えんが」
非常食「にゃ、外交官さんにゃらさっき村娘さんと何かお話して…」
外交官「やあ、ちょっと話を聞いて欲しいんだーね」
シャーマン「うわさをすれば、だな。どうした?」
外交官「僕は?この娘と愛し合ったんだーね。2人で村を抜け出すんだーね」
非常食「にゃ、にゃにゃにゃにゃにゃ!?どういうことなのですにゃ!?」
57
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2024/07/07(日) 22:44:24 ID:vMFUTV46
外交官おまえ…
それはそうと非常食も絵文字とか使うんだなw
58
:
ーー夜
:2024/07/15(月) 17:36:39 ID:CrfsyZkg
シャーマン「バカかお前は?そんな事が許される訳ないだろうが」
外交官「申し訳ないとは思ってるんだーよ。でもこの気持ちは押さえきれないんだーよ」
シャーマン「今でさえ荷物が持ちきれないかもしれないという話をしていたのだ。お前が抜けたらどうなると思う?」
外交官「荷物ならそろそろその亀が使い物になると思うんだーよ」
シャーマン「そろそろではない、今出来るかどうかなのだ。娘よ、お前もこんな男に着いていってもろくな事にはならんぞ」
村娘「ダイジョブダヨ」フルフル
非常食「うにゃああ…村娘さん、ご家族と話はしたのですかにゃ?駆け落ちとなると外交官さん、いやみぃ達も人さらいか何かと間違えられて…」
外交官「今逃げれば大丈夫だーよ!夜に逃げれば見つからないだーよ!」
非常食「…うにゃあ、認められませんにゃあ。それでは評価も人も失う事になってしまいますにゃあ」
外交官「じゃあ君達も一緒に…!そうすれば荷物は…」
シャーマン「この探検の本来の目的はなんだ?女と現を抜かす事か?少しは頭を冷やしたらどうだ」
外交官「………くっ、じゃあ良いだーよ!その通りにするだーよ!この人でなしどもが!」忠誠度-
非常食「うにゃあ、順調に行ってたと思ったのににゃぜこんな事に…」オアー
59
:
ーー日数27、正気度63
:2024/07/15(月) 18:56:02 ID:CrfsyZkg
外交官「はあーあ、つまらない探検だーね!」ケッケッ
非常食「うにゃああ、空気が悪くなってしまいましたにゃあ」
シャーマン「お前は悪くない、探検家よ。私とてなの青瓢箪がこんなにも…いや、言っても仕方ない。むしろこれで良かったのかもしれんな」
非常食「にゃっ?それは…にゃにゃっ、洞窟ですにゃ」
外交官「入るのかーい?松明使うんだーよ」ボッ
非常食「うにゃあ、明るいですにゃあ。これなら他の人達をあまり怖がらせずに歩けましたにゃあ」
シャーマン「お前は他の者より遥かに目が良いようだからなーーふむ、行き止まりだが、こちらに小さな穴があるな」
非常食「うにゃあ、いかにも何かありそうですにゃあ」
外交官「僕が入ってくるだーよ」
非常食「にゃっ!?危険ですにゃ、この狭さでは松明も持ち込めないし、にゃにがあるか…」
外交官「だからどうなっても良いヤツが行くべきだーろ?僕が適任だーよ」ケっ
60
:
途中で送信しちゃった
:2024/07/15(月) 19:03:27 ID:CrfsyZkg
非常食「うにゃあ、そんな事…」
シャーマン「ダメだ。ここは手を付けるべきではない」
外交官「何だーよ!?あんたが一番俺にいなくなって欲しいんじゃないのかーよ!」
シャーマン「荷物を持つ手が足りないと言っただろう。そんな所で居なくなられては困るのだ」
非常食「にゃ、それにみぃ達は持ち物がいっぱいなのですにゃ。ここで何か見つけても…」
外交官「ああそーかい、なら帰りに僕が入ってやるんだーよ!ピラミッド見つけた帰りに」
非常食「にゃ、どうやら帰りまでは居てくれるようなのですにゃあ…」
シャーマン「あまり自棄になるなよ。命は大事にな」
外交官「そもそもあんた達が…!いや、良いんだーよ、今用がないならさっさとここから出るんだーよ」
非常食「にゃ、そうですにゃ、先を急ぐのですにゃ!」
シャーマン「とりあえずすぐ抜ける気はないようだが、どうにも不安定だな。ふう、外敵だけでなく仲間にも気を付けねばならぬとは、しかしこれもまた探検か」
61
:
ーー日数33、正気度47
:2024/07/15(月) 19:17:42 ID:CrfsyZkg
外交官「もう1ヶ月以上もジャングルにいるんだーね。まだピラミッドは見つからないのかーね?」
非常食「うにゃあ、前の探検は110日掛かりましたにゃあ」
外交官「気が遠くなるんだーね…」
シャーマン「そして探検は回を重ねる毎に過酷になっていくそうだからな。前回よりもっとーー」
外交官「ああっ!何か遺跡みたいなのが見えるんだーねあれが……黄金ではないようだーね…」
非常食「うにゃあ、あれは神殿ですにゃあ。珍しいモノには違いないのですがにゃあ…」
外交官「しかしヒビだらけなんだーよ。入って大丈夫なのかーい?」
シャーマン「まあ、止めておいた方が安全だろうな。入るとしてもーー」
外交官「帰り道に、だーね?行きに消耗するのはバカのする事だーね」
非常食「そうですにゃあ。こちらも後回しですにゃあ」
シャーマン「まあ、ヒビはかなり危険な兆候だからな。今回の探検で他に成果が出ていたら帰りでも無理には触らなくて良いかもしれん」
外交官「はっ、じゃあさっさと次に行くんだーよ」
非常食「そうですにゃ。うにゃあ、それにしても…あんなに自暴自棄になってたのに危険を避けようとしてくれて、少し落ち着いたのですかにゃあ?」
シャーマン「時間は悲しみや怒りを飲み込んでくれるからな。とはいえ、まだ油断はならないがな」
非常食「そうですにゃあ。にゃ、しかし今は競争に勝つことに集中しなければなりませんにゃ!」
62
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2024/07/17(水) 19:15:08 ID:Qj9OtEOc
過去のプレイ日記と違って仲間関係ドライにならざるを得ないのよな
でもあんまギスらないでほしいわ〜
63
:
ーー日数36、正気度21
:2024/07/21(日) 20:21:49 ID:.Npnzs6k
外交官「浅い川を渡ったかと思ったら今度は沼地…濡れて気分が最悪なんだーよ…」ザブザブ
シャーマン「これしき探検にはつきものだ。確かに気分は良くないがな」ザブザブ
非常食「申し訳ないのですにゃあ。こちらににゃにか見えたのですにゃ…にゃ、小屋が見えてきましたにゃ」
外交官「小屋ぁ?これは廃屋って言うんだー…おあっ!?ひ、人影が見えたんだーね!?」
地元シャーマン「…んー………」ムニャムニャ…
シャーマン「失礼、ここにお住まいかな?」
地元シャーマン「………ああー…」
非常食「にゃ、にゃんだか独特のてんぽですにゃあ」
外交官「なああんた、何か取引は出来ないんだーね?こんな所じゃ一生見ることも出来ないようなモノを用意してるんだーね」
地元シャーマン「………ふーむ……」
非常食「にゃ、家に戻って行ってしまいましたにゃあ」
外交官「取引は出来ないか、まあこんな所じゃ…」
シャーマン「いや、どうやらモノを持って来るみたいだぞ。ほれ」
地元シャーマン「………ん……」
外交官「な、なんなんだーね!もっとキビキビ動くんだーね!」
64
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2024/07/21(日) 20:37:20 ID:.Npnzs6k
シャーマン「仕方あるまい、我々とは時間の流れ方が違うのだ。競争などしている我々とはな」
外交官「まあ良いんだーよ、とりあえず物を見せて見るんだーよ…なんだこの紙切れ…いや…紙?こんな未開の地で紙?これは…なんというか…」ゾッ
シャーマン「ふん、青瓢箪でもこの異様さは理解出来たようだな。そう、この紙切れはとある禁断の書から千切り取ったページだ」
外交官「禁断の…ページ?どういう事なんだーよ!?」
シャーマン「私にも詳しくは分からん。しかし、この世ならざる力というモノは確かに存在するのだ。これはその一端だ」
非常食「うにゃあ、魔法のようなモノがこの世界にもあるのですにゃあ」
シャーマン「そうだな、どのページも魅力的だがーーこの帰路のページだけは絶対に手に入れるべきだ。これを使えば一瞬にして船まで戻る事が出来るのだ」
外交官「ああ!?そんな事が…いや、ここはあんたを信じるんだーよ」
非常食「うにゃあ、あとはこの太鼓が欲しいのですにゃあ。出発前に楽器が欲しいと頼まれたのですにゃあ」
外交官「分かったんだーよ。こちらからは…ウィスキーを出しても良いんだーね?あとは…動物の歯も2つ出すんだーね」
地元シャーマン「………ほーれ…」ズイッ
非常食「にゃ、にゃにかくれたのですにゃ。これは…コカの葉ですにゃあ」
シャーマン「釣り銭替わりだろう、取っておけ。さて、なかなか良い取引が出来たのではないか?しかし持ち物がまたいっぱいだな、何かーー」
外交官「…っはー!この葉っぱ、素晴らしいんだーね!力が漲るようなんだーね!ああ、今まで聞こえなかった声まで聞こえてきたんだーね、誘惑されるようなんだーね…」+病的盗癖
非常食「にゃ、外交官さん…?」
65
:
ーー日数45、正気度12
:2024/07/21(日) 20:47:30 ID:.Npnzs6k
外交官「……ああー、疲れたんだーね…」
シャーマン「この青瓢箪め、とは流石に言えなくなってきたな、私もな」
非常食「こ、この先ににゃにかが…にゃにゃにゃ、でっかい顔ですにゃ!?」
外交官「わっ!?ビックリするんだーね、バカでかい…3メールはゆうに超える大きさの顔の石像なんだーね」
非常食「にゃ、お供えがしてありますにゃあ。信仰対象にゃのですかにゃあ。しかし美味しそうな果物ですにゃあ…」
シャーマン「よせ、と言いたいがーー皆限界が近い、しかしまだ物資はーー」
外交官「こんな所でただ腐らせるのは勿体ないんだーね。食っちまうんだーね…んぐんぐ…ああ、甘いんだーね!ほら、2人も食べるんだーね!」
非常食「うにゃあ、良くはない気はしますにゃあ…でも…モグ…んんー!美味しいのですにゃあ!」
シャーマン「ああ、美味いな。だが我々はこれで少し追い込まれる事になったがーー探検とはこういうモノだったな」評価-2
外交官「ついでに横に置いてある象牙も貰っておくんだーよ。1つ盗むも2つ盗むも同じなんだーよ」
非常食「うにゃあ、良くない気がしますにゃあ。でも火山を爆発させたりするよりは…うにゃあ、でも…うにゃああ…」オアー…
66
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2024/07/23(火) 19:03:22 ID:bp3Rbh3s
やばそう
67
:
ーー日数53、正気度31
:2024/08/04(日) 19:42:12 ID:I4uLU/PM
外交官「…行けども行けどもジャングルジャングル…全くイヤになるんだーね…」フウ…
非常食「うにゃあ、ナタが無くなってしまいましたにゃあ」
シャーマン「ジャングルはまだまだ続く。鉈無しでは消耗が激しい。このままでは厳しいが…」
非常食「にゃっ!にゃにか見えましたにゃ!」
外交官「あれは…テントだーね?にしてもあのテント、探検家のものにしては変わってるというか、場違いにハデなんだーね」
シャーマン「あれは西洋世界の商人、貿易商だろう。取引のためにこういう土地に来ているのだ」
非常食「うにゃあ、ならあの派手なテントも納得なのですにゃあ」
貿易商「ん?なんだあんた方は。ああ、探検家だね?こんなジャングルの中で会うなんて奇遇だね」
外交官「全くなんだーね。神のお導きってヤツなのかもしれないんだーね」
シャーマン「ふむ、なかなか色んな品を揃えているようだな。どうだ、ここは物々交換といかないか?」
貿易商「うーん……まあ良いだろう、ちょっと待ってな、品物を出すから」
外交官「取引かーい?僕の出番なんだーね」
非常食「うにゃあ、まだチョコレートに手を出していないとはいえ、物資が心細くなってきましたからにゃあ。ここで補充出来ると良いのですがにゃあ…」
68
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2024/08/04(日) 19:56:06 ID:I4uLU/PM
外交官「ほら、ナタがあるんだーね」
シャーマン「これはありがたいな。10も貰っておくか」
非常食「うにゃあ、この金属の短い筒はなんなのですかにゃあ?」
外交官「なんだ猫君、缶詰めを知らないんだーね?」
シャーマン「長期保存可能な保存食だ。味はまあ、あまり好んで食べるようなモノではないが」
非常食「にゃ、美味しくはないのですかにゃ?」
シャーマン『あまりにもクソ不味くて、正気度が30以下じゃないと使えないという欠点があるんですよね〜。その代わりチョコレートの半額なんですけどね」
非常食「にゃ、とても美味しくなさそうですにゃあ…でも安いのはありがたいのですにゃあ」
外交官「あとは…なんだこの紙切れ…これは、宝の地図なんだーね!?」
貿易商「ああ、このジャングルのどこかに隠されているという宝物の在処を示した地図だ。どうだ?買ってみないか?」
シャーマン「ふむ、深いジャングルとはいえ後の探検に比べれば範囲も広くない。宝探しも悪くないかもしれんな」
非常食「にゃ、地図に書かれたお宝なら誰かに迷惑を掛けることもありませんにゃあ」
外交官「よし、じゃあナタ10本と食料缶6つ、更に宝の地図と宝を掘り出すためのスコップを1つ貰うんだーね。出すものは動物の歯2本と、宝石も渡してしまうんだーね。良いんだーね?」
シャーマン「ああ、博打になるが宝石を手放す価値はあるだろう」
貿易商「毎度あり。ふふふ、思ったよりずっと良い取引が出来たよ。ありがとうな」
69
:
ーー日数63、正気度7
:2024/08/04(日) 20:08:39 ID:I4uLU/PM
外交官「も、もう…もう限界なんだーね…」フラフラ…
シャーマン「はっ、今ならこれも美味いと感じるかもな。食べるぞ」カチャカチャ
非常食「うにゃあ、あのカンヅメですにゃ?どれどれ…モグモグ…うにゃああ、これは…」オアー…
外交官「正気だろうが無かろうがやっぱり不味いんだーね」ウエップ
シャーマン「しかし交換した鉈のおかげで移動もスムーズに出来たな。そして野生動物に左右から迫られたがなんとか回避も出来た」
外交官「そんでついにこいつも荷物を運べるようになったんだーね」
巨大な亀「…」ボーッ…
非常食「うにゃあ、では動物たちも遠ざかったので太鼓を叩くのですにゃあ」ドンッパッ!
シャーマン『太鼓は使うとチョコレート1個分くらい正気を回復出来るんですよ〜。しかも無くならない!スッゴい便利アイテムなんですよ!』
外交官「ま、再び使うにはクールタイムが必要なんだーね。あと野生動物を引き付けるデメリットもあるんだーよ」
シャーマン「軽々しく使えるものではないな。それでも便利なことには間違いないが」
非常食「にゃ、動物が近くにいない事を確認すれば大丈夫なのですにゃ」
外交官「お、そして見てみるんだーね。珍しい蝶々を捕まえたんだーね」
シャーマン「これは標本にすればロンドンでちょっとした値で売れるだろう。さてここだがーー」
70
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2024/08/05(月) 01:03:07 ID:ZTUFTC9w
乙
正気じゃ食えない飯ってキッツいな
71
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2024/08/23(金) 16:20:32 ID:tqB6OIKw
まだかのう
72
:
すまんな…すまんな…
:2024/09/01(日) 19:19:41 ID:FDxXuV.U
非常食「にゃ、ここがにゃにか…?」
シャーマン「ああ、これをーー宝の地図を見てみろ。これに書かれている地形ーー」
外交官「ん〜?何が…あ、この地形、ここが森でここが崖になってて、これはーーここの事なんだーね!?」
シャーマン「ああ。つまりここに宝が眠っている、という事だ。さあ探検家よ、掘ってみるぞ」
非常食「うにゃあ、しかしこの辺といってもどの辺りを…にゃ!あそこが怪しいのですにゃ!掘ってみるのですにゃ!」
外交官「ああ、ほんの少し土が盛り上がってるようにも見えるんだーね。しかしクソ真面目なあんたが宝の地図なんてものを買うとはどういう了見なのかと思ったけど、勝算あっての事だったんだーね?」
シャーマン「ああ、他の探検家との探検での経験も踏まえてなーー」
非常食「うにゃ、うにゃ、スコップがあっても大変ですにゃあ…にゃにゃ、にゃにか固いものに当たりましたにゃ!」ガツン!
外交官「どれどれ…おおー、ずいぶん立派な箱なんだーね!早く開けてみるんだーね!」
非常食「にゃ、あけてみますにゃ!にゃ、意外と簡単に…にゃ、こ、これは…本、ですにゃ?真っ黒い…にゃにか、こう…」
外交官「お、おい!これは…これは僕にも分かるんだーね!触れちゃいけない物なんだーね!」
シャーマン「これは…!まさかネクロノミコンなのか!?」
外交官「ネクロ…なんなんだーね!?」
シャーマン「この前魔法のような紙切れを買っただろう。禁断の書の1ページだと。その禁断の書がこれだ。まさかこんな所で巡り会えるとはな」
非常食「にゃにゃにゃ!?ではこれがあれば魔法使いさんみたいに…」
73
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2024/09/01(日) 19:30:09 ID:FDxXuV.U
シャーマン「残念だがこれは選ばれた者にしか使えん。我々がページを開こうものならたちまち正気を失うだろうな」
外交官「この探検は正気を失うがそのまんまの意味で怖いんだーね」
非常食「うにゃあ、残念ですにゃあ。ではロンドンに持ち帰って…」
シャーマン「はたしてロンドンでこれに値が付くかどうか。どうだ?お前の方が分かるだろう?」チラッ
外交官「ああ、こんなオカルトなモノにはおそらく値は付かないんだーね。残念だけど外れなんだーね」
非常食「うにゃあ、残念ですにゃあ…宝の地図まで買ったのですがにゃあ…」オアー…
シャーマン「むしろ未開の地の方がこういう物を欲しがるかもしれん。あの時会ったシャーマンとかな」
外交官「ああ、あのじーさんになら売れそうなんだーね。しかしあんた、この猫君がその選ばれし物である可能性は無いんだーね?もしくはあんた自身がさあ?」
シャーマン「いや、残念だがな。実際、探検家の中にはこれを扱える者もいたようだがな」
非常食「うにゃあ、でもこの世界も驚きに満ちているのですにゃあ。これから先もいろんなモノが見られそうなのですにゃ。楽しみなような怖いようななのですにゃあ…」
74
:
ーー日数67、正気度30
:2024/09/01(日) 19:43:24 ID:FDxXuV.U
外交官「はあ、この缶詰めにはうんざりなんだーね。流石栄光の英国海軍謹製の食べ物なんだーね」ウェップ
非常食「うにゃあ、しかし缶詰めも食べ終わってしまいましたにゃあ。
シャーマン「鉈も心許ない本数になってきたな。これからはますます厳しい探検になるだろうーーさて、洞窟だな」
外交官「今回もとりあえず入ってみるんだーね?」
非常食「ですにゃ。ではたいまつを使うのですにゃ!」ボッ
シャーマン「さて、何が出るか…」
外交官「おぞましい化け物とバッタリなんてのは勘弁して欲しいんだーね…」ゴクリ…
非常食「それは嫌ですにゃあ…にゃ、ここが行き止まりのようですにゃ。ここは…」
シャーマン「おお、キノコが生えているな。しかも有用なものだ」
外交官「ああ、あんたはキノコに詳しかったんだーね」
シャーマン「この青いキノコはより遠くを見通せるもの。そしてこっちの赤いキノコは傷や病を治せるキノコだ。ただこの赤いキノコは副作用の危険もあるがな」
非常食「にゃ、それは怖いのですにゃあ」
シャーマン「なに、こういうのは動物は平気なものだ。だから恐竜や亀が怪我をしたら食わせてやると良い。奴らが食べても私の能力なら正気を回復出来る」
外交官「へえ、あんたもまるで魔法使いみたいだーね」
非常食「シャーマンさんは頼りになりますにゃあ。缶詰めが無くなった所で正気を回復出来るキノコが手に入ったのは運が良かったのですにゃ!宝の地図が外れみたいだった時はどうなるかと思ったけど、まだまだツキはあるみたいですにゃ!」
75
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2024/09/02(月) 06:13:11 ID:0r4wXhC.
非常食、ちゃんと魔法使いちゃんのこと覚えてるんだね…
76
:
ーー日数84、正気度32
:2024/09/16(月) 19:32:06 ID:Hut.mpoc
外交官「ちょっと迷ったけど、ついに…ついに着いたんだーね」
シャーマン「ああ、無事に見つけられたな、黄金のピラミッドを」非常食
「やっとたどり着けましたにゃ!うーん、もうちょっと早く着けた気もしますにゃあ」
シャーマン『移動してる途中であっちじゃないかな〜って気づいたんですけど、操作ミスってずんずん明後日の方へ行っちゃいましたね〜』
外交官「割りとどでかいミスなんだーね…ま、無事着いたから良しとするんだーね」
シャーマン「その通り、と言うわけにはいかんな。何せ我々は競争中だからな」
非常食「うにゃあ、これで負けたら悲しいですにゃあ」
シャーマン「そういう訳だ、ぐずぐずしてる暇はない、船に戻るぞ」
外交官「はっ、せっかく黄金のピラミッドなんてものを見つけたのにゆっくり見る暇もないんだーね」
非常食「仕方ないですにゃあ。ではまた出発なのですにゃ!」
77
:
日数93、正気度51
:2024/09/16(月) 19:40:48 ID:Hut.mpoc
シャーマン「ふむ、あのまま1回に船まで戻れれば良かったのだが…」
外交官「危険な動物達が屯してるんだーね…」ヒソヒソ
非常食「うにゃあ、倒して行くべきか迂回するべきか…あまり戦いたくないですにゃあ…」
外交官「おいおい、その立派な爪は飾りなんだーね?」
シャーマン「いや、野獣は思ってる以上に危険だ、なるべく避けるのは英断だろう。しかもただの獣ではない。あれを見ろ」
非常食「うにゃあ、恐竜ですにゃあ」
外交官「ああ、こいつを見てたからまだ良いが、もし初めて見たのなら腰を抜かしてたんだーね」ペチペチ
恐竜「グルル…」
シャーマン「さあ、刺激しないように抜けるぞ。しかしいざ避けられないとなったら戦うのを躊躇するな。奇襲されて先制攻撃されるのが一番危険だからな」
非常食「にゃ、分かってますにゃ。そーっと、そーっと…」ソロー…
外交官「…無事抜けられそうなんだーね」
シャーマン「よし、復路の難所はなんとか切り抜けたな。さて、では改めて船に戻るぞ。後は何も無ければ良いが…」
78
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2024/09/16(月) 19:51:01 ID:Hut.mpoc
非常食「うにゃあ、途中の洞窟には入れませんでしたにゃあ」
外交官「最初に見つけた洞窟だーね?やっぱりあの時探索するべきだったんだーね」
シャーマン「仕方ない、探検開始直後に無理は出来んからな。さて、船に戻ったな」
船長「おお、よくご無事で。へっへっへっ、これでやっとロンドンに帰れますよ」ニコニコ
外交官「ああ、やっと帰れるんだーね………ふう」
非常食「うにゃあ、外交官さん…」
外交官「…いや、残りたい気持ちもあるんだーね。でも…いや、良いんだーね」
シャーマン「よし、じゃあ帰るか。船長、頼むぞ」
船長「ええ、勝利へ向かって出発!ヨーソロー!」
非常食「うにゃあ、また長い船旅ですにゃあ」
シャーマン『ちなみに今回日数と正気度が無いのは記録し忘れたからなんです。よりによってゴールの瞬間に忘れるなんてうっかりさん☆」
外交官「いや、しっかりして欲しいんだーね…急がずやってるわりにミスばっかなんだーね…」
79
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2024/09/18(水) 09:34:04 ID:lerV5nxc
なにはともあれおめでとー!!
80
:
ーーロンドンの港
:2024/09/29(日) 17:48:27 ID:zxSBVGR6
シャーマン「ふう、着いたな。相変わらず喧しい街ーーああ、あれはーー」
偉そうな人「やあ、また無事に戻ってきてくれて嬉しいよ。ただ、おめでとうとは言えないね」
非常食「うにゃあ、それではまた一番ではないのですかにゃ?」
偉そうな人「君達がロンドンに着いたのは2番目だ。惜しかったね」
外交官「2番目か、まあ悪くはないんじゃないかーね?」
シャーマン「あちこちでロスがあったからな、仕方あるまい」
偉そうな人「さて非常食君、無事帰ってきた君にはまた特性を選択する権利がある。今回も3つから選びたまえ」
シャーマン「ふむ、ストーンサークルの位置を明らかにするオカルトビジョン、自然の中で休息した場合より回復出来る自然愛好家、アイテムがより多く持てるようになる力持ちか。力持ちで決まりだろうな」
外交官「おいおい、力持ちはシンプルで分かりやすいが他は良く分からないんだーよ。ちょっと説明して欲しいんだーよ」
シャーマン「ストーンサークルとは村や洞窟、神殿などの場所のうち1つを明らかにするものだ。そしてその場所をみつけるのがオカルトビジョンというわけだ。決して弱い能力ではないのだがな」
非常食「うにゃあ、ではもう1つはどうなのですかにゃ?」
シャーマン「探検家は村だけでなく滝の側や岩影、そして温泉などでも休息するが、そこでの回復量が増え、正気を保ちやすくするものだな。これも悪くない。だがーー探検家は戦利品を持ち帰ってナンボだ。力持ち程有用な能力は早々ない」
非常食「うにゃあ、確かに持ち物に余裕があると探検も楽ですにゃあ」
偉そうな人「では力持ちで決まりだな。さて、では次はその戦利品を見せてくれたまえ。いつもの場所に向かうとしよう」
81
:
ーーロンドン某所
:2024/09/29(日) 17:58:08 ID:zxSBVGR6
外交官「…ロンドンにこんな所があったんだーね。ロンドンは広いんだーね」
偉そうな人「さて、では早速見せてもらおうかーー今回はあまり多くはないようだが」
シャーマン「今回は蝶の標本と、象牙が2本だけだな」
非常食「うにゃあ、宝石にゃんかは途中で手放しましたからにゃあ」
外交官「挙げ句宝石を手放してまで手に入れた宝の地図から出たのはロンドンでは値が付かない真っ黒な本だったんだーね。失敗だったんだーね」
偉そうな人「それは残念だったね。さて、では蝶の標本は寄贈して、象牙はオークションで売り払う。これで良いかね?」
シャーマン「ああ、それが良いだろう」
非常食「にゃ、これで標本のBUNみぃ達のレース結果に名声が上乗せされて、象牙の分次の物資購入に余裕が出来るのですにゃ?」
偉そうな人「そういう事になる。結果は次の探検に出る前には明らかになるだろう」
非常食「うにゃあ、今回で追い付かれていないと良いですにゃあ」
シャーマン「さて、どうだろうな。前回のリードは大きかったとは思うがーー」
偉そうな人「さて、ではしばしのお別れだ。各々体を休めてくれたまえ。次の探検もすぐに始まるからねーーではさらばだ」
82
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2024/09/29(日) 18:07:46 ID:zxSBVGR6
非常食「うにゃあ、では皆さん次の探検まで…」
外交官「いや、僕はここまでだーね。だろ、爺さん」
シャーマン「ーーまあ、な」
外交官「僕はもう限界なんだーね。色々な「色々な事がありすぎたんだーね」
シャーマン「お前の忠誠心に欠ける態度も盗癖も看過出来ん。今回の探検は頑張ってくれたがーーここまでだ」
非常食「うにゃあ、外交官さん、村娘さんとの事がーー」
外交官「あんた達は何も間違ってない。だが僕も気持ちに嘘は付けない。それだけなんだーね」
シャーマン「ーー村に、残してきた方が良かったか?」
外交官「それは……恥ずかしい話、ロンドンに着いた瞬間ホッとしてしまったんだーね。あの娘と一緒にあっちで暮らす事は…僕には出来なかったんだーね」
シャーマン「ーーそうか。ではさらばだ。探検に加わってくれた事、感謝する」
外交官「あんた達に言いたい事は沢山あるんだーよ。でも…あんた達と一緒に行かなきゃ絶対出来なかった経験を山程させてもらったんだーよ。ありがとうなんだーよ」
非常食「うにゃあ、ありがとうなのですにゃ。お元気で…お元気でなのですにゃ…」オアー…
83
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2024/09/30(月) 03:25:31 ID:.Fsvb0yk
外交官とはここでお別れかーおつかれ
てかシャーマンって結構歳いってんのか若いイメージだったわ
84
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2024/10/01(火) 07:59:45 ID:PfzU7wkc
アイテム枠なんてなんぼあっても良いですからね
85
:
ーー数日後、ロンドンの港
:2024/10/06(日) 19:26:26 ID:mcPJyugo
非常食「うにゃあ、あっという間にお休みも終わりですにゃあ…」
シャーマン「我々は探検家だ、仕方ない。さて、次の行き先はもう決まったのか?」
非常食「にゃ、次は漆黒の乾燥地帯にゃのですにゃ!北極や砂漠も選択肢にあったのですがにゃ…」
シャーマン「その3つならば乾燥地帯だろうな。さて次はーー」
楽器屋「うおっほん、無事で良かったよ、猫探検家君」
非常食「にゃ、あなたは…」
楽器屋「前回の探検前に楽器の入手を依頼していたモノだが…手に入れてくれたかね?」
シャーマン「ああ、持ってきた。これでどうだ?」
楽器「おお、太鼓かね!では約束通り支払おう」資金+40
非常食「にゃ、確かにいただいたのですにゃ!ではさよならなのですにゃ!…ちょっと惜しかったですにゃあ。でもまた手に入れる機会が…」
怪しい商人「へっへっへ、見てましたぜ猫の旦那ぁ。わたくしめのお願いも聞いてくれませんかねえ?」
非常食「にゃ、どなたですかにゃ?」
怪しい商人「わたくしめはしがない商人でさあ。で、お願いなんですがね!今度貴方達の行く先にある村で祀ってある御神体の像を…」
シャーマン「なんだ?まさか村の神を盗んで来いとでも言うのか?出来るわけないだろう、帰れ帰れ!」
怪しい商人「けっ!なんだなんだ、しけてやがんなあ!」ペッ
86
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2024/10/06(日) 19:43:31 ID:UWj78Jb2
シャーマン「全く、我々は探検家だ、盗賊ではない」
非常食「うにゃあ、有名になると変なヒトも寄ってくるのですにゃあ…」
シャーマン「さて、気を取り直してだ。次は新しい仲間を見つけないとな。見ろ、あんなに沢山希望者がいるぞ」ガヤガヤ…
非常食「うにゃあ、また凄い人ですにゃあ。そういえばみぃ達はまだ1位という事でしたにゃあ。その影響もあるのですかにゃあ」
シャーマン「間違いなくあるだろうな。さて、見所のあるのは…貿易商、料理人、そして山岳部隊員か」
非常食「にゃ、確か前に料理人が良いと言ってた気がしますにゃあ」
シャーマン「ああ、お前や恐竜の戦闘力を考えればこれからはある程度戦闘をして動物を狩っていくべきだろう。無論、原住民は良い顔をせんから程々にしないといけないがな」
非常食「にゃ、では決まりなのですにゃ。料理人さん、よろしくお願いいたしますですにゃ!」
料理人「ああ、宜しくねえ。動物の肉ならあたしがなんでも料理にしてやるからねえ。期待してなよ!」ガハハ
シャーマン「ふむ、女ながら青瓢箪よりは逞しそうだな。これは良い仲間を見つけたかもしれん」
非常食「うにゃあ、実は亀さんも恐竜さんも女の子ですからにゃあ。女の子の方が多いパーティーになりましたにゃあ。初めてではにゃいですがにゃあ…」
料理人「これからは女だってどんどん海の向こうに行く時代だよ!あんた達、一緒にやってやろうねえ!」
恐竜「グルル…」
亀「…」
シャーマン「分かっているのかいないのか。まあこいつらは裏切らん。ある意味一番頼もしいかもな。さて、あとは買い物だな。良い品揃えだと良いが)ーー」
87
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2024/10/07(月) 20:32:52 ID:r9W4o.qw
アニマルズ女の子だったんだw
88
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2024/10/20(日) 19:22:23 ID:YJiWLBrc
非常食「うにゃあ、今回の品揃えはどうですかにゃあ?」
料理人「へえ、銃なんかも売ってるのかい?散弾銃とかいうヤツだろう?これは」
シャーマン「散弾銃か!これは幸運だな、これは是非とも買わなければなるまい」
非常食「そんなに良いものなのですかにゃ?」
シャーマン「我々は複数の敵を同時に攻撃する手段がない。今まではな。だがこれがあれば違う」
料理人「凄いもんなんだねえ。でも高いんじゃないかい?大丈夫なのかい?」
シャーマン「象牙と太鼓を売った金がある。潤沢とまでは言えないがこれを買うには十分だ」
非常食「うにゃあ、ではこれを買うとして、後は…このテントなんかは…」
シャーマン『ダメです!それがあると楽すぎになりますから!縛ります!」
料理人「テントがあると好きなだけ正気度が回復できるようなモノらしいねえ。デメリットとしてはやたら日数が増えるって所らしいが…」
シャーマン「ロンドンに戻ってくるのは一番遅くなるだろうが、時間も正気度も気にせず未開地を隅々まで探検して戦利品を持ち帰れば遅れを補って余りある名誉を手に出来る。生きて帰れればだが、な」
非常食「でもそれは…生きて帰らなければならにゃいのはどの探検家でも一緒ですからにゃあ。ではテントは止めて…たいまつ2つ、チョコレート6つ、あとロープを5つでどうですかにゃ?」
シャーマン「ああ、良いだろう。お前も探検家としての買い物を理解してきたようだな」
料理人「チョコレート少なくないかい?…ああ、前回の持ち越し分も有るんだね」
シャーマン「果物や生肉のような日持ちしないもの以外は次に持ち越せる。無駄をどれだけ無くすかも探検家にとって大事な事だ。さて、買い物も終わった、後は出発するだけだなーー」
89
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2024/10/20(日) 19:34:05 ID:YJiWLBrc
非常食「皆さん、準備は良いですかにゃ?それではーーにゃ、貴方は…」
偉そうな人「やあ非常食君とその仲間達。いよいよ旅立ちかね?」
料理人「お、主催者のお偉いさんだね。今回もやりますよあたしらは!…あたしは初めてだけどねえ、あっはっは!」
偉そうな人「ふむ、頼もしそうな仲間を得たようだね。さて、前にもしらせたが、君達は現在1位を守っている。だがその差は縮まったようだ」
シャーマン「まあ、前回はあまり物を持ち帰れなかったからな」
偉そうな人「次に帰って来た時もトップでいられるのか?誰かにその座を明け渡しているのか?どうなるのか楽しみにしているよ」
非常食「にゃ、今回もまたトップで終わるよう頑張るのですにゃ!そして出来れば…」
シャーマン「ああ、ロンドンにも一番乗りで帰ってきたいものだな」
偉そうな人「そうか、期待してるよ。では気をつけてーー頑張ってくれたまえよ」
非常食「にゃ、行ってきますなのですにゃ!」ニャオー
料理人「…なーんて言ってはみたが、今まで2回ともロンドンに帰ってきたのは2番目なんだろ?今回は勝てる見込みはあるのかい?」
シャーマン「今回、かいつかは分からないが、我々は帰路のページというモノを使わずに持っている。どこからでも船に一瞬で帰れる代物だ」
非常食「にゃ、そんなモノもありましたにゃあ。忘れてましたにゃあ」
シャーマン「これは便利なものだ、忘れずにな。さて行くとするか。今度の世界には何が待っているのかーー」
90
:
ーー3回目の探検、漆黒の乾燥地帯
:2024/10/20(日) 19:47:08 ID:YJiWLBrc
ーー日数1、正気度100
シャーマン「おお、見てみろ。陸地が見えてきたぞ」
料理人「やああっと到着かい。長かったねえ」
非常食「にゃ、みぃは3回目なので少し慣れてきましたにゃあ」
料理人「おおー、頼もしいねえ」
シャーマン「さて、未開の地での第一歩だ。最初は探検家、お前の優れた目で行き先を決めたいものだがーー」
非常食「うにゃあ、山が多くて視界が悪いのですにゃあ」
料理人「あたしが見ても山ばかりだねえ。ま、どっちにしろ船を下りて歩いていくしかないんだろ?」
シャーマン「ああ、その通りだ。では早速探検を始めよう」
ーー日数8、正気度84
非常食「ふう、ふう…にゃ、にゃにか見えて来ましたにゃ!ヒトの家…村ですにゃ!」
料理人「村?家らしきモノは一つしか見えないようだけどねえ」
シャーマン「ああ、あれは世捨て人か何かの住処だろう。あるいは私のようなシャーマンかもな。いずれにせよ、そういう者は取引が必要な事も多い。少し寄っていってみよう」
91
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2024/10/21(月) 17:08:49 ID:Kl749qrM
乙
何が出るやら
92
:
ーー日数10、正気度74
:2024/10/27(日) 19:59:27 ID:mr1p46vE
非常食「…もしもーし、なのですにゃ…」
世捨て人「…なんだい…」モゾモゾ
シャーマン「ふむ、やはり私のようなシャーマンだな。すみないが取引など出来ないものかと思ってな。どうだろうか?」
世捨て人「ああー。ほら、見てけ」ガサゴソ…
料理人「へえ、人形に首飾り…珍しい物がたくさんあるねえ!」
非常食「みぃ達に必要な物は…にゃにゃっ!太鼓がありますにゃ!」
シャーマン「また見つけられたか、やはりお前は幸運に恵まれているようだな。そしてあとはーーこれだ」ガサッ
料理人「なんだいその紙切れは?ただの紙切れじゃあないのは分かるがねえ」
シャーマン「ああ、これは指定テレポートのページだ。通過した事のある場所に瞬時に戻れる。これも船に一瞬で戻れるだろうな」
料理人「へええ!そんな不思議で便利なものが有るんだねえ!」
非常食「にゃ、ではこの2つをいただくとして…この黒い本は手放しても構わないですにゃ?」
シャーマン「ああ、我々の手に余る物だからな。むしろこうして取引に使えたのならあのときの宝探しにも意味があったというものだ。という訳だ、良いか?」
世捨て人「ああ、良いよぉ…じゃあまた、来世でなあ…」スッ
料理人「なんだ、素っ気なく家に入っちまったねえ。でも良い取引が出来たんだろう?」
シャーマン「ああ、あの本もあるべき所に戻ったとも言えるしな。有益な取引だったな。よし、幸先は良い、今回も良い結果に終わりたいがーー」
93
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2024/10/27(日) 20:16:46 ID:mr1p46vE
料理人「さあて、次はどっちへ行くんだい?」
非常食「うにゃあ、北西の方ににゃにか見えますにゃあ。あそこに見える岩山の辺りに…」
シャーマン「ふむ、洞窟でも無さそうだ。行ってみるか?」
ーー日数17、正気度55
料理人「ふう、結構歩いたねえ」
シャーマン「初の探検なのに根を上げず良く付いて来る。さて、見えたな。これはーー滝だ」
非常食「うにゃあ、大きな滝ですにゃあ」
シャーマン「滝の側では休息が取れる。あそこで休むのも選択肢に入るだろうな」
料理人「水があれば煮炊きも出来るし、休むのにはもってこいだねえ。けどあそこで休むには目の前の丘を越えないといけないんじゃないのかい?」
非常食「ですにゃあ。丘に登れば更に広く視界をとれそうにゃのですが、とても疲れそうですにゃあ…」
シャーマン「ではあそこに行くのは保留にして、他のところへ行くのはどうだ?他に寄っているうちにあの滝への迂回路も見つかるかもしれんしな」
非常食「にゃ、それが…色々見えましたのですにゃあ。北東の浅瀬、西の岩山、あと南にもにゃにか見えますにゃあ。南は多分神殿じゃにゃいかと思うのですにゃ」
シャーマン「うーむ、西は洞窟だろうが、北東の浅瀬は象の墓場だろうか?はっきりとは分からんがーー」
料理人「選り取り見取りだねえ。どこにするんだい?」
非常食「うにゃあ…西の洞窟へ向かいますにゃ。みぃ達の最終目標はピラミッド…それはこの大陸の奥、つまり西の方にあると思うのですにゃ!」
94
:
ーー日数24、正気度34
:2024/10/27(日) 20:29:29 ID:mr1p46vE
非常食「にゃ、ここまで無事に来られましたにゃ」
シャーマン『書き忘れましたけど前回太鼓を使って回復しましたしね〜』
料理人「さてと、やっぱり洞窟だったねえ。入ってみるんだろう?たいまつを点けるよ」ボウッ
シャーマン「ふむ、洞窟の中には離れた別の場所に行けるような所もあるが、ここは思ったよりは深くないようだ」
料理人「たいまつがあってもやっぱり暗いねえ。っと、もう行き止まりのようだねえ」
非常食「にゃ、にゃにかありますにゃ…ふにゃー!?ひ、ヒトがいますにゃ!」
シャーマン「良く見てみろ。これはミイラだ。生きてはいない」
非常食「にゃ、ミイラでも恐ろしいのですにゃあ。でも2回目だから慣れて…ミイラですかにゃ!?」
料理人「へえ、不気味なもんだけど凄い価値なんだろう?これは」
シャーマン「ああ、我々探検家が手に出来る最高峰と言って良い。ただーーたくさんあるが、ほとんどが持って帰れるような状態ではないようだ」
料理人「触っただけで壊れそうなものばっかりだねえ。お、でもこれは結構状態が良いんじゃないかい?」
非常食「うにゃあ、確かにこの1つだけは動かしても大丈夫そうなのですにゃ。ではこれを持って行くのですにゃ」
シャーマン「永くここで眠っていただろうにすまないなーーしかしこれでまたミイラを手に入れる事が出来た。1つとはいえ大きな成果だ」
料理人「さて、ミイラを手に入れて次はどこへ向かうんだい?」
非常食「また西へ向かいますにゃ。西に新しくなにかが見えるのですにゃ。さっきと同じようにピラミッドへ向かいながらいろんな所に寄ってみるのですにゃ!」
95
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2024/10/27(日) 20:43:40 ID:UOIAjma.
非常食もリーダーらしい決断力が出てきたなぁ
かっこいいぞ
96
:
ーー日数27、正気度18
:2024/11/10(日) 19:09:12 ID:/KnHktAQ
非常食「うにゃあ、ジャングルをさ迷ってたらあっという間に3日経ちましたにゃあ…」
料理人「流石のあたしもヘトヘトだよ。でも見てごらん、立派な遺跡じゃないか」
シャーマン「神殿、というよりは寺院と言うべきか。いつの時代のものか分からないが、未だに大いなる存在の気配がするようだ」
料理人「そんなもんなのかい?まあいいや、入ってみようか…うーん、カビ臭いねえ」
非常食「そうですにゃあ…にゃ、これは…階段が…にゃ、祭壇ですかにゃ?」
シャーマン「そのようだな。寺院内の中心にある長い階段、その頂上に何があるのかーー登ってみるしかないだろうな」
料理人「あたしゃ疲れてるんだけどねえ…ひい、ふう、やっと着いたよーーおや?祭壇の上に器が…」
非常食「うにゃあ、器が赤い液体でいっぱいなのですにゃあ。でも、これは…誰かが飲まなければいけにゃいような…」
シャーマン「ふむ、ならば私が飲んでみようか」
料理人「ええ!?正気かい!?腹壊しちゃうよ?」
シャーマン「私も、ここにいる大いなる存在の声が聞こえる。飲むようにとな。ではーー」ゴクゴク…
非常食「ど、どうですかにゃ…にゃにゃにゃっ!?シャーマンさん、ひ、額が光って…!」
シャーマン「おお、これはーー聖なる力が宿ったようだな」+聖なる印
料理人「本当に大丈夫なのかい?まあイヤな感じはしないけどねえ…」
シャーマン「これで村人達は聖なる印を持った我々をより歓迎してくれる事だろう。さあ、更に進んでいくぞ」
97
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2024/11/10(日) 19:20:22 ID:/KnHktAQ
料理人「さて、外に出ては見たけど…おっと!?」ガガガ…ゴォン!
非常食「にゃ、寺院の入り口が閉まってしまいましたにゃあ」
シャーマン「なに、どちらにせよもうここには用もない。さあ出発だーーと言いたい所だが…」
非常食「うにゃあ、居ますにゃあ…にゃ、
料理人「え?なにがだい?」
シャーマン「獣だ。しかも単独ではないようだな」
料理人「へえ!じゃあどうするんだい?突撃かい?」
非常食「にゃ、ここは鬱蒼と繁ったジャングルですにゃ。やみくもに進んでも藪の中から襲いかかられては対処が難しいのですにゃ」
シャーマン「そうだな、私も同じ考えだ。なのでまず動かずに様子を見よう。そして奴らが近づいてきたらこちらからーー」
料理人「先手を取ってドカン!って訳だ。良いねえ、じゃあちょっと待ってみようかねえ」
ーー日数31、正気度10
料理人「…ふう、ジリジリするねえ。全く、ただ待ってるだけでも体力が…」
シャーマン「シッ!ーー来たぞ。どうやら虎が…2匹のようだな」
料理人「ねえ、あんた親戚みたいなもんだろう?なんとか話し合いで解決出来ないかねえ?」
非常食「うにゃあ、同じネコでも全然地が居ますにゃあ…でもこれでこちらから仕掛けられますにゃ!行きますにゃ!」ニャオー
98
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2024/11/10(日) 19:29:57 ID:/KnHktAQ
シャーマン「ふむ、私はまず儀式で守りを固めるか」シャンシャン…
料理人「じゃああたしはこの散弾銃を使わせてもらうよ!そらあ!」ドガン!
非常食「うにゃあ、至近距離にゃので一匹にしか当たらなかったのですにゃあ。ではみぃと恐竜さんで爪攻撃なのですにゃ!」シャシャッ
ーーグルルルガオー!
シャーマン「くっ!?引っ掛かれたか…」
料理人「大丈夫かい!?恐竜も怪我したようだし…この!くそっ、当たらないねえ!」
非常食「大丈夫ですにゃ!そこで引き付けててもらえれば…ここですにゃ!」ザクッ
ーーグアーッ!
シャーマン「よし、一体は倒れたぞ!」
非常食「にゃらばもう一体に…とっておきの爪攻撃なのですにゃ!」シャッ!
ーーガアアアアッ!ウガアッ!
シャーマン「くっ、しぶといな…そして賢い。私と恐竜を執拗に狙っているようだ」
料理人「このおっ!ああもう、全然当たらないよこのヘボ鉄砲め!」
シャーマン「癒しの精霊を呼ぼう。これで傷も幾らか癒えるはずーー」シャンシャン…
99
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2024/11/10(日) 19:44:45 ID:/KnHktAQ
料理人「へえ、シャーマンだけでなく恐竜の傷も少し塞がったようだねえ!」
非常食「にゃ、ではこれでーー終わりなのですにゃ!」ジャッ!
ーーグフッ
料理人「ふうー!なんとか勝てたけど、ヒヤヒヤするねえ!あんた、傷は大丈夫かい?」
シャーマン「私はほとんど癒えた、あとは唾でも付けとけば治る。恐竜はちょっと傷が深いな。この赤いキノコを食べさせてやろう」
恐竜「モグモグ…ングウ…」ゴク非常食「にゃ、にゃんとも言えない表情をしてますにゃあ。シャーマンさん、あの癒しの儀式は使えないのですかにゃ?」
シャーマン「ああ、精霊は気紛れでな。戦いの最中でないと降りてこないのだ」
シャーマン『けんじゃのいしみたいなものだと思ってもらえば良いですね〜。戦闘中にのみ使えるっていう。あと忘れてましたけど戦闘ではサイコロ振ってますよ〜』
料理人「さて、では戦利品だね。歯と毛皮と…肉だ!さあ、どう料理しようかねえ?」
非常食「にゃ、食べられるのですかにゃ?」
シャーマン「そのための料理人だ。料理人がいれば肉で正気の回復も狙える。そしてこれは非常に幸運だったのだがーー私がこの聖なる印を手に入れた事で、より狩猟をしやすくなった」
非常食「にゃ、そうにゃのですかにゃ?」
シャーマン「その土地の動物の命を奪えば、当然原住民からの評価は下がる。しかし我々はこの印で評価を底上げしているからな。諍いになりにくい」
料理人「さーて、出来たよ!ちょっと焦げちゃったけどねえ!」ドンッ
非常食「にゃ、もう出来たのですかにゃ!?それにしてもみぃ達の爪とシャーマンさんの癒しと印、料理人さんの料理…見事に噛み合って来たのですにゃ!これからますます探険がしやすくなっていきますにゃ!」
100
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2024/11/11(月) 14:14:46 ID:zb0bvowQ
乙
バランスのいいパーティーだ!
101
:
ーー日数37、正気度44
:2024/12/01(日) 19:38:53 ID:cMw9u5no
料理人「あれから更に西、何か見えたって言うから進んできてみたが…これはいい所に来たんじゃないかい?」
シャーマン「文明社会の貿易商のキャラバンだな。ちょうどいい、ジャングルも深くなってきたし鉈でも売っていれば良いがーー」
貿易商「へえ、こんな所に探検家が…ってお互い様だね、ははは」
非常食「ホントですにゃあ。では早速にゃのですが何か取引など出来たら…」
貿易商「ふぅん……そうだね、まあ見てもらおうか」ゴソゴソ…
料理人「へえ、色々あるねえ。くそ不味いと噂の缶詰なんかもあるけど、やっぱり気になるのは…」
シャーマン「象牙、だな。3つもあるな。これを手に入れたいがーー」
貿易商「ああ、ならそいつを全部くれないかな。そいつは愛好家がいてね、高く売れるんだよ」
非常食「にゃ、動物の歯ですかにゃ?本当にそれでいいのですかにゃ?」
貿易商「ああ、それを6つと象牙3本で手を打とう。どうかな?」
シャーマン「こちらは構わんよ。いや、望外の取引になったな。缶詰も欲しかったが、まだチョコレートもあるし当面は問題あるまい」
料理人「ミイラに象牙。ロンドンに帰るのが楽しみだねえ」
非常食「ですにゃ!でもそのためにはまずピラミッドを見つけなければ行けませんにゃ。さあ、進みますにゃ!」
102
:
ーー日数43、正気度9
:2024/12/01(日) 19:53:24 ID:cMw9u5no
シャーマン「さて、あれから南西に向かったがーー西にはこれ以上は行けないようだな」
料理人「あとは北へ行くようかねえ。で、見えるかい?あれ、質素だが文明側の建物だよねえ?」
非常食「にゃ、最初は村かと思ったけどそのようですにゃ。では失礼しますにゃ…」ギィ…
伝道師「おお、ようこそこのような粗末な所へ。私はこの未開の地に神の教えを広める伝道師ですーチラッ
シャーマン「ーーむう」
伝道師「何か力になれることがあれば、と思いますが…」
シャーマン「では、こちらの持ち物を預かって貰おうか。こういう所はたまに物資の補給に人が来るだろうからーー」
伝道師「ええ、必ず文明社会にお届けすると約束します。他には?」
シャーマン「いや、結構だ。さあ行こう」
非常食「にゃ?そ、それでは失礼しますにゃ」
伝道師「ではさようなら。神の御加護のあらんことを」
料理人「なんだいあわただしいねえ。ちょっと休んで行っても良かったんじゃないかい?」
シャーマン「伝道師という者達は厄介なのだ。私のような文明の側でない者を軽蔑したような目で見てきおる。あまり気分が良くないのでな、休みたかったなら申し訳ないがーー」
料理人「ああ、そういう事かい。良いよそんな理由があるならね。また別に休める場所を探せば良いさ、ねえ?」
非常食「にゃ、次はみんながゆっくり休める場所を探しますにゃ!」
103
:
ーー日数59、正気度6
:2024/12/01(日) 20:05:49 ID:cMw9u5no
非常食「ひい、ひい、ジャングルが深くなってきましたにゃあ…」オアー…
料理人「ああ、太鼓の音でも聞けりゃあ少しは元気が出るんだけどねえ…」
シャーマン「今はそうはいかん、見ろ」チラッ
パオーン!
非常食「うにゃあ、でっかい動物ですにゃあ。あれが象牙の持ち主なんですにゃ?襲ってはこないようですにゃあ…」
シャーマン「ああ、だが太鼓を叩いたら驚いて襲いかかって来るかもしれぬ。ここでそんな軽率な事は出来ん」
料理人「で、更に前にはハイエナか。こちらから仕掛けたいけどねえ」
非常食「にゃ、また虎さんの時のように待機して隙を伺いますにゃ…でも限界だからチョコレートをちょっとかじって…これで良し、待ちますにゃ…」
ーー日数63、正気度8
シャーマン「ーー近寄ってきたな。チャンスではないか?」
非常食「にゃ、一気に畳み掛けますにゃ!」
料理人「よーし、すぐに料理してやるからね、大人しくしてるんだよ!」
104
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2024/12/01(日) 20:23:48 ID:KT3XgIsM
あんまりおいしくなさそうだけど、料理人の腕次第か
今回のパーティーはまだギスってないから嬉しい
105
:
ーー日数69、正気度9、古い野営地
:2024/12/08(日) 20:29:00 ID:qds2lhNE
非常食「ーーにゃんて前回大袈裟に引いたのですがにゃ、特に苦戦せず完勝だったのですにゃ」
料理人「ハイエナ2匹だけだったからねえ。今回は散弾銃もちゃんと当たったしねえ」
シャーマン「しかし野獣が少なかったという事は手に入る肉も少ないという事だ。いよいよ取っておいたチョコレートにも手を付け始めて少々厳しくなってきたところだったがーー」
非常食「にゃ、運良く誰かのキャンプ跡地にたどり着けましたにゃ。もう使われなくなって随分経っているみたいですが…」
料理人「あったねえ、缶詰が。しかも6個も!料理人のあたしとしちゃこんな不味いモノ食べさせるのは気が引けるんだけど、背に腹は変えられないからねえ」
シャーマン「あとは真っ白なキャンパスも2つほどあったな。我々は誰も絵が描けないからこれは役には立たないが」
非常食「にゃ、この昔の探検家さん達には絵描きさんもいたのですかにゃあ」
料理人「かもしれないねえ。まーー残念ながら道半ばで終わってしまったようだけどねえ」
シャーマン「この夥しい数の人骨を見るにそうなのだろう。食料を残しているところからして獣に襲われたか。なんにせよ、我々もこうなる訳にはいかぬ」
料理人「そうだねえ、しかし見つからないねえピラミッドは。これからは戻りながら探す形になるのかねえ」
非常食「にゃ、今からみぃ達は『つ』の字を左右反転させたような感じの進路で南から北東へ進みますにゃ!」
シャーマン「簡単に見つかるものではないのは分かっていたが、南半分探して影も見つからないとはな。缶詰で補給は出来たがまだまだ油断は出来ないようだーー」
106
:
ーー日数77、正気度1
:2024/12/08(日) 20:42:52 ID:qds2lhNE
非常食「にゃ、にゃ、もう限界にゃのですにゃ〜…」オアー…
シャーマン「この辺なら太鼓を叩いても大丈夫だろう。そら、元気を出せ」ドン パッ!
料理人「いやあ、確かに元気は出たがもう…おや?見てみなよあれを!村だよ!」
非常食「にゃにゃにゃ!い、行ってみるのですにゃ!おーい!おーい!」
村人「%@#/""!」
村の子供「#>&$)%@!」キャッシャッ
シャーマン「ふむ、言葉は分からないなりに歓迎はされているようだ。どうやら我々の評判が村まで届いているようだ。さて、早速取引をーー」
猛獣使い「へっへっへっ、旦那方、ちょっとこちらの売り物も見ていただけないですかねえ」ニヤニヤ
非常食「にゃ、にゃにやら怪しげな…村外れの方ににゃにが…にゃにゃっ!」
料理人「へえ、色んな獣だ。トラにゴリラにハイエナ…これみんな売り物なのかい?食用って訳じゃなさそうだけど」
猛獣使い「ええ、こいつらは戦闘に使える猛獣達でさあ。旦那方もどうです?危険な未開地を探険するのにはこんな護衛もーー」
シャーマン「折角だがな、我々にはもう素晴らしい護衛がいるのだ」
恐竜「グルル…」
海亀「…」
猛獣使い「そ、そうでしたか、失礼しやしたーーふう、あっしらなんかよりずっと腕利きの猛獣使い達だったぜ。あんなのがいるとは世界は広いなあ…」
107
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2024/12/08(日) 20:50:46 ID:qds2lhNE
料理人「ーーじゃあこれで良いかい?毎度あり!ーーふふっ、猛獣使いはともかく、村の市場ではなかなか良い取引が出来たんじゃないかい?」
非常食「にゃ、動物の歯やハイエナの毛皮、ロープにキャンパスとあちらの宝石、象牙、そして黄金のラマを手に入れる事が出来ましたにゃ!」
シャーマン「純金製のお宝らしいお宝だな。神殿の略奪などに頼らず交易で入手出来たのはとても良かったな」
料理人「ロンドンへもどるのがまた一段と楽しみになったねえ。さて、今日は休んで行くんだろ?」
非常食「にゃ、村の人達も歓迎してくれてますにゃ。一泊だけお世話になろうと思うのですにゃ!」
ーー夜、村の広場
村人「$>@#$/"%!」ヤンヤヤンヤ
非常食「うにゃあ、楽しい夜ですにゃあ。探険に出てからこんな楽しい夜は…にゃ?」
村の子供「
108
:
途中で送信しちゃった
:2024/12/08(日) 21:00:49 ID:qds2lhNE
村の子供「#$)%@#?」ニコッ
シャーマン「探検家よ、その少年はお前と抱き合いたいようだ。応えてやれ」
料理人「いやあ…見てごらんよ、あの子の首と腕。湿疹だらけだよ。妙な病気が移ったりしたら…」
非常食「にゃ、みぃは猫だから人の病気は関係ないですにゃ。相手の気持ちには応えないと行けませんにゃ」ムギュ
子供「^@#!&$#^!」評価+1
シャーマン「ああ、それでこそ我らの探検家だ。しかし病気が怖いのもまた事実。何事も無ければ良いがーー」
ーー日数78、正気度41
非常食「おはようございますですにゃ!では出発しますにゃ!」
料理人「おはよう。体調は問題無いのかい?どこか痒いとか…」
非常食「全然平気ですにゃ!では皆さん、お世話になりましたにゃ!」
村人「%!&%)^#^!」
村の子供「@#%)^$>^」ブンブン
シャーマン「ふ、村に泊まって迷惑をかけた筈なのにむしろ評判を上げよったわ。体も丈夫だし、もしかしたら私はとんでもない探検家に同行しているのかもしれないなーー」
109
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2024/12/08(日) 23:17:49 ID:Dxhbh5yU
うおおおお俺もハグさせてくれ非常食ーーー!!!!
110
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2024/12/10(火) 23:46:22 ID:Ot0Je92g
乙
モフモフ教として大陸に新たな信仰が芽生えてしまいそう
111
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2024/12/25(水) 15:40:52 ID:0wrnSZFE
メリクリ
>>1
と非常食達
こんな日くらいまずい缶詰じゃなく美味いもん食って楽しく過ごしてくれ
112
:
あけおめことよろですよ
:2025/01/02(木) 22:20:40 ID:E8YfFyRA
ーー日数82、正気度23
料理人「ふう、行けども行けども目的地は見えてこないねえ」
非常食「うにゃあ、帰り道も考えればそろそろ見つかって欲しい所ですにゃあ…」
シャーマン「ピラミッドは見えないがーーストーンサークルは見つかったな。どれ、調べてみよう」
非常食「にゃ、確か昔の地図のようなものでしたにゃ?にゃにが分かるのですかにゃ?」
シャーマン「そうだな、洞窟か遺跡か休息場所か。どれを調べる?ちなみに村はもうないようだ」
料理人「ありゃ、それは残念だねえ」
非常食「うにゃああ…では遺跡にしますかにゃあ」
シャーマン「了解したーふむ、遺跡はあと3つもあるようだな」
料理人「遺跡ってのは神殿だろ?お宝も沢山あるって事じゃないかい?」
非常食「うにゃあ、略奪は気が進みませんにゃあ…とりあえずここでやることは終わったし、あとは…」
グルルルル…
シャーマン「あの遺跡の周りをうろつくトラ退治だな。さて、気を引き締めるぞ。こちらが獲物になる訳にはいかんからな」
113
:
ーー神殿、日数86、正気度24
:2025/01/02(木) 22:37:17 ID:E8YfFyRA
料理人「ーーとはいえ、トラ1匹には負けないねえ。ほら、肉を焼いたよ!」
非常食「にゃ、ありがとうですにゃ。料理人さんがパーティーに加わってから食べるものが大きく改善されましたにゃあ」
シャーマン「質だけじゃなく量もな。さてーーでは先ほどストーンサークルで確認した神殿のうちの1つに来たが…」
非常食「うにゃあ、相変わらず嫌な空気ですにゃあ…」
料理人「とりあえずお宝を確認してみようじゃないか。確認だけなら危険はないだろう?」
シャーマン「そうだな、ではーーふむ、黄金の鷲と金のドクロか。どちらも宝物としては一級品だ」
料理人「へえ、じゃあどうするんだい?持っていくかい?それともーー」
非常食「うにゃあ、今回も見送りたいのですにゃあ。残念にゃのですが…」
シャーマン「ああ、もう持てる物に余裕がなくなってきてな。先ほどトラの毛皮も手に入れた事だしな」
料理人「ああ、言われてみれば動物達に積んだ荷物も限界に近いねえ」
シャーマン「いつまでも略奪を避けてはいられぬ、いつかは神殿の宝に手を出す事もあるだろう。だがーーそれは今回ではないという事だ」
非常食「うにゃあ、これならストーンサークルで調べるのは別のモノが良かったですかにゃあ…」
シャーマン「全く無意味という事は無かったぞ。神殿とピラミッドがある場所は共に森の中、なかなか区別がつきにくい。だがこれで少なくとも神殿がある場所にピラミッドがない事は分かった」
料理人「わざわざその場所まで行かなくて済むようになったって訳だ。悪くないんじゃないかい?」
非常食「にゃ、そうですにゃ、前向きに考えた方が良いですにゃ。では気を取り直して出発ですにゃ!」
114
:
ーー日数96、正気度8
:2025/01/02(木) 22:54:22 ID:E8YfFyRA
料理人「ふう、ふう、ほ、ほんとにこの丘の上に何かあるのかい…?」
非常食「う、うにゃあ、確かににゃにか見えたのですにゃあ…」
シャーマン「丘の上に何か見えたというなら、おそらくーああ、やはりそうだ」
料理人「これは、泉…じゃないよねえ、湯気が立ってるし熱そうだ…温泉だね!?」
非常食「にゃにゃっ!?これは気持ち良さそうですにゃあ。ではさっそく…」
シャーマン「待て。まずは食事からだ。疲れきっている時にすぐ温泉に入ってはいかん」
料理人「そういうものなのかい?」
シャーマン『温泉の前に食事…ドラクエでいえば宿屋の前にやくそうを使うようなものですが…実は正気度が低い時に野宿するとバッドイベントが起きやすいんですよね〜。体感九割超えといった所でしょうか?ほぼほぼ確実に起こりますね〜。なので正気度を30以上にしてから宿泊が基本になりますよ〜』
非常食「うにゃあ…苦労の末温泉にたどり着きましたからにゃあ。ついはしゃいでケガなんかしたら大変ですにゃあ」
料理人「でもこういう温泉ってのは怪我や病気もも治してくれるだろう?」
シャーマン『ケガで済めば良いですね〜』ニッコリ
料理人「なるほどね。ま、未開の地の流儀って事で食事から始めるかねえ。といっても…」
非常食「うにゃあ、カンヅメになりますにゃあ…」
シャーマン「肉は食べてしまったからな。しかしーーここできっちり回復しておきたいが、競争を考えればあまり長居も出来ない。どうしたものかーー」
115
:
ーー日数106、正気度100
:2025/01/03(金) 10:19:34 ID:WHxjkkXY
非常食「うにゃあ、10日も休んでしまいましたにゃあ…」
料理人「おかげで元気全開だよ!…でも良いのかい?こんなに休んで競争は…」
シャーマン「ああ、今回も一番に戻るのは難しいだろうな。だがーー地図を見てみろ」
料理人「うーん?今視界が通ってないのは東の一部分だけ。この範囲におそらくピラミッドはあるんだろうからあと一息といった所かい?」
非常食「うにゃあ、ピラミッドに辿り着くだけならそうですにゃあ。でも…」
シャーマン「ああ、我々は帰り道を考えなければならない。それに、ピラミッドまでの道程も決して楽ではない。この辺りは獣が彷徨いているようだしーー」
料理人「ははあ、それを避ければ余計に時間も体力も使うし、戦えば危険って訳か。成る程安心するには早かったようだねえ」
非常食「もう持てる物も少ない以上は出来るだけ戦闘は避けたいですにゃあ。となると少し迂回するルートを通る事になりますにゃ」
シャーマン「という訳でここできちんと体勢を整える必要があった訳だ。ロンドンに一番乗りは出来ないが、今回も我々は多くの戦利品を持ち帰る事が出来る。そこまで大きな痛手にはならないだろう」
料理人「更に言えば缶詰は使いきってチョコレートも残り少ない。ここで回復は必然だったって訳だねえ。了解したよ」
非常食「にゃ、とはいえ出来る限り早くロンドンには戻りたいですにゃ。では出発なのですにゃ!」
116
:
ーー日数126、正気度25
:2025/01/03(金) 10:31:57 ID:WHxjkkXY
料理人「ふう、結局あれから20日も経ってしまったねえ。あそこで休んだのは正解だったって訳だ」
シャーマン「いや、私ももっと早く見つかると思ったのだがーーしかし」
非常食「見つかりましたにゃ!ピラミッド!」正気度+30
料理人「はあ〜、これはまた立派なもんだねえ。いつまでも眺めていられるよ。でも…でも
シャーマン「ああ、残念だがそうもいかん。すぐに復路に就かなければ」
料理人「ま、良いさ。これからもまたピラミッドを見る機会はあるだろうからね」
非常食「にゃ、あと3回も見られますにゃ!うにゃあ、でも帰り道は…」
シャーマン「ああ、正直厳しい。さっきも言ったがこんなに時間がかかるとは思わなかった。温泉に戻るにしても獣を狩りながら戻るにしても我々はとても保たないだろう」
料理人「地図を見る限り南に真っ直ぐ進めば船まで戻れるけど、それすら出来るリソースはもう残ってないねえ」
非常食「にゃ、となるとあれを使うのですにゃ?」
シャーマン「ああ、以前買った帰路のページを使って船まで戻る。しかしーーその前にやる事がある。少し南に進むぞ」
料理人「少し南…そっちにあるのはストーンサークルで見つけた神殿か。そうか、ついに…」
117
:
ーー日数133、正気度11、神殿
:2025/01/03(金) 10:45:52 ID:WHxjkkXY
非常食「うにゃあ、古くて立派な神殿ですにゃあ」
料理人「なんか寒気がするねえ。いや、気味が悪いとかじゃなくて単純に温度が低いっていうか…」
シャーマン「ああ、おそらくここで略奪を働けば辺り一面が氷で覆われる事になるだろう。だがここは村からも遠く離れている。被害は少ないだろう」
非常食「にゃにゃっ!?シャーマンさん、それは…」
シャーマン「ここなら村へ与える影響は限られるだろう。即座に船に戻れば我々の身も安全だ。ならばーー」
非常食「うにゃあ、そうですにゃあ、でも…うにゃあ…」
料理人「なーに、心配いらないよ!もし祟りでもあるってのならあたし達も一緒に祟られてやるからね!」
シャーマン「ああ、何かあったら3人、いや3人と2匹みんな一緒だ」
非常食「うにゃあ、うにゃあ…」
シャーマン「探検家とはそういうものだ。しかしお前は本当に立派だ。ここまで略奪を控えてきた。今回だって、村人が消滅するような罠だったらお前は絶対に認めなかっただろうし、これからもそうだろう」
料理人「という訳で持ってきたよ、黄金の像と黄金のコイン。いやあ、どっちも惚れ惚れするようだねえ」評価-3
非常食「えっ?ちょっ、にゃ、にゃ…」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…
シャーマン「さて逃げるぞ。帰路のページよ、我らを故郷へと誘いたまえ!」
非常食「え、ちょっ、ま、にゃあああああ…」キュウウウウ…ン
118
:
ーー洋上
:2025/01/03(金) 17:18:38 ID:WHxjkkXY
非常食「うにゃあ、神殿から船まで飛んで間を置かずに出港…慌ただし過ぎて今でも夢を見ているようですにゃあ…」ボーッ…
料理人「ふうむ、まあ略奪した事自体は引き摺ってないようだねえ。一安心って所かねえ」
シャーマン「さて、な。それよりも今回は皆が無事だった事が一番だ。今回は本当にーー」
料理人「おっ、ほら見てごらん、陸地が見えるよ!ロンドンだ!」
非常食「にゃ、今回も無事帰って来られましたにゃあ」
シャーマン『今回は本当に危なかったですね〜。最後の場面…帰還アイテムがなければおそらく全滅、良くて非常食さんが仲間を見捨てて1人帰還がせいぜいだったでしょうからね〜』
料理人「おっ、あの偉そうな男が港にいるよ、おーい!」
シャーマン『このゲームはピラミッドを見つけずとも帰還自体は可能です。ダメだと思ったら引き返すのも勇気ではありますけど…船からの帰還はともかく、本当に追い詰められた時は気球を使って帰還出来るのですが、気球は載せられる量がとても少なく、更に人も積載物として数えられるので…助けられて1人、再起を目指すなら換金用のお宝を優先して皆さんを見捨てて1人帰還という事になったでしょうね〜。それはそれでドラマチックでとっても面白いと思うのですけどね!』
料理人「何をブツブツ言ってるんだい?ほら、そろそろ降りる準備をしないとさ!」
シャーマン「ああ、そうだなーー3回目の探検で帰還用のページを1つ使ったのは誤算だった。探検はあと3回もーーいや、今回生き延びた事を喜ぶべきだな」
ーーロンドンの港
少年「あ、旦那様!探検家さん達が帰って来ましたよ!」
偉そうな人「ああ、どうやら今回も無事戻ってきたようだ。しかし今回も戻って来たのは2番目…いや、これこそが彼らの戦略なのかもな」
少年「戦略、ですか?」
偉そうな人「ああ、ほどほどに急ぎつつなるべくお宝は集めるーーしかし2回目の探検ではそこまで戦利品も無かったからな。今回の戦果で彼らの真価がうかがえるだろう。さてーー出迎えに行こうか」
119
:
正月休みは死んでしまった!
:2025/01/04(土) 19:21:47 ID:VhwCPJI.
少年「ーーという訳で、今回も皆さんは二番目に帰ってきました」
料理人「ん〜、やっぱりねえ。でも二番は死守したんだねえ」
シャーマン「帰路のページを使ったからな。しかし二番にゴールしたなら今回首位から落ちる事は無さそうだな」
非常食「ですにゃあ、とりあえずホッとしましたにゃあ」
偉そうな人「ほう、という事は今回は戦利品にかなり自信があると見える。が、まずは無事帰ってきた君達へのご褒美だーースキルを選びたまえ」
非常食「にゃ、強い精神力、カリスマ、出世主義者…ですかにゃ?」
シャーマン「カリスマは港で一気に二人雇えるようになるという能力だがーーもうもうメンバーに空きがない我々には現状必要ないものだな」
料理人「じゃあこの出世主義者ってのはどうなんだい?」
シャーマン『これは仲間を昇進させるとその仲間の忠誠心が上がる可能性がアップするというものなんですが…最序盤ならともかく、忠誠心がどうしても必要になる場面ってあんまりないんですよね〜。死にステータスとまでは言いませんが…』
非常食「うにゃあ、では残った強い精神力ですかにゃ?」
シャーマン「そうだな。これは我々の最大正気度が上がるというものだ。シンプルだが効果は大きい。これで決まりだろうな」
偉そうな人「了解だ。では君達は強い精神力を獲得した。では次だーー君達の今回の成果を見せて貰おうか」
料理人「あたしらは今回かなりいい線行ったと思うんだけどねえ」
シャーマン「ああ、今までで一番の成果だ。自信を持って良い。では行くかーー」
120
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2025/01/06(月) 20:21:33 ID:ntNlEMC2
あけおめことよろ
非常食の優しさが運を招いてくれるのを祈る
121
:
ーーロンドン某所
:2025/01/26(日) 16:45:59 ID:LzIj2VOY
偉そうな人「さて、まずは寄付する物を見せて貰おうか」
非常食「にゃ、まずはこのミイラですにゃ!それからこの黄金のラマですにゃ!」
偉そうな人「ほう、これはなかなかなかーーよくミイラを見つけるものだね君は」
シャーマン「我々の探検家は洞窟にも臆さず入るからな。戦利品にも恵まれる事になる」
料理人「後はこれだね、黄金の像と黄金のコイン」
非常食「にゃ、これは…」
料理人「凄く良いものだろう?ねえ?」
偉そうな人「成る程、この四点か、ならばーー今回はまた二位との差は開いたかもしれないな」
料理人「おお!やったじゃないか、ねえ?」
非常食「にゃ、そうですにゃ…」
シャーマン「そして次はオークションにかける品だ。宝石一つ、トラの毛皮が三点、更に象牙が四点だ」
偉そうな人「これはーー今回の探検はどうやら大成功だったようだね。名声も大きくなるだろうし次回探検での資金も潤沢になるだろう」
料理人「色々買えるねえ。あと動物達に積める荷物も多く出来たりするんだろう?」
シャーマン「ああ、金さえ払えばな。今まではそこまで予算が回らなかったが、今回はいくらかそちらも強化出来るだろう」
少年「では、諸々の手続きはこちらでしておきます。今回も探検お疲れ様でした」
122
:
ーー半月ほど後、ロンドンの港
:2025/01/26(日) 16:58:00 ID:LzIj2VOY
料理人「はあ、休暇はあっという間だったねえ」
非常食「にゃ、二人ともまたよろしくお願いしますにゃ!」
シャーマン「こちらこそな。さて探検家よ、次の目的地は決めたのか?」
非常食「にゃ、北極や砂漠などもあったのですがにゃあ、みぃはティッキタッカの乾燥地帯に決めましたにゃ!」
料理人「砂漠も北極も大変だろうからねえ。決定に異論はないよ」
非常食「にゃ、では早速次の探検の準備に…」
女性「あの…今度探検に出る方達とお見受けしました。折り入ってお願いしたい事があるのですが…」
シャーマン「ふむ、何だね?」
女性「実は私の夫も探検家なのですが…もう何年も音沙汰が無くて…探しに行こうにも私では探検はとても…」
料理人「そりゃあそうだ、大変だよ探検はね」
女性「そんな時、貴方方が夫と同じ所に探検に行くと聞きました。もし、もし良ければ、夫を探して連れ帰って欲しいのです…」
非常食「うにゃあ、それは…任せて下さいですにゃ!きっと連れて帰って来ますにゃ!」
女性「ほ、本当ですか!?ありがとうございます!ありがとうございます!」
シャーマン「努力はするがーー時間が経ちすぎている。酷な事を言うようだがあまり期待し過ぎないで貰いたい」
女性「分かっています。よろしくお願いします、よろしくお願いしますーー」
123
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2025/01/26(日) 17:12:12 ID:LzIj2VOY
非常食「にゃ、ピラミッドも夫さんも見つけて見せますのにゃ!」ニャオー
料理人「あんまり気負い過ぎないんだよ。さっきシャーマンが言ってた通り旦那の方は望み薄なんだからさ」
シャーマン「なんにせよ、まず我々が生きて帰ってこそだ。その為の準備ーー買い物をしなければ」
非常食「ですにゃ!では、今回の品揃えは…うにゃあ…」
料理人「これは厳しいねえ。チョコレートも缶詰めもない。正気を回復出来そうなのはウィスキーだけかい」
シャーマン「むう、ある程度アルコール中毒を覚悟して進まねばならんかもな。とはいえ、ウィスキーは取引価値が高い事も多い。現地で安全な食料などとの交換も狙えるだろう」
非常食「そうですにゃ。ではウィスキーを全部、10本買って…鉈も同じだけ買いますにゃ。あとは松明と救急箱と…」
料理人「ダイナマイトはどうだい?邪魔な岩山を切り崩せばショートカット出来るかもしれないよ?」
シャーマン「有用なのは間違いない。だが突然山を崩せば当然現地の住人の反感を買う。無闇には使わないようにせねばな」
非常食「ではダイナマイト2つで…買い物はこれくらいですかにゃ?後はーー動物さん達の積載量を増やすんでしたかにゃ?」
シャーマン「そうだな、予算もあるしそうしようか。増やすのは騎乗してないカメの方だな。騎乗している恐竜は戦闘に参加しているから万が一命を落とす事もあり得る。戦闘に参加しないカメの積載量を増やすのが妥当だろう」
料理人「じゃあ金50で一枠、
更に100でもう一枠増やすよ。これでも金を使いきれないんだねえ」
非常食「これで出発準備は整いましたにゃ。いつでも出発出来ますにゃ!」ニャオー
124
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2025/01/27(月) 01:23:32 ID:uivuJ0Vw
良い調子やん
食料がちと不安だが現地調達でいけそうだしな
125
:
なかなか更新出来ず…
:2025/02/16(日) 20:52:14 ID:gHeaqsWw
ーー船上
非常食「うにゃあ、もうロンドンが見えなくなりましたにゃあ」
料理人「これから4回目の探検か。後半戦って訳だね」
シャーマン「しかし実際はここからが本番だ。まだ1/3も終わってないと思っていた方が良い」
非常食「うにゃあ、それは厳しいのですにゃあ…」
シャーマン「おそらくだがーー4回目以降からはただピラミッドを見つけて終わり、という訳にはいかない可能性もある。ピラミッドが封印されていたり、地中に埋もれていたりな」
料理人「そんなの、どうすりゃ良いんだい?」
シャーマン「我々は探検家だ。探検していれば答えは見つかる。しかし、探検する地点を選ぶ時にどんな形式か分かった筈なのだがーー」
非常食「にゃ、そうなのですかにゃ?」
シャーマン『すみません、見逃しちゃいました〜』テヘッ
非常食「うにゃああ…」オアー…
料理人「なあに、行ってみりゃ、探検してみりゃ分かるんだろ?出たとこ勝負で行こうじゃないか」
シャーマン「ああ、未知の探求こそ探検家の本分だからな。ただーー探検家よ。お前には覚悟を決めてもらわなければならん」
非常食「にゃ、覚悟ですかにゃ?」
126
:
エタりはしないとだけは約束出来ますよ
:2025/02/16(日) 21:05:42 ID:gHeaqsWw
シャーマン「封印を解くためには必要な物がある。それが神殿にある場合もある。この意味が分かるな?」
非常食「にゃ、それは…」
料理人「神殿で略奪しなきゃならないって訳か。そりゃまた大変だねえ」
シャーマン「ああ。必ずしも略奪しなければならないとは限らないがな。しかし実際はどうなるか分からん」
非常食「うにゃあ、みぃは…みぃは…帰らなければ行けないのですにゃ。帰る為には…みぃは…」
シャーマン「ああ、お前には目的がある。それを忘れていないのならば良い」
料理人そうだねえ、探検して終わりじゃない。その先があるんだからねえ」
非常食「その先が…お二人は、探検が終わったらどうするのですかにゃ?」
料理人「そりゃ故郷に帰ってオシャレなレストランを開くのさ!この探検で顔が売れればお客さんには困らないだろうしねえ。ハッハッハ!あんたはどうすんだい?」
シャーマン「私はまだ決めておらん。故郷に戻るかもしれんし、西洋世界に残るかもしれん。どちらにも魅力があり、汚点がある。とはいえ、いつかは選ばねばならんのだがな」
非常食「うにゃあ、みぃも…元の世界に戻って…みんなに……うにゃあああ!やってやるのですにゃ!何がなんでも勝つのですにゃ!」ニャオー
料理人「はっ!その意気だよ!なんとしても勝たなくちゃねえ」
シャーマン「その為にもまずは生きて帰る事だ。繰り返すが今回はより厳しい探検になる。さて、何が待っているのかーー」
127
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2025/02/17(月) 19:51:47 ID:6pcT4m6E
期待
128
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2025/02/18(火) 15:55:11 ID:O3heylhQ
リアル生活もあるんだから無理のないペースで構わないよ
テヘッてやるシャーマン面白すぎるだろ
129
:
みんな火の元には
:2025/03/30(日) 19:06:03 ID:tNM3tDoE
ーー4回目の探検、ティッキタッカの乾燥地帯、日数1、正気度120
非常食「うにゃあ、いよいよ4回目の探検ですにゃあ」
シャーマン「船でも言った通り、ここからは更に過酷さが増すであろう。が、まずは今まで通りにやっていけば良い筈だ」
料理人「なんせここまでトップなんだからねえ!自信持って行くよ!」
非常食「そうですにゃあ、ではまず周りを…にゃ、開けた乾燥地帯が広がってますにゃあ」
シャーマン「所々に木々も生い茂っているようだが、避けて歩くのは難しくないだろう」
料理人「つまりしばらくは歩きやすい道のりだって事だね。良いじゃないか」
非常食「にゃ、しかし開けてる割には何も…にゃ、西ににゃにか見えますにゃあ」
シャーマン「あんな開けた所にあるのはーー恐らく文明世界の商人辺りだろうな」
料理人「へえ、取引が出来そうじゃないか。酒ばっかりのあたしらとしては安全な食料を手に入れたい所じゃないかい?」
シャーマン「そう都合よく取引出来るかは分からんが、行かない選択肢はないだろうな」
非常食「にゃ、ではまず西に向かって出発なのですにゃ!」ニャオー
130
:
くれぐれも気を付けて…
:2025/03/30(日) 19:18:23 ID:tNM3tDoE
ーー日数8、正気度104、貿易商のキャンプ
シャーマン「ふむ、大きなキャンプだな」
料理人「キャラバンって言うのかい?凄いもんだねえ。これなら色々手に入るかもしれないよ」
商人「おやおや、お客さんですかな?私がこのキャラバンの責任者ですぞ」オッホン
非常食「にゃ、こんにちはなのですにゃ。みぃ達は取引が出来たらと思いましてにゃあ」
商人「ふむ、探検家ですかな?何か珍しい物を持っているかもしれませんなーーおい、商品を持ってこい!」
使用人「はい、ただいま!」
商人「さて、お待たせいたしましたな。これらがこちらの商品になります」カチャカチャ…
料理人「ふんふん、鉈に松明、これはーー部族民の首飾りかい?色んなものがあるねえ」
非常食「うにゃあ、目移りしてしまいますにゃあ。でも欲しいモノは…」
シャーマン「やはり食糧缶だろうな。味は酷いがアルコール中毒の危険がある酒よりは良い」
非常食「うにゃあ、あの味は大変気がすすまにゃいですが仕方ないですにゃあ…」
料理人「料理人としてもあんな不味いモノに頼りたくはないが、仕方ないねえ。保存も効くし…」
非常食「動物を狩って手に入れるお肉は次の探検にはとても持ち越せませんからにゃあ…」
131
:
隣町の山が…燃えて…
:2025/03/30(日) 19:28:08 ID:tNM3tDoE
商人「お決まりですかな?」
シャーマン「では食糧缶をあるだけーー10貰おうか。こちらが出すのはーー」ゴソゴソ…
商人「おお、その動物の歯は良いですなあ。こういう物にはコレクターがいますからな、高く売れます」
料理人「へえ、こんな物がねえ。ま、物の価値なんて人によって色々だよねえ」
非常食「にゃ、では動物の歯を全部、3つと…あとはウィスキーを出して…」
商人「ふむ、ならばもう少し…鉈などはどうですか?」
シャーマン「いや、それよりもーー探検家よ、北西に何か見えないか?」
非常食「にゃ、北と北西ににゃにか見えますにゃあ。北西はおそらく洞窟…」
シャーマン「岩山の傍だからおそらくそうだろうな。では松明をいただこうか」
商人「良いでしょう。こちらからは食糧缶10と松明1、そちらからは動物の歯3本とウィスキー1本。これで商談成立です」
非常食「にゃ、ありがとうございますですにゃ!」
商人「こちらこそ。旅のご無事を祈ってますぞ」
料理人「なかなか良い取引が出来たんじゃないかい?じゃあ出発だねえ」
非常食「にゃ、次はあの岩山の麓を目指しますにゃ!自信
132
:
間接的な影響が仕事にですね…
:2025/03/30(日) 19:40:58 ID:tNM3tDoE
ーー日数15、正気度98、洞窟入口
シャーマン「ふむ、やはり洞窟だったな」
料理人「この前取った強い精神力のスキルのおかげもあってかなり余力があるねえ」
非常食「ですにゃあ。では早速さっき取引した松明を使って…出発ですにゃあ!」
料理人「まあ取引前から松明は余分に持ってたけどねえ。すぐ使うのなら…おや?もつ行き止まりかい?」
シャーマン「そのようだな。そしてこれはーー素晴らしいな。またミイラだ」
非常食「にゃ、しかもたくさんありますにゃ!凄い…うにゃあ、でも例によって持ち運べるくらいしっかりしたモノは限られてますにゃあ」
料理人「とはいえ2つは持っていけるだろう?いきなり大収穫だねえ」
シャーマン「ああ。そしてこうなるとーー探検家よ、一度船に戻らないか?高価なものを持ち歩くのは危険が伴う。ましてや探検は始まったばかり、これからずっと持ち歩くとなれば持ち物を圧迫しかねない」
非常食ににゃ、さっきの取引で少し持ち物も増えましたからにゃあ…では一度戻りますにゃ!」
料理人「まだ槽からさほど離れてないし良いんじゃないかい?ついでに少し休みのも良いかもねえ」
シャーマン「ああ、時間は惜しいが食糧も体力も温存したいからな。では戻ろうか。ミイラ2つは大きいがまだ始まったばかりだ。更なる上積みを目指さねばなーー」
133
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2025/03/31(月) 05:40:33 ID:ZOSEbRYM
>>1
は大丈夫か
少しでも危険だと思ったら迷わず避難してくれ
命あっての物種だ、スマホもパソコンもいざとなったら置いて逃げろ
134
:
ーー船内、日数28、正気度118
:2025/04/06(日) 19:53:29 ID:OU/4ZjX.
料理人「んー、船内でゆっくり休んだし、元気全快!って感じだねえ」
シャーマン「ミイラを船に預ける事も出来たしな。船が破壊されない限りは安全だろう」
非常食「にゃ、そんにゃ事あるのですかにゃ?」
シャーマン「ない、とは言い切れない。例えば船のすぐ近くで火山が爆発などしたら可能性はあるーーが、持ち歩くよりはずっと安全だろう」
料理人「持てる物にも限りがあるしねえ。亀の容量を増やしたとはいえね」
非常食「にゃ、では火山となるとーーこの近くの神殿には手を付けない方が良いのですかにゃあ?」
シャーマン「かもしれぬな。どうも、周りを見渡すとーー辺りの山々は休火山のようだ。神殿を荒らせば爆発するかもしれぬな」
料理人「なるほど、注意すれば神殿の罠がどんなモノか分かるもんなんだねえ」
非常食「うにゃあ、いつもこうなら良いのですがにゃあ…ではそろそろ出発しますにゃあ!」
シャーマン『ああ、火災はもうとっくに鎮圧してるんだすよ、東北ですから。ただ通勤中に見えた景色があまりにも衝撃的でしたので…』
ノレ(そしてまだ鎮火には至っていません。消火活動に当たっている方々には頭が下がります…)
ーーしかし今も雨が降っていますし、そろそろ鎮火して安心したい所ですねーー
料理人「おおー、人の口を借りたり天から声がしたり脳内に直接語りかけてきたり、色々やるもんだねえ」
シャーマン「いつもいつも勝手に喋られて困っているんだがな、全く邪霊めーー」
135
:
ーー古いキャンプ、日数44、正気度91
:2025/04/06(日) 20:09:27 ID:OU/4ZjX.
非常食「うにゃあ、あっという間に40日以上過ぎましたにゃあ…そしてここは…」
料理人「てっきり村でもあるかと思ったんだが…放棄されたキャンプのようだねえ」
シャーマン「それにしても酷い有り様だな。さまざまなモノがーー人骨まで散らばっている。獣にでも襲われたのだろうな」
料理人「こういうところでは使えるモノが何か無いかと探す所だけど、どうやら何も無さそうだねえ…ん、なんだい?そんなに鼻をひくつかせて」
非常食「うにゃあ、人の臭いがしますにゃあ…これは…」
シャーマン「探検家よ、残念だがその臭いはこの人骨のーー誰だ!?そこに誰かいるのか?」
男性「あ、貴方達こそ誰ですか…?こんな所で…」
料理人「あたしらは探検家だよ。黄金のピラミッドを探してるね。あんたは…もしかして…」
男性「わ、私も元は冒険家をしていたんです。ただ何年も前に遭難してしまい、私だけ生き残り、なんとか今日まで…なんとか…」
非常食「にゃっ!?元冒険家さんなのですにゃ!?実は何年か前に行方不明になった冒険家を探すよう頼まれてましたにゃ!貴方の事もですかにゃ?」
元冒険家「わ、私を?もしかして妻が?そうですか、そうですか…」ウウ…
料理人「ああ、奥さんが心配してたよ。しかし良かったねえ。奇跡だよこんなもんは」
シャーマン「ああーーこの骨はお前の仲間達か?」
元冒険家「え?え、ええ、そうです。仲間はーーその、力尽きてしまって…」
非常食「うにゃあ、大変でしたにゃあ。でも僕らが来たからにはもう安心ですにゃ!」
136
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2025/04/06(日) 20:18:25 ID:OU/4ZjX.
元冒険家「ああ、ありがとうございます、ありがとうございます…」ペコペコ
料理人「そんなに頭下げなくて良いよ、あたしらにとってはついでみたいなもんなんだから。ねえ?」
非常食「ですにゃ!…でもみぃ達も探検を中断する訳にはいきませんにゃ。なので…」
元冒険家「ええ、分かってます。探検を続けて下さい。弱ってはしまいましたが、少しくらいは荷物も持てます。足は引っ張らないつもりです」
料理人「おっ、頼もしいじゃないか。じゃあ頼んだよ!」
非常食「にゃ、でも戦闘の時にゃんかはあまり前に出ないで欲しいのですにゃあ」
元冒険家「そうですね、流石に戦闘のお役にはあまり立てそうもないので、物陰にでも隠れています」
料理人「よし、じゃあ出発しようじゃないか!…どうしたんだい?さっきからずいぶん無口じゃないか」
シャーマン「ああ、あの男がなーーいや、いい。ただ気をつけろ。何を考えているか分からんからな」
料理人「んー?ああ、まあ盗賊だったりする可能性も無いわけじゃないか。そうだね、一応目を光らせてくよ。うちのリーダーはお人好しだしねえ」
シャーマン「ーー盗賊なら良いが、な。いや、考え過ぎなら良いのだがなーー」
137
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2025/04/08(火) 11:21:33 ID:LZUT3nt2
良かった〜!でも今年は本当に山火事が多いな
>>1
も皆様もお気を付けて
138
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2025/04/10(木) 23:41:59 ID:6ouC2V1g
怪しい奴キター!!やってるやろコイツ
139
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2025/04/22(火) 19:39:52 ID:QK4UO4RE
ノレビス様邪神扱いで草
140
:
ーー日数49、正気度88
:2025/05/06(火) 19:23:31 ID:qQUza6Bk
非常食「うにゃあ…でっかい岩なのですにゃあ…」
元冒険家「ええ、本当に…」
料理人「凄いねえ、突起してるからこの岩の下で雨風が凌げそうだよ。疲れてたら良い休憩場所になったんだろうねえ」
シャーマン「ああ、まとまった休みもとれただろうな。だが我々はまだまだ余裕がある。ここで立ち止まる必要もないだろう」
料理人「ま、ちょっと腰掛けて昼食にでもしようじゃないか。あんたの話も聞いてないしねーーあんた、1人で探検してた訳じゃないだろ?仲間はどうしたんだい?」
元冒険家、え?ええ、ええと、その、長い探検の途中…」
非常食「にゃ、探検の途中でキャンプをした時に襲われたんですにゃ?それで…」
料理人「ああ、そういえばキャンプに骨が…悪い事聞いちまったねえ」
元冒険家「え?いえ、あ、はい、そうですね、いやそんな事ないです」
料理人「まだ少し混乱してるのかい?無理もないねえ、仲間を亡くしてそれから何年も1人でだろう?」
元冒険家「ええ。仲間はーー仲間は皆、良い奴等で…私は…私は…」
料理人「辛いことを思い出させちまったねえ。すまなかったよ」
非常食「にゃ、でも今はみぃ達が仲間ですにゃ。力を合わせて必ずロンドンに帰りますにゃ!」
元冒険家「はい…はい…ありがとうございます…」
シャーマン「……」
141
:
ーー日数60、正気度66
:2025/05/06(火) 19:45:16 ID:qQUza6Bk
シャーマン「少し遠回りになってしまったな。まあ仕方あるまい、歩き易い道を選べばこうもなろう」
非常食「にゃ、大丈夫ですかにゃ?」
元冒険家「ええ、こう見えても冒険家でしたから」
シャーマン「ーーふん、頼もしいな。さて、彷徨い歩いて着いた先が伝道所か」
非常食「うにゃあ、今回も取引だけする感じですかにゃ?」
シャーマン「そうだな。まあーー皆が休みたいのなら構わないがーー」
料理人「いやあ、どうしてもって程じゃあないねえ…っと、伝道師さんのお出ましだね」
伝道師「おお、よくぞおいで下さいました。こんな所にいると人恋しくて叶いません」
非常食「うにゃあ、取引出来ますかにゃ?」
伝道師「もちろんですともーーおお…」ゴクリ…
シャーマン「ーーふん、酒がほしいか?良いだろう。ならば救急箱2つにーービー玉も5つ貰おうか」
伝道師「ではこちらはウィスキーを…ああ、今晩が楽しみですよ!皆さん、もちろん泊まっていかれますよね?」
料理人「せっかくだけど、先を急ぐんでね」
伝道師「そうですか、残念です…皆さんに神のご加護のあらんことを」
非常食「うにゃあ、伝道師さんもお元気で!…にゃ、ウィスキー1本でこんなに物資が…よっぽどお酒に飢えてたんですにゃあ…」
142
:
ーー日数78、正気度28
:2025/05/06(火) 20:00:46 ID:qQUza6Bk
元冒険家「だ、だいぶ歩きましたね…」フウ…
非常食「そうですにゃあ。疲れましたが…まだ物資には余裕がありますにゃあ」
料理人「途中で見つけた石像のお供え物にも手をつけなかったからねえ。以前はいただいていったんだって?」
シャーマン「ああ、だがどこで誰が見てるか分からんからな。手を付けない方が無難だろう」
料理人「で、辿り着いたのがこの祭壇って訳だ。いやあ、なんだろうねえこれは?ただの祭壇じゃないのは分かるけど…」
非常食「うにゃあ、とても神秘的ですにゃあ。中がくりぬかれて溜まっている水がとても綺麗ですにゃあ…」
シャーマン「ふむ、これはーー生命の力を感じるようなーー」
元冒険家「これは、まさか…?いや…しかし…」
料理人「お、なんか知ってるのかい?」
元冒険家「い、いえ、なんでもありません…」
非常食「うにゃあ、何かありそうですにゃあ…でも何も分からにゃいから何も出来ませんにゃあ…」
元冒険家「ええ、であれば長居は無用でしょう。先を急ぎませんか?」
料理人「ああ、あんたは早く帰って奥さんに会いたいだろうからねえ。じゃあ出発するかい?」
非常食「にゃ、若干後ろ髪を引かれる思いはありますが…行きましょうなのですにゃ!」
ノレ(あの反応…彼はここが死者をも生き返らせる場所だと知っていたのでしょうか?でも以前の仲間を生き返らせたいようではありませんでした。何か…何を隠しているのでしょうか…?)
143
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2025/05/08(木) 03:09:22 ID:LAzHqnfk
匂わせ野郎元冒険家
144
:
ーー日数81、正気度40
:2025/06/15(日) 19:18:50 ID:dSMhU7P6
元冒険家「ひ、ひいぃ〜!こ、来ないで下さい〜!」オロオロ
非常食「にゃ、冒険家さん、こっちですにゃ!料理人さん!」
料理人「ああ!このデカサソリめ、散弾でも喰らいな!」ドゴォン!
シャーマン「やったか?ーー動かないか。どうやら勝ったようだな」評価-1
元冒険家「は、は、は、た、助かりました〜…」ヘナヘナ
非常食「にゃ、サソリを引き付けてくれただけでも助かりましたにゃ」
シャーマン「手に入ったモノはーーサソリの毒針か。二体倒したから2本だな。価値はまあ、そこそこといった所だが」
料理人「それより肉が大量に手に入ったよ。最近缶詰生活だったからねえ。これで美味い食事が作れるよ」
シャーマン「これだけの量があればしばらく食事には困らないだろう。あまり戦いの回数をこなして評価を下げてもいかんからな」
元冒険家「1回の戦闘で沢山手に入って良かったですね!」
非常食「ですにゃ!しばらく補給の心配はいりませんにゃ。ではどんどん進むのですにゃ!」
145
:
ーー日数86、正気度23
:2025/06/15(日) 19:30:55 ID:dSMhU7P6
元冒険家「ふう、あれから何日経ったでしょうね…?」
料理人「サソリと戦ってからかい?4日…いや5日経ったか?こう深いジャングルの中だと朝か夜かも分からなくなるからねえ」
シャーマン「あれから5日経って今日は86日目だな。全く、あっという間に時は過ぎるな」
非常食「ですにゃあ…にゃ!にゃにか見えてきましたにゃ!」
元冒険家「あ、村です!村ですよ皆さん!」
村人「$$#;/@%^[=@」
シャーマン「どうやら歓迎してくれるようだな。どれーー取引などは私がやっておこう。お前達は村でも見て回ると良い「チラッ
料理人「!…ああ、そうだね。行こう、2人とも」
非常食「にゃ、良いのですかにゃ?ではお願いしますですにゃ」
シャーマン「ああーーでは取引といこうか。そうだなーー宝石1つと動物を避ける角笛2つ、あとは動物の歯を5本ほど貰おうか。こちらが出すのはーー」
村人「![#$;)==$!!」
シャーマン「ああ、美しいだろう。これを5つと、そうだな、ウィスキーを1つ出そう。これで良いか?」
村人「%^@-($=[!」
シャーマン「ああ、こちらこそな。良い取引だった、なーービー玉で宝石を買う、か。私も文明側の欲深さに毒されてきてしまったようだーー」
146
:
ーー夜、村内広場
:2025/06/15(日) 19:44:54 ID:dSMhU7P6
元冒険家「ふふ、焚き火を見てると落ち着きますね…」パチパチ…
料理人「そうだねえ…おや、村人が1人こっちに来たようだよ」
村の若者「@#-($%…;;%=^@-?」
シャーマン「ふむ、この村と我々の故郷、どちらが良いかと聞いているようだな。故郷というのはおそらく文明側ーーロンドンの事を言っているのだろうがな」
料理人「そうだねえ、あたしはやっぱりロンドンかねえ?ちょっと煩すぎるのと、食事が不味いのだけは気に入らないけどね」
元冒険家「私も、生まれ故郷ですからね。非常食さんはどうです?」
非常食「にゃ、そうですにゃあ…ロンドンはなんでもあって、人も沢山いて…でも、何もかもがあまりにも多すぎますにゃあ。あんなに広いのに、窮屈に感じますにゃあ」
料理人「へえ、感じ方はヒトそれぞれだねえ」
非常食「だからみぃは、この村の方が好きですにゃあ。にゃにか落ち着く気がしますからにゃあ」
村の若者「;?#^^=@!@=#/!」ウンウン
シャーマン「ふむ、少し意外だったようだが、とても喜んでいるようだ」評価+2
非常食「にゃ、本心を言ったまでですにゃ。それにしてもーーいつかこんな所でのんびり過ごせる日が来るのですかにゃあ…?」
147
:
ーー日数94、正気度10
:2025/06/15(日) 20:01:57 ID:dSMhU7P6
元冒険家「…ジャングルを抜けて村を出たら今度は砂漠。私はこんな土地を探検していたのか…」
料理人「西へ行ったり東へ行ったり。ちゃんと進めてるんだろうねえ?」
シャーマン「ああ、問題ないーーさすがに皆疲れてきたようだな。そろそろどこかでーー」
非常食「にゃにゃ!?あれは小屋じゃにゃいですかにゃ?大きな植物の葉っぱで出来たおうちですにゃ!」
シャーマン「こういう所にはだいたいーーああ、出てきたぞ」
老人「ん…あんた〜」
元冒険家「え?私ですか?」
老人「憑かれとるの〜。祓うか?それともこのキノコにするか?美味いぞ〜」
料理人「…とてもそうは見えないがねえ」
シャーマン「キノコなら私が料理しよう。あとーーその石も貰おうか。こちらからは使い道のないキャンパスと、あとダイナマイトも2つ出そう。さてーー食べるがいい」ズイッ
元冒険家「え?いや、そんな毒々しい…ちょ、うわあああ…!あ、あああああ……」-人食い
老人「おおー。祓われたのー」ウンウン
非常食「にゃ、にゃんだか分かりませんが良かったのですにゃ!」
料理人「………なあ、今祓われたのは…なら、なら初めて会った時キャンプに転がってた骨は…」
シャーマン「ーー止めよう。あやつの状況に置かれたら、誰しも同じようにしていたかもしれない。それにもう終わったのだ。我々に危害を加える事はおそらくもうない、それを喜ぼうーー」
148
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2025/06/15(日) 23:11:09 ID:6JzLPCtY
乙
やっぱりか…でも非常食が非常食にならなくて良かった
149
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2025/06/19(木) 13:06:14 ID:IDre/Ty.
極限下じゃなあ
150
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2025/07/29(火) 18:52:38 ID:kqEBxQ0E
元冒険家「いやあ、なんだかとってもスッキリしましたよ。今まで悪い夢でも見ていたような…」
料理人「…そいつは結構だねえ」
シャーマン『ちなみに、人食いが付いたままロンドンに連れ帰ると、奥さんとの先行きに不安が残る感じでクエストが終わります。報酬とかは特に変わらないようなんですけどね〜』
非常食「にゃ、そしてここの地図もだいぶ埋まってきましたにゃあ。そろそろピラミッドが見つかっても良い頃なのですがにゃあ…」
元冒険家「素晴らしいですね。私も一度見てみたいですよ黄金のピラミッド!」
シャーマン「順調に行けばじき見られるだろう。そうだな?探検家よ」
非常食「にゃ、おそらくはマップ北東のジャングル…この中央にあると思われますにゃ!」
料理人「へえ、南西なんかにも未踏の場所はあるみたいだけどねえ」
非常食「今までもピラミッドはジャングルの真ん中にありましたにゃ。おそらく今回も同じだと思うのですにゃ!」
元冒険家「ははあ、ジャングルの奥深くに眠る黄金のピラミッド!神秘的ですねえ」
シャーマン「ある意味その神秘のヴェールを引き剥がすのが我々の指名とも言えるがな。さて、探検家の考え通りに北東にピラミッドがあるかどうかーー行ってみなければ分からんな」
151
:
ーー日数97、正気度23
:2025/07/29(火) 19:10:13 ID:kqEBxQ0E
元冒険家「あ、そっちに行きましたよ料理人さん!」
ガルル、グオォ-!
料理人「くっ…!この虎め、食らいな!」ドパァン!
クウ…バタッ
非常食「にゃ、料理人さん大丈夫ですかにゃ!?」
料理人「なあに、かすり傷だよ。ツバつけときゃ治るって」
シャーマン「ふむ、確かに浅いようだな。ただ、化膿したらすぐ救急箱を使うんだぞ」
非常食「救急箱は余裕を持って用意してありますからにゃあ」
料理人「ああ、分かってるって。さて、虎2匹退治したから肉と歯、あと毛皮も手に入ったね。肉はもうピラミッド見つけて船に戻るまで心配いらないくらいあるよ」評価-1
シャーマン『料理人さんもシャーマンさんもレベルが4、つまりMAXです。肉やキノコ1つでかなり正気度を回復出来るようになりましたね〜』
シャーマン「前回は帰り道の食糧が尽きてしまったからな。その心配がないだけでも大きな違いだ」
元冒険家「しかもさっきの伝書鳩の情報だと、まだロンドン一番乗りも狙えそうじゃないですか!」
料理人「未開の地をさ迷ってるあたしらを良く見つけられるもんだね伝書鳩も…」
非常食「にゃ、もちろんそれも狙っていくのですにゃ!」
シャーマン「それも予想通り北東にピラミッドがあれば、だがな。しかし今の虎退治で目的地までの障害は無くなった。さあ、進もうーー」
152
:
ーー日数105正気度59
:2025/07/29(火) 19:21:14 ID:kqEBxQ0E
料理人「さあて、そろそろピラミッドが
見えてきても良い頃だけどねえ…おっ」
元冒険家「あ、あれは…!ぴ、ピラミッド、黄金のピラミッドですよ!ああ、私初めて見ましたよ、なんて美しい…!」
シャーマン「予想通り、だな探検家よ。成長したものだ」
非常食「うにゃあ、でもこのピラミッド、入り口がありませんにゃあ。どうやって入ったら良いのか…」オアー…
料理人「確かにねえ。怪しいのはこのピラミッドにある窪みだけど…」
シャーマン「ああ、問題ない。地元のシャーマンからキノコと一緒に買ったこれが役に立つはずだ」
料理人「ああ、確か変な石買ってたねえ。ムーンストーンって言ったっけ」
非常食「にゃ、ではこの石をこの窪みに入れて…うにゃあ!?」ゴゴゴゴゴゴ…
元冒険家「おおー!中に入れるようになりましたよ!」正気度+30
料理人「なるほどね、これからはピラミッドをただ見つけて終わりじゃないって話だったけど、こういう事かい」
シャーマン「ああ、だが今回は難なく突破出来た。運も良かったんだろうがなーーさて、船に戻るぞ。戻るまでが探険だからな」
非常食「にゃ、今回こそはスピードでも一番を取って見せますにゃ!」ニャオー
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