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ソウルファッカーズ2のようです
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25年前。
「グオオオオオオ…」
聖母マリアのように胸に両腕をクロスさせた異形が崩れる。
残るは巨大な電子の繭。
「マニトゥ……帰ろう…
アタシ達のいるべき世界へ…」
「そうすれば…
もう、こんなに苦しくないよ……」
銀髪の女が語りかける。
女が振り返る。
「ヒトミちゃんとも……
スプーキーズのみんなとも……
このままずっと一緒にいたかった。」
口ごもる。
「でも駄目なんだよ…
今の人のソウルは、私達には耐えられない……」
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ネミ;ー;)「今日は、アタシの……
最初の、誕生日かも知れない……
アタシ、忘れないよ……
アンタのこと…」
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「泣くんじゃねーよ!俺達はやる事全部やってきたろ。
最後のシメだ、お前がやりたいと思う事をやりな」
ネミ-ー-)「そうね…起きて、ヒトミちゃん。」
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少女が茶髪に戻る。
中から電霊がフワッと華麗に舞う。
繭に抱きつき、消滅していく。
「さよならは言わないぜ。またきっと会えるだろうよ」
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オ゚ー゚フ「アンタもサマナーって人種だったとはね。
面白いからここでつけようか。決着」
「なんのだ」
オ゚⊿゚ブ「勝った方が負けた方が言う事聞くの。
アタシが勝ったら…もう関わらないで」
「俺が勝ったら!?」
オ゚⊿゚ブ「ヒトミちゃんに謝り程度はしてあげる…かな…」
「付け足してもらう!母さんにも謝れ!」
男が駆けていく。
川 川「させないわよぉ」
〇д●「」なれなれしくオーブリーに近付くなよ。
なんか用なのか?」
「く!どけ!」
ユ▽д▽ダ「一人で突破口を突入するのは無理だ!力を合わせるんだ!」
っ-l--゙
(〜W〜)「zzzzzz」
邪龍は戦いに飽きて寝ている。
川 川「ファフ坊ったら、しょうがないわねえ。
自我を奪っちゃったからかしら
集いなさい、幸福な楽園の使徒たちよ」
イシュタムが悪霊ガロットの軍勢をけしかけてくる。
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( )つっyつ 「死神には死神だ!」
『死神召喚』
( ^皿^)「暴れてくれるわ!」
チェルノボグが巨大なカマでガロットの群れを薙ぎ倒していく。
(^皿^)「どんなもんじゃい!」
オ -皿-)つ「とどめは、うぉれださあああああ!!!!!」
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オグンが勝手に槍をイシュタムの胸に刺す。
川 川「う…ぐ…
わたしを斃した事…
いまに…後悔する…わ…」
『Ya-xche』
オ 皿)「無念」
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https://pbs.twimg.com/media/FqingKXaIAE3uNI.png
オグンは即死した。
「なに!?」
オ゚ー゚フ「彼女は自殺を司る悪魔。
だから斃した相手を道連れにするの」
オ⊿ブ「ごめん…」
(〜W〜)「ゴおオオオ!!」
竜の目覚め。
尻尾でベノンザッパーを放つ。
ユ:▽д▽ダ「ぐ…」
つ
ヒト;゚ー゚)ξ『大丈夫ですか!?』
ユ;▽д▽ダ毒を食らうと…神経がおかされ肉体のキレがにぶくなる。
私のような戦士には致命的だな…
即死でなくてましだったか…」
銃を取り落とす。
( )つ「お前!」
急接近して胸倉を掴む。
『( ゚∀゚)「さてと」
オ;゚⊿゚ブ゙「え?」
https://pbs.twimg.com/media/Fc8s4o8aEA42ttL.jpg』
フラッシュバック。
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オ;゚⊿゚ブ「ひっ!触るな!」
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釘バットで殴られる。
「ぐ」
「教会に武器を持ち込むなんて…
なんて野蛮な子…」ヒソヒソ
オ⊿ブ「ねえ…兄貴…
なんで…
なんで今来たの?」
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「お前゛を゛っ」
滅多打ちにされる。
ユ▽д▽ダ「サマナー同士の戦いに発展したか。
いくら悪魔が強力でも、サマナーが倒れれば悪魔は指揮系統を失う。
命がけだが、いい作戦だ」
シャムシールでタナトスを貫いたユダが分析する。
ネミ゚Д゚)「そんな事言ってる場合か!
生身で入ってるんだから、ここで死んだらマジで現実でも死ぬよ!」
オ゚ー゚フ「ふふふ。少し教えてあげるよ。
このファフニール、少し前まで全くいう事聞いてくれなかったんだ。
でも、調教してもらったら無言で何でも言う事聞いてくれるようになったんだ。
あんたらの負けはアタシの胸三寸ってわけ。」
「オーブリー。あまり教会を荒らしてもらっては困りますよ」
牧師が諭す。
オ゚⊿゚ブ「めんどくせ。じゃあ決めるか。
メガトンプレス!!」
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と(〜W〜)つ ヒョイ
ファフニールが跳躍する。
最大クラスの押しつぶし攻撃の予備動作だ。
ユ▽д▽ダ「く…あの巨躯と攻撃力では助かるまい…
シルキーを出す。
盾にして君達は逃げろ…」
ヒト;ー;)ξ『そんな!?
オーブリーちゃああああん!!
やめてええええええ!!』
ヒトミの声は届かない。
( )つっyつ 「ウオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!」
頭から出血したまま雄叫びをあげる。
『邪神召喚』
/⌒\
( ω )「ほえ?」
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キンッ
強烈な打撃は巨龍にそのまま返される。
オ゚⊿゚ブ「ふーん。まだそんな余力あったんだ。
でも多勢に無勢だね。
その卑猥なの以外また潰して終わり。」
(俺とユダさんの仲魔はこんなところか…
目がかすんできた)
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カツオ達はどうする?安価
妹を諦められるか!戦う
逃げる…
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-
安価>>457で。
こんごともよろしく!
ずっどおおおおおおん!
-
戦う
-
「まだだ…俺は戦う…
妹を助けるのが兄としての宿命なら!!」
オ゚ー゚フ「馬鹿じゃないの。アタシに踏んづけられてる分際で。
そこでヒトミちゃん達がやられるのをじっくり身てなよ」
ネミ゚Д゚)「ふざけんじゃないわよ!!
おめおめやられてたまるもんですか!!」
機械竜に電撃が通電し、感電する。
オ゚⊿゚ブつ「もうヒトミちゃんでも容赦しない。
ぶっ飛ばす!!」
「待ちたまえ、オーブリー
野蛮な心は主ものぞんでおらぬ」
オ゚⊿゚ブ「神父様…」
祭壇の上から様子を見ていた者が制止する。
(手Д手)「神父だからシド・デイビスかと思った?
読者の皆さん、残念でした!!」
(手Д手)「…コホン。私はレイ。
ジルド・レイである」
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首無し人形に目を塞がれた男は自己紹介する。
ヒト゚ー゚)ξ『あ、この人は最近よくテレビでも出てる…
自殺推奨してる人だよ!』
ユ▽д▽ダ「また敵が増えたか…
だが、ファントムでは見なかった顔だな。」
(手Д手)「私はファントムソサエティの者ではない!
むしろソウルを己の欲の為に集積しようという輩は、我々の敵だ。
魂は主に等しくすくわれるべきだから,だ」
「ではきさまは誰の手先だ…ぐゅ」
オ゚⊿゚ブ「黙ってろよ。クズ野郎。
今お説教中だろうが」
顔を踏まれる。
-
(手Д手)「私は主の意志をあの男に見た。
故にその助けになるようにこうやって自殺者を集めているのだよ」
ユ▽д▽ダ「私も死に急ぐような生き方をしてきた者だがな。
せめて精一杯あがいて、戦って、死ぬべきではないのか?」
(手Д手)「やはりサマナーなどやっている者は野蛮だな。
彼女は精一杯生きて…利用されて…死んだのだ」
ヒト゚ー゚)ξ『彼女?』
(手Д手)「話はもういいだろう、戦いを始めさせてもらう。
来たまえ!主に従うものたちよ!」
https://pbs.twimg.com/media/FqnoWAMaAAAAhPH.png
上級天使たちが現れ出た!
「くっ!オーブリー!離せえええええ!」
オ゚⊿゚ブ「嫌だね。ここで身てなよ」
つと
「ビィイイイーム!!!!」
https://pbs.twimg.com/media/FqnrG9MX0AEjBul.jpg
ユダ達に牙、いや羽根をむく天使たちが一瞬で撃墜、蒸発させられる。
https://pbs.twimg.com/media/FqnrIW7WwAAQQpr.jpg
( ゚皿゚)「見つけたぞ。八卦レイ。
ネットで自殺者募集だと?くだらないことを、しやがる
ファントムへの対抗にしても派手すぎやしねえか」
(手Д手)「おお、外法によって生きるものとはそなたか。
話は聞いておるぞ」
(手Д手)「だがな、神は盲目の信仰を与えたわけではないぞ。
自らを清き光に照らし、己が己を裁いてゆく。
それが神の望む人の姿ではないか?」
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https://pbs.twimg.com/media/FqnrnY9WwAUZ8Xu.jpg
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-
( ゚皿゚)「お前が清き光とでもいうつもりか?」
(手Д手)「私一人ごときの問題ではないのだよ。人類の問題だ。
我らが計画の重要さを、汝も全く理解しておらぬ」
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( ゚皿゚)「放蕩貴族の青髭ジル・ドレのソウルを移植されたようなキチガイのたわごとなど」
(手Д手)「あの男はインターネットという自由な世界でも争いに囚われるおろかな人類に絶望し、
絶対的な善の世界を築くため立ち上がったのだ。」
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ヒト;゚ー゚)ξ『・・・それは、否定できないかも。
現にパラダイムXですら、争いが起きているわ』
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https://pbs.twimg.com/media/FqnxRgtXwAAHZ8k.jpg
https://pbs.twimg.com/media/FqnxSu7WAAEcvEe.jpg
https://pbs.twimg.com/media/FqnxTetX0AM8rI-.jpg
(手Д手)「かつては人を信じもした。主の御心を絶対的に信じていた。
だがジャンヌが処刑された時に、私は悟ったのだ。」
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男の顔が僅かに歪む。
(手Д手)「人間は信心という言葉を軽く使い、ジャンヌのような清き…清きものを
保身と利権の為だけに生贄に差し出すどうしようもないケダモノということに」
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(手Д手)「それが許されることか?
いや許されぬ」
https://pbs.twimg.com/media/FqntI0tX0AgkkSY.png
男の声はどこか、遠い過去に語りかけているような…
と(手Д手)「つ私はこれからも多くの魂を救済していこう。
それを否定し、阻止する理由がなんであれ、邪魔はさせぬ
彼とジャンヌに誓って、汝らを裁くとしよう」
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男を覆う手が青く光り始める。
https://www.youtube.com/watch?v=PBFIL9n8lZ0
https://pbs.twimg.com/media/FqnkKVhaYAAVHXa.jpg
https://pbs.twimg.com/media/FqnkK-xaMAE4wqc.jpg
https://pbs.twimg.com/media/FqnkJweacAEdeQT.jpg
-
ネミ;゚Д゚)「ゲっ!気持ち悪い!なにあれ」
ユ▽д▽ダ「やつの手下だろう。さっさと倒して彼を救出するぞ
トケビ!」
「おうよ!ユダさん、相変わらず信じてるぜぇ!」
『RAKU-NDA』
( ゚皿゚)つ「うおおおおおおおおおおおおっ!」
https://pbs.twimg.com/media/Fqn22SlXwAYqhUG.jpg
一体を瞬殺する。
( ゚皿゚)「お前らはお前らで生き残れ!」
ユ;▽д▽ダつっ-l--゙「言われなくとも」
間合いを測りつつスウェーで異形と対峙する。
肉薄され、回転する脚が剣のガードを崩し取り落とす。
ユ▽д▽ダ「しまった!」
つ -l--゙
ネミ;゚ー゚)つ「マハ・ジオぉ!」
「ぎゃ!」
バケモノが一瞬動きを止める。
ユ▽д▽ダっy=「許せ!」
口に銃口を突っ込み、引き金を…
ドワオ
「うごおおおおごごごご」
ユ▽д▽ダ「まだ動くのか。生命力が桁違いだ」
ユダを離す為に、トケビがショートジャブで牽制する。
「旦那!ほら!」
剣も投げつける。
ユ▽д▽ダ「すまない」
-
と(゚皿゚ )「くらえ!」
https://pbs.twimg.com/media/Fqn23jYX0Ag1MRV.jpg
(手Д手)゙「野蛮人は柔軟さを知らぬ。しなやかさがないからだ」
つ と
背中の羽根で拳をガードする。
と(゚皿゚ )「信じられねえ。スパイクがボロボロになっちまった…な」
(手Д手)つ「汝の魂も刈り取ってやろう」
レイの大ガマが首を狙う。
(;^皿^)つ「危ないぞ!」
チェルノボグが大ガマを投げつけて対抗する。
ガギンッ
( ゚皿゚)「別に俺は斬られてもよかったんだがな。余計なことを」
バッ
(手Д手)
つと
翼を広げ、飛翔する。
推進力で力を増し、確実に刈り取り切り裂くつもりだ。
( ゚皿゚)「いい攻撃だろうな…
相手が俺でなければな!!!!!」
---lと( ゚皿゚)つ-l--゙「バキュームアクス!」
内装から次々とトマホークを出していく。
( ゚皿゚)「くたばりやがれ!」
つ つ -l--゙ -l--゙ -l--゙ -l--゙ -l--゙ -l--゙
https://pbs.twimg.com/media/Fqn24WXXsAA_MHd.jpg
-
オ゚⊿゚ブつ「しつこい!」
( )っ-l--゙「しつこくても食い下がるんだよ!兄貴だからな!」
オ゚⊿゚ブ「妹に向ける剣かあああああ!!!」
混乱に乗じて拘束から脱した男は、オーブリーと対峙して鍔競り合っていた。l
オ゚⊿゚ブ「死神たちがいなくたって、あんたなんかに負けない
それを思い知らせてやる!」
横なぎにバットが降られる。
スキアヴォーアの剣部分が砕ける。
「COMPなのに…なんて威力だ!」
仕込みの杖、ビリー・クラブで意表を突く。
「武器は一つじゃないんだぜ」
プニ
「あ」
柔らかいものに当たった。
オ゚皿゚ブ「」
https://pbs.twimg.com/media/Fc8msNeakAAbRCT.png
オ;⊿;ブつ「このこのこのこのののおおおおお!!!!!
乙女の!!!!!」
バットで滅多打ちにされる。
「ご・・・お…」
ヒト;゚ー゚)ξ『やばい!彼が!』
ユ;▽д▽ダ「しかしあの怪物はどうする…
ええい!私が引き受けるから助けに行ってやれ!」
ネミ゚Д゚)「ジオ!」
オ;>⊿゚ブ「う゛っ」
ネミ゚Д゚)「今のはそいつの痛みよ!
妹だっていうから手加減してやったんだ!
ありがたく思いなさい。」
-
(手Д手)「…オーブリー、撤退しますよ」
オ゚⊿゚ブ「…はい」
( ゚皿゚)「よくもまあ、そんなに斧が刺さってて動けるもんだ」
『Di-arahan』
https://pbs.twimg.com/media/Fqn1S3jXwAk45ET.jpg
(手Д手)「私の無敵の盾の隙を突くとはな…
その力を我らの為に使ってくれれば…」
またもステンドグラスを突き破り、異形たちが襲ってくる。
( ゚皿゚)「ピンクのガキ!下がれ」
オ゚⊿゚ブ「え」
黒い男?のフォルムがより禍々しくなる。
と( ◎皿◎)つ「極光・破戒光線!!!!!!!!!!!」
https://pbs.twimg.com/media/Fqn25GbWcAAk9MK.jpg
直線状のビームで異形は一掃された。
( ゚皿゚)「チッ。レイは逃げたか」
マントを翻し、男は飛び去る。
オ゚⊿゚ブ「ざまあみろカス兄貴。
…もう関わるなよ」
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ざわざわ
騒ぎがおさまり、巡礼者たちが集まってくる。
「あの子、凶器なんて持ち歩いて…」
「あの子が暴れ出してから教会が滅茶苦茶になったんだ!」
「出てけ!」「出てけ!」「出てけ!」「恥め!」
オ;へ;ブ「…」
https://pbs.twimg.com/media/FqieQ4naQAIgbUT.png
-
ダッ
走り去る。
「オ…ーブリー…」
ヒト゚ー゚)ξ『無理しちゃだめよ!』
シ*-ー-ル「目を閉じて」
『Dia-rama』
ヒト゚ー゚)ξ『オーブリーちゃん、きっとログアウトしにいったのよ!
泣いてた…追いかけて家で待ち伏せましょう!』
「その前に…寄るところが…
どけっ!」
参拝者を押し分け、殴り、王国屋へ向かう。
「力…力が…」
https://pbs.twimg.com/media/FqoFJcNaAAg5TtB.jpg
https://pbs.twimg.com/media/FqoFKHXaUAA3Q-i.jpg
自宅。
ユ▽д▽ダ「御母堂、失礼する。私は彼の友人のユダと申す」
オ;⊿;ブ「im fine !!!!!!!!!」
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釘バットを振り回しながらオーブリーが出ていく。
部屋はさらに荒れている。
ヒト゚ー゚)ξ「おばさま!大丈夫!?」
J( ;´ー`)し「いきなり起き上がったと思ったら、大泣きして暴れまわって…
オーブリーが意識を取り戻したなら、それでいいんだけどねぇ。
おばさんは大丈夫だよ。
…疲れてるんじゃない?寝なさいよ。」
「母さん…俺は…まだ…オーブリー…」
意識を失った。
-
─
芝浜コアのホテル。
川 ゚ ー゚)「落ちついたか?」
オ゚⊿゚ブ「ええ。おかげでね。でもあんたも変な奴ね」
川 ゚ ー゚)「ん?」
オ゚⊿゚ブ「悪魔の改造してくれて、こんなとこ泊めてくれて。
なにか…その…要求とかしないの?」
川 ゚^ー^)「なんのかな?」
悪戯のように笑う。
オ///ブ「その…えっちな…こととか…」
川 ゚ ー゚)「興味ないよ」
オ゚⊿゚ブ「…」
川 ゚ ー゚)「何か問題あったかな?」
オ゚⊿゚ブ「いや拍子抜けでびっくり。
要求されたらキンタマ蹴り潰すけどね」
川 ゚ ー゚)「私は君にサマナーとして動いてもらえればいいと思ってるだけだよ。
そうすれば私の理想世界も成就が早まる。
日本に来てからいわれもない差別を沢山されてきたんだろう?かわいそうに」
中性的な男は頭をなでる。
オ゚⊿゚ブ「やめてよ」
川 ゚ ー゚)「ごめんごめん。
片手間でいいんだが…次はある男を倒してもらいたい。
前払いでこのスマートフォンをあげよう。未来の携帯電話だよ。COMPにもなる」
オ゚⊿゚ブ「わかった。ところで…
ファフニールがすっかり大人しくて命令に従うんだけど、あれは何をしたの?」
川 ゚ ー゚)「ああ、あれは造魔という特殊な悪魔の研究の副産物だよ。
性格をうつろにして、何でも言う事を聞く人形みたいにしてしまうのさ」
─
-
─
(0∥0)「誰だ?俺達の道に入ってきた野郎は!?
お前も俺の走りを邪魔しようってのか…
ふざけんなよ。」
https://pbs.twimg.com/media/FTkxsNEaAAAaRJe.jpg
https://pbs.twimg.com/media/Fqslz5LaUAALw6E.jpg
バイクにまたがった怪人がいる。
( ゚∀゚)「きさまが能勢か!手間取らせやがって!」
https://pbs.twimg.com/media/Fc8EYBAaAAYVEXr.jpg
https://pbs.twimg.com/media/FqsnrGMaEAMqNTk.jpg
(0∥0)「ノセ…?ああ、奴は死んだ。
今貴様たちの目の前にいるのは…
命と引き換えに永遠のスピードを手にした男。
最速の、スピードデーモンだぁッ!」
https://pbs.twimg.com/media/Fqsl01jaYAEzEpO.jpg
( ゚∀゚)「おもしれえ!どっちが速いか…試してみるか!」
『邪神召喚』
(皿)「召喚だね。うれしいね、ボク」
取り巻きのくびなしライダー達が嘲笑してくる。
「友愛な奴は寝る時間だぜっ!」
https://pbs.twimg.com/media/Fqsl3kLaAAUwN9z.jpg
『KIND BIND』
https://pbs.twimg.com/media/Fqsl4MUaEAI-x2V.jpg
( ゚∀゚)「はぁ…うちのマダちゃんね…愚鈍なの。つまりバカ。
効かねーよ」
(皿)「ほめられたね。嬉しいね。ボク」
( ゚∀゚)「な?」
「クックック!」
https://pbs.twimg.com/media/FqsntACakAg7qLb.jpg
( ゚∀゚)「気持ちわりーな。うすら笑いしやがって。
首がねえのにどこから声出てやがる」
-
( ゚皿゚)「それに俺は優しくねえぜ…半グレ怪異ども」
>
( ゚∀゚)「てめ〜ら…サマナー…」
https://pbs.twimg.com/media/FqspBt_agAMOtfs.png
( ゚∀゚)「なめんじゃねえぞ〜〜〜!!」
つ >
「ぎゃん!!!」
https://pbs.twimg.com/media/FqspD7iaMAA812k.jpg
(;0∥0)「くそ、リューイチ、リュージ、リューゾー!
俺がお前らに何かしたかッ!?」
『ATTACK』
https://pbs.twimg.com/media/FqspEsgaAAA7E38.jpg
( -∀-)「俺には恨みはないが、俺のオヤジが依頼受けたまんますっぽかしちまってな。
悪く思うな…」
マダの腹と屈強な腕が、ライダーの突進を止める。
(皿)「ねぇねぇサマナーくん。食べちゃっていい?いい?」
つ(0∥0)と
( ゚∀゚)「おつまみじゃねーんだぞ!こいつの首に5万かかってるんだ」
( ゚∀゚)「覚悟はいいか。」
(0∥0)「俺は…また死ぬのか…?
くくく、だがな…覚えてなよ。
俺を」
https://pbs.twimg.com/media/FqssbfUaQAE6ihR.jpg
( ゚∀゚)「死なせねーよ。」
(;0∥0)「は…?」
-
https://www.youtube.com/watch?v=UZZUSycdQpY
天海バイパス。
( ゚∀゚)つ「おー!もっと飛ばせー!」
(;∥;)「ひィー!」
2ケツしてハイウェイを飛ばす。
( ゚∀゚)「運3か。事故って死ぬわな」
https://pbs.twimg.com/media/Fqssc9cakAAHN5u.jpg
https://pbs.twimg.com/media/FqssdrtaAAEDdIA.jpg
(;0∥0)「警察は!取り締まりは!オービスは!?」
( ゚∀゚)「おめー意外と常識人な。
安心しろ!おれは政府公認サマナーだからナ!
工事中の高速ノーヘルで走るくらい、さもんよ!」
( ゚∀゚)「俺のオヤジとおふくろが本来お前の討伐にくるはずだったんだがな。
お人好しっぽいあいつらじゃ、無理と踏んだのよ。
相手が寛容な俺でよかったな、な!
それにお前も走りたいんだろ?まだまだな!」
「能勢の兄貴〜!」
くびなしライダー達がついてくる。
(;0∥0)「リューイチ、リュージ、リューゾー!
お前達…!?」
( ゚∀゚)「よそ見すんな。
お前らが嫌ってた友愛仲魔が復活させてくださったんだぜ!
さあ、かっとばすぞてめーら!」
(0∥0)「お…おう!おう!おお!!!!!!行くぞ!!!!!
この街は…俺をこんなにしやがったこの街は!!
まだまだ眠らせねえ!!」
https://pbs.twimg.com/media/FqsscIMaAAUXV02.jpg
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パラダイムX
(■│■)「任務完了。悪魔討伐成功」
「これで、やっと、安らかに走らせてやれる…
ありがとう。」
https://pbs.twimg.com/media/Fqsx07haMAAMPBa.jpg
(■│■)「…あんた、見てやがったのか」
「ハシロウを頼んだよ。
君なら悪事に使ったりはしないだろう。
…ところで、君のIDを教えてもらえないだろうか?」
(■│■)「構わない。IDは…SMT2003220。」
「ありがとう。
もう君に会う事はないと思うが…
体には気を付けてくれ。
さようなら。」
初老の男はログアウトしていった。
マナコもログアウト。
ドゴォ
(>´ω` <)つ(#)゚∀゚)
(>´ω` <)「一人で退屈しのぎをしていたようだな」
(>´ω` (#)と(゚∀゚ )
パンチひとつひとつで、滾る闘志を確かめ合う。
メ ;^)Д(^) 「…」
(>´ω` <)「なんだその暴走族の群れは。鞍替えか?」
( ゚∀゚)「どこにだって規則をまもらねえ奴はいるもんだぜ!」
https://pbs.twimg.com/media/Fqs1l24aIAIfzIl.png
( ゚∀゚)「規則破りはファントムやマスカキードの特権じゃねーってことを教えてやろうじゃねえか!
ゲッターチームの流竜眼さまもおんなじよ!!
今日は趣旨をかえて処刑ライダーといこうぜ!!!!!!!」
https://pbs.twimg.com/media/Fqs1mf3acAAU1Pj.png
─
-
乙
-
─
養護施設こまどり
https://pbs.twimg.com/media/FqtJ06vaUAgpV-s.jpg
(川-゚)「…」
ミレ゚ー゚ディ「こんな場所にヤタガラスが運営する孤児院があるなんてねぇ。
ファントムを殺しつつ子供は育てる。矛盾してない?
同じ命よ?」
(`・д・´)「ファントムが敵対してこなければヤタガラスだって動きはしなかったはずだ。
殺し合いはお互い様だろう」
ミレ゚ー゚ディ「ファントムは悪人がから救わなーいってこと?
とんだお笑いね、民を守る国防組織がねぇ」
(`・д・´)「うるさ」
リン^ー^ゴ「はーいストップ。なんで仲良くできないかな?」
ミレ;゚ー゚ディ「あなた…都合いい時にソウルハック権限使わないでくれる?
こっちはただですら時代遅れのフィネガンじじいの介護をさせられて疲れてるのに」
リン-ー-ゴ「はいはい。今日はAIONとして来ました。
ヤタガラスとファントムのしがらみはなし」
(川-゚)「…」
サイゾーはうつろな目で子供を見ている。
*(``)*「…」
「わー!アロウ兄ちゃんだ!」
建物から駆けてきた男の子たちに押しのけられ、女児は転倒する。
*(><)*「ぁっ」
(`・д・´)「おいっ!走り回るな!」
「ねー!今日のお土産はなにー!?」
(`・д・´)「今日は仕事で来たんだ。悪いが手ぶら…」
-
リン・ー・ゴ「兄ちゃんって、アロウの弟?」
(`・д・´)「いや。俺もここ育ちだからみんな家族みたいなもんだけどな。」
フ*゚ー゚ィつ「ありますよ。お菓子」
(`・д・´)「すまないなフィグ。しかしこいつらにあまり甘くするのは…」
「わーすっげーいっぱい!今食っていいの!?」
(`・д・´)「だーめだ!明日にしなさい。夕飯が食べられなくなるだろう。先生に怒られるぞ」
https://pbs.twimg.com/media/FqtJ4vGaAAE7kDd.jpg
「だって先生の飯っていっつもカレーばっかなんだもん!」
「飽きるー!」
(`・д・´)「今度何か作ってやるよ」
「マジ!?」
フ*゚ー゚ィ「子供というのは、実に素直に感想をいうのですね」
リン^ー^ゴ「号外!フィグ、母性に目覚めたかぁ?」
フ;゚ー゚ィ「い、いえ、そもそも私は人型として造られたAIONであって人間の体を持つからにはそういう感情も芽生えるのが当然で
つまり人間の子供に愛着を覚えるのは至極当然の反応で正しく私が稼働してるといえるでしょう!」
リン・ー・ゴ「いや早口やめてくれる?」
「全く、わがままなちびどもだ。そこがまたかわいいんだが」
https://pbs.twimg.com/media/FqtRdANaYAACO74.jpg
*(;;)*「ぅっ…ぅっ…」
https://pbs.twimg.com/media/FqtJ24BakAAOrF2.png
突き飛ばされた子が絵本を抱えて泣きかけている。
「大丈夫か。絵本が砂利だらけだ。君は?」
砂を払って、ウェットティッシュで綺麗に拭いてから乾かしてやる。
*(``)*「ヘリカル…ぉ兄ちゃんは?」
https://pbs.twimg.com/media/FqtR5aeaEAENJlR.png
「砂利がついたのが表紙だけでよかったよ。
僕は…先生のお友達だよ」
-
レ´∀`メ
両眉にキズの入った、いかつい男が立っていた。
(`・д・´)「レイヴン!」
レ´∀`メ「久しいモな、アロウ。元気だったか」
https://pbs.twimg.com/media/FqtRdwsaQAAFoaw.jpg
(`・д・´)「紹介しよう。俺の師匠で、ヤタガラスの元トップサマナー。
ワケあって今はここの施設長をしている人だ。
レイヴン、こちらは…」
レ´∀`メ「正義のAIONのリンゴさんとフィグさんだろ。
そしてファントムの…」
ミレ゚ー゚ディ「ミレディよ。
あなたが先生?最悪の冗談だわ。
現役時代はさぞかし、同胞達が討たれてきたんでしょうね」
ジャキッ
レ´`∀´メっy= 「下手な真似はしてくれるなよ?アロウのお友達。
こう見えても、ちび達を守る為の力くらいできるくらい残ってる」
ミレ゚ー゚ディ「チッ」
(`・д・´)「レイヴン!子供達が見たらどうするんだ!」
レ;´∀`メ「…すまない。昔の癖で…
無礼を許してくれ。夕食を食っていかないか?
今日も…カレーだ!」
(`・д・´)「…子供達のまたかーって顔が目に浮かぶよ…」
フ*゚ー゚ィ「ふふ。子供達は誰もかれも生き生きしていますね。
皆、みなしご達なのですか?」
レ´∀`メ「まぁモな。成長すると恩を忘れて生意気になってきて困る!」
フ*^ー^ィ「あなたは戦いから退き、子供達の力に…
新しい命を未来につなぐ仕事をしているのですね。
素晴らしいと思います。」
レ´∀`メ「そうか?大げさだモな。
だが美人さんに言われちゃ、悪くない」
-
夕食後の談話室。
リン^ー^ゴ「まだ食事って概念に慣れてないけど、おいしいっていうのは理解できた!」
レ´∀`メ「よかったよ。遅くなったが礼を言わせてくれ。
リンゴ、フィグ。
かわいい弟分を助けてくれて、ありがとう」
https://pbs.twimg.com/media/FqyFVhHaUAATlpY.jpg
フ///ィ「感謝は不要です!
私達は目的の為にソウルハックを使っただかですから!」
リン^ー^ゴ「 ( ´,_ゝ`)プッ、噛んでる」
フ#゚ー゚ィ「リンゴっ!」
https://pbs.twimg.com/media/FqyFXCrakAAZhvy.jpg
レ´∀`メ「しかし信じがたいのがソウルハックだ…
完全に死んだ人間を生き返らせることができるとはモな…」
(`・д・´)「信じられないか?」
レ´∀`メ「いや。まぁ…
ところで、ずっと昔に死んだ人間も生き返らせたりもできるのか?」
リン・ー・ゴ「いや、残念だけど。死にたて新鮮かつ、体が残ってないと今は難しいかな。
依代があれば別だけどね」
レ´д`メ「そうか…」
https://pbs.twimg.com/media/FqyFXz0agAAJRsS.jpg
レ´∀`メ「話を戻すが、アロウ。
お前の任務は、ファントムに潜入捜査し、『C計画の話を探る』ことだったか?」
(`・д・´)「はい」
レ´∀`メ「それで、任務途中でファントムの同僚に殺され…ソウルハックで助けられる。
そしてファントムから捨てられたミレディと…そっちのサイゾーも助けて珍道中というわけか」
リン^ー^ゴ「今は新生ファントムだからミレディもバッチリ所属だよん」
https://pbs.twimg.com/media/FqyGtTjaQAAvVC3.jpg
レ;´д`メ「まさか鉄仮面の懐刀とこうやって相対するとはな。やれやれ、胃が痛いよ」
リン・ー・ゴ「知り合い?」
https://pbs.twimg.com/media/FqyGukmaUAEC_m7.jpg
レ´∀`メ「鉄仮面とは何度もやりあった(意味深)仲だ。そこの彼女さんともね」
-
レ´∀`メ「そう構えなさんな。
引退した今、ここで、やりあう気はないよ。
それはお前さん達の役目だ」
チラリと目をやる。
レ´∀`メ「…それはそうと、サイゾーだったか?
彼はもともと無口か何かなのかな?」
リン・ー・ゴ「この前の関東大破壊、あったでしょ」
レ´∀`メ「ああ。ひどいようだったな。東京までボロボロだそうで」
リン;ー;ゴ「それで戦死しちゃってね。かわいそうだから急造でソウルハックしてあげたんだけど…
体の損傷がひどくてまだ言語が不完全なの」
レ´∀`メ「英雄だな!かわいそうに、うちでよけりゃいつでも保養に来るといい。
カレーは食い放題だからモな!」
(川-゚)「…ドモ」
リン・д・ゴ「喋った!」
レ´∀`メ「それで、本題は情報提供だったかな。
俺の知ってる事ならなんでも。
滅びの回避は組織の方針とも反していない。
現場に必要なのはそれだけで、後の話は政治の範疇、だろ?」
リン^ー^ゴ「ね」
レ´∀`メ「あとは上の仕事…」
「そうもいかないんですよ」
川д川
-
(`・д・´)「キョウスケ!なんでここに」
川д川「裏切者は黙ってろ。僕は烏丸さんに用があるんだ」
レ´∀`メつ旦 「ようキョウ。幾月ぶりだろうな。
積もる話もある。まぁ座れよ」
川д川「結構だ。要点だけ」
つと
キョウは壁に背をもたれかけて腕を組む。
レ;´∀`メ「キョウ。あのさぁ…
その壁が擬態した人喰い悪魔だったらどうすんだ?
教えを忘れるなよ?」
川д川「僕はあなたに師事した経験はほとんどありません。物心ついたらすぐ実戦部隊にまわされたのでね」
つと
川д川「それと、ヘリカルという子が他の子に突き飛ばされて泣いていましたよ。
仮にも児童養護施設が何をしとるんですか。」
レ´∀`メ「ああ、あの子は入りたてでな…まだ馴染めていないんだよ。
いじめはないと思うんだが…」
川д川「それはそうだ。そんなことがあったら相手が子供でも半殺しにしている。
あなたも現役時は相当しごきがきつかったですよね。
すっかり丸くなられた」
レ;´∀`メ「出した茶も飲まずに嫌味を言いに来たなら帰ってくれ。
俺は世界を守る救世主達と大事な話をだな…」
川д川「僕も聞かせてもらいますよ。ファントムのゴミだけに情報はわたしたくない」
レ´∀`メ「…暴れないって約束できるか?」
川д川「する意味がないですからね」
レ´∀`メ「…ではご清聴願おう。
アロウの話では、まず大いなるものの事を知りたいって事だったな。
あれは、人類と契約したものだ」
(`・д・´)「…契約?」
レ´∀`メ「太古、地上に顕現して人類と契約した大いなる存在は
その証に虹をプレゼントした。
ファントムに伝わる伝説だな」
https://pbs.twimg.com/media/FqyGwTpacAIsz-C.jpg
-
ミレ゚ー゚ディ「それを裏付ける伝承や文献も数多く残っているわ。
宇宙人がやってきたとか、神が人に知恵や炎を授けたなんていうのもその派生でしょうね。」
https://pbs.twimg.com/media/Fq2dVGAaMAASrz3.jpg
https://pbs.twimg.com/media/EWb9CBvUEAAbuFS.jpg
レ´∀`メ「宇宙人の正体は悪魔なんて突飛した説を唱えた、古臭いゴミ小説もあるくらいだからな。はは」
https://pbs.twimg.com/media/Fq2eZZ9acAA-McP.jpg
川д川「前置きはいいから続きを。ファントムのくだらない伝承なら履修済みだ」
リン^ー^ゴ「わたしは勉強になったかなー。デジタルアーカイブからデータ取るより『人間』してるって感じしてるし」
(`・д・´)「リンゴの前向きな姿勢はお前も見習うべきだと思わないか、キョウ」
川д川「ふん…」
ミレ゚⊿゚ィ「ここからが本題。
新しい世界の為に、古い世界を滅ぼす。
それが私たちの『C計画』だった」
https://pbs.twimg.com/media/FqyG0lZaAAAI7Hg.jpg
レ;´∀`メ「笑えない冗談だモな。俺達は生き残れるんだろうか…」
ミレ゚ー゚ディ「まぁ、貴方達葛葉の手の者は滅亡でしょうね。
ファントムが手綱を握れれば、だけど」
川д川「手綱?」
レ´∀`メ「大いなる存在を契約によって呼び出し、制御することができれば
世界を思うままにできる。 …というのが今のファントムの考えか?」
ミレ゚ー゚ディ「そうね。旧ファントムは大いなる存在に生贄をあげて、
ご機嫌取りしようってくだらない考えだったらしいけど。
冗談じゃない。人は全ての頂点に立つのよ!服従するのはあっちなのよ!」
リン^ー^ゴ「…私も含まれる?」
ミレ゚ー゚ディ「…」
フ*;ー;ィ「フィグはとても悲しいです。
私達はAIONと人間との架け橋になる為の存在なのに」
-
レ´∀`メ「でも今は、ファントムによる滅びを止める正義の救世主として戦っているんだろう?
ソウルハックで蘇ってまでも。
素晴らしいことじゃないか」
川д川「あんた、テレビもネット放送も見ないのか。
こいつらはテロリストですよ」
レ´∀`メ「ここの管理で忙しくてモな。わかるだろ?
どういうことだ?
少なくとも俺には、こいつらはいい奴らにしか見えない。
むしろズカズカと和睦の場に入り込んだお前の方が─」
川д川「こいつらはね、ファントムに協力してるんですよ。
プロフェッサー・ランドウは流石に知っているでしょう」
レ´∀`メ「ああ。脳科学の権威だろ」
川д川「今ファントムを今牛耳っているのは…ランドウだ。
そして葛葉ランドウなどとかふざけたもんを名乗って自慢の技術で死体を次々にサイボーグ兵士に変えている。
そして協力者達は…」
レ;´∀`メ「…リンゴ達だと、いうのか?」
川д川「ランドウの後ろ盾を得て、好き勝手していますよ。
僕は何度か鉄仮面含めてこいつらと交戦している…そして
槻賀多の葛葉の里で大量虐殺をした!!
…そうだよな?弓打ィ」
レ´∀`メ「…本当なのか?」
(`・д・´)「否定はしない。彼らは非協力的だったし、クズノ派だったからな。
そしてソウルハックする価値もないと切り捨てた」
リン・ー・ゴ「本当は助けてあげたかったんだけどね」
川д川「お為ごかしもこれまでだ。クズどもが。
助けるもなにも、きさまらが殺さなければ…
100年も前のポジトルヲの怪なんて、今の人間には関係ないじゃないか!!
制裁とでもいうつもりか…ハァハァ…」
アロウが肩に手をかけようとする。
川゚д川「触るな」
「お取込み中すまないが」
-
穂・∀)「レイヴン、そろそろ熟れた子供達の出荷をしてもらわないと困るんだけど。」
ぶしつけな態度の男がニヤニヤしながら入ってくる。
レ;´∀`メ「ホヅミ…!」
リン・ー・ゴ「知ってる人?」
(;`・д・´)「ああ…ヤタガラスの…凄腕のお偉いさんだ…」
穂・A)「僕はホヅミ・キリコ。よろしくね。
炎のさだめの中に生きる、葛葉というシステムの保険といったところかな。
ファントムの人やフリーの野良犬もいるみたいだけど、まぁいいか。
先の大戦で、ヤタガラスの雑兵どももだいぶ失ってしまったからね。
そろそろ補充が欲しいんだよ」
https://pbs.twimg.com/media/FqyFaw2akAMO2uv.jpg
フ*゚ー゚ィ「熟れた…果実の出荷でしょうか。」
穂・∀)「あれ、おねえさん聞いてないの。アロウ、君話してないんだねぇ」(ニヤニヤ
(`・д・´)「必要ないと思ったからです」
ミレ゚ー゚ディ「どういうこと?隠し事なんて納得できないわ。こっちはほとんど曝け出してるのに」
(`・д・´)「子供達はもう寝てるよな…
実はこの施設は…ヤタガラスのサマナー育成所でもあるんだ」
-
フ*゚ー゚ィ「!
つまりここの子供達はいずれ…」
(`・д・´)「悪魔で個人の自由意志にまかせてある。
とりあえず霊的素養のある孤児たちを集めているだけだからな。
サマナーが排出されない年だってある。ある年は俺とキョウの二人だけだった」
ミレ゚ー゚ディ「はははは、笑えるわ!
裏があるとは思ったけど、外国実習生奴隷制度と同じじゃない!
正義気取っても所詮はファントムと同じアナルのムジナじゃない!」
リン・ー・ゴ「ミレディ!」
ミレ゚⊿゚ィ「チッ」
(川-゚)「…」
穂・∀)「残酷だと思うかい?
でもその尊い犠牲のおかげで、この国は守られてきたんだよ?
国民の見えないところで死んでいく命がある。
飼われた恩は返さないとねぇ」
レ;´∀`メ「あの…ほずみん。出荷とか飼うとか言うのはやめてくれないか。
それにまだ今期の子達は小さい。無理に修行したら壊れるぞ」
穂・∀)「おや、いつまで僕と対等な口を聞けるようになってるつもりだい?
殺しが嫌だとダダこねてセミリタイアした飼いカラスくん?
先生なんて職をあっせんされただけでも、ありがたく思って従わないとねぇ。」
https://pbs.twimg.com/media/Fq3WnCDaYAAnjiK.jpg
(`・д・´)「ホヅミさん!言い過ぎですよ!」
穂・∀)「なんだ、やるのかい?僕は別に構いやしないけど。
葛 葉 最 強 のサマナーとうたわれる僕とやりあうつもりならねぇ」
実力に裏打ちされた笑いに、一人を除く全員が威圧される。
穂・∀)つ*(;;)*「とりあえず一人はもらってくか。
外で絵本読んでたこの子とかいいかもな。
戦闘で使い物にならなくても…あっちの方は…」
川∀川
https://pbs.twimg.com/media/Fq3PPm_akAAdWiB.jpg
-
https://www.youtube.com/watch?v=gBm0AaUGeWw
川∀゚)
つ つ
『鬼神黒掌』
穂д)「ゴッ」
https://pbs.twimg.com/media/Fq3bDezaAAAaUtg.png
ホヅミが血を吐いて倒れる。
たった二撃の正拳突きを音速で食らっただけなのに。
川∀゚)「返せ・・・返せ…
それは『俺の』だ!
返せ!!」
https://pbs.twimg.com/media/Fq3Y6ijaEAAdfX2.png
(;`・д・´)「はぁっ!?」
https://pbs.twimg.com/media/Fq3Y7T6aUAA_BNt.jpg
リン・ー・ゴ「ねぇ、今のは?」
(;`・д・´)「わからんよ…逆に俺が聞きたいくらいだ。
キョウ…キョウなんだよな…?」
https://pbs.twimg.com/media/Fq3Y8AfaAAAO6J5.jpg
穂#・∀)「この僕を侮辱したな!
甘く見てたら調子に乗りやが」
穂;・∀)と(゚∀川
「先にポン刀抜いてきたのは貴様だろうがペド郎。
それとも…本当は強いのか?」
川∀゚)「いいぜ。
今日のところの『おもちゃ』は、お前でも…。
まずは得物握れないように腕ひっこぬくか?
目と耳と華の順で潰していくか?
バラバラにしてバラムみたいに組みなおしてやろうか?」
https://pbs.twimg.com/media/Fq3PQRiaMAAMpZc.png
穂;・д)「こ、降参だよ、降参!
落ちこぼれがこんなでたらめだなんて聞いてないって。
覚えていろよレイヴン!」
https://pbs.twimg.com/media/Fq3bEskakAEA2VJ.jpg
男は逃げ去った。
-
レ´∀`メ「ありがとうキョウ。ヘリカルを守ってくれて。
だがホヅミの機嫌をそこねてしまったモな。
始末書で済むかどうか・・」
*(‘‘)*「あ…あ…あり…」
女児は卒倒した。
レ´∀`メ「だがお前は…誰なんだ?」
川∀゚)「…」
(;`・д・´)「どういうことなんだ…?」
https://pbs.twimg.com/media/Fq3bGk1agAAAZ3s.jpg
リン・ー・ゴ「アロウ?」
(;`・д・´)「髪も変色してるし、
ホヅミさんを倒すほどのあのスピードとパワー!お前はキョウじゃない!
俺は、あんたのことなんて知らない!
あんたはなんなんだ!」
https://pbs.twimg.com/media/Fq3bHPSaYAAn-hW.jpg
男は女児を抱き支えたまま嘲笑する。
川∀゚)「俺にキョウスケの思い出話でもしろというのか?
勘違いするなよ。俺は、お前に質問の機会なんぞ与えちゃいない。
ガキがいる中で手が出せないからっていい気になるな。
さっきのゴミもろとも、貴様ら全員肉塊に変えることだって出来る。
そのことを忘れるな。」
https://pbs.twimg.com/media/FqyG1mpacAEcZHc.png
川∀゚)「まぁ、名前なんて意味などないさ。
あえていうなら…『狂死』」
-
(`・д・´)「じゃあ俺達は帰るけど…カレーばっかり作るなよ!」
レ´∀`メ「師匠になんてクチきいてやがる。よーし!カレーパンを今度振舞ってやる」
(;`・д・´)「げっ」
レ´∀`メ「…キョウは残るのか」
川д川「あ、はい。この子を介抱してから…」
ミレ゚ー゚ディ「どうかしらね。暗がりでわいせつするんじゃない?男なんてポールしか信用できないわ」
川∀゚)「もう一度言ってみろケバ女。そのクソダサ剣COMPを喉にブッ刺してやる」
リン^ー^ゴ「さーみんな行くぞー!」
レ´∀`メ「アロウ!」
(`・д・´)「?」
レ;´∀`メ「お前達がファントムにガチでついたのが本当だとしても、俺は信じてるからな!
弱みを握られてるとかなら、相談に来い!」
(`・д・´)「…ありがとう。」
*(``)*「…ぁの」
https://pbs.twimg.com/media/Fq3m5P2aEAA0qD9.png
川∀゚)「あ?」
*(``)*「絵本を拭いてくれた人だよね。雰囲気は違っても、心でわかるの。何してたの?」
川∀゚)「風に当たってただけだ。体温が…ああ、体があったまりやすいからな」
*(``)*「次は、いつ来てくれるの?」
川∀゚)「わからねえな。おまわりさんの代わりに悪党ぶっ飛ばしまくらにゃならないんだ」
*(;;)*「…」
https://pbs.twimg.com/media/Fq3fdGAaEAAq8eu.png
川∀゚)「チッ、しゃあねえな。今度来れたら、絵本を腐るほどみやげにもってきてやるよ。
んで、一緒に読もう」
*(``)*「うんっ!楽しみにしてるね!
でも絵本はくさらないよー!?」
https://pbs.twimg.com/media/Fq3fo_zagAEqJFA.png
川∀゚)「頭いいな」
-
今回は一旦ここまで。
補足までに「古臭いゴミ小説」と劇中で言わせていますが、筆者は原作小説含めてシリーズ全て愛しています。(墓2はメガテンシリーズじゃねえな!)
唐突に悪魔召喚プログラム出しといて「伝統なんかクソくらえ」とかさぁ…
個人的傑作の真Ⅴと同列扱いか、それ以上の評価をしてるような信者はしんじゃえばいいと思います。
愚痴失礼。コンゴトモヨロシク…
あちなみに、ゲーパスに配信されているそうなので
加入者の方で西次官をドブに捨てる覚悟がある方はやってみてもいいんじゃないかと思います。
https://pbs.twimg.com/media/Fq3rja7aYAAKHjc.jpg
-
おもろいぜ
-
乙
-
川;д川「勝手に出てくるな! ちょっとごめんよ」
つつ*(``)*
抱っこしていた女児を優しくおろす。
川д川「レイヴンさん、耳を」
レ´∀`メ「お、おお。いつものキョウだ」
川д川(最近、小さい子供たちの誘拐が頻発しています。
こまどりも狙われる可能性が高い。
よく守ってあげてください)
川д川「じゃあ、またね」
*(^^)*ノシ「またねー」
川д川「ただいま」
(’/ー`)y-「おかえり。進歩どうだったい。」
川д川「スプーキーさん。
帰りに雨で髪がびしょ濡れになった以外は上々ですよ」
レ ´_>`)「よう。生きて帰ってきたか」
川д川「まぁ古巣なのでね。あそこは。
一体メカフクロウが監視していたので、壊して持ってきました。
ダクトにまでついてくるとは…」
https://pbs.twimg.com/media/Fq8EYIyaMAMn-Hp.jpg
全壊したミミズク型の機械を差し出す。
レ ´_>`)つ(-V-)「ご苦労。AIONめ、大口叩く割りにこすいドローンなんか使いやがる」
川д川「これが…どろーんって奴か…」
(’/ー`)y-「いいのか?頭脳メモリまでぶっ壊れてちゃあ…」
レ ´_>`)「いいんですよ。下手に生かしておいたら、こっちの隠れ家を探知されかねない。
こっちがやってやるんですよ…奴らの居城…ベガゾーンの逆探知をね」
カωブ「ガガガガガガgggggggg!!!!!」
四肢を取り外されたカブラギが、電気ショックを受けて反応している。
-
レ ´_>`)「どうやらコイツは下っ端だ。ロクな情報を引き出せん。
せいぜいがアロウとかいう奴の思い出くらいだ」
川д川「…弓打ですか」
レ ´_>`)「元お仲間も施設に来てたんだな。その様子では。
他メンツは?」
川д川「リンゴという派手な女、似たような容姿の女。フィグ。
ファントムのミレディ、サイゾー…そして」
ガラッ
と(´<_` メ)つ「アッシュは。アッシュはいたのか」
傷だらけのカムイが、全壊したアルゴンビルの唯一無事な地下へ入ってくる。
川д川「カムイ!どうしたんだそのキズは!」
(´<_` メ)「安心しろすぐに治る。アッシュは」
川д川「いなかったよ。どうやらAIONの人間じゃないみたいだ」
(´<_` )「そうか…ではソウルハックはされていないということか。
安心した。やつはせめておれの手で…」
レ ´_>`)「話の腰を折るな」
(´<_` )「申し訳ありません」
回復魔法をかけたわけではないのに、キズは徐々に塞がっている。
レ ´_>`)「まぁいい。奴はリンゴと交戦していたのだ。
正確にはそのコピー体だがな。
外道ドッペルゲンガー」
https://pbs.twimg.com/media/Fq8KgSCaYAI0PZZ.jpg
川д川「カゲボウシですか。十四代目や葛葉キョウジですら苦戦を強いられたと聞きます」
https://pbs.twimg.com/media/Fq8PgNEaAAAUIz_.jpg
https://pbs.twimg.com/media/Fq8Pg4IaYAEWoHb.jpg
https://pbs.twimg.com/media/Fq8Ph-GaQAIgAv1.jpg
https://pbs.twimg.com/media/Ez_qltCVkAAQwZg.jpg
-
(´<_` )「冗談じゃねえぜ。物理押しの攻撃は効かないし…
仲魔が弱点を疲れた瞬間、悪魔の群れが襲ってきやがった。」
─
ズドン
https://pbs.twimg.com/media/EJ7P5HeUEAEEi4c.jpg
(>V<)「うわあカムイ!撃たれたよ〜」
(´<_` )「下がれハルパ…ス」
リンーゴ「地獄の開演。サバト」
(´<_` ;)「うっ!?この数の悪魔…どこから!?」
https://pbs.twimg.com/media/Fq8KhDCaIAEhWhV.jpg
https://pbs.twimg.com/media/Fq8QdQkaMAALw3L.png
https://www.youtube.com/watch?v=7p9W_JhbSUY
─
レ ´_>`)「まさかおめおめ逃げ帰ってきたわけではないだろうな」
(´<_` )「まさか。凍らせて砕いてきましたよ」
─
(・牙・)つ「下ガレ!カムイ!」
(´<_` ;)「うっ!?」
『ZIONGA-RENGEKI』
「「「ぎゃん!!」」」
https://pbs.twimg.com/media/Fq8XJbdagAETZsN.jpg
と(・牙・)つ「天ヨリ来タレ…!」
『BLACK-thunderbolt』
ボティスは自らの胸を蓄電器とし、雷を集める。
「「「ぐあああああー!」」」
https://pbs.twimg.com/media/Fq8XIQkaYAAaBYF.jpg
カムイにトドメを刺しに来た悪魔は軒並み焼け焦げたミンチと化した。
-
「冗談じゃねえ!リンゴの姉御の命令とはいえ…勝てるわけねえ!」
パン
リンーゴっy=「逃げるな。死んでも戦え」
(´<_` )「きさま…」
(・牙・)「電撃ハ効カナイラシイナ。カムイ!」
と(´<_` )「わかってる!」
『MAHA-BUFU-RA』
リンーゴ「フン。一瞬凍らせたところで…」
眼前に既に迫っていた。
『ICE-CRAAAAAAASH!!』
https://pbs.twimg.com/media/Fq8XKGdaUAAQbQA.jpg
影の胸を穿ち砕く。
リンдゴ「ア嗚呼アアああああああ!!」
仰向けに倒れ伏し、動く気力もない。
(´<_` )「ムールムール。逃げ出した奴らを始末してこい」
(□十□)「御意」
グリフォンにまたがり、一瞬で飛び立った。
リンーゴ「くくく…やってることは…私と同じじゃないの…
堕天プリンスくん…」
(・牙・)「抜カセ!負ケ犬ガ!」
https://pbs.twimg.com/media/Fq8XKuRakAA-fNi.jpg
リンーゴ「ふふふ…カムイ・ショウ。
あなたは私達と同じ側なのよ。
侵略者は人間のほう…
いまに…わか…」
マグネタイトが霧散し、消えうせた。
(´<_` )「…」
─
-
(´<_` )「総司令、人間が侵略者とはどういう意味なのでしょう」
レ ´_>`)「深く考えるな。人間が環境破壊をしたとかそういう意味だろう。
悪魔だってウェンディゴのように人間を家畜のように食う者がいる。お互い様だろう。
しかし、その仮説が真実としてそれが原因で人間を滅ぼそうとするのか?
ランドウよりイカれていやがる」
川д川「…」
ると
レ ´_>`)「どうした」
川д川「気になっていたのですが、キャロルJにユダ・シング。
彼らは25年前に亡くなったサマナーのはず。
姿こそ違うが、確かにそう名乗っていました。
何故?」
レ ´_>`)「答えは簡単だ。
蘇生体だからだよ」
川д川「…!冒涜ではないのですか」
レ ´_>`)「生命への?」
川д川「…はい。
これではランドウと変わりがないと思うのですが…」
レ ´_>`)「前に言っただろう。奴らへは俺が地獄で詫びる。
お前達が気にすることではない」
(´<_` )「業魔殿にあったカプセルは三つ。
一人足りませんでしたが。まだ眠っているのですか?」
レ ´_>`)「最強召喚師と名高いナオミ氏にお願いしたかったが、魂レベルで拒絶されたよ。
ソウルが定着しないんだ。
代わりに、培養液には代わりの人物を漬けてある。
こちらは生きた人間だ。同意も取ってある」
(’/ー`)y-「レイさんに会いたいなぁ。あの日の花見以来会ってないからね」
https://pbs.twimg.com/media/Fq8jY7ZaYAIuJB3.png
https://pbs.twimg.com/media/Fq8jZoIaAAQx_Pa.png
(´<_` )「それは、隠匿されたイントルーダー事件の?」
(’/ー`)y-「そうだね。サナギの奴も元気かなぁ…」
-
>>486-487
ご愛読ありがとうございます。
おもろい!?
最高の誉め言葉ありがとうございます。
気が向いたら、某茜ちゃんのフォームからも思うままの感想をいただけるとありがたいです。
どんな感想にしろ、人様の俯瞰視点から読んだままの感想は励みにもなるし何かの「きっかけ」になるのです。
こんごともよろしく!ずっどぉぉぉおおーん!
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乙でさ
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『NECRO-dogma』
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(*゚ー゚)「どっかーん!やったー!
なんだ、悪魔って大した事ないじゃん!」
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ヒト゚д゚)ξ「ユーイチ君!
遊びじゃないんだからね…?」
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「まったく、俺を巻き込むんじゃねーや…」
ファントムソサエティとの激闘から半年。
門倉が行方不明(事実上の死亡)になり、アルゴンソフトは倒産。
事実上マニトゥに支配された門倉に利用されていたファントムソサエティも撤退。
天海市は半数以上の住人が去っていった。
事件の中での反省を活かし、街に残り監視とハッキングの勉強をしていたユーイチからの連絡があった。
サナギとヒトミは急遽急行したのであった。
事件は、「ネット上でクラッキングをする悪魔がいる」との事。
ヒト゚ー゚)ξ「サナギの仲魔が強いだけなのよ。
悪魔達の動きは妙に統率されてるし、敵の真意がわかるまで油断しちゃダメだからね?」
(*゚ー゚)「オレだって少しはハッカーとしてハクをつけたんだ。
この悪魔送信プログラムだって…」
「ヴィクトルのおやじの技術を借りたんだろ?
まさかこんな僻地にまだ残ってるとは思わなかったぜ」
(*゚ー゚)「でもねでもねェ。オレが一人で組み上げたプログラムだってあるんだよ!
オレが作った悪魔退治用プログラムー!」
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(*゚ー゚)「ホラ見て!エリアの悪魔が一掃されてくよォ!」
ヒト;゚ー゚)ξ「ユーイチくんすご…」
「これありゃ、おれらを呼び出す意味はなかったんじゃねーの?
わざわざ旅行切り上げてきたんだぜ?」
ヒト//)ξ「いや、あれはただのネミッサの故郷巡りだから!
一人で行くのもあれだから、サナギにも付き合ってもらっただけで…」
「マグ株で腐るほど金あるからまた行けばいいけどよ。
やっぱ生身じゃないと、悪魔と戦った気がしないゼ」
-
「よしヒトミ、デートしよう!」
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ヒト゚д゚)ξ「いきなり何言ってるの…ああっ!
ユーイチくん!悪魔増えてるよ!?」
シ #゚ ー゚)つ「人が買い出し行ってる時に、まーたお前は余計なことやってんのか!」
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ガチッ
(*;ー;)「どわああー!ゲンコツすることないじゃんかー!
シックスのバカぁー!」
シ #゚ ー゚)「おめえは金持ち道楽息子でいいよな!
俺なんてまだ有給出てないのにバイト休むことになったんだぜ。
いない親戚殺してまでな!
…ま、この面子でまた集まれた縁には感謝してるけどな」
「じゃあこの面倒なバイトの報酬は俺がオマケつけて出してやるよ。それでいいだろ?
あ、でも買い出しの釣りは返せよ。」
シ ;゚ ー゚)「お前妙なとこでケチいよな…悪魔との交渉だっけ?
そのセコさでよく生き残ってこれたよな」
「多く出しちまうと調子づかせて悪魔がトンズラしちまうのさ。
駆け引きって大事だね。マグ株によーく活かせましたとも」
ヒト;゚ー゚)ξ「そんな事より敵!
こっちのエリアにまで浸食してきてるよ!?」
「任せろ!抜け目ねえぞ!
見る限りはザコばかりだ!」
サナギはGUMPをサーバーに接続し、ルーンのキーボードを手早く打つ。
ザザザ
モニターに何かが割り込んでくる。
(角`羊´角)「ニン…ゲン…か?
ジャマ…スルな…!」
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https://pbs.twimg.com/media/FrBDjXmaEAMLPCG.png
シ ;゚ ー゚)「こいつも悪魔なのか?」
-
(;゚ー゚)「すごい禍々しいよォ。
きっと、あれがオレのプログラムを破った悪魔なんじゃないかな…?」
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シ ゚ ー゚)「パラダイムXにいたような悪魔の残留思念って奴じゃねーの?
ユーイチてめー、また余計なもん呼び込みやがったな?」
(*゚ー゚)「違うよォ。あんな悪魔見た事なかったし、
今までプログラム破られた事なんてなかったよォ。」
「触ってみるか。
友好的なお客かどうかわかるぜ」
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『MAHA-ZIO』
DAMAGE999!!
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「なんだと!?コロポックル程度がこんな火力出せるわけがねえ!!
たとえ御魂ブーストしたとしてもな!!」
ヒト;゚ー゚)ξ「サナギ」
「あ?」
ヒト゚ー゚)ξ「昔の電霊達との戦いを思い出して。
あの山羊頭が、悪魔を依代にして力をふるってるんじゃないかしら」
「なるほどな。どんだけ強大かは知らんが
ネットの海に引きこもってるだけなら大したことはねーな!!」
しかし、戦況を舐めきっていたサナギの弱小〜中堅悪魔達は各個撃破されていく。
ヒト>ー<)ξ「(画面越しでも憎悪のプレッシャーを感じる…)
ネミッサ、助けて…!」
「ネミッサ…か。
もういねえ奴の事は考えるんじゃねえ。ヒトミ。
それじゃ前に進めなくなる!!」
怒涛のタイピングで自慢の仲魔達を召喚する。
「野郎〜甘い顔してりゃいい気になりやがって。
100倍にして返してやるぜ〜!」
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-
「マダ!伊邪那美!ルシファーフロスト!DBバスターズ!」
(皿)「久々だね、サマナーくん」
(◎^ー^◎)「好きにやっちゃっていいん?」
(;`W´)「おじさん、『ルシファ』フロストね」
(`W´)(・W・)「ヒー!ホー!」
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マダとイザナミが万能の光で悪魔を蹴散らし、ルシファフロストが回復。
サナギ仕込みの死神DBバスターズはテトラマカラカーンの防壁で仲魔を守る。
(角`羊´角)「ム…ムム…?」
思う通りに魔法が通じず困惑する悪魔。
「小手先調べのカンフュールやった程度でいい気になるんじゃねえ!
俺のベストメンバーは魔法防御力がケタ違いなんだよ!!
俺が何周、刻を回ったと思ってる!!」
シ ;゚ ー゚)「資産額も桁違いだよなー・・・」
エリア最後の悪魔を撃破する。
「もう憑りつける悪魔はいねえみてえだな。
きさまの目的はなんだ!?
お前がネットに悪魔を流してるのか?」
(角`羊´角)「…マホウボウギョ…オボエた…
レイをやろウ…
また…アおう…」
悪魔が手を振りかざすと、モニタがプツンと暗くなった。
「チッ!不利になったら逃げやがって!
ハードの不調はランチとリーダーの担当だ。
コーヒーでも飲むか」
-
8(;□□)「チッ、ここのメインサーバー、完全に潰されちまったみたいだ。
修復には時間がかかるぜ」
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(*;ー;)「ごめんねェ、ランチィ」
8(□□)「気にするな。お前の奮闘がなけりゃ、ネット上の悪魔が現実にうじゃうじゃ侵攻してきてたかもしれないんだ。
半年前みたいに、人が傷つかなかっただけマシなもんよ。
物は直せるからな」
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(’ー`)y-「よォ、遅れて済まなかった」
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一同「リーダー!」
(’ー`)y-「僕も色々旅先で仕事しながらやっててね。
ほら、天海市へのアクセスも全盛期より減ってしまっただろ?
言い訳ですまんが」
8(□□)「来てくれただけでありがたいぜ。
ところで、ここの部分なんだが…」
(’ー`)y-「ふむ、スポアの抜けたクリプトをかませといて良かったな。
本命の殻(CPU)のかわりに焼き切れてくれてる。
PCの方は大丈夫そうだ。」
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https://pbs.twimg.com/media/FrBPnMmaIAAEYpp.jpg
シ ゚ ー゚)「天海市を苦しめてきたもんが、まさかこんなとこで役立つとはねぇ。
ま、シックス様が買ってきたポテチでも食ってくれよ。」
(’ー`)y-「ん、タバコ吸い終わったらいただくよ。」
※スポア…アルゴンソフトとファントムソサエティが共同開発していた生物。
生物のソウル(魂)を抜き取り、指定された場所に運ぶ役割を担っていた。
※クリプト…天海市への移住民に無料配布されたPCに搭載されたチップ。
高性能高演算だが、スポアが仕込まれており多くの人を魂なき抜け殻にした危険なシロモノ。
タダより高いものはない。
-
一晩が明けた。
8(□□)「駄目だな、メインサーバーのデータが飛んでやがる。
悪魔は侵入できないが、ゲートを作ってこっちから乗り込む事もできねぇ」
(’ー`)y-「いい事を考えたんだが…
別の場所からアクセスしてみるのはどうだろう?
アルゴンも行政も、かなり雑に天海市を見捨てたからな。
まだハッキングに対してザルな場所があるかもしれない」
(*゚ー゚)ノ「おーい!おはよー!」
シ ゚ ー゚)「朝の散歩がてらに見つけてきたぜ。悪魔がウジャウジャだ」
(’ー`)y-「おはよう。お疲れ様。ありがとうな。」
ヒト゚ー゚)ξ「あの…何を見つけてきたんですか?」
(’ー`)y-「彼ら二人には早々に寝てもらっただろ。
朝方、アクセスできそうな場所を探してもらってたんだ。」
シ ゚ ー゚)「アルゴン精工あったでしょ。あのサイコ野郎がいた場所。
あそこの入口ハッキングしたら、二上門の総管理センターに繋がってたのよ。
ただし、プロテクトがかったく閉ざされてるけどな。」
「あの野郎がやったんじゃないか?見た目の割に臆病な野郎だ。
おれは行くぜ」
ヒト゚ー゚)ξ「あ、待ってよ!」
(’ー`)y-「仮眠したら僕も行く。
だから昼まで待っ…
zzz」
(*゚ー゚)「スプーキー、寝ちゃったよォ」
シ ゚ ー゚)「おめーがサーバー壊すから朝まで修復やってたんだろ!
反省しろ、反省を。」
8(□□)「ユーイチのせいじゃない。俺も少し寝るぜ…」
※サイコ野郎…アルゴン精工でクリプトスポアマシマシセットを作っていた工場長。
正体はファントムソサエティ幹部の一人、魔王シェムハザだった。
-
昼。
食事もそこそこに、一行は出発した。
8(□□)「確か、このさきに由良島のシステムを管理するビルがあったと思うんだが…
そう、元アルゴン精工だ。」
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8(□□)「どうだリーダー?」
(’ー`)y-「うーん、ダブルでプロテクトがかけられているみたいだな。
こっちを解放すると工場長室の方が閉まってしまう」
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シ ゚ ー゚)「チッ!せっかく見つけたのに、同時に開かないと無理ってことか!?
よくわからんけど!」
ヒト゚ー゚)ξ「あの、同時に開かないとダメなんですか?」
「ヒトミお前よくそれでハッカー名乗れるな…
といってもこれは悪魔がらみだからな。
どうやら悪魔を転送しまくってるジェネレータが工場長室にあるみたいなんだよな。
おかげで倒しても倒してもキリがねえ」
(’ー`)y-「おかげでこの入口の方を解放すると、センタールームの方のアクセスがシャットダウンされてしまう。
サナギにジェネレータを破壊をしてもらうことができないんだ」
ヒト゚ー゚)ξ「なるほど。あの悪魔による分断作戦ですかね。
でもサナギの悪魔がいないと、センターに行ってもジェネレータ破壊もできないですよね?
どうするんですか?」
「召喚」
川▼д▼川「母さん…!」
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(◎^ー^◎)「スサノオやないの!
サナギちゃんのサプライズ?」
「悪いが、この四人を護衛してやってくれや。
マグ万長者だからいくら歩いても平気だぜ!がはは!」
ヒト;゚ー゚)ξ「でもCOMPがないと悪魔の言葉はわからないし…襲われたりは」
「アホか。忠誠度バリバリMAXに決まってんだろ。
それにイザナミは日本人全ての母ともいえる大神よ。
バステも軒並み無効だし、魅了されて襲ったりしねーよ」
-
「内部が改装されてなければ…だが。
この地図を見ながら一緒に行ってくれ」
GUMPに残っていたマップデータを印刷したものを手渡す。
(◎^ー^◎)「おばちゃんに任せとき!
スサノオ、暴れてこの人ら斬るんやないよ!
キレてトヨウケちゃん殺したの、黄泉からでもしっかり母ちゃん見てたんやからね!」
川;▼д▼川「御意。母上とサナギ殿の名誉をけがさぬよう、尽力致します」
(;’ー`)y-「はは。よろしくお願いします…
あれ!?普通に言葉がわかるぞ!?」
「日本の上位神なら、日本人相手にプログラムなしでも話せるのかもしれんな。
新発見!」
「ふー。おばちゃんいねえとちょっとキツいな。
ここのシステム自体がスペック低いから呼べる仲魔の容量も狭いし。
リーダー、そっちはどうよ?」
(’ー`)y-『サナギ、上出来だ。
悪魔もいなく、無事にルームまでたどり着けた。
あとはここのPCでプロテクトを解除するだけだ。』
「ふうん、悪魔いないのか。
ファントムと一緒に撤退したのかね」
8(□□)『さっさと片付けて、早く来てくれよ。
結局ジェネレータ破壊はお前のサマナーパワーにかかってるんだ』
「勘弁してくれ。今しがたゴミ掃除が終わったところだ。
今ユーイチ連れて行くよ」
シ ゚ ー゚)『おこちゃまは連れてこなくていいぜ!』
(*゚ー゚)「あーん!またシックスがいじめたァー!」
「ユーイチ。お菓子少しくれ」
(*゚ー゚)「はいどーぞォ!マーラグリコのボッキーおいしいよォ!」
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「だー!咥えてる奴を渡すんじゃねー!
そういうシュミはねーんだよー」
-
>センタールーム前
8(□□)「二人とも、来るな」
「どうした、部屋に入れてくれよ」
ヒトー)ξ「…」
(*゚ー゚)「ヒトミちゃん、どうしたのォ。」
シ ゚ -゚)「ヒトミが急に可笑しくなりやがって、一人だけ部屋に出てロックかけたんだ。」
(*゚ー゚)「えェ!?」
(’ー`)y-「すまない。借りてた悪魔は何故か消えてしまった。
プロテクト解除は異常にゆるかった。」
「心配しないでくれ。健康体でCOMPの中に戻ってるみたいだ」
8(□□)「そう、こっちのプロテクト自体はすごく簡単に解けた。
だがそれが悪魔の罠だったんだ。」
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「どういうことだ?」
『フハハ!』
モニターに山羊頭が映る。
(角`羊´角)「仲魔、と仲間というらしいな。そうやって群れるのは」
シ ゚ -゚)「てめえ、また出やがったな!」
「仲魔を強制的に戻したのはきさまの仕業か!
なめたけの真似してくれてんじゃねえか!」
(*゚ー゚)「ヒトミちゃんを黙らせちゃったのも君の仕業ァ?」
(角`羊´角)「…なんだ。この女のことを言っているのか?
そうよこの女が我が手足となり、この愚かな三人を閉じ込めたのよ…」
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https://pbs.twimg.com/media/FrBYvgFaAAAG5Iz.png
(*゚ー゚)「なんでそんな事するの?ひどいよォ!」
(角`羊´角)「心配するな。
いずれ、この世界全ての人間どもが、この女と同じ運命をたどるのだ…」
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-
「カタコトだったのが一日で知恵つけるたぁな。ネットサーフィンでもしてたのかよ」
(角`羊´角)『余裕ぶっていられるかな?いつまで』
(;’ー`)y-「ゴホッ!ゴホッ!」
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(;゚ー゚)「スプーキー!?」
8(□□)「ヒトミが…悪魔にあやつられたヒトミが…
部屋の酸素を抜いちまったんだ…」
「そんな時にタバコ吸ってんじゃねー!!」
シ ゚ ー゚)「同意よ。でももうダメかもしんね。
ユーイチ、てめーとは面白い付き合いだったな。
早く逃げろよ」
(*;ー;)「やだよォ!シックスゥ!
そりゃゲンコツするし悪口言うし…でも!
サナギィ!なんとかドア開けられないのォ!?」
8(□□)「…そこの扉は電子ナンバーロック式でな。
適当に暗証番号書き換えちまったんだ。」
「チッ!ヒトミの半端なハッキング能力が利用されたってわけか!」
GUMPを繋いでCOMPハックを試みるが、アクセスが拒絶される。
(角`羊´角)『無駄よ。この場のネットワークは我が掌握している。
我が名はイービル。
負のソウルより生まれし、全ての悪を司り、具現化する者…
人には誰にでも悪の心がやどっている。それを封じ込めて凝縮されたのが我。
人は、ときには本性を隠し、隠され、互いに表に出る事はない…
我がソウルを、全ての世界へ向け解放するその時こそ、我が存在が初めて認められる!
悪の世界になるのだ!』
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https://pbs.twimg.com/media/FrBorrsaMAQN0yn.png
「無酸素かつタバコがついている…武器にしろ仲魔にしろドアを無理矢理破壊するのは危険だな。」
ヒトー)ξ
っ-l--゙と
(角`羊´角)「動いてくれるなよ、サマナーとかいう人種。
この娘に命じてナイフを首に突き立てさせるなど造作もない。」
????「ヒトミちゃんに手を出すのは、許さない」
-
(角`羊´角)「フフフ、まずはこのサーバーの悪魔を実体化させて…む!?」
https://pbs.twimg.com/media/FrBTw0yakAA2jpA.png
ネミ゚Д゚)「サナギ!仲魔借りるよ!オラオラオラ!」
川▼д▼川「男は度胸ぉぉ 悪魔は酔狂ぉぉ!
…失礼しました。暴れさせていただきます」
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https://pbs.twimg.com/media/FrBnhxNaAAAb9cA.jpg
https://pbs.twimg.com/media/FrBniYUaUAIsZL_.jpg
悪魔達が数十秒で蹂躙され、余波でジェネレーターも魔法で破壊される。
そして…
ボン
(*゚д゚)「うわっ!」
(角`羊´角)『馬鹿な…強化ガラスのはずだ…この施設のものは』
ネミ゚ー゚)「内部ハッキングして、ガラスに自壊命令を出したの。
火事とか起きて強化ガラスだらけの部屋で逃げられませーん、なんて本末転倒な話もないでしょ?
そこのコンプライアンスはちゃんとしてたのね、アルゴンって」
女が半実体化する。
『ME-PATORA』
ヒト゚д゚)ξ「ネミッサ!?」
ネミ゚ー゚)「どう?正気に戻った?ヒトミちゃん。
みんなもギリギリ間に合ったかな」
https://pbs.twimg.com/media/FrBTx0EaIAAKdKX.png
(角`羊´角)『グ、ググ…なぜだ?
なせ我が計画は崩れる…?
ネミッサ…死のアルマ…封じていたのに…』
https://pbs.twimg.com/media/FrBu97FaEAExEZD.png
ネミ゚Д゚)「やかましいわねイービルとかいうやつ!
死のアルマだろうがなんだろうが、いい方向に向かうも悪く向かうも本人次第よ!」
(角`羊´角)『お前は…自分の存在に関し考えたことはあるか…?
アイデンティティ、存在意義だ。』
ネミ゚ー゚)「関係ないわねそんなの。アタシはアタシ。」
https://pbs.twimg.com/media/FrBvDulaYAE-_9E.png
-
(角`羊´角)「浅慮だな。二上門サーバーで待っているぞ。
決着をつけようぞ。互いの存在意義を決める為に」
ネミ゚ー゚)「…なんとなく、あんたが何から生まれたのか、分かった気がしたわ。」
https://pbs.twimg.com/media/FrBvACDagAISvQg.png
>アジト
メア ゚ -゚)「お待ちしておりました。サナギ様。桜井様」
ネミ゚ー゚)「メアリ!自分一人で外出できるようになったのね。」
メア ゚ -゚)「…?」
ネミ゚ー゚)「ああ、この姿じゃわからないか。気にしないで。
アタシはネミッサ。改めてよろしくね。
じじいは元気?」
メア ゚ -゚)「ネミッサ様、よろしくお願いいたします。
じじい…ヴィクトル様でしょうか?
息災です」
「メアリが出向いてくるなんて珍しい、というか初じゃないか?」
メア ゚ -゚)「桜井様依頼のメールの結果をお知らせに参りました」
8(□□)「リーダー。何したんだ?」
(’ー`)y-「はは、昨日のうちにね、サーバー内の残留データを色々送っておいたんだ。
悪魔研究のスペシャリストにね」
シ ゚ ー゚)「抜け目ねえな。」
メア ゚ -゚)『結論から言おう。あれはネットで独自に生まれたもののようだ。
故にネットから出る事はできんだろう。そこは安心するといい。
厳密には新種の悪魔…悪魔なのか?
もし可能なら、仲魔にするかサンプルを取ってみてほしい』
メア ゚ -゚)「ヴィクトル様から持たされたボイスレコーダーです。
皆様、どうか道中お気をつけて」
メアリは去っていった。
「決戦は明日か。寝る!」
-
翌朝。
(’ー`)y-「二上門サーバーには直接行くのは無理だな…
『あの時』のように、アルゴン精工のゲートをハッキングして突破しないと。
布告された通り、悪魔がうじゃうじゃだな…ほぼ真っ向の総力戦になりそうだ。大丈夫か?」
「リーダー!俺を誰だと思ってやがる!
ネミッサもいるんだ、問題ねえ!」
https://pbs.twimg.com/media/FrA3_N0aQAEhae-.png
ネミ゚ー゚)「じゃあ、あたしはダイブして戦闘に参加するね」
ヒト゚ー゚)ξ「ねぇネミッサ」
ネミ゚ー゚)「ん?」
ヒト゚ー゚)ξ「なんで私に憑依せずにそのまま姿を保っていられるの?
イーブルって悪魔の影響?」
ネミー)「…聞かないで」
(;’ー`)y-「お疲れ。悪魔弱体化プログラムも対して意味をなさなくなってきたな。
敵悪魔が強すぎるからか…一旦戻っておくか?」
「まだまだ余裕!また悪魔を送ってくるとも限らん、さっさと二上門サーバーで決着つけようぜ」
ネミ゚ー゚)「あたしもバリバリ余裕!進軍よ!」
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>二上門管理センター内サーバー
(*゚ー゚)「ネミッサちゃん、頑張ってねェ。」
ネミ;゚ー゚)「ちょっと、ネミッサちゃんとか呼ばないでよ!
なんか気持ち悪い!」
(*゚ー゚)「えー…」
https://pbs.twimg.com/media/FrB0mw4agAItPE9.png
(角`羊´角)『ここまで来たか。…強いな…』
https://pbs.twimg.com/media/FrBz6AUaUAEWSxe.png
-
(角`羊´角)『だが小娘…貴様など、我が相手ではない。
死力を尽くして来い。滅びのアルマを我が滅ぼしてくれよう!』
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ネミ゚Д゚)「上等よ!ぶちのめしてやる!」
8(□□)「ネミッサ…」
シ ;゚ ー゚)「頑張ってくれー!俺達もハッキングでサポートするぜ!」
『二億四千万の悪にして十六の災難』
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ネミ゚Д゚)「ぐあああああ!」
魔王アンリ・マンユの力の一片が、仲魔達を襲う。
魅了で同士討ちするものも現れた。
https://pbs.twimg.com/media/FrB0ZfIaIAEJxzu.png
(;’ー`)y-「異常回復コードを打ち込め!」
(*゚ー゚)「了解!」
(角`羊´角)『よくやるものだ…弱いものが群れ…』
腕の一振りで仲魔達が吹き飛ばされる。
ネミ゚Д゚)「とりゃー!」
ネミッサが傷を負いながらも突撃する。
ネミ゚Д゚)「満月の女王ヘカーテよ!久々に力を貸して!」
https://pbs.twimg.com/media/FrB0aRVaIAItNpy.png
月の女王による饗宴が致命的ダメージを与える。
しかし倒すにはあと僅か及ばず。
(角`羊´角)『フフフ…賛美の言葉を送ってやろう…さらばだ!』
つ
鋭き手刀が迫る。
「うおおおおおおお!」
-
(’ー`)y-「サナギ!?」
COMPハックで無理矢理、自分の腕をデジタル化して接続する。
「かつてパラダイムXにダイヴしてた身だ!やってやれねえ事はねえだろ!
葛葉キョウジから譲り受けた魔王だ!
ネミッサ、アレを使え!」
https://pbs.twimg.com/media/FBGbM1oVEAYrFeA.jpg
ネミ゚Д゚)「終わりよイーブル!」
つつつつ
『Demon-King-of-Waaaaaaaaaar!』
万物を打ち砕く打撃。
(角`羊´『ふふ…我がデータの肉体が崩れていくのがわかるぞ…
私は負けた…のか…』
ネミ゚ー゚)「哀れだわ。」
(角`羊『くく、自分で下しておいて何をいまさら同情など…』
ネミ゚Д゚)「あほじゃないの?ヒトミちゃんやみんなを傷つけようとしたあんたに同情なんてするか。
ただ、不憫なだけよ。」
https://pbs.twimg.com/media/FrBz7idaAAAxZPU.png
ネミ゚ー゚)「戦っててわかった。あなたを構成する悪意、絶望、孤独…
そんなものしか知らされてこなかったから、世界に悪を振り撒きたいなんて考えになってしまったのね。
あなたは、もっと多くのものと触れ合いたかっただけのはずなのに。
イービル、そんなあなたが可哀想…」
https://pbs.twimg.com/media/FrB0BAVacAAkNx6.png
https://pbs.twimg.com/media/FrBz9xnaQAMYGSx.png
(角`『ふふ…勝者の優越感…いや・・・違うな…
ネミッサよ。我とお前は一体何が違って…しま…』
https://pbs.twimg.com/media/FrB0SUFaUAETMv1.png
-
ネミ゚ー゚)「あたしも最初は凄い自分勝手だったと思うわ。
でもみんなのおかげで、みんなを守るという思いがアタシを強くしたんだと思う。
全部の喜怒哀楽を理解したわけじゃないけど、ね」
(角`『お前に倒され消えゆく今、初めて恐怖というものを感じているよ…
ネミッサ、お前は怖くないのか?消えるのが…隔絶されるのが…』
ネミ゚ー゚)「そりゃ寂しい部分はあるわよ。
でも会えなくなったとしても、みんなと過ごした、一緒に過ごした思い出は消えないわ。」
https://pbs.twimg.com/media/FrB0UUzaUAEC8At.png
(角『ふふ…その心の強さが…あれば…な…』
https://pbs.twimg.com/media/FrB0VPbaMAMJtuz.png
ネミ゚ー゚)つ「しゃーない。死のアルマとして、悪の最期くらいみとってあげるわ」
イービルの半身の手を握る。途端にぼろぼろと崩れ、0と1の記号の羅列となり散りゆく。
ネミ゚ー゚)「バイバイ、イービル。
次はきっと…」
https://pbs.twimg.com/media/FrB0V_magAYsX89.png
ネミ゚ー゚)「さて、帰りますか」
ヒト゚ー゚)ξ「ちょっと!」
ネミ゚ー゚)「なに?マニトゥの時と同じよ。還るだけ。そう、ただ還るだけ。」
ヒト;ー;)ξ「もう嫌だよ…帰らなくても、いいんじゃないかな…」
ネミ゚ー゚)「肉体に同居してると前の時みたいに、ヒトミちゃんのソウルを浸食しちゃう。
アタシが留まり続けることで、また別のものが刺激されるかもしれない。
そもそも今回はイービルに触発されて呼び出されただけで、
こうやって単独で存在できるのもイレギュラーな事態だったんだよ。」
https://pbs.twimg.com/media/FrB0nv2aIAAPLc8.png
ヒト;ー;)ξ「神様…二度も別れを経験させるなんて…残酷です…」
ネミ;ー;)「アタシは、無くなるわけじゃない。
ちょっと遠くに行くだけ。ね?」
ヒト;ー;)ξ「また、会えるよね!?」
ネミ^ー^)「いつか、ね」
「俺が死んだら真っ先にお前のとこに行くからな!バカヤロー!」
https://pbs.twimg.com/media/FrB0ogFagAEuO3K.png
-
https://www.youtube.com/watch?v=eQiNhSEjsQ8
ネミ^ー^)
あなたが求めるもの。
それは、ここにはないなにか。
あなたに必要なもの。
それも、ここにはないなにか?
じゃあ、どこにあるの?
それは、あなたが望めばきっとある。
探してください。
あなたが、心から求めるものを。
見つけてください。
あなたに、本当に必要なものを。
それが、あたしの願いです。
追憶 デビルサマナー ソウルイントルーダーズ
完
-
乙
-
>地獄のカマ内部
(´<_` )「どうやって忍び込んだかしらねえが、大した度胸じゃないか?
え?フィネガン係のミレディちゃん」
ミレ゚⊿゚ィ「鉄仮面の側近に対してその物言い。
いいわ、苦しませて殺してあげる。
ピアシン…」
ミレ゚⊿゚ィつ-l--゙
『GUN-fawn』
https://pbs.twimg.com/media/EM12kZCUUAAdOMG.jpg
ミレ゚⊿゚ィ「くゅ」
牽制射撃。
ミレディは悔しそうに後ずさる。
(´<_` )「馬鹿が。同じ所属だったから、手の内はバレてるんだよ。
近寄らせはせんぞ。
この奥の人にもな」
─
レ ´_>`)「カムイ」
(´<_` )「はっ」
レ ´_>`)「アホなことに、地獄のカマに侵入した奴がいる。
殺せ」
(´<_` )「しかし、地獄のカマ内部にはあるものが封じられているはず。
退魔の力で自滅するのでは?」
レ ´_>`)「悠長にはしていられん。
万が一があっては困るからな」
(´<_` )「…?」
レ ゚,_ゝ゚)「あるものと共に封じ込められているのは…
マナコの母親、遠野ヒトミだ!!」
https://pbs.twimg.com/media/FrLY5SDaMAENZKo.jpg
-
(<_ ;)「私に『母』というものを突き付けるとは…
総司令、やはりあなたは残酷な人だ…」
https://pbs.twimg.com/media/FrLY7TAaEAAjcZ4.png
レ ´_>`)「最強の電霊魔魔女ネミッサ氏の依代だった女(ひと)だ。
いい釣り餌になると思わんかね?」
(´<_` )「では私がカマに行って侵入者を排除すればよいのですね」
レ ゚,_ゝ゚)「よろしく頼むぞ。キョウ君は寝ているから同行できん。
もっとも、クズノハからの上物のお客をを無碍に扱う事もできんがな。
どっちにし行かせんが」
(<_ )「…」
スタスタ
(’/ー`)y-「ねえ、ウラベ君。
正直に言ってしまった方がよかったんじゃないか。
ネミッサの依代だったヒトミちゃんをファントムが狙うのを見越して
ランドウの核攻撃で死んだことにして匿っていたって」
レ ´_>`)「いいんです。下手に話せば奴の気が緩む。
マナコがいない今こそ、緊張感で伸びしろを高めるチャンスなのです。
疲れた。…少し自室にこもりますね」
>暫定司令官室
レ ´_>`)(そうだ。俺は残酷だ。
よりにもよって、フィネガンを殺してくれた恩人を餌にするとはどうかしている。
だがな、愛する者がいる限り…
戦い続けなければならないのだ。
そう、親父が命を捨てて守った人類をな…)
ングッ
自棄気味になって酒をあおる。
喉が少し焼けた。
https://pbs.twimg.com/media/FrLZDk5aIAEhulq.jpg
-
銃の魔天使が一瞬で蒸発する。
と(´<_` )「魔法耐性を持つバルバトスが焼かれるとはな。召喚」
https://pbs.twimg.com/media/EKmwbxTUcAEQw5U.jpg
https://pbs.twimg.com/media/EzrNJK5UcAYRhbq.jpg
ミレ゚ー゚ディ「どうだったかしら?もう近接攻撃一辺倒のお馬鹿さんじゃなくってよ。
あなたのくたばったお仲間と違ってね。
アッシュのアレ、モロに食らったんですって?」
https://pbs.twimg.com/media/FrLgTqJaUAAKWJU.jpg
(´<_` )「マナコの侮辱は許さんぞ。
馬鹿で喧嘩早いやつだったが、俺達を庇って死んでいった。
ソウルハックとかいうゾンビになってまでしがみつく貴様らとは格が違う」
ミレ゚⊿゚ィ「言ってくれるじゃない。私達は『選ばれた』のよ!
野良犬の様にみじめに死んでいったというあなたの父親と違ってね。」
(´<_` )「…」
(■│■)「フフ、例え性格が冷静だったとしても困難だろうな。
彼女の最大のウリは初見殺しと回避困難な虚無攻撃にある。
それはパートナーだった君が一番知っているはずだが」
ノハ- -)
https://pbs.twimg.com/media/FrLjtFFacAAhVfY.jpg
(´<_` )「鉄仮面か…彼女が心配でわざわざ来たのか?」
ミレ゚⊿゚ィ「そうよ!彼は私の事を一番に考えてくれてる!
ああ、愛しいポー…」
(■│■)つ「はしたないぞ、ミレディ。
ここでは慎みたまえ…それに彼に安い挑発は効かん。」
https://pbs.twimg.com/media/FrLqnEFaUAUnFOF.jpg
ミレ゚ー゚ディ「ふふ、ここを灰燼にしたら、後でうんとかわいがってね?」
(■│■)「灰燼にされたら困るのだがね。
まぁいい、あとでうんと気持ちよくしてあげよう…」
(´<_` )「緊張感の欠片もない。ファントムには色狂いしかいないのか?
鉄仮面。貴様の実力ならこの前の戦いで十分に目的を達成できていたのではないか?
まさかランドウにビビってこそこそノルマ稼ぎしてるわけでもあるまい。」
-
(■│■)「愚かな質問は君の価値を下げるぞ。
もっとも、悪魔と人間の混ぜ物の君に価値などないかもしらんがな。
…ゼノンを起動させないための時間稼ぎだろう?」
ノパ ゚)「ウウ…」
https://pbs.twimg.com/media/FrLwiLhWIAY0h09.jpg
https://pbs.twimg.com/media/FrLxItKakAMUerz.jpg
(´<_` )「命を顧みなければ、貴様ら三匹は倒せる。なめるな。」
(´<_` ;)(といっても、ミレディはともかく鉄仮面の実力は本物だ。
ミレディを一時的に殺っても、奴と造魔に隙をつかれてやられるかもしれん)
と(´<_` )つ「一斉召喚…」
カムイの腕から次々と血が垂れてくる。魔術による連続の召喚による代償だ。
(□十□)(パ∀イ)(・牙・)
(■│■)「交戦前に、質問に答えてやろう。
理由ならある。あちこち飛び回っていて忙しい体なのだ。
だから彼女を満足させることもできない…ああ!
だが、成し遂げんとした志をただ一回の敗走によって捨ててはいけない。
だからまた赴いたのだ。」
(´<_` )「慢心は人間の最大の敵だ。
ゼノンが強いからって、調子に乗らない方がいいんじゃ…ないかっ!」
(´<_` )
つと
カムイがグリフォンを踏み台にする。
ミレ゚⊿゚ィつ「コンセントレイト!くりからの黒龍!」
不動明王の力を具現化した龍の劣化品が、無防備なカムイを襲う。
ミレ;゚⊿゚ィ「うげ…なんで…」
つと
逆に焼けたのはミレディだった。
(´<_` )「流石は脳筋。力におぼれたな」
つ◇
カムイの手には、魔反鏡の破片。
-
(■│■)「悲しみが来るときは、単騎ではやってこない。
かならず軍団で押し寄せる。
─カムイ。哀れな混血児よ、君の最期の時だ。」
「からたけ割りっ!」
https://pbs.twimg.com/media/FrL3_keWIAUhMmN.png
(□十□)つ「カムイ様!」
斬撃無効のムールムールが、咄嗟に一閃から庇う。
リン^ー^ゴ「あらー、カンが良いね。
それとも鉄仮面が忠告でも…したのかな?
初めまして、カムイ君。」
(`・д・´)「遅くなった、ミレディ。
この悪魔を殺せばいいのだな」
(´<_` ;)「ふざけた話だ…悪魔を召喚せずにおいそれとスキルを使うのかよ…人間が…」
(■│■)「カムイ、汗がダラダラだぞ?怖気づいたか?
2倍だ3倍、苦労と苦悩、ごうごう燃えろ、ぐつぐつ煮えろ。」
(´<_` ;)「余計なお世話だ。」
(´<_` ;)(カマの退魔の影響で肌が溶け始めている…長期戦は命をうしなうな)
https://pbs.twimg.com/media/FrLgfmwakAENeGJ.jpg
─
『WAR CRY』
https://pbs.twimg.com/media/FrL4-DyagAIt2aq.jpg
『ランダマイザ』
https://pbs.twimg.com/media/FrL4GmkXwAIWt39.png
(川-゚)「死ネ…」
https://pbs.twimg.com/media/FrL4HUaX0AIKiL_.jpg
(<_ )「ゴおっ”!」
数の暴力にさらされていた。
更に、仲魔達を気遣い、戻してしまった。
(■│■)「口ほどにもない。
さあ、トドメを刺してやろうではないか」
-
(<_ メ)「上等だ…ここを暴走させて爆心地にしてやる…
死体が残らなきゃ、ソウルハックもできないだろう…?」
(力が欲しくはないか?)
https://pbs.twimg.com/media/FrL7a-DakAohQvz.png
(´<_` )(なんだ…誰が話しかけてる…)
(理不尽を覆す、力が欲しくはないか…?)
(<_ )(ああ…欲しい…)
(゚<_゚ )「欲しいともッ!!」
https://pbs.twimg.com/media/FrL-WpnaEAET8_J.jpg
ノパ ゚)爪 『greedy claws』
https://pbs.twimg.com/media/FrL7ZRKaQAMmB0W.jpg
(゚<_゚ )「疾風…」
つと
『COUNTERATTACK QUICK-MURDER』
迅雷が、ゼノンの振り上げた腕を吹き飛ばした。
(■│■)「意外だったよ。肉を斬らせて骨を断つ。
手ごわい。我が造魔が思わぬ傷を負ってしまった…」
https://pbs.twimg.com/media/FrL7byMaQAA-d_H.jpg
激戦の影響で炎上する地下。
(■│■)「だが我がターゲットは確保した。
私が興味あるのは、封じられしものより…もとより巫女!」
鉄仮面の仲魔が、女性を一人抱えてパイプの中まで飛んで行く。
ヒト-ー-)ξ
と(´<_` )つ「させるか!元よりこっちの護衛対象もだ!」
https://pbs.twimg.com/media/FrL_0jjaMAAevPP.jpg
(■│■)「ははは、間に合うまい。君はここで朽ち果てて死ぬのだ。」
(´<_` )「ムウン!」
https://pbs.twimg.com/media/FrL_4uoaMAAPmku.jpg
-
鉄仮面と、女性を抱える悪魔を疾風迅雷の如く追う!
と(゚<_゚ )「ブフダイン!」
https://pbs.twimg.com/media/FrL_506aIAAAV1C.jpg
悪魔だけに氷結を命中させ、するりと落ちた女性を抱きかかえ跳躍する。
悪魔人間のなせる技である。
(■│■)っy=「ダブルファイア!」
(□十□)つ
二連の銃撃を、ムールムールが剣技で弾き返す。
(#■│■)「貴様ぁ…!」
https://pbs.twimg.com/media/FrL_qk2aEAIBYD9.jpg
(´<_` )「これでターゲットは俺が奪還した。お前の負けだ!」
(□十□)
(■│■)「まぁいい、今回もしてやられたか。
だが、いかに君達が妨害しようとも、常に私は一歩先んじる。
それを覚えておきたまえ。」
https://pbs.twimg.com/media/FrLxJcxaEAAa7Et.jpg
(´<_` )「ぬかせ」
(■│■)「わかるだろう?君達は間に合わない。
運命は変えられない。
彼らAIONと我がゼノンが何故圧倒的力を持つか、わかるか?
『コヴェナント』所持者だからだ。
これがある限り、世界は我々のものだ。さらば!」
https://pbs.twimg.com/media/FrLxKM2aEAEAyIZ.jpg
鉄仮面はトラエストで忽然と姿を消した。
(´<_` )『こちらカムイ。対象を奪還、保護。これより帰還します』
(´<_` )「かあさん…」
つヒト-ー-)ξと
https://pbs.twimg.com/media/FrL_7QIaEAcTBAW.jpg
-
https://youtu.be/NnSMx2TWNa8?list=LL&t=43
個人的の今回のテーマソング。
敵へ走る!
熱き怒りの嵐を抱いて戦う為に飛び出せサマナー!
明日の希望を取り戻そうぜ 強く今を生きた戦友(とも)の為に
赤き血潮が激しくうねる 悪魔の疾風(かぜ)が荒れるぜ サマナー!
俺の嵐が巻き起こるとき
悪の仮面なんてすべて割るさ!
-
乙乙
-
おつ
-
─
(ー)y-「と、いうわけだ。
せめて仲間の体で殺してやるんだ。
感謝するんだな!
ヒャハハハ!」
https://pbs.twimg.com/media/FrV6VzVagAI0Sar.jpg
ネミ゚Д゚)「あいつの相手はアタシ達がする。先に帰ってて…」
8(;□□)「でも、あれはリーダーなんだろ?どうするんだ」
ネミ゚ー゚)「助けるつもりよ。でも、わからない。」
シ ;゚ -゚)「チッこんな時に俺達は…
すまん、頼む。」
ネミ゚ー゚)「行ったわね…
覚悟しなさい」
(ー)y-「フハハ、このサタナエルに挑むつもりか?面白い。
だができるのか?情を捨てきれぬ貴様ら人間に、
この俺を倒すことが!」
ネミ゚Д゚)「あんたみたいな悪魔の傀儡になるくらいなら!」
「…魔反鏡」
(^Ⅲ^)「メギド?いい選択です」
つ
右腕に直撃。
(;ー)y-「ぐわ!
こ、この男が死ぬぞ!いいのかぁ!」
https://pbs.twimg.com/media/FrV6XiVaEAEUk4N.jpg
『Evil-trance』
ネミ゚ー゚)「あいにくね…あたしも…」
ネミ#゚Д゚)「血も涙もない悪魔なのよ!メギドラッ!」
つと
「ぐえ!」
-
https://www.youtube.com/watch?v=HN_FoKfu6Cw
ネミ゚ー゚)「…せめて、リーダーには当たらないようにやったけど…」
スプーキーが立ち上がる。
頭と腹部からは酷い出血だ。
(メ’ー`)y-「うう…二人が止めてくれたんだな…すまない…」
ネミ゚ー゚)「…リーダー…ごめんなさい…あたしには…こんなことしか…」
(メ’ー`)y-「いいんだ…二人が傷つかなくてよかった…。
僕はね、門倉の才能を妬んで、スプーキーズで年下の君達のリーダーを気取ってごまか・・して…
ゴホッ!」
ネミ゚ー゚)「そんな…リーダー…!リーダー!」
ネミ゚Д゚)「ヒトミちゃん!出てきて!
リーダーが死んじゃうよ!ソウルが弱ってる!」
(メ’ー`)y-「そうか…!
ヒトミちゃんもか…
なぁ…頼む。ヒトミちゃんを…助けてやってくれ…」
ヒト;゚ー゚)ξ「リー…ダー…?
思い出せない…よく知ってる人なのに…
ダメだ…思い出せないよ!」
(メ’ー`)y-「そして…そのうしろで泣いてる…あの子を…」
ネミつд⊂)
「ネミッサが見えるのか」
(;ー)y-「君なら大丈夫だよな…
安心したら眠くなってきた…
少し…」
男はスプーキーをおぶる。
「死なせるかよ!」
-
病院までもう少しというところで、背負ったものが軽くなるのを感じた。
血がどっと抜けたのだ。
シ ゚ -゚)つ「殺すしかなかったってのか!?
ふざけんなよ…ふざけんな!」
シックスが男の胸倉をつかむ。
殴り返す。
「ハッ、戦いもできないお前らに言われたくないな。
それとも、リーダーがあのまま苦しんで俺達が死ねばよかったっていうのか?」
シ #゚ -゚)「そうは言ってねえよ!
でもよぉ…でも!
もっと他にやりかたなかったのかよ!」
8(□□)「…やめろ。
二人が生きて帰ってきただけでも奇跡なんだぞ。」
(*;ー;)「うわァー!ごめんよスプーキーィー!
オレが、オレが洗脳なんてされてなきゃァー!」
ネミ゚Д゚)「うるさいわね!殺ったのはあたしよ!血も涙もない悪魔のあたしよ!」
8(;□□)「ひ、ヒトミ…お前こんな時に何言って」
ネミ;Д;)「あたしが全部悪いのよ!!
アタシはヒトミちゃんを乗っ取った悪魔、死の悪魔ネミッサよ!!
文句あるならかかってこい!!」
シ ;゚ -゚)「ヒトミ…すまん。言い過ぎた」
ネミ゚Д゚)「アタシは行くから」
8(□□)「どこに!」
ネミ゚Д゚)「門倉を殺して天海市を支配するのよ。ついてきたら殺すから」
─
-
「…夢か…」
男はベッドで寝ていた。
ヒト゚ー゚)ξ「大丈夫?」
J( ´ー`)し「もう倒れてから三日も寝込んでいたのよ。
ヒトミちゃんに感謝なさい。
散らかってる部屋を片付けて、下がらない熱を必死に薬を買ってきて試行錯誤してくれたんだから。」
「…すまん…」
ヒト゚ー゚)ξ「立てる?リーダーには連絡入れておいたから。
ゆっくりリハビリしようね。」
「お前、看護師の学校にでも進学した方がいいんじゃないか。」
J(#´ー`)し「素直に感謝なさい!」
「母さん。少し、ヒトミと二人で話をさせてくれないか。」
J( ´ー`)し「わかったわ。お母さん、少し買い物に行って来るから。
ヒトミちゃん、申し訳ないけどよろしくね。」
ヒト^ー^)ξ「はい!」
ヒト゚ー゚)ξ「どうしたの。急に話なんて…」
上体を起こし、ヒトミを真っ直ぐ見据える。
「寝てる間に夢を見たんだ」
ネミ゚ー゚)『人間って寝てる時は夢を見るもんじゃないの?
眠らせた悪魔はみんな寝言言ってるよ。』
ヒト゚ー゚)ξ「ネミッサはちょっと黙ってて!
…どんな夢?」
-
「…ヒトミだから素直に話していいか。
ファントムとの戦いで、リーダーが死んで、オーブリーも死んだ。
ネミッサは一人で門倉に戦いを挑みに行った…多分俺も行ったんだと思う」
https://pbs.twimg.com/media/FrV6Yl8agAAPmir.jpg
https://pbs.twimg.com/media/FrV6ZsiagAE-OGJ.jpg
ヒト゚ー゚)ξ「門倉って、アルゴンソフト社長でしょ?
ファントムと何か関係があるの?」
https://pbs.twimg.com/media/Frbj23AaQAEg07k.png
「パラダイムXを作ったのは門倉だって話だ。
そこで異変が起こってるんだ。ファントムと何が繋がりがあってもおかしくない。」
ぐぅぅ…と腹が鳴った。
ヒト゚ー゚)ξ「おかゆ作ってくるね。
サワムラさんのところよりおいしくないだろうけど、我慢してね!」
「ありがとう…。ちょっと熱いけどな。うまいよ」
ヒト^ー^)ξ「ふふ、ありがと。」
ふーふーとさましながら、時折夢の違和感を話す。
「おぼろげなんだが…リーダーが死んだことで真悟が俺達を責めて殴りかかってきた。
でもあいつ、気性が荒くてもそんな事できる奴じゃないだろう?」
ヒト゚ー゚)ξ「確かにね…マリちゃんが…から、塞ぎこんで…
アジトに来てもうわのそらよ。
悪魔の事が極端に怖いっていうのもあるでしょうけど。」
ネミ゚Д゚)『前から話してるけど、マリって誰なの?
なんか、ネミッサついていけない…』
「真悟…スプーキーでのコードネームはシックスだが。
あいつの大切な人だよ。」
ネミ゚ー゚)『ふーん、その人が悪魔に襲われて入院したりして、気が滅入っちゃってるんだ?』
「いや…マリは…
死んでるよ。俺達がもっとガキの頃に。」
-
ネミ゚ー゚)『…悪かったわね』
>アジト
(*゚ー゚)「あ、二人とも!久しぶりー!」
ネミ゚ー゚)「やけにゴキゲンね。なにかあったの?」
(*^ー^)「今、ランチにチャーハン作ってもらって食べてたんだァー!おいしかったァー!」
ネミ゚ー゚)「いいわね!アタシにも食わせなさいよ!」
「すまんな、お前らがこんな早く復帰するとは思ってなかった。
また今度だ。約束する。」
裏からランチの声がする。
ネミ゚ー゚)「絶対よ!」
(*゚ー゚)「ねェねェ、そういえば、ランチって、
どうしてそんなに料理うまいの?
何でも作れるしさァ。」
「…オフクロが寝付いてからは、てめえの食べたいものは、てめえで作るしかなかったからな。
まあ、それも気楽でいいもんだぜ。
オフクロは、いつも、俺に悪いって謝ってばかりだったがな…
………」
(*^ー^)「…オレ、ランチの作るごはんって 大好きだよォ。
『オフクロの味』って感じだもん。
もし今、ランチのママがごはん作ってくれたら、ランチのと同じ味がするんじゃないかなァ?
ねっ、二人とも!」
https://pbs.twimg.com/media/FreEZzwacAEmGfR.jpg
ネミ;゚ー゚)「アタシに振らないでよ…まだ食べたことないのに。
食った事ないもんをうまいって言うのも失礼でしょ」
8(□□)「はは、そうかもな!ありがとうよ。
さあ、出かけるぞユーイチ。
じゃあな、二人とも。」
(*゚ー゚)ノシ「行ってきまーす、二人とも、スプーキー。」
「どこに行くんだ?」
(’ー`)y-「パーツ屋に部品を見に行くそうだよ。」
-
ヒト゚д゚)ξ「どわ!リーダー!?」
(;’ー`)y-「なんだい、幽霊見たみたいな顔して。」
8(□□)「はは、スプーキーズの由来を考えると、面白い冗談じゃねえかリーダー。」
https://pbs.twimg.com/media/FreSqEWaEAAygTN.jpg
https://pbs.twimg.com/media/FreSqx3aQAANhWL.jpg
「あの頃は、俺達の仲も最悪だったな」
https://pbs.twimg.com/media/FreSkrbacAE4KR9.jpg
https://pbs.twimg.com/media/FreSlhqakAY1R74.jpg
https://pbs.twimg.com/media/FreSmZ2aQAgpt3R.jpg
8(;□□)「シックスのやつ、初対面でガチの銃口向けてきたからな。
人がドレッドヘアーだからってヤクザとかそういうのと勘違いしやがって。ヒヤヒヤしたぞ。」
(’ー`)y-「各々色々あったからね。
…ところで、悪魔にやられたりしたのかい?
ヒトミちゃんから連絡はもらってたんだが…」
「実は…」
顔を出さなかった理由と、オーブリーの事をスプーキーに話した。
(’ー`)y-「…そうか。妹さんがね…
フクザツな年頃とはいえ、グレてサマナーになってしまうとは。
ファントムに目を付けられないうちに連れ戻さないとね。
目撃情報がないか、探ってみるよ。」
ヒト゚ー゚)ξ「お願いします。」
(’ー`)y-「いいよ頭なんか下げなくて。仲間だろ?
それとは別に、役に立つ情報がないかと思って探してみてるんだが、どこもガードが固くてね。なかなか手強いよ。
君たちに調べてもらっていることは、もしかしたらとんでもなく危険なことかもしれない。
危ない目に会わないよう、よく注意して行動するんだよ。」
ネミ゚ー゚)「アタシたちのことなら、大丈夫。
それより、リーダーこそ。あまり首を突っ込みすぎると危ないかもよ?」
(’ー`)y-「ははは。心配してくれるのかい?
ありがとう、気をつけるよ。
といっても、何度も危ない橋渡ってきてる身だからね。
でもね…… 僕も、もう後戻りできないような気がしているんだ。
だから、たとえ何があっても、」
https://pbs.twimg.com/media/FrcBxddaYAAHQC-.jpg
https://pbs.twimg.com/media/FrcBy5saEAAc2Up.jpg
https://pbs.twimg.com/media/FrcB1pUaEAA50n3.jpg
-
スプーキーの顔が一瞬憂鬱じみたものに変わった。
ネミ゚ー゚)「リーダー…?何か言った?」
https://pbs.twimg.com/media/FrcB3zwaMAE0OJX.jpg
(’ー`)y-「いや、何でもないよ。
さあ、気をつけて行っておいで。
といっても、まだ疲れが取れていないんだろう?
まだ家に帰って休んでいた方がいいよ。
学校のレポートも書かなきゃいかんのだろ?」
https://pbs.twimg.com/media/FrcB8KraMAAGZ-C.jpg
「そうですね…何かあったら携帯に連絡ください。
すぐ駆けつけますよ。」
ヒト゚ー゚)ξ「じゃあ彼を送ってきますね。」
8(□□)「さて、俺達も出るか。
トイレはいいか、ユーイチ?」
(*゚ー゚)「あーん、そこまで心配しなくても大丈夫だよォ!」
>家
J( ´ー`)し「ごめんねヒトミちゃん。送迎までしてもらっちゃって。
お前も、まだ調子が悪いなら寝ていなさい。」
「へい」
頭を掻く。
J( ´ー`)し「あら?てっきりいつもの調子でブーブーいうのかと思ったら、
急に聞き分けが良くなっちゃって。
出先で調子悪くなってヒトミちゃんにこってり絞られたんでしょう!反省なさい!」
https://pbs.twimg.com/media/FreiyCJaIAEkGuA.jpg
「妹があんなんだったら誰でもよくなるさ。
オーブリー、友達んとこ泊まるってさ。
機嫌直ったらまた帰ってくるさ」
J( ´ー`)し「それはよかったわ。
悪いお友達じゃないといいんだけどね。」
-
>自室
(ー□д□)「…」
https://pbs.twimg.com/media/Freiyo7akAI1nph.jpg
父がぼーっと立っている。
ヒト゚ー゚)ξ「おじさん、こんにちは。」
(ー□д□)「…おお、お前とヒトミちゃんか…」
「どうしたんだ、ボ〜っとして。悪いけど俺寝るからちょっと出てってくれないか」
(ー□д□)「ああ…すまんな…スクーリングにはちゃんと行きなさい。
今年で三年生だったか…?」
父はよろよろと出て行った。
ヒト;゚ー゚)ξ「顔色悪いけど、本当に大丈夫?」
「ああ…リーダーの顔見たら夢を思い出してな…
ただでさえ頭抱えてるのに不吉な事言うなよな、いい大人がさー…」
ネミ゚ー゚)「疲れてるとこ悪いんだけど」
「ん?」
ネミ゚ー゚)「あんた達はよく知ってるかもだけど、あたしはオーブリーって子の事をよく知らないのよ。
素性がわからなきゃ情もわかないし、助ける気もそんな起きないわよ」
「…ちょっと待っててくれ」
ホコリが綺麗に取り除かれた本棚からアルバムを取る。
https://www.youtube.com/watch?v=xAd8EeYaUlA
ペラ
ネミ゚ー゚)「かわいいじゃない。黒髪?」
https://pbs.twimg.com/media/FrepFTLakAAa3is.jpg
「天海に引っ越してくる前のオーブリーだよ。
元はアメリカの生まれなんだが…家が普通じゃなくてな。
親父が浮気かなんかで出てって、母親はカウチポテト族ってやつ。
ネグレクトってやつだ。」
ネミ゚ー゚)「カウチ?ネグレクト?」
-
「カウチポテト族ってのは、ソファーがなんかに座って何か食いながらテレビばっか見てる人の事だよ。
ネグレクトは、暴力こそふるわんが子供を放置する事、立派な虐待だよ」
ネミ゚ー゚)「ふーん」
「俺の家が親戚で、たまにアメリカに遊びに行ってたんだが…
髪はボサボサで泣きじゃくってたよ。
いたたまれなくて、俺の親父とおふくろにキレて無理矢理にでも引き取った。
両親とも大卒で英語うまいからな。申請もうまく通った」
ネミ゚ー゚)「あはは、間抜けな顔!何食べてるの?」
https://pbs.twimg.com/media/FretY5YacAETJNe.png
「スイカだよ。このまんだらメロンの仲間みたいなもんだ。
今度買ってこよう。一緒に食おう。できればオーブリーと一緒に」
ネミ゚ー゚)「この左の美人さんは?」
https://pbs.twimg.com/media/FretZjyaIAEX8cX.png
ヒト゚ー゚)ξ「…マリちゃんよ。」
ネミ゚ー゚)「…そう。
この男の子は?」
https://pbs.twimg.com/media/FrepHqpakAEu2ym.jpg
「真悟。スプーキーズのシックスだよ。
昔は大人しくても好きな事には熱中する奴だったんだが…」
ネミ゚ー゚)つ「ん?そうだ。この写真立ては?
ネミッサ様の悪魔パワーで部屋片付けた時に、パソコンとこれはキズ一つなかったの。」
「ああ…今のオーブリーの友達だよ、キムって言ったかな…
天海には、外国人も多いらしい…」
ネミ゚ー゚)「もういいわ、とりあえず。疲労がすごい顔に出てるわよ。
今まで勝ち越しだったから、オーブリーちゃんに負けたのが悔しいんでしょ、キャハハ。」
ヒト;゚ー゚)ξ「ネミッサ!
…じゃあ、私達は帰るわね。
一緒にオーブリーちゃんを連れ戻す為に、ゆっくり休んで!」
「おう」
「俺達以外には、こんな笑顔できるんじゃねえか…
俺はともかく親父もおふくろも尽力してくれてただろ。何がいけなかったんだよ…!」
https://pbs.twimg.com/media/FrepK2-aAAAvv8-.jpg
-
>マンション外
ヒト゚ー゚)ξ「なんか憂鬱になってきちゃった。散歩しない?」
ネミ゚ー゚)『いいわよ。帰りにお店でおいしいもの買っていこうよ・・・
ちょっと、何!?』
https://pbs.twimg.com/media/FrcCv6CaUAQMdyu.jpg
─
>某所
川 ゚ -゚)「ド素人の小僧を取り逃したようだな。
更に貴重な戦力のファントムサマナーも一人離反、と。」
(■ハ■)「…」
川 ゚ -゚)「監視カメラで見させてもらった。
貴様、あの程度の戦力にあれほど手こずっていたとは…
着任早々よくも恥をかかせてくれる。」
https://pbs.twimg.com/media/Fre2JkqaUAA0qYU.jpg
西・ハ・)「…」
(■ハ■)「外部の貴様には関係ないだろう。
そちらも、海座だったか?
その小僧の鹵獲に失敗したと聞いたが。」
西・ハ・)「やめないか。いざこざなどしても何の利もない。
重要なのは、これからだ。
話を聞くに、フィネガンとラムサス君のどちらもジャマをするもの。
ファントムに反抗するサマナーが二人いるということか。」
川 ゚ -゚)「フィネガン殿が取り逃した方の仲魔に、ネミッサがいる可能性が高いですよ。」
西・ハ・)「なに!」
川 ゚ -゚)「どうするフィネガン殿?恥をすすぐには絶好のチャンスだろう。
私一人でやるのは容易いが…なんなら仕込みがある。
噛ませてやってもいい。」
─
-
(゚ ゚)「フゥゥゥゥ…フゥゥゥゥ…」
ネミ;゚Д゚)「な、何よコイツ!?
気持ち悪い、変質者!?」
(゚ ゚)「ネミッサ…見ツケタゾ…」
ネミ゚Д゚)「あ、アタシを知ってるの!?」
(゚ ゚)「ヒトのカラダハ脆スギル…
ダガ…コノ鉄体ナラバ…
貴様ヲ…倒スコトガ…!」
https://pbs.twimg.com/media/FrfATq3aUAEDq0T.png
https://pbs.twimg.com/media/FrcC4ulagAA-Zmg.jpg
ネミ゚ぺ)「まさかあんたムーウィスね!?
どこに消えたのかと思ってたら、まさかあんな体を作ってたなんて。」
https://pbs.twimg.com/media/FrcC7F_aAAAb9sU.jpg
(゚ ゚)「ネミッサ…マサカ貴様マデ地上ニ出テイタトハ…
脅威…我ラガ脅威…貴様サエ要ナケレバ…」
https://pbs.twimg.com/media/FrcC72EacAAKLys.jpg
悪魔は戦闘態勢だ。
ネミ゚Д゚)『どうすんのヒトミちゃん。一旦退いてあいつ呼んできた方がよくない?
仲魔がいないから、タイマンは不利だよ』
ヒト#゚д゚)ξ「人の体は脆すぎる…って言ってたから
きっとキャロルって人の後も色んな人間にとりついて負荷で壊してきたんだわ。
ほっとけばここで暴れるかもしれないし、許せない!!
ネミッサ!力を貸して!」
ネミ゚ー゚)「仕方ないわね。行くわよ!」
つ
https://www.youtube.com/watch?v=oklJBn7mK_g
ネミ゚ー゚)っy=
地母神ダイアナの魔結晶、最強の単発銃ロイヤルポケットに弾を装填する。
https://pbs.twimg.com/media/FrfD5R4aIAIEcZX.jpg
(゚ ゚)「ネミッサ 消去
ネミッサ 消去」
『OFFENCE_EXTRA
SHE-MARKER』
https://pbs.twimg.com/media/FrfD6bbaUAEGLIp.jpg
-
ネミ゚Д゚)っy=「何か分らんがくらえっ!」
https://pbs.twimg.com/media/FrfD8U0acAA1ZnU.jpg
すかすかの機械の肉体を通り抜け、効いていない。
(゚ ゚)「M-E-ロック…解除」
><
『OFFENCE_EXTRA
DYNAMIC-BLAST』
https://pbs.twimg.com/media/FrfD9vnagAAz-1f.jpg
機械の腕がネミッサを襲う。
ネミ;゚Д゚)「ぐあああああ!
き、傷薬!」
キズが僅かに癒える。
『OFFENCE_MAGIC
ZANMA』
https://pbs.twimg.com/media/FrfGPwiaAAAH7xC.jpg
ネミ゚Д゚)「ぐぼっ!」
見た目重視で衝撃に弱い首星の羽衣を装備していたおかげで、衝撃が増幅される。
ヒト>ー<)ξ『宝玉とか鏡とかないの!?』
ネミ゚Д゚)「安心してあいつん家に置いてきちまったわよ!
緊急用の傷薬しかなかった!」
(゚ ゚)つ「消エヨ、ネミッサ!」
『OFFENCE_MAGIC
MEGIDO』
https://pbs.twimg.com/media/FrfGQYqaQAEzOED.jpg
万能のトドメの一撃が放たれる。
ネミ;Д゚)「うおおおおおおお!
…あれ?」
(>´ω` <)「くらえっ!」
https://pbs.twimg.com/media/FrfHyn6aQAAD9-G.jpg
謎の男の乱入によって、ムーウィスの攻撃がカットされた。
-
https://www.youtube.com/watch?app=desktop&v=dnZumaZ4EqE
ヒト゚ー゚)ξ「!?」
(>´ω` <)つ〇「宝玉だ。胸に抱いていろ」
(>´ω` <)「鉄のバケモノめ。俺が相手してやる」
つ つ
https://pbs.twimg.com/media/Frf5uI0agAA0zy3.png
(゚ ゚)「邪魔ヲ…スルナ…人間…」
隼人はCOMPをチラ見する。
(>´ω` <)(ふむ。マークド状態か。
これでは回復してもまた狙われる)
(>´ω` <)「シワンナ!ボインちゃんにマークディ!」
「うーん…やってみよっと!」
https://pbs.twimg.com/media/D4fCQl1VUAcJgDO.jpg
雲でできた妖魔が応える。
『DIFFENCE_MAGIC!
MARK-Di』
https://pbs.twimg.com/media/Frf23GZakAMpyMF.jpg
(゚ ゚)「小癪ナ…」
(>´ω` <)「ふ、機械攻撃なんてかすりもしないぜ。
こう見えて実家は重工やってんだ。
だがこれ以上動かさせるかよ!女!氷結か電撃は使えるか!?」
https://pbs.twimg.com/media/Frf29F-aAAA2hpu.jpg
ネミ゚Д゚)つ「命令してんじゃないわよ!ジオ!」
(゚ ゚)「ウ」
機械の体に効果は抜群だ。
動きが止まる。
『OFFENCE_EXTRA
GOD-BIRD』
「羽ばたき?ワカリキッテル」
https://pbs.twimg.com/media/E19e29-UYAAi_mz.jpg
https://pbs.twimg.com/media/Frf2soGaYAMpHn6.jpg
-
スリランカの凶鳥の鋭い羽根が、確実に鉄の体を叩いて砕く。
『OFFENCE_MAGIC
AGIRAO』
ξ・へξ「神お兄ちゃん、あつーい!」
https://pbs.twimg.com/media/Frf2_C2acAYQYp5.jpg
(>´ω` <)「女ァ!生き残りたきゃ回復しろ!」
ネミ゚Д゚)「偉そうに!メ・ディア!」
ξ・へξ「ありがと!お礼!」
https://pbs.twimg.com/media/Frf2qFLagAQiVng.jpg
(>´ω` <)「ナタタイシ!ミサイルパンチ!間髪入れず!」
( ・▽・)つ「つもりだったさ」
https://pbs.twimg.com/media/Frf2nPbaUAEmW9T.jpg
感電が取れぬマシーンに、全てを砕く鉄拳がお見舞いされる。
(>´ω` <)「金属疲労を起こさせてやる!
わかってるな!コトシロヌシ!」
(`・A・´)「マハ・ブフですね?
定石です」
https://pbs.twimg.com/media/Frf2yeSaIAAOjnG.jpg
感電したところにたまらぬ氷結の一撃。
肉体中に電流が通電し、バケモノはダウンした。
(゚ ゚)「バ、バカナ…乱入ハ反則ダロウ…」
https://pbs.twimg.com/media/FrgA-uoaMAAm8d0.jpg
(゚ ゚)「ヤハリ貴様ハ消サネバナラン。
貴様ハ我ガ主ノ脅威トナル…
我々ノ脅威トナル…オノレェ…」
https://pbs.twimg.com/media/FrgA_S3aYAA9nvg.jpg
マントを翻してムーウィスは消えた。
-
ネミ゚ぺ)「逃げた!?あと少しでトドメ刺せたのに!
逃げ足だけすばしっこいんだから!」
https://pbs.twimg.com/media/FrgA__eaUAALW_M.jpg
(>´ω` <)つ「生き延びただけよしとしろ。
自棄になって自爆でもされたら、俺でも守り切れん。見ろ」
こっそりとヒトネミッサの肩に手をかけ、ムーウィスのいた先を指さす。
ネミ#゚Д゚)つ(#ω` <)
ヒト゚ー゚)ξ『でもなんで今の悪魔、ネミッサの事を知っていたのかしら?
前は私に憑依して逃げていったのに。』
ネミ゚Д゚)「きっとアタシの事を閉じ込めた奴に関係あるに決まってるわ!
次は絶対捕まえてやるんだから!
あいつが治るの待ってられないわ!行くわよ!」
ヒト゚ー゚)ξ『待ちなさいよネミッサ。手がかりもないのにどこに行くのよ。』
(#)ω` <)9m「ひゃからあへをみひょ!(だからあれを見ろ!)」
ヒト゚ー゚)ξ『何か落ちてるわね。
これは…』
>金属片を手に入れた。
https://pbs.twimg.com/media/FrgBAkyaYAAgvpM.jpg
(#)ω` <)「さいひょから言ってるじゃねえか。
それであのガラクタ野郎の住処がわかるんじゃねえか?
家まで送っていこうか」
ヒト;゚ー゚)ξ『い、いえ。大丈夫です。すぐそこなので。
でもありがとうございます。
なんで助けてくれたんですか?なんで私がピンチなのを偶然…』
(#)ω` <)「フッ、俺は実はボインちゃんが大好きでな。それ以外に理由が必要かい?
生娘の匂いがしたし。君はサチコか!?」
ヒト;゚ー゚)ξ『いや違いますけど』
(#)ω` <)ノシ「そうか。気を付けて帰りなよ」
ヒト^ー^)ξノシ「(変な人だけどいい人だな)ありがとうございました!」
─
(>´ω` <)「もしもしリョウ。アラートが鳴ったんで例の女助けておいたぞ。いい退屈しのぎになった。」
-
>翌朝。
ヒト゚ー゚)ξ「おはようございます。」
(’ー`)y-「ふああ…おはようヒトミちゃん。彼は?」
(*゚ー゚)ノ「おっはよー!ヒットミちゃーん!」
ヒト゚ー゚)ξつ「まだ寝ています。で、これを…」
金属片を渡す。
あちらこちらに傾けて眺めてみる。
(’ー`)y-「うーん、何かの機械の部品だろうが…すまん。僕にはちょっとわからないな…」
ヒト゚ー゚)ξ「そうですか…ですよね。簡単にわかるわけが」
(*゚ー゚)「あ、ここ。なんかマークが彫ってあるよォ。」
シ ゚ -゚)「コレ知ってるぜ。レオン自動車工場のマークだ」
(’ー`)y-「シックス。久しぶりだな。」
https://pbs.twimg.com/media/FrgoI5caEAk3mP-.jpg
https://pbs.twimg.com/media/FrgqiIzacAAcpP9.jpg
シ ゚ -゚)「ごぶさた」
8(□□)「心配したぜ。たまには出てこいよな。」
シ ゚ -゚)「…」
ネミ゚ー゚)「まぁいいわ。レオンなんたらってどこにあるの?」
(’ー`)y-「由良島はここから南の地区だ。
そして工場は由良島の中の西側だよ。」
https://pbs.twimg.com/media/FrgoK-taEAAyPJp.jpg
ネミ゚ー゚)つ「ありがと。
じゃあさっそくぶちのめしてくるわ!」
腕を回して意気込む。
(;’ー`)y-「ま、待て。悪魔のすみかに二人で攻め来むつもりなのか?」
https://pbs.twimg.com/media/FrgoJmxacAETYBa.jpg
ネミ゚Д゚)「あのムーウィスって奴、アタシの事知ってたよ。
今度こそ決着をつけて、あらいざらい白状させてやる!」
-
(’ー`)y-「二人だけに無茶はさせられん。僕たちも行く。」
8(□□)「しかしリーダー、サマナーのあいつが寝込んでる時に、行ってどうするんだ。
俺達では悪魔に対処できんぞ…」
https://pbs.twimg.com/media/FrgoKQ_aMAIMPMl.jpg
(’ー`)y-「悪魔とは戦えなくても、ハッカーとしてバックアップはできるだろう。
ただ、彼が万全になってからだが…
みんな、それでいいか?」
シ ゚ -゚)「はぁ?何勝手に決めてんの?
俺は知らないよ。」
https://pbs.twimg.com/media/FrgwKoxacAIptwl.jpg
8(;□□)「土壇場で何言ってるシックス!
ヒトミが現に狙われてるんだぞ。」
(’ー`)y-「そうだよシックス。いまこそスプーキーズの仲間達の力を合わせて…」
シ ゚ -゚)「どぉなってんの?ねぇ?
元々俺達ぁ、ディナーのカタキ討つ為に集まっただけだろ?
仲間、仲間って、命がけをおしつけるなよ。」
https://pbs.twimg.com/media/FrgwLzzaUAEIidY.jpg
8(□□)「じゃあなんで招集に来た…」
シ ゚ ー゚)「わからねー事があるっていうから、そこのゴミがレオン自工製って教えてやったじゃん。
そっから先は、好きな奴が行ってくれば?」
(*゚ー゚)「ねェシックスぅ…一緒に行こうよォ…
今から準備もなしに行く!って事じゃないんだしさァ…」
シ ゚ д゚)「ラスカルは黙ってろよ!
嫌な事全部押し付けて、仲間だから当たり前ってか?
無理強いすんなら抜けさせてもらうわ。くだらねー…
あいつもヒトミも、俺にとっちゃ仇なんだよ。
せいぜい犬死にしてくれれば嬉しいね。」
https://pbs.twimg.com/media/FrgwMqbaYAA8rR7.jpg
(’ー`)y-「わかった。強制はしない。
でも、お前が仲間なのには変わりないからな。
今はイライラしてるかもしれんが、その気になったらいつでも連絡をくれ。
待ってるからな。」
シックスがトレーラーを出る。
(>´ω` <)「朝早くから失礼」
https://pbs.twimg.com/media/Frg2J6taYAAwlYS.jpg
-
強面長身の男が出入口を塞いでいる。
シ ゚ -゚)「なんだよ、どけよ」
(>´ω` <)「失礼、あまりにも矮小すぎて見えなかった。」
(’ー`)y-「誰だ!?」
(>´ω` <)「失礼。自己紹介が遅れたな。スプーキーズの諸君。
奮闘は聞いているよ。
俺は隼人。神隼人。」
ヒト゚ー゚)ξ「あっ、昨日の…」
(’ー`)y-「知り合いなのか?」
ヒト゚ー゚)ξ「昨日、ムーウィスって悪魔に襲われた時に助けてくれたサマナーの人です。」
8(□□)「サマナーなのか。ファントムではないようだが…」
(>´ω` <)「自慢じゃないが俺の実家はでかくてね。
レオン自動車工場は神重工のグループ会社なんだよ。
工場の稼働は停止させておいてやるから、好きに入りな。
あのガラクタを倒すんだろう?」
ヒト゚ー゚)ξ「あ、あの!」
(>´ω` <)「ん?」
ヒト;゚ー゚)ξ「もしよかったら…私達の作戦に協力を…」
(>´ω` <)「すまないがそれはできない。
君達スプーキーズへの干渉はできるだけ禁止されているのだ。
今日の俺はメッセンジャー。
俺もボインちゃんの頼みは聞いてやりたいんだがね。申し訳ない」
シ ゚ -゚)「…うぜえ」
シックスは出て行ってしまった。
隼人も手を振って去っていった。
(’ー`)y-「…どうするか。レオン自工は出入り自由にしてくれたようだが…」
ヒト゚ー゚)ξ「私、帰って彼を説得してみます。」
-
chapter 9難が8度降り注いで勝利のラッキー7
>レオン自工 モニタールーム
(゚ ゚)「ウウ…体ハ…完成…シタハズ…」
ボロ布を纏った浮浪者のようなガラクタ集めが、金のツギハギボディで改修されていた。
大蛇のようなケーブルで電気を喰っている。
『うぬは、力が欲しくないか?』
https://pbs.twimg.com/media/FrlZ2nUaAAAT9W2.jpg
https://pbs.twimg.com/media/FrlZ3YqaEAQsZ0F.png
<↑ ↑>
つと
(゚ ゚)「何者ダ!貴様?」
ぎこちないアームを振り回すが、全て華麗に避けられる。
<↑ ↑=↑ ↑>「無駄だ。我は敵対しに来たわけではない…
我はグラーフ。力の求道者。
うぬは、力が欲しくないか?」
https://pbs.twimg.com/media/FrlZ4E0aYAALKQQ.jpg
(゚ ゚)「力…?力ナラ、ココニアル。 ネミッサヲ滅スルコノ体ガナ」
仮面の男は顎に手を当てる。
<↑ ↑>「ふむ。独力でよくもここまで強靭な肉体を構築したものだ。流石は電霊か。
ターゲットの者達は予想以上に力をつけているぞ。
しょせんは、うわべの力。至らぬ知恵のつくりし道具を集めただけのもの。
果たして、今の状態で勝てるかな?」
https://pbs.twimg.com/media/FrlZ4-raQAEgoF0.jpg
(゚ ゚)「愚弄スルカ…人間ゴトキノ手ハ借リヌ。」
<↑ ↑>「体中のエネルギーの充填と冷却が極端に遅い。
そのせいでプログラム読み込みも相当落ちているのではないか?
読み込んでいる間に倒されてしまえば元も子もないぞ。
我が真の力を与えてやろう!」
https://pbs.twimg.com/media/FrlZ7gbaEAAIBdV.jpg
<↑ ↑>つ「我の拳は神の息吹!
大霊より堕ちたる種子を開花させ、閉じられし刻印を解除する!」
美しき
滅びの母の力を!」
https://pbs.twimg.com/media/FrlZ8GAakAQBC3H.jpg
https://pbs.twimg.com/media/FrlZ82qaIAAZH1h.jpg
-
(゚ ゚)「グアアアアア…アレ?」
<↑ ↑>「ちょっと待っていろ。演算能力を上げてやる、大人しくしていろよ」
m m
─
>自宅
ヒト゚ー゚)ξ「ねえ、そろそろ起きてみない?」
「ああ…だるい…やる気がない…」
ネミ#゚Д゚)「いい加減うじうじしてんじゃないわよ!
そんなんだからオーブリーちゃんに愛想尽かされたんじゃないの!?
こっちはね、あんたがいないせいでムーウィスに殺られかけたんだから!
おまけに変なおっぱい好きに借りを作っちゃうし!」
「…ムーウィス…?」
ヒト゚ー゚)ξ「ほら、天体博物館でキャロルJさんってサマナーに憑りついた悪魔よ。
散歩してたら襲ってきたの。」
ネミ゚Д゚)「あんたの家にアイテム置いてきちゃったおかげで、傷薬でちまちま回復よ!チクショウ!」
「それはちょっとネミッサが悪いんではないかな…
しかしムーウィスが動き出したとなると、厄介だな…
だが俺に奴が倒せるか…?」
ユ>▽д▽<ダ「私に恥をかかせないでくれよ。」
「ユダさん!?」
男が上体を起こす。
ネミ゚Д゚)「なんでユダ見た途端に起きるんだよ!ホモかてめーは!!」
ユ;>▽д▽タ<゙「君の御母堂はかなりの剛の者だな。
一晩付き合ってクタクタだよ。」
ユダは頬がこけてやつれている。
「まさかあんた…母さんと…やったのか!?」
-
ユ▽д▽ダ「あなどっていたわ…」
─
ピンポーン
J( ´ー`)し「はいはい」
ユ▽д▽ダ「久方振りです。先日お会いした、ユダです。
彼の学校でネパール語を教えている教師なのだが…」
J( ´ー`)し「あら?この前は友達って仰ってなかったかしら?」
ユ▽д▽ダ「生徒であり、友人なのです。
遠野さんから彼の調子が悪いと連絡を受け、見舞いに参りました。」
J( ;ー;)し「なんて生徒思いの先生なんでしょ…さあ、上がってくださいな。」
>母の自室
ユ▽д▽ダ「まずは土産です。まずこれはお父上にでも…
つ□と
母の目の色が変わった。
J( ´ー`)し「ありがとうございま… 酒か!」
素早く奪い取り、一気にに飲み干す。
ユ;▽д▽ダ「あっ…純米からじし…」
J(*´ー`)しつ「あぁ〜ん!?女が酒飲んじゃ悪いってぇのか?
てめぇも飲め!いいもん持ってんじゃねえか!」
酒徳神のおちょこを強引に取られる。
J(*´ー`)し「てめえも飲めや!それとも俺の汲んだ酒は飲めねーってかぁ!
いいつまみがあるじゃねえか!ああん!?」
J( ´皿`)し ボリビリ
珍味のおつまみを噛み砕く。
ユダはおちょこの酒を、そっと仲魔に飲ませる。
ユ;▽д▽ダ(すまん…)
─
-
「で…母さんは?」
ユ▽д▽ダ「ゆめざくらを飲ませて、ドルミナーで眠ってもらっている。
安心してくれ。
で…」
ヒト゚ー゚)ξ「私ね、思うの。
ネットダイブでの戦いで確かにキズは負った。
でもそれは治ってて、あとは精神の問題じゃないかって。」
ユ▽д▽ダ「フッ、トラウマというやつか。
甘い奴だ。」
「なんだと!!」
完全に起きてユダに食ってかかる。
「そんなに戦いが好きか!?
そんなに人が死んでいくのを見るのが楽しいのか!?」
ユ▽д▽ダ「戦場はトラウマの宝物庫だよ。
運よく生き残れても…死んでいった味方や手にかけた相手の肉と骨と血がはじけ砕けしぶく感触。
それを忘れられず耐えかね、自殺する者も多い。」
「…」
ユ▽д▽ダ「君は幸せだ。こうやって塞ぎこんでいても、支えてくれる家族と仲間と仲魔がいる。
君も妹君も死んではいない。
まだ取り返しがつくということだ。」
ユ▽д▽ダ「私はムサシ殿とベンケイ殿、それ以前に始末してきた者達への業を背負わねばならぬからな…
いつ終わるかしれぬ、遠い…」
ヒト゚ー゚)ξ「ユダさん…」
ネミ゚ー゚)「ま、怒りで立てたってことは?
つまり動こうと思えば動けたのよね!?
このペテン野郎!」
「わかったよ。
とりあえず、ムーウィスは倒す。
ネミッサはどうでもいいが、ヒトミに死なれると困るんでな!」
ネミ#゚ー゚)「なによそれー!」
ユ▽д▽ダ「決まりだな。私も同行させてもらおう。
土産に悪魔を狩って得たニワトリの死体や宝石を取られてしまったよ。御母堂に。
サマナー界隈では宝石などはした金だが、一般人の世界では宝になるだろう。」
「もしもしリーダー。心配かけてごめん。明日…」
-
翌日、夕刻前。
シ ゚ -゚)「…うま」
https://pbs.twimg.com/media/Frq6n3iaEAA5uaZ.jpg
公園のベンチでステーキを頬張る。
シ ゚ -゚)「マリのクッキーの方がうまいな…」
https://pbs.twimg.com/media/Frq9gM1aEAQDpef.jpg
オ゚⊿゚ブ「頼むわよ。あたしが強くなる為にも…」
(>´д` <)「では、よろしいんですね?
家を丸ごと壊して、住居者がいれば殺すと。
解体した獲物は私達の取り分ですよ」
オ゚⊿゚ブ「いいよ。もういい加減うざったいんだ。
銀髪の女の子だけは見逃してあげて」
「楽しみだなぁ!本物の殺し屋さんが来てくれるなんて!
オーブリーダーのおかげだね!」
子供達が強面の集団とたむろしている。
シ ゚ -゚) (>´д` <) 「凄い人数だな 引っ越しでもするのか!?」
https://pbs.twimg.com/media/Frq5iTPaUAEad6q.jpg
(>´д` <)「どなたでしょう?ジャマをして頂きたくないのですが」
オ゚-゚ブ「ちょっと待って。話をさせて。
あんた、シンゴ?
すげ、本物だ。
久しぶりに顔見たけど、全然変わってないじゃん。」
https://pbs.twimg.com/media/Frq9hEZaMAIHA0_.jpg
オ゚ー゚フ「アンタが引きこもってからどんぐらい経つんだっけ?
3年ぐらい…?いや、4年かな?
自分だけの世界に生きられてよかったじゃん。」
https://pbs.twimg.com/media/Frq9h3daMAA1YUX.jpg
シ ゚ -゚)「夜逃げなら夜中にやった方がいいと思うがな」
シックスは食事の続きをする。
( ゚U゚)「へへ、色男。残酷だねえアンタ。
このお嬢ちゃんは家族をぶっ殺して、全てを捨てる覚悟ができたんだぜ。
そんなツラで引き戻しちゃ、残酷だろうが」
-
シ ゚ -゚) モクモク…
(# ゚U゚)っy=「なんとか云えこの野郎ッ」
https://pbs.twimg.com/media/Frq5lxzakAAXz1U.png
フォークの先端が吹き飛ぶ。
シ ゚ -゚)「…お前らの骨で即興のフォークでも作るか」
シックスはおもむろにベンチから立ち上がる。
シ ゚ -゚)「…あせるな、ウジ虫ども!!」
張りのある声が響く。
(# ゚U゚)「!?な…何言ってやが…」
シ ゚ ぺ)「いずれ人類全体チリ一つ残さず片付けてやるんだ。
なんだってそんなに、死に急ごうとする。」
https://pbs.twimg.com/media/Frq6pVfaEAE5IJW.jpg
オ#゚⊿゚フづ「何ほざいてんの!?
こっちにはガチの殺し屋とオーブリーファミリーがいるんだよ!
顔に穴空けられないうちに帰れよ!!」
https://pbs.twimg.com/media/EEeaXIWXoAAiB3n.jpg
シ ゚ -゚)「オーブリー…選ばせてやる。
お前の行く先は二つだ。
家か あの世だ」
https://pbs.twimg.com/media/Frq5jtYaEAE7Vet.jpg
(>´д` <)「総長、どうします。
こうも私達のメンツを汚されたら…」
(# ゚U゚)っy=「おうよ!こいつの分はタダでいいぜ。お嬢ちゃん!
俺様達を侮辱したコトを後悔させて…」
シ ゚ -゚)「ブラック『マリ』ア」
( )つっy= ( )つっy= ( )つっy= ( )つっy= ( )つっy= ( )つっy= ( )つっy= ( )つっy= ( )つっy= ( )つっy=
https://pbs.twimg.com/media/Frq6p-RaEAURfQQ.jpg
銃を向けた十数人が互いに向き合って撃ち殺しあう。
-
(((>;´д` <)))「あ…ああ…総長ぉ…」
シ ゚ -゚)「なぜ貴様ら半分を生かしておいたと思う!?
仲間の死体を片付けさせるためさ。
大儲けだね、解体屋」
https://pbs.twimg.com/media/Frq67ZmagAAcoac.jpg
(>;д; <)「お金は要りません!これで失礼しま…」
つつ
パン
乾いた音と共に、男の頭から灰色のものが飛び散った。
シ ゚ -゚)つy=「実弾と脳漿見るのは初めてか、オーブリー。
お前も逝くか?
マリと同じところには行かせないけどな」
「本物の銃持ってるよ!やべーやつだ!ツーホーだ!ツーホー!」
シ ゚ -゚)「殺人委託で捕まるのはお前らだと思うがな。
勝手にすれば」
と( ∀)つ「…あれ?勝ったの?
予想内すぎて笑えるな!もっと私を崇めるがよ…」
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と( ∀)つと(;0_0)「アホ!うちらが負けたんだよ!
オーブリー!ずらかろう!
ヴァンス!別動隊で落ち合うよ!!」
オ゚⊿゚ブ「キム!みんなで逃げて!
こいつとは昔馴染みだ!話をつける!」
オ;゚⊿゚ブ「あんたが昔からガンマニアだったのは知ってたけど…
実銃使うとか…キチガイだろ…」
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シ ゚ -゚)「けしかけてきたのはそっちだろ。さて、明日の新聞の見出しが楽しみだな、ええ?
ちびっ子ギャングさんよ」
─
オ;⊿;ブ「召喚、ファフニール。死体食べて…」
(〜W〜)
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-
深夜。
(’ー`)y-「来てくれたか。真っ暗だな。まず明かりをつけよう。
僕たちは主電源を探す。
君とユダさんはヒトミちゃんが危ない目にあわないように守ってやってくれ。」
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ユ▽д▽ダ「任せてくれ」
8(□□)「またな。ユーイチは組む相手がいないから、昨日来てた神って人にあずかってもらったぜ。」
ネミ゚ー゚)「リーダーっていい奴なんだけど、なんかすっとぼけてんのよね。
なんでこのネミッサ様が、こんなヘタレに守ってもらわなきゃいけないわけ?」
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ヒト゚ー゚)ξ『ふふ、リーダーはああ見えてもね、仲間を第一に考えてくれる人なのよ。
気配りが上手なの』
「遅れた分は結果で取り戻すさ。
もしムーウィスと出くわしたらリーダー達が危ない。行こう」
ネミ゚ー゚)「ムーウィスの野郎、このネミッサに喧嘩売った意味をおしえてやるわ!」
つと
>主電源室
(’ー`)y-「あとはこれをブートして立ち上げて…よし、いい子だ。」
つ
スプーキーがパソコンを撫でながら操作している。
8(□□)「よう、お前らか。
へへ、もうすぐ電源がつくぜ。」
パッ
(’ー`)y-「今のところ悪魔との遭遇はないが、気を付けるんだよ。」
>エレベーター前
レ ゚ -゚)「ちょっと、貴方達、ここで何してるの?
工場の電源、入れたわね?」
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-
ヒト゚ー゚)ξ『あなたは…?
どこかでぶつかった記憶が…』
レ ゚ -゚)「そのCOMP…敵ではなさそうね。
相棒を思い出す形だわ。」
ユ;▽д▽ダ「レイ・レイホゥ…」
レ ゚ -゚)「あら、ユダ。生きてたの。
なんでこんな子達と行動を共にしてるかわからないけど…
貴方達が電源入れたおかげで、悪魔が活性化しているわ。
どうするつもり?」
ヒト;゚ー゚)ξ『あの…私達…ここに逃げ込んだ悪魔を探してやってきたんです…
レイさん、勝手な事してごめんなさいっ!』
レ ゚ -゚)「そう、事情があるのね。
だったら、自分達で始末はつけなさい。」
ユ▽д▽ダ「ああ。責任を取るのが大人だからな」
レ ゚ -゚)「ユダ」
ユ▽д▽ダ「?」
レ ゚ -゚)「あなた、なにか変わったわね?
つきものが取れたというか…
頑張ってね。」
ユ▽д▽ダ「…ああ。この子達は命に代えても…」
>エレベーター
ネミ゚Д゚)「何よあの女!ムカつく〜!」
ヒト゚ー゚)ξ『まぁまぁ。
ムーウィスと決着をつける為とはいえ、レイさんの邪魔をしてしまったのは事実だし。
頑張りましょう?』
レ ゚ -゚)「ふう…面倒くさいわね。
私がどれだけ苦労して電源落としたのか…
誰?」
(■│■)「きさまがクズノハ最強の巫女、麗鈴舫か!
お手合わせ願おうか!」
-
レ ゚ -゚)「だから誰?」
(■│■)っ-l--゙「強い奴に挑むのに理由がいるかい?」
レ;゚ -゚)「あのね坊や…私は仕事で来てるの。
お遊びに付き合ってる暇は…」
(■│■)「問答無用っ!」
っ-l--゙
レ ゚ -゚)「ッ!」
つ─- ─と
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咄嗟に構えた三節混の一種、夜叉ヌンチャクが寸断される。
レ ゚ -゚)つ=[]::::::::>「酔狂で強靭な狂人ね…いいわ、
死んでも知らないわよ!」
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懐から最強の合体剣を出す。
(■│■)「ほぉ〜、巫女様に似合わぬブッソーなブツだな。
それが親父も苦戦したという、『陽皇覇剣』か!」
レ ゚ -゚)つ=[]::::::::>「わかってるならやめなさい。いい子だから。
ファントムのサマナーとも思えないし…」
(■│■)っ-l--゙「一度こっちから絡んじまったからには、売った喧嘩は買われるしかねえだろう!
討つか、討たれるか、だ。」
レ ゚ -゚)「…男ってみんなそうなの?
あいつも無鉄砲なところがあったけど…」
しばらくの鍔競り合いが続く。
レ ゚ -゚)「あなたの目的はなに?ただの喧嘩屋なの?」
つ=[]::::::::>
(■│■)「会話してる暇があるのか、よっ!」
つっ-l--゙
村正を一気に降り下ろす。
メギドがカウンターで返され、マナコは二階に飛び移る。
床の一部が轟音を立てて壊れる。
8(;□□)「あっぶねえなぁ…悪魔が戦ってるのか?」
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