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【プレイ日記】勇者「縛りプレイさせられた」【DQ3】

1お久しぶりですと言っておきます:2018/09/03(月) 15:55:27 ID:2Mcj1gYY
ーーアリアハン城、謁見の間

王様「よくぞ来た、勇者オルテガの息子よ!」

いっぴきおおかみ勇者「…どうも」

王様「さて勇者よ、早速だがそなたには魔王を倒す旅に出てもらう…が!」

勇者「…が?」

大臣「今まで数多の勇者が大魔王を倒すために旅をしてきた。成功した者もあれば、道半ばで倒れた者もおる」

勇者「成功した…?成功したなら、もう俺は旅に出る必要が…」

王様「故にじゃ!ただ魔王を倒すだけでは面白くないからのう。そなたには縛りプレイをしてもらうことになったのじゃ!」

勇者「なったのじゃ!と言われてもな…」

大臣「まず、勇者殿に大事なアイテムを渡そう」スッ

たびびとのふくを手にいれた!こんぼうを手にいれた!こんぼうを手にいれた!ひのきのぼうを手にいれた!

勇者「…これが、大事なアイテム?」

王様「さよう。今回の縛りは…『誰かが死んだら装備品を投げ捨てる』じゃ!」クワッ

勇者「………はあ?」

767<削除>:<削除>
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768ーー137日目、沼地の洞窟:2021/06/08(火) 20:27:23 ID:hPn//vmE
商人「今日は未知の洞窟へ行って、もし稼げるような洞窟だったらそのまま長居して…という予定だったのですが…」

大男1「俺たちゃトンネルを掘ってるんだ」

大男2「掘って掘ってまた掘って…と」

大男3「早くリムルダールに行きてえなあ」

戦士「ダンジョンじゃねーのか!?」

勇者「ただのトンネルだな、未完成の。魔物も居やしねえ」

盗賊「ま、将来的にはどうなるか分からんけどな。アリアハン城の地下から行ける洞窟だって、昔は避難路かなにかでダンジョンではなかったはずだからな」

商人「そうですね、時が経てばここに住み着く魔物も…」

戦士「盗賊みたいなやつだな!」

盗賊「だから俺は塔派だ!そんな事よりこれからどうする?また種集めか?」

勇者「そうだな、それもしたいが…まずはまた大魔王の城に行ってみようかと思ってる」

商人「何かあるんですか?」

勇者「前にも言ったが、俺らは大魔王の元にたどり着くまでになるべく消耗しないのが課題だ。で、今俺達はこのらいじんのけんを手に入れたんだが、こいつがどの敵に有効か分かればかなり戦闘をスムーズにこなせるはずだ」

盗賊「なるほど、道中の予行演習か。確かに必要かもな」

勇者「その後余裕があったら種集めだ。この後、出来るだけ速やかに大魔王打倒を果たしたい。すべき事は全てやらないとな」

769ーーゾーマの城、B4F:2021/06/08(火) 20:35:58 ID:hPn//vmE
勇者「うおお、らいじんのけんをくらえー!」ズガァン

戦士「俺も剣を使うぜー!」ズガァン

ーードラゴンゾンビをやっつけた!

商人「今の魔物には良く効きましたね、らいじんのけん!」

盗賊「剣を持ってる方の骨野郎にも結構効いたな。あと意外と魔法使いみたいな奴にもそこそこだったな」

勇者「魔法を使うような奴には効かないかと思ってたんだがな。逆にあのライオンみたいなのには危険だな」

戦士「魔法を跳ね返しちまうもんな!」

商人「マホカンタされたらひとたまりもありませんね。あとあの悪魔には使わなくても良さそうですよね」

勇者「体力が低いからな、斬った方が早いだろうな。さて、これで確認は終わったな。このまま歩いて外に出て種集めだ」

盗賊「よっしゃ、俺の出番だな!今日も盗みまくってやるぜ!」

770ーー138日目、アリアハン、ルイーダの酒場:2021/06/08(火) 20:48:38 ID:hPn//vmE
商人「えーと、また飛ばされてしまい大変申し訳なく…」ガックシ

盗賊「ま、仕方ない…とはいえ、何か対策が必要だったかもなあ。マホトーンとかな」

戦士「結構体力があるからすぐは倒せないんだよなあいつら!」

勇者「まあ、今日はどうせこっちで種集めの予定だったからな。ちょうど良いと言えばちょうど良い」

盗賊「スタミナのたねは結局2つしか集められなかったか。盗みとあなほりで1つずつだな」

戦士「んー?でもスタミナのたね結構持ってないかあ?」

商人「ええ、袋じゃなくて個人で持ってた種を僕が飛ばされてアイテム整理したことで見つけたみたいな形で…別に今日集めてた訳じゃないんです」

勇者「思ったより持ってたな。となるとやっぱり一番必要なのはかしこさのたねだな」

盗賊「またあの塔だな。今回は10個位集めたいよな」

商人「それだけあればかなり楽になるでしょうね」

勇者「本当はベホマズンを連発出来るくらい魔力が増やせれば良いんだが、どれだけかかるか見当もつかねえ。そんなに大魔王を放っておく訳にもいかないからな。とはいえ今日はなるべく多く集めたい所だけどな…」

771以下、名無しが深夜にお送りします:2021/06/09(水) 14:09:46 ID:5PwW6ynk

バシルーラめんどくせえ!!

772ーーガルナの塔、2F:2021/06/13(日) 21:07:22 ID:dtr8gBY.
商人「…という訳で種集めですね」

戦士「ここでしか種集められねーのか?」

盗賊「かしこさのたねってなるとどうしてもな。更にちからのたねといのちのきのみも集まるしなあ」

勇者「俺はもうレベルアップで体力が上がらなくなったからな。いのちのきのみもまあまあありがたいな」

商人「戦士さんの体力抜いたと思ったらあっという間にカンストしましたよね勇者さんの体力…」

戦士「もう力しか勝てねえぜー!勇者凄いぜー!」

勇者「その力はまだ全然敵わねえけどな。まあ、かえって役割分担がハッキリして悪くないのかもしれねえけどな」

盗賊「さてと。今日はやっぱり10個くらいを目標にするか?」

商人「そうですね、そのくらい集められれば良いんじゃないでしょうか」

勇者「武器を新調して道中はかなり楽になった。更に魔力が増えればより余力を残しやすくなるだろう。10個集めるまでは帰らないつもりでやるぞ!」

773ーー夕方、ダーマの宿屋:2021/06/13(日) 21:15:56 ID:dtr8gBY.
盗賊「…な〜んて意気込んだものの、かしこさのたねは6個で打ち止めだ」

戦士「途中から全然落とさなくなったぜー!」

商人「5個まではまずまずのペースだったんですけど、そこからまるっきり集まらなくなって…」

盗賊「リアル時間の方がな。ま、ついてないとこんなもんかもな」

勇者「種が集まらなくなった途端にまんげつそうが集まり始めたけどな。今更なんだよな、それも8つも」

盗賊「そう都合良く種や木の実ばっかり盗めないんだよ!ま、ちからのたね1個といのちのきのみ3つ合わせて10個って事で勘弁してくれ」

商人「6つでも結構悪くなさそうですけどね」

勇者「無い袖は振れねえしな。後はレベルアップでなんとかするしかねえ。…なかなか全てが思い通りにはいかねえな。この旅はこんなことばっかりだけどな…」

774ーー139日目、メルキド:2021/06/21(月) 19:27:27 ID:g6Vh/Rwk
商人「今日はこっちの世界でまだ訪れていなかった最後の町に来ましたけど…」

勇者「活気が全くないな。まるで町そのものが死んじまってるみたいだ」

戦士「でも地下には盛り上がってる所あったぜ?」

盗賊「モンスター格闘場なあ…大魔王に怯えて生きる気力を無くしても賭け事にだけは熱くなれるもんなんだな」

商人「そう考えると賭け事って凄いんですね。これは将来の商売に役立ちそうだ…」メモメモ

盗賊「何をやる気だよ…?それよりこの町にはなんにもなかったな。ま、来るのが遅かったってだけかもしれないが」

勇者「今更大魔王の島に渡る方法を教えられてもな。町はこんなだし、新しい場所に行く縛りが無きゃ無駄足も良いところだ」

戦士「俺は魔法のモンスターで町を守るって話すげーと思ったけどな!」

商人「あれはどうなんでしょう…?実際に出来ればそれは凄い事だとは思いますけど、とても大魔王に対抗できるようなモンスターが造れるとは…」

勇者「そんなものが出来たら逆に危ねえだろ。そのモンスターで世界を支配出来ちまう。まあそんな簡単に出来るもんでもないだろうけどな…」

775ーーリムルダールの町、宿屋:2021/06/21(月) 19:39:20 ID:g6Vh/Rwk
商人「…で、あの後いつもの大魔王の城南部の毒の沼地でスタミナのたね集め兼経験値稼ぎだったんですけど…」

盗賊「今日はアイテム大猟だったぜ!どくがのこなともろはのつるぎが2つずつ、てつのつめ、だいちのよろい、すばやさのたね…」

戦士「あのすげー剣と金ピカの爪も見つけたぜー!」

勇者「らいじんのけんとおうごんのつめな。肝心のスタミナのたねは4つだったが…」

商人「あとせかいじゅのはも1つ見つけましたよ!これは大きいですよ、大魔王との戦いに向けて!」

盗賊レベル64「レベルも上がったな。ここで戦い続ければ2つか3つはレベルが上がるな」

戦士レベル63「更に強くなっちまったぜー!」

勇者レベル64「種の効果も出てきてる。準備は整った…いよいよ明日、大魔王に挑もうと思ってる」

商人レベル63「…!いよいよですね…」

盗賊「まだラダトーム北西のほこらには行ってないが…ま、ゆとりは必要だよな」

戦士「明日には世界が平和になるんだな!?やったな!」

勇者「俺らが大魔王を倒したら、な。もちろんそうするつもりだし、そうしなきゃならねえお前ら、覚悟決めろよ」

盗賊「ああ!へっ、過去最高のスリルが俺を待ってるぜ!」

商人「緊張するし怖さもあるけど…全力を尽くしますよ!やってやりましょう!」

776以下、名無しが深夜にお送りします:2021/06/21(月) 22:49:36 ID:DC9Wy2Xk
装備品が潤沢でひと安心
打ち切りのヒヤヒヤはもう勘弁してほしいからなー

777ーー140日目、リムルダール郊外:2021/06/28(月) 20:17:08 ID:en0BpHnA
勇者「準備出来たか?」

商人「ええ。ではせいすいを!」

戦士「よっしゃ撒くぜー!」パチャパチャ

盗賊「よし、これで大魔王の城までは魔物は出ないな」

勇者「少しでも消耗を減らさねえといけねえからな。どうせ他にせいすいの使い道もないしな」

商人「でも、なんていうか…いよいよって感じですね」

戦士「だな!いよいよ大魔王をぶっ飛ばせるな!」

盗賊「ちゃんとスリルを用意しといてくれよ大魔王さんよ。さて、じゃあ出発しようぜ!」

勇者「ああ、行くぞ!」

戦士「おおー!やってやるぜー!」

778ーーゾーマの城、B5F:2021/06/28(月) 20:31:26 ID:en0BpHnA
ーーキングヒドラはもえさかるかえんをはいた!キングヒドラのこうげき!

戦士「ぐおお、いてー!」

商人「このモンスター、炎が気になりますけど直接攻撃もかなりの驚異ですね…!」

盗賊「つーかなんで復活してるんだ!?この前倒しただろうがよ!」

勇者「構わねえよ、こいつは何度だって倒してやる!おらあっ!」ズバッ

戦士「うおおおー!」ザグッ

ーーキングヒドラをやっつけた!

盗賊「ふう、片付いたな。ま、問題はこの後だけどな」

商人「ええ、上の魔王に良く似たモンスター…強敵したね」

戦士「でも俺達だってあの時からめっちゃレベル上がったぜー!」

勇者「種もかき集めたしな。それに前回も勝てたんだ、今回はもっと楽に勝てるはずだ。ただ、油断はするなよ」

商人「はい、やりましょう!」

盗賊「へっ、俺はこいつのくれるスリルを歓迎するぜ。さあ、今回も飛びっきりのヤツをくれよな!」

ーーバラモスブロスがあらわれた!

779ーーゾーマの城、B5F:2021/06/28(月) 20:44:14 ID:en0BpHnA
盗賊「さあ来いスリル!俺が受け止めてやるぜ!」ガチィ

勇者「…防御してるだけじゃねえか」

商人「この魔物は体力は少なかったはず。まずはルカニをかけて短期決戦でいきましょう!」ギュウウウ…

バラモスブロスははげしいほのおをはいた!

戦士「ぐおおお、すげえ炎だ!でも負けねーぜー、」ズバッ

勇者「余裕のあるうちは俺も攻撃に回るぜ、らあっ!」ザシュッ

バラモスブロスのこうげき!バラモスブロスはイオナズンをとなえた!

盗賊「へっ、へへへっ、まだまだ耐えられるぞ俺はよおっ!」ガチィ

商人「今回は最初から亀作戦ですからね、前より耐えられるはず…」

盗賊「おいおいなんだよ亀作戦とはよ。もっとスタイリッシュな作戦名にしてくれよ」ガチィ

戦士「んー、身を守る大作戦か?」

勇者「スーパーチキン大作戦だろ」

盗賊「おいい!それのどこがスタイリッシュ…」

バラモスブロスのこうげき!バラモスブロスははげしいほのおをはいた!

商人「うわっ!?ふざけてる場合じゃないですよ!」

780以下、名無しが深夜にお送りします:2021/06/28(月) 20:55:59 ID:en0BpHnA
勇者「戦士、回復だ!チキン野郎はもう少し我慢してろ!」

盗賊「ああ、まだ問題ないぜ…って俺はチキン野郎じゃねーよ!」ガチィ

バラモスブロスのこうげき!

戦士「おおっ!?ヤバいんじゃねーか盗賊ー!」

盗賊「ああ、流石にそろそろ…」

勇者「待ってろ、ベホマ!」パアアア…

盗賊「おっし、これで大丈夫だぜ!」

商人「僕はベホイミを…もう少しです、戦士さん!」

戦士「おおおりゃあー!」ザグッ

ーーバラモスブロスをやっつけた!

盗賊「おおっし!へっ、なかなかのスリルだったぜ」

勇者「防御してただけだろ…」

商人「ま、まああの猛攻撃を先頭で受け止めるのは大変ですから…」

戦士「よっしゃー!あと何匹で大魔王なんだ?」

勇者「さあな、ただこのまま大魔王って感じじゃなさそうだ。もう1体くらい戦うようかもな。だがここまでかなり魔力の消費を抑えられている…順調だ。お前ら、ここから先も気合い入れろよ!」

781以下、名無しが深夜にお送りします:2021/06/29(火) 16:22:45 ID:W5xpyOsI
乙!

782以下、名無しが深夜にお送りします:2021/07/04(日) 19:39:46 ID:Zg4a1ngk
盗賊「さて…大魔王が近付いて来たぜ」

商人「いよいよ対決…っ!?こ、この臭い…」

戦士「くせーな!なんの臭いだ!?」

勇者「死臭、だな…っと、お出ましだぜ、こいつが臭いの…なんだ!?」

盗賊「魔物の骸骨、アンデッドみたいだがこいつ、どこかで…?」

戦士「なんでもいーぜ!敵なんだろ?倒そうぜ!」ジャキン

商人「そ、そうですね、やるしかないです!」

勇者「ノロマそうだがパワーはありそうだ。油断するなよ!」

盗賊「ああ、こいつもまた格段のスリルが味わえそうだぜ!」

戦士「行くぜー!」

ーーバラモスゾンビがあらわれた!

783以下、名無しが深夜にお送りします:2021/07/04(日) 19:47:21 ID:Zg4a1ngk
商人「まずはスクルトを唱えて…」ギュウウウ…

戦士「よっしゃー!守備力アーップ!おらおらあっ!」ズバシュ

勇者「良く攻撃が通るようだな。相手の守備力は低そうだ…らあっ!」ザシュ

バラモスゾンビのこうげき!

盗賊「ぐぼおっ!!?っくあ、とんでもないぞこいつ…」

戦士「盗賊ー!?めっちゃ吹っ飛んだけど大丈夫かあ!?」

バラモスゾンビのこうげき!

勇者「がはっ!?くっそ、なんだこいつのパワーは!?痛いなんてもんじゃねえぞ!?」

バラモスゾンビのこうげき!

戦士「ぐわあーっ!?い、いってえ…ちくしょー!」ズバッ

商人「あ、あんなのが当たったらひとたまりも…あっ!戦士さん!危ない!」

バラモスゾンビのこうげき!戦士はしんでしまった!

盗賊「戦士っ!?くそっ、とんでもないなこいつは!だが単体攻撃だけなら立て直しは難しくないはずだ、ここを耐えられれば…」

784以下、名無しが深夜にお送りします:2021/07/04(日) 19:59:24 ID:Zg4a1ngk
勇者「くっ、天よ、偉大なる神々よ!哀れな我らに奇跡の手を!ザオラル!」ピキュウーン…

戦士「ん、ああ…な、なんだ!?どうなってるんだ!?」

商人「戦士さん、戦闘中です!攻撃を!」

戦士「あの骸骨か!おらあっ!!」ザシュ

バラモスゾンビのこうげき!盗賊はすばやくみをかわした!

盗賊「くうーっ!最高のスリルだぜ!」

勇者「よし、立て直せたな!あとは倒すだけだ、うらあっ!」ズバシュ

商人「僕も攻撃を…それっ!」ドスッ

戦士「うおおりゃあああー!くらえー!」ズバシュ!

ーーバラモスゾンビをやっつけた!

盗賊「よっしゃ!攻撃力は凄まじい上かなりタフだったがなんとか倒せたな!」

勇者「攻撃が単発だからな。しかし、多少消耗もしたがまだまだ余力がある。この状態で大魔王と戦えるなら上出来だ」

商人「おそらく次こそ大魔王のはず…いよいよですね!頑張りましょう!」

785以下、名無しが深夜にお送りします:2021/07/04(日) 20:13:34 ID:Zg4a1ngk
勇者「ついに…ついにここまで来たぞ大魔王!」

大魔王「勇者よ、なにゆえもがき生きるのか?」

商人「…?何故生きるのか…?」

大魔王「滅びこそが我が喜び。死にゆく者こそ美しい…」

戦士「ああー?ならお前が滅びれば良いじゃねーか!」

盗賊「はっ、たまには良いこと言うじゃねえか。全くその通りだぜ!そんなに滅びが好きならお前一人で滅んでろよ!」

商人「ええ、僕らはもう誰も貴方に滅ぼされたりなんかしません!滅びるのはーー」

勇者「お前だ大魔王。俺達がお前を誰より美しくしてやるよーー行くぞ!」

大魔王「さあーー我が腕の中で息絶えるがよい!」

ーーゾーマがあらわれた!

786以下、名無しが深夜にお送りします:2021/07/04(日) 23:58:18 ID:hFZ2J/TY
死んでからも酷使されるバラモスさん…


787以下、名無しが深夜にお送りします:2021/07/12(月) 17:09:49 ID:Immh1.ig
盗賊「まずは俺の仕事だ!食らえ、ひかりのたま!」ピシャアアアアア…!

戦士「うおお!?めっちゃ光ってるぞ!」

商人「す、凄い…大魔王がひかりのたまに照らされて…」

勇者「闇が…剥がれ落ちた!」

大魔王「ほう、我がバリアを破る術を知っているとは。だが無駄なこと。さあ悶え苦しむがよい」

戦士「うるせー!苦しむのはお前だー!」ズバシュ!

商人「ルカニをかけましょう!攻撃を通りやすく…」ギュウウウ…

勇者「よし、俺も行くぜ!らあっ!」ザシュッ

ゾーマはこごえるふぶきをはいた!

盗賊「ぐおおおっ!?なんだこの威力…」

ゾーマのゆびさきからいてつくはどうがほとばしる!

商人「冷たいっ…!な、なんだ!?ルカニの効果が消えてる…?」

ゾーマのこうげき!ゾーマはマヒャドをとなえた!

勇者「くっそ…なんて攻撃力だ!耐えられるか…?」

788以下、名無しが深夜にお送りします:2021/07/12(月) 17:15:51 ID:Immh1.ig
ゾーマのこうげき!ゾーマはこごえるふぶきをはいた!

商人「せ、せめてスクルトで直接攻撃だけでも…」

ゾーマのゆびさきからいてつくはどうがほとばしる!

勇者「この攻撃力じゃ回復はベホマしかねえ、盗賊!今…」

ゾーマはマヒャドをとなえた!ゾーマはこごえるふぶきをはいた!

盗賊はしんでしまった!商人はしんでしまった!

戦士「お、おい!二人とも!」

ゾーマのこうげき!ゾーマはこごえるふぶきをはいた!

戦士はしんでしまった!

勇者「戦士ー!くそっ、どうする?生き返らせる暇はねえ。いや…俺一人に気を配れば良いなら…」

ゾーマのこうげき!ゾーマはマヒャドをとなえた!

勇者「違う!一人で敵う相手じゃねえ! 蘇生を…」

ゾーマのこうげき!ゾーマのこうげき!

勇者たちはぜんめつした!

789ーー141日目、ラダトームの城、謁見の間:2021/07/12(月) 17:22:50 ID:Immh1.ig
ラダトーム王「おお勇者よ!死んでしまうとはふがいない!」

勇者「ふがいない、か。全くだな…3人を生き返らせるか」パアアア…

戦士「…んんー?どこだここ…」

商人「ここは…ああ、そうか…」

盗賊「…惨敗、だったなあ」

兵士「ま、まあこうやって帰ってこられただけでも…」

町人「そ、そうですよ!また挑めば次こそは…」

子分?「なんだ?こてんぱんにやられたのか?だめだめだな!なさけないぞ!」

兵士「お、おい!」

盗賊「いや、そのガキの言う通りだよ。言う通りだけどな…」

勇者「もちろん、これで終わる訳にはいかねえよ。見てろよ、必ず…」

子分?「そうか!がんばれよ!だいまおーにくまってるからな!」

戦士「おおー!丸ごと持ってきてやるぜ!」

商人「いやあ、それはちょっと…」

790以下、名無しが深夜にお送りします:2021/07/12(月) 23:13:07 ID:fLhz7JL2
そう簡単にはいかないか
しかしゾーマはまずそうだな

791ーー142日目、ガライの家:2021/07/19(月) 20:06:18 ID:MA1VPzQ6
ガライ父「息子ですか?息子は旅に出ると言ったきりで…」

ガライ母「こんな世の中でしょう?心配で…」

商人「ガライさんなら、つい先日メルキドで見かけましたよ」

ガライ父「本当ですか?」

盗賊「ああ、元気にしてたよ。魔物だらけの中あんな遠くまで歩いて行ったんだから大した男だよ」

ガライ母「そうですか…良かった」ホッ

戦士「なあ、勇者のかーちゃんも心配してるんじゃないのか?」

商人「そうですね、アリアハンに戻ってもご実家には寄ってないですし、たまには帰っては…」

勇者「…全部片付いたらな。今は大魔王だ。にしても、予想通りだがここにも情報も何も無かったな」

盗賊「民家が一軒じゃなあ。さて、ここでもう未踏の場所は無くなっちまったな」

商人「二日後から1日ごとに装備を投げ捨てるようですね。少し追い込まれたような…」

戦士「でもまだまだいっぱいあるぜー!」

勇者「そうだな、捨てる事を恐れずに少し時間を使うのも良いかもな。とりあえず今日はまたスタミナのたね集めだ、行くぞ」

792ーーゾーマの城南部毒の沼地:2021/07/19(月) 20:13:00 ID:MA1VPzQ6
盗賊「ーーふっ、すっかり存在を忘れてたぜまふうじのつえ!」ミョーン

戦士「でかいのの魔法は封じたな!おらー!」ズバシュ

ーートロルキングたちをやっつけた!

商人「ふう、最近は僕のマホトーンでバシルーラを封じながら戦ってましたけど、道具ならタダですもんね」

勇者「そして盗賊なら素早く使えるからより安全、か。最初からこうしてりゃ良かったな」

盗賊「ま、これからは任せときな。俺が…」

トロルキングがあらわれた!

戦士「おお!?また出たぜー!」

盗賊「早速出番だぜ!まふうじのつえをーーあ、1体封じ損ねた」

トロルキングはバシルーラをとなえた!盗賊ははねとばされた!

商人「と、盗賊さーん!」

勇者「マジか、まだ種も1つしか集まってないんだが…かなり計算が狂っちまったぜ…」

793以下、名無しが深夜にお送りします:2021/07/20(火) 01:12:18 ID:Je7IvMzk
盗賊とかいうオチ担当に定評のある男

794前回はまだ141日目でした:2021/07/26(月) 19:52:01 ID:hYbHVEgQ
ーー142日目、ピラミッド

盗賊「ここに来る前にアリアハンにも寄ったが…本当に良かったのか?おくふろさんに顔見せなくて」

勇者「言っただろ、全部済んだらってな」

商人「ちなみにお金は673000ゴールドにもなりましたよ!貯まりましたね!」

戦士「使い道ねーからな!んで、なんで今更ピラミッドなんだ?」

盗賊「前にな、ピラミッドって所はおうごんのつめを持ってると物凄い勢いで魔物に襲われるって聞いたことがあったんだよ。で、ここにはかしこさのたねとスタミナのたねを落とす魔物がいる」

勇者「だからおうごんのつめを下の世界で手に入れている俺らをその魔物達に襲わせて種を大量に手に入れる、って目論見だったんだがな」

商人「どうやらおうごんのつめならなんでも良い訳じゃなかったみたいですね…でも、あなほりでかしこさのたね1つ見つけましたよ!」

盗賊「完全な無駄足にはならずに済んだな。ま、ダメだったものは仕方ない。ここからギアガは近いし、日付が変わる前に下に戻れるだろ」

勇者「またいつもの場所で種集めだな。ついでにせかいじゅのはも見つけられれば言うことなしなんだが…」

795ーールビスの塔、5F:2021/07/26(月) 20:04:34 ID:hYbHVEgQ
戦士「んで、なんでルビスの塔に来たんだ?いつもの場所って言ってたじゃねーか!?」

盗賊「いったんいつもの場所には行っただろ。そこからここに移動してきたってだけでな」

勇者「……迷走してるって自覚はある」

商人「ま、まあ大魔王との力の差をあれほど見せつけられましたから…」

勇者「俺らは体力も足りねえが素早さも足りねえ。俺がもう少し素早ければ間に合った回復もあったからな」

盗賊「で、すばやさのたねとスタミナのたねを両方集められるのは何処か?となって思いついたのがここって訳だよな?」

ノレ(実に賢明な案ですね!)

商人「今、何か…?でも、ここって種を落とす魔物との遭遇率そこまで高くないんですよね。いえ、高くないっていうか…」

勇者「全然だ。あの素早いメダパニ野郎ばっかやたらと出てきやがる」

盗賊「という訳で、結局いつもの場所に逆戻りするようだな。ま、こっちでも収穫はあったわけだが」

商人「1つですがすばやさのたねを掘り当てましたよ!あと、ここに来るまでの道中で大魔王戦で失った装備はほぼ取り戻せましたよ」

勇者「5つ失って5つ見つけたからチャラだな。さて、また戻るか…悪いな、あちこち歩かせて」

戦士「勇者は悪くないぜ!悪いのは種落とす魔物ちゃんと用意してないルビス様だぜー!」

ノレ(そんな、ひどい…)

796ーーゾーマの城南部毒の沼地:2021/07/26(月) 20:12:39 ID:hYbHVEgQ
盗賊「…ふう。あちこち歩いたのもあってそろそろ限界だな」

勇者「結局スタミナのたねは3つだけか。くそっ、最初からここに集中してりゃな…」

商人「でもピラミッドもルビス様の塔もいずれは試さなきゃいけなかったと思いますし…」

戦士「装備とか他の種も見つけたから無駄じゃないぜー!」

盗賊「確実に大魔王討伐には近づいたよ。明日やるかはともかくな」

勇者「明日か…劇的なパワーアップができたとは言いがたいが、あまり大魔王を野放しにしておくのもな…」

商人「こちらが攻めこんだのを見てあちらも出方を変えるかもしれないですよね。とはいえ焦っても…」

盗賊「ま、とりあえず宿に戻ろうぜ。その後ゆっくり考えよう。な?」

戦士「はらも減ったしなー!」

勇者「そうだな…よし、リムルダールまで戻るぞ」

商人「ええ、ゆっくり休んで明日に備えましょう!」

797以下、名無しが深夜にお送りします:2021/07/26(月) 22:34:09 ID:3NUqycHs

ルビス様の「そんな、ひどい…」いただきましたー!!

798ーー143日目、ガルナの塔:2021/08/02(月) 20:12:47 ID:SiueCaEA
勇者「いろいろ考えたがかしこさのたねを集める事にした。前回負けたのはリカバリーがほぼ出来なかった事だからな」

盗賊「て事は…ベホマズンを使えるくらいに魔力を上げたいって事だな?」

勇者「ベホマズンを複数回撃てる魔力があればおそらく負ける事はない。おそらく、だけどな」

商人「僕らの最低限の体力も必要ですよね…」

戦士「そのための昨日とかの種集めだろ?」

盗賊「そういう事だな。ま、任せとけよ。今日はバリバリ盗める予感がするぜ!」

戦士「ホントにか〜?」

商人「とりあえず僕のあなほりはキメラのつばさとたびびとのふくでした。たびびとのふくはすぐ捨てるようですね…」

勇者「もう新しい場所はないからな。1日毎に何か捨てなきゃならねえ。当面は問題ないが、あまり連敗するようだとな…」

盗賊「そうならない為にも今日はガッツリ集めるぜ!見てろよ!」

799以下、名無しが深夜にお送りします:2021/08/02(月) 20:31:14 ID:SiueCaEA
盗賊「はっはー!見たかこの俺の盗みの腕前を!」ドヤドヤドヤドヤドヤッ

戦士「ひいふうみい…かしこさのたね17個!?すげーな!」

勇者「正直驚いたぜ…まさかこんなに集めてくれるとはな」

商人レベル69「盗賊さん、特にレベル70超えてから凄く盗めるようになりましたね!」

盗賊レベル70「まあな!積み上げてきた経験と実績の賜物だ、ははははは!」ドヤドヤドヤドヤドヤッ

戦士68「これでかなり魔力も上がるんじゃねーのか?」

勇者レベル69「ああ。一つ一つは些細な効果だが、ここまで数が集まればな。本当に腕前の問題なのか単に運が良かったからなのかは分からないがな」

盗賊「お?なら明日スタミナのたね集めでもして試してみるか?」

勇者「これだけ集まるならそれも良いかとも思うが、大魔王にあまり挑まないのもな…」

戦士「今日も悩むのか勇者?悩んでばっかりだな!」

商人「悩むのも仕方ないですよ。ただかしこさのたねの効果はレベルが上がらないといけませんから、大魔王に挑むのはもう少し前でも良いような…でも…うーん、本当に悩みますね…」

800以下、名無しが深夜にお送りします:2021/08/03(火) 03:57:20 ID:RxvzfpX2
盗める盗賊なんてつまんないじゃん…

冗談はさておき、種ドーピング後のパラメーターガン上がりは脳汁ヤバい

801ーー144日目、ゾーマの城南部毒の沼地:2021/08/09(月) 17:43:54 ID:L80qHZtU
商人「えー、という訳で種を集めに来ましたけど…」

戦士「今日はスタミナのたね5つか!昨日はマグレだったんだな!」

盗賊「マグレじゃねえ!今日は時間が短かっただけだ!」

勇者「ここは魔物が強いからな、回復用の魔力が尽きるまでの時間しか取れねえのは仕方ないが…にしてももう少し欲しかったな」

戦士「おまけに死ぬしな盗賊!」

商人「ま、まあそこは僕ら回復役が気を付けなかった部分でもありますし…」

盗賊「って事で今日はてつのつめと、日数経過でもろはのつるぎも捨てたぜ。今日盗んだばっかりだったけどなもろはのつるぎ」

戦士レベル72「しかし勇者めっちゃ魔力上がったよな!」

勇者レベル73「ベホマ8回ぶんくらい上がったな。これでもベホマズン1発分も増えてないが…」

商人レベル73「でもこれで道中の消費を抑えられればきっと2、3発は撃てますよ。そしてそれは僕らの仕事です」

盗賊レベル73「回復は商人が、魔物を手早く倒すのが俺らの仕事だな。て事でちからのたねも使っちまおう」

勇者「よし、明日はまた大魔王に挑むぞ。今度こそ奴に地獄を見せてやるぜ…!」

802ーー145日目、ゾーマの城B5F:2021/08/09(月) 17:51:55 ID:L80qHZtU
戦士「つー事でまたイケニエの祭壇まで来たぜー!」

商人「ここまで勇者さんは一切魔力を使わずに来られました。これなら…!」

盗賊「ここからはそうはいかねえだろうけどな。ま、攻撃を受け止めるのは任せとけよ!」ガチィ

勇者「今から防御してるのかよ…」

大魔王「勇者よ、また懲りずにやって来るとはな」

戦士「お!大魔王じゃねーか!俺らは何度だって来るぜー!」

商人「そ、そうです!僕らは諦めたりなんかしません!」

大魔王「勇者よ、何故ありもしない希望にすがるのか?」

盗賊「はっ!なんでてめえがそんなこと決めつけるんだよ!?」

勇者「ああ、希望はある。俺らが諦めない限りはな。そして俺らは諦めねえ。覚悟するんだな大魔王ーー!」

803以下、名無しが深夜にお送りします:2021/08/09(月) 18:01:17 ID:L80qHZtU
ーーバラモスブロスはイオナズンをとなえた!バラモスブロスははげしいほのおをはいた!バラモスブロスのこうげき!戦士はしんでしまった!

商人「せ、戦士さん!ど、どうしましょう、せかいじゅのはを使いますか!?」

勇者「いや、あれは使えねえ。結局以前負けた後1枚も手に入らなかったからな。お前らは耐えててくれ、俺がベホマで体勢を立て直す!」

バラモスブロスのこうげき!バラモスブロスははげしいほのおをはいた!

盗賊「と、とはいえこの攻撃じゃお前2、3ターンに1回くらいしか攻撃出来ないだろ!?」

勇者「だから耐えてくれ!こいつは体力はねえ、そのうち絶対に勝てる!」

商人「わ、分かりました!僕らは防御を…」ガチィ

バラモスブロスはイオナズンをとなえた!バラモスブロスははげしいほのおをはいた!

盗賊「くそっ、このトカゲ野郎調子に乗りやがって…」

勇者「くっ、3人に交互にベホマしてるようじゃなかなか攻撃に…いや、隙有りだ!おらあっ!」ガギィ!

ーーバラモスブロスをやっつけた!

盗賊「おお、なんとか倒したな!」

商人「でも、やっぱりこの敵は消耗させられますね…戦士さんも生き返らせなきゃならないし…」

804以下、名無しが深夜にお送りします:2021/08/09(月) 18:09:36 ID:L80qHZtU
商人「そおれ、会心の一撃ー!」ドガゴン!

バラモスゾンビをやっつけた!

盗賊「よっしゃ、今度はこいつは死者なく倒せたな!」

戦士「うおおお、でもごめんよお!生き返るのに何回もザオラル使わせちまったんだろお?」

勇者「運だから仕方ねえよ。しかしまさか6回もかかるとはな。ここまででかなりベホマも使っちまったし…」

商人「…勇者さん、今なら引き返すっていう選択も…」

勇者「いや、これ以上ヤツは放っておけねえ。進むぞ」

大魔王「勇者よ、またその苦しみを我に捧げに来たか」

盗賊「んな訳あるかよ。お前が苦しむ番だ、今回はな!」

戦士「おおー!今回こそは負けねーぜ!」

商人「ええ、倒しますよ、僕らの全身全霊で!」

勇者「ーーという訳だ。覚悟するんだな大魔王!」

ーーゾーマがあらわれた!

805以下、名無しが深夜にお送りします:2021/08/09(月) 21:30:00 ID:Q5FeM.zs
ザオラル失敗する時はとことん駄目だよなぁ


806以下、名無しが深夜にお送りします:2021/08/16(月) 16:17:43 ID:2r7W0rJc
盗賊「しゃあ、まずはひかりのたまを…」

ゾーマのこうげき!ゾーマはこごえるふぶきをはいた!

戦士「ぐおおおお!いてー!」

商人「は、早い…!」

盗賊「くそっ、遅れたがひかりのたまだ!おらっ!」ピカー

勇者「くっ、眩しい…よし、弱ったようだな!」

商人「僕がルカニを!」ギュイイーン

戦士「おっしゃー!ぶった斬るぜー!」ズバシュ

勇者「よし!後は商人も防御してろ!らあっ!」ザクッ

ゾーマのこうげき!ゾーマはマヒャドをとなえた!

盗賊「くそっ、相変わらず強力な攻撃だぜ…!」

ゾーマはこごえるふぶきをはいた!ゾーマのゆびさきからいてつくはどうがほとばしる!

商人「ああ、またこれです!ルカニが…」

勇者「悪いがかけ直してくれ!くっ、やはり手早く片付けるって訳にはいかなそうだぜ!」

807以下、名無しが深夜にお送りします:2021/08/16(月) 16:22:56 ID:2r7W0rJc
ゾーマのこうげき!ゾーマはこごえるふぶきをはいた!

盗賊「くっ、大丈夫かお前ら!?」

戦士「くうう、やっぱりすげえ攻撃だぜー…」フラフラ

勇者「ヤバいと思ったら防御してろ!ベホマ!」パアアア…!

ゾーマはマヒャドをとなえた!ゾーマのゆびさきからいてつくはどうがほとばしる!

商人「ま、また消された…ルカニ!」ギュイイーン

ゾーマはこごえるふぶきをはいた!ゾーマはマヒャドをとなえた!

商人「っ、しまった!防御してない隙を…」

勇者「大丈夫だ!ベホマ!」

盗賊「ちっ、この調子だと勇者が攻撃に回れねえぜ」

戦士「大丈夫だぜ!俺が倒すぜー!」ズバッ

ゾーマのこうげき!ゾーマはこごえるふぶきをはいた!

戦士はしんでしまった!

808以下、名無しが深夜にお送りします:2021/08/16(月) 16:34:51 ID:2r7W0rJc
勇者「くそっ!盗賊!」

盗賊「おう!せかいじゅのはをつかうぜ!」

戦士「ぐおおおお、めちゃめちゃ痛かったぜー!」

商人「貴重なせかいじゅのはを投入…もう負けられませんね…」

盗賊「当たり前だ!今日こいつを葬る!だろ?勇者」ニヤリ

勇者「当然だ…!世界樹の名のもとに!気力!体力!死力!活力!全ての力よ、我等が底より湧き出でよ!ベホマズン!」ピカアアアア…

戦士「お、おおおおお!?みんなのキズが一気に消えだぜー!めちゃくちゃすげー!」

商人「やっと運用可能になりましたね、ベホマズン!」

盗賊「へっ、あのクソ地道な作業も(=`ェ´=)だじゃなかったって訳だ。これならいけるぜ!」

ゾーマのこうげき!ゾーマのこうげき!

戦士「ぐおおっ!?でも体力はまだまだあるぜー!うりゃー!」ズバッ

勇者「前に負けた時と変わったのは魔力だけじゃねえ、体力だって上がってるんだ。つまりベホマズンの効果も上がってるって事だ。簡単には死なねえよ俺らは!さあまだまだ行くぞ!」

809以下、名無しが深夜にお送りします:2021/08/17(火) 01:56:05 ID:adIs21xs
めちゃくちゃシリアスな死闘繰り広げてるのに可愛い絵文字使ってんじゃねーよ盗賊ww

810以下、名無しが深夜にお送りします:2021/08/17(火) 17:48:41 ID:N4AsXVmk
盗賊「ええい、誤字は勢いで誤魔化す!うおおおお!」ガチィ

戦士「攻撃しねーのかよ!」

盗賊「これが俺の仕事だからな!」ガチィ

ゾーマのこうげき!ゾーマはこごえるふぶきをはいた!

商人「くっ…やっぱり攻撃が凄い…」

盗賊「な?あんな攻撃が来るんだぜ?防御は必要だろ?」ドヤッ

勇者「いや攻撃が激しいのはとっくに分かってるだろ…」

戦士「うりゃー!攻撃だー!」ズバッ

ゾーマはマヒャドをとなえた!ゾーマはマヒャドをとなえた!

商人「つ、強い…防御の上から…」

勇者「もう少し耐えろ!回復を…」

ゾーマはこごえるふぶきをはいた!ゾーマはマヒャドをとなえた!

商人はしんでしまった!

戦士「あー!商人ー!」

盗賊「大丈夫だ、まだ俺はあの葉っぱをもう1枚持ってる!だがこれで残りは商人が持ってる1枚だけ…早めに決着を着けなきゃならないぜ!」

811以下、名無しが深夜にお送りします:2021/08/17(火) 17:55:03 ID:N4AsXVmk
商人「す、すみません、大事なせかいじゅのは…」

勇者「おい商人!一番大事なのはなんだ!?あの野郎を倒す事だろうが!」

商人「…!そ、そうですね…!」

盗賊「ああ、早いとこあいつを…」

ゾーマのゆびさきからいてつくはどうがほとばしる!ゾーマはマヒャドをとなえた!

勇者「くそが…!もう1発だ、ベホマズン!」ピカアアアア…!

戦士「回復したぜー!おらー!」ズバシュ

盗賊「おい勇者!まだ魔力残ってるんだろうな!?」

勇者「あと1発は撃てる!だが急がなきゃいけねえ!」

商人「ええ、わかってます!またルカニを…」ギュイイーン

戦士「おっしゃー!もう1発!」ザクッ

勇者「今なら余裕がある、俺も行くぜ!うおおおおおおーっ!」ザンッ

ーーゾーマをやっつけた!

812以下、名無しが深夜にお送りします:2021/08/17(火) 18:04:08 ID:N4AsXVmk
大魔王「…勇者よ、よくぞ我を倒した…」

勇者「ああ………お前も、強かったよ…」

商人「ええ、本当に…」

大魔王「だが、光在る所に闇もまたある…わしには見えるのだ…」

戦士「ああ!?何がだよ!?」

大魔王「いつの日か再び、闇の中から何者かが現れよう…」

盗賊「…まあ、そりゃあいつかはな…」ボソッ

大魔王「だがその時、お前は年老いて生きてはいまい!わはははは…ぐふっ!」

勇者「………」

商人「…終わりました、ね」

盗賊「…まあ、気にすんな。ただの負け惜しみだよ。お前は立派に…」

ゴゴゴゴゴゴ…

戦士「おおお!?なんだなんだ!?崩れ出したぞ!」

勇者「ちっ、大魔王の最後の悪足掻きか!?脱出するぞ!」

813以下、名無しが深夜にお送りします:2021/08/18(水) 20:34:52 ID:qcnYJ82w
ついに…ついに!!!!

814以下、名無しが深夜にお送りします:2021/08/19(木) 18:40:39 ID:3oszz4YU
乙!!

815ーー魔王の爪跡、B1F:2021/08/23(月) 18:00:43 ID:vYcOYp..
盗賊「ほらっ、急げ急げ!」タタタ…

戦士「なあ、ここって1回来たことあったよなあ?」

商人「魔王の爪跡と呼ばれてた呪文が使えない洞窟ですよね。大魔王の城がこんな所と繋がってたなんて…」

勇者「とにかく早くしろ!ここも崩れてきたぞ!」

戦士「おお!?見ろよあっち、明るくなってるぞ!」

盗賊「あそこが出口だ!もう少しだぞ!」

商人「はあっ、はあっ、はあっ…だ、脱出出来ましたあ…ああ、明るいなあ……明るい!?」

勇者「ああ、眩しいな…光が…このアレフガルドに光が戻ったんだ」

戦士「うおおおおー!やったんだな!?やったんだな俺達!」

盗賊「ああ、成し遂げたぜ、遂にな。さーて、ここからラダトームまであと少しだ。さっさと帰って王様にとびきりのごちそう食わせてもらおうぜ!」

816ーーラダトーム郊外:2021/08/23(月) 18:15:15 ID:vYcOYp..
商人「もうすぐですよラダトームのお城。ここまで来て言うのもなんですけど、ルーラで来れば早かったですよね」

盗賊「せっかく光が戻ったんだ。お日様の下を歩きたいだろ。なあ?」

戦士「おおー!…ん?どうした勇者?元気ねえんじゃねーか!?」

勇者「…んな事ねえよ」

盗賊「はあー、お前どうせ大魔王の最後の言葉気にしてるんだろ?真面目な奴だよお前は」

勇者「真面目?俺が?」

商人「そうですよ、いつ来るかも分からない次の脅威の事を今から考えてるなんて…」

盗賊「思えば最初会ったときあんなに刺々しかったのも責任感からだろ?勇者たる自分が魔王を倒さない訳にはいかないってな」

戦士「足引っ張るなよとか言われたなー!」

勇者「…悪かったよ」

商人「やだなあ、気にしてませんよ。ねえ?」

戦士「全く気にしてないぞー!」

盗賊「俺らは過去の事なんか微塵も気にしてないからよ。お前も遠い未来の事なんか気にすんな。気にしても仕方ないしな」

戦士「今勇者がいるみたいによお、遠い未来にもきっとすげえ勇者がいるはずだぜー!」

商人「ええ、僕もそう思いますよ。根拠は何もないですけど、でも何故か確信めいたものがあるんです。世界はきっと、これからも大丈夫だろうって」

817以下、名無しが深夜にお送りします:2021/08/23(月) 18:24:56 ID:vYcOYp..
盗賊「光がある時闇もまたある、なら闇がある時光もまたある、だろ?なんとかなるさ!」

勇者「…おれが心配してるのは、俺みたいな勇者が現れないって事じゃねえよ」

戦士「ああー?他に何かあるのかよ!?」

勇者「未来の勇者は……お前らみたいな仲間に出会えるのか?俺は一人ではここまで来られなかった、お前らがーー」

商人「…ふっ、あはははは!」

勇者「ちっ…ああ分かってるよ!柄にもない事言ったよ!忘れてくれ…」

商人「す、すみません、そういう意味で笑ったんじゃなくて…大丈夫なんです。だって最初会ったときの僕らはーー特に僕は、凄く頼りなかったでしょう?でもここまで勇者さんについて来られた」

盗賊「だな。きっと未来の勇者も、頼りない仲間に舌打ちしながらなんとかやり遂げるさ」

戦士「俺らでも出来た!未来でも出来るに違いないぜー!」

勇者「お前らは本当に根拠のないことばっか…ああ分かったよ、未来を気にするのはやめだ。おら、もう町に着いたぞ!さっさと行くぞクソ野郎共!」

町人「あ!勇者様ご一行だ!おーいみんな!勇者様達が戻ってきたぞー!…」

818ーーラダトーム場外、ひとまずはーー:2021/08/23(月) 18:39:39 ID:vYcOYp..
勇者「…さて、行くか…」

盗賊「お、いたいた。おーい、王様が探してたぜ。宴の主役が居なくなったってな」

勇者「…どうしてここに居るって分かった?」

商人「だって勇者さん、俺はこの国には必要ない…とか言い出しそうじゃないですか」

勇者「商人までかよ。お前ら…」

戦士「俺らはいつまでもお前と一緒だぜ勇者ー!」

勇者「なんだよ、全員揃っちまったのかよ。宴に誰も残ってねえじゃねえかよ」

盗賊「良いだろ。『平和』は確かに置いてきたからな」

商人「ええ、この国の人達に一番大切な物をね」

戦士「で、どこ行くんだ勇者?」

勇者「何処って…」

子分?「んー?なんだおまえたち?こそこそしてどこかいくのか?」

勇者「お前は…親分、良かったな。恩赦で釈放されたそうしゃねえか」

子分?「おー!これからはいっしょだぞ!おまえたちはいっしょじゃないのか?」

勇者「俺らは…そうだな、俺らも一緒だ。これから何処へ行くにしてもな」

819以下、名無しが深夜にお送りします:2021/08/23(月) 20:01:55 ID:vYcOYp..
商人「勇者さん…」

子分?「そっかー。どこいくかしらないけど、またこいよ!だいまおーにくまだ食べさせてもらってないからな!」

戦士「ああー!すっかり忘れてたぜ!ごめんよー!」

盗賊「ま、いつかどこかでもっとうまいもの見つけて帰ってくるさ。その時まで元気でな」

子分?「おー!おなかすかせてまってるからな!」

商人「おなか空かせてない時あったかなあ…?さて、行きましょうか。と言っても、上の世界へは戻れなくなってしまったようですけど…」

戦士「アリアハンの王様は大魔王倒したって分かるかなあ?元気出してくれてると良いよな!」

盗賊「王様はともかく使者のおねーさんにももう会えないかもなあ。勇者、残念だったか?」ニヤニヤ

勇者「んな事ねえよ。だがいつか報告には帰らないとな」

商人「でも上には…あ、そうか」

勇者「ああ、その方法もこれから探せば良い。それじゃ行くぞ。とりあえずルビス様にでも話を聞きに行くか。それからーー」

ーーおしまい

820あいさつ:2021/08/23(月) 20:26:06 ID:vYcOYp..
商人「という訳で、僕らの旅は一旦おしまいです。ここまで読んでいただいてありがとうございました!」

盗賊「長かったな。いや長すぎだよな、丸3年経ってるぞ」

戦士「俺らの世界は五ヶ月足らずだけどなー!」

勇者「で、だ。一旦おしまい、というのは、まあ分かってる通りまだ先があるからなんだが…スレの残り的にキリの良いところまで出来ない可能性が高い。だからここから先は本当にオマケみたいなモノになると思う」

盗賊「それでも良ければ付き合ってやってくれよな。ってこんな感じの事毎回言ってるきもするがな」

商人「それにしても…これも毎回言ってる気がしますけど、あとがきって何も書くことないですね」

勇者「これだけ長々とやってりゃ書きたい事言いたい事ぜんぶの本文に出しきっただろ」

商人「これが終わった後、また別の形で皆さんにお会いできたらと書いてる人も思ってるみたいです」

勇者「仮に次があったとしたら、もっと簡潔にまとめたいところだけどな」

戦士「前にまとめサイトの感想で長すぎって言われてたもんな!」

盗賊「ま、多分今回はもしまとめられてもコメント見に行かないけどな。書いてる奴メンタルへっぽこだし」

勇者「知らない方が良い事も世の中にたくさんあるからな」

商人「では、とりあえずオマケをよろしくお願いします。その後はーーこれも毎回言ってますが…」

戦士「またいつか!」

盗賊「そのいつかがどういう形になるか、いくつか構想はあるが…いや、いくつもあるからこそ、どういう形になるかまだなんとも言えないんだよな。ただ全部となると時間がいくらあっても足りなくなるからーー結局、書きたいもの優先って事になるだろうな。その時はよろしくな!」

821以下、名無しが深夜にお送りします:2021/08/23(月) 22:53:38 ID:4fElIFto
おつ!
3年かぁ。楽しく読ませてもらいました!感謝!

822以下、名無しが深夜にお送りします:2021/08/25(水) 12:17:19 ID:dXwsiQbc
乙!ハラハラドキドキ、楽しかった!
次あるとしてもこの板はもう新スレ立てられないんよな
別の所で書く予定なら教えておいてほしい

823以下、名無しが深夜にお送りします:2021/08/26(木) 02:03:32 ID:.xP6h1HQ
いやだ…終わらないでくれ
毎週の楽しみが…

824すみません:2021/09/01(水) 16:52:55 ID:6IuyTbgE
「ちょっとじかんがほしーんだぞ!」

825以下、名無しが深夜にお送りします:2021/09/02(木) 00:12:39 ID:woWggBZE
待つぜ

826ーー146日目、竜の女王の城:2021/09/05(日) 20:32:15 ID:BApcLOPw
盗賊「あー、そうかもうここで書けないのか…すっかり失念してたなあ」

商人「とりあえず避難所が良いかなとは思っているのですが…良い場所があったら是非教えていただきたい所ですね」

戦士「つー事で今日は竜の女王の城に来たぜー!…で、なんでここに来たんだ?」

勇者「ルビス様の所に行ったらここへの道を開いてくれたんだろ!忘れんなよ」

商人「もう上へは来られないと思ってましたけど、ルビス様の力って凄いんですね」

盗賊「アレフガルドの創造主らしいからなあ。これくらいは朝飯前なんだろ」

戦士「あんなでも凄いんだな!」

勇者「さて、この城には以前来たときほぼ調べ尽くしたはずだが、確か…」

商人「真の勇者の称号を持った人がどうとか…お城の一番奥の方だったと思いますけど…」

戦士「勇者の称号?あー、ロトとかいう称号貰ってたな勇者!」

勇者「人間の国の王様がくれた称号がこの人外の地で何の役に立つのか知らないが…まあいってみるしかないな。ルビス様のお導きでもあるしな…」

827以下、名無しが深夜にお送りします:2021/09/05(日) 20:41:15 ID:BApcLOPw
商人「ここは…まるで光が天から降りてきているような…」

エルフ「ああ、ついに現れたのですね、まことの勇者が」

戦士「おおー!やっぱりすげー称号だったんだな!」

勇者「らしいな…さて、ならばこの光の中に入ればーー」

ーー???

盗賊「…ここは?俺らはさっきまで城の中にいたはずだが…」

戦士「なんだよ、いつのまにこんな草っぱらに来たんだ?」

商人「どうなってるんでしょう…ゆ、勇者さん…」

勇者「情けねえ声出すんじゃねえよ。にしてもいきなりこんな所に投げ出されるとはな」

盗賊「何もかも分からないが…進むしかないな。だろ?」

戦士「おおー!当たり前だぜー!」

商人「正直不安はありますけど、前にしか道がありませんからね…」ゴクリ…

勇者「今までと同じだ。前に進んで道を切り開くだけだ。行くぞ!」

828ーー謎の洞窟:2021/09/05(日) 20:52:26 ID:BApcLOPw
盗賊「ここは…見覚えがある気がするぜ」

戦士「あれだよな、あそこ…ネクラコンボ!」

勇者「ネクロゴンドだ。しかしどういう事だ?竜の女王の城がネクロゴンドの洞窟に繋がっている…?」

商人「とにかく進んでみましょう。知ってる場所ならばかえって好都合ですし…」

ーーキラークラブがあらわれた!ゴールドマンがあらわれた!

戦士「おお!?あのカニ見たことねーよな!」

盗賊「だな。とにかく攻撃だ…って固いな!?」ガギン!

キラークラブのこうげき!

戦士「ぐおおお、いてえー!」

ゴールドマンはにげだした!

勇者「逃げやがったか!好都合だ、この新しい魔物に集中出来るぜ、らあっ!」ギイン!

戦士「うおおお、ぶった斬るぜー!」ズバッ

ーーキラークラブをやっつけた!

商人「ふう、体力は大したことなかったですね。しかし見たことのない魔物…?」

勇者「どうやら俺らの知ってるネクロゴンドの洞窟とは事情が違うようだ。まあ良い、進んでるうちに何かが解るかも知れねえからな。進むぞ」

829以下、名無しが深夜にお送りします:2021/09/05(日) 21:56:40 ID:EIX97Ovc
クリア後ダンジョンきたー!!そうこなくっちゃ

深夜の空気感で続けるなら避難所が良いのかねぇ
ここ以上に人は居ないだろうけど…でも>>1が書くならどこでもついていくぞ

830以下、名無しが深夜にお送りします:2021/09/12(日) 19:52:00 ID:LQhGNnX.
盗賊「ネクロゴンドの洞窟を抜けたらあのやまたのおろちが住んでた溶岩の洞窟…」

商人「そこを抜けたらピラミッドみたいな所で、更にここはノアニール西の洞窟…?」

戦士「しかしよお、ピラミッドの中に神父さんが暮らしてるなんてな!罪をなんとか言ってたなー!」

勇者「ピラミッドの中っていうか、あそこもまた別の場所のようだったけどな。ポルトガかどこかに似てたか…?まあそれは今問題じゃねえ。大事なのは…」

商人「ノアニール西の洞窟っていう事は、回復の泉があるかもしれませんよね。ここまで結構消耗しましたけど…」

盗賊「おおあったぞ!ははっ、これで楽になるな!…っくあー!うまいなここの水は!」

戦士「回復したぜー!これでどんな魔物にも負けねー…おおおおお!?あいつは…!」

ーーキラークラブがあらわれた!キングヒドラがあらわれた!

勇者「こいつ、親父の仇…!?バカな、なんでここに…」

商人「まさか…この魔物は一匹だけじゃなかった?他の魔物のように何体もいて、そのうちの1体が大魔王の配下になっていた…?」

盗賊「はっ、少し驚いたが構いやしないだろ。今まで通り立ち塞がる魔物は倒すだけだ。そうだろ?」

戦士「おおー!全部ぶっ倒してやるぜー!」

831以下、名無しが深夜にお送りします:2021/09/12(日) 20:02:33 ID:LQhGNnX.
勇者「何度でも倒してやる!おおおおおー!」ザンッ

ーーまもののむれをやっつけた!

商人「ふう、あいつは確かに強いですけど、僕らも強くなってますよね」

盗賊「だな。さ、この調子で進むぜ!」

戦士「次の階に行くぜー!…お?またネクラコンボに戻ったのか?」

勇者「ネクロゴンドだ!ここはネクロゴンドの洞窟の入り口の階層みたいだな」

盗賊「ここはすぐ通過出来るな。さて次は…ここはあれだな、サマンオサの地下牢か」

商人「ですけどこれ…投獄されてるのはみんなモンスターじゃないですか!?」

魔物「ねえ、君たちも試合に出場するんでしょ?」

戦士「ああ!?試合なんて知らねーぞ!」

魔物「ふーん…」

勇者「今までにも増して訳が分からねえが…進むしかねえか。階段上ってみるぞ…ああ!?」

商人「ここ…モンスター格闘場じゃないですか!?」

戦士「うおお!?しかもこれ俺達が戦う感じか?どうなってんだー!?」

832以下、名無しが深夜にお送りします:2021/09/12(日) 20:07:34 ID:LQhGNnX.
勇者「おそらく目の前にいる魔物と戦えって事なんだろうが…見覚えがある魔物だな」

盗賊「なあ、あいつの後ろに階段あるじゃないか。あいつ無視して下りられないもんかな?」

商人「無意味に戦う必要も無いですしね。ではそーっと失礼して…」

魔物「おい!無視していくなんてそりゃないだろ!」

勇者「…流石に無理があるか?まあ良い、他の魔物と同じように戦うだけだ。行くぞ!」

戦士「おおー!やってやるぜー!」

魔物「へっ、そうこなくちゃな!行くぜ!」

ーーバラモスエビルがあらわれた!

833以下、名無しが深夜にお送りします:2021/09/14(火) 03:44:50 ID:gMQy9UV.
ツギハギ手抜きダンジョン…と言えなくもないんだが、過去突破してきたダンジョン再びって展開は結構熱くて嫌いじゃない

834以下、名無しが深夜にお送りします:2021/09/21(火) 20:06:10 ID:xkQr18Sg
盗賊「へっ、上の魔王とか大魔王の手下なんかに似てやがるが、もうあの連中もさほどは怖くないぜ!そらあっ!」ピシャッ

戦士「うおお!りゃあああー!」ザンッ

バラモスエビルはイオナズンをとなえた!

商人「うわっ!?さ、最上級の攻撃呪文を使ってきましたね。これは…」

バラモスエビルはメラゾーマをとなえた!バラモスエビルはこごえるふぶきをはいた!

勇者「うおおっ!?くそが、大魔王並のブレスに火の最上級攻撃呪文…攻撃だけなら大魔王以上か!?」

盗賊「つっても、いくらなんでも大魔王より体力はないだろ!そらあっ!」ピシャッ

商人「早めに勝負を着けたいですね…ルカニ!…ああっ、効かない!?」

戦士「大丈夫だ、俺がたおーす!うららあーっ!」ズバシュッ

バラモスエビルをやっつけた!

商人「はあ…強敵でしたね。あのタイプの魔物はみんな強いですね…」

勇者「そうはいっても大魔王に勝った俺達だ、こんな所で負けてられねえよ。にしても…観客に観られながらってのはあまり気分が良いもんじゃねえな」

戦士「そもそもどこの誰なんだこいつら??」

盗賊「このダンジョンは訳の分からない事ばっかりだ。そもそもダンジョンなのかもよく分からないけどな。本当、どうなってんだここは…」

835ーーゼニスの城:2021/09/21(火) 20:18:53 ID:xkQr18Sg
勇者「…で、ここは…城?どういう事だ…?」

戦士「お、王様がいるぜ!おーい、冒険の書書くかー?」

商人「ちょ、戦士さん王様相手にそんな…」

王様「わしは冒険の書は書かんよ。それよりお主達、神竜に会いに来たのか?」

盗賊「神竜…?」

王様「神竜に会えれば願いを叶えてくれるというぞ。頑張るんじゃな」

勇者「願いを…」

戦士「へーすげーな!さっそく行ってみようぜ!」

商人「待って下さい、他にも人がいますし、話を…すらすみません…」

詩人「ほう、あなた方は下から来たのですか?ならばなかなかの腕をお持ちのようだ。だが謎解きは出来ますか?」

盗賊「謎解き?はっ、なんだかしらないが受けて立とうじゃないか」

詩人「ほろびの町。十字架の下でキラリと光るものは…この謎が解けますか?解けたらまた来てください」

勇者「滅びの町…1つしか思い浮かばないけどな」

商人「ですよね、あんまり行きたくない所ですけど…時間があったら行ってみましょうか?」

836以下、名無しが深夜にお送りします:2021/09/23(木) 22:53:36 ID:ssHP34Pk

謎解きでアイテム拾うのはアリ?
まぁそうしないと先に進めないもんな

837ーー謎の塔:2021/09/29(水) 17:19:19 ID:rpBEkyB2
戦士「おおー!なんかすげー塔だな!」

商人「ええ…まるで天空まで伸びているかのような…」

盗賊「つっても上がったり下がったりを繰り返してどれだけ高いかよく分からなくなったよな」

勇者「下を見る限りは、相当高いみたいだけどな」

戦士「お、ホントだな!雲しか見えねー!」

商人「落ちたらどうなってしまうんでしょう…?あ、それはそうとあなほりしないと…」ザッザッ

盗賊「お前はいつも平常運転だな…お?何か出てきたんじゃないか?」

戦士「おお!?指輪かそれ!?」

商人「やりましたよ、いのりのゆびわです!魔力を回復してくれる優れものですよ!」

勇者「魔力回復アイテムか。この先何が待ってるか分からねえから助かるな。さて進むぞ。とにかく神竜って奴に会ってみないとな」

838以下、名無しが深夜にお送りします:2021/09/29(水) 17:29:42 ID:rpBEkyB2
商人「ふう…魔物は強いし上りはキツいし…」

勇者「弱音吐くのは早えよ。おでましだ!」

ーーてんのもんばんがあらわれた!

盗賊「はっ、いかにもタフそうなのが3体も出てきたぜ!なかなかスリルありそうだな!」

勇者「行くぞ!はあっ!」ザンッ

てんのもんばんのこうげき!てんのもんばんのこうげき!

戦士「うおおー、いてえー!うおりゃー!」ガギン

てんのもんばんのこうげき!てんのもんばんのこうげき!てんのもんばんのこうげき!

勇者「くそ、こんな奴らに…ベホマズン!」パアアア…!

戦士「うりゃー!おりゃー!このやろー!」ザクザクザクッ

てんのもんばんをたおした!てんのもんばんをたおした!

てんのもんばんのこうげき!戦士はしんでしまった!

盗賊「くそっ、戦士…!らあっ!」ピシャッ

ーーてんのもんばんたちをやっつけた!

勇者「辛勝、って所だな…道中これでは先が思いやられるな…くそっ!」

839ーー147日目、ガルナの塔:2021/09/29(水) 17:43:29 ID:rpBEkyB2
商人「まさかあの塔から飛び下りたら地上に着いてるなんて…」

盗賊「まああの塔への道中からして理屈とかそういうものでは説明出来ないんだろ。俺はもう考えるの止めたよ」

戦士「俺も考えてないぜー!」

勇者「お前はいつもだろ…で、今日はまた種集めだ」

商人「ただ今日は時間があまり無かったのもですけど、種の集まりは悪かったですね」

盗賊「かしこさのたね3つだもんなあ。代わりにいのちのきのみが7つ集まったけどな」

戦士「合計すれば10個だぜー!」

勇者「そう考えればそこまで悪くもないな。あなほりでかわのたても見つけたしな」

商人「上の魔王戦で負けて盾を捨てたから僕と盗賊さんは盾装備してなかったんですよね。本当にささやかですけど、守備力を上げることが出来ましたよ」

戦士「よっしゃー!じゃあ早速明日あの塔にリベンジしよーぜ!」

盗賊「だな、少し勝手も分かった事だし、昨日よりは上手くやれるだろ。にしても何かこっちでやることあった気がしたが…?」

840以下、名無しが深夜にお送りします:2021/09/30(木) 20:58:03 ID:Zb3mflZA
乙!

841ーー148日目、謎の塔:2021/10/05(火) 17:48:38 ID:0e3s75Vc
商人「すっかり忘れてましたね、謎かけの事…」

戦士「詩人の顔見て思い出したな!」

勇者「まあ別に急いでもいないから良いだろ。それにしてもここは…」

盗賊「モンスターが強すぎるぜ。大魔王を滅ぼした俺らがボロボロだ」

商人「あの上の魔王みたいな魔物が徒党を組んで襲ってくるとは思いませんでしたね。あの攻撃力だけでも厄介なのに…」

戦士「金色のでけーやつも強いな!攻撃めっちゃいてー!」

勇者「あまり好きじゃないが…あの金色は商人のバシルーラで飛ばすのが楽みたいだな。それが一番消耗が少ない」

商人「それにしても回復だけで凄い消費しちゃいますけどね魔力…」

盗賊「道中の回復は大体商人がやるからなあ。それでも一応ふしぎなぼうしで消費は抑えられてるんだよな?」

商人「そうなんですよ。僕の使う呪文じゃせいぜいベホイミとバシルーラくらいしか効果はないですけど、それでもありがたいです」

戦士「あのなんとかの指輪使っちゃダメなのか?今日も1つ掘り当てたよな!」

勇者「いくら2つになったとはいえ貴重品だ、まだムダ遣いは出来ねえよ」

盗賊「にしてもこの塔はどこまで上れば良いんだかな。そろそろ神竜ってのに会いたいぜ。二人の魔力が尽きる前にな」

842以下、名無しが深夜にお送りします:2021/10/05(火) 17:59:04 ID:0e3s75Vc
戦士「うーん、上ってきたなー!お?あれ竜じゃないか?竜がいるぜー!」

商人「本当だ…!あれが神竜なんでしょうか?」

盗賊「ま、行って話しかけてみれば判るだろ。おーい、えっと神竜、サマ?ですかいね?」

神竜「いかにも。お前達は…ほう、下から来たのか。久しぶりだな」

勇者「あんたが…神竜様か。ここに来る途中にあった城で、どんな願いでも叶えてくれると聞いたが…」

神竜「願いか。良かろう。ただで、という訳にはいかんがな」

戦士「お、カネか?カネならいくらでもあるぜー!」

商人「せ、戦士さん!そんなはずないでしょ!」

神竜「ふふっ、面白いなお前達は。願いを叶える条件とは…この私を倒す事だ!どうだ?やってみるか?」

盗賊「神に挑む、か。良いねえ、最高のスリルじゃないか!」

勇者「断る理由は何もないな。いくぞ!」

843以下、名無しが深夜にお送りします:2021/10/05(火) 18:07:09 ID:0e3s75Vc
商人「ではまずルカニを…ああっ、効かない!?」

戦士「大丈夫だぜー!おらおらっ!」ザシュ

しんりゅうはいきなりのしかかってきた!

盗賊「ぐおおっ!?おいおい、全体にその攻撃力は反則だろ!?」

しんりゅうはこごえるふぶきをはいた!しんりゅうのこうげき!

勇者「くそ、なんて攻撃力だ…ベホマ!」

商人「僕はもう一度ルカニを…やっぱり効かない!?神竜にルカニは効かないのか…」

勇者「構わない、もう一度かけてみてくれ。本当に効かないのかどうか確かめよう」

商人「…!はい、ではもう一度ルカニ!…効きません!」

しんりゅうのひとみがあやしくひかる!勇者はねむってしまった!

戦士「おおお!?勇者が眠っちまったらまずいぜー!」

盗賊「ほぼ回復が封じられちまったようなもんだ。ここから挽回したいが、これは…」

844ーー49日目、テドン:2021/10/05(火) 18:22:22 ID:0e3s75Vc
商人「完敗でしたね。最初に大魔王と戦った時よりも…」

戦士「めちゃくちゃ強かったぜー!」

盗賊「ありゃあ正直どうしようもなさそうだぜ。どうする?」

勇者「今まで通りだ。どうしようもなくてもどうにかするんだよ。それより今は例の謎かけだ。」

商人「十字架の下でキラリと光るもの…あ、これじゃないですか?」

ーーなんとまじゅうのツメを手に入れた!

盗賊「こいつは…どうやら俺用の装備のようだな。ついに…ついにとげのムチとおさらばだぜ…!」

勇者「そもそも今までとげのムチで戦ってたのがおかしいんだけどな」

戦士「んー?でもこれ使って良いのか?魔物が落としたモノじゃねーよな?」

商人「あー、それは…」

盗賊「そうだな…その件については、後日改めて考える事にしようか」

勇者「ああ、神竜を倒した後くらいにな」

商人「つ、使う気満々だ…でも確かにこれくらいないとあの神竜には歯が立たないかも…武器1つで大きく変わるとも思えないけれど…」

845以下、名無しが深夜にお送りします:2021/10/05(火) 21:23:51 ID:8tsoYBIA

まあクリア後のおまけだし多少はね?

846ーーゾーマの城南部毒の沼地:2021/10/17(日) 19:53:15 ID:z1CRZ4XQ
盗賊「あー、先週は更新しなくて悪かったな。もでるな?とかいうのの2回目の呪いがどうとかでな」

商人「他の人達の話を聞く限りは書いてる人の呪いは大したことないみたいだったんですが…それでもいろいろ時間が無くなりまして…」

勇者「ーーで、俺らは謎解きの後テドンからギアガの大穴を経由してここまで来たんだが…」

戦士「種全然拾えねー!ゼロだ!」

盗賊「1つも盗めないとはなあ。装備ならもろはのつるぎ3らいじんのけん2にしあわせのくつとてつのつめと大量に盗めたんだが…」

商人「油断して僕と勇者さんが死んでしまい、装備-2です…」

勇者「商人の魔力が無くなったまま来てたからな。回復ケチってたらこれだ。種も手に入らないし散々だ。まあ希望も無い訳ではなかったが」

戦士「商人レベルアップでめちゃくちゃたいりょく上がったよなー!」

商人「ええ、この頃レベルアップしても雀の涙程度しか強くなれなかったのに、ここに来て数値が跳ね上がるように…もしこのまま上り続けるなら僕はもうスタミナのたねは要らないかもしれません」

盗賊「となると俺一人ぶんで良くなるから必要な数はかなり減らせるよな。戦士はレベルアップだけで間に合いそうだし、勇者はもう限界まで上がってるしなあ」

勇者「商人がこのままのペースとは限らねえから少し余分には欲しいけどな。さて、レベルアップでいくらか強くなった。また神竜に挑戦するのも良いかもな。新しい武器も手に入ったしな…」

847ーー150日目、ゼニスの城:2021/10/17(日) 20:05:54 ID:z1CRZ4XQ
盗賊「150日目…旅だってから五ヶ月かあ、長かったようなあっという間なような、だな」

商人「ですね。思えばずいぶん遠くへ来ましたね」

戦士「ん?遠いのかここ?」

商人「あー、どうなんでしょう…」

勇者「近くはねえだろ。さて、神竜の所に行く前にあの詩人に謎を解いたと報告するか」

盗賊「そうだな、こんな良い武器貰っちゃったからな。あ、おーい兄さん、これ…」

詩人「おや、1つめは解けましたか。では次はどうです?」

戦士「次ー?まだあるのか?」

詩人「暗き地のかこまれたる町。花の中にそれはねむる…」

商人「暗き地の囲まれた町、というと…」

盗賊「1つしかないな。いや…でもまああそこだろ?さてどうする?予定通り神竜の所に行くか、それとも…」

勇者「そうだな…前と同じならまた強力なアイテムがあるはずだ。そっちを優先しても良いが…」

商人「悩みますね。でもこのまま神竜と戦うよりは少しでも装備を調えたい気もしますし、うーん…?」

848以下、名無しが深夜にお送りします:2021/10/18(月) 02:43:02 ID:XoBg.pxU
モデルナアーム!!(必殺技感)
急病とかじゃなくて良かった

849ーーメルキドの町:2021/10/24(日) 17:31:32 ID:ih1ZYXHQ
戦士「暗いとこっていったらアレフガルドだよな!」

商人「ええ。そして囲まれた町というのはここ、メルキドでしょう。濠に囲まれたリムルダールの可能性も考えましたけど…」

盗賊「花が印象的だったのはこっちだよな。確か…あー、あの建物の中だったか?」

勇者「行ってみれば分かるだろ…ああ、ここで合ってたようだな」

戦士「おおー!どこだ!?どこにあるんだー!?」

盗賊「落ち着け、あんまり花壇荒らすなよ…ほら、これじゃないか?」

勇者「これは…衣?防具か?」

商人「こ、これって…!まさかやみのころも!?凄い、実在してたなんて…!」

戦士「おおお!?すげーもんなのか?」

盗賊「俺も話には聞いたことがあるぜ。とんでもない防御力にみかわしのふくみたいな回避能力まで付いてるってな。しかしこれも俺が装備できるやつか?俺しかパワーアップしてないぞ?」

勇者「むしろ強化が散るより良いかもしれねえ。攻撃も防御もお前がこなせるなら俺は回復に専念出来るかもな。そうすれば少しは勝ち目が見えるかもしれねえ」

商人「うーん、パワーアップ置いていかれてるけど…でもパーティーとしてはかなりの強化ですね!」

勇者「よし、じゃあせっかくアレフガルドに戻って来たんだ、またスタミナのたねでも集めるか。今度は収穫があると良いがな」

盗賊「へっ、昨日みたいなヘマはしねえぜ。今日は集めて集めて集めまくってやる!見てろよお前ら!」

850ーーゾーマの城南部毒の沼地:2021/10/24(日) 17:41:43 ID:ih1ZYXHQ
商人「はあ…沼地でずっとうろうろしてるのは憂鬱になりますね…」

盗賊「足下グズグズ毒気はムンムンときたもんだ。なんでこんな所が種集めに最適なのかねえ?」

戦士「毒気はトラマナでなんとかなってるぜー!」

勇者「服の汚れは宿に戻るまで我慢だ。にしても今日はかなりの収穫があったな」

商人「スタミナはたね15個ですからね!しかもオマケにせかいじゅのはが3枚!凄いですよ!」

盗賊「今までなかなかせかいじゅのはは手に入らなかったんだけどな。ま、俺の手にかかればざっとこんなもんよ」ドヤッ

戦士「種は宝箱も多かったけどな!」

商人「あとリアル時間も昨日よりは支えましたからね…でもそれでも凄いですよ!」

勇者レベル81「前回が酷かっただけとも言うけどな。まあついでにレベルも上がったしな」

盗賊レベル82「かなり極まってきたな。俺も最近は体力の伸びは悪くないぜ」

商人レベル82「転職とか離脱とかありましたけど、やっとトップの盗賊さんに追いつけましたよ」

戦士レベル80「俺は置いてかれてるけど負けないぜー!」

勇者「まあ、種を使う都合上あまり上げすぎないようにはしないとな。さて、じゃあリムルダールに戻るぞ。明日は…」

戦士「まだ謎解きあるのか?」

商人「行ってみなければ分かりませんけど…あったらまたパワーアップ出来ますね。今度は僕の装備だと良いなあ…」

851以下、名無しが深夜にお送りします:2021/10/26(火) 08:51:12 ID:uCXAWcSs

毒の沼で拾ったたね食べて大丈夫なのw

852ーー151日目、ゼニスの城:2021/11/01(月) 19:36:08 ID:9j8i6Niw
盗賊「さあ、二つ目も手に入れたが…」

戦士「おーい!また謎解いてきたぞー!」

詩人「二つ目も解かれましたか。次は難しくしなければいけませんね」

商人「まだあるんですね…」

詩人「星を見る者。足元に気がつかず……さあ、これを解けますか?」

勇者「星を見る者、か。何処かで見た記憶はあるな」

盗賊「確か辺鄙な所だったよなあ。ま、行ってみるか」

商人「ところで…今僕たちはもう新しい所には行けないので1日経過毎に装備を1つ捨ててます。まだ余裕はありますけどね」

戦士「ついでみたいに武器とか盗むもんな!」

勇者「今日捨てたのは種集めのついでに見つけたぬののふくだからな。魔物が呼んだ死体野郎から盗んだやつだ」

戦士「一応まだルールは守ってやってるって報告だぜー!」

盗賊「ま、俺の盗みの腕があればケームオーバーとは無縁だ。安心するんだな!ははははは…」

853ーールザミ:2021/11/01(月) 19:47:23 ID:9j8i6Niw
商人「まずルーラでアリアハンに寄ってお金を預けて来て…」

戦士「すげーな、935000ゴールドも貯まってたぜー!」

盗賊「使い道無いけどな!ーーで、星を見る者を探してこんな所まで来たが…」

勇者「確かあそこだ。地球が回ってるとか言って島流しになった学者が居た…ああ、この家だ」

商人「失礼します…相変わらず星を見ていますね。では失礼してーーこれは!?」

戦士「なんだあー?キレーな石だな!」

盗賊「こいつは…けんじゃのいしか!?傷を癒す力があるっていう…凄いぞこれは!」

勇者「癒しのアイテムか…よし、商人が持っててくれ」

商人「はい!…ああ、やっとしんりゅう相手にまともな役割が出来たような…」ホロリ

盗賊「流石にこれ以上はないだろうな。あの謎解きもこれで終わりだろ」

戦士「うおおー!いよいよまたしんりゅう戦か!?」

勇者「その前に、せっかくこっちにまた来たんだ、こっちの種集めをしよう。またガルナでかしこさのたね集めだな」

盗賊「あそこは他の種や木の実が集まるのも良いよな。沼地より健康的だしな!」

商人「じゃあ早速行きましょう!」

学者(他人の家で喧しいなあ…)

854以下、名無しが深夜にお送りします:2021/11/01(月) 19:56:03 ID:t4lu3HpA
賢者の石きた!これでかつる!!

855ーー152日目、ガルナの塔2F:2021/11/01(月) 19:57:42 ID:9j8i6Niw
商人「いやあ、今日はたくさん種が集まりましたね!かしこさのたね21個!」

盗賊「そしていのちのきのみが13個。いやあ、腕が鳴りまくっぢったなあ」ドヤヤヤッ

勇者「ついでみたいだがちからのたねも2つ手に入ったな。盗賊をアタッカーとして使うならいずれは集めなきゃならないからな」

戦士「まだまだ力足りねーもんな盗賊は!」バンバン

盗賊「いてえいてえ!お前が馬鹿力過ぎるんだよ!」

商人「でもだからこそアタッカーしてるわけですからね戦士さんは」

勇者「しかし試しにそのけんじゃのいしを使ってみたがかなり便利だな。だがあのしんりゅうの猛攻撃にどれほど効果があるか…実際に戦ってみるしかねえな」

戦士「いよいよしんりゅうだな!」

商人「その前に…またあの謎の洞窟を最初から歩いてみたいんですよ。なんかあそこの魔物達は良いものを持ってるような気がして…」

盗賊「炎に耐性のある防具とかあったら欲しいよなあ。俺ら耐性防具ゼロだからな」

勇者「運が良ければ手に入るって程度だろうが…行ってみるか。しんりゅう相手に準備し過ぎるって事はないだろうからな…」

856以下、名無しが深夜にお送りします:2021/11/05(金) 12:01:57 ID:CfMZZjYI
乙!

857ーー謎の塔頂上:2021/11/09(火) 17:00:07 ID:cIceAMAA
盗賊「はあ…負けだ負けだ」ハア…

商人「と、盗賊さん、まだしんりゅう戦はこれからですよ」

戦士「結局謎の洞窟でも良いアイテムでなかったなー!」

勇者「運が良ければ、ってレベルの話だからな。それより目の前の敵だ」

神竜「なんだお前たち、また来たのか?」

商人「ええ、前回の僕達とは違いますよ…!」

戦士「装備がなー!」

盗賊「レベルもちょっとは上がっただろ!ま、そんな訳で今日は願いを叶えてもらうぜ。神竜サマを倒してな!」

神竜「ほう。ではその自信の程を見せてもらおうか」

勇者「言われるまでもねえ!行くぜ!」

戦士「うおおー!負けねえぞー!」

しんりゅうがあらわれた!

858ーー謎の塔頂上:2021/11/09(火) 17:09:06 ID:cIceAMAA
盗賊「さてと、早速新武器の効き目の程を見せてもらうぜ!しゃあっ!」ジャッ

しんりゅうはイオナズンをとなえた!しんりゅうはこごえるふぶきをはいた!

商人「くっ…!けんじゃのいしを使います!」パアアア…

戦士「おおー!回復するぜー!」

勇者「完全に回復、とはいかないがかなり被害を軽減出来るな。ベホマズンもそう連発してられないからな…らあっ!」ザスッ

盗賊「そらもう一丁!」ジャッ

しんりゅうはいきなりのしかかってきた!

勇者「くそっ、この攻撃のダメージがでけえ。だが…」

商人「ええ、なんとかけんじゃのいしで時間を稼いで…」パアアア…

しんりゅうはしゃくねつのほのおをはいた!しんりゅうはいきなりのしかかってきた!

戦士「ぐおお!いてえー!」

勇者「流石に回復が間に合わねえな…ベホマズン!」パアアア…!

盗賊「おおっし!体力全快!」

商人「流石に楽な戦いではないけど…前よりずっと戦えてますよ!このけんじゃのいしがあれば、もしかしたら…!」

859ーー謎の塔頂上:2021/11/09(火) 17:16:49 ID:cIceAMAA
盗賊「おらっ!爪攻撃だっ!」ズジャッ

勇者「おしっ、この調子で…」

しんりゅうのひとみがあやしくひかる!勇者はねむってしまった!

戦士「おいー!勇者ー!?」

商人「こ、これは…けんじゃのいしだけで支えきれるか…」パアアア…

しんりゅうのこうげき!しんりゅうはこごえるふぶきをはいた!

盗賊「うおおおお!?まずいぞまずいぞこれはっ!」

勇者「ん…はっ!?ちっ、すまないこんな時に…ベホマズン!」パアアア…!

戦士「おおおー!起きたか勇者ー!」

商人「あ、危なかった…でもここから…」

しんりゅうのこうげき!しんりゅうはいきなりのしかかってきた!

盗賊「ちっ、ちょっとは手加減しろってんだよ!」ジャッ

しんりゅうはイオナズンをとなえた!しんりゅうはしゃくねつのほのおをはいた!商人はしんでしまった!

戦士「商人ー!くそおー、負けねえぞ俺達はー!」

860以下、名無しが深夜にお送りします:2021/11/09(火) 17:22:17 ID:cIceAMAA
勇者「くそっ、ザオラルで生き返るか…?」パアアア…

商人「う、うーん…」

盗賊「おお!運が良かったぜ!」

商人「す、すみません、ここから…」

しんりゅうのひとみがあやしくひかる!商人はねむってしまった!

戦士「ええー!?そりゃねえだろー!」

しんりゅうはしゃくねつのほのおをはいた!しんりゅうはイオナズンをとなえた!戦士はしんでしまった!盗賊はしんでしまった!

勇者「ちいいっ!ザオラルで…くっ、生き返らねえ!」

しんりゅうのこうげき!勇者はしんでしまった!

商人「うーん…あ、あれ?皆さん…!?ど、どうすれば…」

しんりゅうはイオナズンをとなえた!しんりゅうはいきなりのしかかってきた!

ーー勇者たちはぜんめつした!

861以下、名無しが深夜にお送りします:2021/11/09(火) 19:56:56 ID:iVYZ4ywY

あちゃー駄目かー
眠らされるのが痛いんだよな

862ーー153日目、ガルナの塔:2021/11/16(火) 19:43:07 ID:tzaKyNY2
勇者「…で、全滅してダーマまで飛ばされてその足でガルナに来たって訳だ」

戦士「全滅やら日数経過やらで装備6つも捨てたぜー!」

商人「まだアイテムに余裕はありますけど…書いてる人は心配性なのでそわそわしてきてますね」

盗賊「ま、次勝てば良いだろ。ダメならその次でも大丈夫だろ。で、今日の収穫はかしこさのたねといのちのきのみが8つずつだ」

勇者「おそらくこれで後はレベルアップすれば魔力は限界まで上がるはずだ。かしこさのたね集めは終わりだろうな」

商人「いのちのきのみはいくらあっても良さそうですけど…他に集めたいものもありますからね」

戦士「やっぱりパワーが欲しいよな!」

盗賊「お前はもう限界だろ!ま、俺と勇者が欲しいのは事実だけどな」

商人「ちからのたねが集めやすい所…出来れば他にも良いものが集まる野老が良いですよね」

勇者「日数経過も考えるとここから近いとなお良い。という訳だ、さっさと行くぞ」

戦士「おお?行くとこ決まってんのか?」

勇者「一応な。というより他に思い浮かばん。少し懸念もあるがまあ行ってみない事にはな…」

863ーー夜、ジパング郊外:2021/11/16(火) 19:57:37 ID:tzaKyNY2
商人「ううー…さ、寒いですね…」ブルッ

盗賊「あの溶岩だらけの洞窟出て夜の山中さまよえばな…温度差がキツすぎるぜ…」ヘックショイ!

戦士「でもめちゃくちゃアイテム手に入ったよな!すげー!」

商人「ええ、まあ、どくがのこなは35個も手に入りましたね…」

勇者「どくがのこなを探しに来た訳じゃねーんだよ!ちからのたねと、ついでにすばやさのたね、更にせかいじゅのはも手に入るだろうと思って来たんだが…」

盗賊「ちからのたね6つ、すばやさのたねは2つ、せかいじゅのはは1つだけだったな。ま、せかいじゅのははそんなに簡単に見つかるとは思ってなかったけどな」

戦士「でもどくがのこなだって役に立つだろ?」

商人「銀色の魔物を狩ってる時には便利ですけど、もうレベル上げに躍起になる時でもないですからね…」

盗賊「もしかしたらしんりゅうの所に行くまでの道のりで効く奴がいたらラッキーって所だな。しかし…リアル時間効率悪いなここは」ボソッ

勇者「俺らみたいな経過日数制限なんてものがなければ、ジパング郊外うろついた方がちからのたねは早く手に入るだろうな」

商人「そんな制限普通はないでしょうからね…」

戦士「でも洞窟じゃないとせかいじゅのはは見つからないんじゃねーのか?」

盗賊「すばやさのたねもな。そこは目的によってだろうなあ。俺らはせかいじゅのはがないとどうにもならないからな」

勇者「分かりきってた事だが、ザオラルじゃ厳しいからな。使った挙げ句負けたら目も当てられねえ」

商人「またここには来るようでしょうね。はあ、あれもこれももっと手早く集まったらなあ…」

864ーー154日目、謎の塔頂上:2021/11/23(火) 17:13:28 ID:3V.qQV.g
商人「も、もうしんりゅうに再挑戦するんですか!?」

勇者「こいつと戦うしかやることないからな、当然だろ」

盗賊「種集めばっかりってのもメリハリがないからな…仕方ない所だな」

戦士「俺は何回でも戦ってやるぜー!」

商人「いや、戦うのは良いんですけど装備が…いや、勝てば問題ないのか…でも…」ブツブツ

勇者「何ぶつぶつ言ってんだ、始めるぞ」

盗賊「ちょっと待ってくれ。せっかく集めた種を使ってからにしようぜ、ほら勇者、ちからのたねだ」

商人「え?ちからのたねは盗賊さんが…」

盗賊「俺はとりあえず戦士からごうけつのうでわを借りるよ。お手軽パワーアップだ」

戦士「おれはこれなくても平気だぜー!」

勇者「よし、準備は出来たな?ーー待たせたなしんりゅう!」

神竜「よかろう、どれだけ腕を上げたか見せてみろ!」ギャオーン!

ーーしんりゅうがあらわれた!

865以下、名無しが深夜にお送りします:2021/11/23(火) 17:21:15 ID:3V.qQV.g
商人「よし、まずはスクルトを…」ギュイイーン

しんりゅうのゆびさきからいてつくはどうがほとばしる!

商人「け、消された!?もう一度…」ギュイイーン

しんりゅうはしゃくねつのほのおをはいた!しんりゅうはこごえるふぶきをはいた!

盗賊「ぐおおっ!?いきなり強烈なの2連発かよ!でもけんじゃのいしを使えば…」

しんりゅうのひとみがあやしくひかる!商人はねむってしまった!

戦士「うおお!?商人ー!」

しんりゅうはイオナズンをとなえた!しんりゅうはしゃくねつのほのおをはいた!

勇者「くっ、でたらめな攻撃力だ!くそっベホマズ…」

しんりゅうのひとみがあやしくひかる!勇者はねむってしまった!

盗賊「おい!それは…」

しんりゅうはこごえるふぶきをはいた!しんりゅうはいきなりのしかかってきた!ーー

866ーー155日目、ダーマ神殿:2021/11/23(火) 17:30:59 ID:3V.qQV.g
勇者「……ボコボコだったな」

商人「前回善戦出来たのが運が良かったのでしょうか?それとも今回が特別運が悪かったのでしょうか?」

盗賊「そこら辺は回数こなさないと分からない所なんだろうが…」

戦士「装備を捨てるぜー!ゆうわくのけん3つとまほうのビキニ2つ!」ポイポイポイポイポーイ

商人「この調子で装備が減ると…」

勇者「まだ余裕があると言ったがあっという間だろうな。さてどうするか…」

盗賊「何が足りないかっていえば…攻撃力も体力も足りないよな」

戦士「装備も補充しないとな!」

商人はそういえばさっきなんで盗賊さんちからのたね使わなかったんですか?ごうけつのうでわを装備するにしても…」

盗賊「ああ、もしかしたらなんだけどな、俺がけんじゃのいしを持った方が良いのかなって思ってな」

勇者「お前が?いや…確かに今のやり方だと商人が眠らされるとかなり厳しくはなるな」

商人「確かに盗賊さんがけんじゃのいしを持てば眠らされても僕のザメハでなんとかなるかもしれませんが…そうなると攻撃力が…」

盗賊「お前の攻撃呪文だな、メラミ」

商人「メラミで!?」

勇者「確かに現状盗賊の攻撃とメラミは大差ないか。でもそうなると…こいつは少し考え所だな」


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