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暇潰し・ロール練習スレ 其の四
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立てておく
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おるよ
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倉庫から借りてきた
【駕竜填生】or【レッドクイーン】
紅い竜と契約した能力者。契約の代償として声を失っている。
一応は剣士だが腕は大したことない。
回復以外の様々な属性の魔法を行使する事も出来るが、大した威力は無い
腕を天に掲げる事で竜を呼び寄せられる。
竜の吐息は地を焦がし、羽撃きに依って暴風を生み出し
両手足の爪は鉄を容易く引き裂き、大きな口は人一人飲み込む位は訳無い。
後、勿論飛べる。付け加えると人語も喋る。
竜と能力者の命は契約に依ってリンクされているため、
竜が死ねば能力者も死ぬし、能力者が死ねば竜も死ぬ
能力者の身体能力は一介の剣士と同程度。
初期装備:両刃の剣
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誰かやらないか?
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おし、ちょっと能力自作してくる
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おるかー?
【偽造血鬼】
正統なる血統を持つ吸血鬼――により生み出された「ニセ」の吸血鬼。
偽ではあるが、吸血鬼らしい能力や弱点はひと通り持っており
腕を斬られたとしても(時間はかかるが)再生できたり、十字架に弱かったりと
吸血鬼のスペックを二回りほど下げたような性能を持つ。
…また、あなたは中途半端な吸血鬼なため、未だに「人の心」を持っており
この心を持っている限り、流水や光などによる攻撃で死ぬことはない。
逆に、あなたが「吸血鬼」の心に身を染めてしまったのなら、その体は完全な吸血鬼となり
性能が吸血鬼並みになり飛行も可能となるが、弱点も同様に増えてしまう。
その上身体に大きな負担がかかるため、戦える時間が狭まり体力の消費も大きくなる。
因みに人の心を持っている間は、「血」を見ることで吸血鬼化の症状が進んでしまうため
人間の心で居たいのなら、出来る限り血を見ぬよう工夫して戦う必要がある。
身体能力:通常状態-軍人と渡り合える程度 吸血鬼状態:車を軽々持ち上げられる程度
初期装備:通常状態でのみ使えるナイフ
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お相手仕ろう
能力を倉庫から持って来るからしばしまたれい
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おれも参加させておくれ
【鋼鉄衝撃】
この能力者は鋼鉄から作られた鉄棒を所持している。ただの鉄棒ではなく内部は機械化されており本人が使わなければこれはただの鉄の棒と化す。
本人が手に取り使えば自動的に内部のシステムが作動し鉄棒には赤色のLED式のラインが張り巡らされる。
この鉄棒の先には超振動波システムが搭載されており自身が対象の物へ攻撃した際の衝撃を貯める事ができたりそれを衝撃波として放出したりも出来る。だが貯められる量には限界もある。基本は貯めれば貯める分だけ威力や連写性能が上がる。
またこれはあくまで自身から出した衝撃のみを貯める事が出来るのであって他の物からの衝撃を貯める事は出来ない
衝撃波は追撃や中距離攻撃などに活躍してくれるだろう。またこの鉄棒は触れた瞬間自身の神経へと直結され身体能力を上げてくれる性能を持つ。
弱点は規模の大きい電力などである。この弱点をつかれると鉄棒のシステムはシャットダウンを起こし再起動まで3レスの時間を必要としてしまう。また水分などでも同じ様な現象が起きる為注意して扱おう。
身体能力は鉄棒未使用時は一般人
鉄棒使用時は棒術の達人
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【氷獣合魔】
人と氷の魔獣を合成した生物。普段は人間の姿をしているが、興奮すると毛や青い結晶が生え揃う。
体毛は固く、ある程度の攻撃は軽減できる。ナイフが先端に付いた尻尾が生えており自在に動かせる。
体からは常に微弱な冷気が流れ、小さい羽虫程度だったら近づくだけで凍り付く。
靭やかで強い筋肉を持ち、両手の指先は爪と言うより棘に近い程固く尖っている。
スチール缶程度であれば噛み砕ける顎と牙、本職程ではないが氷や冷気を操る魔術の心得もある。
魔術で行える事は氷の生成、整形、射出、冷気の放出。
叫び声は吹雪のように強い冷気を帯び、遠くまで響き渡る。
氷の分身を最大2体まで作り出すことが出来る。分身は自由に動き回ることが出来るが
魔術は唱えられず、ある程度のダメージで砕け散る
遅くなってすまんな、持ってきたで
さあやろう
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/っとと、この場合はどうなる?
/三つ巴でもいいし、お二人がされるなら当方は引っ込む準備はできているッ
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/自分は三つ巴でもOKです。参加した順では俺が最後だから乱戦きつかったら今回は降りますよ
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【一人の少女が、路地裏を縫うように歩んでいく】
【傍に転がる死体から目を背き、ただただ前だけを見て進んで】
……なに、これ…
【息苦しそうな声色で、ガラスに写った己の姿を――己の「瞳」を、見つめる】
【そこに映るのは赤よりも紅い瞳を持つ、人ならぬ少女の姿で――】
【「驚愕」だけを浮かべて少女は再び歩き出す。現実から、真実から逃げるように】
違、う
こんなの、私じゃ……
【『あなたは「吸血鬼」に生まれ変わったのよ』】
【――聞き覚えのない女性の声が、少女の脳裏に木霊する】
【…その声を振り払うように、少女はただ――「私は人間だ」と、呟いて】
【覚束ぬ歩きで路地裏の奥地へと辿り着くのは、「吸血鬼」の異能を与えられた少女】
【赤き月より生み出された――一筋の、月光】
/三つ巴ではなく、2対1とかはどうですかね?
/此方が1側で
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>>848
…
【夜は静けさを増し闇が世界を支配する。この混沌の中で生きている極一部の闇の住民。それを人は能力者と呼ぶ。】
【そしてここにもその力を持つ人間が一人。裏路地の闇の中に溶けていく】
ここら辺だな、血の匂いがする。
【男は背中には銀色の光沢に包まれた鉄の棒を背負っていた。男はその棒を片腕で構えながらゆっくりと闇を歩く】
やっぱりか。
【男が見た光景は闇色によく似合う鮮血を流しながら倒れる死体とそこには似合わない一人の女の子】
お嬢さん。これは誰がやったのかな?
【そこまで勘が良い訳ではない。目の前の存在を男はまだ把握できていなかった。ただそこを通った少女としか認識していなかったのだ】
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>>848
/付け忘れ。
/俺はそれでも全然良いですよ!
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【『研究所』、次世代畸形能力実験体】
【ナンバーIB015439-β、コード・”ニヴルヘイム”。当施設を脱出す―――】
ハッ、何だァこりゃ。
いやまったく、自由ってやつはいいね。身r体がやけに軽いなァ。
【男であった】
【成人程度の健康な男性】
【筋肉質ではあるが、野生動物のようなしなやかさを兼ね備える肉体】
【見た目のラフな恰好も相俟って、どこか野生人のような印象を周囲に抱かせるような外見である】
【少なくとも、ビルが林立するこの街にはそぐわない】
【ここは路地裏、奥の奥】
【監視社会の死角で、浮かれたようにトントンと撥ねている】
【―――彼の周りにはいくつかの氷像】
【苦悶、恐懼に彩られたその表情は、楽しげに身体を動かしている男に向けられていた】
やりたいことは沢山ある。
何からしようか。美味いモンをたらふく平らげてやるのもいい。それと――。
【ふ、と気配を感じる】
【視線をやる。魔性の紅を瞳に宿した少女】
【呆然、悄然。その幼気を残した顔は、何処か夢遊病者のようで】
【微かに鼻を突く、血の臭い】
……? 何だなんだ? 面白えことか?
【無邪気な輝きを笑みに湛えて、邪魔とばかりに近くの氷像を押しのける】
【砕けて散ったそれに目もくれず】
【ばたばたと子供ような足取りで少女に駆け寄る】
オイオイ、嬢ちゃん!
こんな真っ暗でジメジメした場所で何してんだっ。
俺? 俺は野暮用さ。ところでキミって面白い? 面白そうなやつ? 面白そうなら――。
【――新たな声が聞こえた】
【別人物だろう。何せ性別が違う。聞こえたのは男の声だ。】
【きょろ、と目を向ける。やはり男である。鈍い銀の光沢を煌めかせた棒を構える男。】
【状況は分からない】
【だが、直感で男は声を上げた】
…………。……何か面白くなりそうな予感ッ!?
【無邪気な喜色を、満面に浮かべて】
/ういうい、であであよろしくおながいします
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>>849 >>851
【不意に投げかけられた言葉は、少女の耳を穿つ】
【素早く少女が振り向けば――そこに立つのは、棒を背負う一人の男で】
な……ち、違うっ
私は、何も……
【自分ですら把握していないことを、他人である男に問いかけられれば】
【少女は困惑した様子で、辺りに斃れる死骸に目をやって――】
【飛び散る血潮に目を写した刹那、口を噤む】
―――っ
【鼓動が高まる。映る赫を、紅の瞳で捉えた途端】
【少女は胸を抑え、困惑した様子でその場に崩れるように膝を付ける】
【新たに姿を見せた男にも、少女は関心を見せること無く】
【少女はひたすらに、「困惑」し……同時に、「高揚」する】
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>>851>>852
お前は…!?
【聞き覚えのある声だった。振り返ればそこには男が本来探している筈の人物が居た】
ナンバー1B015439-β。コードは確かニヴルヘイム。まさかお前から来てくれるとは。
【どうやらもう一人の男とは面識がある様だ。相手はどうか分からないが男の目的はもう一人の男だろう。男は片手で背中に背負う鉄の棒を構える。鉄の棒は赤色の眩いラインが走り機械音が路地裏に響く】
俺はお前を確保しに来た。ここで大人しくしてもらおう…。
【男がもう一人の男に向けて仕掛けようとした瞬間。悪寒の様な物を感じ一瞬固まった。その悪寒の正体は少女だった】
…この感じ、この子も力を持つ物か。ニヴルヘイム。お前の確保は後回しだ。今はこの子に対応する必要がありそうだ。
【男は冷汗をかきながら苦しむ少女を警戒していた。男の中を本能的な危機能力が走り抜けていた】
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>>852,853
あっはっはっは。
どっちでも構わんけどな、面白くなるならよっ。
【放蕩めいて笑う男】
【親指を噛み、浮かれた喜悦に歪む顔が】
【否、もはや四肢にも及んでビキビキ、という音を立てながら、神秘的な薄氷色の結晶に覆われていく】
【やがて骨格、体躯に変形が生じ】
【白霧を吐きながら現れたのは、人間大の大きさをした氷狼の姿】
【フロズヴィトニルと人間のキメラ】
【氷獣合魔――タイプ・ニヴルヘイム。それがこの男に付けられた検体名である】
《 えーと?
それじゃあヤっちゃっていいんだよな?
何でもいいけど、楽しませてくれよ! やっと自由を満喫できるんだからさァッ! 》
【パキリ、と中空が”凍り付く”】
【現出するは、鋭利な刃をもった腕ほどの大きさの氷塊が数個】
【氷狼の周囲を旋回して、膝を折って崩れ落ちた少女へと、何の宣告も躊躇もなしに放たれる】
【或いは、その嗅覚で、只者ではないと嗅ぎ取ったのか】
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>>853-854
【――二人の能力者に、敵意を向けられている】
【その理由がわからないままに、少女は俯いていた顔を上げて二人を見やる】
【刹那、生み出されたのは鋭く牙を向ける、「氷の刃」】
な、何――?
【言葉よりも先に、身体が動いていた。少女は素早く立ち上がって、胸を抑えながら路地裏を駆け出す】
【逃げなければ――「迫り来る氷塊」にも気が付かず、闇雲に走る少女】
【その背中を無慈悲にも穿ったのは、氷の杭で】
―――う、あ
【声を上げることすら許されず、突き刺さった氷の重みにより少女は倒れ伏す】
【…流れ出る血の海に伏す少女は一人、動くこともせずにただうめき声だけを上げている】
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>>854>>855
勘違いするな。貴様を自由にさせるつもりは無い、俺の本来の目的は貴様だという事を忘れるな。
【あくまで一時的な協定の様だ。男は一瞬鉄棒を獣と化した男に向けた】
…そして攻撃が早すぎるぞ。まだこの少女がやったという確証がない。これは流石に死んだろ?
【氷の刃に貫かれた少女は血を流しながら地面に平伏していた】
だが、何だこのざわめきは。
【男は地面に鉄棒の先を叩きつける。何やら鉄棒から聞こえる機械音が大きくなっている気がした】
【男は今だ少女を警戒していた】
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>>855,856
《 あっはっはっは!
反応できねえのかよォ、意味深な登場は何だったんだっつーの!
やー。ごめんごめん。
先走っちゃった。でも、拍子抜けじゃね・
いや、これはこれで面白いのかなあ。新手のシュールギャグ、ってやつなのかなァ。
どう思う? 棒の人。 》
【げらげら】
【げらげらげらげら】
【げらげらげらげらげらげらげらげら】
【氷狼はさも愉快な見世物を見たというように、一人で抱腹絶倒する】
【興味深げに倒れた少女に近寄ると、その華奢な背中に刺さった氷杭を、前足で思い切り踏みつけた】
【悪意はない】
【無邪気な子供のそれ】
【ただしその実、路上の虫けらをいたぶって笑うようなものだった】
《 これで終わりかねー。
なんか、もっともっと面白くなりそうな気配を感じたんだけどなァ。
俺の鼻が鈍った? まっさかぁ。
ま、どーでもいっか。じゃ、プチっといっとく? 》
【氷杭を踏んだ足を除け】
【もう片方の足を動かした】
【生え揃った、獲物を引き裂く爪を、少女の細身な下半身へと】
【簡単だ。胴体を固定し、足を引っ張ればどうなるか。ほとんどの子供が、手頃な昆虫で実験したのと同じ結末が待っている】
《 それじゃ――――はい、おしまい。 》
【もう間もなく、この路地裏に死体がもう一つ増えるだろう】
【狼は何の感慨もなくそれを成そうとしていた】
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>>856-857
【――血の海に亀裂が奔る】
【バキバキと音を立てて乖離された鮮血は、少女の「糧」と成り】
【少女の矮躯が僅かに揺れる。少女の紅蓮の瞳が、紅く呼応する――】
『悪魔は、二度生まれる』
【その声は、深淵に彷徨う怨霊の如く。「人ならぬ声」で】
【――あろうことか。少女は突き刺さった杭を、引きちぎれる身体も厭わずに抜き】
【噴き出る血液が、少女の「身体」を補うように、傷口へと集っていき】
【瞬く間に、傷の修復を終えた『吸血鬼』は微笑う。凡そ「少女」のものではない笑みで】
……私の身体を傷つけたのは、誰かしら?
【…飛び散った自らの臓物を拾い上げ、それを握りつぶしてみせる吸血鬼】
【――その瞳は、警戒する男と――氷の、狼へと向けられていて】
【血に染められた吸血鬼は、月光の下で拳を握る】
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>>857>>858
…成る程な。
(ニヴルヘイム…試作段階とは聞いていたが大凡そのレベルを超えた戦闘能力。試作段階というのは思考などの問題か、)
よしお前を確保して俺も撤退するとしよう。大人しくしてもら…!!
【刹那の中、男は避けた。攻撃をされた訳ではなくただその場から一歩後退した。恐怖したのだ】
やはり予感が的中したか。この子はやはり能力者だ。それもとびっきりの上玉の様だな。
【男は片手に鉄棒を構え数回地面を叩く。そして鉄棒を槍の様に構えれば鉄棒の先には小型の装置の様な物がついている】
ニヴルヘイム、協力しろ。恐らく俺一人では持て余す。
【男は衝撃波を少女目掛けて放つ。周りの物を吹き飛ばしながら大気の歪みが少女へ走っていく】
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>>858,859
【見た】
【狼はそれを見た】
【致死の傷痍から瞬く間に復活した彼女を】
【吸血鬼と呼ばれる存在を、狼は、この瞬間、初めて目にしたのだ】
【この胸を焦がす感情は何? 恐怖? 驚愕? 忌避? 否、そのいずれでも説明がつくはずもない】
【だって、漏れ出そうだ――――】
《 か――
か――――
かっこいいいぃぃいぃいぃいいいいぃいいッッッ!!!
何だそれ、何ッだそれ!
すげえじゃん! マジでクールだ、ああァやっぱり、俺の鼻は最高だよく利くなァ!! 》
【喜悦。喜悦喜悦喜悦。】
【ドシン、と冷たいアスファルトを前足で打ち鳴らす】
【狂躁のようにはしゃぐ氷狼から、ゆっくりと、蝕むような速度で白霧が放出される】
【その霧が舐めたものは凍てつく――】
【路地裏も、飛散した少女の腑も、薄氷の白い膜に緩慢ではあるが覆われ始める】
【無論、生きている人間が相手でも効果は変わらない】
《 はいはいはい!
お前の身体に氷をブッ刺して千切ったのは俺だ!
どうする? 報復する? いいよいいよ、ガンガン来てくれ大歓迎だぜ面白そうだッ!
楽しもう、楽しもう楽しもう楽しもう!
ごめんな棒の人、もしかしたら手違いでアンタのこと殺しちゃうかもォォ!! 》
【化け物――】
【彼は、魔狼と人間の混成生物】
【吸血鬼とは特性が違えど、その本質は常識埒外の異物にして異端である】
【故に興じこそすれ、怖じけなどすまい――】
【本能で身体が動く】
【男が背後から放った衝撃波を、狼は軽く跳躍して躱す】
【尻尾に掠るが、狼の狂躁を深めるだけだ】
【直後、まるで回避ルートを断絶するように、中空に浮かべた幾つもの氷塊を豪速で投擲する】
【いきなりパーフェクトなコンビネーションを叩き出してみせたのは、ひとえに『研究所』謹製の最高傑作と呼ばれる所以だ】
《 さァ楽しもう、ヴァンパイア!
ヴァンピールの方がいい? ノスフェラトゥ? ま、何でもいっかァァ!! 》
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>>859
【――迫り来る衝撃波を、吸血鬼は「腕」を差し出し迎え撃つ】
【刹那に飛び散るは、吸血鬼の腕の肉片。そして鮮血】
【だが、吸血鬼は微塵も焦ること無く、飛び散った血液を再び傷口へと戻し】
衝撃波、ね
いいアイデアだけれど……私を「線」で攻撃するのは無謀よ
【真円の赤き瞳を煌めかせ吸血鬼が微笑う】
【「線」では、私は殺せない――そう、相手に知識を与える蛇のように】
【そうして次に、吸血鬼は素早く振り向いて――】
>>860
【この狼からは、私と似た「雰囲気」を感じる】
【我が身と同じ魔性の気を。私と同じ――血に飢えた香りを】
【…幾つもの氷塊が吸血鬼めがけ迫り来る。それを見届ければ、吸血鬼は】
――災いを齎す狼、宛らフェンリルね
【面白い。そう言いたげな笑いを零す。そうして氷塊が、少女の元へと着弾し――】
【冷気と霞が路地裏を多い、差し込む月明かりを隔てる】
【薄暗い帳を下ろす路地裏。やがてその煙が晴れ、路地裏に光が戻った時は――】
『グレイプニル』、とでも呼んで頂戴
「狼」を縛り、「衝撃」を打ち消す神聖の鎖の名で、ね
【翼を広げ、月下に立つ二人を見下ろす『吸血鬼』が、目に映ることだろう】
【その吸血鬼は、ただ笑みを浮かべて、朱の瞳で二人を捉えながら】
【銃弾にも劣らぬ速度で、まずは「狼」に向けて迫り行く】
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>>860>>861
(色々と問題ありだが結果オーライだ。)
いける…!!
【コンビネーションを決めダメージを与えたと思ったがそうでは無かったようだ。相手は余裕の顔で此方に話しかけている】
凄まじいな…人ではない。ニヴルヘイムと似た様な物か、だが獣ではない。奴の正体はヴァンパイアなのか。
【頭の中でこの状況を打破するべく思考を回し続けた。その瞬間少女は男とは別の方向に向かっていく】
やはり慣れない中距離戦闘は無理があるか。やはり接近戦で畳み掛ける…!!
【男の動きは素早く且つ無駄の無い動きで鉄棒を構えていた。なるべく音を殺しながら少女に接近し背後から鉄棒での連打を仕掛けようとしている】
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>>861,862
【氷霧が立ちこめる】
【煩わしいので、一息で吹き消した】
【いない。気配を感じる。頭上を見上げる。背に生やした二対の翼と、泰然と笑みを浮かべる吸血鬼――】
【嗚呼、もう――】
【こんなに楽しい夜は、生まれて初めてではないか】
《 上かァー!
上って発想はなかったなァ!
そりゃそうだよな、吸血鬼なんだし空飛ばなきゃマガイモンだもんな、今度から気を付けよう!
グレイプニル! 長いからニルな、ニル! 》
【少女改め、ニルを見やる】
【喜色に満ちた瞳に映る、超高速で突っ込んでくる吸血鬼】
【狼は怖れない】
【まして、勇敢に挑むこともしない】
【じゃれ合いなのだ。とどのつまり、肉弱く骨脆い人間には着いていけないだけの話――!】
【狼は、すぅ、と息を吸い】
《 迎え撃つぞぉ――――Vithaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaarrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrr!!!!!!!!!!!!!!!!! 》
【瞬間、】
【狼が何故、ニヴルヘイムと】
【フローズヴィトニルやヴァナルガンド、フェンリルではなく】
【ニヴルヘイムという、”世界”の名前で呼ばれるかが、極寒の暴威をもって示されることになる】
【雪崩であった】
【暴風雪であった】
【絶氷で構成される死の世界が、丸ごと放たれた】
【吹き荒ぶのは、超絶の冷気と氷塊の波動乱舞。月ごと凍てつかそうとする魔狼の雄叫び】
【並の人間なら一瞬で氷塊と化して砕け散る、零下の音衝撃が】
【音速並の速度で突っ込む少女に放たれる】
【超高威力の長距離冷凍圧砕砲撃――不用意に近付けば、>>862も巻き込まれる羽目になるだろう】
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/規制辛い
【狂国悪夢】
その国は、「不思議の国」と呼ばれていた
それも以前の話…今は「狂気の国」と呼ばれている
そんな国に誘われた貴方は様々な「狂気の道具」を持つ
錆びることのない大きい「ナイフ」、何処にでも刺さる「フォーク」
小さめの「シルクハットの爆弾」、大きな「トランプの盾」
これらの道具は使っていると貴方の心に「狂気」を育むだろう
そして「小さくなる」能力と不思議な「猫」
「猫」は喋ることもできるし、急に消えたりもするけれど
あくまで「狂気の国」の住人だ
「猫」は死なないし攻撃もしないけれど、貴方の心が完全に「狂気」に満ちれば
「猫」は貴方を連れて「狂気の国」へと向かうだろう
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/やらんか
【裂避離咲】
下記の様に「さく」ことに関する力を得る。身体能力は一般人。
『裂く』
読んで字の如く、ものを引き裂く力。
何かしらの平らだったり鋭利なものを振るえば
薄い鉄板くらいは軽く裂ける程度の力を得る。
『避く』
避ける技術を得る。勿論反射神経とは別物。
本気を出せば矢の雨もひらりと躱せるが、相当な集中力を要する。
普通のパンチくらいなら何の問題なく紙一重で避けられる程度。
『離く』
ものを放つこと、また間を離すこと。
ものを本気で投げれば体に風穴を開けるが、予備動作がやや大きくなる上やはり疲れる。
後者に関してはバックステップをメインとし最大一歩で2,3m程度退ける
『咲く』
これは花が開くこと以外に「波が白く立つ」意もある。
足下より最大膝程度まで白波を立て、相手のバランスを奪う、また
上手く波に乗り接近することができる。波は引くときに地面へ吸い込まれる。
乱用できない程体力を消費するので一度限りの大技と捉えるくらいが丁度良い。
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/稚拙なロールでもいいなら
【禁朱弼寂】or【hive monster】
およそ『人智の範疇外』とされる者共の集合体。身体に決まった形態は無く、強いて言うなら肉塊を思わせる無形の巨体こそが本来の形である。
無形であるが故に様々な形を模すことが可能。無形であるが故に他生物に入り込み、操作することが可能。無形であるが故に何処までも分裂可能。
ただし人の頭程度の大きさを持つ『核』を壊されれば、それらは悉く無意味で無価値なものとなるだろう。
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/あぁ放置してた。ロール書く
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【普段に比べ、余計に人通りが少ない大通り】
【時間もあるだろうが、それよりも「あの施設」の影響も大きいだろう】
【そんな影響を免れた能力者もいるにはいる】
【コンビニの雑誌コーナーに立ち、ゲーム雑誌を読んでいる女性】
【茶のポニーテールに黒のスーツ。OLだろう】
【時折携帯をチェックしながら、なおも雑誌を読み進めている】
……特に連絡はなし。本当に今日なんでしょうねぇ
【小さく愚痴りながら外に目をやる】
【先ほどからずっと同じ景色だ】
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【能力者の街、その路地裏にて】
【形を持たぬナニカがそこでうごめいている】
……ウゴゴ…グググ…
【ナニカはまるで獲物を見つけたかのようにゆっくりと唸る】
【その"視線"の先には一人の青年がいた】
【新たな"宿主"を見つけた寄生虫のように、ゆっくりと一人の青年へと近づき、あっという間にその体へと入り込んだ】
ふう…ようやく新しい体を見つけたよ。なかなか悪くない
【青年は先ほどとは違い肉食獣のような目つきへと変化した】
【青年は白い上下の服に身を包んでいたが、まるで血がそこから漏れ出るかのように、体中から黒い液体が漏れ出ており、服を真っ黒に染める】
【やがて、漏れ出ていた液体も青年の身体へと完全に入り込んだ】
せっかく手に入れた人間の身体だ。誰かと手合せ願いたいものだな
【青年へと入り込んだナニカは体をいとおしげに撫でながらそう言った】
【だが、依然として服は黒く染まったままである】
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>>869
【路地裏に消えていく青年を見ていたのは本当に偶然だった】
【再び女性の視界に移った青年の姿は大きく変わっていた】
【服装だけではなく、目つきも、漂う雰囲気さえも】
【雑誌を元に戻し、コンビニを出て、青年の元へと向かう】
夜遅くにごめんなさいね
【警察手帳を取り出し、見せながら声をかける】
【そこには女性の写真と、「能力科」の文字が】
別に夜分遅くの外出で止めたわけじゃないから安心してね
最近この辺りで不審な物体……というより生物を見つけたって情報があったんだけれど、何か知らないかな?
【手帳をしまい、青年の身体を至近距離から見つめる】
【外見では分からないが、無理やり何かが詰まっているような、そんなものを見ている気になる】
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>>870
(…能力科…奴ら、もう俺が逃げたことに感ずいていやがる…)
【青年の身体に乗り移っていたナニカは少なからず動揺していた】
【青年の身体に憑依しているのが一度ばれてしまえば再び"例の施設"に幽閉されてしまうのは確実であろう】
不審な物体…生物ですか。それはまた物騒な
【青年はあくまで普通に受け答える】
【だが動揺しているのと憑依したばかりで身体に慣れていないためか目が激しく動いている】
ピチャッ
【青年の眼球から微量の黒い液体が飛び出し、女性のそばに着地した】
【それは微少であるため、気づくかどうかは女性の勘しだいだ。】
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>>871
ツチノコとかならいいんだけどね
【軽いジョークを混ぜて場を和らげようとする】
【というのも、明らかに青年が動揺しているからだった】
【携帯で時間を確かめようと、尻ポケットに手を入れながら地面を見ていると】
……?
【上を見る。雨は降っていない】
【改めて地面を見ると、たしかに液体がついている】
【雨や水にしては黒いそれに触ろうと、ポケットから手を出してしゃがみ、その液体に手を伸ばした】
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>>872
【青年の中にひそんだナニカは目の前の女性が地面に着いた己の切れ端を発見したのを見てさらに動揺する】
【青年は自分を取り繕うことに頭が回らず、その場にしゃがみ込み己の切れ端をかばうように手で覆う】
…すみませんねえ、どうやら僕のライターからオイルが漏れてしまったようで
【青年は手でそれをぬぐい再び立ち上がる】
【青年の動揺は先ほどよりさらに大きいものになっていた】
【相手が不信感を抱いてしまうのも時間の問題であろう】
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>>873
【何なのか触れようとした瞬間に、何故か青年が割って入り、その液体をぬぐってしまった】
【女性はその行動を見て、まず不信感を抱いた】
……疑っているわけじゃないけど、路地裏にライターを持って入るのはいただけないわ
私が預かるわ。それと……
【右手を差し出し、さらに言葉を続ける】
念のため、その手も見せて、確かめないと気が済まないタイプなのよ……私
【今の女性の目つきは、疑い半分といったところ】
【素直に従わなければ、その不信感は増大する一方だ】
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>>874
……ふぅ。わかりましたよ。
【青年は言われた通りに差し出された手に右手を差し出した】
【その手には黒い液体が付着している】
…これで何もなければ僕は解放されるんでしょうけど…
【青年は手に付着している手を舐め取り、言葉を続けた】
…残念ながら、僕は黒なんですよ。
見逃してもらえませんかねえ。
【青年は口を大開きにする】
【そこは何もないかのように虚ろな闇が広がっていた】
【よく目を凝らせば非定型の生物がうごめいているのが見える】
今日のところは、どうか見逃してもらいますよ!
【青年は女性に背を向けると駆け出した】
【若干走る姿がもたついており、駆け出せば追いつくことは不可能ではないであろう】
-
>>875
【差し出された右手を見て、手に触ろうとした時】
【青年が、その手の液体を舐めてしまった】
【突然の行動に息が詰まる上、立て続けに青年が口を大きく開いた】
ひッ……
【空洞ではない。何かがいる】
【恐怖のためか一歩後退するも、そこは警察、すぐに気持ちをリセットし】
待ちなさい! 「危険能力者保護法」であなたを拘束する!
【素早く接近しながら、内ポケットからなにかを取り出す】
【それは15cmほどの定規。それをナイフのように持ち青年の背中を捕えれば】
「裂く」ッ!
【その背中に振るった】
【彼女の能力により、その定規には鉄板程度なら切り裂ける力が宿っている】
-
>>876
【女性の定規が青年の背中を捉えた】
【青年の背中は縦方向に真っ直ぐに避ける】
…くっ、これが痛みってやつですか
【だが、青年は走るのを止めなかった】
【さらに、青年の背中の傷からは一滴も血が垂れてはいなかった】
【代わりに黒い物体が広がり、出血を防ぐように皮膚の上に覆いかぶさる】
…ならば…あなたにも味あわせてやりましょうか
【青年は足を止め振り返り、腕を掲げた】
【掲げられた腕のありとあらゆる毛穴から黒い液体が溢れ出て、ひときわ太い腕を青年の腕の上に形成する】
【青年はその腕を女性に向けて振るった】
【その威力は金属バット並の威力があるだろう】
-
>>877
【普通、背中を斬られたりしたらよろけたりして止まるはずだが】
【青年は止まらなかった。そして、裂いた傷は正体不明の黒い物体により覆われて見えなくなった】
【青年が攻撃に移る前にさらに一撃入れたかったが、距離が足りず、仕方なく】
「避く」!
【青年の腕を見つめ、集中し、軌道を読み】
【身体を傾け、頬に掠るだけに抑えることに成功する】
【右頬に線が走り、血が流れるが気にする暇は無い】
もう一度、「裂く」!
【再び定規を握り、今度は右腕を狙って振るう】
-
>>878
【避けられたことに青年は内心苛立っていた】
【そのためか右腕を狙う一撃に気付かず、そのまま斬撃を腕に受けてしまった】
【青年の右腕がごろんと切り落とされた】
くっ…、あなたもなかなかやりますね…
【青年の腕の断面は背中の傷と同様に黒い物体に覆われて出血が止まる】
【だが、青年の痛みは相当のものだったようで青年は顔をしかめ、その場に座り込んだ】
…このままやられて…また幽閉されるわけにはいかないんですよ…
【青年は再び立ち上がり、女性に掴み掛るために接近する】
【そのまま女性に憑依するために、青年の身体にある黒い物体がありとあらゆる場所から女性に襲い掛かる】
-
>>879
一応、「能力科」の名前を背負っているもんでね
【定規を振るってついていた液体を払う】
【久々の激しい運動に、若干息が上がり始める】
【腕の断面も同じように覆われ、失血を狙うのは難しいと考える】
幽閉で済めばいいけどね……その身体、貴方のものじゃないでしょ!
【近づいてくる青年の、次は左腕を落とすために一気に接近するが】
【それが逆に失敗を招いた】
【青年の身体中から現れた黒い物体は、女性の前後上下左右から襲いかかる】
【「避く」のも「離く」のも難しい】
「裂く」!
【定規をべらぼうに振るい黒い物体を裂いていくがキリが無い】
【確実に、焦りと疲労がたまっていく】
-
>>880
【黒い物体が女性の周りに積み上がっていく】
【ゆっくりと、着実に女性の足元から女性の頭部へと近づいて行った】
【だが、突然物体の動きが止まる】
【どうやら、女性の死にもの狂いの定規による攻撃が偶然、ナニカの内にあるコアに命中したようだ】
【コアを気づ付けられたナニカは動きを止め、回復のために青年のもとにいったん退いた。】
…やってくれましたね…。
【青年の身体に再び憑依し、ナニカが呟く】
【青年は息も上がっており、今の状態では青年は隙だらけである】
-
>>881
【足元から這いあがってくる正体不明の液体】
【声を出すことも出来ず、息の間隔が狭まるだけ】
【身体にぴったりとつく間隔が気持ち悪く、心臓を握られているようで恐怖心が湧く】
【その時、右手に手ごたえを感じた】
【同時に、身体に纏わりついていた物体が退き、青年の身体へと戻る】
ハァ……ハァ……
【離れてもなおあの感覚が残っている】
【一回、大きく呼吸し、体勢を戻し、定規を仕舞い】
【青年から目を離さず、地面に転がっていた大き目の石を右手に握り】
【左手には、これまた内ポケットに常備されている手錠を持つ】
……今、おとなしく捕まれば幽閉で済ませてあげる
でもね、これ以上抵抗するなら、「正当防衛」という名目であなたを殺害する
完膚なきまでにね……選びなさい
【手ごたえのあった場所が弱点なのだろう】
【抵抗するならば、そこを集中的に攻撃するつもりだ】
-
>>882
幽閉ですます…だと…
何万年という期間を経験したことの無い貴様にはあのつらさなどわかるまい…
【青年は息を整え、立ちあがる】
【なんとしてでも、ナニカには幽閉されたくないという拘りがあるようだった。】
ならば…もうこの体にこだわっている暇などないであろう
【青年の身体から黒い物体が溢れ出る】
【溢れ出た黒い物体はその場で黒い肉塊を思わせる無形の巨体へと変化した】
【その全長はおおよそ3メートルほど、】
【そして頭と思われるところに人間の頭ほどの大きさの核があった】
…グググッ…
【ナニカがその場で呻くと、巨体の一部が変化し、カマキリを思わせる鎌へと変化した】
【そのまま女性を薙ごうと、ナニカは鎌を振るった】
-
>>883
【青年・・・・・・いや、ナニカの変化を目の前で見つめる】
これが・・・・・・本当の姿・・・・・・
【今まで様々な能力者と対峙してきたが、こんなグロデスクなものは初めてだった】
【下がりそうになる足を無理やり止め、ナニカと向き合う】
では・・・・・・正当防衛であなたを殺害します
「離く」!
【手錠をしまい、右手の石を大きく振りかぶり、頭の核目掛けて投げた】
【まさに一撃狙いの攻撃。続く攻撃を回避できず】
ぐっ・・・・・・うぅ・・・・・・!
【ナニカの鎌が女性の腹部を捉える】
【割と深いようで、出血が激しい】
-
>>884
グォォ……
【女性が決死の一撃で放った石は核のほぼ半分を大きく傷つけた】
【ナニカはその場で態勢を崩し、しばしの間蠢いていた】
グオオアアア…
【先ほど形成したカマキリの鎌は崩れ、その形を失う】
【その巨体は崩れ落ち、もはや身体を成していなかった】
【ナニカは最後の抵抗とばかりに、傷ついた女性のもとへと近づいて行った。】
【女性に憑依するためである】
-
>>885
【一撃狙いは失敗するが、核を大きく傷つけることはできた】
【しかし、女性も今の一撃で満身創痍となり、退却は間に合わないだろう】
【再び定規を取り出して構える】
来なさい・・・・・・一発でぶっ倒してやる・・・・・・
【不思議と恐怖心はない】
【あるのは自信だけだった】
【それが傲慢でなければいいのだが・・・・・・】
-
>>886
【ゆっくりと女性に近付き、憑依を試みる】
【だが、その途中に力尽きたのか、その動きが止まった】
ググ…
【核が崩壊してしまい、その機能を失ってしまったようだ】
【そしてナニカはその何万年に近い人生を終えた】
/強引ですがここで終わらせてもらいます
/ありがとうございました!楽しかったです
-
>>887
【構えていた定規が振るわれることはなかった】
【構えをとき、定規をしまうと、次に携帯を取り出した】
・・・・・・私
標的と交戦、殺害と判断し、実行・・・・・・
ただ、私も致命傷・・・・・・場所は・・・・・・
【一通り告げ、携帯を閉じると、そのままうつ伏せに倒れた】
【極度の疲労だった】
/こちらこそ、ありがとうございましたー!
-
/誰かやろう
【色掌破異】
両腕に能力を持つ人間だ。拳には魔方陣の様な紋章が浮かび上がっている。
基本は怪力で大きな岩なら簡単に持ち上げ潰す事が出来るほどの力と握力を有しておりこれは特定の色に触れると様々な能力に変化する。
赤色に触れれば熱を帯び炎を宿す腕へと変化される。炎の放射なども出来るが制御がし辛い。
青色に触れれば水の力を宿す腕へと変化される。大量の水を放出する事が出来る。
黄色に触れれば電気の力を宿す腕へと変化する。主に電撃などを放つ事が出来る。
緑色に触れれば植物の力を宿す腕へと変化する。殴った場所から植物を生やし自在に操る事が可能。
茶色に触れると大地の力を宿す腕へと変化する。地面を殴ると一定範囲の地面を操作する事ができる
白色に触れれば光の力を宿す腕へと変化する。威力は落ちるが凄まじい速さで腕を動かす事ができ閃光を放つ事が出来る。主に目くらまし用だ。
黒色に触れれば闇の力を宿す腕へと変化する。攻撃性能が上がり腕が硬化され重みも増す。一定範囲の無機物を引き寄せたり飛ばしたりも出来る。自身の大きさと重さを超える物は引き寄せたり飛ばしたり出来ない。
また変化するにはその度に色に触れなければいけないので隙はどうしても出来てしまうだろう。
身体能力は腕だけ怪力他は一般人
初期装備は安物の折り紙セット
-
/やろう
【白黒笹使】
小さなパンダ(肩の上に載るくらいの大きさ)を召喚して共に戦う能力者
パンダには、自我と優れた頭脳があり、話すこともできる(使用者の意思で操ることはできない)。なので、パートナーとして接する必要がある
他に、パンダは地面(人の立てる場所全て、壁とか天井はなし)から自由に笹を生やす能力を持っている
目に見える範囲の地面からしか笹を生やせないが、いくらでも笹を生やすことができる(笹の生える角度も調整できる)
笹は、生やした瞬間に急速に成長を始め、数秒で限界まで成長する(成長を操ることもできる)。そのかわり、数分で枯れる
使い方次第で、壁をつくったり・相手を囲んだり・突いたり・わざと自分の下に生やしてそのまま上昇したり(相手にも同じことができる)等の様々なことができる
パンダは、小さいので大した力がない。噛みついたり、ひっかいたりするくらいしかできない
使用者は、中国拳法のかなりの使い手
-
/よろしゅうお願いします。
【真夜中の公園で一人ブランコを揺らしながら手で何かを弄っている男が居た。手元は隠れ夜のせいもあるのか近くに行かないと何をしているのか見えにくいだろう】
今日の折り紙なんの色ー。。。
【男の足元に折り紙で作られた作品が幾つも転がっていた。男が弄っていた物は恐らくこの折り紙だろう】
出来たな、亀さん。
【また一つまた一つと眈々と折り紙を男は折り続けていた】
次は何を折ろうかな。でも一人だと少し寂しいな。誰かいればな。
【何となく上を見ながら折り紙を折っていた。無意識に完成させた折り紙を丸い形をしていた】
-
>>891
【肩にバッグを下げた少女が真夜中の公園に入ってきた】
【黒のショートヘア、白いシャツに迷彩柄の半ズボン】
【どうやらバイト帰りのよう。慌てた顔で公園の隅にあるトイレへと駆け込んでいった】
【化粧直しが済み、トイレから出てきた少女がふと公園の敷地内に目をやると】
【男が一人で折り紙を折っていた】
……えぇー
【思わずそんな声を漏らし、遠目に様子を見ている】
【街灯がそばにあるため、そちらからは少女の姿がよく見えるだろう】
-
>>892
今度はグランドキャニオンだな。
【足元には無数の折り紙が散乱していた。数は100は下らない程の小さな折り紙の山が出来ていた】
…人かな。
【遠くから手を双眼鏡の形にし女性と思われる人を凝視していた。何やら折り紙を折り始めた。出来たのは飛行機と小さな人の形をした折り紙】
こんばんわー!!!
【力強く折り紙を飛ばした。女性に向けて一直線に飛行している。折り紙とは思えない程のスピードだ】
-
>>893
【遠目に観察していたが、関わりあうのを避けようと去ろうとした瞬間】
【男が叫びながらなにかを飛ばしてきた】
ティスアン!
【反射的に構え、右脚で思いっきりなにかを蹴りあげた】
【軽い手ごたえに違和感を覚え、手に取ってみるとそれはくしゃくしゃになった飛行機と人型の折り紙】
【複雑な感情を覚えながらも、折り紙を片手に男に近づき】
ええと……なにをしているんですか?
【見れば分かる質問をしてしまった】
-
>>894
折り紙だな。
【指差した先には大量の折り紙が山積みになっていた。どれも異なる折り方をされているがそんな事は関係ないだろう】
んー、でもそれじゃ納得してもらえそうも無いしなー、言っちゃえば潜伏見たいな物かな。
【頭の上に電球が光ったようなパッチリとした顔つきになる】
何を潜伏しているかというとね、
【一つの折り紙を手に取る。その色は黄色だった】
能力者。知ってる?
【バチバチと音を立てて折り紙は燃え粕と化した。男の拳には紋章が現れバチバチと腕からはスパークが走っている】
-
>>895
【折り紙だ。それ以外に考えられない】
潜伏?
【男の言葉をそのまま復唱し、首をかしげるも】
【男の持っていた折り紙が燃え尽き、腕にスパークが走るのを見て】
【特に驚いた表情はせず】
あー……そういう。知ってるも何も、私もそうだから
【とごく自然にカミングアウトした直後】
【迂闊だったと慌てて一歩下がる】
-
>>896
そうなのか、能力者なのか…。
【少しがっくりと肩を落としている。折り紙を再び折り始める。その形はさっきと同様に人の形】
なんで能力者を潜伏してると思うかな?それはね能力者を排除する為。嫌だなー、こんな可愛い子を手にかけるなんて。
でもしょうがないか、能力者だもんね。滅ぼさなきゃ。
【腕をポキポキと鳴らしながら後ろに振りかぶる。スパークが掌に集中し始める】
人を折るのは骨が折れるね。
【女性目掛けて振りかぶった拳から電撃が放たれた。呼び動作が大きい為避けるのは楽に見える】
-
>>897
【男の言葉に身体が強張る】
【気だるそうに入っているが、冗談とは思えない】
……死なせはしないけど、しばらく病院で暮らしてもらうよ
【鞄を脇に投げ、手を胸の前で合わせる】
行くよ、シンチュウ!
『聞いたぞウリャッ! 俺のパートナーに手ェ出す奴は許さんッゼッ!』
【叫んだ瞬間、少女の方に2頭身の小さいパンダが現れた】
【可愛らしい声でハードな口調のパンダは、地面に手をかざす】
『チャンバオチュウ!』
【男と少女の間に竹が壁のように生え、両者を隔てた】
【少女は少し距離をとり、相手の隙を窺う】
-
それが君の能力かな。可愛らしいけど滅ぼさなきゃな。能力者は全てな。
【バチバチとスパークを走らせながら追撃しようとするが竹の様な物にそれを阻まれる。少し眺めていたがそれに近づき】
竹かな?ならいけそうだな。
【再び大きく振りかぶり静止する。身体は時が止まったかのように静かだ。そして男は動き出す】
【人の腕とは思えない程の怪力が竹を壊す。派手に電撃が走り竹で出来た壁を破壊した】
逃げても無駄だな。どうせみんな滅ぼすんだ。遅いか速いかしか無いんだよ。
【再び二つの電撃を少女に放つ。二つの電撃が少女を挟み撃ちにするように襲いかかる】
-
>>899
安価忘れた申し訳ない>>898宛てです
-
>>899
【竹の壁が決壊し、破片が1人と1匹の元へと飛んでくる】
【いくつかは少女が弾くことで事なきを得た】
『おいおい、あいつ「撓り切り」やがった! なんつぅ力だ!』
でも一時しのぎにはなりそうだね……シンチュウ、動くよ!
『あいよ!』
【少女を狙う電撃。地面を強く蹴って避けつつ距離を詰め】
【少女は右腕を構え、パンダは地面に手を向ける】
ルオシュアンショウ!
『ジャオファチュウ!』
【少女は手首を捻りながら男の胸めがけて掌を打つ】
【地面からは新たに斜めに竹が生え、男の脚めがけ一気に生長した】
-
>>901
電撃じゃダメっぽいかな。まあいいかな。
【電撃を躱されたのを見ると残念そうに再び構える】
(この子…速いな。)
【少女の攻撃を腕で防御するがそれごと吹っ飛ばされ驚く】
痛いな…びっくりだな、君何か武道でもやってるの?
【体制を立て直そうとすると竹が男目掛けて伸びてくる。勿論対処出来るはずもなく脚に直撃し、再び吹っ飛び派手に転がる】
強いなー…。これは骨が折れるね。
【ポケットから再び折り紙を出す。その色は赤色。拳の紋章が変化する】
これならどうかな。
【男は少女に接近し、炎を纏う腕で殴りかかる。炎が加わり攻撃の範囲、威力ともに上がっている】
-
>>902
【吹き飛ばした体勢で一度止まり、息を吐きながら戻す】
中国拳法をベースにした独学の……
『俺が教えた俺が育てた俺のおかげさァ!!』
【パンダが耳元で叫んでも顔色一つ変えず、男の一挙一動を見守る】
【男の拳の紋章が変化したのを見て小さくつぶやいた】
シンチュウ。あれって
『あぁ、多属性持ちだ……来るぞ!』
【炎を纏った腕を左手首で受ける。肉が焼ける音、煙が立ち、少女の顔が苦痛に歪む】
【しかし、この距離なら強烈な一撃を入れられるのでは】
ツダンシ!
【男の腕をさらに右手で握り、体重を少し下げ】
【全体重をかけた右膝蹴りを男の腹部めがけ放った】
-
>>903
なる程ね。それは強そうだね。だけど君を滅ぼさなきゃね。
【片手に炎を集めている。この攻撃で相手は吹っ飛ぶと予想していたが予想が外れ再び驚く】
ちょっ…ぐぉあぁ…。
【腹に途轍もない衝撃と痛みが走る。肋骨が折れた音と何かが潰れた音と口から出る吐瀉物の音が混ざっている】
【その場に蹲り苦しんでいる。腕以外はただの一般人程の性能しかない男にはこの攻撃は強すぎた】
…滅ぼすよ。骨が折れてもね。
【目を揺らしながらニヤリと不気味に笑っていた。両手には別々の折り紙を持っていた。色は緑と茶色】
俺も君と似たような事が出来るんだよ、?
【両拳を地面に殴りつけると大地が盛り上がりそこから植物が少女とパンダ目掛けて襲いかかる。捕まれば植物の蔓で縛られる
だろう】
-
>>904
【男の腕から手が離れる。痛々しい火傷】
『お前……無茶してんじゃねェぞ!』
これでいけると……思ったんだけど……くっ!
【男が笑ったのを見て、急いで距離を詰めるも、大地の盛り上がりで体勢を崩し、地面に倒れ】
【さらに続く植物に身体を拘束された。パンダも同様に縛られる】
痛っ……
『くそ、油断した! 地面が見えねぇ!』
【パンダの生み出す竹はどこからでも生やせるわけではない】
【視界に入っていなければいけないため、拘束された状態では身体の下から生やすことができない】
ねぇ……シチュがシチュならこれって
『黙って次の手を考えろバカ!』
【とは言うが、一番焦っているのはパンダだった】
-
>>905
大丈夫だよ。嬲るなんて考えてないよ。滅ぼされるなら一瞬がいいだろ?
【男は再び折り紙を取り出す。白と黒の折り紙をそれぞれの手で触れる】
俺の能力は色に触れるとその力を変える。赤なら炎、黄色なら電気。
忌々しい能力さ。全てを滅ぼした後俺も滅ぶ。
【男の片方の腕は光り輝き、もう一つの腕は不気味に黒く染まる】
黒は闇、白は光り。
【男はまずパンダの前に立つ。振りかぶり光り輝く拳は閃光を放ちながら凄まじい速さでパンダを連打しようとする】
-
>>906
【光り輝く拳がパンダに降り注ぐ】
【その小さい体にとっては辛い一撃のはずなのに、パンダは黙していた】
や・・・・・・やだ・・・・・・やめて! 私・・・・・・私を先にやって・・・・・・!
『いいや・・・・・・続けな・・・・・・あいつは・・・・・・ひとりでも・・・・・・大丈夫だからな・・・・・・』
【涙ながらに訴える少女を後目に、パンダは口を硬く結ぶ】
【男を睨む目には、まだ闘志が宿っている】
-
>>907
いいや、ダメだ。能力を持つ物に滅びを与える。恐らくお前の能力はこのパンダから発生しているものだな、先にこいつを消す
【連打は続いた。無慈悲にパンダを叩く音のみが公園に響き渡る】
だが、以外と苦しそうだな。可哀想滅ぼすなら一瞬で滅ぼそう。
【黒く染まる闇の腕を振りかぶる。男の目は冷たくしっかりとパンダを狙っていた】
滅べ、憎き能力よ。
【非情にも男はパンダ目掛けて闇の拳で殴りかかろうとした】
-
>>908
【耳を押さえたくとも、縛られているからできない】
【殴打の音が否が応でも入ってくる】
【手が焼けたことよりも、なによりも辛い】
【しかし、その悲しさが怒りに昇華したとき、それは荒い力に変わる】
・・・・・・シャティアオ!!
【全身を一気に波打たせ、堅い拘束を解き放ち】
シンチュウから・・・・・・離れろおおおおおお!!
【右腕を振りかぶり、流派もなにもない右ストレートを放った】
【果たして、まにあうのか】
-
>>909
…。
【男の拳はパンダの額すれすれで止まっていた。少女の拳が男を捉えていた】
ば…かな…。
【拳の衝撃で男は吹き飛ぶ。土煙を上げて気付けばさっきまでいたブランコの所まで吹き飛ばされていた】
…
【土煙のせいで男の姿は見えなくなっていた。男は生きているのかそれとも死んだか】
【公園には静寂が戻っていた】
-
>>910
【手応えをそのままに、一気に振り抜いた】
【男を吹き飛ばすも、後は追わず、パンダに手を伸ばす】
シンチュウ! シンチュウ!!
【小さい体を抱え、名前を呼ぶ】
【だが、パンダから反応はない】
・・・・・・シンチュウ? ねえ、起きてよ
まだ寝る時間じゃないよ・・・・・・?
【揺さぶっても、叩いても反応は返ってこない】
【少女の心臓が異様な速度と強さで波打つ】
【体が震えているのがわかる】
【公園の静寂が重くのし掛かる】
-
>>911
(…分かる物だな、自分の死期というのが。痛みも消えて楽になった。目の前には死神が見える。)
滅ぼす。能力者は全て。俺も。滅ぼす。
【最早片言にしか喋れなくなった男は土煙の中から焦点の合ってない目を少女に向けながらゆっくりと出てきた】
【両手にはぐしゃりと潰れた赤色の折り紙。豪炎が男の腕を飲み込んでいる】
生かさない、俺もお前も全てを滅ぼす。そうだろ?たった一人の友を殺した奴らを…能力者を…滅ぼさなきゃな。
【自身をも燃やし尽くす勢いで炎は燃え盛る。男は最後の力を振り絞り辺り構わず炎を放射した。その炎は男も含め辺りの物を構わず燃やしていた。勿論女の子の方にもその炎は走っていく】
…これで能力者が一人…消えた。
【炎の中に男は消え去る。燃え尽きたのか。男の折った折り紙も全て燃え尽きた】
/遅くまで乙でした!〆はお任せします!楽しかったです!
-
>>912
【男が立ち上がった事に気づいているのだろうか】
【パンダを抱き、俯いている】
【迫る炎も気にせず、周囲が炎に包まれてもずっと下を見ている】
・・・・・・私、シンチュウがいたから・・・・・・がんばれたんだよ?
シンチュウがいなくなっちゃったら・・・・・・どうすればいいの?
【空を見上げる少女の目には涙】
・・・・・・ごめんなさい。私も・・・・・・一緒に・・・・・・
【そのまま、そっと目を閉じた】
【それ以降、彼女のバイト先に少女は現れていない】
/こちらこそありがとうございました!
動物のこういう系の話苦手なのにやっちゃったぜ
-
もっと使っても暇潰すしを良いと思うの
-
日本語
-
能力ください!!!!!!!!!!!!
-
>>916
【素蹴屯体】
この能力者の体は骨組みしかない
見た目としては3Dポリゴンの網目のイメージである
骨組みしかないのに筋力は普通の人間と同様にあるので恐ろしく身が軽い
また網目ボディなので突きや銃弾は素通りしてしまう
殺すには首をはねるしかないだろう
珍妙奇天烈な格闘技を習得している
身体能力:人外
ただし体重がとにかく軽いので掴み合いや押し合いで勝てる見込みは皆無
攻撃も軽い
-
じゃあ僕にも
-
>>918
【金鬼之法】
金気を司る鬼の力をその身に宿し、人間態と鬼人態、2つの形態を使い分けることが出来る能力。
【人間態】
周囲にある金属類を吸収し、体を金属と同化させて液体金属状にすることができる。身体能力は一般人。
手を刃物にしたり、銃弾をすり抜けたりと使い勝手はいいが、高熱と超低温に曝されると体が崩壊してしまう。
【鬼人態】
体を液体金属にできなくなるものの、今までに吸収した金属の量だけ、体を硬化させることができる。
硬化している間は大体の攻撃に動じなくなるが、移動速度は人間態の半分以下になってしまう。
この形態では金棒を1本召喚することができ、さらに口から金属片を発射することもできる。
鬼人態を解除すると、今まで吸収した金属の量はリセットされる。
-
能力くだち!!!
-
ここここ、こんな時だからこそロールをして心を落ち着かせるんだ…!
【魔紐編手】
魔力で編んだ組み紐を両の手から作り出し、操る能力
紐の強度は高く、並大抵の事で切れることはないくらいに頑丈
どの魔力で編み上げるかによって紐の纏う性質が変わる
例えば炎の魔力なら高熱を、氷の魔力なら冷気を纏うようになる
また二種の魔力で編み上げることで、両方の属性を発現させることが出来る
ただ相反する属性で編み上げれば即消滅してしまい、魔力の無駄となるだろう
攻撃は鞭のように扱ったり相手を締め上げたりする他、拳に巻き付け拳甲のように使うことも出来る
他にも自身の周りに張り巡らせて簡易的な防御結界を形成することも可能
出せる紐の数は魔力が尽きるまでならいくらでも出せるが、多くなりすぎればすぐに魔力は枯渇し攻撃手段を失うのでほどほどにしておくべきだろう
伸縮自在なので射程範囲はそれなりに広い
身体能力は格闘家
-
もうすぐ埋まるし埋めついでにだれかやっぺよ
-
初めて此処使うんだが、本スレでもらった能力使っても大丈夫か?
それとももらい直したほうがいいか?
-
倉庫から類似の能力引っ張ってくるのが得策だべよ
-
倉庫とか見たこともねぇべ……
ちょち探してくるから少しだけ待つさ
-
お待た
魔法少女でソートして一番面白そうな奴選んできた
【魔法扱人】
願いや生き方などの『心』を武器という形で具現化する能力。
例えばもっと疾く走れる様にと願えば、走行速度上昇の魔法が篭められた具足を手に入れられるだろうし
例えば一本芯の通った様な人間が力を望めば、不壊の魔法が篭められた刀を手に入れるだろう。
ただしそれらを形に出来るのは一度限りである為に、具現化させるならばよくよく考えなければならない。
尚、具現化した武器には持ち主の身体能力をある程度上昇させる魔法がデフォルトで備わっている。
『心』を手放した者は総じて廃人と化す。
-
――チッ、シケた街だな。悪漢一人いやしねえ
【残暑を運ぶ風に混じって、悪態をつくようにとある言葉が呟かれた】
【声の主を見てみれば――目元を機械じみた眼帯で覆った、制服姿の女子高生】
【鋭い目つきで通行人を睨みつければ、道端に落ちていたコーヒーの空き缶を蹴りあげるなどやりたい放題で】
平和が一番です――ってか。ハッ!つまんねえ
別の「能力者の街」は、もっとバイオレンスだったっつうのに
【革の手袋がはめられた両手を上げ、嘲るように首を振ってみせる】
【――この街は、「能力者の街」から少し離れた場所に位置する街】
【能力者は存在するものの――前者の街に比べ、戦闘は圧倒的に少ない】
【故に彼女のような「戦闘狂」にとっては――「つまらない」街、なのだろう】
ああ、面白くねえ
適当な雑魚でも襲って能力者をおびき寄せてみるか…?
【コキコキと首を鳴らし、選別するように通行人を眺める少女】
【――そんな彼女の行動、そして言葉は、遠目から見ても「異端」だとわかるものだった】
-
>>927
【――――りん、】
【鈴の音がひとつ、夜の空に響く】
――ねえねえ、おねえさん、おねえさん
こんな夜に、おひとりで、何をしているの?
【不意に、聞こえてきたのはそんな声】
【恐らくは、>>927の頭上から】
【見上げれば、其処にいるのは錆びた看板に腰掛けた独りの少女】
【年齢は――まだ、精々十一、二程度だろうか】
【ふわふわとした、まるでアニメに出てくる魔法少女のような、そんな服装に身を包み】
【膝まで届く長い永い髪は、風にゆれてゆらゆらと、陽炎みたいに揺れている】
【掴んでしまうだけで折れてしまいそうな、華奢な四肢は月光に照らされ青白く輝き】
【そして、その全身は、月光の輝きを背中に受けて、大きな影を作り出している】
【深い紅の瞳が、影の中、まるで血そのもののように瞬いている】
ねえ、ねえ
良かったら、おはなし、しない?
わたし、楽しいお話、おとぎばなし、大好き、ダイスキなの♪
【歌うようにして、少女が、あどけない声の少女が、まだ年端もいかない少女が、>>927に語りかける】
【その声は、年齢相応の幼さと可愛らしさに満ちあふれているようでもあり】
【一方で、どこか艶めかしく、艷やかさを秘めているようでもあり】
【いや――それよりも】
【きっと、その匂いを、嗅ぎ慣れているならば聞こえるであろう】
【どれだけ隠しても、どれだけ洗っても、どれだけ消そうとしても】
【隠すことができず、洗うことができず、消すことができず漂ってくる】
【少女から、漂ってくる】
【濃厚な、血の匂い】
【濃密な、死の臭い】
-
>>928
【投げかけられた鈴のような声色は、女子高生を引き止めるには十分過ぎる言葉で】
【何処までも深く、底知れぬ深海のような言葉は――女子高生を、一言で深層へと陥れた】
【刹那に香るは「終焉」の香り。人の「死」を意味する、その血生ぐさい香りは】
……何をしてるか――だと?
クク……それはな――
【女子高生の眠りし「闘争心」を、「戦闘意欲」を、「殺戮衝動」を沸き立てて】
【「少女」が浮かべる笑みとはまた違う―――血に飢えた者の笑みをその顔に浮かべ】
【一歩、少女が腰を掛ける看板へと歩み寄る。そうして眩く照らす煌月を前に】
【影という空に浮かぶ二つの紅き星へ向けて――女子高生は、「線」を穿つ】
【双腕から放たれる二対の「糸」。溶けてしまいそうなほどに細くも、豪快なその糸は「少女」へと向かって】
お前みたいな力を持った「能力者」を――殺しに来たんだよ
【糸は宛ら「針」のようで。鋭く尖り、向かう先の獲物を貫かんとばかりに進み――】
【女子高生は不敵な笑みとともに、高揚しきった声で言葉を投げかける】
【「話」などする余地もない。女子校生はただ、目の前の獲物の血を欲しているだけ――】
-
>>929
…………?
【突然の攻撃、突然の描線】
【空中に色の残滓が流れ、月光を浴びて怪しく輝く】
【恐らく、普通の人間であれば、反応こそせれど、避けることなど到底叶わぬそれを】
【少女は、じっと――ただ、じっと見つめている】
【その顔は、呆然としたものというよりも】
【ただ、"それを脅威とみなしていない"かのような、暢気さを感じさせ】
【ふい、に】
【少女の体が、落ちて。その場から、消える】
【看板に腰掛けていた少女の上半身が、ぐっと、反り返っていく】
【看板に引っ掛けている足を外してしまえば即座に頭から地上に突っ込む。常人であれば、たとえ出来たとしても躊躇う行動】
【それを、少女は――まるで、"死ぬことを微塵も考えていない"かのように、躊躇いなく行い】
【標的を失った糸が、虚空を虚しく駆け抜けるだろう】
――もう、いきなりはひどいんじゃ、ないの?
殺すなら殺すで言ってくれないと
わたし、"死ぬのを愉しめない"よ
【少女が、場違いな、拗ねたような声をだす】
【看板に足を引っ掛けて、身体を反転させたまま】
でも、でもね。おねえさん
【少女が、看板から足を離す。上下さかさまになっていた少女の体が、重力に則って落下する】
【けれども、少女は怖がることなく、くるりと空中で回転した】
【すとん、と。綺麗に、地面に着地して】
わたし……殺されるより、殺すほうが好き、かなぁ?
【無邪気に笑って】
【少女は、手を後ろに組んだまま、無防備に>>929に近づいていく】
-
>>930
【――放たれた双線は、「獲物」を失い虚空を貫く】
【対向するのでもなく、退けるわけでもなく、ただ「少女」は―――それを、「躱し」】
【蚊を払うかの如き動きで己の「糸」を避けられたことに、女子高生は苛立ち…同時に】
最高だな……面白ぇ、少し遊んでやるよ
【昂った。これまでにない「敵」を目の前に、少女の心は否応なしに鼓動を早めて】
【放った糸を手元へと戻して笑みを浮かべる。そして次に糸を出した先は――己が「拳」】
【纏われた糸は繭のように、幾つもの層によって形作られ、じわりじわりと硬度を増していき】
【「少女」が地面へ降り立つのとほぼ同時に、女子高生の「拳甲」の生成も終わる】
【そうしてその拳を、舞い降りた「少女」へと向ければ――】
……俺もだ
俺も殺されるより――殺すほうが、好きなんだよ
【その声に呼応するかのように、拳甲に「焔」が宿る】
【燃え盛る紅蓮は彼女の闘争心とでも言うかのように、赤く紅く宵闇に煌めいて】
【焔が揺らぎ、「少女」が無謀にも丸腰で此方へと歩み寄ってきた刹那】
【――「焔」の軌跡が、女子高生の駆けた道を示すように掻き消えてゆく】
【女子高生の動きは最早「疾走」ではなく「跳躍」。一瞬にして間を詰めるように、女子高生は駆け出せば】
だから……一撃で、殺してやるよ――ッ!!
【駆けた勢いそのままに、焔を宿しし拳を振り上げれば――女子高生はニヤリと笑い】
【逡巡の間もなく、未だ衰えぬ炎駒を目の前の「少女」へと振り下ろす――!】
-
>>931
あはは、それは、きぐーだね
わたしたち、いい友だちになれるかも、しれないよ?
【弾けた声で言って、少女は無邪気に笑う】
【迫る焔にも、その殺意にも動じずに】
でもね……ごめんね、おねえさん
わたし、まだやりたいことがあるんだぁ。全然、満足してないんだぁ
【少女が、操り人形みたいな唐突さで、その右手を振るう】
【いや――正確には、右手に"見えない何か"を持って】
【少女が、腕を動かす】
【ぐちっ、と――>>931の手甲ごしに伝わるであろう、生暖かい"肉"の感触】
【桃色と黄色と白色が混じった何かが、生暖かい何かが、>>931の顔に飛び散るだろう】
【同時に、紅い液体が、まるで風船がはじけ飛んだかのように、広がって】
ねえ、おねえさん
わたし、人の心のイロを、集めるのが好きなんだあ
【唐突に、呟かれるのはそんな言葉】
死んだ人ってね、とっても、良いイロがするの
がんばってる人は、真っ赤っ赤ないちごのイロ
クールでかっこいい人は、氷みたいにとうめいで澄んだイロ
……ねえ、おねえさんは、どんなイロがするのかなあ?
【瞬間、手甲にかかるであろう、抵抗】
【それは、今まさに少女を貫かんとする拳を防いでいた"何か"が、少女の手によって動かされ、手甲を押し返さんとする、力】
【――それは"棒"だった】
【少女の身長より少し長い程度の、一本の棒】
【素材はわからない――何故なら、その表面には、桃色の筋肉やら、赤色の血管やら、白色の骨やらが纏わりついて、まるでそれ自身が行きているかのように動いているから】
【>>931の攻撃を受け止めたであろう部分からは、今も尚止まらぬ紅い血を流し、筋肉が蠢いて"再生"している】
【血管は筋肉を伴いながら少女の右手と"融合"して、どくんどくんと脈動する】
【それは、まるで――怒りや、哀しみや、憎しみ。そういった負の感情をごちゃまぜにして創ったかのような、"負"そのもの】
【吐き気を催すグロテスクさは――そう、まさに"絶望"そのもので】
――わたし、それがすっごく、気になるなあ
【そして、少女が――少女とは思えないほどの力で、手甲を押し返し】
【しゃりぃぃぃん――同時、鳴り響くのはそんな澄んだ音。刀を、鞘から出したかのような音】
【くるんくるんと回転する棒からは、一本の、銀色の残滓が続いていて――】
【――"棒"ではない。それは"鎌"だ】
【命を刈り取る、死神の"鎌"】
-
>>932
【甲から全身へと奔るその感覚は――幾度と無く、味わってきた感覚】
【生まれてから数えきれぬほどに、拳を振った数だけ感じ取ってきたその感覚――】
【故に女子高生は、違和感を覚えた。そうして飛び散る「何か」が、頬に飛び散った時】
【ようやく女子高生は気がついた。自分が拳を当てたのは、「少女」ではなく】
【得体のしれぬ、「ヒト」の素材で形作られたモノであるということに――】
―――は…?
【思考が追いつかなかった。理解するよりも早く、行動として女子高生はそのモノから手を離し】
【一歩退きその全貌を眺める。だが、目から入ってくる情報は――総じて理解しがたきもので】
【女子高生の頬に冷や汗が伝った。いくら覆い隠そうと消えることのない本心が】
【――「理解するな」と警報を鳴らす。「視界に入れるな」と忠告を告げる】
【だが女子高生は……目の前に佇む面妖なものから、目を逸らすことが出来ず】
何だ、コレ―――
【次第に呼吸が荒く、汗が女子高生の表情に滲み始める】
【限りない「絶望」を、積み重なった「怨念」を前に――ただ女子高生は、驚愕し】
【手甲が押し返されると同時に、漸く女子高生は自分の置かれた状況を思い出す】
【そうしてもう一度見返してみれば――「少女」が持つのは、「魂」を屠る魔障の鎌で】
【嫌な方向へと、胸の鼓動が高まって行く。眼帯で覆い隠した右目が、否が応にも疼き】
ッ――クソが……見かけに惑わされるなんて、俺らしくねえ
死神なんぞ、何度も殺ってきた――お前も同じように、殺ってやるッ!!!
【…叫ぶように発された言葉は牽制ですらなく、己の恐怖を誤魔化すための言葉にも聞こえ】
【冷や汗を拭い、手甲をパラリと解けば、次に編み出したのは数本の糸】
【4つ生み出された糸たちには、それぞれ異なる属性魔力が編み込まれて――】
【女子高生は臆すること無く、鎌を持った目の前の少女へと糸を撃ち出していく】
-
>>933
【竦む、>>933には目もくれず】
【少女が、懐から何かを取り出す。透明で、中に真っ白な粉が入った、小さな袋を取り出す】
ねえ、おねえさん
おねえさんの心は――なにイロ?
【少女が、うっとりと、鎌に舌を這わす――まるで、人の肉に這う、ヒルみたいに】
【少女の唾液と鎌の鋭さが月光を反射して、青白い輝きが少女の顔を照らす】
【凶器が、狂気を晒し出す】
【鎌の先端で袋の口を破ると――少女は、そのまま白い粉末を、自らの喉へ"流し込んだ"】
【得体のしれないそれを、味わうように、極上の餌を貪るように嚥下する】
【そして――それらが喉から、肉を、血管を、シナプスを通り抜ける度に――その顔を、愉悦と、快楽に満たしていく】
【淫靡に、無邪気に、そして狂喜に】
うふ……うふふ、あは、あはは……
くひっ、はは……ふ、あは、あははははハハハハハ刃刃刃刃刃刃破破破破破破破破破破破破破破破破破破破破破破破破破破破破破破破破破
破破破破破破破破破破破破破破破破破破破破破破破破破破破破破破破破破破破破破破破破破破破破破破破破破破破破破破破破破破破破
破破破破破破破破破破破破破破破破破破破破破破破破破破破破破破破破破破破破破破破破破破破破破破破破破破破破破破破破破破破破
破破破破破破破破破破破破破破破破破破破破破破破破破破破破破破破破破破破破破破破破破破破破破破破破破破破破破破破破破破ッ!
【それは突然だった。まるで、今の粉末が、少女の入れてはいけない"ナニカ"を、入れてしまったみたいに】
【嗤う。月の元、空に響く。それは、これまでの鈴の音みたいな声とは無縁の、ひどく霞んで、ヒビ割れた声】
【死神の、声】
さぁ、教えてよ! オネエサンのイロを! オネエサンのココロを!
わたし、知りたいの! オネエサンを割いて、裂いて、咲いて!
その、中身を!
【狂ったように叫んで、鎌を振るう】
【四本の糸を、銀色の残滓が撃ち落としていく】
【けれども、同時にとぶそれらを、全てうちおとすこと叶わず――"焔"を纏った糸が、彼女の左肩を貫き、じゅう、と、厭な臭いと音をまき散らす】
【痛みと、苦しみと、熱さと――それらを感じているはずの少女はしかし、むしろ陶然とした様子で、自らを貫いた糸を、見つめ】
んっ――ああ! なんて痛いの、なんて熱いの、なんて苦しいの!
こんなにぶっといものが、あんっ、わたしを貫いて――
はじめてなのに――ああっ、わたし、貫通、させられちゃってる……!
【嬌声を響かせながら、少女が呟いて、貫いた糸を"掴む"】
【じゅう、と。まるで糸がもがくように、苦しむように、少女の手を焼くが、それも気にせず、むしろ愉しんで――】
ねえ!
オネエサンにも――この気持よさ、教えて、アゲルッ♪
【――そのまま糸を、自らの方へ"引っ張った"】
-
>>934
【――此れまでに何度も、女子高生は「狂人」と相見えてきた】
【だが、今眼の前に聳える「少女」は――狂人という枠に収まる者ではない】
【喩えるのならばそれは、狂気そのもの。狂気という概念が意思を持ったかのようなその言動】
……狂ってやがる
【その姿に怯えるかのように、女子高生は初めて――人に対し、「狂っている」と告げる】
【今まで贋作しか目にしてこなかった彼女が漸く目にした「真作」は――余りにも、狂気に満ちていて】
【震え出す足を叩き、逃げ出したくなる恐怖を覆い隠すように、女子高生は奮い立つ――が】
―――ぐッ!?
【瞬足の間の内に響くは、空を割るかの如き大声量の「笑い声」】
【咄嗟に耳を覆うもその笑い声は手をすり抜けるように、女子高生の耳を劈いて】
【斬り落とされ、地へ堕ちる糸たちを何とか回収し――顔をしかめながら、「少女」を睨む】
……は、馬鹿め
俺の糸は鬼の怪力を以ってしても千切れねえ最強の糸だ!
テメエ如きの筋力で千切れるはずが――
【そして、何を思ったか己を貫いた「糸」を握り始めた少女に対し】
【女子高生は其れを「千切る」のだと勘違いし、自信有りげにそう言い放ってみせる】
【だが――「少女」が糸を掴んだのは、千切るためではなく】
【糸を、「引っ張り」……女子高生を、引き寄せるのが目的で――】
な―――っ
【自信による慢心。故に女子高生は――引っ張られる糸への抵抗が遅れ】
【ぐらりと揺れ、吸い寄せられるように引かれる己の矮躯。その咄嗟の出来事に声を漏らし】
【――なんと皮肉なことか。「絶対に千切れない糸」出会ったが為に、手繰られた糸は解れもせず】
【女子高生を引き寄せる強靭な糸として――少女に、扱われてしまう】
【…そうして間もなく、女子高生は……少女の、「鎌」が届く距離へと引き寄せられることだろう】
-
>>935
狂ってる、なんて、ふふ、クフフ、しつれーだなぁ……
ワタシ、わたし、私、そんな、くる、狂ってなんて、ないよぉ?
【くつくつ、くつくつ。ひび割れた笑みを浮かべて】
【少女は嗤う、無邪気に哂う】
【ぐい、と。引っ張られる>>935の身体】
【それにしても――恐ろしいほどの、怪力。とても外見相応の筋力とは思えない、人を超えた力】
【異能の力だけではない。まるで、人の脳にある、外してはいけないリミッターを外しているかのような――】
ねえ、おねえさんは、絶望のイロを知ってる?
苦痛と、殺意と、慟哭のイロを、知ってる?
【少女が、鎌をくるくると手元で弄ぶ】
【よく見れば、棒と刃の接続部からは、絶えず肉が蠢き、血が流れている】
【まるで、自らの刃に苦しむかのように】
"絶望"はね――どうしようもなく暗くて、そして明るい色なんだよ
切り離そうとしても切り離せなくて、どれだけその肉を削ろうと、その骨を折ろうと、その血を流そうと、"サイセイ"する闇のイロ
それでいて、どんなものも切り刻んで、絆も、希望も、未来も、ぜんぶを切り捨てる、刃のイロ
それが、絶望のイロ
それが――わたしの"イロ"
【引き寄せた>>935に向けて、少女が、鎌を大げさに振りかぶる】
【口が三日月みたいに歪んで、その瞳が紅く輝く】
【月光を背に受けて――死神の影が、鎌を、振るう】
ねえ、おねえさん?
おねえさんの糸は――"希望"は
わたしの鎌じゃ、簡単に切れてしまうほど、もろくて、儚いんだよ?
【死、そのもののように振るわれた刃】
【その挙動は、呆気無いほど単調で】
【もし、避けようとするならば、今の動きを封じられた>>935でも、難しいことではないだろう】
【ただ――避けなければ、その刃は、"俺の糸は鬼の怪力を以ってしても千切れねえ最強の糸"を斬ってしまう程度には】
【鋭い】
-
>>936
【心臓が飛び出てしまいそうなほどに、鼓動が、動悸が高まっていく】
【此れまでにない恐怖。深淵に潜む「狂気」を目の前にして、女子高生は震え上がり】
【漸く――目の前の少女が。自分よりも「強い」相手なのだと悟って】
【全身が警告を鳴らすように震え始める。カタカタと、小刻みに――】
【だが、女子高生は――未だ、闘志を絶やさず】
テメエのような強靭に貸す耳なんざねえ……
せいぜい戯言をほざいてろ、死神モドキが――!
【震えた声で、歪な笑顔を作り、触れるだけで崩れてしまいそうな虚勢で】
【女子高生は少女を睨み、闘争心だけで保たれた紅蓮の瞳を向けて――】
【再び糸より作り上げたものは――強靭なる、幾つもの糸により編み出された「蜘蛛の巣」】
【あらゆる魔力を注ぎ作り上げられたその巣は、彼の武人の拳を安々と受け止めるほどで】
【自信と「希望」を巣へと込め、少女は振り上げられた鎌を退けるが如く巣を構える――――】
【刹那、飛び散ったものは灼く紅い鮮血】
【それは少女のモノでも、鎌の鮮血でもなく】
―――う、あ゛……っ…!
【肩から腹部へとかけて、切り裂かれた女子高生の――「絶望」の、鮮血であった】
【口から血反吐を吐き出し苦悶の声を上げ、顔には悶絶の表情を浮かべる彼女の両手には】
【……一瞬も「刃」を止めることの出来なかった――ズタズタの「希望」が垂れていて】
【足元に作り出された血だまりに、女子高生は力なく膝をつく】
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