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暇潰し・ロール練習スレ 其の四
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>>929
…………?
【突然の攻撃、突然の描線】
【空中に色の残滓が流れ、月光を浴びて怪しく輝く】
【恐らく、普通の人間であれば、反応こそせれど、避けることなど到底叶わぬそれを】
【少女は、じっと――ただ、じっと見つめている】
【その顔は、呆然としたものというよりも】
【ただ、"それを脅威とみなしていない"かのような、暢気さを感じさせ】
【ふい、に】
【少女の体が、落ちて。その場から、消える】
【看板に腰掛けていた少女の上半身が、ぐっと、反り返っていく】
【看板に引っ掛けている足を外してしまえば即座に頭から地上に突っ込む。常人であれば、たとえ出来たとしても躊躇う行動】
【それを、少女は――まるで、"死ぬことを微塵も考えていない"かのように、躊躇いなく行い】
【標的を失った糸が、虚空を虚しく駆け抜けるだろう】
――もう、いきなりはひどいんじゃ、ないの?
殺すなら殺すで言ってくれないと
わたし、"死ぬのを愉しめない"よ
【少女が、場違いな、拗ねたような声をだす】
【看板に足を引っ掛けて、身体を反転させたまま】
でも、でもね。おねえさん
【少女が、看板から足を離す。上下さかさまになっていた少女の体が、重力に則って落下する】
【けれども、少女は怖がることなく、くるりと空中で回転した】
【すとん、と。綺麗に、地面に着地して】
わたし……殺されるより、殺すほうが好き、かなぁ?
【無邪気に笑って】
【少女は、手を後ろに組んだまま、無防備に>>929に近づいていく】
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