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暇潰し・ロール練習スレ 其の四
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>>861,862
【氷霧が立ちこめる】
【煩わしいので、一息で吹き消した】
【いない。気配を感じる。頭上を見上げる。背に生やした二対の翼と、泰然と笑みを浮かべる吸血鬼――】
【嗚呼、もう――】
【こんなに楽しい夜は、生まれて初めてではないか】
《 上かァー!
上って発想はなかったなァ!
そりゃそうだよな、吸血鬼なんだし空飛ばなきゃマガイモンだもんな、今度から気を付けよう!
グレイプニル! 長いからニルな、ニル! 》
【少女改め、ニルを見やる】
【喜色に満ちた瞳に映る、超高速で突っ込んでくる吸血鬼】
【狼は怖れない】
【まして、勇敢に挑むこともしない】
【じゃれ合いなのだ。とどのつまり、肉弱く骨脆い人間には着いていけないだけの話――!】
【狼は、すぅ、と息を吸い】
《 迎え撃つぞぉ――――Vithaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaarrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrr!!!!!!!!!!!!!!!!! 》
【瞬間、】
【狼が何故、ニヴルヘイムと】
【フローズヴィトニルやヴァナルガンド、フェンリルではなく】
【ニヴルヘイムという、”世界”の名前で呼ばれるかが、極寒の暴威をもって示されることになる】
【雪崩であった】
【暴風雪であった】
【絶氷で構成される死の世界が、丸ごと放たれた】
【吹き荒ぶのは、超絶の冷気と氷塊の波動乱舞。月ごと凍てつかそうとする魔狼の雄叫び】
【並の人間なら一瞬で氷塊と化して砕け散る、零下の音衝撃が】
【音速並の速度で突っ込む少女に放たれる】
【超高威力の長距離冷凍圧砕砲撃――不用意に近付けば、>>862も巻き込まれる羽目になるだろう】
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