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【戦】『スタンドバトルスレッド』 その1

1名無しさん:2016/01/18(月) 01:56:43
スタンド使いによる『バトル』用の汎用スレです。
バトル関係でならご自由にお使いください。

458三刀屋『ブラック・アンド・ホワイト』:2022/10/02(日) 21:38:50
>>457

「よく覚えていますね・・・・それも仕事上の都合ですか?」

「それに様々な事に造詣が深い・・・・!
 引退されたらノンフィクション作家になられてもいいかもしれませんねぇ!」

互いにスタンドを先行させて、じりじりと距離を詰める状況
フェンシングや剣道の試合の様に、間合いの詰め方が鍵になる展開か
三刀屋自身も百目鬼の方へと前進し、互いのスタンド同士の距離を詰めていく

「距離を詰めろ『ブラック・アンド・ホワイト』!」

彼我のスタンドの距離が『1m』まで近づいたところで
『B&W』の足元に『コマ』を設置。即座に発動する!
その内容は・・・・・

(往年の漫画作品に倣って『右ストレートでぶっ飛ばす! まっすぐ行ってぶっ飛ばす!』
 まずは百目鬼さんのお手並みを拝見しますよ)

その『コマ』の指示通りに
『ブラック・アンド・ホワイト』を前方にまっすぐ1m前進して『ライトパス』に殴りかからせる
『コマ』の動作を行っている最中、『B&W』は『無敵』となる パス精CCB
まずは威力偵察を行う構えだ・・・・!

※ありがとうございます。MAPの状況は大丈夫です

459百目鬼小百合『ライトパス』:2022/10/02(日) 23:16:13
>>458

どちらかが『有効打』を受けた時点で終了。
その条件の下で行われる『手合わせ』は、
ダメージレースを争う戦いとは根本的に違い、
先に『一本』取った方に軍配が上がる。
どちらかが倒れるまで終わらない戦いとは、
また異なる種類の緊張感が庭内に漂う。

「ハハハ、そりゃあいい。作家に年齢は関係ないからね。
 その時はアンタのツテで、出版社に口利きを頼もうか」

          ザッ

軽口を返しながら、互いに距離を詰めていく。

               ザッ

「――――ほう、随分と『直球』だねえ。嫌いじゃないよ」

         (ただ、少しばかり『直球すぎる』ね)

正面から殴り掛かってくる『ブラック・アンド・ホワイト』を見て、
直感的に警戒心を抱く。
こちらのスピードは、既に目視している。
その上で、この攻撃を選んだという事実は、
十分に考慮すべきだ。
特に注意を向けるのは、
能力に関わっているらしい『コマ』だった。
そこに隠された意味は分からないものの、
おそらく単純な攻撃ではない事は察せられる。

「それなら、こっちも『正面』から応じなきゃ失礼だ」

           ドヒュゥッ!

『ブラック・アンド・ホワイト』の右拳めがけて、
『ライトパス』が『警棒』を放つ(パス精CAC)。
事前に腕を引いておいた(>>457)ため、
最短のモーションで『突き』を繰り出す事が可能。
タイミング的には『後出し』になるが、
それを差し引いても釣りが来る程度には、
圧倒的に『速い』だろう。

(『何かある』んなら、そいつを拝ませてもらうよ)

まずは、この一撃で様子を見る。
もし何もなければ、『警棒』が拳に命中し、
その衝撃が本体に伝達される事になるだろう。
しかし、『それで終わり』とは思っていない。

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∴:砂紋が描かれた白砂
◇:小さな景石
□:大きな景石
●:砂利
百:百目鬼
ラ:ライトパス
三:三刀屋
ブ:ブラック・アンド・ホワイト

460三刀屋『ブラック・アンド・ホワイト』:2022/10/03(月) 20:44:51
>>459

「むっ・・・・その時は公平に評価させていただきますよ?
 身内だからって、贔屓目にはなりませんからねぇ?」

言い返しながら、まずは最初の激突が生じる

殴りかかる『ブラック・アンド・ホワイト』は既に能力によって無敵となっている
故に・・・・『ライトパス』の『警棒』による一撃は・・・・


    ズガァァァンッ!!

互いに同程度のパワー・・・・
相打ちとなり、拳と『警棒』がぶつかり合った状態で停止する

「百目鬼さんの『ライトパス』・・・・
 やはり、途方もなく『速い』スタンドのようですね」

「パワーは僕の『ブラック・アンド・ホワイト』と大差はないとはいえ
 この速さは厄介だ・・・・正面衝突は避けないと」

(とはいえ、流石に『それだけ』ではないでしょうが・・・
 先ほどから構えているあの『ジャケット』・・・・何かあるか、それとも陽動か)

     ジャリッ・・・・

           ダダッ・・・・!!

攻撃を終えたばかりの『ブラック・アンド・ホワイト』をこちらに引き戻す
真っ直ぐに『ライトパス』の方を向かせたまま、背後に向かってバックステップをするような挙動だ

461百目鬼小百合『ライトパス』:2022/10/03(月) 21:50:14
>>460

「存分に審査してもらおうじゃないか。
 アタシの経験は安くはないからね」

激突する『拳』と『警棒』。
パワー自体は同等だが、
『警棒』は鉄に匹敵する強度を持ち、
ダメージフィードバックも存在しない。
いわば、猛スピードで直進する鉄の塊に、
自ら突っ込んだような形になる。
本来であれば、『ライトパス』が有利な状況だった。
しかし、能力の一端である『無敵化』により、
『ブラック・アンド・ホワイト』は掠り傷一つ負っていない。

「そっちこそ、痛がる素振りも見せないとは、
 随分と『頑丈』じゃないか。
 まともにぶつかったってのに、
 ピンピンしてるもんで驚いたよ」

「ちょっと前、アンタと同じように、
 自分から『警棒』に突っ込んできたヤツがいた。
 そいつは『鎖骨』が砕けちまったからねえ」

一切の打撃が通用しないというのであれば、
相当に手強い相手だ。
しかし、まさか『無条件』ではないだろう。
何らかの条件があると考えるのが妥当だ。

(一番可能性が高いのは――さっきの『コマ』か。
 『コマの使用中は強度が増す』ってところかねぇ)

(つまり、『コマを使われる前に仕留める』って方針になる)

     「おっと、逃がしゃしないよ」

          ブォンッ!!

飛び退く『ブラック・アンド・ホワイト』を視認した直後、
『ライトパス』が『ジャケット』を横薙ぎに振るう(ス精AC)。
この至近距離では、速度差が如実に現れる。
瞬間的に反応する事は極めて困難だろう。

     「次はアタシが『披露』する番だ」

   ドッギュゥゥゥゥゥ――――――――ンッ!!

『ジャケットの裏地』には、
『二本の線(>>455)』が引いてあった。
その内の一本を『ブラック・アンド・ホワイト』に接触させ、
『正道』の能力を発動。
後退を妨害しつつ、『こちら側』に引き寄せる。
先程とは違って右腕は引いておらず、自然に構えたままだ。
ここから『突き』を繰り出すためには、
『引く』という動作を挟まなければならない。

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∴:砂紋が描かれた白砂
◇:小さな景石
□:大きな景石
●:砂利
百:百目鬼
ラ:ライトパス
三:三刀屋
ブ:ブラック・アンド・ホワイト(引き寄せられていると思われる)

462三刀屋『ブラック・アンド・ホワイト』:2022/10/03(月) 22:49:45
>>461

「僕の『ブラック・アンド・ホワイト』は少々頑丈でしてね
 ちょっとやそっとの攻撃ではビクともしませんよ?」

などと誤魔化してはみたものの
相手の戦闘経験を考えればすぐにネタは割れてしまうだろう
何せ、この能力は『コマ』が目立ちすぎる

「お・・・・うわっ!?」

    ブォンッ!!

『ジャケット』の裏に隠されていた『二本線』
それが『B&W』に接触した瞬間に、凄まじい勢いで『B&W』が引き寄せられる
それにともない、ダメージフィードバックによって本体も前方に引っ張られた

「これは・・・・『光の線』!?
 まさか、あなたの能力は『線に触れた相手を引き寄せる』事・・・・!?」

「くっ・・・・・『ブラック・アンド・ホワイト』ッ!!」

前方への引き寄せによって体勢を崩したところで
『ブラック・アンド・ホワイト』の足を地面に接触し、『コマ』を設置
すぐさまその能力を発動させる・・・・!

『コマ』に描かれた絵は『上空からの垂直落下キック』!!

    シュンッ!!

『コマ』による行動の『完全成功』は
その行動を行える場所へ瞬間移動する付属効果がある
それにより、上空3m地点を行動の起点として指定・・・・
そこから垂直に落下しつつ百目鬼の頭めがけてキックをしかける


「おっと! スタンドが消えたからと言ってよそ見はいけませんよ!
 僕は僕で・・・・こうして動けるのですから!」

それと同時に本体も行動を行う!
前方に引かれて崩れた姿勢のまま、右手の中に包んだ『白砂』を百目鬼に向かって投げつける
通常・・・スタンドと本体の同時行動はまず不可能だ
だが、『ブラック・アンド・ホワイト』の能力であれば、『コマの行動』を開始した後は自動行動が開始される・・・・
つまり、本体の意思は自動行動中は必要がなく・・・・同時行動が可能となる

『白砂』で相手の意識を上空から逸らし、こちらに引き付けるのが狙いだ

463百目鬼小百合『ライトパス』:2022/10/03(月) 23:50:24
>>462

「それだけじゃあないが、概ね『正解』だよ」

設置した『コマ』の効果により、
『ブラック・アンド・ホワイト』は上空に逃れた。
『神速』さえも上回る『瞬間移動』だ。
その直後――――――。

           ド ッ ! !

凄まじい速さで『警棒』が『伸びた(>>461)』。
突っ込んできたところを『狙い撃ち』する算段だったらしい。
少しでも『コマ』の設置が遅れていたら、
直撃を食らっていただろう。

「今の状況から抜け出すとは大した『応用力』だ」

『ブラック・アンド・ホワイト』の所在は分からないが、
少しも迷う必要はなかった。

      「お陰で『手数』が省けた」

            ザッ!

  「アンタがスタンドと距離を離した時から、
   『本体を叩いてやろう』と思ってたんだからねえ」

言うが早いか、本体である『三刀屋』に向かって走り出す。

「そんな『豆鉄砲』じゃあアタシは止められないよ!!」

            バサァッ!!

前進しつつ、飛んでくる『白砂』を『ジャケット』の風圧で払う。
『ブラック・アンド・ホワイト』の姿は、
百目鬼の視界から消えてしまった。
しかし、前に戦った『猪狩』と似たようなパターンなら、
『大体の位置』は見当がついている。

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∴:砂紋が描かれた白砂
◇:小さな景石
□:大きな景石
●:砂利
百:百目鬼(三刀屋に向かって走り出す)
ラ:ライトパス(ジャケットを振る)
三:三刀屋(引き寄せられて体勢を崩す)
ブ:ブラック・アンド・ホワイト(上空からキック中)

464三刀屋『ブラック・アンド・ホワイト』:2022/10/04(火) 22:29:16
>>463
                   コチラ
「なるほど・・・・最初から目的は本体狙いと言う事ですか
 奇遇ですねぇ! 僕もなんですよ!」

    ダッ!!

そう言いながら、百目鬼に向かって真っ直ぐに前進する
右手では拳を握りしめ・・・・左手をスラックスのポケットに入れながら!

「こちらも奥の手を使わせてもらいますよッ!」

『ブラック・アンド・ホワイト』の最大の利点・・・・それは本体との『同時行動』にある
現在、『B&W』は百目鬼に向かって落下攻撃の姿勢にある
仮に百目鬼がこの攻撃に気付いていたとしても、スタンドによる攻撃はスタンドにしか防げない
つまり、『ライトパス』を一旦手元に引かせなければ防御する事は出来ないという事だ

そうやって、頭上からの攻撃を防御するようなら、
『ライトパス』が本体の近くに引いた瞬間を狙って、
三刀屋が百目鬼に対して右拳で直接殴りかかる!

『ライトパス』が変わらず三刀屋を狙うようなら、
ほんの少し歩みを止めて『ブラック・アンド・ホワイト』の攻撃を行う!

本体か、スタンドか、どちらかに意識を向ける必要がある普通の近距離パワー型スタンド使いにとって
この『不自由な二択』の選択は対処が難しいだろう

(そして、いざとなったら・・・・・この『奥の手』があります!)

465百目鬼小百合『ライトパス』:2022/10/05(水) 01:43:58
>>464

三刀屋を狙えば『ブラック・アンド・ホワイト』が来る。
『ブラック・アンド・ホワイト』を狙えば三刀屋が来る。
スタンドの長所を活かした『二択』を迫る三刀屋の一手。
それに対して、百目鬼が出した答えは、
『本体とスタンドを同時に攻撃する』だ。

「『隠し玉』があるんなら、さっさと出しておく事を勧めるよ」

三刀屋に向かって前進を続け、距離を縮めていく。
『元々の位置』からズレた事で、
『空中からのキック』は目標を外れ、
『ブラック・アンド・ホワイト』は地面に着地する。
既に行動可能な状態だ。
百目鬼と『ライトパス』は、
依然として『三刀屋本体』を狙う様子を見せていた。
よって、三刀屋は歩みを少しだけ止め、
背後を取った『ブラック・アンド・ホワイト』が攻撃態勢に入る。

「見せる前に終わっちまわない内にねぇッ!!」

        ド ッ バ ァ ッ ! !

走ってきた勢いで、三刀屋の『顔面』に向けて、
足元の『白砂』を蹴り飛ばす(パス精CAC)!!
片手をポケットに入れた状態だ。
両手が空いている時よりも対処しづらいだろう。
本体の集中力に乱れが生じれば、
その分だけスタンドの操作も疎かになる。
ごく短い時間に過ぎないだろうが、『ライトパス』には十分だ。

   「そォら!!『コイツ』もとっときな!!」

           ブンッ!!

精神集中に一瞬の『ノイズ』が混じるであろう間隙を縫って、
間髪入れず左手の『ジャケット』を投げ放つ!!
三刀屋の頭から覆い被せ、視界を封じようとする。
しかし、『本命』は『ここから』だ。

      キィィィィィィィィィィィィィンッ!!

残しておいた『もう一本の線(>>460)』を即座に発動し、
『線』に触れる三刀屋の頭部を『向こう側』に引っ張らせ、
『仰け反る』ような形にして姿勢を崩させたい。
三刀屋が万全の状態を取り戻すには、
体勢を立て直し、『ジャケット』を退かし、
目に入った『白砂』を取り除く必要があるだろう。
普段なら何て事のない作業も、
一瞬を争う攻防では命取りになりかねない手間だ。

「『姿を消したヤツ』が次に現れるのは、
 ほとんどが『背後』で、残りが『上』だと相場が決まってる。
 『確認するかどうか』は状況によるが、
 すぐに離れた方がいい場合も少なくない」

           ザザァッ

「確認しようとした途端に『グサリ』って場合もあるからねぇ」

『光の線』で三刀屋の姿勢を崩させる事で、
本体とスタンド両方の動きを遅らせている間に、
『ライトパス』と共に振り返りたい。
『本体を狙う』と宣言したのは一種の詭弁。
今、本当に狙っていたのは『スタンド(>>463)』の方だった。

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∴:砂紋が描かれた白砂
◇:小さな景石
□:大きな景石
●:砂利
百:百目鬼
ラ:ライトパス
三:三刀屋
ブ:ブラック・アンド・ホワイト

(※引き続き問題があればご指摘を)

466三刀屋『ブラック・アンド・ホワイト』:2022/10/05(水) 21:26:53
>>465


     ブオォンッ!!

空中から落下していた『ブラック・アンド・ホワイト』が
百目鬼の移動に伴い、攻撃が空を切る形で地面へと着地する
行動終了に伴い、無敵化が解除・・・・任意稼働状態となった

「それではお見せしましょう!!」

   そう言いながら、三刀屋は距離を詰め・・・・歩みを少し止める

「僕の『切り札』・・・・・それは!!」

      パッ!

ポケットに突っ込んでいた左手を目の前に出す
何も・・・・握られていない。何もない。

「は、ははは・・・・・『奥の手』なんて用意できるわけないじゃないですか
 この短時間に・・・・・ぐぶべっ!!!」

『奥の手』・・・・・そんなものはない!!!!(>>464メール欄)
ポケットに手を突っ込んでいたのはただのはったりに過ぎない!
そんな三刀屋の顔面を『白砂』が容赦なく襲う!!

「ぐえっ!!」

砂をかけられた事による一瞬の隙を突かれ、
三刀屋の顔面を『ジャケット』が覆う・・・・一連の流れるような動作に『ブラック・アンド・ホワイト』はまだ対応できない
そして・・・・『ライトパス』の能力が発動

三刀屋の頭が『向こう側』に引っ張られる・・・・体勢が崩れた!!!

「あ、ああ・・・・やっぱり百目鬼さんの『経験』は洒落にならないですねぇ
 仕方がない・・・・・こうなったら、『ズルい手段』を使わせてもらいますよ」

流れるような一連の動作・・・・『ブラック・アンド・ホワイト』はその流れに対処出来なかったが
三刀屋の体勢を崩すまでに、一呼吸以上の時間が経過したはずだ
そう・・・・既に『ブラック・アンド・ホワイト』のクーリングタイムは終了している

「締めろ・・・・『ブラック・アンド・ホワイト』」

『ブラック・アンド・ホワイト』の足元に再度『コマ』を設置し、すぐさま発動する
その内容は・・・・『相手の背後に立ち、首を絞める行動』だ

『ブラック・アンド・ホワイト』の能力は必ず成功する・・・・
そして、『コマ』によって指定すれば、その起点となる位置へ瞬間移動する事が出来るのだ
つまり・・・・『首を絞め続けているコマ』を指定すれば、『ブラック・アンド・ホワイト』は相手の首を絞めた状態から行動を開始する

「確かルールは『最初に攻撃をHITした方が勝ち』ですよね?
『チョーク』も攻撃に入りますか?」

467百目鬼小百合『ライトパス』:2022/10/05(水) 22:53:27
>>466

「ハ――――『してやられた』ねぇ」

『何も握られていない左手』を目の当たりにして、
思わず苦笑が漏れる。
極めて単純なブラフだが、
この局面では効果的であったと言えるだろう。
一連の攻撃を完了した百目鬼と『ライトパス』は、
即座に『振り返ろうとした』。

  「――――――うッ」

          グイィッ………………!!

その瞬間、確かな『圧迫感』が喉に加わる!!
百目鬼が振り返るより先に、
『ブラック・アンド・ホワイト』は行動を開始していた!
本体が攻撃を受けた事で、『ライトパス』の動きも、
一瞬『停止』せざるを得ない……!

  「だが…………『絞め落とす』のは…………」

    グググッ………………!!

     「…………『すぐに』とはいかないよ…………!」

        ――――――ドギュゥンッ!!

1拍遅れて、『ライトパス』が『1m前進する』!
先程までは用心して本体の傍らに置いていた。
しかし、『ライトパス』の射程距離は『2m』だ。
そして、三刀屋と百目鬼の間の距離も『2m』。
『ブラック・アンド・ホワイト』への対処を優先したために、
結果的に『放置』する形になってはいたが、
既に三刀屋は『射程内』に入っていた!!

        ジ ャ キ ィ ッ !

超高速で三刀屋に突っ込みながら、
『ライトパス』が『警棒』を構える。
本体の百目鬼が攻撃を受けている真っ最中であるため、
平時より『精彩を欠いた動き』になってしまうものの、
『目の前にいる相手』を『滅多打ち』する程度は何ら問題ない!!
完全に意識が途絶える前に、
『警棒』の『神速乱撃』が三刀屋に叩き込まれれば、
本体の気絶と共に『ブラック・アンド・ホワイト』も消え、
同時に『拘束』も破られるだろう…………。

            フ ッ

次の瞬間、空気に溶ける紫煙のように、
『ライトパス』の姿が掻き消えた。
百目鬼が気絶して『強制解除』されたのではない。
自らの意思で『解除』したのだ。

「本来なら『続ける』ところだけど……『ルール』があるからね」

           ニ ヤ リ

        「――――――『アンタの勝ち』だ」

依然として首を絞められながらも百目鬼は笑い、
『三刀屋の勝利』を告げた。
その笑い方は、どこか『凄絶』であり、『鬼』を思わせる。
その表情を見た者は、百目鬼を『鬼の小百合』と呼んだ。

468三刀屋『ブラック・アンド・ホワイト』:2022/10/05(水) 23:52:07
>>467

「ええ―――― その通り。」

目の前に迫りくる『ライトパス』を真っ正面に捉える
目を見開き、今まさに殴り掛からんとするスタンドの姿を見据えながら・・・・

「だから、実戦では使えませんよ・・・・・この『手』は」

『ライトパス』が掻き消えるのを確認したところで、
『ブラック・アンド・ホワイト』もまた能力を解除した

途端に、緊張の糸がダース単位でブツ切りにされたかのように
全身の力を抜いて息を吐く

「ふっ、ふぅ〜〜〜〜〜・・・・・・き、緊張したぁぁ〜〜〜〜!
 ルールの穴を突くような『ズルい方法』ですからねぇ・・・・
 百目鬼さんに怒られるんじゃないかと冷や冷や・・・・・あっ」

緩んだ笑顔で百目鬼の方を向いた所で気が付く
彼女のその『笑い』・・・・・凄絶な、『鬼』を思わせるその表情に・・・・・

「あ、あのぉ〜〜〜やっぱり怒ってますぅ?」

469百目鬼小百合『ライトパス』:2022/10/06(木) 00:32:41
>>468

       ――――――パチン

『決着』と同時、百目鬼邸の奥から小気味良い音が響いた。
駒と盤面が触れ合う音色だ。
『詰め将棋』をしていた百目鬼の父も『一手』を指したらしい。

「ハハハ、とんでもない。
 最初に『ルール』を提示したのはアタシだからね。
 文句は言えないし、言うつもりもないさ。
 『見事な一手』だった。そう思うよ」

           ポンッ

三刀屋に歩み寄って、その肩を軽く叩く。

「なかなか楽しませてくれるじゃないか。
 お疲れさん。付き合ってくれて感謝するよ」

労いと賞賛の言葉を口にする百目鬼の表情は、
もう元に戻っている。
『菩薩』とはいかないまでも、そこに『鬼』はいなかった。
そうかと思うと、今度は忍び笑いを零す。

              クッ クッ クッ

「アンタを止めなきゃならなくなった時には、
 さっきのが『参考』になるだろうからねぇ」

        ザッ

落ちているジャケットを拾い上げ、
付いている砂を払うと元通り着直した。

「さてと、それじゃあ『報告』に行くとしようか。
 『庭で暴れて荒らしちまった』ってさ。
 ここまで来たら乗りかかった船だ。
 最後まで付き合ってもらうよ」

「――――まさか『逃げる』とは言わないだろうねえ?」

その面持ちは『菩薩』でも『鬼』でもなく、
あくまでも『一人の人間』のものだ。
ただ、『有無を言わせぬ顔』であった。
『どうなるか』は分からないが……
『詫び』を入れに行く事になりそうだ……。

470三刀屋『ブラック・アンド・ホワイト』:2022/10/06(木) 22:04:41
>>469

「は、ははは・・・・ご無礼しました・・・・」

肩を叩かれた時に一瞬、びくっと跳ね上がるも
相手の表情に『怒り』の気が無い事を見ると、徐々に緊張が解けていく

>「アンタを止めなきゃならなくなった時には、
> さっきのが『参考』になるだろうからねぇ」

「え、ええ・・・・そんな事がないと良いですねぇ
 僕としても、百目鬼さんのような方を相手にするのは二度と御免ですし」

ふぅ〜と息を吐きながら振り回された首を左右に回す
痛みや違和感はほとんどない

>さてと、それじゃあ『報告』に行くとしようか。

「え、ええっ!? やっぱり行かないと駄目ですか・・・?
 ううん・・・・・お手柔らかになるように祈るばかりですねぇ」

そう言うと、二人揃ってこの庭を造った親父さんの所へ向かう
雷が落ちるか、鬼が出るか、この後の出来事は三刀屋にとって忘れ得ないものとなるだろう・・・・

471百目鬼小百合『ライトパス』:2022/10/07(金) 06:55:27
>>470

将棋盤の前に座っていた百目鬼の父親は、
仏頂面で報告を聞き終えた。
老齢の身でありながら、その背筋は真っ直ぐ伸びており、
気骨に溢れた性質を感じさせる。
やがて立ち上がると、
しっかりした足取りで縁側の方に歩いていく。

(…………納得してもらえたようだね)

小百合が胸を撫で下ろした直後、二人を振り返る事もなく、
父親は言った。

「日が暮れる前に終わらせるぞ」

彼の一言が意味するところは一つだ。
縁側に腰を下ろした父に見守られながら、
二人は『庭の手入れ』を仰せつかった。
作業が雑になる度に指摘を受けつつ、数時間ほど掛けて、
元通りの状態にする事が出来たのだ。

「――――ご苦労さん。面倒かけたね」

いつしか太陽は西に傾き、町は夕日の色に染まっている。

「ちょっと早いけど一杯やりにいくかい?」

『百目鬼小百合』と『三刀屋路行』。
互いに年月を重ねた二人のスタンド使いは、
『あの時』のように酒を飲み交わし、
それぞれの場へ戻っていく。
彼らを見送った店の主人には、
二人の姿が『姉弟』のように思えたという――――。

472リトル・メリー『メリー・バッドエンド』:2023/02/09(木) 20:56:52
(ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1665841153/152-155)から移動

あらすじ:

ある日、夜道を歩いていた『杉夜京氏』は、小さな『ぬいぐるみマスコット』を拾う。
それを無造作に投げ捨てた直後、『何者か』が現れ、杉夜の首を締め上げた。
『等身大のマネキン人形』に憑依した『リトル・メリー』が、
『仲間』が無碍に扱われる光景を目撃し、杉夜に襲い掛かったのだ。
だが、杉夜には『DED』と名付けられた力があった。
ここに『同じ力を持つ者同士』の争いが幕を開ける――――――。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

                      「ウフフフフ」

             「ウフフフフフフフフフフ」

  「ウフフフフフフフフフフフフフフフフフ」

向かってくる杉夜と『DED』を見据え、マネキンが笑い声を漏らす。
このボディは『強化プラスチック製』。
金型で成形された表情が変わる事はない。

   しかし、確かに笑っていた。

     「一緒に遊びましょうよ」

         「『目玉えぐり出しごっこ』にする?」

          「『生爪はがしごっこ』がいい?」

         「それとも『はりつけ火あぶりごっこ』?」

                       「ねぇ――――――」

               ――――――ダッ!

     「ねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇ
      ねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇ
      ねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇ
      ねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇ
      ねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇ」

              グワァッ!!

無機質な両手を突き出したマネキンが、杉夜めがけて突っ込んでくる(パス精CCC)!!

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

人形――生物無生物問わず、人型の存在に『魂』を入れる。
魂の一部を入れた人形はドローンのように使役できる。
全ての魂を入れれば、自分の体のように操作できる。

全ての魂を移した人形が破壊された場合や、
『24時間以内』に破壊された人形に全ての魂を移した場合、
破壊された部位は、その仇敵を腐食させる『黒い影』に置き換わる。

『メリー・バッドエンド』
破壊力:C スピード:C 射程距離:A
持続力:A 精密動作性:C 成長性:B

能力詳細
(ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1463235536/456)

現在の体
・『全ての魂』を移した等身大マネキン(FRP製)



※(判定はセルフ、ありそうな物は言い切りで利用可能。
  そんな感じで大丈夫でしょうか?)

473杉夜 京氏『ドッグ・イート・ドッグ』:2023/02/10(金) 14:48:48
>>472(よろしくお願い致します
そのルールで問題ありません)

 人気の少ない路地だ。近くには電柱が立ち、猫除けのペットボトル。
砂利程度の小石は転がってるかも知れない。だが、目に付く限りでは
杉夜 京氏には見つけられなかった。

 今も、彼の中にある希望など無い煉獄の色だけに染まった瞳に映るのは
息を止めようとした彼女(メリー)しか映らない。

 「こ」

 グゥ

 「ろし」

 ブゥン――ッ

    「てやる……!」

        ゴォ―ッ゛!

 両手を伸ばし迫る、人なのか人でないものなのか。
恐ろしい言葉、得体の知れない存在、それ等のバックボーン。
杉夜に、それを考える程の余裕は無かった。ただ、自分に訪れる
業苦に対しての憎悪だけに支配されている。

 『DED』による、全力のストレートパンチ(パス精:BBC)!

それが、マネキン人形の胸部目掛けて放たれた……っ。

474リトル・メリー『メリー・バッドエンド』:2023/02/10(金) 18:07:47
>>473

『FRP』製のボディは、適度な硬度と弾性を併せ持つ。
仮に人間が素手で殴ったとしても、自分の拳を痛めるだけだろう。
だが、『それ以上の力』があったとしたら…………。

       バ ギ ィ ッ ! !

怨嗟の声と共に放たれた『DED』の拳が、『マネキンの胸部』に叩き込まれた!!
その衝撃たるや、まるで熊に殴られたようなものだ。
人間を超えたパワーとスピードは、『強化プラスチック』を容易く破壊するッ!

             ――――――ドッガァッ!!

一般的に、マネキンの重量は軽い。
何もなければ、血液の代わりにプラスチック片を散らしながら、
10m以上は吹っ飛んでいただろう。
ただ、その途中で『電柱』にブチ当たった為に、5〜6m程度の距離で止まった。
渾身の構えから繰り出された『DED』の一撃を、正面から食らったのだ。
これが人間なら、タダでは済まない負傷なのは間違いない。

    シィィィィィ――――――………………ン

地面に転がったまま、マネキンは動かない。
『死んだ』のか?
人形に『死』という概念があるとは思えないが、これを操っている者がいたなら、
フィードバックによってダメージを受けたのかもしれない。

          「『お気に入り』だったのに――――――」

                 ザリッ………………

両手を使って上体を起こし、杉夜と『DED』を見上げる。

       「『壊した』わね」

             ゾ ワ ッ

砕けた胸部に目を向ければ、そこには『異変』が生じていた。
『黒い影』のような物が、破壊された部分を補うような形で現れている。
禍々しい瘴気を放つ『影』は、憎悪の対象を『腐食』させる『呪い』だ。

   「『お揃い』にしなきゃ」

        「この『痛み』も『お揃い』にしなきゃ」

            「だって――――『あなたが壊したんだから』」

破壊された部位には、『針で浅く刺されるような痛み』が走り続ける。
しかし、耐えられない程ではない。
憎しみに満ちた作り物の顔が、『DED』越しに杉夜を睨みつけ、動向を窺う。
胸には穴が開いているが、それによるダメージは皆無だ。
このボディが『全損』しない限り、『メリー・バッドエンド』は動き続ける。

475杉夜 京氏『ドッグ・イート・ドッグ』:2023/02/10(金) 20:36:20
>>474

マネキンの重量は軽い。確かに本来なら『吹き飛ぶ』のだろう

・・・・
本来なら

(>473より)杉夜は、スタンドをこう動かした。

>『DED』による、全力のストレートパンチ

『全力』のストレート『パンチ』なのだ。

 ――『DED』 その『能力』は……。


                 ――ゴゴゴゴゴゴゴ……ッ゛
― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ―
【能力】
真っ黒に煤けた機械仕掛けの人型。
触れた物体の『飛行』を禁止する能力。
このスタンドの拳で殴打されたものは、
地面(床)から離れる行動の一切を制限される。
またこの能力は『撃墜』された物質に触れる事によって『伝播』する。

『ドッグ・イート・ドッグ』 Dog Eat Dog
破壊力:B スピード:B 射程距離:E(能力射程:C)
持続力:A 精密動作性:C 成長性:A

詳細:ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1463236020/67
― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ―

 マネキンの体は、『DED』の『全力殴打』を受け、『呪われ(撃墜化)』る。

それは、つまり電柱に激突する前に突如慣性の法則すら乱され数メートルで
地面に足先から着地すると言う事だ。
(※こちらからの『言い切り』は以上。体勢や、他の細やかな部分は
そちらの言い切りで問題ない)

「ころ」

 「して」

   「やる……っ゛」 ググッ……ッ

杉夜は、繰り返すように殺意に満ちた瞳と声を放ちつつ
『DED』の足元に力を込めて、足を踏み出す。

476リトル・メリー『メリー・バッドエンド』:2023/02/10(金) 21:38:39
>>475

『吹き飛ばない』という奇妙な状況。
これが人間なら、『まだ』分からなかったかもしれない。
だが、通常よりも『軽い体重』だからこそ、『この時点で察した』。

            パッ

片手に握っていた砂利(>>474)を、掌中から滑り落とす。
『どうなるか』を確認する。
この結果によって、『敵の能力』は完全に理解できる筈だ。

           「野蛮で粗野で卑しくて乱暴で意地悪な人」

        ゾ ワ ゾ ワ ゾ ワ ゾ ワ ゾ ワ

   「ウフフフフフフフフフフフフフフフ」

胸に開いた穴から、闇よりも濃い瘴気を漂わせながら、マネキンは嘲笑う。
たとえ破壊されようが、欠落した部位は『黒い影』に置き換わる。
むしろ、壊せば壊す程に、この身は『呪い』そのものに近付いていくのだ。

「あなたの手足をもぎ取って、頭を砕いてから、火の中に投げ込んであげるわ」

     ゾ ワ ゾ ワ ゾ ワ ゾ ワ ゾ ワ

         「ウフフフフフフフフフフフフフフフ」

              ゾ ワ ゾ ワ ゾ ワ ゾ ワ ゾ ワ

                   「あなた達がやったのと同じように」

剥き出しの殺意と共に、確実に距離を詰めていく杉夜。
マネキンは『動かない』。
逃げるでも向かってくるでもなく、体育座りのような体勢のまま、
杉夜京氏を『待っている』………………。

477杉夜 京氏『ドッグ・イート・ドッグ』:2023/02/10(金) 22:05:08
>>476(本日はこれでtobeです)

『メリー』は砂利を手の平から滑り落とした。
 パラパラと小さな砂粒は引力の法則に導かれて落ちる。
だが『小石』のような、砂粒より僅かに大きな石粒に関しては
落ち方が少々、何と言うか違和感のある落ち方だった。勢いがある訳でない
 ストン、と言う感じの……メリーに起きた現象に近い落ち方。


メリーと杉夜。どちらも姿形やスタンド像含めて似てる所が無い二人。
いや、一人と一体だが……妙な共通点と言える点が一つある。

メリーは愛憎を有してる。人に時に愛されたが、ある時は人から憎しみを受けた。

杉夜にも愛憎がある。母に愛された記憶を有するが、それ以外からは
認知の祖父母のしがらみで虐げられ、そして心を壊した母から責め苦を受け。
 やがて、そんな周囲の取り巻く世界の冷たい現実を『憎悪』を有した。

どちらも呪い、呪いたいと言う。背景の理由は異なれど同じ闇を抱えている。

奇数な運命の果て、癒せない傷を帯びた彼と彼女……その巡り合いに。

 ググッ……ッ゛

 「――俺の前から」

     ドォンッッ゛

   「消え ろ゛っ」

 ――杉夜 京氏の占める衝動は、ただ一つ。世界に対する『憤怒』だけ。

眼前の苦しみを消し去りたいと言う、黒い感情のみ。

 足先から、壊せれば。後はぐちゃぐちゃに叩き潰せば良い。

そこまで深く考えてるかは知れない。ただ、蹴りたかったのかも知れない。

答えは不明なものの、あらゆる選択肢で選んだ攻撃は
>>475メ欄:ローキックだ……!

478リトル・メリー『メリー・バッドエンド』:2023/02/11(土) 05:38:08
>>477

零れ落ちていく砂利を視認し、本体である『リトル・メリー』は理解する。
自らに起きた現象といい、石粒の不自然な落ち方といい、
『滞空』を制限するような能力が作用しているのだろうと。
『サイズ』によって『落下』に差がある事から、
『砂粒レベルの大きさ』なら影響を受けないらしいと解釈した。

   「よく見たら――――――」

             ジィッ………………

表情の欠けたマネキンの顔が、間近に迫った『杉夜の瞳』を覗き込む。

          「――――――『面白い眼』をしているのね」

己が深淵を見つめる時、深淵も己を見つめている。
この瞬間、二つの『呪い』と『愛憎』が交差した。
似て非なる者なれど、決して分かり合う事のない黒い交錯。

    「でも、ダメ。だって、あなたは『悪い人』だもの」

       「そうよ。あなたは『悪い人』なのよ」

   「『悪い人』は全部いなくならなきゃいけないんだから」

何故、マネキンは立ち上がろうとしなかったのか?
敵が『素手』で、こちらが『立っている』場合、次に来るであろう攻撃には、
大きく分けて二つの可能性がある。
拳による『殴打』か、そうでなければ『蹴り』だ。
だが、『座り込んでいる相手』に対しては、ほぼ蹴りしか有り得ない。
何か特別な理由でもない限り、『足元の敵』に向かって、
わざわざ拳を使う必然性が薄いからだ。

「だから、あなたもいなくならなくちゃあいけないの」

          すなわち――――『予測』する事は難しくない。

                  バッ!!

底冷えする真冬の空気を切り裂きながら、恐るべき勢いで繰り出される『ローキック』。
それに合わせるように、自ら『当たりに行く』。
破壊された胸部から湧き出す『黒い影』で、『DED』の足先を受ける為に。

普通ならば、まず間に合わない。
しかし、『蹴りが来る』と予想できていたなら話は違う。
相手が動き始める前に、『最も都合の良い角度』で飛び込む事が可能な筈だ。

また、蹴りは『足を引く動作』が入るが、
『メリー・バッドエンド』は『前に出るだけ』で済む。
純粋なスピード勝負では『DED』に分があるからこそ、
『事前の予測』と『モーションの差』で補う。
それらの要素は、行動の成功率を高める一因に成り得るだろう。

      一瞬でも『触れた』なら、今度は杉夜が『呪い』に蝕まれる事になる。

479杉夜 京氏『ドッグ・イート・ドッグ』:2023/02/11(土) 18:42:59
>>478

ブゥン――ッ    ゴォ!

『DED』は、狙い『違わず』。その蹴りは体育座りするメリー向け放たれた。

 そう、君(メリー)の予測通り。杉夜にとって『撃墜化』された生物は
飛翔や跳躍は出来なくなる。故に、蹴り以外の選択肢を暴力の感情の支配されてた
有無抜きで無かった。だからこそ……。

     ――ジュゥゥゥ゛ッッ゛!!

 「ぐ ぅ゛!!?!」

 メリーの思惑は『成功』する。降りぬかれた『DED』の右足は
吸い込まれるようにして『黒い影』に入る。

 それと共に、本体も感じる右足への『異常』。
浅く針で刺されるような痛み、予想だにしない『奇襲』。

 堪らず、杉夜と『DED』は膝をつく。

>だって、あなたは『悪い人』だもの

  ……ピクッ

「……わ るいひ と?」

 (誰が?)

   (――俺が???)

 駆け抜ける記憶。
認知の祖父母に、排便を投げつけられて、食事を口に運んでも
逆上されて罵倒され暴力も振るわれた記憶。

 同上の母親に現在進行形で苛まれる引き継がれた地獄。

 「俺が……わるい゛……人……っ?」ギリィ゛

 瞳の中の黒い火が炎となって強まる。噛みしめた唇に強く歯が食い込み血が噴き出る。

戦意は衰えない。DEDは、まだ動かそうと呪いを受けてないほうの片足部分に
力は籠められる。

480リトル・メリー『メリー・バッドエンド』:2023/02/11(土) 20:37:16
>>479

『DED』の爪先が、瞬間的に『影』と触れ合う。
最初に感じられたのは、針先で浅く刺されるような『軽い痛み』だった。
だが、すぐに『真の苦痛』が襲い掛かる。

      ゾ ワ ァ ッ

己のスタンドを通して体感できたのは『焼かれるような痛み』。
その先に視線を向ければ、『何が起きたか』は即座に理解できた。
これは!『腐食』ッ!
とっくに賞味期限が切れて顧みられなくなった残飯のように、『DED』が『腐っている』!!
蝕まれたのは『影』に触れた足先だけだが、行動には少なからず支障が出てくるだろう…………。

      ――――――ドッグァッ!!

                   メ キ ィ ッ

しかし!『DED』の蹴りは止まらない!
既に砕かれた胸部を抉るように放たれた蹴りは、再びマネキンを電柱に叩きつけ、
更に『傷口』を広げさせた。
蹴りと遮蔽物の『サンドイッチ』になり、背中側にも亀裂が走る。

      「ウフッ!ウッフフフフフフフフフフッ!」

    ゾ ワ ゾ ワ ゾ ワ ゾ ワ ゾ ワ ゾ ワ ゾ ワ

    ゾ ワ ゾ ワ ゾ ワ ゾ ワ ゾ ワ ゾ ワ ゾ ワ

    ゾ ワ ゾ ワ ゾ ワ ゾ ワ ゾ ワ ゾ ワ ゾ ワ

    ゾ ワ ゾ ワ ゾ ワ ゾ ワ ゾ ワ ゾ ワ ゾ ワ

    ゾ ワ ゾ ワ ゾ ワ ゾ ワ ゾ ワ ゾ ワ ゾ ワ

だが、何ら問題はない。
『メリー・バッドエンド』にとって、破壊は『呪い』を強めるだけ。
このボディが壊される度に、『怨みの力』は深淵の底から現世に滲み出していく。

     「ウフフフフフフフフフフフフフフフフッ!!」

杉夜の呻きが『魂』の渇望を癒やし、メリーは狂喜に満ちた叫びを上げる。
背後に立つ電柱はストッパーの役割を果たし、『完全な転倒』を防いでくれた筈だ。
その為、速やかに次の行動に移れるだろう。

           ブンッ!

もう片方の手に残っていた砂利を、杉夜の顔面めがけて投げつけ、『目潰し』を狙う。
砂粒サイズなら影響を受けない事は確認した。
互いに攻撃が命中した状態だが、本体に繋がるダメージがない分だけ、
『メリー・バッドエンド』の方が先に動ける可能性は高いだろう。
ただ、『DED』のスピードなら、その差を埋められるかもしれない。
それでも『同時以下』にはならないと、メリーは考えた。

481杉夜 京氏『ドッグ・イート・ドッグ』:2023/02/13(月) 11:18:22
>>480(レス遅れ失礼しました)

 杉夜と『DED』は、共に『膝をついた状態』だ。
DFによる痛みも含め……『そうしなければならなかった』から、膝をついて
目線を下げる体勢に至った。

 >   ブンッ!

 「 ――ぅ゛……っ」

 『撃墜化』の例外。細やかな粒は、呪いの範疇外だ。
杉夜は堪らず、両目に受けた痛みに反射的に目を瞑る。
 
動きは、連動したのか。『DED』の両腕も共に顔部分をガードするような
位置へと移動する。だが、その場からは動かない……。

482リトル・メリー『メリー・バッドエンド』:2023/02/13(月) 16:55:06
>>481

飛ばない石粒も混じっていた為、目に入った砂粒は少量で済んだ。
払い落とす事は簡単に出来る。
しかし、次の動作には『遅れ』が出てしまうだろう。

リトル・メリーは考える。
この人間は、何か企んでいるのだろうと。
だが、『メリー・バッドエンド』にダメージのフィードバックはない。
壊されたとしても、すぐ『呪いの影』が滲み出し、欠けた部分を埋めてしまう。
それこそ全身を破壊しない限り、『メリー・バッドエンド』を止める事は不可能だ。

敵のスタンドについても、メリーは考察を巡らせる。
能力を抜きにすると、パワーやスピードは確かにスゴい。
しかし、『それだけ』。
単純な力押しというのは、『メリー・バッドエンド』に対しては何の意味も持たないのだ。
さほど搦め手に向いた能力でもなさそうだし、たとえ策を持っていようと、
『懲らしめる』のに支障はないと判断した。

  「ウフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフ」

    「あらあら、足が壊れちゃったみたいねぇ?」

ゆえに、メリーは『行動』を躊躇しなかった。

      「お次は何処を壊してあげようかしらぁぁぁぁぁぁぁ!!」

                バァッ!!

目潰しを行った直後、四肢の力を使い、杉夜本体を押し倒すように『体当たり』を敢行する。
『腐らせた足先』を痛めつけようというのが、メリーの狙いだ。
今の状態から体勢を崩させてやれば、嫌でも足先を使わざるを得なくなるだろう。
不確定要素は大きいが、リスクを恐れずに動けるのが、『メリー・バッドエンド』の強さ。
だからこそ、メリーに一切の迷いは存在しない。

483杉夜 京氏『ドッグ・イート・ドッグ』:2023/02/14(火) 00:10:17
>>482

>お次は何処を壊してあげようかしらぁぁぁぁぁぁぁ!!

                >バァッ!!

 ――ギンッッ゛

 (来た)

 憎悪・憤怒・絶望

それ等に苛まれながらも、思考を止めた訳ではない。
自殺願望とて無い、わざわざ意味がわからない化け物なのか都市伝説の何か知らない
存在に襲われて人生を終える気はない。この生き地獄で、俺が支えなくてはいけない
母(命)が途絶えない限りは。

 壊しても、動き続けるような存在。それじゃあ、まずどうする?
単に軽く壊しただけでは。攻撃力が増すと言うのは、メリーの黒い寝食(呪い)から
既に判明した。ああ……だからこそ。

 ――シュゥ  ガシッ

 「……何処から…………?」

 「――『全て』だよ……っ゛」

>479メ欄:今度はこちらが首を持つ番だ
>481メ欄:首は首でも……

 そう、メリーの『足首』を掴む!

現在、『DED』は跪いた体勢。立ったままでは、メリーの足は握れない。

だが、今の体制ならば。突っ込んでくる足音を聞いて
視界が砂で朧気でも、DEDのスピードと、最初から足首を掴むと言う意識と覚悟を
以てすれば握れるはず。

 (こいつを壊すには……全力で、何も出来ないようにするしかない)

パワーは、そこまで無い。肉薄した短いながらも死闘の中で実感する。

『DED』ならば、振りほどけないように『出来る』

 握りしめたまま、振り回す事だって『出来る』

  ググッ……。

 その状態で、杉夜も『DED』も立ち上がる。目指すは……電柱の場所。

484リトル・メリー『メリー・バッドエンド』:2023/02/14(火) 03:00:07
>>483

今この時、杉夜京氏は『命』を賭けて戦っていた。
『自分の命』だけではない。
この世の全てを犠牲にしても守らねばならない『母親の命』が、杉夜の肩に掛かっているのだ。
リトル・メリーと杉夜に明確な『差』があったとすれば、その一点に尽きる。
だからこそ、杉夜の『覚悟』は、メリーの『憎悪』を上回ったのかもしれない。

       ――――――ガシィッ!!

『掴んだ』!!
事前に待ち構えていた『DED』の腕は、確かに『マネキンの足首』を捕らえる事に成功した。
『DED』のスピードは、やはり速い。
多少の遅れがあろうとも、マネキンと激突する直前に目的を果たす事が出来たのだから。
そして、杉夜はスタンドと共に立ち上がる――――。

        ズ キ ン ッ

次の瞬間、鋭い痛みが足先に走った。
言うまでもなく、『腐食』の影響を受けた部位だ。
この分だと、歩く度に痛さを堪える事になるが、その場から動かなければ問題ない。

              「まぁ、意地悪ね。こんな格好をさせるなんて」

          ブ ラ ァ ン

   「失礼しちゃうわ」

足首を掴まれたマネキンは、まるで『逆さ吊り』のような体勢になっていた。
『DED』の腕力なら、片腕でも軽々と持ち上げられる。
客観的に見て、今の戦況は杉夜の『圧倒的優勢』。
吊り下げられたマネキンは、もはや『サンドバッグ』同然だ。
これが人間なら、手も足も出ない状態だろう。

  「とっても怖いわぁ。何をされちゃうのかしらぁ」

    「その力で全身を粉々に砕かれちゃうのかしらぁ?」

       「ウッフフフフフフフフフフフフフッ」

だが、メリーは『余裕の態度』を崩さない。
逆さまになった状態。
目の前には『足』がある筈だ。
『爪先が腐った足』が。
そして、『メリー・バッドエンド』の『両手』は自由。

     ズゥゥゥゥゥ………………

両腕を伸ばし、『腐食』させた『DED』の足先を掴もうとする(パス精CCC)。
両者の『スピード差』は歴然――『無傷』なら到底不可能。
しかし、『痛みに苛まれた瞬間』ならどうだ?

ほんの僅かな時間だったとしても、立ち上がった際の痛みで『怯んだ』ならば、
その一瞬だけは動きが止まり、スピードは一時的に『ゼロ』になる。
たとえ『世界一速く走れる車』であろうと、停車しているなら追い抜くのは容易い。
『高速で動けるスタンド』にも同じ事が言えるのだ。
既に至近距離。
人間並みのスピードであっても、掴むのは『すぐ』だろう。

    掴めたなら…………『全力』を込めて…………『握り締める』。

これで手を離させる事が出来れば脱出の糸口に繋がるし、そうならずとも構わない。
最大の狙いは、杉夜に『苦痛』を与える事なのだから。
今のメリーを突き動かしているのは『人に対する愛着』ではない。
『人間に向けた底知れない憎悪』。
『友人』だった人間から『敵国の人形』として扱われ、
無残に破壊された『姉妹達』の『報い』を与えなければならないのだ。

485杉夜 京氏『ドッグ・イート・ドッグ』:2023/02/14(火) 23:56:09
>>484

  >ウッフフフフフフフフフフフフフッ

 暗く、人気のない通り。周囲にあるだろう家屋から人や環境音が
聞こえても、それは酷く遠く聞こえ。不気味な笑い声のみが良く通る。

 そして、メリーの企みも……同じく、よく通った。

 ―ガシィ  ギュゥゥ

 「っ゛」

 腐食した足、それを握るメリーのマネキンの手。
傷口に塩を塗り込むが如く、化膿した病症の肌を麻酔など無く触れられる痛み。
 看護や介護で患者に対応した者が居るなら、痛みで軽く叫ぶ人を見た事がある
かも知れない。それ位、無視するにはきつい痛みだ。

 だから、杉夜は足首からメリーを引き剥がすように手を離す。 

メリーは、地面に……。

 「――『無意味』なんだよ」

 「俺の生きてる事……そして、てめぇの『やった事』も」
 ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ―


・既に『飛行』している物体に『撃墜』を施した場合、対象は慣性を失いその場で『ストン』と落ちる。
 また『撃墜』された生物が『投擲』などで『飛行』を行った場合も、
 投擲物はその手を離れた瞬間にその場に落ちる。
 飛行物を『撃墜』する際のパス精は『なしCC』。 

 ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ―


 メリーは落ちるだろう。『撃墜化』の状態で

つまり、地面に落ちて体勢を立て直すまでに『タイムラグ』は必ず存在する。
 その瞬間、再度杉夜は『DED』で足首を掴み……今度は、手を掴ませる余裕など持たせない。

 (握ると同時に、宙で振り回す……!)

 (そのまま……叩きつける)

486リトル・メリー『メリー・バッドエンド』:2023/02/15(水) 21:38:52
>>485

グロテスクに『腐食』した部位を、容赦なく攻め立てられる。
それは控えめに言っても『激痛』だ。
人知を超えたパワーがなくても、行動の阻害には十分だった。

  「あなたの言ってる事、よく分からないわ」 

           パ ッ

『DED』が手を離す。
当然の結果として、マネキンは地面に落下する。
既に『撃墜化』を施された状態で。

    「人間って、おかしな生き物よね」

          ドシャァッ

杉夜の想定通り、マネキンは『墜落』したのだ。
体勢を立て直す前に必ず生じるであろう『間隙』。
その隙を突いて、再び『掴み直し』に掛かる。

「『言ってる事』と『やってる事』が違うんだから」

だが、メリーは体勢を立て直そうとはしていなかった。

        ググッ…………!

『メリー・バッドエンド』は『手を離していない』。
ゆえに、無視できない痛みは杉夜を襲い続ける。
『DED』がマネキンを手放したからといって、マネキンが『DED』を離す訳ではないのだ。
杉夜の考えとしては、『引き剥がしつつ手を離す』という意図だったのかもしれない。
そうだったとしても、激しい痛みに耐えながらでは、万全の力を奮う事は難しかっただろう。

           ――――グイィッ!

そして、地面に落ちたメリーは、ただ『足を掴み続けているだけ』ではない。
掴んだ状態で、思い切り『引っ張った(>>484 pull)』のだ。
これによって『DED』のバランスを崩させ、そのフィードバックで、
本体である杉夜の姿勢も崩してしまいたい。
同時に、『引っ張る勢い』を利用して、自らのボディを『DED』に接近させようとする。
依然として『尋常ならざる痛み』に苛まれ、
なおかつ『体勢を立て直す隙を狙おうとしていた』なら、
いかにパワーとスピードを兼ね備えた『DED』といえども、
即座に反応して対処する事は容易ではなさそうだ…………。

487杉夜 京氏『ドッグ・イート・ドッグ』:2023/02/17(金) 20:01:39
>>486(レス遅れ失礼しました)

 ググッ…………!

 杉夜「ぐぅ……っ!?」

>485メ欄:塀に
 上記の意図は、メリーの足首を掴んで、そのまま叩きつける意図での行動だった。

『DED』のパワーがあれば、メリーの手を引き剝がせると考えてたからだ。

だが、甘かった。見込み違いだ

 メリーは、『DED』を『離さない』

……? 離さない…………?

杉夜「……そう、か」

 杉夜「――そうかよ゛っ――ッ」

 ググッ  

 DEDの右
    
   ググッ……ッ゛

 DEDの左

『両手』に力を込める。足に未だ針が刺さるような痛みは
歯を食いしばり、同じく本体である自分自身も両手を握り憎悪の迸る目で
メリーに意識を注ぎつつ、耐える。

 そして……『DED』は、メリーの思惑通りに。

――『倒れ込む体勢へと』移り始めた……!

488リトル・メリー『メリー・バッドエンド』:2023/02/17(金) 21:07:30
>>487(お気になさらず)

杉夜の不運は、『腐食』した部位を掴まれる『激痛』に、『耐え切ろうとした』事だろう。
それも無理からぬ事だったのかもしれない。
決して浮き上がる事のない『どん底』を味わい続ける杉夜だからこそ、
苦しみに慣れているからこそ、簡単には痛みに屈しなかった。
むしろ、真っ向から『抗う』道を選んだ。
今回の場合は、それが裏目に出てしまったらしい。

この時、『DED』の『両腕』を使っていれば、
『メリー・バッドエンド』を素早く引き剥がせた。
『片手だけの状態』でも、『人間並みのパワー』程度を引き離すのは容易だった筈だ。
ただし、『万全の状態』ならば。

『激痛に耐えながら』という足枷が付いていると、どうしてもフルパワーを発揮できず、
『すぐ』には引き剥がせない。
そして、『片手による引き剥がし』というプロセスを完了する前に、
『痛みに耐えられる限界』の方が、先に来てしまったのだ。
従って、杉夜の思惑とは裏腹に、マネキンの手を引き離せないまま、
地面に落としてしまう結果となった。

第三者の観点から、現在の状況を客観的に説明するなら、そのような形になる。

  「ウッフフフフフフフフフフフフフフフフフッ!!」

両手で『DED』の足先を掴んだまま、マネキンは愉しげに笑う。
ただ、完全には引き剥がせなかったとはいえ、握る力を弱める事には成功していた。
『DED』のパワーなら、そのくらいの芸当は出来て当たり前だ。
だからこそ、メリーが再び力を込め直す前には、多少の『間』が生まれていた。
それゆえに、『メリー・バッドエンド』が行う『次の行動』には、
僅かな『ラグ』が発生する事になる。

  「一緒に――――――」

    「 遊 び ま し ょ う よ ぉ ぉ ぉ ぉ ぉ ぉ ぉ ぉ ぉ ! ! 」

          ゾワ ゾワ ゾワ ゾワ ゾワ ゾワ ゾワ ゾワ ゾワ ゾワ

          ゾワ ゾワ ゾワ ゾワ ゾワ ゾワ ゾワ ゾワ ゾワ ゾワ

          ゾワ ゾワ ゾワ ゾワ ゾワ ゾワ ゾワ ゾワ ゾワ ゾワ

          ゾワ ゾワ ゾワ ゾワ ゾワ ゾワ ゾワ ゾワ ゾワ ゾワ

          ゾワ ゾワ ゾワ ゾワ ゾワ ゾワ ゾワ ゾワ ゾワ ゾワ

『DED』の足先を引っ張る事で、自らの『ボディ』を接近させた。
つまり、『二度の打撃』で胸に開けられた『穴(>>484 hole)』に、
『DED』の片足を『迎え入れる』。
その奥には、禍々しい瘴気に満ちる『呪いの影』が渦巻いていた。
足を掴んで、引っ張り、突っ込ませる。
これら一連の流れにより、『DED』の片足を『使用不能』に追い込む事が、
リトル・メリーの狙いだ。

489杉夜 京氏『ドッグ・イート・ドッグ』:2023/02/18(土) 19:49:43
>>488

 胸に開けられた穴、そこから昇る、おどろおどろしい黒い闇は
まるでブラックホールが如く、体が倒れていく『DED』は
吸い込まれるようにしてメリーのマネキンの体と距離は縮まる。


 ――両腕の拳を強く握り、腰に引きつつ。

 「……遊び…………?」

知らない言葉だ、と杉夜は思った。
 遊び相手など、物心つく時から、そんな相手居なかった。
 ……あぁ、一人居た。

『お袋』だ。祖父母の介護に、幸運にも空いた時間は
俺と、簡単な遊戯だが遊んでくれた。

 一瞬だけ、淡い蛍の光のような幸せに感じられた記憶が浮かぶ。
 だが、塗りつぶされるように何時も苦しんで叫ぶようにして
俺じゃない俺や、父親、他の誰かを呼びつつ俺を引っ搔いて叩く、母親の今の
現状がありありと杉夜の脳裏に過り。

 「――ひ と り で や っ て ろ よ っ゛!!!」


 ググゥ

>487メ欄:ラッシュ準備

メリーとの距離、当然メリーはDEDの腐食してる部分を掴んでる為に『距離は近い』
 そして、地面に放しても足を離さない。

つまり、この状態で『ラッシュ攻撃』を行えば
メリーに逃げる術など無い。全力の『DED』のラッシュ攻撃(パス精:BBC)
を見舞えば、メリーのマネキンの体を木っ端微塵に出来る。
 形成する器が無くなれば、黒い靄状態を維持可能なのか?
杉夜には知る由は無い。だが、後の事など彼は考えない。考える余裕など
元から無いのだ。故に、ここで身を削りながら相手を仕留めようと行動する。


 『ガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラ
 ガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラ
 ガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラ!!!』

 ドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴッッ!!!

490リトル・メリー『メリー・バッドエンド』:2023/02/18(土) 21:23:31
>>489

次の一瞬――――『二つの黒い意思』が交差した。

「ウッフフフフフフフフフフフフッ!!」

     ジ ュ ウ ゥ ゥ ゥ ッ

『DED』の片足が『呪い』に飲み込まれる。
そう、呪いだ。
『メリー・バッドエンド』の呪い。

   グジュグジュグジュグジュグジュ
   グジュグジュグジュグジュグジュ
   グジュグジュグジュグジュグジュ

すなわち『腐食』!!
瞬く間に『足首』までが一気に『腐り果てる』ッ!!
『それだけで済んだ』のは『タイムラグ』のお陰だ。
事前にマネキンの『握る力』を弱めていたからこそ、『この程度で済んだ』。
そして、『それ以上の追撃』を、『杉夜の猛襲』が阻んだからだ。

『ガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラ
 ガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラ
 ガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラ!!!』

 ドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴッッ!!!

荒れ狂う暴風のように放たれる渾身のラッシュ!!
当然、それを防ぐ術をメリーは持たない。
そもそも『防ごうとすらしていない』のだから。

      バキメキグシャア!!

拳の一つ一つが、確実にマネキンのボディを破壊していく。

 ゾワ ゾワ ゾワ ゾワ ゾワ ゾワ ゾワ ゾワ ゾワ ゾワ

 ゾワ ゾワ ゾワ ゾワ ゾワ ゾワ ゾワ ゾワ ゾワ ゾワ

 ゾワ ゾワ ゾワ ゾワ ゾワ ゾワ ゾワ ゾワ ゾワ ゾワ

 ゾワ ゾワ ゾワ ゾワ ゾワ ゾワ ゾワ ゾワ ゾワ ゾワ

 ゾワ ゾワ ゾワ ゾワ ゾワ ゾワ ゾワ ゾワ ゾワ ゾワ

同時に生まれる『新たな影』。
作り物の体から溢れるかの如く、次々に現世へ滲み出してくる。
ここまで死闘を繰り広げた杉夜なら、その『意味』が分かるだろう。
あまりにも『危険すぎる』光景だ。
万一この攻撃で仕留められなければ、おそらく『命』はない。

   「ウフフフフフフフフフフフフフフフフ」

         ドッギャァァァァ――――――――ンッ!!

ラッシュを浴びたマネキンの残骸は、押し出されるように勢い良く地面を転がり、
杉夜から離れていく。
『撃墜化』は固定する能力ではない。
また、これはメリーが離れようとしたのではなく、自然と『そうなった』のだ。

上からの攻撃で完璧に破壊し尽くすのが杉夜の意図だったが、『DED』の精度は平均レベル。
『腐食』した『足の痛み』が、『狙い』を甘くしたらしい。
完全に破壊しきる前に殴り飛ばしたせいで、距離が空いてしまった。

このままでは『不味い』。
なにしろ『徹底的に痛め付けた』のだから。
いまや『影』はマネキンの全身を覆うように………………。

      ――――――?

おぞましい程に増殖していた『影』が見えない。
最初からなかったかのように、完全に消えてしまっている。
今ここにあるのは、『魂』の抜けた『抜け殻』だけ。

杉夜は預かり知らぬ事だが、『メリー・バッドエンド』の射程距離は『1km』。
かなり長い部類に入るが、限界はある。
『DED』に殴り飛ばされた事で、『本体』である『西洋人形』からの距離が、
『1km』を越えてしまったのだ。

つまりは『射程外』………………。
『メリー・バッドエンド』は強制解除され、
憑依していた『魂』は『リトル・メリー』に戻っていった。
動かなくなった『仮の体』を残して。

当初の『想定』とは違ったものの――――『杉夜の勝利』には違いない。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

杉夜 京氏『ドッグ・イート・ドッグ』⇒『勝利』
『足首の腐食』により『全治一ヶ月』⇒『再起可能』

リトル・メリー『メリー・バッドエンド』⇒『敗北』
『無傷』⇒『再起可能』

491熊野『フォー・エヴァ・ロイヤル』:2023/12/24(日) 20:08:47
【場】『自由の場』 その3 より移動
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1665841153/490-537

537:宗像征爾『アヴィーチー』:2023/12/24(日) 19:13:44
>>535

最初に蹴り飛ばした石を含めて、熊野に対しては何度か『投擲』を行っている。
これまでの攻撃は、いずれも『外れても不思議のない状況』であり、さほど違和感はない。
しかし、『視界を阻害した状態』で『精度の低下していない右腕』を使って、
『至近距離』から放った『散弾』が『一発も命中しない』という結果は、
流石に疑惑の念を抱かせた。
単なる『偶然』で片付けてしまうには出来すぎている。
そうなると、これまで一度も当たらなかった事も、全くの無関係ではなさそうだ。

「随分と『運がいい』ようだな」

『フォー・エヴァ・ロイヤル』は『独立した意思』を持つ。
『本体と連携してくる可能性』を警戒して、両者を同時に攻めた事が、
思いがけない光景を浮かび上がらせる。
『フォー・エヴァ・ロイヤル』は『斬撃を食らった』。
あらゆる攻撃を無条件で回避できるなら、これも避けられている筈だ。
一見『無敵』に見える『熊野の能力』にも、『死角』が存在する事を暗示している。

「だが、従者は『そうでもない』らしい」

攻撃を受けた事で、熊野側には『僅かな隙』が生じるだろう。
平常時であれば、どうという事のない一瞬。
『命のやり取り』においては、それが『生死の境』を左右し得る。

      ズ ォ ォ ォ ォ ォ ォ ォ ッ

熊野が予想した通り、すぐに『追撃』は来た。
熊野達を追って前進しながら、手傷を負った本体とスタンドを纏めて狙うようにして、
袈裟斬りに『鋸』が振り下ろされようとしている。
ただし、依然として『1m』の距離は維持されており、あまり踏み込まれてはいない。



(※占有を避ける為に、以後のやり取りはバトルスレッドで行いたい)

492熊野『フォー・エヴァ・ロイヤル』:2023/12/24(日) 20:17:51
>>491

「ええ。こう見えても何度も懸賞に当たった事があるくらいですもの」

瞬間的に発生した『隙』。それを見逃さないように、宗像の『追撃』が迫る
それは真っ直ぐに前進しながら、熊野と『従者』を一纏めに葬り去る一撃で・・・・

             タッ!

その攻撃を避ける様にさらに大きく一歩後退する
宗像も、『アヴィーチー』もその速度は人間並みの領域を出ない
それであれば、踏み込みの浅い『追撃』などこの程度のバックステップで十全に回避可能なはずだ!

493宗像征爾『アヴィーチー』:2023/12/24(日) 22:29:35
>>492

本体とスタンドに明確な違いがあるとすれば『絨毯』だ。
熊野は『フォー・エヴァ・ロイヤル』が出した『絨毯』の上に陣取っている。
裏を返せば『絨毯から離れる』のは都合が悪いのだろう。

「お前が対峙した『怪物』ほどの脅威ではないかもしれないが、
 俺も『九死に一生』を得て帰ってきた」

『鋸を振り下ろす動き』が途中で静止する。

「あのまま俺が死んでいれば、こうして命を狙われる事もなかっただろうな」

         ド ッ ! !

袈裟斬りは『見せ掛け』であり、本当の目的は『突き』だった。
『包帯の男』を吹き飛ばした攻撃(自由の場>>537)と同じく、
『鋸』を『槍』のように突き出して前方に跳ぶ。
だが、熊野を狙えば避けられる。

「『本体』に当たらなければ『従者』を叩く」

ゆえにバックステップ直後の『フォー・エヴァ・ロイヤル』を狙う。
まともに繰り出しても『スピード差』で容易く逃れられる事は分かっているので、
『フェイント』を織り交ぜた。
直撃せずとも、軽く接触するだけでいい。
後ろに下がり続けた熊野は、既に『絨毯の端』に近い位置に立っている筈だ。
スタンドを突き飛ばし、そのフィードバックで本体を『絨毯』から引き離す。
仮に避けられたとしても、間合いが維持されている限り、さほど隙はない。
最低でも牽制程度にはなるだろう。

494熊野『フォー・エヴァ・ロイヤル』:2023/12/25(月) 01:02:57
>>493

「それだったら・・・・
 私はあなたが『生き残ってくれた』幸運に感謝をするべきなのでしょうね」

「宗像さんが死んでしまっていたら・・・・
 こんなにも楽しい気分になる事はなかったのだから」

見せ掛けの袈裟斬り・・・・そして、本命の『突き』
『赤絨毯』の端まで追い込まれてしまった熊野にとって、これ以上の後退は危険だ
増してや宗像の攻撃はスタンドを狙って放たれている・・・・・だからこそ・・・・・

「ええ、『幸運』ですね」

「あなたが・・・・ちゃんと私を『殺し』に来てくれて
『殺意』を込めて・・・・『前進して』くれて」

          ズボッ!!

『赤絨毯』の奥行きは3m・・・・
そのため、向こう側の端まで追いつめられた『熊野』を攻撃する為には
宗像自身も『絨毯』の上に踏み込む必要があるだろう
ましてや十分な威力の『突き』を打ち出す為にはさらに強く踏み込む必要がある

『赤絨毯』の上に足を踏み込んだ瞬間
宗像は気が付くはずだ・・・・この『赤絨毯』の下にはたくさんの『穴』が開いている事に!

宗像の視線を外し、木々の生い茂るこの山奥までやって来た時
熊野はとある『仕込み』を施していた・・・・(自由の場527メール欄rcsthlhlhlhl…)
それは、『赤絨毯(rc=red carpet)』の『下(st=shita)』に『踝までの深さのいくつもの穴(hlhlhlhl…=holeを沢山)』を開けていたのだ
『穴』の上に絨毯を敷いているとはいえ通常であればこの上をまともに歩く事は難しいだろう
だが、熊野は『赤絨毯』の能力により、意識せずとも・・・・いや、むしろ意識しない方が容易に無数の穴を回避して歩く事が出来る。

その為に・・・・宗像の攻撃を誘い込み『赤絨毯』を踏ませる事を計った
熊野は演技力がそれ程得意なわけではないが、能動的に『誘い込む(自由の場536メール欄ssikm)』事で
己の演技が宗像に対して不信感を抱かせる事を防いでいた

さらに言えば、この位置関係も『向こうの端まで後退(>>492mkunhjmdkuti)』した結果だ

これらの仕込みを利用した結果・・・・・宗像は穴ぼこだらけの地面をそうとは知らずに踏み込む事となるはずだ
宗像の足が穴に取られれば、彼の『突き』も途中で体勢を崩して不完全なものとなるだろう
その瞬間の隙を突いて・・・・

「本当に・・・・・『幸運』でした!」

                  シュバアアアアッ!!

下から上に向けて・・・・宗像の顎を正確に撃ち抜く様な『フォー・エヴァ・ロイヤル』の蹴り上げ! パス精CBB
それを宗像が体勢を崩した瞬間にお見舞いし、顎への強烈な一撃で宗像の意識を刈り取ろうとする

495宗像征爾『アヴィーチー』:2023/12/25(月) 03:11:14
>>494

         ――――――ガクンッ!

『絨毯』によって『地雷』のように隠された『穴』に足を取られ、不意に体勢が崩れる。
この場に『誘い込まれた』と気付いた時には遅かった。
『フォー・エヴァ・ロイヤル』の性能を以てすれば、
『隙を見せた相手』を『狙い撃ち』する事は造作もない。

「お前の『狡猾さ』を甘く見たツケが回ってきたか」

    『即座に蹴りが届く距離』であれば。

『アヴィーチー』には『鋸のリーチ』があり、
ここまでの立ち回りで『一方的に攻撃できる間合い』を維持し続けていた。
熊野にとって、それが唯一の『計算外』だろう。
ほとんどの場合において、『脚の長さ』というのは『1m以下』だ。
従って、『フォー・エヴァ・ロイヤル』が『蹴り』を放つ為には、
まず『脚が届く距離』まで前進する必要がある。
すなわち『すぐには蹴れない』。
それでも、『フォー・エヴァ・ロイヤル』は『高速』だ。
常人を遥かに上回るスピードの前では、僅かな『誤差』に過ぎない事は分かっている。

            バ ッ

その間に出来た事は、せいぜい『咄嗟に顔を背ける程度』だった。
無論、完全に避け切る事など出来る筈もない。
熊野の目論見通り『蹴り上げ』は命中する。
しかし、『一撃で意識を刈り取る』には至っていない。
『顎』という小さな部位が動いた事で、ほんの少しだけ狙いが逸れてしまったのだ。

      パァンッ!!

             「ぐッ――――――」

だが、攻撃を食らった事に変わりはない。
『体勢を立て直す暇はない』と判断し、追撃を避ける為に、敢えて『後ろ向きに倒れ込む』。
地面を背にしていれば、『攻撃の方向』は自ずと限定される。

496熊野『フォー・エヴァ・ロイヤル』:2023/12/25(月) 10:21:14
>>495

「ううん。私は別に狡猾なわけではないよ?」

「ただ少しだけ、『運』が良かっただけ」

顔を背ける事で『フォー・エヴァ・ロイヤル』の致命的な攻撃を避ける宗像
即座の再前進は不可能と判断したためか、仰け反るように後ろ向きに倒れる


         ちかっ・・・・!

その瞬間に宗像は気付くだろう
自分たちが戦っている場所の真上・・・・木々が重なり合うその葉の合間に
『赤い』色合いが隠れている事に

熊野の『仕込み』は一つだけではなかった(自由の場527メール欄truercstnkti)
木々の上、枝々の間、葉の連なり合うその領域に(木の上=tree ue=true)
『赤絨毯』を設置していた・・・・!(rc=red carpet)
その目的は・・・・『握り拳大の石をいくつか集めて、その場所に固定しておく』事だ!(石の固定=stone kotei=stnkti)

その『赤絨毯』を今解除する・・・・・!!

              ばらり
                 ばら
            ばら            ばら!

一つ一つは致命打とならない程度の石弾の乱打
だが、頭にでも当たれば、それは致命傷となりえる
そうでなくとも、どこか身体に当たるだけでも行動を怯ませる程の痛みが宗像を襲うだろう
さらに言えば、宗像は今地面に仰向けになる事で有効な『面積』が広くなっている!
『赤絨毯』の上に居る熊野には決して当たらず、宗像だけに有効となる範囲攻撃・・・・!

             ・・・・・・・だがそれも熊野の同時攻撃のひとつでしかない


           シュバッ!

宗像が仰け反り・・・・倒れるまでの間に『フォー・エヴァ・ロイヤル』は体勢を立て直し
倒れた宗像の真上から彼を踏みつけられる体勢に移る
『石弾』による攻撃は『赤絨毯』の解除による・・・・いわばほんの少し意思を向けるだけで行える程度の行動
真に集中して行動すべきはこちらの攻撃の方だ

                ヒュババババババ!!

頭上から舞い落ちる『石弾』の全てを『受動的透過』によって擦り抜けさせ
『フォー・エヴァ・ロイヤル』は『石弾』と合わせる様にして『踏みつけ(ストンピング)』による蹴りの乱打を
宗像の腹を中心にして打ち付けていく! パス精CBB

497<削除>:<削除>
<削除>

498宗像征爾『アヴィーチー』:2023/12/26(火) 05:07:55
>>496

『絨毯』の解除によって、頭上に仕掛けられた『石礫』が落下してくる。
『支え』がなくなると同時に『補正』も失われ、本当の意味で『運頼み』だ。
それでも命中すれば確実に痛手を負う。

「――――『違う』な」

仰向けに倒れた事は、むしろ『運が良かった』。
『仰向け』になった事で、『落ちてくる前』に視界に入ったからだ。
もし倒れなければ、実際に石が落ちてくるまで『罠』に気付けなかっただろう。
これが『立ったまま』なら、本体の頭に当たる可能性もあったが、
本体と石の間にスタンドという『壁』が存在する状態では命中しにくい。
降り注ぐ『石礫』の多くは『アヴィーチー』に遮られ、
地面を跳ねた内の幾つかが軽く当たる程度に留まった。

「『運がいいだけ』の人間に、これ程の『策』は打てない」

しかし、『踏みつけの連打』は対処しようがない。
地面を背にしている以上、追撃は『上からしか来ない』のは分かっていた。
それで変わるのは『心構え』が出来る程度だ。
この瞬間、『防御』も『回避』も捨てた。
ただ『倒れる前から決めていた行動』のみに専念する。

     ドゴォッ!!

             「がッ」

『最初の一撃』が胴体に叩き込まれた直後、
強制的に吐き出された呻き声が熊野の耳に届いた。
足元に倒れた相手を好きなだけ蹂躪できる。
客観的に見て、圧倒的に有利な状況だ。

倒れる事を選んだ時から、『上からの蹴りが来る』と確信していた。
何故なら、それが『最も早い』。
そして、『蹴りのラッシュ』と『拳のラッシュ』は、『決定的に違う点』が一つある。

『拳のラッシュ』は『両腕』を使えるが、『蹴りのラッシュ』は『片脚』で繰り出す。
『拳のラッシュ』のように『間断なく放つ』という事が出来ない。
攻撃の合間には、必ず『脚を引く動作』が入る。
スピードで劣っている為に、『一発目』は食らわざるを得なかった。
だが、『予備動作』を挟む『蹴りのラッシュ』だからこそ、
『二発目』を食らう前に行動を起こせる。

         グ イ ィ ッ ! !

自ら倒れ込んだ本当の狙いは、
『アヴィーチー』の『左腕』で『絨毯』を掴む事だった(>>495)。
それを『大型肉食獣』に匹敵する腕力(パB)で『引っ張る』。
熊野と『フォー・エヴァ・ロイヤル』が『絨毯の上』にいるのなら、
必然的に『バランスを崩す』。
『補正』に守られた熊野は体勢を保っていられるだろうが、
その恩恵を受けられない『フォー・エヴァ・ロイヤル』は別だ。
厳密には僅かに浮かんでいるスタンドにも『足場の概念』が存在する。
『踏みつける前』の『片脚を上げた状態』。
『一本の脚のみで自立している体勢』では、なおさらバランスを崩しやすくなり、
足元に『穴』が空いている事も、それに拍車を掛けるだろう。

        ブ ォ ン ッ ! !

この行動に一縷の望みを賭けて、続けざまに『右腕』を振り、
おそらく体勢を崩すであろう『フォー・エヴァ・ロイヤル』を、
『鋸』で薙ぎ払おうとする(パス精BCC)。

499熊野『フォー・エヴァ・ロイヤル』:2023/12/26(火) 06:29:47
>>498

「まあ、嬉しい!
 宗像さんにそう言って貰えるなんて」

「でも・・・・・」

地面に張り付いた『赤絨毯』は『パワー:D』相当の力で地面に張り付いており
なおかつ、3x2mの絨毯の上には成人女性である熊野が乗っている
人間を超える力を持つとはいえ、仰向けに倒れた状態でこの『絨毯』を動かすのは相当に骨が折れるはずだ
具体的に言えば、宗像の望む結果が生じるまで僅かに時間がかかる程に

             ――――シュンッ!

一瞬・・・・その一瞬の後に『赤絨毯』が消失する

『赤絨毯』の支配権は熊野の側にある
ほんの一瞬・・・・ただ意識を向けるだけで『赤絨毯』は解除され、残骸すら残さずにこの世から消え去る
『赤絨毯』を引っ張る為に全力を使っていた『アヴィーチー』は、なおさら、
だからこそ『赤絨毯』の突然の消失に左手の勢いが余り、体勢を崩してしまうかもしれない

      ――――だが
      執念故の結果だろうか・・・・
      『フォー・エヴァ・ロイヤル』の体幹が僅かに揺らぐ

        ブ ォ ン ッ ! !

その瞬間を狙うように『鋸』による一閃!


        ぽた・・・・

              ぽたぽた・・・・

「・・・・・・・最期に言う言葉は、それでいいのですか?」

・・・・・元々、仰向けに寝かされた体勢だ
『鋸』による斬撃にも体重を乗せる事が出来ず、なおかつ攻撃を受けながらの反撃
『アヴィーチー』の力をもってしても、十全の状況ではない


        ぽた・・・・

              ぽたぽた・・・・

                           「楽しいなあ」

だが・・・・それでもなお、『アヴィーチー』の『鋸』は熊野に届いていた
『フォー・エヴァ・ロイヤル』は己の右手を前方に差し出す形でガードをしたが・・・・
その右手が、前腕が、引き裂かれたような大きな傷を生じさせている
真っ赤な血肉の奥に見える白い物は骨だろうか・・・・?

     「ねえ、宗像さん」

     「言いたい事があるなら今の内に残しておいた方がいいよ?」

     「直にそれも言えなくなってしまうから」

 
          ドッ!!
 ストンピング
『踏みつけ』はまだ終わってはいない
左手が空を振り抜き、右手が『鋸』を振り抜いた、その直後
追撃の『踏みつけ』を宗像の腹に叩きこむ パス精CBB

だがそれは・・・・・ただの攻撃ではなく・・・・・

        ブォッ!!

一撃を叩き込んだ直後に能力を発動
2×2mの『赤絨毯』を、地面に倒れる宗像と『アヴィーチー』の上に発現!
それにより、宗像をそのスタンドごと『赤絨毯』の下に密閉する

単純な絨毯の重量・そして張り付くパワー(パ:D)による拘束と、
宗像の視界を塞ぐ事による封印!

                       「ね?」

この行動が成功したのなら、熊野と『フォー・エヴァ・ロイヤル』は『赤絨毯』の外で体勢を整える
宗像に『最後の一撃』を刺す為の体勢を・・・・

500宗像征爾『アヴィーチー』:2023/12/26(火) 10:06:59
>>499

熊野の攻撃は成功し、スタンド諸共『絨毯』の下に閉じ込められた。
『視界』と『身動き』の両方を奪われ、ほぼ完全に『封殺』されている。
『絨毯』が固定されている事を知らなかったのは致命的だった。
『鋸』を振るまでもなく終わっていても不思議はなかっただろう。
そもそも『最初の踏みつけ』が頭に飛んできていたなら、
『蹴り』と『地面』に挟まれて意識は飛んでいた筈だ。
そうしなかったという事は、熊野には『まだ余力が十分ある』と考えられる。
奴に『手の内』を出し尽くさせた後にするつもりだったが、
ただでさえ『応用力』で押されている以上、もはや限界が近い。

       ――――――『潮時』だ。

通告と共に『返答』を待つが、『絨毯の下』からは何の言葉も返ってこない。

       ≪アヴィィィィィィィィィイ≫

突如として、奈落の底から響くような『声』が、真冬の冷えた空気を震わせる。
それは『人間が発する声』ではなかった。
『フォー・エヴァ・ロイヤル』と同じ『スタンドの声』だ。
『絨毯』によって隠されている為、その全貌を窺い知る事は出来ない。
しかし、決して『友好的』ではない事は、すぐに分かるだろう。

  ≪血ィィィィイイイイイイ〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!!!!!!!≫

初めて聞く筈だが、かつて『りん』を殺害した熊野風鈴にとっては、
不思議と『聞き覚え』があるように感じさせる『怨嗟の絶叫』。
『廃ビル』で対峙した『鈴蘭の怪物』。
『フューネラル・リース』にも似た叫びだ。
たった今『腹に受けた一撃』を『トリガー』にして、
『アヴィーチー』の『能力』を発動した。
『こいつ』は『独立した自我』を有しているが、
『フォー・エヴァ・ロイヤル』のような『理性』など持ち合わせていない。

  ギャリギャリギャリギャリギャリギャリギャリィッ!!

発動と同時に、『凶暴性』の発露である『チェーンソー』が起動し、
高速で回転しながら唸りを上げる。
比類なき『殺傷力』によって『絨毯』を内側から引き裂いて『視界』を確保しつつ、
残る『左腕』と両足に力を込めて『絨毯』を押し上げ、拘束からの脱出を試みる。
『一拍後』に『探知』を終えた『ノコギリザメ』は、
『危害を加えた対象』である『フォー・エヴァ・ロイヤル』に襲い掛かる(パス精ABE)。



(※『ノコギリザメ』に関する判定は一任する)

501熊野『フォー・エヴァ・ロイヤル』:2023/12/26(火) 17:22:44
>>500

「・・・・・・・・・っ!?」

『赤絨毯』の下で生まれ出る気配
それは『アヴィーチー』の能力、報復を迫る『サメ』の声だ
この世の物とは思えない、その悍ましい叫びを聞いた時、熊野の脳裏を過ったのはあの日見た『怪物』の姿

     ――――死して発動する『スタンド能力』の存在。

        瞬間的に生まれる疑念
            果たしてこのまま宗像を殺していいものか・・・・?

だが、その考えを熊野は強いて押し殺す

(りんちゃんと同じように、死ぬことで発動するスタンド能力なら)

(『殺して』しまえばより深くまで味わえるって事だよね・・・・・!)

だからこそ、熊野の動きに澱みはなく
己が決めた予定通りに事を為す

『アヴィーチー』の能力による攻撃は『絨毯の破壊』→『嗅覚による探知』→『自動操縦による攻撃』と
瞬間的な攻防が必要なこの場面では隙が大き過ぎる
だからこそ・・・・こちらが攻撃される前に『フォー・エヴァ・ロイヤル』の攻撃を通す事が可能なはず

『絨毯』による封じ込めを行った後、『返答』を待っていたのは『余裕』などではなく理由がある
それは・・・・宗像に対して決定的な『トドメ』を刺す準備だ
行動の内容は『宗像の頭部に精確な一撃を加える事(>>499メール欄)』

『アヴィーチー』の『ノコギリザメ』がこちらに攻撃を行うには、『絨毯』を破り切った上で一呼吸の探知時間が必要となる
その前に・・・・・『フォー・エヴァ・ロイヤル』の正確無比な蹴りを宗像の頭部目掛けて叩き込み
彼の意識を確実に刈り取る・・・・・!

一撃では足らないようなら何度でも蹴りぬいて!

502宗像征爾『アヴィーチー』:2023/12/27(水) 21:39:41
>>501

熊野が取った行動は、奇しくも『カーディナル・シン』の『ハイネ』と同じものだった。
咄嗟の判断としては的確だったが、『完璧』でもない。
まず、『能力発動』と同時に『チェーンソー』が起動する。
その『凶器』の前では、『花の嵐』を防いだ『絨毯』も『障子紙』に等しい。
一瞬で『紙切れ』のように引き裂かれてしまった。
それと並行して『探知』が行われるのだ。
『絨毯の破壊』と『探知の開始』の間に『時間差』は存在しない。

    「お前が『絨毯』を解除していたら――――」

          ドヒュウッ!!

一撃で意識を刈り取るべく、『フォー・エヴァ・ロイヤル』の蹴りが放たれる。
これが命中すれば間違いなく『終わる』だろう。
そして、『達人並みの精度』で繰り出された攻撃が、
『止まった的』を外す可能性は『皆無』だ。

    「――――俺は『終わっていた』」

          ドコォッ!!

次の瞬間、『頭部』に蹴りを叩き込む『手応え』が伝わった。

  ≪『オ前』カァ〜〜〜〜〜〜!!!!!!≫

      『声』は『消えない』。

    ≪『腹ヲ踏ミツケタ奴』ハァ〜〜〜〜〜〜!!!!!!≫

         『ノコギリザメ』が『解除されない』。

      ≪アヴィィィィィィィィィイ〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!!!!!!!!≫

『フォー・エヴァ・ロイヤル』が敷く『絨毯』は『最高級品質』であり、
たとえ『悪路』であっても問題なく走れるようにしてくれる。
だからこそ、熊野は『鎮守の森』を駆け抜ける事が出来たのだ。
これまで何度も『恩恵』を受けてきた『熊野自身』が、誰よりも理解している事だろう。

                     ・・・・
  『フォー・エヴァ・ロイヤル』の蹴りは『絨毯越し』に命中した。

本体と『アヴィーチー』の動きを鈍らせはしたが、
『最高級品質の絨毯』の上から与えた打撃は『緩和』される。
『常人並みの力』では『一撃で意識を奪えない』。
『鈴蘭の怪物』からの逃亡劇を含め、
これまで『主人』に『好都合』を提供し続けた『従者』の能力が、
逆に『不都合』を招く結果となった。

     「『運が良かった』のは俺の方だ」

         ドウッ!!!!!!

『フォー・エヴァ・ロイヤル』が蹴りを打ち込んだ直後、
『標的』を定めた『ノコギリザメ』が姿を現し、
『復讐』の対象めがけて突き進む(パス精ABE)。
本体である熊野も、その威容を目の当たりにする事が出来た。
『人型』の『右腕』が変化した異形のスタンド。

  ≪血ィィィィイイイイイイ〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!!!!!!!≫

『フューネラル・リース』のような『生に対する渇望』ではなく、
純粋な『殺気』を纏った『死の弾丸』。
『フォー・エヴァ・ロイヤル』が『追撃』を選んだ為に、
『彼我の距離』は極めて近く、『同速』であるゆえに『二撃目』を放つ余裕はない。
直撃すれば『重傷』は免れず、場合によっては『即死』すら有り得るだろう。

           グ ッ

『アヴィーチー』は引き続き力を込め、『左腕』と『両膝』の『三点』を使い、
下から『絨毯』を『持ち上げる』。
『絨毯』を引っ張った時に、『固定の力』は強くない事が分かった。
大部分が地面から離れてしまえば『固定』は消え、容易く引き剥がせる筈だ。

503熊野『フォー・エヴァ・ロイヤル』:2023/12/28(木) 00:25:37
>>502

すいません、少々疑問なのですが
『アヴィーチー』の能力の詳細を確認したところ

8.分離から後述の『追尾』の開始までには、『一呼吸』程、匂いの探知に要する間が存在する。
よって敵の目の前で切り離した場合でも、『即座に引き裂く』ような状態になる事はない。

という記述があり、それを参照する限りでは
切り離し時点では『回転ノコギリ』の回転はあるものの、
追尾開始まではパス精ABEのスペックは発動されないという理解でよろしいでしょうか?

それであれば、絨毯で密閉された状況からの発動である事を考えると
『回転ノコギリ』の回転で口吻周囲の絨毯は破れるものの、
サメとしての魚体の大部分は絨毯の下に封じられた状況が自然かと思われます

一般的なノコギリザメの身体の特徴を顧みると、
ノコギリ状の口吻の付け根、口元近くに鼻腔があるため、
地面に伏せられ、絨毯で覆われた状況では嗅覚の働きが普段よりも悪くなる状態かと思われます
そうであれば、『追尾開始』までの時間も『一呼吸』よりも長くかかる可能性が高いかと

その状況であれば、スピード:Bの『フォー・エヴァ・ロイヤル』の蹴りは一撃のみで終わらずに
追撃として二撃三撃と続けることが出来るように思えるのですが、いかがでしょうか?

504宗像征爾『アヴィーチー』:2023/12/28(木) 20:45:26
>>503

切り離し時点では『ノコギリザメ』は動いていないが、『回転ノコギリ』は動作している。
ゆえに『破壊力A』は発揮されており、熊野PLの主張は正しい。

遮蔽物で遮られるから探知に時間が掛かるという件については、こちらも同じ理解を持っている。
ただし、穴が空いた時点で密閉されている訳ではなくなり、阻害の効果は薄くなるというのが当方の考え。
また、遮蔽物で探知時間が変動する事を前提として考えると、対象との距離も無視できなくなる。
つまり、仮に遮蔽物で探知時間が普段より長くなったとしても、距離の近さで埋まるのではないだろうか。

さらに付け加えるなら、ここでは一撃では意識を奪えないとしたが、『フォー・エヴァ・ロイヤル』の『絨毯』越しに何回蹴れば意識消失に持っていけるかは、正確な判定を出す自信がない。

熊野PLの同意が得られれば、この場面だけ第三者にGMを頼みたいと思うが、どうだろうか。

505宗像征爾『アヴィーチー』:2023/12/28(木) 21:19:28
>>504

>>500の段階で、『アヴィーチー』は『絨毯』を押し上げるという行動を取っており、これも含めて阻害の効果は薄れると考えた。
当然、それが完了する前に、蹴りは命中するものと思う。
ただ、その前から始めた行動であり、全く隙間が出来ていないという事は考えにくいのではないだろうか。

506熊野『フォー・エヴァ・ロイヤル』:2023/12/28(木) 22:00:43
>>504

了解いたしました
GM判定をお願いしてみます

507『交錯する二色の殺意』:2024/01/01(月) 21:42:27
>>501(熊野)
>>502(宗像)

交錯する殺意。冷え切った復讐者の刃と、過熱する好奇心の踏み足。それらが齎す結果は、当然『惨劇』だ。

  ≪血 ィィィィイイイイイイ〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!!!!!!!≫

まず―――――――今設置している絨毯に、格別の『臭いを遮る』作用は無い。
地面を使い『ラッピング』するように完全密閉しているなら話は別かもしれないが、
そもそも『フォー・エヴァ・ロイヤル』の絨毯は『発現して接地後に固定する』のではなく、『固定ありきで発現する』ものだ。
地面に敷く場合について、障害物(=宗像)があったときの選択肢は『下をくぐらせる』か、『そこを避けて発現する』の二択。
『宗像』は『地面の段差』等に見立てるのは不可能な『障害物』である以上、『地面と宗像を跨いでの設置』も出来ない。
そして空間に固定した絨毯は一呼吸で解除される以上、設置先は倒れた宗像の体を『床』に見立ててのことだろう。
『床への発現』自体、絨毯の面積の半分以上が接地していなければ解除されてしまうが、
ここは『宗像があおむけに倒れている』ことが功を奏し、面積の半分程度は宗像の体で埋められている。
体の上に分厚い大布を固定された状況が『視界の剝奪』や『拘束』になっている事実自体は揺るがないものだろう。

       だが、『宗像を覆いつつ密閉する』ような設置は出来ていない。 
       加えて宗像自身も体を使って『絨毯』を押し上げようとしている以上、
       『右腕』の切り離し位置=『ノコギリザメ』の鼻は地面に密着まではしておらず、
       ゆえに、嗅覚を使った『探知開始』を遅らせる事は出来ていない。
      

       が。


           ――――――――――――   ゴ   

                          グ  シャア  ッ!!!!!!


先に着弾したのは当然、同速度で先に攻撃を開始している『フォー・エヴァ・ロイヤル』の蹴りだ。
『絨毯を引き裂いてから探知』する必要が無い以上、『絨毯の中』で『探知のための一拍』が発生する。
危急の事態であろうが完全自動操縦の殺意は『ルールに従う』。まず『探知』ありき。移動開始はそのあとだ。
ノコギリの回転は始まっているが、それが『上』に向くのは『追尾開始後』。
いくら破壊力が高かろうが、ただ回っている鋸に軽く触れただけで『布』は裂けたりはしない。
せいぜい触れている部分だけが破れる、といったところか。破壊力にも、指向性は必要だ。

設置した柔らかな『最高級絨毯』は確かに蹴りの威力や外傷を『多少』緩和するとはいえ、
『地面に押し付けられる』――――衝撃を逃がせないポジションの危険性は、
『宗像』自身が敗着の一つのパターンとして想定した通り、『多少』では済まない。
 
       布をかぶって凸凹とした硬い床に寝転がり、
       殺意を込めて頭を踏まれればどうなる?
       卵を厚い布越しで空中で殴っても割れないかもしれないが、
       それを床に置いて、思いっきり踏みつければどうなるだろうか。

                            

                                     ――――その答えはシンプルだ。

508『交錯する二色の殺意』:2024/01/01(月) 21:44:44

                  グ 


                            わ

                    あ   

             ア  ァ    

                   ん 

『宗像』の意識に激しいノイズが走る。『ハイネ』から受けた一撃を彷彿とさせる『頭部』への激しい一撃。
蹴り上げで僅かでも頭部を揺らされていた今、これを受けて『意識が飛ばなかった』のは奇跡に近い。

宗像に『不幸』があるなら、自分の体でなく『アヴィーチー』で絨毯を持ち上げようとしたことだ。
熊野に『幸運』があるなら、蹴るのを『アヴィーチー』ではなく『宗像』の頭部としたことだ。
その嚙み合いは双方が最適解を求めた結果。
どちらかがズレていれば、少なくとも『硬い床と蹴り脚でのサンドイッチ』は免れていただろう。
そうなれば『絨毯越しで多少緩和された蹴り』で、『宗像』はぎりぎり行動を継続出来たはずだ。

              それでも――――――――――――――




  ≪『オ前』カァ〜〜〜〜〜〜!!!!!!≫


                    ≪『腹ヲ踏ミツケタ奴』ハァ〜〜〜〜〜〜!!!!!!≫



『声』は『消えない』。『ノコギリザメ』が『解除されない』。
『完全自動操縦型スタンド』は――――本体が完全な意識喪失まで行かなければ『止まらない』。

                       ギュラアアアアアアアアアア

                              アアアアアアアアアア   ッッッッ!!!!!!!!!

だが、『フォー・エヴァ・ロイヤル』はもうすでに『二発目の蹴り』に入る事が出来る。

踏み込みから全身に力を伝え、体重移動により繰り出す『前方への蹴り』ではない。
足を上げ、そして振り下ろす、『倒れており動かない頭への踏み付け』だ。
高い精密動作性ゆえに狙いの時間もほとんど必要ない。
最初から連打前提である以上、構えなおすような必要もない。

                    すなわち。



      ≪アヴィィィィィィィィィイ〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!!!!!!!!≫

  
                            ブ  チチッ   ギュ  ガ
                                         ァァァァァ―――――――――ッ!!!!

            行動の『おこり』も含めて、『同速』だ。

『宗像の手元から、絨毯を今引き裂いたノコギリザメが、熊野の胴体へ到達するまで』と、
『フォー・エヴァ・ロイヤルの二発目の蹴りが宗像の頭部を完全に打ち抜くまで』。

『一発目の蹴りの一呼吸』と『探知完了の一呼吸』を終え、同時に始動した『致死性の一撃』は、等速で進行し、同時に着弾する。

         そして――――『自動操縦の復讐者』であり、頭部への痛打から激しい意識混濁を起こす『宗像』に、この瞬間の選択権は存在しない。
         『意思持つ殺人者』である『熊野』が、『相討ち』覚悟で一撃を入れるか、『ひとまずノコギリザメへの対処を優先するか』を選択できる。

509熊野『フォー・エヴァ・ロイヤル』:2024/01/01(月) 22:42:02
>>507-508

────『殺意』の交錯は一瞬
然れどその一瞬の間に引かれた一線は、相交わす両者にとっては『死線』と成り得る

   グググ・・・・・

『アヴィーチー』の力によって持ち上がらんとする絨毯
視線の通らぬ真下にて蠢く『殺意』は鮫の形となって顕現する

    ドゴォォッ!!

         ──── 一撃。

『フォー・エヴァ・ロイヤル』による蹴りの一撃は確かに宗像の頭部を揺るがした
だが、次なる二撃目を放つ前に、『絨毯』を引き裂いた『ノコギリザメ』が空中に躍り出る

(これが・・・・宗像さんのスタンドの本当の能力・・・・!?)

ここに来て熊野は選択を迫られる
            キケン
自身に迫る特大の『脅威』に対処し、己の身の安全を図るか
それとも、この場にある『死線』を飛び越えて、宗像に対してトドメの一撃を喰らわせるか

それは熊野にとって無いも同然の『迷い』であった


      ≪アヴィィィィィィィィィイ〜〜〜〜〜血ィィィイイイイイッ!!!!!!!!≫


   ギャギャギャギャギャ────────────────ッ!!

迫り来る『危険』は認識した
ここで自分が宗像に追撃すれば、それは無視できない脅威となって自分を襲うだろう
だがそれでも・・・・その『向こう側』へ飛び出す事を、その衝動を抑える事など・・・・

    ・・・・・・・・・・・・熊野には出来なかった

                 ヒュバッ!!!!

再び!宗像の頭部に対する『踏みつけ』の一撃
自分自身が『ノコギリザメ』に斬りつけられようとも、宗像の意識を奪い『サメ』が消滅するまで止まらない『トドメの一撃』!
一瞬の躊躇をする事もなく・・・・・その攻撃を続行する!

   ギャッ!

           ギャギャギャギャギャギャギャ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!

と、同時に熊野の胴体が『ノコギリザメ』に襲われる
上等な衣類は破れ、皮膚を割き、寒風の下に血肉が露わになる
綺麗な外面の下に潜む・・・・・ドス黒い本性が明らかとなるように、鮮血が地面を濡らすだろう

だが同時に・・・・『フォー・エヴァ・ロイヤル』の蹴りは届くはずだ
宗像の意識の灯を消す、その一撃が・・・・!

510宗像征爾『アヴィーチー』:2024/01/02(火) 05:55:18
>>507-509

『絨毯』が固定されていた事は把握している。
そして、より『強い力で持ち上げた方が早い』のは明白だ。
本体で持ち上げるのは『常人並み』だが、スタンドで持ち上げるのは『常人以上』。
この局面で『本体で持ち上げる事』を選ぶ理由はなく、
たとえ本体が頭を上げていようが、地面までの距離に大した差はない。
だが、『攻撃に対する策』を用意していない訳ではなかった。

『防御策』は『既に用意されていた』。
対峙する『フォー・エヴァ・ロイヤル』が敷いた『絨毯』だ。
それは『拘束具』であると同時に『盾』にもなる。
『俺が一撃で意識を失うかどうか』は『熊野が絨毯を解除するか否か』に掛かっていた。
だが、熊野風鈴という人間は『動きを封じた相手を解放する真似はしない』。
その点において俺は熊野を『信用』し、
ゆえに『攻撃』を最優先に考えた行動を取る事が出来たのだろう。
事前に予測しきれなかったのは、
『絨毯』が『どの程度ダメージを緩和させるか』だったが、
『一撃目を凌ぐ』以上の効果は元より期待していない。

           グ ッ

『押し上げ』と並行して、『アヴィーチー』は『蹴りを放つ態勢(>>502)』に入っていた。
『絨毯の恩恵』を失った『熊野本体』を狙った攻撃だ。
正真正銘『ただの人間』に成り下がっている今、これまでのように容易く避ける事は出来ない。

      ドウッ!!!!!!

                 ドヒュウッ!!

『攻撃』が交錯する瞬間、裂けた『絨毯』から覗く視線が、熊野の眼差しと交差する。
『熱』を帯びる熊野とは対照的に、相対する目は『冷えていた』。
半ば意識を手放しながらも、鈍い輝きを湛えた眼光は、一瞬たりとも熊野から離れない。

  ギャリギャリギャリギャリギャリギャリギャリギャリギャリィッ!!!!!!

刹那、純然たる『殺気』を纏った『復讐者』が牙を剥いた。
『絨毯』から降りている者に『運命』は味方しない。
『衣服』が裂かれ、『肉』が抉れ、『鮮血』が飛び散る。
高速回転する『チェーンソー』によって、生きながら『胴体を切り刻まれていく』。
想像を絶する『激痛』に苛まれるが、それは間もなく終わりを告げた。

    ド ゴ ォ ッ ! !

               ――――――シュンッ

『間に合った』。
『本体の意識』が途切れた瞬間、『ノコギリザメ』の威容が消え失せる。
あと僅かでも遅れていたら、『二目と見られない姿』にされていたに違いない。
だが、そうならなかった。
間近に迫った『死』を紙一重で回避し、熊野風鈴は『生きている』。

    ボト ボト ボト ボト ボト

             ボト ボト ボト ボト ボト

傷口から止め処なく溢れ出る血が、『鎮守の森』の地面を汚し続ける。
『絨毯』から離れた状態で食らった為に、
一撃と引き換えに受けた負傷は無視できるものではない。
『主人』に及ぼされた影響は、忠実な『従者』にも現れるだろう。

511熊野『フォー・エヴァ・ロイヤル』:2024/01/02(火) 06:17:04
>>510

すいません、状況が少しわかりにくいのですが
これは宗像さんは完全に気絶したという事でよろしかったでしょうか?

512熊野『フォー・エヴァ・ロイヤル』:2024/01/02(火) 06:20:27
>>510

また、レスの前半部分にある『防御』と『攻撃』に関する文章はあくまでもPLとしての展望であり
実際の行動結果に結びつくものではないという認識でよろしいですか?

513宗像征爾『アヴィーチー』:2024/01/02(火) 15:17:41
>>511-512

(※こちらは意識を失った。
  前半部分は展望ではなく一つ前の行動を補足する心理描写。
  それ以上の意味はない。
  以後こちらからレスはしないので、ダメージは好きに決めて欲しい。
  お疲れ様)

514熊野『フォー・エヴァ・ロイヤル』:2024/01/02(火) 21:08:55
>>513

   ポタリ・・・・
           ボド・・・・・   ボド・・・・・

「はあ・・・・・」
           ぽたっ

                     「はあ・・・・・・・っ!」

腹から下を真っ赤な地に染め上げながら、息も絶え絶えに熊野は立つ
その視線は直下。先ほどまで激戦を繰り広げていた相手、宗像へと向けられていた
寒空の下、息だけが白く、己の生存を感じさせる

「ふっ、ふふふふふ・・・・・・」

堪らず笑みが零れる
生き残った事が嬉しいのではない。叩きのめした敵を嘲笑っているのではない

「あははははははは・・・・・!!
 ありがとう!宗像さん・・・・!!」

            スリル        ・ ・ ・ ・ ・
ただ・・・・命に迫る『危険』が、無性に楽しかったからだ・・・・!!
零れ落ちる言葉は己を追い詰めてくれた宗像への感謝
その瞳に宿る熱は『死』に触れた事への『狂喜』

「・・・・・・・・・・・・・・・・。」

笑みが止まり、宗像を見つめる瞳が急激に冷たさを増す
その視線は地に倒れ伏す宗像の、その奥に宿る小さな命の鼓動を見つめていた
今なら・・・・彼を殺す事が出来る・・・・

515宗像征爾『アヴィーチー』:2024/01/11(木) 18:50:43
>>514

『極上の刺激』を味わい、その余韻に浸りながら、熊野は『それ』を見た。

              ・・・・・
仰向けに倒れた宗像の横に、『一枚の写真』が落ちている。
戦っている途中で、作業服のポケットから零れ落ちたらしい。
その『写真』が視界に入った理由は、既に『絨毯』が存在していないからだ。

実際に試して分かった事だが、
『絨毯による拘束』は期待した程の効果を発揮しなかった。
宗像という『接地の妨げ』になる物を下敷きにしていた為に、
『元々の接地面積』は『地面に敷いた場合』と比べて狭くなっていた。
さらに真下から持ち上げられた事で、
通常よりも容易く『面積の半分以上が接地しない状態』になり、
熊野の意思を介さずに『強制解除』されたのだ。

一見した所、写真の『撮影年代』は最近ではなく、
少なくとも『数十年前』に撮られた事が推測できる。
『被写体』となっているのは一人の『若い女』だ。
外見から窺える年齢は、熊野よりは少し年上だろう。

『写真の女』は優しく微笑んでいる。
しかし、どこか『奇妙な印象』を受ける表情だった。
あたかも『別れを惜しむような微笑み』を浮かべているのだ。

   『映っているのが誰か』は分からない。

       『何故これを持っているか』も分からない。

熊野に分かるのは、ただ『目の前の男が持っていた』という単純な事実のみだ。

516熊野『フォー・エヴァ・ロイヤル』:2024/01/11(木) 23:37:11
>>515

「・・・・・・・・・・・・。」

         ぽたり・・・・
                  ぽたり・・・・

ぽたぽたと流れ落ちる血液と共に、己の胸を焦がしていた『熱』が急激に冷めていくのを感じる
 スリル
『危険』に浮かれている時には気にも留めなかった認識・・・・それは倒れ伏す『彼』に対しての評価
『ノコギリ』による一撃は確かにこの身を傷つけた。肉を裂き、血を流した・・・・だが
彼が命をかけて行った攻撃は、己の『命』には到底届きようがない一撃であった

「・・・・・・・・・・・・。」

改めて、熊野の視線に氷の様な冷ややかさが増していく
           ・ ・ ・ ・   オトコ
『宗像征爾』とは『この程度』の『危険』だったのか、と

「・・・・・・・・・・・・。」

ほんの少しの物足りなさを感じながら、己の『従者』に意志を伝える
それは遊んだ玩具を後片付けするように、宗像征爾の命の灯を消し去ろうとし・・・・

「・・・・・待って」

不意に、落とした視線が『それ』を捉えた
数十年前に撮影された古びた写真。『若い女』の姿・・・・
恐らくは宗像が後生大事に抱えていたものなのだろう
こんな古びた物を持ち歩いていた事に、彼がどれ程この写真を大事に思っていたのかが察せられる

     熊野はその『写真』を地面から摘まみ上げて・・・・・

「・・・・・うん。壊れた玩具はリサイクルしないとね」

   ビリ・・・

            ビリビリ・・・・・

         ビリィ・・・・・・!!

摘まみ上げた『写真』を
   二度と復元する事が出来ないくらい徹底的に
       破り、砕き、踏み躙って・・・・この世から消し去った

「宗像さんは・・・・少しだけ期待外れだったけど」

「こうしてくれれば、ほんの少しくらいは再起に期待できるかも
 ね?だって、『怒り』や『憎しみ』というのは強い力になるんですもの、ね?」

           『・・・・・・・・・・・・・・・。』

独り言のように呟いたその言葉は、傍に居る『従者』に向けられたものであった
言葉を受けて『従者』は無言のままその場に立ち尽くす

「・・・・・・・(むっ)」

「・・・・・・あ!」

「ああ!ごめんなさい『エヴァ』!
 そう言えば貴女の発言権を戻していなかったわ!」

「本当に悪いと思っているのよ・・・・でも貴女が宗像さんと繋がりあってるみたいに見えて
 つい・・・・あんな事を言ってしまったの。嫉妬心なんて本当に良くない事だけれども
 ねえ、ごめんなさいね・・・・・『エヴァ』」

『お嬢様・・・・』

「ああ!ああ!忘れていると言えばもう一つ!
 このままじゃあ宗像さんが死んでしまうから、救急車を呼ばないと!
 スマホ、スマホ・・・・・あった」

寒風吹きすさぶ森の奥で、女は緊急番号へと通話をかける
そして、いくつかの状況説明の上で、2人分の救急車を要請した

「ええ!そうなんです・・・・
『ノコギリを持った不審者の男』に襲われて・・・・」

警察へは、『ノコギリを持つ第三者』の通り魔に襲われた事にした
実際に自分の身体はノコギリで斬られたような傷がつけられており、
現場には凶器が残されていないのだ
スタンド能力を知らない警察にとっては、『第三者』が居た事を疑うに十分な状況だろう

そして・・・・しばらく後に現れた救急車に運ばれて
『宗像征爾』と『熊野風鈴』は病院へと連れられて行く次第となった


宗像征爾『アヴィーチー』⇒『頭蓋骨骨折』『急性硬膜外血腫』『下顎打撲傷』
                  『全治2か月』

熊野風鈴『フォー・エヴァ・ロイヤル』⇒『両側前腕裂創』『胸腹部裂創』
                        『全治1か月』

517小野塚 遥『ブリリアント・レジリエンス』:2025/05/31(土) 00:19:17
『パラレル』かつ『セルフ判定』での対戦相手を募集します。
進行はまったり(最低でも1日1レス)でお願いします。
バトル未経験なので、マップやシチュエーションについてはお任せしたいです。

518ダイアナ『オンリー・ガール』:2025/06/01(日) 11:56:23
>>517

「――――ふぅん、あなたも『スタンド使い』だったのね。
 まぁ?私ほどじゃないみたいだけど?
 せっかくだから『練習』に付き合ってあげてもいいわよ。フフン!」

いつものように街を歩いていた『小野塚遥』は、1人の幼稚園児と出会う。
その名は『ダイアナ』。
いくつかのやり取りを経て、2人は互いに『スタンド使い』であることを知る。
どうやら自分の方がスタンドに詳しそうだと感じたダイアナは、
ここぞとばかりに先輩風を吹かし、『練習試合』という名目で、
生意気にも『一対一の勝負』を挑んできた。
小野塚がお灸を据えるのか、ダイアナがワガママを押し通すのか。
『元次期当主』と『成金令嬢』――ある意味で似た存在と言えるからこそ、
こうして『引かれ合った』のかもしれない。
果たして、この戦いの結末は……?

──────────────────────────────────────

よろしければ、僭越ながら立候補させていただきます。
シチュエーションはこのような感じで、マップは以下の場所ではいかがでしょう。
それぞれの開始位置は、番号で選ぶ形が良いかと。

ttps://miurahakusanjinja.jp/about/keidai/

519小野塚 遥『ブリリアント・レジリエンス』:2025/06/01(日) 14:47:07
>>518

マップはそれで大丈夫です。用意してくださりありがとうございます。

ただ、シチュエーションについては『遠慮なく戦闘をする口実』程度に考えていました。
ご提案いただいたシチュエーションは限りなく『リアル』に近いように感じており、
ダイアナPCが幼稚園児ということもあって、『ロールに困る』というのが正直なところです。
『お任せしたい』と言っておいてなんですが、代替案として、
『夢の中。なぜか相手を倒さなければならないと『確信』している』くらいでどうでしょう。

もしくは、いっそ『リアルバトル』にする手もあるかと思います。
個人的にはこちらでも大歓迎ですが、どうしましょうか?

520花菱蓮華『スウィート・ダーウィン』:2025/06/01(日) 16:33:52
>>519

その日、『小野塚遥』は『命』を狙われていた。
敵の名前は『花菱蓮華』。
スタンド使いでもある彼は、
『小野塚遥は危険なスタンド使いだから再起不能にしろ』と吹き込まれ、
『鉄砲玉』として送り込まれたのである。
無論、それは完全な『ガセネタ』だ。
この出来事の裏側には、
名家である『生家』に纏わる巨大な陰謀が隠されていたのかもしれない。
既に縁を切った身ではあるが、こうして襲われたという事実は、
皮肉にも小野塚自身の『価値』を示していた。
今、スタンド使い同士の『戦い』が始まろうとしている…………。

「――――例の『遥』って女は、この辺に来てるらしいなァ?
 オレ個人としちゃあ何の恨みもねェが……
 ま、余計なことを考えるのはヤメにするぜ」

────────────────────────────────────

□能力詳細

回転式拳銃のスタンド。装弾数は6発で、実弾はその内1発のみ。
残りの弾丸は、歴史上に実在する『死因』を対象の身体に再現する。
死因は死の直前で解除され、痛みや苦しみも『死ぬほど』ではない。

『スウィート・ダーウィン』
破壊力:―  スピード:― 射程距離:E(2m)
持続力:E 精密動作性:C  成長性:D

『弾丸』
破壊力:B  スピード:B 射程距離:C(10m)

ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/65

────────────────────────────────────

□外見

年齢24歳、身長178cm。
赤く染めたウルフカットと、
ライダースジャケット』やレザーパンツなどの革製品で統一したファッション。
一見した印象は『バンドマン風』。

────────────────────────────────────

□所持品
・アルミ製シガレットケース(中身はキャラメル)

────────────────────────────────────

□プロフィール
少年時代に『強盗の人質』にされた経験から『スリル』を偏愛し、
特に『死の一歩手前のスリル』を好む『スリルジャンキー』。
ただし、死んでしまっては興奮を味わえなくなるため、
決して命が惜しくない訳ではない。
本来の職業は『役者』であり、
犯罪組織の三下や街のチンピラなどの『やられ役』を専門とし、
見映えの良い『派手な死に方』を得意とする。

────────────────────────────────────

※ご意見ありがとうございます。
 リアルバトルにするのも捨てがたいのですが、
 小野塚PCはミッション参加中であり、
 リアルにしてしまうことで問題が生じる恐れが考えられます。
 よって、こちら側のPCを変更させていただきました。
 また、個人的な感覚で恐縮ですが、
 背景のないバトルより背景のあるバトルの方が気分が上がるため、
 このような状況を設定してみました。
 上記の内容に支障がなければ、このまま開始したい所存です。

521小野塚 遥『ブリリアント・レジリエンス』:2025/06/01(日) 17:36:54
>>720

ではそれでいきましょう。よろしくお願いします。
お互いに『相手の顔は知っている』『能力は知らない』でよろしいでしょうか?
開始位置は⑧を希望します。

────────────────────────────

〇能力詳細

『黄金』の『全身鎧』のスタンド。
『反発する』能力。

『ブリリアント・レジリエンス』(『反発』のスペック)
破壊力:なし(B) スピード:なし(C)  射程距離:D
持続力:A     精密動作性:なし(C) 成長性:A

ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/244

〇所持品
財布、スマートフォン、缶ビール(アルミ)

〇外見
倦み疲れた雰囲気の女性。身長177cm、痩せぎす、猫背。
濃い隈の浮かんだ、じっとりした目つき。腰まで伸びた癖のある白髪。
くたびれたビジネススーツをだらしなく着崩している。

〇プロフィール
ニート。社会人時代の貯蓄で生活している。28歳。
現在はもっぱら安酒片手に朝から晩まで星見町をぶらつく日々を送る。
由緒ある名家の次期当主だったが、家とは既に絶縁している。

522花菱蓮華『スウィート・ダーウィン』:2025/06/01(日) 18:43:07
>>521

※こちらは『12』からスタートさせていただきます。
 『顔は知っていて能力は知らない』で構いません。
 改めてよろしくお願いします。

 それでは、小野塚PCから開始レスをどうぞ。

523小野塚 遥『ブリリアント・レジリエンス』:2025/06/01(日) 19:51:15
>>522

ぶらついていたら、謎の『スタンド使い』に襲われた。
その原因が、己の生家……捨てたはずの過去にあることは、想像がつく。

「……まったく。こういうのが嫌だから家を出たのに」

「でも、理解できた。
 この『鎧』は、きっと『身を守る』ためのものだ」

周囲を見渡して、誰もいないことを確認。
柵に近付き、下を見下ろして『花菱』の姿を探す。

「やられる前に、やらせてもらうよ。『花菱蓮華』くん」

524花菱蓮華『スウィート・ダーウィン』:2025/06/01(日) 22:31:03
>>523(判定)

柵に近付いて下を覗き込むと、見覚えのある人影が確認できた。
眼下に『赤い髪の男』がいる。
まだ小野塚の居場所には気付いていないようだ。

  ……………… ……………… ……………… ……………… ………………

男の手には『回転式拳銃』が握られていた。
どことなく『粗悪』な印象を抱かせるヴィジョン。
『サタデーナイトスペシャル』と呼ばれる銃が存在する。
主として犯罪に多用される『安物の拳銃』を指す総称であり、
それによる被害が『土曜日』に集中していたことから呼び名が付いた。
あの『リボルバー』は、それらに近い雰囲気を持つ。

────────────────────────────────────

>>523(行動)

飾られている『絵馬』の群れを眺め、その内の1つを手に取って、
ライダースジャケットの右ポケットに突っ込む。

  「…………行くとするかァ」

          ────ズギャンッ

              「『風穴作り』によォ」

利き手である右手に『スウィート・ダーウィン』を発現する。
周囲に気を配りながら移動し、『授与所兼ご祈願受付所』を過ぎて、
両脇を草むらに挟まれた短い石段の手前まで進みたい。
『スウィート・ダーウィン』は両手で構え、トリガーに指を掛けておく。

525小野塚 遥『ブリリアント・レジリエンス』:2025/06/01(日) 23:17:24
>>524

何事か書いてある『絵馬』を1つ取り、ポケットに入れる。
道に沿って進むと、短い石段があった。
石段を上った少し先はT字に分かれており、左手には神社に続く階段が見える。

────────────────────────────

「…………『拳銃』」

背中に冷たいものが走るのを感じた。
映画か小説の中でしか見たことがない、人間を殺すための道具。
改めて、命を狙われているという事実が重くのしかかる。
しかし。

「ぜんぜん怖くないな。
 『ブリリアント・レジリエンス』にとっては『銀玉鉄砲』だ」

己を鼓舞するように呟く。
岩にぶつけても何をしても、あの『鎧』には傷ひとつ付かなかったのだ。
きっと、銃弾だって目じゃない……そう信じる。

「着られたらもっと怖くないんだけれど」

柵から離れ、足音を立てないよう気を付けて移動。
狛犬(本殿に向かって左側)の陰にしゃがみこんで隠れ、階段の下を見張る。
まず間違いなく、『花菱』はこの神社まで上ってくるだろう。
同時に、地面に触れて柔らかさを確かめる。手で掘れそうだろうか。

526花菱蓮華『スウィート・ダーウィン』:2025/06/02(月) 17:29:07
>>525

注意深く歩いて足音を消し、狛犬の陰まで移動することができた。
敵である花菱は、両手で『拳銃』を構えながら、
少しずつ『本殿』に続く階段へ近付いていく。
小野塚の正確な居場所は分からずとも、あちらも大方の予想はしているのだろう。

        ガサッ

ふと、彼が石段脇の『草むら』に踏み入ろうとしている。
しかし、小野塚が見張っていることに気付いた様子はなかった。
何か他の理由があるのかもしれない。

              ────ソッ

地面に触れてみると、適度な硬さが伝わってきた。
人の足によって踏み固められているが、素手で掘ることも不可能ではなさそうだ。
ただ、一度に掘れる量は、あまり多くないだろう。

──────────────────────────────────────

    「この辺には人の気配がねェな……」

                    「そうなると……」

T字の道に向き合うと、右手側の『草むら』に踏み入り、姿勢を低くして身を隠す。

      さらに――――

            ガァァァァ──────ン!!

            ガァァァァ──────ン!!

            ガァァァァ──────ン!!

            ガァァァァ──────ン!!

            ガァァァァ──────ン!!

            ガァァァァ──────ン!!

足元の地面に狙いを定め、ある目的のために、
『スウィート・ダーウィン』を6連射(パス精BBC)する。
1発しかない『実弾』は6発目(>>524 live bullet six)に装填されていた。
全て撃ち切ったら、自動的に『リロード』が行われるはずだ。

527小野塚 遥『ブリリアント・レジリエンス』:2025/06/02(月) 18:56:45
>>526

『草むら』の中で屈みこむ『花菱』。
そして、地面に照準を合わせ、引き金を引く──

    ガァァァァ──────ン!!

    ガァァァァ──────ン!!

    ガァァァァ──────ン!!

    ガァァァァ──────ン!!

    ガァァァァ──────ン!!

    ガァァァァ──────ン!!

銃声が響き、地面に6つの弾痕が刻み込まれた。
もっとも、銃声は『スタンド使い』にしか聞こえない……
聞いたとしたら、どこかに隠れている『小野塚』だけだろう。
位置を把握された可能性は無視できない。
同時に、弾丸が『リロード』されたことを確認した。

────────────────────────────

「撃った……『6発』」 「なんのために?」

『花菱』が『草むら』に踏み入る姿はこちらからも見えていた。
姿は隠れたが、一連の銃声が『花菱』によるものだろうことは分かる。
しかし、なぜこのタイミングで発砲したのかが分からない。

「──『ただの拳銃』じゃないのかな?」

分からないが、今は考えても仕方のないことだ。
手で地面を掘り返し、一掴みの『土砂』を両手に握り込みたい。

      ザク
            ザク

「まったく、28にもなって生まれて初めての『砂遊び』か。
 子供のころは憧れてたけれどさ」

目は『花菱』が踏み込んだ『草むら』から離さず、監視を継続する。

528花菱蓮華『スウィート・ダーウィン』:2025/06/03(火) 16:17:27
>>527

厳かな境内に似つかわしくない『銃声』――それを聞き逃す理由などない。
監視と並行して両手を動かし、望み通りの『土砂』を確保できた。
そして、相手も何かを終えたようだ。

         ガサ…………

地面の一部を握り締めたのと同じタイミングで、花菱が草むらから姿を現す。
敵の動向を注視し続ける小野塚は、先程と違う部分に気付く。
彼は右手だけで『拳銃』を握っており、
左手はライダースジャケットのポケットに差し込まれている。

────────────────────────────────────

自らが拵えた弾痕を見下ろし、手早く『準備』を済ませた。

「――――あんまり時間も掛けてられねェからよ」

ライダースジャケットのポケットに左手を突っ込み、
右手で『スウィート・ダーウィン』を構えて、草むらから出ていく。
『片手撃ち』は命中精度が低下してしまうが、それは承知の上だ。
『本殿』に通じるスロープ付きの階段へ向かい、
その手前で足を止めて階上を見上げる。

「こういう所を思いっきり転がり落ちると『画面映え』するんだがなァ」

一度ならず経験はあった。
発砲が交錯する銃撃シーンの撮影現場だ。
目の前に飛来した銃弾を食らって、階段から転がり落ちて絶命する端役。
実際に起こった出来事ではなく、単なる虚構の一幕に過ぎない。
弾など飛んでこなかったし、もちろん安全対策も整っている。

529小野塚 遥『ブリリアント・レジリエンス』:2025/06/03(火) 22:47:52
>>528

『準備』を終え、神社に続く階段の下に移動する。
撮影現場での経験とは違い、
転げ落ちでもすれば大怪我は免れないのは想像がつく。

────────────────────────────

「やっぱり来るかァ」

『花菱』が階段に近付いてくるのを確認し次第、その場を離れる。
中腰で歩けば、階下からは自分の姿は見えにくいはずだ。
そして、本殿の後ろに回り込む。屋根の高さは3mといったところだろうか。

「とにかく」 「近づかないといけないかな」

その場に立ったまま、『ブリリアント・レジリエンス』の『両脚』を『装着』。
反動を利用して跳躍し、本殿の屋根に乗る。
地面の固さはさっき確認済みだ。強度は足りているだろう。

530花菱蓮華『スウィート・ダーウィン』:2025/06/04(水) 17:07:13
>>529

花菱はスロープを背にして階段を上り始めた。
身体の右半分を前に出し、左半分を後ろに回した『半身の構え』で、
一歩ずつ石段を踏みしめている。
おそらく、もうじき上がってくるはずだ。

      …………ザッ

姿勢を低くして『本殿』の裏手に回り、
『ブリリアント・レジリエンス』と名付けられた『黄金鎧』を発現する。

            グ ワ ァ ッ

『変質』した『本質』――小野塚は『反発』を利用した『跳躍』を敢行した。

                    ────タンッ

着地には成功したものの、その直後に身体が揺らぎ、軽くバランスを崩しかける。
小野塚自身の身体能力は平均的であり、傾斜した屋根という足場の悪さが災いした。
万一の事故を防ぐためには、まず体勢を立て直す必要があるだろう。

──────────────────────────────────────

「オレの勘じゃあ、ここから先は『デッドライン』だ」

階段に設けられているスロープに背中を預け、半身に構えて一歩ずつ上っていく。
右半身が『前方』、左半身が『後方』だ。
『本殿』が見えてくると、『スウィート・ダーウィン』を握る手にも力が入る。

「生きるか死ぬかの『スリル』ってヤツを楽しもうじゃねェか」

ひとまず階段を上がりきってしまいたい。
それから『空』を見てみよう。
この辺りに『鳥』は飛んでいるだろうか?

531小野塚 遥『ブリリアント・レジリエンス』:2025/06/04(水) 18:55:36
>>530

警戒態勢を崩さぬまま、ゆっくり階段を上っていく……。
右手の『拳銃』に力を込めると、しっかりとした感触が返ってきた。

やがて、境内に到着した。
顔を上げると、空を飛んでいる鳥はいないが、
周囲の木の枝に止まる『小鳥』を何羽か見つけることができた。
『本殿』の後方にある木々にもそれなりにいると思われる。
大きな音を立てるなりすれば、少なくない数の鳥が飛び立つだろう。

────────────────────────────

「うわっ」 「おっ」 「とととと」

棟(屋根の頂点の部分)にしがみついて体勢を安定させたい。
両手は『土砂』で塞がっているが、たぶん問題ない。

「『湖畔』でジャンプの練習しといてよかったな……」

そのまま屋根をよじ登って棟を越え、
2つの屋根の谷間になった部分に屈み込んで身を潜めよう。
少なくとも、正面からは自分の姿は見えないはずだ。
そして、境内を歩く足音に耳を澄ませる。
左から来るか、右から来るか、くらいは分かると思う。

また、『両脚』は解除されているだろうか?
5m離れればいいのだが、微妙な距離だ。感覚で把握したい。

532花菱蓮華『スウィート・ダーウィン』:2025/06/05(木) 17:21:00
>>531

かつて包帯姿の男と遭遇した時に練習していた『木登り』が、
この局面において大いに活かされたと言えるだろう。

    ともかく――――

              グ ッ

すぐ近くの棟を支えにすることで、無事に体勢を立て直すことができた。
そのまま目的の場所まで移動する。
やはり足元が不安定であるため、
地面を歩く時のように素早く行動することは難しい。
バランスこそ崩さなかったものの、両手が塞がっていることも合わさって、
自然と慎重な動きになった。
その間に、花菱も階段を上りきったようだ。

       ザッ ザッ ザッ

足音から判断する限り、どうやら『稲荷神社』の方向に歩いているらしい。

   ……………… ……………… ………………

『ブリリアント・レジリエンス』の『両脚』は、
あと少しでも離れると強制解除されそうだ。

──────────────────────────────────────

内心の緊張を隠せない面持ちで、改めて周囲に視線を巡らせる。

    「――――あン?」

その時、『地面を掘った跡』を見つけることができるだろう。

             「…………なるほどなァ」

本体の手で掘ったのか、それともスタンドによるものかまでは判別できない。
いずれにせよ、『地面を掘る理由』があったはずだ。
相手の能力が分からない段階では決め手に欠けるが、有用な手掛かりに成り得る。

      ザッ

『稲荷神社』――朱塗りの『鳥居』がある方向に進む。

533小野塚 遥『ブリリアント・レジリエンス』:2025/06/06(金) 04:50:36
>>532

周囲を見渡す。『ターゲット』の姿は見当たらないが──
ともすれば見逃してしまったかもしれない、地面を掘った痕跡。
『小野塚』によるものと考えて間違いないだろう。
その意味するところを考えつつ、『稲荷神社』に向かって歩を進める。

────────────────────────────

押し潰すような恐怖に、顔には自然と引き攣った笑みが浮かぶ。
必死に息を殺し、近付く足跡に耳を澄ませる……。

「……………………」

ある程度足音が近付いたら、屈んだまま屋根の端まで移動する。
自分を探しているなら、『花菱』の視線が上を向くことはないだろう。
あるいは見つかるかもしれないが、やることは変わらない。
『花菱』が自分の目前に来るのを見計らって、

「やァ青年」 「お姉さんと遊んでよ」

話しかける。
と同時に、右手に握った『土砂』を『花菱』の顔面に叩き付ける!
この状況……話しかけられて、顔をそちらに向けないことはありえない。
最も効果的なタイミングで『目潰し』を食らわせてやるのだ。
よしんば見つかっても、いずれにせよ顔はこちらに向く。
その場合も、効果は落ちるかもしれないが『目潰し』は実行しよう。

『拳銃』は目標を視認して狙いを定めるのが『前提』。
まずは、その『前提』を奪う!

534花菱蓮華『スウィート・ダーウィン』:2025/06/06(金) 16:48:03
>>533

敵の接近に合わせて、身を隠しながら動く。
花菱は周囲を警戒しているものの、屋根の上は物理的にも意識的にも『死角』だ。
先んじて発見される可能性は極めて低く、何の問題もなく移動は成功した。

         ……………… ……………… ………………

『ブリリアント・レジリエンス』には、
『鎧の位置』を感知する能力は備わっていないが、
十分な距離が離れたことによって、既に『両脚』は強制解除されたはずだ。

             …………ザリッ

鳥居付近に到達した花菱を見下ろし、おもむろに右腕を構える。

「――――――なにィ!?『上』からだとォ!?」

          バ ッ !

『言葉』を投げると同時、花菱の顔面めがけて『土砂』を投げる!
不意に呼びかけ、確実に顔を向かせてから投擲する。
一方的に位置を把握しているという利点を、最大限に活かした先制攻撃!

「チッ……!危うく食らっちまうところだったぜ……!」

小野塚の行動は『花菱にとっての予想外』。

そして、『小野塚にとっての予想外』は、彼が『急に走り出した』ことだ。
しかも、その方向は『本殿の裏手』であり、小野塚とは逆だった。
これら2つの要因が重なった結果、大幅な『ズレ』が生じ、
『目潰し』の狙いは外されてしまう。

だが、不意を突いた事実は変わらない。
花菱は立ち止まったが、そこから攻撃に繋げる余裕はなく、
まだ『拳銃』は向けられていない。
しかし、『小野塚の居場所』は気付かれた。

──────────────────────────────────────

             「さァて…………」

    ダ ッ !

鳥居に辿り着いた直後、前触れもなく『走り出す』。
向かう先は『本殿の裏手』。
さほど深い考えがあった訳ではない。
ただ、もし自分が隠れるとしたら、
この場で最も大きな『本殿の陰』を利用するだろうと思った。
だから、まず『稲荷神社』まで歩いていき、
あらかじめ小野塚の注意を逸らしておいた上で、
一気に『裏手に走ろう>>532(run behind)』と考えたのだが…………。

「――――――なにィ!?『上』からだとォ!?」

完全な『不意打ち』を受け、反射的に頭上を向く。
飛んできたのは、おそらく『土』だろうと判断した。
さっき確認した『地面を掘った跡』と一致する。

「チッ……!危うく食らっちまうところだったぜ……!」

紙一重の『スリル』が全身を駆け抜け、
『生と死の境』で『恐怖』と『興奮』が入り交じる。
どうやら『ギリギリのライン』で『当たり』を引いていたようだ。
現在地は『稲荷神社』と『浅間神社』の中間ぐらいだろうか?
小野塚の位置を察した瞬間、その場で足を止めて、
『スウィート・ダーウィン』の銃口を突きつけようとする。
また、目視で両者の間にある『距離』を測っておきたい。

535小野塚 遥『ブリリアント・レジリエンス』:2025/06/07(土) 08:02:32
>>532

相手の意表を突くべく、『本殿』の裏手に向かって突然走り出す。
本来の意図とは異なるが、それが功を奏した形だ。
不意に頭上から投げ付けられた『土砂』──
しかしその狙いは逸れ、『花菱』の視界が奪われることはなかった。

       バ ッ !

体を翻し、屋根の上に向けて『スウィート・ダーウィン』を構える!
が…………誰もいない。
代わりに、屋根の谷間には、黄金に輝くプレート状の何かが乗っていた。
それは緩やかなカーブを帯び、『鎧』の胸当てのようにも見える。

『花菱』の現在地は、『鳥居』と『浅間神社』の中間辺りだ。

────────────────────────────

「あッ」 「やば」

『花菱』の思いがけない行動により、作戦はあえなく失敗した。
しかし、次の手は既に打っている──『目潰し』に次ぐ二の矢としてだが。

      ド シ ュ ウ ッ

『土砂』を投げ付けると同時に、
足下に『ブリリアント・レジリエンス』の『胴体部(前)』を発現していた。
>>533メ欄:同時に・足下に・胴体部を・発現して・ジャンプ)
先程と同じく『反発』の反動によって跳躍し、相手の頭上を取りたい。

「こっちも練習しないとダメだなァ……!」

『目潰し』が失敗したのは痛いが、同じ手が二度通用するとも思えない。
ここは当初の計画通り、頭上からの攻撃を敢行しよう。
『花菱』に向かって落ちていく最中、屈んだ姿勢から思いっきり足を伸ばし、
落下の勢いを乗せて頭部を踏み付ける(破ス精CCC+落下)……!
高低差はおそらく5mほど。落下の勢いは相当なものになる。
相手の位置は想定とは異なるが、誤差の範囲……修正は可能なはずだ。

「そう、『上』から」 「──『おかわり』だ」

536花菱蓮華『スウィート・ダーウィン』:2025/06/07(土) 17:06:16
>>535

磁力にも似た『反発』が発生し、小野塚は空中に身を躍らせる。

    間髪入れず『再跳躍』ッ!

         それは『移動』ではなく『攻撃』ッ!

この一撃が成功すれば、花菱に重篤なダメージを負わせられることは間違いない。

              そして――――――

「いねェだとォ!?ほんの一瞬の間に『消えやがった』!!」

           チャキッ

『小野塚がいた場所』に銃口を向けたまま、
花菱自身は身じろぎもしておらず、上空の小野塚を見上げる様子もない。

      フワッ…………

一瞬の浮遊を経た直後、小野塚の身体が『落下』を開始する。
地上の花菱に到達するまで幾ばくもないだろう。
『位置エネルギー』を味方につけた『踏みつけ』は、
『一撃必殺』にも成り得る一手だ。

       ――――このまま予定通りに突っ込むだろうか?

──────────────────────────────────────

銃口を向けた先に標的の姿はなく、不可解な『鎧』の一部だけが転がっている。
謎の『胸当て』が能力の産物であることは間違いない。
だが、最優先で対処すべきは『小野塚遥』だ。

(『上』を向いて状況を確認するべきか?
 いや!今度こそ『目潰し』を食らっちまう!)

『誰もいない屋根』を視認した直後、『覚悟』を決めた。

    (なら、一か八か『やる』しかねェ……)

通常は登れるはずがない『屋根の上にいた』という事実は、
『能力の一端』を推測できる材料だ。
『登れるはずがない屋根』にいて、
そこから消え失せてしまった小野塚が、今どこにいるのか。
能力を発動する瞬間こそ目撃していないものの、
おそらく『屋根に登ったのと同じ方法』で『上に行った』と判断する。
見上げて状況を確認しなかった理由は、
『もう片方の手による目潰しを警戒した(>>534 caution lefthand)』からだ。
人間の腕は『2本』あるのだから、『あと1回は残っているだろう』と考えた。

       ドクンッ

             ドクンッ

                   ドクンッ

己の鼓動が耳に響くほど、『ギリギリのスリル』に身を焦がしながら、
集中力の全てを『警戒』に注ぎ込む。
小野塚が上空に移動したとすれば、
自由に空を飛べない限り、いつかは落ちざるを得ないだろう。
『その時』を待つ。

537小野塚 遥『ブリリアント・レジリエンス』:2025/06/08(日) 02:38:41
>>536

再度の『目潰し』を警戒するが、『土砂』が飛んでくることはなかった。
だが、屋根の上には奇妙な『鎧』があるだけで、
そこにいたはずの『小野塚』の姿はどこにも見えない──この状況。
焼き付くような『スリル』の中、『花菱』は『覚悟』を決めた。
『小野塚』の居場所に『上空』という目星を付け、『その時』を待つ──

────────────────────────────

浮遊感に包まれながら『花菱』の姿を見下ろす。
彼は屋根の上に銃口を向けたまま、身じろぎひとつせず……

──『身じろぎひとつせず』?
『花菱』はきっと、自分が跳躍した瞬間を見ていない。
となれば、周囲を見渡すなり、一歩引くなりするのが普通ではないか?
屋根に残した『鎧』が注意を引いていると思えば、そう悪いことではないが……

なんにせよ、落下中という状況において取れる選択肢は多くはない。
『ブリリアント・レジリエンス』も、再発現にはもう少し時間が必要だろう。
故に、予定に変更はない──『頭上からの踏み付け』だ。

538花菱蓮華『スウィート・ダーウィン』:2025/06/08(日) 16:19:59
>>537

『違和感』を抱きながらも、予定通りに『落下』を開始する。
見る見る内に地面が近付き、同時に花菱に肉薄していく。
そして、ついに小野塚の両足が花菱を捉えようかという瞬間、
『予期せぬ事態』が起こった。

  「――――『来やがった』ッ!」

                   ダ ン ッ !

確実に命中すると思われた『踏みつけ』が、直前で『避けられた』のだ。
花菱は『上』を確認していなかった。
当然、小野塚の『正確な位置』は分からなかっただろう。
それにも関わらず、回避されてしまった。
まるで『来ることが分かっていた』かのようなタイミングで。
花菱が動いたことで、『小野塚を受け止めるもの』はなくなった。
何か手を打たなければ、両足を痛めることは免れない。

  「そして、『コイツ』は…………」

          ス ゥ ッ

       「オレからの『プレゼント』だ!」

               ガァァァァ──────ン!!

さらに、花菱は『拳銃』を構え、そのまま『発砲』してきた。
現在、互いの距離は1m程度だろう。
命中までの時間は僅かしかないはずだ。

──────────────────────────────────────

屋根に登れる設備がないことは、事前の知識として知っている。
しかし、小野塚は屋根の上にいた。
そうなれば、何らかの『能力』を用いて登ったはずだ。

そして、小野塚は忽然と消えてしまった。
おそらくは『屋根に登った方法と同じ能力』を使ったのだろう。
だから、真っ先に考えられるのは『上』。

ここまでは状況から推測できたが、
小野塚の『正確な位置』は全く分からない。
用心して『目潰し』を警戒していたために、
迂闊に確認することもできなかったのだ。
今まさに小野塚が――『必殺の一撃』が、
頭上から迫ってきていることに気付けるはずもなかった。

  「――――『来やがった』ッ!」

                 ダ ン ッ !

上空から接近する小野塚に反応し、地面を蹴って後方に飛び退く。
それが可能だった理由は『下』を見ていたからだ。
『落下してくる小野塚』によって、
『地面に生じる影を見ていた(>>536 watch ground shadow)』。
この回避を成功させるために、
敢えて他の行動を放棄し、意識を『影』に集中していた。
その場から動こうともしなかったのは、『カウンター』を浴びせるためだ。

  「そして、『コイツ』は…………」

           ス ゥ ッ

       「オレからの『プレゼント』だ!」

                ガァァァァ──────ン!!

飛び退くと同時に『スウィート・ダーウィン』を構え直し、
着地直後の『小野塚の胴体』めがけて『発砲(破ス精BBD)』する!

互いの距離は長くても1m程度だろう。
精度の落ちる『片手撃ち(精D)』でも、これだけ近ければ外す方が難しい。
この弾は『実弾(>>528 最後の5行を縦に読むと一発目実弾)』だ。
命中すれば、相応のダメージを与えられる。
仮に失敗としても、相手は『着地』にも対処しなければならない。

539小野塚 遥『ブリリアント・レジリエンス』:2025/06/09(月) 03:50:59
>>538

質問です。
斜め上に顔を向けながら目だけで足元を見ることは不可能ですので、
地面の影を見るには首を下に曲げる必要があると思いますが、
>>536-537の時点で、小野塚は『花菱PCが地面を見ている』ことに気付かなかったのでしょうか?

540花菱蓮華『スウィート・ダーウィン』:2025/06/09(月) 11:34:40
>>539

自分としては可能なつもりでいましたが、言われてみれば難しいようですね。
ご迷惑をお掛けしました。
こちらの不手際ですので、処理に関してはそちらのお好きなようにしていただいて構いません。

541小野塚 遥『ブリリアント・レジリエンス』:2025/06/10(火) 01:56:03
>>540

回答感謝。こちらこそお手数おかけしました。

>>538

結論から述べると──踏みつけを回避することは、不可能だった。

誤算は、『首の角度』にあった。
斜め上に顔を向けながら、目だけで足下を見ることはできない。
そのため、『花菱』は首を下に曲げざるを得なかったのだが、
その様子は、当然『小野塚』の目にも入っていた。
銃口を屋根の上に突き付けながら地面を見るという、不自然な行動──
すなわち、『花菱』の策は『勘付かれていた』。

       ゴ ス ゥ ッ

地面を蹴るのとほぼ同時に、『花菱』の額を激しい衝撃が襲う。
それは、落下してきた『小野塚』の蹴りだった。
目前に花火が散り、飛び退く勢いのまま後方に転倒する。
とはいえ、『命中』は免れた──今のは『必殺の一撃』には程遠い。

着地した『小野塚』は『本殿』の壁にぶつかり、よろめいている。
『花菱』の現在地は2つの『鳥居』の中間辺り。
両者の距離は『4メートル』ほどだ。

────────────────────────────

「────────!」

『花菱』の行動を見てその意図に気付き、
足を繰り出す方向を変えて額に蹴りを当てた──それは良かった。

        ド ガ ッ

「ぐがッ」

咄嗟の修正のせいでバランスを崩し、着地に失敗。背後の壁にぶち当たる。

「いったい」 「なァ……もう……ッ」

壁に右手を付いて体勢を立て直しつつ、『花菱』の動向に注意したい。
左半身を前方に出し、右半身を後方に引く──
銃撃への警戒から、体を横に向け、少しでも的を小さくする構えを取る。

542花菱蓮華『スウィート・ダーウィン』:2025/06/10(火) 17:06:15
>>541

体勢を立て直した直後、『花菱の攻撃』が放たれた。

    ガァァァァ──────ン!!

無論、『銃弾』だ。
見たことはないだろうが、その速度は『本物』と同等(スB)らしい。
おそらく『威力』も同じぐらいだろう。
しかし、狙いは精確ではなかった(精D)。
間違っても『急所』に直撃するコースではない。

───────────────────────────────────

      「 ぐ へ ェ ッ ! ! 」

          ドタァンッ!!

『職業』によって染み付いた癖で、
実際のダメージ以上に派手なリアクションで仰向けに倒れ込む。
咄嗟に頭を持ち上げておくことで、後頭部を強打することだけは避けたい。
その後、歯を食いしばって痛みを堪えながら、
『スウィート・ダーウィン』を構え直す。

「いいぜェ!いよいよ楽しくなってきやがった!」

      ガァァァァ──────ン!!

          「『小野塚遥』さんよォ!」

躊躇なく『発砲(破ス精BBD)』し、『実弾』を撃ち込む!
狙いは変わらず『小野塚の胴体』。
その後は『神頼み』だ。

      スッ

発砲後――――ジャケットのポケットから『握った左手』を抜く。

543小野塚 遥『ブリリアント・レジリエンス』:2025/06/11(水) 10:46:41
>>542

オーバーリアクションを演じつつ、ダメージは最小限に抑える……
『役者』としての経験が活きた形と言える。

   ガァァァァ──────ン!!

そして間髪入れず『スウィート・ダーウィン』を構え、発砲ッ!
発射されるのは『実弾』──命中すればただでは済まない。
『片手持ち』『寝そべった体勢』『脳へのダメージによる視界のぶれ』
……コンディションは決して良いとは言えないが、果たして。

        ス ッ

発砲後、ポケットから『握った左手』を抜いた。

────────────────────────────

「アハハァ。楽しんでくれてるなら何よりだよ」

『花菱』に銃口を向けられた瞬間、
『ブリリアント・レジリエンス』の『右腕』と『右脚』を『装着』。
反動によって『右斜め上』に跳躍する(ス精CC)。
『幅跳び』のようにごく浅く、高さではなく距離を出す。
なおかつ、『花菱』や『鳥居』との衝突を避けるため、やや右寄りで。
そうなるように右腕と右脚の角度を調整していた(>>541メ欄)。

事前に相手の動向に注意していたため、判断は迅速に行える。
そして、『鎧』の『装着』が完了するのは『一瞬』。
『人間並み』のスピードで『飛び退く』のとは訳が違う。
もともと、『銃弾』の狙いは正確ではない……十分に回避できるはずだ。

「でも」 「こっちも楽しませてくれなきゃねェ〜〜……」

右寄りに跳躍したため、『花菱』の左脇を通り過ぎる形になるだろう。
すれ違いざま、左手の『土砂』を顔面に投げ付ける!
右半身を後ろに引いた体勢から『右腕』と『右脚』を『装着』したため、
『花菱』からは『鎧』は見えにくい──跳躍そのものが予想外のはず。
さっきのように、『目潰し』を回避する余地は与えない……!

着地した後は、すぐさま『花菱』の方を振り返り、身構える。

544花菱蓮華『スウィート・ダーウィン』:2025/06/11(水) 18:56:52
>>543

瞬時に『ブリリアント・レジリエンス』を『装着』し、
新たに生じた『反発』の力で低空を『跳躍』する。
もはや慣れた応用だ。
事前の『角度調整』も有効に作用した。

        ────ビスゥッ!

大雑把な狙いの『銃弾』を回避することは容易い。
小野塚の背後で弾丸が壁に命中し、確かな破壊音を響かせた。
それを聞きながら、再度の『目潰し』を実行に移す…………。

発砲の直後、花菱は自ら『転がった』。
『目潰し』と『横転』は、ほぼ同時のタイミングだったが、
転がる過程において自然と顔を背ける形となるため、
投じられた『土砂』は目に入らない。
宙を舞う小野塚の下方を、花菱が潜り抜けていく。

      バ ッ

               バ ッ

『上』と『下』――ほんの一瞬、両者の視線が交錯する。

          タンッ

着地した瞬間、即座に振り返って身構えた――――。

────────────────────────────────────

『神頼み』――すなわち『祠に向かって転がる(>>542 rolling small shrine)』。

    そして――――――

               「『ダーウィン賞』って知ってるかァ?」

          バ ッ !

      「『愚かな行為』によって『死亡』することで、
       自分自身の『劣った遺伝子』を抹消して、
       『人類の進化』に貢献した証として贈られる賞だ」

『左手』を開く。
そこには『何もない(>>528 empty hand)』。
『6発の銃声』は『何かしていた』のではなく、
『何かしている』と思わせるための『ブラフ(>>526 bluffing)』。

「オメーさん、『人類の進化』に貢献してみる気はねェか?」

        ────チャキッ

『うつ伏せ』に変わった姿勢で小野塚と向き合い、
『スウィート・ダーウィン』を『両手』で構えながら、
相手の姿を注視して互いの距離を測る。

545小野塚 遥『ブリリアント・レジリエンス』:2025/06/12(木) 06:20:11
>>542

祠に向かって転がると、飛んできた『土砂』は後頭部を掠めていった。
そして、邂逅の以前から仕込んでいた『ブラフ』──
何もない『左手』を開いて見せるが、『小野塚』に反応はない。
『銃声』と『左手』を結び付ける要素が存在しないので、当然かもしれない。

      ────チャキッ

両手で『スウィート・ダーウィン』を構え直し、ターゲットに向き直る。
彼我の距離は、『2メートル』。

────────────────────────────

「あーッ、もう!」

またも『目潰し』を回避されたことに歯噛みしつつ、

「残念ながら、あたしは世界一無意味に生きて」

「世界一無価値に死ぬ女だ──」 「よっと」

        ド シ ャ !

地面を蹴って『花菱』の顔面に土砂をぶつける(破ス精CCC)。
目を瞑るにしろ、転がって回避するにしろ、
一瞬の隙ができることは間違いない。『三度目の正直』だ。
相手は何やら『左手』を開いているので、蹴る間に撃たれる心配もない。
万が一のため、両腕は胴体の前でクロスし、発砲に備えておく。

「というか」

「『愚か』なのは『鉄砲玉』なんかやってる君のほうだろうさ!」

蹴った直後、『花菱』に向かって跳躍する。
地面を蹴った足をそのまま踏み切り足にすれば、隙も最小限になるだろう。
角度45度くらいの放物線を描いて相手の真上に落下する軌道だ。
うつ伏せで構えている相手にとっては、頭上の標的は狙いにくいはずだ。

546花菱蓮華『スウィート・ダーウィン』:2025/06/12(木) 18:02:57
>>545

小野塚自身が確かめたように、この地面は適度な硬さを持っている。
地面を蹴り飛ばしたとして、『一度の蹴りで飛ばせる土砂』は多くない。
また、硬さのある地面を蹴って『土砂』を飛ばすためには、
力を込めて蹴る必要があるが、それには『足を引く動作』が不可欠だ。

今、小野塚の目の前には『両手で拳銃を構えた敵』がいる。
既に『射撃準備』は完了しており、もう『トリガーを引くだけ』の状態。
『どちらが早いか』は明白だった。

       ガァァァァ──────ン!!

足を引いた直後、轟く銃声と共に『銃弾』が発射された。
『両手』で構えているせいか、先程よりも『精度』が上がっており、
小野塚の『胴体』めがけて真っ直ぐに飛来する。
まだ『土砂を蹴り飛ばす前』であり、それ以降の行動はできていないが、
両腕を交差させることだけは辛うじて間に合った。

────────────────────────────────────

先程から小野塚の姿は注視していた。
当然『地面を蹴ろうとする動作』も視認している。
そして、既に『リロード』も完了しているだろう。

「ハハハッ!違いねェな。まさしくオレは大馬鹿野郎だ」

小野塚が動いた瞬間――――――『胴体を撃つ(破ス精BBC)』。

「だが、その動きを見逃す程マヌケじゃねえさ」

『両手撃ち』の場合、『5m以内の止まっている的は外さない』。
『実弾』は『6発目』に装填している(>>542の【&>>538】の部分)ので、
発射されるのは非殺傷の『偽死弾』だ。
生物に対しては破壊を起こさず、歴史上の『死因』が再現される。

547小野塚 遥『ブリリアント・レジリエンス』:2025/06/12(木) 22:25:49
>>546

花菱PCが左手を開いている間(拳銃を構える前)に地面を蹴るつもりでした。
紛らわしい記述をしてしまって申し訳ありませんが、レスの訂正をお願いしたいです。
誤解ではなく、間に合わなかったなどの判定なのであれば、ご指摘ください。

548花菱蓮華『スウィート・ダーウィン』:2025/06/13(金) 15:29:13
>>547

小野塚が振り返った時、既に花菱は『両手』で『拳銃』を構えていた――――。

『目潰し』と『横転』は、ほぼ同時に行われた。
そして、『着地』と『左手を開く』のが同時。
『振り返る』のと『両手で構える』のも、また同時だ。

今、『2m』の距離を挟んで、銃口を突きつけられている。

────────────────────────────────────

花菱が左手を開いたのは、『両手で得物を握るため』だ。
何かあることを匂わせるのがブラフ。
ポケットに手を突っ込む、または手を握っておくという行為が、それに相当する。
そして、その役目は『既に終わっている』。
わざわざ『何もない左手』を見せる理由はない。

『両手』で『スウィート・ダーウィン』を構え、引き続き小野塚の挙動を注視する。



※お互いの認識に齟齬があったようですので、
 少し巻き戻して>>544>>545の中間(小野塚PCが振り返った直後)から、
 仕切り直しさせていただいています。

549花菱蓮華『スウィート・ダーウィン』:2025/06/13(金) 15:30:15
>>548

こちらで補足をさせていただきます。

花菱の左手を開くという行動は、
スタンドを両手で構えるための動作(ブラフだったというのはPL向けの開示です)であり、
開いた手を小野塚PCに見せるという意図はありません。
小野塚PL側のレス(>>545)にある開いた手を見せたという判定は、
こちらの認識とは違っていたのですが、最後の行において既に構え直せたと読み取れたので、
特に指摘をいたしませんでした。
説明が足らず、申し訳ありません。

こちらの判定では、小野塚PCが振り返って身構えたのと、
花菱が両手でスタンドを構えたのは同時です。
その根拠は、前レス(>>542)で花菱がポケットから左手を抜いており、
あとは手を開いて構え直せば完了するためです。
また、小野塚PCは、振り返る前に着地というワンクッション
(これが左手を開くのと同時としています)を挟んでおり、これも加味して、
振り返って身構えた時には両手でスタンドを構えているという状況を想定しました。

上記に間違いがある場合は、お手数ですが、ご指摘をいただければ幸いです。

550小野塚 遥『ブリリアント・レジリエンス』:2025/06/14(土) 06:58:00
>>549

了解しました。

>>542

両手で『スウィート・ダーウィン』を構え直し、ターゲットに向き直る。
彼我の距離は、『2メートル』。
『小野塚』は動きを見せず、その場に突っ立っている。

────────────────────────────

「というか」

「『愚か』なのは『鉄砲玉』なんかやってる君のほうだろうさ!」

その場に突っ立ったまま、
『ブリリアント・レジリエンス』の『全部位』を発現。
身体の前面と接触するように発現することで『反発』を発生させ、
『花菱』に向かってすっ飛ばす(破ス精BCC)。
全方位に拡散するのではなく、『花菱』へ集中するように角度は調整する。
高密度で殺到するそれは、いわば『崩れ落ちる防御壁』だ。
予備動作はない。発現は一瞬。距離は至近。ゆえに、銃弾よりも『早い』。
射線を防ぎつつ、『花菱』の顔面から背中にかけてに打撃を与えたい。

551花菱蓮華『スウィート・ダーウィン』:2025/06/14(土) 20:58:20
>>550

小野塚の攻撃は『鎧の発現』→『反発』という順番。
『鎧の発現』は一瞬だが、花菱は『小野塚の姿をバッチリ見ていた』。
だから、『反発が起こる前に動く時間』が、ほんのチョッピリだがあった。

     「――――――何か『ヤベェッ』!!」

『鎧の発現』を見た瞬間、花菱は再び『地面を転がる』。
次の瞬間には『反発』が発生するので、『花菱の転がり』を見た後で、
『追加の軌道修正』をする時間は、小野塚にはない。
そして、光り輝く『黄金の弾幕』が発射された――――。

「さっき見たヤツは『コレ』かッ!
 てっきり飛び跳ねるだけかと思ったが、『飛び道具』とはシャレてるなァ!」

────────────────────────────────────────

花菱の行動は――――

『鎧』の『全部位』が発現された瞬間、
さっきとは反対方向(赤い鳥居方向)に地面を転がり(転がり終了時はうつ伏せになりたい)、
『避けられそうにない部位だけ』を『銃撃(破ス精BBC)』で撃ち落とす。

その行動を取った理由は――――

『全身鎧を出す』というのは『派手な行動』だ。
だから、なんとなく『ヤバさ』を感じた。
要するに、単純に『ビビった』。

この行動を成功させうる根拠は――――

第一に、小野塚の攻撃は『鎧』の発現→『反発』という順番。
小野塚の姿はバッチリ見ていたので、『鎧が発現した瞬間』に――つまり、
『反発の直前』に転がり始めることができる。
『反発のスピード』と『花菱のスピード』は同速なので、
『鎧の発現』という一種の『前兆』が現れている間に距離を稼ぎたい。

第二に、『密集して飛んでくる』ということは、
おそらく『一塊』に近いだろうと思うので、
逆に言えば『回避しやすい(散弾などは避けにくい)』と考えられる。
ただ、『全身鎧』であれば『面積』も大きいだろうから、命中率は高いと思われる。
『反発』と同時に動いていては避けきれないかもしれないので、
前述した『鎧が発現した瞬間に転がる』ことで、回避の成功率を高めたい。

第三に、『銃弾』のパワーは『反発』と同等なので、
『鎧』を撃てば十分に撃墜できるだろう。
先述したように、『全身鎧』の面積は大きいと思うので、
『鎧が発現した瞬間に転がる』だけでは避けられそうにない可能性も計算に入れて、
『避けきれないと判断した部位だけ』を、
『銃撃(部位が複数の場合は連射する)』で撃ち落として安全を確保したい。

要約すると、『鎧が現れた瞬間』に転がって避けようとし、
『それでも避けきれない部位だけ』を撃ち落とす。

552小野塚 遥『ブリリアント・レジリエンス』:2025/06/15(日) 08:11:21
>>551

『鎧』の弾幕を転がって避けようとする『花菱』──しかし。
『反発』の勢いそのものはさほど速くないとはいえ、
『鎧』の発現から『反発』の発生までは一瞬。
前兆がなかったことも相まって、転がる余裕は存在しない。
そして『2メートル』という距離の近さもまた、回避を許さなかった。
転がるのではなく、迎撃のみに集中していれば、被害は抑えられたかもしれない。

       ド ゴ ッ
                ド ゴ ォ !

転がる最中、飛来した『鎧』が顔面や脇腹にぶち当たる。
額が割れ、骨が軋むのを実感しつつ、どうにか一回転した『花菱』は見た。
先ほどまで立っていたそこに、『小野塚』がいない。

────────────────────────────

「洒落てるかい? ありがとね」

『全部位』を発現したとき、
実は、『左脚』だけは『装着』状態で発現していた(>>550メ欄)。
『全部位』の発現という派手な行動の真意は、
『左脚』を『装着』したのを目立たなくする『カモフラージュ』にして、
弾幕によって『花菱』の視線を遮り、跳躍の瞬間を隠す『遮蔽』。
高密度の『鎧』は、一瞬だけだが『花菱』の視界を覆い隠してくれただろう。
その一瞬の間に、『反発』の反動によって跳躍していた。

「まァ、あたしは──」

跳躍する先は『花菱』の真上。
落下と同時に、その頭部を踏み付ける(破ス精CCC+落下)。
加えて言えば、『花菱』が向かって右に転がることは『予測済み』だ。
既に一度転がっている以上、同じ方向に転がれば『鳥居』が邪魔になる。
だから『両脚』ではなく『左脚』のみを装着した。
すなわち、転がりによる落下位置のズレは既に修正している。

「こんなの全ッ然好きじゃないんだけれどね!」

既に見せた手である以上、自分が跳躍したことは察知されるだろう。
だが、相手は『鎧』の対処に追われ、さらに痛打を受けた直後。
転がり終わって自分が跳躍したと気付いたときには、既に落下の最中だ。
再び転がるにしても、ガードするにしても、『一手』遅れざるを得ないはず。
頭部への一撃により、確実に意識を刈り取りたい。

553花菱蓮華『スウィート・ダーウィン』:2025/06/16(月) 18:58:09
>>552

花菱が『脇腹』に負ったダメージは軽微だった。
戦いの前、『簡易的な盾』にするために、
ポケットに『絵馬(>>524)』を仕込んでいたからだ。
犠牲となった絵馬はポケットの中で割れただろうが、
その分だけダメージを軽減できただろう。

     そして――――――

『鎧』を盾にして『銃撃』を防ぎつつ、
それを『目隠し』にして『跳躍』するという、まさしく『攻防一体の一手』。

「――――――『やりやがった』ッ!!」

その狙いは見事に『成功』した。

跳躍直後の時点で花菱は『うつ伏せ』であり、それも上手く噛み合ったと言える。
現在、小野塚は『3m』上空。
そして、小野塚が落下を開始したと同時に、
花菱は『肘と膝を使って身を起こした(>>551elbow knee standup getready)』。

     その結果、着地地点が『ややズレた』。

                       ────ベキィッ!

『頭』に着地する予定だったが、『首』を踏み抜いてしまい、
『頚椎』がへし折れる音が響いた。
ほぼ『即死』だろう。
『意識を刈り取る』のではなく、『命(タマ)を取る』ことになったが、
小野塚は無傷で窮地を切り抜けた。

    戦いは終わった。

しかし、また『次の鉄砲玉』が送り込まれるに違いない。

『小野塚遥の戦い』は『これから始まる』のだ。

554小野塚 遥『ブリリアント・レジリエンス』:2025/06/16(月) 21:11:44
>>553

靴越しに上ってくる厭な感触。
しかし、それは予期していたものでもあった。
もとより、あの高さからの頭部への踏みつけは『致命的』だ。
それを『覚悟』して、跳んだのだから。

「……………………」

首をあらぬ方向に曲げた『花菱』を見下ろす。
しばしの後に背を向けると、懐から『缶ビール』を取り出し、
プルタブを開け、口を付けて一息に呷る。

      ゴクッ ゴクッ ゴクッ ゴクッ

「ふゥー……………………」

           グシャ

「帰ろ」

嫌なことは、酒を飲んで忘れるに限る。
今までずっとそうしてきたのだ。
だが、これからは────

「……………………お父様…………」

   小野塚 遥『ブリリアント・レジリエンス』→『勝利』

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