-
1
名前：管理人
投稿日：2014/09/22(月) 17:44:32
- 形成の情報を書き込んでください。
-
2
名前：管理人
投稿日：2014/09/22(月) 18:47:37
- 115．(untitled)
名前：G班 日付：2014/9/19(金) 16:22
木暮先生に聞いてきました。
テストの形式は去年に準ずるそうです。
問題はそれぞれの先生がつくっておられます。
なるべく国試に沿っていただけるようです。
-
3
名前：＜削除＞
投稿日：＜削除＞
- ＜削除＞
-
4
名前：＜削除＞
投稿日：＜削除＞
- ＜削除＞
-
1
名前：管理人
投稿日：2014/09/22(月) 17:44:50
- 救急の情報を書き込んでください。
-
27
名前：土居智和
投稿日：2014/11/07(金) 12:34:18
- 平成24年度24、問題文訂正、1つ選べ→2つ選べ
24.次のうち、正しい組み合わせはどれか。1つ選べ。
【土居注】
103B7と「1つ選べ」以外同一なので、「1つ選べ」が再現ミスで間違いないでしょう。
【土居注終】
-
28
名前：土居智和
投稿日：2014/11/07(金) 12:40:16
- 平成24年度35、正誤選びの勘違い、ace→×b×d
35. 侵襲と生体反応について誤っているものを２つ選べ。
＜解答＞a,c,e ２つに絞れませんでした。
(a)○
(b)×
(c)○?
(d)×
(e)○
【土居注】
平成25年度45と同一
解答担当者が「誤っているものを2つ選べ」を「正しいものを2つ選べ」と勘違いしています。
【土居注終】
-
29
名前：土居智和
投稿日：2014/11/07(金) 12:49:48
- 平成24年度40、訂正、a or bとc → ○a○c
40.(前問のつづき) ICU入室までに2000mlの輸液を行った。血圧120/70、脈拍数90/分、心係数6.4 、体温36.4℃。救急外来からの蓄尿量と所見を示す。(少量で褐色)
正しいものを2つ選べ。
(a.)横紋筋融解によるミオグロビン尿である。
(b.)溶血によるヘモグロビン尿である。
(c.)血液浄化療法を行う。
(d) 末梢血管抵抗は正常である。
(e) βブロッカーを投与する。
＜解答＞40：a or bとc
【土居注】
平成25年度17と類似
(b)が○(a)の当て馬的選択肢なので、予備校的テクニックにより×(b)です。
このテクニックに納得できないなら、何でもいいので自分で問題を実際に作ってみましょう。5択、正しいものを2つ選ぶ、bがaの当て馬の微妙な選択肢。cdeの選択肢を考えているうちに、cdeのどれか1つを○にしたくなります。
【土居注終】
-
30
名前：土居智和
投稿日：2014/11/07(金) 15:13:05
- 平成24年度50、疑問、○a,○b → ×c△d×eか？
50. 成人の2次救命処置について誤っているものを2つ選べ
(a)単層性除細動は初回360Jである。
(b)静脈路確保の第一選択は末梢静脈路である。
(c)呼気CO2は自己心拍再開後に低下する。
(d)妊婦の心肺蘇生では体幹を左にする。
(e)電気的除細動抵抗性のVFに対してはリドカインが第一選択である。
【土居注】
○a 単相性の除細動器ではショック成功率が比較的低いことを考慮すれば、電気ショックのエネルギー量として初回から360 Jを用いるのは合理的である。[救急診療指針改訂第4版42]
○b 新たに静脈路を確保する場合は末梢静脈路を第一選択とする。[救急診療指針改訂第4版42]
×c 呼気CO2濃度は胸骨圧迫による心拍出量（心拍出量が大きいほどCO2濃度が高まる）や自己心拍再開（心拍が再開すると、呼気CO2濃度が突然高くなる）の指標ともなる。[救急診療指針改訂第4版43]
△d 子宮による圧迫を解除するために体幹を左に傾けると心拍出量が改善される（wedged position）。ただし、どのくらい左に傾けたらよいか、すなわちwedgeの角度をどのくらいにするかについては、よりどころはない。10〜20°では循環動態に改善が見られなかったという報告がある。しかし、過度の傾斜は、十分か胸骨圧迫ができないという問題が生じる。対象が妊婦であっても胸骨圧迫の重要性は変わらない。しっかりした胸骨圧迫を行いながら、大動脈・下大静脈への圧迫の解除に配慮すべきである。[救急診療指針改訂第4版58]
結局、指針は仰臥位と左傾斜のどちらがいいとは断言していません。体幹を左にしながら、しっかり胸骨圧迫できれば理想的ですが。
×e アミオダロンまたはニフェカラントが使用できる環境において、心停止患者に対してリドカインを用いるのは合理的ではない。[救急診療指針改訂第4版46]
【土居注終】
-
31
名前：6096
投稿日：2014/11/07(金) 19:32:05
- H25 42番 d補足
体液（体重の60％）には細胞内液（体重の40％）と細胞外液（体重の20％）が
あり、更に体重外液は間質液（体重の15％）と血漿（体重の5%）に分類されます。
「d：生理食塩水を補液すると約25％が血管内に分布する」
についてですが、生食はすべてが細胞外液に入ります。
間質液：血漿＝15:5＝3:1の割合で分配されるので、血漿に分布するのは1/4
すなわち25％となります。
図がわかりづらく申し訳ありません。
-
32
名前：6096
投稿日：2014/11/07(金) 20:16:39
- H47 脳死判定から除外されるもの
year noteのJ-55に、糖尿病性昏睡は除外例として記載されています。
答えはacdの3つでお願いします。失礼しました。
-
33
名前：土居智和
投稿日：2014/11/07(金) 20:33:15
- 平成23年度20、正誤選びの勘違い、cとd→×a×b×e
20.電気的除細動の適応ではないものを３つ選べ
(a)洞性頻脈
(b)無脈性電気活動
(c)心室細動
(d)無脈性心室性頻拍
(e)心静止
＜解説＞
(a)×
(b)×
(c)○ 適応。
(d)○
(e)×
解答.cとd
【土居注】
平成25年度と平成24年度は救急専門医レベルの難問、平成23年度と平成22年度は国試必修レベルの易問で、ここを境に全問刷新されています。
救急に関しては白本は平成25年度と平成24年度だけでいいです。平成23年度と平成22年度の国試必修レベルなら無対策で8割いけるでしょう。
何かしないと落ち着かないなら、救急専門医筆記試験に目を通すか、それよりも皮膚科やるといいと思います。
【土居注終】
-
34
名前：土居智和
投稿日：2014/11/07(金) 20:43:13
- 平成23年度31、画像抜け、OneDriveにうｐ
香川大学医学部卒業試験対策 さんの OneDrive > 救急災害医学 画像 > 救急平成23年度31=平成21年度34.png
-
35
名前：土居智和
投稿日：2014/11/07(金) 20:45:01
- 平成23年度33、画像抜け、OneDriveにうｐ
香川大学医学部卒業試験対策 さんの OneDrive > 救急災害医学 画像 > 救急平成23年度33=平成21年度38.png
-
36
名前：土居智和
投稿日：2014/11/07(金) 20:47:45
- 平成23年度39、解答の誤植、e→○b
39.40才女性、鍋のお湯をかぶって受傷。救急車で搬送。前腕部に�掬�10％、下腹部に�掬�10％・�凝�6％、大腿部に�凝�10％・�慧�4％の熱傷があった。Burn Indexはいくつか。
(a)8
(b)12
(c)21
(d)22
(e)40
＜解説＞
Burn Index＝�慧拉�傷面積＋１/２×�凝拉�傷面積なので、
Burn Index＝４＋１/２×(６＋１０)＝１２
解答.e
【土居注】
解説の通り、○bです。
【土居注終】
-
37
名前：土居智和
投稿日：2014/11/07(金) 21:03:11
- 平成22年度34、補足
３４ 高エネルギー外傷ではないのはどれか。１つ選べ。
(a)交通事故で自動車が高度に変形した。
(b)高所から墜落した。
(c)救出に２０分以上を要した。
(d) 高齢者が転倒した。
(e)５ｍ以上跳ね飛ばされた。
〈解説〉
高エネルギー外傷に当てはまる例として、交通事故で同乗者が死亡している、車から放り出された、車にひかれた、５ｍ以上跳ね飛ばされた、車が高度に損傷している、車の横転、自動車と歩行者・自転車の衝突、機械器具に巻き込まれた、体幹部がはさまれた、高所からの墜落、救出に２０分以上要したなどが挙げられる。
解答 ｄ
【土居注】
交通事故が前提の話。救出に20分かかるというのは、救助が到着してから車から患者を出すのに20分かかるということ。車がつぶれてドアも開かない、座席から患者を引っ張っても挟まって取り出せないという状況。車と同様、身体もつぶれていることが容易に推測される。[救急診療指針改訂第4版434]
【土居注終】
-
38
名前：6095
投稿日：2014/11/09(日) 13:51:51
- アップが遅くなりすみません。
H25問28の画像について補足です。
白本の画像は、病歴が同じであったことから卒業試験H24問46および救急科専門医試験H22問92より転載しました。
この画像の所見だと「c下気道まで損傷されている」も正解であると指摘を受けました。
症状や症状発現時間から下気道損傷より上気道損傷の方が疑われること、(気道熱傷を示す画像であったことは間違いないと思われるけれども)実際にこの画像が使用されたかは真偽不明であることから、当初cを解答としておりませんでした。
画像の所見通り解答すると、解答は○a○b○cとなります。
明日の試験で同じ問題が出た場合は、画像との相関も考慮して、臨機応変に解答頂けると幸いです。
補足が遅くなり、混乱を招きまして大変申し訳ありませんでした。
-
39
名前：平成23年度29
投稿日：2014/11/09(日) 15:03:26
- 平成23年度29
「b.胸骨圧迫」は正しいのではないかと思いますがいかがでしょう。
吸引と胸骨圧迫を試みて、ダメなら輪状甲状膜切開という流れを考えます。
例えば以下のサイトで胸骨圧迫の有用性が書かれてます。
http://kekimura.blog.so-net.ne.jp/2011-09-11
-
40
名前：6054
投稿日：2014/11/10(月) 09:33:53
- 平成25年度2、訂正、○a○b○e→○a○b○c
×→○c.
○→×e. アシドーシス補正を積極的に行うことは、（少なくとも国試的には）ありません。
-
41
名前：6054
投稿日：2014/11/10(月) 10:10:48
- 平成25年度27、訂正、×a×e→×b×e
×→△a. pH 7.12、BE -18.5なので、乳酸13.6(基準値3.3-14.9)と基準値内ですが、病歴的にもアシドーシスでいいでしょう。
○→×b. 解説にあるとおり、腎前性腎不全では？
-
42
名前：6054
投稿日：2014/11/10(月) 10:52:24
- 平成25年度27、補足、乳酸値
専門医試験のオリジナル問題では、乳酸の単位がmolだったので、乳酸↑↑だそうです。
-
43
名前：和泉
投稿日：2014/11/10(月) 12:08:55
- 平成25年10
骨盤部X線写真
今日(平成26年度)の試験では、骨盤骨折しているように見えました(右大腿骨骨折も認められましたが)
-
44
名前：6054
投稿日：2014/11/10(月) 12:53:43
- 平成25年度17と平成24年度40、訂正の撤回、心係数
心係数は6.4で再現は正しかったです。
-
45
名前：＜削除＞
投稿日：＜削除＞
- ＜削除＞
-
46
名前：-管理人-
投稿日：2015/02/02(月) 18:44:51
- こんにちは。突然失礼します。私は救急車に興味をもっているものです。
この度、大阪府の病院所属の救急車に関する掲示板を立ち上げました。
よろしくお願いいたします。
本当に突然申し訳ありません。ご容赦ください。
-
1
名前：管理人
投稿日：2014/09/22(月) 17:45:07
- 皮膚の情報を書き込んでください。
-
15
名前：土居智和
投稿日：2014/11/11(火) 20:46:55
- 平成22年度再試91(≒平成22年度本試40)、診断病名の訂正
Auspitz現象陽性なので、尋常性乾癬です。平成22年度再試92の解説で「まさかの連続LP(扁平苔癬)。」とありますが、違います。平成22年度再試92は扁平苔癬のままでokです。
-
16
名前：土居智和
投稿日：2014/11/11(火) 22:08:37
- 平成24年度57、問題文の訂正、誤り2つ→誤り3つ
解答 b.c.d
【土居注】
公式正答が正義。公式正答が3つなので、問題文が誤りでしょう。。
【土居注終】
-
17
名前：土居智和
投稿日：2014/11/11(火) 22:29:54
- 平成23年度6、疑問、cの解説
c. 母斑細胞は分化不十分な細胞で上皮系と間葉系の中間的な細胞と考えられる。
[解説]
c.×中間的な→母斑細胞は分化不十分でメラノサイト(上皮系)にもSchwann細胞(間葉系)にもなりきれない細胞のこと。
【土居注】
公式正答が正義、なので×cは疑いません。解説が意味不明。「中間的な」という表現がダメと言っているの？
【土居注終】
-
18
名前：土居智和
投稿日：2014/11/11(火) 22:44:01
- 平成22年度本試33、解説の訂正、×cのまま
33.エーラス・ダンロス症候群について正しいものを2つ選びなさい。
a.皮膚脆弱、易出血が特徴である
b.関節脱臼しやすい
c.遠視になる
d.弾性繊維性仮性黄色腫ができる
e.進行性の脱毛をきたす
＜解説＞
a) ○（標準皮膚科学八版P287）
b) ○（同上P287）
c) ×：眼症状は呈さない（同上P288）
d) ×：Groenblad-Strandberg症候群と同義語（同上P290）
e) ×：脱毛はきたさない（同上P288）
解答 a,b
【土居注】
×c 水晶体偏位や強度の近乱視も起こす。[あたらしい皮膚科学第2版330]
【土居注終】
-
19
名前：土居智和
投稿日：2014/11/11(火) 22:48:48
- 平成22年度本試37=再試88、解説の訂正、○a,○bのまま
37=88. 正しいのはどれか。2つ選べ。
a. リン酸カルシウムはホルマリンに固定して充分観察可能である。
b. 真菌はPAS反応陽性で赤色に染色される。
c. 結核、サルコイドーシス、光沢苔癬ではツートン型巨細胞が見られる。
d. 炎症性細胞浸潤では炎症細胞は有棘層細胞を中心に浸潤する。
e. 顆粒変性とは角層の細胞に核が残存している状態である。
＜解説＞
a) ○（消去法により）
b) ○（同上P499）
c) ×：結核、サルコイドーシス、光沢苔癬―――ラングハンス巨細胞
若年性黄色肉芽腫―――ツートン巨細胞（同上P405）
d) ×：リンパ球、好酸球、好中球を中心に浸潤する（同上P201）
e) ×：顆粒変性―――顆粒細胞の細胞質に空胞化がある状態
角質細胞の核が残存―――過角化 （同上P75、76）
解答 a,b
【土居注】
×d 炎症性細胞浸潤とは、炎症細胞の真皮内への浸潤をいう。有棘層細胞は表皮なので間違い。[あたらしい皮膚科学第2版44]
【土居注終】
-
20
名前：6054
投稿日：2014/11/14(金) 12:33:04
- 最初で最後の再試をくらいました。
平成26年度本試の白本を作成に取りかかります。
# 病態生理のない丸暗記は苦手、各論一般が弱点がモロに出ました。
-
21
名前：6054
投稿日：2014/11/14(金) 16:35:31
- 平成26年度本試の白本の原型ができました。
香川大学医学部卒業試験対策 さんの OneDrive > 平成26年度皮膚科卒業試験問題解説付.docx
問題文と選択肢、解答のタイプは和泉さんがやってくれました。感謝。
とりあえず、解説は土居が誤答した問題の選択肢だけしています。本試直後、不適切問題があるかどうかを調べていたものです。
改訂は不定期に行い、改訂毎にアナウンスしないので、気になる人はその都度OneDriveで最新版があるかチェックしてください。
-
22
名前：和泉
投稿日：2014/11/16(日) 12:16:02
- 土居さん、うｐ＆解説作成ありがとうございます
平成26年23
e.血管透過性亢進→浮腫→体重増加？
下痢で減ってもいい気がするが…
平成26年54
e.真皮浅層にリンパ球浸潤を血管周囲性に認め、表皮へ及ぶ。表皮突起は反応性変化により規則的に延長を示す。
http://pathology.or.jp/corepictures2010/20/c01/02.html
全て選べは全て外しました…
-
23
名前：6054
投稿日：2014/11/16(日) 15:31:11
- 今年度（平成26年度）皮膚科卒業試験問題本試の全てに解説を付けました。OneDriveにうｐしています。
誤字・脱字・改善点を見つけた場合はメールや掲示板で教えてください。
平成25年度以前との同一・類似問題があるかどうかは調べていないので、指摘もらえれば有り難いです。
# 白本作成で改ページが煩雑でしたが、解決法を見つけました。1問とその解説を丸ごとマウスで左クリックを押したまま選択→右クリック→段落→改ページと改行→「次の段落と分離しない」と「段落を分割しない」にチェックします。Question Bankのように、問題とその解説がページをまたがないようになります。
-
24
名前：6054
投稿日：2014/11/16(日) 16:41:48
- 和泉さん
平成26年度23
多分、「→」のような病態生理的なことは、皮膚科医は考えないと思います。見た目とキーワードが全てです。
平成26年度54
e. 病理組織の見方と鑑別診断にも、表皮突起の延長が書いてありました。
僕も「全て選べ」は全てハズしました。
-
25
名前：和泉
投稿日：2014/11/17(月) 10:22:55
- 土居さん、解説作成激しく感謝します
下記の点についてご確認いただけたらと思います
平成26年度6
c.多毛ではなく脱毛→脱毛ではなく多毛
平成26年度27
★平成年度と類似→あまり似ている問題が…しいて言うなら平成22年度68?
平成26年度39
×c→○c
Fabry病とびまん性体幹被角血管腫[angiokeratoma corporis diffusu (Fabry)]は同義語なので○として良いのでは?[あ皮314]
個人的な意見を言えばびまん性体幹被角血管腫のtypeにFabry,Kanzakiがあるのではと
平成24年度50でも「a.Fabry病ではびまん性体幹被角血管腫」が正しいものとして選択させられています
[あ被314,408]→[あ皮314,408](誤字)
平成26年度46
a.約半数の症例では22年以内に…→2年以内に(誤字)
平成26年度65
d.T字脱毛→M字脱毛(google先生)
平成26年度66
?c→○c
毛髪は細くなり，40%近くの患者でびまん性脱毛が生じ甲状腺機能が回復しても数カ月持続する[ハリソン4版2527]
?e→×e
甲状腺先端部障害thyroid acropathyはばち指の一種[ハリソン4版2528]
ハリソン4版2527ページに写真があるが黄色くはないか。。
（省略されました・・全てを読むにはここを押してください）
-
26
名前：和泉
投稿日：2014/11/17(月) 10:26:03
- ひとりごと訂正
平成26年度11
d.フィラグリン→アトピー性皮膚炎→表皮(表面より≠基底膜)の問題
の間違いです
たびたびすみません
-
27
名前：6054
投稿日：2014/11/18(火) 15:01:55
- 和泉さん
昨日11月17日(月)に指摘いただいた箇所を、修正してOneDriveにうｐし直しました。
-
28
名前：和泉
投稿日：2014/11/18(火) 22:43:35
- 土居さん
うpありがとうございます
大切に使わせてもらいます
来年のシケタイは再試の解答作成ですかねー
-
29
名前：6054
投稿日：2014/11/22(土) 16:27:50
- 平成26年度40、白本再現の訂正、d.先天性黄色腫→若年性黄色腫
-
30
名前：和泉
投稿日：2014/11/23(日) 12:45:01
- 文字起こしの際に多くのミスを出してしまいました
申し訳ありません
下記の点について修正をお願いします
5
b.…紅斑と紫斑が区別できる→紅斑と紫斑が 鑑別 できる
17
b."bird's eye"→"Bird's eye"
c.…アスピリンを使用してよい→アスピリン は 使用してよい
19
c.疣贅状表皮発育異常→疣贅状表皮発育異常症(「症」が欠けていた)
21
問題文.頻度の高い記載を→頻度の高い もの を
25
d.…皮下の細静脈が→皮下の 細動静脈 が
26
問題文.…発生するが→発生数が
27
問題文.…誤っているもの1つ→誤っているもの を 1つ
e.慢性放射性皮膚炎→慢性放射線皮膚炎
30
（省略されました・・全てを読むにはここを押してください）
-
31
名前：6054
投稿日：2014/11/23(日) 17:41:10
- 和泉さんの発見したtypoをOneDriveのファイルに反映しました。
僕も独自に校正していたのですが、どこを直したかは忘れました。
-
32
名前：和泉
投稿日：2014/11/23(日) 22:51:52
- 土居さん
修正感謝します
お手間を取らせてしまい、申し訳ありません
-
33
名前：6054
投稿日：2014/11/26(水) 14:53:17
- 自分たちと用ではなく、後輩用への伝言ですが
★再試について
本試の2週間後
21人、22問、40分
講義棟2階小講義室E
問題は回収され（試験中に説明）、再現できず
本試では採用されなかった新問を蔵出し
したがって同年度本試問題の勉強がほとんど役に立たない
傾向は本試と同様
問題作成の先生が明記されている、先生の出題順は本試と同じ
難易度は本試より上、易問がないため
新しい皮膚科学にも載ってない、最新の知見に○をつける問題が多発
森上先生夫妻が鬼化
横井先生は相変わらず「全て選べ」の鬼畜
-
34
名前：和泉
投稿日：2014/11/27(木) 14:07:02
- 再試の翌日結果が出て、全員合格
茶番!?
昨年は再試で落ちた人はレポートになったとの情報もありました
-
1
名前：管理人
投稿日：2014/11/20(木) 13:12:22
- 試験情報を上のフォームから書き込んでください
63．Re: 小児外科学
名前：6012 日付：2014/9/8(月) 17:31
下野先生からお聞きした内容を伝えます。
問題数は32,33問くらい。
5択から1つ、もしくは2つ選ぶ形式。
今年は問題をがらっと変えた、と仰っていました。が、完全に新問というわけではなさそうです。
医療総合講義の小児外科の講義で、問題を数問解いたと思いますが、あのまま同じ問題が出ることはありません。しかし、扱った疾患は、しっかり勉強しておいてください。
先生は、落とすつもりは無いようです。
以上です。
96．下野先生 医療総合講義レジュメ1/10
名前：土居智和 日付：2014/9/16(火) 17:43
1. 超音波検査で一般に出生前診断可能な先天異常はどれか。3つ選べ。
a. 十二指腸閉鎖症
b. 胎便性腹膜炎
c. Hirschsprung病
d. 臍帯ヘルニア
e. 臍ヘルニア
解答 abd
97．下野先生 医療総合講義レジュメ2/10
名前：土居智和 日付：2014/9/16(火) 17:58
2. 疾患と特徴的な検査所見の組み合わせで誤っているのはどれか。1つ選べ。
a. 食道閉鎖症 - coil up sign
b. 先天性十二指腸閉鎖症 - double bubble sign
c. 胃破裂 - saddle bag sign
d. 幽門閉鎖症 - foot ball sign
e. 中腸軸捻転 - whirlpool sign
解答 ×d
98．下野先生 医療総合講義レジュメ3/10
名前：土居智和 日付：2014/9/16(火) 17:59
3. 白色便を来すことがある疾患はどれか。3つ選べ。
a. 食道閉鎖症
b. 肥厚性幽門狭窄症
c. 小腸閉鎖症
d. 胆道閉鎖症
e. 先天性胆道拡張症
解答 cde
99．下野先生 医療総合講義レジュメ4/10
名前：土居智和 日付：2014/9/16(火) 18:37
4. 次の肺嚢胞性疾患のうち、lung budの分化異常のために生じるのはどれか。3つ選べ。
a. 先天性嚢胞状腺腫様奇形（CCAM）
b. 肺分画症
c. 気管支閉鎖症
d. 気管支性嚢胞
e. 気管原性嚢胞
解答 acd（○a ×bと思うが、残りは自信なし）
100．下野先生 医療総合講義レジュメ5/10
名前：土居智和 日付：2014/9/16(火) 18:39
5. 先天性横隔膜ヘルニアについて正しいのはどれか。2つ選べ。
a. 横隔膜欠損部は前内側に多い。
b. ヘルニア嚢は欠損していることが多い。
c. 合併奇形は腸回転異常が最も多い。
d. 出生後24時間以降に発症する症例は呼吸不全を呈し重篤である場合が多い。
e. 出生前診断の手がかりの一つは、心臓の患側への偏位である。
解答 bc
101．下野先生 医療総合講義レジュメ6/10
名前：土居智和 日付：2014/9/16(火) 18:42
6. 肥厚性幽門狭窄症について正しいのはどれか。2つ選べ。
a. 女児に多い。
b. 幽門部粘膜の肥厚が主体である。
c. 生後2〜3日より非胆汁性嘔吐で発症することが多い。
d. 腹部超音波検査でumbrella signを認める。
e. 手術はRamstedt手術を行う。
解答 e（「2つ選べ。」だが○はeだけ）
102．下野先生 医療総合講義レジュメ7/10
名前：土居智和 日付：2014/9/16(火) 18:44
7. 腸回転異常症について正しいのはどれか。1つ選べ。
a. トライツ靱帯の形成は正常である
b. ラッド靱帯による十二指腸の圧迫を認める
c. 虫垂の位置は正常である
d. 下腸間膜動脈を軸とする軸捻転を認める
e. 腸管壁内神経細胞の異常で発症する
解答 b
-
2
名前：管理人
投稿日：2014/11/20(木) 13:12:51
- 名前：土居智和 日付：2014/9/16(火) 18:44
8. ヒルシュスプルング病について正しい記載はどれか。2つ選べ
a. 血清コリンエステラーゼ高値
b. 注腸造影にてcaliber changeを認める
c. 大腸内視鏡検査で縦走潰瘍を認める
d. 直腸肛門反射陰性
e. 直腸粘膜生検で神経節細胞の増生を認める
解答 bd
104．下野先生 医療総合講義レジュメ9/10
名前：土居智和 日付：2014/9/16(火) 18:45
9. 虫垂炎について正しいのはどれか。
a. 2歳以下での頻度が高い。
b. 小児では穿孔・腹膜炎の合併頻度が高い。
c. 虫垂切除後最も多い合併症は尿路感染である。
d. silk sign陽性である。
e. 三徴は腹痛・発熱・黄疸である。
解答 b
105．下野先生 医療総合講義レジュメ10/10
名前：土居智和 日付：2014/9/16(火) 18:48
10. 腫瘍と腫瘍マーカーの組み合わせとして適切なのはどれか。1つ選べ。
a. 肝芽腫 - SCC
b. 腎芽腫 - CEA
c. 神経芽腫 - CA19-9
d. 悪性奇形種 - AFP
e. 横紋筋肉腫 - VMA
（省略されました・・全てを読むにはここを押してください）
-
1
名前：6029
投稿日：2014/11/20(木) 13:09:58
- 小児科の試験情報を上のフォームから書き込んでください
30．Re: 小児科学
名前：兵頭俊紀 日付：2014/9/3(水) 15:37
問題数：50問(1問2点)
時間：2時間
形式：5択
内容：過去問+新問(過去問の比率が高い)
53．Re: 小児科学
名前：只友 日付：2014/9/7(日) 16:15
小児科の先生が間違いを直してくださったのでのせます。
H24(2つあるけど新しい方)
20. b
21. d
30. b
37. d
64．平成24年度28
名前：土居智和 日付：2014/9/8(月) 17:53
28. 臨床問題
解説5行目
・マイクロバブルテスト強陽性：
×呼吸窮迫症候群と診断。→○呼吸窮迫症候群を除外。
マイクロバブルテスト陽性は、肺サーファクタントが十分足りているということ。[病みえ10産402]
解答は、○aのままでokです。
73．Re: 小児科学
名前：浦 日付：2014/9/10(水) 1:15
対策委員じゃないのですが、すいません！
平成23年度の10番で、(5)正しいとは言えないのではないでしょうか。
調べたソースが循環器病情報サービスというHPなので信頼できるかわからないです。
【引用】
予防接種は、手術を前提としない軽い心疾患の場合は、積極的に受けてよいのです。１か月以内に手術が控えているといった場合は、ワクチンなどの予防接種は控え、手術が終わって落ち着いてから受けるようにしましょう。
ただし、手術終了後、しばらくは体の抵抗力が落ちますので、一定期間おいてから予防接種を受けるようにしましょう。どれくらいの期間をおくかは通院中の医師に確かめてください。
最近では、重い心臓病のお子さんにRSウィルスと呼ばれる冬の風邪に対する予防接種（シナジス）を受けることが可能になりました。２歳までの冬の間に毎月受けるのですが、お子さんが接種の対象となるかどうかは主治医に尋ねてください。
http://www.ncvc.go.jp/cvdinfo/pamphlet/heart/pamph73.html
検討してみてください！
78．Re: 小児科学
名前：山手 日付：2014/9/11(木) 15:53
先日、小児科の先生と飲みに行ったときに聞いた話です。
去年の解答に関しては、間違いが5つ前後と優秀なんだけど、一昨年以前の解答に関しては間違いがが結構あるとのことでした。
中には正当率3%くらいの問題もあるらしいので、気付いた人からアップしていきましょう！(^^)
82．平成23年度（第27期）
名前：村井 日付：2014/9/12(金) 15:29
白本の解答が合致しない問題です。
いやそれ違うで.とかあったら教えてください。
平成23年度
６.<先天性心疾患と手術名>
訂正
a（１，２，３） → 正解は（２）のみ
11.<ワクチン>
訂正
a（１，２，３） → 正解は（１）と（３）の２つのみ
※ポリオは現在不活化ワクチンのはず…。
15.<フロッピーインファント>
訂正
c（１，４，５） → b（１，２，５）
84．Re: 小児科学
名前：村井 日付：2014/9/12(金) 18:10
○平成23年度（27期）
28.<新生児呼吸器疾患>
昨年28と同問題。
a（１，２，３） → b（１，２，５）
44.<反射消失時期>
平成24年度（28期）の49，50の２連問と同じ写真問題
（非対称性緊張性頚反射）とすると
d（２，３，４） → （３）のみ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
○平成24年度（28期）
50.<非対称性頚反射>
b → c
-
2
名前：管理人
投稿日：2014/11/20(木) 13:10:26
- 89．Re: 小児科学
名前：和泉 日付：2014/9/15(月) 13:49
平成24年度(29期）
問37(d)
発疹期にはウィルス血症はほぼ終息しており感染力は低いため、登園登校を制限する必要はない←レビューブック小児科P307
問42に関するひとりごと
下痢10回?国試106I55では下痢は1回
しかし、体重減少は同じ…いったい何が?
平成24年度(28期)
問3(a)解答
41週なので正期産児では?
低出生体重児?
問4(a)
動脈管は機能的には2〜3日で閉鎖、器質的には10日〜数週間
←レビューブック小児科P40
平成23年度(27期)
問10
浦さんの説を支持
問29
解説は3,4を○としているが、解答はeとなっている
（省略されました・・全てを読むにはここを押してください）
-
1
名前：管理人
投稿日：2014/11/16(日) 13:05:38
- �恭阿了邯馨霾鵑鮠紊離侫�ームから書き込んでください
37．Re: 外科学��
名前：J班 日付：2014/9/4(木) 18:2
○呼吸器外科
中野先生にお話を聞いてきました。
何人かの先生が問題を分担して作成しているようです。
基本的な形式は去年とあまり変わらないそうですが、松浦先生が卒試担当らしいので、また話が聞けたら掲載します。
中野先生:「胸腺腫について、縦隔腫瘍の好発部位」
は、勉強しといたら〜と言ってました。
○乳腺外科
橋本先生がいっぱい教えてくれました！
問題数は13〜14問
形式:去年と同じく選択式
内容:主にポリクリでの講義内容から出題
�‘�癌リスク因子
��乳癌の治療
�Ｆ�癌の化学療法(どんな抗癌剤があるか、それに特有の副作用はなにか等)
�て�癌の放射線療法の適応
�テ�癌の乳房温存療法の適応
�ζ�癌の再発リスク
�Д札鵐船優襯螢鵐兩畧幻，砲弔い�
��乳腺の良性腫瘍
は、しっかり勉強しとくように！とのこと
44．Re: 外科学��
名前：J班 日付：2014/9/5(金) 21:24
松浦先生に話を聞いてきました。
「全く同じではないけど去年の過去問をベースに作るので、去年より難しくなることはない。去年の過去問を中心に勉強すれば余程のことがない限り大丈夫」、とのことです。
大体、呼吸器外科35問、乳腺外科15問ぐらい。
呼吸器は主に肺癌、呼吸機能、縦隔腫瘍、胸膜疾患、気管支鏡の5つのテーマについて、ポリクリで講義を担当した先生が卒試の問題を作るそうです(例:中野先生→縦隔腫瘍、気管支鏡→呉先生)。各テーマの配分は肺癌が10問ぐらいで他が4〜5問、とのことです。
先生の話ぶりからは、問題の配分やテーマは去年のままで内容が少し変わる、という印象を受けました。
49．平成25年度24
名前：土居智和 日付：2014/9/6(土) 17:40
○a→○a,○c
24. 以下のうち正しいものを2つ選べ。
c. 迷走神経は肺門背側を下降する。
×→○ c. 肺門腹側→肺門背側 [病みえ4呼300]
55．平成23年度17
名前：土居智和 日付：2014/9/7(日) 22:45
17. 胸痛について誤っているものはどれか？？
(1) 胸部臓器疾患は除外できる
(2) 胸痛のあるときは過呼吸になる
(3) 左腕に放散するときは虚血性心疾患である
(4) 肺癌や肺結核では、病変が肺内に限局してうるときは胸痛を感じない
(5) 悪性胸膜中皮腫の初発症状としての頻度は少ない
a(1)(2)(3) b(1)(2)(5) c(1)(4)(5) d(2)(3)(4) e(3)(4)(5)
○→×(2) 過呼吸は呼吸の深さが深くなる[病みえ4呼46]。胸痛時には呼吸は浅くなるでしょう。
×(1)、○(3)と思うので、c(1)(4)(5)→b(1)(2)(5)かな？
-
2
名前：管理人
投稿日：2014/11/16(日) 13:05:56
- 80．解説訂正
名前：中村昌平 日付：2014/9/11(木) 20:50
25年度 41.
<解説>
c.乳癌の好発部位は、乳房の外上部(C領域)(50%)である。
次に多いのはE領域(20%)。
と書いてありますが、
正しくは、「次に多いのは内上部(A領域)(20%)」です。
解答には直接関係ありませんが、訂正しておきます。
81．解答訂正
名前：中村昌平 日付：2014/9/12(金) 14:5
平成24年度
[問02]
解答bc→ae
乳癌の治療として、ホルモン受容体(＋)の場合、内分泌療法(抗エストロゲン製剤、アロマターゼ阻害薬、GnRHアナログ)を用いる。
しかし、問02の症例はエストロゲン受容体(−)のため、bcdは×。
化学療法は、HER2、ホルモン受容体の如何に関わらず、行われるため→e○
また、乳癌は他の癌と比較して晩期再発が多く、10年間の経過観察(問診・視触診、マンモを中心にフォローアップ)が一般的。[year note2014 I-163]→a○
88．解答訂正
名前：中村昌平 日付：2014/9/14(日) 18:57
平成24年度
[問02]
の解答を以下で訂正しましたが、白本をよく見たら、「補講での解説」と書かれていたので、白本通りaeで合っているのかもしれません。
（省略されました・・全てを読むにはここを押してください）
-
1
名前：管理人
投稿日：2014/09/22(月) 17:45:19
- 総診の情報を書き込んでください。
-
3
名前：E班
投稿日：2014/09/22(月) 18:40:37
- 卒試担当の舛形先生に伺いました。
形式：例年と同じマルチプルチョイス
問題数：例年と同じくらいの予定（50〜60題？）
範囲:国試に準じており、例年と同じ。
対策は白本を解くだけで十分な印象を受けました。
-
4
名前：土居智和
投稿日：2014/11/08(土) 12:20:53
- 平成25年度18、訂正、c(1,4,5)→e(3,4,5)
問18.慢性心不全患者の長期生命予後を改善するエビデンスがあるのはどれか
1.利尿剤
2.Ca拮抗薬
3.抗アルドステロン薬
4.ACE阻害薬
5.アンギオテンシン�脅�容体拮抗薬
a(1,2,3)b(1,2,5)c(1,4,5)d(2,3,4)e(3,4,5)
《解説》(year note C-35)
慢性心不全の治療において予後改善のevidenceが得られているのは、ACE阻害薬、ARB、β-blocker、スピロノラクトン。
解答 c(1,4,5)
【土居注】
○→×1
×2
○3
○4
×→○5
スピロノラクトンは抗アルドステロン薬。
平成25年度49と同一。なぜ同年度で同一問題が２つ？
【土居注終】
-
5
名前：土居智和
投稿日：2014/11/08(土) 12:26:53
- 平成25年度46、ASOとTAOの鑑別、a(1,2)のまま
問46.48歳の男性。18歳時から喫煙歴あり（40本/日）。7~8年前から歩行時に左下肢の疼痛を認め、休むと軽快した。その後、自家用車で通勤するようになったため歩かなくなり、疼痛を感じることが少なくなった。一昨年に初めて健康診断で空腹時血糖高値（130mg/dl）、総コレステロール高値（246mg/dl）を指摘された。最近、左足趾に激痛が生じるようになり、左第2、3趾の変色（蒼白）と第2趾の潰瘍とに気づいたため来院した。
この疾患について正しいのはどれか。
(1)禁煙させる。
(2)抗血小板薬を投与する。
(3)わが国では少ない。
(4)ステント留置の適応はない。
(5)足関節収縮期血圧/左上肢血圧比〈ABI〉が高値を示す。
a(1,2) b(1,5) c(2,3) d(3,4) e(4,5)
〈解説〉閉塞性動脈硬化症(ASO)であると考えられる。
(1)(2)が正解。
(3)末消動脈疾患の大半はASO
(4)血行再建術にはPTA、バイバス術、血栓内膜摘出術などがある。
(5)低値を示す。ASOでは足関節上腕血圧比<0.9
答え a(1,2)
【土居注】
解説ではASOと診断していますが、TAO(Buerger病)もありだと思います。ASOでもTAOでも答えはa(1,2)です。
ASOとTAOを鑑別できるポイントありますか？
【土居注終】
-
6
名前：＜削除＞
投稿日：＜削除＞
- ＜削除＞
-
7
名前：土居智和
投稿日：2014/11/08(土) 22:40:38
- 平成24年度37、補足、d.(2)(3)(4)のまま
問37：消化性潰瘍を合併する疾患をえらべ。
(1)Cushing症候群
(2)肺気腫
(3)Zollinger-Ellison症候群
(4)肝硬変
(5)原発性アルドステロン症
a.(1)(2)(3) b.(1)(2)(5) c.(1)(4)(5) d.(2)(3)(4) e.(3)(4)(5)
＜解説＞
肺気腫・・・消化性潰瘍の原因として、喫煙がある。したがって、喫煙関連疾患に関しては消化性潰瘍が合併していることが多い。
Zollinger-Ellison症候群・・・胃酸の過剰分泌により消化性潰瘍をきたす。
肝硬変・・・門脈圧亢進から、血流うっ滞。粘膜障害や炎症がおきやすい状態になる。
答え： d
【ハリソン内科学第4版2119】
特定の慢性疾患が消化性潰瘍と関連していることが示されている。強い関連がある疾患は、全身肥満性細胞症、慢性肺疾患、慢性腎不全、肝硬変、腎結石、腎結石、α1アンチトリプシン欠損症である。関連の可能性がある疾患は、副甲状腺機能亢進症、冠動脈疾患、真性赤血球増加症、慢性膵炎である。
【ハリソン内科学第4版2119終】
【土居注】
○(2) 肺気腫は慢性肺疾患。[ハリソン内科学第4版2119]
○(3) Zollinger-Ellison症候群はガストリノーマのこと。[病みえ3内第3版278]
○(4) [ハリソン内科学第4版2119]
【土居注終】
-
8
名前：土居智和
投稿日：2014/11/08(土) 22:50:59
- 平成24年度38、画像参照先、1外平成24年度38
問38：同一症例の2画像を参考に間違いを選べ。
a.主膵管の拡張を認める。
b.主膵管内に透亮像を認める。
c.粘液産生する腫瘍を疑う。
d.十二指腸乳頭の狭窄を認める。
e.手術適応である。
＜解説＞
消化器外科（１外）に同一問題（画像つき）あり。粘液産生腫瘍として考えるとdが誤りである（乳頭は開大する）。
答え： d（１外も解答はd）
1外平成24年度38
【設問38】同一症例の２画像を参考に誤りを選びなさい
a. 主膵管の拡張がある
b. 主膵管内に透亮像を認める
c. 粘液を産生する腫瘍を疑う
d. 十二指腸乳頭の狭窄を認める
e. 手術適応である
答え d
ERP画像では主膵管の拡張と主膵管内の透亮像を認める。また、内視鏡画像ではドロッとした膵液が十二指腸の出口から出ている。これらの所見より、粘液貯留による膵管の拡張が考えられるため膵管内乳頭粘液性腫瘍（IPMN）が疑われる。膵管内乳頭粘液性腫瘍に対する治療は原則として外科手術である。
【土居注】
画像は1外平成24年度38を見てください。問題内容も問題番号も年度も1外と同一です。
【土居注終】
-
9
名前：＜削除＞
投稿日：＜削除＞
- ＜削除＞
-
10
名前：土居智和
投稿日：2014/11/10(月) 22:26:46
- 平成25年度24＝平成24年度24、疑問、×b○cか？
平成25年度問24.緩和ケアについて正しいものはどれか。
a.モルヒネには天井効果がある。
b.呼吸困難には酸素投与とモルヒネが有効である。
c.上部消化管閉塞の薬物療法ではサンドスタチン（ソマトスタチンアナログ）が有効である。
d.癌性疼痛の際の第一選択はペンタゾシン（ソセゴン、ペンタジン）である。
e.モルヒネを導入すればNSAIDｓの使用は差し控える。
《解説》
a. × 天井効果とは、一定量以上の投与をしても鎮痛効果が増強しないこと。ペンタゾシンなどの非麻薬性鎮痛薬においてみられる。モルヒネには天井効果はない。
b. ○ モルヒネは呼吸中枢の感受性を低下させ、呼吸数を低下させるため呼吸困難に有効。
c. × ソマトスタチンアナログは消化管ホルモン産生の抑制、成長ホルモン産生の抑制、腸蠕動抑制などの働きがある。上部消化管閉塞よりも下部消化管閉塞に有効で、先端巨大症、ガストリノーマ、神経内分泌腫瘍の治療にも使用される。(year note D-171)
d. × 第一選択はNSAIDｓ等の非オピオイド±鎮痛補助薬。
e. × モルヒネを導入してもNSAIDｓは継続する。
解答 b
平成24年度問24：緩和ケアについて正しいものはどれか。
a.モルヒネには天井効果がある。
b.呼吸困難には酸素投与とモルヒネが有効である。
c.上部消化管閉塞の薬物療法ではサンドスタチン(ソマトスタチンアナログ)が有効である。
d.癌性疼痛の際の第一選択はペンタゾシンである。
e.モルヒネを導入すればNSAIDsの使用は差し控える。
＜解説＞
a. 天井効果とは、ある程度まで用量に比例するが、一定量以上投与してもそれ以上の効果が得られなくなるというもの。麻薬拮抗性鎮痛薬（ペンタゾシンなど）や非オピオイド鎮痛薬（アスピリン、アセトアミノフェンなど）に認められる。モルヒネはオピオイド鎮痛剤で天井効果はない→誤り
b. モルヒネは呼吸および咳嗽中枢を強く抑制する。また気管支平滑筋も収縮させる効果もある。→誤り
c. ソマトスタチンアナログ（酢酸オクレオチド）は進行末期癌患者の消化管閉塞における難治性の嘔気・嘔吐・下痢の緩和に用いられる。他にも、GH産生腫瘍が原因で生じる先端巨大症や下垂体性巨人症、また各種消化管ホルモン産生腫瘍(カルチノイド腫瘍・ガストリノーマ・VIPomaなど)の治療に使用される。→正しい
d. 癌性疼痛のコントロールは第一段階（軽度の痛み）で非オピオイド鎮痛薬(NSAIDs)±鎮痛補助薬、第二段階（軽度-中等度の痛み）で非オピオイド鎮痛薬(NSAIDs)±鎮痛補助薬に加えてリン酸コデイン、オキシコドンなど、第3段階（中等度-高度の痛み）で非オピオイド鎮痛薬(NSAIDs)±鎮痛補助薬に加えてモルヒネ、フェンタニル、オキシコドンなどが用いられる。→疼痛の程度によるので誤り
e. モルヒネなどのオピオイドはアスピリンと相乗作用を示し、併用されることがある。→誤り
正解：c
【土居注】
（省略されました・・全てを読むにはここを押してください）
-
11
名前：土居智和
投稿日：2014/11/10(月) 22:27:10
- 平成25年度58、訂正、b→×e
問58.閉塞性拡張型心筋症について、誤っているものを１つ選べ。
a,β遮断薬が有効である。
b,脱水時に症状が悪化する。
c,僧房弁前尖の収縮期異常前方運動がみられる。
d,胸骨左縁下部に収縮期駆出性雑音を聴取する。
e,心房細動時はジギタリスを用いる。
〈解説〉おそらく閉塞性肥大型心筋症の間違いだと思われる。
a. 流出路狭窄の軽減により、症状が改善する。
b. 前負荷が軽減し、症状が改善する。
c. SAMともいう。みられる。
d. その通り。
e. 左室流出路の狭窄を強めるため禁忌。
答え b
【土居注】
やはり閉塞性拡張型心筋症は再現ミスで、閉塞性肥大型心筋症でしょう。
×→○b. 脱水は増悪因子。[病みえ2循224]
×→×e. ジギタリスは増悪因子。[病みえ2循224]
【土居注終】
-
12
名前：土居智和
投稿日：2014/11/10(月) 22:39:02
- 平成25年度9＝平成24年度9＝平成23年度9＝平成22年度9、組み合わせ選択肢の補完
同一問題。a(1,2,3) b(1,2,5) c(1,4,5) d(2,3,4) e(3,4,5)
-
13
名前：＜削除＞
投稿日：＜削除＞
- ＜削除＞
-
14
名前：6018
投稿日：2014/11/11(火) 10:09:44
- 平成25年問24(平成22〜24年問24と同じ）
b.解説追加
モルヒネには呼吸抑制作用がありますが、呼吸困難を緩和します。呼吸数、換気量の低下による呼吸仕事量の軽減、中枢神経における呼吸困難の知覚抑制によると考えられています。
がん患者の呼吸器症状の緩和に関するガイドライン2011（p49,53)において、呼吸困難を訴えるがん患者に酸素吸入とモルヒネの全身投与が推奨されています。
なので緩和ケアにおいてb○と思います。
-
15
名前：土居智和
投稿日：2014/11/11(火) 14:05:46
- 平成25年度24=平成24年度24=平成23年度24=平成22年度24≒平成20年度24、疑問の撤回、○bで禁忌判定無し
24.緩和ケアについて正しいものはどれか。
a.モルヒネには天井効果がある。
b.呼吸困難には酸素投与とモルヒネが有効である。
c.上部消化管閉塞の薬物療法ではサンドスタチン（ソマトスタチンアナログ）が有効である。
d.癌性疼痛の際の第一選択はペンタゾシン（ソセゴン、ペンタジン）である。
e.モルヒネを導入すればNSAIDｓの使用は差し控える。
【土居注】
○b. ガイドラインに呼吸困難に酸素投与とモルヒネがある。
×c. サンドスタチン服用は、上部消化管閉塞だと服用させても吸収されないので、下部消化管閉塞のようには効果がない。
例年この問24は白本解答が割れていて、平成25年度○b、平成24年度○c、平成23年度○c→○b（拾った白本に鉛筆でcが消されてbが書き込まれている）、平成22年度○bとなっています。
平成20年度24には本問の原型があって、
【土居注終】
平成20年度24
24.緩和ケアについて正しいものは？
(1)モルヒネには天井効果がある
(2)呼吸困難には酸素投与と少量のモルヒネが有効である
(3)下部消化管閉塞の薬物療法ではサンドスタチン（ソマトスタチンアナログ）が有効である
(4)癌性疼痛の際の第一選択はペンタゾシン（ソセゴン、ペンタジン）である
(5)モルヒネを導入すればNSAIDsの使用は差し控える
a(1)(2) b(1)(5) c(2)(3) d(3)(4) e(4)(5)
解答c(2)(3)
【土居注】
と、○(2)は過去にお墨付きが出ています。
また、平成24年度と平成23年度の6年生は、それぞれ平成23年度と平成22年度の白本を作成し卒試で○bを解答したと思われますが、2外のように再試が半数出たという話は聞きません。つまり、○bで禁忌判定はなかった、ということです。
安心して○bを選んでください。
【土居注終】
-
16
名前：和泉
投稿日：2014/11/12(水) 16:11:31
- 平成25年52
c(1,4,5)が解答では?
(3)c-kitは胃粘膜下腫瘍(GIST)で上昇する。
「上昇」という言い方が気になります(血液中のことを言っているのでしょうか)
組織の免疫染色でKIT陽性なら正しいですが、血中c-kit上昇はしないと考えられます
-
17
名前：土居智和
投稿日：2014/11/12(水) 19:16:38
- 平成25年度52、訂正、1345?→c.145
和泉さんの言う通り、×(3)だと思います。
-
18
名前：土居智和
投稿日：2014/11/12(水) 19:22:55
- 平成25年度52cと似た問題が3内平成25年度11にありました。
3内平成25年度11.正しいものを選べ。
1.GIST患者は血清c-kitが上昇することが多い
1.× c-kit遺伝子は細胞増殖に重要なチロシンキナーゼをコードする遺伝子で、GISTの約90％にc-kit遺伝子の突然変異がみられるが、血清中で上昇するのではない。
-
19
名前：white stone
投稿日：2014/11/12(水) 21:15:48
- 去年の問題で138ページの60番なのですが、この疾患がIEだとした場合、イヤーノートのIEの欄に、
検査で頭部MRIをして、感染性脳動脈瘤の検出
とあります。この問題は誤っているもの2つ選べなので、
2.3がバツとなり、回答はcになると思うのですが、いかがでしょうか？
ついでにで恐縮ですが、同じく去年の39番の再現が微妙に違うかもしれません。
cの選択肢で、
ウィルヒョウー左鎖骨下
になってますが、左鎖骨窩
の間違いではないかと…
ご検討、よろしくお願いします。
-
20
名前：6025
投稿日：2014/11/12(水) 22:07:26
- スミマセン。去年の60番はご指摘通りcが解答でお願いいたします。
-
21
名前：6054
投稿日：2014/11/13(木) 11:07:27
- 平成24年度17=平成23年度17=平成22年度17、疑問、骨転移の胃癌vs膵癌
骨転移は、胃癌と膵癌どっちが多いのでしょうか？
四国がんセンター@松山の統計では、
胃癌→骨転移 胃癌件数369 うち骨転移30 割合 8.1%
膵癌→骨転移 膵癌件数133 うち骨転移16 割合12.0%
四国内では件数少ないし、微妙、、、
-
22
名前：6054
投稿日：2014/11/13(木) 11:53:12
- 平成25年度10=平成23年度10=平成22年度10、割れ問、○eのまま
急性左心不全で肺うっ血なので、×d.β遮断薬、○e.ニトロです。
他の問題も、平成25年度と以前で解答の食い違うものがチラホラありますが、僕の見た限りでは平成25年度の解答がすべて正しいです。
-
1
名前：管理人
投稿日：2014/09/22(月) 17:44:16
- 脳外の情報を書き込んでください。
-
4
名前：卒試担当の岡田先生より
投稿日：2014/10/24(金) 20:21:15
- 問題形式、出題数、試験時間、担当教官（10人弱）とそれぞれの出題範囲は例年通り。
禁忌肢はありません。
全ての問題が、過去問と全く同じにならないよう、検討会によって吟味されているので、全て新問です。
ただ似たような選択肢は出題される可能性があるので、過去問を解くときは全ての問題において全ての選択肢を吟味して、少し掘り下げて勉強するとよいとのことです。
画像は、同じものが使いまわされることがあります。
武器はユニット1の授業プリントです。
三宅先生の範囲（Parkinson、脳腫瘍…）は例年通り難しいかもとのことですが、基本的には国試レベルです。
重箱の隅をつつくようなことはありません。
判定基準ですが、簡単に言うと、点数の下から2~3人くらいを切るそうです。
先生曰く、成績をグラフ化する（縦軸人数、横軸点数）と、大きなひと山が出来て、その左側に小さな山ができるので、その小さな山から数名が選抜されるそうです…。
再試は100問、脳外科医局にて行われます。
再々試該当者が出た場合、出席点が考慮されるそうです。
試験問題が回収されるかどうかは、また来週教えてくれるとのことなので、分かり次第また掲示板に書き込みます。解答はくれるそうです。
（省略されました・・全てを読むにはここを押してください）
-
5
名前：H25 18解説訂正
投稿日：2014/10/27(月) 20:15:48
- b尾状核頭 となっていますが、被殻の間違いです。すいません。
解答は変更ありません。
-
6
名前：坂本
投稿日：2014/10/31(金) 15:09:13
- 再現が大変だろうから脳外は問題回収しないよとのことです(^^)
昨年も過去問、解答共に手に入ったので、それをもとに解説作りを行いました。なので、解説が違ってても問題と答えはあってますm(__)m
-
7
名前：土居智和
投稿日：2014/10/31(金) 22:10:55
- 平成25年度1、補足、中心溝の同定
標準脳外科学第13版82図4-28
中心溝の同定には種々の方法があるが、いくつかのヒントを参考にし、総合的に判断する。一般的な軸位画像では、
(1) 中心前溝は上前頭溝と合流し、L字を呈する
(2) 中心溝は、この中心前溝の一本後ろの溝である
あるいは、
(1) 大脳半球間裂で帯状溝(marginal gyrus)が同定される。
(2) 中心溝は、この帯状回縁部のすぐ前にある(MR bracket sign)
ことなどを利用して中心溝同定を行う。
中心溝は通常逆Ω(inverted Ω)形に抽出される。
あと、中心溝は分岐しないとか、中心前回は中心後回より太いとか、いろいろあるみたいです。「中心溝の同定」でGoogleと色々釣れます。
-
8
名前：土居智和
投稿日：2014/10/31(金) 22:50:24
- 平成23年度、（スライド問題）、画像の行方
香川大学医学部卒業試験対策 さんの OneDrive > 過去の画像 > 23年度小児科・脳外科.zip
-
9
名前：立花
投稿日：2014/11/01(土) 23:10:36
- p241 問35 解説補足
授業のレジュメで髄膜腫の頻度が
傍矢状部＞大脳鎌＞大脳半球円蓋部＞蝶形骨縁＞嗅窩部＞鞍結節部＞後頭蓋窩＞側脳室＞第３脳室後頭蓋窩＞小脳テント＞斜台＞小脳半球部＞大孔
と書いてありました。白本に書いてある頻度は病見えを参照しました。どちらが正しいかは調べたのですが詳しくはわからなかったです。
-
10
名前：独り言
投稿日：2014/11/02(日) 12:17:46
- 疑問に思ったので呟きます。
一昨年以降の問題も解答もらってるんでしょうか？
p341の問題、tPAが答えになってますが、収縮期血圧が198で、tPAの禁忌を見ると、降圧治療後も収縮期が185以上はアカン。
となってます。
講義や解答で示されているなら納得するのですが、どうなのでしょうか？
ご検討、よろしくお願いします。
もし示されていないのなら、降圧してからtPAになると思うのですが…
-
11
名前：一昨年の38番
投稿日：2014/11/02(日) 13:24:20
- 答えが３つ選べていないので間違いのように思います。
一昨年は解答がもらえていないのではと、思いました。
-
12
名前：土居智和
投稿日：2014/11/02(日) 16:29:07
- 平成23年度4、訂正、×a→×c
問4 てんかんについて誤っているものを1つ選べ。
a) 過換気はてんかんの原因になる。
b) てんかんの症状としてミオクローヌスが見られる。
c) 欠神発作は運動症状を伴わないてんかん発作である。
d) 発作焦点によって発作時の表現型や前駆症状が異なる。
e) 発作後に一過性の麻痺が出現する事をTodd麻痺という。
【土居注】
○a 欠神発作は過換気で誘発される[病みえ7神374]。また、脳波検査のルーチン刺激として、てんかん誘発のため過換気させます。スーポリ日赤でやりました。
×c 欠神発作では、口をもぐもぐさせるなどの自動症が見られるときがある。[STEP外科1脳外科第2版341、STEP精神科第2版131]
# 公式正答をもらっているのは、直前の平成25年度のみかもしれません。一昨日の平成24年度を解いたときは、よくある解答不明？がなかったので公式回答はあるものだとスルーしていました。しかし「よく分からないが公式正答はコレ」という記述はありませんでした。また先輩方を疑う日々になりそうです。
【土居注終】
-
13
名前：土居智和
投稿日：2014/11/02(日) 20:49:33
- 平成24年度38、訂正、×→○a
問３８ 脊髄腫瘍について、正しいのはどれか。３つ選べ。
a) 脳腫瘍の約1/10の発生頻度である。
b) 神経鞘腫と髄膜種が全脊髄腫瘍の約半分を占める。
c) 神経鞘腫は中年女性に多い
d) 神経鞘腫は脊髄後根に由来する。
e) 髄膜腫は頚髄レベルに多い。
＜解説＞
a) × ユニットのプリントによると、脳腫瘍の約１/１０の発生頻度である。
b) 全脊髄腫瘍の中で神経鞘腫は47.8%,髄膜腫が11.7%を占めている。
c) 性差は認められない。髄膜腫は中年女性に多い。
d) ○
e) 胸髄レベルに多い。
解答b,d
【土居注】
×→○a 脊髄腫瘍は、脳腫瘍の1/5〜1/10程度である。[標準脳外科学第13版355]
【土居注終】
-
14
名前：土居智和
投稿日：2014/11/02(日) 21:04:23
- 平成24年度66、訂正、○d→○a
問66（スライド問題）56歳男性。朝8時30分に散歩中に突然、倒れ救急搬送された。来院時間は9時10分。血圧198/95mmHg、脈拍97回/分、脈不整であった。右片麻痺を認め、意識は覚醒状態であったが、失語症を認めた。来院時のMRI拡散強調画像を示す。直ちに行う治療として正しいのはどれか。1つ選べ。
a) 降圧療法
b) 高浸透圧利尿薬
c) 頚動脈ステント
d) tPA静注療法
e) クリッピング手術
【土居注】
独り言さんの指摘の通り、血圧 185/110 mmHg以上はrt-PAの適応外です。[病みえ7神81]
【土居注終】
-
15
名前：土居智和
投稿日：2014/11/02(日) 21:55:51
- 平成24年度75、疑問、○d→○eかも？
問75 （スライド問題）約6ヶ月前にバイクで走行中に対向する乗用車と衝突して頭部を強打した。搬入時のGCSは8点、頭部CTでは前頭葉白質に小さな出血性病変が散在していた。保存的に加療し、5日間で意識は徐々に回復し、2ヶ月で自宅退院となった。その後、会社に復職したが物忘れが激しく、以前の仕事ができなくなった。またやる気がまったくない状態であり、家人が後遺症を心配して来院した。受傷時の頭部CTと受傷6ヶ月の頭部MRIを示す。診断として正しいのはどれか。1つ選べ。
a) 慢性硬膜下血腫
b) PTSD（外傷後ストレス症候群）
c) 脳脊髄液減少症（低髄液圧症候群）
d) 高次脳機能障害
e) 脳外傷後うつ病
【土居注】
直感で、これは脳外傷後うつ病の典型的な病歴！と閃いたのですが、何処でその直感を養ったのか思い出せません。6ヶ月後MRIでは脳室拡大はしていないように見えます。外していたらごめんなさい。
【土居注終】
-
16
名前：土居智和
投稿日：2014/11/02(日) 21:58:34
- 平成24年度99、訂正、○b,○c→○b,○e
出生時の胎児の写真および腰椎MRI T2強調画像を示す。
問99 この疾患に合併しやすいのはどれか。2つ選べ。
a) 脳瘤
b) 水頭症
c) 脳梁形成不全
d) 小脳形成不全
e) 脊髄空洞症
【土居注】
×a 脳瘤は二分頭蓋の別名。脊髄髄膜瘤に合併しやすいという記述は見あたらない。[病みえ7神406]
○b 脊髄髄膜瘤は90%に水頭症を合併する。[病みえ7神404]
×c 脳梁形性不全は、Dandy-Walker症候群に合併する。[病みえ7神407]
×d 小脳虫部形成不全は、Dandy-Walker症候群の特徴。[病みえ7神407]
○e 脊髄髄膜瘤は、ほぼ全例にChiari II型奇形を合併し、Chiari II型奇形は20%に脊髄空洞症を合併する。[病みえ7神404,406]
【土居注終】
-
17
名前：土居智和
投稿日：2014/11/02(日) 22:31:40
- 平成23年度17、保険適応改正による正解追加、×→○b
問17 本邦におけるt-PA静注療法について正しいのはどれか。2つ選べ。
a) 心原生脳梗塞にも適応がある。
b) 発症4.5時間以内に投与を開始する。
c) 現在、脳梗塞患者の約20%に使用されている。
d) 過度の高血圧を有する患者には使用が禁忌である。
e) 投与された患者の約2/3は日常生活にほとんど支障がない状態に回復する。
【土居注】
×→○b この問題は2011年度です。rt-PAの適応が3時間から4.5時間に延びたのは2012年8月31日です。
【土居注終】
-
18
名前：土居智和
投稿日：2014/11/02(日) 22:33:49
- 平成23年度18、訂正、×a→×aのままでd復元ミス、または、×a,×d
問18パーキンソン病に対して使用する薬剤として誤っているものはどれか。1つ選べ。
a) コリン促進薬
b) ドパミン放出薬
c) ドパミン前駆物質
d) ドパミン受容体前駆物質
e) モノアミン酸化酵素阻害薬
パーキンソン病の治療に使われるのは抗コリン薬です。
a
【土居注】
×a これは鉄板。
×d 復元ミスだと思います。ドパミン受容体作動薬とか、そんな感じだったのでは？
復元ミスでないと仮定すると、1つ、ドパミン受容体の塩基配列を含んだDNAを脳内に直接注入する、ネズミの基礎研究が考えられます。しかし、このDNAに対して前駆物質という表現は普通しません。
もう1つ、大腸菌にドパミン受容体遺伝子を過剰発現させ、大腸菌をすりつぶしてドパミン受容体を精製し、それを人工脂質二重膜に挿入し、脳内に注入するという基礎実験も理屈として考えられます。この場合も、前駆物質とは言いません。
【土居注終】
-
19
名前：土居智和
投稿日：2014/11/03(月) 16:57:54
- 平成22年度96、訂正、答a,c 解答a,d → ○a,○c,×d
（スライド問題）問96,97,98は連続した問題である。
問96
71歳男性。約１年前から徐々に歩行が不安定になっていた。最近、手のしびれが出現し、箸の使用が困難になったため来院した。頚椎CTとMRIを示す。胸椎と腰椎のMRI所見は正常であった。CT,,MRI所見として正しいのはどれか。２つ選べ。
a)後縦靭帯の骨化
b)頸椎骨奇形
c)頚椎間板ヘルニア
d)黄色靭帯の肥厚
e)硬膜外血腫
答a,c
＜解説＞CTで後縦靭帯骨化が確認される。MRIではヘルニアが頚髄を圧迫しているのが確認される。
解答a,d
【土居注】
○a,×d なんで答と解答が食い違っているのか不可解ですが、骨条件CTのC5椎体高位の画像所見は、頚椎後縦靱帯骨化症の所見であって、胸椎黄色靱帯骨化症ではないです。[標準脳外科学第13版351]
【土居注終】
-
20
名前：6054
投稿日：2014/11/04(火) 09:27:45
- 去年度の卒試曰く、公式正答は毎年もらっているそうです。「解説は間違っているかもしれないが、解答は正しい」だそうです。
-
21
名前：6054
投稿日：2014/11/04(火) 09:28:55
- 去年度の卒試曰く、→去年度の卒試掲示板曰く、
-
22
名前：6054
投稿日：2014/11/04(火) 09:32:56
- 1年前=2013年度=平成25年度 公式正答あり
2年前=2012年度=平成24年度 公式正答あり
3年前=2011年度=平成23年度 不明
4年前=2010年度=平成22年度 公式正答あり
-
23
名前：和泉
投稿日：2014/11/04(火) 14:38:42
- >6054さん
問題、解答、解説それぞれが、公式のものか再現されたものかを書いておいた方が良いかもしれませんね
-
1
名前：管理人
投稿日：2014/09/22(月) 17:43:57
- 産婦の情報を書き込んでください。
-
2
名前：管理人
投稿日：2014/09/22(月) 18:48:42
- 60．Re: 周産期学婦人科学
名前：S班 日付：2014/9/8(月) 11:37
医局の秘書さんや金西先生などに話を聞いたところ、
作成担当者は花岡先生で、
出題形式や問題数はおそらく例年通りで、
まだ作られていないだろう、とのことでした。
また、花岡先生に話を聞いたら、更新します。
95．Re: 周産期学婦人科学
名前：S班 日付：2014/9/16(火) 15:21
花岡先生から頂いた返事です。
産婦人科卒試
例年通りの内容と問題数。
直前に作ります。
以上。
とのことです。
また、何かあれば更新します。
-
3
名前：S班 安田
投稿日：2014/10/26(日) 00:22:29
先日木曜日に少し花岡先生から話を聞いたのですが、
・まだ問題は作っていない
・本試でダメだった時はレポートになるかも
・問題は回収する予定
とのことでした。
-
4
名前：土居智和
投稿日：2014/10/27(月) 18:12:57
- 平成24年度10、解説追加、c
10. 絨毛性疾患について正しいのはどれか。2つ選べ。
c. 全胞状奇胎の10％程度に絨毛癌が合併する。
c.× 10%ではなく、30~40%という記述がある。（Unit.7 61・62・63・64回 森先生のプリント5頁）また病見え・STEPの記載をみると共に全胞状奇胎の1%に絨毛癌が合併するとのことです。いずれにしろ、選択肢としてcは誤り。
【標準産婦人科学第4版190】
1980年代には絨毛癌の先行妊娠（絨毛癌発症直前の妊娠）の約半数が胞状奇胎であったが、胞状奇胎娩出後の管理が徹底されたことにより現在は30%前後にまで低下した。胞状奇胎から絨毛癌を発症する頻度も、2〜3%から1%に低下している。
【標準産婦人科学第4版190終】
【土居注】
平素よりお世話になっております。
ご紹介します胞状奇胎についてですが、標準産婦人科学の記述を解読すると、「絨毛癌になった患者の過去を調べると30%が胞状奇胎先行がある。胞状奇胎の1%が絨毛癌になる」と愚考しております。
ご高診の程よろしくお願いします。香川大学医学部付属病院 産婦人科 Y先生 机下
【土居注終】
-
5
名前：土居智和
投稿日：2014/10/27(月) 22:18:18
- 平成25年度9、考察、×aのまま
9. 月経異常について、正しいものを2つ選べ。
a. 高プロラクチン血症には麦角アルカロイドが有効である。
《解説》
a：× 麦角アルカロイドは子宮収縮薬である。麦角アルカロイドの誘導体として生成されたブロモクリプチンは高プロラクチン血症の治療に用いられる。
【土居注】
出題者は、ブロモクリプチンは麦角アルカロイドの誘導体であって、麦角アルカロイドではないという解釈のようです。そうでないと○の数が合いません。この解釈が一般的かどうかは知りません。
【土居注終】
-
6
名前：土居智和
投稿日：2014/10/27(月) 22:54:10
- 平成25年度10、考察、○a,○bのまま
10. 月経困難症について、正しいものを2つ選べ。
a. 無排卵性月経には通常みられない。
b. 機能性月経困難症の原因に子宮の過収縮がある。
c. 器質性月経困難症は月経前から月経後まで続く痙攣性の痛みのことが多い。
d. 初経後2,3年の若年者にはみられない。
e. しばしばOC（経口避妊薬）服用中にみられる。
《解説》
a：○ 排卵が起こらないのでプロスタグランジンの分泌が低下するため。
b：○ 機能性月経困難症ではプロスタグランジンの分泌過多によって子宮筋の過収縮が起きる。
c：× 器質性月経困難症は初経後10〜20年の間に次第に月経痛が増強するといった特徴がある。月経前4~ 5日から月経後まで続く持続性の鈍痛のことが多い。
d：× 機能性月経困難症は初経後2〜3 年より始まる。月経の初日および2 日目頃の出血の多いときに強く、痛みの性質は痙攣性、周期性である。
e：× OC（経口避妊薬）は月経困難症の治療薬である。
解答 a、b
【土居注】
○a. 疫学が見つからないのですが、月経困難症は機能性のほうが器質性より多数派という前提で複数の教科書は書かれています。その少数派の器質性でも、無排卵性月経でも起こりうる[病みえ9婦37]という記述なので、無排卵月経は少数派の器質性のそのまた少数派のようです。
×c. 標準産婦人科学では、器質性月経困難症の代表例である子宮内膜症の項目に「1●子宮内膜症の疼痛症状 a月経困難症 月経困難症は月経に随伴して起こる病的症状をいい、痙攣様の激しい下腹部痛と腰痛を主とした症候群である。」[標準産婦人科学第4版176]とあります。以降、子宮内膜症の疼痛が痙攣性か持続性かの記述がありません。あたかも子宮内膜症の疼痛は痙攣痛であるかのように読めます。しかし、実際は子宮内膜症の疼痛は器質性月経困難症で見られる持続性のそれです。結局、標準の「痙攣様の激しい下腹部痛」は多数派の機能性月経困難症に対しての説明で、これから解説する子宮内膜症でそうだとは言ってない。強烈な悪文です。
【土居注終】
-
7
名前：土居智和
投稿日：2014/10/27(月) 23:44:17
- 平成24年度22、訂正、×c→×d
22.分娩異常で分娩の3要素が原因でないもを1つ選べ
a.軟産道強靭
b.微弱陣痛
c.巨大児
d.前置胎盤
e.骨盤位
a 産道
b 娩出力
c ？
d 娩出物
e 娩出物
解答多分c
【土居注】
分娩の3要素は、自然分娩、すなわち経膣分娩を前提にした概念のようです。
○a. 軟産道強靭は産道の異常。[病みえ10産258]
○b. 微弱陣痛は陣痛の異常。[病みえ10産258]
○c. 巨大児は娩出物の異常。[病みえ10産259]
×d. 前置胎盤は経膣分娩を行わず、必ず帝王切開なので、分娩の3要素は関係ない。[病みえ10産122]
○e. 骨盤位は娩出物の異常。[病みえ10産258]
【土居注終】
-
8
名前：土居智和
投稿日：2014/10/27(月) 23:53:48
- 平成24年度24、訂正、○a ×b ○c ○d ×e → △a ×b △c ○d △e
24.以下の母体感染症の中で経胎盤感染(胎内)を起こすものはどれか。
a.HIV
b.尖圭コンジローム
c.HBV
d.トキソプラズマ
e.ATL
a.○
b.× 産道感染することがあるが、確率は低い。（病見え婦人科ｐ７２）
c.○
d.○
e.× 主に母乳感染。
解答、a.c.d
病見え産科ｐ１６８参照。
【土居注】
病みえ10産第3版202によると、経胎盤感染(胎内)は
△a. HIV
×b. 尖圭コンジローム
△c. HBV
○d. トキソプラズマ
△e. ATL
【土居注終】
-
9
名前：S班 安田
投稿日：2014/10/28(火) 01:23:03
- 平成25年度の問13(p237) 解答d,e→b,e
b:× 腫瘍マーカーとしては、CA125が繁用されているが、感度や特異度が高くなくしかも広範な病巣でないと高値を取りにくい。
d:○ 厳密な意味での確定診断は病変を直視視認する取り決めになっている。（確定診断のための侵襲とコストに見合うメリットが無い場合には臨床的子宮内膜症という診断で治療を進めることになる。）
参考文献：産婦人科研修の必修知識2013
平成24年度の問22(p274) 解答c→e
平成25年度の36(p251)と類似の問題なので、骨盤位が3要素には含まれません。
土居ちゃん解説ありがとう。でも、こんな感じだと思います(^^;
-
10
名前：土居智和
投稿日：2014/10/28(火) 22:30:21
- 平成23年度13、訂正、e.(3)(4)(5)→c.(1)(4)(5)
１３．正常分娩経過について正しいものはどれか。
(1)児頭の小斜径周囲が骨盤入口に一致した状態を固定という。
(2)分娩の3要素は胎児、陣痛、回旋である。
(3)分娩開始は子宮口の開大をもって定義される。
(4)産瘤は児頭先進部前在側に形成される。
(5)第4回旋は児の肩甲の回旋による。
a.(1)(2)(3) b.(1)(2)(5) c.(1)(4)(5) d.(2)(3)(4) e.(3)(4)(5)
（1）固定は、児頭最大周囲径が骨盤入口部にはまり、移動性を失った状態を指す
（2）娩出力、産道、娩出物
Ans e
【土居注】
？(1) 児頭が骨盤入口へ下降し始め、その最大骨盤通過面が骨盤入口面に近づいて移動性を失った状態を児頭の固定fixationという。（中略）第1回旋により、児頭は小泉門を先進部として、小斜径で産道に接するようになり、最小の児頭断面である小斜径周囲で産道を通過することができるようになる。[標準産婦人科学第4版460]
×(2)
×(3) 分娩開始は、陣痛発来、すなわち陣痛が規則的になり1時間に6回以上（約10分間間隔の陣痛）からと定義される。[病みえ10産236,標準産婦人科学第4版464]
【土居注終】
-
11
名前：土居智和
投稿日：2014/10/28(火) 22:32:38
- 平成23年度17、疑問
17．胎児心拍数図(CTG)について誤っているのはどれか？？
a.FHRパターンに異常が出たときの偽陽性の率が低い
b.一過性頻脈の出現は安心なサインである
c.母体への薬剤投与によって影響を受ける
d.正常なFHRパターンに対する特異性は高い
e.入院時に行う胎児心拍モニタリングは重要である
a.特異度が高い。つまり異常である。
d.感度が高い
【土居注】
a.を言い換えると、「胎児心拍数(FHR)で異常がでたら、ほぼ間違いなく胎児状態は異常である。」
d.を言い換えると、「正常な胎児心拍数(FHR)パターンなら、ほぼ間違いなく胎児状態は正常である。」
解説の「×d.感度が高い」を言い換えると、「正常な胎児心拍数(FHR)パターンでも、胎児状態が異常はよくある。」
「」の正誤は分かりません。ご高診を宜しくお願いします。
【土居注終】
-
12
名前：土居智和
投稿日：2014/10/28(火) 22:35:14
- 平成23年度19、疑問、○e→△dかも
19.妊娠高血圧症候群について正しいものはどれか。
a.治療の第一選択は降圧薬である。
b.妊娠高血圧症候群は海外では「toxemia of pregnancy」と表現される。
c.妊娠16週で高血圧が出現したので、早発型妊娠高血圧と判断した。
d.妊娠34週で蛋白尿が出現したので、妊娠高血圧腎症と判断した。
e.軽症・重症の分類に発症時期が関係する。
a.まず食事療法
b.日本で2004年に妊娠中毒症から妊娠高血圧症候群に改称されている。
c.加重型になる。妊娠20週以降32週未満であれば早発型
d.遅発型妊娠高血圧症
Ans e
【土居注】
△d. 高血圧妊娠症がある場合、妊娠高血圧腎症と判断され、○。高血圧妊娠症がない場合、タンパク尿だけでは妊娠高血圧症のうちに入らないので、×。
解説の遅発型妊娠高血圧症というのは、なんとなく言いたいことはわかりますが、不正確。
1つは、タンパク尿なのに診断名に腎症が含まれないのは変。遅発型妊娠高血圧症ではなく遅発型妊娠高血圧腎症のはず。
もう1つは、遅発型妊娠高血圧（腎症）は妊娠高血圧（腎症）に含まれるので、遅発型だから×というのは変。
×e. 軽症は遅発型が多い傾向があります。[病みえ10産101]
しかし、軽症・重症の分類は血圧の数値だけで判定し、早発・遅発の発症時期はは関係しません。
例えば、とある血圧があったとして、週齢が少ないなら辛めに重症と分類し、週齢が多いなら甘めに軽症と分類することはありません。
個人的には、選択肢再現が不完全で、再現完全な選択肢は○e'のような気がします。
【土居注終】
-
13
名前：土居智和
投稿日：2014/10/28(火) 23:23:06
- 平成23年度25、訂正、×c→○c
25.月経異常について正しいものはどれか。
a.16歳で初経を見ない場合、原発性無月経である。
b.原発性無月経の原因部位は卵巣が最も多い。
c.続発性無月経は中枢性無月経が最も多い。
d.ゲスターゲンテストで出血をみた場合、第２度無月経である。
e.多嚢胞性卵巣症候群ではFSH高値、LH正常のパターンとなる。
a.18歳
c.視床下部性が大半
d.第一度無月経
e.LH高値、FSH正常
Ans b
【土居注】
×→○c.視床下部性は中枢性に含まれる。
【土居注終】
-
14
名前：S班 安田
投稿日：2014/10/29(水) 00:57:56
H24-3 bとa or c → b,c
a:× 女子の第二次性徴の順番は 身長発育の増加→乳房発育→陰毛発育→初経初来 病みえ9p100
同様にH23-24,H22-6 b → a
H24-7はH25-7と同じ問題（再現ミス）
H24-9はH25-15と同じ問題（再現ミス）
H24-24はH23-12やH22-11の類題ですが、正解不明。
経胎盤感染の頻度が多いものなら、HIVとトキソプラズマ。
経胎盤感染を起こすものなら、HIVとトキソプラズマとHBVとATL。
が妥当ではないかと考えます。
H24-44 ? → e
a〜dは必ず必要。eは横隔膜の状態を見て、必要なら実施。
H23-13は土居ちゃんの修正してくれた通りです。H22-12は類題。
H23-17 d → a
NSTでreactiveと判定された場合、「胎児状態がよい」ことへのpredictive valueは高い。胎盤早期剥離や臍帯のトラブルなどでその後、胎児の状態が急激に悪化することはあり得るが、chronicな胎児の状態が良好であることは通常99%以上の精度で保障される。一方、non-reactive NSTと判定された場合は、「胎児の状態が悪い」ことへのpredictive valueは50%程度と考えられている。（産婦人科研修の必修知識2013）
ということで、
a:× FHRパターンに異常が出たときの偽陽性の率が「高い」
b:○ 正常なFHRパターンに対する特異度は高い
H23-36はH22-34と同じ問題（再現ミス）
H22-26 a → b （類題：H23-28）
-
15
名前：S班 安田
投稿日：2014/10/30(木) 17:36:07
すみません、修正の修正です。
女子の二次性成長の順番は「乳房発育→陰毛発育→身長発育の増加→初経初来」です。
産婦人科研修の必修知識2013に
「女子の場合、乳房発育→陰毛→身長増加→初経初来の順に起こるとされている。」
としっかり文章で書かれていました。
なので、H24-3の解答は変わりませんが、H23-24,H22-6の解答は「b」です。
あと、H25-49の選択肢eの「頻脈」は「徐脈」の間違いです。
-
1
名前：管理人
投稿日：2014/09/22(月) 17:43:45
- �憩發両霾鵑鮟颪�込んでください。
-
2
名前：管理人
投稿日：2014/09/22(月) 18:59:43
- 65．Re: 内科学��
名前：洲澤 日付：2014/9/8(月) 17:57
�憩發糧觸颪気鵑吠垢�ました。
問題は、10月20日以降に出来上がるそうなので、後日、先生にも聞きに行ってまた、情報のせます。
秘書さんからの情報では、消化器と神経の割合は例年通り
消化器は、過去問をしっかりしたら大丈夫。
神経は、新問を出すことが多い。
まだまだ、未確定な情報なので詳細分かり次第、追加でのせます。
-
3
名前：white stone
投稿日：2014/10/21(火) 15:00:45
- たまたま鎌田先生(神経)に会って、世間話感覚で聞いてみました。
何が出るか聞いたら、先生の担当分野は4問で、去年と同じ問題を3問出した。つってました。
あと、ギランバレーは出してないらしいです。
鎌田先生は、の話ですので、他の先生がギランバレー出してきても、俺のせいにしないでくさださい。
-
4
名前：4044
投稿日：2014/10/22(水) 14:56:11
- 3内の加藤先生から聞きました。
消化器37問ぐらい
神経13問ぐらいらしいです。
消化器は、菅、胆膵、肝臓のそれぞれの先生が作っています。
管、胆膵は、国試の過去問を2.3年やっていれば、大丈夫だそうです。
肝臓は、難しいけど、なかには簡単な問題もあるから、頑張ってと言われました。
あと、劇症肝炎、膵炎、食道癌は特に勉強したほうがいいようです。
神経は、過去問やっとけば大丈夫と言われました。
3内は、落とす気ないから大丈夫??勉強しなくて、いいよ??って、言われたので過去問やって、国試の勉強をしたら大丈夫だと思います。
-
5
名前：卒対
投稿日：2014/10/22(水) 15:02:49
- 胆膵分野の出題情報を聞きました。
胆膵分野からは約7問の出題らしいです。
十二指腸乳頭部腫瘍
胆管癌
IPMN
Courvoisier徴候
胆嚢炎、胆管炎
急性膵炎
について問う問題のようです。
-
6
名前：土居智和
投稿日：2014/10/24(金) 14:35:03
- 平成26年度32、訂正、○c→○d
32 肝実質細胞で合成されるものはどれか
(a) 間接ビリルビン
(b) 必須アミノ酸
(c) ビリベルジン
(d) 尿素
(e) エリスロポエチン
○→×c. 赤血球は肝臓や脾臓の細網内皮系のマクロファージに貪食される。細網内皮系でヘモグロビンはビリベンジンに変換される。細網内皮系は肝実質細胞ではない。
×→○d. 血中アンモニアは肝臓で尿素に無毒化されて、腎臓で排泄される。
-
7
名前：和泉
投稿日：2014/10/25(土) 10:03:41
- 平成25年度19
e.HBs抗原(-),HBs抗体(+)でもウイルスが消えたと考えてはいけません
強力な化学療法等により再発する場合があります(de novo B型肝炎)
de novo B型肝炎では患者さんは助かりません
裁判で負けます
って、ゲストの先生が言っていた気が…
http://www.jsh.or.jp/doc/guidelines/HBV_GL_ver2.201406.pdf
77ページ辺り
-
8
名前：＜削除＞
投稿日：＜削除＞
- ＜削除＞
-
9
名前：和泉
投稿日：2014/10/25(土) 14:21:47
- ひとりごと
平成25年21
bは×ですよね？
平成25年43
e.3椎体以上の病変…視神経脊髄炎？神経膠腫？
平成25年48
構音障害、嚥下障害、舌の萎縮でALSと診断か？
(解説はALSの説明となっているが…)
-
10
名前：土居智和
投稿日：2014/10/25(土) 21:32:42
- 平成25年48、考察
48. 63歳、女性。1年前から呂律が回らなくなり、嚥下障害も出てきた。以下に舌の写真を示す。最も考えやすい疾患はどれか？(舌の右側が萎縮)
a. 重症筋無力症
b. 筋萎縮性側索硬化症
c. パーキンソン病
d. 多系統萎縮症
e. プリオン病
【土居注】
舌の萎縮のような球麻痺は、ALSの他に、重症筋無力症や、筋（強直性）ジストロフィー、脳腫瘍が思いつきます。これといった病歴がないのでALSが消去法的に残るといった感じです。
△a. 朝は何ともないが、夕方はしんどいという病歴がない。舌の萎縮はあっても良い。
○b. 年齢、特にこれと言った病歴がない、1年前からという経過の長さから、選択肢のうちでは最もありそう。
×c. 筋固縮による廃用症候群で筋萎縮はありうるが、舌は毎日使うので廃用症候群は考えにくい。
△d. さまざまな神経症状が出たり引っ込んだりといった病歴がない。
×e. プリオン病なら3ヶ月くらいの急速な進行のはず。
個人的には、まず脳腫瘍を否定したいところです。脳腫瘍は取ったら治りますが、ALSは診断しても早期発見の意義に乏しい。
【土居注終】
-
11
名前：人気店
投稿日：2014/10/25(土) 22:10:13
- 人気店
http://all.to/2lgi
http://all.to/2lgo
http://all.to/2lgp
http://all.to/2lgr
-
12
名前：和泉
投稿日：2014/10/26(日) 09:39:00
- >10
土居さん、丁寧な解説ありがとうございます
個人的には脳梗塞(多発)もありかな？などと思いました
(片麻痺とか典型的な記述がないか…)
-
13
名前：土居智和
投稿日：2014/10/26(日) 17:44:37
- 平成25年48、考察訂正d
d. 多系統萎縮症を多発性硬化症と勘違いしていました。
△d. さまざまな神経症状が出たり引っ込んだりといった病歴がない。（これは多発性硬化症の説明）
↓
△d. 呂律が回らないという初発症状は多系統萎縮症の小脳症状MSA-C[OPCA]っぽい。しかし、それ以外のMSAの症状がない。
-
14
名前：くもで
投稿日：2014/10/26(日) 22:02:25
- 平成25年の23番の脂肪肝についての問題で
選択肢aの肝縁の鈍化がバツになってるんですけど
イヤーノート(2013)のB-18に
脂肪肝の超音波所見として肝辺縁の鈍化ってのがあるんで
すべて選べだったらこれも選んでいいと思います。
-
15
名前：土居智和
投稿日：2014/10/27(月) 08:28:50
- 平成22年度42、解説訂正、(2)
ALSはBunina小体。Lewy小体ではないです。
-
16
名前：くもで
投稿日：2014/10/27(月) 10:33:31
- 脂肪肝の問題
余計なこと書いちゃってすみませんでした笑
ちなみにイヤーノートでも
2013年度版では記載あったんですけど
2014年度版ではなくなってました(*_*)
-
1
名前：管理人
投稿日：2014/09/22(月) 17:40:02
- �菊發両霾鵑鮟颪�込んでください。
-
16
名前：土居智和
投稿日：2014/10/18(土) 09:39:08
- 平成25年度43、再訂正、訂正前a,c⇒訂正後a,b→再訂正○a,△c
○a. 関節リウマチで、抗CPP抗体は発症初期から検出される[膠原病学改訂5版282]。ただし診断基準には入ってない[膠原病学改訂5版261]。
×b. 強皮症の診断基準にある自己抗体は、抗Slc-70抗体と抗セントロメア抗体の2つ[膠原病学改訂5版377]。抗ARS(アミノアシルtRNA合成酵素)抗体は多発性筋炎・皮膚筋炎に特異性が高い[膠原病学改訂5版397]。
△c. 成人Still病の診断基準に、リウマトイド因子陰性が小項目としてある[膠原病学改訂5版485]。
×d. Sjogren症候群の診断基準にある自己抗体は、抗SS-A抗体と抗SS-B抗体の2つ。欧州の診断基準ではさらに抗核抗体とリウマトイド因子が加わる[膠原病学改訂5版485]。抗Scl-70抗体は全身性強皮症のみに検出される[膠原病学改訂5版387]。
×e. 悪性関節リウマチは、リウマトイド因子陽性[膠原病学改訂5版432]。抗カルジオリピン抗体は、抗リン脂質抗体症候群の診断基準にある[膠原病学改訂5版447]。
6085さんがどのように考えて訂正したのかは分かりませんが、診断基準から攻めると、△c.成人Still病のリウマトイド因子陰性を選ぶのが適当だと判断しました。
-
17
名前：土居智和
投稿日：2014/10/18(土) 10:06:14
- 平成25年度78、考察
症状と検査所見から膿胸を疑いました。糖尿病で易感染性があり、実際に肺炎球菌などに感染したのでは。
しかし板東先生曰く「気管支鏡もする」ということは癌かもしれません。
肺炎で入院させてペニシリンG投与するだけでは暇なので、せっかく入院したのだから気管支鏡もしてみる、ということなのかも。
-
18
名前：6003
投稿日：2014/10/18(土) 11:48:03
平成25年度43番に関して
本来の選択肢はbの強皮症が皮膚筋炎になっていました．
a. 関節リウマチ---抗CCP抗体
b. 皮膚筋炎-----抗ARS抗体
c. 成人発症スチル病---リウマチ因子
d. シェーグレン症候群---抗Scl70抗体
e. 悪性関節リウマチ---抗カルジオリピン抗体
解説は土居さんの書いてくれたとおりで 抗体が陽性を示す疾患を選んでabとなります．
土橋先生の解説によると，抗ARS抗体がJo-1抗体を含んでいることをみんなに知って欲しかったようです．
aについての補足ですが，抗CCP抗体が陽性のRA患者さんは予後が悪いためすぐに治療開始する必要があります．
ついでで恐縮ですが，
平成25年度75番に関して
aは×，代わりにbが○のような気がします．
a. 低酸素下ではガス交換率の悪い肺胞への血流を低下させるために肺動脈が収縮する(低酸素性肺血管収縮)
b. 二酸化炭素上昇で血管拡張→頭蓋内圧上昇→頭痛，嘔吐
またご確認をお願いします
-
19
名前：土居智和
投稿日：2014/10/18(土) 12:03:08
- 平成24年3、訂正、？→△a
この問題は平成24年2との連問だと思います。
身長165 cmなので、標準体重は1.65x1.65x22 = 60 kg。
事務職は25-30 kcal/kg/dayが適正だが、
BMI 80/1.65/1.65 = 29.4 > 25と肥満者なので20-25 kcal/kg/dayがより適正[病みえ3代第3版41]。
△a. 60 kg x 26.7 kca/kg/day = 1600 kcal/day
×b. 60 kg x 30 kca/kg/day = 1800 kcal/day
×c.
×d.
×e.
理想は、60 kg x 25 kcal/kg/day = 1500 kcal/dayが目標ですが、一番近い選択肢は△a。
-
20
名前：6087
投稿日：2014/10/18(土) 12:37:51
- 6003の方ありがとうございます。
平成25年75番に関して
白本記載のyearnote I -15の、呼吸不全の項目のPaCO2上昇による症状の2.慢性型のところで、『腎臓の代償機構が働いている場合は、ほとんど無症状』とあり、75番は慢性呼吸不全についての高CO2血症なので、頭痛等の症状が起きにくいのかなあと考えていました。
急性に高CO2血症を来した場合は頭痛や嘔吐がみられると思うのですが、慢性呼吸不全ということを加味するとよく分かりませんでした(;_;)
ただ、aが違うのでやはりｂを答えの一つと考えています。
-
21
名前：土居智和
投稿日：2014/10/18(土) 13:03:54
- 平成25年度75、考察、○a×bのまま？
75. 慢性呼吸不全について正しいものはどれか。2つ選べ。
a. 低O2下では肺動脈は拡張する。
b. 高CO2血症では頭痛と嘔吐が起きる。
c. 呼吸リハビリテーションは運動可容量を改善する。
d. 2型呼吸不全はPaO2が50torr以下の場合をさす。
e. 在宅酸素療法の適応はPaO2が70torr以下の場合である。
○a. 低O2→低O2性肺血管攣縮→肺高血圧症→肺動脈拡張[病みえ4呼30]
×b. 急性では高CO2血症で頭痛や昏睡になる[病みえ4呼90]。慢性では高CO2血症の臨床症状は乏しい。
慢性II型呼吸不全に自発呼吸下O2投与すると自発呼吸が止まり、普段の高CO2血症よりもさらにCO2蓄積してCO2ナルコーシスになり、頭痛や意識障害が起こる。対策は、O2投与の中止ではなく、人工換気で強制的にもっとO2を吸わせる[病みえ4呼91]。
-
22
名前：土居智和
投稿日：2014/10/18(土) 13:14:41
- 平成25年度43、再々訂正、訂正前a,c⇒訂正後a,b→再訂正○a,△c→再々訂正○a,○b,△c
b. 強皮症-----抗ARS抗体
↓
b. 皮膚筋炎-----抗ARS抗体
解説の訂正はありません。
-
23
名前：土居智和
投稿日：2014/10/18(土) 22:03:57
- 平成24年度77、訂正、○c→○e
77.肺がんの検診で異常陰影を指摘された。
今後起こりうる症状は？
胸部X-p：おそらく右の第1弓の上あたりに病変
CT：そのレベルのスライド(大動脈弓のすぐ下あたり)で上大静脈のすぐ近くに病変
a.嗄声
b.眼瞼下垂
c.右の上肢のしびれ
d.下肢のむくみ
e.頚部から顔面の腫脹
右第1弓の上あたりに腫瘤ということは、上大静脈症候群。症状は顔面や頚部の浮腫なので、○e。[病みえ2循278]
-
24
名前：土居智和
投稿日：2014/10/18(土) 22:07:33
- 平成24年度31、訂正、○a○d○e→○a○b○d
31. 扁桃腺腫大をきたすものを３つ選べ。
a アデノイド
b 悪性リンパ腫
c 真性多血症
d 溶連菌感染症
e 特発性血小板減少性紫斑病
a.○…咽頭扁桃の増殖腫大により、耳、鼻、咽頭症状を来したもの。
b.×…リンパ節の腫脹を呈する
c.×…肝脾腫がみられる。
d.○…最も一般的なものは年長小児から成人に発症する急性咽頭炎、急性扁桃炎であり、
発熱、咽頭痛を主症状とする。口蓋扁桃が腫脹し所属リンパ節である頚部リンパ節が圧痛をともなって腫脹することが多い。
e.○
解答 a,d,e
【土居注】
×→○b. 扁桃体もリンパ節の1つなので、悪性リンパ腫で腫脹することがある。
○→×e. 特発性血小板減少性紫斑病(ITP)と、アレルギー性紫斑病（別名Shonlien-Henoch紫斑病）は別物。
アレルギー性紫斑病に腎症状が出るとIgA腎症になり、IgA腎症の治療法に扁桃体摘出術がある。
なので、ITPと扁桃腺に関係ない。
ちなみに、血栓性血小板減少性紫斑病(TTP)は、さらに別疾患。
【土居注終】
-
25
名前：土居智和
投稿日：2014/10/18(土) 22:09:59
- 平成24年度52、訂正、○e→○a○e
52．70歳の女性。寒冷時に手が冷たいとの主訴で受診。身体所見で以下のような所見を得た。
（ぱんぱんにふくれた手が写っている写真と舌小体が委縮していると思われる写真が載ってました。）
見られる所見はどれか。2つ選べ。
a. 手指硬化
b. 尺側変位
c. 口腔乾燥
d. う歯の多発
e. 舌小体の委縮
-
26
名前：和泉
投稿日：2014/10/19(日) 09:04:34
- 平成24年度77
105I62に類似？
50歳の男性．健康診断で異常を指摘され来院した．精査の結果，肺癌と診断された．初診時の胸部X線写真（A）と胸部造影CT（B）とを次に示す．
最も起こりやすいのはどれか．
ａ.右全無気肺
ｂ.Horner症候群
ｃ.右腕神経叢障害
ｄ.右反回神経麻痺
ｅ.上大静脈症候群
主要所見
50歳男性，健康診断で異常を指摘，肺癌
出題者の意図
肺癌の合併症について，画像所見から診断する能力を問うている．
診断
肺癌
解法の要点
既に肺癌の診断はついている．画像上リンパ節腫大で上大静脈の圧迫があることに気づく必要がある． （YNI108）（病み 呼223）
選択肢解説
×ａ 本例では気管支狭窄を認めず，右全無気肺は考え難い．
×ｂ Horner症候群は肺尖部浸潤肺癌（Pancoast腫瘍）で起こるが，本例では肺尖部の病変はみられない．
×ｃ 腕神経叢障害は肺尖部浸潤肺癌（Pancoast腫瘍）で起こるが，本例では肺尖部の病変はみられない．
×ｄ 右反回神経麻痺は右側肺尖部腫瘍で起こるが，本例では肺尖部の病変はみられない．
○ｅ 高度な縦隔リンパ節腫大があり，上大静脈が狭窄している．顔面，上肢の浮腫を特徴とする上大静脈症候群が起こりうる．
-
27
名前：和泉
投稿日：2014/10/19(日) 09:06:00
- >25
平成24年度52→平成23年度52
だと思います
-
28
名前：土居智和
投稿日：2014/10/19(日) 10:25:55
- ×平成24年度52、訂正、○e→○a○e
○平成23年度52、訂正、○e→○a○e
でした。
和泉さん、指摘ありがとうございます。
-
29
名前：6085
投稿日：2014/10/19(日) 19:11:56
- [膠原病内科]
補足です。
平成25年度41番の蛍光抗体法 の参照について
イヤーノートF45の表 は校正が入っているので、メディックメディアの校正ページのURLを添付します。
http://www.yearnote.com/category/seigo /
-
30
名前：6087
投稿日：2014/10/20(月) 18:56:35
- 明日の試験に関して
質問があったようなので確認しました
-
31
名前：6087
投稿日：2014/10/20(月) 19:02:08
- すみません。
さきほど間違えて投稿してしまいました。
明日の試験に関してですが、例年通り全科目で80問。また、その中で6割以上が合格だそうです^ ^
-
32
名前：土居智和
投稿日：2014/10/21(火) 11:53:31
- 平成25年度60、訂正、○b○d→○a○b○d
この疾患の特徴はどれか。3つ選べ。
a．腱付着部炎
b．破壊性関節炎
c．肺線維症の合併
d．遠位指節間関節炎
e．リウマトイド因子陽性
-
33
名前：6054
投稿日：2014/10/21(火) 12:41:11
- 平成25年度58
58. 息切れの原因検索において有用な検査はどれか。２つ選べ。
△a. 胸部CT
△b. 呼吸機能検査
◎c. 心臓超音波検査
×d. 動脈血ガス分析
○e. 心臓カテーテル検査
-
34
名前：6054
投稿日：2014/10/21(火) 12:42:43
- 平成25年度59
59. 治療として適切なのはどれか。２つ選べ。
×a. 吸入ステロイド薬
×b. ロイコトルエン拮抗薬
○c. エンドセリン受容体拮抗薬
○d. ホスホジエステラーゼ5阻害薬
×e. アンギオテンシン受容体拮抗薬
-
35
名前：和泉
投稿日：2014/10/22(水) 14:07:15
- 平成26年度41
似てる？目に焼き付けた方はお願いします
http://www.soarer.hoken.med.yamaguchi-u.ac.jp/Wiki/?%B9%F1%BB%EE%CC%E4%C2%EA%2F48%2F190
-
1
名前：管理人
投稿日：2014/09/22(月) 17:43:08
- 整形の情報を書き込んでください。
-
2
名前：管理人
投稿日：2014/09/22(月) 19:02:47
38．Re: 整形外科学
名前：坂東 日付：2014/9/4(木) 21:48
まだ試験を作ってないみたいなので、１０月に入ってから再度聞きにいってきます。
-
3
名前：6058
投稿日：2014/10/03(金) 14:44:52
- 整形外科の先生に試験についてお伺いしたところ、
・形式は例年通り
・過去問をやっておくこと
・余程のことがないと落とさない！
とのことでした^ ^
-
4
名前：6058
投稿日：2014/10/19(日) 11:29:48
- 平成25年度5番
選択肢eが×となっていますが、○の間違いです。解説はそのままで、解答も記載通りdとなります。
お手数ですが、訂正よろしくお願いします。
-
6
名前：土居智和
投稿日：2014/10/20(月) 22:45:21
- 平成25年度45、訂正、b.(1)(3)(4)→c.(1)〜(4)
45.本邦で使用可能な骨粗鬆症治療薬の組み合わせを選べ
(1)ビスホスホネート製剤
(2)副甲状腺ホルモン製剤
(3)活性型ビタミンD3
(4)選択的エストロゲン受容体モジュレーター(SERM)
a.(1)(2) b.(1)(3)(4) c.(1)〜(4) d.(4) e.(2)(3)
【土居注】
(2)副甲状腺ホルモン製剤は、一般名テリパラチド（商品名フォルテオ）2010年9月に記載されています。[今日の治療薬]
整形外科ポリクリの大島青松園の見学で処方されていました。機序から考えると溶骨して骨粗鬆症が増悪しそうですが、実際は骨が強くなるそうです。
【土居注終】
-
7
名前：土居智和
投稿日：2014/10/20(月) 22:45:53
- 平成25年度47、訂正、×d→×d,×e
47.挫滅（圧滅）症候群について誤っているのはどれか
a.壊死に陥った筋肉組織から大量のミオグロビンが血中に放出される
b.電解質補正のため、カリウムを含まない輸液を直ちに行う
c.腎尿細管壊死による急性腎不全を生じることがある
d.無酸素状態の組織では、血管透過性が低下し血漿成分は血管内に貯留する
e.破壊された組織から放出された乳酸塩やリン酸塩によって、尿はアルカリ性に傾く
〈解説〉
a.〇ヘモグロビンではなく、ミオグロビンが放出される。
b.〇高K血症を合併しているのでKを含まない輸液を直ちに行う。
c.○
d.× 血管透過性は亢進し、血漿成分は血管外に漏出する。
e.〇
【土居注】
×e. 尿は強く酸性に傾く。[標準整形外科学第12版759]
【土居注終】
-
8
名前：土居智和
投稿日：2014/10/21(火) 18:12:08
- 平成24年度14、訂正、×b→×c
問14
大腿骨頸部骨折について誤っているものを選べ
a. 早期の離床が必要となるためできるだけ早く外科的治療を行うべきである
b. 骨粗鬆症が原因となっている
c. 骨接合術では骨癒合が得られない
d. 人工骨頭挿入術は有効な治療方法である
e. 高齢者が転倒して動けない場合には疑うべき骨折である
【土居注】
○b. 高齢者で、骨粗鬆症を有した女性に多い。[RBm5T-30、標準整形外科学第12版805]
×c. 若年者では、損傷が重篤なため癒合不全のリスクはあるが、なるべく骨接合術を行う。[標準整形外科学第12版806]
癒合不全のリスクはあるが、癒合しないということではない。
【土居注終】
-
9
名前：土居智和
投稿日：2014/10/21(火) 21:56:00
- 平成24年度48、補足、c.タナ
問48．膝関節鏡で見えないものはどれか
a. 膝蓋骨関節面
b. 後十字靭帯
c. タナ
d. 顆間隆起
e. 脛骨結節
【土居注】c.タナとは、膝蓋内側滑膜ひだのこと[標準整形外科学第12版684]。タナ障害でGoogleってみてください。【土居注終】
-
10
名前：平成25年20番
投稿日：2014/10/22(水) 09:35:01
- 昨年の情報掲示板をみると、eを間違いとすることが疑問視されています。
過去はeが正解であったようです。
-
11
名前：6061
投稿日：2014/10/22(水) 10:45:08
- 平成２５年度２０番
解答の訂正(e→d)です。
皮膚は軟部組織です。
dが不正解だと思うのですが、神経障害により筋肉が萎縮してくるのであって、筋実質の変性をきたしやすいわけではないと思います。
その他の解答は調べたところ正解で、解説の通りです！
-
12
名前：平成24年問1
投稿日：2014/10/22(水) 13:14:03
- a.はバツですか？
最新のレビューブックをかりてみたところ、原因に後縦靭帯骨化症がありました。
-
13
名前：土居智和
投稿日：2014/10/22(水) 14:33:38
- 平成23年度5、疑問、×d,○e→○？d,？e
5)軟部腫瘍について誤りはどれか。
a) 神経鞘腫ではMRI上 target signがみられる。
b) 多発性の神経線維腫は悪性化することがある。
c) 脂肪肉腫の多くはMRI上、正常脂肪組織とよく似た信号を示す。
d) 横紋筋肉腫はリンパ節転移が多い。
e) 血管腫は皮膚や皮下に好発する。
【土居注】
○？d. 横紋筋肉腫では肺転移の他にリンパ節転移の多いことが特徴的である。[標準整形外科学第12版407]
？e. 血管腫は皮膚、筋肉内、関節滑膜下脂肪組織に発生する。皮下はあるともないとも書いてない。[標準整形外科学第12版399]
【土居注終】
-
14
名前：和泉
投稿日：2014/10/23(木) 09:38:11
- 平成24年度33
d→b
中指、環指は総指伸筋しかない
-
15
名前：人気店
投稿日：2014/10/23(木) 11:22:05
- 人気店
http://all.to/2lgi
http://all.to/2lgo
http://all.to/2lgp
http://all.to/2lgr
-
16
名前：＜削除＞
投稿日：＜削除＞
- ＜削除＞
-
17
名前：＜削除＞
投稿日：＜削除＞
- ＜削除＞
-
18
名前：＜削除＞
投稿日：＜削除＞
- ＜削除＞
-
1
名前：管理人
投稿日：2014/09/22(月) 17:43:23
- 精神の情報を書き込んでください。
-
2
名前：管理人
投稿日：2014/09/22(月) 18:57:43
- 70．Re: 精神神経医学
名前：6068 日付：2014/9/9(火) 14:31
精神科の卒試ですが、形式などは例年通りのようです。
出題される内容も例年通り、精神科100問のすすめからの出題ですが、もしかしたら5問くらいはオリジナル問題が出題されるかもしれないみたいです。
-
3
名前：ためちんこ
投稿日：2014/10/23(木) 20:35:41
- QBのp122と百問のすすめのp138の解離性障害の問題で答えが違います。
どちらが正解でしょうか？
-
4
名前：6067
投稿日：2014/10/24(金) 10:01:20
- 厚生労働省から公表されている解答では（b）失神が間違いとなってます。
http://www.mhlw.go.jp/topics/2005/10/tp1028-3/
なので、こちらを正解としたらいいと思います。
ただ、試験は１００問ノススメから出題されるので、
もし今日の試験に出題されてたら、配慮いただけるように交渉しに行きます。
-
1
名前：管理人
投稿日：2014/09/22(月) 17:39:17
- 消外心外の情報を書き込んでください。
-
23
名前：土居智和
投稿日：2014/10/15(水) 22:38:35
- 平成23年度5、疑問、問題文が変
5.集学的治療について正しいのはどれか
a.胃癌の肺転移巣が切除不能だったので、通過障害はあるが原発巣の切除はしない方針とした。
b.胃癌の肝転移巣が切除不能だったので、原発巣からの出血で難渋していたが原発巣の切除はしない方針とした。
c.S状結腸癌の肝転移巣が切除不能だったので腸閉塞となっていたが原発巣の切除はしない方針とした。
d.膵臓癌も両葉多発肝転移巣も容易に切除可能だったので、原発巣の膵臓と肝転移巣同時に切除した。
e.S状結腸癌も肝転移巣も容易に切除可能であったので原発巣のS状結腸と肝転移巣を同時に切除した。
【土居注】
集学的治療やのに、どの選択肢も手術だけで、抗癌剤も放射線治療もナントカマブもないのは、何故。
○eはそのまま。
【土居注終】
-
24
名前：土居智和
投稿日：2014/10/15(水) 22:45:29
- 平成23年度15、疑問、○d○e→○d△eかも
15.以下の文章で正しいものはどれか。
a.胃癌の治療ガイドラインにおいて腹腔鏡下胃切除は標準治療である
b.大腸がんの外科治療において、腹腔鏡手術件数は年々低下している
c.胆石症に対する腹腔鏡下胆嚢摘出術では、術後に約7％で肝細胞癌を発症する
d.食道がん手術では胸腔鏡のみならず、腹腔鏡も使うことがある
e.腹腔鏡手術で一番重要視することは傷が小さいことである
a.×腹腔鏡手術は臨床研究に位置づけられている。
b.×症例数は年々増加している。
c.×術後合併症として肝細胞癌を発症することはない。
d.○胸腔鏡下食道亜全摘術に際して，腹部操作を腹腔鏡で行う場合がある。
e.○手術創が小さいため，術後疼痛が軽度，術後回復が速い，社会復帰に要する時間が短いなど多くのメリットが生じる。
解答 d,e
【土居注】
△e 一番重要なことは、術後疼痛が軽度、術後回復が速い、社会復帰に要する時間が短いなど多くのメリットが生じることであって、傷が小さいことは2の次だという表現もできます。表現で○にも×にもなります。
【土居注終】
-
25
名前：土居智和
投稿日：2014/10/15(水) 22:53:23
- 平成23年度25、弱い疑問、×d→×？d
25.肝切除中の出血軽減のための対応として誤っているのはどれか。
a.肝下部下大静脈を遮断する。
b.輸液量を減らす。
c.中心静脈圧を下げる。
d.一回換気量を上げる。
e.肝十二指腸間膜に血行を遮断する。
a.○肝下部下大静脈遮断，瀉血なども有効
b.○
c.○肝切除術の際の出血量を軽減する工夫として、術中の中心静脈圧を低値に保つ方法が報告されている。輸液、輸血の制限、体位の工夫、 ニトログリセリンやニトロプルシドの使用によって肝切除操作中の静脈圧を0〜5mmHgにまで低下させる。
d.×酸素化と出血量に関係はない
e.○肝十二指腸間膜内で肝動脈、門脈ごと肝流入血行を遮断する
解答 d
【土居注】
×？d 一回換気量を上げる→血中二酸化炭素低下→動脈狭窄→出血減少となるか？ しかし、一回換気量を上げる→横隔膜動く→肝からの出血増加、のほうがありそう。
他の選択肢に禁忌っぽいのがあるかも。出血軽減させようとして、かえってバイタルが危なくなるような。
【土居注終】
-
26
名前：土居智和
投稿日：2014/10/15(水) 22:56:29
- 平成23年度36、リンク切れ
36.21年度18番と一緒
平成21年度18
18．画像の疾患に関して誤りはどれか。
肝内胆管が拡張し、左右の肝内胆管の合流部で造影が切れている写真）
(1) 肝内胆管の拡張を認める。
(2) 総胆管の拡張を認める。
(3) 胆嚢癌は否定的である。
(4) 膵頭部癌は否定的である。
(5) 本検査はMRCPである。
a．(1)(2) b．(1)(5) c．(2)(3) d．(3)(4) e．(4)(5)
＜解説＞
1．○ 画像より。
2．× 左右の肝内胆管の合流部で造影が切れているため。
3．× 胆嚢癌は考えられる。
4．○ 総胆管が拡張していないことより。
5．○ 正しい。
解答 c
-
27
名前：土居智和
投稿日：2014/10/15(水) 23:09:34
- 平成23年度47、図と選択肢欠損、d.34またはe.45またはc.145
47.背部痛を訴えて来院した患者の造影ＣＴを図５に示す。正しいのはどれか？
1.eBakey分類では�況燭冒蠹�する。
2.臓器還流を保つため血圧は高めにコントロールする。
3.心タンポナーデは合併しにくい。
4.痛みは背部から胸部へ移動することもある。
5.緊急手術の適応である。
大動脈解離と考えられる。図がなく型は分からない。
【土居注】
Stanford Aなら、○or×1、×2、×3、○4、○5
Stanford Bなら、×1、×2、○3、○4、×5
心外の選択肢は、a.1、b.2、c.3、d.4、e.5、a.12、b.15、c.23、d.34、e.45、a.123、b.125、c.145、d.234、e.345と決まっている傾向があるので、
あてはまるのは、d.34またはe.45またはc.145
選択肢の組み合わせから、図が推測できないか試みましたが、ダメでした。
【土居注終】
-
28
名前：土居智和
投稿日：2014/10/15(水) 23:15:16
- 平成23年度47、訂正、△aか△d→○aで×d
６．集学的治療に関して正しいものはどれか。
ａ．集学的治療とは、手術、抗癌剤、放射線療法などを組み合わせた治療である。
ｂ．患者やその家族にアンケートを取ると、集学的治療という言葉は正確に認識されている。
ｃ．食道癌に対する根治的放射線化学療法後の癌遺残や再発に対する手術をサルベージ手術と言うが、サルベージ手術は通常の食道癌の手術と合併症の率は変わらない。
ｄ．どの癌種においても、腫瘍の量を減らすために、たとえ癌が遺残するような手術であっても、体力が許せば手術を施行すべきと考えられている。
ｅ．通常、治癒切除できた手術の後に抗癌剤を補助化学療法として使用することはない。
【土居注】
○a
×d 「どの」だけで、国語現代文的に×と確定。具体的には、甲状腺未分化癌で減量手術するの？ 白血病でどこを切るの？
【土居注終】
-
29
名前：土居智和
投稿日：2014/10/15(水) 23:16:38
- ↑は、平成22年度6です。
-
30
名前：土居智和
投稿日：2014/10/15(水) 23:28:46
- 平成22年度12、訂正、○e(4)(5)→○c(3)(5)または△d(3)(4)または△e(4)(5)
１２．正しいものはどれか。
1.食道癌は、日本では欧米に比べ腺癌が多い
2.食道癌は頚部食道に多い
3.食道癌は胃管再建が最も多い
4.アカラシアの手術法としてToupet法がある
5.ヘルニアの手術法としてはNissen法がある
a.(1)(2) b.(1)(5) c.(3)(5) d.(3)(4) e.(4)(5)
＜解説＞
1、× 日本では扁平上皮癌が90％（YN A-22）
2、× 胸部中部食道が最多。
3、× 遊離空腸が第一選択（YN A-25）
4、○ Heller-Toupet法のこと。下部食道筋層切開術。
5、○
解答 e
【土居注】
○3、再建臓器としては胃が最も多く用いられている。[標準外科学第13版478]
△4、出題者はToupet法はGERDの治療法だと言いたかったようですが[標準外科学第13版465]、実は食道アカラシアでもToupet法をやります[標準外科学第13版465]。出題者の脳内では×ですが、標準外科学的には○です。
○5
選択肢が、c(3)(5)とcだけ昔の国試とは異なる選択肢の組み合わせなので、出題者の意図は○c(3)(5)です。
【土居注終】
-
31
名前：土居智和
投稿日：2014/10/15(水) 23:31:19
- 平成22年度34、文字化け、ＭＥＮJIS+2D35→MEN I
３４．膵腫瘍について謝りはどれか。
（４）ＭＥＮJIS+2D35の膵内分泌腫瘍は多発例が多い。
【土居注】
JIS+2D35はローマ数字Iの全角です。
【土居注終】
-
32
名前：土居智和
投稿日：2014/10/15(水) 23:38:15
- 平成22年度36、訂正、d(3)(4)→×4で選択肢該当無し
３６．急性膵炎について正しいものを選べ。
(1)胆石が原因のものが37％である。
(2)CTグレードはgrade1〜5に分類される。
(3)重症膵炎の合併症には早期に臓器不全、後期に感染症がある。
(4)重症膵炎に抗菌薬投与は無効である。
(5)壊死性膵炎は手術の適応外である。
a.(1)(2) b.(1)(5) c.(2)(3) d.(3)(4) e.(4)(5)
＜解説＞
1.アルコールが37%、胆石症24%、特発性23%
2.CTグレードは1〜3
3.正しい
4.正しい
5.壊死性膵炎には、感染性膵壊死と非感染性膵壊死があり、感染性膵壊死は手術適応
解答 d
【土居注】
×(4) 急性膵炎での重症例では、カルバペネム系を予防的に投与する。[病みえ1消276]
【土居注終】
-
33
名前：土居智和
投稿日：2014/10/15(水) 23:39:44
- 平成22年度36、問題文誤字、(1)7~10%→7~10日
３７．膵頭十二指腸切除術に関して誤っているものはどれか。
(1)術後在院日数はHigh-volume center(膵頭十二指腸切除術を年間20例以上施行している施設)では7~10%である。
(2)随伴性膵炎を伴う症例は術後膵液ろうのリスクが高い。
(3)幽門輪温存膵頭十二指腸切除術は悪性疾患には適応外である。
(4)術後の胃排出遅延の主たる原因は胃空腸吻合部分狭窄である。
a)1,2 b)2,3 c)1,3,4 d)1-4全て
＜解説＞
1.？
2.随伴性膵炎を伴う症例は術後膵液漏のリスクは低い
3.胃への直接浸潤がなければ、幽門輪温存膵頭十二指腸切除術の適応
4.正しいと思う
解答 b
【土居注】
文脈から考えて、%は日でしょう。文字自動認識ミス？
問題については吟味していません。疲れた。寝ます。おやすみなさい。
【土居注終】
-
34
名前：6007
投稿日：2014/10/16(木) 00:35:07
- 土居さん、お疲れ様です。
>>15 平成25年度15番、食道癌についてです。
土居さんのご意見を含め検討した結果、解答及び解説に変更はありません。ご指摘頂いたにも関わらず申し訳ありません。
-
35
名前：平成25年15番
投稿日：2014/10/16(木) 07:26:56
- unitの講義でも胸骨後再建術は、本学で行われていないことをかなり強調されていたと思うのですが…
-
36
名前：和泉
投稿日：2014/10/16(木) 08:49:17
- >6007さん
丁寧なご説明ありがとうございます
理解が深まりました
-
37
名前：土居智和
投稿日：2014/10/16(木) 10:05:36
- 平成25年度15、訂正の取消、×c→○c→×c
15．食道癌について正しいものを選べ。
a. 嗄声は必発である
b. 胸部下部食道に多い
c. 表在癌は、深達度が粘膜内に留まるものをいう
d. 再建は空腸を使うことが多い
e. 再建ルートは胸骨後再建が多い
×c. 表在食道癌と早期食道癌を混同していました。
表在食道癌：原発巣が粘膜下層（SM）までにとどまるもの。リンパ節転移の有無を問わない。[病みえ1消33]
早期食道癌：原発巣が粘膜内にとどまる食道癌（EP,LPM,MM）。リンパ節転移の有無を問わない。[病みえ1消33]
-
38
名前：土居智和
投稿日：2014/10/16(木) 10:55:33
- 平成24年度11、解説追加
【設問11】以下の症例について、現在の日本における保険適応なども考慮し、肝移植術のよい適応と思われるものを選びなさい。
a. 58歳男性。C型肝炎、CouinaudのS3に3cmとS2に2cmの肝細胞癌を診断。腹水なし、血清アルブミン値＝3.6g/dl、血清総ビリルビン値＝0.5mg/dl、プロトロンビン活性値＝85%、ICG15分値＝7%、肝性昏睡なし。
b. 45歳男性。C型肝炎、CouinaudのS8に直径5cmの肝細胞癌を診断。腹水あり、血清アルブミン値＝2.3g/dl、血清総ビリルビン値＝2.2mg/dl、プロトロンビン活性値＝50%、ICG15分値＝38%、肝性昏睡なし。
c. 43歳女性。肝炎は認めない。2年前に大腸癌の切除術を受けている。局所再発は認められないが、肝両葉に最大径3cmで計8個の異時性多発転移を認めた。その他に明らかな遠隔転移は認めない。血清アルブミン値＝2.7g/dl、血清総ビリルビン値＝0.6mg/dl、プロトロンビン活性値＝110%、ICG15分値＝9%、肝性昏睡なし。
d. 65歳男性。アルコール性肝障害、CouinaudのS5に3cmとS8に2cm、S2に2cmの肝細胞癌を診断。腹水なし、血清アルブミン値＝1.8g/dl、血清総ビリルビン値＝2.4mg/dl、プロトロンビン活性値＝60%、ICG15分値＝35%、肝性昏睡なし。アルコール摂取は減量できており、一日一合程度である。
肝癌と肝移植[病みえ1消238,241]
まず肝障害度をまとめてみます。
a. 肝障害度はA（腹水なし A、血清アルブミン値＝3.6 A、血清総ビリルビン値＝0.5 A、プロトロンビン活性値＝85% A、ICG15分値＝7% A）
b. 肝障害度はBorC（腹水あり BorC、血清アルブミン値＝2.3 C、血清総ビリルビン値＝2.2 B、プロトロンビン活性値＝50% B、ICG15分値＝38% B）
c. 肝障害度は不明（腹水不明 ?、血清アルブミン値＝2.7 C、血清総ビリルビン値＝0.6 A、プロトロンビン活性値＝110% A、ICG15分値＝9% A）
d. 肝障害度はB（腹水なし A、血清アルブミン値＝1.8 C、血清総ビリルビン値＝2.4 B、プロトロンビン活性値＝60% B、ICG15分値＝35% B）
そして
×a. 肝障害度はAなので、肝切除のみで肝機能は足りる。肝移植は必要なし。[病みえ1消238]
○b. 肝障害度がBとすると肝移植は必要ない。肝障害度がCとすると腫瘍単発で腫瘍径5cmなのでミラノ基準を満たす。[病みえ1消238,241]
×c. 肝移植の適応疾患は、悪性腫瘍では肝細胞癌（と肝芽腫）のみ。大腸癌→肝転移に適応は定められていない。[標準外科学第13版611]
×d. 肝移植の適応疾患にアルコール性肝障害は含まれているが[標準外科学第13版611]、禁酒できていないのでダメ。
-
39
名前：井田
投稿日：2014/10/16(木) 11:56:32
- 平成25年問21
胃十二指腸潰瘍穿孔との前提のもとに
選択肢eに関して
Year note 2015 A-44頁
◆TOPICS◆
●消化性潰瘍穿孔例、特に十二指腸潰瘍穿孔例に対しても有効な抗潰瘍薬や抗菌薬の開発によって、従来の定型的手術は施行されなくなっている。穿孔例への手術方法として最近は穿孔単純閉鎖と大網補填術がしばしば腹腔鏡下、開腹下に施行される。
消化性潰瘍診療ガイドライン（2009年）
胃十二指腸潰瘍穿孔に対しては、発症後時間経過が長い、腹膜炎が上腹部に限局しない、腹水が多量である、70歳以上である、重篤な併存疾患がある、胃内容物が大量であるとき、に手術移行例が多い。（122頁）
先行性十二指腸潰瘍に対する術式では、広汎異説所に比し、単純閉鎖＋大網被覆術が勝っているという報告が海外からも日本からも存在した。小切開開腹法と腹腔鏡下手術とでは同等の成績であり、ともに推奨される術式である。（130頁）
選択肢bに関して
Year note 2015 A118頁
急性汎発生腹膜炎：腸管穿孔・炎症波及などによる広範な腹膜炎である。
以下省略
問題文中に“腹部全体に激しい痛み“とあることから限局性の急性腹膜炎にとどまらず、急性汎発生腹膜炎を来たしていると考えてよいと思われる。
指摘ありがとうございました。
-
40
名前：6054
投稿日：2014/10/16(木) 13:55:34
- 平成24年度27、土居注誤字修正、術中保存→術中保温
×d. SSI発生予防対策に術中保温あり。[標準外科学第13版153表13-3]
-
41
名前：土居智和
投稿日：2014/10/16(木) 19:53:34
- 平成25年度50、解説の訂正、答えは○c→○eのまま
c：経胸壁心エコーでは不十分なので必ず経食道心エコーを行う
△c 経胸壁心エコーで大動脈解離と確定診断して良い。
↓
△c 経食道心エコーは必須ではない。経胸壁心エコーや造影CTでも事足りる。
経胸壁心エコーは大動脈解離は確定できません。大動脈解離の確定診断は、造影CT、MRI、経食道心エコーです。
経食道心エコーなら大動脈弁逆流や心タンポナーデの確認が経胸壁心エコーよりも確実にできますが、経胸壁心エコーでも十分可能です。
では経食道心エコーはしないのかと言えば、実際のところは知りません。
-
42
名前：浦
投稿日：2014/10/17(金) 07:16:03
- 平成23年度25に関して。
今更ですが、こんな論文を見つけました。
http://gazo.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/gakui/cgi-bin/gazo.cgi?no=118346
要点だけ書くと、一回換気量の低下による肝離断中の出血の抑制に関する無作為化比較試験を行って、結論は換気量の低下は出血の減少に寄与しなかったそうです。
そもそもこのような試験が行われるということは、1回換気量増加で出血が減少することはないのかなと思います。
中心静脈圧もなんとなく上がりそうな気がするし…
-
1
名前：管理人
投稿日：2014/09/22(月) 17:29:47
- 歯科の情報を書き込んでください。
-
2
名前：管理人
投稿日：2014/09/22(月) 18:56:08
75．Re: 歯科口腔外科学
名前：遠藤 日付：2014/9/10(水) 13:18
形式(過去と全く同じ)
5択×12問 各5点
筆記×2問 各20点
100点満点 1時間 の試験です。
•基本的に過去問もしくは改変問題
•過去5年分見といて〜選択筆記共に！
•筆記はしっかり書いてね！
※ただし山はって的外れなこと書いたら点あげてないよー
•落とすつもりないから簡単にしてるつもり。
•12問目はいつも医事紛争(法律関係)
※常識で取れるレベルだよ
以上三宅先生からです。
最小限の努力で受からせるつもりで居てくださってるので
過去問やったらいいかな、と思いました！
-
3
名前：6054土居智和
投稿日：2014/10/10(金) 10:46:26
- 平成25年度5、one bestなら○b
5. 歯周病について主な原因となるものはどれか
a. 食物残渣
b. 口腔細菌
c. 歯ぎしり
d. 舌苔
e. 不規則な食事
選択肢に「全て」があれば「全て」ですが、one bestなら○bです。
選択肢を見て臨機応変に対処してください。
ちなみに、歯科医師国家試験では「全て選べ。」と正解肢数を指定せずabcdeそれぞれの選択肢に○×をつけさせる凶悪な出題形式があるそうです。
-
4
名前：土居智和
投稿日：2014/10/12(日) 15:12:43
- 過去6年分の記述問題です。
平成25年度 問題2
歯性感染症について起炎菌、症状、診断、治療、予後等について述べよ。
平成25年度 問題3
歯原性腫瘍について、分類、特徴、診断、治療法、予後について知るところを述べよ。
平成24年度 問題2
エナメル上皮腫について、分類、特徴、診断、治療法、予後等について知るところを述べよ。
平成24年度 問題3
歯および歯の支持組織を図解し、歯の萌出、交換について知るところを述べよ。
平成23年度 問題2
歯性感染症について、成因、病態、症状、主な起炎菌、治療法、予後等に知るところを述べよ。
平成23年度 問題3
歯原性腫瘍の分類とエナメル上皮腫について診断、特徴、治療法、予後等について知るところを述べよ。
平成22年度 問題2
顎変形症について、分類、特徴、診断、治療法について知るところを述べよ
平成22年度 問題3
歯性感染症について起炎菌、症状、診断、治療法、予後等について述べよ。
平成21年度 問題2
歯の発育について、乳歯の萌出、乳歯の歯列完成、永久歯への変換、永久歯列の完成について知るところを述べよ。
平成21年度 問題3
（省略されました・・全てを読むにはここを押してください）
-
5
名前：遠藤
投稿日：2014/10/13(月) 10:33:32
- H25-6 解答C に訂正お願いします。
解説はH23-2を参考にして下さい。直前の訂正になってしまい申し訳ないです。
-
1
名前：管理人
投稿日：2014/09/22(月) 17:29:17
- 泌尿の情報を書き込んでください。
-
2
名前：管理人
投稿日：2014/09/22(月) 19:00:40
61．Re: 泌尿器科学
名前：D班 日付：2014/9/8(月) 14:32
泌尿器は落とすような試験ではなく、国家試験の問題やクエスチョンバンクの問題、過去問をやればいけるらしいです！授業を聞いていたらできるレベルと言っていました！
無理難題では無さそうなので、白本、クエバンでいけそうです！国試の勉強もかねられそうです！(^o^)/
-
3
名前：浦
投稿日：2014/10/08(水) 21:52:20
- 平成25年度の1番、解答はa,eです。訂正遅くなってすみません。
-
4
名前：6045
投稿日：2014/10/09(木) 15:40:56
- 20. 腎盂尿管癌について誤っているものを2つ選びなさい。
a. 悪性度が低く腫瘍が小さい場合、内視鏡を用いたレーザー焼灼術も選択肢の１つである。
b. 血尿あるいは背部痛で発見されることが多い。
c. 尿管鏡検査は腫瘍を播種させる可能性があり禁忌である。
d. 病理学的には腺癌が最も多い。
e. 腎盂尿管癌術後に膀胱癌が15〜50%発生する。
-
1
名前：管理人
投稿日：2014/09/22(月) 17:28:02
- 臨検の情報を書き込んでください。
-
2
名前：管理人
投稿日：2014/09/22(月) 18:53:02
- 32．Re: 臨床検査医学
名前：6098吉本 日付：2014/9/3(水) 21:12
指揮をとるのは井町仁美先生。
その他の作問者は
村尾先生(内分泌代謝)、永田宙生先生(内分泌代謝)、高畠渉先生(循環器)
また検査部の方々も作問するようです。
難易度：国試より難。
範囲：内分泌代謝や検査だけでなく、内科一般の知識など幅広い
対策：「プリントだけでは落ちます。教科書もしっかり読むこと。」
「隠してるけど過去問持ってるんでしょ？過去問もしっかりね。」
という井町先生のお言葉でした。
重箱の隅をつつくような問題ではなく、
重要な事柄に関してさらに突っ込んだ問題を作るような話し方でした。
ちなみに、今年も内分泌代謝の問題は臨検、１内どちらも出ます。
１内は村尾先生が担当らしく「みんなが解けるような簡単な問題にする」と仰っていました。
臨検は井町先生が担当なので難しいようです。
72．Re: 臨床検査医学
名前：6094山本 日付：2014/9/9(火) 20:52
高畠渉先生(循環器)にお話を聞きに行ったところ
・先生が担当されるのは2問
・1問は心電図の基本的な読図問題を出題
（省略されました・・全てを読むにはここを押してください）
-
3
名前：6099 渡部太輔
投稿日：2014/09/28(日) 19:10:33
- 257ページの49番ですが、QB2014G-50に同じ問題があります。僕の解説より、そっちを参照してみて下さい。
調べてなくて、申し訳ありませんでした。
答え自体は変わりません。
-
4
名前：6099 渡部太輔
投稿日：2014/09/30(火) 17:55:12
- 去年の過去問ですが、42〜49は全てQB2014Gの問題でした。参考までに、参照ページを載せておきます。
42-302ページ
43-274ページ
44-267ページ
45-299ページ
46-229ページ
47-212ページ
48-261ページ
49-50ページ
QBを解くのが、かなりいい対策になると思います。解答に関しては、QBと同じで、変更点はありません。
-
5
名前：6094
投稿日：2014/10/04(土) 08:19:46
- H25の問題14ですが、解答aとしていますが、おそらくは解答bです。
解説内容はそのままです。
-
6
名前：6094
投稿日：2014/10/04(土) 16:27:07
- H25年問18の解説中の自己免疫性膵炎は自己免疫性肝炎の間違いです。
すみません。
-
7
名前：6098 吉本
投稿日：2014/10/04(土) 19:34:18
- 毎年出ている喀痰Gram染色の問題(H25年度28番など)にある、Miller&Jones分類やGeckler分類ですが、
臨検ポリクリでもらった「グラム染色によるアプローチ」というクリーム色の小冊子に写真付きで解説があります。手の平くらいの大きさの冊子です。
大したこと書いてないですが、写真があるので覚えやすいかもです。
また、輸血関連の問題(H25年度31〜35)は、今年の6/30の今滝先生の医療統合講義のレジュメから出ているものと思われます。なので持っている人いたら確認してみてください。
-
9
名前：土居智和
投稿日：2014/10/05(日) 23:55:32
- 平成23年度25、訂正、△a→×c
25. 症候・疾患と診断に有用な生理機能検査の組み合わせで間違っているものを選べ。
a. 狭心症 - 心電図
b. 失神 - ホルター心電図
c. 筋ジストロフィー - 筋電図
d. 閉塞性動脈硬化症 - 脈波測定
e. 十二指腸潰瘍（H. pylori感染） - 尿素呼気試験
×c 筋電図ではなく、針筋電図。
平成22年度30、訂正、×b→×c
25. 症候・疾患と診断に有用な生理機能検査の組み合わせで間違っているものを選べ。
a. 心雑音 - 心臓超音波検査
b. 不整脈 - ホルター心電図
c. 筋ジストロフィー - 筋電図
d. 閉塞性動脈硬化症 - ankle brachial pressure index (ABI)（脈波測定）
e. 胃十二指腸潰瘍（Helicobacter pylori感染） - 尿素呼気試験
×c 筋電図ではなく、針筋電図。
-
11
名前：6026
投稿日：2014/10/08(水) 12:43:16
- 26.欠乏すると血栓傾向になるのはどれか。
a.アンチトロンビン
b.フィブリノゲン
c.プロテインC
d.プロテインS
e.プロトロンビン
-
1
名前：管理人
投稿日：2014/09/22(月) 17:28:32
- 眼科の情報を書き込んでください。
-
2
名前：管理人
投稿日：2014/09/22(月) 19:03:04
36．Re: 眼科学
名前：6038斎藤 日付：2014/9/4(木) 17:42
問題作製を統括する白潟先生と事務の方に聞いてきました。
形式は例年通りで、全50問です。
医局員10人くらいで5問ずつ担当するそうです。
今年就任した教授も5問分、総論を担当するそうです。他にも新しく作製担当になる若い先生がいますが、基本は過去問をやっていれば大丈夫ではないかと思います。
-
3
名前：white stone
投稿日：2014/10/03(金) 22:03:24
- 訂正です。
22ページの35番、いろいろ間違ってます。
まず、a〜eの選択肢を作り忘れています。前ページの34番と同じ選択肢で、かつ解答がaとなります。
その前の年の35番(48ページ)と全く同じ問題ですので、そちらを見ていただければ…
また、19ページの31番、主語が抜けてます。
緑内障について、正しいやつ。
です…
ご迷惑おかけします。
-
4
名前：6038
投稿日：2014/10/04(土) 13:46:47
- 問題担当者から訂正です。
25年度問19の選択肢(1)の虹彩部は交叉部の間違いだと思います。すみません。
-
5
名前：6033
投稿日：2014/10/04(土) 20:43:25
- 25年12番(9ページ)の訂正です。
ｅ1〜4のすべて
ではなく、
a134
が正しいと思われます。
硝子体出血
クモ膜下出血や頭蓋内出血による急激な頭蓋内圧亢進により網膜中心静脈が圧迫され、その結果、静脈圧亢進による網膜毛細血管や小静脈の破裂を引き起こして網膜出血や乳頭出血、大量の出血の場合は硝子体出血をもおこす。
…のですが、硬膜下出血を硝子体出血の原因とする文献は見当たらず、また脳表の出血による網膜中心静脈の圧迫も考え難いので
おそらくひっかけだろうと(例年は「くも膜下出血」となってます。)
ご指摘あればよろしくです！
-
6
名前：6054土居智和
投稿日：2014/10/06(月) 10:47:46
- 平成23年度47、訂正、○e→○d
平成22年度50、訂正、○e→○d
平成23年度47、訂正、○e→○d
47. 外眼筋と作用の組み合わせで正しいのはどれか？
a. 上直筋・・・外方回旋
b. 下直筋・・・内方回旋
c. 上直筋・・・外転
d. 下直筋・・・内転
e. 下斜筋・・・内方回旋
平成22年度50、訂正、○e→○d
50. 外眼筋と作用の組み合わせで正しいのは？
a. 上直筋 - 外方回旋
b. 下直筋 - 内方回旋
c. 上直筋 - 外転
d. 下直筋 - 内転
e. 下斜筋 - 内方回旋
外眼筋と眼球運動。[標準眼科学第11版281図19-13]
内直筋 内ひき（内転）
外直筋 外ひき（外転）
下斜筋 上ひき（上転）外方回旋（外転）
上斜筋 下ひき（下転）内方回旋（外転）
上直筋 上ひき（上転）内方回旋（内転）
下直筋 下ひき（下転）外方回旋（内転）
なので、×a ×b ×c ○d ×e
回旋運動の外旋・内旋の定義は、Google先生の画像検索などで。
昔、解剖の三木先生が、とある教科書は間違い云々言ってた気がします。
-
7
名前：6054土居智和
投稿日：2014/10/06(月) 16:08:10
- 平成22年度50は、訂正不要でした。○dです。
-
8
名前：25年度47番
投稿日：2014/10/07(火) 08:48:58
- パッチテストはアイパッチのことなのかなぁ、と思いました！
-
1
名前：管理人
投稿日：2014/09/22(月) 17:26:55
- 放治の情報を書き込んでください。
-
2
名前：管理人
投稿日：2014/09/22(月) 18:54:56
- 52． 放射線腫瘍学（放射線治療科）の卒試について
名前：A班 日付：2014/9/7(日) 16:8
柴田先生に聞きに行きました．試験問題はすべて柴田先生が作成するようです．
詳しい試験情報を送ってくださったので最後に原文のまま載せておきますが，長いので要点を書いておきます．
1．形式はおそらく去年と同様で，選択問題と記述問題の両方あり
選択問題については新作もあるかもしれませんが(過去問があてにできないため)，記述はおそらく去年とほぼ同様のテーマだと思います．
記述のキーワード：『放射線の生物学的効果』， 『物理的な作用・性質』， 『放射線感受性を支配する要因』， 『4つのR』，『放射線治療の治療可能比』， 『線量効果関係』， 『高精度放射線治療（IMRT や定位照射など）』， 『重粒子線治療』， 『肺癌，乳癌，食道癌，子宮頸癌，前立腺癌の標準治療と放射線治療の適応』
IMRTは2014年6月から香大でも使えるようになったので，少し復習しといたほうがいいかもしれません．
2．試験情報についてはこれ以上のことは教えませんとのことです．．．．(> <)
-
3
名前：管理人
投稿日：2014/09/22(月) 18:55:09
- 以下は柴田先生からのメッセージです．
平成26年9月7日
香川大学医学部 6年生各位殿
放射線腫瘍学（放射線治療科）の卒業試験についてご連絡致します．
日時：10月2日，13：30開始（75分間）
形式：選択式問題（「正答選択」「空欄補充」など複数形式），記述式問題（２題）
＊当然ですが，持ち込み不可（タブレット，辞書も不可），不正行為には厳正に対処
します．
（試験の形式／内容／ご準備について＋雑感）
諸君の大半は『臨床医』となられるものと推察します．本邦では現下，国民の2人に1人が『がんに罹患』する時代であり，如何なる診療科を志すのであれ『悪性腫瘍』を理解しその『治療』に関わることが重要な診療業務の一端となる筈です．
小生としては，少なくとも諸君が有用な臨床医となるために『がん』の本質やそれに対抗する有力な手段たる『放射線治療』の要点を理解して，卒業されるよう求めたい．
これらのことが，小生が卒試を行う理由です．
（本音を言えば，香川県では―日本全体を見ても―『放射線治療』を専門とする人材が極めて不足していますので，一人でも多くの若手が『当分野』に参入し活躍してくれるよう奨めますが，，，）
当科の卒業試験はいわゆる選択問題だけでなく，「記述問題」の出題を特色といたします．実習中に何度も強調した通り，各種の医学的主題に対して『説明できる』『述べることができる』能力を有するか否かは，諸君の将来において極めて重要です．諸君が科学理論成立の『過程』やその合理的な『解釈』，科学的真実相互の関係性の『理由』を現実の問題に照らして処理し，自分の一部として活用することが，物事の真偽を見極める必要に迫られた時に必要と思うからです．
従って，そのような準備をされるよう期待します．いわゆる国試向けの『イヤーノート』などのまとめ本での学習は，今回の試験準備に限っては残念ながら「無用~的外れ」と思います．試験内容は『医学実習I（5 年）』および『医学部での講義（3~4年）内容からの出題』が主体です．勿論，小生のオリジナル問題です．難問や奇問は出ません．小生の性格や考えを少なからず御存知なら，過去問も当てにしないよう．
試験問題のレベルは『放射線医学に関する教科書』『実習／講義で配布した資料や討論の内容』，グループ内で『学習したレポート』で十分理解可能な範囲内です．基本知識が復習整理され／説明可能な状態で／考察する能力があれば，必ず解ける程度の難易度です．
(1) 総論・基礎的事項として『放射線の生物学的効果』，『物理的な作用・性質』，『放射線感受性を支配する要因』『４つのR』などは必ず身に付ける必要があります．準備としては，『講義プリント』を元にして，学生向け教科書（例えば『標準~』や『必修~』など）の放射線腫瘍学に関する総論の章を熟読されるよう推奨します．後の国家試験対策としての知識の確認にも資すると思います．
(2) 臨床医学の基本（原理・原則）として，『医学実習I』で議論した通り，『放射線治療の治療可能比』や，『線量効果関係』について説明できることが重要と思います．これらについて，（小細胞肺癌や声門癌など対象は何でも良いが）具体的な疾患に当てはめて説明できるでしょうか？
(3) いわゆる外部照射や小線源治療などの『方法や適応』についても実習内で説明しましたので，復習しておいて下さい．
また，科学技術の進歩により，医療はどんどん変革を遂げています．特に，『高精度放射線治療（IMRT や定位照射など）』がこれからは広く応用されるようになってくる時代です．それらの特徴や利点について，諸君が，がん患者さんから問われた時に『一人の臨床医として』教えてあげられますか？（重）粒子線についても一定の知識を得ておくべきかと思います．
(4) 各論的には『臨床実習の課題』でも取り上げた代表的な癌（肺癌，乳癌，食道癌，子宮頸癌，前立腺癌など）について『放射線治療の適応，方法や治療成績』なども再度学習して下さい．少なくともレポートを再読し（必要に応じて上記の教科書の各論の一読を），重要事項を再確認の上，『標準治療とは何か？』という記述式出題に対応できる様に準備して下さい．
諸君の奮闘を心より楽しみにしています．
放射線治療科 柴田 徹
（医局6F／617号室への訪問やご連絡，見学や研修に関する相談などは随時可能ですが，今回の試験に関しては，これ以上の情報提供はありません．苦情も受け付けません．）
-
4
名前：管理人
投稿日：2014/09/22(月) 18:55:45
- 54．平成25年 <3> e
名前：A班 日付：2014/9/7(日) 16:16
<3>
e. 退形成性星細胞腫の5年生存率は膠芽腫よりも高い．
解答：正
訂正をお願いします
66．放射線治療計画ガイドライン 2012
名前：A班 日付：2014/9/8(月) 22:49
ポリクリの時に強制的に貸し出された
「放射線治療計画ガイドライン 2012」が
JASTROのHPから無料でDLできますのでガチの方はどうぞ
放射線治療計画ガイドライン2012 pdf
http://www.jastro.or.jp/guideline/child.php?eid=00007
76．子宮頚癌
名前：A班 日付：2014/9/10(水) 22:5
http://www.nirs.go.jp/hospital/general/general_01d.shtml#02
外部照射、腔内照射の図や詳細が載っているので、
よかったら参考にしてみてください。
-
5
名前：A班
投稿日：2014/09/29(月) 17:10:23
- ユニットのレジュメを、onedriveのポリクリA班にupしてます！
必要な方は、参考にして下さい。
-
6
名前：土居智和
投稿日：2014/09/30(火) 01:14:17
- 放射線治療_2014_スーポリ資料_1.pdfの問題は、すべて昔々の国試の過去問のようです。
ポリクリの時に配布された同様の問題には、問題右に○2ケタ(62-75)の数字があり、どうもこの数字は国試の回数を表すようです。
QB2014、QB online、QB2008を調べてみましたが、解説を手に入れたのは以下の3問のみです。古すぎ。
【3】=67B24
67B24改変
頭頸部に原発する腫瘍の放射線治療について誤っているのはどれか．
ａ 口腔癌では外部照射と組織内照射が主となる．
ｂ 上咽頭癌では外部照射と手術療法が主となる．
ｃ 下咽頭癌では外部照射と手術療法が主となる．
ｄ non-Hodgkinリンパ腫ではWaldeyer輪全体を照射野に含める．
ｅ 喉頭癌の根治照射量は単純分割60〜70Gy（グレイ）である．
[QB2014非掲載]
［正解］
b ＊＊ (正答率: データなし)
解法の要点
頭頸部の放射線治療についての一般的事項に関する問題．
選択肢解説
○ａ 舌癌，口腔底癌，歯肉癌などである．
×ｂ 解剖学的に困難なため原発巣の手術は行われず，外部照射が主体となる．
○ｃ ただし上咽頭癌と比べ感受性は低い．
○ｄ non-Hodgkinリンパ腫ではWaldeyer輪初発が多い．
○ｅ ただし原文ではラド（rad）の旧単位で出題されており，現行単位は60〜70Gy（グレイ）である．
【17】=75B31
75B31改変
放射線治療で全脳照射が適応となるのはどれか．2つ選べ．
ａ 小児急性リンパ性白血病
ｂ 松果体腫（胚芽腫）
ｃ 頭蓋咽頭腫
（省略されました・・全てを読むにはここを押してください）
-
7
名前：土居智和
投稿日：2014/09/30(火) 01:31:17
- 放射線治療_2014_スーポリ資料_1.pdfの問題の元ネタの続きです。
Success'13 Minor Level I+II GREEN 10 Radiology & Anesthesiologyに、QBにない解説がありました。
【4】=75B35
【9】=71B38
【18】=75B32
-
8
名前：スーポリのときの話
投稿日：2014/09/30(火) 08:47:14
- 参考になるのか分からないのですが、スーポリで回っていた時に柴田先生と卒試の話をしていたときの
内容です。
すでに先生のメッセージの中にもあるのですが、過去問は絶対に使わない、それが俺のポリシーや！と
おっしゃっていました*
あと、今年は筆記に症例を提示して、それについて説明しなさいっていうのを出そうかな、とも言われていました。
過去問とかぶっている内容もありますが、筆記、選択問題とも先生のメッセージにそって勉強したほうが良いのかなぁと思いました。
あと、再試験は、口頭試問で、去年はみんな勉強してたから6割超えてたけど、6割をきっていたら落とすよ、とおっしゃっていました。
以上です*
6月のことなのでもしかすると先生の気が変わっているかもしれないので、参考程度に読んで下さい…(>_<)
-
9
名前：土居智和
投稿日：2014/09/30(火) 18:29:35
- 平成23年50、訂正、×d→×b
50. 転移性骨腫瘍について、間違っているものはどれか。
a 原発巣は乳癌、前立腺癌、肺癌が多い。
b 放射線治療は治癒を目的に行われることが多い。
c 放射線治療は疼痛緩和に有効である。
d 放射線治療は脊椎転移の脊髄圧迫による麻痺の予防、改善を目的に施行される。
e 放射線治療は四肢骨転移に対する骨折予防を目的に施行される。
骨メタ疼痛緩和目的の放射線治療。[レビューブックマイナー第5版X-37、標準放射線医学第7版799]
dを積極的に×にする理由が見つかりません。
bの「治癒」を「根治治療」と解釈するなら×。
○ eは、骨メタに放射線を当てると骨折予防にもなるそうです。姑息ですが。[標準放射線医学第7版800]
-
10
名前：土居智和
投稿日：2014/09/30(火) 22:03:19
- ↑は放射線診断科の問題の誤爆でした。すいません。
-
11
名前：6099 渡部太輔
投稿日：2014/10/01(水) 13:59:12
- 放射線治療のシケプリありがとうございます。非常に助かってます。
それに関して、少し疑問点があるので投稿させていただきます。
『放射線の生物学的効果』については、標準放射線医学の724ページを見る限り、放射線生物のセクションの所に、放射線に対する細胞の反応(間接作用や直接作用のこと)の話があるので、そのことを書くべきなのかと思います。その他、生物学的効果比(BRE)のことなどを、標準放射線医学に沿って付け加えるべきなのかと思います。
『放射線の物理学的な作用・性質』についても、同様に標準放射線医学の722ページを見てみると、放射線物理のセクションには、放射線治療でもちられる放射線の種類や、LET、深部線量百分率曲線についてのことなどが書かれているので、これらのことを書くべきなのかと思います。
-
12
名前：和泉
投稿日：2014/10/01(水) 15:22:18
- ご指摘ありがとうございます。
物理的/生物的作用の線引きについては難渋しておりました。
標準に記載があるなら、そちらに合わせるのが良いと思います。
-
13
名前：渡& ◆cv0jDlE2iA
投稿日：2014/10/02(木) 00:18:45
- ブランド コピーiphone6 ケース
http://www.appa.org/vote/iphone6case.htm
スーパーコピー 財布
http://www.princetonhistory.org/newsite/LouisVuitton-brand.html
ブランドコピー
http://www.pkal.org/places/rakuten_brand_jp.html
-
14
名前：A班
投稿日：2014/10/04(土) 09:40:29
放射線治療の結果と講評です
みんな通ったみたいです(*^_^*) o(^o^)o d(^O^)b
平成26年10月3日
香川大学医学部 平成26年度 6年生各位殿
放射線腫瘍学(放射線治療科)の卒業試験に関して連絡，講評します．
日時：10月2日(75分＋ロスタイム15分)，99名の参加者にて実施しました．
最高得点：90点，最低点：60点(平均点は73．1でした)
昨年の問題が易しすぎた反省から，今年は少し難しくしましたので，平均点は下がりましたが，得点の調整などは行いませんでした．
結果としては，参加者全員を合格と判定致しました．おめでとう．
前半の問題は授業の資料や教科書の基本的事項をアレンジしたものであり，比較的易しかったのではと思いました．特に，正誤判定問題では，全体に高い正答率を示しました．それなりに各自が真面目に復習してくれたことの反映と感じました．しかし『前立腺癌の小線源治療の線源が125-I』や『乳房温存療法の接線対向二門照射』をまだ間違う方が居られましたので驚きました．少なくともこのような基本事項は落とすのは御法度です．
『確率的影響／確定的影響』と答える問題では，殆どの方が正解しました．最後の空欄の答は『線形閾値なし(LNT)モデル(または閾値なし直線モデル)』ですが，正解者は数える程でした．難しかったですか??『福島の事故』以降の発癌リスクの文脈で，新聞テレビなどで何度も言及されていたので流石に御存知の筈と想定しておりましたが，ちょっと残念な結果でした．
記述式問題に関しては，(自分で選択できる)自由度を与えたのは優しすぎたかも知れません．『4R』の選択者が最多でした．『IMRT』についても勉強してくれてありがとう．肺癌，乳癌，前立腺癌などは医師になったら，何度も必要となる必須の知識です．各自よく準備されていたことがうかがわれる様な良い答案が殆どでした．
論文読解問題は如何でしたか?感想欄には『英語問題』であったことへ賛否が割れておりましたが，このぐらいは何とか自力で咀嚼して下さいね．単に暗記の能力(知識の有無)を問うよりは，頭を少し使うぐらいが良いのではありませんか?それなりの意義はあったのかなと愚考します．乳房切除後の放射線治療(胸壁＋鎖骨上窩照射)に関しては，従来まではリンパ節転移4 個以上でのみ有用とされていました．今回取り上げた最新のエビデンスにより，『陽性リンパ節の個数にかかわらず長期生存率の有意な上昇が明確となった』ことで，『標準治療』が書き換えられることと成るでしょう．つまり，この論文はgame-changing であり，今後の乳癌治療のあり方に大きなインパクトを与えることとなります．当方では，追試験の該当者が出ることも想定して準備をしておりましたが，どうにか不要となり嬉しい誤算です．この度の諸君のご協力の御蔭と感謝致します．来年以降も，可能な限りオリジナル問題で，記述／思考力評価主体の方針で進めたいと思います．
-
15
名前：A班
投稿日：2014/10/04(土) 09:41:00
- 当科の医学実習の改善を求めるご意見も頂きました．当科の人手不足(小生の他
は助教が2人のみで，小生の授業や実習中は外来が無人になることも稀でなく，ヒヤヒヤしています)のため，残念ながら時間数の増加や内容の充実は，現時点
では事実上不可能です．(我と思わん方は当科へ入局して助けて下さい)
また，がん治療に興味があるとのコメントも散見され，心強い限りです．今年は
君たちの母校で待望の「IMRT」が開始された記念すべき『元年』になりました．益々，高精度な技術で患者さんを幸せにできるよう努めたいと思います．高精度
放射線治療にご興味があれば，研修や見学などのご希望は随時承ります．単に酒を飲んで話をしたいとの相談でも受けましょう．遠慮なく．
医学の修行を登山に似たものと仮定すると，我々教育者の役割は単なる登山ガイドに過ぎません．単にガイドの後をついて登るだけでは，山頂に辿り着くことはできても，諸君はおそらくその道の極意に精通することはできず，知識や技術の深まりも乏しいままです．自分自身で地図やコンパスを駆使し，風向きを感じ，天候を読み，自分のコンディションや同行者の予備力にも配慮しつつ，最終的に独力で目的を達成しなければ本物の登山者になれないのでしょう．あらゆる事例に対して「何故だ?!」と常に原因や理由を追及すること，その根拠を求め，理論を探るために成書を熟読し，定説を学び，またそれを打破すること，また自己のみならず他者とも広く議論し，自分自身の頭で得心することのみが学問における正当な行為と思います．
「一生懸命に本を読んでもすぐに忘れてしまう」とのご意見もあるでしょう，忘れることは当然です．それで良い．しかし一旦登った山の情報は，もう一度登ろうとした時に必ず蘇ってきて生きて来ます．(がんばって獲得した／生きた知識は本当に必要な時には必ず蘇ります．あるいは必要に駆られて2回目に学習するときは遥かに容易に到達できるのではないでしょうか?)
国試の準備に関して焦りを感じている様なコメントも書かれており，少し気になりました．あの様な試験は，人並みにやっておれば，普通に合格する筈です．(だって8−9割以上の人が合格するのでしょう?そんな高い合格率の試験なんて滅多にありませんよ．)とは言え，国試の直前は過去問の復習に専念して暗記事項の穴が無いようにして下さいね．過去問の丸覚え上等です．医者になってからの能力とは全く別物です．あの様な試験は，最終的には受かったら勝ちですからね．
残りの卒試もがんばって下さい．ご健闘を心よりお祈りしています．
文責：放射線治療科 柴田徹
-
1
名前：管理人
投稿日：2014/09/22(月) 17:27:32
- 放医の情報を書き込んでください。
-
2
名前：管理人
投稿日：2014/09/22(月) 19:01:07
59．Re: 放射線医学
名前：t 日付：2014/9/8(月) 2:9
形式は例年通りです。
40点満点の＋出席点、ポリクリ時の試験点など。
先生が数人で作ってるらしく、過去問とあまり変えてない先生もいるらしいので過去問を解いておくのも大事かと思います。
全ての問題は標準放射線医学を基にして出題されているようなので、それで勉強すればいいとのことです。
-
3
名前：土居智和
投稿日：2014/09/29(月) 23:06:54
- 平成25年度4、訂正 ×c→×d
4. CT検査について、次のうち誤っているのはどれか。
a. 一般撮影よりもコントラスト分解能が高く、異なる組織の識別が容易である。
b. 空間分解能は一般撮影よりも悪いが、画像の再構成を行うことで向上させることができる。
c. 出血は高吸収値を示すことが多いが、CT値が100HUを越えることはない。
d. 水と脂肪では脂肪の方がCT値が高い。
e. 部分容積効果により出血と石灰化の判別が難しくなることがある。
×→○ c. 脳出血は30〜90 HU[レビューブックマイナー第5版X-8]。標準放射線医学では血液は50〜80 HU[標準放射線医学第7版14図2-11]。
○→× d. 脂肪は-40〜-100 HU[レビューブックマイナー第5版X-8]または-40〜-100 HU[標準放射線医学第7版14図2-11]。水は0 HUと定義。
-
4
名前：土居智和
投稿日：2014/09/29(月) 23:23:51
- 平成25年度10、訂正 a,b,c→a,b,e
10. 髄膜腫の好発部位はどれか。3つ選べ。
a. 嗅窩
b. 側脳室
c. 鞍結節
d. 視床下部
e. メッケル腔
病みえ7神431に、好発部位にa.嗅窩とc.鞍結節の記載あり。
e.メッケル腔は三叉神経節の周囲の空間のこと[病みえ7神396]。
Google先生曰く、メッケル腔に髄膜腫が発生するらしい。
神経線維腫症2型(NF2)との関連は調べていません。調べる予定もありません。
-
5
名前：土居智和
投稿日：2014/09/29(月) 23:25:54
- 平成25年度10、訂正 a,b,c→a,c,e
です。
-
6
名前：6030
投稿日：2014/09/30(火) 12:08:20
- 平成25年７に関してです。
MRI検査時の鎮静に関する共同宣言より。
緊急事態が発生した場合には隣室などの磁場の及ばない検査室外に患者を素早く移動して、救命蘇生処置を行わなければならない。
とあるので、bが正解なのかなと思いました。
-
7
名前：white stone
投稿日：2014/09/30(火) 15:34:32
- 227ページの8番で
答えがd の視神経膠腫になっていますが、
イヤーノートの稀突起膠腫の欄に、CTで90%以上石灰化像を認める
とあるので、e が怪しいと思うのですが…どうでしょう？
-
8
名前：6020
投稿日：2014/09/30(火) 15:47:34
- 平成25年15番ですが、acではなくcdが正解です。解説はそのままです。すみません。
-
9
名前：土居智和
投稿日：2014/09/30(火) 22:01:54
- 平成23年度50、訂正、×d→×b
50. 転移性骨腫瘍について、間違っているものはどれか。
a 原発巣は乳癌、前立腺癌、肺癌が多い。
b 放射線治療は治癒を目的に行われることが多い。
c 放射線治療は疼痛緩和に有効である。
d 放射線治療は脊椎転移の脊髄圧迫による麻痺の予防、改善を目的に施行される。
e 放射線治療は四肢骨転移に対する骨折予防を目的に施行される。
骨メタ疼痛緩和目的の放射線治療。[レビューブックマイナー第5版X-37、標準放射線医学第7版799]
dを積極的に×にする理由が見つかりません。
bの「治癒」を「根治治療」と解釈するなら×。
○ eは、骨メタに放射線を当てると骨折予防にもなるそうです。姑息ですが。[標準放射線医学第7版800]
-
10
名前：平成25年9番
投稿日：2014/10/01(水) 11:25:53
- 平成25年9
レジメに類皮様嚢腫は小脳橋角部に好発と書いてました。
神経線維腫と神経鞘腫は別物っぽいですね。
-
11
名前：6030
投稿日：2014/10/02(木) 19:30:07
- 標準放射線p217,219より
H25 15
肺水腫は広義間質性肺病変(小葉間隔壁の肥厚)を呈することがあるようです。
なのでaeになるのかなと思われます。
-
12
名前：平成25年11番
投稿日：2014/10/02(木) 21:49:20
- 平成25年11番
レジメによると外眼筋には上眼瞼挙筋も含まれるため7つみたいです。
おそらくBは正解です。上咽頭癌の浸潤経路みたいなんで。明確に通じてると言う記述はレジメにはなかったです。授業の記憶ではつながってるみたいなこと言ってました。
ネッターとか見た感じでは翼口蓋かはいろいろつながってそうです。
人正機とかみたら外眼筋は6つって書いてあるんですけどね…
