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フランス語スレッド (NHK講座含む)

1さーひぶ。:2005/04/21(木) 00:14:37
フランス語(Français)は、旧植民地であった西アラブ(マグレブ)や西アフリカ、
シリア・レバノンに広まっていて、これらの国々をフランコフォニー
(仏語圏)といい、正則アラビア語(フスハー)よりも仏語の方がよく
通ることもしばしばです。またフランスは、アラブ・アフリカ系移民を
欧州で最も多く受け入れていて、イスラーム教が第二の宗教です。

近年、日本を含むフランス語教育界は、これらの仏語圏文化の紹介に力
を入れていて、仏語の教育機関でもしばしばアラブ・アフリカの文化に
ふれることができます。NHKフランス語講座も然り。
ということで、フランス語の総合スレッドを立てました。

NHKフランス語会話(テレビ)http://www.nhk.or.jp/gogaku/french/
NHKフランス語講座(ラジオ)http://www.nhk.or.jp/gogaku/radio/french.html

37さーひぶ。:2008/05/26(月) 00:06:40
【マルジャン・サトラピ監督映画『ペルセポリス』(Persepolis)2007年、フランス】

亡命イラン人女性の自伝漫画を作者自身が映画化して大ヒット中の『ペルセポリス』
を観て来ました。日本では、昨年末に公開されてから異例の大ロングラン中です。
前から観に行きたいとは思っていたのですが、昨今のイランをめぐる国際政治情勢
から何か政治的な思惑があるのでは? そんな先入観があったのも事実です。
それにイランをはじめ中東ものの作品が目白押しなので、全部は観ることはできません。
さしものロングランも上映終了間近なので、観に行きました。

実際に観てみると、杞憂は吹き飛びました。近年まれに見るフランス・アニメの傑作です。

イラン人が描いたイランを主要舞台とする作品ながら、全編フランス語のフランス映画。
設定は、故郷イランに帰ろうかとパリのオルリー空港で迷っている亡命イラン人女性が
故郷イランや留学先ウィーンでの出来事を回想するというもの。
「現在」のオルリー空港のシーンはカラー画面で、回想シーンは白黒という構成になって
います。このようなカラーと白黒を使い分ける技法は、日本でいうと実験的映画の天才・
木下惠介監督(1912-98)が得意とした手法ですが、本作はカラーと白黒を何度も入れ換え、
実に巧妙な構成になっています。そういえば、『キリクと魔女』(Kirikou et la Sorcière)
(1998年、フランス)でもカラーと白黒を使い分けていました。
作風も、いかにも現代フランスのアニメーションで、日本やハリウッドの通俗作品とは
異なる格調の高さを感じさせる作品です。
>>38に続く)

38さーひぶ。:2008/05/26(月) 00:52:33
>>37の続き)
〔あらすじ〕パリのオルリー空港に故郷イランに帰ろうかどうか迷っている女性、
マルジャン・サトラピ(愛称マルジ)がいる。彼女は、故郷イランの事を回想する。
 マルジの少女時代。マルジの祖父は、ガージャール朝の王族でありながら
しかもマルクス主義者だった。レーザー・ハーンがイギリスの後押しで帝位(シャー)
に就くと、祖父は投獄され、叔父はソ連に亡命するというマルクス主義一家。
2代目シャー(ムハンマド・レザー・パフラヴィー)の代になると圧制は強化され、
多くの反体制運動家が弾圧され、マルジの一家も帰国した叔父らが投獄された。
 紆余曲折を経て、シャーの体制が倒れ、国民は解放を喜んだが、その後には
イスラムの名の下に法学者の独裁が始まる。マルジはフランス語学校に通い、
アバやマイケル・ジャクソンにあこがれるロック好き少女だが、家族は弾圧を恐れて
マルジをウィーンのフランス語学校に留学させる。異国で、自由を謳歌しながら
成長したマルジはイラン人であることの疎外感や失恋の末、帰国する。
 イラクとの戦争は終わっていたが、イラン国民は戦争に疲弊し、革命の独裁に抑圧
されて、苦しい生活を送っていた。大学進学・結婚と離婚を経て、ついにマルジは
フランスに向けて旅立った。
 オルリー空港で帰国しようか迷う大人のマルジ。やっぱり現体制のイランには帰れない。
>>39に続く)

39さーひぶ。:2008/05/26(月) 01:08:46
>>38の続き)
 劇中には、白ひげの「神様」(仏語でデュー Dieu)とカール・マルクスらしき人物が、
マルジの想念の中に出てきます。イランの現体制指導者が観たら「偶像禁止」と共産主義に
激怒するでしょう。欧米かぶれの現代イランの若者は喜んで観ると思います。
 フランスは、200年以上前からイランとの同盟関係があり、あのホメイニ師をはじめとして
多くの亡命イラン人を寛大に受け入れてきました。現在もバニサドル初代大統領が亡命中。
当初は、米国で『ビバリーヒルズ青春白書』のような実写テレビドラマ化する話もあったよう
ですが、米国が本作を映画化したらイランとの対立を激化させるだけ。フランスのように、
イランに対する多大な実績も発言力もある国で製作されるからこそ重みがあると思います。

 作品全体としては政治弾圧・戦争・差別など重苦しすぎるテーマが支配しているのですが、
その暗さをぶっ飛ばしてしまうほどのブラックユーモアやサブカルチャーのネタ、そして
家族たちの愛情の描写によって、この作品は見事に救われています。
激辛に甘味が混ざって、人間味あふれる傑作となっています。
 サブカルチャーのネタは、ブルース・リー、アバ、ジャイケル・マクソン! ロッキー、
ターミネーターと、欧米好きのイランの若者には受けそうなもののオンパレード。
革命イランではボッティチェリの「ヴィーナスの誕生」にもボカシが入るというのも
思わず苦笑してしまいます。日本人にとって極めつけは、マルジと祖母がゴジラの映画を
観るシーン。マルジの祖母が「日本人は切腹するか怪獣作ってばかりだね」とこき下ろす
シーンはサイコー!
 なお、改めて紹介するまでもありませんが、マルジの母の声役は『シェルブールの雨傘』
『昼顔』などで知られる大女優カトリーヌ・ドヌーヴ。その実娘キアラ・マストロヤンニが
成長したマルジの声役。

 原作のグラフィックノベル(大人向けの漫画)も読んで見たくなりました。

映画『ペルセポリス:PERSEPOLIS』公式サイト http://persepolis-movie.jp/
Persépolis (film) http://fr.wikipedia.org/wiki/Pers%C3%A9polis_%28film%29
Marjane Satrapi(مرجان ساتراپی) http://fr.wikipedia.org/wiki/Marjane_Satrapi

40さーひぶ。:2008/07/06(日) 22:06:43
書店の洋書コーナーを見て回っていたら、仏語の棚でアラビア語の概説書を
見つけました。

L'ARABE, par Djamel Eddine Kouloughli, Presses Universitaires de France, 2007

フランス語によるアラビア語の文法書・単語集・文献などを多数著されている
ジャメル・エッディーヌ・クルグリー(Djamel Eddine Kouloughli)さんの著書。
彼の仏語によるアラビア語文法書はすでに持っていたのですが、
2007年のこの新刊は「クセジュ文庫」(Que sais-ja?)の一冊で、
語学書ではなく、アラビア語がどんなものかを解説した一般書のようです。
クセジュ文庫の翻訳権を握っている白水社から日本語訳を出してほしい。

9・11や米イラク侵攻後、洋書でも中東情勢やアラブ事情・アラビア語の書籍が
かなり増えました。私は、上記の本と千夜一夜の仏訳ダイジェスト版
"Les Mille et Une Nuits - Contes shoisis I", par Jamel Eddine Bencheikh et André Miquel, Gallimard
ISBN 978-2-07-038399-3
を買いました。

なお、クセジュ文庫の近刊(中近東関連)では以下のものが出ていました。
いずれもまだ邦訳(白水社)は出ていないと思います。
『ヘブライ人の歴史』 Histoire du peuple hébreu (André Lemaire) ISBN 978-2-13-056635-9
『現代のイスラーム』 L'Islam contemporain (Ali Mérad) ISBN 978-2-13-056531-4
『アラブ人の歴史』 Histoire des Arabes (Dominique Sourdel) ISBN 978-2-13-056490-4
『アラビア語』 L'arabe (Djamel Eddine Kouloughli) ISBN 978-2-13-055961-0
『コーラン』 Le Coran (François Déroche) ISBN 978-2-13-054152-3
『アラブの思想』 La Pensée arabe (Mohammed Arkoun) ISBN 978-2-13-053359-7
『イスラーム単語集』 Vocabulaire de l'Islam (Dominique Sourdel, Janine Sourdel-Thomine) ISBN 978-2-13-053216-3

41さーひぶ。:2011/06/08(水) 07:51:00
【「テレビでフランス語」マグレブ・チュニジア特集】

近年のNHK「フランス語会話」〜「テレビでフランス語」ではフランス語圏の国々をたびたび
紹介しており、マグレブ諸国などの文化も出て来ます。

今期のレギュラー出演者のメディ・ネカシュ(Mehdi Nekkache)さんはアラブ系フランス人三世で、
アルジェリア人の祖父母の下でアラブ文化の影響を受けて育ったとのことです。

第1課(3月30日放送)では、フランコフォン(フランス語話者)の劇団紹介でモロッコ人が登場。

第4課では「あなたはアラビア語を話しますか?」
Vous parlez l'arabe ? などの練習問題もテキストにありました。

第9課(6月1日放送・6月8日再放送)では、
スキットは、モロッコ系フランス人が経営するモロッコ料理店でタジンやクスクスを食べます。
文化コーナー「フランス語ワールド」は、チュニジア特集。
在日チュニジア人のベスマ・ラリビ(Besma Laribi)さんがチュニジアの文化や料理を紹介。
チュニジア料理は、なすのトマトソースやブリックを解説。
ベンアリ政権を倒した「ジャスミン革命」にも言及がありました。

ジャスミン革命では、デモ行進者たちはフランス語とアラビア語の二言語併記の横断幕を
掲げていましたが、この両言語が互いに影響しあっていることにもふれられました。

再放送は、今日(6月8日)の午後1時30分〜1時55分です。

42さーひぶ。:2012/05/18(金) 22:35:03
【フランス新首相の名前に、アラビア語圏のメディアが苦慮】

既報のように、仏大統領選挙で、緊縮財政・移民排除を掲げた現職サルコジ(猿孤児)氏が敗れ、
フランソワ・オランド(François Hollande)前・社会党第一書記が勝ち、5月15日に就任しました。
今年は、アルジェリア系フランス人による痛ましい銃撃事件がありましたが、
久々の社会党大統領に、アラブ・アフリカ系移民への公平な政策を期待したいところです。

ところで新大統領は、社会党のジャン=マルク・エロー氏(Jean-Marc Ayrault)を同日、
新首相に指名しましたが、アラビア語圏のメディアが“別な意味”で大いに困惑しています。
なんと、エロー(Ayrault)という姓の発音が、口語アラビア語のいくつかの方言で、
男性の生殖器を意味する単語(の三人称単数の所有格 إروه )のように聞こえるというのです。
(日本でも、海外の固有名詞が赤面してしまうような意味にとれる、という話題は多々あります。)
非アラブの人名がアラビア語圏で紹介される場合、アルファベットのつづりをローマ字読みする
ことも少なくないのですが(現にオランド氏も「ホランド」と表記されたりしています)、
ニュース等で新首相の名前を正確に発音すると、赤面するような単語に聞こえるようです。
仏外務省は「エロルト(أيرولت)」と読むように提案したようですが、メディアによっては
「アロ(Aro)」と発音したり、「ジャン=マルク」と名で呼んだり、何とか対応している模様です。
仏語のR音はアラビア語のgh(غ)音に非常に近いため「エゴ」(إيغو)と読ませる例もあるようです。
問題の単語は、書き言葉である標準アラビア語の辞書を引いても載っていません。

◆フランス新首相の名は放送禁止用語? アラビア語放送局困った(CNN Japan)
http://www.cnn.co.jp/showbiz/30006630.html
◆「エロー」はアラビア語で男性器−新仏首相の名前で苦肉の策(ブルームバーグ)
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M44IWI6K50Y801.html
◆Jean-Marc Ayrault embarrasse la presse arabe - Le Point(ル・ポワン誌)
http://www.lepoint.fr/monde/jean-marc-ayrault-embarrasse-la-presse-arabe-16-05-2012-1462153_24.php
◆Le Figaro - Flash Actu La presse arabe embarrassé par Ayrault(ル・フィガロ紙)
http://www.lefigaro.fr/flash-actu/2012/05/16/97001-20120516FILWWW00594-la-presse-arabe-embarrasse-par-ayrault.php
◆En arabe, Ayrault peut signifier «pénis» Next(リベラシオン紙)
http://next.liberation.fr/sexe/2012/05/17/en-arabe-ayrault-peut-siginifer-penis_819391

43さーひぶ。:2012/05/19(土) 15:58:36
>>42 追記(アラビア語・フランス語に関して)

男性器を指す文語(書き言葉)アラビア語はふつうはカディーブ(قضيب)ですが、
アイル(أيرまたはإيرなどと表記される)という単語が用いられることもあるようです。
ハンス・ヴェーアのアラビア語-ドイツ語辞書と、日本でもおなじみのその英訳版
(The Hans Wehr Dictionary of Modern Written Arabic)には
 アイル(اير);複数形はウユール(ايور) として載っており、
これが口語の三人称所有格形ではエロー(ايرو)になるのかも知れません。

フランス語では、同じくエロ [eʁo] と発音する単語には、
 Hérault(エロー県、エロー川、姓のエロー)、
 héros(半神、英雄)、Éros(ギリシア神話の愛の神エロス)
 éros(性愛または哲学的な愛、エロス)、などがあります。
(長母音でエローと表記するかどうかは日本語の問題です。)

44さーひぶ。:2012/08/15(水) 22:57:25
【「テレビでフランス語」クスクスの紹介】

ギタリストの村治香織さんをナビゲーター(生徒役)に迎えている今シリーズ
はフランス国内の三大都市パリ・マルセイユ・トゥールーズの紹介が中心です。

第18課(Leçon 18)のスキットは、マルセイユのクスクス料理店が出て来ます。
フレーズ:Rendez-vous devant le resto à couscous.
     らンデヴ・ドゥヴァン・ル・れスト・ア・クスクス
     クスクスのレストランの前で会いましょう。

北アフリカの料理であるクスクス(couscous)は、アラブ料理というイメージ
もなきにしもあらずですが、本来はアマーズィーグ(ベルベル人)の料理で、
今やフランスでも国民食の地位を獲得しています。クスクス料理店はフランス
各地にありますが、南仏の国際都市マルセイユには北アフリカ系の人たちが
多いので、ご当地の名物料理となっているようです。

番組では、クスクスのほか、クスクスにかけるハリッサ(Harissa هريسة)
というチュニジアの赤唐辛子の調味料も紹介されました。

文化コーナーのアフリカ育ちのアニメーション監督ミッシェル・オスロさんの
インタビューも興味深かったです。

このクスクスの回は、先週8月8日(水)に放映され、お盆の今晩は再放送回。
この後、深夜1時25分からの回と、来週8月22日(水)にも再放送があります。

47さーひぶ。:2014/01/05(日) 20:02:48
【イスラエル・パレスチナの壁を超えるフランス映画『もうひとりの息子』】

昨2013年10月19日より日本国内各所で公開中の、2012年のフランス映画
『もうひとりの息子』(原題は“Le fils de l'Autre”)を観て来ました。
 日本語公式サイト ttp://www.moviola.jp/son/

日本でも、赤ん坊の取り違え事故 や DNA鑑定で親子でないことが判明した例
などが話題になっていますが、本作は、もしイスラエルとパレスチナの間で
赤ん坊取り違え事故があって成人後に発覚したらどうなるかという物語です。

〔あらすじ〕イスラエルでは(アラブ系などを除く)国民のほぼ全員に兵役
義務があり、テルアビブで暮らすフランス系のシルバーグ家(Silberg)の長男
ヨセフ(Joseph)も18歳になり兵役検査を受けたが、イスラエル軍の大佐である
父アロン(Alon)とも母オリット(Orith)とも血液型が合わないことが判った。
調査の結果、ヨセフは赤ん坊のとき病院で、湾岸戦争の混乱による手違いで、
イスラエル占領下のヨルダン川西岸地区に住むパレスチナ・アラブ人一家で
あるアル=ベザズ家(Al Bezaaz)の自動車整備工である父サイード(Saïd,سعيد)
と母ライラ(Leïla,ليلى)の次男ヤシン(Yacine,ياسين)と取り違えられていた。
 ヨセフは(アラブ人であることが判ったため)軍から兵役を免除されるが、
友人たちは、ヨセフの父(大佐)が手を回して免除されたのだとからかう。
ヨセフは、自分はユダヤ人ではないのかとアイデンティティーに思い悩む。
一方、ヤシンも兄ビラル(Bilal,بلال)から「弟じゃない」「壁の向こうに行け」と
なじられる。ヨセフ、ヤシンとユダヤ・アラブ両家の人々は、戸惑いながらも
少しずつ互いに接近し始める。西岸のパレスチナ人は無許可でイスラエル領内
に立ち入れないが、大佐であるアロンがパレスチナの一家に通行証を発行し…。
>>46へ続く)

48さーひぶ。:2014/01/05(日) 21:25:33
>>47の続き)
 主要キャストは、母オリット役はフランスの名女優エマニュエル・ドゥヴォス
(Emmanuelle Devos)、息子ヨセフ役はフランスの名子役ジュール・シトリュク
(Jules Sitruk)ですが、父アロン役はアルジェリア・ユダヤ系のパスカル・エルベ
(Pascal Elbé;本名Pascal El-Bez)。アラブ側のキャストは、母ライラ役が
パレスチナの名女優で巨匠ラシード・マシャラーウィー(Rashid Masharawi,
رشيد مشهراوي)監督の夫人であるアリーン・ウマリ(Areen Omari, عرين عمري)、
息子ヤシン役はベルギー人の若手マハディ・ザハビ(Mehdi Dehbi,مهدي دهبي)、
父サイード役はアラブ系イスラエル人のハリファ・ナトゥール(Khalifa Natour,
خليفة ناطور)、兄ビラル役はアラブ系イスラエル人の俳優・ヒップホップ音楽家の
マフムード・シャラビ(Mahmood Shalabi/Mahmoud Shalaby,محمود شلبي)です。

 本作『もうひとりの息子』は、女性監督ロレーヌ・レヴィ(Lorraine Lévy)を
含めて、3人のフランス人による共同脚本、台詞の多くがフランス語です。
フランス系ユダヤ人の一家は家庭ではフランス語で暮らし、アラブとして
育ったヤシンもパリの留学から帰って来たばかりでフランス語を話します。
台詞の多くがフランス語といっても、ほかにアラビア語パレスチナ方言、
ヘブライ語、英語も出て来ます。台詞を聴くたび、何語か考えさせられます。
 イスラエル・パレスチナの壁を超えようと、フランス人が考え出した本作は、
とても楽観的過ぎる将来像を提示しますが、世界の多くの人を感動させる
名作といってよいでしょう。肝心のイスラエル・パレスチナの人々にはどう
見えるのか、イスラエル・パレスチナでもぜひ上映して頂きたいですね。

第25回 東京国際映画祭(2012年) グランプリ受賞作品。
昨年(2013年)10月19日より日本国内各所で公開中。
年が明けてから観に行きましたが、これからも国内各所で上映予定。
(なお、兄ビラル役のマフフード・シャラビは、ヒップホップ・ミュージシャン
として、現在公開中の『自由と壁とヒップホップ』にも出演しています。)

 ウィキペディア仏語記事 ttp://fr.wikipedia.org/wiki/Le_Fils_de_l'autre

49さーひぶ。:2014/03/19(水) 19:20:41
【2014年度前期の「テレビでアラビア語」】

4月号のテキストが発売されています。今期(4月〜9月期)のテーマは、
「パリジェンヌに学ぶ! シーン別会話」ということで、4月のシーンは「買い物」
スキットのこんな台詞があります。

 J'ai des olives libanaises, noires et vertes.(レバノン産の黒と緑のオリーブがありますよ)

 J'ai des olives au citron, marocaines pour l'apéritif,(モロッコ産のアペリティフ用でレモン風味のオリーブがありますよ)

「レバノンの」という形容詞は、男性形がlibanais(リバネ)、女性形がlibanaise(リバネーズ)。
「オリーブ」を意味する女性名詞の複数形olivesを修飾するので、女性形・複数のlibanaises(リバネーズ)を用います。
「モロッコの」という形容詞は、男性形がmarocain(マロカン)、女性形がmarocaine(マロケーヌ)。
これもやはり女性名詞の複数形olivesを修飾するので、女性形・複数のmarocaines(マロケーヌ)を用います。
ときどき、アラブのネタが出て来るので、要チェック。

「テレビでフランス語」は今年度も、毎週水曜日22:25〜22:50、翌週水曜日12:00〜12:25の放送です。

50さーひぶ。:2014/03/19(水) 19:24:39
↑誤植です

×【2014年度前期の「テレビでアラビア語」】
○【2014年度前期の「テレビでフランス語」】


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