読者の声の中に私が首相補佐官になればという話が出たのに驚くとともに、「さらば暴政」をじっくり読んでいただければ、何だか小池百合子のレベルに堕ちよと言われた感じがして、怒っていいのか喜んでいいのか無視すべきかが分りません。
私の政治の先生は「Mountains of Dreams」を読めば分るとおり、あの高潔なマンデス・フランスさんだったし、尊敬できる敵として戦って多くを学ぶことのできた、あのドゴール老人だったことを思い出します。
そして、それにふさわしい仲間も仮想敵もいない日本の政界では、頭がおかしくなって職務に耐えられないと直ぐに辞任した、あの中江兆民の先例を学ぶことになりそうです。「旅人と我も呼ばれん初時雨」です。