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第50回衆議院議員総選挙(任期満了2025年)スレ

2983OS5:2024/10/31(木) 08:47:35

 ▽鹿児島2区(5人)■保守分裂
◎80,397三反園訓 66 元知事   無前(1)
×54,847保岡宏武 51☆元議員秘書 自前(1) ■公明推薦なし(保守分裂)
×19,649辻健太郎 38☆経営相談業 維新 
×12,255松崎真琴 66☆元県議   共新 
×07,982矢竹ゆかり61 個人事業主 参新 

https://news.yahoo.co.jp/articles/a1fa1227dd4f7309bcf5d736b8b990d04697ecef
自民公認候補選びで紛糾、「保守分裂」続くのか解消か…選挙区と比例区で共存模索する声も〈鹿児島2区〉
10/31(木) 6:28配信

 衆院選は鹿児島県内4選挙区のうち3選挙区で自民公認候補が敗れた。自民の選挙区議席が半数を割ったのは結党以来初めて。選挙戦を振り返り、今後の展開を占う。(2024衆院選かごしま連載「自民3敗」②より)

【写真】三反園訓氏の応援に駆けつけた県医師連盟の池田琢哉前委員長(右から3人目)と自民系の南九州市議ら=24日、同市頴娃町別府

 24日夕、南九州市頴娃町別府の駐車場であった三反園訓氏(66)の個人演説会。雨の中、作業服を着た建設業者や農家、近隣の高齢者が続々と集まった。入り口では、公明党の関係者が「比例区は公明党」と書かれたビラを配っている。

 三反園氏の横には、自民党員の地元市議が複数並んだ。友好団体である県医師連盟の池田琢哉前委員長も激励のあいさつ。「保守分裂」となった鹿児島2区を象徴する光景だった。

 分裂は事実上の一騎打ちを繰り広げた自民前職の保岡宏武氏(51)のルーツである奄美大島でも起きた。票田の奄美市の奥輝人市議会議長=自民党員=が三反園氏に終日同行してマイクを握った。取材に「国政入り後に信頼関係を築いた。保岡陣営から圧力はあるが割り切っている」と語る。

 三反園氏は3年前の前回衆院選で当時の自民公認候補を破り初当選、直後に入党へ意欲を示した。国会では無所属ながら自民会派で活動。今回の選挙前にも自民入りと公認を求めたが、紛糾の末に選ばれたのは昨年2月に党2区支部長となった保岡氏だった。

 三反園氏は選挙戦で草の根をアピールし、ライフワークのつじ立ちや地域回りを軸に据えた。その裏で陣営は公明と接触を重ね、協力を呼びかけてきた。建設業や農業、自民系議員の支持も取りつけて保守地盤を切り崩し、保岡氏に2万5000票余りの差をつけた。

 当選から一夜明けた28日、報道陣から改めて自民入りへの考えを問われ「党本部が決めること。お願いしている立場」とのみ繰り返した。周囲には「すぐに追加公認される」と自信をのぞかせる。

 2区を地盤とする県議からは「民意は示された」と三反園氏の自民入りを容認する声がある一方、異論も絶えない。県知事時代を含め党内重鎮とのパイプをアピールしたかと思えば、派閥裏金事件の発覚後は党員でないと強調するなど「都合のいい政治姿勢」(県議)を疑問視するからだ。「絶対にだめ。県連に混乱をもたらす」と語る県関係国会議員もいる。

 追加公認となれば、党2区支部長に就くのが通常で、保岡氏はその座を明け渡すことになる。ただ、保岡氏は取材に「引くことは考えていない。自分を見つめ直して覚悟を決めたい」と意欲をにじませる。30日には早速上京して、石破茂首相と面会した。

 党幹事長で県連会長でもある森山裕氏は28日、三反園氏の追加公認について取材で問われ、「選挙区との調整が非常に大事。しっかり党本部で検討する」と答えた。保岡氏を支援する県議からは「次の選挙では比例区に回れないか」と共存を模索する声も聞かれる。

南日本新聞 | 鹿児島

2984OS5:2024/10/31(木) 08:49:33

 ▽鹿児島1区(3人)
◎80,918川内博史 62☆元党政調代行立前(7)
△78,221宮路拓馬 44☆元総務政務官自前(3)推(公)
×16,607昇拓真  34 会社役員  参新 

https://news.yahoo.co.jp/articles/fd6e2dcccb1b6f14d116dd3d4b5200d786ad2907
ご飯の量を減らす日々なのに…「自民非公認2000万円問題」は有権者の怒りに油を注いだ 逆風は一気に暴風へ…最終盤、票は立民へ雪崩を打った〈鹿児島1区〉
10/30(水) 6:28配信

南日本新聞
当選が確実となり、ガッツポーズで喜ぶ川内博史さん=28日午前0時36分、鹿児島市下荒田1丁目

 衆院選は鹿児島県内4選挙区のうち3選挙区で自民公認候補が敗れた。自民の選挙区議席が半数を割ったのは結党以来初めて。選挙戦を振り返り、今後の展開を占う。(2024衆院選かごしま連載「自民3敗」①より)

 立憲民主の川内博史氏(62)が自民の宮路拓馬氏(44)との事実上の一騎打ちを2697票差で制した鹿児島1区。風が吹いたのは選挙戦終盤だった。

 「自民党にペナルティーを与えなければいけない」。23日、鹿児島市であった立民の野田佳彦代表と川内氏の街頭演説は拍手や歓声が何度も湧いた。次の会場へ移動する野田代表を群衆が追い、握手を求める人が列を作った。同じ場所で4日前にあった石破茂首相の演説を上回る熱気だった。

 野田氏がマイクを握ったのは自民非公認候補が代表を務める政党支部へ自民党本部が活動費2000万円を支給したことが報じられた日。川内陣営の幹部は「この日から街頭の空気ががらっと変わった」と振り返る。

 裏金事件に関わった自民議員の公認問題が急浮上したのは10月上旬。それでも宮路氏の陣営幹部は自信を示していた。「3年間の実績がある。影響は最小限に抑えられるはず」

 宮路氏は演説で「(裏金事件に)私は関わっていない。とはいえ党に10年いる責任はある」と釈明した上で「自民らしくない政策に取り組んできた」と逆風をしのぐ戦略。友好団体や地元議員を動員する組織戦を展開し、毎日開く個人演説会の席も埋まっていた。

 一方、川内氏は「自民党と闘っている」と政党対決を前面に出した。序盤から街頭演説で裏金事件を厳しく追及したものの、「反応が薄い」(陣営幹部)と焦りも見せていた。

 逆風が暴風に変わったのが2000万円問題だった。宮路陣営の幹部は「支援者からも『いい加減にしろ』と電話が来た」と嘆く。

 共同通信などが実施した期日前投票の出口調査によると、19、20日は宮路氏が13ポイントリード。問題発覚後の24、25日は川内氏が9ポイント差で逆転した。無党派層に絞ると、前半は宮路氏が4ポイント上回っていたが、後半は川内氏が33ポイント差を付けた。

 宮路氏は前回から約2万3000票減らした。複数の自民県議は投票率が約3ポイント下がった点を要因に挙げる。「政治とカネ問題への一連の対応に怒りを覚え、投票を見送った支持者も多かったのではないか」

 長年自民を応援してきた自営業の60代男性も投票に行かなかった。物価高が続く中、茶わんに入れるご飯の量を減らす毎日。「政治とカネへの対応を見るたびに市民との格差を感じ、むなしくなる」とこぼす。

 川内陣営にも課題が残る。追い風が吹いたにもかかわらず、前回得票に約8000票届かなかった。自民も立民も敬遠する既存政治への不信感が垣間見えた。陣営関係者は投票率が上がらなかった点に触れ、「自民の自滅が勝因の一つで、立民が全面的に支持されたわけではない。批判票の十分な受け皿にはなれなかった」と振り返った。

南日本新聞 | 鹿児島

2985OS5:2024/10/31(木) 10:28:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/34d0d72804ae9c670ca7fcb6bba3c055053fff4b
自公過半数割れ、政策実現は「地獄の道」…野党の要求優先し「石破印」実現できない可能性も
10/31(木) 5:00配信

読売新聞オンライン
[自公惨敗]<下>
記者会見で衆院選の結果などについて語る石破首相(左)(28日午後、自民党本部で)=川口正峰撮影

 29日夜、東京・紀尾井町のホテルにある中国料理店で、石破首相(自民党総裁)は8人の首相秘書官と円卓を囲んだ。今後の政策展開について2時間近く議論し、首相は「これから大変になると思うけど、頑張っていこう」と呼びかけた。

 自民、公明両党は衆院選で過半数を割り込み、今後は野党の協力を得なければ、法案も予算案も国会で成立させられない。野党が委員長ポストを握る委員会が増え、審議が滞る事態も予想される。野党の要求を優先し、「石破印」の政策が実現できない可能性がある。

 首相は国民民主党との連携を模索し、周囲に「自民と考えが近い人が多く、話はできる」と不安を振り払うかのように語る。

 ただ、霞が関は動揺している。内閣府幹部は「国民民主の公約を読み込んでいる」と明かし、事務次官の一人は「首相官邸の力は確実に弱まる」と言い切る。

 国民など野党は、衆院選で大幅な財政支出が必要となる公約を掲げており、取り入れれば財政健全化は遠のく。岸田前首相は6月に所得税などの定額減税を始めたが、内閣支持率は回復せず、「バラマキは政権浮揚につながらない」(財務省幹部)との声も根強い。

 外交にも影を落とす。岸田内閣の閣僚経験者は米国政府が与党の大敗を受け、防衛増税の先行きや中国への抑止力の低下を懸念していると耳にした。

 首相は防衛増税の開始時期を年内に決める方針を示したが、野党は増税に反対だ。東アジア情勢が緊張感を増す中、防衛力強化の財源確保が揺らぎ、日本が応分の負担を担う責任を放棄したと映れば、日米関係に影響を及ぼしかねない。

 首相は11月5日の米大統領選後、早期に次期大統領と会談したい考えだ。11月中旬の外遊では中国の習近平(シージンピン)国家主席との会談も調整するが、国内で指導力の発揮に苦しむ首相と、各国首脳がどこまで本音で向き合ってくれるのかは見通せない。

 「これからの政策遂行は地獄の道となる」。政府高官はこう先行きを案じた。(この連載は政治部・海谷道隆、清永慶宏、中田征志が担当しました)

2986OS5:2024/10/31(木) 10:42:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/44fea9b614de653c55737a9c3f7031d6e4991332
来夏参院選へ…国民に勢い、自民は公認争い<苦闘の行方 衆院選ながさき2024・下> 
10/31(木) 10:30配信

長崎新聞
参院選に挑む国民の深堀氏(左)と、自民公認を争う県議の山下氏(中央)、現職の古賀氏(右) 【字解】

 27日夜、早々に当選確実が報じられた長崎1区の国民民主党前職、西岡秀子氏(60)の長崎市内の事務所は、報道陣と支援者でごった返していた。人混みをかき分け、党県連幹事長、深堀浩氏(59)が「引き続きよろしくお願いします」と一人一人と握手して回った。来夏の参院選に党公認で出馬する。「頑張れ。すぐ(参院選が)あればよかとにね」。支援者に肩をたたかれ、破顔した。
 衆院選で国民は議席を公示前の4倍の28に増やし、躍進した。連立与党と野党第1党の両者が過半数に達しない勢力図でキャスチングボートを握り、政策実現の成果が得られれば、参院選までにさらに存在感を高める可能性がある。
 県内比例票も前回選から1万票以上を積み増し、深堀氏は「追い風が吹いている」と勢いづく。ただ友党の立憲民主、社民と合わせても自民、公明の比例票には及ばなかった。立民は全国的な勢いに乗れず県内で比例復活の1議席にとどまり、県全域で戦われる参院選には不安が残る。
 野党の支援組織、連合長崎の髙藤義弘会長は「自公との差は歴然。各地域で態勢を整えていかなくては」と課題を口にする。
 迎え撃つ自民は現職の古賀友一郎氏(56)と、県北を地盤とする県議の山下博史氏(49)の公認争いが続いている。
 党内で現職に対し「地域活動が見えない」との指摘があるほか、党派閥の政治資金問題に伴う4月の旧3区補選で「不戦敗」に傾いた対応に不満が高まり、複数の地域支部が山下氏を推薦。県連は6月に党員投票で選ぶ方針を固めたが、当時の小渕優子党選対委員長が「禍根が生じる」と危惧し判断を保留している。
 公認争いは停戦状態だが、衆院選での貢献度を意識するような動きもある。
 「候補者と共に朝から晩まで走ってきた。3キロぐらいスリムになった」。選挙戦終盤の24日、佐世保市内。自民前職の金子容三氏(41)の集会に応援弁士として出席した山下氏は、笑いを誘いながら全面協力をアピールした。
 山下氏は1年前の旧4区補選で故北村誠吾衆院議員から後継指名されながらも金子氏との公認争いに敗北。そのしこりが同補選の金子氏の戦いに影を落とした。だが、今回の衆院選で山下氏は金子選対に秘書を派遣。劇的な関係改善の背景には、参院選の公認争いで金子氏を味方に付けたいとの思惑ものぞく。
 一方の古賀氏も県連会長の立場で自民候補の元へ駆け付けマイクを握った。地元の諫早市を含む2区で負ければ「責任問題に発展する」ともささやかれた中、自民前職の加藤竜祥氏(44)は逆風をはね返した。
 参院選候補の協議再開について、県連幹部は「9月の党総裁選後」と想定していたが、衆院選の自民大敗で中央政局が混沌(こんとん)とする中、県連は今後、慎重に協議を進める。候補擁立は日本維新の会や共産党、参政党も模索。次の与野党の戦いがどんな構図になるかは、まだはっきりと見えていない。

2987OS5:2024/10/31(木) 16:31:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/c24e24a2361799fd0ff8a3e5492e65c79a0277de
衆院選、町内会の特定陣営応援はOKなの? 候補者妻のあいさつ回り、文書で参集促す
10/31(木) 6:50配信
中国新聞デジタル
こちら編集局です

 衆院選のさなか、1枚のファクスが編集局に届いた。広島市内のある町内会が住民に配った案内文。特定の陣営のあいさつ回りに参集するよう促す内容で、「これどう思われますか?」と書き添えられていた。町内会は、政治的活動とどう距離を保つべきなのだろうか。


 案内文は、公示直後の17日付。ある政党の候補者の妻が来る日時と場所を記し、「お誘いあわせ是非お出かけ下さい」と呼びかけていた。

 当日、会場には約40人が集まった。候補者の妻は「ご支援と支持を最後までよろしくお願いします」とあいさつし、一人一人と握手を交わした。町内会長は、参集を呼びかけた理由を「(この候補者は)昔から地域とつながりがあるからね」と説明した。

違和感を覚える住民も
 一方で、案内文に違和感を覚える住民もいた。40代男性は「この人を応援するものだと圧をかけられているよう」。30代女性も「なんか古い感じ」と受け止めた。

 町内会による選挙運動に線引きはあるのか。地方自治法は、同法に基づく「認可地縁団体」として法人格を得た町内会などについては、「特定の政党のために利用してはいけない」と規定する。逆に、任意団体の町内会には法的な縛りはない。

 広島市市民活動推進課によると、市内の町内会の多くは任意団体のため「総意があれば、政治活動への協力は禁止されるものではない」とする。ただし、特定政党や候補者の応援で住民の「総意」を得られるとは考えにくいため、政治活動への協力は事実上困難と言える。同課は「半強制だと疑われるような呼びかけをしないなど、誤解やトラブルがないよう十分議論してほしい」と求める。

 実態として町内会が政治活動と結び付きやすいことは、過去の調査からもうかがえる。政治学者の辻中豊氏たちが2006年度に全国約1万8千の自治会や町内会に尋ねた調査では、53・3%が地方議員選挙で「推薦・支持活動を行ったことがある」と回答。一方で「以前はしていたが今はしていない」も15・3%あり、当時から縮小傾向にあったことが分かる。

1970〜80年代に転機
 近著「町内会」(ちくま新書)のある放送大の玉野和志教授(社会学)によると、1970〜80年代に転機があった。公害などを巡り住民運動が盛んになった時期。町内会でも多様な意見を交わす機運が高まり、一致点を見いだしにくい政治や選挙は扱わない雰囲気が生まれたという。

 全戸加入が原則の町内会は「地域全体のための活動」が大前提で、「活動を巡り『おかしいのでは』との声が出るのは、意見を交わせる関係性があるからこそだ」と玉野教授。異論が届いていないとすれば「関わろうという思いのある人の減少、つまり町内会の希薄化の表れとも言える」と見立てる。

 意見を言えずに、町内会と距離を置く人もいるはず…。皆さんの町ではどうですか。

                ◇ ◇

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2988OS5:2024/10/31(木) 16:33:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/4c29184a2337ecd03e02609de0c8af2e6ae25bec
自民と国民民主、党首会談開催へ 幹事長で合意、国会前で調整
10/31(木) 11:38配信

毎日新聞
国民民主党の榛葉賀津也幹事長(左)との会談に臨む自民党の森山裕幹事長=国会内で2024年10月31日午前10時、平田明浩撮影

 自民党の森山裕幹事長は31日、国民民主党の榛葉賀津也幹事長と国会内で会談し、石破茂首相(自民党総裁)と国民民主の玉木雄一郎代表による党首会談開催を要請した。石破政権の継続に向け、国民民主から協力を取り付ける狙い。榛葉氏は森山氏との会談後、記者団に「日程を調整する。(11月11日に予定され首相指名選挙がある)特別国会前になるだろう」と述べ、応じる考えを示した。


 榛葉氏によると、森山氏から公明党の新代表が決まる11月9日以降の自国党首会談を要請された。政調会長同士の会議体設置の提案もあったが、国民民主は各党と等距離を保つ方針で「政策ごとに協議する」と拒否した。榛葉氏からは、特別国会の首相指名選挙で1回目、2回目とも玉木氏の名前を書く方針も伝えたという。

 森山氏は記者団に、首相指名での国民民主の対応について「大変ありがたい」と述べた。決選投票になった場合、石破首相の名前を書くことは「政党が主体性を持ってお決めいただくことが大事だ。(国民民主に)直接、正式に要請をしたことはない」と話した。また、首相が9日に公明党の新代表と会談すると発表し、立憲民主党や日本維新の会にも党首会談を呼びかける考えを示した。

 首相は、自公と国民民主が政策ごとに協力する「部分連合」を視野に入れており、11月中に策定予定の経済対策に国民民主の主張を取り入れる方針。公明党も1日に国民民主と協議する予定で、石破政権の継続を前提とした自公国の協議が本格化する。

 国民民主は衆院選公約で、ガソリン税の一部を軽減する「トリガー条項」凍結解除や、年収が103万円を超えると所得税が課される「103万円の壁」の見直しなどを掲げた。

 10月27日投開票の衆院選で大敗し少数与党になった自公にとって、国民民主が首相指名選挙で立憲の野田佳彦代表の名前を書かないだけでも石破政権存続の可能性が高まる。【遠藤修平、川口峻】

2989OS5:2024/10/31(木) 16:41:00
 ▽北海道10区(2人)
◎78,362神谷裕  56☆元議員秘書 立前(2)
×75,990稲津久  66 元厚労副大臣公前(5)  ■重複なし(公明)

こうなれば 次回は北海道10区から自民が新人立てられそうですもんね


https://www.asahi.com/articles/ASSBZ2PKDSBZIIPE00ZM.html?iref=pc_snk_shuinsen_news_list_n
「落選」比例下位に反発、一部自民が離反か 北海道 公明敗退の内幕
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佐々木洋輔 2024年10月31日 8時01分

 衆院北海道10区で公明候補が敗れた。2012年自公連立政権の復活以降、5期連続で公明が野党を破り、道内で唯一、小選挙区での公明議席を維持してきた10区。毎回のように、時の首相ら重鎮が応援に駆けつける自公選挙協力の象徴区だった。しかし、今回はその関係にほころびが生じていた。原因は10区を地盤とする有力な自民候補の比例順位だった。

「まあ仕方ない。党の決定に従うまでだ」

 公示日前日の10月14日午後8時、自民の比例道ブロック単独候補だった渡辺孝一氏(66)は、事務所で夕方から党本部の連絡を待っていた。そして、届いた一枚の紙を見て、冒頭の言葉を絞り出した。

 手元にあったのは自民比例名簿。比例単独で当選4回を重ね、現職の総務副大臣でもある渡辺氏の名簿順は12位だった。12位は事実上の落選が決まったことを意味する。党本部からの電話はなく、名簿が書かれたファクス1枚だけ。「寂しい思いはあるよ」。そうつぶやきながら、渡辺氏は「あしたの第一声、行かない方がいいかな。おれがいたら水差すようで空気が悪くなる。公明党に確認してくれるか」と、秘書を呼んだ。

 渡辺氏が気遣ったのは、公明候補の稲津久氏(66)だ。公示日の第一声で、渡辺氏は稲津氏の応援演説をすることになっていた。自公選挙協力を有権者に示す儀式のようなものだ。

 渡辺氏は第一声に姿を見せた。しかし、その場にいた岩見沢市幹部は聴衆を見て、「いつもより自民の農業関係者、少ないなあ」と、感じていた。その直感が12日後、的中することになる。

 その前に、10区の構図をおさ…

2990OS5:2024/10/31(木) 16:43:14
>>2916
 ▽山口3区(3人)
◎115,687林芳正  63☆官房長官  自前(1)  推(公)
×032,259伊藤博文 55☆元議員秘書 維新 
×018,105吹上政子 69 元教員   共新



https://www.asahi.com/articles/ASSBZ43QWSBZTZNB00TM.html
「候補者不在」でも得票率7割 自民林氏 募る懸念 衆院選山口3区
白石昌幸 池田良 大室一也2024年10月31日 10時30分

 日本維新の会の伊藤博文氏(55)は福岡ナンバーの選挙カーを走らせながら、手応えを感じていた。「少しでも車を走らせて、『伊藤博文』を知ってもらう戦い方をした」。走行距離は約3千キロに達したという。

 ただ、実感ほどには、票は伸びなかった。

 伊藤氏、自民党の林芳正氏(63)、共産党の吹上政子氏(69)の3氏が争った3区は、林氏が11万票以上を得て、再選した。

 伊藤氏の得票は、3万2259。旧維新の党が2014年衆院選の旧1区に公認候補を立てて以来の小選挙区での戦いだった。得票率は19%。14年の22%を下回った。

 宇都宮市生まれで、福岡市在住の伊藤氏は「地盤も看板もカバンもない。そんな人間が林氏に立ち向かった。一定の実績は積めた」と語り、反省も口にした。

 維新は比例中国ブロックで票を掘り起こす狙いもあり、伊藤氏を擁立した。しかし、山口の比例票は前回より約1万票減らした。伊藤氏は言う。

 「立憲や国民民主の伸びについて行けなかった。やや埋没した」

 派閥の裏金問題をはじめとした自民への逆風下でも、林氏は野党候補に大差をつけた。得票率は前回77%から減らしたものの、70%に達した。

 今回、区割り変更により、旧4区だった下関、長門両市が3区に加わった。林氏にとって両市での「初陣」となった今回、官房長官の公務を優先するために東京から戦う「候補者不在」の選挙となった。

 林氏は衆院選前の6日、下関市内の会合で「厳しい最初の関門をくぐり抜けて参りたい」と訴えた。結果は下関市67%、長門市77%の票を集めた。陣営には安心感が広がる。

 林氏には、もう一つ、関門があった。陣営は、林氏が意欲を示す「首相候補」として「ふさわしい勝ち方」をめざした。

 その指標として、故・安倍晋三元首相の得票率が念頭にあった。旧4区を地盤とした安倍氏は、首相に再登板する12年衆院選で78%、以降も14年76%、17年73%、21年70%と圧倒的な得票率を誇った。今回、林氏の得票率は70%。安倍氏の関門も、くぐったことになる。

 27日の投開票日。林氏はオンライン越しに謝意を述べた。「候補者が一度も地元に戻れないというハンディキャップを皆さんの力ではねのけていただいた」

 陣営にも懸念はある。気にかかるのは、自民支持層の熱量のなさだ。

 「参加者が少ない」

 選挙戦中盤の23日、下関市での総決起大会。壇上で「頑張ろう」コールをやりながら、林派の下関市議は違和感を感じた。会場2階の空席が目についた。安倍氏を支持してきた別の市議は「動員がかかっているはずなのに、『安倍印』の企業経営者がほとんど来ていなかった」と首をかしげた。

 下関市は、中選挙区時代から、安倍氏の父晋太郎氏と林氏の父義郎氏がしのぎを削った。戊辰戦争を引き合いに、県連幹部は「安倍氏がいなくなったといっても、安倍・林両派がすぐにいっしょになれるわけがない」と解説する。

 安倍家の墓所がある長門市。長く「墓守」を務めてきた小野弘子さん(88)は、安倍氏不在の初めての衆院選を迎えた。

 「ひとつの時代が終わった。複雑な思いはある。ただ、自民以外はない。それは晋三先生に、失礼になる」。投票用紙には林氏を記したという。

 林陣営は今回、長門市に後援会組織を立ち上げることを見送った。陣営幹部は、言い聞かせるかのように言う。「まだまだしこりはあるだろうが、だんだん収まっていくと思う」(白石昌幸、池田良、大室一也)

2991OS5:2024/10/31(木) 16:45:27
>>2844-2846>>2947
https://www.asahi.com/articles/ASSBY357KSBYTIPE01WM.html?iref=pc_snk_shuinsen_news_list_n
見えなかった足元の変化 自民・武田良太氏敗北 福岡11区
有料記事自民

岩田誠司 田中久稔 福井万穂2024年10月30日 12時30分

 福岡11区で、初当選以来無敗の自民前職、武田良太・元総務相(56)が落選した。陣営は最後まで「こちらの手応えと、『接戦』との報道が合わない」と戸惑っていた。福岡11区で何が起きていたのか。

 元経済産業省官僚で維新新顔の村上智信氏(55)は5万8842票。武田氏は5万6607票。過去2回大差で敗れた村上氏は今回、約2200票差で初当選を決めた。28日朝、あいさつのため福岡県行橋市の交差点に1人で立つと、面識のないドライバーからクラクションで祝われ、手を振られた。当選を実感する瞬間だ。

 ただ、村上陣営の幹部は「最後に結果が出るまで、勝てるとは思わなかった」と語る。別の陣営幹部も選挙戦終盤になっても「接戦の雰囲気がない」と話していた。

 相手の武田氏は当選7回。菅義偉元首相との近さや、二階派の幹部として存在感を高めており、福岡県政界でも麻生太郎元首相に対抗する存在と見られてきた。2003年に無所属新顔で自民候補を破ると、直近5回は次点に3万5千〜6万票差で圧勝してきた。

 公示日の15日、田川郡の全7町村長が武田氏の必勝祈願で集まり、行橋市であった出陣式には約600人が参加。村上氏の出陣式は約70人で、伝え聞いた武田陣営の市議は「市議選レベル」と評した。

報じられた「接戦」 武田陣営のとまどい
 武田氏は政治資金収支報告書の1926万円不記載で党から処分を受けた立場だったが、「(不記載であり)裏金はもらっていない」「おわびは政策ではない」として、街頭では安全保障や物価高対策などの訴えに力を入れた。陣営幹部らは「裏金がいけないとか、武田は駄目という声を聞かない」「選挙カーからの反応は悪くない」と自信を見せていた。

 ところが、公示日の2日後、報道各社が情勢調査の結果を、「激戦」「互角の戦い」と報じる。陣営は一様にとまどう様子を見せた。武田氏を支える首長たちは「周りを見ていての肌感覚とまったくそぐわない」と首をかしげた。

 武田氏も中盤までは「そう報じた人にはそう見えている、ということでしょう」と話し、余裕を見せていた。だが、その足元では少しずつ変化が生まれていた。

2992OS5:2024/10/31(木) 16:53:05
 ▽茨城1区(4人)
◎94,243福島伸享 54 元経産省職員無前(3)■有志の会
△76,960田所嘉徳 70☆元法務副大臣自前(4)
×23,619武藤優子 60☆元議員秘書 維新 
×14,565高橋誠一郎29☆党県常任委員共新 

 ▽茨城3区(5人)
◎83,667葉梨康弘 65☆元法相   自前(6)
×63.273梶岡博樹 47☆元県議   立新 
×23,741橋口奈保 47☆元練馬区議 維新 
×14,783大内久美子75 元県議   共新 
×13,235加川裕美 60 元牛久市議 れ新 


 ▽茨城5区(3人)
◎64,351浅野哲  42☆党国対代理 国前(2)
×46,717石川昭政 52☆内閣府副大臣自前(4)  ■公明推薦なし(日立労組?)
×08,781千葉達夫 42 元日立市議 共新 

 ▽茨城6区(3人)
◎120,434青山大人 45☆党副幹事長 立前(2)
△107,305国光文乃 45☆元総務政務官自前(2)
×016,586間宮美知子77 元市議   共新 
           

 ▽茨城7区(2人)
◎87,187中村勇太 38 元県議   無新 ■野党系無所属>>2051 ■中村喜四郎引退
△77,224永岡桂子 70☆元文科相  自前(6)



https://news.yahoo.co.jp/articles/0247b3e59faa3a0216325f5e42e96e3bae6ef89f
《連載:検証 2024衆院選 茨城》(上) 自民、小選挙区負け越し 逆風 「王国」揺さぶる
10/29(火) 11:00配信
「まさかこんなに逆風が強いとは思わなかった」

選挙戦最終日の26日、有権者への「最後の訴え」を終えた自民前職の陣営関係者は憔悴(しょうすい)していた。

1日に石破政権が発足。石破茂首相は就任後の最短日程で衆院選に踏み切った。派閥裏金事件のダメージを最小限に抑える狙いがあったが、党の公認を巡り「政治とカネ」の問題が再燃した。選挙戦終盤には、非公認候補が代表を務める政党支部に多額の活動費を支給していたことで批判を浴びた。

新政権の支持率は低調と言えた。「大事な選挙を前に一体どうなるのか」。陣営関係者は吐き捨てるように言った。

茨城県内選挙区は3勝にとどまった。「最重点区」の1、6、7区はいずれも敗退。「重点区」とした3、5区のうち、5区は比例復活も逃した。

各陣営は昨年から派閥裏金事件の釈明に追われた。国会会期中も週末や大型連休に地元入りし、支援者らに頭を下げて回った。選挙中は、茨城県に関連する議員がいないことをアピール。石破首相や岸田文雄前首相らが次々来県し、候補者のクリーンさを強調した。

必死のてこ入れも効果は限定的だった。報道各社の情勢調査で全国的に苦戦する可能性が報じられると、1区の自民前職、田所嘉徳氏の陣営は「なすすべがない」と自嘲気味に話した。

連携する公明は高い集票力で自民候補を支えてきた。見返りに比例での公明票上積みを目指す「バーター協力」を展開したが、逆風のあおりを受けた。比例北関東で目標に掲げた「3議席」は維持したものの、うち1議席は国民民主の比例登載候補者が足りなかったことで得られた議席だった。

小選挙区で敗れた4人のうち3人は、当選4回以下の候補者。2009年の政権交代を経験せず、党内では「苦しい選挙を知らない世代」とされる。

党県連の白田信夫幹事長は27日夜、小選挙区で3勝4敗と負け越した要因について「本人の努力が5割、政治とカネが4割、不景気が1割」と分析。強固な後援会組織をつくり、地域ごとのニーズをくみ取る重要性を指摘した。

今回大勝した陣営の県議は「(前回選挙から)3年間、もっと言えば初当選から数十年間、どれだけ地域のために活動してきたか。信頼関係があれば逆風に耐えられる」と胸を張る。一方、小選挙区で苦戦した県南の陣営は「安定した戦いができるのは、人の入れ替わりが少ない鹿行と県北だけだ。ほかは浮動票も多く、〝風〟の影響を受けざるを得ない」と分析する。

民主党政権が誕生した09年以来の苦戦に揺れる「自民王国」。党県連の海野透会長は、党本部に今回選の「総括」を求めるとした上で、「来年の参院選、知事選に影響が出るかもしれない。早急に対応を練る」と険しい表情で話した。

茨城県内選挙区で自民前職と野党系候補が激戦を繰り広げた衆院選が終わった。各党の戦いを振り返る。

茨城新聞社

2993OS5:2024/10/31(木) 16:53:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/8ea28713f6fa61e99e2ad5b0e710e912139b5919
《連載:検証 2024衆院選 茨城》(中) 立民6区で初、国民5区死守 追い風「伯仲」手繰る
10/30(水) 11:00配信


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茨城新聞クロスアイ
スーパー近くでの街頭演説に集まった立民候補の支持者ら=20日、土浦市内

「裏、裏、裏の政治に終止符を打とうではありませんか」

24日、JR土浦駅前に立った立憲民主党の野田佳彦代表の声には、力が込もっていた。

衆院選は自民党派閥裏金事件を巡り、政治改革が争点となった。選挙戦終盤には、非公認候補が代表を務める政党支部に対し、公認候補の支部と同額の活動費2000万円を支給していたことが明らかになった。

野田氏と同日、東海村で国民民主党の榛葉賀津也幹事長は演説後、「潮目がね(変わった)。2000万円の報道は相当効いている」と語った。

「前回より明らかに反応がいい」「手を振ってくれる、声をかけてくれる人が多い」。立民、国民の陣営関係者は追い風を肌で感じていた。


立民は6区の青山大人氏が小選挙区で初勝利。得票は自民候補に対し、選挙区内の5市全てで上回った。

街頭では子育て支援や物価高対策などを訴え、防衛費増大や裏金事件で政権を批判。100を超える地区後援会を軸に地元密着をアピールし、前回差をつけられたつくば市での浸透に注力。自民の高い組織力を警戒し「終盤も全く緩みはなかった」(県連幹部)。

国民は5区の浅野哲氏が県内唯一の議席を堅守。自民候補に1万7000票以上の差をつけた。

演説では手取り増へ「年収の壁」を178万円に引き上げることなど、政策に重点。交流サイト(SNS)も駆使し、ライブ配信でコメント欄の書き込みに答えるなど、若者や子育て世代への浸透を狙った。母体の日立グループ労組や連合茨城は最後まで引き締め、組織力を発揮した。

報道機関の終盤調査では、両氏ともに無党派層の4割以上に支持を広げ、自民支持層の一部に食い込んだ。追い風の中、油断なく戦い抜いた。

「与野党伯仲の状況になった。これからの政治、茨城が変わっていく力強い兆しになった」。今回の選挙結果を、立民県連の選対本部長を務めた小沼巧氏は評価する。

公認候補は1勝1敗。「友情支援」とした無所属候補や、国民の浅野氏を含めると、非自民系で計4勝と自民に勝ち越した。

一方で、前回は公認4人のうち2人が比例復活、今回、県内の立民勢力はむしろ縮小。比例票は県内で1万8000票以上減らした。「独自候補のいない選挙区では比例票も獲得しにくい」と指摘し、2区などに擁立できなかったことを悔やむ声は党内からも漏れる。

国民は浅野氏の勝利に加え、県内の比例票が倍増した。県連の二川英俊幹事長は目標を達成できたとしながら「複数の小選挙区で候補者を擁立できるよう、努力を重ねていかないといけない」と話す。

今回、両党は政権批判の受け皿となり、多くの支持を得た。確かな基盤づくりでさらなる党勢拡大につなげられるかどうかが鍵となる。

茨城新聞社

2994OS5:2024/10/31(木) 16:53:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/883625780fbef2af68025694226e9a4cd68ecaab
《連載:検証 2024衆院選》(下) 無所属2氏 変動の芽 1、7区で自民候補破る
10/31(木) 11:00配信


茨城新聞クロスアイ
支持者と握手を交わす中村勇太氏(右)と当選を確実にし、あいさつする福島伸享氏

「相手はオール自民の完璧な布陣。無所属がなぜ勝てたか。全て皆さまの協力があってこそだ」

茨城県内小選挙区でただ一つ、一騎打ちとなった茨城7区は、野党系無所属の新人、中村勇太氏が制した。祝勝会では、父の中村喜四郎前衆院議員から引き継いだ後援組織の会員らと喜びを分かち合った。

直前に政界を引退した喜四郎氏は当選15回を誇る。2005年衆院選以降、無所属から一転、立憲民主に入党すると、保守色の強い後援会「喜友会」との関係にほころびも見られた。前回21年の衆院選で、初めて小選挙区で敗れた。

喜四郎氏は3年間、選挙区内を奔走。喜友会の結束を固め直し、支持の掘り起こしを図った。

公示前には立民県連と連合茨城から実質的な支援を取り付けた。共産は県内で唯一、7区への候補者擁立は見送った。「全て喜四郎氏がお膳立てした」。後援幹部の一人は明かす。

選挙戦で勇太氏は父と同様、オートバイで地域をくまなく回った。街頭演説は計160回。政治とカネの問題を徹底的に批判し、選挙制度改革が必要だと訴え、初当選を果たした。

「無敗の男」と呼ばれた父と同様、当選を重ねられるのか。支持者は「経済や国防の政策に考えを示していない」と指摘。いずれかの政党に入った場合、所属先によっては再び後援会が揺らぎかねない。世襲批判も付きまとう。

「(当選という)結果に見合う人間に成長して皆さんに恩返しする。国家国民のために最後まで頑張る」。勇太氏は決意を述べた。


衆院制度が現行制度となった1996年以降、県内小選挙区で無所属候補が2人当選するのは初めて。

自民は改選前の5議席から3議席に減らし、野党系が4議席を確保した。このうち無所属が2議席。無所属候補の拡大は、強固な「自民王国」に風穴を開ける大きな変動の芽となる。

前新4人の戦いとなった茨城1区。自民前職に約1万7000票の差をつけ、当選した無所属前職の福島伸享氏は「与野党伯仲で無所属の1議席が大きく生きる。これからの日本の政治を動かす鍵になる」と強調した。

選挙戦では毎日十数カ所を回り、草の根の活動を繰り広げた。無所属ならではの「しがらみのなさ」や比例復活なしの「背水の陣」を強くアピール。主要政党支持層から無党派層まで、幅広い支持を得た。

同県筑西市内で開いた決起大会には喜四郎氏が駆け付け、マイクを握った。異様な熱気に包まれる中、「(福島氏は)選挙制度を改革するため立ち上がった。茨城では無所属候補が2人戦っている。2人が当選すれば、政治が変わる」と力強く訴えた。

その2日後、「変化」が起きた。勇太氏とともに当選を果たした福島氏は「政治刷新に向けて行動していく」と語った。

茨城新聞社

2995OS5:2024/10/31(木) 22:05:21
 ▽埼玉1区(5人)
◎85,347村井英樹 44☆元官房副長官自前(4) 推(公)
△82,134武正公一 63☆元財務副大臣立元(6)
✕19,039浅野目義英66☆元県議   維新 
✕15,106矢野由紀子60 元川口市議 共新 
✕04,234三上恭平 42 会社役員  み新 

 ▽埼玉8区(4人)
◎93,223柴山昌彦 58 元文科相  自前(7)推(公■重複なし(自民不記載問題)
△77,580市来伴子 47☆元杉並区議 立新 
✕23,810市野一馬 40☆行政書士  維新 
✕20,305平井明美 80 元所沢市議 共新 

埼玉13区 久喜市、蓮田市、幸手市など
◎61,436橋本幹彦  28 国 新 (元)航空自衛官   ■23年千葉県議選落選(成田市)
✕53,382三ツ林裕巳 69 無 前《4》(元)内閣府副大臣 ■非公認
△22,237高井崇志  55 れ 元《3》党幹事長    ■元民主代議士(岡山1) 
✕21,561中原由棟  33 維 新 (元)農水省職員
✕17,099沢口千枝子 73 共 新 (元)鷲宮町議
✕04,424橋本勉   71 諸 元《1》政治団体代表   ■元民主代議士(岐阜2)

衆院埼玉14区立候補者 >>2920
◎70,608鈴木義弘 61 党幹事長代理 国 前(3)
✕60,249石井啓一 66 党代表    公 前(10)推(自)
✕28,792加来武宜 43 弁護士    維 新
✕17,981苗村京子 65 元三郷市議  共 新
✕07,486関根和也 44 団体役員   無 新
✕05,514高橋易資 68 元会社員   諸 新




https://news.yahoo.co.jp/articles/6772d0375468c83eb86aa3c2ce31b471d651f031?page=2
【衆院選埼玉】「裏金」大逆風にさらされ 想定外の2千万円「この時期に何故こんなことを」 公明に飛び火し代表落選「自民支持者の票、当落に直結」 <民意の先に・上>
10/30(水) 12:05配信

埼玉新聞
自民逆風が飛び火し落選の石井公明代表

 自民党派閥の裏金事件に象徴される「政治とカネ」の問題が最大の争点となった今回の衆院選。自民、公明両党の獲得議席は計215議席にとどまり、与党は過半数(233議席)を大きく割り込んだ。県内16小選挙区でも自民は前回の12議席から8議席に減少。公明党も党代表が勝負を懸けた14区で議席を獲得できず、逆風にさらされながらの選挙戦には、さらに厳しい結果が待っていた。

 最後まで有権者の怒りを過小評価していた自民党に、2009年以来15年ぶりの単独過半数割れという審判が下った。従来からの支持層も固め切ることができず、県連会長の柴山昌彦は28日の会見で「組織を維持するのに必要な信頼が根本から崩れていた」と実感を込めた。

 2月に政治資金収支報告書の修正を陳謝した柴山は、比例代表の重複立候補が認められず、背水の陣で今回の衆院選に臨んだ。区割り変更や候補者増加も影響したのか、他の自民候補が2万〜5万票を減らす中、柴山は約1万1千票の減少にとどまり、県内で処分を受けた4人のうち、ただ一人議席を守った。

 誠実な印象が地元に浸透していた柴山でさえ、「通りがかりに『裏金議員』と厳しい声を投げかける方々も相当数いらっしゃった」。衆院選終盤には、非公認候補が代表を務める党支部に対する2千万円の活動費が支給されたいたことが明らかになり、逆風はさらに強まった。

■想定外の2千万

 「裏金問題」で非公認となった三ツ林裕巳は前回から5万7880票減らし、落選の憂き目を見た。活動費の支給について「本当に想定外。非公認候補者は使うことができないとの決定も聞いた。この時期に、なぜそういうことをするのか」と、胸突き八丁の勝負どころで逆風が一層強まったことに実感がこもった。

 1区で競り勝った村井英樹は28日の得票報告会で「世の中の感覚と内輪の論理に乖離(かいり)が生まれ、どんどん大きくなった。こういうずれを党は正していかないといけない」と話し、ある自民陣営の選対幹部は「総裁や幹事長の責任。早く辞めてほしい」と不満をぶちまけた。

 自民総裁選で「予算委員会での論戦を通じて有権者に判断材料を提供する」と訴えながら解散を強行した首相の石破茂の変節も、内閣支持率に表れた。共同通信社が就任直後の10月1、2日に行った世論調査では支持が50・7%、不支持が28・9%だったが、19、20日の調査では支持41・4%、不支持40・4%となり、負け戦を暗示していた。

2996OS5:2024/10/31(木) 22:05:32

■21年ぶりの擁立

 政権批判は、連立を組む公明党にも飛び火した。14区で党代表の石井啓一が落選し
た結果は、衝撃をもって全
国で報じられた。県本部幹事長の塩野正行は「批判は日に日に強まり、極めて厳しい情勢を認識しながら最後まで戦い抜いた」と選挙戦を総括した。

 公明は全国の小選挙区に石井ら11人を擁立したものの、当選は4人。「常勝関西」と呼ばれた大阪で維新に全敗を喫し、公示前の32議席から8議席減の24議席獲得にとどまった。

 「10増10減」の区割り変更で県内小選挙区が15から16に増加し、自民現職が不在となる14区に白羽の矢が立った。昨年3月に石井の公認が決まると、準備を進めていた自民の地域支部が強く反発。幹事長の茂木敏充(当時)が地元支援者への説明を尽くして決着を図った。

 県内小選挙区への独自候補擁立は、3期10年を務めた若松謙維が03年11月の第43回衆院選(6区)で落選して以来約21年ぶりで、手探りの選挙戦だった。「公明の得票数よりも自民支持者が圧倒的に多い。自民の協力がどれだけ得られるかは、当落に直結する」と塩野。与党大敗にも公明が小選挙区で勝つには、自民票がどれだけ上積みされるかが勝敗の鍵を握ることを強調した。(本文中敬称略)

2997OS5:2024/10/31(木) 22:08:23

 ▽埼玉9区(4人)
◎83,107杉村慎治 48☆元議員秘書 立新
✕78,811大塚拓  51 元財務副大臣自前(5推(公))■重複なし(自民不記載問題)
✕21,680近藤秀将 46☆行政書士  維新  
✕16,293猪股嘉直 70 元狭山市議 共新 


https://news.yahoo.co.jp/articles/628183d8d84e6f5271e999ba1e3873525b547df1
【衆院選埼玉】自民支持層からも批判票 野党「敵失」で勝利も 「受け皿」明暗分かれる 立民、国民、れいわ議席増 維新と共産は1議席にとどまる <民意の先に・下>
10/31(木) 12:23配信

埼玉新聞
初当選を果たし万歳する杉村慎治氏(中央)=28日午前1時ごろ、狭山市内

 自民に逆風が吹きすさぶ中で行われた今回の衆院選。対する野党は共闘から競合にかじを切りながらも、「裏金問題」を突破口に批判票を取り込み、与党を過半数割れに追い込んだ。埼玉県内16小選挙区では野党が8勝で自民と拮抗(きっこう)し、比例復活を含めると15議席獲得と躍進。ただ、立民や国民、れいわが議席を増やした一方、維新は比例復活の1議席、共産は比例北関東ブロック全体で1議席にとどまり、「受け皿」となった野党内でも明暗が分かれる形となった。


 「国民生活が苦しい中、裏金議員がこの選挙区にいたことの民意を反映した結果だ」。埼玉9区で自民前職との約4千票差の接戦を制し、初当選を果たした杉村慎治は支持拡大の理由をこう語った。

 9区の自民前職は政治資金の問題を巡り、比例重複立候補が認められなかった。立民は同区を最重点区の一つに定め、野田佳彦代表や小川淳也幹事長など党幹部らが連日選挙区入り。自民候補の「裏金問題」の批判を繰り広げた。

 政治資金問題で非公認・比例重複不可となった候補者が立候補したのは県内計4選挙区。うち3選挙区で野党候補が勝利した。選挙戦終盤には非公認候補が代表を務める支部への活動費2千万円支給問題も明るみに出て、自民への批判は頂点に。問題に直接関係のない自民公認候補者や公明にも打撃となった。

■自民批判の票は

 無党派層と並んで鍵を握ったのが自民支持層だ。共同通信の出口調査結果によると、9区では支持政党を持たない有権者の半数超が杉村に投票。無党派層からの投票が約22%だった自民候補に大きく差をつけた上、杉村は自民支持層の1割超からも票を獲得した。自民候補者や政権を支持していた層からも批判票が対立候補に流れた形だ。

 自民支持層の票の行方が結果を左右した傾向は9区以外にも7区などでも見られた。ただ、いずれの選挙区も接戦の末の薄氷の勝利だ。杉村も「得票数はほぼイーブンだった。この地域の5割の声はまだ聞き取れていないということだ」と気を引き締めることを忘れなかった。

 また、比例北関東ブロックの得票数は、立民が県内約70万票で前回から6万6千票減らし、全県的に小選挙区での立民候補への投票は必ずしも積極的な行動ではなかったことも浮き彫りとなった。

■比例で躍進の党

 一方、比例で躍進ぶりを見せたのが国民とれいわだ。国民は前回から23万票超を上乗せした約39万5千票で比例2議席を獲得。重複立候補者のうち2候補が小選挙区で当選したため、1議席を公明に譲る事態になった。れいわも9万票近く比例得票を伸ばし、1議席をつかんだ。

 共同通信の出口調査では、国民は10〜30代で立民よりそれぞれ約5〜10ポイント高く支持を集め、れいわは30、40代を中心に幅広く支持を集めた。一方の立民は年齢層が高くなるにつれて支持を伸ばす傾向となった。

 比例票の掘り起こしを目指し、積極的に小選挙区の候補者擁立を進めた維新は前回から11万票減の約22万票と厳しい結果に。共産も、しんぶん赤旗での「2千万円支給問題」報道などで自民を追い詰めながら、比例では7万票減の約21万票と苦戦した。

 共産の柴岡祐真県委員長はこう口惜しむ。「赤旗で始まり赤旗で終わる選挙だった。自民の大敗をつくり出したが、(票は)私たちのところに来なかった」
(本文中敬称略)

2998OS5:2024/10/31(木) 22:16:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/14672c47f4632ad0f6d93e33fc6092e2e70daeed
不安定さ残る「部分連合」 難しい政権運営続く自民 国民との協議を本格化
10/31(木) 17:56配信

産経新聞
連合政権のあり方メリットとデメリット

自民党は31日、衆院選で少数与党となったことを受けて、国民民主党との「部分(パーシャル)連合」に向けた協議を本格化させた。ただ、部分連合は政策ごとに野党が政府・与党に協力する連携のため、政権運営の不安定さは残る。国民民主にとって自らの政策を実現させる機会は増えるが、国家統治に関与する責任の重みが増す。掲げた政策の実現性が、これまでよりも一層問われることになる。


■連合政権、最も安定は「閣内協力」

連合政権のあり方は、今回のような「部分連合」に加え「閣内協力(連立)」と「閣外協力」がある。日本政治に詳しい中央大学の中北浩爾教授の著書「自公政権とは何か」(ちくま新書)によると、閣内協力や閣外協力は部分連合と違い、複数の政党が常に協力し、政権を支える。

各党が閣僚を送り出し、政権運営でも連携するのが閣内協力だ。法案や予算案の議決など国会運営に加え、政権内部でも協力するため、最も安定した連合政権のかたちといえる。現在の自公政権もこの形式にあたる。ただ、政党間の協力関係の維持を優先するために政策面での調整で妥協を強いられるケースもある。

閣外協力は閣僚を送り込まず、首相指名選挙での投票や内閣不信任案決議なども含めて国会運営に協力する。日本では第2次大平正芳内閣(昭和54年11月〜55年6月)での自民と新自由クラブの関係などが、例として挙げられる。政党間で政策協議の場を設けて法案の事前審査を行い、法案採決で恒常的に協力する場合もある。

■困難な立ち回り求められる自公政権

一般的に閣僚を送り出す閣内協力を避け、閣外協力や部分連合にとどめるのは、選挙などを考慮し、各党の自由裁量を確保しつつ政策実現を図るためだ。しかし、その分、連合政権としての安定性は欠ける。

自民党関係者は「自公が過半数の支持を失ったので、部分連合などを模索するのは国政を停滞させないためにも当然だ」と理解を示すものの、「今後も自公政権は難しい立ち回りを求められることになる」との見方を示す。

一方、自公が部分連合の相手として秋波を送る国民民主は、ガソリン税を一部軽減する「トリガー条項」の凍結解除や「年収103万円の壁」撤廃などを主張しており、自公との政策協議で俎上(そじょう)に載せる構えだ。だが、これらの政策は財源などを巡って課題もある。

中北氏は「国民民主は自公政権と部分連合を組み、政策実現を図るだろうが、あまりにも過大だと、自公は日本維新の会とも部分連合を組み、バランスをとるのではないか」と指摘した。(大島悠亮)

2999OS5:2024/10/31(木) 22:25:15
 ▽山形3区(3人)
◎93,909加藤鮎子 45☆元こども相 自前(3) 推(公)
✕63,102石黒覚  68☆元県議   立新 
✕10,372山田守  62 元鶴岡市議 共新 


https://news.yahoo.co.jp/articles/877c7bc671247454905f5acafaaa166f7129aef1
自民前職これまでにない危機感抱いた選挙戦 衆院選山形3区
10/31(木) 20:05配信

YBC山形放送

山形放送

YBCのカメラが見つめた衆院選県内小選挙区の戦いを振り返ります。山形3区の選挙戦。裏金問題などによっていわゆる「加藤王国」に吹いた「逆風」。自民・前職はこれまでにない危機感を抱きました。

山形3区は事実上、自民党の加藤鮎子さんと立憲民主党の新人石黒覚さんによる争いとなりました。

4回目の当選を目指す加藤さん。

加藤鮎子氏「よろしくお願いします」「お久しぶりでございます」「こんにちは。誰だろうって感じかな」

選挙戦序盤ー。岸田内閣でこども政策担当大臣を経験し、国政での経験を積み上げる一方、その間、地元に戻ることができなかった影響を肌で感じていました。
そして、裏金問題を巡って吹いた「逆風」。

加藤鮎子氏「接戦という言葉を見て本当に申し訳なく思いました。申し訳ない。私が充分に地元の皆さんにやらせていただいている仕事の説明をきちんとしてこなかったからだと思う」
「私の話を聞いたことが無かったり接点が少ない人たちはメディアであふれている様々な情報を見て心のない言葉をかけてきたり、親指を下に向けて車で通りすがったり、怒りを感じているのがよく感じている。二極化していると思います」

一方、出馬表明は公示のわずか2週間余り前と直前となった石黒さん。

石黒覚氏「自分たちの懐が肥えていけばいいような日本の政治に皆さんのお力をお借りして新しい政治の幕が開くということを信じて戦って参ります」

演説に聞き入る聴衆を前に、自民党への逆風を自身への追い風に感じていました。

石黒氏「ありがとう!」中学生「がんばってください!」
石黒氏「酒田3中野球部!よーし、甲子園を目指してがんばれー!」中学生「ありがとうございます」

危機感を抱いた加藤陣営。
幅広い世代に声が届くよう街頭に立つ回数を増やしました。

選挙戦終盤ー。
党本部からは抜群の知名度を誇る小泉進次郎さんが応援に駆け付けました。

小泉進次郎氏「中学生?中学生もいるの中学生、高校生、こちらも高校生。一番奥もこんなにいっぱいさすがこども大臣ですね」

最後の街頭演説。会場には子どもを連れた家族連れの姿も多く見られるようになっていました。

加藤鮎子氏「最初の逆風に比べていま大変温かい支援・声援をいただくようになった。地域の皆さん方のお声がけがあのどんよりした空気を払拭してくれて、この2週間で手を振ってくれる方の数が変わってきました。本当にありがとうございます」

結果は加藤さんが3万票余りの大差をつけて4回目の当選。

一方、石黒さんは比例復活も叶いませんでした。出遅れが最後まで響き、地元の酒田・飽海以外での知名度不足を解消できませんでした。

石黒覚氏「私の不徳の致すところでこの様な結果になりましたことは、改めまして心よりお詫びを申し上げながら皆様と一緒にまたこの国の政治が正しい方向に向いて行くようにこれからも力を合わせて行ければと思っています。この度は本当に申し訳ありません。そして大変ありがとうございました」

選挙期間中、山形3区でも注目されたのは吉村知事の動きです。
両陣営を激励に回りました。

吉村知事「比例復活ということでもう3人上がってくれると6人誕生するわけです。代議士の数が多ければ多いほど山形県の声を届けることができるようになるし”あったかい国会”になるのではないかと思います」

知事選などでは対立関係にあった加藤さんの事務所ではー。

吉村知事「お父様の跡を継いだということは重いと思っています。紘一先生も天上から見守っていてくれていると思いますのでしっかりと長くやっていただいて政権の中枢になっていただくのは山形県民の思いなのではと。(握手して)将来は紘一先生のように頑張ってください」

加藤鮎子氏「吉村知事からは今後の復旧・復興に向けた切実な思いを添えながらの応援のエールをいただいたと思っている。そこは思いが共通していますのでしっかりと被災者の方、被災地をしっかり復旧・復興に汗をかいてくださっている皆様方と一緒に市町村そして県、国と連携を取りながら早急に進めていきたいと思っている」

組織の盤石な強さを見せた加藤さん。

3000OS5:2024/10/31(木) 22:25:25

一方、石黒さんは追い風を当選に結びつけることができませんでした。

石黒覚氏「我々の立憲民主党県連の普段の活動の弱さが出たのではないか」

県内では、告示まで3か月を切った知事選、そして来年夏の参議院議員選挙と政治決戦が続きます。山形3区の結果は非自民系勢力に強い組織態勢づくりの必要性を突き付けました。

3001OS5:2024/10/31(木) 22:34:29
 ▽東京17区(4人)
◎64,495平沢勝栄 79 元復興相  無前(9)  ■非公認■公明推薦なし
△51,975円より子 77☆元参院議員 国新   ■民主⇨国民の怒り⇨国民民主
△42,420猪口幸子 68☆医師    維新 
✕26,564新井杉生 65 党地区委員長共新 


https://news.yahoo.co.jp/articles/e66f8654b516e58ce1e647e71b543d94876b7ae9
東京・葛飾「平沢王国」に異変 異例の“代議士3人時代”突入へ【衆院選2024】
10/31(木) 21:46配信

東京・葛飾区立石。千円あれば酔っぱらえる「せんべろ」の街として知る人も多い。下町情緒を醸し出す仲見世商店街は、昼から頬を赤くした酔客の姿も珍しくない。

衆院選が公示された今月15日、立石の一角にある神社には朝から多くの人が集まり、平沢勝栄氏(79)の「出陣式」が執り行われた。

葛飾区(東京17区)では小選挙区制が敷かれた1996年の衆院選以降、平沢氏が議席を守り続けている「平沢王国」だ。民主党(当時)が政権を奪取した2009年の衆院選でも、平沢氏は圧倒的な強さで民主党の対抗馬を破った。

しかし今回、“裏金問題”に端を発し、平沢氏は自民党の公認無しで戦うことになり、陣営は危機感を募らせていた。

「初めて供託金を払いに行きましたよ。今までは党がやってくれたので…」
陣営の関係者が「異例の選挙戦」であることを吐露した。

葛飾に生まれ育った私はこれまで地元である東京17区の情勢取材を担当してきた。今回、初めて自民党の非公認となり無所属で出馬した平沢氏の選挙戦を取材した。

記者「平沢さん、意気込みは?」
平沢氏「…」
記者「きょうを迎えて、お気持ちは?」
平沢氏「…」

異様な光景だった。
公示日に平沢氏は記者から向けられた質問に何も答えず、ダンマリを決め込んでいた。普段は無風の選挙区のため、こんなに報道陣がいるのは見たことがないが、今回は公示前から「裏金・非公認」の選挙区として取材が加熱していた。平沢氏は「渦中の議員」として注目されることを快く思っていないように見えた。

しかし、今の心境を聞きたい。こう思った私はひらめいた!

筆者「平沢さん、僕、立石出身なんですよ」
平沢氏「え?そうなの??」

この日、初めて喋った!さすが「ミスターどぶ板」といわれる平沢氏。地元出身者のお願いは断れなかったようだ。

筆者「どうですか、今回は?周りの声は?」
平沢氏「今回はただ勝つだけじゃダメなんだよ。大差で勝たないと!」

平沢氏は大差をつけて勝つことを強調した。こうした意向を汲んでか、平沢氏を支える地元の自民党区議・都議らもピリピリしているように見えた。

「修祓式(しゅうれんしき)」と呼ばれる出陣の行事は、まるで時代劇で見るような儀式だった。平沢夫妻の脇を葛飾区長と御年100歳の後援会長兼選対本部長が固め、さらに自民党区議団らが整列していた。

「おめえら、早く並べよ!」

べらんめえ口調の怒号が会場に響いた。区議団の幹部が、もたついている若手の区議に向かってマイクを使って言い放った。時代に逆行するような怒号にドキッとしたが、会場に集まった支援者らは気にしていないようだった。この日集まった支援者は町内会の会長など古くから平沢氏を支えている高齢者が多かった。

あいさつで自民党都議が「今回の党本部の決定は釈然としない」と話すと、多くの支援者がうなずいていた。ここでは党本部の決定に異を唱えても平沢氏のためなら“正義”となるかのようだった。

平沢氏はこう息巻いた。「私は総裁選で石破さんを応援した。言いたいことはあるけれど、今は言わない方が良い」。自民党総裁選で平沢は石破氏を支えたにも関わらず、非情にも公認されなかったことに不満を隠さない。

そして平沢氏は、自身と同じ警察官僚出身の佐々淳行氏が石原慎太郎氏に贈った台詞「反省しろよ慎太郎 だけどやっぱり慎太郎」を引用した。

「『反省しろよ自民党、平沢!だけどやっぱり自民党、平沢』なんですよ!」

3002OS5:2024/10/31(木) 22:34:47
支援者からこの日一番の拍手が沸いた。

平沢氏の強さの秘密は徹底的な「どぶ板」と言って良い。

私が小学生の時のことだった。100歳を目前に大往生した曾祖父の通夜に突然、平沢氏がやってきたのだ。曾祖父は政治とは無関係だったので、親族一同驚いていたのを覚えている。

「ひーじーちゃんのために偉い人が来てくれたんだよ!ヒラサワ先生っていうんだよ」。幼心に強烈な印象が残ったことを覚えている。

また最近、私が所属していた地元小学校のサッカークラブが創立30周年を迎え、ささやかな祝賀会が開かれた。そこにも「ヒラサワ先生」がやってきたのだ。しかも、自民党区議・都議を引き連れての大所帯だった。クラブ関係者は「だれも平沢氏を呼んでいない」ということだったが、区の施設を使用した催しだったため、平沢氏に情報が入ったのだろう。「義理と人情」がどこよりも濃く残る下町では、こうした活動が絶大な効果を発揮しているのかもしれない。

そんな平沢氏でも、今回ばかりは裏金事件で窮地に追い込まれたように見えたが、陣営の関係者は「思ったより逆風を感じなかった」と話す。支持者からは「石破さんを応援したのに、気の毒」といった声を掛けられたという。

そして、開票結果は…。

平沢氏が得票率34%と「薄氷の勝利」だった。2003年以降、常に50%を超えていた平沢氏の得票率が初めて50%を割ったのだ。投票が締め切られた午後8時に「当確」を打った社はゼロだった。

JNNの出口調査の結果を分析すると、平沢氏に投票した人の約67%が「自民党の裏金問題について考慮した」と回答した。多くの有権者が出陣式での平沢氏の言葉のごとく「それでもやっぱり平沢」と判断したのだろうか。

一方、世代別の投票先を見ると一定の傾向が見えた。

平沢氏は年代別に見て40代〜80歳以上で最も高い得票率となったが、20代、30代は得票率が最も高かった候補の半分ほどしか獲得できなかった(※10代はサンプル数が少なく分析対象から除外)。

その結果、対抗馬の円より子氏(国民)と猪口幸子氏(維新)が平沢氏に迫る勢いで票を獲得し、比例復活。小選挙区制に移行後、初めて葛飾(東京17区)から3人の衆議院議員が当選し、未曾有の「代議士3人時代」を迎えることになった。

気になる数字もある。

葛飾区選挙管理委員会によると、今回、無効票となったのは1万4631票で全体の7.31%にも上った。そのうち9623票が白票だったという。無効票の割合と白票の数は、選管がさかのぼることが出来る2017年以降、3回の衆院選で最多だった。

“最多”の白票と「3人当選」という過去に例を見ない選挙結果となった葛飾。

今回の結果は“葛飾の政変”と言えるのか。そして若い世代の「平沢氏離れ」は、これからの葛飾の政治環境にどう影響を与えるのか。今後も地元葛飾をウォッチしていきたい。

岸将之(TBSテレビ 調査報道部特別報道班)
東京・葛飾区出身。これまで所属した社会部では東京地検特捜部や裁判所などの取材を担当。その後、「報道特集」に所属し東京五輪での「弁当13万食廃棄問題」や、侵攻が始まった翌日からウクライナ・ベラルーシの両国で取材をした。 2024年7月から所属する特別報道班ではM&Aで中小企業が悪意ある買い手企業の被害に遭っている実態などを取材。

TBS NEWS DIG Powered by JNN

3003OS5:2024/10/31(木) 22:44:18

 ▽広島5区(3人)
◎82,297佐藤公治 65☆元参院議員 立前(4)
✕60,796小島敏文 74 元復興副大臣自前(4)推(公)■重複なし(自民73歳定年制)
✕11,106猪原真弓 63 党地区委員 共新 

三原市 小島の県議時代の選挙区
佐藤公治17,469(50.0%)
小島敏文14,775(42.3%)
猪原真弓2,662(7.6%)

尾道市 佐藤の出身地
佐藤公治30,858(57.3%)
小島敏文18,691(34.7%)
猪原真弓4,324(8.0%)

三次市 亀井静香の地盤
佐藤公治12,245(54.8%)
小島敏文8,612(38.6%)
猪原真弓1,477(6.6%)

https://www.chugoku-np.co.jp/articles/-/550045
選挙区拡大で悪戦苦闘【衆院選自公大敗 変わる風景】④有権者への浸透

21:21
(最終更新: 21:21)

撤去作業が進む小島の尾道事務所
 衆院選広島5区で敗れた自民党の小島敏文(74)は、尾道、三原、三次の3市に置いていた事務所の閉鎖を決めた。これまで比例復活で4期(約12年間)国会の赤じゅうたんを踏んだ。悲願の小選挙区当選はかなわず。本人は進退の明言を避け、生まれ育った広島県世羅町の拠点は残すが支援者らは「政界引退だろう」と受け止める。

 1票の格差解消を目的とする小選挙区定数「10増10減」が適用された衆院選。東京などでは国会に送り出す議員が増える一方、人口減が進む中国地方は広島、山口、岡山3県で1人ずつ減った。

 選挙区の区割りが変わった。「新しいエリアでどこまで浸透できるかが鍵だ」「顔と名前を有権者に知ってもらうことから始めねば」。広島5区に限らず、どの陣営からも同じ声が聞こえた。

 広島5区は、旧6区を軸に旧4、5区の一部エリアが組み込まれた。面積は3637平方キロで、鳥取県や奈良県とほぼ同じ。中国山地と瀬戸内海にまたがる広い選挙区を候補者はどう歩いたか。

 勝った立憲民主党の佐藤公治(65)は選挙戦の序盤、出身地の尾道市に加え、支援を受ける元衆院議員の亀井静香(88)の影響力が強い県北部を遊説した。最後の2日間に張り付いたのは三原市。ほぼ告知せず、選挙カーを降りて演説を重ねた。

 小島は最初の2日間、新たに選挙区となった三原市本郷町、大和町、尾道市瀬戸田町を歩いた。自民党の地盤での票固めを図ったが、そこに吹き付けたのが「政治とカネ」問題という逆風だった。

 政界には「地盤、看板、かばん」という言葉がある。有権者に浸透を図る上では「看板」に当たる肩書が影響する。逆に言えば、野党の新人候補には不利な面もある。

 岡山3区で、立憲民主党のはたともこ(58)は新たに選挙区に入った津山市に拠点を構え、ポスター張りやチラシ配りに奔走した。それでも自民党の現職財務相、加藤勝信(68)の壁は高かった。

 中国地方で唯一区域を維持したのは福山市全域の広島6区(旧7区)。5選を飾った自民党の小林史明(41)が駆使したのは交流サイト(SNS)だ。選挙戦で用意した動画は約110本に上る。

 時間対効果を意味する「タイムパフォーマンス(タイパ)」を重視する若者を意識。大半を数十秒にまとめ、デジタル技術による子育て支援などを訴えた。小林は動画の閲覧数に自信を深め、「有権者の関心は政策にあることがあらためて分かった」と話した。

 小林と同じく、自民党の旧岸田派(宏池会)に身を置いた小島。落選翌日に自らのホームページに「取り返しのつかない結果となり誠に申し訳ない」とのメッセージを載せた。東京・永田町の衆院議員会館12階にあった小島の事務所はひっそり。落選議員たちは片付けを進めた。=敬称略

(衆院選取材班)

3004OS5:2024/10/31(木) 22:48:42
栃木3区 178票
◎45,546簗和生  45 元文科副大臣自前(4)
✕45,368渡辺真太朗31 元銀行員  無新 
✕30,913伊賀央  60☆元豊岡市議 立新 



https://www.tokyo-np.co.jp/article/363266?rct=tcg_shu24
<衆院選とちぎ>3区・簗さん、冷や冷や 178票差で5選 「裏金」1746万円、比例重複なし
2024年10月29日 08時24分
5選を祝う花束をもらった後も、控えめに喜ぶ簗和生さん(右)=大田原市の事務所で

 栃木3区(大田原、矢板、那須塩原、那須烏山市、那須、那珂川町)は自民前職簗和生さん(45)が、無所属の新人、渡辺真太朗さん(31)らの挑戦を退け、5回目の当選を果たした。自民党籍を持つ渡辺さんとは178票差、得票率では0.2ポイントの超僅差だった。(武藤康弘)
 27日午後10時40分ごろ、大田原市にある事務所の控室で「当確」を聞いてようやく、支援者ら約200人の前に現れた簗さんは「皆さまに冷や冷やさせる思いをさせて申し訳ない」と何度もこうべを垂れた。
 自民党本部が公認の是非の判断材料の一つとした政治資金収支報告書への不記載額(1746万円)は、公認を受けた議員の中では2番目の高額。全国的に「政治とカネ」を問われた選挙戦は、街頭演説の告知を最小限に控え、旧来の支持層の集会への積極参加で票離れを食い止める戦略だった。栃木1区で14選した自民前職の船田元さん(70)陣営が励んだような、選挙戦で交流サイト(SNS)を使う動きは皆無。支援を公言する渡辺美知太郎那須塩原市長のX(旧ツイッター)投稿くらいしか、簗さんの選挙活動を知るすべはなかった。
 党が比例重複立候補を認めない「背水の陣」だったが、「特段意識していなかった。小選挙区で信任をいただく思いでやった」と報道陣の問いに答えた簗さん。汚名をすすぐ議員活動を5期目に果たせるのか、注視するのは小選挙区内の市民・町民だけではない。

3005OS5:2024/10/31(木) 22:54:39
>「勝てると言えるのは4選挙区ではないか」。
2区:小林鷹之 7区:齋藤健 11区:森英介 12区:浜田靖一



 ▽千葉3区(4人)
◎67,308松野博一 62 元官房長官 自前(8)  推(公) ■重複なし(自民不記載問題)
△64,169岡島一正 66☆元予算委理事立元(3)
✕22,717大薄裕也 36 弁護士   無新 
✕09,297加藤和夫 75 元市原市議 共新 


共産と1本化できてれば、岡島が勝てそうでしたね





https://www.tokyo-np.co.jp/article/363436?rct=chb_shu24
<衆院選ちば>自民「政策で戦いたかった」「裏金問題+党支部に2000万円」で苦戦
2024年10月30日 07時20分
 「勝てると言えるのは4選挙区ではないか」。衆院選中盤、自民、立憲民主両党の千葉県連幹部がそろってこう話した。双方とも全14選挙区のうち、残る6選挙区は大接戦と見ていた。
 結果は、自民は前回から2減の7議席、立民は3増の7議席。比例重複の復活当選を含めると、自民8議席、立民10議席で、自民は水をあけられた。
 「残念だ。政策論で選挙を戦いたかった」。投開票から一夜明けた28日、自民県連の桜田義孝会長は神妙な表情でこう述べた。党派閥裏金問題に関心が集まったとし、「こんなに早く総選挙をやるべきではなかった」と執行部を批判した。
 接戦区で注目を集めたのは3区だ。旧安倍派の事務総長を務めた松野博一さんは、裏金問題を抱える公認候補として出馬。前回は10万6千票超を集める大勝だったが、今回は6万7千票まで減らした。次点の立民元職とは3139票差の辛勝。陣営関係者は「逆風が強まり、負けるかもしれないと考えた」と明かす。競り勝てたのは「昔からの支援者のおかげだ」。
 裏金問題は、他の自民候補たちにも影を落とした。応援弁士たちが「政治資金収支報告書の不記載問題には無縁の人だ」と候補者を紹介する場面も。支援した地方議員の多くは裏金の影響を口にした。
 自民には政策が浸透しづらかったと見る向きもある。ある県議は「何を訴えてものれんに腕押し。政治不信の表れなのか」と首をひねる。無党派層でも安定を求めて自公に投票していた有権者たちが、選挙に行かなくなると危機感を募らせた。
 さらに選挙戦終盤、非公認候補が代表の党支部に党本部が2千万円を支給していたと報じられると、別の県議は「優位とされた選挙区でも、それまでなかった批判の声を聞くようになった」と嘆いた。
 新人候補たちも知名度不足などから苦戦を強いられた。当選を重ねた前職の衆院解散直前の引退表明を知らなかった支持者もいたという。9区の選対幹部は「(前職の汚職事件で)もともとマイナスからの出発。裏金の影響も重なっては…」とため息をついた。
候補者の応援演説に立つ小林鷹之さん(左)=旭市で

 一方、9月の党総裁選にも出馬した小林鷹之さん(2区)は応援で全国を駆け回り、注目を集めた。27日夜、早々に当確が出ても万歳はせず「全国を回りながら、これまでにない逆風を感じた。党の幹部はこの責任を感じてほしい」と硬い表情で語った。
 連立を組む公明党県本部の平木大作代表は「自民党自身が政治とカネの問題にどう向き合い、改革していくかを示せなかった。公明党としても、しっかり改革するように迫るべきだった」と悔やんだ。(衆院選取材班)
     ◇
 27日投開票された衆院選で、裏金批判を受けて守勢に立たされた自民。野田佳彦代表(14区)のもと攻勢をかけた立民。両党の対決を軸に展開した選挙戦を2回に分けて振り返る。

3006OS5:2024/10/31(木) 23:00:12
 ▽千葉5区(6人)
◎66,031(30.6%)矢崎堅太郎57☆元県議   立新 
△59,636(27.6%)英利アルフィヤ36☆元国連職員 自前(1)推(公)
△51,033(23.6%)岡野純子 46☆元浦安市議 国新 
✕17,615(08.2%)岸野智康 30☆元議員秘書 維新 
✕11,015(05.1%)桜井雅人 51 元市川市議 共新 
✕10,490(04.9%)宮路純一 35 鉄道会社員 参新 


参考:23年補欠選
千葉5区

◎50,578 30.6% 英利アルフィヤ34歳 自民 (公) 新
✕45,635 27.6% 矢崎堅太郎  55歳 立民新
✕24,842 15.0% 岡野純子   44歳 国民新
✕22,952 13.9% 岸野智康   28歳 維新新
✕12,360 07.5% 斉藤和子   48歳 共産元
✕06,561 04.0% 星健太郎   43歳 無所属新
✕02,463 01.5% 織田三江   41歳 政女新<衆院選ちば>「野田効果」で立民倍増 野党連携見通せず 現実的な政策を
2024年10月31日 07時36分
候補者の応援演説で政権交代を訴える立民の野田佳彦代表(左)=鎌ケ谷市で

 「自民党を政治から退場させなければならない」。衆院選終盤の25日、千葉県鎌ケ谷市で応援演説した立憲民主党の野田佳彦代表(14区)は声を張り上げた。自民の非公認候補者が代表の党支部に党本部が2千万円を支給していた問題を「裏公認料」と批判した。
 立民は候補を立てた計11の小選挙区で7勝し、比例復活を含めて前回から倍増の10議席を得た。県連の奥野総一郎代表(9区)は「政治とカネの問題が追い風になった。野田さんが代表になった効果もあった」と総括した。
 2021年の前回は多くの選挙区で野党の競合が回避されたが、立民は4勝に終わった。今回、共産は全14選挙区で候補者を擁立、与野党一騎打ちは立民が立てなかった2区だけだった。
 立民と国民民主党の競合で混戦だったのが5区。自民前職と、立民、国民、維新のいずれも新人は、昨年4月の補選と同じ顔ぶれ。さらに共産、参政の新人2人も参戦した。
 28日未明、初当選を決めた立民新人の矢崎堅太郎さんは「もともと激戦は予想していた」と淡々と話した。選挙期間中は「変わってほしい」など自民に変化を促す声を有権者から聞き、手応えも感じ取っていた。一方、国民との連携は「候補者ではどうすることもできない。両党の動きを見ていると、難しいのかなと思った」。
 補選では野党競合の末、自民候補が抜け出して勝った。それだけに、今回は野党間の連携を支持者も切望していたという。矢崎さんは雪辱を果たしたものの、「今回は勝てたからいいが、野党乱立が自民を利することになりかねなかった」と懸念を口にした。
 共産とは距離を置く形になった「共闘解消」について、立民県連幹部は「真ん中(中道保守層)を取りにいく」と強調。別の県連関係者は「野田代表になって、離れていた支援者が戻り戦いやすくなったという陣営もあった」と明かす。さらに、「有権者に選択肢が増えた。野党を集約するのか分散させるのか、どちらを選ぶのかも有権者に委ねられていたと言える」と指摘した。
 一方、野党共闘は進まなかったが、環境や平和運動などの市民団体が候補者を支援した草の根の「選挙協力」を評価する声もあった。
 立民と国民民主を支援する連合千葉の永富博之会長は「連合としては政策的に立民と国民民主が連携を強めるべきだと考える。今後、協力体制を築いてほしい」と求めた。
 県連関係者は「与野党ともに政治改革にけりをつけなければ国民は納得しない。選挙結果はそれを示している」としながら、「同時に立民は目指す政権の方向性を明らかにしなければ」と強調。奥野代表は「政権を取りにいく覚悟を決めてまとまらないといけない。国民のためになる現実的な政策は何かを示す必要がある」と力説した。(衆院選取材班)=おわり

https://www.tokyo-np.co.jp/article/363645?rct=chb_shu24

3007OS5:2024/10/31(木) 23:08:42

 ▽長野5区(3人)
◎78,139宮下一郎 66 元農水相  自前(6)推(公)■重複なし(自民不記載問題)             
△68,650福田淳太 30☆元新聞記者 立新 
✕14,681後藤荘一 71 元飯田市議 共新


 ▽長野3区(2人)
◎121,594神津健  47☆元JICA員立前(1)
△099,431井出庸生 46☆元文科副大臣自前(4) 推(公)
           
>>2306渡辺正博 73 共 新 (元)上田市議 取り下げ


https://www.shinmai.co.jp/news/article/CNTS2024102900113
長野県でも自公両党に裏金の逆風 来年夏の参院選の準備も停滞
2024/10/29 11:02
 〈流動 信州の政党 衆院選、勢力逆転(上)〉

 「政治不信を招いた問題への批判が強かったのだろう」。投開票から一夜明けた28日午前、長野5区で7選を果たした自民前職の宮下一郎氏(66)は伊那市の事務所で硬い表情で選挙戦を振り返った。

 裏金事件に厳しい目が注がれる中で行われた総選挙。宮下氏自身も政治資金収支報告書に不記載があったとして、党方針で比例重複立候補を外された。背水の陣で臨み勝利したが、得票は21年の前回選より2万票近く減少。「自民党の宮下を応援するのか、自民はけしからんと考えるのか、という選挙だった」。選挙戦最終日の26日夜には党への逆風をそう表現した。

 3区で落選、比例復活した前職の井出庸生氏(46)は28日朝、佐久市内の街頭に立った。「大変厳しい結果になった。皆さんと意見を交わしながら謙虚に活動していく」と神妙な表情。宮下氏と同様に裏金事件を受け比例重複しなかった1区前職の若林健太氏(60)は再選を逃した。同日午後、長野市の事務所で党の再起などについて尋ねると「特にない。議席を失った私が言う立場にない」とした。

    ◇

 石破茂首相(自民党総裁)は政権発足直後の刷新感を前面に解散に踏み切ったが、事件に関係した議員の非公認の不徹底や、非公認候補が代表を務める政党支部への2千万円支給問題でつまずいた。

 最終盤の25日、森山裕幹事長が飯田市入りし、5区の宮下氏支持を訴えた。森山氏は2千万円支給問題の「渦中の人」。応援受け入れはマイナスとの見方もあったが、農相経験者の森山、宮下両氏がそろってアピールすることで支持固めをすることになった。

 若林氏陣営も公示翌日の16日、党総裁選で石破氏に敗れた高市早苗前経済安全保障担当相が応援に駆けつけ、17日は石破氏が長野市入りした。保守的な政治姿勢で知られる高市氏と、リベラル層に人気の石破氏の相次ぐ応援は、若林氏の「立ち位置」を見えにくくした―との見方もある。

 県連関係者は党中央の一連のちぐはぐな対応に「地方や候補に打つ手はなかった」と顧みる。集会開催や支持拡大を担う職域団体の中には、裏金事件への忌避感から活動が鈍い団体もあったとされる。

    ◇

 裏金事件を巡る逆風は連立相手の公明党にも及んだ。公明は比例代表北陸信越ブロック(定数10)で再選を果たした前職の中川宏昌氏(54)の議席維持が最重要課題で、自民1区の若林氏陣営に「比例は公明」の呼びかけを徹底するよう求めた。

 公明陣営は、若林氏が比例重複しないため「選挙区と比例のすみ分けがしやすい」と期待。ただ、県内の比例得票は前回選より1万4千票余少ない8万8千票余で、1区では前回比964票減の1万9437票に終わった。

 中川氏は「(自民に)足を引っ張られたのは事実。今後は強く言うべきことを言うことが一層大事だ」とする。

    ◇

 与党が再起の道筋を描けない中、参院選が迫る。現在県区の2議席は立憲民主党が独占。自民は早ければ候補者を今夏にも決め、衆院選をともに回る「セット選挙」で知名度向上を図る案があった。ただ裏金問題以降、水面下で交渉する候補先から前向きな返答が得られない状況が続く。党県連の政治資金パーティーも再開の見通しが立たず、参院選の準備は停滞している。

 県連の西沢正隆幹事長(県議)も、参院選の候補者選びが難しくなる可能性を認める。その上で、57・21%と低水準だった衆院選の県内投票率(小選挙区)に注目。「党支持層が投票所に足を運ばなかった可能性があり、深刻」とし、この層の理解を得ることから信頼回復の取り組みを始めたい―とした。

    ◆

 「政治とカネ」を主要争点に27日投開票された衆院選は、自民、公明両党が議席の過半数を割り込み大敗した。県内でも比例代表を含む議席は自民が5から3に減らす一方、立憲民主党が3から4に増やし、勢力図が塗り替わった。政権維持が不安定化する与党は政治不信の払拭と立て直しが急務。野党も信州で続けてきた政党間協力のきしみが垣間見えた。今衆院選を振り返り、2025年夏の参院選に向け県内政党が抱える課題をみる。

3008OS5:2024/10/31(木) 23:10:02
https://www.shinmai.co.jp/news/article/CNTS2024103000180
長野県内の野党連携 今回の衆院選で残ったしこり 1本化以外の可能性も
2024/10/30 12:00


 〈流動 信州の政党 衆院選、勢力逆転(中)〉

 「手応えは(2021年の)前回選に比べてなかった。お金で動く政治は駄目だという政治不信に対する票だった」。衆院選投開票から一夜明けた28日、長野3区を制した立憲民主党の前職神津健氏(47)は上田市の事務所で結果を分析した。

 選挙戦では自民党派閥の裏金事件など「政治とカネ」が最大の争点に。神津氏は物価高や人口減少対策にも力点を置いて訴えたものの有権者の反応を十分に感じられなかったとし、「政策を磨き、立憲民主党自体のファンを増やさないといけない」とした。

 3区では公示間際に共産党が新人渡辺正博氏(73)の擁立取り下げを発表。前回選に続き「与野党一対一」の構図となった。渡辺氏は28日、共産支持層を含む政権批判票が神津氏を押し上げたと分析。「身を引いた判断は間違いではなかった」と受け止めた。

 3区で共産が得た比例票は1万8千票余で、神津氏と自民前職の井出庸生氏(46)の得票差は2万2千票余。神津氏陣営幹部は、前回は比例復活だった神津氏が地域で浸透に努めた結果―と強調。神津氏は共産の候補取り下げは「影響はあった」と認める。

   ◇

 16年の参院選以降、一定の成果を上げてきた県内の野党共闘は今衆院選で、ほころびが目立った。立民の新代表に就いた野田佳彦氏の安全保障を巡る姿勢に共産が反発し、全国の選挙区で独自候補擁立を加速。党県委員会も立民と競合する3区と5区について、一時は両方で候補者調整を見送ることを検討した。

 安全保障関連法廃止を求める市民団体などでつくる「信州市民連合」の候補一本化の要請もあり、最終的に3区で取り下げ、5区では擁立を維持。ただ、1〜3区で立民候補を自主支援する一方、4、5区で独自候補を擁立する対応は、分かりにくさも残した。

 前回選は信州市民連合が仲介する形で立民、共産、社民党は政策合意を結び、5選挙区全てで「野党統一候補」と位置付けて共産側も前面に出て立民側と連携した。今回は立民側がこうした合意の在り方に慎重なまま選挙戦に突入し、1〜3区で活動にも濃淡が出た。共産関係者は、ポスター張りなど「裏方」に徹した選挙区では「釈然としない思いを抱える党員もいた」と明かす。

   ◇

 半面、立民と共産が競合した5区で立民新人の福田淳太氏(30)が自民前職の宮下一郎氏(66)相手に善戦し、比例復活当選した結果からは、候補一本化が議席獲得の「最適解」とは限らない可能性も浮かぶ。

 福田氏の宮下氏に対する得票の割合(惜敗率)は、前回野党統一候補として宮下氏に挑んだ立民の曽我逸郎氏を5ポイント上回る87%だった。今回5区に立候補した共産新人の後藤荘一氏(71)と福田氏の得票を合わせれば宮下氏を上回るものの、同じ発想で戦った曽我氏は届かなかった。

   ◇

 来夏に迎える参院選。県区の改選数が1に半減した16年以降、野党が候補を一本化して補選を含めて4連勝中だ。立民県連代表の杉尾秀哉氏(参院県区)は全選挙区での候補一本化は実現しなかった今衆院選を巡り「信頼関係や枠組みは残っている」とし、参院選は立民現職の羽田次郎氏(55)への一本化でまとまることを期待する。

 ただ、立民県連は県連内の手続きを経ずに長野4区への立候補を表明した県連常任幹事の武居博明氏(66)について野党間の候補一本化を優先し、次期衆院選の公認候補擁立の前提となる4区総支部の設立検討を条件に、比例転出させた経緯があり、問題がくすぶる可能性もある。

 共産党県委員会の鮎沢聡委員長は、自公政権打倒へ参院選での野党間協力は不可欠との認識だ。ただ、党の県組織同士が政策協定に合意できなかった今衆院選の連携は「良かったとは思わない」とし、立民側のより踏み込んだ対応が必要になると考えている。

3009OS5:2024/10/31(木) 23:12:39

 ▽長野2区(3人)
◎98,664下条みつ 68☆元防衛政務官立前(5)
✕54,265務台俊介 68☆元環境副大臣自前(4)  推(公)
✕50,961手塚大輔 41☆党県代表  維新 


https://www.shinmai.co.jp/news/article/CNTS2024103100105
長野県でも明暗分かれた維新と国民 れいわは比例票倍増
2024/10/31 11:00

 〈流動 信州の政党 衆院選、勢力逆転(下)〉

 衆院選投開票翌日の28日朝、松本市白板の交差点。2区に立候補した日本維新の会新人の手塚大輔氏(41)がつじ立ちしていた。2区への出馬は3度目。今回も当選には届かなかったが、次点の自民前職に迫る5万票余を得て「満足できる部分もある」。1区で落選した新人の若狭清史氏(44)も同日、充実した様子で今後の政治活動用のポスター写真の撮影に臨んだ。

 ただ、今衆院選で維新は苦戦した。全国では公示前の43議席を38に減らし、県内比例票は2021年の前回選比27%減の6万6969票=グラフ。比例代表北陸信越ブロック(定数10)では前回と同じ1議席だった。

 推薦した兵庫県知事のパワハラ疑惑、所属議員の相次ぐ不祥事などで敬遠されたとみられ、若狭氏は「政党名はほぼ叫ばなかった」と明かす。

    ◇

 県内で小選挙区候補がいなかったにもかかわらず、躍進したのが国民民主党だ。比例票で前回比2倍超の8万9千票余を得た。北陸信越ブロックに候補を立てた9政党中、県内では立憲民主、自民党に次いで3番目に多く集票し、同ブロックで初の1議席を獲得。全国でも公示前の4倍となる28議席に伸ばし、自公が過半数割れした衆院で「キャスチングボート」を握る。

 衆院選中の22日、国民の玉木雄一郎代表は長野市の長野駅前で街頭演説した。「手取りを増やす」と書いたのぼり旗の横で所得税減税などを強調し「立民も維新も言っていない」と訴えた。

 国民の県連設立は22年春と歴史は浅いが、今衆院選では立民候補が不在の4区で候補擁立を模索した。公募に応じた県内の男性が竹詰仁県連代表(参院比例)と面談するなど水面下で準備したが、男性の体調不良で頓挫した。

 それでも得票を大きく伸ばした。竹詰氏は、給料が上がっても、手元に残るお金の額が変わらない悩みを抱える人が多いと指摘。「解決策を分かりやすく伝えられた」とする。信濃毎日新聞が投開票日に行った出口調査では、投票で重視したテーマに「景気・雇用など経済政策」を選んだ割合は比例で国民に投票した人が4割で最も多かった。

 「ここまで伸びるとは」。県内唯一の地方議員でもある県連副代表の内川集雄氏(安曇野市議)は予想を上回る結果に驚く。来夏の参院選を見据え、所属地方議員を増やして組織力強化を目指す。

    ◇

 県内組織を持たないものの、国民同様に急速に伸長したのがれいわ新選組だ。県内比例票は前回比ほぼ倍増の6万8539票で維新を上回り、北陸信越ブロック全体では共産党(18万票余)をしのぐ21万6千票余を集めた。

 れいわの竹元完奈氏(諏訪郡下諏訪町議)は、物価高が続く中、消費税廃止やインフレ対策など格差解消を掲げる生活者目線の主張が就職氷河期を経験したロストジェネレーション(ロスジェネ)世代などに響いたと分析。県内でも街頭などで若者からの反応に手応えがあったという。

 県組織がない中でも支持者による「勝手連」がボランティアでSNS拡散や支持呼びかけなどを行っていたとし、「政治を変えたい思いが強かったのではないか」とみる。

 れいわは今衆院選での躍進を追い風に、来夏の参院選や市町村選挙に臨む考え。竹元氏は組織体制の構築が課題とした上で、「今回の勢いを継続させたい」と話す。

 国民、れいわに共通するのが、今回与野党間で主要争点となった「政治とカネ」に触れつつも、SNSなどを駆使して経済政策を軸とした独自の主張を前面に出した点だ。

 県内の与党関係者は両党について、イメージ戦略で他党との差別化が徹底され、ネット活用も効果的だったとみる。一方、「議席を増やした今後、ぼろが出る可能性もある」と指摘。「イメージ戦略以上に、実績や政策実行がより大切ではないか」とけん制した。

3010OS5:2024/10/31(木) 23:24:39
https://kumanichi.com/articles/1590002?check_logged_in=1
鳥取と高知、熊本の3県のみ…自民熊本県連が逆風でも完勝した理由は?【2024年衆院選 連載「変わらぬ理由」㊤】
熊本日日新聞 2024年10月28日 22:30
 「自民党前職の当選が確実に」。27日午後8時、衆院選の投票が締め切られるとすぐに、報道機関は熊本1区から4区まで県内全選挙区で、自民が勝利する見通しを一斉に伝えた。

 テレビの画面には、硬い表情のまま、東京・永田町の党本部に入る総裁の石破茂の姿も映し出されていた。支援者たちの笑顔の輪が広がった熊本の光景とは対照的だった。

 「派閥の裏金問題の影響は読み切れない」。公示前、自民県連内には、そんな見方が多かった。選挙戦終盤には、自民が非公認とした候補の党支部に活動費2千万円を支出したことも明らかになった。

 「裏金問題とのダブルパンチ。公認しないのに、公認料を含めて同額を渡す必要があったのか」。元衆院議員で県議の岩下栄一は不満を口にした。浮動票が多い熊本市の都市部の1区で戦ったことがある岩下は、民意の「風」の怖さをよく知っていた。

 「比例復活を許してはならない」。自民県連幹部の一人は選挙戦終盤、1区の木原稔の陣営に〝号令〟を出した。全国で立憲民主党の議席増が予想される中、熊本に伸長の「芽」を残すわけにはいかないからだ。

 実際、立民は全国で148議席を獲得し、野党第1党として定数の3割を超えた。現行制度下では、1996年の新進党と、熊本2区で松野信夫が比例復活した2003年の民主党以来だ。この選挙で二大政党の流れが強まり、09年の民主党政権誕生につながっていった。

 だが、今回の熊本では、野党が都市部の無党派層を取り込み、組織選挙の自民を破る「1区現象」は起きなかった。05年から17年まで5回、松野頼久と激戦を繰り広げた木原。相手が変わった21年と同様に、立民候補を寄せ付けなかった。

 2区、3区、4区は、地方の色がより濃い自民の「金城湯池」だ。さらに、創価学会が支える公明党が自民候補に推薦を出し、票を積み上げた。野党が付け入る隙は無かった。

 「4人の候補は裏金事件と無縁。その点も有権者に冷静に判断してもらえた」。県連幹事長の松田三郎は全勝の要因を分析した。

 友好団体の集票力も無関係ではない。自民との強固な関係を象徴するのが「チーム熊本」という言葉だ。県や市町村も含めた一枚岩の態勢を指すが、県建設業協会専務理事の藤本正浩は「この言葉を知らない業者はいない」と語る。

 県農業者政治連盟委員長の宮本隆幸は「自民の4人は組合員にも圧倒的な知名度がある」と説明。組織の〝末端〟まで浸透を図りやすかったという。

 石破は戦後最短となる首相就任から8日後の衆院解散、26日後の投開票を断行。今回の選挙は「超短期決戦」と位置付けられた。

 「急な解散と言われるが、3年前に前回の衆院選が終わってから、いつ選挙があってもいいように準備をしてきた」。投開票から一夜明けた28日、記者会見を開いた県連会長の前川收は、きっぱりと言った。そして、こう続けた。「全ての選挙区で自民党候補が勝利し、なおかつ、野党候補に比例復活を許していないのは、鳥取と高知と熊本だけだ」

   ◇    ◇   

 全国的に、自民は「政治とカネ」の問題を受けて大敗し、公明を合わせた与党で過半数に届かなかった。それに反するように、熊本では県内4選挙区を自民が再び独占。野党は前回に続いて1人の当選者も出せなかった。全国の結果となぜ違ったのか─。熊本の「変わらぬ理由」を探った。=敬称略(衆院選取材班)

3011OS5:2024/10/31(木) 23:25:17
https://kumanichi.com/articles/1592141
全国では躍進も…熊本県では大敗の立民、政権批判票を取り込めぬ理由は?【2024年衆院選 連載「変わらぬ理由」㊦】
熊本日日新聞 2024年10月29日 22:30
 「政権交代こそ最大の政治改革」。投開票日前日の26日午後7時半ごろ、熊本市の下通アーケードに、そう大書したのぼりが掲げられた。熊本1区に立候補した立憲民主党の出口慎太郎の選挙戦を締めくくる演説に、支持者たちが駆け付けた。

 前防衛相の自民党の木原稔と対峙[たいじ]した県都決戦。立民は派閥裏金問題に対する強烈な不信感を追い風に、勝利を目指した。「選挙区で負けたとしても、比例復活はできるのでは」。出口陣営は期待を膨らませた。

 選挙戦の終盤、思わぬ援軍も登場した。共産党の機関紙「しんぶん赤旗」が、裏金問題で非公認となった候補が代表を務める政党支部にも、自民が2千万円を支給していたことを報じた。

 立民はすぐに、候補者に街頭演説で言及するよう通達を出した。「2千万円の原資はみなさんの血税だ」「自民は相変わらず反省していない」。出口も通達通りの言葉を繰り返した。

 勢いに乗ったかに見えたが、内実は違った。「菊池市在住で、熊本市をエリアとする1区に十分な後援会組織がない」「知名度が低く、比例復活も難しいだろう」。マイク納めに顔を出した人からも、そんな声が漏れた。

 予感は的中。出口は6万4238票にとどまった。当選した木原の票に迫った割合を示す惜敗率は58・3%。比例九州に重複立候補した党の候補で下から2番目の大敗だった。

 惜敗率が41・4%と、最も低かったのは熊本4区の笹本由紀子。4区には前回は立民、今回は日本維新の会から矢上雅義が出馬し、政権批判票は分散した。

 維新は県内比例票で、れいわ新選組の後塵[こうじん]を拝した。維新県総支部幹事長の井坂隆寛は「関西以外の地域では地力が足りない」と認めざるを得なかった。

 全国の結果とは異なり、熊本では4選挙区で圧勝した自民の強さが際立った。「極めて残念な結果」。立民県連代表の鎌田聡の表情は険しい。2017年、21年、24年と続けた、1〜4区で共産や社民党と候補者をすみ分ける戦い方は機能せず、比例復活もゼロに終わった。反自民票は保守的な主張が目立つ参政党にも流れた。

 立民が野党第1党の存在感を示せなかった要因は何か─。前回、1区に出馬した元県議の濱田大造は「県連は、いざ選挙となってから連合熊本の支持固めに力を注ぐ傾向がある。普段から勢力拡大に努めるべきだ」と言う。連合熊本事務局長の山本寛も「連合以外に、もっといろんな支援者がいていい」と同調する。

 自民が総裁選を経て、石破茂を「新たな党の顔」に据えたように、立民は代表選で野田佳彦を選び、衆院選になだれ込んだ。リベラル系に加え、「穏健な保守層」にもウイングを広げる戦略が当たり、全国では躍進した。

 県連も保守層の獲得に向け、元熊本市長の幸山政史に応援演説を打診。民主党などに所属し、1区で当選を重ねた松野頼久にも水面下で接触を図った。無党派層の取り込みも狙ったものだったが、実現しなかった。

 投開票日の翌日、幸山は「政治への関心の裾野を広げるため、政治団体を立ち上げたばかり。一つの政党に偏った態度は取れない、と断った」と明かした。

 前回21年、県内の野党は戦後初めて衆院の議席を全て失った。来夏には参院選という次の政治決戦が迫る。「比例復活で1議席でも取れていたら、潮目が変わったのに…。熊本で国会議員を取り戻すのは何年後になるだろうか」。今回の惨敗に、立民県連幹部は危機感を募らせている。=敬称略(衆院選取材班)

3012OS5:2024/10/31(木) 23:36:16
https://www.sanin-chuo.co.jp/articles/-/669813
〈解説〉「政治とカネ」根強い不信 衆院選2024
山陰
2024/10/28 04:00


 石破茂首相が就任後26日後という戦後最短で総選挙に打って出た「賭け」は大きく外れた。自民、公明両党で過半数の233議席に届かないことが確実な情勢で、山陰で「石破効果」は事実上、地元・鳥取にしか及ばなかった。「保守王国」の島根1区は、補選に続き、立憲民主党の後塵(こうじん)を拝した。

 「物言う姿勢」が評価されて石破氏は総裁になったにもかかわらず、総裁選で約束した解散前の国会での政策論戦は、十分行われなかった。

 自民派閥の裏金事件を巡る「政治とカネ」問題の対象者は選挙で非公認、重複立候補を認めないとする対応は、世論の反発を受けてのことだった。選挙期間中に非公認候補者が支部長を務める支部に2千万円を支給した問題がとどめを刺した。対応が後手に回ったことが、選挙結果に影を落としたのは間違いない。

 4月の島根1区補選で何度も応援に入った石破首相は何も感じていなかったのか。1丁目1番地の政策の地方創生も、政治とカネの問題が片付かなければ前に進められないことはよく分かっていたはずだ。

 再選を目指した島根2区の高見康裕氏は、得票率が同じ立民と共産との三つどもえの構図だった3年前を下回る60・8%にとどまった。「政治とカネ」問題への不信は、根強く残っていた。

 島根1区で敗れた高階恵美子氏が裏金事件にほとんど言及しなかった姿勢に対しては「魚の骨が喉に刺さったようで、語る政策も腹落ちしない」と身内からも疑問の声が上がっていた。

 島根1区の自民は「政治とカネ」問題について2度の審判を受けた形だが、敗因はそれだけではない。高階氏は石破首相や「竹下、細田」の名前を挙げ、地方の再生に取り組む考えを強調したが、終盤の雲南市内の5カ所の演説でJR木次線の問題に一度も触れないなど地域課題への言及に具体性が乏しかった。

 対する立民は、補選に続き度重なった自民の敵失によって島根1区で勝ちを拾った。亀井亜紀子氏が「私が島根で2度勝てば、保守王国とはだれも言わなくなる」と訴えた通りにはなったが、「政治とカネ」問題の陰で、地方再生の在り方など、地域にとっての重要課題はかき消された。

 山陰の4選挙区中、3選挙区では自民が圧勝したように、疲弊からの脱却を願う有権者の期待は、なお石破氏が率いる自民にあったこともまた事実だ。与野党伯仲の中で迎えるであろう来夏の参院選までの間、亀井氏と立民には地域課題解決への成果が求められる。

(政経部・曽田元気)

3013OS5:2024/10/31(木) 23:37:16
https://www.sanin-chuo.co.jp/articles/-/661412
衆院選 戦いの構図〈上〉 島根1区・「政治とカネ」影響読めず 島根2区・名前浸透や足場固め課題
山陰
2024/10/12 04:00

 石破茂首相が決断した解散に伴う衆院選(15日公示、27日投開票)が近づいてきた。山陰両県4小選挙区の前哨戦を追った。(衆院選取材班)

島根1区

 6日、松江市内であった島根県農政会議の会合。自民党前職の高階恵美子氏が支援を求める中、出席者の一人が「『政治とカネ』問題が尾を引いている」と発言した。

 自民派閥の裏金事件の逆風を受け、党公認候補が立憲民主党前職の亀井亜紀子氏に敗れた4月の補選から半年。反発が薄れ、支持者からは「やっぱり自民だ」との声が聞かれる一方、地域支部の幹部の一人は「一度離れた人を戻すのは難しい」とこぼす。

 懸念材料は他にもある。比例中国から戦いの場を移す高階氏は宮城県出身。2021年に島根県連所属になったが、活動は限定的だった。さらに県連の立候補要請に応じたのは約1カ月前。陣営が開く会合で、衆参約15年の国会議員としての実績と石破首相が政策の柱に据える地方創生の推進を訴えるが、出席者からは「浸透を図る時間がない」との声が相次ぐ。

 「『政治とカネ』問題は終わっていない」。11日、松江市内であった連合島根の会合で立民の亀井氏が強調した。自民の裏金事件への対応を厳しく問い、約2万5千票差で勝利した補選の再現を狙う。

 ただ、視界は開けていない。企業・団体への推薦依頼は補選より増やしたものの、労働組合関連以外で推薦を得たのは現時点で6団体にとどまる。「団体名を伏せてもらいたい」との声が寄せられ、陣営幹部は「自民との関係もある。組織としての支援になるかどうかは分からない」と漏らす。

 無党派層への浸透を狙い、新調したポスターに掲げたのは「再び、力強い1票を」。全国的には裏金事件発覚後、初めての国政選挙になる一方、島根1区の有権者は補選を経験。亀井氏は「自民を負かしてすっきりしている人はいるかもしれない」と自身に向かった票が自民候補に流れることを警戒する。

 補選で候補を取り下げた共産党は新人の村穂江利子氏を擁立し、野党候補の一本化はついえた。共産が最重要課題にするのは17年に失った比例中国の議席獲得。12月に中国電力島根原発2号機(松江市鹿島町片句)の再稼働が控える中、反原発票の受け皿を狙う。11日、松江市内の街頭に立った村穂氏は「原発ゼロの島根を目指して頑張っていく」と声を張り上げた。



島根2区

 故・竹下亘氏が築いた組織を受け継ぐ自民党前職の高見康裕氏の陣営は「ひとり立ちする選挙」と位置付け、今回と同じ三つどもえで、得票率62・4%だった前回選超えを見据える。

 昨年末に浜田市で1日10カ所の国政報告会を開くなど、知名度不足を克服しようと顔を売る。3年前に死去した竹下氏の後継として高見氏を推した県議が多い西部で受けは良い。

 だが票田の出雲市であった9月の党会合で「顔が浸透していない」と注文がついた。ギャップを埋めるため旧出雲市16地区の党支部分会単位でつじ立ちの計画を立てるが「(効果は)分からない」の声も漏れる。

 立候補表明が10月と遅れた立憲民主党新人の大塚聡子氏は、8日から3日間初めて県西部入り。3年前に同党公認で立候補し、今回は後援会長に就く山本誉元県議は「準備ができていない」と焦る。

 3年前に高見氏を得票で上回った地元の江津市で足場固めをするほか、4月の島根1区補選で勝利した亀井亜紀子氏の父・久興氏の地盤である鹿足郡で票の掘り起こしを狙う。

 共産党新人で元大田市議の亀谷優子氏は、地盤でない出雲市を軸に街頭演説に立ち、地方政治の経験をアピールするほか、比例票の獲得に向け、党の参院議員がてこ入れする。



立候補予定者(敬称略)

<島根1区>

高階恵美子60 党県連副会長    自民前(1)

亀井亜紀子59 党県連代表     立民前(2)

村穂江利子56 党県副委員長    共産新

<島根2区>

高見康裕43 元防衛大臣補佐官  自民前(1)

大塚聡子57 党島根2区総支部長 立民新

亀谷優子38 党県常任委員    共産新

 <表の見方> 名前に続き、年齢、肩書、所属政党、前職、新人の別。丸囲み数字は当選回数。

3014OS5:2024/10/31(木) 23:38:51
https://www.sanin-chuo.co.jp/articles/-/661917
衆院選 戦いの構図〈下〉鳥取1区・石破陣営 政権批判票を覚悟 鳥取2区・赤沢、湯原両氏 逆風を警戒
山陰
2024/10/13 04:00鳥取1区 石破陣営 政権批判票を覚悟

 自民党前職の石破茂氏が地元待望の首相に就いた直後の3日。鳥取市内の県東部地区の選挙対策本部会議で「日本一となった前回以上の得票率をたたき出す」と浜崎晋一本部長が発破をかけた。

 共産党候補と一騎打ちだった2021年衆院選の得票率は84・1%。今回は立憲民主党が候補者を立てて三つどもえの上、政権への批判票も直接受ける立場になる。

 地元の八頭郡で陣頭指揮をとる福田俊史県議が「負けるわけがないと浮かれたムードを切り替える」とネジを巻く。ただ本人不在の可能性が高く、街頭演説の動員も控えるため、目標達成は不透明だ。

 旧民主党時代を含めて15年ぶりに候補を擁立した立民。久しぶりに選択肢ができたと党支持者や連合鳥取は活気づく一方、遊説コースの計画づくりに頭を痛めるなど12年から4回連続不戦敗のツケは軽くはない。名乗りを上げた新人の朝倉浩之氏自身も、地元民放アナウンサーの経験があり一定の知名度があるとはいえ、表明の遅れはいかんともしがたく、労組へのあいさつも終わらないうちに公示を迎える。

 共産新人の岡田正和氏は政権批判票が立民へ流れることを警戒し、憲法改正反対や原発稼働反対といった政策で存在感を示す考えだ。「政治とカネ」問題でも政党交付金を受けていない党の立場をアピールし、自民、立民との違いを出すのに懸命だ。



 鳥取2区 赤沢、湯原両氏 逆風を警戒

 「野党は『裏金自民党』と連呼するだけで票を重ねていく。大変な逆風だ」。12日、米子市内であった鳥取2区の支部長幹事長会議で自民党前職の赤沢亮正氏が厳しい表情で訴えた。

 自民派閥の裏金事件を受け、隣接する島根1区は4月の補選で党公認候補が敗れただけに危機感は強い。初入閣したものの、陣営は党への逆風の中での始まりという認識で「大臣就任の『ご祝儀』があっても、下手すればまだマイナスだ」との声も漏れる。

 2021年の前回選の得票数は7万5005票。米子市選対本部の野坂道明本部長は「大臣としてふさわしい得票を目指す」と意気込むが、入閣に伴って公務や他候補への応援で本人不在の選挙戦になることも想定され、陣営の不安は尽きない。

 前回選で比例復活した立憲民主党前職の湯原俊二氏は「鳥取の立民だけは今回逆風だ」と話す。県出身の石破茂首相の誕生、赤沢氏の入閣による有権者の盛り上がりを警戒する。

 前回選で比例復活の一因となった共産党との共闘はならなかった。17年の前々回選で約1万9500票あった赤沢氏との差が前回選は約1万1千票差に縮まり、約1万票とされる共産票を補えるかどうかが課題になる。

 2区選挙対策本部長の浜田妙子県議は「自民の姿勢に落胆した保守層の不満の受け皿になる」と強調。湯原氏は自民の「政治とカネ」問題を追及し、批判票の掘り起こしを狙うが、手応えはつかめていない。

 前回選で候補擁立を見送った共産は新人の福住英行氏が4度目の挑戦。激戦を繰り広げる赤沢、湯原両氏に埋没感もあったが、党県西部地区委員会の長尾達也委員長は、自民の「政治とカネ」問題を受け「今回は訴えを聞いてもらえる」と過去の選挙と雰囲気の違いを実感する。中国電力島根原発2号機(松江市鹿島町片句)の再稼働反対や消費税減税を訴えて存在感を高め、比例票の取り込みを図る。



立候補予定者(敬称略)
 表の見方 名前に続き、年齢、肩書、所属政党、前職、新人の別。カッコ内数字は当選回数。

<鳥取1区>
石破茂67 首相          自民前(12)
朝倉浩之51 党県連副代表      立民新
岡田正和42 党県東・中部地区委員長 共産新

<鳥取2区>
赤沢亮正63 経済再生担当相     自民前(6)
湯原俊二61 党県連代表       立民前(2)
福住英行48 党県常任委員      共産新

3015OS5:2024/11/01(金) 00:07:33
>>2899
https://www.niigata-nippo.co.jp/articles/-/500864
[衆議院選挙2024・新潟4区]立民「想定外の大差」で完勝、ショック隠せぬ自民「立て直すしかない」
2024/10/30 17:30
当選を決めた翌朝、行き交う車に手を振る米山隆一さん=10月28日、長岡市の蓮潟交差点

 10月27日の衆院選で、新潟県の長岡、柏崎など中越地域の4市2町村で構成する新潟4区は立憲民主党前職の米山隆一さん(57)が再選した。自民党前職の鷲尾英一郎さん(47)と、自民党の公認を得られず無所属で立候補した前職の泉田裕彦さん(62)は落選。鷲尾さんは比例復活もならず、2人は議席を失った。野党側は大勝に沸き、自民側はショックを隠せなかった。

 投票締め切りの直後の27日午後8時過ぎ、米山さんの支援者約100人が集まる長岡市の会場に当選確実が伝えられると、喜びに加え「こんなに早く?」と驚きの声が漏れた。最終結果は次点の鷲尾さんと2万2千票余りの大差。出雲崎町と刈羽村を除く長岡、柏崎、見附、小千谷の4市で最多得票という完勝だった。

 米山さん陣営の本部長を務めた社民党の元県議、長部登さんは「ここまで差がつくのは想定外。もっと追い上げられていると思っていた」。2025年夏の参院選に弾みがつく勝利と捉え、「この流れをいかに保てるかが重要だ」と見据えた。

 選挙は自民党派閥の裏金問題が大きな影響をもたらした。米山さんは「自民党がやることも正しくないのだと有権者が分かり、(与野党の)政策を比較するきっかけになった」と分析し、「自民政治への冷静な目」が追い風になったとみた。28日朝には長岡市の蓮潟交差点に立ち、ドライバーに手を振って感謝を伝えた。

 鷲尾さんは27日夜、長岡市のホテルに会場を設け、支援者80人ほどが吉報を願ったが、早々に小選挙区での落選が確実となった。鷲尾さんが敗戦の弁を述べると、比例の結果が確定するのを待たずに解散。選対本部長の柄沢正三県議らわずかな人たちが残り、テレビを見詰めた。

 党長岡支部幹事長の酒井正春長岡市議は「想像外。旧長岡市域の深くまで浸透しなかったのか。分析し、立て直すしかない」。長岡市全体の得票では1万5千票余りの差をつけられた。長岡を中心とする衆院小選挙区は、自民党と公明党が政権を奪還した2012年から、旧5区で自民党公認候補が比例復活を含めて議席を得てきたが、今回は失った。

 鷲尾さんは28日朝、長岡市の愛宕交差点で行き交う車に手を振り、活動を再開した。「知名度を高めるために何ができるか、皆さんと一緒に考えながら活動していきたい」と悔しさをかみしめるように語った。

ドライバーに手を振って支持へのお礼を伝える鷲尾英一郎さん=10月28日、長岡市の愛宕交差点

 2人の公認候補に対し、泉田さんは政党の後ろ盾なしで臨み、裏金問題を訴えの中心に据えた。得票率は20・7%だった。

 27日夜は支援者が集まる会場を設けず、長岡市内の自身の事務所で落選を受け止めた。「お金で変わる政治が終わり、有権者の声で動く政治になってくれれば選挙の意味があった」とし、今後については「そんなに時間をかけずに決めたい」と述べた。28日は議員会館の片付けなどのため東京に向かった。

3016OS5:2024/11/01(金) 00:12:03
 ▽新潟1区(4人)

◎99,487西村智奈美57☆元党代表代行立前(6)
✕61,025塚田一郎 60☆元国交副大臣自前(1)推(公)
✕17,299石崎徹  40☆元財務省職員維元(3)■元自民
✕10,845中村岳夫 49 党県委員  共新 


https://www.niigata-nippo.co.jp/articles/-/501377
連載[実録・衆議院選挙2024 新潟の戦い]<1>1区 西村智奈美氏“保守王国”佐渡で歴史的勝利
2024/10/31 10:30
佐渡市の姫津漁港に集まった有権者に握手を求める西村智奈美=10月24日

 新潟県内小選挙区の定数が6から5に減り、再編された新たな区割りでの初めての衆議院選挙(衆院選)は、立憲民主党が全議席を奪取し、自民党の比例代表復活も1議席しか許さない結果に終わった。異例の超短期決戦では、有権者の支持を得るべく、各候補が激しい陣取り合戦を繰り広げた。各選挙区の12日間の選挙戦を振り返る。(5回続きの1、敬称略)

 選挙戦終盤の10月24日、佐渡市の漁港に選挙カーが入った。降り立った立憲民主党の西村智奈美(57)は約30人に呼びかけた。「この30年、東京と地方の格差が広がった。政策が地方を向かないのはカネまみれの政治が続いてきたからだ」

 新区割りで新潟1区に入った佐渡市は、旧新潟市で活動してきた西村にとって「未開の地」。自民党の元農相、近藤元次、長男で元農水副大臣の基彦の地元でもあり、伝統的に保守が強い。旧民主党に政権交代した2009年の衆院選でも、佐渡市の票は自民候補が民主候補を上回った。

 劣勢が予想される中、足がかりとなったのは、党幹事長など要職を務めた経験だ。陣営関係者は「顔を知っているという人は多く、大きかった」と振り返る。

 さらに、地元選出県議会議員の北啓が全面支援。野党系市議会議員5人とも連携し、支持者を開拓していった。企業も回り、自民支持層の切り崩しを図った。

街頭演説する西村智奈美氏(左)=10月24日、佐渡市

 結果は879票の小差だが、自民の塚田一郎(60)を上回った。佐渡市での歴史的勝利は新選挙区を象徴する戦いとなった。

 西村のもう一つの懸念は、共産党が新人の中村岳夫(49)を擁立したことだった。前々回選と前回選で共産は西村を実質的に支援しただけに、今回は野党票が割れるとの懸念があった。

 しかし、共産は街頭や支持者への電話かけで、小選挙区よりも先に「比例は共産」との訴えを統一。西村の選挙戦を「邪魔しない」(共産関係者)戦術を取った。新潟日報社が加盟する共同通信社などによる出口調査では、共産支持層の4割近くが西村に流れ、影響は最小限だった。

 旧1区エリアの新潟市中央区と東区でも、塚田にそれぞれ1万票以上の大差を付けて完勝した。ただ、自民への逆風が有利に働いた面は否めない。陣営関係者は「相手に恵まれただけ」と次戦に向けて気を引き締めた。

◆塚田一郎氏、「連携不足」で大敗喫す
 塚田の誤算は佐渡票が伸びなかったことだ。前回選で西村に約3万票差で敗れたが比例復活した塚田にとって、佐渡市は強みになるはずだった。佐渡市を含む新潟県全体を選挙区とする参議院議員を2期務めたからだ。

 しかし、複数の関係者は2019年の参院選で塚田が落選した後にあいさつがなく、「マイナスからのスタートだった」と証言。選挙戦の主軸となる後援会の動きは鈍く、党支部との連携不足を指摘する声も多かった。

 県議会議員や市議会議員との連携は、新潟市でも共通した課題だった。一部の新潟市議会議員は選挙期間中にフランス出張のため離脱。議員の数では西村を圧倒していたが、力の入れようには濃淡があった。

 塚田はこれまで、元首相の麻生太郎を後ろ盾としてきたが、ある市議会議員は「本人の顔が見えない。永田町に票はないんだから」と苦言を呈する。自民派閥の裏金事件の影響も大きく、勝敗を左右する無党派層の支持は広がらなかった。

 落選から一夜明けた10月28日、塚田は報道陣に再起を目指すか問われ「理解を得られるように努力したい」と意欲をにじませた。ただ、小選挙区で2回連続で大敗を喫した事実は重く、公認候補の前提となる選挙区支部長をどうするかが次の焦点となる。

◆石崎徹氏、不満票の受け皿になれず
 日本維新の会の石崎徹(40)は草の根選挙を展開した。自民、立民双方に不満を抱く層の受け皿になることを目指したが、出口調査では維新支持層の半分しか固められず、前回選に続いて得票率は1割を下回った。石崎は敗れた後、今後について「支援者と相談して決めたい」と述べるにとどめた。

3017OS5:2024/11/01(金) 00:13:10
https://www.niigata-nippo.co.jp/articles/-/500202
連載[衆議院選挙2024・新潟の “激振”再び]<上>「全敗」の自民党 石破茂首相に「見捨てられた」
2024/10/29 11:00
(最終更新: 2024/10/30 13:17)
自民党県議団へのあいさつに訪れた4人の衆院選候補者。新潟県関係の自民衆院議員は2人のみとなった=10月28日、県議会

 10月27日に投開票された衆議院選挙(衆院選)は新潟県内小選挙区で自民党が惨敗し、幕を閉じた。県内選挙区では2009年に自民が全敗、その3年後には旧民主党が全滅。世論の風次第で一方に大勝をもたらす小選挙区制度特有の「振り子現象」が今回再び起き、非公認となった無所属を含む自民が全ての議席を失った。自民候補が全敗したのは新潟県を含め3府県のみで、振れ幅の大きさは際立つ。立憲民主党へと振り子が激しく振れた「激振(げきしん)」の要因は何か。新潟県にもたらすものは。戦いの裏側を探った。(2回続きの1)

 10月27日午後11時過ぎ、新潟市中央区の自民党県連会館は静まりかえった。新潟3区に立候補した自民前職で財務副大臣の斎藤洋明氏が立憲民主党元職の黒岩宇洋氏に及ばず、県内小選挙区での全敗が確実になった。

 新潟県内全ての小選挙区で自民が議席を失うのは、旧民主党に政権交代した2009年以来15年ぶり。「やっぱりか…」。県連には開票前から大苦戦との情報が届いており、現実を突きつけられた幹部たちの間には冷めた雰囲気も漂った。

◆「裏金」で逆風、劣勢で重点選挙区にも選ばれず
 自民派閥の裏金事件を受けた党へのアレルギーは想像以上だった。3区で接戦だった斎藤氏は事件に関与していない。それでも、陣営関係者は「『自民党』という言葉を出すだけで話を聞いてもらえない」と逆風を肌で感じていた。

 なんとか自民支持層をつなぎ止めようと、県連トップが動いた。選挙戦終盤の10月23日、県連会長の佐藤信秋参院議員は、新潟市中央区の県建設会館で建設会社の幹部ら80人を前に支援を呼びかけた。

 「キャッチフレーズは悪夢の民主党政権に戻さない」。元国土交通事務次官の佐藤氏は、自民の「集票マシン」である建設業界に強い影響力があるとされる。会合では旧民主党政権で公共事業が削減されたと繰り返し、危機感をあおった。

 しかし、てこ入れを図ったのと同じ日に、裏金事件で非公認となった候補が代表を務める党支部へ党本部が2千万円の活動費を支給していたことが発覚。県連からは「敵に塩を送るようなもの。気絶しそうになった」(岩村良一幹事長)との声が上がり、追い上げムードはしぼんだ。

 党本部の力の入れようも乏しかった。関係者によると、党本部が終盤に行った調査で、新潟県内は全小選挙区で野党に大きくリードされていた。当落線上にある重点選挙区にすら選ばれず、勝敗を左右する最終盤に石破茂首相はおろか大物弁士の来援はなかった。

 衆院選の期間中に首相が新潟県に来なかったのは、政権に復帰した12年以降で初めて。ベテラン県議会議員は漏らした。「新潟は見捨てられたんだ」

◆2025年夏の参院選に暗雲、県政への影響も懸念
 公示前に7人いた新潟県関係の自民党衆議院議員は、比例単独で当選した国定勇人氏と比例復活した斎藤氏の2人に激減。決戦から一夜明けた10月28日、県議会には国定、斎藤両氏のほか、1区の塚田一郎氏、2区の細田健一氏が訪れ、県議団に選挙協力への謝意を示した。

自民党県議団へのあいさつに訪れた4人の衆院選候補者=10月28日、県議会

 出迎えた県議に笑顔はなく、2025年夏の参院選に向けて暗雲が立ちこめる。衆院議員のいない空白区が多くなり、立民の現職に挑む新人候補を支える挙党態勢が構築できるかが鍵となる。

 新潟県政への影響も懸念材料だ。花角英世知事は過去2回の知事選で自民から支援を受け、衆院選では自民候補の応援に回った。後ろ盾となる自民議員の減少は、新潟県の政治力の低下につながりかねない。

 特に注目されるのは東京電力柏崎刈羽原発の再稼働問題だ。花角知事は再稼働の是非について態度を決めていないが、26年6月の任期満了までに判断を下す可能性がある。

 ある新潟県幹部は10月28日、「この先、同じ方向を向いた国会議員が必要になるのだが」と表情を曇らせた。

3018OS5:2024/11/01(金) 00:13:38
https://www.niigata-nippo.co.jp/articles/-/500757
連載[衆議院選挙2024・新潟の “激振”再び]<下>立憲民主党完勝は「敵失の結果」 野党共闘の行方見通せず
2024/10/30 11:45
(最終更新: 2024/10/30 13:19)
連合新潟の年次大会に出席した立憲民主党の5人の当選者ら=10月29日、新潟市中央区

 10月27日に投開票された衆院選は新潟県内小選挙区で自民党が惨敗し、幕を閉じた。県内選挙区では2009年に自民が全敗、その3年後には旧民主党が全滅。世論の風次第で一方に大勝をもたらす小選挙区制度特有の「振り子現象」が今回再び起き、非公認となった無所属を含む自民が全ての議席を失った。自民候補が全敗したのは新潟県を含め3府県のみで、振れ幅の大きさは際立つ。立憲民主党へと振り子が激しく振れた「激振(げきしん)」の要因は何か。新潟県にもたらすものは。戦いの裏側を探った。(2回続きの2)

 「今回は明らかな敵失。敵失で喜んでいるようでは、真の政権を確立するまでの力にはなれない」

 立憲民主党最大の支持団体の連合新潟が29日、新潟市中央区で開いた年次大会。衆院選の県内5小選挙区で議席を独占した立民の5人が勢ぞろいする中、激戦の末、新潟3区で返り咲いた黒岩宇洋氏は自身を戒めるようにあいさつした。

連合新潟の年次大会に出席した立憲民主党の5人の当選者ら

 今回の衆院選で、立民は自民党派閥の裏金事件を追及し、改選前から50議席増の148議席と躍進した。県内では野党間の共闘態勢も奏功し、全国で2県しかない全勝をもぎ取った。

◆もし共産候補がいたら…「結果変わったかも」
 新潟県では2016年参院選で共産党を含む野党による共闘が実現。17年の前々回、21年の前回衆院選では共産が野党系候補の陣営に加わるなどし、いずれも野党系が4勝2敗と勝ち越した。

 だが今回は衆院解散前に立民と共産の党中央間で関係が悪化。党の方針を受け、共産県委員会は立民の陣営から引き上げた。黒岩陣営の関係者が「共産が一緒の時は1、2日でできた作業に遅れが出た」と漏らすなど、複数の陣営から運動量の低下が聞かれた。

 労働運動を巡って共産と対立してきた連合側は「今回のような連合として総力を結集する枠組みが好ましい」(連合新潟の小林俊夫会長)と歓迎する。

 一方で本音も漏れる。ある連合関係者は「連合の力だけで勝てるわけでもない」と、共産側の自主的な応援に支えられたことを認める。新潟日報社が加盟する共同通信社などが行った出口調査によると、共産の候補がいた1区を除く4小選挙区で、共産支持層の7〜8割が立民候補に投じた。

 共産は1区以外に候補を擁立しておらず、この「間接的な支援」(共産県委員会)もプラスに働いたとみられる。共産の基礎票は県内各選挙区でそれぞれ約1万票とされている。黒岩氏は1万291票差で勝っただけに、連合新潟の関係者は「もし共産が候補を立てていたら結果が変わったかもしれない」と語った。

◆連合と共産の距離感、党本部の意向…関係複雑に
 とはいえ、党中央間のあつれきが広がれば、関係はいよいよ瓦解(がかい)しかねない。

 野党共闘を支えてきた「市民連合@新潟」の佐々木寛共同代表は「県内では勝つために共闘が刻み込まれている」と指摘。立民の野田佳彦代表が安全保障や原発政策で「自民寄り」になることを懸念し、「県選出国会議員には安易な立民の右傾化を止める役割を期待したい」と注文した。

 試金石は改選1議席を争う2025年夏の参院選新潟選挙区となる。立民が擁立する現職の打越さく良(ら)氏は19年参院選に無所属で出馬。無名の新人だったが、立民、国民民主党、社民党に共産も加わり、勝ち上がった。当時を知る関係者は「共闘の完成形」と断言し、来年も勝利の必須条件とみる。

 ただ、共産県委員会の樋渡士自夫委員長は「共産と一緒にできないというスタンスを明確にする人が立民にいれば、候補を立てる」とけん制する。

 連合と共産との距離感。そして党本部の意向。いくつもの要素が複雑に絡まり合う。立民県連の西村智奈美代表は10月29日、野党共闘の在り方について「方針で決まっているものはない。態勢づくりはこれから」とだけ述べた。衆院選の結果をつなげられるか、立民の力量が問われることになる。

3019OS5:2024/11/01(金) 00:16:24
群馬3区 214票
◎74,930笹川博義 58☆元環境副大臣自前(4)
△74,716長谷川嘉一71☆元県議   立元(1)

https://www.jomo-news.co.jp/articles/-/555020
《変動 2024衆議院選挙検証(上)》“王国”基盤きしむ 群馬で自民、意地の5議席死守
政治行政
公開:2024/10/29 12:00

与党が政権交代を許した2009年以来の過半数割れを喫した衆院選。群馬県内では自民党が5回連続で全5議席を独占したものの得票数を減らし、野党は3区候補の比例復活で3年ぶりに国会の議席を得た。「自民の牙城」と呼ばれる群馬県に押し寄せた変動と与野党の課題を検証する。

「逆風も逆風。しかも怒りを通り越して有権者に見限られた冷風。薄氷の5議席死守だった」。衆院選の投開票から一夜明けた28日、ある自民県議が振り返った。群馬県では全5小選挙区で自民前職が当選を果たし「保守王国」の意地を見せたが、得票率はいずれも前回を下回った。

 特に唯一の与野党一騎打ちとなった3区で、笹川博義氏が相手の立憲民主党候補を上回ったのはわずか214票。有権者が最も多い太田市では3千票余りのリードを許した。館林市と邑楽郡の4町で取り戻したものの、陣営関係者は「太田の負けを挽回できたのは奇跡」と打ち明ける。

 自民の派閥裏金事件などを背景に苦戦は予想されていた。終盤には非公認候補が代表を務める党支部に対し、党本部から公認候補と同額の2千万円の活動費が支給されていたことも表面化し、選挙戦に影響した。県連幹部は「現場は振り回されっぱなしだ」と党の迷走を嘆く。

 だが、要因はこうした問題だけではない。群馬県の“王国”を支えてきた基盤にもきしみが生じている。

「自民には裏金問題を反省する姿勢が見えない」。中曽根康隆氏が立民候補に追い上げを許した1区。50年以上にわたり自民を支持してきた前橋市の70代女性はこう突き放した。今回は仲間と一緒に立民候補を支援したという。

 19日夜、支援市議を集めた中曽根陣営の緊急会合も空席が目立った。「“本業”が忙しいからね」。地元行事のため、欠席した1人が明かす。視線の先にあるのは来年2月の市議選だ。中盤には「緩んで始まった組織を途中から引き締めるのは至難の業」(別の市議)との声も漏れ、熱量は上がらなかった。

 前回まで1区公認を争い、今回は裏金問題に絡み比例代表の公認を辞退した尾身朝子氏側との融和にも課題を残す。尾身氏自身は中曽根氏の集会でマイクを握って結束を演出した。だが、陣営関係者はその姿を見ながら「しこりは解消されていない。尾身さんの支持者は『こっちは出馬すらできないのに』と恨み節だろう」と声をひそめた。

 県連の小渕優子会長は27日夜、「党に対する不信は全く払拭できていない。より一層の覚悟と決意を持ち改革を進めていかなければ」と記者団に危機感をあらわにした。いかに信頼を回復し、選挙を戦う組織の求心力を高めるのか。来夏に参院選を控える中、その時間は長くはない。

3020OS5:2024/11/01(金) 10:00:04
 ▽北海道5区(3人)
◎125,444池田真紀 52☆社会福祉士 立元(1)  ■>>2396 比例名簿1位
×100,893和田義明 53 元内閣副大臣自前(3)  ■重複なし(自民不記載問題)
×016,399鈴木龍次 64 党道委員  共新 


https://news.yahoo.co.jp/articles/652a17c256dd001b136527e85922bbd1fab7cd2d
「町村王国」の崩壊…“裏金議員”が落選 「古い政治と決別」国政へ復帰 北海道5区の攻防
10/28(月) 18:46配信

STVニュース北海道

STVニュース北海道

与党惨敗の要因は「政治とカネ」の問題で、国民の怒りをかったことは間違いなさそうです。

北海道5区は4度目となる「因縁の対決」となりましたが、いわゆる「裏金問題」をめぐり有権者の判断が如実に示されました。

その戦いを振り返ります。

支援者の前に姿を見せたのは午後11時すぎ。

厳しい表情で、ひたすら頭を下げます。

目頭をぬぐう仕草もー

(自民党 和田義明氏)「期待に応えられなかったこと、応援してくださった人が離れてしまったこと、私の不徳のいたすところです。心からお詫びを申し上げます」

自民党の前職・和田義明さん。

対立候補につけられた差は2万票以上。

義父の時代から強固な地盤に支えられた「町村王国」が崩壊した瞬間です。

道内の候補者の中で唯一の“裏金問題の当事者”。

990万円の政治資金収支報告書への不記載が判明し、党公認こそ得たものの、比例代表での重複立候補は認められませんでした。

どこに行ってもお詫びから始まる異例の選挙戦。

その和田さんから議席を奪ったのは、立憲民主党の池田真紀さん。

国政復帰も3年ぶりー

4度目の挑戦にして、初めての小選挙区での勝利。

28日朝は、自身の当選を報じる新聞に笑顔も見せましたがー

(立憲民主党 池田真紀氏)「今回は裏金にスポットがあたりましたけど、お金の使い方と国民の暮らしのギャップが大きすぎて、そこに対する怒りだったんじゃないでしょうか。裏金(批判)を言うなって言われたんですよね、評判が悪くなるからって。でも5区で言わなくてどうするのって思ったので負けずに言いました」

「不信だらけの政治」を「信頼できる政治」に。

すでに池田さんも走り出しています。

(立憲民主党 池田真紀氏)「古い政治の決別の第一歩、スタートラインに立てた。本当の自治をここから作り上げていく」

長年、代々守ってきた議席を失った和田さん。

2024年10月28日。

きょうが捲土重来の最初の日です。

(自民党 和田義明氏)「自分自身としても応援してくださったみなさまにも本当にやり切ったと思います。完全燃焼したと思います。いろいろな人から声をかけていただいてやはり、この思いは大事にしないといけない。その思いにこたえるには私自身としてなにができるか考えていきたい」

繰り返される「政治とカネ」の問題。

まん延する政治不信をどう解消するのかー

北海道5区の戦いはひとつの答えを出したと言えそうです。

3021OS5:2024/11/01(金) 10:01:43
https://www.asahi.com/articles/ASSBY2J53SBYIIPE00JM.html
「裏金問題」謝罪繰り返した和田義明氏の選挙戦 ラピダス地元に激震
有料記事

原知恵子2024年10月29日 18時00分
 27日に投開票された衆院選では、自民党派閥の裏金問題に関与した46人のうち、28人が落選した。北海道では唯一の「当事者」だった5区の和田義明氏は、過去3度対決して全勝していた立憲の池田真紀氏に初めて敗れ、義父の故町村信孝・元衆院議長から受け継いだ地盤で議席を失った。「政治とカネ」をめぐる逆風、戦後2番目の短期決戦……。関係者は敗因をどう見たのか。

 「応援して下さっていた方が離れてしまった。これはひとえに私の不徳のいたすところ。心からおわび申し上げる」

 「逆風の中で必死になって戦っていただいた」

 27日深夜、和田氏は札幌市厚別区の事務所に集まった支持者を前に、謝罪と感謝を繰り返した。裏金問題の影響で比例重複が認められず「背水の陣」で挑んだが、自衛隊基地があり「保守の牙城(がじょう)」とされる千歳市や恵庭市でも前回よりそれぞれ5千票弱を減らした。報道陣から「敗因」を問われると「政治資金収支報告書への不記載の問題が大きかったと思います」などと声を絞りだした。

3022OS5:2024/11/01(金) 10:11:24

 ▽鹿児島3区(2人)
◎102,762野間健  66☆党国対副委長立前(3)
×073,630小里泰弘 66☆農水相   自前(6)推(公)


https://news.yahoo.co.jp/articles/f00f97495aadecc2aacf945bdd83ec917a68b3de
農相という箔は付いたが…公務で地元入り減り支持層まとめきれず自民落選、野党候補が連続で対決制す〈鹿児島3区〉
11/1(金) 6:28配信

南日本新聞
当選確実となり万歳で喜ぶ野間健さん=27日午後10時14分、薩摩川内市御陵下町

 衆院選は鹿児島県内4選挙区のうち3選挙区で自民公認候補が敗れた。自民の選挙区議席が半数を割ったのは結党以来初めて。選挙戦を振り返り、今後の展開を占う。(2024衆院選かごしま連載「自民3敗」③より)

 「農相の任務を全うできず、おわびしたい」。鹿児島3区で落選確実となった27日夜、自民の小里泰弘氏(66)は支援者に深々と頭を下げた。

 立憲民主の野間健氏(66)とは3回連続の対決。前々回2017年は約1万2000票差で下した。週刊誌による女性問題報道後の前回は約1万5000票差で敗れ、今回は約2万9000票差に広げられ比例復活も逃した。

 農業関係の学科を持つ高校が4校ある3区は、長島町が養殖ブリ生産量日本一で、伊佐市は県内最大のコメ生産地。自民が強みとする典型的な保守地盤だ。

 農相という箔〔はく〕も付いた。にもかかわらず自民支持層をまとめ切れなかった。共同通信などが実施した投票日の出口調査によると、3割が野間氏に流れた。

 頼みの県農民政治連盟は農家などの票固めに注力したが、機能したとは言いがたい。与党議員不在のデメリットを訴えても得票は伸びない。農協幹部は「大臣になったばかりで実績をアピールしきれなかった。農家を足しげく回る野間氏に票が流れた」と悔やむ。

 さつま町の70代のコメ生産者は減反や飼料用米への転換など自民の政策を批判。「肥料代や燃料代高騰で苦しいのに、農政連を含め対策を打ってくれない」と昔と比べ組織が一枚岩になれない背景を説明する。

 農相公務で、12日間の選挙期間中5日間地元を空けた。石破茂首相が応援演説に入った日も不在だった。

 1、2区で敗れた自民候補と同様、小里氏も故・貞利氏を父に持つ世襲議員。引き継いだ旧4区すら固められなかった。「顔が見えない」と地元回り不足を指摘する関係者は多い。先代から支持する伊佐市の60代男性は「新幹線や国道整備で実績がある父親と比べ物足りない」と語る。

 一方の野間氏。自民総裁選候補者に世襲が多かったと演説で触れ「庶民の生活が分かっていない人たちが今の政治を牛耳っている」と暗に小里氏を批判した。

 普段からの地元回りが強みで前回選挙後のつじ立ちは500回を超す。「市民の声を届けるのが役割」と野間氏。小里陣営も「市町村議並みだ」と舌を巻く。

 情勢調査で優勢が伝えられても、陣営は「相手は大臣だ」と気を引き締めた。野党支持層だけでなく、故松下忠洋元金融相の後継をアピールし保守層にも食い込んだ。ただ、幅広い層から支持を求めることと主張の不明確さは表裏一体だ。

 九州電力川内原発について将来的な脱原発を目指しつつ当面の利用を容認。防衛省がさつま町で整備を検討する弾薬庫への立場は公にしていない。計画反対の70代男性は「野党の野間さんには争点にしてほしかった」と残念がった。

南日本新聞 | 鹿児島

3023OS5:2024/11/01(金) 11:35:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/8bb272945b29f1c8c776529baf122563e13ae0c1
選挙のプロが驚いた衆院選2024の選挙区3選!
11/1(金) 6:03配信


選挙ドットコム
選挙のプロが驚いた衆院選2024の選挙区3選!

YouTube「選挙ドットコムちゃんねる」では、毎週選挙や政治に関連する情報を発信中です。

2024年10月30日に公開された動画のテーマは「選挙プランナー松田馨が驚いた選挙区3選」

今回の衆院選でも数々の選挙区の予想を当ててきた選挙プランナーの松田馨氏が驚いたという3選挙区をピックアップ。構図や情勢について、詳しくご説明いただきました。

【このトピックのポイント】
・福岡11区:裏金批判を跳ね返せると目された大物が
・埼玉14区:公明党代表、まさかの落選
・東京18区:リベラルの牙城、後継者が勝てなかった理由

福岡11区:不記載問題にも勝てると予想されたあの人
福岡11区:不記載問題にも勝てると予想されたあの人

まず、MCとゲストの2人が頭を抱えたのが福岡11区。

当選した村上氏は、2017年は希望の党、2021年は無所属で立候補しましたが、いずれもダブルスコアくらいの差がついた状態で武田氏に敗れていました。

元総務相の武田氏は、政治資金報告書不記載問題で自民党から処分を受けていましたが、萩生田光一氏(東京24区)が競り勝ったように、裏金批判を跳ね返す大物と見られていました。

その武田氏が敗れたことに、驚きを禁じ得ない様子です。

松田馨氏「永田町での武田氏の活躍を見てみると、まさかというところで、驚きました」

告示前のタイミングでは武田氏優位との報道がほとんど。選挙期間中に混沌とした印象があっても、最後は武田氏が勝つと思っていたと話す、MC鈴木邦和。

村上氏、「諦めなければ夢はかなう」という座右の銘がかないました。

埼玉14区:公明党への逆風の象徴
埼玉14区:公明党への逆風の象徴

続いては埼玉14区。松田氏は「大阪6区の伊佐さんと石井さんは、それでも競り勝つと思っていました」と語ります。

党内でいちばん票差をつけて敗れてしまったこと、敗れた相手が国民民主党の新人ということ。野党の票が確実に割れる中で、公明党として落選させてはいけない人が落選する結果になりました。

三郷市で苦戦するも、人口も大きく、公明党の支持基盤の強い草加市で差をつけて勝つという戦略が崩れてしまったことが原因とみられます。

松田氏「石井さんの地元での知名度、全国的な知名度も……山口(那津男)前代表が偉大過ぎて。交代したばかりのこのタイミングで逆風を浴びてしまった」

鈴木氏はもとは自民党系の県議ということもあり、これまでの活動に加え、自民党支持層にも一定程度浸透していることが大きかったとみられます。

松田氏「ぎりぎり石井さんが競り勝つのではないかと見立てておりましたが、鈴木さんの力に加え、公明党への逆風を象徴する選挙区となりました」



東京18区:「土菅戦争」の地でリベラルの牙城が崩れたのは?
東京18区:「土菅戦争」の地でリベラルの牙城が崩れたのは?

最後は東京18区。逆に自民党候補が勝った地域です。菅直人氏の地元で、もともとリベラルの牙城と言われています。

今回、菅直人氏の後継として立候補した元武蔵野市長の松下玲子氏。都議会議員を経て、6年以上市長を務めた松下氏に公募の新人が挑んでも……と言われる中、序盤から福田氏リードの声が聞こえたといいます。

松田氏「過去の選挙結果から見ると、非常に驚いた選挙区と言えます。立憲民主党にしてみれば落としてはいけないところ」

今回の結果は、松下氏が国政への転身を理由に、2期目の途中で武蔵野市長を退任した経緯を評価しない市民が一定層存在したことがうかがえます。

また、2021年に松下氏が市議会へ提案して否決された、市内に3か月以上住む外国籍の人にも日本人と同様の投票権を認める制度に関して信頼を失った可能性もあると指摘します。

東京都内で自民はもっと厳しいと予想された中、東京18区で善戦できたのは、立候補した福田氏の力もさることながら、「踏ん張れたのは共産党の存在が大きい」と松田氏はコメントします。

松田氏「樋口さんが1.8万票取っていますから。共産党が候補者を擁立しなければ、普通に松下さんが勝ちきっていたことが予想できます」

共産党から候補が出て、日本維新の会が立候補しなかったことも、自民党の福田氏にとっては有利な構図だった可能性も指摘されます。

「運の要素もありますね……」と腕を組む松田氏。地域差も見て取れたとコメントしました。

3024OS5:2024/11/01(金) 11:36:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/2a79a057da8c3cf2f080ea9133b7372c6625e755
「玉木雄一郎首相」立民重鎮のウルトラC案も困難か 首相指名選挙、薄氷の石破首相選出 
11/1(金) 9:07配信


産経新聞
首相指名選挙の決選投票で想定される勝ちパターン

衆院選を受けた次の首相指名選挙では、自民、公明両党で過半数に届かないものの、石破茂首相(自民総裁)が再び制する可能性が高まっている。キーマンとされる国民民主党の玉木雄一郎代表が立憲民主党の野田佳彦代表を支持せず、相対的に首相に有利な状況ができるからだ。ただ、選挙の行方を詳細に分析すると、首相と野党側との差はごくわずか。これを踏まえ、立民重鎮は野党連合政権に望みを託し、玉木氏に最初から抱きつく「ウルトラC」案を提案するが、これも実現可能性は低い。

【写真】「もっと下に…下に」“半ケツ”状態でビラ配りをするボランティア女性

■30年ぶりの決選投票へ

今回の衆院選で、与党は派閥パーティー収入不記載事件の逆風を受け、自民(191)、公明(24)の合計215しか得られなかった。自民は事件との絡みで非公認とした旧安倍派幹部を含め、6人の無所属を同じ会派に加える見通しだが、それを足しても、233の衆院過半数には12足りない。

一方、立民は躍進したとはいえ、獲得議席は自民を下回る148にとどまった。衆院の首相指名選挙で過半数を得るには、他党などから合計85以上を集めなければならない。

今回の首相指名選挙で、自公はそろって首相に投票する方針だ。一方、野党は共産党(8)、社民党(1)が野田氏に投票する可能性を示唆。れいわ新選組(9)の山本太郎代表は、立民が消費税率を5%に引き下げる案を飲めば野田氏に投票すると言及している。ただ、立民が社共にれいわまで取り込んだとしても、過半数には67足りない。

「是々非々」を標榜する国民(28)と維新(38)は、最初の首相指名選挙でそれぞれの党首に投票する方向で、首相も野田氏も過半数に足りない。

衆院規則では、1回目の投票で投票総数の過半数を得た候補がいない場合、上位2人による決選投票を行うことを定めている。現在は、首相も野田氏とも初回に過半数を得られる見通しはない。

決選投票となれば、社会党の村山富市委員長が、野党だった自民、新党さきがけの支持を受けて首相に指名された1994年以来、30年ぶりとなる。

■ギリギリ石破首相が続投

決選投票は、より多く得票した候補が首相に指名される決まりだ。

基礎票は、首相が自公に無所属を加えた221。対する野田氏は立民と共産も加わると仮定すると、156となる。

国民の榛葉賀津也幹事長は10月31日、自民党の森山裕幹事長と会談し、首相指名選挙の決選投票でも、国民は「玉木氏」と書く方針を伝えた。国民の28票は無効扱いとなり、首相と野田氏の差は縮まらない。

また、維新の馬場伸幸代表も、自民と立民どちらにも「軍配を上げることはできない」と語る。ただ、馬場氏は首相指名選挙の対応は野田氏と政治改革に関する協議を踏まえて判断する意向を示し、現時点では立民への協力を完全に否定していない。

仮に維新が決選投票で野田氏に加担しても、野田氏の得票は194。ここに小選挙区で自民に勝利した野党系無所属や社民、れいわを足したとしても、まだ首相には10近くの差がある。

少数政党の参政党(3)と日本保守党(3)はどうなるか。両党は憲法改正や原発など、国の根幹政策が大きく異なる立民を支持する可能性は極めて低い。 この結果、不安定な少数与党ではあるが、首相が選挙を制し、第2次石破内閣が発足する流れだ。

■「玉木首相」のウルトラCは困難か

「『野田首相』の可能性は厳しくなったが、野党連合政権の可能性は完全には消えていない」

3025OS5:2024/11/01(金) 11:37:04
立民の重鎮議員は、「ウルトラC」の秘策に言及する。

立民が「野田首相」を当初から諦め、首相指名選挙の最初の投票から、玉木氏に投票するというプランだ。立民と国民は同じ民主党の流れを組み、連合を支持団体に持つ共通項があることも踏まえている。

こうなると、決選投票に残るのは、首相の対抗馬として、立民と国民で176を積み上げる玉木氏となる。仮に決選投票で立国に加え維新も共闘した場合、3党合わせた合計は214。これに共産、社民が、玉木氏との政策の距離を無視して「自民を倒す」という一点で加担すると、玉木氏は223を集めることになる。れいわや野党系無所属も加味すれば、衆院過半数の233も超えていく。

一方、首相は自公と自民系無所属を足して221。参政、保守両党を足したとしても227が限界だ。れいわや野党系無所属が石破首相の誕生阻止を優先する可能性は高く、これらを総合すると、計算上は野党連合の「玉木首相」が誕生する。

ただ、このプランは非現実的との見方が多い。そもそも、維新は社共やれいわと共闘してまで玉木政権の誕生を求める可能性は低い。維新が自公政権との「部分連合」に作戦を切り替えれば、今度は維新が政権運営に強い影響力を及ぼすことができるからだ。

加えて自民の四役経験者は、「参院の勢力図を考えれば、簡単に野党連合政権など作ることができない」とも指摘する。

参院では自公が過半数を制している。野党政権が衆院で法案を可決しても、自公が参院でことごとく否決することが可能だ。野党側は、参院で否決された法案を衆院で再可決できるだけの3分の2以上の勢力はなく、法案は簡単に廃案になる。法案がほとんど通らず、国会が機能不全となる事態も想定される。

変数は多いが、現時点では僅差で石破首相の続投が決まる可能性が高い。ただ、裏返すと、石破首相を支えた勢力が、今後ごく一部でも協力しない方針に転じれば、衆院では簡単に内閣不信任決議案が可決されるという「ガラス細工」の構図も浮き上がってくる。

自民四役経験者は「結果的に、首相が来年夏の参院選までにもう一度衆院を解散するか、退陣せざるを得ない状況に追い込まれるのではないか」とも指摘する。(水内茂幸)

3026OS5:2024/11/01(金) 11:40:58
 ▽東京24区(6人)
◎79,216萩生田光一61 元経産相  無前(6) ■非公認■公明推薦なし (統一教会も?)
△71,683有田芳生 72☆元参院議員 立新 
×24,653浦川祐輔 31☆弁護士   国新 
×18,501佐藤由美 52☆元都議   維新  ■教育⇨維新
×08,678與倉さゆり40 会社員   参新 
×02,251畑尻文夫 69 元学習塾経営無新 


https://news.yahoo.co.jp/articles/cf94a0cf5c5101dd85aba2f6fb3aa7a1012a45cc
萩生田光一氏「逆風に吹き飛ばされずゴール」衆院選7度目当選で謝意、自民党所属見通し立たず
11/1(金) 10:53配

日刊スポーツ
萩生田光一氏(2024年撮影)

 10月27日に投開票された衆院選東京24区で、7度目の当選を果たした萩生田光一・元自民党政調会長(61)が1日までにX(旧ツイッター)を更新。支援者への謝意を伝える動画を投稿した。

 萩生田氏は自民党の派閥裏金事件を受け、政治資金収支報告書に5年間で2728万円を記載していなかったことから今年4月、党役職停止1年の処分を受けた。衆院選では党公認を得られず、無所属での選挙戦となった。当選はしたものの、次点で比例復活初当選した立憲民主党の有田芳生氏(72)との差は7500票あまり。これまで圧倒的な強さで当選してきた萩生田氏にとって、逆風の強さを裏付ける結果となった。

 萩生田氏は10月30日に投稿した動画で「みなさんの温かいご支援をいただいて7期目の当選を果たすことができました」と述べた上で「大逆風の選挙でしたけれど、みなさんが支えていただいて、吹き飛ばされることなく最後までゴールテープを切ることができた。改めて心から御礼を申し上げたい」などと語った。「これからも、選挙期間中のお約束の1つ1つの実現に向けて、全力で頑張ります」とも口にした。

 萩生田氏ら裏金問題で非公認となった議員ら6人は、衆院会派「自民党・無所属の会」に入る見通し。衆院選で少数与党に転落した自民党にとって、今後の首相指名選挙などを念頭に少しでも会派としての勢力を増やすねらいがある。

 一方で、萩生田氏と平沢勝栄元復興相について、追加公認をへて自民党に「復帰」する見通しは立っておらず、当面は無所属での活動になるとみられている。

3027OS5:2024/11/01(金) 11:46:27
 ▽香川1区(5人)
◎82,549小川淳也 53☆党幹事長  立前(6)
△51,727平井卓也 66☆元デジタル相自前(8)推(公)
×11,730町川順子 65☆元議員秘書 維新 
×09,176小林直美 50☆作家    参新 
×05,646田辺健一 43 党県常任委員共新 


https://www.yomiuri.co.jp/local/kagawa/news/20241030-OYTNT50023/
<検証 衆院選24(上)>自民逆風「組織戦に限界」
2024/10/30 05:00

スクラップ
 与党過半数割れとなった衆院選で、県内の3小選挙区は野党が2議席を獲得し、自民党は1議席にとどまった。与野党の「超短期決戦」を振り返り、今後の情勢を展望する。(敬称略)

比例復活が確実となり、硬い表情で花束を受け取る平井氏(左)(28日午前0時17分、高松市で)=近藤誠撮影
 投票締め切りから4時間を超えた28日午前0時過ぎ。高松市寿町にある自民・平井卓也(66)の事務所に、比例での復活当選確実の知らせが入った。


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 香川1区は27日午後8時に早々と、平井のライバル、立憲民主党の小川淳也(53)に当選確実のニュースが流れていた。待ちわびた復活当選に支援者約100人は拍手し、「おー、やっとか」と 安堵あんど の表情を見せた。

 妻とともに姿を見せた平井は、再選を祝う万歳の間中、硬い表情で頭を下げた。「本当に厳しい選挙だった。議席奪還の目的はかなわなかったが、まだ私に仕事をしろという天命だと受け止め、議席を皆さんのため、日本のために最大限生かす」

          ◇

 平井は2021年の前回選も小川に1区で敗れたが、今回は構図が大きく変化した。前回に続いて出馬した日本維新の会候補のほか、14年以来となる共産党の独自候補、参政党も初めて候補を擁立した。混戦で野党票や無党派層が分散する――。地方で人気がある石破首相(総裁)の誕生もあり、9月下旬の総裁選直後には、自民党関係者の「選挙は今しかない」と期待する声はあった。

 だが、自民派閥の政治資金規正法違反事件をきっかけにした「政治とカネ」の逆風が吹き荒れた。

 陣営は危機感を抱く。公示直後から夜の個人演説会には、平井とともに妻も姿を見せ、頭を下げた。ベテラン県議は「これまでなかったこと。最初から『全開』の戦いだ」と話した。

          ◇

 平井自身は派閥の政治資金規正法違反事件の当事者ではなく、党改革を訴えたが、逆風は日増しに強まり、終盤には党本部が非公認候補が代表を務める党支部に2000万円を支給したことが明らかになり、勢いを失った。

 企業・団体による組織戦を展開し、これまでの県や高松市のまちづくりへの貢献など実績や地域密着をアピールしても、支持層を固めきれない。

 読売新聞社と日本テレビ系列各局が共同で行った投票日の出口調査では、自民支持層で平井に投票したと答えたのは約5割にとどまり、約3割は小川に流れた。立民支持層の9割超が小川だったのとは対照的だ。

 また、公明党も今回は選挙までの期間が短く、「活動の出遅れが響いた」(公明関係者)という。

 終わってみると、平井の得票率は前回選の40%を下回り32・2%。県内の小選挙区の投票率は過去2番目の低さで、組織票を持つ自民には有利に働くとされる状況での敗北に、自民県連には危機感が広がる。県連幹部は「組織、団体を軸にした選挙戦の限界かもしれない。戦い方を変えないといけない」。来夏の参院選は約9か月後に迫っている。

3028OS5:2024/11/01(金) 11:47:01
https://www.yomiuri.co.jp/local/kagawa/news/20241030-OYTNT50221/
<検証 衆院選24(下)>野党 「敵失」追い風に
2024/10/31 05:00

高松駅前で演説する国民民主党の玉木氏(24日、高松市で)=近藤誠撮影
開票センターでインタビューに応じる立憲民主党の小川氏(27日、東京都千代田区で)=大金史典撮影

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 衆院選終盤の今月24日夕、国民民主党代表、玉木雄一郎(55)は自身が出馬している香川2区ではなく、1区のJR高松駅前で比例での支援を求め、声をからした。

 衆院に単独で法案提出が可能な21議席が目標だとし、「2枚目の投票用紙は、香川のどこであっても、全国どこででも、国民民主党と書いてください」。約20分間の演説に、行き交う会社員らが足を止め、耳を傾けていた。

 1区は立憲民主党の幹事長、小川淳也(53)の地元だが、国民関係者は「比例で票を伸ばすには四国随一である高松駅前でやらないといけない」と話す。

 国民は「手取りを増やす」など生活に密着した政策を訴え、目標を上回り、公示前(7議席)の4倍となる28議席に伸長した。

 比例四国ブロックでは2021年の前回選の得票から2倍近い約23万4000票を集め、1議席を初めて獲得した。自民が前回選から約18万票減らす中、国民に流れたとみられる。

 一方、立民は小川が1区を守り、3区に擁立した候補も一定の支持を集めたが、県内の比例票は国民を約4万5000票下回り、四国ブロックの議席は国民と同じ1だった。立民県連幹部は「期間中は国民の勢いを感じていた。ただ、比例でここまで差がつくとは思わなかった」と振り返る。

     ◇

 野党にとって今回は、自民の「政治とカネ」の問題や、非公認候補の党支部への2000万円の支給といった「敵失」が追い風になった。

 立民、国民が躍進する中、共産党は伸び悩み、明暗を分けた。県内の3小選挙区で擁立した共産の県委員長、中谷浩一(63)は、共産が政治資金問題を厳しく追及したことで「自民政治を変えようとの訴えは届いた」としつつも、「政権交代という立民の主張で(共産が)埋没した」と受け止める。

 与党が過半数割れとなり、政権は不安定化している。野党にとっては、来夏の参院選が焦点となる。

 衆院選で各党が県内で獲得した比例票を、改選定数1の「1人区」である香川選挙区にあてはめると、立民、国民、日本維新の会、共産の合計は、自民と公明党の合計を上回る。

 小川はこれまで野党共闘を重視しており、16、19年の参院選では野党共闘が成立。19年は自民候補に野党統一候補が約4万5000票差に迫り、一定の成果を収めた。だが、22年は野党候補が乱立し、大敗した。

 来夏、野党間で候補の調整ができるか注目されるが、共産は今回、穏健保守層の取り込みを狙う立民と距離を置き、候補を立てた。国民は党代表の玉木を擁する香川での独自候補の擁立を模索するとみられる。野党をリードする立場となった小川と玉木。2人を中心に、それぞれの思惑の下、駆け引きが始まろうとしている。(敬称略、この連載は福島勝彦、津田啓生が担当しました)

3029OS5:2024/11/01(金) 11:49:22
 ▽栃木4区(3人)
◎96,573藤岡隆雄 47☆元議員秘書 立前(1)
△75,260佐藤勉  72☆元党総務会長自前(9) 推(公)
×08,985川上均  68 元栃木市議 共新 


栃木3区>>3004


https://www.yomiuri.co.jp/local/tochigi/feature/CO078140/20241029-OYTAT50035/
【検証 衆院選24】〈上〉「2000万円」自民追い打ち 3区、4区での苦戦衝撃 
2024/10/30 05:00

スクラップ
 27日に投開票された衆院選で、県内では自民党が小選挙区の議席を1減らし、立憲民主党は2議席に増やした。比例選での復活当選を含めれば、両党の当選者数は前回と同じだったが、前回選で31万票を超えた自民の比例選得票は今回、約23万票に減り、逆風の強さがうかがえた。県内での与野党の選挙戦を振り返り、今後の県政界への影響を探る。

小選挙区落選の報を受け、支持者にあいさつする佐藤(27日午後8時30分、小山市の事務所で)

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 27日午後8時過ぎ、小山市の自民党・佐藤勉事務所。テレビで立憲民主党の藤岡隆雄が4区で「当選確実」となったという速報が流れると、佐藤は落胆した様子で、「結果が出せずに大変ご迷惑をおかけした」と頭を下げ、足早に真岡市の事務所に向かった。

 党三役や閣僚を歴任した重鎮の佐藤が小選挙区で敗れ、比例復活を余儀なくされたのは、政権交代が起きた2009年衆院選以来、15年ぶり。佐藤とともに2区の五十嵐清も復活当選となった。自民が複数の小選挙区で敗れたのも15年ぶりだ。

 佐藤の苦戦はかなり前から予想されていた。後援会組織は年々弱体化しており、21年の前回選では藤岡に4820票差に詰められた。区割り変更で地盤だった栃木市の一部も失っている。今年7月の小山市長選で佐藤が推した新人が藤岡の支援する現職に惨敗したのも痛かった。

 これに追い打ちをかけたのが「政治とカネ」の問題だ。佐藤自身は党派閥の政治資金規正法違反事件とは無関係だったが釈明に追われた。さらに選挙戦終盤には、非公認となった候補が代表を務める党支部に、党本部が公認候補向けと同額の2000万円を支給していたことも発覚した。「この報道が出たとき『負けた』と思った」。ある首長はこう語り、党執行部への憤りを隠さない。

 陣営は、浮動票が多い県内第2の都市・小山市での劣勢を、保守地盤の真岡市や芳賀郡、下都賀郡で挽回する算段だった。だが、金城湯池だったこれらの地域で佐藤が藤岡を上回ったのは、出身地の壬生町と茂木町だけだった。ベテラン県議は深いため息をつきながら、こう分析する。「政治とカネの問題にあきれた保守層が選挙に行かなかった。恐ろしい選挙だった」



 3区では、「政治とカネ」の問題が直撃した簗和生が、かろうじて5選を決めた。

 国政選初挑戦の無所属新人、渡辺真太朗に178票差にまで迫られ、陣営関係者は開票作業の終了直前まで手に汗を握った。得票数は4万5000票あまり。前回から約45%も減らし、全国で最も得票数が少ない当選者となった。

 選挙戦で顕在化したのは「反簗」の保守層の多さだ。読売新聞社と日本テレビ系列各局が共同で行った出口調査では、自民支持層の3割弱が渡辺に流れ、簗は6割にとどまった。渡辺は自民党籍を持つ。前自民県議の三森文徳や業界団体などが支援した。水面下で動く首長後援会も現れ、陣営は日を追うごとに活気づいた。「あと1日、あと3時間あれば」。渡辺は敗戦後、こう悔やんだ。

 渡辺は「栃木3区で勝つまでやる」と再挑戦を明言しており、次期衆院選も「保守分裂」が見込まれる。渡辺自身や支援者の党員に対する処分を求める声もあるが、県連は「今は内輪もめしている場合ではない」(幹部)と静観の構えだ。ある中堅県議は「3区は今更元に戻ることなどできない。これからことあるごとに、しこりが表面化するだろう」と嘆く。



 11月17日に行われる知事、宇都宮市長の「ダブル選」では、ともに現職の福田富一、佐藤栄一両陣営は自民、公明両党の県組織から支援を受ける。「国政選と地方選は別」との見方が自民県連内では支配的だが、福田は28日夕、「自公への怒りはそんな簡単に消えるわけじゃない。覚悟の上で戦っていく」と危機感をあらわにした。(敬称略)

3030OS5:2024/11/01(金) 11:52:23
 ▽栃木1区(4人)
◎78,333船田元  70☆元経企庁長官自前(13)  推(公)
×62,914板津由華 36☆会社役員  立新 
×45,491柏倉祐司 55☆医師    維元(1)12年衆院選みんな比例復活⇨民主⇨希望
×09,490青木弘  63党県常任委員 共新 



https://www.yomiuri.co.jp/local/tochigi/feature/CO078140/20241030-OYTAT50027/
【検証 衆院選24】〈下〉立民高揚感なき「勝利」 好機の1区、3区で得票減
2024/10/31 05:00

花束を贈られる藤岡(27日午後8時19分、小山市城東の事務所で)
 「最多得票の藤岡隆雄を当選人とする」。30日に県庁で行われた選挙会で自身の名前が読み上げられると、トレードマークの真っ赤なネクタイを締めた立憲民主党の藤岡隆雄(衆院栃木4区)は小さく2度うなずいた。その後の授与式では緊張した表情で当選証書を受け取り、「ここからがスタートだ」と気を引き締めた。


 今回の衆院選で、立民は全国各地で大幅に議席を増やした。だが、県連内に高揚感はない。比例復活を含めれば、本県関係の自民党は5議席、立民は2議席で、勢力が変わらなかったからだ。立民県連関係者は「全く勝った気がしない。あと1議席とれたはずなのに」とため息をつく。

 関係者の嘆きが深いのは、立民に有利な条件があった1区と3区で前回選より得票を減らしたからだ。

 1区は浮動票が多い県都・宇都宮市を抱え、現行制度下で2度、自民から議席を奪ったことがある。初出馬した板津由華は得票目標を11万3000票(投票率54%想定)に設定したが、得票は6万2914票にとどまった。

 3区でも、伊賀央が「政治とカネ」の問題を抱える自民・簗和生を厳しく批判した。だが、保守系無所属の新人、渡辺真太朗の登場で「保守分裂」に人々の関心が移った。読売新聞社と日本テレビ系列各局が共同で行った出口調査では、立民の支持層の4分の1弱が渡辺に流れた。

 立民県連では、地元を徹底的に歩いて浸透を図った藤岡と対照的に、2人は日常的な活動量が足りなかったとの認識が大勢だ。小池篤史・県連幹事長は「(選挙に)ただ出るだけでは、風を受け止められるわけではない」と唇をかんだ。



 日本維新の会は、大阪・関西万博の費用高騰や、推薦した前兵庫県知事のパワハラ疑惑などで逆風が吹く中の衆院選だった。県内の比例票は4万8000票あまり。前回選から約45%も減らし、国民民主党やれいわ新選組の 後塵こうじん を拝した。

 1区から出馬した柏倉祐司は、前回選より1500票ほど得票を増やしたが、比例選での復活当選には今回もあと一歩及ばなかった。県内の維新関係者は「立民や国民には追い風が吹いたのに、こっちは逆風だった。党執行部の問題だ」と不満を隠さない。

花束を贈られる藤岡(27日午後8時19分、小山市城東の事務所で)

 今回の衆院選の結果は、来年夏の参院選での「野党共闘」の行方にも影響を与えそうだ。

 衆院選の公示直前、共産党に対抗馬を擁立された藤岡が4区を制したことで、立民内には「共産と共闘しなかったことで、穏健保守層を取り込めた」という見方も出ている。

 一方、「改革中道」を掲げる国民民主党。県内小選挙区に候補者を擁立していない。県議会でも議席を持っておらず、県内での活動量は限定的だ。

 しかし全国的に躍進した今回、県内でも比例票を前回選の2倍以上に伸ばした。出口調査では、国民は18〜39歳の年代で、自民に次ぐ比例票を獲得。若年層の支持の高さが際立った。

 立民県連代表の福田昭夫は、「県内の国民の皆さんとも一緒にやりたい」と今後の連携に意欲を示すが、国民県連代表で宇都宮市議の駒場昭夫は「政策ですり合えない限り共闘はできない」と、慎重な姿勢を崩さない。

 共産は今回、「野党共闘の再構築」のための得票増を目指したが、県内でも比例票を6000票近く減らすなど、党勢退潮が悩みの種だ。共産党県委員長の小林年治は「共産党自身がもっと票を伸ばさないと、立民に『共産と組んだ方がよい』と分からせられない」と語った。

 野党各党の方向性が分散する中、立民県連幹部はこう語る。「皆で連携することで巨大な自民・公明に勝てる。そこは冷静に 俯瞰ふかん しなくてはいけない」

(敬称略。この連載は衆院選取材班が担当しました)

3031OS5:2024/11/01(金) 11:55:35

 ▽岩手3区(2人)
◎115,364小沢一郎 82☆党選対役員 立前(18)
×084,347藤原崇  41 元党青年局長自前(4)■重複なし(自民不記載問題)  推(公)


https://www.yomiuri.co.jp/local/iwate/news/20241029-OYTNT50000/
【検証 ダブル選<上>】「小沢王国」復権へ奔走 地元で貪欲にアピール 
2024/10/29 05:00
選挙・岩手

スクラップ
駆け付けた市議らと握手する小沢(左)(16日、奥州市で)
 「どうかもう一度私を国会に送り出していただき、政権交代という最後のご奉公をさせてください」。投開票を翌日に控えた26日、立憲民主党の小沢一郎(82)は朝から地元・奥州市を回り、集まった支援者らに何度も頭を下げた。

【検証 ダブル選<下>】野党優位、次戦へ加速 参院選に向け自民は再起図る…

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 1969年の初当選以降、17回連続で選挙区で当選してきた小沢は、2021年の衆院選で自民党の藤原崇(41)を相手に初めて敗れ、比例復活に甘んじた。26日の演説後、報道陣から前回選との戦略の違いを問われた小沢は「何も違いはない」といなしたが、小選挙区の奪還に向けた熱意は「お国入り」に明らかな変化をもたらしていた。

 小沢が公示後に岩手に入ったのは前回選より多い異例の5日間。公示翌日に奥州市で第一声を上げた後は、週末も地元に張り付き、一関市や西和賀町で支援を呼びかけるなど、選挙戦終盤まで手綱を緩めなかった。

 演説では「普段行わない」(小沢陣営)という名前の連呼を見せた。前回選で約6000票差をつけられた藤原の「本丸」である北上市では、「同市で初めてと思われる」(同陣営)個人演説会で熱弁をふるった。

 中心部だけでなく一関市の花泉町や千厩町など細部にわたり遊説することも望み、ある陣営幹部は「今までにないこと。それだけ(小選挙区での)勝利への思いが強かったのでは」とみる。その結果、藤原の地元・西和賀町を除く6市町の票で上回り、3万票以上の大差で圧勝した。

 課題とされていた後援会や支持者の高齢化は、陣営がSNSの発信や若者への声かけの強化を図り、若年層への浸透を図った。培った 緻密ちみつ な選挙戦略と柔軟な改善が実を結び、「王国の復権」につながった。

 とはいえ、各市で藤原が7000票以上減らしたのに対し、小沢が前回選から上積みしたのは最大2000票ほど。地元の奥州市では票を減らすなど、自民や藤原への批判票を取り込みきれなかったとの見方もある。

 復権に甘んじることなく、「国民の生活が第一」の政治の実現へ。改めて手腕に注目が集まる。



 27日夜、落選が確実となった藤原は北上市の事務所で支援者らに頭を下げた。「自民党への逆風と戦う選挙だった」。選対本部長の平野達男(70)は悔しさをにじませた。

 最大の逆風は派閥の政治資金問題だった。藤原も収支報告書に14万円の不記載があり、比例名簿から外れた。これに加え、党和歌山県連主催の会合後に不適切な懇親会に参加し、3月に党青年局長を辞任。秘書給与を詐取したとして議員辞職した参院議員を擁立した責任を取り、8月には県連会長を辞すなど、「三つの不祥事」の影響はあまりに大きかった。

 ただ、12日間で230か所以上の街頭演説や個人演説会を繰り返す中、一定の手応えも感じることができた。「未来を変えるのは82歳より41歳」というキャッチフレーズも「賛否はあったが、話題や議論になったのは人の問題意識に届いたということ」と振り返る。

 「これからも岩手を歩いて未来をどう変えていくか研さんしていきたい」。28日朝には、月曜の日課である奥州市の交差点で 辻つじ 立ちをする藤原の姿があった。

(敬称略)

3032OS5:2024/11/01(金) 11:55:58
 ▽岩手1区(3人)
◎94,409階猛   58☆元総務政務官立前(6) ■県連に籍なし
×43,623米内紘正 37☆元県議   自新  推(公)
×15,367吉田恭子 43☆党県副委員長共新 


https://www.yomiuri.co.jp/local/iwate/news/20241029-OYTNT50128/
【検証 ダブル選<中>】 1区 逆風で自民大敗…広瀬不祥事米内にも影響 
2024/10/30 05:00
選挙・岩手

スクラップ
小選挙区での敗戦が確実となり、支援者にあいさつする米内(27日午後8時17分、盛岡市で)
 衆院選の投開票が行われた27日の午後8時過ぎ、盛岡市のホテルのホールは重苦しい雰囲気に包まれていた。「私の力が足りなかったことに尽きる。結果を出せずに申し訳ございません」。早々に敗北が報じられた自民党新人の米内紘正(37)は、支援者らに深々と頭を下げた。

【検証 ダブル選<下>】野党優位、次戦へ加速 参院選に向け自民は再起図る…

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 小選挙区制で行われた1996年以降、1区で自民候補は苦杯をなめてきた。「難攻不落」の地で、光明が見えたのは2022年7月の参院選。同市出身の広瀬めぐみが岩手選挙区で30年ぶりに自民の勝利を勝ち取り、1区でも立民の現職を3000票余り上回った。

 追い風を逃すまいと、県連は1区奪取に向け、公認候補予定者となる支部長を公募。盛岡出身の元首相・米内光政を曽祖父に持つ米内が県議1期目の途中で手を挙げ、初の党員投票を経て昨年6月に選ばれた。「広瀬と一緒に戦えば勝てると思った」と陣営関係者は振り返る。

 しかし、この1年で風向きは一変した。派閥の政治資金問題に加え、今年2月には週刊誌が広瀬の不倫疑惑を報道。決定的だったのが、7月末に強制捜査が入った秘書給与を巡る広瀬の詐欺事件だ。県議として当選を支えた米内も、予定していたあいさつ回りができなくなるほどの影響を受けた。

 逆風下で選んだキャッチフレーズは「政治を変える 自民を変える」。しかし、公示後に約300回の演説を重ねた街頭では厳しい視線が注がれた。政治の信頼回復や地方への投資の訴えは、逆風でかき消された。

 自民が11連敗(補選含む)となった今回の米内の得票数は4万3623票。7選を決めた立憲民主党の階猛(58)にダブルスコア以上の大差をつけられた。惜敗率(46・20%)は東北における自民の比例重複候補の中で最下位となり、議席を得られなかった。選対本部長の臼沢勉(県議)は「非常に厳しい結果」とうなだれた。

 「政治活動は続けていく」と今後の展望を語った米内。別の選対幹部は「1区で勝てるのは彼しかいない。次の選挙が本当の意味での試金石になる」と早くも再挑戦を見据えている。



 立民の階は、前回選では立民県連から政治資金を巡る問題で提訴され、「刺客」として新人の擁立騒動にまで発展したが、今回も盤石の戦いで勝利した。

 もっとも県連とのしこりは残ったまま。陣営には国政初挑戦の米内を「未知数の相手」と警戒する声もあったが、街頭演説を重ねる従来の選挙戦を徹底した。

 12日間で400回以上マイクを握ると、自民の「アキレスけん」である政治資金問題などを批判し、政権交代を強調。党の「次の内閣」の財務金融相として物価高への具体策も訴え、聴衆を引きつけた。

 投票率が下がる中、得票数は3市町全てで前回を上回り、現在の区割りになった17年以降で初めて9万票を超える圧勝だった。選対幹部は「自民への逆風がここまで強くなるとは」と驚きを隠さなかった。

 当選が確実になった27日夜、報道陣から勝因を問われた階は、こう自負した。「色々な方から話を聞いて自分の血肉にし、政策を作って訴えてきた。『代議士』は有権者の代わりに議論する人間。それが受け入れられたのではないか」(敬称略)

3033OS5:2024/11/01(金) 11:56:26
https://www.yomiuri.co.jp/local/iwate/news/20241030-OYTNT50136/
【検証 ダブル選<下>】野党優位、次戦へ加速 参院選に向け自民は再起図る…
2024/10/31 05:00
 「選挙サンデー」となった20日夕方。一関市中心部にあるスーパーの駐車場に、野党勢力を象徴する3人が並び立った。

 「岩手の良識が日本を変える。今回の選挙の合言葉です」。選挙カーを背にした立憲民主党の木戸口英司(61)は声を張り上げた。前後にマイクを握ったのは、知事の達増拓也(60)と立民の重鎮・小沢一郎(82)。達増は小沢に師事し、木戸口は双方に秘書として仕えた緊密な関係だ。3人の集結はこの日3か所目で、「雪辱」に向けた並々ならぬ決意がにじんだ。


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 1週間後の27日夜、参院補選で当選確実の報を聞いた木戸口は、盛岡市の事務所を足早に後にし、奥州市内のホテルに向かった。「バンザイを一緒にできたことがうれしかった」。衆院3区での勝利を確実にした小沢陣営の関係者らと喜びを分かち合った。



 「小沢王国」とも呼ばれる県内は、小沢を中心とした野党勢力が長きにわたって政界の覇権を握ってきたが、近年は急速に陰りが見えていた。

 前回2021年の衆院選で、小沢が初めて選挙区で敗北。翌22年の参院選では、達増の支援も受けた現職の木戸口が自民の新人・広瀬めぐみに敗れた。達増は23年の知事選で5選を決めたが、同じ日の県議選では自身の支持勢力が過半数に届かなかった。

 ただ、今回の「ダブル選」で小沢と木戸口が議席を奪還。県政界は一夜にして再び「野党優位」になった。広瀬の議員辞職前は、自民、立民ともに3人だった国会議員数は、立民が4人に増えた一方、自民は1人に後退。11選を果たした2区の鈴木俊一(71)も前回から3万票以上減らした。

 県内の3小選挙区で与党候補(自民)に投じられたのは24万3744票だったのに対し、野党候補(立民、共産)は29万5856票。前回選で4万票余り上回った与党が逆転を許した。比例でも立民が自民より約2万8000票多く、1位となった。

 読売新聞と日本テレビ系列各局が共同で行った出口調査で、自民は小選挙区では支持層の8割近くを固めた一方、比例では約6割。立民と国民民主党に約1割ずつ流れ、無党派層では立民が自民の2倍以上の支持を集めた。

 「厳しすぎるくらい厳しい」(自民)、「反転攻勢の起点という意味で大きい」(立民)。両党の県連の受け止めは対照的だった。



 次なる全県での決戦は来夏の参院選だ。改選を迎える立民の現職・横沢高徳(52)は態度を明らかにしていないものの、関係者からは再選への出馬を期待する声も聞かれる。

 前回は30年ぶりに勝利した自民は、3月の県連の定期大会で、候補者選定を常任総務会に一任。県連幹部は「早急に態勢を立て直し、県民の期待に応えられる候補者を擁立したい」と再起を誓う。

 ただ、広瀬の詐欺事件で引責辞任した藤原崇(41)の後任の会長も2か月以上空席になっており、衆院選で大敗した1区の地方議員からは「広瀬の問題がまた思い出され、勝てないだろう」との声も漏れる。

 もっとも、野党も安泰とは言えない。立民が唯一敗れた2区では「風が吹かなかった」(選対幹部)との見方もあり、立民の比例票は前回から微減した。自民への逆風によって相対的に浮上したという側面は否めない。

 今回の補選で、県組織が木戸口側と政策協定を結んだ共産、社民の両党も苦戦を強いられた。立民県連幹部は「勝った時こそ総括が甘くなる。謙虚に課題を探し、次の選挙につなげたい」と気を引き締める。

 ダブル選を経て、勢力図が一変した県政界。野党が勢いを増すのか、与党が巻き返すのか――。次なる審判が注目される。(敬称略。この連載は長嶋徳哉、有村瑞希、冨田駿、松本茉莉、高吉友佳が担当しました)

3034OS5:2024/11/01(金) 11:57:39
>>2956 富山1区
https://www.yomiuri.co.jp/local/toyama/news/20241031-OYTNT50032/
衆院富山1区(上) 自民総力戦で制す
2024/10/30 05:00

有権者との「信頼回復対話集会」で厳しい指摘を受ける田畑(左奥)(24日、富山市西田地方町で)

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 衆院選の富山1区では、自民党の田畑裕明(51)が、立憲民主党の山登志浩(44)との接戦を制した。その差はわずか738票。「政治とカネ」が主要争点となった保守王国の県都で両候補はどう戦ったのか――。12日間の激闘を振り返る。(敬称略)

■「緊急通達」発出
富山1区での劣勢を伝える自民党の緊急通達
 「富山1区 情勢緊迫 一票一票の獲得に全力を!!」

 選挙戦も後半にさしかかった22日夜、黒地に白抜きの文字が躍る「緊急通達」が自民党県連から、県議や2、3区の選対本部に発出された。劣勢を伝える情勢報道が相次ぎ、幹事長の宮本光明は“異例”とも言える決断をした。

 田畑は政治資金収支報告書で計68万円の不記載があり、政治資金パーティーの案内状の表記でも国会で違法性が指摘された。地方議員の間で「推せない」との声は広がり、連立政権を組む公明党ですら最後まで推薦を決めかねた。

 逆風はすさまじく、選挙戦が始まると田畑が乗っていない選挙カーですら「裏金」と罵声を浴びた。支援者にはがきを送った県議は「まだ田畑を応援しているのか」と非難されたという。

田畑の事務所入り口には「信頼回復」との文字が掲げられた
 だが、当の田畑の危機感は薄かった。公示日(15日)の第一声では、一言も謝罪を口にしなかった。17日に地元・呉羽地区で開いた有権者との信頼回復「対話」集会でも、冒頭の24分間、延々と自らの政策を語り続けた。「じくじたる思い」と発言をしながらも明確な謝罪はなく、スタッフからも「逆効果だ」との声が漏れた。

 そんな中で報じられた劣勢。宮本は「ここまでの接戦は正直予想できなかった。我々が思っていた以上に有権者の意識が厳しいことを痛感した」と振り返る。

■2、3区に支援要請
 1996年の小選挙区制導入以降、1区には必ず自民の衆院議員がいた。民主党政権が誕生した2009年は小選挙区で議席を失ったが、比例で復活当選を果たしている。だが、今回、田畑は比例への重複立候補が認められず、小選挙区の敗北は衆院議員の不在に直結する。

 「今回は負けるかもしれない」。そんな空気を感じとった富山市議らは選挙カーに乗り込み、自らの声で支援を呼びかけ始めた。ある市議は「地元で予定していた公共事業が民主党政権時代にストップし、生活が不便になった」などと支援者に説き、自民が1区の議席を失う深刻さを訴えた。

 一方、県連が緊急通達を発した翌朝(23日)、田畑陣営選対本部長の五十嵐務も動いた。わらにもすがる思いで、自民県議35人のライングループに「1区大変厳しい情勢です。2区、3区の皆さんもご支援をお願いします」と書き込んだ。

 風雲急を告げる情勢に、3区が反応した。選対が急きょ県議に対し、1人あたり1区内企業10社を回るように指示。どの企業を訪問したのかというリストの提出も求めた。元氷見市長で参院議員の堂故茂は24日、高岡市内で開かれた3区・橘慶一郎の総決起集会で「1区は激戦。橘さんの顔にも関わるので、富山市の知り合いに電話いただきたい」と呼びかけた。

■1400人に電話がけ
 「後援会名簿を使って電話をかけてもらえないか」

 田畑の選対総括責任者の中川忠昭は23日、知事候補・新田八朗陣営で選対本部長を務める塩井保彦にこんな要請をした。

 新田は知事選で「有権者と直接交流したい」と考え、陣営は「電話がけ封印」を決めていた。だが、中川は前回の知事選で党方針に反して新田を支援した「恩人」だ。塩井は24日、事務所の電話回線6本のうちの4本を2階に集め、1区在住の後援会員約1400人へ電話をかけるよう指示した。

 自民はあらゆる手を尽くした総力戦で勝利をつかんだ。だが、ある校下支部長は「党員でも田畑さんに投票していない人がたくさんいる。これを機に生活者の視点に立つ自民党に変わってほしい」と注文をつける。田畑は当選後の取材に「信頼回復は通過点。選挙でリセットされた感覚はない」と語った。

 陣営がお祝いムードに沸く28日未明、中川は自戒するようにこう語った。「積み上げてきた票は色々な議員が『俺の顔に免じて投票してくれよ』と言って集めたものばかりで、候補者本人はほとんど支持されていない。そこを間違ってもらっては困る」(川尻岳宏)

3035OS5:2024/11/01(金) 11:57:56
https://www.yomiuri.co.jp/local/toyama/news/20241031-OYTNT50027/
衆院富山1区(下) 連携奏功 山、自民に迫る 
2024/10/31 05:00

スクラップ
 衆院選は、公示(15日)の前から「政治とカネ」を巡る自民党への逆風が吹き荒れていた。その風を感じつつ、富山1区に出馬した立憲民主党新人の山登志浩(44)は青空の下、出陣式のお立ち台に上がった。

■業界団体自民支持
街を歩く人々に声をかける山(中央)(25日、富山駅前で)
 「政治への信頼が地に落ちている。自民に理解させるために、私が小選挙区で勝たねばならない」


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 そう力を込めて演説する山を横目に、陣営幹部は冷静だった。「はっきり言って小選挙区で勝つのは難しい」と不安を隠さなかった。

 保守王国で戦う過酷さを実感する出来事が公示前にあった。陣営は9日、SNS用に山が理髪店へ行く動画を撮影した。「カッコよくして」と明るくリクエストする姿を投稿し、山の人柄をアピールする狙いだ。だが、協力店探しは難航した。業界団体が自民を支持しているためだ。「動画に出たら何を言われるか分からない」と謝られることもあった。

■雨だれ石を穿つ
 さらに、知名度不足という課題もあった。山は愛知県江南市出身。そこで社民党の市議を4期13年務め、元党首・又市征治の縁で2020年に富山へ移住した。知名度を上げようと、これまで1000回以上の街頭演説を続けてきた。

 選挙戦での戦術について、選対事務局長の村石篤は当初、「少しでも長く街頭に立ち、1人でも多くの人に一生懸命な姿を売り込む」と語った。だが、序盤は街頭でチラシを配る山に対して、目も合わさず通り過ぎる有権者が目立った。

 陣営が、かすかな光を感じたのは、17日に呉羽地区で開いた個人演説会だ。同地区は対立候補の自民前議員・田畑裕明(51)の地元だが、30人弱の想定に対し、60人超が集まった。70歳代の男性に参加理由を聞くと「もう田畑には入れたくない。話を聞いてみたくなった」と語った。

 25日には街頭に立つ山にツーショット撮影を求める女子中学生も現れた。「友だちのお父さんに似ているから」と笑顔だったが、理由はそれだけではない。「今年に入って何度も外で立っているのを見て。なんだか親しみがわいた」

 小さな努力という雨だれが、自民の岩盤支持層を確実に 穿うが ち始めていた。

■連合富山両党仲立ち
連合富山の浜守(右)と、村井(左)と街頭演説に立つ山(26日、富山駅前で)
 選挙戦では支持団体の連合富山もフル稼働した。19日の総決起集会では、県民会館の大ホールを約800人の組合員で埋めた。

 連合富山は、立民と国民民主党を支援する組織の組合員約6万5000人で構成される。今回の選挙では初めて全3区に両党の候補が立ち、「すみ分け」が実現。連合富山が両党を仲立ちし、それぞれ比例票を積み上げる戦略を展開した。

 この日は、国民県連幹事長の橋本雅雄も姿を見せ、「ぶっ倒れるつもりでやれ。国民民主も同じ思いで応援する。小選挙区は山」と訴えた。22年に登壇した際は「山さんのことはそんなに知らない」とし、連合推薦候補だから応援すると発言したが、当時とは打って変わった対応だった。

 連合富山会長の浜守秀樹も山を全面的に支えた。連日、組合員向けの個人演説会が開かれる中、内容をチェックし「『政治とカネ』への批判ばかりではダメだ」と指摘して、改善を迫った時もある。

 浜守は03〜12年に1区で支援した民主党の元衆院議員・村井宗明も、都内から呼び寄せた。「演説は党幹部よりも、県民への知名度が高い村井の方がいい」と考えたからだ。新たに山を村井の後継者と位置づけ、過去と未来をつなぎ合わせ、眠っている票を掘り起こそうとした。

■参院選へ二つの武器
 それでも山は敗れたが、比例での復活当選は成し得た。浜守も「小選挙区で勝たなきゃダメ」と表情は厳しい。だが、連合富山は来夏の参院選を見据え、立民・国民の連携、国政へのパイプという二つの武器を手に入れた。

 復活当選後のあいさつで山は「今回の結果を叱咤激励と受け止める」と述べた。その場に同席した村井は「現職が『転んだ』分の票が来ただけ」と語気を強め、こうエールを送る。「自民は、より強い候補者を用意する。勘違いするな。現職になっても活動を続けて実績を残せ」(敬称略、柏木万里)

3036OS5:2024/11/01(金) 12:56:56
神奈川1区>>2932(松本純)
神奈川20区>>2929(甘利明)
神奈川16区>>2971(義家弘介)


 ▽神奈川5区(4人)
◎80,495坂井学  59☆国家公安委長自前(5)  推(公)
△67,399山崎誠  61☆元横浜市議 立前(3)
×33,863久坂くにえ51☆元鎌倉市議 維新 
×15,794高宮美智子72 党地区委員 共新 

 ▽神奈川4区(4人)
◎96,874早稲田夕季65☆元県議   立前(2)
×44,016山本朋広 49☆元防衛副大臣自前(5)  ■公明推薦なし(統一教会?)
×34,625加藤千華 26☆銀行員   維新 
×12,704津野照久 57 自営業   参新 


 ▽神奈川18区(5人)
◎68,632宗野創  31☆元銀行員  立新 
△52,596西岡義高 47☆元会社員  国新 
△52,593山際大志郎56☆元経済再生相自前(6)  ■公明推薦なし(統一教会?)
×27,727横田光弘 66☆元県議   維新 
×21,898君嶋千佳子74 元県議   共新 


https://www.tokyo-np.co.jp/article/363430?rct=kng_shu24
<衆院選かながわ 激戦の余波>(上) 自民、裏金で県内も逆風 ベテラン議員 相次ぎ落選
2024年10月30日 07時13分
選挙戦の最後に坂井学さん(左)の応援に駆けつけた小泉進次郎選対委員長(当時、左から2人目)=横浜市内で

 「自民党は完璧な政党ではありません。だめなところもあります。しかし、これだけは言えます。この混迷する複雑で難しい時代に、野党に任せるわけにはいかない」
 26日午後8時前、神奈川県のJR戸塚駅前。自民の小泉進次郎選挙対策委員長(当時)は、選挙戦の締めくくりとして、5区で立憲民主党候補と激しく競り合っていた前職坂井学さん(59)の応援演説に立ち、かすれた声を張り上げた。選挙戦最終日のこの日は、劣勢や接戦が伝えられる県内の選挙区を駆けずり回った。
 党派閥の政治資金パーティー裏金事件を巡る「政治とカネ」問題などで、強い逆風にさらされた今回の衆院選。県内のある前職は、自民が下野した2009年選挙にも似たムードを感じ取り、27日の投票日が迫るにつれて「日に日に情勢が悪くなってきている」と焦りを募らせていた。
 追い打ちを掛けたのは、自民が裏金問題で無所属となった候補の選挙区支部にも公認候補側と同額の2千万円を「党勢拡大のための活動費」名目で支給していたと明らかになったことだ。県内に該当する候補はいなかったが、「地域や電話の反応ががらっと変わった」(党県連幹部)という。
 開票結果は候補者らの「肌感覚」通りだった。小選挙区で勝利を収めたのは前回の11から9に減り、残る11選挙区を制した立民の後塵(こうじん)を拝した。野党の議席数を下回るのは、09年以来15年ぶりだ。区割り改定で今回から選挙区は2増の20になっており、議席占有率は60%超から45%に下落。比例復活を含めても当選者は3減の14人にとどまり、立民と並んだ。
 閣僚などの経験があるベテランも軒並み苦戦し、国家公安委員長を務めた1区の元職松本純さん(74)と、党幹事長や経済再生担当相などを歴任した20区の前職甘利明さん(75)は議席を失った。いずれも党の比例代表「73歳定年制」で重複立候補ができない背水の陣だったが、全国的に政権批判票の受け皿になった立民の候補に及ばなかった。甘利さんの陣営幹部は「どぶ板選挙を展開して手応えはあったが、2千万円問題の影響は大きかったと思う。なぜこのタイミングで支給したのか理解できない」と、党執行部への恨み節を漏らした。
 争点となった裏金事件を巡っては、派閥パーティー券の収入不記載を理由に比例重複立候補を認められなかった16区の前職義家弘介さん(53)が立民前職に3万票以上の大差をつけられて敗北。それぞれ世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との密接な関係が指摘された4区の前職山本朋広さん(49)は落選、18区の前職山際大志郎さん(56)は小選挙区で次々点となり、比例南関東ブロックで自民の最後の当選者に滑り込んだ。
 県内全小選挙区に候補を擁立し、全員当選を目指しながら、立民に負け越した自民。来夏の参院選に向けて態勢の立て直しを図るが、「政治とカネ」問題などへの国民の不信感はなお払拭されておらず、党勢回復の道のりは険しい。党県連の梅沢裕之幹事長は今回の結果を受け、「惨敗だ。もう繰り返しはできない」と話す。(曽田晋太郎)

3037OS5:2024/11/01(金) 12:57:21
https://www.tokyo-np.co.jp/article/363642?rct=kng_shu24
<衆院選かながわ 激戦の余波>(中) 「比例は公明」訴える自民 なりふり構わぬ選挙戦 政策論争とは程遠く、トラブルに発展も
2024年10月31日 07時28分
公明党の比例候補らと並んで街頭活動をした自民新人草間剛さん(左)=横浜市都筑区で

 神奈川県内で9勝11敗と負け越した自民党。選挙戦終盤、候補が「比例は公明党」と呼びかける場面が増えていた。吹き荒れる逆風の中、「公明嫌い」を公言していた候補も、公明の支持母体に期待してすり寄った。もっとも、集票力に陰りが見える公明も比例候補の伸び悩みが指摘されていた。
 「小選挙区は自民」「比例は公明」-。利害は一致し、両党関係者が街頭で並ぶ場面も多かった。
 ある自民候補は別の事情を口にした。「党への批判が強く、『比例も自民』とは言いにくい」。自民は、裏金問題で火だるま状態だ。「自民色」を薄める狙いで「比例は公明」と呼びかけるのは、自民の各陣営にとっても都合が良かった。
 「組織票を固めれば勝てる」。落選した1区の元職松本純さん(74)の陣営は、野党候補が乱立して浮動票は分散するとみて、組織固めを優先。街頭に出る機会を減らした。「取材に答えても、街頭に出ても票にならない。批判を受けるだけ」(別の自民陣営)と割り切り、活動日程を一切公表せず、取材から逃げ回る候補すらいた。
 こうした「ステルス戦略」に立憲民主党の候補は批判を強めた。18区で自民前職に勝利した立民新人の宗野創さん(31)は「特定の業界、宗教の支援で当選しているのが、今の自民党の姿だ」と強調。自民前職に競り勝った6区の立民前職の青柳陽一郎さん(55)も「3年前、私たちは『立憲共産党』とレッテルを貼られた。今の自民は『自由公明党』ではないか」と責め立てた。
 選挙戦は、政策論争と程遠いレベルでヒートアップし、トラブルに発展するケースもあった。
 7区では、自民前職で比例復活した鈴木馨祐さん(47)の「裏金問題」をどう思うかを問うオートコールが発信された。「裏金ではなく、事務的ミスによる不記載」と主張する陣営は「選挙妨害だ」として公職選挙法違反容疑で港北署に刑事告訴した。
 勝利した立民前職の中谷一馬さん(41)も批判にさらされた。車上運動員が中谷さんの学歴を「慶応大卒」とアナウンスし、「学歴詐称だ」とネット上で拡散された。陣営によると、中谷さんは慶応大在学中。7区のエリアには、慶応大日吉キャンパスがあり、学生らの投票行動に影響を与えかねない。車上運動員に修正を指示したが、拡散は止まらなかった。
 背景は不明だが、落選した無所属の大野拓夫さん(56)は「フリーハグ運動」と称する複数人に取り囲まれ、暴行を受けたという。
 一方、愚直に政策を訴えた候補が支持を伸ばした選挙区もある。19区では国民民主の新人深作ヘススさん(39)が「働く世代への支援」をひたすら訴えていた。「日本は良い国だ。子どもの世代に、この国を残したい」と声を震わせて訴える姿に、足を止めじっと聴き入る聴衆もいた。序盤に劣勢が伝えられていた深作さんは劣勢を覆し、比例復活を果たした。
 県内でも「政治とカネ」の問題で批判を強めた立民と、分かりやすい政策を発信して新たな第三極として割って入った国民が躍進した。各党が政策論争をぶつけ合う本来の選挙には、程遠かった。(志村彰太)

3038OS5:2024/11/01(金) 12:58:59
神奈川20区>>2929
神奈川19区>>2973

https://www.tokyo-np.co.jp/article/363889?rct=kng_shu24
<衆院選かながわ 激戦の余波>(下) 野党躍進 課題は連携強化 小選挙区 15年ぶりの与野党形勢逆転
2024年11月1日 07時38分
連合の芳野友子会長(左)と並び、公認候補の応援演説に立つ立憲民主党の野田佳彦代表(中)。同じく連合の支援を受ける国民民主党をはじめ、野党連携のかじ取りはどうなるか=横浜市磯子区で

 「県内過半数の小選挙区で勝利できた。非常にいい戦いをしてくれた」
 衆院選の投開票から一夜明けた28日。立憲民主党神奈川県連の青柳陽一郎代表は記者会見で選挙結果の受け止めを問われ、そう手応えを口にした。
 立民は今回、公示前に7だった県内小選挙区の議席を11に増やし、2減の9議席にとどまった自民党を上回った。6区に立った青柳氏自身も前回敗れた自民前職に雪辱。民主党政権が誕生した2009年以来15年ぶりとなる与野党の形勢逆転につながった要因について、「自民は裏金問題や旧統一教会(世界平和統一家庭連合)との癒着問題に対する国民の疑念に説明を尽くしてこなかったし、尽くす姿勢も見られなかった。国民の政治不信は臨界点に達していた」からだと分析した。
 「政権交代こそ、最大の政治改革」と掲げた立民は公示前から、無党派層が多い都市部を含み、複数の接戦区がある県内に野田佳彦代表ら党幹部を次々と投入した。選挙戦中盤の22日、応援演説に駆け付けた岡田克也前幹事長は記者団に「この調子でいったら本当に政権交代できますよ」と強調。新人の大塚小百合さん(44)が当選13回を誇る自民重鎮の甘利明さん(75)に挑んだ20区について、党の勢いを象徴する「典型的な選挙区」と言い切った。結果はその言葉通りとなった。
 もっとも、石破茂首相の就任から戦後最短となる26日後の投開票となり、「野党共闘」を進める時間がなかったことの影響は少なからずあった。日本維新の会と共産党はそれぞれ15人を擁立。19区は立民、維新、国民民主党、共産党の候補が乱立した。自民新人の草間剛さん(42)が勝利を収めたが、民主党を源流とする立民、国民を足しただけでも優に超える得票だっただけに、立民県連幹部は「政権批判票の分散で自民を利する結果が顕著に出た」と悔しがった。
 来夏に控える参院選を見据えれば、野党間の連携強化は欠かせない。今回、維新と同じ15人を立てた共産県委員会の藤原正明委員長は「できるだけ野党で力を合わせていくことが選挙を戦う上で有意なことだ」と指摘する。
 立民の青柳代表も「共闘は誰がいつやっても非常に難しい」と認めつつ、「次の展開に向け、ここからしっかり着手していかないといけない大きな課題の一つだ。少なくとも立民と国民は一緒にやるべきだと思う」と主張。国民県連の小粥康弘代表は「われわれがもっと小選挙区に候補者を立てていれば、結果はどうだったか。与党を利するのは目に見えているので、その流れにはくみせず2人を擁立した」と話すなど、問題意識は共通している。
 ただ、地元の意向とは関係なく、国政の舞台では過半数割れとなった自民、公明両党が政権維持のため、28議席を得てキャスチングボートを握る国民に急接近。一方、連合という結節点があるはずの立民と国民の間にはすきま風が吹いている。自公国の3党による部分連合の成立など、政治の大きな流れが生まれれば地方組織も影響を受けざるを得ず、県レベルの連携も不透明感が増す。(曽田晋太郎)

3039OS5:2024/11/01(金) 14:26:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/093d9de5e20159c74cbb93557c9db5d0d72ff1d4
「逆風が続けば参院選は戦えない」 議席確保でも悩む自民の地方組織
11/1(金) 14:00配信

朝日新聞デジタル
並んで支援を呼びかける自民の尾崎正直氏(左)と公明の山崎正恭氏=2024年10月24日午後4時24分、高知県須崎市内、羽賀和紀撮影

 27日に投開票された衆院選は自民と公明の与党が15年ぶりに過半数を割り込む歴史的な結果になった。一方、高知県内では自民候補が野党との一騎打ちを制し、小選挙区2議席の独占を維持した。県内の主要4政党の代表に、選挙戦を振り返り、今後を展望してもらった。(亀岡龍太、原篤司、羽賀和紀)


■自民党高知県連・明神健夫幹事長

 (政治とカネの問題で)全国的な逆風の中、小選挙区の高知1、2区は自民の中谷元、尾崎正直がそれぞれ議席を守った。防衛相の中谷は一度も高知入りできないハンデもあったが、一番の勝因は2人が政治資金の問題と無関係だったことだろう。

 もちろん自民で起きたことなので、尾崎は、政治不信を生んだことを直接わび、改正された政治資金規正法について丁寧に説明した。少子化対策を含む社会保障の充実や防災対策などとセットで、財源を賄うための産業政策もわかりやすく訴え、支持が広がった。

 非公認候補が代表を務める政党支部への2千万円支給が報道された終盤の逆風がなかったら、与党は過半数の議席を取れていたかもしれない。

 ただ、このまま逆風が続けば来夏の参院選は戦えない。早く党本部に、政治とカネの関係をクリアにしてほしい。(原篤司)

■公明党高知県本部の西森雅和代表

 四国比例では党公認の山崎正恭が、なんとか勝ち抜くことができた。自民から「比例は公明党に」と訴えていただいた効果は大きかった。

 しかし、政治とカネの問題に対する風当たりは非常に強かった。公明は一貫してクリーンな政治を続けてきたが、選挙戦では政治資金の問題だけがクローズアップされた。与党というだけで大変な逆風で、全国的には大幅に議席を減らした。

 自民と連立政権を組んで25年。今まで政権を一緒に担ってきたのに、選挙の時だけ別々ということにはならない。国政では自公政権の安定化を図りながら、地方の現場では公明をさらに支持してもらえるよう努めたい。

 支援組織が高齢化するなか、議員一人ひとりが発信力などを高め、より広く支持される組織にしていきたい。(羽賀和紀)

■立憲民主党高知県連の長尾和明幹事長

 全国では立憲が躍進し、与党が過半数割れとなったが、県内では高知1区で返り咲きを目指した県連代表の武内則男が比例復活にもならず、残念だ。2区では結局、候補者を立てられず、組織の力不足を痛感している。

 武内は得票を前回2021年より5千票余り増やし、得票率も7ポイント余り伸ばした。政治とカネや旧統一教会の問題、物価高対策などで与党の対応に異議を唱え、政権交代をアピールした結果で、手応えはあった。

 選挙戦の最後の1週間、街頭で有権者が手を振ってくれる場面も増えた。連合高知傘下の労組などの手厚い支援もあった。だが、短期決戦では、知名度のある自民前職の壁を崩せなかった。

 今後は政局をにらみながら、来夏の参院選に向けて武内代表を中心に取り組みを強めていく。

■共産党高知県委員会の春名直章委員長

 「自民はいかん」という民意の受け皿に党がなりきれなかった。

 浜川百合子を擁立した高知2区では、知名度のある自民前職を相手に4万3千票台の得票で健闘したが、もう一歩努力が必要だった。四国比例では、県内の得票率は前回より伸びたが、21年ぶりの議席奪還はできなかった。

 ただ、全国では自公を過半数割れに追い込んだ。党の機関紙のスクープ「2千万円バズーカ砲」があってから自民への怒りが一層広がり、決定的な役割を果たせた。野党が結束すれば、自公政権が「暴走」してきた国会の議論も変わるだろう

 県外では共産も含め野党が複数立った所もあるが、県内では立憲とすみ分ける形となり、意義はあった。市民・野党との共闘は自民との対決に不可欠で、来夏の参院選でも追求していく。(亀岡龍太)

朝日新聞社

3040OS5:2024/11/02(土) 14:40:38


 ▽30区(5人)
◎98,146五十嵐衣里40☆元都議   立新
△91,798長島昭久 62☆首相補佐官 自前(7) 推(公)
×19,061早川寛  44 党地区委員長共新 
×17,013武田祐一郎38 会社員   参新  
×07,815三井健  61 起業家   み新 


https://news.yahoo.co.jp/articles/1f54899fa92916bb6f9c18c211f26e45ed716466
不登校に不当解雇 逆境を乗り越え国政へ 立憲の新人が自民ベテラン候補にまさかの勝利【衆院選2024・東京30区】
11/2(土) 8:02配信

TBS NEWS DIG Powered by JNN
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「これまでたくさん聞いてきた市民の声を、国会でしっかり届けるという仕事に全力を費やしていきたい」



花束を手にこう語ったのは、東京30区で当選した立憲民主党・五十嵐衣里氏(40)だ。約9万8000票を獲得し、2位の自民党・長島昭久氏(62)との差はわずか6000票あまりだった。

東京30区は、区割り改定で今回新たに新設された選挙区。府中市、多摩市、稲城市の3つの市から構成され、前職の長島氏に新人4人が挑む構図となっていた。

五十嵐氏と長島氏はあらゆる面で対照的だ。

中学時代にいじめが原因で不登校になった五十嵐氏は、飲食店やトラック運転手など様々な仕事をしながら高卒認定資格を取得。その後、夜間大学に通い30歳で司法試験に合格して弁護士となり、2021年からは都議会議員を務めた。

対する長島氏は2003年に初当選して以来、衆議院議員を7期務めた大ベテラン。民主党、希望の党などを経て2019年に自民党に移った。防衛副大臣の経験もあり、外交・安全保障のスペシャリストとして石破政権では首相補佐官に起用された。

五十嵐氏の出馬表明が公示直前だったこともあり、当初は長島氏が優勢と見られていた。こうした中で五十嵐氏はいかにして票を伸ばし、勝利したのか。

■「知名度ゼロ」からの戦い 自らの経歴を武器に無党派層から多くの支持

選挙戦が始まる前、「長島氏の横綱相撲の中で、知名度ゼロの状態からどれだけ知ってもらえるかが勝負」と語っていた五十嵐陣営。実際、3年前の都議会選挙では隣の武蔵野市から選出されており、30区における知名度は決して高いとはいえなかった。

選挙戦に突入すると、野田佳彦代表や菅直人元総理などが次々に五十嵐氏の街頭演説に駆けつけた。集まった大勢の聴衆を前に、自民党の政治とカネの問題を非難すると同時に「彼女なら国の政治を変えられる」と五十嵐氏のクリーンさ、フレッシュさをアピール。

五十嵐氏本人は、不登校だったことや、不当解雇された経験などを交えて、子育てや介護、進学、就職に不安を感じる人々や、物価高で生活がままならない市民の声に寄り添う政治を演説で訴えた。

それが多くの有権者の心に響いたのか、JNNの出口調査によると五十嵐氏は無党派層からの票を半分以上獲得。立憲民主党を支持する人々の9割以上の票を固めたうえ、もともと自民党、公明党を支持している有権者からも約2割の票を得た。

また、幅広い年齢層から万遍なく票を得ているのも特徴だ。特に高齢者層からの支持が厚く、70代以上のおよそ半分が五十嵐氏を支持する結果となった。

■実績アピールに「握手作戦」も 予想以上に強かった自民党への逆風

一方、長島氏は安全保障分野での実績や、政治家としての安定感をアピール。

加えて力を入れたのが、有権者一人ひとりの手を握りながら、目を見て言葉を交わす「握手作戦」だ。毎日駅や街頭に立ち、選挙戦を通して一万人を超える人々と握手を行った。決して手ごたえは悪くなかったというが、一部の地域ではあまりビラを受け取ってもらえず、陣営は「想像以上の逆風だった」と振り返る。

敗北が決まった後、長島氏は支援者に対し「すべて私の力不足。逆風ではあったものの、何かが自分の活動や姿勢には足りなかったと自問自答している」と険しい表情で語った。

長島氏は比例で復活当選を果たしたが、結局自民党が東京都の小選挙区で獲得したのは30のうち11議席のみで、立憲民主党の15議席を下回った。裏金問題が国民にもたらした不信感と失望感、それを払しょくできなかった代償はあまりに大きなものとなった。

TBS NEWS DIG Powered by JNN

3041OS5:2024/11/02(土) 15:29:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/8631ab10f1ccb0bd87e7082f54ee05caca2a295c
自民非公認で当選の萩生田光一氏「吹っ切れた。自分が前面に出てやらないといけない」
11/2(土) 14:04配信
自民党の萩生田光一元政調会長は1日夜、インターネット番組「言論テレビ」でジャーナリストの櫻井よしこ氏と対談し、「権力には権力でしか抗えない。安倍(晋三)イズムを継承しないといけない」と述べた。さらに「一度も自民党を出たことがない『The自民党』の一人。いろいろな意味で吹っ切れたので、少しずうずうしく前面に出てやれることをやりたい」と語った。

■非公認基準「腑に落ちない」

先の衆院選で、萩生田氏は派閥パーティー収入不記載事件に関して政治倫理審査会に出席していないため、説明責任が不十分と判断され、非公認とされた。

萩生田氏は「われわれのグループ(旧安倍派)が党に迷惑をかけたことは事実。反論もせずに(選挙戦を)戦ったが、非公認にするにはそれなりの根拠が必要だ」と指摘した。政倫審出席を公認の判断基準にされたことに関しては「党の判断に委ね、派閥の運営に携わった事務総長経験者に(基準が)切られた。それを持って説明責任を果たしていないといわれたことは腑に落ちない。追加公認を受けるなら、そのことを申し入れようと思ったが、機会がない」と語った。

無所属で当選した後、自民会派入りを打診され了承したが、追加公認はされていない。

■「後ろで守っているわけにはいかない」

櫻井氏から「首相候補」と水を向けられると、「ただちにその宣言をするわけではないが、一度死にかけた。前面に出てやらないといけないこともたくさんあると思うようになった。残りの政治家人生がどれくらいか分からないが、最大限のパフォーマンスをしたい」と語った。

「間違った権力に立ち向かうには権力を持たないといけない。政策を遂行するにしても責任ある立場で行動するのは大事だ。人をかき分けて、との気持ちはないが、これだけ同志が議席を失った。『俺は後ろの方で守っているから、みんな前に出ろよ』というわけにはいかない」と語った。

■「小泉氏の役職、正しかったか」

選挙応援に駆け付けた小林鷹之元経済安全保障担当相らについて、「今をときめく小林氏にも『応援に来てくれ』というのは格好悪いから言わなかったが、察して押しかけてくれた。高市早苗前経済安全保障担当相もそうだ」と謝意を示した。

小泉進次郎前選対委員長については「弟分みたいに思っている」と述べた上で、「『選挙応援委員長』としては最高だが、手を挙げた瞬間に通る人だ。本当の選挙の苦しさを知っているか。公認争いして勝ち上がった人と仲間の分裂をどうするかなどを考えると、役職として本当に正しかったか」と疑問視し、「途中で比例代表で女性候補を増やさないといけないとなっていたが、比例名簿に載った若い候補を(自分は)分からない。基本的な方針を決めて戦うべきだ」と苦言を呈した。

石破茂首相(党総裁)に対しては「就任して1カ月。支持率が低いからどんどん変えたら政権が不安定化する。政策をしっかり見せていくことが大事だ」と述べ、ただちに「石破おろし」などの行動は取らない考えを示した。

3042OS5:2024/11/02(土) 15:32:38

495 :OS5 :2024/11/02(土) 15:32:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/a064f0ae4871206b27dbde7cc4e089469a088aeb
自民、参院議長に関口昌一氏調整 衆院議長は額賀福志郎氏が続投方針
11/1(金) 18:30配信

朝日新聞デジタル
自民党の関口昌一参院議員会長=2024年1月26日午後、国会内、岩下毅撮影

 自民党は、体調不良により辞任する意向を示した尾辻秀久参院議長(84)の後任に、関口昌一・参院議員会長(71)を推す方針を固めた。11日召集予定の特別国会の初日に選出される見通し。

 関口氏は埼玉選挙区選出で当選5回。埼玉県議を経て、2003年の参院補欠選挙で初当選した。参院国会対策委員長などを歴任し、自民党の参院執行部トップにあたる参院議員会長を19年から務めている。

 一方、自民党は衆院選で比較第1党を維持したことを受け、衆院議長に引き続き、額賀福志郎氏(80)を推す方針だ。

 正副議長は衆院選後の特別国会ごとに交代するのが慣例だが、皇室典範改正の各党協議が継続中であることを踏まえ、続投が望ましいと判断した。額賀氏が選出されれば、衆院選をまたいで連続で議長を務めるケースは戦後6人目になる。

朝日新聞社

3043OS5:2024/11/02(土) 15:51:30

◎111,484森山裕 自民 
×043,412山内光典社民

https://news.yahoo.co.jp/articles/58b9e6f7a49c041acbfe43f4a0a09ca1afdc3db3
深まる政治不信への無言の抗議か…自民党要職の主を欠いた選挙戦、組織力で圧勝するも投票率は著しく低下〈鹿児島4区〉
11/2(土) 6:29配信

南日本新聞
唯一の地元入りとなった10月24日、支持者に笑顔を見せる森山裕氏=曽於市の曽於中央家畜市場

 衆院選は鹿児島県内4選挙区のうち3選挙区で自民公認候補が敗れた。自民の選挙区議席が半数を割ったのは結党以来初めて。選挙戦を振り返り、今後の展開を占う。(2024衆院選かごしま連載「自民3敗」④より)

【写真】決起大会で演説する森山裕氏=24日、曽於市の曽於中央家畜市場

 「森山さんは地元の宝。皆さんの一票は県だけでなく、国や世界をも動かす」-。選挙戦最終日の10月26日、鹿屋市内の街頭で自民党県議が訴えた。

 党幹事長として政権の要にある森山裕氏(79)が陣頭に立つ機会はほぼなく組織戦に磨きをかけた。社民新人の山内光典氏(73)を大差で下し、得票割合は72%。「幹事長にふさわしい圧勝」。陣営は胸を張る。

 自民にとっては1〜3区を落とす中で唯一の「無風区」だった。半面、各区で見られた投票率の低下は4区が最も著しかった。森山氏の出身地である鹿屋市が県内市町村最低の46.73%。4区全体は50.99%と前回から6ポイント余りも下げた。

 派閥裏金事件や最終盤に発覚した非公認候補の政党支部への2000万円支給問題-。深まる政治不信が棄権という「無言の抗議」へと向かわせたようにも映る。

 馬毛島での自衛隊基地整備が進む西之表市では、山内氏が42%も獲得する“誤算”もあった。結果に驚く自民系市議は「思ったより工事の恩恵を感じられないと、意趣返しのように山内氏に投票した可能性がある」と分析する。

 とはいえ、衆院選を経て森山氏の影響力はさらに増した。東京・永田町の事務所には、首長や省庁幹部らが絶えず訪れる。予算獲得などで全県的に唯一の頼みの綱となるのは確実で、自民3敗の責任を問う声は高まっていない。

 ネックといえば県選出国会議員の高齢化だ。森山氏のほか、農相を務めた参院の野村哲郎氏が80歳、参院議長の尾辻秀久氏が84歳。

 23、24日に鹿児島入りした森山氏は、1区の宮路拓馬氏(44)と3区の小里泰弘氏(66)の集会でそれぞれ持ち上げた。「宮路さんは総裁になれる。確かな人に確かなバトンを渡したい」「鹿児島を引っ張っていけるのは年齢的に小里さんしかいない」

 師と仰ぐ二階堂進氏、山中貞則氏ともに世襲しなかった。森山氏も踏襲する考え。「いつまでも政界にいるわけではない」。タイムリミットは刻一刻と迫る。だが、後継に名乗りを上げる人はいないのが実情だ。

 人材掘り起こしに難を抱える点では、野党は一層厳しい。衆院選では立憲民主、共産、社民の各党が1〜4区にすみ分ける形で候補を擁立、他県のような競合はなかった。「出てくれる人が見つからない」。複数の野党関係者はため息交じりに背景を説明する。

 既に地方議員のなり手不足は顕在化しており、今回の衆院選は国政にも及ぶ現状を鮮明にした。県内政界でささやかれる「いずれ政治的に冬の時代を迎える」懸念をよそに、永田町では与野党の攻防が激しさを増す。

=おわり=

南日本新聞 | 鹿児島

3044OS5:2024/11/02(土) 15:59:32
千葉3区>>3005
https://news.yahoo.co.jp/articles/a4f818d316d9ad031f4de245e8a04bfe6dfd9c02
「政治とカネ」候補なぜ推薦 見返り不十分で共倒れ 衆院千葉3区に見た苦心の公明党事情
11/2(土) 14:33配信


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産経新聞
公明党本部外観=東京都新宿区(安元雄太撮影)

先の衆院選で公明党の退潮傾向が鮮明になった。石井啓一代表が落選するなど議席を公示前の32から24に減らし、比例代表の得票数も100万票以上減らした。連立を組む自民党派閥のパーティー収入不記載事件の非公認候補らの大半に推薦を出したことが響いている。なぜ推薦を出したのか。千葉3区で薄氷の勝利を収めた自民党の松野博一前官房長官に推薦が決まるまでの舞台裏を探った。


不記載事件で自民党から処分を受けた松野氏に対し、公明党が推薦を出したのは公示直前の10月14日だった。同党千葉県本部の平木大作代表は「3区から推薦を出してほしいという声があるかどうか、最後まで見極めていた」と振り返る。

公示前、3区の党員からは「松野さんに推薦を出さないでほしい」との声が強かった。自民党公認とはいえ、不記載事件で比例重複が認められず、背水の陣で臨んだ松野氏は、旧安倍派の事務総長を務めるなど旧安倍派「5人衆」の一人。「クリーンな政治」を金看板としてきた公明党にとって「松野氏推薦」は自己否定につながり、批判を浴びかねない禁じ手だ。

一方、平成11年に自民党と連立を組んで4半世紀。野党時代を含めて数々の苦難を乗り越えるなど、風雪に耐えてきた絆は深化している。「下駄(げた)の雪」と揶揄(やゆ)されながらも、ときには自民党の政権運営に歯止めをかける「ブレーキ役」を自任してきただけに、推薦の是非は悩ましい選択だった。

平木氏によると、松野氏に推薦を出すかの判断基準は、パーティー券販売のノルマ超過分の還流資金の使途や不記載の詳細な説明に加え、支持者への謝罪がなされているかだったという。

松野氏は、少なくとも3区内の千葉市緑区と千葉県市原市でそれぞれ集会を開き、一連の経緯を説明し、謝罪したという。「(会場では)厳しい質問が出たが、松野氏は真摯(しんし)に答えてくれた。還流資金について、おかしな使い方をしていないことや、党改革への取り組みも聞くうちに支持者は理解したようだ」(平木氏)。最終的に松野氏推薦に理解を示す雰囲気が強まったという。

10月27日の審判の日。接戦を制した松野氏は選挙事務所で勝因について問われ、記者団に「公明党からも推薦をいただき、大きな弾みになった」と安堵(あんど)した表情で語った。


ただ、公明党にとって推薦の〝代償〟は少なくなかった。千葉県全体の公明党が獲得した比例票は27万票で、自民党が野党に転落した平成21年衆院選以降、維持してきた30万票台を下回った。3区も2万1205票と前回の令和3年衆院選に比べて4万票近く減らした。

「小選挙区は自民党、比例は公明党」。選挙になると、こんなフレーズで連立を組む自民、公明両党は互いに助け合っていた。しかし、今回は県内に限らず、両党による選挙協力の見返りは不十分といえ、政治とカネの問題で自民党と同じ「風速」の逆風に見舞われた。自民党支持者が不記載事件に嫌気がさし、棄権したことも影響しているとみられる。

ダメ押しとなった自民党による非公認候補の政党支部への2千万円支給問題に関しても、「公明党はなぜ止められなかったのか」という支持者からの苦情を聞いた平木氏は、連立の難しさをこう語る。

「順風のときは大きい政党(自民)に追い風が吹きがちで、逆に小さい政党(公明)は埋没する。だが、逆風のときは同じだけ一緒に、逆風が直撃する」

逆風をかわすためにも、推薦を出さない選択はなかったのか。平木氏は「疑惑があった人に推薦を出さないというのは格好がいい。だが、長い目で見て連立政権による政治の安定を構築しようというならば、それはできなかった」とこぼし、こう続けた。

「(結果的に)松野氏の推薦を決めたが、全ての支持者に理解をいただけず、マイナスに働いた。公明党は『政治とカネに甘い』と受け止められてしまった」

「1強多弱」の勢力地図が塗り替わった今回の政治決戦。公明党は11月9日の臨時党大会で新代表を正式に選出する運びだ。来年には同党が重視する東京都議選、参院選が迫る。党勢立て直しに向けて残された時間は少ない。(岡田浩明)

3045OS5:2024/11/02(土) 16:42:12
神奈川18 >>3036

https://www.tokyo-np.co.jp/article/364206
<衆院選かながわ>12日間 取材拒否した山際氏 18区で惨敗、比例代表で復活 教団問題追及続けた小川県議「有権者の見識示された」
2024年11月2日 07時27分
山際大志郎氏の街頭演説会には抗議のプラカードも=中原区で

 12日間に及ぶ衆院選期間中、報道機関の取材を拒否し続けた候補者がいる。神奈川18区(川崎市高津区、中原区)で落選したものの、重複立候補した比例代表南関東ブロックで救われ、辛くも7回目の当選を果たした自民党の山際大志郎氏(56)だ。世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の問題で閣僚辞任に追い込まれ、説明責任が十分に果たされていないとの批判が党内からも上がる。いったいどんな選挙戦だったのか。(佐藤圭)
 陣営によれば、「取材拒否」は山際氏本人の強い意向だった。理由は「(教団と関係があるかのように)発言が切り取られる」からだという。ある陣営幹部は「取材を受けろと何度も言ったが、話がころころ変わる。もう頭にきちゃってね」とあきれる。
 山際氏は、当落が確定する前の10月27日午後9時35分から5分程度、JR武蔵中原駅近くの雑居ビルに入る事務所に立ち寄った。しかし、1階正面とは別の入り口を使ったとみられ、報道陣の前に姿を現すことはなかった。陣営関係者の説明では、支援者ら20〜30人を前に「次の選挙に向けて頑張りたい」などと語った。
 報道各社の出口調査の数字が振るわず、この時点では比例復活も諦めていたようだ。結局、選挙区では、立憲民主党新人宗野創氏(31)の初当選を許し、次点で比例復活した国民民主党新人西岡義高氏(47)の得票も下回る惨敗。南関東ブロックの自民党最後の7議席目に滑り込んだ。陣営の間からは「マスコミを避けるために街頭での活動量が不足し、浮動票を獲得できなかった」との不満が漏れた。
 山際氏は9月中旬、川崎記者クラブによる立候補予定者の「横顔」取材には応じていた。ところが、公示直前の10月12日付の文春オンラインが、山際氏と教団の関係について再調査を求めてきた高津区選出の小川久仁子県議(71)に関する記事を配信。小川氏は同日に記者会見を開き、山際氏が党公認で立候補することに抗議するとして、自民県連に離党届を提出したと明らかにした。こうした中、山際氏側は選挙期間中、遊説日程を原則公表せず、取材を拒否する方針を打ち出した。
 当初は、教団の問題にはほとんど触れなかった山際氏だが、報道各社の情勢報道で苦戦が伝えられた中盤以降は、交流サイト(SNS)で「旧統一教会とは関係を断絶し、党本部に誓約書を提出の上で公認をいただいた」などと繰り返し主張した。
 最終盤には、ようやく岸田文雄前首相や小林鷹之元経済安全保障相らとともに街頭でマイクを握った。山際氏は教団問題には直接言及しなかったものの、「政策を聞いていただける雰囲気にない」とこぼした。この時も報道陣を近づけず、演説が終わると足早に会場を立ち去った。
 高額なつぼなどを売りつける霊感商法を揶揄(やゆ)したプラカードを掲げた会社員の30代男性は「政策を語る雰囲気にないというが、その原因をつくった張本人ではないのか。自業自得だ」と憤った。
支援者に離党届提出の経緯などを説明する小川久仁子県議=高津区で

 一方、小川氏は選挙期間中、支援者宅を訪ねて回った。自民党費を継続して支払うかどうかを確認するためだったが、その際、山際氏以外への投票を呼びかけた。小川氏が「誓約書を出しただけでは疑いは晴れない」と説くと、支援者たちは「山際氏には裏切られた」「マスコミから逃げ回っているのはおかしい」などと応じた。
 小川氏は選挙結果について「比例で復活したのは残念だが、選挙区では有権者の見識が示された」と指摘した上で、山際氏には「マスコミから逃げ回ってばかりでは説明責任は果たせない。選挙結果をしっかりと受け止めてほしい」と注文を付けた。

3046OS5:2024/11/02(土) 17:52:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/727f14214b7cee1245ca5478d72af0ceb02dcc01
自民得票率、15年前の政権交代時と全く同じ「26・73%」衆院比例、民主系もほぼ同じ
11/2(土) 11:44配信


産経新聞
10月27日投開票の衆院選で、各政党の比例代表の得票率を政権交代が起きた平成21(2009)年の衆院選と比べたところ、自民党の得票率はいずれも26・73%で全く同じだった。自民と公明党を合わせた与党と、民主党系など野党の割合もほぼ同じで、投票率が異なりながら15年前と酷似した状況が浮かんだ。

総務省の発表資料によると、21年と今回の衆院選比例代表で、自民の得票率は26・73%で全く同一だった。自公を合わせた得票率も21年の計38・18%と今回の計37・66%でほぼ同じだった。

一方の野党も、21年の民主党の得票率は42・41%だったのに対し、今回の主要野党である立憲民主党と国民民主党、日本維新の会の3党の合計は41・88%でほぼ同じだった。

自民は今回、比例の得票を令和3年の前回選挙より約533万票減らした。しかし、平成21年の投票率が69・27%と高率だったのに対し今回は53・84%と下がっているため、割合はくしくも同一となったようだ。

自民の比例得票率の選挙ごとにみると、21年の26・73%から24年27・62%、26年33・11%、29年33・28%、前回令和3年34・66%、今回の26・73%と推移している。

3047名無しさん:2024/11/03(日) 01:13:10
衆院選・岐阜4区で落選の金子俊平氏「心からお詫び」とコメント スタッフの女性に「セクハラ行為」
https://www.nagoyatv.com/news/?id=027127

衆院選で岐阜4区から立候補し落選した自民党の金子俊平氏が、選挙運動中にスタッフの女性に対しセクハラ行為をしていたとして謝罪のコメントを発表しました。

複数の事務所関係者によりますと金子氏は今月25日、美濃加茂市内を移動中に選挙カーの後方を走る車の中でスタッフの女性に対し体を触るセクハラ行為をしたということです。

衆院選で落選が決まった27日、記者が事実関係を確認しようとすると、金子氏は無言で車に乗り込みました。

金子氏は29日にコメントを発表しました。

金子氏は2017年から2期、衆院議員を務めましたが今回は立憲民主党の候補に敗れ比例復活もできませんでした。

スタッフに対するセクハラ問題を受け、後援会は解散するということです。

金子氏のコメント
「相手の方を深く傷つけたことを反省し、心からのお詫びを申し上げ、謝罪を受け入れていただきました。今後も、誠心誠意お詫びを尽くすとともに、深く反省してまいります」としています。


金子俊平前衆院議員 岐阜4区・自民支部長辞任の意向 選挙活動中わいせつ問題が発覚
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/cbc/1529993?display=1
10月の衆院選で落選した金子俊平前衆議院議員が、自民党県連に岐阜4区の支部長を辞任する意向を伝えていたことが分かりました。

これは金子俊平前衆議院議員が、選挙活動中に車の中で、女性スタッフの胸を触るなどのわいせつ行為をしたとされるもので、10月29日に事務所を通じて「相手の方を深く傷つけたことを反省し、心からのお詫びを申し上げ、謝罪を受け入れていただきました」などと書面でコメントを発表しています。

関係者によりますと、金子前議員は今回の問題を受け、自民党県連に岐阜4区の支部長を辞任する意向を伝えていたということです。

金子前議員は共に大臣を務めた祖父と父からの地盤を受け継ぎ、2017年に衆議院岐阜4区で初当選し、2期務めましたが、今回は小選挙区で敗れ、比例復活も果たせませんでした。

3048OS5:2024/11/03(日) 08:47:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/79b4ff373af9ba2e86407cfb3e344c75463b2800
部分連合、政権本腰 国民「準与党」扱いに警戒も 公明動揺、代表選び混沌〔深層探訪〕
11/3(日) 7:00配信
時事通信
国民民主党との会談後、記者団の質問に答える自民党の森山裕幹事長(左)と坂本哲志国対委員長=31日午前、国会内

 石破政権は、衆院選での自民、公明両党の過半数割れを受け、国民民主党の取り込みを本格化させた。政策協議を通じた「部分連合」の実現を目指すが、国民側は「準与党」と見なされることを警戒。思惑通りに進むかは不透明だ。公明は、代表落選のショックで混乱が続いている。

【主な経歴】榛葉 賀津也(しんば かづや)

 ◇いら立ち
 「部分連合とは何か」。国民の榛葉賀津也幹事長は31日、自民が求める「部分連合」の可能性を問う記者の言葉をさえぎり、気色ばんで「政策ごとに相談に乗り、お願いしていく。部分連合とかではない」と反論した。

 榛葉氏のいら立ちは、一気に間合いを詰める自民の勢いに「のみ込まれた」と映ることへ、神経をとがらせているためだ。実際、これに先立つ両党の幹事長会談で、自民の森山裕幹事長は政調会長間の「協議の場」設置を提案。年末に向け本格化する税制改正についても「税調同士で協議していこう」と持ち掛けた。

 税制改正の作業では毎年、業界団体などが「要望合戦」を展開。これをさばく自公の税制調査会は政権与党の「力の根源」(政府関係者)とされ、かつては首相官邸も手を出せない「聖域」と呼ばれた。実際に野党と擦り合わせれば極めて異例の事態となる。

 ◇103万の壁
 自民の念頭にあるのは、国民が重視する「年収103万円の壁」対策だ。国民の玉木雄一郎代表は31日、自民が協力を拒めば「予算も法律も通らない」と記者団に述べ、早くも踏み絵を迫った。

 政府側は、国民の求めに応じて基礎控除などを拡大すれば「7兆〜8兆円程度」の減収が見込まれると試算。財政健全化の観点から「次世代に悪影響を残すだけだ」と懸念の声が上がる。それでも、自民幹部は「年末の税調でやれるところまでやらなければならない」と、国民の取り込みに執念をみせる。

 もっとも、政権維持になりふり構わぬ姿勢の自民に対し、国民は態度を曖昧にしたまま。「与野党の等距離に位置することが大事だ。自公が転んだときに責任を負うのは避けたい」。国民幹部はこう本音を漏らした。

 ◇小政党
 一方、公明の石井啓一代表は31日、埼玉14区での落選を受けて辞任を表明。獲得議席も8減の24議席となり、党内には「国民民主より少ない小政党になった」(関係者)と沈滞ムードが漂う。

 石井氏は就任からわずか1カ月余り。想定外の新代表選びの行方は混沌(こんとん)としている。世代交代に向け、中堅・若手の抜てきを求める声も上がるが、自民と国民の接近を踏まえ、公明幹部は「経験の浅い党首では切り回せない」と懸念を示す。

 公明にとっては、自民との政策協議などで実務を担ってきた中堅の多くが落選したことも痛手だ。「このままでは埋没しかねない」。党関係者は危機感をにじませた。

3049OS5:2024/11/03(日) 09:01:09
>>2899>>3015
https://news.yahoo.co.jp/articles/d2918a34ddfc724c5609c119fa8d6fa314103b91
【特集】衆院選を検証 ”昨日の友は今日の敵” 新潟4区・因縁の三つどもえ  ≪新潟≫
11/3(日) 6:33配信


10月27日に投開票が行われた衆議院選挙。その背景や舞台裏に迫ります。

因縁がからむ三つどもえの争いとなった新潟4区です。

「昨日の友は今日の敵」そんな3人の候補がしのぎを削った選挙戦を振り返ります。

本来は仲間同士……?
TeNYテレビ新潟

それぞれに因縁がからむ3人が顔をそろえました。
立憲民主党の米山隆一さん。
無所属で出馬した泉田裕彦さん。
一足遅れて自民党の鷲尾英一郎さんが会場に姿をみせました。

知事時代の米山さんをかつて支えた鷲尾さん……その鷲尾さんと泉田さん、同じ自民党の所属です。
本来であれば仲間同士です。

<泉田裕彦氏>
「好きな食べ物はバナナかなと」

<鷲尾英一郎氏>
「おにぎりが大好きでおにぎりばっかり食べています」

<米山隆一氏>
「妻の作ってくれる手料理が。おいしく食べております」

食べ物の好みも分かれるように袂を分かち、別々の道を歩む3人。
ときには闘牛場で……またあるときには新年を祝う場で鉢合わせ。そしてついに衆院選で相まみえました。

「前・県知事」で「医師・弁護士」の米山氏
TeNYテレビ新潟

12日間にわたった選挙戦。米山さんのそばにはいつもこの人がいました。
妻で作家の室井佑月さんです。写真の撮影係は候補である米山さん……選挙中のおなじみの光景です。
抜群の知名度を誇り米山さんを公私両面でサポートします。

<室井佑月さん>
「嫁いでまいりまして4年が経ちました。米山・泉田・鷲尾いろいろいますけれども地元にいっぱいいるのは私であります」

米山さんは3年前の前回選、野党統一候補として無所属で出馬し初当選。その後、立憲民主党に入りました。

医師や弁護士という多彩な経歴を誇る米山さんのもう一つの肩書が……「前・県知事」です。
2016年の県知事選で初当選しました。

新潟の県政史上初めて誕生した野党系の知事……米山県政を支えたのがこの人でした。

<鷲尾英一郎さん(当時)>
「新潟県下の諸課題が沢山ございますが支えていくつもりでおりますので」

当時の民進党県連代表代行を務めていた鷲尾英一郎さんです。
かつて手を取り合った2人……議席をめぐってライバル同士となりました。

集会を終えて会場から出てきた米山さんの両手には大きなバッグが……つかの間の休憩時間。
バッグから取り出したのはノートパソコンです。

選挙期間中に米山さんが力を入れたのがSNSの発信です。
街頭演説やミニ集会の様子。さらに室井さんとの夕食の一コマなど情報をこまめにアップしていきます。

<米山隆一氏>
「一番インパクトがあってかつ親しみをもてるように(写真を)選んでいます」

いわゆるネット選挙・・その効果について米山さんは。

<米山隆一氏>
「街頭演説は大事だがどんなに聴衆が集まっても300人集まったらけっこうなもんですよ。それをSNSで流すことで2000、3000の方に見てもらうことが可能なわけですからそういう意味で非常にいいツールとして使わせていただこうと思います」

元総理・選対委員長が応援 鷲尾氏
TeNYテレビ新潟

米山さんが“SNS”ならこちらは“足”で勝負。自民党の鷲尾英一郎さんです。ヘルメットを被り気合十分です。

より近くで有権者と触れ合い人柄や政策を伝えたいと自転車での街宣活動です。自転車選びには鷲尾さんらしいこだわりが……

<鷲尾英一郎氏>
「電動付きだと楽じゃないですか。楽なのはダメです」

その言葉ににじむ政治家としての信念。地元でのあいさつ回りを「ご縁結び」と語る鷲尾さん。旧民主党出身で無所属をへて2019年に自民党に入党しました。

自民党入りの後ろ盾となったのがこの人でした……

<鷲尾英一郎氏>
「官房長官(当時)、パンケーキが好きだった言うじゃないですが本当に好きなんですよ」

3050OS5:2024/11/03(日) 09:01:32
菅元総理です。信頼は厚く、菅政権のもとで外務副大臣を務めました。
選挙期間中も鷲尾さんの応援のため出雲崎町を訪れました。

<菅元総理>
「鷲尾英一郎を皆さんの手で今回も国会に送ってください。私どももしっかりと後押しをさせていただきます」

さらにこの人も……党内きっての知名度を誇り、選対委員長を務めた小泉進次郎さんです。
自民党の総裁選で鷲尾さんは小泉さんの推薦人代表を務めました。

<小泉進次郎氏>
「それだけお世話になっている鷲尾さんだからきょうの日程は鷲尾さんのこの会の日程を決めてからほかを組んだんです。私は総裁選で負けましたがこの衆議院選挙で鷲尾さん負かすわけにはいきません」

党の重鎮、幹部の応援を受け分厚い組織戦を展開した鷲尾さん。3年前の前回選は比例代表での当選……自民党の候補として小選挙区で戦うのは今回が初めてです。

選挙戦の最終日……最後の訴えです。

<鷲尾英一郎氏>
「とくに自民党の裏金問題。疑念の目を向けられて大変厳しい。私自身は迷惑な思いだがやっぱり全部一緒くたにみられてしまう」

自民党への逆風のなか、地元選出の国会議員として地域が抱える課題を解決する……そう決意を語ります。

<鷲尾英一郎氏>
「知名度が劣るからなんだ。私はみなさんにむかって長岡じゅうに向かって叫びたい気持ちです。なぜならば政治の本質をしっかりと追求し、みなさんのためになるのはこの私だけだと確信しているからだ」

ただ、その言葉には焦りがにじみます。

<鷲尾英一郎氏>
「本当は勝ちが分かっている選挙を戦いたかった。準備ができていればそういう姿をお見せできたでしょう。しかしそういうことにはならなかった」

吉報は
TeNYテレビ新潟

手を取り合った仲から選挙戦でライバル同士となったふたり。吉報が届いたのは……

立憲民主党の米山さんでした。2位の鷲尾さんに2万2000票あまりをつけて2回目の再選を果たしました

<米山隆一氏>
「今回の勝利はここにいらっしゃるみなさん、 応援してくれた有権者の皆さん。全4区であり全体すべての人の勝利・気持ちの結果だと思っております」

一方の鷲尾さん。比例代表での復活当選にも届かず涙をのみました。

出口調査の結果をみると米山さんは無党派層のおよそ5割の支持を集めた一方鷲尾さんは1割あまりにとどまりました。
さらに、注目すべきは無所属で出馬した泉田さんが3割の支持を集めた点です。

<米山隆一氏>
「割に泉田さんは与党支持者からも野党支持者からも(票を)取っていてこちらに有利だった」

無所属で出馬 泉田氏
TeNYテレビ新潟

三つ巴のもう一人、無所属で出馬した泉田裕彦さん。自民党の候補としてこれまでに2回衆院選で当選していますが今回は公認が得られず無所属で出馬しました。

<泉田裕彦氏>
私2021年前回の総選挙で某県議からですね、裏金の要求を受けました」

裏金政治の根絶を訴え草の根の選挙戦を展開しました。

泉田さんは鷲尾さんと同じ自民党の一員……その結果鷲尾さんと泉田さんは支持層が重なり票を奪い合う結果になりました。さらに県知事を12年務めた実績があり知名度も高い候補です。

<鷲尾英一郎氏>
「結果から言えばもう少し分析が必要ですけども 影響はあったと思いますし、保守系で一本化できるところが分裂した動きはあろうかと思います」

選挙結果を左右するキーマンとなった泉田さん。長岡市の選挙事務所で落選という結果を見届けました。

<泉田裕彦氏>
「非公認に自民党から2000万円支部に支給されたと……私には1円もきてません。つまり裏金をやった人には支援がいって、裏金を告発した人には1円もこない構造になっていました。12日間大変お世話になりました。ありがとうございました。」

泉田さんは今後の政治活動については「相談して決めたい」としています。

三つ巴の争いが繰り広げられた新潟4区。また新たな因縁がここから生まれていくのでしょうか。

3051OS5:2024/11/03(日) 19:49:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/b4e350cfe1a8451e889b856d2f9cd78bdcaeafec
比例得票でも〝最弱〟大阪自民、2連続で対維新「0勝15敗」からの遠き党勢挽回
11/3(日) 18:52配信

産経新聞
大阪府内における自民と維新の衆院選結果

大阪で自民党の苦境が続いている。令和3年の前回衆院選では候補者を擁立した15選挙区で、大阪を本拠とする日本維新の会に全敗。捲土重来(けんどちょうらい)を期した今回の衆院選もことごとく破れた。連立を組む公明党も議席を奪われ、全19選挙区における維新との「大阪決戦」は与党側の完敗に。落選した自民府連会長はさっそく辞意を表明、党勢立て直しのきっかけがつかめない状況だ。

「序盤の観測では維新失速と持ち上げられたが、結局落とされた」

落選した自民の元国会議員が苦悩まじりに振り返る。大きな「痛手」となったのが選挙戦終盤に共産党機関紙「しんぶん赤旗」が報じた活動費2千万円問題。派閥パーティー収入不記載事件に絡み、自民が非公認とした候補の政党支部にも活動費が支給されていたと伝えられると、自民は全国で防戦一方となった。

もっとも大阪で盤石の強さを誇った維新も、全国の比例代表の得票数では前回から約300万票も減らしている。2025年大阪・関西万博の予算膨張や、兵庫県の告発文書問題を巡る対応の遅れで、維新に逆風が吹いていたことは間違いない。だが、その維新批判票が国民民主党や立憲民主党を勢いづかせても、同じく逆風下の自民を利することはなかった。

「活動も相手候補の5倍、10倍やった自負がある。それでも勝てない」

大阪19区で敗れた府連会長の谷川とむ氏(48)は落選が決まった直後、記者の質問にこう語り、その場で会長辞任を表明した。前回は同じ維新の相手候補に1万5千票以上離された。今回は約5千票差にまで肉薄したが、及ばなかった。自民候補が立った大阪の他の14選挙区では維新候補に全て1万票差以上、最大で約5万5千票の大差をつけられた。比例代表の党派別得票率でも全国ワースト(16・83%)だった。

「国政選挙で前面に立って動いてくれる地方議員の数が違う。府内の首長も維新出身か親和的な人が増えた」

自民府連関係者は、巻き返しが容易ではない構造的な要因を明かす。大阪府議会だけを取ってみても過半数を握る大阪維新が51人いるのに対し、自民はわずか6人。かつては自民の強みだった組織力でも見劣りする。

谷川氏の後任となる府連会長は未定。府選出の国会議員が務める決まりだが、衆院議員は今回比例復活した島田智明氏(54)のみ。参院議員の太田房江氏(73)、松川るい氏(53)と合わせた3人を軸に次期会長の選定が進められるとみられる。

「統一選に向けて府連で人材をプールしなければならない」。別の元国会議員は府内の地方議員数の回復こそが党勢挽回の鍵だと指摘した。府連関係者は「時間をかけて選挙区を回る『ドブ板』に徹するしかない。ネット優先で楽をすれば、その時々の風にのまれるだけだ」と語った。(沢田大典、藤谷茂樹)

3052OS5:2024/11/04(月) 10:44:36
>>3047
https://news.yahoo.co.jp/articles/e39f5a38250a8282ac6ece18b66e2a0d61e1f31f
岐阜4区で落選の金子俊平・前議員、自民支部長続投せず後援会も解散方針…運動員女性の胸触る
11/4(月) 10:32配信

読売新聞オンライン
金子俊平・前衆院議員

 10月27日投開票の衆院選で岐阜4区(高山市など)に自民党公認で立候補し、落選した金子俊平・前衆院議員(46)が、支部長を続投しない意向を県連幹部に伝えたことが3日わかった。支部長は原則、次期衆院選の公認候補予定者が務めている。

【写真】金子 俊平氏 候補者プロフィル

 陣営関係者によると、金子氏は選挙戦中の先月25日、車上運動員の女性の胸を触るなどの行為をしたという。事務所を通じて29日、「相手の方に対し、心から謝罪の意を表明する」とのコメントを出している。

 県連内でも、金子氏を擁護する声は少ない。県連関係者によると、県選出国会議員による会合でも、金子氏に続投させるべきではないとの意見が大勢を占めた。県議の間でも批判的な意見が多く、県連は離党勧告も視野に対応するという。

 金子氏の後援会組織も解散する方針で、近く表明する方向で検討している。

 金子氏は当選2回。今回の衆院選では選挙区で敗れ、比例復活もならなかった。

3053OS5:2024/11/04(月) 18:09:53
 ▽新潟2区(3人)
◎123,334菊田真紀子55☆元外務政務官立前(7)
✕067,124細田健一 60 元経産副大臣無前(4)■非公認 県連推薦>>2295■公明推薦なし
✕029,023井上基之 44☆社会福祉士 維新 

https://www.niigata-nippo.co.jp/articles/-/502146
連載[実録・衆議院選挙2024 新潟の戦い]<2>2区 菊田真紀子氏、新エリア・新潟市西区で野党共闘結実
2024/11/1 11:15
(最終更新: 2024/11/2 19:04)
新潟市西区の街頭演説で、連携した県議や市議らと並ぶ菊田真紀子(左から4人目)=10月26日

 新潟県内小選挙区の定数が6から5に減り、再編された新たな区割りでの初めての衆議院選挙(衆院選)は、立憲民主党が全議席を奪取し、自民党の比例代表復活も1議席しか許さない結果に終わった。異例の超短期決戦では、有権者の支持を得るべく、各候補が激しい陣取り合戦を繰り広げた。各選挙区の12日間の選挙戦を振り返る。(5回続きの2、敬称略)

 イメージカラーの黄色い布を手に、沿道数十メートルに渡って並ぶ支援者たち。中には「裏金ダメ」のプラカードも見える。選挙戦最終日の10月26日夕、立憲民主党の菊田真紀子(55)が新潟市西区青山で演説した。人や車が行き交う交差点は陣営の熱気が充満していた。

 「西区で素晴らしい選挙を戦えた。だからこそ西区で圧倒的に勝たせてください」。菊田の訴えは翌日に実り、西区トップの約3万7千票を獲得した。

 菊田にとって新しいエリアである西区の有権者は約13万人。新区割りの新潟2区で最も多い。西区では安保法制への反対運動を機に、野党勢力が活動を共にするなど「共闘の素地があった」(西区の野党関係者)。そこに着目した菊田は、西区を地盤とする野党系の県議や市議らと早くから関係を築き、共に地域を回ってきた。

街頭演説で聴衆に裏金事件批判などを訴える菊田真紀子氏=10月26日

 選挙戦では共産党は党の方針で直前に共闘から抜けたが、野党各党や連合新潟の関係者らが、毎朝つじ立ちで菊田をアピール。電話作戦など水面下の運動も、県議と市議が一体でリードした。西区選挙対策本部の共同代表で元参院議員の近藤正道は「西区でここまで野党が連携して戦った選挙は初めてだ。結束するいい機会になった」と喜ぶ。

 超短期決戦の下、街頭活動を中心とした戦術も的中した。演説は住宅街などで多い日に1日33回実施。自民党派閥の裏金事件の批判を軸にした訴えは有権者の共感を呼び、陣営幹部は「やるほど票が増える手応えがあった」と振り返る。

 大勝を収めた一方で、菊田は敵失の作用を冷静に受け止める。「自力で勝てる活動がもっと必要だ。新エリアに個人後援会を整備し、次の選挙に備えたい」

◆細田健一氏、国定氏の地盤で惨敗喫す
 「二重苦、三重苦の選挙だった」。投開票日の10月27日夜、落選確実となった無所属の細田健一(60)は声を絞り出した。

 自民旧安倍派からキックバックを受け取った細田は、選挙前から逆風にさらされていた。しかも衆院解散当日、党非公認に。終盤戦には党本部から細田が代表を務める党2区支部へ活動費2千万円の支給が発覚し、とどめを刺された。

 ただ、裏金事件を抜きにしても新区割りでの戦いに懸案はあった。比例北陸信越の自民単独候補で前三条市長の国定勇人(52)との連携だ。細田と国定は一時、党2区支部長の座を争った。国定は比例枠に落ち着いたが、公示直前まで2区内に国定のポスターが多く張られ、細田陣営には「次は自分が2区から出る気か」と疑心暗鬼が渦巻いていた。

 とはいえ、国定が地盤とする旧4区で勝つには助けが必須。細田は「二人三脚で連携する」戦略を描いた。選挙戦で国定は力強い応援演説を行うなど協力姿勢を見せた。だが細田陣営内では「国定の後援会が動いていない」と、不満の声が続々と上がった。

 ふたを開けてみれば、細田は惨敗。中でも三条市など旧4区の合計得票では、菊田にダブルスコアを付けられた。敗戦から一夜明けた10月28日、細田は旧4区について「国定さんとの連携の問題もあった」と声を落とした。一方、再選した国定は「精いっぱいやった。自民への根強い不信感があったということに尽きる」と語った。

 敗戦の弁で、早々と次の衆院選で2区からの再挑戦を表明した細田。だが選対本部長で県議の高橋直揮は「あくまで本人の思いで、2区の今後は協議する必要がある」と言葉を選んだ。

◆井上基之氏、西区で健闘も広がらず
 国政に初挑戦した日本維新の会の井上基之(44)は、出身の西区で健闘したが2区全体に広がらなかった。敗戦が決まると「どのように動くことが地域のためになるか、今後よく考えたい」と話した。

3054OS5:2024/11/05(火) 11:56:41
 ▽愛知11区(3人)
◎134,528丹野みどり51☆元民放アナ 国新 
×090,844八木哲也 77 環境副大臣 自前(4)■重複なし(自民73歳定年制) 推(公)
×011,105植田和男 75 党県名誉役員共新 


https://news.yahoo.co.jp/articles/3cf18b960c756777682a1d9bd1ee9f935d1f5351
旧石破派所属の自民・八木哲也氏 首相の総裁選勝利に「涙が出る」も1カ月後に落選の悲哀
11/5(火) 10:57配信

産経新聞
事務所の撤去作業の合間に取材に応じる自民党の八木哲也前衆院議員=10月30日午後、衆院第2議員会館(奥原慎平撮影)

自民党が大敗した先の衆院選では、旧石破派(水月会)時代のメンバーで石破茂首相(党総裁)に近しい中堅も議席を守れなかった。石破派を巡っては、総裁選で首相は敗退を重ね、退会者が相次ぎ、解散を余儀なくされた経緯がある。平成27年の同派結成から9年。今年9月の総裁選勝利を見届けた1カ月後、愛知11区で落選の憂き目を見た八木哲也環境副大臣(77)を訪ねた。


■「明るくする会」会長も表情暗く

10月30日夕。平成24年の初当選以来、八木氏が政治活動の拠点とした衆院第2議員会館3階の一室は期日までの撤去作業が大詰めを迎えていた。

「結果は受け入れなきゃいけないんだから…時間は戻らない。まあ、一生懸命守ってきた地域を明け渡したというのは悔しいわな」

議員グループ「日本を明るくする会」(通称・ハゲの会)の会長を務めるなど、明るい性格で知られる八木氏も、日焼けした表情に陰りがにじむ。

愛知11区はトヨタグループの拠点があり、トヨタ労組出身の旧民主系が勝利を重ねる「民主王国」。八木氏は前回の令和3年の衆院選以外、比例復活に甘んじた。ただ、与党議員として選挙区のインフラ整備など国と地元のパイプ役を担った手応えを感じている。

■党本部と会館事務所を往復した日々

商工族として中小企業政策に力を入れ、ここ数年は環境畑で仕事をした。当選4回で環境副大臣に就任したが、出世は早い方ではない。

ただ、自民党中堅には党部会長になって初めて部会に顔を出す議員もいる中、八木氏は精力的に部会に出席するタイプだった。党本部と議員会館を往復する毎日を重ねてきた。

「1日1万歩だ。地道に勉強するしかないんだよ」

こう「ドヤ顔」で語る。

平成27年9月に結成された石破派に加わった。地元の意向も受けた選択だという。当時、首相とは特別深い関係ではなかった。首相は安倍晋三政権下でもう一つの結集軸を作ろうと、政権運営批判を辞さない。派内では「冷や飯覚悟」(若手)との声も漏れたが、菅義偉政権下になると中堅やベテランが同派を離れていった。

■冷や飯指摘も「すべて大事な仕事」

石破派は令和3年12月に解散し、他派閥との掛け持ちも可能な議員グループに移行した。さらに何人かのメンバーが首相のもとから去った。八木氏は解散話が浮上した同年11月、男女関係に例えて、周囲にこう語っていた。

「石破と心中する。別れたいと思うときがあるかもしれないが、一緒になると決めたら、向こうが別れ話を切り出さない限りは一緒にいるもんだ」

首相は今年9月、総裁選に勝利した。石破派が結成されてから3回目の挑戦だった。

「その瞬間はメチャクチャうれしいよ。今まで負け続けたんだから。正直いって涙が出る思いだった。それ位感激したね」

「冷や飯」暮らしから解放されたとの思いもあったのだろうか─

「(主流派に所属していたら)自分の希望する役職を得られたかも分からん。でも自分が貧乏くじを引いたとも思わない。どんなことでもみんな大事な仕事なんだよ。やりたい仕事を先に取られても、残った仕事で生きる部分があるからね」

■苦難待ち受ける首相に「泰然自若で」

日本を明るくする会の後継人事も決めた。環境副大臣として関わった仕事に未練もあるが、今後は地元で無官、無償で暮らすつもりだという。

10月31日夜。八木氏は議員宿舎に近い東京・赤坂の居酒屋で何人か親しいメンバーを呼び、東京で〝最後〟の夜を過ごした。半ば冗談で、誘いの声をかけた首相もSP(警護官)を伴って、約50分滞在した。個室もなく、一般のお客もいる「下町風」の居酒屋だ。警護の立場上、時の首相が訪れることは異例といえる。八木氏は「わざわざ来てくれたことが、最大級の感謝の気持ちだ」という。

一方、首相を巡っては、衆院選大敗の責任は首相の判断にも起因するとの声がくすぶっている。

総裁選で衆院解散に当たっては国民に判断材料を提示するため予算委員会の開催を必要としたが、主張を翻し、公認を見送った候補者の了解を得ないまま2千万円の活動費を党執行部として支給し、批判を浴びた。

就任1カ月で苦難が待ち受ける首相。八木氏は「シンプルに、泰然自若であればいい」と述べ、「自民党もまとまらないと。(主流派と非主流派で争うような)時代じゃないよ」と漏らす。(奥原慎平)

3055OS5:2024/11/05(火) 12:13:52
 ▽広島2区(4人)
◎82,443平口洋  76 元法務副大臣自前(5)推(公)■重複なし(自民73歳定年制)
△61,679福田玄  42☆元浅口市議 国新 
×21,846金城政孝 49☆元会社員  維新 
×17,354岡田博美 65 党地区委員 共新 

■中国ブロック 国民
74.8%福田玄 (広島2)
32.7%佐々木雄司(岡山1) 立憲との競合区
31.8%野田陽志(山口1) 立憲との競合区


https://news.yahoo.co.jp/articles/a7f05fdcd5b07d290e6471f5d80d58e4f4e6b70c
「まな板の上の鯉ですよ」衆院選に “初挑戦” の立候補者 あふれる喜怒哀楽 開票日の夜に密着 選挙は人間ドラマ!? 小選挙区で落選判明の瞬間に「ヨシ!」とつぶやいた理由は
11/5(火) 5:32配信

RCC中国放送
中国放送

■当落判明は日付またぎ 初めて衆院選に立候補した候補に密着

先週の衆議院選挙で予想以上に接戦となった広島2区…。当選確実が判明したのは、日をまたいだ午前0時41分でした。
福田さんの所属する国民民主党は、今回の衆議院選挙で議席を4倍に増やす大躍進。「手取りを増やす」「103万円の壁を壊す」というわかりやすい公約が主に若い世代の心に響いたとみられています。

福田さん自身もSNSを駆使したり、気さくに話しかけたりして距離感の近さをアピール。でも、初挑戦ならではの失敗もあるようです。

■選挙戦で… 初挑戦ならではの失敗って?

国民民主党 福田玄 候補
「今回、超ミスっていて、名刺に個人携帯(番号)を書いたんですよ。いっぱい有権者から電話かかってくるようになっちゃって」

なんと名刺には個人の携帯電話の番号が…

国民民主党 福田玄 候補
「きょうも『投票しました』とか電話がかかってきたりして」

◆27日(日)午後9時00分

田村友里 キャスター
「すごく素人な質問なんですけど、負けた場合って、みなさん、どうなるんですか、仕事は?」

国民民主党 福田玄 候補
「まあ、ないですよね。選挙やっているときからないですからね。秘書も同じ。大将が負けたら一緒に職を失うわけですからね。そういう意味ではふつうの人生はあきらめているというか」

選挙に勝てば年収1500万円。でも負ければ無職。… “ばくち” のような勝負です。

国民民主党 福田玄 候補
「実家が太い(裕福な)人とかいいですけど、ぼくはそうじゃない。でも、そういう人だからこそ、やんなきゃいけないっていう思いはあるので…」

前職の自民党候補が優勢と予想された中で「イマナマ!」では初めて衆院選に出た対立候補に密着しました。

田村友里 キャスター
「すみません。RCCアナウンサーの 田村友里 と申します」

国民民主党 福田玄 候補
「上がります?」

選挙という名の、熱い人間ドラマをお見せします。

■選挙=人間ドラマ… 見なきゃ損!?

広島2区の候補者は4人。中でも最有力視されていたのは、通れば6期目、自民党の現職議員だった 平口洋 候補でした。投票を締め切る午後8時すぐに当確が出る予測もありましたが、この 福田玄 候補が追い上げたこともあって予想以上の接戦となりました。

■「まな板の上の鯉ですよ」初めての衆院選 自宅で開票速報を見守る

◆27日(日)午後8時前

田村友里 キャスター
「すみません。RCCアナウンサーの 田村友里 です。お世話になっております…」

今回、わたしが密着させてもらったのは、国民民主党の 福田玄 候補でした。国会議員の政策秘書を経て、今回、衆議院選挙に初挑戦しました。

田村友里 キャスター
「結果が出るときの候補者のみなさんの気持ちって想像つかないんですけど…」

国民民主党 福田玄 候補
「まな板の上の鯉ですよ。神のみぞ知る…。神様・仏様ですよ。今もお仏壇に手を合わせてきました」

福田さんの顔には緊張感が漂っていました。

◆27日(日)午後8時18分

RCC WEB配信
「では続いて、まだ結果が出ていません、広島2区。こちらは、平口洋さんの事務所です」

選挙前日までの情勢調査では、投票締め切りと同時に対立候補の平口さんが当確という予想もありましたが、そうはならず…。

国民民主党 福田玄 候補
「すごい。2区(結果が)出ていない。これ、写真撮ってよ。それX(エックス)あげてくれる?」

田村友里 キャスター
「伸びた要因は?」

国民民主党 福田玄 候補
「今回、やっぱり国民民主は特に若い層は反応がありましたよね。特に手取りを増やすっていうのがね…」

3056OS5:2024/11/05(火) 12:14:11
◆27日(日)午後9時30分

国民民主党 福田玄 候補
「はいよ。まだ落選してない。比例で1議席とれた?」

そう、福田さんが狙っていたのは、小選挙区で負けたとしても、比例で復活当選することです。

今回、中国ブロックの小選挙区で立候補した国民民主党の3人は、全員が比例代表に重複立候補していました。自分の党が議席を獲得したら、小選挙区で負けたとしても「惜敗率」が高かった人、つまり、より惜しい負け方をした人が復活当選するのです。

田村友里 キャスター
「比例で自分が通ろうと思ったら、ほかの区の仲間が負けてくれていないとってことですもんね」

国民民主党 福田玄 候補
「切ないというか。嫌な感情を持ってしまう。『あいつ、伸びるな(よ)』みたいなことを思っちゃうじゃないですか」

◆28日(月)午前0時
「0時になりました。てっぺん越えた」

福田さんの勝負の行方はその日のうちには判明せず…

◆28日(月)午前0時41分

国民民主党 福田玄 候補
「出た! 平口さん。よし。いや、『よし』って言ってしまった。『よし』ではないね」

日付を超えた午前0時41分、広島2区では平口さんの当選が報じられました。

国民民主党 福田玄 候補
「終わりました。とりあえず第一弾がね。(電話だ)お疲れさまです…。よし! 行きましょう!」
「及ばなかったということで、力不足を実感しているところですね」

■落選のあいさつの内容を教えてもらっていたら…

今から落選のあいさつをすると語った矢先、比例復活が判明しました。

国民民主党 福田玄 候補
「(電話)はい、福田です。比例来た? あー、入ってる、入ってる! 当選、当選、当選! よし!」

本人が事務所に到着したのは、午前1時前。

◆28日(月)午前0時58分

集まった人たちは、まるで自分が勝ち抜いたかのように喜び合っていました。

国民民主党 福田玄 候補
「これからスタートですから」

田村友里 キャスター
「がんばってください。ありがとうございました」

― なんでも知ればおもしろいものですが、この選挙も知ってみれば、まさに “人間ドラマ” を見るようでした。終わってみれば、実際には平口さんは圧勝でしたが、福田さんの追い上げの勢いは午後8時すぐに当確を出すのをテレビ局にためらわせるほどだったということ。そこにも駆け引き、ドラマ性がありました。

投票率が広島が全国で一番低かったとか、若い世代が投票に行かないとかいう現状がありますが、候補者の中に “オシ” を見つけられたら、もっと自分事として熱くなれるのではないかと感じました。みなさまもぜひ。

3057OS5:2024/11/05(火) 15:29:12
 ・新潟5区(2人)
◎114,42梅谷守  50☆元県議   立前(1)
✕092,589高鳥修一 64 元農水副大臣自前(5)
https://news.yahoo.co.jp/articles/975fc0f272580836bc74e68185dd688ee2f5983d
日本酒供与は慣習?裏金は印象悪い? ともに汚点抱えた与野党候補の一騎打ちは、立民梅谷氏が勝利
11/5(火) 9:01配信

新潟日報
有権者と握手をする梅谷守氏=10月15日、妙高市

 衆院解散から間もないある日。自民党の宣伝カーが新潟5区の湯沢町から南魚沼市、魚沼市へと走った。自民の高鳥修一(64)をアピールするためだ。3市町の有権者数は約8万人。30キロ超の道中、車に手を振ったのは2人だけだったという。


 3市町は中選挙区時代、元首相・田中角栄の後援会「越山会」と元環境庁長官・桜井新の「一新会」が激しく争い、自民支持者の多い地域だ。新区割りで上越地域と同じ5区となったが、高鳥の名前はなじみが薄い。とはいえ、この反応の悪さはどうだろう。車に乗った党員は「裏金問題の影響だ」と肌身で感じた。

 同じ頃、立憲民主党の梅谷守(50)は魚沼地域を回るためJR小出駅にいた。偶然居合わせた中年の女性たちは梅谷と握手し「やっと会えたね」と笑顔だった。地域行事の主催者に日本酒を供与した問題が2月に発覚して以降、表から姿を消し活動は事実上停止。魚沼地域の開拓も止まった。だが反応は悪くなかった。

 魚沼地域での二つの光景。 与野党一騎打ちの選挙結果を暗示していた。

 5年間で計544万円の政治資金収支報告書への不記載があった高鳥への風当たりは強かった。街宣で「裏金野郎」とやじを受けたり、指で「×」と示されたりした。県議の中村康司は「無視されるならまだしも、こんなに厳しい雰囲気は初めてだ」とぼやいた。

 梅谷も日本酒供与問題を抱えていたが、高鳥選対幹部は「日本酒の持参はある意味、慣習と理解を示す有権者もいる。裏金の方がよっぽど印象が悪い」と解説した。

 高鳥の応援弁士の顔ぶれに、渋い表情を見せる向きもあった。高市早苗ら保守系に偏っており「これでは岩盤保守層にしか響かない」と陣営幹部はこぼした。

 結局、魚沼3市町で高鳥は梅谷に計4424票差を付けられ、5区全体でも出身地の糸魚川市以外、梅谷に負けた。

 2025年夏の参院選を控え、自民は立て直しが急務だ。県議の楡井辰雄は「信頼回復へ愚直に活動していくしかない。難しい道のりだ」と厳しい表情を崩さなかった。

 梅谷も当確の知らせに笑顔は控え目だった。日本酒供与問題で自民党員から公選法違反(寄付行為)の疑いで刑事告発されている身。当選のあいさつは問題へのおわびから始まった。

3058OS5:2024/11/05(火) 15:31:28
>>2899>>3015>>3049
https://news.yahoo.co.jp/articles/e3fd6d317e7acf11d719b00c3b977dbd20892244
米山隆一氏、妻の室井佑月さんと個性発揮「米山・室井党」で集票 県知事経験者2人と元民主の自民候補が争った混迷の新潟4区制す
11/4(月) 7:02配信

新潟日報
街頭演説に集まった有権者に握手をして回る米山隆一(中央)と妻の室井佑月(右隣)=10月18日、見附市

 まばらな聴衆に、買い物客が一人、また一人と加わる。多い時には100人規模にも膨れ上がった。長岡市中心部のスーパー前。立憲民主党の米山隆一(57)がマイクを握り、妻で作家の室井佑月が笑顔で握手をして回る。「動員がなくても、多くの人が集まり聞いてくれる」。衆院選終盤、街頭演説は勢いを増し、陣営は手応えを感じた。

【表】衆院選新潟4区の得票結果

 前回は無所属で事実上の野党統一候補として旧5区を制した米山は今回、立民公認となった。共産党が組織的な支援をせず、立民独自の組織もない中、当初はビラの配布にも苦労した。支えたのは社民党関係者だった。

 陣営は選挙戦で立民の政党色をあえて出さず、政策に強い本人の個性を生かす戦略を取った。米山は街頭で自民党派閥の裏金事件を批判しつつ、物価高など自公政権の課題も生活者目線で指摘。東京電力柏崎刈羽原発の再稼働問題は是非ではなく、県民投票というプロセスを重要視するなど間口を広げた。

 前知事だったことや、 交流サイト(SNS)による発信で知名度は抜群。女性にファンが多い室井も毎回マイクを持ち、有権者の関心を呼び込んだ。陣営幹部は「立憲民主というより、米山・室井党で票を集めた」と総括してみせる。

◆鷲尾氏、新エリアで浸透し切れず

 選挙戦中盤、自民党の鷲尾英一郎(47)がぽつりと言った。「意味が分からないよ」

 報道各社の情勢調査では米山がやや優勢との結果が目立っていた。「反応は本当にいい」。自身が得る感触とのずれが埋まらぬまま、敗れた。

 衆院6期。とはいえ、旧民主党から無所属を経て2019年に自民に入った鷲尾にとって一からの選挙戦だった。

 元々は旧2区が地盤で、4区の有権者の約7割には「新人」となる立場。自民の4区支部長となった2023年2月からポスター約4500枚を張り、後援会「越鷲(えっしゅう)会」を約70地域でつくった。選対は重厚だった。

 しかし、ほころびが出た。公示4日前、小千谷市で開いた国政報告会は参加者が十数人の時もあった。大票田の長岡市は頼みの市議たちが直前まで市長選があり動けなかった。初めて選挙運動に関わるメンバーも多かった。

 敗戦濃厚となった10月27日夜、県議の柄沢正三は静かに言った。「浸透し切れなかった。地域を歩き、足元を固めるしかない」

◆泉田氏、無所属でも見せた影響力

 自民公認を得られず無所属で戦った元知事の泉田裕彦(62)が4万3千票余りを獲得したことに、4区の自民関係者は衝撃を受けた。鷲尾に約1700票差まで迫った見附市の鷲尾選対幹部は「なぜこんなに票が出るんだ」とうめいた。

 前回は旧5区で比例復活。今回は自民の元県議から裏金を要求されたとして刑事告発した過去を踏まえ、街頭で自民県連への批判を続けた。新潟日報社が加盟する共同通信社などの出口調査では自民と公明の支持層の2割弱を奪い、無党派の支持割合は鷲尾を上回った。

 泉田は去就を明らかにしていない。自民県議の一人は「米山さんがいて泉田さんの影響力まで残ったら、それこそ4区の自民党は大変だ」と漏らした。

3059OS5:2024/11/05(火) 19:28:12
>>1851>>1859-1860


 ▽愛知15区(5人)
◎71,012根本幸典 59 元国交政務官自前(4)■重複なし(自民不記載問題) 推(公)
✕44,945関健一郎 46☆元NHK記者維元(1)■民進⇨希望⇨立憲
△42,837小山千帆 49☆元川口市議 立新 
✕17,529辻恵   76☆弁護士   れ元(2)■大阪3⇨大阪17⇨大阪9⇨兵庫8 得票率9.6%のため比例復活できず
✕07,220高木繁  74 元教員   共新 

https://news.yahoo.co.jp/articles/5dbc3cec74af5bbcf88bf907d55648c4bf573678


川口クルド人意見書でれいわ離党の市議、立民愛知から衆院当選 移民問題「答えられない」 「移民」と日本人
11/5(火) 15:57配信

産経新聞
立憲民主党公式サイトの小山千帆氏のページ

10月27日投開票の衆院選で、立憲民主党公認で愛知15区から出馬した前埼玉県川口市議、小山千帆氏(49)が、比例東海ブロックで復活当選した。小山氏は昨年6月、川口市議会のクルド人問題を念頭に置いた「一部外国人による犯罪の取り締まり強化」を求める意見書に賛成後、所属するれいわ新選組を離党。さらに市議を辞職していた。小山氏は「移民問題」について「取材は受けない」としている。

小山氏は昨年4月の統一地方選でれいわ公認で川口市議に初当選。同年6月、市議会でクルド人問題を念頭に置いた意見書が可決された際は、立民・れいわの共同会派が反対する中、小山氏は賛成した。

小山氏はその後、れいわ内で難しい立場に立たされたとされ、今年5月、れいわを離党。無所属で活動後の7月下旬に市議を辞職し、直後に立民愛知15区総支部長に就任した。

小山氏はれいわ離党の際「川口市民の生活に寄り添った活動をしていきたいため」と理由を話していたが、市議を辞職した際は取材に対し「取材は断っている」と回答。自身のXも全面削除した。

今回、衆院初当選に当たって、国の出入国管理政策や「移民」受け入れのほか、川口市のクルド人問題や昨年6月の意見書について取材を申し込んだところ、愛知県豊橋市の地元事務所を通じて「取材は受けない」と回答があった。

回答を伝えた事務所の男性に名前を尋ねたところ、回答を断られた。

小山氏の衆院選向け公式サイトには主要政策が4項目列挙されているが、移民問題についての言及はない。

3060OS5:2024/11/05(火) 19:34:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/392ffbde16e0a3943ff27c6e9a16c78478b1e091
「自民3代」支えた後援会が解散 金子前衆院議員のセクハラ問題受け
11/5(火) 19:09配信

朝日新聞デジタル
選挙戦で遊説する金子俊平前衆院議員=2024年10月22日、岐阜県御嵩町、荻野好弘撮影

 10月の衆院選で岐阜4区から立候補し落選した自民党の金子俊平前衆院議員(46)の後援会幹部が5日、金子氏のセクハラ問題について謝罪し、会を解散すると発表した。金子氏は政界から退く意向だという。


 岐阜4区各地にある後援会「金子会」の連合会長を務める北村斉氏(74)と高山市の後援会「高山金子会」の幹事長、寺地亮平氏(68)が市内で記者会見した。

 金子氏が選挙期間中に女性運動員の体を触るなどしたとされる不祥事について、北村氏は「被害に遭われた方、選挙戦で動いていただいた方、投票いただいたみなさんに多大な迷惑をかけ誠に申し訳ない」と述べ、寺地氏と頭を下げた。

 後援会連合会の中核だった「高山金子会」は5日で解散し、各地の組織にも解散するように連絡したという。

 金子会は蔵相を務めた祖父・一平氏、国土交通相に就いた父・一義氏、俊平氏と衆院議員3代にわたって選挙戦を支え、当選の原動力になってきた。

 寺地氏は「(金子氏本人の)政治活動を断つという意味でも後援会活動を終える。一平氏の代から60年間築いたものが、こうした形で幕を閉じるのは心苦しい。本人には責任を果たし、けじめをつけてほしい。本当はこの場に同席してほしかった」と述べた。

朝日新聞社


https://www.asahi.com/articles/ASSC21R3RSC2OHGB001M.html?oai=ASSC533SZSC5OHGB004M&ref=yahoo
セクハラ謝罪の金子前衆院議員、後援会が解散検討 「引退」を勧告へ
有料記事

2024年11月3日 6時00分
 10月の衆院選で岐阜4区から立候補して落選し、選挙運動員の女性へのセクハラ行為が発覚した金子俊平前衆院議員(46)の後援会が解散を検討していることが関係者への取材で分かった。解散は、蔵相を務めた祖父・一平氏の時代から3代続く地盤がなくなることを意味し、事実上の「引退勧告」といえる。


 金子氏は、選挙期間の終盤に選挙カーの随行車内で運動員の女性の体を触るなどしていたことが発覚。投開票された10月27日夜、岐阜県高山市の選挙事務所で支持者らに落選をわびたが、セクハラに関する報道陣の質問には応じず、「相手の方に対し、心から謝罪の意を表明いたします」とするコメントを29日に発表していた。

 こうした事態を受け、金子氏の地元、高山市の後援会が解散の検討に入った。選挙戦を担った関係者からは「金子氏の行為に憤りを感じる」「支持者に申し訳ない」といった声が相次いでいた。

3061OS5:2024/11/05(火) 19:58:26
>>1706 武井議員同乗車がスピード違反
>>1751 次期衆院選 武井氏で一枚岩「困難」 同乗車速度超過巡り 自民1区支部、宮崎県連に伝達



 ▽宮崎1区(4人)
◎79,605渡辺創  47☆党国対補佐 立前(1)
✕49,310武井俊輔 49☆元外務副大臣自前(4)推(公)
✕24,846外山斎  48☆元参院議員 維新  ■自由党系 民主⇨未来⇨維新⇨希望
✕17,100滋井祐香 44 会社役員  参新 

https://www.asahi.com/articles/ASSC1421MSC1TNAB00GM.html?iref=pc_ss_date_article
1区落選「責任感じる」、来夏の参院選に集中 自民県連が役員会
自民

奥正光2024年11月2日 10時30分

自民党宮崎県連は1日、臨時の役員会を開いた。1区で党公認の武井俊輔氏(49)が落選した衆院選について、江藤拓会長は「県庁所在地がある1区をとれず責任を感じている」と説明。県連会長を辞任して混乱を招くことはよくないとして、続投が認められたという。

 役員会後に江藤会長らが記者会見した。江藤会長は「(武井氏から)議席を失ったことに責任を感じているという言葉があり、おわびと感謝を選挙区内の方々に伝えたいということだった」と説明した。今後の対応について、「1区をどうするか議論するのは時期尚早」と述べた上で、「(来夏の)参院選のことに集中するべきだ」との考えを示した。

 武井氏を巡っては、今春に秘書が運転する車の速度超過の疑いがSNSで発覚した。車に関する不祥事は前回衆院選の2021年に続いて3回目で、今年5月の県連役員会では「(次の)選挙が戦えない」といった意見が噴出。意見をまとめて党本部へ伝える事態となったが、党本部は武井氏を公認した。

 武井氏は今回の衆院選で前回に続いて立憲前職の渡辺創氏(47)に敗れた。武井氏自身は前回から1万票以上減らしたほか、前回1070票だった2人の票差は3万票以上に開いていた。(奥正光)

3062OS5:2024/11/05(火) 20:40:55
愛媛1の石井をイメージかな?
https://www.asahi.com/articles/ASSC521Y3SC5UTFK00JM.html?iref=pc_ss_date_article
■小選挙区当選
秋田3  村岡敏英 (立憲:小川幾代落選) 立憲が後>>1424(連合推薦なし)
愛知16 福田徹  (立憲:松田功比例復活)立憲が後>>168>>232(連合推薦なし)
■比例復活
千葉5  岡野純子 (立憲:矢崎堅太郎当選)判別難(立憲矢崎21年衆院選落選)(連合推薦なし)
神奈川18西岡義高 (立憲:宗野創当選) 判別難(もともとは国民鈴木敦が現職)(連合推薦なし)
神奈川19深作ヘスス(立憲:佐藤喬落選)立憲が後>>1506(連合:深作推薦)
石川1  小竹凱  (立憲:荒井淳志落選)国民が後>>1715(連合推薦なし)
愛媛1  石井智恵 (立憲:香曽我部慶教落選)立憲が後>>1809(連合:石井推薦)
■落選
東京3  奥本有里 (立憲:阿部祐美子比例復活)(不明)(連合推薦なし)
東京24 浦川祐輔 (立憲:有田芳生比例復活) 立憲が後>>1955(連合推薦なし)
東京28 奥村祥大 (立憲:高松智之当選)(不明)(連合推薦なし)
東京29 樽井良和 (立憲:木村剛司落選)(不明)(連合推薦なし)
岡山1  佐々木雄司(立憲:原田謙介落選)国民が後>>1284(連合推薦なし)
山口1  野田陽志 (立憲:坂本史子落選)国民が後>>1610(連合推薦なし)

3063OS5:2024/11/05(火) 20:57:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/251327bd5492670cec2edfb787e2ca07ee0fb32a
衆院の新勢力
11/5(火) 19:01配信


時事通信
 衆院は5日、衆院選を受けた新たな勢力分野を発表した。

 無所属で当選した世耕弘成、萩生田光一両氏ら6人が自民会派に入った。

 自民党・無所属の会197▽立憲民主党・無所属149▽日本維新の会38▽国民民主党・無所属クラブ28▽公明党24▽れいわ新選組9▽共産党8▽有志の会4▽参政党3▽日本保守党3▽無所属2。




自民党・無所属の会197
 公認当選191+平沢勝栄 萩生田光一 世耕弘成 西村康稔 広瀬建 三反園訓 
立憲民主党・無所属149
 公認当選148+社民1
日本維新の会38
 公認当選のみ
国民民主党・無所属クラブ28
 公認当選のみ
公明党24
 公認当選のみ
れいわ新選組9
 公認当選のみ
共産党8
 公認当選のみ
有志の会4
 福島伸享 北神圭朗 緒方林太郎 吉良州司
参政党3
 公認当選のみ
日本保守党3
 公認当選のみ
無所属2
 中村勇太 松原仁

3064OS5:2024/11/07(木) 12:44:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/5d8595cdf3d5986e542a18b7b3ba845ca7422147
与野党、衆院委員長ポストの比例配分で合意
11/7(木) 12:06配信
共同通信
 自民、立民両国対委員長は会談で、17の衆院常任委員長ポストを議席数に基づき比例配分する方針で合意した。自民8、立民6で、日本維新の会と国民民主党、公明党もそれぞれ1となる。衆院選前は自民13、公明2、立民2だった。

https://news.yahoo.co.jp/articles/ea6d01017313437492fe3fe317c3c6a9c4f46dfb
「委員長ポスト」トレンド入り、自民が衆院予算委員長を立民に譲る意向にネット「なぜ?」「思惑は?」
11/7(木) 12:41配信

スポニチアネックス
国会議事堂

 立憲民主党の笠浩史国対委員長は7日、野党各党の国対委員長らと国会内で会談し、衆院の委員長人事を巡り、自民党から議院運営委員長は自民、予算委員長は立民に割り当てる案が提示されたと説明した。各党は了承し、衆院選を受けた特別国会の会期を11日から14日までの4日間とする与党案にも大筋合意した。会期幅に関しては、臨時国会の早期開催を条件とする方針を確認した。

 自民党が衆院予算委員長を野党に譲る意向を示したことを受け、X(旧ツイッター)では、ワード「委員長ポスト」が急上昇してトレンド入りした。ネット上では「なんでまた、一番重要な委員会を?」「おお!これはすごい」「どんな思惑があるの?田崎さん、解説してください」「野党が予算委員長のポストを握ることで重要審議の強行採決が不可能になります。与党がなぜ予算委員長ポストを譲ったのか疑問」「作戦ですか?でも意図が分からん」などの声が上がっている

 与党は5日の各派協議会で、4日間の会期のほか、召集日の11日に首相指名選挙を行う日程を提案。野党は予算委や政治倫理審査会を開くための十分な会期を求めていた。委員長人事については議運、予算両委員長の獲得に意欲を示していた。

 野党の国対委員長会談には立民に加え、日本維新の会、国民民主党、れいわ新選組、共産党、参政党、日本保守党、衆院会派「有志の会」が参加した。

3065OS5:2024/11/07(木) 12:44:52
前日
https://news.yahoo.co.jp/articles/0c13a8117dc2e7a5552d650705695c13f23a2f98
衆院委員長のポスト配分 自民案は議席変動反映せず 立憲が反発
11/6(水) 20:55配信

毎日新聞
衆議院側から見た国会議事堂=東京都千代田区で、平田明浩撮影

 衆院の委員長ポスト配分(計25人前後)を巡り、自民党が立憲民主党に対し、四つのポスト配分案を提示したことが6日判明した。衆院選前と同じポストで、立憲側は「衆院選での与党過半数割れや野党議席増が反映されていない」と反発。他の野党も自民案を拒否し、11日召集の特別国会を前に与野党の駆け引きが激化してきた。

 野党関係者が明らかにした。議院運営の実務を担う自民の村井英樹氏が6日、立憲の青柳陽一郎氏と国会内で会談し、17ある常任委員長ポストのうち決算行政監視委と懲罰委の二つを、前国会では8あった特別委員長ポストのうち沖縄北方委と拉致委の二つを立憲に配分する案を提示したという。

 これら4ポストは、種類、数とも衆院解散前と全く同じ。立憲は衆院選で議席を公示前の98から148へと約5割増やしたことを背景に、ポスト増に加え議院運営委や予算委などの重要ポストの配分を求めていたが「ゼロ回答」で、自民案をその場で拒否した。

 自民はその後、与野党の代表者が集まる各派協議会でポスト配分案を説明したが、野党側は一致して「全く話にならない」と断ったという。与党側は各派協議会を7日も開催したいと提案したが、野党側は「与党側から何らかの誠意ある案が示されない限り、出席できない」(立憲関係者)と反発している。【中村紬葵、池田直、森口沙織】

3066OS5:2024/11/07(木) 20:37:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/0dd0cfcf202d74e5145b4768c13d1531401eb7bb
どうなる大阪の自民トップ選び 衆院選惨敗で候補わずか3人…「党本部に委ねては」の声も
11/7(木) 19:08配信
産経新聞
近年の自民党大阪府連会長

10月の衆院選で惨敗した自民党大阪府連が、地元トップの会長選びに苦慮している。自民は府内19小選挙区のうち、国政で連立を組む公明党が候補者を立てた4小選挙区を除く15小選挙区で候補を擁立したが、現会長の谷川とむ氏を含む全員が日本維新の会の候補に敗れた。府連会長は府選出の国会議員から選ぶのが慣例ではあるが、該当者はわずか3人。自民内部からは「帯に短したすきに長し」といった声も漏れる。

府連所属の衆院議員は、10月の衆院選において比例代表で復活当選した島田智明氏(54)。参院議員には、それぞれ当選2回の太田房江氏(73)と松川るい氏(53)の2人がいる。

自民の元国会議員は「年功序列でよい」として太田氏を推す。ただ、来年改選を迎える太田氏が3選を目指す場合、自民大阪の再建を担う府連会長との両立は困難だとみる向きもある。派閥パーティー収入不記載問題で、214万円の不記載が確認されたこともネックだ。

松川氏については「女性かつ外交官出身の政策通であり刷新感がある」(別の自民元国会議員)との期待があるものの、太田氏同様にパーティー収入の不記載が発覚し、額は204万円に上る。昨年には、フランス研修中に「観光旅行」にみられかねない写真を交流サイト(SNS)に投稿して物議を醸した。ある自民府議は、問題を蒸し返される可能性を懸念。松川氏の起用には否定的な考えを示す。

そもそも府連会長には、衆院議員が優先的に選ばれるという暗黙のルールが存在するが、島田氏は今回初当選したばかりで経験不足が弱みとなっている。

谷川氏を当面続投させる案や府議を充てる案もあるが、府連会長が国会議員でない場合、党本部との連携や交渉に不安が残る。大阪選出の党所属議員が減っている状況を受け、党本部が昨年、再建に向けた「大阪刷新本部」を立ち上げた経緯を踏まえ「(判断を)党本部に委ねたほうがよい」(別の自民府議)との意見もある。

衆院選敗北の傷痕は深い。(沢田大典)

3067OS5:2024/11/08(金) 12:10:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/54d9767c67a2e63fe75f77496b959c9115604d90
衆院選広島3区の公明枠固定化、自民に懸念も 斉藤鉄夫国交相の公明代表就任で
11/8(金) 11:41配信


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コメント5件


中国新聞デジタル
国会議事堂

 斉藤鉄夫国土交通相の公明党代表就任で、地盤の広島3区を巡る自民、公明両党の候補者調整が再び焦点となる。2019年参院選広島選挙区の大規模買収事件を受け、自民党は最近2回の衆院選で候補擁立を見送り、公明党に譲った。1996年の小選挙区導入から事件以前の8回の衆院選で自民系候補が7回当選した選挙区で、公明枠が「固定化」されるとの懸念も自民側に出ている。

衆院選広島3区で当選した斉藤鉄夫氏

 公明党は21年衆院選で、比例中国ブロック選出の斉藤氏を「与党統一候補」として広島3区に送り込んだ。自民党広島県連が公募を経て3区候補者に決めた石橋林太郎氏は、比例中国ブロックに回った。

 次の衆院選の対応は、両党本部と両県組織の4者が協議して決めると合意していた。ところが公明党は23年1月、県組織での協議を経ずに斉藤氏を3区で公認。これを受けて自民県連は党本部に対し、石橋氏を将来の衆院選候補となる「3区支部長」にするよう重ねて求めている。

 斉藤氏が代表になれば公明党の「選挙の顔」になるのは確実だ。自民県連には「公明党は絶対に広島3区を譲らない」との見方が出ている。

 石橋氏はこの日、「支部長に私を早く選んでほしい気持ちは変わらない」と改めて強調した。斉藤氏は、報道陣に3区への対応を問われ「両党で話し合って決める。私はそれに従うだけ」と述べるにとどめた。

中国新聞社

3068OS5:2024/11/08(金) 14:20:00
>>2938
https://news.yahoo.co.jp/articles/7c6b2c4c987f2aa22510e29a2b4d0c07b90dc50e
明石市長の丸谷氏、西村氏陣営でマイク 「旧敵」応援に波紋 衆院選
11/8(金) 14:00配信

毎日新聞
衆院選開票前日、西村康稔氏(左)の隣で応援演説する丸谷聡子・明石市長=明石市のJR明石駅前で2024年10月26日午後7時43分、入江直樹撮影

 10月27日に投開票された衆院選の兵庫9区で、明石市の泉房穂前市長の後継、丸谷聡子氏が自民党派閥裏金事件を受けて非公認で戦い当選した西村康稔・元経済産業相の応援でマイクを握ったことが波紋を呼んでいる。丸谷氏にとって自民は前回市長選で推薦候補と争った「旧敵」だが、泉氏の支援で当選した市議らは立憲新人を応援し、仲間とたもとを分かつ形に。議会対応のみならず、国への要望活動にも影響が出そうだ。【入江直樹】



 ◇前明石市長派と亀裂「説明ない」

 開票日前夜、JR明石駅前で西村陣営が開いたマイク納め。ひときわ大きな拍手で迎えられた丸谷氏は、中学校でしか実現していない給食無償化に触れ「(西村氏は)必ず無料化をすると言ってくれた。国の財源でやってもらえるともっと市民のための施策ができる。国で再び働いてもらいたい」と声高に訴えた。

 数十メートル離れた場所では「泉氏の弟子」を自認した立憲新人、橋本慧悟(けいご)氏も演説をしていたが一瞥(いちべつ)もしなかった。

 選挙期間中は複数回、西村氏の集会や街頭演説で熱弁を振るった。その動画は陣営のSNS(ネット交流サービス)を通じて拡散。市民らから「橋本さんを応援しないの?」「政策を進めるなら自民の協力は必要だ」などと賛否が寄せられた。

 丸谷氏は取材に、2023年4月の市長選後、西村氏から「市長のやりたいことを実現するため協力する」と声をかけられたことを明かした。財務省や子ども家庭庁などへの要望活動を調整してもらったこともあったという。「日ごろお世話になっている現職。(応援は)市民目線のまちづくりを進めるために大事なことだ」と言い切る。橋本氏からは「(出馬の)相談も応援要請もなかった」とした。

 西村氏も当選翌日、記者会見で「(市長は)当選以来、何度も東京に来られ、いくつか仕事の手伝いをさせてもらった。関係は良好だ」と蜜月ぶりを強調した。そして「高齢者や子育て世代に優しいまちづくりなど自分も強い思いを持っているので応援したい」と連携を続けていく考えを示した。

 泉市政は暴言問題などを巡り、自民をはじめ主要会派と対立して混乱した。泉派の議員5人でつくる会派「市民の会」はその後継の丸谷氏を「与党」として支えてきた。中川夏望(なつみ)副幹事長は丸谷氏の行動について「(橋本氏の)応援をできないにしろ、せめて事前の説明はほしかった」と苦言を呈し、今後の会派の対応は「是々非々で臨む」と厳しい姿勢を見せた。

 一方、丸谷氏による西村氏への「接近」について、自民市議の1人は「泉氏の支援が期待できない中、西村氏に借りをつくっておけば対抗馬を立てられないと思ったはず」と、次期市長選への思惑があるとみる。だが「泉氏の後継には変わりない。市議団としては勝てる候補を立てるべく準備を進めていくことになるのでは」と語った。

 丸谷氏は市長選への画策について否定した上で「無所属市民派の市長であることは変わらない。批判はあるかもしれないが、市長としての務めは今後も果たしていくのでそれを見てほしい」と語った。比例で復活当選した橋本氏には「明石(のこと)で連携してもらえるなら力になってほしい」と呼びかける。

3069OS5:2024/11/09(土) 06:51:52
 ▽26区(5人)
◎108,174松原仁  68 元拉致相  無前(8)
✕068,568今岡植  36☆元財務省職員自新 推(公)
✕028,819和田正子 75 元大田区議 共新 
✕17,250藤田久美 46 デザイン業 参新 
✕14,602田淵正文 66 医師    無新 


 
新東京26区:目黒区、大田区西部


https://news.yahoo.co.jp/articles/a6440018bd3456071267f83adc3c11f8862ee2f7
“たたかう庶民派”松原仁氏 無所属の“危機感”、新天地開拓も「偶然」が追い風に 東京26区【衆院選2024】
11/9(土) 6:02配


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10月27日に投開票が行われた、第50回衆議院選挙。いわゆる“10増10減”で新設された選挙区の一つ、東京26区で当選を果たした無所属・松原仁氏(68)。地盤のない地域を含む新設区、かつ、無所属候補に課せられる“制限”がありながら盤石の勝利を収めた、“強さ”の理由を取材した。

■“制限”も多い無所属での出馬「町の中は公認候補のポスターだらけ…」

今回新設された東京26区は、大田区の一部と目黒区全域からなる選挙区だ。松原氏は区割り変更に伴う立憲民主党・東京都連の選挙区調整の過程で離党を決意。立憲民主党という後ろ盾を捨て、新設の26区で無所属候補としての活動を始めた。

26区のうち大田区は松原氏の地盤だが、目黒区は新天地。ほぼゼロからのスタートで、知名度を上げることが大きな課題となった。しかし今回、松原氏は「無所属」での立候補。実は無所属候補の活動には、意外な制限がある。

例えば、私たちが街中で目にする候補者のポスターにも、実はルールが存在する。政党の公認を得て立候補する場合には、候補者1人につき、最大で1000枚の“政党ポスター”を貼ることができる。“政党ポスター”と定められてはいるが、デザイン次第で候補者アピールの手段となる。

一方、松原氏のように、無所属議員の場合には当然“政党ポスター”は存在しない。そのため、ポスターは公設の掲示板にしか貼ることができず、無所属の候補者にとっては不利な状況となり得る。一般的に、選挙戦が近づくと党公認候補はポスターを貼る作業に勤しむ一方、無所属候補はそれまで街中に貼っていたポスターを“隠す”作業に追われることもある。松原陣営も、「町の中は他の候補者のポスターだらけで…」と選挙活動時を振り返る。ポスター以外にも、ビラやハガキの枚数などに制限があり、選挙活動の手段は限られてしまう。

しかし、結果的に次点の候補者と約39000票差をつけての当選となった松原氏。“制限”を乗り越えて、着実に知名度を上げたワケとは。


■陣営「ただ者ではない、気迫と運動量」 68歳でも磨きがかかる選挙活動

地理を把握することからスタートした目黒区では、とりあえず街中に飛び込む“どぶ板作戦”で着実に知名度を広げた。10月に入ると、目黒区を重点的に朝2時間と夕方4時間、あわせて1日6時間にもわたって駅前に立ち続けた。通勤時と帰宅時の両方に立つことで、有権者の印象に残す作戦だ。土日になると、長い時には1日4時間も自転車で選挙区を回った。実際、目黒区に住む筆者の知人も「あの人、いつもいる。ずっといる人だ」と話していて、こうした地道な運動が新天地でも「見たことがある、名前を聞いたことがある」という有権者を増やすことにつながり、着実に票が積み重ねられたと考える。松原氏の選挙戦を支える陣営の責任者ですら「ただ者ではない気迫と運動量。68歳の現在でも磨きがかかっている」と舌を巻いていた。

選挙期間中の取材では、松原氏本人からも“無所属”としての危機感を垣間見ることがあった。結果的に、その不安をパワーで押し切った選挙戦となったのではないだろうか。

3070OS5:2024/11/09(土) 06:52:09
■「じんじんソング」や突如バズったSNS ユニークな選挙スタイルとは

松原氏の選挙スタイルは、選挙カーでの活動にも特徴がある。「ジンジンジン 松原仁」という軽快なメロディ。大田区や目黒区、そして前回対象だった品川区に住む人なら、一度は聴いたことがあるのではないだろうか。この「じんじんソング」は、ドラゴンクエストシリーズなどを手がけた、すぎやまこういち氏によって作曲された。陣営は絶大な効果を感じているといい、まだ選挙権を持たない子どもでさえ、松原氏の名前を覚えるほどだという。

このような地道な選挙活動に加え、今回SNSも追い風となった。近年、SNSを利用しての選挙戦はメジャーであるが、松原氏の投稿は、特に反響の大きさが際立つ。これについて陣営に聞いてみると、きっかけは「偶然」のものだったという。一般の“国会ウォッチャー”によって偶然SNSに投稿された松原氏の論戦の動画が、600万回以上再生されるなど大きく拡散。これをきっかけにSNS上で松原氏への注目が跳ね上がったと陣営は分析する。公示日を前に投稿された決意表明は、なんと1万いいねを記録。公示前の1か月間にされた選挙活動に関する投稿では、平均約7000いいねを獲得するなど、注目度の高さが伺える。街頭活動中にも支援者から「投稿を見た」と声を掛けられるなど、陣営も反響を実感するほどとなり、SNS戦略をさらに強化することへと繋がった。偶然注目を浴びたSNSが起爆剤となり、無所属の壁を乗り越える一手となったように思う。

結果、松原氏は当選。2位以降の比例復活を許さないほどの票数を獲得した。地盤である大田区では、次点のほぼダブルスコアを得票する安定の強さ。一方、新天地である目黒区に着目すると、大田区に比べ、2位との差は縮まる。それでも、目黒区票の約10%にあたる12000票の差をつけて勝利した。

今回の衆院選は、候補者だけでなく、有権者にとっても怒涛の勢いで展開された。さらに新しい区割りとなったことで、馴染みのない名前が並び、投票先を迷う有権者も多かったのではないだろうか。「偶然」あの場所で見た、「偶然」名前を聞いたということが、いつも以上に大きな意味を為したように思う。そして、一票に繋がる偶然を生み出すため、様々な手段で展開された選挙戦が明暗を分けたと感じている。

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3071OS5:2024/11/09(土) 06:54:02
https://news.ksb.co.jp/article/15500640
衆院選中に自陣応援スタッフになぐられ…国民民主党の候補者が被害届を提出 岡山
2024/11/8 18:46
岡山
衆院選中に自陣応援スタッフになぐられ…国民民主党の候補者が被害届を提出 岡山
衆院選・岡山1区で戦った佐々木雄司さん
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 10月27日投開票の衆院選。その岡山1区で国民民主党の公認候補として戦った佐々木雄司さんが、選挙期間中に自陣の選挙応援スタッフに暴行されけがをしたとして、警察に被害届を提出したことを明らかにしました。

 佐々木さんによると、10月26日午前10時30分ごろ、赤磐市のコンビニ店駐車場で、先導車に乗っていた男性スタッフに胸を殴られ、全治10日のけがをしたということです。佐々木さんは11月1日に赤磐警察署へ被害届を提出したということです。

 また多くの有権者が行き来する場での騒ぎで、大きな影響があったとして、今後は選挙妨害での被害届提出も検討しているとしています。

3072OS5:2024/11/09(土) 08:00:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/2d6152dcd1bfd494052b47e1685c024316bf27ef
委員長ポストは野党結束し主導、自民が大幅譲歩強いられる…立民・野田代表「国会の風景変わる」 
11/9(土) 7:02配信

読売新聞オンライン
「議運」と引き換え 「予算」手放す
衆院の各派協議会に臨む与野党の議員ら(8日、国会で)=大金史典撮影

 衆院各派協議会での委員長ポストを巡る攻防は、野党主導で決着した。自民は強気の姿勢で交渉に臨んだものの、衆院選で与党が過半数を割り込んだことで大幅な譲歩を強いられた。今後、与党が厳しい国会運営を迫られることは必至だ。

【一覧表】与野党が合意した委員長ポストの配分

「満額回答」 「これから国会の風景が変わる。『これこそ国会審議だ』という改革を進めていきたい」

 立憲民主党の野田代表は8日の記者会見で、委員長ポストが大幅に増えたことを踏まえ、今後の国会審議に臨む意気込みを示した。

 11日召集の特別国会に向け、院の構成などを議論してきた衆院各派協議会は8日、常任・特別委員長などのポスト配分を決定した。計17の常任委員長ポストは衆院選前の「与党15、野党2」から「与党10、野党7」と大きく様変わりした。

 野党に割り当てられた七つのうち、五つを占めた立民幹部は「満額回答に近い」と満足そうに語った。

結束
 1日に始まった協議会では、自民は当初、強気の姿勢を崩さず、衆院選前と同水準のポストを要求。これに野党が反発し、議論は膠着(こうちゃく)状態に陥っていた。

 だが、与党が過半数を割り込んだ状態での交渉は、野党有利で進んだ。協議会での議論が決裂し、本会議採決に持ち込まれれば、野党が押し切れる算段が付いていたためだ。首相指名選挙では足並みがそろわない野党も、ポストの要求では結束しており、自民幹部は「初めから勝算のない交渉だった」と打ち明ける。

 国会での主導権を巡り、変化の象徴となりそうなのが予算委員長ポストの行方だ。自民は、法案を参院に送るために必要な本会議の開催を決める議院運営委員長を維持するのと引き換えに、予算委員長を手放した。国会運営に精通する立民の安住淳氏が委員長に就くことが固まっている。

 数あるポストのうち、立民は法務委員長も強く要求した。選択的夫婦別姓の導入を主張する立民は、別の委員長ポストを自民に返上してまでこだわったほどだ。公明党も導入に賛成の立場で、年明けの通常国会では議論が進展する可能性もある。

死守 立民は政治改革特別委員長も担うことが決まり、自民派閥の「政治とカネ」の問題で攻勢を強める構えだ。

 一方で、自民が「死守」したのが内閣委員長だ。重大なサイバー攻撃を未然に防ぐ「能動的サイバー防御」の導入に向けた関連法案の審議に備えた対応で、日米同盟の連携強化などの観点から与野党を問わず法整備を求める声が出ている。

 政府は臨時国会への法案提出は見送る方針だが、石破首相は7日、早期の国会提出に向けて作業を加速するよう平デジタル相に指示した。国民民主党の玉木代表も8日、東京都内で「法整備は我々も協力するので、急いでやるべきだ」と述べ、法案審議に協力する考えを示している。

3073OS5:2024/11/09(土) 08:00:53
憲法審会長に枝野氏…初の野党
 衆院憲法審査会長は立憲民主党に割り当てられ、枝野幸男元代表が就任することが固まった。憲法審査会長ポストを野党が務めるのは初めて。

 審査会は憲法を含め、情報監視、政治倫理の計三つある。自民、立民両党は委員長について「自民2、立民1」で配分することで合意した。立民は憲法か政治倫理のどちらかを譲るよう強く求めた。自民は政治倫理を渡した場合、派閥の「政治とカネ」を巡る政倫審の開催などで立民主導になることを懸念し、憲法を手放した形だ。

 衆院選の結果、改憲に前向きな勢力が、国会発議に必要な総定数の3分の2にあたる310議席を下回ったことも決断を後押しした。

 とはいえ、憲法改正は自民の「党是」で、党内からは早くも反発の声が出ている。自民の坂本哲志国会対策委員長は8日、党内の保守派の重鎮らに謝罪して回った。

額賀議長、続投 玄葉氏、副議長に
 衆院は8日、議院運営委員会に代わる各派協議会で、自民党の額賀福志郎議長を続投させ、副議長に立憲民主党の玄葉光一郎・元外相を選出することで合意した。11日召集の特別国会本会議で正式決定する。

 額賀氏は、安定的な皇位継承に関する与野党協議が継続中であることを踏まえ、続投となった。副議長は野党第1党から選ぶのが慣例となっている。玄葉氏は、民主党政権で外相のほか、国家戦略相などを務めた。

 額賀福志郎氏(ぬかが・ふくしろう)茨城2区。自民党政調会長、財務相。早大。当選14回。80歳。(自民、無派閥)

 玄葉光一郎氏(げんば・こういちろう)福島2区。外相、国家戦略相。上智大。当選11回。60歳。(立憲民主)

3074OS5:2024/11/09(土) 08:04:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/f8001b9b66e22367ea117a9c54b8c44c468b5d14
「お前も裏金議員だろ」衆院予算委員長に立民・安住氏就任へ 異例の野党からの抜擢も吹き荒れる「トラブルの過去」の逆風
11/8(金) 17:25配信

SmartFLASH
宮城4区で当選し、喜びをあらわにする安住氏(写真・共同通信)

 先の衆議院選挙で自民・公明の与党が過半数割れしたことから、衆議院に17ある常任委員会の委員長配分も大幅に変わりそうだ。

【画像あり】よく寝れたもんだ!裏金疑惑“渦中議員”の国会爆睡姿

「常任委員会は衆参それぞれ17あります。『内閣委員会』『総務委員会』『外務委員会』『財務金融委員会』などで、法案が本会議に出される前に事前審議をおこないます。国会議員は少なくとも一つの委員会に所属しなければならず、委員長は議席数に応じて各党に割り振られます。今回は与野党の話し合いの末に8つの委員長が野党に当てられるようです。

 野党議員が委員長になると、これまでよく見られた強行採決がなくなり『熟議』が期待できます」(政治担当記者)

 この常任委員会で「花形」と言われているのが、委員の数も最多の50人になる予算委員会だ。

「テレビ中継も入りますし、『予算委員会』と言っても議員のスキャンダルなど幅広いテーマが議論されますから注目度が高いんです。委員(議員)は質疑のときにパネルを使ったりするので目立ちます」(同前)

 この予算委員長を30年ぶりに野党が務めることになり、現在注目を集めている。委員長には、野党第1党である立憲民主党の安住淳前国対委員長が指名される見通しとなった。

「安住氏はNHK記者を退職して1996年の衆議院選挙で初当選、今回の選挙で10回目の当選を果たしました。民主党政権では財務相を務め、国会対策委員長も長かったことから白羽の矢が立ったのだと思います」(立憲民主党関係者)

 しかし、自民党の裏金問題が世間を騒がせていた2023年11月、安住氏にも、資金管理団体の2022年分政治資金収支報告書に、パーティー券30万円を購入した団体名と金額が記載されていなかったことが判明し、謝罪することになった。

「自民党の裏金問題を受けて、事務所が精査して見つかったそうです。安住氏は報告書を訂正したことを明らかにして、会見で『私の責任。申し訳ない』と記者団に語りました」(立憲民主党関係者)

 立憲民主党の今回の議席大増の背景には、自民党内の「裏金問題」が尾を引いたことは間違いない。それを受けて委員会の体制も大幅に変わろうとしているところに、同種の問題が露見していた安住氏が起用される……ここに“ちぐはぐ感”を抱く国民も多いようだ。Xには、驚きやあきれをあらわにするポストが多数投稿されていた。

《裏金議員と報道された安住氏が、平然と衆院予算委員長ってどういうこと?》

《立憲 予算委員長に安住氏の起用方針固める 何のギャグだ?》

《衆院予算委員長じゃなくて衆院裏金委員長になっちゃう》

《裏金議員が予算委員長かよ 委員会で自民党追及しようとしても『お前も裏金議員だろ』って野次飛ばされて審議不能になりそう(笑)》

 立民に早くも逆風か。野党第一党を見る国民のまなざしは厳しい。

3075OS5:2024/11/09(土) 08:10:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/c3f1d56796471a284b13aae7469e79e69b16cde6
自民、「虎の子」ポスト放出 難路の国会運営へ
11/8(金) 7:10配信

時事通信
国会議事堂=東京都千代田区

 特別国会の召集が11日に迫る中、衆院選で大幅に議席を増やした野党に押し切られ、自民党は17ある衆院常任委員長ポストの約半数を譲ることになった。

 予算案の審議を差配する予算委員長も含まれる。自民が「虎の子」のポストを手放したことで野党はひとまず矛を収めたが、石破政権は少数与党の現実をかみしめる格好となった。

 「選挙結果を真摯(しんし)に受け止めたい。国会のスムーズな運営のため受け入れた」。自民の坂本哲志国対委員長は7日、立憲民主党の笠浩史国対委員長と会談後、八つの常任委員長ポストを野党に割り当てる理由をこう説明。「足の引っ張り合いではなく、法案や予算の成立を心掛けることは合意した」と付け加えた。

 衆院選後に召集される特別国会は、議事を首相指名選挙などにとどめ、短期間で閉幕するケースが多い。今回、衆院で多数派となった立民など野党側は、石破茂首相がほごにした予算委員会審議などを要求。衆院選前は野党に二つだけだった常任委員長ポストの割り当てを「最低8」(立民国対筋)とするよう求めた。特に予算委員長と本会議の議事を仕切る議院運営委員長を重視する考えを伝えていた。

 委員長は選挙でも決められるが、与野党の話し合いで調整するのが通例。当初、難色を示していた自民も、立民の青柳陽一郎国対副委員長から委員長ポストも「全部選挙で決める段階に来ている」と迫られると方針を転換。6日夕から与野党協議が続き、自民の森山裕幹事長から助言を求められた同党ベテランは「議長と議運委員長だけは確保すべきだ」とアドバイスした。

 議事進行など委員長の権限は大きい。特に立民が委員長ポストを獲得した予算委員会は、政府予算案を含む国政全般を審議する与野党攻防の主戦場で、注目度も高い。「裏金議員の招致を予算委でやればいい」。野党議員は早速こうささやく。自民幹部も「リスクしかない。どこまで妥協すればいいのか」と政権運営の今後に強い懸念を示す。

 一方、政府関係者は「国民生活に直結する予算審議で野党もむちゃはできない。そんなことをしたら野党にもマイナスだ」と指摘。予算委員長ポストを握らせることで立民も一定の責任を共有するとの見立てだ。

 立民は予算委員長に国会運営の経験が豊富な安住淳前国対委員長を起用する方向。「われわれも問われる場面が増える」。立民ベテランは表情を引き締めた。

3076OS5:2024/11/09(土) 14:18:09
 ▽愛知1区(4人)

◎95,613河村たかし75 元名古屋市長諸元(5) ■日本保守党
✕48,304吉田統彦 49☆医師    立前(3)
✕43,381熊田裕通 60☆元総務副大臣自前(4) 推(公)
✕17,810山本耕一 47☆元教員   維新 




https://news.yahoo.co.jp/articles/2ab8186d285402dd9c0e20a527899e455e1a5477
票がとれなければ300万円没収…教師を辞めて出馬した落選候補が問いかける供託金制度【衆院選】
11/9(土) 8:00配信
メ〜テレ(名古屋テレビ)

選挙の立候補に必要な供託金ですが、10月に行われた衆院選でも得票が足らずに没収されるケースがみられました。落選した候補者からは制度自体への疑問の声も聞かれます。


 5日朝、名古屋市西区の地下鉄駅前で通勤する人たちに向け、あいさつをしていたのは山本耕一さん(47)。

 10月に行われた衆院選で日本維新の会から立候補しました。

 山本さんが戦った「愛知1区」は前職2人に加えて「選挙モンスター」の異名をもつ前名古屋市長の河村たかしさんら「強敵」が名を連ねました。

 河村さんが次点の候補の倍近い票を獲得し、他の候補の比例復活も許さない「圧勝」の結果に終わった愛知1区。

 山本さんは1万7810票を獲得しましたが、事前に預けていた「供託金」が没収されることとなりました。

「私の場合は衆議院選挙で小選挙区に立候補したので300万円でした。比例(重複)にも名前を載せてもらったので300万円。あわせて600万円かかりました」(山本さん)

有効投票数の10%下回れば「没収」
衆院選で落選した山本耕一さん

 山本さんが没収された「供託金」。

 総務省によりますと、「供託金」とは当選を争う意思のない人が売名などの理由で立候補することを防ぐために納める現金などのことです。

 衆院選の小選挙区の場合、300万円。選挙区内の有効投票数の10%以上であれば返還されますが下回れば「没収」となります。

 山本さんの場合、政党の公認候補として立候補したため供託金を含め、ある程度の費用は政党から支給されたお金で賄えたそうですが、選挙にかかる費用は供託金だけではありません。

 山本さんは印刷物や車、人件費など約200万円を自己負担しました。

「200万円でもご支援をいただかないと厳しい状況」(山本さん)

「1回は出られるが次が苦しい」
退職後はフードデリバリーの仕事で生活費を賄う

 山本さんは20年ほど教師をしていましたが、政治の道を志すために去年退職。

 生活費は貯金を切り崩しつつ、フードデリバリーの仕事で賄ってきました。

 山本さんは供託金制度については否定的な考えです。

「いろんな人が政治家にいるべき。お金持ちや経営者、弁護士や医者や私のように教師。生活が苦しい人も、それがわかるからこそ政治に反映できる。政治はそういうもの。幅広い人が政治家になるためにはお金のハードルはなくしたほうがいい」(山本さん)

 政党の支援を受けずに出馬した場合、300万円の供託金は「自己負担」となります。

「よく『それぐらいが払えないなら(選挙に)出るな』とか『人から借りられないの』と聞く。私のように公務員だと辞めないといけない。(仕事を)辞めて出馬すると1回は出られるが次が苦しい。それが平等かといわれると、私はそうは思わない」(山本さん)

供託金制度に専門家は―
愛知学院大学 森正 教授

 今回の衆院選、東海3県の小選挙区からは前回よりも20人多い87人が立候補し、供託金が没収されたのは山本さんを含め19人。

 前回の衆院選から5人増えています。

 選挙制度に詳しい愛知学院大学の森正教授。高額な供託金が立候補を阻むという指摘もあるといいます。

「数百万のお金をすぐ用意できない人もたくさんいるわけで、そうした人にとっては国会に出る、議会に出るといったかたちでの政治参加、これを妨げるといった批判というのはあると思う」(愛知学院大学 森正 教授)

3077OS5:2024/11/09(土) 14:18:32

「供託金制度を見直す時期に来ている」
東京都知事選のポスター(7月)

 さらに森教授は売名を防ぐために設けられたとされる「供託金制度」自体が、時代にそぐわなくなりつつあると指摘します。その例が7月の東京都知事選でした。

「選挙のポスターのエリアをある程度売りに出すとか。YouTubeなどと連動して、登録者を増やすことによって、お金を得るといったような選挙を使ったビジネスモデルのようなものが出来上がりつつあるというのが現状。供託金以上にそうしたかたちでお金を儲けてしまえば、売名を防ぐといった当初の目的は達成されない。供託金制度を見直す時期に来ていると思う」(森正 教授)

 売名を防ぐという、本来の目的のためには「供託金」以外の制度についても議論する時期にきているといいます。

「海外では供託金といったお金を納める制度の代わりに、有権者の一定程度の推薦があれば立候補できるといった仕組みがある。日本も目的にかなうといった制度であるならば署名制度も十分検討に値するのではないかと思う」(森正 教授)

3078OS5:2024/11/09(土) 14:19:34
https://www.asahi.com/articles/ASSC70628SC7OIPE00GM.html
賛否あれど注目集めた「河村マジック」 名古屋市長選、問われる評価
有料記事

国方萌乃 松島研人 野口駿2024年11月9日 7時00分
 強引な政治手法に批判がつきまとうが、「選挙モンスター」の異名のとおり、選挙で強さを発揮する。そんな河村たかし前市長の国政転身にともなう名古屋市長選が10日に告示される。名乗りをあげる候補者たちが意識するのは、圧倒的な知名度がある河村氏の存在だ。陰の主役ともいえる河村氏の何が市民を引きつけたのか。約15年におよぶ河村市政とは何だったのか。

 衆院選投開票日の10月27日、河村氏に1票を投じたという名古屋市中区の会社員女性(57)は、「庶民派」を掲げる河村氏の看板政策の一つである市長報酬の年800万への引き下げを念頭にこう語った。

 「自分の給料を下げて、軽自動車に乗って。1人でもああいう方がいれば、政治が変わるんじゃないですか」

 河村氏が「総理を狙う男アゲイン」と述べ、突然、国政(愛知1区)への転身を表明したのは10月初旬。見通しが立っていない名古屋城天守の木造復元化など、投げだし批判がくすぶるなかでの選挙戦だったが、河村氏は次点の立憲候補にほぼダブルスコアで圧勝した。

 自営業の男性(30)は、名古屋市長時代に退職金を受けとらず、国政でも減税政策を進めたいとする河村氏の主張は「わかりやすい」。

 就職で昨年名古屋に来た会社員男性(24)は、すでに河村ファンという。「何をやったのかはよく知らない」が、「自分の給料を減らしたり退職金をもらわなかったり。いいように見えちゃう」。

 一方で、河村氏の強烈なキャラクターに距離を置く人たちも。

 自営業の男性(60)は「作った名古屋弁でしゃべっている気がする。テクニックが見えすぎて好きじゃない」。会社員男性(41)は「面白いおっちゃん」と好意的だが、「キャラクターが前に出すぎて、どういうことをしたいのか入ってこない」と、ともに河村氏以外に票を投じたという。

問われる「河村マジック」の15年間
 賛否両面の立場から有権者の関心を誘う河村市政とは何だったのか。河村氏が一貫して示してきたのは、「庶民派」を掲げる自身と権力が対立する構図だ。

3079OS5:2024/11/10(日) 13:14:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/2e97e335c9e50e6ccb4199159d31e27af8eabd3a
金子前衆院議員のセクハラ問題で自民県連「離党せぬなら党が処分を」
11/9(土) 18:40配信

朝日新聞デジタル
小選挙区の落選が確実となり、支援者らにわびる金子俊平前衆院議員=2024年10月27日、岐阜県高山市、荻野好弘撮影

 衆院選岐阜4区で落選し、選挙運動員の女性へのセクハラが発覚した自民党の金子俊平前衆院議員(46)について、党岐阜県連は9日、金子氏が自ら離党しない場合、党紀委員会で処分を検討するよう党本部に上申する方針を明らかにした。

 県連会長の武藤容治衆院議員は同日、県議らが集まった岐阜市での会合で「今後は政治活動をしない、と金子氏から電話があった」と報告した。

 武藤氏によると、重複立候補した衆院選比例東海ブロックで次点となっていることについては、繰り上げ当選を辞退する意向を金子氏が示しているという。

 金子氏は次期衆院選の立候補予定者が務める岐阜4区支部長についても、再任を求めない意向だという。

 ただ、県連が促した自発的な離党については、返答がないという。村下貴夫・県連幹事長は「しばらく待っても返事が来なければ、党本部の党紀委員会に処分を求めたい」と取材に話した。(荻野好弘)

朝日新聞社

3080OS5:2024/11/10(日) 16:43:42
立憲前職で当選(比例含む)できなかったのは2人かな?

愛知1区:吉田統彦 河村たかし に食われた
鳥取2区:湯原俊二 共産が出馬した。隣の石破総理の影響

https://www.nnn.co.jp/articles/-/421242
湯原氏代表辞任へ 立民県連、衆院選結果受け
09:25
 立憲民主党鳥取県連の湯原俊二前衆院議員が、10月27日に投開票された衆院選の結果を受け、県連代表を辞任する意向を固めたことが9日、関係者への取材で分かった。湯原氏は鳥取2区の候補として立候補していた...

3081OS5:2024/11/10(日) 16:55:16
立憲元職で当選できなかったのは多分下記。
日吉と末次は頑張れよと・・・


高木錬太郎 埼玉15区(当選したのは比例下位のみ)
木村剛司  東京29区(新設区)
樋高剛   千葉県12区(当選したのは神奈川7区18区で)
高橋美穂  静岡1区(当選したのは北海道2区で)
日吉雄太  静岡7区
山本和嘉子 京都5区(当選したのは比例下位のみ)
萩原仁   大阪3区(当選したのは大阪2区で)
武内則男  高知1区(当選したのは比例下位のみ)
末次精一  長崎3区(区割り変更あり)  ←21年比例復活。23年補欠選落選

3082OS5:2024/11/10(日) 23:37:40
国民前職落選→無

国民元職落選
大熊利昭 東京12区(当選は東京2区)
井戸正枝 東京4区(当選は兵庫1区)
樽井良和 東京29区(当選は大阪16区)


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