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第50回衆議院議員総選挙(任期満了2025年)スレ

1名無しさん:2022/03/06(日) 16:41:15
第49回総選挙(2021年)
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1512569557/l50

第48回総選挙(2017年)
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1419422882/l50

第47回総選挙(2014年)
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1364563920/l50

第46回総選挙(2012年)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1252036284/l50

第45回総選挙(2009年)
その2 http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1240552224/l30
その1 http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1146286762/l30

第44回総選挙スレ(2005年)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1089950050/l30

152チバQ:2022/10/14(金) 00:09:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/629bd1f87fcc04d72e3aab29b10728b19152158e
公明・北側氏「わが党も挑戦」 10増10減で候補者擁立に意欲
10/13(木) 17:39配信


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産経新聞
公明党の北側一雄副代表は13日の記者会見で、衆院選挙区を「10増10減」する公職選挙法改正案が今国会で成立する見通しとなったことに関連し、選挙区での同党候補の擁立に向けて自民党と協議したいとの意向を示した。「わが党も挑戦していく。自民と協議になる」と述べた。

北側氏は自民党選挙制度調査会が同法改正案を了承したことについて「10増10減は自民、公明両党が推進した内容だ。当然のことだ」と強調。同時に「選挙制度そのものは、衆院であれ、参院であれ、絶対的なものはない」と指摘し、自民党がより良い選挙制度を目指して今後進める議論を「注視したい」と語った。

153チバQ:2022/10/14(金) 00:11:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/7720db1cef552d80bfc7dc9dabe32cc4ba5255df
10増10減「地方軽視だ」反対過熱 異例の事態も
10/13(木) 16:19配信

西日本新聞
自民党本部

 自民党は12日、衆院小選挙区を「10増10減」する公選法改正案の了承を取り付け、今国会中の成立にめどを付けた。地方の議員定数が減り続けかねない現行制度への不満が噴出する中、新たな制度導入を検討する場を党内に設けることを条件に、何とか合意にこぎ着けた格好だ。ただ、抜本改革には憲法が高い壁となって立ちはだかる。地方の声を国政にどう反映させていくか、重い課題も改めて浮かび上がっている。


 「大賛成という方はゼロかもしれない。大局的見地で了承いただいた」

 12日夕、自民党本部。前日に続き開かれた党内での法案審議を終え、報道陣の取材に応じた逢沢一郎選挙制度調査会長の表情には安堵(あんど)と苦悩がにじんでいた。

「地方軽視だ」反対過熱
 今回の区割り改定案は、人口比をより反映しやすくなる議席配分方法「アダムズ方式」を適用。長崎など地方の計10県が各1減となる一方、東京など都市部の5都県は計10増となる。制度上、国勢調査に合わせて5年ごとに区割りは見直されるため、将来的にも東京などの定数は増え続け、逆に地方は減ることが見込まれている。

 党内では、定数減となる県が判明した昨年以降、地方選出議員を中心に「地方軽視だ」「有権者も納得できない」などの反対論が過熱。「行司役」の細田博之議長が「3増3減」の独自案を持ち出し、たびたび口を挟む異例の事態にも発展した。

「新たな制度」と引き換え
 ただ、1票の格差を巡っては2009、12、14年の衆院選に関し、最高裁がいずれも「違憲状態」と判示しており、その是正は待ったなし。アダムズ方式は、16年に自民主導で成立させた関連法に基づく措置でもあり、「10増10減」の否定は「党利党略の自己都合」(党幹部)との批判を招く恐れもあった。

 このため、逢沢氏は12日昼、萩生田光一政調会長と面会し、新たな選挙制度を議論する場の設置を確認。この日の法案審議では、制度改正の議論を進めることと引き換えに、「10増10減」への異論を封じ込めた。

小選挙区制導入から26年
 ただ、新たな選挙制度の検討には曲折も予想される。1票の格差是正は、「法の下の平等」を保障した憲法14条が根拠となっており、「定数の問題は現憲法下では限界がある。行き着くところは憲法改正しかない」(閣僚経験者)との指摘も少なくないからだ。

 中選挙区制に代わり、1996年に現在の小選挙区制が導入されてから26年。逢沢氏は「想定以上のスピードで人口が減少し、地方の疲弊は目を覆うばかり。将来の日本に資する議論をしたい」と意気込むが、別の調査会幹部は「党内だけでなく野党との調整も必要。さまざま思惑も絡み合い難航必至だ」と話した。

 (黒石規之、金沢皓介)

154チバQ:2022/10/14(金) 18:14:46


3969 :チバQ :2022/10/14(金) 18:14:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/3fb168847b272afce686fbb4c07b3f67459829b6
後藤田正純衆院議員、徳島県知事選に含み
10/14(金) 16:59配信

JRT四国放送
後藤田正純衆議院議員は13日、四国放送の取材に対し2023年春の徳島県知事選挙について「私自身も県民の思いを受け止める必要がある」と述べ、自身の立候補も選択肢のひとつ、との考えを示しました。

10月13日、東京の衆議院議員会館で四国放送の取材に応じた後藤田正純衆議院議員は2023年春の徳島県知事選挙について次のように述べました。

「徳島がせっかくリセットする未来の10年20年を占う知事選だと思う。それにふさわしい経験人脈そういったものが発揮できる人がいなければ私自身もやはりしっかりその県民の思いを受け止める必要もあるのかなと思っている」。

また、知事選に出馬も含めて前向きに検討かという質問に対しては「私自身も含めて徳島のために今まで20数年の経験や人脈をそういうものを徳島のために活かしていくという思いも強くなっている」と述べ、自身の徳島県知事選挙への立候補に含みをもたせました。

155とはずがたり:2022/10/14(金) 21:47:52
〈独自〉「10増10減」で公明、4選挙区要求 自民と争奪戦必至
2022/10/14 19:57
石鍋 圭
https://www.sankei.com/article/20221014-S6RCYOLZFBOIJDSEIJCUURFJ6M/

衆院選挙区の定数が「10増10減」となる見通しの次期衆院選で、公明党が定数増となる1都3県の4選挙区で候補者擁立を目指し、自民党に水面下で協力を要請していることが分かった。複数の与党関係者が14日、明らかにした。公明は現在の衆院選挙区9議席からの上積みを図り、党勢拡大につなげたい考え。ただ、自民側が選挙区を譲ることに反発するのは必至で、両党の調整は難航を極めそうだ。

政府は近く「10増10減」を反映した公職選挙法改正案を閣議決定し、臨時国会に提出する方針だ。成立すれば選挙区は東京で5、神奈川で2、千葉、埼玉、愛知で各1増える。

公明はこのうち、神奈川を除く東京、千葉、埼玉、愛知の1都3県でそれぞれ新たに1議席を狙う。候補者を立てる具体的な選挙区は検討中だが、自民側にはすでに地方組織を通じて協力を要請しているという。

公明はかねて定数増地域への進出に意欲を示していた。石井啓一幹事長は14日の記者会見で「自民との調整も行いながら、選挙区が増える地域で積極的な擁立を検討していきたい」と語った。

7月の参院選で公明は、比例代表の得票数を昨年の衆院選より約100万票減らした。衆院選挙区の候補者を増やす選択肢は、党勢回復の面からも譲れない状況だ。

これに対し、自民側はすべての新設選挙区での候補者擁立を基本とする。自民中堅は「有権者に『自民党』という選択肢を示す義務がある。友党とはいえ簡単にどうぞとはいえないだろう」と語る。党幹部の一人も4選挙区を掲げる公明の要求に「高い山だ」と漏らす。

実際、両党の協議は熾烈を極める公算が大きい。昨年の衆院選では、広島3区に公明の斉藤鉄夫国土交通相が立ち、自民が推薦した。同区を地盤としてきた自民元議員が絡む公職選挙法違反事件に伴う措置だったが、選挙区を譲るよう要求する公明に対し、自民は猛反発。協議は難航し、与党間に大きなしこりを残した。

今後の両党の協議では、選挙区を譲り渡すことを拒む自民に対し、公明が選挙協力体制の見直しをちらつかせる可能性もある。公明幹部は自民との選挙区調整について「(国家安全保障戦略など)戦略3文書の改定をめぐる自公協議よりも血みどろの争いになる」と言い切る。(石鍋圭)

156チバQ:2022/10/15(土) 16:37:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/9d3d97e3528f5edce99873364260e2cd77568096
自民、地盤争い激化へ 「10増10減」成立にめど〔深層探訪〕
10/15(土) 8:28配信


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時事通信
自民党選挙制度調査会などの合同会議であいさつする逢沢一郎調査会長(中央奥)=12日午後、東京・永田町の同党本部

 衆院小選挙区の「1票の格差」是正のため定数を「10増10減」する政府の公職選挙法改正案は、今国会で成立する見通しとなった。自民党では区割り変更を迫られる議員らから異論が噴出したが、了承しなければ世論の批判は避けられないとみて執行部が反対派を説得した。党内では成立を見据え、「地盤争い」が激化しそうだ。

 ◇水面下で反対派説得
 「時間切れだ」。2日間にわたった自民党選挙制度調査会などの合同会議で反対論を唱えた議員の一人は12日、改正案が了承されると観念したようにこう漏らした。11日の議論では「地方の議席削減はおかしい」「地元で反対がある」などの意見が相次ぎ、結論を持ち越した。だが、2日目は1時間余りの議論であっさり決着した。

 同調査会長の逢沢一郎氏は反対派の理解を得るため、選挙制度の抜本改革の議論を萩生田光一政調会長に12日に要請。党幹部は水面下で、今回の制度改正は固定化しないと反対派を説き伏せた。法案の扱い次第では、野党が岸田内閣不信任決議案を提出する構えも見せていた。

 改正案がまとまるまでには、与野党の10年以上にわたる議論の積み重ねがあった。最高裁は2011年、1票の格差の主因とされる議席配分方式「1人別枠方式」の見直しを要請。曲折の末、16年の法改正で「アダムズ方式」が導入され、東京など都市部の議席を10増やす一方、福島など10県で1ずつ減らす10増10減に道筋が付いた。

 自民党は定数是正で最も割を食うとされ、党内の抵抗もそれだけ強かった。だが、16年の法改正に賛成したとあって、党幹部は「自分たちで決めた議席配分を拒めば、ご都合主義との批判は免れない」と懸念を深めていた。

 ◇幻の「8増8減」案
 もっとも、執行部もすんなりまとまったわけではない。関係者によると、茂木敏充幹事長は当初、議席減の対象から滋賀、岡山両県を外す「8増8減」案を主張。将来推計人口に基づく衆院調査局の試算で、両県は30年に再び1議席増える可能性が高いため、混乱を避けるとの理由で茂木氏が提唱したという。

 だが、9月16日に岸田文雄首相と萩生田氏、森山裕選対委員長の3人が膝詰めで茂木氏を説得。同案は最終的に取り下げられた。

 一方、「選挙博士」の異名を取る細田博之衆院議長は、影響を最小限に抑える「3増3減」案を唱えた。細田氏本人は世界平和統一家庭連合(旧統一教会)問題で批判を浴びているため、最近は表立った言動を控えているものの、反対派は最後まで細田氏案にこだわった。

 ◇関心は候補者調整に
 改正案には公明党や立憲民主党が賛成しており、政府が来週にも提出、早期に成立する可能性が高い。このため、与野党議員の関心は早くも、10増10減を前提にした候補者調整に移りつつある。

 自民党で焦点となるのは、選挙区が1ずつ減る10県のうち、有力者がひしめく和歌山と山口だ。ともに欠員が出ていて来春にも補欠選挙が行われる見通しで、調整は複雑さを増している。一方、公明党は東京などで新たな候補擁立を狙っており、与党内で摩擦が生じる可能性もある。

 自民党内では「候補者調整にめどが付かなければ、首相の衆院解散権は事実上縛られる」(関係者)との指摘もある。候補者調整について党幹部は「慎重かつ丁寧に、しかし、できるだけ早く済ませたい」と語る。改正案成立にめどが立ち、水面下の駆け引きが激しさを増す見通しだ。

157チバQ:2022/10/15(土) 16:50:00
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/745113/?rct=n_politics
石狩市民「後志と一緒と言われても…」 「数字合わせ」の道4区編入に戸惑い
10/14 05:00
石狩市民「後志と一緒と言われても…」 「数字合わせ」の道4区編入に戸惑い
 【石狩】次期衆院選から小選挙区定数を「10増10減」する公職選挙法改正案が今国会で成立する見通しとなり、選挙区の区割りが道5区(札幌市厚別区、石狩管内)から道4区(同市手稲区、西区の一部、後志管内)に編入される石狩市の市民に戸惑いが広がっている。

■署名活動も実らず

 市民生活は、買い物や通勤通学などで札幌圏と密接にかかわっている。このため市民は今回の区割り改定に困惑する。札幌に通勤していた経験がある森幸二さん(70)は「後志と一緒と言われてもピンとこない。選挙区ごとの人口の偏りはあるが、数字だけ合わせられた感覚」と話す。花川南の女性(71)は「浜益から後志までの選挙区は広すぎる。地域の意見が国に届くとは思えない」と懸念した。

 区割り改定案が示された後、石狩市や石狩商工会議所などは期成会を設置。国に再考を求める署名を7〜8月に管内で集め、2万筆余りを総務省と自民党本部に提出して意思を示した。それだけに期成会会長の加藤龍幸市長は「署名は軽いものではない。非常に残念だ」と話す。

 石狩市議会は6月、国に区割り勧告案の是正を求める意見書を可決。花田和彦議長と片平一義副議長は管内の他の議会にも協力を求めてきた。道4区に移ることが確定的になり、花田議長は「これまで地域一丸となって地元の衆院議員を通じて政策を要望し、まちづくりを進めてきた。地元とのパイプ役づくりをまたゼロから始めなくてはならなくなる」と語った。

 一方、「一票の格差」是正のため、今回の区割り改定を評価する声も。花川北の石井滋朗さん(80)は「憲法で定められた平等性は守られるべきだ。後志になじみがないのは確かだが、これから距離を縮めていけばいいのでは」と話した。(今関茉莉)

158チバQ:2022/10/18(火) 19:28:24
https://news.goo.ne.jp/article/mro/region/mro-181865.html
夏の参院選石川選挙区で落選した立憲民主党・小山田 経子氏が次の衆院選出馬へ…前回空白の“石川2区”で雪辱狙う
2022/10/18 19:05MRO北陸放送

夏の参院選石川選挙区で落選した立憲民主党・小山田 経子氏が次の衆院選出馬へ…前回空白の“石川2区”で雪辱狙う

夏の参院選石川選挙区で落選した立憲民主党・小山田 経子氏が次の衆院選出馬へ…前回空白の“石川2区”で雪辱狙う

(MRO北陸放送)

立憲民主党は夏の参議院選挙・石川選挙区に党公認で出馬した小山田 経子(おやまだ・つねこ)氏を、次の衆議院選挙石川2区の立候補予定者とすることを決めました。県連は空白となっていた2区で雪辱を果たしたい考えです。

立憲民主党は18日午後に常任幹事会を開き、次の衆院選・石川2区の立候補予定者となる「石川2区総支部長」に小山田 経子氏を充てることを承認しました。小山田氏は山口県出身の44歳、今年4月の参院補選と7月の参院本選に出馬しいずれも落選、現在は小松市内に住居を移しています。


夏の参院選で落選した小山田経子氏(今年6月)
旧民主系にとって石川2区は、小選挙区制が導入された1994年以降、自民党に全敗の“鬼門”で、去年の衆院選でも候補者を擁立できませんでした。

近藤 和也県連代表は北陸放送の取材に対し「今まで2区の有権者の期待に応えられず申し訳なかった。ここからいよいよスタートという気持ち」とコメントしています。


立憲民主党県連・近藤 和也代表

159とはずがたり:2022/10/19(水) 15:08:22

ここは国民党から出すのが順当だし,普通なら全トの了解の元で擁立していそうなものだけど。。
>同選挙区で圧倒的な影響力を持つトヨタ自動車労組の動向が注目される。

【独自】衆院愛知11区に丹野みどりさん擁立へ 国民民主
2022年10月19日 13時22分 (10月19日 13時24分更新)
https://www.chunichi.co.jp/article/566479

 国民民主党は19日、国会内で両院議員総会を開き、衆院愛知11区(愛知県豊田市など)に、フリーアナウンサーの丹野みどりさん(49)を擁立することを決めた。同党と関係が深く、同選挙区で圧倒的な影響力を持つトヨタ自動車労組の動向が注目される。
 同選挙区では、トヨタ労組が昨秋の衆院選で、2003年から6回連続当選していた古本伸一郎さん(現愛知県副知事)の擁立を見送り、自民党が議席を回復している。
 丹野さんは、今年の参院選岐阜選挙区に国民民主党から立候補し、落選した。

160チバQ:2022/10/19(水) 15:18:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/db015830db7036578cac47112a582a615375d451
岸家と安倍家で同時に跡目問題 山口の選挙区定数1減で安倍家の“お家断絶”に現実味
10/19(水) 7:15配信

NEWSポストセブン
山口3区には林芳正氏もいる(時事通信フォト)

 10月15日に行なわれた山口県民葬で安倍晋三・元首相の一連の追悼セレモニーが終わった。祖父の安倍寛・元代議士、父の安倍晋太郎・元外相、そして安倍氏と戦後政治に大きな足跡を刻んできた安倍家だが、安倍氏に子供はなく、後継者は決まっていない。

【写真】ラミネートした紙、他の告知も重なるUZU「閉店のお知らせ」。木目調のドアに。他、長いパールネックレス姿の安倍洋子さん

 来年4月には安倍氏の死で空席となった衆院山口4区の補欠選挙が行なわれる。昭恵夫人が固辞していることから、自民党県議などが後継出馬に意欲を見せている。

 このまま安倍家は後継者を立てないのだろうか。だが、身内から後継者を出すことを諦めていない人物がいる。“安倍家のゴッドマザー”と呼ばれる洋子夫人だ。

「私は孫を立てます」。洋子夫人が安倍氏のお通夜(7月)の席で弔問に訪れた安倍派議員にそう語ったことが派内に伝わっている。

安倍家の地盤が消滅
 安倍氏の生い立ちを描いた『安倍晋三 沈黙の仮面』の著者で安倍家を長年取材してきた政治ジャーナリスト・野上忠興氏は洋子夫人の思いをこう読み解く。

「洋子さんは若い頃から父・岸信介元首相の選挙応援に立ち、安倍晋太郎氏に嫁いでからは多忙な夫の代わりに選挙を仕切ってきた。実家の岸家と婚家の安倍家の政治的血脈を絶やさないことを最大の使命だと考えてきた人物です。

 だから晋太郎氏が亡くなると地盤の下関を中心とする4区を次男の晋三氏に継がせ、次は岸家に養子に出した三男の信夫氏を説得して政界に出し、岸家の本拠地の田布施町がある山口2区から当選させて岸家を復興させた。晋三氏の後継者に『孫を立てる』という洋子さんの言葉は、夫と父の政治的血脈をここで途絶えさせるわけにはいかないという執念を感じさせる」

 洋子夫人の孫は4人。長男の寛信氏に一男一女、三男の岸信夫氏に二男がある。

「洋子さんは以前から寛信氏の長男を安倍氏の後継者にしたがっていたが、本人が政治家になることを固辞したため、最近では岸信夫氏の長男で防衛大臣秘書官を務めた信千世氏に、ゆくゆくは安倍氏の跡をという考えに傾いていたようです。ところが、信夫氏の体調悪化が表面化し、そこに晋三氏の急死が重なって岸家と安倍家で同時に跡目問題が生じた。信千世氏が父の地盤を継ぐことになれば、安倍家の跡目がいない」(野上氏)

 さらに安倍家にとって状況が悪いのは、衆院の定数是正で次の総選挙から山口県は定数1減となり、現在の4選挙区から3選挙区へと再編されることだ。

 保守王国の山口は1区が高村正大氏、2区は岸信夫氏、3区に林芳正氏、そして4区が安倍氏と再編後は自民党が独占してきた。現職4人が3選挙区を奪い合う椅子取りゲームが起こるはずだったが、安倍氏の死で現職が3人に減った。

 山口の自民党県連関係者がこう言う。

「来年4月の補選までは旧選挙区のまま行なわれるが、安倍家が補選に身内から後継者を立て、その後の選挙区再編で県内3つの選挙区のうち2つを同じ一族の安倍家と岸家で取ろうなんて有権者の理解を得られるはずがない。

 安倍家の地盤を無理に一族に継がせるのではなく、新1区は高村氏、新2区が岸家、新3区に林氏で調整するのが一番まとまりがいい。その場合、4区の補選で当選した議員は次の総選挙で比例に回ることになる」

 安倍氏の祖父・寛氏以来の政治の名門・安倍家はいよいよ“お家断絶”の運命か。

※週刊ポスト2022年10月28日号

161岡山1区民:2022/10/19(水) 16:27:49
https://cdp-japan.jp/news/20221018_4685

石川2→小山田経子氏
岡山1→原田謙介
岡山5→はたともこ
福岡1→不在(坪田は県議選へ)

162とはずがたり:2022/10/19(水) 20:29:52

ソース不明

https://twitter.com/3Obtb/status/1582676049707823106
かがわな
@3Obtb
【速報】
#深作ヘスス 氏、#国民民主党 公認で新神奈川19区から出馬へ。
午後7:12 ・ 2022年10月19日
・Twitter for iPad

163名無しさん:2022/10/20(木) 11:03:18
安田真里とか黒田奈々は再利用されてるな。
関西や九州みたいな国政当選無理ゲーな地域は撤退するか市町村区議からコツコツ増やしていくしか無いと思う。

164チバQ:2022/10/20(木) 14:37:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/0deb352a32ace49513d08c1d9f7de4cd35a547cb
衆院鹿児島2区 自民後継 保守分裂含み 国替え?保岡氏(比例)と現職・三反園元知事、激しい争いに
10/20(木) 14:00配信


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南日本新聞
保岡宏武氏(左)と三反園訓氏

 政界引退の意向が19日明らかになった自民党の元衆院議員金子万寿夫氏(75)は、鹿児島2区の後継に自民現職で衆院比例九州の保岡宏武氏(49)を「希望」するとみられる。呼応するように同1区を拠点にする保岡氏も2区内のイベントなどに姿を見せることが増え、今後は2区選出の無所属現職で自民入りを目指す三反園訓氏(64)との間で、保守分裂含みの激しい争いが予想される。

【写真】金子万寿夫氏

 金子氏は前回2021年10月の衆院選で三反園氏に敗れた後も、今夏の参院選鹿児島選挙区で現職野村哲郎氏(78)らを支援するなど活発に政治活動を継続。周辺には「衆院選から1年が一つの節目」とも語っており、引退するタイミングを探っていた。

 党2区支部長のポストを手放さなかったのは、保岡氏の国替えを見越した配慮とされる。

 保岡氏を推すのは自民現職であることはもちろん、秘書として仕えた父・興治氏の元々の地盤が奄美群島で、2区との縁が深いためだ。金子氏の関係者は「次の衆院選まで時間があるうちに(保岡氏の)足場固めができれば」と明かす。

 保岡氏の支援者には「1区の後援会を整理せずに2区に移るのは筋が通らない」といった声がある一方、1区の自民現職、宮路拓馬氏(42)が10万票超を獲得した前回衆院選を念頭に「1区で自民公認を狙うのは現実的に難しい」と容認する意見も聞かれる。

 2区支部長は次期衆院選の公認候補予定者が就くため、改めて選任されるとみられる。ただ、保守分裂した前回衆院選のしこりが残っているとして、「自民が一枚岩になれるまで支部長は置かないだろう」といった観測が流れている。

 一方、1区は保岡氏が国替えした場合、宮路氏と立憲民主党の元職川内博史氏(60)の与野党対決の構図が鮮明になる。

南日本新聞 | 鹿児島

165チバQ:2022/10/20(木) 14:37:36
https://373news.com/_news/storyid/164671/
元衆院議員の金子万寿夫氏が政界引退へ 鹿児島2区の後継巡る動き加速か
2022/10/20 07:15

金子万寿夫氏
金子万寿夫氏
拡大拡大
 昨年秋の衆院選で鹿児島2区から出馬し落選した自民党元職で同区支部長の金子万寿夫氏(75)が次期総選挙に立候補せず、政界を引退する意向を19日、党幹部に伝えた。近く記者会見して正式表明する。

 同区では、金子氏を破った無所属で前知事の三反園訓氏(64)=1期=が自民入りを希望。同じく比例で初当選した自民の保岡宏武氏(49)も小選挙区へくら替えの構えを見せ、後継の前提となる同支部長職を巡る動きが活発化する。

 金子氏は19日、県連会長で党選対委員長の森山裕氏(衆院鹿児島4区)と国会内で会談、身を引く意向を伝えた。支部長職の取り扱いについても意見を交わしたとみられる。

 金子氏は取材に、自身が秘書を務めた元法相保岡興治氏=2019年死去=の長男宏武氏への支援には触れず、「記者会見で説明する」と述べるにとどめた。森山氏は「現時点では何も言えない。ご本人の会見を待ってコメントする」と語った。

 金子氏は瀬戸内町出身。同町議などを経て1991年県議に初当選。6期の在任中、議長を8年務めた。2014年、徳田毅氏の辞職に伴う旧鹿児島2区の補欠選挙に出馬し国政に転身、3期務めた。

166チバQ:2022/10/20(木) 14:38:01
https://373news.com/_news/storyid/163767/
衆院鹿児島2区 「ヤスミタ合戦」勃発か 自民公認巡り、比例・保岡氏と元鹿児島県知事・三反園氏がつばぜり合い
2022/10/03 07:25

三反園訓氏(左)と保岡宏武氏
三反園訓氏(左)と保岡宏武氏
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 昨秋の衆院選から間もなく1年。関係者の間で、無所属新人の三反園訓氏(64)が自民現職の金子万寿夫氏(75)を破った鹿児島2区に注目が集まっている。衆院選公認の前提となる支部長職にとどまる金子氏の去就を巡り、自民入りをうかがう三反園氏と、比例で初当選し小選挙区へのくら替えを視野に入れる自民の保岡宏武氏(49)がつばぜり合いを演じているからだ。かつての「保徳戦争」になぞらえ、“ヤスミタ合戦”とささやかれる闘いが水面下で進んでいる。

 9月29日、三反園氏は自民党本部近くのビルに姿を見せた。二階俊博元幹事長が会長を務める志帥会(二階派)の定例会合に出席するためだ。無所属で国会質問の機会がほとんどなく、地元回りを重視する三反園氏にとって数少ない都内での公式の場だ。

 特別会員となった3月以降、二階氏とは定期的に面会。「記者時代から世話になっており、地元要望を含め相談させてもらっている」と話す。二階氏も「将来性がある」とした上で、「(早期の)自民党入りもそんなに難しくないんじゃないか」と持ち上げた。

■□■

 「小選挙区で戦いたい」。現職宮路拓馬氏と1区公認を争い、比例に回った保岡氏はこう強調する。念頭にあるのは父興治氏=2019年死去=の出身地・奄美を含む2区だ。興治氏の元秘書を務めた金子氏と気脈を通じ、周囲も「宏武氏なら理解を得やすい」。2区内に事務所を構える方針で、「次期総選挙への布石」とみられている。

 後見人を務めるのが、保岡氏の祖父が所属した宏池会(岸田派)の流れをくむ有隣会(谷垣グループ)を率いる遠藤利明氏。党選対委員長、総務会長を歴任する実力者は、昼夜問わず党務に当たる保岡氏の働きを評価し、「小選挙区から立つにふさわしい期待の若手」と太鼓判を押す。自民重鎮の一人は「二階派と距離を置く岸田-遠藤ラインは保岡支持だろう」と解説する。

■□■

 かつて知事を務め知名度抜群の無所属と、党所属の1期生がにらみ合う「ヤスミタ合戦」が動くのは、金子氏が政界引退を発表するタイミングというのが周囲の一致した見方だ。保岡氏を後継に据える考えとされる金子氏が引き際を見誤れば「三反園氏に入り込むすきを与える」(自民ベテラン)という声もある。

 支部長選考に影を落とすのが、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)問題と政権支持率の急落だ。保岡、金子両氏とも関連団体と接点があったとされる。問題が長引き政権求心力がさらに衰えれば、反岸田派の反転攻勢が考えられ、状況は一層複雑になる可能性がある。

 金子氏は取材に「2区の今後について協議を始める時期にきている。出処進退は近く明らかにする」と話した。

167岡山1区民:2022/10/20(木) 16:22:15
>>162
https://new-kokumin.jp/election
新愛知16区にも擁立

168チバQ:2022/10/20(木) 21:41:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/2df34db32f43f8f6cc501ecb25dd5c261990e758
元CBCアナウンサーが公認候補 国民民主党が早くも衆院選に向けて愛知11区、新16区に候補擁立
10/20(木) 18:18配信


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テレビ愛知
国民民主党は10月20日、衆議院・愛知11区の公認候補としてCBCの元アナウンサー丹野みどりさんを擁立すると発表しました。

愛知11区は去年の総選挙でトヨタ労組の組織内候補だった古本伸一郎さんが出馬を見送り、自民党が議席を獲得しています。

丹野さんは前回の参院選に岐阜選挙区から立候補し、落選しました。

この他、国民民主党は新たにできる愛知16 区に日赤愛知医療センター名古屋第二病院の医師、福田徹さんを擁立することも合わせて発表しました。

愛知のニュース

169チバQ:2022/10/22(土) 09:46:52
https://www.asahi.com/articles/ASQBP667PQBPUTFK017.html
自民「内憂外患」 選挙区調整の難航必至 10増10減法案成立へ
有料記事自民公明

磯部佳孝2022年10月21日 19時30分
一票の格差是正に向けて衆院小選挙区を15都県で「10増10減」する公職選挙法改正案が、今国会で成立する見通しになった。自民党にとっては「内憂外患」の状況で、連立を組む公明党からは定数が増える都市部での選挙区進出の打診を水面下で受け、定数減の地域では党内の候補者調整という難題を抱えている。

 今後、本格化する候補者調整の実務を仕切る森山裕選挙対策委員長は21日、都内の講演で候補者調整を急ぐ考えを強調した。区割りの見直しが25都道府県の140選挙区に及ぶことに触れ、「誰が戦うのかを明確にしておかないと、総理の解散権を縛るというところまではいかなくても、非常に窮屈な思いをされるのではないか」と語った。

 だが候補者調整は、自民にとって極めて難しい課題になる。その一つ目のハードルが公明との調整だ。

 複数の自民幹部によると、定…

170チバQ:2022/10/24(月) 19:24:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/dfc07950511aec9f5e4d955db48c267f9af82684
金子万寿夫氏 引退へ 鹿児島2区後継は? 保岡氏、三反園氏名乗り
10/24(月) 19:18配信

MBC南日本放送
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MBC南日本放送

衆議院比例代表九州ブロック選出で自民党の保岡宏武さんが、次の衆議院議員選挙では鹿児島2区から出馬する意向を固めたことが分かりました。

自民党鹿児島2区の支部長を務める金子万寿夫さんが政界を引退する意向を示す中、2区の現職で自民党入りを目指す三反園訓さんと保岡さんとの後任争いが熱を帯びそうです。

(自民党 金子万寿夫・前衆議院議員)
「引退、そして、次の選挙には立候補しないという意向を伝えた」

今月20日、前の衆議院議員で自民党の金子万寿夫さん(75)が、政界から引退する考えを示しました。次期衆院選で党公認の前提となる鹿児島2区の支部長も辞任することになり、後任人事に注目が集まっています。

2区支部長の後継を巡り、名前があがっているのが、衆議院比例代表九州選出で自民党の保岡宏武さん(49)です。

(自民党 保岡宏武・衆院議員)
「(金子さんには)長年おつかれさまでした(と声をかけたい)。正式な発表を待ってコメントするのが、順番だろうと思う」

保岡さんは3年前に亡くなった保岡興治・元衆議院議員の長男で、金子さんはかつて興治さんの秘書を務めていました。去年の衆院選では鹿児島1区からの出馬を希望しながらも、比例九州単独に回り、初当選しました。

関係者によりますと、次の衆院選では、父・興治さんがかつて地盤とした奄美を含む鹿児島2区から出馬する意向を固めたということです。

(自民党 保岡宏武・衆院議員)
「比例区ではなく、選挙区から出たいという気持ちはある。国政報告会を開いてきたが、そこでも伝えてきた」

そして、もう一人、自民党2区の支部長に意欲を見せているのが、去年の衆院選で金子さんを破り、初当選した無所属の三反園訓さん(64)です。

(無所属 三反園訓・衆院議員)
「国会議員に当選して1年。さまざまな課題に取り組んできた。いろいろな人たちの話を聞いて、どう対応すればいいのか、今取り組んでいる」

三反園さんは今年3月、テレビ記者時代から親交のある自民党の二階俊博元幹事長が率いる二階派に入り、自民党入りを目指しています。

(無所属 三反園訓・衆院議員)
「一致結束、二階派軍団みたいなかたちで、みんなで助け合うんだというかたちで、派閥活動をやっているので、私にとってはありがたい」

奄美大島など鹿児島2区の選挙区内で顔を合わせることも多い2人。保岡さんは父・興治さんが築いた党内人脈を引き継ぎ、党所属議員としての存在感を強調します。

(自民党 保岡宏武・衆院議員)
「自民党には三反園さんは今現在、所属していないことは間違いないこと。私はもちろん自民党所属の国会議員だし、チームプレー。議員活動はチームとして自分ができることを、つかさつかさで取り組むことに尽きる」

三反園さんは保岡さんの去就について言及しないものの、2区の支部長就任に意欲を見せています。

(無所属 三反園訓・衆院議員)
「私はお願いするという立場。三反園訓、それにふさわしいよと。お前しかないじゃないかと。そう思ってもらえるために、今は全力で仕事に取り組みたい」

金子さんは、次の2区の支部長について具体的な人選については明言しておらず、26日の引退会見での発言が注目されます。

衆院選鹿児島2区の行方を占う支部長にだれが就任するのか。水面下の争いは活発になりそうです。

MBC南日本放送 | 鹿児島

171チバQ:2022/10/25(火) 07:47:39

麻生将豊
麻生彩子
https://news.yahoo.co.jp/articles/9dea144ff8e5d2f9ae67709e8b75b8b1f488e3b1
初の女性総理も狙える…麻生元総理の「東大卒の娘」 が後継者に急浮上
10/25(火) 7:37配信



現代ビジネス
長男で決定、と思いきや

 9月で82歳を迎えた麻生太郎自民党副総裁。長男の将豊氏(37歳)が日本青年会議所会頭に内定し、後継が決まったとの見方が大勢だが、ここにきて異変が生じている。


 「将豊さんに継がせるか(長女の)彩子さんに継がせるか、麻生さんが迷い始めたようなのです」(自民党閣僚経験者)

 現在35歳の彩子氏は東京大学文学部を卒業し、英国留学を経て同国の名門美術商「クリスティーズ」で働いた才媛だ。

 「その後、'14年にフランスで化学系企業などを経営するデオン家の御曹司と結婚して帰国し、お子さんをもうけました」(自民党麻生派関係者)

 夫はサントリー勤務などを経て、今年実家が経営するメーカーのCEOに就任。一方の彩子氏は子育てに専念していたというが、それも一段落し「政治に興味が出てきたらしい」(同前)。

麻生氏が迷っている理由
 東大在学時にはファッション系サークルでモデルを務めるなど、才色兼備で知られる彩子氏が政界進出すれば、熱狂的な支持を得るのは間違いない。

 麻生氏の迷いの背景には、東大へのコンプレックスもあるという。麻生氏は学習院大学卒、将豊氏は慶應義塾大学卒で、彩子氏が麻生家唯一の東大卒なのだ。

 「初等科から学習院の麻生さんは『俺だって受験すれば東大に受かってた』が口癖。彩子さんは政財界や後援会からの評判も抜群だし、やっぱり彼女に託したいという思いが強まるのも頷ける」(前出・自民党閣僚経験者)

 麻生家から「初の女性総理」が生まれるのか。

 「週刊現代」2022年10月29日より

週刊現代(講談社)

172チバQ:2022/10/25(火) 20:49:09
https://news.goo.ne.jp/article/teny/region/teny-news114w7bxoqfzt6mwj4nn.html新潟市長選の裏で… 自民党が次の衆院選を見すえ火花散らす 新1区と新2区で火種
2022/10/25 20:20TeNYテレビ新潟ニュース

新潟市長選の裏で… 自民党が次の衆院選を見すえ火花散らす 新1区と新2区で火種

新潟市長選の裏で… 自民党が次の衆院選を見すえ火花散らす 新1区と新2区で火種

(TeNYテレビ新潟ニュース)

10月21日に閣議決定された衆議院・小選挙区の10増10減。県内は定数が6から5に減り、議員の多い自民党は候補者調整の難航が予想されます。

次の衆院選へ意欲を見せる議員たちが今回の新潟市長選の裏で静かに火花を散らしていました。

中原八一さんが2期目の当選を果たした新潟市長選。会場にかけつけたのは自民党の衆議院議員の面々・・・

それぞれの選挙区をめぐって大きな動きがありました。

政府は10月21日の閣議で衆議院の小選挙区を「10増10減」することなどを盛りこんだ公職選挙法の改正案を決定しました。

いわゆる「1票の格差」を是正するためで成立すれば、新たな区割りは公布の日から1か月後に施行され次の衆議院選挙から適用される見通しです。

これまで6つの小選挙区があった新潟県。これが新たな区割り案では1つ減り、選挙区は5つになります。

県関係の自民党の衆議院議員は比例復活を含めて7人。定数を上回る議員を抱え候補者の調整は紆余曲折が予想されます。

新たな区割り案だと新潟市は1区から3区までの3つの区にまたがります。特に「新1区」と「新2区」は火種がくすぶります。

今回の新潟市長選挙、中原さんは「新1区」エリア、中央区で第一声を上げました。

そこに駆け付けたのが自民党の現在の1区支部長を務める塚田一郎衆議院議員です。

地元の国会議員として市長とのパイプをアピールしました。

塚田さんは去年10月の衆院選で現在の1区から出馬したものの立憲民主党の西村智奈美さんに敗れ、比例復活しています。

そうした中、「新1区」に名乗りを上げたのが・・・自民党の佐藤純県議会議員です。

新潟市江南区選出の県議で現在5期目。「新1区」からの出馬の意向を示しています。

江南区はこれまで現在の1区と4区に分裂していましたが、今回の区割り変更ですべてのエリアが「新1区」に統合されます。

佐藤県議は先週、地元・江南区で中原市長の街頭演説を仕切っていました。地元の住民からはこんな声も・・・

<支援者>「参議院出る?」

<佐藤県議>「参議院はもう・・・出るつもりだったら、次出てる。前回、小林君が・・・」

<支援者>「本当は出たいでしょ?」

<佐藤県議>「いやいや自分は衆議院てずっと前から思ってたんで」

173チバQ:2022/10/27(木) 16:00:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/bcb07c66f30b5b04069a50625a563144fb67e34f
「野心ある人より…」安倍氏後任に昭恵さん待望論 衆院山口4区補選
10/27(木) 8:00配信


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毎日新聞
安倍晋三元首相の山口県民葬で遺骨を持つ妻昭恵さん=同県下関市の海峡メッセ下関で2022年10月15日午後2時6分(代表撮影)

 安倍晋三元首相の死去に伴う衆院山口4区(下関市、長門市)の補欠選挙は、公選法の規定に基づき2023年4月に実施される公算が大きい。自民党は「絶対に負けられない」として後任選びを急ぐが、難航。「誰もが納得する候補」として安倍氏の妻昭恵さんの立候補待望論も浮上している。

【大相撲を観戦する安倍夫妻とトランプ夫妻】

 山口県は次期衆院選で、小選挙区定数の「10増10減」により定数1減となる予定だが、衆院4区補選は現行の区割りのまま実施される見通しだ。

 昭恵さんは10月15日に営まれた安倍氏の山口県民葬で遺族代表としてあいさつに立ち「主人は山口県が本当に大好きで、この下関・長門が大好きでした。私もこの地域のために、これから何かしら活動していきたいと思っています」と述べた。

 県民葬に参加した安倍派議員からは、昭恵さんのあいさつを受けて「4区補選に出るんじゃないか」との声も上がった。

 ただし、昭恵さん自身は既に7月の安倍派会合で立候補しない意向を示しており、政治家になることに強い拒否感を示しているとされる。

 また、衆院の新区割りで現4区は現3区(山陽小野田市など)の一部とともに新3区となる。4区補選で自民候補が勝利した場合、次期衆院選で現3区選出の有力者・林芳正外相と公認争いになる可能性が高い。

 さらに、比例代表の中国ブロックも11から10に1減するので、比例に回るのも難しい。安倍派内では「昭恵さんの発言は、地元が好きというだけだ。選挙にはまず出ないだろう」などとする見方が強い。

 とはいえ、安倍氏の兄・寛信氏の息子や弟・岸信夫氏の息子、安倍氏の秘書だった下関市長、安倍氏に近い県議らが取り沙汰されるが、現時点で「安倍ブランド」を継承する有力候補は見当たらない。

 「変に野心のある人が立候補したら、次の衆院選もやらせてくれと言って、下関を本来の地元にする林家と血みどろの戦いになる」(関係者)などとして、昭恵さんの立候補に期待する声も地元を中心に根強い。

 安倍派関係者は「一番いいのは昭恵さんに(次期衆院選まで)夫の残した任期だけを務めさせてほしいと言ってもらうことだ」と述べ、昭恵さんの1回限定の立候補に期待を示した。

 衆院山口4区補選は、21年10月の衆院選「1票の格差」を巡る訴訟が最高裁で続いている間は実施できない。判決が23年3月15日までに出れば、4月23日に補選が実施される。【東久保逸夫、大坪菜々美】

174チバQ:2022/10/28(金) 08:29:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/dd4cf8e7ce8ea7b5911c61be7479dc6fbce7e4d2
【衆院鹿児島2区】保岡氏が出馬意向表明 次期選挙で前知事・三反園氏と対決か
10/28(金) 8:25配信


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南日本新聞
保岡宏武氏

 自民党衆院議員の保岡宏武氏(49)=比例九州、党鹿児島県連所属=は27日、次期衆院選で「鹿児島2区からの出馬を希望する」とのコメントを発表、2区から立候補する意向を正式に明らかにした。同区選出で無所属の前知事三反園訓氏(64)=1期=は自民入りを目指しており、公認の前提となる2区支部長職を巡る動きが活発化する。

衆院鹿児島2区 「ヤスミタ合戦」勃発か 自民公認巡り、比例・保岡氏と元鹿児島県知事・三反園氏がつばぜり合い

 保岡氏は文書で2区について「両親の故郷である奄美があり、南薩、鹿児島市南部はそれぞれ亡き父興治(元法相、2019年死去)がお世話になった地域」と紹介。奄美小学校(奄美市)、錦江湾高校(鹿児島市)卒業の経歴から「思い入れの深い場所」とした。

 同区を巡っては、昨秋の前回衆院選で三反園氏に敗れた自民党の金子万寿夫氏(75)が26日に政界引退を表明。県連会長で党選対委員長の森山裕氏(衆院鹿児島4区)は取材に「県連内でできるだけ早いうちに支部長後任の議論を始めたい」と説明。三反園氏の自民入りには「金子さんと戦った相手であり、今の任期中は難しいのではないか」と話した。

 保岡氏は鹿児島市出身。会社員や議員秘書を経て、17年衆院選で公示直前に引退した興治氏の後継として1区から立候補し落選。前回は1区公認を自民現職宮路拓馬氏(42)と争って比例単独に回り、初当選した。

南日本新聞 | 鹿児島

https://373news.com/_news/storyid/165017/
衆院鹿児島2区「三反園氏には安心して託せない」 自民・金子氏が政界引退表明、後継は保岡氏を希望
2022/10/27 09:35

政治活動の思い出を語る金子万寿夫氏=26日、鹿児島市の自民党県連
政治活動の思い出を語る金子万寿夫氏=26日、鹿児島市の自民党県連
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 元自民党衆院議員の金子万寿夫氏(75)は26日、政界引退を正式に表明し、地元・鹿児島2区の後継に比例九州選出の自民現職、保岡宏武氏(49)を「希望する」と言明した。今後、党県連は次期衆院選の公認候補予定者が就く2区支部長の後任選びに着手する。

 金子氏は鹿児島市の県連で会見。「昨年10月の衆院選で自民の議席を守れず申し訳ない。1年の節目に次世代に引き継ぐ」とし、保岡氏を推す理由に比例選出の自民現職であることや、父親で元法相の故・興治氏が元々奄美群島を地盤としていた点を挙げた。2区選出で自民入りを目指す無所属三反園訓氏(64)については「安心して託せるとは思えない」とした。

 瀬戸内町議1期、県議6期を経て2014年の2区補選で国政に転出、衆院議員を連続3期務めた。会見で、奄美群島振興や南薩の道路整備などに取り組んだ在任中を振り返り、なり手不足解消に向けた地方議員の厚生年金加入がかなわなかったことが「心残り」と述べた。

 保岡氏は17年の衆院選を前に引退した興治氏の後継として1区を地盤にし、前回衆院選では比例単独に回って初当選した。次回は2区から立候補したい意向を既に県選出国会議員に伝えている。

175チバQ:2022/10/28(金) 18:50:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/84cc6e7107ea1e9a8afbead37f49260faeabd1a9
【衆院鹿児島2区】早くも保守分裂の様相 元職・金子氏の「推し」保岡氏vs三反園氏は「自民二階派」前面に
10/28(金) 11:26配信


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南日本新聞
保岡宏武氏(右)と三反園訓氏

 衆院鹿児島2区から立候補する意向を27日に表明した自民現職の保岡宏武氏(49)=衆院比例九州=は、引退する自民元職の金子万寿夫氏(75)が意中にする後継だ。2区選出で無所属現職の三反園訓氏(64)は特別会員として名を連ねる「自民二階派」を前面に迎え撃つ構え。関係者からは保守分裂を懸念する声が早速上がった。

【写真】自民二階派の会合後、取材に応じる三反園訓衆院議員=10日、東京・千代田区

 「保岡氏が党2区支部長に決まれば選挙を支援したい」。26日、鹿児島市の党県連。金子氏は政界引退の表明会見で、後継に推す考えを強調した。

 保岡氏の父で元法相の故・興治氏の秘書だった。興治氏から1区の地盤を継いだ保岡氏とは旧知の間柄。金子氏は保守分裂で三反園氏に敗れた先の衆院選後、比例単独に回った保岡氏を案じていた。

■□■

 昨秋、県連内の一部では保岡氏の谷垣グループ入りに不快感を示す声が出ていた。比例名簿順位を巡り、石原派(現森山派)の森山裕県連会長らが上位を求めたことへの不義理と映ったからだ。金子氏が2区支部長にとどまったのは、「参院選への支援だけでなく、事態が落ち着くのを見極めていた」と目されている。

 興治氏以来、1区で支えてきた元県議の永田憲太郎氏は「比例では足場がはっきりしない」と保岡氏の国替えを支持する。「保岡氏は奄美で育ち、(元衆院議員の)祖父・武久氏の地元。2区の声を吸い上げて頑張ってほしい」

 衆院選前に1区の公認を争った自民現職の宮路拓馬氏(42)も「決断を尊重したい」との姿勢。ただ、地盤を旧3区から移した経験を基に「有権者や自民関係者の理解を得るのは容易ではない」と指摘する。

■□■

 旧選挙区時代を含む2区は興治氏のかつての地盤だっただけに、地元の受け止めは一層複雑だ。ある自民県議は引き返してきたと見て「1区が無理なら2区なのか。説明もない」と憤慨。地元回りに熱心な三反園氏を一定評価し「このままでは保守分裂だ」と断言する。

 その三反園氏は「2区の現職は私だ」と訴え、自民の政策に協調する意向を改めて示す。自民入りについては「お願いする立場」と述べるにとどめ、「多くの支援に応えられるよう全力で取り組む」とした。

 別の自民県議は保岡氏と三反園氏の争いで保守票が割れ、「野党が擁立しやすい環境になる」と読む。来春の県議選にも影響しかねないとし、「支持者をどうまとめるか。対応が難しい問題だ」と頭を抱えた。

南日本新聞 | 鹿児島

176チバQ:2022/10/31(月) 11:42:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/1138b78b02eb5f96893e53468d5e4e89c47485d5
山口でくすぶり続ける「昭恵さん待望論」 林家に“シマ”を渡したくない安倍家支援者の悪あがき
10/31(月) 11:05配信


デイリー新潮
弔い合戦はありうるのか?

「終わったはずの話が突然ぶり返された。ウラで何かが起きているんじゃないかと騒ぎになっています」。こう語るのは、自民党山口県連の関係者である。安倍晋三元首相の国葬と県民葬は終わったが、衆院山口4区の後継候補はまだ決まっていない。さらにここにきて急に、一度は消えたはずの「昭恵さん待望論」が再浮上してきたのだ。


 ***

毎日新聞の報道が話題に
 10月27日、政界関係者の目を引くタイトルが、Yahoo! ニュースのトピックス欄に載った。「『野心ある人より…』安倍氏後任に昭恵さん待望論 衆院山口4区補選」。毎日新聞・電子版の記事だ。

〈昭恵さんは10月15日に営まれた安倍氏の山口県民葬で遺族代表としてあいさつに立ち「主人は山口県が本当に大好きで、この下関・長門が大好きでした。私もこの地域のために、これから何かしら活動していきたいと思っています」と述べた。/県民葬に参加した安倍派議員からは、昭恵さんのあいさつを受けて「4区補選に出るんじゃないか」との声も上がった〉

 来年4月に行われる見込みの山口4区の補欠選挙に「出馬しない」と明言していた昭恵さんが、一転、前向きになったと読み取れるような書きっぷりである。だが、このすぐあとで、〈ただし、昭恵さん自身は既に7月の安倍派会合で立候補しない意向を示しており、政治家になることに強い拒否感を示しているとされる〉と打ち消しが入る。

 強い見出しも相まって、地元では「本当のところはどうなんだ」と混乱が生じているというのだ。

「しびれを切らした安倍家シンパが『昭恵さん待望論』を盛り上げるために書かせたんじゃないか、という声も飛び交っています」(前出・県連関係者)

決死の説得工作を準備していた
 昭恵さんが後を継ぐ気がないと公表した後、安倍家では、晋三氏の兄・安倍寛信氏(元三菱商事パッケージング代表取締役社長)や弟の岸信夫・防衛相の子息から後継を出す案が検討されてきた。だが、本人たちは政界入りを頑なに拒否。この間、地元のシンパたちは安倍家の出方をじっと静観していた。だが、このままでは安倍家が断絶しかねないと、葬儀が終わるのを待ってから、昭恵さんに秋波を送り始めたというのだ。

 10月15日、下関で県民葬が営まれた後の食事会でも、一部の後援会メンバーが「最後の直訴」に打って出る準備をしていたという。

「“どうか晋三さんの遺志を継いでください”と説得しようと構えていたようです。ただ、実際の食事会では傷心の昭恵さんを前に、そんなことを切り出せる空気にならず、口に出せないまま終わってしまったんだとか……」(同)

 そもそも、なぜ地元では「昭恵さん待望論」がくすぶり続けるのだろうか。

 背景にあるのが、10増10減の衆院小選挙区の区割り改定問題である。山口県の選挙区は現行の4から3に減り、安倍氏の選挙区だった下関を中心とする現4区は新3区となる見込みだ。もともと下関は、現3区から選出されている林芳正外務相の地盤。安倍家が断絶してしまえば、林家に“奪還”されてしまうと言われている。

「両家は仲が悪い。林家に“シマ”を奪還され、これまでの既得権益を失ってしまうことを、安倍家から恩恵を受けてきた支持者たちは恐れている」(同)

ワンポイントリリーフ役は…
 ここで、冒頭で紹介した毎日新聞の記事に立ち戻りたい。タイトルにある「野心のある人より…」というのは、いったい誰を指しているのか。

「安倍家から後継を出せなかったとしても、来年4月に行われる予定の現4区の補選には誰かしら自民党として候補を立てねばなりません。ただし、次の総選挙になると現4区は消滅してしまうわけですから、ワンポイントリリーフとしてです。そのリリーフ役が“やっぱり政治家を続けたい”と言い出したら面倒なことになる。それを避けるためにも昭恵さんに出てもらいたいと安倍家シンパは騒いでいるのです」(同)

 だが、念願の下関奪還を実現させたい林氏サイドからすると、「それこそが余計な混乱をうむ」との考えだ。

「昭恵さんをワンポイントリリーフとして出そうなんて安倍家シンパは考えていない。引き続き安倍家のお膝元でという腹に決まっています。不謹慎な物言いになってしまいますが、晋三さんが亡くなったことで選挙区が減る問題は解決した状態にあるとも言えるのです。比例代表の中国ブロックの定数も11から10に1減してしまうから、簡単に誰かを比例に回すこともできない」(同)

177チバQ:2022/10/31(月) 11:42:36
安倍家が岸家をリリーフ役に借りる“スペシャルプラン”
 だが、何としても安倍家を存続させたいと考えるシンパたちは、ウルトラCまで検討していた。新2区を父・岸信夫氏から受け継ぐ予定の長男・岸信千世氏を現4区補選にワンポイントリリーフとして立てる案だ。

 現2区は信夫氏の地盤であるが、信夫氏の病状はかんばしくなく、次の選挙で信千世氏に世襲させたいと考えている。その信千世氏を、まずは現4区の補選でリリーフ役として立てる。そして、総選挙になった時は新2区に移って出馬するという”スペシャルプラン”だ。

「この間に時間稼ぎをして、新3区の後継については安倍家の血筋を持った人たちを頑張って説得するという計画です」(安倍後援会関係者)

 ただ、この案はすぐに立ち消えてしまったという。理由は岸田内閣の支持率低迷だ。

「2025年夏の参院選まで大型の国政選挙がない『黄金の3年間』とも言われていましたが、ここにきて内閣支持率が20パーセント台に落ち込み、悠長なことを言っていられなくなってきた。補選が行われるのは来年4月の予定。来年5月に広島で行われるG7直後、岸田さんが解散に打って出る可能性も取り沙汰されています。『1カ月だけ現4区で議員をやってから新2区に移ります』なんて、いくらなんでも世間は納得しないだろうと」(同)

「横暴にもほどがある」という声も…
 一方、岸家が目論む世襲も盤石ではない。信夫氏は信千世氏に地盤を受け継がせる気満々だが、これを阻む動きもある。

「現1区の現職である高村正大氏です。彼の選挙区には周南市の半分が含まれますが、区割り変更後、周南市全域は新2区に移行する。自民党が公認を出すにあたって原則としている『現職優先』で考えると、本来、新2区は高村氏が受け継ぐべき選挙区なのです」(同)

 だから岸家サイドは、信夫氏を任期半ばで引退させて現2区でも補選を行い、総選挙前に信千世氏を現職に据えてしまうプランまで検討中だというのだ。

 こんな小狡い策まで飛び交うなか、いま山口政界は名門一家が水面下でつばぜり合いを繰り広げているのである。ここに来て、安倍家に対する反発は強まっているという。

「志がある人が自ら立候補するのならまだ世襲も許されるでしょうが、嫌がっている人を無理に説得させてまでの世襲なんて世間体が悪すぎる。そもそも、選挙区の3分の2を『安倍・岸』両家で独占しようなんて横暴にもほどがある」(同)

 地元政争の具とされてしまった昭恵さんの心中はいかばかりか――。

デイリー新潮編集部

新潮社

178チバQ:2022/11/07(月) 10:44:38
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-221106X041.html
安倍氏後継、決め切れず=山口4区補選、自民苦慮
2022/11/06 16:50時事通信

 自民党が安倍晋三元首相の死去に伴う衆院山口4区補欠選挙への対応を決め切れないでいる。安倍家を中心に「後継候補」を探ったが適任者が見当たらない。隣接する3区の林芳正外相も4区には深い縁があるが補選は静観の構え。次期衆院選から山口の定数が「10増10減」で4から3に減ることも調整が進まない一因となっている。

 補選は公職選挙法の規定に基づけば10月に行われるはずだったが、昨年の衆院選をめぐる「1票の格差」訴訟が続いているため、これも同法の規定で先送りされた。実施は早くて来年4月だ。

 山口の定数は現在4。1〜3区にはそれぞれ自民党現職がいる。補選の対象である4区は下関市を含む県最西部で、東側の3区は林氏、2区は安倍氏の弟、岸信夫氏の選出選挙区となっている。

 7月の安倍氏死去から程なく、妻昭恵さんは4区補選に自身が立候補しない考えを安倍派幹部に伝達。この後、安倍氏の実兄や信夫氏の子息が候補として浮上したが、本人が固辞するなどして本格調整に至っていない。「安倍氏後継」が定まらない状況が続く。

 一方、林氏の父、義郎氏はもともと下関を地盤とし、中選挙区制時代に安倍氏の父・晋太郎氏としのぎを削った。「安倍家」「林家」の対立構図が下関では今なお残る。

 ただ、林氏は今回の補選に色気を見せない。参院議員を辞職して昨年の衆院選に3区で出馬したばかりのためだ。ここで選挙区を後にすれば有権者の反発を買いかねないとの懸念がある。

 林陣営が機会をうかがうのは「10増10減」後の新3区。同区は今の4区と、3区の一部を含む。「いずれ下関に林の時代がやって来る」(下関市議)と陣営内には今後の選挙区調整を「勝負どころ」とにらむ空気も漂う。

 補選で当選しても3人の現職との新たな選挙区調整で不利な立場に立たされる可能性もあり、候補者探しは盛り上がらない。衆目の一致する「安倍氏後継」が見当たらない中、「ワンポイントリリーフ」として現職参院議員の名前も取り沙汰されるが、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との接点もうわさされる。

 自民党の森山裕選対委員長は6日、鹿児島市内で開かれた党県連会合であいさつ。補選には直接触れなかったが、「『10減』はえらい話だ。現職の衆院議員がいると何らかの処理をしなければならない」と述べ、山口を含む各県での候補者調整の難しさに言及した。

 ◇世耕氏くら替えは?

 山口4区補選と同時に行われる和歌山1区補選も候補者選びが難航しそうだ。補選は国民民主党現職が知事選出馬のため辞職したことに伴う。

 定数3の和歌山は次期衆院選以降、和歌山市中心の新1区と南部の市町村を束ねた新2区に再編される。新2区の区域で二階俊博元幹事長(現3区)が強固な地盤を築く中、衆院へのくら替えを模索する世耕弘成参院幹事長の1区補選での動向に注目が集まる。党県連関係者によると、補選には昨年の衆院選で落選した門博文元衆院議員が出馬に意欲を示しているという。

179チバQ:2022/11/09(水) 17:52:09
https://mainichi.jp/articles/20221109/ddm/005/010/067000c
公明、4選挙区で擁立模索 「10増」の1都3県 自民と駆け引き激化
政治

朝刊政治面
毎日新聞 2022/11/9 東京朝刊 有料記事 1322文字
 「1票の格差」を是正するため衆院小選挙区を「10増10減」する公職選挙法改正案が8日、衆院政治倫理・公選法改正特別委員会(倫選特)で可決された。都市部で党勢回復を図る公明党は、選挙区が増える1都3県の計4選挙区で新たに候補擁立を狙う。地方で選挙区減の影響を大きく受ける自民党からは早くも反発が出ており、与党間の駆け引きが今後、活発になりそうだ。

 「増える10選挙区のうち、挑戦できる選挙区を子細に分析し、自民党とも相談する」。公明の山口那津男代表は7日、首相官邸での会合後、記者団に小選挙区での候補者擁立に改めて意欲を示した。

180チバQ:2022/11/09(水) 18:12:51
https://www.chugoku-np.co.jp/articles/-/227510
安倍氏後継 憶測呼ぶ動き、増す緊張感 衆院山口4区2023年4月にも補選
地域

政治・行政

山口

選挙
2022/10/18

 安倍晋三元首相の死去に伴う衆院山口4区の補欠選挙が早ければ来年4月にある。国葬と県民葬を終え、注目は後継候補に集まる。次の衆院選は自民党が独占する山口県の小選挙区の定数が1減する見通し。後継選びは新しい選挙区の候補者の調整にも影響するため、水面下の動きが緊張感を生んでいる。

 15日に下関市であった県民葬の後、自民党最大派閥・安倍派の塩谷立会長代理は補選に言及した。「安倍家、岸家のお考えがあるでしょうから派閥としてどうのこうのという話はない」とした上で「これから具体的に状況を確認し、できることがあればしっかり対応していきたい」と語った。

下関の料理店に萩生田政調会長
 14日、臆測を呼ぶ動きがあった。午後6時50分ごろ、下関市内の鶏肉料理店をSP(警護官)に囲まれながら大柄な男性が訪れた。安倍派の萩生田光一政調会長だった。貸し切りの店内では安倍氏の元秘書で下関市の前田晋太郎市長が待っていた。安倍派の国会議員や地元の関係者らも同席し、会合が持たれた。

 前田市長は17日の定例記者会見で「選挙の話は一切なかった。安倍先生の遺志を継ぐ素晴らしい国家観を持った人が手を上げるべきだと思っている」と言葉を選んだ。安倍氏に近い党関係者は「市長がこの時期に安倍派の党幹部と会合を持てば、立候補の意志を固めたと思われても仕方がない」と神経をとがらせる。

 前田市長は現在2期目。2017年に参院議員だった林芳正氏(現外相)に近い現職を破って初当選した。林氏は昨秋の衆院選で3区に転身したが、本来は4区内の下関市を地盤とする。前田市長が補選に挑めば、林氏に近い候補が市長選に立つと推察する関係者は少なくない。

 臨時国会では「1票の格差」の是正に向け衆院小選挙区定数の「10増10減」が決まる見通し。山口県は定数が4から3に減る。下関市は新3区の中核となる。

 県内の現職は1区が高村正彦自民党前副総裁の長男の正大氏、2区が安倍氏の実弟の岸信夫首相補佐官、3区が林氏。党県連の幹部は「新しい3選挙区は現職3人が自然。4区の補選で強烈な人が立つと、別の選挙区にしわ寄せが及びかねない」とみる。

181チバQ:2022/11/09(水) 18:16:23
https://www.chugoku-np.co.jp/articles/-/232869
自民3氏、調整難航か 衆院広島4・5・6区、新区割りへ
地域

政治・行政

広島

選挙

広島都市圏
2022/10/31
(最終更新: 2022/10/31)
 「1票の格差」を是正するため衆院小選挙区定数を「10増10減」にする公選法改正案が今国会中に成立する見通しだ。選挙区が1減の6になる広島県では候補者調整を巡り、新4、5区を地盤とする自民党現職3人の心理戦が早くも始まっている。10月30日の党県連の政治資金パーティーには3人が顔をそろえ、取材に対しいずれも次回も選挙区での立候補に意欲を示した。調整作業は党県連内の思惑もあり、難航が予想される。

 広島市中区のホテルであった党県連パーティー。党国会議員が紹介され、寺田稔氏(広島5区)と広島6区を地盤とする小島敏文氏(比例中国)が軽くおじぎをした。一方で新谷正義氏(広島4区)は手を振って来場者にアピールし、対照的な光景が広がった。

 県内の選挙区は次の衆院選から東広島市、安芸郡などの現4区と、呉市、竹原市などの現5区の大半を統合して新4区になる案が示されている。多くのエリアが現6区の三原市と尾道市は、両市の全域などが新5区へ再編される。

 寺田氏は、報道陣に対し「今の5区に育ててもらった。引き続き選挙区を担っていければ」と、新4区で立候補したい意向を示した。新谷氏も「変わらずやっていく。しっかり続けたい」と言葉を選びながら新4区への意欲をにじませた。小島氏は「新5区で出る」と断言した。

 党派閥の岸田派(宏池会)に所属する寺田氏は、妻が同派を創設した池田勇人元首相の孫に当たる。池田元首相は呉市と東広島市を含む中選挙区が地盤だった。このため党県連内には寺田氏を新4区に推す声が目立つ。ただ、複数の関係者によると、新谷氏も「東広島市から動かない」と周辺に漏らしているという。

 新5区の候補者を巡っても意見はさまざまだ。大半が新5区になる現6区の現職は、立憲民主党の佐藤公治氏。小島氏は選挙区で佐藤氏に直近2回負けたのを含め過去5回敗北し、うち4回で比例復活した。ある自民党県連幹部は「新5区は佐藤氏と勝負できる候補を」と強調する。

 党県連内には新5区に新谷氏を推す声もある。新谷氏の父親が同区内の世羅町出身だからだ。一方、小島氏は1983年11月の県議補選世羅郡選挙区でその新谷氏の父との激戦を制し、政治家として歩み始めた。そんな経緯もあり「新5区は(新谷氏に)譲れない」との思いが強い。さらに党県連の一部には、党派閥の茂木派に所属する新谷氏よりも「岸田派の小島氏だ」との意見がある。

 党県連会長の寺田氏は、候補者の調整を進める立場でもある。この日、見通しを報道陣に尋ねられると「各議員の希望はあるだろうが、選挙実績などを検討し党本部に意見を述べる」と淡々と説明した。本格的な調整作業は、10増10減の法案成立後の年明け以降になりそうだ。(河野揚)

<関連記事>

182チバQ:2022/11/09(水) 18:55:26
https://mainichi.jp/articles/20221108/k00/00m/010/111000c?inb=ys
10増10減、与党間早くも駆け引き 公明4選挙区で”本気”の擁立
政治

速報
毎日新聞 2022/11/8 16:58(最終更新 11/8 20:16)
「1票の格差」を是正するため衆院小選挙区を「10増10減」する公職選挙法改正案が8日、衆院政治倫理・公選法改正特別委員会(倫選特)で可決された。都市部で党勢回復を図る公明党は、選挙区が増える1都3県の計4選挙区で新たに候補擁立を狙う。地方で選挙区減の影響を大きく受ける自民党からは早くも反発が出ており、与党間の駆け引きが今後、活発になりそうだ。

 同法改正案は週内に衆院を通過し、今国会で成立する見通しだ。成立すれば、新たな区割りは1カ月程度の周知期間を経て導入され、その後の衆院選から適用される。

 「増える10選挙区のうち、挑戦できる選挙区を子細に分析し、自民党とも相談する」。公明の山口那津男代表は7日、首相官邸での会合後、記者団に小選挙区での候補者擁立に改めて意欲を示した。

 今回の法改正により、過去最多の25都道府県、140選挙区の区割りが見直される。公明は選挙区が増える東京、千葉、埼玉、愛知の1都3県の4選挙区で新たな擁立を考えており、自民側にも方針を伝えたとされる。

 既に具体的な選挙区や候補者名も挙がっている。…

183チバQ:2022/11/11(金) 12:00:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/a4512635d0a80226ed5d8662cc622cb6575f8f54
「10増10減」案が衆院可決 神奈川は「2増」の20選挙区に
11/10(木) 22:55配信


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カナロコ by 神奈川新聞
(写真:神奈川新聞社)

 衆院は10日の本会議で、小選挙区定数「10増10減」を反映した公選法改正案を可決した。神奈川県内は現行の18選挙区から2増して20選挙区となり、横浜市都筑区と川崎市宮前区が19区、相模原市南区と座間市が20区として加わる。参院審議を経て、今国会で成立する見通し。

 衆院「1票の格差」を是正するため、小選挙区制が始まって以来県内最大となる11の選挙区で分割区域を変更する。これまで横浜市(都筑区)、川崎市(中原区、宮前区)、相模原市(緑区、南区)、座間市の4市内で行政区分と選挙区が異なっていた「行政区分割」が解消される。

 改正案の新13区は新たに横浜市瀬谷区を編入する一方、海老名市が新16区、座間市が新設の20区に加わることで、従来の選挙区は3分割されることになる。

 このほか新5区は横浜市戸塚・泉区で編成。新7区は同市港北区のみとなり、新8区は同市緑・青葉区、新9区は川崎市多摩・麻生区、新10区は同市川崎・幸区にそれぞれ再編される。

 新14区は相模原市緑・中央区、愛川町、清川村で編成され、新15区は平塚・茅ケ崎市、大磯町、新16区は厚木・伊勢原・海老名市に変更される。

 新17区は小田原・秦野・南足柄市、中井・大井・松田・山北・開成・箱根・真鶴・湯河原町、そして15区から加わる二宮町で編成される。新18区は川崎市中原・高津区になる。

 現行の1〜4、6、11、12区の各選挙区は変更しない。

神奈川新聞社

184チバQ:2022/11/11(金) 22:39:38
8128 チバQ 2022/11/11(金) 17:57:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/cfa08b7e3aee7d2b22025022b75fe495e9865f03
自民・岩屋氏、大分知事選出馬で調整 元防衛相
11/11(金) 17:07配信

時事通信
 自民党の岩屋毅・元防衛相(65)=衆院大分3区=は任期満了に伴う来年春の大分県知事選に出馬する方向で調整に入った。

 党関係者が11日、明らかにした。

 岩屋氏は大分県議を経て、中選挙区時代の1990年に初当選し、これまで9回当選。麻生派に所属している。

 大分知事選を巡っては現在5期目の広瀬勝貞知事が不出馬を表明。野党系無所属の安達澄参院議員と佐藤樹一郎大分市長が出馬の意向を明らかにしている。

185チバQ:2022/11/16(水) 19:30:57
https://www.nhk.or.jp/politics/articles/feature/91939.html
2022年11月16日特集記事
小選挙区減で混迷 山口県 安倍元首相死去で“下関戦争”再燃?
衆議院の小選挙区を「10増10減」する公職選挙法の改正案が、国会で成立する見通しだ。
小選挙区比例代表並立制の導入以来、最大規模の区割り改定。
今後、定数が変わる都県では、各党の候補者調整が一気に本格化することになる。
どの選挙区から誰が出るのか?水面下の攻防をシリーズで追う。

第1回は山口県(小選挙区4→3)
安倍元総理大臣が凶弾に倒れて突然の死去。長期間維持されてきた“パワーバランス”が崩れ、困惑する現場を取材した。
(奥住憲史、中尾貴舟、佐久間慶介)

幻のシナリオ
「方程式が崩れた」
ことし9月。安倍元総理の訃報からおよそ2か月たったころ、自民党山口県連の幹部は苦しい胸の内を明かした。
この幹部は国会議員とのパイプを持ち、長年、県連内の調整にあたってきた。
選挙区が1つ減ることを見越して、水面下で話し合いが進んでいたという。

前回衆院選 1区高村、2区岸、3区林、4区安倍
前回の衆議院選挙での山口県の候補者だ。
4つの小選挙区すべてを自民党が独占する保守王国で、総理経験者の安倍をはじめ、閣僚や閣僚経験者、その後継者とそうそうたる顔ぶれがそろう。

選挙区が3つに減った場合、誰が候補者から退くのか。

この幹部によると、安倍の生前、県連内で模索されていたのが次の案だ。

県連内で模索 林が新1区、林、高村がコスタリカ方式で新2区、安倍が新3区
山口市の一部や宇部市など、これまでの地盤が重なる林が、新1区。
ともに新2区となる、周南市などを地盤とする高村と、岩国市などを地盤とする岸が、交互に衆議院の小選挙区と比例代表に立候補する「コスタリカ方式」とする。
下関市を中心とする4区で戦ってきた安倍を、新3区にという構想だ。

「この案で、県連の幹部や国会議員の根回しを始めていた。あとは林さんがどう反応するかという段階だった。林さんも、さすがに元総理である安倍に対抗して新3区で出たいとは言わないというのがわれわれの見方だった」(県連幹部)

安倍晋三の突然の死去によって、この「方程式」が崩れる。
舞台は県の西端、下関市だ。

186チバQ:2022/11/16(水) 19:31:10
下関の“角福戦争”再燃?
関門海峡
古くから関門海峡に面する港湾都市として、また大陸への玄関口として栄えた下関は県庁所在地の山口市をしのいで県内で最も人口が多い。現在は山口4区、区割り見直し後は新3区となる。

下関では、安倍晋三が平成5年の初当選(旧山口1区)以来、30年近くにわたって議席を保ってきた。自宅や事務所もあり、同じく下関が中心都市となる新3区も、安倍が候補者となる流れは自然に見えた。

林芳正
しかし、下関を地盤とする候補者がもう1人いる。林芳正だ。
参議院議員から衆議院議員に転身した林は、小学校から高校まで下関育ち。
父・林義郎(元蔵相)は中選挙区時代、安倍晋三の父・晋太郎(元外相)と、ともに地盤とする下関をめぐって激しい選挙戦を繰り広げた。林義郎は田中角栄の、安倍晋太郎は福田赳夫の側近だったことから「下関の“角福戦争”」とも呼ばれた。

安倍晋太郎と林義郎
安倍・林の争いの名残は今でも根強く残っている。
下関選出の県議や市議は「安倍派」と「林派」に色分けされている。さらに、地元企業や神社、それに複数ある魚市場に至るまで「あそこは安倍系、こちらは林系」とささやかれる。

“新3区は林が”
林派の議員はこう語る。
「下関は林家が本家本元ですよ。総理大臣まで務めた安倍晋三さんが出るというなら仕方ないが、安倍さんがいない今、新3区からは林さんが出るのが自然な流れです」

“林派”が思い描く区割り見直し後の候補者は次の通りだ。

林派の構想 新1区・高村正大、新2区・岸信夫、新3区・林芳正
新1区・高村正大、新2区・岸信夫、新3区・林芳正。

この場合、安倍の死去に伴う4区の補欠選挙に出る自民党の後継候補は、新しい区割りに移行後、仮に次の選挙に意欲を示しても比例代表に回ってもらう。

この案なら、新2区の「コスタリカ方式」も必要ない。林も下関で活動できる。
現職がみな“ウィンウィン”だというのだ。

187チバQ:2022/11/16(水) 19:31:21
“いまさら下関に戻るのか”
これに対して、下関の安倍の後援会関係者は、警戒感を隠さない。

「下関は、戦後最長の総理大臣まで務めた安倍晋三の地盤です。林さんは参院からくら替えして、現職を押しのけて3区から出た。いまさら下関に戻るとなれば反発は大きい」

“安倍派”が思い描く新区割りはこうなる。

安倍派の構想 新1区・林芳正、新2区・岸信夫、高村正大(高村氏が比例、またはコスタリカ方式)、新3区・安倍晋三の後継者
新1区・林芳正、新2区・岸信夫、高村正大(高村氏が比例、またはコスタリカ方式)、新3区・安倍晋三の後継者。

このまま調整に入れば両者譲らない展開となり、県連が割れる事態にもなりかねない。

カギ握る補欠選挙
“林派”と“安倍派”のどちらに軍配が上がるのか。カギを握るのが、安倍の死去に伴う4区の補欠選挙だ。

党関係者はこう解説する。
「候補者が誰になるか。そして、その候補が1回限りではなく、区割り見直し後も候補者として名乗りを上げるのか。それが調整に大きな影響を与える」

解散・総選挙の時期にもよるが、4区の補欠選挙は1票の格差をめぐる裁判の判決が確定すれば、2023年4月23日投開票の日程で行われる可能性が高い。

自民党幹部は、補欠選挙が終わるまで新区割りの候補者を確定するのは難しいと実情を語る。
「4区の補欠選挙で当選すれば、必然的に新区割りの候補者に名乗りを上げる『権利』を得ることになる。これが確定しないと、新候補者の調整はできない」

安倍昭恵
当初、妻の安倍昭恵の名前も挙がったが、10月15日の県民葬が終わったあと、本人は下関市で開いた後援会の集会で、立候補しない意向を表明した。

安倍の親族の名前も挙がる。
母で岸信介の娘、「政界のゴッドマザー」の異名でも知られる洋子(94)が晋三の通夜の席で「後継は孫から出す」という意向を派閥幹部に伝えたとも報じられた。


注目されているのが「孫」にあたる岸信千世だ。本人は父・信夫の地盤を引き継ぐべく、秘書に就任。すでに2区を中心に活動している。
信千世を安倍家の養子にして「安倍信千世」として擁立するのでは。地元関係者の間では一時期、こんな噂話まで浮上した。
現職の国会議員や県議会議員の名前も取り沙汰されている。
もし国会議員が立候補した場合、補欠選挙が発生する可能性もあり、状況はさらに複雑化する。

一方の野党側。岸田内閣の支持率が低迷していることも踏まえ、「県民に自民党以外の選択肢を示したい」として、市民団体と立憲民主党、共産党などが継続して会合を開き、統一候補の擁立を検討している。

決着はいつ?
自民党幹部は、「山口は全国の調整のなかでもやっかいな選挙区だ」とため息をつく。

「補欠選挙の候補者選びは、その後の新区割りの候補者調整でもめないようにすることが大事だ。いい知恵が出てくれればいいのだが…」

安倍の突然の死去で、候補者調整に揺れる保守王国・山口。
3つの候補者の椅子を4人で奪い合うという「1次方程式」に、補欠選挙での安倍の後継候補選びが絡んで、「連立方程式」とも言える候補者調整。解は見いだせるのか。関係者の混迷の日々が続く。
(文中敬称略)

188名無しさん:2022/11/17(木) 19:06:37
次期衆院選 大分1区の自民党公認候補に衛藤博昭県議で調整
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/206967?display=1

自民党大分県連は次期衆院選大分1区の公認候補として、県議会議員の衛藤博昭さん(42)を擁立する方向で調整を進めていることがわかりました。

大分市出身の衛藤博昭さん(42)は衛藤晟一参議院議員の長男で、2015年の県議選で初当選し、現在2期目を務めています。

複数の関係者によりますと、自民党県連は今月20日に大分市内で開く「選挙対策委員会」で次期衆院選の公認候補となる大分1区の支部長を決める見通しです。

その中で、候補として衛藤博昭県議を推す声が広がっていて、現在、関係者の間で調整が進められているということです。

去年10月に行われた衆院選大分1区では、自民党の公認候補が落選し、現在は阿部英仁会長が支部長代行を務めています。

189チバQ:2022/11/20(日) 19:35:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/d0a1d496d7197d99800cd192e426ec04e68060b8
大分1区に衛藤晟一氏長男 自民県連
11/20(日) 12:43配信

時事通信
 自民党大分県連は20日、選挙対策委員会を大分市内で開き、次期衆院選の大分1区に衛藤博昭県議(42)を擁立することを決めた。

 近く党本部に支部長選任を申請する。衛藤氏は衛藤晟一元沖縄・北方担当相(参院議員)の長男で、現在県議2期目。

190チバQ:2022/11/20(日) 20:20:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/e83290faf06580a0db961239e10400c28b4e4ea7
【衆院・変わる選挙区(下)】立民重鎮、選択に苦慮
11/20(日) 12:10配信


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福島民友新聞
区割り変更を「身が引き裂かれる思い」と語る玄葉氏。新たな選挙区の選択が迫られている=19日、矢祭町

 衆院小選挙区定数「10増10減」を反映した改正公選法の成立から一夜明けた19日、立憲民主党の現職玄葉光一郎(58)=10期、福島3区=の姿は矢祭町にあった。「私の選挙区が真っ二つになる。文字通り、身が引き裂かれる思い」。支持者を前に、小選挙区導入後、全ての選挙を戦ってきた選挙区への愛着を吐露した。

 現3区は、玄葉の地元・田村市や須賀川市など県中が郡山市を中心とした新2区に、矢祭町や白河市など県南は会津地方との新3区に分割される。新2区か、新3区か―。選択を迫られる玄葉は態度を明確にはしなかったものの、「会津で戦うのは正直、大変だと思う」と打ち明けた。現2区には昨年初当選し、平成生まれ初の衆院議員となった現職馬場雄基(30)=1期、比例東北=がおり、福島県連幹事長の高橋秀樹は「新2区に現職が2人いるという現実問題がある」と調整の必要性を指摘する。

 「若輩者だが信念を持って質問に立ってきた」。馬場は初当選以降、約1年間の活動に胸を張る。除染で出た土壌を保管する中間貯蔵施設を巡り、先行きが見えない最終処分の方向性などについて政府の姿勢を鋭く追及する姿に「党の若手エース」(立民関係者)との期待も高い。候補者調整について「どういう形になるのかは全く分からない」と述べるにとどめたが、「(衆院選で得た)8万5501票の期待に応えていかなければならない。責任を全うしたい」と力を込めた。

 玄葉、馬場をはじめとする福島県内の現職4人について、高橋は「年齢的にも脂が乗っている人たちだ。当然、今後も支えていく」とする。県連内には「比例単独での立候補者は名簿順位で優遇されるよう対応を求めるべきだ」との声があるほか、現職のいない新4区に1人を転出させる案も浮上している。県連代表の現職金子恵美(57)=3期、福島1区=は「あらゆる選択肢を想定したい」と語る。

 玄葉はこの日、党本部との交渉の必要性を指摘しながらも、馬場と現4区の現職小熊慎司(54)=4期=を含めた「3人のうち2人が小選挙区、1人が比例に回るような形を取るしかないと思う」との考えを示した。その上で、当選10回を誇る重鎮としての責任感をにじませた。「誰かを虐げるような結果にならないよう、来年の早い時期に私の責任、判断で決めなければならない」(文中敬称略)

福島民友新聞社

191チバQ:2022/11/20(日) 20:21:11
https://www.minyu-net.com/news/senkyo/FM20221119-741670.php
【衆院・変わる選挙区(上)】現職5人、自民に難題
2022年11月19日
「本県の復興・創生を進めるためには現有5議席の維持が大前提だ」。改正法成立後、自民党県連幹事長の西山尚利は強調した。現5選挙区全てに現職を抱えるだけに党として厳しい判断を迫られることになる。

 候補者調整はまず、現3区のうち白河市など県南地方と、会津若松市を中心とした現4区が統合される新3区が焦点になりそうだ。会津を長く拠点とする菅家一郎(67)=4期、比例東北=と、県南で支持を集める上杉謙太郎(47)=2期、比例東北=の2人の地盤が絡み合う。

 党本部はこれまで候補者調整を迫られた際、選挙区と比例代表の候補を選挙ごとに入れ替える「コスタリカ方式」を度々採用してきた。本県でも一時、現3区や現5区でコスタリカ方式を取り入れた経緯がある。

 県連は党本部に対し、県内各総支部の意見を聞いた上で、現職5人の議席確保を求めていく方針だ。県連内からは、比例東北の1議席を本県関係候補に優先して配分するよう求める案も浮上しており、西山は「関係各所と連携して知恵を出しながら、丁寧に進めていく」としている。

 「(上杉は)年齢も若く将来ある国会議員。引き続き互いに国政の場で復興に貢献できるよう県連と協議したい」。菅家は言葉を慎重に選びながら調整の在り方に言及した。ただ上杉の地盤の現3区のうち、県中は新2区に組み込まれるため「(上杉は)新3区と新2区のどちらがいいのか。本人の意向も踏まえ、しかるべき調整が必要だ」とし、明言は避けたものの自身の新3区からの立候補に意欲をにじませた。

 「(現)3区の支援者と一緒に仕事ができるよう望む」。上杉も地元と密接に結び付いた政治活動の継続を願う。昨年の衆院選では約7万6000票を獲得。2017年の衆院選から約1万6000票を伸ばし、着実に支持を広げている。現3区が分割されて誕生する新2区と新3区について「地域支部の考えもあり、どこから出馬したいとは言えない。ただ(昨年の衆院選で)県南で勝利したのは客観的な事実だ」と強調した。

 ある県連関係者は「(調整方法で想定される)比例単独での立候補かコスタリカ方式のどちらを採用しても、現職同士や『意中の候補』に投票できない有権者の間の溝は深まる。次期衆院選の日程が見えてくる土壇場まで決まらないかもしれない」と頭を抱えた。(文中敬称略)

          ◇

 衆院小選挙区が「1減」となる本県。現職を抱える自民、立憲民主両党による候補者調整は「誰かは根を張った選挙区を失う」(国会関係者)状況を余儀なくされる。難航が予想される調整を巡り、両県連幹部や現職の思惑を追った。

192チバQ:2022/11/20(日) 20:32:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/d07ee83e128ea80de225439732ff15ff5cc91f9a
衆院鹿児島2区に保守分裂の火種 現職三反園氏は自民入り希望、親しい県議も 国替えの保岡氏、自民支部長を射程に
11/20(日) 11:34配信

南日本新聞
三反園訓氏(右)と保岡宏武氏

 自民元職の金子万寿夫氏(75)の引退を受け、衆院鹿児島2区で保守層を狙う動きが急加速している。2区選出で無所属現職の三反園訓氏(64)が前知事の知名度を生かし、比例九州選出で自民現職の保岡宏武氏(49)は金子氏の後任となる党2区支部長を射程に入れる。双方、つじ立ちや集会に余念がない。


 12日午後、鹿児島市東谷山の希望ケ丘団地入り口交差点。午前に南九州市頴娃で清掃活動に参加したばかりの三反園氏は車に手を振り、頭を下げていた。

 世代や性別を問わず車中から手を振り返す人は少なくなく、「頑張って」と声をかける姿も。三反園氏は「反応があるから頑張れる。いろんな現場を訪れて話を聞き、政策に反映させる」。そう語り、行事に顔を出すため指宿市へ急いだ。

 県議から「知事時代と同じで地域回りは熱心だ」と評される三反園氏。3月、自民内の二階派の特別会員になって保守色も強める。ただ、希望する自民入りは「今の任期中は無理がある」(森山裕党選対委員長)。三反園氏は「お願いする立場」と慎重に徹する。

■□■

 「自民現職を破った6人のうち1人だけ入党させなかった」。13日、鹿児島市であった保岡氏の集会で遠藤利明・党総務会長は三反園氏に言及した。保岡氏をいずれ2区から立てる計画を岸田文雄首相と衆院選当時から話していたとし、「(三反園氏の入党は)混乱の元になる」という首相の考えを披露した。

 この場で、保岡氏は元法相の父興治氏が地盤にした1区からの国替えに理解を求めた。「選挙区から勝ち上がりたい。2区支部長を目指す」と力を込めた。

 支部長は手続き上、県連の推薦を受けて党本部が選任する。県連会長の森山氏は来春の県議選までに決める意向。関係者は「他に意欲を示す人は聞かない」と保岡氏の就任を予想する。

■□■

 支部長は次期衆院選での公認候補となる。だが、保岡氏が就けたとしても「選挙で勝てるかは別問題」との見立ては根強い。奄美を含む広い選挙区の上、三反園氏が金子氏を破った前回は保守分裂だった。

 2区内の自民県議11人のうち9人が11月上旬、鹿児島市で意見交換した。事前説明なく保岡氏が国替え表明したことに不満やかばう声が出たという。出席者の一人は「三反園氏と親しい人もいる。保岡氏に対する温度差があった」と明かす。

 三反園氏は23日、南九州市で数百人規模の国政報告会を開き、保岡氏は月内に拠点を鹿児島市南部に移す。複数の自民県議からは「県議選前の争いは勘弁してほしい」との本音も漏れるが、保守分裂の火種はすぐ燃え広がる状態にある。

南日本新聞 | 鹿児島

193チバQ:2022/11/20(日) 21:13:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/a4c19ea583d46e9a655e2206127198834fda2f9d
顔を売りたい候補、自民内は「一日も早く選挙区決めて」…調整難航は避けられず
11/19(土) 7:08配信

読売新聞オンライン
改正公職選挙法が可決、成立した参院本会議(18日、国会で)

 衆院小選挙区を「10増10減」する改正公職選挙法の成立を受け、与野党は候補者調整を本格化させる。自民党は、小選挙区が減る10県で多くの現職を抱えており、調整の難航は避けられない見通しだ。


 自民の茂木幹事長は18日、調整作業について、「関係する都道府県や党内の意見を丁寧に聞きながら進めていきたい」と記者団に語った。自民は12月上旬にも、調整が必要な都道府県連の責任者を集めた会合を開く予定だ。

 立憲民主党の岡田幹事長は記者団に「あまり時間をかけない方がいい。作業を急ぎたい」との考えを示した。

(写真:読売新聞)

 各党が調整を急ぐのは、来年4月に統一地方選を控えており、地方議員らと一緒に新たな選挙区で活動し、衆院議員候補として浸透を図る必要があるためだ。年末年始は、あいさつ回りなどで有権者に顔を売り込む機会も多いだけに、自民内には「一日も早く選挙区を決めてほしい」との声がある。

 自民は、小選挙区の議席を独占する岡山、滋賀、愛媛など、減員県で調整が必要となる。現職2人を抱える和歌山では、衆院へのくら替えを模索する世耕弘成参院幹事長の地盤である県南部と、二階俊博・元幹事長の選挙区が重なる。

 一方で、自民各派閥にとっては、自派議員の選挙区を守ることに加え、新たに獲得すれば、派閥の影響力の拡大にもつながる。岸田派を率いる岸田首相は、選挙区数が5増える東京で「1枠は確保したい」と周囲に語る。

 公明党は、増員される東京、埼玉、千葉、愛知の4都県での擁立を自民側に水面下で求めている。石井幹事長は18日、「定数が増える地域で積極的に擁立を目指す」と改めて強調した。

 自民埼玉県連幹部はこの日、公明が擁立を狙うとされる「新14区」(草加市など)で、自民候補の擁立に向けた公募実施を求める要望書を党本部に提出し、早くも自公でのさや当てが始まっている。

194チバQ:2022/11/20(日) 21:18:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/a747e5f061252062f8ccc8861aaf0dbfd3e97121
村上氏、比例出馬の意向 「井原氏を選挙区に」
11/18(金) 20:00配信

愛媛新聞ONLINE
村上誠一郎氏

 衆院小選挙区定数が愛媛で1減の「3」となる改正公選法の成立を受けた自民党の候補者調整について、村上誠一郎氏(2区)は18日、愛媛新聞社の取材に対し、選挙ごとに選挙区と比例代表を交代する「コスタリカ方式」を利用し、新区割りが初適用された選挙では井原巧氏(3区)が選挙区、村上氏は比例で出馬するのが適切だとの意向を示した。
 村上氏は「県内の自民党議員を減らすわけにはいかない。コスタリカでしばらくやるしかないのではないか。井原氏と協力していきたい」と説明。比例四国ブロック(定数6)の名簿順位で「近年、徳島や香川を優遇しており、愛媛が比例枠を使うことにも納得を得られるだろう」と見通した。

愛媛新聞社

195チバQ:2022/11/20(日) 21:22:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/de61f1cfef4c41dfbd4e13105933a3a4ca8cb180「10増10減」強気の公明 定数増4都県に擁立照準 自民反発、調整は難航必至
11/16(水) 10:32配信

西日本新聞
国会議事堂

 1票の格差是正に向けた衆院小選挙区定数の「10増10減」を巡り、公明党が強気の構えだ。定数が増える都市部の4都県の選挙区に照準を定め、新たな候補者擁立を狙う。ただ、地方を中心に定数減の影響が大きい自民党内では既に反発が高まっており、与党間の調整は難航が予想される。


 近く国会で成立する見通しの公選法改正案では、東京が定数5増、埼玉、千葉、愛知が各1増となる。公明はこの4都県でそれぞれ議席の追加獲得を目指す戦略で、既に自民側に意向を伝えたとみられる。

 公明の積極擁立の背景には、国政選挙の比例得票数の伸び悩みがある。7月の参院選は約618万票で、目標の800万票に遠く及ばず、現有議席も維持できなかった。党関係者は「比例票は、風に左右されやすい。選挙区で議席を得られれば党勢回復の土台となり、比例票の掘り起こしにもつながる」と解説する。

 具体的に、新たな候補者には、東京の選挙区での擁立がささやかれる高木陽介政調会長(比例東京)らの名前が挙がる。「幹部を立てれば、自民も譲らざるを得なくなる」(公明筋)と、本気度がうかがえる。

 さらには、日本維新の会が、主地盤の関西で次期衆院選での公明との選挙協力を解消する可能性を示唆していることも絡んでいる。維新は、公明現職がいる大阪と兵庫の計6選挙区への候補擁立をちらつかせており、公明内には「関西は砂上の楼閣。下手したら大半が落選する可能性もある」との声も漏れる。

 一方、自民選対メンバーは「一気に四つもなんてあり得ない」とあきれ顔だ。自民は定数増の選挙区で可能な限り擁立する方針で、公明に譲る枠は最小限に抑えたいのが本音。公明が昨年衆院選の選挙区で立てたのは9人にとどまっただけに、なおさらだ。

 協議結果次第では与党の結束に影響を及ぼす恐れもある。だが、公明重鎮は「自分たちは自民の補完勢力ではなく、あくまでも対等な関係。遠慮なく主張するのは当たり前のことだ」と譲らない姿勢を鮮明にした。 (御厨尚陽)

196チバQ:2022/11/20(日) 21:25:45
https://www.asahi.com/articles/ASQCL7DZ3QCJOIPE01C.html
新16区巡り駆け引き 衆院小選挙区「10増10減」で愛知は1増
小林圭、佐藤瑞季2022年11月19日 10時00分
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愛知県の新しい区割り

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 衆院小選挙区を「10増10減」することなどを盛り込んだ公職選挙法の改正案が18日、成立した。愛知県内では選挙区が一つ増え、犬山、江南、小牧、北名古屋の4市と豊山、大口、扶桑の3町を区域とした新16区が誕生する。与野党各党の間では、新16区をめぐる駆け引きが早速始まっている。

 「小選挙区に候補を出すのは悲願だ」。公明地方議員の一人はこう息巻く。党内では、県内を地盤とする現職の伊藤渉氏(53)=比例東海ブロック=を候補として推す声が上がる。

 現在、東海地方の小選挙区には同党の選出議員がいない。党関係者は「自公の選挙協力の下、関東や関西には小選挙区で出る公明候補がいる。東海にいないのはおかしい」と話す。

 だが、友党の自民党に簡単に受け入れる気配はない。県連幹部は「公明が出したがっているとは聞いているが、最初から譲るというものではない」と、候補擁立を目指す考えを強調。区内の地方議員を推す意見のほか、立候補に意欲を持つ人も複数いるという。

 さや当てが続く状況に、公明県本部幹部は「党本部同士で決めてもらうしかない」と期待するが、自民県連幹部は「中央に勝手に決められては困る」と難色を示す。新16区の地元関係者は「すぐには決められないだろう」と調整が難航すると見ている。

 一方、野党内には先手を打った政党もある。

 改正法が成立する1カ月前の10月20日、国民民主党は新顔で医師の福田徹氏(40)の擁立を発表した。ほかの野党からは「選挙区ができていないのに早すぎる」と戸惑いの声が上がった。

 国民県連幹部は「良い候補がいるならすぐに立てるのが合理的な判断だ」と説明する。現在、県内で国民の衆院議員は1人しかおらず、「一人でも多くの候補を立てたい」(党関係者)との思惑が透ける。

 国民側の動きに立憲民主党側は「事前の調整はなかった」(県連幹部)と、驚きを隠さない。1人しか当選しない小選挙区で野党候補が勝つためには、与党候補との「一騎打ち」の構図をつくることが望ましく、野党間の調整は必須だ。だが、立憲県連幹部が国民県連幹部から候補擁立の連絡を受けたのは会見の前日だったという。

 立憲県連幹部によると、新16区には立憲側も候補の擁立を模索。このままでは野党同士で競合することになるが、「党が違うから仕方がない。互いにそう思っているはずだ」(県連幹部)と鼻息は荒い。

 ただ、党本部がほかの野党候補が競合することに難色を示すとの見方もあり、党関係者からは「候補者擁立を見送らざるを得なくなるだろう。国民にしてやられた」との声も漏れる。(小林圭、佐藤瑞季)

197チバQ:2022/11/21(月) 21:15:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/116e360935a7f8a9a8a46117131717cff98795dd衆院山口4区補選 野党の協議は難航 市民連合「統一候補擁立急ぐ」
11/21(月) 20:08配信


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tysテレビ山口
テレビ山口

衆議院山口4区の補欠選挙を巡る動きです。
野党間での統一候補の選定が難航したことから、市民団体、「市民連合@やまぐち」を中心に候補の擁立を探ることになりました。
21日、「市民連合@やまぐち」と立憲民主党や共産党など野党の県内組織の会合がありました。

市民連合と野党各党は、安倍元総理が亡くなったことに伴う衆議院山口4区の補欠選挙で統一候補の擁立に向け協議を続けています。
市民連合は先月、野党間で協議を始めるよう文書で要請しました。

しかし、来年4月に県議選を控えているなど野党間の調整が難航していることから今後、市民連合が中心となって候補者を検討することになりました。

市民連合@やまぐち 内山新吾共同代表
「あまり野党に委ねてという形ではなくて、市民連合のほうで、無所属の候補者を擁立ということができないかということを、追求していきたいと思っています」
市民連合は、候補の選定にむけ働きかけを急ぎたいとしています。

テレビ山口

198チバQ:2022/11/21(月) 21:19:00
https://www.kanaloco.jp/news/government/electiondata/article-950977.html
衆院10増10減成立 新19、20区「どこから出馬?」
選挙
衆院選
公職選挙法
1票の格差
自民党
立憲民主党
選挙 | 神奈川新聞 | 2022年11月18日(金) 16:23


 衆院小選挙区定数「10増10減」を反映した改正公職選挙法が18日、参院本会議で可決し成立した。県内は現行の18選挙区から2増して20選挙区となる。当事者たる議員の口は重いが、取り巻く関係者の間では新選挙区を軸に「現職はどこから出る?」「新人が手を挙げるのか?」と情報が飛び交う。政党間の駆け引きも激化しそうだ。

早くも激戦ムード
 県内の新設選挙区は19区と20区。このうち19区は横浜市都筑区と川崎市宮前区で編成される。2つの政令指定都市にまたがる全国でもここしかない選挙区だ。

 主に関係する現職議員は自民党の鈴木馨祐(旧7区)、山際大志郎(旧18区)、立憲民主党の中谷一馬(比例南関東)の3氏。前回総選挙で中谷氏は鈴木氏と大接戦の末、比例復活している。

 新7区は横浜市港北区のみから成り、旧7、18区のエリアは新しい7、18、19区の3選挙区に分割される形となる。選挙区の選択を迫られた議員の苦悩は深く、「身を引き裂かれる思い」(中谷氏)との言葉に象徴されるように事は簡単ではない。

 自民関係者によると、鈴木氏は都筑区、山際氏は宮前区に有力支持者が多い。一方、立民関係者によると中谷氏の有力支持者は都筑区に多いという。3氏ともに新19区での出馬は検討対象に含めているもようだ。

 また、新19区には国民民主党が先の参院選で健闘した新人の擁立を発表している。「〇〇さんがどこから出るか何か聞いていない?」。各陣営の関係者は情報収集に躍起になっており、早くも激戦ムードが漂っている。全国でも屈指の注目選挙区となりそうだ。

199チバQ:2022/11/21(月) 21:26:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/6c397d1ccffc5cd1bfb543e3672c9295b03e29c0
衆院選岡山、自民候補者調整本格化へ 10増10減法成立で党県連苦慮
11/18(金) 21:53配信

山陽新聞デジタル
岡山県の衆院選小選挙区の新たな区割り

 衆院小選挙区定数を「10増10減」する改正公選法が18日、成立した。岡山県内の5選挙区は次回選挙から1減の4となり、現行選挙区を独占する自民党の候補者調整が今後、本格化する見通しだ。ただ、党県連には比例復活を含めて現職6人が所属し、限られた椅子を巡るし烈な争いも予想される。現時点で調整の行方は見通せておらず、県連は対応に苦慮している。

 「国会議員の身分に関わる極めて重大な問題。県連として軽々に申し上げることは差し控える」

 18日朝、県議会棟であった党県議による会合。県連の天野学幹事長はあいさつで、今後待ち受ける候補者調整について言葉を選びながら触れた。

 昨年10月の衆院選で自民は5選挙区のうち4選挙区で議席を確保。3区で当選した無所属新人も選挙後に自民入りし、比例復活した前職を含めて6人がひしめいている。

 四つになった選挙区に誰をどう割り当てるのか―。新旧の区割りを重ね合わせてみると、新たな岡山2、4区は現行エリアを基本に一部区域が加わる構成。半面、新1区と新3区は従来の1、3、5区が複雑に混じり合い、各議員の地盤が競合する。

岡山県選出の自民党衆院議員

 とりわけ調整が難航しそうなのが新3区だ。エリア内に地盤を持つ現職は3人。「現職閣僚であったり、名門の看板や有力組織を背負っていたりと、いずれも選挙区を簡単に手放すとは思えない」と県内のある政界関係者はみる。

 10増10減に合わせ、比例中国ブロックの定数が1減の10となったことも状況を難しくさせている。中国地方では広島、山口県も小選挙区が1減となり、比例順位を巡る調整が厳しさを増すとみられるためだ。

 調整のスケジュールや手法は現時点で未定だが、党を挙げて戦う4年に1度の統一地方選が来春に迫り「エリアの顔となる衆院候補者を早く決めてほしい」と、ある党県議は言う。

 改正公選法の成立を前に、山陽新聞社は党現職の6氏に対し、希望選挙区などを尋ねたが、いずれも「今後、県連、党執行部と調整する」などと明言を避けた。

 生き残りを懸け、情勢を慎重に見極める各陣営。現職議員の一人は「思いがあっても口にすると、こじれて収拾がつかなくなる。選挙区1減が与える影響は極めて大きい」と複雑な胸の内を明かした。

200チバQ:2022/11/21(月) 21:27:25
広島
https://www.yomiuri.co.jp/local/hiroshima/news/20221118-OYTNT50254/
新4区 候補者調整難航か
2022/11/19 05:00
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自民・新谷氏、寺田氏地盤
 18日に成立した、衆院の小選挙区数を「10増10減」する改正公職選挙法では、県内の選挙区は7から6に減り、比例選の中国ブロックの定数も11から10に減少する。今後本格化する次回衆院選に向けた候補者調整は、現職が多い自民党を中心に大きく影響を受け、特に新4区では難航が予想される。(大槻浩之)

衆院区割り 県内7→6に
 新たな区割りは、現4区と現5区の大半が統合されるのが大きな変更点。▼現1区に府中町、海田町、坂町を加えて新1区▼現2区から江田島市を除いて新2区▼現3区に広島市安芸区を加えて新3区▼呉市、竹原市、東広島市、江田島市、、熊野町、大崎上島町で新4区▼現6区に三原市全域、尾道市全域を加えて新5区▼現7区の福山市がそのまま新6区――となる。


 現在2〜3の選挙区にまたがる尾道、東広島、江田島、三原各市では分割が解消される。

 特に候補者調整の難航が予想されるのは、現4区の東広島市と現5区の呉市などで構成される新4区だ。現4区は新谷正義氏(当選4回)が、現5区は自民党県連会長で総務相を務める寺田稔氏(同6回)が選挙区で選出され、地盤としている。

 寺田氏は池田勇人元首相を義理の祖父に持ち、岸田首相の右腕として政権を支える。寺田氏は10月30日の自民党県連の会合で、記者団に「今後の調整だが、(現5区で)育てていただいた。引き続き担っていきたい」と意欲を示した。

 一方、新谷氏の後援会幹部は18日、「党の方針を待つが、国や地域に貢献できる人材だと確信している」と強調。新谷氏は2012年に比例選北関東ブロックで初当選、14年に中国ブロックに移り、17年に現在の選挙区に落ち着いた。陣営からは「ようやく根付いてきた。この地で政治活動を続けたい」との声も強い。

 当選回数などから寺田氏に有利との見方もあったが、ここに来て寺田氏の「政治とカネ」を巡る問題が噴出。連日国会で野党の追及を受け続け、昨年の衆院選の選挙運動費用収支報告書に、虚偽の内容を記載したとする疑惑も加わった。寺田氏は選挙を所管する総務相でもあり、立場は悪くなったと見る向きもある。

 新谷、寺田両氏が選挙区と比例単独で交互に立候補する「コスタリカ方式」も案としてはあるが、比例選での出馬も難しい事情がある。今回の改正で中国ブロックの定数が1減となるのに加え、岡山、山口両県の選挙区も一つずつ減少し、比例枠や比例名簿の順位を巡り、他県を巻き込んだ調整が不可欠となる。「『次回は比例で』とは、安易に言い出せる状況ではない」(自民党県連関係者)というわけだ。

 寺田氏は岸田派、新谷氏は茂木派と、いずれも岸田政権を中心で支える派閥に属しており、派閥間の調整も必要となる。

 今後、自民党県連は党本部の選挙対策委員会とも連携しながら、年明けから調整を本格化させる。

 県議会議長で自民党県連の中本隆志・会長代理は18日、「大変な作業だと思う」と語った。その上で「当選により近い方が選挙区に座っていただく、これが一番いい方法ではないか」と強調し、「選挙がいつあるかわからないので、(調整を)加速していかなければいけない」と話した。

201チバQ:2022/11/24(木) 08:00:33
https://www.tokyo-np.co.jp/article/215588
衆院小選挙区 神奈川県内で2増 各党、候補選び急ピッチ
2022年11月23日 07時27分

 衆院小選挙区を「十増十減」する改正公職選挙法が成立し、神奈川では選挙区が二つ増えて二十となることが決まった。衆院選はいつ実施されるか分からず、各党は新設される19区(横浜市都筑区、川崎市宮前区)と20区(相模原市南区、座間市)で出馬する候補者の選定を急ぐ。区割りの改定で地盤が分割される現職も、選挙区の選択を迫られている。(志村彰太)
 国民民主党は十月、早くも19区の立候補予定者を、川崎市宮前区在住で七月の参院選に出馬した深作ヘスス氏(37)に決定。深作氏は「国政を目指す理由は衆院選も参院選も同じ。地元で声を上げていく」と話す。
 毎回、ほとんどの選挙区で候補者を立てている自民党と立憲民主党も、動きが慌ただしくなっている。
 自民は、地盤が分割される甘利明氏(73)=旧13区、坂井学氏(57)=旧5区、鈴木馨祐氏(45)=旧7区、山際大志郎・前経済再生担当相(54)=旧18区=らの選択が鍵を握る。
 甘利氏は改正公選法が成立した十八日、「機械的に線を引かれ、選挙民との絆が分断されるのは本当に代議員制度と言えるのか」とのコメントを発表。13区(横浜市瀬谷区、大和市、綾瀬市)に残るか20区に移るか選ぶことになるが、瀬谷区は党内で激しく勢力争いをする菅義偉前首相が影響力を持つ。ある自民県議は「甘利氏は13区は選びにくいのでは」と話す。関係者によると、坂井氏は「5区(横浜市戸塚、泉区)に残る」と表明したという。
 自民の中で「火薬庫」と評される19区は、鈴木氏か山際氏か、または地方議員が候補者になるのか、調整が難航している。特に、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との関係が明らかになった山際氏について、「どこも受け入れたがらない。地盤の18区でも、19区でも出馬は難しい」(自民県議)との声すらある。
 一方、立民は後藤祐一氏(53)が16区(厚木、伊勢原、海老名市)、山崎誠氏(60)が5区に残ることを自身のホームページなどで早々に宣言。13区は太栄志氏(45)が残留するという。19、20区の候補者は未定だが、現職による相次ぐ意向表明にある立民県議は「党内手続きを経ているのか」と困惑ものぞかせる。
 今回区割り変更のない6区で二〇一七年選挙まで候補者を擁立し、二一年選挙は立候補予定者の不祥事で擁立を断念した公明党の動きも注目される。自民の中には山際氏が19区に移り、18区に公明の候補者に立候補してもらう構想もあり、思惑が入り乱れている。
 このほか、維新や共産なども新設区への候補者擁立を模索しているが、まだ動きは具体化していない。

202チバQ:2022/11/24(木) 23:16:41
https://news.goo.ne.jp/article/nikkangendai/life/nikkangendai-892925.html寺田稔“更迭ショック”が地元・広島にも波紋…「10増10減」新区割りめぐり大荒れ必至
2022/11/23 09:26日刊ゲンダイDIGITAL

寺田稔“更迭ショック”が地元・広島にも波紋…「10増10減」新区割りめぐり大荒れ必至

寺田稔前総務相は地元でも総スカン(C)日刊ゲンダイ

(日刊ゲンダイDIGITAL)

 寺田更迭ショックが地元・広島政界にも波紋を広げている。先日、法案が成立した衆院小選挙区「10増10減」の区割り変更を巡って、大荒れしそうなのだ。

 広島の選挙区は現行7から6に減少。うち、自民現職の新谷正義氏(当選4回)の4区と、寺田前総務相(同6回)の5区のほぼ全域が統合され、新4区となる。

 当初、新4区の候補者調整は難航が予想されたが、当選回数や同じ広島選出の岸田首相の右腕であることから、寺田氏の支部長就任が濃厚とみられていた。しかし、ここにきて「政治とカネ」の問題が噴出。大臣辞任に追い込まれ、雲行きが怪しくなってきた。

「寺田さんは県連会長で候補者を調整する立場でしたが、今回の一件で『地元に迷惑をかけた張本人が決めるのはおかしい』というムードになっている。地元県議からも会長職の見直しを示唆する声も上がっており、総スカン状態。もちろん、新谷さんも新4区を譲るつもりはありません」(地元政界関係者)

誰をどかしても角が立つ
 新谷氏は2012年に比例北関東ブロックで初当選。14年に中国ブロックに移り、17年に現在の選挙区に落ち着いてからは2回連続で圧勝している。党内第2派閥の茂木派に所属し、第4派閥の領袖に過ぎない岸田首相にとっては配慮せざるを得ない相手だ。

「新谷氏の現4区のうち新4区から外れた三原市は、現6区に統合されて新5区となる。そこで現6区で、亀井静香氏から地盤を引き継いだ立憲民主党の佐藤公治に負け続け、比例復活を繰り返している小島敏文衆院議員をどかし、新谷氏を入れるべきだという意見もある。ただ、小島氏も岸田派で、総理にすれば、そう簡単にはどかせないはず。寺田氏の妻も池田勇人元首相の孫で、宏池会(現・岸田派)の創設者一族のメンツを潰すわけにもいかない。誰をどかしても角が立ちます」(別の地元政界関係者)

 決断できない岸田首相はお膝元の候補者調整でも後手対応を繰り返すのか。

203チバQ:2022/11/25(金) 17:51:24
https://www.sankei.com/article/20221118-NZZ5J6RDWBMAPD5ELXN6JA64BY/
衆院選挙区、東京は5増 自公候補者調整の行方焦点 改正公選成立で
2022/11/18 17:34
政治
選挙
地方
関東
東京

反応



立憲民主党の長妻昭氏
立憲民主党の長妻昭氏

「一票の格差」是正のため衆院選挙区を10増10減する改正公職選挙法が18日に成立し、都内はこれまで25だった選挙区が5つ増えて30選挙区となる。次期衆院選に向け、各党とも新たな選挙区での候補者擁立が課題となり、特に連立を組む自民、公明両党の候補者調整の行方は大きな焦点の一つだ。各選挙区の区割り変更でも、活動の見直しなど早急の対応が必要となる。

自公両党はこれまで、公明が議席を確保する12区(北区、足立区の一部など)では自民が支援に回り、残る選挙区では自民が擁立する候補者を原則、公明が応援する選挙協力を続けてきた。自民は新たに増えた5選挙区全てに候補者を立てたい考えで、党都連関係者は「新人候補の浸透が課題だ」と話す。

だが、公明も議席の上積みを図り、5選挙区のうち1つを狙う。選挙区での候補者擁立は票の掘り起こしにつながり、党勢回復の足がかりとなるからだ。党都本部関係者は「自民に選挙区を譲ってほしいという思いはある」と明かす。

新たに増える選挙区の多くは人口の集中する特別区を含み、自公両党以外の党にとっても議席確保の機会となる。小池百合子知事が特別顧問を務める地域政党「都民ファーストの会」はかねて国政進出を目指しており、その動きが波乱要因となる可能性もある。

一方、区割りの変更では、地盤としてきた地域が別の選挙区に組み込まれるなど、長年活動を続けてきた議員らは新たな対応を迫られる。


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7区(渋谷区、中野区の一部など)で自民候補を破ってきた立憲民主党の長妻昭政調会長も選挙戦略の見直しを余儀なくされる議員の一人。党都連関係者は「状況によっては『長妻党』の票を取りこぼす可能性もある」と懸念を示した。

205チバQ:2022/11/27(日) 08:19:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/83572c9f76da5763ab855406ce890a6cd53ff80b
自民・甘利氏、新神奈川20区から出馬へ 衆院「10増10減」で
11/26(土) 20:41配信
 自民党の甘利明前幹事長(73)=衆院比例南関東=が次期衆院選で新たに誕生する神奈川20区(相模原市南区、座間市)からの出馬を目指すことが26日分かった。後援者ら複数の関係者が明らかにした。  

 甘利氏は中選挙区制時代の1983年に旧神奈川3区から出馬し初当選。以降、13期連続当選し労相や経済産業相、党政調会長などを歴任した。第2次安倍晋三内閣では経済再生担当相として官房長官の菅義偉氏(2区)と共に政権を支えた。岸田文雄首相のブレーンも務めている。

 小選挙区制移行後は13区(大和、海老名、座間、綾瀬市)を地盤としてきた。昨年10月の前回衆院選は立憲民主党の太栄志氏との一騎打ちとなり5千票余りの差で敗れ比例で復活当選した。

 今月18日に成立した小選挙区定数の「10増10減」を反映した改正公選法で13区は13、16、20区への分割が決定。甘利氏周辺によると「中選挙区制時代に旧3区の主要地盤だった相模原市の関係者から、街づくりなどへの協力を求められている」という。

神奈川新聞社

206チバQ:2022/11/27(日) 19:08:03
https://www.niigata-nippo.co.jp/articles/-/142969
立憲民主 西村智奈美氏、新・新潟1区から出馬へ 次期衆議院選挙
2022/11/25 16:20
(最終更新: 2022/11/25 17:08)
西村智奈美氏

 新たな区割りで行われる見込みの次期衆院選について、立憲民主党新潟県連代表の西村智奈美衆院議員(新潟1区)が新1区から出馬する意向を固めたことが24日、複数の関係者の話で分かった。立民県連の国会議員らは12月3日、新区割りのどの小選挙区から出馬するかを正式に発表する予定。

 立民県連所属の国会議員らは24日、国会内で会合を開き、新区割りでの対応などを非公開で協議した。関係者によると、西村氏は新潟市中…

207チバQ:2022/11/28(月) 07:38:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/a7faf9afd921a47aaa7c6c9228574c6e9d449c0d
自民王国・和歌山 国政への「椅子取りゲーム」 知事選でゴング
11/27(日) 20:07配信


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毎日新聞
当選を確実にし、あいさつする岸本周平氏(右)。二階俊博・自民党元幹事長(中央)と世耕弘成・党参院幹事長も駆け付けた=和歌山市で2022年11月27日午後8時20分、山口智撮影

 保守王国・和歌山に16年ぶりに誕生する新知事に27日、野党出身で無所属新人の元衆院議員、岸本周平氏(66)=自民、立憲民主、国民民主推薦=の就任が決まった。その陰で存在感を増したのが、地元選出の二階俊博・自民党元幹事長だ。来春には衆院和歌山1区補欠選挙の実施が見込まれるほか、次期衆院選では和歌山県内小選挙区の定数1減が決まっている。知事選をゴングに、国政の議席を巡る自民県連内の“椅子取りゲーム”が始まった。

 ◇世耕氏が仕掛け、二階氏がKO勝ち?

 自民県連は9月3日、県議らを中心とする主戦論を受け、世耕弘成会長代行(党参院幹事長)の主導で和歌山市出身の総務官僚を擁立する方針を決定。県連会長の二階氏も異論を唱えることはなかった。しかし、その後、県内21町村長でつくる県町村会が岸本氏の推薦を決めると、県連の決定はわずか10日で霧散した。知事選の実動部隊となる町村会の離反は「市町村長の意見を聞いてもらう場がなかった」というのが理由だが、二階氏周辺が水面下で首長らに働きかけたことも影響したとみられる。10月3日には党本部が岸本氏の推薦を決定した。

 ◇コロナ感染、健康不安説も払しょく

 「みんな一致して岸本さんを推そうと、一丸となっていただいたことをうれしく思います」。知事選が告示された11月10日、二階氏はJR和歌山駅前で岸本氏と街頭に立った。5日に新型コロナウイルスへの感染が発表され、健康状態への不安がささやかれる中、健在ぶりをアピール。岸本氏は旧民主党政権で経済産業政務官などを歴任し、国民民主党では幹事長代行も務めた経歴の持ち主だが、この場でマイクを握った8人中7人が自民関係者だった。二階氏は20日にも和歌山市内のホテルであった岸本氏の個人演説会に駆け付け、「得がたい知事候補を得た。この人なら間違いない」と太鼓判を押した。

 ◇異例づくめの選挙戦

 衆院和歌山1区で自民公認候補らを相手に5回の当選を重ねてきた岸本氏。しかし、選挙事務所の壁には二階氏や世耕氏のほか、岸田文雄首相、麻生太郎副総裁ら自民重鎮の「ため書き」が並び、陣営幹部も「これまでの選挙とは全く違う」と驚く。岸本氏も折に触れて「寛大な心で私を受け入れていただいた自民党の懐の深さに感謝申し上げます」と自民への気配りを欠かさない。従来、一定の保守層からも支持があった岸本氏だが、今回は農業や建設、医療など自民の支持基盤の各種団体が次々支援に回った。

 ◇定数1減で「綱引き」激化?

 二階氏が知事選で存在感を発揮したのには理由がある。次期衆院選から小選挙区の定数を「10増10減」する区割り改定に伴い、県内では議席が3から2に減る。将来の首相を目指して衆院へのくら替えに意欲を示す世耕氏は、二階氏と同じ「新2区」(新宮市、御坊市など)が地盤だ。「いずれ息子に地盤を譲るのでは」との観測も聞かれる二階氏。ある首長は「参院選が終わり、しばらく大型選挙はないと言われたが、来年にも解散総選挙がありそうな雰囲気だ。そうなれば二階さんは100%、新2区から出馬する」と話し、知事選を巡って二階氏が世耕氏をけん制したとみる。

 岸本氏が衆院議員を辞して知事選に転じたことで、空席となった衆院和歌山1区の補選が次の焦点となりそうだ。自民の候補者調整はこれからだが、長年1区で岸本氏と戦いながら、知事選では岸本氏を支えた門博文元衆院議員が返り咲きを狙うほか、定数減で行き場を失いかねない2区選出の石田真敏元総務相や鶴保庸介元沖縄・北方担当相(参院議員)の動向も注目される。世耕氏も知事選の応援演説で「今回、岸本さんが自民党の推薦で出られたことで、長年の懸案だった1区でも保守が団結して戦う政治環境が整った」と補選を意識した発言を繰り返した。

 ◇地元政界地図の塗り替え進むか

 「結局は自分たちの今後の選挙のために動いているようにしか見えない」。知事選を舞台にした国政の議席を巡る駆け引きに、野党系県議は冷ややかな視線を送る。一方、自民県連幹部は「この1、2年で県内の政界地図は大きく変わるだろう」と先を見据える。知事や国会議員の顔ぶれが10年以上固定化してきた和歌山政界が動き始めた。【山口智】

208チバQ:2022/11/28(月) 23:06:59

1 塚田一郎or佐藤純・西村智奈美
2 細田健一or国定勇人・菊田真紀子
3 斎藤洋明・黒岩宇洋
4 泉田裕彦or鷲尾英一郎・米山隆一
5 高鳥修一・梅谷守



https://www.niigata-nippo.co.jp/articles/-/140585
[衆院小選挙区・10増10減]新潟県内の区割りはどうなる? どの区から誰が立候補?現状まとめ
2022/11/19 14:30
(最終更新: 2022/11/19 17:17)

 衆院小選挙区定数「10増10減」を反映した改正公選法が成立した。新潟県は定数が現行の6から5に減り、各選挙区のエリアも変わる。自民党は現職7人と新人の県議が出馬を目指し、一部の区では候補者調整が必要な状況だ。各選挙区の公認候補予定者となる党支部長について、高鳥修一県連会長は来春の県議選前に決めるよう党本部に求める考えを示している。一方、立憲民主党は現職、前職計5人が各選挙区で名乗りを上げる見通し。新潟県内の各小選挙区ごとに予想される構図をまとめた。

◆[新1区]立民は西村氏が濃厚、自民は塚田氏・佐藤氏が公認争いか
 立憲民主党新潟県連代表の現職西村智奈美氏(現新潟1区)は、地盤とする旧新潟市中心部が残るため参戦が濃厚。自民党現職の塚田一郎氏(比例北陸信越)は現1区支部長を務めており、出馬への意欲があるとされる。8月に名乗りを上げた新人で同党県議の佐藤純氏=新潟市江南区=と公認を争う可能性がある。

 新1区は新潟市中央区、東区、江南区と佐渡市がエリア。西村氏は現1区で6回当選しているが、自宅のある同市西区などが選挙区から外れる。「現在の支持者への丁寧な説明が必要。新潟県関係の立民国会議員らで県全体の体制を決めてから話す」と明言を避けた。

 塚田氏も「地元後援会や支援者と相談し、最終決定したい」と多くを語らないが、「江南区の党の地域支部長として手を挙げようという気になった」とする佐藤氏と公認争いになれば、現職優位との見方もある。

◆[新2区]立民・菊田氏、自民・細田氏が名乗り 国定氏は態度表明せず
 立憲民主党現職の菊田真紀子氏(現新潟4区)と、自民党現職の細田健一氏(現2区)が出馬の意思を固めている。自民現職の国定勇人氏(比例北陸信越)は態度を表明していないが、三条市などを含む現4区の支部長を務めており、公認争いになる可能性もある。

 新2区は県央地域の三条、燕両市と、新潟市西区、西蒲区などで形成される。菊田氏は「現4区の主立った地域が入る。迷いはない」と説明する。当選7回で自民候補に2連勝中だが、「新人のような気持ちで活動する」と力を込める。

 細田氏は地盤である現2区が3分割されたため、自宅のある燕市を含む新2区を選んだ。「土地改良事業やものづくり振興などの経験を生かしたい」と強調する。一方、前三条市長の国定氏は「県連で新支部長を決定するまで、どこから出ると明言すべきでない」と述べるにとどめた。

◆[新3区]自民・斎藤氏、立民・黒岩氏が対決
 自民党の現職斎藤洋明氏(現新潟3区)と、立憲民主党の前職黒岩宇洋氏が立候補を目指す。

 村上、新発田の両市など県北地域の現3区に、人口が比較的多い新潟市秋葉区、同市北区の全域が加わる。斎藤氏は「都市票を変に意識せず、本来の支持基盤を固めることに注力したい」と話す。黒岩氏は「既存の国政野党系の地方議員や統一地方選候補者と連携していく」と思い描く。

◆[新4区]立民は米山氏、自民は泉田氏・鷲尾氏が出馬を明言
 立憲民主党は現職の米山隆一氏(現新潟5区)が立候補を予定するのに対し、自民党は泉田裕彦氏(比例北陸信越)と鷲尾英一郎氏(同)の現職2人が出馬を明言しており、候補者調整が必要になる見通しだ。

 新4区は長岡市を大票田に、柏崎市や見附市などで構成する。

 米山氏は知事を務めた経験を踏まえ、「全県的な知名度はある方だと思うが、根を張るのと知名度は別問題だ。しっかり活動していきたい」と述べ、新区割りでの浸透に精力を傾ける。

 昨年の衆院選を現5区の公認候補として戦った泉田氏は公認争いに関し「4区で頑張ります」と語る。一方、現2区から国替えし、長岡市に事務所を構えた鷲尾氏は新4区内の自民党支部の顧問に就き、足場を固める。「地域支部との関係を深めてきた。推すに値する候補だと認めてもらえるよう努力する」と述べた。

◆[新5区]立民・梅谷氏、自民・高鳥氏の現職対決へ
 立憲民主党の梅谷守氏(現新潟6区)と、自民党の高鳥修一氏(比例北陸信越)の両現職が出馬の意思を示す。

 上越市などの現6区に現5区の南魚沼市、魚沼市、湯沢町が入り、面積は県内最大。魚沼地域の票が鍵になりそう。梅谷氏は現5区を地盤とする立民現職と協力体制を築き、浸透を図る考え。高鳥氏は「雪国に日差しを当てる」と豪雪地の課題を軸に訴える意向だ。

209チバQ:2022/11/29(火) 09:49:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/5c0e8f3b964ebf72bd89dc79fdf33c9d53ca0a2e
10増10減の基本方針まとまる 自民党が候補者調整「現職ら優先」
11/29(火) 7:00配信

朝日新聞デジタル
記者会見する自民党の茂木敏充幹事長=2022年11月7日、自民党本部

 衆院選の一票の格差を是正するため小選挙区を「10増10減」する改正公職選挙法の成立を受け、自民党は28日、候補者調整の基本方針を役員会で了承した。茂木敏充幹事長と森山裕選挙対策委員長が12月上旬にも、対象の都県連幹部と面会し、調整を本格化させる。

【写真】「10増10減」によって衆院小選挙区の定数が変わる15都県と、比例代表ブロックの「3増3減」

 茂木氏は役員会後の記者会見で、定数が増える東京や神奈川の5都県については「(現職ら)現選挙区支部長の選挙区調整を優先して行い、とりまとめた結果を党本部に上申していただく」と説明。定数減となる和歌山や山口など10県については、各県連が当事者や地域の意見を聞いた上で、その結果を党本部に報告して調整に入るという。

 茂木氏は来春の統一地方選を見据え、「しっかりと戦えるような態勢を作っていくためには、統一地方選前に全国の支部長の決定がなされることが望ましい」と語った。(白見はる菜)

朝日新聞社

210チバQ:2022/11/29(火) 09:49:53
https://www.asahi.com/articles/ASQCW7794QCTOXIE02M.html?oai=ASQCX6K78QCXUTFK00P&ref=yahoo
二階氏と世耕氏の「紀州政争」、火種くすぶる 衆院の椅子減る和歌山
有料記事

菅原普2022年11月28日 10時00分

 27日投開票された和歌山県知事選。無所属新顔で元衆院議員の岸本周平氏(66)が当選した。ただ、今回それ以上に注目を集めたのは、保守王国で勃発した自民党内の主導権争いだった。その火種はくすぶり続けており、知事選は「紀州政争」の序章に過ぎないとの見方は強い。

 当選確実の報道を受け、岸本氏の選挙事務所には、県連会長の二階俊博元幹事長(83)、県連会長代行の世耕弘成参院幹事長(60)ら県選出の国会議員が並んだ。二階氏は「知事にだけ任せておいたらいいというものではない。お互い懸命に頑張ることを誓い合うゆうべにしたい」。世耕氏も「和歌山の人口を増やしていく。そういう県政を心から期待したいし、われわれ国会議員もしっかり応援したい」と語った。両氏が時折笑顔を浮かべて言葉を交わす場面もみられた。

 自民党のほか、立憲民主党、国民民主党などから支援を受けて岸本氏が制した今回の知事選。与野党相乗りの構図が固まった時点で、事実上勝敗の流れは決まっていた。むしろ、激しかったのは、岸本氏一本化に至るまでの自民党内の攻防だった。

記事後半では、県出身の官僚擁立という県連の決定に反旗を翻した町村会の思惑を描きます。10増10減の衆院選区割りを見据えて、二階氏と世耕氏らがうごめく「紀州政争」について解説します。

 自民党県連は9月上旬、4度…

211チバQ:2022/11/30(水) 08:40:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/a58dd12e6776f43e8f5763f86b3232d053a97fdc
ベテラン現職VS元衆院議員次女、保守分裂の激戦へ 自民輪島支部、宮下氏を公認申請 北村氏は対応未定
11/30(水) 5:01配信

北國新聞社
自民党輪島支部が開いた常任総務会=29日、輪島市役所

  ●石川県議選輪島市選挙区(定数1)

 自民党輪島支部は29日、来春の県議選輪島市選挙区(定数1)に出馬する現職宮下正博氏(72)=5期=の公認を党県連に申請すると決めた。北村茂男元衆院議員の次女麻記子氏(40)も同日に公認申請を願い出たが、党籍を確認できず、検討対象とならなかった。支部は北村氏について後日あらためて対応を協議する見通しだが、定数超の公認はできないため、党籍証明や推薦を出すかが焦点。保守分裂の激戦が確実となり、地元では一気に緊張感が高まった。

【写真】ベテラン現職(左)と元衆院議員次女

 この日は輪島市役所で支部の常任総務会が開かれた。非公開の会合には宮下氏のほか、自民市議9人が出席し、県議選と市議選の公認申請に関する方針を協議した。

 出席者によると、宮下氏の公認申請は異論なく決まり、本人は「過疎化などで疲弊する輪島、奥能登に県や国の支援をいただけるよう、つなぎ役に徹していきたい」と意欲を語った。

 一方、北村氏は市議の1人を通じ、会合が始まる前に県議選の公認願を提出した。しかし、県連事務局に北村氏の党籍を照会したところ、「名前を確認できない」との回答だったため、議論の対象にならなかったという。

 この結果を受け、北村氏は同日夕、党本部に問い合わせて自身が党員であることを確認した。北村氏は義兄に当たる小森卓郎衆院議員の秘書時代、党本部で党員に登録したため、県連や輪島支部では名前を把握できなかったとみられる。

 北村氏は北國新聞社の取材に「公認がもらえないのは残念だが、党歴はあるので、あらためて対応を検討してほしい」と語った。

 しかし、公認に準ずる党籍証明、推薦などを得られるかは不透明だ。役員の1人は「輪島から県議選に出るなら前もって県連や輪島支部に所属を移しておくべきだった」と党籍証明などに否定的な見方を示す。一方、別の役員は「推薦すら出さないとなれば、支部が新人を排除したように映る」とイメージダウンを懸念し、支部内でも意見が割れている。

 宮下氏周辺が北村氏の扱いに気をもむのは、2人の対決が市を二分する大激戦になりかねないとの懸念からだ。宮下氏は今年3月の知事選で山田修路氏の選対幹事長として陣頭指揮を執り、北村氏はかつて秘書を務めた馳浩知事の陣営スタッフを務めた。

 宮下氏を支持する市議の間では、北村氏を「馳知事に近い勢力が差し向けた刺客」と見る向きもある。ただ、西田昭二衆院議員をはじめ、能登には宮下氏を慕う県議や市町議が多く、知事派の県議からも「宮下氏がいなくなれば知事の県政運営にも悪影響が及ぶ」として北村氏に出馬を思いとどまるよう説得する動きもあった。

212チバQ:2022/11/30(水) 13:09:53
https://news.yahoo.co.jp/articles/a36bb0e6e38d24a387ea5167250b2d1b260c1765
安倍事務所閉鎖、後援会も解散…No.2以外の地元秘書たちはそのまま廃業へ【安倍家断絶 王国で何が起きているのか】
11/30(水) 9:06配信



日刊ゲンダイDIGITAL
看板とポスターはそのまま(山口県下関市の安倍事務所=提供写真)


 今月22日、安倍事務所からの挨拶状が支援者たちのもとに届いた。

岸田首相は旧統一教会の被害者救済ヤル気なし…法案はザル、全国弁連との協議にも後ろ向き

〈早いもので安倍晋三代議士が亡くなられて四か月余りが過ぎました〉

〈事務所の閉所につきましては、当事務所は先代・晋太郎先生より引き継いだもので、(中略)惜しまれる声もたくさんいただきましたが、国葬儀、県民葬儀を終えた今、これを区切りに本年末をもちまして閉じることといたしました〉

 事務所はJR下関駅の裏側にあり、月5万円の賃貸物件。大家は晋太郎氏の代からの支援者である地元のパチンコ業者だ。下関市内の豪邸ともいわれる安倍元首相の自宅の前所有者でもある。かつては下関駅の再開発などでの便宜をウワサされていたほど、安倍事務所とは密接な関係であったが、現在は息子が会社を引き継ぎ、代替わりによって政治とは距離を置いているという。

 下関事務所と同時に選挙区内の長門市の事務所も閉鎖される。実は先月28、29日に昭恵夫人が下関と長門で支援者たちを集め、長年にわたる感謝の言葉を述べる集会があった。

「そこでは明言こそありませんでしたが、これをもって支持者たちは『後援会も解散だ』と思ったそうです」(自民党関係者)

 事務所は閉鎖、後援会も事実上の解散で地元・下関を支えていた秘書たちの身の振り方はどうなっているのか?

「事務所ナンバー2といわれていたベテランの公設秘書は、派閥が同じ代議士の政策秘書として再雇用されることが決定しているそうです。他の私設秘書たちは、そのまま廃業するようです」(同)

 下関には安倍事務所「秘書」の肩書で名刺を持つ人物は多い。大抵は20代、30代の若手か、60代以上のシニアらしい。地元企業の経営者2世が「人脈づくり」として秘書活動をするケースもあれば、地元に精通する市役所OBなどが秘書として活動するケースもあるそうだ。

「もともと秘書としての給料が出るわけではないので、前者は家業にもどり、後者はもう隠居をするようですね」(同)

■モリカケ桜は「忘れたい思い出」

 実は事務所閉鎖は9月には決定していた。

「忌中が明けた9月にも後継は決定せず、昭恵さんの出馬固辞もあり、年内閉鎖はその時期にはもう決まっていました」(後援会関係者)

 かつての安倍後援会は下関からバスを数台連ね、「桜を見る会」に参加するなどの威容を見せていた。しかし、それも「モリカケ桜」と国会で追及されるうちに、後援会の高齢者たちにとってはマスコミに追われるなど「忘れたい思い出」にさえなっているという。

「それでも事務所が看板を下ろすのは本当につらいです」(後援会関係者)

 現在も「安倍晋三事務所」の看板とポスターはそのままである。 =つづく

(日刊ゲンダイ編集部)

213チバQ:2022/11/30(水) 15:08:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/fb4090ae0a7a8bc4138cf0c7fbbe529cd1920f9c
山口県民葬で昭恵夫人が発した「貢献」の真意 後援会は補選出馬に一縷の望みも【安倍家断絶 王国で何が起きているのか】
11/29(火) 9:06配信


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日刊ゲンダイDIGITAL
安倍元首相の県民葬で参列者にあいさつする昭恵夫人(C)共同通信社

【安倍家断絶 王国で何が起きているのか】#1

「地元のためになんらかの貢献をしていきたい」──。夫が凶弾に倒れて以降、公の場では初の肉声だった。

【写真】安倍昭恵夫人の“奇抜ドレス”「即位礼正殿の儀」をブチ壊し!(2019年)

 10月15日、下関市「海峡メッセ」で行われた安倍晋三元首相の山口県民葬。最後の挨拶で喪主の昭恵夫人が語った言葉である。

 このひと言に色めき立ったのが、安倍派といわれている県議・市議と支援者たちだ。「衆院山口4区の補欠選挙出馬への意欲」と解釈し、安倍氏亡き後に直面している後継問題に一筋の希望を見たのだ。忌まわしい事件当日のことを地元自民党関係者はこう振り返る。

「後援会の人たちは皆、ジッとしておれずに集まっていました。死亡が伝えられると、誰彼となく『後継はどうなるんだ』との話が出ましたが、その後、誰もが口をつぐんでしまいました」

 存命中からの課題だった後継問題も手つかずに、安倍氏は逝った。本来ならば「弔い合戦」となるはずの補選が、戦いすらできない絶望的な状況なのである。

 後援会では当初から「補選は昭恵さんしか勝てない」との意見があった。その先の総選挙までには地元が納得する後継者を迎えるので、それまで、なんとか選挙区を守って欲しいと。しかし、事件後、初の下関入りとなった8月1日、昭恵夫人は集まった支援者を前にこう語った。

「私は選挙に出るつもりはありません」

 その場は静まり返った。

「それでも、後援会の一部はまだ昭恵さん擁立を諦めてはいないのです」(地元市議会議員)

地元でのバッシングの張本人は…
山口県下関市で行われた安倍元首相の県民葬(C)共同通信社

 政治的な意識も高かった昭恵夫人は、政治家向きではないのか。

「以前の昭恵さんへの一連のバッシングで、本人にその気はまったくないのです。そもそも、地元でのバッシングの張本人が、実は後援会幹部の老人たちでしたからね」(同)

 安倍後援会は先代の晋太郎から晋三まで続く、地元に根を張る強固な組織だ。もともと保守的な幹部たちは、ずっと「子どもはまだか?」などの心ない言葉を昭恵夫人にかけていた上、自由奔放にも映る彼女の言動に常々苦言を呈していた。

 それでも、昭恵夫人は下関に居を移し、夫の弔いをして暮らす意向だという。東京・富ケ谷の自宅は姑の洋子氏と義兄の寛信氏が所有し、彼女に相続権はないが、下関の約1000坪、延べ床面積633平方メートルの安倍家の屋敷は夫名義だった。

「築50年以上の邸宅に最近リフォーム業者が入ったと聞きます。富ケ谷の自宅で洋子夫人と暮らすよりはマシなのでしょうね」(同)

「貢献」のひと言は、地元での市民とのボランティア的な活動を意図しているといわれている。

 ◇  ◇  ◇

 目下、お家断絶の危機にある“安倍王国”の最前線をリポートする。(つづく)

(日刊ゲンダイ編集部)

214チバQ:2022/12/03(土) 16:29:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/4ae63560b4194d785463f19cddb90d3c1d04ef6f
新区割り対決はまさかの林家“不戦勝”「次の総理」を応援する長州人気質 【安倍家断絶 王国で何が起きているのか】
12/3(土) 9:06配信


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日刊ゲンダイDIGITAL
10月15日の安倍元首相の県民葬に参列した林芳正外相(C)共同通信社

【安倍家断絶 王国で何が起きているのか】#5

「下関は林家が本家本元。地盤を返してもらうだけなのです。その先には林芳正総理誕生の道が開けてくる」

後ろ盾を失った安倍事務所「直結」市議会派の凋落…“重し”が取れて候補者乱立

 林家に近い自民党関係者はそう語る。すでに鼻息はかなり荒い。安倍元首相が「王国」を築き上げた下関市は、林芳正外相の地盤でもある。林家は下関でサンデン交通などのファミリー企業を持つ名家だ。

 安倍・林両家は長年の因縁関係にある。1996年の小選挙区制導入後初の衆院選で林の父・義郎氏が、まだ若手だった安倍氏に山口4区を譲った。そのため、林氏はずっと参院選挙区から出馬してきた。

「林家は戦前から政治家を輩出してきた家系。中でも芳正氏は総理の椅子を狙える逸材です。総理を目指すなら参院議員ではダメで衆院選挙区への転出が必須でした」(同)

 大きく動いたのは昨年の衆院選直前だ。林氏が衆院山口3区へのくら替え出馬を表明。現職で当選10回の河村建夫元官房長官の地盤だったが、林には勝算があった。県政のドン、柳居俊学県議会議長が味方につき、林の母は選挙区内の有力企業、宇部興産の創業家出身である。

「河村さんには長男への世襲の意思があったが、『保守分裂も辞さず』という林派に蹴散らされた」(地元市議)

 問題はその先、次期衆院選だった。

「先日、国会で改正法が成立した衆院小選挙区の新区割りです。林氏が当選した現3区のうち大票田の宇部市が新1区に編入され、現4区の下関・長門両市などが一緒になって、新3区となるのです」(前出の自民関係者)

■下関を二分するはずだった因縁の戦い

 本来なら新1区には父・正彦前副総裁から世襲した高村正大氏が陣取り、新3区には安倍氏が構えていた。どちらを選択しても林氏は苦戦必至だったが、「あくまで下関で戦う」といわれていた。

「昨年の衆院選で安倍さんは前回よりも、2万5000ほど票を減らしていました。モリカケ桜などで、人気に陰りが見えていた」(同)

 次は下関を二分する苛烈な選挙となるはずが、運命の7月8日、安倍氏は凶弾に倒れた。

「有力な後継候補として一時名前が挙がったのが、安倍さんの元秘書でもある前田晋太郎・下関市長でした。しかし、補選で勝っても、その次の衆院選では林氏相手に勝てないだろうと見込み、諦めたのです」(同)

 予想だにしない林氏の“不戦勝”に3区の宇部市の支援者からは「宇部を地盤に総理を目指すと言っていたのに、裏切られた思い」との恨み節も聞こえる。一方、下関市民の間では安倍事務所関係者の落胆をよそに、山口県史上9人目の林総理誕生への待望論がある。

「幕末維新をリードしてきた長州の山口県民は、いつも次の総理を応援するんです」(地元民)

 間もなく安倍氏の逝去から150日。安倍家の断絶は明治維新から続く長州政治史の一項に過ぎないのかも知れない。 (おわり)

(日刊ゲンダイ編集部)

215チバQ:2022/12/04(日) 09:48:33
https://www.sankei.com/article/20221203-ZWK5MCLP5BJU3HPONIT3BGJYOE/
立民新潟県連、次期衆院選の総支部長案を決定 西村氏は新1区
2022/12/3 14:46
政治
選挙
地方
中部
新潟

反応




衆院小選挙区を10増10減する改正公選法が今月28日に施行されるのを前に、立憲民主党新潟県連は3日、常任幹事会を開き、新しい選挙区の総支部長案を決定した。案は、13日に党本部で開かれる常任幹事会に報告される。総支部長は、次期衆院選の公認候補予定者となる。

新潟の小選挙区の定数は6から1減の5になる。案では、党代表代行で県連代表の西村智奈美衆院議員は新しい新潟1区(新潟市中央区、佐渡市など)の総支部長としている。

現職ではこのほか、菊田真紀子氏が新2区(新潟市西区、三条市など)、米山隆一氏が新4区(長岡市、柏崎市など)、梅谷守氏が新5区(上越市、十日町市など)の総支部長候補になっている。

昨年10月の衆院選で敗れた黒岩宇洋(たかひろ)氏は、新3区(新発田市、村上市など)となっている。

県連所属の国会議員らは先月下旬、国会内で会合を開き、新しい区割りへの対応を協議。西村氏がこの日の県連常任幹事会で案を示し、「満場一致で認められた」(西村氏)という。


西村氏によると、党本部から各県連に対し、13日の党本部の常任幹事会に間に合うところは新しい選挙区の総支部長案を出してほしいと要請がきていたという。

216チバQ:2022/12/05(月) 07:11:36
1497 チバQ 2022/11/28(月) 20:05:46
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/765937/?rct=n_localelection
<深層 2023函館市長選>⑨ 大泉氏弟 影響どこまで
11/26 11:20
 函館のかじ取り役を担うのは、工藤寿樹市長なのか、大泉潤・元市保健福祉部長なのか。それとも第3の候補が現れるのか―。

 自らの政策アイデアについて「全く枯れてない」とする工藤氏は「厳しい選挙になる」と公言しつつ、「彼は大泉洋の兄というだけ」と周囲に語る。支援者は「やる気がみなぎっている」と口をそろえ、経済団体幹部は「大泉氏には選挙参謀がおらず、態勢ができていない」として工藤氏優勢とみる。

 出遅れ気味に映る大泉氏が、「大泉洋の兄」の1点のみで有利との見方もある。

 「工藤氏は前回選挙で対抗馬に3万票の得票を許した。大泉氏なら『何か変えてくれるんじゃないか』『明るくなりそう』という期待感で、かなり取るだろう」(有力経済人)。2007年の市長選では、組織を固め切ったとされた現職の井上博司氏が、市政批判を繰り広げた前助役の西尾正範氏に敗れた。

 工藤氏はきょう26日に73歳を迎え、4期目となれば多選に当たる。組織力で劣る大泉氏は、立憲民主党の道外有力議員に支援を求めたり、札幌経済界の有力者と会食したりと支持拡大へ試行錯誤を続ける。

 市役所内では「決断力がある」(幹部OB)とされ、ワンマンとも評される工藤氏。人当たりが良く、時に線の細さも指摘される大泉氏。工藤氏陣営幹部は「大泉洋は好きだったが、最近はテレビで見るとチャンネルを替える」と漏らす。

 国民的タレントが、兄の選挙にどれだけ影響を与えるか、多くの関係者が測りかねている。「最後はみんな、勝ち馬に乗る」。こう予言する政党幹部もいる。

 大泉氏は当初、記者会見を10月5日に開く予定だったが、1週間先送りした。臆測を呼んだが、自民党の高橋はるみ参院議員らが大泉氏を衆院道8区に擁立しようと動き、「本人にその気はなかったが、前道知事からの打診であり、丁寧に対応するため一拍置いた」(大泉氏周辺)という。

 自民党としては、関係が良好な工藤氏が市長にとどまり、敗戦が続く衆院道8区に人気俳優の兄を立てられるなら、願ったりかなったりというわけだ。高橋氏と大泉氏は、ひそかに会談。大泉氏は市長選に出ると伝えた。

 思いもよらない動きが出てくるのもまた、政治の世界だ。市長選は来年4月23日投開票。政策と実行力を兼ね備えた候補は誰か。市民の選択が問われている。=おわり=(佐藤陽介、徳永仁、坂口光悦、宮木友美子が担当しました)




全編はこちらから。

217チバQ:2022/12/06(火) 07:25:57
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/ASQD56TC6QD5UTFK00Y.html
定数減区の議員処遇 定数増区への転出も「選択肢」 自民・茂木氏
2022/12/06 05:00朝日新聞

定数減区の議員処遇 定数増区への転出も「選択肢」 自民・茂木氏

自民党の茂木敏充幹事長

(朝日新聞)

 自民党の茂木敏充幹事長は5日の記者会見で、衆院選の一票の格差を是正するため小選挙区を「10増10減」する改正公職選挙法の成立により、定数が減って選挙区がなくなる議員の処遇について、定数増の1都4県への転出も選択肢の一つとの考えを示した。

 茂木氏は会見で「比例での対応や(候補者が決まっていない)空白区などに出馬してもらうパターンというのが考えられるのではないか」と述べた。

 定数が増える選挙区に候補者を立てる意向を示している公明党との調整については、茂木氏は自民内の調整を優先する考えを示したうえで、「(公明との)調整の作業はしかるべきタイミングで進めたい」と述べた。

 また、茂木氏と森山裕選挙対策委員長は5日、定数が増える1都4県の地方組織幹部と党本部で面会。(次期公認候補者が務める選挙区)支部長がいない選挙区を公募で決めるよう求める意見などがあったという。(上地一姫)

218チバQ:2022/12/06(火) 07:27:49
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-_politics_situation_6NLR4R6VYZJNLCMIOEWQ6QW5I4.html
「勝手に公明と話すな」 自民、衆院定数増の調整開始
2022/12/05 19:40産経新聞

「勝手に公明と話すな」 自民、衆院定数増の調整開始

自由民主党本部=東京都千代田区永田町

(産経新聞)

自民党の茂木敏充幹事長と森山裕選対委員長は5日、改正公職選挙法による衆院選挙区の「10増10減」に伴い定数増となる1都4県の都県連幹部らを党本部に集め、候補者調整について協議した。党本部側は年内に都県連の方針をまとめるよう求めた。ただ、定数増により自民が「空白」となる選挙区に公明党が擁立を目指す動きもあるなど、調整は難航しそうだ。

森山氏は5日の役員会で候補者調整について「都県連と連携して丁寧かつスピード感を持って対応したい」と述べた。

定数増は東京5、神奈川2、埼玉、千葉、愛知が各1。党本部は現職を優先して調整した後、空白を埋める作業に入る構えだ。

定数増となる都県では、現職同士の選挙区の奪い合いとなる定数減の県とは別の難しさが生じる。

公明は東京、埼玉、千葉、愛知の選挙区での候補者擁立に意欲をみせている。公明は7月の参院選で比例代表の得票数を昨年の衆院選より約100万票減らした。衆院選挙区での擁立により党勢回復を図る。

自民が擁立を急げば、公明と対立する恐れがある。愛知県連会長の丹羽秀樹衆院議員によると、茂木氏は「勝手に公明と話し合わないように」と伝えた。

選挙区が分断されるしこりは残りそうだ。神奈川では、甘利明前幹事長=比例南関東=が新たな区割りで実施される次期衆院選で新20区から立候補する方針だ。従来の選挙区が3分裂され苦渋の選択となった。

自民現職の意向が重なる場合や、地元の支部や支援者の希望によっては調整がスムーズにいくとはかぎらない。神奈川県連の梅沢裕之幹事長は「現職だから必ずまとまるという話ではない。党本部への上申は年内にできるか分からない」と述べた。(児玉佳子)

219チバQ:2022/12/06(火) 18:52:28
https://www.chugoku-np.co.jp/articles/-/240790
衆院山口4区補選 野党候補の擁立困難
地域

山口
2022/11/21
(最終更新: 2022/11/21)
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 安倍晋三元首相の死去に伴う衆院山口4区の補欠選挙について、市民団体「市民連合@(あっと)やまぐち」の内山新吾共同代表は21日、「野党の候補者の擁立が難しい状況

220チバQ:2022/12/09(金) 10:31:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/cf49e35e6eef8f2a34558b5068ed78a4d84e975a
83歳・二階元幹事長がまた暗躍…「世耕なんぞ舎弟にしてやったわ」剛腕ぶりが圧巻
12/9(金) 7:03配信


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現代ビジネス
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 総理の顔面が青ざめるにつれ、二階の血色は良くなっていく……ように見える。政局という舞台の上では、他の役者はただ呑まれるのみ。睨まれ、竦み上がっている間に、この男が全てかっさらうのだ。

【写真】森喜朗元首相が「血まみれ」で倒れ、集中治療室へ…一体、何が起きたのか

妖怪が流した涙
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 和歌山県知事選の選挙戦が大詰めとなった11月20日、17時58分。自民党支持者でごった返す、ホテルグランヴィア和歌山の大宴会場は一気に張り詰め、そして万雷の拍手に包まれた。

 二階俊博が姿を現したのである。

 二階は83歳とは思えぬ確かな足どりで演壇の手前を横切っていく。最前列に座っていた県議らが立ち上がり、笑みを浮かべて歩み寄ろうとした。だが二階は「シッシッ」とばかり手で払いのけるような仕草をすると、議員らの作り笑いには目もくれず、その後ろに座る一般の支持者を見回し、深々と頭を下げた。

 「圧倒的な存在感と貫禄でした。それでいて、何よりまず地元の有権者を大事にする。木っ端議員とは完全に格が違う」(自民党和歌山県連関係者)

 自民党の県知事候補、岸本周平の演説会である。党参院幹事長で県連会長代行も務める世耕弘成は、登壇するや「まるで世耕さんの国政報告会みたいに、自分の話しかしなかった」(別の県連関係者)。

 世耕はこんな時まで「オレがオレが」か―。鼻白んだ出席者を、二階が再び驚愕させる。

 「岸本さんが(衆議院議員の)落選時代の苦労話をした。すると二階さんはハンカチを出し、目頭を拭い始めたのです。場内は『安倍さんの葬儀でも泣かなかった、あの二階さんが泣いている』と騒然としました」(同前)

計算尽くだった
世耕弘成自民党参院幹事長[Photo by gettyimages]

 ―二階劇場、満員御礼。

 『「和歌山の妖怪」二階元幹事長、地元で超絶「ちゃぶ台返し」…! これは復活の狼煙なのか』で報じた通り、この知事選では二階を敵視する世耕と、二階が候補者擁立合戦を演じ、岸本を推す二階が完勝した。一方的に世耕を叩きのめした、と言うほうが正確かもしれない。

 「前の県知事は、二階さんの側近だが県民人気がイマイチだった。世耕さんはチャンスとみて、元官僚の独自候補を立てた。マスコミも『ついに世耕側が代理戦争を仕掛けた』などと囃し立てました。

 二階さんは県連の候補者選考会でも黙っていた。でも実は、世耕さんが動き出すはるか前の'22年年明けから、岸本さんを県内の有力者や市町村の首長へ挨拶に行かせていました。そうして完璧に足元を固めた上で、泳がせておいた世耕さんが別の候補を立てた瞬間、盤面をひっくり返した。全てが計算尽くなのです」(自民党二階派所属議員)

 知事選をテコに衆院鞍替えを果たすという世耕の目論見も、完全に潰えた。

 投開票日、岸本が挨拶する間、世耕は二階の隣で縮こまっていた。20時の締め切りと同時の当確。24万6519票、得票率80.1%の圧勝だった。

 「岸本さんの当選を見届けると、二階さんは関空からの最終便で上京していきました。『表の日程』はほとんどないように見えて『裏の日程』が詰まっているのでしょう。60歳の世耕さんは翌朝の便で帰ったのに、すごい体力です」(前出・県連関係者)

221チバQ:2022/12/09(金) 10:31:33
俺より元気な奴がいるのか
 コロナから回復してまだ1ヵ月。にもかかわらず二階は絶好調である。会食では肉を刺身を、バクバクと食らう。自民党本部5階の居室・国土強靭化推進本部長室には、役人、建設業者、エネルギー業界関係者、得体の知れない永田町紳士など来客が引きも切らない。

 来る者は拒まず、饒舌に語る。廊下で本誌記者を認めると「や、ご苦労様!」と手を挙げた。

 ―体調良さそうですね。
「おう、ありがとうな」

 ―コロナは大丈夫でしたか。
「全然大丈夫だ。熱も全然なかったよ」

 ―知事選で足腰も鍛えられたんじゃないですか。
「そうでもないさ。だが、要らんこと言う奴がおってだな……」

 ―党内で「コロナで二階さんが亡くなった」という噂が流れた件ですか。
「そうだよ。でもな、お前ら、俺より元気なのか馬鹿野郎ってな。(そんな噂を流す奴は)足腰は元気かもしれんけど、頭はパーばっかりだ。余計なこと言うなってんだ(怒)」

 ―来年は統一地方選もあって、二階さんはまた忙しくなりそうですね。
「何でも来るなら来いってんだ。(選挙なんて)大したことないんだよ」

 「週刊現代」2022年12月10・17日号より

 二階元幹事長がますます力をつけていく一方で、岸田総理の支持率は下がり続けるばかり。はたして二階はどう動くのか…? 【後編】『自民党内で「岸田下ろし」が始まる…その時、二階元幹事長が推す「次期総理」の名前』にて、その真意を読み解いていこう。

週刊現代(講談社)

222チバQ:2022/12/09(金) 10:55:12

瀬戸隆一@香川2が繰り上げ

3988 :チバQ :2022/12/09(金) 10:53:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/aa113e31490da9593cce18391fba77d9ac663cd2
自民の後藤田正純議員、徳島知事選に出馬意向…三木亨議員も意向示し「保守分裂」か
12/8(木) 20:54配信

読売新聞オンライン
後藤田正純衆院議員

 来年4月の統一地方選で行われる徳島県知事選に、自民党の後藤田正純衆院議員(53)(比例四国)が立候補する意向を固めたことがわかった。関係者が明らかにした。年明けに出馬表明する見通し。

 後藤田氏はこれまでの取材に、「地方からでないと、日本は変わらない。知事にふさわしい人物がいなければ、出馬する」と述べていた。

 自民党の三木亨参院議員(55)も出馬意向を示しており、知事選は「保守分裂」となる可能性がある。現職の飯泉嘉門知事(62)(5期目)は態度を明らかにしていない。

 後藤田氏は東京都出身。慶応大を卒業後、商社会社員を経て2000年の衆院選で初当選。内閣府副大臣などを歴任し、8期目。

223チバQ:2022/12/09(金) 18:33:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/9e4aaaed094807af23e72d4f741b19709a6573c7
衆議院選挙で小選挙区が1減 新しい宮城4区から自民・伊藤信太郎氏と森下千里氏が立候補を希望
12/9(金) 18:14配信


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khb東日本放送
 次の衆議院選挙から宮城県の小選挙区が1つ減ります。自民党県連は、4区の現職伊藤信太郎氏と5区の支部長代行を務める森下千里氏が新しい4区からの立候補を希望していることを明らかにしました。

 衆院選の小選挙区を10増10減する改正公職選挙法が28日に施行されることに伴い、宮城県の小選挙区が1つ減ります。

 そのため、自民党県連は現在の6つの小選挙区の支部長らに新しい区割りでどの選挙区から立候補したいか意向調査を行いました。 その結果、現在の4区の現職伊藤信太郎氏と5区で支部長代行を務める森下千里(氏が、新しい4区で立候補を希望していることがわかりました。

 これを受け、自民党県連は年内をめどに結論をまとめる方針です。

 自民党県連高橋伸二幹事長「漏れてしまった方についても、次の衆議院選挙公認候補で戦えるような環境を整えていただきたいという、そのような考えは現時点で持っております」

 自民党県連では、小選挙区で立候補できない場合は党本部に対し比例代表での優遇を求めることも検討しています。

khb東日本放送

224チバQ:2022/12/11(日) 16:09:26
岸信千世
https://news.yahoo.co.jp/articles/556c8feaa73508bbfdfac0e3f31bbb590c4e8b61
【速報】岸信夫元防衛大臣・次期衆院選に出馬せず引退の意向示す 後継は長男の信千世氏
12/11(日) 15:26配信

テレビ山口

衆院山口2区選出の前防衛大臣・岸信夫氏(63)=自民=は、次期衆院選に出馬せず、引退する意向を関係者に伝えたことが11日分かりました。

後継は長男の信千世氏(31)です。

225チバQ:2022/12/11(日) 21:21:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/2798023f34531ce8052c15bdfae8030bf6b0dabc
小選挙区「1」減 県内で候補者調整本格化「苦渋の決断」<宮城>
12/11(日) 18:20配信

仙台放送

衆院選の小選挙区の数を「10増10減」する改正公職選挙法が成立し、県内では、定数が「6」から「5」に減ることになります。これを受け、各党では候補者調整が本格化しています。

自民党宮城県連では、現在の各選挙区の支部長など6人に行った意向調査の結果を受け、12月11日、幹部による協議を行いました。

この中で、現在の4区の現職、伊藤信太郎氏と、現在の5区の支部長代理、森下千里氏の2人が新しい4区での立候補を希望し競合していることから、県連では、2人に対し、改めて面談を行うことを決めました。

また、新しい4区にある14の地域支部に意向調査を行ったうえで、年内にも結論を出すということです。

自民党宮城県連 高橋伸二幹事長
「どちらかにしろというのは、私どもで選択する苦渋の決断を最終的にはしなくてはならないと思っている」

一方、立憲民主党宮城県連でも、12月11日、仙台市内で協議を行い、現在の5区の現職、安住淳氏が、新しい4区での立候補に向け、支部長就任が承認されました。

立憲民主党 安住淳衆院議員
「新4区は石巻が中心ではない選挙区になる。相当厳しい戦いになるが、新天地でチャレンジしたい」

226チバQ:2022/12/11(日) 21:52:43
https://www.nhk.or.jp/politics/articles/feature/92465.html
2022年12月2日特集記事

野田元総理“悶絶”の理由
区割り増減で候補者たちは
衆議院の小選挙区数を「10増10減」する区割り改定。12月28日に施行されることが決まり、各政党の候補者調整が本格化している。
選挙区が減る県では難しい候補者調整が予想される。
一方、選挙区が増える地域でも、選挙区が分裂し、“悶絶”する政治家がいる。総理大臣を務めた野田佳彦もその1人だ。
区割りの変更に戸惑い、苦しむ政治家たちの選挙区事情を取材した。


【千葉】 船橋市が「真っ二つ」
現在の千葉4区で、2000年の衆議院選挙から8期連続で当選を続けてきた、立憲民主党の野田。


この日は、地元の駅前で、みずからの主張や思いを記したチラシを配っていた。
40年続けている駅前での活動。今回のチラシのタイトルは強烈だった。

「悶絶の区割り」

中身には、区割り改定への心境がつづられていた。

「(千葉県の)1増は何とわが船橋市を、東西に真っ二つに分けることにより実現されます。次の総選挙までに、立候補する選挙区を決めなければなりません。(新)4区か(新)14区か、悶絶しながらの選択となるでしょう」


野田の言う分割を船橋市の地図で見てみると、確かによくわかる。
現在4区のある船橋市は、西部(人口約32万人)が新4区に、東部(人口約32万人)が新14区に分かれる。人口もほぼ同じ、まさに「真っ二つ」と言える区割り改定となる。

「東と西、両方とも本当に長い間応援をしてくださる方がたくさんいる。その人たちに支えられて、総理大臣までさせていただいて、今日まで続けていられるわけです。どっちを選ぶって言ったって、そう簡単じゃない。苦悩とかというレベルじゃないですね」

支援者「こっちから」「いや、こっちから」
長年の支援者からも、戸惑いの声があがる。

「大学に行くとき、駅に立っていた政治家からチラシもらったのが野田さんでした。興味がなかった政治を一番最初に身近に感じさせてくれた人で、ずっと名前を書いてきた。もし書けなくなったら寂しい」(新14区在住の40代男性 )

「野田さんは唯一知っている国会議員です。このあたりの駅で長年活動していて、話が上手でなじみもある。できればこちらから出てほしい」(新4区在住の70代女性)

「強い方に私がチャレンジ」
一方、野田は、“悶絶”の先も見据える。
駅前でのインタビューでは、ベテラン政治家としての顔も見せた。

「当然ライバルは自民党だ。自民党の誰が新4区で、誰が新14区なのか、どっちが強いのかを総合的に判断する。まあ相手が強い方に私がチャレンジするのが当然だと思いますけどね。政治生命に関わるピンチかもしれない。でも逆に言うと、両区で2勝できるチャンスでもある」

自民「区割り改定はチャンス」
千葉4区で野田と戦ってきたのが、自民党の木村哲也だ。
小選挙区に3回立候補し、3敗したが、2017年の選挙では、比例復活で当選し、内閣府政務官を務めた。
国政への返り咲きを狙って駅前での演説などを続けている。


「『総理経験者に勝てるわけがない、なんで出るんだ?』『県議を続けて野田さんが年取るまで待てばいいじゃないか?』とか、よく言われました」
衆議院議員の秘書を経て、生まれ育った船橋市の市議会議員を3期、船橋市選出の県議会議員を務めた「たたき上げ」だ。
新4区と新14区どちらから立候補するのか聞いてみた。

「本音を言えば、『野田先生と分かれて』というのはなきにしもあらずですが、違う選挙区をわざわざ選んで出ようとは考えていません。最初から元総理と戦うという覚悟を決めていますから」

自民党内からは、今回の区割り改定を「チャンス」と捉える声もある。

「野田佳彦は1人しかいない。野田さんじゃない人が出る選挙区は絶対に取らないと。可能性は広がった」(自民党県連幹部)

227チバQ:2022/12/11(日) 21:52:57
【福島】故郷か、後輩か 悩む元外相
選挙区の分裂に悩む政治家は福島県にもいる。
民主党政権で外務大臣などの要職を務めた、立憲民主党の玄葉光一郎(3区選出)だ。
福島県では、小選挙区が5→4に減る。


「10増10減」の法律が成立した翌日の11月19日。
玄葉は、地元で行われた集会で、支援者を前に心情を吐露した。
「選挙区が真っ二つになってしまい、文字通り、身が引き裂かれる思いだ」

福島県は、去年の衆議院選挙の結果、5つの選挙区のうち3つで立憲民主党の候補が勝利し、全国の中でも野党が強い県と言える。
当選10回の玄葉は、「玄葉党」とも呼ばれる熱烈な支持者を擁し、強固な地盤を築いてきた。


しかし、今回の区割り改定で、玄葉が選出された3区は南北に「分断」。北部は郡山市や田村市からなる新2区に。南部は県西部の会津地方を含む新3区に分かれることになった。
玄葉の出身地は、新2区になる田村市だ。「故郷」を重視すれば、新2区からの立候補を選ぶことになる。
地元の関係者の間では、玄葉は新2区から立候補するとの見方が強い。

「玄葉さんが特に強いのは、地元の田村市や須賀川市だ。そこが含まれる新2区で戦うのが自然な話だ。逆に、新3区は、新たに会津が含まれ、そこで戦うのは大変だ」(地元選出の県議会議員)

気にかける「後輩」
一方、玄葉が気にかけていたのは「後輩」のことだった。

「2区には、私と同じ松下政経塾出身のかわいい後輩で、私と同じ29歳で当選した馬場雄基くんがいる。誰かを追い出すような結果にならないようにしないといけない」


玄葉と同じ立憲民主党の馬場は、去年の選挙で、2区から立候補。小選挙区では敗れたものの、比例代表東北ブロックで復活当選した。
この衆院選では全国最年少の29歳での初当選で、初めての平成生まれの国会議員だった。

「民主党政権時に玄葉先生は外務大臣で、僕は学生だった。すごい方がいるなと思って見ていた。松下政経塾では、地域の復興や再生をやりたいという志を審査してもらった。衆議院選挙に声をかけてもらい、育ててもらった」

玄葉が新2区から立候補すれば、馬場を「追い出す」ことになりかねない。
故郷か、後輩か、心は揺れていた。


「活動の重心をどちらに置くのかを早い段階で決めていかないと、次の選挙に対応できない。各地区の後援会を丁寧にまわって、いろいろな意見を聞いて、私の判断で決めなければならない。最終的には、お任せいただきたい」
自民・玄葉と戦うのはどっち?
一方の自民党。玄葉の3区からは上杉謙太郎(比例東北ブロックで復活)が立候補を続けてきた。
新2区の主要都市・郡山市のある2区には、当選9回の現職、根本匠がいる。
玄葉の動向も見ながら、候補者調整が本格化することになる。

228チバQ:2022/12/11(日) 21:53:11
【岡山】選挙区が2倍に
「分裂」する選挙区の候補者たちを見てきたが、選挙区が広がる候補者たちは別の苦悩を抱えている。

今回の区割り改定で選挙区が5→4に減る岡山県。現在はすべての選挙区を自民党が占める。
ここでわれわれが注目したのは、これまでの3区と5区の大部分で構成される「新3区」だ。


現在、この地域では3人の衆議院議員が活動している。

▽平沼正二郎(岡山3区・当選1回)
祖父は元総理の平沼騏一郎、父は元経済産業大臣の平沼赳夫という政治家一家に生まれる。 前回の衆議院選挙に無所属で立候補し、初当選。自民党が追加公認。

▽阿部俊子(比例中国ブロック・当選6回)
2005年の「郵政選挙」で、平沼赳夫への対立候補として擁立される。赳夫には4 回にわたって敗れるも、前々回は正二郎に勝利。前回は敗北し比例復活。

▽加藤勝信(岡山5区・当選7回)
官房長官や厚生労働大臣を歴任するベテラン。農林水産大臣などを歴任した義理の父・ 六月の秘書を経て、政界入りした。比例代表を経て2009年に5区に移る。

自民党は、この3人から、新3区の候補者を選ぶ方針だ。
地元の3陣営の事務所や後援会を取材すると、「もし選ばれてもその先が大変だ」と、新3区ならではの悩みを語った。

海も!山も!広すぎる選挙区
新3区は岡山県の面積のおよそ7割(4845平方キロメートル)を占め、現在の3区の1.5倍、5区の2.1倍に及ぶ、広大な選挙区だ。
これまでの態勢では、選挙区全域を回り、有権者の声を聞くのは難しいという。

「新3区の端から端まで行ったことはないが、2時間以上かかるのではないか。市町村ごとに後援会を作っているが、一気に増えるため、いままでやってきた態勢がとれるのか、不安だ」(加藤勝信の地元秘書・杉原洋平)

海も!山も!1人では…
さらに、ただ面積が広くなるだけではない。


選挙区には、瀬戸内海に面する笠岡市、中国山地の中心都市の津山市など18市町村が含まれる。
瀬戸内海では環境保全や、漁業の振興。山間部では農作物をあらす鳥獣対策や、過疎化の問題など、抱える課題はそれぞれある。

「歴史的にも文化的にも、そのつながりがなくなってしまう。沿岸部から山間部まで広く課題もそれぞれだ。全く異質なものを1人の政治家が見るのは大変だろうし、政治のコストが上がってしまう」(平沼正二郎の後援会長・長崎信行)

関係者の中からは、人口だけで区割りを決める今の仕組みへの疑問の声も上がった。

「1票の格差は是正されたが、面積で考えると、とんでもない広さになってしまった。実際、こんなに広い地区で選挙と言われても大変だ。人口割だけが本当にいいのか」(阿部俊子の後援会長・小泉立志)

立民も「新3区に擁立」
岡山の3区と5区には、これまでの選挙で立憲民主党も候補者を擁立してきた。新3区にも候補者を立てたいとして、県連代表の柚木道義を中心に調整を進める方針だ。

調整本格化へ
新たな選挙区の候補者について、自民党は地方組織の調整を踏まえた上で決める方針だ。
一方、立憲民主党は年内には決めたいとして地方組織と議論を始めた。
今後、各党内で調整が本格化することになる。

次回の衆議院選挙で、それぞれの選挙区ではどんな顔ぶれでの対決となるのか。幅広い有権者の声を聞き、国政に反映させることはできるのか。新たな区割りで何が起きるのか…
(文中敬称略)

229チバQ:2022/12/11(日) 21:57:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/6ec6a8093c202ed94be5b09c553bbc18d1fa859a
山際大志郎氏 次期衆院選は神奈川新18区から出馬意向 「なるべく自分の言葉で」支援者に説明
12/1(木) 23:41配信
カナロコ by 神奈川新聞

 新たな区割りで行われる次期衆院選に向け、自民党の山際大志郎前経済再生担当相が新18区(川崎市中原・高津区)から、鈴木馨祐氏が新7区(横浜市港北区)からそれぞれ出馬を目指すことが1日、複数の関係者への取材で分かった。

 山際氏は2003年衆院選で18区から出馬し、比例で復活当選。これまでに計6回の当選を果たし、安倍内閣で内閣府政務官に就任した。岸田内閣で初入閣し今年8月の内閣改造で留任したものの、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との接点が次々と発覚して10月に辞任した。

 山際氏周辺によると、既に自民神奈川県連に新18区からの出馬を目指す意向を伝えており、一連の経緯について「なるべく自分の言葉で伝えたい」と、地元支援者に説明に回っているという。


https://www.kanaloco.jp/news/government/electiondata/article-953813.html
山際氏は神奈川新18区、鈴木馨祐氏は新7区から出馬意向
選挙 | 神奈川新聞 | 2022年12月1日(木) 23:31
 新たな区割りで行われる次期衆院選に向け、自民党の山際大志郎前経済再生担当相が新18区(川崎市中原・高津区)から、鈴木馨祐氏が新7区(横浜市港北区)からそれぞれ出馬を目指すことが1日、複数の関係者への取材で分かった。

 山際氏は2003年衆院選で18区から出馬し、比例で復活当選。これまでに計6回の当選を果たし、安倍内閣で内閣府政務官に就任した。岸田内閣で初入閣し今年8月の内閣改造で留任したものの、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との接点が次々と発覚して10月に辞任した。

 山際氏周辺によると、既に自民神奈川県連に新18区からの出馬を目指す意向を伝えており、一連の経緯について「なるべく自分の言葉で伝えたい」と、地元支援者に説明に回っているという。

自民、新19区はどうする

230チバQ:2022/12/11(日) 22:05:11
神奈川

甘利明  (73)=旧13区 →新20区
坂井学  (57)=旧5区  →新5区
鈴木馨祐 (45)=旧7区  →新7区   
山際大志郎(54)=旧18区 →新18区

新13区 >>201 13区(横浜市瀬谷区、大和市、綾瀬市)に残るか20区に移るか選ぶことになるが、瀬谷区は党内で激しく勢力争いをする菅義偉前首相が影響力を持つ。
新19区 >>201 (横浜市都筑区、川崎市宮前区)自民の中で「火薬庫」と評される19区

231チバQ:2022/12/12(月) 18:05:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/df0dc34a8ac360d4a593890df70b4cdcb84a3e10
岸信夫前防衛相 次期衆院選不出馬、引退の意向 後継に長男擁立へ
12/11(日) 18:25配信


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毎日新聞
地元後援会の会合を終え、報道陣の取材に応える岸信夫前防衛相=山口県岩国市で2022年12月11日午後3時31分、大山典男撮影

 自民党の岸信夫前防衛相(63)=衆院山口2区=が次期衆院選には出馬せず、引退する意向を固めたことが、後援会関係者への取材で判明した。山口2区の後継には長男の信千世(のぶちよ)氏(31)を擁立する方針。安倍晋三元首相の死去に伴う衆院山口4区補選の候補者として、信千世氏を推す声も一部にあったため、安倍元首相の後継者選びにも影響を与えるとみられる。

 関係者によると、山口県岩国市で11日にあった後援会の会合で、岸氏が不出馬の意向を伝えた。健康不安が主な理由とみられる。首相補佐官を務めており、現在の任期は全うする考えという。

 岸氏は岸信介元首相の孫で安倍元首相の実弟。商社員を経て2004年に参院山口選挙区で初当選し、12年には衆院山口2区にくら替え。20年に菅内閣で防衛相として初入閣し、岸田内閣でも22年8月まで防衛相を務めた。

 山口4区補選は来春に実施される公算が大きいが、安倍元首相の後継者選びは難航している。衆院選挙区を「10増10減」する公職選挙法の改正により、山口県内の小選挙区は次期衆院選以降、4から3に減る。4区補選で仮に議席を得ても、次期衆院選までに山口1〜3区の自民党候補との調整が必要になる。自民党山口県連の友田有幹事長は12日、「岸氏の次期衆院選不出馬を巡る報道に大変驚いている。総選挙での区割り改定も控えているため、岸氏の意向を直接確認し、必要な対応をしなければならない」とコメントした。【大山典男、堀菜菜子】

232名無しさん:2022/12/12(月) 22:17:33
国民民主党の候補と議席争うことに…次期衆院選 新設の愛知16区に立憲民主党が独自候補擁立
2022/12/12 17:18配信
https://www.tokai-tv.com/tokainews/article_20221212_23762
衆院選愛知16区に立憲民主党が独自候補を擁立すると発表し、国民民主党の候補と議席を争うことになりました。

 立憲民主党愛知県連は12日に会見を開き、次の衆議院選挙から新設される愛知16区に、前衆議院議員の松田功さん(54)を擁立すると発表しました。

 松田さんは北名古屋市議などを経て、2017年の衆議院選挙で当時の愛知6区に立候補し、比例復活で初当選。2021年に落選するまで1期を務めました。

 区割り変更に伴い新設される愛知16区には、現在の愛知6区の一部である犬山市などに加え、松田さんが市議を務めた北名古屋市が含まれていることから擁立を決めたということです。

 愛知16区にはすでに国民民主党が新人候補の擁立を発表していて、旧民主党同士で候補者が競合することになります。

 立憲民主党愛知県連の斉藤嘉隆代表は「立憲と国民だけではなく、他の政党が競合しても同じ状況。小選挙区で勝てるように全力で取り組みたい」と話しています。

233チバQ:2022/12/13(火) 08:39:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/74ce706bab7e6582a64a091b43e928db604e9f1c
山口県で衆院「ダブル補選論」浮上 岸信夫氏の引退表明は選挙区1減にらんだ先手か 候補者調整に揺れる「自民党王国」
12/13(火) 7:25配信


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中国新聞デジタル
後援会の会合後、報道陣の取材に応じる岸氏(11日、岩国市)

 岸信夫首相補佐官(衆院山口2区)は健康面が不安視され、長男で秘書の信千世氏(31)への世代交代は既定路線とされてきた。ただこのタイミングは山口県政界で「寝耳に水」と受け止められた。一方、県内の衆院小選挙区が1減する次の総選挙に向け、先手を打ったとの見方が広がる。実兄の安倍晋三元首相の死去に伴う山口4区の補欠選挙の候補者に信千世氏を望む声を封じ、新2区に現職で挑めるよう「ダブル補選論」も急浮上している。

【画像】1減後の山口の衆院の区割

 12日、県議会棟で2区内の自民党の県議10人が急きょ集まった。11日に岩国市であった岸氏の後援会の会合に出席した柳居俊学議長は、岸氏が今期限りで引退し、後継に信千世氏を指名する意向を示したことを報告した。県議団会長の守田宗治県議は「正直、驚いている。どう動くかは党本部が支部長を決定してからの話になる」と受け止めた。

 先月18日、次の衆院選で県内の小選挙区の定数は4から3に減ることが決まったばかり。現在は1区に高村正彦前副総裁の長男正大氏、2区に岸氏、3区に林芳正外相と、自民党が独占する。岸氏は自民党山口県連の会長でもある。党県連の友田有幹事長は「次期総選挙の区割りの改定も控える。岸議員の考えや意向などを直接確認した上で、必要な対応をしていかねばならない」とコメントした。

 その新たな区割りの候補者調整に影響を与える懸案は解消されていない。早ければ来年4月23日にある4区の補欠選挙だ。元首相が凶弾に倒れて5カ月が過ぎた今も次の候補は定まらない。安倍氏の後援会幹部は、いちるの望みをかけていた信千世氏の芽がなくなり「4区の候補になる親族は誰もおらんようになった」と肩を落とす。安倍氏を支えてきた4区内の県議は「時間がない。公募しかないだろう」と漏らす。

 安倍氏が亡くなった後、党県連幹部は「安倍家、安倍洋子さん(安倍氏と岸氏の母)の意向が一番」と明かしていた。安倍氏に近い党関係者によると、洋子さんは後継に「孫を出す」と話したとされるが、信千世氏については以前から「岸家の跡取り」と周辺に説明してきた。

 岸氏の発言に黙っていないのが高村氏の支援者だ。新2区は東部の岩国市や周南市などからなり、両氏の地盤は重なる。周南市の党関係者は「高村家は中選挙区時代も戦い、岩国から周南まで勢力が強い。そうなれば新人が譲る可能性が高いだろう」と主張する。

 そんな声をよそに党県連幹部はこう話す。「岸氏は任期を全うすると話したが、今、意向を伝えたのは補選含みもある。次の総選挙は4人を同じ条件でまな板の上に乗せたいということだ」。任期は最長であと2年10カ月。岸氏は体調を理由に途中の辞職もあり得る。4区と同時に2区の補選をして信千世氏が当選しておけば、選挙区が3に減る次の選挙で「党公認は現職優先」との主張は抑えられるとみる。

 「自民党王国」では世襲が当たり前のように繰り返され、現職3人もその立場にある。岩国市の男性(76)は「選挙区は所有物ではない」と批判する。岸氏の連合後援会の柏原伸二会長(72)は「民間でも世襲の方が風当たりは強い。信千世氏は厳しい目で有権者にたたかれて育っていくはず。手を挙げた彼は立派だ」と引き続き支援を強める覚悟だ。

234チバQ:2022/12/13(火) 08:40:30
https://www.chugoku-np.co.jp/articles/-/240705
安倍氏の地盤、誰が 「最後の4区」なお難航【衆院新区割りへ 中国地方への波】<中>山口
地域

政治・行政

山口

選挙
2022/11/21
(最終更新: 2022/11/21)

 会場の視線は3人に集まった。10月30日に山口市内のホテルであった自民党山口県連の政経セミナー(政治資金パーティー)。出席した党県連の幹部はつぶやいた。「次の衆院選はこの顔ぶれが順当でしょう。そうすれば党本部も平和に片付けられる。政治家の首が飛ぶ問題だからね」

 3人のうち2人は現職の林芳正外相(衆院山口3区)と高村正彦前副総裁の長男正大氏(同1区)。残る1人は安倍晋三元首相の実弟、岸信夫首相補佐官(同2区)の代理で出席した秘書で長男の信千世氏だ。党関係者は「信千世さんと智香子さん(岸氏の妻)は2区内で熱心にあいさつ回りを繰り返している。次の線が強いのでは」とみる。岸氏は健康面が不安視されており、立候補に向けた準備が加速している。

 1年前の10月31日。衆院選の投開票日と重なった政経セミナーで視線を独占したのは、山口4区の安倍氏だった。「自民党王国」を象徴する存在は7月に凶弾に倒れた。その選挙で衆院に転身し、政権の主要ポストに就いて今年のセミナーで登壇した林氏は「残してもらったものをしっかりと受け止め、さらに進めていくことが防長政治を受け継ぐわれわれの責務」とリーダーの気概をのぞかせた。

 衆院小選挙区定数の「10増10減」で山口県は4から3に減る。1〜3区には有力な自民党の現職がいる。次の総選挙で候補者の調整が平和裏に進むか、激しい公認争いになるか。安倍氏の死去に伴い、早ければ来年4月にある4区の補欠選挙が影響してくる。ただ後継者選びは難航。安倍氏に近い自民党県議は「任期も短い今回だけのワンポイントはみんな嫌でしょう。次で比例に回れる確約があれば別だけど」とこぼす。

 安倍氏の妻昭恵さんは県民葬があった10月15日以降、4区内の後援会を巡り長年の支援に感謝した。安倍氏に近い党関係者によると、下関市の企業を訪れた際「政治には一切関わらない」と後継の待望論を自ら封じ込めたという。この関係者は「訪問先には林さんと関係の深い会社もあった。新3区になる下関は林さんに任せると思われても仕方ない」と受け止める。

 林氏と安倍氏は中選挙区時代の父親の代から権力闘争を繰り広げてきた。現在は3区内の宇部市を拠点とする林氏は、本来の地盤が下関市で安倍氏と重なる。

 新3区を林氏に渡したくない安倍氏の後援会関係者には信千世氏を望む声もあるが、本人から前向きな発言はない。安倍事務所は12月で閉鎖する。後援会幹部は「いちるの望みをつないで後援会の組織は残るが熱量はない」と明かす。

 後継候補には安倍氏の元秘書で下関市の前田晋太郎市長や元市長の江島潔参院議員=山口=の名前も挙がる。党関係者は江島氏が今年の政経セミナーを欠席し、新3区となる美祢市を回っていたと証言する。江島氏は「セミナーは他の行事と重なり行けなかった。美祢かは覚えていない」とした上で「安倍元総理に選挙を応援していただき獲得した議席の任期を全うするのが私の役割」と述べた。

 「気持ちや意欲のある人はいるが、大義が立つかどうか。年末年始は騒がしくなるんじゃないか」。党下関支部の幹部は「最後の4区」候補に思いを巡らせる。(渡辺裕明)

235チバQ:2022/12/13(火) 08:42:06
https://www.chugoku-np.co.jp/articles/-/240039
新4・5区、動向焦点 自民県幹部「調整が大変」【衆院新区割りへ 中国地方への波】<上>広島
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2022/11/18
(最終更新: 2022/11/18)
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 衆院小選挙区定数「10増10減」を反映した改正公選法が18日に成立し、中国地方5県の20選挙区は17選挙区に再編される。広島、山口、岡山の3県で各1減になり、それぞれ6、3、4選挙区になる。いずれも候補者調整の難航が予想される各県の現状を追った。

 広島県議会棟で報道陣に囲まれた自民党県連の中本隆志会長代理は18日、険しい表情を浮かべた。「候補者調整は大変な作業になる。誰がどこの選挙区になるか、一から検証し直さなければならない」

 県内の選挙区は1減の6になる。東広島市、広島市安芸区などの現4区と、呉市、竹原市などの現5区を軸に再編され、大半が新4区になる。三原市と尾道市の多くのエリアや県北部などでつくる現6区は両市全域を含む新5区に変わる。

 自民党の現職は現4区が新谷正義氏、現5区が寺田稔氏、現6区は選挙区で敗れて比例復活した小島敏文氏が地盤とする。この3氏の候補者調整が最大の焦点になる。

 「党の方針が出てから、後援会内で対応を協議したい」。新谷氏の後援会幹部は18日、中国新聞の取材に慎重に話した。「これからも地元に大きく貢献できる人材。一丸で支援していく気持ちに変わりはない」

 党関係者によると、新谷氏は集会で呉市の話題に触れるなど新4区を意識した発言をしているという。寺田氏は「引き続き選挙区を担っていければ」、小島氏は「新5区で出る」とこれまで語っており、3氏とも選挙区での立候補に意欲を見せている。

 党県連内では新4区は、党派閥の岸田派(宏池会)に所属する寺田氏が有力との見方が強い。妻が宏池会を創設した池田勇人元首相の孫に当たるためだ。ただ、寺田氏は8月に総務相に就いてから政治資金を巡る問題が浮上。新4区内の党県議は「不利な材料だ。新谷氏の芽も出てきた」との見方を示す。

 新5区はエリアの大半が小島氏の地盤になる。ただ小島氏は選挙区で5回連続負けている。このため、党県連内には新谷氏を推す声が聞かれる。父親が新5区内の世羅町出身で、現4区では2連勝している実績があるからだ。一方で一部には「岸田派の小島氏にすべきだ」との意見もある。

 現6区の現職は立憲民主党の佐藤公治氏だ。党県連幹部は「次の衆院選で新5区は佐藤氏を立てる。現職がいる選挙区で絶対に落とすわけにはいかない」と強調する。その他の選挙区の候補者は決まっておらず、擁立作業も進んでいない。

 現3区に安芸区が加わる新3区は与党間での候補者調整が難航しそうだ。現3区の現職は公明党の斉藤鉄夫氏だが、自民党現職の石橋林太郎氏も新3区からの立候補を目指す。昨年の衆院選では現3区での立候補を見送り比例代表中国ブロックで初当選した。選挙区での立候補を待望する。

 次の衆院選の候補者は、自公両党で協議して決めることになっている。比例中国の議席数が1減の10になることもあり、両党の県組織幹部とも選挙区を譲らない構えだ。重鎮の自民党県議がいる安芸区で2氏がどう地盤を築くのかも注目される。

 日本維新の会現職の空本誠喜氏は昨年の衆院選では現4区で敗れ、比例復活した。呉市出身でもあり、次の衆院選は新4区での立候補を目指すとみられる。(河野揚、教蓮孝匡)

236チバQ:2022/12/13(火) 08:42:30
https://www.chugoku-np.co.jp/articles/-/240867
自公の現職、地元回り活発化 新区割り広島3区 安芸区での活動は手探り
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2022/11/22
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斉藤氏㊧と石橋氏
 改正公選法の施行に伴って近く新たな区割りになる衆院広島3区を巡り、公明党現職の斉藤鉄夫国土交通相と、同区を地盤とする自民党現職の石橋林太郎氏(比例中国)が次の衆院選の「与党候補」を目指し、地元回りを活発化させている。18日の改正法成立後、初の週末には2人がそれぞれ同じ地域行事に出席し、存在感をアピールした。ただ、新たに3区に加わる広島市安芸区での活動は現時点では見通せない状況だ。

 広島県北広島町で19日にあった「そばまつり」。開会式でマイクの前に立ったのは石橋氏だった。「地域の力を盛り上げる活動をしたい。力添えと協力をいただければ」。支援を呼びかけた後、来場者とそばを味わい、談笑した。

 その1時間20分後。車で到着した斉藤氏は、ステージへ駆け上がった。「一緒に楽しませていただきます」。SP(警護官)に囲まれつつ、屋台を1軒ずつ回り、来場者との写真撮影にも笑顔で応じた。

 新3区には自公両党ともに候補者擁立を目指す構えでいる。公明党の石井啓一幹事長は18日の記者会見で「引き続き党として選挙区を戦わせていただきたい」と明言。一方、自民党県連の中本隆志会長代理も報道各社に「党が候補を出せない状況が続くのは良くない」とした。

 斉藤氏は公務の合間を縫ってほぼ毎週地元入りし、地域の清掃活動などに顔を出す。7月からは選挙区を4区域に分け、計6人の担当秘書を配置。地盤固めに余念がない。

 一方の石橋氏も県議時代に地盤だった安佐南区以外へ活動エリアを拡大。中本氏たちは次期衆院選の選挙区の立候補予定者を意味する党3区支部長への就任を後押しする。

 現3区は2019年の参院選広島選挙区を巡る大規模買収事件を起こした河井克行元法相の地盤だった。21年の衆院選では自公両党の協議で斉藤氏が選挙区から立候補し、石橋氏は比例に回った。次の衆院選の対応も両党が協議して決めることになっている。

 両氏に共通の課題は、安芸区での浸透だ。斉藤氏は当面、同区での活動予定はない。公明党の地方議員が現地にいないことも懸念材料になる。石橋氏も県議時代に距離のあった自民党の重鎮県議の地盤でもあり、活動の見通しは立っていない。

 一方、野党の立憲民主党は21年の衆院選で新人を擁立したが、斉藤氏に大敗した。党県連幹部によると、この新人が引き続き意欲を示しているというが、党としての対応は未定という。(河野揚)

237チバQ:2022/12/13(火) 08:42:54
https://www.chugoku-np.co.jp/articles/-/241004
「新3区」に3人の現職 自民公認、先行き見えず【衆院新区割りへ 中国地方への波】<下>岡山
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岡山

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2022/11/22
(最終更新: 2022/11/22)
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 今月13日、大名行列を再現する祭りが3年ぶりに催された岡山県矢掛町。自民党現職の加藤勝信氏(岡山5区)が「新3区」について記者の質問に答えた。「誰が候補者になるかは別として、県内の大半を占める広い面積はどうなのかなと思う」。「個人的な思い」と断りながら、当選7回を重ねる厚生労働相が複雑な表情を見せた。

 その新3区。加藤氏が地盤とする県西部の笠岡、井原市などの現5区の大半と美作、津山市など現3区の北部が合わさった。構成自治体は18市町村に増え、今回の改定で5から4に減った岡山県の小選挙区のうち最大の面積となる。

 現3区は、1期目の平沼正二郎氏(岡山3区)と6期目の阿部俊子氏(比例中国)の自民党現職2人の地盤だ。これに加藤氏を加えた3人のうち、新3区の同党公認候補は1人だけとなる見込み。候補者調整の行方や支援の在り方はどうなるのか。3人の各後援会や地方議員は気をもむ。

 「得票数が最多で大臣経験がある加藤氏が最もふさわしい」。5区内を選挙区とする県議は話す。昨秋の前回衆院選で加藤氏は約10万2千票を獲得。平沼氏は約6万8千票、阿部氏は約5万4千票だった。

 一方、「加藤さんと戦うことにはならない」との見方を示すのは、平沼氏の後援会事務所。選挙ごとに選挙区と比例を交代する「コスタリカ方式」への可能性をにじませる。

 前回衆院選で無所属で立候補した平沼氏に敗れ、比例復活した阿部氏は選挙区での勝利を目標に掲げる。赤磐市で12日にあった国政報告会では「選挙区で勝てるよう頑張りたい」と支援者に訴え、次回での雪辱を誓った。

 面積拡大と3人の自民党現職が活動する構図は、それぞれの候補者への支援に影響を与えそうだ。加藤氏の後援会は「組織の拡大を考えなければならない」とする。加藤氏を支援する県議や市議は「県北からなじみのない人が立候補したら、後押しするパワーは減退するだろう」と案じた。

 ある県連幹部は「候補者調整についての意見聴取が党本部からあれば伝えることになる」と説明する。しかし、その内容については「3人にとって最善の対応をしてほしい、と求めるしかないのではないか」と自嘲気味に話した。(谷本和久、西均、中島大)

238チバQ:2022/12/13(火) 14:20:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/4c62904c23588fad0790b567b9b6c99934f15e23
岸信夫氏の世襲を阻む「もう一つの名門」 安倍家VS林家の決着もつかず山口県は大混乱
12/13(火) 11:13配信


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デイリー新潮
引退を表明した岸信夫前防衛大臣

 12月11日、岸信夫前防衛大臣(63)は地元・山口県岩国市の後援会の会合で、次の衆院選には出馬せず引退すると表明した。同時に長男の信千世氏(31)を後継指名したが、この動きをよしとしない「名門一家」がある。山口県周南市で、3代にわたって地盤を継いできた山口1区の現職・高村正大衆議院議員(52)である。いま山口県の政界では、安倍晋三元首相の死後、安倍家と林家が晋三氏の地盤だった下関市をめぐって対立するなど、戦国時代さながらの“縄張り争い”が起きている。

【写真】父から後継指名を受けた岸信千世氏

 ***

“壁耳取材”で丸聞こえだった
 車椅子で議員活動を続ける岸氏の病は、筋力が低下する進行性の遺伝性疾患である筋ジストロフィーではないかと言われ、引退は規定路線とされてきた。

「すでに1年以上前から、信夫氏の秘書を務める信千世氏が地元で積極的に挨拶回りをしており、後継者になると見られていた。今回、それを信夫氏が初めて公の場で明言したのです。会場で岸氏は『このあたりで信千世に譲りたい』と発言。同席していたの信千世氏も『地域のためにが頑張りたい』と挨拶した。ただし、その場では公表にはまだ早いとして、『ここだけの話にしておいてください』と参加者への口止めもあった」(地元記者)

 だが、会場の外では動きを察知したのか数社の記者が駆けつけており、“壁耳取材”をしていた。

「丸聞こえだったので、記者たちは会場から出てきた岸氏を取り囲んで発言内容を確認。認めたため一斉に報じたのです。その日は“特オチ”した社が帰京する岸氏を岩国空港まで追いかけ回すなど大混乱となりました」(同)

消えたダブル補選案
 フジテレビで社会部記者を経験したのち、父の秘書を務めてきた信千世氏は地元では大人気だという。

「腰が低く、実力者の懐に入り込むのがうまい。地元で彼を悪く言う人に会ったことがありません。ネット上では世襲に対する反発が広まっていますが、実際、出馬すれば圧勝するでしょう」(県連関係者)

 だが、この世襲に立ちはだかる名家出身の議員がいる。1区の現職・高村正大衆議院議員である。父・正彦氏から地盤を引き継いで2期の当選を重ねてきた高村氏だが、彼の選挙区である周南市は次の衆院選から10増10減の区割り変更で新2区に組み替えとなる。岸家が世襲すると公言した選挙区は、本来は高村氏の“シマ”なのだ。

「自民党では現職優先のルールがあります。高村氏が新2区に手を上げれば、信千世氏は公認を得られない可能性が高い。だから、岸氏が病気を理由に任期半ばで議員辞職し、現行選挙区で来年4月に補欠選挙を行って早々に世襲させてしまうプランも浮上していた。そうすれば、信千世氏も現職として高村氏と同じ立場になれるからです」(同)

 安倍晋三氏の死去で空席となったままの現4区と合わせて、ダブル補選になる展開まで取り沙汰されてきたのである。

239チバQ:2022/12/13(火) 14:20:38
人気がない高村氏
 だが今回、岸氏は任期半ばの議員辞職は否定した。ではこのまま、新2区の公認をめぐって岸家VS高村家のバトルに発展した場合、どちらに軍配があがるのか。

「ルール上では高村氏に分がありますが、父親の力や人気面においては信千世氏が圧倒的に有利。元電通マンの高村氏は、『偉そう』『かわいげがない』と地元の評判が今ひとつで、県連のお偉方も信千世氏を支持している。実際、信千世氏との公認調整がつかずに分裂選挙になったとしても高村氏に勝ち目はありません」(同)

 そのため、新1区に高村氏、新2区に信千世氏で調整される案が有力視されている。だが、それも「あちらの争い次第ではどうなることやら……」(同)。現4区から新3区に組み替えとなる下関市をめぐって勃発した安倍家VS林芳正外務大臣(61)との争いが影響しかねないというのだ。

「林家は、晋三氏が凶弾に倒れたことで空席となった下関奪還に執念を燃やしている。もともと下関は、高祖父・林平四郎氏の時代から林家の地盤で、中選挙区時代は安倍家と林家が壮絶なバトルを繰り広げていたのです。安倍家も林家にやすやすとシマを奪われたくないと抵抗を続けている。場合によっては、林氏が新1区に公認され、高村氏が比例に弾き飛ばされる展開もゼロではありません」(同)

いまだ決着がつかない晋三氏の後継問題
 もっとも、安倍家は来年4月に行われる現4区の補欠選挙の後継候補すら決められていないままだ。

「昭恵さんはじめ安倍家から名乗り出る人は誰もいない。晋三氏の秘書だった下関市長の前田晋太郎氏の名前が挙がっていますが、彼はまだ46歳。ワンポイントリリーフとなれば仕事を失ってしまうので、難色を示している。林系の議員たちも4区の補欠選挙に関しては『安倍家の問題だから』と候補者を出さない姿勢。参議院議員の江島潔氏を鞍替えさせ、参院補選に村岡嗣政知事を出馬させて知事選も行う“トリプル補選案”まで取り沙汰されるなど混迷を極めています」(前出・県連関係者)

 かつては毛利家が支配していた山口県であるが、現代においては世襲一家が群雄割拠し、かくも熾烈な縄張り争いを繰り広げているのである。

デイリー新潮編集部

新潮社

240チバQ:2022/12/13(火) 14:42:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/73f44785aca7d1e78684a45bb77269899d0f8d06
自民候補の3割、立民も1割…「世襲見直し」どこへ 現実味ない政権交代が要因?
12/13(火) 10:21配信

西日本新聞
岸田首相

 「公私混同との批判を招きかねない。支持率低下の最中の人事として理解できない」。先の臨時国会論戦序盤の10月、立憲民主党の西村智奈美代表代行は、岸田文雄首相の長男翔太郎氏が首相秘書官に起用された人事を批判した。首相は「適材適所の観点から総合的に判断した」と返すだけで野党席からやじが飛んだ。


 首相は、祖父、父も衆院議員を務めたいわゆる世襲議員。「一番そばで帝王学を学ばせたいのだろう」と首相周辺が察するように、後継者として経験を積ませる狙いがあるとみられる。

 親や親族が国会議員で、政治基盤を受け継いで議員になる世襲を見直す動きは近年、下火になっている。

 地盤や知名度、資金力で優位に立つ世襲議員は、所属政党から見れば選挙で勝つ可能性が高まるメリットがある。一方、多様な立候補を妨げるため人材が先細りし、「政治家の同質化を招く」と指摘されてきた。

 2009年衆院選。自民党は旧民主党に対抗し、引退する議員の配偶者と3親等内の親族を対象に「同一選挙区内で立候補する場合、次回の総選挙から公認、推薦しない」とする世襲制限を政権公約に掲げた。だが下野からわずか約2カ月後に同公約を撤回。10年参院選は「世襲候補を無原則に公認、推薦しない」にとどめ、その後は公募に応じることなどを条件に世襲を容認してきた。12年の政権復帰以降も見直し議論はほとんど聞かれなくなった。

 世襲規制の機運低下について、野中尚人学習院大教授(比較政治学)は「政権交代に現実味がないことが最大の原因。ライバル政党の勢力が弱まれば緩んでしまう」と、10年来の「1強多弱」も要因と分析する。

 21年衆院選は全立候補者中、①親族に国会議員がいて地盤を継承している②地盤を継承していなくても父母や祖父母が国会議員―のいずれかに該当した世襲候補者は、全体の1割に当たる143人だった。うち自民は104人で党内候補者の3割を占め、立憲民主党も同1割の29人を数えた。

 野党の衰退に乗じて、自民は改革への後ろ向きな姿勢を強める。野中氏は「政権奪還した先を意識して(世襲規制に)取り組み続ければ政界全体の意識が高まる。野党が率先して世襲の在り方を示すべきだ」と提起する。

 (御厨尚陽)

241名無しさん:2022/12/13(火) 22:39:22
衆院67支部長を選任 立民
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022121300952
立憲民主党は13日、衆院小選挙区を「10増10減」する区割り変更を踏まえ、次期衆院選で公認候補となる新支部長67人を発表した。また、東京7区で松尾明弘氏、愛知16区で松田功氏の元職2人の公認も内定した。

242チバQ:2022/12/13(火) 22:49:33
https://www.chugoku-np.co.jp/articles/-/249014
広島の衆院新選挙区、立候補者調整開始 4・5区現職の意見聴取へ 自民党広島県連
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19:34
(最終更新: 19:34)
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次の衆院選の候補者を協議した自民党広島県連の選挙対策委員会
 自民党広島県連は13日、広島市中区のホテルで選挙対策委員会を開き、改正公選法の施行で1減の6になる県内の衆院小選挙区の候補者調整を始めた。現4、5、6区が再編される新4、5区を巡り、地盤にする現職3人や党県議へ意見を聞くことを決めた。

 会合は非公開で、終了後に平口洋会長が報道各社の取材に応じた。次の衆院選小選挙区の候補者になる支部長については、区割りの変更が小規模な1、2、6区は現職が継続する方針になったという。3区は、同区を地盤にする現職石橋林太郎氏(比例中国)にするよう党本部へ求める。

 党県連は今月下旬に再び選挙対策委員会を開いて1、2、6区の支部長を正式に決め、年内に党本部へ伝える見通し。難航が予想される4、5区の調整について、平口氏は「地元の意見を聞いた上で、年内に決められるよう努力したい」と述べた。

243名無しさん:2022/12/14(水) 00:03:33
前川清成罰金刑確定なら繰り上げ案件
次点は滋賀3の直山仁だがこちらも選挙違反で罰金刑か支部長再任せず
次々点の京都6の中嶋秀樹が繰り上げになりそう

244チバQ:2022/12/16(金) 11:03:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/21449fe2164ee39bf02bacc3b8569858ea79a14f
新福島3区の支部長は自民党本部と調整へ…衆議院小選挙区の区割り見直しで現職議員2人の調整つかず
12/15(木) 19:10配信

福島テレビ

自民党福島県連は衆議院小選挙区の区割り見直しを受けた新しい福島3区の候補者選定について、12月19日以降に自民党本部との調整を始めることになった。

新たに福島3区となる地域には、現職の議員が上杉謙太郎議員と菅家一郎議員の2人いることから福島県連内で調整がつかなかったためだ。

一方、新たな福島1区、福島2区、福島4区は各地域を地盤とする現職の議員を候補者とすることを確認した。

245チバQ:2022/12/18(日) 09:13:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/0f7c7cc75a3c20380d75c5e52860c5ec930c6ada
自民・薗浦議員が辞職の意向…地検聴取に「共謀で処罰なら仕方ない」、略式起訴を軸に捜査
12/18(日) 5:02配信

読売新聞オンライン
薗浦健太郎議員

 自民党の薗浦健太郎衆院議員(50)(千葉5区、当選5回)の関連政治団体が政治資金パーティーの収入を約4000万円少なく記載していた疑惑で、薗浦氏が議員辞職する意向を固め、周囲に伝えたことが関係者の話でわかった。薗浦氏は東京地検特捜部の任意の事情聴取に「秘書と共謀したといわれて処罰されるなら仕方がない」と説明しているという。特捜部は薗浦氏について、政治資金規正法違反での略式起訴を軸に詰めの捜査を進める。

 薗浦氏の政治資金問題について、自民内では「辞職はやむを得ない」との見方が出ていた。岸田内閣は先の臨時国会中に3閣僚が不祥事で辞任しており、政権運営にはさらなる打撃となる。

 過少記載の疑いがあるのは、薗浦氏の資金管理団体「新時代政経研究会」と、関連政治団体「そのうら健太郎後援会」。同研究会は2018〜20年にパーティー6回分計4362万円を、同後援会は17〜19年に3回分計約1006万円をそれぞれ政治資金収支報告書に収入として記載していた。

 関係者によると、両団体の会計責任者を務める公設第1秘書が特捜部に対し、実際より少なく記載していたことを認め、薗浦氏に報告したと説明。薗浦氏は特捜部に「収入の一部が記載されていないことは認識していた」と供述する一方、「過少記載の指示はしていない」と話しているという。

 同法は収支報告書の提出義務を政治団体の会計責任者に課し、不記載や虚偽記入について5年以下の禁錮または100万円以下の罰金を科すと規定している。罰金刑が確定した場合、公民権が原則として5年間停止される。

 特捜部は、薗浦氏が過少記載について事前に具体的な報告を受けていた経緯などを踏まえ、共謀関係を問えるとの見方を強めている。薗浦氏が過少記載の認識を認め、捜査に協力する姿勢を示していることなどから、略式起訴を視野に検討。略式起訴には薗浦氏の同意が必要で、特捜部は上級庁と協議し、最終的に判断する。

 このほか、薗浦氏の元政策秘書も特捜部に対し、過少記載への関与を認めたという。特捜部は公設第1秘書と元政策秘書についても立件を検討している。

 薗浦氏は、自民の麻生太郎総務相(現党副総裁)の秘書などを務めた後、05年の衆院選で初当選。16年の第3次安倍再改造内閣で外務副大臣、17年の第3次安倍・第3次改造内閣で首相補佐官を務めた。麻生派に所属し、麻生氏の側近としても知られる。

 外交・安全保障政策に明るく、自民の経済安全保障推進本部幹事長として、16日に閣議決定された国家安全保障戦略など3文書の党内議論にも携わっていた。


2021年
当 薗浦健太郎 自民 111985
落 矢崎堅太郎 立憲 69887
落 椎木保   維新 32241
落 鴇田敦   国民 24307
*小数点以下省略

246チバQ:2022/12/18(日) 13:49:19
>>243
https://news.yahoo.co.jp/articles/660936791c99069387e9c5bd48e158d5e9d964e5
公職選挙法違反の罪 維新・前川清成衆議院議員に罰金30万円求刑/奈良
12/13(火) 18:29配信
 去年の衆議院選挙の公示前に自身への投票を呼びかける文書などを不特定多数の有権者に送ったとして公職選挙法違反の罪に問われている、日本維新の会の前川清成衆議院議員の裁判で、検察側は罰金30万円を求刑しました。


 公職選挙法違反の罪に問われているのは、日本維新の会の衆議院議員・前川清成被告(59)です。起訴状などによりますと前川被告は奈良1区から出馬した去年10月の衆議院選挙で、公示前に「選挙区は『前川きよしげ』、比例区は『維新』とお書きください」と記載された文書などを母校の関西大学の卒業生ら35カ所に送ったことが、法律が禁止する事前運動に当たるとされています。これに対し、これまでの裁判で前川被告は「公職選挙法が禁止するような行為は何も致しておりません」などと無罪を主張してきました。奈良地裁で開かれた13日の裁判で、検察側は「被告は投票を得るため不特定多数に文書を送付した。弁護士でありながら主導して犯行に及び、反省の態度も示していない。」などとして、罰金30万円を求刑しました。一方、弁護側は「文書を送ったのは支援を期待できる人たちで、ポスターの掲示場所を確保してもらうのが最大の目的だった」などとして無罪を主張。また、前川被告もあいまいな基準で国会議員の身分を奪うことは民意の否定であり、議会制民主主義を守るためにも正しい判決を求める」と述べました。判決は来年1月18日に言い渡される予定です。なお、裁判で候補者本人に罰金刑以上が確定した場合、原則5年間の公民権停止となり失職することとなります。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2021122800917&g=soc
元維新候補に罰金50万円 衆院選で報酬支払い―大津簡裁
2021年12月28日20時52分

直山仁氏
直山仁氏


 10月投開票の衆院選で運動員に報酬を支払ったとして、大津区検は28日までに、公選法違反(買収)罪で、滋賀3区から日本維新の会の候補者として立候補し、落選した直山仁・元候補(49)を略式起訴した。大津簡裁は罰金50万円の略式命令を出し、元候補は28日に全額納付した。

 起訴状によると、直山元候補は選挙期間中、投票を呼び掛ける選挙運動の報酬として、複数の運動員に計8万7000円を渡したとされる。
 滋賀県警が11月、直山元候補と運動員11人を書類送検していた。大津地検は、運動員11人については不起訴処分(起訴猶予)とした。
 直山元候補は取材に対し、「買収するつもりはなかったが、交通費の出し方に問題があった。有権者や関係者に迷惑を掛けて申し訳ない」と話した。4



京都6区:中嶋秀樹

247チバQ:2022/12/19(月) 10:46:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/99c977b22d34c6a1bf01def58ffd1160b0dd1091
「大きな痛手」自民・薗浦氏の辞職検討 岸田政権、既に3閣僚辞任
12/19(月) 10:00配信
毎日新聞
記者の取材に応じる自民党の薗浦健太郎氏=衆院第1議員会館で2022年11月30日午後0時44分、竹内幹撮影

 自民党の薗浦(そのうら)健太郎衆院議員(50)=千葉5区、麻生派=が政治資金収支報告書の過少記載疑惑で、議員辞職を検討している。既に3閣僚が不祥事や失言で辞任している岸田政権にとって、「政治とカネ」を巡る党所属議員の辞職はさらなる打撃だ。薗浦氏が側近として支えてきた麻生太郎・党副総裁の影響力低下の可能性を指摘する声もある。


 「これからの麻生派の軸になる大事な存在だったのに」。麻生派関係者は薗浦氏についてそう語り、肩を落とした。

 薗浦氏の疑惑は、自身の資金管理団体と関連の政治団体が2017年から21年分の政治資金パーティー収入を収支報告書に計約4000万円過少に記載していたとされる。関係者によると、政治団体の会計責任者だった公設第1秘書らが東京地検特捜部の調べに、実際より少なく記載したことを認めており、特捜部は薗浦氏にも共謀の事実があったとして捜査を進めている模様だ。

 岸田文雄首相(自民党総裁)は11月30日の参院予算委員会で、薗浦氏について「実態について説明を受けなければならないと考えている。党に対しても指示を出したい」と述べていた。

 12月10日に閉会した臨時国会では、妻に事務所賃料を支払っていたことや選挙運動の報酬を巡る疑惑が指摘された寺田稔総務相(当時)が事実上更迭されるなど、3閣僚が相次ぎ辞任した。ここで「政治とカネ」の問題で薗浦氏が議員辞職すれば、野党にとって新たな追及材料となり、来春の統一地方選挙を前に政権にはダメージとなる。

 薗浦氏は閣内には入っていないが、外交・安全保障分野に精通する議員として知られ、海外要人とも頻繁に交流していた。16日に閣議決定した安保関連3文書の策定にも、自民党の実務者の一人として関わった。外務省幹部は「外交や防衛に理解のある数少ない政治家で、期待していた」と語る。

 臨時国会では、薗浦氏と同じ麻生派の山際大志郎経済再生担当相(当時)が世界平和統一家庭連合(旧統一教会)側との関係が次々と明らかになり、閣僚辞任に追い込まれた。薗浦氏が議員を辞職すれば、首相の後見役である麻生氏の影響力に影を落とす可能性もある。

 麻生派幹部の松本純元国家公安委員長が、新型コロナウイルスの緊急事態宣言下に東京・銀座のクラブを訪れた問題で21年に離党して以降、薗浦氏は麻生氏の最側近だった。党ベテランは「麻生氏の下で調整や情報収集を担ってきた松本、薗浦両氏がいなくなることは大きな痛手だろう」と指摘する。【藤渕志保】

248チバQ:2022/12/19(月) 21:17:08
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/sankei-_affairs_crime_TAB4XHWH6RPZDEI67B2UTO5BGA.html
薗浦衆院議員の疑惑で地元県議「これはアウト」 有権者は落胆
2022/12/19 21:11産経新聞

政治資金の過少記載疑惑が浮上した自民党の薗浦健太郎衆院議員(50)=千葉5区(市川市の一部、浦安市)=が辞職する方向になったことは、来春に統一地方選を控える県内政界にも波紋を広げている。薗浦氏の地元である市川市では19日、有権者から「残念」「経緯を説明すべきだ」など落胆の声が上がった。

「これはアウトだ」。千葉県南部選出の同党県議は、過少記載の金額の大きさを重くみる。今回の疑惑では、薗浦氏の事務所が政治資金パーティーの収入を計4千万円ほど少なく記載していたとされている。この県議は「4千万円なんて金額は普通のサラリーマンの年収数年分だ」と指摘。それでも、早々に議員辞職の意向を示したことについては「このまま続けるよりもダメージは少ないだろう」と話した。

都市部では、統一選での自民党への逆風を懸念する声も。東葛地域の同党県議は「もしも、女性絡みの遊興費に充てていたら大ばかだ。他人の不手際でこちらが落とされたら、たまったものではない」と不快感を隠さない。

一方、立憲民主党にとっては、長らく苦杯をなめてきた5区での勝利に向け、好機到来といえる。同党県議は「またしても政治とカネの問題が出て大変残念。緊張感のある選挙に持ち込まないと、自民党政治の緩みは続く」と強調。5区は立民県連代表の奥野総一郎衆院議員(9区)が総支部長を兼務している状態で「補選に備え、候補者調整を急がないといけない」と気を引き締めた。

19日、市川市八幡の薗浦氏の事務所はひっそりとしており、扉をノックしても応答はなかった。

同市在住の40代女性は、「せっかく地元から出てきて頑張っていると思ってたのに残念」と落胆を隠せない様子。同事務所の近くに住むという男性(79)は、薗浦氏について「有能な人材だと思っていた」とした上で、「政治家ならば経緯を明らかにして説明し、謝罪するべきだと思う」と語った。

また、同市在住の40代男性は「政治家はみんな(過少記載を)やってるんじゃないかと思ってしまう」とあきれ気味に話した。

県選挙管理委員会によると、来年3月15日までに選挙区選出の衆院議員に「欠員」が生じた場合、統一選の後半戦と同じ4月23日投開票の日程で衆院補選が行われるという。(小野晋史、久原昂也)

249チバQ:2022/12/20(火) 10:40:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/73cbd4ce8a6d3e4cb4aa55b38c30a25febb5480a
自民・薗浦氏側、任意団体使い裏金捻出か 一部は飲食の支払いに
12/20(火) 2:00配信

毎日新聞
自民党の薗浦健太郎氏

 自民党の薗浦(そのうら)健太郎衆院議員(50)=千葉5区=の関連政治団体が、複数の政治資金パーティーで得た収入を政治資金収支報告書に過少に記載した疑惑で、薗浦氏の事務所が除外した収入の一部を任意団体に移し「裏金」にした疑いがあることが関係者への取材で判明した。一部は薗浦氏本人の飲食の支払いに充てられたという。任意団体は政治団体と異なり収支報告書の記載義務がないため、東京地検特捜部は公にしたくない支払先や金額を隠すために薗浦氏側が利用したとみている模様だ。


 薗浦氏が代表を務める資金管理団体「新時代政経研究会」などの政治団体の収支報告書では、2017〜21年分の収入を少なくとも4000万円過少に記載した疑いがある。関係者によると、会計責任者だった公設第1秘書は記載せずに除外した収入の一部を任意団体の口座に移したり、事務所の金庫で保管したりしていたという。研究会などの収支報告書の支出先にこの任意団体の名前はなく、収入のみならず支出の不記載も政治資金規正法違反となる可能性がある。

 また、薗浦氏が参加した会合の飲食費は任意団体の資金が充てられることがあったという。任意団体は政治資金規正法の対象外のため、具体的な使途は外部からは分からない。薗浦氏は特捜部の聴取に政治資金の収入が任意団体に振り分けられたことを認めた上で、「何にいくら使われたのか私は把握していない。秘書が適正に処理すると思っていた」と説明しているという。

 一方、公設第1秘書は特捜部の聴取に収入の一部を除外することを薗浦氏に事前に報告していたと認め、一部は遊興費に充てられたと供述しているとされる。これに対し、薗浦氏は使途に関し「政治家や海外要人との交際費に使われたはずだ」と周囲に話している。

 薗浦氏は秘書からの過少記載の事前報告を「否定できない」とし、共謀が成立するとした特捜部の捜査方針を受け入れる意向だ。特捜部は薗浦氏を政治資金規正法違反で略式起訴する方向とみられ、薗浦氏は議員辞職を検討している。

 また、公設第1秘書の先輩の元政策秘書も政治団体の会計に関与していた疑いがあり、特捜部は公設第1秘書とともに元政策秘書の立件も検討しているとみられる。【二村祐士朗、井口慎太郎、松尾知典、島袋太輔】

250名無しさん:2022/12/20(火) 18:01:09
チバQさんは千葉にお住まいなんですか?

251チバQ:2022/12/20(火) 18:03:29

1区 塩崎彰久
2区 村上誠一郎
3区 井原巧
4区 長谷川淳二

https://news.yahoo.co.jp/articles/441f5be0ef1d12f2b273ddcbbe55c2ffcd9ac92d
自民党愛媛県連 村上誠一郎氏を比例で調整 衆議院の区割り4→3に
12/20(火) 17:17配信
愛媛県内4つの衆議院の選挙区が3つに減ることを受け、自民党県連は、次の選挙で村上誠一郎氏が比例にまわる方向で候補者を調整するよう党本部に要望しました。

自民党愛媛県連の三宅幹事長は20日、党本部で茂木幹事長らと面会し、次の衆院選から選挙区が3つに減る県内の候補者調整について地元の意見を伝えました。

自民党愛媛県連 三宅浩正幹事長
「各支部からはですね、村上氏を小選挙区でということは意見が一つも上がってない状況にございまして、比例を村上氏にしてはどうかというところまで今きているところです」

三宅幹事長は、新たな愛媛1区に塩崎氏、2区に井原氏、3区に長谷川氏が出馬し、村上氏が比例にまわる方向で候補者を調整するよう要望しました。

また、村上氏が、井原氏と選挙ごとに比例と小選挙区での出馬を交代する「コスタリカ方式」を提唱していることについて、三宅幹事長は…

自民党愛媛県連 三宅浩正幹事長
「これは言ったら、先の先の選挙ですよね。次の次のことを今議論とするということで、なかなか厳しい議論で、そこをこれから国会議員の先生方・当事者同士でですね、さらに年末に向けて議論を詰めていくという状況であります」

県連は、区割り変更の法律が施行される28日までの決着を目指し調整を急ぐ方針です。


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