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第48回衆議院議員総選挙(任期満了2018年)スレ

1チバQ:2014/12/24(水) 21:08:02
ちゃっちゃと、立てちゃいます。

第47回総選挙(2014年)
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1364563920/l50

第46回総選挙(2012年)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1252036284/l50

第45回総選挙(2009年)
その2 http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1240552224/l30
その1 http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1146286762/l30

第44回総選挙スレ(2005年)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1089950050/l30

5480チバQ:2017/11/08(水) 20:31:09
一方、人口規模の小さな北欧諸国で社会保障が比較的円滑に機能していることから、社会保障改革の王道は、有権者の目に見える政治活動と国民との信頼回復によって、政治家と有権者が痛みを分かち合える状況を作り出すことが前提となるという考え方がある。

 国民は、社会保障の受益に応じた負担をむやみに嫌がっているわけではない。負担した税・保険料がどう使われるかについて不信を感じているから、受益の合理化や負担増に対して何でも反対せざるを得ないのであり、もし、中央ではなく地方に権限が移り、政治家と有権者の関係が密接になれば、そういう不幸もなくなるという考え方である。

 当人たちは意識していないかもしれないが、地方分権を旗印にした大阪、名古屋、東京におけるローカルパーティーの動きは、究極的にはそうした目標を実現しようとしているものだと考えられる。この点については、連載第20回の「日本国民の政治家への信頼度はなぜ世界最低レベルなのか」でも触れたので参照されたい。

 さまざまに物議を醸す政治家のパフォーマンスからいったん離れて、大局的に政治情勢を観望すると、左派ノスタルジーの色彩の濃い何でも反対政党からの脱却志向と、地方分権改革を目指した地方発の政治勢力づくりという、この二つの流れが合流し、健全な中道政党を作ろういうのが、希望の党の結成なのだろう。政策の違いを無視した野党の大同団結という路線は、いくらなんでも乱暴だったのである。

 もし、今後も野党が余計なことはせず、何でも与党に反対の大同団結政党を形成すれば、高齢者票が集中して、政権移行が行われる可能性が高い。しかし、そうなれば、与党も人気取りのため社会保障改革の手を緩め、高齢者の既得権益不可侵にギアチェンジし、社会保障の“袋小路状態”はさらに強まるであろう。これは超高齢化社会に突入したわが国の根本的な政治的ジレンマだといえる。

 だとすると、正面からの問題解決には程遠いとはいえ、従来通りの社会保障を望む高齢者票が死票となる結果になった今回の野党分裂は、かえってよかったのかもしれない。

 社会保障政策を政治対立から切り離す仕組みが整わない限り、憲法改正、安保政策、原発・エネルギー政策、経済活性化策、地方分権政策など、その他の分野の政策選択を国民に用意するための与野党対立がほとんど無意味となってしまう。こうした状態が、わが国の進路にとって決して好ましいとは言えないことだけは確かである。

 (統計データ分析家 本川 裕)

本川 裕

5481チバQ:2017/11/08(水) 20:43:37
http://www.sankei.com/politics/news/171108/plt1711080001-n1.html
2017.11.8 01:00
【政界徒然草】
最終決戦はまだ続く? 保守分裂、激戦の衆院選山梨2区の因縁対決
 先の衆院選で負ければ最後、比例復活はないという自民党系無所属同士が争った山梨2区は堀内詔子衆院議員(52)に軍配が上がった。3098票差で破れた長崎幸太郎前衆院議員(49)は二階俊博幹事長(78)率いる二階派所属、一方の堀内氏は岸田派に所属し、「派閥代理戦争」に勝利した岸田文雄政調会長(60)は領袖として面目を保った。12年にわたる因縁の対決は今回が最終決戦という位置づけだが、本当に終止符を打つのか見通せない。

 10月22日午後11時すぎ、山梨県富士吉田市の堀内氏の選挙事務所に「当確」の一報が届いた。歓声と拍手の中、堀内氏は「皆さま一人ひとりの力で勝利でき、本当にありがとうございました」と深々と頭を下げた。「保守分裂選挙で勝たせてもらった。天国の父に報告したい」とも語る堀内氏。寄り添う次男の手には昨年5月に亡くなった義父・光雄氏の遺影があり、堀内家としては弔い合戦の意味合いもあった。

 堀内家と長崎氏の因縁対決は平成17年の郵政選挙までさかのぼる。当時、自民党重鎮の光雄氏は郵政民営化に反対、無所属で出馬した。その「刺客」として自民党が送り込んだのが長崎氏だった。長崎氏は光雄氏の引退後、後継の堀内氏を直近2回の衆院選で退け、堀内氏は比例代表で復活した。

自民党山梨県連は今回も堀内氏を公認申請したが、二階氏は長崎、堀内両氏を無所属で出馬させた上で、当選者を追加公認する異例の裁定を下した。21年衆院選の公認争いに反発、離党した長崎の復党も認めた。

 岸田氏は「二階裁定」に反発したが、覆らなかった。「党の力のある人によって県連の公認申請は無視された。こんなことが許されるのか」(堀内氏支持の自民党県議の白壁賢一氏)と地元も反発したが、結果的に怒りをバネに勝利をつかんだ。

 その「当確」は甲府市の自民党県連会館にいた参院議員の森屋宏県連会長(60)にも届いた。「勝ちました、勝ちました」。岸田派の古賀誠名誉会長(77)に続き、岸田氏にも電話をかけ、涙ながらに喜びを分かち合った。

 今回、古賀氏は堀内氏勝利の立役者の一人といえる。関係者によると、昨年秋、長崎氏の自民党復党を審査する党紀委員会開催をめぐり、堀内氏周辺は古賀氏に相談したが、「選挙に勝たないと駄目だ。選挙に勝つためならば何でもやってやる」と古賀氏は伝えたという。要は、党紀委員会の多数派工作といった小細工はせず、直接対決で勝利することが最も大事だという趣旨だった。

5482チバQ:2017/11/08(水) 20:44:01
 堀内氏も古賀氏のアドバイスを受け、早い段階から無所属同士のガチンコ対決に臨む覚悟を決めていた。古賀氏も選挙中、各種団体を中心にテコ入れを図るとともに、選対幹部に連日電話で戦況を聞いた。派閥領袖の岸田氏も選挙終盤、応援に駆け付けた。

 「勝因? 堀内本人も支援者も比例復活がない崖っぷちという危機感が強く、目つきが違った。裏を返せば、過去2回の選挙は比例復活があるから…甘かった」。選対幹部はこう振り返る。

 一方、長崎氏は10月22日、山梨県内の選挙事務所で「結果はすべて私の責任。おわび申し上げます」と支援者に頭を下げた。 選挙戦は岸田派に負けず劣らず、二階派メンバーが続々と応援に入った。その一人は街頭演説で「どんなことをしてでも、長崎を勝たせてくれ」との二階氏の伝言を紹介し、支持を呼びかけたが、及ばなかった。

 敗因の一つに挙げられるのが、期待していた旧民主党票の流出だ。前回衆院選で候補者を出さなかった旧民主党の組織票は長崎氏に上積みされたが、今回は立憲民主党の新人候補に流れたのだ。その旧民主党支持者の一部は堀内陣営の遊説隊に加わっていた。

 こんな分析もある。昨年8月、二階氏が金丸信・元自民党副総裁(1914〜96年)の墓参りのため、山梨県南アルプス市を訪問した際、長崎氏の自民党復党問題について「党のために役立っていただける人材。みんなの意見を聞いて私なりの判断をする」と復党をにじませた。

 二階氏にしてみれば、墓参を通じて金丸氏の後援会「久親会」メンバーの支援を取り込む狙いがあったのかもしれないが、逆効果だった。「オヤジを復党に利用しやがった」との声が続出し、長崎氏から離れていったという。

 さまざまな分析はあるものの、勝敗は紙一重。「崖っぷちの堀内氏の危機感に比べて、長崎氏は相手を甘く見ていた」(党関係者)との声が少なくない。

 「まだ先がある」と励ます支援者の声を背に、長崎氏は捲土重来を期すのか。「最終決戦の第2幕」が開くのかは見通せないが、因縁対決を終えた堀内、長崎両陣営の禍根は消えない。

5483チバQ:2017/11/08(水) 22:05:24
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/sankei-wst1711060002.html
【関西の議論】「顔も知らない」「裏切り者」 希望の党・小池氏「地元」で大惨敗 批判にさらされたチルドレン
11:39産経新聞

【関西の議論】「顔も知らない」「裏切り者」 希望の党・小池氏「地元」で大惨敗 批判にさらされたチルドレン
衆院選兵庫6区で敗戦が確実となり、涙ぐみながら質問に答える希望の党の小池百合子代表の元秘書、幾村奈応子氏。希望は失速し、「小池旋風」は吹かなかった=10月22日、兵庫県宝塚市
(産経新聞)
 10月22日に投開票された衆院選で、民進党を事実上、吸収合併するなど話題の中心となった小池百合子都知事率いる希望の党。小池氏の出身地で、衆院議員時代に一時地盤とした兵庫県では「小池チルドレン」の元秘書2人を含む10人が立候補した。他陣営は7月の都知事選で吹き荒れた「小池旋風」への警戒感を強めたが、人気にあやかろうとした民進議員の無節操な合流と小池氏の「(左派リベラル)排除」発言、さらには政策のあいまいさに加え、ついに小池氏自身が立候補しなかったことで失速。民進県連から支援要請された地元議員らも新人の候補者に「顔も知らない」と猛反発し、追い風は吹かなかった。希望の候補者は孤立無援の中、選挙区で全敗という結果に終わり、比例代表での復活もかなわなかった。大惨敗の裏で何が起きていたのか。(岡本祐大)

「あいさつにも来ない」

 「私のもとで政治の道を歩んでくれた彼女を(小池氏がかつて地盤とした)兵庫6区(宝塚市、伊丹市など)の代表として国政へ送り届けてもらえませんか」

 公示後初の土曜日となった10月14日、小池氏は阪急宝塚駅前(宝塚市)で、イメージカラーの緑色のスカーフを巻くなどして集まった約700人を前にこう訴えた。その横で頭を下げ続けたのが小池氏の「後継者」として出馬した幾村奈応子氏(37)だった。

 幾村氏は小池氏の秘書を9年間務めた経歴を買われて立候補が決まった。だが、鹿児島出身の彼女にとって6区は完全にアウェー(敵地)。民進県連から幾村氏を支援するよう要請された地元の民進系議員の多くは、民進の公認候補に予定していた元伊丹市議の桜井周氏(47)が立憲民主党から出馬することが決まると、「(幾村氏の)顔も見たことがないし、あいさつにも来ない。そんな候補は応援できない」として、桜井氏のもとに集まった。

 組織のサポートが受けられなかった幾村氏は小池氏頼みの選挙戦を展開。小池氏から託されたかつての支援者リストを手にあいさつ回りに専念した。選挙事務所には小池氏のポスターがずらりと貼られ、「誰が選挙に出ているのか分からない」と対立陣営関係者から揶揄(やゆ)された。

 準備不足も深刻だった。出馬表明直後は地元の課題について「これから勉強していく」としていたが、公示後も小池都政の実績アピールを繰り返すばかり。応援に来ていた地元議員から「もっと地元の課題について話さないと」と苦言を呈されると、「勉強します」と答えるのがやっとだった。

 結局、小池氏の応援演説も追い風に変えることはできず、4人の候補者が立った選挙区で最下位に終わり、「小池氏の地元で勝てなかったのが残念」と涙ぐんだ。陣営によると、年内にも選挙区内に事務所を構え、引き続き国政を目指して活動を続ける方針という。

5484チバQ:2017/11/08(水) 22:05:37
出回った怪文書

 兵庫4区(神戸市西区、西脇市など)では公示当日、自民党前職の藤井比早之氏(46)が西脇市で行った出陣式で、支援者らを前に「藤井を助けてください。よろしくお願いします」と土下座した。

 藤井氏を支援した地元市議の一人は「土下座は最後の手段。初日からするとは」とあきれた様子で話したが、藤井氏にとってはそれだけの事情があった。衆院解散直前まで藤井氏の政策秘書を務めていた野口威光(たけみつ)氏(43)が希望公認で4区から出馬したからだ。

 野口氏は藤井氏の秘書になる前に、学生時代から13年間、小池氏の秘書を務めた。出馬の打診があったのは衆院が解散した9月28日。もともと藤井氏の秘書を辞めることは決まっていたが、事務所の鍵を返して間もないというタイミングで、小池氏から「一緒にやりましょう」と請われ決断した。

 3期連続当選を目指す自民前職と、その元秘書による直接対決は注目を集めたが、当人同士は表だって相手を非難することは避けた。藤井氏は取材に「誰が出てきても自分の戦いをするだけ」と繰り返した。支援者へのあいさつ回りでも野口氏が秘書だったことは説明しなかった。野口氏も演説などで藤井氏について直接言及することはほとんどなかった。

 ただ、藤井氏を支援する自民関係者からは野口氏に対し、「裏切り者」「仁義が通っていない」と批判が殺到。両氏を中傷する出所不明の怪文書が出回るなど泥仕合の様相も呈した。

 野口氏はさらなる逆風も受けた。人手不足を理由に民進県連から運動員の派遣を受けることができず、民進系の地元議員らは「直前まで自民にいた人物を応援できるわけがない」と突き放した。

 ボランティアの運動員とともに無党派層の多い神戸市内を中心に回ったが、知名度不足に苦しみ、組織を固めた藤井氏にはかなわなかった。比例復活もできず、「全国的に風が吹かない中、政策論争を深めるには党としても個人としても時間が足りなかった」と悔しさをにじませた。今後については幾村氏同様、事務所を構えて引き続き国政を目指すとした。

民進地方組織に残った傷痕

 小池チルドレンらが惨敗するなど、失速が目立った希望。小池氏は10月25日の両院議員懇談会で「自分の言動で多くの人を傷つけた」と謝罪。出席者からは代表辞任を要求する声も噴出した。

 民進兵庫県連でも10月28日に拡大常任幹事会を開き、議員ら約40人が出席。「民進が希望と一緒になろうとしたのが間違いだった」と執行部の判断を非難する意見が出た一方、「民進のままの方がいい結果だったと思うのか」との声もあり、議論は紛糾した。結局、党本部の指針通り、当面は民進の地方組織として県連が存続することが確認された。

 県連幹部は「『ばらばらになってはいけない』『議員の取り合いをすべきではない』などの意見が出た」と安堵(あんど)の表情を見せたが、今後の見通しについては「党本部の方針が固まらないうちはどうにもならない」とあきらめた様子で話した。

 一方で、希望から出馬し落選した候補者は「旧民主党へのノスタルジーは理解できるが、10年先も民進の看板で戦えるとは思えない」と指摘する。

 民進所属のある県議は選挙期間中に「野党共闘がぶちこわされ、小池氏は『自民の差し金』じゃないかとすら思う」と恨み節をこぼした。その言葉通り、「小池旋風」は地方でも民進に深い傷痕を残している。

5485片言丸:2017/11/09(木) 07:48:30
>>5478-5480
この議論は面白い目の付け所だが、逆に、ノスタルジックドライブを否定して、高齢者の相当部分が深層心理で高齢者などへの手厚い福祉や財政支援の充実を求めて立憲民主党に入れたとまで見てしまっていいのか疑問もある。

5486チバQ:2017/11/11(土) 21:33:55
http://news.livedoor.com/article/detail/13869644/
【野党ウオッチ】橋下徹氏が駆除できなかった「チョロネズミ」たちのとんでもない生命力!?

2017年11月10日 1時1分 産経新聞
9月25日、政党を次々と変える議員を「チョロネズミ」と揶揄した橋下徹氏のツイッター
写真拡大 (全3枚)
 「政党を行ったり来たりするチョロネズミが駆除され、憲法改正論議や安全保障論議が現実的なものになるという結果を生み出したことは日本にとって良かった」。

 第48回衆院選の全議席が確定した10月23日、橋下徹前大阪市長(48)はツイッターへの投稿で選挙戦をこう総括した。しかし、橋下氏の期待に反し、とてつもない「生命力」を発揮して生き残ったネズミたちもいるようで…。

 「チョロネズミ」という言葉は、衆院解散が濃厚になったころから橋下氏が発信するようになったワードだ。小池百合子東京都知事(65)が希望の党の設立と代表就任を表明した9月25日には、首長として国政政党を発足させた“先輩”として、ツイッターで次のような助言を送った。

 「政治家として生き延びたいために維新に一度足をかけ、その後どこかに行き、そして今度は小池新党に入ろうとするチョロネズミは新党に害。小選挙区で負けて比例復活しただけの議員も党内主導権を獲ろうとうるさいだけ。それでも(政党要件の)5人(の国会議員を)揃えなければならないので辛いが。経験者より」

 橋下氏が率いた地域政党「大阪維新の会」は、平成24年9月に「日本維新の会」として国政進出し、同年末の衆院選で54議席を獲得した。結いの党との合流などを経て「維新の党」へと姿を変えた後、27年に分裂し、橋下氏らは新党「おおさか維新の会」を結成した。同年末に橋下氏は政界引退し、おおさか維新の会は28年8月に「日本維新の会」へと改称、現在に至る。

 橋下氏が批判する「小選挙区で負けて比例復活しただけの議員」とは、維新の党分裂の際に決別した民主党出身の比例復活当選者らを指す。党の看板に救われて当選しておきながら「維新スピリッツ」に唾するかのような言動を繰り返す議員たちに対して、橋下氏は強い不快感を抱いていた。

 先の衆院選では、橋下氏がツイッターで言及した通り、これに該当する者の多くが落選の憂き目を見た。しかし、わずかではあるが、ちゃっかり生き残った政治家もいる。

 希望の党の今井雅人衆院議員(55)はその一人だ。

 読者の中には「チョロネズミという表現はさすがにひどいだろう」と思う向きもあるかもしれないが、この今井氏、なんと過去4回の衆院選全てに違う政党から立候補し、いずれも比例復活当選というものすごい遍歴の持ち主なのだ。党の看板「だけ」に頼り続けて、いまや立派な中堅議員の期数に達してしまったのだから、そのしぶとさには恐れ入るばかりである。

 今井氏は旧民主党が政権奪取を果たした21年の衆院選で同党の公認を受けて初当選した。24年の衆院選は日本維新の会、26年は維新の党、そして先の衆院選では希望の党から出馬して「選挙区敗退→比例当選」のゾンビ復活劇を繰り返している。

 そもそも、旧民主党に三くだり半を突きつけて日本維新の会に参加したはずの今井氏だが、橋下氏らと決別した後は、民進党結成に参加する形で古巣への実質的な「復党」をあっさり果たした。たもとを分かった橋下氏から「野田(佳彦)政権がもうダメだとなったとき、自分だけはとにかく当選するために、まさに保身のために、僕に助けを求めてきた」と無節操ぶりを批判されたのもむべなるかな、である。

 さて、希望の党は先の衆院選の公約で「現行の安全保障法制は憲法に則(のっと)り適切に運用します」とうたっている。「踏み絵」と呼ばれた政策協定書にも同様の文言がある。ごく普通の日本語読解能力がある者にとっては、同党の政策が「現行の安全保障法制」を前提としていることは疑いようがない。

 しかし、今井氏は10月25日、国会内で記者団に次のような持論を披露している。

 「民進党から(希望の党に)行った人たちは『変節した』『筋を曲げた』といわれるが、協定書をよく読むとそんなことはない。『合憲の範囲での運用』『あとは見直しをしていく』と書いてある。今までわれわれが主張していたことと違わない」

 民進党は安保法制を憲法違反だと主張し白紙化を唱えてきた。その主張を前提にするなら「現行の安全保障法制は憲法に則り適切に運用」という書きぶりには決してならない。希望の党の政策に賛同した有権者のみならず、民進党の主張を支持する国民をも愚弄する姿勢だ。

 …と、まじめに突っ込むのはヤボなのかもしれない。変節を都合よく正当化し、臆面もなく「今までの主張と違わない」と断言する図太さこそが、4回連続ゾンビ復活の「生命力」の源泉なのだろう。凡俗の身にはとてもマネできない、と敬意を表しておきたい。

5487チバQ:2017/11/11(土) 21:34:16
 「チョロネズミ」の中には、枝野幸男代表(53)率いる立憲民主党に逃げ込んで生き残った者もいる。もはや小欄ではおなじみの初鹿明博衆院議員(48)である。

 初鹿氏は、今井氏と同じく21年の衆院選に旧民主党から出馬し初当選した。初陣では選挙区(東京16区)を制したが、24年の衆院選では日本未来の党から立候補し落選、26年と29年はそれぞれ維新の党と立憲民主党の公認候補として比例復活当選している。

 24年の衆院選の際に私が取材した初鹿氏の街頭演説会では、次のように記されたビラが配布されていた。

 「私の考えは全て民主党の方針と正反対になってしまいました。自分の信念を曲げてまで大きな組織に依存し続けることはできないと考え、信念を貫くために民主党を離れる決断をしました」

 だが、威勢のいい主張もどこへやら。今井氏と同様、初鹿氏もその後の民進党結党に参加し、「全て正反対」「信念を貫くために離れる」と公言した政党に堂々と復帰した。

 それだけではない。先のビラにはこんな文言も踊っている。

 「民主党は自民党と変わらない新自由主義の政策を取るようになっています。第3極と言われる(日本)維新の会も基本的には民主、自民と同じ新自由主義。そして、外交面ではどこもタカ派」

 「第三極とはまやかしで一極化が進んでおり、どこが政権を担うことになっても、進みゆく方向は全く同じであります」

 もはや主張の不整合を指摘するのもむなしくなる。「民主、自民と同じ新自由主義」「まやかし」とこき下ろしている旧日本維新の会は、26年の衆院選で公認を得た維新の党の前身だ。わずか2年前に猛批判を浴びせた政党から平然と出馬する厚顔無恥ぶりには言葉を失うが、比例復活当選が決まった直後には、さらなる仰天の持論をツイッターに投稿している。

 「維新の党に入ったことに対するご批判もいただきましたが、無所属や他の野党では当選出来なかったので、結果オーライと思って下さい」

 今回の衆院選でも「結果オーライ」で立憲民主党への追い風に乗ることができた初鹿氏だが、タクシー車内で知人女性に強引にわいせつ行為をした疑惑を週刊文春に報じられ、当選早々に6カ月間の役職停止処分を受けたことはご承知の通りである。

 衆院選期間中、石原慎太郎元東京都知事(85)はツイッターにこんな感慨をつづった。

 「今度の選挙では候補者達の卑しい人格が透けて見える。戦の前に敵前逃亡、相手への逃げ込み、裏切り。まるで関ヶ原の合戦の時のようだ。その中で節を通した枝野は本物の男に見える」

 選挙のたびに違う政党から立候補し、批判していたはずの勢力といつのまにか手を組んでいる-。節操なき「チョロネズミ」たちが永田町から一掃される日は訪れるのか。 (政治部 松本学)

5488チバQ:2017/11/11(土) 22:37:10
チョロネズミの見方をするわけではないが
論理の一貫性がないひどい文章だ
>「民主、自民と同じ新自由主義」「まやかし」とこき下ろしている旧日本維新の会は、26年の衆院選で公認を得た維新の党の前身だ。
として、2012年:日本維新の会と 2014年:維新の党を同一視している
(まぁ、法的にも同一ですしね)

に対し
>この今井氏、なんと過去4回の衆院選全てに違う政党から立候補し、いずれも比例復活当選
>旧民主党が政権奪取を果たした21年の衆院選で同党の公認を受けて初当選した。24年の衆院選は日本維新の会、26年は維新の党、そして先の衆院選では希望の党から出馬
として、日本維新の会と維新の党を別の党として判断してる。


一つの文章の中で、整合性のないこと言っておいて
>主張の不整合を指摘するのもむなしくなる。
ってのは、これこそむなしくなるわ

5489とはずがたり:2017/11/12(日) 09:38:03

すっかり忘れてたけど2区椎木は江田維新を裏切っておおさか入りした議員でその論功に吉村後継の大阪2区貰えたんだな。で,改発は落下傘が気に喰わず熱心に動いてなかったようだ。

落下傘では地元に根を張る左藤落とすのは難しいし矢鱈威張ってる維新の地方議員も面白くなかろうって事で次は(維新があるのかそもそもわからんが)地方議員をおっ立てる感じになるのかな?

https://twitter.com/sastai/status/929324246920151040
水有 照善?
@sastai
フォローする @sastaiをフォローします
その他
返信先: @matsumotosensyuさん
いやー、まさか2区の椎木さんの選挙の時に勧められてもマイクを一度も持たなかった改発先生がマイクを使って喋ってる写真が出て来るとは思いもしませんでしたわーwww
4:25 - 2017年11月11日

https://twitter.com/osakapolitics/status/917725875499524097
大阪政治ナイト?
@osakapolitics
フォローする @osakapoliticsをフォローします
その他 大阪政治ナイトさんがみなたか@日本一のワンダホー\(^^)/をリツイートしました
この #しいき保 という維新の衆議は、
前回関東か落下傘で出馬も落選、吉村の市長選出馬に伴い繰り上げ当選になった人物だが、
維新の分裂騒ぎのときに、維新の党側へ行くと誓約書書いて、即騙しておおさか維新に移籍したクズです。落としましょう!

あたご?
@h_ishi_0825
10月10日
その他
返信先: @osakapoliticsさん
ここ落とすには公明党の力と改発市議の支持層を崩す必要がある。左藤さんの露出拡大も必須。改発市議は住民投票以後維新という単語を使っていない。地域は維新、国政は自民地域で維新に流さない戦術が必要。いわき府議に暗躍させてはいけません。改発市議は維新無くても市議選に当選するんだけど。

5490チバQ:2017/11/12(日) 10:11:18
>>5489
とはさん。大阪2区への公認をもらったのは、橋下江田時代(14年選挙前)ですので、『裏切りの論功勲章で大阪二区公認もらった』は間違ってるかと

5491チバQ:2017/11/12(日) 11:02:50
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171111-00010000-kachimai-hok
支部長は当面空席 衆院選敗戦、年内めどに総括 自民党道11区
11/11(土) 14:09配信 十勝毎日新聞 電子版
支部長は当面空席 衆院選敗戦、年内めどに総括 自民党道11区
冒頭のあいさつで陳謝する中川氏(11日午前10時15分ごろ)
 自民党道11区支部の支部長会議が11日午前10時から帯広市内のとかち館で開かれ、10月の衆院選に中川郁子氏(58)が出馬した後に空席となっている支部長人事について、当面は空席のままとすることを確認した。喜多龍一支部長代行ら3道議を中心に、遅くとも年内に同人事に関する方針と、中川氏が落選した衆院選の総括などをまとめる考え。

 この日は市町村の支部長や執行部など36人が出席。会議は冒頭のあいさつのみ公開され、議事は非公開で行われた。終了後、大谷亨幹事長が取材に応じた。

 党の「選挙区支部長・衆議院比例区支部長選任に関する基本方針」によると、「支部長の任期は総選挙から総選挙の間」とされ、10月の衆院選で中川氏が出馬した時点から11区支部長は不在の状態だった。

 喜多支部長代行のあいさつの後、中川氏は「繁忙期の中、懸命に支援していただいたが、結果を出すことができなかった」と頭を下げた。その上で「自民党11支部を立て直すため、今後も汗をかいていきたい」と述べ、退席した。

 会議では出席者から「農繁期で思うように動けなかった」「過去の(中川氏の)スキャンダルで女性票が取り込めなかった」などの声が出たという。

 大谷幹事長は「出された意見を基に執行部で今回の検証結果を取りまとめたい。支部長に関しては、党本部から支部長選任に関する新たな基本方針が示されるのを待ち、選考方法を含め早い段階で支部長会議を開き方向性を示す」と話した。(佐藤いづみ、小縣大輝)

5492チバQ:2017/11/12(日) 11:28:47
>>5490
吉村は4区なので後継とゆー表現もおかしいですね

5493パリ行最終便:2017/11/12(日) 19:24:56
https://news.goo.ne.jp/article/joetsutj/region/joetsutj-5a06bfbb4c0db103fa20c52b.html
梅谷守氏が次回衆院選出馬の決意固める 政党公認候補を希望

08:27上越タウンジャーナル

先の衆院選新潟6区にオール野党の統一候補として無所属で出馬し、落選した梅谷守氏(43)が2017年11月11日、新潟県上越市内で記者会見を開き、次回の衆院選に新潟6区から再挑戦する決意を固めたと発表した。梅谷氏は無所属で出馬したことに「何ら後悔はない」としたが、「次回は願わくば政党に所属して臨みたい」と語り、政党公認候補としての出馬を希望する意向を表明した。

梅谷氏は「先回の選挙で破れてから、今日に至るまで、(支持者からの)強い熱い思いをいただいている」とし、支持者や関係者からの再挑戦を望む声などを受け、家族と相談し、次回への再挑戦を決めたという。 今回の選挙戦では市民連合と社民党、共産党などオール野党の統一候補無所属で出馬。自民党の高鳥修一氏に約2000票の僅差で敗れた。敗因を「私自身にある。歩き足りなかった」と振り返る一方、「歩いた所はてきめんに効果があった。ただ、1人で歩くのは限界がある。(次回も)野党連携の構図がもう一度なされることを望む」と語った。

一方、無所属での出馬については比例復活がないなど「不利な条件」の大きさを実感したといい、次期衆院選では政党公認での出馬を強く望んでいる。現時点での候補となる政党については「特にない」と話したが、「『希望の党』にだけは行かないと言うことははっきりしている。立憲民主党は視野にはいれているが、今後の状況を見極め、最終判断したい」。 今後については政策の基本は今後も変えないものの、情勢次第で対応し、「落選中の身だが、上越ではたくさん期待をいただいている。知事や市長らと連携し、自分なりに民意を届ける活動をしたい」と締めくくった。

5494とはずがたり:2017/11/12(日) 20:05:25
>>5490
吉村の市長選転出で繰り上げ当選その他を色々勘違いしてました。ヌルい書き込み失敬しました。ご指摘感謝っす

5495名無しさん:2017/11/13(月) 13:46:57
「日本一選挙に強い」政治家・中村喜四郎という生き方
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/53375


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「日本一選挙に強い」政治家・中村喜四郎という生き方
マスコミ嫌いの本人が重い口を開いた 
週刊現代 プロフィール
国会議員も政治記者も「今、どうしてるんだろうね」と口を揃えるのがこの元建設大臣。今回の総選挙でも楽々当選した中村喜四郎が、「無所属」で孤塁を守り続けるのは、彼なりの信念があるようだ。

議員会館で見たことがない

「国会で発言しなければ、議員としての責任を果たせないかといったら、そうではない。群れると感性が鈍る」

本誌にこう語るのは、元建設大臣の中村喜四郎代議士(68歳)だ。

ゼネコン汚職で逮捕され、自民党離党から23年が経った。連続当選を重ね、今も無所属で衆議院議員を続ける中村は、大のメディア嫌いで知られ、実像を知る者は少ない。

「廊下で見かけたことすら何年もないよ。会期中以外は永田町に出てくることはない」(議員会館で同フロアの代議士)

全国紙のベテラン政治部記者も続ける。

「謎の存在です。20年間、本会議での発言はゼロ、質問主意書もゼロ、委員会では一度発言しただけ。何も発信をしていない以上、政治家としては無価値のように思えます」


中村喜四郎は、かつて自民党旧竹下派のホープだった。山崎拓・小泉純一郎・加藤紘一による「YKK」に加わり、「NYKK」と称したグループを作っていたこともある。山崎拓が回想する。

「加藤紘一さんが(経世会の)中村さんも仲間に入れたいと言いましてね。中村さんは政治センスもよかった。細川政権の成立でも、最初に細川擁立案を言い出したのは中村さんだったはずです」

'49年生まれの中村は、日大卒業後、田中角栄の秘書を経て'76年に衆議院議員に初当選。43歳の若さで建設大臣も務めた。

Photo by GettyImages
同じ竹下派にいた鈴木宗男が当時を回想する。

「一途な政治家でした。国対副委員長時代、暴れん坊・浜田幸一さんが国会運営の問題で迫ると『党の方針はこうだ!何を言うか』と毅然とした態度だった。まだ68歳の若さですか。あの事件さえなければね……」

総理候補の呼び声さえあった中村の人生を暗転させたのが、'94年のゼネコン汚職事件だった。斡旋収賄容疑で逮捕され、懲役1年6ヵ月の実刑判決を受けた。

「YKKにいた頃は明るくて開放的な人だったんですが、逆境を経て性格が変わったんじゃないか。殻に閉じこもってしまってね。自分を摘発した検察当局や、政界への反発がものすごくあったと思う」(前出・山崎)

5496チバQ:2017/11/13(月) 18:41:03
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171113-00000048-spnannex-soci
山尾氏ショック…後援会長辞任 衆院選勝利の恩人「一線」退く
11/13(月) 6:01配信 スポニチアネックス
山尾氏ショック…後援会長辞任 衆院選勝利の恩人「一線」退く
山尾志桜里
 無所属の山尾志桜里衆院議員(43)の地元後援会会長が12日、辞任したことが分かった。週刊誌で不倫疑惑を報じられた倉持麟太郎弁護士(34)を事務所の政策顧問とする意向を固めたことが物議を醸している最中に、苦しい選挙戦を支えた恩人が「一線」から退くことになった。

【写真】民進党時代に両院議員総会に出席した山尾志桜里衆院議員

 辞任したのは愛知県、愛知7区の東郷町後援会会長の野々山利博氏(78)。本紙の取材に「12日の役員会で辞任を申し出て了承された」と明かした。「選挙前から高齢のことなどがあり、辞任を考えていた。選挙が始まってしまったもんだから何とか頑張った。票を集める力が弱くなったことも実感した」と説明。「山尾氏の行動や言動とは関係ない。前から決めていたことだ」と強調した。会合の出席者には「今後も応援してほしい」と伝えたという。

 7日に山尾氏が倉持氏を政策顧問に起用することが明らかになったことを受け、野々山氏はメディアを通じて「はっきり言ってノー。タイミングとしてノーだ」と難色を示していた。9月に倉持氏との不倫が報じられた際にも「脇が甘い」と苦言を呈していた。

 山尾氏は不倫報道を受けて無所属で衆院選に出馬。自民党候補との一騎打ちに834票という僅差で勝利。野々山氏は、山尾氏から安倍政権と向き合う決意を直接聞いて支援を決めていた。国会に再び送り出してくれた恩人が身を引くことは、山尾氏の今後にとって痛手となりそうだ。

【関連記事】

5497チバQ:2017/11/13(月) 18:41:58
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171113-00532497-shincho-pol
明暗分けた「金子恵美」と「山尾志桜里」 秋波を送るお相手は
11/13(月) 5:58配信 デイリー新潮
明暗分けた「金子恵美」と「山尾志桜里」 秋波を送るお相手は
明暗分けた「金子恵美」と「山尾志桜里」
 目を細める「魔の2回生」は、それぞれスキャンダルを抱えながら、先の選挙で明暗を分けた。新潟4区の自民前職・金子恵美(めぐみ)氏(39)は落選の憂き目に遭い、愛知7区の無所属・山尾志桜里(しおり)氏(43)は歓喜の声をあげた。特別国会が召集される中、彼女たちは蠱惑的な色目を使い、意中のお相手に秋波を送っているというのだ。

 初当選以来、「美人過ぎる政治家」として持て囃された金子氏も、落選すれば“ただの人”。総務政務官時代、本誌(「週刊新潮」)が報じた公用車の私的利用などでその「特権意識」を問われたが、議員会館や都心一等地に建つ瀟洒な宿舎からの引越しを命じられてしまったのである。

「投開票日から3日後までに引越しをしないといけないらしくてね。選挙が終わって金子さんから“東京を引き払ったら挨拶に上がります”なんて言われたけど、1週間経つのに音沙汰ない。きっと所属する派閥のドンである二階俊博幹事長に頼み事でもしてるんじゃないかな」

 と呆れ顔なのは、彼女の地元後援会幹部である。

「自民党のルールでは、落選が2回までならそのまま選挙区の支部長を続けられる。次の選挙のためにも、すぐ地元に声をかけ支部長会議を開かないといけないんだけどね。金子さんはまだ落選1回目だから、本来はそのまま支部長を続けることができる。けれど、県連や地元議員からの評判が悪く、今回の選挙でさらに評判を落とした。会議を開いても、金子さんが続けることに反対する声が出て、会議は紛糾するでしょう」 

 選挙戦を振り返れば、金子氏には安倍総理をはじめ野田聖子総務相が応援に駆けつけ、二階幹事長や、河村建夫元官房長官が地元有力企業を回り頭を下げた。2回生議員としては手厚い“特権”を享受していたのだが、

「相手に2万5000票も差をつけられ惨敗しました。実のところ、6月の事前調査でも、当選は危ういとの結果が地元には上がっていたのです」(同)

「禊は済んでない」
 そこで、公認候補を替えて欲しいとの要望が党本部にも伝わっていたと明かすのは自民党の県連関係者で、

「結局は二階幹事長の子飼いである鶴保庸介前沖縄・北方相が新潟までやって来て“二階さんは公認を金子にするから、応援するように”と伝えられた。それで、地元は泣く泣く従ったんです」

 そんな前例があるゆえ、支部長人事でもどんでん返しの可能性があると続ける。

「いくら地元が金子を拒否しても、最後は彼女が二階さんに泣きつけば決まってしまう。選挙中も“助けてください”と涙目で演説しましたが、普段でも自分が都合悪くなったり何か咎められると泣くことがある。それをやられたら、男は何も言えなくなりますよ。また今回も二階さんのゴリ押しで彼女の続投が決まったら、次の選挙は誰も手伝わなくなりますね」(同)

 先の後援会幹部が言う。

「支部長には、次の選挙まで党本部から何百万円もの活動費が支給される。金子さんの夫で不倫スキャンダルにより議員を辞めた宮崎謙介さんは、自ら立ち上げた会社の住所を議員会館に置いたほどなので、定期収入のアテがある支部長の地位は、喉から手が出るほど欲しいでしょう」

 そんな宮崎氏が渦中の人となった昨年、舌鋒鋭く批判したのが山尾議員だった。

5498チバQ:2017/11/13(月) 18:42:18
政治部デスクによれば、

「宮崎氏の不貞を咎め、“悪いことをしておきながら涙目で潔くすれば男の美学みたいなところに違和感がある”とTBSの番組で発言しましたが、ブーメランとして返ってきてしまいましたね」

 民進党の代表選後、前原誠司代表から幹事長を打診された彼女は、内定した日に弁護士と密会していた様子が「週刊文春」で報じられた。不貞を認めない姿勢を貫いた彼女が、民進党を離党して無所属でまさかの当選を果たしてしまったのはご存じの通り。そんな彼女はさっそく意中のお相手の下へと走っていた。

「10月25日に、彼女は国会内で立憲民主党の枝野代表と会い、入党する内諾を得ていたのです」(同)

 だが、地元愛知の東郷町で後援会長を務める野々山利博氏(78)はこうも言う。

「選挙後の集会では、山尾さんへ“拙速では”という声が支援者から出ました。不倫疑惑で離党したんだから、その立場をしばらく貫かないと禊が済んだとは言えない。焦らなくていいと私も伝えたんですけどね」

 この選挙も約800票差と薄氷の勝利で、共産党が自主投票に回らなければ、危なかったと明かす。

「無効票が多かったのは、共産支持者の気持ちが表れたんだと思います。もともと見栄えがよくて出来る女性だから、民進でも看板に担がれ、妬みで足を引っ張られた可能性もある。もちろん、本人の脇が甘かったんですし、スキャンダルが出た事実をもっと重く受け止めて欲しい。完全に禊が済んだと言えるのは、次の選挙で勝ってからでしょう」(同)

 浮かれ再び担がれる有様では、至極真っ当な地元の声も聞こえまい。

「週刊新潮」2017年11月9日神帰月増大号 掲載

新潮社

5499チバQ:2017/11/13(月) 20:38:13
https://news.goo.ne.jp/article/uty/region/uty-201711133374-2017.html
コスタリカ方式、存続の認識にズレ
18:50UTYニュース

コスタリカ方式、存続の認識にズレ
コスタリカ方式、存続の認識にズレ
(UTYニュース)
自民党県連はきょう、先月行われた衆院選の総括案をまとめました。
候補者が入れ替わる1区のコスタリカ方式を巡っては、存続について県連内部で認識に違いもみられ、今後の課題となりそうです。
自民党県連はきょう国会議員と県議による合同会議を開き、先月行われた衆院選について総括案をまとめました。
この中で中谷真一さんが敗れた山梨1区については、北杜市で大差をつけられ運動量の不足を認めざるを得ないと敗因を分析しました。
また堀内詔子さんが当選した2区では自民党系候補の分裂選挙となり、党公認を受けれなかったものの県連が危機感を持って対応ができたことや他党から3人の候補が乱立したことで自民党への批判票が分散したことなどを勝因としてあげています。
一方、1区では小選挙区と比例代表で候補者を選挙ごとに入れ替えるコスタリカ方式を採用していて、県連の森屋会長は選挙直後に今回が最後との認識を示していました。
しかし臼井県連幹事長は「党本部としても県連としても決まっていない」と述べ、認識の違いがみられました。
「決して県連として正式にコスタリカを返上しますと決めたことは一つもない」(臼井成夫幹事長)。
今後コスタリカ方式の存続を含め、1区では候補者調整が課題となりそうです。

5500チバQ:2017/11/15(水) 22:25:36
■2017自民で小選挙区小選挙区当選できなかったところ
*埼玉11、山梨2、岡山3は追加公認されたので含まず

北海道1.3.6.8.11
岩手1.3
宮城5
福島1.3
茨城7
栃木2
埼玉5.6
東京1.6.7.18.21
千葉4
神奈川4.8.9.12
山梨1
新潟1.2.3.4
長野1.2.3
静岡5.6
愛知2.3.5.7.11.12.13
三重2.3
京都2.3
大阪10.11.17.18.19
和歌山1
広島6
愛媛3
香川2
高知2
佐賀1.2
長崎1
鹿児島1
沖縄1.2.3


■この中で2014年も小選挙区当選できなかったところ

北海道1.6.8
岩手1.3
宮城5
福島3
茨城7
栃木2
埼玉5.6
東京7
千葉4
神奈川4.8.9
山梨1
新潟3
長野1.3
静岡5.6
愛知2.3.5.7.11.12.13
三重2.3
京都2
大阪10. 17.18.19
和歌山1
広島6
香川2
佐賀1.
沖縄1.2.3
*栃木は高齢のため強制引退でしょう

■野党側候補者名
北海道1(横路後継-道下).6(佐々木).8(逢坂)
岩手1(階).3(小沢)
宮城5(安住)
福島3(玄葉)
茨城7(中村喜四郎)
埼玉5(枝野).6(大島)
東京7(長妻)
千葉4(野田)
神奈川4(浅尾-早稲田).8(江田).9(笠)
山梨1(中島  山教組)
新潟3(黒岩)
長野1(篠原).3(井出  羽田後援会)
静岡5(細野).6(渡辺周)
愛知2(古川).3(近藤昭一).5(赤松).7(山尾).11(古本 豊田労組).12(重徳).13(大西)
三重2(中川正春).3(岡田)
京都2(前原)
大阪10(辻元・維新松浪)17(維新馬場).18(維新遠藤).19(維新丸山)
和歌山1(岸本)
広島6(亀井-佐藤)
香川2(玉木)
佐賀1.(原口)
沖縄1(共産赤嶺、維新下地).2(社民照屋).3(自由玉城)

5501チバQ:2017/11/15(水) 22:26:06
上記から
■俺が自民選対委員長なら交代させるかなって候補
北海道6今津寛   12年は小選挙区当選 6生まれだし、そのまま引退を
北海道8前田一男  12年は小選挙区当選
埼玉6中根一幸   12年は小選挙区当選
神奈川4山本朋広  浅尾慶一郎に交代? 山本は国替えで12年から神奈川4区 小選挙区当選実績なし
新潟3斉藤洋明   12年は小選挙区当選
愛知13大見正   12年は小選挙区当選
大阪10大隈和英  辻元・維新松浪都の三つ巴 小選挙区当選実績なし
大阪17岡下昌平  05年以降小選挙区当選実績なし 堺市 決して維新の地盤ではないが・・・
大阪18神谷昇   小選挙区当選実績なし 決して維新の地盤ではないが・・・中山太郎の地盤を生かせず
大阪19谷川とむ  小選挙区当選実績なし 野党が強い地域ではあるか
沖縄1国場幸之助  12年は小選挙区当選

5502チバQ:2017/11/15(水) 22:27:02
補足

■野党系岩盤選挙区
96年小選挙区制度導入以降
自公が当選したことない小選挙区
岩手1(階).3(小沢)
宮城5(安住)
茨城7(中村喜四郎)  特殊 03年選には中村喜四郎出馬せず自民が当選
神奈川8区(中田宏 江田憲司 岩國哲人)
静岡6区(渡辺周)
愛知2区(青木宏之 古川元久)
愛知11区(伊藤英成 古本伸一郎)
大阪19区(保守党:松浪健四郎 民主党:長安豊 維新:丸山穂高) 00年保守党は自公系とカウントするべきか・・・
広島6区(亀井静香 佐藤公治)03年まで自民党所属


00年以降自公が当選したことない小選挙区
福島3(玄葉)
埼玉5(枝野)
千葉4(野田)
長野3(羽田孜 寺島義幸 井出庸生)

5503チバQ:2017/11/15(水) 22:36:05
>>5502
長野3は96年から自公当選なしでした

5504名無しさん:2017/11/16(木) 01:30:53
>>5501
突っ込みで恐縮ですが、大阪18は中山太郎地盤を生かせずというか、もともと中山系だった遠藤が自民から維新に移籍して立候補してるので・・・
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1252036284/7981

5505名無しさん:2017/11/16(木) 10:11:02
>>5502
茨城7区の中村喜四郎ですが、ガチガチの自民ですよ。贈収賄事件で有罪になり自民党を離党しただけ。
むしろ、自民公認は元新自由クラブの傍流でその夫人が現議員。
岩手の小沢系はもともと自民党竹下派、安住のオヤジは自民系の町長だし、神奈川8区の面々もほとんどは自民からの離党組。
静岡2区、愛知2区は民社党の地盤、愛知11区はトヨタ労組の牙城、大阪11区と広島6区は郵政選挙の怨念がからむが実態は自民離党組。

5506とはずがたり:2017/11/16(木) 13:08:55
>>5505
そういうイメージだったんですが今回,首班指名に民進大塚に投票して,調べると民進の藤田や希望の青山と選挙で協力しあってたりしてて,藤田なんかも可成り喜四郎を持ち上げてて,野党に正式に入ったらその瞬間に落選するとは思いますが,がりがりの自民では既になくなってますね。

5507チバQ:2017/11/16(木) 15:39:45
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171116-00004959-bunshun-pol
公明党、比例区700万票割れの衝撃 敗因は女性スキャンダル!?
11/16(木) 7:00配信 文春オンライン
公明党、比例区700万票割れの衝撃 敗因は女性スキャンダル!?
清潔政治を掲げていた ©共同通信社
 公明党が11月10日、衆院選を総括する会議を開き、山口那津男代表は「執行部の責任」と陳謝した。

「前回衆院選で獲得し目標とした35議席から6議席も減らし29議席にとどまった。与党の大勝、希望の党の『完敗』が大きく報じられていますが、実は公明も惨敗と言っていい」(政治部記者)

 斉藤鉄夫選対委員長は、敗因を次のように総括した。

 電撃解散による準備時間の不足、野党の再編劇に注目が集まり公明党が埋没した、相次いだスキャンダル……。

 スキャンダルとは、小誌が報じた長沢広明復興副大臣、樋口尚也前文科政務官の女性問題だ。小誌取材を受け、長沢氏は参院議員、副大臣を辞職し、樋口氏は衆院選の公認を辞退。幕引きを図ったが、支持者の反発は大きかった。

「出席者から出た『大衆と共に、という原点をもう一度見つめ直す必要がある』という発言は、このスキャンダルを意識したものです。特に長沢氏は、創価学会で選挙を仕切る佐藤浩副会長と近く、前回の参院選比例区でもトップ当選していただけに、敗北とあわせて佐藤氏の責任を問う声も内部では出ています」(公明党関係者)

 ある党幹部は「これまでの選挙結果とは意味が違う」と明かす。公明党は、小選挙区比例代表並立制が導入された1996年衆院選こそ新進党で戦ったが、2000年以降は、公明党として前回まで6回の衆院選を戦ってきた。

「比例区では700万票を死守してきた。それが今回、組織票に有利とされる低投票率にもかかわらず議席を減らし、比例区では700万票を割り、前回から30万票以上も減った。これは衝撃的だ」(同前)

 この結果は、学会内部で囁かれてきた「組織力のピークはとうに過ぎている」ことを露にしてしまったというのだ。

「常勝関西の本拠地である大阪でも、自民党だけでなく維新とも組むことで議席を維持しているのが実態です。今回、神奈川の小選挙区を落とし、北海道も大接戦。東京も定年延長している太田昭宏前代表が引退すれば、次はどうなるかわからない」(同前)

 当面の課題となるのは憲法改正だ。北側一雄中央幹事会長は「与党間で何か行うことは絶対しない」と自民党との事前協議を否定。憲法改正にアレルギーのある支持母体への配慮を示した。

 悩める公明党に安倍晋三首相は救いの手を差し伸べるのか、それとも――。

「週刊文春」編集部

5508パリ行最終便:2017/11/16(木) 16:55:44
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00376462.html
「重複立候補」認めず 自民が検討

11/15 07:48

自民党は、次の解散・総選挙に向け、2回以上連続で選挙区で敗北し、比例区で復活当選した議員について、次の総選挙での重複立候補を認めないなどとする基本方針を検討していることが明らかになった。
自民党が調整している次の総選挙に向けた基本方針では、選挙で公認候補となる選挙区の支部長について、「選挙における活動状況」や、「党員獲得状況」を勘案して見直すことが示されている。
また、「2回以上続けて、比例区で復活当選した支部長」については、「原則として重複立候補を認めない」とする文言も盛り込まれた。
落選中の議員を含めると、30人程度が対象になるとみられる。

5509名無しさん:2017/11/16(木) 17:48:29
>>5508
おにぎり本部長こと松本文明も年貢の納め時か
自民支持層しか固められず無党派層には嫌われてるからなぁ
残当だわ

5510チバQ:2017/11/16(木) 18:41:59
http://news.livedoor.com/article/detail/13893862/
今井絵理子のせいで……立ち消えになった藤原紀香、高橋みなみらの“衆院選自民候補”

2017年11月15日 12時0分 日刊サイゾー
元AKB48の高橋みなみ
写真拡大
 10月の衆議院選挙で自民党の「タレント候補者」として事前に数名がリストアップされていたという話があるのだが、その中に女優の藤原紀香や、元AKB48の高橋みなみの名前が挙がっていたという。衆院解散のウワサが流れだした6月ごろ、ある選挙対策関係者の書類に、ハッキリ記されていたというのだ。

 信頼できる自民党関係者からこの話を聞いたというフリーの政治記者によると「出馬の交渉があったわけではなく、こういった方々に交渉をしてみてはどうかという案の段階だったようだけど、このような提案から実際に出馬となったのが昨年の参院選に出た今井絵理子だから、あながち可能性がゼロではない話だったと思う」という。

 リストが作成された6月には、官邸とパイプのある日本維新の会の代表、松井一郎・大阪府知事が、自民大阪府連との対立から衆院選を強く意識、同市内で開かれた維新衆院議員のパーティーでハッキリ「年内に解散がある」と予言していた。

 7月になると、民進党の幹事長だった野田佳彦が解散に備え、党代表選の日程を前倒しする考えを示すなど、次第に騒がしくなっていた。当然、この頃には自民党の選対関係者がタレント議員の擁立に動いていてもおかしくはなかっただろう。

「いつも名前が挙がる、おなじみタレントのDAIGOの名前もあったそうだよ」と記者。

 DAIGOといえば、昨年の参院選でも出馬のウワサが立った政界の血筋。祖父が竹下登元首相とあって、かねてから竹下派の流れをくむ額賀派が目を付けていた“隠し玉”といわれる。“参議院のドン”と呼ばれる青木幹雄が、そのサポートに全力で動くという話もあった。ただ、芸能関係者によると「当のDAIGOにその気がなく、所属事務所も乗り気じゃない」という。

「逆に、政界に出る可能性が何度か持ち上がったのが、藤原紀香。DAIGOは大手バーニング系の事務所所属だけど、そのバーニングのボス、周防郁雄社長が、かつて紀香を政界に進出させようと狙っていたなんてウワサもあったほど。最近はその周防社長との関係に足並みがそろっていないともいわれる紀香だけど、一時は『ポスト扇千景(元女優の元国交大臣)に』なんて声もあった。ただ、政界の連中は芸能界の事情をわかってないから、DAIGOや紀香の名前を出すのは恒例行事みたいなものでもある」(同)

 一方、リストに名前があった中でも意外なのが、元AKB48の高橋みなみだ。

「ある国会議員の私設秘書になる仰天プランを、AKB側が提案したというウワサがあった。AKB総選挙に出たタレントを本物の選挙に――っていうのは、いかにも運営が考えそうなこと。グループ脱退後の活動がパッとしないので、本人がやる気になったら実現すると思う」(同)

 一方、メディア関係者の間では、女優・菊川怜の出馬説もささやかれていたのだが、こちらは関係者が入手にしたリストには名前がなかったという。結局は前述のタレントたちは誰も出馬することはなかったわけだが、記者によると「その原因は今井絵理子にもある」という。

「参院選ではタレント出身議員の山東昭子が後見人として今井を全面バックアップしたんだけど、応援演説で『平和な日本を作っていく担い手として今井絵理子がいる!』とまで叫んでいた。副総裁の高村正彦も、今井を『ヤングデモクラシーの旗手。頭脳明晰で、100人に1人の政治家』なんて持ち上げていた。でも、今井当人はろくに勉強もせず無知丸出しのまま、あげく不倫騒動をやらかして自民党の支持を下げるありさまだったから、党内でも大ヒンシュクを買った。当然、持ち上げた連中は、みんな後で恥をかいた形。その影響で、タレント候補を立てようとした連中も、すっかり声を上げられなくなっていた」(同)

 近年、タレントの政治家転身は、高給など待遇だけが目当ての“就職先”とも揶揄されているだけに、結果としては無駄なタレント議員が生まれなくてよかったかもしれない。そこは今井が成し遂げた唯一の仕事と言えなくもない。
(文=藤堂香貴/NEWSIDER Tokyo)

5511チバQ:2017/11/16(木) 21:19:09
https://mainichi.jp/senkyo/articles/20171109/ddm/005/010/045000c
小池劇場の役者たち
落選を語る/上 「なんで希望に行くんや」 「排除」後、馬淵氏に逆風

毎日新聞2017年11月9日 東京朝刊
 衆院解散から間もない9月30日、奈良市内に開設されたばかりの馬淵澄夫元国土交通相(57)の事務所では、抗議の電話が鳴りやまなかった。「なんで希望の党に行くんや」「馬淵さんは無所属やないんか」

 その前日、希望の党の小池百合子代表は記者会見で、民進党からの合流問題について「排除いたします。というか取捨……絞らせていただくということであります」と笑みを浮かべながら表明。「排除」発言は瞬く間に広まった。衆院奈良1区で5期14年、議席を守り続けた馬淵氏は、このときを境にかつてない逆風にさらされる。

 公示を翌日に控えた10月9日、馬淵氏は、2000年に衆院選に初挑戦(落選)したとき以来の後援者、綿谷稔さん(81)の自宅を訪ね、希望の党を選んだ理由を「民進党として決めたことに従います」と弁明した。綿谷さんには「分かった」と理解してもらったが、同様に支援者を説得して回るには時間が少なすぎた。

 抗議は電話だけではない。馬淵氏を応援した民進党奈良県連幹事長(現代表)の藤野良次県議(54)は選挙中、街頭で女性支持者から「なんで馬淵さん、小池さんの希望の党やねん」と詰め寄られた。馬淵氏の選対事務局長を務めた藤澤唯史さん(56)は「前半戦は釈明ばかりだった」と悔やむ。

 落選後、馬淵氏は「希望の党から出たからだ」という声を何度も聞いた。無所属での立候補を促す意見は陣営内にもあったのに、「政権交代を果たすには塊で勝負するしかない」とこだわったのはほかならぬ馬淵氏だった。綿谷さんは「選挙区内で広く理解してもらうのは難しかっただろう」と振り返る。

 それでも馬淵氏は、当選した自民党の小林茂樹衆院議員に2476票差まで迫る8万8082票を得た。惜敗率97・2%は落選した希望の党候補の中で最も高い。ところが、もう一つ壁があった。

 希望の党は比例代表近畿ブロックで、小池氏に近い樽床伸二元総務相を比例単独で名簿順位の1位に据えた。第1次安倍内閣時代、首相補佐官だった小池氏に仕えた元防衛官僚の井上一徳氏(京都5区)が2位。井上氏以外の小選挙区との重複立候補者22人は全員3位で競わされた。希望の党は近畿で振るわず、比例はわずか3議席。馬淵氏は次点で涙をのんだ。

 比例復活した井上氏の惜敗率は32・4%。「身内優遇」と小池氏に不満が出るのは当然だった。同氏側近の若狭勝元衆院議員は選挙後、フジテレビの番組で「(小池氏が)総合的に考えて井上氏を2位にしたのではないか」と述べつつ、「(惜敗率が)そんなに伸びないのは分かっているので、そういう意味では優遇だとは思う」と認めた。

 馬淵氏の陣営幹部は「ふに落ちない」と今も憤る。一方、馬淵氏は選挙後、取材に一切応じていないが、支援者に宛てた10月30日のメールで思いの一端を吐露した。「真に国政に必要とされているのかを改めて自問してまいります」【松倉佑輔】

     ◇

 一時は衆院選で政権交代を目指した希望の党だが、結果は50議席の第3党にとどまった。同党の選挙とは何だったのか。落選者の視点で考える。

惜敗率が高かった希望の党の落選者(敬称略)
(1)馬淵澄夫(奈良1区)  97.2%

(2)野間健(鹿児島3区)  88.0%

(3)村岡敏英(秋田3区)  87.2%

(4)緒方林太郎(福岡9区) 86.3%

(5)近藤洋介(山形2区)  83.7%

5512チバQ:2017/11/16(木) 21:20:00
https://mainichi.jp/senkyo/articles/20171110/ddm/005/010/133000c
小池劇場の役者たち 落選を語る/中 「国替え」票伸びず 福田氏、自民離党裏目に

毎日新聞2017年11月10日 東京朝刊
 福田峰之元副内閣相(53)は思案した末、自民党を離れる決意を固め、新党を準備していた若狭勝元衆院議員(60)に「一緒にやりましょう」と電話で告げた。9月23日。永田町は迫る衆院解散へと慌ただしさを増していた。

 翌朝、横浜市緑区の事務所に秘書を集め、「いろいろ考えた結果、新党に行く」と宣言。そのまま東京に向かい、若狭氏と一緒に記者会見した。所属する麻生派の麻生太郎副総理兼財務相にも地元後援会にも離党を報告していなかった。

 福田氏は20歳で自民党に入党。横浜市議を経て2005年衆院選から連続4回、神奈川8区から立候補したが、いずれも江田憲司衆院議員(現在は無所属)に敗れた。09年を除く3回の当選は比例代表での復活。自民党の大勝に救われた議員バッジともいえた。

 その自民党を飛び出したのには理由がある。同党は15年、小選挙区で連続して落選した議員に次の選挙で比例代表との重複立候補を認めない方針を決定。14年衆院選から2年になる昨年暮れごろから対象者はそわそわし始め、福田氏も例外ではなかった。若狭氏から新党に誘われたのは8月半ば。まさに渡りに船だった。

 ただ、自民党の見方はやや違う。党神奈川県連は今回も福田氏を党本部に公認申請する予定だった。重複立候補禁止のルールについて、党幹部は「相手は強い。福田氏への適用は考えていなかった」と明かす。

 福田氏が会見した翌9月25日、小池百合子東京都知事は希望の党の結成と代表就任を表明し、一躍、衆院選の台風の目になった。

 小池氏の地元・東京での候補者擁立を最優先する同党の戦略で、福田氏には小学3年まで住んでいた東京5区が割り当てられた。同様に、もともと山梨県が地盤の小沢鋭仁元環境相は東京25区に「国替え」した。

 公示日には小池氏が福田氏の応援に駆けつけ、「改革の旗を揚げるために離党してくれた。私の一番の右腕だ」と持ち上げた。しかし、自民党のような組織選挙は望むべくもない。連合は立憲民主党の候補についた。街頭演説中、高齢の男性から「ずっと横浜で票を入れてきたのに裏切った」とののしられたこともある。

 結果は4万5737票。当選した自民党の若宮健嗣衆院議員の半分にも届かなかった。東京10区の若狭氏も、小沢氏も落選。都内の小選挙区で希望の党候補は「1勝22敗」に終わった。

 一方、神奈川8区では自民党が福田氏の代わりに立てた元職の三谷英弘氏が比例復活で返り咲いた。皮肉なことに、12年と14年の衆院選では東京5区が三谷氏の選挙区だった。

 10月31日、福田氏は横浜市の事務所を黙々と片付けていた。今後は東京5区に拠点を移し、再起を期す。「結果論だから」と小池氏への恨み節や後悔は口にしないが、手伝いにきた支援者の女性から「やる気は十分なのにね」と励まされたときには、少しだけ表情が緩んだ。【竹内望】

「国替え」で落選した主な希望の党候補
        前回    今回

小沢鋭仁(前) 比例近畿 →東京25区

大熊利昭(元) 東京2区 →茨城4区

櫛渕万里(元) 東京23区→千葉3区

長安豊(元)  大阪19区→兵庫11区

 ※敬称略。前=前職、元=元職。前回は2014年衆院選

5513チバQ:2017/11/16(木) 21:22:00
https://mainichi.jp/senkyo/articles/20171114/ddm/005/010/125000c
小池劇場の役者たち 落選を語る/下 民進の応援なく 官房長官地元、落下傘散る

毎日新聞2017年11月14日 東京朝刊
 衆院選公示の10月10日夜、神奈川2区で初日を終えた希望の党の新人、橋本久美氏(48)は民進党神奈川県連職員に電話で怒りをぶつけた。「全面的に支援してくれるはずじゃなかったんですか」

 数日前、横浜市の県連事務所をあいさつに訪れた橋本氏は快く迎えられた。ところが、公示第一声に駆けつけたのは浦道健一県議(48)だけ。2区に地盤のある別の県議と市議は立憲民主党候補についた。県連からの支援といえば、橋本氏が用意した供託金300万円を代わりに納めてもらった程度だった。

 「どの候補を応援するか議員それぞれが判断することになったんです」。電話口の職員の釈明に、はしごを外されたことに気づいた。

 橋本氏は9月16日、若狭勝元衆院議員(60)が主宰する「輝照塾(きしょうじゅく)」に参加。このとき小池百合子東京都知事はまだ新党結成を表明していなかったが、昨年の東京都知事選でポスター張りを手伝い、「小池旋風」を肌で感じていた。豊島区議を経て、日本未来の党(当時)から出た2012年衆院選では東京11区で惨敗。今回、若狭氏に立候補を打診されると、すぐに応じた。

 ただ、希望の党から提示されたのは東京11区ではなく、神奈川17区。千代田区在住の橋本氏が育児を理由に「自宅から1時間半の範囲で」と難色を示すと、公示1週間前、神奈川2区をあてがわれた。自民党の菅義偉官房長官と同じ選挙区だ。

 そこからは苦労の連続。地元の不動産会社には「菅さんとの付き合いがあるから」と選挙事務所用の物件紹介を何度も断られた。

 民進党県連に支持者名簿の提供を頼んでものれんに腕押しで、はがきを出すことすらままならない。それもそのはず。同党が9月28日の常任幹事会で決めた「衆院選に候補者を擁立せず、希望の党を全力で支援する」という方針は、希望の党への合流を巡る混乱ですでに有名無実化していた。2万8635票での落選は当然の結果といえた。

 同じ輝照塾出身で千葉7区から立候補した新人の波多野里奈氏(44)も公示前から不満を募らせていた。

 希望の党は比例代表南関東ブロックで、小選挙区との重複立候補者29人を全員、名簿1位に並べた。波多野氏はほかの新人候補らと「本来の希望の党のメンバーを上位にしてもらえませんか」と若狭氏に掛け合ったが、応じてもらえなかった。

 過去に青森県で旧民主党などから国政選挙に3回挑戦した波多野氏。小池氏への期待は「民進党とくっついたのは間違いだった」という落胆に変わった。

 希望の党の124人の新人候補のうち、小選挙区で勝ったのは長崎1区の西岡秀子氏のみ。落選した若狭氏は政界を引退するが、輝照塾生には「引き続き勉強したい」という声がある。橋本、波多野両氏もそうだ。

 「小池劇場」が終わり、希望の党では玉木雄一郎衆院議員が共同代表に就任した。小池氏は「基本的に国政はお任せしていきたい」と語っている。【遠藤修平】

輝照塾出身の主な落選者
北海道4区 高橋美穂 (52) 30.6

茨城3区  樋口舞  (44) 45.1

千葉7区  波多野里奈(44) 25.6

神奈川2区 橋本久美 (48) 23.2

奈良2区  松本昌之 (34) 42.0

広島4区  上野寛治 (35) 25.8

 ※敬称略。数字は小選挙区での惜敗率

5514チバQ:2017/11/16(木) 21:24:35
https://mainichi.jp/articles/20171115/ddl/k01/010/065000c
衆院選 落選の前職 敗因を語る /北海道

毎日新聞2017年11月15日 地方版
 10月22日に投開票された衆院選で、道内では第1党の自民党は全国での圧勝とは裏腹に前職4人が落選し、後退した。民進党が分裂して立憲民主党は躍進したが、希望の党は当初の期待感を維持できず、道内では唯一の前職が落選した。今回落選した自民前職で当選回数が最多の7回のベテラン、今津寛氏(71)=6区=と希望の党前職の松木謙公氏(58)=2区=に、敗因と今後への展望を聞いた。

野党共闘の壁破れず 今津寛氏 自民・6区
 --今回の選挙の敗因は。

 ◆街頭演説やあいさつ回りで強い声援を受け、集会に人が集まるなど前回より手応えがあり、勝つ確信はなかったが、最後まで負けると思わなかった。負けたことは真摯(しんし)に受け止めたい。今は毎日数十軒歩き、おわびしながら意見を聞いている。

 敗因は立憲民主、共産両党の野党共闘の壁を破れなかったことに尽きる。政策の違う両党が組むことへの批判がほとんどなかったのは誤算だった。昨夏の台風被害復興に力を入れただけに勝てると期待した被災地でも有権者に届かず、選挙戦が進むにつれ、相手に風が吹いた。

 --過去に比べ安倍政権への支持の違いはありましたか。

 ◆大票田の旭川市を中心に、高齢者や女性は安倍さんに厳しかった。高齢者が多い後援会の中には、個人演説会をなかなか開けなかった所もあった。防衛族だから北朝鮮情勢や憲法改正問題に触れないわけにはいかないが、それよりも消費税引き上げへの関心が高かったのだろう。

 --選挙戦を振り返ると。

 ◆一騎打ちでも政治的立場が違い、白黒はっきり付くので戦いにくさはなかった。個人的には立憲民主と戦っているより共産と戦っている感覚だった。立憲民主と共産の共闘は今も間違っていると思うし、有権者も今後気づくはずだ。(首相らの応援がなかったこと自体は)受け入れや動員が大変で良いかどうか分からないので、気にしないようにした。ただ、重点区の指定を途中で外したのは酷だ。終盤に追い上げている手応えがあっただけに、現場の士気が上がらなくなる。

 --「閣僚候補」と繰り返し言われて落選。今後の進退はどうしますか。

 閣僚はやりたかったが、やはり選挙区で勝たないといけなかった。党安全保障調査会長として取り組んできた北朝鮮など安全保障問題が焦点になる中で議論に参画できないのは残念で、落選を思い知らされている。進退は自分の中で考えは固まっているので、今月中には明らかにしたい。【聞き手・横田信行】

5515チバQ:2017/11/16(木) 21:24:57

小池氏の発言が響く 松木謙公氏 希望・2区
 --選挙戦を振り返ってください。

 ◆(落選後に)「立憲民主党に行けば良かった」と言われたし、道内では共産党と手を組んだ方がプラスなのは誰でも分かる。当選だけを考えればその通りだが、生活改善運動に過ぎない野党活動にどれだけの意味や価値があるのか。

 民進党のままなら道内や東北以外で大幅に負け、全国で40議席程度になっただろう。権力は腐敗するから、政権交代可能な2大勢力が必要だと考え、希望の党に入った。ただ、小池百合子代表(当時)の「排除する」との発言は良くなかったし、民進側も落ち着いてその真意を見極めたら良かった。

 --道内では民進から希望に移った松木氏ら3人の選挙区で共産が候補を擁立し、立憲と共産のすみ分けも可能になりました。

 ◆民進党の時に、道内の候補者すみ分けについて共産の穀田恵二選対委員長と話した。共産が候補を擁立したい選挙区のうち、1区も3区も降りる考えはなく、2区しかないから皆の当選のために僕が降りることでほぼ決まっていたが、希望の党合流で変わった。

 道内の立憲民主の選挙区に希望候補が立たないよう僕なりに努力したが、立憲民主側は共産党に対し我々を「売った」ような形で残念だった。

 --自民党の藤波孝生元官房長官秘書から始まり、自由、民主、新党大地、維新、民進各党を経験しました。

 ◆秘書時代、政治家として全員は幸せにできなくても、その土台作りはできると知った。小沢一郎も本気で政権を作ろうとする本当の政治家だ。政党を渡り歩かざるを得なかったが、極端な右や左でなく中道を歩んできたつもりだ。民進内でも選挙がなければ自民のように党内でうまく物事を決める仕組みを導入したかったし、JR北海道の路線維持もこれからが重要だ。

 --今後、国政選挙に再挑戦しますか。

 ◆選挙のたびに「落ちたら終わりだ」と思うが、半年か1年の冷却期間を置いて幅広く物事を見つめ直したい。自分なりの生意気な理想がある。国民ファーストの国会議員が必要だ。【聞き手・日下部元美】

 ■人物略歴

いまず・ひろし
旭川市議、道議を経て、「旭川の一心太助」をキャッチフレーズに1990年、旧2区で初当選。防衛庁副長官や党安保調査会長、額賀派事務総長を歴任。中大卒。

 ■人物略歴

まつき・けんこう
2003年に12区で民主党から立候補し、比例復活で初当選。小沢一郎氏の側近で、9月の民進党代表選では前原誠司前代表を支援し、希望の党入りした。当選4回。

5516チバQ:2017/11/17(金) 16:34:04
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171117-00000516-san-pol

候補氏名も連絡先も間違いだらけ…事務能力もお粗末だった「希望の党」 この政党も急造→雲散霧消か


11/17(金) 9:49配信

産経新聞







候補氏名も連絡先も間違いだらけ…事務能力もお粗末だった「希望の党」 この政党も急造→雲散霧消か


希望の党の両院議員総会で代表辞任を表明した後、取材に応じる小池百合子東京都知事=11月14日、東京・永田町の衆院第1議員会館(桐山弘太撮影)(写真:産経新聞)


 「希望の党」創設者の小池百合子東京都知事(65)が党代表を退いた。電撃的な結党、急失速と衆院選惨敗、選挙後の内紛など、何かと常識破りの出来事が続く政党だ。筆者は衆院選の期間中、候補者の経歴を記した名鑑の作成や情勢調査など、もっぱら事務的な作業を担当しながら選挙戦の取材にかかわったが、バックヤードの視点からも希望の党は常識外れだったことは記しておきたい。

 「選挙区と比例代表をあわせて(過半数の)233を目指す」。小池氏らがそう宣言し、希望の党に対する世間の期待感もまだまだ高かったころ、政界やメディアの関心は「誰が希望の党から出馬するのか」に集中していた。そんな9月末、第1次公認候補の「原案」という名簿が、関係者の間を駆けめぐった。

 名簿には候補者の氏名と選挙区が記されていたが、あちこちに伏せ字の「●」が入った不完全な代物だった。「岡野●」のように、氏名にまで伏せ字があり、前職だった長島昭久氏(55)の氏名は「長島明久」と誤記されていた。

 およそ表に出すクオリティの名簿ではなく、メモ書きのような資料が流出したことは容易に推察がつく。伏せ字が多数の中途半端なリストが出回るのは、公党として。いかにもみっともない。「撹乱(かくらん)作戦じゃないのか」という見方も出たほどだ。ほどなく正式な1次公認名簿が発表されたが、その際も正式発表されたリストとは別に、同じ書式でごく一部の内容が異なるバージョンが関係者の間で出回っており、混乱の種となった。

 極めつけは公示当日の10月10日に発表された、比例代表の単独立候補者を記した5次公認名簿だ。公示当日に名簿を発表すること自体、メディアにとっては迷惑千万。早ければ当日の夕刊から経歴を掲載するため、全く出馬経験がなく素性の分からない新人を含む候補者側と急いで連絡をとり、経歴を確認したり写真を入手したりしなければいけないからだ。比例代表の登載順位を公示当日に発表することはあるが、候補者を当日に発表した政党は他に思い当たらない。

 この名簿にも致命的なミスがあった。候補者の連絡先として掲載されていた携帯電話の番号が間違っており、無関係の一般人にメディアの問い合わせが殺到した。電話番号の確認を徹底するのは基本中の基本であり、いかに事務方の態勢が脆弱だとしても、言い訳のできない失態というほかない。

 にわか仕立ての政党をめぐるドタバタには既視感がある。平成24年11月末、衆院解散の1週間前に嘉田由紀子・滋賀県知事(当時)を代表として立ち上がった「日本未来の党」だ。

 日本未来の党は衆院選の公示当日、総務省への比例代表候補者名簿の届け出が大幅に遅れ、総務省が深夜まで審査に追われるという異例の事態になった。書類に不備がないかを調べる事前審査を受けていなかったことや、審査が始まった後にも内容を変更したことが原因だった。そんな体たらくでまともに選挙が戦えるわけはなく、擁立した候補者121人のうち、当選者はわずか9人という大惨敗を喫した。

 日本未来の党は選挙後に内紛が勃発。所属議員の多数を占めた小沢一郎・現自由党代表(75)に連なるグループにより嘉田氏は事実上、党から追い出される格好になり、党名も「生活の党」に改められた。希望の党が同じような経過をたどっているのには苦笑を禁じ得ない。 (政治部 千葉倫之)

5517チバQ:2017/11/17(金) 17:31:44

5771 :チバQ :2017/11/17(金) 17:13:53 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171116-00000036-kyt-l25

小西元衆院議員が出馬表明 滋賀・近江八幡市長選


11/16(木) 23:00配信

京都新聞







小西元衆院議員が出馬表明 滋賀・近江八幡市長選


小西理氏


 任期満了に伴う滋賀県近江八幡市長選(来年4月8日告示、15日投開票)に、元衆院議員で住民グループ「市民が考える庁舎の会」代表の小西理氏(59)が16日、無所属で立候補すると表明した。
 同市内で会見した小西氏は、同市が建設費91億円をかけて2020年度完成を目指す市庁舎整備計画について「建設資金に回すため福祉や産業振興の金額が削られている。市民が巨大豪華庁舎を望むのかを問うことなしに市政は前に進まない」と述べた。
 市が点在する庁舎を一本化し、にぎわい交流機能も想定しているのに対し、「庁舎は行政機能に特化、既存のものも利用して50億円程度に押さえ込む」と主張。同整備計画の白紙化や医療・介護の充実など8項目の政策協定を、労働組合や共産党でつくる政治団体「住みよい近江八幡市をつくる会」と結んだ。
 小西氏は同市出身。東京大卒。実兄の小西哲衆院議員の死去に伴う2001年の衆院滋賀2区補選では自民党公認で初当選、05年まで2期務めた。近江八幡市武佐町。
 同市長選で立候補を表明したのは小西氏が初めて。


6442: チバQ :2017/11/16(木) 15:38:37 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171116-00005395-gifuweb-l21
民進県連「寝耳に水」 吉田氏が岐阜市長選出馬表明
11/16(木) 8:33配信 岐阜新聞Web
 先月の衆院選で岐阜1区から無所属で立候補し落選した前民進党県連副代表の吉田里江氏(51)が突如岐阜市長選への出馬を表明した15日、民進県連や、衆院選で吉田氏を推薦した連合岐阜の関係者に衝撃が走った。民進県連幹部からは「全く何も聞いていない」と憤りの声が上がった。立候補を表明したのは5人目で、市長選に向けて状況は混沌(こんとん)としてきた。
 この日の出馬会見で吉田氏は「党籍は残っているが無所属。民進県連には相談していない」と説明。国政挑戦からの急転換に「岐阜市を良くするという意味で何のぶれもない」と強調した。
 民進県連の幹部は「デマだと思った。党員ならば党に相談するもの」と驚き、別の幹部は「寝耳に水」と憤った。連合岐阜にも事前に連絡や相談はなく、幹部は「憤りさえ感じるというのが偽らざる心境」と語った。
 一方、連合岐阜は先月、元民主党衆院議員の柴橋正直氏(38)の推薦を決めた。幹部の一人は「柴橋氏の選挙が大変になる。一気に情勢が変わる」と票が分散することを懸念した。
 衆院選で吉田氏との選挙協力のため候補者擁立を取りやめた共産党の議員の一人は「無節操。政治家ならなんでもいいのか。せっかく衆院選で支持したのに」とあきれた。
 菓子メーカー社長の中西謙司氏(56)を推薦している自民党の市支部幹部は「乱立となれば党の組織力がより生かせる。歓迎だ」と受け止め、民進県連幹部は「自民を利するだけ」と吉田氏を批判した。

岐阜新聞社

5518チバQ:2017/11/17(金) 19:28:13
http://www.sankei.com/region/news/171114/rgn1711140026-n1.html
2017.11.14 07:03

「福岡維新の会」河野代表が辞任へ
 日本維新の会の福岡県総支部にあたる「福岡維新の会」の河野正美元衆院議員(56)が、同会代表を近く、辞任する。河野氏は10月の衆院選で落選し、馬場伸幸幹事長に先週、辞意を伝えた。

 新しい代表は、沖縄県総支部顧問の下地幹郎衆院議員(56)=比例九州・沖縄ブロック=が兼務し、福岡市議の富永周行(ひろゆき)氏(43)が代表代行に就く見通し。

https://mainichi.jp/articles/20171116/ddl/k40/010/361000c
維新・河野前衆院議員
政界引退を表明 地域医療に専念 /福岡

会員限定有料記事 毎日新聞2017年11月16日 地方版
 日本維新の会の前衆院議員、河野正美氏(56)が15日、県庁で記者会見し、政界を引退すると表明した。3カ月後をめどに離党し、精神科医として地域医療に専念するという。

 河野氏は2012年に福岡4区から立候補し、比例復活で初当選後、2期務めた。先月の衆院選で落選した。務めていた福岡、大分、宮崎の3県の各…

5519チバQ:2017/11/17(金) 22:11:43
橋本久美って12年に未来から出馬してたのか!!!
話題にさえなってなかったような、、、
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2012/profile/ya13011012.htm

5520パリ行最終便:2017/11/17(金) 22:14:06
>>5508
>>5509
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171117-00000162-jij-pol
比例復活連続で重複認めず=自民
11/17(金) 21:24配信

時事通信

 自民党は17日、衆院小選挙区で敗北し比例代表での復活当選が2回以上続いている現職議員について、次期衆院選では小選挙区と比例の重複立候補を原則として認めない方針を固めた。

 安倍晋三首相(党総裁)と塩谷立選対委員長が同日、首相官邸で会い、大筋合意した。22日の総務会で決定する見通しだ。

 比例復活が連続2回以上の同党衆院議員は20人余り。党内には「はなから比例を当てにして小選挙区での活動をおろそかにしている人がいる」との指摘があり、重複を認めないことで退路を断つ形にする。日常活動や党員獲得などで著しい実績が認められる場合には重複を可能とする例外規定も設ける方向だ。

5521チバQ:2017/11/17(金) 22:22:39
>>5516
わたしはもっと前から、希望の党=未来の党説を唱えてました!!!笑

5522名無しさん:2017/11/17(金) 22:38:11
>>5502

チバさんいつもありがとうございます
(´・ω・`)

年齢的に小沢氏引退後の岩手の情勢も気になるところですね

5523チバQ:2017/11/17(金) 23:19:46
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171117-00000162-jij-pol
比例復活連続で重複認めず=自民
11/17(金) 21:24配信 時事通信
 自民党は17日、衆院小選挙区で敗北し比例代表での復活当選が2回以上続いている現職議員について、次期衆院選では小選挙区と比例の重複立候補を原則として認めない方針を固めた。

 安倍晋三首相(党総裁)と塩谷立選対委員長が同日、首相官邸で会い、大筋合意した。22日の総務会で決定する見通しだ。

 比例復活が連続2回以上の同党衆院議員は20人余り。党内には「はなから比例を当てにして小選挙区での活動をおろそかにしている人がいる」との指摘があり、重複を認めないことで退路を断つ形にする。日常活動や党員獲得などで著しい実績が認められる場合には重複を可能とする例外規定も設ける方向だ。

5524チバQ:2017/11/18(土) 01:10:29
>>1286
無茶 古新聞ですが・・・
自由党:衆院選京都5区を差し替え - 毎日新聞
https://mainichi.jp/senkyo/articles/20170531/k00/00m/010/159000c
2017/05/30 - 自由党は30日、次期衆院選京都5区で公認候補に内定していた河上満栄氏(46)が辞退したため、新人で経営コンサルタントの鈴木麻理子氏(32)に差し替えたと発表した。(共同)

5525チバQ:2017/11/18(土) 01:50:01
ふと思ったので2012年に未来の党から出馬した皆さんの状況
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1252036284/7199
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1252036284/7328
■2017年
◎希望から出馬・当選
埼玉7区☆小宮山泰子(比例復活)
愛知4区 牧義夫  (比例復活)

◎希望から出馬・落選
岩手2区☆畑浩治   14年は生活比例復活
秋田1区 高松和夫  17年は比例下位
福島2区 太田和美  14年は千葉8区維新比例復活 17年は千葉8区
茨城3区 小泉俊明  17年は比例東京下位
千葉6区 白石純子  17年は比例下位 
千葉7区 内山晃   17年は岡山3区
東京9区 木内孝胤  14年は維新比例復活 17年は8区  チャーターメンバー
東京10 多ケ谷亮  17年は千葉11区
東京11 橋本久美  17年は神奈川2区
神奈川18樋高剛   17年は千葉12区
愛知1区 佐藤夕子
愛知6区 水野智彦  17年は千葉13区
愛知9区 井桁亮   17年は山梨2区
長崎4区 末次精一  17年は長崎3区
宮崎1区 外山斎

◎立憲から出馬・当選
群馬3区 長谷川嘉一 比例復活
千葉3区 岡島一正  比例復活
東京16 初鹿明博  比例復活
神奈川7 山崎誠   東北比例下位
神奈川12☆阿部知子 
静岡6区 日吉雄太  17年は静岡6区 比例復活
大阪6区☆村上史好 

◎他から出馬
岩手4区☆小沢一郎  当選:無所属-自由党(17年は新3区)
東京14 木村剛司  落選:維新東京比例単独
沖縄3区☆玉城デニー 当選:無所属-自由党

◎引退 出馬断念
神奈川3 岡本英子  民進公認得る(神奈川2区) 「一身上の都合」で断念 
静岡7区 野末修治  自由党出馬模索も断念
愛知14☆鈴木克昌  民進公認だったが引退
千葉9区 河上満栄  自由党公認辞退(京都5区)
広島6区☆亀井静香  引退

■2016年参院選
◎当選
東京12区☆青木愛  生活比例
比北関東  石井章  維新比例
 
◎落選
北海道8 北出美翔  生活比例
茨城1区 武藤優子  維新茨城
千葉8区 姫井由美子 生活比例
岐阜2区 橋本勉   国民の怒り比例
愛知13 小林興起  国民の怒り比例
奈良2区 中村哲治  民進佐賀

■地方選
◎当選
福島1区 石原洋三郎 15年福島市議選当選
東京18 杉村康之  15年府中市議選当選
新潟1区 内山航   15年新潟市議選当選
石川1区 熊野盛夫  15年金沢市議選当選
愛知10 高橋一   15年一宮市議選当選

◎落選
青森1区 横山北斗  16青森市長選落選
青森2区 中野渡詔子 14年衆院選(維新)落選 15年県議選落選
千葉11 金子健一  14年衆院選(生活)落選 16年一宮町長選落選
長野4区 三浦茂樹  15年県議選落選
岐阜1区 笠原多見子 15年県議選落選
愛知12 都築譲   13年西尾市長選落選
兵庫6区 松崎克彦  15年伊丹市議選落選

■2014年出馬・落選(2017年出馬せず)
埼玉10 松崎哲久  14年は生活比例単独
神奈川5 河野敏久  14年は次世代
東京7区 岡本幸三  14年は生活・神奈川2区
静岡8区 太田真平  14年は生活比例単独
愛知8区 増田成美  14年は減税愛知3区
京都4区 豊田潤多郎 14年は生活比例単独
大阪7区 渡辺義彦  14年は生活比例単独(東海)
大阪17 辻恵    14年は無所属・大阪9区
比例東京 川島智太郎 14年は生活比例単独 16年都知事選鳥越の事務総長

5526チバQ:2017/11/18(土) 01:50:27
2012年に未来の党から出馬した皆さんの状況 続き

■2013年参院選
栃木4区 山岡賢次  生活比例落選
埼玉5区 藤島利久  無所属大阪落選
千葉4区 三宅雪子  生活比例落選
東京5区 丸子安子  みどりの風東京落選
東京15 東祥三   生活比例落選
神奈川17露木順一  みどりの風神奈川落選
大阪2区 萩原仁   大地比例落選

■行方知れず
青森3区 山内卓
岩手1区 達増陽子   達増拓也知事の妻
岩手3区 佐藤奈保美
宮城1区 横田匡人
宮城2区 斎藤恭紀
宮城5区 阿部信子
秋田3区 京野公子
福島5区 松本喜一
茨城6区 栗山天心
群馬1区 後藤新
埼玉8区 西川浩
埼玉9区 松浦武志
埼玉15 小高真由美
千葉2区 黒田雄   自由党所属
千葉5区 相原史乃
千葉12 中後淳
東京1区 野沢哲夫  自由党所属
東京3区 池田剛久
東京13 本田正樹
東京19 渡辺浩一郎 自由党所属
東京21 藤田祐司
東京23 石井貴士
東京25 真砂太郎
長野5区 加藤学
静岡4区 小林正枝
岐阜3区 木村周二
愛知2区 真野哲
愛知3区 磯浦東
愛知5区 前田雄吉
愛知7区 正木裕美
京都5区 沼田憲男
大阪1区 熊田篤嗣
大阪15 大谷啓
大阪18 中川治
兵庫3区 三橋真記
広島1区 菅川洋
山口1区 飯田哲也
愛媛2区 友近聡朗
福岡2区 小谷学
福岡4区 古賀敬章
福岡5区 浜武振一
長崎3区 山田正彦
熊本2区 福嶋健一郎
大分1区 小手川裕市
鹿児島1 渡辺信一郎
比例東北 菊池長右エ門  
比例東北 川口民一
比北関東 駒井実
比南関東 大山昌
比例東海 三輪信昭
比例近畿 熊谷貞俊
比例近畿 福田衣里
比例四国 鷲野陽子

5527とはずがたり:2017/11/18(土) 02:00:00
懐かしいっす。

数年後にチバさんがあん時の希望の党出馬者の身の振り特集するのかもw

5528パリ行最終便:2017/11/18(土) 08:45:44
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171118-00005405-gifuweb-l21

民進、吉田氏除名へ 1区総支部「相談なし、裏切り」
11/18(土) 8:23配信
岐阜新聞Web

 民進党岐阜1区総支部は17日、緊急常任幹事会を開き、岐阜市長選(来年1月21日告示、28日投開票)に無所属で立候補することを党に無断で表明した前民進党県連副代表の吉田里江氏(51)を除名処分とする方針を決めた。18日に開く県連幹事会で正式に決まる。
 1区総支部の幹部は除名の理由を「総支部長でありながら党に相談しないのは党への裏切りで、反党行為。党として、早急にけじめをつけるのが良い」と説明した。18日の県連幹事会に吉田氏が出席した場合は、立候補を取りやめるよう説得するという。
 吉田氏は県連への事前連絡や相談をせず、15日に急きょ立候補を表明した。除名の方針に「既に離党届を出しているのに除名とは、よく分からない。問題はない」と話している。
 吉田氏は2013年参院選岐阜選挙区、14年衆院選岐阜1区にいずれも旧民主党公認で立候補し、落選した。先月の衆院選では岐阜1区で希望の党の公認が得られず民進系無所属として立候補し、落選した。
.
岐阜新聞社

5529パリ行最終便:2017/11/18(土) 08:55:02
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171118-00010008-agora-pol
「無所属の会」は決して無所属ではない。民進党と名乗るべきだ --- 鷲尾 英一郎
11/18(土) 7:32配信

先般行われた総選挙で、私は公示日に離党届けにサインし、無所属で戦った。その私が奇妙と感じざるを得ない国会の会派「無所属の会」について申し上げたい。

私も、選挙後に無所属で塊をつくる、としてお誘いを受けたが即座にお断り申し上げた。理由としては、「無所属の会」は無所属で出馬したけれども民進党に籍のある議員の会派であり、色々な思惑が隠されていると感じたからだ。ちなみに岡田氏は他の野党との結節点となることを明言している。私は事前にそういう説明は受けていない。

しかも、無所属の会の中には、民進党の役職を受けたメンバーもいる。今後も民進党から政党交付金を受け取って政治活動をされると聞いた。

選挙に際して退路を断つと主張し、無所属で出馬した者が、実は民進党の党籍を持ったまま民進党からお金を受け取って活動することを、どれだけの有権者が正しく理解できるであろうか。

確かに民進党員であるから、論理的には政党交付金をもらって活動してもよいのかもしれない。しかし、民進党の政党交付金で政治活動し、民進党の役職を受けているメンバーが会派をつくっているのであれば、会派の名称は「無所属の会」ではなく、まさに「民進党」がふさわしいではないか。

私は完全に無所属である。無所属の会と誤認されるのは正直嫌だ。もし無所属と敢えて名乗っているとしたら、それは有権者に対して説明が必要だ。説明を敢えてしないとしたら騙しになりかねない。もちろん、無所属で出馬しても民進党に戻って構わないという民意もあるだろう。ただ私は、退路を断って無所属で戦うと訴えた以上、民進党員のまま民進党のお金で政治活動をしながら、表面上無所属と取り繕うのは、余りにも無理がある。

ここで、私が離党した経緯についても触れたい。総選挙に無所属で出馬したのは、もちろん希望の党から「排除」されたのではなく、新潟5区の補欠選挙で候補者擁立の責任者であったからだ。

(詳しくはこちらをお読みください。「無所属での立候補。-鷲尾英一郎の日記」(http://washioeiichirou.hatenadiary.jp/entry/2017/10/08/002158))

解散当日、民進党両院議員総会で前原提案は熱狂的な拍手をもって迎えられていた。その後の記者会見でも総選挙後に議論という留保はあったにせよ、参議院、地方組織を希望の党へ合流させることを多分に含んでいた。そのような前原提案に対して、熱狂の中、私は憮然としたまま腕組みをして拍手承認することを拒否したひとりだ。党の決定に敢えて従わない以上、離党届けを出す以外の選択肢はなかった。巷間言われていることと異なり、前原提案は決して満場一致ではなかったのだ。その後、無所属で立候補する公示日までの間に、様々な圧力を受けたことも指摘しておきたい。それに屈さなかったことも。だからこそ今、完全無所属でいる。

私は寡聞にして無所属の会の方々が離党届を出したことを聞かない(菊田真紀子議員を除く)。無所属の会のメンバーが、なぜ敢えて誤解を与えかねない「無所属の会」という名称を使うのか?隠された意図は何なのか?

無所属の会などと名乗らず、会派の名称を堂々と「民進党」に変更し、有権者と向き合うことが誠実な態度であると考える。


編集部より:この記事は、衆議院議員の鷲尾英一郎氏(無所属、新潟2区)の公式ブログ 2017年11月17日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は鷲尾英一郎の日記(http://washioeiichirou.hatenadiary.jp/)をご覧ください。
.
鷲尾 英一郎

5530チバQ:2017/11/18(土) 09:46:25
>>5527
235人もいるので大変ですね、、、

5531チバQ:2017/11/18(土) 11:45:13
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171103-00532094-shincho-pol
盟友「前原」地獄に落ちて「辻元清美」が昇った天国への階段
11/3(金) 5:57配信 デイリー新潮
盟友「前原」地獄に落ちて「辻元清美」が昇った天国への階段
蓮舫氏も応援に来た
 民進党の「死」で、閻魔さまの裁きを受けた2人のその後は対照的だ。代表辞任の意向を明らかにした前原誠司氏(55)は、地獄に落ちた心持ち。そんな蜘蛛の糸を待つ盟友を他所に、天国への階段を昇ったのは立憲民主党の辻元清美政調会長(57)。彼女の地元・大阪10区を訪ねれば、その身の処し方が見えてくるのだ。

 ***

 この土地ではこんなジンクスがあるという。勝った候補は次の選挙で負けて比例になる――事実、1996年以降、連続当選した候補者はゼロ。約17年もの間、投票率は府下1位で無党派層が多く、その時々の「風」に左右される。そのため、夜8時に当確を打てるメディアはない激戦区で、辻元氏は2005年以降、現在は維新の松浪健太氏(46)と争ってきた。

 ところが、である。

「今回は開票直後に当確が出て、松浪氏に勝った。これで初めて連続当選を達成。ジンクスを打ち破りました」(在阪記者)

 勝因は、彼女が前原氏の誘いを断り、筋を通したこと。そう盛んに報じられてはいるが、地元・高槻のベテラン市議はこんな意見だ。

「確かに、判官贔屓の同情票が集まったけど、選挙中に彼女が胸を張る実績といえば、国交副大臣時代の話。尖閣警備のため、海保最大級のドデカい巡視艇を導入したとか、関空・伊丹の黒字化を達成したとかね」

 言うまでもなく、この時の彼女のボスは、国交相だった前原氏その人である。

 政治部デスクによれば、

「当時、前原氏の下でコンビを組んだ辻元氏は、後に民主入りを果たすきっかけを得た。先の代表選後は前原氏体制の下で執行部入りも果たしますが、希望との合流で盟友関係は破綻したのです」

 つまりは、小池氏の「排除」の論理で地獄に落ちかけた辻元氏に、前原氏は救いの手を差し伸べることはできなかった。その後、枝野氏の新党にいち早く合流して天と地が逆転したのだ。

「前原さんもツライ」
 彼女の“変わり身”の早さを知る別の市議が言う。

「最近だと、山尾志桜里さんが人気の時にはツーショットのポスターを貼り、前原さんが代表になったら2人で写っているモノに貼り替えた。風がどこに吹いているか、機を見るに敏な部分を持ち合わせていますね」

 で、当確後に事務所にいた彼女を直撃すると、

「前原さんもツライと思う。苦労を共にしてきた仲間やから、私自身もツライ。勝ち馬に乗ったなんてつもりはありません。早く当確決まったけど、嬉しい反面、責任も重いですよ」

 と、殊勝な言葉でかつての盟友を慮る余裕も見せる。“エダノン”もポスターを貼り替えられたらご注意あれ! 

「週刊新潮」2017年11月2日号 掲載

5532パリ行最終便:2017/11/19(日) 19:29:31
https://news.goo.ne.jp/article/uty/region/uty-201711193400-2017.html
維新、県総支部の解散決める

18:00UTYニュース

衆院選の結果を受けた政治の動きです。
日本維新の会の山梨県総支部は組織を解散する事を決めました。
日本維新の会山梨県総支部はきょう役員会を開き、代表を務めていた小沢鋭仁さんが先月の衆院選、希望の党から出馬して落選した事などから、支部を解散する事を決めました。
選挙管理委員会への手続きを経て今月末で解散し、所属する4人の市議会議員は離党して無所属で活動します。
また、小沢さんは自らの事務所を今月閉鎖し、今後については「しばらくは充電期間にあてて進路を考えたい」としています。
なお、4人の市議は来月、勉強会などを行う任意団体を立ち上げ、小沢さんが政治活動を続ける場合は受け皿になりたいとしています。

5533パリ行最終便:2017/11/20(月) 13:57:22
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171120-00000003-khks-pol
民進東北、中ぶらりん 野党再編見通し立たず各県連に焦燥感
11/20(月) 10:44配信


 民進党を取り巻く野党再編の見通しが立たず、東北の各県連に焦燥感が漂っている。地方組織の存続は決まったが、希望の党や立憲民主党、無所属議員との連携は宙に浮いたまま。2019年の統一地方選や今後の国政選挙に向けた足場固めに不安を募らせる。
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 「希望が現れ、戦いは混迷を深めた。小池百合子代表でなければ勝てた」。13日、山形市であった非自民系の無所属参院議員の政治資金パーティー。民進山形県連の吉村和武幹事長は小池氏を痛烈に批判した。
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 10月の衆院選で、希望から立候補した山形2区の前議員近藤洋介氏が議席を失い、県内は民進系衆院議員が不在となった。近藤氏の処遇は党本部の決定待ち。吉村氏は「既存の組織を強化するしかない」と話す。
.

 青森は1〜3区に希望から立った全員が落選した。民進県連内には復党を促す声があるものの、奈良祥孝幹事長は「希望で戦った候補がすぐ民進に戻るのは有権者に説明がつかない」と苦しい胸の内を明かす。
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 田名部定男代表は総支部長の擁立を探るが、「今の民進に新たな候補が来る保障はない。希望との合流でイメージは悪化し、人材が奪われた」と漏らす。
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 秋田県連は10月末、沼谷純代表が離党する意向を表明。「選挙結果が思わしくないから党を存続すると言っても理解は得られない。筋を通したい」と言う。
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 希望で比例復活した緑川貴士氏は、月内にも地盤の大館市に支部を設置する構えだ。民進の秋田市議は「希望との対立は避けたい」と戸惑いを見せる。
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 「どのような形で総支部を立て直せばいいか分からない」と吐露するのは、岩手県連の佐々木朋和幹事長。3日の常任幹事会は岩手1区から希望で5選した前県連副代表階猛氏の穴埋め人事を先送りした。希望、立民との連携の在り方を示すガイドラインの策定を党本部に求める。
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 福島県連は今月上旬、無所属で9選した玄葉光一郎氏(福島3区)が代表辞任を表明。県連は24日の会合で後任人事を協議する。亀岡義尚幹事長は「地方議員を中心とした体制の在り方を含め、話し合いを進める」と述べ、希望、無所属議員との連携も模索する。
.

 宮城は東北で唯一、立民から立候補した岡本章子氏が比例復活した。地方組織発足の見通しが立たず、民進仙台市議の事務所を間借りする状態が続く。
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 民進県連の地方議員は共同歩調を取る考えを確認しているが、立民への合流を探る動きもある。村上一彦幹事長は「一人でも飛び出すと組織が崩壊する。行動を共にすることを優先したい」とけん制する。

5534パリ行最終便:2017/11/20(月) 14:35:35
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171120-00000504-san-pol

世論調査によると、18〜29歳の支持層の占める割合が高いのは希望の党(17・9%)、自民党(15・6%)、公明党(12・2%)、立憲民主党(10・5%)の順だった。

 18〜29歳に限定した政党支持率を見ると、立憲民主党支持層の高齢化はさらに明瞭となる。自民党は43・4%で、同党全体の支持率38・5%を上回ったのに対し、立憲民主党は全体の支持率15・3%を下回る11・5%にとどまった。

 自民党が若者層に支持されていることがうかがえるが、60歳以上の支持率では全体の支持率以下の36・0%だった。これに対し、立憲民主党は20・4%と同党の全体の支持率を上回っており、やはり高齢層に支えられていると言えそうだ。(千田恒弥)

5535パリ行最終便:2017/11/20(月) 15:07:49
>>5508 >>5509>>5520
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171118/k10011227611000.html

自民 支部長の差し替え毎年検討も 衆院選へ新基本方針案

11月18日 4時43分

自民党は、衆議院選挙の公認候補予定者となる支部長について、毎年、差し替えも検討するほか、2回以上続けて比例代表で復活当選した議員は、次の選挙では原則として比例代表への重複立候補を認めない方向とするなどとした、新たな基本方針案をまとめました。

自民党は安定した政権運営を継続していくためには、衆議院選挙で当選できる力のある候補者を擁立する必要があるとして、次の選挙の公認候補予定者となる支部長の選任の在り方を見直す新たな基本方針案をまとめました。

それによりますと、まず、各選挙区の支部長について、毎年、選挙区内の党員の獲得状況などを踏まえて差し替えも検討するとしています。また、2回以上続けて小選挙区で議席を得られず、比例代表で復活当選した議員は、次の選挙では原則として比例代表への重複立候補を認めない方向とするとしています。

さらに、先月の衆議院選挙で落選した候補者は、これまでの選挙結果などを踏まえて、次の選挙で比例代表への重複立候補を認めるかどうかや、名簿の順位などを検討するとしています。一方で、すべての措置について「特別の事情がある場合は、党本部で戦略的な判断に基づいて選任できる」として、例外を認める余地も残しています。自民党は来週の総務会で、新たな基本方針案を正式に了承することにしています。

5536チバQ:2017/11/23(木) 20:24:24
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-171122X825.html
比例復活連続で重複禁止=小選挙区勝利へ発奮促す―自民

11月22日 19:43

 自民党は22日の臨時総務会で、次期衆院選の公認に関し、小選挙区で敗北し比例代表での復活当選が2回以上続いている現職議員の重複立候補を原則として認めない方針を決めた。小選挙区での勝利に向け発奮を促す狙いがある。

 新方針の対象者は20人余り。党員獲得や日常活動で顕著な実績が認められる場合には、例外的に重複立候補に道を開くことにしており、公認決定時に最終判断する。塩谷立選対委員長は席上、「選挙区事情を十分に考えた上で判断する」と説明した。

5537チバQ:2017/11/24(金) 08:35:24
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171124-00000001-asahik-soci
自民議員側、14市議へ現金 衆院選前、大阪の選挙区内


11/24(金) 5:30配信
自民党の神谷(かみたに)昇衆院議員(68)=比例近畿ブロック=側が、衆院の解散が決まった直後の9月末ごろ、自らの選挙区内にある大阪府和泉(いずみ)市と岸和田市の市議計14人に、現金計約200万円を配っていたことがわかった。神谷氏は朝日新聞の取材に、趣旨は「政治活動費」で、自民党の市議へ20万円、その他の市議に10万円を渡したと認めた。公職選挙法違反(買収申し込み)の恐れもある。▼27面=議会で手渡し

 ■神谷氏「問題ない」
 神谷氏は10月22日投開票の衆院選で、和泉市と岸和田市を含む大阪18区から立候補。……



https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171124-00000010-asahi-soci
現金封筒「なんやこれ」 自民議員側、議会で堂々手渡し


11/24(金) 8:04配信

「なんやこれ」。衆院の解散総選挙が決まった直後の9月下旬、自民党の神谷(かみたに)昇衆院議員(68)側から地元市議に、現金が配られていた。大阪府和泉市では、市役所4階にある市議会の会派控室が現場に。「選挙前に堂々と議会で現金を配るとは」。ある市議はあきれたように、振り返る。

【写真】衆院選の期間中、有権者を前に演説する神谷昇氏。参加者の動員には地元市議が関わった。この市議にも神谷氏側から現金が渡されたが、後に返したという=10月20日夜、大阪府岸和田市


 神谷氏と秘書が和泉市議会を訪れた時、市議会では会議があり、会派の控室で多くの市議が慌ただしくしていた。そのさなか、神谷氏が控室に突然現れ、立ったまま一人ひとりに、現金入り封筒を短時間で配り、去っていったという。

 複数の市議によると、現金を渡される際、神谷氏や秘書は「(神谷氏が話す)演説会も、各先生方のところで開いて下さい」と話したという。市議11人が手にした封筒には、1万円札の束と、「自民党大阪府第18選挙区支部」の宛名が記された領収書が入っていた。

 「まさか、そんなものを持ってくるとは思わなかったので、なんやこれと」

 市議会の最大会派「明政会」(7人)の自民系市議は、公職選挙法の買収にあたらないかという、当時の不審の念を語る。控室では「『20万円や』『わしは10万円や』と声が上がった」。自民系市議4人には各20万円、他の市議には各10万円が配られていた。

 この市議は「これまで、神谷氏側から寄付を受けたことはない。選挙前に『お願いします』と言われたら、選挙で一生懸命応援してください、と受け止めるしかない」と話した。

 神谷氏や秘書からは「政治団体への寄付なので、受け取っても大丈夫。領収書を書いて下さい」などと説明があったという。しかし、別の市議は「選挙の時は神経質になるはずなのに、みんなの前でわざわざ大丈夫だと説明されると、グレーだと言われているようで、危険だと思った」。

 現金は、自民系市議がいない「五月(さつき)会」(4人)にも渡った。この会派の市議の一人は「応援するわけがないのに、現金を配られても迷惑」「もらう理由がなく、こんな時にもらうとどうなるかわからない」と、口々に当時の戸惑いを語った。和泉市議11人は数日内に現金を返したという。
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朝日新聞社

5538チバQ:2017/11/24(金) 19:43:15

辞職したら湯峯理之@自民和歌山県連職員が繰上げ


https://www.jiji.com/jc/article?k=2017112400942&g=pol
自民・神谷氏が現金配布=与野党から説明求める声

 自民党の神谷昇衆院議員(比例代表近畿ブロック)が衆院解散前後の9月下旬、自身が支部長を務めていた選挙区内の同党市議ら計14人に、現金を渡していたことが24日分かった。神谷氏は法律違反に当たらないと主張。これに対し与野党からは、「買収の疑いがある」などとして説明を求める声が相次いだ。


 神谷氏によると、現金を渡したのは、大阪府和泉、岸和田両市の市議。このうち、自民党や同党系の7人には20万円ずつ、それ以外の7人には10万円ずつ配布した。総額は210万円で全員が返還したという。
 神谷氏は、自らの選挙区支部から各市議の後援会への政治活動費の提供だったとして「政治団体から政治団体への寄付行為は政治資金規正法で認められている」と説明。「何らやましいことはない」と強調した。
 一方、自民系会派の市議は24日、神谷氏の行動について「時期が時期だけに選挙目的と感じた」と語った。
 自民党の二階俊博幹事長は記者会見で「疑惑を持たれたらしっかり説明することが大事だ」と述べた。共産党の笠井亮政策委員長は会見で「事実なら選挙前に票の取りまとめを依頼する買収の疑いになる」と指摘した。(2017/11/24-18:37) 関連ニュース

5539パリ行最終便:2017/11/25(土) 13:23:31
4214 :パリ行最終便 :2017/11/25(土) 13:20:37
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171125-00000013-khks-pol
鎌田さゆり氏、年内民進離党 立憲民主党入り検討

11/25(土) 12:10配信


 民進党宮城2区総支部長の元県議鎌田さゆり氏(52)は24日、12月16日の民進県連大会後に離党届を提出し、来年1月にも立憲民主党への入党手続きをする意向を明らかにした。後援会幹部への説明は既に終えているという。
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 鎌田氏は河北新報社の取材に「弱者の視点に立ち、暮らしと憲法を守る信念を貫くため決断した。軸足を明確にし、政治活動を充実させたい」と話した。
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 鎌田氏は10月の衆院選で2区から立候補し、自民党公認の秋葉賢也氏(55)に1316票差で惜敗した。選挙前に民進が分裂して結党した立民への合流を模索したが、無所属で戦った。
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 県内では民進県議の一部でも立民入りを目指す動きがあり、25日に東京で県議ら中心の「立憲民主党を話し合う自治体議員の会」が設立される。

5540チバQ:2017/11/27(月) 00:16:56
4224 :チバQ :2017/11/27(月) 00:16:22
http://www.sankei.com/region/news/171126/rgn1711260029-n1.html
2017.11.26 07:04

立民の群馬地方組織 年明けにも設立

 10月の衆院選比例で初当選を果たした立憲民主党の堀越啓仁氏が25日、政治活動報告会を行い、招かれた長妻昭代表代行が講演した。長妻氏は民進党県総支部とは別に、立民の地方組織を年明けに設立する見通しを明らかにした。

 長妻氏は取材に対し、「おそらく群馬においては年明けに県連(の設立)という形になるのではないか」とし、時期については来年4月までに「めどをつける」とした。

 また、衆院選2区内の玉村町に住む堀越氏について長妻氏は「検討事項の段階だが、比例単独で次もやっていこうとは思っていない」とし、2区からの出馬については「当然有力」とした。堀越氏は、「地元でしっかりやれという声もいただいている」とし、党本部と調整しながら12月上旬には本格的な検討を始めると前向きな姿勢を示した。

5541チバQ:2017/11/28(火) 18:57:26
http://www.sankei.com/politics/news/171128/plt1711280035-n1.html
2017.11.28 18:04
【衆院予算委員会】
「選挙で落ちそうで落ちない」… 維新・下地幹郎氏が比例復活の“自虐ネタ”披露


 「いつも落ちそうで落ちない」-。日本維新の会の下地幹郎国会議員団政調会長は28日午後の衆院予算委員会で、先の衆院選での比例復活当選確定が投票日翌日の夕方までずれ込んだ“自虐ネタ”を披露し、与野党議員の笑いを誘った。

 下地氏は衆院沖縄1区で共産党の赤嶺政賢氏に敗れた。投票日から一夜明けた10月23日の午後5時前、重複立候補していた比例九州ブロックで維新が議席を獲得することが確定し、「首の皮0.0001ミリで」(下地氏)復活当選が決まった。

 下地氏は予算委で、当選決定後に高校生が地元の事務所を訪ねてきたことを明かした。

 「事務所に来て『下地さん、握手しよう』って言うんですよ。『どうして?』って言ったら、『来年受験なんだ。下地さん、いつも選挙で落ちそうで落ちない。縁起がいいから握手しよう』って…」

 続く言葉で下地氏は「最下位ではあるけど、自分に与えられた意味みたいなものはあるなと思いましたよ」と語り、エピソードを締めくくった。

5542チバQ:2017/11/28(火) 19:34:14
北海道1区 船橋利実
(12年完全落選 14年比例復活)
北海道8区  前田一男
(12年比例復活 14年完全落選)
みたいなパターンは対象外なのか?
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171128-00010000-senkyocom-pol&p=1
自民党の厳しい掟!選挙区で2連敗したら重複禁止へ。現職では23名ががけっぷち!
11/28(火) 7:00配信 選挙ドットコム
自民党の厳しい掟!選挙区で2連敗したら重複禁止へ。現職では23名ががけっぷち!
自民党は次期衆院選の公認について、小選挙区で敗退し比例での復活当選が2回以上続いている現職議員の重複立候補を原則認めない方針を決めました。

今回の第48回衆議院議員総選挙は解散が急だったため、適用が見送られましたが、小選挙区で勝てる議員を増やすため、若手議員の奮起を促すことを目的として、次回の総選挙から導入される予定です。ただし、一部候補者については「党員確保状況などを総合的に勘案し、対象から除外する」という例外措置を検討しています。

今回(2017年)と前回(2014年)の衆議院議員総選挙で、小選挙区で敗退し、比例復活した自民党の現職議員は23人存在します。この23人が、「重複立候補禁止」となる可能性の高い政治家です。

あなたのお住いの地域の方はいるでしょうか? 対象となる23人の選挙区は自民党以外の政党が強い地域であったり、当選回数を重ねている大物議員がいる地域などということでもあります。地域ごとに見ていきましょう。

岩手1区 高橋比奈子氏(59歳)当選3回
岩手1区
2017年57,381票(選挙区当選は階猛氏(希望の党) 惜敗率65.55%)
2014年46,409票(選挙区当選は階猛氏(民主党) 惜敗率60.43%)

岩手3区 藤原崇氏(34歳)当選3回
※2014年 岩手4区 2017年岩手3区
2017年96,571票(選挙区当選は小沢一郎氏(無所属) 惜敗率74.15%)
2014年57,824票(選挙区当選は小沢一郎氏(生活の党) 惜敗率76.79%)

茨城7区 永岡桂子氏(63歳)当選5回
茨城7区
2017年62,617票(選挙区当選は中村喜四郎氏(無所属) 惜敗率80.56%)
2014年65,638票(選挙区当選は中村喜四郎氏(無所属) 惜敗率74.25%)

埼玉5区 牧原秀樹氏(46歳)当選4回
埼玉5区
2017年 77,023票(選挙区当選は枝野幸男氏(立憲民主党) 惜敗率64.67%)
2014年 86,636票(選挙区当選は枝野幸男氏(民主党) 惜敗率96.23%)

埼玉6区 中根一幸氏(48歳)当選4回
埼玉6区
2017年92,222票(選挙区当選は大島敦氏(希望の党) 惜敗率86.63%)
2014年94,303票(選挙区当選は大島敦氏(民主党) 惜敗率90.74%)

5543チバQ:2017/11/28(火) 19:36:25
東京都7区 松本文明氏(68歳)当選4回
東京都7区
2017年 85,305票(選挙区当選は長妻昭氏(立憲民主党) 惜敗率72.83%)
2014年 83,476票(選挙区当選は長妻昭氏(民主党) 惜敗率79.94%)


神奈川4区 山本朋広氏(42歳)当選4回
神奈川4区
2017年 55,700票(選挙区当選は早稲田夕季氏(立憲民主党) 惜敗率83.10%)
2014年 61,479票(選挙区当選は浅尾慶一郎氏(無所属) 惜敗率67.51%)


神奈川9区 中山展宏氏(49歳)当選3回
神奈川9区
2017年 70,819票(選挙区当選は笠浩史氏(希望の党) 惜敗率97.63%)
2014年 59,991票(選挙区当選は笠浩史氏(民主党) 惜敗率92.96%)


新潟3区 斎藤洋明氏(40歳)当選3回
新潟3区
2017年 95,594票(選挙区当選は黒岩宇洋氏(無所属) 惜敗率99.94%)
2014年 74,319票(選挙区当選は黒岩宇洋氏(民主党) 惜敗率89.95%)


静岡6区 勝俣孝明氏(41歳)当選3回
静岡6区
2017年 108,157票(選挙区当選は渡辺周氏(希望の党) 惜敗率99.41%)
2014年 102,714票(選挙区当選は渡辺周氏(民主党) 惜敗率89.97%)


愛知3区 池田佳隆氏(51歳)当選3回
愛知3区
2017年 76,220票(選挙区当選は近藤昭一氏(立憲民主党) 惜敗率77.30%)
2014年 72,353票(選挙区当選は近藤昭一氏(民主党) 惜敗率87.78%)


愛知5区 神田憲次氏(54歳)当選3回
愛知5区
2017年 72,651票(選挙区当選は赤松広隆氏(立憲民主党) 惜敗率79.76%)
2014年 71,616票(選挙区当選は赤松広隆氏(民主党) 惜敗率85.02%)


愛知7区 鈴木淳司氏(59歳)当選5回
愛知7区
2017年 127,329票(選挙区当選は山尾志桜里氏(無所属) 惜敗率99.34%)
2014年 108,151票(選挙区当選は山尾志桜里氏(民主党) 惜敗率95.30%)

愛知11区 八木哲也氏(70歳)当選3回
愛知11区
2017年 96,978票(選挙区当選は古本伸一郎氏(希望の党) 惜敗率71.99%)
2014年 97,167票(選挙区当選は古本伸一郎氏(民主党) 惜敗率76.81%)


愛知13区 大見正氏(59歳)当選3回
愛知13区
2017年 109,581票(選挙区当選は大西健介氏(希望の党) 惜敗率94.08%)
2014年 101,144票(選挙区当選は大西健介氏(民主党) 惜敗率86.70%)

5544チバQ:2017/11/28(火) 19:38:18
大阪10区 大隈和英氏(48歳)当選2回
大阪10区
2017年 56,483票(選挙区当選は辻元清美氏(立憲民主党) 惜敗率74.52%)
2014年 53,160票(選挙区当選は辻元清美氏(民主党) 惜敗率86.12%)


大阪17区 岡下昌平氏(42歳)当選2回
大阪17区
2017年 58,534票(選挙区当選は馬場伸幸氏(日本維新の会) 惜敗率89.46%)
2014年 63,219票(選挙区当選は馬場伸幸氏(維新の党) 惜敗率90.06%)


大阪18区 神谷昇氏(68歳)当選2回
大阪18区
2017年 80,198票(選挙区当選は遠藤敬氏(日本維新の会) 惜敗率92.10%)
2014年 82,460票(選挙区当選は遠藤敬氏(維新の党) 惜敗率93.03%)


大阪19区 谷川とむ氏(41歳)当選2回
大阪19区
2017年 57,833票(選挙区当選は丸山穂高氏(日本維新の会) 惜敗率86.69%)
2014年 51,223票(選挙区当選は丸山穂高氏(維新の党) 惜敗率91.27%)


和歌山1区 門博文氏(52歳)当選3回
和歌山1区
2017年 57,111票(選挙区当選は岸本周平氏(希望の党) 惜敗率78.75%)
2014年 59,937票(選挙区当選は岸本周平氏(民主党) 惜敗率88.48%)


小島敏文氏(67歳)当選3回
広島6区
2017年 69,209票(選挙区当選は佐藤公治氏(希望の党) 惜敗率80.83%)
2014年 65,494票(選挙区当選は亀井静香氏(無所属) 惜敗率72.96%)


佐賀1区 岩田和親氏(44歳)当選3回
佐賀1区
2017年 78,972票(選挙区当選は原口一博氏(無所属) 惜敗率74.86%)
2014年 83,421票(選挙区当選は原口一博氏(民主党) 惜敗率97.11%)


沖縄1区 國場幸之助氏(44歳)当選3回
沖縄1区
2017年 54,468票(選挙区当選は赤嶺政賢氏(日本共産党) 惜敗率89.87%)
2014年 53,241票(選挙区当選は赤嶺政賢氏(日本共産党) 惜敗率91.89%)

5545とはずがたり:2017/12/01(金) 08:28:39
>>515>>3228>>3867
>今井氏は昨夏の参院選富山選挙区で擁立される予定だったが、民進が野党共闘に合意したため衆院選にくら替え。衆院選では野党4党の政党間協議の末、自由の元職が出馬を取り下げたため、一度は今井氏を野党統一候補とすることが決まったが、直後に民進が希望の党に合流することに。今井氏も希望の党に公認申請していた。
2019年の参院選候補は今井氏かねえ。寧ろ富山1区の野党統一候補か。

連合富山的には希望は可成り連合の顔に泥を塗ってるね〜。
社民・自由の希望ブロック(希望の会の方w)が富山では強固の様だが,民進から立民が出てこの力関係がどう変わるかな?

立民現職が誰か居れば中央の枝野の渋面尻目に社民自由寄りに動けそう(愛知の赤松みたいに)だが,当事者不在では動きにくいかな。

2017衆院選
富山1区 今井氏が立候補断念 希望の公認から外れ決断 /富山
https://mainichi.jp/articles/20171006/ddl/k16/010/248000c
毎日新聞2017年10月6日 地方版

 衆院選(10日公示、22日投開票)の富山1区に立候補を表明し、民進を離党して希望の党からの出馬を目指していた今井基之氏(49)は5日、立候補断念を表明した。希望の党の第1〜3次の公認から外れ、「これ以上多くの人を待たせ、混乱させるべきはないと思い決断した」と説明した。維新を除く4党の野党共闘が崩れ、混迷していた1区の構図がようやく固まった。【古川宗、鶴見泰寿】

 今井氏は民進県連の寺崎孝洋幹事長とともに富山市内で記者会見。断念の理由について寺崎幹事長は「民進党の方針に沿ってがんばってきたが、希望の党の公認リストに名前がなく、残り時間などを総合的に判断した」と険しい表情で説明した。

 今井氏は「断腸の思い。(公認されなかったのは)私の思いが届かなかった。全ては私の責任」と沈痛な表情で述べた。国替えや立憲民主党からの出馬については「1区からの出馬にこだわってきた。政権交代を成し遂げるため(希望の党からの出馬を)決断したわけだから今更信念をぶれさせるわけにはいかない」と否定した。

 希望の党と維新の会の間では、東京と大阪で候補者をすみ分ける選挙協力を発表しているが、今井氏は1区で出馬予定の維新前職の吉田豊史氏(47)を「支援するつもりはない」と断言した。

 今井氏は昨夏の参院選富山選挙区で擁立される予定だったが、民進が野党共闘に合意したため衆院選にくら替え。衆院選では野党4党の政党間協議の末、自由の元職(>>1264>>1277)が出馬を取り下げた(>>2398)ため、一度は今井氏を野党統一候補(>>1298だと民進はまず協議を拒否。自由は社民と連携して広野擁立を決めたっぽい。>>1494 >>3865)とすることが決まったが、直後に民進が希望の党に合流することに。今井氏も希望の党に公認申請していた。

 一方、民進県連の支持母体、連合富山の尾谷康弘会長は、希望の党が富山3区の擁立する立候補予定者について「推薦はありえない」と明言。「今回の衆院選では連合富山として推薦候補者がいなくなり、非常に残念だ。選挙区も比例代表も個別労組の対応に委ねる」と述べた。

5546チバQ:2017/12/01(金) 17:46:35
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171201-00000552-san-pol

元国会議員がLGBT告白「小池百合子代表の了解は得たが…」選挙でカミングアウトできなかったワケ


12/1(金) 15:30配信

産経新聞







元国会議員がLGBT告白「小池百合子代表の了解は得たが…」選挙でカミングアウトできなかったワケ


インタビューに応じる松浦大悟氏=11月8日、秋田市(写真:産経新聞)


 10月の衆院選で、秋田1区から希望の党公認で出馬し、落選した元参議院議員の松浦大悟氏(48)。性的少数者(LGBT)である松浦氏が産経新聞のインタビューに応じ、自身が同性愛者であるとして、衆院選では「カミングアウト(LGBTを公表)して戦いたいと小池百合子代表(当時)の了解も得たが、秋田(の選挙区)ではできなかった」と打ち明けた。

 ■集票狙いを牽制(けんせい)

 松浦氏はもとは秋田放送のアナウンサーで、参院議員を1期務めた後、2回落選している。衆院選にくら替えして出馬した動機について、「LGBTにとって住みやすい地域作りを政治の立場からしていきたい。当事者として当選できたら、強力に政策を推進できる」と説明する。

 「新聞や雑誌でじっくりインタビューしてもらえれば(LGBT問題が)伝わると考えた」とも語り、衆院選の直前には、LGBTに好意的とされる雑誌や、インターネットサイトなど複数のメディアにインタビューを打診したという。

 だが、反応は良くなかった。衆院選の公示前に、特定の候補者を取り上げにくいという事情もあったとみられるが、松浦氏は「LGBTに関心を持つのはリベラル系のメディアが多く、『保守政党(希望の党)にLGBT問題を利用される』と思った(のを嫌った)のでは」と分析する。

 LGBTと政治では、こんなこともあった。5月の大型連休中に東京・渋谷で開かれている日本最大のLGBTイベント「東京レインボープライド」のパレードに昨年、自民党政調会長だった稲田朋美氏が参加した。その際、「リベラル系の票田とみて『保守派がLGBTを(政治)利用しようとしている』との声が出た」。平成26年に、安倍晋三首相夫人の昭恵さんがパレードに参加した際にも、同じ批判が出たという。

「保守VSリベラル」の構図だが、松浦氏は「保守層を取り込まなければ、LGBT運動は前に一歩も進めない。保守層にも共感を持ってもらうことが大事」と強調する。

 ■秋田では難しく?

 松浦氏がそう考えるようになったきっかけは25年、LGBTをテーマに、米国務省が日本から参加者数人を選抜して主催した「インターナショナル・ビジター・リーダーシップ・プログラム(IVLP)」で、米国の現場を視察したことだった。

 「米国では共和党も民主党も、地方を含め、LGBTを支援する議員をいかに増やすか努力している。当選後のLGBT支援を条件とした選挙資金援助も、寄付を原資に行われていた。研修も充実しており、日本でも党派に関係なく進めるべきだと思う」

 しかし、衆院選では、LGBTは武器にはできなかった。

 「車社会の秋田での街頭演説は、走っている車に向かって一方的にしゃべるようなもの。車中の人に伝わるのは名前くらいで、演説の中身までは聞こえない。『松浦はLGBT』とだけ伝わると、変に解釈されて反発されてしまう。SNSで広めようにも、高齢者は使っていない人が多く、小池代表のOKは出たもののカミングアウトしようにも伝える方法がなかった」という。

 秋田ではLGBTへの理解を得るのは難しいと判断し、希望の党の風に乗ってとにかく議席を得ることを優先したが、同党の失速で果たせなかった。

5547名無しさん:2017/12/01(金) 17:46:52
 ■19年には時期尚早

 松浦氏は広島県出身。ゲイであることは小学生の頃から自覚していた。「自我の芽生えた頃から、『なよなよしている』といじめにあっていた。女子の友達が多く、球技などスポーツ全般が苦手で、一般の男子とは違うと」。神戸学院大卒業後に秋田放送にアナウンサーとして入社。同社では、LGBT問題を取り上げる番組も制作するなどしてきた。

 19年の参院選で、秋田選挙区から無所属で立候補し、初当選。その後、民主党入りした。当時の小沢一郎・党代表にカミングアウトを打診するが、「地方では時期尚早」との判断で止められたという。

 国会でLGBT問題に取り組み、22年10月の参院決算委員会では、「国勢調査の項目に同性カップルも含めるべきだ」と質問し、当時の片山善博総務相から、「今後検討していきたい」との答弁を引き出した。

 「東日本大震災では、LGBTが『気持ち悪い』といわれて避難所で排除されたり、ホルモン注射を処方してもらえなかったりといった問題が表面化した。秋田市内では、悩んで自殺した人もいる。人口減少に歯止めをかけるためにも、東北地方と秋田をLGBTが住みやすい地域にしたい」。思いは募るが、25年の参院選で民主党、28年の参院選も、民進党の秋田県支部代表で野党統一候補として出馬しながら落選。今回は、希望の党の衆院議員だった若狭勝氏の政治塾に参加し、「ダイバーシティ社会をうたい、LGBTの法的保証に取り組む政策を掲げていて、私の取り組みと合致した」と希望の党からのリベンジを決断。細野豪志衆院議員を介し、小池代表から、秋田1区の公認でLGBTをカミングアウトして出馬する内諾まで得たが、実らなかった。

 ■都市と地方の“格差”

 LGBTの理解を広げる運動を続ける認定NPO法人「グッド・エイジング・エールズ」(東京)の専任代表、松中権氏は、地方におけるLGBTの「生き辛さ」を指摘する。松中氏は、松浦氏と一緒に米国のIVLPに参加したメンバーだ。

 松中氏は「外国人を含め、多様な人が混在する首都圏では、大手企業によるダイバーシティの取り組みも功を奏し、LGBTが『隣に普通にいる人』として理解度が高まりつつある。しかし、保守層の多い地方ではまだ難しい。選挙戦におけるカミングアウトは、偏見を持たれるリスクと隣り合わせで、首都圏以上に地方の状況は厳しいはず」と説明。その上で、「7月に東京で発足したLGBT自治体議員連盟も、50代の文京区議が当選5回目にして初めてカミングアウトした」と明かす。

 松中氏は、日本では「保守層とリベラル層の対立という以前に、LGBT支援の議論が正に始まったばかり。存在すらないものとされていたLGBTに対し、理解を示す人が保守層へも少しずつ広がり始めている」と、政治の立場を超えた議論の高まりに期待する。(秋田支局長 藤沢志穂子)

5548名無しさん:2017/12/02(土) 09:03:47
新潟4区支部長に金子氏充てず
https://www.ohbsn.com/news/detail/kennai20171201_9056375.php

衆院選小選挙区の自民党支部長選任で、党本部が新潟4区について、10月の衆院選で落選した金子恵美元衆院議員を充てずに「白紙」と党県連に打診したことが、分かった。
県連は対応を留保した。通例、支部長は公認候補を兼ねることから再任されなければ金子氏は今後、4区からの出馬が難しくなる

5550名無しさん:2017/12/03(日) 22:15:58
自民・今津氏 政界引退へ
https://www.hokkaido-np.co.jp/sp/article/148589?rct=n_hokkaido

5551とはずがたり:2017/12/03(日) 22:40:32
>>5550
リンク先めっちゃでかフォントでびびったw

5552名無しさん:2017/12/03(日) 23:00:54
>>5551

((((;゜Д゜))))

5553パリ行最終便:2017/12/04(月) 05:07:41
http://www.todaishimbun.org/election20171108/
衆院選×東大生 5割以上が自民党に

5554チバQ:2017/12/04(月) 14:47:34
http://biz-journal.jp/2017/12/post_21567.html
2017.12.03
連載
永田町の「謎」 現役議員秘書がぶっちゃける国会ウラ情報
実は永田町で評判最悪の国会議員…「棚ぼた当選」なのに党への忠誠心や感謝ゼロ
文=神澤志万/国会議員秘書

ニュースサイトで読む: http://biz-journal.jp/2017/12/post_21567.html
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 国会議員秘書歴20年以上の神澤志万です。

 11月25日、希望の党と共同会派を組むと噂されている日本維新の会の臨時党大会の開催が報じられました。松井一郎・大阪府知事の代表続投が再確認されたようです。
 維新といえば、橋下徹さんがツイッターで丸山穂高議員を「口のきき方も知らない」「ボケ」「金で公認を得ている」と攻撃して炎上したことは記憶に新しいですが、これについて、こんな声があがっています。
「橋下さんが攻撃しないといけないのは、別の議員だろう」
 維新議員の秘書をしている先輩が嘆いていました。丸山議員は若いので確かに未熟な部分もあるかもしれませんが、東京大学経済学部卒業後に経済産業省入省、松下政経塾を経て維新から立候補し、当選3回(大阪19区)という、なかなかの経歴です。
 先輩秘書によれば、丸山議員の政策立案能力は非常に高く、維新の政務調査会になくてはならない存在だそうです。「熱心に政策立案や法案づくりに取り組んでいた」とも聞いています。
 そもそも、維新にはお金で公認を与えるような制度なんてありません。それは、創設者である橋下さん自身が一番よくわかっているはずで、先輩秘書は「橋下さんの真意がわからない」とも言っていました。
“お友達”で固めた公設秘書の評判が最悪?


 先輩秘書によれば、丸山議員よりも問題なのは、南関東比例ブロックで当選した串田誠一議員(神奈川6区)のほうです。なぜなら、串田議員は“棚ぼた”で当選したにもかかわらず、党への忠誠心や感謝の気持ちが表れていないからだそうです。
 串田議員は選挙区では2万4424票と惨敗(当選した青柳陽一郎議員は8万6291票)で、惜敗率もたったの28.3%でした。ちなみに、総理大臣補佐官や国土交通大臣を歴任した馬淵澄夫さん(希望の党/近畿ブロック)が落選したことが話題になりましたが、馬渕さんは8万8082票で惜敗率は97.2%です。
 つまり、串田議員が実力で衆議院議員になれたわけでないことは明らかなのですが、さらに維新が推薦したベテラン秘書の受け入れを拒否し、自分の“お友達関係”で3人の公設秘書を決めてしまったそうです。
 しかも、そもそも約2万票しか獲れていないのですから、本来であれば地元の活動に力を入れるべきにもかかわらず、公設秘書の3人はすべて議員会館勤務なのだとか。
 さらにさらに、その公設秘書たちも“珍獣”ぞろいで、党職員も「話が通じない」と頭を悩ませているそうです。維新議員の秘書たちからの評判も「謙虚さがなく不愉快」と最悪です。
大阪では評価されている維新の「身を切る改革」


 なぜ橋下さんは、こういう議員のことは攻撃しないのでしょうか。丸山議員ほど知名度がないからでしょうか。いやむしろ、橋下さんは丸山議員に対して「お前の知名度を上げてやったぞ!」とでも思っているのでしょうか。
 総選挙で議席を14から11に減らしてしまった日本維新の会ですが、実は大阪では、実現してきた数々の「身を切る改革」が高く評価されています。その舵を最初に切ったのは、ほかならぬ橋下さんです。

 神澤は、個人的には「『おおさか維新の会』という名称のままのほうがよかったのでは?」と思っています。維新の改革は、まだ大阪でしか実現できていませんからね。
 でも、大阪の改革を見習って東京都も高校の無償化を進めていますし、追随する自治体が増えているのも事実です。「所属議員の数は少なくても存在意義は高い」のが日本維新の会という政党であり、やはり“党の顔”は橋下さんしかいないような気がします。
 政界復帰を求める待望論があるのも確かですし、ぜひ復帰して、串田議員のような“間違って当選した議員”を叱ってほしいと思います。
(文=神澤志万/国会議員秘書)

ニュースサイトで読む: http://biz-journal.jp/2017/12/post_21567_2.html
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5555チバQ:2017/12/06(水) 00:37:06
https://www.tokyo-sports.co.jp/nonsec/social/845650/
落選者から悲鳴「正月の餠代も出ない」野党の厳しい懐事情
2017年12月01日 17時00分

 野党(立憲民主党、希望の党、民進党、無所属の会)が「正月の餠代も出ない…」と厳しい懐事情に青ざめている。

 小池百合子都知事(65)が顧問に就任した希望の党(玉木雄一郎代表)は30日、永田町で衆院選で落選した惜敗者と意見交換会を開いた。参加したのは29、30日の2日間で76人。“小池旋風”に期待し、政治家転身を目指したが、公示前に小池氏の「排除の論理」など、野党分裂のドタバタ劇の影響をもろに受けた。

「もう一度、次の衆院選で政治家を目指したい」と再チャレンジの意向を持つ惜敗者が多いが、厳しい現実が突きつけられている。「落選して食べていけない。希望の党は生活面をどこまで面倒をみてくれるのか」(官僚出身のある惜敗者)と悲惨な意見が出たという。

 会見した同党選対委員長の大西健介衆院議員(46)は「惜敗者は次の選挙に向け、希望の総支部長になれるかは難しい状況だ。希望はまだできたばかりの党。これからの党運営のためには、新たな職員を採用しないといけない。惜敗者にどれぐらいお金が使えるか、まだ決まってない」と頭を抱えている。

 永田町では「希望の党は年末に向け、立憲民主党と合流すれば、国会議員が増え、来年1月に支給される政党助成金(交付金)が増える」と合流の可能性がささやかれてもいる。

 野党再編に向けた動きに大西氏は「相手(立憲)があってのこと。選挙区の調整は難しい。相手が我々と一緒にやる気がないのに、こちらから行く気はない。(合流するには)時間がかかる」と話した。

 この日、総務省は2016年分の政治資金収支報告書を公開。野党で参院議員が最も多い民進党(大塚耕平代表)は「一連の選挙の結果等により、党の財政はさらに厳しい状況を迎えており、経費節減に努める一方、財政基盤の拡充を進めることが引き続き課題になっている」との談話を出した。

 同党の参院議員からは「財政面は、正月の餠代が出ないほど厳しい。国会では迫力不足が指摘され、埋没している」と不安の声が上がっている。

5556名無しさん:2017/12/06(水) 13:08:06
長いのでリンクのみ

http://blogos.com/article/259228/
2017年11月20日 10:08
中村喜四郎という男―オレと選挙と中村喜四郎と“選挙の鬼”との12年戦争(1)

http://blogos.com/article/259257/
2017年11月21日 09:54
“報道陣立入禁止”の個人演説会の中身は?―オレと選挙と中村喜四郎と “選挙の鬼”との12年戦争(2

http://blogos.com/article/259433/
2017年11月22日 10:16
自公連立の”番外地”茨城7区の現状―オレと選挙と中村喜四郎と “選挙の鬼”との12年戦争(3)

5557チバQ:2017/12/06(水) 19:10:42
http://www.sankei.com/politics/news/171206/plt1712060022-n1.html
2017.12.6 17:18

共産・赤嶺政賢衆院議員を公選法違反罪で告発へ 沖縄県民有志 「沖縄では慣例的」の開き直り発言が波紋

 沖縄県民有志でつくる民間団体「沖縄県選挙監視委員会」の小木(こぎ)貴之委員長(38)=沖縄市=は6日、県庁で記者会見し、先の衆院選で公職選挙法が禁止する事前運動などを行ったとして、沖縄1区で当選した共産党の赤嶺政賢衆院議員(69)を公選法違反の罪で那覇地検に告発すると発表した。赤嶺氏をめぐっては民放テレビの取材に対し自ら公選法違反行為を認め、開き直る発言をした映像が全国に放送され、波紋を呼んだ経緯がある。同監視委のメンバー、5人が12日に告発する予定で、那覇地検の対応が注目される。(那覇支局 高木桂一)

 提出予定の告発状などによると、赤嶺氏は衆院選公示前の10月8日午前9時〜午後5時ごろまでの間、選挙区内で自動車に乗って拡声器で投票を呼びかけたほか、「あかみね」と記されたのぼり旗を掲げるなど事前運動を行ったとしている。

 また、投開票日の22日夜から23日未明にかけてテレビ東京系列が放送した特別番組「池上彰の総選挙ライブ」で事前運動を行っている映像が流され、番組スタッフの指摘に対し「沖縄では慣例的に私だけでなく他党の候補もやっている」と発言したことを指摘。「本人も事前運動を認めている。これを野放しにすることは沖縄の恥だ」として那覇地検に対して立件を求めるとしている。

 記者会見で小木委員長は「沖縄2、3、4区でも違法なポスターやのぼり旗が確認されたが、1区の赤嶺氏の違法行為は地上波で全国に放送された。県民として看過できない」と強調。「今回の告発をきっかけに『公選法特区』と言われる沖縄県の異常な選挙の正常化に向けて公選法が県民に広く周知され、全候補者のコンプライアンスの向上につなげたい」と述べた。

 先の衆院選で赤嶺氏は、共産党全国唯一の選挙区の議席を守ったが、公選法違反は“やりたい放題”だったようだ。

 現に記者も、赤嶺陣営による事前運動の数々を目撃していた。衆院が解散された9月28日以降、公示前であるのに、那覇市内で共産党の街宣車が赤嶺氏の名を連呼して市民らに支持を呼びかける光景は何度も目に入った。

 また、同市内の選挙事務所の窓ガラスには、志位和夫委員長や小池晃書記局長が公示後に応援弁士として選挙区入りする日程を告知するチラシを外に見えるよう貼り付けPRしていた。これも公選法に触れる。

 公示後も那覇市選挙管理委員会が市内の方々に設置した公営ポスター掲示板の傍らには、応援団たる翁長雄志(おながたけし)知事と城間幹子那覇市長に赤嶺氏が囲まれた「3連ポスター」が、施設や道路の管理者に許可をとらず立て掛けられていた。ポスターの違法掲示だ。

 しかし案の定、沖縄県警が公選法違反の立件に腰が重いため、県内で違反行為を監視してきた沖縄県選挙監視委員会のメンバーが那覇地検に告発することになった。

5558チバQ:2017/12/23(土) 11:12:21
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/sankei-wst1712220004.html
【関西の議論】投票箱が届かない 衆院選・市長選を台風が直撃…混乱の中で当日開票実施した和歌山・新宮市の決断
12月22日 06:34産経新聞

【関西の議論】投票箱が届かない 衆院選・市長選を台風が直撃…混乱の中で当日開票実施した和歌山・新宮市の決断

三重県経由でようやく開票所に届けられた投票箱。到着は午後11時を過ぎていた=和歌山県新宮市

(産経新聞)

 衆院選の投開票日となった10月22日はおりしも台風21号が猛威をふるい、開票作業が遅れたり、即日開票ができず翌日に開票作業を持ち越した自治体も多かった。市長選と同日選となった和歌山県新宮市も開票作業が大幅に遅れる事態に。激しい雨によって幹線道路の国道168号が通行止めとなり、投票箱が開票所に届けられなくなったためだ。そうしたなかでも、何とか当日の開票にこぎつけた裏には市の“決断”があった。混乱の舞台裏を振り返る。(中村宏二)

投票箱届かず

 同市では投開票日まで長らく悪天候が続いていた。台風21号は22日夜には本州に接近。市内も強い雨が降り続き、道路冠水なども至る所で発生した。新宮の降水量は48時間で888・5ミリと観測史上1位の値を更新するなど、平成23年の紀伊半島豪雨を上回る猛烈な雨となっていた。

 市立総合体育館での開票作業は午後8時20分から予定されていた。しかし、市選管から「国道168号で道路の冠水があり、(同市)熊野川町の投票所の投票箱が運べない」と説明があり、集まった報道関係者からも驚きの声が上がった。「いずれにしろ、全ての投票箱がそろわないと開票は始められない。見通しもまったく立っていない」と市選管。まもなく開票開始時刻が過ぎた。

ほかの自治体では翌日開票も

 台風21号による選挙への影響は各地に及び、翌日開票を行う自治体も相次いだ。三重県鳥羽市では市内数カ所の道路冠水によって、投票箱が開票所へ届けられない状況が続いた。兵庫県篠山市では開票所が停電するというトラブルに見舞われた。「午後7時すぎに停電し、復旧したのは翌朝。まさか、こんなことになるとは夢にも思っていなかった」と同市選管の担当者は振り返る。

 総務省によると、翌日開票となったのは、ほかに松山市や山口県萩市、沖縄県うるま市などで、計8県の12自治体。「国政選挙で即日開票が見送られるのは異例」(総務省担当者)という。

三重経由で

 刻一刻と時間が進むなか、新宮市ではなお投票箱を届けるルートを模索。当初は田辺方面経由も検討されたが、通行止めの情報が早くから入っていた三重県内は土砂崩れなどによる通行止めではなく、大雨に備えてのもので、走行は可能であることが判明した。

 投票箱を載せ、市熊野川行政局を出発した車は激しい雨の中、国道311号から三重県道などを開票所目指して走行した。午後11時すぎに投票箱は開票所に無事到着。会場では早速、開票作業に取りかかり、雨の後の暴風も吹きすさぶなか、未明に開票は終了した。

 開票を翌日に回した自治体もあるなか、新宮市が当日の開票を決断したのは、翌日の台風被害への対応を考えた結果でもあった。市選管は「翌日開票とし、職員を開票作業に回すことは市民に迷惑をかけることになると判断した」と説明する。

 台風21号は紀伊半島の熊野地方でも多くの被害をもたらし、新宮市では11月29日時点で、家屋の床上浸水が617棟、床下浸水が506棟など計1222棟が被災。浸水した店舗などを含めると計1494棟の被害が判明している。

 開票当日に一時的に運ぶことができなくなった投票箱は、いずれも投票終了時刻が午後6時の投票所のもので、同じ熊野川町でも午後4時が投票終了だった投票所の投票箱は届いていた。市選管は「今回の台風では、当日に投票時間の繰り上げを決めた自治体もあった。そうした対応も今後の課題だ」としている。

5559チバQ:2017/12/23(土) 11:41:35
http://www.sankei.com/region/news/171222/rgn1712220059-n1.html
2017.12.22 07:06
【記者ノート】
自民大勝の衆院選 風に翻弄された与野党 神奈川
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 県内18選挙区のうち自民党が13議席を獲得して圧勝した衆院選(10月10日公示、22日投開票)。予期せぬ解散に伴う野党第一党「民進党」の分裂、小池百合子東京都知事の人気を背景に膨らんだ新党「希望の党」への期待と失速、終盤に息を吹き返したリベラル新党「立憲民主党」の躍進と、めまぐるしく変化する政局の行方に翻弄された選挙戦だったが、最終的に笑ったのは“主役”の座を奪われたはずの自民だった。

 「自民党がいいといった体感は全くなかった」。投開票から一夜明けた同23日、自民県連の選対幹部はこう心境を吐露した。最終盤に立民への追い風が吹き、「投票日があと3日先だったら、相当の痛手をこうむっていたかもしれない」と厳しい表情を崩さなかった。

 ■ぎりぎりで逃げ切り

 どうやら「ぎりぎりで逃げ切った」というのが実情のようだ。「いつかは景気の下降局面が訪れる」(自民県議)と、すでに逆風が吹くことも想定に入れ、「野党の声にも耳を傾けなければいけない」(小泉進次郎・自民党筆頭副幹事長)、「積極的に支持された体感はないが、(国のかじ取りを)託す先は自民しかないと思ったのではないか。“風”が吹いても戦える力をつけないといけない」(自民県連の竹内英明幹事長)との慎重な発言も相次いだ。

 自民の分析によると、逆風が吹いた場合、選挙区で敗れた4人に加えて数人が落選する危険性をはらみ、野党候補が一本化した場合には約半数が落選する可能性を指摘している。政権維持に向けては、さらなる足腰の強化は必須だ。

 “託す先”として存在感を示した与党と終盤の追い風に込められた野党への期待。次なる戦いは1年半後の統一地方選だ。

 ■新党ブームに危機感

 「政権交代の再現かもしれない」。自民の危機感が最高潮に達したのが、小池氏らが9月27日に開いた希望の党の結党記者会見だった。

 民進党県連代表を務めていた後藤祐一氏(比例南関東ブロック)▽元文部科学副大臣の笠浩史氏(9区)▽8区で自民から出馬を予定しながらも、内閣府副大臣を辞任して希望に合流した福田峰之氏-という3人が希望の立ち上げメンバーとして小池氏とともに会見に臨んでいた。その様子を「自宅でテレビの画面を食い入るように見つめていた」という保守系のベテラン市議はこう振り返る。

 「県内有権者は新党が大好き。ここで踏ん張らないと、ブームが全国に飛び火してしまう。これは本当にまずいと思った」

 市議が指摘する県内有権者の「新党好き」。その発言を裏付けるように、昭和50年代に保守政治の刷新を掲げて新党ブームを巻き起こした「新自由クラブ」や、脱官僚を訴え、政界の第三局として存在感を発揮しながらも3年前に解党した「みんなの党」は、いずれも政界再編を目指した新党で県内発祥とされる。

 市議の脳裏には、自民と新党勢力が激闘を繰り広げ、保守層を分断された苦い記憶が蘇ったのだ。小池氏の「排除」発言をきっかけに有権者の期待は急速にしぼみ、市議の懸念は杞憂(きゆう)に終わった。

 希望は政治経験の少ない“素人”を次々と擁立し、支持団体ですら候補者との連絡がとれない状況になるなど、その様子は政党が“安売り”されたようでもあった。

5560チバQ:2017/12/23(土) 11:41:48
 ■保守を共産が応援

 「排除の論理」に反発して立ち上げた立民が、共産党の協力を得ながら支持を伸ばしたのは「全くの想定外だった」(自民県議)。リベラル勢力が一定の地盤を築く県内では、3選挙区で議席を獲得した。

 立民の“風”をもろに受けたのが8選を目指した公明の上田勇氏が地盤とする6区だ。

 自公連立政権の「象徴的な選挙区」で小泉氏や菅義偉官房長官らが連日応援に駆けつけたものの、約3500票差で立民現職の青柳陽一郎氏に競り負けた。公明党の小選挙区候補が落選するのは民主党から政権を奪還した平成24年以降初で、衝撃が走った。

 青柳氏が立民入りを決めたのは公示2日前の10月8日。政治スタンスは「明らかな保守系」(民進党県連関係者)である青柳氏を共産党が応援する構図に対し、上田氏も「政策や基本的スタンスがバラバラ。責任ある政党として評価できるのか」と疑問を呈したが、予測ができない組み合わせから、「敵がなかなか見えにくかった」(公明関係者)のも事実。不意を突いた選挙戦略に翻弄された結果だった。

 選挙から2カ月、自民大勝の熱気はすでに薄れた。一方、民進党県連は、党分裂のダメージから代表が不在のままで、地方組織の存在意義すら問われる事態だ。「党本部の方向性が定まっていないから」と説明するが、このままでは有権者に向けて政策を語ることすらできないだろう。政策を置き去りにすることがないよう、各党には覚悟が求められている。(川上朝栄)

                   ◇

 ■県内の衆院選結果 今年10月実施の衆院選では全18選挙区のうち、13選挙区を自民党が獲得。4、6、12区は立憲民主党が、8区は無所属、9区は希望の党が議席を獲得した。自民は選挙区で敗れた候補者も比例復活しており、3回連続で全候補者が当選を果たした。

5561チバQ:2017/12/24(日) 20:49:07
https://news.goo.ne.jp/article/dot/politics/dot-2017122100023.html
元AERA記者でジャーナリスト 「金ナシ、準備ナシ、経験ナシ」それでも総選挙に出た理由

12月23日 11:30

街頭演説はボランティアがツイッターで実況中継。ツイキャス数は安倍首相に次ぐ候補者4位。5位の河野太郎氏を上回った(撮影/今村拓馬)

(AERA dot.)

 イタリア政治に新風を吹き込んだ五つ星運動。指導者は「強みはカネがないこと」という。 元AERA記者で、ジャーナリストの山田厚史氏も10月の総選挙に出て、そう感じた。 

*  *  *
 五つ星運動は2013年の総選挙で第2党に躍進、ローマやトリノで市長を当選させ、いまやイタリアで支持率トップの政党になった。政治をプロの政治家に任せてきた結果、イタリアは汚職と腐敗が蔓延(まんえん)した。未熟でも真っ当な市民が参加することで政治を健全なものにする運動だ。守り抜く価値として発展、水資源、環境主義、持続可能な交通、インターネット社会の五つを挙げる。��

「反移民・反EU」を主張したことで、ポピュリストと見られがちだが、来日したリカルド・フラカーロ・伊下院議員は「市民の声を反映する政治を恐れる者が我々をポピュリストと呼ぶ」と言う。��

「市民は間違えることもあるが、間違いを自らの責任で引き受け、修正する力もある」��

 そう語るフラカーロ氏は政治とカネについてこう述べた。��
「政治を育むのは市民の思いがこもった小さなおカネです。誰がカネを出すかで、政策の方向が決まる」��

 米国のトランプ大統領は、エルサレムをイスラエルの首都と認定した。中東紛争の火に油を注ぐこの決定を支持したのは、ユダヤ人の大富豪アデルソン氏だと新聞は伝えた。カジノ王のアデルソン氏はトランプ氏の選挙戦に億ドル単位の寄付をし、選挙対策委員長を務めた。��

 13年の総選挙で70万ユーロの寄付が五つ星に集まったが、使ったのは40万ユーロ。残り30万ユーロは地震で壊れた学校の再建に充てたという。��

 10月の総選挙で私は衆院千葉5区から立候補した。スローガンは「政治を市民の手に」。今の政権は誰のために仕事をしているのか。与党は首相官邸に気遣い、安倍晋三首相はアメリカ大統領にべったり。こんな政治を子や孫に残すのでは残念と思ったからだ。��

 立憲民主党から推され、「市民と立憲野党の共同候補」として戦った。6万2894票集めたが落選。比例区では党の名簿で次点となった。��

「カネは大丈夫か」。心配する友人からよく聞かれる。落選すると借金だらけ、という話はよく聞く。私も心配だった。

 直前まで、選挙に出るなど考えたこともなかった。残りの人生をジャーナリストとして燃焼させるつもりでいたからだ。

 9月30日、千葉県浦安市の自宅を市民連合の関係者が訪れた。希望の党の小池百合子代表(当時)が「排除します」と発言した翌日のことだ。��

「千葉5区(浦安市・市川市中南部)から立候補してほしい」

 市民連合は、小選挙区で野党が候補者を一本化して自公連立に対抗しようとする市民運動。政治学者の山口二郎法政大学教授を中心に全国で展開している。

「選挙に私が? 冗談でしょ」��

 そう受け流したが、民進党の瓦解(がかい)は気になっていた。自民、公明、維新、希望の改憲大連合ができそう。対峙するのは共産党だけ。絶望的状況の中で枝野幸男氏ら6人が旗揚げした。「彼らを見殺しにはできない」とその時思った。��
 金ナシ、準備ナシ、経験ナシ。断る理由はいくらでもある。だが、ここで逃げたら後で悔やむことになるかもしれない。5日間考え、決心した。

「資金はどうするのですか」��

 と新聞記者に聞かれ、「それを考えたら出ていないよ」と答えるしかなかった。立候補の表明は公示5日前。「どれくらいかかるの?」と市民連合の人に聞いたのはその後だ。��

「1千万円くらいですかね」。みな選挙の素人。カネのことは後で考えることにした。

 真っ先に必要となったのが600万円(選挙区300万円、比例区で300万円)の供託金だ。立憲民主党本部に掛け合い、比例区は党が負担することになった。選挙区はこちら持ち。預金を取り崩した。得票が有効投票数の10%を超えないと戻ってこない。供託金は挑戦する市民に立ちはだかる高い壁だと感じた。��

 市民連合の仲介で5党(共産、社民、みどり、新社会、市民ネットワークちば)共同候補となった。共産党は予定した候補を下ろし、民進党は県議、市議が応援に駆け付けた。(ジャーナリスト・山田厚史)��

※AERA 2017年12月25日号より抜粋

5562チバQ:2017/12/24(日) 20:50:47
https://news.goo.ne.jp/article/dot/politics/dot-2017122100022.html
「敵は安倍政権ではない」山田厚史氏が選挙で感じた「最大の障害」とは?

12月23日 11:30

街頭演説はボランティアがツイッターで実況中継。ツイキャス数は安倍首相に次ぐ候補者4位。5位の河野太郎氏を上回った(撮影/今村拓馬)

(AERA dot.)

 草の根民主主義によってイタリア政界で影響力を持つようになった五つ星運動。所属するリカルド・フラカーロ下院議員が来日するなど、日本でも注目度が高まっている。元AERA記者でジャーナリストの山田厚史氏は、10月の総選挙に出馬することで身をもって体験。その実態や課題などをレポートする。

*  *  *
 選挙に出るためにまず、山のような種類の書類作りに4日間忙殺され、やっと動き始めたのは公示の前日。政策協定の調印式を兼ねた決起集会を新浦安駅前のホテルで開いた。会場費は18万円。資金集めが狙いだったが、「カンパを集めても会場費にもならないのでは」と心配だった。ところが会場費の倍の寄付が集まった。有権者の意識に変化が起きていると感じた。

 選挙事務所は決まっていなかった。目抜き通りにドンと出したいが、賃料が高い。手ごろな物件を探しているうちに公示日を迎えた。自宅を事務所にしたが、団地なので看板さえ出せない。訪れる支援者は玄関の靴を見て帰ってしまう。思い切って駅近くのビルの部屋を借りた。公示から3日後、選挙事務所が店開き、エンジンがやっとかかったのは残り1週間ほどになってから。インターネットでカンパを募り、選挙ボランティアを呼びかけた。予想以上の反応だった。��

 政治を放っておけない──。私と同じ思いを抱く人がこんなにいるのか、とうれしかった。選挙事務所を訪れ、ビラやポスターの証紙貼り、電話掛けなどを黙々とこなす。固定電話の架設は間に合わなかったが、スマホの「かけ放題」が威力を発揮した。ボランティアは自分のスマホで「でんわ勝手連」のシステムにログインする。データ化した電話帳が共有され、掛けた有権者に網目がかかる。反応やコメントを書き込み、再度お願いする相手がわかる優れモノだ。市民ボランティアが開発したもので、在宅でも参加できる。��

 候補者は選挙カーで動き、人の集まる場所で街頭演説する。選挙ビラを配れるのはスピーカーの声が届く範囲だけ。法が定める選挙運動は「点と線」でしかない。その限界を破ったのが「ツイキャス部隊」。候補者の動きをネットで中継する。応援弁士が来たら椅子を並べ、即席の青空座談会を配信する。リアルの演説に接することができるのは一握りの人だが、選挙区を超えて全国に流れた。カナダやミャンマーからも応援メッセージが来た。選挙権はなくても千葉5区の知人を探し、1票を頼んでくれる。��

「参加して社会を変えることの面白さを市民が感じることが変化を促す」(フラカーロ氏)��

 自由参加、ネット活用、安上がり。これが私の選挙戦だった。組織の縛りや義務はない。面白くなければ来ない。手ごたえがあるから次の日も来る。

 政党や後援会組織に頼る従来型の選挙は、組織力と資金力で勝負する。選挙通によると、事前運動を含め、選挙でカネがかかるのは人件費だという。戦術指導や書類作り、ポスター貼りも業者がやるケースが少なくない。人を雇えば誰かがカネを払う。カネを当てにせず集まる人でやる選挙は安くて強い。今回はあまりにも時間がなかったが、公示日にほぼ無名だった私が6万票を超える票を得たことは「市民選挙」の強さの証明だと思う。��

 人件費ゼロの選挙で、かかった費用は供託金を除いて200万円ほど。うち120万円は、本来は公費で負担してもらえるポスターなどの印刷代と選挙はがきの郵送費。制度を知らず、届け出が間に合わなくて自己負担になった。差し引けば、100万円足らずで済む。集まった寄付は約300万円。残金をどうするか、五つ星同様の課題が残った。��

 選挙を通じて感じたことは敵は安倍政権ではない、ということ。有権者の無関心、政治不信こそ市民選挙が戦う最大の障害だと思った。駅頭で呼びかけても、目に入っていないかのように通り過ぎる人の群れ。政治を必要としない幸せな日々を送っている人なのか。いや世の中の歪(ひず)みを一身に受ける人たちが、そもそも政治に期待していないのだ。��

 千葉5区の投票率は49%。残り半分から「社会を変える面白さ」に気がつく人をどれだけ集められるか。市民選挙の課題はここにある、と思った。(ジャーナリスト・山田厚史)��

※AERA 2017年12月25日号より抜粋

5563チバQ:2017/12/24(日) 20:54:13
https://news.goo.ne.jp/article/chuplus/region/chuplus-CK2017122402000019.html
<2017みえ回顧>(3) 衆院選の新区割り

05:00

自民党は新区割りの候補者調整が難航し7月下旬に決着。8月1日に党本部で(左から)島田佳和、田村憲久、三ツ矢憲生、川崎二郎各氏がどの選挙区から出馬するか二階俊博幹事長(右)と確認書を取り交わした=東京・永田町で

(中日新聞プラス)

 衆議院の一票の格差是正のため、県内の選挙区を五から四に減らす新区割りが四月に明らかになった。七月に新区割りが施行され、九月には衆院が解散。長年の選挙区を分断された候補者らは、新選挙区で十分な政治活動ができないまま、選挙に突入した。
 「津と松阪だ」。四月十九日午後五時半すぎ、東京・永田町の衆院議員会館の松田直久氏の事務所で秘書が叫んだ。この日、衆院選挙区画定審議会が、安倍晋三首相に新区割りを勧告し、新選挙区の線引きが事実上決まった。松田氏の地盤の津市は、松阪市と共に新1区となった。
 二〇一五年国勢調査の結果から三重など六県で選挙区一減が決まり、新区割りについて県政界では二つの可能性がささやかれていた。実際の新区割りとなった多気郡以南を4区、津市、松阪市を1区とする案のほか、松阪市以南全体を4区、津、伊賀、名張市を新1区とする「大4区」案も有力視されていた。
 各議員はどこに線が引かれるかで、地盤がどれだけ守れるか状況が大きく変わる。事前に大4区案が有力と報じられたこともあり、決定直前は各議員事務所にもこの見方が広がっていた。
 だがこの場合、過疎地が多い4区が県の面積の半分を超える。地域の声が国政に届きにくくなるとの懸念から、南部の県議は「防災などで国の援助が必要な地域なのに地方の切り捨てだ」と批判。昨年十一月に審議会に意見を求められた鈴木英敬知事も、南部の首長の多くが多気郡以南を新4区にすることを求めていると回答した。
 こうした声が反映され大4区は回避された。この結果が自民党に大きな影響を与えた。大4区の場合、松阪市が地盤の田村憲久氏と伊勢市などが地盤の三ツ矢憲生氏が新4区を奪い合うことになる。勧告直前、三ツ矢氏の事務所は「一切取材には応じられない」とピリピリした空気だったが、旧5区がほぼそのまま新4区になると分かった勧告後は、秘書が「これからも南部のために仕事ができる」とほっとした表情に変わった。
 一方、旧1区の川崎二郎氏は、大4区なら津市と伊賀地区からなる新1区で、ほぼ従来の地盤のまま戦えるはずだったが、現実は旧1区は真っ二つに裂かれ、出身の伊賀地区と鈴鹿市などの新2区に。秘書は「ひどい区割りだ」と憤った。
 対する民進党側はどの区割りでも現職三人の選挙区は区割り発表時点でほぼ決まっていた。
 新区割り施行から三カ月後の十月二十二日に衆院選が投開票に。三ツ矢氏は新4区で無難に勝利したが、2区に回った川崎氏は鈴鹿市などに十分浸透できず敗北。線引きが当落に直結した結果となった。
 (森耕一)

5564チバQ:2017/12/24(日) 20:58:48
長崎
https://news.goo.ne.jp/article/nagasaki/region/nagasaki-105506070.html
衆院選 野党、自民の独占阻む

10:15

長崎新聞

(長崎新聞)

 激動の衆院選だった。9月25日、「国難突破」を大義名分に安倍晋三首相が唐突に解散を表明すると、小池百合子東京都知事が狙い澄ましたように新党「希望の党」を設立。野党第1党だった民進党は公認候補全員を希望に移す“捨て身戦法”で挑んだ。当初躍進が予想されたが、候補者を選別する小池氏の「排除」発言などで失速。民進は立憲民主党や無所属にも分裂し、結果として自民党が圧勝した。
 長崎県内も自民が3議席を守ったが、長崎1区だけは、民進から希望に移った新人、西岡秀子氏(53)に敗北。自民の4小選挙区独占状態は崩れた。
 その冨岡勉氏(69)は比例復活したものの、1万票以上、西岡氏に水をあけられた投票結果が陣営に少なからず衝撃を与えた。長崎市内で4日あった反省会。医師不足解消や藻場再生への奔走ぶりが評価されながらも、支持団体幹部は「いまだ実績がよく知られていない」と問題視。当の冨岡氏は次回に雪辱を期すが、地元での活動の少なさや県市議を含めた組織力の弱さという課題は残ったままだ。
 西岡氏も結果を楽観していない。開票日の夜、「当選確実」に沸く選挙事務所で、周囲に促されても万歳をしなかった。支援者から「クール過ぎる」との苦言もあったが、西岡氏は「そんな気持ちにはなれなかった」と打ち明ける。
 当選後、同じく万歳を拒んだ国会議員に2人会ったという。共通点は野党、新人、そして女性��。与党の強引な政権運営に対し、野党も存在感を発揮しきれない状況で、これらの要素が有権者の共感を得たと考えている。「1強政治」に歯止めをかけ、少数者や弱者の声を国政に届ける議席。「責任を重く受け止めなくてはならない」。長崎県で初めて三権の長まで上り詰め、亡くなった父武夫氏の背中を追い掛ける。
 西岡氏を支えた民進も、手放しで喜ぶ余裕はなかった。結果を残せず、前原誠司氏が党代表を引責辞任。後を大塚耕平氏が継いだが再生議論はまとまらず、解党含みの混乱が続いている。
 西岡氏にバトンタッチし国会を離れた高木義明元文科相(72)は今も県連代表を続け、「野党が政局に明け暮れている現状に、じくじたる思いがある」と嘆く。ある党市議は「2019年には統一地方選があるのに、自分たちはどうなるのか」と焦りを隠さない。
 地方組織を持たない希望と、長崎県内の所属国会議員がいなくなった民進にとって、互いの連携は必要不可欠。西岡氏は「民進県連とは一体の気持ちでいる」、県連の渡辺敏勝幹事長も「希望とは“兄弟党”としてやっていく」としている。だが、中央の政局は流動的で先行きは見通せず、間近に迫った知事選でも存在感を示せずにいる。

5565チバQ:2017/12/25(月) 14:12:08
http://www.sankei.com/politics/news/171225/plt1712250010-n1.html
2017.12.25 10:35
【年の瀬記者ノート】
群馬・衆院選で火種残した自民1区 “地元”自任の候補者3氏が当選…争いは始まっている

 短期決戦となった10月の衆院選は「自民大勝」という形で幕を下ろした。それを象徴するのが、1区を取り巻く候補者3氏の当選だった。

 野党の比例復活も許さず、自民県連幹部が「予想以上だった」と胸をなで下ろすほどの完勝。だが同時に、1区を“地元”とする現職国会議員が3人になるという大きな火種を残した。

 「この地が私の地元でございます。末永く頑張っていきたい」

 投開票当日の10月22日午後9時ごろ、尾身朝子氏の事務所で行われた当選式。集まった支持者に尾身氏はこう声を張り上げた。

 他候補者が出馬をにおわせても「やることをやるだけ」と淡々と準備をし、選挙戦に臨んだ尾身氏だったが、2期目のスタートとなったこの日ばかりは、1区は譲らないとの決意がにじんでいた。

 一方、同日午後11時ごろ。比例代表の中曽根康隆氏の事務所は、35歳の若き「サラブレッド議員」の誕生を祝し、熱気に包まれていた。

 今年の衆院選は、集会を開けば2千人超の支持者が集まる中曽根氏が、どんな形で出馬するか次第で候補者の勝敗が左右される構図だったのは間違いない。

 もともと争いが激しかった1区。尾身氏の公認が出た後も、中曽根氏や前職の佐田玄一郎氏は出馬意向を強く示した。

 中でも、「康弘大勲位の孫」「小泉進次郎氏の同期」という華やかな経歴の中曽根氏は世間からの注目度も高く、公示前に前橋市内で辻立ちをするたび、記者も「無所属で出るのか」と内心思いながら、ついて回る日々が続いた。

 結局、本部の再三の説得で比例に回ったが、中曽根氏は自民関係者にあいさつを済ませて出馬表明の会見会場に向かう途中、こうも漏らしたという。

 「やっぱり、1区で出ますって言っていいですかね」

 それほど選挙区にこだわり、「中曽根康隆に票を入れたいと思われるようになりたい」と訴える姿からは取材を通しても強い意志を感じた。特に、嘆かれている若者の政治離れに「誰がなっても同じといわれる政治を変えたい」と繰り返していたのが印象に残る。

 本人は次の衆院選について「白紙状態」としているが、周辺では「次は小選挙区で」と期待する声も根強い。

 そして、前回衆院選で次点だった上野宏史氏は、尾身氏の選対に入って比例南関東にノミネート。8議席中8番目で滑り込み、再び国会議員の座を手にした。

 こうして1区を中心に活動してきた3人の現職国会議員が誕生した。選挙という“祭り”は終わったが、自民県連幹部は「これからが大変だ」と喜びもつかの間。次期公認候補の戦いは既に始まっている。気が抜けない取材が続きそうだ。(久保まりな)

5566名無しさん:2017/12/25(月) 19:41:37
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171222-00010000-jisin-pol

豊田真由子前議員「間違っていた…」実父明かした悔恨の胸中
12/22(金) 6:04配信

女性自身
豊田真由子前議員「間違っていた…」実父明かした悔恨の胸中
(写真:アフロ)
「このハゲ〜!」「ちーがーうーだーろー!」

'17年、はたしてどれほどの日本人が豊田真由子前衆議院議員(43)の真似をしたことだろうか。

政策秘書だった男性への暴言や暴行が報じられた豊田氏。10月の衆議院議員選挙では無所属で立候補したもの、5人中最下位で落選。その後、公の場から姿を消した。豊田氏の実家は千葉県内にある。彼女と同じく東京大学卒業の父に取材を申し込むと、言葉を選びながら語ってくれた。

「私は進学塾を経営していました。一時は教師を40人近く雇って、300人ほどの生徒を抱えていたこともあります。生徒たちの面倒を見るのに忙しかったこともあり、真由子の子育てや教育については放任主義になっていたというか。ほとんど気にかけていなかったことは確かです」

父の言葉からは、娘の教育に失敗したという悔恨がにじみ出ていた。

「しかし娘が衆議院議員になったとき、一度だけアドバイスしたこともあります。『これから10年くらいは先輩議員を見習って、修行をしなさい』と……。自民党の公募で当選したわけですが、秘書などもみんな党が用意してくれて。政治家としてのスタートは、ある意味恵まれ過ぎていたのかもしれません。大きな権限を持ったことで、本人もいつの間にか勘違いするようになっていたのだと思います」

娘の過ちを認めるのはつらいところだろうが、贖罪のように父は語り続けた。

「上に立つものとして秘書やスタッフ、さらにその家族にもっと気遣うようにと私やほかの誰かが教えてやらねばならなかったのです。(真由子が持っていた)自分が休みなく働いているのだから、秘書も同じように働くべきという考え方も間違っていたと思います」

豊田氏が療養中、2人の子供の世話は実家でみていたという。

「孫たちはしばらくこの家に滞在していましたが、いまは(真由子と)いっしょに生活しています。実は最近、真由子に会ったのですが、相当に落ち込んでいて、憔悴していて、心配になるほどでした。今後娘がどうするかですか?それは本人にもまだめどがたっていないと思います。でも彼女はまだ40代。再スタートは可能だと思いますし、父親として応援し続けたいと思います……」

父の願いが叶い、豊田氏が再起する日は、はたしていつのことだろうか。

5567チバQ:2017/12/27(水) 17:53:54
埼玉
http://www.sankei.com/region/news/171227/rgn1712270060-n1.html
2017.12.27 07:04
【年の瀬記者ノート】
民進候補者のドタバタ劇 衆院選、問われた政治家の一貫性

 野党候補者が乱立し、自民の圧勝で終わった衆院選。今回初めて県政担当記者として取材したが、政治の世界が「一寸先は闇」ということをいやと言うほど思い知らされた。特に民進党候補者のドタバタぶりを目の当たりにして、政治家とはどうあるべきなのか深く考えさせられた。

 ◆踏み絵

 「一時は政権交代の可能性もあったのに、選挙で逆風にさらされ、分裂の憂き目に遭うとは」。民進から希望に合流した候補者の1人は、衆院選を振り返りこう嘆いた。

 公示日の約2週間前に希望への合流を決めた民進。その候補者たちは希望から公認を受けるか、無所属で出馬するかの二者択一を迫られた。政権交代の機運が高まる中、県内では代表代行の枝野幸男氏と幹事長の大島敦氏を除く9人が希望の公認を求めた。だが、希望は憲法改正支持など10項目からなる「政策協定書」を踏み絵とし、署名を求めた。

 「選挙までの時間がなく、協定書にサインするしかなかった」とある候補者は明かす。自らの政策や理念を曲げ、サインした候補者は少なくなかった。

 裏で希望とつながり、希望の1次公認リストに名前があった民進候補者もいた。出所不明のブラックリストが出回り、多くの候補者が公認を得られるか不安を募らせていた。

 そんな中、希望の“排除”のターゲットとなった議員らに合流を拒否する動きが生まれ、枝野氏が公示日の1週間前に立憲民主党を設立。「仲間が無所属、理念の異なる(希望の)党から出馬させないと言われている」とたった1人で記者会見に臨んだ。その鬼気迫る表情は忘れられない。

 県内の民進候補者12人は最終的に10人が希望の公認を受け、5区の枝野氏と3区の新人、山川百合子氏が立民から出馬した。

 ◆逆風

 当初勢いがあった希望は、小池百合子代表(当時)の排除発言で失速。合流組は逆風にさらされる。逆に、理念を曲げなかった立民はツイッターなどを活用し支持を広げた。

 結局、希望は県内全15選挙区で候補者を擁立したものの、12人が落選。6期務めた1区の武正公一氏をはじめ前職3人が敗れた。武正氏は希望からの出馬により、長年の支持者が離れていった。

 立民は枝野氏が選挙区で勝利。「信念に従って(入党を)決断した」という山川氏も比例で当選した。

 選挙終盤に有権者を裏切るような行為もあった。10区の前職、坂本祐之輔氏は投開票日2日前に地元市民グループと「憲法改悪の阻止」や「安保法制の白紙化」を盛り込んだ政策協定を締結した。党綱領に“造反”してリベラル票を取り込もうとしたが落選した。

 一方、12区の希望新人、森田俊和氏は自民候補に約500票差の接戦で敗れたが、比例代表で当選。2度の落選を経験していた森田氏が「5年間の浪人生活で地域を細かく歩いてきた」と話すように、地道な活動が実を結んだ格好だ。

 ◆信念

 民進出身で当選した顔ぶれを見ると、自らの理念や政策を曲げず、地元で積極的に活動してきた候補者ばかりだ。立民の躍進が好例で、自らの理念や信念を曲げない姿勢が共感を呼んだ。逆に、自らの信念を曲げ、小池氏にすり寄った合流組には厳しい目が向けられた。

 風に頼らず、どんなに厳しい状況でも、自らの信念を貫く姿勢が政治家としての器を示す。信念を曲げた候補者たちが有権者の信頼をどうやって取り戻していくのか注目している。(黄金崎元)

5568チバQ:2017/12/28(木) 18:09:57
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201712/20171228_11013.html
<回顧17みやぎ>(13)衆院選で民進分裂/一時代の終わり痛感


8選を果たし、花束を手にする安住氏。野党共闘路線の立役者は、無所属からの出直しを模索する=10月22日、石巻市

拡大写真

 「まさに『政治の一寸先は闇』。年の瀬の国会に無所属で臨むとは」。民進党県連代表だった安住淳衆院議員(宮城5区)は東日本大震災で被災した地元を歩きながら、冷たい海風に独り、身を置いていた。
 衆院選(10月10日公示、22日投開票)は自民党が1強の足元を固めた一方で、多弱とされた野党の勢力図を一気に書き換えた。
 突然の解散風を受け、慌てて安住氏の携帯電話を鳴らしたのは9月18日。「仙台の2議席を必ず取る。野党が共闘できれば間違いない」。空白だった1、2区の候補擁立を明かした安住氏の自信に満ちた声に、身震いしたのを思い出す。
 昨年の参院選で共産、社民両党から選挙協力を取り付け、全国初の野党共闘路線をけん引した安住氏。衆院選で共闘を再現し、2009年の政権交代以来となる「仙台2議席独占」のシナリオを描いた。
 「先行きが見えない」。強気一辺倒の安住氏が言葉を濁したのは、1週間後だった。民進の前原誠司・前代表が、小池百合子東京都知事が旗揚げした希望の党への合流を表明。共産、社民は憲法改正を容認する希望を「自民の補完勢力」と批判し、共闘は破綻した。
 直後に安住氏は県連代表を辞し、地元の石巻市に戻って無所属での立候補を表明した。「バラバラで戦って勝てるほど自公政権は甘くない」と警鐘を鳴らした通り、県内では5区を除いて自民候補に敗れた。
 「淡い小池ブームに乗っかって共闘を壊し、党は四分五裂となった。自民に感謝されるような選挙をした野党は後にも先にもない」。安住氏が漏らした悔恨の言葉が、今も重く響く。
 選挙後、民進の混乱は落ち着くどころか、収束の兆しが全く見えない。新党結成や党名変更による「解党的出直し」も浮上。県内では立憲民主党入りを模索する動きも出始め、崩壊に向けた足音が聞こえる。
 12月16日の県連大会。冒頭、3月に死去した元参院議員岡崎トミ子さんに全員で黙とうをささげた。会場には、県内で「民主王国」の礎を共に築いた安住氏の姿もなかった。岡崎さんの死は、一時代が終わる予兆だったのかもしれない。
(報道部・桐生薫子)

[メモ]衆院選は民進が希望と立民、無所属に分裂。政権批判票の分散で、自民と公明の与党が310議席を獲得する地滑り的な圧勝を収めた。県内6小選挙区では自民が5議席を維持し、野党は民進系無所属として戦った安住氏の1議席にとどまった。


関連ページ: 宮城 政治・行政.

2017年12月28日木曜日

5569チバQ:2017/12/29(金) 10:20:16
千葉
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171229-00000029-san-l12
【年の瀬記者ノート】衆院選 3週間の人間ドラマに感慨
12/29(金) 7:55配信 産経新聞
 10月23日未明。千葉市中央区にある産経新聞千葉総局で、22日に投票が行われた衆院選の開票結果を見守っていると、会社すぐそばの自民党・門山宏哲氏の事務所から当選を祝う万歳の声が聞こえてきた。過去2回、対抗馬の希望の党・田嶋要氏に辛酸をなめた末の悲願の勝利の祝砲が、台風の強風をかき消す歓声として響いてきた。

 安倍晋三首相が記者会見で衆院解散を宣言した9月25日から各陣営が急ピッチで準備を進め、28日の解散から実質約3週間の秋の選挙戦に突入。小池百合子都知事による新党・希望の党の設立と民進党の公認候補擁立見送り、小池氏に反発した新党・立憲民主党の設立と激動が続いた。県内でも、民進の候補者らが希望、立民に分かれたり、希望の落下傘候補が相次いで登場したりと予想外の事態が続き、秋の空のように激しく移り変わる情勢を必死で追いかけた。

 結果的には候補者全員が議席を得る自民の大勝に終わった。だが、有権者にとっては自民の勝利というより、小池氏の選別路線や、当選のために民進から従来の主張とは違う政策を掲げる希望に合流する候補者らに対する不信感などが募った結果、野党が敗北したという印象が強かったのではないかと思う。

 くら替えをする候補者が相次ぐ中、印象に残ったのは、4区の前首相・野田佳彦氏の無所属出馬だった。

 9月下旬、報道陣に囲まれ無所属での出馬について質問された際には、「それはそうですよ。一人で自民党に挑みます」と笑みを浮かべ、10月上旬の出馬会見で「新党に合流するつもりはない。希望とは一線を画したい。岩肌に爪を立てて、血を流してでもはい上がる気持ちで臨む」と断言し裸一貫での立候補を宣言。政党名のないたすきをかけて駅頭に立ち支持を訴える背中に、3年前の衆院選での姿が重なった。

 入社1年目で初めて迎えた平成26年の衆院選。12月の寒空の夜、船橋市の駅前に立ち有権者に支持を訴える野田氏を取材した。前首相といえど選挙では一候補者として、白い息を吐きながら有権者に握手を求める姿は、新人記者の目に新鮮に映った。当時から政治情勢が大きく変わり、めまぐるしく候補者が主張や政党を変える中、信念を貫くために無所属の出馬を選ぶ姿は当時から一切ぶれていないようだった。野田氏はその後、県内で唯一、自民以外で選挙区での当選を果たした。

 門山氏のように悲願を果たした候補者もいれば、反安倍政権への受け皿として台頭した立民との接戦を強いられた自民陣営もあった。党のごたつきに振り回された希望の候補者が支持獲得のために駆け回ったり、惨敗の選挙結果に涙を流したりと、悲喜こもごもの人間ドラマが交錯した約3週間だった。

 選挙が終わると、連日の辻立ちや選挙カーでの街宣もなくなり、当時の慌ただしさが嘘のように思える。だが、議員が本当に忙しくなるのは選挙後のはずだ。

 「先生、千葉のためによろしくお願い致します」。選挙後の町中では、当選した議員らに県民からそんな声が頻繁に向けられた。先生たちは“師走”の今、県民のために走り回る年の瀬を過ごしているだろうか。(中辻健太郎)

5570チバQ:2017/12/29(金) 10:26:59
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171228-00000002-kyt-l26
衆院選出馬の中山前市長を除名方針 自民京都府連
12/28(木) 6:00配信 京都新聞
 自民党京都府連の党紀委員会が27日までに、10月の衆院選京都5区に党公認候補がいたにもかかわらず、無所属で立候補し落選した前京丹後市長の中山泰氏を除名処分に、中山氏を支援した綾部市議ら2人を離党勧告処分にする方針を決めた。中山氏を支援した地方議員はほかにも複数おり、府連は年明けにも処分を検討する。来年1月に綾部市長選、4月に知事選を控える中、党内に混乱を招く可能性がある。
 関係者によると、処分されるのは中山氏のほか、前党綾部支部長で綾部市議会議長の安藤和明氏と同支部前幹事長の梅原哲史氏。
 京都5区では、谷垣禎一前党幹事長の政界引退を受け、府連が候補者を公募し、宮津市・与謝郡選挙区の府議だった本田太郎氏を選んだ。これに対し、同じく公募に応じていた綾部市の四方源太郎府議を推した地方議員らが「選考過程が不透明で、本田氏ありきだった」などと反発。綾部市の自民市議全員と京丹後市の自民市議の約半数が中山氏を支援した。中山氏も選挙期間中、候補者の選考について疑問を呈し、府連を批判していた。
 関係者によると、府連は26日に党紀委員会を開き、3人から面談や文書で聴取した上で処分を決めた。安藤氏と梅原氏は今月初旬、府連に離党届を提出したが、府連は受理していなかったという。処分決定を受け、受理するとみられる。府連関係者は「離党届を出したからといって処分を甘くすることはできない。適正な処分だ」と話した。
 一方、離党勧告処分を受けることになった安藤氏は「処分は甘んじて受け入れるが、5区の候補者の選考過程には今も納得していない」としている。

5571チバQ:2018/01/04(木) 03:27:49
http://news.livedoor.com/lite/article_detail/14099067/
希望の党落選者の現在 家庭教師をして月収5万円「ほんとにきつい」

29日放送の「バイキング・ザ・ゴールデン」(フジテレビ系)で、先の衆議院議員選挙で希望の党から出馬し落選した井桁亮氏が、現在の暮らしぶりを明かした。

この日は、10月の第48回衆議院議員総選挙で落選した人物をゲストに呼び、落選の理由や近況に関するトークを展開した。

井桁氏は、希望の党から公認を受けて山梨2区に擁立されるも落選。番組では、落選後の様子をVTRで紹介した。井桁氏は「家庭教師。プロ家庭教師やってる」と現在の仕事を明かした。

スマートフォンを使って家庭教師の募集情報を探し「週に2回、3回、生徒に教えて」と事情を説明する。また、その中には元旦と2日に入る依頼もあるようで、井桁氏は「喜んでやらせてもらいます!」と笑顔で承諾していた。

そういったわけで、年始も仕事だという井桁氏の月収は約5万円とのことで、ワイプ越しにスタジオから「えー!」という驚きの声が上がる。井桁氏は「きついですよね、もうほんとにきつい、大変ですよ」と心境を吐露したのだった。

なお、スタジオにいる井桁氏によると、選挙の際に公認料400万円を希望の党に振り込んだが、そのお金も「車(を)売って現金作ってます」と選挙前から金策に奔走していたと告白していた。

5572チバQ:2018/01/12(金) 09:12:49
日々是決戦!そりゃ準備が必要でしょう
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-180111X415.html
もう衆院選?支部長選任急ぐ=山梨、福岡などで調整難航―自民
01月11日 19:53時事通信

 自民党は今月下旬から、これまで未定の衆院小選挙区支部長の選任を急ぐ。衆院選は当面ないとみられているが、来年予定される統一地方選や参院選をにらみ、早期に態勢固めを図るのが狙いだ。ただ、昨年の衆院選で勝ちきれなかったり、しこりが残ったりした選挙区では、調整が難航しそうだ。

 自民党は全289選挙区のうち258で既に支部長を置いた。公明党に譲っている9選挙区を除くと、残りは22選挙区。この中には、比例代表での復活当選を含め現職がいるにもかかわらず、支部長が空席の選挙区も存在する。

 山梨1区は宮川典子、中谷真一両氏が選挙区と比例で選挙ごとに入れ替わる「コスタリカ方式」を採用してきたが、導入後の過去2回の選挙ではいずれも比例復活にとどまった。比例の当選枠が奪われることに南関東ブロックの他県連の反発は大きく、同方式の解消論も出ている。

 福岡6区は、鳩山二郎氏が2016年10月の補選で県連が公認申請した候補を破って初当選。しかし、その経緯から県連内の一部に反発が根強く、支部長に就任できていない。最近は鳩山氏の秘書による国税庁への説明要求問題も発覚。党関係者は「なかなか進展しない」とため息をつく。

 保岡興治元法相の長男宏武氏が落選した鹿児島1区も、比例単独で当選した宮路拓馬氏が意欲を見せており、調整は容易ではなさそうだ。

 ◇魔よけに妙手なし

 新人登用も課題となる。自民党では昨年の衆院選前、「魔の2回生」という呼称も出るほど若手による問題発言や不祥事が相次いだ。このため、党内では「公募制に批判が向いている」(関係者)という。地域支部の推薦状を要件とするなどの対策も講じられているが、有効な手だては見当たらず、選考に慎重を期すほど選任手続きは長引きそうだ。

 ◇自民党の主な衆院支部長調整区

 【埼玉11区】

 昨年の衆院選で党推薦候補を破り、追加公認された小泉龍司氏の就任に県連内で不満

 【山梨1区】

 宮川典子、中谷真一両氏の「コスタリカ方式」に解消論、導入後いずれも小選挙区敗北の経緯

 【愛知5区】

 地元活動不足を指摘される神田憲次氏(比例復活)の就任を県連が拒否

 【福岡6区】

 16年秋の補選で県連が公認申請した候補を破り、追加公認された鳩山二郎氏の就任に県連内で不満

 【鹿児島1区】

 昨年の衆院選で保岡興治元法相の長男宏武氏が落選、比例単独で当選の宮路拓馬氏が就任に意欲。

5573チバQ:2018/01/21(日) 21:58:52
三重3区
https://news.goo.ne.jp/article/chuplus/region/chuplus-CK2018011902000011.html
自民・島田氏が3区支部長退任へ 「選挙戦える環境ない」
01月19日 05:00中日新聞プラス

自民・島田氏が3区支部長退任へ 「選挙戦える環境ない」

島田佳和氏

(中日新聞プラス)

 昨年の衆院選に3区で立候補し落選した自民党元職の島田佳和氏(47)が、党の3区支部長を辞任する意向を固めたことが十八日分かった。3区は民進党の岡田克也氏の強固な地盤で、島田氏は本紙取材に「人材面、資金面を考え選挙を戦える環境にない」と述べた。次期衆院選の自民の3区候補は事実上白紙となる。
 島田氏は神奈川県出身で、みんなの党から同県議選に出馬し落選後、自民党三重県連の公募で鈴鹿、亀山市と四日市市南部の旧2区候補者に。二度出馬し、いずれも比例復活した。だが、県内選挙区が一減で四となり、従来の選挙区の大半を含む新2区は元厚労相の川崎二郎氏に譲り、新3区に移らざるを得なかった。
 昨年の選挙では自民の候補者調整が遅れ、島田氏が3区で活動を始めたのは解散直前。八万票の大差で岡田氏に敗北し、比例復活もできなかった。
 支部長退任は今月初旬に決断し、現在はすでに関東で個人事業主として生活しているという。一方で「政治家を引退するとまでは言えない。チャンスがあれば政治の道も考えたい」と説明する。
 県連幹部の県議は「本人が決断したのだから仕方ない。3区は岡田さんが強く、誰が出ても厳しい」と決断に理解を示す。県連は二十日の役員会で島田氏の支部長退任を承認する見通し。
 現3区とほぼ同じ区域の旧3区で自民は、二〇一四年の衆院選で嶋田幸司氏(43)が出馬して落選し、区割りが変わるまで支部長を務めていた。
 嶋田氏は現在も県内で政治活動を続けるが、県連幹部は「3区支部長は当分空席。すぐ嶋田氏に交代というほど単純ではない」と話している。

5574チバQ:2018/02/05(月) 21:09:47
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180205-00050062-yom-soci
衆院選の白票、市選管職員が数百票水増し
2/5(月) 21:06配信 読売新聞
 滋賀県甲賀市選挙管理委員会は5日、昨年10月の衆院選滋賀4区の開票作業で、開票事務に従事した市選管書記ら3人の職員が白票を不正に数百票増やしていたと発表した。

 投票総数よりも開票所で数えた票数が少なかったため、無効票となる白票を水増しし、つじつまを合わせたという。県選管は「選挙結果に影響はないものの、公職選挙法に抵触する恐れがある」としている。

 県選管によると、昨年10月22〜23日の開票作業中、投票数が数百票足らないことに気付き、未使用の投票用紙を無効票に紛れ込ませて水増しし、23日午前2時5分に確定処理した。その後、投票箱を片づける際、未開封の投票箱を発見したが、作業が終了していたため、投票箱の投票用紙をそのまま廃棄したという。

5575チバQ:2018/02/06(火) 20:26:04
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/nation/20180206-567-OYT1T50011.html
発見の投票用紙、幹部ら焼却…困惑と怒りの声
08:45読売新聞

発見の投票用紙、幹部ら焼却…困惑と怒りの声

読売新聞 【読売新聞社】

(読売新聞)

 民主主義の根幹をなす選挙で、自治体による投票の不正処理が行われた。

 5日、滋賀県甲賀市で明らかになった昨年の衆院選での白票水増し問題。見つかった投票用紙を焼却するなど、不正には選挙事務のトップらが関わっていたことも判明し、関係者からは困惑と怒りの声が上がった。

 「一報を聞いた時は、がくぜんとし、頭が整理できなかった。まだ分からないことばかりで、説明できない」。甲賀市役所で、説明にあたった呉竹弘一・市長公室長は苦渋の表情を浮かべた。

 呉竹市長公室長らによると、開票作業は昨年10月22日午後9時30分から、市内の甲南情報交流センターで始まった。その後、票の不足が判明。職員らは、投票所などに未開封の投票箱が残されている可能性があると考え、捜し回った。

 しかし、投票箱は見つからず、不正が行われることに。関わったとされるのは、選挙管理委員会事務局長を兼務する市総務部長、同部次長、同部の課長級職員の計3人。さらに開票結果が確定した後には、職員がセンター内で未開封の投票箱を発見したが、課長級職員が箱の中の票を自宅に持ち帰って焼却したという。

5576チバQ:2018/02/06(火) 20:30:34
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/ASL256HPGL25PTIL01Z.html
足りない数百票、勝手に白票扱い 甲賀市、衆院選で不正
01:08朝日新聞

 滋賀県選挙管理委員会は5日、昨年10月の衆院選滋賀4区の甲賀市の開票作業で不正があったと発表した。投票総数に対して開票数が数百票足りないことが分かり、市選挙管理委員会の事務局職員が白票扱いで処理。その後に未開封の投票箱が見つかり、投票済み用紙を処分したという。当落への影響はないとしている。

 県選管などによると、投票総数と開票数の不一致が判明した際、市選管職員が未開封の投票箱を捜したが見つからなかった。そこで、開票の遅れを避けようと数百票を白票として処理したという。同市の小選挙区の確定は23日午前2時5分で県内で最も遅かった。

 同日、投票箱を片付けている際に未開封の投票箱が見つかったが、開票が終了していたため、市選管職員は箱内の投票済み用紙を処分したという。

 今月1日に同市長あてに情報提供があり、市が調べて発覚。市選挙管理委員長は、関与したとみられる職員3人は公職選挙法などに抵触する恐れがあるとみている。職員3人は5日に滋賀県警甲賀署に経緯を届け出たという。

 甲賀市の投票総数は4万7851票で、うち無効投票は県内で最多だった大津市の2490票に次ぐ2063票。白票は1236票だったという。県選管は「残念でならない。あってはならないことだ」としている。(真田嶺)

5577チバQ:2018/02/12(月) 18:22:16
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180212-00000040-kyt-l25
職員「大量の票失い動揺」 白票水増し、開票遅れで重圧
2/12(月) 8:01配信 京都新聞
職員「大量の票失い動揺」 白票水増し、開票遅れで重圧
昨年10月に衆院選と市議選の開票作業が行われた甲南情報交流センター(甲賀市甲南町竜法師)
 滋賀県甲賀市選挙管理委員会の幹部3人が、昨年10月の衆院選滋賀4区の開票作業で白票を不正に水増しした問題は、12日で発覚から1週間。市選管の調査に、3人は動機を「開票の遅延を防ぐため」と語った。不正の背景には、未経験だった市議選とのダブル選に加え、台風接近で開票作業の人員が削られる中、時間通りに開票を終わらせようとするプレッシャーがあったとみられる。
 「大量の票が失われて動揺した。あせった」。市選管の聴取に、選管事務局長だった前市総務部長(57)、前総務部次長(56)、前総務課長(55)の3人は動機を語り、関与を認めたという。
 開票作業中、投票数より開票数が数百票少なくなったことが不正の発端だった。3人は未開封の投票箱を探すよう指示したが見つからなかったため、未使用の投票用紙を白票の中に混ぜ込んで帳尻を合わせた。だが翌日、開票済みの投票箱を保管する部屋で未開封の投票箱を別の職員が発見。報告を受けた3人のうちの1人が、中身を自宅に持ち帰り焼却したという。
 甲賀市の小選挙区の結了時間は、投開票日から日付が変わった23日午前2時5分。前回よりも2時間半以上遅れ、県内19市町でも最も遅かった。松山仁市選管委員長は「(早期開票に)かなりプレッシャーがあったと思う」と推し量る。
 他自治体の選管でも、開票作業には常に重圧があるという。甲賀市と同じくダブル選となった野洲市選管は「市議選も一緒だと、観覧する有権者が増える。早く結果を知りたいというプレッシャーはより感じる」と話す。
 甲賀市では、合併後、初めて国政選挙と市議選の投開票日が重なった。使った投票箱は過去最多の400箱。投票箱を開票場所に保管することができず、別室を使うなど従来とレイアウトを変更したため、職員の動線も大きく変わった。開票は市議選と平行して進めたため作業量も増えていた。
 台風の接近も重なった。22日午後9時半の開票開始時点で、市内の一部に避難勧告が発令されていた。防災対応もあり、開票所の人員は当初より12人少ない160人に変更された。
 会場の立会人(78)は「台風が近づき焦っているようには思えたが、不審な動きは全く確認できなかった」と語る。これまで何度も立会人を務めた男性も「開票作業はいつも通りで、投票箱を捜索していたのも全然気づかなかった」とし、「全員できちんと探していれば絶対に見つかったはず。公正な選挙のために立会人制度がある。自分も共犯者のような気分」と不快感を表した。
 甲賀市の投票総数は4万7851、白票は1236票だった。市選管は、水増しされた白票の数は「数百票」とする。滋賀4区の当選者と次点の差は1万5497票。市選管は「惜敗率も含め、選挙の結果に影響はない」とする。だが市内の60代男性は「結果が変わらなければいいのか。数百人の有権者の意思が無視されたということに変わりはない」と憤る。
 滋賀県警は公選法違反の疑いがあるとみて、前市総務部長ら3人のほか関係職員を任意で聴取するなど捜査を続けている。

5578名無しさん:2018/03/17(土) 14:51:07
http://www.kyoto-np.co.jp/top/article/20180313000185

滋賀県甲賀市選挙管理委員会の幹部らが昨年10月の衆院選滋賀4区の開票作業で白票を水増しした問題で、滋賀県警は公選法違反(投票増減)の疑いで、不正に関与した当時の市選管事務局長の前総務部長(57)ら4人を書類送検する方針を固めた。捜査関係者への取材で分かった。

 他に書類送検するのは、いずれも市選管書記だった前総務部次長(56)と前総務課長(55)、前総務課長補佐(50)。

 捜査関係者や市選管によると、昨年10月22〜23日、甲賀市の甲南情報交流センターであった開票作業中、投票総数よりも開票数が約400票少なかったため、未使用の投票用紙を白票として加えて集計。結了後に見つかった未開封の投票箱の投票用紙を集計しなかった疑いがある。

 市選管などによると、未集計の投票用紙は前総務課長が自宅に持ち帰って焼却処分したという。4人は不正を認めた上で、動機について「開票の遅延を防ごうと思った」「大量の票が見つからず気が動転した」などと話しているという。市選管は、選挙の結果には影響ないとしている。

 一連の問題は今年2月、甲賀市の岩永裕貴市長への内部通報で発覚。市は今月9日、県警に公選法違反容疑で刑事告発していた。

【 2018年03月13日 23時11分 】

5579名無しさん:2018/03/18(日) 08:06:57
http://www.sankei.com/west/news/180317/wst1803170047-n1.html

甲賀市開票不正、公選法違反容疑で4人書類送検 滋賀県警
2018.3.17 12:57

衆院選で投票所の1つとなった滋賀県甲賀市の「神山ふれあい会館」。約400票が開票されず、焼却された=同市信楽町神山1/1枚
 昨年10月の衆院滋賀4区の開票作業で、滋賀県甲賀(こうか)市選挙管理委員会の幹部らが未使用の投票用紙を使い無効票を水増しするなどした問題で、滋賀県警は公選法違反(投票増減)容疑で、選管事務局長を兼ねていた保井達也・元総務部長(57)ら4人を書類送検した。

 他に書類送検されたのは、いずれも選管書記を兼ねていた、杉田洋典・元総務部次長(56)、沢田邦広・元総務課長(55)、谷口敬・元総務課長補佐(50)の3人。

 捜査関係者などによると、4人は昨年10月22日夜〜23日未明の開票作業中、投票総数(4万7851票)より開票数が約400票不足していることに気づき、未使用の投票用紙を無効票として集計、つじつまを合わせたという。

 開票作業終了後の23日朝、行方が分からなくなっていた投票済みの投票用紙約400枚が見つかったが、不正の発覚を防ぐためすべて持ち帰って焼却処分していた。

 2月1日、岩永裕貴市長に通報があり不正が発覚。選管が保井元総務部長、杉田元総務部次長、沢田元総務課長に事情を聴いたところ、不正を認めたという。

 3人はその後、県警に不正について説明。県警は開票作業を行った職員らから任意で事情聴取し、その過程で谷口元総務課長補佐の関与も明らかになった。市は4人を総務部付などに異動させるとともに、今月9日に同法違反の罪で県警に刑事告発していた。


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