ブハリ氏は選挙運動期間最終日の26日、大統領になれば軍と治安機関の立て直しを新政権の「最優先事項」にして「ナイジェリアを二度とテロリストの安全地帯にはさせない」と述べ、昨年4月にボコ・ハラムによって誘拐された219人の女子生徒を保護し、家族と再会させると約束した。(c)AFP/Ola Awoniyi with Phil Hazlewood in Lagos
一方、世界保健機関(World Health Organization、WHO)は、これまでに14人が発症し、うち12人が死亡したという情報を得ていると明らかにした。WHOのタリク・ヤシャレビチ(Tarik Jasarevic)報道官はAFPに宛てた電子メールでこの病気の調査を進めていると述べた他、WHOの別の報道官グレゴリー・ハートル(Gregory Hartl)氏は予備的な報告によるとこの病気の患者は全員が今月13〜15日の間に発症したとしている。
オンド州のアデヤンジュ保健長官によれば、WHOや国連児童基金(ユニセフ、UNICEF)、ナイジェリア疾病対策センター(Nigerian Centre for Disease Control、NCDC)の専門家らが調査のため、既にオデイレレに入っている。【翻訳編集】 AFPBB News
アルビノ男性のセンゲレマ・サイモン(Sengerema Simon)さん(28)は、襲撃されて呪術の材料にされるのではないかとの恐れから、住んでいたタンザニア北部タボラ(Tabora)州の村から逃げ出さざるを得なかった。仕事もなくし、今は最大都市ダルエスサラーム(Dar es Salaam)で支援団体に助けられつつかろうじて暮らしている。
ドイツ・ベルリン自由大学(Free University of Berlin)のジョルジオ・ブロッコ(Giorgio Brocco)氏によれば、アフリカではアルビノの人々は畏怖の対象であると同時に、魅力的な存在とみなされてもいる。肌などの色の違いで差別される人もいるが、一部地域では「神」に近い存在としてあがめられる例もあるという。
白人中間層の政党とみなされていた民主同盟だが、昨年の総選挙では得票率22%を記録。アパルトヘイト時代が終わってから約20年を経た南アフリカで黒人有権者にも支持基盤を広げ、与党・アフリカ民族会議(African National Congress、ANC)に代わって政権を担当できる政党への脱皮を図っている。
国連難民高等弁務官事務所(UN High Commissioner for Refugees、UNHCR)の報道官によると、これまでにタンザニアに7万200人、ルワンダに2万6300人、コンゴ民主共和国の南キブ(South Kivu)州に1万人近くが避難した。避難者数は、UNHCRが1週間前に発表した人数から倍増している。