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国際政治・世界事情(その2)

1とはずがたり:2014/05/26(月) 19:37:17

国際政治・世界事情(その1)…前スレ
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1116784031/l50

地域別スレ>>2

293名無しさん:2015/03/16(月) 21:32:30
http://mainichi.jp/select/news/20150317k0000m030062000c.html
バヌアツ:緊急支援始まる 大統領自身の家族安否も不明
毎日新聞 2015年03月16日 20時06分(最終更新 03月16日 21時22分)
 超大型のサイクロン「パム」で壊滅的な被害を受けた南太平洋の島国バヌアツでは16日、オーストラリアやニュージーランドなど諸外国からの緊急支援が本格的に始まった。首都ポートビラでは9割の家屋が被害を受けたとの情報があるが、約80ある島の間の輸送や通信が途絶された状態で、被害の全容は依然として不明。橋や道路が各地で寸断され、支援は難航している模様だ。

 国連防災世界会議に出席するため仙台市を訪れているロンズデール大統領はAP通信に対し、「サイクロンはモンスターのようで、これまでの発展が台無しになってしまった」と述べ、自身も家族の安否が確認できていないと明らかにした。バヌアツを管轄する在フィジー日本大使館によると、約80人の在留邦人のうち、依然数人と連絡が取れず安否が確認できていないという。17日にも職員を現地に派遣して、調査を進める予定。

 一方、ポートビラでホテルを経営する大数加(おおすか)裕信さん(41)によると、現地では16日からスーパーが開き、空港も再開したが、多くの地域で停電や断水が続いている。「経験したことがないような強い風だった。ほとんどの民家は屋根が吹き飛ばされたり、倒壊したりしている」。木々はなぎ倒され、港に停泊中のヨットもひっくり返ったままで手つかずという。

 当時、同ホテルには日本人の宿泊客男女2人のほか、大数加さんが経営する旅行代理店のスタッフら日本人4人が滞在。コンクリート製のホテルの室内にいても風圧で建物が揺れ、恐怖を感じたという。「ゴーという雨風の音がものすごかった」と振り返った。【小泉大士、ジャカルタ平野光芳】

294チバQ:2015/03/16(月) 22:11:35
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2015031600526
大統領夫人の疑惑報じた記者解雇=メキシコ



メキシコのペニャニエト大統領(左)とアンへリカ・リベラ夫人=2014年7月、メキシコ市(AFP=時事)
 【メキシコ市AFP=時事】メキシコのペニャニエト大統領夫人に関わる疑惑を報じたことで知られる女性記者が15日、所属していたメキシコのMVSラジオから解雇された。有識者からは「メキシコの言論の自由が受けた傷は深い」と批判されている。

大統領夫人の疑惑を暴いた、メキシコのカルメン・アリステギ記者=2012年5月、メキシコ市(AFP=時事)
 解雇されたカルメン・アリステギ記者が昨年報じたのは、元女優のアンヘリカ・リベラ大統領夫人が、高速鉄道建設受注を目指す中国企業も絡む企業連合の1社から豪邸の提供を受けた疑惑。記者が率いる取材チームの2人が最近MVSを解雇され、2人の復職を求める記者と上司の関係は険悪になっていた。(2015/03/16-16:28)

295チバQ:2015/03/17(火) 21:23:49
http://www.asahi.com/articles/ASH3J22N5H3JUHBI005.html
不況・汚職…ブラジルで大規模デモ 政権退陣求める
サンパウロ=田村剛2015年3月16日13時50分
 南米初の五輪を来年に控えるブラジルで15日、ジルマ・ルセフ大統領の退陣を求める大規模なデモが全27州の150以上の都市であった。地元有力紙フォーリャ・デ・サンパウロによると、少なくとも計100万人の市民が参加。低迷する経済や与党政治家らによる大規模な汚職の発覚で、現政権や与党・労働党に対する市民の不満がこれまで以上に高まっている。

 ルセフ氏は昨年の大統領選の決選投票で、貧困層の支持を集めてわずかの差で再選。低迷する経済の再建を約束していたが、1月に2期目がスタートしてからもインフレは収まらず、通貨レアルは下落。増税の一方で、国営石油会社を巡り、与党議員らが関わる汚職疑惑が次々と発覚し、政権への支持率は2割台に急落している。

 政権や労働党への不満は、昨年の大統領選でルセフ氏の対抗馬に投票した中間所得層を中心に拡大。15日のデモの呼びかけは、ソーシャルメディアなどを通して、主に白人の中間所得層に広まった。目立った破壊行為や警察との衝突は報告されていない。

 最大都市サンパウロのデモには、雨にもかかわらず、民間調査会社の調べで約21万人が参加。目抜き通りを埋めた市民が「ジルマは去れ。労働党は去れ!」と声を合わせた。エンジニアのアレシャンドレ・レイチさん(44)は「生活がよくなるのは貧困層ばかり。我々は高い税金に見合った教育や医療サービスを求めている。今の政権のままではだめだ」と語った。(サンパウロ=田村剛)

296チバQ:2015/03/17(火) 21:24:09

http://www.sankeibiz.jp/macro/news/150317/mcb1503170500003-n1.htm
汚職撲滅 ブラジル本腰 100万人街頭デモ、大統領退陣も要求 (1/2ページ)
2015.3.17 06:17
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「嘘つきジルマ(ルセフ大統領)は出て行け」と書かれた横断幕を掲げて行進する反政府デモの参加者ら。今回の大規模デモを受け、政府は汚職撲滅に乗り出す=15日、サンパウロ(AP)
「嘘つきジルマ(ルセフ大統領)は出て行け」と書かれた横断幕を掲げて行進する反政府デモの参加者ら。今回の大規模デモを受け、政府は汚職撲滅に乗り出す=15日、サンパウロ(AP)【拡大】
 ブラジル政府は、汚職の撲滅に向けた包括的な対策を近日中にも打ち出す方針を明らかにした。15日に国内の主要都市で繰り広げられた100万人規模の街頭デモを受け、火消しに動いた格好だ。

 参加者の一部は、経済政策の不満をぶちまけるだけでなく大がかりな不正に関与したとしてルセフ大統領の退陣も要求。これ以上の支持率低下を避けたい政府としては、迅速な対応に踏み切らざるを得なかったとみられる。

 ◆献金で選挙禁止

 カルドゾ法相は15日、ルセフ大統領との会談後に記者会見し、政府の策定した汚職防止法案が数日中に発表される見通しだと述べた。この中には政治家に対し、選挙運動の資金を企業からの献金で賄うことを禁じる措置が盛り込まれるという。同相はブラジルにはこうした「政治改革」が不可欠だとした上で、有権者との対話の道はいつでも開かれていると強調した。

 ブラジル国民はガソリンをはじめとする価格統制品の値上げや増税といった財政政策への反発に加えて、史上最大の汚職スキャンダルにまみれた政界に対する怒りもあらわにする。

 ルセフ大統領は昨年10月の大統領選で接戦の末に再選を決めたが、それ以降同政権の支持率は急落。15日の抗議デモは、公共サービスの充実と汚職撲滅を求めて100万人強が参加した2013年6月のデモの規模を上回る可能性がある。

 首都ブラジリアに本社を置き政治的リスクの管理を手掛けるアルコ・アドバイスのパートナー兼戦略担当責任者、チアゴ・ジ・アラゴン氏は「これほど大規模なデモから受ける圧力を政府が無視できるはずもない。汚職防止法案の中身がどこまで具体的なものとなるかは疑わしいが、現状で必要不可欠の対応であることは間違いない」と分析した。

◆前閣僚らを捜査

 現地メディア、グロボによれば、抗議デモが行われたのは16の州と連邦区。同社のテレビネットワークは、各地の警察当局の発表としてポルトアレグレで10万人、ブラジリアで4万5000人がデモに参加したと報じた。

 暴力や破壊行為などは伝えられていないが、サンパウロでは警察がデモ隊からロケット花火を押収した。当局が同市での参加者を100万人と推計する一方、調査会社のダタフォーリャは21万人だったとしている。

 複数の市民団体が呼び掛けた今回のデモは、フェイスブックやツイッターといった交流サイトなどを通じて参加人数が膨れ上がった。サンパウロでデモに加わったジャーナリストのエリアナ・バチスタ・ド・ノルチ氏は「単なる与党批判ではなく、汚職そのものを糾弾するために参加した。腐敗した人々を残らず排除しなくてはならない。ルセフ大統領に対しても、すでに退陣を迫れるだけの情報を得ている」と語った。

 ブラジル最高裁は今月6日、国営石油会社ペトロブラスをめぐる大規模汚職疑惑で、有力政治家らへの捜査開始を承認した。この中には連立与党の上下両院議長、ルセフ政権の前閣僚などが含まれる。大統領本人は捜査対象とはなっていない。

 カルドゾ法相は前述の会見で「政権が弱体化しているとは思わない。3カ月前に5500万票近くを集めて当選し、その後も民主主義を貫いている現大統領の地位はいささかも揺らいではいない」と明言した。(ブルームバーグ David Biller、Raymond Colitt)

297チバQ:2015/03/18(水) 21:54:47
http://www.jiji.com/jc/p?id=20150318092433-0018874361&n=1
モシシリ新首相就任=レソト
アフリカ南部の小国レソトで17日、モシシリ新首相(70)が就任宣誓した。昨年のクーデター騒ぎを受けて2月に前倒し総選挙が行われ、新たに誕生した連立政権を率いる=2011年撮影、ルアンダ 【AFP=時事】

299チバQ:2015/03/19(木) 21:16:01
http://mainichi.jp/select/news/20150319k0000e030183000c.html
チュニジア襲撃:「中東民主化のモデル」 国内外に衝撃
毎日新聞 2015年03月19日 11時16分(最終更新 03月19日 12時49分
 【カイロ秋山信一】チュニジアの首都チュニスで起きた国立バルドー博物館襲撃事件は、日本人を含む多数の外国人観光客が犠牲になる大惨事となった。襲撃犯は政教分離主義の政府に反発する勢力との見方が強い。2011年の中東民主化要求運動「アラブの春」で独裁政権が倒れた国々の混迷が続く中、先駆けとなったチュニジアは「中東民主化のモデル」と期待されているだけに、今回のテロ事件は国内外に衝撃を与えた。

 今回の事件で外国人が多数巻き込まれたことから、地元では観光業への悪影響を懸念する声が強い。観光業はチュニジアの国内総生産(GDP)の7%を占める基幹産業の一つだ。

 チュニジアは地中海沿岸都市として古代から栄えた歴史があり、カルタゴやローマ帝国時代の遺跡も多く、沿岸のリゾート地も観光客に人気だ。最盛期にはフランスやイタリアを中心に年間約700万人の外国人観光客が訪れた「観光立国」で、国民の2割程度は観光関連の仕事に就いているとされる。政府観光局のウェブサイトには日本語版もあり、日本人旅行客の誘致にも力を入れている。

 大規模な反体制デモでベンアリ独裁体制が倒れた11年の革命後、治安への不安から観光業は一時低迷。11年の外国人観光客は前年の3分の2程度の約470万人に減った。だが、軍や警察がイスラム過激派の掃討作戦を進めている内陸部の国境付近と異なり、チュニスがある北部や沿岸部の観光地は治安が比較的良好だった。外国人観光客も13年以降は年間約600万人台に持ち直していた。

 チュニジアは11年の革命後、世俗政党とイスラム政党の対立が深刻化し、一時は新憲法制定作業がストップするなど政治危機に直面した。しかし、同様の対立が軍事クーデターに発展したエジプトや、武力紛争に発展したリビアとは異なり、世俗政党とイスラム政党が対話で民主化を進めた経緯がある。そのため、国際社会では「民主化の優等生」とたたえる声もある。

 その一方、政治対立の裏で、治安の混乱や経済の低迷が続いたことは、若者が過激派に感化される一因になっている。

300チバQ:2015/03/19(木) 21:17:34
http://mainichi.jp/select/news/20150319k0000e030203000c.html
チュニジア銃撃:「まさか治安安定の首都でショック」
毎日新聞 2015年03月19日 11時56分(最終更新 03月19日 12時07分)
 【カイロ秋山信一】紛争が相次ぐアラブ諸国の中で、チュニジアは比較的治安が保たれていた。襲撃事件が起きた首都チュニスや地中海沿岸のリゾート地では近年、大規模なテロ事件が起きていなかっただけに、首都中心街近くでの事件は衝撃的だった。日本外務省の渡航情報でも退避勧告などは出ていなかった。

 政府と敵対するイスラム過激派は、主に南西部の山岳地帯や南東部のリビア国境の砂漠地帯で活動している。地元ジャーナリストのハビーブ・ワザンさん(30)は「事件が遠い山岳地帯ではなく、国家の中枢近くで起きたのはショックだ」と話した。

 事件を巡っては、イスラム過激派組織「イスラム国」(IS=Islamic State)などイスラム過激派が関与したとの見方もある。2011年の革命後、独裁政権下で抑え込まれていたイスラム過激派は勢力を拡大。シリア内戦ではISなどに約3000人のチュニジア人が参加していると推定されている。

 チュニジアでは11年の「アラブの春」でベンアリ独裁政権が倒れた後、独裁の中核を担った警察組織が弱体化。13年には当時与党だったイスラム政党に批判的な野党指導者2人がチュニスで相次いで暗殺される事件が発生。政治的なデモも頻発していた。

 さらに隣国リビアでは11年の内戦後、武力紛争が常態化。ISもリビアへの浸透を図っている。

http://mainichi.jp/select/news/20150319k0000e030204000c.html
チュニジア銃撃:人気の観光地暗転 中東混乱で客足遠のく
毎日新聞 2015年03月19日 12時00分(最終更新 03月19日 12時17分)
 地中海に面し、ヨーロッパとアフリカを結ぶ重要な中継地点として発展したチュニジアは、古代遺跡など有名な観光資源も多い。しかし中東情勢の不安定化に伴い、近年は国内からの旅行客の足は遠のいているという。

 大手旅行代理店の担当者によると、チュニジアは地中海沿岸諸国を巡るクルーズなどに組み込まれることが多い。ただ、2011年の中東の民主化要求運動「アラブの春」の影響もあり、アフリカ北部へのツアー自体が近年減少傾向にあるという。

 担当者は「以前はエジプトを中心にアフリカ北部は旅行客に人気があったが、『アラブの春』以降は旅行会社のツアーの取扱本数も減っている」と指摘。「あえて訪れるのは、よほど旅慣れている人や『行ったことのないところに行きたい』という人、あるいはその土地の歴史や文化に特に関心がある人くらいではないか」と語った。

 外務省は「治安当局の警戒体制は機能しているが、治安状況が依然不安定」として首都チュニスへの渡航に対し、十分な注意を促す渡航情報を出していた。

 チュニジア国家観光局のホームページによると、チュニジアには紀元前9世紀に海洋民族のフェニキア人が築いた幻の古代都市カルタゴなど歴史遺跡が数多く残り、映画「スター・ウォーズ」のロケ地としても知られている。チュニスの「メディナ」と呼ばれる中世イスラム都市の旧市街は世界遺産にも登録され、土産物店などの露店でにぎわっている。事件が起きたバルドー博物館は「チュニジアのルーブル」と呼ばれる国立博物館で、世界有数のモザイクを所蔵している。【和田武士、堀智行】

301チバQ:2015/03/19(木) 21:21:24
http://www.sankei.com/world/news/150319/wor1503190033-n1.html
2015.3.19 12:09
【チュニジア襲撃テロ】
「安全なはずなのに…」遺跡やリゾートで人気






事件のあった博物館近くで警戒に当たるチュニジア軍(AP)
 博物館襲撃テロで日本人の死傷者が出たチュニジアは、北アフリカでも人気の観光地とされる。民主化運動「アラブの春」の影響で日本からの旅行者が減った時期もあるが、日本の旅行代理店は「事件現場がある首都チュニスは特に安全なはずなのに、なぜ」と首をひねった。

 チュニジアは古代都市国家カルタゴの遺跡や地中海リゾートなどが日本人にも好評で、在日チュニジア大使館によると、日本からの渡航者はピークの2010年には約1万3千人に上った。アラブの春の先駆けとされる「ジャスミン革命」が起きた11年は約3千人に減少したが、14年には約6千人に回復していた。

 ユーラシア旅行社(東京)によると、事件があったバルドー博物館はモザイク画の展示が有名で、チュニスの観光では必ず訪れる場所という。


 担当者は「最近は過激派組織『イスラム国』の影響で、チュニジアへの日本人観光客は再び落ち込み始めていたが、チュニスの治安は通常では全く問題ないという認識だった」と語る。

 近畿日本ツーリスト(東京)の担当者は「エジプトなどの周辺国に比べて治安はいいという認識。チュニジアを訪れるクルーズ船のツアーも取り扱っているが、事件を受けて今後の対応について検討したい」と話した。(共同)

302チバQ:2015/03/19(木) 21:23:54
http://www.sankei.com/world/news/150319/wor1503190059-n1.html
2015.3.19 21:05
【チュニジア襲撃テロ】
「非イスラム」なら破壊対象 アフリカにも拡散する過激派の脅威

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18日、事件の舞台になったチュニス・バルドー博物館の入り口で犠牲者を追悼する人々(AP)
 【カイロ=大内清】チュニジアで日本人を含む多くの外国人が犠牲になった襲撃テロは、アフリカに広がるイスラム過激派の脅威を改めて突きつけた。チュニジアは2011年以降の中東民主化運動「アラブの春」で唯一の成功例といわれ、民主的な政権移行を進めてきたが、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」など過激派には現代国家がそもそも「非イスラム的=悪」であり破壊対象だ。世俗派主導の政権への敵対心を先鋭化させ、経済に打撃となる観光客襲撃を実行したとみられる。

 北アフリカではアルジェリアで13年、国際テロ組織アルカーイダ系「イスラム・マグレブ諸国のアルカーイダ組織(AQIM)」の分派によるテロで日本人10人を含む外国人人質約40人が死亡。エジプト東部やリビアでは、イスラム国系組織が活動を活発化させている。

 また、西アフリカ・ナイジェリアのボコ・ハラムや、ソマリアのアッシャバーブも、周辺国を含む広い地域でテロを展開しており、過激派の脅威は拡散の一途をたどっている。

 チュニジアでは11年1月、権威主義的な統治を敷いたベンアリ政権が民衆デモを受けて崩壊した。その後の議会選ではイスラム原理主義組織ムスリム同胞団系のアンナハダが躍進し暫定政府の主導権を掌握。旧政権期には厳しく監視されていた過激なイスラム勢力も活動の自由を得て、アンサール・シャリーアなどの組織を結成し、国内外の組織と連携を深めた。

 これに対し、フランス統治時代の影響から世俗主義が根強いエリート層はアンナハダと激しく対立。14年の大統領選で世俗派エリートの代表格であるカイドセブシ氏が当選したことでアンナハダは求心力を低下させ、過激派に対する取り締まりも厳しさを増した。

 チュニジアでは、政権移行こそ民主的に実現したものの、現実には現在の国家体制を支える世俗派とイスラム勢力の権力闘争があり、それが過激派の動向にも影響を与えている。

 こうした中で外国人観光客が襲撃されたのは、政権に経済的打撃を与える狙いからに他ならない。観光以外に目立った産業がないチュニジアで観光客の足が遠のくことは、外貨収入の大幅な減少に直結する。

 しかも過激派の論理では、非イスラム的政府を支える観光客の殺害はジハード(聖戦)として正当化される。同様の戦術は、イスラム過激派のテロが頻発した1990年代のエジプトでもみられ、97年にはルクソールで日本人10人を含む外国人60人以上が死亡した。

 チュニジアからは約3000人がイスラム国に参加し、うち500人ほどがすでに帰国したとされる。地元メディアでは1年以上前から帰還者のテロを警戒する声が高まっていたが、隣国リビアが内戦状態にあることなどから、人や武器の流れを管理するのは難しい。

 カイドセブシ政権は今後、強権的な手法も含めたテロ対策に乗り出すものとみられるが、それによって追い詰められたと感じる過激派がさらなるテロ闘争に出る恐れもある。

303チバQ:2015/03/19(木) 21:31:32
http://www.sankei.com/world/news/150319/wor1503190057-n1.html
2015.3.19 20:37

汚職、値上がり…ブラジル・ルセフ大統領の支持率低下、わずか13%に

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ブラジルのルセフ大統領(AP)
 【ロサンゼルス=中村将】南米ブラジルのルセフ大統領の支持率低下に歯止めがかからない。経済の低迷が続き、回復の兆しがみえないことに加え、国営石油会社ペトロブラスをめぐる政治家らの汚職疑惑への批判が政権を直撃している。18日に公表された世論調査会社ダタフォーリャによると、支持率は10%台にまで下がり、AP通信は、ルセフ氏の人気を、コロール元大統領が汚職疑惑で弾劾された1992年以来、「最悪」と報じた。

 ダタフォーリャの調査では、ルセフ政権について、「支持」にあたる「非常によい」「よい」との回答者は約13%にとどまり、「不支持」にあたる「非常に悪い」「悪い」は約62%に上った。「普通」は約24%だった。「不支持」は1カ月前の約44%から大幅に増えており、ルセフ氏の支持基盤とされる低所得者層からも、多くが「不支持」に回ったことを示している。

 調査は16、17の両日に面談形式で行われ、2842人が回答した。

 今年に入ってからの消費者物価指数は前年同時期に比べ7%以上上昇し、公共料金の値上げなどへの国民の不満も募る。景気対策は昨秋の大統領選でも争点となっていたが、一向に改善されていない。

 ペトロブラスの汚職疑惑がこれに追い打ちをかける。疑惑は、ペトロブラス幹部と政治家らが、請負業者に業務を発注する見返りに数百億ドルの賄賂を受け取った-というものだ。

 30人以上の連邦議員が関与しているとされ、ルセフ氏が所属する労働党も含め、大半が連立与党の議員という。最高裁が政治家らへの捜査を許可し、ルセフ氏もテレビ演説で「徹底的に調べる」と表明したが、政権への批判は増大し、15日にはルセフ氏の弾劾や退陣を求める大規模デモが全国150以上の都市で実施された。AP通信によると、デモ参加者は最大都市サンパウロだけで最終的に計210万人に上った。

304チバQ:2015/03/21(土) 12:06:38
http://mainichi.jp/select/news/20150321k0000m030050000c.html
チュニジア:悲しみと怒り 国旗掲げ「反テロ」叫ぶデモ
毎日新聞 2015年03月20日 19時43分(最終更新 03月20日 21時32分)
【チュニス秋山信一】血だまりに一輪の花がささげられた。心の傷をそっと癒やすように。ある人は鎮魂のろうそくに灯をともし、ある人は「反テロ」を声高に叫ぶ。静と動のコントラストが、チュニジアの動揺を物語っていた。

 日本人3人を含む23人が犠牲になった国立バルドー博物館襲撃事件から一夜明けた19日、閉鎖されていた博物館の敷地の一部が開放され、数百人のデモ隊が入り口の前まで行進した。「血塗られたチュニジアに自由を、テロリズムを追い出せ」。赤を基調とした国旗を掲げ、国歌を歌うデモ隊の姿は、テロに屈しない市民の意思を体現していた。

 イスラム過激派に警察官の夫を殺害されたジュディ・アメンさん(49)は約120キロ離れた中部スースから駆けつけた。「夫のことを思い出し、昨夜は眠れなかった」。反テロのシュプレヒコールを勇ましく叫ぶが、心境を問うと「とても悲しい」と答えが返ってきた。

 近くに住む中学1年生のワディ・サルミさん(12)は、博物館裏手にある商店で母親と買い物をしていた時に事件に遭遇した。連続する銃撃音の大きさに「(2011年の)革命の時に聞いた祝砲とは違うとすぐに分かった」。逃げ惑う観光客の姿が脳裏に焼き付き、「チュニジアのために行動したい」と母親に訴えて、デモに参加した。

 警察官が厳重に警備する入館口前の路上には、10カ所以上に血だまりが残り、ガラスの破片が散らばっていた。血だまりの近くには、ピンクのバラや大小のろうそくが供えられていた。

 博物館から離れると、チュニス市内は平穏な空気が漂う。19日夕、約4キロ東の目抜き通りでは、春の陽気に誘われて、路上ライブや屋外カフェがにぎわっていた。

 だが表層には出ない緊張感もある。「なぜ日本人と一緒にいるんだ」。記者がチュニジア人通訳(20)と歩いていると、私服警官が声をかけてきた。通訳が持っていた身分証が期限切れだと指摘し、発行元の会社に身元確認の電話を入れる念の入れようだった。

 チュニジアは国民の約2割が観光関連の仕事に就く「観光立国」だ。外国人観光客が多数巻き込まれた事件に衝撃を受け、治安当局は「第二のバルドー」を厳重に警戒する。「バルドー博物館の警備要員として新たに警察官400人が採用されることになりました」。19日にラジオから聞こえてきたニュースは、過剰とも思える政府の反応を伝えた。

 「この先、どうなるのか心配です」。中心街のホテルに勤めるソニアさん(40)はため息をついた。客商売に笑顔は欠かせない。ソニアさんは事件後も明るく振る舞うが、接客が途絶えると表情が曇る。「こういう痛み、あなたに分かるかしら」。両拳を心臓の前に合わせ、ソニアさんはギュッと目をつぶった。

 チュニジアは20日、独立記念日を迎え、中心街にはチュニジア国旗が並ぶなど高揚感が漂っている。直前の襲撃事件を受けて、国民の連帯を表す大規模な集会も予定されている。

305チバQ:2015/03/21(土) 12:14:22
http://www.sankei.com/world/news/150321/wor1503210003-n1.html
2015.3.21 00:36
【チュニジア襲撃テロ】
「戦士よ、戦争を仕掛けろ」アルカーイダ? イスラム国…残る謎「今は答えない」

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襲撃事件の現場となったバルドー博物館の入り口前では19日、ローソクが灯され、「テロにノーを」と書かれたプラカードを持った女性らが犠牲者の死を悼んだ(大内清撮影)
 【チュニス=大内清】チュニジアの博物館襲撃事件で、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」が「犯行声明」を出した。一方で同国のカイドセブシ大統領は、チュニジアやリビアで活動する過激派アンサール・シャリーアの犯行だとの見方を示したほか、別の武装組織の存在も指摘される。事件の背後関係はなおも謎に包まれている。

飛び交う声明

 18日の襲撃事件の約12時間前、ネット上に、チュニジアでのテロを呼び掛ける音声声明が掲載された。「戦士よ、(政府に)戦争を仕掛け暴力を喚起しろ」



 発信者は、同国西部の丘陵地帯を中心にテロを展開する「オクバ・イブン・ナフィア旅団」の幹部。国際テロ組織アルカーイダ系ともイスラム国支持に乗り替えたともいわれる組織だ。

 19日には、主に同旅団が犯行声明などに利用する過激派系ネットメディアの名で、実行犯2人の当日の行動を詳細に説明した文書が出回った。事件に関する同国政府の説明を嘲(あざけ)り、「お前たちの嘘を楽しむため、誰が背後にいるかは今は答えない」としている。

 文書の真偽は不明で、発信元のネットメディアもアンサール・シャリーアとの関連が指摘されるなど、実態は分かっていない。

 さらに、イスラム国は19日の声明で実行犯2人はイスラム国メンバーだと主張。複数グループの声明が飛び交い、事件の真相を一層分かりにくくしている。

狙いは国内不安定化?

 「襲撃グループは特定の組織のメンバーというより、独立した『ローンウルフ(一匹おおかみ)』の寄せ集めではないか」。エジプトのテロ専門家、カマール・ハビーブ氏はそう分析する。

 「犯行声明」とされるイスラム国の声明からも、直接的な指令や支援があったかは不明で、事件への関与を誇示することで過激派の間での名声を高めたいとの狙いも透けてみえる。

 今回の事件で実行犯2人は観光の目玉である博物館を襲撃しているが、これは、観光に依存した国で国内経済に打撃を与えるための「テロ闘争の常道」。ハビーブ氏は、外国人殺害は「主目的である国内権力の不安定化」を達成するための手段だと推測する。

リビアで訓練か

 一方、英BBCによると、チュニジアの治安当局者は20日、実行犯2人が内戦状態の隣国リビアで軍事訓練を受けていたことを明らかにした。

 リビアにはチュニジアのアンサール・シャリーアを率いるアブーアヤド容疑者が潜伏しているとされることから、同組織の関与を指摘する状況証拠の一つになっているものとみられる。

 他方、政府が機能していないリビアは多くの組織の武器調達ルートとなっており、オクバ・イブン・ナフィア旅団なども拠点を構えているとみられる。イスラム国系組織も存在する。

 過激派の間では、異なる組織のメンバーが個人的に結びついたり、1人が複数の組織に関係していることは珍しくなく、襲撃グループの組織的背景の解明には時間がかかりそうだ。

306チバQ:2015/03/22(日) 12:17:31
http://www.sankei.com/world/news/150321/wor1503210049-n1.html
2015.3.21 21:41
【チュニジア襲撃テロ】
警官はコーヒー休憩中? 誰も任務果たさず「大失態」と議会が批判






チュニジアの首都チュニスの繁華街で、反テロのメッセージが書かれたプラカードを手にする女の子=20日(共同)
 フランス公共ラジオによると、チュニジア議会のモーロ副議長は20日、博物館襲撃テロが起きた際、警備担当の警官がカフェでコーヒーを飲むなどして、誰も任務を果たしておらず「大失態」があったと批判した。

 モーロ氏によると、事件発生当時、隣接する博物館と議会の警備任務を割り当てられていたのは4人の警官だが、実際には「誰もいなかった」。

 モーロ氏は4人について「2人はカフェにいた。1人は軽食を取っており、1人は来ていなかった」と述べた。(共同)

307チバQ:2015/03/23(月) 20:21:13
http://mainichi.jp/select/news/20150324k0000m030063000c.html
チュニジア襲撃:客の姿もまばらに…観光業界に広がる不安
毎日新聞 2015年03月23日 19時40分

 ◇「船のキャンセル響く」 見合わされる外国客船寄港

 【シディブサイド(チュニジア北部)宮川裕章、チュニス秋山信一】チュニジアの首都チュニスで国立バルドー博物館が襲撃され20人以上が死亡した事件で、国の基幹産業の観光業界に不安が広がっている。2011年の反政府運動で崩壊したベンアリ政権時代に経済が安定していたことを懐かしむ声も出ている。

 地中海沿いの丘に連なる鮮やかな青白2色の建物。チュニジア北部の観光地シディブサイドには土産物店が並ぶが、通りは客の姿がまばらだ。「船のキャンセルが響いている」。キーホルダーなどを売る土産物店主、フェシシ・ボルヘンヌさん(38)は渋い表情だ。18日にチュニスで起きた襲撃事件以降、外国からの客船の寄港が見合わされている。

 「今回のテロの影響は、11年の革命時の混乱で観光客が減った時とは比較にならないほど大きい」。国内の旅行代理店700店が加盟するチュニジア旅行代理店協会のナディア・クタタ事務局長(40)は心配する。

 革命前、約700万人だった外国人観光客は一時470万人に減ったが、13年以降は600万人台に持ち直していた。だが以前の水準には戻っておらず、観光業界では、人権抑圧体質だった一方で治安、経済は安定していたベンアリ政権時代を懐かしむ声が聞こえてくる。

 クタタ事務局長は02年に南部ジェルバ島のシナゴーグ(ユダヤ教礼拝所)でドイツ人観光客ら約20人が死亡したテロ事件を振り返り、「あのテロでドイツからの観光客が減少し、その時の影響が続いていた。そこに首都で事件が起きた。回復までに何年かかるのか分からない」と話した。

 国内総生産の7%を占め、直接雇用だけで40万人、間接雇用などを合わせると人口1000万人の国民の2割が従事するとされる主産業・観光業への打撃に政府も頭を痛めている。政府は襲撃事件後、治安対策と同時に観光業界へのテコ入れを進める緊急委員会を発足させ、金融支援をこれまでの2倍に増やす意向だ。

 「観光しかない国だからこそ、博物館がテロに狙われた。この危機を国民みんなで団結して乗り越えなければならない」。チュニスのタクシー運転手、アビブ・キアリさん(46)は語った。

308チバQ:2015/03/23(月) 21:02:39
http://www.afpbb.com/articles/-/3043180
ダルフールでアラブ系と黒人系が衝突、死者発生 スーダン
2015年03月21日 16:09 発信地:ハルツーム/スーダン
戦争・紛争
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ダルフールでアラブ系と黒人系が衝突、死者発生 スーダン ×スーダン・北ダルフール州の州都エルファシェル入りした反政府勢力「スーダン解放軍」の戦闘員ら(2008年9月19日撮影、資料写真)。(c)AFP/ASHRAF SHAZLY 写真写真拡大をみる 写真購入のお問合せはこちら
【3月21日 AFP】アラブ系と非アラブ系の部族対立が続くスーダン西部ダルフール(Darfur)地方で、両グループの武装組織による衝突により、死者が発生した。両部族の指導者は20日、AFPの電話取材に応じたが、両者の言い分は異なっている。

 北ダルフール(North Darfur)州の州都エルファシェル(El Fasher)北方のマリト(Mallit)地区では、重火器による戦闘が続いている。アラブ系の部族、ザヤディヤ(Zayadiya)の指導者、アブダラ・ジェズ(Abdallah Jezu)氏はAFPの電話取材に対し、非アラブ系部族のベルティ(Berti)に村落を襲撃され、6人が死亡、13人が負傷したと語った。襲撃は19日から続いているという。

 一方、ベルティ側の指導者、マク・アーメダエ(Al-Mak Ahmedaye)氏は同じくAFPの電話取材に、最初は17日にザヤディヤ側がベルティの村落を襲い、複数の村落を焼き払ったと述べ、ベルティの13人が死亡したと語った。

 両者とも先に攻撃を仕掛けたのは相手側だと主張し、交戦が始まった理由には触れていないが、ダルフールでは土地や家畜をめぐる部族間衝突が常態化している。

 AFPが電話取材した目撃者は、少なくとも20体の遺体を目にしたと語ったが、どちら側の死者かは不明だという。また襲撃では両者とも重火器を用いていたと証言した。

 ダルフールでは2003年に、アラブ系中心の政府に疎外されているとして反発した黒人系住民が蜂起して以来、衝突が泥沼化。いわゆるダルフール紛争で、国連(UN)によると少なくとも30万人が殺害され、200万人以上が避難民となった。(c)AFP

309チバQ:2015/03/24(火) 20:40:30
http://www.sankei.com/world/news/150323/wor1503230005-n1.html
2015.3.23 07:00
【テロリストの軌跡・チュニジア襲撃(上)】
異常な信仰心、友人と縁切る…当初は警察署攻撃計画か

ブログに書く1




(1/4ページ)

チュニジア政府は21日、首都チェニスの国立バルドー博物館内で、ライフルを構えて歩くテロリスト2人(右)を映した防犯カメラの映像を公開した(AP)
 チュニジアの首都チュニスのバルドー博物館が18日白昼に襲撃され、日本人観光客3人を含む21人がテロリストの凶弾に倒れた。現場で治安部隊に射殺された襲撃犯2人とは誰なのか。なぜ世界を震撼(しんかん)させた蛮行に及んだのか。チュニジアで2人の足取りを追った。



 兄には一種の予感があった。「弟は早く死んでアッラー(神)の下に行きたいと考えているのでは」

 チュニジア西部の村イブラヒム・ザハールで1年半ほど前、襲撃犯となるジャーベル・ハシュナーウィ(19)に突如、大きな変化が訪れた。「(イスラム教の聖典)コーランを読みながらボロボロと涙を流し始めたんだ」と兄のムラード(29)は振り返る。「神と一つになれたと感じていたようだった」

 ジャーベル本人には天啓に等しい経験だったのだろう。つかれたように聖典を読みふけるようになった。

 未明まで机に向かい、1時間ほど仮眠して夜明けの礼拝に起き出す。偶像を否定するイスラムの教えに忠実であろうと、自分の写真をすべて焼き捨てる-。

 「とてもじゃないが普通の信仰態度じゃない」。ムラードは今、弟を「病院に連れて行けばよかった」と自責の念に駆られている。

× × ×

 その約半年後、イブラヒム・ザハールから約200キロ離れた首都チュニスでは、後の共犯者、ヤシン・アビーディ(27)も強烈な信仰心を抱くようになっていた。足しげくモスク(礼拝所)に通い、少しずつひげをたくわえた。同時に、「それまでの友達全員と縁を切ってしまった」と幼なじみの男性は言う。

 同じサッカーチームを応援し、近所の仲間でプレーもした。イスラム教が禁じる酒を酌み交わすこともあった。フランス植民地時代に世俗化が進んだ都市部では標準的な若者同士の交流だ。だがヤシンは、幼なじみと道ですれ違っても顔を背け、モスクで知り合ったとみられる友人とだけ付き合うようになっていった。

× × ×

 ジャーベルとヤシン。生まれた場所も年齢も違う2人は18日、ローマ時代のモザイクの収蔵数では世界有数とされる観光名所、バルドー博物館に突入した。

 何が2人を変えたのか。取材を進めるうちに、イスラム過激派に連なる人物がジャーベルの周辺に浮かび上がってきた。

戦闘員斡旋の男が洗脳? 20日前から博物館下見

 ジャーベル・ハシュナーウィが住んでいた村は、チュニジア最高峰シャンビ山の麓に広がる丘陵地帯にある。一帯はイスラム武装組織「オクバ・イブン・ナフィア旅団」の拠点で、ここ数年は警察へのテロが頻発。ジャーベルが通った高校のある町サビーバでは、警察官の多くが防弾チョッキを着て勤務に当たる。

 警察官の一人が匿名を条件に明かした。「ジャーベルの友人の兄に、同旅団関係者でシリアやリビアへ戦闘員を斡旋(あっせん)しているらしき男がいる。ジャーベルはやつに影響されたんだ」。両者の接点は比較的最近からとみられるという。

 「いつかお前らを殺す!」。昨年秋ごろ、この警察官はジャーベルにこう罵(ののし)られた。高校生のジャーベルや家族に当局とのトラブルはない。なのに、警察を目の敵にする弟の心理状態について、兄のムラードは「信仰が純化した状態で(誰かから)簡単に洗脳されたのだろう」とみる。

310チバQ:2015/03/24(火) 20:40:49
 警察は昨年暮れごろ、ジャーベルが友人と警察署攻撃を計画しているとの噂を察知し、署に呼んで事情を聴くことにした。「そうしたら姿を消しちまった」(同警察官)。逃亡先は内戦状態の隣国リビア。両親にも知らせず、旅券もなかった。警察は、問題の男が出国を手助けしたとの見方を示しているという。

× × ×

 ジャーベルはリビアから家族に電話を4回している。「最後の電話では『二度と戻らない』と言っていた。問い詰めたら電話が切れた」と父のアッズッディーン(54)は話す。これが最後の会話となった。

 チュニスのヤシン・アビーディもほぼ同時期にリビアへ入国したとみられている。近所の友人らは「過激なモスクに出入りして感化された」と噂し合った。

 政府高官によると、リビアには東部ベンガジやデルナ、西部サブラタなどにチュニジア人を受け入れる武装勢力の訓練施設があり、2人もそのいずれかで銃や爆発物の扱いを習得したとみられる。2人がリビアで出会った可能性は高い。

× × ×

 2人はいつから犯行を計画し、準備に入ったのか。

 治安当局者が地元紙に明らかにしたところでは、リビアから戻った2人は、襲撃の約20日前から博物館周辺を下見。ジャーベルは犯行24時間前の17日昼にも現場を訪れていたという。

 その日の深夜、ヤシンの近所の男性は、家の前の暗がりで、携帯電話で話すヤシンを見かけている。その姿は「まるで恋人との電話みたいに少し興奮した様子だった」という。その相手はジャーベルだったのか。それとも別の共犯者か-。大統領のカイドセブシは22日、地元テレビに「3人目の襲撃犯が逃亡中だ」と明かし、必ず逮捕すると力を込めた。=呼称・敬称略

(チュニス 大内清)

311チバQ:2015/03/24(火) 20:41:27
http://www.sankei.com/world/news/150324/wor1503240038-n1.html
2015.3.24 13:29
【テロリストの軌跡・チュニジア襲撃(下)】
「あなた方はイスラム教徒ではない」家族に不信仰者宣告 強まる過激思想

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襲撃犯の1人、アビーディ容疑者が金曜礼拝のために通っていた自宅近くのモスク。イマーム(導師)の男性は固く口を閉ざした=チュニス北西部イブン・ハルドゥン地区(大内清撮影)
 「あなた方は本当のイスラム教徒ではない」。チュニジア博物館襲撃事件を実行して射殺されたジャーベル・ハシュナーウィ(19)が、家族に言い放った。聖典コーランに極度に傾倒するようになって間もなくのことだ。

 イスラム過激派が広く共有する思想に、「タクフィール(不信仰者宣告)」がある。たとえ同じイスラム教徒でも、信仰が足りない人や「敵」に協力的な人を不信仰と決めつけ、殺害さえ正当化する。

 高校生のジャーベルは「普段は家族と言い争うことはなかった」(兄のムラード)。が、こと宗教に関しては家族さえも一方的に断じる教条的な言葉には、過激思想の萌芽(ほうが)がある。

 後にジャーベルとともに射殺されるヤシン・アビーディ(27)にも、似た傾向があった。

 昨年、ヤシンの近所に住む幼なじみはガールフレンドとお茶を飲んでいたところ、ヤシンから「男女交際はハラーム(宗教上の禁忌)だ」と難詰された。周囲との交際を絶っていたヤシンから聞いた久しぶりの言葉は、極めて攻撃的なものだった。

× × ×

 ジャーベルは、チュニジア西部イブラヒム・ザハールで4人きょうだいの末っ子として生まれた。リンゴの産地として知られるだけの小さな村だが、その中では広い土地を持つ一族だ。親族に教師が多く、長兄ムラードは博士課程で学ぶ。そんな環境で育ったジャーベルは、「勉強好きの礼儀正しい子だった」(近所の女性)。

 一方、ヤシンの一家が7〜8年ほど前に近所から移り住んだというチュニス北西部イブン・ハルドゥン地区の実家は、富裕ではないが、貧しくもない。近所の友人は「多めにお小遣いをもらえるヤシンがうらやましかった」。本人の学業成績も優秀だったという。

 比較的ゆとりのある家庭で不自由なく育ち、真面目との評価も受けてきた2人。だがその性格は、信仰心が強くなるに従い他者への不寛容につながっていった。

× × ×
   

 「ここで何をしている?」。ヤシンの地元にあるモスク(礼拝所)を訪ねると、警官を名乗る私服の男性に声を掛けられた。ヤシンの立ち回り先への監視が強化されていることがうかがわれる。

 近所の住民によるとヤシンはほぼ毎週、ここで金曜礼拝に参加していた。だがモスクのイマーム(導師)は、困惑しながら「そんな人は知らない」と言い、原理主義的な傾向が強い別のモスクの名を挙げた。

 そのモスクも同様にヤシンとのつながりを否定し、また別のモスクを紹介してきた。次のモスクも、そのまた次も。ヤシンの名を出すと、一般の礼拝者も多くが顔をこわばらせる。

 友人らの証言から、これらのモスクにヤシンが出入りしていたのは間違いないとみられるが、みな関わりを避けようとする。当局からにらまれるのを恐れているのだ。その一方でイマームたちは、判で押したように「イスラムは平和的な宗教だ」と繰り返した。

 にもかかわらずヤシンらがテロリストとなったのは、個人の資質や環境によるものなのか、それともイスラム教に内在する何かが作用してのことなのか。

 ヤシンとの関係を否定しようとする関係者らの態度は、臭いものに蓋をして、イスラム世界が過激思想の拡散をどう防ぐかという問いから、目を背けているだけであるように見える。=呼称・敬称略(チュニス 大内清)

312チバQ:2015/03/26(木) 23:05:53
http://mainichi.jp/select/news/20150327k0000m030093000c.html
ナイジェリア大統領選:元軍政議長が支持拡大 政権交代も
毎日新聞 2015年03月26日 21時27分

 【ヨハネスブルク服部正法】アフリカ最大の人口と経済規模を持つナイジェリアで28日、大統領選と議会選が行われる。北東部で勢力を拡大するイスラム過激派ボコ・ハラムへの対応や汚職横行などを巡って、現職ジョナサン大統領(57)の人気に陰りが出る中、元軍事政権トップの最大野党候補ブハリ氏(72)への期待が高まり、両者の支持率は拮抗(きっこう)。政権交代の可能性をはらんだ接戦となっている。

 「失敗した現職か実績のある元独裁者か、という選択だ。治安、汚職、経済の分野でナイジェリアが直面する課題を見るべきだ。率直に言ってジョナサン氏は(対応能力を)示せなかった」。ブハリ氏陣営の報道官は英紙サンデー・テレグラフの取材に「争点」をそう明言し、自負をのぞかせた。

 1960年に英国から独立したナイジェリアでは軍事政権の期間が長く、99年に民政移管。以後、すべての大統領選で与党「国民民主党(PDP)」の候補が野党候補を破ってきた。しかし今回は最大野党「全進歩会議(APC)」に大きな追い風が吹いている。

 最大の要因は、一向に奏功しない政府のボコ・ハラム鎮圧作戦への強い批判だ。2009年から北部で政府機関や学校などへのテロ攻撃を強めてきたボコ・ハラムは昨年4月、北東部チボクの女子校から少女約270人を拉致。国民の間で早期救出による解決を願う声が高まったが、いまだに少女たちの消息は不明のまま。さらにボコ・ハラムは昨年7月ごろから、北東部で町や村の制圧を進め、同8月にはイスラム国家樹立を宣言。ベルギーに匹敵する約3万平方キロを支配下に置いたとの推計もある。事実上国家の分断が進む中、ジョナサン政権は有効な手を打てていない。

 一方、軍出身のブハリ氏は、84〜85年に最高軍事評議会議長として軍政を率いた経験がある。民政移管後は前回(11年)を含め3回大統領選に出馬したがいずれも敗れた。だが今回はかつての強権イメージが逆に「強いリーダー」と受け取られ、支持拡大につながっているようだ。

 ナイジェリアは北部がイスラム教徒、南部がキリスト教徒が多数派で人口も拮抗。ジョナサン氏が出身地の南東部のキリスト教徒を支持基盤にする一方、イスラム教徒のブハリ氏は出身地の北部で支持を固め、最大都市ラゴスがある南西部でも支持を広げているとされる。

 本来先月14日に予定されていた選挙は、治安悪化を理由に選管が今月28日に延期した経緯があり、野党側には、形勢不利と見た与党側が選管に圧力を加えたとの見方もあり、不満がくすぶる。ジョナサン氏がブハリ氏を破った前回選では直後に、暴動が発生しイスラム教徒とキリスト教徒の衝突にも発展、800人以上が死亡したとも指摘され、今回も暴動が起きないか懸念される。また選挙自体に反対するボコ・ハラムによるテロ攻撃も心配される。

313チバQ:2015/03/26(木) 23:06:27
http://www.afpbb.com/articles/-/3043614
ナイジェリア政府、ボコ・ハラムによる子ども大量拉致を否定
2015年03月26日 11:26 発信地:ラゴス/ナイジェリア
【3月26日 AFP】ナイジェリア政府は25日、同国北東部でイスラム過激派組織「ボコ・ハラム(Boko Haram)」が多数の子どもを拉致したとの報道を否定した。

 報道では、今年初めにボコ・ハラムによって掌握された北東部ボルノ(Borno )州の町ダマサク(Damasak)が、最近になって隣国チャドとニジェールの連合軍によって奪還された際、ボコ・ハラムが数百人の子どもを連れ去ったとされていた。

 だがナイジェリア政府のマイク・オメリ(Mike Omeri)治安問題担当報道官はAFPに対し、「ダマサクで新たな拉致事件は発生していない」と述べ、市民集団拉致の情報は把握していないと説明。さらに、同地域選出の上院議員や情報当局の高官も、情報の信ぴょう性に疑問を呈している。

 こうした矛盾した情報は、約6年にわたり続くボコ・ハラムの武装闘争によって北東部の通信インフラが壊滅し、人々の移動が制限されている状況での事実確認の難しさを改めて浮き彫りにしている。(c)AFP

314チバQ:2015/03/26(木) 23:43:53
http://www.afpbb.com/articles/-/3043597
「黒人お断り」の中華レストランが閉鎖、ケニア
2015年03月25日 21:13 発信地:ナイロビ/ケニア
【3月25日 AFP】黒人の入店を拒否しているとして批判されていたケニアの首都ナイロビ(Nairobi)の中華レストランが一時閉店となり、店主らが当局に出頭を求められた。現地メディアが25日、伝えた。

 ナイロビの商業・居住地区キリマニ(Kilimani)にある「重慶(Chongquing)」は、人種差別的な対応をとっているとして近隣住民がソーシャルメディアで激しい怒りの声を上げたことから市当局に注視されるようになった。同レストランは、午後5時以降の黒人の入店を拒否していたという。ソーシャルメディアでは「#RacistRestaurant(人種差別レストラン)」や「#NoBlacksHere(黒人お断り)」、「#TheChineseInvasion(中国の侵略)」などのハッシュタグがトレンドの話題となった。

 レストランの店主らによると、この措置は2013年の強盗事件を受けたもの。地元紙デーリー・ネーション(Daily Nation)によると店主らは人々を怒らせてしまったことについて謝罪しているという。

 だが、レストランが一時閉店となったのは、正式な免許を持っていなかったためだった。ナイロビ州のエバンス・キデロ(Evans Kidero)知事は声明で「このレストランが免許を持っていなかったことが分かり、規則に従うまで同店を閉鎖するよう私が命じた」と述べた。

■「知らないアフリカ人の入店を認めない」

 レストランの広報担当者はデーリー・ネーション紙に対し、強盗とソマリアを拠点とする国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)系イスラム過激派組織「アルシャバーブ(Shebab)」の戦闘員の入店を阻止するためにこのような措置をとったと語った。アルシャバーブは2013年にナイロビの「ウエストゲート(Westgate)」モールを襲撃し、少なくとも67人が死亡した。

「われわれは知らないアフリカ人の入店を認めない。なぜなら、誰がアルシャバーブで誰がそうでないかの区別がつかないからだ」とレストランの広報担当者エスター・ザオ(Esther Zhao)氏は語り、在ナイロビ中国大使館から中国企業に対し襲撃に警戒するよう注意があったと付け加えた。

 中国は東アフリカ最大の経済国であるケニアの主要な投資国。ナイロビ市当局者は地元紙スター(Star)に「(今回の騒動は)ケニアと中国の友好、外交関係とは無関係」と語った。(c)AFP

315チバQ:2015/03/27(金) 21:56:15
http://mainichi.jp/select/news/20150328k0000m030062000c.html
ミャンマー:総司令官 続く内戦に「停戦には武装解除を」
毎日新聞 2015年03月27日 19時46分(最終更新 03月27日 21時16分)

 【ネピドー春日孝之】ミャンマー国軍記念日の式典が27日、首都ネピドーであった。ミンアウンフライン総司令官は演説で、中国との国境近くで国軍と一部少数民族武装組織との戦闘が続く問題に絡み「停戦実現には武装解除と(国軍への)統合が不可欠だ」と訴えた。

 内戦は民主化プロセスを阻害しかねない最大懸案の一つで、「全国停戦」に向けて政府と少数民族側の和平交渉が続く。だが、双方は停戦合意案の内容を巡り、最近も「全国停戦が先か、武装解除が先か」の綱引きを繰り広げた。

 ミャンマー北部カチン州ではカチン独立軍(KIA)、東部シャン州ではコーカン族など複数の武装組織が国軍と戦火を交えている。少数民族側は「高度の自治権」を求めているが、司令官は演説で「真の和平を望むなら、武力でなく、政治的な手段のみを使うべきだ」と主張した。

 2011年の民政移管について、「国軍(軍政)が規律ある民主主義国家への平和的な移行を成し遂げた」と自賛。今年11月予定の総選挙を「民主化の象徴的な出来事」と位置づけ、今後も民主化プロセスを後押しする姿勢を示した。

 ただ中東の民主化運動「アラブの春」の失敗を念頭に「改革を急がないことだ」と指摘。「政党政治を過度に重視するのでなく、国家全体の利益を考慮した政治こそが安定と平和をもたらす」と述べ、党派・党略にとらわれない「国軍」の役割の大きさを強調した。

 軍優位を規定した憲法の改正を野党指導者アウンサンスーチー氏は「民主化の核心」と主張しているが、司令官は「完璧な憲法を持つ国などない。改正が必要なら憲法規定に従うべきだ」と突き放した。改正には国会議員の4分の3超の賛成が必要。軍人議員が国会の4分の1を占めており、改正には軍の賛同が欠かせない。

 国軍記念日は故アウンサン将軍の抗日蜂起を記念し、70周年の今年も恒例の軍事パレードが行われた。将軍の娘で一昨年から出席していたスーチー氏は欠席。「体調不良」とみられている。

316チバQ:2015/03/28(土) 09:47:11
http://www.afpbb.com/articles/-/3043843
ナイジェリア軍、ボコ・ハラム要衝を奪回 大統領選前日に発表
2015年03月28日 09:15 発信地:アブジャ/ナイジェリア
【3月28日 AFP】ナイジェリア軍は27日、大統領選の投票を翌日に控えて緊張が高まる中、イスラム過激派組織「ボコ・ハラム(Boko Haram)」の要衝グウォザ(Gwoza)の奪回に成功したと発表した。

 有力な野党候補者の挑戦を受けつつも今回の大統領選で再選を目指しているグッドラック・ジョナサン(Goodluck Jonathan)大統領は6年前から続いているボコ・ハラムの武力行動を止めるには至っていない。ボコ・ハラムの攻撃によってこれまでに1万3000人以上が死亡しているが、グウォザを失ったことはボコ・ハラムにとってこれまでで最大の打撃となった。

 グウォザ奪回はナイジェリアの首都のアブジャ(Abuja)で発表されたが、首都の中心部に人影はほとんどなかった。ジョナサン大統領と野党候補の両陣営は大統領選で勝利すると公言しており、多くの人が投票後に騒乱が起きると予想しているためだ。

 選挙戦ではボコ・ハラムへの対応が争点になった。野党・全革新会議(All Progressives Congress、APC)の大統領候補で、かつて独裁者としてナイジェリアの軍事政権を率いたムハンマド・ブハリ(Muhammadu Buhari)氏はジョナサン大統領の治安対策を批判している。

 ブハリ氏は選挙運動期間最終日の26日、大統領になれば軍と治安機関の立て直しを新政権の「最優先事項」にして「ナイジェリアを二度とテロリストの安全地帯にはさせない」と述べ、昨年4月にボコ・ハラムによって誘拐された219人の女子生徒を保護し、家族と再会させると約束した。(c)AFP/Ola Awoniyi with Phil Hazlewood in Lagos

317チバQ:2015/03/29(日) 11:50:15
http://mainichi.jp/select/news/20150329k0000m030068000c.html
ナイジェリア:大統領選は事実上の一騎打ち 支持率拮抗
毎日新聞 2015年03月28日 19時36分

 【ヨハネスブルク服部正法】アフリカ最大の人口と経済を抱えるナイジェリアで28日、大統領選と議会選が実施される。大統領選では、北東部で活発化するイスラム過激派ボコ・ハラムへの対応などを巡って批判が強まる現職ジョナサン氏に、最大野党候補のブハリ氏が挑む、事実上の一騎打ちの構図で、両者の支持率は拮抗(きっこう)している模様だ。数日以内に大勢が判明するとみられる。

 2009年以降、北部でテロ攻撃を激化させてきたボコ・ハラムは、昨年4月に北東部チボクの女子校から少女約270人を拉致。7月ごろからは北東部で町や村を制圧し、8月にはイスラム国家樹立を一方的に宣言した。国民の間では、混乱を収拾できない現政権への批判が高まっている。

 選挙は当初、先月14日に実施予定だったが、ボコ・ハラムの攻勢を受け、選管が延期を決めた。

318チバQ:2015/03/29(日) 12:02:49
http://www.sankei.com/world/news/150328/wor1503280046-n1.html
2015.3.28 19:56

ナイジェリア大統領選実施、焦点は対「ボコ・ハラム」厳戒下、与野党候補接戦

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28日、ナイジェリア首都アブジャの近郊で、大統領選で投票するために列に並ぶ女性ら(AP)
 ナイジェリアで28日、大統領選挙が実施された。イスラム過激派ボコ・ハラムのテロを警戒し、軍などが全土で厳戒態勢を敷いた。現職の与党候補と野党候補の接戦が見込まれ、1999年の民政移管後、初の政権交代が実現するかが注目される。大勢は数日中に判明する見通し。

 テロのほか、対立する支持者の衝突を防ぐため、投票所が開いた午前8時(日本時間同日午後4時)以降、車の移動は原則禁止され、普段は多くの車が行き交う首都アブジャの街中はひっそりとしていた。数日前から陸と海の国境は封鎖された。

 与党「国民民主党(PDP)」の現職ジョナサン大統領(57)と、野党「全進歩会議(APC)」のブハリ元最高軍事評議会議長(72)による事実上の一騎打ち。事前の世論調査で、2人の支持率は拮抗している。(共同)

319とはずがたり:2015/03/31(火) 10:51:51

世界でいちばん怠け者が多い国、ってどこの国?
http://news.livedoor.com/article/detail/9944011/
2015年3月29日 7時0分

大西洋南西部に浮かぶナウル島にあるのがナウル共和国。国土の面積は約21平方キロメートルで人口は約1万人。このナウル島はアホウドリや他の海鳥の糞が堆積してできたリン鉱石が豊富に存在していた。20世紀初頭にリン鉱石の採掘が始まり、外国へ販売することで国民は豊かな生活を享受した。1980年代には世界で最も高い国民所得を誇り、税金はなく、医療費、教育費は無料。ベーシックインカムなど豊富な社会保障を実現していた。

「働いて金を稼ぎ、生活する」という経験のない成人が数多く存在し、全国民に占める肥満の割合は世界1位で71.1%。全国民の30%以上が糖尿病を患っている。

しかし、1990年代後半にリン鉱石が枯渇。長年国民が労働を経験せず、生活物資も輸入に頼っていため、経済が崩壊した。現在の失業率は90%以上で、基本的なインフラを維持するのも困難なほどになり、各国の援助に依存しているという。

人間誰でも「宝くじに当って左団扇」を一度は想像するだろうが、やはり人間は「適度に働いて、その金で生活する」のが大切なようだ。

日刊大衆

320チバQ:2015/03/31(火) 21:13:37
http://www.sankei.com/world/news/150331/wor1503310070-n1.html
2015.3.31 20:11

ナイジェリア大統領選 野党候補が優勢、暫定結果 15人殺害、対「ボコ・ハラム」が争点、外出禁止令も

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 【ロンドン=内藤泰朗】アフリカ大陸最大の人口を抱え、経済規模も大陸で最大級とされるナイジェリアの大統領選挙は31日、同国選挙管理委員会が暫定的な開票結果を公表した。全36州のうちアブジャ首都圏を含む31州で野党のブハリ元最高軍事評議会議長(72)が約1300万票を獲得し、約1050万票を得た現職のジョナサン氏(57)をリードした。最終結果は同日以降に発表するとしている。

 選挙は、キリスト教徒が多く、産油地帯で潤沢な石油収入がある南部出身のジョナサン氏と、イスラム教徒が多く、開発から取り残されて貧しい地域も多い北部出身のブハリ氏による事実上の一騎打ち。拡大する経済格差や、アフリカ最大とされる同国の石油産業をめぐる汚職疑惑、イスラム過激派ボコ・ハラムへの対処が最大の争点となった。

 ロイター通信によると、3月28日の投票日には、ボコ・ハラムが支配を確立しようとしている同国北東部で市民ら少なくとも15人が射殺された。選挙で不正が行われたとして、投票のやり直しを求めた抗議デモと治安当局の衝突も起き、政府はリバース州で夜間外出禁止令を出した。

321チバQ:2015/04/01(水) 07:33:14
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2015040100051
野党ブハリ氏勝利=現職、敗北認める-ナイジェリア大統領選


 【ロンドン時事】西アフリカのナイジェリアで3月28、29の両日実施された大統領選挙の開票は31日までにほぼ終了し、ロイター通信などによると、最大野党・全進歩会議(APC)のムハンマド・ブハリ元最高軍事評議会議長(72)が与党・国民民主党(PDP)の現職グッドラック・ジョナサン大統領(57)を破り、勝利した。
 APCによれば、ジョナサン氏はブハリ氏に電話し、敗北を認めた。1999年の民政移管以来、大統領の座を独占してきたPDPから初めて野党への政権交代が実現した。
 選挙管理委員会の正式発表は出ていないが、ロイターによる各州の結果の集計によると、ブハリ氏の得票は約1500万票、ジョナサン氏は約1300万票だった。第2の都市カノなどブハリ氏の地盤である北部では、多くの支持者が街頭に繰り出し、勝利を祝った。
 2011年の前回選挙後、敗れたブハリ氏の支持者が暴徒化し、800人以上の死者が出たが、今回はジョナサン氏が敗北を認めたことで、混乱が小規模に抑えられると見込まれる。(2015/04/01-05:47)

322チバQ:2015/04/01(水) 07:34:10
http://www.sankei.com/world/news/150331/wor1503310090-n1.html
2015.3.31 23:56

ナイジェリア大統領選、野党候補が「勝利宣言」 ボコ・ハラム襲撃死傷や衝突、外出禁止令も

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 【ロンドン=内藤泰朗】アフリカ大陸最大の人口を抱え、経済規模も大陸で最大級とされるナイジェリアの大統領選挙は31日、同国選挙管理委員会が暫定的な開票結果を公表した。全36州のうちアブジャ首都圏を含む34州で野党のブハリ元最高軍事評議会議長(72)が約1460万票を獲得し、約1130万票を得た現職のジョナサン氏(57)をリード、ロイター通信によると、野党側は早くも勝利を宣言した。

 大統領が敗北を認めれば、民政移管に伴う2003年大統領選以降で初の与野党の政権交代につながる「歴史的勝利」となる。

 選挙は、キリスト教徒が多く、産油地帯で潤沢な石油収入がある南部出身のジョナサン氏と、イスラム教徒が多く、開発から取り残されて貧しい地域も多い北部出身のブハリ氏による事実上の一騎打ち。

 ロイター通信によると、3月28日の投票日には、ボコ・ハラムが支配を確立しようとしている同国北東部で市民ら少なくとも15人が射殺された。選挙で不正が行われたとして、投票のやり直しを求めた抗議デモと治安当局の衝突も起き、政府はリバース州で夜間外出禁止令を出していた。

324チバQ:2015/04/01(水) 19:56:01
http://mainichi.jp/select/news/20150401k0000e030238000c.html
ナイジェリア:民政後初の政権交代…大統領が敗北宣言
毎日新聞 2015年04月01日 13時06分

 【ヨハネスブルク服部正法】3月28、29日に投票が行われた西アフリカ・ナイジェリアの大統領選で31日、最大野党「全進歩会議(APC)」のブハリ氏(72)の当選が確実となった。事実上の一騎打ちとなっていた「国民民主党(PDP)」の現職ジョナサン大統領(57)は同日、勝利宣言したブハリ氏に電話で祝意を伝えて敗北を認めた。1999年の民政移管後、同党が一貫して政権を担ってきており初の政権交代となる。

 AFP通信によると、ナイジェリア選管も1日、ブハリ氏の当選を正式に発表。確定得票数はブハリ氏が約1542万票(得票率約54%)。ジョナサン氏は約1285万票(同45%)。北部出身のイスラム教徒のブハリ氏と南部のキリスト教徒のジョナサン氏の対決だったが、ブハリ氏は地盤の北部で票を固め、キリスト教徒が比較的多い南西部各州でも大きく支持を広げた。

 一方、ジョナサン氏は出身地の南東部で強さを見せたが及ばなかった。ジョナサン政権に対して、北部でテロ攻撃を強めるイスラム過激派ボコ・ハラムを鎮圧できない指導力や汚職横行などを巡り、国民の間に批判が高まっていた。

 ブハリ氏は軍出身で、84〜85年には最高軍事評議会議長(国家元首)として軍事政権を率いた。民政移管後は大統領選に3回出馬し、いずれも敗北。今回は強権イメージが、ボコ・ハラムに悩まされる国民に「強い指導者」と受け取られ期待が集まった面もある。

 今回と同様に「ジョナサン氏対ブハリ氏」の構図となった前回(2011年)選挙では、イスラム教徒とキリスト教徒の衝突に発展、800人以上が死亡したとされる。今回も大規模な衝突の発生を危惧する声があるがジョナサン氏の速やかな敗北宣言が混乱を抑止する可能性もある。

325チバQ:2015/04/01(水) 19:56:41
http://mainichi.jp/select/news/20150402k0000m030038000c.html
ナイジェリア:政権交代後に待ち受ける貧困と汚職問題
毎日新聞 2015年04月01日 19時49分

 【ヨハネスブルク服部正法】3月28、29両日に投票が行われた西アフリカ・ナイジェリアの大統領選で、選挙管理委員会は1日、最大野党「全進歩会議(APC)」のブハリ氏(72)の当選を正式発表した。事実上の一騎打ちとなっていた与党「国民民主党(PDP)」の現職ジョナサン氏(57)は発表に先立ち、敗北を認めた。1999年の民政移管後初の政権交代を受け、変革への国民の期待を背負ったAPC政権は、イスラム過激派ボコ・ハラム対策や汚職根絶など山積する課題に向き合うことになる。

 ジョナサン氏がブハリ氏に電話で祝意を伝えたことが報じられると、首都アブジャやブハリ氏の地盤である北部カノなどでは大勢の支持者が路上に繰り出し、選挙戦で陣営が用いた「汚職追放」の象徴であるほうきを振り、歌やダンスで喜びを爆発させた。

 ロイター通信などによると、勝利を決めたブハリ氏は支持者らに対し「一党(支配)国家を脱した。変革の時が来た」と述べた。得票数はブハリ氏が約1542万票(得票率53.95%)、ジョナサン氏は約1285万票(同44.96%)だった。

 ブハリ氏は北部のイスラム教徒でジョナサン氏は南部のキリスト教徒。両者が同様に競った前回選(2011年)では、選挙後に発生した暴動が両教徒の対立に発展し、約800人が死亡したとされる。ジョナサン氏はテレビ演説で「いかなる政治的野心も人々の流血には値しない」と、平静を保つよう国民に訴えた。

 ボコ・ハラム対策はもちろんだが、新政権に対する汚職根絶と格差是正への国民の期待は強い。

 アフリカ最大の1億7000万人以上の人口を抱えるナイジェリアは、アフリカ一の産油国。経済規模も南アフリカを抜いてアフリカでトップの地域大国だが、1日1ドル(約120円)未満で暮らす貧困層は人口の6割にも上り、特に、油田に恵まれる南部と貧困層が多い北部の格差は大きい。一方で、1960年の独立以降、国庫に入るべき約4000億ドル(約48兆円)が消えたとも指摘され、長年の腐敗は深刻だ。変革を掲げるブハリ氏の手腕が注目される。

326チバQ:2015/04/01(水) 20:00:28
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1116784031/2576
名は体を表す?ナイジェリアの風変わりな命名作法
2011年05月27日 18:17 発信地:ラゴス/ナイジェリア

327チバQ:2015/04/01(水) 23:29:51
http://www.afpbb.com/articles/-/3044168
ペルー議会が首相不信任案を可決、国民らの情報収集疑惑で
2015年03月31日 19:26 発信地:リマ/ペルー
【3月31日 AFP】(一部更新)ペルーの国家情報局(DINI)の情報収集疑惑を追及していた同国議会は30日、アナ・ハラ(Ana Jara)首相の不信任案を72票対42票で可決した。同議会が首相を解任に追い込むのは1968年以来初めて。

 議会の不信任案可決で、同国の最高行政権者であるオジャンタ・ウマラ・タッソ(Ollanta Humala Tasso)大統領は任期1年を残して、7人目の首相を任命しなければならなくなった。大統領は在任4年間で最大の危機を迎えている。

 情報収集疑惑については今月19日、同国の週刊誌コレオ・セマナル(Correo Semanal)がDINIの情報収集の対象となっている人物のリストを掲載。対象には政治家やその家族、ジャーナリスト、財界人、一般国民が含まれていた。

 議会の証人喚問でハラ首相は、この情報収集は少なくとも2政権前にさかのぼるものだと述べた。政府は2月、DINIの一時閉鎖を命じていた。野党議員のハビエル・ベドヤ(Javier Bedoya)氏は「ハラ首相が情報収集を命じたのではなくても、誰かが責任を取る必要があるのは明白だ」と述べた。(c)AFP

328名無しさん:2015/04/03(金) 23:50:42
http://www.sankei.com/world/news/150403/wor1504030075-n1.html
2015.4.3 21:25
【ケニア大学襲撃】
「キリスト教徒か?」 人質選別し宗教対立あおる 

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3日、ケニア・ナイロビで祈りを捧げるキリスト教徒(AP)
 【ロンドン=内藤泰朗】ケニア東部ガリッサの大学が襲撃され147人が死亡した事件は、犯行を名乗り出た、ソマリアを拠点とする国際テロ組織アルカーイダ系のイスラム過激派アッシャバーブの脅威を改めて見せつけた。

 報道によると、アッシャバーブはここ数年、拠点のソマリア国内では勢いを失っていたとされるが、隣国ケニアの首都ナイロビでは2013年、67人が犠牲となったショッピングモール襲撃事件を実行するなど、国外に活路を見いだす姿勢が目立っていた。昨年9月には、米軍の空爆で殺害された最高指導者に代わる新指導者が指名されていた。

 2日の大学襲撃の実行犯で、現場で自爆した4人の容疑者は、学生らを人質にとる際、「キリスト教徒か」と聞いて標的を選別していたとされ、犯行にはイスラム教徒とキリスト教徒との対立を扇動する狙いがあったとみられている。

 アフリカでは、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」に忠誠を誓ったナイジェリアのイスラム過激派ボコ・ハラムなども存在する。専門家は、これらの過激派が今後、連携を強めていく恐れがあるとして神経をとがらせている。

 一方、ロイター通信などによると、ソマリア国境から約200キロのガリッサでは不審者が目撃され、大学側が襲撃を警戒していたが、大学には正門に警備員2人がいただけだった。

 ケニヤッタ大統領は事件を受け、警察官を1万人増員する方針を示した。

329チバQ:2015/04/03(金) 23:52:29
http://www.sankei.com/world/news/150403/wor1504030021-n1.html
2015.4.3 11:26
【ケニア大学襲撃】
“地獄”目の当たり…「キリスト教徒を選別して殺していた」

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ケニア東部ガリッサで起きた襲撃事件の現場近くで走る軍の兵士=2日(ロイター)
 【ロンドン=内藤泰朗】「テロの危険を知らされていた」「キリスト教徒が殺された」…。ケニア東部ガリッサの大学で起きたイスラム過激派による襲撃事件から逃れた学生たちが2日夜、欧米メディアに悲劇の様子を語り始めた。未来の教職員を目指す学生たちはこの日、“地獄”を目の当たりにした。

 「寝ていたが、銃声を聞いて跳び起き、仲間と必死で逃げた」-。

 ロイター通信に学生の1人が語った。2日午前5時半(日本時間同午前11時半)ごろ、武装集団が大学正面ゲートを手投げ弾で爆破し、敷地内で銃を乱射する音を聞いたのだ。裸のまま逃げた学生もいた。

 「おまえはイスラム教徒かキリスト教徒か」。過激派はこう叫びながら、約800人が暮らす学生寮の部屋のドアをたたいて回り、キリスト教徒を選別して殺害していったという。

 駆けつけた治安部隊との激しい銃撃戦が始まると、過激派は学生寮の一つに追い込まれたが、学生を人質に取り、夜まで立てこもった。犯人側は「多くのキリスト教徒を人質に取った」と主張していた。

 事件当時、大学から避難していた女子学生の話では、「大学内で見知らぬ男たちがいる」との不審情報が先月30日ごろから大学当局に寄せられ、学長の判断で臨時休校の措置が取られた。しかし、学内には学期中で学生たちが残っており、今回の事件に巻き込まれたようだ。

330チバQ:2015/04/03(金) 23:54:30
http://www.sankei.com/politics/news/150403/plt1504030032-n1.html
2015.4.3 19:46
【浪速のエリカさま病欠疑惑】
橋下市長、火消しに躍起 「一番許せない国会議員の典型例だ!」 都構想への思わぬ“障害”に激怒

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2012年12月26日、国会に初登院した際の上西小百合氏
 維新の党は「大阪都構想」の住民投票を5月17日に控え、3日告示の大阪府議選と大阪市議選を「前哨戦」と位置づける。ところが決戦直前に上西小百合衆院議員(比例近畿)の「国会病欠旅行」疑惑が浮上。「身を切る改革」を掲げる維新最高顧問の橋下徹大阪市長は3日、維新傘下の大阪維新の会代表の権限で対応を主導し、ピンチをチャンスに転じようと躍起となった。

 「上西氏を大阪に呼び対応を決めたい。税金の使い方を厳しくチェックしていくのが大阪維新の会の原点だ。一番許せない国会議員の典型例だ」

 3日朝、通勤客らで混雑するJR大阪駅前。統一地方選の第一声としてマイクを握った橋下氏が開口一番言及したのは、身内への容赦ない非難だった。

 上西氏は2日のフェイスブックで、3月13日の衆院本会議の病欠を謝罪する一方、14、15両日に旅行に出たとの指摘には「療養に専念した」と反論した。しかし、橋下氏は納得せず、記者への説明を避ける上西氏に対し3日夜の緊急記者会見への同席を求めた。

 橋下氏が機敏に反応した理由は、そのタイミングにあった。統一選の告示はワイドショーが上西氏の疑惑を連日報じる中で迎えた。“不祥事”によるイメージダウンを最小限に抑える必要があった。

 江田憲司代表は2日の記者会見で、党本部主導で事実関係を調査し、「問題があれば厳正に対処したい」と表明した。危機感の相違を感じ取った橋下氏は3日の演説で「維新の党がなんと言おうとも大阪維新は許さない」と強調した。

 橋下氏は昨年12月の衆院選直後、都構想実現に専念するため共同代表を退き、党運営を江田氏らに委ねた。今回いまだ衰えぬ存在感を示したが、面目を失った非大阪系党幹部との間に軋轢(あつれき)を生む可能性も否定できない。

 橋下氏が強硬姿勢に出るのは、住民投票前の失速への懸念がある。大阪市議選の公認候補は過半数に届かないが、各党で最多の38人に上った。統一選前の29議席を下回れば「維新としては負けで、勢いに水を差すことになる」(維新国会議員)。

 府議選も負けられない。住民投票で賛成多数となった場合、平成29年4月の特別区設置までの2年間に都構想関連の条例を府議会で成立させる必要がある。維新顧問の松井一郎府知事は1日の記者会見で「2年間でスピーディーにものごとを進めるために過半数獲得は重要だ」と強調した。

 統一選での失速は維新の崩壊にもつながりかねない。ある維新の府議選候補は「票を伸ばせなければ、メンバーみんなが荷物をまとめて去っていくことになる」と表情を引き締めた。

331チバQ:2015/04/18(土) 00:06:51
http://mainichi.jp/select/news/20150418k0000m030074000c.html
ケニア:「テロ温床で閉鎖」難民キャンプめぐり国連と対立
毎日新聞 2015年04月17日 20時29分(最終更新 04月17日 22時53分)

 【ヨハネスブルク服部正法】ソマリア難民を収容するケニア東部の「ダダーブ難民キャンプ」を巡りケニア政府と国連などが対立している。約35万人が暮らす世界最大級の難民キャンプだが、ソマリアのイスラム過激派アルシャバブによる大学襲撃事件を受け、ケニア政府がキャンプをテロの温床として閉鎖する意向を表明したからだ。国連はケニア政府に再考を促し、国際人権団体は「難民に罪をきせるな」と批判している。

 今月2日、ケニア東部ガリッサで起きた襲撃事件では、キリスト教徒の学生がアルシャバブの戦闘員に標的とされ、計148人が死亡した。

 「ダダーブ難民キャンプ」は、1991年に勃発したソマリア内戦による難民のために設置された。ケニアのルト副大統領は11日、声明で国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)に対し、3カ月以内にソマリア難民を別の場所に移住させることを要求。国連が応じない場合、ケニア政府が移住させると表明した。

 ケニア当局が神経質になるのは、キャンプをアルシャバブの潜伏先と見ているからだ。だが、アルシャバブは既にケニア国内で勢力を拡大。ケニア北東部を中心に約250万人が暮らすソマリ系ケニア人社会やインド洋沿岸のイスラム教徒コミュニティーにも入り込んで活動していると言われている。

 また、首都ナイロビのスラム地域からも多数の若者がソマリアに渡航し、アルシャバブに参加した可能性も出ている。襲撃事件でも実行犯とされる4人はソマリ系を含むケニア人で構成されていたとみられている。

 一方、ケニア政府の方針に対しUNHCRは14日、「急なキャンプ閉鎖と強制的な難民の帰還は人道的、実務的に極端な結果を招く」「ソマリア国内の多くの地域では大規模な(難民)帰還は依然不可能」との見方を示し、再考を促した。

 英BBCなどによると、国際人権団体「ヒューマン・ライツ・ウォッチ」のアフリカ地域幹部は「難民を身代わりにするのでなく、ケニア政府はガリッサ事件の容疑者を特定し訴追すべきだ」と述べた。また、ロイター通信は、キャンプ閉鎖が「絶望し何もすることがない若者を戦闘員としてアルシャバブに差し出すことになる」というケニアの人権グループ関係者の懸念を伝えた。

332とはずがたり:2015/04/19(日) 16:17:54

州政府が滞納、電話止められる…五輪で財政悪化
http://www.yomiuri.co.jp/world/20150419-OYT1T50042.html?from=ycont_top_txt
2015年04月19日 14時32分

 【リオデジャネイロ=吉田健一】来夏に五輪・パラリンピックを控えるブラジル・リオデジャネイロ州で、州政府が電話やインターネットの代金約1億7000万レアル(約66億6000万円)を滞納し、通信会社によって一部の回線が遮断される事態となっている。

 その他の未払い金を含めると、滞納総額は少なくとも約10億レアル(約392億円)に上るという。

 ブラジル紙グロボ(電子版)が17日、報じた。

 同紙によると、通信が止められているのは、州政府の管理部門が中心。州知事執務室があるリオデジャネイロ市内のビルの電話も、今年に入り数日間止められた。

 同州は、五輪への大型投資や原油安による原油関連収入減少などで財政状況が悪化した。

333チバQ:2015/04/19(日) 22:39:41
http://www.sankei.com/world/news/150419/wor1504190023-n1.html
2015.4.19 18:48

南アで移民襲撃の波、東部で6人死亡 失業率25%…ズマ大統領に試練「暴力終わらせる」

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 【ロンドン=内藤泰朗】南アフリカの各地で移民が襲撃される事件が相次ぎ、アフリカの国々から懸念する声が上がっている。南アのズマ大統領は18日、インドネシアで始まったアジア・アフリカ会議への出席を急遽(きゅうきょ)中止し、襲撃で6人が死亡した東部ダーバンを訪れ、移民への暴力を終わらせると約束した。ズマ氏は試練の時を迎えた形だ。

 英BBC放送などによると、今月に入りダーバンでアフリカや中国からの移民の商店などが襲われ、略奪されたり放火されたりする事件が続出した。騒ぎは数日前から最大都市ヨハネスブルクにも拡大した。

 警察は外国人排斥を訴える群衆にゴム弾を撃つなどして、18日までに150人を逮捕した。だが、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)によると、この3週間で5千人以上が避難民となった。恐怖におののく移民たちの中には、南アから脱出する動きも出ているという。

 南アは、アパルトヘイト(人種隔離政策)終結後、移民が増加し、その数は人口の約4%に当たる約200万人から500万人とも推計されている。

 最大民族ズールーの指導者が3月、移民は南アから出ていくべきだと発言したのをきっかけに襲撃が始まったとされる。約25%という高い失業率に加え、貧富の格差への不満が背景にあるとみられる。

 19日には、人権弾圧で批判される隣接国ジンバブエのムガベ大統領も、移民排斥について「衝撃的で、うんざりだ」と非難した。

334チバQ:2015/04/19(日) 23:25:02
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150419-00000017-jij_afp-int
ナイジェリアで「謎の病」、24時間で死亡 既に18人が犠牲に
AFP=時事 4月19日(日)11時46分配信
【AFP=時事】ナイジェリア南西部で今月13日以降、発症から24時間以内に命を奪う「謎の」病気による死者が相次いでいる。南西部オンド(Ondo)州保健省のダヨ・アデヤンジュ(Dayo Adeyanju)長官は18日、AFPに対し、23人がこの病気にかかり、うち18人が死亡したと明らかにした。

 これに先立ちAFPの電話取材に応じていた同州政府報道官は、同州のオデイレレ(Ode-Irele)という町で発生したこの病気にかかると頭痛や体重減少、かすみ目、意識消失などの症状が出て発症から1日以内に死亡するが、検体検査ではエボラウイルスやその他のウイルスは検出されていないと述べていた。

 一方、世界保健機関(World Health Organization、WHO)は、これまでに14人が発症し、うち12人が死亡したという情報を得ていると明らかにした。WHOのタリク・ヤシャレビチ(Tarik Jasarevic)報道官はAFPに宛てた電子メールでこの病気の調査を進めていると述べた他、WHOの別の報道官グレゴリー・ハートル(Gregory Hartl)氏は予備的な報告によるとこの病気の患者は全員が今月13〜15日の間に発症したとしている。

 オンド州のアデヤンジュ保健長官によれば、WHOや国連児童基金(ユニセフ、UNICEF)、ナイジェリア疾病対策センター(Nigerian Centre for Disease Control、NCDC)の専門家らが調査のため、既にオデイレレに入っている。【翻訳編集】 AFPBB News

335チバQ:2015/04/19(日) 23:33:58
http://mainichi.jp/select/news/20150420k0000m030053000c.html
バンドン会議:「南南協力」を推進 首脳会議声明案
毎日新聞 2015年04月19日 22時07分

 【ジャカルタ平野光芳】1955年の「アジア・アフリカ会議(バンドン会議)」の開催60周年を記念する首脳会議(22、23日)で採択される声明の草案が19日、明らかになった。発展途上国が資本や技術面で支援し合う「南南協力」を推進し、国連などを通じた国際協力で「多極化した世界を構築する」としている。

 バンドン会議は新興独立国が反植民地主義を掲げ、東西冷戦下の国際情勢に大きな影響を与えた。ジャカルタで開かれる60周年国際会議は19日の高官級会合を皮切りに始まり、20日に閣僚級会合を開く。一連の会合にはアジア、アフリカ諸国を中心に86カ国が参加する予定で、首脳会議には安倍晋三首相や中国の習近平国家主席ら首脳級32人が出席。24日には一部首脳が約120キロ離れたバンドンに移動し、記念式典を行う。

 声明の草案は44項目で、19日の高官級会合で大筋合意された。過去10年間で各国が著しい発展を遂げる一方、紛争や貧困、格差、感染症といった課題が残っており、「各国が具体的、持続的に協力する必要がある」と確認した。

 一方、民主主義を「普遍的な価値」としながら、「人々の願望や文化に基づいて発展すべきで、一つのモデルは押し付けられない」と記述。中国など民主化が遅れる国々に配慮し、欧米諸国をけん制する内容となった。イラクやシリアで勢力を伸ばすイスラム過激派組織「イスラム国」(IS=Islamic State)のテロ行為について「重大な懸念を表明する」とし、国際社会の対策強化を求めている。

 首脳会議ではパレスチナ問題に関する宣言も採択する。毎日新聞が入手した草案によると、「パレスチナを巡る協議の停滞が、違法な占領を既成事実化する時間稼ぎに使われている」とイスラエルを強く非難する内容になっている。

 ◇首脳会議の声明案骨子

▽バンドン会議の原則を再確認する

▽平和、民主化、経済、健康、教育の分野で数十年間で大きな進歩があった

▽技術協力などを通じた「南南協力」を推進

▽民主主義は普遍的な価値

▽貿易や投資を促進

▽ISなどのテロに懸念

▽大学間交流や女性の地位向上、災害対策で連携強化

336チバQ:2015/04/20(月) 21:47:14
http://www.sankei.com/world/news/150420/wor1504200035-n1.html
2015.4.20 20:08

22日にインドネシアでアジア・アフリカ会議60年記念首脳会議 /中国、「影の議長」として存在感 議長国インドネシア、「民主主義」の価値観共有訴え 新たな「南南協力」模索

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 【シンガポール=吉村英輝】インドネシアで1955年、新興独立国が反植民地主義と相互連帯を誓ったアジア・アフリカ会議(バンドン会議)から60年を記念する首脳会議が、首都ジャカルタで22日から始まる。両地域で中国が台頭するなか、議長国のインドネシアは民主主義などの価値観の共有を掲げ、「非同盟」の盟友らに新たな協力を訴える見通しだ。

 会議は「世界の平和と繁栄を推進するための南南協力」をテーマに23日まで行われ、10年ぶりとなる首脳会議には、安倍晋三首相をはじめ30カ国以上の首脳級が出席する予定。閉幕時には、両地域の経済協力や、貧困や格差の是正に向けた声明が採択される。

 バンドン会議は、米国と旧ソ連による東西冷戦の緊張を和らげ、民族自決を進めるための連帯を示そうと、インドネシアのスカルノ大統領、中国の周恩来首相、インドのネール首相、エジプトのナセル大統領(いずれも当時)らが中心となり開催され、後の非同盟運動につながっていった。

 それから半世紀以上がたち、アジアでは中国が世界第2位の経済大国に躍進するとともに、資源豊富なアフリカで経済協力や投資を活発化させている。会議参加国の多くは、中国主導の国際金融機関アジアインフラ投資銀行(AIIB)の創設メンバーだ。出席予定の習近平国家主席は、2国間会談などで各国を取り込み、“陰の議長”として存在感を発揮しそうだ。

 冷戦は終わったものの、両地域では紛争や貧困などの課題を抱えたまま。世界人口の75%を占める新興市場は成長への期待が大きいが、課題も多い。

 インドネシアのルトノ外相は、基本的人権や国際紛争の平和的解決などを60年前の首脳らが誓った「バンドン10原則」を再確認する重要性を強調するとともに、経済発展と民主化を達成したインドネシアが、各国の差異を埋める「懸け橋となる用意がある」と意欲を示した。

 会議では、国家樹立を目指すパレスチナを後押しする特別宣言の発表や、イスラム過激派によるテロ問題での協議も予定。インドネシアのジョコ大統領の側近は、米紙ウォールストリート・ジャーナル(電子版)に、「大統領は中東での紛争解決支援にも意欲を示している」とし、世界最大のイスラム教徒を抱える立場を生かした外交の展開も模索している。

337チバQ:2015/04/20(月) 21:49:32
http://mainichi.jp/select/news/20150420k0000m030083000c.html
バンドン会議:構図変容 中国の影響拡大、インド警戒強め
毎日新聞 2015年04月20日 00時28分

 アジア・アフリカ会議(バンドン会議)の開催60周年を記念する一連の国際会議が19日、ジャカルタで始まった。新興独立国が「反植民地主義」で連帯して米国やソ連をけん制するという当時の構図は変わり、今回の議題の中心は開発や経済成長に。急速な成長を続ける中国が発言力を増し、インドなどが警戒を強める構図となっている。【北京・石原聖、ニューデリー金子淳、ジャカルタ平野光芳】

 今回のテーマは「世界の平和と繁栄を推進する南南協力の強化」。先進国に頼るのではなく、資金や人材、技術で先行する発展途上国が別の途上国を支援するとの理念だが、「最大の途上国」である中国にとって影響力を示す格好の機会だ。

 中国の2010〜12年の対外援助総額は約893億4000万元(約1兆7000億円)。援助方針に民主化などの政治的条件を一切付けないことと、「高速鉄道外交」と呼ばれるインフラ輸出で急速にアジア・アフリカでの存在感を高めてきた。アフリカについては天然資源の調達先や中国製品の輸出市場として重視し、00年から「中国・アフリカ協力フォーラム」を開催。12年にはエチオピアの首都アディスアベバにあるアフリカ連合(AU)本部ビルを建設し、AUに中国政府代表部も開設された。

 アフリカでは中国企業の進出で現地雇用が生まれ、インフラ整備も進む一方、さまざまな摩擦も生まれている。支援に当たって多くの労働者を送り込むほか、資源の権利や中国製資材の使用を要求するためで、欧米諸国だけでなくアフリカ諸国からも「新帝国主義」と批判の声が出る。

 中国の習近平国家主席はバンドン会議出席に先立ち、パキスタンを訪問。中国側が40年の管理権を持つパキスタンのグワダル港の運用が今月開始されるとみられ、グワダルと新疆ウイグル自治区カシュガルを鉄道でつなぐ「中国パキスタン経済回廊」計画も本格化する。アジアインフラ投資銀行(AIIB)の創設で中国が提唱する海と陸のシルクロード経済圏構想が実現に向けて動き出している。中国はこれらを南南協力の具体策と位置づけ、アジア・アフリカの発展途上国の中心として、会議出席国に中国主導の経済圏への参加を呼びかける構えだ。

 一方、インドは中国の影響力拡大を警戒する。南アジアの地域大国として存在感を示すため近隣国の援助を重視しており、15年度予算では開発援助(総額約910億ルビー=約1700億円)の約9割が南アジア地域協力連合(SAARC)加盟国(パキスタンを除く)にミャンマーを加えた計7カ国に対するものだった。

 とりわけバングラデシュやスリランカは海上交通路の要衝として中国が関係を緊密化させており、インド側は神経をとがらせる。モディ首相は昨年5月、首相就任宣誓式にSAARC諸国の首脳を招待するなど、改めて近隣国を重視する外交姿勢を強調した。

 インドは08年から原則3年ごとにインド・アフリカフォーラムを開催するなど、アフリカ支援にも重点を置き始めている。地元メディアによると、同フォーラムはこれまで十数カ国の首脳しか出席していなかったが、年内に開催予定の3回目のフォーラムでは54カ国の首脳を招待する。ただ援助額では中国に及ばず課題が多い。

338チバQ:2015/04/20(月) 21:50:36
http://mainichi.jp/select/news/20150421k0000m030034000c.html
キューバ:市議選に反体制派出馬 開票待たず落選認める
毎日新聞 2015年04月20日 19時02分(最終更新 04月20日 21時11分)

 【サンパウロ朴鐘珠】ロイター通信などによると、キューバで19日、全国一斉に市議選が投票された。首都ハバナでは反体制派の男性候補2人が地域の候補者指名委員会で推挙され、立候補していた。独裁色の濃いキューバで反体制を公言する人物の推挙は前代未聞。2人は20日の開票結果を待たずに落選を認めたが、政府が対米関係正常化へかじを切る中、有権者の政治意識にも変化が生じ始めているようだ。

 この2人は、元弁護士のフリージャーナリスト(65)と反体制運動団体のメンバー(26)。市議選に立候補するには、小さな集落ごとの候補者指名委員会で推挙されなければならない。当選すれば1959年のキューバ革命後、国内で初めて共産党一党支配に対抗する勢力の誕生になると注目されていた。

 国交正常化交渉で米国がキューバに要求する民主化の指標の一つが多党制の実現だ。キューバ政府は選挙法を改正し、17年に総選挙を実施すると今年2月に発表した。しかし、法改正の内容は明らかにされていない。

 キューバの地方議会は市と県レベルに分かれる。任期2年半の市議選には今回、全国で定数1万2589に対し2万7379人が立候補した。共産党機関紙は19日、療養中のフィデル・カストロ前国家評議会議長(88)が自宅で投票用紙に記入する姿の写真をウェブサイトに公開した。

339チバQ:2015/04/21(火) 20:38:05
http://www.sankei.com/world/news/150421/wor1504210033-n1.html
2015.4.21 12:18

アルゼンチン大統領、捜査免れる 密約疑惑






アルゼンチンのフェルナンデス大統領(ゲッティ=共同)
 アルゼンチンのフェルナンデス大統領がユダヤ人協会本部爆破テロ事件の容疑者を処罰しない密約をイランと結んだとされる疑惑で、刑事上告裁判所の担当検察官は20日、正式捜査を認めないとの下級審判断に対し上訴を断念するとの意見書を上告裁に提出した。

 大統領は当面の危機を乗り切った形だが、疑惑を捜査していた検察官ニスマン氏が1月、議会証言の前日に遺体で見つかった事件は真相が明らかになっておらず、国民の不信感は募っている。

 疑惑は、大統領が1994年の同事件で国際手配されたイラン人容疑者を処罰しない代わりに安く石油の提供を受ける密約を交わしたというもの。2月に担当判事が疑惑の正式な捜査開始を認めないとの判断を示し、別の裁判官3人による審理でも3月、この判断が追認されていた。(共同)

340チバQ:2015/04/22(水) 00:00:04
http://www.sankei.com/world/news/150421/wor1504210051-n1.html
2015.4.21 21:47

キューバで前代未聞、地区議員選に「反体制派」2人が出馬 指導部軟化の現れか

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キューバの地区議員選挙で投票の準備をするフィデル・カストロ前国家評議会議長=19日、ハバナ(AP)
 【ニューヨーク=黒沢潤】共産党の一党独裁政権下にあるキューバで19日、国内168地区の地区議員を選ぶ選挙が行われた。欧米メディアによれば、反体制派2人が特別に出馬を認められた前代未聞の選挙。2人は落選したが、米国との関係改善に踏み出したカストロ政権が柔軟姿勢を見せ始めた兆しとして注目されている。

 立候補したのは、弁護士兼ジャーナリストのイルデブランド・チャビアノ氏(65)と、非合法政党所属のユニエル・ロペス氏(26)。2人は首都ハバナの異なる地区から立候補した。

 AP通信によれば、開票は反体制派の人々や外国メディアが見守る中、ほぼ問題なく行われた。選挙管理委員会の中間発表によれば、チャビアノ氏は少なくとも138票、ロペス氏は少なくとも65票獲得したという。

 定員計1万2589人に対し、立候補したのは2万7379人。地区議員は、道路の補修や害虫駆除、水供給といった諸問題の解決を任務とする。

 1976年から地区議員選挙が始まったキューバで、候補者の選挙運動は一切認められておらず、国民は候補者の履歴と写真を参考に投票する仕組みとなっている。

 2人によれば、選管幹部は今回、それぞれの経歴を書き換え、海外を拠点としたり、海外から金銭支援を受けたりしているといった「反革命的」分子と紹介したという。

 チャビアノ氏は落選後、「投票も、開票も、問題なく行われたと思っている。人々は変化を欲しなかったが(出馬は)成功だった。人々は私たちが誰であるかを知ることになった」と満足げに語った。

 ロペス氏も「私への逆風が吹き荒れた選挙で、(一部の)人々が支持してくれたことを幸せに思う」と述べた。

 共産党機関紙「グランマ」(電子版)によれば、フィデル・カストロ前国家評議会議長はハバナの自宅で投票した。同紙は、反体制派2人の立候補については言及していない。

341チバQ:2015/04/23(木) 21:21:01
http://mainichi.jp/select/news/20150424k0000m030054000c.html
バンドン会議閉幕:インドネシアが存在感 地位向上に布石
毎日新聞 2015年04月23日 20時44分(最終更新 04月23日 21時17分)

 【ジャカルタ平野光芳】1955年の「アジア・アフリカ会議(バンドン会議)」60周年を記念する首脳会議は23日、首脳宣言「バンドン・メッセージ2015」などを採択して閉幕した。約30人の首脳級を含む約100カ国が参加した会合では、ホスト役のインドネシアのジョコ大統領が存在感を示した。人口世界第4位で、急速な経済成長を続ける東南アジアの「地域大国」として国際地位向上の足がかりにしたい考えだ。

 「国連がより機能するよう改革を求める」「新しい国際経済秩序を構築する必要がある」。ジョコ大統領が会議冒頭、発展途上国の立場を代弁するスピーチを行うと大きな拍手が起きた。地元メディアも「知的に正しく機会を生かした」と好意的で、ジャカルタ・ポスト紙はジョコ大統領を中心に安倍晋三首相、中国の習近平国家主席が左右に並ぶ写真を1面トップに掲載した。

 新興国が反植民地主義や世界平和を掲げて集結したバンドン会議は、カリスマ的指導力があったスカルノ初代大統領の遺産といえる。参加国間の関係悪化で長らく開かれなかったが、05年に当時のユドヨノ大統領らが50周年会合として復活させて104カ国が参加。民主主義が定着し、経済成長が続くインドネシアにとって、国際社会での存在感を示す重要な場となっている。

 議事進行でも実利を得た。2億人超のイスラム教徒を抱えてパレスチナ問題への関心が高い中、完全な独立を達成していないパレスチナを「反植民地主義を掲げた55年以来の未解決問題」と位置づけて主要議題に並べ、イスラエル批判を含む宣言を取りまとめた。ジョコ大統領が重要政策として掲げる海洋ネットワークの強化構想も、首脳宣言に盛り込まれた。ジョコ大統領は経営者出身で政党や組織に依存せず、庶民からの草の根人気に支えられた政治家。外交専門家からは「国民の目線を意識した実利重視の外交を行う」との見方が出ている。

 このほか首脳宣言では、発展途上国が資本や技術面で支援しあう「南南協力」を推進するとともに、国連などを通じた国際協力を推進すると明記。より具体的な計画を記した文書も併せて採択した。

 24日はジョコ大統領や習主席ら参加首脳が約120キロ離れたバンドンに移動。60年前に使われた会議場の周辺で記念式典を開き、会合の意義を確かめる。

342チバQ:2015/04/23(木) 21:40:27
http://www.cnn.co.jp/world/35063635.html
ニュージーランド首相、ウエートレスの髪を引っ張り謝罪
2015.04.23 Thu posted at 15:37 JST
(CNN) ニュージーランドのジョン・キー首相は23日までに、行きつけのカフェでウエートレスの女性のポニーテールを繰り返し引っ張ったことを謝罪した。
女性はニュージーランドの政治サイト「デーリー・ブログ」に匿名で、首相のこうした行為について投稿。「受け入れがたいあいさつの方法だった」と書いた。
投稿によれば、引っ張り行為は昨年の選挙シーズンに始まった。女性は首相にはっきりと言葉で文句を言ったことはなかったものの、ボディーランゲージでは「嫌だと叫んでいた」という。
「首相は私に近づいてくると、そのほうが良いと思ったのか両手を高く上げ、映画『ジョーズ』の音楽のような怖い効果音を発した」と女性は書いた。
「彼が私の頭上で手を挙げると、私は怖くて後ずさった。(キー首相の妻の)ブロナさんは夫に『ちょっかいを出してはだめ』と言っていた」

こうした行為は数カ月の間に数回行われた。結局は店の支配人が首相に苦情を伝えたという。
キー首相は記者団に対し、「ちょっとしたおふざけ」のつもりだったと弁解した。また、女性がデーリ・ブログに投稿する前に謝罪は済んでいたとも述べた。
投稿によれば、首相はおわびのしるしとして女性にワイン2本を贈ったという。
野党・緑の党のメティリア・トゥレイ議員はこの問題で「自分の行為がどれほど不適切で、他の人に嫌な思いをさせているか気がつかないとは、首相が(世間と)ずれている証拠だ」と首相を批判した。
またCNNの系列局TVNZによれば、雇用機会均等委員会のジャッキー・ブルー委員長も「本人の許しも得ずに体に触るなど問題外だ」と非難した。

343チバQ:2015/04/23(木) 21:58:39
http://www.sankei.com/world/news/150423/wor1504230061-n1.html
2015.4.23 20:17
【バンドン会議】
国連、世界銀「機能果たさず」…アジア・アフリカに不満 首脳会議が閉幕、「南南協力」は題目倒れ?

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 【ジャカルタ=吉村英輝】アジア・アフリカ会議(バンドン会議)60周年記念首脳会議は23日、インドネシアの首都ジャカルタで2日目の協議を行い、発展途上国の発言力強化へ国連改革などを訴える声明を採択して閉幕した。大国主導の国際政治の中で存在感を示せず不満を募らせる途上国の連帯を確認し、戦後国際秩序への挑戦を示した。

 「植民地だった国は独立したが世界は不公平や格差、暴力に満ちている。戦いは終わっていない」。議長国インドネシアのジョコ大統領は22日の開会式でこう述べ、60年前に誓った団結を改めて求めた。

 国連改革を要求する背景には、山積する課題に国連が「機能を果たせていない」(ジョコ氏)とのいらだちがある。創設70年の国連は安全保障理事会常任理事国の権限が強く、アジアやアフリカの国々には意見が反映されていないとの思いが強い。イスラム過激組織によるテロ対策でも、イスラム教徒を多く抱える国々を中心に現在の国連機能では不十分との声がある。

 会議ではパレスチナの国家樹立や国連正式加盟の後押しを確認した。参加国の結束をアピールした形だ。

 またジョコ氏は、世界銀行など既存の国際金融機関だけではグローバル経済に対応できないとし、「新興国にも開かれた新たな世界経済秩序が必要」との考えを示した。

 アジアとアフリカは、それぞれ世界人口の60%、15%を占める。国連によると2014年の経済成長率も同じく5.9%、3.5%と世界平均の2.6%を上回る。だが、両地域の間では関税削減や規制緩和が遅れ、「潜在力を生かし切れていない」(ジョコ氏)。

 60年たち、会議の目標は反植民地主義から新たな国際秩序の枠組み形成に変化したが、大国に要求を認めさせるには経済発展など実力の向上も必要だ。アジア、アフリカ両地域の貿易や投資を促進する取り組みを自ら実現していかなければ、会議で確認された「南南協力」の推進は“お題目”のまま終わることになる。

344チバQ:2015/04/24(金) 23:59:38
http://mainichi.jp/select/news/20150425k0000m030042000c.html
イタリア:戦火逃れ危険な海渡り…難民はさらに北を目指す
毎日新聞 2015年04月24日 19時34分(最終更新 04月24日 22時30分)
 【ミラノ福島良典】リビア沖の地中海上で18日に起きた密航船転覆事故は中東・アフリカの紛争地から欧州に逃れる難民・移民の窮状を浮き彫りにした。シリアやソマリア、エリトリアなどから命がけの渡航の末、イタリアに上陸した難民は、ドイツなど欧州でもより豊かな「北」を目指す。イタリア北部の商業・文化都市ミラノは、難民にとっての中継地点となっている。

 国際博覧会(ミラノ万博)の開幕を5月1日に控え、活気あふれるミラノ中央駅。階段の踊り場のベンチに体を休める一団がいた。内戦下のシリアから、地中海を渡って来た難民約20人だ。

 元教師のアブサフワン・マスリさん(48)はシリア中部の主要都市ホムスの出身。アサド政権軍と反体制派の激戦を逃れて陸路トルコに渡り、地中海の港湾都市アンタルヤから約100人乗りの小さなボートでイタリアに向かった。仲介業者に支払った密航料は4000ドル(約48万円)。

 転覆事故は人ごとではない。マスリさんらの乗ったボートは事故当日の18日、地中海上にいた。その後、シチリア島沖160キロで航行不能になり、救助された。「トルコに残っている友人が心配して『お前は大丈夫か』と電話をかけてきた」

 駅では非営利組織(NPO)「SOSミラノ難民救援」のメンバーが難民に軽食や飲み物を提供する。「冬が終わり難民が増えている。彼らにとっては戦争での死か、海上での死か、の選択だ」。ボランティアのフルビア・ティツィアーニさん(51)が解説する。

 多くの難民にとって、債務危機の影響が尾を引き、失業率が高止まりしているイタリアは経由地に過ぎない。「私はカネがないが、イタリアもカネがない」とマスリさん。「ドイツに行きたい。美しく、豊かだ。仕事を見つけ、シリアに残る家族に仕送りしたい。いずれ呼び寄せられるかもしれない」と夢を膨らませている。

 だが、欧州側は難民の受け入れ拡大には消極的だ。欧州諸国が難民認定申請を受け付けたシリア難民は全体(約400万人)の約5%。国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)は、欧州諸国に密航仲介業者の取り締まり強化だけでなく、難民の受け入れを増やすよう求めている。

 取材の最後、難民の親子連れに写真撮影の許可を求めたが「静かにしておいてほしい」と断られた。笑顔だったシリア人青年も「写真を使うなら顔が分からないようにしてほしい。国境で足止めを食うのはご免だから」と言った。欧州という「新天地」に着いたものの、彼らは不確かな将来への不安を抱えている。

          ◇

 中東、アフリカの紛争や貧困に伴い近年、欧州の「玄関口」にあたるイタリアに渡る難民・移民が急増。地中海を渡航中に死亡した難民・移民は一昨年に推定約600人だったが、昨年は約3500人に増えた。今月18日にリビア沖で起きた密航船転覆事故では、過去最悪の800人以上が死亡したとみられている。

346チバQ:2015/04/26(日) 09:16:39
http://mainichi.jp/select/news/20150425k0000e030211000c.html
南アフリカ:移民排斥…7人死亡、5000人が家失う
毎日新聞 2015年04月25日 12時24分(最終更新 04月25日 15時46分)
 【ヨハネスブルク服部正法】南アフリカで南ア人が他のアフリカ各国からの移民らを集団で襲う「ゼノフォビック(外国人嫌悪)攻撃」が多発し、これまでに7人が死亡、約5000人が家を失い、多くの移民が南アを脱出した。生活に困窮する南ア人貧困層の一部が、移民を不満のはけ口にしている。南ア政府は21日、沈静化のため最大都市ヨハネスブルクのタウンシップ(旧黒人居住区)などに軍を配置、状況は沈静化に向かっているが、自国民が標的とされたマラウイでは南ア系スーパーなどへの不買運動も起きている。

 「これを見て」。ヨハネスブルクの避難民キャンプで21日、ダーバン郊外からの避難民のマラウイ人男性、ジェイクさん(22)が携帯電話を記者に差し出した。画面には全身が炎に包まれた男性の静止画像が映る。ジェイクさんの知人のマラウイ人で襲撃者に火をつけられて焼き殺されたのだという。3カ月前に南アに来て縫製工場で働いてきたが、刃物や石を手に襲ってきた暴徒への恐怖は消えず「この国にはいたくない。マラウイに帰る」ときっぱり言った。

 「『(外国人は)出て行け』と叫んでいた」とガーナ人女性のファトゥマさん(37)は証言した。ヨハネスブルク郊外の家を襲われ、夫は目を殴られけがをし、売り物の服はすべて奪われたという。

 移民攻撃はダーバンから始まった。南アの最大民族でダーバン周辺に多く住むズールー人の伝統的指導者が先月、「外国人には荷物をまとめて国に帰るよう求める」と発言し、反移民感情をあおったとされる。「外国人に職を奪われている」との思いを抱く一部の南ア人がジンバブエやモザンビーク出身の移民を襲った。攻撃は先週、ヨハネスブルクにも拡大した。

 ヨハネスブルク中心街から車で10分ほどの地区では、外国人経営の工場などが軒並み襲われていた。インド系住民経営の自動車部品などの工場では、侵入した暴徒によって工場内の車のバッテリーなどが盗まれ、事務所には書類などが散乱していた。隣のウガンダ人男性の修理工場も同様だ。周辺の商店の外壁は焼け焦げ、窓ガラスが割られている。近所のナイジェリア人男性は「夜になると襲撃者たちがやって来て略奪していくんだ」と憤った。

 南アはBRICS(新興5カ国)の一角を占める地域大国だが、富裕層と貧困層の経済格差は世界で最悪のレベル。公式の失業率は24%だが実際に職がない人はさらに多い。

 一方で、移民は200万〜500万人程度いるとみられ、2008年に起きた移民への攻撃では60人以上が死亡した。

347チバQ:2015/04/26(日) 09:17:18
http://mainichi.jp/select/news/20150426k0000m030021000c.html
ブラジル:大統領弾劾求め1000キロデモ行進
毎日新聞 2015年04月25日 20時02分(最終更新 04月25日 20時07分)
 ブラジルのルセフ大統領の弾劾などを求め、首都ブラジリアに向けて1100キロ余りの道のりを踏破するデモ行進が24日始まり、参加者が最大都市サンパウロを出発した。5月27日にブラジリアの国会に到着し、国会議員に弾劾を訴える。

 ブラジルでは3月以降、与党政治家らを巻き込んだ汚職事件や経済低迷に抗議し、ルセフ氏弾劾や汚職撲滅を求める大規模な反政府デモが全土で発生。今回のデモ行進の参加者は24日時点で数十人だが、主催者はゴールのブラジリアで数十万人の結集を目指している。(共同)

348チバQ:2015/04/26(日) 18:48:00
http://www.sankei.com/world/news/150426/wor1504260042-n1.html
2015.4.26 16:08

大統領にマンゴーぶつけて陳情「今夜食べる」と住宅提供即決 ベネズエラ





 南米ベネズエラで、反米左翼マドゥロ大統領の支持者の女性がマドゥロ氏の頭部にマンゴーをぶつけて住宅問題を抱えていると訴えたところ、大統領はアパートを贈呈すると即決した。支持者らは「寛大だ」と称賛するが、露骨な人気取りだとの批判が出ている。

 同国のメディアなどによると、東部で18日、大統領を取り囲んだ群衆の中からマンゴーが投げ付けられた。マンゴーには「電話して」という文言と番号が記されていた。

 大統領は4日後のテレビ番組でマンゴーを示し、政府当局者が女性に連絡したと明らかにした。女性は貧しいとみられ、住む家を欲しがっていたといい、大統領は貧困層支援プログラムの一環としてアパート提供を表明。「マンゴーは今夜食べる」と述べ、笑いを誘った。(共同)

349とはずがたり:2015/04/27(月) 23:47:26
ナミビアでの軍港建設で狙う中国の大西洋覇権
あんだけ滅茶苦茶な国家運営してこんだけ財政余力有るんだからまともな国になったらアメリカなんか目じゃなくなるよなぁ。。

重要な交易ルート上での軍港計画が示す中国の軍事的野心
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2015/04/post-3618.php
2015年4月20日(月)12時05分
ミシェル・フロルクルス

 アフリカ大陸を見渡せば、至る所で中国のプレゼンスを感じられる。この大陸のあちこちで、中国が多くの事業に莫大な投資をしてきたのは周知の事実。だが軍事的プレゼンスの拡大(それも大西洋岸での軍港建設)となると、まったく次元の異なる問題だ。

 アフリカ南西部ナミビアでの軍事基地建設計画は、1月にナミビアの英字紙で暴露された。先月下旬に中国の代表団が訪問し、ウォルビス湾に中国艦艇6隻の拠点となる軍港を建設する協議を詰めることになっていたという。

 中国もナミビアも公式には認めていないが、両国にとって地政学的にも経済的にも重要な意味を持つプロジェクトと考えられる。

 この計画は、イエメンやスリランカ、マダガスカルなどで中国が進める軍港建設計画の1つだ。いずれも重要な交易ルートにあり、中国海軍による哨戒活動の拠点とすることが目的だ。

 軍港ができれば、ナミビアにおける中国の存在感はさらに大きくなる。「中国はウラン鉱山を開発している。中国人の店もあちこちにある。近いうちに中国系の国会議員が誕生してもナミビア人は驚かない」と、外交問題に精通した弁護士ロバート・オブライエンは指摘する。

 中国は「ウォルビス湾への大胆かつ賢明で地政学的な投資で、大西洋の覇権を争う地位を手に入れる」ことになり、「ウォルビス湾の軍港を出た中国艦艇が大西洋の向こう側の国と合同演習を実施する可能性」も高まると、オブライエンは言う。フォークランド諸島の領有権争いでイギリスと対立するアルゼンチンもその候補だ。

[2015年4月14日号掲載]

350チバQ:2015/04/28(火) 22:33:38
http://www.afpbb.com/articles/-/3046417
南アフリカ議会が休会、「外国人嫌悪」への対策で
2015年04月24日 21:28 発信地:ケープタウン/南アフリカ
【4月24日 AFP】南アフリカの議会は、アフリカ系移民を標的にした襲撃が相次いでいる事態を受け、議員らが地元に戻って有権者らに「外国人嫌悪」への反対を呼び掛けることができるように、来週から議会を休会することを決めた。

 南アフリカではこの数週間、外国人を標的にした襲撃が相次ぎ、これまでに少なくとも7人が死亡、数千人が自宅を追われている。外国人に対する暴力を鎮めるため、南アフリカ政府は相次いで対策を打ち出している。

「普段通りのふりをして議事を進行することはできない」と国民議会(下院)のバレカ・ムベテ(Baleka Mbete)議長は語り、議員たちは「適切」な活動を行うために(議会から)放たれたと述べた。

 また議会は声明を発表し、寛容の必要性を強調した。

「議会は、わが国における外国人を標的にした暴力、人種差別、そして不寛容に対する一致団結した非難の声に賛同する」(議会声明)

「われわれがすべての人々に与えるべき尊厳と尊重は、われわれが人種差別や性差別に反対し自由と人権を求めて闘っていたときに、とりわけアフリカの人々たちによって繰り返しわれわれに対して示されてきたものだ」と声明は付け加えた。(c)AFP

351チバQ:2015/04/28(火) 22:39:23
http://www.asahi.com/articles/ASH4W6HSSH4WUHBI02S.html
スーダン大統領選、現職バシル氏圧勝 野党はボイコット
ヨハネスブルク=三浦英之2015年4月28日01時49分
 アフリカ中部のスーダンの選挙管理委員会は27日、今月中旬に実施された大統領選で、現職のバシル大統領(71)が94%の得票を得て当選したと発表した。野党は公平な選挙が実施されないとして選挙をボイコットしており、投票率は46%にとどまった。AP通信などが伝えた。

 バシル氏は1989年にクーデターを起こし、1993年に大統領に就任。次が6期目となる。国際刑事裁判所(ICC)は2009年、西部で発生したダルフール紛争に絡み、バシル氏に戦争犯罪や人道に対する罪などで逮捕状を出している。(ヨハネスブルク=三浦英之)

352チバQ:2015/05/05(火) 21:40:51
http://www.afpbb.com/articles/-/3047205
拉致されていた女性と子ども234人を救出、ナイジェリア軍
2015年05月02日 11:45 発信地:アブジャ/ナイジェリア
【5月2日 AFP】ナイジェリア軍は1日、同国北東部のサンビサ森林地帯(Sambisa Forest)にあるイスラム過激派組織「ボコ・ハラム(Boko Haram)」の拠点から、女性と子ども234人を救出したと発表した。

 軍の声明によると、人質となっていた女性たちは先月30日、サンビサ森林地帯のカウリ(Kawuri)とコンドゥガ(Konduga)側で救出された。ここ数日の間に軍が救出した人数はこれで500人を超えた。

 集団拉致の被害者の多さは、ボコ・ハラムがどれほどの規模でこうした戦術を実行しているかを明確に示している。国際人権団体アムネスティ・インターナショナル(Amnesty International)によると、昨年初め以降にボコ・ハラムが拉致した女性や少女はおよそ2000人に上っている。(c)AFP

353チバQ:2015/05/05(火) 21:41:27
http://www.afpbb.com/articles/-/3046502
ボコ・ハラムがニジェール軍基地を襲撃、死者多数の可能性
2015年04月26日 14:24 発信地:ニアメ/ニジェール
【4月26日 AFP】ニジェール国防省は25日、チャド湖(Lake Chad)のカラムガ(Karamga)島にある基地がイスラム過激派組織ボコ・ハラム(Boko Haram)に襲撃されたことを明らかにした。同国軍に多数の死者が出たとみられている。

 同省によると、モーターボートに乗ったボコ・ハラムの戦闘員らがこの日未明に島の基地を攻撃した。同島は治安部隊の拠点であるボッソ(Bosso)の北西に位置する。同省はテレビで事件を公表し、「支援者らのサポートを受けながら、テロ集団の野心に対抗する作戦を実施している」と付け加えた。

 同省は死傷者が出ているかどうか明らかにしなかったものの、ニジェール南東ディファ(Diffa)の当局者は詳細への言及を避けつつ、軍に「非常に多数」の死者が出たと警告した。国営テレビによると、マハマドゥ・イスフ(Mahamadou Issoufou)大統領は、今回の襲撃事件を受けて国家安全保障委員会の会合を招集した。

 ニジェールは先日、チャドやカメルーン、ナイジェリアと連携してボコ・ハラムの掃討作戦に乗り出した。ボコ・ハラムは6年前から勢力を拡大し、これまでに1万3000人を殺害。この影響で約150万人が自宅からの避難を余儀なくされている。(c)AFP

354チバQ:2015/05/05(火) 21:42:13
http://www.afpbb.com/articles/-/3047205
拉致されていた女性と子ども234人を救出、ナイジェリア軍
2015年05月02日 11:45 発信地:アブジャ/ナイジェリア
【5月2日 AFP】ナイジェリア軍は1日、同国北東部のサンビサ森林地帯(Sambisa Forest)にあるイスラム過激派組織「ボコ・ハラム(Boko Haram)」の拠点から、女性と子ども234人を救出したと発表した。

 軍の声明によると、人質となっていた女性たちは先月30日、サンビサ森林地帯のカウリ(Kawuri)とコンドゥガ(Konduga)側で救出された。ここ数日の間に軍が救出した人数はこれで500人を超えた。

 集団拉致の被害者の多さは、ボコ・ハラムがどれほどの規模でこうした戦術を実行しているかを明確に示している。国際人権団体アムネスティ・インターナショナル(Amnesty International)によると、昨年初め以降にボコ・ハラムが拉致した女性や少女はおよそ2000人に上っている。(c)AFP

355チバQ:2015/05/05(火) 21:44:56
http://www.afpbb.com/articles/-/3047166
選挙と呪術、タンザニアでおびえ暮らすアルビノの人々
2015年05月01日 17:02 発信地:ダルエスサラーム/タンザニア
【5月1日 AFP】大統領選と議会選を10月に控えたアフリカ東部タンザニアで、アルビノ(先天性色素欠乏症)の人々を標的とした襲撃が再び増加している。迷信深い政治家たちが、選挙で確実に勝利するために、大枚をはたいてアルビノの人体の一部を使った呪術を依頼するためだ。

 タンザニアの呪術では、アルビノの人体の一部を煮出したものが使われる。アルビノの人たちは、手足を切り落とされたり、赤ちゃんや子どもを誘拐されて殺されたりする恐怖におののきながら暮らしている。

「地方の政治指導者は、呪術師の力を信じている。選挙での勝利を呼び寄せてくれると思っているのだ」と、アルビノの人権擁護団体「アンダー・ザ・セイム・サン(Under The Same Sun)」のタンザニア事務局長、ビッキー・ヌテテマ(Vicky Ntetema)氏は説明する。

 アルビノの遺体は、全身なら売れば7万5000ドル(約900万円)にもなる。ヌテテマ氏によると、これほどの高値で売れる事実こそが、アルビノ殺害に「政財界の大物」が関与している可能性を示唆しているという。

 タンザニアではつい最近も、アルビノの6歳男児が山刀で片手を切断される事件が起きた。我が子を守ろうとした母親は暴行を受けた。

 国連(UN)によれば、2000年以降に殺害されたアルビノの人々は少なくとも76人に上り、切断された遺体の一部が数百ドルで取引されている。このほか、一命は取り留めたものの体の一部を切り落とされた人が34人おり、また、墓が荒らされて少なくとも15人の遺体が掘り起こされたという。

■逃げるほかない

 アルビノ男性のセンゲレマ・サイモン(Sengerema Simon)さん(28)は、襲撃されて呪術の材料にされるのではないかとの恐れから、住んでいたタンザニア北部タボラ(Tabora)州の村から逃げ出さざるを得なかった。仕事もなくし、今は最大都市ダルエスサラーム(Dar es Salaam)で支援団体に助けられつつかろうじて暮らしている。

「村の人たちからは、(名前ではなく)『アルビノ』とだけ呼ばれることがよくあった。ある日、見知らぬ男たちが私を名前で呼び、取引をしようと持ち掛けてきた。それで、とても怖くなったんだ」と、サイモンさんはAFPに語った。

 アルビニズム(先天性白皮症)は、肌や髪、目の色素が先天的に欠乏する遺伝子疾患で、専門家によるとタンザニアでの発症率は1400人に1人。近親間での婚姻に一因があるとする指摘もある。

 アルビノ襲撃は北西部のスクマ(Sukuma)人のコミュニティーを中心に多発しているが、不法採掘のダイヤモンド鉱山と金鉱で一獲千金をもくろむ働く鉱山労働者たちの間で、開運と護身の「お守り」として需要が高まっているとの報告も上がっている。

■生まれたときから付きまとう「レッテル」

 ドイツ・ベルリン自由大学(Free University of Berlin)のジョルジオ・ブロッコ(Giorgio Brocco)氏によれば、アフリカではアルビノの人々は畏怖の対象であると同時に、魅力的な存在とみなされてもいる。肌などの色の違いで差別される人もいるが、一部地域では「神」に近い存在としてあがめられる例もあるという。

 だが、タンザニアでは「大半が差別の対象だ」とブロッコ氏は指摘する。アルビノの皮膚は日差しに弱く、農作業に従事できないことも差別の理由になっているという。

 アルビノの人々には生まれた瞬間から「レッテル」が付きまとうと、非営利団体「タンザニア・アルビニズム協会(Tanzania Albinism Society)」で活動するジョセファト・トーナー(Josephat Torner)さん(32)は話す。トーナーさん自身もアルビノだ。

「村の人々は、生まれたばかりの私を毒殺しようとした。私が村に災厄をもたらすと考えたんだ。でも、母が彼らを止め、私の命を救ってくれた」と、トーナーさんは外見によって爪はじきにされた生い立ちを語ってくれた。「子どもたちの間でも、アルビノがうつると言われて誰も遊んでくれなかった。実の兄弟たちでさえ、私の服には触ろうとしなかった」

 活動家たちは、こうした迷信や偏見をくつがえすには教育と啓発が不可欠だと主張する。タンザニアの警察当局は3月、多発するアルビノ殺害を食い止める試みの一環として、呪術師数百人を一斉検挙した。しかし、トーナーさんをはじめとする活動家たちは、長期的には教育こそが「誤った思い込みを根絶する」と考えている。(c)AFP/Emile COSTARD

356チバQ:2015/05/05(火) 21:48:59
http://www.cnn.co.jp/world/35064063.html
ブルンジで大統領3選への抗議デモ、隣国に難民2万人超
2015.05.05 Tue posted at 17:27 JST
(CNN) アフリカ中部ブルンジで4日、ヌクルンジザ大統領に対する抗議デモが再燃した。警察との衝突で死傷者が出ているという情報もあり、衝突が拡大して難民がさらに増えることへの懸念も強まっている。
今回のデモは、ヌクルンジザ大統領が3期目を目指して次期大統領選に出馬する意向を表明したことに抗議して、4月26日から始まった。デモ参加者は、大統領の3選は同国の憲法で禁じられていると主張する。
これに対してヌクルンジザ大統領の支持者らは、1期目が国民の投票ではなく議会によって選出されたことを理由に、3選禁止は当てはまらないと反論している。
報道によると、抗議デモは週末をはさんで4日に首都ブジュンブラで再開された。国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウォッチの研究員は、警察が数日前から実弾を使っているほか、催涙弾の使用や放水も行っていると指摘。「情勢は非常に緊迫している」「緊迫の度合いは増しているようだ。大統領が引く構えはなく、デモ隊は抗議を続ける姿勢のようだ」と話している。
市民は衝突を逃れて自宅から避難したり、隣国ルワンダに逃れたりしている。
国連難民高等弁務官は1週間前の時点で、女性や子どもを中心に、約2万1000人がブルンジからルワンダに逃れたと伝えていた。避難した人たちは、大統領選挙に絡む脅しや暴力の脅威にさらされたと訴えているという。難民の数は今後さらに増える可能性もある。
小国のブルンジはルワンダの南部に位置する。ルワンダでは1994年に起きた民族対立で、少数派のツチ族と多数派フツ族の穏健派約80万人が100日間の間に殺害されたとみられる。
ブルンジの人口は1040万人。人口構成はルワンダと同様フツ族が過半を占め、ツチ族は少数だ。1993年から2005年まで続いた民族対立による内戦の死者は30万人と推定され、内戦の終結に伴って就任したのがヌクルンジザ大統領だった。
ヒューマン・ライツ・ウォッチの研究員によれば、今回の衝突は民族対立に起因するものではなく、大統領支持派、反対派ともフツ族だという。
民族分断の解消に向けた進展は見られるものの、同国では政治的対立が激化した過去もある。また、背後には常に民族的緊張が絡むと同研究員は解説する。
国際社会からも懸念の声が強まっており、在ブルンジ米大使館は4月26日、「反対派を暴力で抑圧したり、平和的に抗議する権利のある市民を脅したりすることは、民主化の推進を願う国家においては容認されない」とする談話を発表。国連や欧州連合も懸念を表明した。
短文投稿サイトのツイッターには、4日の衝突でデモ隊に負傷者が出たという投稿が掲載された。ヒューマン・ライツ・ウォッチの研究員は、この1週間あまりでデモ隊の数人が死亡し、300〜400人が逮捕されたと話している。
大統領選は6月26日に投票が行われる。

357チバQ:2015/05/05(火) 22:35:21
http://www.asahi.com/articles/ASH535F8YH53UHBI00Y.html
ブルンジ、軍が民衆デモ支持か 大統領3選めぐり
ブジュンブラ=三浦英之2015年5月4日03時08分
 アフリカ中部ブルンジで、次期大統領候補を巡って抗議デモが続いている問題で、軍を所管する防衛相が、抗議デモをしている民衆を支持したとみられる声明を出した。国内では、クーデターの可能性を含め、緊張が高まっている。

 ブルンジでは、与党が2期目のヌクルンジザ大統領を、憲法が禁じているとされる3期目の大統領選の候補者に指名。その後、反発した民衆による大規模なデモが続いていた。

 防衛相は2日夕、声明で「軍は憲法に違反することはできない。すべての政治家は憲法を守らなければいけない」などとした。ヌクルンジザ氏の3期目の立候補を牽制(けんせい)した形だ。

 一連の混乱では、デモ隊と警官隊が衝突し、10人が死亡、約2万6千人が国外に避難している。

358チバQ:2015/05/05(火) 22:35:52
http://www.asahi.com/articles/ASH520H2TH51UHBI04G.html
ブルンジ、大統領選めぐるデモ続く 民族対立の再燃懸念
ブジュンブラ=三浦英之2015年5月2日23時08分
 アフリカ中部ブルンジで、6月の大統領選をめぐり、大規模な抗議デモが続いている。憲法は大統領の任期を2期までと定めているが、与党が現職のヌクルンジザ大統領を3期目となる大統領選の候補者に指名したことが原因だ。2006年の内戦終結以来の大規模な政治的混乱が、民族衝突に発展するとの懸念も出ている。

 首都ブジュンブラでは1日、市民が机や廃車などで道路を封鎖し、警官隊に「大統領の3期目の立候補は憲法違反だ」などと訴えていた。デモ隊と警官隊との衝突などで、これまでに7人が死亡。500人以上が逮捕された。混乱の拡大をおそれ、約2万6千人の市民が隣国ルワンダなどに避難したとみられる。

 政府は首都各地に軍を配置。民間ラジオ局を封鎖し、市民のソーシャルメディアを使用不能にして抑え込みをはかるが、抗議デモはブルンジ第2の都市ギテガなどにも拡大し、沈静化の見通しは立っていない。

359チバQ:2015/05/06(水) 12:13:34
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2015043001001836.html
NZ自治領ニウエの国家承認検討 政府、島サミットに合わせ
 政府が5月22、23両日に開く「太平洋・島サミット」(福島県いわき市)に合わせ、ニュージーランド自治領ニウエの国家承認を検討していることが分かった。日本政府筋が30日明らかにした。ニウエとの国交関係樹立で、太平洋地域への外交を強化するのが狙い。承認すれば、2011年の南スーダン以来、195カ国目となる。

 島サミットにはニウエからタランギ首相が参加を予定。政府内では、全体会合や、安倍晋三首相との個別会談で国家承認を発表する案が浮上している。

 外務省によると、ニウエを国家として承認している国は中国とインド、タイ、ニュージーランドなど6カ国にとどまる。

(共同)

360チバQ:2015/05/07(木) 20:45:15
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPL4N0XY1UR20150507
チリのバチェレ大統領、支持率急落で内閣改造実施へ
2015年 05月 7日 17:52 JST
[サンティアゴ 6日 ロイター] - チリのミシェル・バチェレ大統領は6日、数日以内に内閣改造を実施すると発表した。辞職させる大臣と慰留する大臣を72時間以内に決定する、と現地のテレビ局に語った。

サプライズとなったこの発表は、大統領自身の支持率の急落を巡る懸念の大きさを示している。中道左派の同大統領の支持率は、一連の汚職スキャンダルにより過去数週間で史上最低水準に落ち込んだ。6日に実施された最新の世論調査でも、大統領への不信任は今なお高まっていることが示された。

大統領は、違法な選挙資金調達を巡る疑惑のほか、特別な銀行融資や、義理の娘が潤ったとされる土地譲渡の問題などに直面している。

これらの数々の汚職スキャンダル騒ぎは、バチェレ政権が労働や教育をはじめとする野心的な各改革をまさに推進しようとしている時と重なり、同政権の政策に影を落としている。

左派党員の多くはこの内閣改造の動きを歓迎しており、上院左派のカルロス・モンテ氏は「辞職要求は新たな幕開けだ」とツィッターに投稿した。

どの大臣が残留するのかは定かではないが、財務相は通常4年間の任期を全うするとされる。

361チバQ:2015/05/07(木) 20:59:42
 まずは遊説に屋根のない「オープンカー」を使って選挙区を駆け巡り、その模様をネットでも生中継した。オープンカーを選挙遊説に用いた候補者は党史上初めてだというが、他党でも先例は寡聞にして聞かない。自転車での遊説は他党候補者の間で見受けられるが、西山氏が当選した後の4月15日付『赤旗』によれば、「共産党じゃないみたい」「自転車よりインパクトがある」などという肯定的な反響が党に多数寄せられたという。

 さらに選挙戦で西山氏は、フェイスブックやツイッターといったSNSも積極的に活用したが、連日のように掲載する自身の写真の多くに「ハートマーク」をつけるなど加工してみせた。共産党の候補者がハートマークを付けた写真を公開したことも過去になかったことだというから、これとて画期的だ。標的の若者を引きつけるのに大きな“サプライズ効果”があったことは間違いない。

 ハートマークの狙いを、本人は『赤旗』に「スルーされないよう工夫しています」と語っていた。オープンカーの活用も含めた選挙活動について共産党広報部は「候補者はまず有権者に振り向いてもらわなければならない。つまりとにかく注目されること。その上で政策や訴えをじっくり聞いてもらい、共感を広げていくには効果的な手法だった」と高く評価する。党愛知県委員会幹部は「反響は選挙後も物すごい」と驚きを隠さない。

 4月15日付『赤旗』の記者座談会では、こう書かれていた(一部抜粋)。

 「今回の選挙では20代、30代の若い候補者の活動が新風を吹き込んだ。西山候補は25歳だが、それを押し上げたのも若者だった。ライブハウスに紹介リーフをおかせてもらった。それをみて、お客さんが早朝宣伝にかけつけ、その様子をツイッターで流して話題にする、とりくみも生まれた。フェイスブックをみて『何か手伝わせてください』という人たちも次々あらわれた」

 堅いイメージを薄めることで党の“本質”をオブラートで包み隠し、行き場に迷う若い無党派層を取り込む-。そのベースとなる「アイドル戦略」は共産党がこのところ試みる、AKB48への“接近”でも浮かび上がる。

 4月12日付『赤旗』は1面の看板コラム「潮流」で、AKB48が5月20日にリリースする40枚目の新曲『僕たちは戦わない』を紹介した上で「いま平和の願いをこめた歌が共感とともにひろがっています」「戦争への道を声高に進む安倍政治と無関係ではないでしょう」と強引に説いてみせた。

362チバQ:2015/05/07(木) 21:00:07
 まずは遊説に屋根のない「オープンカー」を使って選挙区を駆け巡り、その模様をネットでも生中継した。オープンカーを選挙遊説に用いた候補者は党史上初めてだというが、他党でも先例は寡聞にして聞かない。自転車での遊説は他党候補者の間で見受けられるが、西山氏が当選した後の4月15日付『赤旗』によれば、「共産党じゃないみたい」「自転車よりインパクトがある」などという肯定的な反響が党に多数寄せられたという。

 さらに選挙戦で西山氏は、フェイスブックやツイッターといったSNSも積極的に活用したが、連日のように掲載する自身の写真の多くに「ハートマーク」をつけるなど加工してみせた。共産党の候補者がハートマークを付けた写真を公開したことも過去になかったことだというから、これとて画期的だ。標的の若者を引きつけるのに大きな“サプライズ効果”があったことは間違いない。

 ハートマークの狙いを、本人は『赤旗』に「スルーされないよう工夫しています」と語っていた。オープンカーの活用も含めた選挙活動について共産党広報部は「候補者はまず有権者に振り向いてもらわなければならない。つまりとにかく注目されること。その上で政策や訴えをじっくり聞いてもらい、共感を広げていくには効果的な手法だった」と高く評価する。党愛知県委員会幹部は「反響は選挙後も物すごい」と驚きを隠さない。

 4月15日付『赤旗』の記者座談会では、こう書かれていた(一部抜粋)。

 「今回の選挙では20代、30代の若い候補者の活動が新風を吹き込んだ。西山候補は25歳だが、それを押し上げたのも若者だった。ライブハウスに紹介リーフをおかせてもらった。それをみて、お客さんが早朝宣伝にかけつけ、その様子をツイッターで流して話題にする、とりくみも生まれた。フェイスブックをみて『何か手伝わせてください』という人たちも次々あらわれた」

 堅いイメージを薄めることで党の“本質”をオブラートで包み隠し、行き場に迷う若い無党派層を取り込む-。そのベースとなる「アイドル戦略」は共産党がこのところ試みる、AKB48への“接近”でも浮かび上がる。

 4月12日付『赤旗』は1面の看板コラム「潮流」で、AKB48が5月20日にリリースする40枚目の新曲『僕たちは戦わない』を紹介した上で「いま平和の願いをこめた歌が共感とともにひろがっています」「戦争への道を声高に進む安倍政治と無関係ではないでしょう」と強引に説いてみせた。

363チバQ:2015/05/08(金) 21:12:11
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2015050800920
「非常任」枠、アフリカに拡大=日本など安保理改革案提出


 国連安全保障理事会改革をめぐり、日本政府が常任理事国入りを目指すドイツ、ブラジル、インドとの4カ国グループ(G4)で新たな改革案を国連事務局に提出したことが8日、分かった。アフリカへの非常任理事国の割り当てを拡大するもので、「大票田」のアフリカ連合(AU)の支持を取り付ける狙いがある。
 政府は、国連創設70周年となる今年秋の国連総会から来年にかけ、安保理改革で具体的な成果を目指している。菅義偉官房長官は同日の記者会見で「G4としてアフリカをはじめとする各国へ働き掛けを強化していきたい」と強調した。
 G4が2005年に提出した案から変更したのは、非常任理事国のアフリカ枠を「1カ国」から「1〜2カ国」とした点。2カ国を主張するAUとの共同歩調に含みを持たせた。常任理事国については05年時と同様、拒否権を当面行使しない6カ国を加えるとした。14日からニューヨークで始まる政府間交渉で、独自の改革案を提出しているAU側と調整に入る。
 改革実現には総会で全加盟国(193カ国)の3分の2(129カ国)の賛成が必要で、54カ国で構成するAUの動向がカギを握る。ただ、AUは新たな常任理事国も拒否権が使えるようにすべきだとの立場で、調整の難航も予想される。(2015/05/08-19:28)

364チバQ:2015/05/08(金) 21:38:43
http://www.asahi.com/articles/ASH576HZDH57UHBI02V.html
ブルンジ大統領、3選へ出馬表明 混乱が拡大
モンロビア=三浦英之2015年5月8日09時15分
 アフリカ中部ブルンジのヌクルンジザ大統領は6日、テレビ演説で、「信任が得られるのであれば、私の最後の任期になる」と述べ、3期目の大統領選に立候補する意思を表明した。AP通信などが伝えた。

 ブルンジの憲法は大統領の再選を1度と定めている。しかし政権与党は「同氏は1期目は議会に選出されたため、民選大統領としてはもう1期可能だ」と主張。「3期目への立候補は憲法違反だ」と反発するデモ隊と警官隊との衝突により、少なくとも10人が死亡。約3万人が混乱の拡大を恐れて隣国のルワンダなどに避難している。

 同国の憲法裁判所は5日、「同氏の立候補は憲法に違反しない」との見解を示したが、副長官が「私は憲法や和平合意に反することはできない」と反対してルワンダに逃げたため、市民らは「政治的な圧力で、憲法の解釈を変えるべきではない」と裁判所の見解に強く反発。混乱が拡大している。(モンロビア=三浦英之)

365チバQ:2015/05/10(日) 09:11:12
http://www.asahi.com/articles/ASH585645H58UHBI01M.html?iref=com_rnavi_arank_nr01
「無力感だけ残った」 エボラ終息宣言のリベリア首都
モンロビア=三浦英之2015年5月10日01時01分
 エボラ出血熱の終息宣言が出たリベリアの人々は、今回の悲劇が、国の医療態勢の強化につながることを期待している。

 首都モンロビアでは昨年6月に死者が確認された。「無力感だけが残った11カ月間だった」。総合病院で現在もエボラ出血熱の疑いのある患者の診察にあたるジェリー・ブラウン医師は語った。診察した患者は約500人。うち半数が死亡したという。「医師や看護師は感染の危険性におびえながら、勇気を奮い立たせて患者と向き合った。心身ともにぼろぼろだ」

 「ここに連れてこられることは、半分は『死』を意味していた」。いまは閉鎖されたエボラ出血熱の治療施設で、警備担当だった男性(39)はつぶやいた。サッカー場ほどの敷地内にはベニヤ板を貼り合わせた簡易な施設が並び、使われなくなった医療器具などが放置されていた。ここでは約3500人が収容され、うち約1500人が亡くなったという。

 教育現場も大きなダメージを受けた。約1500人が通う私立スティアモ小学校は、感染拡大を防ぐため昨年6月末から約8カ月間閉鎖された。

 教師たちは閉鎖中の学校に集まり、予防の知識を盛り込んだ歌や人形劇をつくってDVDに記録し、各家庭に配った。子どもたちは全員無事だったが、保護者が数人亡くなったという。ティアング・ジョア校長は「衛生面に関する子どもたちの知識は格段に向上した。今回の悲劇が、医療や衛生態勢の強化につながると信じたい」と話した。(モンロビア=三浦英之)

366名無しさん:2015/05/10(日) 17:50:00
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150507-00050160-yom-pol
安保理拡大へ日本が新提案…アフリカに非常任1
読売新聞 5月8日(金)3時0分配信

 政府が国連創設70周年の今秋の国連総会に向けて検討している新たな国連安全保障理事会改革案の概要が7日、わかった。

 常任理事国を現在の5から11に、非常任理事国を10から14〜15に拡大することが柱だ。2005年に日本、ドイツ、インド、ブラジルの4か国(G4)が実現を目指した案と比べ、非常任理事国を1増やし、アフリカに追加で割り当てる。大票田のアフリカ諸国を取り込む狙いがある。

 安倍首相は国連創設70周年の今年から、日本の国連加盟60周年の来年にかけての2年間を「具体的な行動の年」と位置付けている。安保理常任理事国入りに向け、国連改革を主導する考えだ。まずは新たな改革案を月内にもG4案として決定し、秋の国連総会への共同提案を目指す。

 新改革案は、05年のG4案を微修正する内容。非常任理事国を、当時の「14」から「14〜15」とし、アフリカ地域に対する配分を、当時の「1」から「1〜2」に増やす。

最終更新:5月8日(金)3時0分

367チバQ:2015/05/11(月) 21:46:31
http://www.afpbb.com/articles/-/3048049
南アの最大野党・民主同盟に初の黒人党首 34歳のマイマネ氏
2015年05月11日 11:12 発信地:ポート・エリザベス/南アフリカ
【5月11日 AFP】南アフリカの最大野党・民主同盟(Democratic Alliance、DA)は10日、黒人のミュシ・マイマネ(Mmusi Maimane)氏(34)を党首に選出した。黒人が同党の党首に選ばれたのは初めて。

 反アパルトヘイト(人種隔離政策)闘争の中心地ソウェト(Soweto)の黒人居住区で育ったマイマネ氏は2009年に民主同盟に加入し、今回の党首選を最後に8年間務めた党首の座を降りるヘレン・ジル(Helen Zille)氏に引き立てられて急速に党内で頭角を現した。

 党首選後の演説でマイマネ氏は「南アフリカの若い黒人の多くは、アパルトヘイト時代の彼らの両親と同じように、いまだにチャンスが与えられないでいる。わが国が成功するにはこの状況を変えなければならない」と述べた。

 白人中間層の政党とみなされていた民主同盟だが、昨年の総選挙では得票率22%を記録。アパルトヘイト時代が終わってから約20年を経た南アフリカで黒人有権者にも支持基盤を広げ、与党・アフリカ民族会議(African National Congress、ANC)に代わって政権を担当できる政党への脱皮を図っている。

 南アフリカ紙サンデー・タイムズ(Sunday Times)は社説で、「過去20年間、わが国の政治はおおむね『黒人対白人』の対立で、アフリカ民族会議がかつて抑圧された人々の党、民主同盟は白人の利益を代表する党とみなされていた」と指摘し、今回の党首選は「民主同盟と南アフリカの政治にとって画期的な出来事」だと論評した。(c)AFP/Sibongile KHUMALO

368チバQ:2015/05/11(月) 21:47:26
http://www.afpbb.com/articles/-/3048092
ボコ・ハラム拘束下の地獄、飢えでやせ細る子どもたち 生存者語る
2015年05月11日 16:03 発信地:ヨラ/ナイジェリア
【5月11日 AFP】ナイジェリア北東部の村をイスラム過激派組織「ボコ・ハラム(Boko Haram)」が襲った時、ザラ・マラムさん(25)の息子のモハメドちゃんは、生後わずか5か月だった。2人は、ボルノ(Borno)州サンビサ森林地帯(Sambisa Forest)にあるボコ・ハラムの拠点へと連れ去られた。

 数か月にわたる拘束により、モハメドちゃんの頭は栄養失調で大きく膨れ上がり、骨ばった小さな体からはしわになった皮膚が垂れ下がっている。

「彼ら(ボコ・ハラム)は私の息子のために何もしなかった。他の子どもに対しても同じだった。食料も服も水も…何もなかった」と、ザラさんはヨラ(Yola)の医療センターでモハメドちゃんをあやしながら語った。

 ザラさんは、ナイジェリア軍が先週、サンビサ森林地帯にあるボコ・ハラムの拠点を襲撃して人質を解放した際に、銃弾や地雷で負傷した15人の女性の1人だ。

 しかし、ボルノ州と隣接するアダマワ(Adamawa)州に位置し、比較的安全なここヨラでさえ、医療センターの前には警備員が立っている。「政府軍の兵士がきたとき、私たちは本当にうれしかった。今は、ただこの子が良くなってほしい」。ザラさんはAFPの取材にこう語った。

 ベッドは重傷患者が使っているため、ザラさんら女性たち数人は床に座って過ごしている。彼女たちの腕に抱かれているのは、重い栄養失調と脱水症状の治療を受けている、衰弱して目がくぼんだ子どもたちだ。

 元人質の女性らは、ヨラ郊外にある避難キャンプから先週、この病院に運ばれた。同キャンプには今月2日、サンビサから救出された女性と子ども275人が到着した。

 同キャンプのクリニックで働く看護師は「(救出された人質たちが)ここに運ばれたとき、100人以上の子どもがいた」「検査の結果、31人が深刻な栄養失調に陥っており、その全員が5歳未満だった」と語った。

 うち一部は、国内外の支援機関から供給された粉ミルクやビタミン剤、ジュース、オートミールで体重を回復したという。モハメドちゃんも含め、病院に運ばれた子どもたちは全員、順調に回復している。

■最大15人が妊娠

 キャンプでは今後、より多くの赤ちゃんが生まれる見込みだ。関係者によると、10〜15人の女性が妊娠初期〜中期にあることがわかっている。

 一方、宿舎の中庭ではアダマワ州政府から支給される古着を受け取るために女性や少女たちが列に並んでいた。さらに、その宿舎の向かい側では、トラックから米の支給が行われている。

 女性らが今月到着する前、同宿舎にはすでに、昨年アダマワ州北部でホコ・ハラムの襲撃があった際に逃げてきた約850人が身を寄せていた。倉庫には即席麺や塩などが入った段ボール箱や、マットレスなどが保管されている。

 元人質たちを支援する取り組みが行われているのは明らかだが、アダマワ北部からボルノ州やヨベ(Yobe)州にかけて暴力は続き、安全な場所として知られるヨラには、数十万人規模の人々が避難。その多くは家族や友人の家に身を寄せている。

 こうした人々が自宅に戻ることができる時期のめどが立たないなか、ボランティアたちによると、ヨラの受け入れ能力は限界に近付いており、より多くの物資と長期にわたる支援が求められている。(c)AFP/Phil HAZLEWOOD

369チバQ:2015/05/11(月) 21:47:44
http://www.afpbb.com/articles/-/3048142
国連、南スーダン激戦地撤退で「30万人への支援途絶」
2015年05月11日 19:54 発信地:ジュバ/南スーダン
【5月11日 AFP】国連(UN)は11日、内戦が続く南スーダンの北部ユニティ(Unity)州で、戦闘激化により国連機関や非政府援助組織が撤退を余儀なくされたため、30万人を超える民間人が「救命支援」を受けられなくなっていると発表した。

 ユニティ州では、政府軍が州都ベンティウ(Bentiu)から反乱軍の支配する油田産地の町レール(Leer)周辺へ向け進撃を続け、1年5か月前に始まった内戦の中でも最悪規模の衝突が続いている。

 国連南スーダン派遣団(UNMISS)のトビー・ランザー(Toby Lanzer)事務総長特別副代表は声明で「ユニティ州で続いている対立により、あらゆる非政府組織と国連機関が、レールなどからの職員の退避を余儀なくされた。その結果、食糧や医療を含む緊急援助を必要とする30万を超える民間人が、そうした救命支援を受けられない状態となっている」と述べた。(c)AFP

370チバQ:2015/05/11(月) 21:48:27
http://www.afpbb.com/articles/-/3047858
南米2か国で発生の少女レイプ事件、中絶禁止法めぐる議論加熱
2015年05月08日 20:32 発信地:モンテビデオ/ウルグアイ
【5月8日 AFP】南米ウルグアイで、レイプ被害を受けて妊娠した学習障害のある11歳の少女が、出産を望む意向を示している。同じ南米のパラグアイでも最近、同様な事件があり、両国では中絶をめぐる激論が巻き起こっている。

 少女は妊娠16週で、医師や家族に近い人物によると軽度の知的障害と学習障害があるという。名前は公表されていない。

 家族に近い人物が7日、AFPの取材に語ったところによると、少女をレイプしたのは、モンテビデオ(Montevideo)にある家族の家を頻繁に訪れていた、少女と片親の異なる姉妹の祖父(41)だった。当局によると、この男は身柄を拘束されており、強姦(ごうかん)罪で訴追される見通し。

 ウルグアイでは2013年、妊娠12週までの中絶と、レイプによる妊娠の場合には14週までの中絶が合法化された。しかし、地元紙が掲載した医師らの報告によると、少女は妊娠と出産の意味を理解していないという。

 ウルグアイ青少年協会(INAU)のマリサ・リンドナー(Marisa Lindner)代表は記者会見で「中絶の法的期限は越えているが、妊娠が少女の健康に危険を及ぼすと判断されれば、法的な許可はおりるだろう」と語った。

 だが一方、INAUの保健部門責任者は地元紙に対し「少女と胎児に生命の危険はないので中絶は認められない」と述べている。

 近隣のパラグアイでは、10歳の少女が義父にレイプされて妊娠した事件が起きたばかり。パラグアイの憲法は、母親の生命に危険がない限り中絶を認めておらず、保健相はこの少女の中絶を認めなかった。(c)AFP

371チバQ:2015/05/11(月) 23:35:23
http://www.sankeibiz.jp/express/news/150511/exd1505110001001-n1.htm
カストロ家の闘い 今は同性婚 ラウル議長の長女、合法化求め大規模デモ (1/3ページ)
2015.5.11 00:01
 米国との国交正常化交渉を始めるなど、その変化が注目されているキューバの首都ハバナで9日、同性愛者たちが権利拡大と同性婚の合法化を求める大規模なデモを行った。デモを取り仕切ったのは、国家元首であるラウル・カストロ国家評議会議長(83)の長女で性科学者としても知られるマリエラ・カストロ氏(52)。かつてキューバでは、同性愛者は迫害の対象になっていたが、マリエラさんは「今後1年以内に同性婚を合法化させたい。偏見を抱えていては、われわれは先へ進むことができない」と語った。

 マイノリティー支援

 マリエラさんはキューバ国立性教育センターの所長で、機関誌「性科学と社会」の編集長も務めている。離婚歴が1度ある3人の子の母で、自身はセクシュアル・マイノリティーではないが、同性愛者や性同一性障害者などの支援を積極的に行ってきた。人民権力全国会議(国会に相当)の議員でもある。

 キューバでは1959年の革命後、同性愛は社会秩序を乱す悪とみなされ、ラウル氏の兄のフィデル・カストロ氏(88)が首相や国家評議会議長を務めていた時代には徹底的に差別され、同性愛者は矯正労働キャンプに送られていた。

 しかし、2000年代に入ると徐々に空気が変わりだし、05年にマリエラさんは性同一性障害者には性転換手術を受けることを認める法案を提出。3年の審議を経て08年から施行され、現在、キューバでは無料で性転換手術が受けられる。

 08年2月にフィデル氏が引退すると、マリエラさんはこの年から毎年5月、同性愛嫌悪(ホモフォビア)反対デモをリーダーとして実質的に主催してきた。今年は8回目だが、これまでは300〜400人しかいなかった参加者が、今回は1000人以上に増加。さらにキューバだけでなく米国からも聖職者を呼び、20組の同性カップルの「愛の儀式」も執り行った。同性婚がまだ合法化されておらず、結婚式とは呼べないため、愛の儀式としたが、式の形式は完全に結婚式だった。

 議長、法王に謝意

 ロイター通信などによると、13年間連れ添ったパートナーと式を挙げたラウル・オルタさんは「これまでどれだけ不利益を被ったか計り知れないが、いつかこうした日が来ることを夢見てきた」と話した。

 カトリックが圧倒的に多い中南米諸国では、同性婚が合法化されているのはアルゼンチンとウルグアイだけで、他に都市としてメキシコ市で認められている。マリエラさんの尽力で同性愛カップルに異性愛カップルとほぼ同じ権利が認められるようになったキューバは、中南米で同性婚が合法化された3番目の国になろうとしている。

 マリエラさんは愛の儀式を見守りながら、「一人一人の人間は全くの平等で、完全な平等が実現してほしいと思うからこの運動を続けている。来年のデモでは正式な『結婚式』ができるよう合法化に向けて頑張る」と言い切った。

 ラウル氏は10日、バチカンを訪れ、米国との国交正常化交渉で仲介役として大きな役割を果たした法王フランシスコ(78)と会見、謝意を述べた。新生キューバは、父娘の強力タッグで大きく変わろうとしている。(SANKEI EXPRESS)

372名無しさん:2015/05/12(火) 08:17:30
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150511-00000003-zuuonline-bus_all
八方ふさがりのトルコ経済、回復への残された道はあるのか?
ZUU online 5月11日(月)7時30分配信

 トルコリラに下げ止まりの兆しが見えない。現在対円では44円台半ばで推移しており、2012年の最安値に迫る水準だ。対ドルでも2.7リラ前半と過去最低の水準まで下落している。トルコで一体何が起こっているのか。そして、トルコリラ反転の兆しはあるのだろうか。

■なぜトルコリラが売られているのか

 リーマンショック後のマーケットをけん引したのは「新興国」「資源」「高金利通貨」だった。トルコもその一翼を担い、多くの投資資金がトルコへと流入。しかし13年5月のバーナンキショック、14年1月のアルゼンチンショックにより、新興国投資に黄信号がともることになったのだ。
 
 ブラジル、インド、インドネシア、南アフリカ、そしてトルコは海外から投資マネーを呼び込むことで経済を成長させてきたが、米金融緩和の縮小で資金が流れ出し先行きの不透明感が増したことで、「フラジャイル5(脆弱な5カ国)」と呼ばれるに至った。

 その後、フラジャイル5の中でも格差が広がることとなった。インドではモディ政権の経済改革「モディノミクス」に対する国内外の期待はなお大きい一方、トルコに対しては経済政策の先行き不透明感が高まるばかりだ。

■エルドアン大統領の金融政策介入

 そのような中、15年2月、トルコ中央銀行は主要政策金利を0.25%引き下げ7.50%とした。この利下げの背景にはエルドアン大統領のトルコ中銀への金融政策批判があったとされる。同大統領が「現在の金融政策はトルコ経済にふさわしくない」と述べ、中銀に対する政治的な圧力を強めているという臆測が流れた。

 そのエルドアン大統領は金融政策への介入だけにとどまらず、今年6月の総選挙後に大統領権限の強化を目指している。憲法改正に必要な議席数を確保するために、景気を刺激して支持を広げたいとの思惑がある。
 
 エルドアン大統領は「高金利が高インフレを引き起こす」との主張すら展開していると報じられている。総選挙を控え、金利を下げて景気を加速させたい思惑があるようだ。

 通常、通貨防衛の為の最もオーソドックスな金融政策と言えば、利上げだ。ところが、トルコにおいてはこのセオリーが通用せず、大統領の強権的な金利引き下げ圧力がトルコリラ安を加速させていると言える。

■トルコリラ防衛には利上げしかない

 14年1月、トルコ中銀は緊急の金融政策決定会合を開き、主要政策金利をすべて大幅に引き上げた。この際、当時首相だったエルドアン大統領は、利上げに反対する立場を表明していたが、トルコ中銀は首相の意向を無視して利上げによる通貨防衛を優先したものだったのだ。
 
 この時の利上げは功を奏し、トルコリラ安に歯止めがかかった。このことはトルコも例外なく通貨防衛には利上げが最も効果的であることを証明したのだ。

■困難さを極める舵取り

 それでは、金利を上げることでトルコリラの下落を止めることができるのだろうか。事態はそれほど単純では無い。

 まず第1に、トルコ経済が失速していることは明らかだ。鉱工業生産は14年1月をピークに鈍化に転じている。HSBC製造業PMIも足下では下落傾向にあり、製造業の景況感も悪化していることがうかがえる。
 
 14年の実質国内総生産(GDP)成長率は内需不振で2.9%にとどまったほか、失業率など主要経済指標は過去5年前後で最悪の水準だ。国際通貨基金(IMF)は、トルコの15年の成長率予測を3.4%から3.1%に引き下げている。この状況で利上げを行うことは経済的合理性からも適切とは言えない。

 そして次に気がかりなのが、トルコの内政問題が深刻化していることだ。エルドアン大統領の中銀批判に対し、ババジャン副首相は中銀の独立性を擁護しながら財政規律を重視する政策を推進してきた。
 
 経常赤字を減らすために内需引き締めや増税などの不人気政策も遂行してきたことで、政権内の堅実派として金融市場の信任は厚いが、ババジャン副首相は6月の総選挙で引退する可能性が高まっている。

 トルコの経済運営の先行きはもはや八方ふさがりの感すらある。米連邦準備理事会(FRB)の利上げが近づき、新興国への投資資金が引き上げられ米国に向かう動きが始まりそうな中、トルコの経済状況は悪化している。時間の経過とともにトルコが切ることができるカードは少なくなっている。

373チバQ:2015/05/12(火) 23:28:58
http://www.sankei.com/world/news/150512/wor1505120045-n1.html

2015.5.12 21:49

ノーフォーク島の自治廃止法案可決 豪下院





 オーストラリアの下院は12日、東部沖の同国領ノーフォーク島が1979年に獲得した独自の立法・行政権を廃止し、一般の地方自治体に置き換える法案を可決した。移行期間を経て来年7月から施行される。

 同島は事実上の自治を行ってきたが、オーストラリア政府は行政サービスが貧弱だと判断した。政府によると人口は約1800人。ニューサウスウェールズ州の法律が適用され、一般の医療、福祉サービスを受けられるようになる。

 一方、島民の多くは何らかの形で自治権を残すことを望んでいるとされる。(共同)




http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%82%AF%E5%B3%B6
1825年に再開され1856年までに流刑地として存続し続けた。オーストラリアが流刑地でなくなるに従いノーフォーク島も流刑地でなくなり、1856年にバウンティ号の反乱者の子孫194人がピトケアン島から移り住み、それ以来ピトケアン島民がノーフォーク島の主要な定住者となった。オーストラリア本土から島への移民は第二次世界大戦後に増加した。1913年にニューサウスウェールズ州に代わってオーストラリア連邦政府が管理する特別地域になり、1979年にはノーフォーク島法により立法評議会が設立された。
政治[編集]
ノーフォーク島法により立法評議会がある。住民は島の独自性を保つことを望んでおり、オーストラリア政府との間には簡単にいかないところがある[7]。1991年にはオーストラリア連邦の州の一部になる事を拒否した。

374チバQ:2015/05/14(木) 21:47:08
http://www.asahi.com/articles/ASH5G1VCZH5GUHBI00C.html
ブルンジ軍、暫定政権樹立宣言 大統領側は否定
ヨハネスブルク=三浦英之2015年5月14日15時55分
 アフリカ中部ブルンジで3期目の大統領選に立候補表明したヌクルンジザ大統領に対し、軍幹部は13日のラジオ放送で、大統領を政権から追放したと演説。「国家の団結を取り戻す」として暫定政権の樹立を宣言した。一方、大統領側は「クーデターは失敗した」と主張しており、不透明な状況が続いている。AFP通信などが伝えた。

 軍幹部は「(クーデターは)多くの軍や警察の高官の支持を得ている」と主張。暫定政権を設立し、「公平で平和的な選挙の実施を目指す」と述べた。

 現地からの報道によると、すでに首都ブジュンブラの空港や周辺国との国境は、クーデター軍によって占拠・閉鎖されている模様。一方、大統領府を含む主要政府機関は大統領を擁護する軍部隊で守られているという情報もある。


http://mainichi.jp/select/news/20150514k0000m030153000c.html
ブルンジ:クーデターか 軍高官が外遊大統領の追放を宣言
毎日新聞 2015年05月13日 23時27分(最終更新 05月14日 02時34分)

 【ナイロビ服部正法】アフリカ中部ブルンジからの報道によると、ブルンジ軍高官が13日、外遊中のヌクルンジザ大統領の追放を宣言した。事実ならクーデターによる政権転覆だが、ヌクルンジザ政権側はこれを「ジョークだ」と全面否定。一方、首都ブジュンブラでは反政権側の市民たちが路上に出て、クーデターを歓迎しており、混乱が拡大しそうだ。

 英BBCなどによると、ニヨンバレ少将と多数の軍幹部らが会見し、大統領の追放と「救国委員会」の設置を宣言した。ヌクルンジザ氏はアフリカ各国首脳との会談のためタンザニアを訪問していた。

 ブルンジでは6月の大統領選を控え、現在2期目のヌクルンジザ大統領が先月下旬に与党候補に決まったことに対し、「(3選を禁じる)憲法違反だ」と怒った反対派市民らによる抗議行動が首都で続き、これまでに警官隊との衝突で20人以上が死亡したとされる。

 与党支持者らは、ヌクルンジザ氏の初当選時(2005年)が議会による選出で大統領選を経ていないため1期目として換算されないとの論法を取り、大統領はデモを「反乱的活動」と呼び弾圧してきた。

 ブルンジは隣国ルワンダと同様、フツ人が圧倒的多数派でツチ人が少数派。ルワンダでは1994年、フツ人主導の当時の政府軍やフツ人過激派がツチ人ら約80万人を虐殺したが、ブルンジでも93〜05年の間、両民族の対立から内戦に陥り、約30万人が死亡したとされる。ヌクルンジザ氏は元々フツ系武装組織の指導者。現政権と反対派の対立が再び民族対立につながる可能性もある。

375チバQ:2015/05/14(木) 22:06:59
http://www.sankei.com/west/news/150514/wst1505140020-n1.html
2015.5.14 11:00
【世界を読む】
「維新」が世界で増殖 アンチ既成政党、キャラ立ち党首、ケンカ戦法…そっくり? 次は「世界連合」か

 英国やインドなど、世界各地で地域政党や新興政党の躍進がめざましい。有権者の既成政党に対する不信の裏返しともいえるが、背景には従来の主張に加え、有権者に聞こえのよい言動でアピールする“党首力”が大きく影響している。ただ、政権交代にまで持ち込んだ政党が袋小路にはまり込んだ例もあり、「実のない政治」はすぐ、有権者から見切られることになるようだ。

「英国で最も危険な女性政治家」 SNPのスタージョン党首

 5月7日に投開票された英総選挙で躍進したのは、「地域政党」で英国からの独立を目指すスコットランド民族党(SNP)だ。昨年9月の住民投票では独立を勝ち取れなかったが、総選挙では56議席を獲得、保守党、労働党に次いで「第三の勢力」になった。

 その立役者は、住民投票後にSNPの党首、そしてスコットランド自治政府で初の女性首相に就任したスタージョン氏だ。

 4月のテレビ党首討論で、女史は二大政党の主張を横目に、「保守党のキャメロン氏に首相になってほしくない」「労働党のミリバンド氏の首相就任を支援したい」などと歯にきぬ着せぬ発言を繰り返したうえ、「議院内閣制を大改革して再編する」とまで主張。英紙デーリー・メールは「英国で最も危険な女性政治家」と指摘した。

 一方で、過激な表現をまじえた冗舌な弁論から、英紙ガーディアンが「全国で『スタージョンマニア』と呼ばれる熱狂的支持者が増えている」と伝えるほど、“スタージョン人気”に火がついた。

 労働者階級出身で16歳でSNPに入党、大学卒業後に弁護士になった女史のキャリアは誰かと似ている。「反核」「反緊縮」「福祉の充実」といった分かりやすい言葉で、急進左派的な主張を貫き通す姿勢に「左巻きのサッチャー(元首相)」とも呼ばれた。

 ただ保守党や、女史から連立政権を呼びかけられた労働党もスコットランド独立に反対しており、SNPへのアレルギーを隠さない。女史は自らの“党首力”でSNPは勢力を伸ばしたものの、訴えた政策をどこまで実現できるか、今後は政治力が試される。

インド地方選で国政与党が大敗北 モディ首相の200万円超高級スーツに有権者が怒りの鉄槌

 既存の政治システムに新興政党が割り込む形で旋風を巻き起こすのは、英国に限ったことではない。インドでは、昨年5月に10年ぶりの政権交代に持ち込んだ既成政党を、たった1年で見限る動きが出ている。

 今年2月10日に投開票の首都ニューデリーを含むデリー首都圏議会選(定数70)で、67議席を獲得する歴史的大勝利を収めた庶民党(AAP)は、2012年に元租税検査官のケジリワル党首が設立した新興政党だ。1年前に政権交代を果たしたモディ首相率いる国政与党インド人民党(BJP)はわずか3議席という失態を演じた。

 ケジリワル氏は、インドではびこる汚職撲滅のほか、水道料金の無料化や電気料金の大幅値下げなど有権者受けする政策をアピール。ただ、AAPの大勝利は“敵失”も後押しした。

 というのは、貧困層出身で汚職撲滅を訴えて首相の座に上り詰めたモディ氏が200万円もするスーツを着ていたことが発覚、有権者の怒りを買ったのだ。英紙フィナンシャル・タイムズは「モディ氏は有権者の感覚から離れた」「有権者は一度託したものを奪えることを示した」などと、スーツ問題が選挙結果に影響を与えたと報じた。どこかの市役所であった、公費で職員に支給していた“スーツ問題”を想起させる。

 東京で旅行会社を経営するインド人、サニー・マンモハン・シン社長(56)も、「貧困層の味方だったはずのモディは裏切り者だ。モディでは政治改革はできない」と突き放す。

 インドでは公共事業に絡む汚職が深刻とされる。フランス通信(AFP)によると、2014年1月に首都圏政府が実施した「汚職撲滅ホットライン」に、受け付け開始から7時間で3904件の電話があった。汚職の実態が正確に分からないほど根が深い。

 スーツ問題で信用を失墜させたモディ氏。有権者が露骨に見切りをつけたかたちだが、ケジリワル氏も、訴えた政策が実現できなければモディ氏と同じ道を歩むかもしれない。

376チバQ:2015/05/14(木) 22:07:25
袋小路にはまったギリシャ、自治体などに「金出せ」と方針転換

 一方、選挙で大衆迎合主義を訴えて政権交代を実現したものの、選挙後に方針を転換した例が、ギリシャのチプラス政権だ。

 3月の総選挙で、財政破綻危機を前に、借金返済の後回しや解雇した公務員の復帰といった「反緊縮」を掲げたチプラス氏の急進左派連合が勝利した。

 しかし、世の中そんなに甘くない。金融支援延長交渉も手詰まりになり、EU主要国ドイツに対し、第二次大戦中、ナチス・ドイツの占領で受けた被害に対する賠償額が推計で約2787億ユーロ(約37兆円)に上ると公表したりしたが、ドイツ側に一蹴された。

 もっとも財源確保の見通しもなく、EUなどに金融支援を求める方法しかないのが、ギリシャの現実。打つ手を失ったチプラス政権は方針を一転させた。

 ロイター通信によると、5月末を期限とする債務返済のため地方自治体や公的機関に現金を中央銀行に移管するよう指示。再びEUとの支援交渉の席に戻らざるを得なくなったのだ。

 前政権までの「反緊縮」と変わらぬ政策への転換に有権者の怒りが爆発。英紙テレグラフによると、首都アテネで反政府デモが発生し、学生らと警官隊が衝突する事態に発展した。

フランス極右政党の国民戦線、前党首処分はイメージ緩和策?

 フランスでは極右政党が急伸し、2014年の欧州議会選で、排他的な主張を掲げるマリーヌ・ルペン党首の国民戦線(FN)がフランス第一党となった。

 FNはマリーヌ氏の父親のジャンマリ氏が創始者。欧州統合が進んで国内の主要産業が衰退し、移民らに職を奪われるなどの現状に不満を持つ有権者の受け皿となっている。

 娘に党を引き継いだジャンマリ氏は4月、反ユダヤ主義的発言を繰り返し、娘の怒りを買う“お家騒動”が発生。FNは5月4日、ジャンマリ氏の党員資格を一時停止する処分を下し、事実上、党から追放した。

 さらなる党勢拡大のため排外主義のイメージ緩和が狙いとみられるが、周囲の見立ては変わらない。英誌エコノミストは「いまなおFNは過激主義政党で猛烈な反移民政党だ。排外主義はイスラム主義への警告として続いている」と指摘。今年1月、イスラム過激主義に影響を受けた男らによるパリの風刺週刊紙「シャルリー・エブド」襲撃事件も「勢力を伸ばし続けている理由だ」としている。

377チバQ:2015/05/14(木) 22:41:10
http://www.afpbb.com/articles/-/3048496?utm_source=yahoo&utm_medium=news&utm_campaign=txt_link_Thu_p1

ブルンジ軍参謀長、クーデター失敗と発表 軍分裂か
2015年05月14日 14:12 発信地:ブジュンブラ/ブルンジ
【5月14日 AFP】アフリカ中部ブルンジで軍高官がピエール・ヌクルンジザ(Pierre Nkurunziza)大統領政権の転覆を宣言した問題で、国軍のプライム・ニヨンガボ(Prime Niyongabo)参謀長は14日未明、クーデターの企ては失敗に終わったと発表した。ただ、反大統領派はこの発表を否定している。

 ブルンジではヌクルンジザ大統領の3選立候補に抗議する激しいデモが数週間にわたって続いていた。こうした中、大統領の任期延長に反対して今年2月に解任されていた前情報機関長官のゴドフロア・ニヨンバレ(Godefroid Niyombare)少将が13日、クーデターを宣言。首都の空港と国境の閉鎖を命じる一方、「多数」の軍や警察高官の支援を受けていると主張した。

 しかし、ニヨンガボ参謀長は国営ラジオで「ニヨンバレ少将によるクーデターの試みは阻止された」と表明。大統領と大統領府は大統領派の管理下にあると明言し、「反逆者に投降を呼び掛けている」と述べた。

 だが、反大統領派スポークスマンのベノン・ヌダバネゼ(Venon Ndabaneze)警視総監は、ニヨンガボ参謀長の主張は虚偽だと反論するとともに、首都の空港をはじめとする複数の施設を反大統領派が掌握していると主張している。

 ヌクルンジザ大統領は、クーデター宣言後に周辺国首脳との会談のため訪問していたタンザニアから帰国しようとしたが、空港が反大統領派に掌握されていたため着陸できないまま、現在所在が分からなくなっている。(c)AFP/Esdras NDIKUMANA


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150514-00000039-jij_afp-int

クーデター発生のブルンジ、首都で兵士らが激しい戦闘
AFP=時事 5月14日(木)20時16分配信

クーデター発生のブルンジ、首都で兵士らが激しい戦闘
ブルンジ首都ブジュンブラの港そばから上る煙(2015年5月14日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】軍高官がクーデターを宣言したアフリカ中部ブルンジの首都ブジュンブラ(Bujumbura)で14日、ピエール・ヌクルンジザ(Pierre Nkurunziza)大統領支持派とクーデター派の部隊との間で激しい戦闘が起きた。

 軍関係筋と目撃者の情報によると、大統領支持派の部隊は、国営テレビ・ラジオ局の複合施設に対する攻撃に応戦している。隣国タンザニアの当局者によると、13日のクーデター発生時に同国を訪問中だったヌクルンジザ大統領は現在、ダルエスサラーム(Dar es Salaam)市内の非公表の場所に滞在している。

 ブジュンブラのAFP記者によると、市内では自動小銃の音や爆発音が夜通し鳴り響き、明け方にかけて激化した。市街から民間人の姿はほぼ消え、市の各地から散発的に戦闘の音が聞こえ、煙が上った。

 クーデター派のスポークスマン、ベノン・ヌダバネゼ(Venon Ndabaneze)氏は、戦闘が中断した朝方にAFPの取材に応じ、「われわれは実質的に市全体を掌握している。動員されている兵士らはわれわれの側についている」と語った。

 大統領支持派もまた、同市の独立系放送局に攻撃を行っており、ブルンジで影響力の大きいラジオ局「アフリカ公共ラジオ(African Public Radio)」の建物はロケット弾で砲撃され炎上した。【翻訳編集】 AFPBB News

378チバQ:2015/05/14(木) 22:41:47
http://www.afpbb.com/articles/-/3048574
北アフリカの過激派組織、ISに忠誠か ベルモフタール容疑者が統率
2015年05月14日 21:39 発信地:ヌクアショット/モーリタニア
【5月14日 AFP】モーリタニアの通信社アルアハバル(Al-Akhbar)は、国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)に関連する過激派組織で、悪名高い片目のアルジェリア人指導者、モフタール・ベルモフタール(Mokhtar Belmokhtar)容疑者が率いる「アルムラビトゥン(Al-Murabitoun)」が、イスラム過激派組織「イスラム国(Islamic State、IS)」への忠誠を誓う録音声明を出したと報じた。

 アルアハバルが放送した声明は、「アルムラビトゥンはイスラム教徒のカリフである(IS最高指導者の)アブバクル・バグダディ(Abu Bakr al-Baghdadi)師に忠誠を誓う」と述べていた。アルアハバル通信は、録音の声の主をアルムラビトゥンの有力幹部アドナン・アブ・ワリド・サフラウイ(Adnan Abou Walid Sahraoui)容疑者と特定したと伝えている。AFPは、この報道を裏付ける他の情報を今のところ入手できていない。

「イスラム・マグレブ諸国のアルカイダ組織(Al-Qaeda in the Islamic Maghreb、AQIM)」の元指導者でもあるベルモフタール容疑者は、2013年1月に日本人を含む38人が死亡したアルジェリアの天然ガス施設襲撃事件の首謀者とされる。(c)AFP

379チバQ:2015/05/15(金) 00:02:21
http://mainichi.jp/select/news/20150515k0000m030130000c.html
ブルンジ:軍が分裂、大統領派が国営メディア奪還
毎日新聞 2015年05月14日 23時42分

 【ナイロビ服部正法】英BBCは14日、軍高官が大統領の追放を宣言したアフリカ中部ブルンジで、軍が分裂し、大統領派が反大統領派から国営メディアを奪還したと伝えた。首都ブジュンブラでは銃撃戦が行われており、大規模な衝突に発展する可能性もある。

 ロイター通信によると、軍参謀総長は14日、「クーデターは失敗した」と発表。ヌクルンジザ大統領は国営ラジオで「クーデターを図った者たちを非難する。降伏する兵士は許す」と述べた。大統領府は大統領派が死守している模様だ。

 ヌクルンジザ氏は13日、外遊先のタンザニアから帰国を試みたが、大統領の追放を宣言したニヨンバレ将軍が空港の閉鎖を命じていたため、帰国できていない可能性がある。

 ブルンジでは6月の大統領選を前に、現在2期目のヌクルンジザ氏が与党候補に決定。「(3選を禁じる)憲法違反だ」と断じる反対派市民らが先月下旬以降、首都で抗議行動を続けてきた。大統領は「反乱的活動」と呼んで対決姿勢を鮮明にし、これまでに警官隊との衝突で20人以上が死亡したとされる。

380チバQ:2015/05/15(金) 22:56:59
>>363>>366
http://www.sankei.com/world/news/150515/wor1505150004-n1.html
2015.5.15 00:35

国連安保理改革で多国間交渉開始 日独など4カ国提示「常任理事国5カ国から11カ国へ」案の行方は?

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 【ニューヨーク=黒沢潤】国連創設70年に合わせ、安全保障理事会改革に関する多国間交渉が14日、ニューヨークの国連本部で2日間の日程で始まった。日本など4カ国グループ(G4)は常任理事国枠を拡大するなどの改革案を提示。しかし、韓国やイタリアなどで構成する「コンセンサス・グループ」は常任理事国枠の拡大に反対姿勢を示しており、G4としては大票田のアフリカ連合(AU)から支持を取り付けられるかがカギとなる。

 日本とドイツ、インド、ブラジルのG4案は、常任理事国枠を現在の5カ国から11カ国に増やすとともに、非常任理事国を10カ国から14〜15カ国に増やすことが柱。2005年のG4案では、非常任理事国枠を14カ国と明記したが、今回、アフリカ地域への配分を「1」から「1または2」とした。2カ国増を主張するAU(加盟54カ国)から支持を取り付けたい狙いがある。

 ただ、常任理事国が持つ拒否権をめぐっては、G4案が「15年間凍結」としているのに対し、AUは即時付与の実現を主張しており、調整が必要となる。

 05年以降の安保理改革をめぐる多国間交渉では、「(各国、グループが独自案を)単に読み上げて終わり」(安保理外交筋)という例が多く、意見集約は容易でなかった。今回は各国代表の演説に加え、質疑応答の機会も設け、クテサ国連総会議長が退任する今秋までに「交渉用文書」をまとめ上げたい考えだ。

 安保理改革の実現には、国連憲章改正決議案が総会で加盟国(193カ国)の3分の2(129カ国)以上の賛成により可決される必要がある。その後、現常任理事国の5カ国を含む加盟国3分の2以上の批准も必要となる。

381チバQ:2015/05/15(金) 22:59:20
http://www.sankei.com/world/news/150515/wor1505150021-n1.html
2015.5.15 12:50

アフリカ・ブルンジ大統領が帰国 クーデター失敗か

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 軍幹部がクーデターを宣言したアフリカ中部ブルンジの大統領府は14日、タンザニアを訪問中だったブルンジのヌクルンジザ大統領が帰国したと発表した。ロイター通信が伝えた。大統領の帰国でクーデターが失敗したとの観測が強まった。

 フランス公共ラジオによると、首都ブジュンブラでは14日、軍の大統領派とクーデター支持派の間で激しい銃撃戦があり、少なくとも3人の兵士が死亡した。

 ニヨンバレ少将は13日、6月下旬に予定される大統領選挙でヌクルンジザ氏が3選出馬したのは憲法などに違反しているとして、政権から追放したと宣言した。だが、参謀総長はクーデターを支持しない立場を明らかにし、軍内部は分裂。両派による大規模衝突の懸念が高まっている。(共同)

382チバQ:2015/05/15(金) 23:17:52
http://mainichi.jp/select/news/20150515k0000e030205000c.html
ブルンジ:大統領の帰国を発表…クーデター失敗か
毎日新聞 2015年05月15日 12時08分(最終更新 05月15日 12時27分)

 【イシオロ(ケニア中部)服部正法】軍高官が大統領の追放を宣言したアフリカ中部ブルンジの情勢で、大統領側は14日、外遊中だったヌクルンジザ大統領がブルンジに帰国したと発表した。ロイター通信などが報じた。AFP通信は、クーデター勢力側の副官がクーデター失敗を認めたと報じた。大統領帰国が事実なら、大統領派の形勢が優位になっている可能性もある。

 クーデターの動きを知ったヌクルンジザ氏は13日午後、ブルンジへの帰国を試みたが、空港が閉鎖されるなどして、帰国できなかったとみられていた。

 しかし、14日になって軍参謀長がクーデター勢力に反対する意思を表明。首都ブジュンブラでは大統領派と反大統領派に分裂した軍同士によるとみられる銃撃戦が起きており、戦闘拡大が懸念されている。

383チバQ:2015/05/15(金) 23:18:36
http://mainichi.jp/select/news/20150516k0000m030018000c.html
ブルンジ:軍事クーデター失敗 将軍が「降伏」
毎日新聞 2015年05月15日 18時52分
【イシオロ(ケニア中部)服部正法】アフリカ中部ブルンジで起きた軍の反大統領派によるクーデター騒ぎで、ヌクルンジザ大統領の追放を宣言したニヨンバレ将軍が、大統領派に降伏する意向を明らかにした。AFP通信が15日、報じた。事実なら軍の一部が画策した今回の軍事クーデターの試みは失敗したことになる。
 AFP通信によると、ニヨンバレ将軍は大統領派の追っ手が迫っているとしたうえで「我々は降伏することを決めた」と述べた。クーデター勢力の幹部3人が大統領派に拘束された模様。ロイター通信は大統領報道官の話として、ニヨンバレ氏は逃走中と伝えた。

 ニヨンバレ将軍はヌクルンジザ大統領がタンザニア訪問中の13日、大統領追放と「救国委員会」設置を宣言。6月に行われる大統領選を前に、現在2期目のヌクルンジザ氏の出馬が内定したことを「(3選を禁ずる)憲法違反」として抗議行動を繰り返していた市民たちは、路上に出て大統領追放の知らせを喜んだ。

 しかし、翌14日になって軍参謀長がクーデター勢力に反対する意思を表明し、首都ブジュンブラでは大統領派と反大統領派に分裂した軍同士によるとみられる銃撃戦が発生していた。

384チバQ:2015/05/15(金) 23:59:50
http://www.afpbb.com/articles/-/3048676
ブルンジのクーデター、失敗に終わる 幹部らが投降、首謀者逃亡か
2015年05月15日 16:35 発信地:ブジュンブラ/ブルンジ
【5月15日 AFP】アフリカ中部ブルンジで起きたピエール・ヌクルンジザ(Pierre Nkurunziza)大統領に対するクーデターの試みは15日、首謀者の軍少将らが敗北を認め、失敗に終わった。大統領支持派の部隊は複数のクーデター派幹部を拘束。残る幹部の行方を追っている。

 クーデターを起こした前情報機関長官のゴドフロア・ニヨンバレ(Godefroid Niyombare)少将は、AFPの電話取材で、クーデター派が投降する意向を固めたと言明。大統領派の兵士らが自分のところへ近づいているとして、「彼らがわれわれを殺さないことを願う」と語った。

 だが、警察幹部がその後、AFPに語ったところによると、同少将は逃走し、首都ブジュンブラ(Bujumbura)南部に潜伏しているとみられている。

 一方、クーデター派の広報を担うベノン・ヌダバネゼ(Venon Ndabaneze)警視総監もAFPの取材に対し、クーデター派が投降を決意したと説明。その直後、クーデター派の副官であるシリル・ヌダイルキエ(Cyrille Ndayirukiye)大将ともう1人の幹部と共に、大統領支持派の部隊によって身柄を拘束された。(c)AFP/Esdras NDIKUMANA

385チバQ:2015/05/16(土) 00:01:42
http://www.afpbb.com/articles/-/3048710
政治危機のブルンジ、10万人以上が国外避難 国連
2015年05月15日 20:33 発信地:ジュネーブ/スイス
【5月15日 AFP】国連(UN)は15日、クーデター未遂が発生したアフリカ中部ブルンジで、政治危機が始まった4月以降、10万人以上が周辺国に避難したと発表した。

 国連難民高等弁務官事務所(UN High Commissioner for Refugees、UNHCR)の報道官によると、これまでにタンザニアに7万200人、ルワンダに2万6300人、コンゴ民主共和国の南キブ(South Kivu)州に1万人近くが避難した。避難者数は、UNHCRが1週間前に発表した人数から倍増している。

 ブルンジは、ピエール・ヌクルンジザ(Pierre Nkurunziza)大統領が3期連続の大統領職を目指すと宣言したことがきっかけで、反大統領派による激しいデモが発生、治安部隊との衝突が起きた。4月末以降、25人以上の死者と多数の負傷者が出ており、今週には軍高官によるクーデター未遂も起きた。(c)AFP

386チバQ:2015/05/16(土) 20:49:02
>>384
少将が首謀者で、大将が副官なのか!?

387チバQ:2015/05/16(土) 20:57:35
http://www.sankei.com/world/news/150516/wor1505160039-n1.html
2015.5.16 19:30

安保理改革めぐり集中討議、約30国・グループが独自案を説明 議長が「交渉文書」作成へ

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安保理改革をめぐる立場
 【ニューヨーク=黒沢潤】国連創設70周年に合わせ、ニューヨークの国連本部で14、15の両日、安全保障理事会改革に関する多国間交渉の集中討議が行われた。常任理事国枠拡大を目指す日本など4カ国グループ(G4)やアフリカ連合(AU)など約30の国・グループは、独自の改革案を説明。多国間交渉のラトレイ議長は改革案を集約した「交渉文書」を今後提示し、改革交渉を前進させたい意向を表明した。

 G4は会合で、常任理事国枠を現在の5カ国から11カ国に増やすとともに、非常任理事国を10カ国から14〜15カ国に増やすべきだと主張した。常任理事国の拒否権については、「15年間凍結」を訴えた。

 AU(計54カ国・地域)も、新常任理事国を6増とする案を提示。拒否権については直ちに履行すべきだと訴えた。

 安保理改革に関する多国間交渉はこれまで、各国・グループが「(独自案を)読み上げるだけのステートメント(声明)合戦」(安保理外交筋)に終わることが多かった。今回は、難航する安保理改革を前進させるため、質疑応答を含む「初の画期的な対話形式」(吉川元偉国連大使)が取られ、建設的な議論が展開されたという。

 会合では、G4案に似た案を提示する途上国中心のグループ「L69」の発言力が2005年の改革交渉時より大きくなっているのが目立つといい、日本には“追い風”だ。また、AUも他の国々と対話姿勢を強めており、大票田のAU票を取り込みたいG4には「好材料」(国連事務局筋)となっている。

 一方、安保理改革に慎重な中国は「人為的に(交渉の)期限を設けるなど、作業を急ぐべきでない」と強調。米国代表も「拒否権の拡大、制約は認めない」と牽制(けんせい)している。

 吉川大使は会合後、記者団に対し、「(単なる議論だけでなく)文書ベースの交渉に進んでほしいという私たちの観点からすると、重要な一歩になる会合だった」と強調した。

388チバQ:2015/05/20(水) 22:55:07
http://mainichi.jp/select/news/20150521k0000m030093000c.html
中国:中南米浸透図る インフラ建設で関係強化
毎日新聞 2015年05月20日 21時36分

 【サンパウロ朴鐘珠、北京・石原聖】ブラジルのルセフ大統領と中国の李克強首相は19日、ブラジルの首都ブラジリアで会談し、インフラ建設や農業、鉱業、電力分野への投資など35項目、総額530億ドル(約6兆4000億円)の合意文書に署名した。李首相は26日まで、コロンビア、ペルー、チリの各国を歴訪する。中国は、昨年7月に習近平国家主席がブラジルなど中南米4カ国を歴訪するなど、中南米への影響力拡大に強い意欲を示している。

 ◇李首相、ブラジル大統領と会談

 共同声明で両首脳は「南米のインフラ網を作ることが重要」との認識で一致した。合意には、大西洋側のブラジルと太平洋側のペルーを鉄道でつなぐ「南米大陸横断鉄道」の建設に向けた調査費用も入っており、ブラジルは鉄道建設計画への中国の参加を強く歓迎した。牛海綿状脳症(BSE)の影響で2012年から中国が輸入を禁じていたブラジル産牛肉についても、輸入を再開することが決まった。

 現地報道によると、鉄道は、リオデジャネイロに近いブラジル南東部からアンデス山脈を越えてペルーまで約5300キロを結ぶ。中国への主要輸出品目である大豆や鉄鉱石の産地を通る見込み。完成すれば、中国への輸送日数とコストを削減できる。ルセフ大統領は共同記者会見で、「アジアへの新たな販路が開かれる」と述べ、期待感を見せた。

 中国としても、米国の影響の強いパナマ運河を回避できるようになる。中国系の香港企業が昨年、中米ニカラグアで太平洋と大西洋を結ぶ運河建設に着手したのと同じ発想だ。

 ただ、鉄道の総事業費の概算は50億〜120億ドルとあいまいなうえ、技術面でも見通しは不透明だ。熱帯雨林アマゾンを切り開くことになるため先住民族や環境保護の問題が生じるのは確実で、ボリビアやペルー南部の砂漠地帯を通る路線も検討されている。

 ◇米の影響力低下にらみ

 【サンパウロ朴鐘珠、北京・石原聖】中国の中南米進出を促進した要因の一つは、1990年代以降に反米左派政権が台頭し、この地域で覇権を誇った米国の影響力が急速に低下したことだ。

 中国は今年1月、中南米・カリブ地域の33カ国で構成される中南米カリブ海諸国共同体(CELAC)との閣僚級会合を北京で開催。中国の習近平国家主席はその場で、今後10年間に中南米地域に2500億ドルを投資する方針だと表明していた。

 習主席は3月、自らが提唱する「一帯一路(海と陸のシルクロード経済圏)」構想について、「五大陸の友人」に参加を呼びかけた。ブラジルは、新興5カ国(BRICS=ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカ)が共同で設立した国際金融機関「新開発銀行」の出資者でもあり、中国にとって南米大陸での協力関係の核だ。

 李克強首相は共同記者会見で、「中国はインフラ建設の経験が豊富だ。優位で余裕のある生産能力も有している」と言明。米国の「裏庭」である中南米で影響力拡大を図る背景に、インフラ関連の国有企業が海外市場に活路を見いだそうとしていることがあることを示した。

 一方、米国は昨年末、地域の反米左派政権の精神的支柱であるキューバと国交回復交渉を開始。同国との関係改善をてこに、中南米で拡大する親中路線を親米に引き戻そうとしている。

 こうした状況の中、中南米各国は米中の競争に乗じ、両国から資本を引き出したいと考えている。

 中南米が今後どちらに傾くのか、その指標となるのがキューバの動向だ。半世紀にわたる米国の経済制裁を受けたキューバの貿易相手はこれまで、キューバと商取引した第三国に米国が科す罰則を恐れない国に限定されてきた。そのため、冷戦終結まではソ連、近年は輸出入の50%以上をベネズエラと中国に依存する偏重が生じた。

 キューバは米国との国交正常化方針を発表した直後の今年1月、東部サンティアゴデクーバで中国資本による港湾工事を開始した。カリブ海の中心にコンテナ物流基地と工業団地を造る計画で、2016年完成予定のパナマ第2運河と、19年完成予定のニカラグア運河による物流増加を見越した動きだ。

 中国からの融資でインフラ整備と資源開発をし、生産力を上げて米国の市場にも売り込む。こうしたキューバ流の外交術と外資運用法が今後、中南米の主流になるとみられる。

389チバQ:2015/05/22(金) 07:57:13
http://www.asahi.com/articles/ASH5443XGH54UHBI005.html
「今が引き際」 オーストラリア緑の党の党首が辞任
郷富佐子@シドニー2015年5月21日17時00分
 5月6日、オーストラリア「緑の党」の上院議員のクリスティン・ミルン氏(62)が突然、党首辞任と政界引退を表明するというニュースが飛び込んできた。党所属の国会議員にとってすら寝耳に水の話だったそうで、首都キャンベラの国会担当の記者たちは大騒ぎになった。

特集・南十字星の下で
 「緑の党」はもともと、1970年代後半から80年代にかけてタスマニア州でフランクリン・ダムの建設に反対したグループが中心だった。州レベルから全国規模の政党となったのは92年だ。

 長く党の顔を務めたのは、カリスマ的な人気があったボブ・ブラウン氏(70)。同州で高校教師をしていたミルン氏にとって、ブラウン氏は環境保護運動での師匠のような存在だった。2人はダムの建設阻止闘争では一緒に逮捕、収監されている。ブラウン氏は2012年に引退し、ミルン氏が後を継いだ。

 3年余り党首を務めたミルン氏は、辞任の記者会見で子供やパートナーに感謝し、「人生には他にやることがある」と述べた。自身の上院議員の任期は17年6月末までだが、来年は下院と上院(半数改選)の両選挙がある。党首としてキャンペーンを主導しなければいけないが、会見で「今が引き際だと思う」と言った通り、世代交代が必要だと決心したのだろう。

390名無しさん:2015/05/24(日) 20:14:04
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150523-00050142-yom-pol
「海洋秩序維持」の重要性盛り込む…中国けん制
読売新聞 5月23日(土)20時14分配信

 日本と太平洋の島嶼(とうしょ)国でつくる「太平洋・島サミット」は23日、福島県いわき市で首脳会議を開き、首脳宣言「福島・いわき宣言」を採択し、2日間の日程を終えて閉幕した。

 首脳宣言には、日本が今後3年間で行う援助のほか、中国の海洋進出を念頭に、「海洋秩序の維持」の重要性などが盛り込まれた。中国をけん制する狙いがある。

 同サミットは、14の島嶼国と日本、豪州、ニュージーランドの計17か国で構成。安倍首相は首脳会議で、海洋の安全保障について「各国が緊張を高める一方的な行動を慎み、法の支配に基づき行動することが重要だ」と訴え、各国と連携する方針を確認した。首脳宣言でも、国際紛争を「武力による威嚇や武力の行使に訴えることなく」解決するとの方針が明記された。前回2012年の首脳宣言にも、中国をけん制する文章があったが、「武力」という文言は使ってはいなかった。より中国の「強引さ」を浮き彫りにした形だ。

 首脳宣言には国連改革への各国の「関与」も盛り込まれた。「常任・非常任の議席拡大を含め、国連安全保障理事会の信頼性を高める」と言及し、安保理常任理事国入りに向けた日本の取り組みに理解を示した。

 戦後70年を踏まえ、「国際社会の平和と発展のため、第2次大戦後、日本が行った取り組みを評価」するとの文章も入った。日本の援助は、今後3年間で防災対策などのため550億円以上をかけることとし、4000人の人材育成や人的交流の実施も盛り込まれた。

最終更新:5月23日(土)20時47分

391名無しさん:2015/05/24(日) 20:16:03
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150524-00050007-yom-pol
島嶼国支援で中国けん制…首相、価値観共有訴え
読売新聞 5月24日(日)11時43分配信

 「太平洋・島サミット」の首脳宣言には、事実上、中国の海洋進出をけん制する文章や、国連改革への支持が盛り込まれ、日本政府としては「満足できる」(政府筋)結果に終わった。

 もっとも中国も島嶼(とうしょ)国への支援を拡大しており、「支持集め」は容易ではない。

 安倍首相は首脳会議の開会式で、「私たちが持つべきは、力による威嚇や力の行使とは無縁の関係だ」と演説し、自由や民主主義などの価値観を共有する「太平洋市民社会」の確立を出席国に呼びかけた。中国が南シナ海・スプラトリー(南沙)諸島で岩礁埋め立てを進めるなど、力による現状変更を試みていることを意識したものだ。

 日本政府は、550億円以上の援助とあわせ、島嶼国で防災専門家ら約4000人を育成することで各国への関与を強めて「親日国」をつなぎとめたい考えだが、中国も対抗している。

最終更新:5月24日(日)11時43分

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150523-00050091-yom-pol
防災対策など550億円支援…島サミットで首相
読売新聞 5月23日(土)11時16分配信

 安倍首相は23日午前、福島県いわき市のホテルで開かれた日本と太平洋の島嶼(とうしょ)国の首脳らによる「太平洋・島サミット」首脳会議で演説し、気候変動や防災対策などとして今後3年間で550億円以上の支援を行う方針を表明した。

 「防災先進国」の日本として、人材交流を通じ、参加国で防災専門家ら約4000人を育成する考えも示した。

 同サミットは日本主催で3年ごとに開催され、今回はフィジー、パラオ、ニウエなど14島嶼国と、日本、豪州、ニュージーランドの計17か国の首脳級・閣僚が参加した。

 今回の支援額は、同サミットとしては円ベースで過去最大だ。前回は、最大5億ドル(当時の為替レートで約400億円)の支援の表明だった。

 首相は、東日本大震災の経験を踏まえ、気候変動による海水面の上昇や台風被害など島嶼国が直面する課題への協力を強調した。サモアに人材育成の中核機関となる「気候変動センター」を整備する方針だ。

 演説の中で首相は、太平洋を「平和で豊かな海」と表現し、「力による威嚇や力の行使とは無縁の太平洋市民社会の秩序」の構築も呼びかけた。名指しは避けながらも、東・南シナ海で進出を図る中国をけん制したものだ。日本の戦後70年の平和国家としての歩みに触れ、積極的平和主義に基づき「世界に平和をもたらす働き手となる」と述べた。

最終更新:5月23日(土)13時24分

392chibaQ@HK:2015/05/24(日) 20:16:16
http://www.yomiuri.co.jp/world/20150523-OYT1T50084.html
治安部隊と武装集団銃撃戦43人死亡…メキシコ
2015年05月23日 13時15分Tweet
 【ロサンゼルス=加藤賢治】メキシコ中西部ミチョアカン州で22日、治安部隊と、麻薬組織のメンバーとみられる武装集団との間で銃撃戦があり、ロイター通信によると、警官1人を含む43人が死亡した。

 同州と、隣接するハリスコ州一帯は麻薬組織の拠点となっており、ハリスコ州では18日にも同様の銃撃戦が起き、8人が死亡。1日には麻薬組織のメンバーが陸軍ヘリコプターを撃墜するなど、治安が悪化している。


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