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自民党スレ

1とはずがたり:2013/09/03(火) 17:12:12
なかなか潰れない政友会の我田引鉄以来の伝統を持つ日本のバラマキ保守政党

自公保スレ(前スレ)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1067007932/l30

自民党政権スレ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1354356742/l30

自民党
https://www.jimin.jp/

4108チバQ:2020/05/03(日) 21:02:24
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020050100850&g=pol
【点描・永田町】「アベノマスク」が誤算の連鎖に
2020年05月03日19時00分


布マスクをポストに入れる郵便配達員=4月17日午前、東京都世田谷区
布マスクをポストに入れる郵便配達員=4月17日午前、東京都世田谷区

 新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、安倍晋三首相が繰り出す対応策が、インターネットで炎上する騒ぎが相次いでいる。まずは「アベノマスク」と揶揄されて、国民的不興を買った布マスク2枚の全世帯配布。さらに、シンガーソングライターの星野源さんがツイッターに投稿した楽曲演奏動画に同調する形で、首相が自らの優雅な外出自粛生活の動画を投稿した際も、ネット上に「とんでもない勘違い」「今度は“アベノコラボ”か」などと非難する書き込みがあふれた。

 首相が突然、布マスク配布を打ち出したのは1日に開かれたコロナ対策本部の席上。首相は「再利用可能な布マスク2枚を全世帯に配布する」と発表、各メデイアも一斉に速報した。首相は「急激に拡大するマスク需要に対応する上で極めて有効だ」と胸を張ったが、ネット上では「たったそれだけ?」「エイプリルフール?」など反発の書き込みが殺到し、瞬く間にトレンド上位となった。

 しかも、その後に郵送料も含めて466億円もの税金投入が判明すると「なぜ、その分を医療現場の支援に充てないのか」などと批判が拡大し、高齢者らからの「マスク2枚でもありがたい」との感謝の声もかき消される結果に。思わぬ不評に、首相はその後の国会答弁などで「苦闘する医療現場へのマスク供給を優先するためにも、洗えば使える布マスクの配布には理がある」などと意地を張ったが、自民党内からも「究極のポピュリズム」(長老)などの批判が相次いだ。

◇「星野源」動画とのコラボも炎上
安倍晋三首相(右)が自身のツイッターに投稿した外出自粛を国民に呼び掛ける動画。左はシンガー・ソングライターの星野源さん。[本人ツイッターより]
安倍晋三首相(右)が自身のツイッターに投稿した外出自粛を国民に呼び掛ける動画。左はシンガー・ソングライターの星野源さん。[本人ツイッターより]


 次の炎上騒動は、「緊急事態宣言」後初の日曜日となった12日午前に、首相が自らのツイッターに投稿した動画。自宅とみられる私室の高級そうなソファで愛犬と戯れる姿などと、星野氏が演奏する「うちで踊ろう」とのコラボレーション動画。これも投稿と同時に「まるでKY(空気が読めない)」などの書き込みが殺到。首相は投稿に合わせて「きょうはうちで……。どうか皆さまのご協力をお願いします」と改めて外出自粛を訴えたため、「ゆっくり休んでください」など好感する声もあって、“アンチ安倍”と“安倍シンパ”による賛否が交錯した。

 「うちで踊ろう」は、星野氏がインスタグラムで公開したギターによる楽曲。「生きて踊ろう 僕らそれぞれの場所で」などの歌詞が反響を呼び、多くの有名人がそれぞれ伴奏やコーラス、ダンスなどでコラボして、大きな話題となっていた。ただ、首相の投稿の数時間後には「何様のつもり」「政治利用」などの言葉がツイッターのトレンド上位にランクインし、翌13日の記者会見での「いいね! が35万もあった」との菅義偉官房長官の擁護も、どこか空々しかった。

 首相サイドによると、どちらもいわゆる“官邸官僚”の発案とされ、布マスクも動画による外出自粛の訴えも、「本来なら美談になるはずが、見事にスベった」(自民若手)だけに、与党内でも「取り巻きが悪過ぎる」との声が広がる。

 首相は16日に決断した緊急事態宣言の全国拡大に合わせて、前代未聞の補正予算案の組み替えによって、国民への現金給付策を「困窮家庭30万円」から「全国民一律10万円」に大転換する勇断もアピールした。しかし、一連の炎上騒動の前後に次々発覚した昭恵夫人の無自覚な行動も重なって、「せっかくの好感度狙いも、誤算の連鎖」(自民若手)となっていることは否定できない。加えて、ここにきて目立つ政権の右往左往ぶりが国民の不安をかき立て、ほとんどの世論調査で内閣支持率を不支持率が上回る結果となっている。このため「このままでは、首相の求心力低下で政権の危機が迫る」(自民長老)との見方も出始めている【政治ジャーナリスト・泉 宏/「地方行政」4月27日号より】。

4109チバQ:2020/05/04(月) 10:59:29
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-200503X236.html
菅長官、影響力に陰り=新型コロナで安倍首相と距離?
2020/05/03 15:04時事通信

 菅義偉官房長官の影響力低下を指摘する声が出ている。昨年の新元号「令和」発表を機に「ポスト安倍」の有力候補へ浮上したが、最近は側近の相次ぐ不祥事で足元が揺らぐ。新型コロナウイルス対応でも、安倍晋三首相との「すきま風」がささやかれる。

 「いろいろな意見がありますよ」。首相が4月、新型コロナ感染拡大に伴う外出自粛を呼び掛けるため、自宅でくつろぐ自身の動画をツイッターに投稿すると、菅氏は直接こう苦言を呈した。

 新型コロナ対応をめぐり、首相と菅氏の間にはコミュニケーション不足が目立つ。首相は全国一斉休校の方針を菅氏抜きで決定。全世帯への布マスク配布でも事前に相談しなかった。与党内からは「菅氏が意思決定から外されている」との声が漏れる。

 一連の対応は、首相側近の今井尚哉首相補佐官らが主導したとされる。政府関係者によると、首相が側近重視に傾く中、菅氏も「半身」の構えに転じ、両者の間にずれを生んでいるという。

 安倍政権を一貫して中枢で支える菅氏は、昨年4月の元号発表で「令和おじさん」として知名度が急上昇。翌月には、危機管理を担う官房長官としては異例の米国訪問で、ペンス副大統領らと会談して存在感を高めた。同7月の参院選では、全国から応援依頼が殺到する人気ぶりだった。

 しかし、同9月の内閣改造から2カ月足らずの間に、菅氏が入閣を後押ししたとされる2閣僚が「政治とカネ」の問題で辞任。側近の和泉洋人首相補佐官にも女性問題が浮上した。

 これに、自民党内からは「『菅銘柄』ばかりだ」(ベテラン)との批判が噴出。さらに、新型コロナ対応で首相との距離感が取り沙汰されると、菅氏は周囲に「疲れた」とこぼした。

 首相の党総裁としての任期は残り1年半を切った。菅氏は自身の総裁選出馬を繰り返し否定。引き続き首相を支える姿勢を示す一方、党内の派閥領袖(りょうしゅう)らと会食を重ねるなど、今後の「ポスト安倍」政局をにらんだ布石も打っている。無派閥の中堅・若手を中心に、菅氏の出馬を期待する向きも根強い。

 「日々直面する新たな課題に対処してあっという間に月日が過ぎており、落ち着いて振り返るのはまだ早い」。菅氏は4月30日の記者会見で、改元からの浮き沈みの激しい1年をこう振り返った。

4110チバQ:2020/05/06(水) 12:43:16
https://news.goo.ne.jp/article/dailyshincho/politics/dailyshincho-625875.html
「馳浩」元文科相のセクハラ問題 明るい体育会系議員の落とし穴
2020/05/06 08:05デイリー新潮

「馳浩」元文科相のセクハラ問題 明るい体育会系議員の落とし穴

馳浩氏

(デイリー新潮)

 選挙での握手はいうまでもなく政治家とは「スキンシップが大好きな人種」だ。このスキンシップ(本人は「意識にない」としている)で失敗したのが元文科大臣の馳浩氏(58)=自民党衆院議員である。

 虐待や性暴力の被害に遭った10代女性を支援する一般社団法人「Colabo(コラボ)」(東京・仁藤夢乃代表理事)によれば、馳氏は4月22日、議員や秘書など十数人で、同法人が運営する「移動式カフェ」の活動を視察した。ところがカフェ設営の作業中、十代少女の後ろを通った馳氏が「ちょっとどいて」と少女の腰を左右から触ったという。仁藤代表は24日に詳細な経緯を書いた抗議文と要望書を、馳氏が会長を務める部会「自民党ハウジングファースト勉強会」に送ると同時にツイートで内容を公開した。

 慌てた馳氏は翌25日、自身のホームページで「いきなり大勢の男性が若年少女支援の現場に参集した事に多大な不安感と不愉快な思いをさせた事となり、お詫びします」との謝罪文を掲載した。セクハラ行為について馳氏は「ご指摘のように、移動の際に後ろを通って、『ちょっとどいて』と言いながら腰に手を当てたかどうかは、全く意識に残っておりません」とし、「それが事実ならば大変申し訳ない事であり、心より深くお詫び申し上げます」とした。

 Colaboの「抗議文と要望書」によれば、4月21日夕刻、自民党の阿部俊子衆院議員から稲葉隆久副代表理事にSMSと電話で移動式Cafe視察の申し出があった。「5人までなら」「訪問者名を知らせてほしい」と返事した。電話で馳氏の名は出していたが、その後連絡もないまま当日(22日)の午後5時に阿部議員と男の国会議員一人が来た。

 少女たちが来た経緯や被害からの回復途中であること、活動内容などを説明するうち馳議員や身長約2メートルの元バレーボール選手、朝日健太郎参院議員ら4人の国会議員がやってきた。秘書は挨拶もしない。「全員に自己紹介をお願いしています」と呼び掛けても「秘書です」というだけだった。4人の新宿区議らも加わり15人ほどになった。女性は阿部議員だけ。取材者も含めて30人ほどになり新型コロナウイルスの感染リスクが高まった。この時の様子を稲葉副代表は「馳議員は名刺交換をされませんでした。阿部議員は以前から存じ上げておりました。馳議員は、仁藤(代表)とは初対面でしたが、自己紹介で名乗られました」と振り返る。

 馳議員は説明を受けると、テント内の奥の椅子に腰を下ろした。救いを求める少女たちが座る場でその姿に「そんな人はこれまで初めて」と呆れられている。大きな声で威圧的に秘書を呼びつけたりすることも少女らを怖がらせた。設営では馳氏がテントなど重いものを持ち「女の子だから」と、受け取ろうとした少女ではなく、秘書らに運ばせたりした。

「荷物運びや設営も女性たちが中心に行っているのに、馳氏の対応に少女たちは傷ついた」とされてしまった。そうした「哲学」を持つ団体であることも馳氏は知らなかったのか、「いつもの自分の流儀」が好意的に受け取られると思っていたようだ。

 馳氏に腰を両手で触られたという少女はすぐにその場から逃げたが、視察団が大勢いたため、視察終了後にスタッフに打ち明けた。触られた感覚が残り、過去の被害を思い出したり、無力感を感じたりして、食欲もなく、翌日は朝起き上がれなかったという。

 性搾取業者が少女を連れ戻しに来る可能性などがあり、Colaboでは警備員を置いている。顔が知られて困る少女も多く、撮影についても「指定した場面でお願いします」と言ったにもかかわらず視察団は勝手に写真を撮り、自己のSNSなどにアップしたりしていた。稲葉氏は「報道関係者は何名かいらしていましたが約束を守り、議員たちが帰った後に指定の場面のみ撮影されました」と振り返る。

 視察終了後、議員らは活動をSNSなどで報告したが、鈴木隼人衆院議員は「アウトリーチ活動にボランティアで参加しました」などとアップした。Colaboでは「視察でなくてボランティアとは。Tsubomi Cafeが利用された」と不信感を募らせる。

4111チバQ:2020/05/06(水) 12:43:30
 人気プロレスラーから政治家に転身した馳浩氏は富山県出身。隣の石川県出身の森喜朗元総理大臣(現・東京オリンピック・パラリンピック組織委員会会長)の庇護で文部科学大臣にまで登った。現在も党教育再生実行本部長、同組織委員会顧問委員会の顧問や日本レスリング協会の副会長などに就く。

 虐待や性的被害などの経験からも怯えるように生きる少女たちの中に大男がずかずかと乗り込み、「やあ、やあ、元大臣が視察に来てあげましたよ」と言わんばかりだった様相が目に浮かぶ。

「Tsubomi Cafe」は、虐待などで家を出たりして夜の街をさまよう女子中高生らが「性売買」に引きずり込まれないうちに彼女らと繋がることを目指して実現した。「赤い羽根福祉基金」や、東京都や新宿区、フードバンクなどの支援を受けて、中古のマイクロバスを可愛らしくデザインした「夜間巡回バス」を都内の繁華街に駐車してはバスの周囲にテントを張り、椅子とテーブルも置く。車内では歯ブラシや化粧品、食事や飲み物、衣類なども提供して悩みの相談に乗る。場合によっては病院に同行したり、シェルターでの保護や宿泊支援、シェアハウスでの住まいの提供などを行っている。仁藤代表自身、中高時代に街をさまよう生活を送った経験を生かした活動はメディアでも多く報じられ、仁藤氏は朝日新聞の「フロントランナー」に取り上げられたり、TBSの「サンデーモーニング」でもコメンテーター出演するなどしていた。

 メディアも知らない無名団体に国会議員がぞろぞろと視察に行くはずもない。馳氏らは発信力のある仁藤氏に視察を肯定的に報じてもらうことを期待し有権者へのPR効果を狙ったのだろう。裏目に出たのは、馳氏が元プロレス仲間や支援者に接するのと同じような態度で臨んだからに違いない。「豪放磊落な明るい体育会系人間」を自己の魅力と信じて疑わず、それがどこでも通じると勘違いしていたようだ。

 女性である阿部議員がしっかり「事前レク」をしなかったのだろうが、最もまずい男が「視察」に出かけたといえる。両手で腰を触ったとされたことについて馳氏が発信した、「意識にはないが、もしそうであったら申しけ訳ない」はこうしたケースでの最も便利な方便だ。

「スキンシップ」が日常であった馳氏なら「劣情」のなせる業でなければ「意識はない」は嘘ではないのだろうが、余計に始末が悪い。

 視察のきっかけは、NPO団体からハウジングファーストの事務局にColabo視察の案内があったことで、Colaboが政治家たちに売り込んだのではない。

 Colaboに直接謝罪しないうちに馳氏らがHPやSNSで発信していたことも「謝罪になっていない」と不信感を持たせている。当事者とのやり取りが終わってからすべきことだ。

 稲葉副理事によれば、腰を触られた少女は馳議員のブログに掲載された文章(阿部俊子議員が馳氏に謝罪にきたという内容)やHPへ掲載された文章を読み「触られたのはまぎれもない事実なのに。遠回しにじゃなくて潔く謝るまで私は許さない。小さい頃に悪いことしたら謝りましょうと習わなかったのでしょうか。そんな基礎的なこと出来ない人が国会議員になって日本の法律決めてるなんて」と話しているという。「弱者に寄り添う」を振りかざして視察してみせても当事者など眼中にない。福祉団体を利用して世間への自己アピールだけ考えている議員たちの「正体」がはからずも暴露した。

粟野仁雄(あわの・まさお)
ジャーナリスト。1956年、兵庫県生まれ。大阪大学文学部を卒業。2001年まで共同通信記者。著書に「サハリンに残されて」「警察の犯罪」「検察に、殺される」「ルポ 原発難民」など。

週刊新潮WEB取材班編集

2020年5月6日 掲載

4112チバQ:2020/05/08(金) 10:18:54
この画像はやばい・・・
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200507-00000598-san-pol

自民が「3密」状態でコロナ対策協議 懸念の声も


5/7(木) 22:44配信

産経新聞







自民が「3密」状態でコロナ対策協議 懸念の声も


新型コロナウイルス対策を協議するために開かれた自民党会合=7日、東京・永田町の議員会館


 自民党は7日、新型コロナウイルス対策本部などの合同会議を国会内で開き、家賃支援策などを盛り込んだ令和2年度第2次補正予算案の早期編成を政府に求めることを確認した。会議には多数の議員が詰めかけ、感染リスクの高い密閉、密集、密接の「3密」状態だったことを懸念する声も漏れた。

 党関係者によると、会議は「3密」を避けるため、通常使用している党本部の会議室より広い場所に移して開催した。間隔を空けて着席するよう指示があったが、想定以上の出席者で会場は満席となった。約2時間を見込んでいた会合は、発言者が相次いだため4時間以上も続いた。

 途中退席したある閣僚経験者は「後ろの方は、すし詰め状態で明らかに『3密』だった。1人でも感染者が出たら全員自宅待機になるのではないか」と自嘲気味に語った。

4113チバQ:2020/05/08(金) 11:31:40
政治関係の初のコロナ死者ですかね
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200507-00000181-kyodonews-pol

元首相補佐官、岡本行夫氏が死去 新型コロナに感染


5/7(木) 23:48配信

共同通信







元首相補佐官、岡本行夫氏が死去 新型コロナに感染


死去した岡本行夫氏


 橋本政権などで首相補佐官を務めた外交評論家の岡本行夫(おかもと・ゆきお)氏が死去したことが7日、分かった。74歳。関係者によると、死去は4月24日。新型コロナウイルスに感染していたという。

 神奈川県出身。1968年外務省に入省し、北米1課長などを経て91年に退官。96年11月〜98年3月に橋本龍太郎内閣で、2003年4月〜04年3月に小泉純一郎内閣で首相補佐官を務めた。

 橋本内閣では沖縄問題担当として、米軍普天間飛行場問題の解決や振興策推進のため、政府と沖縄とのパイプ役を担った。小泉内閣ではイラク復興支援に当たった。

4114とはずがたり:2020/05/08(金) 19:19:40

>>3885

金田勝年氏が二階派入り 自民党第4派閥に
https://www.sankei.com/politics/news/200123/plt2001230010-n1.html
2020.1.23 14:40政治政局

 自民党の二階俊博幹事長率いる二階派(志帥会)は23日、金田勝年幹事長代理の入会を決めた。同派の所属議員数は47人になり、岸田派(宏池会、46人)を抜いて第4派閥となった。

 金田氏は派閥会合で「二階先生は一緒にいて、もっと一緒にいたくなる先生だ。包容力があって人間味がある。仕事はスピード感があり、大局観がある」とあいさつした。金田氏は昨年10月に党第2派閥の竹下派を退会し、無派閥で活動していた。

 一方、次期衆院選高知2区からの立候補を目指す尾崎正直前高知県知事も同日、二階派に入会した。

4115チバQ:2020/05/11(月) 17:25:03
ずいぶん前の記事だけど
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200312-00612471-shincho-pol

コロナで自粛、政治家のパーティーは “夫人お披露目”で乗り切りも


3/12(木) 5:58配信

デイリー新潮







コロナで自粛、政治家のパーティーは “夫人お披露目”で乗り切りも


新妻を披露した務台氏(中央)


 新型コロナ対策を巡る安倍政権のドタバタ劇に振り回されるのは“身内”とて同じ。2月26日に総理が要請した“イベント自粛”にうろたえたのは、政治資金パーティーを予定していた議員センセイ方だ。
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「自粛要請の当夜に立食パーティーを催した秋葉賢也首相補佐官が“俺だけじゃない”と言い訳した通り、パーティーを開いていたのは、一人や二人ではありません」(政治部記者)

 自粛の是非はさておいて、ここでは騒動の渦中にパーティー開催日が重なったセンセイ方の姿を見ていこう。

 例えば、要請の翌日にパーティーを開催した自民党の高鳥修一衆院議員(59)。事務所に経緯を尋ねると、

「飲食の提供はせず、時間も30分程度に。受付では手の消毒をお願いし、希望者にはマスクを配布した。マスクも東京にはありませんので、地元新潟の秘書を総動員して買い集めたんです。料理に代わり、当日は急遽、稲荷ずしの手土産を用意しました」

 一方、一風変わった“土産話”で乗り切ったのは26日に開催した同党の務台俊介衆院議員(63)だ。

「参加予定者への連絡が間に合わず、延期はできませんでした。料理も出さず時間も20分。ただ、それだけでは申し訳ないので、せんだって代議士が入籍した夫人のお披露目をさせていただきました」(事務所担当者)

 もちろん自粛を決めたセンセイも。無所属の細野豪志衆院議員が予定していたのは3月2日。担当者曰く、

「総理の自粛要請を受けて、急遽、延期することにしました。翌日にはパーティー券の購入者に通知を発送し、当日は代議士本人が会場前で通知が行き渡らなかった方にお詫びをしています。延期とはいえ、直前だったこともあり、キャンセル料もかかりました」

 やるも、やらぬも苦労は変わらず? 

「週刊新潮」2020年3月12日号 掲載
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新潮社

4116チバQ:2020/05/11(月) 23:02:29
https://www.asahi.com/articles/ASN577GMYN56UTIL00S.html?ref=goonews
怒る麻生氏「意思決定の正当性が」 「10万円」舞台裏
有料会員限定記事 新型コロナウイルス

2020年5月8日 5時00分
 新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言が延長された7日の東京・新宿。超高層ビルが立ち並び、百貨店やネオン街が人々を引きつけてきた街には、まるで別の場所のような静けさが漂っていた。

 商業施設は軒並みシャッターを下ろし、多くの飲食店の店先には「臨時休業」の紙が貼られたまま。この日から営業を再開する動きも一部でみられたが、「6日まで」という休業期間を示す文字の上に赤線を引き、「収束するまで」と書く店もあった。

 路地裏には、空き缶やごみが重なっていた。地元の人によると、東京都の要請に応じて多くの飲食店が休業し、店周辺を掃除する人も減ったためという。「ずっと休んでいるのが不安になった」と、この日から居酒屋を再開することにした佐藤豊さん(52)はこうこぼした。「いつも輝いていた新宿が、よどんでいるように見えるね」

 NTTドコモのデータによると、6日の新宿駅周辺の人出は昨年の大型連休と比べて8割減。大阪・梅田や福岡・天神といった国内有数の繁華街も8〜9割ほど減り、にぎわいが戻る見通しは、いまも見えない。

 「まだ、この状況が続くんですね……」

 特別措置法に基づく初めての緊急事態宣言が4月7日に出されてから1カ月。都内の派遣会社に所属する川崎市の女性(60)は連休が明けても仕事がなく、自宅アパートで一人、不安で胸が押し潰されそうな日々を過ごしている。

 家庭用品のメーカーから業務委託を受け、全国に出張して製品の展示会やショールームの運営にあたってきた。月収の平均は13万円ほど。しかし2月末、メーカーが入るビルで新型コロナの感染者が確認された。出張は禁止され、展示会もキャンセルが相次いだ。3月の収入は2万円。4月はゼロになった。

 今後について派遣会社からは、「自力で切り抜けてほしい」と言われるだけだった。メーカーの担当者からは「5月から出社してもらって、また考えましょう」と説明されていたが、宣言が延長されたことで、5月中に仕事が入る見込みもなくなった。

拡大する写真・図版
店舗の看板に明かりがついた歌舞伎町一番街。臨時休業を続ける店、再開する店、テイクアウトの営業を始めた店など、自粛要請への対応は様々=2020年5月7日午後5時、東京都新宿区、伊藤進之介撮影

 家賃6万円と食費、光熱費……。4月は8万円ほどでやりくりした。それでも8千円だけ、友人から借りた。4月7日、「減収世帯への30万円給付」という支援策が閣議決定され、期待をつないだが、ラジオから流れるニュースで「国民に一律10万円給付」と変更されたことを知った。一人暮らしの女性の手から、もらえると思った20万円がすり抜けていった。10万円すら、いつ手元に届くかは分からない。

 宣言の延長は「感染の拡大を止めるため」と理解しているつもりだ。それでも、やるせなさが募る。「政府は給付や融資の対応を『すぐにやる』と言うけれど、約束がころころ変わる。少しの遅れが、こちらには命取りなんです」

沈んだアベノミクス 悩み続けた首相
 緊急事態宣言を決断した安倍晋三首相はこの間、揺れ続けてきた。

 「やむをえない。これから先の…

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4117チバQ:2020/05/12(火) 18:59:34
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200512-00037766-bunshun-pol

自粛要請中、務台俊介“おんぶ政務官”が長野に3回帰省していた!


5/12(火) 16:00配信

文春オンライン







自粛要請中、務台俊介“おんぶ政務官”が長野に3回帰省していた!


「おんぶ政務官」こと務台代議士 ©共同通信社


 自民党の務台俊介衆議院議員(63)が緊急事態宣言発令後、東京都と地元選挙区の長野県を少なくとも3回往復していたことが、「週刊文春」の取材で分かった。自民党は党所属国会議員に対して緊急事態宣言の期間中の地元選挙区入りを自粛するよう要請している。

【画像】公式サイトで地元入りを報告

 務台氏は公式サイトで4月10日の活動をこう記していた。

〈本会議に出席の後、松本に戻る。塩尻市から安曇野市に引っ越ししたばかりの妻と娘の片づけを手伝う〉

 緊急事態措置が全国に拡大した後の4月19日にも、長野で家族と散歩する写真をFacebookに投稿したが、後日削除。さらに、「週刊文春」の取材で、5月6日に松本市内で行われた親族の葬儀に参列していたこともわかった。

 務台議員は長野県安曇野市出身。1980年に東京大学法学部を卒業して、自治省(現・総務省)へ入省。2012年の総選挙で長野2区から出馬して初当選した。内閣府政務官兼復興政務官だった2016年9月、台風被災地の視察中におんぶされて水たまりを渡り、“おんぶ政務官”と批判された。その半年後のパーティーで「(おんぶ事件で)長靴業界はだいぶ儲かった」と発言し、政務官を辞任。2017年の総選挙では落選し、比例復活した。また、最近再婚したばかりで、今春は新婚生活の準備もあり、妻に会いたかったものとみられる。

 自民党の二階俊博幹事長は4月9日、党所属の国会議員に「政府が国民の皆さまに、外出自粛や地方に移動するなどの動きを厳に控えて頂くことを要請する中で、選挙区に入れば、選挙区民からも誤解を受けかねません」と地元入りの自粛を求めて通達を出した。

 また、長野県でも県や市が県外からの往来自粛を求め、高速道路に「往来自粛要請中!」と書いた看板を県職員が掲げるなど感染拡大の防止に必死だった。

 務台議員に聞いた。

――党の自粛要請通達後も複数回地元入りした?

「いや、あの〜今、(東京の)自宅に籠っているんで……」

――帰省はプライベート?

「はい。家庭的な事情もありまして戻っていたことは事実ですけど、何回戻ったとかはプライベートな話なので申し上げられません」

――フェイスブックの投稿をなぜ削除したのか?

「……終わります」

 二階幹事長による地元入り自粛要請に加えて、安倍晋三首相も、国民に対して「オンライン帰省」を呼びかけ、往来の自粛を要請していただけに、国会議員による再三の帰省は論議を呼びそうだ。

 5月13日(水)発売の「週刊文春」では、務台氏の人物像、なぜ務台氏は帰省したのか、などについて詳報する。また、データに見る全国知事の“本当の実力”、西村康稔コロナ担当大臣がアベノマスクをつけない理由、なぜ岡田晴恵氏はテレビにリモート出演しないのか、などについて「コロナの主役と悪役」を28ページにわたって詳報する。
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「週刊文春」編集部/週刊文春 2020年5月21日号

4118チバQ:2020/05/13(水) 18:40:57
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200513-00000006-pseven-soci

安倍氏“放り出し辞任”で「公明・山口那津男総理」が急浮上か


5/13(水) 7:05配信

NEWS ポストセブン







安倍氏“放り出し辞任”で「公明・山口那津男総理」が急浮上か


弱音も漏れるように(時事通信フォト)


 先の見えないコロナ感染危機の中、安倍晋三・首相は「長期戦の覚悟を」と国民に自粛を要請し、結束してウイルスとの戦いに勝利しようと呼びかけた。

【画像】ジャケットに花を挿す公明党の山口那津男代表
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 だが、政権中枢では政治家たちが足を引っ張り合い、すっかり“戦意喪失”したこの総司令官はいつ政権を投げ出してもおかしくない状況にある。
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 元々5月6日までとされていた緊急事態宣言の延長を31日までと発表した4日の記者会見では「国民の皆様におわび申し上げたい」「責任を痛感」と自らの政治的責任に言及したものの、視線は終始、演壇の左右に置かれたプロンプターに交互に向けられ、そこに映し出された官僚の作文を棒読みするばかりだった。自民党ベテラン議員は緊急事態延長の記者会見について、こういう。
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「総理が『責任を痛感』と弱音を吐くのは珍しい。口にした以上、いずれ責任を取るつもりかもしれない。政治的に見ても、安倍政権による憲法改正はコロナで断念せざるをえない。
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 来年に延期した東京五輪も、米国が今の状況では開催は難しいと判断しているという情報が伝わり、総理はガックリきている。ベテラン議員の仲間たちと話をすると、このまま総理を続けてもレガシーを残せない安倍さんはある日突然、気持ちが折れて第1次内閣の再現のように政権を投げ出す可能性が出てきたという人が増えている」
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 安倍退陣説とともに、与党内でさざ波のように広がっているのが後継首相の意外な名前だ。
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「公明党の山口那津男代表が次の総理という流れが生まれている」。そう指摘するのは政治ジャーナリスト・藤本順一氏だ。
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「来年10月には衆院の任期満了を迎える。安倍首相の高い支持率という追い風がなくなって、自民党議員は次の選挙では公明党の票に頼らなければならない。その公明党は安倍政権を見限っており、ポスト安倍の与党体制は非安倍政権の枠組みに向かう可能性が高まっている。
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 そこで浮上するのが山口総理です。かつて自民党は社会党の村山富市氏を総理に担ぐことで政権復帰した。公明党を連立につなぎ止めるためにも、山口氏を首相に担ぐ構想です」


 コロナの経済対策では公明党の山口代表と二階俊博・自民党幹事長が政府の方針をひっくり返して10万円支給を決め、主導権を握った。あれが“非安倍”自公政権への布石だったと見られている。
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 安倍首相がコロナとの戦いに“戦意喪失”したきっかけも、その時の山口代表の言葉とされる。
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「国民を取るか、政権を取るかと聞かれたら、わが党は国民を取る」。山口氏はそんな言葉で公明党の連立離脱を示唆し、首相に10万円支給を迫ったと与党内に伝わっている。
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 しかも、連立離脱は口だけではなかった。公明党は緊急経済対策(補正予算)を審議する予算委員会の日程を決める理事懇談会への出席を拒否し、安倍政権は公明党の造反でコロナ対策の補正予算を国会で成立させることができないという状況に追い込まれ、要求を飲むしかなかったからだ。4月16日のことである。
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「総理が要求を突っぱねれば、公明党は間違いなく連立離脱の道を選んでいた。本気で安倍内閣のコロナ対応にNOを突きつけたことがはっきりわかった」(自民党国対幹部)
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 自民党議員たちはこの動きに震え上がった。それだけではない。公明党の連立離脱には自民党内の“仕掛け人”の存在が取り沙汰されている。

4119チバQ:2020/05/13(水) 18:41:20

前述のように、自民党で山口氏と連携したのは二階幹事長だが、もう一人、公明党の支持基盤である創価学会側で山口氏に「国民一律10万円支給でなければ選挙は戦えない」と強く要求したのは選挙担当の佐藤浩副会長だとされる。菅義偉・官房長官と太いパイプを持つことで知られる人物だ。
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「その佐藤副会長に“連立離脱を持ち出せば安倍は崩れる”と裏で焚きつけたのは菅さんに違いない」(安倍側近)と首相周辺には疑心暗鬼が広がっている。
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 まさかの公明党内閣の誕生も、そうした自民党中枢の協力があるとすれば、俄然、現実味が増してくる。政治ジャーナリストの野上忠興氏が語る。
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「安倍首相は権力の鎧を着ているように見えるが、守りに弱い。党内では二階幹事長に見捨てられ、官邸では菅官房長官に見限られ、盟友の麻生太郎副総理にも距離を置かれて孤立無援。いまや頼れるのは今井尚哉・総理補佐官だけというのが実情だ。しかし、役人1人で政権を守れるはずがない」



 安倍政権は首相の体調如何にかかわらず、事実上の“死に体”となりつつあることがわかる。
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◆「麻生では国民が納得しない」
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 この非常事態に安倍首相が任期途中で退陣することになれば、順当なら後任の最有力者は麻生副総理のはずだ。
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 麻生氏は首相に不測の事態が起きた場合に首相臨時代理を務める序列1位で、首相と同時にコロナに感染するリスクを防ぐために4月からは官邸でのコロナ対策本部の会議などへの出席を免除され、“万一の事態”に備えてきた。
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 しかし、麻生氏への後継はすんなりまとまりそうにない。政治評論家の有馬晴海氏の指摘だ。
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「安倍首相が退陣した場合、自民党総裁選を実施し、当選者が国会で首相指名を受けることになる。しかし、有事に総裁選で政治空白をつくる余裕はない。そのため、副総理の麻生氏が安倍さんの残り総裁任期の来年9月まで暫定的に首相に就任し、総裁選を実施するのが自民党のセオリーです。
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 しかし、今回はそう簡単にはいかない。まず麻生氏はリーマンショック当時に総理を務めて経済回復に失敗した。あの時の定額給付金を『失敗だった』と自分で言っているし、今回の10万円支給も、『手を上げた方に1人10万円』と払い渋るような言い方をして国民の批判を浴びた。
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 しかも、森友問題をめぐる財務省の文書改竄事件では責任を取っていない。そんな麻生氏が後継首相としてコロナ対策の指揮を執ることは公明党も自民党からも反対が起きるし、なにより国民が納得しないでしょう」
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 次の総裁選に出馬を目指している石破茂氏や岸田文雄氏、河野太郎氏らは乱戦になることが予想され、話し合いで一本化できる可能性はない。無理に総裁選に突入すれば、自民党の親安倍勢力と反安倍勢力が二分する戦いになり、とても危機対応どころではなくなる。
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 そうなると、ここでも自民党が総裁選を実施するまで「山口総理」のワンポイント登板が有力な選択肢になる。前出の藤本氏が語る。
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「公明党内閣には国民のアレルギーが予想される。それが山口総理の最大のネックになるかもしれない。そこで考えられるのが自公に国民民主党を加えた3党連立です。国民民主はコロナ対策で公明党と政策が一致し、玉木雄一郎代表も公明に接近している。コロナ危機を乗り切るための3党連立で公明党アレルギーを薄め、山口氏が暫定的に首相になる」
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 憲政史上初の公明党内閣は、果たして“救国内閣”となるか、それとも自民党の人材不足による“破れかぶれ”の選択か。
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※週刊ポスト2020年5月22・29日号

4120とはずがたり:2020/05/13(水) 20:53:23
https://twitter.com/IzumidaHirohiko/status/1260421556334989319
泉田 裕彦
@IzumidaHirohiko
私、国家公務員法等改正案を審議している衆議院内閣委員です。今、一部委員退席のため休憩中です。検察庁法の改正案は争点があり国民のコンセンサスは形成されていません。国会は言論の府であり審議を尽くすことが重要であり強行採決は自殺行為です。与党の理事に強行採決なら退席する旨伝えました。
午後1:08 ・ 2020年5月13日

https://twitter.com/IzumidaHirohiko/status/1260471000627585024
泉田 裕彦
@IzumidaHirohiko
「強行採決をすべきでない。」との声が届くのかわかりませんが、内閣委員をはずされることになりました。
午後4:24 ・ 2020年5月13日・

4121 チバQ:2020/05/13(水) 21:06:13
>>4118
すごい創造力豊かだなあ

4122チバQ:2020/05/14(木) 14:42:42
赤旗だけど。
そして2016年の出来事みたいだけど
https://www.jcp.or.jp/akahata/aik20/2020-05-12/2020051213_01_1.html
2020年5月12日(火)

「ぶん殴るぞ」その直後

自民・山田議員の暴行 録音データ 本紙入手

被害者「まさか本当に」

 自民党本部で2016年3月に開かれた会合後に自民党の山田俊男参院議員(73)から胸部を殴られたと証言した元全国農業協同組合連合会(JA全農)参事の立石幸一さん(62)。本紙は同会合の出席者が録音していた音声データを入手しました。(丹田智之)


写真

(写真)2016年3月に山田俊男参院議員による暴行があった自民党本部=東京都千代田区


 この会合は加工食品の原料原産地表示義務の拡大について、生産者や食品事業者らの意見を聞く場として開かれました。

 JAグループは、国産の農産物の消費を拡大し、消費者への情報を明確にするためにも原料原産地表示が必要だとして、義務化に賛成の立場で参加していました。他方、会合に途中から出席した山田議員は反対するかのような意見を述べたのです。山田議員は全国農業協同組合中央会(JA全中)の元専務理事です。傍聴していた主婦連合会参与の佐野真理子さんも「JA出身の議員とは思えない発言だったので驚いた」といいます。

写真

(写真)元JA全農参事の立石幸一さん


 立石さんは、山田議員が発言の中で示した事例が現実とは異なると指摘しました。山田議員は、この指摘を「暴言」だと捉えたといいます。

 会合が終了した直後、山田議員と立石さんは言い争いになりました。音声データには、そのときのやり取りが録音されていました。

 山田議員「(原産地表示を)全部やれっていうのか? なに言ってんだ、おまえさ」

 立石さん「やり方は全部、あの、出していますから」

 山田議員「なに言ってんだ。なに言ってんだ。なに言ってんだ、おまえ」

 山田議員が激しい口調で立石さんを問い詰めている様子が分かります。会合が終わったばかりの室内には、議員と自民党関係者ら20人以上が残っていたとみられますが、次第にエスカレートします。

 山田議員「本当にぶん殴るぞ」

 立石さん「殴るって?」

 山田議員「お願いしますの話では済まない」

 立石さん「じゃあ、殴ってください」

 その直後、衣服が擦れたような物音が残されていました。立石さんによると、こぶしで胸部を2回、強く殴打されたといいます。

 「私も頭にきて平常心を失っていましたが、まさか本当に殴られるとは思わなかった」

 立石さんは都内の医療機関で全治1週間の胸部打撲傷と診断されましたが、体の痛みは2週間ほど続いたといいます。

4123チバQ:2020/05/14(木) 21:34:38
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-200514X273.html
石破氏「国民理解ない」=検察定年延長、船田氏も強行反対
2020/05/14 19:47時事通信

 自民党の石破茂元幹事長は14日、インターネットを通じた石破派の「ウェブ例会」で、検察幹部が内閣の判断でポストにとどまれる検察庁法改正案について「国民の納得、理解を頂ける状況とは全く思っていない」と述べ、政府に説明を尽くすよう求めた。

 同党の船田元・衆院議員も14日、自身のウェブサイトで「内閣にとって都合の良い役職検察官の定年延長は認め、それ以外は認めない現象が生じる可能性が排除できない」と指摘。「強行的に議事を進めることは国民世論をないがしろにする所業だ」と問題視した。

4124とはずがたり:2020/05/14(木) 21:50:41
村上,武井の不動のガス抜き要員に今回は泉田・船田が名を挙げたようだ。もっと拡がるかな?

自民・船田氏「三権分立の一角崩す行為」検察庁法改正案
2020年5月14日 18時12分
https://www.asahi.com/articles/ASN5G5WN6N5GUTFK01F.html

 検察官の役職定年の延長特例については、内閣にとって都合の良い役職検察官の定年延長は認め、それ以外は認めないという現象が生じる可能性が排除できない。三権分立の統治機構の大原則がありながら、行政イコール内閣に都合の良い幹部検察官を誕生させることは、その一角を崩す行為に等しいのではないか。

 政府は新型コロナ対策に追われている状況だ。しかし時間がないからといって丁寧な説明と議論の機会を制限し、強行的に議事を進めることは民主主義国家としてふさわしくないし、国民世論をないがしろにする所業ではないか。(14日配信のメールマガジンで)

4125チバQ:2020/05/15(金) 17:53:25

6287 :チバQ :2020/05/15(金) 17:53:07 >>6055-6061あたり
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200515-00000108-kyodonews-pol

桜井充氏、自民会派入りへ 野党統一会派に退会届


5/15(金) 13:23配信

共同通信







桜井充氏、自民会派入りへ 野党統一会派に退会届


桜井充参院議員


 無所属の桜井充参院議員(宮城選挙区)は15日、近く自民党会派入りする方針を国会内で記者団に表明した。立憲民主、国民民主両党などでつくる野党統一会派に同日付で退会届を提出。新型コロナウイルス対策を挙げて「与党に行かないとなかなか仕事ができない」と記者団に述べた。

 自民党の世耕弘成参院幹事長に対し、会派入りの希望を伝えた。桜井氏は昨年11月に国民を離党。統一会派にはとどまっていたが、今年1月の参院本会議では、会派の方針に反し2019年度補正予算案の採決で賛成に回った。

4126チバQ:2020/05/17(日) 09:09:46
https://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20200516_11003.html
参院宮城・桜井充氏が自民会派へ 入党には慎重姿勢
2020/05/16 10:30河北新報

参院宮城・桜井充氏が自民会派へ 入党には慎重姿勢

宮城県庁で記者会見し、自民会派入りの意向を決めた理由を説明する桜井氏

(河北新報)

 無所属の桜井充参院議員(宮城選挙区)は15日、立憲民主、国民民主両党などでつくる統一会派に退会届を提出し、自民党の世耕弘成参院幹事長に会派入りの希望を伝えた。当面は無所属で活動する方針で、入党については「簡単な話ではない」と慎重姿勢を示した。
 桜井氏は国民の大塚耕平参院会長に統一会派を離脱する意向を伝えた後、世耕幹事長ら自民幹部と約30分間、非公開で会談。自民会派への入会届を提出した。
 会談後、桜井氏は報道各社の取材に「新型コロナウイルスの第2次補正予算案の編成に、医師としての経験を役立てたい。与党に行かないと十分な仕事ができない」と述べた。
 会談では、世耕幹事長らから入会を歓迎されたと説明。入党に関しては「自民党宮城県連にお願いしなければならない話になる。今すぐどうこうというわけではない」と語った。
 2016年の参院選宮城選挙区で旧民進党から立候補した桜井氏は、野党統一候補として自民現職との事実上の一騎打ちを制した。桜井氏は「民進党がなくなり、どこの政党で活動するのが県民の利益になるか考えた」と理解を求めた。
 退会届は国民の参院役員会が開かれる19日以降に受理される見通し。国民は昨年11月に桜井氏の離党を認める際、統一会派に当面残ることを踏まえて除籍(除名)処分にしなかった。

◎野党は批判、県連も反発

 無所属の桜井充参院議員(宮城選挙区)が自民党会派入りの意向を表明した15日、2016年の参院選を野党共闘で当選に導いた関係者に批判と戸惑いが交錯した。公認候補が苦杯をなめた自民党宮城県連も拒否反応。22年夏の次期参院選に向けた構図が一気に流動化し、与野党の心理戦が静かに始まりそうだ。
 「身売りであり、手のひら返し。辞職に値する」と一刀両断したのは立憲民主党県連の鎌田さゆり幹事長。「野党共闘がなければ、今座っている議席はない。議員バッジを着けられれば、政党はどこでもいいのではないか」と皮肉った。
 共産党県委員会の中島康博委員長も「裏切り行為は許されない」と怒りが収まらない。「完全に寝返ったので、われわれにも会えないのだろう。思いを聞きたいとも思わない」
 一方、桜井氏の古巣である国民民主党県連代表の沼沢真也仙台市議は「決断はそのまま受け止めるが、消化しきれていない」と困惑した。
 桜井氏から14日に連絡があったと明かし、「離党の延長線上にある判断だと思う。本人も悩んでいた」と説明。「与野党の立場に分かれたが、現時点で関係が決定的に変わるわけではない」と語った。
 鎌田、中島、沼沢の3氏とも今後の国政選挙で野党共闘の枠組みを維持する方針を示す。次期参院選について「白紙」と強調する桜井氏への対抗馬の擁立も辞さない構えだ。
 16年参院選で宮城選挙区は2人区から1人区となり、再選を目指した熊谷大氏(現宮城県利府町長)の議席を失った自民党。入党には慎重姿勢の桜井氏に、冷ややかな視線を送る。
 県連幹部の一人は「地方議員の間では『共産党と組んだ人間が今更なんだ』の大合唱。理解を得るのはかなり難しい」と内部の雰囲気を説明。ベテラン県議も「言行不一致。政治家の風上にも置けない」と切り捨てた。

4127チバQ:2020/05/17(日) 09:51:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/412a6e8e03e21ffc5d2ee4f6e5035791cdd460b5
加速する安倍政権の終焉…次の首相に手を挙げる「イマイチな顔ぶれ」
5/16(土) 6:46配信

現代ビジネス
写真:現代ビジネス

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前編はこちら:【安倍首相「人生の出口戦略」はコロナですべて吹き飛んだ】
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過去の醜態を忘れたかのように
Photo by gettyimages

 自民党の次期総裁選――「ポスト安倍」の椅子をめぐって、安倍の出身派閥である細田派=清和政策研究会の中で、今年に入ってから想定外の動きが相次いでいることは、ほとんど知られていない。

 安倍は以前から首相続投の意欲がないことを周囲に漏らしていたが、昨秋、その意思が固いことが細田派内に伝わると、年明けにかけて安倍の下を訪れて「派の代表として総裁選に立候補したい」と言い出す議員が派内から3人も相次いだのだ。

 その筆頭は、安倍首相の秘蔵っ子として、わずか当選3回で行革担当相として入閣、当選4回で自民党政調会長、防衛相と極めて異例の厚遇を受けてきた、幹事長代行の稲田朋美だ。

 周知の通り安倍の寵愛を受けてきた稲田だが、防衛相在任時、都議選の応援演説で「防衛省、自衛隊としてもお願いしたい」という失言をしたのに続き、破棄したとされたPKO部隊の「日報」を陸上自衛隊が密かに保管していた問題では、防衛省や自衛隊を全く統制できない醜態を晒し、途中辞任した。

 党内のやっかみを無視して抜擢人事を繰り返した安倍は当時、周辺に「清和研に皆が認める総裁候補がいないから、育てようと思って稲田を使ってきた。他派との駆け引きをする上でも、自分のところ(派閥)に首相候補がいないと迫力が出ないからね。『女性初の首相』という看板も立つし、女性だから派内のやっかみもまだ少ないだろうと考えて抜擢したんだが、その任になかったね」と本音を漏らしていた。

 そんな経緯をすっかり忘れたかのように手を挙げた稲田に、安倍も意表を突かれた。

「岸田さんなら私の方が…」
二階俊博(Photo by gettyimages)

 「夏ぐらいまでに、目指す日本の将来を本にまとめようと思っている」「自分の考えに賛成してくれる人を集め、仲間づくりをやっていきたい」。稲田は3月上旬、時事通信のインタビューでこう述べて、次期総裁選への立候補を目指す考えを表明している。

 実は、稲田はそのしばらく前に安倍と面会し「本気で次の総裁選に出馬したいんです」と理解を求めていた。

 安倍は「そんなに焦らなくてもまだ時間はある。次は派として岸田さんを推すことを検討しているので、協力してほしい」と説得したが、稲田は「岸田さんですか〜? 失礼ながら、岸田さんなら私の方が能力はあると思います。私ではダメなんですか?」と抵抗。安倍が仕方なく「それでは、自力で推薦人を集めてごらんなさい。(立候補に必要な)20人集まらなかったら、私に協力して欲しい」と切り返したところ、稲田は不満顔で部屋を出て行ったという。

 そうした経緯もあって、安倍は稲田がこれほど早く立候補を表明するとは思っていなかったようだ。周辺に「稲田もあんな失敗をしたのに、自分のことが分かっていない。もっと目立たないところで汗をかかないと。20人の推薦人など集まるわけがない」と呆れ顔で漏らしたという。

 だが、そもそも安倍が稲田を抜擢し続けたことに強い不満が燻っていた細田派内では、幹部からも「あれだけの大きな失敗をしたのに、わずか2年で幹事長代行という要職に起用するなど、首相が稲田を甘やかしてきたからだ。彼女を増長させたことを反省してほしい」との声が出ている。

 稲田はそうした派内の冷たい視線を察してか、あるいは安倍から突き放されたためなのか、今は幹事長代行として幹事長の二階俊博に接近する。

 二階派は、47人の議員を抱える自民党内第4派閥だが、衆目が一致する総裁候補も派閥の後継者も不在だ。これに目を付けた稲田は、二階の海外出張に二階派の議員に交じって参加するなどしてすり寄っている。稲田が共同代表を務める議員連盟「女性議員飛躍の会」が4月30日、女性活躍に向けた政策提言集「女性議員が永田町の壁を砕く!」を出版したが、その巻頭言も二階が寄せた。

 そのため、細田派の関係者の間では、「稲田は清和研にいても総裁候補になれないと見切りをつけ、二階派への移籍を画策しているのでは」との見方も浮上している。

4128チバQ:2020/05/17(日) 09:55:13
当選8回のベテランまで
 さらに細田派では、当選8回のベテラン議員で自民党選対委員長の元文科相・下村博文が、以前から総裁選への立候補に意欲を示している。安倍の側近を自認する下村は昨年10月の講演で「首相は4選を考えていない」との見立てを示した上で、「チャンスがあれば頑張りたい。やりたいことを一番できるのは首相だ」と意欲を示した。

 だが、官房副長官や文科相、党4役である選対委員長を務めるなど経歴は立派で、昨夏まで派閥の事務総長も務めていたにもかかわらず、自分本位の行動が多いために人望に欠け、派内から総裁候補に推す声はほとんど上がらない。

 新型コロナウイルスの影響がすでに出ていた今年2月中旬、下村は、派閥の最高顧問を務める元衆院副議長・衛藤征士郎とともに、当選3回の議員を中心とした若手議員たちを連日、ホテルに集めて会食した。

 衛藤は「派として必ず候補を出すべきだ。下村君はその有力候補だ」と熱弁を振ったが、「次は(清和研は)一回休んで他派の岸田氏を推した方がいい」と考える安倍に同調する派閥会長の元幹事長・細田博之も、こうした下村の動きに眉を顰める。

「おしゃべり大臣」
西村康稔(Photo by gettyimages)

 こうした稲田や下村の動きに刺激されたのか、さらに2人の清和研の所属議員が、相次いで安倍に総裁選立候補の意欲を伝えた。 

 ひとりは、昨秋の内閣改造で経済再生相として初入閣し、今は新型コロナ担当相も兼ねて連日テレビに顔を出す西村康稔。そしてもうひとりは、元経産相で参院自民党幹事長を務める世耕弘成だ。

 2人は、いずれも安倍のもとを別々に訪れて、次の総裁選に清和研の代表として立候補したいとの意向を伝え、お墨付きを得ようとした。だが安倍は2人に対しても、稲田同様に「次は宏池会や志公会(麻生派)と一緒に岸田さんを支援したい」との意向を伝えて自重を促した。両者が食い下がったため、やはり「まずは自力で20人の推薦人を集めてみたら」と言って追い返したという。

 西村は灘校―東大―通産省と歩み、大学時代はボクシング部で活躍したスポーツマンでもある、絵にかいたようなエリートだ。

 役人時代に石川県庁の勤務経験があり、地元の元首相・森喜朗の知遇を得て可愛がられている。そのため自民党が野党に転落した09年、麻生太郎の後継を選ぶ総裁選では、森のお膳立てで当選3回ながら立候補した経験もあり、早くから将来を嘱望されてきた。

 だが下村同様、自分勝手な行動が多く、頭の良さを鼻にかけて他人を見下すような言動も目立つことから人望に欠ける。官房副長官を務めていた一昨年には、西日本豪雨災害が差し迫っていた晩に、安倍や岸田らと宴会で同席した集合写真をわざわざツイッターに投稿、国民の強い批判を招いた。

 本人は「私も(総裁選立候補の)有資格者だ」と強気だ。安倍も西村には期待するところがあり、新型コロナ担当相に起用したのだが、自らの活躍をアピールしたいとの気持ちが先走り、「おしゃべり大臣」とも揶揄される。緊急事態宣言の解除基準を巡って政府に苦言を呈した大阪府知事の吉村洋文を批判して逆にネット上で集中砲火を浴びるなど、言動の軽さが相変わらず目立つ。

4129チバQ:2020/05/17(日) 09:56:51
「即退陣」こそないが…
 他方、世耕は参院議員ながら安倍側近として首相補佐官、官房副長官、経産相など要職を歴任し、昨秋から参院自民党幹事長を務めている。

 経産相在任中はロシア経済分野協力担当相を兼ね、安倍の意向を受けて日ロ平和条約締結に向けた地ならしに奔走した。西村同様に目立ちたがり屋で、かと思えばマスコミへの情報漏れに過剰反応し、経産省内全室の施錠や取材対応の厳格化を省内に指示するなど「器が小さい」とも指摘される。

 和歌山が地元の世耕は、二階引退後の衆院和歌山二区への転出を狙っており、親しい知人には「二階さんが早く消えてくれればいいのに」と本音を漏らす。だが、二階は子息を後継者に据えたいと考えていると見られ、強行すれば激突は避けられない。参院で派閥を超えた勉強会を主宰するなど足場固めに精を出す世耕は、「衆院に鞍替えすれば即、派閥の総裁候補になれる」と考えている節があるが、現在のところ細田派内で首相候補に担ごうという動きは見られない。

 安倍は親しい永田町関係者に「稲田も西村も世耕も、もっと党内で支持が得られるよう汗をかいてから(総裁選立候補を)言って欲しいよね」などと漏らす。しかし、思い描いてきた「退陣シナリオ」がコロナで吹き飛び、自らの足元さえ危ういいま、安倍に「後継」を云々する余裕などあるのか。

 世界を見渡せば、コロナ対策で各国首脳の支持率が上昇している中、大幅に低下した安倍は例外的な存在だ。野党のあいかわらずの支持率低迷と、自民党内に衆目の一致する後継候補が不在であることから、直ちに退陣に追い込まれる恐れこそないだろう。しかし、少なくとも「岸田政権を作って余生を楽しむ」という夢は、もはや風前の灯だ。

「次は石破を担ぎたい」
Photo by gettyimages

 コロナ対策で、第二次安倍政権発足以降、初めて危機管理の中心から外された官房長官の菅義偉が、今年1月に石破側近である元農水相・山本有二と密談。その後、次の総裁選では石破を担ぎたいとの考えを側近に漏らしたとの情報も、安倍の耳には入っている。安倍は新型コロナ対策に追われる中、菅への疑心暗鬼も募らせている。

 安倍が目論見通り岸田を後継者に据えるためには、まず新型コロナを収束させて支持率を回復させ、延期した東京五輪を確実に開催させるため、全力を挙げるしかない。だが、その道はかなり険しい。

 新型コロナウイルスは、安倍の「老後の計画」を白紙に追い込んだ。感染拡大を早期に抑え込めるか否かは、安倍という政治家の今後、そして「次の首相」に向けた政界の趨勢に直結している。

 (了。ジャーナリスト、文中敬称略)

戸坂 弘毅

4130チバQ:2020/05/18(月) 11:45:02
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200517-00000509-san-pol

首相と菅氏にすきま風? ポスト安倍めぐる政局の引き金にも


5/17(日) 20:00配信

産経新聞



 新型コロナウイルスの感染拡大の阻止に全力を挙げる首相官邸内で、安倍晋三首相やその周辺と、菅義偉官房長官との間ですきま風が強まっている。平成24年12月に発足した第2次安倍政権は、首相を支える側近の結束力を「エンジン」に長期政権を実現したが、コロナ対応では結束にほころびが目立つ。首相の自民党総裁としての任期が来年9月末まで残り1年4カ月に迫る中、首相周辺の権力闘争は「ポスト安倍」をめぐる政局の引き金になるかもしれない。

 「岸田(文雄自民党政調会長)では選挙に勝てない。石破(茂元党幹事長)が優勢だと思えば皆そちらに傾く」

 菅氏は最近、周辺にこう語っている。岸田氏への「ダメ出し」をはばからず、首相と激しく対立する石破氏を持ち上げるかのような印象だ。コロナへの政府対応をめぐり、菅氏の存在感低下を指摘する報道に対しても「誰かが書かせている」と話し、官邸内のきしみを認めている。

 1年前、菅氏は破竹の勢いで「ポスト安倍」に躍り出た。昨年4月1日に新元号「令和」を発表し、一躍「令和おじさん」として知名度を上げた。翌5月に内政を担う官房長官としては異例の訪米で、ペンス米副大統領ら米政府要人との会談を精力的にこなした。

 その後、公職選挙法違反疑惑で河井克行氏が法相、菅原一秀氏が経済産業相を相次いで辞任。2氏はともに菅氏に近いといわれ、菅氏失速の一因となった。だが、閣僚の任命権は首相にあり、2閣僚の辞任では首相と菅氏は一蓮托生(いちれんたくしょう)の共存関係でもあった。だが、今井尚哉首相補佐官ら首相周辺は、菅氏の勢いに「野心」をみてとり、警戒感は高まった。

 官邸内でくすぶっていた不和は、コロナ対策で「菅外し」につながったのだろうか。

 1月下旬、コロナの発生地である中国湖北省武漢市からの邦人帰国に向けたチャーター機手配では、日本貿易振興機構(JETRO)と連携し、スピード重視で奔走したのは今井氏で、外務省主導を主張した菅氏はほぼ蚊帳の外に置かれた。2月下旬、首相が全国公立小中高などの一斉休校を決断した席に菅氏は同席しなかった。

 菅氏の指示で3月9日に約40人態勢で発足した「マスクチーム」は現在、100人超の職員が医療器具全般の調達などを担うが、政府のコロナ対策の司令塔である内閣官房新型コロナウイルス感染症対策推進室とは「関係ない」(菅氏周辺)という。コロナ関連の最新情報は、西村康稔経済再生担当相が連日記者会見などで発信し、スポークスマンとしての菅氏の露出も相対的に減っている。

 コロナの感染拡大は、菅氏を取り巻く環境も変えた。菅氏が主導し、右肩上がりに成長してきた観光は、コロナの世界的流行で大打撃を受け、コロナ収束後も誘客活動の本格化には時間がかかる見通しだ。

 菅氏は沖縄基地負担軽減担当相も兼ねるが、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設は軟弱地盤の改良工事が新たに加わり、コロナの影響で工事さえもままならない。普天間の返還が予定より大幅にずれ込むことは確実で、「逆風」が続けば、菅氏の影響力がそがれる可能性がある。

4131チバQ:2020/05/18(月) 11:45:14
 菅氏と首相周辺との距離が広がる一因に、首相が「ポスト安倍」として本命視する岸田氏の存在がある。菅氏は岸田氏について「何をやりたいのかわからない」と批判し、「権力は自ら取りに行くものだ」とも語っている。実際、岸田氏は首相が宿願とする憲法改正議論で党内を取りまとめた印象は薄い。コロナの経済対策をめぐっても、全国民への現金10万円の一律給付を土壇場で公明党に押し切られ、政策責任者としての能力に疑問符がついた。

 菅氏は政権発足以来、与野党議員や経済界など1日数十人と面会して築いたパイプを生かして政策を実行し、国政選挙5連勝を導いたという強い自負がある。その菅氏からみれば、「禅譲狙い」で首相の座を目指す岸田氏や、岸田氏を次期首相候補に推す首相に対しても、強い違和感があるのだろう。岸田氏が今秋に予定する党役員人事で幹事長に就けば、菅氏との力関係が逆転するかもしれず、菅氏の岸田氏への強烈な批判は焦りの裏返しでもある。

 もともと、戦後政治を彩る政治家一家の出自を誇る首相と、秋田県の農家に生まれ、横浜市議からのたたき上げの菅氏は、首相が首相経験者として心を許す麻生太郎副総理兼財務相のような気心の知れた関係ではない。首相は菅氏の「仕事師」としての実力を評価し、麻生氏、菅氏、甘利明党税調会長の「3A+S」が政権を支えてきた。

 一方、菅氏をしのぐ影響力を持つ今井氏は、第1次政権後に失意の中にあった首相を支え、そのずば抜けた政策立案能力は誰もが認めるが、あくまで官僚出身の首相補佐官であり、政治家ではない。長期政権の宿命でもある有権者の飽きが強まる中、今後も首相を支え続けられるのか。

 菅氏と首相との距離が広がれば、政権運営が不安定になるリスクを抱えるだろう。菅氏が「政治の師」と仰ぐ梶山静六元官房長官は平成10年、党総裁選に出馬し、落選した。コロナ収束後、菅氏が「ナンバー2」からの脱却を目指し、ポスト安倍をめぐる政局で台風の目になるかもしれない。 (政治部 小川真由美)

4132チバQ:2020/05/18(月) 18:47:57
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020051700138&g=pol

2次補正「岸田プラン」ずらり 求心力回復に全力―新型コロナ


2020年05月18日07時05分
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 新型コロナウイルスの感染拡大に伴う2020年度第2次補正予算の編成作業をめぐり、自民党の岸田文雄政調会長は、求心力の回復に躍起となっている。自らが主導した減収世帯への30万円の現金給付が撤回に追い込まれ、指導力に疑問符が付いたためだ。岸田氏は2次補正のメニューに、自らが打ち出した家賃支援策や雇用調整助成金の倍増などを盛り込む方針だ。


月内解除へ自粛継続を 2次補正「日本経済守る規模」

 「国難と言われる深刻な事態に向けて、力を合わせて努力を続けていきたい」。岸田氏は14日の岸田派会合で、2次補正編成への決意をこう強調した。
 岸田氏はこれまでに、(1)家賃支援(2)学生支援(3)企業への資金供給(4)雇用調整助成金(5)マイナンバー活用―のプロジェクトチームを党内に設置。19日にも自民案をまとめ、政府に提言する。
 家賃の支払いが困難になった事業者への支援では、岸田氏は無利子・無担保の融資と給付を組み合わせた制度を「岸田プラン」として提唱。従業員を休ませた企業に支給する雇用調整助成金の上限額(8330円)をめぐっても、早々と「1万5000円」案を打ち上げた。
 安倍晋三首相は、こうした岸田氏の案を追認。14日の記者会見では「家賃負担を軽減するための給付金も新たに創設する」と言及。雇用調整助成金も上限を特例的に1万5000円まで引き上げる考えを示した。政府関係者は、「30万円給付」撤回の一件があったため、「首相は岸田氏の言うことは受け入れる」との見方を示す。
 岸田氏は13日に立憲民主党の逢坂誠二政調会長と会談し協力を要請するなど、野党との調整にも当たっている。「ポスト安倍」をにらみ2次補正で指導力を発揮できるかどうか。自民党内からは「お膳立てされているのに、まとめられなかったら大変だ」(閣僚経験者)との声が漏れている。

4133チバQ:2020/05/18(月) 18:49:53
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020051800607&g=pol

検察庁法改正、今国会断念 世論が反発、求心力低下必至―政府・与党


2020年05月18日18時27分
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首相官邸に入る安倍晋三首相=18日午前、東京・永田町

首相官邸に入る安倍晋三首相=18日午前、東京・永田町

 政府・与党は18日、検察官の定年を引き上げる検察庁法改正案の今国会成立を断念した。安倍晋三首相が自民党の二階俊博幹事長に伝えた。同改正案に対する世論の強い反発で見送りに追い込まれた形で、求心力低下は必至だ。

 当面は新型コロナウイルス感染対策に集中し、秋に予定される臨時国会での成立を目指す。
 首相は、二階氏と首相官邸で会談、同改正案について「国民の理解なしには進められない」との認識で一致した。この後、自民、公明両党の幹事長、国対委員長は、検察庁法、国家公務員法の改正案などを一本化した「束ね法案」を継続審議とすることを確認した。
 これを受け、自民党の森山裕国対委員長は立憲民主党の安住淳国対委員長と会談し、こうした方針を伝達。安住氏は「評価したい」と応じた。野党は15日に提出した武田良太国家公務員制度担当相の不信任決議案を取り下げた。

4134チバQ:2020/05/22(金) 10:29:38
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200522-00000001-pseven-soci

自民重鎮の秘書、緊急事態宣言2日後に熱海で泥酔し警察沙汰


5/22(金) 7:05配信

NEWS ポストセブン







自民重鎮の秘書、緊急事態宣言2日後に熱海で泥酔し警察沙汰


元・衆議院議長の伊吹文明氏(時事通信フォト)


 コロナ禍の昨今、「気の緩みに気を付けろ」と政府・与党は国民に口を酸っぱくして言うが、まずは身内を引き締めるべきではないか。


 緊急事態宣言の対象地域が全国に拡大された2日後の4月18日、静岡県熱海市の温泉街を訪れていたのは、自民党の伊吹文明・元衆議院議長(82)の公設秘書・S氏だ。
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 伊吹氏といえば、当選12回、現職の衆院議員の中で最高齢となる重鎮で、自民党二階派会合では「自己免疫が強くならないとコロナには打ち勝てない。だから、遊びすぎない、飲みすぎない。みなさん得意のことを抑制してください」と呼び掛けていた。
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 伊吹氏の秘書S氏が熱海にいたその日は、熱海市長が県外からの来訪を5月6日まで自粛するよう求めるメッセージを発表。静岡県では衆院静岡4区補選中だったが、新型コロナ対策として自民党の岸田文雄・自民党政調会長はじめ党幹部は静岡入りをやめ、ネット電話などを活用しての選挙応援に切り替えていた。
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 ところが、S氏は酒に酔った様子で熱海のスナックに来店したという。同店の関係者が言う。
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「都内から来たとのことでした。先にカウンターで飲んでいた地元のお客さんと間隔をあけてもらいたかったマスターが2メートル以上離れたボックス席に案内した。そうしたら“検査を受けているから大丈夫”などと言って自分もカウンターに座らせろとゴネ続けたんです。はじめは『公務員』と語っていましたが、お酒が進むうちに『議員秘書だ』と言い出し、ネットに載った自分のプロフィールを見せながら自分は伊吹文明代議士の政策秘書なのだと自慢気でしたね」
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 会計を済ませて「明日は仕事で東京に帰る」と話していたが、酔った様子のS氏は帰るそぶりを見せなかったという。
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「“あと一杯”などと言い、なかなか帰っていただけなかった。他のお客さんにも絡み出したので“警察を呼びますよ”と伝えると“どうぞ呼んで”と言うので、やむなく通報したんです。警察官が店内に入ってくるとさすがに驚いた様子でしたが、警察官に促されて抵抗することなくパトカーに乗せられていきました。


 普段なら楽しく一緒に飲めたかもしれないですが、デリケートな時期なのに他のお客さんに迷惑をかけちゃったので。議員秘書は大変な仕事でしょうからストレスがたまっていたのかもしれませんが……」
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 国民が自粛生活を送る中で、県外に“遠征”して警察沙汰とは……。伊吹事務所に事実関係と見解を問うと、「うちでは(新聞の)4大紙以外の取材はお断わりしている」との回答。そこで確認のためにS氏の携帯電話にかけると、
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「その件は公務とは関係がない。お答えする義務がない」と繰り返し、「誰かが私の携帯番号を不特定多数に伝えている。私の個人情報が洩れているから警察に通報しなくてはならない。それでいいんですか」など抗議の弁。
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 かつて「名議長」と与野党から一目置かれた伊吹氏はこの主張を認めてしまうのだろうか。
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※週刊ポスト2020年6月5日号

4135チバQ:2020/05/22(金) 10:35:38
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200522-00000009-mai-pol

自民会派入り「背信行為」 桜井充参院議員の転身、宮城の支援者憤慨


5/22(金) 9:11配信

毎日新聞







自民会派入り「背信行為」 桜井充参院議員の転身、宮城の支援者憤慨


記者会見を開き、自民会派への入会の意向を表明した桜井充参院議員=宮城県庁で2020年5月15日、滝沢一誠撮影


 宮城選挙区選出の桜井充参院議員(64)=無所属=が自民会派へ入会し、県内の関係者らに波紋が広がっている。前回2016年の参院選で、野党共闘をアピールして自民候補に勝利しただけに、支援した市民団体は「許しがたい背信行為。選挙民を愚弄(ぐろう)する」などと厳しく非難し、辞職を求めている。

 ◇「安倍政権打倒」掲げたはずが

 「私事で大変恐縮ですが、会派を離脱し……」。桜井氏が自民会派への合流を表明した翌日の16日、元支持者の自宅に転身の理由を述べる封書が届いた。

 「『私事』という言葉遣いに怒りが湧き上がる。議席は桜井氏のものではない」と市民団体「オールみやぎの会」のメンバーは憤りを隠さない。

 16年の参院選は、改選数が2から1に減り、自民現職の熊谷大氏(現利府町長)と桜井氏が事実上の一騎打ちとなる厳しい選挙戦で、県内初の野党共闘だった。旧民進の桜井氏は、共産・社民などと組み、その際、応援の根拠になったのがオールみやぎとの政策協定書だった。憲法9条擁護▽アベノミクスによる国民生活の破壊を許さない▽安倍政権の打倒を目指す――など8項目。熊谷氏に約4万票差を付けて4選を果たしたが、比例で合わせて13万票を集めた共産・社民の支持者の投票が明暗を分けたといわれた。

 桜井氏は民進と希望が合流した国民民主の県連代表を務めたが、昨年11月に離党し、無所属に。15日に自民会派への入会願を提出し、新型コロナウイルス対策を挙げて「与党に行かないと仕事ができない」と述べた。

 オールみやぎの共同代表、小野寺義象弁護士は「議員が政策協定を無視しては市民参加の政治は成り立たない」と指摘し、「変節する議員を受け入れるなら、自民も情けない政党になる」と述べた。

 共産県委員会の中島康博委員長も「野党共闘が無ければ当選していない。辞職すべきだ」などと批判した。【深津誠】

4136チバQ:2020/05/22(金) 10:44:34
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200522-00000027-jij-pol

安倍首相、森法相の続投指示 進退伺に対し 検事長問題


5/22(金) 9:17配信

時事通信







安倍首相、森法相の続投指示 進退伺に対し 検事長問題


衆院法務委員会で答弁する森雅子法相=22日午前、国会内


 森雅子法相は22日の記者会見で、東京高検の黒川弘務検事長が新聞記者らと賭けマージャンをしていたとして辞表を提出した問題で、安倍晋三首相に進退伺を提出したと明らかにした。

 首相の慰留を受け、続投することも表明した。

 進退伺を出したのは21日夜。森氏によると、首相は「検察の損なわれた信頼を回復するために引き続き職務に当たってもらいたい」と指示。森氏は「非常につらい道ではあるが、法務行政を停滞させることなく進め、検察の立て直しをしなければならないという思いに至った」と述べた。

4137チバQ:2020/05/22(金) 10:46:40
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200521-00629301-shincho-pol

ポスト安倍に鎬、「石破」が敵手「岸田」に頭を下げた“ちんたい”陳情


5/21(木) 5:59配信

デイリー新潮







ポスト安倍に鎬、「石破」が敵手「岸田」に頭を下げた“ちんたい”陳情


記念撮影の笑顔も引きつり…


「岸田さん、後生です。次の総裁ポストは私に譲ってください……」

「石破さん、安倍総理はあなたのことがお嫌いなんですよ。次は総理の寵愛を受ける私で決まりです」

 そんな会話が繰り広げられたかどうか――。
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 今月1日、自民党本部で岸田文雄政調会長に深々と頭を下げたのは、石破茂衆院議員である。

 ポスト安倍の有力候補として鎬を削る2人なのに、石破氏が韓信の股くぐりか。

「“ちんたい議連”会長として、岸田さんに陳情に行ったんですが、実は、この日の未明、東京に住む岸田さんの母が逝去。そんなときに申し訳ないと詫びを入れたんです」(政治部記者)

 陳情の中味は、

「新型コロナウイルスの支援策の一つである家賃支援について、賃貸物件オーナーに不利益とならないよう、議連が一肌脱いだのです」

 この“ちんたい議連”、侮れない“圧力団体”で、

「自民党の衆院議員266名、参院議員84名と、党所属の国会議員の約9割が加盟する超マンモス議連なんです。賃貸オーナーは自民党の支持基盤に重なる層で、強大な発言力がある」

 19名の弱小派閥を率いる石破氏にとっては、心強い援軍になったりする? 

「いやいや。この日、岸田さんのもとを訪れたのは石破さんの他、石破派の山本有二衆院議員を高知2区から追い出した中谷元氏、パンツ大臣こと高木毅氏、“風俗狂い”をすっぱ抜かれた逢沢一郎氏ら。逢沢さんなんて、同じ岡山1区で立民の高井崇志氏に“コロナおっパブ通い”報道が出て急に明るくなったと揶揄される軽さ。頼りになんてならないですよ」

 総裁への道も沈滞? 

「週刊新潮」2020年5月21日号 掲載

4138チバQ:2020/05/22(金) 10:47:08
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200521-00000009-friday-pol

黒川検事長「賭け麻雀で辞任」で菅官房長官が危機に陥る可能性


5/21(木) 13:01配信

FRIDAY







黒川検事長「賭け麻雀で辞任」で菅官房長官が危機に陥る可能性


写真:FRIDAYデジタル


なぜこのタイミングで…

黒川弘務東京高検検事長がゴールデンウィークの最中、検察担当の新聞記者らと「賭け麻雀」に興じていたのではないかという疑惑を、5月21日発売の週刊文春が報じ、衝撃が走っている(https://bunshun.jp/articles/-/37926)。

元婚約者が明かす「小室圭さん母子ここまでヤバイとは!」

新型コロナウイルス対策の緊急事態宣言下で、多くの国民が我慢と窮乏の日々を強いられている中、検察幹部が「賭博罪」が適用される可能性のある「賭け麻雀」をしていたら、看過できる問題ではない。まして、政府与党が5/18、国会に提出していた「検察庁法改正案」の成立を断念したばかりのタイミングだからなおさらだ。

法務・検察に詳しい永田町関係者は言う。

「黒川検事長は1月末の定年延長閣議決定後、国会が大荒れになったこともあり、しばらく大人しくしていましたが、コロナでメディア取材も制限される中で気が緩んでいたのでしょう。もともと好きな麻雀をやってしまったようです。

しかし、このタイミングで平然と『賭け麻雀』に興じていたとなると、前代未聞の不祥事。黒川検事長は辞任の意向を固めましたが、東京高検検事長の任命責任だけでなく、定年延長の閣議決定をした内閣の判断自体にも疑問符がつきかねません」

黒川氏と雀卓を囲んでいた「三密違反」のメンバーはいずれも法務・検察を担当する現役記者またはOBだとされており、ここで「口を割る」と、今後の法務・検察取材活動に支障をきたすおそれもある。したがって「賭け麻雀」だったかどうかの真相は、簡単には明らかにならないと思われたが、法務・検察の事情聴取に対して、黒川氏本人が賭け麻雀を認め辞任する旨を述べたとも報じられた。

麻雀でいえば予期せぬ「放銃」。思わぬところで振り込んで敗北を喫し愕然となる状態だが、自業自得だ。

しかし、問題は黒川氏一人の去就に留まらないだろう。今国会での成立が断念されたとはいえ、検察庁法改正案は「廃案」ではなく「継続審議」になる予定。検察官人事をめぐる問題は、秋以降の臨時国会に先送りにされることになっている。今回の検事長賭け麻雀問題は、一般の国家公務員法改正も含めた今後の法案審議スケジュールに狂いを生じさせ、その影響で検察庁法改正案がお蔵入りする可能性もある。

黒川氏は、あれだけ大騒ぎとなった閣議決定による定年延長をまっとうすることなく、検察から去ることになるわけだが、大山鳴動したあげく「賭け麻雀で検事長辞任」とは、何とも言えない拍子抜けの感が否めない。

◆ポスト安倍を巡る、国民不在の権力闘争

もともと検察庁法改正案は、検察官の定年を65歳に延長するとともに、内閣や法務大臣の判断で、さらに最高で3年の定年延長を認めるという特例措置を導入するものだった。

しかし、5月8日に国会で実質的に審議入りすると、1月末に行われた黒川検事長本人の定年を延長する閣議決定を受けた直後の法改正であったことから、「安倍政権による検察人事への政治介入を狙ったものではないか」という疑問の声が上がるようになった。

小泉今日子、きゃりーぱみゅぱみゅから元プロレスラー高田延彦に至るまで、多くの芸能人がツイッターで抗議の声をあげ、松尾邦弘元検事総長ら有力な検察OBが反対の声明文を出すに至った結果、当初、5/20に強行採決して衆議院を通過させる日程を描いていた安倍政権は、今国会での成立断念に追い込まれたのだ。

先の永田町関係者はこう指摘する。

「今回の検察庁法改正案の成立断念は、菅義偉内閣官房長官が一敗地に塗れたに等しいという声が永田町では多いのです。

黒川氏の定年を延長する閣議決定もそうですが、従来の改正案にはなかった『特例措置』を急遽追加させたのは誰かといえば、総理か官房長官以外にいません。内閣法制局の審査がいったん終わっていた法案の内容を変えるという荒業が許されたわけですから。

その安倍総理と菅長官の関係は、昨年秋の内閣改造後、著しく悪化していました。ポスト安倍を担う後継者として、総理の意中の人物は岸田文雄政調会長。しかし、菅長官は岸田氏を評価しておらず、岸田幹事長実現を阻止。我こそは次の総理に、という野望を隠そうともしなくなりました。

4139チバQ:2020/05/22(金) 10:47:20
昨年の内閣改造で、菅さんが法相に押し込んだ側近の河井克行氏がスキャンダルで失脚。広島地検の捜査で逮捕されるか否かの瀬戸際になっていますが、菅長官は転んでもタダでは起きない叩き上げ。コロナ対策の30万円給付金が土壇場でひっくり返され10万円の給付金になりましたが、岸田政調会長のメンツを潰した黒幕は、創価学会・公明党に太いパイプのある菅長官だという声もあります。

検察庁法改正案の成立断念に加えて、黒川検事長が辞任に追い込まれたとなると、今度は逆に、菅長官のメンツが丸潰れになります。官邸の中には、こうした次期総理をめぐる『シーソーゲーム』を見ながらほくそ笑んでる人間がいる可能性があります」

ポスト安倍を巡って、繰り広げられる権力闘争。しかし、コロナの緊急事態が続く中で、国民そっちのけで権力闘争にかまけているとしたら、不義不道と言う他ない。

取材・文:レイモンド・ベーダー

4140チバQ:2020/05/22(金) 10:47:44
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200522-00037943-bunshun-pol

とにかく話がつまらない……口ぐせは「ですから」加藤勝信厚労相の正念場


5/22(金) 6:00配信

文春オンライン







とにかく話がつまらない……口ぐせは「ですから」加藤勝信厚労相の正念場


竹下派の跡目争いも茂木氏に軍配?


 新型コロナの対策を担う加藤勝信厚生労働相(64)の評判が悪い。「37・5度以上の発熱が4日以上続いた場合」としていたPCR検査相談目安の変更を厚労省が発表したのは5月8日。それまで検査拒否が続出し、怒りが広がっていたことを指摘された加藤氏は「相談や受診の際の基準のように思われてきた。我々からみると誤解だ」と発言した。

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「とんでもない責任転嫁だ!」と国民の怒りの火に油を注いだが、当の加藤氏は反省の色なし。11日の衆院予算委員会では立憲民主党の枝野幸男代表から「責任転嫁をやめて欲しい」と批判されると、「いや、まず責任転嫁してないんですよ」。追及を続ける枝野氏に「ですから」と長々と言い訳を続けた。

 質問をわざとはぐらかし、「ご飯論法」と揶揄される加藤氏。「ですから」も彼の特徴的な話法で、ツイッターでは「ですから加藤」とのあだ名も。厚労省担当記者は「野党に対して『お前は分かっていない』とばかりに、『ですから』とだらだら説明する。上から目線の性格が透けて見える」と話す。

「加藤氏は後に事務次官3人を輩出することになる“花の54年組”として大蔵省に入省。エリート官僚臭は今も抜けず、インタビューでは脱線発言は一切なし。そのつまらなさは岸田文雄政調会長と一、二を争う」(政治部デスク)
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首相官邸の評価が高い理由

 だが一方で、首相官邸の評価は高い。官僚トップの杉田和博官房副長官は最近、茂木敏充外相や西村康稔経済再生相と比べつつ「天才の茂木、努力の西村、人柄の加藤」と漏らした。政治部記者は「安倍政権発足時から一緒に副長官を務めた加藤氏への杉田氏の愛があふれている。一方で、国民や野党には上から目線なのに官邸には媚びへつらっている実態がよく分かる」と笑う。厚労省の評価も散々だ。「いつも官邸目線で我々を責め立てる。省のトップとして官邸に物を言ってくれない。単なる官邸のイエスマンだ」(元幹部)。

 所属する自民党竹下派での人望もいまひとつだ。官房副長官時代に、菅義偉官房長官から「後輩議員と飲み食いしたりして仲間を増やした方がいい」と助言を受けた加藤氏。だが同席したある議員は「とにかく話がつまらなくて、盛り上がらない。結局会食も1回きり」とぼやく。同じ竹下派でも「一緒に飲むと楽しい。二次会のカラオケまで行って盛り上がる」と評される小渕優子元経産相とは天地の差だ。

 危機は政治家の本質をあぶり出す。このまま沈むか。それとも、今後のコロナ対策でリーダーシップを発揮できるか。一時は「ポスト安倍」にも名が上がった加藤氏の正念場は続く。
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「週刊文春」編集部/週刊文春 2020年5月28日号




【関連記事】

4141チバQ:2020/05/23(土) 18:34:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/a3a484e9e6e115ef6add8284b0a521797f9d81f5
けじめ付けば辞職も一つ 安倍首相「責任ある」発言で 自民・石破氏
5/23(土) 14:42配信

時事通信
 自民党の石破茂元幹事長は23日、テレビ西日本の番組で、安倍晋三首相が黒川弘務東京高検検事長の辞職について「責任は私にある」と発言したことをめぐり、「けじめが付いたら職を辞すのも一つの在り方だと思う」と語った。

 同時に「ただ、普通の閣僚と首相は違う」とも述べた。

4142チバQ:2020/05/24(日) 20:50:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/65fe42bd873b48db1f1083a5b4402d3d520328b9
「安倍1強」政権に末期感 与党内、自民から公然と異論 公明も「信用されない」
5/24(日) 11:30配信

北海道新聞
与党から相次ぐ安倍政権への不満

 「安倍1強」政権を取り巻く与党内の空気が変わってきた。新型コロナウイルス対策や、検察幹部の定年を延長する検察庁法改正案などの迷走に対し、自民党からも公然と異論を唱える声が相次いでいる。これまでは批判や不満を抑え込んできたが、安倍晋三首相の党総裁としての任期が1年以上残る中、「政権末期感が強まってきた」との見方も出始めた。

 「最近の首相官邸はちょっとおかしい」。自民国対幹部は22日、首相が衆院厚生労働委員会で検察庁法改正案を含む国家公務員法改正案の廃案に言及した後、突き放すように語った。

 幹部は今国会成立を目指す官邸の強い意向を受け、野党との調整に奔走してきた。根回しもなく政府内で廃案論が強まる現状に、不満は募る。定年延長した黒川弘務前東京高検検事長の辞任もあり、公明党幹部も「もう首相が何言っても信用されなくなった」と冷ややかな視線を向ける。

 与党内にはそもそも、改正案への不満があった。与党が衆院内閣委で強行採決を辞さない姿勢を示していた13日、委員だった泉田裕彦衆院議員(自民)はツイッターに「国民のコンセンサスは形成されていない。強行採決は自殺行為だ」と採決で退席する意向を投稿。その日のうちに委員から外されたが、投稿は約3万7千件転載されるなど大きな反響を呼んだ。

 翌14日には船田元・元経済企画庁長官も自身のホームページで「強行的に議事を進めることは国民世論をないがしろにする」と指摘。中谷元・元防衛相は18日のインターネット番組で「到底国民の理解を得られない」と述べた。

 安倍政権は選挙での公認権や人事などを背景に、強権的な手法で自民党内の異論を封じ、安全保障関連法など世論の賛否が割れる重要法案を成立させてきた。時折、石破茂元幹事長や村上誠一郎元行政改革担当相らが批判の声を上げていたものの、党内にはもの言えぬ空気があった。

 第2次政権発足から約7年半。直近の内閣支持率は下落し、官邸をけん引してきた首相と菅義偉官房長官との溝もささやかれるなど、1強政権はかつての安定感を失いつつある。自民の閣僚経験者は「政権はもう死に体に近づいている」と指摘した。

4143チバQ:2020/05/24(日) 21:46:19
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020052100271&g=pol
【点描・永田町】心に響かない首相の記者会見
2020年05月24日19時00分


緊急事態宣言を5月31日まで延長することを決定し、記者会見する安倍晋三首相=5月4日、首相官邸
緊急事態宣言を5月31日まで延長することを決定し、記者会見する安倍晋三首相=5月4日、首相官邸

 コロナ禍に対応するための緊急事態宣言の期限が5月31日まで延長され、外出自粛による国民の“総巣ごもり状態”は長期化している。1カ月近い延長決断を余儀なくされた安倍晋三首相は、4日の記者会見で「責任を痛感」「国民にお詫びする」と、自責の念を繰り返した。併せて首相は6月からの宣言解除への意欲をにじませ、「人と人との絆の力」などと情緒的な言葉で国民全体の協力を訴えたが、「国民の心には響かない会見」(立憲民主党幹部)との不満や批判が相次いだ。

 これまでと同様に午後6時から始まった記者会見。カメラのフラッシュを浴びて登壇した首相は、慣例の冒頭発言(スピーチ)で「緊急事態宣言から間もなく1カ月。国民の皆さまには大変なご協力を頂きました」と切り出し、全国の新規感染者数がピーク時の約3分の1まで減少したことなどを挙げて「皆さんの行動が未来を確実に変えつつある」と、まずは国民の努力を称えた。その上で、「現時点では感染者の減少が十分なレベルとは言えない」「医療現場の過酷な状況が続いている」などと期限延長の理由を説明する一方、「5月は終息のための1カ月で、次なるステップに向けた準備期間」と再延長には否定的な考えを示した。

 ただ、首相は宣言解除の具体的条件や出口戦略については、数値目標も含めて明確な言及は避けた。専門家会議での議論が錯綜したことが原因とみられているが、首相は会見の中で「全国で毎日100人を超える方々が退院しているが、その水準を下回るレベルまでさらに新規感染者数を減らしていく必要がある」とも述べた。これは専門家会議の主要メンバーが「新規感染者数100人以下が続く状態」と指摘したのと符合する。ただ、その前提となる新規感染者数については、極めて少ない日本のPCR検査数からみて「実態を表していない」(医療関係者)ため、現状では「感染者数を基準にする限り、出口戦略も組み立てようがない」(感染症専門家)のが実情だ。

緊急事態宣言を全47都道府県を対象に5月31日まで延長することが決定し、記者会見する基本的対処方針等諮問委員会の尾身茂会長(左手前)を見る安倍晋三首相=5月4日、首相官邸
緊急事態宣言を全47都道府県を対象に5月31日まで延長することが決定し、記者会見する基本的対処方針等諮問委員会の尾身茂会長(左手前)を見る安倍晋三首相=5月4日、首相官邸

◇問われるコミュニケーション力

 4日の首相会見は、左右と手元に設置されたプロンプター(原稿映写機)を見ながらの冒頭発言などは、これまで通り。身振り手振りの熱弁とも見えたが、ネットのライブ中継では、画面余白の書き込み欄に「がっかり」「悲しい」など、不満や落胆の投稿が続いた。中でも批判の投稿があふれたのは、冒頭発言の半ばに事業者が期待する持続化給付金に言及した際。首相が「5月1日から最大200万円の持続化給付金の受け付けを始めたが、最も早い方で『8月』から入金を開始します」と説明した途端、「ウソー!」「遅すぎ!」「もう駄目!」など悲鳴の書き込みで大炎上した。

 メモにあった「8日」(5月8日)を「8月」と読み間違えたようだが、首相が気付いたのは冒頭発言後に手元に届いた「連絡メモ」を見た時とみられる。国会での演説や答弁でも首相の言い間違いや読み間違いは少なくないが、この持続化給付金は最も首相がその効力をアピールしていたもので、「すぐ言い間違いに気付かなかったのは考えられない事態」(閣僚経験者)だ。

 首相は、その後の質疑の中で、そっと訂正したが、「メモ読みに集中して、内容は上の空だった」(自民長老)とも指摘された。これまでの首相の「コロナ会見」には「説明不足」「言葉に力がない」などの不評、不満が付きまとってきただけに、感染者の大幅減で、首尾よく6月からの宣言解除に踏み出すことができたとしても、期限の5月末の記者会見などでは、改めてコミュニケーション力が厳しく問われることになりそうだ【政治ジャーナリスト・泉 宏/「地方行政」5月18日号より】。

4144チバQ:2020/05/27(水) 11:28:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/e481324d14681155f1716eacf343e8e817b614e9

安倍官邸 身内が造反気配でも野党大物一本釣りで切り崩す




5/27(水) 7:05配信

 コロナ禍の裏で安倍政権が“数の力”でゴリ押ししようとした検察庁法改正案は国民の怒りで潰えた。そればかりか渦中の黒川弘務・東京高検検事長は緊急事態下で賭け麻雀に興じていたことが発覚し、辞任に追い込まれた。

 しかし、この法案成立断念によってかき消された動きもある。自民党内の不穏な気配は、同法案の委員会採決を目指していた5月13日、元新潟県知事の泉田裕彦・代議士が「強行採決は自殺行為。強行採決なら退席する」とツイートして委員を外されたことから始まった。


 その翌日には石破茂・元幹事長が派閥のウェブ例会で「国民の納得、理解を頂ける状況とは全く思っていない」、竹下派副会長の船田元氏も、「国民世論をないがしろにする所業だ」と批判が広がっていった。自民党幹部の1人はこう見ていた。


「強行採決に持ち込めば、本会議で党内からかなりの棄権票や欠席者が出る可能性がある。地元の批判も強いし、次の選挙を考えたら、オレだってできるなら棄権したいくらいだ」


 野党幹部も、「加藤の乱の再現になるかもしれない」と自民党からの造反に注目していた。


 ところが、造反が起きたのは野党の方だった。旧民主党の参院政審会長や財務副大臣を歴任した立憲民主、国民民主などからなる野党統一会派の大物、桜井充・参院議員が安倍首相側近の世耕弘成・参院幹事長と会談し、「与党に行かないとなかなか仕事ができない。医師としての経験を新型コロナウイルスの第2次補正予算案の編成に役立てたい」(15日)と、自民党会派入りを表明したのだ。野党幹部が言う。


「桜井さんは立憲と肌が合わず、自民党に行きたがっていた。官邸サイドの仕掛けだろうが、まさか検察庁法改正で国民の批判が高まっているタイミングで自民への移籍を表明するとは」


 安倍官邸は、自民党に造反の気配があるなら野党を切り崩せばいいとカウンターを浴びせたのだ。自民党長老の山崎拓・元副総裁が語る。


「現下の情勢では新型コロナ関連を国会で優先しなければならないが、だからといってその他の法案の議論で時間がないからと丁寧な説明をしなかったり、強行的な議事を進めるべきでない。検察庁法改正も説明や議論が足りないから世論の批判を浴びた。

 国会でこうしたことが起きている背景の一つには、野党が弱いこともある。新型コロナという緊急事態で、野党に抵抗力がない。だから与党は強引な国会運営に走る。しかし、そうした傲りを国民はしっかり見ていることに気づくべきでしょう」


 与野党ともに、政党政治の“ソーシャルディスタンス”を見失っている。


※週刊ポスト2020年6月5日号

4145チバQ:2020/05/29(金) 11:50:34
https://news.yahoo.co.jp/articles/b77d5f58ac4e15552948dc1697cdf0fe8185e816

共産党支援で当選して自民党入り 桜井充の「変節」に地元からすさまじい怒り




5/29(金) 6:01配信


文春オンライン







仙台一高から東京医科歯科大医学部卒 ©共同通信社
「新型コロナ対策一つとっても、与党でないと仕事ができない」

 そう宣言し、野党統一会派を離脱、5月21日に自民党会派入りしたのは桜井充参院議員(64)だ。東京高検の黒川弘務検事長が賭けマージャンで辞任し、政権の力が急落する最中の転身に野党担当記者は「コロナ対策で安倍晋三首相も野党の提案を受け入れる姿勢を示している。『与党でないと仕事ができない』とは大嘘」と呆れ返った。


 何しろ桜井氏、ついこの間まで安倍政権追及の急先鋒だった。首相が衆院を解散した2017年9月には「モリカケ追及逃れの解散だ。選挙がどうなろうと総理の関与は追及する」と宣言。自民圧勝に終わった選挙後も追及チームのリーダーとして厳しく迫った。

 桜井氏を知る地元・宮城の記者は「変節漢は昔から。偉くなりたいだけで筋の通った政治信条はそもそもない」。心療内科医の桜井氏は98年の参院選に宮城選挙区から民主党公認で出馬し初当選。地元の地方議員は明かす。「彼の素性を調べると、事前には自民にも共産にも『私を候補にして下さい』と声をかけていた」

 国政に進出してからの口癖は「将来は総理になる。だから衆院に鞍替えしたい」。事あるごとに「無所属でも衆院宮城一区から出る」と啖呵を切るも、決断できず機を逸した。民主党政権だった12年9月の代表選では、当時の野田佳彦首相に対抗しようと立候補を模索したが、推薦人が集まらず断念。



地元からすさまじい怒り
 昨年9月、野党統一会派が結成されたタイミングで「新しい挑戦をしたい」と国民民主からの離党を表明。統一会派に所属したまま、自民党側に接触を重ねた。岸田文雄政調会長と面会し、「ぜひ岸田派に入りたい」と懇願したかと思えば、麻生太郎副総理と縁のある宮城の有力者を頼って、その筋からも自民入りを画策したという。「もともと自民でも共産でも良かった桜井氏にとっては、派閥などどこでもいいのは当然だろう」(前出・地元記者)。

 今回の自民会派入りで地元の怒りはすさまじい。宮城選挙区の定数が1に削減された16年参院選では共産と手を握り、野党統一候補として四選しただけに、地元の共産関係者は「背信行為だ」と怒り心頭。一方で、地元の自民筋からも「共産と組んだ政治家が、今さら何だ」と散々で、五選を狙う再来年の参院選は視界不良だ。

 自民の世耕弘成参院幹事長からは「ハレーションが大きいから、すぐの派閥入りは控えて欲しい」とクギを刺されたという。変節を繰り返してきた桜井氏、与党会派入りでも仕事はできそうにない。


「週刊文春」編集部/週刊文春 2020年6月4日号

4146チバQ:2020/05/29(金) 18:24:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/2b2fd9ffc3dfe593be36a18e6274529ee9b59aab

消費税暫定ゼロ法案化 自民保守派




5/29(金) 16:56配信


時事通信


 自民党保守派議員でつくる「日本の尊厳と国益を護(まも)る会」代表幹事の青山繁晴参院議員は29日の会合後の記者会見で、新型コロナウイルス感染拡大に伴う経済悪化を踏まえ、「特異な経済状態が続く間は消費税を執行停止する法案を作る」と述べた。

 6月にも関連法案を取りまとめ、党内に同調を呼び掛けていく考えを示した。

 青山氏は昨年10月の消費税率10%への引き上げに触れ、「経済は増税ショックが加わり、他国に比べて悪い状況だ」と指摘、税負担軽減を急ぐべきだと訴えた。 


https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E5%B0%8A%E5%8E%B3%E3%81%A8%E5%9B%BD%E7%9B%8A%E3%82%92%E8%AD%B7%E3%82%8B%E4%BC%9A
日本の尊厳と国益を護る会
所属議員[編集]

2020年(令和2年)5月2日現在[4]

【執行部】
青山繁晴(代表)( 参・比例 )
山田宏(幹事長)( 参・比例 )
鬼木誠(副代表)( 衆・福岡2区 )
長尾敬(副代表)( 衆・大阪14区 )
高木啓(事務局長)( 比例東京 )
石川昭政(常任幹事)( 衆・茨城5区 )
山谷えり子(常任幹事)( 参・比例 )

【衆議院】( 五十音順 / 氏名非公開を要望された議員を除く)
青山周平( 比例東海 )
上野賢一郎( 滋賀2区 )
上野宏史( 比例南関東 )
大西宏幸(幹事)( 大阪1区 )
加藤寛治(幹事)( 長崎2区 )
神谷昇( 比例近畿 )
木村弥生( 比例近畿 )
高村正大( 山口1区 )
桜田義孝( 千葉8区 )
杉田水脈(幹事)( 比例中国 )
谷川とむ(幹事)( 比例近畿 )
渡嘉敷奈緒美( 大阪7区 )
長坂康正(幹事)( 愛知9区 )
原田義昭( 福岡5区 )
深澤陽一( 静岡4区 )
三谷英弘(幹事)( 比例南関東 )
務台俊介(幹事)( 比例北陸信越 )
山田賢司(幹事)( 兵庫7区 )

【参議院】 ( 五十音順 / 氏名非公開を望まれた議員を除く)
有村治子(幹事)( 比例 )
石田昌宏( 比例 )
磯崎仁彦(幹事)( 香川 )
大野泰正( 岐阜 )
小川克巳(幹事)( 比例 )
小野田紀美(幹事)( 岡山 )
加田裕之( 兵庫 )
北村経夫( 比例 )
小鑓隆史(幹事)( 滋賀 )
清水真人( 群馬 )
自見英子(幹事)( 比例 )
進藤金日子( 比例 )
高野光二郎( 徳島・高知 )
鶴保庸介( 和歌山 )
中西哲( 比例 )
長峯誠( 宮崎 )
堀井巌( 奈良 )
三原じゅん子( 神奈川 )
三宅伸吾( 香川 )
山下雄平( 佐賀 )
吉川有美( 三重 )
和田政宗( 比例 )

衆議院 27名 ( うち非公表希望4名 ) 参議院 27名 ( うち非公表希望2名 ) 合 計 54名

4147チバQ:2020/05/31(日) 14:04:33
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-200530X052.html
衆院解散、狭まる選択肢=支持率急落、コロナも左右―「ポスト安倍」に持ち越しも
2020/05/30 15:10時事通信

 来年10月21日の衆院議員任期満了まで1年5カ月を切った。衆院解散のタイミングとして、早ければ今秋との声もあるものの、新型コロナウイルス感染症の収束が見えず、内閣支持率も急落する中、否定的な見方が大勢。来年も夏に東京五輪・パラリンピックが控え、安倍晋三首相の選択肢は狭まっている。新たな不祥事が発生すれば、首相の手では解散できなくなる可能性も否めない。

 ◇年内は環境整わず

 「解散は今秋か、来年1月召集の通常国会冒頭しかない」。首相と最近面会したベテラン議員はこう語る。周囲には選挙準備を指示しているという。新型コロナ感染拡大は、緊急事態宣言が全面解除されて一区切りがついた空気が広がり、与野党議員の間では解散時期が話題に上り始めた。

 ベテラン議員がこう想定するのは、来年7月に任期満了を迎える東京都議選と東京五輪がほぼ連続し、この間は衆院解散を打ちにくいためだ。公明党が、都議選と衆院選の間隔を空けるのが望ましいとの立場を崩していないこともある。

 ただ、自民党内では今秋の可能性について「とても選挙をする環境にはならない」(幹部)というのが共通認識だ。新型コロナの影響で経済悪化の底が見えない上、前東京高検検事長の定年延長や検察庁法改正の試みで示した安倍政権の手法が「恣意(しい)的」などと強い反発を招き、世論の信頼を大きく損ねた。得意とする外交上の重要課題も行き詰まり気味で、支持率が上向く材料は見当たらない。

 来夏の五輪・パラリンピック後は、9月末に首相の自民党総裁任期満了、10月には衆院議員任期満了が迫り、事実上、解散時期の選択の余地がなくなる「追い込まれ解散」となる。一方、コロナが収束せず、五輪が中止となれば、末期を迎えた安倍政権は求心力を失いかねない。いずれの場合も、総裁選前倒しも視野に「ポスト安倍」に解散を委ねる展開もあり得る。実際、竹下派幹部は「解散は総裁選の後ではないか」とみる。

 ◇河井前法相の買収疑惑も

 一連の政治日程とは無関係に、政権基盤に深刻な打撃を与えかねないのが、政権中枢に近い自民党の河井克行前法相の地元政界に現金が配られた疑惑だ。検察当局は、前法相の公職選挙法違反(買収)容疑での立件に向け、調べを進めている。展開次第では「安倍首相の下では選挙は戦えない」との声が与党内の大勢となり、解散どころか政権運営が立ち行かなくなる可能性もある。

 一方、野党は早期解散への警戒を解いていない。立憲民主党の枝野幸男代表は29日の記者会見で、次期衆院選で争点化を目指す新たな政権構想を発表。「いつ解散があってもおかしくない。最短のケースを常に想定し続けるしかない」と野党陣営を引き締めた。

4148チバQ:2020/05/31(日) 14:13:15
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/ASN5Y6H5SN5YUTFK00H.html
党員獲得、目標未達は比例救済せず 自民が「ムチ」検討
2020/05/29 19:48朝日新聞

党員獲得、目標未達は比例救済せず 自民が「ムチ」検討

自民党の二階俊博幹事長

(朝日新聞)

 「党員獲得目標」を達成できなければ、次期衆院選で比例復活の可能性はなくなる――。党員減に頭を悩ませる自民党が、こんな引き締め策を検討している。ただ、二階俊博幹事長が旗を振っているものの、コロナ禍で地元入りが制限されている所属議員からは戸惑いの声も漏れる。

 自民が所属国会議員に求める党員獲得の年間ノルマは1千人。党幹部はノルマ未達の衆院議員について「(小選挙区で)公認しても比例名簿には入れない」と話す。名簿に載らなければ、小選挙区で落選した公認候補は、比例区で復活当選する可能性を閉ざされる。

 自民は2014年、「党員120万人」の目標を定めた。党員数は政権復帰の翌13年から前年比増が続いていたが、昨年は前年比1・3%減の108万6298人にとどまり、7年ぶりの減少に転じた。

 二階氏は今年3月、党大会に代わる両院議員総会で「7年ぶりの減少は大変残念だ。元の数字に即刻回復し、120万党員を達成するように特に努力をお願いしたい」と指示。「党員獲得に幹事長は並々ならぬ思いを持っている」(二階氏周辺)とされ、これまで党員獲得数の上位・下位議員の実名を公表するなど党内に努力を迫ってきた。

 衆院任期が来年10月に迫り、選挙に向けて地盤固めを促す狙いだが、二階氏の繰り出す「ムチ」に党内では困惑も広がる。新型コロナウイルスの感染防止のため、党所属議員は地元入りの自粛を求められており、若手議員は「集めなきゃしょうがないが、状況が落ち着かないと動けない」と漏らす。(河合達郎)

4149チバQ:2020/06/01(月) 17:21:22
https://news.goo.ne.jp/article/dailyshincho/politics/dailyshincho-631986.html


内閣支持率急落で囁かれる安倍首相辞任のタイミング 党則第6条で揉める可能性
2020/06/01 05:57デイリー新潮

内閣支持率急落で囁かれる安倍首相辞任のタイミング 党則第6条で揉める可能性

安倍総理

(デイリー新潮)

辞任が得策!?
 有権者はもちろん、自民党内にも衝撃が走った。毎日新聞と朝日新聞の内閣支持率が共に30%を割り込んでしまったのだ。自民党の国会議員からも「下がるとは思っていたが、これほどの急落は予想できなかった」との声が上がっている。

 ***

 両紙の報道により、安倍晋三首相(65)の党内影響力が低下、“ポスト安倍”レースが一気に加速する可能性が取り沙汰されているという。

 だが、その前に支持率急落の理由について、しっかりと報道を見ておこう。

 毎日新聞(電子版)は5月23日、「内閣支持率27%に急落 黒川氏『懲戒免職にすべきだ』52% 毎日新聞世論調査」の記事を配信した。

《安倍内閣の支持率は27%で、今月6日に行った前回調査の40%から急落した。不支持率は64%(前回45%)に跳ね上がった。社会調査研究センターとの共同調査は3回目で、最初の4月8日に44%あった支持率が1カ月半で17ポイント落ち込んだ》

 さらに朝日新聞(同)は24日、「内閣支持率29%、発足以来最低に 朝日新聞世論調査」の記事を配信した。

《安倍内閣の支持率は29%(前回5月16、17日は33%)で、2012年12月に第2次安倍政権が発足して以来、最低となった。不支持率は52%(同47%)に増え、5割を超えた》

《男性の支持率は33%で、女性は25%。特に50〜60代女性の支持は2割以下で、7割近くが不支持と答えた。支持政党別では、自民支持層の内閣支持率は68%だったが、無党派層では14%にとどまった。第2次安倍政権のこれまでの最低支持率は、森友・加計問題への批判が高まった18年3月と4月の調査の31%だった》

 モリカケ問題より現在のほうが、安倍政権を見つめる有権者の目は厳しいことが指摘されている。

 一体、何に有権者は怒り、不満を感じているのだろうか。政治記事を担当するデスクが解説する。

「毎日新聞の記事では、《東京高検の黒川弘務検事長が賭けマージャンをしていた問題で辞職したことについては「懲戒免職にすべきだ」が52%と半数を超えた》とあり、安倍政権の支持率が急降下した原因の1つだと考えられます。さらにアベノマスクの不評や特別定額給付金の10万円がなかなか届かないといった、新型コロナウイルス対策に関する不満が重なったことも大きいでしょう」

 黒川弘務氏(63)の問題に有権者が不満を感じているのは、森まさこ法務大臣(55)に対する、安倍首相の“弱腰”も影響しているようだ。

「黒川氏の問題で、森法相が進退伺いを提出したところ、安倍首相が『強く慰留』したと大手マスコミは報じました。これも有権者には不評だったようです。責任を取り、森法相を辞任させるべきだったという意見のほうが多いのでしょう」(同)

 デスク氏は「安倍首相と距離のある自民党の国会議員ほど、支持率急落の報道に驚いている」とも指摘する。

 ならば逆に、安倍首相に近い議員は、報道にどう反応したのだろうか。官邸中枢はどう受け止めたのかというと、どうも有権者の感覚とは距離があるようだ。

「官邸にいる安倍さんの周辺は、新型コロナ対策を『そこそこ、うまくいっているのではないか』と分析しています。『何よりの死者を出さないよう万全の策を講じてきたし、実際に死者を少なく抑えられている』というわけです。ところが有権者は、何よりも黒川氏の問題に怒っており、コロナ対策でも死者数ではなく、マスクや給付金の件で批判しています。その現状を、いまいち理解できていないようです」(同)

4150チバQ:2020/06/01(月) 17:22:22
https://www.dailyshincho.jp/article/2020/05300600/?all=1
吉村知事の名前はタブー、支持率急降下「安倍官邸」7年半で最大ピンチの元凶
国内 政治 2020年5月30日掲載
安倍・菅」間の距離の原因とは
 歴史にifはないけれど、本来なら、オリパラに向けて国民が何となくソワソワし始めて、気持ちの高ぶりを抑えきれない、そんな季節になるはずだった。しかし現実は厳しく、コロナ禍でのチョンボが続き、支持率はダダ下がり。政権始まって以来のピンチを迎えた安倍晋三首相。官邸内の誰が何をどう間違えたのか。

 ***

 毎日新聞の5月23日の調査によると、支持率は前回から13ポイント急落して27%。朝日新聞の23、24両日の調査は29%で、第2次安倍政権発足以来最低を記録している。

「民主党から政権を奪取した2012年12月から7年半経過しましたが、その中で一番のピンチと言ってもいいと思います」

 この間ずっと安倍官邸を見続けてきた永田町関係者の話だ。

「安倍さん以下、今井さん(尚哉首相補佐官)ら側近は頭を抱えています。まだ届かないアベノマスクにまつわるゴタゴタ、公明党からの強い圧力で10万円の一律給付への電撃シフト、星野源動画との勝手にコラボでの見事なスベり方、そして検察庁法改正案から黒川検事長の賭けマージャン問題まで、よくもこんなにミスができるなってくらい続いている。だから、支持率低下は仕方ない面がある。これに乗じて維新の支持率は上がってますけど、吉村さん(洋文大阪府知事)の名前は聞きたくないって感じでしょう」

 官邸内の余裕のなさを象徴するような話だが、もっとも、

「WHOにホメてもらうくらい、新型コロナウイルスの封じ込めには現時点で相当成功しています。現実には成果をあげているわけですから、もう少し政権に対する評価があってもいいとは思うんですが、先に触れた失政のダメージがあまりに重く、世間の目は極めて厳しいですよね」

 その理由は様々あるだろうが、コロナ禍での政策提案は主として今井補佐官が行うことが多く、おのずと失政を重ねていることになる。

「たとえば現金給付については、所得制限したりすると手続きに時間がかかりますからね。スピード勝負という意味でも『一律』は悪くなかった。ただ、そこに口を挟んだのが今井さん。リーマン・ショックで麻生さんの時に出した定額給付金を持ち出して“意味ないですよ。貯蓄に回りますよ”と。で、安倍さんも一律は見送ろうとしたら今度は公明党が噛みついてきてひっくり返されたという流れです。結果論かもしれないけど、リーマンの時に1万2000円給付したことと今回とは同じ土俵では考えられないでしょう」

 読売新聞は、5月26日付の朝刊に、〈[政治の現場]危機管理(1)首相の決断 菅氏不在〉という記事を掲載している。要するに、安倍首相と菅義偉官房長官との間に距離ができつつあるという指摘だ。

《安倍と菅の二人三脚から、安倍の独壇場へ。こうした官邸内力学の変化は、「ポスト安倍」をめぐる安倍と菅の温度差がもたらしたと見る向きもある。安倍は来年9月末の自民党総裁任期切れをにらみ、盟友である副総理兼財務相の麻生太郎とともに、自民党政調会長の岸田文雄に期待を寄せる》

《一方の菅が、政治家としての岸田を見る目は厳しい。安倍が麻生、岸田との間だけで減収世帯への30万円給付という目玉政策を構想し、菅を絡ませなかったのも、そうした背景からだとする見方もある》

《安倍が2月下旬に学校の一斉休校を打ち出した際も、菅は蚊帳の外だった》

「“安倍さんと菅さんに溝がある”と書かせて、誰が得するのかを見ていくと、やはり今井さんなのかなという感じがしますね。いや、今井さんしかいない(笑)。菅さんじゃなくて今井さんあってのこの内閣だというアピールができることになりますからね。この記事にあるように、一斉休校について菅さんは知っていたけれど、“あの日にやる”ことは聞かされていなかったようです」

4151チバQ:2020/06/01(月) 17:22:34
「アサノマスク」にシフト?
 今井補佐官が首相の側で権勢をふるうことに問題があるというよりはむしろ、それが諸刃の刃になりかねないということが危惧されるのだという。

「アベノマスクひとつとっても決まるまでに癒着だ利権だと言われて、決まったら決まったで安くできたはいいけれど、8割は配られないままになっている。世帯に2つを配るにあたって、“とにかく早く集めろ”の大号令はかかったけれど、その後の流れがうまくいっていないですよね。それに今年の夏は暑いと言われていて、それでも”withマスク”は続けなくてはならないわけで、だったらアベノマスクは諦めて夏用の麻のマスク(アサノマスク)に注力するとか、そういうアイディアがあってもいいと思うんですが……。結局ユニクロとかMUJIとかそういうところが先を行くことになるでしょう」

「これまでの安倍官邸は菅さんと杉田(和博)官房副長官が危機管理を取り仕切ってきたわけですが、それが今井さんと北村さん(滋・国家安全保障局長)にシフトしている部分があります。今井さんが首席秘書官から補佐官に、北村さんが内閣情報官から現職に“出世”して以降その傾向は強まっていますが、霞が関からは、嫉妬も少なからずあるけれど、“2人は確かにワーカホリックで安倍さんに尽くしているけど、安倍さんだから仕事をやらせてもらっているだけ。他の人が宰相ならここまで続いていないでしょう”と冷ややかな声はあがっています」

「『安倍退陣』とか面白おかしく言われていますが、安倍さんが辞める理由はない。ただ、打開策がないのは事実。通常国会の会期が切れる6月17日まで、安倍批判は止むことはないですが、その後に、河井克行前法相の逮捕とかG7とかで風向きが変わることがあるのか、暗中模索というところじゃないですかね」

週刊新潮WEB取材班

4152チバQ:2020/06/02(火) 11:56:49
http://www.msn.com/ja-jp/news/national/%e3%82%b3%e3%83%ad%e3%83%8a%e5%af%be%e7%ad%96%e3%81%a7%e7%b7%8f%e7%90%86%e3%81%b8%e3%81%ae%e8%a6%96%e7%b7%9a%e3%81%8c%e5%a4%89%e5%8c%96-%e9%9c%9e%e3%81%8c%e9%96%a2%e3%81%8c%e9%9a%a0%e3%81%99%e6%9c%80%e5%a4%a7%e7%b4%9a%e3%81%ae%e7%88%86%e5%bc%be/ar-BB14Txge?ocid=ientp

コロナ対策で総理への視線が変化 霞が関が隠す最大級の爆弾







2020/06/02 07:05





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9月入学「拙速導入せず」首相が表明


船から運ばれるスルメイカ=2日午前、北海道函館市

スルメイカ、コロナで昨年の半値以下





第一次政権の悪夢ふたたび?(AFP=時事)© NEWSポストセブン 提供第一次政権の悪夢ふたたび?(AFP=時事)
 安倍内閣の支持率が20%台の「危険水域」に急落し、芸能人からも「さよなら安倍総理」の声が挙がった。そこに追い打ちをかけるようなリーク報道が相次いでいる。

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 2つとも共同通信によるものだが、一つ目の5月25日のものは、〈首相官邸に報告した法務省は、国家公務員法に基づく懲戒が相当と判断していたが、官邸が懲戒にはしないと結論付け、法務省の内規に基づく「訓告」となったことが24日、分かった。複数の法務・検察関係者が共同通信の取材に証言した〉とある。

 もう一つは、スピード承認に前のめりになっていた「アビガン」に関するものだ。共同通信は5月20日の配信で〈(アビガンについて)国の承認審査にデータを活用できると期待された臨床研究で、明確な有効性が示されていないことが、分かった。複数の関係者が共同通信に明らかにした〉と報じた。

 こうした報道の背後には、これまで安倍官邸の支配下で“忖度”してきた官僚たちが潜んでいるとみられる。内部事情に詳しい者によるいわゆる「リーク」である。

 安倍首相はそうした「官僚の造反」に苦い経験がある。第一次政権当時、社会保険庁改革を打ち出した途端に「消えた年金問題」が発覚(2007年)して支持率が急落、自民党内から「社保庁役人のリークによる自爆テロだ」との声があがった。さらに天下り規制に乗り出すと、大臣の不祥事が次々に表面化して退陣に追い込まれ、「役人のリークで政権が潰された」(当時の閣僚)といわれる。

 そうした教訓から、首相に返り咲くと官邸に「内閣人事局」を設置して各省庁の幹部人事を一元的に掌握し、忖度官僚を出世させ、気に食わない官僚は容赦なく左遷する“恐怖政治”で官僚をおさえつけてきた。だからこそ今、安倍首相やその“虎の威”を借りて行政を壟断してきた官邸の安倍側近官僚たちはこの状況に恐怖しているはずだ。元文科官僚の寺脇研・京都芸術大学教授が語る。

「コロナ対策で霞が関の総理への視線が明らかに変わった。総理は全国一斉休校を文科省の反対を押し切って法的根拠もなく実施し、クルーズ船への対応でも、厚労省内からおかしいという批判があったが、聞き入れなかった。挙げ句にアベノマスクというアホな政策に466億円。さすがに霞が関の官僚もこのままでは危険だと考えている。

 これまではモリカケ問題などスキャンダルに口をつぐんできたが、総理の独断を止めるために過去の不祥事の決定的な証拠が明らかにされる可能性もある」

 その霞が関が隠し持つ最大級の“爆弾”が「桜を見る会」の招待者名簿だ。総理や昭恵夫人が、誰を招待したのかの記録がある名簿は表向きシュレッダーで裁断、廃棄され、電子データのバックアップも消去されたことになっている。それが見つかれば大スキャンダルに発展するのは確実だろう。

「招待者名簿は省庁ごとに作成して保管されてきた。総理や昭恵夫人など官邸分の名簿は内閣総務官室の人事課が作成したが、機密指定されていない資料だから、他の役所の職員とも電子データでやり取りされていた。国会で問題化した後も公安などが名簿の一部をもとに内々に反社の出席者の確認に動いていたくらいです。

 どの役所も問題の名簿を探し、わが社(役所)の大臣官房は官邸分の名簿データを持っている。ないことになっているだけで、主だった役所は部外秘にして握っていると思う」(有力官庁の人事課職員)

 霞が関が“さらば安倍首相”と政権に三行半を突きつける時、そうした爆弾資料が流出する。総理が強いときはいわれるまま“疑惑隠し”に加担しながら、弱ったとみるや裏に回って倒閣に動く。官僚組織が長年受け継いできた“総理使い捨ての論理”こそ、安倍首相にとって最大の脅威なのである。

※週刊ポスト2020年6月12・19日号

4153チバQ:2020/06/03(水) 22:06:22
https://news.goo.ne.jp/article/kyodo_nor/politics/kyodo_nor-2020060301002142.html
ノルマ未達は比例復活なし、自民 衆院選へ党員年千人
2020/06/03 21:36共同通信

 自民党は、1人当たり年間千人の党員獲得ノルマを今年達成できなかった議員について、次期衆院選では比例代表名簿に登載しない方針を固めた。小選挙区の候補者は名簿に載らないと、比例代表で復活当選する可能性が閉ざされる。昨年の党員数は7年ぶりに減少に転じており、党勢拡大へ奮起を促す狙い。3日の選対幹部会合で林幹雄幹事長代理が説明した。党関係者が明らかにした。

 昨年末時点の党員数は108万6298人と、2018年に比べて約1万5千人減少した。危機感を強める党はノルマ未達成の場合、罰金を科すほか、獲得党員数が下位の議員名を公表して引き締めを図っている。

4154とはずがたり:2020/06/04(木) 09:50:55
自民党議員がご近所トラブル 焼肉店に「ダクトとファンを使うなら1日150万円払え」
国内 政治 週刊新潮 2020年6月11日号掲載
https://www.dailyshincho.jp/article/2020/06031659/?all=1

 緊急事態宣言が解除されても、飲食店は短縮営業などでなおも窮地に陥っている。そんな折、本来であれば彼らを救うべき存在である国会議員が、法的措置をふくむ“ご近所トラブル”を起こしていた。

 ***

「店から出る煙や臭い、音について、うちに隣接する一戸建てとマンションの方、2組から苦情をいただきました。現在は“ダクトと排気ファンを使うのなら、1日当たり150万円支払え”と言われています。あまりに法外な要求です」

 と語るのは、東京・六本木に店を構える、とある焼肉店のオーナーだ。煙や臭いをめぐるトラブルはよくある話でも、1日150万円を要求とはさすがに……。150万円を求めているのはご近所のうち「一戸建て」の住民で、「マンション」住民が求めるのは1日4万円というから、いかに高額な要求かがわかるというものだ。

 その「一戸建て」の住民とは、自民党の伊藤信太郎衆院議員。衆院議長をつとめ“東北のケネディ”として親しまれた宗一郎氏を父に持ち、本人もハーバード大学に留学した後に外務政務官と外務副大臣を経験している二世議員だ。

 1年半前に店がオープンして以降、たびたび議員から“苦情”が出ていたと、折衝に当たる店の経営幹部は話す。

「昨年3月の22時前、営業中でお客さまがいるにも関わらず、“改修工事のプランを出せ”と怒鳴り込んできた。顔が真っ赤でお酒の匂いがしていたのを憶えています」

 昨年4月には、件のダクトとファン使用を禁じる旨の仮処分命令が申し立てられた。店側は500万円ほどかけて3回の改修工事を行ったが、伊藤議員は納得しなかったようだ。今年4月、仮処分命令が裁判所に認められる。とはいえ、ダクトなしでは経営ができない。やむなく営業を続けていると、5月になって「間接強制」が申し立てられ、1日当たり150万円の支払いを求められることとなってしまった。


「週刊新潮」2020年6月11日号
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 伊藤議員の代理人弁護士は、150万円もの要求額について、

「裁判所の命令を無視して営業しても割に合わないと感じる金額である必要があるためです」

 と説明する。先のオーナーはこう嘆息する。

「コロナで世の中全体が大変なときです。本来ならば補償の仕組みを決めるなどして私どもを助けてくださるはずの国会議員が、店を営業するな、するならカネを寄越せとはあまりに酷い……」

 これでは困窮する飲食店イジメではないか。詳しくは6月4日発売の週刊新潮で報じる。

4155チバQ:2020/06/08(月) 21:18:47
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/ASN686SK1N68UTFK00M.html
二階氏、石破派パーティーで講演へ「石破氏は期待の星」
2020/06/08 20:42朝日新聞

二階氏、石破派パーティーで講演へ「石破氏は期待の星」

自民党の二階俊博幹事長と会談後、記者団の取材に応じる石破茂元幹事長=2020年6月8日午後2時56分、国会、松山尚幹撮影

(朝日新聞)

 自民党の石破茂元幹事長は8日、二階俊博幹事長と国会内で会談し、石破派の9月の政治資金パーティーでの講演を依頼した。二階氏は「行こう」と受諾したという。「ポスト安倍」に意欲を示す石破氏と、党の実力者の二階氏との連携の足がかりとなる可能性もあり、注目が集まりそうだ。

 会談は幹事長室で約20分間行われ、石破派の山本有二・元農相や二階派の林幹雄幹事長代理らが同席した。石破氏は会談後、記者団に「自民党はいかにあるべきか。政策集団の果たすべき役割とかコロナ後の日本とか、色々なお話を頂けたら」と語った。同派のパーティーではこれまで石破氏自身が講師を務め、外部から招くのは初めて。

 一方、二階氏は同日の記者会見で「要請があれば、喜んでお伺いするのが幹事長の仕事」としつつ、「石破さんは我が党でも最も古い政治家、最も経験豊かな政治家の一人であることには違いない。大いに期待をして、将来さらに高みをめざして進んでいただきたい期待の星の一人だ」と、石破氏を持ち上げた。

 石破氏は「次の首相にふさわしい人」を問う世論調査でトップに立つことも多い。だが、自民内では安倍晋三首相への批判も辞さない言動を好まない議員もおり支持の広がりを欠く。二階派には今のところポスト安倍候補がおらず、石破派内では二階氏と連携を強め、党内の支持拡大につなげたいとの期待がある。

 同じくポスト安倍をめざす岸田文雄政調会長は8日の記者会見で、二階氏が石破派の講演を引き受けたことを記者団に問われ、「幹事長は各派閥のパーティーに出席していたのではないか。(講演に)どのような意味があるのかと思う。冷静に注意深く見守っていきたい」と語った。(松山尚幹)

4156チバQ:2020/06/09(火) 19:59:46
https://www.sankei.com/politics/news/200608/plt2006080042-n1.html
石破氏、「ポスト安倍」へ党内工作 二階氏に派閥の講師依頼
2020.6.8 21:59
 自民党の石破茂元幹事長が8日、二階俊博幹事長と国会内で会談した。9月17日に予定する石破派(水月会、19人)パーティーでの講師を依頼し、二階氏は快諾した。石破氏は「ポスト安倍」候補として高い支持を集める一方、来年の総裁選での当落を左右する党内の支持は広がっていない。二階派(志帥会、47人)への接近を足掛かりに勢力拡大を図る思惑が透ける。(奥原慎平、広池慶一)

 「政策集団(派閥)の果たすべき役割や新型コロナウイルス後の日本などについてお話をいただけたらありがたい」

 石破氏は会談後、記者団にこう語った。他派閥の議員を講師として招くのは平成27年9月の派閥発足以来初めて。会談が行われた部屋を出た石破氏の前を安倍晋三首相が偶然、通り過ぎたが、石破氏は顔を伏せ、2人が目を合わせることはなかった。

 最近の石破氏は次の首相にふさわしい政治家としてトップにある。5月末に産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)が実施した合同世論調査で18・2%となり、安倍首相の12・2%を引き離した。

 首相批判も遠慮がない。7日放送のBS朝日番組では「国会でもっと説明を尽くすべきだ」と強調。対抗軸として存在感を高めようとしているのは明らかだ。

 とはいえ、相変わらず足元は盤石とはいえない。合同世論調査では、自民支持層の28・7%が首相を推したのに対し、石破氏は16・0%だった。同僚議員への浸透も十分ではなく、石破氏も先の番組で「顔が怖い、言うことが難しい、嫌なやつという印象を少しでも変える努力」の必要性に言及したほどだ。二階氏周辺は「石破派はもっと戦略的に動かなければいけない。前回の総裁選で負けた経験を生かしているか?」と苦言を呈していた。


 二階氏は8日の記者会見で「要請があれば喜んでうかがうのが幹事長の仕事だ。それ以上でもそれ以下でもない」と述べた。ただ、秋に想定される党役員人事で続投の有無が焦点となる二階氏にとっても、石破氏の接近は悪い話ともいえない。世論調査では人気が高い一方で首相とそりが合わない石破氏との距離が縮まれば、首相を牽制(けんせい)できるとの見方があるためだ。

 二階派幹部は「講師を引き受けたからといって総裁選で応援するということではない」と解説する一方、思わせぶりにこう続けた。

 「幹事長は勝ち馬に乗るからね。石破さんが勝てるとなったらそっちに流れる可能性は十分にある」

4157チバQ:2020/06/11(木) 22:16:38
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/ASN6C6TZ5N6CUTFK00V.html
「コロナ後」見据え議連 首相側近2人、岸田氏を牽制?
2020/06/11 21:01朝日新聞

「コロナ後」見据え議連 首相側近2人、岸田氏を牽制?

新たな国家ビジョンを考える議連総会であいさつする自民党の下村博文選挙対策委員長=2020年6月11日午後、国会、笹井継夫撮影

(朝日新聞)

 自民党の下村博文選挙対策委員長が会長を、稲田朋美幹事長代行が幹事長を務め、新型コロナウイルスの終息後の社会像を議論する議員連盟が11日、発足した。130人を超える議員が参加し、幅広い分野での提言をめざす。「コロナ後」の政策立案を主導し、党内での求心力を高めるねらいもありそうだ。

 国会内でこの日開かれた「新たな国家ビジョンを考える議員連盟」の設立総会で、下村氏は政権のコロナ対策への不満の高まりを念頭に「このままでは自民党も相当厳しい状況になる」と強調。稲田氏も会合後の会見で「巨額な経済対策のわりには不満がある」と述べ、危機感をにじませた。

 会合では出席者から「今回の政策は歴史的検証にたえられるのか」との声が相次いだ。議連は今後、政権のコロナ対策の検証に取り組むほか、コロナ後の社会改革、教育改革などの議論を進め、同党への提言につなげるという。

 議連発足の背景には、新型コロナ対策のとりまとめ役を党内で担ってきた岸田文雄政調会長に対抗する狙いも透ける。いったん決めた減収世帯への30万円給付案がひっくり返るなど、この間の政府・与党の対応への不満もくすぶり、下村氏らは、政調以外でも政策議論の場が必要と議連の立ち上げに動いた。

 党幹部が主導し、党の正式ルートと異なる政策論議の場を立ち上げるのは異例だ。下村、稲田両氏は次の総裁選への立候補を探っており、党内では「議連で存在感をアピールしたいのだろう」との見方も出ている。

 岸田氏も今月、コロナ後を見据え政策を議論する「新国際秩序創造戦略本部」を立ち上げており、11日には2回目の会合を党本部で開いた。一方で、岸田氏は議連の総会に招かれたものの「都合が付かない」として党4役でただ一人出席しなかった。岸田派若手は「政局のにおいがぷんぷんする。普通の議連とは違う」と警戒感を語る。(石井潤一郎)

4158チバQ:2020/06/11(木) 22:43:39
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt2006110033.html
下村、稲田氏の「コロナ後」議連が初会合 ポスト安倍候補…動向に注目
2020/06/11 20:19産経新聞

下村、稲田氏の「コロナ後」議連が初会合 ポスト安倍候補…動向に注目

コロナ収束後の社会や国家のビジョンを議論する議員連盟の発足を表明する下村博文選対委員長(左)と稲田朋美幹事長代行(中央)=5月28日、自民党本部(長嶋雅子撮影)

(産経新聞)

 自民党の下村博文選対委員長が会長、稲田朋美幹事長代行が幹事長を務める新型コロナウイルス収束後の社会や国家像について考える議員連盟の設立総会が11日、国会内で開かれた。議連を率いる両氏は、安倍晋三首相の出身派閥で党内最大の細田派(97人)に所属。いずれも「ポスト安倍」を目指しているだけに動向が注目されている。(広池慶一)

 「大胆な発想の国家ビジョンづくりが求められている」。下村氏は総会冒頭、議連設立の意義をこう強調した。稲田氏も「新しい日本の社会像を示していくのが私たちの役目ではないか」と語った。

 総会には、二階俊博幹事長や鈴木俊一総務会長ら184人が出席。稲田氏自ら電話で参加を呼び掛けるなど奔走し、目標としていた150人を上回った。呼び掛け人の一人は「派閥横断的でインパクトがあった」と手応えを口にする。

 協議する政策テーマは、テレワーク促進などの働き方改革や「9月入学制」導入を含めた教育改革、憲法改正など12項目。必要に応じて令和3年度予算編成の指針となる「骨太方針」に反映させたい考えだ。

 一方、コロナ後の社会像を議論する党政務調査会直轄の「新国際秩序創造戦略本部」(本部長・岸田文雄政調会長)も11日、会合を開いた。岸田氏は戦略本部には出席したが、下村氏に招かれた議連の設立総会は「都合がつかない」として欠席した。

 コロナ後を議論する組織が並び立つ現状について、党内には「ポスト安倍」を意識した動きとの見方もある。盛況だった設立総会に出席した党幹部は、帰り際にこうつぶやいた。

 「権力闘争のためのものか、政策を議論するためのものか。それをみんな見に来たんじゃないのか」

4159さがら療法(さがらセラピー)心の健康法うつ病の予防と改善:2020/06/12(金) 11:49:27
うつ病の予防と改善の他、引きこもり不登校いじめパニック障害潔癖症摂食障害睡眠障害不安悩みイライラストレス自信がない勇気がないなどの改善方法や人材育成の方法を紹介しています

4160チバQ:2020/06/12(金) 17:07:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/858e2d9e626ed80c28078b8dc3c3d8ce266b8c32

自民・二階氏「ポスト安倍」を値踏み?  石破氏らと接近、岸田氏とは距離




6/12(金) 7:11配信


時事通信







自民党の会議に臨む二階俊博幹事長(手前)と石破茂元幹事長(手前から3人目)=11日午前、東京・永田町の同党本部
 自民党の二階俊博幹事長は11日、石破茂元幹事長ら党内の「ポスト安倍」候補と、相次ぎ顔を合わせた。


 安倍晋三首相の求心力低下がささやかれる中、「次」を見据えた動きとみられる。党内は実力者の動向に目を凝らしている。

 二階氏は、党本部で開かれた議員連盟の会合で、石破氏と同席。政局的な発言はなかったものの、9月に予定される石破派パーティーで二階氏の講演が決まった直後だけに、両氏の接近を印象付けた。

 石破氏はこの後の石破派会合で、8日にも二階氏と面会したことを紹介。「『政策集団としての役割をきちんと果たすんだ』と幹事長も言っていた。われわれは率先してその役割を果たしたい」と述べ、二階氏との良好な関係をアピールした。

 二階氏はまた、下村博文選対委員長や稲田朋美幹事長代行を中心とする議連の会合にも参加。この議連は「ポスト安倍」レースをにらんだ動きと目されており、二階氏は「思い切って前進するように頑張ってください」とエールを送った。

 新型コロナウイルス対策をめぐる不手際や、賭けマージャンによる黒川弘務前東京高検検事長の辞職などで、首相の政権基盤は揺らいでいる。二階氏としては、次の内閣改造・党役員人事や、その先の党総裁選に向け、「先手を打つ」(関係者)ことで存在感を高める思惑が透ける。

 一方、首相の「意中の人」とされる岸田文雄政調会長に対し、二階氏は反りが合わないとされる。二階氏周辺は「世論調査で人気がない岸田氏を、二階氏は評価していない」と明かす。

 岸田氏が主宰する「新国際秩序創造戦略本部」も11日、党本部で会合を開いたが、二階氏は出席しなかった。

4161チバQ:2020/06/12(金) 17:26:43
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20200612-00000049-jnn-pol

自民 「定年」めぐって世代間バトル?、背景には永田町に吹く“あの風”


6/12(金) 17:01配信

TBS News i
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 自民党内で「世代間バトル」です。ベテラン議員らが衆議院比例候補の「73歳定年制」の廃止を求める一方、若手議員がこれに反発しています。

 「若い人は重複立候補させ、高齢者は重複立候補させない。これはおかしいじゃないかと、限定しているんですよね」(自民党 衛藤征士郎 元防衛庁長官)

 12日午後、自民党の選挙対策委員長室を訪れたのは、70歳を超えるベテラン議員たち。自民党は、衆議院小選挙区と比例代表の重複立候補については「73歳定年制」をとっていますが、その「廃止」を訴えたのです。

 「年齢によって優劣の差を条件にすることは、議会制民主主義に著しく逆行する」(自民党 衛藤征士郎 元防衛庁長官)

 ベテラン議員は、安倍政権が「人生100年時代」や「1億総活躍社会」の実現を掲げていることも理由に、年齢によらない同一条件での公認を求めました。しかし、若手議員らは「党の活性化、世代交代に逆行する動き」として猛反発しています。

 「今、このコロナにおいて、大変国民が厳しい状況にあるなかで、ご自身の立場、国会議員の立場を守るための話し合いがされたということは、まったく優先順位が異なる」(自民党 小林史明 青年局長)
 「100歳であっても200歳であっても小選挙区は定年制がありませんから。だから私は反対です」(小泉進次郎 環境相)

 自民党が比例候補の「73歳定年制」の厳格運用を始めたのは、進次郎氏の父・小泉純一郎氏が総理を務めていた2003年。党内の世代交代を促すためでした。当時、いずれも80歳代で、比例代表単独候補だった党の重鎮・中曽根元総理(当時85歳)、そして宮沢元総理(当時84歳)に対し、小泉氏は衆院選への不出馬を要請。これに中曽根氏は・・・

 「こんな非礼なやり方はない。一種の政治的テロみたいなもの」(自民党 中曽根康弘 衆院議員〔当時〕)

 反発したものの、最終的には要請を受け入れ、政界を引退しました。

 長い歴史を持つ定年制をめぐる「世代間バトル」。今回、ベテラン議員が動いた背景にあるとみられるのが、永田町で吹き始めた「解散風」です。

 「先週あたりからでしょうか、解散が取りざたされるようになっています」(自民党 石破茂 元幹事長)

 10日、安倍総理は麻生財務大臣とおよそ1時間、会談しました。国会開会中の平日としては異例の長さです。与党内からは・・・

 「解散またはポスト安倍について意見を交わしたのかもしれない」(閣僚経験者)

 与党内では、「内閣支持率が低下するなか、解散は難しい」との声が大勢を占めますが、次期衆院選を見据えた動きが活発化し始めています。(12日15:30)

4162チバQ:2020/06/14(日) 10:02:53
https://www.sankei.com/politics/news/200613/plt2006130001-n1.html
出馬表明の小池氏 「推薦不要」に都議選への警戒強める自民 
2020.6.13 06:30
 自民党が東京都知事選(18日告示、7月5日投開票)の対応を自主投票と決めたことについて、下村博文選対委員長は12日、政党の推薦を拒んだ小池百合子都知事の意向を「尊重した」と語った。小池氏が政党と距離を置いたのは、来年の都議選で、同氏が特別顧問を務める地域政党「都民ファーストの会」と自民との対立構図を温存させる思惑があったとの見方もあり、関係改善を模索する自民側は警戒を強めている。

 「このコロナ禍の中で都民を守るために全力を尽くしている」

 安倍晋三首相は12日、記者団に、出馬表明した小池氏をこう持ち上げた。自民が自主投票を決めたことは「党本部や党都連の決定を尊重したい」と語った。

 党幹部によると、小池氏は12日午前、二階俊博幹事長に「どの政党からも推薦や支持は受けないことにした。フリーの立場で立候補させていただきたい」と電話で伝えたという。

 自民都連は都議会で小池都政と対峙(たいじ)してきたこともあり、昨年6月に知事選の候補者選考委員会を立ち上げ、独自候補の擁立を目指してきた。しかし、知名度の高い小池氏と勝負できそうな候補は見つけられず、今月12日の4回目の選考委で擁立断念を決めた。

 逆に、小池氏の支援に前のめりだったのが党本部だ。小池氏と親しい二階氏は9日の記者会見で「最善最適の候補だ」と評価し、要請があれば推薦を出す意向を示していた。 

 都連の一部には、知事選を契機に小池氏との関係改善を期待する声もあった。推薦は不要とする強気の姿勢を前に、都連幹部は「自主投票に追い込まれたのは事実上の決裂だ。小池人気が高まる中、都議選も次の国政選挙も自民に厳しい戦いになる」と声を落とした。


(今仲信博)

4163チバQ:2020/06/14(日) 10:04:27
https://www.sankei.com/politics/news/200420/plt2004200024-n1.html
【新型コロナ】「ポスト安倍」明暗…傷ついた岸田氏、菅氏も存在感なく、西村氏の存在感は向上
2020.4.20 19:31政治政局


 新型コロナウイルスへの対応策をめぐり、自民党の「ポスト安倍」候補の明暗が目立ってきた。政府が20日、閣議決定をやり直した令和2年度補正予算案をめぐる攻防などをひもとくと、各候補の現状もうっすら見えてくる。

 今回、大きく傷ついたのが自民党の岸田文雄政調会長だ。

 補正予算案に盛り込む現金給付の在り方をめぐり、岸田氏は当初、国民への一律給付を主張していた。しかし、財務省や麻生太郎副総理兼財務相らの反対論を考慮し、一度は自民党内の異論を抑え、大幅な減収があった世帯などに絞る案をまとめた。

 岸田氏を有力な後継候補と位置付ける安倍晋三首相も、一時は岸田氏の要請を受け入れる形で、給付額を世帯当たり「20万円」から「30万円」に上積みする配慮をみせた。

 それだけに、補正予算案を7日に閣議決定した後、首相が二階俊博幹事長や公明党のちゃぶ台返しを受け入れ、国民1人当たり一律10万円の現金給付へと方針転換したのは「ダメージが大きい」(岸田氏周辺)。自民党の政策立案の責任者として、今後も求心力を維持できるか、正念場を迎えている。

 一方、菅義偉官房長官は全国の小中高校への休校要請で最終決定に関与せず「首相との間にすきま風が吹いたか」と揶揄(やゆ)された。ただ、首相が布製マスク2枚の配布を決めた際や、シンガーソングライターの星野源さんとのコラボ動画投稿で批判が集まったときには、記者会見で手堅く首相をフォローするなど、政権運営に携わる姿勢は以前と変わっていない。

 しかし、政策面ではもっぱら各省庁間の調整役に特化し、中核となって具体策を練り上げるような動きは見られない。現金給付の攻防に深く関わった岸田氏らにくらべると、存在感がかすんでいる印象を受ける。

 「ポスト安倍」候補として存在感を高めたのは、経済と新型コロナの両方の対策を担った西村康稔経済再生担当相だ。緊急事態宣言の発令を早くから首相に進言し、休業要請をめぐる協議では小池百合子東京都知事と渡り合った。

 西村氏は、「地方創生臨時交付金」を都道府県知事が休業要請に応じた事業者に支給する「協力金」の財源として活用できるように調整した。官僚側は「休むだけで一律に交付するのは、地方創生になじまない」などと消極的だったが、西村氏は先週後半、北村誠吾地方創生担当相と交渉し、実現にこぎつけた。

 同じ閣僚でも、茂木敏充外相は、感染拡大に伴い各国が講じる入国拒否などにより、見せ場となる外交活動が制約されて苦しんでいる。

 3月にロシアのラブロフ外相を迎え、日露間の最大の課題である平和条約締結交渉を前進させる考えだったが、来日日程はいまだ見えていない。世界貿易機関(WTO)改革の方向性を打ち出すべく出席を模索した6月のカザフスタンでのWTO閣僚会議も中止が決まった。

 ただ、海外に残る邦人の帰国をめぐっては自ら各国の外相らに掛け合い、帰国手段の道筋をつけるなど、指導力を発揮している。

 各候補が悲喜こもごもの動きを見せる中、政府や党の要職にない石破茂元幹事長への支持は高まっている。11、12両日に行った産経新聞社とFNNの合同世論調査では、次の首相にふさわしい政治家として、石破氏が20・2%の支持を集め、2カ月ぶりにトップに立った。

 最近の石破氏は、首相への批判は抑え、対応策をメディアなどで発信することに努めている。17日付のブログでは「早急に為(な)すべきこと」として「重症患者の急増による医療崩壊の回避」など7項目を提言した。

4164チバQ:2020/06/14(日) 10:11:37
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020061101016&g=pol
自民・二階氏「ポスト安倍」を値踏み? 石破氏らと接近、岸田氏とは距離
2020年06月12日07時09分

 自民党の二階俊博幹事長は11日、石破茂元幹事長ら党内の「ポスト安倍」候補と、相次ぎ顔を合わせた。安倍晋三首相の求心力低下がささやかれる中、「次」を見据えた動きとみられる。党内は実力者の動向に目を凝らしている。

 二階氏は、党本部で開かれた議員連盟の会合で、石破氏と同席。政局的な発言はなかったものの、9月に予定される石破派パーティーで二階氏の講演が決まった直後だけに、両氏の接近を印象付けた。
 石破氏はこの後の石破派会合で、8日にも二階氏と面会したことを紹介。「『政策集団としての役割をきちんと果たすんだ』と幹事長も言っていた。われわれは率先してその役割を果たしたい」と述べ、二階氏との良好な関係をアピールした。
 二階氏はまた、下村博文選対委員長や稲田朋美幹事長代行を中心とする議連の会合にも参加。この議連は「ポスト安倍」レースをにらんだ動きと目されており、二階氏は「思い切って前進するように頑張ってください」とエールを送った。
 新型コロナウイルス対策をめぐる不手際や、賭けマージャンによる黒川弘務前東京高検検事長の辞職などで、首相の政権基盤は揺らいでいる。二階氏としては、次の内閣改造・党役員人事や、その先の党総裁選に向け、「先手を打つ」(関係者)ことで存在感を高める思惑が透ける。
 一方、首相の「意中の人」とされる岸田文雄政調会長に対し、二階氏は反りが合わないとされる。二階氏周辺は「世論調査で人気がない岸田氏を、二階氏は評価していない」と明かす。
 岸田氏が主宰する「新国際秩序創造戦略本部」も11日、党本部で会合を開いたが、二階氏は出席しなかった。

4165チバQ:2020/06/15(月) 22:12:34
https://www.asahi.com/articles/ASN6H5JQ3N6HUTFK00M.html?iref=com_alist_8_08
「そうではなくて…」自民・後藤田氏、首相説明に苦言?
2020年6月15日 17時20分
 自民党の後藤田正純衆院議員は14日、持続化給付金の民間委託をめぐり、安倍晋三首相が同日のインターネット番組で「得意なところ(企業)に再委託すると説明を受けている」と説明したことに対し、自身のツイッターで「そういうことではない」と反論した。

 後藤田氏は首相の説明について「いや、いや、いや、そういうことやなく!得意とかでなく!」と指摘。委託先を選ぶ入札については「(参加した)片方の(企業の)見積もりがいくらだったのか?国民の税金なんやから黒塗りはあかんやろ?」。民間委託についても「再委託の割合が高すぎ」「なぜ直接電通に発注せんかったん?」と疑問を投げ掛けた。

4166チバQ:2020/06/16(火) 09:20:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/5f795a8389c40188ce9ef183b9f5325cbb263953

ポスト安倍に異変 1強崩れ、鍵握る二階氏




6/15(月) 22:57配信


産経新聞







自民党・二階俊博幹事長=3日午前、東京・永田町の自民党本部(春名中撮影)
 来年9月に迎える安倍晋三首相の自民党総裁任期満了を見据え、党内の動きが活発化している。新型コロナウイルスの災禍で長らく続いた「安倍1強」の構図がほころびを見せ、「ポスト安倍」レースにも異変が生じている。首相からの禅譲を狙う岸田文雄政調会長も目算が狂い、首相と距離を置く石破茂元幹事長が党内の支持獲得に動き出した。党役員人事で続投かが焦点となる二階俊博幹事長の思惑も錯綜(さくそう)し、今国会が閉会する17日以降、政局は激しさを増しそうだ。

【世論調査】「次の首相にふさわしい政治家」トップは

 「次の時代を担う人間の一人として努力をしていきたいという思いは変わっていない」。岸田氏は15日の記者会見で、総裁選への思いを改めて吐露した。「ポスト安倍」候補として首相のみならず、麻生太郎副総理兼財務相らから注目される。新型コロナ収束後の国家像を議論する「新国際秩序創造戦略本部」の立ち上げも主導し、新時代のリーダーとして存在感を示そうとしている。

 一方で新型コロナ対策として主導した減収世帯への現金30万円給付案を覆される憂き目にもあった。背景には「蚊帳の外」に置かれた二階氏の不満もあったとされ、岸田氏周辺は「他の党幹部らともっとコミュニケーションをとるべきだ」とつぶやく。

 「次の首相にふさわしい政治家」として世論調査のトップを走る石破氏も精力的に動いている。人付き合いの悪さも手伝って党内で支持の広がりを欠いていたが、9月に予定する石破派(19人)パーティーでの講師をこれまで距離があった二階氏に依頼。最近では議員宿舎で若手議員と「たこ焼きパーティー」を楽しむなど派外への浸透を虎視眈々と狙う。とはいえ、党内には「内閣支持率の低下に付け込んでいるだけで『反石破』勢力が固まる結果を招く」(ベテラン)との冷めた見方も根強い。

 菅義偉官房長官も有力候補に挙がる。総裁選への表立った動きは見られないが、周囲には「(岸田氏が総裁では)選挙で勝てない」と漏らす。首相は菅氏との関係を「一心同体」と語るが、総裁選でたもとを分かつ可能性がある。

 こうした有力候補が等しく注視するのが二階氏の存在だ。9月8日まで幹事長を務めれば「政治の師」と仰ぐ田中角栄元首相の最長記録を更新する。二階派(47人)関係者は、石破派の講師を引き受けた背景には、石破氏と距離がある首相や、幹事長就任に色気があるとされる岸田氏を牽制する狙いがあると指摘。「『俺を代えたら石破につくというカードもある』ということも見せておかないといけない」と解説する。

 二階氏は、岸田氏の禅譲路線を「上からぼた餅が降ってくるのを待っていたらだめだ」と批判する一方、菅氏とは友好関係を築いている。安倍首相続投の選択肢も残し、陰の主役としての立ち位置を固めつつある。15日の記者会見では、総裁選について泰然自若とした様子でこう語った。

 「伝統ある自民党を背負うわけですからね。誰でもいいというわけにはいきませんよ」(内藤慎二)

4167チバQ:2020/06/16(火) 17:45:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/ca04e6cdc7a1c9ede98b8c2d8c019558f2bf9ad1

稲田氏の「リベラル化」不満? 自民内に新保守グループ設立へ




6/16(火) 15:33配信


産経新聞







自民党・稲田朋美氏=国会・衆院第18委員室(春名中撮影)
 自民党の高鳥修一筆頭副幹事長や赤池誠章参院議員らが近く新たな保守系グループ「保守団結の会」(保守の会)を立ち上げることが16日、分かった。月内に講師を招いて第一回勉強会を開く方向で調整している。稲田朋美幹事長代行が会長を務める保守系グループ「伝統と創造の会」(伝創会)の活動が休止状態にあることに加え、稲田氏の最近の「リベラル化」への不満が背景にありそうだ。

 高鳥、赤池両氏は15日夜、東京都内で設立に向けた準備会合を開き、城内実元外務副大臣や長尾敬衆院議員が出席した。国会閉会中も月1回のペースで会合を開くことや、総裁選への対応とは一線を画することを確認した。

 保守の会の綱領案によると、「保守主義を信奉する同志が相集い、団結して、『勇気を持って自由闊達(かったつ)に真実を語り、協議し、決断する』(自民党綱領)ため、保守の会を設立する」とした。基本方針には「皇室の尊崇」「靖国神社の参拝」「憲法の自主的改正」などを掲げた。

 関係者によると、新たな保守系グループの構想が持ち上がったきっかけは、伝創会を退会するメンバーが出たことだったという。

 伝創会は、平成18年に設立され、日本が守るべき伝統・文化の研究や道徳教育の充実など国の根幹にかかわる問題について勉強会を開き、靖国神社への参拝も行ってきた。

 しかし、最近は主だった活動はなく、稲田氏も未婚の一人親支援や選択的夫婦別姓に理解を示すようになっていたことから、伝統的な家族観を重視する党内保守層から疑問の声が上がっていた。(広池慶一)

4168とはずがたり:2020/06/16(火) 20:17:23

なかなか瘠せてますな。。

竹下氏が4カ月半ぶり派閥会合リモート出席「選挙区の田の草取りしっかり」
毎日新聞2020年6月16日 18時50分(最終更新 6月16日 18時50分)
https://mainichi.jp/articles/20200616/k00/00m/010/173000c

 自民党の竹下亘・元総務会長は16日、自身が会長を務める竹下派の会合にリモートで出席し「新型コロナウイルスで県境をまたぐ移動ができなかったが、いよいよ国会議員としてさまざまな活動ができる状況になる。気力体力を充電し、選挙区の田の草取りをしっかり行ってほしい」と述べた。竹下氏の派閥会合出席は1月30日以来約4カ月半ぶり。

 竹下氏は2019年1月から食道がんで療養に入り、同年11月に国会復帰したが、新型コロナの感染拡大を受けて外出を控えていた。この日は会場にスクリーンを設置し、オンラインシステムで竹下氏の自宅とつないだ。【高橋恵子】

4169チバQ:2020/06/16(火) 21:44:19
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/ASN6J6S3ZN6JUTFK016.html
菅原氏、香典めぐる公選法違反認める 離党・辞職はせず
2020/06/16 20:57朝日新聞

菅原氏、香典めぐる公選法違反認める 離党・辞職はせず

公職選挙法違反の疑惑について説明する自民党の菅原一秀衆院議員=2020年6月16日午後、自民党本部、松山尚幹撮影

(朝日新聞)

 公職選挙法に反して選挙区内の有権者に秘書が香典を渡していた疑惑などを受けて昨年10月に経済産業相を辞任した菅原一秀衆院議員(自民党)が16日、同党本部で記者会見し、「一部公選法に触れる事案があった」として疑惑を認めた。公選法違反の疑いがある支出が2017〜19年にかけて年平均30万円前後に上ったことを明らかにし、謝罪した。ただ、離党や議員辞職については否定した。

 菅原氏は会見で「私の認識が甘かった。大いに反省している。申し訳ございませんでした」と述べる一方、「残りの(議員)任期、一兵卒としてしっかり活動、精進したい」と強調した。

 菅原氏は昨年10月、公設秘書が選挙区内であった支援者の通夜に参列し、香典を渡していたと週刊文春に報じられた。公選法は政治家が選挙区内でお金や品物を贈ることを原則禁止。香典は本人が弔問し、直接渡す場合は例外的に認められているが、秘書が持参するのは違法とされる。

 菅原氏は香典について「9割は自ら通夜、告別式に出席して渡していたが、海外にいた場合や国会で夜遅くなった場合に秘書に出てもらって渡すこともあった」と説明。葬儀前に個人宅に贈る枕花(まくらばな)についても「社会的儀礼で行ったこともあるが、公選法では香典は金銭に限るという解釈もあるため、私の認識が甘かった」と、自身の行為が違法である可能性を認めた。

https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20200616k0000m010270000c.html
菅原氏「秘書が香典」 公選法抵触認める 離党や議員辞職は否定
2020/06/16 20:57毎日新聞

菅原氏「秘書が香典」 公選法抵触認める 離党や議員辞職は否定

菅原一秀氏

(毎日新聞)

 自民党の菅原一秀前経済産業相(衆院東京9区)は16日、党本部で記者会見し、「選挙区内の葬儀に際して故人の自宅に枕花を送ったり、秘書が香典を渡したりした」として公職選挙法に抵触した事実を認めた。一方で「原点に戻り一兵卒として精進したい」として、離党や議員辞職は否定した。

 菅原氏によると、公選法に抵触する形で渡した香典や枕花は、最近3年間の年平均で30万円前後あった。海外出張や国会日程が夜まで続くなど本人が不在だった場合に、秘書が代理で香典を渡したという。

 しかし公選法では、政治家本人が通夜などに出席して香典を渡す場合を除き、選挙区内の有権者に金品を提供することは禁じられている。菅原氏は「甘い考えもあった。政治への不信感をこれ以上招かないよう原点に戻って精進をしたい」と謝罪。党のオリンピック・パラリンピック東京大会実施本部の本部長代理を15日付で辞任し、議員歳費3カ月分を東日本大震災義援金に寄付した。

 一方、地元有権者にメロンなどを配ったとされる疑惑については、「13年以上前のことで資料全体が事務所から無くなっている。報道を機に大いに反省した」と述べるにとどめた。菅原氏は昨年9月の内閣改造で経産相として初入閣したが、メロンなどの配布や香典疑惑が報じられたことを受け、10月25日に辞任した。【遠藤修平】

4170チバQ:2020/06/17(水) 18:44:56
https://www.sankei.com/politics/news/200616/plt2006160062-n1.html
維新か立民か…国民、連携先で神経戦 前原氏勉強会、立民派は警戒


2020.6.16 22:06| 国民民主党の前原誠司元外相と日本維新の会の馬場伸幸幹事長らが中心となって立ち上げた地方分権に関する勉強会の初会合が16日、国会内で開かれた。「大阪都構想」の実現や地方分権を進める法改正などを目指す。ただ、立憲民主党との合流を模索する国民の合流推進派は両氏の動きを警戒しており、神経戦が続きそうだ。

■維新・国民から40人程度出席

 「地域が頑張れば、国の目標を達成できる。国が外交・安全保障、国家戦略に特化することで、失われた30年を変える大きなきっかけになるのではないか」

 代表世話人に就いた前原氏はこうあいさつし、地方分権の推進で国のあり方を変えられると訴えた。勉強会には維新と国民の議員ら40人ほどが出席したが、維新議員の姿が目立った。

 前原、馬場両氏は純粋な「政策勉強会」と強調するが、国民の一部は警戒感を隠さない。国民は結党から2年たつが、政党支持率は1%前後をさまよう。国民内には次期衆院選では、共産党も含めた野党共闘を進める立民と合流して臨むべきだという声が根強く、共産への接近を快く思わない前原氏らは少数派だ。

■「小さく生んで、大きく育てる」

 国民の平野博文幹事長は16日、記者団に「私は開くなという立場にない」と強調したが、実際は設立趣意書に維新の看板政策である「大阪都構想」の文言が盛り込まれるのを知ると、入会予定の国民の議員に辞退するよう迫った。

 結果として、当初、役員名簿に名を連ねていた国民の馬淵澄夫元国土交通相や小熊慎司役員室長らは姿を見せなかった。平野氏に近い中堅議員は「この勉強会は立民と国民の合流の邪魔になる。これで維新への流れは止まる」と打ち明ける。


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 こうした国民の事情を見透かしたのか、来月15日の勉強会には新型コロナウイルス対応で支持を集める維新副代表の吉村洋文大阪府知事を講師に招くことが決まっている。国民を揺さぶる維新の狙いが透ける。

 馬場氏は勉強会終了後、記者団に「小さく生んで、大きく育てるのが、健康優良児をつくるコツだ。健康な政治家をつくるように頑張りたい」と語り、含みを持たせた。(千田恒弥)

4171とはずがたり:2020/06/17(水) 23:47:24
二階氏「相談なく一方的に発表」 イージス・アショアめぐり防衛省に怒り
2020.6.17 12:17政治政局
https://www.sankei.com/politics/news/200617/plt2006170012-n1.html

 自民党は17日、防衛省が秋田県と山口県で進めていた地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」の配備計画を停止したことを受け、党本部で北朝鮮核実験・ミサイル問題対策本部(本部長・二階俊博幹事長)の会合を開いた。二階氏は「国防の重要な問題を党と政府はともに進めてきたはずだが、今回は何の相談もなく一方的に発表された」と怒りをにじませた。

 二階氏は北朝鮮のミサイル技術が向上していることに触れ、「国民はこのことに不快感とともに不安を感じている」と指摘。「国家安全保障会議の真剣な議論を求めるとともに、地元や国民に納得のいく説明をすべきだということを強く政府に申し入れたい」と語った。

 これに対し、河野太郎防衛相は「党に対するご報告が遅くなったことは大変申し訳なく思っている」と陳謝。「党ともよくご相談をしながら、今後の方向性についてしっかり議論していきたい」と語った。

二階氏「何の相談もなく一方的」 陸上イージス停止で河野氏に苦言 防衛相は陳謝
毎日新聞2020年6月17日 18時53分(最終更新 6月17日 18時53分)
https://mainichi.jp/articles/20200617/k00/00m/010/191000c

 自民党の二階俊博幹事長は17日の北朝鮮核実験・ミサイル問題対策本部役員会で、政府の陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の配備計画停止に対し、「何の相談もなく一方的に発表した。再びないようにしないといけない」と苦言を呈した。「地元や国民に納得のいく説明をするよう政府に強く申し入れる」とも求めた。

 これに対し、河野太郎防衛相は「党への報告が遅くなり、大変申し訳ない。党とよく相談しながら今後の方向性を議論したい」と陳謝した。河野氏は週内にも配備候補地だった山口、秋田両県を訪問し、知事らに経緯を説明して陳謝する見通し。【田辺佑介】

4172とはずがたり:2020/06/17(水) 23:47:34

稲田氏の「リベラル化」不満? 自民内に新保守グループ設立へ
https://www.sankei.com/politics/news/200616/plt2006160031-n1.html
2020.6.17 00:30政治政局

 自民党の高鳥修一筆頭副幹事長や赤池誠章参院議員らが近く新たな保守系グループ「保守団結の会」(保守の会)を立ち上げることが16日、分かった。月内に講師を招き第1回勉強会を開く方向で調整している。

 高鳥、赤池両氏は15日夜、東京都内で設立に向けた準備会合を開き、城内実元外務副大臣や西田昌司参院議員らが出席。国会閉会中も月1回のペースで会合を開くことや、総裁選への対応とは一線を画することを確認した。

 保守の会の綱領案では、「保守主義を信奉する同志が相集い、団結して、『勇気を持って自由闊達(かったつ)に真実を語り、協議し、決断する』(自民党綱領)ため、保守の会を設立する」とした。基本方針には「皇室の尊崇」「靖国神社の参拝」「憲法の自主的改正」などを掲げた。

 関係者によると、新たな保守系グループの構想が持ち上がったきっかけは、高鳥、赤池両氏が参加し、稲田朋美幹事長代行が会長を務める党内保守系グループ「伝統と創造の会」(伝創会)を退会するメンバーが出たことだったという。

 伝創会は、平成18年に設立され、日本が守るべき伝統・文化の研究や道徳教育の充実など国の根幹にかかわる問題について勉強会を開き、靖国神社への参拝も行ってきた。しかし、最近は主だった活動はなく休止状態。稲田氏も選択的夫婦別姓に理解を示すようになっており、伝統的な家族観を重視する党内保守層から疑問の声が上がっていた。

4173とはずがたり:2020/06/17(水) 23:47:44

二階氏が幹事長続投に意欲? 「現政権の任期いっぱい補佐」
https://www.sankei.com/politics/news/200617/plt2006170034-n1.html
2020.6.17 19:31政治政局

 自民党の二階俊博幹事長は17日、党内で次期総裁選への関心が高まっていることに関連し、「私はいつまでも幹事長をやっているわけでない」と断りつつ、「現政権が任期いっぱいお務めになることを幹事長として補佐していきたい」と述べ、今秋にも想定される党役員人事での幹事長続投に意欲をにじませた。国会閉会を受け、党本部で記者団に語った。

 次の党役員人事をめぐっては、「ポスト安倍」をうかがう岸田文雄政調会長が幹事長に就くかどうかが焦点となっており、二階氏の発言は波紋を広げそうだ。

4174チバQ:2020/06/18(木) 03:57:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/bd00d4ae480c62373b27ad751915ae82002ea85c
河井克行・案里夫妻18日逮捕へ 検察方針、参院選巡る買収の疑い
6/18(木) 0:20配信

中国新聞デジタル
河井克行氏(左)と案里氏

 昨年7月の参院選広島選挙区で、票の取りまとめを依頼する趣旨で選挙区内の地方議員や首長らに現金を配ったとして検察当局が18日に、河井克行前法相(57)=衆院広島3区=と同選挙区で初当選した妻案里氏(46)を公選法違反(買収)の疑いで逮捕する方針を固めたことが17日、関係者への取材で分かった。

 関係者によると、河井夫妻はこれまでの複数回の任意聴取で買収行為を否定しているという。検察当局は、地元の議員や首長らを巻き込んだ大規模な買収事件の様相が強まっていることも踏まえ、在宅起訴ではなく、逮捕して実態解明を進める必要があると判断したもようだ。

 克行氏は安倍晋三首相らに近いとされ、参院選では自民党本部が案里氏の擁立を主導。資金面を含めて支援しており、安倍政権への打撃は必至だ。

 克行氏は、案里氏が参院選広島選挙区で同党の公認を得た昨年3月以降、選挙区となる広島県内の県議や市議、後援会幹部ら計数十人に現金を配ったほか、公選法が原則無報酬と定める陣営関係者らにも現金を渡すなどした疑いがある。配布先は100人近くで、総額は約2500万円に上る見通し。案里氏も一部の議員らに計百数十万円を配った疑いが持たれている。

 同選挙区では、自民党現職の溝手顕正氏と同党新人の案里氏、無所属現職の森本真治氏の3人が2議席を巡って激戦を展開。1億5千万円の資金提供を受けるなど自民党本部の後押しを受けた案里氏と、森本氏が当選し、6選を目指した溝手氏が落選した。検察当局は、各地に支持基盤を持つ地方議員らに票の取りまとめや支援の拡大を頼む趣旨で河井夫妻が現金を幅広く配ったとみている。

 案里氏の陣営を巡っては、車上運動員14人に法定を超える報酬計204万円を払ったとして、案里氏の公設第2秘書立道浩(54)と克行氏の元政策秘書高谷真介(44)の両被告が今年3月に同法違反(買収)の罪で起訴された。

 広島地検は立道被告について、案里氏が失職する連座制適用対象の「組織的選挙運動管理者」に当たるとして「百日裁判」を申請。広島地裁は今月16日、懲役1年6月、執行猶予5年の有罪判決を言い渡した。懲役刑は連座制の適用対象で、案里氏が失職する可能性が濃厚となっている。

4175とはずがたり:2020/06/18(木) 10:03:41
「辺野古も見直し必要」 中谷・元防衛相 イージス停止受け
2020年6月18日 06:30
中谷元 イージス・アショア 辺野古新基地建設
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1140611.html

中谷元・元防衛相
 中谷元・元防衛相は15日、BS―TBSの番組に出演し、防衛省が地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」の配備計画をやめたことに関連し、米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設についても見直しが必要だとの認識を示した。「十数年、1兆円かかる。完成までに国際情勢は変わっている」と述べ、辺野古移設の不合理性を説明した。

 ただ、辺野古新基地建設を中止すべきとは明言していない。計画見直しの例には「軍民共用」を挙げた。また、在沖米軍の役割を日本の自衛隊が担うことも代替案として示した。

 中谷氏は「日米間でよく議論し、今の時代にしっかりと対応できるような南西の防衛体制が必要だ。もっと自衛隊が(米軍の役割を)肩代わりし、わが国独自の安全保障を日米で検討する時間ができた」と強調した。

 一緒に出演した玉木雄一郎国民民主党代表は「私も辺野古の基地を必要だとする立場だったが、軟弱地盤が発見され工期が大幅に延び、コストもどれだけかかるか分からない。安全保障の観点からも冷静に分析すべきだ」と話し、見直しを訴えた。

 両氏が出演したのはBS―TBSの番組「報道1930」。松原耕二キャスターが自身のツイッターで中谷氏の発言を紹介し、玉城デニー知事が自身のアカウントでリツイート(転載)した。

4176とはずがたり:2020/06/18(木) 10:04:36
地元組織ガタガタしてるから無党派受け狙ってるよな。穢い野郎だぜ

自民・後藤田氏 首相に「いや、いや、いや、そういうことやなく!」 「得意な企業に再委託」発言に
会員限定有料記事 毎日新聞2020年6月16日 05時15分(最終更新 6月16日 10時54分)
https://mainichi.jp/articles/20200615/k00/00m/010/264000c

 「持続化給付金」の業務が活動実態の乏しい一般社団法人「サービスデザイン推進協議会」に外部委託され、大部分が広告大手の電通に再委託された問題を巡り、安倍晋三首相はインターネット番組で「得意な企業に再委託している」などと述べた。これに対し、自民党の後藤田正純・元副内閣相は「いや、いや、いや、そういうことやなく!得意とかでなく!」などとツイッターで激しく「ツッコミ」を入れた。どういう思いで発信したのか? 本人に聞いてみた。【立野将弘】

 この問題を巡り、安倍晋三首相は14日、インターネット動画サイト「ニコニコ動画」の番組で「それぞれの分野に得意な企業がいる。得意なところに再委託すると説明を受けている」などと説明した。

 これに対し、後藤田氏は「片方の見積もりがいくらだったのか?国民の税金なんやから黒塗りはあかんやろ?」「再委託の割合高すぎ、つまり丸投げはいいのか?」「なぜ直接電通発注せんかったん?」とツイートし、首相発言に疑問を投げかけた。ウイルス感染拡大を受け、中小企業や個人事業主に最大200万円を支給する持続化給付金事業の事務を約769億円で協議会に委託した。しかし、協議会は金額の97%を電通に再委託しており、野党は「協議会はトンネル団体だ」などと批判している。入札を巡っても、協議会と競合した「デロイトトーマツファイナンシャルアドバイザリー合同会社」の応札額の方が低く、デロイトの応札額だけが黒塗りで開示されるなど不透明さが指摘されている。

 後藤田氏は首相と距離がある石破派に所属しているとはいえ、当選7回の経歴を誇る自民党衆院議員の発言としては、かなり踏み込んだ内容だ。どういう気持ちでツイートしたのか、話を聞いてみた。

 ――総理の説明で、どこに違和感を覚えたのでしょうか。

 ◆以前からおかしいと思っていたのは、国民の知る権利がなぜ反映されないのかと。もちろん、持続化給付金の政策自体は否定しない。できるだけ早く届くことが大事だと思っています。けれど…

4177チバQ:2020/06/18(木) 18:33:15

https://news.yahoo.co.jp/articles/214a0880e9f68f7e234d950f6df5efd396d5d8df

河井夫妻逮捕、2570万円渡した疑い 参院選めぐる買収




6/18(木) 14:55配信


産経新聞


 参院選の票のとりまとめを依頼する目的で地元議員らに多額の現金を配布したとして、東京地検特捜部は18日、公選法違反(買収)の疑いで、前法相で衆院議員、河井克行容疑者(57)=広島3区=と妻で参院議員、案里容疑者(46)=広島選挙区=を逮捕した。案里容疑者が初当選した昨年7月の参院選をめぐる買収疑惑は、ついに現職議員2人に対する強制捜査に発展した。

 克行容疑者の逮捕容疑は、昨年3月下旬〜8月上旬、参院選で案里容疑者を当選させるため、投票や票の取りまとめなどの報酬として116回にわたって計約2400万円を91人に供与。また、案里容疑者は克行容疑者と共謀し、5人に5回にわたり、170万円を渡したとしている。

 関係者によると、受け取ったのは広島県内の首長や地方議員、陣営関係者らが含まれるという。

 両容疑者は自民党に離党届を提出し、17日に受理された。克行容疑者は同日、国会内で記者団に「良心に照らして、やましい政治行動、法にもとるような政治活動を行ってきたことはない」と強調した。案里容疑者は「弁護士から(発言を)止められています。申し訳ありません」とだけ述べていた。

 克行容疑者は平成8年の衆院選で初当選し、現在7期目。自民党総裁外交特別補佐などを歴任し、昨年9月に法相に就任したが、翌10月に車上運動員への違法報酬疑惑が週刊誌に報じられ辞任した。案里容疑者は15年から広島県議を4期務め、昨年7月の参院選で初当選した。

4178チバQ:2020/06/18(木) 20:03:37
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020061801127&g=pol
安倍政権に大打撃 首相「責任を痛感」―求心力低下へ・河井夫妻逮捕
2020年06月18日19時32分


記者会見の冒頭、河井克行前法相らが逮捕されたことについて謝罪する安倍晋三首相=18日午後、首相官邸
記者会見の冒頭、河井克行前法相らが逮捕されたことについて謝罪する安倍晋三首相=18日午後、首相官邸

 河井克行前法相=自民離党=と妻の案里参院議員=同=の公選法違反容疑(買収)での逮捕について、安倍晋三首相は18日の記者会見で、「かつて法相に任命した者としてその責任を痛感している。国民におわび申し上げる」と陳謝した。しかし、法務行政の元トップによる事件は衝撃で、野党の追及は必至。首相への打撃は大きく、政権運営への影響は不可避だ。

 克行前法相は首相や菅義偉官房長官と近く、案里議員が当選した昨年7月の参院選では首相も菅氏も広島入りし、てこ入れした。首相は事件について「全ての国会議員が襟を正さなければならない」などと一般論を述べたが、詳細に関しては「個別の事件に関すること」と深入りを避けた。
 17日閉幕した通常国会では、新型コロナウイルス対策をめぐる迷走や、前東京高検幹事長の賭けマージャン辞職などが相次ぎ、内閣支持率は低下。「安倍1強」体制は大きく揺らいだ。
 「政治とカネ」の問題では、昨年12月にカジノを含む統合型リゾート(IR)汚職事件で秋元司被告=自民離党=が逮捕された。今回の河井夫妻により安倍政権下で3人の現職国会議員が逮捕される異例の事態となった。
 首相は新型コロナの「第2波」へ備えるとともに、傷んだ経済の回復を急ぎ、政権の立て直しを図る考え。だが、どちらも容易に結果が出る課題ではなく、さらなる求心力低下は避けられない。

4179チバQ:2020/06/19(金) 08:55:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/09f6cba2d17211d31b7703c36d4f6b2cfc3a0ced

揺らぐ政権、与党も憂慮 「安倍首相の責任」野党追及 河井前法相夫妻逮捕




6/19(金) 7:32配信


時事通信


 安倍晋三首相(自民党総裁)が重用した河井克行前法相とその妻、案里参院議員が公職選挙法違反(買収)容疑で、そろって逮捕された。

 党に所属した現職国会議員の夫婦が「政治とカネ」で同時に立件される前代未聞の事態に、ただでさえ逆風にあえぐ安倍政権は基盤が大きく揺らぎ始めた。与党幹部は憂慮の声を上げ、勢いづく野党は首相の政治責任を徹底追及する構えだ。

 河井夫妻逮捕を受けて、自民党の二階俊博幹事長は「大変残念なことだ。厳粛に受け止めたい。現在、捜査中であり、捜査の推移を見守りたい」とのコメントを発表した。

 新型コロナウイルス対応など首相の政権運営に国民の批判や不満が集中、報道各社の世論調査で内閣支持率は急落しており、求心力のさらなる低下は避けられない。自民党の石破茂元幹事長は記者団に「票をカネで買うという民主主義の否定に等しい行為をなした。政権に対して非常に大きな影響がある」と指摘した。

 公明党の斉藤鉄夫幹事長も取材に対し、「国民の政治不信を招いた。誠に甚だ遺憾に感じる。容疑が真実であれば議員辞職に値する」と夫妻を批判。「政権にとって大きな打撃になっている」と認めた。

 野党は攻勢を強めている。立憲民主党など野党は国対委員長会談で、(1)衆参法務委員会理事会などで法務省が逮捕事実を説明(2)衆参予算委で首相が出席して集中審議を開催―するよう政府・与党に求める方針を確認した。衆院予算委の与野党筆頭理事が国会内で協議。野党は要求事項を伝えたが、自民党は持ち帰った。

 立憲の枝野幸男代表は、買収行為が疑われる昨年7月の参院選から2カ月後の内閣改造で河井氏が入閣したことを踏まえ、「直前に逮捕されるような行動を取っていた方を法相に任命した首相の見識が問われる」と非難し、退陣を要求。国民民主党の玉木雄一郎代表は「夫婦そろって現職議員が同時に逮捕されるのは憲政史上に残る汚点だ」と断じ、「速やかに議員辞職すべきだ」と迫った。野党は議員辞職勧告決議案の提出も目指す。

 検察当局は、予定された首相記者会見の3時間前に逮捕に踏み切った。検察トップの検事総長人事をめぐり首相官邸と法務省・検察当局が暗闘を繰り広げてきただけに、自民党内では「(政権への)当て付けだ」(中堅)との声も漏れた。

4180チバQ:2020/06/19(金) 09:25:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/148e70e06baf65560ee033cc11fe8e0df469816f

「パワハラ気質」地元で孤立も スタッフどう喝、選挙仕切る 河井前法相




6/19(金) 7:38配信


時事通信


 河井案里参院議員(46)が初当選した昨夏参院選をめぐり、公選法違反(買収)容疑で逮捕された夫の河井克行前法相(57)。

 関係者からは、周囲をどう喝するなどの「パワハラ気質」を指摘する声が多数聞かれ、地元広島の自民党県連でも孤立していたという。

 前法相は広島県議を経て1996年に衆院議員に初当選し、現在7期目。菅義偉官房長官の側近で、首相補佐官や党総裁外交特別補佐を務めた。昨年9月、第4次安倍再改造内閣で法相として初入閣したが、就任2カ月足らずで案里議員陣営の選挙違反疑惑が表面化し、同10月末に辞任した。

 陣営関係者によると、案里議員の選挙運動では、街宣車のルートを早く決めるよう指示するなど、細部まで取り仕切った。気に入らないことがあるとすぐに声を荒らげ、「土下座しろ」とスタッフを怒鳴り付けたり、「辞めろ」と大声を上げたりする姿が目撃されていた。「ウグイス嬢はトイレにも行かせてもらえなかった」という。

 党関係者も「議員バッジの威光をかさに、国や自治体の役人をどう喝することがあった」と明かす。岸田文雄政調会長=衆院広島1区=が影響力を持つ党県連内では孤立しがちで、地元選出議員に県が政府への要望を説明する年2回の会合にも参加していなかったという。

 前法相と同じく県議出身の案里議員は06年の県議会で、後援会幹部が逮捕された当時の知事に、事件の真相を明らかにするよう迫っていた。「男らしくなさいよ。私がもし知事でしたら、恐らく辞職をしている」。1年生県議ながら激しく知事に詰め寄った当時とは裏腹に、3月の秘書逮捕後も説明を避け続けた前法相夫妻の姿勢には、県民から強い批判が出ている。

4181チバQ:2020/06/19(金) 15:20:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/1c9027cfe0d40b08dd9fd6ea9edd0301afffde24

「憲政史の汚点」「前代未聞」河井夫妻逮捕に与野党啞然




6/18(木) 22:30配信


朝日新聞デジタル







衆院本会議を終え、記者に囲まれて国会を後にする河井克行氏=2020年6月17日午後3時10分、恵原弘太郎撮影
 自民党を離党した前法相の河井克行衆院議員と妻の案里参院議員が18日に公職選挙法違反(買収)容疑で東京地検特捜部に逮捕されたことを受け、野党からは安倍晋三首相の任命責任を問う声が相次いだ。与党からも政権運営への懸念が示されたものの、党幹部は多くを語らなかった。


 「逮捕されるような行動をとっていた方を法相に任命した首相の見識が問われる」

 立憲民主党の枝野幸男代表は記者団にそう語り、首相を批判した。特に克行氏が刑事司法のトップだったことも問題視し、「一言で言って、焼きが回ったとしかいいようがない。退陣表明でもされたらいいんじゃないか。法相に任命した見識を疑う」と語気を強めた。

 国民民主党の玉木雄一郎代表は「夫婦そろって現職の議員が同時に逮捕されるというのは憲政史上に残る汚点だ」と、事態の深刻さを強調。そのうえで「お金の原資は自民党から出ており、(両氏が)離党したとはいえ自民党の責任も極めて重い」とも述べた。

 共産党の小池晃書記局長も、首相が克行氏を法相に任命した経緯から「犯罪行為の疑いをかけられる人物を法務大臣にすえていたという意味では単なる任命責任を超え、重大な責任が安倍首相には問われる」と語った。

 与党内でも、夫妻の問題にとどまらないとして、首相らの責任を指摘する声が上がる。

 公明党の斉藤鉄夫幹事長は「政治不信を招いた。政権にとって大きな打撃になっている」とし、「総理の任命責任はある」と明言した。

 自民党の石破茂元幹事長は記者団に「政権に非常に大きな影響がある。そういう覚悟はしなければいけない」と語り、政権運営に対する悪影響への懸念を表明。石破派の田村憲久・元厚生労働相はBS番組で「前の法務大臣が逮捕ということで本当に前代未聞。(選挙資金などで)党の話も絡んでくるとすれば、党として説明しなければならない」と、党として何らかの説明が必要との考えを示した。

 一方、党幹部は公に多くを語らなかった。案里氏が所属する二階派を率いる二階俊博幹事長は、記者団の取材要請に応じずにコメント発表で対応。「大変残念なことで厳粛に受け止めたい」としたが、「捜査の推移を見守りたい」と記すにとどめた。岸田文雄政調会長は、「自民党の信頼回復のため努力をしなければならない」と応じて見せたが、首相の任命責任の有無を問われても同様の文言を繰り返すばかりだった。(石井潤一郎)


朝日新聞社

4182とはずがたり:2020/06/19(金) 21:07:38
やるきねーなーw

自民拉致対策本部、早期解決訴えるも…目立つ空席
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt2006190016.html
2020/06/19 14:54産経新聞

 自民党は19日、北朝鮮による拉致問題対策本部(山谷えり子本部長)の会合を党本部で開いた。横田めぐみさん(55)=拉致当時(13)=の父、滋さんの死去を受け、改めて早期解決を目指す方針を確認した。ただ、出席議員は20人あまりにとどまり、会合は熱気を欠いた。

 会合冒頭、滋さんへの黙祷(もくとう)がささげられた。山谷氏は「国家の威信をかけて一日も早く解決しなければいけない。意見交換を活発に行いたい」と訴えた。出席議員からは「政府・与党が一丸となって取り組むべきだ」「なぜ進展しないのか検証すべきだ」といった声が上がった。

 ただ、会場には空席が目立った。この日から新型コロナウイルス対策として求められていた「県をまたぐ移動」の自粛が解除され、多くの国会議員が地元に帰ったことが影響したとみられる。出席議員の一人は「みんなずっと地元に帰れていなかった。仕方がない」と語る。

 とはいえ、拉致問題の解決は安倍晋三首相(自民党総裁)が政権の最重要課題に位置付け、18日の記者会見でも「私の使命」と言及している。自民党は挙党態勢で後押しすべき立場にあるが、党会合が振るわない状況では“本気度”を疑われかねない。(石鍋圭)

4183チバQ:2020/06/22(月) 00:37:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/a364459521003d0ecd1b94c2e99ac35c9f008cd6

1.5億円使途、自民内に不信感 首相の説明求める声も 河井夫妻逮捕




6/20(土) 7:22配信


時事通信


 昨年7月の参院選をめぐり、前法相の衆院議員河井克行容疑者と妻の参院議員案里容疑者(ともに自民党離党)が逮捕された公職選挙法違反事件で、党本部は夫妻側に送金した計1億5000万円の使途を「広報費」としか明らかにしていない。

 党内には安倍晋三首相(党総裁)ら執行部の説明不足に対する不信感が募る。一方、これを「買収の原資」とみる野党は、一段と攻勢を強めた。

 「首相には、なぜ1億5000万円も払わないといけない候補だったのか、説明責任がある」。自民党幹部の一人は19日、こう言い切った。

 ◇「広報費」に疑問
 二階俊博幹事長は夫妻が離党した17日、1億5000万円の使途について、記者団に「党勢拡大のための広報紙を複数回、全県に送った費用に充てられた」と説明。「買収資金に使うことはできない」と強調した。

 しかし、夫妻が逮捕された18日は記者団の質問に応じず、「捜査の推移を見守りたい」とのコメントを文書で発表するにとどめた。

 案里容疑者の陣営は、広島県内の全世帯に3〜4回程度、チラシを配布したとされるが、費用の詳細は不明。党参院幹部は「(地元議員らに渡ったとされる)2570万円の原資だったのか、調べないといけない」と指摘した。

 「広報費」との説明に対し、党内からは「帳簿上はそうなっているが、怪しい。党の資金以外にも官房機密費が使われている可能性もある」(関係者)との疑念も漏れる。

 1億5000万円の提供を誰が決めたのかも不透明なままだ。党関係者の一人は「これだけ多額の資金を一人の候補者に振り込むことは、通常あり得ない。首相官邸の指示がないとできない」と指摘した。

 先の参院選で案里容疑者と競合、落選した岸田派ベテランに、党本部から提供されたのは、10分の1の1500万円だった。岸田派が18日に開いた例会では「(広報費に)1億5000万円もかかるわけがない。ちゃんと説明すべきだ」との恨み節が漏れた。

 ◇「買収資金」と追及
 野党側は真相究明を求めて勢いづく。立憲民主党の安住淳国対委員長は19日、自民党の森山裕国対委員長と会談し、国会の閉会中審査で首相が直接説明するよう要求。森山氏は「前例がない」と難色を示したが、安住氏は「答えられる人は首相しかいない」と譲らなかった。

 衆参両院の法務委員会は19日の理事懇談会で、法務省から事実関係を聴取した。野党共同会派の階猛氏は「1億5000万円が買収資金に使われたのではないか」とただしたが、与党側は「この場で議論すべきではない」と反発。理事懇後、階氏は記者団に「(与党が)非常にナーバスになっている」と述べ、今後も追及する考えを示した。

4184チバQ:2020/06/22(月) 18:26:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/8a8d74656c412eb4c08e94d90127eb1731ab52a8
安倍首相の周囲にいる大臣以上の権力持つ7人の「君側の奸」
6/22(月) 16:05配信

NEWS ポストセブン
安倍首相の傍らにはいつも今井氏がいる(時事通信フォト)

 三国志で知られる後漢末期、皇帝に取り入った十常侍(じゅうじょうじ)と呼ばれる宦官たちが権勢をほしいままにし、王朝の滅亡を早めた。安倍晋三・首相の周囲にも、総理の威を借りて大臣以上の力を持ち、行政をねじまげてきた7人の“君側の奸(くんそくのかん)”がいる。

 その筆頭が「総理の振付師」と呼ばれる今井尚哉・総理首席秘書官だ。「今井ちゃんはすごく頭がいいんだよ」。安倍首相は今井氏をそう絶賛する。

 父は勤務医で、宇都宮高校から1浪して東大法学部に入学し、通産省(現・経済産業省)に入省(1982年)。第一次安倍内閣で総理秘書官を務めたことで首相の信頼を得た。父方の伯父は城山三郎の『官僚たちの夏』のモデルの1人である今井善衛・元通産事務次官、もう1人の叔父は今井敬・元経団連会長という官界のサラブレッドで、省内では“将来の事務次官候補”と見られていた。

 しかし、安倍氏は首相に返り咲くと資源エネルギー庁次長に出世していた今井氏を政務の総理首席秘書官としてスカウトする。今井氏は経産省を辞職して官邸入りし、2019年からは総理補佐官(総括担当)を兼務して名実ともに国政全般で総理を補佐する立場になった。

 コロナ対策でも今井氏が官邸から実質的な指揮をとっているとされる。安倍首相が文科省の反対を押し切って全国一斉休校を要請したのは今井氏の進言とされ、新型コロナ治療薬の開発でも古巣の経産省に「アビガン・チーム」を発足させ、安倍首相に「5月中に承認したい」と言わせた。ただし、現在も承認のめどは立っていない。

『官邸官僚 安倍一強を支えた側近政治の罪』の著書があるノンフィクション作家・森功氏が語る。

「今井氏は国民に選挙で選ばれた政治家ではなく、あくまで総理の助言者だが、いまやその官邸官僚が安倍政権そのものを傀儡化するといういびつな権力構造になっている。今井氏の頭にあるのは国民生活や国益より、自分を重用してくれた安倍総理の支持率をあげること。そのために経産官僚を用いて政策を総合的に動かし、経産省の後輩の西村康稔をコロナ担当相に抜擢するなど閣僚人事にも影響力を行使するまで権力を肥大化させた」

 官邸官僚はこの今井氏を中心に人脈がつながる。

◆上役を叱りつける

「全国民に布マスクを配れば不安はパッと消えますよ」。安倍首相にそう進言した“アベノマスクの発案者”とされるのが佐伯耕三・総理秘書官だ。

 灘中、灘高から東大法学部を卒業。経産省の先輩である今井氏に引き立てられて官邸の“チーム今井”に入り、史上最年少の42歳で総理秘書官(事務)に抜擢された。いまや今井氏を通さずに安倍首相に直接意見を具申できる立場とされる。

「桜を見る会」では、首相のそばに寄り添い、地元支援者や芸能関係者を甲斐甲斐しくアテンドする映像が流れた。

「学生時代の友人に取材すると、佐伯氏は『頭は抜群にいいが、朗らかで偉ぶらない』という人物評だった。それが官邸で権力を持つと人が変わった。アベノマスク配布をめぐるトラブルでは経産省の7期上の上役である荒井勝喜・政策立案総括審議官を『安倍内閣を潰す気なのか』と叱りつけている」(森氏)

 国会でも、加計学園問題で総理を追及した野党議員に対し、佐伯氏が控え席から「違う」と野次を飛ばして大問題になった。“虎の威”官僚の典型だろう。

 官邸の経産省人脈で今井氏、佐伯氏の大先輩にあたるのが長谷川榮一・内閣広報官兼総理補佐官である。

 長谷川氏が安倍首相と親交を深めたのは2人が“不遇”な時代だった。第一次安倍内閣で内閣広報官を務めた長谷川氏は10年に退官したが、民主党政権下で満足な天下り先が用意されなかった。

 その頃、持病の悪化で退陣を余儀なくされた安倍氏も“失意の底”にあった。長谷川氏はそんな安倍氏を誘って後輩の今井氏とともに高尾山に登山するなど親交を絶やさなかったが、そのことが思わぬ出世につながった。安倍氏が首相に返り咲くと、再び内閣広報官に起用されたのだ。

「内閣広報官に復帰すると、『拾われた身だから恩返ししたい』と言っていたそうです」(同前)

 その言葉通り、「総理の護衛役」を任じ、長谷川氏が室長を務める内閣広報室は毎日のテレビ番組の内容を監視し、政権を批判するコメンテーターなどの発言をチェックしている(本誌・週刊ポスト6月5日号既報)。

4185チバQ:2020/06/22(月) 18:26:52
 また、長谷川氏自身、安倍首相の記者会見の進行役を務め、厳しい質問が続くと会見を切り上げることでも知られる。

「総理は自分の口から言えないから」
 官邸官僚の権力を笠にきた乱脈ぶりをさらけ出したのがこのカップル、和泉洋人・総理補佐官と大坪寛子・審議官だろう。

 公務での海外出張中、2人は内扉でつながったコネクティングルームに宿泊するなど公私混同の“不倫旅行”などが報じられ、京都出張ではかき氷を「あ〜ん」と食べさせながら、ノーベル賞学者の山中伸弥・京都大学教授の研究所を訪問してiPS細胞研究予算の打ち切りを宣言し、大坪氏は「私の一存でなんとでもなる」と恫喝した。

 一方の和泉氏は加計学園の獣医学部新設をめぐって、文科省の前川喜平・事務次官(当時)に「総理は自分の口から言えないから、私が代わって言う」と早く認可を出すように迫ったとされる(前川証言)。

 まさに政権の汚れ仕事を担う“隠密”のような存在であり、パートナーの大坪氏はさしずめ“くの一”といったところだ。

 その和泉氏は今井氏らとは人脈が違う。東大工学部から建設省(現・国土交通省)に入省した技術キャリア。第二次安倍政権発足と同時に「国土強靭化」担当の総理補佐官に抜擢される。

 安倍政権が官邸に「健康・医療戦略室」を新設すると、和泉氏は室長を兼務し、厚労省から参事官として出向していた大坪氏を内閣審議官室次長に引き上げた。

「和泉氏は各官庁に幅広い人脈があって、神出鬼没で加計学園から辺野古の米軍基地移設、東南アジアへのインフラ売り込みやコロナのクルーズ船対応まで多くの分野に口を出す。一連のスキャンダルの責任を取らせて解任説もあったが、政権の恥部を知るだけに官邸も首を切ることができなかったようです」(森氏)

 警察人脈も官邸で重用されてきた。霞が関官僚の頂点に立つ杉田和博・官房副長官と北村滋・国家安全保障局長だ。

「総理の守護神」と呼ばれる杉田氏は警察庁警備局長から内閣情報調査室長、初代の内閣情報官、内閣危機管理監を歴任した危機管理のプロで、退官後、「2008年に失意の時代の安倍氏とスキー旅行で親交を深め、第二次安倍政権の内閣官房副長官に抜擢された」(森氏)という人物だ。後に加計学園問題で官邸の介入を告発する前述の前川・文部科学事務次官を“出会い系バー通い”で注意した人物でもある。

 北村氏と安倍氏との出会いは1989年。「北村氏が警察署長だった時に、順天堂病院に入院した安倍首相の父・晋太郎氏をなにかと気にかけた。その時、まだ秘書だった晋三氏と知り合った」(同前)

 その後、警察庁総括審議官、内閣情報官を歴任し、特定秘密保護法の成立から北朝鮮外交まで安倍首相の“特命”で動いてきた。

 杉田氏と北村氏の2人はインテリジェンス(諜報)のプロで、各省庁の情報を握って政権の危機管理を担ってきた。安倍政権がこれまでスキャンダルを乗り越えてきたのは彼らが目を光らせてきたからでもある。

 北村氏は「官邸のアイヒマン」の異名がある。

 ある者は官邸から官庁の頭越しに指示を出し、ある者は上役を怒鳴り上げ、またある者は情報に目を光らせ、“隠密”となって敵を恫喝する。

 安倍首相に“忠誠”を誓う7人の官邸官僚が国民に牙を剥いたとき、この政権は坂道を転がり始めたのだ。

※週刊ポスト2020年7月3日号

4186チバQ:2020/06/22(月) 22:33:07
https://news.goo.ne.jp/article/bunshun/politics/bunshun-38571.html
【ポスト安倍】不仲説は本当? 岸田文雄氏に菅官房長官との関係を直撃
2020/06/21 06:00文春オンライン

「前回の総裁選に出馬された石破(茂)さんも政治家です。自らどうあるべきか、どう行動すべきか、絶えず自問自答しておられるのでしょう。石破さんは同じ1957年生まれで、以前から一緒に誕生会を開いている間柄でもある。ただ、私としては他人をどうこう言うより、まずは自分がやるべきことを考えるほうが先。腹の中は別として、表向きはそうありたいと思っています」

「文藝春秋」7月号のインタビューで、そう語ったのは、岸田文雄政調会長(62)。「ポスト安倍はどっちだ」と題した同じ7月号のインタビューで、石破茂元幹事長が二階俊博幹事長や菅義偉官房長官へ秋波を送るなか、安倍晋三首相が次期総裁の「本命」と見ている岸田氏の動向が注目されている。

古賀氏も認めていた岸田氏と菅氏の「距離感」
「文藝春秋」2019年11月号に掲載したインタビューで、初めて総裁選出馬を明言した岸田氏。ただ、「ポスト安倍」候補を尋ねる世論調査では軒並み支持率は3〜4%程度に留まり、知名度の低さは相変わらずだ。

 それでも、安倍首相や麻生太郎副総理らは、岸田氏を次期総裁候補として位置付けてきた。第1次補正予算案で当初、首相の意を受け、「減収世帯への30万円給付案」を取りまとめたのも岸田氏だった。ところが、公明党・創価学会の反発を受け、「国民一律10万円給付案」へ舵を切らざるを得なくなったのは記憶に新しいところだ。

 首相らの支持を背景に先頭を走ってきたはずの「ポスト安倍」レースに暗雲が立ち込めるなか、焦点となっているのが、菅氏との関係である。

 古賀誠元幹事長が「文藝春秋」4月号で「どうも互いが互いを苦手にしているのか、接点があまりないようです」と述べたように、両者に距離感があるのは事実。菅氏が裏では、岸田氏に否定的な発言を重ねているとも伝えられる。そんな中、若手議員らへの影響力も大きい菅氏との連携に期待感を滲ませたのが、総裁選のライバル・石破氏だ。

「二人だけでお話しする機会はありません」
 果たして岸田氏は、“不仲説”が取り沙汰される菅氏との関係をどう受け止めているのか。

「私が現在会長を務めている宏池会の先輩、古賀誠名誉会長が『文藝春秋』(4月号)のインタビューで『岸田総理を菅(義偉)さんが支える』と仰ったそうですね。どういう趣旨なのか、詳しくは聞いていませんけれど(笑)。もちろん菅さんとは仕事柄、時々お会いします。かなり昔ですが、菅さんも一時期、宏池会にいらっしゃいました。ただ、最近は二人だけでお話しする機会はありません。いずれにしても、菅さんをはじめ様々な方の意見を聞き、決断をしていくことが大事だと思います」

 世論調査の数字が低迷するなか、岸田氏は今、来年9月に予定される総裁選についてどう考えているのか。その答えは、「文藝春秋」7月号ならびに「文藝春秋」digitalに掲載した岸田氏のインタビュー「 リーダーには『聞く力』が必要だ 」をお読みいただきたい。そのほか、安倍首相の新型コロナウイルス対応に欠けている点や、黒川弘務前東京高検検事長の賭けマージャン問題、「大好き」と語るお酒との付き合い、自身が目指す「コロナ後の国家像」などについても8ページにわたって語っている。

※「文藝春秋」編集部は、ツイッターで記事の配信・情報発信を行っています。 @gekkan_bunshun のフォローをお願いします。

※音声メディア・Voicyで「 文藝春秋channel 」も放送中! 作家や編集者が「書けなかった話」などを語っています。こちらもフォローをお願いします。

(「文藝春秋」編集部/文藝春秋 2020年7月号)

4187とはずがたり:2020/06/23(火) 23:06:03
まあ規格外は全部二階みたいなとこあるけど安保オタクの石破のとこの方が似合ってたような。

長島昭久氏が二階派入りへ 幹部に意向伝える
6/23(火) 15:00配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/1615a4784858726542f2091253411032e686138c
産経新聞
長島昭久衆院議員

 旧民進党出身で昨年6月に自民党入りした長島昭久衆院議員が二階派(志帥会、46人)に入会することが23日、分かった。二階派幹部に入会の意向を伝え、近く了承される見通し。長島氏の加入により、二階派は所属議員数で党内第4派閥の岸田派(宏池会、47人)と並ぶ。

4188とはずがたり:2020/06/24(水) 00:49:15
まあ今の段階ではリップサービスだろうけど,安倍がやばくなったら全自民党議員が石破に靡いて自民党は変わったとかいうやろし,そんな中,一番初めから石破を支持してたみたいな顔してどっかり幹事長席に坐るのが二階だと思ってるw

ポスト安倍レースで石破氏に勢い 二階幹事長が支持表明、鍵握る麻生副総理
2020年6月23日(火)11時32分
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2020/06/post-93752.php?t=1

ポスト安倍を巡る与党内議論が流動化している。首相が後継者として期待してきた岸田文雄政調会長に対する支持が広がりを欠いているためだ。その中で各種世論調査で人気の高い石破茂元幹事長に二階俊博幹事長が支持を明言し、これを菅義偉官房長官も側面支援。写真は都内で2015年7月撮影(2020年 ロイター/Toru Hanai)

ポスト安倍を巡る与党内議論が流動化している。首相が後継者として期待してきた岸田文雄政調会長に対する支持が広がりを欠いているためだ。その中で各種世論調査で人気の高い石破茂元幹事長に二階俊博幹事長が支持を明言し、これを菅義偉官房長官も側面支援。次期首相は岸田氏よりも石破氏が有利との見方が与党内で浮上しつつある。これまで安倍首相と共に岸田氏を支持してきた麻生太郎財務相兼副総理の意向が注目されつつある。

安倍首相の自民党総裁任期まで1年以上あるにもかかわらず、ポスト安倍が取り沙汰されるのは、首相が安倍政権を批判し続けてきた石破氏が後継者となるのを嫌い、岸田氏に禅譲を目指すのであれば、任期前の辞任が必要とみられてきたためだ。自民党の党則で、総裁が任期満了前に辞任すれば、石破氏の人気の高い地方票の影響が少ない形で、主に国会議員の意向で総裁を決められるためだ。

首相が退陣し得るタイミングとして、1)東京五輪・パラリンピックが新型コロナウイルスの世界的な感染継続懸念により今秋に中止された後、2)米大統領選で安倍首相と良好な関係を構築してきたトランプ氏が落選した場合──などが想定されている。


このため首相が所属する党内最大派閥の細田派と麻生派、岸田派が連携し、安倍首相が任期中に退陣すれば「岸田政権」への禅譲は可能とされていた。

しかし、ここにきて自民党内では岸田氏の不人気が表面化し、このシナリオに黄信号がともり始めた。新型コロナ対策の2020年度第1次補正予算案策定では、困窮者向けに30万円給付を打ち出したが、閣議決定後に公明党の反対で配付対象を全世帯一律に広げた10万円給付に差し替えられ、「リーダーシップがない」(自民中堅)とみられ、「真面目だが、演説が面白くない」(自民党幹部)などと言われ始めた。

一方、報道各社の世論調査で軒並みポスト安倍人気首位に立つ石破氏については、従来「与党内では人気はない」(細田派)とされてきたが、二階幹事長が8日、「将来さらに高みを目指して進んでいただきたい期待の星の一人だ」「自民党でも最も古い最も経験豊かな政治家の一人だ」と持ち上げ、支持を明確にしたことで、流れが変わってきた。

従来から岸田氏のリーダーシップ不足を批判してきた菅義偉官房長官も二階氏と石破氏の接近を「裏でつないだ」(自民党幹部)とされる。石破氏支持を公言しないのは、「官邸の要職についているから控えている」(二階派幹部)とみられる。

その中で、岸田氏不利との観測は広がりを見せている。首相のお膝元の細田派内で下村博文選挙対策委員長、稲田朋美党幹事長代行らが、岸田氏に対抗してポストコロナ時代を見据えた政策勉強会を立ち上げたほか、自民党内の票読みでは「岸田氏は結局、岸田派からしか支持を得られないことになる」(閣僚周辺)との試算もあるようだ。このため「国会議員だけで総裁選を実施しても岸田氏が勝てるかどうか分からない」(麻生派)との見方も出てきた。

このため麻生氏の判断に注目が集まっている。複数の自民党幹部によると、麻生氏は安倍首相に対して、岸田氏では党内がまとまらないとの情勢分析を伝えたもよう。「現時点では石破氏・岸田氏両にらみだが、現実的判断に傾くのは時間の問題」(自民中堅)との観測も聞かれ、動向が注目される。


[ロイター]

4189チバQ:2020/06/24(水) 10:47:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/1ca4bcca0b0c831627564fda54247876d9cfd872
自民人事、二階氏続投が焦点 党内安定か刷新か 「ポスト安倍」の戦略左右

6/24(水) 7:11配信
 9月に任期満了を迎える自民党役員人事では二階俊博幹事長(81)が続投するかが最大の焦点だ。

 安倍晋三首相(党総裁)が留任させて政権基盤の安定を狙うのか、党内きっての実力者を交代させて人心一新を図るのか。「ポスト安倍」を目指す石破茂元幹事長(63)と岸田文雄政調会長(62)も注視している。

 首相と二階氏は24日夜に会食し、党内情勢を話し合う予定。2人は新型コロナウイルス感染拡大で自粛していた「夜の会合」を再開させ、連日のように党内の実力者と顔を合わせている。24日は秋の人事をにらみ腹を探り合う前哨戦となりそうだ。

 二階氏の処遇が注目されているのは、来年9月末が総裁任期満了となる首相にとって最後の党役員人事となる可能性が高いためだ。昨秋の人事では二階氏の交代を一時模索し、見送った経緯もある。今回は政権総仕上げに向けた首相のメッセージとなる。

 河井克行前法相夫妻の逮捕などで政権の土台が揺らぐ中、首相が続投を選択すれば、党内ににらみを利かす二階氏を取り込むことで、引き続き安定を重視したとみられる。一方、幹事長交代ならば人事刷新で政権立て直しを図る意図が伝わる。新幹事長に岸田氏を据えれば、自身の後継者とする狙いも鮮明になる。

 人事は石破、岸田両氏の戦略も左右しそうだ。石破氏は総裁選での後ろ盾を期待し、二階氏との連携強化を模索。18日のBS番組でも二階氏を「政界の表も裏も、人の心のあやも、与野党の関係も一番知っている方だ」と持ち上げた。二階派内には、幹事長から外れれば二階氏が石破氏と「反安倍」で結束すると警告する声もある。

 岸田氏はコロナ対策で主導した「30万円給付」案が二階氏の発言を契機にひっくり返ったこともあり、関係はぎくしゃくしたままだ。岸田派内には二階氏との距離を縮めようとする動きがある一方、総裁選をにらみ「岸田氏は幹事長をやった方がいい」(派閥幹部)との意見も根強い。ただ、岸田氏が幹事長ポストを狙えば、続投を求める二階派との関係悪化は避けられない。

 細田派ベテランは幹事長人事について「現状維持だろう。二階氏を代えるリスクは高い」と指摘した。

 石破、岸田両氏は23日夜、東京都内で石原伸晃元幹事長らを交えて定例の食事会を行い、政治情勢をめぐって意見を交わした。

4190チバQ:2020/06/24(水) 13:39:17

https://news.yahoo.co.jp/articles/0bfda739daffcc59ed52842742ed0926d3c3c2c6

自民無派閥の長島昭久氏、二階派加入の意向固める




6/23(火) 23:03配信


毎日新聞







長島昭久氏=川田雅浩撮影
 旧民主党政権で首相補佐官などを歴任し、2019年自民党に移籍した長島昭久衆院議員(東京21区)が、二階派に加入する意向を固めた。二階派幹部が23日明らかにした。長島氏はこれまで無派閥で活動してきたが、支持者などへの説明を終え次第、加入手続きに入るという。

 二階派の所属議員数は公職選挙法違反(買収)容疑で逮捕された参院議員の河井案里容疑者の離党に伴い46人になっていたが、長島氏の加入で47人に戻る。【野間口陽】

4191チバQ:2020/06/24(水) 21:31:33
https://www.sankei.com/politics/news/200624/plt2006240023-n1.html
自民、党内にじわり解散風? 首相「頭の片隅にもない」
2020.6.24 19:41
 衆院議員の任期が残り約1年4カ月となる中、政界で安倍晋三首相が早期の衆院解散・総選挙に打って出るのではないかとの臆測が広がっている。年内のタイミングを逃せば「追い込まれ解散」となり、防戦を余儀なくされる可能性が高まるためだが、新型コロナウイルスの第2波に備える必要などから慎重論も根強い。(広池慶一)

 「いつ解散があってもいいという、研ぎ澄まされた感覚で政治に臨んでいかなくてはならない」

 自民党の二階俊博幹事長は23日の記者会見で、解散時期をめぐり、さまざまな発言が増えていることに、こうクギを刺した。

 党内では、早期解散論への指摘が増えている。森山裕国対委員長は20日、鹿児島市で開いた党会合で「そう遠くない時期にある。しっかり備えなければならない」と強調。首相に近い世耕弘成参院幹事長も23日の会見で「いつあってもおかしくない」と語った。

 早期解散の臆測は、首相と麻生太郎副総理兼財務相とが10日、2人きりで約1時間会談した後、一気に広まった。麻生氏は首相時代、支持率の高かった就任直後の解散機会を逸し、衆院議員の任期満了近くとなる「追い込まれ解散」を強いられ、下野した苦い経験がある。党幹部は「失敗を知るだけに早期解散を進言しているはずだ」と見る。

 解散風に神経をとがらせているのは野党も同じだ。国民民主党の玉木雄一郎代表は24日の会見で、「常在戦場という言葉があるが、常に備えを万全にしていく」と強調。立憲民主党の枝野幸男代表も「お盆明けにも解散だと思っている」と警戒を強める。

 特に選挙基盤の弱い若手を中心に危機感が強まっており、国民の幹部は「野党は大きな固まりにならなければ勝てない」と語った。

 一方、解散論と距離を置くのが、新型コロナの影響で得意の組織運動を封じられている公明党だ。党幹部は早期解散について「準備が間に合わない。こんな状況で選挙をしたら自民も公明も負ける」と断言。24日に首相と会談した山口那津男代表も記者団に、首相が「頭の片隅にもない」と語ったことを強調した。

4192チバQ:2020/06/24(水) 21:33:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/81ae5a530643d77e0415c1052e813e95a9ebed7d
年齢差別?「定年制の乱」に二階氏・進次郎氏も参戦!自民「73歳規定」廃止めぐりベテランと若手が火花
6/24(水) 12:00配信

FNNプライムオンライン
自民党独自のルール「比例73歳定年制」めぐる世代間闘争
FNNプライムオンライン

自民党内で適用されている、衆院選の比例代表の「73歳定年制」が、国会閉会後もベテラン議員と若手議員の間の対立の火種となっている。

【画像】自民党若手議員がベテラン議員に反発

自民党の現在の規定では、党内の「世代交代」を促す目的で、73歳以上の衆院選候補者は比例代表への重複立候補が認められず、小選挙区で敗北した場合、比例復活当選ができないことになっている。これは小泉政権の時から適用された、自民党独自の決まりだ。

この規定について党内のベテラン議員らが、「政府が人生100年時代を唱える中で年齢により“差別”を行うのはおかしい」と廃止を求めたのに対し、定年制維持を求める若手議員らが猛反発しているのだ。

定年制廃止へ動き出したベテラン議員
6月12日、自民党の衛藤征士郎元衆院副議長(79)と平沢勝栄広報本部長(75)が、二階幹事長(81)や下村選挙対策委員長(66)と面会し、定年制廃止を直訴した。両氏は、「いやしくも候補者にハンディを附すことは著しく平等を欠く」「年齢によって優劣の差を条件にすることは、議会制民主主義に著しく逆行する」として定年制廃止を求めた「有志議員一同」名での要請書を提出した。

要請後、衛藤氏は記者団に対し、二階幹事長も定年制廃止について「当然じゃないか、当たり前じゃないか」と述べ賛同したと強調した上で、次のように若手議員をけん制した。

「あえて若手の候補者に一言申し上げたい。高齢者の高き志に対し、果敢に挑戦し、圧倒する意気込みと迫力を示してほしい」

若手議員らがベテランに反発
こうしたベテラン議員らの動きに対し、党内の若手議員らはすぐさま反発した。ベテラン議員らによる申し入れの直後、若手議員中心の青年局が議論を行い、小林史明青年局長(37)が、73歳定年制の維持を下村選対委員長に申し入れた。

小林局長は、その後の記者会見で次のようにベテラン議員を批判し、挑発的とも言える言葉で、定年制廃止への「断固反対」を強調した。

「コロナにおいて大変国民が厳しい状況にある中で、国会議員の立場を守るための議論が行われていることに正直、優先順位が全く違うと驚きを隠せない。新しい課題を解決したいと国政に挑戦してくる新しい方々に門戸を開くことが優先順位は最も高い。高き志を持っている先輩方にはぜひ堂々と小選挙区で戦っていただきたい」

会見に同席した若手議員からも次のように、定年制維持を求める声が相次いだ。
「厳しい初陣を戦う人たちが国民の負託に応えるためには比例の枠を活用することもある」
「比例には選挙が脆弱な若い人たち、女性に枠を設けるべき」
「(定年制)導入の際には中曽根元総理や、宮沢元総理にも引退いただいた、ある意味多くの血を流した制度だ」

ある青年局所属議員は「ベテランは余人を持って代えがたいと言う人もいるが、選挙で選ばれているんだから誰だって余人を持って代えがたい」と強調している。現時点で73歳以上の自民党国会議員は、党の全議員の1割以上を占めていて、若手議員には党内の「世代交代」への期待の声が強い。

自民党幹部の反応は二分
この「73歳定年制」をめぐるベテラン議員と若手議員の真っ向からの対立に、党幹部である二階幹事長と岸田政調会長(62)の意見は真っ二つに分かれた。

二階幹事長:
「上の年齢なんかとやかく言うべきではなくて、選挙があるから、選挙がすべてではないか。年齢制限よりも選挙に勝つことが大事ではないか」

岸田政調会長:
「定年制を設けることによって、選挙基盤の弱い若手や、多様な人材により大きなチャンスを与えるという趣旨で設けられていると理解している。そういったことから意味はあると思っている」



廃止賛成の二階氏と、廃止反対の岸田氏。両氏は去年の人事での幹事長ポスト争いや派閥所属議員の選挙区調整、さらにポスト安倍をめぐっても緊張関係にあるが、この定年制をめぐっても真っ向対立する形となった。

4193チバQ:2020/06/24(水) 21:35:09
閣僚も賛成・反対分かれ“閣内不一致”に
今の安倍内閣の閣僚の中でも、それぞれの立場により意見が分かれた。定年制廃止に賛成の立場を示したのは竹本直一IT相(79)だ。かつて73歳を目前にして比例復活したこともある竹本氏は12日の記者会見で、閣僚としてではなく個人の見解として次のように述べた。

「そもそも年齢制限があるという国はあまりないんじゃないか。100歳までの人生設計を考えることを国政でやらなきゃいけないという時に、年齢で除くというのはどうかと個人的には思っている」

一方、定年制維持を明確に主張したのは小泉進次郎環境相(39)だ。小泉氏もかつて青年局長を務めた上、この定年制を導入したのは父の小泉純一郎元首相だったという経緯もある。小泉氏は会見で、「これは自民党の青年局魂が発揮されるところだと思う」と述べた上で、次のように廃止反対を訴えた。

「小選挙区は定年ありませんから。人生100年時代と合わせて今回の比例の定年制を見直せという動きがあるそうですが、小選挙区であれば人生100年時代という以上に、100歳であっても200歳であっても、小選挙区は定年制がありませんから。だから私は反対です」

党幹部への直訴“第2ラウンド”が同日に勃発
このように閣僚も参戦し賛否が入り乱れる中で、党執行部への働きかけをめぐる戦いの第2ラウンドが始まった。

小林氏率いる青年局は18日、自民党幹事長室、下村選対委員長、岸田政調会長に対し、再度申し入れを断行した。73歳定年制が堅持されることで、女性をはじめとした多様な人材が登用されやすくなると論陣を張り、地方議員らも含めた青年局の総意だと主張した。

一方で同日夜、二階幹事長と食事を共にしたのは衛藤氏、平沢氏ら定年制廃止を唱えるベテラン議員たちだった。「能力ではなく、年齢で一律に差別されるのはおかしい。選挙にはどうしても不確定要素がある。比例復活の保証があるかどうかでは安心が全然違う」と力説した出席者の1人は、二階幹事長が「不退転の決意で(定年制廃止を)やる」と明言したと廃止への自信を見せた。

平均寿命が延び、頭脳明晰なベテラン議員も活躍している中で、「年齢だけで差別されるのはおかしい」と訴えるベテランたち、一方で「世代交代への逆行」だと異を唱え、多様な人材が登用されやすくする定年制の重要性を訴える若手たち、どちらの意見も十分傾聴に値するだろう。

党内の世代間闘争にポスト安倍をめぐる政局的要素も絡み始めたこの議論。秋にも解散総選挙が行われる可能性が取りざたされる中で、どのような結論に至るか議論の推移を見守りたい。

(フジテレビ政治部 山田勇)



山田勇

4194とはずがたり:2020/06/24(水) 22:18:52
いよいよ「政局モード」 首相が「よろしければ」二階氏と会食 「通訳」は林幹雄氏
会員限定有料記事 毎日新聞2020年6月24日 21時11分(最終更新 6月24日 21時11分)
https://mainichi.jp/articles/20200624/k00/00m/010/252000c

 安倍晋三首相は24日夜、自民党の二階俊博幹事長と東京・赤坂の日本料理店で会食した。首相と二階氏が少人数で会食するのは2年3カ月ぶり。首相は同日昼には公明党の山口那津男代表と首相官邸で昼食を共にした。通常国会が閉会し、内閣支持率が低迷する中で、首相は与党の引き締めを図るためか会合を増やし始めた。衆院解散や内閣改造・自民党役員人事などを巡って「政局モード」に入りつつある。

 首相と二階氏の会食には、二階氏の腹心である林幹雄幹事長代理も同席した。首相は自身の後継候補と見込む岸田文雄政調会長を秋の党役員人事で幹事長に起用する案を抱いているとされ、二階氏の反応を探った可能性がある。二階氏は続投に意欲的で、会談の行方によっては党内情勢が緊迫化しそうだ。

4195とはずがたり:2020/06/24(水) 22:21:05
いよいよ「政局モード」 首相が「よろしければ」二階氏と会食 「通訳」は林幹雄氏
会員限定有料記事 毎日新聞2020年6月24日 21時11分(最終更新 6月24日 21時11分)
https://mainichi.jp/articles/20200624/k00/00m/010/252000c

 安倍晋三首相は24日夜、自民党の二階俊博幹事長と東京・赤坂の日本料理店で会食した。首相と二階氏が少人数で会食するのは2年3カ月ぶり。首相は同日昼には公明党の山口那津男代表と首相官邸で昼食を共にした。通常国会が閉会し、内閣支持率が低迷する中で、首相は与党の引き締めを図るためか会合を増やし始めた。衆院解散や内閣改造・自民党役員人事などを巡って「政局モード」に入りつつある。

 首相と二階氏の会食には、二階氏の腹心である林幹雄幹事長代理も同席した。首相は自身の後継候補と見込む岸田文雄政調会長を秋の党役員人事で幹事長に起用する案を抱いているとされ、二階氏の反応を探った可能性がある。二階氏は続投に意欲的で、会談の行方によっては党内情勢が緊迫化しそうだ。

4196チバQ:2020/06/25(木) 20:06:37
>>4167
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20200625k0000m010254000c.html
自民・高鳥修一氏が新保守グループ 稲田幹事長代行と距離
2020/06/25 19:44毎日新聞
自民・高鳥修一氏が新保守グループ 稲田幹事長代行と距離

自民党の高鳥修一衆院議員

(毎日新聞)

 自民党の高鳥修一筆頭副幹事長らが25日、新たな保守系グループ「保守団結の会」を発足させた。高鳥氏は稲田朋美幹事長代行と行動を共にしてきたが、稲田氏が女性活躍に活動の力点を移し選択的夫婦別姓にも理解を示したことから、距離を置く姿勢が見え隠れする。次期総裁選への立候補に意欲を示す稲田氏には痛手となりそうだ。

 同日党本部で開かれた設立総会には25人が出席。高鳥氏は冒頭あいさつで「総裁選のための会ではない。稲田さんに対抗するための会でもない」と断りつつ、「日本の保守主義を政治理念とし、この国難にあたり生ある限り祖国に尽くす。その一点だ」と述べた。

 党内には稲田氏が会長を務める保守系グループ「伝統と創造の会(伝創会)」があり、高鳥氏も参加。2人は安倍晋三首相の側近として連携し、高鳥氏は稲田氏の総裁選立候補を応援すると公言してきた。ただ、稲田氏は近年、「女性議員飛躍の会」などを通じた一人親支援や性的少数者の地位向上に注力し、伝創会は事実上休止状態になっている。【遠藤修平】

https://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-200625X903.html
稲田氏から離反の動き=自民有志が「保守団結の会」
2020/06/25 19:39時事通信

 自民党保守派の有志議員でつくる「保守団結の会」が25日、党本部で設立総会を開いた。稲田朋美幹事長代行と行動を共にしてきた議員が、稲田氏が選択的夫婦別姓に理解を示したことなどに反発、離反する形で設立した。次期総裁選出馬に意欲を示す稲田氏の足元が揺らいでいる。

 代表世話人に就任した高鳥修一筆頭副幹事長は冒頭、「保守主義を政治理念とし、国難に当たり生ある限り祖国に尽くす」と、設立趣旨を説明した。総会では、憲法改正や伝統的な家族制度の堅持などの活動方針を確認した。出席者は25人で、稲田氏が会長を務める保守系グループ「伝統と創造の会」ともメンバーが一部重なる。

4197とはずがたり:2020/06/25(木) 23:51:29

ふささんによるとこれで小池を潰して自分の後継を当選させたとのことw

「小池氏、総理へのラストワンチャンス」山崎拓元副総裁
2017年10月2日 18時16分
https://www.asahi.com/articles/ASKB25HZRKB2UTFK015.html

 今度の選挙で一番の注目点は、小池百合子・東京都知事が立候補するかどうかだ。(小池氏側近の)若狭勝・前衆院議員が政権奪取は「次の次ぐらい」と言っていたが、「次の次」なんて政治の世界では通らない。政治生命というものはそんなに長くない。一寸先は闇の政界で「次の次」を論じるのは、悪い冗談としか思えない。

 小池さんは女性の議員でもっとも権力闘争に強いから、総理大臣を狙っているだろう。年齢からしても、総理になるラストワンチャンスじゃないか。今度出なければ、もう総理の道は閉ざされると思う。「衆院選に立候補しない」という報道もあるが、私はまだフィフティー・フィフティーで可能性は残していると思う。もし出なければ、この希望の党はあっという間に失速するだろう。(都内での講演で)

4198チバQ:2020/06/28(日) 23:34:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/6fdfbd0d3f205693169ddd1b29c73ea7abc1bd32
【点描・永田町】“絶滅危惧種”二階氏の変幻自在
6/28(日) 19:02配信

時事通信
自民党の会議に臨む二階俊博幹事長(手前)と石破茂元幹事長(手前から3人目)=6月11日、東京・永田町の同党本部

 コロナショックで安倍晋三首相の苦闘が続く中、政権ナンバー2の二階俊博自民党幹事長の言動が、政界で注目の的となっている。混戦模様の「ポスト安倍レース」でも、首相の「4選」に言及したかと思えば、反安倍の立場を鮮明にする石破茂元幹事長を「期待の星」などと持ち上げる変幻自在ぶり。首相を筆頭とする世襲政治家とは対照的な「(組織に所属しない)一本どっこの叩き上げ」(自民長老)と位置付けられる二階氏。持ち前のしたたかな腹芸ぶりから「政界の絶滅危惧種」(同)とも呼ばれるだけに、「コロナ政局を動かすキーマン」(自民幹部)になることは間違いない。

 これまで、麻生太郎副総理兼財務相、菅義偉官房長官と共に「政権の3本柱」として、首相を支えてきたのが二階氏。ところが、緊急事態宣言を受けてのコロナ対策の目玉だった国民への現金給付をめぐり、政府に「困窮家庭限定30万円」を「全国民一律10万円」に大転換させるきっかけをつくったのが、二階氏の「国民には10万円給付を求める切実な声がある」との発言だった。これを受けて公明党の山口那津男代表が政権離脱もちらつかせて方針転換を迫った結果ではあるが、政界では「公明党と意を通じる二階氏が仕掛けた」と受け止められた。政府がいったん閣議決定した第1次補正予算案の組み直しを余儀なくされたのは前代未聞の事態で、これを機に「首相の求心力低下が加速した」(閣僚経験者)のは間違いない。

 二階氏が6月8日に石破氏と会談して、9月に予定される石破派政治資金パーティーでの講演を快諾したことも、ポスト安倍に絡む動きとして、自民党内に波紋を広げた。会談後に二階氏が「高みを目指してほしい期待の星の一人」と、石破氏を持ち上げたからだ。その一方で、国会閉幕直後の18日に告示された東京都知事選では、早くから小池百合子知事の再選支持を公言し、自民党都連の反対を抑え込む剛腕ぶりも見せつけた。「党のことは俺が決めるとのアピール」(側近)だ。

狙うは「最強のキングメーカー」?
参院予算委員会で麻生太郎副総理兼財務相(右)と話す安倍晋三首相=6月11日、国会内

 二階氏はすでに81歳と高齢で、常々体調不安説もささやかれ、永田町では「政界引退は間近」との声も少なくない。数々の“”爆弾発言”も「その場の思い付きにすぎない」(政府筋)との指摘もあるが、二階氏周辺は「極めて緻密な戦略に基づくもの」と強調する。「ここにきて、二階氏の発言が政局の流れを変えている」(二階派幹部)のは事実だからだ。17日の国会閉幕を受けて、政界では夏から秋にかけての、「コロナ解散」やその前段となる党・内閣人事の断行説が流布されている。「お定まりの衆院解散と人事による党内の抑え込み」(閣僚経験者)とみる向きも多いが、二階氏は1日の記者会見で「早期解散の必要性は感じていない」などと機先を制してもいる。

 その一方で二階氏は、首相との“隙間風”がささやかれる菅氏と「水面下で連携を進めている」(細田派幹部)との見方も多い。首相は国会での野党の質問に「官房長官とは一心同体」と強調したが、昨年9月の党・内閣人事で二階氏の交代を模索した首相を押しとどめたのが菅氏だったことは、永田町で周知の事実だ。

 そうした中、首相が10日に盟友の麻生氏と2人だけで約1時間も密談したのも、「解散時期や人事を話し合ったとの憶測を党内に広げることでの求心力回復作戦」(自民幹部)とみられている。ただ、こうした「3本柱の足並みの乱れ」(岸田派幹部)が、政局運営での二階氏の存在感を高める要因となっており、二階氏周辺からは「狙うはポスト安倍での最強のキングメーカー」(側近)との声も出ている。【政治ジャーナリスト・泉 宏/「地方行政」6月22日号より】

4199チバQ:2020/06/30(火) 14:35:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/8a9a59abe4027ad9586ed818fa10b41f855aecb3
岸田氏、敵基地攻撃で問われる手腕 自公調整、ポスト安倍へ試練




6/30(火) 7:09配信

 安倍晋三首相が唱える敵基地攻撃能力保有に関し、自民党の岸田文雄政調会長は与党内の調整段階で板挟みとなる可能性もありそうだ。

 陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」計画断念を受け、30日から議論を開始する自民党は前向きな一方、公明党が慎重な立場を崩していないためだ。

 岸田氏は29日の記者会見で、「わが国のミサイル防衛体制、安全保障体制が十分か議論を深めるのは大事だ。あるべき姿を提言し、与党として責任を果たす」と語った。

 30日にスタートする自民党国防族議員による「検討チーム」は、岸田派の小野寺五典元防衛相が座長を務める。小野寺氏は党が2017年に敵基地攻撃能力保有の検討を政府に求める提言をまとめた際の中心人物。このため、検討チームは従来方針に沿って議論を進め、7月中に提言をまとめる見通しだ。

 これに対し、「平和の党」を掲げる公明党は保有に消極的で、山口那津男代表は23日の記者会見で「慎重に議論したい」と明言した。同党関係者は、来年7月に任期満了を迎える東京都議選や衆院議員の残り任期が1年4カ月であることを踏まえ、「選挙前に持ち出されても困る」と不快感を示す。

 自民党は党内議論の結論を踏まえ、公明党との協議に入るとみられる。ただ、岸田氏は新型コロナウイルス感染拡大をめぐり、「減収世帯への30万円給付」が断念に追い込まれ、調整能力に疑問符が付けられたばかり。自民党関係者は「給付金すらまとめられず、岸田氏で大丈夫か」と語る。

 後手が目立つ新型コロナ対応などで首相の求心力は低下し、岸田氏の「禅譲」路線にも狂いが生じ始めている。国民の間で岸田氏の人気は広がりに欠けており、首相も周辺に「岸田氏の演説は心に響かない。大事なことは情念だ」と漏らしたという。岸田氏は、さらに失策を重ねたら難しい立場に立たされそうだ。

4200チバQ:2020/06/30(火) 19:53:15
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-200630X443.html
自民、「73歳定年」維持=亀裂懸念、個別に例外容認
2020/06/30 19:01時事通信

 自民党は30日、衆院比例代表候補の「73歳定年制」を維持することを決めた。撤廃を求めるベテラン議員と堅持を訴える若手がそれぞれ署名活動を展開しており、これ以上亀裂を広げるべきではないと判断した。執行部は定年制の例外を認めるなど柔軟に対応する方針だ。

 73歳定年制は党の内規に定められ、「世代交代」をアピールするため小泉政権下の2003年衆院選で本格運用がスタート。この時は中曽根康弘、宮沢喜一両元首相(ともに故人)が引退に追い込まれた。

 見直しを主張したのは衛藤征士郎元衆院副議長(79)ら。二階俊博幹事長(81)に申し入れ、二階氏もいったんは前向きな意向を示したため、小林史明青年局長(37)ら若手が反発。中堅クラスにも反対論が広がった。

4201チバQ:2020/07/01(水) 18:24:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/a3d5a20c0cabff2b9226e5e09ab55246f45e7dbf
自民・長島氏が二階派入り 入党促した細田派は反発




7/1(水) 15:58配信

 旧民主党政権で首相補佐官や防衛副大臣などを務め、昨年6月に自民党入りした長島昭久衆院議員(58)が近く同党二階派(46人)に入会する方向となった。

 これに対し、入党を後押しした細田派(97人)は、自派に取り込もうとしていただけに猛反発している。

 長島氏は衆院当選6回。旧民主党などを経て、2017年には希望の党の結党メンバーに名前を連ね、同年の衆院選では東京21区で当選を果たした。二階派幹部によると、近く同派を率いる二階俊博幹事長と面会し、今月中旬にも入会が正式決定する見通し。

4202チバQ:2020/07/01(水) 21:40:10
https://www.sankei.com/politics/news/200623/plt2006230047-n1.html
【ポスト安倍の夏】岸田文雄政調会長 支持拡大へ 必要なのは「情念」
2020.6.23 23:11
 「どうしたら岸田をシャキッとさせることができるか」

 10日午後、官邸で向き合った首相(自民党総裁)の安倍晋三と副総理兼財務相の麻生太郎が口にしたのは、政調会長の岸田文雄が求心力に欠けることへの危機感だった。

 2人は「ポスト安倍」に岸田を推す考えだが、知名度では元幹事長の石破茂に大差をつけられている。

 安倍は首相候補として研鑽(けんさん)を積ませるため、岸田を党の政策責任者に抜擢(ばってき)したが、腕をふるうはずの新型コロナウイルス対策では、逆に深い傷を負った。令和2年度第1次補正予算の編成で、安倍とともに主導した減収世帯への「30万円給付」が党幹事長の二階俊博と公明党の反発にあい、1人当たり10万円の一律給付にひっくり返されたのだ。

 当初は岸田も一律給付を唱えていた。それを押し殺して安倍に従い、「経済対策になっていない」などと反発した若手らも激論の末、平定したはずなのに-。

 党内外に指導力をアピールする意味も込め、2次補正の編成でこだわったのが、休業を余儀なくされた中小・小規模事業者らに最大600万円の家賃を補助する案だ。財務省や官房長官の菅義偉は、すでに最大200万円を給付する「持続化給付金」制度があるとして反発したが、岸田は、休業要請に苦しむ事業者にとって不可欠だと考えた。

 「助けてくれないか」

 岸田が電話口でこう訴え、家賃支援に関するプロジェクトチーム(PT)の座長就任を求めたのは、同じ昭和32年生まれの元幹事長、石原伸晃だった。岸田には、石原が平成24年の総裁選に出馬した際、支援に回った経緯もある。PTの座長代理は、岸田派(宏池会)で事務総長を務める前厚生労働相、根本匠に頼んだ。いわば、気心の知れた2人とチームを組み、窮状の打開に挑んだのだ。


 岸田が固執した家賃支援策は、「岸田のために」と考えた麻生が財務省を抑え、安倍も衆院予算委員会の場で、質問に立った岸田にお墨付きを与えた。谷垣グループ(有隣会)の閣僚経験者は「首相と麻生が岸田を支える様子が、逆によくわかった」と振り返る。

 次期総裁選に向けた岸田の戦略は、安倍からの「禅譲」路線を基本としながらも、党内から幅広い支持を集め、組織力で石破を圧倒することだ。

 岸田は2次補正に絡み、雇用調整助成金の拡充、マイナンバーカードの活用、学生支援、企業への資金供給に関するPTを発足。細田派(清和政策研究会)の事務総長を務める元文部科学相の松野博一、竹下派(平成研究会)の元総務相、新藤義孝ら閣僚経験者を座長に置いた。

 6月4日には「ポスト・コロナ」の社会像を議論する「新国際秩序創造戦略本部」の初会合も開いた。実質的なトップに据えたのは、安倍の盟友で麻生派(志公会)に所属する税調会長、甘利明だ。甘利は岸田に「岸田政権の大きな構想としてどんどん前に出せばいい」とエールを送った。

 石破をターゲットにした戦略的な布石も打っている。今月22日、岸田が本部長を務める党経済成長戦略本部は、新型コロナ収束後の成長戦略に関する提言をまとめた。

 提言は、デジタル化を進めて地域分散型の「デジタル田園都市国家構想」の実現を掲げ、宏池会の会長を務めた元首相、大平正芳が地域間格差の是正の構想として提唱した「田園都市構想」を受け継いだ。これは石破の看板政策である「地方創生」に「あえてぶつけた」(岸田側近)という。

 岸田が得意とする「聞く力」を生かし、最近は他派閥の若手議員とも夜に会合を重ねている。17日には、都内のレストランで議員10人と会食。最近、岸田派の若手から「若手が発言できる場を作ってほしい」と意見されたことを気にしてか、「政調でやりたいことがあれば、どんどん言ってほしい」と声をかけた。

 岸田は「チーム力」で政策を着実に実現しようと努めるが、世論にはこうした党内の努力は見えづらい。安倍は19日午後、官邸で根本と面会した際、こうアドバイスした。

 「情念が大事だよね」

(長嶋雅子) =敬称略

4203チバQ:2020/07/01(水) 21:42:32
https://www.sankei.com/politics/news/200629/plt2006290026-n1.html
【ポスト安倍の夏】(4)河野太郎防衛相「常識欠ける」も変化の兆し 地上イージス停止で謝罪行脚
2020.6.29 20:29
 15日夕、防衛相の河野太郎は防衛省で緊急記者会見を開き、地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」の配備計画停止を発表した。自民党への根回しは一切していなかった。

 慌てた党は翌朝、部会を招集した。ミサイル防衛政策に取り組む国防族議員らが防衛省に説明を求めたが、河野本人は出席せず、怒りと不満が渦巻いた。

 4時間後、自民党本部1階のエレベーターホールで、河野は元防衛相の浜田靖一と鉢合わせした。浜田の隣にいた元総務相の野田聖子が一瞬の気まずい空気を察したのか、「噂をすれば!」と明るく声をかけた。

 「動揺が走っているわよ。特に一生懸命やってきた人たちに」

 うつむいた河野は言葉少なで、浜田は冷めた視線を向けながら立ち去った。

 昨年7月の参院選秋田選挙区(改選数1)でイージス・アショアの秋田配備反対を訴え勝利した野党の寺田静(無所属)はブログで、河野から緊急記者会見後に電話で連絡を受けたと明かした。一方、配備予定地を地元とする自民党議員は「防衛省の事務方のメールで知らされた」と絶句した。

 河野の判断には「ずるずると先延ばしにするよりも良い」と好意的な評価も多いが、「段取りに問題があった」(所属する麻生派=志公会=幹部)と受け止められた。

 河野は25日に再び開かれた部会に出席し、頭を下げて謝罪した。さらに寺田に敗れて議員の座を失った前参院議員、中泉松司の名前も挙げ、声を震わせた。

 「本当に取り返しがつかない。申し訳ない…」

 合理主義者で、過去には官僚や党幹部をもストレートに批判し、不協和音を生んだ河野。国会対策など党務で汗をかいた経験は浅い。部会の出席者は「河野さんがこんなに頭を下げたのは初めてじゃないの。いい経験になるかもしれないね」と驚く。


 人気と政策あるが…

 「総裁選に出馬しないのですか?」。13日、インターネット動画サイトのライブ配信で質問を受け、河野はサラリとこう宣言した。

 「しようと思っています」

 党総裁は選挙時の「党の顔」。河野の知名度は上昇気流に乗っている。

 ツイッターのフォロワー数は160万人以上を誇り、自衛隊の災害派遣活動や周辺国の動向を発信して評判はいい。

 新型コロナウイルス対応にあたる医療従事者らに感謝するため、5月末の航空自衛隊アクロバットチーム「ブルーインパルス」の東京都心での飛行を発案し、称賛された。防衛省幹部は「前例がないことを『やろう』と言うのは河野さんならでは」と語る。

 そんな河野を、麻生派所属議員はこう解説する。

 「国民人気、発信力はある。政策もある。ないのは常識」

 外相時代の平成30年12月の記者会見では、日露関係に関する質問を無視して「次の質問どうぞ」と4回連続で繰り返し、謝罪に追い込まれた。麻生派領(りょう)袖(しゅう)で副総理兼財務相の麻生太郎も「何が欠けているといえば一般的な常識に欠けている」と愛のむちをふるう。

 後輩議員と食事会も

 「仲間と宴席を共にすることを大切にしろ」

 最近の河野は麻生の助言を守ろうとしている。

 今年に入り、信頼を置く同派の中堅議員に幹事役を頼み、4、5人単位での派内の中堅・若手を集めた食事会を繰り返している。

 参加した議員の一人は「同じ派閥の河野さんにいつか総理総裁になってほしい。でも何が何でも次だとは思わない」と語る。

 麻生にとって「ポスト安倍」の本命は、盟友で首相の安倍晋三と同じく、政調会長の岸田文雄とみられる。河野にとってカギを握るのは、官房長官の菅(すが)義(よし)偉(ひで)(無派閥)の動向だ。


 同じ神奈川県選出で当選8回の同期だが、14歳も年上だ。河野の発信力などを買い、安倍に重要閣僚への起用を進言した。「総裁選で河野を担ぎ出すのでは」との噂は絶えない。

 麻生が出馬を自制するよう求めても河野は振り切り、菅らの支援を受けて名乗りを上げる-。そんな見方も根強い。そのとき河野は麻生派で孤立するのか、発信力で岸田に勝る「選挙の顔」として多くの支持を取り付けるのか。(田中一世)

 =敬称略

4204チバQ:2020/07/01(水) 22:43:54
https://www.zakzak.co.jp/soc/news/200630/pol2006300001-n1.html
10月解散・総選挙急浮上 安倍首相の“秘策”は… 消費税率8%、所得1000万円以下に所得税免除 (1/2ページ)
永田町・霞が関インサイド
2020.6.30
 永田町に「解散風」が吹き始め、与野党の衆院議員は浮足立っている。永田町では、気の早い向きの間で次期衆院選日程「10月13日(仏滅)公示・25日(大安)投開票」まで流布されている。

 年内早期の衆院解散・総選挙説が急浮上したのは、安倍晋三首相が6月19日、約3カ月ぶりに夜会合を再開したことがトリガー(引き金)となった。

 安倍首相は同夜、東京・虎ノ門のホテルアンダーズで、麻生太郎副総理兼財務相、菅義偉官房長官、甘利明・自民党税調会長と2時間半、会食した。

 早期解散論者として知られる麻生氏の呼びかけに、安倍首相との隙間風が指摘されてきた菅氏が応じたことから、安倍、菅両氏の関係修復が喧伝された。

 4者会食前後他の夜会合も、その日時と場所をチェックすると興味深い。

 16日=東京・赤坂の日本料理店「浅田」で、麻生氏と、二階俊博幹事長。両氏の側近である鈴木俊一総務会長と松本純国対委員長代理、林幹雄、金田勝年両幹事長代理が同席。

 17日=東京・東麻布の中国料理店「富麗華」で、二階、菅両氏。菅氏に近い森山裕国対委員長と、二階氏最側近の林氏が同席。

 22日=東京・丸の内のパレスホテルの日本料理店「和田倉」で、安倍首相と細田博之元幹事長。細田氏は党内最大かつ首相の出身派閥である清和会(細田派)の領袖(りょうしゅう)。

 24日=赤坂の日本料理店「たい家」で、安倍首相と二階氏。林氏同席。

 「浅田」は赤坂で数少なくなった料亭のなかで自前の高級和食を供する店で、二階氏の麻生氏への配慮である。

 「富麗華」は中国料理が好きな菅氏への配慮である。そして、「たい家」も鯛料理で名高い名店であり、安倍首相への気配りである。

 店選びにも気を配る二階氏が、9月に予定される内閣改造・自民党役員人事で自らの幹事長続投を強く願っていることがうかがえる。

 肝心の「今秋解散総選挙の可能性」である。新型コロナウイルス感染拡大に歯止めがかからないので難しいとの指摘は承知している。

 だが、安倍首相とその側近グループが総選挙に向けて秘策を胸中に秘めているとみる。

 その秘策とは、消費税率8%への引き下げと、所得1000万円以下を対象に1年間の所得税免除。前者は年5兆6000億円歳入減、後者が約7兆円の歳出で可能となる。(ジャーナリスト・歳川隆雄)

4205とはずがたり:2020/07/03(金) 01:20:12
無能でブレブレの稲田の政治生命は終わったんだよ。

稲田氏、伝統と創造の会にわび状
選択的夫婦別姓推進への反発念頭
https://this.kiji.is/651380999974012001
2020/7/2 20:18 (JST)7/2 20:27 (JST)updated
c一般社団法人共同通信社

自民党の稲田朋美幹事長代行
 自民党の稲田朋美幹事長代行は、会長を務める保守系グループ「伝統と創造の会」メンバーに宛て、選択的夫婦別姓の議論推進など自身が取り組む政策を念頭に「皆さんが疑問に思い、心配されたのは事実だ。説明不足だったことは率直に反省している」と釈明する文書を配布した。関係者が2日、明らかにした。

 伝統的家族観を重視する議員が多く、稲田氏に不満を持つ一部議員が6月に別の保守グループを発足させた経緯がある。

 文書は、伝統と創造の会が15日に開く総会の案内とともに配った。具体的政策への言及は避けつつ「常に時代を先取りし、変えるべきものは変えていく」などと理解を求めた。

4206チバQ:2020/07/05(日) 22:26:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/0ed03c90cd4a354298b147c6b5c2657679d551ef
茂木敏充外相 タフな手腕 鍵は派内参院との関係修復
7/4(土) 12:00配信

産経新聞
参院決算委員会で答弁する茂木敏充外相=6月15日、参院第1委員会室(春名中撮影)

 国会閉会を翌日に控えた6月16日昼、外相の茂木敏充は自身が会長代行を務める竹下派(平成研究会)の会合に顔を出した。国会が閉じれば、永田町の関心は衆院解散のタイミングや自民党の次期総裁選の行方に移る。

【表】茂木敏充とはどんな人?

 「ポスト安倍」の一人と目される茂木は会合後、記者団に総裁選に向けた対応を問われると、「世の中の状況がどうなっているかをみながら、よく議論していきたい」とけむに巻いた。だが、決して総裁選を傍観する腹ではない。

 2日後の18日夜、都内のフランス料理店に姿を見せた茂木は、自民党衆院議員の村井英樹や小林史明、福田達夫ら、将来を嘱望される若手数人とテーブルを囲んだ。話題は茂木が得意とする経済政策から安全保障まで多岐にわたった。

 出席者の一人がフランスで認められている事実婚制度に話を移し、「茂木内閣でやりましょう」と持ち掛けると、茂木は「それで出生率は上がるかな」と応じ、終始笑みを浮かべながら意見に耳を傾けた。

 仲間内で「茂木勉強会」と呼ばれるこの会合は、茂木が経済再生担当相だった約3年前、自身のもとで内閣府政務官を務めていた村井に声をかけて始まった。村井と小林は岸田派(宏池会)、福田は細田派(清和政策研究会)に所属するなど、派閥を超えた茂木のネットワークとなり、数カ月に1度集まっている。

 新型コロナウイルスの感染が国内で拡大し、学校の一斉休校が実施された直後の3月5日夜の会合では、若手から「お母さんたちが大変だ」「現金給付が必要」との声が上がり、茂木がその場で文部科学相の萩生田光一に電話をかけた。茂木は若手に「すぐに案をまとめろ」と指示し、翌日には萩生田のもとに届けさせた。勉強会メンバーの一人は「政策を実行させる腕力を見た」と振り返る。

 商社や外資系コンサルタント会社を経て政界に転じ、「政策新人類」と称された茂木は、自ら政策を練り上げ、成し遂げることへの思いが強い。交渉力への評価も高く、経済再生担当相として日米貿易協議を担ったころには、米大統領のトランプから「モテギはタフ(手ごわい相手)だ」と一目置かれた。

 新型コロナへの対応に追われる今も、出国や移動ができなくなった在外邦人の帰還に向け、自ら関係国の外相に掛け合い、1万人以上の帰国を実現させた。入国制限の緩和をめぐっても、ベトナムやタイなど4カ国の外相と電話で会談し、道筋をつけている。

 こうしたリーダーシップが茂木の強みだが、来年の総裁選を見据えれば、最大の課題は足元にある。6月9日夜、都内の中華料理店に当選3回の竹下派衆院議員約10人を集めた茂木は、「いざというときに派内が固まっていることが大事だ」と熱を込めた。念頭にあるのはこの数年の間に続いた派閥内の騒動だ。

 平成30年初め、当時の派閥会長、額賀福志郎の退任を求める声が派内の参院議員から噴出し、「額賀降ろし」につながった。額賀の退任を阻止しようとした茂木と参院側の確執は深まった。

 派内の参院に今も影響力をもつ元参院議員会長の青木幹雄は同年9月の前回総裁選で元幹事長の石破茂を支援し、参院側は首相の安倍晋三を支持した衆院の大半と対応が分かれた。衆院側を「安倍支持」でまとめようとした茂木に「今も参院の反発は残っている」(中堅参院議員)とされる。

 衆院側では当選回数別に年に数回の会合を持ち、結束に動く茂木も、参院側との関係修復は今も果たせていない。派内には厚生労働相の加藤勝信や元経済産業相の小渕優子を総裁候補に推す声もある。派閥幹部は「次の本命は茂木だ」と断言するが、「参院側をまとめられればの話だろう」と冷ややかに見る衆院議員もいる。

 茂木にとって、派内の参院とどう融和を図るかが「ポスト安倍」に向けた重要なポイントとなる。(大橋拓史、力武崇樹)=敬称略

4207チバQ:2020/07/05(日) 22:30:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/db1947f5be3ac7455527d5cf07298b1ac90b3065
「ポスト安倍」ここに来て「二階=菅」ラインが見えてきた…!
7/4(土) 7:01配信

現代ビジネス
「策士」「寝業師」の異名
写真:現代ビジネス

 7月4日は三木武吉の命日である(1956年7月4日死亡。享年71歳)。三木は、戦後政治史で言う「55年体制」の確立とされた55年11月15日の日本民主党と自由党の保守合同で誕生した自由民主党(自民党)結成の最大功労者の一人である。

【写真】安倍よ、ただで済むと思うな…菅官房長官「最後の逆襲」が始まった

 54年12月7日に吉田茂内閣が総辞職、3日後の10日に鳩山一郎内閣が誕生した。反吉田勢力を統合した中核には後に首相となる日本民主党(鳩山総裁)の岸信介幹事長と三木総務会長が位置していた。

 岸自身保守合同について、『岸信介証言録』(原彬久編。毎日新聞社刊)のなかで「民主党から岸、三木、自由党から石井光次郎(元自民党総務会長)、大野伴睦(同元副総裁)が(合同準備のために)4者会談を数えきれないくらい持った」と語っている。

 「策士」「寝業師」の異名を取った三木武吉は戦後、日本自由、分党派自由、日本民主、自由民主党などで党務の重責を担うが一度も主要閣僚を経験していない。52年10月衆院選の立会演説会(旧香川1区)で対立候補から「三木は4人の妾を持っている」と攻撃されるや、「いや4人ではなく5人であります。5を4と数えるごとき、小学1年生といえども恥ずべき間違いであります」と一蹴、当選したエピソードは有名。豪放磊落なのだ。

 中曽根康弘元首相は後年、中曽根政権下の幹事長だった金丸信、小渕恵三政権の官房長官だった野中広務両氏の絶頂期を称して「三木武吉を超える党人派政治家」と言ったことも永田町では語り草となっている。

安倍首相と菅官房長官の関係に変化が…?
photo by gettyimages

 なぜ今、三木武吉を取り上げるのか。各メディアは安倍晋三首相の求心力低下を報じている。コロナ禍抜本対策が迷走し、景気大幅後退の打開が見えず、米中対立激化に伴う国際情勢の激変もあり、内閣支持率の低迷が続く中で、「ポスト安倍」を念頭に9月予定の内閣改造・自民党役員人事と、今秋衆院解散説が取り沙汰される政局の先行きに永田町の耳目が集まっている。

 これまでの「安倍1強」を支えてきた麻生太郎副総理・財務相、菅義偉官房長官、二階俊博自民党幹事長の権力構図に亀裂が生じているとの指摘がなされて久しい。とりわけ、マスコミ各紙(誌)報道の焦点になっているのが、安倍首相と菅官房長官の間の「隙間風」である。

 筆者はこれまで一貫して、菅氏と安倍周りの「官邸官僚」には「対立」はあっても、安倍氏とは今なお「不離一体」であり、今後も「偕老同穴」の関係にあるだろうと書いてきた。

 ところがここに来て、その見立てを修正する必要を感じるようになった。その理由は、安倍首相を含む自民党有力者や政権主要閣僚の夜会合が活発となる中で、特に二階幹事長と菅官房長官のそれが絶妙且つ微妙な時期に繰り返し行われていることである。

2週間に2回も会食
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 9月人事で幹事長続投に強い意欲を持つ二階氏を軸に夜会合の日時、場所と相手をチェックする。

 6月16日:東京・赤坂の「浅田」で二階氏と麻生氏が会食(両氏側近各々2人が同席)
17日:東麻布の「富麗華」で二階氏と菅氏が会食(二階氏側近の林幹雄幹事長代理と菅氏に近い森山裕国対委員長が同席)
19日:虎ノ門のホテルアンダーズのレストラン「ザ・タヴァン・グリル&ラウンジ」で安倍、麻生、菅氏と甘利明党税調会長が会食
22日:丸の内のパレスホテルの「和田倉」で安倍氏と細田博之元幹事長が会食。
24日:赤坂の「たい家」で安倍氏と二階氏が会食(林氏が同席)
7月1日:「たい家」で二階氏と菅氏が会食(評論家の鈴木棟一氏が同席)
2日:紀尾井町のホテルニューオータニの「千羽鶴」で二階氏と岸田文雄政調会長が会食(両氏側近各々2人が同席)

 こうして見ると、多くの夜会合が二階氏主導で行われていることが分かる。筆者が関心を抱くのは2週間に2回も会食した二階、菅両氏であり、特に「毎日新聞」政治部OBの鈴木氏が見届人然と同席した2回目である。同氏が二階、菅両氏が手を握れば「ポスト安倍」政局の主導権を掌中に収められると煽ったのではないかと推察しているのだ。

 まさに老獪な二階氏、凄みの菅氏の2人が合体すれば、それこそ三木武吉超えの「キングメーカー」になり得る。いや、菅氏の場合は「メーカー」を外した「キング」そのものになるかも知れない。二階氏が菅氏に「菅さん、遠慮せず貴方が(総裁選に)出たら」と語ったと漏れ伝わってきている。

歳川 隆雄(ジャーナリスト)


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