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自民党スレ
3803
:
チバQ
:2019/09/10(火) 19:27:10
https://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2019091001002156.html?ref=rank
小泉進次郎氏、初入閣へ 加藤氏厚労、高市氏総務に再登板
2019年9月10日 18時33分
安倍晋三首相(自民党総裁)は11日の内閣改造・党役員人事で、小泉進次郎元復興政務官を初入閣させる方向で調整に入った。高市早苗衆院議院運営委員長を総務相に、加藤勝信党総務会長を厚生労働相にそれぞれ再登板させる方針も固めた。西村康稔官房副長官は経済再生担当相で、全世代型社会保障改革も担当する。初入閣となる河井克行・党総裁外交特別補佐を法相に、菅原一秀元財務副大臣を経済産業相に起用する。関係者が10日、明らかにした。
首相は人事の最終調整を続けた。江藤拓首相補佐官は農相に、衛藤晟一首相補佐官は1億総活躍・少子化担当相に就く。
(共同)
3804
:
チバQ
:2019/09/10(火) 19:27:33
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019091000844&g=pol
経産菅原、経済再生に西村氏=総務高市、厚労加藤氏で再入閣-衛藤氏は1億総活躍
2019年09月10日18時54分
安倍晋三首相(自民党総裁)は11日、内閣改造・党役員人事を行う。「安定と挑戦」の布陣を目指す首相は政権中枢を維持する一方、閣僚は大幅に交代。菅原一秀元財務副大臣(57)を経済産業相、西村康稔官房副長官(56)を経済再生担当相として初入閣させる。西村氏は首相肝煎りの社会保障改革担当相を兼務。高市早苗衆院議院運営委員長(58)を総務相、加藤勝信総務会長(63)を厚生労働相で再び起用する。
<内閣改造 関連情報>
河井克行総裁外交特別補佐(56)は法相、衛藤晟一首相補佐官(71)は1億総活躍・少子化担当相で初入閣。竹本直一元財務副大臣(78)、田中和徳元財務副大臣(70)、武田良太副幹事長(51)の初入閣も固まった。
首相は麻生太郎副総理兼財務相(78)と菅義偉官房長官(70)を留任させる一方、河野太郎外相(56)は防衛相に転じ、後任に茂木敏充経済再生担当相(63)が就く。萩生田光一幹事長代行(56)は文部科学相、江藤拓首相補佐官(59)は農林水産相、公明党の赤羽一嘉政調会長代理(61)は国土交通相として初入閣する。
首相は「女性活躍」を重視する観点から、現在1人の女性閣僚を増やすことを検討。高市氏に加え、自民党の橋本聖子前参院議員会長(54)を五輪担当相に充てる。
党役員人事では、派閥均衡に配慮。二階派会長の二階俊博幹事長(80)と岸田派会長の岸田文雄政調会長(62)を留任させ、総務会長に麻生派の鈴木俊一五輪担当相(66)、選対委員長に細田派の下村博文憲法改正推進本部長(65)を起用する。
森山裕国対委員長(74)は留任。幹事長代行には首相と近い稲田朋美筆頭副幹事長(60)を昇格させる。
参院では、世耕弘成経済産業相(56)が幹事長、末松信介議院運営委員長(63)が国対委員長、松山政司前1億総活躍担当相(60)が政審会長に、それぞれ就く。
首相官邸の体制は、官房副長官に西村明宏衆院議員(59)と岡田直樹参院幹事長代行(57)を起用。事務担当の杉田和博氏(78)は留任する。
首相は11日、臨時閣議で閣僚の辞表を取りまとめた後、組閣本部を設置。皇居での認証式を経て、第4次安倍再改造内閣が発足する。
3805
:
チバQ
:2019/09/10(火) 19:28:31
https://www.fnn.jp/posts/00423801CX/201909101816_CX_CX
内閣改造 ほぼ出そろう... 安倍政権“総仕上げ”顔ぶれ
カテゴリ:国内
2019年9月10日 火曜 午後6:16
安倍首相は11日、第4次安倍再改造内閣を発足させる。
FNNの取材で9日までに判明していたのは、以下の通り。
安倍首相は、政権の安定を意識して、麻生副総理と菅官房長官を留任。
茂木経済再生相と河野外相を閣内に残して、それぞれ外相と防衛相に横滑りさせた。
一方の初入閣組、オリンピック担当相に起用されるのは、スピードスケートの元メダリスト・橋本聖子氏ら3人が判明していた。
そして、10日に新たに判明したのが以下の通り。
一気に新内閣の全容が見えてきた。
安倍首相の最側近ともいわれる萩生田幹事長代行が、文部科学相に。
そして、西村官房副長官は経済再生担当相に内定した。
加藤総務会長と高市早苗氏は、それぞれ過去にも務めた厚生労働相と総務相に返り咲く形になっている。
それに加えて、河井克行氏が法務相、菅原一秀氏が経済産業相、衛藤晟一首相補佐官が1億総活躍・少子化担当相、武田良太氏が国家公安委員長と、それぞれ初入閣が固まっている。
そして、入閣待機組の田中和徳氏も、ポストは未定だが、初入閣する見通しだという。
それに加えて、11日は自民党の役員人事も行われる。
二階幹事長と岸田政調会長は留任の一方で、総務会長には、鈴木俊一オリンピック担当相が内定して、10日、新たに下村博文氏が選挙対策委員長に起用されることもわかっている。
11日の午後には、閣僚名簿が発表されるという。
3806
:
旧ホントは社民支持@鹿児島2区
:2019/09/10(火) 21:01:02
ハギウダ文科相だけはご勘弁ください・・・。゜(゜´Д`゜)゜。
3807
:
チバQ
:2019/09/10(火) 21:43:58
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019091000844&g=pol
環境相に小泉進次郎氏=経産菅原、経済再生に西村氏-11日内閣改造
2019年09月10日21時23分
小泉進次郎氏
安倍晋三首相(自民党総裁)は11日、内閣改造・党役員人事を行う。全19閣僚と党執行部の顔ぶれが10日までに固まり、小泉進次郎衆院議員(38)の環境相としての初入閣が内定した。首相は「安定と挑戦」の布陣を目指し、政権中枢を維持しつつ、閣僚を大幅に入れ替える。
小泉氏は小泉純一郎元首相の次男で当選4回。「ポスト安倍」候補に取り沙汰され、フリーアナウンサーの滝川クリステルさんとの8月の結婚発表が話題となった。38歳での入閣は戦後3番目の若さ。首相は政権運営に注文を辞さない小泉氏の抜てきに慎重とされたが、小泉氏の発信力を生かす方針に転じたとみられる。
西村康稔氏
菅原一秀元財務副大臣(57)を経済産業相、西村康稔官房副長官(56)を経済再生担当相で初入閣させる。西村氏は首相肝煎りの社会保障改革担当相を兼務。高市早苗衆院議院運営委員長(58)を総務相、加藤勝信総務会長(63)を厚生労働相で再び起用する。
高市早苗氏
河井克行総裁外交特別補佐(56)は法相、衛藤晟一首相補佐官(71)は1億総活躍・少子化担当相、武田良太副幹事長(51)は国家公安委員長で初入閣。竹本直一元財務副大臣(78)、田中和徳元財務副大臣(70)、北村誠吾元防衛副大臣(72)も初入閣する。
加藤勝信氏
首相は麻生太郎副総理兼財務相(78)と菅義偉官房長官(70)を留任させる一方、河野太郎外相(56)は防衛相に転じ、後任に茂木敏充経済再生担当相(63)が就く。萩生田光一幹事長代行(56)は文部科学相、江藤拓首相補佐官(59)は農林水産相、公明党の赤羽一嘉政調会長代理(61)は国土交通相で初入閣する。
河井克行氏
「女性活躍」を重視し、現在1人の女性閣僚を増やす。高市氏に加え、自民党の橋本聖子前参院議員会長(54)を五輪担当相に充てる。
衛藤晟一氏
党役員は派閥均衡に配慮。二階派会長の二階俊博幹事長(80)と岸田派会長の岸田文雄政調会長(62)を留任させ、総務会長に麻生派の鈴木俊一五輪担当相(66)、選対委員長に細田派の下村博文憲法改正推進本部長(65)を起用する。森山裕国対委員長(74)は留任。幹事長代行には首相に近い稲田朋美筆頭副幹事長(60)を昇格させる。
竹本直一氏
参院では、世耕弘成経済産業相(56)が幹事長、末松信介議院運営委員長(63)が国対委員長、松山政司前1億総活躍担当相(60)が政審会長に、それぞれ就く。
田中和徳氏
官房副長官に西村明宏衆院議員(59)と岡田直樹参院幹事長代行(57)を起用。事務担当の杉田和博氏(78)は留任する。
北村誠吾氏
首相は11日、臨時閣議で閣僚の辞表を取りまとめた後、組閣本部を設置。皇居での認証式を経て、第4次安倍再改造内閣が発足する。
3808
:
チバQ
:2019/09/10(火) 22:46:10
○ 細田(3人入閣+選対も確保) 麻生(3人入閣+総務会長) 二階(2人入閣+幹事長確保)
△ 岸田(2人入閣も軽量+岸田政調残留)
▲ 竹下(茂木・加藤入閣も参院入閣なし、党4役確保できず)
× 石破 石原 (入閣も党4役も無し)
細田派 萩生田、西村、橋本
麻生派 麻生、河野、田中
竹下派 茂木、加藤
二階派 衛藤、武田
岸田派 竹本、北村
石破派 なし
石原派 なし
谷垣G なし
>>3793-3795
総裁 安倍晋三(細田派) 留任
幹事長 二階俊博(二階派) 留任
政調会長 岸田文雄(岸田派) 留任 ★
総務会長 鈴木俊一(麻生派) 五輪相
選対委員長 下村博文(細田派) 憲法改正推進本部長◎
国対委員長 森山裕 (石原派) 留任
幹事長代行 稲田朋美(細田派) 筆頭副幹事長◎
参院会長 関口昌一(竹下派)
参院幹事長 世耕弘成(細田派) 経産相◎
参院政審会長松山政司(岸田派)
参院議長 山東昭子(麻生派)
党税調会長 甘利明 (麻生派)
財務相 麻生太郎 (麻生派) 留任
官房長 菅義偉 (無派閥) 留任
外務相 茂木敏充 (竹下派) 経済再生相 ★
防衛相 河野太郎 (麻生派) 外務相 ★
厚労相 加藤勝信 (竹下派) 総務会長 ★◎
総務相 高市早苗 (無派閥) 議院運営委員長
農水相 江藤拓 (無派閥) 首相補佐官
経産相 菅原一秀 (無派閥) ◎
環境相 小泉進次郎(無派閥)
法務相 河井克行 (無派閥 菅G)総裁外交特別補佐◎
文科相 萩生田光一(細田派) 幹事長代行 ◎
経再相 西村康稔 (細田派) 官房副長官 ◎
五輪相 橋本聖子 (細田派) 参議院議員会長 参
国交相 赤羽一嘉 (公明)
1億総活躍 衛藤晟一(二階派)首相補佐官 参
国家公安 武田良太 (二階派)
田中和徳 (麻生派)
竹本直一 (岸田派)
北村誠吾 (岸田派)
3人で復興相+特命大臣2名
3809
:
チバQ
:2019/09/10(火) 23:06:56
・菅(小泉や河井克行入閣)、二階(幹事長留任、武田・江藤入閣)、麻生(田中和徳入閣 鈴木総務会長など)のバランスは引き続き維持。
・ポスト安倍候補は岸田筆頭ながらも、茂木・加藤・河野を重要閣僚としてポスト安倍として残す感じ。
・石破と野田は引き続き干す感じか。
・目ぼしい議員だと林芳正が無役なままかな
3810
:
チバQ
:2019/09/10(火) 23:09:37
https://news.livedoor.com/article/detail/17062507/
石破派、閣僚ゼロに=自民
0
1
2019年9月10日 22時1分 時事通信社
11日に行う内閣改造で、安倍晋三首相は自民党石破派からの起用を見送る。
党内の主要派閥に配慮する一方、同派会長の石破茂元幹事長が「反安倍」の姿勢を鮮明にしていることが影響したとみられる。派内からは「今回は完全に外された」(幹部)との恨み節が漏れた。
https://mainichi.jp/articles/20190910/k00/00m/010/300000c
首相、側近重用が顕著に 身内で脇を固める「守り」の姿勢にじむ
会員限定有料記事 毎日新聞2019年9月10日 21時31分(最終更新 9月10日 22時08分)
安倍晋三首相(自民党総裁)が11日に行う内閣改造・党役員人事の陣容が固まった。加藤勝信総務会長(63)、萩生田光一幹事長代行(56)、西村康稔官房副長官(56)の官房副長官経験者3氏を入閣させ、第1次安倍内閣で官房副長官を務めた下村博文元文部科学相(65)を党選対委員長に起用し、側近重用が顕著となった。参院幹事長には官房副長官経験者の世耕弘成経済産業相(56)を充てる。身内で脇を固める「守り」の姿勢がにじむ。
閣僚19人のうち初入閣は13人で、2012年12月に発足した第2次政権で過去最多となった。初入閣す…
https://mainichi.jp/articles/20190910/k00/00m/010/308000c
田中和徳元副財務相は復興相に起用へ 初入閣
毎日新聞2019年9月10日 21時43分(最終更新 9月10日 21時51分)
安倍晋三首相(自民党総裁)は11日の内閣改造で、田中和徳元副財務相を復興相に起用する人事を固めた。田中氏は初入閣。
3811
:
チバQ
:2019/09/10(火) 23:11:23
岸田派の2人が軽量大臣過ぎる
https://mainichi.jp/articles/20190910/k00/00m/010/309000c
竹本直一氏は科学技術担当相に起用へ、初入閣
毎日新聞2019年9月10日 21時44分(最終更新 9月10日 21時51分)
安倍晋三首相(自民党総裁)は11日の内閣改造で、竹本直一元副財務相を科学技術担当相に起用する人事を固めた。竹本氏は初入閣。
https://mainichi.jp/articles/20190910/k00/00m/010/307000c
北村誠吾氏は地方創生兼規制改革担当相に起用固まる
毎日新聞2019年9月10日 21時41分(最終更新 9月10日 21時46分)
安倍晋三首相(自民党総裁)は11日の内閣改造で、北村誠吾元副防衛相を地方創生兼規制改革担当相に起用する人事を固めた。北村氏は初入閣。
3812
:
とはずがたり
:2019/09/10(火) 23:36:23
石破派、閣僚ゼロに=自民
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190910-00000123-jij-pol
9/10(火) 22:03配信時事通信
11日に行う内閣改造で、安倍晋三首相は自民党石破派からの起用を見送る。
党内の主要派閥に配慮する一方、同派会長の石破茂元幹事長が「反安倍」の姿勢を鮮明にしていることが影響したとみられる。派内からは「今回は完全に外された」(幹部)との恨み節が漏れた。
首相はこれまで、山下貴司法相ら石破派からも閣僚を起用。ただ、最近は派閥の意向を無視した「一本釣り」が目立っていた。石原派も引き続き閣僚ゼロとなるが、党役員人事で森山裕国対委員長が留任した。
岸田氏は「次がラストチャンス」=自民・木原氏
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190906-00000097-jij-pol
9/6(金) 16:08配信時事通信
自民党の木原誠二政調副会長は6日、BSテレビ東京の番組収録で、「ポスト安倍」を目指す岸田文雄政調会長について「次(の総裁選)がラストチャンスでありワンチャンスだと思う」と語った。
安倍晋三首相の党総裁4選も取り沙汰されているが、「4選に向かうか向かわないかにかかわらず、(岸田氏が)次出るというのは間違いないと思う」とも述べた。木原氏は岸田派に所属している。
「ポスト安倍」へ正念場続く=岸田氏、幹事長昇格かなわず-自民三役人事
2019年09月05日07時13分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019090401128
「ポスト安倍」を目指す自民党の岸田文雄政調会長は足場固めのため、11日の党役員人事で幹事長への昇格を期待していたが、政調会長続投となり、その芽は消えた。総裁への道は依然険しく、正念場が続きそうだ。
<関連情報>内閣改造
「宏池会(岸田派)の基本的な姿勢は、『寛容と忍耐』『信頼と合意』といった歴代宏池会内閣のキャッチフレーズとして示してきた。新しい時代でも大切にしなければならない」。岸田氏は4日、山梨県山中湖村のホテルで開いた同派研修会でこう語り、「岸田政権」樹立に意欲をにじませた。
7月の参院選で岸田派は現職4人が落選し、党内では「岸田氏では選挙の顔にならない」(細田派中堅)と冷ややかな声が広がった。ただ、安倍晋三首相周辺によると、首相がかねて岸田氏に抱く期待は変わっていないとされ、今回の人事をめぐる各派との調整でも8月30日に最初に官邸に招く配慮を見せた。
結局、政調会長留任となり、岸田派内には落胆の声が広がる。同派幹部は「幹事長の可能性があると思っていたから残念だ」と肩を落とし、参院の中堅議員は「いつになったら宏池会政権ができるんだ」と嘆いた。
党内には「政調会長留任でも総裁候補の立場は変わらない。ほかに適当な人がいない」(竹下派幹部)との見方がある。しかし、2年余りの政調会長ポストで目立った実績はなく、無派閥の閣僚経験者は「留任では参院選での負のイメージ払拭(ふっしょく)にはならない。岸田氏はこのままでは終わる」と指摘した。
3813
:
チバQ
:2019/09/10(火) 23:45:32
>>3786
https://www.sankei.com/politics/news/190910/plt1909100003-n1.html
【政界徒然草】石破氏の側近に二階派が刺客か 波紋ブログも懸念材料
2019.9.10 09:00
自民党石破派(水月会、19人)の会長代行を務める山本有二元農林水産相の地元・衆院高知2区に、高知県の尾崎正直知事がくら替え出馬する意向を示した。尾崎氏は自民党の公認を目指し、党内で「拡大路線」を進める二階派(志帥会、46人)に近づいている。公認争いを仕掛けられそうな石破派は派の結束を呼びかけるが、防波堤となるべき会長の石破茂元幹事長の求心力の低下もあり、どこか緊張感に欠けた対応が続く。
公認争いに発展か
「体を張ってでも山本氏は守らねばならない」
石破氏は周囲にこう漏らし、5日の石破派幹部会では、党執行部に高知2区は現職の山本氏の優先を求める方針を確認した。
尾崎氏は8月21日に国政転出を表明した。その後の行動は早かった。
9月3日に党高知県連会長の中谷元・元防衛相を伴い、首相官邸に安倍晋三首相を訪問した。関係者によると、次期衆院選で高知2区で出馬を目指す意向を伝えたという。
6日には自民党本部1階に陣取り、出入りする所属議員にあいさつを重ねた。さらに7日は、二階派が福島県郡山市のホテルで開いた夏季研修会に講師として出席した。尾崎氏は11月24投開票の県知事選に出馬せず、知事を退任後、二階派に入るもようだ。
二階派は、旧民進党出身の細野豪志元環境相=衆院静岡5区=や鷲尾英一郎衆院議員=同新潟2区=を入会させ、派の拡大路線を鮮明にしている。いずれの選挙区も他派の若手議員が支部長を務めるが、二階氏は意に介さない。
一方の山本氏は、金融担当相など要職を歴任した当選10回のベテランだ。平成29年の衆院選で旧民進党出身の無所属議員に敗れたが、周囲には「現職は自分だ。尾崎氏は(公認を得られる見込みもなく)フライング気味だろう」と語るなど、選挙区を譲る気はない。首相も、尾崎氏との面会は「事前に県政報告のために来るとしか聞いていなかった」と山本氏に伝え、安心させたという。
山本氏が所属する石破派は、二階派から「公認争い」という戦いを挑まれそうになっているが、権力闘争や政略にうとい「政策型」の議員が多いためか、派内の危機感は薄い。
石破派の中堅は「5年もたてば、二階さんの影響力も低下する。尾崎氏は力を借りて党に入っても、その後は悲惨だろう」と語る。別の中堅も「二階派のいつもの作戦だろう」とひとごとのような見方を示す。
3814
:
チバQ
:2019/09/10(火) 23:46:15
守るべき領袖は存在感が薄まり…
ここは領袖の政治力が問われる場面だが、石破氏の党内での影響力は低下の一途をたどっている。11日の内閣改造・党役員人事では、「ポスト安倍」候補と目される岸田文雄政調会長や菅義偉官房長官の続投が決まった。ライバルとなりそうな茂木敏充経済再生担当相や河野太郎外相も日の目があたるポストに収まりそうだ。
他方、石破氏は昨年の総裁選で党員票で全体の45%を獲得し、地方人気の高さを示した。ただ、安倍政権と距離を置き、批判を重ねる手法に眉をひそめる党関係者は少なくない。石破派も新規加入がなく、党総裁選の出馬に必要な20人の推薦人を自前で調達できない状態が続いている。
加えて、石破氏は8月23日、自身のブログで、韓国による日韓軍事情報包括保護協定(GSOMIA)破棄の背景には政府の戦争責任への向き合い方が不十分なためだと持論を展開し、インターネット上で批判が殺到する事態となった。
石破氏は9月1日、記者団から戦後総括の具体的なあり方について問われると、「内容について言っているわけではない。日本人の手できちんと(戦後総括を)やることが必要だということを申し上げたつもりだ」と述べたが、具体論には踏み込まなかった。
ブログは党内でも波紋を広げた。無派閥の中堅議員は「首相候補とされる石破氏が『日本は戦争責任に向き合ってこなかった』と唱えたら、文在寅(ムン・ジェイン)政権による反日キャンペーンの補強材料になりかねない」と懸念する。この中堅は、党幹部にブログの修正を要請できないかと相談したという。
高知2区をめぐる公認権争いは、尾崎氏が知事を退任後に過熱するとみられる。石破氏は派の領袖としてきちんと子分を守ることができるかどうか。それは、「ポスト安倍」を目指すために必要な「求心力」を測るバロメーターともなる。
(政治部 奥原慎平)
3815
:
チバQ
:2019/09/11(水) 10:13:00
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190911-00582148-shincho-pol
安倍内閣でずーっと国交大臣ポストをもらい続ける公明党 その狙いは?
9/11(水) 6:00配信デイリー新潮
安倍内閣でずーっと国交大臣ポストをもらい続ける公明党 その狙いは?
公明党の山口那津男代表
9月11日の改造内閣で、国土交通大臣に公明党の赤羽一嘉衆院議員(61)が就任した。安倍晋三首相は、6日に会談した公明党の山口那津男代表から閣僚枠1人を要望され、国交相の継続を求められていた。今や国交相といえば、公明党というイメージが定着しつつある。なぜ、このポストを欲しがるのか?
***
実際、この十数年の国交相を遡って見てみると、公明党議員が圧倒的に多い。
北側一雄衆院議員
2004年9月27日〜2005年9月21日(第2次小泉内閣[改造])
2005年9月21日〜2005年10月31日(第3次小泉内閣)
2005年10月31日〜2006年9月26日(第3次小泉内閣[改造])
冬柴鐵三衆院議員(当時)
2006年9月26日〜2007年8月27日(第1次安倍内閣)
2007年8月27日〜2007年9月26日(第1次安倍内閣[改造])
2007年9月26日〜2008年8月2日(福田康夫内閣)
太田昭宏衆院議員
2012年12月26日〜2014年12月24日(第2次安倍内閣)
2014年9月3日〜2014年12月24日(第2次安倍内閣[改造])
2014年12月24日〜2015年10月7日(第3次安倍内閣)
石井啓一衆院議員
2015年10月7日〜2016年8月3日(第3次安倍内閣[第1次改造])
2016年8月3日〜2017年8月3日(第3次安倍内閣[第2次改造])
2017年8月3日〜2017年11月1日(第3次安倍内閣[第3次改造])
2017年11月1日〜2019年9月11日(第4次安倍内閣)
赤羽一嘉衆院議員
2019年9月11日〜(第4次安倍内閣[改造])
3816
:
チバQ
:2019/09/11(水) 10:14:02
省庁再編で国土交通大臣のポストができたのは01年1月。以来、今日までの18年余りのうち、公明党議員が11年も務めているのだ。
さらに、1次から4次までの安倍内閣では、計7年9カ月すべて公明党議員が独占している。自公連立で、公明党は閣僚を2人要求してもよさそうだが、あえて国交相という1ポストに拘るのは何故なのか。
「今回の改造内閣で、赤羽氏が国交相に就任した背景には、今年7月の参院選が関係しています」
と語るのは、創価学会に詳しいジャーナリストの乙骨正生氏。
「参院選では、1票の格差是正で、兵庫、愛知、福岡、東京、埼玉、北海道で定数が増えました。このうち一番の激戦区は兵庫でした。公明党は新人の高橋光男氏を出馬させたのですが、公示前から高橋氏が当選するには15万票足りないと分析していた。そこで山口代表がわざわざ兵庫に出向いて、三顧の礼で“兵庫の港湾のドン”と言われる日本港運協会の久保昌三会長に彼の後援会長になってもらったのです。安倍首相と菅義偉官房長官も高橋氏の応援のため兵庫入りしました。赤羽氏は兵庫2区が選挙区で、兵庫県本部代表ですから、高橋氏の街頭演説では司会を務めるなど、全面的に支援した。その結果、高橋候補は当選を果たすことができた。赤羽氏は参院選での論功行賞で入閣したということでしょう」
赤羽氏は慶応大学法学部を卒業後、三井物産に入社。北京事務所、南京事務所、関西支社で勤務した。北京事務所時代は天安門事件に遭遇している。1993年7月の衆議院総選挙初当選し、当選8回。安倍総理とは初当選同期で、親しい間柄と言われ、これまで国土交通委員長や財務副大臣、経済産業副大臣を歴任している。
乙骨氏によれば、公明党が国交相ポストに拘るのは、支援母体創価学会とゼネコンの間には深い繋がりがあるからだと分析する。
「1972年に竣工した日蓮正宗総本山の大石寺・正本堂(静岡県富士宮市)は、創価学会の寄付350億円で建てられました。ゼネコンは共同企業体でしたが、この頃から創価学会とゼネコンは密接な関係となり、ゼネコンは公明党の票田となっていくのです」
共同企業体は、大成建設、清水建設、大林組、竹中工務店、鹿島建設、戸田建設と、大手ゼネコンが名を連ねた。
創価学会は、学会員は国内だけでも827万世帯(公称)を擁するが、年に1回、学会員から寄付を募る“財務”では数千億円が集まり、資産は一説に10兆円とも言われている。
「創価学会の会館は、全国で1000以上あります。いずれも立派な建物です。また、全国に研修道場、八王子には創価大学や牧口記念会館、東京・巣鴨には戸田記念講堂、東京と関西に創価学園があります」
創価学会は、東京・信濃町周辺に次々とビルを建設している。13年には、老朽化した東京・信濃町の本部ビルを建て替え、創価学会の御本尊を安置する広宣流布大誓堂(総本部会館)が竣工した。
「今年の11月18日には、東京電力病院の跡地に、聖教新聞の本社屋となる世界聖教会館がオープンします。ゼネコンにとって創価学会は大得意先。切っても切れない関係ですから、公明党が国交相のポストを握れば、ゼネコン側にとっても何かと頼りになるということでしょう」
週刊新潮WEB取材班
2019年9月11日 掲載
新潮社
3817
:
チバQ
:2019/09/11(水) 10:44:04
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190911-00000015-jij-pol
政権浮揚へサプライズ起用=安倍首相、「囲い込み」狙いも-小泉氏入閣
9/11(水) 7:16配信時事通信
国民的人気の高い小泉進次郎氏の初入閣は、今回の内閣改造・自民党役員人事で最大のサプライズとなった。
安倍晋三首相(党総裁)には、政権浮揚を図るとともに「将来の総裁候補」を自らの手で育て、囲い込む狙いもあるとみられる。
小泉氏は、28歳の初当選時から脚光を浴びた。父の純一郎元首相譲りの歯切れのいい演説で、国政選挙の際には党内きっての人気弁士として全国を回り、先の参院選までの国政選挙6連勝にも貢献。早くから若手政治家の登竜門である官房副長官や、閣僚への起用が取り沙汰されてきた。
ただ、小泉氏は党総裁選で過去2回、首相ではなく石破茂元幹事長に投票。昨年9月の総裁選の際には「党内で多様な意見が言える環境が大事だ」と強調した。
強権的に映る政権運営に苦言を呈することも辞さない小泉氏に対し、首相は複雑な思いも抱いていたようで、小泉氏の入閣には慎重だった。今回の人事をめぐって首相周辺からも「小泉氏の起用はない」という声が上がっていた。
そうした中での小泉氏抜てきには、菅義偉官房長官の意向が働いたとの見方が強い。8月発売の月刊誌で小泉氏と対談した菅氏は、小泉氏の入閣が望ましいとの考えを表明。小泉氏の先月の結婚も、先に報告した菅氏に促されて首相に伝えた。小泉氏周辺は「菅氏が首相に入閣を推薦した」と語った。
関係者によると、小泉氏も今回は入閣に前向きだったという。これまでに党農林部会長で農業改革、筆頭副幹事長で国会改革、現職の党厚生労働部会長で社会保障改革に取り組んだが、めざましい成果を挙げたとは言い難い。ベテランは「早期の総裁選出馬を見据え、経験を積みたいのだろう」と指摘。無派閥議員を中心に勢力を持つ菅氏との関係強化も狙いのようだ。
党内は歓迎する声が大勢だ。細田派幹部は「いいじゃないか。政権浮揚につながる」と手放しで評価する。小泉氏が育休取得に意欲を示し、選択的夫婦別姓制度の導入に言及したことに関し、政権幹部は「両立したらいい」と容認。石破派中堅は「バンバン発信すればいい。党内で文句が出ても、一般国民は共感する」(石破派中堅)とエールを送った。
ただ、プライベートでも注目される中、閣僚として手腕を発揮するのは容易ではない。成果が挙げられなければ野党の攻撃は避けられず、「進次郎さんは丸裸にされる。相当大変だ」と不安を口にする党関係者もいる。
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:
チバQ
:2019/09/11(水) 11:12:24
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190910-09101261-nksports-soci&pos=1
冷や飯人事で目立つ「お友達」重用、石破派入閣ゼロ
9/10(火) 23:34配信日刊スポーツ
冷や飯人事で目立つ「お友達」重用、石破派入閣ゼロ
11日の内閣改造では、閣僚19人中17人が交代し、小泉進次郎氏を含めて13人が初入閣となる。一方、高市早苗氏が総務相、自民党の加藤勝信総務会長が厚労相で再登板するほか、萩生田光一、河井克行、衛藤晟一の各氏ら首相に特に近い側近らが軒並み初入閣し、「お友達」重用が目立つ。
「入閣待機組」の竹本直一、田中和徳、北村誠吾、武田良太各氏も初入閣し、首相を支える派閥への配慮がなされる半面、首相と対立する石破茂氏が率いる石破派からの起用は、ついにゼロ。露骨な冷や飯人事となった。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190910-00000098-mai-pol
内閣改造、小泉進次郎氏初入閣で政権刷新アピール 19閣僚のうち麻生、菅両氏を除く17人が交代へ
9/10(火) 20:52配信毎日新聞
内閣改造、小泉進次郎氏初入閣で政権刷新アピール 19閣僚のうち麻生、菅両氏を除く17人が交代へ
小泉進次郎衆院議員
安倍晋三首相(自民党総裁)は11日に行う内閣改造で、小泉進次郎元復興政務官(38)を環境相として入閣させる意向を固めた。首相は「安定と挑戦の強力な布陣」を目指すとしており、第2次内閣発足から続投する麻生太郎副総理兼財務相(78)と菅義偉官房長官(70)以外の、19閣僚中17人を交代させる大規模改造を行う。発信力のある若手の小泉氏起用で政権のイメージ刷新と「挑戦」の象徴とする一方、党役員の多くを留任させて政権の「安定」も図った。
小泉氏は、首相が総裁3選を果たした昨年9月の総裁選で石破茂元幹事長に投票し、首相と距離があるとされる。一方、同じ神奈川県が地盤の菅氏と近い。
小泉氏は当選4回で、小泉純一郎元首相の次男。復興政務官や自民党筆頭副幹事長を経て党厚生労働部会長を務め、次世代のリーダー候補として知名度が高い。先月には首相官邸で、フリーアナウンサーの滝川クリステルさんとの結婚を首相と菅氏に報告した。第1子誕生後に育児休暇取得を検討する意向を明らかにしている。34歳で少子化担当相に起用された小渕優子氏、37歳で郵政相となった野田聖子氏に続いて戦後3番目の若さとなる。
初入閣は13人で、安倍内閣で最多だった昨年10月改造時の12人を超える。衛藤晟一首相補佐官(71)を1億総活躍担当相、萩生田光一党幹事長代行(56)を文部科学相、西村康稔官房副長官(56)を経済再生担当相に起用。いずれも首相側近だ。五輪担当相に、1992年アルベールビル冬季五輪のスピードスケート銅メダリストで日本スケート連盟会長の橋本聖子前党参院議員会長(54)を充てる。
菅氏と近い菅原一秀元副経済産業相(57)を経産相、河井克行党総裁外交特別補佐(56)は法相で起用する。江藤拓首相補佐官(59)は農相で起用する。
官房副長官には、いずれも首相の出身派閥、細田派の西村明宏元副国交相(59)と岡田直樹党参院幹事長代行(57)が固まった。
党役員では、選対委員長に下村博文憲法改正推進本部長(65)、幹事長代行に稲田朋美元防衛相(60)の起用が固まった。いずれも細田派で首相に近い。
首相は11日午前に党役員人事を行い、与党党首会談を経て組閣本部を設置。皇居での認証式を経て第4次安倍再改造内閣を発足させる。首相は同日夕に記者会見し人事の狙いを説明する。【立野将弘、高橋克哉】
◇新内閣発足までの主な流れ(11日)
午前10時半 新役員による初の自民党役員会
11時 新役員が記者会見
11時半 臨時閣議で閣僚の辞表取りまとめ
午後1時 与党党首会談、組閣本部設置
1時20分 官房長官が閣僚名簿発表
3時半 皇居で新閣僚認証式
6時 首相記者会見
6時45分 初閣議
3819
:
チバQ
:2019/09/11(水) 15:15:30
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190911-00000551-san-pol
閣僚の担当発表 衛藤1億活躍相は領土問題も 武田氏は国土強靱化
9/11(水) 14:01配信産経新聞
閣僚の担当発表 衛藤1億活躍相は領土問題も 武田氏は国土強靱化
握手を交わす麻生太郎氏と小泉進次郎氏(左)=11日午後、首相官邸(三尾郁恵撮影)
安倍晋三首相は11日、内閣改造に伴い各閣僚の担当を決めた。菅義偉官房長官は引き続き拉致問題と沖縄基地負担軽減担当を、麻生太郎副総理兼財務相も金融担当に任命された。
衛藤晟一1億活躍担当相は領土問題、沖縄北方、消費者、少子化対策、海洋政策などを担当する。武田良太国家公安委員長は防災、行政改革、国家公務員制度に加え、所属する自民党二階派の二階俊博幹事長が力を入れる国土強靱(きょうじん)化担当も兼務する。
菅原一秀経済産業相は、前任の世耕弘成氏と同じくロシア経済分野協力や国際博覧会担当を兼務する。橋本聖子五輪相は女性活躍と男女共同参画を担当する。
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20190911-00423844-fnn-pol
狙いは“ポスト安倍育成”と“石破外し”か 小泉氏起用は菅氏と早くから決定
9/11(水) 11:59配信Fuji News Network
フジテレビ
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安倍首相は11日、内閣改造を行い、午後に第4次安倍再改造内閣が発足する。
改造人事の顔ぶれから透けて見えるのは、安倍首相がポスト安倍候補の育成とともに、次の総裁選レースから石破元幹事長を外したいという思惑。
今回の人事の最大の目玉は、小泉氏の初入閣だが、それ以外の顔ぶれを見ると、安倍首相が派閥のバランスを意識しつつ、側近の加藤総務会長を厚労相に再登板させたり、菅官房長官に近い河野太郎氏を防衛相に横滑りさせたりと、ポスト安倍をにらんだ布陣になっている。
実際、河野氏について、政権幹部は「総裁候補として閣僚に残したということだ」と語っている。
一方、今回、石破派からの入閣はなかった。
また、進次郎氏については、安倍首相と菅官房長官が協議し、改造前の早い段階から入閣させることで一致していたことがわかった。
自民党内には、進次郎氏の活躍に期待する声がある一方で、一部の閣僚の答弁能力を不安視する声もあり、改造内閣が待ったなしの内外の課題に結果を出していけるかが問われる。
(フジテレビ)
3820
:
チバQ
:2019/09/11(水) 17:10:38
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20190911-00000191-nnn-pol
最多初入閣「お友達ねぎらい内閣」と批判も
9/11(水) 12:14配信日テレNEWS24
Nippon News Network(NNN)
[ 前の映像 | 次の映像 ]
安倍首相は11日、内閣改造と自民党の役員人事を行う。政権の骨格は維持する一方で、小泉進次郎議員を環境相に起用するなど政権発足以来、最多の13人を初入閣させる。
自民党本部では11日午前、新しい執行部が発足した。安倍首相は憲法改正について意気込みを語った。
安倍首相「新しい体制のもとで、わが党の長年の悲願である憲法改正を、党一丸となって力強く進めていきたい」
自民党の新執行部だが、二階幹事長と岸田政調会長が再任され総務会長にオリンピック・パラリンピック担当相を務めた鈴木俊一氏、選挙対策委員長には憲法改正推進本部長を務めた下村博文氏が就任した。
新執行部の会見で、二階幹事長は「党を挙げて憲法改正に向けて努力をしていきたい」と強調した。また、岸田政調会長は「議論の雰囲気作りを後押ししていきたい」と述べた。
今後の流れだが、午後1時15分に組閣本部が立ち上がり内閣改造が行われる。新内閣では政権の骨格である菅官房長官と麻生財務相以外の閣僚を交代させ、政権発足以来最多の13人が初入閣となる大幅改造となる。
しかし、安倍首相に近い議員の登用が目立ち党内から「お友達ねぎらい内閣」との批判や「入閣待機議員の在庫一掃だ」という声も出ている。安倍首相は「安定と挑戦」を掲げており、38歳と若く、知名度の高い小泉氏を「挑戦」の象徴として内閣のイメージアップをはかる狙いもありそうだ。
また、外相に茂木経済再生担当相、防衛相に河野外相を横滑りさせて起用し、厚生労働相として経験者である加藤総務会長として再任するなど、留任した岸田政調会長や小泉進次郎氏を含め、ポスト安倍候補を要職に配置し競わせる狙いもうかがえる布陣となっている。
3821
:
チバQ
:2019/09/11(水) 17:32:19
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190911-00010011-fnnprimev-pol
「小泉にいけよ!」官邸が大混乱に陥ったいまどきの組閣舞台裏
9/11(水) 17:03配信FNN.jpプライムオンライン
「小泉にいけよ!」官邸が大混乱に陥ったいまどきの組閣舞台裏
(FNN PRIME)
さっそうと“一番乗り”したのは…
今回の第4次安倍再改造内閣では、19人の新閣僚らが入閣。
新閣僚らが官邸に召集される、いわゆる「呼び込み」の取材のために、官邸のエントランスには、新聞社や通信社、テレビ局などマスコミが100人以上集結。
【画像】「小泉にいけよ!」官邸が大混乱に陥ったいまどきの組閣舞台裏
そのエントランスには閣僚らの導線に沿ってきちんとラインが敷かれ、さらにエリアごとにムービー(テレビ)と、スチール(新聞社)に分かれ、混乱が起きないよう整理された。
さらに、生スルー(映像がそのまま生で本社に送られる)用のお立ち台も設置され、カメラマンたちも顔と名前を間違えないよう、カメラ本体に新閣僚一覧を張り付けるなど、準備万端のなか、果たしてだれが“一番乗り”するのか記者らが話していたところ…
満面の笑顔で余裕たっぷりにあらわれたのは麻生副総理。今回も留任。正直、目新しさはまったくない。記者の間からも特に声があがることなく、新聞社のカメラのシャッター音がエントランスに響き渡る。
姿勢よくさっそうと、カメラマンたちの前を大股で歩いて行った。
「これは一番乗りってことなのかなぁ」と記者の間でも疑問の声も。「新閣僚」というわけではないし…ということで、次に来るのはだれなのか待っていたところ、麻生副総理から遅れること約5分。官邸入口に白のエルグランドが横付けされた。記者たちがにわかにさわぎ始める。
「あの車、進次郎じゃないか?」
到着したのは、今回のサプライズ人事の目玉となった小泉進次郎氏。自信たっぷりのいつもの表情で官邸入り。
記者たちからは一斉にどよめきの声があがった。
「進次郎がきたぞ」
「小泉に声掛けいけよ!」
「進次郎はいくべきだろう!」
自分がいけばいいのに、みな勝手である。
確かに、エントランスに集結した何十台ものカメラの前に躍り出て、小泉氏に声掛けするのは多少の勇気がいる(カメラは線より前に出てはいけないが、記者は出てもいい決まりになっている)。それに、このあとまた帰りにエントランスを通過する際、「囲み取材」が発生する予定となっていたため、「あえてここで行く必要があるのか」、というためらいも理解できる。
結局、みな誰か声掛けにいかないか様子をみながらも、結局ひとりも小泉氏のもとに駆け寄ることはことなく、彼は安倍首相が待つ上の階へとあがっていった。
このあと続々と閣僚らが入ってきたのだが、後にも先にもエントランスが動揺に包まれたのは小泉氏の到着のときだけであった。
3822
:
チバQ
:2019/09/11(水) 17:32:33
“そのとき”が間もなく…緊張感に包まれるエントランス
さて、新閣僚らは安倍首相のもと、一堂に会した後、一斉にエントランスに降りてくる。
ここで「囲み取材」が発生するのだが、撮れる内容は全社一緒だし、あえて競い合う必要もないので、無用な混乱を避けるべく、事前にどの閣僚にどのテレビ局がいくのか、きめてある。いわゆる「代表制」だ。
記者が下りてくる閣僚に声かけをしてカメラの前まで誘導するのだが、もし見失ってしまい、「囲みに失敗」したとなると、全社に迷惑がかかる。となりの記者からも「小泉落としたらやばいよな…」との声が。ちなみに、小泉氏に代表として声掛けすることが決まっていたのはフジテレビ…
「カメラ通ります!」
との声があちこちに上がり、「代表カメラマン」と声掛けのための記者が、前方に集結。
緊張感に包まれるエントランス。
果たして無事に声掛けできるのか…いよいよ訪れたその瞬間、官邸は大混乱に陥ったのだった。
「さすがにこうなるともう無理だ…」SPもため息の“お祭り状態”に
みな「線からは出ない」約束は守ろうとしたんですけどね…
なんせ20人近い閣僚が一斉に降りてきて、ひとりひとりカメラの前に誘導し、ということをしていると、自然にみな、前に、前にとなってしまうんですよね…
「代表制」の責任から、記者もどんどん前に出ていく。すると隣の記者も出ざるを得ない…ということで、閣僚らが下りてきてものの数分で、エントランスは「お祭り状態」(※各社入り乱れてぐちゃぐちゃになること)に。
もはや出入り口すら見えなくなり、各所に配置されていたSPからは「さすがにこうなるともう無理だ…導線だけでも確保を」との声が。横付けされる車にのるための線だけは最低限確保するために方針を切り替えた模様。
ただ、問題は、まだ小泉氏が下りてきていないことだった。
焦る担当のフジテレビ…まさか見落としか!?と弊社女性記者に変な汗が流れはじめたその時…
結局「小泉劇場」で終わった呼び込み
いたるところで新閣僚らへの「囲み」が出現するなか、ついに小泉氏が登場。
ある程度、新閣僚らが出て落ち着き始めたところで降りてくるのは、もはや注目を集めるための計算なのではないかとすら勘ぐってしまう。
当然、記者らは小泉氏に集中。
通常、10人ほどが新閣僚らの元に集まるのだが、小泉氏の元にはあれよあれよというまに30人ほどの記者が。
さらに、代表カメラ以外のカメラも集結。
エントランスの中央を「小泉氏の囲み」が陣取る事態に。
質問が質問をよび、ほかの閣僚らの倍以上、20分に及ぶ囲み取材になったのだった。
組閣のパターンにはさまざまあり、過去には“サプライズ感演出”などのため当日の呼び込みまで誰が何大臣になったのかすらわからないこともあったのだが、最近の安倍政権は、事前に念入りに各派閥間などの調整をし、決まり次第その情報が数日前から流れてくるようになった。
第一次政権の反省から、“サプライズ”よりも“安定”を重視しているからだろう。
今回は全19閣僚のうち13人が初入閣となったが、顔ぶれはこれまでの安倍首相の側近が目立ち、全体的なサプライズ感はさほどない。
そうした中、当初入閣の可能性が低いとみられていた小泉氏が、戦後3番目の若さで初入閣した“衝撃”は大きく、この日の取材も小泉氏に集中した結果を見れば、そうした「安定型」政権の中でも、少しでも「内閣刷新」のイメージを国民に与えたい安倍政権の思惑は、とりあえずのところ狙い通りになったのだろう。
しかし、注目すべきはこれからの新閣僚らの手腕であることを忘れてはならない。
(執筆:フジテレビ プライムオンラインデスク 森下知哉)
FNN PRIME編集部
3823
:
チバQ
:2019/09/11(水) 20:49:03
https://news.goo.ne.jp/article/tvnc/region/tvnc-05087.html
浅からぬ“因縁”…麻生氏と武田氏が入閣 安倍総理が内閣改造 福岡県内の政界に波紋か
2019/09/11 20:37テレビ西日本
浅からぬ“因縁”…麻生氏と武田氏が入閣 安倍総理が内閣改造 福岡県内の政界に波紋か
テレビ西日本
(テレビ西日本)
11日に安倍総理が行った内閣改造、福岡からは2人が入閣しました。
まずは留任した、麻生太郎副総理兼財務大臣(78)。
そしてもう1人は初入閣、福岡11区選出の武田良太衆議院議員(51)です。
国家公安委員長、防災担当大臣に就任しました。
この2人、過去をさかのぼると並々ならぬ因縁があるんです。
(2019年1月)▼4月の知事選
【麻生太郎 氏】
「ちゃんと書類も受け付けて、その上で武内和久という知事候補が選出された」
【武田良太 氏】
「(武内氏の推薦は)一部の閉鎖的なメンバーで決めて、福岡県連がその決定に追従した。
意見が割れてる状態で、福岡県連が党本部に上げていること自体がおかしい」
4月の福岡県知事選をめぐり、分裂状態となった自民党。
現職と新人が争った結果、小川知事が勝利し、小川知事を推した武田氏は喜びを隠しませんでした。
【武田良太 氏】
「いやいや“裏”ではなく“表”で動いていましたよ(笑)」
Q・麻生氏に対して
「責任問題については、政治家ですからご自身で判断されれば良いと思う」
一方、この知事選で新人を支援したのが麻生氏。
安倍総理に直談判して、党本部の推薦を取り付けたにもかかわらず、大差で敗れました。
【麻生太郎 氏】
「誠にふがいない…我々の力不足だった。
心からおわび申し上げます」
麻生氏と武田氏は、ともにかつて炭鉱で栄えた筑豊の出身。
その過去をさかのぼると…。
(1979年)▼麻生氏国会初登院(12月20日)
「緊張しています。
こんなに人がいっぱいいるし」
Q・議員バッジにかけられたお金は3億といわれているがー
「お金のことは分からない」
一方、武田氏が総選挙に初出馬したのは1993年。
3回連続で落選したのち、35歳でようやく初当選を果たしました。
(2003年)
「10年頑張ってきて良かったです(涙)」
「(有権者に対して)何かあったら言ってくださいね」
両者の間に亀裂が走ったのは、麻生氏の2回目の総裁選だったと、2人を良く知る大任町の永原町長は話します。
【大任町 永原譲二 町長】
「当初、麻生氏が総理大臣になった時には、推薦人に武田氏は名を連ねていたから、昔、関係は良かった。
でも次の時に(武田氏が)推薦人にならず、こじれていった」
(2011年)▼自民党福岡県連内での議論
武田氏が党の福岡県連の会長を務めていた時には、党の公認候補選びをめぐって両者はことごとく対立。
その後の選挙でも、緊張関係は続きました。
(2014年)▼県議会議員補欠選挙
2014年の県議会補欠選挙では、武田氏の地盤にもかかわらず、麻生氏が支援する候補が武田氏の秘書を破って当選。
(2016年)▼福岡6区補選
2年後の福岡6区の衆院補選でも、両者の対立の構図が持ち込まれ、このときは武田氏が支援した鳩山二郎氏が当選しました。
対立する2人がどちらも入閣したことについて、福岡県町村会の会長も務める大任町の永原町長は…。
【大任町 永原譲二 町長】
「将来的に麻生さんの引退後は、武田氏がまとめていくための“1つの布石”かなと、我々はそう思っている」
Q・安倍首相がその方向性を認めた?
「安倍首相も福岡県知事選挙の推薦をめぐり、いろいろあった。
(武田氏が所属する)二階派の意向も聞きながら、そういうことをある程度認めたのでは。
『麻生氏が引退した後は…』ということじゃないか」
一方、麻生氏がふるさと飯塚に帰省した際、よく立ち寄るという中華料理店の店主はー
【麻生氏が立ち寄る 中華料理店の店主】
「(麻生氏は)長すぎるという意見も出ているみたいだが、まだまだ頑張れますよ」
【飯塚市民】
「みなさんに認められる立派な方なので、良いところをどんどん出してほしい」
「(麻生氏の)率直なところが良いのではないか。
地元のためにいろいろとやってもらっているので」
自民党の重鎮・麻生氏と、初めて大臣の座を手に入れた武田氏。
安倍内閣を支える両者の一挙手一投足が、今後、福岡県内の政界にも大きな波紋を広げることになりそうです。
3824
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チバQ
:2019/09/12(木) 10:20:02
https://www.zakzak.co.jp/soc/news/190912/pol1909120001-n1.html
ポスト安倍5人激闘へ!「闘う内閣」発足 憲法改正や朝鮮半島「赤化統一」に対応、進次郎氏も「対韓」参戦の可能性 (1/3ページ)
2019.9.12
安倍晋三首相(自民党総裁)は11日、内閣改造と党役員人事を断行した。アジアや中東での有事勃発を感じさせる世界情勢を受け、政権の骨格は維持したうえで、実力があり信頼できる面々を集めた。今後、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領が暴走し、朝鮮半島が「赤化統一」した場合にも対応する。悲願の憲法改正を達成する「闘う内閣」であり、日本経済復活や社会保障改革、来年の東京五輪・パラリンピック成功なども見据えて、国民と国益を守り抜く覚悟を示す。次世代の日本のため、「ポスト安倍」候補を競わせる布陣ともいえそうだ。
◇
「『安定と挑戦』の強力な布陣を敷きたい。わが党には老壮青と、たくさんの人材がいる」
安倍首相は、内閣改造と党役員人事の方針を、こう語っている。
第4次安倍再改造内閣では、政権を支える麻生太郎副総理兼財務相と菅義偉官房長官は続投となり、残る17人を大幅刷新。注目は外交・安全保障の顔ぶれだ。
厳しい外交・安保環境に対応するため、茂木敏充経済再生相を外相に、河野太郎外相を防衛相に起用する。ともに政界屈指の国際派であり、同盟国・米国をはじめ世界各国に幅広い人脈を誇る。
韓国が、米国の警告を無視して日韓軍事情報包括保護協定(GSOMIA)破棄決定したうえ、在韓米軍基地の早期返還を要求するなど、急速に「米韓同盟の空洞化」を進めている。茂木氏と河野氏は、東アジアの安全保障環境の激変や、共産党独裁国家・中国の海洋覇権拡大、日露平和条約交渉などにも対応する。
「ポスト安倍」候補では、菅氏と茂木氏、河野氏に加え、加藤勝信総務会長が厚労相での再登板となった。
改造最大のサプライズは、「政界のプリンス」こと小泉進次郎元復興政務官の初入閣だろう。フリーアナウンサーの滝川クリステルさんとの“電撃授かり婚”で話題を集め、初入閣が注目されたが、進次郎氏が「育児休暇取得」に言及したこともあり、一時起用方針が見送られていた。
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:
チバQ
:2019/09/12(木) 10:20:15
安倍首相は、進次郎氏の父、小泉純一郎元首相に、幹事長や官房長官に抜擢(ばってき)されて、首相の座をつかみ取った。今回の改造にあたり、「将来の宰相」と期待される進次郎氏を育てようと考えたようだ。
環境相は、国際会議も多く国際経験を積めるが、原子力発電所の再稼働や、所管外だが東京電力福島第1原発で増え続ける汚染水を処理した処理水の問題にも関与する可能性がある。韓国政府が汚染水問題で大騒ぎするなか、進次郎氏が「対韓強硬戦線」に加わることもありそうだ。
ジャーナリストで東海大学教授の末延吉正氏は「よく考え抜かれた、思い切った人事だ。キーワードは『国家・国民への忠誠心』と『仕事の力量』だろう。安倍首相は、菅、茂木、河野、加藤の各氏に、岸田文雄政調会長の5人を『ポスト安倍』候補として、党と内閣の要職に配置した。大叔父である佐藤栄作元首相が『三角大福中』(三木武夫、田中角栄、大平正芳、福田赳夫、中曽根康弘の各氏)を競わせたのを思わせる。『厳しい仕事で競わせれば、ポスト安倍は自然と決まる』とみているのではないか」と分析した。
改造内閣は、内政でも試練が待ち構えている。10月の消費税増税後の景気対策や、年金をはじめとする社会保障制度改革などだ。そして、安倍首相の悲願である憲法改正が待ち構えている。
政治評論家の屋山太郎氏は「安倍首相は政治哲学として、『憲法改正』と『防衛』『教育改革』を必ず解決すると心に留めてきた。今回の改造で、自らを官邸や党で支えてきた信頼できる人材を派閥とは関係なく、初入閣組として表舞台に出した。これは、『憲法改正を今こそ実現すべきだ』という決意だろう」と語る。
確かに、官房副長官だった萩生田光一氏を文科相、西村康稔氏を経済再生相に、首相補佐官だった江藤拓氏を農水相、衛藤晟一氏を一億総活躍担当相、党総裁外交特別補佐だった河井克行氏を法相に抜擢した。
日本国憲法は、日本が終戦後の占領時に、GHQ(連合国軍総司令部)の作成した英語の草案をもとにつくられた。自民党は憲法改正を「結党以来の党是」としてきた。安倍首相は「勝負」をかける気迫のようだ。
屋山氏は「日本外交はかつて、『中国や韓国とは対立するな』との立場で、無理難題を受け入れてきた。かえって外交関係をおかしくして、日本の国益を損なった。第2次安倍政権の6年半で『外交は我慢だけではダメだ』という姿勢に変わった。今回の新閣僚は『将来、太平洋の覇権を狙う共産党独裁国家・中国と向き合わざるを得ない』との共通認識を持っている。朝鮮半島もいずれ赤化し、中国の子分になりかねない。『ここで今、きちんと構えておかなければ』と覚悟を決めた新内閣になった。評価したい」と語っている。
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:
チバQ
:2019/09/12(木) 10:20:31
https://www.zakzak.co.jp/soc/news/190911/pol1909110007-n1.html?ownedref=not%20set_not%20set_newsRelated
石破茂氏「ポスト安倍」脱落か 内閣改造で石破派ゼロ…存在感発揮できず人気に陰り 進次郎氏抜擢の配慮も
2019.9.11
安倍晋三首相が11日に実施した内閣改造・自民党役員人事では、石破派(水月会、19人)からの起用はゼロに終わった。同派会長の石破茂元幹事長が「反安倍」の姿勢を崩さず、一部メディアに乗せられてか、後ろから鉄砲を撃つように感じられる言動を繰り返したことが影響したようだ。
自民党 安倍内閣
安倍首相は昨年10月の内閣改造で、同派から山下貴司氏を法相に「一本釣り」したが、今回は石破氏に積極的な動きは見られなかった。
石破氏は「ポスト安倍」に意欲をみせるが、最近は存在感を発揮できていない。先の参院選では10都県に応援に入ったが、新元号「令和」の発表で人気上昇中の菅義偉官房長官らにお株を奪われ、かつての人気に陰りが見えている。
自らの言動も求心力を落とす。8月23日付のブログでは、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)政権が日本との軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の破棄を決めた理由は「日本が敗戦後、戦争責任と正面から向き合ってこなかったことが問題の根底にある」と発信した。
すると、官邸周辺からは「どこの党の人なの?」とあきれられ、ネット上では「鳩山由紀夫元首相とソックリだ」とそっぽを向かれた。
安倍首相は今回の人事で、菅氏や岸田文雄政調会長、茂木敏充外相、河野太郎防衛相、加藤勝信厚労相の5人を軸に「ポスト安倍」候補として競わせることにした。石破氏を「ポスト安倍」候補から外したのか。
ただ、配慮(?)も感じられた。2012年と18年の総裁選で石破氏に投票した小泉進次郎衆院議員を環境相に抜擢(ばってき)したのだ。石破派からは入閣ゼロでも、石破氏支持勢力に気を配ったともいえそうだ。
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:
チバQ
:2019/09/12(木) 13:06:18
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190911-00000062-jij-pol
今井首相秘書官が補佐官兼務=官房副長官に西村明、岡田氏-国家安保局長は北村氏
9/11(水) 14:34配信時事通信
今井首相秘書官が補佐官兼務=官房副長官に西村明、岡田氏-国家安保局長は北村氏
安倍晋三首相(中央)に続いて自民党本部に入る今井尚哉氏(右)=11日午前、東京・永田町の同党本部
安倍晋三首相は11日の内閣改造に伴い、今井尚哉首相秘書官(政務担当)を首相補佐官兼務とした。
今井氏は政策企画を総括する。政務担当の官房副長官には西村明宏衆院議員と岡田直樹参院議員がそれぞれ就任。事務担当の杉田和博官房副長官は続投する。
横畠裕介内閣法制局長官は退任し、近藤正春内閣法制次長が昇格した。首相補佐官に秋葉賢也、木原稔両衆院議員が新たに就き、和泉洋人、長谷川栄一両補佐官は留任した。
国家安全保障局の谷内正太郎局長は13日付で退き、後任に北村滋内閣情報官を起用。北村氏の後任は警察庁出身の滝沢裕昭内閣審議官を充てる。
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チバQ
:2019/09/12(木) 13:22:54
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190912-00000508-san-pol
内閣改造 菅氏が存在感 近い小泉氏ら入閣、各派閥は横ばいか減少
9/12(木) 6:00配信産経新聞
内閣改造 菅氏が存在感 近い小泉氏ら入閣、各派閥は横ばいか減少
11日に発足した第4次安倍晋三再改造内閣の閣僚数を自民党派閥別にみると、0〜3人で、前回平成30年10月の内閣改造と比べいずれも横ばいか減少だった。一方、無派閥議員が6人を占め、唯一の「勝ち組」となった。小泉進次郎環境相や菅原一秀経済産業相、河井克行法相ら菅義偉官房長官に近いとされる議員の起用が目立ち、派閥に所属しない菅氏の存在感が際立っている。(長嶋雅子)
「菅氏の影響力がさらに高まっているのかな…」。自民党の中堅議員はこうつぶやいた。サプライズ人事となった小泉氏の初入閣を後押ししたのは菅氏とされる。小泉氏は同じ神奈川県が地盤の菅氏と関係が良好で、先月は首相官邸で結婚を報告。安倍首相の指示で小泉氏に電話で入閣を打診したのは菅氏だった。
菅原氏は、菅氏に近い無派閥の中堅議員でつくる勉強会を今年発足させ、河井氏は首相との関係が良く、菅氏とも近い。菅氏本人を含め、これらで4人となり、今回の内閣で「最大勢力」とも言える。
一方、首相の出身派閥で党内最大の細田派(清和政策研究会、97人)からは改造前と同じ3人を起用した。首相側近の萩生田光一文部科学相と西村康稔経済再生担当相の2人を初入閣させた。下村博文元文科相を党四役の党選対委員長に登用し、政府と党にバランスよく配置した。
麻生派(志公会、54人)は2人減の3人となった。ただ、河野太郎前外相が横滑りで防衛相に、鈴木俊一前五輪相が党総務会長にそれぞれ起用された。選対委員長を外れた甘利明氏は党税調会長就任が内定し、同派幹部は「政権を中枢で支えられるポジションだ」と語る。
竹下派(平成研究会、53人)は改造前と同じ2人。茂木敏充外相と加藤勝信厚生労働相の「ポスト安倍」候補が順当に入閣した。
留任となった岸田文雄党政調会長が会長を務める岸田派(宏池会、46人)は3人から2人に減少。周囲で期待が高まった岸田氏の党幹事長就任はかなわず、要職の党税調会長ポストも甘利氏に奪われた形だが、「待機組」の2人を閣内に押し込み、面目を保った。
二階俊博幹事長率いる二階派(志帥会、46人)は改造前と同じ2人。幹事長留任で満足の結果といえそうだ。石原派(近未来政治研究会、11人)は森山裕国対委員長が留任したが、今回も閣僚はゼロだった。
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チバQ
:2019/09/12(木) 13:23:40
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190911-00000088-jij-pol
女性閣僚2人にとどまる=初入閣は13人で最多-内閣改造
9/11(水) 18:07配信時事通信
女性閣僚2人にとどまる=初入閣は13人で最多-内閣改造
首相官邸に入る高市早苗氏=11日午後、東京・永田町
11日に発足した第4次安倍再改造内閣では、女性閣僚が内閣改造前の1人から2人に増加した。
ただ、安倍晋三首相が旗印の一つとして「女性活躍」を掲げる中、なお不十分との指摘もある。一方、初入閣は、これまでの安倍内閣で最多となる13人に上った。
第4次改造内閣の女性閣僚は片山さつき地方創生担当相のみ。今回は高市早苗総務相と橋本聖子五輪担当相の2人で、一時浮上した三原じゅん子参院議員は調整の結果見送られた。2014年の第2次改造内閣発足時は5人を登用している。
初入閣のうち、環境相に抜てきされた小泉進次郎氏は衆院当選4回の38歳。歴代内閣で起用された小渕優子少子化担当相の34歳、野田聖子郵政相の37歳に次いで、戦後3番目の若さだ。
自民党の派閥別では、無派閥が6人で最多。細田、麻生両派が各3人で続き、竹下、岸田、二階3派は各2人だった。石原、石破両派からの起用はなかった。
平均年齢は首相を含め61.6歳。第4次改造内閣発足時の63.4歳を1.8歳下回った。最年長は78歳の麻生太郎、竹本直一両氏で最年少は小泉氏。
3830
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チバQ
:2019/09/12(木) 17:17:04
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190912-00000010-jct-soci
高橋洋一の霞ヶ関ウォッチ 内閣改造から見る「ポスト・ポスト安倍」 トップへの登竜門、有資格者は...
9/12(木) 17:00配信J-CASTニュース
高橋洋一の霞ヶ関ウォッチ 内閣改造から見る「ポスト・ポスト安倍」 トップへの登竜門、有資格者は...
安倍首相が内閣改造を行った(画像は9月11日の記者会見)
東日本を台風15号が直撃した中、2019年9月11日、内閣改造が行われた。台風被害の方にはお見舞いも申し上げる。インターネットの上で、そうした被害がある中で内閣改造している場合かという批判がある。気持ちはわかるが、実務ではまったく影響ない。それどころか、かえっていいタイミングだ。
■菅官房長官の影響力が増した
台風などの災害被害の場合、実働部隊は地方官僚、現場の官僚らだ。筆者もかつて地方財務局で災害予算執行を担当したことがある。災害現場に行って、予備費予算執行の可否を判定するという役目だ。実際には予算執行を否定することはなく、ただ追認するだけだが、形式的に現場に行くわけだ。
こうした事務で、一番面倒臭いのが、中央省庁からの連絡だ。中央省庁は実情がわからないので、地方に問い合わせてくるが、それへの対応で、地方官僚が時間をとられるのが痛い。ところが、内閣改造では、中央省庁官僚は、基本事項を新大臣へレクすることで手一杯であり、地方災害のことを地方に問い合わせる時間の余裕がない。このため、地方の官僚が余計なことをしないですむのがいい。
ところで、内閣改造であるが、これで、ポスト安倍、ポスト・ポスト安倍が見えてきた。ズバリ言えば、ポスト安倍は、菅義偉官房長官と岸田文雄政調会長。ポスト・ポスト安倍は、加藤勝信厚労相、河野太郎防衛相、茂木敏充外務相。
まず、今回の組閣の派閥構成を見てみよう。細田派3(改造前3)、麻生派3(5)、竹下派2(2)、岸田派3(2)、二階派2(2)、石破派0(1)、石原派0(0)、無派閥6(2)。麻生派、岸田派、石破派の減少が無派閥の増になっている。無派閥は、隠れ「菅派」なので、ここにきて、菅官房長官の影響力が増したわけだ。
閣僚を競わせながら憲法改正へ進むか
菅官房長官は、「令和おじさん」と親しまれ、先の参院選でも引っ張りだこだった。
今は政治家のパワーは、選挙の時に頼りになる人気が大きい。選挙応援に来てもらったかどうかは、政治家にとって貸し借りになる。
岸田政調会長は、安倍首相との関係で、依然として有力な後継候補である。先の参院選では、菅官房長官が選挙での強さをみせ、岸田政調会長はその後陣をはいした。これから、菅官房長官とポスト安倍でしのぎを削るだろう。
ポスト・ポスト安倍は、有力閣僚をみればいい。トップへの登竜門である重要な閣僚といえば、官房長官、財務相、外務相、厚労相、経産相、防衛相だ。そのうち、ポスト・ポスト安倍の有資格者をみると、加藤厚労相、河野防衛相、茂木外務相に絞られてくる。
こうした改造布陣で、安倍首相は各閣僚を競わせながら憲法改正を進めるのだろう。最善の今後のスケジュールは、来年通常国会で衆参ともに3分の2以上で発議し、東京五輪終了し年内に国民投票である。そのときには、衆院解散・総選挙とのダブル選挙だろう。もっとも、参院で憲法改正の発議をするのは容易でない。
その前に、秋の臨時国会で、消費増税に伴う景気後退を防ぐために補正予算があるだろう。米中貿易戦争、英国のEU離脱、日韓関係悪化、ホルムズ海峡の緊張激化など国際情勢は緊迫している。そうした中、日本が消費増税で景気後退したら、憲法改正どころでなくなる。憲法改正へのハードルは高い。
++ 高橋洋一プロフィール高橋洋一(たかはし よういち) 元内閣参事官、現「政策工房」会長 1955年生まれ。80年に大蔵省に入省、2006年からは内閣参事官も務めた。07年、いわゆる「埋蔵金」を指摘し注目された。08年に退官。10年から嘉悦大学教授。著書に 「さらば財務省!」(講談社)、「安倍政権『徹底査定』」(悟空出版)、「『バカ』を一撃で倒すニッポンの大正解」(ビジネス社)など。
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チバQ
:2019/09/12(木) 17:18:16
https://news.livedoor.com/article/detail/17069893/
安倍・麻生vs菅・二階…改造人事で繰り広げられた国民不在の暗闘
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2019年9月12日 9時26分 日刊ゲンダイDIGITAL
幹事長続投でシナリオは狂った(左からー 安倍首相と麻生副総理。菅官房長官と二階幹事長は急接近に…)/(C)日刊ゲンダイ
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11日の内閣改造・自民党役員人事。安倍首相は早々に「安定と挑戦の布陣」とキャッチフレーズを付け、麻生副総理兼財務相、菅官房長官、二階幹事長の骨格3人の留任が「安定」の象徴だと解説されているが、実態は違う。裏では安倍首相・麻生氏vs菅氏・二階氏の暗闘が繰り広げられていた。
“日本のタマネギ男”甘利明氏の復権にメディアは完黙なのか
■幹事長続投でシナリオ狂う
今度の人事の肝は「幹事長」で、安倍首相は二階氏を外すつもりだった。しかし、改憲を睨んだ公明党とのパイプ維持などで、結局、二階氏を続投させざるを得なくなったという。
「つまり人事は最初からシナリオが狂ったということです。さらに、菅氏の子飼いの若手が二階派に入会するなど、菅氏と二階氏が急接近している。安倍首相は強い警戒感を抱いています」(安倍首相周辺)
菅氏と二階氏の接近は「ポスト安倍」を見据えたものだ。二階派は所属議員が46人いるものの後継者が不在。菅氏は無派閥ながら“実質菅派”という議員が50人ほどいる。「令和おじさん」で人気上昇の菅氏と「ポスト安倍」で組めば、100人の一大勢力になる。
安倍首相と麻生氏は、こうした動きに敏感に反応した。8日の日曜に麻生氏が安倍首相の私邸を訪問。1時間半にわたって会談しているのだ。
「安倍首相は人事について真っ先に麻生氏と打ち合わせするので、既に話は終わっていたはず。日曜に改めて会ったのは、二階氏の幹事長留任と菅・二階連合の攻勢という予定外の事態となり、巻き返しを図る必要が出てきたからでしょう」(前出の安倍首相周辺)
実際、きょうの人事でその巻き返しが具体的に表れた。閣僚人事では「党務や閥務の経験を積ませるべき」とされていた麻生派の河野太郎外相が横滑りで防衛相に残った。党役員人事でも、麻生派の鈴木俊一五輪相が総務会長に起用されることになった。鈴木氏は麻生氏の義弟でもある。
麻生派の甘利明選対委員長が、絶大な利権を握る税調会長となり、後任の選対委員長には、安倍首相の出身派閥である細田派の下村博文憲法改正推進本部長が就く。幹事長代行は細田派の稲田朋美元防衛相だ。安倍首相と麻生氏の側近たちが幹事長の“お目付け役”となるわけだ。
そのうえ、初入閣組には過去の安倍政権で官房副長官だった萩生田光一氏と西村康稔氏、首相補佐官だった衛藤晟一氏と江藤拓氏と河井克行氏という5人の安倍首相“お友達”がズラリである。
「長く続くと権力は腐敗するという典型。『安定』を求め、麻生氏、菅氏、二階氏の3人を長期にわたって要職に置いた末に、菅氏、二階氏の“裏切り”という代償を招いたということ。『安倍・麻生』『菅・二階』という二重構造の権力闘争の結果、ますます国民不在の人事になってしまった感があります」(政治評論家・野上忠興氏)
1強政権の末路である。
3832
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旧ホントは社民支持@鹿児島2区
:2019/09/12(木) 21:13:48
わーお。。。
でも,個人的には不倫だけを理由として政治家を批判するのはあまり好きではないです。
https://www.tv-tokyo.co.jp/news/original/2019/09/12/006007.html
今井絵理子議員が内閣府政務官に
3833
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チバQ
:2019/09/12(木) 22:01:06
606 チバQ 2019/09/12(木) 09:09:07
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190912-00581662-shincho-pol
二階幹事長vs石破茂の代理戦争が高知で勃発! どうなる衆院選
9/12(木) 5:57配信デイリー新潮
二階幹事長vs石破茂の代理戦争が高知で勃発! どうなる衆院選
二階俊博幹事長
まさに奇襲であった。
8月21日、高知県の尾崎正直知事(51)が、次期衆院選に高知2区から出馬する意向を表明したのだ。
驚いたのは、同区を10期に亘って根城にしてきた自民党の山本有二衆院議員(67)である。
「山本さんは金融担当大臣や農林水産大臣を歴任した、いわば重鎮議員。一方、尾崎さんは財務官僚を経て、2007年に自民党などの推薦を受け初当選。以来、知事を3期務めてきましたが、今回の決断は、これまで支援を受けてきた地元の大物政治家に弓引く行為に他なりません」(政治部記者)
これが一首長の思いつきであればまあ、それだけの話で済んだのであろうが、
「尾崎さんは事前に自民党県連に対して周到な根回しをしていたんです。さらに、出馬表明の前日には二階俊博幹事長に面会し、了解を取り付けている。二階さんは県連の判断を尊重するとしていますが、県連は“勝てる候補を支援する”と、暗に前回衆院選で比例復活当選だった山本さんを牽制しているのです」
気になるのは二階氏の腹の中。
「山本さんは安倍政権に敵対する石破茂氏率いる水月会の所属。二階さんに、石破派の戦力を削ぎ、安倍さんに恩を売る意図があるのは間違いない。さらに、尾崎さんは今月7日から福島県郡山市で開かれる二階派の研修会に講師として招かれることになっている。当選後は二階派に所属するとみられ、二階さんにとっては一石二鳥なのです」
と同記者は取材時に語った。
一方、1日に小田原で開かれた派閥の研修会で総裁選への意欲を語った石破氏だったが、
「仮に山本さんが落選すれば石破派は18人となり、総裁選出馬の条件である20人の推薦人が遠のいてしまう。石破さんは記者を前に“俺と有ちゃんとは一心同体。何があろうと守ってやらにゃ”とこぼしていましたが、内心は腸(はらわた)が煮えくり返る思いだったでしょう」
石破氏の、親分としての力量が試されている。
「週刊新潮」2019年9月12日号 掲載
新潮社
3834
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チバQ
:2019/09/15(日) 08:42:17
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190915-00000010-jij-pol
幹事長人事、揺れた決断=岸田氏抜てき模索も-安倍首相
9/15(日) 8:12配信時事通信
幹事長人事、揺れた決断=岸田氏抜てき模索も-安倍首相
自民党の臨時総務会後、手を取り合う(左から)下村博文選対委員長、鈴木俊一総務会長、安倍晋三総裁(首相)、二階俊博幹事長、岸田文雄政調会長=11日、東京・永田町の同党本部
11日の内閣改造・自民党役員人事では、幹事長の椅子をめぐり水面下で攻防が繰り広げられた。
「ポスト安倍」の足場固めへ昇格を狙った岸田文雄政調会長に対し、二階俊博幹事長は権力維持へ巻き返しを図った。岸田氏の抜てきか、二階氏の続投か。安倍晋三首相は最後まで揺れた。
「憲法改正をしっかりやる」。8月30日夕、岸田氏は首相と官邸で向き合い、こう伝えた。首相の宿願である改憲を幹事長として担う決意を込めた発言だった。
幹事長人事をめぐり、党内からは二階氏が80歳の高齢であることに加え、在職期間が3年を超えるため交代を求める声が浮上。首相もその可能性を探っていた。
「二階氏は副総裁じゃ駄目かな」。首相は7月の参院選直後、二階氏を副総裁に起用し、後任の幹事長に岸田氏を据える構想を周辺に漏らした。
首相はかねて岸田氏を「信頼できる」と評価。参院選で岸田派の現職4人が落選し、党内で岸田氏の指導力に疑問符が付いても、「誰が派閥会長でも四つは取れなかった」と擁護し続けた。
麻生太郎副総理兼財務相も、首相の姿勢を後押し。関係者によると、麻生氏は「このあたりで岸田氏を幹事長に引き上げてはどうか」と首相に助言したという。
一方、二階氏サイドはこうした動きに反発。側近からは「二階氏以外に誰が幹事長をできるのか。岸田氏に代えても混乱するだけだ」などとけん制する声が相次いだ。
菅義偉官房長官も二階氏続投を支持し、首相に進言した。周辺には「二階氏だから党内が安定している」と統率力を評価。岸田氏の力量への懸念も示したという。
こうした中で、首相が最終的に選択したのは政権の「安定」。9月に入って、岸田氏に「二階氏は動かせない」と伝えた。「岸田幹事長」が幻となった瞬間だった。
引き続き幹事長を担うことになった二階氏は11日の新執行部発足を受けた記者会見で、首相の党総裁連続4選に関して、「もし決意を固めたときは、党を挙げて支援していきたい」と持ち上げてみせた。幹事長ポストを逃した岸田氏周辺は「二階、菅両氏にしてやられた」と悔しがった。
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チバQ
:2019/09/15(日) 08:48:44
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190914-00000035-jij-pol
サプライズ、決断は直前=全体布陣、際立つ側近-内閣改造〔深層探訪〕
9/14(土) 8:28配信時事通信
サプライズ、決断は直前=全体布陣、際立つ側近-内閣改造〔深層探訪〕
第4次安倍再改造内閣の記念撮影を終え、笑顔を見せる小泉進次郎環境相(中央)=11日午後、首相官邸
11日の内閣改造でサプライズ人事となった小泉進次郎氏の初入閣。安倍晋三首相が自らと距離のあった小泉氏の環境相起用を最終決断したのは改造のわずか2日前だった。全体の布陣は側近重用や待機組の処遇が際立つ。石破茂元幹事長を除く「ポスト安倍」候補を軒並み取り込み、政権の求心力維持に腐心する姿勢もにじませた。
【写真】安倍首相と記念撮影する副大臣ら
首相は11日夕の記者会見で、小泉氏と同じ初当選から10年後に、小泉氏の父純一郎元首相から自民党幹事長に任命されたことに言及。「首相の重責を担う上で糧になった。責任ある立場で結果を出してもらいたい」と期待を示してみせた。
◇菅氏が橋渡し
小泉氏は11日、首相官邸で記者団に「首相から入閣要請があったのは月曜日(9日)だ。『よろしくお願いします』と答えた」と明らかにした。
関係者によると、小泉氏と首相の橋渡しをしたのは菅義偉官房長官だ。先のロシア・ウラジオストク訪問から帰国した首相が菅氏に小泉氏入閣の可能性を探るよう指示。菅氏が電話をかけて「受けるか」と尋ねると、小泉氏が応じたため、すぐさま首相と電話を交代。一気に入閣が固まった。
首相は当初、小泉氏の起用に慎重だった。小泉氏は2017年の内閣改造で官房副長官就任を辞退。12年と18年の党総裁選では石破氏に投票し、政権批判とも受け取れる発言も目立っていたからだ。
逆に小泉氏を高く評価していたのが菅氏だ。8月の月刊誌で、対談した小泉氏の入閣が望ましいと表明。党幹部は「首相はなかなか首を縦に振らなかったが、菅氏が押し込んだ」と解説する。
菅氏と小泉氏は地元が同じ神奈川。今後を見据え、将来の首相候補生の「後見人」としてのポジションを固めたいとの思惑もあるとみられる。ほかならぬ腹心の菅氏の推薦を首相も受け入れたようだ。
◇各派へ配慮も
今回の人事では首相側近と呼ばれる面々が大量入閣したのも特徴だ。
初入閣の萩生田光一、西村康稔両氏は首相の出身派閥の細田派所属で共に官房副長官を経験。萩生田氏は10日、携帯電話に首相から着信があり、「文部科学相をよろしく」と告げられた。
再入閣の加藤勝信厚生労働相も派閥は異なるが側近として知られる。高市早苗総務相や衛藤晟一1億総活躍担当相も首相の熱烈な応援団だ。閣内を「身内」で固めた印象は強い。
一方、各派閥への配慮もにじんだ。麻生派の田中和徳氏、岸田派の竹本直一氏、二階派の武田良太氏が初入閣。いずれも当選を重ねながら閣僚経験がなかった待機組だ。
特に岸田派は、かねて推薦していた竹本氏を入閣させようと10日、官邸側と綱引きを演じた。結果的に受け入れられ、岸田派ベテランは「ようやく喉に刺さった骨が取れた」と語り、ほっとした表情を見せた。
首相の自民党総裁任期は21年9月。残り2年でレームダック(死に体)化を避けるには党内への目配りも欠かせない。党役員人事では自らに近い下村博文氏と稲田朋美氏を起用。閣僚経験者は「側近の存在感を高めることも政権安定につながる」と指摘した。
ただ、新閣僚の「資質」を懸念する向きも多い。萩生田氏は加計学園の獣医学部新設問題で野党から関与を指摘され国会で繰り返し釈明を強いられた。問題が再燃する可能性がある。
言動や政治とカネの問題でも「危ない面々がいる」(菅氏周辺)とされ、国対幹部は「いつ何が出てきてもおかしくない」と漏らす。立憲民主党幹部は「臨時国会が楽しみだ」と語った。
◇石破氏の冷遇鮮明
首相は小泉氏や政調会長留任の岸田文雄氏以外にも、菅、茂木敏充、加藤、河野太郎各氏を引き続き要職で処遇した。自民党内では「ポスト安倍候補として競争させ後継者を育て、求心力を保つのだろう」(岸田派中堅)との見方が出ている。
対照的なのが石破派。党内7派閥のうち、閣僚も党幹部も不在なのは石破派だけだ。政権批判を繰り返す石破氏を徹底して冷遇した形だ。石破派幹部は「人材がいないとは言わせない。『適材適所』はどうなったんだ」と憤った。
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チバQ
:2019/09/15(日) 08:51:52
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190912-00010012-fnnprimev-pol
内閣改造の勝ち組はどの派閥? 自民党各派の泣き笑いと「ひとり勝ち」したあの大物
9/12(木) 21:30配信FNN.jpプライムオンライン
内閣改造の勝ち組はどの派閥? 自民党各派の泣き笑いと「ひとり勝ち」したあの大物
(FNN PRIME)
内閣改造から一夜明けた12日、自民党の多くの派閥が定例の会合を開いた。今回の改造人事を各派閥はどのように受け止めたのか取材すると、勝ち組、負け組の泣き笑いがにじみ出た。
【画像】内閣改造の勝ち組はどの派閥?
安倍首相の出身派閥・細田派は派内の出世レース加速へ
安倍首相の出身派閥で党内最大派閥の細田派は、改造前と変わらず3つの大臣枠を死守した。新たに入閣した萩生田光一文科相、西村康稔経済再生相、橋本聖子五輪相の3人については、派閥としても入閣を求めていたことから、人事に関する不満は少ない。この日行われた派閥の会合では、新大臣から挨拶があり、今後も一致結束していくことを確認した。
そして 党役員人事では、「細田派から党四役を起用してほしい」と安倍首相に求めた結果、下村博文元文科相が四役の一角である選対委員長に起用された。さらに参院幹事長に世耕弘成前経産相が就き、幹事長代行には稲田朋美元防衛相が起用された。派内で「ポスト安倍」時代を担う次世代のリーダー候補たちが順当にポストに就いたことで、今後は誰が頭角を現すのか、派内の競争にも注目が集まる。
麻生派は閣僚の人数減少もポストの重さでカバー
留任した麻生副総理率いる麻生派の閣僚はこれまでの5人から3人となり、2人減少した。ただ、人数こそ減ったが、大使への「無礼だ」発言などの韓国への対応が評価された河野太郎前外相が横すべりで防衛相に起用されたほか、派閥幹部が「最大の懸案事項」としていた「入閣待機組」の田中和徳復興相が入閣したことで、麻生氏の影響力の強さが改めて示された。
さらに、鈴木俊一前五輪相が自民党四役の1つ総務会長に起用され、甘利明前選対委員長は税制改正の責任者である税調会長となった。すでに参議院議長には山東昭子氏が就任していて、「数の減少」を「ポストの大きさ」で補完する形となった。
重要閣僚2人を輩出し、首相補佐官も2人起用された竹下派
「お陰様で外務大臣に就任しました。皆様ご指導よろしくお願いいたします」
竹下派の会合でこう挨拶したのは、念願だった外相に就任した茂木敏充会長代行だ。竹下派からの入閣は茂木氏と、厚労相に再登板することになった加藤勝信前総務会長の2人だ。閣僚数は2人で増減はないものの、「外交」と「社会保障」という日本にとっての大きな課題を担うことになった。
外相という重要ポストを手に入れた茂木氏と、安倍首相の側近として政権肝いりの全世代型社会保障改革という難題に挑む加藤氏。両氏は同い年で「ポスト安倍」を巡ってライバル関係にもある。茂木氏は挨拶の中で、加藤氏にも触れ「しっかり連携しながら頑張っていきたい」と語ったが、それぞれの担当で成果を上げることが、未来の総理大臣への近道となることは確実だ。
また首相補佐官として、木原稔氏と秋葉賢也氏が官邸入りすることになった。首相の出身派閥でないにも関わらず2人が補佐官に起用されたこの異例の人事も含め、安倍政権内での竹下派の存在感は増す可能性がある。
3837
:
チバQ
:2019/09/15(日) 08:52:14
岸田派は閣僚減少も”喜び”のワケは
岸田派は会長である岸田文雄氏が党政調会長に留任したものの、大臣の数は改造前から1減の2人となった。しかし会合で岸田氏は「派閥の結束ということを考えた場合には良い人事であった」と笑みを浮かべた。その理由は、入閣を果たした北村地方創生相と竹本科学技術相の2人が、派閥として入閣を推していたいわゆる「入閣待機組」と呼ばれる存在だったからだ。
今回の人事で岸田氏は、『岸田派にいればいつかは大臣になれる』という絶好のアピールを果たした形で、笑顔はその手ごたえの証だ。さらには会合の中で、派閥幹部から「大事なのは2年後の総裁選だ」という発言も飛び出し、次期総裁選で岸田氏を勝利に導き「岸田政権を誕生させる」といった声まで挙がるなど、会合全体が高揚感に包まれる瞬間さえあった。
幹事長続投&閣僚枠確保の二階派も“満足”
二階幹事長の交替論が流れる中、背水の陣で臨んだ二階派は、幹事長の続投を勝ち取った上に、改造前と同じ2つの大臣枠を確保した。会合では、1億総活躍相に就任した衛藤晟一氏が抱負を述べるなど、明るい雰囲気に終始したという。
派閥内からは、「入閣待機組」の平沢勝栄氏の入閣が果たされなかったことを悔やむ声も上がるものの、「予想どおり。十分な結果でしょう」「幹事長が続投できた上に、変わらず2枠もらえたのだから、それだけ総理から信頼されているということではないか」との声もあがるなど、満足げなムードだ。
石破派は冷遇も「とにかく楽しく明るく…」。石原派も閣僚ゼロ
今回の改造で最も冷遇されたのは石破派だ。山下貴司前法相が閣外に去る一方、代わりの人物が入閣することはなく、これまで保ってきた大臣枠がついにゼロとなった。
石破派には現在19人の議員が所属するものの、この日の派閥会合の出席者は半分の10名。そして、その中に石破茂元幹事長の姿はなかった。
派閥の事務総長を務める田村憲久元厚労相は、派内からの入閣なかったことについて記者団から問われ、「もともと人数的にそれほど多くないのに、これまで3回連続で入閣しているので特にコメントはない。次に向かって自民党が日本の政治をリードするために我々は政策集団として政策をしっかりやる」と前向きな姿勢で派閥の存在意義を強調した。
会合の中では山下前法相が出席者1人1人の名をあげてお礼を述べたほか、今後については「とにかく楽しく明るくやることが大事」「逆に石破派の注目が高まっている」などと、変わらずに安倍政権と距離を置く立場をとりつつ、一致団結する姿勢が確認されたようだ。
また、石原伸晃元幹事長の率いる石原派は、森山国会対策委員長が留任したものの、入閣は今回もゼロとなった。会合でも内閣改造に関しての話は特段なかったという。
3838
:
チバQ
:2019/09/15(日) 08:52:31
内閣改造は菅官房長官のひとり勝ち?
各派閥の閣僚の数が横ばい、あるいは減少する中で、入閣者を大幅に増やしたのが派閥に所属しない無派閥議員だ。そして、その実態は菅官房長官を慕う、事実上の「菅グループ」の議員が次々と入閣したということだ。
河井克行法相と菅原一秀経産相はまさに菅長官の側近であり、最大のサプライズ人事となった小泉進次郎環境相も菅官房長官と親密な関係だ。
菅長官は、改造当夜の会見で記者から「菅長官の存在が一段と高まっているという指摘が党内から出ている」と問われ、「人事は総理の専権事項であり、総理ご自身が判断したことだと思う」と答えるに留めたが、満足する人事だったに違いない。菅氏は党内人事でも二階幹事長留任に尽力したとされていて、菅長官の存在感が一層高まる形の人事となった。
岸田派の岸田政調会長、竹下派の茂木外相と加藤厚労相、麻生派の河野防衛相、そして菅グループ菅官房長官と小泉環境相といった面々が重要ポストでしのぎを削り、冷遇された石破氏はポスト安倍に向け政権と距離を置き続けるという形になったポスト安倍レース。次期総裁選を見据えた各派の駆け引きは今後加速していきそうだ。
(フジテレビ政治部)
FNN PRIME編集部
3839
:
チバQ
:2019/09/15(日) 08:59:59
https://sp.m.jiji.com/generalnews/article/genre/politics/id/2266089
内閣府政務官に今井絵理子氏=副大臣らの人事決定
2019-09-13 11:49
政府は13日午前の閣議で、副大臣・政務官人事を決定した。内閣府政務官には参院当選1回で自民党の今井絵理子氏らを充てた。副大臣・政務官の顔触れは次の通り。(敬称略、再は再任、公は公明)
【副大臣】
復興=菅家一郎、横山信一(公)▽内閣府=大塚拓、平将明、宮下一郎▽総務=長谷川岳▽総務兼内閣府=寺田稔▽法務=義家弘介▽外務=鈴木馨祐、若宮健嗣▽財務=遠山清彦(公)、藤川政人▽文部科学=上野通子▽文科兼内閣府=亀岡偉民▽厚生労働=稲津久(公)、橋本岳▽農林水産=伊東良孝、加藤寛治▽経済産業=牧原秀樹▽経産兼内閣府=松本洋平▽国土交通=青木一彦▽国交兼内閣府兼復興=御法川信英▽環境=佐藤ゆかり▽環境兼内閣府=石原宏高▽防衛兼内閣府=山本朋広
【政務官】
内閣府=神田憲次、今井絵理子▽内閣府兼復興=藤原崇▽総務=木村弥生、斎藤洋明▽総務兼内閣府=進藤金日子▽法務=宮崎政久▽外務=尾身朝子、中谷真一、中山展宏▽財務=井上貴博、宮島喜文(再)▽文科=佐々木さやか(公)▽文科兼内閣府兼復興=青山周平▽厚労=小島敏文、自見はなこ▽農水=河野義博(公)、藤木真也▽経産=宮本周司▽経産兼内閣府兼復興=中野洋昌(公)▽国交=門博文、佐々木紀▽国交兼内閣府=和田政宗▽環境=八木哲也▽環境兼内閣府=加藤鮎子▽防衛=岩田和親▽防衛兼内閣府=渡辺孝一。
[時事通信社]
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:
チバQ
:2019/09/15(日) 09:00:24
2149: チバQ :2019/09/15(日) 08:58:31
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190913-00000595-san-pol
二階派歓喜、安堵の細田、麻生、竹下、岸田派…自民派閥、改造で明暗
9/13(金) 23:28配信産経新聞
二階派歓喜、安堵の細田、麻生、竹下、岸田派…自民派閥、改造で明暗
記念撮影に臨む新閣僚ら=11日午後、東京都千代田区(萩原悠久人撮影)
11日発足した第4次安倍晋三再改造内閣をめぐり、自民党の各派では入閣や要職の獲得をめぐり、安堵(あんど)と不満が交錯している。
【表でみる】第2次安倍政権以降の内閣名称、首相の決意
■「党主要ポスト取れたので十分」
首相の出身派閥の細田派(清和政策研究会、97人)は12日、党本部で開いた会合で、今後も一致結束して首相を支える方針を確認した。党選対委員長に起用された下村博文元文部科学相は「衆院選に向けて全員が当選できる態勢をつくっていく」とあいさつした。
細田派から入閣したのは、改造前と同数の3人だが、今回は党四役の選対委員長を確保した。最大派閥でありながら改造前は党四役を逃し、中堅や若手に不満がたまっていただけに今回は「満額回答だ」と安堵の声が広がった。
麻生派(志公会、53人)では、閣僚が改造前の5人から3人に減った。一方、鈴木俊一前五輪相が総務会長に起用され、甘利明元経済再生担当相は税制調査会長に内定した。中堅議員は「閣僚は減ったが、党の主要ポストを取れたので十分だろう」と語った。
領袖(りょうしゅう)の麻生太郎副総理兼財務相は改造前に首相との面会を重ねた。人事について意見を交わしたとみられ、ベテラン議員は「首相との長年の信頼関係があるからこそできる」と話す。
竹下派(平成研究会、53人)の茂木敏充会長代行は12日の会合で、自身の外相就任や加藤勝信厚生労働相の再入閣を報告した。「わが派は人材の宝庫だ。皆さんが活躍できるよう、この後もしっかり調整していきたい」と述べた。
茂木氏は、10月に参院から新たに2人が入会することも明らかにした。所属議員は55人となり、麻生派を抜いて第2派閥となる。茂木氏は記者団に「大きなエネルギーを持つためには仲間は多い方がいい」と強調した。
■幹事長留任「これ以上ない人事」
「ポスト安倍」を目指す岸田文雄政調会長は、会長を務める岸田派(宏池会、46人)で閣僚経験のない「入閣待機組」2人を閣内に押し込んだ。
12日の会合では2人の入閣に喜びの声があがった。岸田氏は「派閥の結束を考えた場合、いい人事だった」と手応えを述べた。
衆院当選8回で初入閣を果たした竹本直一科学技術担当相は「閣僚になるときは宏池会という信念を貫いたから、遅いけど良かった」と話し、笑いを誘った。根本匠前厚労相は「大事なのは2年後の総裁選だ。私も閥務に戻って皆さんとしっかり取り組みたい」と呼びかけた。
もっとも祝福ムードが広がったのは二階派(志帥会、46人)だ。領袖の二階俊博幹事長が留任し、衛藤晟一(せいいち)1億総活躍・少子化担当相と武田良太国家公安委員長が初入閣した。二階氏は12日の会合で「しっかりやるように」と引き締めを図った。
一時は幹事長交代も取り沙汰されたが、最優先の二階氏続投が決まり、派内には安堵の空気が流れる。ある所属議員は「派として幹事長留任が生命線だった。これ以上ない人事だ」と満足げに語った。
■「さしてコメントはない」
逆に、首相と対立する石破茂元幹事長が会長を務める石破派(水月会、19人)は平成27年9月の派閥創設以来、初めて入閣者がゼロになった。12日の会合に石破氏は姿を見せなかった。
事務総長の田村憲久元厚労相は記者団に「さしてコメントはない」と答えた。「次に向かって自民党が日本の政治をリードしていくために、われわれが政策集団として政策を磨いていく」とも強調した。
最小派閥の石原派(近未来政治研究会、11人)では森山裕国対委員長が留任したものの、昨年10月の前回の改造に続いて閣僚を送り込めなかった。
7月の参院選では、唯一の現職が落選。存在感の低下に歯止めをかけるため、衆院当選6回の坂本哲志政調会長代理の初入閣に期待をかけたが、かなわなかった。
石原派の議員は「残念の一言だ。派閥の発言力、発信力を高めていく必要がある」と述べ、憤懣(ふんまん)やるかたない様子だった。
3841
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チバQ
:2019/09/16(月) 00:13:04
2145 チバQ 2019/09/15(日) 08:54:56
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190911-00000640-san-pol
世耕氏、参院幹事長に就任 政審会長に松山氏 国対委員長は末松氏
9/11(水) 23:42配信産経新聞
自民党の関口昌一参院議員会長(竹下派)は11日、参院幹事長に世耕弘成・前経済産業相(細田派)を任命した。参院政審会長には松山政司元科学技術担当相(岸田派)、参院国対委員長には末松信介参院議院運営委員長(細田派)をそれぞれ充てた。
参院執行部人事は参院議員会長が就任直後に行うのが通例だが、7月の参院選後に就任した関口氏は、内閣改造・党役員人事に合わせて実施する意向を示していた。幹事長代行には野上浩太郎前官房副長官が就き、西田昌司国対委員長代行は続投する。
【参院幹事長】
世耕弘成氏(せこう・ひろしげ)早大卒。官房副長官、経済産業相。56歳。和歌山選挙区、参院当選5回(細田派)
【参院政審会長】
松山政司氏(まつやま・まさじ)明大卒。外務副大臣、1億総活躍相。60歳。福岡選挙区、参院当選4回(岸田派)
【参院国対委員長】
末松信介氏(すえまつ・しんすけ)関西学院大卒。党幹事長代理、国土交通副大臣。63歳。兵庫選挙区、参院当選3回(細田派)
自民党の関口昌一参院議員会長(竹下派)は11日、参院幹事長に世耕弘成・前経済産業相(細田派)を任命した。参院政審会長には松山政司元科学技術担当相(岸田派)、参院国対委員長には末松信介参院議院運営委員長(細田派)をそれぞれ充てた。
参院執行部人事は参院議員会長が就任直後に行うのが通例だが、7月の参院選後に就任した関口氏は、内閣改造・党役員人事に合わせて実施する意向を示していた。幹事長代行には野上浩太郎前官房副長官が就き、西田昌司国対委員長代行は続投する。
【参院幹事長】
世耕弘成氏(せこう・ひろしげ)早大卒。官房副長官、経済産業相。56歳。和歌山選挙区、参院当選5回(細田派)
【参院政審会長】
松山政司氏(まつやま・まさじ)明大卒。外務副大臣、1億総活躍相。60歳。福岡選挙区、参院当選4回(岸田派)
【参院国対委員長】
末松信介氏(すえまつ・しんすけ)関西学院大卒。党幹事長代理、国土交通副大臣。63歳。兵庫選挙区、参院当選3回(細田派)
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チバQ
:2019/09/16(月) 00:40:24
2146 チバQ 2019/09/15(日) 08:56:08
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190912-00000003-kumanichi-l43
首相補佐官に木原氏起用
9/12(木) 9:37配信熊本日日新聞
安倍晋三首相は11日、首相補佐官5人を任命し、新たに自民党の木原稔衆院議員(50)=熊本1区=を起用した。
担当は国家安全保障。首相、官房長官、外相、防衛相らで構成する国家安全保障会議(NSC)に出席するほか、防衛や消防、海上保安など安全保障政策の企画・立案に携わり、首相を補佐する。木原氏は「安全保障はこれまで取り組んできた政策の柱で、身が引き締まる思いだ」と話した。
木原氏は2005年以来、衆院当選4回。防衛政務官や党文部科学部会長、財務副大臣などを歴任している。(嶋田昇平)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190911-00000062-jij-pol
今井首相秘書官が補佐官兼務=官房副長官に西村明、岡田氏-国家安保局長は北村氏
9/11(水) 14:34配信時事通信
今井首相秘書官が補佐官兼務=官房副長官に西村明、岡田氏-国家安保局長は北村氏
安倍晋三首相(中央)に続いて自民党本部に入る今井尚哉氏(右)=11日午前、東京・永田町の同党本部
安倍晋三首相は11日の内閣改造に伴い、今井尚哉首相秘書官(政務担当)を首相補佐官兼務とした。
今井氏は政策企画を総括する。政務担当の官房副長官には西村明宏衆院議員と岡田直樹参院議員がそれぞれ就任。事務担当の杉田和博官房副長官は続投する。
横畠裕介内閣法制局長官は退任し、近藤正春内閣法制次長が昇格した。首相補佐官に秋葉賢也、木原稔両衆院議員が新たに就き、和泉洋人、長谷川栄一両補佐官は留任した。
国家安全保障局の谷内正太郎局長は13日付で退き、後任に北村滋内閣情報官を起用。北村氏の後任は警察庁出身の滝沢裕昭内閣審議官を充てる。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190913-00000531-san-pol
自民・総裁外交特別補佐に薗浦氏
9/13(金) 11:48配信産経新聞
自民・総裁外交特別補佐に薗浦氏
薗浦健太郎氏
自民党は13日、河井克行法相が務めていた党総裁外交特別補佐に、薗浦健太郎前首相補佐官を起用する方針を固めた。関係者が明らかにした。薗浦氏は新聞記者や麻生太郎総務相(当時)の秘書を経て、平成17年の衆院選で初当選し、現在4期目。外務副大臣などを歴任した。
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チバQ
:2019/09/16(月) 00:41:41
2147 チバQ 2019/09/15(日) 08:56:31
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190913-00000012-akt-l05
3つの副大臣兼務に自分もビックリ 秋田3区・御法川信英氏は国土交通・内閣府・復興の副大臣に就任
9/13(金) 19:50配信秋田テレビ
秋田テレビ
11日に再改造した安倍内閣の副大臣の人事が13日発表され、衆議院秋田3区選出の御法川信英氏が国土交通・内閣府・復興の副大臣に就任した。御法川副大臣は「秋田を含め、国全体の発展に貢献したい」と話す。
国土交通・内閣府・復興の副大臣に就任したのは、秋田県大仙市出身で秋田3区選出の自民党の衆議院議員、御法川信英氏(55)。
御法川副大臣は、父親の故・御法川英文衆議院議員の秘書を経て、2003年の衆院選で初当選を果たし、現在5期目。
これまで外務大臣政務官や衆議院の財政金融委員長を歴任したほか、2014年には財務副大臣を務めていた。
御法川副大臣は「広い範囲にわたり責任ある仕事をできるのは光栄。秋田県はもちろん、国全体の発展に貢献したい」と意気込みを語った。
社会資本の整備や交通政策などを管轄する国土交通省に加え、内閣府では統合型リゾート・IRを担当。さらに東北出身議員として復興も担う。
秋田テレビ
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チバQ
:2019/09/16(月) 00:42:17
2148 チバQ 2019/09/15(日) 08:57:22
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190913-00000074-asahi-pol
原発自主避難者「復興庁は担当外」 田中復興相が発言
9/13(金) 20:00配信朝日新聞デジタル
原発自主避難者「復興庁は担当外」 田中復興相が発言
記者会見で自主避難者に対する発言を修正するよう、秘書官(中央)に促される田中和徳復興相(左)=東京・霞が関の復興庁
田中和徳復興相(70)は13日の閣議後会見で、東京電力福島第一原発事故の自主避難者について、「復興庁は担当の役所ではない」と発言した。復興庁は自主避難を含む原発事故避難者の生活を守る「子ども・被災者支援法」を所管し、東日本大震災の被災者支援全体には毎年100億円強の予算も使っており、専門家から疑問の声が出ている。
田中氏の発言は、原発事故で国の避難指示が出なかった地域からの自主避難者の一部が、福島県から避難先の住居の明け渡しなどを求められている問題に関するやりとりで出た。福島県内からの自主避難者は2017年3月末で1万2千世帯(約1万6千人)いた。国と県は同月末に家賃補助の打ち切りを始め、県は現在、国家公務員宿舎に住み続ける世帯に損害金の請求や、明け渡しを求めた訴訟の準備をしている。
田中氏は会見で、国の対応を問われ、「担当ではない役所があんまり明確に申し上げることは差し控えたい」と答えた。直後に秘書官からメモを渡された後、「訴訟では」と補足したが、県が避難中の県民を提訴するという事態の解決に復興庁が乗り出す考えは示さなかった。すべての自主避難問題についても「復興庁は財政、人材面で福島県の活動を支援している。福島県で責任をもって対応することになっている」と述べた。
田中氏は衆院神奈川10区選出で当選8回。11日の内閣改造で初入閣した。13日の会見では環境副大臣などを務めた経験から、「今まで復興には相当かかわってきた」と説明していた。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190913-00000026-asahi-pol
IT相ははんこ議連会長 「印鑑とデジタル、対立せず」
9/13(金) 11:16配信朝日新聞デジタル
IT相ははんこ議連会長 「印鑑とデジタル、対立せず」
「はんこ議連」会長でもある竹本直一IT担当相=2019年9月12日夕、内閣府、相原亮撮影
日本の商慣行に欠かせない印鑑と、押印のいらないデジタル決済は両立するのか――。安倍内閣の新閣僚が12日の記者会見で、こんな問いに直面する一幕があった。
念願の初入閣を果たした竹本直一・IT担当相は、行政手続きのデジタル化を含めた日本のIT分野を進める立場。その一方で、「日本の印章制度・文化を守る議員連盟(はんこ議連)」の会長も務めている。
竹本氏は就任から一夜明けた12日の会見で、双方の立場は「ベクトルが反対方向では」と記者から質問された。竹本氏は「印鑑とデジタル社会を対立するものととらえるのではない。工夫はいろいろできる」と反論。決済のデジタル化が進めば印鑑が必要なくなるとの指摘がある中、両立は可能だとの考えを示した。
ただ、会見では「印鑑をデジタルで全部処理できないかという話があるが、印鑑を業とする人たちにとっては、死活問題だから待ってくれという話になっている」とも言及。「理屈では分かるが、即対応できない分野が結構ある」と述べ、議連会長としての立場を強くにじませる場面もあった。
また、13日の会見では、記者から竹本氏の公式ホームページ(HP)が閲覧できない状態になっているとの指摘があった。竹本氏は「HPを管理している会社からロックがかけられた状態だ。なぜロックされているか、よく分からない」と述べ、閲覧できるよう復旧を求めていることを明らかにした。(相原亮)
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チバQ
:2019/09/16(月) 15:26:04
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190916-00000005-jij-pol
菅氏の影響力拡大=次期総裁候補は警戒
9/16(月) 7:38配信時事通信
菅氏の影響力拡大=次期総裁候補は警戒
記者会見する菅義偉官房長官=13日、首相官邸
11日の内閣改造・自民党役員人事は、菅義偉官房長官の影響力拡大を印象付けた。
小泉進次郎環境相を筆頭に、自身に近い議員を入閣させ、政府内では「事実上の菅内閣」(関係者)との声すら上がる。高まる菅氏の存在感に、他の「ポスト安倍」候補は警戒を強めている。
安倍晋三首相は当初、自身と距離を置く小泉氏の初入閣に消極的だった。だが、菅氏が小泉氏を後押しし、首相は方針を転換した。
菅氏の権勢は幹事長人事にも及んだ。首相は一時、当選同期の岸田文雄政調会長の登用を模索したが、菅氏は「二階俊博幹事長が党内をまとめてくれているのはありがたい」と、二階氏続投を進言し、首相も受け入れた。
内閣改造では、いずれも菅氏を囲む議員グループで、「令和の会」を発足させた菅原一秀経済産業相と、「きさらぎ会」中心メンバーの河井克行法相が初入閣を果たした。13日の副大臣人事でも菅氏に近い議員が複数起用された。
菅氏自身は意欲を否定するが、二階氏や岸田派名誉会長の古賀誠元幹事長は「ポスト安倍」候補に菅氏の名を挙げ、自民党幹部は「若手が『菅派』に流れている」と指摘する。派閥領袖(りょうしゅう)を脅かす勢力伸長ぶりに、ある次期総裁候補の周辺は「菅氏が出てくると厳しい」と危機感をあらわにした。
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チバQ
:2019/09/16(月) 15:56:57
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190915-00000013-jij-pol
対韓国、強硬姿勢変わらず=河野氏横滑り、継続重視-安倍首相
9/15(日) 8:14配信時事通信
安倍晋三首相は内閣改造後も、韓国に対して、引き続き厳しい姿勢で臨む方針だ。
韓国との間で懸案を抱える外務、防衛、経済産業の3閣僚には、これまで対韓外交を担ってきた河野太郎前外相を防衛相に横滑りさせるなどした。徴用工問題では韓国側の具体的な対応を強く迫る考えだ。
河野氏は外相時代、徴用工問題をめぐる韓国側の対応を受け、南官杓駐日大使に「極めて無礼だ」と抗議し、韓国が日韓軍事情報包括保護協定(GSOMIA)破棄を決めた際も「地域の安全保障環境を見誤った」と断じた。河野氏の防衛相起用について、政府高官は「閣内から外せば、問題があったと思われかねない」と述べ、外交の継続性を重視したと解説する。
外相には、首相がその手腕を評価する茂木敏充氏を据えた。茂木氏は13日の記者会見で、外交当局間の接触は続ける意向を示しつつ、「国際法違反の状態の一刻も早い是正を求める」と述べ、一歩も引かない姿勢を強調した。
輸出管理を所管する菅原一秀経産相は菅義偉官房長官に近い。自民党関係者は3閣僚の顔触れについて、「対韓外交は今後も官邸が主導する」との見方を示した。
韓国政府は11日、日本政府による輸出管理強化に対し、世界貿易機関(WTO)に提訴したことを発表。日韓対立が泥沼化する中、日本政府関係者は「韓国はこの布陣を見て身構えているだろう。強硬姿勢は変わらないとのメッセージになる」と強調した。
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チバQ
:2019/09/17(火) 11:17:34
https://digital.asahi.com/articles/ASM9F5693M9FUTFK00W.html?rm=183
副大臣、政務官決まる 「話題」の人も菅氏「適材適所」
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2019年9月14日07時00分
政府は13日の閣議で、内閣改造に伴う副大臣25人と政務官27人の人事を決めた。女性の起用は副大臣、政務官で計8人の2人増。内閣府政務官にはダンスボーカルグループ「SPEED」のメンバーで歌手の今井絵理子氏が起用された。
菅義偉官房長官は記者会見で「適材適所だ。内外の諸課題に対応していける態勢が整った」と自賛した。だが、過去に言動が問題視された人の起用も目立つ。
ログイン前の続き農林水産副大臣に就任した加藤寛治氏は2018年5月、派閥会合で「必ず新郎新婦に3人以上の子供を産み育てていただきたいとお願いする」などと発言。撤回、謝罪に追い込まれた。法務副大臣に起用された義家弘介氏は文部科学副大臣だった17年6月、加計(かけ)学園の獣医学部新設問題をめぐり、文科省の内部告発者に対しても守秘義務違反の可能性を示唆。公益通報制度を損ないかねないとの批判が上がった。
政務官では、国土交通兼内閣府政務官に就いた和田政宗氏は18年3月の参院予算委員会で、財務省の決裁文書改ざん問題で答弁した財務省の太田充理財局長(当時)について「民主党政権時代の野田総理の秘書官も務めており、安倍政権をおとしめるために意図的に変な答弁をしているのか」と発言。野党の抗議を受け、議事録から発言が削除された。
今井氏については、17年に一部週刊誌で神戸市議(当時)との不倫が報道され、本人が否定した経緯がある。この件について問われた菅氏は「本人が説明するだろう。いずれにしろ、まさに適材適所の対応をした」と繰り返した。
副大臣
【復興】菅家一郎③、横山信一・参②=公明【内閣府】大塚拓④、平将明⑤、宮下一郎⑤【総務】長谷川岳・参②【総務兼内閣府】寺田稔⑤【法務】義家弘介③【外務】鈴木馨祐④、若宮健嗣④【財務】遠山清彦④=公明、藤川政人・参②【文部科学】上野通子・参②【文部科学兼内閣府】亀岡偉民④【厚生労働】稲津久④=公明、橋本岳④【農林水産】伊東良孝④、加藤寛治③【経済産業】牧原秀樹④【経済産業兼内閣府】松本洋平④【国土交通】青木一彦・参②【国土交通兼内閣府兼復興】御法川信英⑤【環境】佐藤ゆかり③【環境兼内閣府】石原宏高④【防衛兼内閣府】山本朋広④
政務官
【内閣府】神田憲次③、今井絵理子・参①【内閣府兼復興】藤原崇③【総務】木村弥生②、斎藤洋明③【総務兼内閣府】進藤金日子・参①【法務】宮崎政久③【外務】尾身朝子②、中谷真一③、中山展宏③【財務】井上貴博③、宮島喜文・参①(留任)【文部科学】佐々木さやか・参②=公明【文部科学兼内閣府兼復興】青山周平③【厚生労働】小島敏文③、自見英子・参①【農林水産】河野義博・参②=公明、藤木真也・参①【経済産業】宮本周司・参②【経済産業兼内閣府兼復興】中野洋昌③=公明【国土交通】門博文③、佐々木紀③【国土交通兼内閣府】和田政宗・参②【環境】八木哲也③【環境兼内閣府】加藤鮎子②【防衛】岩田和親③【防衛兼内閣府】渡辺孝一③
(敬称略。丸数字は当選回数、「参」は参院議員。「公明」以外の所属政党は自民)
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チバQ
:2019/09/17(火) 23:54:06
令和の会
木村弥生総務政務官
自見英子厚生労働政務官
ガネーシャの会
牧原秀樹副経済産業相
山本朋広副防衛相
参院若手
和田政宗国土交通政務官
https://mainichi.jp/articles/20190917/k00/00m/010/273000c
内閣改造で影響力増す菅氏 「無派閥菅系」、他派閥と肩並べる勢力に
会員限定有料記事 毎日新聞2019年9月17日 20時54分(最終更新 9月17日 22時03分)
安倍晋三首相(自民党総裁)が行った今回の内閣改造・自民党役員人事では、菅義偉官房長官の影響力の大きさが如実に表れた。いずれも無派閥で、菅氏側近の菅原一秀経済産業相、河井克行法相が初入閣し、目玉となった小泉進次郎環境相には菅氏が直接感触を探った。副大臣・政務官人事でも無派閥議員6人のうち5人が菅氏を支援するグループに所属。「無派閥菅系」は他の派閥と肩を並べる勢力となっている。
副大臣・政務官人事を閣議決定した13日、菅氏は記者会見で「適材適所で選抜されている」と強調した。た…
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チバQ
:2019/09/18(水) 13:05:58
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190918-00000016-jij-pol
参院自民、強まる官邸の影響力=3派均衡崩れ、野党は懸念
9/18(水) 7:08配信時事通信
参院自民、強まる官邸の影響力=3派均衡崩れ、野党は懸念
記者会見する自民党の世耕弘成参院幹事長(中央)ら=17日午後、国会内
参院自民党の新執行部が17日、本格始動した。
安倍晋三首相(党総裁)は、陣頭指揮に当たる幹事長に側近の世耕弘成前経済産業相を起用。首相官邸の影響力を強化する狙いとみられる。参院自民党は衆院と一線を画し、細田、竹下、岸田の3派の合議で運営、時の首相も配慮してきたが、今後も「独自性」を維持できるかは不透明だ。
世耕氏は同日の記者会見で「政権運営に協力する一方で、参院として言うべきことはしっかり言っていかなければいけない」と述べた。
参院自民党はこれまで、3派が主要ポストを分け合ってきた。今回の人事では、世耕氏以外にも幹事長代行に野上浩太郎前官房副長官、国対委員長に末松信介参院議院運営委員長が就任。いずれも首相出身派閥の細田派所属で、重要法案の出口となる参院の要職を「身内」で固めた格好だ。
参院議員会長こそ竹下派の関口昌一氏が務めるが、当選回数は世耕氏(5期)より少ない4期で、指導力を発揮しにくい環境だ。首相は、政権運営に協力してきた吉田博美前幹事長が先の参院選で政界引退したため、「しっかりグリップできる体制にする必要がある」(細田派中堅)と判断したとみられる。
ただ、参院自民党は野党との独自のパイプを活用しながら国会運営を進めてきた経緯がある。ある幹部によると、立憲民主党の参院幹部が「官邸の言いなりになるのではないか」と懸念を伝えてきたという。竹下派中堅は「この体制で世耕氏が結果を残せるかが問われる」と語った。
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チバQ
:2019/09/18(水) 15:00:22
なんつーか、朝日っぽい記事
https://digital.asahi.com/articles/ASM9K5DGCM9KUTFK013.html?rm=128
「ポスト安倍」新旧外相が「火花」? 河野氏と茂木氏
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楢崎貴司 2019年9月17日22時03分
外務省で17日、外相、外務副大臣ら政務三役の交代式があった。前外相の河野太郎防衛相と茂木敏充外相がそれぞれ外務省職員を前にあいさつ。「ポスト安倍」に挙げられる新旧外相による「さや当て」ともとれる独特な言い回しの応酬となって「火花」を散らし、会場が沸いた。
ログイン前の続き口火を切ったのは、前任の河野氏。「これからは裸の外交力で勝負しなければならない。そのためには、なんといっても『足腰予算』と英語力。(外相)専用機が必要だと今でも思っている」と外相時代からの持論を展開した。そのうえで、強く導入を主張していた外相専用機の導入に関する費用を予算計上できなかったことを「残念」と振り返った。
河野氏はさらに、「専用機」を見送った代わりにチャーター機利用の費用を大幅に増やしたと強調。「しっかり使っていただきたい。茂木大臣、朝が弱いわけですから、これまで以上に日程管理にはしっかり気をつけていただかなくてはならない」と語った。
これに対し、茂木氏もすかさず「応戦」。河野外相が約2年間で延べ123カ国・地域を訪問したことを王貞治氏の持つプロ野球の通算本塁打の世界記録に例え、「世界地図を塗りつぶすような外交を展開した。最長不倒記録ではないか。とてもこの記録を乗り越えるのは無理だと思っている。はなからこれには挑戦しない」と宣言した。
そのうえでこう述べ、「茂木カラー」の外交を打ち出す考えを強調した。「河野大臣の記録は『記録』として、私は(外務省の)みなさんと『記憶』に残る外交をつくっていきたい」(楢崎貴司)
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チバQ
:2019/09/18(水) 15:07:55
https://www.asahi.com/articles/ASM9K3Q13M9KUTFK007.html
北村地方創生相、「犠牲」発言撤回せず 「今後は注意」
2019年9月17日12時39分
北村誠吾地方創生相は17日の閣議後の記者会見で、石木ダム(長崎県川棚町)の建設計画をめぐり「誰かが犠牲に」などと発言したことについて、「閣僚としてではなく長崎出身の政治家として地元の問題について述べた」と語った。
発言について、謝罪や撤回はしない考えを示す一方、「不快な思いをさせるような表現ということであれば、今後は十分注意していきたい」とも述べた。
石木ダムをめぐっては、県の収用委員会が5月、建設に反対する13世帯約60人が暮らす水没予定地の明け渡しを命じる裁決を出した。今月19日を過ぎると、土地の所有権が国に移り、明け渡し期限の11月18日までに立ち退かなければ、行政代執行が可能になる。
北村氏は14日、地元の長崎県佐世保市で記者会見した際、「みんなが困らないように生活するためには、誰かが犠牲(になり)、協力して、人のために役に立とうという精神で世の中は成り立っている」と発言した。
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チバQ
:2019/09/18(水) 15:14:41
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/344246?rct=n_politics
ポスト配分派閥で明暗 首相、細田派や麻生派など厚遇 内閣改造・党役員人事
09/13 05:00
ポスト配分派閥で明暗 首相、細田派や麻生派など厚遇 内閣改造・党役員人事
安倍晋三首相(自民党総裁)は内閣改造・党役員人事で、各派閥への処遇の差を鮮明にした。出身派閥の細田派や支持を明確にする麻生、二階両派には重要ポストを配分し、菅義偉官房長官に近い無派閥議員も多く登用。一方、他の派閥は昨年の総裁選で首相と戦った石破派の入閣がゼロになるなど冷遇が目立っており、党内からは「偏りすぎだ」との不満も漏れている。
■石破派冷遇 入閣ゼロ
「満額回答だ」。細田派中堅議員は今回の人事を手放しで評価した。同派からは橋本聖子五輪相兼女性活躍担当相、萩生田光一文科相、西村康稔経済再生担当相が初入閣。入閣者数は前回の昨年と同じだが、党四役として下村博文選対委員長、参院でも世耕弘成幹事長らが就任した。
首相を支える麻生太郎副総理兼財務相、二階俊博幹事長が率いる派閥も「勝ち組」だ。麻生派は河野太郎防衛相ら閣僚3人に加え、党四役の総務会長も押さえた。二階派は懸案だった二階氏の留任を勝ち取った。当初、80歳の二階氏から岸田文雄政調会長への交代論も浮上したが、二階氏や周辺が反発を強め、首相に留任をのませた形だ。
菅氏に近い無派閥議員の登用も目立つ。無派閥の菅氏は無派閥議員の支持グループが複数ある。これらから今回は菅原一秀経済産業相、河井克行法相が初入閣。党関係者は「事実上の『菅派』が厚遇された」と分析する。
他の派閥幹部の表情はさえない。岸田派は前回より閣僚が1減の2人。政調会長に留任した岸田氏を巡っても、幹事長就任への期待が高まっていただけに落胆ムードが広がる。竹下派は「ポスト安倍」とされる茂木敏充外相、加藤勝信厚生労働相が就任したが、同派の竹下亘会長、加藤氏と2期続いていた総務会長を明け渡し「まったく喜べない人事」(若手議員)。
冷遇が際立ったのが石破茂元幹事長が率いる石破派だ。石破氏が政権批判を繰り返すことが要因との見方も強く、党内には「首相は石破氏を干し上げ『ポスト安倍』の芽を摘むつもりだ」との見方も。同派ベテラン議員は「1人は何とか閣僚ポストを確保したかった」と不満を漏らす。
また、首相が「入閣待機組」や側近を多く起用したことで、早くも新閣僚の資質を懸念する声も漏れている。岸田派で衆院当選7回の北村誠吾地方創生担当相は11日の就任会見で、所管の政策について「これから勉強する」「引き継ぎを受けていない」などと返答に窮した。
首相側近の萩生田氏も、学校法人「加計(かけ)学園」の獣医学部新設計画に関与した疑いを改めて追及される可能性が高い。他にも発言が危ぶまれている閣僚がおり、党関係者は「国会でしっかり答弁できるのか」と不安をのぞかせた。(藤本卓郎、広田孝明)
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チバQ
:2019/09/18(水) 18:50:02
https://www.sankei.com/premium/news/190916/prm1909160007-n1.html
【政界徒然草】「派閥政治の何が悪い」 二階派、ポスト争奪戦で存在感誇示
2019.9.16 01:00プレミアム
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自民党臨時総務会を終え記念撮影に臨む新執行役員の(左2人目から)下村博文選対委員長、鈴木俊一総務会長、安倍晋三首相、二階俊博幹事長、岸田文雄政調会長=11日、東京都千代田区(萩原悠久人撮影)
自民党臨時総務会を終え記念撮影に臨む新執行役員の(左2人目から)下村博文選対委員長、鈴木俊一総務会長、安倍晋三首相、二階俊博幹事長、岸田文雄政調会長=11日、東京都千代田区(萩原悠久人撮影)
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11日の内閣改造・自民党役員人事で、二階俊博幹事長率いる二階派(志帥会、46人)が存在感を示した。懸案だった二階氏の幹事長続投を勝ち取っただけでなく、入閣を待ち望んでいた衛藤晟一1億総活躍担当相と武田良太国家公安委員長を閣内に押し込んだからだ。派は勢いづいているが、そのぶん他派は警戒感を強めている。二階派の膨張は、今後の「ポスト安倍」レースの構図にも影響を与えそうだ。
「(内閣改造は)政府にとって大きな仕事だ。その中で2人が選ばれたことは大変うれしく思う」
二階派の河村建夫会長代行は11日昼、東京・平河町の二階派の事務所で、入閣が内定した衛藤、武田両氏を祝福しながら頬を緩ませた。事務所には派の所属議員が多数集まり、盛大な拍手に包まれた。
官邸の呼び込みに向かう議員を派を挙げて見送ることは、内閣改造当日の恒例行事となっている。河村氏は「日頃から精進すればチャンスは必ずくる。われわれが一致団結することによってその力は何倍にもなる」と結束を呼びかけ、閣僚経験のない入閣待機組や若手にも奮起を促した。
悲願だった幹事長続投
二階派にとって、今回のの人事は相当神経をすり減らすものとなった。焦点はもちろん二階幹事長の続投の有無だ。
与党の幹事長は党の人事や資金、選挙の公認権を握り、絶大な影響力を誇る。二階氏は80歳と高齢で、かつ就任から3年が経過。細野豪志元環境相ら野党だった議員を自派に取り込んだり、他派の現職議員がいる選挙区に自派の候補をぶつける「拡大路線」も目立つようになり、他派からは交代を求める声もあがっていた。
とりわけ、「二階交代論」が強かったのは、岸田文雄政調会長率いる岸田派(宏池会)だ。岸田氏は「ポスト安倍」に向けた求心力を高める狙いも込め、首相に幹事長への登用を直談判した。首相も一時期、当選同期で親しい岸田氏の幹事長就任を検討したとされる。
二階派では、二階氏が党則を改正し、安倍首相の総裁連続3選への道を開いたことなどをあげ「二階氏が外れたら党内のパワーバランスが崩れる」(ベテラン)などと他派を牽制してきた。二階氏も、近い関係にある菅義偉官房長官と連携を強化。自身も「ポスト安倍」の一角にあげられる菅氏は、岸田氏の影響力拡大を警戒していることもあり、最終的に首相に二階氏の続投を直言したという。
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:
チバQ
:2019/09/18(水) 18:50:32
続投が決まった二階氏は11日の記者会見で、首相が目指す憲法改正について「われわれは総裁のご意向に沿って、党を挙げて憲法改正に向けて努力を重ねて参りたい」と強調。首相の総裁連続4選についても「もし総裁がそういう決意を固めたときは、国民の意向に沿う形で、党を挙げて支援していきたい」と言い切った。
首相を徹頭徹尾支える姿勢を示し、他派に付け入る隙は与えない-。会見の様子をテレビで見た自民党関係者は「最近元気がなさそうな様子もあったが、今日は眼光がいつにも増して鋭かった」と語った。
悩みは「ポスト安倍」候補不在
当然、党内からは二階派の影響力がさらに強まることに警戒する声があがる。
ある閣僚経験者は「幹事長を3年もやるとカネが集まるようになる。二階さんはそれを自分の派閥のために使っている。ちょっとやりすぎだ」と眉をひそめる。
二階派の「拡大路線」への反発も強い。
7日に福島県郡山市で開かれた二階派の研修会では、次期衆院選で高知2区からの出馬を目指す尾崎正直高知県知事が講師として招かれた。研修会では、尾崎氏が大勢の出席者に名刺を配り続けており、関係者は「不出馬を決めた高知県知事選(11月24日投開票)の後に、尾崎氏が二階派に入る可能性が高い」と語る。
衆院高知2区は自民現職の山本有二元農林水産相=衆院比例四国=の地盤だ。山本氏は警戒感を強めており、自身のブログで「知事が何党から出馬されるかは知らないが、私は、自民党議員として次期衆院選に誠実謙虚に取り組んでいく」と対決姿勢を鮮明にした。所属する石破派(水月会)も現職優先を訴える方針だ。
二階氏はこれまでも野党出身議員を派に引き込み、所属議員の選挙区が重なる岸田派などと衝突してきたが、本人はどこ吹く風。7日の研修会では「派閥政治に文句を言う人がいるが、何も知らない人が言っていることだ。派閥政治の何が悪い」と一蹴した。
一見順風満帆にみえるが、派の将来には不安要素もある。衆目が一致する総裁候補が見当たらないのだ。首相は今回の内閣改造で、「ポスト安倍」といわれる面々をちりばめ、派閥同士の競争を促したが、そこに二階派の議員はいない。首相の総裁任期はあと2年で切れる。派の影響力を保つためにどういう戦略を描くのか。まだ将来の青写真はみえない。
(政治部 広池慶一)
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チバQ
:2019/09/19(木) 00:47:00
https://news.livedoor.com/article/detail/17098668/
“待機組”平沢勝栄氏 入閣見送りの裏に公明党・山口代表の怨念
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2019年9月18日 9時26分 日刊ゲンダイDIGITAL
二階幹事長(右)の推薦でもかなわず(平沢衆院議員=左)/(C)日刊ゲンダイ
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入閣待機組について今回は派閥の要望がかなり聞き入れられているのに、なぜ平沢勝栄衆院議員(74=当選8回)は見送られたのか。11日の内閣改造以降、「永田町の謎」として不思議がられている。
「平沢氏については、派閥領袖の二階幹事長はもちろんのこと、伊吹文明元衆院議長や河村建夫元官房長官らも安倍首相に入閣を推薦していた。平沢氏同様、待機組で毎度名前が挙がってきた麻生派の田中和徳復興相(70=同8回)、岸田派の竹本直一IT担当相(78=同8回)と北村誠吾地方創生相(72=同7回)は、身体検査でヤバイと言われながらも今回起用されたのに、なぜ平沢氏だけダメだったのか。安倍首相はよほど個人的な理由で平沢氏を大臣にさせたくないのか……」(二階派関係者)
平沢氏が小学生時代の安倍首相の家庭教師だったことは永田町で知られた話だ。勉強嫌いの安倍少年が叱られた恨みを持っていてもおかしくはないが、知られざる別の理由もあるらしい。公明党の山口那津男代表(67)への“配慮”だという。
平沢氏と山口代表は、過去に衆院選(東京17区)で2度対決している。初の小選挙区制となった1996年と2000年だが、いずれも山口代表が敗北し、その後、参院に鞍替えした経緯がある。特に00年は、自公連立政権発足後で自公間で選挙協力が行われたのに、東京17区だけは、全国で唯一、自公がガチンコで戦った。公明党にとって平沢氏は“天敵”なのだ。
あれから20年近く経過しているが、その怨念は消えていないようで、「選挙時に自民党本部が公明党への推薦申請を機械的に全員行うが、東京では24選挙区のうち、平沢氏だけに推薦が出ない」(自民党都連関係者)という。
「安倍・山口会談の際、山口代表は、平沢氏と選挙で戦った時のことをよく口にするそうです。平沢引退後に衆院への再鞍替えが念頭にあるのか、山口代表は今も東京17区内の行事に頻繁に顔を出しているので、平沢氏が大臣になれば両者の序列が逆転してしまう。両党首間で『平沢氏を閣僚や党の要職で使わない』という暗黙の了解があるのだろう」(安倍周辺)
だとすると、山口氏が代表である限り、平沢氏は貧乏くじだ。
3856
:
チバQ
:2019/09/19(木) 21:40:20
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190919-00010004-fnnprimev-pol
人事に“仕込まれた”安倍首相期待の後継者 「挑戦“三羽烏”」と「安定“三人衆”」は結果を出せるか
9/19(木) 17:04配信FNN.jpプライムオンライン
人事に“仕込まれた”安倍首相期待の後継者 「挑戦“三羽烏”」と「安定“三人衆”」は結果を出せるか
(FNN PRIME)
内閣改造・役員人事で見えた安倍首相の“後継”候補
「令和の時代が幕を開けて初めてとなる今回の改造は、新しい時代の国作りを力強く進めていく。そのための布陣を整えました」
【画像】「挑戦“三羽烏”」と「安定“三人衆”」
内閣改造を行った夜の記者会見で、安倍首相はこのように述べ、令和初の内閣改造を機に、新しい時代、新しい国作りを進めていくことを強調した。「安定」と「挑戦」。安倍首相は今回の人事について、一貫としてこのような方向性を示していた。
結果的に、小泉進次郎氏が環境大臣として初入閣を果たしたことが「挑戦」として注目され、麻生副総理・菅官房長官・二階幹事長の3人の留任が「安定」の象徴とされたが、実は安倍首相が仕込んだ「安定」と「挑戦」の人事はこれだけではない。
過去の記事(
https://www.fnn.jp/posts/00310731HDK
)でもご紹介した、安倍首相の出身派閥である細田派を中心とした次世代の後継候補たちが、肝となる各ポストに配置されているのだ。
まず閣僚から見ていきたい。安倍首相は会見で、大臣に任命した人物たちの狙いと目的を1人ずつ説明している。その中でも「いつでも誰でもその個性を生かせる社会。その目標に向かって教育・労働・社会保障3つの改革に安倍内閣は挑戦していく」と強調し、この3つの改革に挑戦する3人の大臣を紹介した。
物言える安倍首相最側近・萩生田氏は教育改革を担当
1人目が、「教育改革」を司る文部科学大臣に起用された、首相の最側近である萩生田光一氏だ。
萩生田氏は大臣になる直前は自民党の幹事長代行を務めていた。その仕事は自民党内外の調整とともに、豪腕を振るう二階幹事長に対しての、いわば“お目付役”として、首相官邸と自民党の間を繋げる役割も担っていた。自民党から離れて首相官邸で政権を運営する安倍首相にとって、党内の情勢には疎くなりがちなだけに、重要な仕事の1つだ。
萩生田氏はサラリーマン家庭から地方議員という道をたどった叩き上げ政治家で、人脈が多岐にわたる一方、歯に衣着せぬ発言で物議を醸すなど、武闘派としても知られる。一方で、保守派の論客でありながら、安倍首相を支援しつつ保守色の強い政策の実行を求めている“保守系団体”とは一線を画している。その団体の1つ「日本会議」と連携する超党派の議員連盟には2012年以降、出席を控えているほか、市議時代には共産党などとともに「乳幼児医療費無料化条例」を提案。キャリアとノンキャリアに分けられている、国家公務員の育成システムの一元化も訴えるなど、政策についてはフラットに判断している点が強みだ。
今年2月には、衆議院の予算委員会で政府が進めている「幼児教育の無償化」について、画一化された基準により補助金の対象外になった施設などが生まれていることを指摘。安倍首相に対して、「自治体が存続させるべきだと判断したところには例外を作るべきだ。地元の要望をくみ上げて総理の決断で判断すべきだ」と迫り、首相から「検討させて頂きたい」との答弁を引き出した。これを受けて共産党の宮本徹議員が「自民党の萩生田さんが予算委員会で、幼児教育無償化の対象外とされている幼児教育施設についても対象とすべきと質問、私も、「そのとおり。差別をするな」と応援」とツイッターで称賛するという異例の展開をたどり、政界でも話題となった。
自民党内でも「萩生田氏は安倍首相にも遠慮なく進言する」との声が挙がるように、安倍首相の最側近でありつつも、是々非々で意見をいう姿勢が際立つ。大臣就任後の会見で萩生田氏は、「これから国家百年の計、しっかりと打ち立てていきたいと思っています。特に様々な価値観が変わってきた子供たちを巡る環境にしっかりと対応できる多様性のある教育、一本道ではなくて、複数の道を作っていきたい」と語った。2020年には小学校から高等学校までの「学習指導要領の改訂」とともに、「大学入試改革」が控えるだけに、今後どう結果を出していくかが問われそうだ。
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:
チバQ
:2019/09/19(木) 21:41:40
“働き方改革”にはポスト安倍の側近
第2の“挑戦”である働き方改革を担う厚生労働大臣には、2度目の登板となる加藤勝信前総務会長が就任した。加藤氏は、ポスト安倍候補を指す「岸破義信」の1人として、岸田文雄政調会長、石破茂元幹事長、菅義偉官房長官に並んで名前が挙がる人物だ。
東大から旧大蔵省に入省し、いわゆるエリート街道を歩んできた。そして、安倍首相の父・晋太郎氏の元側近であり当時農水相だった加藤六月議員に見いだされ娘婿として政界入りした。
しかし当初は自民党から出馬できず2度の落選など挫折も経験し、自民党入り後は現在の竹下派に所属することになった。それでも2012年の総裁選挙では、派閥の意向とは別に、個人的関係の深かった安倍首相を支持し、安倍内閣では官房副長官、拉致担当相、厚労相を歴任・直近では自民党四役である総務会長も経験した。
政策通であるとともに、答弁の安定感や敵を作らない人柄が評価されているが、一方で発信力不足との指摘もある。同じ竹下派には、将来の首相候補と目される茂木外相もいるだけに、自らの存在感をどうやって高めていくのかが今後重要な点だ。
働き方改革では「労働生産性の向上」や「長時間労働の是正」などが大きな課題となっている。厚労省は裁量労働制をめぐる調査データの不適切使用問題や、「毎月勤労統計調査」の不正問題など、不祥事が続出しているだけに、そこの立て直しとともに「働き方改革」の挑戦を実現できるのか。手腕が問われることになるだろう。
“社会保障改革”には「憎めない」忠臣を
そして、第3の“挑戦”「社会保障改革」を担うのは内閣府特命大臣の西村康稔経済再生相だ。
安倍首相は会見で「少子高齢化と同時に、ライフスタイルが多様となる中で誰もが安心できる社会保障制度へ改革を進めていく」と強調し、新たに全世代型社会保障検討会議を設置することを発表した。その担当大臣として、2年間官房副長官を務めた西村康稔氏を指名した。
経済産業省出身で、政策にも精通している西村氏は実直に安倍総理の忠臣として仕事を果たしてきた。一方で、2018年の自民党総裁選挙直前には、西日本で豪雨となる中で、安倍首相とともに自民党議員の懇親会に出席した集合写真を自身のツイッターに投稿したことで謝罪に追い込まれるなど、リスク管理などの甘さも指摘されている。
ただ、閣僚経験者からは「足りない点は多いが、憎めない性格だ」と人柄を評価する声もある。今後、幅広い世代が納得できるような制度設計に向けて、どう調整を進めることができるのかが鍵となりそうだ。
この3人が今回の組閣で最も期待され、攻めの視点で「挑戦」を実行に移す“安倍三羽烏”として抜擢されたといえるだろう。3人が結果を出すのを競い合わせることで、安倍流の人づくりを実践しようという形だ。一方で次は「安定」を目指す自民党内のポストに注目したいと思う。
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名無しさん
:2019/09/19(木) 21:41:56
バランス重視の自民党人事の中で“注目の細田派3人衆”
大胆な抜擢が行われた閣僚人事の一方で、自民党役員人事は各派閥のバランスがとられた。幹事長は二階派の領袖である二階俊博氏が留任。政調会長もポスト安倍に名を連ねる岸田文雄氏が留任。また、総務会長には麻生派の重鎮で、父の善幸元首相と親子二代にわたっての就任となる鈴木俊一氏を起用した。国対委員長には石原派の森山氏が留任した。それぞれの派閥に中核となるポストを分配した形だ。その中で安倍首相の出身派閥・細田派から3人が党内を安定させるための重要なポストについたことが注目される。
細田派はおよそ100人の議員が所属する大派閥だが、去年の総裁選後の人事では他派閥に譲る形で、党の主要役員ポストからは外れていた。他派閥に配慮した形だが、派内の中堅・若手からは「細田派から党役員を出すべきだ」と怒りの声も挙がっていた。その中で今回、安倍首相の信頼が厚い下村博文氏が党四役の1つ、選対委員長に就任した。
都知事選で小池知事を支持できる?選対委員長を務める下村氏
下村氏は細田派の事務総長として、他派閥との連携を強化して、去年の総裁選挙で安倍首相の三選実現に動いた。また、直近では憲法改正推進本部長として、安倍首相の悲願である憲法改正の実現に向けて、全国行脚や広報活動にも努めた。
一方で、憲法改正論議に慎重姿勢の野党を「議論さえしないのは国会議員としての職場放棄だ」などと批判し、議論をより停滞に追い込んでしまった局面もあった。選対委員長としては、衆議院の任期がまもなく残り半分となり、解散総選挙のタイミングを探るという中で、10月27日に投開票を迎える参議院埼玉選挙区補欠選挙の対応が最初の山場だろう。
そして、選対委員長は党の要の幹事長との連携も重要だが、その点では来年に控える東京都知事選挙の対応も注目される。小池都知事の再選を後押しする二階幹事長に対して、小池知事と都民ファーストの会への積年の恨みがある自民党東京都連内では、「死んでも小池だけは応援できない」との怒りの声もあがっているのだ。都連幹部でもある下村氏にとっては、難しい舵取りが迫られる。様々なバランスを取りつつ選挙で結果を出せるのか。まさに安定を維持できるかどうかの核となるポジションとも言える。
3859
:
名無しさん
:2019/09/19(木) 21:42:15
稲田元防衛相は幹事長代行の重責に
2人目の注目人事は、萩生田氏が担当していた幹事長代行に就任した稲田朋美氏だ。安倍首相の秘蔵っ子の稲田氏だが、あまりに早い党幹部や大臣への就任で、準備不足な面や、周囲の理解を得られることができず評価を下げていた。今回の幹事長代行への就任についても反対する声が党内から挙がっていた。
しかし、この約1年、総裁特別補佐として党務に尽力したほか、二階幹事長との関係も良好とされることを背景に幹事長代行のポストを勝ち取った。今後は幹事長代行として党内外の調整のほか、党のお目付役として安倍首相と二階幹事長の間でバランス感覚を保ち、自民党の安定を維持し続けられるかのキーポイントになりそうだ。
松野元文科相は細田派を取り仕切る事務総長に
そして3人目が、下村氏の後を継いで、細田派の事務総長に就任した松野博一氏だ。事務総長は派閥の実務面での責任者になる。「細田派では非主流派」と評されるように、安倍首相の側近でもなく親しい関係でもない松野氏だが、派閥内の人望は厚い。政治家としては控えめな性格で、与えられた仕事を着実にこなす職人肌。こうした姿勢が、自民党内からは「目立たないが、重要な仕事は必ず実現してくれる」と評価され、重要な法案の担当などには引っ張りだこになっている。
松野氏自身は、駅前の居酒屋で1杯100円のハイボールを飲みながら政治を語るような庶民派でもあって、役人やマスコミにもシンパが多い。細田派内では、実は安倍首相と距離がある議員が多いだけに、そういった議員の声をくみ取りつつ、派閥の求心力を高めて安定政権の土台を作り上げるという重要な役割を担ったと言える。
こうして今回の人事を振り返ると、安倍首相が内閣では「挑戦」、党内には「安定」を目指して、自らの出身派閥を中心とした信頼できる次世代の政治家を要所に配置し、競わせることで、将来の総理を育成する構図を作り上げていることがわかる。
この人材配置が吉と出るか凶とでるか。ポスト安倍よりも一歩先の視点で、安倍首相が期待する後継候補たちがどのような働きをしていくのか注目される。
(フジテレビ報道局 中西孝介 門脇功樹)
FNN PRIME編集部
3860
:
チバQ
:2019/09/20(金) 11:32:32
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190920-00010000-fnnprimev-pol
「調整型」起用で安倍首相悲願の憲法改正なるか 自民党幹部らの“本気度”に注目
9/20(金) 6:34配信FNN.jpプライムオンライン
「調整型」起用で安倍首相悲願の憲法改正なるか 自民党幹部らの“本気度”に注目
(FNN PRIME)
安倍首相が悲願とする憲法改正は実現するのか。安倍首相は12日、自民党内で憲法改正に関して議論し方針を決める憲法改正推進本部の本部長に、細田博之元幹事長を起用することを決めた。また、国会で憲法改正について審議する憲法審査会の衆議院側の会長に佐藤勉元総務相を起用することを決めた。この体制で憲法改正に向けた議論が進むかどうかが、今秋の臨時国会の焦点の1つとなる。
【画像】安倍首相悲願の憲法改正なるか
2017年の安倍首相の提案で改憲議論が加速
憲法改正は自民党の結党以来の党是だ。改憲の実現に向けて具体的に動き出したのは、日本国憲法施行70年となる2017年5月3日の憲法記念日だった。安倍首相が東京都内で開かれた集会にビデオメッセージを寄せ、憲法9条について「1項・2項を残しつつ、自衛隊を明文で書き込む」と言及した。
その後、自民党は憲法改正推進本部で議論を重ね、2018年3月、憲法9条に自衛隊の明記、緊急事態条項の創設・参院選「合区」の解消・教育の充実という改憲4項目のイメージ案をまとめた。
▽自民党による憲法改正のイメージ案「4項目」の要点
・憲法9条改正・・・憲法9条1項・2項の「戦争放棄」「交戦権を認めず」など平和憲法の規定を維持したうえで、新たに9条の2に内閣総理大臣を指揮監督者とする「自衛隊」を保持と明記
・緊急事態条項の創設・・・内閣の職務を定める憲法73条に、大地震などの大規模災害への迅速な対応を行うため、国会の機能維持と行政権限の一時的な強化など「緊急事態」に迅速に対処する仕組みを設けることなどを規定
・参院選「合区」の解消・・・人口減少と一極集中が進み、参院選では2つの県を1つの選挙区にする「合区」が生まれたため、憲法47条に広域の地方公共団体の選挙区に少なくとも一人を選挙すべきと定め、地方自治の原則を規定する憲法92条に地方公共団体の定義を新たに規定
・教育の充実・・・教育を受ける権利を定める憲法26条に、新たに「教育環境の整備」について規定し、私学助成の禁止では?と指摘される憲法89条の表現を、現状に即した表現に改正
側近起用で改憲目指すも「職場放棄」発言に野党が抵抗
そして去年9月、自民党総裁選で勝利した安倍首相は、憲法改正推進本部長に自身に近い下村博文元文科相を、国会での憲法議論において野党との調整役を担う衆院憲法審査会の筆頭幹事に、信頼を置く新藤義孝元総務相をそれぞれ起用した。安倍首相の憲法改正に関する本気度が見える人事だったが、それでも与野党の国会での議論は進まなかった。
その大きな要因の一つは、下村氏が、野党の憲法議論に消極的な姿勢に対して、「職場放棄だ」と発言し物議を醸すなどした結果、反発した野党との協議が整わなかったことだ。野党側は、憲法審査会での協議を進めようとする自民党に対し、安倍首相のもとでの憲法改正には反対という姿勢を強めた。これに対し新藤氏は粘り強く交渉を重ねてきたが、議論は停滞したままだ。
3861
:
チバQ
:2019/09/20(金) 11:32:50
「調整型」を起用した新体制で問われる“本気度”
こうした環境の中で、今回の自民党役員人事では、二階幹事長、岸田政調会長、森山国対委員長が続投した。安倍首相は、11日の役員会で「我が党の長年の悲願である憲法改正を二階幹事長、岸田政調会長、鈴木総務会長、下村選対委員長の四役、さらには関口参議院会長をはじめ参議院の皆様の協力をいただきながら党一丸となって力強く進めていきたい」と決意を述べた。
首相の決意表明を受けて二階氏は、「党をあげて、憲法改正にむけて努力を重ねて参りたい」と応じ、岸田氏も「自民党の党是でもあり憲法改正に向けて私も党の一員としてしっかりと雰囲気づくりを後押ししたい」と述べた。二階氏も岸田氏もこれまで憲法改正について必ずしも積極的ではなかった面があるが、今回の続投を機に改憲に本気で取り組むかどうかが大きなカギを握る。
また、国会での議論については、国会運営全般を取り仕切る国対委員長も重要だ。森山氏も国対委員長続投となったことで、持ち前の粘り強い交渉力を生かし、憲法議論を進められるかどうかも注目だ。
先述した憲法改正推進本部長に、派閥領袖でベテランの細田氏が再登板したことは、自民党の憲法改正に対する強硬的なイメージを払しょくする狙いがありそうだ。また、衆院の憲法審査会長に就く佐藤勉氏は、党の国対委員長経験者で、野党と太いパイプを持ち、調整能力が高いことで知られる。両氏の起用に党内からは「適材適所だ」と期待する声があがっている。
安倍首相による公明党の説得も重要…「党一丸」で悲願達成なるか
さらに、憲法改正に向けては野党だけでなく与党・公明党との折衝も必要だ。公明党の山口代表は、首相が目指す憲法9条改正について、これまで慎重姿勢を示してきた。自民党憲法改正推進本部のある幹部は「安倍首相と山口代表が憲法改正について向き合うべきだ」と指摘する。憲法改正に関し実務者同士が合意しても、山口代表が同意しなければ、議論は進まないからだ。今後、安倍首相自らが、山口代表に憲法改正に向けた決意を伝え、理解を得る必要があるだろう。
憲法改正を実現させるためには、こうした公明党や野党を前向きにさせるための環境整備と、広く国民的議論を呼び起こすことの両面が必要となる。自民党のある議員は「安倍首相が秋の国会に向けてどれだけアクセルを踏むかにかかっている」と指摘する。安倍首相は早ければ10月から始まる臨時国会で、憲法議論を進めたいだけに、今回の人事で起用された実務者から党幹部まで自民党が一丸となって、憲法改正の空気を醸成できるかが焦点だ。
(フジテレビ政治部 自民党担当 門脇功樹)
FNN PRIME編集部
3862
:
チバQ
:2019/09/20(金) 11:33:24
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190920-00583402-shincho-pol
安倍官邸の「二階幹事長外し」作戦がことごとく失敗…どうなる「自民党の金庫」の行方
9/20(金) 5:57配信デイリー新潮
安倍官邸の「二階幹事長外し」作戦がことごとく失敗…どうなる「自民党の金庫」の行方
二階俊博幹事長
閣僚の入れ替わりはさておき、今回の人事で最も注目を集めたのは二階俊博幹事長の処遇だった。何しろ、3年余りにわたって力の源泉である「党の金庫」を掌握、権勢をほしいままにしてきた人物である。おかげで安倍首相との間にも、にわかに払拭しがたい“力関係”が確立してしまったというのだ。
「二階幹事長留任に至るまでには、激しい攻防がありました」
とは、政治部デスクである。
「安倍総理は9月3日、党本部でおよそ10分間、二階さんと2人きりで面会しています。ですが、この時点で“勝負”は決しており、総理からは、ただ幹事長の留任が打診されただけでした」
面会直後、幹事長の表情はいつになく明るかったという。両者の間に何があったのかといえば、
「総理が、自身の後継に岸田(文雄)政調会長を思い描き、そのために幹事長に就かせようと考えているフシは、二階さん側にも伝わっていました。二階派が幹事長ポストにこだわるのは、やはりお金。二階さんは官僚や財界人と会食する時、自派の議員たちも連れて行くものだから、一晩で党の金が100万円飛ぶと言われている。『派閥のカネでやってほしい』というのが党の本音ですが、彼らはその旨みを手放したくないわけです」(自民党関係者)
安倍官邸は今回、傘寿を迎えた大幹事長を、あの手この手で外すべく試みたのだが、ことごとく失敗に終わったという。
「まず、衆院の議長に祭り上げるという案は、早々につぶれました」
とは、先のデスク。
「総理にとって、一昨年に成立した譲位特例法の付帯決議にある『安定的な皇位継承を確保するための諸課題』を早く議論すべきだと主張し、女性宮家創設に理解を示す大島(理森)衆院議長は、煙たい存在でした。それもあって、総理の側近である萩生田(光一)幹事長代行が7月下旬、ネットの番組で『憲法改正が進まないなら大島議長を替えるべきだ』と発言した。後任には二階さんを、という意図だったのですが、当の二階さんからも『立場を考えて発言してほしい』と批判され、結果、議長交替の目は消えてしまったのです」
「オレがいないで…」
さらには、党副総裁に押し込むといったプランも浮上したのだが、
「これには二階派が猛反発。ある最側近議員など『それなら党の金庫も副総裁室に移してほしい』と周囲に公言していたほどです。また二階さん自身も『もし副総裁というのなら、金丸(信)さんのようになってもいいのか』といった不穏なメッセージを、総理に届けています」(前出関係者)
金丸副総裁は92年初めに就任。東京佐川急便からのヤミ献金が発覚した同年8月まで務め、その間は綿貫(民輔)幹事長という体制だった。すなわち、
「このメッセージは、幹事長に実権がなく、すべて副総裁が握っていた時代に戻すぞ、という“脅し”だったわけです。実際に二階さんはこの期間、ほうぼうで『オレがいないでどうやって党を回していくんだ』と息巻いていました」(同)
その一方、こんな“合わせ技”も巧みに用いたという。
「二階さん側から先月、総理の側近議員に『(地元の)和歌山で憲法改正に関する大会を開きたい』という連絡が入りました。これは、親中派の代表格で改正には消極的だとみられていた二階さんが“幹事長に留任させてくれるのなら憲法改正にも真剣に取り組もう”という意思を表明したことになるわけです。これを聞いた総理は、半信半疑で『本当に?』と驚いていたと言います。二階さんは改正に後ろ向きな公明党にも太いパイプがありますからね」(前出デスク)
硬軟織り交ぜるなどお手のもの。老獪な金庫番は「安倍4選」を掲げつつ、再来年へ向け存在感をいや増すばかりである。
「週刊新潮」2019年9月19日号 掲載
3863
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チバQ
:2019/09/20(金) 14:01:02
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190919-00000552-san-pol
参院憲法審査会長に自民・林元文科相の方針
9/19(木) 16:49配信産経新聞
自民党は19日、参院憲法審査会長に林芳正元文部科学相を充てる方針を固めた。複数の党関係者が明らかにした。
林氏は当選5回で、岸田派に所属。防衛相や文科相などを歴任している。自民党はすでに、衆院憲法審査会長に佐藤勉元国対委員長を充てる方針を固めている。
参院憲法審は昨年2月以降、実質的に一度も開かれておらず、10月4日召集予定の臨時国会では開催の有無そのものが焦点となっている。
7月の参院選で、参院は憲法改正に前向きな「改憲勢力」が国会発議に必要な3分の2を割り、主要野党の協力が必要な中、国会答弁などで安定感をみせる林氏を憲法審会長に充てて改憲議論を進めたい考えだ。
3864
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とはずがたり
:2019/09/23(月) 19:51:42
石破ももう身動き取れないねえ。。
石破氏、政権批判強める構え=埋没に危機感
https://www.msn.com/ja-jp/news/politics/%e7%9f%b3%e7%a0%b4%e6%b0%8f%e3%80%81%e6%94%bf%e6%a8%a9%e6%89%b9%e5%88%a4%e5%bc%b7%e3%82%81%e3%82%8b%e6%a7%8b%e3%81%88%ef%bc%9d%e5%9f%8b%e6%b2%a1%e3%81%ab%e5%8d%b1%e6%a9%9f%e6%84%9f/ar-AAHHO5r?ocid=st
2019/09/23 14:23
自民党の石破茂元幹事長が、安倍晋三首相の政権運営への批判を一段と強める構えだ。先の内閣改造で他の「ポスト安倍」候補が軒並み要職に就いたため、発信を強化しなければ埋没するとの危機感が背景にある。石破氏は憲法改正を中心に自らの見解を打ち出し、存在感を発揮する考えだ。
「党大会で賛同を求められた記憶は全くない」。石破氏は20日、BSフジの番組で、首相が内閣改造後の記者会見で「自民党の(改憲)たたき台は党大会で承認され、党の意思となっている」と述べたことに猛反発。総務会了承などの党内手続きを踏んでいないとして「党内の民主主義を非常に危うくする」と警告した。
3865
:
チバQ
:2019/09/23(月) 20:21:31
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190923-00000036-jij-pol
石破氏、政権批判強める構え=埋没に危機感
9/23(月) 14:25配信時事通信
自民党の石破茂元幹事長が、安倍晋三首相の政権運営への批判を一段と強める構えだ。
先の内閣改造で他の「ポスト安倍」候補が軒並み要職に就いたため、発信を強化しなければ埋没するとの危機感が背景にある。石破氏は憲法改正を中心に自らの見解を打ち出し、存在感を発揮する考えだ。
「党大会で賛同を求められた記憶は全くない」。石破氏は20日、BSフジの番組で、首相が内閣改造後の記者会見で「自民党の(改憲)たたき台は党大会で承認され、党の意思となっている」と述べたことに猛反発。総務会了承などの党内手続きを踏んでいないとして「党内の民主主義を非常に危うくする」と警告した。
3866
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チバQ
:2019/09/23(月) 20:41:23
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190919-00000067-mai-pol
自民、参院憲法審会長に岸田派の林元文科相
9/19(木) 19:25配信毎日新聞
自民、参院憲法審会長に岸田派の林元文科相
自民党本部=東京都千代田区で、曽根田和久撮影
自民党は19日、参院憲法審査会長に林芳正元文部科学相(58)=岸田派=を充てる方針を固めた。複数の党関係者が明らかにした。
林氏は政策通として知られ、防衛相、農相などを歴任。憲法9条改正に慎重な議員が多い岸田派座長も務めており、憲法改正議論を「党一丸」(安倍晋三首相)で進める姿勢を示す狙いもある。参院自民党幹部は「閣僚経験者で、野党とも話ができる」と説明した。
参院憲法審の与党筆頭幹事には首相に近い野上浩太郎前官房副長官(52)=細田派=らの名前が挙がっている。
同党は党憲法改正推進本部長に細田派会長の細田博之元官房長官(75)、同本部事務総長には根本匠前厚生労働相(68)=岸田派=をそれぞれ再登板させ、衆院の憲法審会長には野党とのパイプが太い佐藤勉元国対委員長(67)=麻生派=を充てる。政治経験が豊富なベテランを多く起用し、安定感のある布陣で改憲議論の推進を図る。【古川宗】
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チバQ
:2019/09/23(月) 20:41:58
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190921-00000519-san-pol
党四役を前面に 首相の人事ににじむ「改憲解散」の可能性
9/21(土) 11:30配信産経新聞
安倍晋三首相(自民党総裁)が悲願の憲法改正に本気でかじを切った。党総裁としての任期が残り2年余りに迫る中、11日の内閣改造と党役員人事では、挙党態勢で改憲に臨む決意を示した。その布陣からは、秋の臨時国会で議論が進まなければ衆院解散も辞さない覚悟もにじむ。
■党四役前面に挙党態勢
「必ず成し遂げる決意だ」
首相は11日、一連の人事を終えた後の記者会見で、憲法改正についてこう断言した。同日の党役員会でも「長年の悲願である憲法改正を、党一丸となって進めていきたい」と強調した。
「これは解散まで視野に入れているな」。役員会に出席した党幹部は、首相の重い決意を感じ取ったという。
これまで自民党は、一部の憲法族議員や首相側近を中心に改憲議論を進めようとしてきた。しかし、野党第一党の立憲民主党などは安倍政権下での議論に応じない姿勢を貫くなど、目に見える成果は生まれていない。昨年の臨時国会では、党憲法改正推進本部長を務めていた首相側近の下村博文選対委員長の発言が反発を呼び、国会審議の日程に影響が出る場面もあった。
新たな布陣では、党四役を改憲の前面に立てた。とりわけ鍵を握るのが、留任した二階俊博幹事長だ。これまで改憲議論とは距離を置いてきたが、11日の記者会見では「安倍総裁の意向に従い党を挙げて努力を重ねたい」と首相に呼応してみせた。
二階氏の側近は「首相に憲法改正を頼まれたのだろう。二階氏も敏感に首相の温度を感じ取っている」と語る。
7月の参院選では、参院の「改憲勢力」が国会発議に必要な3分の2を割った。野党を議論の場に引き出すには、今まで以上に高度な駆け引きが必要となる。同時に、改憲に慎重な公明党との調整も進めなければならない。首相が「党内随一の政治的技術を持つ」と評価する二階氏の協力は不可欠というわけだ。
■新内閣の布陣は解散も念頭?
党や国会の人事でも「路線変更」を明確にした。党憲法改正推進本部長は下村氏を交代させ、細田博之元幹事長を再起用する。首相の出身派閥である細田派(清和政策研究会)会長で、自衛隊明記などの党改憲案をまとめた業績もある。改憲論議では野党や公明党との協調を重視するだけに、首相は温和な性格の細田氏を起用することで、野党が警戒感を解くことを期待する。
国会議論の舞台となる衆院憲法審査会長は、佐藤勉元国対委員長を起用する方向だ。野党との調整を担う国会対策のベテランだ。一向に動かない国会審議を、なんとか前進させたいという意向の表れだろう。
首相としては、野党との協議も見据えて打てる手は打った。それでも野党が態度を硬化させたまま秋の臨時国会が無為に過ぎればどうなるか。首相に近い党幹部は「解散を引く可能性は十分ある」とみる。総裁任期である再来年9月までの国会発議と国民投票を実現するには、これ以上の空転は許容できないからだ。
新たに発足した内閣に目を向ければ、菅義偉官房長官や茂木敏充外相、加藤勝信厚生労働相、河野太郎防衛相ら「ポスト安倍」と呼ばれる面々が名を連ねている。将来のホープとして国民的人気が高い小泉進次郎環境相も初入閣した。互いの切磋琢磨(せっさたくま)を狙ったものだろうが、いざとなれば、いつでも解散を打てる布陣という点にも注目せざるを得ない。(政治部 石鍋圭)
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チバQ
:2019/09/24(火) 19:49:35
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190924-00023285-gonline-bus_all
最後の内閣改造に?…「ポスト安倍」レースが本格化
9/24(火) 14:00配信幻冬舎ゴールドオンライン
ピクテ投信投資顧問株式会社が、日々のマーケット情報を分析・解説します。※本連載は、ピクテ投信投資顧問株式会社が提供するマーケット情報・ヘッドラインを転載したものです。
第4次安倍第2次改造内閣が発足して一週間が経った。小泉進次郎環境相の初入閣が目立っているものの、注目すべきは今回が安倍首相の下での最後の内閣改造となる可能性ではないか。2020年のオリンピック・パラリンピック終了後、安倍首相は自ら退任することも考えられ、今後、「ポスト安倍」レースが本格化するだろう。
ポイントとなる自民党総裁任期と衆議院の任期満了
安倍首相は、昨年9月の自民党総裁選で3選を果たした。再び党則を改正しない限り、その任期は2021年9月までだ。一方、2017年10月に前回の総選挙が行われているため、衆議院議員の任期満了は2021年10月である。つまり、安倍首相が3期目を全うして退任する場合、後任の首相(自民党総裁)は、バトンを受けてから1ヶ月で選択肢なく総選挙を戦わなければならない。
それは政界の常識から見て考え難く、安倍首相は、3期目の間にもう1回解散・総選挙を行うか、それとも任期途中で退任して後継者の下で国民に信を問うか、二者択一を迫られることになるだろう。
政界の鉄則:総選挙のインターバルは3年以内
1955年に自民党が結党されて以降、衆議院総選挙は21回あった。このうち、間隔が3年以内で行われた10回だと、9回、解散時与党が過半数を維持している。他方、3年を超えた11回では、8回で過半数割れに追い込まれた。2009年に自民党が、2012年に民主党が政権を失った総選挙は、いずれも前回から3年超で行われたものに他ならない。従って、総選挙の間隔は3年以内が政界の鉄則だ。
安倍首相は、2014年に前の総選挙から2年、2017年には2年10ヶ月で国民に信を問い、いずれも圧勝している。この鉄則に則れば、次の総選挙は2020年秋までに行われなければならない。
最後の内閣改造に?…「ポスト安倍」レースが本格化
[図表]安倍首相、自民党総裁 3期目の政治日程 期目の政治日程 出所:ピクテ投信資顧問作成
浮上するオリンピック・パラリンピック後の退任と後継指名のシナリオ
今年11月20日、安倍首相の在任期間は憲政史上最長となり、2020年8月24日には連続在任記録も更新する。オリンピック、パラリンピックを成功させ、二つの在任期間を塗り替えれた場合、安倍首相にとって十分なレガシーと言えるのではないか。そこで自ら退任し、指名した後継首相を自民党最大派閥の領袖として後見すれば、極めて強い政治力を維持する可能性が強い。
後継首相は、就任後、日を置かずに衆議院を解散、総選挙を行うことにより、間隔3年の鉄則を守ることができる上、2022年7月の参議院選挙まで大きな国政選挙を戦う必要がない。その間、安倍(前)首相に支えられ、政権基盤を固めることが期待できるだろう。
安倍首相の後継者については、岸田文雄自民党政調会長が最有力であり、日米通商交渉に尽力した茂木敏充新外相がそれに次ぐのではないか。いずれにせよ、7年間、日本の政治に安定をもたらしてきた政権が交代期を迎える可能性があるわけだ。
世界景気に減速の兆しが台頭していることを含め、日本の政治・経済は、大きな転換点の入り口にあると言えるのではないか。
当レポートの閲覧に当たっては【ご注意】をご参照ください(見当たらない場合は関連記事『最後の内閣改造に?…「ポスト安倍」レースが本格化』を参照)。
(2019年9月20日)
市川 眞一
ピクテ投信投資顧問株式会社
シニア・フェロー
市川 眞一,ピクテ投信投資顧問株式会社
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チバQ
:2019/09/25(水) 11:33:26
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190925-00000001-pseven-soci
ポスト安倍候補に「河泉敏信」 岸田氏、石破氏から世代交代
9/25(水) 7:00配信NEWS ポストセブン
ポスト安倍候補に「河泉敏信」 岸田氏、石破氏から世代交代
新婚ボケしているヒマはない?(写真/時事通信フォト)
安倍政権内の権力構造は改造をきっかけに大きく変質しつつある。安倍晋三・首相は第2次政権で返り咲いてからの7年間、官邸の実務を菅義偉・官房長官に任せ、自らは「外交の安倍」として外遊三昧だった。結果、内政の実権を「影の総理」の菅氏に掌握されてしまった構図が浮かび上がる。
その安倍首相と菅氏はこれまでは役割を分担し、互いに利用し合う関係だった。だが、ポスト安倍の後継者選びをめぐって、2人の利害がいよいよ衝突する。
自民党総裁の残り任期があと2年となった安倍首相は、岸田文雄・自民党政調会長と茂木敏充・外相と加藤勝信・厚労相を“後継者候補”として忠誠心を競い合わせるために重要閣僚に起用した。
内閣改造から早々に、菅氏の側近の大臣や岸田派、麻生派、二階派の新閣僚の新旧のスキャンダル情報が流出しているのも、自民党内がポスト安倍をにらんだ“仁義なき戦い”に突入したことを物語っている。
そこで菅氏が安倍首相の傘下にある岸田、茂木、加藤氏らに対抗する自前の総裁候補に育てようとしているのが河野太郎・防衛相と小泉進次郎・環境相だ。河野氏は麻生派だが、いまや麻生氏より菅氏の“庇護”下にある。小泉進次郎氏も大臣就任後の共同インタビューで菅氏のことを、「何かを変えようと思い、変えられるところを常に探している人。私もそういうタイプだと思っている」と絶賛するなど、すっかり“菅チルドレン”だ。
いつの間にか、ポスト安倍候補の顔触れも変わった。永田町では少し前まで、岸田氏と石破茂氏、菅氏に加藤勝信氏を加えた4人が「岸破義信」と呼ばれて有力候補に名前があがっていた。しかし、いまや菅氏が担ぐ河野太郎氏、進次郎氏と、安倍首相が引き立てようとしている茂木氏、加藤氏が「河泉敏信」と呼ばれ、新たな総裁候補として脚光を浴びている。
安倍首相と総裁選を争った石破氏、首相と当選同期の岸田氏は“過去の人”として扱われ、総裁候補の世代交代が行なわれたのだ。
新総裁候補「河泉敏信」の4人の共通点は、いずれも派閥領袖ではなく、党内・派内の基盤が弱いことだ。
まず河野氏。「麻生派のプリンス」と言われるが、これまで原発廃止を唱えるなど党内で「異端児」と見られ、菅氏と近いことから麻生派内でも浮いた存在だ。
進次郎氏は父の小泉純一郎氏が会長を務めた細田派には入らず、初当選以来、無派閥を通している“一匹狼”である。
茂木氏は竹下亘・元総務会長の病気療養で竹下派会長代行に就任したものの、前回総裁選では石破支持に回った派の方針に反して安倍首相を応援するなどスタンドプレーが目立ち、派内からは「派閥の正統な総裁候補」とは見られていない。
同じ竹下派に所属している加藤氏も同じだ。加藤氏は旧安倍派の大幹部だった加藤六月・元農水相の娘婿で、義理の母(六月氏の夫人)の睦子氏が安倍首相の母で「安倍家のゴッドマザー」と呼ばれる洋子夫人と親友という関係から、安倍首相の側近として要職を歴任してきた。しかしそれゆえ、“本籍”の竹下派内に自前の勢力はほとんどいない。
すなわち、4人とも政治的実力は安倍首相や菅氏らには遠く及ばず、「河泉」の2人は菅氏、「敏信」の2人は安倍首相の後ろ盾がなければ、総裁選出馬さえ覚束ない立場にある。だからこそ、安倍首相や菅氏には好都合だ。政治ジャーナリスト・野上忠興氏が指摘する。
「次期総裁レースの実態は安倍首相と菅氏の言いなりに動く、いわば“操り人形”選び。どちらの系列が総理・総裁になるかでキングメーカー争いに決着がつくが、菅氏が河野氏でも進次郎氏でも勝ち目がなさそうだと判断すれば、最後は二階氏と組んで自分が出馬する可能性も十分残っている」
政治の世界では、いったん権力闘争が始まれば雌雄を決するまで戦うしかない。途中で退けば、その途端に政治生命を絶たれてしまう。
古くは“加藤の乱”の加藤紘一氏、最近では現役の自民党総裁の立場にありながら、2012年総裁選への出馬を断念した谷垣禎一氏も大魚を逃した。
2年後に控える総裁選に向けて、キングメーカーの座を賭けた戦いに踏み込んだ安倍首相と菅氏による長い権力抗争が続く。
※週刊ポスト2019年10月4日号
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チバQ
:2019/09/25(水) 11:42:02
こんな感じか
菅義偉・官房長官 1948年生 当選8回 無派閥
【安倍晋三・総理】 1954年生 当選9回 細田派
茂木敏充・外相 1955年生 当選9回 竹下派
加藤勝信・厚労相 1955年生 当選6回 竹下派
石破茂・元幹事長 1957年生 当選11回 石破派
岸田文雄・政調会長 1957年生 当選9回 岸田派
河野太郎・防衛相 1963年生 当選8回 麻生派
小泉進次郎・環境相 1981年生 当選4回 無派閥
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チバQ
:2019/09/26(木) 13:18:59
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/348412?rct=n_politics
自民改憲布陣、ハト派前面 要所に岸田派登用 野党に協調姿勢アピール
09/26 05:00
自民改憲布陣、ハト派前面 要所に岸田派登用 野党に協調姿勢アピール
自民党が目指す憲法改正を巡る人事で、党内で「ハト派」とされる岸田派の起用が目立つ。党憲法改正推進本部事務総長に根本匠前厚生労働相を据え、参院憲法審査会会長には林芳正元文部科学相を内定。安倍晋三首相は同派会長の岸田文雄政調会長に改憲の旗振り役を担わせたことと合わせ、9条改正に慎重論が根強い同派からの起用で野党に協調路線をアピールし、議論を促す狙いだ。
「国民が何を求めているかという徹底した現実主義で(改憲)議論をリードする」。岸田氏は21日に訪問先のシンガポールで、記者団に改憲議論推進を主導する考えを強調した。岸田氏は既に、各地で開く地方政調会のテーマに改憲を取り上げる方針も示している。
「ポスト安倍」候補とされる岸田氏にとって、基本路線は首相からの政権禅譲。首相が岸田氏に改憲議論推進を担わせるのは、禅譲への「踏み絵」を迫ったとの見方も出ており、党関係者は「後継指名を受けるため、岸田氏はこれからも改憲に取り組む姿勢を強調するだろう」とみる。
岸田派は池田勇人元首相が1957年に結成した池田派の流れをくみ、「保守本流」を自認し、党内では護憲色が比較的強いと見なされてきた。派内に影響力を持つ名誉会長の古賀誠元幹事長は、9条を「平和憲法の根幹で『世界遺産』に匹敵する」と語るなど、首相の宿願とされる9条改正には否定的な立場だ。
根本氏が就任した改憲推進本部事務総長は細田博之本部長(細田派)を補佐し、林氏は停滞している参院憲法審での改憲議論を主導する役割。今回の人事は首相が岸田派をあえて取り込むことで、野党に対して強硬的な印象を薄めようとする思惑が透ける。
党中堅議員は「『安倍色』を抑え、(来月4日開会予定の)臨時国会は与野党協調で進めたいというメッセージになる。以前よりも野党が軟化しやすくなる」と期待する。
ただ、主要野党は警戒を緩めていない。立憲民主党の福山哲郎幹事長は記者会見で、安倍政権が2015年に野党の反対を押し切って安全保障関連法を成立させた経緯を踏まえ「人事がどうであっても、姿勢がどう変わるのかは国会が始まってみなければ分からない」と指摘。同党国対幹部も「マイルドな人柄の担当を充てればいいとか、与野党の信頼構築はそういうことではない」と切り捨てた。(藤本卓郎)
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チバQ
:2019/09/26(木) 13:25:22
https://www.sankei.com/politics/news/190925/plt1909250001-n1.html
【政界徒然草】入閣ゼロの石破派 それでも明るい理由は
2019.9.25 01:00政治政局
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自民党の石破茂元幹事長
自民党の石破茂元幹事長
11日に発足した第4次安倍再改造内閣で、自民党の石破茂元幹事長率いる石破派(水月会、19人)は入閣者がゼロとなった。石破氏は安倍晋三首相の政権運営への批判を強める構えをみせるが、一方で「ポスト安倍」のライバルが軒並み重要なポジションに起用されたことで、トップを目指す立場からすれば、存在感が一層埋没しかねない。それでも石破派を取材すると、メンバーは一様に明るい表情をみせる。なぜか。
「昨年3月の党大会で、挙手を求めたり起立を求められた記憶はまったくない。民主主義はプロセスだ。ルールを曲げたら何でもできてしまう」
石破氏は20日のBSフジ番組でこう述べ、憲法9条への自衛隊明記など4項目の党改憲案が昨年3月の党大会で了承されたとする首相の考えに「党議決定を経ていない」と反論してみせた。
石破氏は、首相が主導した自衛隊加憲案についても「書くだけで何も変わらないなら議論の優先順位は高くない。政治のかけられるエネルギーには限りがある」とも強調した。これまでも、石破氏は首相が唱える憲法改正の考え方に持論を展開してきている。
今回の内閣改造で、石破派の入閣者は平成27年9月の派閥発足以来、初めてゼロとなった。副大臣ポストでも、平将明元内閣府副大臣が再登板したのみだ。
昨年の総裁選直後の同年10月の内閣改造では、当選3回の山下貴司衆院議員が法相に起用された。当時、石破氏は山下氏が担当する外国人労働者の受け入れ拡大を図る改正出入国管理法(入管法)をめぐる議論への批判は表だっては封じていた。
石破派の閣僚経験者は「今回は干してもらった方がありがたい。気兼ねせずに言いたいことが言える」と語る。とはいえ、入閣者ゼロという事態は、石破派の党内外での存在感をいっそう低迷させかねない。
首相の側近は、「今回の改造で首相は昨年の総裁選の対応を徹底して人事に反映させた。石破氏が現職の首相に挑戦したからには相応の覚悟が求められるということだ」と“石破派外し”の背景を解説する。
石破氏は13日、内閣改造の顔ぶれについての感想を記者団に問われ「人事権は首相がお持ちなので、あれこれ言うべきじゃない。石破派には、この人がこの分野をやったら素晴らしいなと思う人はたくさんいる」と恨み節をこぼした。
ただ、石破氏のぼやきとは異なり、今回の人事をめぐり、派内で悲観的な声は目立たない。内閣改造翌日の12日に石破派が開いた会合では、派の事務総長を務める田村憲久元厚生労働相が「入閣はゼロだったが明るくやっていこう」と強調。斎藤健元農林水産相や山下氏も異口同音に続き、穏やかな雰囲気に包まれた。
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チバQ
:2019/09/26(木) 13:25:57
石破派の関係者は「入閣者ゼロの方が、派の結束も強まるだろう」とも語る。
楽観的な理由の一つにあるのが、首相が党総裁の連続4選論を否定していることだ。石破派の幹部は「首相はもうライバルにはならない。今回の人事で冷遇されても、次が勝負だ」と次期総裁選を見据えてこう語り、現段階の“冷や飯人事”も意に介さない。
石破氏が首相に遠慮なく持論を展開すれば、現政権との路線の違いを印象づけられ、安倍政権に対する飽きや批判層の受け皿となり、存在感も高まるとの見方がある。
もう一つの理由が、石破氏が「ポスト安倍」候補に比べ党員票の支持固めで先行していることだ。石破氏は首相と一騎打ちとなった昨年の総裁選で、党員票の45%を獲得した。産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)が14、15両日に実施した合同世論調査で、次期首相に関する質問で、石破氏は16%の支持を得た。「令和おじさん」として知名度が急上昇した菅義偉官房長官でも6・3%。首相からの「禅譲」がささやかれる岸田文雄政調会長は5%だった。
しかし、先の総裁選以降、石破氏のメディアへの露出は減り、頼みの綱とする地方での人気が下降傾向にあるのは否めない。昨年10月の世論調査では、石破氏は同様の質問で27・6%。今年4月の調査でも20・7%を得ていた。石破氏にとって、首相と距離を置く独自路線にリスクがあるのは間違いない。
(政治部 奥原慎平)
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チバQ
:2019/09/29(日) 21:24:15
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190929-00000079-jij-pol
ポスト安倍、試される力量=沖縄、イージスが難題-河野防衛相
9/29(日) 19:17配信時事通信
ポスト安倍、試される力量=沖縄、イージスが難題-河野防衛相
玉城デニー沖縄県知事(右)と会談する河野太郎防衛相=29日午後、県庁
先の内閣改造で外相から横滑りし、引き続き活躍の機会を得た河野太郎防衛相。
沖縄の基地や、陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」設置など安倍政権が抱える難題を指揮することとなり、「ポスト安倍」候補の一人として力量を試される。
河野氏は29日、就任後初めて沖縄県を訪れ、玉城デニー知事らと会談。米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)の名護市辺野古移設について、「抑止力を維持しながら普天間飛行場を全面返還するための方策として、一日も早く実現しないといけない」と理解を求めた。これに対し玉城氏は「直ちに埋め立て工事を中断し、県との対話に応じてほしい」とにべもなく、会談は平行線に終わった。
普天間移設をめぐる政府と県の対立に依然接点が見えない中、辺野古の埋め立て予定海域で軟弱地盤が発覚。県をはじめ移設反対派が抵抗の材料を得た形となり、移設作業の進捗(しんちょく)に不透明感が漂っている。
政府が秋田、山口両県への配備を目指す陸上イージスをめぐっては、説明資料に誤りがあり、地元が猛反発した。現在、進めている再調査を終えた後の地元との調整がヤマ場となる。
外相時代の2年間は、巧みな英語力や延べ123カ国・地域を回る積極姿勢などで存在感を示した一方、「軽さ」ものぞいた。新元号決定に沸いた4月、外務省として元号表記をやめる意向を一時示して政権内で不興を買い、外相就任当初から訴えていた外相専用機導入も実現できなかった。今後は、地道な調整作業に汗をかけるかが問われそうだ。
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チバQ
:2019/09/30(月) 11:40:17
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190930-00584644-shincho-pol
武田良太公安委員長「元暴力団から献金」「対立候補は防弾着で選挙戦」の暴れん坊伝説
9/30(月) 11:31配信デイリー新潮
武田良太公安委員長「元暴力団から献金」「対立候補は防弾着で選挙戦」の暴れん坊伝説
武田良太(Adrian Cadiz/Wikimedia Commons)
このたびの内閣改造で、入閣早々に周囲をざわつかせたのが武田良太国家公安委員長(51)だった。山口組系元組員とされる人物から、彼の政治資金管理団体に政治資金パーティ代として70万円が支払われていたことが明らかになったのである。
「武田さんの地盤の福岡11区は、北九州の暴力団『工藤会』の影響が強い地域で、ヤクザと無縁でいるほうが難しいとも言える土地柄です」(地元記者)
そうした環境ゆえか、武田氏も政界では強面(こわもて)として通っていて、地元に行くと彼の「暴れん坊伝説」を耳にすることができる。
「2000年代の選挙では、福岡11区で武田さんと山本幸三さん(元地方創生相)が、同じ自民党系ながら保守分裂選挙で激しい戦いを繰り広げていた。その際、山本さんは、なんと防弾チョッキを着て選挙戦に挑んでいました。武田陣営の“攻撃”を恐れてのことです」(福岡県政関係者)
〈政治は一種の戦争〉を地で行く話である。
当時、武田氏の陣営は「防弾チョッキ騒動」を山本氏サイドによる「ネガティブキャンペーン」であると批判したが、仮にそうだとしても、防弾チョッキを着用するという「奇想」はそうそう湧くものではない。そんな奇抜なアイディアを対立陣営に思い付かせるほど、武田氏には「迫力」があったということなのだろう。また14年には、
「地元の町長選を巡る意見の対立から、武田さんが自民党福岡県連幹事長だった女性県議に対し、電話で『おぼえとけ、承知せんぞ』と恫喝した疑惑が朝日新聞によって報じられました。彼女はその電話のために体調を崩してしまいましたが、武田さんは『電話で選挙のアドバイスをしただけ』などと恫喝を否定。武田さんを巡るこの手の噂はよく耳にします」(同)
このように、強面を取り締まる側の国家公安委員長自身に、強面風の風聞がつきまとうという、ブラックジョークまがいの事態が起きているわけだ。
「週刊新潮」2019年9月26日号 掲載
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チバQ
:2019/09/30(月) 11:40:52
https://www.dailyshincho.jp/article/2019/09271131/?utm_source=yahoo&utm_medium=http&utm_campaign=link_back&ui_medium=http&ui_source=yahoo&ui_campaign=link_back
「菅原一秀」経産相、愛人秘書を練馬区議に? “ブラック事務所”指摘の声も
政治週刊新潮 2019年9月26日号掲載
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菅原一秀
菅原一秀経産相(他の写真を見る)
9月11日に実施された内閣改造。今回の入閣で菅原一秀経産相(57)は、氏が側近として知られる菅義偉官房長官(70)の「パワー」の体現者のひとりとして注目された。と同時に、音楽グループ「TRF」のダンサーであり、安室奈美恵の元夫でもあるSAMと、学生時代にダンスユニットを組んでいたことも脚光を浴びた。しかし、元ダンサーの爽やかな印象とは裏腹に、
「菅原さんの“厳しさ”は有名。『このハゲー!』で豊田真由子さんが世間の耳目を集めた時、『次は一秀だ』なんて声があがっていました」
速報韓国に利用される「小泉進次郎」 その“空っぽな言葉”が及ぼす実害
と、菅原氏の地元である東京9区(練馬区の一部)に住む自民党関係者はこう語る。事実、菅原氏の複数の元秘書たちは、彼の秘書を務めることがいかに困難であるかを力説するのだった。こんな具合に――。
「『てめえ、この野郎』といった暴言は日常茶飯事でした。車を運転していてちょっと道を間違ったりすると、さらに……」(元秘書A氏)
「朝6時半から駅頭演説の準備をし、それを終え、各種団体の会合を回り、事務所に戻って日報を書くと、仕事が終わるのは22時半頃という超ブラックな事務所でした。4時間睡眠とかでフラフラになりながら、朝の駅頭でビラ配りをしていると、『覇気がない!』と議員(菅原氏のこと)に胸倉を掴まれる。睡眠不足で覇気が出るはずもないのに……」(元秘書B氏)
「議員の指示で出ていた会合の最中に議員から呼び出しを受け、無理な待ち合わせ時間を指定される。少しでも遅れてしまうと、1分ごとに携帯電話を鳴らされ続け、ようやく出ると『なんで遅れるんだ!』と怒鳴られる。『坊主にして来い!』と言われたこともあります」(元秘書C氏)
「書類を持って行って、『これどうしましょうか?』と訊くと、『なんでそんなことも分からないんだ!』と大声をあげ、その書類を取り上げて私の頭上からそれを降らせてきた」(元秘書D氏)
出るわ、出るわの「被害証言」。
そして、元秘書や関係者が口を揃えるのは、菅原氏と、ある元女性秘書との「関係性」である。
その元女性秘書とは、
「容姿端麗な50代の女性で、10年以上、菅原事務所に勤め、金庫番の役割を果たしていました。誰もが、菅原さんとイイ仲だと見ていましたが、昨年、練馬区議に立候補し、当選。菅原さんとの関係がこじれたものの、金庫番としていろいろと知っているため野に放つわけにもいかず、菅原さんが必死に応援して区議の座に就かせ、彼女を納得させたのではないかと言われています」(練馬区政関係者)
菅原氏に訊くと…
一連の証言を受け、菅原氏本人は、まず「ブラック事務所」との指摘に対して、
「ご質問の事実は全くありません」
こう言って「ホワイト」であることを強調。それにしては、A氏からD氏まで、証言のバリエーションに富み過ぎている気もするが、元女性秘書との関係についても、
「そういうことは、前にも周りの人に言われましたけど」
と、噂になっていることは認めつつも、
「1万%ありません。第三者からすれば、もしかしたら仲いいなって思うかもしれないけど、彼女に対してそもそもそういう感情を持ったことがない。彼女も独身で、私もバツイチで独身ですが、それはあまりに失礼ですよ」
と否定。一方、前出の元秘書のひとりは改めてこう振り返る。
「元女性秘書から直接、議員と付き合っていると聞かされました。『別れようか、迷ってる』と恋愛相談されたこともあります」
再び菅原氏の弁。
「どちらかと言うと彼女は気が強いから、本当にそういう感情を持ったことがない」
食い違う菅原氏と元秘書たちの言い分。いずれにせよ、菅原氏の言い分を信じるとするならば、独身の彼が今後、好みと思われる気の弱いパートナーと出会えることを願う以外にない。
3877
:
チバQ
:2019/09/30(月) 11:46:24
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190927-00014313-bunshun-pol
“12の不祥事を持つ男”が新大臣に……いま菅原一秀経産相から目が離せない!
9/27(金) 17:00配信文春オンライン
9月11日、第4次安倍第2次改造内閣が発足した。時事芸人のプチ鹿島氏は内閣の顔ぶれを見て「バーベキュー内閣」と評した(毎日新聞 9月12日)。安倍晋三首相と本当に親しい人たちが集まった内閣という意味だが(安倍首相、加計孝太郎氏、萩生田光一氏のバーベキュー写真を思い出す人もいるだろう)、その中でも初入閣を果たした菅原一秀氏の過去の発言を遡ってみたい。
【写真】「無派閥を貫いてきたのはこの方がいらしたから」菅原経産相が“絶賛”する政治家
菅原一秀 経済産業相
「女は25歳以下がいい。25歳以上は女じゃない」
「子供を産んだら女じゃない」
「嘘を申請したから大丈夫」
『週刊文春』2016年4月7日号
“12の不祥事を持つ男”が新大臣に……いま菅原一秀経産相から目が離せない!
菅原一秀経済産業相 ©AFLO
「シングルマザー世帯の雇用拡充」を公約に掲げながら……
新入閣を果たした菅原経済産業相は不祥事のデパートとして知られ、ウィキペディアにすら12もの不祥事が掲載されている。上記の発言はその中の一つ。
報道によると、菅原氏は2012年の年末頃から27歳の女性と交際(ちなみに菅原氏は独身だったので、ここで「愛人」という表現を使うのはおかしい)。女性によると、菅原氏は何かというと怒り、彼女に対して「バカじゃないの」「親の教育が悪い」などと言ったり、物を投げつけたりしていた。また、彼女を含めた女性を見下した発言を再三行っており、「25歳以上は女じゃない」「子供を産んだら女じゃない」などと話していたという。
菅原氏は「10の約束」として「子育て・教育無償化・不妊治療に財源確保!」「シングルマザー世帯(ひとり親世帯)の雇用拡充!」という公約を掲げているが、彼の目には子育てをする女性は「女じゃない」と映っているのだろうか。
反論は「誤って消してしまいました」
また、国会開会中だった2013年4月27日から5月1日にかけて、彼女を同伴してハワイ旅行に出かけていたことも判明した。菅原氏は衆院議員運営委員会に「政治経済事情視察」として請暇願いを出していたが旅行中は「ゴルフ三昧」で、心配する彼女に言い放った言葉が「嘘を申請したから大丈夫」だった。
菅原氏は報道を受けてフェイスブックに反論を記したが、「誤って消してしまいました」とのことで現在は読むことができない。「週刊誌報道に関するご報告」と題されたブログ記事も削除されている。
「出てきて下さい。そのA子さん」
なお、記事中で菅原氏は「本人が公衆の前に出てくれば冷静に判明できます」「出てきて下さい。そのA子さん」と呼びかけていたが、これは財務省の福田淳一事務次官がセクハラ問題で辞任した際、財務省や麻生太郎財務相が被害者に名乗り出るよう呼びかけた事例とまったく同じだ。
菅原一秀 経済産業相
「五輪に反対で、『日本人に帰化をしたことが悔しくて悲しくて泣いた』と自らのブログに書いている。そのような方を選ぶ都民はいない」
朝日新聞デジタル 2016年6月17日
菅原氏の発言をもう一つ。2016年6月、東京都知事選をめぐる党会合で、都知事選への出馬が取りざたされていた蓮舫民進党代表代行(当時)について、「五輪に反対で、『日本人に帰化をしたことが悔しくて悲しくて泣いた』と自らのブログに書いている。そのような方を選ぶ都民はいない」と発言していた。
3878
:
チバQ
:2019/09/30(月) 11:46:59
デマに踊らされる“自民党ネットメディア局長”
しかし、実際にはそのような記述はなく、菅原氏は取材に対して「蓮舫氏のブログではなく、ネットで流れていた情報だった」と訂正した。蓮舫氏は「(帰化して泣いたというのは)SNSで拡散されているデマだ。国会議員がこのレベルの書き込みを真剣に受け取って発言するとは驚きだ」とコメントしている。
だが、菅原氏はネットに疎かったわけではない。その真逆で、2015年10月には自民党ネットメディア局長に就任。2016年当時は自民党公認のボランティア組織、自民党ネットサポーターズクラブの代表も兼務していた。菅原氏が自民党ネットサポーターズクラブの書き込みを目にして、そのデマを利用しようとしたということも十分考えられる。
菅原氏の嘘といえば、選挙公報に「甲子園出場4回」と記されていたが、実はアルプススタンドで3回応援していただけだった、というものがある。立派な経歴詐称だが、この嘘が可愛く見えるのだから困ったものだ。
公約だった「脱原発」はちゃっかり破棄
菅原一秀 経済産業相
「原発ゼロは、今この瞬間、将来的に考えても現実的ではない」
ロイター 2019年9月12日
これは経済産業相に就任してからの発言。菅原氏はこれまで一貫して「脱原発」を訴えてきた。菅原氏の公約である「10の約束」にも「原発依存低減へ、あらゆる取組みの強化!」とあり、「党内で脱原発政策を進め、全国の高速道路に太陽光パネルを設置したり、従来の2〜3倍の発電効率のある発電技術を実現します」と書かれている。
しかし、省内で記者の質問に答えた菅原氏は、「原発のリスクや恐ろしさはある」としながらも「原発ゼロは、今この瞬間、将来的に考えても現実的ではない」と断言した。現在だけではなく、「将来的に」も現実的ではないというのだ。「脱原発」という公約は放棄したと考えていいだろう。
菅原氏は、菅義偉官房長官と非常に親しい間柄だ。菅原氏の両親は菅氏と同郷の秋田県で出身高校も同じ。ツイッターには「菅官房長官は常に冷静沈着で、あらゆることに気を配られる天才です。衆議院議員初当選以来、無派閥を16年間貫いてきたのはこの方がいらしたからです」と記していた(4月30日)。
3879
:
チバQ
:2019/09/30(月) 11:53:20
菅官房長官は常に冷静沈着で、あらゆることに気を配られる天才です。衆議院議員初当選以来、無派閥を16年間貫いてきたのはこの方がいらしたからです。拉致問題を解決すべく、いよいよ訪米の日も近づいてまいりました。全日本国民が刮目する初訪米となります。
― 菅原一秀〈経産大臣〉(すがわらいっしゅう/自民党東京9区) (@ sugawaraisshu) 2019年4月30日
菅官房長官の主張が乗り移った?
菅官房長官は、脱原発には一貫して否定的な立場をとっている。2013年には小泉純一郎元首相が脱原発を政府に求めたことに対して、「(政府は)責任あるエネルギー政策を推進していくことが極めて重要。その中で、できる限り原発依存度を低減させていく」と発言(日本経済新聞 2013年11月12日)。
竹中平蔵氏との対談では「世界で最も厳しい安全基準をつくったので、これで規制委員会が認めるかどうか、だ」「当然、それで規制委員会が認めたものについては稼動という方向になっていく」と明言している(GLOBIS知見録 2014年1月16日)。
「今の原子力規制委員会の新規制基準は世界一厳しいと評価されている。そこに合致した場合、判断を尊重して、地元の理解を得ながら再稼動を進めるのが政府の一貫した考え」という菅原氏の発言は、菅氏の発言とまったく同じと言っていい。
菅氏は今年1月、日立製作所が英国での原子力発電所新設計画の凍結を決めたことについて、「安全運転や東京電力福島第1原発事故の収束を実現するためにも人材、技術、産業基盤の維持・強化は不可欠だ」「どのような方策で維持、強化を実現するか経済産業省がしっかり検討している」と原発輸出を進めていく方針について語っている。菅原氏はもはや脱原発どころではないだろう。まさに「バーベキュー内閣」の面目躍如である。
大山 くまお
3880
:
チバQ
:2019/09/30(月) 18:10:05
https://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201909/CK2019091402000141.html
派閥推薦で初入閣組 疑惑?資質不安?
2019年9月14日 朝刊
記者会見する武田良太国家公安委員長兼防災相(上)と竹本直一科技相(下)=11日、首相官邸で
写真
十一日発足の第四次安倍再改造内閣で、自民党の派閥推薦で初入閣した閣僚のうち、二氏について十三日、早くもスキャンダルや担当分野での資質を不安視される指摘が相次いだ。再改造内閣には、野党が問題視する新閣僚がほかにもおり、十月に召集される臨時国会で徹底追及する構えだ。 (木谷孝洋)
武田良太国家公安委員長は、元暴力団関係者から献金として政治資金パーティーの代金が支払われたと週刊朝日電子版で報じられた。警察庁を所管する武田氏は十三日の記者会見で「個別の報道には答えを差し控えたいが、政治資金は法令に基づき適切に処理されている」と説明した。
同電子版は、竹本直一科学技術担当相が元暴力団幹部と一緒に撮影した写真が会員制交流サイト(SNS)に掲載されていたとも報道。竹本氏は会見で「名前も知らないし、初めて会った人」と関係を否定した。
竹本氏については、IT行政担当なのに自身の公式ホームページが閲覧できなくなっていることも明らかに。「管理している会社からロックがかけられた状態になっている。早く復旧してくれと言っている」と釈明に追われた。
田中和徳復興相もかつて、暴力団の関連企業をパーティー券の販売先として自らの政治団体の政治資金収支報告書に記載。問題発覚後に「事務所のミス」として修正したことがある。
また、萩生田光一文部科学相は学校法人「加計学園」の獣医学部新設問題を巡り自身の関与を指摘した文書をまとめた因縁の文科省を率いる。官房副長官当時の二〇一六年に「官邸は絶対やると言っている」と早期設置を迫ったとされたが、萩生田氏は十一日の就任会見で「なぜこんなことに巻き込まれたのか」と関与を重ねて否定した。
西村康稔経済再生担当相は官房副長官だった一八年、米国カジノ事業者の関係者が西村氏の政治資金パーティー券を購入したと週刊誌が報道。国会で事実関係を大筋で認めたが「法令に従い適正に処理した」と答弁し、同年七月に成立したカジノを含む統合型リゾート施設(IR)整備法案との関連はないとした。
こうした新閣僚に対し、野党は「国会での論戦を強めていきたい」(国民民主党の玉木雄一郎代表)と臨時国会での追及に手ぐすね引く。
自民党幹部は「(野党に)たたかれても最後まで生き延びられるかだ」と早くも危機感を募らせる。
3881
:
チバQ
:2019/09/30(月) 18:10:30
https://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201909/CK2019091302000172.html
首相特命ポスト乱立 兼務ばかり 本気度に疑問符
2019年9月13日 朝刊
写真
第四次安倍再改造内閣が十二日、本格始動した。安倍晋三首相は官邸で記者団に「直ちに現場、持ち場で全力を尽くしたい」と新閣僚への期待感を示したが、内閣には長期政権で「一億総活躍」「地方創生」「働き方改革」などの首相の特命ポストが乱立。複数を兼務する閣僚が続出し、担当内容の把握に手間取るなど看板政策は色あせ気味だ。(川田篤志)
「多岐にわたった問題で大変だなと思ってます」
衛藤晟一沖縄北方担当相は十二日の就任会見で、六つの閣僚を兼ねる難しさを率直に語った。
兼務するのは二〇一五年に新設された一億総活躍担当をはじめ、領土問題、消費者および食品安全など。前任者から引き継ぎを受けた際には「沖縄問題で注意しなければいけないところを言って」と教えを請う場面もあった。
首相が十一日の記者会見で「最も重視している」と強調した地方創生を担うのは北村誠吾氏。首相は「地方の実情を十分に熟知している」ことを任命理由に挙げたが、北村氏は就任の記者会見で、地方創生の総合戦略について問われ「引き継ぎを受けていない」と答えられなかった。
人工知能などを駆使した最先端都市「スーパーシティ」を実現する国家戦略特区法改正案も担当するが「これから責任ある答えができるよう勉強していく」と回答し、政策実現の本気度を疑われかねないような対応に終始した。
首相はこれまで次々と看板政策を掲げる手法を駆使した。一四年の地方創生相や一六年の働き方改革担当相、一七年の人づくり革命担当相、一八年の全世代型社会保障改革担当相とポスト新設を繰り返した。
いずれの政策も実現への途上で、成果の検証には至らず、ほとんどの担務は残ったまま。今回は新たな担当相を置かなかったが、閣僚十九人のうち三つ以上のポストを兼務する人は九人に上る。
3882
:
チバQ
:2019/10/01(火) 18:57:22
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191001-00000064-asahi-pol
自民・竹下派、麻生派抜き第2派閥に 2人が新加入
10/1(火) 16:39配信朝日新聞デジタル
自民党竹下派は1日、上月良祐(茨城選挙区)、小野田紀美(岡山選挙区)両参院議員が入会し、所属議員が衆参計55人になった。麻生派(53人)を抜き、最大派閥の細田派(97人)に次ぐ党内第2派閥となる。
党内では派閥拡大の動きが相次いでおり、二階派は9月、今年3月に自民入りした鷲尾英一郎衆院議員(新潟2区)が加入し、第4派閥の岸田派の46人と並んだ。
3883
:
チバQ
:2019/10/01(火) 18:57:47
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191001-00000095-jij-pol
自民・関口氏の復帰、臨時国会召集に間に合わず
10/1(火) 16:08配信時事通信
体調を崩して休養中の自民党の関口昌一参院議員会長の復帰が、4日の臨時国会召集に間に合わない見通しであることが分かった。
同党の世耕弘成参院幹事長が1日の記者会見で明らかにした。世耕氏によると、関口氏は過労による不整脈があり、医師の判断で療養を優先することになった。
関口氏は9月17日の党役員会後、体調不良を訴え、東京都内の病院に入った。
3884
:
チバQ
:2019/10/02(水) 09:50:31
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191002-00585265-shincho-pol
岸田派を悩ませる入閣待機組・國場幸之助衆院議員の「不貞行為」
10/2(水) 5:56配信デイリー新潮
岸田派を悩ませる入閣待機組・國場幸之助衆院議員の「不貞行為」
岸田文雄氏
人事の季節が到来するたびに派閥の領袖たちが頭を抱えるのが“入閣待機組”の存在。
このほどの内閣改造で“粘り勝ち”との声も聞かれるのは、竹本直一(なおかず)科学技術担当相(78)、北村誠吾地方創生担当相(72)の2名を初入閣させることに成功した岸田派である。
「会長の岸田文雄さんは、安倍総理に“自分の政調会長のポストを失ってもいいからあの2人を入閣させてほしい”と直談判したそうです」(政治部記者)
今夏の参院選で自派閥から4人の落選者を出してしまった岸田氏も、これで名誉を挽回した感があるが、
「あの派閥の“懸案”は実は他にもあるんです」
と、派閥の関係者。
「当選3回の國場(こくば)幸之助衆院議員(46)が政務官になれず、売れ残っているんですよ。長期政権となった安倍政権では、政務官の候補者が不足しており、今回の人事でも参院議員の1回生や衆院議員の2回生から登用が行われている。國場さんは不祥事を連発した“魔の3回生”のうちの一人ですが、中川郁子(ゆうこ)さんと不倫をしていた門(かど)博文衆院議員すら今回、国交政務官に就任しましたからね」(同)
岸田派を悩ませる入閣待機組・國場幸之助衆院議員の「不貞行為」
國場幸之助衆院議員
もっとも、國場氏が政務官になれないのは、まさにその“不祥事”ゆえで、
「彼は昨年春に地元・沖縄のガールズバーで暴行事件を起こし、さらに、その後、そのバーを経営する女性の夫から不貞を理由に裁判を起こされている。今後、本人出廷なんてことになれば政務官どころではないでしょう」(先の記者)
“懸案”は政務官になれないばかりでなく、
「彼の起こした不祥事によって沖縄の創価学会婦人部は完全にソッポを向いてしまった。さらに、親族が経営する県下随一の建設会社・國場組も彼のことを見放したそうで、次の衆院選で勝てる見込みは殆どありません」(同)
また一人、駒を失う日も近い?
「週刊新潮」2019年10月3日号 掲載
3885
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チバQ
:2019/10/02(水) 18:37:52
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191002-00000572-san-pol
自民・金田幹事長代理が竹下派を退会へ
10/2(水) 16:36配信産経新聞
自民・金田幹事長代理が竹下派を退会へ
金田勝年
自民党の金田勝年幹事長代理(元法相)が、党第2派閥の竹下派(平成研究会、55人)を退会する意向を固め、2日に同派幹部に伝えたことがわかった。4日召集の臨時国会前に退会し、無派閥で当面活動する。閣僚経験もある現職の党役員の派閥離脱は極めて異例。
関係者によると、金田氏は退会を慰留されたが、周囲に「いったん自由な立場で活動し自分を見つめ直したい」と話している。
金田氏は、旧大蔵官僚時代の蔵相だった竹下登元首相らに政界入りを勧められ、平成7年の参院選秋田選挙区で初当選、後に衆院にくら替えした。竹下登氏が創設した同派を長年支えてきた古参メンバーだ。
一方、二階派(志帥会、46人)を率いる二階俊博幹事長の下で幹事長代理を2年余り務めており、二階氏の信任が厚い。自身と同じ秋田県出身の菅義偉(すが・よしひで)官房長官とも近い関係にある。竹下派では会長代行の茂木敏充外相らが「ポスト安倍」候補とみられているが、次期総裁選に向けて金田氏退会は痛手となりそうだ。
3886
:
チバQ
:2019/10/03(木) 10:24:01
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191003-00014402-bunshun-pol
安倍新内閣 “イニシャルT”の3閣僚がヤバすぎる……武田、田中、竹本の実像
10/3(木) 5:30配信文春オンライン
安倍新内閣 “イニシャルT”の3閣僚がヤバすぎる……武田、田中、竹本の実像
武田国家公安委員長
「安定と挑戦」を掲げ、9月11日にスタートを切った第四次安倍再改造内閣。だが、その掛け声とは裏腹に、早くも「イニシャルTの三閣僚が危ない」(自民党関係者)と醜聞や失言を懸念する声が噴出している。
【写真】この記事の写真を見る(4枚)
◆◆◆
最初のTこと、武田良太衆院議員(51)に「国家公安委員長兼防災相」内定の吉報が届いたのは組閣前夜のことだった。
「安倍氏からの電話を受けた武田氏は、お酒が入っていた勢いもあって、総理に『一回、飲みに連れて行って下さい』とかましたそうです。そして、その場にいた記者らを前に、『俺が国家公安委員長、これは大きいよ』と何度も繰り返していました」(政治部デスク)
福岡県出身で、早大卒業後、亀井静香元衆院議員の秘書を経て1993年に初出馬。3度の落選を経て、2003年に初当選を果した武田氏はその後、めきめきと頭角を現した。安倍政権を支える重鎮、二階俊博幹事長の最側近であり、将来の二階派後継者とも目されている。
亀井氏が振り返る。
「私のところに来たのは、警察官僚時代の先輩にあたる山田英雄元警察庁長官の紹介でした。良太の父親が福岡で経営していたゴルフ場の理事長を務めていたのが山田氏で、当時の良太はまだ被選挙権もないのに『選挙に出たい』と言ってきてね。彼はまだ若いですが、このまま努力すれば総理大臣を狙える男ですよ」
武田氏は日頃から着流し姿で福岡の繁華街や東京・赤坂界隈を飲み歩き、カラオケでは矢沢永吉が十八番。その豪快さと羽振りのよさはつとに知られる。だが一方で、彼を取り巻く人脈の“危うさ”をかねてから指摘する声があった。
「90年代に彼の父親が経営していたゴルフ場を巡って、地元の指定暴力団『工藤会』の関係者らが法外な値段で会員権を販売。警察庁元長官が理事長を務めているゴルフ場が舞台になっていたことから、警察内部でも当時問題になっていました。暴力団が幅を利かせる土地柄でもあり、武田氏の周辺にも、とかく反社会的勢力の影がチラついていたのです」(警察関係者)
さらに看過できないのは、武田氏が熾烈な選挙戦のなかで、自陣営から逮捕者を出す“選挙違反”を繰り返していることだ。
「96年の衆院選では、武田氏を支援していた右翼団体幹部が、選挙区内の飲食店の店長を、『武田良太に入れんと、店の営業ができんごとするぞ』などと脅し、公職選挙法違反(選挙の自由妨害)で逮捕。その後、略式起訴され、30万円の罰金を科せられています」(福岡県警関係者)
「勘違いしている」と麻生太郎氏
00年には武田氏を支援する建設会社社員が居酒屋で16人を供応接待、03年には武田陣営の運動員が「田川から地域に役立つ本物の“若い”政治家を」などと書かれた武田氏の写真入り文書を頒布し、いずれも略式起訴され、罰金刑に処せられている。
「その後の選挙でも福岡県警は武田陣営を徹底マークしていた。その武田氏が警察行政を管理する立場にある国家公安委員長になったことで各方面に波紋が広がっています」(同前)
武田氏は大臣就任が決まった際の前述の酒席で、「地元の(自民党福岡)県議団が相当ビビっとるらしいな」と口走ったという。
「この発言を伝え聞き、敏感に反応したのが、地元で対立関係にある麻生太郎財務相です。氏は自身と近い県議団を牽制しての発言と受け取り、『武田は国家公安委員長を取ったと21回も言ったらしいが、勘違いしている。国家公安委員長に警察権はないんだ』などと周囲に語っています。警察行政が“政争の具”にされかねない危険を孕んだ人事です」(県政関係者)
3887
:
チバQ
:2019/10/03(木) 10:24:21
“2番目のT”はソープランド街の仕切り役と親密
2番目のT、復興大臣の田中和徳氏(70)は川崎市議、神奈川県議から96年に国政に転じ、8選の末、悲願の初入閣を果たした。
「16年の内閣改造でも入閣が取り沙汰されましたが、“身体検査”で引っ掛かり、選から漏れたと言われました。彼は財務副大臣在任中の06年の政治資金パーティーで、指定暴力団『稲川会』系の組長が取締役を務めるB社に40万円分のパーティー券を販売していた疑惑を、暴排条例が施行された11年に報じられました」(別の政治部デスク)
この時は政治資金収支報告書の記載ミスと釈明して難を逃れたものの、実は、田中氏と稲川会との関係はこれだけではなかった。
田中氏の事務所関係者が明かす。
「かつて川崎のソープランド街を仕切り、『堀之内の帝王』と呼ばれた稲川会系の組長がいました。田中氏はこの組長と国会議員になる前から親密な付き合いで、初当選後、彼の長男を秘書として雇っていました。しかし、選挙区内でブランド物のスリッパを配ったとして問題になり、結局半年ほどで事務所を辞めました」
責任を息子一人に押し付けられたと感じ、釈然としない組長側と田中氏はその後、疎遠になった。
「街頭演説などに組関係者などが姿をみせることもあり、田中氏はかなり警戒していました」(同前)
田中氏の選挙地盤には稲川会の中枢を担う別の二次団体の事務所があり、稲川会との関係は避けては通れない部分もあったという。
「系列組織の組長の娘の結婚式に出席したり、田中氏がかかわる日韓の親睦団体で、稲川会系幹部の親族の帰化などの相談を受けることもあった」(地元関係者)
“3番目のT”はIT担当相なのに自身のHPが閲覧不能
一方、本当に「適材適所」なのか疑問符が付くのが3番目のT。IT担当相に任命された直後、自身のHPが閲覧不能になっていると指摘された竹本直一氏(78)である。
「元建設官僚で、大阪選出の竹本氏は、大阪万博誘致のために中南米など世界中を回った論功もあって入閣。ただ本人は、スマホは使っているものの、パソコンは苦手で、副大臣に就任した平将明衆院議員に『ITは任せた』と話しています。HPが閲覧不能になっているのは、長く事務所を預かって来た女性秘書が今春地方議員に転身した上、ブログの更新などを任せていた学生インターンがこの春卒業したことが一因のようです」(自民党関係者)
竹本氏には昨年3月の自身の「新春賀詞交歓会」に山口組元幹部が参加し、その場にいた派閥の長である岸田文雄政調会長とのツーショットが「フライデー」で報じられるなど、脇の甘さを指摘する声もある。
「さらに竹本氏には舌禍の心配もある。今年3月に地元の富田林市長選の決起集会で、昨年の富田林署管内の容疑者逃亡事件に触れ、『富田林の知名度が上がった』と発言し、失笑を買っていました」(政治部記者)
三閣僚はそれぞれ、事務所を通じてこう回答した。
「国家公安委員長の立場で選挙違反取締りを利用するかのような発言をしたことは一切ありません」(武田事務所)
「(当該の秘書は)職安を通じて採用した後、2カ月ほど公設秘書を務めましたが、海外留学を機に退職しました。親族については承知していません」(田中事務所)
「(パソコンが使えない)事実はありません。平副大臣はIT関係をよく勉強されているそうなので、その手腕発揮に期待を込めたところです。逃走事件を肯定するような趣旨の発言はしていません」(竹本事務所)
この新内閣、「安定」とは程遠い。
「週刊文春」編集部/週刊文春 2019年9月26日号
3888
:
チバQ
:2019/10/03(木) 11:12:54
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191002-00000053-asahi-pol
自民・下村氏、改憲項目に「同性婚」提示 党内から反発
10/2(水) 19:40配信朝日新聞デジタル
自民・下村氏、改憲項目に「同性婚」提示 党内から反発
下村博文氏
自民党の下村博文選挙対策委員長が憲法改正の対象となり得る議論のテーマとして同性婚を挙げた。9条への自衛隊明記など同党の「改憲4項目」以外のテーマを提示し、野党側を改憲論議に呼び込む狙いがあったと見られるが、同性婚に否定的な議員も多い同党内から批判が出ている。
下村氏は安倍晋三首相の側近で、前党憲法改正推進本部長。関係者によると、下村氏は9月21日にあった党富山県連主催の改憲勉強会で、「婚姻は、両性の合意のみに基づいて成立」と定める憲法24条に言及。同性婚の議論をめぐり、「両性の合意」を「両者の合意」と書き換える案を示したという。憲法学者の間では、現行憲法は同性婚を禁じていないとの説が有力とされるが、政界の一部には改憲項目と見る向きもあり、下村氏として検討対象の例に挙げた形だ。
今月1日に開かれた党総務会では、この発言への反発が出た。古屋圭司・元拉致問題担当相は「自民党として改憲4項目をすでに出しており、24条はまったく議論していない」「憲法を改正し同性婚を認めるなどと、軽々しく言うべきではない」と指摘したという。(別宮潤一)
朝日新聞社
3889
:
チバQ
:2019/10/04(金) 14:35:00
https://digital.asahi.com/articles/ASMB34W08MB3UTFK00D.html?rm=322
石破氏、確執目立つ幹事長と会食 側近公認巡り直談判か
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河合達郎、石井潤一郎 2019年10月4日08時00分
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写真・図版自民党の二階俊博幹事長との会食を終え、ホテルを出る石破茂・元幹事長(中央)=2019年10月3日、東京・永田町、鬼原民幸撮影
写真・図版
写真・図版
自民党の二階俊博幹事長は3日夜、石破茂元幹事長と都内で会食した。かつては田中角栄元首相に師事し、自民党離党後も一時、行動を共にした間柄だが、復党後は距離が広がり、安倍政権では確執が目立っていた。会食は二階氏の呼びかけで実現したものの、狙い通り党内融和につながるかは見通せない。
自民に絶望「国が壊れる」 25年の沈黙破った男の独白
「俺を野に放つと…」 幹事長交代、首相は危険を感じた
会食には、石破派の山本有二・元農林水産相と二階派の林幹雄幹事長代理というそれぞれの側近が同席した。比例四国で復活当選した山本氏は衆院高知2区が地盤。ところが8月に尾﨑正直・高知県知事が次期衆院選高知2区から自民党公認で立候補をめざす考えを表明。その尾﨑氏を二階派が9月の派閥研修会で講師で招いたことから、石破派には「けんかを売っているようなもの」と警戒感が強い。
ログイン前の続き石破氏は周囲に「はいそうですか、という話ではない」と憤り、この日の会合でも引き続き山本氏を公認するよう二階氏に直談判したものとみられる。
一方の二階氏は「各派の意見を伺っておくということが大事だ」として、臨時国会開会を前に各派閥の会長と会食を重ねている。幹事長ポストを巡りせめぎあった岸田文雄政調会長との9月25日の会食では、「(ポスト安倍に向けて)一気に駆け上がれ」と岸田氏を激励する場面もあったという。だが、2日に竹下派退会を表明した金田勝年幹事長代理が、いずれ二階派に入るとみられるなど、幹事長派閥の「拡大」に対する党内の警戒感は根強く、融和の実現は簡単ではなさそうだ。(河合達郎、石井潤一郎)
3890
:
chibaQ@Korea
:2019/10/06(日) 08:40:00
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=
自公連立20年 進む相互依存 公明、安保で妥協も
10/5(土) 17:42配信産経新聞
自民、公明両党が平成11年10月に連立政権を組んでから5日で20年を迎えた。非自民勢力から与党に転じた公明は自民との協議を通じ安全保障などで妥協した一方、低所得者ら弱者のニーズをつかみ政策を実行してきた。(清宮真一)
「安定的な議席を選挙協力で確保し、幅広い国民の声を受け止め、合意にして実行する。確かな与党としての経験を積んできた」
公明の山口那津男代表は4日の党会合でこう連立の意義を強調した。公明が連立に加わった契機は10年参院選での自民の惨敗だった。小渕恵三首相は国会の多数派形成のため公明に協力を要請した。
公明も政治の安定を重視し、「反自民」路線から転換した。党代表だった神崎武法常任顧問は「当初は閣外協力を考えていたが、小渕氏から閣内での協力を強く求められた」と明かす。11年1月に自民、自由両党が連立を組んだ後、同年10月に自自公連立が発足。15年11月以降は2党の連立が続き、野党に転落した21〜24年も連携を維持した。
宗教団体の創価学会を支持母体とする公明にとって選挙の勝利は政策実行の上で「絶対的使命」(党関係者)といえる。森喜朗首相の「神の国」発言などで13年に政権が失速すると、直後の参院選への影響を懸念し「森おろし」に動いた。神崎氏は語る。
「選挙で負けて政治が不安定になったら、何のための連立かとなる。森氏が辞めなければ、こちらが辞めるしかないと思っていた」
そうして培った選挙協力はすっかり定着した。衆参の多数の選挙区で公明・学会が自民を支援する見返りに、比例代表と一部選挙区で自民が公明を後押しする。自民の二階俊博幹事長は連立について「政治の安定の象徴といえ、今後もこの関係をもとに国民の期待に応えたい」と語る。
とはいえ、困難もあった。公明は自衛隊のイラク派遣、集団的自衛権の行使を一部容認した安全保障関連法をめぐり、反対する支持者を説得しながら連立を維持する難しい対応を強いられた。何より腐心したのは「平和の党」として、憲法9条との整合性を確保することだった。
消費税増税に合わせた生活必需品への軽減税率導入など、家計に直結する政策は自民を押し切ってでも実現してきたが、安倍晋三首相が目指す憲法9条への自衛隊明記などをめぐっては自公最大の局面が訪れる可能性もある。(肩書は当時)20191005-00000537-san-pol
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chibaQ@Korea
:2019/10/06(日) 08:40:41
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191005-00000538-san-pol
自公連立20年、合意政策実現に濃淡 政治とカネ、地方外国人参政権は
10/5(土) 17:52配信産経新聞
自公連立20年、合意政策実現に濃淡 政治とカネ、地方外国人参政権は
与党党首会談を前に握手を交わす公明党・山口那津男代表(左)と安倍晋三首相=9月11日、首相官邸(春名中撮影)
自民、公明両党は政権発足ごとに政策課題の合意書を交わしてきた。主要政策をめぐり、どのような攻防があったのか。
小渕恵三政権は政治とカネの問題をめぐる国民の信頼回復に向け平成11年に政治資金規正法を改正、政治家個人への企業・団体献金を禁じた。12年に衆院比例代表の定数を20削減する改正公職選挙法も成立した。
一方実現していない課題もある。公明は永住外国人が地方税を納めているとして、地方参政権付与を容認する立場だ。議員立法で関連法案を提出したが、自民が慎重姿勢を崩さず成立していない。
「聖域なき構造改革」を掲げる小泉純一郎首相は財政健全化策として新規国債発行額30兆円以下の目標を立てた。公明などは積極的な財政出動による景気の下支えを重視して反対したが、14年度予算で押し切られた。
教育基本法の改正をめぐっては「愛国心」を盛り込むことに公明が「国家主義の復活」と反発し、連立離脱の危機ともいわれた。18年の与党協議で「伝統と文化を尊重し、それらをはぐくんできたわが国と郷土を愛する」との表現で合意し、改正法を成立させた。
24年の第2次安倍晋三政権発足時に交わした合意書は「憲法改正に向けた国民的な議論を深める」と明記した。今国会で立憲民主党などに議論を促し、合意内容を実行できるかどうかが問われるが、公明内にさえ、自民がまとめた9条への自衛隊明記案への慎重論が根強い。(肩書は当時)
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:
chibaQ@Korea
:2019/10/06(日) 08:41:14
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191005-00000035-jij-pol
安倍首相、改憲へ正念場=党総裁任期、2年切る-野党は対決姿勢〔深層探訪〕
10/5(土) 8:32配信時事通信
安倍首相、改憲へ正念場=党総裁任期、2年切る-野党は対決姿勢〔深層探訪〕
野党の新会派代議士会であいさつする立憲民主党の枝野幸男代表(中央左)=4日午前、国会内
4日開会した臨時国会で、安倍晋三首相は憲法改正への強い意欲を重ねて表明した。2021年9月までの自らの自民党総裁任期は2年を切り、焦りもにじむ。今国会でどこまで前進を図れるか正念場を迎えており、「安倍改憲に反対」を掲げる主要野党との攻防は激しくなりそうだ。
◇シナリオに狂いも
「国民への責任を果たそう」。首相は23分間の所信表明演説の締めくくりで改憲を取り上げ、国会で議論を進めるよう呼び掛けた。
改憲を争点に掲げた先の参院選で与党が勝利したとして、首相は踏み込んだ表現を用いたようだが、立憲民主党など主要野党はこれに反発。議場内には野党議員の激しいヤジが飛び交い、騒然とした空気に包まれた。
国会開会の冒頭から対決色が強まった一幕だったが、自民党は今国会で、憲法改正国民投票の利便性を高める国民投票法改正案の成立に全力を挙げる方針だ。同改正案は18年の通常国会に提出された後に継続審議を繰り返しており、今国会で結論を出す展開を描く。
自民党が今国会にこだわるのは今後のシナリオに影響しかねないためだ。首相は20年の改正憲法施行を掲げるが、国民投票法改正案が来年の通常国会に持ち越されると、処理は各種法案と同様に20年度予算成立後の来春以降となる。その場合、同年中の国会発議、国民投票は時間的に困難だ。
そうした状況を見越してか、首相は野党との折衝も担う党の改憲布陣を「ソフト路線」に刷新。党改憲推進本部長は温厚な人柄で知られる細田博之元幹事長を再登板させ、野党に不評なタカ派の下村博文氏を外した。
衆院憲法審査会長には、国対委員長の経験が長く、立憲の安住淳国対委員長とのパイプを持つ佐藤勉元総務相を起用。首相は国会で改憲論議開始へ環境整備を進めたい考えだ。
佐藤氏は4日、記者団に「野党の皆さんの発言を真摯(しんし)に受け止めて運営するのが私の仕事だ」と述べ、丁寧な国会運営に努める意向を示した。
今年11月に首相は通算在職日数が歴代最長となる。「戦後外交の総決算」を掲げて進めた北方領土交渉、北朝鮮による日本人拉致問題は暗礁に乗り上げているだけに、改憲を「レガシー(政治的遺産)」としたい考えだ。
◇結束に不安
「それぞれの持ち場で全力を発揮し、国民の負託と期待に応えていこう」。立憲の枝野幸男代表は、国民民主党などと結成した新会派の4日の合同会合でこう語り、結束を呼び掛けた。
安住氏は「与党はたぶん憲法、憲法、憲法と言ってくるだろう。しかし、私はあえて言う。関電、関電、関電だ」と述べ、国会では憲法論議より関西電力幹部の金品受領問題の追及を優先する考えを強調した。新会派は基本的に「安倍改憲」に反対の立場で政権と対峙(たいじ)する構えだ。
一方、国民民主は国民投票法改正案の対案を提出済みで、同党の玉木雄一郎代表は4日、記者団に「しっかり議論して成立させたい」と述べた。与党の出方によっては野党が分断される可能性もある。
また、新会派の参院側は立憲と国民民主が対立し、早くも足並みの乱れが露呈している。結束とは程遠い雰囲気で、野党側が団結を維持できるかは見通せない。
◇憲法改正をめぐる予定
【2019年】
10月 4日 臨時国会召集
安倍晋三首相が所信表明演説で改憲論議呼び掛け
11月20日 首相の通算在職日数が桂太郎超え歴代1位
12月 9日 臨時国会会期末
【20年】
1月〜 通常国会
夏 東京都知事選
7〜9月 東京五輪・パラリンピック
秋 臨時国会?
【21年】
1月〜 通常国会
9月30日 首相の自民党総裁任期満了
10月21日 衆院議員の任期満了
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:
chibaQ@Korea
:2019/10/06(日) 09:15:10
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191002-00010005-chibatopi-l12
<公用車テスラ問題>市長問責決議を否決 市川市議会に波紋
10/2(水) 12:06配信千葉日報オンライン
<公用車テスラ問題>市長問責決議を否決 市川市議会に波紋
電気自動車テスラ
市川市議会は9月定例会最終日の1日、村越祐民市長らの公用車として米・電気自動車大手テスラを導入した経緯を巡り、市政に対する市民の信頼を失墜させたとして、市長に対する問責決議案を議員発議で提出した。問責決議は否決されたものの、リース契約の早期解除を求める決議や、新庁舎への追加工事に慎重な姿勢を求める決議は可決。いずれも法的拘束力はないが、テスラ問題は市議会にも波紋を広げ、村越市長は今後の市政運営に課題を残した形だ。
問責決議案は無所属の会の議員が提出。市民や議会に対し説明なく車両1台を入札したことや、導入見直しを求める決議が可決されたにもかかわらず導入に踏み切ったことが市政を混乱させたと指摘し「市政に対する市民の信頼を失墜させ、本市ブランドを大きく傷つけた市長の責任は厳しく問われるべき」と非難した。
<公用車テスラ問題>市長問責決議を否決 市川市議会に波紋
テスラ導入に関する発議案が出された市川市議会=1日、市川市
一方、保守系議員らが、既に導入した車両のリース契約の早期解除を求める決議を提出。また、新第一庁舎に中央階段を追加する工事に伴い、供用開始が5カ月遅れ、追加工事費用として約1億5千万円が見込まれることから慎重な判断を求める決議も提出され、いずれも可決した。
市長は環境に配慮する市政方針から、7月にテスラ車1台を導入。2台目の導入も検討していたが市民らの反対を考慮して保留し、1台目は国産車のリース額との差額を市長自身の給与で負担する考えに転換したが、市議会からの反発を受けて契約解除を表明していた。
定例議会は、17億7567万円を追加する一般会計補正予算案など15議案を可決し閉会した。
3894
:
チバQ
:2019/10/06(日) 21:19:15
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191006-00010005-jij-pol
【点描・永田町】「安定と挑戦」新体制の『落とし穴』
10/6(日) 19:02配信時事通信
【点描・永田町】「安定と挑戦」新体制の『落とし穴』
第4次安倍再改造内閣が発足し、記者会見する安倍晋三首相=9月11日、首相官邸
政治ジャーナリスト・泉 宏
安倍晋三首相が9月11日に断行した内閣改造・自民党役員人事により、残り2年の任期をにらんだ安倍新体制がスタートした。
〔写真特集〕小泉進次郎氏〜結婚発表、初入閣、外交デビュー〜
「安定と挑戦」を旗印とした新布陣は、麻生太郎副総理・財務相、二階俊博幹事長ら政権の3本柱が留・再任する一方、横滑りも含めて17人の閣僚が交代。
その中で首相は、岸田文雄政調会長(再任)ら、石破茂元幹事長を除く6人の「ポスト安倍候補」を党・内閣に並べて「後継者育成」(首相側近)に力を注ぎながら、いわゆる『アベ友』と呼ばれる側近も要所に配することで、安倍1強体制の堅持に腐心したのが特徴だ。
2021年9月に自民党総裁としての任期が終わる首相にとって、「今回は最後の本格的人事」(自民幹部)とみられている。
【点描・永田町】「安定と挑戦」新体制の『落とし穴』
初閣議を終え、記念撮影に臨む第4次安倍再改造内閣の閣僚ら=9月11日、首相官邸
首相サイドは、悲願の憲法改正実現やアベノミクス完結に向けての「適材適所の陣容」(官邸筋)と位置付けるが、政界やマスコミの一部からは「側近だらけの閉店セール内閣」とも揶揄されている。
確かに、新人閣僚の中には『滞貨』と呼ばれる多選・高齢議員や、首相への忠誠ばかりが際立つ『アベ友議員』が数多く含まれており、国会での野党の追及など「今後の政権運営の火種になる」(自民長老)との不安も拭えない。
そもそも、今回の人事での最大の注目点は二階氏の処遇だった。幹事長の在任記録を更新中だが、80歳という高齢による体調不安と、野党系議員の取り込みを含む強引な二階派拡大の手法には党内の批判が強いため、首相も副総裁昇格などを模索した。
しかし、二階氏サイドが「交代させれば政権が揺らぐ」(二階派幹部)と凄み、二階氏と気脈を通じる菅官房長官の働き掛けもあって、当初「岸田幹事長」を念頭に置いていた首相も、最終的に幹事長交代を断念したとされる。
【点描・永田町】「安定と挑戦」新体制の『落とし穴』
自民党石破派の研修会であいさつする会長の石破茂元幹事長=9月1日、神奈川県小田原市
『石破外し人事』も逆効果?
その一方で、ポスト安倍レースをにらんでの露骨な『石破外し』も際立った。昨秋の自民総裁選で首相と対決し、45%の地方票を獲得した石破氏は首相にとって「目の上のたん瘤」(側近)でもある。
もし、ポスト安倍の総裁選で石破氏が当選すれば、「安倍政治が否定されて院政どころではなくなる」(同)だけに、今回の人事で石破氏はもとより、石破派からの閣僚起用も見送ることで「次期総裁の芽を摘もうとした」(閣僚経験者)とみられている。
そうした「安倍流人事」の『暗部』を覆い隠そうとしたのが、国民的人気者の小泉進次郎氏の環境相抜擢だ。
8月上旬、わざわざ首相官邸に出向いて滝川クリステルさんとの結婚報告をした小泉氏だが、2年前の人事の際に官房副長官への就任を断り、昨年の自民党総裁選でも前回に続いて石破氏に投票したこともあって、首相は当初、閣僚抜擢には慎重だったとされる。
しかし、小泉氏とのパイプを持つ菅氏の仲介もあって人事直前に環境相起用を決断、小泉氏も快諾した。これにより、人事をめぐるメデイアの報道も『小泉一色』となり、その後も続く『進次郎劇場』で、新人閣僚の抱えるスキャンダル報道などは覆い隠された。
まさに、「首相の思惑通りの展開」(細田派幹部)となり、『小泉効果』で内閣支持率も上昇。ただ、その一方で各種世論調査での「次の首相にふさわしい政治家」では、これまでトップを独走してきた小泉氏への支持が減り、石破氏への支持が増えるなど、「首相の軍門に下った小泉氏への失望が、石破氏への期待につながる」(世論調査専門家)との『逆効果』も生んだ。
人事直前に関東地方を直撃し、千葉県を中心に甚大な被害をもたらした台風15号への対応の遅れも批判されており、一連の人事劇が結果的に1強政権の『落とし穴』となる可能性もある。
(時事通信社「地方行政」9月30日号より)
3895
:
チバQ
:2019/10/07(月) 17:28:08
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/543334/
【福岡コンフィデンシャル】武田氏入閣の衝撃 反目の自民県連、警戒 内閣改造
2019/9/15 6:00 (2019/9/15 9:22 更新)
西日本新聞 一面
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11日に発足した第4次安倍再改造内閣の入閣情報が駆け巡った10日夜の東京・赤坂。国家公安委員長の内定を得ていた武田良太(衆院福岡11区)は、祝宴の席で上機嫌でうそぶいた。「地元の(自民党)県議団が相当びびっとるらしいな」
国家公安委員長は警察行政をつかさどり、情報を掌握するポスト。武田は「俺が国家公安委員長、これは大きいよ」と十数回繰り返したという。
首相安倍晋三の盟友で、政権の屋台骨を支えてきた副総理兼財務相の麻生太郎(同8区)と、地元・福岡を舞台に対立を繰り返してきた武田。ここ数年は、麻生と歩調を合わせる県議団主導の県連執行部とも反目し合ってきた。武田が麻生と同じ内閣に顔を並べることは、派閥として武田を閣僚に推した二階派幹部でさえ難しいと踏んでいた。
福岡県政界にとっても、武田の初入閣は想像もしなかったサプライズ。自民県連幹部は「何か仕掛けてくるかもしれない。傾向と対策を考えないと」。自民重鎮も「武田の時代が来るだろう」と警戒する。
◇ ◇
同じ筑豊地区を地盤とし、親子ほどの年齢差の2人には浅からぬ因縁がある。
2007年党総裁選で武田は麻生の推薦人に名を連ねたが、次の総裁選では推薦人から離脱。武田が県連会長になると党公認候補の選出を巡ってことごとく対立する。12年衆院選では、福岡1区で県連が公認申請した候補とは別の候補を麻生がねじ込み、勝利。16年衆院福岡6区補選では、麻生が選対本部長を務めた県連推薦候補を、武田が支援した鳩山二郎が破った。
今年4月の福岡県知事選は、麻生が擁立した自民党推薦候補と、武田が推す現職小川洋とが「代理戦争」を展開。武田は麻生に向け「あんたが代われよ」と言い放つなど対抗心を隠さなかった。結果は約95万票の大差で小川が勝利した。
麻生と武田は選挙のたびに周囲を巻き込んだ「覇権争い」を繰り返し、亀裂を深めてきた。
◇ ◇
9日午前の首相官邸。「武田を入閣させて、麻生さんは大丈夫ですか」。そう尋ねる二階派幹部に、安倍は「それは関係ありませんから」と地方でのいさかいを持ち込まない考えを示した。安倍の判断を聞いた麻生は周囲に「仕方ないな。(兼務する)防災担当相として汗をかけばいい」と漏らした。
武田の入閣を受け入れた麻生。2人の関係は改善に向かうのか-。
知事選前後、武田は「麻生と話がしたい」と二階派幹部を通じて麻生に働き掛けている。だが麻生はかたくなに拒否。二階派幹部が将来的な派閥連携を見据えて議員リストを持っていった際には、武田の名前を見つけた麻生が、指ではねのけるしぐさをしたという。
ある自民県議は「麻生が武田と手を組むことはあり得ない。それができれば麻生にこんなに多くの敵はいない」。別の県議は「あえて武田を閣内に入れることで自由な動きや発言を封じ、つぶそうとしているのかも」といぶかる。
2人が同時に閣内にいることで、県議団も含めたパワーバランスがどう変化するのかは、まだ見えない。
13日夜、福岡市内のホテルで開かれた自民福岡県連会長、原口剣生の就任祝賀パーティー。マイクを握った関係者らは、出席した麻生の再入閣や参院政審会長に就いた松山政司への祝意も表した一方で、そこにいなかった武田の入閣には誰ひとり触れることはなかった。 (敬称略)
3896
:
チバQ
:2019/10/07(月) 18:29:32
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191004-00000550-san-pol
出畑氏が二階派入りへ 岸田派を抜いて単独第4派閥に
10/4(金) 13:21配信産経新聞
自民党の宮川典子衆院議員の死去に伴って繰り上がり当選した出畑実氏が4日、国会内で二階俊博幹事長と面会し、二階派(志帥会、46人)に入会する意向を伝えた。10日の派閥会合で正式に入会する見通し。出畑氏の加入により、同派は岸田派(宏池会、46人)を抜いて単独第4派閥となる。
3897
:
とはずがたり
:2019/10/10(木) 09:40:40
長谷川岳総務副大臣 旭川空港に「与党として支援できない」発言でトラブル
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191009-00014599-bunshun-pol
10/9(水) 16:00配信
文春オンライン
長谷川岳総務副大臣(48)が、旭川空港ビルに対して「与党として支援できない」「説明に来い」などと発言し、トラブルになっていることが、「週刊文春」の取材で分かった。
長谷川氏は2010年の参議院選挙で北海道選挙区から出馬し、現在は二期目。今年9月の内閣改造で総務副大臣に就任した。また自民党北海道支部連合会会長代行も務めている。
今年8月、長谷川氏から、旭川空港ビル社長も務める西川将人旭川市長に、長谷川氏の知人が空港に出店しているスイーツ専門店について、相談に乗るよう要望があった。空港ビルの専務らがイーツ専門店オーナーと専門店オーナーが協議した結果、9月末での閉店が決定し、8、9月分のテナント料免除が決まった。
だが、9月3日、また長谷川氏から西川市長に「専務から連絡がほしい」と電話が入った。そこで佐々木専務が電話をすると、長谷川氏は、テナントに全く協力していないのは大問題などと言ったあと、こう叱責したという。
「空港民営化が始まるのに、空港ビルの姿勢に問題があるならば、旭川空港に対して支援できない。与党自民党の議員としてはっきり言っておく」
長谷川議員から電話を受けた専務は、「週刊文春」の事実確認に対し、次のように回答した。
「民営化を支援しないという発言は、議員からの圧力だと感じ、社長の西川らに相談しました」
旭川空港ビルは、長谷川氏へ弁護士を通じて事実確認の申し入れを行っている。
長谷川議員は、「週刊文春」の取材に、次のように回答した。
「地元の農業者や飲食店を応援しなければいけない行政が、芽を摘み取ることをしている空港側の姿勢はどうなのかと思った」
――それで専務を叱責したのか。
「その通りです。(「支援できない」と言ったかについては)申し訳ないが、『言った、言わない』の話になるとあれなので。ただ私の言った趣旨としてはそういうこと」
政治評論家の伊藤達美氏が話す。
「政治家が地元住民の相談に乗るのは当然ですが、与党自民党の看板を背景に、威圧するような発言をしたのは問題がある」
市関係者によれば「長谷川氏が専務とやりとりした音声もある」という。
10月10日(木)発売の「週刊文春」では、長谷川氏と旭川空港ビルとのやりとりの詳細、長谷川氏の人物像などについて詳しく報じる。
「週刊文春」編集部/週刊文春 2019年10月17日号
【関連記事】
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チバQ
:2019/10/10(木) 15:58:06
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191009-00000650-san-pol
岸田氏「ポスト安倍」へ「禅譲ありえぬ」
10/9(水) 23:35配信産経新聞
岸田氏「ポスト安倍」へ「禅譲ありえぬ」
自民党・人生100年時代戦略本部で挨拶する岸田文雄政調会長(中央)=9日午前、東京・永田町の自民党本部(春名中撮影)
自民党の岸田文雄政調会長は9日夜、都内で記者団に対し「ポスト安倍」について「(自民党)総裁選という制度がある以上、“禅譲”なんてありえない。闘わなければいけない」と述べた。安倍晋三首相からの禅譲を狙っているとの見方を否定し、あらためて次期総裁選に出馬する考えを示した形だ。BS11番組に出演後、記者団の取材に応じた。
岸田氏は番組で「ポスト安倍ということになると、その人のもとでどんな時代がくるのか、どんな社会にしたいかを発信しなくてはいけない」と指摘。「自国第一主義、分断、格差…息苦しさを感じる世の中なので、日本だけは自由や個性、多様性を尊重する『ほっとできる国』でありたい」と自身の目指す国家像を説明した。
3899
:
チバQ
:2019/10/14(月) 18:26:48
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191014-00000037-mai-pol
菅官房長官「すご腕」に見えるほころび
10/14(月) 16:00配信毎日新聞
菅官房長官「すご腕」に見えるほころび
菅義偉官房長官=藤井達也撮影
9月に行われた内閣改造・自民党役員人事を経て、同党内に「ポスト安倍」をにらんだ権力闘争の銅鑼(どら)の音が高らかに響き渡った。2021年9月の自民党総裁選に向け、激しい争いが始まった。【編集編成局編集委員・中川佳昭】
今回の改造劇では、小泉進次郎氏の環境相就任を強く推し、自らに近い無派閥議員を経済産業相(菅原一秀氏)、法相(河井克行氏)などの要職に押し込んだ菅義偉官房長官の「すご腕」が目を引いた。
安倍晋三首相が交代を検討していた二階俊博幹事長の続投を強く求め、二階氏に恩を売った。二階氏は80歳、就任3年を迎え、強引な手法による自派閥の拡大には岸田派、麻生派、細田派などの党内各派から強い反発が寄せられていた。
そんな中で「進次郎氏を事実上自分の派閥のシンボルマークにし、二階氏を用心棒にした」(自民党幹部)菅氏の権力が確立したかのように見える。
しかし、あまりの満額回答にはどこかほころびが出ようと言うもの。目を凝らしてみると、「権力の促成栽培」の危うさが見える。
まず次期総裁有力候補の岸田文雄自民党政調会長を「潰そう」とする動きが露骨すぎたことだ。岸田氏は今回の人事で幹事長就任への強い意欲を示していたし、安倍首相も二階交代→岸田新幹事長を検討していた時期がある。
しかし、菅氏は「岸田幹事長」を強く拒絶した。岸田氏がこの時点で幹事長に就けば、ポスト安倍は事実上、岸田氏で固まると言ってよい。ワンポイントリリーフでの自らの政権担当、あるいは小泉進次郎首相という名のもとの「菅政権」を目指しているとみられる菅氏にとっては、「安倍→岸田」への禅譲の流れだけは何としても阻止したいのだ。
これは菅氏の岸田氏へのあいくち(短刀)というより、安倍首相に向けられたものと言っていいだろう。
3900
:
名無しさん
:2019/10/14(月) 18:27:01
◇「つくしの坊や」
こうした中、菅氏はある人物に援軍を申し出る。本来、岸田氏の後見人であるはずの岸田派(宏池会)名誉会長・古賀誠氏だ。
古賀氏は後輩の岸田氏のことが好きになれないらしく、8月20日のBSフジの番組で「(岸田氏は)『ポスト安倍』であることは間違いないが、修羅場や政治センスという意味で一苦労、二苦労してもいい。いくら禅譲と言っても『つくしの坊や』じゃないが、ポキッと折れたら何もない」と酷評した。そのうえで菅氏については「私と同じ土の匂いがする。政権を担ってもらいたい」と最大限持ち上げた。
岸田氏には総裁候補の資格なしと天下に触れ回ったようなもの。古賀氏の「つくしの坊や」発言を聞いた岸田氏は怒りをあらわにしたという。
派閥会長が天下盗(と)りに臨もうとしている時に、名誉会長が後ろから袈裟懸(けさが)けに切りつける。よく言えばすごみがあるが、悪く言えば覇道である。
古賀氏という政治家は、故野中広務元自民党幹事長に愛され、野中氏の後任の幹事長にもなった。かつて野中氏と交友のあった公明党の古老がこう言ったことがある。
「京都の『野』の字(野中氏のこと)は古賀誠のことをほんとうに信用して買っているが、私にはどうしても古賀のことをそう思えない。古賀は人の背後に回って柱の陰から狙撃するようなところがある」
古賀氏の側に立って考えると、自分を政界の実力者に取り立ててくれた野中氏を首相にできなかった悔恨があるのかもしれない。小泉純一郎元首相が地滑り的勝利を収めた01年自民党総裁選には結局出馬できなかったが、この総裁選のもう1人の主役は「土の匂い」のする野中氏だった。あれから20年近くたち、今は亡き野中氏に代わって、菅氏を天下人に押し立てたい――。01年総裁選の勝者であり、野中氏の天敵だった小泉純一郎元首相の息子である進次郎氏は、今や菅氏の軍門に降っている。
「土の匂い」と言えば、言葉はよいが、手段を選ばないどう猛さが通奏低音になっているのも事実だ。一種の派内クーデターに近い古賀氏との提携は菅氏にとってマイナスが多いのではなかろうか。
古賀氏は9月28日に「憲法九条は世界遺産」と題する自著を出版した。
一読すると「戦争未亡人を再び生み出さないための平和国家の創造」「少しでも9条改正につながるようなことは針の穴程度でもやってはダメ。憲法9条は一切改正してはダメだ」と強調している。世の中で共感する声は多いと思うが、時節柄、額面通り受け取られず、権力闘争のツールになってしまうのではないか。近ごろ、安倍首相の改憲姿勢に同調している岸田氏との溝はますます深まっていくだろう。
9月21日、岸田氏は訪問先のシンガポールで記者団に、「党を挙げて憲法改正を動かしていきたい」と語った。9条への自衛権明記など4項目の改憲案の実現を目指す意向を鮮明にしたといえる。
こうなると岸田派46人は岸田支持30、古賀支持15〜16程度に割れるのは必至だ。もはや岸田、古賀両氏の関係修復は無理と見た方がよい。岸田氏の天下盗りの選択肢は、麻生派、谷垣グループとの合流による「大宏池会」構想を実現させ、その代表選手として安倍首相の支持を得ることしかありえない。
古賀氏が菅氏の陣営に参入した場合、古賀氏が憲法改正にノーの立場を貫けば、菅氏と首相の間もぎくしゃくしかねない。菅氏の権力が意外と脆弱(ぜいじゃく)なのはこのあたりにある。
3901
:
チバQ
:2019/10/14(月) 18:27:26
◇二階氏の焦り
さて、菅氏との二人三脚を強める二階氏はどうか。
二階氏は9月27日BSテレ東番組で、安倍首相の総裁選連続4選が有力との見方を強調した。「今の展望は『安倍さんの後は安倍さん』という状況だ。おのずとそういう声が出てくる」と語った。
二階氏は総裁3選の党則改正を主導し、安倍3選の原動力となっただけに、「4選」主張に対し、またさらなる二階マジックかとの声が出て来よう。
しかし、当の首相は二階氏の4選論に冷淡だと思われる。
首相の胸中は「11月には在任期間は桂太郎を抜き1位になる。佐藤栄作、吉田茂らも抜いた。東京五輪が終わっても首相の座にいても意味はない。憲法改正に道筋をつけて、余力を持って退陣し、院政を敷きたい。実際憲法改正にあたるのは岸田さんでいい」というところではないだろうか。
首相の胸中には同じ長州の大先輩宰相である山県有朋らの生き様があるのだろう。首相退任後も長く、現役首相への影響力(寺内正毅、原敬ら)を保持した山県らに対し、安倍氏に抜かれるまで戦後最長の7年8カ月、首相を務めた佐藤栄作は、無理に無理を重ねた結果、首相退任からわずか3年でこの世を去った。政界への影響力も薄れ、「過去の人」になるのは超スピードだった。安倍首相はこの大叔父宰相の轍(てつ)は踏みたくないはずだ。二階氏はこのあたりの透視力が失われていると思われる。
今年80歳の二階氏は明らかに焦りがある。今回の人事でも幹事長の椅子を絶対手放そうとしなかった。副総裁への横滑りを頑としてはねつけた。二階サイドの本音はこうだ。「幹事長から外れたら権力から取り残されてしまう」
無理もない面はある。二階氏が若き日に所属した田中派、竹下派から出た副総裁の末路が凄惨(せいさん)なものだったからだ。
1人は二階堂進氏。田中角栄元首相の名代として田中派会長と自民党幹事長を長く務めた後、副総裁となったが、竹下登元首相、金丸信元副総理のコンビによって権力の中枢から外された。金丸氏は幹事長、副総理を務め、竹下派会長兼副総裁となったが、東京佐川事件で失脚、逮捕・起訴の憂き目にあっている。
しかし、二階氏ほどの「自民党随一の政治技術を持った政治家」(安倍首相)が故事を気にする必要はない。今回副総裁になり、岸田氏に幹事長を譲っていれば、岸田氏に恩を売り、ポスト安倍政局で二階氏は隠然たる力を発揮できたのだが……。尾羽うち枯らすどころか、門前市を成す状況が生まれただろう。
3902
:
チバQ
:2019/10/15(火) 10:52:57
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191015-00000011-mai-pol
首相、二階氏の台風「まずまず」発言に「コメント控える」 参院予算委
10/15(火) 10:10配信毎日新聞
首相、二階氏の台風「まずまず」発言に「コメント控える」 参院予算委
参院予算委員会の冒頭、台風19号による犠牲者を追悼し黙とうする安倍晋三首相(前列左端)と閣僚たち=国会内で2019年10月15日午前9時11分、川田雅浩撮影
安倍晋三首相(自民党総裁)は15日午前の参院予算委員会で、二階俊博党幹事長が台風19号対応で開いた党本部での緊急役員会で「予測に比べると、まずまずに収まった感じ」と発言したことについて「発言の全体を承知していないので、政府としてコメントをすることを控える」と述べた。立憲民主党の杉尾秀哉氏への答弁。
首相は「私自身、発言を確かめてもいない。それよりも私たちは一人でも多くの人たちに一日も早く不安のない生活を取り戻すことができるように全力を尽くすことが使命だ。この程度であればよかった、ということは全くない」と述べた。【佐藤慶】
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191015-00000510-san-pol
台風19号 「『この程度で良かった』はない」 自民幹事長発言で首相 参院予算委
10/15(火) 10:12配信産経新聞
台風19号 「『この程度で良かった』はない」 自民幹事長発言で首相 参院予算委
参院予算委員会で政府として、台風19号での人的被害、河川被害等の現状を報告する安倍晋三首相(中央)=15日午前、国会・参院第一委員会室(春名中撮影)
安倍晋三首相は15日午前の参院予算委員会で、自民党の二階俊博幹事長が台風19号の被害について「まずまずに収まった」と発言したことについて「発言の全体を承知していないので、コメントは控える」と述べた上で「私たち政府は、この程度で良かったということは全くない」と語った。
首相は「1人でも多くの命を救うため全力の対応をしている。(被災者が)一日も早く不安のない生活を取り戻せるよう全力を尽くすのが使命だ」と訴えた。
立憲民主党の杉尾秀哉氏に対する答弁。
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