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自民党スレ

1とはずがたり:2013/09/03(火) 17:12:12
なかなか潰れない政友会の我田引鉄以来の伝統を持つ日本のバラマキ保守政党

自公保スレ(前スレ)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1067007932/l30

自民党政権スレ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1354356742/l30

自民党
https://www.jimin.jp/

2850チバQ:2018/02/27(火) 23:37:33
http://www.sankei.com/politics/news/180223/plt1802230007-n1.html
2018.2.23 06:55

出馬?不出馬? 岸田文雄氏「軍師」不在の不安…煮え切らなさに首相も不信感
 「ポスト安倍」候補の岸田文雄政調会長が9月の党総裁選への対応を決めかねている。岸田派(宏池会)に指南役となる「軍師」が不在であることが影響しているようだ。総裁選圧勝で3選を目指す構えの安倍晋三首相にとっても岸田氏の出馬の有無は影響を与えるだけに、首相は煮え切らない対応の岸田氏に不信感を募らせているようだ。

             
×   ×

 「大変な安定感と大きな存在感を感じる。さらなる政治家としての力を蓄え、さらに上を目指すために(防衛相としての)役割を果たしてほしい」

 岸田氏は22日、都内で岸田派所属の小野寺五典防衛相が開いたパーティーに唯一の国会議員として参加し、こう持ち上げた。党外交部会長などを歴任した小野寺氏は、外相就任まで外交分野に疎かった岸田氏のアドバイザー的な役割も担った。

 自民が野党だった時代には連日のように酒を酌み交わし、小野寺氏は岸田氏について「誠実という言葉が歩いているような人」と語る。「岸田政権」が発足した場合、官房長官などの要職で起用される可能性もある。

 小野寺氏はパーティーで総裁選を念頭に「今年は大切な年なので岸田会長をしっかり支えていきたい」と宣言した。しかし、防衛相の小野寺氏は安倍内閣の一員として総裁選で表立っては動きにくいのが実情だ。

 派内を見渡しても総裁選の戦略を練る「軍師」は不在だ。岸田氏のいとこの宮沢洋一元経済産業相をトップとする政策委員会を立ち上げ、望月義夫元環境相が事務総長として派をまとめる。若手らも地方行脚を計画するなど、岸田氏のアピールに躍起だが、抜きんでた存在は見当たらない。

 首相には最側近の萩生田光一幹事長代行や、無派閥ながら支える菅義偉官房長官らがいる。古くは「趣味は田中角栄」と公言した二階堂進元副総裁のように、総裁を目指す人物には一心同体の番頭がつきものだ。

 岸田氏について、岸田派議員は「1人で判断するタイプで、なかなか踏み込んでいけない雰囲気がある」と語る。総裁選について派内には「もう少し方向性を示してほしい」「本音が知りたい」との不満がある。

                
×   ×

 そんな中、岸田氏は16日に萩生田氏の地元・東京都八王子市で行った講演で総裁選の首相3選支持を示唆した。首相は発言を知り周囲に歓迎の意向を伝えた。第4派閥の岸田派率いる岸田氏が出馬しなければ総裁選の帰趨(きすう)は決するからだ。

 ところが岸田氏は19日、「総裁選における私の対応とは全く別次元の話だ」と記者団に語った。不出馬示唆との観測を打ち消すためだったが、首相は強い不快感を示しているという。

 宏池会会長だった加藤紘一元幹事長は平成11年の総裁選で、無投票再選を狙った当時の小渕恵三首相に挑んだ。「さわやかな政策論争」を掲げたが、小渕氏は加藤氏を破った後、「私を追い落とそうとしたじゃないか」と激怒。翌年の「加藤の乱」につながり加藤氏の政治生命は事実上絶たれた。

 この20年、迷走する宏池会の歴史を目撃してきた岸田氏は、果たしてどう判断するのか。(長嶋雅子)

2851チバQ:2018/03/02(金) 11:56:42
http://www.sankei.com/politics/news/180302/plt1803020005-n1.html
2018.3.2 07:24

「ポスト安倍」をうかがう岸田派と石破派が異例の接近 首相サイドからは警戒感
 「ポスト安倍」をうかがう自民党の岸田文雄政調会長率いる岸田派(宏池会、47人)と石破茂元幹事長率いる石破派(水月会、20人)の幹部が1日夜、都内で会談した。石破氏は9月の党総裁選で3選を目指す安倍晋三首相(党総裁)のライバルで、岸田氏は将来的な「禅譲」も視野に首相と信頼関係を築く。両派の会合は異例の組み合わせだが、首相サイドからは両氏の接近に警戒感も広がっている。(長嶋雅子、大島悠亮)

                  


 会合は岸田派が呼びかけ、同派の望月義夫事務総長と左藤章、木原誠二両衆院議員、石破派の古川禎久事務総長と鴨下一郎元環境相、福山守衆院議員の計6人が出席した。望月氏は記者団に対し、総裁選の話題は出なかったとした上で「派閥同士で風通しを良くすることは政権のためにもなる」と語った。

 岸田派幹部は2月7日に首相の出身派閥である細田派(清和政策研究会、95人)の幹部と会談し、同月26日は岸田氏が二階派(志帥会、44人)を率いる二階俊博幹事長らと会談した。今月7日は額賀派(平成研究会、55人)、12日は麻生派(志公会、59人)との会合も調整しているという。

 9月の総裁選への対応を決めていない岸田氏の判断材料を得る目的があり、首相からの「禅譲」路線と主戦論を織り交ぜながら水面下で他派閥と腹の探り合いを続ける考えだ。

 石破派との会合もその一環だ。9月の総裁選は細田派や麻生派などの主要派閥が支持する安倍首相が有利な情勢だが、残り半年間、裁量労働制に関する厚生労働省の不適切データのような政権への突発的な逆風が起きるかは分からない。

 岸田氏の側近は「出馬の有無を戦略的に曖昧にしておくことで存在感が増す」と述べ、他派閥と幅広く協力関係を構築する意義を強調する。岸田氏はこうした情勢を見極め、5月の大型連休前後に対応を判断する構えだ。

 石破派にとっても岸田派からの会合の申し込みは「渡りに船」といえる。石破氏は総裁選出馬に必要な20人の推薦人確保にも窮する状態が続き、党内での人脈拡大が最大の課題だ。しかし、石破氏が経済政策や憲法改正などで安倍首相との違いを盛んにアピールしていることもあり、他派閥は石破派との交流を控える傾向が目立っていた。

 岸田、石破両氏は同い年で、中国地方選出という共通項はあるが、これまでの接点は多くない。そんな中、財政再建を重視する経済政策などでは一致する点もあり、石破派中堅は「岸田派と『戦線協定』を結べば、面白い総裁選になる」と期待を寄せる。

 一方、安倍首相が外相として信頼を寄せた岸田氏は2月に総裁選3選支持を示唆した。ところが間もなく撤回し、安倍首相は不快感を示しているという。岸田派の若手からは「石破派との対話はいいことだが、官邸がどう見るかも考えた方がいい」と懸念する声も上がっている。

2852チバQ:2018/03/02(金) 16:46:49
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180301-00000539-san-pol
名門派閥・額賀派の分裂騒動、その後どうなった?参院はなぜ動いた
3/1(木) 16:30配信 産経新聞
名門派閥・額賀派の分裂騒動、その後どうなった?参院はなぜ動いた
久しぶりに衆参そろって行われた額賀派の定例会合。額賀福志郎会長(奥右から2人目)は3月の同派パーティーを花道に退任し、竹下亘党総務会長(奥左)に交代する見通しだ=2月15日、東京・永田町(斎藤良雄撮影)
 自民党額賀派(55人、平成研究会)の額賀福志郎会長(74)の退任をめぐる今年1〜2月の動きは、かつて権勢をふるった名門派閥の分裂騒動とあって永田町の注目を集めた。結局、集団離脱を辞さなかった吉田博美参院幹事長(68)率いる参院側21人の退任要求を額賀氏が受け入れ、3月14日の同派の政治資金パーティーを花道に退く方向となり、分裂は回避された。派閥の定例会合を3週連続で全員欠席し、退任を迫った参院側の動機とは-。

 2月15日の額賀派定例会合には参院メンバーが久しぶりに出席した。

 「皆さんにご心配おかけしました。平成研究会の歴史や平成研に対する思いは、額賀会長と同じ。政経セミナー(同派の政治資金パーティー)を成功させるべく、衆参一致してがんばると約束します」

 吉田氏はこう語り、衆参の融和をアピールした。会合は分裂が回避されたことへの安堵感に覆われた。出席者はシュークリームと煎餅を食べ、緊張気味の額賀氏があいさつの際、シュークリームを「ソフトクリーム」と言い間違えると爆笑が起き、和やかムードで進んだ。前回までのピリピリした雰囲気は幻だったかのように…。

 翌週の2月22日の定例会合では、騒動の件は話題にすらならなかった。

 額賀氏は3月14日の同派政治資金パーティーを花道に退任する方向だ。後任には、派閥創始者の竹下登元首相の弟で、参院側も推す同派副会長の竹下亘党総務会長(71)が就任する。騒ぎが大きくなったのは想定外だったようだが、ほぼ狙い通りの展開となった。

 集団欠席という強硬手段に出たのは「額賀氏に何度も退任を促したが、はぐらかされ続けてきたから、こっちは本気だと示すため」(参院メンバー)だ。その背景について、一部の報道では「今秋の自民党総裁選での石破茂元幹事長(61)の支持をにらんだ動き」と見る向きもあったが、吉田氏にその思惑はない。理由の最たるものは来年夏の参院選に向けた危機感だろう。

 平成28年7月の前回参院選で、自民党は単独過半数まであと1議席に迫る勝利を収めた。だが、額賀派は沖縄選挙区で現職閣僚の島尻安伊子氏(52)が落選した。青森選挙区でも現職候補が敗れる憂き目にあった。吉田氏や、引退後も参院に一定の影響力を持つ青木幹雄元参院議員会長(83)はこれ以降、額賀氏にたびたび退任を促してきた経緯がある。

 「額賀さんのことが嫌いで引きずりおろしたいのではない。ただ、今後のことを考えると態勢の立て直しが必要ではないか。額賀さんにも今までそう申し上げてきた」

 騒動の最中、吉田氏は周囲にこう語り、クーデターではないと強調していた。今後の政治情勢を考えると、来年の参院選に追い風が吹くことはなかなか想定しがたく、厳しい戦いになるのは必至だ。

 額賀派は伝統的に参院が強い。平成4年、小沢一郎元幹事長(75)=現自由党代表=や故羽田孜元首相らが前身の竹下派(経世会)を離脱した際も、参院側は青木氏が固め、離脱者をほとんど出さなかった。参院勢力の維持・拡大は最重要課題で、求心力に欠ける額賀体制のままで来年の次期参院選を戦えるのか-。そんな危機感が増大していた。

2853名無しさん:2018/03/02(金) 16:47:06
 次期参院選では竹下亘氏が派閥のトップとして全国を回れば大きな力になるという目算がある。自民党支持者に効く「竹下ブランド」を持ち、額賀氏と違って党総務会長というれっきとした与党の中枢メンバーでもあるからだ。党組織運動本部長などを歴任し、全国の支持団体にも顔が利く。

 「口数は少ないが、参院自民党が選挙で負けたときも支えてくれた人だ」。吉田氏は2月1日、派閥会合を欠席して参院メンバーだけで開いた会合で、竹下氏をこう評した。

 参院選の戦いは選挙の1年前には始まる。選挙区は都道府県単位、比例代表は全国区という広大なエリアにわたって浸透を図らなければならないからだ。会長交代のタイムリミットは迫っていたというわけだ。

 また、今後の総裁選や内閣改造・党役員人事を見据えた場合も、安倍晋三首相(63)や他派閥とのパイプが細い額賀氏では存在感を発揮できそうにない。29年7月の内閣改造では同派事務総長として額賀氏を献身的に支えてきた今津寛氏(71)ら「入閣待望組」の入閣はゼロに終わり、10月の衆院選では今津氏らが落選した。衆院側にも失望は根強かった。

 竹下氏ら額賀派幹部は2月14日夜、最大派閥の細田派(清和政策研究会、95人)と都内で会食した席に、小渕恵三元首相の次女で、将来の総裁候補と目する小渕優子元経済産業相(44)を同席させた。「今後、小渕を派閥の顔にしていくということだろう」(同派ベテラン)とみられている。平成研究会の復活を目指す動きは、3月14日のパーティー後、さらに活発化しそうだ。 (政治部 田中一世)

2854チバQ:2018/03/02(金) 17:15:25
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180301-00000533-san-pol
金子恭之氏が岸田派入り、47人に 自民
3/1(木) 12:54配信 産経新聞
 自民党岸田派は1日、無派閥の金子恭之衆院議員(熊本4区)の入会を了承した。金子氏は当選7回で、国土交通副大臣などを歴任。現在は同派会長の岸田文雄政調会長の下で政調副会長を務めている。岸田派は細田派、麻生派、額賀派に次ぐ第4派閥で、所属議員は47人となった。

2855名無しさん:2018/03/05(月) 22:39:28
http://www.sankei.com/politics/news/180305/plt1803050017-n1.html

自民党員数、5年連続増で106万人に 7割の議員が1千人獲得のノルマ達成
2018.3.5 19:54

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 自民党は5日、平成29年の党員数が106万8560人で、前年に比べて2万4770人増えたと発表した。党員数の増加は5年連続で、約7割の党所属議員が「党員1千人獲得」のノルマを達成した。

 二階俊博幹事長は記者会見で「党員数を増やすことに国会議員自身が意識を持つことが大事だと機会あるごとにお願いしてきたが、ようやくその機運が本物になりつつある。今後も気を緩めることなく党員の獲得にしっかり対応していきたいと」と語った。

 自民党は26年から党勢回復を目指して「120万党員獲得運動」を開始し、全議員に新規と継続を合わせた党員を1千人以上確保するよう指示していた。未達の場合は不足党員1人につき2千円の罰金などを命じていたが、昨年からは氏名を公表する罰則も加えた。

2856名無しさん:2018/03/05(月) 22:43:55
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180305-00000012-khks-pol

脱原発の方法考え続ける 小泉進次郎・自民筆頭副幹事長に聞く
3/5(月) 10:55配信

河北新報
脱原発の方法考え続ける 小泉進次郎・自民筆頭副幹事長に聞く
小泉進次郎(こいずみ・しんじろう)神奈川県横須賀市生まれ、米コロンビア大院修了。2009年衆院選から4回連続当選。11年に党青年局長に就き、月命日の被災地訪問を開始。13〜15年復興政務官。17年から現職。36歳。
 東日本大震災から7年を前に、元復興政務官の小泉進次郎自民党筆頭副幹事長が河北新報社の単独インタビューに応じた。東北の被災者と接した経験を振り返り「東北は政治家として大切な原点を教えてくれた」と今後も復興に携わる意志を強調した。東京電力福島第1原発事故を巡っては「どうやったら原発をなくせるのか考え続けるべきだと思う」と提起した。

(聞き手は東京支社・瀬川元章)

 -震災から7年となる。率直な心境は。

 「ふたば未来学園高(福島県広野町)で初の卒業生を送り出すのが最も印象的だ。『前例なき環境には前例なき教育を』という思いで立ち上げから参加した。避難生活を繰り返し、友達と別れて古里に戻れない。厳しい環境の中で3年間よく頑張ったと全国からエールを届けてほしい」

 「人生全部に影響を与える教育は大事。だから教育の復興に関わり続ける。子どもたちに基本的な知識として震災を教え続けることが、結果として風化させない大きな役割を果たす」

 -父の純一郎元首相は原発ゼロを訴えている。

 「まだ人が住めない、戻れない帰還困難区域の景色を見るたび、原発事故の計り知れない結果に責任を感じる。父の活動とは関係なく、どうやったら原発をなくせるのか、私は考えたいね。一つの国で2度原発事故があれば終わり。そのリスクがないとは言えない」

 「福島県は2040年度までに再生可能エネルギーで自給100%との目標を立てた。全国の原発立地地域の先例になるのは福島以外にないじゃないですか。ずっと応援していきたい」

 -首都直下地震や南海トラフ巨大地震が発生する懸念がある。震災の教訓は伝わっているか。

 「一つは熊本地震ですよ。東北の職員、全国の応援職員がすぐに熊本に行って罹災(りさい)証明の発行業務などを手伝った。被災地同士のバトンがちゃんと渡されているなと思った」

 「日本で生きる限り災害は不可避。自然災害によってつながり続ける被災地の連合みたいなものができると思う。知の集合体として日本の防災政策や地域の大切な絆、一人一人の自助の意識を高めていく。震災をきっかけに花開いたことがもう一つある。食べる支援と飲む支援ですよ」

 -改めて3.11とは。

 「戦争を知らない僕らの世代にとって、今までの価値観を根底から揺さぶられた。問い続ける価値がある。それだけ重い」

 -復興にどう関わるか。

 「被災地から復興のために仕事をしてほしいと声が出る活動を続けたい。日本人全員に21世紀の国の在り方を問うた東北は特別な地。あの時を契機に、あるべき姿に向かって走りだしたんだと、東北の皆さんに思ってもらえる国造りをしてお返ししたい」

2857名無しさん:2018/03/08(木) 07:32:33
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180306-00010000-senkyocom-pol

初の女性総理候補は「野田聖子」議員だけではなく「小渕優子」議員も?自民党派閥内の戦いが続く
3/6(火) 7:01配信

選挙ドットコム
初の女性総理候補は「野田聖子」議員だけではなく「小渕優子」議員も?自民党派閥内の戦いが続く

自民党の額賀派で、参院議員などが公然とトップの退任を求める「クーデター」騒動が起き、同派の会長が額賀福志郎氏から竹下亘氏に交代することとなりました。小泉純一郎元首相が「解体論」を掲げて以来、話題にのぼることも少なくなった派閥ですが、実際にどんな活動をしているのでしょうか。また、ボスが変わると何か国政に影響があるのでしょうか。

第3派閥ながら「ポスト安倍」不在。第5、第6派閥にも

額賀派は衆参両院で55人が所属し、細田派(96人)、麻生派(59人)に次いで自民党内で3番目に大きな派閥です。昨年までは第2派閥でしたが、麻生派と山東派が昨年7月に合流したことで第3派閥に転落しました。

額賀派の正式名称は「平成研究会」で、1987年に竹下登元首相が田中派を割って作った「経世会」が源流。竹下、橋本龍太郎、小渕恵三という3人の首相を輩出したかつての最大派閥です。しかし、郵政選挙で一部の有力議員が「造反組」として公認を得られず、小泉純一郎首相(当時)の出身母体である森派が急増したことで第2派閥に転落。会長だった橋本氏も2005年の郵政解散を機に日歯連闇献金事件の責任をとって辞任し、津島雄二氏、そして額賀氏が会長の座を引き継いだものの存在感を発揮するには至っていません。

しかも、細田派出身の安倍首相が長く政権の座を維持する中で、「ポスト安倍」として名前が挙がるのは第5派閥である岸田派の岸田文雄政調会長や、第6派閥である石破派の石破茂元防衛相ばかり。額賀氏をはじめ、額賀派内には有力な首相候補が見当たりません。

将来の首相候補は小渕優子氏?

安倍政権で要職を歴任している茂木敏充経済財政相と加藤勝信厚生労働相は額賀派からの入閣というよりは、実務能力を買われて首相に一本釣りされたというのが実態。昨年の内閣改造でも額賀氏の推した議員は一人も入閣を果たせず、派内に不満が渦巻いていました。「落選議員などへの面倒見が悪い」という評判も多く、このままでは派閥の存在感低下が止まらない、そんな危機感を抱いた参院側が会長の交代を求めたというのが今回の騒動の経緯です。

2009年から会長を務める額賀氏に対しては数年前から交代論が出ていましたが、額賀氏にのらりくらりとかわされてきました。しかし、今回は業を煮やした参院側が分裂をちらつかせ、定例会合への出席拒否など強硬姿勢をとったことから派閥内にも「分裂は回避すべき」との空気がまん延。額賀氏は3月14日に開催する同派の政治資金パーティーで退任を表明し、後任には竹下元首相の実弟で、党総務会長を務める竹下亘氏が就くこととなりました。

ただ、70歳を超えており、「ポスト安倍」とはいいがたい竹下氏に白羽の矢が立ったのは同氏に敵が少なく、無難な存在だから。本命は小渕元会長の次女で、将来の首相候補の一人と目される小渕優子氏で、一連の政治資金スキャンダルのほとぼりが冷めるまで「竹下氏につなぎ役を務めてもらう」(所属国会議員)狙いがあるとみられます。

2858名無しさん:2018/03/08(木) 07:33:50
>>2857

「権力を争う戦闘集団」ではなくなった

そもそも自民党内に派閥が形成されたのは、社会党の統一に対抗して1955年に自由党と日本民主党の2つの政党の合併「保守合同」によって今の自民党が設立されたところに原因があります。それまで対抗していた議員が突然一緒になったため、人脈や政策、支持基盤の近い議員たちでグループを作り始めたのが起源となりました。

その後、タカ派である岸派(現在の細田派)とハト派である佐藤派・田中派(現在の額賀派)を中心に離合集散を繰り返し、現在の7派閥体制となっています。各派は原則として木曜日の昼に会合を開いて情報交換しているほか、政治資金パーティーで資金を集め、盆や年末に「氷代」や「餅代」として所属議員に活動費を配布したりしています。また、内閣改造があるとポストを配分する際に派閥が連絡調整役となります。

ただ、かつての旧選挙区時代に派閥が金権政治の温床とされたことなどから派閥への風当たりが強くなり、派閥に属さない「無派閥議員」も増えました。今では無派閥議員内でも「幹事役」を選任してポスト配分の調整役を担ったりしており「派閥に入らなければ議員活動ができない」ということはありません。派閥の会合も弁当を囲みながら談笑するだけの緩い雰囲気で、かつてのような「権力を争う戦闘集団」の面影はありません。

安倍首相の「一強」状態が続く永田町、そして自民党。今回のクーデター騒動が冷遇される派閥の反転攻勢のきっかけとなるか、それともさらなる存在感低下につながるか注目です。

山本洋一

2859名無しさん:2018/03/08(木) 08:12:52
http://www.yomiuri.co.jp/politics/20180306-OYT1T50028.html?from=tw

自民党員、5年で30万人増…「獲得運動」展開
2018年3月6日 08時39分
 自民党の二階幹事長は5日の記者会見で、2017年末の党員数が106万8560人(前年比2・4%増)となったと発表した。

 党員数の増加は5年連続。

 自民党員は09年の野党転落後に大幅に減り、12年には73万人台まで落ち込んだ。同党は、政権復帰後の14年から120万人を目標に党員獲得運動を展開し、16年末に8年ぶりに100万人台を回復していた。自民党員は今秋の総裁選で投票資格を持つ。

2860名無しさん:2018/03/08(木) 08:28:29
http://www.yomiuri.co.jp/politics/20180304-OYT1T50019.html

解放同盟全国大会に二階氏…自民幹事長初の出席
2018年3月4日 09時18分
 自民党の二階幹事長は3日、東京都内で開かれた部落解放同盟の第75回全国大会に出席した。

 同盟によると、同大会に自民党幹事長が出席するのは初めて。二階氏はあいさつで、国や地方自治体に差別解消に向けた取り組みを促す「部落差別解消推進法」に触れ、「この法律に基づいて取り組んでいくことが大事だ。自民党は、必ず問題解決に力を尽くすことを誓う」と語った。

2861名無しさん:2018/03/08(木) 19:08:08
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180307-00000063-jij-soci

杉田議員脅迫容疑で男逮捕=ツイッターで「娘に危害」―警視庁
3/7(水) 14:27配信

時事通信
 自民党の杉田水脈衆院議員(50)=比例中国ブロック=を脅迫する内容がツイッターに書き込まれた事件で、警視庁赤坂署は7日までに、脅迫容疑で無職中村大介容疑者(41)=浜松市東区市野町=を逮捕した。

 「注目を浴びたくてやった」と容疑を認めているという。

 逮捕容疑は先月3日午前6時55分ごろ、自宅のパソコンからツイッター上に、杉田議員を名指しして「国会議員をやめて頂けないでしょうか」「報復措置として娘さんに被害が被るかも知れません」などと投稿し、脅迫した疑い。

 同署は書き込みを見た人からの通報を受けて、杉田議員本人や娘の安否確認を実施。同議員が被害届を出していた。

2862チバQ:2018/03/09(金) 00:30:47
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20180309k0000m010119000c.html
<細田派>当選回数別に懇親会 総裁選、若手の地方集票期待
03月08日 21:23毎日新聞

<細田派>当選回数別に懇親会 総裁選、若手の地方集票期待

細田博之氏=東京都千代田区で2018年2月20日、宮武祐希撮影

(毎日新聞)

 安倍晋三首相(自民党総裁)の出身派閥で党内最大勢力の細田派(94人)は8日夜、細田博之会長ら幹部と所属する衆院当選3回の議員との懇親会を東京都内で開いた。出席者によると、幹部が「政権を支える中枢として、しっかり汗をかいてほしい」と呼びかけたという。

 同派は、所属議員を当選回数ごとにわけた派閥幹部との会合を、この日を皮切りに4月9日まで計10回にわたって開く。9月の党総裁選での首相3選に向けて、地元での集票に力を入れるよう若手議員を引き締め、課題である地方票の確保につなげたい考えだ。

 総裁選は今回から、規定変更で国会議員票と一般党員らの地方票が1対1の割合になる。300票に固定されていた地方票は、現在の勢力では405票となり、地方票の比重が増す。

 対立候補と目される石破茂元幹事長は、2012年総裁選で地方票の過半数を獲得した。全国で講演を重ねており、2月に大阪市で開いた石破派セミナーには約1000人が集まった。首相は「地方行脚を増やしたい」と周辺に語っているが、国会日程などで時間確保は容易ではない。

 細田派の約半数は、首相が党総裁に返り咲いた12年総裁選より後に国会議員になった若手だ。15年総裁選は無投票だったため、今回が初めての本格的な総裁選になる若手が多い。細田派幹部は「若手の地元の集票活動には不安が多く、楽な選挙にはならない」と語っており、会合を通じて引き締めを図る考えだ。【村尾哲】

2863チバQ:2018/03/09(金) 00:34:26
https://news.goo.ne.jp/article/bunshun/nation/bunshun-6474.html
総裁選の影のキーマン 小野寺防衛相の“防衛力”がすごい
03月08日 07:00文春オンライン


防衛大臣は2度目 ©共同通信社
 風雲急を告げる安倍内閣で、防衛力では閣内随一と言われる大臣がいる。岸田派所属の小野寺五典防衛相(57)だ。何しろ、ニュースになったのは、所管の防衛安保を除けば、「線香」と「散歩」ぐらい。

「線香」とは、茂木敏充経済再生担当相が、野党の標的になった線香配布問題で“先例”として登場したのが、小野寺氏だった。1999年、まだ当選1回だった小野寺氏は自ら線香を配布し、公職選挙法違反の容疑で書類送検され、翌年議員辞職した。

「散歩」は2月中旬、ジョギングしている最中に、散歩中の安倍晋三首相に遭遇したことが小さく報じられたのだ。

 小野寺氏は、宮城県気仙沼市に生まれ、東京水産大から宮城県庁を経て、松下政経塾に入った。同期には立憲民主党幹事長の福山哲郎氏がいる。地元県議に婿入り、1997年の衆院補選で初当選。線香配布問題で議員辞職したが、2003年に復活すると、以来選挙では無類の強さを誇る。

「2度目の防衛大臣だが、省内での評判の良さは歴代でもトップクラス。何しろ稲田朋美氏の後ですから(笑)。ゲタを履いているとはいえ、答弁は低姿勢で、すべての基地をまわるなど、地道なところが評価されています」(防衛省関係者)

 地味な小野寺氏だが、総裁選の「影のキーマン」になりかねない。というのは、出馬を模索する岸田文雄政調会長の唯一無二の側近なのだ。

 2月下旬、小野寺氏が開いたパーティーに国会議員としてただ1人、参加した岸田氏は「大きな安定感と大きな存在感を感じる」と最大限の賛辞を送った。「『岸田首相』が実現すれば『小野寺官房長官』だろう」(岸田派関係者)といわれる関係だ。

 岸田氏が総裁選に出馬すれば、安倍首相の「無風3選」とは簡単にいかなくなる。岸田派は最近、他派閥との会合を積極的に仕掛けている。それだけに岸田氏の最側近、小野寺氏の動向に注目が集まっているのだ。

 小野寺氏は自らのパーティーで「今年は大切な年なので、岸田会長をしっかりと支えていきたい」と総裁選を意識した発言を繰り出した。

「小野寺氏は岸田氏の3歳下。自身もかつては総裁選出馬に動いたこともあり、首相への野心を秘めている。そのためにも、先輩の岸田氏には早く総裁選に出馬してもらいたいのでしょう」(岸田派議員)

 専守防衛ばかりではない?

(「週刊文春」編集部)

2864チバQ:2018/03/09(金) 00:45:12
https://news.goo.ne.jp/article/fuji/politics/fuji-soc1803080010.html
「ゼロ回答」火に油…森友書き換え疑惑で“麻生氏VS二階氏”再燃 秋の総裁選の主導権争いも
03月08日 17:05夕刊フジ

「ゼロ回答」火に油…森友書き換え疑惑で“麻生氏VS二階氏”再燃 秋の総裁選の主導権争いも

火花を散らす麻生氏(左)と二階氏(右)

(夕刊フジ)

 学校法人「森友学園」への国有地売却に絡む決裁文書「書き換え」疑惑をめぐり、麻生太郎副総理兼財務相率いる財務省の対応が火に油を注いでいる。調査状況に関する「ゼロ回答」の報告に、自民党の二階俊博幹事長が公然と不快感をあらわにしたのだ。国民の不信感が高まるなか当然の反応だが、秋の自民党総裁選を見据えた「派閥領袖同士の暗闘」という一面もありそうだ。朝鮮半島情勢が急展開するなか、早期の疑惑解明が求められる。

 「どういう理由で資料を出せないのか、ちょっと理解できない。改めて問いただしたい」

 二階氏は6日の記者会見でドスを効かせるように、こう語った。

 財務省はこれまで、「(6日までに)できる限り努力し報告する」としていた。ところが、麻生氏は同日の閣議後会見で「担当局以外の職員も関与させて、全省挙げて調査を進めていきたい」と述べるにとどめた。

 「政界寝業師」の異名を持つ二階氏としては、疑惑調査をめぐる麻生氏と財務省の姿勢に納得できなかったようだ。

 財務省の富山一成理財局次長は6日午前の参院予算委員会理事会で、疑惑が持たれている決裁文書の原本は大阪地検特捜部に提出し、「近畿財務局にはない」と説明した。文書が2つあるかどうかについては、「捜査への影響」を理由に、明確な回答を避けた。

 財務省の対応に与野党は6日、猛反発した。北朝鮮情勢に結束して対応するには、ほど遠い状況といえる。

 小泉進次郎筆頭副幹事長は、党会合で「(これまでの森友問題とは)次元が違う話だ」と語った。

 自民党関係者も「朝日新聞の報道が事実なら、政権を直撃しかねない事態にもかかわらず、党への説明が何もないことに、二階氏ら執行部はいらだっている」と話す。

 祖父に吉田茂元首相を持つ「政界プリンス」の麻生氏と、和歌山県議からたたき上げた二階氏は、年齢こそ77歳と79歳と近いが、性格も政治手法も「水と油」だ。麻生派(59人)は党内第2派閥、二階派(44人)は同第5派閥と、牽制(けんせい)しあっている。

 鳩山邦夫元総務相の死去に伴う2016年10月の衆院福岡6区補欠選挙では、後継候補をめぐって激突した。麻生氏が選対本部長まで務めた無所属候補は、邦夫氏の次男、鳩山二郎衆院議員に敗れた。鳩山氏は二階氏に支えられて選挙戦を戦い、現在は二階派に所属している。

 9月の自民党総裁選後には、内閣改造・党役員人事が行われる。

 今回の疑惑浮上で、「麻生vs二階」の対立が再燃した。自民党関係者は「派閥領袖としては当然、疑惑対応だけでなく、総裁選をめぐる主導権確保も念頭に置いているはずだ」と話している。

2865チバQ:2018/03/09(金) 00:46:34
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1803070032.html
【自民党総裁選】合従か連衡か…派閥会合活発化 岸田派&額賀派、石原派&谷垣G、安倍晋三首相&二階俊博幹事長
03月07日 21:39産経新聞

 9月の自民党総裁選をにらみ派閥やグループの動きが活発化している。安倍晋三首相(党総裁)と二階派(志帥会、44人)を率いる二階俊博幹事長は7日夜、東京都内の日本料理店で会食した。岸田派(宏池会、47人)と額賀派(平成研究会、55人)、石原派(近未来政策研究会、12人)と谷垣グループ(有隣会、約20人)もそれぞれ同日夜に幹部同士の会合を開いた。学校法人「森友学園」問題など総裁選の不安要素も浮上しており、各派の動向にはそれぞれの思惑がにじむ。

 首相と二階氏の会食には、二階派の林幹雄幹事長代理が同席した。二階氏は「『ポスト安倍』は安倍」と公言し総裁選での3選をいち早く支持。ただ、水面下では支持の条件となる政策を作成し始めるなど、強気の姿勢もにじむ。

 首相は健康問題で辞任した江崎鉄磨沖縄北方担当相の後任に、同じ二階派の福井照氏を起用し、二階氏への配慮をみせる。党幹事長として首相を支える二階氏に反目されれば、総裁選で大きな脅威となるからだ。

 一方、「ポスト安倍」に名が上がる岸田文雄政調会長率いる岸田派も7日夜、都内の日本料理店で、額賀派と幹部同士の少人数の会合を開いた。岸田氏は次期総裁選の出馬の是非を慎重に検討しており、党内情勢を探るため、先月から他派との会合を重ねている。

 額賀派も「保守本流」という旗色では岸田派に近く、岸田氏の動向は気になるところだ。派内では安倍首相の3選に肯定的な意見が多いが、同派の次期会長に内定した竹下亘総務会長は「今夏にいろいろな状況が出る。それをみてから考えればいい」と他候補の支持にも含みを持たせている。

 石原派と谷垣グループも7日夜、都内のホテルで会合を開いた。両勢力を合わせれば30人程度をそろえられることから、総裁選では結束して対応し、党内で求心力を高めることを狙う。

 当初は同日に合同勉強会を開いて合流への機運を高める予定だったが、谷垣グループは6月に独自の政治資金パーティーを開く計画もあることから、当面は幹部同士の交流にとどめる。

2866チバQ:2018/03/09(金) 00:47:08
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-180307X176.html
安倍首相、自民・二階氏と会談=総裁選へ党内掌握目指す
03月07日 22:25時事通信

 安倍晋三首相(自民党総裁)は7日夜、同党の二階俊博幹事長と東京都内の日本料理店で約2時間会談した。首相が連続3選を狙う秋の総裁選に向けた党内情勢や、今後の国会日程などをめぐり意見を交わしたとみられる。関係者によると、会談は首相から持ち掛けた。

 二階氏は二階派(44人)の会長で、昨年の衆院選圧勝直後に首相3選支持を公言した。裁量労働制をめぐる不適切なデータ処理や、森友学園への国有地売却に関する財務省文書書き換え疑惑が相次ぎ、総裁選への影響が懸念される中、首相は二階氏と連携を深めて党内の掌握を目指す意向とみられる。会談には二階氏側近の林幹雄党幹事長代理が同席した。

2867チバQ:2018/03/09(金) 00:48:15
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20180308k0000m010122000c.html
<自民>石原派、谷垣グループ幹部ら会談 総裁選で連携か
03月07日 21:24毎日新聞

 自民党の石原派(12人)と谷垣グループ(約20人)の幹部らが7日夜、東京都内で会談した。石原派最高顧問の山崎拓元副総裁も出席した。秋の党総裁選に向け、連携を探る狙いとみられる。

 両派・グループとも所属議員は少数で、有力な総裁候補を抱えていない。総裁選対応で足並みをそろえ、存在感を発揮したい考えだ。将来の合流を求める意見もある。ただ、2012年総裁選では、石原派会長の石原伸晃元幹事長が出馬し、谷垣グループ特別顧問の谷垣禎一前幹事長が出馬断念に追い込まれた。そのしこりが残り、合流構想の行方は見通せていない。

2868チバQ:2018/03/09(金) 00:49:24
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20180308k0000m010046000c.html
<自民>「力を蓄えておく」岸田氏、総裁選向け準備アピール
03月07日 18:52毎日新聞

 自民党の岸田文雄政調会長は7日、東京都内で講演し、9月の党総裁選について「(準備を)何もしなかったら『決められない』と言われるのがオチだ。政策でも、政局でもしっかり力を蓄えておくことが大事だ」と述べ、準備を進めていることをアピールした。

 ただ、実際に立候補するかについては「まずは予算成立に全力を尽くす。そこからは何も決めていない」と述べるにとどめた。岸田氏は、地方講演を精力的にこなし、自身の派閥と他派閥との会合も頻繁に開いている。【小田中大】

2869チバQ:2018/03/09(金) 00:52:04
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1803060048.html
石原派と谷垣G、7日に会合 弱小勢力同士、総裁選で意思統一目指す
03月06日 22:54産経新聞

 自民党で最小派閥の石原派(12人)と谷垣グループ(約20人)の幹部が7日夜に会談し、党総裁選で連携する可能性などを探る。両者には「ポスト安倍」に直結する候補が見当たらず、人数を束ねて総裁選で影響力を強めたい考えだ。

 幹部会合は今年2回目で、石原派最高顧問の山崎拓元党副総裁も出席する予定。当初は将来の合流も視野に合同勉強会の開催を検討したが、谷垣グループには他派と掛け持ちで所属する議員が多く、調整に時間がかかるため見送った。

 谷垣グループ特別顧問の谷垣禎一前幹事長は病気療養を続け、昨年の衆院選出馬を断念した。身内に総裁候補がおらず、総裁選で草刈り場になることへの危機感が強い。石原派も会長の石原伸晃前経済再生担当相が「ポスト安倍」候補に上らず、派内には「石原氏が会長でなくてもよいので谷垣グループとの合流を急ぐべきだ」との声まである。

 一方、谷垣グループは6月に政治資金パーティーを開く予定で、合流の検討は性急に進めない方針だ。ただ、総裁選で「一定の数をまとめて影響力を行使すべきだ」との意見も強く、石原派と意思統一して行動することを目指している。

2870チバQ:2018/03/09(金) 17:15:55
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180308-00000516-san-pol
安倍首相と二階幹事長、異例の夜会談の理由は…総裁選、政権運営で利害一致?
3/8(木) 10:12配信 産経新聞
安倍首相と二階幹事長、異例の夜会談の理由は…総裁選、政権運営で利害一致?
1月24日、衆院本会議で質問に立つ自民党の二階俊博幹事長(手前)を見守る安倍晋三首相(斎藤良雄撮影)
 9月の自民党総裁選をにらみ、二階派を率いる二階俊博幹事長(79)の動きが活発化してきた。二階氏は7日夜、党総裁の安倍晋三首相(63)と都内の日本料理店で会談した。総裁選を念頭に森友学園問題で波乱含みの政権運営などについて意見を交わしたとみられる。会談は二階氏側近の林幹雄幹事長代理(71)が同席したのみで、首相が打診して実現した。二階氏の幹事長就任から1年半以上経過したが、首相動静で確認する限り、自民党ナンバー1、2が少人数で夜に会食するのは意外とない。この時期にあえて2人が接近したのには、それなりの理由がありそうだ。

 二階氏は平成28年8月、自転車事故による長期療養を強いられた谷垣禎一氏(73)の後任の幹事長に就いた。谷垣氏の急な事故で首相が信頼したのが、「自民党でもっとも政治的技術を持った方」と称賛する二階氏だった。

 首相と二階氏は、もともと政治信条が折り合うわけではない。第1次安倍政権時に二階氏を党国対委員長に起用し、首相が力を入れた教育基本法改正や防衛庁の省昇格などに二階氏が尽力したのは事実だが、気心が知れているとか盟友だとか、「仲がいい」という関係ではない。

 それでも現在、二階氏は「安倍の後は安倍」と公言し、9月の総裁選での3選をいち早く支持した。首相にとって、幹事長でもあり44人の二階派(志帥会)を率いる領袖でもある二階氏の支援は心強い。

 首相も人事で応えた。象徴的だったのは2月に健康問題を理由に辞任した江崎鉄磨沖縄北方担当相(74)の後任に福井照(てる)氏(64)をあてたことだ。

 2人はともに二階派所属で、江崎氏は同派から唯一入った閣僚だった。後任を別の派閥から選べば、44人を擁する二階派からの入閣はゼロになる。これは二階氏の顔に泥を塗ることになりかねない。

 二階派所属の閣僚は不祥事が続いていた。西川公也農林水産相(75)は政治資金問題の責任をとって27年2月に、今村雅弘復興相(71)は東日本大震災の被災者に対する失言で29年5月にそれぞれ辞任している。江崎氏の辞任理由は健康問題だが、昨年8月の就任直後に国会答弁について「役所の原稿を朗読する」と述べ、国会では事実誤認の答弁が続いた。24年12月の第2次安倍内閣以降に辞任した7人の閣僚中、3人が二階派だ。

 それでも首相はあえて二階派を厚遇した。首相の配慮を受け、二階氏は周辺に「互いに政治をやっているんだから言わなくてもわかる」と相好を崩した。

 円滑な政権運営や、総裁選で勝利するためには二階氏の協力が不可欠だと踏んだのは間違いない。二階氏に反目されれば、政界屈指の「政治的技術」が首相への大きな脅威となるからだ。首相の出身派閥である細田派の中堅議員も「総裁選で最も不気味なのが老練な二階氏の動きだ」と警戒する。

 田中角栄元首相の薫陶を直接受けた最後の世代である大ベテランの二階氏も、やすやすと首相を支持しているわけではない。

 働き方改革関連法案をめぐる2月26日深夜から27日未明の与野党幹事長会談で、二階氏は事前に公明党と打ち合わせた内容を黙殺し、30年度予算案の衆院採決を1日遅らせた。背景には、首相官邸が党の存在を軽視しているとの憤りがあった。「官邸の思い通りにはさせない」ということだろう。

 政府が2月に国会に提示した日銀総裁人事案は報道が先行し、党への報告が遅れた。裁量労働制に関する厚生労働省のデータ不備問題も党側への説明が遅く、二階氏はいらだっていた。

 首相は日銀総裁人事については二階氏と鉢合わせした際に直接「不手際があってすみません」とわび、働き方改革関連法案から裁量労働制の部分を削除する際も官邸に二階氏ら与党幹部をわざわざ呼び、決定の過程で尊重した。安倍政権が「政高党低」と呼ばれて久しいが、二階派最高顧問の伊吹文明元衆院議長(80)は「議院内閣制の理想的な姿だ」と党側の復権を歓迎した。

 その二階派は現在、政策作りを進めている。4月の派としての政治資金パーティーまでにまとめ、首相に提案し、二階派44人の支持と引き換えにする算段のようだ。

 一方で、二階氏の政治力を最も高く買い、使いこなせるのは首相であることも二階氏は見極めている。二階氏は「ポスト安倍」候補の岸田文雄政調会長(60)や石破茂元幹事長(61)らとも会談を重ねるが、「子供」扱いで歯牙にもかけない。安倍政権の存続に力を注ぐのが基本線だ。権力の源泉を熟知しているからだろう。 (政治部 石鍋圭)

2871チバQ:2018/03/09(金) 17:16:21
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180308-00000055-san-pol
自民党総裁選 合従か連衡か、派閥会合活発
3/8(木) 7:55配信 産経新聞
 ■首相&二階氏/岸田派&額賀派/石原派&谷垣グループ

 自民党で9月の党総裁選をにらみ、派閥やグループの動きが活発化している。安倍晋三首相(党総裁)と二階派(志帥会、44人)を率いる二階俊博幹事長は7日夜、東京都内の日本料理店で会食した。岸田派(宏池会、47人)と額賀派(平成研究会、55人)、石原派(近未来政策研究会、12人)と谷垣グループ(有隣会、約20人)もそれぞれ同日夜に幹部同士の会合を開いた。学校法人「森友学園」問題などで逆風に立たされている中で、各派それぞれの思惑がにじむ。

 安倍首相と二階氏は日本酒を酌み交わしながら、意見交換。会食には二階派の林幹雄幹事長代理が同席した。二階氏らは「『ポスト安倍』は安倍だ」と総裁選での3選を支持する考えを伝えた。森友学園問題も話題にのぼったとみられる。

 首相は健康問題で辞任した江崎鉄磨沖縄北方担当相の後任に、同じ二階派の福井照氏を起用し、二階氏への配慮をみせる。幹事長として首相を支える二階氏に反目されれば、総裁選で大きな脅威となるからだ。

 一方、「ポスト安倍」に名が挙がる岸田文雄政調会長率いる岸田派も7日夜、都内の日本料理店で、額賀派と幹部同士の会合を開いた。岸田派から望月義夫事務総長ら、額賀派から次期会長に内定している竹下亘総務会長らが出席。竹下氏は会合で「われわれは(保守本流などの)同じ路線でやってきたのだから、これからもタッグを組んで一緒に政策をつくろう」と呼びかけた。

 岸田氏は総裁選出馬の是非を慎重に検討しており、先月から他派との会合を重ねている。額賀派は安倍首相の3選に肯定的な意見が多いが、竹下氏は派閥の対応を今夏以降に決定する方針を示しており、この日は党内情勢などをめぐり意見交換したようだ。

 また石原派の森山裕国対委員長と谷垣グループの中谷元・元防衛相らは会合で、今後も毎月1回のペースで懇親会を開く方針を確認した。当初は合同勉強会を開き合流への機運を高める予定だったが、谷垣グループは6月に独自の政治資金パーティーを開く計画もあることから、当面は幹部同士の交流にとどめる。

2872チバQ:2018/03/11(日) 00:16:55
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-180309X472.html
自民・岸田氏、地方行脚を本格化=総裁選へ両にらみ

03月09日 19:18

 自民党の岸田文雄政調会長は9日、甲府市を訪れ、革製品の製造販売会社などを視察した。秋の党総裁選を視野に入れた動きで、今後、地方行脚を本格化させる考えだ。

 岸田氏は視察後、記者団に「地域の企業の頑張っている姿を見ることは政策を考える上でも刺激になる良い機会だ。これからも地方をしっかり回りたい」と語った。

 夜には地元団体のトップや党山梨県連幹部らと会食。10日は党県連女性局の会合で講演したり、地元紙のインタビューに応じたりする。

 岸田氏は総裁選対応を明らかにしていない。出馬の是非は安倍政権の行方と密接に絡むため、7日の東京都内での講演では「今は来年度予算案の成立に全力を尽くす」と述べるにとどめたが、「政策も政局も力を蓄えておくことが大事だ」と準備を怠らない考えも示した。

2873とはずがたり:2018/03/12(月) 23:06:52

進次郎氏「自民、官僚に責任押しつける政党ではない」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180312-00000071-asahi-pol
3/12(月) 20:43配信 朝日新聞デジタル

■小泉進次郎・自民党筆頭副幹事長(発言録)

 (森友学園への国有地売却をめぐり、財務省が決裁文書を改ざんした問題で)書き換え自体、あり得ないことだが、なぜ書き換えたのか。何が真実なのか、やはり知りたい。行政だけの問題ではなくて、政治がどう向き合うか、ものすごく問われている。政治にしかできないことがある。自民党という組織、政党は、官僚のみなさんだけに責任を押しつけるような政党ではない。その姿を見せる必要あるんじゃないか。(都内で記者団に)

朝日新聞社

2874旧ホントは社民支持@鹿児島2区に転居:2018/03/13(火) 18:42:52
他に諫める人はいないのかね。

自民・村上氏、内閣総辞職促す=財務省改ざん「首相は猛省を」
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018031301056&g=pol
 自民党の村上誠一郎元行政改革担当相は13日の総務会で、財務省による学校法人「森友学園」に関する決裁文書の改ざん問題について「来年度予算、予算関連法案という問題があるわけだから、そろそろ大所高所の判断をすべき時期に来ているのではないか」と述べ、暗に安倍晋三首相に内閣総辞職を促した。
 村上氏はこの後、記者団に「南スーダン国連平和維持活動(PKO)の日報問題、加計学園問題、今回の森友も全部出発点は安倍さんだ。一連の問題についてトップとしての責任を猛省してほしい」と求めた。かつて故竹下登元首相がリクルート問題など政局混乱の責任を取り、予算案の衆院通過前に退陣表明したことに言及、「予算通過と引き換えに大所高所の判断をされた」と指摘した。(2018/03/13-18:28)

2875チバQ:2018/03/13(火) 21:42:14
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20180313k0000m010134000c.html
<森友文書改ざん>揺らぐ安倍政治 盟友麻生氏切れず
03月12日 21:42毎日新聞

<森友文書改ざん>揺らぐ安倍政治 盟友麻生氏切れず

記者団の前で陳謝する安倍晋三首相=首相官邸で2018年3月12日、和田大典撮影

(毎日新聞)

 安倍晋三首相は12日、学校法人「森友学園」に関連する決裁文書の改ざん問題について、全容解明と再発防止を麻生太郎副総理兼財務相に託す意向を表明した。2012年末の第2次安倍内閣発足後、一貫して閣内で首相を支えてきた麻生氏を切れば、安倍政権のパワーバランスが崩れ、秋の自民党総裁選の行方は一気に不透明になる。しかし、麻生氏を守る限り、野党の追及は続く。いずれの選択も首相にとっていばらの道だ。

 菅義偉官房長官は12日の記者会見で「財務相としてまずは徹底した調査が行われるよう、しっかり指揮をとっていただきたい」と繰り返した。麻生氏の辞任は不可避という見方は与党内にもあるが、表立った動きにはなっていない。

 麻生氏と菅氏はともに安倍内閣の屋台骨。過去には、消費税率の引き上げに伴う軽減税率の導入や衆院解散のタイミングを巡って両氏の意見が対立したことがあり、現内閣は微妙な緊張関係の上に成り立っている。麻生氏の辞任論が広がらないのはこのためだ。

 政府は来年10月の消費税率10%への引き上げを年内に決める必要がある。トランプ米政権との経済対話も麻生氏の担当だ。ここで麻生氏が交代すれば政策課題が停滞しかねない。しかも、麻生氏が率いる自民党麻生派は第2派閥。秋の総裁選で3選を視野に入れる首相にとって、盟友の麻生氏の協力は大前提だ。

 ただ、麻生氏が閣内に残れば引き続き野党の追及の矢面に立たされる。自民党の二階俊博幹事長は12日の記者会見で「今のところは麻生氏の進退の問題に及ぶようなことではない」と含みを持たせ、公明党の山口那津男代表も「国会で議論したうえで(麻生氏の責任を)見極めるべきだ」と記者団に語った。

 とりあえず麻生氏の続投を選んだ首相の姿勢を「保身」とみる向きもある。森友学園の問題はそもそも、首相の妻昭恵氏の関与の度合いが焦点になっている。麻生氏に近い閣僚経験者は「きっかけは誰だ? 首相か、奥さんか? 麻生氏じゃないよな」と不満を漏らし、別の自民党ベテラン議員は「麻生氏が『進退を考えていない』と言ったのは、決めるのは首相だという意味だ」と解説した。

 首相と麻生氏を守るには、問題をできるだけ小さく見せるしかないのが安倍政権の現状だ。政府高官は「書き換えられたのは決裁書の主要部分ではなく、付随した一部に過ぎない」と指摘。首相官邸幹部も「あくまでも財務省理財局の文書管理の問題だ」と語った。

 しかし、安倍内閣の情報公開への姿勢に疑問符が付いたのは今回が初めてではない。昨年7月には、南スーダン国連平和維持活動(PKO)に派遣された陸上自衛隊部隊の日報問題で稲田朋美防衛相(当時)が辞任。今国会でも、厚生労働省が労働時間に関するデータを不適切に使用した問題が浮上したばかりだ。

 首相は今国会を「働き方改革国会」と銘打ったにもかかわらず、データ問題で裁量労働制の対象拡大をあきらめた。働き方改革関連法案は閣議決定のめどが立っておらず、法案を提出しても審議日程は窮屈だ。首相の意に反して国会は疑惑追及の舞台になり、総裁選に向けて実績を重ねる戦略は揺らいでいる。

 首相の宿願の憲法改正にも暗雲が漂う。自衛隊の存在を明記する改憲には野党が反対で足並みをそろえつつあり、森友問題で国会が紛糾したままでは、衆参両院の憲法審査会の開催は難しい。自民党は秋の臨時国会で改憲案の国会発議を目指すが、現状では他党の協力は見込めない。

 首相は12日の自民党役員会で「党役員のみなさまにご迷惑をかけていることをおわびする」と陳謝した。首相を支える幹部の一人は会合後、「ほかにいない。今は何十年かに一人の適格者を首相に置いているんだ」とかばった。「内閣支持率が下がったとしても、来年夏の参院選までには持ち直す」(自民党国対幹部)という楽観論もある。

 しかし、このままでは首相が求心力を維持するのは難しい。ある閣僚経験者は「麻生氏が辞任したとしても、首相自身の傷が癒えることはない」と語った。【松倉佑輔、田中裕之】

2876チバQ:2018/03/14(水) 05:13:35
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180313-00000009-pseven-soci
安倍総裁「圧勝」大崩壊 自民党総裁選票読み、現在の状況
3/13(火) 7:00配信 NEWS ポストセブン
安倍総裁「圧勝」大崩壊 自民党総裁選票読み、現在の状況
総裁選をシミュレーションすると?
 万全と見られていた安倍晋三・首相の自民党総裁選3選が、今国会で一気に揺らぎ始めた。どこよりも早い総裁選シミュレーションで見えてきた、「まさか」のシナリオとは──。

 森友学園への国有地売却をめぐる財務省の“文書書き換え疑惑”で批判の矢面に立つ麻生太郎・副総理兼財務相だが、最終的に詰め腹を切るしか政権を守る方法はない、と覚悟を固める可能性があるという指摘も出ている。

 政権の大黒柱である麻生氏が辞任する事態となれば、政権の大打撃だ。9月の自民党総裁選に向けた党内のパワーバランスが大きく変わると指摘するのは政治アナリストの伊藤惇夫氏である。

「森友文書の書き換えが事実であれば、麻生財務相の引責辞任は避けられないでしょう。そうなると、安倍首相と麻生さんの関係は大きく変わる可能性がある。麻生さんが閣外に去れば、総裁選でフリーハンドを持つことができる。安倍政権が泥船と判断すれば見切りをつけて、例えば総裁選に岸田文雄・政調会長の出馬を促して安倍降ろしを仕掛ける選択だってある。党内第2派閥の麻生派が首相を支持するか否かで、総裁選のキャスティングボートを握ることができる」

「まさか」の始まりである。

◆「3月までは動くな」

 自民党総裁選は405人の国会議員票と党員投票で行なわれる。

 官邸サイドの現在の票読みは、安倍首相支持を鮮明にしている細田派(94人)、麻生派(59人)、二階派(44人)の主流3派の基礎票だけで197票と議員票の半数に迫る。これに「将来の政権禅譲」を期待する岸田文雄・政調会長が不出馬を決めれば岸田派(46人)、さらに額賀派(55人)も雪崩を打って首相支持に回り、菅義偉・官房長官ら無派閥の安倍支持派議員を含めると300票以上の予測が立ち、圧勝は確実の形勢というものだった。

 だが、麻生氏が“離反”すると、その票読みは根底から崩れる。

「3月までは動くな」──麻生氏は今年初めに岸田氏と会談した際、総裁選への出馬を判断する時期についてそう助言したとされる。安倍首相の総裁3選は傍で見るほど盤石ではなく、国会の情勢次第で流れがどう変わるか分からないと考えていたのだ。

 その予言通り、3月に安倍政権は窮地に陥った。

◆福田元総理の反旗

 安倍首相のお膝元の最大派閥・細田派でも反安倍の動きが浮上した。政界引退後もなお同派に隠然たる影響力を持つ福田康夫・元首相が最近、積極的にメディアに登場して安倍政治に異を唱えている。

 2月28日、都内で開催した講演では憲法9条改正について、「改正しなければいけないというのが先にきている。中身より通りやすいものでという感じになってしまっている。本当に良いのかという気がする」──そう語って首相の前のめりの改憲姿勢に水を浴びせた。そして総裁選について、「しっかりした人が出てこないんだったら3選でも4選でもしたらいい」と突き放した。

 一連の森友問題については露骨に嫌悪感を見せた。

「各省庁の中堅以上の幹部は皆、官邸(の顔色)を見て仕事をしている。恥ずかしく、国家の破滅に近づいている」(昨年8月)

「国家の記録を残すということは、国家の歴史を残すということ。その時の政治に都合の悪いところは記録に残さないとか、本当にその害は大きい」(昨年12月)

 そう役所の対応に容赦ない言い方をしてきたが、それでも改まらないことから、ついに憲法改正という安倍政治の本丸に公然とNOを突きつけたのだ。

「日本初の公文書管理法の生みの親である福田さんの怒りはすさまじく、安倍政治が続くことそのものを憂慮している。各派の幹部クラスには福田シンパが多く、福田さんの声は党内に共感を生んでいる」(麻生派ベテラン議員)

 安倍首相の支持基盤である細田派、麻生派の真ん中に亀裂が走っているのだ。

2877チバQ:2018/03/14(水) 05:14:06
◆お友達人事も崩壊

 そのうえ、首相を守る“親衛隊”も総崩れだ。政権の看板政策だった「働き方改革」では、首相は厚労省のデータ改竄問題で裁量労働制の今国会提出断念を余儀なくされた。

 その「A級戦犯」とされるのが最側近の加藤勝信・厚労相だ。安倍家とは家族ぐるみの付き合いで首相の信頼が厚く、他派閥(額賀派)ながら官房副長官から一億総活躍相、労働政策を所管する厚労相と常に看板政策を任されてきた。

 ところが、データ改竄問題では省内を統制できず、「廃棄した」と国会で説明した途端に省内で段ボール32箱分の資料が発見されるなど傷口を広げた。

「総理は加藤大臣を公邸に呼びつけて大変な剣幕で怒鳴りつけた。それだけに、財務省の森友文書書き換え疑惑が表面化すると、加藤さんはザマアミロといわんばかりに冷ややかだ。政権の危機だが、火の粉が別の役所に飛んで助かったと思っているんじゃないか」(官邸スタッフ)

 首相を守るどころではないようだ。

◆石破と「大阪の乱」

 その間にも、地方では反乱の芽が吹き出してきた。安倍首相がとくに気にしているのが「大阪の乱」だ。

 自民党大阪府連の府議や市議たちが「石破茂を支援する会」を立ちあげ、「総裁選の党員投票で石破氏を応援する。総裁は代わってほしい」と声を上げている。

「安倍総理や菅官房長官はわれわれ大阪の自民党より、敵である日本維新の会の主張ばかり大切にしている。府連では官邸のそうした姿勢に不満がたまっており、『敵に塩を送るような総理を3選させるわけにはいかない』と行動に出た」(大阪府連のベテラン議員)

 それに呼応して石破氏が大阪で盛大なパーティを開催(2月5日)すると、首相は大阪選出の国会議員たちを公邸の昼食会(2月16日)に招いて懐柔を図っているが、効果的ともいい難い。

「来年は統一地方選がある。自民党の地方議員にはアベノミクスの効果が地方に及んでいないという不満が強く、国会議員と違って官邸の人事での締め付けは通用しない。政権の求心力がこのまま下がっていけば、大阪の乱は全国に伝播していく」(反主流派議員)

◆様子見の二階幹事長

 総裁選の帰趨を占う上で見落とせないのが二階俊博・幹事長の動向だろう。

「安倍の次は安倍」といち早く首相の総裁3選を支持してみせた二階氏だが、財務省の文書書き換え問題では「理解できない」と政府に厳重抗議し、財務省の調査報告も出し直しを指示して首相に距離を置き始めた。

 二階氏まで主流3派から離れるようでは支持基盤がガタガタになる。そこで安倍首相は急遽、二階氏と会談(3月7日)して“蜜月”をアピールした。しかし、老獪さでは首相より一枚も二枚も上の二階氏が総裁選で言葉通りに安倍支持に回るとは思われていない。細田派のベテランが語る。

「総理はお人好しすぎる。二階さんは総理を上手におだてて西川公也・元農水相、今村雅弘・元復興相、江崎鉄磨・前沖縄北方相、そして温泉豪遊ハレンチ写真などで、就任早々ピンチに陥っている福井照・現沖縄北方相まで二階派の問題議員を次々に大臣に押し込んだ。彼らのスキャンダルでどれだけ政権の足を引っぱられたか。それでも風を読むのが得意な二階さんは、総理の3選が危ういと判断すれば、“わが派の入閣待望組の滞貨一掃してくれてありがとう”と簡単に勝ち馬に乗り換えるはずだ」

◆2&3位連合で「安倍落選」

 官邸は小泉シンパの無派閥の若手議員を中心とする勉強会『2020年以降の経済社会構想会議』を発足させた進次郎氏を安倍支持派に取り込もうとしているが、当の進次郎氏はその初会合(3月1日)で、「総裁選とは関係ない」と断言。

 勉強会の幹事長には、安倍批判を鮮明にしている福田元首相の長男、福田達夫・防衛政務官が就任し、今後の情勢次第では若手勉強会が安倍降ろし側へと回る可能性さえある。

 信任選挙と見られてきた総裁選の“票読み”はまったく分からなくなってきた。政治ジャーナリストの野上忠興氏は「安倍弱体化」のケースの総裁選の得票をこう予測する。

「このまま政権の求心力が下がっていけば、主流派から麻生派が抜け、二階派が中立に回り、安倍首相の支持勢力がどんどん離れていく。そうなれば総裁選で首相が見込める議員票は細田派を軸に、各派にまたがるお友達議員など140〜150票がせいぜいでしょう。党員票はもっと厳しい。安倍氏が第一回投票で1位になったとしても、過半数に届かずに決選投票となる可能性は十分に考えられる。

 派閥の議員数で見ると、麻生・岸田派連合ができれば2位は岸田氏の約130票、石破氏が額賀派の一部や谷垣派、石原派を取り込んで3位の約80票といった順番ではないか。安倍対岸田の決選投票となれば、3位の石破氏が首相に乗るとは考えにくい」

 まさかの“安倍退陣シナリオ”まで見えてきた。

※週刊ポスト2018年3月23・30日号

2878チバQ:2018/03/14(水) 05:18:41
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180313-00000057-san-pol
二階氏「想像し難い」 自民、政局流動化も
3/13(火) 7:55配信 産経新聞
 財務省が学校法人「森友学園」への国有地売却をめぐる決裁文書の書き換えを認めたことは、与党に深刻な衝撃を与えた。安倍晋三首相(自民党総裁)は麻生太郎副総理兼財務相を続投させる構えだが、安倍政権の支持率が急落するような事態になれば、首相が3選を目指す9月の党総裁選にも影響を及ぼしかねない。

 「想像し難いことだ。エラーというような言葉では、説明しきれない重大な問題だ」

 自民党の二階俊博幹事長は12日の党役員会後の記者会見で、今回の書き換えを強く批判した。

 ただ、自民党幹部は、書き換えは財務省理財局と近畿財務局の範囲内で行われたものとして、麻生氏の続投に理解を示している。公明党の山口那津男代表も12日、今回の書き換えについて「立法府を軽視するもので断じて許されない」と批判したが、麻生氏の進退は「求められるのは、財務省の態勢を立て直す責任をしっかり果たすことだ」と述べ、辞任論を否定した。

 麻生氏は平成24年の第2次安倍政権発足以降、内閣の要として首相を支えてきた。自民党幹部は「万一麻生氏が閣僚を辞めることになれば、安倍政権の終わりの始まりになりかねない」との懸念を示す。

 一方、「ポスト安倍」に名が挙がる同党の岸田文雄政調会長は12日、記者団に麻生氏の進退について問われたものの、「財務省の報告の詳細を吟味したい」と述べるにとどめた。

 岸田氏は次期総裁選への対応を決めていないが、岸田派幹部は「内閣支持率が急落するような事態になれば、出馬を促す声が広がるかもしれない」と語る。岸田派幹部は同日夜、総裁選の情勢などをめぐり麻生派幹部と会談した。状況次第では、党内の政局が流動化する可能性もある。

2879チバQ:2018/03/14(水) 05:31:18
http://www.sankei.com/politics/news/180313/plt1803130003-n1.html
2018.3.13 08:00
【政界徒然草】
自民党総裁選に向け接近、石原派と谷垣グループの「弱小連合」気になるウラ事情
 9月の自民党総裁選に向け、各派閥の動きが活発化している中、石原派(近未来政策研究会、12人)と谷垣グループ(有隣会、約20人)が距離を縮めている。少数で求心力をなくしつつある両者は、総裁選で存在感をアピールするため、将来的な合流を視野に連携強化を模索する。ただ、両者には過去の総裁選をめぐる禍根も残っており、合流に反対の声が出るなど、一筋縄ではいかない状況だ。

 7日夜、石原派と谷垣グループの幹部は都内のホテルで今年2度目となる会合を開いた。石原派からは最高顧問を務める山崎拓元自民党副総裁(81)や森山裕国対委員長(72)らが、谷垣グループからは中谷元・元防衛相(60)や遠藤利明元五輪相(68)らが出席した。今後も月に1回は同様の会合を開き、意見交換を重ねていくことなどを確認した。

 会合後、谷垣グループの川崎二郎元厚生労働相(70)は記者団に対し「われわれが得た情報をお互いに公開しながら、しっかり進むべき方向を熟成させ、結論を出していきたい」と語った。

 当初、会合が開かれた7日には、両者による合同の勉強会が調整されていた。2月に開いた幹部同士の会合では、石原派の野田毅元自治相(76)を講師として、税制をテーマとした講演を行うという話で合意し、勉強会に向けた準備が進められていた。

 しかし、合流や連携を念頭にした合同の勉強会に対し、谷垣グループのメンバーから反発する声が上がった。谷垣グループには他派と掛け持ちで所属する議員も多いためで、関係者は「派閥という形で合流となると、都合が悪い人も出てくるのだろう」と説明した。

 また、石原派会長の石原伸晃前経済再生担当相(60)が野党・自民党の幹事長だった平成24年、谷垣グループの特別顧問で、当時総裁だった谷垣禎一前幹事長(73)が再選に意欲を示していた総裁選に出馬した。結局、谷垣氏は出馬せず、石原氏の行動に対して谷垣グループには「裏切りだ」との禍根が残っていた。

 谷垣氏の側近は「勉強会の設定をもって過去を水に流したい」と語るが、石原派所属の議員は「一番距離のあるところとよりを戻そうとしているのだから、そう簡単にはいかないだろう」と話した。

2880チバQ:2018/03/14(水) 05:31:47
 石原派は、旧中曽根派の流れをくむ前身の旧山崎派時代は所属議員が約40人に上ったが、退会者が相次ぎ、今では12人まで勢力が減退して党内最小派閥となった。現在の石原派からの入閣者はゼロで、会長の石原氏は度重なる失言などで「ポスト安倍」候補に名が上がっていない。

 ある石原派所属議員は「総裁選のある今年に何もしなければ、派閥が埋没してしまう」と危機感を募らせる。派内には求心力の低下に歯止めをかけるために「石原氏が会長でなくてもよいので、谷垣グループとの合流を急ぐべきだ」との声まである。

 一方、かつて宏池会(こうちかい)で加藤紘一元幹事長を中心としていた谷垣グループも同様に、次期総裁選への対応には頭を抱えている。病気療養を続ける谷垣氏が昨年10月の衆院選で出馬を断念した。グループ内には総裁候補がおらず、9月の総裁選で他派の草刈り場になることへの危機感も強い。

 そんな両者の状況を打破するためにも、幹部は合同での勉強会を通して将来的な合流を視野に連携強化を進めていきたい考えだが、まだまだ一枚岩といえる状態ではなさそうだ。

 谷垣グループは、6月に独自の政治資金パーティーを開く予定もあり、合流話は性急に進めない方針という。石原派では、会長の石原氏が若手議員から意見を聴くなどして派内の結束力強化を図っている。

 当初、合同の勉強会が予定されていた7日は、谷垣氏の誕生日にあたった。会合の参加者は「派閥の存在感をアピールするためにも、谷垣さんの誕生日に合同の勉強会ができていたら、タイミングとしては良かったんだよな…」と悔やんだ。 
(政治部 今仲信博)

2881とはずがたり:2018/03/14(水) 10:32:16
キリなく不正したのおまえらの内閣やんけヽ(`Д´)ノ

毛ば部とる子
? https://twitter.com/kaori_sakai/status/973675147528949761
@kaori_sakai
フォローする @kaori_sakaiをフォローします
その他
佐川氏や昭恵夫人の証人喚問を拒否する自民党の理由がスゴイ。
「きりがなくなる」
ナメてんのか。

2882とはずがたり:2018/03/14(水) 10:41:17
自民党もクソだし小泉もクソ以下であるが・・。
麻生辞職と憲法改正の中止と安倍の総裁選三選無しは決まったようなものだと思ってるけど。

岸田と立憲で憲法をリベラルに書き換えちゃうとかありかもだけど,リベラルな岸田政権は強敵かもねえ。。参院選まであと1年有るし幾らでも立て直せる。
共謀罪・安保法・機密法等のアベ政治の全否定をやって行くならまあそれでも当面はいいけど。

小泉純一郎氏、猛批判「佐川宣寿氏が適材適所? あきれたね」BSフジ番組で
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180314-00000505-san-pol
3/14(水) 6:52配信 産経新聞

 小泉純一郎元首相は13日夜のBSフジ番組で、学校法人「森友学園」への国有地売却問題をめぐる財務省の決裁文書改竄(かいざん)問題をめぐり、安倍晋三首相や麻生太郎副総理兼財務相の対応を激しく批判した。

 小泉氏は改竄当時に財務省理財局長だった佐川宣寿氏の国税庁長官起用に関し「国税庁長官になって記者会見を一度もしていない。ひどいなあと思っていた」と述べた。その上で「安倍首相も麻生氏も(長官への起用を)適材適所と言い切った。これにはあきれたね。判断力がおかしくなっているのではないか。どうしてああいう答弁ができるか不思議だね」と断じた。

 また、首相の「私や妻が関係していたということになれば首相も国会議員も辞める」との国会答弁が問題の端緒との見方を示し、「首相の答弁に合わせないといけないということで改竄が始まったと私は見ている。(財務省が)忖度(そんたく)したんだよ」と持論を述べた。

<森友文書改ざん>自民が政府突き上げ 「究明を」自浄演出
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180313-00000082-mai-pol
3/13(火) 20:50配信 毎日新聞

 ◇竹下亘総務会長「行政の信頼揺らぐ」

 財務省の文書改ざん問題を巡り、自民党は13日、政府を突き上げる姿勢を強めた。党本部で開かれた総務会では政府批判の声が相次ぎ、竹下亘総務会長は記者会見で「菅義偉官房長官に『徹底的に真相を究明しなさい、という本当に強い話が出た』と報告する」と表明した。自民党は25日の党大会での憲法改正条文案の提示を見送る調整に入った。改ざん問題は安倍政権の政治日程にも影響を与え始め、首相批判が広がりかねない空気が漂い始めた。

 約30分の総務会は、改ざん問題一色になった。旧大蔵省出身の野田毅元建設相は「今回のことは、いち財務省の局長や内部だけで済まされることではない。きちんと対応しないと大変なことになる」と指摘。村上誠一郎元行政改革担当相もリクルート事件などが原因で総辞職した竹下氏の兄・登元首相の例を念頭に「そろそろ大所高所の判断をすべき時期に来ている」と首相の退陣を暗に要求。村上氏はその後、記者団に「(防衛省の)日報問題、加計問題、森友問題、全部安倍さんの周りのお友達が原因で起きている。原因は安倍さんだ」と強調した。

 総務会では首相と距離のある両氏以外の総務からも「別の文書で国会は議論を続けてきた。国会の権威に関わる問題だ」などの発言が続出。竹下氏はその後の会見で「行政に対する信頼は根底から揺らぐという危機感を持った」と強調。「国会に対して(財務省が)うそをついたということだから、国会もものすごく厳しく対応しなきゃならん」と述べた。

 副幹事長会議でも、小泉進次郎筆頭副幹事長が「問題は相当深刻で質が違う。このまま『くさいものにふた』でいいのか」と強調。政権内の自浄作用を世論に印象付け、党勢低落を抑制しようと躍起だ。

 また、竹下氏は会見で、自民党憲法改正推進本部の細田博之本部長から「条文案まで決めるのは難しいが、大きな方向性を総務会でもんでほしい」と要請されたことを明らかにし、党大会で示すのは「方向性」にとどまるとの見通しを示した。推進本部は当初、党大会までに自衛隊明記など4項目の条文案策定を終える方針だったが、党と政府が激しく対峙(たいじ)する中、条文案の策定を急げば「拙速に議論を進めていると見られかねない」(政府関係者)との見方が広がり、事実上先送りとなる見通しだ。【高橋克哉、水脇友輔】

2883チバQ:2018/03/14(水) 22:01:36
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180314-00000524-san-pol
野田聖子氏が自民党総裁選で善戦しそうなこれだけの理由 弱点は政策論議?
3/14(水) 9:40配信 産経新聞
野田聖子氏が自民党総裁選で善戦しそうなこれだけの理由 弱点は政策論議?
参院予算委員会で答弁する野田聖子総務相(左)。右は席に戻る安倍晋三首相=1日、参院第1委員会室(斎藤良雄撮影)
 9月の自民党総裁選への出馬を明言している野田聖子総務相(57)が意外と善戦するかもしれない。石破茂元幹事長(61)や岸田文雄政調会長(60)は、現時点では総裁の安倍晋三首相(63)の3選を阻止しうる対抗馬とは見られていない上、森友学園への国有地売却をめぐる財務省の決裁文書改竄問題で首相の求心力低下が指摘され、女性活躍の象徴的な存在である野田氏が浮上するとの見方が強まっているためだ。

 「安倍さんの3選が濃厚なら、野田さんを応援しようという議員は少なくない」。来夏の参院選で改選を迎える議員はこう話す。

 理由は2つある。一つは昨年8月の内閣改造で野田氏が総務相に起用された直後、菅義偉官房長官(69)が記者会見で野田氏の総裁選出馬に関し「本人の自由だ」と述べ、事実上容認した。首相も今年1月、訪問先のブルガリアで記者団に「閣内にあろうがなかろうが、われこそはという人は手を挙げていただければいい」と出馬を歓迎した。

 「この発言で党内は相当緩んだ」(ベテラン議員)ため、判官びいきのごとく野田氏支援に回る議員が増えるのではとの見方が出始めた。

 野田氏は前回の平成27年総裁選への出馬を目指した。だが、会期を1回しか延長できない通常国会で、すでに9月末まで延長していた中での野田氏の突然の出馬による総裁選が実施されれば、安全保障関連法案が廃案になる可能性があった。官邸側の切り崩しにあい、野田氏は出馬に必要な推薦人20人を確保できずに出馬断念に追い込まれた。

 ところが今回、官邸は野田氏に“エール”を送る。24年総裁選で党員票の過半数を得た石破氏との一騎打ちを避けるため、野田氏の出馬に助け舟を出しているといわれている。

 各派閥は総裁選を半年後に控え、他派閥との交流を活発化し、石破氏や岸田氏は勉強会や地方行脚を本格化させているが、首相の総裁選3選が濃厚な情勢が変わらなければ、ひそかに野田氏を支援しても「おとがめはない」(衆院議員中堅)というわけだ。

2884チバQ:2018/03/14(水) 22:01:49
 もう1つは女性の「安倍嫌い」が背景にある。2月の産経新聞とFNN(フジニュースネットワーク)の合同世論調査は女性の内閣不支持率が支持率を上回り、3月調査もそうだった。他の報道機関でも支持率は「男高女低」の傾向があり、特に森友問題や加計学園の獣医学部新設問題に対する中高年女性の首相への不信感は根強いようだ。「『他に首相にふさわしい人はわからないが、安倍さんには辞めてほしい』と話す女性は多い」(閣僚経験者)という。

 そのため女性の支持を取り込もうと、首相の出身派閥の細田派や菅氏に近い議員らが野田氏の推薦人になるとの観測がある。野田氏が1月のBS日テレ番組で推薦人集めへの自信を「前回と比較すれば150%くらいある」と話したこともそうした観測を裏付ける。

 官邸は、ポスト安倍とされる石破、岸田両氏に比べ、野田氏はダークホースと考えているのだろう。だが、出馬実現を優先する野田氏が総裁選後に首相を支えることで、見返りに女性初の幹事長といった党要職を射止めたらどうなるか。長期政権は支持率低下が避けられない宿命だ。政界は一寸先は闇。「2位争い」に汲々とする石破、岸田両氏に代わり、野田氏が初の女性首相の座を狙える環境が整うかもしれないのだ。

 昨年11月、野田氏は来日したトランプ米大統領の長女、イバンカ大統領補佐官と会談し、女性の社会進出に関し意見交換した。今年3月1日には子育て環境の向上を目指す超党派の「ママパパ議員連盟」の会長に就任した。野田氏は子育てと仕事の両立を目指す女性の地位向上に熱心な印象が強い。出産経験があり、かつ一定の地位を持つ女性国会議員は限られており、野田氏はそのリーダー的な存在として浸透している。

 一方、憲法改正や外交・安全保障、経済など国の根幹を決める課題について目立った主張はしていない。同期のよしみだとして首相に発していた“苦言”も最近は聞かれなくなった。電波の利用権を競りにかける電波オークション導入の是非などの電波制度改革をめぐっては、総務省に大きな影響力を持つ菅氏の意向が働き、野田氏は所管官庁のトップながら、存在感を発揮できなかった。

 自民党が下野しない限り、党総裁はすなわち首相である。野田氏は総裁選への出馬を明言している以上、「女性」「子育て」以外で首相や石破、岸田両氏らに対抗する具体的な政策を早く国民に示すべきではないか。時には政策議論を正面から挑む政治手腕と覚悟が求められる。そうでなければ総裁選で善戦し、仮に重要ポストを得ても「女性というげたを履いてポストを得ただけ」(閣僚経験者)と言われ、多くの女性は失望するだろう。 (政治部 小川真由美)

2885チバQ:2018/03/14(水) 22:07:17
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180314-00000101-mai-pol
<額賀氏退任表明>竹下派「復活」へ 総裁選へ存在感
3/14(水) 21:26配信 毎日新聞
<額賀氏退任表明>竹下派「復活」へ 総裁選へ存在感
自民党額賀派(平成研究会)のパーティーで握手する、退任を発表した額賀福志郎会長(右)と後任の竹下亘党総務会長=東京都港区で2018年3月14日午後6時19分、根岸基弘撮影
 自民党第3派閥・額賀派(平成研究会、55人)の額賀福志郎会長(74)は14日、東京都内であった同派の政治資金パーティーで会長職を交代する意向を正式表明した。後任には、同派の事実上の創始者、故竹下登元首相の実弟・亘党総務会長(71)が就任する。再び「竹下派」となり、名門派閥の復活を印象付けて存在感を高めることを狙う。

 学校法人「森友学園」を巡る決裁文書改ざん問題で、安倍晋三首相の政権基盤が揺らぐ中、今秋の党総裁選に向けた同派の動向に注目が集まる。

 額賀氏はあいさつで「後進に道を譲り、新会長は、平成研前身である経世会創設者の竹下登元首相の弟・亘総務会長に譲る」と表明。自らは、同派最高顧問に就任する意向を示した。会長代行には、茂木敏充経済再生担当相を充てる案を検討する。

 同派は「竹下派」のブランドにこだわった。竹下登、橋本龍太郎、小渕恵三の3首相を輩出した名門だが、2008年を最後に、総裁選への候補者擁立も果たせていない。09年から会長に就任している額賀氏も15年に女性問題報道で求心力が低下。同派の重鎮・青木幹雄元党参院議員会長がそれを機に「竹下派復活」を主導してきた。

 青木氏は女性問題の直後に、額賀氏に「次の衆院選での交代」を迫ったが、昨秋の衆院選後も額賀氏は会長職にとどまる意向を示した。これを受け、青木氏に近い吉田博美参院幹事長ら参院額賀派21人が今年1月に派閥総会をボイコットする強硬手段に出た。額賀氏は外堀を埋められた形で、会長交代を了承した。

 自民党総裁選で3選を目指す安倍首相は亘氏との信頼関係構築を図ってきた。一方で、青木氏には「ポスト安倍」の有力候補者である石破茂元幹事長も接近しており、同派の総裁選での対応が注目されている。

 亘氏はあいさつで「平成研は戦う集団」と強調。そのうえで「政権をしっかり支えるとともに政権を担う人を輩出できるグループに変身しなければならない」と語り、影響力拡大を目指す考えを示した。【高橋恵子】

2886とはずがたり:2018/03/15(木) 21:37:35

9条改憲「当面は不要」――福田元首相が言及
https://blog.goo.ne.jp/toda9jo/e/6904b0981bdd21ff2bc67af84ee5a610
2018年03月03日 | 国際・政治

2887とはずがたり:2018/03/15(木) 21:53:45
森友文書 自民・岸田政調会長「開発途上国ならいざ知らず…」 財務省を強く批判
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180315-00000539-san-pol&pos=3
3/15(木) 13:46配信 産経新聞

 自民党の岸田文雄政調会長は15日、派閥の会合で、学校法人「森友学園」の国有地売却に絡む財務省の決済文書改竄(かいざん)について「開発途上国ならいざ知らず、先進国であり、法治国家であるわが国において、こうした問題が発生するということを重く受け止めなければいけない。誠に遺憾」と強い言葉で批判した。

 財務省に対し「真実をしっかりと明らかにしてもらいたい」と注文を付けた上で、「われわれ政治の立場からも、信頼回復のために努力をしていかなければならない」と述べた。

2888チバQ:2018/03/17(土) 04:26:39
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1803140063.html
【自民党総裁選】山崎拓氏「反安倍」結集狙う 石破派集会で政権批判 
03月14日 21:34産経新聞

【自民党総裁選】山崎拓氏「反安倍」結集狙う 石破派集会で政権批判 

石破茂元幹事長の派閥会合(水月会)で講師として招かれ、あいさつする山崎拓元自民党副総裁=14日午後、衆院第2議員会館(酒巻俊介撮影)

(産経新聞)

 自民党石原派(近未来政治研究会、12人)で最高顧問を務める山崎拓元副総裁が14日、石破派(水月会、20人)の憲法勉強会で講演し、9月の総裁選で安倍晋三首相(党総裁)の3選を批判的に語った上で、出馬を目指す石破茂元幹事長にエールを送った。山崎氏は平成21年の衆院選で落選した後、引退を表明したが、9月の党総裁選で「反安倍」の結集に向け派閥領(りょう)袖(しゅう)らへの働き掛けを強めている。(大島悠亮)

 「総裁選で立候補する人がいなくて、安倍首相の3選を追認するのは党としての活性化が阻まれる」

 山崎氏は、勉強会でこう強調した。財務省の文書改竄(かいざん)問題に関連して麻生太郎副総理兼財務相に対しても「問題の事態収拾には最高責任者が責任を取って辞めることが当然だ」と強調した。石破氏については「総裁選に立つ意思を明確にしているので評価した」と持ち上げた。

 石破氏は総裁選の動向に触れなかったが、防衛庁長官経験者の山崎氏に「長年の経験に基づく憲法のあり方について話を承りたい」と語り掛け、石破、山崎両氏の連携ぶりがにじんだ。

 山崎氏は議員バッジを外して8年以上が過ぎたが、「反安倍」勢力の結集を目指すかのような動きが目立つ。7日には谷垣グループ(有隣会、約20人)と石原派の幹部会合に出席した。関係者によると、将来の合流を視野に両派の合同勉強会の開催に向け調整したのは山崎氏だった。

 12日には二階派(志帥会、44人)を率いる二階俊博幹事長らと会食した。このほか、谷垣グループや岸田派(宏池会、47人)、額賀派(平成研究会、55人)の議員とも個別に会合を重ね、総裁選での共闘を模索している。

 総裁選で、安倍首相は細田派(清和政策研究会、95人)と麻生派(志公会、59人)、二階派の支持を受けているが、内閣支持率が急落すれば構図が変わるとの見方もある。石破氏も党所属議員の支持が伸び悩んでいるだけに、山崎氏の援護射撃は渡りに船だ。現状ではさざ波のような両氏の共闘も、政権への逆風が強まれば大波に化けかねない。

2889チバQ:2018/03/17(土) 18:27:25
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180317-00050016-yom-pol
石破氏は自重、岸田氏は慎重…野田氏は語らず
3/17(土) 10:06配信 読売新聞
石破氏は自重、岸田氏は慎重…野田氏は語らず
(写真:読売新聞)
 自民党総裁選を秋に控える「ポスト安倍」候補は、学校法人「森友学園」への国有地売却に関する決裁文書書き換え問題の行方を注視している。

 連続3選に向けて優位に戦いを進めてきた安倍首相(党総裁)への世論の批判が高まっているからだ。今後の展開次第で総裁選に向けた各候補の動きが加速する可能性もある。

 「今回のことは一体何だったのかをきちんとさせることが、行政の長として第一の責任だ」

 石破茂・元幹事長は16日、TBS番組の収録で、書き換え問題を巡る首相の責任を問われ、こう述べた。

 憲法改正の進め方などで、首相との対決姿勢を強めてきた石破氏だが、今回の書き換え問題では、首相批判を控えるなど、自重した発言が目立つ。党内第6派閥の石破派(20人)は、総裁選で他派閥の協力を取りつけなければならず、「危機に乗じて、後ろから鉄砲を撃っているとみられるのは得策ではない」(石破派幹部)との計算が働いているためだ。

 一方で、石破氏は他派閥との連携を模索している。14日には石原派(12人)最高顧問の山崎拓・元副総裁を招き、派閥勉強会を開いた。石破氏は、自身と同じ憲法9条2項削除案を主張する山崎氏の著書を「感銘を受けた」と称賛し、首相の連続3選に否定的な山崎氏に秋波を送った。石破派では、党内第3派閥の額賀派(55人)領袖(りょうしゅう)が近く、額賀福志郎・元財務相から石破氏と近い竹下総務会長に交代することも、「追い風」とみて、連携の機会を探っている。

 また、岸田政調会長も、党内情勢の変化を慎重に見極めている。首相を支えて後継の座を狙う「禅譲」路線を基本戦略とする岸田氏は、「窮地のときこそ、首相を支え続けるべきだ」(岸田派幹部)として政権を支える方針だ。ただ、岸田派内には「首相は長くやり過ぎている。新たなリーダーとして名乗りをあげるべきだ」といった岸田氏の出馬待望論も根強く残っている。

 一方、安倍内閣の閣僚である野田総務相は際立った言動をとっていない。将来の首相候補の呼び声が高い河野外相は閣僚の立場に加え、麻生副総理兼財務相の派閥に属しており、難しい立場だ。

 これに対し、小泉進次郎筆頭副幹事長は書き換え問題で、「自民党は官僚だけに責任を押しつけるようなことはしない」と述べるなど、暗に首相や麻生氏の責任論に言及している。党内からは「小泉氏の言動が今後、総裁選を巡る党内情勢を左右する可能性もある」(若手)との見方も出ている。

2890チバQ:2018/03/17(土) 18:27:54
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180317-00000026-jij-pol
支持率急落、安倍政権に衝撃=憲法改正・総裁選に暗雲〔深層探訪〕
3/17(土) 8:32配信 時事通信
 時事通信の世論調査で内閣支持率が3割台に急落し、安倍政権に衝撃が走った。学校法人「森友学園」をめぐる財務省の決裁文書改ざんが影響したのは明らかで、政権は危機感を募らせる。しかし、信頼回復への手掛かりは見えず、安倍晋三首相が悲願とする憲法改正論議や秋の自民党総裁選の行方に暗雲が垂れ込めている。

 ◇「財務省爆弾の威力」
 「国民から厳しい目が向けられている。信頼回復に向けて全力で取り組んでいきたい」。菅義偉官房長官は16日の記者会見で支持率下落について問われると、硬い顔つきでこう語った。

 3月の内閣支持率は39.3%。前月から9.4ポイント落ち込んだ。調査期間はちょうど前財務省理財局長の佐川宣寿氏が国税庁長官を辞任した9日から、同省が決裁文書の改ざんを報告した12日までで「改ざんの影響は疑いない」(政府関係者)。

 政府関係者の一人は「財務省爆弾の威力はすさまじい」と絶句した。首相周辺は「政権に対する集中砲火の中、よく踏みとどまった」と強がったが、楽観するほどの余裕はない。

 文書改ざんをめぐっては、6日の時点で首相にも改ざんの可能性が報告されていたことが判明した。野党は、財務省が改ざんを認めた12日まで首相官邸が伏せていたことを批判。書き換えの「最終責任者は佐川氏」とする政府の説明にも納得しておらず、誰が何の目的で指示したかを徹底追及する方針だ。

 世論調査では内閣不支持の理由として、「首相を信頼できない」と答えた人が急増した。支持率急落の背景には個別政策への反発というよりも、「政権の体質」への嫌悪感が広がっていることがあるとみられ、信頼回復は容易でない状況だ。

 ◇しぼむ改憲機運
 支持率急落は首相の求心力低下につながり、改憲論議の行方にも影を落としている。首相は2020年の改正憲法施行を目指す構えを崩していないが、文書改ざんへの世論の厳しい視線を意識する与党内では、年内の改憲発議に向けて党内論議を急ぐ機運が急速にしぼみつつある。

 自民党の石破茂元幹事長は14日、「党への信頼を回復する方が(改憲より)先だ」と記者団に強調した。15日の党憲法改正推進本部の全体会合では、石破氏に同調する形で憲法9条改正の条文案を執行部に一任する提案に異論が出たため、執行部は意見集約を先送りせざるを得なかった。

 冷ややかな空気は公明党にも波及しており、同党の北側一雄中央幹事会長は15日の記者会見で、「改憲原案が出てくるのはまだだいぶ先の話だ」と党内論議を急がない考えを表明。中堅議員は「改憲はもう無理だ」と漏らした。

 現状では、「早ければ今国会での改憲発議」という政権の想定は吹き飛んでいる状況で、政府関係者も「改憲どころではない」と認める。

 ◇楽勝ムード一変
 自民党内では、厚い支持基盤を背景に、秋の党総裁選で首相が3選するとの楽勝ムードも一変している。首相の出身派閥である細田派の中堅議員は「首相が当たり前に勝つ雰囲気ではなくなった」と声を落とした。

 総裁選での主戦論と首相からの禅譲論が交錯する岸田派内では、「岸田派も首相をライバル視する石破派も活発に動くだろう。展開次第で首相は出馬を諦めるかもしれない」と見る向きもある。

 首相は佐川氏の国会招致で問題の幕引きを狙うが、自民党関係者は「佐川氏が自分に責任があると証言すればいいが、そうでなければ怖い」と不安を隠さない。「最後のカード」と目される麻生太郎副総理兼財務相の進退も「内閣総辞職に発展しかねない」と危惧する。

 官邸は局面転換をにらみ、日朝首脳会談の可能性も探り始めている。一方、立憲民主党など野党6党は内閣不信任決議案提出も視野に攻勢を強める構えで、政局の行方は不透明感を増している。公明党関係者は「きな臭くなってきた」とうめいた。

2891チバQ:2018/03/17(土) 18:28:29
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180317-00000022-jij-pol
安倍首相、3選戦略狂いも=麻生氏進退が焦点-森友文書改ざんで激震〔深層探訪〕
3/17(土) 8:24配信 時事通信
安倍首相、3選戦略狂いも=麻生氏進退が焦点-森友文書改ざんで激震〔深層探訪〕
厳しい表情で取材に応じる安倍晋三首相=12日午後、首相官邸
 学校法人「森友学園」への国有地売却をめぐる財務省の決裁文書改ざん問題は、第2次安倍政権発足以降「最大の危機」(自民党幹部)となりそうだ。盟友として政権の屋台骨を支えてきた麻生太郎副総理兼財務相は今後、野党からの厳しい辞任要求にさらされる。展開次第では、安倍晋三首相が目指す秋の党総裁選での3選に狂いが生じる。


 ◇麻生氏は辞意か
 「全容を解明するため、調査を進めていく。麻生氏にはその責任を果たしてもらいたい」。首相は12日、首相官邸で記者団に、引き続き麻生氏を続投させる考えを示した。

 麻生氏は同日、財務省で記者団に改ざんについて「財務省理財局の一部職員によって行われたので、最終責任者は局長だった佐川(宣寿)だ」と言ってのけた。安倍政権の方針はこの発言に明確に示されており、あくまで理財局内での不正とすることで、麻生氏を守る方針だ。

 首相が麻生氏を続投させるのは、仮に辞任となれば、野党の次の矛先が首相自身に向くのは必至だからだ。加えて総裁選戦略もある。

 麻生派は、首相の出身派閥の細田派、二階俊博幹事長率いる二階派と並ぶ支持基盤で、この3派で党所属国会議員の半数近くを占める。首相と麻生氏との関係に変化が生じれば、その優位が崩れかねず、首相に近い党幹部は「この山を越えるまでは、総裁選なんて言ってられない」と危機感をあらわにした。

 ただ、与党内には「首相は麻生氏を守り切れない」との見方もある。自民党中堅は、麻生氏が周囲に「不本意だが辞めない」と語ったとの情報が流れていると明かした上で、「自分は辞めたいけど、首相に止められているのだろう」との見方を示した。公明党関係者は「麻生氏を守る分だけ、政権の体力が奪われる」と指摘した。

 ◇改憲も不透明
 改ざん問題は「ポスト安倍」候補の心理に微妙な変化ももたらしている。

 自民党の岸田文雄政調会長は12日、記者団から「安倍政権を支える考えに変わりはないか」と問われ、「政調会長としてしっかり役目を果たしていきたい」と述べるにとどめた。安倍氏支持を明確に打ち出さないのは、首相と一蓮托生(いちれんたくしょう)となるのを避ける思惑があるとみられる。

 石破茂元幹事長の周辺も「首相3選不透明」の見方に「そうはっきり言うといやらしいね」と色めき立つ。ただ、石破氏本人は正面からの首相批判は抑え、「丁寧な説明」を求めることにとどめる方針だ。

 首相は悲願の憲法改正に向け、年内の発議も視野に入れている。しかし、今国会の目玉に据えた「働き方改革」関連法案からの裁量労働制拡大の削除に続く失態に、自民党内からは「改憲はもう厳しいだろう」(中堅)との声も出ている。

 ◇解散より総辞職
 立憲民主、希望など6野党は12日の幹事長・書記局長会談で「国会審議の信頼と前提を覆す前代未聞の異常事態。官僚だけに責任を押しつけることだけで、済まされるはずはない」(立憲の福山哲郎幹事長)として、まずは麻生氏の辞任、さらには内閣総辞職に追い込むことを目標に、結束を確認した。

 6野党内にはこの流れを「野党共闘の進展の好機」(共産党幹部)と捉える向きもある。来夏の参院選での協力につながるからだ。

 ただ、安倍内閣打倒へ速やかな衆院解散・総選挙を求める声は野党内に皆無で、迫力不足は否めない。このため、当面は疑惑解明への責任を果たすよう迫り、政権にダメージを与え続ける戦略だ。ある野党幹部は「文書書き換えを行った安倍政権に、憲法を書き換えさせてはならない」と指摘した。

2892とはずがたり:2018/03/19(月) 16:43:59

進次郎氏、山崎拓氏、真紀子氏まで…森友問題で蠢く「反安倍」勢力
03月16日 17:05夕刊フジ
https://news.goo.ne.jp/article/fuji/politics/fuji-soc1803160009.html?type=outbrain

 財務省の決裁文書改竄(かいざん)問題を受けて、安倍晋三首相と距離を置く「反安倍」勢力が動き始めた。自民党の石破茂元幹事長や、小泉進次郎筆頭副幹事長に加え、現職時代、さまざまな騒動を起こした山崎拓元副総裁や田中真紀子元外相までが、ここぞとばかりに露出している。9月に自民党総裁選を控え、3選を目指す安倍首相の対立軸として結集する動きも想定される。

 「問題の事態収拾には最高責任者が責任を取って辞めることが当然だ」

 自民党石原派で最高顧問を務める山崎氏は14日、石破派の勉強会に講師として出席し、文書改竄問題で麻生太郎副総理兼財務相に直言した。「最高責任者」という言葉には、安倍首相への批判を込めているようにも聞こえる。

 総裁選については「安倍首相の3選を追認するのは、党としての活性化が阻まれる」と述べ、出馬に意欲を示す石破氏を持ち上げた。

 山崎氏からエールを送られた石破氏は勉強会に先立ち、党本部で記者団に「まず、森友問題で、国民から『よく分かった』と得心していただいて、わが党に対する信頼を回復する方が、順番から言うと先だ」と述べた。

 一方の進次郎氏は同日、自身を中心とする勉強会の後、記者団に「自民党は官僚だけに責任を押しつけることがない姿を、ちゃんと見せないといけない」と苦言を呈した。

 父の純一郎氏も、決裁文書改竄問題で、安倍首相や麻生氏を批判しており、親子で「反安倍」にかじを切ったかたちだ。

 進次郎氏の勉強会は「2020年以降の経済社会構想会議」と銘打ち、若手議員ら約30人が参加する。進次郎氏は周囲に「総裁選とは全く関係ない」と語るが、安倍首相周辺は将来、「反安倍」勢力になるのではないかと警戒している。

 真紀子氏は14日、日本外国特派員協会で記者会見し、北朝鮮問題や拉致問題をめぐり、ドナルド・トランプ米大統領と4月に会談する安倍首相を次のように批判した。

 「国内政治が困ると、拉致問題だ。森友問題から逃げたいのだろう。森友問題など仕事は山ほどあるのに、(訪米を計画する)安倍氏はダメだ」

 北朝鮮・拉致問題と、まったく関係ない森友問題を結びつける「的外れ」な批判といえ、拉致被害者と家族の心情も傷つける。とても元外相とは思えない。

2893チバQ:2018/03/19(月) 17:17:55
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180319-00000010-san-pol
自民党総裁選 森友文書改竄、「安倍3選」に黄信号
3/19(月) 7:55配信 産経新聞
 ■引退長老衆、不穏な動き

 学校法人「森友学園」の国有地売却に絡む財務省の決裁文書改竄(かいざん)で政権が揺れる中、9月の自民党総裁選での安倍晋三首相(党総裁)の3選に黄信号が灯(とも)った。山崎拓元副総裁ら引退した長老衆も不穏な動きを始めている。このまま内閣支持率がジリジリと下がり続ければ、政局含みの展開となることも十分あり得る。(水内茂幸)

 ◆首相「慌てるな。本性を見極めるチャンスだ」

 総裁選には石破派(水月会、20人)を率いる石破茂元幹事長や、無派閥の野田聖子総務相が出馬に意欲を示しているが、首相の3選は盤石だとみられていた。

 首相の出身派閥で党内最大の細田派(清和政策研究会、95人)と、麻生太郎副総理兼財務相が率いる第2派閥の麻生派(志公会、59人)、二階俊博幹事長が率いる二階派(志帥会、44人)の3選支持はほぼ確実。菅義偉官房長官に近い30人前後の無派閥議員を加えると、自民党所属の国会議員405人のうち6割を固めた構図となるからだ。加えて中堅議員らによる派閥横断型の首相支持派も存在する。

 この岩盤を崩すのは容易ではなく、第3派閥の額賀派(平成研究会、55人)や、岸田文雄政調会長の擁立を目指す岸田派(宏池会、47人)も最終的に首相支持に回るとされていた。

 そうなると焦点は党員票の行方となる。前回まで300票だった党員票は今回から議員票と同数となり、405票ある。首相側近は「議員票はほぼ大丈夫だが、党員票で石破氏が首相に迫れば求心力は激減する。いかに党員票をがっちり固めるかがカギだ」と語っていたほどだ。

 ◆「加計」の悪夢再び

 ところが、財務省の文書改竄で風向きが一変した。昨夏は森友問題に加え、加計学園の獣医学部新設問題で内閣支持率が急落し、政権は窮地に追い込まれた。このまま政権に対する逆風が続けば、あの悪夢が再び到来しかねない。

 そんな中、引退後も石原派(近未来政治研究会、12人)最高顧問を務める山崎氏が「反安倍」勢力結集に向け、早くも動き出した。

 山崎氏は、石原派と谷垣グループ(有隣会、約20人)の合流を画策する一方で、14日の石破派の憲法勉強会にも出席し、「首相の3選を追認すれば党の活性化が阻まれる」と政権を批判した。翌15日には元参院議員会長の青木幹雄氏と東京・築地の料亭で極秘に会談し、「安倍政権は今後何があるか分からない」と秋波を送ったとされる。

 青木氏は言質を与えなかったというが、なお額賀派や参院自民党に隠然たる影響力を持つだけに、もし反安倍に転じれば自民党の勢力図は大きく変わる。

 青木氏はもともと、額賀派を割った石破氏に冷淡だったが、長男の青木一彦参院議員の島根選挙区が、石破氏の地盤である鳥取選挙区と合区されたことを契機に関係を修復した。

 参院額賀派を牛耳る吉田博美参院幹事長は「心情的には首相支持」とされるが、もし師匠の青木氏が石破支持を打ち出せばどうなるか。参院額賀派幹部は「うちは一致結束箱弁当の経世会(平成研の旧称)の論理で動く」と断じる。

 反安倍勢力が広がれば、岸田派名誉会長を務める古賀誠元幹事長も同調する公算が大きい。古賀氏が岸田氏に出馬を促したり、石破氏との共闘を打ち出すことも十分あり得る。

 ◆世代間抗争憎まれ

 首相がこれほど引退した長老衆に憎まれるのには理由がある。

 首相は2回生の頃から当時の党執行部に異を唱え、安全保障や拉致問題、歴史教育問題などに関する議員連盟を次々に作り派閥横断型で仲間の輪を広げてきた。古賀、山崎両氏らには「世代間抗争を仕掛ける獅子身中の虫」だったに違いない。両氏は平成24年の総裁選でも「安倍復活阻止」に動いた。

 もう1人、目を離せない大物引退議員がいる。小泉純一郎元首相だ。首相の兄貴分といえる存在だったが、首相が「脱原発」に同調しないことに業を煮やし、最近は露骨な政権批判を続けている。

 小泉氏が総裁選で「反安倍」を打ち出せば、後継者で次男の小泉進次郎筆頭副幹事長はどう動くか。自民党若手は動揺し、政局は一気に流動化しかねない。加えて、かねて首相と反目してきた福田康夫元首相まで同調すると、細田派は分裂含みの様相を帯び、首相の3選はさらに危うくなる。

 首相はこのような不穏な空気をどう感じているのか。首相は周辺にこう漏らしたという。

 「こういう時は慌てて動いてはダメだ。人の本性を見極めるチャンスじゃないか。誰がどう動くか。じっくり見るんだ…」

2894チバQ:2018/03/19(月) 20:55:48
https://news.goo.ne.jp/article/dailyshincho/politics/dailyshincho-539438.html
故「鳩山邦夫」娘婿がDV逮捕 お騒がせも元鞘に… 
05:59デイリー新潮

故「鳩山邦夫」娘婿がDV逮捕 お騒がせも元鞘に… 

邦夫ファミリーの面々。右が華子さん(撮影・上森清二)

(デイリー新潮)

 もはやお騒がせは、“お家芸”なのか。2人の首相が輩出した名門であるものの、近年では“迷門”的な空気も漂う鳩山ファミリー。その一員で一昨年に急逝した鳩山邦夫元代議士(享年67)の娘婿が、なんと、DVで警察に逮捕されていたというのだ。

 ***

 2月18日夕刻、都内有数の高級住宅地に建つマンション前に赤色灯を回したパトカーと覆面車両計2台が横付けされたという。

 マンション住民の話。

「あの日は、1日に2回もパトカーが来たので、よく覚えています。制服警官と私服の刑事5〜6人がバタバタッとマンションの中に入ってきました。上の階のほうから、“ドアを開けてください”と叫んでいる声が聞こえてきたんです」

 警察車両は到着から10分ほどして、一旦引き上げていったという。だが、日付が変わった深夜1時頃になると、再びマンション前にパトカーが到着。19日、警視庁品川署に逮捕されたのは、故邦夫元代議士の長女・華子さん(40)の夫君(40)だった。

 社会部記者が言う。

「夫婦で口論をしているうちに、興奮した奥さんが警察に通報したそうです。1度目に警察が行った時は、どうにか収まったものの、警官が帰ると再燃してしまった。再度駆け付けたところ、収拾がつかないので夫の逮捕に至ったのです。容疑は暴行でした」

CDデビューも
 現在、邦夫氏の長男で元都議の太郎氏(43)は浪人中で、次男の二郎氏(39)が代議士を受け継いでいる。華子さんは慶應大学卒の才女だが、政治家一家のなかでは異なる経歴の持ち主だ。

「父親が都知事選立候補の際には応援演説に立ったことがありますが、大学在学中からジャズ歌手として舞台に立ち、大手レコード会社から高実華子名義でCDデビューしたこともあります」(永田町関係者)

 ラジオのDJや映画出演、イラストレーターとマルチに活動。14年前、資産家の夫と結婚し、夫婦の間には2人の子供がいる。

 夫を知る人物は、

「人当りが良く、暴行するような感じはまったくない。活発な華子さんの尻に敷かれているようなタイプ」

 と首を傾げる。なぜ、DVに至ったのか。

「離婚するしないと大喧嘩となったようで、結局、逮捕の翌日、被害が軽微だと検事が判断して釈放されました。その後、夫婦はしばらく別居をしていたのですが、元の鞘に収まったそうです」(別の知人)

 生前の邦夫氏も「友人の友人がアルカイダ」発言などで物議を醸したが、今回も負けず劣らず。“迷門”の家督は、しっかりと後世に受け継がれているようだ。

「週刊新潮」2018年3月15日号 掲載

2895とはずがたり:2018/03/20(火) 15:47:05
渡辺・西田・青山・和田と参院自民党の人選が自民党よくやった!ファンタジスタ(by上念)過ぎる件。。┐('〜`;)┌

渡辺美議員「週休7日が幸せか」 過労死遺族抗議、発言を謝罪
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201803/CK2018031702000140.html
2018年3月17日 朝刊

 「東京過労死を考える家族の会」の中原のり子代表らが十六日、国会内で自民党の渡辺美樹参院議員と面会し、渡辺氏が国会で「週休七日が幸せなのか」などと発言したことに抗議した。渡辺氏は「不適切な発言だった」と陳謝した。 

 十三日に行われた参院予算委員会公聴会に、中原氏は公述人として出席し、長時間労働の是正などを訴えた。これに対し、質問に立った渡辺氏は「国会の議論を聞いていると働くことが悪いように聞こえる。週休七日が人間にとって幸せなのか」と発言した。

 中原氏によると、渡辺氏は面会で、国会での発言の一部について「家族の会を傷つけることになって申し訳ない」と陳謝したという。面会後、中原氏は「お互いに(過労死の)当事者なら曲解されるような発言は気を付けていただきたい」と記者団に語った。

 渡辺氏が創業した外食大手ワタミグループの居酒屋では、二〇〇八年に新入社員の女性が過労自殺する事件が起きている。

  (木谷孝洋)

2896とはずがたり:2018/03/20(火) 17:05:37

森友問題、自民・和田議員「官僚の暴走」と強引な政権擁護 「このレベルの議員しかいないのか」「呆れを通して絶望」という声相次ぐ
https://news.biglobe.ne.jp/trend/0319/ccn_180319_7370206508.html
3月19日(月)17時50分 キャリコネニュース

2897名無しさん:2018/03/20(火) 22:18:51
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180320-00000580-san-soci

和田政宗議員事務所に爆破予告 産経新聞社にメール
3/20(火) 21:20配信

産経新聞
 産経新聞社(東京都千代田区)に20日、「自民党の和田政宗参院議員の事務所に爆弾を仕掛けた」という内容の匿名のメールが届いた。

 宮城県警によると、自民党宮城県連にも同様のメールが届いているとの相談があり、仙台市内の和田氏の事務所などを調べたが特に不審物はなかった。警視庁も捜査している。

 和田氏は学校法人「森友学園」の国有地売却をめぐる財務省の決裁文書改竄(かいざん)問題で、19日の参院予算委員会集中審議で答弁した太田充理財局長に「安倍晋三政権をおとしめるため、意図的に変な答弁をしているのではないか」などと発言していた。

2898名無しさん:2018/03/21(水) 09:40:38
https://www.excite.co.jp/News/society_clm/20171104/Jisin_31207.html

“中曽根家の孫”康隆議員が初めて語る家族「父は当初反対で…」
女性自身 2017年11月04日 16:00

「意外かもしれませんが、祖父にも父にも『政治家になりなさい』と言われたことは、一度もないんです。政治家一家に生まれたんだなということは小学生の時分に気づいていましたが、それを“家業”だとは思わずにきました」


日に焼けた精悍なマスクに、笑顔を交えながらこう話すのは、中曽根康隆さん(35)。10月22日に投開票された衆議院議員選挙・比例北関東ブロックで自民党から出馬し、初当選した“新人”だ。そして中曽根康弘元総理大臣(99)を祖父に持ち、父・弘文さん(71)は外務大臣、文部大臣などを務めた現職参議院議員と“華麗なる一族”の“跡取り息子”である。


しかし中曽根家では、英才教育は「一切なかった」というから、ちょっと驚く。


「小学校中学年のころには、クラスメートから『総理の孫』と言われたり『中曽根総理を泣かそ〜ね』とかいう冗談を言われていました(笑)。そして大人びた友人には、祖父や父の当選の翌朝には『おめでとう!』と声をかけてもらったり。つねに“人に見られている家族”なんだということは、理解していました」(康隆さん・以下同)


幼少のころから「政治」が身近にある生活を送り、大学は慶應義塾大学法学部に入学。法律の勉強と同時に、体育会ゴルフ部での厳しい練習で鍛えられた4年間だった。コロンビア大学大学院進学でアメリカに渡り、国際関係学を学んだ後、JPモルガン証券に就職。その日々のなかで「政治の道に進みたい」と強く思うようになったという。


そして29歳のとき、父に「秘書にしてください」と願い出たという、その返答は?



「『ダメだ!』というものでした。あきらめきれず、手紙まで書いて思いを伝えたのですが、『まだまだ勉強が足りないし、この責任の重い仕事は、康隆には務まらない』と……」


そんなやりとりをしているうちに2年がたってしまった。康隆さんは「もう行動に出るしかない」との思いで、ある日突然、会社を辞めてしまったのだという。この決意に、とうとう父も「そこまで本気なら挑戦してみればいい。でも、大変だぞ」と語ったそう。その後、父の秘書として4年間、修業を積み、今回の出馬となったのだ。


内心、お父さんは継いでほしいと思っていたのでは? と問うと、「それはなかったのではないか」と前置きして、康隆さんは続ける。


「父は会社員生活を15年間した後、祖父が現職の首相だった’86年の衆参同時選挙で参議院議員に初当選しましたが、もともと政治家になるつもりはなかった。その初出馬のとき、4歳の私を抱えながら選挙戦を支えたのが母(真理子さん・61歳)です。『政治家の息子』の大変さと『政治家の妻』の苦労を、いちばん肌で感じてきたのが、父と母だったと思うんです」


母は母で、最愛の息子からの「出馬決意表明」に、こんな言葉をかけたのだという。


「決めた以上は、結果を出せるように頑張りなさい。1人では何もできないんだから、周囲のみなさんを大事に」


かくして「中曽根家三代目」は国会議員生活のスタートラインに立ったのだ――。

2899チバQ:2018/03/22(木) 10:48:14
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180322-00000013-jij-pol
自民・岸田氏、発信抑え気味=窮地の安倍首相を意識か
3/22(木) 7:05配信 時事通信
 【香港時事】自民党の岸田文雄政調会長は21日、香港での講演などで、持論の財政再建や金融政策の出口戦略に触れながらも、安倍晋三首相との違いが際立つような言い回しは避けた。

 首相を支えつつ「ポスト安倍」をうかがう岸田氏は、秋の党総裁選もにらんで経済で発信を強める考えだが、内閣支持率の急落を受けて首相と距離を置いたと受け取られることを警戒し、慎重な発言に努めている。

 岸田氏は講演後、記者団に「政調会長として安倍政権を支える立場は変わりはない」と明言。財務省の文書改ざん問題を念頭に「党にとっても大変苦しい時期だ。一致結束、信頼回復のため努力しないといけない」と語った。

 財政再建について、講演では「経済再生とのバランスがポイントとなる。もう少し真剣に取り組む必要がある」などと指摘した。

 2月の衆院予算委員会では、首相の積極財政路線に対し「財政健全化の見通しがない中では、景気対策の財政出動自体が将来不安を増大させかねない」と懸念を表明していた。これに比べるとトーンは抑えた形となった。

 岸田氏の香港訪問は昨年8月の政調会長就任後初の外遊で、総裁選を前に存在感を示す思惑があった。しかし、改ざん問題で首相が窮地に陥ったこのタイミングで、首相との違いをアピールすれば、党内で反感を抱かれる恐れがある。岸田派内では「首相が苦しい立場になるほど、岸田氏は支える側に回る」(中堅議員)との見方が強い。

 講演で岸田氏は、総裁選について「日本の政治が、誰をリーダーとして、どんな体制をつくって来年を迎えようとしているのか考える貴重な機会だ」と述べる一方、自身が出馬するかどうかや判断の時期は明確にしなかった。ただ、改ざん問題の行方によっては派内で主戦論が強まり、岸田氏が「決断」を迫られる展開も予想される。

2900チバQ:2018/03/22(木) 10:50:15
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180322-00539604-shincho-pol
カオスの自民総裁選 新竹下派に合流「石破」、「岸田」に鞍替えの「麻生」
3/22(木) 5:56配信 デイリー新潮
カオスの自民総裁選 新竹下派に合流「石破」、「岸田」に鞍替えの「麻生」
秘かに散る火花
「一も二もなく総裁選」と年頭から話していたのは他ならぬ安倍総理。既定路線だった3選だが、ここにきて情勢は混沌としてきたのである。麻生財務相が詰め腹を切らされれば、岸田政調会長へ鞍替えしかねない。俄かに石破元幹事長の「新竹下派」への合流も囁かれ始め……。

 ***

「正直で誠実で丁寧な自民党になろうと野党時代に反省したわけだから、そうありたいと思っているし、総裁選でもそう訴えます」

 こう意気込むのは、石破茂元幹事長だ。

「でも敵失で勢いづこうなんて思ってませんよ。あくまでも政策や党のあり方で戦っていく。政策は、地方に重点を置くということ」

 実は9月の総裁選から、従来300票だった地方票が国会議員票と同じ405票へ増える。候補者は両方の合計で争い、過半数を得た者が勝ち、誰も過半数に届かなければ上位2名が決選投票に進む。

 6年前、地方票で安倍総理に圧勝した石破氏としては、“長所”をさらに伸ばそうという算段だが、石破派(20人)だけでは立候補に必要な推薦人さえ揃わない。そこで急接近しているのが、ちょうど額賀派から竹下派に変わる古巣の平成研究会(55人)である。

「かつて“参院のドン”と呼ばれ、今も平成研に影響力を持つ青木さん(幹雄元参院議員会長)が、石破さんを推そうと画策している」

 と、政治部デスク。

「青木さんが息子の一彦さんに譲った参院・島根選挙区は、一昨年の参院選から“石破王国”の鳥取選挙区と合区になりました。その際、石破さんが一彦さんの当選に尽力したことに恩義を感じている青木さんが、派閥内で石破支持を広めている。石破派と合流するなんて話も出ています」

 仮に石破陣営に新竹下派がつけば、石破派とあわせて75人。対する安倍総理は、今まで通り細田派(94人)、麻生派(59人)、二階派(44人)を固めただけで197人とダブルスコア以上で、戦意を失うレベルだ。

午前と午後で
 しかし、ここで台風の目になりそうなのが、ポスト安倍の最有力で、47人の自派の領袖・岸田文雄政調会長である。

「岸田さんは出馬について明言を避けてきました。派閥内も、安倍総理からの禅譲を待つべしとするベテラン勢と、出馬すべしとする若手とに割れていましたが、主戦論が高まっている」

 自民党関係者がそう言って、続ける。

「さらに党内では、“改ざん問題の対応で安倍総理と麻生さんが袂(たもと)を分かつようなことがあれば、麻生さんは岸田さんにつく”という声まで上がっています。かねて麻生さんは“キングメーカーでいたい”と話しているし、自分が総理時代に辞任を求めた石破さんとは折り合いが悪いですからね」

 そのうえ、

「もしそうなれば、そもそも安倍総理と政治信条を異にする二階さんは、勝ち馬に乗るべく岸田陣営につくでしょうね」(同)

 麻生派と二階派が加われば、岸田陣営は150人となる。一方、安倍陣営は細田派の94人、石破陣営は75人、残る国会議員は86人。1回目の投票で誰も過半数に届かなかったとしても、決選投票で石破陣営が岸田陣営につけば──。

 そんな計算を既にしていたのか、

「石破さんは、改ざん問題が報じられて以来、周囲に“岸田が出てくるだろうな”と話し、警戒感をあらわにしています」(先のデスク)

 再び石破氏の談。

「我が党の総裁選は、1日で、午前と午後で、ガラッと空気が変わる。まだ何も分かりませんよ」

 混沌の中から新たな秩序が生まれるのか。

「週刊新潮」2018年3月22日号 掲載

2901チバQ:2018/03/22(木) 11:00:06
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180320-00000580-san-soci
和田政宗議員事務所に爆破予告 産経新聞社にメール
3/20(火) 21:20配信 産経新聞
 産経新聞社(東京都千代田区)に20日、「自民党の和田政宗参院議員の事務所に爆弾を仕掛けた」という内容の匿名のメールが届いた。

 宮城県警によると、自民党宮城県連にも同様のメールが届いているとの相談があり、仙台市内の和田氏の事務所などを調べたが特に不審物はなかった。警視庁も捜査している。

 和田氏は学校法人「森友学園」の国有地売却をめぐる財務省の決裁文書改竄(かいざん)問題で、19日の参院予算委員会集中審議で答弁した太田充理財局長に「安倍晋三政権をおとしめるため、意図的に変な答弁をしているのではないか」などと発言していた。

2902チバQ:2018/03/22(木) 11:00:45
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180320-00000099-mai-soci
<自民・和田参院議員>「事務所に爆弾」報道機関にメール
3/20(火) 20:53配信 毎日新聞
<自民・和田参院議員>「事務所に爆弾」報道機関にメール
自民党の和田政宗参院議員=川田雅浩撮影
 自民党の和田政宗参院議員(宮城選挙区)の事務所(仙台市青葉区)などに爆弾を仕掛けたと書かれた電子メールが20日、報道機関に届いた。自民党宮城県連は宮城県警仙台北署に被害届を出した。和田氏は「政治家の発言をテロで封殺しようとするもので、断じて許せない」とコメントしている。

 県連などによると、メールは和田氏を名指しして「国会で人権侵害の発言をした」などと書かれていた。

 森友学園を巡る決裁文書改ざん問題を受け、和田氏は19日の参院予算委員会で、財務省の太田充理財局長に「安倍政権をおとしめるために意図的に変な答弁をしているんじゃないですか」などと質問していた。【川口裕之】

2903チバQ:2018/03/22(木) 20:13:22
https://news.goo.ne.jp/article/fukui/politics/fukui-20180322083359579.html
「稲田朋美氏ら処分を」意見相次ぐ 自民党福井県連「運営を混乱させた責任」で
08:20福井新聞

「稲田朋美氏ら処分を」意見相次ぐ 自民党福井県連「運営を混乱させた責任」で

稲田朋美氏らへの対応などについて協議した自民党福井県連の総務会=20日、福井市の福井パレスホテル

(福井新聞)

 自民党福井県連は3月20日、執行部会と総務会を福井市内で開いた。福井市支部長の稲田朋美衆院議員が会長人事に異議を唱え、県連に仕切り直しを求めた申し入れ書の撤回を支部役員会で決めたことについて対応を協議した。出席者からは、異議申し立てを取り下げていない高木毅衆院議員、滝波宏文参院議員を含めた国会議員3氏を「先頭に立って県連運営を混乱させた責任は重い」として「厳しく処分すべき」との意見が相次いだ。

 会合後、会長の山崎正昭前参院議長は記者団の取材に応じ、19日夕に稲田氏の関係者から異議申し立ての取り下げと、態度を保留していた県連顧問の役職に就任する旨の2枚の書面が県連事務局に届けられたことを明らかにした。

 ただ異議申し立てを取り下げるとの書面には「将来に向けて撤回する」との文言があり、顧問就任に関する書面にも「引き受ける」とあったという。山崎会長は「『将来に向けて』との文言は、撤回時期をあいまいにしているようにも受け取れる。『引き受ける』というのも表現の仕方としていかがなものか」とし、「私は鬼ではない。口頭でもいいと思っている。でも書面からは誠意が感じられない。筋が通らないので2枚とも返却した」と説明した。顧問就任を拒否している高木氏、滝波氏と同様に、稲田氏も現時点では役員の名列(名簿)には加えない考えを示した。

 執行部会と総務会は非公開で行われた。出席者によると山崎会長が一連の経過を説明し、今後の対応についてやりとりを交わした。執行部会では「(稲田氏は)迷惑を掛けたと、会合の場で党員に頭を下げるべきだ。毅然とした対応を取らないと、こちらの手続きに瑕疵があったとすり替えられる」「組織のルールを破ったのだから処分ものだ」といった意見が多く出たという。総務会でも「県連運営を混乱させた国会議員3氏の責任は重い。次の選挙では県連は本部に公認申請せず、(3氏には)無所属で戦ってもらいたい」「厳しく処分しなければ、将来に禍根を残す」などの声が上がったという。

 ただ「3氏ともう一度話し合いを」「党勢拡大に向け、党員の理解を得られるように決着してほしい」との声もあった。終了後、関係者からは「3氏を招き、意見を聴く場を設けてもよかったかもしれない」との意見も聞かれた。

 稲田氏らの処遇について、山崎会長は記者団に対し「執行部の皆さんとともに、筋の通った結論を見いだせるよう努力していく」と語った。

2904チバQ:2018/03/22(木) 20:14:22
http://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/291547
異例、高木毅と滝波宏文氏は無役に
自民福井県連、顧問委嘱状不受理で
2018年2月8日 午前7時00分

高木毅氏と滝波宏文氏を拡大執行部の名列に加えないことなどが報告された自民党県連の執行部会=6日、福井市の県繊協ビル 拡大する
高木毅氏と滝波宏文氏を拡大執行部の名列に加えないことなどが報告された自民党県連の執行部会=6日、福井市の県繊協ビル


 自民党福井県連は6日、山崎正昭前参院議長が会長に就任してから初の執行部会を福井市の県繊協ビルで開いた。会長の選出方法に異議を唱え、顧問就任の委嘱状を「無効」としている高木毅衆院議員と滝波宏文参院議員を、役員の名列(名簿)に加えないことに決めた。国会議員2人が、県連の重要案件を全役員で審議する拡大執行部会に出席できない異例の事態となった。

 高木氏、滝波氏と同じく県連に会長人事の仕切り直しを求め、顧問就任を保留している稲田朋美衆院議員に対しては、受諾かどうかの回答を2月末まで待つことにした。

 執行部会は会長、幹事長、総務会長、政調会長ら主要役員が出席し、顧問の国会議員は議論に加わらない。拡大執行部会は顧問を含む全役員で協議する場となっている。

 会合は冒頭を除き非公開で行われた。終了後、山崎会長は「慣例に従い(会長を除く県連所属国会議員5人に)顧問就任のお願いをしたが、高木氏と滝波氏は(委嘱状を)受理しなかったので、名列に加えないことで了承された」と説明した。態度を保留している稲田氏に関しては「いつまでもというわけにはいかない。(受諾かどうかの回答期限を)今月いっぱいは対応することになった」と述べた。

 これに対し、高木氏は福井新聞の取材に「話し合いの場を持ちたいと言っているが、応じてもらえない。残念だ」と述べ、当面は静観する考えを示した。滝波氏は「顧問であろうがなかろうが、選挙の公認・推薦の取り扱いなどの重要案件は国会議員と協議するのがルールなので、それは守ってほしい」と語った。

 稲田氏は「保留の件は適切な時期に回答したい。いずれにしても県連活動に支障をきたさないよう協議していきたい」とコメントした。

 会合ではこのほか、高木氏と滝波氏、稲田氏が支部長を務めている地域支部、選挙区支部など7団体が会長人事の仕切り直しを県連に求めている申し入れ書や要望書の取り扱いについても協議した。

 高木氏側が「採決も承認もされておらず、事実上流会になった。新会長はいまだ選出されていない」と主張していることに対し、斉藤新緑幹事長は「会長人事は定期大会で承認を得るものではなく、手順を踏んで機関決定されたことを報告する取り決めになっている」と述べた。手続きに瑕疵(かし)はなく、県連として申し入れ書や要望書に回答しないことを決めたと説明した。

 会長公選規定の抜本的見直しに向け、選挙権や被選挙権のあり方などの議論を深めていくことも確認したという。山崎会長は「みんなで力を合わせ、党員や党友の意見をより反映できる県連運営に努力を尽くしたい」と述べた。

2905チバQ:2018/03/23(金) 18:04:43
http://www.sankei.com/politics/news/180322/plt1803220031-n1.html
2018.3.22 21:48
【自民党総裁選】
岸田文雄政調会長 石破派議員の会合に出席 総裁選ムード
 自民党の岸田文雄政調会長は22日、都内で開かれた石破派(水月会、20人)所属の平将明衆院議員の会合に出席した。

 石破派を率いる石破茂元幹事長は9月の党総裁選への出馬に意欲を示している。岸田氏は出馬するかどうか明らかにしていないが、あらゆる可能性を視野に他派閥の議員の会合にも参加し、党内での存在感向上を目指している。

 党憲法改正推進本部の全体会合に出席していた石破氏は遅れて参加し、岸田氏と顔を合わせる場面はなかった。

 会合には「ポスト安倍」候補の一人として注目される河野太郎外相も駆け付け、会場は“総裁選ムード”に包まれた。

 平氏は「私は石破派。総裁選は石破会長の下でしっかり戦いたい。岸田会長にも、安倍晋三首相にも出てほしい」と語った。

2906とはずがたり:2018/03/23(金) 22:29:57

稲田朋美氏らの処分求む声相次ぐ
自民党福井県連会長人事に異議
http://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/308189
2018年3月22日 午前7時20分

 自民党福井県連は3月20日、執行部会と総務会を福井市内で開いた。福井市支部長の稲田朋美衆院議員が会長人事に異議を唱え、県連に仕切り直しを求めた申し入れ書の撤回を支部役員会で決めたことについて対応を協議した。出席者からは、異議申し立てを取り下げていない高木毅衆院議員、滝波宏文参院議員を含めた国会議員3氏を「先頭に立って県連運営を混乱させた責任は重い」として「厳しく処分すべき」との意見が相次いだ。

 会合後、会長の山崎正昭前参院議長は記者団の取材に応じ、19日夕に稲田氏の関係者から異議申し立ての取り下げと、態度を保留していた県連顧問の役職に就任する旨の2枚の書面が県連事務局に届けられたことを明らかにした。

 ただ異議申し立てを取り下げるとの書面には「将来に向けて撤回する」との文言があり、顧問就任に関する書面にも「引き受ける」とあったという。山崎会長は「『将来に向けて』との文言は、撤回時期をあいまいにしているようにも受け取れる。『引き受ける』というのも表現の仕方としていかがなものか」とし、「私は鬼ではない。口頭でもいいと思っている。でも書面からは誠意が感じられない。筋が通らないので2枚とも返却した」と説明した。顧問就任を拒否している高木氏、滝波氏と同様に、稲田氏も現時点では役員の名列(名簿)には加えない考えを示した。

 執行部会と総務会は非公開で行われた。出席者によると山崎会長が一連の経過を説明し、今後の対応についてやりとりを交わした。執行部会では「(稲田氏は)迷惑を掛けたと、会合の場で党員に頭を下げるべきだ。毅然とした対応を取らないと、こちらの手続きに瑕疵があったとすり替えられる」「組織のルールを破ったのだから処分ものだ」といった意見が多く出たという。総務会でも「県連運営を混乱させた国会議員3氏の責任は重い。次の選挙では県連は本部に公認申請せず、(3氏には)無所属で戦ってもらいたい」「厳しく処分しなければ、将来に禍根を残す」などの声が上がったという。

 ただ「3氏ともう一度話し合いを」「党勢拡大に向け、党員の理解を得られるように決着してほしい」との声もあった。終了後、関係者からは「3氏を招き、意見を聴く場を設けてもよかったかもしれない」との意見も聞かれた。

 稲田氏らの処遇について、山崎会長は記者団に対し「執行部の皆さんとともに、筋の通った結論を見いだせるよう努力していく」と語った。

2907名無しさん:2018/03/25(日) 18:03:04
http://www.sankei.com/politics/news/180325/plt1803250037-n1.html

29年決算、6年連続収入増
自民党大会2018.3.25 15:53

自民党大会で演説する安倍首相=25日午前、東京都内のホテル1/1枚
 自民党は25日の党大会で、収入総額392億2393万円、支出総額257億8537万円とする平成29年決算を報告し、承認された。収入は6年連続の増加で、前年から約38億円増えた。134億3856万円を今年に繰り越した。

 収入の内訳は、政党交付金176億297万円、党の政治資金団体である国民政治協会からの寄付23億5千万円、党員からの党費9億193万円、機関紙発行などの事業収入3億7434万円、前年の繰越金などで構成される。

 支出は前年と比べて約37億円増えた。支部への交付金58億9724万円、選挙関係費95億4712万円、組織活動費19億5712万円、広報活動費13億8560万円、借入金返済などを計上した。

2908とはずがたり:2018/03/25(日) 18:30:36

自民党大会ゲストに高木美帆選手
野党「ピンチで人気取り」
https://this.kiji.is/350535401737667681
2018/3/25 16:01

 自民党は25日の党大会に、平昌冬季五輪で金を含む三つのメダルを獲得したスピードスケート女子の高木美帆選手をゲストに招いた。森友学園問題で安倍政権への風当たりが強まっているだけに、野党からは「五輪の『政治利用』を強行して人気取りに走るとは、よほどピンチなんだろう」(民進党幹部)と皮肉る声が漏れた。

 高木選手は五輪で受けた応援に謝意を表明。インタビュアーを務めた日本スケート連盟会長の橋本聖子自民党参院議員会長が「陳情」を促すと「ぜひウインタースポーツの(選手強化施設の)ナショナルトレーニングセンターを設立していただけたら」と語り、会場を沸かせた。

2909名無しさん:2018/03/25(日) 19:02:21
http://www.sankei.com/politics/news/180325/plt1803250010-n1.html

メダリスト高木美帆がサプライズ登場 「冬季スポーツのトレーニングセンターを」と“陳情”
自民党大会2018.3.25 10:40

自民党の第85回党大会で、あいさつするスピードスケート女子の高木美帆選手(中央左)=25日午前、東京都内のホテル1/2枚
 自民党大会が25日午前、東京都内のホテルで始まり、冒頭に平昌冬季五輪で金、銀、銅メダルをそろえ、日本勢個人最多の3メダルを獲得したスピードスケート女子の高木美帆選手(日体大助手)がサプライズで登場した。

 高木氏は平昌五輪を振り返り「ご声援を送ってくださいました皆様への感謝の思いは言葉に尽くせません」と感謝の言葉を述べ、「スポーツの楽しさやすばらしさ奥深さを、スポーツに限らず、努力し、挑戦し続けることの大切さを一人でも多くの子供たちに伝えていきたい」と語った。

 その後、日本スケート連盟会長を務める橋本聖子自民党参院議員会長が「今日は安倍晋三首相もいらっしゃいます。お願いごとがあればぜひ…」と水を向けると、高木氏は「ぜひ、ウインタースポーツのナショナルトレーニングセンターを設立していただけたら…」と“陳情”した。

2910チバQ:2018/03/25(日) 23:36:06
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20180326k0000m030080000c.html
<全米デモ>「命守るため戦い続ける」銃反対100万人行進
21:34毎日新聞

<全米デモ>「命守るため戦い続ける」銃反対100万人行進

銃規制強化を求め、大勢の人が通りを埋め尽くした=ワシントンで24日、AP

(毎日新聞)

 ◇全米700カ所 首都ワシントンで80万人

 【ワシントン國枝すみれ、高本耕太】若者の怒りが大きなうねりとなった。24日、銃規制強化を求める「私たちの命のための行進」が全米約700カ所(主催者発表)で行われた。参加者は首都ワシントンで約80万人に達し、全米では100万人を超えたとみられる。米メディアなどによると、銃規制デモでは過去最大規模。17人が犠牲になった2月の南部フロリダ州の高校銃乱射事件を機に始まった運動は若者世代全体に拡大し、動かない政治の壁に正面から挑戦し始めた。

 ワシントンの連邦議会議事堂前。「全米ライフル協会(NRA)の金を受け取る政治家を選挙で落とせ」「銃規制強化法案を通さない政治家を落とせ」。銃乱射事件が起きたマージョリー・ストーンマン・ダグラス高の生徒、ディレイニー・ターさん(17)が壇上から呼びかけると、周囲を埋め尽くした若者らから「落とせ」の連呼がわき上がった。

 ターさんは「黙ってしまったら、忘れてしまったら、NRAが勝つ。命を守るため、死んだ友人のため、戦い続ける」と誓った。

 若者らが要求するのは、今回の事件でも使われ、殺傷能力の高い半自動小銃AR15の販売禁止などだ。銃規制反対のロビー団体であるNRAから献金を受ける議員は、学校の治安対策強化や精神障害者対策に問題をすり替えてきた。若者らはこうした議員らを11月の中間選挙で落選させると宣言したのだ。18歳から選挙権がある米国では高校生でも一定の政治力を持ち得る。沿道では500人以上のボランティアが参加者に選挙人登録を呼びかけていた。

 フロリダ州から来た大学生のページ・ヘスペさん(19)は「コロラド州のコロンバイン高校銃乱射事件(犠牲者13人)が起きた1999年にはソーシャルメディアがなかった。我々はツイッターという武器を持っている」と語り、運動の広がりに自信をみせた。

 「60年代のベトナム反戦運動と同じ。学生、若者が立ち上がり、政治を変えようとしている」。教育関連の非営利団体AIR副代表のデビッド・オシャー氏(74)は評価する。

 「俺はこの子たちに続く」。東部マサチューセッツ州のベトナム帰還兵、リー・コデンスさん(68)は演説する高校生に拍手を送った。「銃の目的はただ一つ、殺すことだ。戦場で使う武器はここにはいらない」。通常は銃保持の権利を擁護する声が強い退役軍人らによって2月下旬、「NRAは『銃産業の利益』のためにAR15を拡散させている」と批判するウェブサイトも開設された。

 主催者によると、「行進」は米国を含めた約40カ国の計800カ所で行われた。

2911チバQ:2018/03/25(日) 23:36:40
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1803250022.html
「銃のない世界に」 全米各地で異例の大規模集会 若者主役の銃規制運動
21:54産経新聞

「銃のない世界に」 全米各地で異例の大規模集会 若者主役の銃規制運動

24日、首都ワシントンで開かれたデモ集会で、銃規制を訴えるプラカードを掲げる参加者たち(上塚真由撮影)

(産経新聞)

 【ワシントン=上塚真由、加納宏幸】米フロリダ州パークランドのマージョリー・ストーンマン・ダグラス高校で先月、17人が死亡した銃乱射事件を受け、同校の生徒らの呼びかけで24日、米各地で一斉に銃規制強化を訴える抗議デモが行われた。主催者によると、米国だけでなく欧州やアジアなど計800カ所以上で開催。首都ワシントンでは数十万人が通りを埋め尽くし、「子供より銃を守る政治家はいらない」などと声を上げた。

 ワシントンの連邦議会議事堂前に設置された特設ステージ。アリアナ・グランデさんら有名歌手も駆けつけたが、大勢の聴衆の前で演説を行ったのは、同校の生徒や銃で家族や友人を亡くした約20人の若者のみ。若い世代が“主役”となって銃規制運動を引っ張っていることをアピールした。

 「6分20秒間で17人の友人の命が奪われた」。抗議活動の先頭に立つ同校の生徒、エマ・ゴンザレスさん(18)は演説でこう切り出した。犠牲者の名前を一人一人読み上げると、数分間、沈黙。まっすぐ前を見据えて涙を流し、再び語り始めたのは登壇してから6分20秒後で、「6分ちょっとで、町はすっかり変わってしまった。他人に任せる前に、命のために闘う」と誓った。

 また、生徒のサマンサ・フェンテさんは、目の前で撃たれ死亡した友人の誕生日が3月24日だったと紹介し、「ハッピーバースデーを一緒に歌ってほしい」と語りかけ、聴衆とともに合唱。会場のあちこちですすり泣く声が聞かれた。

 11月の中間選挙や2020年の大統領選を見据えて、若者に有権者登録を呼びかけるボランティアの姿も目立ち、生徒のキャメロン・キャスキーさん(17)は演説で「政治家よ。われわれを代弁するのか、退場するかのどちらかだ」と述べた。

 生徒だけでなく、米国の公民権運動指導者、故マーティン・ルーサー・キング牧師の孫、ヨランダ・リネー・キングさん(9)も登壇。祖父の有名な演説にならい、「私には夢がある。銃のない世界にすべきだ」と宣言すると、大きな歓声がわき起こった。

 子供から高齢者まで幅広い層が参加し、銃問題としては異例の大規模となったデモ集会。バージニア州のエドワード・オキーフさん(52)は路上に銃関連団体から寄付を受ける連邦議員の写真を並べて、参加者に投票しないように呼びかけた。「政治家にカネが流れ込み、銃犯罪の歴史は繰り返されてきた。責任あるのは、この連中だ」と言い切り、若者主導の運動の行方に期待を寄せていた。

 一方、集会には、全米ライフル協会(NRA)のメンバー数十人も姿を現し、プラカードを掲げるなどして銃規制に反対。デモ参加者にブーイングを浴びせられたメンバーの男性(24)は「きょうの集会は、言論の自由の観点からは良いことだと思う。だが、(武装の権利を認める)合衆国憲法の精神は守られるべきだ」と話していた。

2912とはずがたり:2018/03/26(月) 18:41:18
自民「書いても消せる」記念品
党大会で、間の悪さ話題
https://this.kiji.is/350936670705435745
2018/3/26 18:36

 自民党が25日の党大会で「書いても消せる」ことを売りにした安倍晋三首相のイラスト入りマグネットシートを記念品として出席者に配り、「森友学園を巡る決裁文書改ざんが問題になっているさなかに間が悪すぎる」(議員秘書)と話題になっている。

 シートは2枚組で、それぞれイラストの首相の吹き出しに見立てた部分にメモが書けるようになっている。包装には「書いて消せる!」と文字が記されている。大会では司会者が「水性ペンを使うと、家庭や職場でメモとして何度も使うことができる」と紹介した。

 会員制交流サイトでは「書き換え放題だな」などと、やゆする書き込みが相次いでいる。

2913とはずがたり:2018/03/27(火) 18:05:53

自民 石破元幹事長「一体何だったんだろう」
3月27日 17時14分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180327/k10011381311000.html

自民党の石破・元幹事長は、記者団に対し「佐川氏自身も、『誰が、なぜ』ということが一切分からないと認める、極めて異例な尋問だった。安倍総理大臣や夫人の昭恵氏らの関与は全くなかったと証言しながら、他のことが全部わからないのでは、全体が明らかになっていない。『一体何だったんだろう』という思いが極めて強まった」と述べました。

そのうえで、石破氏は、野党側が、昭恵氏らの証人喚問を求めていることについて、「どういう場で行うかは別として、野党側から、そういう風に言われている人から、発言があるほうが望ましいのは確かだ」と述べました。

2914チバQ:2018/03/27(火) 19:05:08
http://www.sankei.com/politics/news/180325/plt1803250042-n1.html
2018.3.25 16:57
【自民党大会】
逆風の中、自民党大会会場の品川駅前は騒然 シュプレヒコール、罵声… 左右団体が集結で
 自民党大会が開かれた25日、会場となった東京都港区のグランドプリンスホテル新高輪近くのJR・京浜急行品川駅には左右の団体が集結し、騒然となった。

 品川駅前のロータリーには自民党大会が始まる午前10時前から人が集まった。過激派の一つ、中核派の機関紙「前進」が22日から集結を呼びかけていた。

 主催は「改憲・戦争阻止! 大行進実行委員会」。呼びかけ人には「とめよう戦争への道! 百万人署名運動」事務局長や、全日本建設運輸連帯労働組合関西地区生コン支部、国鉄千葉動力車労働組合(動労千葉)などが名を連ねた。

 街宣車の前で「戦争教育許さない」「今こそ安倍を引きずり下ろせ」などとシュプレヒコールを繰り返した。

 駅の周辺には右翼団体の街宣車のべ数十台が集まり「おまえらの支持する政党に政権が担えるのかよ」などと罵声を浴びせ、一帯は騒然となり、カメラを構える外国人の姿もあった。

 主催の「改憲・戦争阻止! 大行進実行委」は同日午後、東京都千代田区の日比谷野外音楽堂で集会を開き、銀座でデモ行進をした。(WEB編集チーム)

2915チバQ:2018/03/27(火) 21:24:28
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180327-00000013-pseven-soci
自民党総裁選 各陣営注目の「麻生の乱」と「二階の変」
3/27(火) 16:00配信 NEWS ポストセブン
自民党総裁選 各陣営注目の「麻生の乱」と「二階の変」
二階派にとって強力なカードになる(時事通信フォト)
 森友学園を巡り財務省の決裁文書が改竄された問題で、安倍内閣の支持率は軒並み30%台に落ち込み、「退陣水準」の20%台は目前だ。自民党員の支持率は世論調査よりさらに低いという情報がある。

「執行部が党員を対象に実施した総裁選の情勢調査では、安倍首相の3選支持はひと桁で、3選は望まないという声が圧倒的だったようだ」(非主流派議員)

 秋の自民党総裁選での「安倍3選」機運が急速にしぼんでいる。総裁候補の中でも、政権禅譲を期待して安倍批判をしない岸田文雄・政調会長への風当たりが強まり、首相に距離を置いていた石破茂氏の支持が高まるという現象が起きている。岸田派議員が心配する。

「党内には6年間の安倍政治への不満が溜まっている。地方議員はなおさらだ。総裁選が始まれば、安倍批判票を集めるために、誰が一番強く安倍さんを批判するかの悪口合戦になる。明らかに岸田さんは出遅れた」

 総裁候補の各陣営が注目しているのは、前国税庁長官・佐川宣寿氏の証人喚問後に起きる“麻生の乱”と“二階の変”だ。自民党二階派幹部はこう見る。

「麻生さんが大臣を辞任すれば、間違いなく安倍降ろしを仕掛けてくる。安倍さんに総裁選不出馬を迫り、細田派、麻生派、二階派の主流派連合の数の力で次の総裁を担ごうと考えている。

 しかし、二階さんの思惑は違う。いまや文書偽造問題で官邸は機能不全に陥っており、役人は国会運営と政権運営を二階(俊博)さんに頼っている。わざわざ麻生路線に従ってヘゲモニーを渡すはずがない。それに、二階さんは筆頭副幹事長の小泉進次郎という強力なカードを握っている。本人が次の総裁選に出ることは考えにくいが、総裁選は本命不在だけに進次郎が応援した候補が勝つ。二階さんも進次郎の判断に乗る」

 その進次郎氏は「自民党は官僚だけに責任を押し付けるようなことはしない」と安倍首相や麻生氏の責任を問う姿勢を鮮明にした。

※週刊ポスト2018年4月6日号

2916チバQ:2018/03/27(火) 21:26:14
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180326-00000005-pseven-soci
安倍氏への引導、首相経験者軍団が官邸乗り込み退陣勧告検討
3/26(月) 7:00配信 NEWS ポストセブン
安倍氏への引導、首相経験者軍団が官邸乗り込み退陣勧告検討
疑惑から逃げ切れるのか(時事通信フォト)
 主将が逃げ切るために、追撃してくる敵の前に部下を順番に残して死ぬまで戦わせ、自分が落ち延びる時間を稼ぐ。関ヶ原で島津軍が見せた「捨て奸(すてがまり)」と呼ばれる戦法だ。

 ちょうど1年前、森友疑惑が最初に噴出したとき、安倍首相はこの戦法を成功させた。稲田朋美・元防衛相や「震災が東北でよかった」の今村雅弘・元復興相ら失言・スキャンダル大臣を次々に更迭し、自身の疑惑から逃げ切った。

 そしていま、再び首相は「討ち死にせよ」と佐川宣寿・前国税庁長官を国会証人喚問に突き出した。おそらく佐川氏の次は、副将である麻生太郎・副総理兼財務相のクビを差し出すことで自身の逃げ切りをはかろうとするはずだ。

 しかし、二度目の「捨て奸」は通用しそうにない。自民党の総裁・副総裁を経験した重鎮たちが「これでは国を誤る」と公然と声を上げはじめたからだ。

「安倍首相も麻生氏も(佐川氏の起用を)適材適所と言い切った。これには呆れたね。判断力がおかしくなっているのではないか」

 そう痛烈に批判したのは小泉純一郎・元首相だ。小泉氏の盟友の山崎拓・元自民党副総裁は財務省の文書偽造問題で「事態収拾には最高責任者が責任を取って辞めることが当然だ」と麻生氏に辞任勧告を突きつけると、返す刀でこう言い切った。

「場合によっては首相も責任を取らざるを得ない」

◆誰が引導を渡すか

 安倍首相の派閥(清和会=細田派)の先輩である福田康夫・元首相も小泉―山拓コンビに劣らず安倍政治に危機感を募らせている。

「各省庁の中堅以上の幹部は皆、官邸(の顔色)を見て仕事をしている。恥ずかしく、国家の破滅に近づいている」と、安倍政治が官僚の忖度を招いたことを批判してきた福田氏は、最近、講演や新聞インタビューに積極的に登場し、憲法改正から北朝鮮外交まで安倍首相のやり方に真っ向から異を唱えている。

 この背後にあるのは安倍降ろしを狙った自民党長老たちの派閥横断的な連携だ。細田派の閣僚経験者は「誰が安倍に引導を渡すか」が話し合われていると語る。

「自民党のOB議員の間では総裁選での安倍3選はありえないという意見は一致しているが、肝心の本人に退陣する気が全くない。問題はそんな安倍さんを誰が説得するか。他派閥から『清和会(細田派)でやってほしい』と言われてOBの福田さんの一連の発言に繋がった」(細田派議員)

 現職の大物からも、伊吹文明・元衆院議長が「安倍首相と麻生氏は道義的な責任が問われる」と声を上げ、自民党長老たちの包囲網ができているのだ。

 それでも安倍首相に退陣する素振りはないとわかると、“最終手段”が練られた。さる3月中旬、元衆院議長や総裁選に出馬経験のある三役経験者、元大臣ら出身派閥が違う数人の自民党有力OBが会合を持った。出席者の1人が語る。

「小泉さんや福田さんの言葉はまだ寸止め。それでは安倍さんには伝わらない。最終的には、首相経験者がそろって官邸に乗り込んで、国民に見える形で退陣勧告するしかないという意見も出た」

※週刊ポスト2018年4月6日号

2917チバQ:2018/03/29(木) 14:28:14
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180328-00000016-pseven-soci
自民党総裁選 細田派が一枚岩にならねば安倍氏は数十票
3/28(水) 16:00配信 NEWS ポストセブン
自民党総裁選 細田派が一枚岩にならねば安倍氏は数十票
「岸田総理」の可能性も高まる(時事通信フォト)
「安倍首相も麻生氏も(佐川宣寿氏の国税庁長官起用を)適材適所と言い切った。これには呆れたね。判断力がおかしくなっているのではないか」

 そう痛烈に批判したのは小泉純一郎・元首相だ。安倍首相の派閥(清和会=細田派)の先輩である福田康夫・元首相も各種メディアで首相のやり方に異を唱えている。

 本誌・週刊ポスト前号は文書改竄を財務省が認めた翌日(3月12日)の発売だったが、その時点で「安倍3選支持勢力」が党内議員票(405票)の過半数を割り込み、細田派やお友達議員、安倍チルドレンらの140〜150票にとどまる可能性があるとレポートした。沈没船からの集団脱走は急加速している。

「選挙基盤が脆い1〜3回生の議員は、“次の総裁”の神輿を担がなければ自分のバッジを守れない。3選ムードがなくなった今、誰が自分の救命ボートになってくれるかを必死に見定めている」(3回生議員)

 首相を支える立場の細田派でも、ついに似たような空気が漂う。細田派議員は顔を引きつらせた。

「総理のお友達優遇で我が世の春だったが、その反動で党内の怨嗟を浴びている。清和会が政権を手放すことになれば報復人事は避けられない。こうなったら、“我が派には(清和会出身の)小泉元総理や福田元総理のような考え方もある”という姿勢を見せたほうが得策かもしれない」

 政治ジャーナリストの野上忠興氏が語る。

「細田派が一枚岩にならない事態になれば、安倍氏の個人票はせいぜい数十票で、石破氏や岸田氏、あるいは別の候補を下回る。現職の総理総裁が総裁選で1位になれなければ不信任と同じ。自ら降りるという結末も現実味を帯びてくる」

※週刊ポスト2018年4月6日号

2918チバQ:2018/03/29(木) 18:55:17
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180328-00006781-bunshun-pol
“森友国会の仕切り役”自民・石井準一議員に参院職員との不倫疑惑
3/28(水) 16:00配信 文春オンライン
“森友国会の仕切り役”自民・石井準一議員に参院職員との不倫疑惑
参院予算委を仕切る石井氏 ©文藝春秋
 3月27日に行われた佐川宣寿前国税庁長官の証人喚問。日本中がその国会中継を見守る中で、ひそかに注目を集めた人物がいる。参院予算委員会の与党筆頭理事、石井準一氏(60)である。

【写真】A子さんに「アーンして」と食べさせる石井氏

「森友国会の“仕切り役”として、野党との調整に奔走し、この日も、何度か佐川氏とやりとりする様子が映っていました」(政治部記者)

 石井氏は18歳で“政界の暴れん坊”ハマコーこと故・浜田幸一氏の書生となり、以後11年を務め上げた。その後、千葉県議5期約20年を経て、2007年参院選に出馬し、初当選。現在2期目ながら、駆け引きや調整力に定評があり、参院の“ネクスト・ドン”と目されるほど存在感は抜群だ。だが、自民党関係者はこう囁く。

「実は石井氏が、参議院事務職員のA子さんと不倫関係にあるのは有名な話です」

 朝日新聞が“文書書き換え”問題をスクープする1週間前の2月23日夜、都内の高級ホテルで“不審”な動きをする石井氏の姿があった。エレベーターを降りた石井氏は、客室フロアを2周し、何度もあたりを見回し、ようやく一室の鍵を開けて、中に入った。それから10分後、石井氏が入った部屋に吸い込まれていった女性こそ、A子さんだったのである。部屋の中で2時間を過ごした後、2人はそれぞれ時間差をつけて部屋を出た――。

 3月23日、小誌は石井氏を直撃した。

――今、交際している女性について。

「交際している女性って、なにそれ」

――身に覚えがない?

「うん、うん」

――奥さんは?

「いるよ」

 当初は強気な姿勢を崩さなかった石井氏だったが、やがてホテルでのA子さんとの密会の事実を伝えると、苦笑しながら、こう答えた。

「うん……それはおたくら裏とってるからなぁ」

 詳細は3月29日(木)発売の「週刊文春」で報じている。また「 週刊文春デジタル 」では、2人の密会や石井氏の直撃場面などを同日朝5時より公開する。

「週刊文春」編集部

2919とはずがたり:2018/03/30(金) 11:15:21
顔がきもいので一貫してアンチ石破の俺。(すみません,石破先生m(_ _)m)
こんな正論吐いても,だから人望無いんだぜって思えてしまう(m(_ _)mすみません,石破先生m(_ _)m)

自民 石破元幹事長「一体何だったんだろう」
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180327/k10011381311000.html
3月27日 17時14分

自民党の石破・元幹事長は、記者団に対し「佐川氏自身も、『誰が、なぜ』ということが一切分からないと認める、極めて異例な尋問だった。安倍総理大臣や夫人の昭恵氏らの関与は全くなかったと証言しながら、他のことが全部わからないのでは、全体が明らかになっていない。『一体何だったんだろう』という思いが極めて強まった」と述べました。

そのうえで、石破氏は、野党側が、昭恵氏らの証人喚問を求めていることについて、「どういう場で行うかは別として、野党側から、そういう風に言われている人から、発言があるほうが望ましいのは確かだ」と述べました。

2920とはずがたり:2018/03/30(金) 12:31:38
平藩はとっくに鎮撫されてたようだ。

安倍内閣を外交の強みとか書いてる頓珍漢な提灯記事が焦って書いたが佐川が簡単に落城してて良かったな。

PRESIDENT Online2018年03月29日 15:15
安倍vs佐川は"150年ぶりの戊辰戦争"だ
http://blogos.com/article/286968/

■目下の政局は「第二次戊辰戦争」か
「150年前、明治という時代が始まったその瞬間を、山川健次郎は、政府軍と戦う白虎隊の一員として、迎えました」。このようなエピソードから始まった2018年1月22日の施政方針演説は、少なからぬ驚きをもって受け止められた。山川は維新期、朝敵とされた会津藩士でありながら、東京帝国大学総長に就いた立志伝中の人物だ。

安倍晋三が指摘するように18年は明治維新から150年の節目だ。ただ、戦後処理をめぐり、長州と会津の間には今なお溝がある。地元が山口県の安倍が、それを知らぬはずがない。その背景を踏まえれば異例の言及だった。

「公文書の書き換え疑い」との朝日新聞スクープをきっかけに、森友政局が再燃している。忖度、お友達政治など、わかりやすいフレーズが躍り、政権批判が喧しい。自民党関係者は語る。

「政治的圧力をかけたとの疑惑がかかる安倍首相は、長州藩士の血を引きます。そして、政権から主犯とされた前国税庁長官、佐川宣寿は1957年、福島県平市(現・いわき市)に生まれました。目下の政局は『第二次戊辰戦争』と指摘されています」

■佐川氏の保険業界への天下りはチャラに
福島にはかつて、磐城平藩が置かれた。戊辰戦争では、奥羽越列藩同盟に与し、新政府と戦った。1868(慶応4)年1月、京都南郊で勃発した鳥羽・伏見の戦いから1年半続いた戊辰戦争で、国内は大きく分断された。

この戦争では、薩長を中心に、新政府側が掲げた王政復古の理念に対し、東北諸藩は幕藩体制の存続にこそ正義があるとし、激しく抵抗した。なかでも、会津藩は鶴ヶ城(会津若松城)陥落時に、遺体の埋葬が許されなかったとの伝承が残り、薩長新政府への遺恨のもととされる。そもそも、明治体制は天皇を元首とし、強固な中央集権体制を敷いた。一方、幕藩体制はイメージと裏腹に各藩の裁量は大きかった。

「同じ長期政権として比べると、小泉純一郎内閣は、どのメディアとも対等に対峙してきました。安倍内閣は、産経、読売や保守系メディアに肩入れする一方で朝日新聞は敵視してきました。1度、『敵』だと認定されると破滅するまでやり込める安倍内閣。それは沖縄県知事や東京都知事への対応でもそうでした。佐川も敵認定されたとすれば、破滅するしかないでしょうね」(前出 自民党関係者)

野党の大物議員も「佐川は保険関連の協会への天下りが内定していましたが、チャラになったそうだ」と語る。

■内閣人事局というアメとムチ
17年2月の朝日新聞報道以来、森友疑惑は親安倍か、反安倍かの政治的対立を際立たせた。安倍政権は12年の政権復帰以降、特定秘密保護法や安全保障法制など国を二分するテーマを重要課題と位置づけ処理してきた。さらに戦後初めて憲法改正する具体的な政治日程に載せてみせた。

その構図に、歴史を重ねてみよう。官邸主導のトップダウンを進める政権に対し、佐川を筆頭に財務省、あるいは霞が関が抵抗したと考えることができる。官邸主権に対し各省の既得権益内で自由を求めた。財務省からの自殺者もまた、鶴ヶ城下よろしく野晒しにされたと言えなくもない。

今後行われる佐川の証人喚問でどれほどの真実が明らかになるか不透明だ。内閣人事局というアメとムチで、霞が関に忖度を迫ったという構図は確かにわかりやすい。ただ、書き換えをめぐる国土交通省からの報告が副総理の麻生太郎に伝わっていなかった経緯などから、増税をはじめ省益に反し続けた政権を葬ろうと目論んだ財務官僚の暴発、という見方も一定の説得力はあろう。

冒頭の安倍演説は、明治150年という節目にあたり、長州から会津、そしてすべての佐幕派に向けた、和解のメッセージと評価しうるものだった。

日本を取り巻く国際環境は、150年前も現在も厳しい。国内で無用なエネルギーを消費する余裕はない。国難に対し一丸となって取り組もう。安倍は、この演説にそんな思いを込めたのではないだろうか。

しかしその思いは、はかなく散った。燃え上がった森友政局は安定政権という外交上の強みはもちろん、安倍の総裁3選や悲願である改憲すら吹き飛ばしかねない状況だ。(文中敬称略)

2921名無しさん:2018/04/01(日) 21:48:24
http://www.sankei.com/politics/news/180401/plt1804010008-n1.html

安倍晋三首相、桜を見ながら代々木公園へ「お花見気分味わった」
2018.4.1 16:49

花見客らと写真撮影に応じる安倍首相=1日午後、東京都渋谷区の代々木公園1/3枚
 安倍晋三首相は1日昼、東京・富ケ谷の私邸周辺を約1時間散歩し、途中で立ち寄った代々木公園で桜を観賞した。私邸に戻ると「一瞬、お花見気分を味わえた。非常ににぎわいがあってよかった」と記者団に述べた。

 森友学園に関する財務省決裁文書改竄(かいざん)問題で厳しい国会運営が続く中、気分転換となったようだ。

 この日は暖かい陽気で絶好の花見日和。首相は途中で着ていたセーターを脱ぎ、肩に掛ける場面も見られた。公園内では花見客から「頑張ってください」などと声を掛けられ、写真撮影や握手にも応じた。

動画
https://www.youtube.com/watch?v=6ELQO_ocjmo

2922とはずがたり:2018/04/01(日) 21:56:17
ただのガス抜き野郎。論評にも値しない

「進次郎節」党内で波紋、ベテラン中心に反発も
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180331-00050113-yom-pol
3/31(土) 22:12配信 読売新聞

 自民党の小泉進次郎・筆頭副幹事長の歯に衣(きぬ)着せぬ発言が党内で波紋を広げている。

 9月の党総裁選を前に若手議員にも影響力のある小泉氏の言動に注目が集まるが、ベテラン議員を中心に反発の声も出ている。

 党地方創生実行統合本部事務局長を務める小泉氏は31日、山口県萩市の離島・大島を訪れ、地元の漁師らと意見交換した。集まった島民から次々に握手や写真撮影を求められるなど、相変わらずの根強い人気だ。

 将来の首相候補の呼び声も高いだけに、小泉氏の発言には注目が集まる。財務省の決裁文書改ざん問題では早々に「自民党は官僚に責任を押しつける政党ではない」と断言し、暗に安倍首相や麻生副総理兼財務相の責任論に言及した。首相と距離を置く「ポスト安倍」候補の石破茂・元幹事長らが政権批判を自重する中で、小泉氏の発言は際だっている。

2923名無しさん:2018/04/01(日) 22:08:21
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180401/k10011387521000.html

野田総務相が政治塾開講 総裁選で女性活躍推進を訴え
4月1日 17時09分

ことし秋の自民党総裁選挙への立候補に意欲を示している野田総務大臣は地元の岐阜市に女性を対象にした政治塾を立ち上げ、総裁選挙では女性活躍の推進を訴えていく考えを示しました。
野田総務大臣は国会や地方議会で女性議員を増やしていこうと、地元の岐阜市に女性を対象にした政治塾を開講し、初回の1日は15歳から69歳までおよそ70人が出席しました。

この中で、塾長を務める野田大臣は「政治という仕事に女性の仲間が増えてこない居心地の悪さをどうにか解消できないかという思いで立ち上げた。人口減少や超高齢社会の中で、女性が今、立ち上がらなくて誰がこの国を幸せにできるのか」とあいさつしました。

このあと、野田大臣は記者団に対し、ことし秋の自民党総裁選挙について、「政治にいちばん足りないものは多様性だ。国会議員に女性が1割しかいないことからも明らかであり、そういうものを一気に解決するような仕事に取り組みたい」と述べ、女性活躍の推進を訴えていく考えを示しました。

2924とはずがたり:2018/04/01(日) 22:50:24
<野田総務相>「女性政治塾」開講 地元の岐阜市で 毎日新聞社 2018年4月1日 21時01分 (2018年4月1日 21時42分 更新)
https://www.excite.co.jp/News/politics_g/20180401/Mainichi_20180402k0000m010059000c.html
野田聖子総務相=首相官邸で、川田雅浩撮影


 ◇秋の自民党総裁選出馬へ存在感示す狙いも

 野田聖子総務相は1日、地元の岐阜市で、自身が塾長の「岐阜女性政治塾」を開講した。政治活動を志す女性を後押しする狙いで、初回は女性活躍担当相を兼務する野田氏が講義。「次の時代の女性たちが、私が戸惑い泣きながら来た道をせめてショートカットして、効率よく力を発揮できるようにしたい」と語り、「等身大の私たちが政治に参画し、日本の中で(能力を)生かせる環境を整備したい」と強調した。

 秋の自民党総裁選出馬に向け、「女性活躍」の取り組みで存在感を示す狙いもありそうだ。塾には岐阜県内を中心に地方議員や高校生など15?69歳の78人が参加。当初は定員50人だったが応募が多かったため増やした。8月まで官僚OBや経営者らを招いて計6回開く。【田中裕之】

2925とはずがたり:2018/04/01(日) 23:14:21
「森友文書改竄」で“公文書管理法の生みの親”福田康夫元首相が怒髪天
http://news.livedoor.com/article/detail/14429495/
2018年3月14日 7時0分 デイリー新潮

決裁文書の書き換えに大激怒
 森友学園との国有地取引に関し、財務省は決済文書を書き換えたことを認めた。桁外れの衝撃に、今も事態は急激なスピードで動いている。その報道の多くで言及されているのが「公文書管理法」だ。日々のニュースを小まめにチェックしている向きでも、初耳だという方は少なくないに違いない。

 ***

 まずは日本経済新聞が3月11日の朝刊1面で報じた「決裁文書は複数存在 『森友』書き換えの疑い濃く 財務省、処分拡大へ」の記事を見ていただこう。公文書管理法について以下のような一節がある。

《決裁文書などの行政文書は公文書管理法に基づく政府の統一ルールがある。書き換えはただちに法律違反ではないが、同法の趣旨に反するとみる専門家は多い。内容次第では刑法上の罪に該当する可能性もある》

 少し脱線するが、刑法との関係を報じた記事の要点も紹介させてもらおう。出典は時事通信の「刑法抵触の恐れも=文書書き換えで専門家-森友疑惑」(3月7日)だ。

福田康夫元首相
【1】公文書管理法は、作成済みの文書の書き換えは想定していない。
【2】書き換えても直ちに同法に抵触することはない。だが刑法に触れる恐れは残る。
【3】公文書管理に詳しい弁護士は「作成権限がない人が公文書を変造したなら公文書変造罪、作成権限のある人だと虚偽公文書作成罪などが想定される」と指摘する。

 こうした背景から、公文書管理法に注目が集まっているわけだ。そして、この法律の“生みの親”とも言うべき存在が福田康夫元首相(81)なのだという。

福田元首相が安倍首相を公然と批判
 政治担当記者が解説する。

「かつて公文書の保存は、各省庁が独自にルールを作っていたのですが、昔は相当に杜撰だったようです。その問題に注目が集まったのは07年2月。安倍晋三首相(63)の第1次政権下で『消えた年金問題』が発覚したことがきっかけです。ところが安倍さんは同年9月に首相を辞任。次に福田さんが首相になるものの、参議院での首班指名では、当時、民主党の党首だった小沢一郎さん(75)が選ばれるなど、いわゆる『ねじれ国会』でした。福田さんは国会運営に苦しみ、読売新聞の渡邉恒雄主筆(91)の仲介で、自民と民主の『大連立構想』を進めます。ですが、結局は頓挫し、僅か1年で総辞職することに。そんな福田内閣の唯一といってもいい成果が、『公文書管理法』の制定を目指したことだったのです」

 しかしながら、福田氏も安倍氏と同じように、08年に内閣総理大臣を辞任。次期首相として麻生太郎氏(77)が就任した。

 麻生首相が在任中だった09年5月、朝日新聞は「公文書法案、修正協議へ 連休明けにも 福田氏、今国会に意欲」の記事を掲載した。《旗振り役の福田前首相が今国会成立に意欲をみせている》とし、以下のように解説した。

《福田氏のこだわりは長年のものだ。首相辞意表明後の昨年9月4日、自ら立ち上げた政府の「公文書管理の在り方等に関する有識者会議」に出席し、「公文書は国民に政府が積極的に情報提供する場で、民主主義の原点だ」と力説した》

2926とはずがたり:2018/04/01(日) 23:14:43
>>2925
福田元首相は安倍首相の3選を支持?
 これほどまでに情熱を燃やした法案を、財務省を筆頭とする“第2次安倍政権”が踏みにじってしまったわけだ。福田氏の意志を継いで公文書管理法を成立させた麻生氏が現在は財相というのも、因縁を感じる。安倍首相に対して福田氏が怒り心頭に発したとしても全く不思議はない。

「福田さんも安倍さんも所属派閥は、岸信介派や福田赳夫派を源流に持つ『清和政策研究会』です。さらに清和会の小泉純一郎さん(76)が首相だった時、福田さんも安倍さんも官房長官として女房役を務めました。同じ釜の飯を食い、同じポジションを経験したわけです。だからこそ今回の公文書書き換え問題で、福田さんは安倍さんに怒り心頭だそうですよ。ある派閥幹部に『公文書に嘘やごまかしがあれば、国家が成り立たなくなる。安倍政権は何をやっているのか』と話していたそうです」

 福田元首相は安倍首相の3選を支持した、という逆の報道もあった。今年2月、産経新聞は「福田康夫元首相『3選でも4選でも』 安倍晋三首相・自民党総裁の党総裁選3選めぐり」(2月28日・電子版)との記事を掲載した。そこには以下のような一説がある。

《福田康夫元首相は28日、東京都内で講演し、9月の自民党総裁選での安倍晋三首相(党総裁)の3選の是非について『いいんじゃないですか。しっかりした人が出てこないんだったら3選でも4選でもしたらいい』と述べた》

「自分自身を客観的に見ることができる」
 ところが、この講演を聴いていた別の政治記者は、記事とは全く違う、むしろ正反対と言っていいニュアンスを感じ取ったという。

「発言そのものは、産経新聞が書いた通りです。ですが、喋っているトーンは真逆の印象でした。『どうぞ3選してください』という肯定的な要素はゼロで、もっと冷たく、突き放した口調でしたね。少なくとも私は福田さんの発言を『3選したければ、勝手にすれば』が本音だと受け止めました。『福田さんって、やっぱり安倍さんのことが嫌いなんだろうなあ』と腑に落ちたほどです」

 実際、いわゆる“ネトウヨ”的な人々は福田元首相を「媚中派」として批判する傾向がある。岸信介(1896〜1987)に仕えたのが福田赳夫(1905〜1995)だが、孫と息子の2人は、むしろ水と油と見たほうがいいのかもしれない。

 その証拠に、福田氏は安倍首相を痛烈に批判している。17年8月に福田元首相は共同通信のインタビューに応じ、東京新聞が「官僚が官邸の顔色見て仕事 福田元首相 安倍政権批判」との記事タイトルで報じている。その中に次のような一節がある。

《中央省庁の公務員の姿勢について「官邸の言うことを聞こうと、忖度(そんたく)以上のことをしようとして、すり寄る人もいる。能力のない人が偉くなっており、むちゃくちゃだ」と指摘。「自民党がつぶれる時は、役所も一緒につぶれる。自殺行為だ」とも述べた》

 福田元首相は退任時の記者会見で「私は自分自身を客観的に見ることができるんです。あなたと違うんです」と発言して波紋を呼んだ。

 当時は「記者の質問に逆ギレした」と受け止められたわけだが、本当は単に事実を発言しただけなのかもしれない。自分を客観視できるなら、それ以上に他人は冷静に見つめられるだろう。先のコメントは“予言”と評していいほど正鵠を得ているが、その客観視によって福田元首相は、安倍政権の“終わりの始まり”を予測しているのかもしれない。

週刊新潮WEB取材班

2018年3月14日 掲載

2927チバQ:2018/04/02(月) 15:24:39
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180331-00000019-jij-pol
安倍首相に逆風、改憲不透明=総裁3選も「黄信号」-自民党大会〔深層探訪〕
3/31(土) 8:32配信 時事通信
安倍首相に逆風、改憲不透明=総裁3選も「黄信号」-自民党大会〔深層探訪〕
自民党大会で演説の冒頭、森友学園問題について謝罪する安倍晋三首相=25日午前、東京都港区
 学校法人「森友学園」との国有地取引をめぐる財務省の決裁文書改ざん問題が安倍政権を揺るがす中で開かれた25日の自民党大会。安倍晋三首相(党総裁)はおわびを余儀なくされ、逆風の強さを印象付けた。宿願とする憲法改正への決意を示したが、首相を取り巻く党内外の情勢は厳しく、実現は不透明。森友問題の混乱が続けば首相の求心力低下は必至で、今秋の総裁選での3選にも黄信号がともりつつある。

〔写真特集〕宰相の系譜〜明治・大正から現在〜

 ◇公明代表「謙虚に」
 「責任を痛感している。国民の皆さまに深くおわび申し上げる」。首相は党大会演説を陳謝から始め、頭を下げた。来年の統一地方選や参院選への影響を懸念する声が地方組織などから出たことを踏まえ、党大会で採択した運動方針で「下野の苦い経験を忘れた時、再び国民は鉄ついを下す」と記し、引き締めを図った。

 首相は昨年2月、森友との土地取引について「私や妻が関係したとなれば、首相も国会議員も辞める」と言い切って関与を否定。しかし、改ざん問題で、首相や夫人の昭恵氏の関与の有無が再び問われることとなり、野党からは内閣総辞職を求める声も上がる。

 公明党の山口那津男代表は来賓あいさつで「国民の声に謙虚に耳をそばだて、丁寧に課題解決に取り組む時だ」とくぎを刺した。

 ◇「9条一任」に不満
 首相は演説で「自衛隊の違憲論争に終止符を打とうではないか」と訴え、憲法9条への自衛隊明記に強い意気込みを示した。党憲法改正推進本部は党大会直前の22日、細田博之本部長への一任を取り付けており、戦力不保持を定めた9条2項を維持する案で条文化を図り、年内の国会発議を目指す考えだ。

 石破茂元幹事長らは2項削除を唱え、議論続行を求めていたが、推進本部の執行部が強引に打ち切った。党幹部は「一任は首相の意向」と解説。ベテラン議員は「党大会前に方向性を出せなければ首相の求心力に響きかねなかった」との見方を示した。

 こうした執行部の運び方に対し、党内には不満がたまっている。閣僚経験者の一人は「支持率が低迷し、森友問題が収束しない状況で改憲を進めるなんて無理だ」と話す。また、改憲に慎重な公明党の中堅議員は「森友問題の影響で改憲の動きが停滞するなら、われわれはほくそ笑む」と本音を漏らす。

 野党側は、27日の佐川宣寿前国税庁長官の証人喚問を「入り口」とし、森友問題追及を一段と強める構え。立憲民主党の福山哲郎幹事長は25日、「改憲を議論するような国会の状況ではない」と断じた。

 ◇麻生氏処遇でジレンマ
 昨年3月の自民党大会は、総裁任期を「連続2期6年」から「連続3期9年」に延長することを決め、「安倍1強」が鮮烈だった。1強に揺らぎが見られる今回、情勢は一変したと言える。

 首相は、出身派閥で最大勢力の細田派に加え、麻生、二階両派の支持を固めて党所属議員の半数近くを押さえており、3選へ優位に立つ。二階派を率いる二階俊博幹事長は同日、首相支持の姿勢に「全く変わりはない」と記者団に強調した。

 だが、麻生派領袖(りょうしゅう)の麻生太郎副総理兼財務相は、改ざん問題で批判の矢面に立たされ、党内にも「責任を取って辞めざるを得ないだろう」との見方がくすぶる。首相が麻生氏を切れば、麻生派は離反しかねず、逆に麻生氏を守ればさらなる支持率低下を招く可能性があり、首相にとってジレンマだ。

 一方、総裁選出馬を目指す石破氏は党大会後、「党運営に国民の思いと共鳴しないものがある」と記者団に語り、首相を強くけん制。小泉進次郎筆頭副幹事長は「全ての権力は腐敗する。謙虚な姿勢を持たないといけない」と指摘した上で、「重い1票。じっくり考える」と述べ、誰を支持するか明言しなかった。

2928チバQ:2018/04/02(月) 15:25:15
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180330-00000018-jij-pol
自民「順風3選」変化の兆しも=首相支持急落、様子見広がる
3/30(金) 7:04配信 時事通信
 順風とみられていた安倍晋三首相(63)の自民党総裁3選をめぐる情勢に変化の兆しが出てきた。

 学校法人「森友学園」に関する財務省決裁文書改ざんが首相を直撃し、内閣支持率が急落したためだ。支持が回復せず求心力が下がり続ければ、首相が厳しい状況に追い込まれる事態も予想され、党内には様子見の空気が広がる。

 「これからは国会議員票を取りにいく」。石破茂元幹事長(61)率いる石破派の幹部は29日、こう意気込んでみせた。

 次期総裁選への出馬に意欲を見せる石破氏は地方票に強みを持つとされるが、議員票は支持の広がりを欠くというのが派内のもっぱらの見方。改ざん問題に対する首相批判の高まりに、石破氏側近は「戦える雰囲気が出てきた」と語る。

 ただ、石破氏は4月にも予定していた出馬宣言を先送りした。石破氏とともに「ポスト安倍」をうかがう岸田文雄政調会長(60)も最近は発言を抑え気味。首相との違いを際立たせるような物言いを避けている。4月の岸田派パーティーで発表する政策集の内容は「トーンを弱める」(幹部)という。

 共通するのは状況を見極めようとする姿勢だ。党内では主要派閥の支持を既に確保し、優位を誇る首相の3選は手堅いとの見方が強かったが、苦境にある首相を攻撃して、その後に支持が回復すれば批判が向きかねない。首相からの「禅譲狙い」と目される岸田氏も、展開が不透明な状況で踏み込んだ行動を取りにくいのが実情だ。

 実際、文書改ざん問題が収束に向かうかは予断を許さない。ある政府関係者は「森友問題が尾を引けば、首相は総裁選に出られなくなる」との見方を示す。今後の支持率次第では、政局が流動化する可能性をはらんでいる。

 額賀派次期会長の竹下亘総務会長は28日の講演で、首相3選の見通しを「本当に分からない」と指摘。石破氏や岸田氏の支持に回る可能性にも触れた。同派は加藤勝信厚生労働相ら首相に近い幹部も少なくない。最終的に首相支持を打ち出すとしても当面は中立を維持し、状況を見極める姿勢に徹する構えだ。

2929チバQ:2018/04/06(金) 10:40:45
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/list/201804/CK2018040602000127.html
市川市長選再選挙 自民県連の対応は「支部の意向無視」

2018年4月6日


 十五日告示される市川市長選の再選挙(二十二日投開票)を巡り、自民党市川市支部の松井努支部長は五日、党県連に「支部の意向が全く無視された」などとする文書を提出したと明らかにした。文書は四日付。

 松井氏によると、同選挙へ向け党市支部は、元県議の坂下茂樹さん(43)の推薦を決定。元衆院議員の田中甲さん(61)から出された推薦依頼について、市議会議員会で協議し、田中さんは推薦しないことにした。

 ところが、市議数人が県連に田中さんの推薦願を提出したとして、松井氏は「県連への推薦申請書には支部長の署名、押印が必要なのに、支部長の承諾がない。無効だ」と強調。県連は六日にも選対会議で推薦問題を話し合うとみられるとし、「県連の対応には到底納得できない」と述べた。 (保母哲)

2930チバQ:2018/04/06(金) 17:03:35
http://www.sankei.com/politics/news/180405/plt1804050001-n1.html
2018.4.5 08:00
【政界徒然草】
総裁3選目指す首相支持3派は盤石か 細田派内に分断の構図 麻生派は結束に乱れも
 9月の自民党総裁選で安倍晋三首相(63)の3選は本当に盤石なのか-。首相の支持基盤は出身の最大派閥、細田派(清和政策研究会、94人)と第2派閥の麻生派(志公会、59人)、第5派閥の二階派(志帥会、44人)だが、細田派や麻生派には不安要素もある。

 細田派には首相に近い勢力と福田康夫元首相(81)に近いグループの間に溝がある。麻生派は昨年、党内4つの派閥やグループが合併したばかりだ。二階派を率いる二階俊博幹事長(79)は権力に対し鋭い嗅覚を持つ。細田、麻生両派内で「反安倍」の動きがじわじわ広がり、首相側が少数と感じた瞬間、二階氏が舵を切り替える可能性もゼロではない。

 ■  ■

 細田派の歴史をひもとくと、二つの太い流れがあることが分かる。昭和54年に派を立ち上げ、61年まで初代会長を務めた福田赳夫元首相(1905〜95年)と、平成3年まで2代目会長だった安倍晋太郎元外相(1924〜91年)を源流とする各勢力だ。

 平成3年に「安倍派」が終わった後の細かな離合集散は割愛するが、赳夫氏の後継となった康夫氏と、晋太郎氏の地盤を継いだ晋三氏は、派内でそれぞれ親しい議員のグループをつくり、切磋琢磨(せっさたくま)してきた。

 18年に清和会出身の小泉純一郎元首相(76)の党総裁任期が近づいた際、晋三氏と康夫氏は次期首相の有力候補となり、アジア外交などで違いを際立てた。最終的に康夫氏が総裁選出馬を断念し、第1次安倍政権誕生につながったが、その後の福田康夫政権を含め、各政権で互いを登用することはなかった。

 この対立構図は、自民党が政権に戻る直前の24年9月の党総裁選に影響を与えたとの見方がある。町村派(現細田派)から安倍氏と町村信孝元衆院議長(1944〜2015年)が出馬し、安倍氏の大勝に終わったが、町村陣営には30人弱の町村派議員が加わった。

 24年末の衆院選で康夫氏は引退し、息子の福田達夫衆院議員(51)が地盤を引き継いだ。現在防衛政務官を務める達夫氏は細田派で着々と人脈を広げ、派外でも無派閥の小泉進次郎筆頭副幹事長(36)と盟友関係を築いている。

 福田康夫氏は今も細田派に影響力を残すが、首相の3選を支持する姿勢は鮮明にしている。2月28日の講演では「しっかりした人が出てこないんだったら3選でも4選でもしたらいい」と言い切った。

 一方、首相が執心する憲法改正については「改正しなければいけない、というのが先に来てしまっている」と苦言を呈した。アベノミクスについても「行き詰まっている」と批判を重ねた。

 仮に康夫氏が「反安倍」に転換すれば、派内への影響は大きい。細田派中堅は「派内は何があっても首相を支える親衛隊と『戦略的互恵関係』で支える議員にくっきり分かれる。どちらが多いかといえば、『戦略的互恵関係』の方ではないか。もちろん『戦略的』の方に康夫氏と親しい議員が多い」と打ち明ける。

2931チバQ:2018/04/06(金) 17:03:58
 ■  ■

 麻生派の事情はどうか。現在の「志公会」は昨年7月、旧麻生派(為公会)と山東派(番町政策研究所)、谷垣グループ(有隣会)の一部が対等合併して誕生した。同年2月には甘利明元経済再生担当相(68)率いるグループ「さいこう日本」の一部が先行して合流していた。

 派閥会長は麻生太郎副総理兼財務相(77)で、「為公会」同様、新派閥も麻生氏が物心両面で支える「オーナー派閥」の色彩が強い。麻生氏は財務省の決裁文書改竄(かいざん)問題など苦しい局面が続いても閣内にとどまり、首相を支える姿勢を貫いている。

 ただ、麻生派はタカ派からハト派まで寄せ集めた側面があり、政権への距離感には開きがある。同派のベテラン議員は「今の麻生派は、複数の銀行が合併して誕生したばかりの『メガバンク』のようだ」と評した上で、こう続ける。

 「出身銀行の壁がまだ残っており、麻生氏の意向が隅々まで行き渡るにはもう少し時間がかかる」

 別の同派幹部は「派内には3月以降支持率が急落した安倍内閣を非常に冷めた目で見る議員もいる」と打ち明ける。

 現在は3〜4割台前半の内閣支持率がもう一段階、下がれば、麻生派ではどのような化学反応が起きるのか。麻生氏は改竄問題を抱えているだけに、問題の行方次第では「派内に混乱が広がる可能性もゼロではない」(派幹部)という。

 これらは「たら」「れば」の議論だ。国会では3月末に30年度予算が成立し、首相が批判の矢面に立つ予算委員会が頻繁に開かれることはなくなった。4月中旬には日米首脳会談、5月には日中韓首脳会談なども開かれる予定で、首相が得意とする外交の季節がやってくる。改竄問題発覚後に急落した内閣支持率も落ち着きを取り戻す要素が増えてくる。

 ただ、なにかもう一つ予想外のアクシデントが政権を襲った場合、「たら」「れば」が現実味を帯びる可能性はある。岸田文雄政調会長(60)率いる岸田派(宏池会、47人)や石破茂元幹事長(61)率いる石破派(水月会、20人)の幹部らがさまざまな事態を想定し、細田派や麻生派の議員と個別の夜会合を増やしているのが何よりの証左だ。 
(政治部 水内茂幸)

2932チバQ:2018/04/06(金) 17:05:15
http://www.sankei.com/politics/news/180404/plt1804040006-n1.html
2018.4.4 07:25
【自民党総裁選】
野田聖子氏、スタートラインにはまだ遠く…独自色アピールも推薦人確保はLINE頼み
 野田聖子総務相が9月の自民党総裁選をにらんで独自色を打ち出し始めている。看板政策の女性活躍推進にとどまらず、与野党の枠を超えた活動にも余念がない。ただ、総裁選出馬に必要な20人の推薦人確保というハードルは高い。党内各派の締め付けもあり、スタートラインにはまだ立てていないようだ。

 「要望があったところに出前に行き、同じような政治に対する学びの場を作れればいいかなと思う」

 野田氏は3日の記者会見で、地元・岐阜市で自身が立ち上げた「岐阜女性政治塾」に関し、塾の“全国展開”に意欲を示した。3月には子育て環境の向上を目指す超党派の「ママパパ議員連盟」の会長に就任。総裁選で主要テーマに掲げる予定の女性政策を際立たせることを狙う。

 所管の放送・通信事業でも踏み込んだ発言をしている。野田氏は3日の衆院総務委員会で、政府内で検討される放送制度改革をめぐり「仮に放送法4条を撤廃した場合、公序良俗を害するような番組や事実に基づかない報道が増加する可能性が十分考えられる」と述べ、改めて慎重な姿勢を示した。

 安倍晋三首相(党総裁)は、技術革新に伴ってテレビとインターネットの境界がなくなりつつあるのを受け、放送制度改革に意欲をみせる。財務省の決裁文書改竄問題などで安倍内閣支持率が下落する中、違いをアピールした格好だ。

 6月20日に会期末を迎える今国会の閉会後、憲法9条改正に関する見解を含めた政策集も出版する予定で、総裁選への動きを一気に加速させる考えだ。

 ただ、推薦人集めはいまだに苦労しているようだ。

 昨年8月の内閣改造で総務相に就任したことで、野田氏周辺は「公務と政務に追われ、支援してくれる議員と定期的に会合を開く余裕がなくなった」と語る。それでも、野田氏は推薦人の確保について「(平成27年の)前回総裁選と比較すれば150%くらいある」と自信をみせる。

 3選を狙う安倍首相陣営が石破茂元幹事長との一騎打ちになる構図を嫌い、野田氏に推薦人を貸し出すとの観測もあったが、首相陣営も貸し出す余裕はなくなり、取り巻く環境は厳しくなりつつある。

 野田氏は現在、党内の中堅・若手女性議員らの講演会などを細かく回り、総裁選への支援を呼びかけている。ただ、協力を求められたある女性議員は「所属する派閥領袖から『今回は政情が不安定な分、結束して総裁選に臨まなければならない』とクギを刺された」と語り、簡単に推薦人にはなれないと打ち明ける。

 最近の野田氏は、党内の派閥領袖らの目をかいくぐり、推薦人をつなぎ留める手段として、無料通話アプリ「LINE(ライン)」に頼っているという。

 「今はLINEが頼みの綱。ボチボチ、地道にやるしかない」と語る野田氏。「小泉純一郎、麻生太郎の両元首相も、ずっと辛酸をなめてコツコツ階段を上った」と気を引き締めるが、スタートラインはなお遠い場所にある。(笠原健)

2933とはずがたり:2018/04/08(日) 19:07:39

自民・竹下総務会長「支持率、簡単には回復しない」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180407-00000039-asahi-pol&pos=1
4/7(土) 18:05配信 朝日新聞デジタル

■竹下亘・自民党総務会長(発言録)

 森友学園問題は、マスコミの報道を見ても、沈静化している状況ではない。そういう中で、来年4月の統一地方選、来夏の参院選がすでに視野に入ってきている。我が(地元の)島根県もそうだが、県議、市町村議や後援会幹部の皆さんと話すと、「俺たちじゃない。東京で色々な問題を起こして、地方が困っている」と指摘を受ける。その通りだ。

 世論は移ろいやすいものであるだけに、そう簡単には回復はいたしません。なかなか政策では、支持率が落ちることがあっても、回復することはありません。やっぱり「あいつは信用できる」「あの党が言うことは信用できる」という安心感を国民に持って頂けるかが非常に大きな要素だ。(仙台市内の党会合で)

朝日新聞社

2934チバQ:2018/04/11(水) 10:06:20
https://www.sankei.com/politics/news/180411/plt1804110007-n1.html
2018.4.11 01:18
【自民党総裁選】
首相3選支持へ麻生、二階氏呉越同舟 支持率急落に対抗
 自民党麻生派(志公会)会長の麻生太郎副総理兼財務相と二階派(志帥会)会長の二階俊博幹事長が10日夜、都内のステーキ店で会食し、9月の党総裁選で安倍晋三首相(党総裁)の3選を支える方針を確認した。ただ、両氏は「呉越同舟」ともいえる関係にあり、腹の探り合いになったとみられる。岸田派(宏池会)と石原派(近未来政治研究会)も同日、都内の日本料理店で会合を開いた。

 麻生氏らの会合には、麻生派から松本純国対委員長代理や鈴木俊一五輪相ら、二階派から河村建夫衆院予算委員長や江崎鉄磨前沖縄北方担当相らが出席した。

 会合終了後、河村氏は記者団に対し「この難局を両派が力を合わせ、しっかり政権を支えようと誓い合った」と述べた。

 もっとも、麻生派と二階派の関係は微妙だ。鳩山邦夫元総務相の死去に伴う平成28年10月の衆院福岡6区補欠選挙では、麻生氏が擁立した参院議員秘書と二階氏が推す邦夫氏の次男、二郎氏が骨肉の保守分裂劇を展開した。

 麻生氏は、副総理として5年間、政権を支え続けた。財務省の決裁文書改竄(かいざん)問題で責任を追及されているが、今後も内閣の重鎮として職責を果たす考えだ。これに対し、麻生派は昨年7月に旧山東派などと合併した。派内は首相との距離感に温度差があり、「支持率がさらに下がれば派の結束は揺らぐ」(中堅)と危惧する声もある。

 二階氏は「安倍の後は安倍」と公言するなど首相の3選をいち早く表明したものの、総裁選後の党幹部人事は二階氏の去就が焦点になる。二階派内では、影響力を保つために「首相に恩を売れるだけ売る」(閣僚経験者)という意見と「内閣支持率の行方を冷静に見るべきだ」(中堅)との考えが交錯している。

 首相は、出身派閥の細田派(清和政策研究会)と麻生派、二階派の3派に支えられ、党所属議員の約半数を抑えて優位に立つ。しかし、内閣支持率の低下に歯止めがかからなければ、麻生、二階両派の中で動揺が広がる懸念がある。

 岸田、石原両派の会合は、総裁選で連携する狙いも透けてみえる。平成20年と24年の総裁選に石原伸晃元幹事長は立候補し、岸田文雄政調会長は推薦人として石原氏を支援した。両派からは「次は石原氏が岸田氏を支援する番だ」(石原氏周辺)という声が上がっている。(小川真由美、長嶋雅子)

2935とはずがたり:2018/04/12(木) 13:20:43
きしょいねんこいつ。

小泉氏、柳瀬氏の説明を疑問視
都内で講演、「理解できない」
https://this.kiji.is/356661649630921825
2018/4/11 13:45
c一般社団法人共同通信社

 自民党の小泉進次郎筆頭副幹事長は11日、東京都内で講演し、学校法人「加計学園」の獣医学部新設計画を巡り、首相秘書官だった柳瀬唯夫経済産業審議官が愛媛県担当者との面会を否定した説明に疑問を呈した。「『記憶の限りでは』という注釈を付けるのなら『会っていない』と言い切ることはできない。理解できない」と述べた。

 柳瀬氏は10日、「記憶の限りでは、愛媛県や今治市の方にお会いしたことはありません」などのコメントを発表した。

2936とはずがたり:2018/04/12(木) 13:27:12
政権失態、とがる二階氏の発言 「責任あるべき人に…」
https://www.asahi.com/articles/ASL4962NLL49UTFK022.html?ref=tw_asahi
明楽麻子2018年4月12日11時50分

 10日夜、東京都内のステーキ店。自民党幹事長の二階俊博は、副総理麻生太郎との会食の席にいた。自分の孫の話題などを冗舌に語る麻生とは対照的に、二階は酒にもほとんど手を付けず、もの静かだった。

 麻生派と二階派は、首相安倍晋三の総裁3選支持を公言してきた。「こういう状況だからこそ、この二つの派閥が安倍を支えて乗り切る」。麻生の言葉に、出席した両派幹部は同意した。だが、出席者の一人は「乗り切ろうと表では言うけれど、厳しいなというのが本音だ」と漏らす。幹事長と副総理がわざわざ会合で安倍支持を確認し合わなければならないこと自体が、政権の現状を物語る。

 森友学園との国有地取引をめぐる財務省の文書改ざんが発覚して以来、相次ぐ政権の失態に、二階の発言はとがってきた。

 「責任あるべき人には、責任を…

2937チバQ:2018/04/13(金) 09:49:22
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180413-00000023-jij-pol
疑惑続出に与党危機感=首相苦境、3選困難の声も
4/13(金) 7:05配信 時事通信
 安倍政権を揺るがす不祥事の続発に、与党が危機感を募らせている。

 自衛隊日報、森友学園への国有地売却と財務省文書改ざん、加計学園の獣医学部新設をめぐり、新たな事実や疑惑が連日表面化し、政権の対応が後手に回っているためだ。自民党各派や公明党からは厳しい批判が相次ぎ、安倍晋三首相は一段と苦境に追い込まれている。

 「状況はどんどん悪くなっている」。首相周辺はこう頭を抱えた。政権は日報や文書改ざんについて、あくまで財務、防衛両省の問題と位置付けて収束を図ろうとしたが、加計問題で当時の首相秘書官が「首相案件」と発言したとする愛媛県文書が明るみに出て、首相本人に対する野党の追及が強まっている。

 首相の3選が懸かる秋の総裁選について、党関係者の1人は「首相を支持できないという声が大きくなり、不出馬が常識的な線ではないか。任期満了前の退陣もあり得る」との見方を示した。

 首相の支持基盤である麻生派の12日の会合でも、山東昭子会長代行が「緩みやおごりがあれば堅城も崩れ去る」と戒めた。森友問題で麻生太郎副総理兼財務相の辞任論が党内でくすぶる中、同派中堅は「首相が麻生氏に罪をかぶせるのは許さない。総裁選での首相支持は無理だという空気がある」とけん制してみせた。

 首相の求心力低下に伴い、これまで様子見の構えだった「ポスト安倍」候補らも、政府への批判を展開し始めた。岸田文雄政調会長は岸田派総会で「(疑惑を)数えるだけで時間がかかってしまう」と皮肉を口にした上で、「行政、政治の信頼が問われる事態だ。政府はしっかりと説明責任を果たしてほしい」と強調した。

 石破茂元幹事長は石破派総会で「真実を解明し、行政の信頼を回復することは与党の責任だ。批判するなという方もいるが、自浄作用を失う方がよっぽど怖い」と訴えた。石原伸晃元幹事長も石原派総会で「(疑惑が)いろいろ出てくる。あきれている方も多い」と語った。

 一方、公明党の井上義久幹事長は代議士会で、文書改ざんなどについて「とんでもないことで極めて遺憾だ。厳正に対応してもらいたい」と主張した。

 菅義偉官房長官は記者会見で「(各問題には)丁寧に誠意をもって答えていく」と守勢を強いられた。

2938とはずがたり:2018/04/13(金) 10:00:25

政権の状況「かなり深刻」=岸田派と旧谷垣グループが一致
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018041201304&g=pol

 自民党の岸田派と旧谷垣グループ幹部が12日夜、東京都内で会談した。複数の出席者によると、学校法人「加計学園」の獣医学部新設や「森友学園」への国有地売却、財務省の決裁文書改ざんなど不祥事が相次いでいることを踏まえ、「政権の置かれた状況はかなり深刻だ」との認識で一致した。

セクハラ疑惑次官、調査・処分せず=不祥事相次ぐ財務省

 会合には岸田派の望月義夫事務総長、旧谷垣グループの遠藤利明元五輪担当相らが出席。秋の党総裁選をめぐっても意見交換したとみられる。(2018/04/13-00:08)

2939とはずがたり:2018/04/13(金) 13:04:47
アベのケツ舐めずっとやってきて一緒に利権漁りに精出していた癖に今頃になってぶうぶう言い出しやがって( ゜д゜)、 Peッ #自民党が悪い

首相や政府批判、自民内からも 「甘えあれば崩れ去る」
https://www.asahi.com/articles/ASL4D5CRGL4DUTFK015.html
2018年4月13日00時21分

 森友学園への国有地売却問題や加計学園の獣医学部新設問題をめぐる安倍晋三首相や政府の対応に対して、12日、自民党の各派閥の例会で批判や苦言が噴出した。安倍政権に対する野党の追及が一向にやむ気配が見えないなか、党の視線が厳しくなっている。

 「ポスト安倍」をうかがう石破茂・元幹事長は自らの派閥で、加計問題について「真実を解明し、行政への信頼を回復することは、野党ではなく与党の責任だ。『批判するな』と言われる方もいるが、自浄作用を失うことの方がよっぽど怖い」と強調。「愛媛県は文書を公開し、知事も決然たる姿勢だ。これに関わる人は『真実はこうなんだ』と申し述べて頂きたいと切に思う」とも語り、文書へのコメントを避ける首相の対応を批判した。

 谷垣グループの逢沢一郎・代表世話人も「政治への信頼も揺らぎ始めているという認識が必要だ。政権を取り戻して5年数カ月、いま最も厳しい局面に、政府与党は立たされている」と危機感をあらわにした。

 首相に近い派閥からも批判や不安の声が相次いだ。

 首相の3選支持を繰り返し表明する二階俊博幹事長率いる二階派。伊吹文明・元衆院議長は、森友学園と首相の妻昭恵氏との関係に触れ、「(問題の)発端になった人物との付き合いについて、配偶者は立場をわきまえてもらわなくては。安倍さんには道義的責任がある」と断言した。

 麻生派では、山東昭子元参院副議長が「安倍1強」と言われた政権を城にたとえ、「霞が関や永田町の緩みやおごりに、『このくらいは許されるのでは』という甘えがあるなら、堅城も崩れ去る」と指摘した。

 首相と近い石原伸晃・前経済再生相も「為政者、権力を持つ側は絶えず謙虚で、道義的な責任についても国民に謙虚に示していく姿勢が大切でないか」と首相の責任に言及した。

2940とはずがたり:2018/04/13(金) 20:34:58
「これじゃ逆効果」安倍首相がこのタイミングで大阪へ来た理由
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180413-00000062-mbsnews-l27
4/13(金) 19:17配信 MBSニュース

 13日、大阪入りした安倍首相。国会では森友・加計問題が追及され支持率が急落している中なぜ今、大阪なのか。その背景には自身の運命を左右する「今年の秋」に向けた危機感があるようです。

 大阪入りした安倍首相。衆院選の応援演説以来、約半年ぶりとなります。東大阪市で花園ラグビー場や町工場を視察したあとは、天神橋筋商店街を練り歩き、なにわ情緒をたっぷり味わいました。

 夜の会食は天王寺区にある焼肉店「小川亭とらちゃん」。事前に店を取材させてもらいました。お店の人によると、安倍首相は個室ではなく仕切りのないテーブルで食事をする予定だそうです。

 食事をともにするのは大阪府選出の国会議員ら。店を選んだ自民党大阪府連はざっくばらんに焼き肉を食べながら首相との距離を縮めたい狙いがあります。

 Q.びっくりしましたか?
 「びっくりどころか…びっくりですわ、本当に。ぜひともきょう食べていただきたい。パワーつけてもらって、どうにか乗り越えてほしい」(小川亭とらちゃん 小川英明社長)

 大阪府連のラブコールの理由は…安倍首相は日本維新の会の松井代表らと距離が近く、このところ年末の食事会が恒例です。

 自民党大阪府連は「こっちも向いて」というわけで、首相の来阪を2月から計画。14日の臨時党員大会で初めて首相に参加してもらえるのです。しかし…来阪計画が決まったあと、森友学園をめぐる問題、自衛隊の日報問題、加計学園の問題などが次々露呈。自民党の地方組織の集まりで、大阪府連の幹事長が物申す事態も起きました。

 「逆につらい目にあってます。だからこの問題は党の論理ではなくて、国民の立場に立って解明して、ぜひ明らかにしてほしい」(自民党大阪府連 朝倉秀実幹事長)

 悲願だった首相来阪がこんなタイミングに。自民党関係者の間ではこんな声も。

 「これじゃ逆効果だよ」

 一方、安倍首相にとって大阪訪問は9月の総裁選に向け地方票を固める狙いもあります。焼き肉を食べながら、総裁と地方組織はどのような話をしているのでしょうか。

2941とはずがたり:2018/04/13(金) 22:19:33
【自民党総裁選】首相3選支持へ麻生、二階氏呉越同舟 支持率急落に対抗
04月11日 01:24産経新聞
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1804110007.html
【自民党総裁選】首相3選支持へ麻生、二階氏呉越同舟 支持率急落に対抗

会合のため銀座の飲食店に入る自民党の二階俊博幹事長=10日午後、東京都中央区(飯田英男撮影)

(産経新聞)

 自民党麻生派(志公会)会長の麻生太郎副総理兼財務相と二階派(志帥会)会長の二階俊博幹事長が10日夜、都内のステーキ店で会食し、9月の党総裁選で安倍晋三首相(党総裁)の3選を支える方針を確認した。ただ、両氏は「呉越同舟」ともいえる関係にあり、腹の探り合いになったとみられる。岸田派(宏池会)と石原派(近未来政治研究会)も同日、都内の日本料理店で会合を開いた。

 麻生氏らの会合には、麻生派から松本純国対委員長代理や鈴木俊一五輪相ら、二階派から河村建夫衆院予算委員長や江崎鉄磨前沖縄北方担当相らが出席した。

 会合終了後、河村氏は記者団に対し「この難局を両派が力を合わせ、しっかり政権を支えようと誓い合った」と述べた。

 もっとも、麻生派と二階派の関係は微妙だ。鳩山邦夫元総務相の死去に伴う平成28年10月の衆院福岡6区補欠選挙では、麻生氏が擁立した参院議員秘書と二階氏が推す邦夫氏の次男、二郎氏が骨肉の保守分裂劇を展開した。

 麻生氏は、副総理として5年間、政権を支え続けた。財務省の決裁文書改竄(かいざん)問題で責任を追及されているが、今後も内閣の重鎮として職責を果たす考えだ。これに対し、麻生派は昨年7月に旧山東派などと合併した。派内は首相との距離感に温度差があり、「支持率がさらに下がれば派の結束は揺らぐ」(中堅)と危惧する声もある。

 二階氏は「安倍の後は安倍」と公言するなど首相の3選をいち早く表明したものの、総裁選後の党幹部人事は二階氏の去就が焦点になる。二階派内では、影響力を保つために「首相に恩を売れるだけ売る」(閣僚経験者)という意見と「内閣支持率の行方を冷静に見るべきだ」(中堅)との考えが交錯している。

 首相は、出身派閥の細田派(清和政策研究会)と麻生派、二階派の3派に支えられ、党所属議員の約半数を抑えて優位に立つ。しかし、内閣支持率の低下に歯止めがかからなければ、麻生、二階両派の中で動揺が広がる懸念がある。

 岸田、石原両派の会合は、総裁選で連携する狙いも透けてみえる。平成20年と24年の総裁選に石原伸晃元幹事長は立候補し、岸田文雄政調会長は推薦人として石原氏を支援した。両派からは「次は石原氏が岸田氏を支援する番だ」(石原氏周辺)という声が上がっている。(小川真由美、長嶋雅子)

2942チバQ:2018/04/15(日) 10:35:53
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180412-00000102-mai-pol
<自民>安倍離れ、じわり 麻生、二階派内からも不満
4/12(木) 23:18配信 毎日新聞
<自民>安倍離れ、じわり 麻生、二階派内からも不満
自民党総裁選を巡る各派閥の立ち位置
 森友学園問題などで安倍政権が苦境に立たされる中、安倍晋三首相が出身派閥の自民党細田派と、総裁3選を支持する麻生派と二階派を軸とした党内基盤の維持に腐心している。一方、自民党内では総裁選を控え、首相と距離を置いて「様子見」する動きが広がり始めた。

 首相は12日の麻生派パーティーに駆け付け、麻生太郎副総理兼財務相と握手して結束をアピール。「麻生さんとしっかりタッグを組みながら公約を必ず実行していく。そのことで責任を果たす」と述べ、政権運営への意欲を強調した。

 麻生氏も「政策のど真ん中で政権を支えていく」と応じた。ただ首相も麻生氏も財務省の決裁文書改ざん問題に「極めてゆゆしき話」(麻生氏)などの表現で触れざるを得ず、「安倍1強」の陰りは隠せない。

 首相が政権の要石として麻生氏同様に重視するのが、二階俊博幹事長だ。その麻生氏と二階氏は10日夜に両派幹部を交えて会食。「難局に力を合わせ政権を支える」と一致した。もっとも、会食中は雑談が多く、場の雰囲気は「エイエイオーという感じではなかった」(出席者)という。

 政権の展望への不安は、首相支持派にも広がる。12日の二階派会合では、伊吹文明元衆院議長が首相への忠告を披露。「安倍さんには大変な道義的責任がある。配偶者が立場をわきまえないといけない」と述べて首相の妻昭恵氏を批判した。その上で「道義は己の心の中で裁くもの。居丈高に他人の道義を批判したら一種の人民裁判になる」とも語り、党内や野党をけん制した。

 「長期政権のひずみ」(政府関係者)の続発が、党内の空気を変えている。総裁3選に中立的な谷垣グループの12日の会合では、逢沢一郎元国対委員長が「政権を取り戻して5年数カ月の間で最も厳しい局面に立たされている。発言すべきは発言していく」と述べ、党内世論の喚起を主張した。石破茂元幹事長は自派の会合で「真実を解明するのは与党の責任だ。批判するなという方もいるが、自浄作用を失うことの方がよっぽど怖い」と語気を強めた。

2943チバQ:2018/04/15(日) 21:02:57
https://www.sankei.com/politics/news/180413/plt1804130029-n1.html
2018.4.13 23:56
【自民党総裁選】
首相、大阪で党員票獲得へ奔走 商店街練り歩き、視察、握手…石破氏「1千人集会」に危機感
 安倍晋三首相(自民党総裁)は13日、大阪府を訪れ、中小企業の視察や地元議員らとの会食など精力的に日程をこなした。14日には府連主催の臨時党員大会に出席する予定だ。首相がここまで「大阪」に配慮する背景には、9月の党総裁選をにらんだ党員票の取り込みに向けて「ポスト安倍」と目される石破茂元幹事長が2月に大阪で1千人規模の集会を開催したことへの危機感があるようだ。

 首相は13日、大阪府東大阪市にある中小企業の視察後、記者団に「ものづくりに対する熱意を感じた」と述べ、こう強調した。

 「来年はラグビーワールドカップ(W杯)や20カ国・地域(G20)首脳会合も大阪で開催される。(大阪を)世界に発信していきたい」

 首相はその後、大阪市内に移動し、日本一の長さで知られる天神橋筋商店街を約15分間かけて練り歩いた。

 「すげー」「安倍さんだー」「かっこいい!」

 突然の首相の登場に居合わせた買い物客は驚きの声を上げ、記念写真の撮影や握手を求め、あっという間に人だかりができた。首相は近くの大阪天満宮を参拝し、上方落語の寄席「天満天神繁昌亭」にも立ち寄った。選挙戦の遊説以外で、短時間のうちにここまで奔走するのは異例だ。

 夜は焼き肉店で大阪選出の自民党国会議員や府議ら約40人と会食し、続けて出身派閥の細田派(清和政策研究会)所属の衆院議員らとの懇談会にも参加した。

 首相の大阪入りは、府連所属の国会議員16人が2月に提案したのがきっかけだ。大阪では自民党と長年対立する日本維新の会の松井一郎代表(大阪府知事)と懇意にしている首相に対し、気をもむ府連側が「大阪で自民党を重視する姿勢を示してほしい」と頼み込み、実現した。

 首相はこの日、地元議員との懇談会などで「膝をつき合わせて話すことができて気持ちが分かった」「大阪の自民党がこれから飛躍するためにも一生懸命頑張る」と約束し、府連側の不安解消に努めたという。

 ただ、首相にとって大阪訪問の狙いはそれだけでない。今年2月5日、石破氏が会長を務める石破派(水月会)が大阪市内で政策セミナーを開き、地方議員ら1千人以上が集まった。首相は平成24年の総裁選で大阪の党員票(計9票)が石破氏と4票ずつの同数だっただけに、石破氏に対抗して大阪での党員票を取り込む狙いも透ける。

 14日の臨時党員大会はくしくも、2月の石破派会合と同じホテルで行われる。

 その石破氏は最近、人気漫画「ドラゴンボール」に登場するキャラクター「魔人ブウ」のコスプレ姿を披露して強烈なインパクトを残すなど、総裁選に向け存在感を高めている。

 一方の首相は、公務や国会対応で東京に張り付く日々を送り、総裁選に向けた活動は制約されている。その上、財務省の決裁文書改竄(かいざん)や陸上自衛隊の日報問題などに悩まされ、内閣支持率は下落傾向だ。久々の地方視察となった大阪で挽回するきっかけをつかめるか-。(原川貴郎)

2944とはずがたり:2018/04/17(火) 14:09:51

橋本聖子には直ぐにおまゆうの突っ込み入ってたけどなw

財務省調査に疑問相次ぐ
事務次官セクハラ疑惑
https://this.kiji.is/358812946648810593
2018/4/17 12:23
c一般社団法人共同通信社

 財務省が福田淳一財務事務次官のセクハラ疑惑を巡り報道各社の女性記者に調査への協力を要請したことについて、政府、与党からは17日、「国民の感覚とずれている。襟を正してほしい」(橋本聖子自民党参院議員会長)といった疑問や批判の声が相次いだ。麻生太郎財務相は会見で、女性が名乗り出ない限りセクハラを事実と認定できないという考えを改めて示し、閣内での意見の対立が鮮明となった。

 野田聖子女性活躍担当相は記者会見で「被害者の立場に立てば高いハードルだ。セクハラ被害者は家族にも相談できないのが現実だ」と指摘した。

2945チバQ:2018/04/18(水) 23:18:30
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-180418X217.html
自民・岸田氏「国を動かす」=ポスト安倍へ意欲―派閥パーティー
20:58時事通信

 自民党岸田派は18日夜、東京都内のホテルで政治資金パーティーを開いた。会長の岸田文雄政調会長は「一丸となって国難に立ち向かい、国を動かしていく。いざという時はやるという思いをしっかりと示さなければいけない」と述べ、「ポスト安倍」への意欲を鮮明にした。安倍政権の相次ぐ不祥事に関しては「政府には襟を正して信頼回復に努めてもらわなければならない」と強調した。

 岸田氏はパーティー後、記者団に「政策あるいは政治スタンスを明らかにしていくことは大事だ。責任を果たすべき時には責任を果たす」と語った。

 岸田氏は今秋の党総裁選に立候補するかどうか態度を明確にしておらず、パーティーでも言及しなかった。支持率下落で「1強」が揺らぐ安倍政権の行方をにらみながら慎重に判断する意向だ。

 パーティーでは、派閥会長に岸田氏が就任して初めての政策集の骨子を発表。「国民の多様な声、異なる意見にも耳を傾け、ボトムアップの政治を行う」などと記した。安倍政権のトップダウン型政治に対する党内の不満を意識しているとみられ、岸田氏は席上、「トップダウンからボトムアップへ政策の視点を変えていくべきだ」と訴えた。

2946チバQ:2018/04/18(水) 23:18:51
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1804170007.html
【自民党総裁選】安倍晋三首相、岸田文雄氏と会談 色濃くにじむ「禅譲」路線
04月17日 07:24産経新聞

【自民党総裁選】安倍晋三首相、岸田文雄氏と会談 色濃くにじむ「禅譲」路線

自民党の岸田文雄政調会長との会食後、店を出る安倍晋三首相=16日午後、東京都港区(佐藤徳昭撮影)

(産経新聞)

 安倍晋三首相(自民党総裁)は16日夜、岸田文雄政調会長と都内の焼き肉店で会食した。学校法人「森友学園」問題や財務事務次官のセクハラ疑惑が次々と浮上し内閣支持率の下落が続く中、9月の総裁選対応が注目される岸田氏だが、次々回の総裁選での「禅譲」路線を色濃くにじませる会食となったようだ。

 岸田氏が政調会長就任後に首相と2人で会食したのは1月25日以来、2回目だった。総裁選が話題に上ると、岸田氏は対応を決めていないとする自身の立場について「スタンスは今までと変わりません」と述べた上で、こう付け加えた。

 「私に対しては、いろいろな意見があるので(対外的に)そう言い続けます」

 9月の総裁選に出馬しないが、宏池会(岸田派)会長として今言うわけにもいかない-。そう読み取れる発言は貴重な会食の機会を逃さず本音をぶつけた形となった。

 総裁選をめぐり首相は党内最大派閥の細田派(清和政策研究会)と第2派閥の麻生派(志公会)、二階俊博幹事長率いる二階派(志帥会)を支持基盤にしている。一方、第4派閥の岸田派内には、岸田氏の出馬を求める主戦論が根強い。

 こうした声に押されるように、最近の岸田氏は「厳しい国民の目が注がれている。政治の信頼回復にしっかり取り組んでもらいたい」と首相に注文を付ける場面が目立っていた。岸田派内には「首相と一蓮托生(いちれんたくしょう)では石破茂元幹事長に水をあけられる」との声も出ている。

 岸田氏の面従腹背を疑う首相と、自身の対応を曖昧にする岸田氏。難局の中、「政府与党が一体となって信頼回復のために努力しなければいけない」と確認した2人だが、1月の会食時には決めていた次回の会食は今回、決めなかったという。(長嶋雅子)

2947チバQ:2018/04/20(金) 18:39:57
https://www.asahi.com/articles/ASL4M4R5FL4MUTFK00R.html
復活「竹下派」、総裁選は「真っ白」 「数の力」今は昔

南彰、久永隆一

2018年4月20日17時55分

 自民党の額賀派(55人)は19日の総会で、竹下亘(わたる)総務会長を新しい会長に決めた。兄の登・元首相が率いた「竹下派」の名称が四半世紀ぶりに復活。伝統ある名門派閥は、かつてのような「数の力」ではなく、秋の総裁選に向けて旗幟(きし)を鮮明にしないことで存在感を高める戦略を描く。

 竹下氏は総会で「9月には総裁選、来年夏には参院選。結束して、成果をあげていかなければならない」とあいさつした。この日、茂木敏充・経済再生相が会長代行に就任。派閥会長の交代を主導した吉田博美・党参院幹事長も会長代行に据えたい考えを示した。

 竹下派は党内第3派閥で、自民党総裁選では動向が注目される。当面の総裁候補はおらず、最大派閥だったかつてのようにキングメーカーにもなれない。前任の額賀福志郎・元財務相は、安倍晋三首相の総裁3選支持を鮮明にしていたが、竹下氏は態度を決めていない。

 会長に内定した直後の3月28日の講演では、当面の首相支持を示しつつ、「一番政策的に近いのは岸田派」と岸田文雄政調会長を総裁選で支援する可能性に言及。かつて額賀派で一緒だった石破茂・元幹事長の支援にも「ないとは言えないが、あるという状況ではない」と含みを残した。

 その翌日。吉田氏は竹下氏に苦言を呈した。

 「あなたは党三役だ。安倍総裁を支えるのが役割でしょ。総裁選のことは今、『真っ白だ』と言え」

 態度を明確にしないことで、存在感を高めようという狙いだ。

 ログイン前の続き竹下氏は最近の講演で、次の総裁を念頭に「『あいつは信用できる』という安心感を国民に持って頂けるかが非常に大きな要素だ」と指摘した。竹下、吉田両氏の後見人的な存在である青木幹雄・元参院議員会長も来夏の参院選の「顔」を重視している。

 そんな戦略を描く竹下派に、とりわけ熱視線を送るのが石破派だ。石破氏とともに額賀派にいた鴨下一郎・元環境相らは今月10日、国会内で竹下氏に「石破派も一緒になって、『大』竹下派を復活させましょう」と語りかけた。鴨下氏は額賀派を離れた際、「竹下派になったら戻る」と伝えていた経緯もある。

 ただ、茂木氏のように派内の衆院議員には安倍首相支持の議員も多い。派内をどうまとめ、誰を支持するか。竹下氏は19日、総裁選への対応を記者団に問われ、けむに巻いた。

 「決めていないし相談しているレベルでもない。通常国会が終わってからだ」(南彰、久永隆一)

2948名無しさん:2018/04/20(金) 19:24:45
https://www.asahi.com/articles/ASL4L5754L4LUTFK01F.html?iref=comtop_list_pol_n01

岸田派の政策、リベラル色前面に 安倍政権との違い強調
今野忍2018年4月20日0時26分

 自民党の岸田文雄政調会長が率いる岸田派(47人)は18日、東京都内のホテルで政治資金パーティーを開き、派閥としての政策骨子を発表した。「トップダウンからボトムアップへ」「多様性を尊重する社会へ」など、リベラル色を前面に掲げ、安倍政権との違いを強調した。
 政策骨子では、「権力に対するチェック・アンド・バランスを確保する」とうたい、ボトムアップの政治の実現を掲げた。「大企業・中央偏重から、中小企業・地方が主役」の経済政策も主張し、安倍政権の政権運営のあり方や「アベノミクス」からの転換の必要性をにじませた。
 岸田氏は党内で、「ポスト安倍」の有力候補の一人と位置づけられている。政策骨子について、岸田氏の側近議員は「9月の総裁選に岸田氏が立候補するなら、そのまま政権公約の骨子になる」と話す。今後、派内の議員で勉強会を続け、夏ごろまでに政策集として取りまとめる方針だ。
 ただ、岸田氏は総裁選への対応を明言しない姿勢を続けている。この日のパーティーでも、「私は飛ばない男だとか飛べない男だとか揶揄(やゆ)されているが、いざというときはやるんだ、という思いをしっかり訴えさせていただく」と述べるにとどめた。
 森友学園をめぐる財務省の決裁文書改ざん問題など不祥事が相次ぎ、安倍政権は逆境下にある。同じ「ポスト安倍」の石破茂元幹事長が政権批判で存在感を高めるなか、岸田氏は16日夜の安倍晋三首相との会食でも、ともに信頼回復に努めることで一致した。岸田派のベテラン議員は「政権が低迷してから批判するのはみっともない。こういうときこそ支える」と話している。(今野忍)
     ◇
自民党岸田派の政策骨子

・権力に対するチェック・アンド・バランスを確保する
・中小企業、地方が主役のボトムアップ型経済を実現する
・自律した個人、個性、多様性を尊重する社会へ
・持続可能な経済、財政、社会保障を実現する
・平和憲法、日米同盟、自衛隊の3本柱で平和を創る

2949とはずがたり:2018/04/20(金) 22:47:34
>>2943

2018.4.14 14:58
安倍首相 大阪都構想反対を支持、自民府連党員大会
https://www.sankei.com/west/news/180414/wst1804140039-n1.html

 安倍晋三首相(自民党総裁)は14日、自民党大阪府連が大阪市内で開いた臨時党員大会であいさつし、日本維新の会が掲げる大阪都構想に関し「自民党大阪府連が決めたことは党の考え方であり、総裁たる安倍晋三の考え方でもある」と述べ、都構想に反対する府連の考えを支持することを表明した。

 安倍首相は、前日に行われた党所属議員との懇談に関して「(議員から)『府連と党は考え方は違うんですかといわれるんですよ。大阪都構想、住民投票において考え方が違うといわれて大変迷惑している』と率直に言われました」と指摘。「私もしっかりと受け止めなければならない」と述べた。

 また、来年4月に控える統一地方選については「みなさまと共に戦い抜いていくことを誓う」と語り、必勝を訴えた。


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