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民主党スレ・2

8423OS5:2024/09/25(水) 12:12:34
https://news.yahoo.co.jp/articles/6ce503a033512f636efd1bcf5f47da0572f73bd5
野田人事にくすぶる不満 他陣営「露骨な論功行賞」 立民
9/25(水) 7:08配信

時事通信
立憲民主党の両院議員総会を終えた野田佳彦代表(中央)ら新執行部。左から4人目は小川淳也幹事長=24日午後、国会内

 立憲民主党の野田佳彦代表は24日、新執行部を発足させた。

 小川淳也幹事長、重徳和彦政調会長ら中堅の積極登用で世代交代をアピール。ただ、野田氏に近い議員が目立つ布陣に、23日の党代表選で他の3候補を支持した議員の間では、早くも「露骨な論功行賞だ」などと不満がくすぶっている。

【写真】小川淳也 立憲民主党前政調会長

 「野田氏の実績と安定感に、小川、重徳両氏の刷新感を組み合わせた」。野田氏周辺は24日、人事の狙いをこう説明。党内に理解を求めた。

 代表選の決選投票で、野田氏と枝野幸男元代表の国会議員票の差はわずか9票だった。これを受け、枝野氏支持の若手は「緊張感ある結果だ」と指摘。陣営からは、枝野氏の要職起用など党内バランスへの配慮を求める意見が出ていた。

 そのため、24日午前に小川氏の幹事長起用が伝わると、大半が枝野氏支持に回ったリベラル系の党内最大グループ「サンクチュアリ」は急きょ、国会内で会合を開催。小川氏が告示直前に同グループを離脱して野田氏支持に回った経緯もあり、「けんかを売っているのか」と怒りの声が上がったという。

 実際、人事が承認された同日午後の両院議員総会に同グループ所属議員の姿は少なく、拍手もまばらだった。泉健太前代表の陣営幹部も、野田氏が代表就任後のあいさつで「ノーサイド」と呼び掛けたことを引き合いに、「ワンサイド人事だ」と皮肉った。

 小川氏の政治手腕が未知数なことも懸念材料だ。早期の衆院解散・総選挙の可能性が取り沙汰される中、小川氏は今後、日本維新の会や共産党などとの候補者調整に臨むことになる。ただ、それぞれ100前後の小選挙区で競合しており、一本化に向けた交渉は難航必至だ。

 連合関係者は「小川氏では党内を掌握するのは厳しい」と指摘。党幹部の一人は、大串博志選対委員長が党務総括担当の代表代行を兼務することに触れ、「大串氏が幹事長に代わり、党務全般の責任を持つことになる」との見方を示した。

8424OS5:2024/09/25(水) 20:49:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/5367cc91a73dbb4302d0c206da1b08da8398e767
立民・重徳和彦政調会長、党刷新へ問われる手腕 「非民主」執行部入り
9/25(水) 20:33配信

産経新聞
立憲民主党の重徳和彦政調会長=2023年12月、国会内(春名中撮影)

立憲民主党の野田佳彦代表が新執行部の「骨格」として選んだ幹部8人のうち、立民の源流・民主党に所属した経験が唯一ないのが重徳和彦政調会長(53)だ。自らを「昔の名前」と認める野田氏が、新風を吹き込む狙いで起用した。重徳氏は、立民の「批判一辺倒」の体質を疑問視し、世代交代による党刷新を訴えてきた。執行部の一員として、思い描いてきた改革を実行に移すことができるかの正念場を迎える。


■「野田氏について要職を」

中堅・若手グループ「直諫の会」(約20人)を率いる重徳氏は、もともとは代表選への立候補を視野に入れていた。会の中にも出馬待望論は根強かったが、8月19日、野田氏に対して電撃的に立候補を要請し、以降は野田陣営の中心メンバーとして勝利に貢献した。

突然の〝翻意〟に、グループ内には「どういう狙いなのか」(中堅)との戸惑いも広がった。実は、重徳氏を後押ししたのは当選15回を数える立民の重鎮、中村喜四郎元建設相だった。

「野田氏につけ。要職をとれる」。中村氏は重徳氏にこう説いた。理想を実現するための手段は、代表選に名乗りを上げることだけではない─。経験豊富な大ベテランから助言を受け、重徳氏は迷う気持ちを抱えながらも従うことにした。

■抜擢にやっかみや批判も

決断は吉と出る。重徳氏は野田氏のブレーンの役割を果たすことになり、直諫の会が提唱する「公益目的の投資促進」などの政策は代表選の公約に盛り込まれた。野田氏が勝利した以上、党の主張と位置づけられる可能性は高い。

重徳氏は、政権批判を軸に据えた野党の在り方に批判を重ねてきた。直諫の会の7月の街頭演説会では、立民が批判にばかり注力したため「政権を担ってもらいたいという期待が盛り上がっていない」と訴えた。

政策責任者のポストに就くことができた重徳氏は、党の政策決定を担う「次の内閣」を巡って「本格派の〝内閣〟を作りたい」と周囲に語るなど、刷新への強い意欲をにじませている。

とはいえ、当選4回ながら要職に抜擢されたとあって、やっかみを受けることは避けられない。さらに、代表選で野田氏を支持した重徳氏らの幹部起用に対しては、「論功行賞だ」という批判もある。さまざまな思惑が交錯する党内で、思い通りに事を進めていけるという保証はない。

直諫の会の同僚は「重徳氏は政策に詳しい。政調会長は適任だ」と語り、幹部としての活躍に期待を込めた。(深津響)

8425OS5:2024/09/25(水) 21:09:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/a583372d4841d601af81bb233ce4a3f1b7da450d
立民幹事長起用の小川淳也氏 政界きっての「熱男」も選挙に熱すぎて…軽率行動で釈明
9/25(水) 17:12配信


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コメント25件


産経新聞
立憲民主党の小川淳也幹事長は元野球少年。かつては民進党の野球チーム「民進カチマス」のメンバーだった

立憲民主党の幹事長に起用された小川淳也元政調会長(53)=衆院香川1区=は、ドキュメンタリー映画『なぜ君は総理大臣になれないのか』(令和2年公開)の主役に取り上げられるなど、一部では立民の次代のリーダー候補と目される。50歳を過ぎてからは「引き際を、どこか死に場所を探している」と語るなど独特の〝熱っぽさ〟で知られる一方、軽はずみな行動で物議を醸すことがある。

【写真】維新・馬場伸幸幹事長に直談判する小川淳也氏

■高松のパーマ屋の息子

小川氏は元総務官僚で、実家は高松市の美容院。「地盤、看板、カバン(金)」と無縁のたたき上げの政治家だ。民進党時代は前原誠司氏(現・教育無償化を実現する会代表)の〝弟分〟を自任し、前原氏が平成29年9月の党代表選に出馬した際、出陣式で小川氏は祝電を代読しながら感極まって涙を流していた。

小川氏の特徴の一つが「ときどき何を言っているのか分からない」(立民の逢坂誠二氏)と指摘される独特な「小川節」だ。

令和3年11月の代表選に出馬した際は「天にも昇り、地もはう」政治を掲げ、「国民がほれぼれするような批判こそ野党」「火中の栗ではなく、火口の溶岩を拾う」といった印象的なフレーズを残している。

■「体の半分は大串博志だ」

代表選出馬に当たって推薦人20人の確保は難航したが、同じく推薦人集めに苦労していた同期の大串博志選対委員長と「共闘」を確認。告示前夜に2人で記者会見に臨み、「私の体の半分は大串博志だ」と述べて、自身が立候補する考えを表明した。

小川氏は代表選で長期的に消費税率の引き上げにチャレンジする考えなども示したが、泉健太前代表に敗れた。泉氏は「ノーサイド」を掲げ、対立候補だった小川氏を政調会長に起用する。ただ、4年7月の参院選で立民が議席を減らしたことで、小川氏は「人心の一新を図るべきだ」と泉氏を除く執行部の刷新を要求、自身も政調会長を退いた。

このころから周囲に「蟄居だ」「俺は座敷牢だ」と自虐的に語るようになる。

■他党に異例の直談判も

そんな愚直な小川氏が人一倍情熱を注ぐのが選挙区での勝利だ。平成15年以来、香川1区で計7回衆院選に臨み、自民党の平井卓也元デジタル相を相手に2勝5敗と負け越している。

1勝は前回の令和3年10月の衆院選。同年6月の国会閉会後から地元に張り付き、家族ぐるみで街頭に立っては「青空集会」を重ねて人々の思いを聞き取った。

思いが高ぶったのか。衆院選を控えた同年10月11日、小川氏は日本維新の会の控室に〝乱入〟し、馬場伸幸幹事長(当時)に対し、香川1区で競合する維新候補予定者の取り下げを訴えた。馬場氏の腕をつかんで、「なんとか香川1区、調整してくれないかということでお願いにきた」と語ったという。

■なるかノーサイド

前代未聞の行為は永田町で話題を集める。維新の音喜多駿政調会長は自身の動画で「行動力や必死さは一目置きたい」と評しつつ、「情で訴えられても、応じられない。政策理念が違う所とはガチンコで戦って、有権者の選択肢になることこそが民主主義社会で正しい」と苦言を呈した。小川氏もその後、「総じていうと私の軽さ。反省している」と釈明した。

今回の代表選の直前、小川氏は所属していたリベラル系の党内グループ「サンクチュアリ」を退会。サンクチュアリは代表選で枝野幸男元代表を支援したが、小川氏は野田佳彦代表の支援を決めた。

今後、小川氏は幹事長として党内融和に手腕が問われそうだ。(奥原慎平)

8426OS5:2024/09/26(木) 21:48:50
>>8253-8255
https://news.yahoo.co.jp/articles/aff5a24c400ce5dcf9b1d3d578c501269761b6ef
立民の重徳衆院議員を不起訴 女性支援者へのわいせつ容疑 名古屋地検
9/26(木) 17:05配信

時事通信
 女性支援者への強制わいせつ容疑で書類送検されていた立憲民主党の政調会長重徳和彦衆議院議員(愛知12区)について、名古屋地検は26日までに不起訴にした。

 処分は25日付。

 女性支援者が重徳議員から車内で胸を無理やり触られたと被害届を出し、愛知県警が受理したことが、昨年12月の週刊文春の報道で発覚。重徳議員は「事実無根だ」と否定していた。

 同議員は26日、不起訴を受け、改めて報道内容を否定するコメントを出した。

8427OS5:2024/09/30(月) 19:12:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/fde1179c1f4b5573335a42e4261efe75df3e9641
立憲「次の内閣」、女性過去最多の8人起用 枝野氏は党最高顧問に
9/30(月) 18:20配信

朝日新聞デジタル
記者団の取材に応じる立憲民主党の野田佳彦代表(中央)=2024年9月30日午後4時32分、東京都千代田区神田駿河台、松井望美撮影

 立憲民主党の野田佳彦代表は30日、政権奪取を目指した各政策分野の責任者「次の内閣(ネクストキャビネット=NC)」の人事を発表した。女性や若手・中堅を積極的に起用しつつ、代表選の決選投票で争った枝野幸男元代表の陣営も登用。党内バランスに配慮した。

 政権担当能力をアピールしようと、民主党政権で政務三役を担った議員を8人起用した。国土交通相の在任期間が4カ月にとどまった馬淵澄夫氏を除き閣僚経験者の登用は見送り、若手・中堅にポストを与えた。女性は過去最多の8人。代表選に挑んだ吉田晴美衆院議員も1期生ながら「ジェンダー・共生・孤独孤立担当相」に抜擢(ばってき)した。

 野田氏は、枝野氏を党最高顧問に据え、人事を通じ党内融和を図りたい考え。NCの布陣では、代表選で支援を受けた重徳和彦政調会長を「官房長官」、階猛・元総務政務官を「財務金融相」に置く一方、枝野氏に近い近藤昭一・元環境副大臣を「環境相」で続投、福山哲郎・元官房副長官を「安全保障相」に据えるなどの配慮をした。代表選で争った泉健太前代表の時のNCメンバーも残し、衆院選に向け継続性も重視した。

 野田氏は記者団に「一定の経験を持った人たちに安定感を発揮してもらう一方、政策作りで刷新感も併せ持たなければいけない」と強調。10月1日に「初閣議」を開き、衆院選に向け公約づくりを急ぐ方針を示した。

 ただ、自民党の石破茂新総裁が「27日投開票」の方針を表明した中、立憲内では「選挙が迫る中、いまや党の役職にはあまり意味はない」(党中堅)との声も出ている。

■「次の内閣」の全容は次の通り(松井望美)

■立憲民主党が設置した「次の内閣」(敬称略)

首  相   野田佳彦

官房長官   重徳和彦

内閣府・防災・国家公安

       杉尾秀哉

経済財政   馬淵澄夫

地方創生・消費者・沖縄北方

       石川香織

ジェンダー・共生・孤独孤立

       吉田晴美

子ども政策  西村智奈美

デジタル・行政改革・公務員改革

       牧山弘恵

復興・福島再生 岡本章子

総  務   野田国義

法  務   打越さく良

外務・拉致問題 渡辺周

財務金融   階猛

文部科学   牧義夫

厚生労働   山井和則

農林水産   金子恵美

経済産業   田嶋要

国土交通   小宮山泰子

環  境   近藤昭一

安全保障   福山哲郎

税制調査会長 大西健介

憲法調査会長 逢坂誠二

朝日新聞社

8428OS5:2024/10/02(水) 17:18:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/9e678e0a46adf018c7060c4aa1c8c34624e5c6b9
立憲・小沢一郎氏が選対本部長代行に 野党間の候補者調整に関与か
10/2(水) 17:06配信

朝日新聞デジタル
記者団の取材に応じる立憲民主党の小沢一郎衆院議員=2024年7月9日午後0時59分、国会、伊沢健司撮影

 立憲民主党は2日の常任幹事会で、衆院選に向けた総合選挙対策本部(本部長・野田佳彦代表)を立ち上げ、小沢一郎衆院議員をナンバー2に当たる本部長代行に据えた。副本部長に岡田克也前幹事長、事務総長には小川淳也幹事長を充てた。

【写真】2009年8月、政権交代を決めた衆院選で民主党の候補者のボード前に並ぶ鳩山由紀夫代表(中央左)と小沢一郎代表代行(中央右)ら党幹部

 代表選で野田氏と争った枝野幸男元代表、泉健太前代表はともに特別参与となった。大串博志代表代行・選挙対策委員長は、選対本部で9人の副本部長に名を連ねながら事務局長を務める。

 小沢氏は民主党政権時代、首相だった野田氏と消費増税の是非をめぐり対立した過去があるが、今回の代表選では野田氏の支援に回った。

 自民党幹事長や民主党代表を務めてきた小沢氏は、全国の選挙事情や労働組合などにも通じているとされる。石破茂首相が早期解散を宣言するなか、野党間では候補者調整が急務となっており、小沢氏がこうした交渉にどのように関わっていくかが注目される。(大久保貴裕)

朝日新聞社

8429OS5:2024/10/03(木) 21:29:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/88d725e884da4fac3a7865416c21b95657d5febd
困惑?不満? 立憲・小沢氏、総合選対代行の立場「よくわからない」
10/3(木) 20:48配信
毎日新聞
記者団の取材に応じる立憲民主党の小沢一郎総合選挙対策本部長代行=国会内で2024年10月3日午後4時33分、源馬のぞみ撮影

 立憲民主党の小沢一郎総合選挙対策本部長代行は3日、衆院選での野党間での選挙協力について、国民民主党との連携から始めるべきだとの考えを示した。一方、総合選対本部長代行の立場や権限について「よくわからない」と述べ、困惑や不満ともとれる表情を浮かべた。

 小沢氏は国会内で記者団に、野党との連携について「同根のところからだ」として国民民主との交渉を重視する考えを示した。ともに連合の支援を受けることから「分かれているのは安心感に欠けることになる」と述べた。

 小沢氏は今回の代表選で野田佳彦代表を支援し、2日の常任幹事会で、衆院選に向けた総合選対のナンバー2に当たる本部長代行に就くことが報告された。だが本部長は野田氏が務め、地方選も含む選挙全体を取り仕切る大串博志代表代行兼選対委員長、党務全体を扱う小川淳也幹事長もおり、役割は明確ではない。

 小沢氏は、他党と交渉するには「相手がどういう立場と権限で口説いているのかわからないと、うまく話は進まん」と主張。本来は全権を持つ代表が担うべきだとした上で「そうじゃなきゃ誰かに任せてやるとかね。大衆討議でね、できるような話じゃないんだ」と強調した。自身の就任が2日になったことも「(新執行部発足から)1週間以上たっちゃってる。無為に過ごしちゃった」と悔やんだ。

 また旧民主党で選挙担当の代表代行として大勝し、政権交代に導いた2009年の衆院選を振り返り、当時の鳩山由紀夫代表や岡田克也幹事長から「全部任せるからお願いします」と頼まれたと説明。今回の衆院選でも「任せるかどうかは、代表のお考えだ」と述べた。

 一方で、野田氏がこの日、国民民主、日本維新の会、共産党の各党党首と相次いで会談したことは「形の上でのことはどうでもいい」としつつ「俺、知らなかった」とも話した。【源馬のぞみ】

8430OS5:2024/10/08(火) 22:04:24
政権取る気ないじゃん。老人野党として生きてのか?
https://news.yahoo.co.jp/articles/41c538d904df517f7c0db8362168173ac70298dc
立民、企業献金・政活費を禁止 物価目標「0%超」 衆院選公約
10/7(月) 18:47配信

時事通信
記者会見で次期衆院選のポスターを掲げる立憲民主党の野田佳彦代表=7日午後、国会内

 立憲民主党は7日、次期衆院選の公約を発表した。

 自民党派閥の裏金事件を踏まえ、政治の信頼回復を最優先課題と位置付け、企業・団体献金の禁止や政策活動費の廃止など、政治資金規正法の再改正を打ち出した。

 公約は「政権交代こそ、最大の政治改革」と題し、政治改革など7本柱で構成。国会議員の世襲を制限するため、親族間で政治資金の引き継ぎを禁じる措置などを提起した。

 過去の国政選挙で主張した消費税減税は盛り込まず、給付と減税を組み合わせる「給付付き税額控除」導入を明記。日銀の物価安定目標を現在の「2%」から「0%超」に変更するなど金融政策の転換を強調した。

 「分厚い中間層の復活」に向け、最低賃金を1500円以上に引き上げるとした。「労働基本法」(仮称)を制定して「期間の定めがない直接雇用」を基本原則とする方針を盛り込んだ。

 防衛費増額のための増税を否定。日米地位協定を見直すため、米国に「再交渉を求める」と記した。

 原発の新増設や、地元合意がないままの再稼働を「認めない」としたものの、党綱領で定める「原発ゼロ」には触れなかった。

 野田佳彦代表は7日の記者会見で「政権交代を実現しないと政治を正すことはできない。この約束で選挙に臨みたい」と述べた。

8431OS5:2024/10/08(火) 22:05:37
https://www.asahi.com/articles/ASSB821M8SB8UTFK00DM.html
国民民主、消費減税などで「手取り収入増」を訴え 衆院選公約を発表
国民

松井望美2024年10月8日 16時00分
 国民民主党は8日、衆院選で掲げる公約を発表した。「手取りを増やす。」をキャッチフレーズに、減税や社会保険料の軽減などで家計を支えて消費を喚起し、経済の好循環につなげると掲げた。自民党派閥の裏金事件を踏まえ、政治改革に注力する姿勢も打ち出した。

 公約では、手取り収入を増やすための施策として、実質賃金が安定的にプラスになるまで消費税を5%に減税▽所得税の課税対象となる基準を103万円から178万円へ引き上げ▽子どもを育てる人の税負担を軽減する「年少扶養控除」の復活▽社会保険料の軽減――などを列挙した。

 政治改革では、政策活動費の廃止や、政治資金を監視する第三者機関の来年3月までの設置などを盛り込んだ。「教育国債」の年5兆円発行による子育て・教育予算の倍増も掲げた。

 玉木雄一郎代表は記者会見で、「減税や社会保険料の軽減で手取りを増やし、消費が増えて企業業績が上がる好循環を回したい」と語った。(松井望美)

8432OS5:2024/10/28(月) 10:47:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/01cdc6873658c8238af73962b1de853744f9fa0b
「政権交代」に現実味 立民代表、首相指名意欲
10/28(月) 4:09配信

共同通信
記者会見する立憲民主党の野田代表=28日午前1時39分、東京・永田町の党本部

 自民党の派閥裏金事件への批判を勢いに立憲民主党は大幅議席増となり、与党を過半数割れに追い込んだ。野田佳彦代表は東京・永田町の党本部で「本当の政治改革をやるためにはどの政党がいいのかという観点で私どもにも支持が集まった」と強調。「政権交代前夜は間違いなくリアリティーができた」「首相指名を取りにいく」と政権奪取に強い意欲を示した。

 テレビ番組のインタビューで自民が大幅に議席を減らしたことを「裏金の問題をきちっと解明しないまま(解散総選挙に)突き進んだことに、厳しい批判があったことは間違いない」と分析。「政治とカネ」問題について「首尾一貫して訴え続け、手応えが強まっている感じがあった」とし「新しい事実も次々と出てきている」と、さらなる調査を求める考えを示した。

 野田氏は努めて気を緩めないようにしている様子だったが、当選確実となった公認候補者の名前が書かれたプレートをボードに掲げる際には、時折笑みを浮かべた。

 与党が過半数割れとなった大勢判明後の記者会見では「まだ初めの一歩。これからが大変」と話した。

8433OS5:2024/10/28(月) 10:52:03
148立憲
038維新
028国民
006野党系無所属
で220議席。
ほんとハングパーラメントになりそう

https://news.yahoo.co.jp/articles/d290537b56550e370c47b5c2540b532546ec053a
政権獲得へ立民、国民・維新に協力要請へ…「非自民」結集図る
10/28(月) 7:02配信

読売新聞オンライン
開票センターで笑顔を見せる立憲民主党の野田代表(27日午後、東京都千代田区で)=冨田大介撮影

 立憲民主党は、自民党の政治資金問題を徹底追及する姿勢を前面に押し出し、政権交代の必要性を訴える選挙戦を展開した。「政治とカネ」を中心とした有権者の不満を追い風に、公示前の98議席から大幅に積み増した。野田代表は政権獲得に向け、ともに連合を支持母体とする国民民主党や、日本維新の会に協力を呼びかける方針だ。


 野田氏は27日夜、フジテレビ番組で、自民、公明両党が過半数割れした場合の対応を聞かれ、「臨時国会で不信任案を共同で提出したところについては誠意ある対話をしていきたい」と述べた。立民が今月9日、維新、国民、共産各党と石破内閣への不信任決議案を提出したことが念頭にある。

 野田氏は「共産とは政権を共にすることはない」とも語っており、連携先として想定しているのは、国民や維新とみられる。

 立民と国民、維新は政策活動費の廃止といった政治改革の必要性では一致している。一方、野田氏は政治資金収支報告書への不記載があった自民前議員らの選挙区を中心に野党候補の一本化を模索しつつも、調整が難航した経緯がある。国民とは13選挙区、維新とは115選挙区でそれぞれ競合しただけに、連携は容易ではなさそうだ。

 国民の玉木代表は、立民との協力を巡り、「外交・安全保障、原発を含むエネルギー政策、憲法といった基本政策についての一致が必要だ」と繰り返してきた。

 両党は民主党を源流としているため、連合内には候補者調整に期待する声もあった。ただ、国民は原発の活用や憲法改正を掲げており、立民内には脱原発を求める勢力や護憲派もいることから、政策協議は進まなかった。維新は立民と同様、「与党の過半数割れ」を目標に掲げて選挙戦に臨んだ。立民側が求めた選挙協力に対し、馬場代表は「有権者に数多くの選択肢を提供していく」と応じなかった。27日夜の記者会見では、立民について「基本的な政策の部分で党内がまとまっていない」と指摘した上で、「そういう状況で連立を組めば、この国が混乱する」とも言及した。

 立民の中でも、維新が地盤とする関西で長年対立してきたことも踏まえ、「選挙で戦ってきた維新と連携することはあり得ない」(中堅)との声が支配的だ。

 そもそも国民と維新は、政策本位で自民を含む各党と等距離で向き合う意向を示している。野田氏が「非自民」勢力をどのように結集していくか、手腕が問われる局面となりそうだ。

穏健保守層 取り込み 
(写真:読売新聞)

 立憲民主党の野田代表は28日未明の記者会見で、自民党の政治資金問題を踏まえ、「裏金問題を厳しくただしたことが功を奏した」と述べた。

 野田氏は公示日の15日には、萩生田光一・元政調会長や西村康稔・元経済産業相らの選挙区に入るなど、政治資金問題を巡る批判に争点を絞り、問題に絡んだ自民前議員らを集中的に攻め続ける戦略を取った。

 公明党に対しても、政治資金収支報告書に不記載のあった自民前議員らへの推薦をやり玉に挙げ、「(自民と)共犯だ」と批判の矛先を向けた。企業・団体献金の禁止や、国会議員の政治資金の世襲制限といった政治改革も訴え、政権批判票の掘り起こしにも注力した。

 野田氏は現実的な中道路線をアピールし、自民から離れた「穏健保守層」や無党派層の取り込みも図った。その受け皿になることにも成功したとみられる。

 実際、個別の政策では「現実路線」を意識し、党の綱領で掲げた「原発ゼロ」は公約への明記を見送った。外交・安全保障政策では「日米同盟が基軸」とし、野田氏も厳しさが増す安全保障環境を踏まえ、防衛力強化の必要性にも言及してきた。

8434OS5:2024/10/29(火) 13:46:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/d2a0ab33c45711c88c1acc87555b248c907f5ecd
「部分連合」を国民民主に打診へ…石破首相が続投表明、首相指名選挙でも協力要請
10/29(火) 5:00配信

読売新聞オンライン
記者会見をする石破首相(28日午後、自民党本部で)=川口正峰撮影

 石破首相(自民党総裁)は28日、自民、公明両党が衆院選に大敗して衆院で過半数に満たない少数与党となったため、野党の国民民主党の玉木代表に対し、政策ごとに連携する「部分連合」を呼びかける方針を固めた。国民民主との協力で経済対策の実現や法案成立を図り、態勢を立て直したい考えだ。



 首相は28日、自民党本部で記者会見し、「厳しい安全保障、経済環境の中にあって国政は一時たりとも停滞が許されない」と述べ、続投の意向を表明した。

 11月中にもとりまとめる総合経済対策と、財源の裏付けとなる2024年度補正予算案については「党派を超え、優れた方策を取り入れたい」と述べた。

 自民幹部によると、首相は玉木氏が重視する電気・ガス代の値下げなどの家計支援策を経済対策や補正予算案に盛り込み、国民民主の賛同を得て臨時国会で予算案を成立させたい意向だ。

 首相はこれに先立って召集される特別国会での首相指名選挙でも、自らの指名に向け、玉木氏に協力を要請することを検討している。指名選挙は、自公の票だけでは過半数に達せず、上位2人の決選投票にもつれ込む見通しのためだ。

 一方、自民の小泉進次郎選挙対策委員長は28日、選挙結果を受け、首相に辞表を提出して受理された。首相は記者会見で牧原法相と小里農相が落選したことに関し、「後任を適宜適切に早急に決めなければならない」と述べた。

 埼玉14区で落選した公明の石井代表も28日、党本部での記者会見で「国会議員でなくなれば、代表を続けることに困難が伴う」と語り、辞任する考えを示した。公明は11月9日にも党大会を開き、後任を選出する構えだ。

8435OS5:2024/10/30(水) 03:13:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/529cec0d2d813dfe1eaa522d738d94b9c5231d3c
強気の国民民主・玉木氏 政策実現の果実狙う 焦点は「103万円の壁」「トリガー」
10/29(火) 21:06配信

産経新聞
記者会見を行う国民民主党の玉木雄一郎代表=29日午前、国会内(春名中撮影)

国民民主党の玉木雄一郎代表は29日の記者会見で、衆院選で掲げた政策実現のため、政府・与党と連携する可能性を示唆した。国民民主と自民、公明両党は憲法改正や外交・安全保障、エネルギーなどの基本政策で共通点は多いが、税制などで隔たりもある。来夏には参院選を控える中で、国民民主は「政策実現」の果実を取りつつ、政府・与党とは一線を画し存在感を示す構えだ。


■手取り増える政策を

玉木氏は29日の記者会見で党の政策実現に関し、「国民生活に直結する、手取りが現に増える政策を実現できるよう、政府・与党はじめ関係各方面に働きかけを強めていきたい」と述べた。国民民主は減税や社会保険料の軽減などの「手取りを増やす」政策を旗に戦っており、「掲げた政策を1つでも2つでも実現したい」と語った。

衆院選で過半数を維持できなかった自民、公明両党は安定的な政権運営のため、基本政策で親和性がある国民民主との連携を模索する。一昨年には国民民主が令和4年度予算の衆参両院での採決に賛成し、自公政権を事実上信任した。

石破茂首相は国民民主を念頭に「議席を大きく伸ばした党」の政策受け入れに柔軟な姿勢を見せており、双方は水面下で調整を続けている。

■政策受け入れ迫る

双方の連携で試金石となるのは、政府が11月中に編成する物価高対策などを含む6年度補正予算案の編成と来年度税制改正を巡る協議だ。玉木氏は「過半数を割ったという状況の中で、今政権に求められるのは丁寧に多くの声に耳を傾けることだ」とも述べ、政府・与党側に党の政策を受け入れるよう迫った。

まず政策協議の対象となるのは、国民民主の看板政策といえる「103万円の壁」の撤廃だ。パートで働く人らの年収が103万円を超えると所得税が課税され、逆に手取りが減るため労働時間を抑えてしまう問題で、その上限を178万円に引き上げるよう主張した。

自民も社会保険料負担が生じる「106万円の壁」「130万円の壁」を念頭に、衆院選公約に「年収の壁を見直し、働き方に中立な社会保険制度とする」と明記した。公明党も年収の壁解消を訴えており、「103万円の壁」は与党として受け入れる余地は大きい。

■ハードル高い政策も

一方、ハードルが高い国民民主の政策もある。

ガソリン税を一部軽減する「トリガー条項」凍結解除の実現は国民民主も看板政策で、今年の通常国会で自公と国民民主の3党で協議したが、決裂した。石破政権の屋台骨である森山裕幹事長や加藤勝信財務相も当時、凍結解除に慎重だった。

だが、政権内で影響力を持つ有力議員は「もうそんなことは言っていられない。財務省は反対するだろうが、凍結解除を迫るしかない」と語る。

現時点で政府・与党と野党の間で、予算案や法案などを国会提出前に審査する枠組みはない。国民民主関係者は「こうした過程に野党がどこまで関われるかわからない。政策実現のプロセスが全く見えていない」と話した。(千田恒弥、田中一世)

8436OS5:2024/10/30(水) 08:04:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/28966fe78344b1af609535c9b41929f9962d336a
国民民主、首相指名めぐり立憲との党首会談に応ぜず 「玉木と書く」
10/29(火) 22:22配信

朝日新聞デジタル
記者会見で質問に答える国民民主党の玉木雄一郎代表=2024年10月29日午前10時54分、国会内、岩下毅撮影

 国民民主党の榛葉賀津也幹事長は29日夜のBS―TBSの番組で、特別国会での首相指名選挙をめぐり、決選投票を含め立憲民主党の野田佳彦代表には投票しない方針を立憲側に伝え、両党の党首会談が見送りになったと明かした。首相指名選挙で国民民主の玉木雄一郎代表に投票する方針を強調した。

 立憲は首相指名での協力を求めるため、30日に日本維新の会、共産党とそれぞれ党首会談を開く方針。榛葉氏は首相指名選挙について、「我が党は各党と等距離で交渉している。首相指名で野田氏とは書けないので、(立憲との)党首会談がなくなった」と述べた。

 また、「我々はもう自民党から何を言われようとも、2回とも玉木と書く」と強調。来月11日召集で調整している特別国会に向けた立憲との調整については「幹事長・国会対策委員長会談をやろうかという話になっている」と語った。

 一方、立憲の小川淳也幹事長は同番組で、特別国会について「会期を十分、取ってもらわないと。十分な政治改革をはじめとした議論をしていくということが大前提になる」と述べ、与党側に一定の会期幅を要求していく考えを示した。(笹井継夫)

朝日新聞社

8437OS5:2024/10/30(水) 18:03:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/98d1a472ba7338917c9eae0bb2864bec2aede82c
政界注視の国民民主〝番頭〟榛葉幹事長「玉木代表あって月は光る」 趣味はヤギとプロレス
10/30(水) 16:10配信

産経新聞
記者会見する国民民主党の榛葉賀津也幹事長

先の衆院選で自民、公明両党の議席が過半数を割り込んだ結果、議席を4倍に増やした国民民主党は首相指名選挙に向けて自民、立憲民主両党から秋波を送られる状況となっている。他党との交渉役を担い、玉木雄一郎代表の〝玉除け〟となるのが榛葉賀津也(しんば・かづや)幹事長だ。「党利党略」から距離を置く姿勢をアピールし、改革中道を志向する。ウイットに富んだ話術の持ち主で知られ、記者会見のインターネット動画の視聴数は10万回を超える場合も珍しくない。趣味はやぎの世話とプロレス鑑賞と、こちらも個性的だ。



■「非難合戦や揚げ足取りではない」

「自民党の『政治とカネ』が腐りきっているのは分かっている。でも、与党と野党が『お前の母ちゃん、でべそ』といっても、子供の腹はいっぱいにならないんだよ。非難合戦や揚げ足取りではなくて、家計を大事にした経済政策をやろうじゃないか。そういってくれたのが私の信じる玉木雄一郎なんだ」

衆院が解散された今月9日夜。榛葉氏はJR新橋駅前で開催した党の街頭演説会で国民民主のスタンスについて、こう熱弁した。

榛葉氏は平成13年の参院選に民主党で初当選し、民主党政権では外務副大臣、防衛副大臣を務めた。政治家を志した契機は、留学先のイスラエルで若者が兵役に就き、パレスチナの友人が民衆蜂起で、それぞれ命を落としていく様を目の当たりにしたことだという。

初代タイガーマスクの佐山聡氏率いるプロレス団体「リアルジャパンプロレス」のコミッショナーを務めるなど、プロレスマニアの一面を持つ。28年11月に自民党の萩生田光一官房副長官(当時)が野党の国会対応について「田舎のプロレス」と発言した際は、「格調高き奥深いプロレスをバカにして許さない。萩生田君を絶対に許さない」などと記者団にコメントしたほど、プロレス愛は強い。

■共産主義否定も共産党に敬意忘れず

癒しの時間が静岡県菊川市の自宅で飼っているヤギの世話だといい、餌用の雑草を刈って回り、ヤギのハウスも作るなど愛情を注ぐ。

30年5月に所属していた民進党が玉木氏率いる希望の党と合流し結成した旧国民民主党に加わった。玉木氏と近しくなったのはこの頃だという。令和2年9月には旧国民民主と旧立憲民主党の合流に加わらず、以降は現在の国民民主党で幹事長を務めている。

外交・安全保障、エネルギー政策を専門とする。共産党に対しては「この国は共産主義を中心とした国家になるべきではない」とし、国家観の違いを理由に共産との選挙協力を否定する。一方で、共産所属議員に対しては「人格者や立派な人がたくさんいる。一緒に参院外交防衛委員会をやっている山添拓政策委員長は『知の巨匠』だ。理路整然、人柄も素晴らしい」(6月20日の記者会見)などと敬意を忘れない。

■「仲間を裏切る政治家は国民を裏切る」

一方、国民民主党に所属した前原誠司代表代行(当時)が昨年11月、新党結成を目的に離党を表明すると、「前原さんは(離党を)しないと明言していた」などと不快感をにじませた。「仲間を裏切る政治家は国民も裏切る」「政党交付金が目当てだ。筋が通らない」などと厳しく批判する。

落語好きのためか「オチ」も忘れない。今回の衆院選でX(旧ツイッター)に「国民民主党に騙されるな」というハッシュタグが突然拡散された際は、配信動画で「何をだまされていると思っているのか。表でわれわれに質問してほしい」と憤慨してみせた上で、「玉木が全部答えますから」とユーモアたっぷりに笑いを誘った。

6月9日の記者会見では、玉木氏よりも記者会見の動画の視聴回数が多いと指摘される場面があった。榛葉氏は「何かの誤り。玉木あっての榛葉。太陽の玉木がいるから、月の私が光る。地味な私が太陽の光でほんのり、明かりをともすことができるということだ」と玉木氏を立てた上で、こう語った。

「『いいね』の数に一喜一憂すれば政治はできない。ぶれずに対決より解決だ。会見をやっていなくても、国民民主党は個性と専門性を持った素晴らしい仲間がたくさんいる。これを少しでも大きくしたい。それが玉木と私の願いだ」

榛葉氏会見に欠かさず出席するベテランのフリーカメラマンの堀田喬氏は、榛葉氏について「いい人であり悪い人。狸であり狐だ。腹の探り合いのできる良い意味での古い政治家の一人だ」と語っている。(奥原慎平)

8438OS5:2024/10/30(水) 18:07:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/b5e8ca09e5daad439b7ea8baff70d02bf41121c3
立憲・野田氏、維新・馬場氏と首相指名めぐり協議 野党連携は難航
10/30(水) 11:55配信

朝日新聞デジタル
役員会に臨む立憲民主党の野田佳彦代表=2024年10月28日午前11時1分、東京・永田町の党本部、長島一浩撮影

 立憲民主党の野田佳彦代表は30日午前、日本維新の会の馬場伸幸代表と国会内で会談し、11月11日召集で調整中の特別国会の首相指名選挙で自らに投票するよう求めた。今後も協議を継続する。ただ、国民民主党は同党の玉木雄一郎代表に投票する方針で、衆院選後の野党連携は早くも難航している。

 立憲は衆院選で1.5倍の148議席を獲得したが、自公の計215議席には67議席及ばず、多くの野党の協力を得なければ過半数(233議席)に届かない。馬場氏は会談後、「首相指名を含め今後も協議する」と述べた。立憲は政治改革や国会改革で共同歩調をとるための働きかけを続ける。

 国民民主は30日午前の執行役員会で、首相指名選挙では同党の玉木氏に投票することを確認した。同党は立憲との党首会談に難色を示し、当面は幹事長・国会対策委員長レベルで協議する。玉木氏は記者団に「政策的な協議をはじめとした各党とのコミュニケーションは各党等距離でやっていきたい」と語った。野田氏は同日午後、共産党の田村智子委員長とも会談する予定。(大久保貴裕、小林圭、笹井継夫)

朝日新聞社

8439OS5:2024/10/30(水) 18:08:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/a1e73f822667420e8551ac4b3be3a4259cae9435
立憲・野田氏、共産・田村氏に首相指名の協力要請 「前向きに検討」
10/30(水) 17:40配信

毎日新聞
立憲民主党の野田佳彦代表

 立憲民主党の野田佳彦代表は30日、国会内で共産党の田村智子委員長と会談し、特別国会の首相指名選挙での協力を要請した。会談後、田村氏は記者団に「前向きに検討する」と述べた。

【図解で分かる】首相指名にかかわる衆院の各党勢力の議席は…

 野田氏は田村氏に対し、首相指名選挙で決選投票になった場合、野田氏の名前を書くことへの協力を求めた。野田氏が会談後、記者団に明らかにした。

 田村氏は、自民党派閥の裏金問題の真相解明に向けて、国会での政治倫理審査会の開催などを求めていく考えを表明。立憲にも同様の方針が確認できれば「決選投票では前向きに検討したい」と答えたという。【中村紬葵、富美月】

8440OS5:2024/10/31(木) 10:59:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/cbc31dd2aa629abaf53233f97b1becd0f4eb49bc
「男同士が引っ張っているのは嫌」 国民・玉木氏の発言がXで波紋
10/30(水) 23:00配信

毎日新聞
国民民主党の玉木雄一郎代表

 国民民主党の玉木雄一郎代表が、29日に出演した民放番組で、自身を石破茂首相と立憲民主党の野田佳彦代表が引っ張り合っているイラストを指し、「男同士が引っ張っているのは嫌。気持ち悪い」という趣旨の発言をした。X(ツイッター)上では「同性愛嫌悪ではないか」などと波紋が広がっている。


 番組では、国民民主が求める政策を取り入れることを交渉材料に、自民党と立憲の双方からアプローチを受けていると司会者が指摘。その際、司会者が「いま、(国民民主は)モテ期だ」としてイラストを示した。

 玉木氏は「これ、嫌ですね。この、男同士が引っ張っているのは。気持ち悪い絵ですね、これ」と笑いながら応じた。番組内では他の出演者も笑うなどして、玉木氏が指摘を受ける場面はなかった。

 同性愛者であると公表している立憲の石川大我参院議員は30日、Xに「公党の党首として真意を問いたい」と投稿。「仮に、女性2人から引っ張られていたらどうだろう? 『嬉(うれ)しい悲鳴』などではないか? そう考えると、異性愛=良いこと、同性愛=気持ち悪い、との考えが透けて見える」と指摘した。

 石川氏は30日、毎日新聞の取材に「女性2人に引っ張られている絵であれば、こうした発言にはならなかったのでは。(テレビ収録の)会場から笑い声が漏れていることも含め、無意識なホモフォビア(同性愛嫌悪)が隠れているのではないかと感じる」と話した。

 立憲は同性婚を法制化するため、民法の一部を改正する「婚姻平等法案」を国会に提出している。石川氏は「国民民主とも一緒に提出できるように、働きかけていきたい」と語った。【源馬のぞみ】

8441OS5:2024/10/31(木) 22:29:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/892568aa073e366a4d2a712ee76ffea32cd57937
原口元総務相の提訴検討 コロナワクチンメーカー
10/31(木) 21:31配信


時事通信
 製薬会社のMeiji Seika ファルマ(東京)は31日、立憲民主党の原口一博元総務相が同社の新型コロナウイルスワクチン「レプリコン」に非科学的な誹謗(ひぼう)中傷を繰り返しているとして、名誉毀損(きそん)で提訴する方向で検討していると明らかにした。

 提訴時期は未定。

 同社によると、原口氏はSNSなどでレプリコンを「生物兵器」、同社を「731部隊」と繰り返し表現。今月、警告書を送付したが、衆院選期間中にも誹謗中傷が確認されたという。同社は「適法な承認プロセスを経て製造販売承認を取得した民間会社に対し、このような発言を繰り返すことは到底容認できない」と主張している。

8442OS5:2024/11/02(土) 15:30:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/aa478d9a64c60b64602842964a5cc6c8a7c5bf31
国民榛葉幹事長「やらせ」発言でフリー記者を一喝「同業者にそういうのはだめ」場外乱闘にあきれ
11/1(金) 17:50配信


日刊スポーツ
国民民主党の榛葉賀津也幹事長(2023年9月29日撮影)

 国民民主党の榛葉賀津也幹事長は1日の定例会見で、「#国民民主党にだまされた」というハッシュタグについてフリーランス記者に指摘され「だまされた?だましていないよ、まだ。勝手にだますなんて…」と強い調子で反論した。

【写真】会談を終え、記者会見する国民民主党の榛葉幹事長

 同党をめぐっては、衆院選のさなかに「国民民主党に騙されるな」という言葉がトレンドワードになり、同党の玉木雄一郎代表がX(旧ツイッター)で「なんで急に、こんなハッシュタグが出現しているのでしょうか。政策へのご意見やご批判なら何なりと伺います」と、投稿を通じて反論した経緯がある。

 この日の会見で「#国民民主党にだまされた」という言葉が広がっていると指摘された榛葉氏は「だまされるな、じゃなくてだまされた? だましていないよ、まだ」などと反論。「首相指名の決選投票で『玉木雄一郎』と書くということは、石破政権を延命させることと等しい」「なんで首相指名で『野田』と書いて、政権交代を果たさないのか」と問いかけられたが、「全然違います」を4回口にして反論した。

 その上で「参議院は与党が140議席、持っている。仮に、ずる賢い与党だったら、野田さんに総理をやらせて、1本も(参院では法案が)通んないよ。『やっぱり野田政権だめじゃないか』と。また自民党に戻って、安定政権だ」と、仮に立憲民主党の野田佳彦代表が首相指名選挙で首相に選ばれても、与党が多数を示す参院選では事情が異なるとの認識を示し「参議院があるんだよ。出口の参議院では野党全部合わせたって108人ですよ。1本も(法案は)通んないよ。以上」と主張。参院での野党勢力の現実を指摘し、記者の質問を突っぱねた。

 しかし、フリー記者が「なんで選挙中に『石破政権を延命させる』と言わないのか。石破首相の不信任案に賛成して『自公過半数割れを目指す』と言って連立入りしないとすれば、普通の有権者は、政権交代を目指すと思うじゃないですか」「国民をだましたことになるんじゃないですか」と質問を続けると、榛葉氏は「我々はずっと『各党と等距離で政策実現』と言ってきた。政治を混乱させて、それが目的じゃない。政策実現です。早く(国民の)手取りを上げる」「選挙では、国民民主党(の議席数を)伸ばすよう訴えたまでだ。『野田さんを総理にします』とは1回も言ってません」と反論を続けた。

 ここで、質問をしていた記者と別の記者の間でバトルが発生した。「次に回せよ」「やらせ記者がいますね」というやりとりが生じると、榛葉氏は「やらせ記者」と発言したフリー記者に対し「ちょっと失礼じゃないですか。みんなそれぞれの立場で取材している。同業者に対して、そういうのはだめだ」と一喝。フリー記者が「(別の記者が)国民民主党の支援者みたいな対応をしている」と釈明し、再び記者同士で言い合いが始まると、榛葉氏は「えらい展開になってきたね…こりゃ」と、あきれる場面もあった、

 その後、別の記者が指名されたことで、会見はようやく正常化した。

8443OS5:2024/11/02(土) 15:31:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/73b4ced575b8ec239778aad31ab97e075707d797
トリガー条項の凍結解除、実現可能性は 国民民主が主張
11/1(金) 18:05配信


産経新聞
記者会見を行う国民民主党の玉木雄一郎代表=国会内(春名中撮影)

自民党と国民民主党が政策連携を巡り政策ごとに協議することで合意し、国民民主が主張する「トリガー条項」の凍結解除が改めて脚光を浴びている。トリガー条項はガソリン税を一部軽減する措置だが、よく知られていないところも多い。詳しい仕組みやこれまでの経緯、凍結解除の実現可能性などについてまとめた。(中村智隆)


Q トリガー条項とは

A ガソリン価格上昇を抑えるため、2010年に当時の民主党政権が導入した。全国平均小売価格が3カ月連続で1リットル当たり160円を超えた場合、ガソリン税53・8円のうち上乗せ分25・1円を免除する。3カ月連続で130円を下回れば元に戻す仕組みだ。

銃などの引き金を意味するトリガーを引くように、自動で条項が発動することから、こう呼ばれる。

Q なぜ凍結されたのか

A 11年に起きた東日本大震災の復興財源を確保するためだ。これまで一度も発動されたことはなく、現在まで凍結が続いている。

Q このところ凍結解除を求める声が高まっている

A 原油価格の高騰や円安でガソリン価格が高止まりし、国民に大きな負担となっているためだ。政府は現在、補助金で価格を抑えており、年末とする期限の延長も視野に入れる。しかし国民民主は、これまでに約7兆円が投じられた補助金を疑問視し、凍結解除による減税の方が効果的だと主張している。

Q 凍結が実際に解除される可能性はあるか

A 課題は多い。トリガー条項は軽油でも導入されており、凍結解除で国と地方でガソリン税が年間約1兆円、軽油引取税が約5千億円の税収減となる。値下がりを見越した買い控えが生じるなど給油所や流通の混乱も懸念される。さらに解除には震災特例法の改正が必要で、国会審議を経ることから物価高対策としては即効性に欠けるとの指摘もある。

これまでに自民、公明両党と国民民主が解除に向けて協議したが、政府・与党内に慎重論も根強く、決裂した経緯がある。

Q 衆院選を経て国民民主は発言力を増している

A 自公が過半数割れし、石破茂首相は躍進した国見民主との連携強化で活路を見いだす考えだ。国民民主は年収が103万円を超えると所得税が課税され手取りが伸びなくなる「年収103万円の壁」の解消も訴えているが、与党がどこまで主張を受け入れるか注目される。

8444OS5:2024/11/02(土) 15:34:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/061c7f9b65c704ba0730919c56ed6f6be99fae77
コロナワクチン「生物兵器まがい」 販売元が原口一博議員を提訴へ
11/1(金) 19:02配信
毎日新聞
原口一博衆院議員=2024年10月11日午後0時57分、五十嵐隆浩撮影

 今秋の新型コロナワクチンの定期接種で初めて実用化された「レプリコンワクチン(商品名コスタイベ)」を巡り、繰り返し科学的根拠のない中傷を受けて名誉を毀損(きそん)されたとして、販売元の製薬企業「Meiji Seika ファルマ」は、立憲民主党の原口一博衆院議員に損害賠償などを求め提訴する方向で検討していることを明らかにした。

 同社などによると、原口氏は自身のX(ツイッター)でレプリコンワクチンについて「生物兵器まがい」などと表現していた。同社は10月初旬に、原口氏に警告書を送付した。しかし、原口氏は10月27日に投開票された衆院選の選挙広報で「未知のワクチンが日本にだけ認可されるということは、まさにモルモットにされている、といっても過言ではありません」などと記載していた。

 同社は31日に公表した見解で「国会議員のこのような発言は、国の医療介入における客観性と科学性を基盤とするサイエンスコミュニケーションの基盤を崩壊させる危険性があり、公衆衛生上大きな問題になると考えている」としている。提訴の時期は「検討中」としている。

 毎日新聞は原口氏にコメントを求めたが、1日午後5時までに回答はない。【中村好見】

8445OS5:2024/11/02(土) 15:38:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/a4a1a5b2e35f47483b4dd62b57b9d49acf46cdec
「かなり踏み込んだ発言」米山隆一氏 ワクチン批判の原口一博氏に“公開説教”!ネット賞賛「本当にその通り」「よく言った」
11/1(金) 19:32配信
女性自身
(写真:時事通信)

11月1日、立憲民主党の米山隆一氏(57)が同党の先輩にあたる原口一博氏(65)にX上で苦言を呈した。


問題視されているのは、原口氏の新型コロナウイルスに対する新ワクチン「レプリコン」をめぐる言動だ。

レプリコンワクチンについては、諸団体などから科学的根拠のない誹謗中傷を繰り返し受けたとして、10月8日、東京の製薬会社「Meiji Seika ファルマ」が批判を繰り返す団体を提訴する方針であると公表。その後、ワクチンについて非科学的な主張を繰り返していた原口氏についても提訴する方針であることが発覚した。

「原口氏は演説会などで『遺伝子製剤が認可された。実験台となるのは日本人』などと主張。YouTube上の対談動画でレプリコンワクチンについて、“第三の原爆”などと述べたほか、先日の衆院選に際し、YouTubeに投稿した政見放送でも、コロナワクチンについて“生物兵器まがいのもの”と語っていました」(全国紙記者)

Meiji Seika ファルマが原口氏を提訴する方針が明らかになると、れいわ新選組の大石あきこ氏(47)は10月28日にXで《レプリコンワクチン製薬会社が批判者を訴えるのは、許されない。原口議員の考えがどうかは関係ない。これはワクチンを不安に思う全ての国民への脅し》と主張。

一方、そんな大石氏に立憲民主党の米山隆一氏(57)は10月30日、《これは無茶です。レプリコンワクチンへの不安はそれは表明して構いませんし、それが非科学的断定でないなら名誉毀損等は成立しないので、製薬会社も提訴しません。一方、それが不安に基づくものでも、公然と非科学的断定をすれば、された側には、名誉毀損等で訴える権利があるのが法治国家です》と反論し、SNS上で「正論」と支持を集めていた。

さらに、今回米山氏は同じ立憲民主党の先輩議員である原口氏にもX上で苦言を呈すことに。

11月1日、米山氏はMeiji Seikaファルマが原口氏に対し、「名誉毀損で提訴する方向で準備を進めている」とするABEMA TIMESのニュース記事をXで引用し、原口氏に対して次のように指摘した。

《私は、確信をもって、レプリコン・ワクチンも他の多くのワクチン同様安全である科学的根拠があると思います。その安全性に不安・疑念を抱きそれを表明する事は個人の権利ですが、「生物兵器」「原爆」は明らかにその範囲を超えています。大先輩は是非自重をと、思います》

“身内”に対しても厳しい指摘を行った米山氏について、X上では賞賛する声が上がっている。

《直接伝えるのではなく、敢えてX上で「公開説教」をしたという事ですね。この後、党内できちんと話し合うというのが大前提ですが》
《米山さん、かなり踏み込んだ発言。ぐっちーを止められるかなぁ…党として対応しないとダメなんだけどねぇ…》
《これは本当にその通り。こんな大事になる前に、党幹部が強く指導すべきだった》
《おぉ、よく言った。その調子で頑張れ!!》

8446OS5:2024/11/02(土) 15:47:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/8da28f726e73b28e34b1a83ccae8dfcd66ae2ac3
与党?野党?国民民主が「等距離外交」 新たな「ゆ党」像示し「価値」維持図る
11/1(金) 20:50配信
産経新聞
会談に臨む公明党の西田実仁幹事長と国民民主党の榛葉賀津也幹事長(左)=1日午後、国会内(春名中撮影)

国民民主党が与野党と「等距離外交」を進めている。衆院選で掲げた「手取りを増やす」政策の実現を目指すために自民、公明両党との案件ごとの政策協議で合意する一方、自民の派閥パーティー収入不記載事件を踏まえた政治改革、国会改革などでは立憲民主党や日本維新の会にも歩み寄る。「政策本位」で他党と付き合いながら党の政策を実現し、来夏の参院選での飛躍を期す狙いだ。

国民民主の榛葉賀津也、公明の西田実仁両幹事長は1日、国会内で会談し、案件ごとに政策協議を進めることを確認した。国民民主は年収が103万円を超えると所得税が発生する「年収の壁」の引き上げを最優先事項に掲げており、西田氏は「国公」の枠組みを軸に検討チームの設置を提案した。

約25分間の会談は終始、和やかな雰囲気で行われたという。公明関係者は「国民民主の勢いを使い、これまで自民側が難色を示してきた政策を実現する良い機会だ」と話す。

衆院選で与党が過半数割れとなり、国民民主の「価値」は急騰した。政府・与党が国会で予算案や重要法案などを確実に成立させるには国民民主に頼るしかないからだ。

国民民主は自民とも政策協議を進めることで合意した一方、立民とも政治改革や国会改革で協力することを確認。維新とも近く話し合う方針だ。各省庁の幹部も「うちの考え方は国民民主のマニフェスト(政権公約)と同じなんです」などと〝国民民主詣で〟を始めた。

とはいえ、国民民主は衆院では28議席の少数野党に過ぎず、参院では与党が過半数を握る。政策実現のために与党側に利用されて独自色を失い、消滅した政党は少なくない。国民民主が来夏の参院選を見据えて独自色を発揮するには、各党と「等距離」を演出して存在感を維持する以外にないのが実情だ。

国民民主幹部は目指す政党像について、「例えば、自民が政治改革法案で生ぬるい法案を提出してきたら、野党として徹底的に戦う。政策を実現するためには与党とも野党とも是々非々をやる。極めてまっとうな野党になるということだ」と説明した。(千田恒弥)

8447名無しさん:2024/11/02(土) 15:53:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/f6b32f5cadfd2ee3d7940e4fd7ee773a8c4109d4
キャスチングボート握る国民、政策実現へ主導…野党との連携維持し与党に決断迫る
11/2(土) 6:52配信

読売新聞オンライン
(写真:読売新聞)

 衆院選での与党の過半数割れを受け、キャスチングボートを握る国民民主党は、与党との交渉で政策実現を主導したい考えだ。野党との連携も維持して交渉力を強め、与党に決断を迫る構えだ。存在感を示し、来夏の参院選での躍進を目指す。

 国民は1日、立憲民主党との間で幹事長・国会対策委員長会談を開き、政策協議の開始や党首会談の開催、政治改革での協力などで一致した。この日は公明党とも幹事長・国対委員長会談を行い、国民の看板政策である、年収が103万円を超えると所得税が課される「103万円の壁」の見直しに向け、協議することを確認した。

 10月31日の自民党との幹事長・国対委員長会談では、政策面での連携で合意した。日本維新の会とも5日に幹事長・国対委員長会談を開き、国会運営などでの協力を話し合う予定だ。

 国民の榛葉幹事長は1日の記者会見で、「野党が本気になって一致結束したら、内閣不信任決議案が可決する」と述べ、与党をけん制。「立民、公明、維新とも案件ごとに(協議を)やる」と語り、キャスチングボートを握る考えを示した。立民、維新とも引き続き関係構築を進め、内閣不信任案のカードをちらつかせることで、与党を突き上げる考えだ。

 国民が与野党と幅広く協議に臨むのは、党が掲げる「手取りを増やす」ための政策を実現したいからだ。過半数を割った与党は政策決定のため、国民との関係を重視せざるを得なくなっている。

 もっとも、国民は衆院での議席数は28と、第4党にとどまる。国民が政権に強い影響力を持つことに関し、自民内からは「正確に民意を反映できなくなる」(ベテラン)との声も出ている。

8448OS5:2024/11/02(土) 16:00:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/5b08276c49e23c36315894a126099a32086b8ac7
立民は戦略練り直し急務 首相指名で足並みそろわず…国民とは政策に隔たり
11/2(土) 15:39配信

西日本新聞
国会議事堂

 衆院選で議席を大幅に増やした立憲民主党が特別国会召集を前に、政権奪取に向けた戦略の練り直しを迫られている。首相指名選挙で他の野党に代表「野田佳彦」の記入を働きかけたが、賛同を得られる見通しは共産党のみで広がらない。自公連立政権の継続を許す流れにある。立民が「天王山」と見据える来夏の参院選で与党を追い込むには、特に国民民主党と基本政策の協議を進める必要がある。党内では早くも「多難」を予想する声が上がる。

 「非常に和気あいあいと、有意義な対話の時間を持った」。1日、国民の榛葉賀津也幹事長と国会内での会談を終えた立民の小川淳也幹事長は親密さをアピールした。外向けの顔とは裏腹に、合意内容は「満額回答」に程遠かった。

 「政治とカネ」問題を巡る政治資金規正法の再改正といった政治改革や国会改革を進めることは確認した。立民が最も欲していた、首相指名選挙の決選投票で野田氏への票集約は「あえて互いに言及せず」(小川幹事長)終わった。

 国民は既に1回目も決選投票も代表の「玉木雄一郎」と書く方針を決定。両党の党首会談も、同選挙をテーマにするなら受けられないと立民側の申し入れをいったん断ったほどだ。この日、週明けにも党首会談を開くと合意したが、小川氏は「先方とやりとりをし、話題を絞り込みたい」と配慮した。

 「基本政策の一致なくして、(選挙区調整は)やりませんと何年も言っている。いまだに実現しない」。玉木氏は10月31日、立民への不満をこうぶちまけた。立民が参院選へ向けて国民と協力態勢を築くためには、政治改革以外にもエネルギー、外交・安全保障、経済、憲法という四つの基本政策の協議が必要となる。

 原発ひとつ取っても「ゼロ社会の実現」を綱領に掲げる立民と、リプレース(建て替え)や新増設を掲げる国民では隔たりは大きい。憲法観も異なる。立民中堅は「国民の『原発新増設』はとても折り合えない」などと既に後ろ向きな声が聞かれる。

 立民重鎮は「少数与党」を前に、伝家の宝刀「内閣不信任決議案」を有効に使うと自信をのぞかせる。今後も「政治とカネ」で徹底的に与党を攻め国会審議の行方次第で、不信任案の野党による共同提出を視野に入れるというわけだ。国民と基本政策を議論することで「自民が一番恐れるのが不信任案。いざというときに一緒に乗れる関係性を野党間で保っておきたい」。 (坂本公司、岩谷瞬)

西日本新聞

8449OS5:2024/11/04(月) 09:10:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/f2695dfc41e87da2feaccc18edad8fc42808b2c1
法相に鈴木馨祐氏、農相に江藤拓氏…落選閣僚の後任に起用で調整
11/3(日) 23:11配信

読売新聞オンライン
鈴木馨祐氏

 石破首相は、衆院選で落選した小里農相の後任に自民党の江藤拓・元農相(64)、同じく落選した牧原法相の後任には同党の鈴木馨祐・元外務副大臣(47)をそれぞれ起用する方向で調整に入った。農政通の江藤氏を再登板させて政権の安定を図るとともに、政策通で中堅の鈴木氏を初入閣させ、刷新感も打ち出す構えだ。


 複数の政府・与党関係者が明らかにした。11日に予定される首相指名選挙後の第2次石破内閣の発足に合わせ、交代させる。石破内閣は10月1日に発足したばかりで、首相は基本的に閣僚を再任する方針だ。小里氏と牧原氏のほかには、公明党代表に就任予定の斉藤国土交通相の交代が見込まれているが、首相は斉藤氏の後任に関しては、「公明党枠」として同党の意向を尊重する。

 江藤氏は衆院宮崎2区選出で当選8回。安倍内閣だった2019年に農相として初入閣した。農林族の中核議員として知られ、農林水産副大臣や、農林水産物の輸出振興などを担う首相補佐官を歴任した。首相は、江藤氏に農林水産業を着実に推進してもらい、重視する農政や地方活性化の実績作りにつなげたい考えとみられる。

 鈴木氏は衆院当選6回。10月の衆院選は神奈川7区から出馬したが敗れ、比例南関東ブロックで復活当選した。麻生派に所属する。財務省出身の政策通で、自民派閥の政治資金規正法違反事件を受けた同法改正の議論では主導的な役割を担った。

8450OS5:2024/11/05(火) 20:47:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/4e484a730dd5a33a3b697fc6b8c755a28bbe29e0「野党の盟主」立憲民主党、深める孤立 国民とは政策や遺恨で溝 寄り添うのは共産
11/5(火) 20:39配信

産経新聞
会談に臨む立憲民主党の野田佳彦代表と国民民主党の玉木雄一郎代表(左)=5日午後、国会内(春名中撮影)

立憲民主党が野党の間で孤立を深めている。衆院選では「政治とカネ」の問題に照準を定め、公示前50議席増の148議席を確保し政権批判票の受け皿になったはずだった。だが、選挙後に注目されるのは「政策本位」で与野党と交渉する国民民主党ばかり。首相指名選挙への対応でも立民の働きかけに共産党以外からは色良い返事がなく〝大躍進〟の高揚感はない。

■「過去忘れない」と国民

立民の野田佳彦、国民民主の玉木雄一郎両代表は5日、国会内で会談し、国民民主が掲げた「年収103万円の壁」引き上げ実現に協力することなどで一致した。玉木氏は「ぜひ協力してほしい」と述べつつ、一部の立民議員がSNS上などで国民民主の政策に反対の論陣を張っていると指摘。「ご協力いただけるのであれば、党内の意思統一も図ってほしい」とクギを刺した。

野田氏は首相指名選挙の決選投票で自らへの投票を検討するよう求めたが、玉木氏から前向きな回答はなかった。両党は民主党を源流とするが、憲法や外交・安全保障、エネルギー政策を巡り離合集散を繰り返し遺恨は根深い。衆院選で立民は国民民主が先に公認候補を立てた小選挙区に対抗馬をぶつけるケースもあった。

決選投票で野田氏に投票できない理由に関し、玉木氏は5日の記者会見で過去の経緯に触れながら「政治的に殺されかかった人間が多くいる。勝ち残ってきた人たちに『立民代表の名前を書け』とはいえない」と語気を強めた。スポットライトを浴びる国民民主に、立民幹部は「ずっと一緒に仕事をしてきた」と親密さを強調するが、国民民主関係者は「過去のことは絶対に忘れない」と突き放す。

■不信感ぬぐえぬ維新、共産は前向き

立民と日本維新の会との関係も微妙だ。立民側は決選投票での協力を維新に求めているが、明確な返事はない。維新側には、国会での憲法論議などに後ろ向きな立民への不信感がぬぐえないためだ。

一方、共産は立民に寄り添う構えだ。立民から検討を求められた決選投票の対応について、小池晃書記局長は5日の記者会見で「前向きに検討中だ」と述べた。党幹部は「『野田佳彦』と書くのは間違いない」と明かす。

共産は衆院選で立民と142の小選挙区で議席を争ったが、結果は公示前2議席減の8議席。比例票も減らし、党勢の立て直しが急務だ。立民関係者は「共産は来年の通常国会や来夏の参院選も含め、立民に恩を売りたいのだろう」と推察する。(千田恒弥)

8451OS5:2024/11/06(水) 13:07:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/50ca8fcc792757758b4cfd83a8c8e5b4ad6fa8be?source=sns&dv=sp&mid=other&date=20241031&ctg=dom&bt=tw_up
立民・安住氏、記載漏れ陳謝 政治資金パーティー収入
2023/11/29(水) 11:32配信

共同通信
安住淳氏

 立憲民主党の安住淳国対委員長は29日、自身の政治資金パーティー収入の記載が漏れていたことについて陳謝した。「私の責任だ。申し訳ない」と国会内で記者団に述べた。

 昨年4月に開催した政治資金パーティーの収入を総務省に届ける際に30万円分を支払った団体の書類を誤って抜かしていたという。安住氏の資金管理団体は28日、訂正を同省に届け出た。

8452OS5:2024/11/11(月) 18:59:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/ddb823719b76059177e1cfd28f3cd21197a6deb0
国民民主・玉木代表が不倫報道認め謝罪 党躍進で「浮かれた」
11/11(月) 10:29配信

毎日新聞
記者会見で一部週刊誌の報道を「おおむね事実だ」と認め、厳しい表情で質問に答える国民民主党の玉木雄一郎代表=衆院第1議員会館で2024年11月11日午前9時35分、平田明浩撮影

 国民民主党の玉木雄一郎代表は11日、知人女性と不倫していたとする週刊誌ウェブサイト「スマートフラッシュ」の記事に関し、国会内で記者会見し「おおむね事実だ」と認めた。「家族のみならず、期待を寄せていただいた全国の多くの皆さんに、心からおわびを申し上げる。本当に申し訳ありません」と謝罪した。代表を辞任するかについては「仲間の意見を聞きたい」と述べた。

 玉木氏は「家族と向き合い、長時間、話をした。『こんな大事な時期に政党代表として何をやっているんだ』と厳しく、妻から、息子から叱責を受けた」と説明。「家族を持つ父として、夫として、許されない行動であることは間違いない。一生かけて、家族には謝り続けていきたい」と陳謝した。

 議員辞職については「お許しいただけるのであれば、議員としては、しっかり仕事で返していきたい」と否定した。国民民主の所属議員が首相指名選挙で玉木氏に投票するかどうかは「(議員の判断に)委ねる」と述べた。

 記事は、国民民主が躍進した衆院選の投開票日から3日後の10月30日深夜、玉木氏が東京都内のワインバーで女性と密会していたなどと報じた。玉木氏は「(躍進で)浮かれた部分があったと思う。冷静さを失った行動だった」と語った。【安部志帆子】

8453OS5:2024/11/13(水) 11:14:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/82ca4496498af33d41b8519ab2ce7b48d10cb393
御礼は香川のうどん1袋だって?ドライな性格の国民民主党・玉木雄一郎が「総理になるための条件」
11/13(水) 6:04配信「勝ちっ放しの人生」
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玉木氏は一時、自民党から立候補を打診された。しかし、当時の安倍晋三幹事長が提案した選挙区に、地元・香川は入っていなかった。あくまでも地元にこだわった玉木氏は、'05年の「郵政選挙」で民主党から出馬した。36歳だった。前出の同級生がこう述懐する。

「中学卒業から20年近く経ったある日、急に玉木くんから連絡があったんです。たしか'05年の8月くらいやったかな。

数日後に会ったら、『東京に行って大蔵省で働いて、色々見てきた。このままだと日本はやっぱり壊れてしまう』というような話をされて、『だから僕が(日本を)良くする』って。男がここまで本気で夢を語ってやりたいことがあると言うのであれば、応援するしかないでしょう。まずは同級生に声をかけて、手探りで選挙応援を始めたんです」

しかし、小泉純一郎総理による郵政選挙は自民党有利で、玉木氏は7万票を獲得したものの、比例復活もできなかった。

「彼は負けたその日に、『今日から歩きます。引き続きお願いします』と言い切った。私もそのときに本気でこいつを応援しようとスイッチが入りました。落選期間があったことで、今の玉木雄一郎を応援してくれる地盤を築く礎となった。多くの人と実際に会えた4年間でしたから」(同前)

この頃、玉木氏と出会ったのが、介護靴大手・徳武産業会長で、前後援会長の十河(そごう)孝男氏だ。十河氏がこう話す。

「私はもともと自民党支持だったけど、彼と会って、志の高さと能力、見識、人間性も含めてすごいなと思いました。出会ったのは彼が37歳くらいでしたが、それからずっと応援しています。

彼は最初の選挙で負けた。私は、それはとてもよかったと思うんです。なぜなら玉木さんは、それまでずっと勝ちっ放しの人生だったのね。高松高校から東大に行って、大蔵省に入って、ハーバード大学に留学して、という。その経歴は本当にすごいと思うけど、(落選して)選挙区を歩いて、色々な話を聞いて回って、地元のことを真剣に考えるようになった」

「大平政治の後継者」
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'09年の総選挙に玉木氏は再び挑戦し、当選する。その支えとなったのが、大平正芳元総理の孫娘、渡辺満子氏だった。

渡辺氏の母は大平の娘の芳子さんで、父は大平の娘婿として地盤をついだ森田一氏。自民党宏池会の領袖だった大平の直系家族が玉木氏の支援に回ったのだ。

渡辺氏が明かす。

「玉木雄一郎とは、私の両親が先に会っています。父と親戚関係にある(現総務相の)村上誠一郎さんに『玉木くんに会ってほしい』と言われたのが最初です。玉木は村上さんが行政改革担当相時代に秘書専門官を務めていたんです。

でも『だって民主党でしょう。会ったらなんだか面倒くさいわね』と母は躊躇していた。しかし、母が香川でたまたま会ってしまって、『良い子じゃない』と気に入り、そこから応援することになりました。ただ、両親が動くわけにはいかないので、私が選挙を手伝うようになったのです。それまで私は日本テレビに勤めていたのですが、退職して'09年の選挙を支援するようになりました。ちなみに玉木は血の繋がりはありませんが、大平家の遠い親戚にあたります」

香川県は自民党が強い「保守王国」だ。保守票を取らなければ当選は難しい。渡辺氏が続ける。

「だから、私が大平正芳の話をして、保守の香りを振りまく役回りを担いました。最初は(自民党支持者に)泣かれるわ、怒鳴られるわ、で大騒ぎになりましたね。

ただ、大平家は父の後、後継候補を出していなかったので、玉木には実質的な大平政治の後継者を委ねています。玉木の人に対する優しさ、謙虚さ、寛容さは、祖父・大平と重なる部分があります」
現代ビジネス
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前編記事『不倫報道でいきなりピンチに!「総理になりたい男」玉木雄一郎とは何者か』より続く。

8454OS5:2024/11/13(水) 11:14:43
代表選落選後に……
Photo by gettyimages

所属した民主党は'12年の総選挙に惨敗して、政権を失う。玉木氏はかろうじて小選挙区での議席を守った。しかし、そこから野党の合従連衡の荒波に揉まれていく。

民主党は'16年に維新の党と合流する形で、民進党に改称する。玉木氏は同年行われた民進党の代表選挙に出馬した。当時、玉木氏を支援した現立憲民主党議員が言う。

「結果は蓮舫さんが勝って代表になりました。当時の玉木さんは若手でしたし、代表選でも勝てるとは思わなかったけど、若手・中堅をまとめてグループを作り、世代交代を実現していくまとまりを作ってほしかったんです。ところが、玉木さんは代表選後、推薦人になってくれた人に対して、香川のうどんを一袋持ってきただけ。代表選で支援した議員をまとめてグループを作るような動きも見せませんでした。

人当たりは良くても、結構ドライな人だなと思いましたね。自分が目立てればそれでいいのかなと残念に感じました」

'17年に小池百合子都知事が創設した希望の党との合流が持ち上がり、玉木氏は同党に移る。小池知事の後任として代表も務めた。'18年には再び民進党と合流する形で、(旧)国民民主党を結党し、共同代表に就任した。

「玉木さんは色々な党に行って苦労しました。それこそ小池さんのところへ行ったこともあったし、(現在は日本維新の会の)前原(誠司)さんと行動を共にしたこともある。いろんな悲哀を感じた40代であったかなと思いますけど、それも政治家としての肥やしになっているでしょう。

我々支援者は、民主党であろうと、民進党、希望の党であろうと、『玉木党』なので、揺らぐことなく応援しています」(前出・十河氏)

カラオケで『北酒場』
'20年に旧国民民主党と枝野幸男代表率いる旧立憲民主党の合併が実現するが、玉木氏は立憲との理念の違いを理由に合流を拒否。新たな国民民主党を立ち上げた。

「与党を倒すためには共産党と手を組むこともいとわない枝野氏と、政策によっては自民党と協調することも視野に入れる玉木氏はまったくソリが合わなかった。

代表が野田(佳彦)さんに代わっても、立憲は綱領に『原発ゼロ』を掲げており、原発の積極活用を主張する国民民主党が立憲との連立に動くような可能性はありません」(全国紙政治部記者)

元自民党政調会長の亀井静香氏も、玉木氏に太鼓判を押す一人だ。

「玉木は性格がまっすぐで、超優秀なヤツだが、カラオケをやったら『北酒場』を歌ってはしゃいでみたり、頭がいいことをまったく鼻にかけないナイスガイだ。そしてあいつには太陽のような光がある。俺が望むのはとにかくまっすぐ突っ走れということだけ。そうすれば自ずと総理になる。

政局が起こるのは、来年2月に衆議院で本予算を通過させるときだ。野党が内閣不信任案を出してくるはずだ。内閣不信任案は否決されるけど、都議選や参院選も控える中で、石破では戦えないという感じになり、玉木を担ぐ流れが出てくる。問題はそのとき、誰が自民党内で玉木を担ぐ根回しをやるかだな……」

与党でも野党でもない「ゆ党」として、玉木雄一郎は権力の誘惑に負けず突き進んでいけるか。

「週刊現代」2024年11月16日・11月23日合併号より

週刊現代(講談社・月曜・金曜発売)

8455OS5:2024/11/17(日) 21:59:25
https://www.jiji.com/jc/v8?id=20241116kaisetsuiin138
国民支持5・5%、大都市で立民超え 時事通信世論調査【解説委員室から】
2024年11月15日19時00分
 時事通信社の11月世論調査によると、国民民主党の支持率は5・5%で、前月から4・3ポイントの急増。自民党、立憲民主党に続き、3位の支持率となった。東京23区と政令市の「大都市」に限れば、立民を上回っており、議席を4倍増させた衆院選の勢いを裏付けた。(時事通信解説委員長 高橋正光)

30歳代以下も
 調査は8〜11日に、全国の18歳以上の男女2千人を対象に個別面接方式で実施。有効回収率は59・5%。

 それによると、各党の支持率は、自民20・0%(前月比1・1ポイント増)、立民7・5%(同2・9ポイント増)。国民民主の後は、公明4・1%(同0・1ポイント増)、日

8456OS5:2024/11/17(日) 22:50:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/eeb53f3727772662699784a175cae8e4b43231aa
稲村氏と斎藤氏が互角 無党派層でも伯仲 兵庫知事選ネット調査
11/17(日) 20:00配信

毎日新聞
兵庫県知事選で第一声を上げる斎藤元彦氏=神戸市中央区で2024年10月31日午前9時37分、大西岳彦撮影

 前知事の失職に伴う兵庫県知事選を巡り、毎日新聞社と神戸新聞社は17日、投票を終えた有権者を対象にインターネット調査を実施した。前兵庫県尼崎市長の稲村和美氏(52)と前知事の斎藤元彦氏(47)が幅広い層から支持を集め、ほぼ互角の展開だった。


 稲村氏と斎藤氏はいずれも政党の公認や推薦を受けない無所属で知事選を戦った。支持政党を持たない無党派層の投票先は、稲村氏、斎藤氏ともに4割超で伯仲している。

 自民党支持層は5割弱が稲村氏に投票したが、斎藤氏も4割を超える支持を集めた。

 自民は今回の知事選で独自候補を擁立できず、自主投票となった。県議会で不信任決議に賛成した経緯からいったんは斎藤氏への支援を禁じたが、県内の一部の市議団が撤回を要求して県連がこの方針を取り下げる事態となった。

 知事選には日本維新の会を離党した元参院議員の清水貴之氏(50)も無所属で立候補した。しかし支持は広がらず、維新支持層の半数以上は斎藤氏、3割が稲村氏に投票した。

 立憲民主党支持層の7割超は稲村氏を選んだ一方、国民民主党支持層の7割近くは斎藤氏に入れた。

 年代別で見ると、10〜50代の投票先は斎藤氏がいずれも4割以上を占めてトップに。特に10〜20代の若者の投票先の7割近くは斎藤氏だった。60代や70歳以上は稲村氏が半数以上を占め、斎藤氏を上回った。

 一方、調査では斎藤県政に対する評価も尋ねた。「大いに評価する」「ある程度評価する」と答えた人が合わせて6割を超え、「あまり評価しない」「全く評価しない」との回答を大きく上回った。

 調査は17日、社会調査研究センターがNTTドコモの協力を得て開発したインターネット調査方式「dサーベイ」を使用。兵庫県在住者から無作為に抽出した対象者にメールで協力を依頼し、2697人が投票先を答えた。【稲田佳代、広瀬晃子】

8457OS5:2024/11/21(木) 11:43:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/5b75870df694e9769f479b359f546beaeeacf08a
「103万円の壁」合意、立憲民主は存在感の発揮に苦慮…党幹部「協議に加われずもどかしい」
11/21(木) 9:21配信

読売新聞オンライン
立憲民主党の野田代表

 自民、公明、国民民主3党が「年収103万円の壁」見直しで合意したことを巡り、立憲民主党が存在感の発揮に苦慮している。「年収の壁」対策の必要性は認めるものの、来夏の参院選をにらみ、与党との対決姿勢を明確にする必要があり、3党協議には距離を置かざるを得ないためだ。

 立民の大西健介・党税制調査会長は20日の党会合で自公が国民民主とのみ協議を進めていることについて、「一部の野党とコソコソ話すのではなく、野党第1党に正面から協力を求めるのが筋ではないか」と不快感を示した。

 立民は、社会保険料負担が生じる「130万円の壁」の見直しを重視し、先の衆院選でも壁の見直しを公約に掲げた。13日には壁による働き控えを解消する対策法案を衆院に提出した。

 立民の戦略は、与党との事前協議を否定し、「国民に見える形で丁寧な議論を行う」(野田代表)ことで対立軸を明確化することだ。小川幹事長は20日、「3党間の事前の談合ではなく、国会の場で議論を進めるべきだ」と取材に強調した。

 もっとも、自公国協議の進展で立民は埋没気味となっており、幹部は「代表の考えがあるので協議には加われず、もどかしい」と漏らした。

 一方、日本維新の会は、先の通常国会で調査研究広報滞在費(旧文書通信交通滞在費)などに関する合意がほごにされたとして、自民に反発を強めたままだ。馬場代表は「自民党が旧文通費に関する合意を履行しない限り、与党との協議に協力はしない」と取材に述べ、12月1日に決まる新代表にもこの姿勢を維持するように求める考えを示した。

 共産党の小池書記局長は「所得税の見直しは否定しないが、財源も含めた税制全体を見直す議論が必要だ」と取材に語った。

8458OS5:2024/11/21(木) 20:03:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/0e4eeeabb9de2acf308ec7a73cbaa1c407b38b18
立憲、維新・国民民主に国会での協力を要請 でも両党は聞き役に
11/21(木) 19:55配信

朝日新聞デジタル
衆院会派の与野党の構図

 立憲民主党は21日、日本維新の会、国民民主の両党と政策責任者会談を開き、立憲の提出法案などへの協力を呼びかけた。両党は持ち帰るにとどめた。29日召集の臨時国会を控え、野党間の連携強化を図りたい考えだが、国民民主が単独で与党との政策協議を進めるなど、一枚岩とはいかなそうだ。

【写真】会談に臨む立憲民主党の重徳和彦政調会長(左から2人目)、日本維新の会の青柳仁士政調会長代行(右から2人目)、国民民主党の浜口誠政調会長(右端)ら=2024年11月21日午前10時28分、国会内、岩下毅撮影

 立憲の重徳和彦政調会長は会談で「熟議と公開の国会審議にしたい。政策面で情報交換を」と求めた。維新の青柳仁士・国会議員団政調会長代行は「与党過半数割れで、今までできなかった改革を実現できる」と一定の理解を示しつつ、「(3党で)お互いの考え方が一致するところも、しないところもある」と指摘。国民民主の浜口誠政調会長は「私たちは各党と等距離だ」と強調した。重徳氏が立憲の経済対策や学校給食無償化案などを説明したが、青柳、浜口両氏は聞き役に回るのみだったという。

 会談後、重徳氏は記者団に「違いを乗り越え、できるだけ一つに結束することで、自公過半数割れの意味が出てくる」と訴えたが、青柳氏は「何かを合意する会議ではない」と述べた。

朝日新聞社

8459OS5:2024/11/21(木) 20:09:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/8fa47e60c2798efbd723c6fb6f601922984b9ca3
立民と国民民主、基本政策協議で合意も進展みられず 原発・安全保障・憲法で隔たり大きく
11/20(水) 21:09配信


産経新聞
基本政策を巡る衆院選公約の相違点

立憲民主、国民民主両党の基本政策協議が進んでいない。衆院選で148議席を獲得した立民は主要な常任委員長ポストを得て28日召集予定の臨時国会に備える一方、国民民主は「103万円の壁」引き上げなどに向けて自民、公明両党との協議を重ね、20日には3党合意に至った。これに対し、立民と国民の協議は合意から2週間たったが、進展がない状態にとどまっている。


■優先は自公両党との協議

立民の野田佳彦、国民民主の玉木雄一郎両代表が国会内で会談し、基本政策協議で合意したのは5日。野田氏は来夏の参院選に向けた「キックオフ」と位置付け、協議を通じて選挙協力につなげる狙いがあった。

だが、国民民主が優先したのは立民との協議ではなく、自民、公明両党との協議だった。これまで自公との間で5回の交渉を積み重ね、20日には自公国の政策責任者が会談。石破茂政権が22日に閣議決定する経済対策に年収103万円を超えると所得税が生じる「103万円の壁」引き上げを盛り込むことで一致した。

「国民の暮らしが良くなる好循環経済にする。そのための取り組みが今回の経済対策だ」。国民民主の浜口誠政調会長は会談後、記者団に対し、政策実現という「果実」をもぎ取ったことに胸を張った。

そもそも民主党を源流とする立民と国民民主は4年前、合流に向けた協議で基本政策を巡り激突し、決裂した経緯がある。衆院選公約でも両党の違いが色濃く、仮に協議がスタートしても壁が立ちはだかる。

■エネは4年前の交渉でも難航

4年前の交渉でも難航したのがエネルギー政策だった。国民民主は原発再稼働を含む現実的な政策を掲げたが、立民は「原発ゼロ」を譲らなかった。衆院選公約で立民は党綱領にある「原発ゼロ」という文言をあえて盛り込まなかったが、「新増設」を掲げた国民民主との開きは大きい。

集団的自衛権の限定的行使を認める安全保障関連法でも立民は「違憲部分がある」との主張を曲げない一方、国民民主は同法を違憲とは見なしていない。憲法についても「論憲」の立民と「改憲」の国民民主ではスタンスは違う。

「立民には定まった基本政策を全ての国会議員に共有してもらわないと、これは交渉にならないね」。国民民主の榛葉賀津也幹事長は15日の記者会見で、こう突き放し、まずは立民内での基本政策のすり合わせを促した。(深津響)

8460OS5:2024/11/21(木) 20:10:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/7fa982b815fe6cd5f5744f8fbbe3fa33c2635d64
国民民主「103万円の壁」関門突破 「本丸」の税制改正に弾み、税収減懸念にも強気姿勢
11/20(水) 20:00配信
産経新聞
総合経済対策の合意書交換を終え握手する(左から)国民民主党の浜口誠政調会長、自民党の小野寺五典政調会長、公明党の岡本三成政調会長=20日午後、国会内(春名中撮影)

国民民主党は看板政策の「103万円の壁」引き上げを政府の経済対策に明記することを自民、公明両党に飲ませ、先の衆院選で訴えた政策実現に向け一里塚を築いた。本当に実現できるかどうかという「本丸」は年末の令和7年度税制改正となる。少数与党に転落した自公は、国民民主を与党側に引き付けておく必要があり、税制改正でも国民民主が優勢を保ちそうだ。

【表でみる】控除額を178万円に引き上げた場合の年収別減税額

■ついに壁が動いた

「ついに『壁』が動いた。皆さんの1票が30年間動かなかった壁を動かした」。国民民主の玉木雄一郎代表は20日、X(旧ツイッター)にこう書き込んだ。

3党の枠組みによる政策協議は当初、所得税の非課税枠を現行の103万円から178万円へ引き上げたいと主張する国民民主と、その際の税収減を懸念する自民との間で隔たりがあった。溝は埋まらず、協議は20日を含めて計5回に及んだ。

話し合いでは国民民主が一貫して強気の姿勢を崩さなかった。国民民主は過去にガソリン税を一部軽減する「トリガー条項」の凍結解除を巡り、与党との協議に持ち込みながら解除には至らず少数政党の悲哀をなめた。

だが与党の衆院過半数割れで立場は一変。玉木氏は記者会見で「極めて重要な政策だ。われわれとしても譲る気はない」と突き放し、自民に圧力をかけ続けた。

膠着状態が打開されたのは19日午後。自民の小野寺五典政調会長は協議を一時中断し、国民民主の要望を受け入れる方向にかじを切った。

■あんこなしはまんじゅうではない

再開後、小野寺氏は協議場にまんじゅうを差し入れた。「103万円の壁」の引き上げの明記がない経済対策を指して「あんこがないのはまんじゅうではない」(古川元久税調会長)と批判していた国民民主に、歩み寄るというメッセージだった。

もっとも今回の合意は経済対策への明記に過ぎず、非課税枠を現行の103万円からどれだけ引き上げられるかを実質的に決めるのは年末の7年度税制改正協議の場だ。

従来は自公の与党税調が税制改正大綱を取りまとめてきたが、今回は国民民主も含む3党協議という特殊な工程になる。国民民主は178万円まで引き上げるよう求めるものの、政府高官は「国民民主の言う通りに引き上げれば税収減で地方は大打撃だ」と牽制する。

これに対し国民民主側はあくまで強気だ。幹部の一人はこう通告する。

「与党がやらないのであれば、われわれは政府の法案や予算案に反対するだけだ。これは交渉じゃない」(永原慎吾、長橋和之、深津響)

8461OS5:2024/11/22(金) 12:01:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/d1bda60be6cd686bca052f5e2721476b39119a29
立民、存在感発揮に苦慮 野党結束見通せず
11/22(金) 7:04配信

時事通信
会談する(左奥から時計回りに)立憲民主党の重徳和彦政調会長、日本維新の会の青柳仁士政調会長代行、国民民主党の浜口誠政調会長ら=21日、国会内

 先の衆院選で躍進したはずの立憲民主党が存在感の発揮に苦慮している。

 国民民主党が与党との政策協議を重ね、持論の「103万円の壁」見直しを確約させたのに対し、国会審議を通じて予算案や法案の修正を与党に迫るのが基本戦略のためだ。28日召集の臨時国会に照準を合わせているが、野党の結束も見通せない。「部分連合」で脚光を浴びる国民民主と比べて埋没気味だ。

【主な経歴】野田 佳彦(のだ よしひこ)氏

 立民、日本維新の会、国民民主の野党3党は21日、政調会長らが会談した。立民が党独自の経済対策などを説明して協力を求めたが、両党とも持ち帰った。自民、公明、国民民主3党が総合経済対策で合意したことに対抗するための野党連携を示すことはできなかった。

 衆院選で少数与党に陥った石破政権は主要野党に政策協議を呼び掛けたが、立民は応じなかった。野田佳彦代表が「熟議と公開」を原則に掲げ、国会論戦を通じた政策実現を重視しているためだ。野田氏は「国民に見える形で丁寧な議論を行い、(政策が)煮詰まっていく。新しい国会を思い描いている」と訴えている。

 事前協議の拒否は、来年夏に参院選を控え、与党との対決姿勢を鮮明にする狙いもある。立民幹部は国民民主を念頭に、「事前協議をして、与党に取り込まれるわけにはいかない」と説明した。

 立民は臨時国会で、野党の「盟主」として野党各党を糾合できるかが問われる。ただ、国民民主は今後も与党との政策協議を続ける方針で、展望は不透明だ。国民民主幹部は「野党間で協議するならば本気でやってほしい。今のままなら立民のパフォーマンスだ」と冷ややかに語った。

8462OS5:2024/11/22(金) 23:26:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/e22ab3a74c82c953370f760fd5c7a7a81b8059ce
立民、国会論戦で経済対策・補正予算案修正目指す 存在感示す狙い 維新・国民は冷ややか
11/22(金) 21:16配信


産経新聞
記者会見を行う立憲民主党の野田佳彦代表=22日午後、国会内(春名中撮影)

政府は22日、総合経済対策を閣議決定し、その裏付けとなる令和6年度補正予算案をすみやかに編成した上で、早期成立を図る。一方、28日召集の臨時国会では、衆院で自民、公明両党を過半数割れに追い込み、予算委員長を握る立憲民主党が予算案などの修正を迫る構えを見せる。



立民の野田佳彦代表は22日の記者会見で、総合経済対策について補正予算案が国会に提出された後に評価すると説明。その上で「熟議と公開の下で、自分たちの考え方を整理して実現できるよう国会の中で議論していきたい」と述べ、国会論戦を通じて補正予算案に立民らしさを盛り込んでいく考えを強調した。

立民は衆院選で大躍進したが、経済対策を巡っては「103万円の壁」の上限引き上げなどを盛り込ませた国民民主党に比べて存在感を示せなかった。挽回するためか、立民は21日、独自の経済対策などへの協力を求めて国民民主と日本維新の会、共産党の政策責任者との「駆け込み会談」を行った。ただ、維新幹部は「やってる感を出すためだけだ」と真剣に取り合わない。

立民は議論の公開にこだわっており、政治改革を巡っても自民の与野党協議の呼び掛けに、野田氏は「公開する前提に立つならば、その呼びかけ自体を否定するものではない」との立場だ。一方、国民民主の榛葉賀津也幹事長は22日の記者会見で、立民に政策協議を呼び掛けるかを問われ、「われわれは年末の税制改正に全てのエネルギーを注入しなければならない」と突き放した。

経済対策や補正予算には能登半島地震への対応も含まれる。そのため、立民が修正を求めて審議を遅らせれば、逆に批判を受ける恐れもある。(千田恒弥)

8463OS5:2024/11/25(月) 11:30:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/1d4d8025e9798ee3ae1fc41b1c81594686a54b11
玉木氏「進退」発言が波紋 政局左右、与野党固唾
11/25(月) 6:50配信

時事通信
記者会見する国民民主党の玉木雄一郎代表=19日、国会内

 国民民主党の玉木雄一郎代表が不倫問題に絡んで辞任の可能性に言及したことが波紋を広げている。


 玉木氏は国民民主にとって衆院選勝利を引き寄せた立役者。他の与野党にとっては国会でキャスチングボートを握る政党のかじ取り役だ。玉木氏の去就は政局の行方を左右する可能性があり、各党は固唾をのんで判断を見守っている。

 「今、党倫理委員会が開かれ、私は真摯(しんし)に調査に応じている。まずは結果を待ちたい」。玉木氏は22日のテレビ朝日の番組で、代表としての進退を問われ、言葉少なに語った。

 玉木氏の不倫問題が写真週刊誌のオンライン版で報じられたのは11日だ。玉木氏は直ちに記者会見で「おおむね事実だ」と認めて謝罪し、国民民主は同日の両院議員総会で代表続投を了承した。

 しかし、辞任論が収まったわけではなかった。党内にも「相応の制裁を」(伊藤孝恵参院議員)との声がくすぶるため、国民民主は倫理委で不倫問題の調査を開始。玉木氏は19日のインターネット番組で「『103万円の壁』の問題が落ち着いたところで、倫理委の結論も踏まえ、出処進退を自ら判断する」と表明せざるを得なかった。

 とはいえ、玉木氏は衆院選で議席4倍増を演出した国民民主の「大黒柱」だ。前原誠司元外相らは昨年離党し、党内に衆目の一致する「ポスト玉木」候補は見当たらない。支持団体の連合関係者も世論の反発を気にしつつ「国民民主は玉木商店。辞めたら一体どうなるのか」と懸念を口にする。

 衆院で過半数割れした与党は、国民民主と事実上の「部分連合」を形成し、政権を維持していくのが基本戦略。しかし、玉木氏が交代すれば、国民民主が掲げる「対決より解決」路線が揺らぐ恐れも否定できない。自民関係者は「後任によっては話がややこしくなる」と不安を隠さなかった。

 一方、立憲民主党にとっては、後任次第で来夏の参院選に向けて共闘の機運が高まる可能性がある。国民民主が注目を集める中、立民の存在はかすみがちで、党内から「玉木氏が代われば国民民主は弱体化する」(関係者)との本音も漏れる。

 「年収103万円の壁」見直しを含む与党と国民民主の税制改正協議は12月中旬がタイムリミット。国民民主関係者によると、倫理委は早ければ月内に玉木氏の処分を決める。玉木氏は世論調査の結果なども見極め、年内にも最終判断するとみられる。

8464OS5:2024/11/25(月) 17:23:19

UAゼンセン(イオン)出身

https://news.yahoo.co.jp/articles/6028c0eef6e0f27cb3c4d0c9eaec3fe34ef24e6f
堂込氏が国民会派入り 参院
11/25(月) 16:41配信


時事通信
堂込麻紀子参院議員

 参院は25日、無所属の堂込麻紀子氏(茨城選挙区)が国民民主党の会派に入ったと発表した。

 2022年参院選で同党と立憲民主党の推薦を受けて初当選した。

8465OS5:2024/11/26(火) 08:08:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/98a4f5f75f9b16bfc782000d7c43a64e513757dd
堂込氏 国民会派入り 「政策で同じ思い」 参院茨城選挙区 
11/26(火) 7:00配信

茨城新聞クロスアイ
堂込麻紀子氏

参院は25日、茨城選挙区選出で無所属の堂込麻紀子氏(49)が参院会派「国民民主党・新緑風会」に入会したと発表した。同日付。28日召集の臨時国会から同会派で活動する。

茨城新聞の取材に堂込氏は「可処分所得(手取り)を増やす政策で同じ思いを持つ」と国民会派入りの理由を説明。本会議で発言機会が得られるなど、活動の場や知見の拡大につながることも動機に挙げた。

2022年の参院選では、執行委員を務めていた連合茨城と立民、国民の支援を受けて初当選した。国民民主党入りについては「現時点で考えていない」と強調。2党1団体の枠組みを大事にしながら、「政党入りは今後議論したい」と話すにとどめた。

国民会派入りを巡っては、今年3月に連合茨城内の理解を得た上で、両党と調整を図ってきたという。連合茨城は「活躍の場が広がるのは喜ばしい。働くことを軸とする安心社会を目指すという点を基本に、組織内議員として仕事を全うしてほしい」としている。

新たな会派別勢力は次の通りとなった。自民党113▽立憲民主・社民・無所属42▽公明党27▽日本維新の会18▽国民民主党・新緑風会12▽共産党11▽れいわ新選組5▽沖縄の風2▽NHKから国民を守る党2▽無所属8▽欠員8。

茨城新聞社

8466OS5:2024/11/26(火) 16:12:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/09c91581e8837b2d63c84120560e14893ce5c038
国民・玉木氏、名古屋市長選「完敗」も、SNS「規制すべきでない」
11/26(火) 13:59配信

朝日新聞デジタル
記者会見で質問に答える国民民主党の玉木雄一郎代表=2024年11月12日午前10時38分、国会内、岩下毅撮影

■国民民主党・玉木雄一郎代表〔発言録〕

 名古屋市長選挙で、我が党に長く所属し、我が党が推薦した大塚耕平氏が(日本保守党と地域政党・減税日本が推薦した広沢一郎氏に)敗れた。結果を見ると完敗。大変残念だ。国政を含めてあらゆる選挙に影響を与える。しっかりと結果を分析し、次につなげていきたい。

 (大塚氏は自民、立憲民主、国民民主、公明推薦で)各党相乗りという形になった。この間の各級選挙は、既存政党に対する不信感といったもの(が示された)。相乗りになると、各党の言うことをくみ入れようとして足して2で割る。主張が2分の1、4分の1、8分の1、16分の1になったりする。明確で、強いメッセージを出すことが今の選挙では重要な中、それが出し切れなかったのも敗因の一つではないか。

 ネット戦略がどう影響を与えたのかも分析したい。基本的に(SNSを)規制すべきではない。他にテレビも新聞もある。情報を入手するルートが多様化した。SNSを見て判断して短絡的に投票しているとは思わない。

 ただ一方で、フェイクニュースや根拠の乏しい情報が流布しやすいという性質ももっている。ファクトチェック機関をどのように構築していくのか。ルール作りをどうしていくのか。しっかりと考えていくことが必要だ。(記者会見で)

朝日新聞社

8467OS5:2024/11/26(火) 17:53:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/0d111bcd6cc70c16a6df714bd387b356eadfd5c2
国民・玉木氏、首相と官邸で面会へ エネルギー政策要請、異例の厚遇
11/26(火) 17:48配信

毎日新聞
首相官邸=東京都千代田区で2023年1月11日午前10時33分、竹内幹撮影

 石破茂首相と国民民主党の玉木雄一郎代表が27日、首相官邸で面会することがわかった。複数の関係者が26日、明らかにした。国のエネルギー政策の中長期の方向性を示す「エネルギー基本計画(エネ基)」改定についての申し入れで、電力の安定供給やグリーントランスフォーメーション(GX)に向けた原発の活用についての考えを伝えるとみられる。

 政府・与党は「年収103万円の壁」などを巡り、国民民主との連携を強めている。石破首相や岸田文雄前首相は、国会内で玉木氏ら野党党首と会談することはあったが、政府の中枢である官邸での面会は異例の「厚遇」と言えそうだ。

 面会には、国民民主側からは浜口誠政調会長や電力総連の組織内議員である浜野喜史選対委員長らが同席する。国民民主は原子力政策については推進派の議員が多く、衆院選公約には「原発の建て替え・新増設により、輸入に頼らない安価で安定的なエネルギーを確保する」などと記載。政府が年内にもまとめるエネ基に、国民民主のエネルギー政策を反映させる狙いがあると見られる。【遠藤修平、安部志帆子、古川宗】

8468OS5:2024/11/27(水) 02:35:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/1e4e7473cf25bd8d44a716507b0b0093c223e3a6
不倫でくすぶる国民民主・玉木代表の進退問題 衆院選で躍進、辞任の場合は失速も
11/26(火) 20:21配信


産経新聞
記者会見を行う国民民主党の玉木雄一郎代表=26日午前、国会内(春名中撮影)

先の衆院選で公示前から議席を4倍に増やし、「103万円の壁」の引き上げによる減税政策を主導する国民民主党で、玉木雄一郎代表の不倫に絡んだ進退問題がくすぶり続けている。玉木氏が党倫理委員会の調査結果を踏まえ、辞任する可能性を示唆しているからだ。ただ、衆目が一致する「ポスト玉木」は見当たらず、躍進の立役者の玉木氏が代表を退く事態となれば国民民主は失速しかねない。

【写真】玉木氏が手に持った不倫釈明の応答要領 「好意持った」に下線が

玉木氏は26日の記者会見で、自身の進退を問われ、「私自身のことについては党倫理委にしっかり向き合い、出た結果については誠実に向き合いたい」と述べるにとどめた。

不倫問題は11日、写真週刊誌「FLASH」のネットニュースで発覚した。玉木氏は同日中に謝罪会見を行い、国民民主も一旦は続投を了承した。だが、倫理委が事実関係の調査を行っており、何らかの処分が出た場合には「来夏の参院選への影響も考慮し、身を引いた方がいい」(国民民主関係者)との意見が強い。

玉木氏は19日夜のユーチューブ番組で自身の心境について「政策を実現する重要なポイントなので恥を忍んで代表を務めている」と告白。その上で、「倫理委の結論も踏まえた上で、最終的には出処進退は自ら判断するということで決めたい」と述べ、辞任もあり得るとの認識を示唆した。15日には支援を受ける産業別労働組合幹部との会合で同様の趣旨を伝えたという。

ただ、国民民主躍進の牽引役だった玉木氏が辞任した場合の打撃は予測不可能だ。国民民主は玉木氏の「個人商店」的な性格が強く、「次の顔」は容易に浮かんでこない。

玉木氏と二人三脚で党勢拡大に汗をかいてきた榛葉賀津也幹事長は「玉木あっての榛葉だ」と語り、あくまでも「太陽」である玉木氏に対する「月」の立場に徹する。民主党政権で閣僚を経験した古川元久代表代行は「103万円の壁」引き上げを巡る自民、公明両党との協議で手腕を発揮するが、知名度では玉木氏に及ばない。

国民民主の幹部は「玉木氏は年内には結論を出すだろう」と話すが、去就次第では与野党の国会戦略にも大きく影響しそうだ。先の衆院選で自民、公明両党は過半数割れに陥っており、国民民主の協力がなければ予算案や法案を成立させることもままならない。閣僚の一人は「まずは予算案を通すことが大事だ。玉木さんなら話ができる」と続投を願う。(永原慎吾)

8469OS5:2024/11/27(水) 11:47:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/55cdb84cd4bf927a4a5ed974038cee029fc0a8bd?source=sns&dv=pc&mid=other&date=20241126&ctg=dom&bt=tw_up
国民民主・玉木代表 “103万円の壁”引き上げについて「税金を取る側でなく税金を支払っている側に立った政治の実現を」
11/26(火) 10:57配信


FNNプライムオンライン(フジテレビ系)
FNNプライムオンライン

国民民主党の玉木代表は26日、定例の記者会見を行い、「103万円の壁」引き上げについて、国や地方などの「公的セクターの財政が改善する中で、国民の暮らし・家計が厳しいという中で、インフレ増税になっている部分を適切に(納税者に)返すことが出来ないのか」との立場を示した。さらに「税金を取って使う側の立場ではなく、税金を払っている側の立場に立って物を言う政策・政治・税制を実現できるように頑張りたい」と述べた。

国民民主党が掲げる「103万円の壁」引き上げについて、控除額を178万円まで引き上げる政策に対しては、地方税の税収が約4兆円減るとの試算が出ている。これに対し、全国知事会からは、地方税収の減収を懸念する声が上がっている。玉木代表は「地方はプライマリーバランス(基礎的な財政収支)が黒字になっている、地方税収は伸びてますし、過去10年間の上振れは8兆円を超えている」「税収がたくさん入ってくるのはいいことだが(税金を)払っている側からすると、より取られているということにもなるので、バランスを取り行政サービスをどう維持するかもあるが、トータルで議論をしっかりやることが必要だ」との考えを示した。

さらに、地方税収が減ることを懸念する知事など地方自治体の首長の発言のウラに「総務省の”工作”がある」とした玉木氏の発言に、複数の知事が事実と違うとして反発していることについては「『工作』という言葉が知事会の皆さんに不快な思いを抱かせたとしたらお詫びを申し上げたい」と述べた。その上で、「総務省が、各首長に一定の説明をすることは通常行われていることだと思う、税収がこれだけ減りますという話は当然言ってると思う」と述べた。「工作」との言葉使いについては”お詫び”したものの、総務省が地方自治体に対し「103万円の壁」引き上げで地方の税金が減るとの説明が行われているという認識を重ねて示した。

フジテレビ,政治部

8470OS5:2024/11/28(木) 15:32:42
国民が与党に逃げちゃうだけでは・・・?
https://www.sankei.com/article/20241127-3L25CUY27FPFHPVNX5HEBANXTI/
立民・小川淳也幹事長、内閣不信任案提出「当然視野に入ってくる」来年の通常国会
2024/11/27 23:43
立憲民主党の小川淳也幹事長は27日夜のBSフジ番組で、来年の通常国会での内閣不信任決議案提出に言及した。「当然視野に入ってくる。夏に参院選を控え、政権を信任するのかしないのか、はっきりしようという原動力が働く可能性は高い」と述べた。

衆院選での与党過半数割れを念頭に「不信任案も場合によっては通る」と指摘。可決された場合について衆院が解散されるケースと内閣総辞職するケースにそれぞれ備える必要があるとの認識を示した。

8471OS5:2024/11/29(金) 10:48:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/77d26b732eadc09bc6d0240b46d6d2b8e63accdd
立憲民主と国民民主、臨時国会への対応で広がる溝…与党との「対決姿勢」と「協議路線」
11/29(金) 6:53配信

読売新聞オンライン
(写真:読売新聞)

 臨時国会への対応を巡り、立憲民主、国民民主両党の間で溝が広がっている。立民は、少数与党の状況を踏まえて政府・与党との対決姿勢を強めるのに対し、国民は自らの政策実現に向けて与党との協議路線を鮮明にしているためだ。

 立民の野田代表は28日、千葉県浦安市で開かれた連合の会合で、政府の今年度補正予算案について「中身の精査もしないで規模ありきだ。減額修正を要求していきたい」と強調した。

 立民は「野党が一致結束すれば内閣不信任決議案だって通る。これまでの『パフォーマンス』とは意味が違う」(幹部)と意気込んでおり、臨時国会では野党各党を結集し、与党と対峙(たいじ)する戦略を描く。まずは、企業・団体献金の廃止などを盛り込んだ政治資金規正法再改正案を「野党案」として共同提出したい考えだ。

 ただ、国民民主側は与党との間合いを詰めている。

 年収103万円を超えると所得税が課される「103万円の壁」の見直しを政府の総合経済対策に盛り込ませ、与党との税制改正の議論を踏まえ、今年度補正予算案に賛成する方向だ。

 政治改革を巡る「野党案」のとりまとめについても、「与野党協議の場で決めることが必要だ」(玉木代表)と否定的で、27日に開かれた規正法再改正に向けた野党間の協議も欠席した。

 玉木氏は「野党から離れていないし、与党にも近づいていない」と、各党と「等距離」の立場を訴える。それでも、与野党をてんびんにかける姿勢には「与党ばかり見ているのであれば、(国民民主は)与党になる」(日本維新の会の遠藤敬・国会対策委員長)と批判の声が出ている。

 立民、国民の双方を支援する連合は、来夏の参院選に向けて両党の連携を求めているが、玉木氏は「基本政策の一致がない(候補者の)調整は野合と言われる」と繰り返しており、協議の行方は不透明だ。

8472OS5:2024/11/30(土) 00:32:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/0ed144e2e16083c8d66ef1d20c6f5384d0c5f277
連合傘下、国民民主・立憲側に2.4億円寄付 企業献金抜け道の指摘も
11/29(金) 17:00配信

毎日新聞
国民民主党の浜口誠政調会長が関係する三つの政治団体が提出した政治資金収支報告書。「全トヨタ政治に参加する会」から計1億円の寄付を受けた=2024年11月29日午後2時35分、藤田剛撮影

 連合傘下の主要な労働組合や関連政治団体が、自ら擁立・支援する立憲民主党と国民民主党の参院議員に対し、2023年に計約2億4000万円を寄付したことが、29日に総務省が公表した政治資金収支報告書で明らかになった。寄付額は国民民主の議員が計1億6482万円で、立憲議員の計7400万円を上回った。

 自民党の「政治とカネ」の問題を受けた政治改革を巡っては、立憲が企業・団体献金の禁止を主張しているのに対し、国民民主は慎重姿勢を示し、野党間で対応が割れている。また、労組による直接寄付ではなく、関連政治団体を通じて寄付した場合は企業・団体献金とみなされず、規制の「抜け道」になるとの指摘も出ている。

 連合傘下の労組は、主に官公庁や旧国営企業系が立憲を支援。民間企業系は国民民主を支援するケースが多い。毎日新聞は、主要な労組が「組織内議員」として参院選の比例代表に擁立し、当選した立憲の10人と国民民主の6人が関連する政治団体に対する寄付額を調べた。

 国民民主の議員では、トヨタ自動車系労組の政治団体「全トヨタ政治に参加する会」が浜口誠政調会長に計1億円、礒崎哲史副代表に1482万円を寄付した。電力総連の政治団体「電力総連政治活動委員会」は浜野喜史選対委員長に2000万円、竹詰仁氏に1000万円を寄付。小売りやサービス業などの産業別労組「UAゼンセン」は、川合孝典幹事長代行と田村麻美氏に各1000万円を寄付した。

 一方、立憲の議員では、日本郵政グループ労組の政治団体「郵政未来研究会」が小沢雅仁氏に5000万円を寄付。鉄鋼や重工などの産業別労組・基幹労連の政治団体「組織内議員を支援し政策実現を推進する会」は村田享子氏に2000万円を寄付した。この他、NTT労組の政治団体「アピール21」は石橋通宏氏に300万円、私鉄総連の政治団体「私鉄交通政策研究会」は森屋隆氏に100万円をそれぞれ寄付した。他の6人は労組や関連政治団体からの献金はなかった。

 組織内議員への献金は、労組が直接寄付するより労組系の政治団体を通じて寄付するケースが多い。政治資金規正法は、労組を含む企業・団体献金について、政党(支部を含む)や政党が指定する政治資金団体のみを対象として認め、年間上限額は資本金などに応じて750万〜1億円と定める。

 一方、労組系の政治団体を通じて寄付した場合は企業・団体献金とはみなされず、政党や政治資金団体以外の後援会などにも寄付できる。このため、企業・団体献金を禁止したとしても、「抜け道」になり得るとの指摘が出ている。

 政治資金に詳しい岩井奉信・日大名誉教授は「政治資金の透明性を高めるためには、企業も労組も寄付の対象は議員個人ではなく、政党本部に集約させるべきだ」と指摘している。【田中裕之】

8473OS5:2024/11/30(土) 00:33:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/d035d6d8a53b17e9063b7516769bb5eeb0f35c13
臨時国会召集 立民、影の薄さ挽回できるか 「野党の盟主」も国民民主に主役の座を奪われ
11/28(木) 20:56配信

産経新聞
第216臨時国会が召集され衆院本会議に臨む立憲民主党の野田佳彦代表(左から2人目)ら=28日午後、国会・衆院本会議場(春名中撮影)

臨時国会が召集された28日、立憲民主党は党内会合などで「野党の結束」を繰り返し訴えた。先の衆院選では公示前から50議席増の148議席に躍進したが、その後、政策や国会運営では国民民主党に主役の座を奪われた。ただ、立民は主要な衆院常任委員長ポストを握り、衆院各委員会では野党が多数派を占める。数の力を発揮できる待望の国会が始まり、立民は「影」の薄さを解消できるか。

立民の野田佳彦代表は28日の党会合で、「自民、公明両党を過半数割れに追い込んだ結果、どういうことが起こるのか。国会活動を通じて国民に示したい」と述べた。野田氏は国会改革に関する党会合にも姿を見せ、自身が提唱する「熟議と公開」という新たな国会審議の在り方の提示に意欲を燃やした。

■国会開会で〝ショータイム〟

衆院選で「政治とカネ」に焦点を絞り、与党を過半数割れに追い込んだ立民だが、選挙後は「103万円の壁」引き上げなどを掲げた国民民主に話題をさらわれた。特別国会の首相指名選挙でも立民は野党をまとめられず、野田氏は首相の座を逃した。国民民主にあやかり、立民も「壁」に関する政策発信を強めたが、あまり注目されなかった。

ただ、国会が始まれば状況は変わる。小川淳也幹事長は同日の党会合で「衆院では委員会室も野党が多数を占めるという久方ぶりの風景を体感していただくことになる」と述べ、立民の〝ショータイム〟開幕を宣言。党幹部は「国会が始まれば野党第1党で力を持つのは立民だということが分かる」と意気込む。

■野党結束、早くもほころび

待ちに待った臨時国会の初日、立民は野党全8党派の国対委員長会談を国会内で開いた。会談後、立民の笠浩史国対委員長は記者団に「野党が協力して国会対応できるよう臨んでいきたい」と述べ、野党の結束を重視する考えを示した。

だが、早速、ほころびが見える。国民民主の古川元久国対委員長は同じ時間帯に開かれていた来年度税制改正に向けた与党協議を優先し、代理として村岡敏英衆院議員を差し向けた。古川氏は欠席理由について「身体は1つしかない」と周囲に説明した。

「野党離れ」が目立つ国民民主だけでなく、日本維新の会は新執行部のメンバー次第で立民との距離感は変わる。衆院選で敗北した共産党も来夏の参院選を巡って態度を硬化しかねない。国会が始まっても立民には遠心力が働くが、党中堅は「今は動かず、静かに見ていればいい」とつぶやいた。(千田恒弥)

8474OS5:2024/12/03(火) 11:04:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/8037f61d6ed66c5e160c17cdfccca5a7d3a0fc28
国民民主、進む「ゆ党」化 「政策実現」優先、政権とも是々非々…
12/3(火) 10:31配信

西日本新聞
国民民主党・玉木代表

 国民民主党が、与党でも野党でもない「ゆ党」路線を突き進んでいる。与党と政策協議を重ね、肝いりの「年収103万円の壁」引き上げを総合経済対策に盛り込ませた一方で、野党間の政治改革協議にも加わる。来夏の参院選をにらみ、政策実現と政権との対峙(たいじ)を両立させる戦略で、存在感をアピールしたい考えだ。

 2日午後、衆院本会議。衆院選後初の代表質問に立ったのは玉木雄一郎代表ではなく、3期目の浅野哲氏(42)。不倫問題が発覚した玉木氏の代表続投がすんなり決まるなど党内の人材不足が指摘される中、「若手の有望株」(幹部)に白羽の矢が立った。

 浅野氏は、「年収の壁」引き上げ、ガソリン減税を中心に、原発の再稼働や新増設、賃上げなど政策提案に時間を割いた。立憲民主党の野田佳彦代表が企業・団体献金禁止に後ろ向きな石破茂首相を厳しくただしたのに比べ、政治改革への言及は目立たなかった。

 「批判ゼロ。もう与党だな」。立民中堅は冷ややかな視線を送る。自民党重鎮は「われわれが触れづらい分野、手が届いていない政策に触れてくれた。ありがたいね」と笑顔を見せた。

 国民は衆院選前も政策協議と引き換えに政府予算に賛成するなど与党と協調路線を取ってきた。根強い「ゆ党」批判にさらされてきたが、衆院選で改選前4倍の28議席に躍進。玉木氏は「是々非々、政策本位の姿勢は間違っていない」と自信をのぞかせる。

 衆院選後の与党への接近は顕著だ。自公との「年収の壁」協議では、総合経済対策への明記と引き換えに、臨時国会の審議前にもかかわらず、補正予算案の賛成を事実上表明。11月27日には玉木氏ら幹部が首相官邸で石破首相と会談し、次期エネルギー基本計画に原発の新増設を盛り込むよう要請した。現計画では新増設に触れておらず、「私たちより先を行く」(自民の小野寺五典政調会長)。

 与党に近い「ゆ党」をまい進する国民だが、玉木氏は「われわれは野党。各党等距離だ」と言ってはばからない。ただ、立民が主導する政治改革法案の野党共同提出について「野党で法案を出しても通らない。自己満足だ」と批判。参院選での立民との選挙協力についても、「基本政策の一致が最優先だ」と突き放す。

 今後さらに政権寄りに傾斜すれば、支持者の離反につながりかねない。党幹部も「バランスは大事」と認めつつ、強気を装う。「今は政策の果実を取れるだけ取りにいく。それが有権者の支持につながる」 (岩谷瞬)

西日本新聞

8475OS5:2024/12/04(水) 12:50:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/118c96af8ea76b26bd5b48a4fe031d46a4729aef
玉木代表、「役職停止」が有力か 国民民主、不倫疑惑巡る処分で
12/3(火) 22:35配信
 国民民主党は、不倫疑惑が報じられた玉木雄一郎代表への処分内容を、4日にも決める調整に入った。複数の党関係者が3日明らかにした。榛葉賀津也幹事長らが処分内容を詰め、執行役員会や両院議員総会などを経て決定するが、「党役職の一定期間内の停止」が有力視されているという。

 役職停止の場合、玉木氏は一時的に代表としての職権を失うが、辞任勧告や役職解任より軽い措置となる。停止期間中は古川元久代表代行が代表職務を務める見通し。

 関係者によると党倫理委員会が玉木氏の処分を役員会に一任する結論をまとめ、榛葉氏は3日の執行役員会で「倫理委の結論については預からせてほしい」と説明した。

 玉木氏は看板政策の「年収103万円の壁」引き上げに向けた自民、公明両党との交渉のキーパーソンだが、不倫疑惑を「おおむね事実」だと認めており、けじめが必要な情勢になっていた。党倫理規則は、幹事長が総務会の承認を得て行える「措置」として①公職の辞任勧告②公認・推薦等の取り消し③党役職の一定期間内の停止または解任④厳重注意⑤注意――を定めており、倫理委がどの措置が妥当かを検討していた。

 玉木氏は2018年の旧国民民主党結党以来、トップを務め続けた「党の顔」。10月の衆院選では、実質的な大規模減税案である「壁」引き上げの公約を原動力に議席を4倍増させた。11月20日には、少数与党となった自公に対し「壁」の引き上げ方針を大枠で認めさせ、引き上げ幅などを巡る協議に移っている。

 玉木氏は11月11日に週刊誌ウェブサイトで知人女性との不倫疑惑を報じられ、即日で「おおむね事実」と認めて謝罪。「壁」引き上げに向け「恥を忍んで」代表を続投するとしてきたが、同19日には「壁」を巡る3党協議が一定の結論をみた段階で「出処進退を判断したい」とも語っていた。

 支持者らからは「倫理より手取り」などとの声が上がる一方で、国民民主の最大の支援団体である連合の芳野友子会長は玉木氏に対し「けじめをつけるべきだ」と苦言を呈していた。【遠藤修平、安部志帆子、古川宗】

8476OS5:2024/12/04(水) 15:22:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/3234b7b22517d8a77a1367d4ff68f85b0ac1cc0a
国民・玉木氏「一議員として汗をかきたい」 役職停止3カ月処分で
12/4(水) 14:38配信

毎日新聞
国民民主党の両院議員総会で発言する玉木雄一郎代表=衆院第1議員会館で2024年12月4日午後0時5分、平田明浩撮影

 国民民主党は4日、知人女性との不倫が報じられた玉木雄一郎代表について、役職停止3カ月とする処分を決めた。玉木氏は同日、国会内で記者団に「党の処分を受け入れ、真摯(しんし)に従いたい。一議員として汗をかきたい」と述べた。

 代表としての役職が停止されるのは同日から来年3月3日まで。榛葉賀津也幹事長は両院議員総会後、記者団に「一議員に戻り、党の信頼回復と党勢拡大に汗をかいてほしい」と述べた。玉木氏は3月4日から代表に復帰する見通し。

 玉木氏は11月11日に週刊誌ウェブサイトで知人女性との不倫疑惑を報じられ、事実をおおむね認めて謝罪した。党倫理委員会が調査し、同月22日に「党代表として重大な注意義務違反があり、党の信頼を傷つけた」と答申。榛葉氏ら党役員が処分内容を検討していた。【安部志帆子、遠藤修平】

8477OS5:2024/12/05(木) 10:57:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/db2c4ddf3380952572dc1c12fb115837b5a90174
党の「一枚看板」不在、国民民主に打撃…玉木氏役職停止で発信力低下に懸念「とにかく今は耐え忍ぶしかない」
12/5(木) 6:54配信

読売新聞オンライン
 国民民主党は4日、不倫が報じられた玉木代表を3か月の役職停止処分としたことで問題の幕引きを図った。党の「一枚看板」である玉木氏の不在は影響が大きいとみられ、発信力の低下などが危ぶまれている。


 玉木氏は処分を決定した4日の両院議員総会で、出席議員を前に「一兵卒として党勢拡大に取り組む。初当選した時や、結党したときの初心に立ち返って頑張る」と謝罪した。

国民民主党の玉木代表

 処分を検討してきた党倫理委員会は、玉木氏の女性問題について「重大な注意義務違反」と指摘し、「党の名誉並びに信頼を傷つけた」と結論づけた。代表の職務には、古川元久代表代行が当たる予定だ。

 玉木氏は、SNSや動画配信を駆使した高い発信力を武器に党の支持拡大を進め、10月の衆院選で党躍進の原動力となったが、今後は定例の記者会見を開けず、「党の顔」として動くことができない。

 玉木氏のテレビ番組出演なども制限され、党の政策をアピールする機会が大幅に減るため、発信力は大きく低下する見通しだ。来夏の参院選などに向けた候補者の擁立作業にも影響が出そうだ。

 同党が掲げる「年収103万円の壁」見直しに向けた与党との政策協議も玉木氏が事実上、議論を主導してきた経緯がある。党内からは「与党ペースに持ちこまれかねない」(中堅)と懸念する声も出ている。

 党内には玉木氏に代わる人材が見当たらず、不祥事を受けても辞任を求める声は党内から上がっていない。若手議員は「とにかく今は耐え忍ぶしかない」と語った。

8478OS5:2024/12/10(火) 22:25:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/962e5ab2366d6cdf9f94db360e56b58e8aa791bd
「立憲・柳沢剛衆院議員から複数回パワハラ」 元仙台放送部下が訴え
12/10(火) 21:45配信

朝日新聞デジタル
会見する元仙台放送の元アナウンサー・稲垣龍太郎さん=仙台市青葉区

 元仙台放送アナウンサーで、会社員の稲垣龍太郎さん(36)=埼玉県在住=が10日、仙台市内で会見を開き、上司だった立憲民主党の柳沢剛衆院議員(宮城3区)から2011年4月〜17年3月、複数回にわたるパワハラを受けたと訴えた。柳沢氏は事務所を通じて「認識が双方で異なるものがあるが、反省したい」などとするコメントを出した。


 稲垣さんによると、11年の入社間もない頃、アナウンス部長だった柳沢氏は「俺は採用していない。面倒を見ない」と他の社員がいる前で宣言し、半年後、全国のアナウンサーが集まる研修会で「こいつ放送でやらかして正社員になれないところだったけど、俺が頼み込んで正社員にしてやった」と発言したと主張。さらに、座っていたイスを蹴られたり「バカ」「臭い」「気持ち悪い」「早稲田(大学卒業)のくせにわかんねえんだ」などの暴言を日常的に吐かれたりもしたと訴えた。

 当時はアナウンサーとしてチャンスがもらえなくなると恐れ、パワハラと思いながら会社に被害を訴えなかった。ただ、昨年1月、柳沢氏が衆院選に立候補すると知り、怒りが湧き、選挙中の演説を聞いて「(選挙期間中の演説で柳沢氏が対抗する候補者に求めていたように)自身の問題に対しても説明責任を果たし、みそぎを済ませてほしい」と思い、実名で被害を公表したという。柳沢氏には会見を開いて説明し、謝罪するよう求めている。

 定期的にメンタルクリニックに通い、薬も処方されていたという。今も夢に出てきて傷は癒えておらず「誤解や指導の延長上という言葉に押し込めてはいけない」と訴える。

 パワハラを受けたと訴える他の元社員3人と「柳沢つよし被害者の会」をつくり、立憲民主党本部と党県総支部連合に9日、パワハラに関する質問状も送った。

 朝日新聞の取材に対し、党県連は「党員になる以前のことで個人間の問題でもあるため、党として対応することが難しく質問状は本人に渡す」とし、柳沢氏は事務所を通じて「事実に関する認識が双方で異なるものがあるが、私なりに後進の育成に努めてきたなか真意が十分に伝わらなかった点があるとすれば、反省したい。なお勤務時に管理職として指導・育成について懲戒処分を受けたことはない」と答えた。(福留庸友)

朝日新聞社

8479OS5:2024/12/11(水) 07:57:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/66997e14a11c8122e0af2112e3f9e0b36aa165a6
立憲・野田佳彦氏 旧文通費の領収書公開 約束ブッチ切り3カ月 橋下徹氏から追及に苦しい弁明「年内ぜーーったい公表」
12/11(水) 0:10配信
デイリースポーツ
 野田佳彦氏

 立憲民主党の野田佳彦代表が8日放送のフジテレビ「日曜報道 THE PRIME」に出演。旧文通費公開について元大阪府知事の橋下徹氏に追及され、弁明をする場面があった。

 立民の代表選最中の9月6日に、3人の候補者とともに番組出演。旧文通費の領収書公開を橋下氏から「今日からできる。やる人いますか?」と迫られ、野田氏は「来月からやりましょう」と手を挙げていた。

 11月8日の記者会見でも確認され「10月分については今月中に、試行的に今月中のどっかで公表をする。いま準備している」と話した。

 しかし、12月に入っても実行されていないことを、この日確認された。梅津アナから「無理な約束しちゃったな、という感ですか?」と尋ねられた野田氏は「無理な約束じゃなくて」と苦笑。「私が代表になったので、責任を持って対応しないといけないと思っていますので、10月の支出先とか領収書は整理して、公開は完全にできる状況まで来ています。11月分も準備をしています」と話した。

 「ただ」と続け「12月4日に与野党協議会の座長提案が出ておそらく旧文通費については、年内に結論が出る。結論に影響が出てはいけないと思いながら、準備をしてきた。じゃあ、年内には10月、11月を必ず公表したいと思います」と再度、約束した。

 橋下氏はちょっと呆れたように「結論に影響って、何が影響するんですかね、領収書公開することで」と質問。野田氏は「あまり方向性から違ったことをやってしまったら、党に迷惑をかけてしまうと思いましたので」と苦しい弁明をした。

 橋下氏は次に「月100万円の領収書の整理なんて、民間だったらちょちょいのちょいで、5分、10分作業ですよ。国会議員ってなんでそんなに時間かかるんですか?たかだか月額100万円の整理が」と問いかけ。野田氏は「10月は総選挙でバタバタ感がありました。でも作ったんです。公表しますので」と笑いながらコメント。橋下氏から「こういうところが立憲民主党の信頼感に関わる。言ったことはやると。年内は絶対公表なんですか?」と聞かれ「ぜーーったい公表」と断言。橋下氏も笑うしかなかった。

 9月に約束した残り3人の代表選立候補者について聞かれると「他の方は、私は把握していない。ガイドラインが出てくると思うので。ガイドラインに従って。ガイドラインからずれたとんちんかんなことはしたくない」と答えるのみだった。

8480OS5:2024/12/11(水) 08:47:53
https://news.yahoo.co.jp/articles/6d42aaf39e18186fe4373ed646bc898297d11aae
「臭い」「キモい」という言葉の“暴力”も…立憲“めざましリポーター”議員「壮絶パワハラ」被害者が記者会見を開いた「入社2年目からメンタルクリニックに…」
12/11(水) 7:36配信


文春オンライン
  立憲民主党の新人議員・柳沢剛氏(61=宮城3区)のパワハラ行為を告発した元仙台放送アナウンサーの稲垣龍太郎氏(36) 。12月10日、その稲垣氏が仙台市内で記者会見を開いた。会見場となった仙台駅前の会議室には、宮城県政記者クラブ所属の記者など、報道陣20名とテレビカメラ6台が詰めかけた。


元の世界に戻れないことは覚悟しています
告発した稲垣氏

 2011年、フジテレビ系列の仙台放送にアナウンサーとして入社した稲垣氏。1年ほどスポーツキャスターを務め、その後はアナウンサーと記者を兼務した。一方、かつて「めざましテレビ」でリポーターを務めたこともある柳沢氏は、稲垣氏の直属の上司であるアナウンス部長を務めていた。

 14時から始まった会見、冒頭、稲垣氏はこう述べた。

「かつてアナウンサーとして“出役”であった私が、こうして顔を出して発言することで、元の世界に戻れないことは覚悟しています。転職もできないかもしれません。それでも、同じように柳沢氏からパワハラ行為を受けた3人と世の中に発信していきたいという考えを共有し、今日に至りました」

「柳沢つよしパワハラ被害者の会」
 会見の中では、柳沢氏から浴びせられた「臭い」「キモい」といった言葉の“暴力”などについて明かした。

「その結果、入社2年目から市内のメンタルクリニックに通い始めました。柳沢氏から受けた行為について医師に話し、薬を処方してもらう生活が続きましたが、出番が減ると思い、会社にはなかなか相談できませんでした」

 今回、稲垣氏は仙台放送の元社員4名で「柳沢つよしパワハラ被害者の会」を立ち上げるに至ったという。会見の中で記者から、活動の最終的な目的を問われると、

「(柳沢氏は選挙期間中に、自民党の裏金問題を追及して)『説明責任』、『禊』という言葉を繰り返し使っていました。今回の件についても、きちんと表に出て自分の言葉で説明して欲しいです。そして、誠意のこもった謝罪をしてもらいたいと思っています」

立憲民主党の宮城県連に公開質問状
 同日付で稲垣氏は、立憲民主党および立憲民主党宮城県連宛に柳沢氏に関する「公開質問状」を送付。今年10月に行われた衆院選の最中にも、稲垣氏はXにて柳沢氏の過去のパワハラ行為について発信していたが、こうした内容について立憲民主党側が認識していたかなど、計6点にわたって回答を求めている。会見では質問状を送付した意図をこう語った。

「私たちは柳沢氏からパワハラを受けて、心に傷を負って、どうしても許せない感情があります。ですが、選挙の結果はもちろん選挙区民である宮城3区の方々が決めることです。そこで、まずは公開質問状という形で、立憲民主党に柳沢氏を候補者として擁立した経緯などを確認するところから始めたいと考え、こうした行動に至りました」

 衆院選期間中、柳沢氏の対抗馬である自民党前職の西村明宏氏の選挙カー上でマイクを握ったこともあった稲垣氏。記者からその点について質問が飛ぶと、次のように説明した。

「Xでの投稿を始めてから、週刊誌から取材依頼の連絡が来て怖くなって投稿を消したこともありました。そんな中で柳沢氏が優勢と聞いて、いてもたってもいられなくなって、マイクを握りました。その経験があったからこそ、名前と顔を出して発信する勇気を持てたと思っています」

誤解だとか指導の延長という言葉に押し込めてはいけない
 そして、最後にこう訴えるのだった。

「パワハラをした当人にとっては一瞬の出来事かもしれませんが、された側にとっては会社を辞めても、何年経っても忘れることはありません。柳沢氏から受けた行為は、誤解だとか指導の延長という言葉に押し込めてはいけないものでした。この小さな声を無視することなく、柳沢氏と立憲民主党には誠意ある対応を願っています」

 会見に先立って稲垣氏は 「週刊文春」の取材に応じている。現在公開中の「週刊文春 電子版」では、稲垣氏の他、元仙台放送の女性アナウンサー3名が証言した“壮絶パワハラ”の中身、柳沢氏の“仰天言い訳”などを詳報している。


「週刊文春」編集部/週刊文春 電子版オリジナル

8481OS5:2024/12/14(土) 09:44:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/054cc835e9bba684962f4fd9027a3db6e1ccceda
国民民主・榛葉氏、会見出禁のフリー記者は「他のジャーナリストに暴言」「取材ではない」
12/13(金) 17:45配信


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産経新聞
国民民主党の榛葉賀津也幹事長(春名中撮影)

国民民主党の榛葉賀津也幹事長は13日の記者会見で、フリー記者の横田一氏を自らの会見に出入り禁止としている理由を問われ、「『ルールを守ってください』と言っても守らず、他のジャーナリストに暴言を吐いた。私はこれは取材ではないと思う」と述べた。


横田氏を巡っては、11月1日の榛葉氏の会見で、首相指名選挙に関する持論を訴え続け、周囲のベテラン記者に「質問する所だ。態度悪いよ」と注意された経緯がある。この際、横田氏はベテラン記者を「やらせ記者」と揶揄したため、榛葉氏から「みんなそれぞれの立場で取材している。やらせ記者とかそういうのはだめだ」とその場で注意を受けていた。

8482OS5:2024/12/16(月) 20:39:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/dc4299dd0486bf8aba8858384812d1333471562f
国民が立民を初めて逆転 「対決よりも解決」路線が好感 「石破の壁」崩せぬ立民は苦戦  産経FNN世論調査
12/16(月) 20:33配信

産経新聞
国民民主党の看板=東京都千代田区

産経新聞社とFNNの合同世論調査では、国民民主党の政党支持率が11・3%となり、野党第一党の立憲民主党(9・0%)を初めて逆転した。看板政策である「103万円の壁」引き上げなどの政策実現に向けた活動が評価されたとみられる。立民も先に衆院通過した令和6年度補正予算案の審議過程で与党側の譲歩を引き出したが、支持を集めるまでには至らなかった。

国民民主の古川元久代表代行は16日、支持率の急騰に関して「政策本意、政策中心の政治議論を行っていることに一定の理解を得た。あくまでも国民のための政策を目指す」と述べ、引き続き「対決よりも解決」路線を貫く姿勢を強調した。

2年9月に現在の形となった国民民主だが、支持率は1%前後で推移し、低迷にあえいでいた。今年9月の産経・FNN調査では0・9%、10月も1・3%に過ぎなかった。

だが、先の衆院選後、政策実現に向けた与党側との攻防や論戦が好感され、支持率は10倍近く急騰。報道各社の調査も似た傾向にあり、自らの不倫問題で役職停止中の玉木雄一郎代表も周囲に「正直、隔世の感がある」と喜びを隠さない。

一方、政党支持率で「野党第一党」の立場を奪われた立民は気が気でない。補正予算案の審議では与党側から譲歩を勝ち取る成果を上げたが、支持に結びついていないためだ。立国逆転に関し、立民幹部は「あれだけテレビに露出すれば上がる」とうらやむ。

立民は来年の通常国会で政府・与党に厳しく対峙し、来夏の参院選に向けて支持率を反転させ、弾みを付ける戦略を描く。だが、臨時国会では独特な言い回しで答弁する石破首相に翻弄され、「国会を開けば開くほど政権の支持率が上がってしまう」(立民中堅)という泥沼にはまりつつある。

立民らしさをアピールするため国会論戦で「解決よりも対決」路線に先祖返りすれば、国民民主と比べられ、世論からそっぽを向かれる恐れもある。野田佳彦代表は「頑張ります」と周囲に漏らすのみだった。(千田恒弥)

8483OS5:2024/12/17(火) 21:29:20
自民党税調は国民民主党の支持率を上げるためにわざとやってるのか?

https://news.yahoo.co.jp/articles/5bcf52348c269a87a3526335a65bb3511b179b55
【独自】「合意に至ること難しい」国民・玉木氏怒り…“103万円の壁”引き上げ額で3党協議“決裂” グリーン議論で食い違う中決着つくのか…
12/17(火) 19:28配信

FNNプライムオンライン
FNNプライムオンライン

「年収103万円の壁」引き上げ額が焦点となっている、自民・公明・国民民主、3党による6回目の税制協議が17日に行われたが、わずか約10分で終了し、決裂に終わった。
国民民主党の玉木氏は、FNNの取材に対し「合意に至ることは難しい」と怒りをあらわにしたが、その理由は与党側の対応にあったという。一体何があったのかーー。


国民・玉木氏「合意に至ることは難しい」と怒り
17日午後2時頃、FNNの取材に応じた国民民主党の玉木議員は怒っていた。

国民民主党 代表役職停止中・玉木雄一郎議員:
宮沢自民党税調会長から「グリーンが見えない」と言われたらしく。すいぶん遠いところで金額の議論が行われているのと、今日も何も新たな進展がないということでは、なかなか合意に至ることは難しい。

「103万円の壁」を178万円まで引き上げることを求める中、与党側との交渉に臨んだ国民民主党だが、玉木議員が怒りを見せた理由は、与党側の対応にあったのだ。

「年収103万円の壁」はいくらまで引き上がるのか、17日、自民・公明・国民民主の3党の税制協議が行われたが、決裂した。

国民民主党 代表役職停止中・玉木雄一郎議員:
この期に及んで「グリーンが見えない」と言われたのでは、もう交渉にならないということで、今日は席を立ってきたと報告を受けている。

6回目を迎えた3党による「103万円の壁」の協議は、約1時間行われる予定だったが、わずか約10分で終了した。なぜ、あっという間に物別れとなったのか。

自民党・宮沢洋一税調会長:
グリーンというものがどこにあるのか。グリーンの場所を教えてほしいと。

ゴルフの「グリーン」に例え…お互いを牽制
これまでも、ゴルフの「グリーン」という言葉を使い、お互いを牽制してきた。最大の焦点は引き上げ額だ。

11日には幹事長会談を行い、178万円を目指して2025年から引き上げることで合意。その2日後、税制協議で与党が20万円引き上げる123万円を提案。

しかし国民民主党は、123万円では最終的なゴールのカップがあるグリーンすら見えないと猛反発した。

国民民主党・古川元久税調会長:
まだグリーンも全然見えない距離しか飛んでない。

これに対し自民党側は、ゴールがどの辺りにあるのかも分からないと苦言を呈した。

自民党・宮沢洋一税調会長:
グリーンの在りかくらい教えてほしいと。

そして17日に迎えた、6回目の協議。

自民党・宮沢洋一税調会長:
「グリーンの場所を教えてほしい」と、交渉につながる「国民民主党の考えを教えてください」と申し上げたわけですけれども、「新たな提案がないのであれば、これ以上協議はできません」ということでお帰りになったと。

「グリーンの場所を教えてほしい」という発言に、玉木議員は「グリーンは178万円に決まっている。今のまま協議を続けても進展がないだろうと」と述べた。3党の協議は無事グリーンに乗せられるのだろうか。

8484OS5:2024/12/17(火) 21:29:31


コースが違う?グリーン議論が食い違うワケ
青井キャスター:
今回の議論をゴルフで例えられていますが、グリーンは一体どこにあるのかという議論が進んでいるんです。

玉木代表は17日、自身のSNSで税調協議について「グリーンはどこですか?と聞いてくる自民党・宮沢洋一税調会長に対して「178万に決まっています」という風に反応している。ということで国民民主のグリーンは、当然「178万円」となる。

一方で自公は、最初「123万円」と提案するが、国民民主の反発を受け、自民は「グリーンがどこにあるのか分からない」としている。

もしかすると、このグリーン議論、与党と国民民主で回っているコースが違うのかもしれないという。

というのも、与党の123万円の提案があった日に国民民主の古川税調会長は「こちらはロングホールのつもりで言っているのに、どうもむこうは非常に短いショートホールにいるんじゃないかと…」と話していて、つまり国民民主は「178万円のロングホール」だけど、与党側は「123万円辺りのショートホール」と捉えているということなんです。

さらに、与党に対して「話しにならない」と強気な国民民主だが、なぜここまで強気なのか?

その理由は、国民の支持率が上昇中であること。そして、少数与党のため野党の助けが必要な状況というところがあるようだ。

2024年度中に決着つくのか…
青井キャスター:
決裂した103万円の議論ですが、果たして2024年中に引き上げ額は決まるのでしょうか?

実務者レベルの税調協議だと話しがまとまらないので、さらに上の“党の執行部レベル”が協議を行う。まずは政調会長、続いて幹事長、さらには党首会談などを行い、状況に応じて再び税調に戻り、2024年中に引き上げ額を決めるということが考えられそうだ。

青井キャスター:
山口さん、税収減などの課題もある中でこんな感じで、本当に引き上げ額決まるのでしょうか?

スペシャルキャスター・山口真由さん:
この今回の議論から、党の税制改正大綱って、だいたい12月10日前後に出るはずなので、今年既に遅れてますよね。 これからその税制改正大綱を上部に落として、法案にして国会審議をしてで絶対に4月1日に間に合わせないと税制改正って、国民の生活に影響出るんですよ。玉木さん、宮沢さんも、 古川さんも全員財務省出身なので、このスケジュールってよく分かっていると思いますがそろそろ決着が出ないと、この議論、どうなるんだろうっていう気がしてきますね。
(「イット!」12月17日放送より)

イット!

8485OS5:2024/12/17(火) 21:30:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/1dd99945621812f3c7ac3b4f296dfc22d803c620
「103万円の壁」で袋小路 手の内見せぬ国民民主 自民はゴルフに例え「グリーンどこ?」
12/17(火) 19:00配信

産経新聞
自民、公明、国民3党での税調協議に臨む各党の税調会長ら=17日午前、国会内(春名中撮影)

国民民主党の古川元久税調会長は17日の自民、公明両党との「年収103万円の壁」を巡る交渉で、自公側が国民民主の求める178万円まで引き上げるための具体案を示さなかったとして協議を打ち切った。自公側は継続意思を示すが、国民民主側は直近の支持率上昇を受けて「妥協はしない」(幹部)と強気を崩していない。3党協議は再び袋小路に陥った。

■協議は10分で打ち切り

「話にならない。協議は打ち切りだ」

17日午前11時半に国会内の会議室で始まった自公国の協議。古川氏は開始からわずか10分程度で部屋を出ると、周囲にこう漏らしながら憤懣(ふんまん)やるかたない表情を浮かべた。

国民民主が強硬姿勢に出たのは、3党の幹事長が11日に「103万円の壁」を「178万円を目指して来年から引き上げる」と合意したにもかかわらず、13日に自公側が引き上げ額として123万円を提示したためだ。この数字は国民民主の要求とは程遠く、古川氏や玉木雄一郎代表(役職停止中)ら幹部は、自公側から新たな提案がなければ17日の協議は打ち切る方針をあらかじめ決めていた。

結局、この日の協議では自民の宮沢洋一税調会長が国民民主側との落としどころをゴルフに例えながら、「私どももいろんなアイデアを持っている。グリーンがどこかを教えていただきたい」と探った。だが、国民民主側は手の内を明かさず、古川氏は「新たな提案がないのであれば協議はできない」と席を立った。

■強気の背景に世論の支持

「178万円」以外の数字を国民民主側から示せば、その金額が上限になるとの警戒感が強く、国民民主幹部は「財務省のいつものやり方だ」と怒る。一方、自民税調幹部も「178万円まで一気に引き上げれば税収は7兆〜8兆円減る。それは受け入れられない」と不満を漏らす。

国民民主の強気の背景には世論の強い支持がある。報道各社の世論調査では国民民主の支持率が軒並み上昇している。「103万円の壁」を巡る与党との攻防や国会論戦が好感されたとみられており、榛葉賀津也幹事長は17日、国会内で記者団に「国民が一番怒っている」と威嚇した。

さらに、国民民主側には看板政策での実績を引っ提げて来夏の参院選に臨みたいとの思惑があり、簡単に妥協できない事情もある。

別の国民民主幹部は「来年の参院選で有権者に問えばいい。『ここまでやったが、少数政党では限界があった。力を与えてほしい』と訴えるだけだ」と突き放した。

こうした袋小路の3党協議を踏まえ、石破茂首相は17日、首相官邸で記者団に国民民主との交渉決裂の可能性を問われ、「それはわからない。引き続き協議をお願いしたい。対応には誠意を持って臨みたい」と述べるにとどめた。(永原慎吾)

8486OS5:2024/12/17(火) 21:30:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/9c5547c023138acaa6ed7f40634c66ec32740bb2
7年度予算への賛成「とても無理」 国民民主・榛葉幹事長、103万協議打ち切り巡り
12/17(火) 18:44配信
産経新聞
国民民主党の榛葉賀津也幹事長は17日、所得税が生じる「年収103万円の壁」の引き上げを巡る自民、公明両党との協議打ち切りを巡り、年明けの通常国会で審議する令和7年度予算への賛成は「とても無理だ」と述べた。国会内で記者団の取材に答えた。

協議は、担当者の古川元久税調会長が自民の宮沢洋一税調会長から引き上げに向けた具体的な提案がなかったとして打ち切った。榛葉氏は宮沢氏について「あれだけ温厚な古川さんが怒るというのは(宮沢氏は)火に油を注ぐ天才だ」と評した上で「国民が一番怒っている」と牽制した。

8487OS5:2024/12/21(土) 00:01:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/95c51d1bac814ecee1e3b0a371cbd84ec40c616e
国民民主、協議継続引き出した自民とのチキンレース 予算反対で揺さぶり
12/20(金) 20:43配信


産経新聞
記者会見する国民民主党の榛葉賀津也幹事長=20日午後、国会内

国民民主党は20日の自民、公明両党との3党幹事長会談で、所得税が生じる「年収103万円の壁」に関する継続協議を引き出した。自民は国民民主と引き上げ幅で折り合えず、日本維新の会にも触手を伸ばして揺さぶったが、国民民主が令和7年度予算案への反対をちらつかせるチキンレースに持ち込み、自民も決裂回避を選んだ。

【表でみる】控除額を178万円に引き上げた場合の年収別減税額

■「調子に乗りすぎている」

「国民の皆さんにしっかりと(引き上げ額を)178万円に近づける形でお示しする」

国民民主の榛葉賀津也幹事長は、協議の再開が決まった自民の森山裕、公明の西田実仁両幹事長との国会内での会談後、記者団にこう語り、改めて引き上げ幅の拡大を目指す方針を強調した。

3党の幹事長は11日の会談で「178万円を目指して来年から引き上げる」と合意した。だが、13日に自公側は引き上げ額として国民民主の要望とは程遠い123万円を提示し、お互い一歩も譲らなかったため、国民民主が17日に協議を打ち切った。自民内からは国民民主の振る舞いについて「あまりにも調子に乗りすぎている」(幹部)との声が上がった。

■両方から拒絶のリスクも

国民民主との交渉が行き詰まる中、自民は維新にも触手を伸ばした。自民は維新を取り込むため、19日に教育無償化に関する協議を始めた。前原誠司共同代表は7年度予算案に「賛成することも選択肢だ」と含みを持たせた。自維接近について国民民主幹部は「それなら維新とやればいい」と突き放し、7年度予算案への反対論も浮上した。

ただ、自民には維新への不信も根強い。先の通常国会で成立した改正政治資金規正法を巡り、衆院では賛成したが、参院では反対に回ったためだ。12月に発足したばかりの維新新執行部とのパイプも細い。

国民民主と維新を両てんびんにかけるような態度をとり続ければ、双方から拒絶されるリスクを負う。最終的に、これまで協議を重ねてきた国民民主をつなぎ留める方針に傾いた。

「20日以降も協議を続けてほしい」

19日夜、森山氏が榛葉氏に連絡し、3党協議の再開が固まった。24日には3党の政調会長、税調会長の枠組みでの協議が行われるが、与党側からさらなる引き上げ額が提示される可能性もある。

国民民主幹部は「自民は数がないんだから。これが現実だ」と強気の表情を浮かべた。(永原慎吾)

8488OS5:2024/12/26(木) 20:35:59
https://www.sankei.com/article/20241226-UPEVV47JNJLCHEDTB3UW7N6I4M/
令和の「劇場型政治」、主役は国民民主 立民を上回り「野党第一党の支持率」
2024政治回顧
2024/12/26 17:36
令和の「劇場型政治」と言えるかもしれない。第1幕の主役は、先の衆院選で公示前から4倍の28議席に勢力を伸ばした国民民主党だ。玉木雄一郎代表(役職停止中)らはリアルとネットを融合させた活動を通じて若年層や現役世代の支持を集め、衆院で過半数を割った自民、公明両党や、財務省を「敵」に回し、政策実現に向けて戦った。

かつては「消滅危惧政党」
「国民の所得や手取りはそんなに増えていません。『国の懐(ふところ)』ばかりが豊かになってきたのです」

玉木氏は25日、自身のX(旧ツイッター)で、令和7年度予算案の税収が6年連続過去最高を更新すると指摘し、党の看板政策「年収103万円の壁」の引き上げについて税収面から正当化した。強気の玉木氏だが、国民民主はかつて「消滅危惧政党」と揶揄(やゆ)されていた。

令和2年9月にわずか15人の衆参議員と4人の党職員で立ち上げた結党大会。玉木氏は「国民の役に立つ具体的な政策提案を絞り出す」と訴えた。しかし党の支持率は1〜2%台でさまよい続けてきた。

局面が変わったのは10月の衆院選だ。SNSでの発信に力を入れ、若年層や現役世代に向けた政策に軸足を置いた。結果は小選挙区で11議席、比例代表で17議席を獲得。特に比例票は約617万票で前回の3年衆院選から約358万票も伸びた。7万2000票の増加にとどまった立憲民主党とは対照的だ。

投開票日当日、玉木氏は「本当によく踏ん張ったと思う。これからは何でもありだ」と興奮気味に語っていた。今や報道機関の世論調査で立民を上回る「野党第一党の支持率」を得るまでになった。

「国民の敵」と戦う姿に賞賛
衆院で過半数を持たない石破茂政権が令和7年度予算案や法案を成立させるためには、野党の協力が不可欠となる。自民に対抗し得る野党が存在しない「1強多弱」の時代は終焉(しゅうえん)した。

103万円の壁を巡る自公国の攻防で、国民民主は控除額を178万円まで引き上げるよう求めたが、与党の7年度税制改正大綱では123万円にとどまった。SNSでは政府・与党への批判が噴出。自民の宮沢洋一税調会長は「ラスボス(最後の敵)」に見立てられ、「国民の敵」と位置付けられた自民と戦う国民民主に称賛が送られている。

自公国の協議は来年に持ち越されることになった。国民民主幹部は来夏の参院選もにらみつつ、与党から満足できる回答が得られなければ、「有権者に問えばいい」と言い放つ。平成17年に当時の小泉純一郎首相が郵政民営化に反対する自民議員を「抵抗勢力」として敵に回し、世論の支持を受けて政策を進めた「小泉劇場」さながらだ。

与党は野党分断の思惑含みで日本維新の会とも教育無償化に向けた協議を始めた。政権交代を目指す立民も立ち位置が問われ、来年の通常国会会期末での内閣不信任決議案提出を巡る決断が最大の焦点となる。夏の決戦に向けた攻防は新たな政治劇を生みそうだ。(野党キャップ 千田恒弥)

8489OS5:2024/12/26(木) 21:35:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/46392c805fe20df02f99c76fdd6a9a5f975225fa
東京都の製薬会社が衆院議員の原口一博氏を提訴 新型コロナのワクチンに「生物兵器まがい」などと発言 損害賠償と遅延損害金の支払いを求める
12/25(水) 23:02配信


佐賀新聞
記者会見した「Meiji Seika ファルマ」の小林大吉郎社長=25日午後、東京都中央区の同社

 「レプリコン」というタイプの新型コロナウイルスワクチンに関し、繰り返し誹謗(ひぼう)中傷を受けたことが名誉毀損(きそん)に当たり、本来得られた利益が失われたとして、製薬会社「Meiji Seika ファルマ」(小林大吉郎社長、本社・東京)が25日、立憲民主党衆院議員の原口一博氏(65)=佐賀1区=に1千万円の損害賠償と遅延損害金の支払いを求め、東京地裁に提訴した。

 都内の本社で記者会見した小林社長と同席した松田誠司弁護士によると、原口氏が衆院議員として大きな影響力を持つにもかかわらず、ユーチューブなどのSNS(交流サイト)や書籍で、同社製の新型コロナウイルスワクチンに関し「生物兵器まがい」などと発言。その影響で多数の迷惑電話への対応を余儀なくされたほか、ワクチンの売り上げが見込みを大きく下回り、約55億円の利益が失われたとした。

 小林社長は「原口氏は国会議員として、厳格に規制された手続きを経てワクチンが審査され、承認された経緯を十分知りうる立場にも関わらず、誹謗中傷を繰り返した」と述べ、ワクチンに反対する立場の人々による医療現場への妨害行為などが発生していることなども、提訴に踏み切った理由として挙げた。

 佐賀新聞の取材に対し、原口氏は「訴状が届いておらずコメントできないが、国会で追及したことでもあるので、(Meiji Seika ファルマには)国民の不安に誠実に応えてもらえたら」と話した。

 レプリコンは、投与した遺伝物質のメッセンジャーRNAが細胞内で複製される新しいタイプのワクチンで、同社が米企業と共同開発した。


https://news.yahoo.co.jp/articles/29c2fa42fd5b79c5fab0a02e0b8939860cbfeab7
提訴の立民・原口一博議員「若干びっくり」「貧乏なので…」ワクチンめぐる発言は継続
12/26(木) 13:40配信
日刊スポーツ
立憲民主党・原口一博衆院議員(10年9月撮影)

 次世代mRNAワクチン(レプリコン)についての発言をめぐり、製薬大手Meiji Seika ファルマ株式会社(以下同社)から名誉毀損(きそん)による損害賠償請求訴訟を起こされた、立憲民主党の原口一博衆院議員(65)が26日、自身のX(旧ツイッター)を更新し、この件について言及した動画を公開した。


 原口氏は「昨日、たくさんの皆さんが国の内外から、たくさんのご支援をいただきまして、ありがとうございました」と、激励のコメントが届いていることを報告。「日本に生まれて良かったな、と思いました」と胸中を語った。またフォロワーからは「日本の国会でこの問題をとりあげているのは原口議員だけです」との応援メッセージが来ていることなども主張。「昨日は読み切れないぐらいメッセージがきて。クリスマスプレゼントですね」と語った。

 その上で、同社が公開した提訴に関するリリースを引用。同社が25日に開いた記者会見を念頭に「コメントくれ、コメントくれとすごいんですよね。でもコメント出しようがなくて。記者会見されただけでコメントというのはできないんですね」「訴状の中身を言ってはいけないので、訴状が来てからまた」と、今後の対応などについては明言を避けた。

 その後は、レプリコンワクチンの危険性を訴える識者や会見出席者とともに議論を展開。その途中には、提訴について問われ「若干びっくりしました」との感想も漏らした。また訴訟にかかる時間や経費についても聞かれると「確かに時間は食われますね。お金も…それは貧乏なので」と胸中を明かした。

 原口氏はこれまでにXを通じて、レプリコンワクチンについて「生物兵器まがい」などと投稿していた。同社は12月25日付で提訴したことを同日発表。原口氏が2024年6月ごろからSNSで、同社の信用を毀損する内容や、虚偽の内容を含む投稿と動画配信を繰り返したと主張した。

8490OS5:2024/12/28(土) 15:24:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/06ae5885c4cc2efdb558c49fe43e9382dcb47f99
立憲民主・梅谷守衆院議員、有権者への日本酒配布問題で不起訴に…新潟地検
12/28(土) 12:55配信

読売新聞オンライン
(写真:読売新聞)

 立憲民主党の梅谷守衆院議員(新潟5区)が選挙区内で日本酒を配ったとされる問題で、新潟地検は27日、梅谷氏を不起訴とした。

 この問題を巡っては、有権者への寄付を禁じた公職選挙法違反の疑いがあるとして、糸魚川市の有権者が4月に告発状を提出。県警と地検が受理して捜査を進めていた。同党は5月、梅谷氏に1か月の党員資格停止と3か月の党役職停止の処分を科していた。

 地検の中本次昭次席検事は「捜査を尽くしたものの、犯罪事実の認定に難があると判断した」と述べた。

 この有権者によると、告発状では、梅谷氏が昨年7月頃から今年2月頃にかけて選挙区内で6回にわたり、町内会や環境保全団体などに日本酒1本などを寄付したと訴えた。

 梅谷氏は9月に新潟市内で報道陣の取材に応じ、会合やイベントなどの「相応の対価として渡した」ことは認める一方、「法律違反の認識がなかった」と話していた。

 不起訴を受け、梅谷氏は「ご心配をおかけしたことを改めておわび申し上げます。改めて公職選挙法の趣旨にのっとった適切な対応を心がけてまいります」とのコメントを自らのホームページで発表した。

8491OS5:2024/12/28(土) 19:23:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/7cb65c4229d0af5809f0fb669268869ba90c9d18
立民党内グループ、新人勧誘に熱 人事や代表選へ「数の力」確保
12/28(土) 16:08配信

共同通信
東京・永田町の立憲民主党本部の看板

 衆院選で50議席伸ばした立憲民主党で、党内グループが新人や返り咲いた議員の勧誘に熱を入れている。「数の力」を確保し、人事や将来の代表選で影響力を行使する狙いがある。新たに女性がトップとなり、若手有望株の加入をアピールするグループもあり、活況はしばらく続きそうだ。

 枝野幸男元代表が顧問を務める最大勢力「サンクチュアリ」は、衆院選前から10人以上増やし、45人ほどになった。発言力強化に向け、さらなる上積みを図る。

 立民のグループは掛け持ちが可能な緩やかな集まりだが、9月の代表選では立候補に必要な推薦人20人を巡り、議員の「貸し借り」が起きた。党運営の鍵を握る点は自民党の派閥と同じだ。

 菅直人元首相が率いた「国のかたち研究会」は、西村智奈美元幹事長を座長に選出。代表選に出馬した吉田晴美衆院議員も加え、25人ほどに。泉健太前代表が所属する「新政権研究会」は約30人で田名部匡代参院幹事長が会長に就いた。重徳和彦政調会長を擁する「直諫の会」、江田憲司元代表代行の「ブリッジの会」はともに25人ほどだ。

8492OS5:2024/12/30(月) 20:57:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/e3e502c4a262c74bd44fe53c0673a7ed339e5cc9

〈いがみ合う野党〉固定ファンしかいない立憲、成果を焦る国民民主、ブレブレの維新…結局笑うのはこの人?
12/30(月) 11:02配信

集英社オンライン
野党の党首たち

与党の自公で衆院の過半数を確保できていない状況のもと、野党との交渉に苦労した臨時国会が24日、閉会した。会期終盤には野党が石破政権にゆさぶりをかけようと、共闘にも注力。その一歩が立憲・国民民主・維新の3党ともが足並みをそろえられる「給食費無償化法案」の提出だった。ただ3党とも足元では不安も抱え、それぞれの思惑から、お互いのにらみ合いが続く。年明けの通常国会で野党内の主導権を握るのは・・・・・・? そして最後に笑うのは……?

〈画像〉結局、笑うのはこの人?

維新との主役争い 足元を見られる国民民主
今年、衆院選を経て一気に永田町での存在感を増したのが、国民民主党だ。国民民主は衆院選後、「103万円の壁」を178万円に上げるよう自民・公明両党と協議。

ただ、自公は123万円への引き上げでまとまり、さらなる引き上げを求める国民民主とは合意しないままの越年となる見込みだ。

国民民主は、123万円への引き上げでは多くの人が年間5000〜2万円程度の減税額にとどまるとして、このままでは年明けに審議される来年度予算案に賛成できないとの姿勢を見せ、自公にゆさぶりをかける。

しかしその間に、自公は日本維新の会と合同で教育無償化に関する協議体を設置。

国民民主が求める178万円への引き上げには7兆〜8兆円の財源が必要とされる一方、維新が求める所得制限なしの高校授業料無償化や、小中学校の給食費無償化は計1兆円強で実現できると試算され、実現へのハードルは比較的低い。

維新が自民に接近して来年度予算案に賛成する姿勢をちらつかせれば、103万円の壁の引き上げの機運はしぼむ。

こうした状況を見て、他党からは「国民民主も来年夏の参院選に向け、喉から手が出るほど、103万円からの大幅な引き上げという成果がほしいはず。その足元は自公から見られている。結局、140万程度の額で国民民主も手を打ち、来年度予算案に賛成する、というシナリオではないか」(立憲議員)との声が漏れる。


維新・吉村知事と前原共同代表の行き当たりばったり戦略に党内から不満
一方の維新は、国民民主が103万円の壁の引き上げについての同意書を交わしたこと、立憲が能登の復興費用支出を自民との協議で勝ち取ったことで焦りを見せた。

急遽、教育無償化に関する自公維の協議体の設置という成果を取り付け、補正予算案に賛成した。
ただ、この対応には永田町から冷ややかな声が上がる。

「前原共同代表は、国民民主の玉木氏が自民に接近していることに反発して国民民主を離党したはず。協議体の設置だけで、何も具体的な成果が得られていないのに補正予算案に賛成するなんて、筋が通らない」(野党関係者)

前原氏と、前原氏と頻繁に連絡を取り合う吉村洋文代表の行き当たりばったり戦略には、党内からも不満が漏れる。吉村知事は12月の代表就任直後は政権との対決姿勢を強調していたものの、国民民主の「103万円の壁」の引き上げ交渉を見て、方針を転換した。

「維新の国会議員団の中には、前代表の馬場伸幸氏に近い議員も多く、かねて大阪から『横やり』を入れてくる吉村氏に反発する声もあります。足元では党内がばらばらになる不安を抱えながら、政権との距離感を測っていくことになるでしょう」(全国紙政治部記者)

8493OS5:2024/12/30(月) 20:57:52
「固定ファンしかいない」立憲の嘆き
そして野党第一党の立憲は、国民民主が看板政策の「103万円の壁」の引き上げを実現する動きを前に、焦りを抱く。

「給食費無償化法案」を維新・国民と共同提出することで野党第一党としての存在感を示すことを狙ったものの、注目は国民民主に集まりがちで、立憲は埋没しがちな状況が続く。

日本経済新聞社とテレビ東京が12月20〜22日に実施した世論調査では、立憲の支持率は9%で、国民民主の支持率14%に及ばない。

他社の調査でも国民民主の支持率が立憲を上回る傾向が続いている。衆院選前は、国民民主の支持率が1%という調査も多かっただけに、立憲内では衝撃が走っている。

立憲の若手議員は「有権者は、分かりやすく税金や社会保険料の負担を下げてくれる期待が持てる国民民主になびく。かといって、うちが自民と接近して『部分連合』のようなことをするわけにもいかない。参院選でも固定ファンの票しか獲得できないだろう」と地団太を踏む。

野党のにらみ合いで助けられる石破首相?
こうした野党間のにらみ合いが続くことで、助けられる形となっているのが、少数与党での国会運営を余儀なくされている石破茂首相だ。

「永田町では、石破首相が3月までの予算審議で行き詰まり、自身の退陣と引き換えに予算を成立させるというシナリオもささやかれていました。ですが、野党が一枚岩にならず、とくに国民民主と維新が政策実現のための競争をしている状況だと、野党に政策実現というエサを与えることで予算を成立させる道筋が見えてきます」(全国紙政治部記者)

石破首相としては、大きな山場である予算審議を乗り切り、党内の「石破おろし」の動きも封印し、夏の東京都議選や参院選に臨みたい考えだ。

野党3党と自民党のそれぞれの思惑が渦巻く年明けの永田町。参院選を前に笑うのはどの党か……?

取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班

集英社オンライン編集部ニュース班

8494OS5:2025/01/04(土) 10:45:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/a7fe3996402873f0ca06b89dae5ae420f1f11c67
国民民主、予算案で与党揺さぶり 野党と距離、参院選へ実績づくり
1/4(土) 7:12配信
時事通信
「年収103万円の壁」見直しについて確認書を交わす(左から)国民民主党の榛葉賀津也、自民党の森山裕、公明党の西田実仁各幹事長=2024年12月20日、国会内

 昨年の衆院選で躍進した国民民主党は、「年収103万円の壁」見直しなどで与党への攻勢を強める方針だ。

【写真】税制調査会長協議に臨む公明党の赤羽一嘉氏、自民党の宮沢洋一氏、国民民主党の古川元久氏ら

 自民、公明両党が衆院で過半数割れした状況を好機と捉え、2025年度予算案への反対をちらつかせて揺さぶりをかける。夏の参院選に向けた実績づくりが狙いで、立憲民主党など他の野党との溝は深まっている。

 「123万円のままなら確実に予算案は反対だ」。国民民主の玉木雄一郎代表(役職停止中)は先月25日のインターネット番組で、所得税の課税最低ライン103万円からの引き上げを巡る与党案は不十分だと指摘。178万円とするよう主張した。

 予算案の衆院通過には野党の協力が不可欠で、国民民主がキャスチングボートを握る状況を背景に、玉木氏は強気を崩さない。昨年12月に実施された報道各社の世論調査では立民を抜いて「野党第1党」となる結果があったことも後押しする。党幹部は「譲歩する理由はない。交渉が決裂したら『もっと力を与えてください』と参院選で訴えればいいだけだ」と語る。

 少数与党となった自民は連携相手として日本維新の会にも秋波を送っている。自民内には「宙づり国会」を脱するため、衆院解散・総選挙で局面を打開すべきだとの声もくすぶる。国民民主関係者は「今の状況はそう長くは続かない。取れるときに政策を取らないといけない」と語る。

 先の臨時国会で、国民民主は与党への接近が目立った。24年度補正予算の採決では賛成に回り、25年度税制改正では与党と協議。公明と共同提出した政治資金を監査する「第三者機関」設置法を成立させた。

 一方、「政策本位」を掲げて給食費無償化などでは他の野党と連携するが、維新が呼び掛ける参院選1人区の野党候補を一本化するための「予備選」には否定的な立場。玉木氏や榛葉賀津也幹事長は、企業・団体献金禁止や調査研究広報滞在費(旧文書通信交通滞在費)の使途公開などで立民に批判的な発言を繰り返してきた。

 他の野党と一定の距離を置く国民民主に対し、参院選で立民、国民民主両党の候補者調整を求める連合幹部は「自民を利するだけだ」と頭を抱える。「大事なのは参院選まで野党をしっかり分断しておくことだ」。閣僚の一人は国民民主を引き寄せる重要性を指摘した。

8495OS5:2025/01/05(日) 20:39:34
https://news.yahoo.co.jp/articles/be1b0d291327d39e77140669aa5f6aadd7c0c635
立憲民主党、夫婦別姓導入目指し民法改正案を通常国会提出へ…公明・国民民主も前向き
1/4(土) 23:07配信

読売新聞オンライン
立憲民主党の野田佳彦代表

 立憲民主党が選択的夫婦別姓の導入実現に意欲を見せている。野党各党に加え、与党の公明党も導入に前向きなことから、立民は自民党に通常国会での法案成立を迫る考えだ。

 立民の野田代表は4日の記者会見で選択的夫婦別姓について、「約30年にわたる宿題を議論の俎上(そじょう)に載せ、成立に向けて努力したい」と述べ、民法改正案を提出する方針を示した。

 野田氏が強気なのは、自民が少数与党に陥り、与野党で導入を求める動きが出ていることが大きい。公明は「困っている女性、男性が多くいる。決断する時ではないか」(斉藤代表)との姿勢で、国民民主党も導入に賛同している。野田氏は自民の一部賛成派も取り込むことを狙っている。

 ただ、選択的夫婦別姓を巡り、自民内には、子どもの姓をどうするかなど、家族観や社会のあり方に大きく影響を与える問題について「十分な議論が行われていない」と慎重論も根強い。

 読売新聞社の昨年9月の全国世論調査では、夫婦の名字について旧姓の通称使用を拡大すべきだとの意見が47%と最多で、選択的夫婦別姓制度の導入は28%にとどまった。国民的な理解が広がっているとは言いがたいのが実情だ。

 石破首相(自民党総裁)は就任前、導入に前向きな発言をすることもあったが、現在は「議論の熟度を高める」と述べるにとどめている。日本維新の会は「旧姓に一定の法的根拠を認めるべきだ」と主張しており、今後与野党間の駆け引きが激しくなるとみられる。

8496OS5:2025/01/06(月) 18:42:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/b9ee526abc08d5515589ada48c36e44f6c434b26
立憲・野田氏「抱きついてきた」 首相の大連立発言、野党は一斉否定
1/6(月) 16:00配信

朝日新聞デジタル
立憲民主党の仕事始めであいさつした後、記者の質問に答える野田佳彦代表=2025年1月6日午前11時14分、東京・永田町の党本部、岩下毅撮影

 立憲民主党の野田佳彦代表は6日、石破茂首相らが与野党の主要政党による「大連立」の可能性に言及したことについて、記者団に「大連立を組む環境ではない。自民党に下野させて政治の流れを変えていくことが我々の目指すべき本道だ」と述べた。

 野田氏は東日本大震災時の政界を「困難な事態に日本が陥った時、与党も野党も関係なく力を合わせていく動きはあった」と振り返りつつ、現状については「そういうことは想定されない」と指摘。与党側から野党との連立政権をめぐる発言が相次ぐ現状について、「少数与党に陥っているから苦し紛れの発言、抱きついてきたいのかなと思う」とも語った。

 他の野党も相次いで連立入りを否定している。日本維新の会の吉村洋文代表(大阪府知事)は同日、記者団に「連立を組むことはない。自公政権と正面からぶつかり、既得権と戦い、改革を実行する」と強調。国民民主党の古川元久代表代行も4日の年頭会見で「私どもは連立入りするつもりは全くない。政策ごとに与党と協議をするところを協議し、政策実現を目指す」と述べた。

 大連立をめぐっては、首相が1日放送のラジオ番組で「選択肢としてはある」と発言。公明党の斉藤鉄夫代表も別のラジオ番組で「大連立の大きな障害になるのは今の選挙制度」などと言及していた。(松井望美、岡純太郎)

朝日新聞社

8497OS5:2025/01/21(火) 22:12:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/388cc0f09a533eec849f0b0aa75930bb987b1b09
立民「うちも何か売り物がなければ…」自公と政策協議、埋没に危機感も事前に正式発表せず
1/21(火) 21:04配信


産経新聞
自民、公明、立憲民主の3党は21日、国会内で政調会長会談を開いた。自公は24日召集の通常国会に少数与党で臨むため、政府が提出する令和7年度予算案や法案について、あらかじめ立民に説明した。国民民主党や日本維新の会が与党との個別協議で注目を集めている中で、立民も野党内での埋没を防ぎ、今夏の参院選に向け得点を稼ぎたいとの狙いもありそうだ。

■「熟議と公開」掲げる

立民の重徳和彦政調会長は会談後、記者団に対し、与党側との政策協議について「『熟議と公開』の準備的な会合と位置づけている」と強調。「しっかりと審議しない限り予算案や法案がすっと通るようなことはあり得ない。与野党ががっぷり四つにやっていく」と述べた。

自公立の政策協議は自民側の呼び掛けで行われた。約30分間の会談で、立民側は給食費の無償化や介護職員の処遇向上について考え方を与党側に伝えた。重徳氏は「与党過半数割れの衆院において、野党の意見をしっかりと受け止めてもらいたい」と求めた。与党側からは自公立の政策協議を定例化したいとの提案があり、立民も受け入れた。

先の衆院選で議席を躍進させた立民は「熟議と公開」の原則を掲げ、昨年の臨時国会に臨んだ。国会でのオープンな議論を重視し、公開を伴わない事前協議には「政府の下請け機関のごとく、法案や予算を通す国会は、国民の声が反映されない国会だ」(重徳氏)として、否定的な考えを示してきた。

■「われわれ釣るつもり」

ただ、国民民主や維新が与党との政策協議で世論の関心を集める一方、立民は政策実現に向けた具体的な動きを示せずにいた。通常国会で成果を上げられなければ、今夏の参院選で苦戦することも予想される。党関係者は「国民民主や維新のように、うちも何か売り物がなければ選挙を戦えない」と焦る。

とはいえ、政権交代を目指す野党第一党として与党に近づきすぎれば、政権に批判的な支持層の離反を招くリスクも負う。実際、21日の政策協議について、立民側は事前に正式発表しなかった。

与党側が協議を呼び掛けた狙いについて、立民幹部は「われわれを釣るつもりだろう。与党にとって国民民主や維新のように奇をてらわないから話しやすいはずだ」と述べるが、立民は国民民主や維新以上に与党側との距離感に苦慮しそうだ。

8498OS5:2025/01/29(水) 17:31:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/7e9550554a5187ccd84750046ae9adaef45dd937
国民玉木雄一郎氏の弟が代表務める会社が破産開始決定報道 東京商工リサーチ公式サイトに掲載
1/29(水) 15:55配信

日刊スポーツ
芸能社会ニュース

 東京商工リサーチの公式サイトは29日、国民民主党の玉木雄一郎代表(役職停止中)の弟、玉木秀樹氏が代表を務めるGlobal Consulting合同会社(東京都港区)が今月21日、東京地裁より破産開始決定を受けたとする情報を掲載した。

 「TSR速報」として伝えた。すでに破産管財人が選任され、負債は現在調査中という。

 「国民民主党の玉木雄一郎衆議院議員の弟として知られる玉木秀樹氏がコンサルティングなどを目的に当社を設立。しかし、投資に関連するトラブルが報道されるなど、当社の信用が低下し動向が注目されていた」とも記されている。

 「Global-」社は2015年10月に設立され、資本金は1000万円という。

8499OS5:2025/01/29(水) 17:32:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/fd9b4d79d34eaff5a91f22e191c10cac82674ac3
国民・古川氏、「壁」巡る自公との協議停滞に不満 予算案反対も
1/29(水) 13:53配信
毎日新聞
国民民主党の古川元久代表代行

 国民民主党の古川元久代表代行は29日の記者会見で、所得税がかかり始める「年収103万円の壁」の引き上げを巡る自民、公明両党との協議が進展しない現状について「こういうことだと到底、予算に賛成できるような環境にはならない」と述べ、2025年度予算案に賛成しない可能性に言及した。

【表でわかる】103、106、130万円…それぞれの「壁」でこう変わる

 古川氏は178万円への「壁」引き上げなどを求める国民民主の政策について「(政府・与党が)受けるということであれば予算に賛成するという中で協議を始めた」と指摘。政府・与党が昨年12月の税制改正大綱で決めた123万円への引き上げ方針の妥当性を強調する石破茂首相の姿勢について「本当にやる気があるのか」と疑問を呈した。

 国民民主が123万円への引き上げ方針に不満を示して退席して以降、3党の協議は中断したままだ。古川氏は「向こう(自公)から再開するという話はありながら、まだ再開もしていない。新しい提案がなければ協議が再開することもない」と語った。

 首相は28日の衆院本会議で、最大150万円程度への引き上げを検討中だとの一部報道について「検討しているとは認識していない」と否定。123万円への引き上げについては「生活実感も踏まえた調整になっている」と妥当性を強調した。【遠藤修平】

8500OS5:2025/02/07(金) 20:34:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/637598e7e2908dc67108f77f9ba6360c5d9aca9f
立憲民主が法案提出で〝共産外し〟 遺恨残る衆院選の意趣返しか、野党共闘に暗雲
2/7(金) 19:35配信

産経新聞
立憲民主党と共産党の関係が揺れている。昨秋の衆院選前までは法案提出などで協力関係にあったが、選挙後に立民が共産に声をかける場面が激減しているのだ。共産は「遺憾」を繰り返すものの、先の衆院選での遺恨が残っていることもあり、立民の対応はつれない。行き過ぎた〝共産外し〟は、夏の参院選の候補者調整にも影響するが、お互い引くに引けない状況が続く。

微妙な関係が露呈したのは3日の共産の小池晃書記局長の「遺憾」発言だった。小池氏は記者会見で法案の共同提出に関し、「わが党には呼び掛けがなされていない。これは立民の本気度が問われるものであり、大変、遺憾だ」と表明した。

昨年の衆院選後の臨時国会以降、立民は国民民主党や日本維新の会と公立小中学校の給食費を無償化する法案などを共同提出する一方、共産は加えなかった。小池氏はあえて強いメッセージを送った形だ。

これに対し、立民の小川淳也幹事長は4日の記者会見で「真摯(しんし)に受け止めている。呼び掛けられなかった側が寂しい思いをするのは当然だ」と陳謝した。その上で、「野党第一党は右も左も広く連帯をお願いする立場にある」と付言し、「左」という言葉で共産に配慮した。

もっとも、共産の立民への不信感は拭いきれていない。5日に開いた野党8党派の政策責任者会談で、立民は同党が提案した法案への協力を求めた。だが、共産の山添拓政策委員長は終了後、記者団に「これまで私どもに呼び掛けがなかったものについては大変、遺憾だ」と不満を漏らした。

立民は先の衆院選での意趣返しで、共産を突き放しているようだ。共産と立民は289ある小選挙区のうち、142で議席を争った。結果、立民は公示前98議席から148議席に増やす一方、共産は10議席から8議席に減らしたが、立民幹部は「大量に候補者をぶつけてきたのはどこのどなたか。今ぐらいの距離感がちょうどいい」と胸中を明かす。立民関係者は「共産も正念場だ」と他人事のように話す。

ただ、参院選の勝敗を決める改選1人区での野党候補の調整には共産の協力も不可欠となる。共産幹部は「改選1人区には積極的に立てたいし、立ててほしいという要望も強まっている」と語り、法案提出での〝共産外し〟をやめるよう警告した。(深津響、千田恒弥)

8501OS5:2025/02/07(金) 22:15:28
https://www.jiji.comjc/article?k=2025020601218&g=pol
対国民「150万円」神経戦 高校無償化、維新と調整急ぐ―自公
時事通信 政治部2025年02月07日08時52分配信
【図解】予算案修正協議の論点
【図解】予算案修正協議の論点

会談する自民、公明、国民民主各党の政調会長ら=4日、国会内

 2025年度予算案の修正に向け、与野党のせめぎ合いが本格化してきた。「年収103万円の壁」見直しを巡る自民、公明両党と国民民主党の協議では、新たな課税最低ラインについて「150万円」前後を軸に双方の主張がぶつかり合う。与党と日本維新の会の教育無償化協議も隔たりが残る。年度内の予算成立を意識しつつ、協議は来週からヤマ場を迎える。

立憲民主党、「正攻法」で圧力 予算修正へ「無駄」標的―財源捻出挫折の過去も

 昨年11〜12月の臨時国会で少数与党の石破政権を支えたのは国民民主との協調路線だった。だが、今年に入り「壁」見直しに関する自公国3党の実務者協議は中断。停滞は明らかだ。

 予算案は参院への送付から30日で自然成立するとする憲法の規定により、年度内成立が担保される衆院通過の期限は3月2日。修正作業には1〜2週間必要とされるため、与野党協議のリミットは今月中旬あたりとなる。

 自公国3党は4日、協議再開でひとまず合意。「178万円」を主張してきた国民民主では、榛葉賀津也幹事長が4日のニッポン放送番組で「びた一文譲らないと言うつもりはない」と軟化の兆しを見せつつ、150万円台を下回れば「納得がいかない」と主張した。

 自公も税制改正大綱に盛り込んだ「123万円」からの上積み自体は視野に入れる。ただ、税収増の「国民への還元」を唱える国民民主に、石破茂首相は国会答弁で「国民にお返しできる財政状況ではない」と反論。6日の自民国対会合では、財政悪化への懸念から「ポピュリズムに走らないようにしたい」との指摘も上がった。

 「理屈が立つ限界は140万円だ。その先の展開は見えない」。公明幹部はこう語った。

 一方、高校無償化に関する維新との協議で、与党は5日、25年度から現行の所得制限を撤廃し、公立、私立を問わず上限11万8800円(年額)を支援する案を打診。私立の加算部分の所得制限は26年度から撤廃する方針も示した。

 維新の前原誠司共同代表は6日の記者会見で、「これがキックオフだ」と述べ、さらなる支援拡大へ協議を続ける考えを強調した。自民の小野寺五典政調会長は同日、記者団に「2月中旬(の決着)というスケジュール感で急いでもらっている」と説明した。

 野党第1党の立憲民主党も予算案修正に向けた調整を来週本格化させる構え。重徳和彦政調会長は6日の会見で「どの部分を増やし、財源をどうするか、セットで出せるようにしたい」と語った。

8502OS5:2025/02/07(金) 22:38:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/9a942af8609251d696030769539c28b2581a094e
「年収の壁」の引き上げ、140万円台後半浮上 自公、拡大を検討
2/7(金) 21:05配信
毎日新聞
連立を組む自民党と公明党

 自民、公明両党は7日、所得税がかかり始める「年収103万円の壁」を巡り、政府が閣議決定した123万円への引き上げから、さらに上げ幅を拡大する本格的な検討に入った。両党の税制調査会幹部が会談し、公明が複数の案を自民に提示した。関係者によると、その一つは140万円台後半とする案だという。

 政府は昨年末の税制改正大綱に控除額を20万円引き上げて「壁」を123万円にすると明記し、4日に閣議決定した税制改正関連法案にも盛り込んだ。

 これに先立ち、自民、公明、国民民主の3党幹事長は「178万円を目指して来年(2025年)から引き上げる」と合意していた。国民民主は「約束をほごにされた」として123万円案に強く反発しており、税制関連法案や25年度予算案の成立に、一部野党の賛同が欠かせない少数与党の自公がどこまで178万円案に歩み寄れるかが焦点になっている。

 7日の会談終了後、公明の赤羽一嘉税調会長は記者団の取材に「財源確保の必要もある。理屈が大事で、理屈がないものはできないことは一貫して変わらない」と指摘した。

 その上で、①食料品の値上がり分を考慮する②「生活最低費」を基準にする③富裕層に過度のメリットが生じないようにする――などの考え方に基づき、時限措置か恒久措置かも含めて、複数案を提示したと明らかにした。

 赤羽氏は具体的な引き上げ額を明かさなかったが、公明の岡本三成政調会長は7日夜のテレビ番組で、食料品高騰を考慮する場合は「140万円台後半になる」との見解を示した。

 自民は公明の提案への対応を検討した上で、国民民主との調整に臨むとみられる。【野間口陽、遠藤修平、杉山雄飛】

8503OS5:2025/02/12(水) 15:28:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/b3d84ee6d58df55bc05bd822c82f19bb7aa7dbc4
国民民主は党大会で強気前面…不安の種も 難航する「年収の壁」協議、SNS発信で思わぬ“炎上”
2/12(水) 12:34配信

西日本新聞
国会議事堂

 夏の参院選「1人区」で候補者を積極擁立する方針を掲げた国民民主党。複数人区に絞る考えだったが、政党支持率が堅調な上に今年の地方選で結果を残して転換した。他の野党が模索する候補者一本化ではなく、党勢拡大に軸足を置く。足元では、目玉の「年収103万円の壁」の引き上げ協議が難航し、教育無償化を訴える日本維新の会に先行を許す。交流サイト(SNS)上では思わぬ“炎上”もあり、強気姿勢とは裏腹に不安要素を抱える。

【画像】立民は連携期待、自民とは「年収の壁」協議停滞…国民民主党を巡る現状

 「政策実現には力が足りない。参院選での勝利が政策実現の可能性を大きく高める」。11日の党大会で、古川元久代表代行が声を張った。

 参院選について、得票順2位以下も当選できる複数人区を重視してきた国民。参院選は比例復活がなく、選挙区も広大なため「1人区は限定的だ」(玉木雄一郎代表=役職停止中)との考えだった。

 風向きを変えたのは1月の北九州市議選。初めて公認候補を擁立し、トップ当選で2議席を獲得。今月9日の横浜市議補選も自民党候補不在の中、次点の共産党候補に約4千票差つけて勝った。「勢いは本物。これが続けば1人区も勝てる」(幹部)と鼻息が荒い。

 1月の共同通信社世論調査では政党支持率が14・4%で、野党第1党の立憲民主党を2カ月連続で上回っていることも大きい。先の衆院選では比例代表の候補者が足りずに3議席を他党に譲り、古川氏は「投票先をつくる責任がある」と強調する。

 国民は、野党候補一本化のために維新が提唱する「予備選」には応じず、立民とも距離を置く。連合の芳野友子会長はこの日の党大会で「国民、立民、連合が力を合わせて戦う体制の構築を」と呼びかけたが、古川氏は「党勢拡大が第一」とにべもなかった。

 肝心の候補者選定は、11日時点で1人区は5人の擁立にとどまる。党ベテランは「人材が集まっても、スタッフ不足で追いつかない」と自信なさげ。残り5カ月でどこまで進むか。

 参院選の行方を占う要素が「年収の壁」議論だ。与党が示す123万円では不十分と“決裂”した経緯がある。178万円への引き上げを訴える国民は今年1月に協議再開を与党に申し入れたが、担当者間で一度も話し合えていない。2025年度の引き上げは25年度予算案の衆院採決を見据えて今月末に決着する必要があり、時間がない。党内では150万円台を念頭に「落としどころを探るべきだ」との声も広がる。

 衆院選躍進の原動力となったSNSも、もろ刃の剣となりかねない状況だ。今、SNS上では国民の税制調査会がまとめた金融所得課税の強化策がやり玉に挙がる。「年収の壁」で減税を訴える国民が「増税」に転じたとの批判が広がり、火消しに躍起。「想定以上に反発が強い」(幹部)。

 ある中堅は冷ややかに見る。「ネット世論の影響が大きく、支持の実態が見えづらい。ちゃんと地に足を着けないと、足をすくわれる」 (岩谷瞬、坂本公司)

8504OS5:2025/02/17(月) 08:42:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/a80c1d795a961bd8758bb2352acd99b8808efd79
「財政規律」路線、立民内に不協和音 有志が消費税減税へ勉強会
2/17(月) 6:57配信


時事通信
食料品の消費税ゼロパーセント実現に向けた勉強会であいさつする立憲民主党の江田憲司元代表代行(奥中央)=13日、国会内

 立憲民主党内で、野田佳彦代表が重視する「財政規律」路線への不満がくすぶっている。


 昨年末には有志議員が食料品にかかる消費税率の「当面ゼロ」実現に向けた勉強会を立ち上げた。野田氏は消費税減税には慎重で、参院選を控えて党内対立の火種になりかねず、対応に苦慮しそうだ。

 「政権を取りにいこうと本気で思っている。政策を実現するとき、財源をしっかり考える」。野田氏は14日の記者会見で、2025年度予算案の修正案を示した上で、こう強調した。

 ただ、党内には批判の声もある。ある中堅は「政権交代を訴えているのに、与党と同じレールに乗って議論しても仕方ない」と反発。ベテランは「選挙で訴える目玉政策がない。立民は『増税政党だ』とレッテルを貼られている」と嘆く。

 13日には、食料品を対象に消費税率当面ゼロの実現を目指す勉強会が開かれ、代理を含めて党所属国会議員の3割を超える63人が出席。会長を務める江田憲司元代表代行は「国民の胸に響く効果的な物価対策を打ち出さなければ、(参院選は)大変厳しい選挙になり、政権交代なんて夢のまた夢となりかねない」と訴えた。

 こうした危機感の背景には、国民民主党の存在がある。同党は「手取り増」など国民に伝わりやすい政策を掲げ、支持を広げている。日本維新の会も看板政策として高校授業料無償化をアピールしており、立民内からは「埋没している」(関係者)と焦りの声が漏れる。

 野田氏は旧民主党政権で首相を務めた際、消費税増税を進めて党が分裂。旧民主を源流とする立民内には「トラウマ」となっている。江田氏の勉強会は5月の大型連休前後に提言をまとめ、党執行部に提出する方針。ある閣僚経験者は「ポピュリズムだ。党を割るつもりか」と非難する。

 野田氏はかねて「減税は受けがいいが、財政に責任を持つのが政権交代を主張する立場として責任ある態度だ」と発言していた。13日、記者団から勉強会について問われ、「党内でいろんな勉強会をやることはいいことではないか」と語ったが、今後難しいかじ取りを迫られそうだ。

8505OS5:2025/02/18(火) 21:57:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/b92b8d10bcbd623a7a045f16981c855b656262d2
「中間層は恩恵ない」103万円の壁協議で国民民主は自民案に反発 不調なら予算案反対も
2/18(火) 21:41配信


産経新聞
国民民主党の玉木雄一郎代表(役職停止中)=東京都墨田区(松井英幸撮影)

「年収103万円の壁」の引き上げを巡り、自民党が18日に提示した年収に応じて非課税枠の拡大幅を変える案に、国民民主党は強く反発した。協議がまとまらなければ、石破茂政権が早期成立を目指す令和7年度予算案に反対する構えだ。夏の参院選で「国民の手取りを増やすかどうか」を争点にすべきだとの主戦論も出ている。

「基礎控除に所得制限を入れるということ自体、税の理屈からするとおかしい。新たな壁を設けるような話だ」

18日夕、自民、公明両党との協議を終えた国民民主の古川元久税調会長は記者団を前に憤懣(ふんまん)やるかたない表情で語った。

自民案は低所得者支援の側面が強い。政府・与党が昨年末にまとめた非課税枠123万円について、年収200万円以下なら160万円に拡大し、200万〜500万円なら10万円を上乗せする内容だが、「この案では中間層は恩恵を受けない」(国民民主幹部)。国民民主を支援する労働組合幹部も「党支持層は圧倒的に現役世代が多く、受け入れられない」と主張する。

与党と日本維新の会との政策協議の進展も国民民主の神経を逆なでしている。首相は17日の衆院予算委員会で、維新が求める高校授業料無償化を巡り、令和8年度から私立に通う世帯への支援額の上限を引き上げる意向を表明した。このところ与党は「維新先行」を意識的に打ち出している。

国民民主は先の衆院選で非課税枠の178万円への拡大を訴えて躍進した。与党との協議でも当初は強硬論が目立っていたが、15日には榛葉賀津也幹事長が「交渉だから、満額ありきではない」と語り、妥協点を探る動きを見せていた。

だが、衆院での予算案審議が大詰めを迎える中、自民が提示した案に国民民主は態度を一変させている。国民民主は報道各社の世論調査で政党支持率も堅調で、北九州市議選や横浜市議補選など地方選にも勝利して勢いを見せる。

玉木雄一郎代表(役職停止中)は周囲に、与党との協議結果は参院選の争点に直結するとしたうえで、こう語った。

「参院選は手取りを増やす勢力と増やさない勢力の戦いだ」(永原慎吾)

8506OS5:2025/02/19(水) 15:39:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/3b45ebde6a66998c531d41b83ec43d9014c80cef
「新しい壁作るのか」 国民幹事長、自民の所得制限案を批判
2/19(水) 15:13配信
毎日新聞
記者会見に臨む国民民主党の古川元久税調会長(左)と榛葉賀津也幹事長=三重県伊勢市宇治中之切町の神宮会館で2025年1月4日午前10時56分、原諒馬撮影

 国民民主党の榛葉賀津也幹事長は19日の記者会見で所得税がかかり始める「年収103万円の壁」を巡って、自民党から18日に提示された2段階の所得制限を設けて低所得者層の控除額を増やす案について「103万円の壁を取り外そうという話をしてるのに、新しい壁を作ってどうするんですか。この議論が全く新しい壁を作っている」と批判した。榛葉氏はまた、ガソリン暫定税率の廃止時期について「遅くとも6月」との考えを表明。「選挙までにやらなかったら、地方の有権者は『与党は本当に自分のことを考えてくれているのか』と思うと思う」と述べ、参院選前に廃止すべきだとした。


 古川元久税調会長は同じ会見で「所得制限はありえない話だ。そんなのが入っているのは当然受け入れられない」と強調した。19日午後の自民、公明両党との税調協議で要求する。【遠藤修平】

8507OS5:2025/02/19(水) 21:36:11
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/politics/20250219-567-OYT1T50018.html
「両てんびん」から「維新に軸足」、首相の戦略奏功…予算案修正合意へ最初の関門突破にメド
2025/02/19 07:23読売新聞

「両てんびん」から「維新に軸足」、首相の戦略奏功…予算案修正合意へ最初の関門突破にメド

石破首相(17日午前、国会で) 【読売新聞社】

(読売新聞)

 2025年度予算案が今年度内に成立する公算が大きくなり、石破首相(自民党総裁)は通常国会で最初の関門突破にメドをつけた。国民民主党、日本維新の会の双方と協力を模索する「両てんびん」戦略から、維新の取り込み重視に転じたことが奏功したが、大幅な譲歩で巨額の財政支出を強いられることになる。

自信

 「維新とはもう大丈夫だ」

 首相は17日夜、周囲にこう語り、高校授業料無償化などでの譲歩と引き換えに、維新の賛成を得て予算案を成立させることに自信を見せた。18日には、公明党の斉藤代表と首相官邸で昼食をともにし、予算案成立に向けた連携を確認した。

 衆院で過半数を割り込む自公にとって、予算案成立は難しい課題だ。

 首相は当初、野党第3党で「年収103万円の壁」の見直しなどを訴える国民民主を協力相手として期待し、調整を進めた。ただ、国民民主は所得税の非課税枠を178万円に引き上げる案にこだわり、自公国の3党協議は昨年12月半ば以降、停滞した。

 一方、野党第2党の維新では、首相と気脈を通じる前原誠司・元外相が昨年12月、共同代表に就任。前原氏は、自民の森山幹事長らとパイプを持つ遠藤敬・前国会対策委員長に水面下の交渉を委ね、1月27日夜には前原、遠藤、森山3氏らが会食するなど、自民と維新は急速に接近した。

満額回答

 首相は17日の衆院予算委員会で質問に立った前原氏に、26年度から就学支援金の上限額を引き上げる方針や所得制限の撤廃などを表明した。前原氏は周囲に「満額回答に近い」と評価した。

 自民は「103万円の壁」の抜本的な見直しで国民民主からも予算案への賛成を取り付け、立憲民主党の予算案修正も一部受け入れることで円滑な採決にこぎ着けたい考えだ。

 もっとも、野党各党の賛同や協力の対価は高くつきそうだ。維新が求める教育無償化には約6000億円が必要とされ、「103万円の壁」の見直しでも兆円単位の税収減につながる可能性がある。

8508OS5:2025/02/19(水) 22:01:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/b198ffec0d83a5326c09b4be5f160e0053612ec6
「年収の壁」引き上げ 不評の自民案 専門家「いびつで気持ち悪い」
2/19(水) 9:48配信
毎日新聞
自民、公明、国民民主党の税調会長協議を終え、記者に説明する自民党の宮沢洋一税調会長(中央)=衆院第2議員会館で18日、平田明浩撮影

 所得税がかかり始める「年収103万円の壁」の引き上げを巡って自民党が18日に示した案が不評だ。専門家からも「税制の理屈からするといびつで、正直気持ち悪い」との声も上がる。

【図解でわかる】「年収の壁」引き上げを巡る自民党案とは?

 自民案は、年収200万円以下の場合に、課税水準を従来方針の123万円から160万円に引き上げるというもの。低所得者層に、控除を上乗せする特例措置を講じて実現する。年収200万〜500万円以下についても、控除を上乗せし、課税水準は136万円以上とする。

 自民案が18日に報じられ始めると、SNS(ネット交流サービス)では「200万円以下」がトレンド入り。「200万円以下ってどんだけ対象になんのよ」「現役世代が潰れるか、自民党が潰れるかのチキンレースでも始めたん?」「ある程度頑張った人間が報われる世の中にすべきやろ」――など、現役世代を念頭に置いたとみられる人からの投稿が相次いだ。

 自民案に反発した国民民主党の玉木雄一郎代表(役職停止中)もX(ツイッター)に投稿。年収200万円以下の対象者は少ないとして「物価高で困っているのは低所得者だけではありません。対象をもっと拡大すべきです」とした。制度の複雑さも指摘し、「所得制限という新たな『壁』を設けるのは避けるべき」だとした。

 税制に詳しい専門家からも疑問の声が上がる。大和総研金融調査部の是枝俊悟主任研究員の試算によると、自民案による年間減税額(単身者または配偶者控除のない共働き世帯)は年収200万円で年2万4000円だが、年収300万円では減税額は年1万円になる。

 年収200万円・300万円の場合、従来方針で年5000円と試算されていた減税額は拡大する。是枝氏は「所得の低い人ほど物価上昇の影響を受けているため、減税額を低所得者に集中させるという面では正しいとは言える」と一定の理解は示す。だが、「年収が200万円を超えると減税額が減って、税負担が1万円程度増えるのはいびつだ。税制の理屈としては無理をしていると言わざるをえない」と指摘する。【杉山雄飛】

8509OS5:2025/02/24(月) 09:10:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/ab353c7bf5c0d82d6cb1d907d578c39bcfa6d691
維新・国民、成果争い舌戦 自民が分断工作、因縁絡む
2/24(月) 7:06配信

時事通信
記者会見する日本維新の会の前原誠司共同代表=20日、国会内

 日本維新の会と国民民主党の幹部が、2025年度予算案の修正協議を巡り舌戦を繰り広げている。

【写真】記者会見する国民民主党の榛葉賀津也幹事長

 それぞれの看板政策の受け入れを自民、公明両党に迫り、夏の参院選をにらんだ成果争いが過熱。自民が予算案の賛成取り付けを目指し、各野党と個別に交渉する「分断工作」が奏功しているとの見方もある。

 「交渉が思い通りにいかないことを他党のせいにするのはやめた方がいい」。維新の吉村洋文代表(大阪府知事)は20日、国民民主の榛葉賀津也幹事長の発言について、記者団に不快感をあらわにした。

 吉村氏がやり玉に挙げたのは、榛葉氏の19日の記者会見だ。榛葉氏は「年収103万円の壁」見直しやガソリン税の暫定税率廃止に関する与党との協議が足踏みしていると不満を表明。対照的に維新が高校授業料無償化などで与党との協議を進展させている焦りからか、「(自公国協議を)骨抜きにして邪魔をしたのは維新にも責任がある」とかみついた。

 榛葉氏が維新に矛先を向けた背景には、維新の前原誠司共同代表への不信感もあるとみられる。前原氏は23年に国民民主を離れ、新党を経て24年12月に維新共同代表に就いた。榛葉氏は「玉木雄一郎代表や私が『自民に近い』と言って党を出た前原氏がそう簡単に自民に丸め込まれることはないと思う」とけん制した。

 維新、国民民主は野党内でいずれも保守的な立ち位置で競合関係にある。野党の賛成がなければ予算案や法案を成立させることができない少数与党の下、政策実現の実績を得たい点でも戦略が重なる。

 榛葉氏は21日の会見で「(与党との協議が)難航しているのは維新のせいではない。自民のせいだ」と軌道修正した。与党との協議で大筋合意にこぎ着けた維新側は「(国民民主を)意識していない」(幹部)と余裕を見せる。

 野党内の不和が広がれば、国会運営や参院選で自民を利する結果につながりかねない。立憲民主党の野田佳彦代表は21日の会見で、維新、国民民主に対し、「いきり立つ気持ちは分かるが、野党で批判し合うと自民の分断作戦に乗ってしまう」と自制を促した。

8510OS5:2025/02/25(火) 09:17:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/9932da8d31f67b12ed6f8fbfb5dd154c1dd22dc3
波乗れぬ野党第1党 予算修正、見せ場なく 1人区調整も停滞・立民
2/25(火) 7:11配信

時事通信
立憲民主党の定期党大会で気勢を上げる野田佳彦代表(中央)ら=24日午後、東京都千代田区

 立憲民主党は24日の党大会で、「選挙の勝利を全ての党活動の目標に据える」と明記した2025年度の活動計画を決めた。

【ひと目でわかる】立民の主な課題

 25年度予算案の修正協議では、日本維新の会や国民民主党が注目され、野党第1党の見せ場が乏しいことに党内では危機感が広がる。波に乗れない現状を打開できるかが夏の参院選を左右しそうだ。

 「(通常国会会期の)150日間の戦いが参院選の勝負を決する。しっかり存在感を示す」。野田佳彦代表は党大会でこう力を込めた。

 昨秋の衆院選で与党が少数に転落し、立民は衆院で予算委員長、選択的夫婦別姓導入のカギを握る法務委員長ポストを獲得。24年度補正予算の修正も果たした。

 しかし、与党との協議で看板政策実現を追求する維新、国民民主と対照的に、立民は埋没気味で支持率も伸び悩む。自民党裏金事件を受けた旧安倍派会計責任者(当時)の参考人聴取を求め攻勢をかけるものの、与党は立民の予算案修正要求を「後回し」(立民関係者)にしている。

 野田氏は予算修正案で財源を示すなど、維新や国民民主と一線を画し「責任野党」の姿勢を貫く。「他の野党のようにワンポイントイシューで手柄争いをしてはいけない」とも語る。

 与党の譲歩を引き出すことのできない現状に、立民内からは焦りの声が漏れる。参院幹部は「参院選に向け目玉政策が欲しい」と吐露。連合関係者は「目立たない。国民民主を見習ってほしい」とこぼす。

 参院選の行方を占う改選数1の「1人区」での野党候補一本化は停滞。候補者調整を見据えた国民民主との政策協議も進んでない。「野党議席の最大化に向け連携をリードする」と掲げた活動計画通りに進む見通しは立っていない。

 野田氏は国会で維新、国民民主との連携を強め、参院選で共に与党に立ち向かう戦略を描く。予算修正案に両党の主張を加えたのもその一環だ。党大会では「自民の思惑は3党の(競い合いで分断を誘う)ともえ戦だ」と指摘。「野党をまとめて政策を実現するのがわれわれの役割だ」と強調した。

 党大会を終え、予算案の衆院通過を巡る攻防はヤマ場を迎える。後半国会では、選択的夫婦別姓の導入に向けた法案審議が焦点になる。こうした局面で野党を束ねて存在感を示すことができるか、立民の真価が問われる。

8511OS5:2025/02/25(火) 16:51:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/4731c157557a8a5d8826b1482610635c54097966
予算協議で影薄い立民に焦り 参院選の野党候補一本化もめど立たず 党大会で与党と対決姿勢
2/25(火) 12:56配信

西日本新聞
国会議事堂

 戦闘モードに入る-。立憲民主党の野田佳彦代表は24日の党大会で、強気の言葉を連発し、石破茂政権との対決姿勢を鮮明にした。背景には、政府予算案を巡る自民、公明両党の与党との個別協議で、日本維新の会や国民民主党の陰に隠れ存在感を示せていない実情がある。今年最大の政治決戦である参院選まで約5カ月。野党第1党として、与党を追い込めるか。妙案は見えず、危機感がにじむ。


 「国会を動かすのは政党の支持率じゃない。党首間の信頼関係ではない。リアルパワーは議席の数だ」。党大会のあいさつで、野田氏は政府予算案の修正に向けた意気込みを語る際、衆参計約190に上る立民の議席数を誇示し、こう力を込めた。

 通常国会は予算審議のヤマ場を迎えるが、与党は、維新と国民を相手にした政策協議を重ね、維新とは大筋合意にこぎ着けた。一方、財源の裏付けがある予算修正案を出した立民に対しては前向きな回答をせず、協議は滞ったまま。事実上“蚊帳の外”に置かれた格好だ。野田氏は「いつまでも我慢するとは思っていない」と強調した。

 ただ、肝心の党勢は上向かない。共同通信社世論調査で、立民の支持率は3カ月連続で国民を下回った。今年に入り、北九州市議選や横浜市議補欠選挙などの地方選では公認候補の手痛い落選が相次ぎ、足元で不安材料が増えている。ベテラン議員は「地元に帰ればあんたの党は何してんのと聞かれるばかり」と嘆く。「訴えるものが何もないのが現状で、支持率が低迷する最大の原因」(小沢一郎衆院議員)との声も聞かれる。

 与党の改選過半数割れを目指す参院選に向けては、なお道が険しい。

 全体の勝敗を決する改選1人区では野党候補の一本化を目指すが、連携相手に見据える維新や国民との協力の道筋は見えていない。

 維新が1人区での実施を唱える予備選は実現の見通しが立たない。国民とは安全保障やエネルギーを巡る政策協議を行う合意があるが、進展していない。党大会では立民、国民の協議を呼びかけた連合の芳野友子会長に対し、野田氏が「ぜひ相手側のお尻をたたくようにお願いしたい」と呼びかける場面もあった。

 野田氏は大会後の会見で支持率向上の道筋を問われると、具体策には触れず、こう語った。「(通常国会会期の)150日間のトータルで存在感を示していきたい。じわじわと」 (坂本公司、岩谷瞬)

8512OS5:2025/02/25(火) 17:39:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/6b23ff250d57f326bc2f821eecf84af70d3d3689
立民、政権交代掲げるも拓けぬ展望 政策協議で維新や国民の後塵、政党支持率低迷
2/24(月) 19:33配信
産経新聞
立憲民主党2025年度定期大会で参院選、東京都議選に気勢を上げる立件民主党の議員ら=24日午後、東京都千代田区の都市センターホテル(松井英幸撮影)

立憲民主党は24日の党大会で、夏の参院選で与党を改選過半数割れに追い込んだ上で、次期衆院選で「国民生活を守るために政権交代を実現する」との目標を掲げた。「政権を取りに行く」(野田佳彦代表)のは野党第一党の責務だが、政党支持率の低迷にあえぐ。令和7年度予算案の修正でも日本維新の会や国民民主党の後塵(こうじん)を拝しており、政権交代に向けた展望は開けていない。

産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)が22、23両日に実施した合同世論調査では、立民の支持率は前月比3・2ポイント低い6・9%に下落した。例年、衆院での予算案審議が始まると、野党の政党支持率は上昇する傾向にある。だが、自民、公明両党が衆院で過半数割れする中でも立民は反転しない。

「一喜一憂しない。150日間の通常国会でじわじわと存在感を示していきたい」

野田氏は24日の党大会後の記者会見で、FNN・産経合同調査の政党支持率の結果を問われ、冷静に受け流した。支持率が上向ている調査もあるとも語り、少数与党に自らの政策をのませることなどで参院選に向けた実績としたい考えだ。

立民の支持率が低迷するのは、国会論戦で埋没しているからだ。

実際、所得税が生じる「年収103万円の壁」引き上げなどを訴える国民民主は同2・6ポイント高い9・8%、教育無償化などで与党と実質合意した日本維新の会は2倍超の5・7%にそれぞれ伸びた。与党との政策協議で果実をもぎ取ろうとする姿勢が評価されているとみられる。

与党との政策協議で

一進一退を続ける維新や国民民主に比べ、立民との協議はほとんど動きがない。

立民は「本気の歳出改革作業チーム」で予算案の無駄を洗い出し、与党に修正案を示した。野田氏は党大会で国会を動かすのは「議席の数」と強調し、政府・与党が党が掲げる政策実現で動かない場合は「覚悟を持って戦っていきたい」と宣戦布告した。

野田氏は党大会後の記者会見で「法案審議も野党が連携して実現できる可能性が高まる」とも述べたが、与党は政策協議を通じて野党分断を進める。支持率とともに、野党内の求心力を高める野田氏の実力が問われそうだ。(深津響)

8513OS5:2025/02/25(火) 17:42:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/a61f07ccc622614edc93f3cf7399a670e2ef6cab
立憲・野田氏「国会で戦闘モード入る」 高額療養費引き上げ凍結要求
2/24(月) 17:00配信

朝日新聞
立憲民主党の党大会に臨む立憲民主党の野田佳彦代表=2025年2月24日午後2時40分、東京都千代田区、関田航撮影

 立憲民主党の野田佳彦代表は24日に東京都内で開いた党大会で、「高額療養費制度」の自己負担上限額の引き上げ凍結について、政府・与党が対応しない場合、野党第1党としての数の力を生かして国会運営面で圧力をかけ、実現を図る可能性を示唆した。

【画像】現実味帯びる「ホップ、ステップ、肉離れ」 政権奪取へ熱量欠く立憲

 2025年度当初予算案に盛り込まれた高額療養費制度の見直しで、政府は25年8月から27年8月にかけて、3段階で限度額を引き上げることを想定していた。だが、がん患者らからの不安の声を受け、長期の治療を受ける人向けの「多数回該当」は、据え置く方針を表明している。

 これに対し、野田氏は「働き、子育てをしながら困難な治療をしている人たちに負担をお願いするやり方は間違っていないか」として、「多数回該当」に限らず引き上げ自体の凍結を主張。この対応をとるための当初予算案への立憲の修正要求が200億円にとどまることを踏まえ、「命がかかっている。国民民主党や日本維新の会(の修正要求)に比べても、要求額が少ない」と強調した。

 その上で、「命がかかっていることをいつまでも決断しないなら、『武装解除』と言ったが、『戦闘モード』に入る」と方針転換を宣言した。野田氏は17日の衆院予算委員会で、石破茂首相に対し「いたずらに予算の年度内成立を阻むことはしない決意をしている。ある意味、野党にとっては武装解除みたいだが」と語っていた。

 野田氏は党大会で、衆院で立憲会派が148人を擁していることを踏まえ、「国会を動かすのは政党の支持率ではない。党首間の信頼関係ではない。議席の数だ。リアルパワーは議席の数だ」とも主張。凍結実現を図るための具体的な国会戦術は示さなかったものの、「それを生かさなければいけない局面かもしれない。覚悟を持って戦いたい」と述べた。(松井望美)

朝日新聞社

8514OS5:2025/02/26(水) 08:33:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/c3abed050e13a3d6cd64c18c640e976d040a3f22
「年収の壁」妥協案に国民民主ジレンマ…「年収要件なし」譲れず、破談なら「政策実現」逸する恐れ
2/26(水) 7:43配信

読売新聞オンライン
国民民主党の税制調査会後、記者団の取材に答える古川元久代表代行(左)(25日午前、国会で)

 国民民主党が「年収103万円の壁」の見直しを巡る与党との協議で、公明党が示した妥協案を受け入れるかどうかでジレンマを抱えている。国民民主内には、妥協すれば夏の参院選に向けて支持を失いかねないことへの警戒感が強い一方、協議が破談となれば、結党以来重視してきた政策実現の機会を逃すためだ。

【表】「年収103万円の壁」の見直しを巡る各党の主張

■主張
 国民民主の古川元久代表代行は25日の党税制調査会後の記者会見で、所得税の非課税枠の上乗せを年収に応じて変動させる与党案について、「所得制限をつけることはおかしい。撤廃を求めていきたい」と述べ、所得制限をつけない国民民主案の実現を主張した。

 3党協議で示された公明案は年収850万円の年収要件を設け、年収が低くなるほど段階的に非課税枠を上乗せする案だ。自民党が示した年収500万円以下を対象に上乗せする案を拡充したもので、年収200万円以下の場合は非課税枠が最低160万円となる。

 当初の政府案では、会社員らの非課税枠が123万円だったこともあり、国民民主内には「大幅に前進した案であることは確かで、所得制限さえ外せば容認できる」との声がある。

 ただ、国民民主はこれまで、所得制限なしの「178万円」を主張してきたこともあり、25日の党税制調査会では所得制限撤廃を求める声が相次ぎ、同日に予定されていた3党の税制調査会長による協議は見送られた。国民民主は昨年の衆院選で、積極的なSNS戦略で支持を拡大した経緯がある。党幹部は「今回の公明案に対し、SNS上では否定的な反応が多い。参院選に向けて安易な妥協はできない」と語る。

■与党
 一方、与党は25日、日本維新の会との間で、高校授業料の無償化を柱とする予算案修正で正式合意した。維新も年収の壁対策は掲げており、与党内では、国民民主との協議が決裂した場合、維新と協力して公明案を実現する案も取り沙汰されている。

 国民民主は従来、政策実現を優先して与党との政策協議もいとわない姿勢で、他の野党と一線を画してきた。看板政策である「年収103万円の壁」見直しが、自公維3党によって実現することは、政策実現の成果を維新に奪われることも意味する。古川氏は25日の記者会見で、「こちらから協議を打ち切るつもりはない」として、与党との協議を継続したい意向も示した。

8515OS5:2025/02/26(水) 12:43:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/6a21754daaf8820415d8a2f7f4f7256be5b201eb
衆院議員の原口一博氏(立憲民主党)が会見、争う姿勢示す 新型コロナウイルスワクチン巡る製薬会社からの訴えに
2/26(水) 9:42配信


佐賀新聞
製薬会社からの訴訟に対し、争う姿勢を示した原口一博衆院議員=25日、国会内

 新型コロナウイルスワクチン「レプリコン」を巡り、立憲民主党の原口一博衆院議員(65)=佐賀1区=からの誹謗(ひぼう)中傷で名誉を毀損(きそん)されたとして、製薬会社が原口氏に損害賠償を求めた訴訟に関し、原口氏が25日、国会内で記者会見を開いた。原口氏は「ワクチンの承認や被害者救済の仕組みなど、手続きについて問題提起してきた」と述べ、争う姿勢を示した。

 原口氏は「ワクチンそのものというより、(承認や被害者救済の)手続きについて言ってきた」と主張した。訴訟について「国会での活動を萎縮させ、活動を妨害するものではないか」と疑問を呈し、「利益が失われたのが私のせいだというのは到底受け入れられない話で、徹底的に戦っていく」と述べた。

 製薬会社は「Meiji Seika ファルマ」(小林大吉郎社長、本社・東京)。訴状などによると、原口氏はSNS(交流サイト)や書籍で、レプリコンについて「生物兵器まがい」などと発言。その影響で多数の迷惑電話への対応を余儀なくされたほか、レプリコンの売り上げが見込みを大きく下回り、約55億円の利益が失われたとして、原口氏に1千万円の損害賠償を求めている。(大橋諒)

8516OS5:2025/02/26(水) 12:48:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/e571cc43568eda13d0f5bb3c83dcaf93f2a080f1
「民主党政権は間違ったこと…ない!」立民・鎌田さゆり氏、拍子木鳴らし絶叫 会場は喝采
2/26(水) 7:00配信

産経新聞
立憲民主党の鎌田さゆり衆院議員=令和4年6月14日午後、仙台市青葉区(奥原慎平撮影)

立憲民主党の鎌田さゆり衆院議員は24日の党大会で、平成21年9月〜24年12月の民主党政権について「弱っている人がいれば駆け寄り、助けを求める人がいれば寄り添って政策にすることをわずか3年3カ月で成し遂げた」と振り返った。その上で、当時の与党メンバーが立民に50人以上在籍しているとして「自信を持って堂々とあのときをノスタルジックではなく主張していくべきだ」と呼びかけた。

【写真】立民・野田代表「戦闘モードに入りますよ」

■賃上げが大切だ

鎌田氏は大会実行委員長として冒頭にあいさつし、「賃上げが大切だということは、ようやく最近世の中に広がってきたが、根幹となる雇用を破壊し続けてきたのは誰か」と述べ、自公政権を批判した。

民主党政権が高校授業料無償化、農家への戸別所得補償を掲げたことなどを挙げて「私たちは間違ったことをしたでしょうか」と会場に問いかけると、間髪入れずに自ら「していない!」と絶叫した。

着物姿の鎌田氏は演説の節目節目に手にした拍子木を打ち鳴らし、会場にリアクションを求めるパフォーマンスを披露。次期国政選挙を念頭に「絶対勝つ、今度こそ勝つ、覚悟が決まった人、後ろのカメラに手を振ってください」と呼びかけ、出席議員らを会場後方に位置するカメラマンらに向かって、振り向かせてみせるなどした。

■オッペケペー節を彷彿

後に登壇した野田佳彦代表は、鎌田氏のパフォーマンスに言及し、「なんていうんでしょう。(明治期に政治風刺の新演劇『オッペケペー節』で一世を風靡した)川上音二郎を彷彿(ほうふつ)させるような素晴らしい、素晴らしい、あいさつだった」と称賛した。

鎌田氏のあいさつは3分を予定していたというが、実際は7分弱かかっていた。

8517OS5:2025/03/03(月) 23:38:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/5f41c50f5776fff2416714a81b5a20afc7c02e6a
新年度予算案の修正案、衆院で4日可決見通し…立憲民主・国民民主は反対方針
3/3(月) 18:36配信

読売新聞オンライン
国会議事堂

 与野党は3日の衆院予算委員会の理事会で、2025年度予算案の修正案について、4日に採決することで合意した。修正案は同日の衆院本会議に緊急上程され、税制改正関連法案とともに、自民、公明両党と日本維新の会の賛成多数で可決され、参院に送付される見通しだ。

【写真】当初予算案の主な変更点

 立憲民主、国民民主両党は主張が反映されなかったとして、修正案に反対する方針だ。採決に先立ち、同委は4日午前に石破首相らが出席する締めくくり質疑を開く。

 参院では、5日にも予算委員会を開き、予算審議を始める予定だ。

8518OS5:2025/03/03(月) 23:39:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/07006e6d4ab1e746399f9269c974fd6eb2848588
不倫問題で役職停止の国民・玉木代表が活動再開、「年収の壁」で見せ場作れず…参院選へ正念場
3/3(月) 19:27配信

読売新聞オンライン
玉木代表(昨年12月4日、国会内で)=川口正峰撮影

 国民民主党の玉木代表は4日、不倫問題に伴う役職停止処分の期間満了を受けて活動を再開する。夏の参院選に向けて再び党勢を浮揚できるかどうか正念場を迎える。

【写真】玉木 雄一郎氏のプロフィル

 玉木氏の「復帰」について、同党の浜口政調会長は3日、国会内で記者団に「(処分を)しっかり受け止めて代表の役割を果たしてもらいたい」と述べた。

 党の「一枚看板」でもある玉木氏は昨年12月4日、知人女性との不倫関係を報じられたことで3か月間の処分を受け、古川元久代表代行に職務を委ねていた。

 役職停止中もSNSやテレビ番組などを通じて積極的に発信を続けたものの、党の看板政策である「年収103万円の壁」の見直しを巡る与党との政策協議は物別れに終わった。

 国会での見せ場を失ったほか、今回の問題で女性の党支持率も減少している。「勢いがしぼみつつある」(自民党幹部)との指摘が出る中で、玉木氏の出方が注目される。

8519OS5:2025/03/05(水) 10:58:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/03d0aa338c32915507e5255b0ad97cf2678a1b7c
30年ぶり「野党委員長」に存在感…見せ場演出の安住衆院予算委員長、立民内の抵抗路線は抑える
3/5(水) 10:02配信

読売新聞オンライン
衆院予算委員会で25年度予算案の修正案の採決に臨む安住委員長(4日、国会で)

 2025年度予算案の審議を巡り、立憲民主党の安住淳・衆院予算委員長は30年ぶりの「野党委員長」として独自の存在感を発揮した。自民党旧安倍派の会計責任者の参考人招致などで野党の見せ場を作った一方、立民内の抵抗路線を抑え、採決に向けた落とし所を探る役割も担った。

【写真】安住淳氏の表情(2022年)

 予算案の修正案が衆院予算委員会の採決で可決された後、安住氏は「与野党伯仲の時代のあるべき国会の姿を、国民に見ていただくことができた」と記者団に胸を張った。

 安住氏は昨年の衆院選で自民、公明両党が過半数割れしたことを受け、委員長に就任した。閣僚らへのヤジを制止し、持ち時間を超過して質問を続ける野党議員に声を荒らげて注意するなど、議事進行では公平さを重視したようだ。

 その一方、旧安倍派会計責任者の参考人招致では、1974年以来、51年ぶりとなる多数決での招致を決定。予算案の中身を省庁別に精査する「省庁別審査」を2月に初めて行い、野党が無駄遣いなどの問題点を追及する機会も作った。

 ただ、医療費が高額になった場合、患者負担を抑える「高額療養費制度」の見直しを巡っては、立民内で、与党の譲歩を引き出すため、日程闘争を続けるべきだとの主張があったが、これを制し、4日の採決を主導した。自民の森山幹事長らとの水面下の調整があったとみられている。

 立民内には、国会対策経験が豊富で元財務相の安住氏がにらみをきかせる状況に、「与党となれ合いの印象を国民に持たれる」との不満も出ている。

8520OS5:2025/03/08(土) 20:38:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/c014d4232e95878f2e6ff43d04ca9dc7ccdc6337
衆院攻防尻すぼみ、立民内に不満 野田代表「戦闘モード」不発
3/8(土) 20:31配信

時事通信
記者会見する立憲民主党の野田佳彦代表=7日、国会内

 2025年度予算案の衆院審議を巡り、立憲民主党内で執行部の対応に不満が広がっている。

 野田佳彦代表が修正を目指して「戦闘モード」を宣言したにもかかわらず、衆院通過の段階では同党の主張がほとんど反映されなかったためだ。日本維新の会や国民民主党と比べて「主張がはっきりせず、蚊帳の外だった」(ベテラン)との厳しい指摘も出ている。

 「野党第1党として予算に賛成はできない中、勝ち取ったものはある。成果も十分あった」。野田氏は7日の記者会見で、衆院審議をこう振り返った。

 予算案に関し、立民は総額約3兆8000億円の修正案を提示。審議終盤には「高額療養費制度」の患者負担上限額を引き上げる政府方針の見直しに的を絞った。

 野田氏はかねて、審議を引き延ばす「日程闘争」に否定的な立場を取る一方、2月21日の会見では立民との修正協議を後回しにする政府・与党を「なめんなよ」と批判。同24日の党大会で「戦闘モードに入る。国会を動かすのは議席数だ」と対決姿勢を鮮明にした。

 ところが、野田氏が「勝負どころ」と見定めた同28日の衆院予算委員会は不発に終わった。自ら質問に立ち、石破茂首相に政府方針の凍結を迫ったが、引き出したのは一部の見直しのみ。維新が高校授業料無償化、国民民主が「年収103万円の壁」見直しで、それぞれ一定の成果を上げる中、立民幹部は「政府はうちに冷たい」と嘆いた。

 立民は採決時の抵抗も見送った。「野党がまとまれない以上、日程闘争は無理だ」(幹部)との理由からだが、見せ場の乏しい展開に、党内から「このままでは参院選が戦えない」(関係者)との声が上がった。

 高額療養費制度は、予算案の審議が参院に移ったタイミングで、首相が上限引き上げの見送りを表明した。ただ、あくまで患者団体との面会を踏まえた決断との演出に、立民側からは「衆院審議で表明してくれれば良かったのに」(幹部)との恨み節が漏れる。

 「遅過ぎる。これは英断ではなく優柔不断だ」。野田氏は7日、東京都内の街頭演説でこう皮肉るのが精いっぱいだった。

8521OS5:2025/03/13(木) 20:20:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/b96a0ab1aba9e61172d6b1776531c83df003e6d8
「立民の主張は妄想だ」 衆院憲法審が初討議も「議員任期延長」で溝 枝野会長らにも矛先
3/13(木) 19:27配信

産経新聞
衆院憲法審査会で自由討議に臨む与野党の議員。中央は枝野幸男会長=13日午前、国会内(春名中撮影)

衆院憲法審査会は13日、今国会初の討議を行い、災害などで国政選挙の実施が困難となった際に国会議員の任期延長を可能にする憲法改正について議論した。自民党や公明党、日本維新の会、国民民主党が必要性を強調する一方、支持層や党内に護憲派を抱える立憲民主党は慎重論を唱え、改めて溝が浮き彫りとなった。改憲論議の加速を求め、枝野幸男会長(立民)を突き上げる声も上がった。

■大災害でも8割選出

立民の山花郁夫氏は、議員任期延長は憲法が保障する選挙権の行使の制限につながりかねないと懸念を示した。過去の大災害に触れた上で「仮にこのタイミングで総選挙があったとしても(被災地以外の)8割強の議員は選出できると試算されている」と指摘。「一部地域で選挙が困難であることをもって、より多くの地域の選挙権を制限するのはバランスを失している」と強調した。

れいわ新選組と共産党も同様の見解を述べた。

一方、自民の船田元氏は、任期延長ができなければ「被災地域選出の議員がいない状態、地域が偏った衆院が誕生してしまう」と主張した。「現職の首相の選挙区が被災地だった場合、異なる首相を指名せざるを得なくなる。円滑な行政活動に支障がでることも考えられる」とも強調。立民などを除く5党派でほぼ合意を得たとして、早期の改憲条文案作りの必要性も訴えた。

■改憲阻止なら言語道断

日本が武力攻撃を受ける可能性から目を背けているとして、立民批判を展開したのが維新の馬場伸幸氏だ。

ロシアに侵略されたウクライナは選挙困難事態に陥ったと主張し、「立法事実はないとする立民の主張は妄想にすぎない。改憲にブレーキをかけるために確信犯的に有事の生起に目を伏せているなら言語道断だ」と断じた。

馬場氏は、昨年の衆院選後に衆院憲法審会長に就任した枝野氏らが、参院での予算審議を理由に6日の憲法審開催を見送ったことにも矛先を向けた。議員任期延長の議論は煮詰まったとして「『放談会』をいつまで漫然と続けるのか。発議に向けロケットスタートを切ることを切に要望する」と注文をつけた。(内藤慎二)

8522OS5:2025/03/15(土) 10:35:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/58c1173596091efe754e291bcd4057b8ba557144
渡辺周議員の車、無車検運転か 静岡県警が秘書を書類送検 保険期限切れも
3/15(土) 9:30配信
静岡新聞DIGITAL
 渡辺周衆院議員(立憲民主党、静岡6区)が自分名義で所有する乗用車が1カ月以上にわたって無車検、無保険の状態で、この間に渡辺氏の秘書の男性が静岡県内を走行していたことが14日までに、複数の関係者への取材で分かった。県警は運転行為が道路運送車両法違反と自動車損害賠償保障法違反に当たるとして同日までに、秘書の男性を両容疑で静岡地検沼津支部に書類送致した。

 関係者によると、渡辺氏名義の乗用車の車検は2024年9月末時点で切れていたとされる。同11月初旬頃、10月に行われた衆院選後のあいさつ回りを目的に秘書の男性がこの乗用車に渡辺氏を同乗させ、少なくとも三島市から伊豆の国市周辺まで運転したことが確認されている。住民らが蛇行運転する乗用車を目撃し、警察官が職務質問などをしたことをきっかけに、車検と自動車損害賠償責任保険(自賠責保険)の有効期限が切れていたことが明らかになったとみられる。

 職務質問をした時点で渡辺氏は車の中に乗っていたというが、秘書の男性が話を聴かれている途中にタクシーで現場を離れたとされる。車両はその後、レッカーで運ばれた。

 無車検運行は、車検を受けていない自動車を運行させる行為で、道路運送車両法違反で刑事処罰の対象になる。通常、自賠責保険は車検時に加入するため、車検を通していなかった渡辺氏名義の乗用車は11月初めの時点で、無保険状態でもあったということになる。

 関係者によると、車の管理は渡辺氏から秘書の男性に任され、主に事務所で使用していた。11月中には車検を通したとされる。

静岡新聞社


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