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第46回衆議院議員総選挙(2013年?)
8081
:
チバQ
:2012/12/15(土) 11:05:21
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121213-00000155-mailo-l34
決戦の現場:ドキュメント衆院選・広島/中 投票まで3日 /広島
毎日新聞 12月13日(木)13時0分配信
◆3区
◇無党派層取り込み綱引き 三つどもえで切り崩しへ
「東京で石原慎太郎代表、大阪で橋下徹代表代行、広島からも日本の政治を変えましょう!」。維新・中丸啓氏が12日午後、安佐南区の幹線道路沿いで街頭演説に立った。新興住宅地が広がる安佐南区、安佐北両区は区内有権者の8割が住む。無党派層を取り込みたい二大政党と第三極勢力の綱引きは、終盤戦にもつれ込んだ。
情勢を複雑にするのが、自民陣営の過去のしこりだ。3区の自民は小選挙区と比例で候補者が交互に入れ替わる「コスタリカ方式」を取ってきた。前回選で民主・橋本博明氏に敗れた増原義剛氏は引退し、河井克行氏に一本化した。しかし増原、河井両氏は2度直接対決した過去がある。「お互いの支持者がそのまま移らない」(選対関係者)。
11日午後8時過ぎ、安佐南区民文化センター。この日5カ所目の集会で河井氏は10人を前に「直前の空気で変わるのが3区」と切り出し、「力を貸して下さい」と土下座した。「増原さん支持で関係が薄かった人にも積極的に接触している」(秘書)。数十分単位のミニ集会を小刻みに開き、手綱を緩めない。
逆風の橋本氏は支持母体の労組票の引き締めに加え、河井氏と距離を置く保守票の切り崩しに動く。「河井さんの集会で人が少なかった場所を電話などで攻めている」(民主市議)。12日夕、安佐北区民文化センターでのミニ集会では、11月に長男が生まれたと紹介し、「1000兆円の国の借金を次の世代に残そうとしている。夢と希望を残す政治をつくらせていただきたい」と声を振り絞った。
共産・藤井敏子氏は、「命を大事にする政治」を掲げ、存在感を出そうと懸命だ。【植田憲尚】
◆4区
◇民主「脱世襲」に踏み込む 自民は「地域密着」でかわす
「あるお母さんが私に訴えました。『政治の私物化は良くない』」。8日夕、府中町内の公共施設であった個人演説会。民主・空本誠喜氏は有権者の言葉を引用する形で「脱世襲」に踏み込んだ。
自民・中川俊直氏が父秀直氏の地盤を継いで出馬した選挙戦。空本氏の陣営は世襲批判を封印していた。「相手を攻撃しても政策を見てもらえずマイナスになる」(陣営幹部)。しかし「中川氏先行」の情勢が伝わり、「直接的な批判はしない」(空本氏)としながら方針を転換した。一方、逆風を意識して党を前面には出さない戦術を取り、陣営幹部は「今後も党幹部は呼ばないだろう」と語る。
「どこでもいいから政治をやりたいとは思っていない。4区が唯一の古里」。12日夕、海田町内の支援者集会で中川氏は訴えた。毎日4カ所ペースで個人演説会をこなして「地域密着」を強調し、父の代からの支持者を固めながら世襲批判をかわす。
個人演説会は5日夕、幼少期を過ごした東広島中心部・西条から始めた。地元市議は「『ぜひ西条からやりたい』という希望だった」と語る。同席するのは市議や地域の有力者。在京テレビ局に勤務し広島を長く離れていたが、「知っとってですか」と広島弁も交える徹底ぶりだ。
共産・中石仁氏は選挙カーで各地区を回り、TPP反対や消費増税中止を訴えている。【中里顕】
8082
:
チバQ
:2012/12/15(土) 11:05:40
◆5区
◇自民は「地元貢献」前面に 「首相と一体」強調の民主
「これほど呉にふさわしい政治家はいない」。12日午前、呉市中心部の商店街で自民・寺田稔氏の応援に訪れた片山さつき参院議員が持ち上げた。応援2度目の片山氏は東大法卒で旧大蔵省入りした経歴では後輩。共に防衛担当の主計官を担当し、「妹分」と称する関係だ。
「霞ケ関」への人脈は寺田氏の強みだ。3年余の浪人時代も、地元陳情の実現に奔走した。演説・遊説でも東広島呉道路の建設促進や無料化、地元商店街の改修費の予算付けなど成果をアピールし、「地域にしっかり根ざし、還元していく」と地元貢献への期待感をあおる。
政治主導を掲げた民主党政権で、三谷光男氏は野田佳彦内閣の財務政務官、首相補佐官を歴任した。松下政経塾の先輩でもある野田首相と近い。呉市内のホテルで10日夜にあった総決起大会では「次期首相を選ぶ選挙。ぶれず逃げない野田首相を選んでいただきたい」と「一心同体」ぶりを強調した。与党として防戦を余儀なくされているが、地元傾斜を「ポピュリズムになりかねない」(陣営幹部)と敬遠し、寺田氏の戦術とは一戦を画す。
13日以降は大票田の呉市に張り付いて巻き返しを狙う三谷氏に対し、寺田氏も13日夕方に呉市内で決起大会を開き票固めを図る。
共産・尾崎光氏は原発即時停止や消費増税反対などを訴え、第三極勢力のいない5区での受け皿を目指す。【吉村周平】
………………………………………………………………………………………………………
◆立候補者(届け出順)
◇3区(4)=安佐南・安佐北区など
河井克行 49 [元]副法相 (4)[自]前=[公]
橋本博明 42 党県副代表 (1)[民]前
藤井敏子 59 [元]広島市議 共新
中丸啓 49 IT会社社長 [維]新
◇4区(3)=安芸区など
中石仁 50 党県委員 共新
空本誠喜 48 党幹事長補佐 (1)[民]前=[国]
中川俊直 42 [元]衆議員秘書 [自]新=[公]
◇5区(3)=呉、竹原市など
三谷光男 53 首相補佐官 (2)[民]前=[国]
寺田稔 54 [元]防衛政務官 (2)[自][岸]元=[公]
尾崎光 60 党地区委員長 共新
12月13日朝刊
8083
:
チバQ
:2012/12/15(土) 11:06:03
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121214-00000209-mailo-l34
決戦の現場:ドキュメント衆院選・広島/下 投票まで2日 /広島
毎日新聞 12月14日(金)16時17分配信
◆6区
◇ベテランと新人の大激戦 組織結束で最終盤へ
「あとわずかです。やり抜きます」。尾道市・因島で13日夕に急きょ開かれた未来・亀井静香氏の総決起大会。壇上の亀井氏は切々と、時に絶叫しながら満場の支援者に訴えた。
報道各社が伝える情勢は自民・小島敏文氏との競り合い。連続11回当選のベテランを支える選対幹部は「ここまで厳しいと見ていたのは少数。相手を見くびっていた」。亀井氏は公示日から3日間は選挙区内を精力的に回ったが、その後は未来候補の応援で県外へ。予定を3日早め、12日に選挙区に戻った。
13日と14日は計4カ所で総決起大会を開き、「亀井党」を引き締める。妻や長女も後援会のつてで関係企業などを回る。別の陣営関係者は「感触は悪くない。最後には勝つ」と自らを奮い立たせた。
小島氏は12日午後、三原市内の街頭演説で「ここ三原が天王山です」と気勢を上げた。秘書を務めた故宮沢喜一元首相の影響が残る地域をくまなく回る。選対幹部は「前回は今一つ党内の協力態勢が整わなかったが、今回は一枚岩だ」。7日夜、地元世羅町での決起大会には他選挙区の自民候補も駆けつけ「県内全選挙区での勝利を」と結束を確認した。
懸念材料は県内の自民候補者で唯一、公明党の推薦を得ていないこと。街頭では自公連携の重要性を強調し、公明党国会議員や市議も協力を口にするが、組織票の上積みに期待する陣営は「推薦があるとないでは全然違う」と吐露する。
共産・花岡多美世氏は選挙カーで巡回し、党の一貫した政策を訴えて他党との違いを強調する。【豊田将志】
◆7区
◇自民、公明との協力前面に 民主は党幹部ら投入
12日夜、2500人が詰めかけた福山市のホール。アニメ「ルパン三世」のテーマ曲に乗り、細身のスーツに身を包んだ自民・小林史明氏が颯爽(さっそう)と現れた。集大成と位置づけた決起集会で小林氏は時折涙も見せながら支援を訴え、初めて「比例は公明党に」と自ら呼びかけた。選対本部長を務める自民県議も「目的は一つ」と土下座した。「自民堅調」の情勢にも票の底上げに気を緩めない。
支持者に「比例は公明」と働きかけ、公明支持者に小選挙区は自民候補を書いてもらう選挙協力は、自公政権時代から続く。7区の公明票は約3万。陣営は地域の演説会で、票のバーターを司会者に呼びかけさせるマニュアルも作った。
11日、民主・和田隆志氏の陣営に福山北署から連絡が入った。「政党のポスターが破られている」。証紙を張ったポスターは破れにくい特殊用紙。悪質ないたずらだが、陣営は「今回の逆風を物語っている」と眉をひそめる。同日夜、連合福山地協に加盟する全64労組の幹部がJFE労組に集められた。地協幹部は「組織票だけでは足りない。やれることは全部やれ。隣近所にも声をかけるんだ」と発破をかけた。
13日は蓮舫参院議員が来援し、14日は細野豪志政調会長が応援に入る。党の有名議員を続々と投入して、巻き返しに懸命だ。
維新・坂元大輔氏は最後まで組織的な演説会は開かず、1日50カ所の街頭演説を続ける。15日には100人以上の規模で市中心部の約2キロを行進しながらの演説を予定する。
共産・神原卓志氏は原発廃止や消費増税反対の主張が通じる未来支持層の取り込みも狙う。【稲生陽】
………………………………………………………………………………………………………
◆立候補者(届け出順)
◇6区(3)=三原市(一部除く)など
亀井静香 76 [元]建設相 (11)[未]前=[大]
花岡多美世 55 党地区委員 共新
小島敏文 62 [元]県副議長 [自]新
◇7区(4)=福山市
坂元大輔30[元]市議秘書 [維]新=[み]
和田隆志 49 党県代表 (3)[民]前=[国]
小林史明 29 党支部長 [自]新=[公]
神原卓志 56 古書店経営 共新
12月14日朝刊
8084
:
チバQ
:2012/12/15(土) 11:07:45
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/121206/elc12120602170003-n1.htm
【衆院選2012 広島】
師走決戦 1区 自民7選阻止狙う民、未、共
2012.12.6 02:16 [広島県]
マイクを手に街頭から、あるいは選挙カーから力強く訴え続ける。「3年間進めてきた改革を止めてはならない」。民主新人の野中氏は、党本部が選んだ“落下傘候補”として急遽(きゅうきょ)、立候補した。民主党本部から党県連に連絡があったのは、選挙準備を含め日程的にギリギリの11月22日夜だった。
今回、猛烈な逆風を受ける民主。1区の前職、菅川氏の離党後、県連が後任候補者を選出できず、最終的に党本部に人選を依頼したのは、その逆風を象徴する出来事だった。
野中氏は熊本県出身で、広島とは縁がない。連合広島などの支援体勢が整っているとして、1区での立候補を選んだという。「街頭演説を中心に子育て、年金、医療などを強く訴えていく」と語り、選挙区を奔走する日々を続ける。
一方、自民は広島の選挙区で唯一議席を守った岸田氏が7選を目指す。10月には、県出身の故池田勇人元首相からの流れをくむ派閥「宏池会」の会長に就任し、「党の顔」としての地歩も一層強固にした。
「広島全7区での全員当選を目指す」。党県連会長としての言葉にも、力がこもる。政策は広い視点に立ち、経済成長や教育、社会保障などを訴える。「消費税増税から逃げる訳にはいかない。堂々と評価してもらう」とも話している。
今回は派閥候補の応援に全国を飛び回り、地元にいられるのは選挙期間の半分ほど。強固な地盤があるとはいえ、これほどの長期不在は陣営にとって初めて。選挙スタッフが手分けして支援者に事情説明に回り、岸田氏の街頭演説を増やして不在期間をカバーする戦術をとっている。
「選挙区で勝ち抜くことが第一。本人不在でもやるべきことをきちっとやる」。岸田氏の陣営は引き締めに全力を挙げている。
民主を離党した菅川氏は前回は岸田氏にあと8千票足らずに迫ったが、陣営も認める「厳しい戦い」を強いられてきた。連合広島の支援が受けられず、人員的にも苦慮した。しかし、未来の結成によって「イメージがよくなった」との電話がたびたび。陣営は徐々に手応えを感じている。
今回は菅川氏の“顔”の浸透に徹し、本人は自転車で選挙区を奔走する。「卒原発 脱増税 続税のムダ」を中心にスポット演説をこなしては、自転車にまたがる。暗くなるまで長距離移動以外は車を使わず、個人演説会も行わない方針という。
大西氏は連日20回以上の辻立ち。党の重点政策「消費税増税中止、原発即ゼロ、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)断固ストップ」を中心にアピールを展開している。
5日に党書記局長の市田忠義氏が来援。12日にも志位和夫党委員長が応援に入るとあって、陣営の士気は日増しに上昇。多くの政党が乱立する今回選挙。大西氏は「国民の立場に立った筋を通す共産党に支援を」と熱っぽく語る。
◇
◇立候補者 (届け出順)
大西理46 共 新
党県常任委員(党地区常任委員・民青県常任委員)大阪経済法科大中退
◇
岸田文雄 55 自(岸)前〔6〕
党県会長(党国対委員長・党選対局長代理・沖縄北方相)早大法 【公】
◇
野中幸市 49 民 新
経済評論家・大学客員教授(衆院議員秘書)北九州大院
◇
菅川洋 44 未 前〔1〕
税理士(懲罰委員会理事・税務会計事務所長)日大商 【大】
◇
〈名鑑の見方〉氏名、年齢、公認政党、現元新の別、丸数字は当選回数。肩書(経歴)、最終学歴−の順。【】は推薦・支持政党。年齢は投票日基準の満年齢
8085
:
チバQ
:2012/12/15(土) 11:08:37
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/121207/elc12120702030005-n1.htm
【衆院選2012 広島】
師走決戦 2区 民主、大物応援の「重要区」
2012.12.7 02:03 [広島県]
民主党にとって解散後、岡田克也副総理や蓮舫参議院議員が、公示日には藤井裕久党最高顧問が応援に駆けつけた「重要区」。その期待を担い、民主前職の松本氏は「コンクリートから人へ、命へ、未来へという取り組みを進めてきた。道半ばの改革をさらに前に進めたい」と訴える。
過去3度の衆院選で、松本氏は自民の平口氏と激烈な争いを重ねてきた。戦績は松本氏の2勝1敗。だが、民主にとって逆風の今回、平口氏に加え、前回は候補者を擁立しなかった共産と維新の新人も参戦し、激戦に拍車がかかった。
党国対副委員長を経て現在、副文部科学大臣。以前より地元に戻れない日が増えて迎えた今回の選挙。社会保障と税の一体改革、経済再生、エネルギー政策を訴えの中心に据える。スポット演説を増やし、集会規模は小さくしてじっくり有権者の意見を聞く戦術で、「古い政治に戻すわけにはいかない」と言い切る。
「退路を断って臨む」。そう今回にかける決意をにじませるのは自民元職の平口氏。国政から離れ、苦節3年3カ月。平日はほぼ毎朝、駅や橋のたもと、道路の交差点で街頭演説を続けてきた。その回数はざっと800回に上る。
雨の日、走行中の車を止めて傘を提供してくれたり、寒い日、ジャンパーを置いていってくれたりする人の温かさが心に浸みた。交通の不便な地域、がけ崩れの心配、信号機のない場所…。有権者の身近な訴えにもじっくり耳を傾けた。
重点施策に高齢者の医療負担などの社会保障、領土問題、景気対策を挙げる。「今回は政党としての責任感が問われる選挙。言ったことをどの程度やるか、やったか国民は見ている」ときっぱり。8日には石破茂党幹事長が応援演説、参議院議員の片山さつき氏らの来援も予定している。
維新新人の辻氏は、選挙カーから大きく身を乗り出して手を振る。マイクを握れば「しがらみのない政治を目指す。雑草魂で勝負」と熱弁をふるう。16年間、モンゴルに住み、タクシー・観光・金融会社などを経営してきた。その会社を畳んで昨年、帰国した。
報道で知った沖縄県・尖閣諸島や島根県・竹島、北方領土をめぐる外国からの圧力。「このままでは日本が危ない」。そう思うと、居ても立ってもいられなくなったという。
国防、規制緩和による経済政策、道州制が主な訴え。北海道帯広市生まれだが、海外で知名度の高い被爆地・広島からの立候補に心は弾んでいる。「広島から日本を変える」。街頭での握手を繰り返し、ボルテージを日々高めている。
5日、共産党の市田忠義書記局長が参加して広島市内で行われた党の街頭演説。激励の声が飛ぶ中、共産新人の中森氏は広島の選挙区から立候補した他の6人らとともに、何度も笑顔で手を振り、市民に党への支持を呼びかけた。
広島市議4期の経験を持つ。党の重点施策「消費税増税中止、原発ただちにゼロ、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)断固ストップ」を分かりやすく訴える。農業団体なども回り、支持拡大に努めてきた。
「党への理解、支援は確実に広がっている」と中森氏。街頭演説を繰り返し、広島市西区をはじめ、佐伯区、江田島市などの島嶼(とうしょ)部もこまめに回る。
◇
◇立候補者(届け出順)
(4人)
中森辰一 60 共 新
党県委員(広島市議・生協診療所事務長)広島大中退
◇
松本大輔41 民 前〔3〕
文部科学副大臣(党国対副委員長・防衛政務官・党県代表・松下政経塾生・銀行員)東大法 【国】
◇
平口洋 64 自 元〔1〕
元国土交通省局次長(秋田県警本部長・建設省課長)東大法 【公】
◇
辻康裕43 維 新
元大阪市議秘書(タクシー会社社長・商社モンゴル支社長・北洋銀行員)釧路公立大経 【み】
◇
〈名鑑の見方〉氏名、年齢、公認政党、現元新の別、丸数字は当選回数。肩書(経歴)、最終学歴−の順。【】は推薦・支持政党。年齢は投票日基準の満年齢
8086
:
チバQ
:2012/12/15(土) 11:09:42
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/121208/elc12120802000001-n1.htm
【衆院選2012 広島】
師走決戦 3区 選挙区議席 奪還目指す自民
2012.12.8 02:00 [広島県]
政権交代を掲げ、前回衆院選で初当選した民主の橋本氏。今回は「大変厳しい状況」を実感している。「約束を守っていない」「もう少し期待していたのに」。有権者から党への批判の声が飛ぶ。
「党が何を言っても聞いてもらえない雰囲気が広がっている」と顔を曇らせる。このため、連日約20カ所で行うスポット演説や、夜の個人演説会では、まず3年余りの民主の活動報告に力を入れている。
「進んでいない改革もある」と率直に認め、一方で経済対策や情報公開は確実に進んだと強調。当選後も毎月、地元で国政報告会を開いてきた「誠実と地道さ」もアピールする。「未来への責任を果たすため、改革を決して後戻りさせないでほしい」。橋本氏の懸命な訴えは続く。
自民の河井氏は前回、選挙区と比例ブロックで選挙の度に党の候補者が入れ替わる「コスタリカ方式」によって比例ブロックに回り、4選を果たした。今回は平成17年以来の選挙戦となるだけに、公示日から2日間の出陣式は19カ所におよび、陣営を引き締めた。
「民主党政権によって、日本はダメダメな国になってしまった。第一は経済の立て直し」と訴える。個人演説会も1日4〜6回開催して熱弁をふるう。「今度の選挙は、日本が立ち直ることができるかどうかの最後の機会」と、3区の自民議席の奪還に全力を挙げている。
白いジャンパーに白いノボリ。維新新人の中丸氏は「新しい政治」を色でアピールして走り回る。駅やスーパーなど1日10カ所以上で10〜15分間のスポット演説をこなし、道行く人と握手も。マイクを手に「自民にしても民主にしても結局は同じ。タネ明かしの分かった手品をもう1度見るのですか」と聴衆に語りかける。
中丸氏は維新に合流した旧たちあがれ日本に所属し、選挙準備を進めていた。3区内では、飲食店を展開した経験がある。みんなの党の支援も受け、日増しに勢いの加速を感じている。
その重点政策は、景気雇用対策や行政改革、震災復興促進など。企業経営者の立場から、行政の財政面での疑問も提示する。「有権者には民主、自民の2大政党以外の受け皿が必要。日本の政治の仕組みを変えなければ」と強調する。
広島市議2期の経験を持つ共産新人の藤井氏は「命を守り育てる政策」が信条。原発即ゼロや消費税増税反対などとともに、憲法9条を守る重要性を訴えている。
原発について「1度事故を起こすと、取り戻しがつかないことは福島の事故でも明らか。放射能汚染の中で、子供たちが暮らすようなことになってはならない」と強調。「核兵器廃絶と平和のためにも憲法9条を守る」と訴え、きめ細かく各地で街頭演説を繰り返している。
3区で2万以上の得票が目標。今回、第三極といわれる政党が合流したり、乱立したりする中で、長い歴史の共産党に改めて誇りを感じている。
◇
◇立候補者(届け出順)
河井克行(かわい・かつゆき) 49 自 前〔4〕
党副幹事長(外務委員会筆頭理事・法務副大臣・外務政務官・県議)慶大法 【公】
橋本博明(はしもと・ひろあき) 42 民 前〔1〕
党県副代表(科学技術特別委員会理事・衆院議員秘書・科学技術庁職員)広島大院
藤井敏子(ふじい・としこ) 59 共 新
党県委員・医療生協役員(広島市議)日本福祉大社会福祉2部
中丸啓(なかまる・ひろむ) 49 維 新
ITコンサル会社社長(イベント制作会社契約社員・プロミュージシャン)廿日市高
8087
:
チバQ
:2012/12/15(土) 11:10:20
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/121211/elc12121102030005-n1.htm
【衆院選2012 広島】
4区 「世襲」批判/「郷土愛」で対抗
2012.12.11 02:02 [広島県]
自民党の中川秀直元幹事長が引退し、党県連は秀直氏の次男、中川俊直氏を公募で党候補に選出した。民主前職の空本氏、共産新人の中石氏は、ともに中川氏を「世襲」と批判、攻勢をかけている。一方の中川氏は父親から引き継いだ固い地盤を背景に、「郷土愛」を強調。真っ向から批判を跳ね返している。
坂町のショッピングセンター前で週末に街頭演説した空本氏。「脱世襲! 生活実感のある政治を」と、母子家庭に育った自らの話を持ち出し、有権者に訴えかけた。
前回(平成21年)は「政権交代の風」に乗り、中川元幹事長を破った空本氏だが、今回、その風はない。陣営は「中川氏の地盤は固い」と危機感を募らせ、福島第1原発事故で、国会議員として緊急対応にあたった実績を押し出すとともに、世襲問題を争点化し、無党派層の取り込みを狙っている。
中川氏は「批判があることは覚悟している」と立候補段階から受け止めていた。公示後は選挙区内を奔走する一方、連日5回程度開く個人演説会で、「どこでもいいから政治がやりたいわけではない」と声を張る。4区から出馬した熱意を訴え「郷土愛」を強調。支持層をより強固にする戦術をとっている。
農林水産業が盛んで、製造業の工場も多い選挙区とあって、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)参加の是非や、経済政策にも有権者の関心は集まる。
中川氏はTPPについて「参加を全くしないのも危険だが、守るべきものが守られないならば参加すべきでない」と述べている。それよりも「地方が疲弊している今、円高やデフレを脱却し、雇用を地域に戻さなければならない」と経済対策の重要性を訴える。
空本氏はTPPの議論では「もっと国民的な議論を深めることが必要だ」との考え。内需拡大政策などで円高とデフレを脱却し、「生活インフラを整え、雇用と景気を回復することが必要」とやはり、経済対策を前面に戦っている。
中石氏はTPP参加には反対、消費税増税にも「そんなことをしたら、すべての景気の底が抜ける」と明確に反対の姿勢で一貫。
共産支持層だけでなく、民主・自民の「2者択一」では行き場のない浮動票の受け皿としても、存在感をアピールしている。
■ □ ■
◇立候補者 (届け出順)(3人)
中石仁 50 共 新
党県委員(電鉄会社員・民主青年同盟地区委員長)音戸高 ◇
空本誠喜 48 民 前〔1〕
党県副代表(党広報副委員長・コンサル会社役員・電機会社員)東大院 【国】
◇
中川俊直 42 自 新
元衆院議員秘書(テレビ東京記者)早大院 【公】
■ □ ■
〈名鑑の見方〉
氏名、年齢、公認政党、現元新の別、( )数字は当選回数。肩書(経歴)、最終学歴−の順。【 】は推薦・支持政党。年齢は投票日基準の満年齢
8088
:
チバQ
:2012/12/15(土) 11:10:44
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/121212/elc12121202110033-n1.htm
【衆院選2012 広島】
保守の系譜、4度目の対決 5区
2012.12.12 02:11 [広島県]
民主前職の三谷氏と、自民元職の寺田氏は衆院補欠選挙(平成16年)を含め、今回が4度目の対決となる。平成21年の前回衆院選で落選し、2連敗以降は公認を認めないとする自民党にあって、寺田氏は「背水の陣」。この3年間で選挙区内をくまなく回り、地盤拡大に努めてきた。一方、首相補佐官の三谷氏は解散まで十分に地元に戻れなかったこともあり、出遅れを取り戻すのに懸命だ。
池田勇人元首相の出身地・旧吉名村(現竹原市)を含む5区は、伝統的に保守色の強い選挙区。池田元首相の義理の孫にあたる寺田氏と、宮沢喜一元首相の秘書を務めた三谷氏は過去2回の衆院選で激しく競り合い、いずれも9万票台を獲得し、約6千票差で勝敗が分かれてきた。
最近2回の衆院選は小泉純一郎元首相が影響力を発揮した17年の「郵政選挙」では寺田氏、「政権交代」の21年は三谷氏が勝利している。
落選を経験した寺田氏は、この3年間を地元との対話に費やした。集会や企業の朝礼などに積極的に顔を出し、「質・量において、前回よりも格段に深い対話を有権者とすることができた」と自信を深める。前回は三谷氏に約1万票差をつけられた呉市でも、「今回は反応が違う」と陣営は手応えを感じている。
寺田氏は「現政権は公約を果たさないばかりか、やらないと言っていたことをやっている。最たる例は消費税だ」と、民主党が消費税増税に舵を切ったことを批判。自民党も消費税政策は同じ立場だが「消費税増は、自民党が前の選挙から訴えている。政治は有言実行でなければならない」と政策の一貫性を主張する。
一方の三谷氏は23年9月に発足した野田政権で、財務政務官と首相補佐官。消費税増税について、「野田政権ではなく、従来の政権が積み上げた借金の山がある」と指摘する。「子供たちのポケットにまで手を突っ込んでいる状況だ。日本の信用を守り、子供たちに社会保障を残すためにも改革はやりとげたい」と応戦する。
「これまでにやったことや、これからやり抜こうとしていることを応援いただけるのか、有権者に問う選挙だ」と位置づけ、政権与党の政治実績を強調して、地元労組などに支援を呼びかけている。
前回は5区に候補者を立てなかった共産党から立候補した元府中町議の新人、尾崎氏は「増税反対」の主張を掲げ、経済の低迷に苦しむ商店街などで、懸命に支持を呼びかけている。
8089
:
チバQ
:2012/12/15(土) 11:11:09
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/121213/elc12121302100027-n1.htm
【衆院選2012 広島】
6区 大物前職と自民新人競る
2012.12.13 02:04 [広島県]
雪が降りしきり、底冷えのする選挙戦中盤。自民新人、小島氏の陣営は、地元・世羅町で決起集会を開いた。来援した党県連会長、岸田文雄氏は「安定した政権をつくるため、力を結集して勝利しよう」とゲキを飛ばし、自民の議席奪回を訴えた。小島氏は県議7期の経験をもとに「地方の実情をしっかり訴えていきたい」と強調。12回連続当選を目指すベテランの未来前職、亀井氏に真っ向勝負を挑んでいる。
前回の衆院選(平成21年)で、初出馬の小島氏は「反自民」の逆風の中、亀井氏にダブルスコアで敗退した。以来、3年余りを「地べたをはいずり回ってきた」と振り返る。1日200軒を目標に、選挙区内を巡回。中山間地域の疲弊に危機感を抱き、「地方の再生なくして日本の再生なし」を前面に打ち出す。
選対本部長の平田直己県議は「1対1の戦いだ」と、亀井氏への対抗意識を隠さない。報道各社の世論調査で全国的に「自民優勢」を報じられているが、「亀井さんの壁は厚い」と陣営幹部は表情を引き締める。
一方の亀井氏は長年、自民党の要職を務め、県北部を中心に厚い支持基盤を誇る。今年4月に消費税増税法案をめぐり国民新党を離党。一時は「石原新党」の結成に動いたが、衆院の解散直後から次々と新党結成を発表し、最終的に未来に納まった。こうした動きを自ら「出世魚」と表現する。「政策は自民党のときから一致している。自民党が間違った方向に行ったのだ」と力説している。
今回は新党からの出馬となったが、党派を超えた「亀井党」ともいえる支持者も多い。4日の出陣式では「日本が沈んでいく中、この齢(とし)でも退くわけにはいかない」と熱っぽく訴え、精力的に選挙区内を回った。
かつて6区で激しく争い、亀井氏と同じ未来に合流した佐藤公治・参院議員も「この戦いは私の戦いでもある」と共闘を宣言した。小島氏との接戦が報じられ、陣営は危機感を募らせている。
13日、小島、亀井の両陣営は同時刻に尾道市内で決起大会を予定している。
共産新人の花岡氏は「古い政治は行き詰まっている。打破できるのは共産党だけ」とアピール。消費税増税や環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)問題では民主を厳しく批判し、返す刀で維新や自民を「右寄りの危険な政党」と切り捨てる。
小島、亀井両陣営の戦いに埋没しないよう、支持拡大に懸命だ。
8090
:
チバQ
:2012/12/15(土) 11:11:31
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/121214/elc12121402350018-n1.htm
【衆院選2012 広島】
師走決戦 7区 自公連携で支持拡大
2012.12.14 02:21 [広島県]
自民新人の小林氏が29歳の若さを武器に、公明の応援も得て着実に支持を拡大している。民主前職の和田氏は党県連代表として空白選挙区での候補者擁立調整に時間を割かれ、地元での地盤固めに出遅れた。民主への逆風の中、懸命にその取り返しを図ってきた。16日の投開票日に向けて選挙戦も残りわずか。各候補とも最後の追い込みに躍起になっている。
公示日(4日)の早朝、福山市内の神社で必勝祈願した小林氏。近くに、3年3カ月前の前回衆院選で和田氏に議席を奪われた現参院議員、宮沢洋一氏がいた。その隣には過去、候補者擁立をめぐって宮沢氏と距離を置いてきた党県連幹事長、宇田伸氏の姿も。前回の雪辱を果たすべく、自民組織が一体となって選挙戦に臨む姿勢を象徴していた。
小林氏は大手企業の採用担当の経験から「若者が夢を持ちづらい時代。将来に不安がある」と話し、雇用を守る大胆な経済政策と、教育を根本から変える「仕組み」づくりの必要性を訴える。
8日にはJR福山駅前で街頭演説する公明党の山口那津男代表の横に立ち、公明支持層にもアピールした。「小林くーん、頑張って!!」。婦人層から声が飛び、手応えを感じた。課題としていた知名度アップも克服してきた。
一方の和田氏は「(民主党の)理念、方向性は間違っていないと今でも思っている。前政権より私たちのほうが正しい」と自信をもって主張する。
消費税増税を約束違反だとする有権者の声を真正面から受け取るが、「(マニフェストと)数値が違いすぎたのは不徳の致すところ」と、改革途上だとして理解を求めている。
小規模な会合にも足を運び、社会保障制度改革や税制について懇切丁寧に説明してきた。「やりたいことをやり切れていない」。思いを有権者に届けたいとの熱意がにじむ。民主支持層はほぼ固め、無党派層をどれだけ取り込めるかが課題だ。
その無党派層に支持を訴えるのは維新新人の坂元氏。選挙区内をくまなく選挙カーで走り、駅や商業施設前で街頭演説を繰り返している。
「民主のうそつき政治に飽き飽きした人、自民の古い政治に戻りたくない人、どうか私にかけていただきたい。福山から日本を変えよう」と支持を訴える。
共産新人の神原氏は、消費税増税反対や即時原発ゼロを訴え続ける。「消費増税は生活にかける禁じ手の税金だ。中小企業は身を削って出すことになる。大企業の内部留保を社会に還元すべきだ」。
こまめに選挙区内をめぐって共産支持層を固め、民主でも自民でも第三極でもない浮動票の上積みに意欲を燃やす。
8091
:
チバQ
:2012/12/15(土) 11:12:13
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/121214/elc12121421250045-n1.htm
【衆院選2012 山口】
自民「長州制覇」へ王手
2012.12.14 21:24 (1/2ページ)[山口県]
山口県(4選挙区)は、前回衆院選の激しい逆風下で3選挙区を死守した「自民党の牙城」。今回は安倍晋三総裁(4区)、高村正彦副総裁(1区)、河村建夫選対局長(3区)−と党執行部がずらりと並ぶだけにメンツにかけて負けられない。長く民主党に議席を明け渡していた2区に安倍氏の実弟、岸信夫前参院議員を投入し、「長州」の完全制覇に王手をかけた。
「なんとしても山口2区で議席を取り戻す!」
これが自民党山口県連が掲げた最重要目標だ。明治維新の原動力となり、戦前、戦後を通じて次々に首相を輩出してきたことへの誇りがにじむ。
このような歴史的背景から、自民党は県内津々浦々まで日本有数の強固な基盤を築いてきたが、2区だけは例外。民主党の元法相、平岡秀夫氏が平成12年に、故佐藤栄作元首相の次男、佐藤信二元通産相を破って当選、その後も何度も苦杯をなめさせられた。明治の元勲、伊藤博文らを輩出した地。しかも平岡氏は民主党最左派なだけに「失地回復」は県連の悲願なのだ。
そこで今回は、岸氏が満を持して出馬した。兄は安倍氏、祖父は故岸信介元首相、大叔父は佐藤栄作とあって知名度は抜群。高村氏、河村氏らも相次いで応援に駆けつけた。
岸氏は「まだ相手の背中を見て走っている」と慎重な姿勢を崩さないが、各種情勢調査でも平岡氏に大きく水をあける。13日の岩国錦帯橋空港の開港も追い風となり、デフレ脱却、地域活性化を訴え続ける。
これに対し、平岡陣営は「自民党が総掛かりで攻め込んでいる」と焦りを隠さない。連合山口などの労組や後援会組織をフル稼働させて議席死守を目指す。
県庁所在地の山口市を含む1区では、公示直前に地元出身の日本未来の党代表代行、飯田哲也氏が出馬を表明。「卒原発」「古い自民党型政治から脱却を」と訴えて高村氏に対抗する。ただ、準備不足は否めない上、元銀行員の民主新人、冨村郷司氏と票を食いあう結果を招いており、高村氏の独走は揺るがない。
3区も河村氏が、比例九州ブロックから国替えした民主前職の中屋大介氏ら他の候補を大きく引き離す。ただ、3区は、元防衛相の林芳正参院議員が出馬を表明し、自民党執行部の主導で断念させた経緯があり、党県連内にしこりは残る。
安倍氏の金城湯池である4区には、民主党が「安倍氏をフリーハンドにさせない」として、公示直前に元国会議員秘書の新人、財満慎太郎氏を擁立した。とはいえ、常に8割前後の得票率を誇る安倍氏の脅威となるはずもなく、安倍氏は公示前の2日に下関市に立ち寄っただけ。留守を昭恵夫人に任せ、全国を飛び回っている。
8092
:
チバQ
:2012/12/15(土) 11:16:17
http://www.sanyo.oni.co.jp/feature/area/2012/12/12/20121212101258.html
衆院選 激戦区の攻防 岡山2区
攻守逆転 民自が総力戦
「新しい政治をもっと前に進めたい」。11日午前、岡山市中区のスーパー前に立った民主前職の津村啓介は、買い物客らに政権継続を呼び掛けた。
対する自民新人の山下貴司。11日朝、同市東区の駅前で「あと一歩まで来た。日本の政治を取り戻したい」と力を込め、通勤者らと握手を繰り返した。
政権交代への期待感を追い風に、津村が当時の自民前職(中国比例)に約4万票差をつけて圧勝した前回選挙から3年3カ月―。民主は政権運営の評価を問われる側に回り、二大政党の攻守は逆転した。両党が幹部クラスを投入し、総力戦を繰り広げる。
津村は2003年に比例復活で議席を得た後、05、09年は小選挙区で連勝した。演説では35人学級導入などを挙げながら「教育も社会保障も変わりつつある」と民主政権の実績を訴える。
浮動票を狙って朝夕は橋のたもとで通勤者に手を振り、連合岡山傘下の労組を通じて地域票の掘り起こしを図る。だが、選対本部長で岡山市議の小林寿雄は「かつてない逆風。後ろから来た相手に並ばれた」と危機感を強め、さらなる浸透に全力を挙げる。
一方、自民は7年ぶりの議席奪還が悲願。党改革の一環として県内小選挙区で初の公募を行い、選ばれたのが元法務官僚の山下だ。住宅地の路地まで選挙カーを乗り入れ、「今の外交や経済、教育は変えなければならない」と強調する。
党県議や保守系市議が活動を支え、推薦する公明党もバックアップ。地区単位の後援会を足場に票の上積みを目指すが、「新人だけに知名度はまだまだ」と陣営幹部。終盤は安倍晋三総裁の来援も予定されている。
二大政党に割って入ろうとするのは、共産新人で元玉野市議の井上素子。民主、自民を「(消費税の)増税連合」と批判する。連日約20カ所でマイクを握り、「増税に頼らない別の道がある。まずは国の無駄遣いをやめるべきだ」と党の政策に理解を求めている。(敬称略)
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衆院選は16日の投票に向けて終盤戦に入った。民主、自民の二大政党に共産党や第三極勢力が絡み、舌戦はヒートアップ。岡山、広島、香川県内の激戦区の攻防を追った。
■岡山2区(届け出順、敬称略)■
井上素子 65 共産・新
津村啓介 41 民主・前
山下貴司 47 自民・新
(2012年12月12日掲載
8093
:
チバQ
:2012/12/15(土) 11:16:44
http://www.sanyo.oni.co.jp/feature/area/2012/12/13/20121213101207.html
衆院選 激戦区の攻防 岡山4区
維新参入で情勢混とん
民主前職の柚木道義と自民元職の橋本岳。2005年、09年に続く3度目の対決で二大政党が雌雄を決するはずだったが、日本維新の会が元倉敷市議の赤沢幹温を擁立、情勢は一気に流動化した。
赤沢は保守系で活動してきた一方、維新の「看板」で無党派層へ浸透をうかがう。保守層が基盤の橋本、前回は無党派層の支持で大勝した柚木―。ともに「維新の波」を警戒する。
柚木は03年衆院選では元首相の故橋本龍太郎に敗れたが、05年は郵政解散に伴う「自民ブーム」をついて初当選。09年は大差で連勝した。挑戦者をアピールしてきたが、今回は政権与党としても、前職としても受けて立つ側に回った。
党への批判をかわすことに腐心しながらの戦い。衆院解散の日のブログで「党が逆風であれ何であれ、『柚木党』で頑張ります」と記したほか、選挙戦でも「私が、立て直す」をキャッチフレーズに掲げ、個人の戦いを強調する。
対する橋本。10日夜に倉敷市内で開いた個人演説会では「今回、万が一だめだったら次はない」と強い危機感を強調した。自民は小選挙区で2連敗した候補は次の選挙で公認しないのが原則。今回ですら例外の公認で、負ければ後はない。
議席から遠ざかった3年の間、父・龍太郎から受け継ぎ、高齢化していた後援会の再建に力を注いだ。若返りを図った支持者と小まめに集会を開いてきた一方、選挙戦では母・久美子が地元に張り付き、旧来支持者のつなぎ留めを図る。
維新新人の赤沢は、無党派層へのアピールを狙って街頭活動を重視。10日には同党の近畿比例候補で高い知名度を誇る東国原英夫とともに、JR倉敷駅北口に立った。
演説では「決められない政治からの脱却」などを訴え、既成政党をまとめて批判。橋下徹代表代行の肉声テープも活用するが、陣営幹部は「維新への反応はあっても本人の知名度はまだ低い」とみて浸透を急ぐ。
共産新人の須増伸子は元早島町議。選挙区内をくまなく選挙カーで回り、1日約20カ所で街頭演説をこなす。消費増税反対やTPP交渉参加反対、即時原発ゼロを訴え、ほかの3候補との違いを強調している。(敬称略)
■岡山4区(届け出順、敬称略)■
須増伸子 46 共産・新
橋本岳 38 自民・元
赤沢幹温 51 維新・新
柚木道義 40 民主・前
(2012年12月13日掲載)
8094
:
チバQ
:2012/12/15(土) 11:21:53
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121212-00000194-mailo-l41
票流の現場:さが・選挙区ルポ 1区 プライド捨て「助けて」 雪辱戦で「金星」を狙う /佐賀
毎日新聞 12月12日(水)14時48分配信
衆院選は選挙戦も残り少なくなった。県内3小選挙区の8候補は連日激しい舌戦を展開している。根強い政治不信の中、有権者の票はどこへ流れるのか。「見えない票田」を相手に各陣営が悪戦苦闘する各選挙区の現場を歩いた。
抜群の知名度を誇る原口氏だが、今回は大臣経験者としてのプライドを捨てた戦いを強いられている。
「私は『助けてください』という言葉を今まで街演車で使ったことがない。しかし、今回は助けてください」。8日夜、佐賀市の個人演説会で、原口氏はマイクを握る手に力を込めた。マスコミの世論調査で劣勢を伝えられ、陣営の危機感は強い。10日は寒風の中、自転車での遊説まで試みた。
連合佐賀の推薦は受けたが、自治労県本部が支持どまりなど、単組の足並みはそろわず、前回協力した社民県連も今回は自主投票。しかし、陣営が苦しんでいるのは、消費税増税法案採決時に棄権したことへの有権者の評価だ。「みんなテレビや新聞で見ているのに、きちんと説明してきていない」と陣営関係者。別の関係者は「今まで(集会などに)来てくれた人が来ない」と嘆いた。
もっとも、情勢の悪さに社民県連の幹部が“個人的に”支援するなど、組織の協力関係に変化も見え始めている。終盤に向け党幹部らの来援を受け、巻き返しを図る。
一方の岩田氏は組織の支援で「金星」を狙う。早くから党本部の重点区指定を受け、石破茂幹事長(11月24日)▽山東昭子参院議員(12月4日)▽小泉進次郎青年局長(5日)▽片山さつき参院議員(8日)▽岸田文雄前国対委員長(9日)▽林芳正参院議員(10日)、古賀誠元幹事長(10、11日)−−と、重量級の来援者が続いた。
県農政協議会や県医師連盟など業界団体の推薦も獲得。与党時代から続く公明党との協力も健在で、8日の女性集会では「公明党の皆さん来ていますか」との呼びかけに約3分の1が手を挙げた。
ただ、隠れた主役は前回選挙で原口氏に敗れた党県連の福岡資麿会長だ。岩田氏とは高校の同級生で、2年前の岩田氏の出馬表明以来二人三脚で運動を展開。5日夜の佐賀市の個人演説会では「今でもくやしいのは、皆さんのご厚意に対し結果を出せなかったこと。それを晴らす戦いがやってきた」と雪辱戦を強調。原口対福岡の構図は変わらない。
陣営は上滑りを警戒。「事前の世論調査でいい結果が出ると陣営が緩む」と引き締めを図っている。
大森氏は1日30カ所以上のつじ立ちを繰り返し、消費増税阻止、原発即時停止、TPP(環太平洋パートナーシップ協定)の参加反対を訴える。
政権交代後の政治も自民時代と変わらないと断じ、今回の選挙は「政党の枠組みを超えて、古い自民型の政治を変える大きな変化をつくる」選挙だと主張。「日ごとに訴えが浸透するのを感じる」と手応えを感じている。【竹花周、田中韻】
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■佐賀1区の顔ぶれ
原口一博 53 元総務相 民前
岩田和親 39 元県議 自新
大森斉 57 党地区委員 共新
12月12日朝刊
8095
:
チバQ
:2012/12/15(土) 11:22:11
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121213-00000216-mailo-l41
票流の現場:さが・選挙区ルポ 2区 地元密着で支持拡大、独自の政策で差別化 /佐賀
毎日新聞 12月13日(木)14時39分配信
「古いしがらみのある政治に逆戻りするのか、前に進めるのか」。公示後、1日1〜3カ所で開く個人演説会で大串氏は繰り返す。党の劣勢が伝えられる中、政権交代の実績アピールに躍起だ。
大串氏は2期目、内閣政務官など政策策定の中枢で激務をこなしながら、東日本大震災直後などを除くほぼ毎週末に佐賀に戻って集会やあいさつ回りを重ねてきた。福岡便より遅い北九州空港着の最終便を利用し、深夜に車を走らせて地元入りすることも度々だ。
選挙事務所は前回の2カ所から5カ所に増えた。追い風を受けた前回選挙でも勝てなかった太良、白石などでも大串氏の人柄にひかれる“大串党”が増えている。組織的にはまだ弱いが、自民支持層などへも浸透しているという。
一方の今村氏は「(民主党は)うそ、あるいはだましのマニフェストだった。とんでもない内容を掲げた政党に負けた」と前回選挙を振り返り、政権奪取への意欲を強める。
地区ごとに開く決起集会には、地元の首長や県議、農業団体幹部が顔をそろえる。「次に当選すれば、党の要職に就く」との声が掛かり、今村氏も党総裁選で安倍晋三氏を支えた経緯を披露してアピール。推薦を受ける公明党のポスターを演説会場に大量に張り、関係強化にも力が入る。
選挙事務所は、初めて大串氏の地盤である小城市に構えた。あえて敵の本丸に乗り込み「くさびを打つ」(自民県議)のが狙いだ。
鍵を握るのは、1次産業者への浸透だ。
両陣営から推薦願を受けた県農政協議会と県有明海漁協は、歩調を合わせるように今村氏を推薦。出陣式では両団体のトップがそろってあいさつした。今村氏も、両団体が求める環太平洋パートナーシップ協定(TPP)交渉参加反対の主張を欠かさない。地区ごとの決起集会では、自身で作成した資料を配ってTPPの危険性を訴えている。
ただ、どこまで浸透できているかは不透明だ。8日に小城市で開いた決起集会では空席が目立ち、選対本部長を務める県農政協の野口好啓氏は「思ったより集まらない。声掛けけはしているはずだけど……」と戸惑う。
大串氏もTPPには反対の立場だが、現政権が導入した戸別所得補償制度の実績を掲げ「法制化して安定させたい」と説くのも忘れない。諫早湾干拓(諫干)問題で築いた漁民との信頼関係も固く、組織と離れた所でつながるシンパがどこまで広がっているかが問われる。
上村氏は「どれだけ政策への理解を浸透させることができるかどうかだ」と、1日25カ所以上での街頭演説などを通して支持拡大を図る。TPP交渉参加反対に加え、脱原発、貧困問題の解消など、独自の政策を訴え、他候補者との差別化を図る。【蒔田備憲】
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■佐賀2区の顔ぶれ
大串博志 47 首相補佐官 民前
今村雅弘 65 元副農相 自前
上村泰稔 47 党県委員 共新
12月13日朝刊
8096
:
チバQ
:2012/12/15(土) 11:22:30
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121214-00000194-mailo-l41
票流の現場:さが・選挙区ルポ 3区 政権奪回への決意、暮らしと命を守る /佐賀
毎日新聞 12月14日(金)16時3分配信
「今回の選挙は自民党が政権に復帰できるのかできないのか、日本の政治史上においても大変大事な選挙だ」。公示日の4日、唐津市での出陣式で保利氏が真っ先に口にしたのは、政権奪回への並々ならぬ決意だった。
12選を目指す保利氏は、候補者が5人と乱立した前回(09年)で9万3681票、郵政民営化に反対して離党した前々回(05年、候補者4人)でも8万7485票を獲得。今回は共産候補との対決で保守票が割れる恐れがないだけに、目標の10万票はおろか、11万票の可能性もある。
ただ、従来とは違う事情もある。県内は「0増5減」の対象で減区となり、現在の区割りで実施されない可能性もあった。そんな中、78歳という年齢から引退が話題に上ることも。今回、支持者からの強い要請を受けて出馬したという形をとったものの、その経緯に疑問を感じる者がないわけではない。
とはいえ党幹事長や衆院議長を歴任した父茂氏から引き継いだ強固な地盤は健在で、団体や企業の推薦も既に450。10日に唐津市であった女性集会には400人が参加し、「大きな票で東京に送っていただきたい」と懇願する保利氏を「私たちが付いている」と励ます支持者もいた。
一方、山口氏は選挙カーで選挙区内をくまなく回りながら、1日15〜20回のつじ立ちを繰り返す地道な運動を展開する。マイクを握ると「原発再稼働をさせない。消費税の大増税にストップをかける。そしてTPP交渉参加に断固反対という皆さんの願いを私に託してください」などとアピール。選挙区内に九州電力玄海原発を抱えるだけに、原発即時停止を強調している。
先週末、有田町と武雄市山内町での遊説を追いかけた。寒い1日だったが、選挙カー1台に4人が乗り込み、窓を全開にして支持を訴える。住宅密集地や商店周辺などでは山口氏がマイクを握り「今回の選挙では、暮らしと命を守る一票を」と投票を呼びかけていた。「頑張って」と声を掛けたり手を振ったりする有権者は日増しに増えているという。陣営の1人は「これまでの選挙とは、若者を中心に住民の反応が全く違う」と支持拡大に期待を寄せた。
前回選挙で共産候補者が獲得した得票数は1万142票。今回は「反保利票」の唯一の受け皿になるだけに、得票倍増も現実味を帯びている。残り2日間、最後の支持拡大を訴えるため、選挙区内を駆け回る。【原田哲郎】=おわり
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■佐賀3区の顔ぶれ
保利耕輔 78 元文相 自前
山口勝弘 57 党地区委長 共新
12月14日朝刊
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チバQ
:2012/12/15(土) 11:23:01
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2012syuin/kiji/nagasaki/20121213/20121213_0001.shtml
激戦1区 がっぷり 党幹部も続々応援
2012年12月13日 11:34
民主党候補への支援を訴えた細野豪志政調会長 政権批判の強風下、「民主王国」の1区で、激戦が繰り広げられている。議席を守り続けてきた民主前職・高木義明氏は報道各社の世論調査で自民元職・冨岡勉氏の後塵(こうじん)を拝し、巻き返しに必死だ。民主が牙城を守るのか、自民が突き崩すのか。両党の幹部も続々と応援に駆けつけ、戦いは佳境に入った。
「まさに踏ん張りどころです。高木さんを、もう一度国会に送ってください」。12日、長崎市入りした民主党の細野豪志政調会長は、同市中心部の街頭で声を張り上げた。過去の選挙では他候補の応援に回ることもあった高木氏だが、今回は選挙区に完全に張り付き、細野氏や岡田克也副総理など大物の応援をあおいでいる。
高木氏は三菱重工労組の組織内候補として、固い組織票を基盤に、7回の当選を重ねてきた。だが、メディアの世論調査報道を見て、陣営は「横綱相撲」をかなぐり捨てた。「一人3票で結構です。支援を募ってください」。幹部は市内の個人演説会で懇願を繰り返す。労組も後援会回りなど人海戦術に入り、急ピッチの追い上げを図る。
応援演説で拳を突き上げる安倍晋三自民党総裁 「やっと相手の背中が見えてきた」。対する冨岡陣営は、世論調査報道にも、攻め手を緩めていない。農政連や出身母体の医療系団体は、関係者への働き掛けを加速。冨岡氏自身も派閥の領袖・山崎拓元副総裁と企業回りをするなど、勢いを落とすまいと躍起になっている。集会では「比例は公明」と繰り返すことも忘れない。
12日は陣営が「切り札」と位置付けた自民党の安倍晋三総裁が長崎入り。「冨岡さんは議席を失って以来、誰よりも多くの市民に会い、悩みを共有し、雨の日も雪の日も頑張ってきた」と街頭で持ち上げられ、聴衆の前で頭を下げた。
共産新人の牧山隆氏も消費増税反対などを訴え支持拡大を目指す。「最後の3日間が勝負」。各陣営は声をそろえる。
=2012/12/13付 西日本新聞朝刊=
8098
:
チバQ
:2012/12/15(土) 11:25:43
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/121214/elc12121402330010-n1.htm
【衆院選2012 大分】
「社会党王国」の凋落
2012.12.14 02:19 [大分県]
村山富市元首相を輩出し、かつて「社会党王国」と呼ばれた大分県(3選挙区)でも自民党の勢いは止まらない。旧社会党系の牙城である大分1区で、自民党が平成8年の小選挙区比例代表並立制導入後初めて議席を獲得できるかが焦点となる。一方、宮崎県(3選挙区)でも、自民党は、前回議席を失った宮崎1区を含め、完全制覇を狙う。
◇
大分1区の外務副大臣、吉良州司氏=民主前職=は異様なほど神経をピリつかせていた。大分市内の公民館で開いたミニ集会ではこう切り出した。
「民主党政権の3年半、反省すべきこともあります。でもマスコミは私たちが100やったうち5か6しか報道しない」
ひとしきりマスコミへの責任転嫁を続けた後、こう言い放った。「記者の方は退室してください。ここから先の尖閣問題に関する話は、外務副大臣の立場として聞かれたらまずい…」。危機感の裏返しかもしれないが、その言葉の端々に「与党の驕(おご)り」がみえる。
吉良氏は平成15年、無所属新人として大分1区で初当選後、議席を守ってきた。村山元首相の地元だけに自治労を中心に旧社会党系勢力が強固な選挙基盤を持ち、参院選では社民、民主両党が改選ごとに候補を支援し合う「大分方式」で乗り切ってきた。
だが、今回の逆風は相当厳しい。社民党支持層の一部は日本未来の党新人の元別府市職員、小手川裕市氏に流れ、日本維新の会新人の水産会社役員、桑原宏史氏も無党派層の一部を取り込んでいるからだ。
そんな中で自民新人の外食会社役員、穴見陽一氏は虎視眈々と初勝利を狙う。前回、吉良氏に6万票もの大差で敗北した後、毎日辻立ちを続け、雇用確保などを訴えてきた自負がある。後援会参与の河野充宏氏は「前回は背中が見えないくらい離された印象だったが、今回は肩を並べて走っているイメージです。あと一押しで追い越せるかもしれない」と確かな手応えを明かす。
大分2区も「革新」の看板が傾いている。前回の勝者である社民党幹事長、重野安正氏が病気のため出馬を断念、重野氏の政策秘書の吉川元氏を急きょ擁立した。民主、社民の選挙協力の名残で民主党は候補者擁立を見送ったが、支持は広がっていない。
これに乗じるように、自民前職で元防衛庁長官の衛藤征士郎氏は着々と票を固め、大きくリードする。
大分3区では、社民党から民主党に鞍(くら)替えした元環境副大臣の横光克彦氏が、労組など支持団体をフル回転させ、票を掘り起こすが、元外務副大臣の岩屋毅氏=自民前職=が、無党派層へも支持を広げ優位な選挙戦を展開する。
◇
▽大分1区(大分市)
桑原宏史42☆水産会社役員 維 新 【み】
穴見陽一43☆外食会社役員 自 新 【公】
吉良州司54☆外務副大臣 民 前 【国】
染矢誠治48 獣医師 無 新
小手川裕市45☆元別府市職員 未 新 【大】
山本茂61 元県職員 共 新
▽大分2区(日田市など)
衛藤征士郎71☆前衆院副議長 自(町)前 【公】
吉川元46☆元議員秘書 社 新
竹内紀彦43☆元商社員 維 新 【み】
山下魁35 党県委員 共 新
▽大分3区(別府市など)
横光克彦69☆元環境副大臣 民 前 【国】
岩屋毅55☆元外務副大臣 自(麻)前 【公】
大塚光義57 元挟間町議 共 新
神雅敏36☆元金融会社員 み 新 【維】
(届け出順、☆は比例と重複)
8100
:
チバQ
:2012/12/15(土) 13:34:36
http://sankei.jp.msn.com/region/news/121215/osk12121502120003-n1.htm
【衆院選2012 大阪】
アイデア合戦も過熱
2012.12.15 02:11
■「オタロード」でアピール
■党幹部の肉声テープで遊説
■選挙カーの代わりに「馬車」
あす投開票を迎える衆院選。寒風吹きすさぶ街頭で、候補者は最後まであの手この手で有権者の支持獲得に必死だ。若年層へのアピール、党幹部の肉声テープ活用、馬車でエコをPR…。アイデア合戦も過熱しているようだ。
大阪・日本橋の通称「オタロード」。若手の新人女性候補は、20代の大柄な男性に駆け寄り、笑顔で支持を訴えて会話を弾ませた。
「写メもオッケーですよ」。女性候補の言葉に、運動員が男性のスマートフォンを持って数メートル先に回り込み、ツーショットの写真を撮影。女性候補が目を見て握手を交わすと、男性は「頑張ってね」と声をかけた。
若年層が多い日本橋の電気街は、浮動票が多いとされ、「ここなら彼女の若さと魅力をアピールできる」と陣営幹部は期待を寄せる。
新人候補が大半を占める政党の候補者は、知名度のある幹部の訴えを録音したカセットテープを携え、選挙区を駆けめぐる。
「◯◯です。地域の力を最大限発揮することが日本再生につながります。今こそ△△(政党名)を」。幹部の肉声が選挙カーから流れると、家路を急ぐサラリーマンが辺りを見回し、スーパーで買い物中の主婦が足を止める。
府内の選挙区から立候補しているこの政党の男性新人候補は「最初は半信半疑だったが、有権者を引き留める力は抜群」と自信をみせる。
各党の原発政策が争点となる中、選挙カーの代わりに馬車に乗ってクリーンエネルギーの普及を訴え、他陣営との差別化を図る立候補者もいる。
京都府内の選挙区から立候補している前職の男性候補は、公示日の4日に続き、最終日の15日にも馬車から“最後のお願い”を行う予定だ。選挙を戦(いくさ)に見立て、幟(のぼり)を掲げ、陣羽織姿で街頭に立つこの候補者は「子供まで足を止めて見てくれる。作戦は大成功」と手応えを口にする。
8101
:
旧ホントは社民支持@鹿児島市
:2012/12/15(土) 15:40:24
以前管理人様にupしていただいた「Decision2012」で一部ミスがありました。
お詫び申し上げます。
ミスの内容
「結果(比)」タブ内の自民党比例候補の惜敗率の自動計算がうまくいかない不具合
以下のように修正してください。(南関東ブロックまで)
E23→「011北海道11区02」を「11北海道11区01」へ
E77→「018岩手2区02」を「018岩手2区01」へ
E94→「036福島4区02」を「036福島4区01」へ
E171→「040茨城3区02」を「040茨城3区01」へ
E178→「047栃木3区02」を「047栃木3区01」へ
E180→「049栃木5区02」を「049栃木5区01」へ
E185→「054群馬5区02」を「054群馬5区01」へ
E196→「065埼玉11区02」を「065埼玉11区01」へ
E306→「080千葉11区02」を「080千葉11区01」へ
E307→「081千葉12区02」を「081千葉12区01」へ
E321→「097神奈川15区02」を「097神奈川15区01」へ
8102
:
旧ホントは社民支持@鹿児島市
:2012/12/15(土) 15:55:44
>>8101
の続き
E549→「136富山2区02」を「136富山2区01」へ
E771→「193大阪2区02」を「193大阪2区01」へ
E780→「206大阪15区02」を「206大阪15区01」へ
E781→「209大阪18区02」を「209大阪18区01」へ
E915→「244広島6区02」を「244広島6区01」へ
E965→「255香川3区02」を「255香川3区01」へ
E967→「257愛媛2区02」を「257愛媛2区01」へ
E971→「261高知2区02」を「261高知2区01」へ
E972→「262高知3区02」を「262高知3区01」へ
E1030→「273福岡11区02」を「273福岡11区01」へ
E1035→「279長崎3区02」を「279長崎3区01」へ
E1040→「285熊本5区02」を「285熊本5区01」へ
E1042→「287大分2区02」を「287大分2区01」へ
E1046→「291宮崎3区02」を「291宮崎3区01」へ
E1050→「296鹿児島5区02」を「296鹿児島5区01」へ
E1052→「298沖縄2区02」を「298沖縄2区01」へ
8103
:
名無しさん
:2012/12/16(日) 12:19:31
総務省発表
10時現在全国投票率
7.46% 前回13.19%
衆院選期日前投票は10・1%
前回を1・82ポイント下回る
http://www.niigata-nippo.co.jp/news/politics/20121216017095.html
8104
:
名無しさん
:2012/12/16(日) 13:29:24
投票率14・03%、大幅ダウン…11時現在
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2012/news/20121216-OYT1T00351.htm?from=top
第46回衆院選は16日午前7時から投票が始まった。総務省が発表した午前11時現在の
投票率は14・03%で、前回2009年の同時刻と比べ、7・34ポイント下回っている。
8105
:
旧ホントは社民支持@鹿児島市
:2012/12/16(日) 14:04:17
>>8104
衆院選過去最低59.6%を割り込みそうな勢いだなぁ。
民主・公明・共産↑
自民・維新・みんな↓
になるのかな。
8106
:
名無しさん
:2012/12/16(日) 14:06:34
>>8105
冬の時期だから、昼の投票率見るまでは何とも言えないかもしれん。
8107
:
名無しさん
:2012/12/16(日) 15:34:59
投票率27・40%、大幅ダウン…14時現在
12年12月16日15時24分
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2012/news/20121216-OYT1T00351.htm?from=tw
総務省が発表した午後2時現在の投票率は27・40%で、前回2009年の同時刻と比べ、7・79ポイント下回っている。 投票率14・03%、大幅ダウン…11時現在
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2012/news/20121216-OYT1T00351.htm?from=top
8108
:
名無しさん
:2012/12/16(日) 15:44:07
2時〜3時の投票率は上がってるらしいね
8109
:
チバQ
:2012/12/16(日) 16:04:52
ZAKZAK
>>6559
人気凋落の菅前首相は大苦戦 東京18区
>>6652
真紀子氏に落選の黄信号 三つどもえのデスマッチか 新潟5区
>>6792
谷畑→維新、長尾→自民 “転向”で大混乱 大阪14区
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20121127/plt1211270710000-n1.htm
くら替え早稲田OBに創始者一族が殴り込み 大阪10区★(1)
2012.11.27
連載:12・16衆院選 壮絶選挙区に迫る
「日本維新の会(維新)の橋下代表代行が、衆院解散後に真っ先に駆けつけたのは大阪10区の松浪健太氏のところ。宿敵は『ソーリ、ソーリ』で知られる民主党の辻元清美氏で、菅直人前首相が応援に入った。さらに、自民党も大物新人を担いで、地元は大騒ぎや」(府政関係者)
確かに19日午後、大阪府北東部のJR高槻駅前は人、人、人で埋め尽くされた。その数、約3500人。もちろん、お目当ては、地元・大阪で絶大な支持を得る橋下氏だ。衰えぬ橋下人気のおかげで『松浪氏独走』かと思いきや、事は簡単ではなく混戦だという。
「維新は昨年、10区と重なる府議選で、自民党にダブルスコアで圧勝した。今回もその勢いでいきたいところだが、ここにきて、松浪氏が自民党から維新にくら替えしたことへの不満や、維新に太陽の党が合流したことで政策や理念に独自性が失われたことへの批判が渦巻いている」(同)
その松浪氏を脅かす筆頭が、辻元氏。前回は社民党から出馬して、松浪氏に2万4000票差で勝利している。
「辻元氏といえば一度、秘書給与流用事件で逮捕され、そのドン底から再び国政にはい上がった人。前回は、支持率1%の社民党から選挙区で当選した。そのパワーと底力はあなどりがたい」(維新幹部)
ただ、辻元氏は政権交代後、社民党から民主党に移った。このことで、一部有権者には「地元を無視して勝手に…」という思いがあり、「松浪氏も、辻元氏もどっちもどっちだ」という雰囲気もあるという。
こうしたなか、自民党が医師の大隈和英氏を刺客として送り込み、くら替え2人組を不安にさせている。
「大隈氏は、京大大学院医学研究科卒業で、高槻市にある大病院のエリート医者。早稲田大学創設者である大隈重信候の子孫というから、毛並みもいい。若くハンサム。医者としても腕がいいと評判だ」(市議会関係者)
大隈候といえば、明治時代の薩長藩閥政治に楔を打ち込み、初の政党内閣総理になった人物である。
「松浪氏は早稲田商学で、辻元氏も早稲田教育、橋下氏は早稲田政経。そこに早稲田創始者一族が殴り込んできた。大隈氏は出遅れたため、知名度不足は否めないが、松浪氏の維新が第3極結集でゴタつき、辻元の民主党が3年半の失政の責任を問われるなか、勢いはある。大隈氏の出馬は、支持層が重なる松浪氏に、よりダメージが大きい」(地元市議)
橋下氏が危機感を持ち、解散直後の街頭演説の場所に、大阪10区を選んだのもうなずける。情勢は混沌としている。 (ジャーナリスト・田村建雄)
【大阪10区(高槻市など)主な出馬予定者】
▲辻元清美52 民主前
▲大隈和英43 自民新
浅沼和仁51 共産新
△松浪健太41 維新前
(記号は夕刊フジの分析。△=やや優勢、▲=やや苦戦)
8110
:
チバQ
:2012/12/16(日) 16:05:38
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20121202/plt1212020709001-n1.htm
分裂の小沢王国、怨念の刺客戦! 岩手3区★(5)
2012.12.02
連載:12・16衆院選 壮絶選挙区に迫る
「誰が、両磐(りょうばん=岩手県南部の旧磐井郡のこと。現在の一関市と平泉町)を制するかが、選挙最大のカギ」
こう分析するのは、小沢一郎代表率いる「国民の生活が第一」が丸ごと合流する「日本未来の党(未来)」から立候補予定の旅館経営者、佐藤奈保美氏の事務所だ。
岩手県は「小沢王国」として知られるが、岩手3区は、消費税増税をめぐって小沢氏が民主党を離党した際、「与党で被災地復興に当たりたい」とたもとを分かった元側近の黄川田徹副復興相の地盤。激怒した小沢氏が「刺客」として擁立したのが佐藤氏だ。
同区は、一関市、陸前高田市など5市3町。有権者約23万人。
「過去の選挙は、黄川田氏が小沢パワーで勝利してきた。今回は『小沢王国分裂』と『民主党大逆風』で、自民党も力を増している。2000年選挙時の当選ラインか」(県政関係者)
つまり、6万票前後で勝敗が決まりそうなのだ。
民主党県連筋も「(人口が多い)両磐がポイント。ここで相手候補を突き放さないと勝つのは無理」と納得する。
黄川田氏は4期12年、国会議員を務めてきた。東日本大震災では、自宅と地元事務所が津波に流され、両親と妻、長男、秘書を失った。副復興相として地元にも貢献し、実績と知名度は抜群だ。
それでも、刺客の名前を聞き、黄川田陣営は震え上がった。佐藤氏の父親は菅原喜重郎元衆院議員。黄川田陣営の大幹部だったからだ。黄川田氏が沿岸部出身なら、菅原、佐藤両氏は大票田の両磐出身だった。
「小沢氏自ら、佐藤氏の公認発表会見を行うほど、対決姿勢をあらわにしている。一関市議会の民主党『一新会』(11人)の大半や、市議会議長ら市重鎮も佐藤氏支持。未来の嘉田由紀子代表(滋賀県知事)が女性ということで、女性候補がプラスに動く可能性も強い。佐藤氏は、岩手宮城内陸地震で被害を受けた旅館を再建した実績もある」(市議会関係者)
危機感を強める黄川田陣営には、中央から続々と大物が応援に入っている。小沢氏が離党した直後には野田佳彦首相が、先週24日には岡田克也副総理が入った。
佐藤陣営にも焦りがある。事務所関係者は「時間がない。3区は香川県より広く、知名度不足。沿岸部は黄川田氏が強く、釜石は民主党の支持母体である連合が強い。両磐を制し、相手候補の強い沿岸部にどこまで食い込めるか」と語る。
骨肉の争いに割って入ろうとするのが、岩手県選出の玉沢徳一郎元農水相や尾身幸次元財務相の秘書を務めた橋本英教氏。「小沢王国分裂で勝機はある」(自民陣営)と士気が高まる。(ジャーナリスト・田村建雄)
【岩手3区(一関市など)主な立候補予定者】
△黄川田徹 59 民主前
▲橋本英教 45 自民新
△佐藤奈保美46 未来新
菊地幸夫 53 共産新
(記号は夕刊フジの分析。△=やや優勢、▲=やや苦戦)
8111
:
チバQ
:2012/12/16(日) 16:06:16
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20121204/plt1212040708000-n1.htm
公明「弔い合戦」でヤッシーに大逆風 兵庫8区★(6)
2012.12.04
連載:12・16衆院選 壮絶選挙区に迫る
「新党日本の田中康夫代表は厳しい選挙を意識してか、10人単位の小催事、夏祭り、老人会とマメに顔を出している。だが、地元は『地域に必要な公共事業などが進まない』などと相当不満がたまっている」
こう明かすのは兵庫県尼崎市の自民党関係者だ。この言葉通り、今回の衆院選では、田中氏に逆風が吹き付けている。
「田中氏は2009年の前回衆院選で、落下傘候補として兵庫8区から出馬した。『政治に関心を持ったきっかけが阪神大震災のボランティア活動で、その原点が尼崎市だった』というのが理由。懇意だった民主党の小沢一郎氏(現・日本未来の党)の要請という見方もある」(同)
当時の対立候補は「尼崎で政治家といえば冬柴」といわれるほど、1986年から連続7期当選の大物、公明党の冬柴鐡三元幹事長だった。自公連立政権の要で、国交相経験者。そのため、長野県知事時代に「脱ダム」宣言を打ち上げた田中氏が、「ダム推進」の国交省に強い影響力を持つ冬柴氏に殴り込みをかけた構図といわれた。
「民主党支援を受けた田中サイドには、当時の鳩山由紀夫代表ら大物が応援に駆け付け、2300票差で田中氏が競り勝った」(民主党選対筋)
あれから3年半。捲土重来を期していた冬柴氏は昨年暮れ、失意のまま亡くなった。創価学会や公明党は今回の衆院選を「弔い合戦」と位置付け、背水の陣で新人の中野洋昌氏を擁立した。
「中野氏は東大卒、国交省キャリア出身で、公明党の次世代を担うエリート。公明党は兵庫8区を『最重要選挙区』と位置付け、橋下徹代表代行の日本維新の会(維新)とも連携し、維新候補者を擁立しないことで間接的支援を受けて、『ヤッシー打倒』に燃えている」(尼崎市議会関係者)
さらに、厳しい事態が追い打ちをかける。
「田中氏は消費税増税に反対の立場で、野田佳彦首相を『間違いだらけの、決めちゃう政治だ』などと批判していた。民主党は同区に『刺客』として室井秀子前衆院議員を擁立した。反公明票を、田中氏と室井氏で食い合う形だ」(同)
地元の尼崎市長選では、2代続けて女性市長が誕生している。原動力は無党派の風とされるが、「今回の衆院選では、田中氏にその風が吹いている印象は少ない」(同)という。
日本記者クラブ主催で11月30日に行われた党首討論会に、新党日本は公選法上の「政党」に該当しないとして田中氏は招かれなかった。衆院選でも重複立候補は不可能。田中氏が生き延びる道は選挙区で勝つしかない。(ジャーナリスト・田村建雄)
【兵庫8区(尼崎市)主な立候補予定者】
室井秀子 57 民主前
△中野洋昌 34 公明新
庄本悦子 58 共産新
▲田中康夫 56 新日前
(記号は夕刊フジの分析。△=やや優勢、▲=やや苦戦)
8112
:
チバQ
:2012/12/16(日) 16:06:54
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20121207/plt1212070709000-n1.htm
三つどもえ+紅一点=大混戦 東京15区★(7)
2012.12.07
連載:12・16衆院選 壮絶選挙区に迫る
「女性候補はたった1人。良くも悪くも知名度抜群で、勝負色のピンクのジャンパーで跳ね回っているから目立つ、目立つ。固めつつある票を食われないか心配だ」
東京15区の、対立候補の後援会関係者はこう警戒を強める。
「女性候補」とは元小沢ガールズ、民主党の田中美絵子前衆院議員。石川2区からの国替え参戦で、にわかに全国屈指の注目選挙区となった。
ここは、あごヒゲでおなじみ「日本未来の党(未来)」の東祥三前衆院議員と、父、柿沢弘治元外相の地盤を受け継いだ、みんなの党の柿沢未途前衆院議員、自民党の秋元司前参院議員が三つどもえの戦いを演じていた。そこに、紅一点で田中氏が参戦してきた。
田中氏は前回衆院選で、自民党の森喜朗元首相への「刺客」として石川2区で出馬し、「美人候補」として注目された。比例区で復活当選後、映画でヌードを披露していた過去などが発覚したが、今年6月、新たなスキャンダルが直撃した。
「週刊誌に、国交省キャリア官僚との『駅ナカキス』を報じられての国替え。着の身着のまま降り立った先が、よりによって小沢一郎氏の大側近、東氏の選挙区だった。元小沢ガールズとしては胸中は複雑だろう」と政界事情通。
しかし、女性刺客は打たれ強い。かつての「政治の師」である名古屋市の河村たかし市長直伝のママチャリに乗って、寒風吹きすさぶ下町を走り回っている。
迎え撃つ東氏は、ボートに乗ってタワーマンションの住民らに支持を呼びかける。柿沢氏は幼少からの地元の利を生かし、各町内を東奔西走。秋元氏は自民党の組織を固めてジワジワと票の上積みをはかる。
選挙アナリストは「15区は下町であると同時に、タワーマンションも林立しており、無党派層の新興住民が多い。そのハートをつかんだ候補が躍進する。田中氏には地盤もカバンもないが、候補者乱立の中で、何が起きるか分からない」と語っている。 (ジャーナリスト・田村建雄)
8113
:
チバQ
:2012/12/16(日) 16:07:30
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20121209/plt1212090708001-n1.htm
民主の選挙巧者を苦しめるみんな新人 大阪12区★(8)
2012.12.09
連載:12・16衆院選 壮絶選挙区に迫る
大阪12区は、民主党の樽床伸二総務相と、みんなの党の新人候補、自民党の元職候補が三つどもえ。現職閣僚である樽床氏は、かつてない厳しい戦いを強いられている。
「樽床氏は決して選挙に弱いわけではない。それは過去の選挙結果で良くわかる。しかし、今回はとんでもない風が吹いている」と、大阪府政関係者は語る。
確かに、「強固な組織を持たず、選挙は大変」と毎回言われながら、樽床氏は過去5回の選挙で4勝1敗。その1敗は2005年の小泉郵政選挙で、今回、自民党から立候補している北川知克氏に敗れただけだ。
「つまり、常に接戦を制している選挙巧者といえるが、今回は、様子が違う。日本維新の会(維新)の突風と、民主党への逆風にほとほと手を焼き、周囲に『俺は開票と同時に落確(落選確実)速報だ!』などと本音とも冗談ともつかない軽口をたたいている」(民主党関係者)
現職閣僚を苦しめているのは「坂本竜馬」ならぬ、みんなの党の石井竜馬氏。解散直後、突然、この選挙区に落下傘候補として降り立ち、台風の目となりつつある。
「維新は、みんなの党と最後まで合流を目指したが合流できなかった。しかし、大阪では、12区と2区で共闘が成立した。解散直後、石井氏が長年準備を重ねてきた2区を維新に譲り、急きょ、12区から、維新の支援を受けて立候補することになった」(地元選挙事情通)
石井氏は早稲田大学政経学部を卒業後、伊藤忠商事に勤務(大阪繊維部門)、その後、米ミシガン大学大学院でMBA(経営学修士)を取得し、関西学院大学大学院や大阪経済大学で講師を務めたが、12区に深い縁があるわけではない。
「それでも、大阪での維新の強さは際立つ。維新府議らが石井氏を全面的にバックアップし、解散直後には、維新の橋下徹代表代行と、みんなの党の渡辺喜美代表が応援でそろい踏みした。あれよあれよという間に、最有力候補に仕立ててしまった」(同)
こうしたなか、自民党の北川氏は4期目を目指して猛追。樽床氏は議席死守しようとする。
「樽床氏は厳しい選挙だが光明はある。第3極のドタバタが目立ち始め、国民も懐疑的になってきた。最近の世論調査では、民主党支持率も回復しつつある」(民主党関係者)
最後に、笑うのは誰か。(ジャーナリスト・田村建雄)
8114
:
チバQ
:2012/12/16(日) 16:07:59
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20121210/plt1212100731000-n1.htm
軸は未来・小沢氏の秘蔵っ子と自民の元建設官僚 福島2区★(9)
2012.12.10
連載:12・16衆院選 壮絶選挙区に迫る
公示日の4日午後、JR郡山駅前、緑色の勝負服で「卒原発を!」と訴える日本未来の党(未来)の嘉田由紀子代表(滋賀県知事)と、小沢一郎氏の秘蔵っ子、太田和美氏のツーショットに有権者はわいた。
「ウチにとって未来は追い風。『国民の生活が第一(生活)』の時より、反応がいい。政権交代時には、男性有権者に声をかけていただいたが、今回は女性から『頑張って!』と声をかけていただくことが多い。それだけ、福島の女性は原発問題に敏感なんです」と太田事務所。
福島2区では、未来と、自民党、民主党、日本維新の党(維新)、共産党が激突する。
かつて、ここは小泉内閣や安倍内閣の首相補佐官を務めた元建設官僚で自民党元衆院議員、根本匠氏の牙城だった。ところが、2009年衆院選で、千葉7区から国替えした民主党の太田氏が出馬し、「福島にお嫁にきました」のキャッチコピーと自転車行脚で、根本氏を撃破した。
「太田氏は今回、小沢氏とともに民主党を離党し、生活候補として準備をしていた。ただ、連合や民主党系列の大組織が離れて、不安要素も多かった。ところが、嘉田未来でウイングが広がり、パワーアップしている」(未来関係者)
太田氏の離党で、困ったのが民主党。
「太田氏を手塩にかけて育ててきただけに、突然の候補者喪失に民主党は大慌て。候補者選びを急いだが、難航に難航。最後は、何とか国会議員ベテラン秘書を担ぎ上げた。秘書としての実力は折り紙付きだが、知名度では太田氏の後塵を拝している」(地元記者)
これに対し、根本陣営は「福島復興には、政策立案ができて、官僚を自在に動かせる政治家が必要」と、根本氏の長年の政治キャリアと実績を訴え、議席奪還に躍起となっている。
維新の緑川一徳氏には公示前、石原慎太郎代表と橋下徹代表代行(大阪市長)らが福島入りして支持拡大を訴えたが、まったく未知数。
根本、太田両氏を軸に、他候補がどこまで地力を発揮できるか。(ジャーナリスト・田村建雄)
8115
:
チバQ
:2012/12/16(日) 16:08:26
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20121211/plt1212110707000-n1.htm
元官房長官の民主の大物、二重苦で危機 徳島1区★(10)
2012.12.11
連載:12・16衆院選 壮絶選挙区に迫る
野田佳彦首相の「後見人」的存在で、民主党の最大実力者の1人、仙谷由人副代表は現在、自民党新人と一進一退の攻防戦を続けている。
「厳しい選挙戦を象徴するように、仙谷氏は公示日に他候補の応援にもでかけなかった。事務所開きでは、支持者1200人に『官邸でも大臣室でも、有権者の原点を思い政治を行ってきた。再び国政に』と必死に訴えていた。夜にも個人演説会まで催す念の入れようだ」(地元支持者)
仙谷氏の地位を脅かすのは、自民党の福山守氏。連続6期当選の前県会議員で、自民党県連幹事長や県議会議長まで務めた重鎮。県議時代の選挙区は徳島市内で、常にトップ当選してきた。「打倒仙谷」を目標に、満を持して今回の戦いを仕掛けてきた。
徳島1区は、徳島市と名東郡で有権者は約20万人。投票率60%台で有効投票者数は平均12〜13万人。仙谷氏はこれまで、8万票から10万票で自民党候補を退けて、連続当選してきた。だが、徳島はもともと「保守王国」である。仙谷氏が連続当選してきた理由は何か。
「昨年の徳島県議選で、徳島市中心の選挙区から11人の県議が誕生した。自民党系5人、公明党2人だが、民主党は1人だけ。これだけ見ると、他県の人は仙谷氏が強い理由は分からない」と自民党関係者。
そこには、徳島ならではの理由があるという。
仙谷氏は、旧制中学の流れをくみ、政官財界に優秀な人材を輩出してきた伝統校「県立城南高校」の卒業生で、保守層にも食い込んで選挙を戦ってきた。つまり、「仙谷党」は革新と保守が相乗りするぶ厚い組織で、選挙になると連合も加わり、フル稼働してきたというのだ。
ところが、今度ばかりは少し勝手が違う。
連合関係者は「民主党政権の中枢に居続けたため、『仙谷氏=大失政のA級戦犯』というレッテルを貼られたうえ、自民党県連大物が出馬したため、二重苦で大苦戦している」という。
大半の世論調査はガップリ四つだが、一部には「自民党候補有利」というものさえある。選挙の神様はどちらに微笑むのか。 (ジャーナリスト・田村建雄)
8116
:
チバQ
:2012/12/16(日) 16:08:50
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20121212/plt1212120709001-n1.htm
元秘書が“反乱”参戦 厳しい元国家公安委員長 東京3区★(11)
2012.12.12
連載:12・16衆院選 壮絶選挙区に迫る
「松原仁元国家公安委員長も、まさか身内から反乱者が出るとは思ってもみなかったろう。逆風に加え、骨肉の争いだけに相当苦しい」と、民主党関係者は語る。
東京3区では10年近く、民主党の松原氏と、石原慎太郎前都知事の3男で、自民党の石原宏高元衆院議員が、事実上、一騎打ちの戦いを続けてきた。前回選挙では、政権交代の追い風もあって、松原氏が圧勝した。その前の郵政選挙では、逆に、石原氏が競り勝っている。
過去の直接対決の戦績は、松原氏が2勝1敗。その激戦区に今回、松原氏の元秘書、池田剛久氏が「日本未来の党」から出馬したから大混戦だ。
「3区は、品川区、大田区などの一部と、大島、三宅島、小笠原など東京都の島嶼(とうしょ)部が選挙区。池田氏はかつて、八丈町長選や都議会島嶼部補欠選挙などにチャレンジし、敗北したが善戦してきた。かつての選挙では、松原氏も民主党も力を入れて応援していただけに『まさか池田が…』という思いではないか」(民主党関係者)
松原氏としては、池田氏に選挙の手の内を熟知されているのも辛い。要は、池田氏の出馬では、松原氏の方がダメージが大きいのだ。
一方、自民党関係者はこう分析する。
「宏高氏は、父の慎太郎氏が『日本維新の会』代表として比例区で出馬しているため、表立って父親の支援はないが、石原ブランドが注目される意味では宏高氏にプラス。比較的余裕の表情で淡々と選挙戦を戦っているように見える」
だが、宏高氏を支持する区議の中には、こう懸念する声もある。
「松原氏はとにかく、選挙区を細かく回り、有権者の懐に食い込んでいく。地上戦がうまい選挙巧者だ。宏高氏には最近、週刊誌が宗教絡みの記事を出し、宏高氏は全面否定したが、一部有権者に戸惑いも出ている。自民党圧勝報道もあり、上滑り感もある」
石原、松原両氏が拮抗−という情報も飛び交っているが…。 (ジャーナリスト・田村建雄)
8117
:
チバQ
:2012/12/16(日) 16:09:17
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20121213/plt1212130712003-n1.htm
元総務相、パフォーマンス過ぎて大ひんしゅく 佐賀1区★(12)
2012.12.13
連載:12・16衆院選 壮絶選挙区に迫る
「最大のピンチです。大臣経験を生かすため、どうか国会で仕事をさせてほしい」
先週末、佐賀市内の大型商業施設近く。民主党の原口一博元総務相は声をからして、自分への支援を呼びかけた。
「そりゃ、原口氏は焦っているさ。地元メディアや全国紙の世論調査で、落選危機といえる『やや劣勢』と分析されているからね」と地元県議は語る。
総務相を務め、民主党代表選にも立候補し、メディアへの露出や知名度も抜群の原口氏が、なぜこれほど苦戦するのか。
「民主党への大逆風もあるが、原口氏のパフォーマンスが過ぎたことが大きい。有権者が『あの人は、昨日言ったことと、今日言うことが違う』という印象を抱いている」(連合関係者)
例えば、昨年6月、菅内閣不信任決議案をめぐり、原口氏は倒閣宣言までしながら最後は反対票を投じた。TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)も「推進させない」と断言しながら、野田内閣の参加前向きの方向を黙認している。そのため、県内のJA関係者などの大ひんしゅくを買っているという。
原口氏のパフォーマンス政治を批判して、議席獲得を目指しているのが自民党新人の岩田和親元県議だ。九州大学法学部を卒業後、経営コンサルタントの大前研一氏の秘書を経て、佐賀県議を3期務めた。今回公募で自民党候補になった。
「自民党人気ナンバーワン弁士の小泉進次郎青年局長が5日に駆け付け、『落とし前をつける戦いです』『元大臣に競り勝ち、若い岩田さんと一緒に働きたい』と呼びかけると、女性を中心に割れんばかりの拍手がわき上がった。岩田陣営の盛り上がりはすごい」と自民党県連幹部。
勝敗のポイントは、大票田の佐賀市内と分析するのは民主党関係者だ。
「原口氏は、郡部の三養基郡は比較的堅調。問題は、都市部の佐賀市だろう。ここには、有効投票数が常時9万票近くある。前回は、そこを6対4で制して勝利した。ここで自民党に負けると苦しい。一部世論調査では、原口氏が苦戦というのもあるが、逆に原口氏がわずかに勝っているという調査もある。要は大接戦ということだ。知名度を生かして、何とか逃げ切りたい」 (ジャーナリスト・田村建雄)
8118
:
チバQ
:2012/12/16(日) 16:09:43
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20121214/plt1212140708000-n1.htm
熾烈な弔い合戦 元財務相未亡人vs元大物秘書 北海道11区2012.12.14
連載:12・16衆院選 壮絶選挙区に迫る
★(13)
因縁深い、熾烈な戦いが繰り広げられている。
2009年衆院選で、当時民主党だった石川知裕氏が、自民党の中川昭一元財務相を破って、「北海の熊」こと中川一郎元農相時代から半世紀も続いた「中川王国」に風穴を開けた。
自民党閣僚経験者は「中川氏の敗因は、自民党への逆風と民主党への追い風に加え、ローマでの『もうろう会見』で引責辞任した後遺症が深すぎた。それまでの選挙では考えられない3万票もの大差。中川氏は民主党政権誕生直後、失意のうちに56歳の若さで他界した。次代の自民党を背負って立つ人物と期待された男が…」と、その死を悔やむ。
この中川氏の弔い合戦のごとく、立候補したのが未亡人の中川郁子(ゆうこ)氏だ。
郁子氏の父親は大手建設会社のエリート。中学から大学まで「聖心」というお嬢様育ちで、一見ひ弱そうだが、周囲に言わせると違う。
「のびのび育ち、肝っ玉の据わったスポーツウーマン。初めての人にも決して物おじしない。ご主人より政治家向きかも」と自民党関係者。中川氏のもうろう会見直後、自宅前まで報道陣に追いかけられて困惑する中川氏に、玄関から「頑張れ! 日本一」と励まして、一躍注目された。
だが、選挙戦は厳しい。
「世襲批判と、よそ者批判がある。だから、あの細い体のどこにそれだけのエネルギーがあるのかと思うほど、選挙区をドブ板で駆け回り、雪の上で土下座するような必死の選挙戦をしている。救いは、要職を歴任した夫に代わって、郁子氏が以前から地元を回り、選挙区の企業にも、有権者にもなじみがある点」と地元十勝の有権者。
一方の石川氏は、地元の足寄町出身。函館ラ・サール高校から早稲田大に進学、小沢一郎氏の書生から秘書となり、民主党議員としてバッジを付けた。その後、陸山会事件で、東京地検特捜部に逮捕される波乱の渦に巻き込まれた。現在、控訴審公判中の身。民主党を離党し、今回は新党大地からの出馬だ。
「一時は、一審有罪判決を受けて厳しい立場に立たされたが、小沢氏の無罪確定などで、明るい兆しも見え始めている。民主党を離党したが、裏で連合なども支援している。今年結婚した夫人と二人三脚で必死に追い上げる」(道議)
ほぼ、横一線か。 (ジャーナリスト・田村建雄)
8119
:
チバQ
:2012/12/16(日) 16:10:28
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20121216/plt1212160711001-n1.htm
女性候補2人が猛追 官房長官陣営に悲鳴 大阪7区2012.12.16
連載:12・16衆院選 壮絶選挙区に迫る
★(14)
藤村修官房長官が、北朝鮮のミサイル発射をめぐる「さっさと上げてくれればいい」といった暴走発言もあり、大苦戦を強いられている。野田佳彦首相の「女房役」を追い込むのは2人の女性。橋下徹代表代行(大阪市長)率いる日本維新の会(維新)の切り札、「浪速のエリカ様」こと上西小百合候補と、郵政選挙で「小泉チルドレン」として藤村氏を一度破っている自民党の渡嘉敷奈緒美候補だ。
上西氏は、神戸女学院大時代に天神祭の「ギャルみこし」など、キャンペーンガールとして活躍するなど、維新きっての美人候補。その美貌と維新の勢いで、一時はぶっちぎりでリードかとも思われた。
「確かに美人だが、街頭演説がイマイチ。時々、シドロモドロになる。維新も、石原慎太郎代表らと合流したことで、人気に陰りが見えつつある。それでも、当選ラインに最も近い1人」と大阪市議関係者。
維新の勢いが弱まった間隙を付いて、前回衆院選での落選以来、徹底したドブ板選挙と、商工団体などの組織固めをしてきた渡嘉敷氏が、自民党の追い風もあって並んできた。報道機関の情勢調査の中には「渡嘉敷氏が鼻の差リード」というものもある。
いずれにしても、女性2人の大攻勢に藤村氏は悲鳴を上げている。
「官房長官は閣僚3、4人分の実権を持つうえ、テレビに毎日映されるため、就任直後は『選挙も楽勝』と思った時期もあったようだが、まったく逆。見た目も性格も地味なうえ、野田首相が選挙遊説で全国を飛び回るので、官邸から動けない。公示日も携帯電話での第一声だった。厳しい情勢報告を受けて、7日に選挙区入りしたが、突風のように地元商店街を頭を下げて回って、東京にとんぼ返りしていった」(後援会関係者)
野田首相も、盟友の「落選危機」に5日に選挙区入りし、宿敵・維新の石原慎太郎代表と橋下氏について、「双頭のワシとか言っていますが、私には『二股のオロチ』にしか見えない」とこき下ろした。民主党の最大支持団体「連合」の古賀伸明会長も、藤村氏不在の演説会に出席するなど、全面支援の体制を取っている。
「民主党のドラえもん」の置かれた現状が、民主党の衆院選の苦しさを物語っているようだ。(ジャーナリスト・田村建雄)
【大阪7区(吹田、摂津市)】
▲上西小百合 29 維新新
石川多枝 45 共産新
△渡嘉敷奈緒美50 自民元
渡辺義彦 56 未来前
▲藤村修 63 民主前
(記号は夕刊フジの分析。△=やや優勢、▲=やや劣勢)
8120
:
チバQ
:2012/12/16(日) 16:11:10
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20121216/plt1212160731002-n1.htm
民主VS自民 死闘の様相となった「弁護士対決」 埼玉5区(15)2012.12.16
連載:12・16衆院選 壮絶選挙区に迫る
★(15)
3度目の「弁護士対決」は大接戦だ。
「現官房長官の藤村修氏も厳しいなら、前官房長官の枝野幸男氏もかつてない厳しい戦いだ。一部では『枝野氏がやや優勢』という報道もあるが、現場はとてもそんな感触はない」と枝野後援会関係者。
枝野氏は1993年、日本新党のブームに乗って初当選した。新党さきがけ、民主党と移るなか、弁護士らしい弁舌で知名度を上げ、連合の組織票や無党派票をうまく束ねて、当選回数を6まで伸ばしてきた。
野党時代は薬害エイズ問題を追及し、金融国会では政策新人類として名をあげた。政権交代後は「事業仕分け」や、東日本大震災時の官房長官として早朝から深夜まで記者会見に臨み、ツイッターで「#edano_nero『枝野寝ろ』」と騒がれたほど。
だが、今回の逆風は尋常ではない。
「枝野氏が解散直後、JR大宮駅前で『(民主党の実績を)優良可の『優』を付けてくれとはいいませんが…』と演説すると、聴衆から『ふざけるな!』という罵声とヤジがわき起こった。歴代内閣で要職を務めたため『民主迷走のA級戦犯』と位置付けられた。無党派の風がピクリとも吹かない。全国遊説の合間に頻繁に選挙区入りしている」(県政関係者)
枝野氏を脅かすのは、「3度目の正直」で小選挙区初勝利を目指す、自民党の牧原秀樹氏。東大法卒、日米弁護士資格を所持する。2005年の郵政選挙では、枝野氏に1万票差まで迫りながら惜敗し、比例区で復活当選した。前回は自民党逆風の中で大敗し、比例復活もかなわなかった。
牧原氏は前回敗戦後の3年3カ月、捲土重来を期して、地道に駅頭で街頭演説を続けてきた。お年寄りが集まる小集会にもこまめに顔を出すなど、地をはうような努力を積み重ねてきた。支持者からは「政治家として一皮むけた」と評されるまでになった。
自民党執行部は「埼玉5区は最重要選挙区」と位置付け、安倍晋三総裁や谷垣禎一前総裁ら大物が相次いで選挙区入りしている。本気で「打倒、前官房長官」を狙っている。
「民主党としても、『ここで敗れたら党存亡の危機だ』と、連合も含めて、総力戦で議席死守に必死だ」(県政関係者)
まさに、死闘というしかない。 (ジャーナリスト・田村建雄)=おわり
8121
:
チバQ
:2012/12/16(日) 16:12:44
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121212-00000016-mailo-l02
乱:’12衆院選・選挙区を行く 1区 維新参入、混戦に拍車 /青森
毎日新聞 12月12日(水)11時23分配信
◇「優勢」自民、引き締め躍起
県内最多の候補者5人が乱立する1区。自民新人の津島淳、未来前職の横山北斗の両氏の争いとみられていたが、旧たちあがれ日本新人の升田世喜男氏が維新に合流。混戦に拍車が掛かっている。
「決められない政治に決別を告げよう。自民党が決められる政治で停滞を打破し、未来を切り開いていく」。11月25日、青森市内の商業施設前で、津島氏が政権奪還の必要性を訴えた。
09年の前回選挙は、父雄二氏の引退に伴い急きょ出馬。自民への逆風が吹き荒れる中、党本部の世襲制限で党公認が得られず大差で敗れた。今回は党公認を得た上、業界団体の「自民回帰」の動きもあり、組織力を生かした選挙戦を展開する。
報道各社の調査で優勢が伝わる中、陣営が警戒するのは支持者らの緩みだ。現場で活動する地方議員からは、支持者が投票に行かないことを懸念する声が相次いでおり、陣営幹部は引き締めに躍起となっている。
◇
映画「ロッキー」のテーマ曲と共に維新の石原慎太郎代表が入場し、1000人以上が詰めかける会場は拍手に包まれた。青森市で1日あった維新の演説会。「今回が最後(のチャンス)だと思わなきゃだめだ」。応援の園田博之元官房副長官は声を強めた。
公示前に「党の顔」の橋下徹代表代行と石原代表が相次いで来県し、陣営は活気付く。勝敗の鍵を握る浮動票獲得に効果があるとみるからだ。再度の来県は無理だったが、升田氏は「風はこれ以上吹かない。あとは自力で戦う」と前向きだ。
今回は青森市選出の関良氏、五所川原市選出の櫛引ユキ子氏の2県議も、初めて升田氏支援に回り、両市での組織票上積みを図っている。
◇
「青森の国会議員がTPP(環太平洋パートナーシップ協定)反対と(地元で)言っても、東京へ行けば『賛成』だ。だまされないでください」。民主を離党した横山氏は公示日の4日、青森市内の第一声で力を込めた。
横山氏は消費増税やTPPへの反対を前面に掲げる。今回の選挙を「この政策は絶対駄目という選挙」と位置付け、民主や自民、維新との違いを強調している。
大勝した前回同様、住宅街で細かくつじ立ちを繰り返している。選挙カーで党名を連呼することはしない点でも変わりはない。横山氏は「今回も政治家として政策がぶれていないことを強調する」。新党の名が浸透しない中で、比例復活より小選挙区での勝利に重点を置いている。
◇
公示前の11月27日、青森市内のカラオケ店で約20人を集めた会合があった。民主新人の波多野里奈氏がフェイスブックを通じて参加を呼びかけ、定期的に開いている集いだ。
波多野氏の「友達」は1000人以上。無党派層をつかむため、「フェイスブックは有効な手段」と陣営はみる。8歳の長女を連れて初めて参加した同市の主婦(41)は「候補者の本音を聞き、直接意見を伝えられる貴重な機会。新鮮な試みだと思う」と話した。
共産新人の斎藤美緒氏は消費増税反対や反原発などを訴える。青森市出身で同党の比例東北ブロック候補、高橋千鶴子氏と連動し、比例の議席死守を目指す。
◇
衆院選は早くも終盤となり、各候補者の舌戦は一層熱を帯びている。師走の激戦が続く県内4小選挙区を歩いた。=つづく
………………………………………………………………………………………………………
◇1区(5)=青森市(旧浪岡町除く)、五所川原市、東・北津軽郡=届け出順
横山北斗 49 [元]大学院教授(2)未前=[大]
津島淳 46 党県支部長 自新=[公]
升田世喜男 55 [元]県議 維新
斎藤美緒 32 党職員 共新
波多野里奈 39 [元]民放アナ 民新
12月12日朝刊
8122
:
チバQ
:2012/12/16(日) 16:13:04
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121213-00000100-mailo-l02
乱:’12衆院選・選挙区を行く 2区 「原子力票」どこへ /青森
毎日新聞 12月13日(木)12時7分配信
◇原発事故で環境一転
「再稼働は3年以内に結論を出す。安全な原発は動かしていく」
7日早朝、寒風吹きすさぶ東通村役場前。自民前職の江渡聡徳氏が声を張り上げた。越善靖夫村長ら約40人が耳を傾ける中に、東北電力東通原発の幹部約5人の姿があった。
「福島第1原発は古い設計。東通のような新しい原発と一律に議論していいのか」。江渡氏は各地で繰り返してきた。大間原発建設や東通原発の再稼働、核燃料サイクルはもともと推進の立場だ。政府が決定した「30年代原発ゼロ」も、政権が代われば見直される可能性が高い。演説を聴き終えた佐藤敏秀・東通原発所長は「個人として来た」と断った上で話した。「原子力政策をしっかり進めてくれるのは、やはり自民党だ」
◇
「党の公約は“卒原発”なのに原子力継続を訴えている。原発を卒業するのかはっきりしてほしい」
8日夜、十和田市南公民館で開かれた候補者の合同演説会。共産新人の小笠原良子氏が未来前職の中野渡詔子氏を問い詰めた。
小笠原氏は、原発の即時ゼロを主張する、2区でただ一人の候補者。一方、中野渡氏は党の公約とは一線を画し、大間原発建設や再処理工場稼働を進めると強調している。その“ズレ”を突く攻撃に中野渡氏は強く反論した。「脱原発を言う人は、大間や東通に何をしてくれるのか。私だってくやしい。代替の経済政策がない以上、原発は続けないといけない。私は党でただ一人(の原発推進)だと思っている」
中野渡氏の陣営関係者は明かす。「2区では、雇用も産業も原子力抜きでは語れない。“卒原発”ではとても戦えない」
◇
「子どもたちにツケを回さない。最終処分場の問題に不退転の覚悟で取り組む」。民主新人の中村友信氏は9日、十和田市のショッピングセンター前で訴えた。
党と同様、「30年代原発ゼロ」を目指しながらも再処理工場の稼働を主張する中村氏。六ケ所村に既に持ち込まれている、使用済み核燃料や高レベル放射性廃棄物の行き場所がなくなるという危機感から、脱原発よりむしろサイクル継続を前面に出す。
原子力施設が集中立地する2区。福島第1原発事故で、取り巻く環境は一転した。推進か反対か。さまざまな思惑を含んだ「原子力票」はどこへ行くのか、注目が集まる。=つづく
………………………………………………………………………………………………………
◇2区(4)=十和田、三沢、むつ市、上北、下北郡=届け出順
小笠原良子 63 党地区委員 共新
中野渡詔子 42 [元]会社役員 (1)未前=[大]
江渡聡徳 57 党副幹事長 (4)自前=[公]
中村友信 57 [元]県議 民新
12月13日朝刊
8123
:
チバQ
:2012/12/16(日) 16:13:27
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121214-00000028-mailo-l02
乱:’12衆院選・選挙区を行く 3区 自、民に未来も参戦 /青森
毎日新聞 12月14日(金)11時25分配信
◇被災地復興争点に舌戦
氷点下4度。9日早朝の八戸市館鼻岸壁に3区の候補者4人が勢ぞろいし、恒例となった「日曜朝市回り」を行った。防寒着姿の候補者が白い息を吐きつつ市民と交流する、いつもながらの選挙風景が見られた。しかし、構図にはわずかに変化が。「八戸戦争」とも言われる自民、民主の前職同士の激しい争いに未来新人が割って入り、共産新人も参戦。東日本大震災からの復興を争点に舌戦を繰り広げている。
◇
「コンクリートから人へ、の単純な政治はもう止めなければいけない。命を守るために強い国土をつくることが必要。それをやるのが政治だ」
津波被害を受けた階上町内で8日夜開かれた個人演説会。自民前職の大島理森氏は、約300人を前に復興にかける思いを伝えた。
陣営は3区に計18カ所の事務所を置き、党所属の県議、市議らの支援も得て着実に支持を広げる。多くの市民に姿を見せるため地区ごとに演説会を開き、従来以上に精力的な動きを見せる。
報道で優勢が伝えられるが、選対本部長の滝沢求県議は「まだ抜け出すには至っていない」。陣営の元県議も演説で強調する。「相撲と選挙は取ってみないと分からない。横綱だって、負けることもある」
◇
「政権交代から3年。党内のごたごたや掲げた政策が100点でなかったこと。率直に受け止め、皆様におわびを申し上げたい」
八戸市の是川公民館で8日夜開かれた個人演説会。深々と頭を下げる民主前職、田名部匡代氏の姿に、約30人が集う会場は静まりかえった。別の集会では田名部氏が被災地への思いを涙ながらに訴える姿も見られた。
09年の前回は、民主への追い風を背に無党派層から支持を集め、八戸市内で大量得票。大島氏に367票差と迫った。しかし、今回はこれまでにない党への逆風を感じており、陣営は比例復活当選も視野に「八戸から(代議士)2人」を前面に掲げる。陣営幹部の市議は演説会で「比例復活でも仕事はできる」と必死の訴えだ。
◇
「選挙直前になって復興予算は被災地限定と言い出した。皆さん信じられますか」。7日朝、JR陸奥湊駅前でマイクを握った未来新人の山内卓氏は、魚市場で働く“イサバのカッチャ”たちに訴えた。1日50カ所以上を目標に街頭演説を重ねる山内氏。「卒原発」や消費増税反対を掲げ、2大政党との違いを鮮明にする。
共産新人の松橋三夫氏は8日朝、市内中心部で党の比例東北ブロック候補の前職、高橋千鶴子氏と共に街頭演説し「復興のため(比例の議席は)東北にはなくてはならない」と訴えた。=つづく
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◇3区(4)=八戸市、三戸郡=届け出順
松橋三夫 63 党地区役員 共新
田名部匡代 43 党県代表 (3)民前
山内卓 34 会社役員 未新=[大]
大島理森 66 [元]党副総裁(9)自前=[公]
12月14日朝刊
8124
:
チバQ
:2012/12/16(日) 16:13:45
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121215-00000117-mailo-l02
乱:’12衆院選・選挙区を行く 4区 選挙準備の対応に差 /青森
毎日新聞 12月15日(土)14時35分配信
◇緩み警戒と巻き返しと
世論調査で「優勢」と言われ、支持者から「大丈夫だろう」の声が聞こえるにつれ、組織の緩みと低投票率を警戒する自民前職の木村太郎氏陣営。過去4回の衆院選では、4区の比例自民票を4万〜6万上回る「太郎票」を独自の組織力で積み増し、勝利してきた。
「臨時国会で解散があると確信していた」と木村氏。陣営は公示前から旧市町村単位で集会を開き、12日の弘前市中心部での個人演説会で締めくくった。本人は岩手、宮城両県の自民候補の応援で不在だったが、「客の入り」の心配をよそに、椅子を追加する盛況ぶり。選対本部長の西谷洌(きよし)県議会議長は「こんなに埋まったら心配ない」と安堵(あんど)の表情を見せた。
選対幹部は席上、当選後の閣僚就任の可能性さえ言及し、「まずは投票に行くよう呼びかけて。次に木村への投票をお願いして」と支持者に訴えた。
◇
「解散なんて、来年3月まであるわけないと、支持者に言っていた」と率直に語る民主前職の津島恭一氏。陣営は出遅れの盛り返しに躍起だ。
事務所開きや総決起大会、公示後の第一声など、節目の行事では連合青森の幹部ら労組代表や郵便局OB職員で作る郵政政策研究会のメンバーが顔をそろえた。だが選挙戦では前回のような街頭演説での動員は見られず、外から「見えづらい」運動が続く。
「候補夫人を含め、手分けして小さな組織や会合で票の掘り起こしを地道にしている」と選対関係者。逆風は感じるが「終盤を迎え年金・医療や介護など民主の政策が少しずつ理解されてきた」と話す。選対幹部は「情勢は芳しくないが、あくまで王道の戦いを貫き通す」と正攻法を強調する。
◇
毎日10カ所以上、精力的に街頭演説をこなす共産新人の千葉浩規氏。選対幹部は「9日にはJA支店で役員室に招かれ、懇談するという前例のないことが起きた」と、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)反対への好反応を語る。10日には雪の中、JR駅前で若い人が「消費増税反対の訴えにじっと耳を傾けてくれた」。4区での手応えを、比例の議席確保へもつなげたい意向だ。=おわり
(この企画は高橋真志、酒造唯、鈴木久美、宮城裕也、神崎修一、松山彦蔵が担当しました)
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◇4区(3)=青森市の一部(旧浪岡町)、弘前、黒石、つがる、平川市、西・中・南津軽郡=届け出順
千葉浩規 51 党地区委員長 共新
木村太郎 47 党副幹事長 (5)自前=[公]
津島恭一 58 [元]国交政務官(3)民前=[国]
12月15日朝刊
8125
:
チバQ
:2012/12/16(日) 16:14:42
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1112/20121211_07.htm
激突 東北の接戦区(1)岩手1区/同門対決、支持者争奪
衆院選は16日の投開票まで5日となった。民主、自民両党の争いを軸に第三極勢力が複雑に絡む選挙戦は終盤に入った。次の政権の枠組み、東日本大震災からの復興を焦点に、各地で激戦が繰り広げられている。最終盤までもつれ込みそうな5選挙区の戦いぶりを追った。(敬称略)
◎票分散、三つどもえに
<収まらぬ逆風>
9日早朝、盛岡市内の朝市。3選を目指す民主党前議員階猛は雪の中、手袋も着けず、握手を求めて歩いた。
「民主党は共生社会を目指します。今回も階をお願いします」
政権交代を成し遂げた2009年夏とは対照的な真冬の戦い。人々のまなざしも冷たい。政権与党への不満は、階にぶつけられる。
階は政治の師で岩手4区の未来前議員小沢一郎に同調せず、民主党に残留した。岩手1区内の県議も4人全員が残り、連合岩手の支援も得た。盟友の政調会長細野豪志ら党幹部も連日駆け付ける。
布陣は前回と比べ見劣りしないが、強敵の登場が構図を複雑にした。未来新人の達増陽子。小沢直系で、階を育てた知事拓也の妻だ。
階と拓也の支持基盤は重なっており、分断は避けられない。前回票の目減りを食い止めるのに必死だ。「守りの戦いが予想以上につらい。人物選択に持ち込めない」と選対幹部はこぼす。
陣営は収まらない逆風に焦りをにじませながらも、攻勢に転じるきっかけを模索する。9日の個人演説会では弁士の党県議が「知事は県政に専念すべきだ」と達増夫妻批判を強めた。
<知名度は抜群>
「今度は(夫の応援ではなく)『陽子』としてお願いに来ました」。達増は郡部を中心に決まり文句を繰り返し、急速な浸透を図る。
涙ながらに立候補を表明したのは11月30日。選対幹部は「知事の妻ということで知名度は抜群。公示後に一気に支援が広がった」と分析する。
それでも陣営は「未来公認の達増をアピールする」ことに躍起になる。「知事の妻」という印象に、有権者が嫌気を持つことを懸念しての両面作戦だ。
拓也は街頭演説や選挙カーなどで妻とほとんど同席しないが、裏方では「一心同体」の武器も繰り出す。盛岡市のホテルで8日にあった女性の集い。知事は出席者一人一人に頭を下げ、「岩手で復興にまい進するためにも、陽子に国政とのつながりをつくってほしい。陽子にはその力がある」と呼び掛けた。
階が歩き回った9日の朝市。同じ時間、達増も買い物客らに握手を求めた。互いに目もくれずに擦れ違った2人。「同門対決」が先鋭化する。
<手応えつかむ>
「民主党の前議員や、誰も出る人がいなくて立候補した未来の新人には1区は任せられない」
再挑戦の自民党新人高橋比奈子は9日、盛岡市内の個人演説会で訴えた。党副総裁高村正彦も「実現可能な政策を示し実行するのは自民。勝たせてほしい」と援護した。
県都・盛岡を含む岩手1区での初勝利は党の悲願。党本部の幹部が連日、マイクを握り「自民党」を前面に打ち出す。
1区は小選挙区制が導入された1996年以降、新進、自由、民主党と移った達増拓也が4選。知事転身後は、階が2期務めた。前回は11万6000票を獲得した階に対し、高橋は5万票で大敗している。
陣営幹部は「達増が票を集めるほど、高橋が浮上する。もし選挙区で勝てなくても、比例での復活当選が見えてくる」と手応えをつかんでいる。
(盛岡総局・上村千春、菊間深哉)
◇岩手1区立候補者
達増陽子 47 ☆主婦 未新
階猛 46 ☆党政調副会長 民前(2)
高橋比奈子 54 ☆元県議 自新
伊沢昌弘 65 ☆党県代表 社新
八幡志乃 30 党准地区委員 共新
〔注〕☆は比例代表との重複立候補者
2012年12月11日火曜日
8126
:
チバQ
:2012/12/16(日) 16:15:18
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1112/20121212_08.htm
激突 東北の接戦区(2)宮城2区/多党化の縮図、大混戦
◎第三極、差別化に躍起
<組織引き締め>
「東日本大震災を乗り越えるためには、自民党の経験と実績が必要だ」
10日夜、津波被災地がある仙台市若林区。4選を目指す自民党前議員の秋葉賢也は個人演説会で、上昇気流に乗る党を前面に押し出した。
宮城2区は東北最大の有権者43万人を抱える。民主、自民はともにかつての身内が分裂して争い、第三極同士が絡む。政党の合従連衡の縮図とも言える混戦区だ。
自民は公示日に総裁安倍晋三を投入。11日夜は無党派層に食い込もうと党青年局長小泉進次郎が応援に入り、一気に引き離しを図った。
それでも秋葉陣営は「自前の組織は決して強くない」と引き締める。全面支援する県議や仙台市議は少なく、これまでの地域活動と知名度が頼り。「他陣営は選挙巧者ぞろいだが、気にせず走り抜く」と加速する。
「どうか中野に力を貸してほしい」
日本維新の会元議員中野正志が10日夜に宮城野区で開いた個人演説会で、マイクを握ったのは中野の秘書経験がある自民県議だった。
自民衆院議員を通算3期務め、前回は秋葉とコスタリカ方式で連携した中野。終盤に入り、かつて中野を支えた党県議、仙台市議が後援会名簿を手に動きだした。
「党の処分なんて気にしない」と自民県議。中野が惨敗した前回衆院選で「秋葉は力にならなかった」という思いが残り、敵意を向ける。
14日には代表石原慎太郎が仙台に乗り込む。自民党型選挙の一方で、無党派層を視野に「維新の中野」をアピールする。
<空中戦を封印>
「政権を自民に任せれば、戦前の日本に戻ってしまう」。民主党元議員の今野東は、固い党支持層を取り込もうと、苦闘を続ける。
宮城1区で2度の当選経験があるが、2区は支持基盤が弱い。1区で勝利を呼んだ街頭活動中心の空中戦を封印し「選挙カーが行かないような住宅街の奥を回る」(陣営幹部)戦術を展開する。
2区は補選を含む過去6回の選挙で民主が3勝を挙げた。結党以来、宮城の民主党を引っ張ってきた県連選対本部長の参院議員岡崎トミ子は「2区の戦いぶりが党の行く末を占う」と背水の陣を敷く。
民主党を離れ、新党きづなから日本未来の党に合流した前議員の斎藤恭紀は、埋没を振り払おうと懸命だ。
前回は民主公認で県内トップの15万8000票を獲得したが、一転して苦戦を強いられている。9日夕、真新しいのぼりを中心商店街で掲げ、1区候補とともに「原発、消費増税に『ノー』なら未来の党しかない」と繰り返した。
<巻き返し狙う>
「真の第三極はみんなの党。他は単なる数合わせだ」。みんな新人の菊地文博は8日夜、宮城野区の集会所で維新や未来との差別化を強調した。
10年参院選宮城選挙区で10万票を獲得して以降、第三極伸長を主導してきた自負を胸に巻き返しを狙う。県議5期で培った人脈もフルに生かす。
仙台市議5期の実績を持つ共産党新人の福島一恵は11日午前、地盤の若林区で街頭に立った。「憲法9条を守る主張はこの選挙区で共産党だけだ」。政府の震災対応批判に加え、自民、維新の公約を念頭に改憲の主張にくぎを刺した。(敬称略)
(報道部・加藤健太郎、泉支局・片桐大介)
◇宮城2区立候補者
菊地文博 52 ☆党支部長 み新
中野正志 64 ☆元経産副大臣 維元(3)
斎藤恭紀 43 ☆気象予報士 未前(1)
福島一恵 52 元仙台市議 共新
今野東 65 ☆党県代表 民元(2)
秋葉賢也 50 ☆党副幹事長 自前(3)
〔注〕☆は比例代表との重複立候補者
2012年12月12日水曜日
8127
:
チバQ
:2012/12/16(日) 16:15:58
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1112/20121213_09.htm
激突 東北の接戦区(3)秋田1区/逆風民主、自民が猛追
◎支持交錯、敵対心複雑
<エースに焦り>
民主党の常勝エースが、余裕どころか焦燥感をあらわにした。「厳しい結果を覚悟している。(結果が)怖い」。公示前日の3日にあった国政報告会。前議員の寺田学は弱気な一面を見せた。
連続3選。菅直人政権に続き、野田佳彦政権で首相補佐官を務める。政権批判が渦巻いても政権中枢での実績の評価は固いとみられていたが、逆風は容赦ない。
「民主党政権はふがいなかった。おしかりは受けたい」。選挙戦に入ってからの演説では、まず反省の弁。常に低姿勢に徹する。戦術も独特だ。選挙カーは一切使わず、街頭演説もしない。活動は1日9回、計108回の集会だけだ。
陣営内には「選挙カーぐらいは使うべきだ」という意見はあったが、寺田は「膝を突き合わせて意見を交わすことが政治家としてのプライドだ」と持論を貫く。
陣営は公示前、政党色を出さず、「人物本位」の選択を訴えることを意識していた。沼谷純選対本部長は1日の国政報告会で「どんな政党でも、人間がよくないといけない。いい人間を選ぶ選挙だ」と呼び掛けた。
終盤に入り自民党の全国的な優勢が伝えられると、戦略を転換。「古い自民政権に戻していいのか」と対決色を前面に出し始めた。
1区には日本未来の党前議員、日本維新の会元議員も立候補。第三極勢力への票の流出は、わずかでも命取りになる。最終盤は「民主VS自民」の戦いに絞られたことを強調して、自民批判票の取り込みを狙う。
<知事の妻応援>
「苦しいときも助けてもらった。応援させてもらいたい」。公示された4日、自民党新人の冨樫博之の出陣式で応援弁士に立ったのは、知事佐竹敬久の妻睦子だった。
佐竹は来年4月の知事選で再選を目指す。睦子は連日のように事務所に通い、公示前には佐竹も激励に訪れた。知事選で自民党の支援を受けたい佐竹にとって、今回の選挙は「誠意」を示す絶好の機会だ。
報道各社が世論調査で秋田1区の激戦を伝えた6日昼。突然事務所に現れたのは、来年春に任期満了を迎える秋田市長の穂積志だった。直後の11日、穂積は再選を目指すことを表明。冨樫の勢いが、重層的な広がりを見せ始めた。
<進む世代交代>
1区は中選挙区時代、自民党元衆院議員の二田孝治、民主党や保守新党を渡り歩いた元衆院議員佐藤敬夫、元農相の野呂田芳成がしのぎを削った。小選挙区移行直後は二田と佐藤が激烈な争いを演じた。
過去3回の衆院選は保守系候補を一本化したが、複雑な敵対心が寺田に連敗を喫する要因になったことは否めない。
冨樫は野呂田の元秘書で、二田の地盤を継いだ。陣営幹部は「二田、佐藤、野呂田の陣営をそれぞれ応援してきた人の中には(敵対した陣営を)今でも快く思わない人もいるが、世代交代が進んだ。冨樫ならまとまれる」と言う。
逆風に正面から立ち向かう民主の寺田。かつての反目の火種を抱えて猛追する自民の冨樫。激烈な競り合いが続く。
(敬称略)
(秋田総局・佐藤夏樹)
◇秋田1区立候補者
冨樫博之 57 ☆元県議 自新
寺田学 36 ☆首相補佐官 民前(3)
佐竹良夫 62 党県委員 共新
高松和夫 70 ☆党県会長 未前(1)
近江屋信広 63 ☆党東京所長 維元(1)
〔注〕☆は比例代表との重複立候補者
2012年12月13日木曜日
8128
:
チバQ
:2012/12/16(日) 16:16:47
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1112/20121214_09.htm
激突 東北の接戦区(4)山形2区/TPP対決、農村過熱
◎容認派民主、苦戦続く
<首相側近自任>
「少しじゃない。だいぶ苦しい」。公示日の直後、民主党前議員近藤洋介の陣営幹部が焦りだした。「この流れだと、水曜日(12日)ぐらいに追いつかれる」
予感が的中したのか、12日から13日にかけて、劣勢だった自民党新人鈴木憲和が近藤とほぼ並んだ、との観測が選挙区内に流れた。
近藤は前回、東北最多の16万6000票余りを獲得し、初めて選挙区で勝利した。党への追い風が逆風に変わった今回、反動の大きさは想定の範囲を超えた。
「企業からの支援が厳しい。今までのように動いてくれない。『あいさつに来るな』とまで言われる」。陣営幹部は頭を抱えた。
近藤は首相野田佳彦の側近を自任し、「私は野田政権の(政策)ライター。そのまま党のマニフェスト(政権公約)になる」と語っている。環太平洋連携協定(TPP)の交渉参加問題でも、参加に意欲的な野田と歩調を合わせる。
それが、典型的な農村部の山形2区では裏目に出た、と言われている。
<1600人が「帰れ」>
11月29日に県農政連などが山形市で開いたTPP反対集会。近藤は唯一「TPP反対」の鉢巻きを巻かず参加推進の持論を展開し、客席の農業者ら約1600人から帰れコールを浴びた。
選挙戦に入ると、「争点にならない」(近藤)とTPPにはあまり触れないが、「推進派」のレッテルは剥がれない。
「本当はTPPと並行する地域農業振興策を主張したいが(有権者が)まともに聞いてくれない」と陣営幹部。いら立ちが陣営内に漂う。
対する鈴木陣営は「TPP反対集会で突破口が見えた」と、争点をTPP一点に絞った選挙戦を展開する。「例外なき関税撤廃が交渉の原則。TPPは絶対反対だ」と、鈴木は個人演説会などで言い続け、近藤との違いを際立たせる。
その鈴木も以前はTPP交渉参加の容認論者だった。陣営幹部は「TPP反対で一点突破できるという党本部や県連の意向に、鈴木も押された形だ」と認める。
東大卒の元農水官僚。父親は選挙区内の南陽市出身だが、本人は東京出身。「都会育ちの落下傘候補」といった批判をかわすため、TPP問題では農村地帯の声に最大限配慮したい。そんな思惑が透けて見える。
<長靴で土下座>
「TPP交渉参加推進派の野田側近」対「参加反対派の自民党新人」との構図から、山形2区は全国的な注目区に浮上しつつある。幹部クラスを投入するなど両党のてこ入れが激しさを増し、候補者同士の舌戦もエスカレートしている。
11日に長井市であった個人演説会で、演説を終えた鈴木は突如、スーツに長靴姿のまま壇上で土下座した。後半戦に入り何度も見られる光景だ。
「感謝と覚悟を示す」(陣営)のが狙いだが、30歳の若者に不似合いな古い手法に、聴衆から戸惑いの声も漏れた。
一方、近藤は2010年3月に亡くなった元自民党衆院議員で元労相の父鉄雄の思い出話を繰り返す。「おやじを支えてくれた皆さまに恩返しさせてください」
鉄雄が死んで初の選挙。党内きってのクールな政策通が「情」に訴え始めた。(敬称略)
(米沢支局・金野正之)
◇山形2区立候補者
川野裕章 53 ☆元米沢市議 維新
鈴木憲和 30 ☆元農水省職員 自新
近藤洋介 47 ☆経産副大臣 民前(3)
岩本康嗣 47 党県委員 共新
〔注〕☆は比例代表との重複立候補者
2012年12月14日金曜日
8129
:
チバQ
:2012/12/16(日) 16:17:28
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1112/20121215_11.htm
激突 東北の接戦区(5完)福島5区/原発、民自たたき合い
福島県三春町にある同県富岡町仮設住宅で避難者に支持を訴える候補者(写真は一部加工しています)
◎有権者冷淡、反応薄く
<「接触できぬ」>
「原発被災地がどんな判断をするのか、全国が注目している。厳しい戦いだが、負けられない」
いわき市の集会所で13日にあった自民党元議員坂本剛二の個人演説会で、応援弁士の県議はもどかしげに語った。
報道機関の世論調査は通算7選を狙う坂本の優勢を伝えるが、勝利の確信には至っていない。坂本は「有権者はどこにいるのか。避難者の多くが借り上げ住宅に住み、接触できない」と困惑を隠さない。
福島第1原発事故で避難する福島県双葉郡の有権者の動向がつかめない。5区有権者は33万2500人。うち双葉郡は5万6400人でほとんどが避難している。
陣営は公示直後から主戦場の浜通りを出て、有権者が避難する中通り、会津へ。全仮設住宅を回り、避難者支援重視の姿勢を印象付けた。
<不安残す組織>
組織の結束には不安が残る。党の公認候補選びが、比例東北の前議員吉野正芳と競合したためだ。坂本は公示直前に公認を得たが、両者の支持者にはわだかまりが残った。演説会では吉野と握手を交わし、融和の演出に腐心する。
一方で層の厚さも見せつける。いわき市が地盤の参院議員岩城光英、森雅子、いわき市長渡辺敬夫が支援する。森は演説会などで政府の原発事故対応をあげつらう。「投票日の16日は1年前、野田佳彦首相が原発事故収束を宣言した日だ。どこが収束か。いい度胸だ」
民主党政権の失態を突く戦術が際立つが、原発政策を推進してきたのは与党時代の自民党。過去を棚上げするような訴えは、有権者から冷淡に受け止められている側面もある。攻撃には、もろ刃の剣の危険が潜む。
<厚いてこ入れ>
「自民党は続原発。時計の針を戻してはならない」
4選を目指す民主党前議員吉田泉の第一声に駆け付けたのは、首相野田だった。原発事故の地元選挙区から遊説を始め、復興と政権継続のアピールを狙った戦略だ。
てこ入れは厚く、党政調会長の細野豪志、復興相平野達男、外相玄葉光一郎らが続々と入った。吉田泉が原発事故で復興副大臣、現地対策本部長を務めた実績を挙げ、「吉田は復興に必要な人材だ」と支持を訴える。
それでも強まる「苦戦」の観測に、陣営は戦略の見直しも迫られる。
陣営は13日、5区の住民が避難している県北部の桑折町の仮設住宅を訪ねた。当初は移動時間を考慮して5区内に集中する方針だったが、急きょ日程を変更した。
投票3日前になっての初訪問を女性スタッフがわび、吉田泉がマイクを握った。飛び出したのは、復興の最前線で仕事をしてきた実績が理解されないもどかしさだった。
「野党は復興が遅いと批判するが、福島は地震、津波、原発事故、放射能不安の四重苦。実態を分かっているのか。これまで通り被災地と連携して前へ進める。政権を継続させてほしい」
戦いは最終盤に入り、全国的には自民党の勢いが続く。民主党福島県連代表の参院議員増子輝彦は、切羽詰まった覚悟をにじませ始めた。「外相の玄葉がリードする福島3区と、吉田泉の5区は何とか議席を守りたい」(敬称略)
(いわき支局・野内貴史、福島総局・浦響子)
◇福島5区立候補者
吉田英策 53 党県委員 共新
菅本和雅 45 ☆党支部長 み新
吉田泉 63 ☆元復興副大臣 民前(3)
坂本剛二 68 ☆元経産副大臣 自元(6)
松本喜一 64 ☆漁協組合長 未新
宇佐美登 45 ☆党支部長 維元(2)
〔注〕☆は比例代表との重複立候補者
2012年12月15日土曜日
8130
:
チバQ
:2012/12/16(日) 16:18:24
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121212-00000024-mailo-l12
2012衆院選:注目区ルポ 2区 民・自、改革イメージ競う /千葉
毎日新聞 12月12日(水)11時25分配信
◇野田氏、谷垣氏の期待背に
「この3年間、よく耐えた。投票日まであと一息だからがんばれ」。衆院選公示後の唯一の日曜日となった9日。夕方から習志野市に応援演説に入った自民党の谷垣禎一前総裁(67)にこう激励された新人の小林鷹之氏(38)は、選挙戦の出発点を思い出していた。
政権交代後間もない09年10月だった。党勢復調の見通しが立たない逆境期の閑散とした党本部で、小林氏は当時総裁だった谷垣氏と向かい合った。財務省課長補佐を経て在米日本大使館に07年から勤務し、外交の世界で存在感が薄れる日本の将来に危機感を感じて政治家を志した。谷垣氏に出馬を直談判すると、「お前、本気なのか」と驚かれた。
自民が全国的に圧勝した05年の「郵政選挙」でも、千葉2区は民主党が11万票を集め、比例復活し地盤の強固さを見せつけた。自民、公明両党の基礎票は計9万票とされるが、今回の自民は若さや党改革の姿勢をアピールする小林氏を擁立し、政権批判の追い風を受ける。
「右肩上がりの経済成長の考えから抜け切れていない」。かつてそう感じていた自民に所属する小林氏だが、“族議員政治”を「10回当選しても政策を作れないベテラン」と批判し、「同世代の同志と党の年功序列的な体質を変えたい」と話す。
大物議員の引退が与野党とも相次ぎ、小林氏の姿勢は今のところ、世代交代を印象づけたい党のイメージ戦略と符合する。
集客力を期待され激戦区を飛び回る小泉進次郎青年局長(31)は9日午前、八千代市で小林氏の応援演説に立って訴えた。「自民党から20〜40代の若い候補が約80人立候補している。一人でも多く当選させることで自民党を若返らせたい」
◇
この3日前、小泉氏の応援演説と同じ場所で民主新人の樋口博康氏(53)が演説に立った。「がんじがらめの自民党の古い政治に風穴を開けたのが民主党」と結党の原点を強く訴え、小林氏の「改革姿勢」をけん制した。
民主は前回、現在は日本未来の党前職の黒田雄氏(53)を擁立したが、黒田氏は消費増税に反発して7月に離党し、未来に合流した。空白区の擁立作業は難航し、党本部の幹事長室部長代理を務めていた樋口氏に白羽の矢が立ったのは、公示の1週間前だった。
2区は野田佳彦首相(55)の選挙区の4区に隣接し、空白のままは避けたい事情もあった。野田氏から見れば、樋口氏は松下政経塾の後輩。野田氏は樋口氏に「よろしく頼む」と伝え、政経塾後輩の千葉市内のシンクタンク代表にも選挙を手伝うよう指示した。
党幹部も出遅れを取り戻そうと応援に入り、支持固めを急ぐ。6日の応援弁士の安住淳幹事長代行(50)は「民主党がダメになったら、自民党は業界団体の昔の政治に回帰する」と危機感を隠さなかった。
3年前の選挙と異なり、野党・自民と改革イメージを争うことになった民主。ある県連幹部はぼやいた。「自民党は改革を訴える若手にふさわしいのだろうか」
◇
共産党新人の入沢俊行氏(35)は「米国言いなりの古い自民党以来の政治を転換する」と主張。日本維新の会新人の中田敏博氏(44)は「古い日本の仕組みをゼロから作り直したい」と既成政党ではない利点を生かした変革を強調する。未来前職の黒田氏も1期目の国政経験を踏まえ、「官僚に依存しない本当の政治主導を実現したい」と政治改革を唱えている。【田中裕之】
◆
衆院選は終盤戦を迎えた。県内13小選挙区に立候補した過去最多の66人の訴えは、16日の投開票日が近づくにつれ熱を帯びてきた。注目区を歩いた。=つづく
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◇2区◇
【千葉市花見川区、習志野市、八千代市】
樋口博康 53 党本部職員 民新
小林鷹之 38 [元]財務省職員 自新
入沢俊行 35 [元]習志野市議 共新
中田敏博 44 医師 維新
黒田雄 53 [元]県議 (1)未前
12月12日朝刊
8131
:
チバQ
:2012/12/16(日) 16:18:58
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121213-00000165-mailo-l12
2012衆院選:注目区ルポ 9区 読めない票の行方 /千葉
毎日新聞 12月13日(木)13時7分配信
◇風向きに翻弄される候補者
「行ってらっしゃい」。午前6時、選挙戦終盤を迎えたJR都賀駅東口に民主党前職の奥野総一郎氏(48)の姿があった。出勤途中のサラリーマンらが足早に改札に向かう中、コートも羽織らないスーツ姿でビラを手渡し、声を掛け続けた。平日朝に欠かさない駅頭立ちは、国政進出を決めた07年12月から続ける野田佳彦首相(55)に学んだPR作戦だ。
旧郵政省の官僚出身。05年の千葉市長選落選後、4区選出の野田氏の地元での駅頭立ちに加わった。野田氏は同年9月の「郵政選挙」で逆風の中で民主で県内唯一小選挙区の議席を守った。「何か盗めるものはないか」。議員秘書に転身し、永田町に通う通勤時に途中下車し、早朝からビラを配りながら野田氏を観察し続けた。
野田氏の駅頭立ちは約20年間、続いており、顔見知りの有権者が自分からビラをもらいに近寄った。政策に意見を求められれば説明する。「これが彼の強さだ」と感じた。
その後の前回09年衆院選。9区から出馬した奥野氏は、政権交代を求める民主への追い風に乗り、当時、自民党の水野賢一氏(46)に競り勝った。
県内13選挙区の民主、自民の勝敗は野田氏だけが勝ち残った05年の1勝12敗に対し、09年は11勝2敗。しかし、それから3年余。再び、風向きが変わった。
◇
「ガンバロー、ガンバロー、ガンバロー」。自民の安倍晋三総裁(58)が応援演説に駆けつけた1日午後の京成電鉄ユーカリが丘駅前。自民新人の秋本真利氏(37)は支持者と一緒に司会者の発声で拳をつき上げた。
隣の13区の元富里市議だが、13区には別の自民の候補者がおり、9区からの出馬を決めた。2年前に立候補が決まって以来、知名度向上が課題。「若い世代が作る新しい自民党に期待してほしい」と秋本氏が新鮮さをアピールすると、すかさず安倍氏が「この若者の意欲に応えてほしい」と聴衆に呼びかけ、大きな拍手が湧いた。
民主への逆風は、自民には追い風のはず。しかし、陣営内には「勝っている気はしない」(選対幹部)と緊張感がただよう。
緊張感には理由がある。第三極から日本維新の会が新人の西田譲氏(37)を擁立したからだ。さらに前回落選後、自民からみんなの党に移籍し、参院議員(千葉選挙区)にくら替え当選した水野氏が、選挙戦での支援先を明確にせず、養父時代以来の「水野票」の動向も見逃せない。「本命」が不在の選挙戦となっている。
◇
四街道市内にある西田氏の選挙事務所は、候補者自ら急きょ契約したものだ。出馬表明は衆院解散の翌日。名刺も自ら発注した。
07年から3年間、隣の2区の八千代市選出の県議を務めた。県議時代は自民所属だったが、国政を目指して維新の政治塾に2月から参加していた。
急ごしらえの選挙態勢だが、支援してくれる保守系の元県議もいる。ターゲットは既成政党に不満を持つ有権者。「ひたすら党の政策を街頭などで訴える空中戦で勝ち抜いていく」と意気込む。
選挙戦では、このほか、日本未来の党から元職の河上満栄氏(41)が出馬。全国から集まったボランティアと支持拡大を図る。無所属元職の須藤浩氏(55)は民主の衆院議員や四街道市議だった経験を生かして支持者回り。共産党新人の木崎俊行氏(44)は共産支持層を固める。
◇
選挙のたびに変わる“風向き”に翻弄(ほんろう)される候補者たち。当選を続けるためには、変化を期待し、投票してくれた支持者をつなぎとめることが不可欠だ。
奥野氏は「ちゃんとやっている人間はどういう状況でも戦える」と駅頭立ちに自信を持つ。旧郵政官僚時代からの縁で郵便局長団体の支援を受けており、組織票を固めるしたたかさも併せ持つ。
風に乗れるか。投票日まで1週間を切り、あわただしい雰囲気に包まれる秋本氏の事務所。「1回目は風に乗ることもある。しかし、2回目以降は人間が問われる」。数々の選挙経験を重ねた選対幹部はそう話した。【味澤由妃】=つづく
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◇9区◇
奥野総一郎 48[元]総務省職員(1)民前
河上満栄 41[元]客室乗務員(1)未元
西田譲 37[元]県議 維新
秋本真利 37[元]富里市議 自新
木崎俊行 44党佐倉市委長 共新
須藤浩 55[元]四街道市議(2)無元
【千葉市若葉区、佐倉市、四街道市、八街市】
12月13日朝刊
8132
:
チバQ
:2012/12/16(日) 16:19:27
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121214-00000077-mailo-l12
2012衆院選:注目区ルポ 4区 “金星”狙う3候補 /千葉
毎日新聞 12月14日(金)11時51分配信
◇全国が注目、多彩な弁士
立ち向かう相手はただ一人−−。衆院選が公示された4日昼。船橋市役所前を選挙カーで通りかかった日本未来の党前職の三宅雪子氏(47)は窓から身を乗り出し、演説していた自民党元職の藤田幹雄氏(44)に手を差し出した。「一緒に首相を倒しましょう」。こう呼びかけられた藤田氏はがっしりと握手に応じた。
4区は民主党前職の野田佳彦首相(55)が出馬する日本で唯一の現職首相と議席を争う選挙区。全国から注目されるが、6選を目指す野田氏は自民が大勝した05年の「郵政選挙」でも小選挙区で勝ち抜いた百戦錬磨だ。三宅、藤田、共産党新人の斉藤和子(38)の3氏はあの手この手で、“金星”を狙っている。
三宅氏は前回09年の選挙で福田康夫元首相(76)の群馬4区に民主から出馬し、比例で復活当選。以来、政界入りするきっかけを作った民主の元代表、小沢一郎氏(70)と行動を共にしており、「小沢氏に容赦なくものが言える唯一の女性候補」と周囲も認めるほど。そんな小沢氏の勧めで、千葉4区からの出馬を決めた。
国替えは、公示前に頻繁に利用していたツイッターでも報告した。同時にボランティアの募集を呼びかけると、選挙区内外から続々と名乗りが上がった。群馬での支援者や「民主に裏切られた」と憤る有権者、原発再稼働におびえる福島県の夫婦らがビラ配りなどを手伝ってくれている。
要請する応援弁士も注目度の高い人物が並ぶ。同じ「脱原発」を掲げる俳優の山本太郎氏(38)や脳科学者の茂木健一郎氏(50)ら有名人が駆けつけた。4区は東京都内に通勤、通学する「千葉都民」が多く、浮動票が5万票に上ると言われる。山本氏が10日にJR船橋駅で「原発を再稼働し、子供たちの命を犠牲にしようとした野田さんの首を絶対に取らなきゃいけない」と訴えると、足を止める通行人も少なくなかった。
空中戦が主体のため、陣営幹部は「実際に投票する有権者にどれだけ受け入れられているかは分からない」とも語る。11日夕には小沢氏が事務所に激励に訪れ、終盤に向けて引き締めを図った。
◇
7日夕、船橋駅前で演説する藤田氏のそばに厳しい視線を注ぐ大物がいた。今回の選挙に出馬せずに引退した自民の武部勤元幹事長(71)。地盤の北海道12区を引き継いだ長男と藤田氏の妹が結婚し、姻戚関係にある。「日本で首相と戦うただ一人の男です」。叱咤激励(しったげきれい)してくれる「政治の父」の前で、藤田氏は声を張り上げた。
藤田氏は05年の郵政選挙で野田氏を1000票差まで追い込み、比例復活で初当選。政権交代した09年はダブルスコアに近い大差で敗れた。約1年後、野田氏は県内初の首相に就任し地元は沸いた。
「お前の実力で首相と戦えるわけがない」。今年8月、武部氏は藤田氏をあえて突き放した。だが、野田氏に挑もうとする藤田氏の決意は固かった。出馬の意向を確認した武部氏は「敵の総大将を相手に生きて帰ろうと考えるな。全力で体当たりして撃沈させろ」と送り出し、サポートすることを決めた。
選挙スタッフには自らの秘書を投入。何度も北海道から駆けつけて支援者に頭を下げ、有権者と握手や記念写真を撮影する。7日の演説中に聴衆の1人からヤジが飛ぶと、「気にしないで続けろ」と藤田氏を怒鳴りつけた。聴衆からは拍手が起こった。
「今日の演説は30点」。演説を終えた藤田氏を武部氏は叱った。藤田氏は「怒ってもらえるのは勝機がある証拠」と発奮する。党本部も支援する構えで、選挙戦最終日の15日には安倍晋三総裁(58)が応援演説に入る予定だ。
◇
斉藤氏は「即時原発ゼロ」や消費増税反対を強調し、野田氏の政権運営を批判。志位和夫委員長(58)は衆院解散後の県内初の遊説で応援に訪れ、15日も船橋駅で演説に立つ。
野田氏は公務のほか全国を遊説で飛び回っており、地元に戻る予定はない。留守を預かる妻仁実さん(49)が支持固めをしており、陣営幹部は「現職首相を落とすわけにはいかない。相手の選挙戦は気にせずに何としても勝たせる」と話した。【斎川瞳】=つづく
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◇4区◇
【船橋市】
藤田幹雄 44 [元]会社員 (1)自元
野田佳彦 55 首相 (5)民前
斉藤和子 38 党地区役員 共新
三宅雪子 47 [元]民放社員(1)未前
12月14日朝刊
8133
:
チバQ
:2012/12/16(日) 16:19:59
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121215-00000040-mailo-l12
2012衆院選:注目区ルポ 1区 第三極参入で戸惑い /千葉
毎日新聞 12月15日(土)12時24分配信
◇割れる浮動票に手応えなく
通勤客らでにぎわう13日午前8時のJR海浜幕張駅南口。みんなの党新人の西野元樹氏(38)がスーツ姿の男性に「よろしくお願いします」と頭を下げた。男性が通り過ぎると数メートル先で、日本維新の会新人の田沼隆志氏(36)に「おはようございます」とビラを差し出された。西野氏のスタッフは「よく一緒になっちゃうんです」と苦笑いした。
繁華街や新興住宅地が広がる千葉1区は長年、県都で働いたり、東京に通勤したりする無党派層の浮動票が選挙戦のカギを握るとされてきた。大きな支援組織を持たず、業界団体や労組などの固定票が期待できない第三極の政党は全国的にこうした「1区」を重視。選挙戦略も重なるのは必然だ。「有言実行の日本維新の会です」「ぶれない政党、みんなの党です」。政策的にも近い両党の違いを際立たせようと、両氏のスタッフが党のキャッチフレーズを連呼した。
田沼氏は09年から稲毛区選出の千葉市議を務め、今年3月に維新の政治塾に参加。衆院解散後の11月21日に維新からの出馬が発表されたが、党から知らされたのはその前日だった。
出遅れを取り戻そうと、「マラソン演説」と題して1日13時間の街頭演説に臨むなど浮動票をつかもうと懸命だ。頻繁に名前を出す橋下徹代表代行(43)や石原慎太郎代表(80)が1回ずつ応援に入った。
一方、西野氏はみんなの公募で5月に出馬表明し、朝夕の駅頭立ちや自転車遊説で知名度アップを図ってきた。選挙戦では、レアメタル(希少金属)を扱う商社に勤務した経験をアピール。渡辺喜美代表(60)も公示後に2回応援演説に入り、「しがらみがないので既得権益を打破できる」と訴える。
ただ、一時は維新との選挙区調整が党幹部レベルで協議されていただけに、田沼氏の突然の立候補には「第三極が日本のために戦う思いは一緒のはずで、競合は互いにとって望ましくない」と戸惑いの姿勢を見せていた。
◇
浮動票を奪い合う2人と異なる戦略を迫られているのが、民主党前職の田嶋要氏(51)だ。政権交代の機運が高まった前回09年の選挙では、無党派層の期待を背に2位に約5万票差を付けて圧勝したが、民主への期待がしぼんだ今回、陣営幹部は「少なくともうちは多くの浮動票を期待できないし、固定票もある自民党に勝っている気はまったくしない」と危機感を隠さない。
田嶋氏は衆院議員を3期務めた県連代表でもあり、逆風下でも政権交代の実績を訴える。福島第1原発事故後、国の原子力災害対策本部長として約3カ月間、福島県内で災害対応にあたった縁で福島県内の首長が応援に駆けつけた。支持基盤の連合千葉も活動を支えている。
対する自民党新人の門山宏哲氏(48)。自民に追い風が吹いた05年の「郵政選挙」で田嶋氏を破った臼井日出男元法相(73)の支援を受ける。出馬が決まった2年前から、街頭などで弁護士らしく「社会正義の実現」を訴えてきた。
民主の勢いの陰りで、本来なら有利な状況のはずだが、陣営幹部は「むしろ、こちらが田嶋さんを追いかけている感覚しかない」という。千葉市中央区の市文化センターで12日に開かれた総決起集会では、最大収容人員約500人のホールに空席もあった。
「郵政民営化」や「政権交代」をテーマに前回まで民主と自民の2大政党で奪い合ってきた1区の浮動票だが、今回は民主・自民両陣営とも獲得の手応えをつかめてない。浮動票は第三極の維新、みんなの2陣営などに分散して流れ、近年の衆院選で威力を発揮したような選挙戦の行方を決める大きな“かたまり”にはなっていない。
2大政党のある陣営幹部は、この状況下での勝利の青写真をこう描く。「浮動票は割れている。最終盤はどこまで従来の支持基盤を固め切れるか。その先に光明が見えてくる」
◇
1区ではほかに、共産党新人の寺尾賢氏(36)がTPP(環太平洋パートナーシップ協定)参加反対など党の政策を訴え、比例票を掘り起こしている。【黒川晋史】=おわり
………………………………………………………………………………………………………
◇1区◇
寺尾賢 36 党県委員 共新
田嶋要 51 [元]経産政務官(3)民前
田沼隆志 36 [元]千葉市議 維新
西野元樹 38 [元]商社員 み新
門山宏哲 48 弁護士 自新
【千葉市中央区、稲毛区、美浜区】
12月15日朝刊
8134
:
チバQ
:2012/12/16(日) 16:21:28
http://www.tokyo-np.co.jp/article/shuin2012/chiba/CK2012121502100006.html
7党擁立の7区 脱原発 訴えに温度差
衆院選の県内小選挙区で、最多の7党が公認を立てた7区。区域の松戸市北部、流山市、野田市はいずれも放射性物質の汚染状況重点調査地域の指定を受け、原発事故による「ホットスポット」問題の不安がくすぶる地域だ。しかし、各候補の訴えを聞くと、原発問題には温度差がくっきり。脱原発の主張も、有権者にはすんなりと受け入れられていない様子も見て取れた。
(横山大輔)
「子どもたちのために、原発のない社会をつくろう」。新党に移って選挙に臨む未来前職の内山晃氏は十一日朝、選挙区内の市民も多く利用するJR柏駅前で呼び掛けた。だが、反応はいまひとつで、演説後「原発を止めなければと考える人は多いはずなのに」と漏らす。結局、訴えは「政治を元に戻していいのか、良識が問われる」と政治改革に力点を置いている。
地元出身を前面に押し出すみんな新人の石塚貞通氏は、自転車遊説をしながら「再稼働をさせる政治グループに任せていいのか」と既成政党を批判し、子どもの健康影響調査などの実現を主張する。しかし、石塚氏も「争点は原発にすべきだったが、ずらされてしまった」と手応えがつかめない様子だ。
共産新人の渡部隆夫氏、社民新人の村上克子氏は原発即時廃止を強調する。
「ぬかにクギみたい」。ある候補は原発政策に対する聴衆の反応をこうぼやく。だが、主張を聞く有権者の側からは「時流は脱原発なのだろうが、いつも政治にはうやむやにされてきた。ウソをつかない政党がどこか考えている」=流山市内の無職男性(69)=との声が聞かれる。関心がないわけではないが、脱原発の訴えを聞いても、政治への不信が拭えない。
◇
原発問題にあまり触れない候補もいる。
民主新人の中沢健氏は右傾化する保守勢力を批判し、「平和を守るかどうかが問われる」と強調。原発への態度は演説には入れず、その理由を「即時廃止は非現実的で無責任。それを説明するには街頭では時間が少なすぎる」(中沢氏)と説明する。
自民前職の斎藤健氏は「原発新設は不可能。再稼働は政治が介入すべきでない」が持論。だが、流山市で八日にあった個人演説会でも原発問題はほとんど触れず、景気対策やデフレ脱却を強く訴えた。斎藤氏は取材に対し「演説時間に余裕があるときは訴えている。原発がいずれなくなるというのは既に浸透している」と話す。
出馬決定が公示直前になった維新新人の林千勝氏は「日本の閉塞(へいそく)状況を招いたのは自民の長期政権と民主政権の責任」と追及し、知名度アップに力を入れている。
8135
:
チバQ
:2012/12/16(日) 16:22:10
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121206-00000091-mailo-l14
ルポ・激戦区:衆院選/1 14区 第三極、民自の脅威に 支持層に一定の影響力 /神奈川
毎日新聞 12月6日(木)12時14分配信
各候補の舌戦が熱を帯びる中、激戦が予想される注目区の動きを追った。
◇ ◇
「第三極とかが出ているが、1年くらいでみんな、なくなる」。3日昼過ぎ、JR橋本駅前(相模原市緑区)で本村氏が開いた街頭演説に駆けつけた安住淳・民主党幹事長代行は、衆院選前に加速した日本維新の会など第三極の合従連衡を「選挙目当て」とこき下ろした。
だが浮動票を集める可能性がある第三極の候補は、逆風に苦しむ民主だけでなく、政権奪還を目指す自民党にとっても無視できない存在だ。14区でも、旧たちあがれ日本からの出馬を予定していた中本氏が維新に合流し、本村氏と赤間氏による事実上の一騎打ちになるとみられていた選挙戦の構図が一変した。
◇ ◇
中本氏は00年衆院選で、14区から自民公認で出馬し比例復活で初当選した。03年は藤井裕久氏(民主)に再選を阻まれたが、現在も自民支持層に一定の影響力があるとされる。
同市ではこれまで、故小川勇夫市長の後援会の動向が国政選挙を大きく左右してきた。組織は後継となった加山俊夫・現市長の後援会に衣替えして現在も存続し、今回の選挙では集票力のある幹部が本村、中本両氏の各陣営に分かれた。さらに自民系の市議会最大会派「新政クラブ」(17人)も本村、赤間、中本の3氏に分裂した。
民主への逆風が追い風になるとみられていた赤間氏の陣営幹部は「浮動票だけでなく自民票も食われてしまう」と危機感を強める。
◇ ◇
松本氏を擁立したみんなの党は、当初の立候補予定者が党本部から突然解任された不満で、党所属の市議1人が離党。態勢を立て直し準備の遅れを取り戻すのに懸命だ。
党が憲法改正を打ち出している赤間、中本両氏を意識し、猪股氏は「憲法は世界に誇れる宝だ」と主張。県内唯一の社民党公認の今井氏も「改憲阻止」を訴える。【高橋和夫】=つづく
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=相模原市中央区、緑・南区の一部
猪股ゆり 28 共 新
本村賢太郎 42 民 前
中本太衛 47 維 元
赤間二郎 44 自 元
今井達也 25 社 新
松本雅威 41 み 新
12月6日朝刊
8136
:
チバQ
:2012/12/16(日) 16:22:30
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121207-00000048-mailo-l14
ルポ・激戦区:衆院選/2 16区 落下傘VS地元出身 浮動票どう動く /神奈川
毎日新聞 12月7日(金)11時33分配信
「日本奪還のために解散のない安定した参院議員の身分を返上した」。義家氏は4日、小田急本厚木駅前で第一声を上げ、くら替えへの理解を求めるとともに、専門と自負する教育関連の政策を中心に訴えた。
長野県出身。16区とは「大学時代に工事現場のアルバイトで汗を流した」程度の縁しかない、「落下傘候補」だ。しかし、「ヤンキー先生」の知名度があり、比例代表で出馬した07年参院選は約22万3000の個人票を集めた。前回衆院選で落選し不出馬を表明した亀井善太郎氏(自民)から受け継いだ地盤もあるが、陣営に楽観ムードはない。
◇ ◇
「技術や人材を生かせない日本政治の既得権にメスを入れる」。義家氏の第一声の後、同駅前で富山氏が演説を始めると、通り掛かった人が次々と足を止め耳を傾けた。この様子を見ていた自民系の厚木市議は、「若い芽は早くつぶさなくては」とつぶやいた。
大阪市出身で、「維新」の看板はあるが地縁はない。しかし、東日本大震災で被災地支援のNPOを設立するなど多彩な経歴と、お笑い芸人時代に培った巧みな話術がある。義家氏の陣営は「浮動票が集まるのでは」と警戒を強める。
◇ ◇
前回は亀井氏に5万4000票以上の差を付け初当選した後藤氏も、知名度がある義家氏に加え第三極の富山氏が参戦したことに、危機感を募らせる。
経済産業省出身の強みを生かし「この地域で既に着手しているメガソーラー、小水力などに重点投資したい」と訴える一方、地元の厚木高校卒業を強調。街頭演説では「地元出身」と書いたのぼり旗を立てるなど、義家、富山両氏との違いを打ち出すことに懸命だ。
池田氏は「多くの政党の脱原発は10〜30年後だが、私は即時ゼロ」と訴える。【長真一】=つづく
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=相模原市緑・南区の一部、厚木、伊勢原市、愛川町、清川村
富山泰庸 41 維新
義家弘介 41 自新
後藤祐一 43 民前
池田博英 50 共新
12月7日朝刊
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チバQ
:2012/12/16(日) 16:22:48
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121212-00000001-mailo-l14
ルポ・激戦区:衆院選/3 17区 政策より地縁血縁? 各陣営「どぶ板」に力 /神奈川
毎日新聞 12月12日(水)10時46分配信
「第三極の中で一番ぶれていない」。小田原市内で7日、井上氏が開いた演説会。応援に駆けつけた渡辺喜美・みんなの党代表は、衆院選前の離合集散で政策が揺れた他党との違いを強調した。
井上氏は無所属だった前回、民主・自民両党の対決構図に埋没し約4万票しか獲得できなかった。今回はみんなの公認を得て「自民はこりごり。民主はうんざり」(井上陣営)という層の受け皿になることを狙っていた。
ところが、公示直前に無所属だった露木氏が未来に合流。第三極同士で競合することになった。井上氏自身は未来など他党の批判は控え、前回浸透できなかった秦野市に選挙事務所を置いて、地道に票の上積みを図る。
11年の知事選で落選した露木氏だが、17区内の3市8町では10万票以上を獲得した。出陣式で「未来とは主義主張が合致している。嘉田由紀子代表の女の度胸にほれた」とアピールしたが、選挙戦では「卒原発」よりも、開成町長を13年務めた実績を強調。「地域のことを一番知るのは自分」と訴える。
◇ ◇
「この地域は中選挙区時代から、人柄と地縁血縁で選ぶ土地柄。第三極というだけでは票は取れない」。神山陣営幹部はこう解説する。神山氏は前回、牧島氏に3万票以上の差をつけ初当選したが、逆風の今回は「演説会よりも、とにかく歩き回って必死感を打ち出していく」(陣営幹部)と政策論争より「どぶ板」を重視する。
「敵のことは言わない。勝手に偉そうなことを言って、勝手にこけちゃったんだから」
6日の牧島氏の総決起集会。前回後継指名した河野洋平・元衆院議長は、米軍普天間飛行場移設問題などで迷走した民主政権を揶揄(やゆ)して、会場を沸かせた。牧島氏は米国の大学に留学経験がある国際通だが、浪人中は地道に集会などに参加し、選挙戦でも得意の国際問題よりも「地域を元気に」の訴えに力点を置く。
横田氏は消費増税の中止などを訴える。【澤晴夫】=つづく
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=小田原、秦野、南足柄市、中井、大井、松田、山北、開成、箱根、真鶴、湯河原町
牧島かれん 36 自新
露木順一 57 未新
神山洋介 37 民前
井上義行 49 み新
横田英司 55 共新
12月12日朝刊
8138
:
チバQ
:2012/12/16(日) 16:23:04
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121213-00000084-mailo-l14
ルポ・激戦区:衆院選/4 3区 乱立で票の食い合い 知名度アップに懸命 /神奈川
毎日新聞 12月13日(木)11時59分配信
「カツカツかっちゃん実力派」「もろもろもろもろ毛呂武史」
通勤や買い物などで行き交う人が多いJR鶴見駅東口。3区の各候補が頻繁に選挙カーを乗り付け、場所取り合戦の様相を呈している。少しでも有権者に印象づけようと、街頭演説や握手のほか、候補者の名前をもじった“キャッチフレーズ”をリズミカルに連呼する陣営もある。
県内最多の6人が立候補した。祖父の代からの地盤を受け継ぎ過去5回当選した小此木氏が地域の行事を回るなどして着々と票を固める一方、地縁血縁が薄く組織力で劣るほかの候補は、選挙戦終盤を迎えた今も知名度を上げることに懸命だ。
◇ ◇
「極めて厳しい選挙ですがぜひともご支援お願いします」。6日夜、同駅前で演説した民主の細野豪志政調会長は、15区から急きょ国替えした勝又氏への理解を呼びかけた。知名度がある細野氏の姿を見て、足を止める人は少なくなかった。前原誠司国家戦略担当相ら民主政権の要職も連日応援に駆けつける。3区に地盤がない勝又氏にとって、党幹部の来援が頼みの綱だ。
岡本氏は前回、民主から出馬し、連合などの支援も受け小此木氏に約3万6000票差をつけ初当選した。だが今回は組織を失い、古巣から「刺客」も立てられた。卒原発など党の政策を訴えるが、第三極同士が競合する中で埋没してしまうことへの危機感は強い。
◇ ◇
「党利党略、私利私欲の離合集散には加わらない」。毛呂氏は街頭で連日、他の第三極に批判の矛先を向ける。3区内選出の党県議、市議らの支援を受けるが、自身は元逗子市議で地縁はない。演説では他党との違いを強調する一方で認知度アップに腐心する。
高橋氏は「こっちから出向いて認知度を上げることがすべて」(陣営幹部)。1日30カ所以上でつじ立ちし、必死にアピールする。
本橋氏は組織戦で、増税反対や原発即時ゼロなど党の政策を訴える。【松倉佑輔】=つづく
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=横浜市鶴見・神奈川区
高橋真由美 44 維新
勝又恒一郎 50 民前
毛呂武史 44 み新
本橋佳世 39 共新
小此木八郎 47 自元
岡本英子 48 未前
12月13日朝刊
8139
:
チバQ
:2012/12/16(日) 16:23:29
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121214-00000115-mailo-l14
ルポ・激戦区:衆院選/5 10区 読めない“新住民” 現職閣僚にも逆風 /神奈川
毎日新聞 12月14日(金)12時45分配信
先月29日夕、JR川崎駅西口に集まった聴衆へ、野田佳彦首相が絶叫調で呼びかけた。「厳しい戦いです。しかし城島さんをぜひ、送り出していただきたい」。その横で城島氏は何度も頭を下げた。
05年の前々回は東京13区で落選。前回10区に国替えし、党への追い風を背に返り咲いた。だが今回は一転して逆風に直面する。
国替え後は国対委員長など党要職を歴任。マスコミに登場する機会は格段に増えたが、「忙しくて選挙区を隅々まで回れない」(選対幹部)ことなどが災いし、地元での浸透度は今一つだ。財務相に就任した今年10月以降は公務優先で多忙さに拍車がかかり、公示後も地元を離れる日は多い。「報道各社の情勢調査の数字と手応えが違う。無党派層にも訴えかけ、必ず逆転する」。城島氏の言葉には悲壮感が漂う。
◇ ◇
議席奪還を目指す田中氏は、「小泉旋風」が吹いた前々回は7万票以上の大差で民主候補に圧勝したものの、逆風だった前回は城島氏に3万4280票差で敗れた。今回は毎日新聞などの情勢調査で優勢が伝えられるが、風頼みの選挙の危うさは身をもって知るだけに、手綱を緩めるつもりはない。
10区は新築大型マンションの増加で人口流入が続き、有権者数は前回より約8000人増えた。「川崎はマンションの住民が多いから手応えと票が結びつかない。無党派の風向きはいつ変わるか分からない」(田中氏)。今なお毎朝駅頭に立ち選挙カーでくまなく回り、地域との関係が希薄な“新住民”の支持拡大に努める。
◇ ◇
「現職閣僚対自民」の対決構図に埋もれまいと、他の候補は必死だ。中野氏は党の旗印である改憲阻止を訴える。11月に立候補を決めた石川氏は橋下徹代表代行の存在を前面に押し出す。久米氏は昨年9月から街頭活動を重ね、脱原発と電力市場の自由化などを主張する。【倉岡一樹】=つづく
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=川崎市川崎・幸・中原区
中野智裕 54 共新
田中和徳 63 自前
城島光力 65 民前
久米英一郎 47 み新
石川輝久 62 維新
12月14日朝刊
8140
:
チバQ
:2012/12/16(日) 16:23:49
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121215-00000055-mailo-l14
ルポ・激戦区:衆院選/6止 12区 民自と第三極、激突 大臣、党幹部らも背水の陣 /神奈川
毎日新聞 12月15日(土)12時26分配信
「遅れて申し訳ありません。北朝鮮のミサイルが飛び、国内に影響がないか安全保障会議で確認して来ました」。JR藤沢駅北口で12日午後、中塚氏の応援に駆けつけた岡田克也副総理は息つく間もなくマイクを握った。
報道各社の情勢調査では、劣勢が伝えられている。日本の安全保障を脅かす事象が発生したにもかかわらず、応援をキャンセルしなかった政権ナンバー2の姿が、党と陣営の危機感を象徴していた。
10月の内閣改造で初入閣を果たし、陣営は「選挙区を十分回れなくなっても余りある大臣の地位」と期待した。だが党への逆風は、金融担当相の看板ではしのげないほど強い。
◇ ◇
「現職閣僚に新党副代表と新人の私。厳しい戦いです」。星野氏は報道などで優勢と伝えられるようになってからも、この言葉を変えない。出馬した08年の藤沢市長選は小差で敗れた苦い経験が忘れられないからだ。今年2月の市長選で対応が割れた自民内部の「しこり」を気にする向きもあり、陣営内で波風を立てないよう、安全運転に徹する。
陣営は党への追い風を感じながらも楽観はしていない。「風と言えば、12区は台風も吹いているからね」。ある幹部がつぶやいた。
◇ ◇
阿部氏が9日、藤沢駅北口で開いた街頭演説会。駆けつけた福島県南相馬市の桜井勝延市長は「福島に23回も来てくれた国会議員は阿部さんだけ」と持ち上げ、阿部氏も「原発をゼロにするまで懸命に頑張る」と訴えた。
過去4回は社民公認で出馬したが、自民と民主の対決の中で埋没し、比例復活に甘んじてきた。だが今回は第三極の看板を得ており、各陣営とも「社民というタガが外れ、従来より幅広く票を集める可能性がある」とみて、動向に神経をとがらせる。
さらに増税反対などで阿部氏と政策が近い沼上氏、憲法改正などで星野氏と重なる甘粕氏が互いにどう影響するのか。答えは間もなく出る。【永尾洋史】=おわり
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=藤沢市、寒川町
星野剛士 49 自新
沼上常生 54 共新
中塚一宏 47 民前
甘粕和彦 29 維新
阿部知子 64 未前
12月15日朝刊
8141
:
チバQ
:2012/12/16(日) 16:24:35
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121212-00000271-mailo-l33
2012衆院選おかやま:激戦区ルポ 民自、2区で激突 /岡山
毎日新聞 12月12日(水)16時34分配信
2区は、民主前職の津村啓介氏(41)と、公募で選ばれた自民新人の山下貴司氏(47)が組織の総力を挙げて激突し、共産新人の井上素子氏(65)は2大政党批判を展開する。民自共が集票合戦を繰り広げている。【石井尚、井上元宏】
◇津村氏「若い力」
「少子化対策や脱原発。新しい政治の仕組みを前に進めたい」。3期で実績を重ねた津村氏は個人演説会で呼びかけた。街頭に立って、「縦割りの古い政治を変革してきた」と自民との違いを強調する。地元で強力な後援会に支えられる江田五月参院議員も応援に入り、個人演説会で、「津村さんを私の息子のように思っている」と親密ぶりを強調した。
津村氏は「若い力」を掲げて若い運動員と駆け巡る。連合岡山もフル稼働、造船企業が集まる玉野市では労組も参加した自転車部隊が「ゴー・ゴー・ツムラ」と大声を上げた。津村氏は「できるだけ多く街頭に立ち、有権者と接点を増やしたい」と力を込めた。
◇山下氏「突破力」
一方、山下氏は津村氏へのライバル意識をむき出しにする。個人演説会では「地域のお祭りに顔を出すだけではなく、お祭りができる元気のある地域を増やすのが政治家だ」。地域をこまめに回る津村氏を暗に批判した。
山下氏は自民党が県内小選挙区で初めて公募で選んだ“新生自民”の象徴だ。自民の県議や岡山市議は動員に走り回る。来夏の参院選に、自民から立候補する予定の石井正弘前知事も出身の東区で「高校も私と同じ(岡山操山)。気に入りました」と持ち上げた。
山下氏は「突破力」を掲げ、演説では高校までを過ごした岡山の思い出をちりばめる。「ふるさとの声を永田町に届けたい」
◇井上氏「暮らし」
井上氏は、消費税増税反対や環太平洋パートナーシップ協定(TPP)反対、脱原発を掲げる。市議20年を務めた玉野市の三井造船前で演説し「暮らしも経営も大変。消費税増税にノーを突き付けましょう。原発は直ちにゼロにします」。他党との違いを前面に押し出し、暮らしを掲げて庶民目線で訴える。
井上氏は「なんとしても比例代表中国ブロックで1議席を確保したい」と強調。手応えを感じて「今後も選挙区内を細かく回り、訴えていく」と話した。
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◇岡山2区
井上素子 65 共新
津村啓介 41 (3)民前=[国]
山下貴司 47 自新=[公]
12月12日朝刊
8142
:
チバQ
:2012/12/16(日) 16:24:56
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121213-00000304-mailo-l33
2012衆院選おかやま:激戦区ルポ 4区は混戦模様 /岡山
毎日新聞 12月13日(木)15時37分配信
4区は、96年から故橋本龍太郎・元首相(自民)が3回連続当選した後、05、09年は民主の柚木道義氏(40)が龍太郎氏の次男、橋本岳氏(38)を破った(05年は比例復活)。しかし今回、柚木氏は「民主離れ」の逆風を受け、攻守は逆転した。さらに赤沢幹温氏(51)が維新から立ち、前回立候補を見送った共産が須増伸子氏(46)を擁立した。民主、自民に不満を抱く有権者に存在感を示し、混戦模様となっている。【小林一彦】
◇民自、攻守が逆転
「相手(岳氏)は必死だ。民主への大逆風で、それ以上に必死にならないと勝てない」。柚木氏は9日夜、倉敷市水島地区であった個人演説会で強調した。具体例として「岳氏の母で元総理夫人が私の後援会長の病院長を訪ねてきた」ことを挙げた。後援会長で外科医の松田忠和氏によると「手術中で面会しなかった」という。
岳氏の母久美子さん(71)はかつて、全国を遊説する龍太郎氏の代わりに地元で先頭に立った。3度目となる岳氏の選挙でも強力な戦力だ。7日の総決起集会で、久美子さんは「岳を気長に育てていただきたい」と頭を下げた。岳氏は「3回続けて負けたら後がない」と背水の陣を強調し、支援の県議は「久美子さんに笑顔を戻すために頑張ろう」と声を張り上げた。
柚木氏は、労働組合関係者に一層の協力を要請している。9日の個人演説会で、あいさつした連合岡山の4区選対本部長の水戸岡俊治氏は「地盤、看板、かばんもないサラリーマンが政治に挑戦した」と柚木氏を応援し、「1週間で厳しい情勢をひっくり返してみせる」と力を込めた。
◇維新、共産も存在感
元倉敷市議の赤沢氏は、応援に訪れた維新近畿比例候補者の東国原英夫・元宮崎県知事とJR倉敷駅北口で演説し、「地方分権、道州制導入で地方活性化を」と訴えた。東国原氏の周りには大勢の人が集まり、赤沢氏も一緒に握手して回った。陣営は「さらに盛り上げを」と維新代表代行の橋下徹大阪市長の4区入りを期待する。
元早島町議の須増氏は連日、約20カ所で街頭演説に立つ。とりわけ力を入れているのが「消費増税阻止」の主張だ。「増税するなら大企業、大資産家に能力に応じて負担してもらう」。00年の総選挙で同党候補が得た2万1000票を目標に支持拡大を図っている。
………………………………………………………………………………………………………
◆立候補者(届け出順)
◇岡山4区
須増伸子 46 共新
橋本岳 38(1)自元=[公]
赤沢幹温 51 維新
柚木道義 40(2)民前=[国]
12月13日朝刊
8143
:
チバQ
:2012/12/16(日) 16:26:50
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121213-00000161-mailo-l28
2012衆院選:6区ルポ 政党乱立、激しい戦い 風、組織、実績を背に 有権者「分かりにくい」 /兵庫
毎日新聞 12月13日(木)13時6分配信
衆院選(16日投開票)はいよいよ終盤戦を迎え、各選挙区で戦いが激しさを増している。中でも兵庫6区は、民主、自民の二大政党に、第三極の維新と未来、さらに共産から計5人が立ち、今回の選挙を象徴する構図となった。6区の現状を追った。【高瀬浩平、米山淳】
「大阪は変わりました。今度は日本、兵庫の番です」。維新新人の杉田水脈氏(45)はJR伊丹駅前の路上で有権者に訴えた。この夜、本人がビラを配ると、一人の中年女性が「いっぱいください」と約10枚を受け取り、持ち帰った。
10年にみんなの党支部長に就いた杉田氏は「選挙に勝てない」と今年11月に維新にくら替え。地元市議4人が中心になり、選挙事務所の手配やスタッフの確保を大急ぎで進めた。街頭では「あいさつ回りに行く団体はありません。街頭で訴えるしかないんです」と声を枯らす。その結果、毎日新聞の特別世論調査では、自民新人の大串正樹氏(46)と横一線で競る位置に躍り出た。「少しずつ手を振り返す人は増えている」。陣営は「風」を感じている。
「維新に勝たせたくありません」。大串氏は川西市内であった個人演説会で約100人の支持者に訴えた。序盤戦では、大学教員らしく社会保障や教育の政策を冷静に訴え続けてきたが、この日は「(杉田氏が)維新にくら替えしたとたん、支持を伸ばしている。原因が分かりません」と危機感をあらわにした。推薦する公明の市議は応援演説で「6区は大串、比例は公明党」と声を張り上げ、自民の参院議員は「自公連立政権」の実現を呼びかけた。
大串氏の陣営は民主前職の市村浩一郎氏(48)が地盤としてきた宝塚市を最終盤の主戦場とみる。ある幹部は言う。「宝塚には浮動票も多い。最後に票を奪い合う相手は維新だ」
選挙後半の平日昼、阪急川西能勢口駅前で2陣営が鉢合わせになった。駅の西には市村氏、東には未来新人の松崎克彦氏(57)。
手を振る松崎氏の隣で、民主を離党後に「国民の生活が第一」を経て、未来に合流した前職の比例候補が「消費税増税が行われたら地域は壊滅する。松崎さんを落とすわけにいかない」と熱弁をふるった。
松崎氏は公示2日前の今月2日に立候補を表明した。伊丹市議を5期務めた後、11年の県議選で落選。維新政治塾に入り、ひそかにバッジを狙っていた。「卒原発、脱増税のはっきりした選択肢を示したい」と第三極の未来から出馬したが、陣営幹部は「出遅れた。政党が多過ぎて有権者が困惑しているかもしれない」と準備不足を認める。12日には嘉田由紀子代表が応援で選挙区入りし、追い上げムードに期待する。
一方の市村氏は街頭で、民主に向かって吹き荒れる逆風を感じている。有権者から「うそつき」と容赦ない声も浴びせられた。市村氏は「党への風当たりは郵政選挙の時より厳しい。個人の努力で乗り切るしかない」と歯を食いしばる。連合兵庫は推薦を見送ったが、後援会組織はフル回転しているといい、陣営幹部は「かつてないほど熱い思いで戦えている」と話す。
約17万票を獲得して圧勝した前回選の後、国土交通政務官として政府の一員になった。東日本大震災では宮城県で復旧の陣頭指揮も執った。「3期10年で積み上げたことを生かさせていただきたい。途切れたらもったいない」と議席を守るために必死で訴えかける。
共産の新人、吉見秋彦氏(38)は阪急川西能勢口駅前で「日本共産党は党をつくって90年、国民の立場でスジをとおしています」と書いたビラを配っていた。他の政党が離合集散を繰り返す中、変わらずにきたことや「消費税増税中止 即時原発ゼロ」などのぶれない主張を強調。「郵政選挙や政権交代のような旋風はないので今回は期待できる」と感じている。
◇
12日夕、阪急宝塚駅前で幼稚園のバスを待つ母親たちの横を、選挙カーが政党名を連呼しながら走り抜けた。30代の主婦は「政党が多すぎてよく分からない」とこぼした。6歳の次男がバスから降りて駆け寄ってきた。投じる票には「子供たちに優しい社会にしてほしい」という願いを込めるつもりだ。
………………………………………………………………………………………………………
◆立候補者(届け出順)
◇兵庫6区
吉見秋彦 38 共新
松崎克彦 57 未新=[大]
大串正樹 46 自新=[公]
杉田水脈 45 維新
市村浩一郎 48(3) 民前=[国]
〔阪神版〕
12月13日朝刊
8144
:
チバQ
:2012/12/16(日) 16:30:37
>>7828
広島1区
>>8078
広島2区
>>7830
広島3区
>>8077
広島4区
>>8076
広島5区
>>7829
広島7区
>>7832
山口1区
>>7938
山口2区
http://www.chugoku-np.co.jp/senkyo/syuin/12/News/hiroshima/Sh201212150002.html
【ルポ焦点区】<9>広島6区 11選前職・自民新人競る 鍵握る南部の攻防
▽6区(3人)届け出順・敬称略
亀井静香 76 元金融担当相 未 前
花岡多美世 55 党准県委員 共 新
小島敏文 62 党県支部長 自 新
選択の時が間近に迫った13日夜。広島6区で有権者数が最多の尾道市では、議席を激しく争う2陣営が同時刻に演説会を開いた。
急きょ開催が決まった日本未来の党前職、亀井静香(76)の総決起大会には、大型バスで駆け付ける支持者も。亀井は消費税増税反対など約1時間熱弁をふるい「死に物狂いにならなくては。今、引っ込むわけにはいかない」と支持を訴えた。
約2キロ離れた場所であった自民党新人、小島敏文(62)の総決起集会。あいさつした小島の口からは亀井を意識した発言が目立った。「卒原発など単純なフレーズを訴える党もある。軽々しく第三極を選べば、民主党政権よりも悪くなる」
▽党変更に批判も
前回2009年の衆院選で亀井は小島に倍近い得票差をつけ圧勝、11選を果たした。人望もあり「亀井党」を名乗る支持者は多い。しかし、所属政党がめまぐるしく変わったことに批判もある。
消費税増税関連法案に反対し、12年4月に党首を追われる形で国民新党を離党。11月16日の衆院解散後「反TPP・脱原発・消費増税凍結を実現する党」を経て、公示直前に未来の党に合流した。陣営からは「党がころころ変わり、有権者には分かりにくいのでは」と不安も漏れる。
亀井は他候補の応援で公示から3日間で地元を離れた。しかし接戦との報道が相次ぐ中、選対幹部が地元入りを要請。12日午後から最後まで張り付くことになった。亀井不在の際は、同党の佐藤公治(参院広島)が地盤の尾道市などの街頭で「私の選挙だと思い応援してください」と声をからした。
▽公明推薦なく
一方、小島は広島県議を7期務めた経験から地方の実情が国政に反映されていないことを強調。支持拡大を目指してきた。
小島陣営は前回衆院選の結果を踏まえて、亀井の地盤である北部の切り崩しは難しいと判断。票田の尾道、三原市など南部での活動を重視する作戦を取った。11年6月には、尾道市中心部に後援会事務所を開設。弱点だった知名度拡大に力を入れてきた。
自民党への追い風もあり、南部重視の戦略は奏功しつつある。陣営は尾道、三原両市での得票は前回を大きく上回ると読む。小島も「背中は見えた。このままの勢いで追い抜きたい」と力を込める。ただ広島県内全7区の自民党候補のうち、ただ一人、公明党から推薦がない。陣営幹部は「公明党の協力は感じるが、推薦のない状態でどこまで票に結びつくのか」と懸念も口にする。
共産党新人の花岡多美世(55)は消費税増税反対や原発の即時廃止などを訴え、浸透を図っている。=敬称略(衆院選取材班)<おわり>
8145
:
チバQ
:2012/12/16(日) 17:07:35
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2012/news2/national/20121214-OYT1T00311.htm
選管、人手確保に苦慮…短期「派遣」原則禁止で
藤沢市役所に設けられた期日前投票所には連日多くの人が訪れ、各課の職員らが対応している 衆院選の期日前投票や投開票作業の準備に追われている神奈川県内の各自治体の選挙管理委員会が、派遣労働者を短期雇用することを原則禁止した改正労働者派遣法で思わぬ影響を受けている。
投開票の事務作業を補助する人手の確保に苦慮しているためで、各選管は法律の適用外となる業務委託方式に切り替えたり、シルバー人材センターに頼ったりするなど対応を進めている。
今年10月に施行された改正法では、30日以内の期間を定めた派遣雇用を原則禁止とする一方、60歳以上や主たる生計者ではない主婦らは対象外となり、短期雇用が可能となっている。
藤沢市ではこれまで、期日前投票所の受付業務などのほとんどを派遣会社に依頼していた。今回の衆院選では期日前投票所を2か所増やして6か所にしたため60人が必要となったが、確保できたのは約10人。足りない人員は各課から集めており、「職員に負担をかけながら、ギリギリでやっている状況」(選管担当者)だ。
南足柄市も昨年の統一地方選では派遣会社を通じて約40人を集めたが、今回は半数の約20人にとどまった。そのため、市立幼稚園の職員なども動員し、当日の投開票作業などをこなすという。
一方、複数の自治体で採用し始めたのが、業務を一部委託する方式だ。川崎市は、市内7か所の開票所で行う票の仕分け作業を派遣会社に委託することにした。必要なスタッフは計約700人だが、業務委託では、選管職員がスタッフに直接指示が出来ないため、開票所に出向く派遣会社の担当者を通じて指示が出される。このため、市は事前の打ち合わせで担当者に作業手順を入念に伝えたり、担当者をすぐに見つけられるようにゼッケンを着用させたりする工夫をしている。
派遣会社に頼らずに人員を集める選管も増えている。小田原市は、昨年の統一地方選で市のホームページなどで独自に募集したアルバイトに再度連絡を取り、投票所の事務作業にあたる約180人を集めた。ほかにも、茅ヶ崎市や寒川町では、投票用紙の仕分け作業などに必要な人員をシルバー人材センターを通じて集めた。
(2012年12月14日22時06分 読売新聞)
8146
:
チバQ
:2012/12/16(日) 17:07:58
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2012/news/20121216-OYT1T00232.htm?from=blist
アキバで最後の「党首力」対決…自民と民主
オタク文化の発信地、そして、近年はアイドルグループ・AKB48の「本拠地」として知られる東京・秋葉原。
自民党の安倍総裁は15日夜、「最後の訴え」の会場にこの地を選んだ。
「我々は3年前、敗北した。なぜ政権を失ったか。深刻な反省からスタートした。立党の理念を見つめ直し、政策を鍛えてきた」。安倍氏は、演説を反省の弁から始めた。
2009年の前回衆院選で、自民党は無党派層を中心とする有権者の多くに愛想を尽かされ、野党に転落した。若者が集う「アキバ」での演説は、無党派層の支持を取り戻して政権復帰を果たす「リベンジ(雪辱)」の意味合いもあった。
自民党幹部は「若者に直接支持を訴え、ツイッター(簡易投稿サイト)やフェイスブック(会員制交流サイト)などで情報発信してもらいたい」と狙いを語った。演説には、かつて自民党総裁選で秋葉原を訪れ、「オタクの皆さん」と呼びかけ知名度を上げた麻生太郎元首相も駆けつけた。
その約6時間前。民主党代表の野田首相も秋葉原でマイクを握った。同じ舞台で、安倍氏との「党首力対決」を仕掛けた形だ。
「今回の総選挙の特徴は、迷っている方々がたくさんいるということだ。だからこそ、民主党が何をやろうとしているのかを伝え、支援をお願いしたい」
野田氏はこう切り出すと、「小泉さん、安倍さん(が首相)の頃、格差が拡大した」などと、自民党批判を展開した。民主党幹部は「与党として臨む初の衆院選。他党の批判か、失政の反省か、今後の夢か、どれに比重を置いて訴えるべきか、最後まで迷った選挙戦だった」と振り返った。
「第3極」の日本維新の会の石原代表と、日本未来の党の嘉田代表は15日夕、相前後してJR新宿駅前で支持を訴えた。石原氏は「力を合わせて新しい維新をやろう」と聴衆に呼びかけた。嘉田氏は維新の会に関し「憲法改正、『右』に傾いている。平和憲法を守る」と違いを強調した。
公明党の山口代表は15日夜、重点地域の名古屋市で「民主党はダメだった。第3極にも期待できない」と声を張り上げた。
共産党の志位委員長は野田氏の地元・千葉県船橋市で、みんなの党の渡辺代表は東京都江戸川区で、それぞれ最後の訴えを行った。社民党の福島党首は、米軍普天間飛行場のある沖縄県宜野湾市で、12日間の選挙戦を締めくくった。
(2012年12月16日09時20分 読売新聞)
8147
:
チバQ
:2012/12/16(日) 17:08:15
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2012/news/20121216-OYT1T00244.htm?from=blist
中小8党、独自色を前面…最後も民主・自民批判
選挙戦最終日の15日、中小の政党も、存在感を示そうとそれぞれ支持を訴えた。
公明党の山口代表は岐阜市で、「老朽化したトンネルや橋、道路がいっぱいある。野田首相は『公共事業は無駄』と言うが、補強や改修をしなければ人の命が失われる」と演説し、公共事業の必要性を強調した。
共産党の志位委員長は東京・池袋で、消費増税阻止や即時原発ゼロが党の主張であると強調、「90年の歴史で試された共産党に、日本の未来を託してほしい」とアピールした。
みんなの党の渡辺代表も池袋で、自民党の政権復帰を前提に、「選挙が終われば業界団体へのご恩返し政治が始まる。自民党の支持団体に重点的にばらまきをやる。そんな政治が日本をダメにする」と主張した。
社民党の福島党首は沖縄県豊見城市で、「自民党は憲法9条を変えて戦争のできる国にしようとしている。(名護市)辺野古に基地をつくろうとする。断固対決する」と力を込めた。
国民新党の自見代表は鹿児島県薩摩川内市で、「1500兆円の個人金融資産が市場に出てこない。無利子非課税国債を景気回復に活用すべきだ」と述べ、相続税が非課税で「タンス預金」の活用に有効とされる同国債の発行を唱えた。
新党大地の松木幹事長は北海道網走市で「TPP(環太平洋経済連携協定)は日本経済にとってマイナスになる。増税も消費を冷え込ませるのでやらない」と声を張り上げた。
新党日本の田中代表は兵庫県尼崎市で、「政党が乱立しているが、選挙互助会みたいなものだ」と批判し、「デフレの中で税金を上げたら、消費が減退する」と増税反対を唱えた。
新党改革の舛添代表は東京・有楽町で、中国機による日本の領空侵犯に触れ、「安全保障基本法令を決めて、海上保安庁、海上自衛隊、航空自衛隊につなぎのある防衛政策にしないとダメだ」と指摘した。
(2012年12月16日09時29分 読売新聞)
8148
:
チバQ
:2012/12/16(日) 17:08:43
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2012/news/20121216-OYT1T00263.htm?from=blist
地名間違え・土下座・懇願合戦…訴え届いた?
政党の離合集散、候補者の「国替え」が公示日の直前まで続いた今回の衆院選。
12日間の慌ただしい選挙戦を振り返った。
◆時間が足りない
東京の選挙区に国替えとなった前議員は、慣れない土地に溶け込もうと早朝のラジオ体操にも足を運んだ。選挙戦最終日の15日も、顔を覚えてもらおうと出向いたが、参加した主婦(73)は「最近こちらに来た方なので、まだよく分からない」と話した。
山梨では、急きょ出馬した前議員が、選挙カーから地名を読み間違えて連呼し、対立陣営からミスを指摘される一幕も。前議員は、「地名は難しい」と反省した。
公示日直前に宮城から出馬を決めた新人候補は、選挙事務所を用意したものの、電話も看板もなく無人のまま。「人を置く余裕がない」と旅館に滞在しながら、最後まで選挙戦を戦い抜いた。
◆涙の懇願
デッドヒートの選挙区では、「お涙ちょうだい」の選挙戦を展開した候補も。長崎では選挙戦終盤の集会で、あいさつに立った前議員の長女が「何とか勝たせてほしい」と土下座し、会場がすすり泣く場面も。福岡の前議員は、演説の最後に頭を深々と下げ、「どうか助けてください」と涙声で訴え続けた。
北海道では対立する候補者が、互いに選挙戦で「懇願合戦」を展開。女性の新人候補が支持者を前に「12日間戦うのに、お支えが必要です」と雪の上にひれ伏すと、前議員は800人が詰めかけた決起集会の会場で夫婦そろって会場の床に額をこすりつけ、「勝たせてください」「助けてください」と訴えた。
(2012年12月16日10時13分 読売新聞)
8149
:
チバQ
:2012/12/16(日) 17:22:23
>>8103-8106
9 :無党派さん:2012/12/16(日) 15:53:39.64 ID:jPt0SKDh
今回 前回 前回差
10時現在 *7,46% 13.19% ▲5.73P
11時現在 14.03% 21.37% ▲7.34P
14時現在 27.40% 35.19% ▲7.79P
期日前投票 8.86% 10.53% ▲1.67P 14日まで
昨日分が増加してるとは思えないから恐らく現時点で前回比約▲10P
このあとの寒さと暗さを考えると55を切ることもほぼ確定かも
280 :無党派さん:2012/12/16(日) 16:39:22.10 ID:5MXvihc3
小選挙区比例代表並立制以後
1996年 59.65%
2000年 62.49%
2003年 59.86%
2005年 67.51%
2009年 69.28%
8150
:
旧ホントは社民支持@鹿児島市
:2012/12/16(日) 18:01:20
16時 34.87%
8151
:
旧ホントは社民支持@鹿児島市
:2012/12/16(日) 18:03:10
期日前確定 11.54(-1.91)
ってことで現在46.41%
8152
:
旧ホントは社民支持@鹿児島市
:2012/12/16(日) 18:09:37
今回 前回 前回差
10時現在 *7,46% 13.19% ▲5.73P
11時現在 14.03% 21.37% ▲7.34P
14時現在 27.40% 35.19% ▲7.79P
16時現在 34.87% 41.83% ▲6.96P
期日前投票11.54% 13.45% ▲1.91P
8153
:
旧ホントは社民支持@鹿児島市
:2012/12/16(日) 19:34:32
今回 前回 前回差
10時現在 *7,46% 13.19% ▲5.73P
11時現在 14.03% 21.37% ▲7.34P
14時現在 27.40% 35.19% ▲7.79P
16時現在 34.87% 41.83% ▲6.96P
18時現在 41.77% 48.40% ▲6.63P
期日前投票11.54% 13.45% ▲1.91P
8154
:
チバQ
:2012/12/16(日) 20:00:04
388 :黒ラベル:2012/12/16(日) 19:59:45.41 ID:AyVAkdOX
投票率41.77%@NHK
8155
:
名無しさん
:2012/12/16(日) 21:20:46
野田さんは頑張ったと思うけど、管と鳩山がひどすぎたね。
やっぱり自民のマニフェストが一番現実的だよ。
民主の2030年原発ゼロとか産業立国の日本を理解してない。
代替エネルギーもまともにない今、そんなことしたら産業界は倒産の嵐だよ
8156
:
らいおんはと
◆S3/.7DxKSg
:2012/12/16(日) 21:24:35
>>8155
全く同意
8157
:
名無しさん
:2012/12/16(日) 21:46:04
小沢系&社会&民社が死屍累々だな。
8158
:
名無しさん
:2012/12/16(日) 21:46:40
今回の原発事故は天災だと思うね。
1000年に一度の地震と津波なんて例え起こる可能性があると認識していても
対策なんてとるわけない。
もしも、あの津波がなければM9.0の地震に耐えた原発はすごい!
日本の技術は世界最高!なんて賞賛の嵐だったんじゃないかな。
確かに、原発がなくなって風力発電などのクリーンエネルギーで
補えるならその方がいいに決まってる。でも現実はそんなに甘くない。
今だって火力発電で電気料金の高騰、CO2排出の上昇など
目指す理想像とは程遠い姿しか見えていない。
やはり、原発は必要だよ・・・
8159
:
らいおんはと
◆S3/.7DxKSg
:2012/12/16(日) 21:50:31
その通りだね
安倍ちゃんには早々に決断していただきたい
8160
:
アーバン
:2012/12/16(日) 22:44:50
鹿児島3区
野間さん当選か
練馬で選挙をしていたときから足かけ20年か
8161
:
らいおんはと
◆S3/.7DxKSg
:2012/12/16(日) 23:12:50
もう国民新党は自民党に戻ったほういいよ
8162
:
らいおんはと
◆S3/.7DxKSg
:2012/12/16(日) 23:28:59
加藤紘一ww
8163
:
らいおんはと
◆S3/.7DxKSg
:2012/12/16(日) 23:31:54
YKKとか全員いなくなったなw
8164
:
チバQ
:2012/12/16(日) 23:58:34
加藤が落選決定か
菅も小選挙区落選
8165
:
らいおんはと
◆S3/.7DxKSg
:2012/12/16(日) 23:58:52
管ざまあww
後援会長・逃ワズ騙り泣いてんじゃね?ww
8166
:
らいおんはと
◆S3/.7DxKSg
:2012/12/17(月) 00:01:49
とはずがたりさんに感想聞きたいな〜♪ww
8167
:
チバQ
:2012/12/17(月) 00:08:02
横路も小選挙区落選きた
8168
:
チバQ
:2012/12/17(月) 00:23:19
まだ残り5選挙区くらいあるけど
民主党の小選挙区当選者
階猛
黄川田徹
安住淳
玄葉光一郎
大畠章宏
枝野幸男
田嶋要
野田佳彦
笠浩史
後藤斎
長妻昭
長島昭久
篠原孝
寺島義幸 ←唯一の新人
細野豪志
渡辺周
古川元久
古本伸一郎
中川正春
岡田克也
前原誠司
山井和則
松本剛明
山口壮
馬淵澄夫
岸本周平
玉木雄一郎
国民新の小選挙区当選者
野間健
8169
:
チバQ
:2012/12/17(月) 00:25:35
社民
照屋寛徳
未来
小沢一郎
亀井静香
みんな
渡辺喜美
浅尾慶一郎
江田憲司
維新
大阪
1 4 8 9 10 11 13
14 15 17 18 19
平沼赳夫
園田博之
無所属
中村喜四郎
小泉龍司
長崎幸太郎
当確出てないっぽい
埼玉 6
東京 1
東京 3
東京 15
東京 19
愛知 12
8170
:
チバQ
:2012/12/17(月) 00:26:08
邦夫も無所属化
8171
:
名無しさん
:2012/12/17(月) 00:26:35
>>8168
チバさん、テレ朝のdボタン便利ですよん。
8172
:
名無しさん
:2012/12/17(月) 00:28:12
テレ朝、維新50議席越え
8173
:
らいおんはと
◆S3/.7DxKSg
:2012/12/17(月) 00:28:25
逃ワズ騙り出て来い!
8174
:
名無しさん
:2012/12/17(月) 00:58:05
民主党の比例代表四国ブロックの得票率は第4位と公明党よりも
下回る状況で獲得議席数は1の見込み。
惜敗率では、徳島1区の仙谷由人元官房長官を、
香川1区の小川淳也民主党政策調査会副会長が上回っており、
仙谷氏の比例での返り咲きが厳しい情勢となっている。
8175
:
チバQ
:2012/12/17(月) 00:58:13
>>8171
パソコンのある部屋にテレビありませんw
パソコン内臓のテレビにはdボタンありません
8176
:
名無しさん
:2012/12/17(月) 01:01:28
866 :無記名投票:2012/12/17(月) 00:10:42.83 ID:kR5EM8nL
47NEWS 速報 @47newsflash 23秒
民主党の樽床伸二総務相が比例近畿ブロックで復活できず、落選が確実になった。
完全落選キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
8177
:
名無しさん
:2012/12/17(月) 01:03:38
>>8175
そっか、テレ朝は朝生3時30分までやってるから、寝る前にデータチェックすることをお薦めしますお。
8178
:
チバQ
:2012/12/17(月) 01:05:38
阿部知子は上手くやったなあ
8179
:
チバQ
:2012/12/17(月) 01:09:28
827 :無記名投票:2012/12/17(月) 01:03:54.64 ID:x4gNRRrr
未来の党 東北 これで畑が比例復活だもんな
1 畑浩治 〈元〉国交省職員 前 岩手2区 65.99
9 達増陽子 〈元〉航空会社員 新 岩手1区 74.60
9 佐藤奈保美 旅館業 新 岩手3区 69.46
8180
:
名無しさん
:2012/12/17(月) 01:24:21
>>8175
そりゃあ、テレビと一緒に見れませんよねw
今思えばチバさんに無理難題言ってたかもw
テレビと一緒に見るよねとか。すまんすまん。
つか、千葉一区はなぜ民主党が勝てたんだろう?
タマいいのかな?
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