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民主党政権綜合スレ

1とはずがたり:2009/09/02(水) 13:18:36
綜合スレだから何でも歓迎けど今の時点ではこのスレでは政策を中心にして政党間協議などは政権交替検討スレ等を引き続いて活用出来ればと考えてます。
連立の組み替えや中途参加があるかもしれないので民主以外の名前は省略w

4799チバQ:2010/12/29(水) 08:34:13
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/101228/stt1012282149008-n1.htm
菅vs小沢、元日決戦!新年会出席“踏み絵” (1/3ページ)
2010.12.28 21:44

もはや目も合わせないほど関係が悪化した菅首相(奥)と小沢氏。遺恨は越年へ 菅直人首相(64)は27日、民主党の小沢一郎元代表(68)が党の決定に反して国会招致に応じない場合、自発的な離党を期待する考えを表明。さらに、来年1月の通常国会前の内閣改造を示唆した。政権浮揚のために、なんとか指導力をアピールしたい考えなのだが、小沢氏サイドは党分裂をチラつかせつつ抵抗を続けている。そして来年1月1日のほぼ同時刻、菅首相は公邸、小沢氏は自宅で国会議員らを招いて新年会を開く予定だ。これは、どちらに与するのかという踏み絵以外のなにものでもない。めでたい新年元日に、苛烈な権力闘争ののろしがあがる。   休戦条約の締結か、開戦前の儀式か。(夕刊フジ)

 通常国会前に衆院政治倫理審査会(政倫審)で小沢氏の招致議決を行う方針を決定した27日の党役員会後、菅首相と小沢氏に近い輿石東参院議員会長が、笑顔で握手を交わした。実際のところ、握手の意味は後者だろう。

 菅首相は27日夜、首相官邸で記者団に、「党が決めたことに従えないとなれば、それはやはりご本人(小沢氏)が出処進退を含めて考えるしかない」と述べた。小沢氏は政倫審出席を拒否し続けているだけに、菅首相の発言は事実上の離党勧告。強硬路線をさらに強めたのだ。

 さらに菅首相は「通常国会が始まるまでにいかに強力な体制を作るかは、しっかり考えなければと思っている」として、年明けの内閣改造を示唆した。

 民主党中堅議員は「小沢切りにも内閣改造にも、世論喚起と野党が国会審議に乗ってこれる環境作りという2つの意味がある。内閣改造には党役員や委員会の人事が伴うので、小沢氏の政倫審や証人喚問出席に向けた環境作りもできる」と解説する。

 すでに自民、公明両党は臨時国会で問責決議を突きつけた仙谷由人官房長官と馬淵澄夫国土交通相が出席する審議には応じない意向を表明。社民党やたちあがれ日本を照準とした多数派工作も頓挫した。それだけに、内閣改造は、仙谷、馬淵両氏と警視庁によるテロ情報流出の責を負うべき岡崎トミ子国家公安委員長の交代が焦点となる。さらに、小沢系議員に「完全に排除するのか、取り込んで分断するのか」という疑心暗鬼を植え付けることもできるというわけだ。

 一方の小沢氏は同日夜、東京・赤坂の焼き肉店で側近議員約20人に「今の執行部は何をしてくるか分からない。本当に読めない」とこぼした。そして、「菅、仙谷両氏は普通の人と違う。下手したら解散があるかもしれない。心しておけ」とくぎを刺した。不人気の菅首相による解散を恐れる議員心理に訴えたのだ。

 実際、衆院中選挙区時代に菅首相の選挙区だった西東京市の市議選(26日投開票)で、民主党は現有5議席を上回る7人を擁立したが、現職5人のうち4人が落選し3議席と惨敗した。選挙で連敗を続ける菅政権に対し、4月の統一地方選を控えて「菅首相では戦えない」という声が高まっている。場当たり的対応で、多数派工作に失敗したのも痛い。

 小沢氏に近い民主党若手議員は「来年1月13日の党大会では、地方議員から執行部批判が起こる。そして、その決起集会の役割を果たすのが、小沢氏の新年会だ。数を集めて首相に圧力をかける」と意気込む。

 小沢氏は例年、新年元日に東京・深沢の自宅で新年会を開いている。今年は国会議員166人が参加、副総理・国家戦略担当相だった菅首相が乾杯の音頭を取った。

 一方、これにぶつける形で、菅首相もほぼ同時刻に公邸開きをする予定だという。27日の小沢系議員の会合では、首相からの「招待状」が誰一人届いていないことが話題になった。

4800チバQ:2010/12/29(水) 08:34:31
■出席者はリストにされ「色分け」

 政府関係者は「公邸開きは小泉純一郎首相が『税金のムダ』と言ってやめていたが、菅首相が強い意向で復活させようとしている。2つの会合の人数、出席者はリストにされ、小沢系、菅系、どちらにも出た両天秤、どちらにも出ない風見鶏などと色分けされるだろう」と話す。

 また、自民党ベテラン秘書は「年明けの内閣改造を示唆したのは、ポスト目当ての議員をあてこみ、人数を集めようという意味もあるだろう」と分析。そのうえで、「1996年、村山富市首相は元日に公邸開きをした。このとき、支持者としきりに写真を撮っていた。そして1月5日、首相退陣を表明した。記念だったのだろう。菅首相も、来年は追い込まれて総辞職するか解散・総選挙に追い込まれて下野する可能性が高い。首相だった記念を残したい思いもあるだろう。ただ、これにつきあわされるスタッフの人件費は税金の無駄遣いじゃないのかね」と皮肉った。

 民主党の仕事納めとなった27日、前夜に放映された漫才日本一を決める『M−1グランプリ』で話題をさらったコンビ「スリムクラブ」のこんなネタが、永田町で話題になった。

 「なんとか、なりませんかねぇ…」

 「民主党ですか?」

 観客席は大爆笑の渦に包まれたが、もはや完全にコメディー化した迷走政党。ホント、なんとか、なりませんかねぇ。

4801名無しさん:2011/01/01(土) 04:45:43
http://www.47news.jp/CN/201012/CN2010123101000333.html
首相、仙谷長官交代の方向 内閣改造固める

 菅直人首相は31日、参院で問責決議を受け野党が辞任を求めている仙谷由人官房長官を1月の通常国会召集前に交代させる方向で調整に入った。併せて1月中旬にも内閣改造に踏み切る意向を固めた。参院で野党が多数を占める「ねじれ国会」の現状を踏まえ、仙谷氏を留任させたままでは通常国会の最優先課題である2011年度予算案の審議に重大な支障が出かねないと判断した。

 政府筋によると、首相は12月26日に仙谷氏と二人きりで約1時間半会談した際、予算案や予算関連法案の審議への影響を含め仙谷氏続投の是非を協議。仙谷氏は交代に理解を示したという。

2011/01/01 02:02 【共同通信】

4802名無しさん:2011/01/01(土) 07:58:11

仙谷長官の交代で調整、菅首相
2010.12.31 22:49
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/101231/plc1012312250007-n1.htm

 菅直人首相は31日、参院で問責決議を受け、野党が辞任を求めている仙谷由人官房長官を1月に予定している内閣改造で交代させる方向で調整に入った。同日夜、都内で仙谷氏らと会談し、こうした意向を伝えたものとみられる。1月下旬召集の通常国会に向け、小沢一郎元代表の国会招致問題に打開の見通しがないため、野党側が審議入りの条件としている仙谷氏の交代が必要と判断した。

 党内からは小沢グループを中心に「国会審議を円滑に進めるためには小沢氏の政倫審出席より仙谷氏の更迭が先だ」(中堅)との声が強まっている。菅グループからも仙谷氏の更迭を求める声が出始めた。野党が過半数を占める参院の西岡武夫議長も12月28日に岡田克也幹事長と会談した際、仙谷氏の交代を求めた。

 首相は当初、小沢氏の国会招致を実現することで、「通常国会の障害」(岡田幹事長)を取り除き、平成23年度予算案の早期成立を図る構えだった。小沢氏は、衆院政治倫理審査会(政倫審)について、通常国会前でも出席する意向を示しているが、野党側が証人喚問を求めるなど対立は続いており、首相側も、仙谷氏の更迭が避けられなくなった形だ。

4803チバQ:2011/01/03(月) 14:08:03
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110103ddm003010020000c.html
クローズアップ2011:あるか年内解散・総選挙 カギ握る公明

初詣に訪れ太鼓を叩く菅首相=東京都府中市の大国魂神社で2011年1月1日午前0時、青木純撮影 24日召集で調整している通常国会で与党・菅政権は、衆院では多数を占めながら、参院では過半数に満たない「ねじれ国会」と本格的に戦う。だが、小沢一郎民主党元代表の「政治とカネ」問題を巡る内紛は続き、仙谷由人官房長官らの交代を迫る野党は対決姿勢を崩しておらず、難しいかじ取りを迫られる。新年度予算審議が行き詰まれば衆院解散・総選挙が浮上し、政権を浮揚させれば安定飛行につながる。いずれもカギは公明党の動向にありそうだ。解散を巡る展望を3パターンに分けてシミュレーションした。【平田崇浩、須藤孝、中田卓二】

 ◆ケース(1)

 ◇小沢氏に離党勧告、党分裂 通常国会冒頭
 菅直人首相が毅然(きぜん)とした態度で臨んでいるのが、小沢氏の問題だ。「今年こそこの失望を解消し、改革を断行していく」と年頭所感でも不退転の決意を表明した。

 「挙党一致」を繰り返す小沢氏側に対し、首相を後押しする岡田克也幹事長は12月30日付のメールマガジンで「皆が菅政権を支えるために全力を尽くすことが、本当の意味での一枚岩だ」と強調した。

 首相は離党勧告も視野に「政治とカネ」問題のけじめを迫るが、小沢氏側は「12日の役員会では衝撃的な発言が出る」(幹部)と執行部批判ののろしが上がることを示唆。13日の党大会で反撃に転じる展開も予想される。

 「小沢排除」は「クリーンな政党」を掲げる公明党取り込みの側面もあるが、民主党内が混乱するおそれがある。小沢氏が離党を拒否すれば党分裂含みの展開となり、衆院解散も視野に入る。衆院の離党者が70人規模になる大分裂なら内閣不信任決議可決の可能性があり、少人数にとどまっても「小沢抜き」の新たな連立の枠組みを築くには国民の信を問う必要がある。

 召集日、首相が施政方針演説で「消費税引き上げを含む税と社会保障の一体改革」と「環太平洋パートナーシップ協定(TPP)参加」を訴えて解散−−。「菅・小沢」戦争が最も激化した局面で想定される解散劇だ。

4804チバQ:2011/01/03(月) 14:08:20
 ◆ケース(2)

 ◇予算関連法案行き詰まり 統一選前後に
 自らの資金管理団体による政治資金規正法違反事件で強制起訴される小沢氏にとって活路を開く材料はなく、党分裂−早期解散は避けたいのが本音だ。離党回避のため通常国会前の衆院政治倫理審査会(政倫審)出席を受け入れる選択肢もある。

 自民党は「証人喚問(要求)を取り下げることにはならない」(石破茂政調会長)との立場だが、小沢氏の国会出席実現が節目となり、野党の矛先が問責決議を受けた仙谷長官と馬淵澄夫国土交通相の処遇へと向かう可能性がある。菅首相は国会前に内閣改造を断行し、野党との全面対決回避を狙うが、予算成立のメドは立たない。

 カギを握るのが公明党だ。山口那津男代表は2日、「解散には常在戦場の決意で臨んでいく。与党の姿勢を厳しく問うていく場面」と対決姿勢を強調。漆原良夫国対委員長は毎日新聞のインタビューで「予算そのものは反対になる」と明言した。予算案は衆院の議決が優先されるため与党単独で成立させられるが、赤字国債の発行や子ども手当の支給などに必要な予算関連法案を成立させるには参院で野党の協力が必要だ。

 首相の意中の連立相手とされる公明党など野党の協力が得られず国会が混迷すれば、4月の統一地方選にも暗雲が垂れこめる。首相が予算関連法案の成立と引き換えに衆院解散を野党と約束する「話し合い解散」−−。小沢氏側や野党が想定する、3月危機を端緒に解散に追い込まれるシナリオだ。

 社民党を含めた「旧連立」勢力で衆院の3分の2以上をギリギリ固め、予算関連法案を再可決させる手もあるが、「いずれ6月の会期末までに解散に追い込まれる」(民主党関係者)との指摘もある。

 ◆ケース(3)

 ◇野党と連携 参院過半数メド、見送り
 菅首相が「小沢切り」をうまくさばき、野党連携を構築することができれば、解散をしない公算が大きくなる。足場を築く機会は通常国会開会前後の小沢氏の動向、もう一つは統一地方選後の公明党の動きにかかる。

 「政倫審、証人喚問をやらずに裁判で白黒つけるというときは、自ら離党すべきだ」。首相側近の阿久津幸彦内閣府政務官は1日、東京都内の街頭演説で小沢氏が強制起訴された段階での離党勧告を突き付けた。

 首相の意向を反映したともいえるが、小沢氏側も「離党勧告をされる前に肩すかし的に単独で離党する」(側近議員)ことは検討しているようだ。検察の捜査で2回不起訴になった経緯から「無罪になる可能性が高い」と小沢氏側はみており、党内最大グループを温存しておいて、判決後の復権を目指す計算が働く。

 小沢氏の自発的離党により、首相は野党に急接近するため仙谷氏らの交代を含む内閣改造を断行する。民主党内紛劇を回避し、野党との政策協議の土俵を整える。にらむのは消費税など国家的課題への共同作業の場だ。税と社会保障の与野党協議や予算修正協議が進んで予算審議を乗り切れば「追い込まれ解散」は回避できる。

 予算修正協議が整わない場合でも、統一地方選を重視する公明党に配慮した姿勢を示せば、修正協議を跳躍台に、選挙後に公明党との連携や自民党の一部を含む大連立論が台頭、参院で過半数にメドがつくことも想定される。今年後半は景気動向によって補正予算編成も予想され、消費税を含む税制改革協議が進めば連立組み替えの素地にもなる。ただ、統一地方選で惨敗し、野党が協力を敬遠すれば党内から「菅降ろし」の動きが始まる可能性もある。

4805名無しさん:2011/01/05(水) 16:55:15
http://www.47news.jp/CN/201101/CN2011010501000255.html
仙谷氏、小沢氏に離党要求 野党の審議拒否けん制

 仙谷由人官房長官は5日午前の記者会見で、小沢一郎民主党元代表が強制起訴された場合、自発的に離党すべきだとの認識を表明した。同時に、通常国会での審議拒否方針を示している野党をけん制。一方、北沢俊美防衛相は、事態打開に向けた内閣改造に期待する考えを示した。

 仙谷氏は小沢氏の進退に関し「自らの政治活動にまつわることで起訴されるなら、出処進退については政治家自身が過去の例などを参照しながら判断すべきことだ」と述べた。小沢氏の秘書だった石川知裕衆院議員が起訴後に離党したことが念頭にあるとみられる。

2011/01/05 13:15 【共同通信】

4806名無しさん:2011/01/05(水) 17:00:22
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2011/01/05/01.html
課題山積なのに…菅首相、年頭会見で「脱小沢」

 菅直人首相は4日午前、首相官邸で年頭記者会見を行い、民主党の小沢一郎元代表が収支報告書虚偽記入事件で強制起訴された際には、議員辞職して「裁判に専念すべきだ」と自ら進退を判断するよう求めた。これに対し、小沢氏は「僕のことなどどうでもいい。国民のために何をやるのかが大事だ」と不快感を示した。年始早々、国民無視の泥仕合を仕掛けたことで、ほかに浮揚策がないことを露呈した。

 今年の指針を示す会見で、菅首相は「今年を政治とカネの問題にけじめをつける年にしたい」と述べ、小沢氏をめぐる政治資金問題についてあえて触れた。

 小沢氏の強制起訴は月内にも見込まれており、その際には「政治家としての出処進退を明らかにして、裁判に専念されるのであればそうされるべきだ。本人が自らそうした(辞職の)ことも考え決めることが望ましい」と議員を辞職して裁判に専念すべきと強調。衆院政治倫理審査会への招致問題でも「自らの問題について、国会でしっかり説明してもらいたい」と求めた。

 これを受け、小沢氏は日本BS放送の番組収録で「僕のことなどどうでもいい。国民のために何をやるのかが大事だ。私自身のことは国民が判断して裁いてくれる」とけん制。さらに、菅政権の外交停滞やねじれ国会運営を念頭に「国内、国際問題でも相手のいることなので、相手との信頼関係ができるかだ。信頼関係を築くのには年月がかかる」と言い、課題が山積みであることを強調した。

 菅首相が年頭会見で小沢氏への対決姿勢を前面に出し、難題に挑む姿勢を示したのには政権浮揚につなげたい狙いがみえみえ。裏を返せば、具体的な政策課題で政権浮揚させる妙案が思いつかないのが現実。小沢氏を追い詰めれば党内の「反菅」勢力が抵抗を強め政権を揺さぶる危険もあるが、そのリスクを背負ってでも賭けに出た形だ。

 菅政権には停滞する外交問題や、経済の立て直しなど目の前に突きつけられた緊急課題は山積み。課題そっちのけで政局に没頭する首相の姿に、身内である民主党議員からは「木を見て森を見ずとはこういうこと。飛躍するウサギ年なんて程遠い」と皮肉の声が聞かれた。

 ≪地方重視アピール≫菅首相は年頭会見の後、三重県伊勢市の伊勢神宮を参拝した。今春の統一地方選に関して記者団に「(11年度)予算で5000億円を超える一括交付金を実現した。民主党の政策をしっかり伝えることで大きな支持を頂きたい」とし、地方重視の姿勢をアピールしていた。

 ≪「脱小沢路線」に反発も≫民主党の11年度活動方針最終案の全容が4日、判明した。小沢氏や鳩山由紀夫前首相の資金問題を念頭にした「政治とカネ」問題や、歳費削減など「政治改革を徹底的に進めていく」と明記し、企業・団体献金の全面禁止を表明。「全員参加型で公平で透明な党運営」と期すなど「脱小沢路線」を打ち出した。参院で野党多数の「ねじれ国会」では「野党に粘り強く(協力を)働き掛ける」とした。13日の定期党大会で執行部が活動方針を提案し採択される運びだが、小沢グループの反発を招く可能性も。

 <谷垣氏「解散に追い込む」>自民党の谷垣禎一総裁は名古屋市で街頭演説し「今の日本の窮状を打開するために首相を一刻も早く衆院解散に追い込まなければならない。新年を迎え覚悟を新たにした」と強調した。超党派協議については「民主党は聞き心地の良い政策をたくさん言ったが、財源は出てこなかった」として、政策の根本的な転換を求めた。みんなの党の渡辺喜美代表は、栃木県大田原市で記者団に「問責を決議された仙谷氏と馬淵国土交通相を代えないなら菅首相は問責に値する」と強調した。 [ 2011年01月05日 ]

4807名無しさん:2011/01/05(水) 17:26:03
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/110105/stt1101051706005-n1.htm
小沢氏の議員辞職要求は「先走り過ぎ」 社民・福島党首
2011.1.5 17:05

 社民党の福島瑞穂党首は5日の記者会見で、菅直人首相が民主党の小沢一郎元代表に議員辞職を求めたことについて「衆院政治倫理審査会で小沢氏の発言を聞いていないにもかかわらず、すぐに出処進退の話をするのはあまりに先走り過ぎている」と批判した。仙谷由人官房長官らの辞任を求め通常国会の審議拒否を表明する自民、公明両党に対しても「国民不在で党利党略。平成23年度予算案の審議などを愚直にやるべきだ」と指摘した。

4809とはずがたり:2011/01/06(木) 18:29:00

今夏までに公約見直し=民主幹事長
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&rel=j7&k=2011010600007

 民主党の岡田克也幹事長は5日夜、インターネットの番組に出演し、同党の2009年衆院選マニフェスト(政権公約)について「全体をもう一度見直し、できないこと、できること、やらなきゃいけないことをもう一回整理した方がいい。再来年度の予算編成に生かす」と述べ、今夏に始まる12年度予算編成に向け、同マニフェストに掲げた政策の一部見直しを行う考えを示した。
 岡田氏は「(マニフェストに)過大なところがあったと率直に認めないと(いけない)。全部やるべきだという議論はあるが、国民に対して逆に不誠実だ」と語った。
 菅直人首相も同日夜のテレビ朝日の番組で「実際にやってみて効果の薄いものなどについて見直さなければならない中身も当然ある。全体を見直すことは必要だ」と語り、公約の選別を行う意向を示した。(2011/01/06-01:04)

4810とはずがたり:2011/01/06(木) 18:45:24

仙谷“官邸籠城作戦”ブーイング必至「見通し甘い人なんだ…」
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20110106/plt1101061657006-n1.htm
2011.01.06

 菅直人首相(64)が近く断行する内閣改造・党役員人事では、「影の宰相」こと仙谷由人官房長官(64)の処遇が最大の焦点となる。世間の常識では仙谷氏の更迭は当たり前なのだが、当の仙谷氏は、政敵である民主党の小沢一郎元代表(68)や野党を口撃するなど権力を満喫。官房長官続投という正面突破や、国会の質疑に出なくてすむ「党代表代行兼副総理」に処遇するという奇策もささやかれている。仙谷氏の“官邸籠城作戦”とは。

 「政策実現のために最も力を発揮できるような党と内閣の体制をしっかり整備したい」

 菅首相は5日夜のテレビ朝日の番組で、こう述べ、通常国会前に内閣改造・党役員人事を行う事を表明した。時期は党大会翌日の14日から18日ごろまでの間が想定される。

 さらに、菅首相は「野党にもしっかりと議論に出てきていただいて…」と述べただけに、野党が審議拒否の理由としている仙谷氏や馬淵澄夫国土交通相を交代させる意向であるとの見方が、永田町では広がった。

 実際、仙谷氏については、対立している小沢グループだけではなく、菅グループからも更迭を求める声が出ている。野党が過半数を占める参院の西岡武夫議長も12月28日に岡田克也幹事長と会談した際、仙谷氏の交代を求めた。

 それだけに民主党中堅議員は「ガス抜きの意味でも、菅首相は、仙谷氏更迭やむなしの判断に傾いているようだ。仙谷氏は党代表代行などの要職で処遇すればいい」と話す。

 しかし5日、仙谷氏は気味が悪いほど元気だった。

 午後には、首相官邸2階の大ホールで、約200人の職員の前に「どうもっ」と笑顔で現れ、「今年は菅内閣がいよいよ、有言実行を実現をしなければならない」と強い意欲を語った。

 それに先立つ午前の記者会見では、聞かれてもいないのに「気分がネガティブからポジティブに反転したようだ」とあいさつ。続けて、「小沢切り」に奔走する菅首相支持を明言し、返す刀で「菅内閣は衆院で圧倒的に信任されている。私や馬淵氏に対する参院の問責決議を盾に国会審議に応じないという党利党略の戦術を取るなら、国民の信頼を失うことになる」と野党側強く批判。「審議拒否により(菅政権を)衆院解散に追い込むことを国民は望んでいない」と強調したのだ。

4811とはずがたり:2011/01/06(木) 18:45:38
>>4810-4811
 その理由について首相周辺の1人はこう打ち明ける。

 「要するに仙谷氏を閣内に残留させるという方向で調整が進んでいるためだろう。私の個人的な考えだが、仙谷氏は続投だ。TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)や消費税増税も含め、重要案件はすべて仙谷氏が処理してきており、外せば政権はマヒしてしまうからね」

 小沢氏に近い民主党若手議員も「仙谷氏は官房長官に居座ろうとしている。自分が居座っても野党の審議拒否は長く続かないとタカをくくり、強行突破しようということだ。そうした傲慢なところが、内閣支持率が下がり、野党の協力が得られない原因なのに。そもそも、仙谷氏は問責決議案が可決される直前まで、『公明党は問責に賛成しないから大丈夫』と豪語していたが、公明党も賛成して可決されたら腰を抜かしていた。そもそも、見通しが甘い人なんだ」と吐き捨てる。

 仙谷氏留任についてはこんな事情を指摘する声もある。

 「昨年12月に問責が可決された直後、仙谷氏も官房長官を辞め、幹事長や国会対策委員長などに横滑りする事を模索していた。党内でカネと権限を握る幹事長になれば、これまで同様に好き放題ができるという思惑だ。しかし、周辺から『野党に問責された人が幹事長などになれば、与野党間協議などが開かれなくなり、菅政権が立ちゆかなくなる』と指摘され、これを断念。結局、行き場がないため残留しようとしているんだ」(民主党有力筋)

■「闇将軍」「傀儡政権」の批判必至

 しかし、仙谷氏が官房長官残留となれば、野党側が強く反発するのは間違いなく、国会冒頭から審議拒否が続くのは間違いない。その結果、菅政権が国会冒頭でクラッシュする可能性も指摘される。そのため、菅首相も野党側の出方をみながら最終判断する意向のようだが、仙谷氏を官邸内に残留させるための新たな奇策も浮上している。仙谷氏を党代表代行にしたうえで、無任所の副総理を兼務させるという案だ。

 この奇策について民主党有力筋は「野党は『仙谷氏や馬淵氏が出席する審議に応じない』というスタンスなので、国会審議に出てこない代表代行兼副総理なら、野党の審議拒否理由にならないうえ、政権中枢に残せて一石二鳥、という理屈だ」と説明する。

 しかし、そうなれば「闇将軍」「傀儡政権」といった批判が強まるのは間違いない。

 最近、民主党議員に首相を支持する理由を問うと、「首相をコロコロ代えるのはよくない」「他に適任者がいない」という、いわば消極的、消去法的なものばかりだ。仙谷氏が政権中枢に残るなら、理由は同じ消去法、というオチなのかもしれないが…。

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4813名無しさん:2011/01/07(金) 14:01:50
うわぁー与野党対立決定的の最大の責任ってそこじゃないだろ。
しかも肛門再登板って。

http://www.asahi.com/politics/update/0107/TKY201101060507.html
首相、鉢呂国対委員長更迭へ 後任には渡部恒三氏有力

2011年1月7日3時7分

 菅直人首相(民主党代表)は6日、今月下旬の通常国会召集前に行う党役員人事で鉢呂吉雄国会対策委員長を更迭する意向を固めた。先の臨時国会で閣僚の問責決議が可決されるなど与野党対立が決定的になったことを受け、国会運営の司令塔を刷新する考えだ。後任には党最高顧問の渡部恒三元衆院副議長を有力候補として検討している。

 首相は、臨時国会で労働者派遣法改正案や政治主導確立法案などの重要法案が成立しなかったことを重く受け止めており、衆参で多数派が異なるねじれ国会の下、新年度予算案の成立を図るには、国対経験が豊富なベテラン議員の起用が不可欠と判断した。

 首相は6日、渡部氏を首相官邸に呼んで会談。通常国会の運営や見通しなどをめぐって意見交換した。渡部氏は自民党時代に国対委員長を経験。民主党でも2006年の「偽メール事件」で逆風が強まる中、国対委員長に就任し、国会運営や党勢の回復で貢献した。小沢一郎元代表にも批判的で、首相の「脱小沢」路線とも一致する。

 政権内には川端達夫前文部科学相の名前も候補としてあがっている。川端氏は民主党で国対委員長や幹事長を経験。臨時国会では衆院議院運営委員長として仕切り、調整力に対する評価は高い。

 昨年9月の菅改造内閣発足時に国対委員長に就任した鉢呂氏は、臨時国会で野党対策を陣頭指揮。だが、野党は対決姿勢を強めて仙谷由人官房長官らの問責決議を可決し、首相は苦しい政権運営を迫られる結果になっていた。

4814名無しさん:2011/01/07(金) 14:20:22
一方、与野党対立の当事者はメディアにオレの弁護しろと恫喝するのだった
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/110107/plc1101071252011-n1.htm
仙谷氏、野党の審議拒否めぐりまたメディア批判 「もっと発言を」
2011.1.7 12:50
記者会見する仙谷官房長官=7日午前、首相官邸記者会見する仙谷官房長官=7日午前、首相官邸

 仙谷由人官房長官は7日午前の記者会見で、参院で問責決議を受けた仙谷氏の更迭を求めて野党側が審議拒否の構えを見せていることに関連し、「この種の審議拒否(が認められるのか)について、(報道)各社の論説の皆さんがちゃんとポジションをとり、自らの立場をはっきりさせて紙面で発言をしてほしい」と批判した。


これ「問責大臣はとっとと辞めるべきでそれまで野党は頑張り国民も応援しよう」みたいな論説書いたら「余計な事言うな」って怒るんだろうなw

4815チバQ:2011/01/08(土) 00:10:32
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110107-OYT1T01032.htm
首相と運命ともにしたくない?議員たち入閣敬遠


 通常国会の召集日程を巡る政府・与党の調整が難航している。


 国会法は通常国会を1月中に召集するよう定めているが、内閣改造・党役員人事の遅れが影響し、当初は今月中旬も取りざたされた召集日は、ずるずるとずれ込んでいる。

 菅首相は7日、首相官邸で民主党の枝野幸男幹事長代理と会談し、国会召集や内閣改造などの日程について協議した。

 枝野氏は今月28日が有力視されている召集日について、参院で問責決議が可決された仙谷官房長官と馬淵国土交通相を留任させることを前提に「強行突破するなら24日召集という手もある。野党は冒頭から審議拒否するだろうが、早い方がいい」と進言した。

 通常国会の最重要課題は、2011年度予算案と予算関連法案の早期成立だ。枝野氏には、十分な審議日程を確保するには一日でも早い召集が必要だとの思いが強い。野党が審議拒否しても、結局は腰砕けになるとの判断もあるようだ。

 しかし、首相はこの日も判断を先送りした。小沢一郎元民主党代表の国会招致問題も影響しているが、より直接的な要因は「民主党大会後・国会召集前」に行うと明言した人事で要となる官房長官や、野党対策を仕切ってきた鉢呂吉雄国会対策委員長の後任の人選に手間取っていることだ。

 仙谷氏を交代させる場合、後任には江田五月前参院議長や北沢防衛相らの名前が挙がる。ただ、菅グループに所属する江田氏の就任は、党内の嫉妬を買う恐れがある。北沢氏は野党との関係が悪いとされる。参院自民党には「『北沢官房長官』なら、即問責決議案(提出)だ」との声がある。

 内閣支持率低迷で、「入閣適齢期」とされる議員の間に「泥舟に乗りたくない」との思いがあることも影響しているとの見方もある。実際、党幹部の一人は「首相と運命をともにしたくない」と言い切る。年明け以降、首相とたびたび会談している枝野氏が仙谷氏続投を求めていることにも、「『泥舟』を嫌っているからではないか」といった臆測が飛び交う。

 こうした事情が影響し、鉢呂氏の後任に渡部恒三党最高顧問が浮上するなど、起用が取りざたされるのはベテラン議員の名前が目立つ。

 国対委員長の交代は、他の国対幹部の交代につながる可能性もあり、国対幹部の間では「人事が決まらないと、野党と協議にも入れない」といらだちも強まっている。

(2011年1月7日23時08分 読売新聞)

4816チバQ:2011/01/08(土) 00:11:17
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2011010700881
枝野、玄葉、川端氏らの名=「ポスト仙谷」いずれも一長一短−内閣改造
 今月中旬に行われる内閣改造・民主党役員人事では、仙谷由人官房長官の処遇が最大の焦点だ。菅直人首相は仙谷長官を交代させる方向で検討に入ったが、菅政権の屋台骨を支える新たな人材が見当たらないのが実情。後任として名前が挙がる議員はそれぞれ一長一短が指摘されている。
 党内で「ポスト仙谷」として取り沙汰されているのは、枝野幸男幹事長代理、玄葉光一郎国家戦略担当相、川端達夫衆院議院運営委員長ら。
 枝野氏は首相や仙谷氏に近く、昨年6月の菅政権発足時には幹事長に起用された。仙谷氏と並ぶ小沢一郎元代表批判の急先鋒(せんぽう)で、「若くて言うことを聞く人を好む」首相のタイプだ。しかし、幹事長として取り仕切った昨年夏の参院選で大敗し、党内には枝野氏が内閣の要に就くことに批判的な意見が少なくない。
 玄葉氏は政策調整やそつのない答弁に定評があるが、「危ない橋は渡らない。汚れ役はできない」(党関係者)との厳しい評も。菅政権への逆風が弱まる気配のない中で、首相の「盾」になることが求められる官房長官としては適役ではないとの声がある。
 一方、川端氏は党国対委員長や幹事長、文部科学相などを歴任し、「能力的には問題はない」(旧民社系議員)。ただ「菅さんとの関係は良くない」(同)とされ、首相が女房役に指名する可能性は高くないとみられている。
 このほか、江田五月前参院議長や北沢俊美防衛相の名前が浮上。2人とも首相に近く、閣僚や党役員経験が豊富だ。ただ、いずれも輿石東参院議員会長と距離があり、連携への懸念がある。江田氏の場合、「参院議長経験者が官房長官になるのは好ましくない」との指摘も出ている。「仙谷さんに代わって、官房長官をできる人はいるのか」。首相周辺は仙谷長官の後任選定が難航しそうな状況にこうぼやいてみせた。(2011/01/07-20:58)

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4817チバQ:2011/01/08(土) 00:11:55
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2011010700755
内閣改造17日に=「仙谷代表代行」案浮上
 菅直人首相は7日、内閣改造・民主党役員人事で焦点となっている仙谷由人官房長官について、交代させる方向で調整に入った。首相は仙谷氏の手腕を高く評価しており、代表代行など党の要職で起用することを検討する見通しだ。また、改造の時期に関しては、17日を軸に調整する考えだ。
 首相は7日夜、首相官邸で記者団に対し、仙谷氏の処遇について「総合的に考えている」と述べた。野党が参院で問責決議を受けた仙谷氏と馬淵澄夫国土交通相の出席する国会審議に応じない方針を示していることから、2011年度予算案の円滑な審議に入るため、両氏の交代を検討せざるを得ないとの認識を示したものだ。
 改造の時期に関しては、「(13日の党大会が)終わってからだ」と明言した。首相は当初、党大会直後の14日の人事断行も検討していた。しかし、同日は前原誠司外相が訪韓、馬淵国交相が訪米、自見庄三郎金融・郵政改革担当相が欧州歴訪で不在となり、17日で再調整することにした。 
 党人事では、鉢呂吉雄国対委員長を交代させ、野党とのパイプ強化を図る意向。後任の国対委員長には、川端達夫衆院議院運営委員長や渡部恒三党最高顧問を起用する案のほか、斎藤勁国対委員長代理の昇格案も取り沙汰されている。(2011/01/07-20:11)

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4818チバQ:2011/01/08(土) 00:15:35
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110107-OYT1T00169.htm
小沢系外しも…チルドレンは新設ポストで懐柔案




. 民主党
 民主党役員人事では、首相は岡田幹事長を続投させる意向だ。


 小沢氏の「政治とカネ」の問題で、岡田氏が一歩も引かず、衆院政治倫理審査会(政倫審)への出席を求めて「1ミリずつ追い込んでいる」(首相周辺)と評価しているためだ。昨年9月の内閣改造で、外相続投を望んだ岡田氏を説得し、幹事長にした経緯もある。岡田氏も6日の記者会見で、「(幹事長を)受けた以上、しっかり務めたい」と続投に意欲を示した。

 一方、鉢呂吉雄国会対策委員長については、交代を求める声が出ている。

 昨年の参院選を受けて「ねじれ国会」となった秋の臨時国会は、法案成立率が過去10年間で最低の37・8%にとどまった。柳田稔前法相らの失言などが続いたこともあるが、党内からは鉢呂氏の手腕に懸念を示し、「野党と協力できる布陣にするべきだ」(若手)と指摘する声が出ている。

 このほか、党常任幹事会や国会の常任委員長・理事の入れ替えなども検討されている。小沢氏が自身の資金管理団体の政治資金規正法違反事件で強制起訴された場合、党執行部は離党勧告などの処分を想定しており、入れ替えには小沢氏に近いメンバーを外す狙いがあるとみられる。小沢氏支持が多い当選1回衆院議員の取り込みを念頭に、「国対委員長補佐」のポストを新設する案も浮上している。

(2011年1月7日10時08分 読売新聞)

4819チバQ:2011/01/08(土) 14:10:52
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110108ddm001010021000c.html
菅首相:大畠経産相の交代検討 内閣改造でTPP積極派起用へ
 菅直人首相は7日、民主党大会(13日)後に予定している内閣改造で、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)への参加に慎重姿勢をとる大畠章宏経済産業相を交代させる検討に入った。今年を「平成の開国元年」と位置づけた首相は、他国との経済連携と農業改革を進める態勢を構築するため、TPPに積極的な人材を後任に起用したい考え。昨年9月の改造で民間から起用した片山善博総務相や、日米関係の修復など外交の立て直しを担う前原誠司外相は留任させる見通しだ。

 首相は4日の年頭会見でTPPについて6月をめどに判断する考えを示し、5日の今年の初閣議でも「平成の開国」に取り組むよう指示した。しかし、大畠氏は閣議後の記者会見で「努力はするが、難しい情勢はある」と秋にずれ込む可能性に言及し、慎重姿勢を崩していない。

 首相はTPP推進や税と社会保障の一体改革などの重点課題に取り組む姿勢を内閣改造によってアピールすることを狙っている。7日夜、記者団に「新しい国会が始まり、新しい政策課題もあるので、それらを実現していくうえで一層の強化を図っていきたい」と改造の目的を強調した。

 焦点の仙谷由人官房長官については、首相はギリギリまで情勢を見極めて判断する構え。仙谷氏を交代させる場合、仙谷氏とともに昨秋の臨時国会で問責決議を受けた馬淵澄夫国土交通相を含む大幅な内閣改造が想定される。馬淵氏は13〜16日の日程で訪米する予定で、内閣改造は17日が有力となっている。

 首相は7日夜、「党大会まで時間があるから、じっくり考えたい」と語った。首相は党の国会対策を強化したい考えで、鉢呂吉雄国対委員長は交代させる方針。【平田崇浩】

4820名無しさん:2011/01/08(土) 15:45:13
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/110108/stt1101081001004-n1.htm

民主・川内氏、「マニフェスト勝手に見直し、なんだ!」 首相発言ばっさり
2011.1.8 09:59

 民主党の川内博史衆院議員は8日午前のTBS番組で、菅直人首相がマニフェスト(政権公約)の全面見直しに言及したことについて「いろんなことを発言されるのはいいが、十分に議論してからすべきだ。勝手に『これはできません』というなら選挙の公約、政党の約束はなんだということになる」と批判した。

 首相が「徹底的にやる」と総辞職の可能性は否定したことに対しても、「国民生活のために政策を前進させるのなら大いに結構だが、単に破れかぶれで暴れてやるということでは困る」とかみついた。

 さらに「覚悟の方向性が問題ではないか。政治は国民のためだ。自分のために首相でいるわけではないということを菅首相は分かってらっしゃるのか」と指摘した。川内氏は菅首相と距離を置く鳩山由紀夫前首相、小沢一郎元代表に近い。

4821名無しさん:2011/01/08(土) 17:26:26
変態勃起発言の仙谷は、議員辞職せよ。

4822名無しさん:2011/01/08(土) 17:29:21
陸山会問題に関する素朴な疑問にお答えします。


疑問1:そもそも、政治資金団体が土地を保有する必要かあるのか?「土地ころがし」によって、儲けていたのではないか?

【答】この土地は秘書の寮のための土地であり、現在、その上に寮が建っている。また、登記上の名義人は個人小澤一郎であるが、陸山会は専用使用権を有しており、「土地ころがし」を行っている訳ではない。(長期使用が見込まれるため、賃貸よりも購入を選択した。一般の個人の場合でも、長期使用の場合は借家よりも持ち家のほうが、トータル・コストが低いとこと同様である。)従って、§1で説明した通り、法的にも倫理的にも問題はない。


疑問2:この土地取引において、何故、個人小澤一郎が登場するのか?また、そもそも、小澤一郎と小沢一郎の確認書とは何なのか?

【答】§2で説明した通り、陸山会は民法上の「法人格なき社団」であり、土地取引や登記を行うことができない。従って、小澤一郎が取得と、所有権移転の登記を行う必要がある。その上で、個人小澤一郎と陸山会(代表者小沢一郎)の間で使用権に関わる確認書を締結し、陸山会が専用使用権を得るという手続きを行った(これは、不動産を保有する他の政治家の場合も同様である)。


疑問3:平成16年(2004年)10月5日に手付金を支払い、10月29日に売主に残金全額を支払っているのに、陸山会からの支出は平成17年(2005年)になっている。これは、「期ズレ」であり、政治資金報告書の虚偽記載に当たる。何か、不正を隠ぺいする為に、このような不自然なことを行ったのではないか?

【答】§2で説明した通り、個人小澤一郎と陸山会による「確認書」締結の前提である「売主から小澤一郎への所有移転手続」が完了する前に越年しており、陸山会からの土地代金の支出が平成17年であったとの記載は事実に即しており、虚偽記載ではない。

注:世田谷農業委員会事務局(都市農地課)への照会の結果、本件の土地の場合、原所有者の営農者から売主(T社)が取得した時点で「宅地化」するべきであった。しかし、土地を「宅地化」の手続きをしていない状況で個人小澤一郎に売却しようとしたため、区長の専決処分対象ではなく、開催頻度が月1回の農業委員会本会議の審議事項になることが判明。

4823名無しさん:2011/01/08(土) 17:30:10
疑問4:平成16年10月29日以降の固定資産税については、小澤側が負担している。売買が平成17年であったならば、これは矛盾ではないか?

【答】§3で説明した通り、固定資産税法によれば、固定資産税の納税義務者は1月1日時点での所有者である。従って、法的には、平成16年10月29日以降の固定資産税を個人小澤一郎が負担する必要はない。しかし、不動産取引における慣行として、「固定資産税調整金」の支払いが行われており、これは対価(土地代金)に加算されるものである。当初は、平成16年10月29日に所有権移転登記が完了する予定であったため、予定通り、その支払いが行われたと考えられる。


疑問5:小澤一郎氏の「タンス預金」が、当初「陸山会に貸した4億円」だったものが、「土地購入資金」に変わったのはなぜか?

【答】§7または§9または§11で説明した通り、農地法第5条の手続の遅延により、残金を売主に支払った平成16年10月29日の時点では、「個人小澤一郎と陸山会の『所有権に関する確認書』締結」の前提となる「売主から個人小澤一郎に対する所有権移転」が完了しなかった。そのため、売主への支払いは「使用者」である陸山会ではなく、「個人小澤一郎」が行うことになったため、「借入金」でななく「土地購入資金」として処理された。


疑問6:政治資金報告書には4億円の借入の記載は1件しかなく、疑問5の資金については、記載が無い。それなのに、売主に対する支払は平成16年(2004年)10月29日に行われている。これはどうしてか?

【答1】(タンス預金が個人小澤一郎の資金の場合)§7で説明した通り、当初「個人小澤一郎が陸山会に貸し付ける予定であった4億円」は「個人小澤一郎の土地購入資金+固定資産税調整金+登録免許税の資金」となった。そのため、この4億円について、「借入金」として陸山会政治資金報告書に記載する必要はなく、むしろ、記載してはならない。

【答2】(タンス預金が当初「借入金」だった場合)§9で説明した通り、当初「個人小澤一郎が陸山会に貸し付けた4億円」は「個人小澤一郎の土地購入資金+固定資産税調整金+登録免許税の資金」となった。その際、借入の取消(複式簿記ならば逆仕訳を起こす)を行った。政治資金報告書では、月次締めの概念はなく、年間の資金の出入りのみを報告すればよく、かつ、トータルではゼロとなるため、この借入と借入の取消については、陸山会政治資金報告書に記載する必要はないと石川が判断した。小沢一郎氏はこの判断には関与していない。

【答3】(タンス預金が「預り金」の場合)§11で説明した通り、当初「個人小澤一郎が陸山会に貸し付ける予定であった4億円」は、陸山会用の口座に入金したが、当初は「預り金」として処理した(つまり、個人小澤一郎の資金)。従って、「借入金」ではない。
この4億円は「個人小澤一郎の土地購入資金+固定資産税調整金+登録免許税の資金」となった。「立替金」同様、政治資金報告書には、「預り金」の記載義務はない。従って、虚偽記載ではない。


疑問7:何故、4億円の資金があったのに、銀行から4億円の借入を行ったのか?

【答】§7または§9で説明した通り、売主から個人小澤一郎への所有権移転手続き完了後に到来する「土地購入資金+固定資産税調整金+登録免許税」(約4.17億円)の支払に備えた融資枠の確保のためである。衆議員議員の場合、解散になれば「失業者」となり、政治資金団体の与信限度額は原則としてゼロとなる。そのため、融資枠の確保は、政治資金団体にとって死活問題である。なお、4億円の定期預金を提供担保とした場合の融資枠は残高の90%の3.6億円である。これは、土地購入資金+固定資産税調整金の金額にほぼ相当する。

4824とはずがたり:2011/01/08(土) 21:31:41
>>4822-4823
政治とカネスレにでも転載しておきます。

4825とはずがたり:2011/01/08(土) 21:33:57
>>4819
大畠は産業(労働)界代表的なスタンスかと思ってたけど農協派なんすかね??

>>4820
あんなばらまきマニフェストが支持されて政権交代出来た訳じゃないのを本気でマニフェストが支持されたと思ってるんかね,川内は。

4826名無しさん:2011/01/08(土) 21:45:13
川内は野党時代はコツコツと国会質疑やってたイメージがあったけど。今はもう
全然ダメだね。小鳩山みたいな感じ。

4827名無しさん:2011/01/08(土) 23:07:43
>あんなばらまきマニフェストが支持されて政権交代出来た訳じゃない

うわぁー…
菅支持者ってこういう風に考えてるのね。よーく判ったよ。

4828神奈川一区民:2011/01/08(土) 23:25:54
川内氏も電波芸者政治家の仲間入りか?
真剣に批判しているというより選挙対策の
感じがしてならない。
川内氏はあまり選挙に強くないから。

4829名無しさん:2011/01/08(土) 23:29:09
そこまでマニフェストに固執するなら達成可能なものを掲げるのが有権者に対する誠意だろうに。
今頃見直しとか言ってる菅や岡田、口だけマニフェスト遵守を唱える川内、両方とも
厳しい目で見られてるよ。マニフェストに関しては菅も小沢もないわ。民主党議員全員無責任。

4830片言丸:2011/01/08(土) 23:48:21
川内氏は野党時代から、軽く決め打ちして突っ込んでいく傾向があるような。
民主党議員なので、ここら界隈では大目に見られてましたけども。
あ、新年明けましておめでとうございます。

4831名無しさん:2011/01/09(日) 00:32:19
>>4830
あけましておめでとうございます。議員選挙板ではやおよろず氏と合わせて
結構レス参考にしてたよ。また政局の予想や統一地方選の情勢分析とかしてもらえたら嬉しいな。

4832名無しさん:2011/01/09(日) 02:10:06
Yoshito_Sengoku

He was blamed due to his impropriate or prejudgice talks: For example, He said that housewives are disease. According to the Famous Japanese Weekly Magazine "Shuukan-Bunshun" and "Shuukan-Shincho", On 28th Dec.2010 in a Party held in Cabinet House, Minister Yoshito Sengoku harassed sexually a female pretty reporter Mrs. M of Nippon-Keizai-Newspaper,who looks like Ryoko Shinohara, many times. Sengoku touched her body and said to her, "I'm 64 years old. But looking at You, my manhood is erecting,erecting,erecting,.... oh it has erected, Oh. I am still Young enough!." Also in Japanase Society ,similar to US Society, such impropriate words will be accepted as follows: "I'd like to xxxx You." And then Sengoku said that he would make trials against the two publishers of the weekly magazines.

4833とはずがたり:2011/01/09(日) 06:53:17
>>4827-4831
逆に菅は野党(自民党)が消費税増税っていったから与党(民主党)が増税といっても勝てると思って負けた間抜けではありますね。
小鳩は自分らのばらまき政策のおかげで勝てたと思ってるアホで,菅や多分枝野等は2003年等の民主党の善戦を自分らの政策が良かったからだと思ってる勘違いだと思われます。
まあばらまき公約でも小沢の豪腕なら土地改良の件みたい辻褄あわせられたしその過程で自民党系圧力団体に壊滅的打撃を与えられたのかも知れないけど,八方美人の鳩山が引き継いではだめでしたねぇ。。

片言さんおひさしぶりっす。お元気っすか??先日いなばやまさんが筑波きて軽くお茶しましたよん。

4834名無しさん:2011/01/09(日) 11:53:18
財源はひた隠しに隠しておきながら法人税減税には同意する財務官僚。

http://twitter.com/h_hirano/status/23166931062231040
# 「なぜ法人税5%減税が実現したか」──それは菅首相が財務省の悪魔の取引に乗ったからだ。須田慎一郎氏がSAPIO新春特大号で書いている。法人税を減税したいが、財源がないことで苦しんでいた菅首相に勝財務次官は「財源はわれわれが何とかします。しかし、・・」と取引を持ちかけたのである。 9:00 AM Jan 7th webから

http://twitter.com/h_hirano/status/23168555168043008
# 財務省が財源確保の責任を持つ代りに、首相は事実上の消費税率アップの方針を税制改正大綱に盛り込む──こういう取引である。つまり、大企業は減税し、庶民には増税するという取引である。そもそも財源論は財務省の策略であり、国民はそれに洗脳されている。彼らは埋蔵金をちゃんと持っているのだ。 9:06 AM Jan 7th webから

4835名無しさん:2011/01/09(日) 13:27:08

菅政権と連携「考えられぬ」=公明代表
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2011010900055

 公明党の山口那津男代表は9日午前のNHKの番組で、民主党の現状に関連して「これだけ支持率が下がり、政権担当能力にも疑いを持たれている。こういう政権との連携は考えられない」と述べ、菅政権との連携の可能性を明確に否定した。
 また、山口氏は、自民党が早期の衆院解散を目指していることに関しては「必ずしも解散に追い込むことありきで、(通常国会に)臨もうと思っているわけではない」と述べ、一線を画した。 (2011/01/09-12:32)

4836名無しさん:2011/01/09(日) 14:30:44
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/1857
永田町ディープスロート
原口一博×郷原信郎 菅政権を語る 第1回「仙谷官房長官”改革の情熱”はなぜ消えたのか」
民主党政権の内幕を知る二人がホンネを語った

4837名無しさん:2011/01/09(日) 18:21:51
>>4832
仙谷由人氏は、”専業主婦は病気”等の、
不適正で偏見に満ちた発言によりこれまでも非難されて来ましたが
有名週刊誌”週間文春”および”週間新潮”によれば、
2010年12月28日に内閣府で催された忘年会の席上で
日本経済新聞の篠原涼子似の美人記者M氏に対し、
何度も性的嫌がらせをしたそうです。

仙谷氏は、彼女の肉体を触り、言いました:
「私は64歳になるが君を見ていると●○●○が立って来るよ。
ほうら立ってきたぞ。私もまだまだ若いな。」
この手の発言は、アメリカ社会で
”君とXXXXしたい”というのと同じくらい
日本社会でも不適正なものとみなされます。

この件を暴露した2つの週刊誌出版社に対し、
仙谷氏は、法的措置をとるぞ、と言っているそうです。

4838名無しさん:2011/01/09(日) 19:33:28
1円だってお(´・ω・`)
http://84t.ciao.jp

4839チバQ:2011/01/10(月) 00:54:57
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110110-00000003-jij-pol
官房長官に枝野氏推す声=「脱小沢」堅持、改造は小幅
時事通信 1月10日(月)0時17分配信

 菅直人首相は9日、通常国会召集前に断行する内閣改造・民主党役員人事の検討を続けた。首相は、参院で問責決議を受けた仙谷由人官房長官と馬淵澄夫国土交通相は交代させる方向で調整しており、仙谷氏の後任には枝野幸男幹事長代理を推す声が出ている。ただ、首相は、両氏の交代を最終決断した場合でも、小幅の改造にとどめる意向だ。
 枝野氏は、仙谷氏と同様、前原誠司外相のグループに属し、小沢一郎元代表に批判的な有力議員の一人。昨年6月の菅政権発足時は幹事長に抜てきされた。枝野氏を推す議員には、「脱小沢」路線を堅持しつつ仙谷氏交代による政権内のあつれきを回避するには、同じグループの実力者を後任に起用するのが得策との判断があり、首相を支えるベテラン議員は「『反小沢』を貫いてきた枝野氏が望ましい」と述べた。官房長官には枝野氏のほか、首相のグループの江田五月前参院議長らの起用を求める意見もある。一部には、仙谷、馬淵両氏の続投論も残っている。

4840チバQ:2011/01/10(月) 10:01:48
http://www.47news.jp/CN/201101/CN2011010801000665.html
官房長官に野田財務相が浮上 首相、近く打診

 菅直人首相(民主党代表)が検討している内閣改造で、仙谷由人官房長官を交代させる場合の後任として野田佳彦財務相(53)が浮上していることが分かった。首相は近く野田氏と会い打診する見通し。党関係者が8日、明らかにした。首相は野田氏を財務相に留任させる意向だったが、後任官房長官の人選が難航し方針を変更した。

 ただ野田氏本人は2011年度予算案を編成した財務相で続投を希望している。野田氏が固辞した場合は、仙谷氏の留任も含め人事構想の練り直しを迫られる可能性もある。首相は8日、民主党の岡田克也幹事長と1時間半にわたって公邸で会談、人事をめぐり意見交換した。

2011/01/09 02:02 【共同通信

4841チバQ:2011/01/10(月) 13:37:22
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110107-OYT1T00163.htm
円満か強行突破か、シナリオの焦点・仙谷氏は…




. 民主党



 菅首相が内閣改造・民主党役員人事に向け、検討を進めている。
野党が辞任を求める仙谷官房長官と馬淵国土交通相は交代の方向だが、野党の要求に応じて国会運営を円滑にするだけでなく、小沢一郎元代表との対立を乗り越えて挙党態勢を築く必要もあり、首相も頭を悩ませている。

 首相は内閣改造・党役員人事で、今月下旬召集の通常国会を乗り切る「強力な態勢」を築き、政策面での発信を強めることによって、昨年来の政権の低迷を反転させる考えだ。

 「円満に国会を始められた場合はどういう展開だ? 円満じゃなかった場合は?」

 首相は6日午前、首相官邸で仙谷氏や民主党の岡田幹事長らと会談し、内閣改造を念頭に通常国会の召集日程や今後の政権運営の様々なケースを検討した。

 首相の言う「円満な場合」とは、参院で問責決議が可決された仙谷、馬淵両氏を野党の要求通りに交代させた場合を意味する。「円満でない場合」とは仙谷氏らを続投させ、野党の審議拒否を承知で国会に臨む「強行突破」のシナリオだ。会談では結論は出なかったが、首相は仙谷氏らの交代を視野に検討を進めている。

 仙谷氏の後任には参院議員から起用する案が浮上し、菅首相のグループの江田五月前参院議長と、首相の信任が厚い北沢防衛相の名前が挙がっている。与党が過半数を割る参院での国会対策と党内で一大勢力となっている参院民主党とのパイプを強化するのが狙いだ。

 ただ、野党だった民主党が参院で多数を握った2007年夏以降の「ねじれ国会」で、江田氏は参院議長、北沢氏は外交防衛委員長を務めており、自民、公明両党では「参院での法案成立を妨害され、両氏への反発が強い」(自民党幹部)とされる。このため、党内で中間派と目される旧民社党系グループからの起用なども取りざたされている。

 また、首相は内閣改造を通じ、消費税を含む税制抜本改革、環太平洋経済連携協定(TPP)参加に取り組める態勢を築く考えだ。TPP参加には大畠経済産業相や鹿野農相が慎重論を唱えており、「首相は両氏の対応に怒っている」(政務三役)という見方が強い。首相は昨年末、TPPについて、「反対する人を押し切ってやるのも一つの方法だ」と周囲に語ったという。ただ、大畠氏は、小沢氏を支持する鳩山前首相のグループに属している。大畠氏を交代させれば、小沢氏の問題とも絡み、同グループの反発は避けられそうにない。

(2011年1月7日09時15分 読売新聞)

4842小説吉田学校読者:2011/01/10(月) 18:30:43
この記事の結論、「交代さもなくば留任」って当たり前だと思いますが。
余談ですけど、こういう人事報道、派閥のボスへの食い込みや名物秘書の禅問答解釈がモノを言った自民党与党時代と勝手が違うので、政治記者は四苦八苦の艱難辛苦といったところでしょうかねえ。
当たらない吉田学校予想では「自社さ政権なり非自民連立政権なりでそれなりに与党経験がある人」がなるんじゃないかと思いますねえ。となると、枝野か玄葉か江田五月か。

民主党:仙谷氏続投論、根強く…「大幅改造」と二者択一に
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110110k0000e010028000c.html

 菅直人首相は9日も横路孝弘衆院議長と会談するなど、内閣改造・民主党役員人事へ向けた調整を続けた。野党が交代を求めている仙谷由人官房長官の処遇を巡り、仙谷氏が所属する前原誠司外相グループや首相周辺では続投論が強まる一方、仙谷氏の交代を含む大幅改造を求める声も党内に広がる。続投か、交代かの二者択一。その判断が今月下旬に始まる通常国会の11年度予算案審議の行方を左右しかねないだけに、首相はギリギリまで情勢を見極めようとしている。
 「通常国会の入り口はよくても、3月末までは続かない。予算審議に入れば(野党の攻撃で)ぼこぼこにされる。このまま突っぱねて正面から突っ込む方がいい」。首相周辺で強まる正面突破論だ。
 野党は昨秋の臨時国会で問責決議を突きつけた仙谷氏と馬淵澄夫国土交通相が交代すれば、通常国会の審議に応じるとしている。しかし、自民党は「衆院解散・総選挙に追い込む」と対決姿勢を前面に押し出す。首相が連携を期待する公明党の山口那津男代表も9日のNHK番組で「これだけ支持率が下がって政権担当能力に疑いが持たれている政権との連携は考えられない」と明言した。
 予算審議で野党の協力を取り付けられる保証がないうえに、参院の問責決議で閣僚が辞める前例をつくれば、「問責カード」を握る野党に国会審議の主導権を奪われる。審議拒否には世論の反発も予想され、首相官邸筋は「審議拒否できてもせいぜい10日」とみる。
 ただ、西岡武夫参院議長は菅首相と仙谷氏の政権運営に批判的で、首相側には「開会式のベルを押さないかもしれない」との警戒感もある。
 首相は9日、衆院議長公邸に横路氏を訪ね、国会運営への協力を要請。横路氏は「参院の問責を理由に閣僚が辞める前例を作るべきではない」との持論とともに、仙谷氏を交代させる場合は問責と関連づけない「大幅改造」とするよう助言したとみられる。
 仙谷氏の処遇によって改造の規模も変わる見通しで、留任が確実視されているのは片山善博総務相、前原外相くらい。仙谷氏交代の場合を想定し、後任の官房長官を巡っては、民主党の岡田克也幹事長と仙谷氏を入れ替える案や、北沢俊美防衛相、玄葉光一郎国家戦略担当相(党政調会長兼務)らの名前が取りざたされている。
 首相は元日の年頭所感で「平成の開国」や税と社会保障の一体改革などを重点課題に掲げ、公邸で開いた新年会では「やりたいことをやるために権力を掌握して頑張る」と宣言した。「政権の屋台骨」(岡田氏)となっている仙谷氏を交代させれば、権力掌握どころか求心力を失いかねない。かといって、続投させれば与野党対立が深まり、首相が呼びかけている「税と社会保障の与野党協議」も難しくなる。厳しい選択を首相は迫られている。

4843小説吉田学校読者:2011/01/10(月) 18:40:26
この人の真骨頂は「避難できるところを準備して、主流を叩く」ところでありまして、ちゃんと「新自由クラブ」とか「大平派」とか「文部省内の不満分子」とか「小沢一郎」とか逃げ場を作っているわけで、今度は「参議院」を避難所にしているわけです。
人によっては「調子がいい」というかもしれませんが、そういう舞台回しが出来るのも政治家の才能のうち。野党多数の参議院の現実をちゃんと踏まえております。

西岡参院議長:菅首相と仙谷氏を酷評「国を担う資格なし」
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110107k0000m010020000c.html

 西岡武夫参院議長が8日発売の月刊誌「文芸春秋」に寄稿した手記で、菅直人首相、仙谷由人官房長官について「国家観、政治哲学を欠いたままでは国を担う資格なし」と酷評していることが6日、分かった。西岡氏は民主党出身。現職議長の内閣批判は異例だ。
 西岡氏は参院で問責決議を受けた仙谷氏に対し「(問責の)『法的拘束力のなさ』を理由に平然としているのはいかがなものか」と暗に交代を要求。同氏の国会答弁に関しても「相手を感情的にし論点をそらしていく非常に意図的なテクニック。法廷闘争のやり方だ」とこき下ろした。
 また菅首相に対しても、諫早湾干拓事業(長崎県)の開門判決を受け入れたことを取り上げ「地元選出の私にも納得のいく説明がない。全てがスタンドプレーありきの思いつきだ」と不満を示した。

4844名無しさん:2011/01/10(月) 21:05:10
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1101090034/
「キン肉マン」の逆襲、民主中堅3羽ガラスに再注目
2011年1月10日

 先の民主党代表選で小沢一郎元代表を支持し、菅直人首相派から「キン肉マン」ともやゆされてきた同党中堅3議員が、党内抗争や内閣改造を背景に再注目されている。いずれも政務官として内閣を支える役割を果たし、首相支持派の議員は「『敵に塩』ならぬ『敵から塩』とは…」と渋い表情だ。

 3人は文部科学政務官・笠浩史氏(衆院9区)、環境政務官・樋高剛氏(18区)、農林水産政務官・松木謙公氏(北海道12区)。いずれも当選3期で小沢党幹事長、鳩山由紀夫首相による「小鳩時代」は、樋高氏が副幹事長、笠と松木氏がともに国会対策筆頭副委員長を務め、「中堅3羽ガラス」と評された。時に力業で国会運営を進めてきたことなどが「キン肉マン」たるゆえんだ。

 菅派の批判を意識し政務官就任直後は「脳みそに筋肉をつける」(松木氏)などと謙遜。しかし、政権が混迷を深めるのと反比例して本領を発揮し始めた。

 文科省でスポーツ関連部門を担当した笠氏は、2011年度予算案で過去最多の228億円を確保。その中に最先端競技用具開発などを含むトップアスリート育成・強化策に22億円を盛り込んだ。予算案編成直後案の先月24日深夜の会見では「新年度をスポーツ立国戦略元年としていく予算」などと日本の競技力アップへ向けたクリスマスプレゼントをアピールした。

 松木氏は北陸や九州などで続発している鳥インフルエンザ問題に対応。鳥取や島根県では昨年末までに混乱や拡大もなく事態が沈静化し、知事ら関係者から「深く感謝する」との謝辞を受けた。

 樋高氏はマレーシアで開催された「アジア3R推進フォーラム」に政府代表として出席するなど、合計3つの国際会議に携わった。鳥インフル問題も農水省と連携し処理している。

 その樋高氏は7日、自身の新春の集いで「党が割れることはない」と自信をのぞかせた。小沢元代表の衆院政治倫理審査会や強制起訴をめぐる政局は不透明だが、「自分たちが政権を下支えしている」との自負が強気の背景のようだ。

 一方、官邸では新しい政務三役(大臣、副大臣、政務官)の人選が進む。「強制起訴後に小沢元代表に近い議員がどういう行動に出るのか」が選択のカギに。菅首相に近い議員は「小沢派を最初から三役に入れなければ簡単だが、そうもいかない」とぽつり。国会運営だけでなく政策面でも力業を見せつけられ、「キン肉マン」たちを無視できなくなっている。

4845名無しさん:2011/01/11(火) 17:25:01

仙谷氏続投なら開会拒否も=西岡議長、本会議対応で
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&rel=j7&k=2011011100623

 西岡武夫参院議長は11日の記者会見で、問責決議を受けた仙谷由人官房長官が内閣改造で続投した場合、今月下旬に召集される通常国会で仙谷氏が出席する参院本会議の開会に応じない可能性について、「決断する時にはするが、まだその時ではない」と述べ、否定しなかった。召集日に行われる見通しの菅直人首相の施政方針演説などが念頭にあるとみられ、混乱回避に向け、首相に仙谷氏更迭を強く迫った発言だ。
 西岡氏は、首相との10日の会談で「参院の意思は確定した。仙谷氏は辞めるべきだ」として、直接、交代を求めたことを明らかにした。首相がどう返答したかには言及しなかったが、「首相はまだ(処遇を)決断していない感じだった」と語った。
 問責決議に法的拘束力がないことに関しては、「衆院の閣僚に対する不信任案も法的根拠はない。何ら変わるところはない」と指摘。「院の総意として辞任要求を伴った問責を可決した以上、辞任すべきだと確信している」と改めて強調した。 
 仙谷氏と同様に問責決議が可決された馬淵澄夫国土交通相については、「事柄(中国漁船衝突事件)が起こった途中で(改造で馬淵氏に)交代させており、仙谷氏の問責とは実際は違う」としながらも、「問責を受けたのは結果として同じ」として、交代はやむを得ないとの認識を示した。(2011/01/11-17:02)

4846とはずがたり:2011/01/11(火) 18:26:02
>>4813あたり
いいんじゃないの渡部で。

民主人材難深刻!“黄門様”まさかの国対委員長復帰か
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20110107/plt1101071239002-n1.htm
2011.01.07

 菅直人首相(64)は8日、今月14日から17日以降に行われる内閣改造・党役員人事に本格的に着手した。これまでの調整で、昨秋の臨時国会で苦戦した鉢呂吉雄国対委員長(62)の更迭が決定。後任には、「平成の水戸黄門」こと渡部恒三党最高顧問(78)が浮上している。また、小沢一郎元代表(68)の国会招致を進めた岡田克也幹事長(57)は留任が固まった。通常国会は28日召集の方向だ。

 菅首相は6日夜、記者団に「(通常国会の)予算審議は国民生活に極めて重要な審議なので、野党も出てきてもらいたい」と強調。一連の人事を通じ、環境整備を進める考えを示した。

 そのやり玉にあがったのが「野党側と具体的な取引ができない」(党幹部)と悪評がつきまとっていた鉢呂氏。柳田稔前法相を失言問題で更迭する際にも「クビと引き換えに国会対策を有利に進める努力を何一つせず」(同)、その後、参院では仙谷由人官房長官や馬淵澄夫国土交通相の問責決議を可決。臨時国会で政府提出法案の成立率は、過去10年間で最低の37・8%に留まった。

 「2011年度予算案の審議を乗り切るためには、野党と表裏双方で大人の話ができる人物が必要」(官邸関係者)−。そこで、後任として急浮上したのが、実現すれば自民党時代も含め3度目の国対委員長登板となる渡部氏だ。

 渡部氏は6日、首相官邸で菅首相と会談。首相に対し「あなたは臨時国会で野党の質問の間違いを指摘して得意になっていたが、野党の声を聞くのが国会。丁寧に聞きなさい」と国会対策を説いた。会談後、記者団には「通常国会は気の毒なくらい厳しい」と同情さえしてみせた。

 しかし、黄門様が国対委員長に就任しても、解散・総選挙の危機もはらむ通常国会を乗り切れるかは「疑問符が付く」(民主党中堅)という声も。渡部氏が2006年、「偽メール」事件で辞任した野田佳彦国対委員長(当時)の後任に抜擢された際には、突然党代表選を前倒しすると発言し、鳩山由紀夫幹事長が釈明に追われるシーンもあった。

 それだけに、別の中堅議員の1人も「もはや渡部氏が表に出てくる時代ではない。それほど、民主党には人材がいないのかと思われてしまう」と危惧する。

 国対委員長には、川端達夫衆院議院運営委員長らの名も上がっており、菅首相の決断が注目される。

4847名無しさん:2011/01/11(火) 20:18:52
この際総理大臣も肛門様で良いんじゃないの?

4848小説吉田学校読者:2011/01/13(木) 07:04:44
読売、毎日は「仙谷国対委員長」ですが、新聞辞令でこれが一番ぶっとんだ。
前首相を「平成の脱税王」と呼び、たちあがれ日本の結党動機を「打倒民主」と言い、小沢一郎と碁を打つ(これは菅も打つけど)与謝野入閣ですか。多数派形成は政治の一面であり、君子豹変、奇面人を驚かすのも政治家の才能ではあるけど、これで入閣したら、与謝野氏、あまりに品がないのではないか。

官房長官、枝野氏で調整 与謝野氏入閣も検討
http://www.asahi.com/politics/update/0113/TKY201101120595.html

 菅直人首相は、14日に行う内閣改造人事で仙谷由人官房長官を交代させ、後任には仙谷氏に近い枝野幸男・民主党幹事長代理を充てる方向で調整に入った。また、たちあがれ日本の与謝野馨共同代表を厚生労働相か税と社会保障担当の特命相、首相補佐官などに起用することを検討している。党役員人事では岡田克也幹事長を続投させる方向だ。
 仙谷官房長官の後任をめぐっては、首相は当初、幹事長として政権運営を支えた岡田氏の起用を検討していたが、岡田氏は慎重姿勢を崩さなかった。このため、昨年6月の菅内閣発足当初に幹事長に抜擢(ばってき)した枝野氏起用で調整することになった。
 交代が固まった仙谷氏は当初、代表代行や幹事長など党の要職で起用する方向で調整していた。ただ、官房長官で調整している枝野氏を補佐するため、仙谷氏は首相補佐官などのポストで首相官邸に残すことが検討されている。
 仙谷氏や同じく参院で問責を受けた馬淵澄夫国土交通相を続投させた場合、自民、公明両党は通常国会冒頭から審議拒否も辞さない姿勢を崩さず、首相も仙谷氏らの交代はやむを得ないと判断した。
 一方、首相がたちあがれ日本の与謝野氏の入閣を検討しているのは、与謝野氏が官房長官や財務相など閣僚経験が豊富なうえ、自民党時代に財政改革研究会会長として消費増税を含む財政再建案を取りまとめるなど、首相が今後の重点課題と位置づける税と社会保障改革に詳しいためだ。また、昨年11月から12月にかけて首相は自ら与謝野氏と会談を繰り返し、民主党との連立を打診した経緯もある。
 首相側はすでに、与謝野氏側に対して入閣に向けた非公式な打診をしている。13日にも改めて入閣などを求め、条件が整えば与謝野氏がたちあがれ日本を離党し、入閣する方向。ただ、首相補佐官となる案も取りざたされている。
 このほか、改造内閣の顔ぶれとしては、党政調会長を兼務している玄葉光一郎国家戦略相と、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題を抱える北沢俊美防衛相の留任が固まった。野田佳彦財務相、前原誠司外相、片山善博総務相とともに菅内閣の中核として首相の政権運営を支えることになる。
 首相は13日の党大会終了後、ただちに党役員人事に着手し、14日に内閣改造を行う方針だ。野党側が受け入れれば通常国会は24日の召集の方向だ。

4849名無しさん:2011/01/13(木) 17:51:33
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20110113/plt1101131625005-n1.htm
「与謝野はバカ、終わり」恥知らず“ドロ船入閣”に猛批判
2011.01.13

 菅直人首相が閣僚などの要職起用を決断した与謝野馨元官房長官(72)。13日午前、たちあがれ日本を離党した直後の会見では「できることがあれば(政権を)手伝いたい」と政権参加に意欲をみせたが、政界では「バカじゃないのか。彼はもう終わりだ」(石原慎太郎東京都知事)など、変節ぶりに猛批判が巻き起こった。

 与謝野氏は会見で「無所属で活動し、残された政治生命を日本の将来のためにすべてをささげたい」と主張。離党の理由については「たちあがれ日本は理念の政党で、私みたいに実務的に動く政治家とは、どこか違うところがある」と述べた。

 与謝野氏が衆院選で、自民党枠として比例復活当選したこととの整合性を問われると、「現行制度は(離党しても)議席として成立するのだから、議員が自分の良心と責任を持って、行動するということがポイントだ」と涼しい顔で反論した。

 「打倒民主党」を掲げて結党したたちあがれ日本は、当然猛反発。同党応援団長の石原都知事は、「政治家の資質の問題。そんなに世間は甘い物じゃない。なんで沈みかかっている船に乗るのかね」と糾弾。離党届を受け取った平沼赳夫代表は「与謝野氏は、たちあがれ日本結党時には『民主党に政権を任せたら日本は終わりになる』と言っていた。整合性が取れない」と猛批判した。

 与党色を強める社民党からも批判が。重野安正幹事長は「片山善博総務相のように民間人ならいいが、与党議員でもない与謝野氏を閣内に呼び込むのはいかがなものか。政党政治の根幹に触れる問題もある。ウエルカムとはいえない」と述べ、党利党略を優先させるような人事案に不快感を示した。

 与謝野氏は税と社会保障の一体改革を目指し、民主党と自民党との大連立を模索しているとされるが、交渉先の自民党は「単に政権の延命に手を貸すだけ。未来永劫(えいごう)与謝野氏から政治の話を聞くことはない」(党首脳)とあきれムード一色だ。

 小池百合子総務会長はツイッターで「そもそも自民党枠で当選した与謝野氏。『たちあがれ』を経たとしても、無所属ならば、一度バッジを外し、民間人として入閣されるのが筋だ」と小ばかにした。

 与謝野氏は、菅首相の政敵・小沢一郎元代表(68)とも囲碁を楽しむなど、時局の流れで逃げたり協力相手をくるくる変える「カメレオン人間」(自民党関係者)との批判もある。

 自民党を離党する際には、谷垣禎一総裁を「鳩山政権を倒す気構えがない」と批判していただけに、自民党閣僚経験者は「これでこちらとのパイプは完全に切れる。菅内閣は衰退一方だというのに政局が読めていない。単に捨て駒として使われるだけだ」と切って捨てた。

4850名無しさん:2011/01/13(木) 17:54:18
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20110113/plt1101131622004-n1.htm
裏目った!菅の政権延命“大バクチ” 与謝野入閣に猛反発必至
2011.01.13

 菅直人首相(64)は13日の民主党2011年度定期党大会後に党役員人事に着手、14日に内閣改造を断行する。24日召集予定の通常国会に向け、「挙党態勢」を打ち出す構えだが、実態はまるで違う。ねじれ国会を乗り切るには細心の注意が必要だが、今回の人事は、小沢一郎元代表(68)との暗闘に加え、党内外の人間関係をさらに悪化・複雑にしかねない火種が山積している。急きょ浮上した与謝野馨元官房長官(72)の起用。政権延命の大バクチが裏目に出る結果となりそうだ。

 「この党大会を皮切りに、本格的な活動に入らないといけない。みなさんの声をしっかり受け止め、党運営、政権運営をしていきたい。最強の布陣をつくる」

 菅首相は13日午後の党大会で力強くこう語った。だが、小沢グループの不満が爆発した前日の両院議員総会同様、内閣改造・党役員人事の先行きは暗たんとしている。

 参院で問責決議を受けた仙谷由人官房長官と馬淵澄夫国交相、TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)に慎重な大畠章宏経産相らは交代。仙谷氏は代表代行に就任し、後任長官には仙谷氏の弟分である枝野幸男幹事長代理を充てる方向で最終調整を始めた。仙谷氏が国対委員長を兼務するとの見方もある。

 また、たちあがれ日本の与謝野共同代表を、税と社会保障担当の特命相や厚労相、首相補佐官などで起用することも検討。与謝野氏は昨年末、民主党とたち日の連立に向けて奔走したが、党内の猛反発を受けて断念した。「菅首相は与謝野氏とは囲碁仲間であり、官房長官や財務相を歴任した与謝野氏の手腕を評価している」(周辺)という。

 与謝野氏は13日午前、都内で同党の平沼赳夫代表に離党届を提出した。

 このほか、野田佳彦財務相や前原誠司外相、片山善博総務相、北沢俊美防衛相、自見庄三郎金融相、玄葉光一郎国家戦略相、蓮舫行政刷新担当相らの留任が固まった。

 悲願の政権交代から1年4カ月、民主党政権の真価が問われる布陣だが、今回の人事には火種が山積している。まず、目玉である与謝野氏の起用には早くも野党から猛反発の声が噴出した。

 自民党中堅は「そもそも、与謝野氏は自民党比例でやっと復活当選した人物。それが1年もたたないうちに自民党を離党して、平沼赳夫代表らと『打倒・民主党!』を掲げて、たちあがれ日本を立ち上げ、今度は180度豹変して民主党政権に協力するという。永田町のユダだ。一体、彼の政治信念はどこにあるのか。政局観もゼロ。閣僚になっても、そのうち問責決議を突き付けられるだろう」と突き放す。

 与謝野氏は、衆院東京1区から出馬して落選しているが、ここで当選したのは民主党の海江田万里経済財政担当相。閣内バトルが勃発する可能性もある。

 「影の宰相」こと仙谷氏の代表代行起用にも懸念がある。岡田克也幹事長とまったくウマが合わないのだ。

 民主党関係者は「反小沢の急先鋒である仙谷氏は、かつて『政治の師は小沢一郎』と公言していた岡田氏を敬遠している。岡田氏も、外相から幹事長に横滑りしたのは『菅首相と仙谷氏にやられた』と思っているうえ、小沢氏の国会招致について、仙谷氏が『岡田は何をモタモタしているんだ!』と陰口を叩いていたのを知っている。とても一致結束してという雰囲気ではない」という。

4851名無しさん:2011/01/13(木) 17:55:12
■いまの民主党は「みっともない! みっともない!」

 仙谷氏には国対委員長との兼務説も流れているが、「国対委員長は幹事長の指示に従って与野党間の調整に当たるポストだが、仙谷氏は独自の判断で動くはず。また、自民党も『問責された仙谷氏の国対委員長などふざけるな』と反発している。大丈夫なのか」(同)と不安を隠さない。

 「内閣のスポークスマン」で「首相の女房役」でもある官房長官への起用が有力視される枝野氏にも懸念が。「菅首相の信頼が厚い」(官邸筋)とされるが、昨年の参院選惨敗のA級戦犯であるうえ、菅首相とは因縁がある。

 小沢氏に近い民主党議員は「枝野氏は左翼色が強く、理屈っぽい。官僚とはソリが合わず、小生意気に見える。スポークスマンとしても国民の反発を受けるのではないか。10年ほど前、菅首相に不倫疑惑が発覚したが、この女性は枝野氏とも親しかったと聞いている。果たして、枝野氏が体を張って菅首相を支えるだろうか」と語る。

 これまで、小沢氏との暗闘ばかりが注目されていたが、今回の内閣改造・党役員人事は新たな亀裂・内紛を生む可能性があるのだ。

 政治評論家の小林吉弥氏は「通常国会を無事に召集するために、菅首相としては仕方なく行う内閣改造・党役員人事だが、国民へのインパクトはなく、とても政権浮揚の材料にならない。逆に、党内・閣内の火種が増えそうだ。今後、小沢グループも不満を抱え続けていく。2011年度予算案や関連法案の成立と引き換えに、菅首相は退陣に追い込まれることになるのではないか」と分析する。

 党大会で来賓として挨拶した国民新党の亀井静香代表はたまりかねたのか、「今の民主党でいいんですか? みっともない! みっともない!」と言い放った。終わりの始まりということか。

4852名無しさん:2011/01/13(木) 19:22:53
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2011/01/13/kiji/K20110113000042020.html
ちゃんちゃらおかしい…谷垣氏、首相発言に不快感

 自民党の谷垣禎一総裁は13日、菅直人首相が税制と社会保障の超党派協議に関し「野党が参加しないなら歴史への反逆」と述べたことに強い不快感を表明した。記者団に「民主党の衆院選マニフェスト(政権公約)も撤回しないでそんなことを言うなんて、ちゃんちゃらおかしい」と述べた。

 首相発言に関し仙谷由人官房長官は13日午後の記者会見で「改革に時間が残されていないという危機意識があるのではないか。与野党双方が国民益から考えるべきだ」と指摘。「政治家同士の議論では批判に終始せず、自らの考え方を明らかにすべきだ。与野党で政策の相違の幅は狭まっており、逆向きの結論にはならない」と強調した。 [ 2011年1月13日 18:08 ]

4853名無しさん:2011/01/13(木) 19:30:26

改造政権「増税シフト」強まる 財政再建派・与謝野氏起用で加速
2011/1/13 19:00
http://www.j-cast.com/2011/01/13085468.html

菅直人首相が2011年1月14日に予定している内閣改造をめぐり、動きがあわただしくなっている。「民主党に政権を任せれば日本は終わり」だと主張していた「立ちあがれ日本」の与謝野馨共同代表が離党届を提出、政府の要職につく公算が強まっている。与謝野氏は、自民党時代から「財政再建重視派」として知られており、改造後の政権は消費税増税に動く可能性が高い。

大臣として入閣か首相補佐官

立ちあがれ日本をめぐっては、民主党が連立入りを打診したが、議員総会で反対が相次いだ結果、連立話は「破談」になっていた。与謝野氏が連立に前向きな一方。平沼赳夫代表は、消極的だったとされる。

そんな中、与謝野氏は11年1月13日午前になって、平沼氏に離党届を提出。午後に開かれた議員総会で、離党届が受理されることになった。翌1月14日の内閣改造では、与謝野氏は大臣として入閣するか、首相補佐官などの政府要職に就任するものとみられている。

与謝野氏は自民党時代から、消費税引き上げを求める「財政再建派」として知られており、経済成長を重視する「上げ潮派」の中川秀直元幹事長との対立が話題になったこともある。

与謝野氏は、立ちあがれ日本に離党届を提出した直後の記者会見の中で

「菅総理が言われている財政再建、税制の抜本改革、社会保障制度の持続性の確保、これはいずれに日本の社会が、どうしても避けて通れない喫緊の課題であると思いますし、私がお手伝いできることがあれば陰ながらお手伝いしたいと思っている」
と、これまでの立場を繰り返した。

1月13日午後の党大会後に行われた記者会見で、菅首相は1月14日に内閣改造を行う方針を明らかにした上で、与謝野氏の起用については

「与謝野さんの去就については、ご本人の判断で活動されてるわけでありまして、そのことについてコメントは控えたい」
とはぐらかしたものの、過去に菅首相が与謝野氏の政策を批判していたこととの整合性については、

「財政健全化のあり方、社会保障のあり方に熱心な方であり、そういうところでは、民主党の考え方としては、かなり共通性の高い政治家だと、これまでも、今でも認識している」
と釈明。政権での活躍への期待感を隠さなかった。

4854とはずがたり:2011/01/13(木) 21:10:43
与謝野はこんな低支持率の内閣に手を貸すとはどういう考えでしょうかねぇ??
高齢の与謝野にはもう時間がないのかな。。

4855神奈川一区民:2011/01/13(木) 21:47:32
>>4854
多分、今期で引退の可能性が高いのでしょ
う。海江田氏もこのことで騒ぐのはどうか
と思う。

4856名無しさん:2011/01/13(木) 22:52:34
与謝野はもう自民党離党して参議院選でキャスティングボート握れなかった時点で
何もしなければこのまま終わったまま引退というコースだったからねえ。
自分の終わり具合を自覚してそれなら恥を忍んででも政権与党で力をふるいたいと
いうことなのでは。俺は与謝野は比例議席のこともあるし恥知らずだと思うけど
この与党入りは自分の身の程を知っているなと感じたな。

4857名無しさん:2011/01/14(金) 05:11:12
与謝野の話ばっかりしてるのは仙谷や枝野の処遇から逃避したいからか?
刺身のツマみたいな根無し草の起用云々より、悪しきにつけ悪しきにつけ今の民主の中枢の人たちの方が余程重要だと思うが。

4858とはずがたり:2011/01/14(金) 10:51:46
おん!?どの藤井かと思ったら藤井爺かっ。
やはり財相の辞任は体調不良なんかではなく鳩山の方針に反対してってことだったんでしょうかねぇ。

【内閣改造】官房副長官に78歳の藤井元財務相が異例の内定 反小沢・増税路線が鮮明に
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/110114/plc1101140957007-n1.htm
2011.1.14 09:56

 菅直人首相は14日の内閣改造で、官房副長官に藤井裕久元財務相(78)をあてることを内定した。中堅のポストとされる副長官に重要閣僚を経験した衆院当選9回のベテランが就くのは極めて異例。藤井氏は財政再建派で知られ、改造内閣の増税路線を強めたといえそうだ。

 また、民主党の小沢一郎元代表とも対立しており、官房長官に就任する枝野幸男氏とあわせ菅政権の「反小沢」路線を鮮明にしたとみられる。藤井氏は鳩山内閣で財務相を務めたが、昨年1月に体調不良を理由に退任していた。

4859とはずがたり:2011/01/14(金) 10:53:07

岡トミさんが問責されなかったのは何故だ??

【内閣改造】公安委員長に中野元衆院副議長 岡崎トミ子氏は問題山積で交代
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/110114/plc1101140905004-n1.htm
2011.1.14 09:04

 菅直人首相は14日、国家公安委員長に中野寛成元衆院副議長を起用する方針を固めた。拉致問題担当相も兼務する方向。警察庁のテロ情報流出事件の対応や北朝鮮による韓国砲撃直後に登庁しなかったことが問題視された岡崎トミ子国家公安委員長は退任する。

4860名無しさん:2011/01/14(金) 14:40:01
>>4859
逆に言うと仙谷(問責案提出みんな+自民)だけでなくなんで馬渕(問責案提出自民単独)が問責されたのか?って疑問も湧く。
今の自民党で選挙区支部長が決まってない(成り手がない?)地区ってのを見るとなんとなく自民の選挙戦略絡みなのかなって感じ。

主な自民党支部長不在地区
北海道9区(民主党鳩山由紀夫)
http://www.jimin.jp/jimin/senkyo_shibu/s01.html
岩手4区(民主党小沢一郎)
http://www.jimin.jp/jimin/senkyo_shibu/s03.html
三重3区(民主党岡田克也)
http://www.jimin.jp/jimin/senkyo_shibu/s24.html
奈良1区(民主党馬淵澄夫)
http://www.jimin.jp/jimin/senkyo_shibu/s29.html
徳島1区(民主党仙谷由人)
http://www.jimin.jp/jimin/senkyo_shibu/s36.html

岡崎も衆院で議席持ってて地盤がしっかりしてれば出されてたんじゃない?

4861名無しさん:2011/01/14(金) 14:41:27
>>4858
肛門様の再登板が噂になったり、ほんとに人材いないんだろうね。
そりゃ与謝野に頼りたくもなるわな。

4862名無しさん:2011/01/14(金) 15:05:09
ハハ、ワロス

http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/110114/plc1101141317015-n1.htm
第2次改造内閣が今夕、発足 枝野新官房長官が閣僚名簿発表 78歳の藤井元財務相が官房副長官に (1/2ページ)
2011.1.14 13:15
このニュースのトピックス:菅内閣
新閣僚の名簿を発表する枝野幸男新官房長官=14日午後、首相官邸(酒巻俊介撮影)新閣僚の名簿を発表する枝野幸男新官房長官=14日午後、首相官邸(酒巻俊介撮影)

 菅第2次改造内閣が14日夕、皇居での認証式を経て発足する。菅直人首相は14日午後、首相官邸に組閣本部を設置し、枝野幸男新官房長官が閣僚名簿を発表した。退任させる岡崎トミ子国家公安委員長の後任には中野寛成元衆院副議長を起用した。法相就任の打診に難色を示していた江田五月前参院議長は同日朝、首相の再度の要請を受け入れた。46歳の枝野氏を補佐する官房副長官には78歳の藤井裕久元財務相を充てた。

 閣外に去るのは、参院で問責決議を受けた仙谷由人官房長官と馬淵澄夫国土交通相、警視庁テロ情報の流出が問題となった岡崎氏の3人に留まった。環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)への参加問題に消極姿勢を示していた大畠章宏経済産業相は国土交通相、海江田万里経済財政担当相は経産相に横滑りさせた。

 中野氏は拉致問題・公務員制度改革、枝野氏は沖縄・北方対策も担当する。経済財政担当相に就任する与謝野馨元財務相は社会保障・税一体改革担当、少子化対策・男女共同参画担当も兼務。留任する蓮舫行政刷新担当相は消費者問題担当を兼務する。

 ■菅第2次改造内閣 閣僚名簿(http://sankei.jp.msn.com/etc/110114/etc1101141238027-n1.htm

4863名無しさん:2011/01/14(金) 15:06:33
そりゃ嫌がるよな、惨敗確定の統一地方選の責任者なんて。
>  岡田克也幹事長は鉢呂氏に党選対委員長就任を打診したが、鉢呂氏は拒否。石井一副代表にも打診したが固辞された。岡田氏は14日昼、鉢呂氏を再度説得したが、鉢呂氏はなお難色を示している。

>>4862続き
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/110114/plc1101141317015-n2.htm

 前原誠司外相、野田佳彦財務相、片山善博総務相、高木義明文部科学相、細川律夫厚生労働相、玄葉光一郎国家戦略担当相(民主党政調会長)、鹿野道彦農水相ら11閣僚が留任となった。福山哲郎、滝野欣弥両官房副長官も留任。

 首相は14日午前の閣議で全閣僚の辞表をとりまとめた。首相はこの際、「今回、最強の布陣で次の内閣を作ることになった」と述べた。

 首相は14日昼、国民新党の亀井静香代表と会談。新閣僚は同日夕、皇居での認証式に臨み、菅第2次改造内閣が正式に発足する。

 党人事では、ねじれ国会対策の強化に向け、鉢呂吉雄国対委員長の後任に国対経験が豊富な安住淳防衛副大臣を起用した。

 岡田克也幹事長は鉢呂氏に党選対委員長就任を打診したが、鉢呂氏は拒否。石井一副代表にも打診したが固辞された。岡田氏は14日昼、鉢呂氏を再度説得したが、鉢呂氏はなお難色を示している。

4864名無しさん:2011/01/14(金) 21:31:41

与謝野、江田氏起用を酷評=民主・渡部氏「意味ない人事」
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2011011401005

 民主党の渡部恒三最高顧問は14日、TBSテレビの番組収録で、菅直人首相が内閣改造で与謝野馨経済財政担当相と江田五月法相を起用したことを酷評した。
 渡部氏は、参院で与党が過半数割れしている状況を踏まえ「(他党から)参院議員を3人ぐらい連れてくるなら『菅君はいい人事をした、与謝野君ありがとう』と言うが、衆院は足りている。本当に意味のない人事だった」と批判。与謝野氏が海江田万里経済産業相と衆院東京1区でライバル関係にあることにも触れ、「選挙民はどう判断すればいいのか。間違っている」と断じた。
 与謝野氏自身については「政権を失った途端に自民党を出て、今度は民主党(政権)で入閣するなんて卑しい」と指摘。ただ、「能力は素晴らしい」とも語った。
 参院議長経験者として初めて入閣した江田氏に関しては、「議長は首相と同格かそれ以上だ。よくお引き受けいただいたと感心する。私なら断る」と皮肉った。 (2011/01/14-21:13)

4865名無しさん:2011/01/14(金) 21:52:16
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110114-OYT1T00982.htm
自民幹部「与謝野氏1人で80人敵を作った」

 14日の内閣改造・民主党役員人事は、菅首相に近い「身内」の結束を強めた反面、閣内や与党内に新たなあつれきを生んだ。


 今回の人事は、菅首相、岡田幹事長、枝野官房長官、党代表代行に就任する仙谷由人前官房長官の「4人組」が主導した。だが、首相は14日夜の記者会見で「(人事を)一部のグループでやったのではないかというのはまったく当たらない」と反論した。

 たちあがれ日本を離党した与謝野馨・元官房長官が経済財政相に起用されたことに対しては、与党内に不協和音が広がった。与謝野氏は、鳩山前首相を「平成の脱税王」と批判したこともあり、民主党内には今も反発が根強い。

 海江田経済産業相は14日、経済財政相としての最後の記者会見で、「人生は不条理だ」と、衆院東京1区で争う与謝野氏が後任に起用されたことへの不満を隠さなかった。こうした動きを見て、自民党幹部は「菅首相はばかだ。与謝野氏1人を捕まえて、民主党内に80人くらい敵を作っている」と冷ややかに語った。

 また、菅首相を支持するグループの江田法相が、参院議長経験者として初めて入閣したことへの批判も相次いだ。国会関係者は「参院の存在意義の低下につながるばかげたことだ」とあきれ顔だ。

(2011年1月14日21時39分 読売新聞)

4866チバQ:2011/01/14(金) 23:22:42
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/110114/plc1101142238033-n1.htm
【改造内閣】派閥均衡、年功序列… まるで自民党のよう (1/2ページ)
2011.1.14 22:38
 14日に発足した菅第2次改造内閣は、小沢グループ以外の民主党各グループからまんべんなく人材を登用した。衆院出身の閣僚は全員が「入閣適齢期」とされる当選5回以上で、自民党政権時代にみられた派閥均衡、年功序列型の改造となった。

 民主党最大の支援組織・連合の組織内議員は首相を除く17閣僚で5人にのぼり、労働組合に配慮する体質は相変わらずだった。

 党内のグループ別に見ると、前原、鳩山、菅、野田、横路(旧社民党系)、旧民社の各グループがそれぞれ2人。羽田グループからも1人起用したが、小沢グループからはゼロだった。グループに属しない民主党出身の閣僚は玄葉光一郎国家戦略担当相と鹿野道彦農林水産相。民間からは片山善博総務相が続投した。

 衆院出身の閣僚を当選回数別にみると、中野寛成国家公安委員長と鹿野氏が最多で当選11回、最少は野田佳彦財務相らの5回。平均当選回数は7.5回で前回改造の6.6回を大幅に上回った。

 今回の改造で新たに加わった閣僚は江田五月法相ら4人にとどまった。初入閣は中野氏のみで、平均年齢も前回改造時から1.5歳上がり60.6歳だった。

 平均年齢が上がったのは、72歳の与謝野馨経済財政担当相、70歳の中野氏らベテラン議員が入閣したため。最年少は蓮舫行政刷新担当相の43歳、最高齢は北沢俊美防衛相と与謝野氏の72歳だった。30代の閣僚は民主党による政権交代以来、誕生していない。

 参院からの入閣は前回改造の5人から4人になった。これまで民主党内閣では女性閣僚2人が続いていたが、今回は蓮舫氏だけだった。昨年6月に行われた前々回の民主党代表選で、菅直人首相が公約した女性閣僚の積極登用は実現しなかった。

4867名無しさん:2011/01/14(金) 23:24:14
去年の新年会、菅だけじゃなく蓮舫や生方も行ってたのか。

http://octhan.blog62.fc2.com/blog-entry-41.html
薄汚い正体を示す証拠写真
2010新年会
あれれ?小沢元代表をはさんで、菅首相と蓮舫大臣が満面の笑み―。

「どーなってるの?」だが、実はこの写真、2010年の正月に世田谷区深沢の小沢邸で開かれた新年会の集合写真なのだ。

まだ仲が悪くなかった当時の菅副総理兼内閣府特命担当大臣が小沢幹事長の新年会に出席したことは有名な話。
「当時はポスト鳩山を虎視眈々と狙っていた時期で、党内の実力者・小沢幹事長にスリ寄り、新年会では上機嫌で乾杯の音頭までとっていました」(出席した議員)

昨年6月、首相になって「脱小沢」を宣言してからは、その新年会のエピソードがひた隠しにされ、写真も表に出てこなかった。首相にとっては消したい過去だったのだが、天網恢恢疎にして漏らさず。証拠写真がこの通り、存在している。いわば、菅首相の究極の「秘写真」というわけだ。

蓮舫大臣にしても、小沢元代表の横に座って、このうれしそうな表情…。それが今では、菅・仙谷コンビにベタベタ取り入り、小沢排除の急先鋒をつとめるとは。政権交代の立役者に対し、手のひら返しの態度なのだから呆れる。こういう人間は、政治家に限らず信用されないものだ。

そういえば、もうひとり、テレビを渡り歩いて小沢批判で名前を売っている生方幸夫議員も、この新年会に出席していたことが分かった。平野官房長官(右)の隣でニッコリ。

どいつもこいつも、正月料理をごちそうになって、その味覚の乾かないうちに後足で砂をかけるようなマネをするとは、人として恥ずかしくないんだろうか。

(日刊ゲンダイ 2011/01/12 掲載)

写真はこちら
http://blog-imgs-35.fc2.com/o/c/t/octhan/201101142209101db.png

4868名無しさん:2011/01/15(土) 16:42:12

内閣支持微増、21%=不支持は59%−時事世論調査
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2011011400594

 時事通信社が7〜10日に実施した1月の世論調査によると、菅内閣の支持率は前月比0.3ポイント増の21.3%で、4カ月ぶりにわずかに上昇した。不支持率は同1.2ポイント減の59.2%。支持率下げ止まりの背景には、菅直人首相が年頭記者会見で、小沢一郎民主党元代表に対し、強制起訴された場合は議員辞職を含めて進退を判断するよう求め、「脱小沢」路線を一層鮮明にしたことがあるとみられる。首相が内閣改造の方針を打ち出したことも影響したようだ。
 調査は、全国の成年男女2000人を対象に個別面接方式で実施。有効回収率は68.0%だった。
 内閣を支持する理由は、「他に適当な人がいない」9.4%が最も多く、「だれでも同じ」5.0%、「首相を信頼する」3.8%などと続いた。不支持の理由は「期待が持てない」36.0%、「リーダーシップがない」34.5%、「政策が駄目」22.0%などの順。
 政党支持率は、自民党が前月比0.6ポイント減の17.2%で、同0.3ポイント減の13.5%だった民主党を3カ月連続で上回った。以下は公明党3.2%、みんなの党2.5%、共産党1.8%、社民党0.4%。
 次期首相にふさわしい人は、前原誠司外相が8.6%でトップ。新党改革の舛添要一代表8.1%、民主党の岡田克也幹事長8.0%、自民党の石破茂政調会長7.5%と続き、菅首相は4.9%で8位だった。(2011/01/14-15:23)

4869名無しさん:2011/01/15(土) 17:02:03
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20110115/plt1101151521003-n1.htm
管“不条理政権”5人の問題児 “象徴”与謝野は「卑しい」
2011.01.15

 菅第2次改造内閣が発足。菅直人首相(64)は政権浮揚を図り、通常国会を乗り切りたい考えだ。しかし、野党を連続して離党した与謝野馨経済財政担当相(72)や参院議長経験者の江田五月法相(69)、民主党幹事長として参院選を大敗した責任を取っていない枝野幸男官房長官(46)らを起用した前代未聞の人事は、野党のみならず党内からも猛批判を浴びている。さらに、改造前に空手形を切りまくった菅首相自身が求心力を落とし、仙谷由人氏(65)を党代表代行にしたことで、新たな火種も持ち込まれた。“不条理政権”を具現化する5人組を抱えた政権の行く末は−。

 「人生というのは不条理だ」

 海江田万里経済産業相は、同じ衆院東京1区で自民党から出馬してきた与謝野氏の入閣を、複雑な表情で論評した。また、官房長官続投を探ってきた仙谷氏に引導を渡した民主党出身の西岡武夫参院議長も14日夜、都内で記者団に「首相は不条理だ。民主党と小選挙区で戦った相手が入閣するというのは、海江田氏にはたまらないだろう」と批判した。

 「不条理」は、「ことがらの筋が通らない」という意味で、首相が年頭所感で「不条理を正す政治」として用いた言葉だ。民主党の小沢一郎元代表の「政治とカネ」を指して言ったのだが、いつのまにか第2次改造内閣のネーミングになりつつあり、民主党批判を続けてきたのに入閣した与謝野氏は「筋が通らない」象徴となっているのだ。

 菅首相が与謝野氏に期待するのは主に(1)新内閣の最重要課題のひとつである社会保障と税制の一体改革を進める司令塔としての役割(2)ねじれ国会を乗り切るために自民党や公明党と連携する呼び水としての役割−だ。

 3月に2011年度予算関連法案が参院で否決され、政権が立ち往生するという「3月危機」が現実味を帯びているだけに、(2)こそ最重要とみる向きもある。

4870名無しさん:2011/01/15(土) 17:02:49
 しかし、与謝野氏起用の評判は最悪だ。

 自民党の谷垣禎一総裁は「与野党の信頼関係を一顧だにしていない。(自民党比例で当選したのだから)議員辞職して民間人として内閣に入るのが通常の道義感」と批判。公明党の山口那津男代表も、“与謝野呼び水理論”を「勝手な思いこみだ」と一刀両断した。

 与謝野氏は民主党の政策を猛批判し続けてきただけに、国会で整合性を追及されるのは確実。自民党幹部は「問責第1号だ」と鼻息が荒い。

 社民党も、筋金入りの消費税増税論者である与謝野氏にアレルギーが強い。福島瑞穂党首は「与謝野氏と財務省、首相官邸、三位一体で消費税をきっちり上げるシフトを組んだ。菅さんは何を考えているのか」と批判した。社民党を巻き込んで、衆院での法案再可決が可能な3分の2を確保する策も、与謝野氏入閣で苦しくなりそうだ。

 それだけに、首相を支える民主党反小沢派の後見人的存在である渡部恒三最高顧問は、「(他党から)参院議員を3人ぐらい連れてくるなら『菅君はいい人事をした、与謝野君ありがとう』と言うが、衆院は足りている。本当に意味のない人事だった。間違っている」とこきおろした。さらに、与謝野氏自身についても「政権を失った途端に自民党を出て、今度は民主党(政権)で入閣するなんて卑しい」とまで述べたのだ。

 一方、参院議長経験者である江田氏の入閣も異例。渡部氏は「議長は首相と同格かそれ以上だ。よくお引き受けいただいたと感心する。私なら断る」と皮肉った。また、枝野氏には「昨年の参議院選挙の大敗の責任者が、なぜ出世するのか」(森裕子参院議員)との批判が強い。

 菅首相が改造にあたって“空手形”を切りまくった弊害も出ている。民主党関係者が言う。

 「国対委員長を外された鉢呂吉雄氏は入閣するはずだったのに、選対委員長を打診された。臨時国会で法案成立が少なかった責任を取らされたうえ、統一地方選の大敗の責任を取らされるポストなど受けられるわけがない。渡部氏が批判するのも、国対委員長ポストを打診されていたのに、最終的に消えたからでは」

 「影の宰相」と言われる仙谷氏が党内に放たれたことも不安視されている。代表代行としては異例の警護(SP)付きとなり、「海外に出たりいろんな人と会う」(仙谷氏周辺)という。まさに、小沢氏ばりの闇将軍ぶりだ。

 これまで政府は仙谷氏、党は岡田克也幹事長と住み分けてきたが、仙谷氏は政府に子飼いの枝野氏を置き、党にも拠点を得た。

 民主党中堅議員は「仙谷氏と岡田氏は政治手法でそりが合わない。ポスト菅をめぐり、仙谷氏がオーナーである前原グループと、岡田氏の間で権力闘争が激化する」と予言する。ここに、3月政局をにらむ小沢氏もからんでくるわけだ。

 かつて「人事の佐藤」といわれ、6度の内閣改造を行った佐藤栄作元首相は、「内閣改造をするほど首相の権力は下がり、解散をするほど上がる」と人事の機微を語った。半年で2度も改造した菅首相の権力は、もはや風前の灯火か。

4871名無しさん:2011/01/16(日) 21:30:05

与謝野氏入閣に不満=「増税貧乏神内閣」を懸念−民主・原口氏
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2011011600124

 民主党の原口一博前総務相は16日午後、たちあがれ日本を離党した与謝野馨氏が経済財政担当相として入閣したことについて、「(菅政権に)遠心力が起きている。外で民主党をあしざまに言っていた人が、離党して翌日に大臣というのは党内でも批判が出ている」と述べ、不満を示した。佐賀市内で記者団に語った。
 菅直人首相が目指す消費増税を含む税制と社会保障制度の一体改革に関しては、「選挙の時に約束したことと違う。(首相は)増税という話はしていないが、『増税貧乏神内閣』であれば国民から見放される」と懸念。消費増税に前向きな与謝野氏を念頭に「自民党で増税できなかったから、民主党で増税なんて考えてもらっては困る」と語った。 (2011/01/16-17:49)

4872名無しさん:2011/01/16(日) 21:34:54

内閣改造:政権浮揚不発、民主党内に悲観論…本社世論調査
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110116k0000e010002000c.html

 菅直人首相が「最強の態勢に」と意気込んだ内閣改造は政権浮揚効果に乏しく、毎日新聞が14、15日に実施した緊急世論調査の内閣支持率は29%にとどまった。社会保障と税の一体改革を担う与謝野馨経済財政担当相の起用は「評価しない」が過半数を占め、枝野幸男官房長官の評価も二分。24日召集の通常国会へ向け、自民党は「与謝野氏問責」もちらつかせて攻勢をかける構えで、11年度予算案審議の行方はさらに混とんとしている。【平田崇浩、中田卓二】

 「内閣改造した結果を若干でも前向きに捉えていただいていることはよかった」。福山哲郎官房副長官は15日、内閣支持率が5ポイント上がったことを前向きに評価した。菅首相は同日、福山氏らを首相公邸に呼び、通常国会の施政方針演説では社会保障と税の与野党協議を呼びかけることを確認した。民主党の岡田克也幹事長らには「丁寧な国会運営で分かりやすい議論の場をつくってほしい」と指示した。

 首相が年頭に「政治的な生命をかける」と発言したのが社会保障と税の一体改革。その具体化を与謝野氏と元財務相の藤井裕久官房副長官に託した。藤井氏は15日、NHK番組で「仮に消費税(引き上げ)をやらせていただくときには(世論の)納得がなければいけない」と強調した。

 しかし、世論調査では民主党支持者でも4割近くが与謝野氏の入閣を評価しておらず、党内には与謝野氏の増税色に対する懸念もくすぶる。与謝野氏の古巣、自民党とたちあがれ日本も反発を強めており、与野党協議についても「できるわけがない」(民主党幹部)との悲観論が広がった。

 もう一人の目玉閣僚、枝野氏は仙谷由人前官房長官の「脱小沢」路線を引き継ぐ役割を担う。世論調査では小沢一郎元代表に強制起訴時の離党を求める声が77%に達し、菅首相は離党勧告も辞さない構え。しかし、枝野氏起用の評価も期待したほどではなく、小沢グループからは「(菅首相と岡田、仙谷、枝野3氏の)4人組でたらい回ししているのを国民は見抜いている」との批判もあがる。

 結局は「国会審議のとげを抜く『問責改造』。最強の布陣なんかじゃない」(若手議員)。野党の「問責カード」に対抗しようにも、支持率が上がらなければ「衆院解散カード」は使えない。枝野氏は15日のBS朝日の番組で「解散・総選挙は全く考えていない」と言い切った。

 「(改造は)失敗だった。これから大変だぞ」。民主党の参院幹部は予言した。

4873名無しさん:2011/01/16(日) 21:36:33
>>4872

 ◇野党攻勢、与謝野氏に照準

 「与謝野氏が菅政権のネックになる」。自民党幹部は15日、通常国会で与謝野氏に照準を合わせて政権を追及する考えを示した。同日のTBS番組では、山本一太参院政審会長が「個人的に言うと最初から問責を出したい」と与謝野氏に対する問責決議案提出にまで言及。野党は勢いづいている。

 自民党は、年金改革や消費税率引き上げなどを巡って与謝野氏の主張と民主党の政策の矛盾を突き、閣内不一致をあぶり出す戦術を検討。自民党時代に民主党マニフェストを酷評した与謝野氏の「変節」や、菅首相の任命責任も問う構えだ。

 石原伸晃幹事長は15日、東京都内で記者団に「信頼関係を放棄した人(与謝野氏)が先頭に立ってもだれもついていかない」と述べ、社会保障と税の一体改革に関する与野党協議に応じない考えを明らかにした。

 野党は次期衆院選を「できるだけ早く行うべきだ」との回答が49%に上ったことにも強い手応えを感じている。自民党の谷垣禎一総裁は談話で「国会では問題点を厳しく突き、(衆院)解散・総選挙に追い込みたい」と強調。公明党の山口那津男代表も「常在戦場の気持ちを強く持っていく」と語った。与謝野氏を一本釣りされたたちあがれ日本の園田博之幹事長は「菅内閣ではだめだということ。徹底的に追及したい」と対決色を強めた。

 ただ国会での与野党対決を支持する意見は30%にとどまり、強気一辺倒では逆に野党が世論の批判を浴びかねない。自民党幹部の一人は「一喜一憂しない。これからだ」と語った。

毎日新聞 2011年1月16日 9時11分(最終更新 1月16日 11時12分)

4874名無しさん:2011/01/16(日) 21:46:25
> (菅首相と岡田、仙谷、枝野3氏の)4人組でたらい回ししている
これ括弧内は菅と他三人ってなってるけど、発言者は前原含めた4人ってつもりじゃないのかな?

参考までに
岡田
外務大臣(留任)
党幹事長
党幹事長(留任)

仙谷
官房長官
官房長官(留任)後に法務大臣兼務
党代表代行

枝野
党幹事長
党幹事長代理
官房長官

前原
国交大臣
外務大臣
外務大臣(留任)

4875名無しさん:2011/01/16(日) 21:48:07

与謝野、江田氏に照準=自民、問責視野に手ぐすね
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2011011600067

 自民党が24日召集の通常国会で、内閣改造で入閣した与謝野馨経済財政担当相と江田五月法相に照準を合わせ、徹底追及する構えを見せている。与謝野氏は野党に転落した自民党を離れて菅政権に加わり、江田氏は参院議長時代に「民主党寄りの議会運営」を続けたとして野党から批判された。2人の国会答弁次第では、自民党は問責決議案の提出も視野に入れている。
 「厳しく追及していく。個人的に言うと、最初から問責を出したい大臣だ」。自民党の山本一太参院政審会長は15日のテレビ番組で、与謝野氏についてこう語った。同党幹部も「問責の第1のターゲットは与謝野氏だ」と断言している。
 与謝野氏は2009年の衆院選で自民党から出馬し、比例代表で復活当選。昨年4月、自民党を離党してたちあがれ日本を結党したが、13日に離党、今回入閣した。与謝野氏は「政権の中で政策を実現することが大事」などと釈明しているが、自民党は同氏の「政治遍歴」に矛先を向けていく方針だ。与謝野氏は自民党時代、民主党のマニフェスト(政権公約)を「財政が破綻する」と厳しく批判。当時の鳩山由紀夫首相の偽装献金事件をめぐっては、国会で鳩山氏を「平成の脱税王」と痛罵した。このため、与謝野氏のかつての言動と現在の行動の整合性もただしていく考えだ。
 江田氏に関しては、参院議長時の対応を問題視している。昨年6月の通常国会会期末、自民党などは「民主党の強引な国会運営を黙認してきた」として、江田議長不信任決議案を参院に提出した経緯がある。決議案は廃案となったが、参院幹部は「江田氏の資質に問題があることに変わりはない」と指摘する。もっとも、昨年の臨時国会で自民党は閣僚批判に力を入れるあまり、支持者から「党の主張が見えない」との批判も出た。党内には「また追及一辺倒では有権者にそっぽを向かれる」(中堅)と懸念する向きもある。(2011/01/16-14:19)

4876名無しさん:2011/01/17(月) 02:47:43
与謝野議員入閣には驚きました。ずばり選挙での民主党公認狙いですね。

4877名無しさん:2011/01/18(火) 20:27:38
http://www.hokkaido-365.com/news/2011/01/post-1591.html

365アンケート「あなたは菅内閣がいつまで続くと思いますか?」集計結果
11年01月17日(月) 12時30分
「衆院議員の任期」までは約6%の少数に

 (1)あなたは、菅内閣がいつまで続くと予想しますか。次の選択肢から最も適当と思うものを選んでください。

 ・衆院議員の任期(2013年8月)まで 16票

 ・3月末 182票

 ・統一地方選(4月10日、24日)後 82票


 (2)「衆院議員の任期まで」を選択した方は、その理由を次の中から選んでください。

 ・菅氏が首相を辞めずに続けるため 14票

 ・その他(自由記述) 2票

4878名無しさん:2011/01/18(火) 20:41:06

消費増税前の解散、明言せず=菅首相
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2011011800812

 菅直人首相は18日夜、前原誠司外相や海江田万里経済産業相が消費税率を引き上げる場合は衆院解散・総選挙で信を問うべきだとの考えを示したことに関し、「今から本格的に(税制と社会保障制度の一体改革の)議論を始めようとしているところだから」と述べ、解散するかどうか明言を避けた。衆院選を経ずに増税に踏み切ることに含みを残したとも取れる発言で、波紋を広げそうだ。
 首相は、一体改革について「議論を本格的にする中で、皆さんの意見もだんだん集約されてくるのではないか」と指摘した。首相官邸で記者団の質問に答えた。(2011/01/18-19:51)

4879名無しさん:2011/01/19(水) 20:20:12

与謝野氏 公認時に誓約書 自民・大島氏「会派入りは完全に違背」
2011.1.19 19:49
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110119/stt11011919520073-n1.htm

 自民党の大島理森副総裁は19日夕、与謝野馨経済財政担当相が前回衆院選で自民党から公認を受ける際に誓約書を提出したことを明らかにした上で「反党行為をしたときは政治家を辞めると誓約している。(民主党)会派入りは完全に誓約に違背するものだ」と述べ、通常国会で与謝野氏を追及する考えを示した。党本部で記者団の質問に答えた。

 また、政府が呼びかける税制と社会保障の一体改革の与野党協議について「政府・与党が考え方を確立することなしに協議といっても、それは詭弁(きべん)であり、邪道であり、信頼に足る態度ではない」と批判した。

4880名無しさん:2011/01/19(水) 20:24:16
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1067007932/7413
政権公約修正なら衆院解散を…公明国対委員長

(2011年1月19日19時55分 読売新聞)

4881名無しさん:2011/01/19(水) 22:25:16
http://www.asahi.com/politics/update/0119/TKY201101190447.html
「反党行為なら議員辞職」与謝野氏、自民時代に誓約書
2011年1月19日22時6分

 自民党の大島理森副総裁は19日、与謝野馨・経済財政担当相が2009年の自民党時代に「反党行為があった場合、良心に基づき議員辞職する」と書いた誓約書を公開した。大島氏は、与謝野氏の署名が入った書状を記者団に見せながら、「政治家としての道義にどう答えるのか。しっかり問いただしていく」と述べた。通常国会の予算委員会でも追及する方針。

 自民党は09年の総選挙で、すべての公認候補に誓約書を提出させていた。大島氏は、与謝野氏が民主党の会派に入会しても無所属のままであることについても触れ、「まさに脱法的行為だ」と批判した。

4882チバQ:2011/01/19(水) 22:43:42
http://www.asahi.com/politics/update/0119/TKY201101180587.html
官邸再起に長老と若手 78歳藤井氏を39歳細野氏補佐(1/2ページ)2011年1月19日2時7分
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 菅直人首相は内閣改造などの人事を終え、「菅官邸」のメンバーがそろった。藤井裕久官房副長官(78)や細野豪志首相補佐官(39)らが加わり、ベテランと若手がスクラムを組んで首相を支える。国会対策と発信力強化を二本柱に据え、経験豊富な「老」の知恵と「青」の機動力で巻き返しを狙う。

 内閣改造直後の16日、首相公邸で閣僚勉強会を開いた菅首相は同日夜、そのまま近くのホテルで懇親会を催した。その場はさながら藤井新官房副長官の独壇場だった。

 藤井氏は出席者で最年長。あいさつで大蔵官僚時代を振り返って「官邸勤めは岸信介内閣の時が初めてだった」と話すと、同席した46歳の枝野幸男官房長官が「僕はまだ生まれていない」。会場は笑いに包まれた。

 すき焼きにビールでほろ酔い気分になった藤井氏はさらに、改造前は「影の総理」と言われた仙谷由人前官房長官の肩に腕を回して労をねぎらった。官邸内で官僚トップの滝野欣弥官房副長官を手招きすると、今後の官邸運営について「説教」した。

 首相は改造に合わせ、どう官邸を強化するか知恵を絞った。政権の要だった仙谷氏の後任の枝野氏は最年少官房長官。それだけに首相は「官邸が軽くなってはいけない」と考え、細川内閣で蔵相、鳩山内閣で財務相を務めた藤井氏に白羽の矢を立てた。

 首相は藤井氏に枝野氏の「指南役」を期待する。改造内閣の最大の政治課題と位置づけた税と社会保障一体改革で、官邸内の調整役も担わせた。この改革の司令塔の与謝野馨経済財政相とは東大野球部の先輩後輩という間柄だ。

 ただ、78歳という高齢に不安もつきまとう。官邸スタッフからは「国対部屋に誰が行くのか」という声も漏れる。官房副長官は与党とのパイプ役も大事な仕事だ。官邸・与党内で国会対策の足並みが乱れると2011年度予算案の成立がおぼつかなくなる。

 そんな心配を振り払うため、首相が配置したのが、衆院の細野豪志と参院の芝博一(60)の両首相補佐官だ。留任した側近の加藤公一補佐官(46)を含め、補佐官4人中3人に国会対策を担当させ、本来副長官が担う職務を振り分けた。

 国会対策を強化する理由について、枝野氏は18日の記者会見で「内閣はいい政策を打ち出すだけが役割ではない。国会を通して実施していく側面を強化した」と説明した。

 加藤氏は、対立を深める小沢一郎元代表を支持する議員とも親交がある。国対経験豊富な芝氏は岡田克也幹事長に近く、国会運営のカギを握る輿石東参院議員会長とも関係がいい。

 首相は、民主党の次世代ホープと目される細野氏に期待を寄せる。細野氏は昨年秋の民主党代表選で小沢氏を支持したが、尖閣諸島沖衝突事件後には仙谷氏の「密使」として訪中するなど、菅官邸と接近。昨年12月7日には首相と会食し、政権運営について意見交換した。首相は周辺に「細野君には藤井さんと連携して総括的にやってもらう」と語る。政策調整や国対との連携役が期待される。

 テレビ番組出演などで知名度の高い細野氏と若い側近の寺田学補佐官(34)には、首相が力を入れる発信力強化にも一役買ってもらおうという思惑がある。これまで演説草稿を準備してきた福山哲郎官房副長官(49)と合わせ、発信力担当は3人に増えた。

 首相周辺の一人はこう力を込める。「これからは、首相が何をしたいかをわかりやすく伝えたい」

(倉重奈苗、村松真次)

4883名無しさん:2011/01/20(木) 21:56:28

愛知・名古屋ダブル選に危機感=「王国」で2敗なら政権窮地−民主
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2011012000961

 20日に告示された愛知県知事選と23日告示の名古屋市長選(いずれも2月6日投開票)は、菅再改造内閣発足後、初の大型地方選となり、民主党は総力戦で臨む方針だ。同党は地方選での苦戦が続いており、「民主王国」の愛知・名古屋で敗れれば、菅政権にダメージになるのは必至。岡田克也幹事長ら執行部は、危機感を募らせている。
 「新しい菅政権がスタートした。平成の開国、社会保障制度と税制の一体改革という二つの目標を持って前に進んでいく」。推薦する元官僚の応援に駆け付けた岡田幹事長は名古屋市内で、重要課題に取り組む菅政権の姿勢を強調し、支持を訴えた。名古屋市長選には、前回2009年の衆院選で勝利した同党の前衆院議員(既に辞職)が立候補する。同党は選挙期間中、閣僚や党幹部を積極的に投入。党所属国会議員にも最低1回は現地入りするよう指示している。
 民主党にとって愛知県は、前回衆院選の15小選挙区で全勝した「王国」。一方で、同党は、昨年12月の茨城県議選で擁立候補の4分の3が落選し、菅直人首相のお膝元の東京都西東京市議選でも議席を減らすなど、地方選で敗北続きだ。愛知県知事選、名古屋市長選とも単純な「民・自」対決の構図ではないが、「王国」で2敗となれば、民主党への逆風は決定的。4月の統一地方選を前に、地方組織から「菅首相では戦えない」といった声が出かねない。
 「この選挙が菅政権のターニングポイントになるかもしれない」。小沢一郎元代表に近い若手議員は、敗北すれば、菅政権は崩壊に向かうとの見方を示す。
 一方、自民党も複雑な事情を抱える。知事選で党本部は支持する元官僚の勝利に全力を挙げるが、一部の国会議員は党を離れた前衆院議員を支援しており、分裂選挙となっている。名古屋市長選では、独自候補の擁立を断念し、地元市議団が民主党の前衆院議員の支援に回った。このため、知事選の応援に入る党幹部は、民主党攻撃が鈍りがちだ。
 大島理森副総裁は豊田市で「将来の希望への道筋をつくろう」などと訴えたが、民主党批判はわずかだった。(2011/01/20-21:48)

4884名無しさん:2011/01/20(木) 22:40:56

与謝野氏が自民党と交わした誓約書
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/photos/20110120/plt1101201213000-p1.htm


http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20110120/plt1101201213000-n1.htm
与謝野“ユダ”ぶり発揮 誓約書反故「反党行為行わぬ」2011.01.20

 「永田町のユダ」こと与謝野馨経済財政担当相(少子化担当相)が、また変節した。これまでバラマキだと猛批判していた子ども手当を容認する考えを明らかにしたのだ。一方、自民党は与謝野氏が前回衆院選で自民党から公認を受ける際に、「離党などの反党行為を一切行わない」などとする誓約書を提出していたことを暴露、通常国会で徹底追及していく構えだ。

 与謝野氏のとんでも発言が飛び出したのは、19日の報道各社とのインタビューでのこと。子ども手当について「われわれが(自民党時代に)やっていた児童手当を拡充したものと本質的に同じだと思っている」と述べ、容認する考えを示したのだ。

 与謝野氏は昨年1月に出版した自著『民主党が日本経済を破壊する』でも、同手当てについて「『子ども手当』などと名前を付けてお金を配っても親が子供のために消費に回す保証はどこにもない。断言すれば、民主党のマニフェストは純粋に選挙用のフライングフィッシュ(毛バリ)みたいなもの」と猛列に批判。経財相就任後も「政策効果に対する確信が、導入当初は十分説明されていなかった」と述べ、過去の批判は当然だったとの認識を示していた。

 一方、こうした与謝野氏の変節ぶりに怒り心頭の自民党。大島理森副総裁は19日夕、与謝野氏が誓約書を提出していたことを明らかにしたうえで、「反党行為をしたときは政治家を辞めると誓約している。(民主党)会派入りは完全に誓約に違背するものだ」と批判した。

4885名無しさん:2011/01/20(木) 22:43:01
http://gendai.net/articles/view/syakai/128448
与謝野攻撃 自民今度は誓約書を暴露
【政治・経済】
2011年1月20日 掲載
「反党行為をしたら議員を辞職する」

「平成の議席泥棒」と与謝野攻撃を強める自民党が、今度は大島理森副総裁が、「反党行為をしたら議員を辞職する」という与謝野の誓約書の存在を暴露し、議員辞職を迫った。
 この誓約書は09年の衆院選で党公認候補全員に提出させたもの。「当選後、離党などの反党行為は一切行なわないことを、自由民主党および有権者に対し誓約する」といった内容で、与謝野自筆の署名入りだ。「本誓約書が公表されても異議ありません」といった文言も盛り込まれている。
 こんなものまで公表して辞職を迫る自民党のやり方はなんとも大人げないが、与謝野バッシングが一段と強まるのは必至。消費税税率アップに向けひた走る与謝野だが、期限の6月まで大臣、いや議員を続けられるのか。通常国会は冒頭から大荒れだ。

4886名無しさん:2011/01/20(木) 23:38:11

菅が薬害原告団を苦しめる!ゴタゴタ改造で交渉窓口定まらず
2011.01.20
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20110120/plt1101201628003-n1.htm

 菅直人首相による内閣再改造のあおりを受け、肺がん治療薬「イレッサ」の損害賠償訴訟の原告らが政府に不信感を募らせている。28日に東京・大阪両地裁の和解勧告に対する回答期限が迫る中、人事のゴタゴタで菅内閣の担当閣僚が一向に決まらないからだ。勧告では国の責任も認める内容になっており、原告からは「菅首相の都合で時間切れに追い込まれたらたまらない」と悲鳴をあげている。

 「イレッサ」は2002年7月に日本で承認されて以来、重い間質性肺炎などの副作用報告が続出。国は同年10月15日に「緊急安全性情報」を出したが、承認から情報発表まででも180人が死亡した。厚生労働省には、昨年9月までに800人以上の死者が報告されている。

 両地裁は今月7日、「国が緊急安全性情報を出すまで、薬の添付文書に副作用に関する十分な記載がなく被告は患者の救済を図る責任がある」と和解勧告し、原告は和解受け入れを決めた。

 にもかかわらず、菅内閣の腰は重たいまま。政府の交渉窓口が改造の余波で定まらないからだ。

 通常、政府では複数の省庁にまたがる行政訴訟は官房長官が調整役にあたる。今月14日に「和解勧告を前向きに検討する」という政府見解をまとめた薬害B型肝炎訴訟では、仙谷由人前官房長官が関係4閣僚間を調整した。しかし今回のイレッサ訴訟では、「14日に内閣改造をした影響で閣僚間の役割分担決定が遅れ、担当者の調整にてこずっている」(首相官邸関係者)という。

 焦った原告団は19日、国会内で緊急集会を開催。出席した40代の遺族女性は「過去の薬害訴訟で、政府が和解のテーブルに乗らなかった例はない。菅内閣の都合で『時間切れ』に追いやられてはかなわない」と政府の姿勢を批判した。

 集会には「薬害イレッサ問題の解決をめざす民主党議員の会」会長の川内博史衆院議員らも参加したが、小沢一郎元代表に近い川内氏は「私は民主党のBチームなので(和解協議の)話は…」と口ごもるのみ。

 同席した薬害HIV訴訟原告の川田龍平参院議員(みんなの党)は「僕の事件当時は菅直人首相が厚相、枝野幸男官房長官も解決に尽力した。2人が政権にいる今しか和解できない」と政府の尻をたたいたが、見通しは不透明なままだ。

4887名無しさん:2011/01/21(金) 02:18:57
「踏まれてもついてゆきます下駄の雪」

http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1191859439/2532-2533n

>亀井氏は福山氏に「連立を離脱しても恨まないでね」とチクリ。

4888名無しさん:2011/01/21(金) 15:29:33
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110121dde012010033000c.html
特集ワイド:暮れても明けても・政治はどこへ/6 公然と語られるXデー
毎日新聞 2011年1月21日 東京夕刊

(抜粋)

 「実は予算関連法案については、短期的にはやりくりの方法もあるので、政治問題化するのは統一地方選後、つまり5月でしょう。菅首相は公明党との連携を模索しているようですが、内閣支持率が低迷していれば、公明はそっぽを向く。となれば自民党と取引をするしかない。自民は予算関連法案の成立と引き換えに『菅退陣』を求めてくる。そこでどうなるか。3分の2を結集できないとしたら、このシナリオの可能性が高いのではないでしょうか」

 ならば「解散・総選挙」はありえないのか。

 選挙分析のエキスパートである日本政治総合研究所の白鳥令理事長(国際教養大学特任教授)を訪ねた。仮に、菅首相が解散に打って出たら、どんな結果が出るのか。それを予測してもらったのだ。

 シミュレーションの結果を記した紙を示しながら、白鳥理事長は言った。

 「4月の統一地方選で民主党が大敗し、追い込まれた菅首相が解散・総選挙に踏み切ったケースです。民主は129にとどまるのに対し、自民は大きく伸ばして259。政党支持率は拮抗(きっこう)しているが、民主は下落、自民は上昇過程にある。いざ投票となれば民主離れが一気に表面化する。その票は少数政党が分け合い、公明25、みんな20、共産14、社民12などと、それぞれ議席を増やしそうです」

 こうした壊滅的敗北が予想される以上、菅首相が解散に踏み切る可能性は「低い」と白鳥理事長はみる。野党側も統一地方選を控えている。「野党の反対で予算が執行できないといった批判を避けるため、予算審議では手荒なことはしないでしょう」

 むしろ、その統一地方選で民主が大敗すれば「内閣総辞職へと進むのでは」と白鳥理事長は指摘する。昨秋以降の地方選挙では民主の苦境が浮き彫りになった。千葉県松戸市議選、茨城県議選などで軒並み苦戦。昨年12月にあった菅首相の地元・西東京市議選では公認候補7人のうち当選したのは3人だけだった。

4889名無しさん:2011/01/22(土) 02:01:41

「戦争を仕掛けてきやがった」 民主党内紛、再炎上 
2011.1.22 00:49
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110122/stt11012200500003-n1.htm

 内閣改造を経て沈静化したかに見えた民主党の内紛が、再び炎上し始めた。

 「くそっ、戦争を仕掛けてきやがった」

 ある小沢系議員は21日午後、衆院予算委員会から「排除」されるとの一報を聞きつけると、思わず声を上げた。すぐに安住淳国会対策委員長に電話で抗議したが「まあ、いいから、いいから」と軽くあしらわれた。

 一方、菅直人首相に近い中堅議員は予算委の新布陣を絶賛した。

 「すさまじいメンバーだな。こっちの陣営の突撃部隊みたいなもんだ」

 小沢一郎元民主党代表の「政治とカネ」の問題では、党執行部が目指した衆院政治倫理審査会の開催が頓挫した。だが、岡田克也幹事長らは、より強制力のある証人喚問の実施へとハードルを上げるそぶりをみせている。脱小沢派、親小沢派の両陣営が予算委の構成に神経をとがらすのは、小沢氏喚問の舞台となるかもしれない予算委で多数を握ることが重要だからだ。

 予算委理事から外された川内博史衆院議員は、今回の人事で、新設される衆院科学技術特別委員長に就任することになった。形式上は昇格人事だ。しかし、川内氏を予算委から排除するための体のいい棚上げ人事でもある。

 「バカにしやがって!」。川内氏は周囲に向けて怒りを爆発させた。

 ただ、実際に党執行部が証人喚問の実施に踏み切るのは困難とみられている。喚問の実施を決めるのは全会一致が原則だが、与党の国民新党は反対の立場を示している。小沢氏と距離を置く民主党議員からも「仲間を裏切ってつるし上げることになれば、逆に執行部が突き上げられる」(中堅)との声が上がる。

 しかし、証人喚問問題は、小沢氏を出席させるかどうかという実質的な意味よりも、何が何でも「小沢問題」の決着を図りたい執行部と、絶対に小沢氏を守りたい議員たちとの政治論を超えた感情論レベルでの対立になっている。

 実は党執行部の狙いは別のところにもある。離党勧告という文字通りの“小沢切り”だ。

 国会の動きとは別に、小沢氏は近く強制起訴されることが決まっている。民主党執行部はそこで、小沢氏の処遇についての決断を迫られる。刑事被告人になるという事実と、菅首相(党代表)の説得にもかかわらず政倫審への出席に難色を示したという経過を踏まえ、党幹部はすでに小沢氏への離党勧告は不可避との判断を固めている。

 今回の予算委人事は、証人喚問の実現に向けた強行策という側面に加え、小沢氏自身への揺さぶりという狙いもある。

 「今、何か申し上げる段階ではない」

 21日夕、記者団から小沢氏への離党勧告の可能性を問われた首相は、こう言葉を濁した。

 「今」はその段階ではないが、将来は決断するかもしれない−。首相の言葉はそんなふうに聞こえた。(斉藤太郎)

4890名無しさん:2011/01/24(月) 20:08:53
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110124/plc11012401300014-n1.htm
【自由が危ない】
狙いは「反民主OBと現職遮断」政治主導で部隊利用の疑い、防諜部隊の不当調査
2011.1.24 01:30
 自衛隊行事での民間人による政権批判を封じる事務次官通達問題に続き、「自衛隊情報保全隊」の不当調査が明らかになった。調査の実態は、民主党政権に批判的な自衛隊OBの言動から現職自衛官を遮断するものだ。防衛相直轄の防諜部隊を政治主導で恣意(しい)的に利用している疑いもあり、民主党政権が進める「秘密国家」化は加速している。(半沢尚久)

 「自衛隊各種行事における国会議員の招待について」。そう題され、右上に「注意」「平成21年12月」「大臣官房文書課」と書かれた防衛省の内部文書がある。自衛隊の駐屯地や基地がある都道府県が選挙区だったり、議員事務所を置いていたりする国会議員以外は、行事への代理出席などを認めない「統一基準」を設けるためのものだ。

 文書は起案どまりで発出されることはなかったが、同年9月の政権交代直後から基準策定が検討された形跡を示している。自民党幹部は「比例選出の佐藤正久参院議員の関係者を自衛隊行事から締め出すことを狙ったのでは」と指摘する。政権に批判的な野党議員の主張に現職自衛官を触れさせない意図があるという。

 昨年11月に事務次官名で出された「隊員の政治的中立性の確保について」と題する通達にも、同じ意図がみえる。通達は民間人に自衛隊行事での「言論統制」を強いる一方、自衛官が部外の行事に参加することについても、政権批判が予想される場合は参加を控えるよう求めている。

 この規定は、現職自衛官が佐藤氏や田母神俊雄元航空幕僚長の講演会に参加することを監視する「根拠」とも位置づけられる。

 通達後、保全隊による監視も強化された。昨年12月、田母神氏が会長の保守系民間団体「頑張れ日本! 全国行動委員会」が都内で開いた政府・民主党に対する抗議集会について「自衛官の参加を厳重に確認するよう改めて指示が出された」(防衛省幹部)という。自衛官の間にも保全隊が調査に入っているとの情報は拡散しつつある。

 通達は防衛省政務三役が主導したとされる。保全隊による監視も「官僚の判断で部隊を動かすとは考えにくい」(自衛隊幹部)との見方が大勢だ。

 田母神氏は「国家と国民のことを考えて発言し、行動しているのを監視するのは不当極まりない。通達と同様、民主党政権はひたすら自分たちへの批判を封じ込めようとしているだけだ」と話している。

4891名無しさん:2011/01/24(月) 20:09:36
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110124/plc11012401310015-n1.htm
国会議員講演会に防諜部隊投入、自衛隊員監視、防衛相直轄部隊が「不当調査」
2011.1.24 01:30 (1/2ページ)
 北沢俊美防衛相直轄の防諜部隊「自衛隊情報保全隊」が、陸上自衛隊OBの佐藤正久自民党参院議員や田母神俊雄元航空幕僚長の講演に潜入し、現職自衛官の参加状況を監視していることが23日、分かった。複数の防衛省・自衛隊幹部が明らかにした。本来任務とは乖離(かいり)した不当調査の疑いがあり、憲法で保障された思想・信条の自由を侵害する監視活動との指摘も出ている。

 自民党は24日召集の通常国会で、自衛隊行事での民間人による政権批判を封じる昨年11月の「事務次官通達」問題と合わせ、保全隊の監視活動についても政府を追及する方針。

 保全隊は佐藤、田母神両氏の講演のほか、田母神氏が会長を務める保守系民間団体「頑張れ日本! 全国行動委員会」の集会にも隊員を派遣。また、陸上自衛隊唯一の特殊部隊「特殊作戦群」の初代群長を務めた陸自OBの会合なども監視対象にしている。

 監視目的は現職自衛官の参加の有無を確認し、参加している場合は氏名も特定する。佐藤、田母神両氏の発言内容もチェックし、報告書の形でまとめ、提出させている。

 陸自朝霞駐屯地(東京都など)に本部を置く東部情報保全隊の隊員が投入されるケースが多いとされる。保全隊は陸海空3自衛隊の統合部隊で、監視実態が発覚しないよう、空自隊員の参加が想定される田母神氏の講演には隊員同士の面識がない陸自の保全隊員を派遣することもあるという。

 保全隊は外国情報機関によるスパイ活動などから自衛隊の保有情報を防護するのが主任務。自民党政権時代には「日本赤軍」や「オウム真理教」のほか、「暴力革命の方針」(警察庁公表文書)を掲げた共産党が自衛隊を侵食するのを防ぐため、それらの監視活動も行っていた。ただ、保守系の議員や自衛隊OBを監視対象にしたことはない。

 防衛相経験者の石破茂自民党政調会長は「保全隊は自衛隊の安全を守る組織で在任中は恣(し)意(い)的に運用しないよう徹底させていた。何を目的にした監視活動か追及する」と話している。

 監視対象とされていた佐藤氏は「自衛隊への破壊活動とそれを目的とした浸透活動をはかる団体の情報収集は必要だが、対象を際限なく拡大するのは問題だ。自衛隊員は国家に忠誠を尽くすことは求められるが、政党や政治家の私兵ではない」と指摘している。

     ◇

 自衛隊情報保全隊 平成21年8月、陸海空3自衛隊の情報保全隊を統合し、大臣直轄部隊として新編。ネット上での情報流出やイージス艦情報漏(ろう)洩(えい)事件を受け、機密保全強化と自衛隊へのスパイ活動に関する情報収集の効率化のための措置。実動部隊は中央情報保全隊と北部、東北、東部、中部、西部の地域ごとの保全隊で構成する。駐屯地や基地ごとに派遣隊も置き、隊員は約1千人。

4892名無しさん:2011/01/25(火) 22:11:49
http://mainichi.jp/select/opinion/closeup/news/20110125ddm003010086000c.html
クローズアップ2011:通常国会開会 首相、見えぬシナリオ

民主党両院議員総会で質疑応答に応じる岡田克也幹事長(右)と菅直人首相=東京都千代田区で2011年1月24日午前11時28分、尾籠章裕撮影 菅直人首相は24日の施政方針演説で、消費税を含む税と社会保障の一体改革に野党も責任を負うよう呼びかけた。与野党協議に応じなければ国民世論の批判を浴びるのは野党だと挑発に出た形で、「熟議の国会」を呼びかけるだけでは11年度予算案審議を乗り切れる見通しが立たないいら立ちもにじむ。反発した自民、公明など野党は政権批判をさらに強め、予算審議の行き詰まる「3月危機」がますます現実味を帯びる中、通常国会の論戦が始まった。

 ◇「対案提示を」挑発 与野党対決、火に油
 「野党の方に議論から逃げようという姿勢も見えているが、それでは国会が意味を持たない」。菅首相は24日、演説に先立つ民主党両院議員総会で、社会保障財源や貿易自由化の議論から野党が逃げているとの認識を示し、対案の提示を呼びかけた。

 演説では、税と社会保障の一体改革で国民に負担増を求めることを明言し、自民、公明両党を名指しして与野党協議を要求。「平成の開国の突破口」に位置づけた環太平洋パートナーシップ協定(TPP)を巡っては、民主党と同様に党内の賛否が割れている自民党に意見をまとめて議論を始めようと迫った。

 いずれの課題についても首相は方針決定の期限を通常国会が会期末を迎える6月ごろに設定した。今国会で成果を上げるべく「背水の陣」を敷いたといえるが、自民、公明両党からみれば、あからさまな挑発。自民党の谷垣禎一総裁は「(菅首相は)挑発を職業にしている人。いちいち挑発に答える必要はない」、公明党幹部も「自分の党内をまとめることもできない人に言われたくない」と不快感をあらわにした。

 首相の発言が与野党対決の火に油を注ぎ、反発した野党側が今国会中に退陣に追い込もうと結束を強める構図。公明党の山口那津男代表は24日、たちあがれ日本から与謝野馨経済財政担当相を一本釣りした首相を「協議を作り上げようという真摯(しんし)で誠実な姿勢に欠けている」と激しく批判した。谷垣氏は党両院議員総会で「一刻も早く(衆院)解散に追い込んでいく」と改めて強調。自民党幹部は「6月は重要なことが決まる時期。その前に追い込まないといけない」と意気込む。

 ◇衆院再可決も険しく
 11年度予算案は民主党が多数を占める衆院の議決が優先されるため成立が見込まれるが、子ども手当法案などの予算関連法案は野党の協力なしに参院で可決できず、衆院で3分の2以上の賛成によって再可決するしかない。与党は社民党の賛成を得れば3分の2をギリギリ確保できる可能性があるが、社民党の福島瑞穂党首は同日、「初めに消費税ありき、TPPありきはおかしい。とことん対決していく」と記者団に明言。首相が自民、公明両党に協議を呼びかけた政策が社民党を遠ざけ、再可決の道も閉ざしかねない状況となっている。

 追い込まれた首相が衆院解散・総選挙に踏み切れば、党勢が低迷する民主党の大敗も予想される。首相の演説後、民主党の中堅議員は「予算と引き換えに退陣(内閣総辞職)だ。(後継首相を選ぶ民主党代表選は)3月じゃないか」とつぶやいた。【平田崇浩、野原大輔】

4893名無しさん:2011/01/25(火) 22:12:11

 ◇予算関連不成立なら−−国民生活に影響 国債、子ども手当…混乱
 「(予算や税制の関連法案が年度内に)通らなければ、国民生活に甚大な影響が出ると思う」。野田佳彦財務相は24日の記者会見で、関連法案不成立への強い懸念を表明した。中でも重要なのが、財政法で禁じられている赤字国債(11年度予算案では38・2兆円)を特別に発行する根拠法の「特例公債法」だ。成立しなければ、赤字国債発行による借金ができなくなる。さらに、財政投融資特別会計の積立金など「埋蔵金」活用も同法が根拠になるため、歳入全体の44%にあたる40・7兆円が失われることになる。

 当面、約41兆円と見込んでいる税収を充てることで「ただちにお金が足りなくなることはない」(財務省幹部)が、予算の半分弱の執行のめどが立たないことは行政の機能停止に直結する。

 「子ども手当法案」も年度内に成立できなければ混乱は必至。子ども手当は法律上、前身の児童手当に上乗せして支給する仕組みになっており、3月末で現行の子ども手当法の期限が切れれば4月から自動的に児童手当法が復活するからだ。

 しかも、実際に手当を配る地方自治体は、すでに支給業務を管理するシステムを子ども手当用に作り直している。所得制限があるなど仕組みの異なる児童手当の支給を「2〜5月分をまとめて支給する6月に間に合わせるのは困難」(厚生労働省幹部)。また各自治体は支給対象世帯の把握などの事務作業を4月から始めなければならない。子ども手当法の成立が4月以降にずれ込み、「児童手当と子ども手当のどちらを配るか分からない状態」が続けば、大きな混乱は避けられない。

 税制関連法案では、海外旅行者が国内に持ち込む一定量以上のたばこや酒類の減税措置、住宅用家屋の登録免許税の軽減措置などが3月末で失効し、4月から負担増となる。また、関税定率法改正案が成立しないと、415品目の輸入品にかかる関税の軽減税率が3月末で失効し、牛肉やたばこが値上げされる可能性がある。【坂井隆之、久田宏】

4894名無しさん:2011/01/27(木) 21:53:18

菅政権:袋小路 予算関連法案見通し立たず
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110128k0000m010066000c.html

 菅直人首相は27日の衆院本会議で、前日の自民党に続き公明党からも衆院解散・総選挙を求められた。野党が多数を占める参院で11年度予算関連法案が否決されるのを避けるため、首相が最も連携を期待するのが公明党。しかし、同党の井上義久幹事長は「(民主党の09年衆院選)マニフェストを修正するなら、国民・有権者に契約不履行を心からおわびし、改めて信を問うべきだ」と追及。首相は国会冒頭から、予算審議の出口が見えない厳しい状況に追い込まれた。

 ◇公明「公約修正なら解散を」

 「私たち公明党はあなたの政権担当能力に大きな疑問を持たざるを得ない」。首相の施政方針演説に対する代表質問2日目、井上氏は首相に激しい批判を浴びせ、「(衆院解散が)できないのであれば、首相の職を辞すべきだ」と解散か内閣総辞職の選択を迫った。

 それでも首相は低姿勢の答弁に徹した。「児童手当は公明党の努力もあり拡充されてきた。その蓄積を基礎に子ども手当制度がある」と子ども手当法案への理解を求め、公明党の「新しい福祉社会ビジョン」について「衆参両院合同の社会保障協議会の設置を提言するなど、時宜を得た内容で歓迎したい」と露骨に秋波を送った。

 こうした首相の姿勢も、公明党側には「政権延命策」にしか映らない。井上氏はタイガーマスク運動の「伊達直人」による「善意の連鎖」に触れたうえで「永田町の直人さん、あなたの言動は政治への信頼を損ねる負の連鎖を拡大している」と皮肉り、首相の唱える「税と社会保障の一体改革」「平成の開国」も「政権延命のためのキーワードとして利用しているに過ぎない」と断じた。

 首相が13日の民主党大会で与野党協議に応じない野党の姿勢を「歴史に対する反逆行為」だと挑発したことも、井上氏は「謙虚さのみじんもない」と批判。首相は「私なりに誠実に謙虚に対応してきたつもりだが、十分に伝わっていないとすれば不徳のいたすところだ」と反省してみせたが、井上氏は本会議後、解散要求について「当たり前のことを当たり前に言っただけ」と記者団に語り、予算審議の先行きについても「菅政権が考えることだ」と突き放した。

 予算関連法案が参院で否決されれば、衆院の3分の2以上の賛成で再可決しない限り、予算執行に支障を来す。社民党の協力を得ればギリギリ再可決できる可能性もあるが、同党は消費税引き上げに積極的な首相への批判を強める。民主党との連携を重視してきた又市征治副党首も27日の党常任幹事会で「菅内閣は自由主義の方向にいこうとしている。協力してくださいと言われても『はい分かりました』とはならない」と反対する可能性を示唆し、予算案の修正にも言及した。

 首相の党内求心力も急速に低下している。同日は参院本会議でも代表質問が行われ、民主党の輿石東参院議員会長が「党内の支え合い、分かち合いの絆による結束こそが大事」と注文をつけた。輿石氏は小沢一郎元代表に近く、首相が年頭所感で「支え合い、分かち合いの絆」の重要性を訴えたことを引き合いに、「脱小沢」路線の転換を迫った形だ。

 内閣総辞職か、解散・総選挙か−−。予算審議の行き詰まる「3月危機」が現実味を帯びる中、首相を支えてきた主流派にも不安が広がる。前原誠司外相は27日、自身のグループの会合で「私は過去6回、衆院選をやったけど、(選挙の間隔が)一番短かったのは1年数カ月。もうそういう時期だ」と次期衆院選に備えるよう若手議員に呼びかけた。【中山裕司、高山祐、野原大輔】

毎日新聞 2011年1月27日 21時01分

4895名無しさん:2011/01/29(土) 02:38:12

公明党「事実上の絶縁状」
2011.1.29 01:32
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110129/stt11012901330002-n1.htm

民主党が「ねじれ国会」打開の連携相手として期待した公明党は28日、菅直人首相に事実上の絶縁状を突き付けた。昨年6月の菅政権発足当初は民公連携の機運も漂っていたが、公明党は倒閣へとかじを切った。4月の統一地方選を前に、党の独自色を発揮するねらいがある。

 「(社会保障と税の一体改革の与野党協議に応じないなら)『歴史に対する反逆行為』とはずいぶん思い上がった言葉遣いですね。責任ある首相が野党を挑発するとは何事ですか!」

 公明党の山口那津男代表は28日の参院本会議代表質問で語気強く首相に詰め寄った。

 首相は「真意が十分に伝わっていなかったとすれば大変遺憾だ。公明党と多くの点で問題意識を共有している」と協力を求めたが、すでに遅かった。山口氏は一体改革のための政府案と、民主党政権公約(マニフェスト)に齟(そ)齬(ご)が生じるなら「信を問えということにつながる」と衆院解散の必要性にまで踏み込んだ。

 27日の衆院本会議代表質問でも井上義久幹事長が首相に衆院解散か内閣総辞職を求めている。

 これまで山口、井上両氏は政策実現を最優先とし政府・与党との協議にも柔軟な考えを示してきたが、両氏からも退陣要求が出たことで、公明党は菅政権との対決姿勢に完全に入った。

 かじを切った最大の理由は党の支持母体の創価学会の菅政権に対する「忌避感の高まり」(党幹部)だ。

 4月には党や学会が「完全勝利」をめざす統一地方選がある。大阪、愛知、神奈川などこれまで必ず議席を確保できていた地域でも、自治体合併や議員定数削減などの理由から予断を許さない情勢だ。

 「首相や民主党に対する批判を展開し、党の独自性を打ち出さなければもたない」(党幹部)という空気が蔓(まん)延(えん)している。

 学会も施政方針演説の翌25日、機関紙「聖教新聞」に「約束破りの菅政権糾弾」との大見出しを載せた。学会地方幹部の一人は「学会と敵対する矢野絢也元公明党委員長の叙勲に始まり、連携を真剣に考えるに足るメッセージは一つもなかった。今や首相サイドと交渉し、それが表に出たら誰であれ地位を失いかねないほどだ」と漏らす。

 党ベテランは「菅民主党とはもう組めない。世界恐慌か戦争でも起きない限り」とまで断言した。(赤地真志帆、佐々木美恵)

4896名無しさん:2011/01/29(土) 07:03:31
http://www.nhk.or.jp/news/html/20110129/t10013713651000.html
亀井代表 鳩山氏、森氏と会談
1月29日 6時42分

国民新党の亀井代表は28日夜、民主党の鳩山前総理大臣、自民党の森元総理大臣と会談し、「平成23年度予算の関連法案の年度内成立の見通しが立っておらず、菅政権を取り巻く状況が厳しくなる」という認識で一致しました。

会談は亀井代表が呼びかけたもので、通常国会の見通しや今後の政治情勢などを巡って意見を交わしました。この中で、亀井氏は「衆議院で法案を再可決できる3分の2の勢力を確保しなければならないのに、民主党執行部の努力は足りない」と指摘しました。そして、「平成23年度予算の関連法案の年度内成立の見通しが立っておらず、このままでは菅政権を取り巻く状況が厳しくなる」という見方を示し、鳩山前総理大臣と森元総理大臣も同様の認識で一致しました。そのうえで、亀井氏は「総理大臣経験者には国政に大きな責任があり、共に打開策を考えてほしい」と述べ、両氏に対して協力を求めました。28日夜の会談について、与野党の間では、亀井氏が、民主党の小沢元代表が近く強制的に起訴されると党内の対立が激しさを増し、政治情勢がさらに不安定になるとみて、政界再編も視野に幅広い連携を探ろうとしているという見方も出ています。

4897名無しさん:2011/01/29(土) 08:18:45

衆参代表質問:終了 野党との距離拡大 首相、「疎い」発言など響き
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110129ddm005010187000c.html

 菅直人首相の施政方針演説など政府4演説に対する各党の代表質問は28日、3日間の日程を終えた。首相にとって今国会の最大の課題は11年度予算案と予算関連法案の年度内成立。そのためには野党の協力が必要で、首相は野党に協力を低姿勢で呼び掛けたが、答弁漏れや日本国債の格下げに「疎い」と発言したことなどが響き、かえって野党との距離を広げる結果になった。一方、野党は首相の適格性に疑問を投げ掛けており、予算関連法案の成立はまったく見通せない状況だ。【中山裕司、大場伸也】

 首相が28日の参院本会議で、子ども手当法案に関し「公明党から建設的な提案をいただき、子育て世代の将来への安心を高めたい」と丁寧に公明党の山口那津男代表に答弁したところに、首相の思惑が象徴的に表れた。

 予算関連法案を成立させるには、参院で野党の協力を得て過半数を得るか、衆院で再可決に必要な3分の2の議席を確保するしかない。公明党の協力が得られれば参院で過半数となることから、首相は同党の協力に期待をかけていた。

 しかし、公明党は代表質問を通じて対決路線を鮮明にした。井上義久幹事長は「政権担当能力に大きな疑問を持たざるを得ない」と喝破し、衆院解散か総辞職を要求。首相が与野党協議に応じない野党を「歴史に対する反逆行為」と挑発したことには、山口氏が「ずいぶん思い上がった言葉遣いだ」と反発し、首相の狙いとは裏腹に公明党との距離は広がっていった。

 首相は自らの発言でも窮地に立った。首相が日本国債の格下げに「疎い」と発言した点について、山口氏に追及された首相は「詳しく聞いていないとの意味だ。格付けに詳しくないという意味ではない」と釈明。だが、この釈明がさらに反発を呼んだ。山口氏は「情報が来ていないこと自体が新たな懸念を生む」と批判、自民党の石原伸晃幹事長も「釈明が多い」とあきれ顔で語った。

 首相が常々言ってきた「政治主導」にも疑問符がついた。首相は27日、新党日本の田中康夫代表の質問に「(金融機関の)休眠口座の活用はあっていいが、事務方から難しいと答弁書が出ている」と答弁し、官僚に責任転嫁する発言だとして本会議場は一時騒然となった。

 予算の出口に向けては民主党内の非主流派の協力もカギを握る。小沢一郎元代表に近い広野允士氏が「菅政権は(小沢氏らの)恩を忘れた政治に陥っている。真の挙党態勢が築かれないと野党にすきをつかれかねない」と「脱小沢路線」の修正を求めたが、首相は「広野議員にも野党にすきをつかれることがないよう配慮をお願いする」と挑発し、党内の亀裂も拡大させるような態度に終始した。

毎日新聞 2011年1月29日 東京朝刊

4898名無しさん:2011/01/29(土) 21:57:56

予算3月未成立なら首相退陣を 与党の国民新党幹事長
http://www.47news.jp/CN/201101/CN2011012901000440.html

 国民新党の下地幹郎幹事長は29日、那覇市内での党県連会合であいさつし、「一国の首相が3月に予算案を通し切れなかったら、おのずと首相を辞めるべきだと思っている」と述べた。2011年度予算案や、執行するための関連法案が3月末までに成立しなかった場合、菅直人首相は責任をとって退陣すべきとの認識を表明したもの。

 与党幹部が、公の場で首相退陣に言及するのは異例。参院与党過半数割れのねじれ国会で、衆院優先規定のない予算関連法案を通過させるめどは立っておらず、波紋が広がる可能性がある。

 下地氏は「民主党も国民新党も、生活者が一番という状況で話をしてきた以上、予算を通して皆さんの生活を守る」と決意を表明した。予算関連法案が参院で否決された場合の対応について、衆院の3分の2勢力で再可決して成立させるため、再度社民党との連携を模索すべきだと指摘。「社民が賛成するかどうかで日本の姿が全部決まる」と語った。


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