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民主党政権綜合スレ
1
:
とはずがたり
:2009/09/02(水) 13:18:36
綜合スレだから何でも歓迎けど今の時点ではこのスレでは政策を中心にして政党間協議などは政権交替検討スレ等を引き続いて活用出来ればと考えてます。
連立の組み替えや中途参加があるかもしれないので民主以外の名前は省略w
202
:
小説吉田学校読者
:2009/09/17(木) 06:55:55
組閣の顔ぶれを見ての第一印象は、重厚さが際立つといった感じでしょうか。友党の社民、国民新の代表はもとより、民主党代表経験者3人、党三役クラス経験者が日本新党時代含め6人。これは重厚である。
私の焦点は政務官、事務次官を統率する副大臣クラスの人事に移ってきております。
203
:
ももだぬき
:2009/09/17(木) 08:02:24
鳩山由紀夫連立政権には終身刑の導入や死刑執行の一時停止、恩赦などを進めてもらいたいよね…。ちなみに死刑制度ある先進国は日本とアメリカだけのようです。
204
:
栃木4区
:2009/09/17(木) 09:11:38
死刑廃止?!、なんで人殺しを大切にしなければならないの?殺人って、人権侵害の最たるものではないの?
なら、ヒトラーも終身刑かい。被害者の人権を踏みにじる、人権派こそ人権侵害の元凶。
205
:
とはずがたり
:2009/09/17(木) 09:52:41
>>203-204
ももだぬきさん始めまして〜。
俺も死刑廃止反対派なんですけど,死刑反対派の友人と論争したりして反対派の人の主張もまあ解ります。
その彼は刑は罰ではなく更生の手段であって復讐みたいな野蛮なものためであってはならないみたいな理想を語ってましたが,日本人は未だ其処迄成熟してないかも。
裁判員も厳しめの結論を出す傾向にあるような気もしますし。
206
:
千葉五区
:2009/09/17(木) 12:25:58
>>204
殺人は、人権侵害の最たるものだと、私も思います。
それ故に、国家が無実の罪で国民を殺すことは、決してあってはならないと思います。
いわゆる人権派などとは違う、警察出身の亀井静香は、冤罪で死刑にする危険性を訴えて、死刑廃止すべきとしています。
足利事件などをみると、無実の罪で処刑された人もいたと思いますので、私は亀井の意見に賛成です。
207
:
◆ESPAyRnbN2
:2009/09/17(木) 12:26:16
私は死刑廃止派ではありますが、参院選で安倍ちゃんや古屋得意の論点設定されないように、
それまでは死刑と永住外国人地方参政権、夫婦別姓などは封印しておくべきでしょう。
208
:
◆ESPAyRnbN2
:2009/09/17(木) 12:58:41
官僚対決関連記事。
参院選までは、これで注目を集めるのが、得策でしょうね。
【社会】
霞が関へ変革『宣言』 新閣僚、決意次々 『いかに使いこなすか』
2009年9月17日 朝刊
「脱官僚依存」を掲げて鳩山新内閣がスタートした。税の無駄遣いや年金問題などに切り込んできた
議員が、新閣僚として送り込まれた。「国民主権の国に変えていく」と鳩山由紀夫新首相。官僚には、
警戒感が広がった。景気回復、雇用問題、医療改革…。課題は山積している。有権者は「子どもたちの
世代にツケを回さないで」「とにかく景気をよくして」と注文をつけた。
新閣僚の就任会見は、深夜のスタートとなった。
「官僚主導を国会内閣制に変える」。副総理の菅直人国家戦略担当相は意気込みを語った。「最初の
百日はハネムーン。今年いっぱいは失敗があっても寛容な心で見守って」とユーモラスに呼びかけた。
「口だけの政治主導はいけない。いかに役人を使いこなしていけるかがポイント」と、だみ声で論じた
のは亀井静香金融・郵政改革担当相。「事務次官がただ反発するだけなら、反省が足らないと思う」と
ばっさり。
「革命にも等しい改革。国民の皆さんとの協力がないとできません」とは原口一博総務相。「当事者
なくして政策なし」と地方自治体との対話重視も強調した。
社民党から入閣した福島瑞穂消費者・少子化担当相は、いつものようにハキハキとした口調。「街を
歩くと、国民の皆さんから『政治を、社会を変えてください』と声を掛けられる。国民の声にしっかりと
こたえます」と力を込めた。
取り調べの可視化を問われた千葉景子法相は「マニフェストの実現。きちっと進めていく」ときっぱり
宣言。きまじめな印象の岡田克也外相は「外交は国民の理解と信頼で裏付けられる。現場に行き、自分
自身の目で見て、耳で聞きながら外交を進めたい」と決意を語った。
◆ミスター年金本丸へ 長妻さん
「まずは厚生労働省にたまったうみを出していく。そして国民から尊敬される官僚を一人でも出していく」
「ミスター年金」の異名を持つ長妻昭厚生労働相。「厚労省という組織を生まれ変わらせるのが私の
任務」と言い切った。
二〇〇六年から“消えた年金”問題を追及。翌年の参院選で、民主党が大勝する大きな要因となった。
その実績と高い知名度が買われて抜てきされた。
経済誌記者から国政選挙に挑戦。二度の落選を経て〇〇年の衆院選で初当選。天下りや補助金を
めぐる官僚の権益を長年追及し、執拗(しつよう)な資料請求は“役所泣かせ”と恐れられる。官僚の
「居酒屋タクシー」問題も暴いた。
難題山積の厚労省。「社会保障に正解はないのではないか。できるだけ議論の経過を国民に見せて
理解を得ていく」と約束した。
◆政策通で利権も熟知 仙谷さん
税金の無駄遣いや天下りの根絶を目指す行政刷新会議のトップに就いた仙谷由人担当相。弁護士
出身。一九九〇年に旧社会党から初当選し、その後、旧民主党に参加した。
党内きっての政策通で、二〇〇四年に政調会長に就任。自民党との大連立騒動や西松建設献金事件
では、党実力者の小沢一郎幹事長を真っ向から批判するなど、硬骨漢としても知られ、中堅・若手議員
の信望が厚い。
政官業の利権問題にも詳しい。衆院解散時にはホームページに「政官業の密約による『知らせず、
従わせる政治』を大転換し、公開と説明の政治をつくる」と記した。
209
:
◆ESPAyRnbN2
:2009/09/17(木) 12:58:54
◆戦々恐々の厚労省 国交省警戒感防衛省に思惑交錯
年金記録問題に手厳しい長妻昭厚生労働相を迎え、厚労省のある職員は「どうなろうとある程度は
覚悟している」と漏らした。
同省は、新型インフルエンザ対策や社会保険庁の日本年金機構移行という難題も抱える。民主党の
マニフェストには、子ども手当創設や製造業派遣の原則禁止など、同省所管の政策が盛り込まれている。
ある幹部は「とにかく早急にご説明し、判断していただかないと…」と気をもんだ。
年金記録問題で矢面に立つ社会保険庁の職員は「われわれの目的は国民の福祉。新政権で手法が
変わっても、目的は同じだ」と冷静さを強調した。
前原誠司国土交通相について、国交省内には「理詰めの実力者」と歓迎する声がある半面、「公共
事業の無駄に厳しく、言いだしたら聞かなそう」との評も。
ある幹部は「ダム建設より森林保全による保水力を重視する過去の発言があった。八ッ場ダム建設
問題には厳しい姿勢で臨むかもしれない」と警戒感をあらわにした。
北沢俊美防衛相は、インド洋の補給活動の根拠になった補給新法を参院で否決したときの参院外交
安全保障委員長。自衛隊幹部は「来年一月の期限切れで、インド洋からは撤収するというメッセージ
では」と推測する。
北沢防衛相は自らのホームページで「多国籍軍への派兵は反対」と自衛隊のイラク派遣に反対する
見解を示している。「立場上、書いているだけでは」「駐屯地で栄誉礼を受けたことがあるらしい」。
さまざまな声が飛び交った。
弁護士出身の千葉景子法相は、子どもや女性の権利保護に取り組んできた“人権派”。参院法務
委員会で二十年以上にわたって委員を務める。
民主党はマニフェストで、冤罪(えんざい)防止策として取り調べ過程でのすべての録音録画(可視化)
を掲げる。検察や警察には根強い反対意見がある。
法務省幹部は「治安に配慮し、捜査の手足を縛られない施策を検討してほしい。全面的可視化による
弊害についても問題提起することになるだろう」と話した。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2009091702000058.html
210
:
◆ESPAyRnbN2
:2009/09/17(木) 13:01:40
これはそのとおりで、今さら寝耳に水とばかり怒り狂ってる群馬県知事がおかしい。
> 前原氏は、八ツ場ダム(群馬県)の建設中止も表明したが、民主党のマニフェスト(政権公約)に盛り
> 込まれたことでもあり、比較的冷静に受け止められた。
「政官」攻防がスタート 長妻氏も厚労省に登庁
「脱官僚支配」を掲げて船出した鳩山政権の新閣僚は17日、次々と省庁に入った。役所内では、各閣僚
が首相官邸で行った記者会見内容を必死で検討する官僚たちの姿も。政と官、本格的な攻防が幕を開けた。
長妻昭厚生労働相が登庁したのは、午前10時すぎ。公用車を降りると、正面玄関前で立ち止まり、
同省の水田邦雄事務次官とあいさつ。やや硬い表情で「よろしくお願いします」と二、三度頭を下げ、
200人近い職員らが見守る中、エレベーターに向かった。
官僚への厳しい姿勢で知られる長妻氏。17日未明に官邸で行われた記者会見には多くの職員がくぎ
付けになった。
後期高齢者医療制度や年金記録問題など懸案のテーマで急激な政策転換を求めることはなく、テレビ
で見たという幹部は「会見では激しい言葉はなかったが、今後どのような指示が来るか分からないので、
気を引き締めないと」と話す。
多数の質問主意書を使って資料を出させ、政府を追及した長妻氏。新型インフルエンザ対策を担当する
職員は「状況が動き、瞬時の判断が求められる。資料を集め、じっくり勉強して対策を決めるというやり方
が常にベストとは限らない」と暗に“長妻流”を批判していた。
一方、前原誠司国土交通相は17日未明、日本航空の経営改善計画をチェックする有識者会議の在り
方を抜本的に見直す考えを表明。役所内でこの発言が波紋を広げた。
むろん国交省に、事前の相談は一切なし。航空局の中堅幹部は「ここまでやってきたのを白紙だなんて」
と絶句した。
改善計画策定に影響する可能性もあり、幹部は「あそこまではっきり言ったのだから、決意は固いの
だろう。政権交代したとはいえ、ここまでやるのか」と渋い表情だ。
前原氏は、八ツ場ダム(群馬県)の建設中止も表明したが、民主党のマニフェスト(政権公約)に盛り
込まれたことでもあり、比較的冷静に受け止められた。
八ツ場ダムの地元を訪れる意向を示したことに、別の幹部は「いきなり中止ではなく、地元の意見を
聴いてくれるのは良かった」と安堵の表情も見せていた。
2009/09/17 11:30 【共同通信】
http://www.47news.jp/CN/200909/CN2009091701000278.html
211
:
◆ESPAyRnbN2
:2009/09/17(木) 13:06:12
赤松、さっそく舐められてないかー。
> 新農相の赤松広隆氏に対しては「農政通という印象はない」(幹部)というのが省内の受け止めで、
> 副大臣など今後の人事を注視している。
経済大転換 手腕問う 鳩山政権発足
2009年9月17日 朝刊
十六日発足した鳩山新内閣が掲げる経済政策は、高速道路無料化や農家への戸別所得補償、郵政
民営化見直しなど、自民党政権とは大きく方向転換する。二〇一〇年度予算編成も作業本格化はこれ
からで、意気揚々と省庁に乗り込む新大臣たちの手腕が早々に問われることになる。(経済政策取材班)
◆郵政民営化見直しへ法案 亀井金融・郵政改革相
自公政権からの転換が決定的に際立つのは、郵政民営化の見直しだ。鳩山由紀夫首相は、民営化に
反対して自民党を離党した国民新党の亀井静香代表を担当相に充てた。
亀井氏は民営化見直しを「一丁目一番地の政策」に掲げる。就任内定直後に早速、日本郵政の西川
善文社長に対し、「生首を切るようなむごたらしいことはしたくない」と辞任するよう促した。
自公政権下で四分社化した郵政事業だが、郵便・貯金・簡易保険の従来サービスを一カ所で全国一律
に受けられるよう義務づける。そのための見直し基本法案と、分社化したゆうちょ銀行、かんぽ生命など
の株式売却凍結案などを打ち出す計画だ。
ただ、これらは民間金融機関から「官業肥大化への逆行」との批判を招きかねない。議席を減らした
国民新党が独走すれば「民意の反映」とはならず、あつれきを生むことも否定できない。
金融担当相としては、中小企業の借金返済猶予で金融機関の貸し渋り、貸しはがし対策を強める、と
強調。ただ、金融機関にとっては猶予期間中に企業が破綻(はたん)するかもしれず、不良債権の増加に
つながる恐れもある。
◆農家補償疑問の声 赤松農林水産相
農林水産省は米や麦、大豆、畜産物などを対象とした「戸別所得補償制度」の実現が最大の課題となる。
同制度は生産目標に従った販売農家に、全国平均の生産価格と販売価格の差を補てんする。不安定
な所得に悩む農家には朗報で、民主党へ農家の支持が集まる原動力となった。しかし、農水省内では
「天候や土壌といった地域差がある中で、生産費をどう見積もるかが分からない」と疑問視する声も。
民主党が推進するとしている自由貿易協定(FTA)を農業大国との間で締結すれば、安い輸入農産物
に押されて国内販売価格が下落し、補償額が膨らむ可能性もある。新農相の赤松広隆氏に対しては
「農政通という印象はない」(幹部)というのが省内の受け止めで、副大臣など今後の人事を注視している。
◆温暖化板挟みにも 直嶋経済産業相
鳩山首相は就任前の今月初旬、二〇二〇年の温室効果ガス削減目標について、麻生太郎前首相が
打ち出した「〇五年比15%削減」よりも格段に厳しい「一九九〇年比25%削減」を表明した。
自公政権下の政府試算によれば、目標達成にはすべての新築住宅に太陽光発電を義務づけ、次世代
自動車以外の販売禁止、粗鋼生産の18%削減など、国民生活や企業生産に大きな影響が及ぶ。海外
から排出枠を購入する手段もあるが、1%当たり四百億〜六百億円が毎年必要だ。
経済産業相に就任するのはトヨタ自動車出身の直嶋正行氏。省内には「産業界のことが分かっている
し、無理なことは言わないだろう」(幹部)と安堵(あんど)感も漂う。それだけに、産業界に重い負担を強い
る温暖化対策で「板挟みになるのでは」との懸念が出ている。
212
:
◆ESPAyRnbN2
:2009/09/17(木) 13:06:45
◆公共事業の効果見極め 前原国土交通相
前原誠司国土交通相が最優先で取り組むとみられるのは、公共事業改革だ。前原氏は民主党の「ネクスト
キャビネット(次の内閣)」で社会資本整備担当相を務めたことがあり、公共事業の問題点に明るい。
前原氏は着手済みの事業であっても費用対効果や環境への影響などを厳格に見極めて実施の可否を
判断するとみられ、いったん動きだせば止まらなかった公共事業は大きな変革を迫られる。
二〇一〇年度から段階的に実施する高速道路無料化も、制度設計が急務。建設費の債務返済や維持
費の財源確保、競合交通機関への影響緩和など解決すべき課題は多い。
国交省は二酸化炭素(CO2)が大幅に増加するとの試算を示しており、官僚とのせめぎ合いも予想される。
◆日航支援は消極的?
経営危機に陥っている日本航空について国土交通省は今年六月、日本政策投資銀行(政投銀)からの
融資の一部に政府保証を付けるなど、同社を監督下に置いての支援へ乗り出した。さらに、再建への
方策を話し合うため有識者会議を設置するなど「ナショナルフラッグシップキャリア」に対して異例ともいえる
姿勢で臨んできた。
「日本航空の路線ネットワーク維持は、航空政策上も重要」というのが国交省の大義名分だ。しかし、
経営悪化に歯止めはかからず、国内外の五十路線の廃止が経営改善計画に盛り込まれる見通し。会社
の存続自体が問われる状況に、ネットワークを大幅に縮小せざるを得なくなっている。
日本航空の再建に対する鳩山内閣の方針は明確になっていないが、民主党は航空会社間の競争促進
につながるオープンスカイ(航空自由化)政策の推進を掲げており、個別企業に対する優遇には消極的と
みられる。国交省幹部は「つぶすようなことは考えていないとは思うが…」と、不安を募らせている。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/news/CK2009091702000078.html
213
:
◆ESPAyRnbN2
:2009/09/17(木) 13:10:30
沖縄(県知事)にとっては、前原が一番話しやすいのだろうか。
> 前原誠司沖縄担当相については、…なるべく早い段階で会談を申し入れる考えを示した。
> 岡田克也外相、北沢俊美防衛相との会談については、「自公政権とは違い、防衛政策の考えは連立
> 3党でも微妙に違う。方向性が出た段階で話を聞きたい」とした。
2009年09月17日 政治
閉塞感打破に期待 仲井真知事/前原氏との会談に意欲
民主党を中心とした鳩山新内閣について仲井真弘多知事は16日、「マニフェスト(政権公約)に沿って、
日本全体のある種の閉塞(へいそく)感を打破できるように頑張ってほしい」と期待感を示した。基地問題
では「3党合意で盛り込まれた県民負担の軽減に尽きる」と強調した。
前原誠司沖縄担当相については、衆院の沖縄北方特別委員会委員長として沖縄科学技術大学院
大学学園法の審議に尽くしたと評価し、「論旨明快で沖縄の現場をよく分かっているという印象。沖縄の
振興や基地の整理・縮小などの問題解決に取り組む実力を持った政治家の一人」と述べた。なるべく
早い段階で会談を申し入れる考えを示した。
岡田克也外相、北沢俊美防衛相との会談については、「自公政権とは違い、防衛政策の考えは連立
3党でも微妙に違う。方向性が出た段階で話を聞きたい」とした。米軍普天間飛行場の代替施設建設に
伴う環境影響評価(アセスメント)の知事意見提出前の会談について「別に考えはない」と述べた。
一方、日米地位協定の改定には「外務省はまったく手をつけなかった。マニフェストで提起すると明記
しており、突破口を開いてほしい」と期待した。
http://www.okinawatimes.co.jp/news/2009-09-17-M_1-002-1_001.html
214
:
◆ESPAyRnbN2
:2009/09/17(木) 14:43:19
反発する官僚の皆さま
【社会】
官僚に戸惑いと反発 次官会見廃止 『何も話せないのか』
2009年9月17日 夕刊
鳩山内閣が、各省庁の事務次官ら官僚による記者会見を原則禁止する方針を打ち出した問題は、政権
発足から一夜明けた十七日、各省庁に波紋を広げた。新政権が目指す「脱官僚依存」の姿勢を強く打ち
出した形だが、「省としての分析や見解が加えられない」など、官僚から戸惑いと反発の声も出ている。
■文科省
川端達夫文部科学相は十七日未明、「政治家が関与しないところで役人が物を言うのはやめようという
こと。情報発信は政治家が責任を持つ。情報を出さないわけではない」と説明。役人の取材逃れの言い
訳や萎縮(いしゅく)につながりかねないが「そういうことがないよう努める」と述べた。
だが、文科省には戸惑いが広がる。報道機関から幹部職員にインタビューの申し入れがあったらどう
するか。一般公開している審議会で、どこまで話していいのか。具体的な線引きは示されておらず、混乱
が続きそうだ。官僚の一人は「うちの記者発表は調査結果の公表も多く、省として分析や見解を添え
なければならない。そういうときも何も話せないのか」と頭を抱える。
■厚労省
厚生労働省の幹部は「政治的な判断を伴うようなものは、事務方にやらせないということ」と話し、次官
会見だけでなく事務方が行う会見も、事前に大臣の許可が必要になりそうだと明かす。
新型インフルエンザ対策では毎週二回、定例の記者会見で、専門知識を持った医系の技官が最新の
感染者数や対応策を説明している。ある職員は「一斉に説明できる会見を中止すれば、個々に説明するの
に膨大な時間がかかる上、言い回しが微妙に異なり厚労省の統一見解が正確に伝わらない恐れもある」。
■国交省
国土交通省の幹部は「一種の“かん口令”。マスコミ嫌いの役人に限らず、取材拒否にお墨付きを与えて
くれた」と皮肉る。別の幹部は「小沢一郎前民主党代表の秘書の政治資金規正法違反事件では、口を
閉ざす若手議員が多い印象を受けた。役人は政治的に中立だが、政治家にしか省の見解を表明する
会見が許されない制度で、与党に都合の悪いことも公正に情報開示されるのか」と懸念した。
■気象庁
気象庁では十七日に予定されていた桜井邦雄長官の定例会見を中止。広報室によると、内閣府から
国土交通省を通じて「廃止対象には、外局の長の会見も含まれる」との説明があったという。
同庁の場合、長官を含む幹部職員の会見は地震や気象の専門的な内容の解説が多く、防災上の
注意点を広く市民に呼び掛ける場にもなっている。職員の間には「ハトが豆鉄砲を食らったような話」
「できれば今後も続けたいのだが…」など、戸惑いが広がった。
■警察庁
警察庁の幹部は「長官の会見だけが対象なのか、幹部や担当者による政策に関する説明もできなく
なるのか。線引きがよく分からない」と戸惑う。
「政治家が全部責任を持って、情報発信をやるというのであれば、お任せしてしまったほうが楽といえば
楽。だけど警察庁には副大臣や政務官はいない。大臣一人でやっていけるのか」と疑問を投げ掛けた。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2009091702000236.html
215
:
◆ESPAyRnbN2
:2009/09/17(木) 18:29:47
>>211
赤松頑張る(猿芝居だけで終わらせるなよー)。
政策批判の次官「政権支える」=農水相に誓約
赤松広隆農水相は17日、農水省に初登庁し、省幹部と顔合わせした。衆院選に先立つ6月、戸別所得
補償制度など民主党の政策を「現実的でない」と公然と批判した井出道雄事務次官の処遇が注目されたが、
井出次官は「時の政権、大臣を徹底的に支えていく」と「誓約」。農水相も了承して和解した。
一連のやりとりは、農水相が同日の記者会見で明らかにした。それによると、「『けじめ』がつかないなら、
辞めてもらうかもしれない」との強い姿勢で臨んだ農水相に対し、次官は「恭順の意」を表明。それを受けて
「国民のための農林水産行政を、力を合わせて進めていく」ことを確認した。
今後、農産物価格の下落時に農家への補てんを行う戸別所得補償制度の創設に向け、省内に作業チーム
をつくり、大臣や副大臣、政務官と連携して作業を進める方針だ。(2009/09/17-17:40)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009091700785
216
:
◆ESPAyRnbN2
:2009/09/17(木) 18:42:55
こちらか、数字・指標スレにまとめるべきか。
民主党支持率凄え。本来の支持率+与党支持率の結果か。
小沢は公明党支持層にアレルギーが強いようで。
鳩山内閣支持率72% 小泉、細川に続く高水準
共同通信社が16、17の両日実施した全国緊急電話世論調査によると、16日発足した鳩山内閣の
支持率は72・0%に達した。発足直後としては宮沢内閣以降で小泉、細川両内閣に続く3位の高水準と
なった。民主党の支持率も前回の調査から6・5ポイント上昇し、過去最高の47・6%を記録した。
鳩山内閣を支持する理由は「政治改革に期待できる」が29・2%で最多。次いで「経済政策に期待
できる」(16・4%)、「首相を信頼する」(12・1%)―の順。「脱官僚内閣」を掲げる鳩山由紀夫首相の
姿勢が世論の高い支持につながり、新内閣は順調なスタートを切った形だ。不支持は13・1%だった。
新内閣として取り組むべき政策課題は「税金の無駄遣い一掃など行財政改革」が44・8%とトップ。
「年金制度改革など社会保障」(37・1%)、「景気・雇用対策」(35・5%)が続いた。
民主党が衆院選マニフェスト(政権公約)に明示した主要政策のうち、ガソリン税暫定税率廃止に対して
は51・0%が「評価する」と答え「評価しない」の21・6%を大きく上回った。一方、高速道路無料化に
ついては「評価しない」が58・3%に上り「評価する」は17・2%に過ぎなかった。
月2万6千円の子ども手当、農林漁業者への戸別所得補償制度も「評価する」がそれぞれ39・1%、
38・8%にとどまった。公約実行への財源確保や効果に対する国民の厳しい見方の一端が反映された
ともいえる。
民主党人事では、小沢一郎氏の幹事長起用に関し「評価する」が41・6%、「評価しない」は43・5%
と拮抗(きっこう)。民主党の支持者では「評価する」が57・1%に上ったものの、自民党では62・5%、
公明党は75・4%が「評価しない」と否定的だった。
自民党支持率は1994年、細川内閣発足で野党に転落した時期と同水準の18・8%に落ち込んだ。
自民、民主両党以外の政党支持率は公明3・7%、共産3・1%、社民1・8%、みんなの党1・4%、
国民新0・4%、支持政党なし21・6%。新党日本は回答なしだった。
▽調査の方法全国の有権者を対象に16日夕から17日にかけて、コンピューターで無作為に発生
させた番号に電話をかけるRDD(ランダム・デジット・ダイヤリング)法で実施した。実際に有権者がいる
世帯にかかったのは1442件、うち1032人から回答を得た。
2009/09/17 18:09 【共同通信】
http://www.47news.jp/CN/200909/CN2009091701000597.html
217
:
小説吉田学校読者
:2009/09/17(木) 19:54:48
>>203-207
私は、消極的な死刑廃止派ですが、死刑の是非は置いとくとして、政治家の姿として、死刑制度があるのに、署名拒否といった形で死刑が執行されないのも、いかがなものかと思うわけでして、正攻法で、「署名しない」「執行の一時停止を指揮する」「停止の間、意見を募る」「辞めろという意見が多いなら、辞める」「死刑存置すべきの意見が多いなら辞める」とはっきり言明して、職務に臨まれるのが死刑廃止派法相の仕事のあり方じゃないでしょうか。それができないなら、政権交代した意味がないと思います。
もう1つ法務・検察には取調べ可視化問題がありますが、取調べ可視化で本当に冤罪がなくなるんでしょうか。何か、取調べ可視化が宝の杖みたいな報道があるんですが、「理路整然な問答の末、自白。でも、実はシロ」「荒唐無稽な弁解、積み重ねられた状況証拠。でも、実はシロ」といった場合、録音・録画された取調べ状況がクロの支柱になってしまうと思うんですが。それに令状主義の限界とも絡みますが、そもそも被疑者の同意が必要でしょうし、さらにいえば、露悪的な供述をわざとして被害者を苦しめるとかそういうケースも考えられるわけで、「全面」可視化は難しいんじゃないんでしょうか。
もう1つ付け加えると、村山内閣時代に、最高裁判事が保守派・司法官僚派で固められてしまったことがあるので、そこらへんは変えて欲しい。水害とか一票価値とか。
とはいいながら、あんまり左に寄りすぎるのもどうかと思うわけですが、そこらへんは中井国家公安委員長で釣り合い取ったのかな。。。。
218
:
小説吉田学校読者
:2009/09/17(木) 20:16:50
これ、ただのおとぼけだと思ったら、私は大間違いだと思います。使途が、民主党にばれてるんだぞ。仄聞するところによれば、本来自民党費でやるべき、リサーチ、モニターをやっていたマスコミ人も少なからずいるという。知っているけど、バラされないという恐怖、戦々恐々なんじゃないでしょうか。
官房機密費「そんなものがあるんですか」 平野長官
http://www.asahi.com/politics/update/0917/TKY200909170284.html
平野官房長官は17日の記者会見で、官房長官が管理する官房機密費(内閣官房報償費)について、「そんなものがあるんですか。全く承知していない。承知していないからコメントできない」と述べた。官房機密費がある場合はどう対応するのかと問われても「『たられば』の話はできない。まだ、全く承知していない」と語るにとどめた。
官房機密費は、官房長官が自由裁量で使える予算で、何に使ったかは一切公表されない。このため、民主党は03年に政権運営の基本方針として「官房機密費の流用を厳格に制限し、使途は厳正な公開基準の下で一定期間後に公表する」と決めている。
219
:
名無しさん
:2009/09/17(木) 20:51:48
>>206-207
どっちも同意
個人的には懲役300年みたいな終身刑的制度の導入でバランス取れると思うのですが。それより仮釈放の不透明さが気になります。
そして、鳩山政権の中で死刑制度の優先順位は下の方
・取り調べの可視化
・ロウスクールの是正
・裁判員制度の微修正
・刑務官などによる暴行(広島の少年院など)
この辺を先にやってからでしょうね。
220
:
名無しさん
:2009/09/17(木) 21:07:40
>>215
一番の軽量大臣(文部科学、法務、防衛、国家公安は重大案件なしだからどうでも良い)だから心配ですね
副大臣に筒井や山田を迎えるかどうか
221
:
名無しさん
:2009/09/17(木) 21:16:34
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009091701003
国際交渉、長期の関係構築を=赤松広隆農水相〔新閣僚インタビュー〕
−世界貿易機関(WTO)貿易自由化交渉などで、日本の主張を反映するために必要なことは。
(各国大臣は交渉を)何年も担当しており、みな家族ぐるみの付き合いだ。(日本のように)会議のたびに人が変わるのでは交渉にならない。ある程度長さのある人間関係が最低限必要だ。
−2011年度の創設を公約する農家への戸別所得補償制度の設計は、どこから着手するか。
やっとスタートしたところなので(具体的な内容は)待ってほしい。約束の11年度から開始する。(このため)10年度の通常国会に法案を出さなければならず、議員と役人とが協力しないと間に合わない。
−(08年参院に提出した)農協の政治的中立を義務付ける法案を再提出する考えは。
実態は(良い方向に)変わりつつある。法案まで出してどうこうと言うのは政権党のやることではないと思う。
−なぜ農水相に選ばれたと考えるか。
鳩山首相からは何でもこなせるからやってほしい、という話だった。どちらかというと運輸族だが、大体どの政策も分かっているつもり。外からの視点も必要だ。
−副大臣、政務官を選ぶに当たってのポイントは。
戸別所得補償制度をつくるために積み上げてきた人で、チームプレーもきちっとできる人。当選回数は能力とやる気があればこだわる必要はない。(2009/09/17-20:34)
222
:
チバQ
:2009/09/17(木) 21:20:41
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2009091702000236.html
官僚に戸惑いと反発 次官会見廃止 『何も話せないのか』
2009年9月17日 夕刊
訓示を終えた千葉法相(右)に一礼する法務省の職員=17日午前、東京・霞が関で
鳩山内閣が、各省庁の事務次官ら官僚による記者会見を原則禁止する方針を打ち出した問題は、政権発足から一夜明けた十七日、各省庁に波紋を広げた。新政権が目指す「脱官僚依存」の姿勢を強く打ち出した形だが、「省としての分析や見解が加えられない」など、官僚から戸惑いと反発の声も出ている。
■文科省
川端達夫文部科学相は十七日未明、「政治家が関与しないところで役人が物を言うのはやめようということ。情報発信は政治家が責任を持つ。情報を出さないわけではない」と説明。役人の取材逃れの言い訳や萎縮(いしゅく)につながりかねないが「そういうことがないよう努める」と述べた。
だが、文科省には戸惑いが広がる。報道機関から幹部職員にインタビューの申し入れがあったらどうするか。一般公開している審議会で、どこまで話していいのか。具体的な線引きは示されておらず、混乱が続きそうだ。官僚の一人は「うちの記者発表は調査結果の公表も多く、省として分析や見解を添えなければならない。そういうときも何も話せないのか」と頭を抱える。
■厚労省
厚生労働省の幹部は「政治的な判断を伴うようなものは、事務方にやらせないということ」と話し、次官会見だけでなく事務方が行う会見も、事前に大臣の許可が必要になりそうだと明かす。
新型インフルエンザ対策では毎週二回、定例の記者会見で、専門知識を持った医系の技官が最新の感染者数や対応策を説明している。ある職員は「一斉に説明できる会見を中止すれば、個々に説明するのに膨大な時間がかかる上、言い回しが微妙に異なり厚労省の統一見解が正確に伝わらない恐れもある」。
■国交省
国土交通省の幹部は「一種の“かん口令”。マスコミ嫌いの役人に限らず、取材拒否にお墨付きを与えてくれた」と皮肉る。別の幹部は「小沢一郎前民主党代表の秘書の政治資金規正法違反事件では、口を閉ざす若手議員が多い印象を受けた。役人は政治的に中立だが、政治家にしか省の見解を表明する会見が許されない制度で、与党に都合の悪いことも公正に情報開示されるのか」と懸念した。
■気象庁
気象庁では十七日に予定されていた桜井邦雄長官の定例会見を中止。広報室によると、内閣府から国土交通省を通じて「廃止対象には、外局の長の会見も含まれる」との説明があったという。
同庁の場合、長官を含む幹部職員の会見は地震や気象の専門的な内容の解説が多く、防災上の注意点を広く市民に呼び掛ける場にもなっている。職員の間には「ハトが豆鉄砲を食らったような話」「できれば今後も続けたいのだが…」など、戸惑いが広がった。
■警察庁
警察庁の幹部は「長官の会見だけが対象なのか、幹部や担当者による政策に関する説明もできなくなるのか。線引きがよく分からない」と戸惑う。
「政治家が全部責任を持って、情報発信をやるというのであれば、お任せしてしまったほうが楽といえば楽。だけど警察庁には副大臣や政務官はいない。大臣一人でやっていけるのか」と疑問を投げ掛けた。
223
:
名無しさん
:2009/09/17(木) 21:24:17
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090917ddm003010079000c.html
日本が変わる:重要閣僚、どう動く(その1) 予算編成、連携カギ
<世の中ナビ NEWS NAVIGATOR>
◇菅国家戦略相・藤井財務相・仙谷行政刷新相、主導権争いの芽も
民主党初の政権を担う鳩山内閣が16日、始動した。「脱官僚」を掲げ、年金制度改革や高速道路無料化など省庁の抵抗が予想される独自政策を公約して果たした政権交代。実行役となる重要閣僚には、菅直人、前原誠司、長妻昭氏ら知名度のあるエース級が起用された。鳩山由紀夫首相は予算の編成方法や配分先を大きく変える方針で、首相官邸と省庁、閣僚と官僚の関係も様変わりしそうだ。
鳩山内閣の実行力が試されるのが来年度予算の編成だ。特別会計を含む総予算を「脱官僚=政治主導」で組み替え、税金の無駄遣いをなくすことで子ども手当などの財源捻出(ねんしゅつ)を図ることを衆院選マニフェストにうたった。その中心的役割を担うのが菅副総理兼国家戦略担当相、仙谷由人行政刷新担当相、藤井裕久財務相の3人だ。自民党政権と官僚組織が長年かけて築き上げた予算構造を根幹から作り替える作業となるだけに、3閣僚の連携が成否を左右する。
しかし、組閣当日の16日、早くも主導権争いの芽が垣間見えた。藤井氏は財務相就任を前にした16日朝、記者団に「個別の予算は財務省の専権。国家戦略局は長期的な視点に立って国の方向を決めるポジションだ」と明言した。毎年の予算編成の主導権は従来通り財務省が握ると強調したもので、国家戦略局(当面は国家戦略室としてスタート)を担当する菅氏をけん制した。
藤井氏は旧大蔵省(現財務省)出身で、93〜94年の細川、羽田政権で蔵相を務めた経歴を持つ。民主党内では比較的、官僚に理解がある政治家とされている。これに対し、菅氏は「脱官僚」の急先鋒(きゅうせんぽう)。6月に「政高官低」とされる英国を視察するなど「政治主導」の実現に強い意欲を燃やしてきた。
国家戦略局の役割は「予算の骨格策定」とされているが、財務省内には「骨格以上に詳細な方針を示すことで、財務省から権限を取り上げようとするのではないか」(幹部)との警戒心が広がっており、藤井氏はこれを代弁した格好だ。平野博文官房長官は記者会見で「戦略室が予算の骨格を起案し、財務省に指示する」との仕分けを示したが、組織やスタッフの具体像は明らかにしなかった。
また、無駄遣い削減の実行機関として設置される行政刷新会議との役割分担にも不明確な部分が残る。鳩山首相は16日の記者会見で、各省の副大臣も同会議のメンバーとし、官邸主導で無駄の洗い出しに取り組む考えを示した。担当相に就任したのが仙谷元政調会長。幅広い政策に通じた論客ぶりを見込まれ、各省庁への切り込み役を任された。
民主党は207兆円の国の総予算から13年度までに9・1兆円を削る方針で、同会議は、地方や独立行政法人向けの補助金、公共事業などを精査する。こちらも財務省の査定作業と重なる部分が多く、連携が課題になる。
藤井氏は16日の組閣前、衆院第1議員会館の菅氏の事務所を訪れ、菅氏に「マスコミが双方の役割をいろいろ言うだろうが、気にせず仕事しよう」と呼びかけた。菅氏も「僕もそう思ってます。よろしくお願いします」と応じた。仙谷氏もこの日、菅氏の部屋を訪れ、協調を確認した。
鳩山内閣は事務次官会議を廃止する代わりに政策テーマごとに閣僚委員会を設置する方針で、菅氏は16日、平野氏も含む予算関連の閣僚委で連携を図っていく考えを示した。【平地修、田中成之】
◇概算要求は白紙 藤井財務相、月内に新方針
藤井財務相は16日、麻生前政権が10年度予算の大枠を定めた概算要求基準(シーリング)を白紙に戻し、月内に新たな予算編成の基本方針を定める意向を明らかにした。来年度予算には、民主党が政権公約に掲げた子ども手当などの政策を盛り込む方針だ。
来年度予算のシーリングは前政権が7月に策定しており、一般歳出の上限額は52・7兆円。シーリングに基づいて、各省庁は8月末までに概算要求を提出している。
藤井財務相は16日、「現在のシーリングを取りやめ、公約に掲げた10年度にやるべきことをはっきりさせる」と述べ、新政権下で予算編成作業をやり直す方針を示した。シーリングに代わる新たな基本方針については、官房長官ら4閣僚による閣僚委員会で策定する。
鳩山首相は16日の会見で、例年通り年内の予算編成を目指す考えを示しており、政権移行期に休止状態になっていた編成作業を急ぐ。【平地修】
224
:
名無しさん
:2009/09/17(木) 21:24:29
>>223
◇公共事業見直し、不退転の構えで−−前原国交相
前原誠司国土交通相が就任直後の17日未明、八ッ場(やんば)ダム事業の中止を明言、公共事業を全面的に見直す姿勢を打ち出した。
前原氏は、安全保障政策の論客というイメージが強いが、01年には党の「次の内閣」社会資本整備担当として、公共事業コントロール法案を提出。公共事業の無駄削減と環境破壊の防止をライフワークにしている。民主党がマニフェストに盛り込んだ公共事業費1・3兆円削減を実現するため、満を持して国交省に乗り込んだ。
公共事業の中でも八ッ場ダムを「時代に合わない公共事業の象徴」とみる民主党は、マニフェストで建設中止を打ち出した。流域自治体から「利水、治水の両面で関係自治体の意向も踏まえ判断すべきだ」(栃木県)、「これまで負担した巨額の事業費はどうなるのか」(茨城県)など不安が出る中、国交省内には「中止が難しいことを新大臣に理解いただきたい」との声もあった。だが、前原氏はただちに中止を決定、公共事業見直しに不退転の構えで臨むことをアピールした。同時に地元の理解も得たいとの考えも示しており、実際に中止できるかが試金石になる。
また、民主党は10年度から段階的に高速道路の無料化を進め、ガソリン税などの暫定税率も10年度に廃止する方針。ただ、前原氏は雑誌インタビューで「JRなど他の交通機関に打撃を与える」と語っている。地球温暖化対策などの観点から慎重論を唱えたことがあり、国交省内には無料化回避を期待する声もある。
前原氏は16日、記者団に「党全体として約束している問題なので、計画を立てながらやっていくことになる」と党の方針に従う姿勢を示す一方、「2年間、試行期間を置いてどういう状況になるのか見極めることが大事だ」とも述べた。無料化により4兆円近く財政が悪化するとの試算があり、公共事業削減などでどうカバーできるかも焦点となる。
前原氏は国会議員有数の鉄道ファンとして知られるほか、超党派の「海洋基本法フォローアップ研究会」(代表世話人・中川秀直自民党元幹事長)世話人として、船舶など海洋産業の振興にも取り組んだ。自動車や航空機による輸送をより燃料消費の少ない鉄道や船舶に変更する「モーダルシフト」を国交相として推進しそうだ。従来の航空行政には批判的とみられ、日本航空の支援については、国交省の有識者会議の人選を見直し、支援のあり方を再検討する考えを示した。【大場伸也】
225
:
名無しさん
:2009/09/17(木) 21:25:02
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090917ddm002010053000c.html
日本が変わる:重要閣僚、どう動く(その2止) 目玉政策、実行急ぐ
<世の中ナビ NEWS NAVIGATOR>
◇年金、長妻氏に託す 後期高齢者医療「廃止」明言
「消えた年金」など一連の年金記録問題追及で名をはせた長妻昭前政調会長代理が、年金の所管官庁・厚生労働省を指揮することになった。スター議員の起用には、国民の鳩山内閣に対する期待感を高める狙いがある。
暮らしにかかわる目玉政策として、民主党は今年度中に生活保護の母子加算を復活させ、来年度から子ども手当を支給する方針。来年夏の参院選へ向けて身近な政策を矢継ぎ早に実行し、国民に政権交代の「効果」をアピールしたい考えだ。
さらに、年金記録問題に決着をつけることができれば、政権への信頼感は一層高まる。長妻氏は記録問題の解決を国家プロジェクトと位置付け、「2年間、ヒト・モノ・カネを集中投下する」としている。それでも、厚労省に解決を迫ってきた本人だけに、指揮をとる側に回って手間取れば、国民の不信はトップに跳ね返ってくる。
来年1月1日に迫った社会保険庁の日本年金機構への移行問題は、待ったなしの課題だ。また最大の課題として、8億5000万件に上る紙台帳とコンピューター内の記録の照合が重くのしかかる。厚労省は7000人がかりで10年必要と試算しており、民主党内にも「全件照合は困難」(幹部)との声が漏れる。どこまで照合を進めれば「問題解決」と言えるのか、納得のいく説明が必要になる。
その先には年金制度の一元化という大改革も控える。一時、行政刷新担当相とも目された長妻氏は「副大臣でもいいから年金担当をやりたい」とこだわったという。だが、民主党が掲げる「消費税でまかなう月額7万円の最低保障年金」は財源が不明確だ。同党は4年間消費税率を据え置くと表明しており、早晩整合性が問われる。
民主党内には「厚労省は医療も雇用もあるから大変」との指摘もある。17日未明、長妻厚労相は「後期高齢者医療制度の廃止」を明言したが、厚労官僚は「廃止後の具体像が不明確」(幹部)とけん制している。7月に5・7%となった失業率も一層の悪化が予想されている。関係者の利害調整など、官僚と戦うだけではない手腕も試される。【鈴木直】
226
:
チバQ
:2009/09/17(木) 21:25:07
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20090917/plt0909171210004-n1.htm
「明らかにミスキャスト」の声も…大丈夫!?長妻厚労相
2009.09.17
「ミスター年金」長妻氏は得意の年金以外でも実績を残せるか=16日、首相官邸【拡大】
「脱官僚」を旗印に発足した鳩山内閣。「ミスター年金」と呼ばれる長妻昭氏が厚生労働相に決まったが、その舞台裏は土壇場でポストを入れ替える急転劇だった。長妻氏は当初、行政刷新相に起用される予定だったが、これを突っぱねたうえで、「年金問題をやりたい」と訴えたというのだ。党内から「ごね得」との恨み節も飛び出す中、年金以外にも医療、介護、雇用など守備範囲の広い巨大官庁・厚労省で成果を出せるのか。
「とにかく年金をやりたいんです。厚労副大臣でもかまわない」。組閣直前の15日。鳩山首相から行政刷新相の起用を打診された長妻氏はこう強調し、厚労相ポストを直訴した。「厚労相」に強いこだわりを見せる背景には、2007年に「消えた年金」問題を暴露して政府、与党を追い込んだ自負がある。それ以来、「ミスター年金」と呼ばれ、国民的人気も一気に高まった。
鳩山氏は当初、厚労相に仙谷由人氏、行政刷新相に長妻氏の起用を固めていたが、結局、長妻氏の直訴で土壇場になって入れ替えを余儀なくされた。
党内では衆院当選4回ながら重要閣僚に就いたミスター年金に対し、「ごね得なんてありなのか」「長妻氏が精通しているのは年金問題だけじゃないか。医療、雇用など厚労行政全般の知識や実務能力は仙谷氏の方が上で、明らかにミスキャストだ」との恨み節も漏れる。
実際、医療、雇用など厚労省の守備範囲の広さは、舛添要一前厚労相も手を焼いたほどだ。自民党中堅議員は「厚労省を大臣1人でやるには無理がある。自民党3政権に渡って大臣を務め、今や厚生労働のエキスパートと言われる舛添氏でさえ、すべてをうまくこなすことはできなかった」と語る。
「まずは厚労省にたまってきたウミを出す。そして厚労省を立て直す」。17日未明にずれこんだ厚労相の就任会見で、長妻氏はこう意欲を語り、「戦う政治家」を自ら演出してみせたが、果たして−。
227
:
名無しさん
:2009/09/17(木) 21:25:28
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090917ddm008010004000c.html
日本が変わる:経済閣僚、課題山積−−産業界、手腕を注視
鳩山政権の経済閣僚に、直嶋正行経済産業相、赤松広隆農相らが決まった。地球温暖化対策の新たな枠組み構築や世界貿易機関(WTO)の多角的貿易交渉(ドーハ・ラウンド)など重要課題は多く、政権交代直後から手腕を問われる場面が続きそうだ。
◇温暖化、調整力に期待−−直嶋経産相
鳩山由紀夫首相は就任前の今月7日、20年までの温室効果ガス削減目標を「90年比25%減」と表明し、麻生政権の「05年比15%減(90年比8%減)」から大きく踏み込んだ。産業界では「負担が重い」と労使ともに反発が根強い。
産業界を所管する直嶋経産相は労働組合の全トヨタ労連と自動車総連の出身。産業界では「自動車業界の労組出身だけに冷静に対応できる」とブレーキ役を期待する声もある。経産省内にも「調整力があり、人柄もいい」と歓迎する声が多い。
ただ、年末に温暖化対策の新たな枠組みを決める国際会議を控え、ともに交渉に当たる岡田克也外相と小沢鋭仁環境相は民主党が打ち出した「25%減」で主導的役割を果たした。直嶋氏自身も民主党政調会長として「25%減」を公約したマニフェストを取りまとめており、産業界の理解をどこまで取り付けられるかが問われる。
一方、難航しているドーハ・ラウンドを巡っては、主要国が10年末までの妥結方針で一致し、民主党も「妥結に向け指導力を発揮する」としている。だが、日本は農業分野の関税引き下げなど譲歩を迫られる可能性が高い。
直嶋氏は「自由貿易体制の確立は不可欠」と強調しつつも「自給率向上のため、農業も重要だ」と配慮も示してきた。民主党は2国間のFTA(自由貿易協定)締結促進も掲げたが、日米FTAをマニフェストに盛り込む過程で農業関係者の反発を受けた。貿易自由化と農業振興のバランスをどう図るか難しい対応を迫られる。【柳原美砂子、赤間清広】
◇しがらみなく独自色発揮?−−赤松農相
民主党が掲げる農業者戸別所得補償は、農産物の販売価格が生産コストを下回った分を補てんする制度。前提となる生産目標数量や補償基準の設定、財源確保のための補助金見直しなど難題は多い。石破茂前農相が提起したコメ生産調整(減反)の改革も焦点だ。
課題が山積する中、これまで農政と縁の薄かった赤松氏の起用に農水省内では戸惑いが広がった。幹部からは「(官僚に操縦されないよう)あえて農業にしがらみのない人材を送り込んできた」との憶測も漏れる。
赤松氏は旧社会党の書記長だった93年、当時は輸入を認めていなかったコメの市場開放を容認する発言をし、党内外から批判を浴びた経緯もある。自由貿易論者の小沢一郎幹事長が影響力を増す中、ドーハ・ラウンドなどにどう取り組むかも注目される。【太田圭介】
◇「西川社長辞任を」−−原口総務相
原口一博総務相は16日の会見で、日本郵政の西川善文社長の進退問題について、鳩山由紀夫首相や亀井静香金融・郵政担当相に続き、「辞任を求める」と明言した。「かんぽの宿」売却問題を検証するため日本郵政が設置した第三者検討委員会が「日本郵政はかんぽの宿が国民共有の財産という自覚が欠けていた」と指摘したことを理由に挙げ、「国民共有の財産(である郵政)を任すわけにはいかない」と説明した。
ほかに直面する課題の一つが11年7月に迫った地上デジタル放送への完全移行。デジタル放送が見られない「テレビ難民」を生まないため、きめ細かい対応が求められる。
また、10年にはNTTの組織見直し論議が再開される。NTTは市場支配力が問題視され、99年に分離・再編され、その後も再々編論議が起きたが、自民党の反発で持ち越されてきた。【望月麻紀】
==============
◇経済、環境分野の主な国際会議
9月22日 国連気候変動ハイレベル会合(ニューヨーク)
9月24〜25日 G20(主要20カ国・地域)金融サミット(米ピッツバーグ)
11月14〜15日 APEC(アジア太平洋経済協力会議)首脳会議(シンガポール)
11月30日〜12月2日 WTO(世界貿易機関)定例閣僚会議(ジュネーブ)
12月7〜18日 気候変動枠組み条約第15回締約国会議(コペンハーゲン)
228
:
名無しさん
:2009/09/17(木) 21:30:51
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090917-OYT1T00689.htm
天下り「徹底的に総括」…仙谷行政刷新相
鳩山内閣
記者会見する仙谷行政刷新相(17日午前1時半ごろ) 鳩山政権の誕生で新たに就任した各閣僚は、16日深夜から17日未明の初の記者会見で、各省庁の幹部らによる天下りの見直しなどを相次いで打ち出した。
特に、「天下りの構造を徹底的に総括する」と強調したのは、予算の無駄遣い一掃にあたる仙谷行政刷新相。今回の衆院選前後に、「駆け込み」とみられる天下りが目立った農水、文科両省の幹部らからは「役所全体が縮み上がっている」などという声が漏れた。
17日未明の首相官邸。新閣僚の就任会見の最後に登壇した仙谷行政刷新相は、視線を手元のメモには落とさず、「縦割り、補助金、天下りという日本の宿痾(しゅくあ)といえる大病にメスを入れてえぐり取る」と霞が関改革への決意を語った。
今月2日、白須敏朗前次官(58)が、所管の社団法人「大日本水産会」会長に就任した農水省。同会は2007年度に183億円の補助金を受けており、「駆け込み天下り」という批判を浴びた。これについて、赤松農相も17日未明の就任会見で「人事を戻すのは難しいかもしれないが、平気で受け入れている団体には、交付金や補助金を改めて考えさせてもらう」と述べ、交付金の削減などを検討する考えを表明した。
天下り先を「兵糧攻め」にするとも取れる発言に対し、中堅幹部は「役所全体が縮み上がっている」と言葉少な。その一方、省内からは「国民の目線からいえば、天下りを排除するのは当然。補助金のシステム全体を見直す必要がある」と歓迎する声も上がった。
8月1日付で、次官経験者ポストの東京国立博物館館長に、銭谷真美前次官(60)が再就職した文科省。川端文科相も会見で「一般的に疑念を持たざるを得なかったのは間違いない」と問題視する姿勢を示した。
これに対し、同省の中堅幹部は、「自分たちの時には天下りはなくなるのではないか」と危機感をあらわにし、別の同省幹部は、天下りを禁止すれば、官僚が同じポストに在籍する期間が長くなると指摘して、「人事が回らなくなる」と反発。「まず公務員の人事政策全体を見直すべきではないか」と訴えた。
過去に天下り批判にさらされてきた厚労省の幹部は、仙谷行政刷新相の会見での発言について「縦割りの補助金や天下りの総括など抽象的な理念は理解できるが、簡単にはできない内容ばかり」と話し、「どのような組織で、どのように取り組んでいくのだろう」と冷めた口調で語った。
(2009年9月17日15時20分 読売新聞)
229
:
神奈川一区民
:2009/09/17(木) 21:31:39
自分は死刑廃止、終身刑導入派です。
でも、問題は刑法全体だと思います。
今の刑法では現代に合わないことが多々あるよう
に思います。時間をかけてもいいので、刑法を一
から見直して欲しいと思います。
230
:
名無しさん
:2009/09/17(木) 21:37:17
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090916/stt0909162358021-n1.htm
【新政権発足】「ぞうきん掛け内閣」「脱官僚内閣」「判(わか)ら内閣」 識者は鳩山内閣をどう名付けたか? (1/2ページ)
2009.9.16 23:57
このニュースのトピックス:政権交代
衆院解散時に「○○解散」と名付けた識者らは、今回発足した内閣をどのように名付けたか。
『無策解散』としたジャーナリストの櫻井よしこ氏は『小が大をのみ込む内閣』と名付けた。「旧社会党系議員が目立つ。改革が行われるときはリベラルな方向に向きがちだが、民主党内のリベラル派や連立相手の社民党に引っ張られすぎているのではないか」
さらに「この内閣からは国家のあるべき土台や国際社会の力学への配慮が感じられない」と櫻井氏。「国家観は歴史という縦軸と現実世界という横軸で成り立つが、軸がないと自分の立ち位置が分からなくなる。前内閣も新内閣も、国家観がないという意味で共通の流れがある」と指摘した。
「時局認識を誤り、公務員改革をほごにして国民を失望させた」ことに怒りを込め『バカヤローの解散』とした政治評論家の屋山太郎氏は「脱官僚を真っ正面から取り上げた民主党が総選挙で勝ったのは当たり前」と言い、『脱官僚内閣』と名付けた。
屋山氏は「実務者、重鎮をそろえたいい陣容。菅直人氏が担当する国家戦略局は脱官僚内閣を作り上げるうえで大きな武器となる」と評価。ただ亀井静香氏については「郵政民営化は時代の流れだが、彼はそれを無にしようとしてきた。郵政問題担当として何をしようとしているのか」。
「麻生氏が自民党に死に化粧を施し、黄泉(よみ)の国に旅立たせてほしい」と『おくりびと解散』とした漫画家のやくみつる氏は「結局、化粧は施されず、立つ鳥跡を濁しまくった」と総括。「民主党がマニフェストを実現するには予算が必要。そのために、積もり積もった無駄なものをぞうきん掛けのようにふき取り、ぎゅうぎゅう絞ってお金を作り出さなければならない」として『ぞうきん掛け内閣』と名付けた。「懸念されるのは、当の総理が『ぞうきん掛け』が最も似合わないこと。総理はぞうきん掛けをしたことがあるのだろうか」
作曲家のすぎやまこういち氏は「反日メディアの掘った落とし穴に自らはまり込んだ」として『落とし穴解散』と名付けたが、その後の状況は「まさに反日メディアの思い通りに進みそうで危惧(きぐ)している」という。その結果「“日本丸”の針路も、閣僚がどんな人物かもよく判(わか)らない」ので『判ら内閣』と名付けた。
231
:
名無しさん
:2009/09/17(木) 21:38:09
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090917/stt0909170302011-n1.htm
【正論】民主党政権発足に寄せて 政治評論家・屋山太郎 (1/3ページ)
2009.9.17 03:01
このニュースのトピックス:政権交代
「官僚内閣制」が終焉を迎えた
民主党政権誕生によって、明治以来続いてきた「官僚内閣制」がいよいよ終わろうとしている。官僚内閣制は官僚が良かれと思う政治が行われることで、民意を反映した民主主義とは根本的に異なる。民意を汲(く)み上げることを日本ではポピュリズムと非難する。しかし民意とほとんど無関係に政治が行われていることを国民が実感したからこそ、自民大敗、民主圧勝の答えを出したのではないか。
世界第二の経済大国といわれ、一方でこれだけ勤勉な国民はいない。にもかかわらず、年金、医療、雇用保険、少子化対策、教育など民生や社会保障にかかわる分野で、日本ほど粗末な国はない。分野ごとに国際比較をしてみると、OECD(経済協力開発機構)加盟国中、日本はほとんどの分野で最下位に属する。
今回の予算編成の過程を見ても、さもありなんという事例が何件も目につく。
後期高齢者医療制度は老人の医療費を年間2200億円(5年で1兆1000億円)倹約しようというものである。高齢化が進めば医療費が嵩(かさ)むのは当然だ。一方で道路特定財源の5兆4000億円が一般財源化された。高速道路建設が飽和状態になっているとの判断からだ。ならば一般財源化した道路予算を削ってその25分の1を老人医療になぜ回せないのか。国土交通省の予算は厚生労働省には一文も渡さない、という省益至上主義のせいなのである。
役人に使われた自民政権
本来、政治家が存在するならば、「25分の1を回せ」というはずだ。麻生太郎氏などは「官僚は使うもの」と官僚を弁護して最後まで官僚に使われていることに気付かぬほど暗愚だった。
民主党が政治主導の要として設計したのが「国家戦略局」だ。菅直人氏が副総理、国家戦略担当相に就任したが、ここで予算の基本方針や外交、防衛など国家の基本問題を取り仕切る。
官僚政治の元凶は財務省、その中の主計局である。官僚政治は省の中の省である財務省に仕切られてきた。財務省は各省予算の査定と国税の査察の権限を持つ、これに真っ向から歯向かえる政治家は一人もいなかったろう。そこで民主党は予算の大枠を決める財務省のコアの部分を握ることになった。主計局は戦略局の大方針に従うことになる。
国家戦略会議に加えて「行政刷新会議」が設けられ、仙谷由人氏が担当相になった。自民党政権では「行政改革推進審議会」「地方分権推進委員会」などを作って識者を集めた。私も土光臨調での「国鉄分割民営化」のあと12年にわたって行革審に参加させられた。この種の官僚が事務局を務める審議会は官僚にうまくごまかされ、全く無意味だった。新設される「行政刷新会議」が役人抜きで、政治家の判断で、運営されれば、地方分権から地域主権に至る改革にも到達できるだろう。
内閣に100人の政治家を入れるという。今までも60、70人入れていて効果がなかったから、意味がないという批判がある。しかし、効果を発揮できなかったのは大臣と副大臣、政務官が各派閥への均衡人事で配置され、全く“一体感”がなかったからだ。今回は大臣が自分の同志や盟友を集めてチームとして君臨する。秘書官がついて各個撃破されていた現状とは様変わりになるだろう。
232
:
名無しさん
:2009/09/17(木) 21:38:19
>>231
重要案件は「閣僚委員会」で
火曜、金曜の閣議の前日に行われた事務次官会議は、翌日閣議に諮る案件をすべて決める。閣議でそれ以外のことが議題になると即、閣僚懇談会に切り替えられ、正式の議題からはずされる。次官会議の決定は全会一致であり、一省でも反対すれば決定されない。貿易交渉などで日本の回答が何カ月、何年も遅れるのは全会一致主義のせいなのだ。この仕組みでは「農業で譲って他の分野で獲る」といった政治判断は不可能だ。
この事務次官会議は明治19(1886)年から始まっているが、法令上の規定はない。明治の元勲政治以来の伝統で、自民党はこの官僚絶対の「慣習」さえ破棄することはできなかった。民主党はまず、この官僚支配の元凶である事務次官会議を廃止する。重要案件は関係閣僚を集めた「閣僚委員会」で決するという。
民主党の「官僚内閣制」から「議会制民主主義」へ脱却するための仕掛けは実によく考えられている。安倍晋三内閣でも同様の発想で国家公務員法改正が行われ、渡辺喜美行革担当相時代に公務員制度改革基本法が成立した。これに基づいて麻生内閣で仕上げの法案が作られたが、最後の段階で谷公士(まさひと)人事院総裁が首相が招集した会議をボイコットして法案は結局流れた。行政府の一機関にすぎない人事院総裁が首相の会議をボイコットするほど官僚は増長していた。日本の民主主義は官僚にスポイルされていたのだ。(ややま たろう)
233
:
◆ESPAyRnbN2
:2009/09/17(木) 22:17:29
>>220
筒井は委員長として、国会でお待ちするのが決まりました。副大臣選考基準は↓だそうです。
> 戸別所得補償制度をつくるために積み上げてきた人で、チームプレーもきちっとできる人。当選回数は
> 能力とやる気があればこだわる必要はない。
いや、これあんたが鳩山に言った言葉だろー。でも写真が凄く嬉しそうだ。
> 鳩山首相からは何でもこなせるからやってほしい、という話だった。
国際交渉、長期の関係構築を=赤松広隆農水相〔新閣僚インタビュー〕
−世界貿易機関(WTO)貿易自由化交渉などで、日本の主張を反映するために必要なことは。
(各国大臣は交渉を)何年も担当しており、みな家族ぐるみの付き合いだ。(日本のように)会議のたび
に人が変わるのでは交渉にならない。ある程度長さのある人間関係が最低限必要だ。
−2011年度の創設を公約する農家への戸別所得補償制度の設計は、どこから着手するか。
やっとスタートしたところなので(具体的な内容は)待ってほしい。約束の11年度から開始する。(この
ため)10年度の通常国会に法案を出さなければならず、議員と役人とが協力しないと間に合わない。
−(08年参院に提出した)農協の政治的中立を義務付ける法案を再提出する考えは。
実態は(良い方向に)変わりつつある。法案まで出してどうこうと言うのは政権党のやることではないと思う。
−なぜ農水相に選ばれたと考えるか。
鳩山首相からは何でもこなせるからやってほしい、という話だった。どちらかというと運輸族だが、大体
どの政策も分かっているつもり。外からの視点も必要だ。
−副大臣、政務官を選ぶに当たってのポイントは。
戸別所得補償制度をつくるために積み上げてきた人で、チームプレーもきちっとできる人。当選回数は
能力とやる気があればこだわる必要はない。(2009/09/17-20:34)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009091701003
http://www.jiji.com/news/kiji_photos/20090917at43b.jpg
234
:
名無しさん
:2009/09/17(木) 22:25:29
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/mnews/20090917-OYT8T00287.htm
「脱官僚」 手腕問われる経済閣僚
「財政再建」は必要 藤井財務相
藤井財務相は民主党が衆院選の政権公約で示していなかった財政健全化目標の必要性について「民主党に残された問題。国家戦略局の大きな仕事だ」と述べ、新政権が今後策定する見通しを示した。
新たな財政再建目標については「基礎的財政収支だけでなく、債務残高のGDP(国内総生産)比という発想は正しい」との考えを表明。麻生前内閣が今年6月に閣議決定した「経済財政改革の基本方針2009」(骨太の方針)で示した「債務残高のGDP比を20年代初めまでに引き下げる」との目標を見直すと見られる。
藤井氏は組閣に先立つ16日朝、記者団に対し、ガソリン税などの暫定税率を10年度から廃止する民主党の公約について「もちろんそうだ」と述べ、10年度税制改正で廃止する考えも強調した。ガソリンが1リットルあたり約25円安くなり、国税と地方税を合わせて約2・5兆円の減税となる。
業界調整に期待 直嶋経産相
直嶋経済産業相は民主党政策調査会長として衆院選の政権公約をとりまとめた政策通だ。参院経済産業委員会メンバーを務め、経産省内でも「産業、通商政策に明るく、人柄も誠実」との歓迎ムードが強い。就任直後に迫られるのは環境政策だ。新政権が掲げる2020年までに温室効果ガスを1990年比で25%削減する中期目標に産業界が強く反発している。直嶋氏はトヨタ自動車の労働組合出身で、自動車総連副会長など労組歴は約12年に及ぶ。産業界の労使に幅広い人脈があるだけに業界調整や経済成長との両立問題をどう解決するか手腕が試される。
亀井氏と連携 原口総務相
原口総務相は松下政経塾出身。民主党のネクスト総務相として、日本郵政の保養宿泊施設「かんぽの宿」問題や税金の無駄遣いを追及してきた政策通として知られる。得意分野で満を持しての登板だ。
郵政見直しでは、焦点となる亀井金融・郵政改革相との連携について「密に連絡を取りたい」と語り、協力体制を強める考えを強調した。
公共事業減を主張 前原国交相
前原国交相は国交省の「牙城」となってきた公共事業の削減を以前から指摘してきた。自らのブログでは「一度始めた公共事業は必要性が薄れようが、『暴走列車』のように止まることはない。すべてのダム建設を一時凍結すべきだ」と述べている。
公共事業の削減は民主党が掲げる政策の財源を生み出すだけに、焦点となっている八ッ場ダム(群馬県)についても建設中止に踏み切るとの見方が強い。国交省内は「厳しい姿勢で来るだろう」と戦々恐々の雰囲気だ。
「返済猶予」に意欲 亀井金融・郵政改革相
亀井金融・郵政改革相は中小企業や個人を対象にした銀行借り入れの返済猶予制度を導入する考えを表明したことについて「3年くらいは借入金の返済を猶予する措置を取るべきだ」と改めて語った。今秋の臨時国会に関連法案を提出する考えだ。
金融界が制度導入に反対していることに関しては「反省が足りない」と切って捨てた。
郵政民営化の見直しについては「昔の郵政事業に戻すということではない。日本経済が発展していくために貢献できるように見直していく」と決意を語った。
(2009年9月17日 読売新聞)
235
:
名無しさん
:2009/09/17(木) 22:47:05
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090917dde012010004000c.html
特集ワイド:’09天下の秋 ルポ・民主党政権誕生/下
◇前首相、元総務相 国交省キャリア 自民党職員…その変化、とまどう男たち
「すっかり秋めいてきましたね」。声を掛けると、こちらに目は向けず麻生太郎前首相はニヤリと笑った。17日午前8時45分、東京・渋谷の麻生氏の自宅前。いつもの2倍、40分をかけたウオーキングの後だった。顔には汗が噴き出していた。
秋晴れの朝、麻生氏は、池のある公園や小学校脇などをぐるぐる回り、時折、SPに「ここは大きな家だろ。○○さんの家だ」などと語りかけた。たまにすれ違う近所の人には笑顔であいさつするが、「鳩山内閣の顔ぶれはどうですか?」などと記者が尋ねても一切答えず表情は硬い。
麻生氏の豪邸から地下鉄半蔵門線渋谷駅まで歩く。雑踏で生ゴミをつつくハトがいる。改札口に近づくと、約30人のホームレスが等間隔に敷かれた1畳ほどの段ボールの上に横になっていた。公邸を出て自宅に戻った麻生氏はこれから毎朝、この光景を見るのだろうか。一瞬考えたが、すぐにそんなわけはないと思い直した。前首相が地下鉄に乗るわけがない。
■
霞が関・国土交通省。16日に前原誠司氏(47)の大臣就任が決まると、多くのキャリア職員があきらめにも近い、さえない表情を見せた。
民主党は、高速道路の無料化や群馬県の八ッ場(やんば)ダム建設中止を掲げ、国交省と対立してきた。居酒屋タクシーの件でも先頭にたって集中砲火を浴びせた。
50代の幹部が言う。「民主党の国交省いじめはひどすぎた。正直、民主党大臣の指示には素直に従えないだろう」
八ッ場ダムの建設中止は、来年夏の参院選まで見据えたパフォーマンスととらえていた職員も。道路局や河川局に勤務した別の幹部は「建設中止は簡単に主張できる公約だ。参院選が終わってしまえば、結局は造ります、となるのではないか。河川局は10、20年の視野で仕事をしている。最長4年の政治家とは違う」とプライドをみせていた。しかし前原国交相が中止を明言。「大変なことになるかもしれない」と厳しい顔になった。
11日にテレビで「地元住民がダム工事の発注延期について、国交省の現地事務所に説明を求める」というニュースが流れた時は、40代の職員が疲れた表情で吐き捨てるように言った。「民主党に言ってくれよ」
元大蔵官僚の衆院議員、古川元久氏(43)が民主党の立場を説明する。「警戒したり戸惑ったりしている官僚はいる。でも彼らだって今のままでいいなんて思っていない。無駄なことでも慣例でやってきた部分がある。僕もそうだったけど、本当にやりがいがあったことなんて1割。仕事のやり方を変えることは彼らにもプラスなんですよ」
埼玉県の上田清司知事(61)は民主党の八ッ場ダム政策について、「勇み足もいいところでしょうね」とばっさり。ダムの事業費の7割はすでに支出した。本体工事の中止で620億円が浮くが、自治体が負担している利水分の費用など法律的に返還すべき金額は計1460億円にもなる。「建設中止でかえって国庫からの支出が増える。予算節約対象の事業に入ること自体が初歩的なミスだ」
上田知事は96年から03年まで民主党の若手ホープ議員として活躍した。政権交代を評価しつつ、古巣のマニフェスト(政権公約)には批判的だ。「今回は、小沢民主党の、勝つためなら何でもあり、が強く出た政策。体系的なものはあまりない。今から国家戦略局を作るというが、本来は明確な国家戦略が先にあるべきでしょ。でも、詰めていくとばらけるんで、基本政策は封印して、食いつきやすい個別政策だけを放り投げた」
それに有権者が食いついたわけでもなかった。「自民党のオウンゴール。鳩山ブームでも小沢ブームでもない。勝手に自民党が転げ落ちた」
236
:
名無しさん
:2009/09/17(木) 22:47:20
>>235
■
16日、首相指名を受けた鳩山由紀夫氏は終始、緊張した表情をしていた。
その直後、弟の鳩山邦夫元総務相が国会内で感想を語った。「民主党をつくる時、『私はあなたを総理にしてみせる』と兄に豪語した。それから長い道のりで、兄弟げんかもあったけれど、兄が目標に到達したことを心からお祝い申し上げたい。ありとあらゆる機会に兄を刺激してきた者としては、本当に良かったなと思います」
兄を祝福した後は、少し穏やかな表情に。「兄が小学4年、私が小学2年の時から、兄が高校2年になるまで、夏休みはチョウ採集のネットを持って、2人でいろんな所に行った。純真だった時代から私も兄も随分変わったと思うけれど、あれだけチョウを追い回していた兄が、自然を愛した思いを政治にぶつけて自然との共生をやってくれたらありがたい」。ただ、環境と日本郵政問題では「私が一番いいアドバイザーになれるんじゃないですか」とアピールすることも忘れていなかった。
鳩山首相に続き、いち早く官邸に入ったのは小沢一郎幹事長だった。小沢氏を幹事長に選んだことについて、上田知事は「肉を切らせて骨を断ったということじゃないですか」と話した。「小沢さんを排除できるかといえば、結局、波乱要因ができてしまう。さりとて黙っていると、党も政府も侵食してくるから」
「平成の闇将軍」「剛腕」といわれる小沢氏。なぜ民主党は小沢氏に従うのか。
93年にできた「非自民」の細川政権は7党8会派。結局、各党が持論をむき出しにして分解した。小沢氏の強引さに反発して、同氏抜きの自社さ政権作りに尽力した民主党の衆院議員、五十嵐文彦氏(60)はひどく後悔した。「自民が変節し、暴走し始める」と気づいたときには遅かったのだ。別の議員(66)も「自民党の賞味期限は93年には切れていたのに、自社さ政権が政官癒着体質の自民党を延命させた。そのせいで世の中が遅れた。反小沢で分裂したあのときのてつは踏まない」。
「長かった。野党ってつらかった」と語るのは参院議員の岡崎トミ子氏(65)。16日の首相指名後に96年から共に歩んできた鳩山氏と握手した。「政策実現には数の力が必要だと思い知った。(小沢氏は)選挙戦にも党の重し役にも欠かせない」という。
■
17日午前9時過ぎ、官邸に来た鳩山首相は「ご苦労さまです」と機嫌がいい。この笑顔はいつまで続くのか。
一方、職員のリストラ案も持ち上がる自民党本部。陳情も抗議も来ない。警備する警察官が言った。「静かです。ああ、激励がありました。保守政党がんばれって」【政権交代取材班】
237
:
名無しさん
:2009/09/17(木) 22:54:07
党スレのほうが良かったでしょうか?
国会・立法府スレが欲しい感じ。
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009091700759
来月中下旬に臨時国会=与党が確認
民主、社民、国民新の与党3党は17日、鳩山政権発足後初の国対委員長会談を開き、臨時国会を10月中旬から下旬の間に召集することを確認した。10月25日投開票の参院神奈川、静岡両選挙区補欠選挙への影響もにらみ、引き続き調整する。
臨時国会では、鳩山由紀夫首相の所信表明演説と各党代表質問を行う。また、与党は日本郵政グループ各社の株式売却凍結、子ども手当創設、国家戦略局設置などの各法案や、生活保護の母子加算復活を盛り込んだ2009年度第2次補正予算案を提出する考えだ。 (2009/09/17-17:15)
238
:
名無しさん
:2009/09/17(木) 23:07:21
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2009091701118
戦略室、手探りスタート=議員、党職員ら10人が手弁当−民主政権
子ども手当支給など民主党が衆院選マニフェスト(政権公約)で掲げた政策の実現に向け、鳩山内閣の態勢整備が本格化している。原動力となる国家戦略室を18日に設置、2010年度予算案の骨格づくりに着手する。ただ、実動部隊となるスタッフの確保はこれからで、準備不足の印象は否めない。「脱官僚」を貫けるのか、ハードルは高い。
「もうちょっと人数を増やしたい」「真っ先に(国家戦略局の権能を規定する)法律をつくらないとだめだ」。菅直人国家戦略担当相は17日午前、首相官邸に集まった古川元久衆院議員らを前に、ため息をついた。
菅氏らは、業界団体や産業界を重視した予算配分を替えるため、官僚の影響力を排除した布陣を目指している。しかし、同室設置に関して閣議で決まるのは、古川氏の事務局長への起用だけ。当面は菅氏に近い議員や民主党職員ら10人程度が手弁当で参加するのが実態だ。菅氏側近も「根拠法がないから、単なる議員活動の一環でサポートするしかない。民間人に手当も払えない」とこぼす。
内閣法により5人まで起用できる首相補佐官を活用する案も浮上しているが、補佐官の役割は首相への進言・意見具申であることから「戦略室で使うことは難しい」(民主党中堅)という。戦略室と各省との関係など不明確な部分も多く、党内にさえ「具体像がよく分からない」(幹部)と冷ややかな声が上がっている。一方、藤井裕久財務相は「予算編成権は財務省にある」と戦略室をけん制しており、予算づくりが財務省主導となる可能性もある。(2009/09/17-22:41)
239
:
名無しさん
:2009/09/17(木) 23:09:34
財務・国家戦略・官房・行政刷新はうまくすみわけしてやらないと揉めそうですなー。
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090918k0000m010098000c.html
鳩山首相:独自政策に説得力 閣僚委設置を指示
鳩山由紀夫首相が17日、政権の本格始動と同時に09年度補正予算の執行停止に関する閣僚委員会の設置を関係閣僚に指示したのは、衆院選マニフェスト(政権公約)に掲げた子ども手当などの実現に必要な財源の確保策をいち早く打ち出し、独自政策に説得力を持たせる狙いがある。
「閣僚委の設置をお願いしたい」。鳩山首相は17日夕、首相官邸で菅直人副総理兼国家戦略担当相、藤井裕久財務相、仙谷由人行政刷新担当相、平野博文官房長官の4閣僚との協議の中で指示した。
鳩山氏の指示を受けて今回設置される閣僚委は、予算の執行状況の調査や執行停止すべき予算を抽出する基準、実際に停止する予算額などを決めるとみられ、公約をさっそく具体化した形だ。
17日は朝から民主党議員があわただしく首相官邸に出入りした。午前中には、官邸入りした菅、仙谷両氏を、副内閣相(経済財政担当)に内定した古川元久衆院議員や大塚耕平参院議員らが訪れ、国家戦略室や行政刷新会議の発足を巡って協議した。
午後には藤井氏も加わって菅氏、仙谷氏らと協議し、事実上の「閣僚委始動」となった。【田中成之】
240
:
名無しさん
:2009/09/17(木) 23:13:29
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090918k0000m010057000c.html
http://mainichi.jp/select/seiji/news/images/20090918k0000m010124000p_size5.jpg
鳩山内閣:支持率77% 小泉内閣に次ぎ歴代2位
主な調査結果 ※数字は%、カッコ内は前回調査
主な調査結果 ※数字は% 毎日新聞は16、17日、鳩山内閣の発足を受け緊急の全国世論調査を実施した。内閣支持率は77%に上り、発足後最初の調査では小泉内閣の85%(01年4月)に次ぎ歴代2位の高水準となった。非自民勢力が結集して誕生した細川内閣発足時(93年8月)の75%も上回った。政党支持率でも民主党が過去最高の45%(衆院選投票前の8月26、27日に実施した前回調査比6ポイント増)となり、逆に自民党は過去最低の12%(同8ポイント減)まで落ち込んだ。
鳩山内閣の不支持率は13%。支持する理由としては「政治のあり方が変わりそうだから」が77%と最多で、「政策に期待できるから」は15%だった。「変革」を求める民意が8月の衆院選で民主党に戦後最多の308議席を与え、その期待が高支持率に表れた。
支持政党別では民主党支持層の98%、共産支持層81%、「支持政党なし」の無党派層の63%が鳩山内閣を支持。野党に転落した自民党の支持層でも43%、公明支持層も40%が支持している。
民主党の菅直人、岡田克也両氏ら代表経験者や、連立を組んだ社民党の福島瑞穂党首、国民新党の亀井静香代表が入閣した鳩山内閣の顔ぶれについては「期待できる」が68%で「期待できない」の28%を大きく上回った。
民主党が政権交代を実現したことで国民の生活が良くなると思うかの質問では「良くなる」が47%で、「変わらない」の44%と拮抗(きっこう)。「悪くなる」は6%だった。
民主党の政党支持率は過去最高だった前回の39%を上回り、初めて40%台に乗った。自民党の支持率が最も低かったのは、同じく野党だった細川内閣当時(94年1月)の15%で、15年ぶりに最低記録を更新。与党の時期では、安倍内閣だった07年8月の17%が最低で、今回は麻生内閣終盤09年7月の18%からさらに落ち込み、1割ラインに近づいた。【坂口裕彦】
241
:
名無しさん
:2009/09/17(木) 23:14:00
>>240
貼り忘れ。
http://mainichi.jp/select/seiji/news/images/20090918k0000m010124000p_size5.jpg
242
:
名無しさん
:2009/09/17(木) 23:14:32
>>240-241
今度は貼り間違い……。
http://mainichi.jp/select/seiji/news/images/20090918k0000m010122000p_size5.jpg
243
:
◆ESPAyRnbN2
:2009/09/17(木) 23:15:44
>>216
読売で民主党支持率50%超! さすがに反動が怖い。
鳩山内閣支持率75%、歴代2位…読売調査
鳩山内閣の発足を受け、読売新聞社が16日夕から17日にかけて実施した緊急全国世論調査(電話
方式)で、新内閣の支持率は75%、不支持率は17%だった。
発足直後の調査(1978年発足の大平内閣以降)としては、小泉内閣の87%(電話方式)に次ぐ2番目
の高さとなった。支持する理由では「政策に期待できる」29%、「非自民の政権だから」25%、「政治主導
の政策決定を目指している」24%が目立ち、自民党政治の転換への期待が、高い支持率につながったようだ。
変革への期待は政党支持率にも表れた。民主は51%で、衆院選直後の8月31日〜9月1日に行った
前回調査の47%から4ポイント上がり、最高を記録した。自民は19%(前回24%)に落ち込んだ。
ただ、民主、社民、国民新の3党連立政権の枠組みを「評価する」と答えた人は49%、「評価しない」は
39%だった。
鳩山内閣が掲げる個別の政策への評価も分かれた。
温室効果ガスを2020年までに1990年比で25%削減する排出削減目標に賛成の人は74%に達した。
子ども手当支給については賛成60%が反対35%を上回った。しかし、高速道路の無料化には反対が61%
と多く、賛成は30%にとどまった。インド洋での海上自衛隊の給油活動を来年1月の期限切れまでに終了
することについては賛成44%、反対39%と賛否が割れた。
新内閣の顔ぶれでは、菅副総理・国家戦略相の起用を「評価する」は68%に上った。亀井金融・郵政
改革相については「評価する」41%、「評価しない」43%となった。
民主党幹事長に小沢一郎・前代表代行が就任したことを「評価する」という人は43%で、「評価しない」
の47%より少なかった。
鳩山首相が、自らの資金管理団体収支報告書への架空個人献金記載を、秘書の独断だったと説明して
いることについて、「納得できる」は21%(前回15%)にとどまり、「納得できない」69%(同73%)が多数を占めた。
(2009年9月17日22時42分 読売新聞)
244
:
名無しさん
:2009/09/17(木) 23:18:56
http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/news/CK2009091702000079.html
予算編成仕切り直し 1カ月遅れ年内微妙 戦略室と財務省分担課題
2009年9月17日 朝刊
鳩山内閣は「子ども手当」などマニフェストに掲げた政策を実現するため、二〇一〇年度予算案の編成作業を直ちに本格化させる。しかし、作業は例年のスケジュールから約一カ月も遅れており、年内編成には微妙な状況。新政権の目玉となる国家戦略局と、財務省の連携も課題だ。 (清水俊介)
自民党政権下の予算編成は例年、概算要求基準(シーリング)に基づき、各省の要求を受けて九月から本格化。十二月下旬に政府案を閣議決定していた。
今年も各省庁が八月三十一日に概算要求を提出。本来なら財務省による査定が始まっている時期だが、民主党は概算要求の見直しを明言しており、編成作業は足踏み状態となっている。
財務省は民主党に「年内編成を前提に考えると時間的制約は厳しい。できるだけ早く方針を示してほしい」と要望を伝えている。根拠法令を改正するまで暫定的に国家戦略局の前身組織となる「国家戦略室」が、予算の骨格を決めるところから仕切り直しとなる。
しかし、民主党は一〇年度予算案の骨格策定と並行し、〇九年度補正予算の組み替えも行う方針。国家戦略室は“二本立て”で作業に追われることになり、財務省が望む早期の方針提示ができるかは不透明だ。
作業が長引きかねないもう一つの理由として、国家戦略室と財務省の役割分担のあいまいさがある。鳩山首相は同室について「予算の骨格を決めるのが一番大きな仕事」とするが、実務を担ってきたのは財務省。「国家戦略室の権限や機能が分からない」という声が同省内から相次ぐ。
鳩山首相が選出された十六日の衆院本会議前には、菅直人国家戦略担当相と藤井裕久財務相が役割分担について早速協議。円滑な編成には両氏の密接な連携が欠かせない。
経済財政政策の司令塔である経済財政担当相は、菅氏が兼務する。内閣府の経済財政部門と国家戦略局は中長期的な経済戦略や財政規律づくりといった業務が重なり、すみ分けを急ぐ必要がある。
経済統計の分析は専門知識が求められ、内閣府は「毎月の景気認識を示す月例経済報告などは経済に詳しい副大臣が担当するのではないか」(幹部)とみている。
245
:
名無しさん
:2009/09/17(木) 23:23:36
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009091700920
補正執行停止、18日に決定=10年度予算編成、準備に着手−政府
政府は17日、2010年度予算編成に向けた準備作業に本格着手した。鳩山由紀夫首相は、重点政策の財源に充てるための09年度補正予算の一部執行停止について、18日の閣議で決めると表明。予算の骨格を策定する国家戦略室、行政支出の無駄排除のための行政刷新会議も同日設置される運びで、政府は新政権での政策決定システムの整備も急ぐ。
首相は17日夕、首相官邸で記者団に、補正予算の執行停止に関し「わたしの指示で18日に閣僚委員会を開くことにした。ここで方向をまとめて直後の閣議にかけたい」と述べた。政府は10年度予算編成に当たり、子ども手当創設やガソリン税などの暫定税率撤廃、高速道路無料化など重点政策の実施に必要とされる財源7.1兆円の確保を図る。このため、補正予算のうち緊急性が低いと判断したものを執行停止するほか、予算の無駄遣いを全面的に洗い出す方針だ。
これに関し、菅直人国家戦略担当相は17日、官邸で藤井裕久財務相や仙谷由人行政刷新担当相らと会談し、執行停止に伴う事務作業は財務省が一元的に行うことで一致した。
一方、菅氏は同日、国家戦略室事務局長に内定した民主党の古川元久衆院議員と協議、国家戦略室を法的権限のある国家戦略局に早期に改組し、人員を大幅に拡充するため、国家行政組織法改正案など関連法案の策定を急ぐ方針を確認した。国家戦略室は当面、菅、古川両氏のほか民主党政策調査会の職員ら10人程度でスタートする。
行政刷新会議について、首相は記者団に「18日にスタートさせたい」との意向を表明。仙谷氏も記者会見で「連休明けにスタートの姿をお見せできればいい」と語り、来週には作業を本格化させる考えを示した。メンバーには民間人や学識経験者も加わる見通しだ。(2009/09/17-22:39)
246
:
◆ESPAyRnbN2
:2009/09/17(木) 23:27:55
こういう夢のあるのはいいですねー。ってか、宇宙開発担当相だったのか>前原
出だしは前原と原口が目立っている印象。鉄は熱いうちに打て。
「日本版NASA」構想、前原宇宙担当相が表明
2009年9月17日21時14分
前原誠司・宇宙開発担当相は17日、複数の省庁にまたがる宇宙行政を一元化し、将来は独立した
組織にする方針を示した。民主党の党政策集に盛り込まれた構想で、米大統領直轄のもとに設置された
航空宇宙局(NASA)がモデルのため、「日本版NASA」などと呼ばれている。
国土交通省での会見で「各省庁の宇宙に関係するセクションと宇宙航空研究開発機構の企画部門を内閣
府のもとに再編、一元化することを手始めにやらせていただく。その先に宇宙機構を含む独立した組織を
作りたい」と述べた。時期については「行政刷新会議や国家戦略局とすりあわせが必要」と明言を避けた。
宇宙行政は宇宙機構を所管する文部科学省のほか、人工衛星の種類や用途に応じて国土交通省や
気象庁、経済産業省、内閣官房、防衛省など多岐にわたっている。自公民の共同提案で昨年、宇宙基
本法が成立、首相をトップに据えた宇宙開発戦略本部ができ、今年6月に宇宙基本計画が策定された。
(行方史郎)
http://www.asahi.com/politics/update/0917/TKY200909170399.html
247
:
◆ESPAyRnbN2
:2009/09/17(木) 23:31:45
私は朝・昼の番組は見ない(見られない)ので。
テレビウォッチ > ワイドショーウォッチ > とくダネ!
◆ とくダネ!
手放しで大絶賛「新閣僚会見」 マスコミはしゃぎ過ぎ?
2009/9/17
<テレビウォッチ>前日(9月16日)深夜に行われた新閣僚会見――番組ではことのほか評判がよかった。
「手応えがあって、今までの新内閣の閣僚会見とは大分、様子が違った」(小倉智昭)。「官僚のペーパー
なしに自分のことばで質問に答えたのは史上初だったのでは」(岩上安身)。「攻める姿勢が随所に見られた。
与党というより野党のつもりでやるのかもしれない」(長谷川豊)と手放しなのである。
番組は新閣僚数人をピックアップして知る人ぞ知るキャラクターも紹介したが、比較的、時間を割いたのは
会見で歯切れのよかった藤井裕久財務相と前原誠司国土交通相。暫定税率廃止を断言した前者が大学
時代、野球部でキャッチャーをやった体育会系であること、八ッ場ダム建設中止を明言した後者は、SL撮影
が趣味で、その写真がカレンダーやオレンジカードに採用されていることなどを伝えた。
最後は新内閣の全体的印象――「実務者内閣であることは間違いない。よくテレビに出ている人以外
なじみがないので、地味な顔ぶれではあるが、ポストが人をつくることになるのではないか」(政治ジャーナリスト
の角谷浩一)。「小沢さんがゴリ押ししているとか、いろいろ言われたが、フタを開けてみたら、小沢さんが
恣意的に内閣をつくったという痕跡は見られない。基本的なところは、鳩山さんが提示したものを調整は必要
だったかもしれないが、受け入れたのではないか」(岩上)。「ひととなりとか伝わっている人も入っているので
受け入れやすさがある」(眞鍋かをり)と、これも好意的。
ようやく小倉が「冷静に新内閣のお手並み拝見ということをやっていかないといけない」と言って次の話題
に移った。
文 アレマ
http://www.j-cast.com/tv/2009/09/17049861.html
249
:
名無しさん
:2009/09/17(木) 23:45:54
http://www.jiji.com/jc/c?g=eco_30&k=2009091700923
整備新幹線「個別事業を精査」=行政刷新会議で検討−前原国交相
前原誠司国土交通相は17日の記者会見で、全国5路線(北海道、東北、北陸、九州、九州・長崎ルート)の整備新幹線建設計画に関して、「今後個別事業について精査していく」と述べ、行政刷新会議で他の公共事業と同様に事業の必要性を検討する考えを示した。
整備新幹線をめぐっては、東北や九州などの4区間で建設が進行中。また、昨年12月には自民党と政府が北海道などの未着工3区間について、今年中の着工を目指すことで合意している。
前原国交相は「(この合意を)白紙に戻すということも決めていない」と話し、社民、国民新両党とも意見をすり合わせる考えを示した。(2009/09/17-19:15)
250
:
名無しさん
:2009/09/17(木) 23:50:20
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009091700411
戦略局の民主単独運営に反対=社民
社民党の重野安正幹事長は17日の記者会見で、民主党が国家戦略局を同党単独で運営する方向で調整を進めていることについて「連立政権を構成する3党が戦略局の中に存在することは、政権の据わりの面から見ても大事なことだ」と述べ、社民、国民新両党を参加させるよう求めていく考えを示した。
民主党は政策調査会を廃止して、政府が一元的に政策を決める仕組みに改める方針だが、重野氏は今後も3党の政調会長レベルの協議を続けるよう要求。「(社民、国民新両党が)国家戦略局に出る幕がなく、政調(会長)の会議もないなら、連立政権と言えない」と語った。 (2009/09/17-12:34)
251
:
名無しさん
:2009/09/18(金) 00:00:17
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090918k0000m010135000c.html
会見一元化:「次官以外は現状通り」閣僚、次々修正?
鳩山新政権が打ち出した事務次官による記者会見の廃止方針に関し、廃止対象に記者懇談会やブリーフィング(記者への説明)なども含むとされた問題で、各閣僚からは17日、「事務次官会見以外は現状通り続ける」といった軌道修正とも取れる発言が相次いだ。一方、気象庁などでは長官クラスの会見が中止され、記者クラブ側が抗議文を渡した。
長妻昭厚生労働相は就任後初の厚労省での会見で、事務次官以外の会見は現状通り続ける考えを表明した。元経済誌記者の長妻氏は「(マスコミが)取材で問題点をいろいろ明らかにしてくれるのはありがたい。広報室長と打ち合わせし、(官僚への)取材は今までと変わらないと指示をした」と述べた。事務次官会見については「一時凍結で、今後どうするかは内閣と相談しながら決める」と話した。
北沢俊美防衛相も就任会見で「政治向きの話は大臣、実務的なこと、国民に明らかにした方が良いものはそれぞれ担当がやればいい」と述べ、従来通り統合と陸海空の各幕僚長、報道官による定例会見を継続する考えを表明した。次官会見は他省庁と同様、取りやめる方針という。
北沢防衛相は「政府の出したのがいささか誤解を生むようなところもあった」と説明した。一方で「国の防衛、例えば日米同盟とかは新しい見解を官が発言するのは行き過ぎ」とも述べた。
前原誠司国土交通相も会見で「次官らの発言を封じるのはおかしな話。絶対会見してダメということではない」と発言。大臣への事前通告を条件に、必要に応じて幹部の会見を認める考えを示し、「内閣としての統一見解をまた出す」と説明した。
一方、17日に予定されていた長官会見が中止となった気象庁。気象庁記者クラブは長官に対し、「国民の知る権利の制限にもつながる問題で、とうてい承服できない」として抗議書を渡した。消費者庁でも長官会見が中止となり、記者クラブは18日に抗議文を出すことにした。
防衛省沖縄防衛局は、17日午後2時から開催予定だった局長の定例記者懇談会を中止した。これについて防衛省は「事務次官の会見以外は原則として認めるという大臣の意思が伝わる前の決定だった」と説明した。
◇新聞労連も抗議
事務次官の定例会見廃止問題で、日本新聞労働組合連合(豊秀一委員長)は17日、「会見は政策形成過程を国民に明らかにするうえで不可欠な取材の場だ。時の政権の意向で一方的に廃止することは、知る権利を制約する暴挙だ。速やかな撤回を求める」とする抗議声明を発表した。【臺宏士】
252
:
◆ESPAyRnbN2
:2009/09/18(金) 00:57:16
「問題発言」の分野では八ツ場ダム中止が話題をかっさらってますが(主に利権関係者の)、
脱ダムは民主党の昔ながらの方針ですからね。
が、その陰でこんなこと言ってたのかよ、中井さん…
【新政権発足】「おとり捜査」「司法取引も」新閣僚発言に関係者は…
2009.9.18 00:27
司法取引の導入やおとり捜査の拡大、指揮権発動−。鳩山政権の新閣僚から17日、次々に「新機軸」
が打ち出され、関係者の間に動揺が広がっている。一方、前原誠司国土交通相は「費用がかかっても」と
改めて群馬県の八ツ場(やんば)ダム中止を明言。地元からは「今さら」と落胆と怒りの声が渦巻いた。
■「可視化」反対崩さず
中井洽国家公安委員長は17日の記者会見で、犯罪の容疑者が捜査機関に情報提供する代わりに、
訴追時点で有利な扱いを受ける「司法取引」の導入や、おとり捜査の適用範囲の大幅な拡大などの制度
改正に前向きな考えを示した。
中井委員長は導入のねらいを、「取り調べ当局に犯罪摘発率を上げ、スピード化できる武器を持たせて
あげたい」とする一方、「一方的な全面的可視化だけでは…」と話し、導入が民主党の推進する「取り調べ
の全面可視化」を補填(ほてん)する措置であることを明らかにした。
検察と警察が「容疑者が萎縮(いしゅく)する可能性が高く、犯罪の真相解明に支障を来す」と全面的な
可視化に反対していたことに配慮を示した形だ。
ただ、司法取引について、警察幹部は「すでに特捜検察の捜査では、犯罪の解明に役立つ供述をした
容疑者について情状面をくむなど実質的な司法取引がある」と指摘。おとり捜査についても、司法関係者
は「既に捜査現場に導入・浸透しており、可視化で損なわれる捜査力の補填になるとはいえない」と
疑問視する。
警察庁OBは「可視化された取調室で、命をかけて組織を売るような取引に応じる犯罪者はいない。
司法取引と全面可視化は相いれない制度だ」と指摘。全面可視化への反対姿勢を崩さなかった。
■「指揮権」検察は淡々
千葉景子法相は就任会見で、法相による検事総長への指揮権発動について、「恣意(しい)的、党派的
なものを排除する。国民の視点に立ち、検察の暴走をチェックする点で対処すべきだ」と、一歩踏み込んだ
かのように発言した。
この発言について、検察幹部は一様に「制度論を言っているだけだ」と冷静に受け止めている。ある幹部
は「検察の捜査は厳正中立、不偏不党が原則。それが損なわれた場合に、指揮権発動という法務大臣
の権限がある」と話す。
別の幹部は、千葉法相が、西松事件での小沢一郎民主党幹事長秘書の逮捕について暴走ではないと
の認識を示した点を重視。「指揮権発動の『検察の暴走』とは、恣意的で証拠に基づかない捜査のことを
指すのだろう。大騒ぎするような発言ではない」と淡々と語った。
■ダム中止明言に地元怒り
前原国交相の八ツ場ダム(長野原町)の建設中止明言に対しては、地元自治体や住民から怒りの声が
相次いだ。
群馬県の大沢正明知事は17日、「建設を中止としたことは言語道断で、極めて遺憾。1都4県と連携し、
すみやかに政府に抗議する」とのコメントを発表。水没する地区に住む中嶋藤次郎さん(68)は同日、
代替地に引っ越したばかり。「ダム建設をしないのであれば、なぜ明治時代から受け継いできた土地と
墓を処分しなければいけなかったのか」と強い口調で訴えた。
埼玉県の上田清司知事も同日の定例会見で「日本国政府と契約しており、政府が契約破棄する場合は
相当な理由がなければできない」と述べた。
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090918/plc0909180030001-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090918/plc0909180030001-n2.htm
253
:
とはずがたり
:2009/09/18(金) 10:49:14
八ツ場ダムに関しては既に工事が進みすぎているから中止は妥当ではない気がする(とマスコミの報道で俺個人は印象づけられてる)んですけどどうなんでしょうかねぇ。
4000億中3000億投じてるならあと1000億ぐらい投入すればいいのに。
まあ地方が怒ってるけど,地方分権との絡みで地方に財源委譲して地方主体で造らせるって事にして続行とか出来ないのか?
254
:
◆ESPAyRnbN2
:2009/09/18(金) 12:46:28
1000億円、地方にあげるから後は任せる、と言ったらダム以外の用途に使うと思いますw
計画から40年、工事開始から15年もだらだらと過ごしたのが、必要性を物語る。
など言いつつ、実際のところ、「民主党政権がはじまりました!」という絶好のアピールとして、
利用しているのだと思います。
もちろん、政策的にはヤッシーの脱ダム宣言があり、当時の鳩山代表がそれに賛同し、
熊本・千葉県知事選で争点の一つに挙げ、といった政策的な経緯もあるんでしょうけど。
自公政権では全く気づきませんでしたが、国交省って巨大組織なんですねえ。
255
:
◆ESPAyRnbN2
:2009/09/18(金) 14:51:43
長妻 vs 厚労省
初登庁の長妻厚労省を無視!大人げない対応に終始
「脱官僚支配」を掲げて船出した鳩山内閣は、発足から一夜明けた17日、本格始動した。新閣僚は
次々と省庁に入り、自公政権の前任者から引き継ぎを行った。年金記録不備問題などを厳しく追及して
「ミスター年金」として名を上げた長妻昭厚生労働相も初登庁。しかし、出迎えた職員の拍手はなし。
政と官、本格的な攻防が幕を開けた。
長妻氏は午前10時すぎに登庁。公用車を降りると、正面玄関前で立ち止まり、出迎えた同省の水田
邦雄事務次官とあいさつ。やや硬い表情で「よろしくお願いします」と2、3度頭を下げると、足早に
エレベーターに向かった。200人近い職員らが登庁の様子を見守ったが、拍手は起きず、自公政権時代
は恒例だった花束贈呈のセレモニーもなかった。
「消えた年金記録」問題などを鋭く追及し、官僚主導から政治主導への転換を掲げる鳩山内閣の象徴
的存在として入閣。舛添要一前厚労相から引き継ぎを受け、「引き続きご指導を。今度は追及される方
なので」と緊張した面持ち。職員らを前にしたあいさつでは「皆様方は私に対していろいろな思いを持って
いるかもしれないが、今後は一丸となって信頼を回復し、国民に奉仕する役所に変えていきたい」と協力
を求めた。
関係者によると、鳩山由紀夫首相は当初、長妻氏に行政刷新相を打診。しかし、長妻氏が「年金問題
をやらせてほしい。厚生労働副大臣でもかまわない」と一歩も引かなかったため、ポストを変更したという。
組閣後の17日未明に首相官邸で行った記者会見で、年金記録不備問題への対処を問われると「2年間
で人、モノ、金を集中的に投下し、国家プロジェクトとして取り組む」と強い意欲を見せた。
官僚への厳しい姿勢で知られる長妻氏の大臣就任に、厚労省内は戦々恐々。官邸での会見は多くの
職員がくぎ付けになって見守り、ある幹部は「今後どのような指示が来るか分からないので、気を引き
締めないと」と話した。
[ 2009年09月18日 ]
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2009/09/18/01.html
初登庁の長妻昭厚生労働相(右)に対し、“幼稚”な対応で応戦する厚生労働省の職員たち Photo By 共同
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2009/09/18/KFullNormal20090918088_p.html
256
:
◆ESPAyRnbN2
:2009/09/18(金) 15:20:12
>>255
> 年金記録よりルノワールの方が楽しい
> 「うみだって…」「仕事の仕方、変わりそうだなぁ」
長妻大臣にシラ〜ッ 厚労職員拍手なし
鳩山政権の新閣僚が17日、次々と初登庁し、前任者からの引き継ぎを受けた。長妻昭厚労相は、午前
10時過ぎに登庁した。消えた年金記録問題で、同省を厳しく追及した「ミスター年金」を、約200人の職員
が出迎えたが、拍手は起きず。脱官僚支配を掲げる鳩山政権だけに、ピリピリムードの船出となった。
舛添要一前厚労相からの引き継ぎ後には、講堂で新旧大臣のあいさつに職員が聞き入った。舛添氏は
「心身の健康を保つためには、頭の切り替えが大事。私は絵が趣味で美術館に行く」と、自分の気分転換
法を披露。「長妻さんに年金記録の追及をやられた後には絵を見た。年金記録よりルノワールの方が楽しい
ですね」と、半分恨み節のユーモアであいさつ。大きな拍手を浴びた。
舛添氏に手を引かれて登壇した長妻氏は「こんにちは」と元気に呼びかけたが、職員からはぼそぼそ声
の返事しか起きず。「年内にはたまったあか、うみを洗いざらい表に出していただきたい」と呼びかけ、「一丸
となってこの省を変えていきましょう」と呼びかけたが、拍手は舛添氏への拍手には及ばなかった。職員は
「うみだって…」「仕事の仕方、変わりそうだなぁ」と、困惑気味の表情で職場に戻っていった。
[2009年9月18日7時57分 紙面から]
http://www.nikkansports.com/general/news/p-gn-tp3-20090918-545082.html
257
:
とはずがたり
:2009/09/18(金) 16:01:43
財務・野田氏、国土交通・辻元氏=副大臣22人を決定−政府
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009091800356
政府は18日午前、鳩山政権発足に伴い副大臣22人を決めた。財務副大臣に民主党の野田佳彦前幹事長代理、国土交通副大臣に社民党の辻元清美国対委員長を充てた。社民党は辻元氏1人で、国民新党からは松下忠洋氏が経済産業副大臣に起用された。同日夕の認証式を経て、正式に発令される。
副大臣の顔触れは次の通り。
【内閣府】
大島 敦氏(おおしま・あつし)早大法卒。党「次の内閣」経済産業副大臣、国対副委員長。衆院埼玉6区、当選4回。52歳(民主)
古川 元久氏(ふるかわ・もとひさ)東大法卒。党年金調査会長、税調副会長。衆院愛知2区、当選5回。43歳(民主)
大塚 耕平氏(おおつか・こうへい)早大政経卒。党役員室次長、政調副会長。参院愛知、当選2回。49歳(民主)
【総務】
渡辺 周氏(わたなべ・しゅう)早大政経卒。党筆頭副幹事長、衆院議院運営委員会理事。衆院静岡6区、当選5回。47歳(民主)
内藤 正光氏(ないとう・まさみつ)東大院修。党選対委員長代理、参院総務委員長。参院比例、当選2回。45歳(民主)
【法務】
加藤 公一氏(かとう・こういち)上智大理工卒。党「次の内閣」法務副大臣、国対副委員長。衆院東京20区、当選4回。45歳(民主)
【外務】
武正 公一氏(たけまさ・こういち)慶大法卒。党選対委員長代理、党「次の内閣」外務副大臣。衆院埼玉1区、当選4回。48歳(民主)
福山 哲郎氏(ふくやま・てつろう)京大院修。党選対委員長代理、政調会長代理。参院京都、当選2回。47歳(民主)
【財務】
野田 佳彦氏(のだ・よしひこ)早大政経卒。党国対委員長、幹事長代理。衆院千葉4区、当選5回。52歳(民主)
峰崎 直樹氏(みねざき・なおき)一橋大院修。党「次の内閣」財務担当、参院財政金融委員長。参院北海道、当選3回。64歳(民主)
【文部科学】
中川 正春氏(なかがわ・まさはる)米ジョージタウン大卒。党「次の内閣」財務担当、衆院財務金融委員会理事。衆院三重2区、当選5回。59歳(民主)
鈴木 寛氏(すずき・かん)東大法卒。通産省課長補佐、党「次の内閣」文部科学副大臣。参院東京、当選2回。45歳(民主)
【厚生労働】
細川 律夫氏(ほそかわ・りつお)明大法卒。弁護士、衆院環境委員長。衆院埼玉3区、当選7回。66歳(民主)
長浜 博行氏(ながはま・ひろゆき)早大政経卒。党「次の内閣」環境担当、同国土交通担当。参院千葉、当選1回=衆4=。50歳(民主)
【農林水産】
山田 正彦氏(やまだ・まさひこ)早大法卒。党「次の内閣」農林水産担当、同厚生労働担当。衆院長崎3区、当選5回。67歳(民主)
郡司 彰氏(ぐんじ・あきら)明学大社会中退。党参院国対委員長、参院農林水産委員長。参院茨城、当選2回。59歳(民主)
【経済産業】
松下 忠洋氏(まつした・ただひろ)京大農卒。内閣府副大臣、衆院内閣委員長。衆院鹿児島3区、当選5回。70歳(国民新)
増子 輝彦氏(ましこ・てるひこ)早大商卒。福島県議、党「次の内閣」経済産業担当。参院福島、当選1回=衆3=。61歳(民主)
【国土交通】
辻元 清美氏(つじもと・きよみ)早大教育卒。党政審会長、国対委員長。衆院大阪10区、当選4回。49歳(社民)
馬淵 澄夫氏(まぶち・すみお)横浜国大工卒。会社役員、党政調副会長。衆院奈良1区、当選3回。49歳(民主)
【環境】
田島 一成氏(たじま・いっせい)同志社大院修。滋賀県議、党政調副会長。衆院滋賀2区、当選3回。47歳(民主)
【防衛】
榛葉 賀津也氏(しんば・かずや)米オタバイン大卒。党参院国対委員長代理、参院外交防衛委員長。参院静岡、当選2回。42歳(民主)(2009/09/18-13:38)
258
:
とはずがたり
:2009/09/18(金) 16:33:12
>>253
それさせてみると良いかも知れませんねw>1000億円、地方にあげるから後は任せる、と言ったらダム以外の用途に使うと思いますw
259
:
とはずがたり
:2009/09/18(金) 18:56:06
早くも閣内不統一かよ。。
藤井財務相、返済猶予「聞いていない」 亀井氏と温度差
http://www.asahi.com/politics/update/0918/TKY200909180168.html
2009年9月18日13時23分
藤井裕久財務相は18日の閣議後会見で、銀行から借金している中小企業や個人を対象に、元本返済を猶予する制度(モラトリアム)の導入について、「まだ正式に聞いていない。確かに昭和初期にやっているが金融恐慌のときで、さてそういう状況なのかな」と消極的な姿勢を示した。
モラトリアムの導入は、亀井静香金融相が強い意欲を示しており、両閣僚の温度差が表面化したかっこうだ。藤井氏は1927年の金融恐慌時に政府がモラトリアムを実施したことについて、「これはものすごい異常なときだった」と指摘。連立3党で「貸し渋り・貸しはがし防止法」の成立では合意しているものの、中身に具体的な返済猶予制度は含まれていないとの立場だ。
一方、亀井氏は18日の閣議後会見で「臨時国会までにどういうやり方が有効なのか決めていきたい」と、検討を急ぐ考えを改めて示した。
260
:
とはずがたり
:2009/09/18(金) 18:58:49
>>256
いやぁ,ちょっと省内の掌握が巧く行くか心配。。
巧く行政廻して行けるのか長妻氏にとっても結構正念場かと思う。
長妻厚労相、閣議に4分遅刻 「渋滞が原因」とおわび
http://www.asahi.com/politics/update/0918/TKY200909180186.html
2009年9月18日14時2分
長妻昭厚生労働相が18日、閣議の開始予定時刻に4分ほど遅刻した。閣議後の記者会見は、「まずもっておわびしたい。事故ではないかという問い合わせもあったが、渋滞となり遅れた。ご迷惑をかけた」と、謝罪で始まった。
閣議は首相官邸で午前9時半に始まる予定だった。長妻氏は東京都練馬区の自宅を8時半に出る際は「ちょっと時間が、閣議が……」と、あわてた様子で車に乗り込んだ。しかし、長妻氏は遅刻し、閣議は9時37分に始まった。
長妻氏は「官房長官と総理に謝罪した」とした上で、「二度と遅れないよう、渋滞の時間も勘案し、車も来ていて頂くようにしていきたい」と、反省しきりだった。
261
:
とはずがたり
:2009/09/18(金) 19:03:42
>>259
こっちも亀井が台風の目だなぁ。。
原口総務相が郵政3社再編案 亀井担当相「私が決める」
http://www.asahi.com/politics/update/0918/TKY200909180117.html
2009年9月18日12時11分
原口一博総務相は17日夜のテレビ朝日の番組で、郵政事業の4分社化の見直しについて「持ち株会社と、郵便局会社、郵便事業会社を一緒にしていく」と3社への再編案を示した。臨時国会に提出する「郵政改革基本法案」の中に将来の事業形態として盛り込みたい考え。ただ、亀井静香郵政改革担当相は18日朝の閣議後の会見で「郵政の担当である私が責任を持って決める」と述べ、原口氏主導で見直し論議が進むことを牽制(けんせい)。連立与党の方針となるまで調整は難航しそうだ。
原口氏は同日の会見で再編案については「あくまで例示だ」と強調。再編するメリットは「全国約2万4千の郵便局ネットワークを維持できる」と説明した。
日本郵政グループは、純粋持ち株会社「日本郵政」の傘下に郵便、郵便局、銀行、保険の4事業会社がぶら下がる事業形態をとっている。原口私案は、持ち株会社と郵便局会社、郵便事業会社の3社を統合して事業持ち株会社化し、傘下にゆうちょ銀行、かんぽ生命保険をぶら下げるものだ。政権交代前から原口氏が中心となって検討されてきた案で、巨大な事業持ち株会社が誕生し、金融2社への影響力も強まる見通し。海外の公営事業の民営化では、こうした形態を取る場合もあるという。ただ、国民新党や社民党は全事業会社の一体化を求めている。
郵政民営化の見直しで鳩山内閣は、まず日本郵政と金融2社の株式の売却凍結法案を提出・成立させる方針。さらに「郵政事業の4分社化の見直し」を連立3党の政権合意書にも盛り込んでいるが、具体的な見直し形態はまだ決まっていない。
262
:
名無しさん
:2009/09/18(金) 19:19:27
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/scope/CK2009091802000095.html
<スコープ>主要な議員、政府や国会に 菅氏の国家戦略室 人材集めで奔走
2009年9月18日 紙面から
鳩山政権が目指す「政治主導」の象徴となる国家戦略室が、十八日の閣議決定を受けて正式発足する。直近の課題である本年度補正予算の見直しには加わらず、まずは「局」の設置に向けた組織固めを優先する。真価が問われるのは、二〇一〇年度予算案の骨格策定になる。 (古田哲也)
「とにかく、人をもう少し集めてくれ」
菅直人国家戦略担当相は十七日午後、内閣府の自室に、側近の荒井聡衆院議員や大塚耕平参院議員ら国家戦略室の中心メンバーとなる四人を集め、一〇年度予算案の骨格づくりに向けた組織づくりを急ぐよう指示した。
いずれも財政や金融など政策全般に明るく、法案作成の能力も高い。他の役職を断って菅氏の下に集まっており、結束は固い。
しかし、集まった四人は、いわば「ボランティア」にすぎない。同室は国家行政組織法や内閣府設置法で定められた組織ではなく、メンバーは公式な肩書を持てないのだ。
今のところ、国家戦略室の正式メンバーとなるのは、菅氏のほかは、内閣府副大臣として事務局長に就任することが内定した古川元久衆院議員だけだ。
正式な肩書をもらえないとなると、参加に二の足を踏む議員も出てくる。一議員のまま同室に入るよりも、副大臣や政務官といった肩書に魅力を感じる議員は多い。
しかも、有能な中堅議員は、すでに政府や国会、党での役職が決まりつつある。政治主導のエンジン役を期待される組織は、最初の人集めから苦戦している状態だ。
菅氏らは、国家戦略局の位置付けを明確にするため、必要な法整備を急ぐ。ただ、内閣を仕切る官房長官、予算編成権を持つ財務相との権限をどう分けるか決まっておらず、法案づくりが難航する可能性もある。
同局は、予算の編成方針をめぐって財務省や各省の閣僚、副大臣らと厳しい調整をしなければならない。人材を集め、予算案の骨格づくりに大ナタを振るうことができるのか。その成否は鳩山内閣の命運を左右する。
263
:
とはずがたり
:2009/09/18(金) 19:22:15
>>262
大塚耕平氏は菅氏に近かったんですかねぇ??
フルゲンの人脈かな?
> 菅直人国家戦略担当相は十七日午後、内閣府の自室に、側近の荒井聡衆院議員や大塚耕平参院議員ら国家戦略室の中心メンバーとなる四人を集め、一〇年度予算案の骨格づくりに向けた組織づくりを急ぐよう指示した。
> いずれも財政や金融など政策全般に明るく、法案作成の能力も高い。他の役職を断って菅氏の下に集まっており、結束は固い。
264
:
◆ESPAyRnbN2
:2009/09/18(金) 19:50:19
>>263
鳩山や前原(フルゲン)に近く、保守系のイメージですね>大塚氏
「側近の」は「荒井聡衆院議員」にのみ、掛かるのではないでしょうか。
荒井は菅の側近と言えるでしょう。
265
:
とはずがたり
:2009/09/18(金) 20:04:17
ああ,なるほど,そう読むんですね。ありがとうございます。
俺もどちらかと云えば保守よりっぽいのかな,と云う印象だったんでそれなら納得です。
266
:
とはずがたり
:2009/09/18(金) 20:29:04
社民は政務官を出さなかったんだな。
鳩山内閣の政務官25人決定、民主が24人
鳩山内閣
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090918-OYT1T00942.htm
政府は18日、鳩山内閣の政務官25人を決定した。
内訳は、民主党24人、国民新党1人。政務官の顔ぶれは次の通り。(敬称略。丸数字は当選回数、党名なしは民主党、「国」は国民新党。「参」は参院議員、記載なしは衆院議員)
▽内閣府 泉健太〈3〉田村謙治〈3〉津村啓介〈3〉▽総務 小川淳也〈2〉階猛〈2〉長谷川憲正〈1〉=国、参▽法務 中村哲治〈1〉=参▽外務 吉良州司〈3〉西村智奈美〈3〉▽財務 大串博志〈2〉古本伸一郎〈3〉▽文部科学 後藤斎〈3〉高井美穂〈3〉▽厚生労働 山井和則〈4〉足立信也〈1〉=参▽農林水産 佐々木隆博〈2〉舟山康江〈1〉=参▽経済産業 近藤洋介〈3〉高橋千秋〈3〉=参▽国土交通 長安豊〈3〉三日月大造〈3〉藤本祐司〈1〉=参▽環境 大谷信盛〈3〉▽防衛 楠田大蔵〈3〉長島昭久〈3〉
(2009年9月18日19時57分 読売新聞)
267
:
名無しさん
:2009/09/18(金) 21:12:54
時間厳守!
http://www.asahi.com/politics/update/0918/TKY200909180186.html
長妻厚労相、閣議に4分遅刻 「渋滞が原因」とおわび2009年9月18日14時2分
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長妻昭厚生労働相が18日、閣議の開始予定時刻に4分ほど遅刻した。閣議後の記者会見は、「まずもっておわびしたい。事故ではないかという問い合わせもあったが、渋滞となり遅れた。ご迷惑をかけた」と、謝罪で始まった。
閣議は首相官邸で午前9時半に始まる予定だった。長妻氏は東京都練馬区の自宅を8時半に出る際は「ちょっと時間が、閣議が……」と、あわてた様子で車に乗り込んだ。しかし、長妻氏は遅刻し、閣議は9時37分に始まった。
長妻氏は「官房長官と総理に謝罪した」とした上で、「二度と遅れないよう、渋滞の時間も勘案し、車も来ていて頂くようにしていきたい」と、反省しきりだった。
268
:
名無しさん
:2009/09/18(金) 21:14:15
http://www.asahi.com/politics/update/0918/TKY200909180170.html
鳩山首相、事務次官に訓示「官僚たたきではない」2009年9月18日13時35分
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鳩山由紀夫首相は18日昼、首相官邸に各省の事務次官を集め、政治主導をめざす鳩山内閣での「心構え」を訓示した。鳩山内閣は事務次官会議を廃止したほか、次官の定例記者会見を中止する方針を決めている。「脱官僚依存」の方針に官僚側の警戒感が強まっているため、首相自ら真意を説明する機会を設けた。
鳩山首相は「事務次官会議の廃止ばかりが注目を集めているが、官僚たたきではなく、政治家が独り立ちして当たり前のことを行う第一歩だと理解してほしい」と説明。「脱官僚依存」という方針に困惑することなく、行政実務に専念するよう求めた。
269
:
名無しさん
:2009/09/18(金) 21:19:27
>国会議員約100人を送り込む方針を示している。だが副大臣らの定員を増やす法改正が必要なため、
>当面は各府省の政務三役に首相補佐官2人を加えた70人弱の態勢で臨む。
http://www.sponichi.co.jp/society/flash/KFullFlash20090918118.html
副大臣22人が決定 国交に馬淵、辻元氏
政府は18日、鳩山内閣の副大臣22人を定例閣議で決定、国土交通副大臣には民主党の馬淵澄夫衆院議員、社民党の辻元清美国対委員長の2人を充てた。各府省の政務官25人も持ち回り閣議で決定、厚生労働政務官には民主党の山井和則衆院議員を起用した。
副大臣は皇居での認証式を経て同日夜、官邸で鳩山由紀夫首相から辞令交付されて正式就任し、初の副大臣会議を開催。首相は引き続き政務官にも辞令を交付。
民主党は「政治主導」実現に向け閣僚、副大臣、政務官の「政務三役」などとして国会議員約100人を送り込む方針を示している。だが副大臣らの定員を増やす法改正が必要なため、当面は各府省の政務三役に首相補佐官2人を加えた70人弱の態勢で臨む。
いずれも民主党から、内閣府副大臣に旧大蔵省出身の古川元久民主党衆院議員ら3人、財務副大臣に野田佳彦元国対委員長ら2人、外務副大臣には福山哲郎政調会長代理ら2人をそれぞれ充てた。古川氏は、国家戦略室の事務局長と兼務し、菅直人国家戦略担当相を補佐する。
国民新党からは松下忠洋衆院議員が経済産業副大臣に就任。厚生労働副大臣は当初、民主党の山井氏と蓮舫参院議員を充てる方向だったが、国会・党人事との調整で差し替えとなった。
郵政官僚出身である国民新党の長谷川憲正副幹事長は総務政務官に就いた。
社民党は当初、辻元氏の副大臣就任について「党執行部の人繰りがつかない」(幹部)と難色を示していたが、連立重視の観点から最終的に受け入れた。
[ 2009年09月18日 19:34 ]
270
:
とはずがたり
:2009/09/18(金) 21:24:31
>>269
山井と蓮舫両名は国会か党務に登用されるという事か。どっかに任用されてましたっけ?
>厚生労働副大臣は当初、民主党の山井氏と蓮舫参院議員を充てる方向だったが、国会・党人事との調整で差し替えとなった。
271
:
名無しさん
:2009/09/18(金) 21:33:38
>>270
山井は政務官に降格すかね……?
>>266
272
:
名無しさん
:2009/09/18(金) 21:41:15
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090918-OYT1T00580.htm?from=main5
取り調べ可視化法案、政府提出で…法相表明
千葉法相は18日の閣議後記者会見で、取り調べの全過程の録音・録画(可視化)を捜査機関に義務づける刑事訴訟法改正案を政府提案の形で国会に提出したいとする考えを明らかにした。
可視化に関する同様の法案は、今年4月に野党の民主、社民両党が議員立法として提出し、参院で可決したが、衆院で審議されず廃案となっていた。
(2009年9月18日13時35分 読売新聞)
273
:
とはずがたり
:2009/09/18(金) 21:51:56
>>271
おお,自分ではっつけときながら忘れてましたw
しかし記事の国会・党人事との調整で差し替えと云う事は山井を使いたいと云う事ではなく,細川と長浜を入れたかったと云う感じなんでしょうかねぇ。
274
:
名無しさん
:2009/09/18(金) 22:21:06
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00163172.html
鳩山新内閣支持率68.7% 中曽根内閣以降で歴代3位の好スタート FNN緊急世論調査
16日に発足した鳩山新内閣の支持率は68.7%で、中曽根内閣以降で歴代3位の好スタートを切ったことが、FNN緊急世論調査でわかった。
高い支持率を受けて、鳩山首相は「自分もご祝儀相場だということを認識していく中で、ありがたいことではあります」と述べた。
内閣発足直後から17日までの2日間、全国の有権者1,000人から回答を得た電話調査によると、鳩山内閣を「支持する」人は68.7%で(支持しない15.3%)、同じく政権交代で発足した細川内閣(83.4%)、長期政権となった小泉内閣の(80.9%)発足時に次ぐ高水準となった。
前政権より平均年齢の上がった内閣の顔ぶれの印象では、「仕事ができそう」がトップで(29.8%)、「フレッシュ」(16.9%)、「特徴がない」(15.7%)と続く。
閣僚にもっと若手議員を起用すべきとは「思わない」人が過半数を占めた(36.9%対54.8%)。
もっとも期待する閣僚を1人挙げてもらったところ、ほぼ4人に1人が、長妻厚生労働相を挙げ(24.7%)、菅国家戦略担当相(10.0%)、岡田外相が(8.7%)これに続く。
政権に期待する政策でも、「医療・年金問題」(76.6%)、「子育て・少子化対策」(70.5%)では「期待する」が7割を超えたが、「外交・安保」は、ほぼ5割(50.5%)、「北朝鮮問題」(46.0%)、「郵政民営化の見直し」(43.6%)では「期待する」が5割に満たなかった。
注目閣僚5人について、個別に「適任と思うか」聞いたところ、それぞれ「思う」が多数だったが、亀井郵政・金融担当相では、賛否が拮抗(きっこう)した(41.8%対40.2%)。
小沢氏の幹事長起用は「適任」とする人が6割に迫ったが(56.7%)、一連の人事について、「小沢氏の影響力が感じられる」とした人は6割を超えた(61.3%)。
「小沢チルドレン」と称される、民主の新人議員については、期待できると「思わない」人の方が多かった(39.2%対43.8%)。
18日に告示される自民党総裁選には「期待しない」人が6割近くで(57.6%)、「新総裁にふさわしい人」では、すでに不出馬を明言した舛添(23.7%)、石破(14.1%)、石原(12.4%)の各氏が、出馬表明した河野(10.3%)、谷垣(9.3%)両氏らを抑えている。
政党支持率は、民主党が総選挙直後よりさらに伸ばして4割を超え(44.4%)、自民党との差は開いた(18.8%)。
鳩山政権は、2010年の参院選と鳩山代表の1期目任期を越えて「2010年秋以降も続く」とみる人が過半数を占めている(51.9%)。
(09/18 11:52)
275
:
名無しさん
:2009/09/18(金) 22:27:34
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090919k0000m020092000c.html
通信業界:警戒感 原口総務相の「NTT再編」で
10年に開始予定のNTTグループの組織再編の検討をめぐる原口一博総務相の就任会見での発言が、通信業界で注目を集めている。さらなる分割を前提にした自民党政権下の06年当時の議論を「2周遅れの改革論議」と批判。NTTの再統合の可能性も示唆したためで、競合する通信事業者らは「独占回帰につながりかねない」と警戒感を示している。
NTTは99年、固定通信市場の独占批判から4分社化された。その後、竹中平蔵総務相(当時)の懇談会が06年、競争促進を目的に資本関係も含めた分離を提言。これに自民党が反発し、議論を10年に先送りする形で政府与党が合意した。
原口総務相は「古い時代の市場支配力だけで議論するのは落とし穴がある。世界のすう勢から議論すべき」と、NTTの国際競争力強化に向け、10年を待たずに検討を始める方針を示した。
この発言を、競合事業者は「NTT寄り」と受け止めた。副総務相にNTT出身の内藤正光参院議員が任命されたことも、警戒感を高める一因となっている。
KDDI関係者は「競争政策で通信サービスは向上した。競争のあり方を考える前に、NTTの国際競争力を論じることに疑問を感じる」と話す。ソフトバンクからも「健全な競争のなかで国際競争力も生まれる」との声が上がっている。
こうした指摘について、18日の閣議後会見で原口総務相は「市場の独占を是認したつもりはない」と話し、「どういうご懸念があるのか聞いてみたい」と話した。【中井正裕】
276
:
名無しさん
:2009/09/18(金) 22:33:27
http://www.sponichi.co.jp/society/flash/KFullFlash20090918036.html
鳩山内閣の席順決まる 右隣は菅氏 ナンバー3に…
鳩山内閣の閣僚が閣議前に集まる応接室の席順が18日、決まった。内閣ナンバー2の座席とされる鳩山由紀夫首相の左隣に菅直人副総理兼国家戦略担当相(衆院当選10回)、3番手となる右隣には国民新党代表の亀井静香金融・郵政改革担当相(同11回)が座る。社民党党首の福島瑞穂消費者行政担当相(参院当選2回)は菅氏の左隣。
[ 2009年09月18日 10:04 ]
277
:
名無しさん
:2009/09/18(金) 22:44:00
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090918ddm002010067000c.html
毎日新聞世論調査:鳩山内閣支持77% 「脱官僚」へ追い風 「民主単独望む」33%
毎日新聞の全国世論調査(16、17日実施)で77%の高支持率を記録した鳩山内閣は、国民の期待を追い風に「脱官僚」の政策実行に取り組むことになる。過去には67%の高支持率でスタートしながら3カ月後に46%へと急落した安倍内閣の例もあり、鳩山由紀夫首相は17日夜、「ご祝儀相場だと認識し、国民の皆さんと契約をしたことを次々と実施していく姿を見ていただくことでさらに高めていきたい」と記者団に語った。
民主党が当面、見据えるのが来年夏の参院選だ。このままの人気を持続させて勝利すれば、参院でも単独過半数に達し、民主党単独政権の樹立も可能になる。世論調査では参院選後の望ましい政権の枠組みについても質問。現在の「社民、国民新党との連立」との回答が34%、「民主党単独政権」が33%でほぼ並んだ。「他の政党との連立」との回答も25%あり、一気に単独政権まで望む声が高まっているわけではない。
衆院選マニフェストで公約した子ども手当の創設や高速道路の無料化などの目玉政策を来年度予算で実行することで国民に「政権交代の果実」を印象づけ、高支持率を維持するのが民主党の参院選戦略だ。予算編成がうまくいかなければ、期待が一気に失望に変わる可能性もあり、平野博文官房長官は17日の記者会見で「(政権公約を)着実に実行に移していかないと期待値は下がるだろう」と指摘。山岡賢次国対委員長も「期待感が非常に強いだけに余計しっかりやっていかないといけない」と引き締めた。
もう一つの懸念材料は、鳩山首相が民主党幹事長に小沢一郎氏を起用したことへの反応だ。調査では「評価する」が49%、「評価しない」が48%と完全に二分。民主党支持層では67%が「評価する」と答えたが、無党派層では37%にとどまった。小沢氏には「二重権力」批判がつきまとい、期待と反感が入り交じる評価につながったとみられる。【西田進一郎】
278
:
名無しさん
:2009/09/18(金) 22:56:33
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2009091800072
鳩山内閣もメルマガ
政府は、鳩山内閣メールマガジンを発行する。内閣広報室が明らかにした。早ければ10月初旬にも創刊号を配信する。
小泉内閣で始まったメルマガ配信は、安倍、福田、麻生各内閣に引き継がれたが、政権交代でその扱いがどうなるか未定だった。 (2009/09/18-05:56)
279
:
名無しさん
:2009/09/18(金) 22:57:15
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2009091800248
首相の隣は菅、亀井氏=閣僚席次
鳩山内閣の閣僚応接室での席次が18日、決まった。ナンバー2の席とされる鳩山由紀夫首相の左隣が菅直人副総理兼国家戦略担当相、右隣が国民新党代表の亀井静香郵政・金融担当相となった。亀井氏側は岡田克也外相、藤井裕久財務相と続き、菅氏側には社民党党首の福島瑞穂少子化・消費者担当相、前原誠司国土交通相が座る。 (2009/09/18-10:24)
280
:
名無しさん
:2009/09/18(金) 22:58:03
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009091801034
地方分権で総務相直属機関=トップに逢坂元ニセコ町長
原口一博総務相は18日、民主党が掲げる地方分権改革の具体的な内容を検討するため、同相直属の「地域主権担当室」(仮称)を今月中にも設置する方針を明らかにした。同室のトップには、民主党分権調査会の事務局長を務める逢坂誠二衆院議員(元北海道ニセコ町長)を充てる。総務省内で記者団に答えた。
同室は、党が打ち出している国のひも付き補助金の一括交付金化や出先機関の原則廃止、国と地方の協議の法制化などについて具体的な検討を行う予定。国家戦略室や行政刷新会議、政府税制調査会などと連携して議論を進める方針で、同相は「事務的なことをグリップしながら改革を強力に進めていく」としている。(2009/09/18-21:55)
281
:
名無しさん
:2009/09/18(金) 22:58:37
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009091800998
「政治主導」へ陣容整う=新たな仕組みスタート−鳩山政権
政府は18日、各府省の副大臣、政務官人事を決定し、新政権の陣容を整えた。併せて、政府の基本方針策定で中心的役割を担う国家戦略室と行政刷新会議も創設。これを受け、鳩山由紀夫首相は「政治主導」の政策づくりを本格化させる方針だ。
鳩山政権では、閣僚、副大臣、政務官の「政務三役」が政策の立案、調整、決定に当たる。今回、副大臣などの人選に当たっては、三者連携を重視する観点から、閣僚が原則として主導した。
これに関し、首相は同日夕、首相官邸で記者団に対し、「なかなか滑り出しは順調だ。できるだけ早く実績を一つ一つ積み上げていくことだ」と述べた。首相はこの後、初の副大臣会議で「新しい政治主導の政治がスタートした。この国と国民を正しい方向にリードする大きな気概を持って仕事に当たってほしい」と訓示した。
一方、政府は同日、首相と菅直人国家戦略担当相、仙谷由人行政刷新担当相、藤井裕久財務相ら関係閣僚による初の閣僚委員会を開催。麻生前政権下で成立した2009年度補正予算の執行を一部停止する方針を決めた。「子ども手当」などの財源確保が狙いで、無駄な事業の洗い出しを急ぐ。
同時に、国家戦略室を中心に、10年度予算案の年内編成に向けた作業に早急に取りかかる考え。ただ、これまで予算編成を主導してきた財務省との具体的な機能のすみ分けは不明確だ。
首相は記者団に、「財務相と国家戦略担当相が激しく議論することがあった方がいい。それによって国民に政治主導を実感として分かっていただけるのではないか」と指摘したが、今後、調整が難航することも予想される。(2009/09/18-22:18)
282
:
名無しさん
:2009/09/18(金) 22:59:16
http://www.47news.jp/CN/200909/CN2009091801000758.html
戦略室、刷新会議が発足 首相「早く実績上げて」
鳩山政権が目指す「政治主導」実現に向けた推進役の国家戦略室と行政刷新会議が18日発足し、鳩山由紀夫首相と菅直人国家戦略担当相、仙谷由人行政刷新担当相が立ち会って看板の除幕式が内閣府で行われた。
首相はこの後、官邸で記者団に「滑り出しは順調だが、早いうちに実績を積み重ねることだ」と述べ、作業加速化の必要性を強調した。
予算の基本方針を策定する戦略室と、税金無駄遣い根絶に向けた刷新会議は連携が不可欠で、事務局も隣り合わせに配置された。
2009/09/18 18:18 【共同通信】
283
:
名無しさん
:2009/09/18(金) 23:02:57
http://sankei.jp.msn.com/economy/finance/090918/fnc0909182047037-n1.htm
藤井財務相 「マニフェスト断固やる」
2009.9.18 20:44
このニュースのトピックス:民主党
就任後のインタビューに答える藤井裕久財務相=18日午後、東京・霞ヶ関の財務省(中鉢久美子撮影) 藤井裕久財務相は18日、産経新聞などのインタビューで、民主党がマニフェスト(政権公約)に掲げた政策について「直せば民主党に対する不信につながる。断固やる」と述べ、修正せず、忠実に実行していく考えを強調した。
所得制限を設けない「子ども手当」の支給にバラマキ批判をあることに関連し、「豊かな家庭とか貧しい家庭とかは関係がない。子供は社会からの預かりものという前提にたっている」と指摘。改めて所得制限に難色を示した。
ただ、親が給付を遊興費などに使うことには懸念を持ち、「子ども通帳」への振り込みなどによって、子育て支援の意図を明確化すべきとの考えを示した。
平成22年度の暫定税率廃止後の揮発油(ガソリン)税については、「環境税にもっていくタネと位置付けている」と語り、二酸化炭素(CO2)排出量に応じた課税の議論を進める構えをみせた。
税制を議論するために、新たに設置する政府税制調査会には、各省庁から税制担当の政務官を参加させ、協議をする方針で、税調会長には藤井財務相が就き、会長代行には副大臣を充てる方向だ。
中小企業の法人税率を現行の18%から11%に引き下げる公約については「暫定的かもしれないが、その通りにやっていく」とし、時限措置に含みを持たせた。来年度で7兆1千億円が必要になる重要政策の財源には「政権が代われば必ず出てくる」と自信を示した。
284
:
名無しさん
:2009/09/18(金) 23:06:40
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2009091800980
予算方針、10月初めにも=藤井裕久財務相〔新閣僚インタビュー〕
−2010年度予算の編成プロセスは。
年内編成は必ずやりたい。補正(予算の見直し)の話とほぼ並行する形で、考え方を閣僚委員会に上げて閣議決定したい。10月の相当早い時期にはまとめないといけない。
−国債発行額は抑制するのか。
補正予算の無駄の使い方は三つある。国債を減らすか、国民生活に密着した政策に回すか、来年度の新しい政策に回すかで、これからの経済情勢が影響する。良くなっているという考え方もあるが、所得、雇用環境を考えれば甘く考えられない。もう少し先にならないと選択できない。
−地球温暖化対策税についての考え方は。
暫定税率(の廃止)と絡めるのはおかしい。国民負担が必要なのはその通りだが、排出権取引の問題なども併せて議論しないといけない。
−来年度からの導入は可能か。
もう少し時間がいる。
−「歳入庁」創設も掲げているが。
スケジュールから言うと(政権を担う)4年間の後半。組織論は後半でいい。(2009/09/18-20:41)
285
:
名無しさん
:2009/09/18(金) 23:08:12
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2009091800960
高まる出先機関改革論議=原口総務相が「原則廃止」方針
省庁の抵抗が強く、足踏み状態だった国の地方出先機関改革に関する論議が、政権交代で再び動きだした。原口一博総務相は記者会見で「原則廃止」方針を表明。18日の閣議で設置が決まった行政刷新会議でも議論の対象になりそうだ。出先機関の見直しは、政府の地方分権改革推進委員会が昨年12月の第2次勧告に盛り込んだが、方向性は定まっていない。改革の具体像づくりはこれからだが、関係者は「今の段階では、原則廃止と言ってくれることが大事。エールを送りたい」(分権委委員の猪瀬直樹東京都副知事)と改革加速に期待を寄せている。
約32万人の国家公務員のうち約21万人は出先機関に所属している。出先機関をめぐっては、同じ地域で国と自治体が別々に仕事をすることによる非効率的な「二重行政」が指摘されてきた。国の農政事務所が汚染米の不正流通を見逃したことや、道路特定財源の無駄遣いが国土交通省の出先機関で発覚したことも議論に拍車を掛けた。
分権委勧告は、8府省15出先機関のうち9機関を廃止し、うち6機関は「地方振興局(仮称)」「地方工務局(同)」に統合する内容。業務の地方移管などで、約3万5000人の削減も示した。しかし、今年3月に政府がまとめた分権改革の工程表では、具体的な検討を先送りし、「骨抜き」との批判が出ていた。
原口総務相は17日の記者会見で「出先機関はガバナンス(組織統治)が効いていない」などと問題点を指摘し、改革への強い意欲を示したが、検討のイメージやスケジュールなどは定まっていない。同相は「(職員の)生首を切らない」としているが、職員の受け皿をどうするのかをはじめ課題は少なくない。(2009/09/18-20:45)
286
:
名無しさん
:2009/09/18(金) 23:09:29
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2009091800078
駐米大使も会見中止=外務省が指示、海外へ波及
【ワシントン時事】鳩山内閣が各省庁の事務次官らの定例記者会見を行わない方針を決めたことを受け、在米日本大使館は17日午後に予定していた藤崎一郎大使の会見を急きょ取りやめた。外務省が同日、全在外公館に大使らの会見や懇談を当面見合わせるよう指示したのに伴う措置。
駐米大使の記者会見はほぼ毎週1回行われている。再開に関しては、外務省で統一的な方針を検討中という。
この日はまた、ニューヨークの日本の国連代表部で毎月行われている高須幸雄国連大使の記者会見も中止になった。ただ、国連関係者の間からは、国連については技術的議論が多いため「事実関係を記者に説明する余地があってもよい」との声も上がっている。 (2009/09/18-08:15)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2009091800726
大使の記者会見「問題ない」=岡田外相、在外公館に指示
岡田克也外相は18日、鳩山内閣が事務次官らの記者会見禁止の方針を打ち出したことに関連し、在外公館に対し、大使、総領事による記者会見や取材対象の氏名を伏せる記者懇談の実施は差し支えないと、指示を出した。平野博文官房長官が同日の記者会見で明らかにした。
政府の会見禁止方針を受け、在米日本大使館は予定していた藤崎一郎大使の記者会見を急きょ取りやめたほか、高須幸雄国連大使も会見を自粛した。
これについて外相は同日の記者会見で「(大使会見が)中止になった経緯は分からない。わたしはそういうことは言っていない。事務次官の会見も禁止という中で予防的にそういう措置が取られたのかなと思う」と指摘。「大使は国を代表する者として赴任しているので、会見をやっていただかないと困る」と述べた。 (2009/09/18-22:54)
287
:
名無しさん
:2009/09/18(金) 23:11:36
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2009091800890
岡田外相、米軍再編の見直しを提起=国務次官補、核密約調査には理解
岡田克也外相は18日夕の記者会見で、キャンベル米国務次官補と同日会談した際、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設を含む在日米軍再編計画の見直しを提起したことを明らかにした。岡田外相は、在日米軍再編問題に言及し、「よくこれから協議しなければいけない問題だ」と会談で発言したと説明した。
会談の席上、外相はキャンベル氏に、先の衆院選で沖縄県の全小選挙区で普天間飛行場の県内移設反対を訴えた候補が当選したことを挙げ、「われわれは連立政権だ。わが党自身も普天間の問題について(県外移設の)発言をしてきた」と言及し、米側と協議の必要性を強調した。これに対し、キャンベル氏は「原則は従来合意された計画だ」と述べるにとどめた。
また、外相は核持ち込みなどをめぐる日米の密約問題の調査に着手したことを説明し、「米国にとって支障はないと考えている」と協力を要請。キャンベル氏は「そのことがこれからの日米関係に影響を及ぼすことはない」と理解を示した。
これに関し、外相は記者会見で、25日に省内に15人程度の密約調査チームを設置する意向を明らかにした。藪中三十二外務事務次官をはじめとする同省の歴代幹部が密約の存在を否定してきたことに関し、外相は「(自民党政権の)外相が『ない』と言った時に『あります』と答弁しろというのはやや酷な感じがする」とし、責任問題には発展させない考えを示した。(2009/09/18-21:44)
288
:
名無しさん
:2009/09/18(金) 23:14:01
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090918/stt0909182254029-n1.htm
八ツ場ダム問題 中止表明の前原国交相、23日現地入り
2009.9.18 22:53
完成されれば、薄い青の部分がダム湖に沈む。両側の代替地の造成や橋、JRの付け替え作業も進む(国土交通省提供) 建設中止が明言された群馬県の八ツ場(やんば)ダムについて、前原誠司国土交通相は、23日に長野原町の建設予定地を訪れ、中止の趣旨説明や生活再建策の話し合いを地元住民と行うことを決めた。
前原国交相は17日の就任会見で「(八ツ場ダム中止は)河川行政、公共事業の見直しの入り口。小さなところで損得を議論しているのではない」と明言。中止で逆に費用が膨らんでも方針に変更がないことのほかに、建設中や計画段階の全国143のダム事業見直しも示唆した。
八ツ場ダム建設では、すでに総事業費のうち約7割が支出された。国道や鉄道の付け替え、地元住民の代替地への移転準備などダム完成を前提とした計画が進む。また、長い反対運動の末に地元住民が建設を受け入れた背景もあり、現地入りする前原国交相への猛反発が予想される。
前原国交相は就任会見で「要望を聞き、住民の苦労を生かした生活再建策を模索したい」としている。
289
:
名無しさん
:2009/09/18(金) 23:15:19
>「限られた国土の中、地域が空港も、整備新幹線も、高速道路も欲しいということで、
>これまで公共事業がコントロールできなかった」
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090919k0000m020033000c.html
前原国交相:日航の7空港撤退を容認
前原誠司国土交通相は18日の記者会見で、経営再建中の日本航空が11年度までに静岡、神戸など国内7空港からの撤退を検討している問題について、「限られた国土の中、地域が空港も、整備新幹線も、高速道路も欲しいということで、これまで公共事業がコントロールできなかった」として、撤退を容認する意向を示した。
日航は国内7空港、国外9空港からの撤退などを盛り込んだ経営改善計画を9月末をめどにまとめたい考えを示している。前原国交相は会見で「今までの空港整備が採算度外視で、日航や全日本空輸の負担になってきた面はある」と述べた。
一方、空港を運営する地方自治体は撤退に反発している。一部の首長は、地元の民主党議員を通じて、前原氏に面会を申し入れるなど、撤退を阻止する動きも出ている。
撤退予定の空港は静岡、神戸のほか、丘珠(北海道)、奥尻(同)、松本(長野県)、広島西(広島県)、粟国(沖縄県)。【大場伸也】
290
:
名無しさん
:2009/09/18(金) 23:16:45
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090918/plc0909181531021-n1.htm
前原国交相、「官庁の資料に客観性を」
2009.9.18 15:29
このニュースのトピックス:民主党
前原誠司国土交通相は18日の閣議後の記者会見で、ダム建設をはじめ公共事業の見直しや高速道路無料化を進めるにあたり、判断材料となる役所の資料について、客観性を確保できる仕組みを作る考えを明らかにした。
前原国交相は事務方の情報について「信用していないわけではない」としながらも、「資料が信頼できるものかどうか基準を作ることが大事だ。少し研究したい」と述べた。高速道路の無料化について、経済効果に関するデータが開示されるまで時間がかかった経緯などを踏まえたものとみられる。
民主党は高速道路無料化のほか、既に前原国交相が中止の方針を示した八ツ場(やんば)ダム(群馬県)など全国で計画中や建設中の約140のダム事業について継続の是非を判断する作業に取りかかることにしている。
291
:
名無しさん
:2009/09/18(金) 23:18:43
長野2区より出馬した「下条みつ」氏が昨年長野県松本市内にて、
松南高校の女子生徒に援助交際および、猥褻行為をしたって本当なんですか?
そして、その件を当時党首の「小沢一郎」氏が松本警察署に隠蔽およびもみ消しのため、
話しに行ったらしい。
この噂って本当なんでしょうか?
岩手に続き長野でも『神の声?』
『神』ってより『犯罪者隠蔽』のほうが適切かな?
警察も代議士に言われると、尻尾を巻いた警察犬なんですね。
292
:
名無しさん
:2009/09/18(金) 23:20:00
建設通信新聞より。
そんな新聞もあるのか。
http://www.kensetsunews.com/news/news.php?date=20090918&newstype=kiji&genre=1
◆会見中止通知で一時混乱と不安/前原大臣発言で鎮静も
新政権が発足し一夜明けた17日、官僚の取材や会見を禁止するとの一片の通知が、衝撃を走らせた。国土交通省地方整備局でも予定されていた会見が中止したり、本省でも取材拒否が相次いだ。今後も官民の意見交換会議やセミナーへの官側出席が危ぶまれることになり、行政のアカウンタビリティーの一環である「官民交流」が封じ込められる危機感も出ている。ただ一方で前原誠司国土交通大臣は同日の職員へのあいさつで「脱官僚と言われているがわたしはそう思わない。丁々発止、議論していく」と柔軟な姿勢を見せており、同大臣の裁量へ期待も集まっている。
17日の国交省には緊張が走った。前日、首相官邸から「各省庁の見解を表明する記者会見は閣僚など政治家が行い、官僚は行わない」との指針が通知されたからだ。この指針を拡大解釈すると、取材に応じて施策の方針や意味について「見解」や「今後の見通し」を述べることもできないことになる。現に予定されていた会見やインタビュー取材が地方整備局でも中止された。
このままでは各省庁は施策内容や調査統計の発表が連日数多く行っているが、発表リリースの意義付けや今後の展開という肝心の情報が、政治家を通じて以外、国民に周知されないことにもなりかねない。逆に民間からの情報や考えが官側に流れなくなれば、硬直した施策や内実のない制度設計につながりやすい。行政が国民や民間を向かず政治家ばかり向くことになりかねないという指摘もある。
建設業界にも、こうした新政権の「官僚封じ」の措置が業界活動に悪影響を与えるのではないか、との不安が走った。ある団体の会議で、政策説明を受ける予定であった官側が出席できないとしてペンディングになった。
最も懸念されているのは全国建設業協会の地域懇談会と地方ブロック会議。来月7日から全国9地区で開催され、本省、地方整備局、地方自治体の担当者が、地方協会が提示したテーマに行政側の対応を答えるものになっている。地方自治体は問題はないが、国の関係者からは、業界の抱えている問題を聞く程度で、それに対する政策の展開や見通しを聞くことができなくなるのではないか、という不安が出ている。会議は開催されるが、運営のあり方が再検討される可能性もある。
業界関係者は「意見交換会など公式な業界団体の対応が問題になるようでは困る。官民交流がなければ、官僚も仕事の材料や情報が集まらないし、本当の意味の行政にならない。こんな硬直した考えで政権が進められると思っているのか」と不安視する。
ただ前原国交相は、建設産業行政を熟知しているから、混乱は一時的なものだろう、という見方もある。現に17日の職員に対するあいさつで「国交省職員の皆さんとは丁々発止、議論して進めたい。脱官僚依存と言うか、役人のすべてが悪いと言っているようだが、少なくともわたしはそう思っていない」と述べている。
293
:
名無しさん
:2009/09/18(金) 23:26:58
>>261
http://mainichi.jp/select/today/news/20090918k0000e010065000c.html?link_id=RTH03
郵政事業:早くも不協和音 原口総務相と亀井担当相
2009年9月18日 12時39分 更新:9月18日 18時54分
閣議前に言葉を交わす鳩山由紀夫首相(中央)と亀井静香金融・郵政担当相。右は菅直人副総理兼国家戦略担当相=首相官邸で2009年9月18日午前9時36分、藤井太郎撮影 日本郵政の経営形態の見直しを巡り、亀井静香金融・郵政担当相が18日の閣議後会見で、原口一博総務相が17日夜に出演したテレビ番組で示した見直し案に対し「担当大臣は私。あの方の個人的な意見だ」と不満を漏らす一幕があった。原口総務相もこれまで「新しい郵政事業の改革法案を(亀井担当相と)協力しながら出す」と話してきたが、連立政権発足3日目にして早くも不協和音が響いた。
原口総務相は17日夜のテレビ朝日の報道番組で、郵便局の全国網を維持するため「持ち株会社と郵便局会社、郵便事業会社を一緒にする」との見直し案を明らかにした。
しかし、国民新党内では、ゆうちょ銀行とかんぽ生命の2社も含めて一つの会社に統合する考えも根強く、亀井担当相は「(郵政民営化見直しは、原口総務相の)主管事業ではなく、絵を描く立場でもない。もちろん相談はするが、責任は私にある。そういう意味では白紙」と反発。一方、原口総務相は18日の閣議後会見で「一つの例です」と繰り返し、火消しに追われた。【望月麻紀】
294
:
名無しさん
:2009/09/18(金) 23:42:13
http://response.jp/issue/2009/0918/article129796_1.html
国交省、政務官人事決定…その人となり
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2009年9月18日
国土交通省政務官人事が決まった。衆議院から長安豊氏(たかし/大阪19)、三日月大造氏(滋賀3)、そして、藤本祐司参議(静岡)。いずれも民主党で初当選から国土交通委員会に所属する政策通。
長安氏は、航空行政に力を入れてきた。自身のホームページ長安通信でも、9月15日に日本航空の経営再建について触れ「日本航空の経営陣も、航空局も、これまでの過ちを糊塗するような議論をせず、まず自らの誤りと責任を明らかにした上で、経営再建と航空行政の再構築を考えるべき」と書いている。
また三日月氏はJR西日本、労組より政界入りした。最近では規制緩和の続いたタクシー業界について是正を求めてきた。
慌てたのは藤本氏だ。UFJ総研国土・地域政策部部長兼主任研究員から参議になり、国土交通は得意分野であるが、この10月の参院神奈川選挙区補選の選対委員長であり、来年には自身の選挙も控えている。
藤本氏は、「そんなたいへんな時に推薦されることはないだろうと思った」と述べている。そのため、17日のウェブサイト『藤本ゆうじのホンネ』では「鳩山内閣の成否は、意外と大臣ではなく副大臣と政務官かもしれない」と感想を漏らしていた。
そして、翌日に自身が政務官に就任することになった。その感想を問うと「官僚主導のペーパーを読むだけでなく、大臣、副大臣、政務官のチームでやると言われている。答弁もフォローすることになるだろうし、副大臣、政務官の役割は重くなるよ」と、意欲満々だった。
《中島みなみ》
295
:
名無しさん
:2009/09/18(金) 23:49:52
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090919k0000m010064000c.html
中井国家公安委員長:警察庁長官の記者懇中止
中井洽国家公安委員長は18日、警察庁内で会見し、毎週木曜日の公安委終了後に開かれてきた警察庁長官の記者懇談会(定例会見)を中止すると発表した。24日からは中井委員長が会見を主催し、安藤隆春警察庁長官は「陪席」の立場で参加する。懇談であるとの性格上、認められてこなかった撮影や録音・録画などについても認めることになった。
警察庁は16日、内閣広報室からの「長官会見は事務次官会見と同じ扱いとする」との指示を踏まえ、警察庁記者クラブに17日の長官会見の中止を通告。クラブ側は「政治的中立性を旨とする警察は他省庁とは異なる」などとして撤回を求めていた。
新方式の会見について中井委員長は「閣議前に官房長官や官房副長官と調整して決め、公安委員にも了解をもらった。私が海外出張などで不在の場合は、5人の公安委員のどなたかが主催する」と話した。大事件発生の際などに警察トップの長官が臨時の会見を開く場合は、事前に国家公安委員長に報告すればよいとし、幹部らによる記者ブリーフィングなどは従来通りとした。【千代崎聖史】
296
:
名無しさん
:2009/09/19(土) 00:09:58
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009091801096
次官会見「禁止」、混乱続く=情報発信に影響、知る権利の侵害も
鳩山由紀夫首相は18日、各府省の事務次官ら官僚の記者会見を原則禁止する方針について、例外措置を設ける考えを示すなど軌道修正した。役所の会見中止が相次ぎ、情報発信に支障が出かねないと判断。また、報道機関などによる「国民の知る権利」の制限につながるとの批判を考慮したものとみられる。ただ、何を例外とするか明確な基準はなく、混乱が続く可能性がある。
官僚の会見禁止は、首相が掲げる「政治主導」の政権運営を実現するのが目的。一部の次官が政権交代前に民主党の政策を批判したことに不信を抱いており、会見を無制限に認めた場合、衆院選マニフェスト(政権公約)達成の障害になるとの思いがある。
首相指示を受け、霞が関は一斉に次官会見を取りやめたほか、防衛省の出先や一部の海上保安本部長も会見を中止した。影響は海外にも及び、在米大使館、ニューヨークの国連代表部は大使の会見を取りやめる事態に発展した。
大使の会見中止は、過剰反応した外務省の指示によるものだった。このため、岡田克也外相は急きょ、「国を代表する者が会見しないと困る」として大使の会見は従来通り行うよう事務方に指示した。
一方、報道側や有識者は「報道規制につながる」と批判している。これに関し、平野博文官房長官は同日の記者会見で「取材制限しているつもりはない」と述べ、理解を求めた。
また、首相は各事務次官に対し「専門的な事柄に関して必ずしもトップが熟知していないこともあるだろう。何らかの形での意思表示は大いに行っていただいて結構だ」と指示した。首相としては、取材には柔軟に応じる姿勢を示すことで批判をかわす狙いがあるとみられるが、役所の戸惑いはくすぶっており、内閣による統一基準の作成を求める声も一部で上がっている。(2009/09/18-23:46)
297
:
名無しさん
:2009/09/19(土) 00:10:31
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009091801095
事務局長に民間人登用へ=「脱官僚」印象付け−刷新会議
政府は18日、新たに設置した行政刷新会議の事務局長を民間から登用する方針を固めた。「行政の無駄遣いの根絶」を徹底するには、効率性を追求する民間の視点が必要だと判断した。政府は他のメンバーも含めて来週発表する考えだ。
政府関係者が同日、明らかにした。同会議は、首相を議長に、仙谷由人行政刷新担当相や関係閣僚、地方団体の首長経験者ら民間有識者などで構成。事務局長に民間人を充てることで、「脱官僚」を印象付ける狙いもある。
政府は、会議の陣容が決まれば、月内に同会議の初会合を開き、麻生政権で編成された2009年度補正予算の見直しに取り組む方針だ。 (2009/09/18-23:44)
298
:
◆ESPAyRnbN2
:2009/09/19(土) 01:26:01
>>294
国土交通相の政務三役6人は、参議院の藤本を除いて、全員関西なんだな。
京都−奈良・大阪−大阪・滋賀・静岡
299
:
名無しさん
:2009/09/19(土) 08:53:32
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090919ddm001010090000c.html
日本が変わる:「政治主導」の政策決定システム始動(その1) 副大臣も能力重視
◇国交省に「ミスター道路」
鳩山内閣は18日、「政治主導」の政策決定システムを始動させた。閣議案件を事前審査する事務次官会議は「官僚主導の象徴」として廃止。それに代わる「閣僚委員会」で協議し閣議決定された今年度補正予算の一部執行停止方針が、鳩山由紀夫首相の指示として各省庁に下ろされた。
閣僚とともに「政務三役」としてチームを組む副大臣・政務官も18日決まった。中堅・若手から多くの政策通を起用したのが特徴だ。中でも馬淵澄夫副国土交通相は耐震偽装問題の追及で頭角を現し、道路整備中期計画のずさんな積算を指摘するなど国交省追及の急先鋒(せんぽう)として知られる。
ダム事業の見直しを打ち上げた前原誠司国交相に続き「ミスター道路」の馬淵氏が乗り込むことになった国交省。社民党の論客、辻元清美氏も副国交相となり、嵐の予感が省内に募る。18日夜、「敵陣」に初登庁した馬淵氏は「国土交通行政に取り組む皆さんの立場から、実際に実施できる具体的な方法に取り組んでいきたい」と記者団に語り、まずは協調姿勢を示した。
ほかにも、日銀出身の大塚耕平副内閣相▽民主党の温暖化対策をまとめた福山哲郎副外相ら専門家が並んだ顔ぶれは、閣僚以上に「派閥順送り」で決められた自民党政権時代からの様変わりを感じさせた。(5面に副大臣の略歴と政務官名簿)
300
:
名無しさん
:2009/09/19(土) 08:54:13
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090919ddm003010151000c.html
日本が変わる:「政治主導」の政策決定システム始動(その2止) 「政治家が決める」
<世の中ナビ NEWS NAVIGATOR>
<1面からつづく>
◇補正予算一部執行停止−−戦略室、刷新会議を設置
◇閣議の光景も一変
「非常にスピーディーに脱官僚依存の政治を実践する行動が始まり、喜ばしく思っている」。18日の閣議後会見で菅直人副総理兼国家戦略担当相は胸を張った。「政治主導」で決定した政策の第1弾が09年度補正予算の一部執行停止だ。
同日午前に鳩山由紀夫首相、菅氏、藤井裕久財務相、仙谷由人行政刷新担当相、平野博文官房長官をメンバーとする「補正予算に関する閣僚委員会」が開かれ、執行停止の手順を協議。「緊急性がない」と民主党が批判していた基金や官庁用のエコカー購入費などの執行を即日、一時停止する方針を決めた。直後の閣議では、補正に計上されたすべての事業を各閣僚が精査し、停止する事業を10月2日までに報告するよう指示が出された。
省庁をまたぐ課題ごとに関係閣僚による「閣僚委員会」を設置し、機動的に対応方針を決めて閣議に諮り、各省庁に指示する−−。民主党が衆院選マニフェストで示した新しい政策決定の構想が実行に移された。
従来の自民党政権では、省庁間で事前調整され、事務次官会議で全会一致となった案件が閣議に諮られる仕組みだった。政策決定の流れが逆になった形で、政務官の一人は「自民党政権では考えられない早さだ」と政治主導の意義を強調した。
閣議の光景も一変した。これまでは事務(官僚出身)の官房副長官が司会し、事務次官会議の事前審査を経た議案書に閣僚が黙々と承認の署名を繰り返す「サイン会」(菅氏)となっていた。閣議の正式な発言だけでなく、非公式な閣僚懇談会の発言まで官僚がペーパーを用意し、閣僚がそれを読み上げる慣例が定着していた。
18日に開かれた鳩山政権初の定例閣議は、政務(政治家)の松野頼久官房副長官が司会を担当。閣僚懇談会では経済関係以外の閣僚が「マクロ経済を考えてほしい。補正予算の執行停止は必要だが、別途、景気対策が必要になるのではないか」と発言するなど、省庁の枠にとらわれない政治家同士の自由な意見交換の場となった。
税財政の骨格を策定する国家戦略室と、無駄遣い削減を担う行政刷新会議の設置もこの日の閣議で決定。午後には内閣府に置かれた事務局の前で鳩山、菅、仙谷の3氏が看板の除幕式を行った。
子ども手当や高速道路無料化など目玉政策の実現へ向け、予算の総組み替えに取り組む鳩山内閣。それを実行する「車の両輪」が戦略室と刷新会議だ。
菅、仙谷両氏の下に古川元久副内閣相と津村啓介(国家戦略担当)、泉健太(刷新会議担当)の両内閣政務官が配置されたが、スタッフの構成など具体的な組織の姿はまだ見えない。政治主導の真価が問われる予算編成はこれからだ。【田中成之】
301
:
名無しさん
:2009/09/19(土) 08:54:23
>>300
◇各省庁も「無駄多い」 事業継続か停止か、来月2日に結論へ
経済危機対策として麻生政権時代に成立した補正予算の見直し基準が18日の閣議で示され、各閣僚は10月2日までの2週間で中止する事業の選別を急ぐことになった。
閣議では、原則として予算の執行を停止する事業として(1)複数年度の予算を基金に入れ、来年度以降の支出が見込まれる事業(地方自治体向けは除く)(2)独立行政法人と国立大学、官庁の施設整備事業(3)官庁の環境対応車や地デジ対応テレビの購入費−−の三つの基準が示された。基準に当てはまる予算額は補正総額約14兆円中2・9兆円。藤井裕久財務相は就任前、3兆〜4兆円の削減が可能と言及しており、民主党が「国営マンガ喫茶」と名付け、不要な事業の代表格と指摘していたメディア芸術総合センター建設(117億円)など、すべての事業を洗い出す方針。
これまで事業の必要性を主張してきた各省庁からも、無駄削減の余地が大きいことを認める声が出ている。3年分で7000億円を基金に支出した「緊急人材育成・就職支援事業」。民主党は基金が厚生労働省の関連法人に作られたことから「天下り団体への無駄遣い」と批判してきた。
厚労省幹部は「経済対策の規模を大きくしたい自民党側の求めに応じ、事業費がどんどんかさ上げされた」との見方を示した。民主党のマニフェストに「効果の疑わしい事業」と名指しされている農林水産省の「農地集積加速化事業」(約3000億円)についても、省内から「使わなければ返せばいいという発想が事業費を膨らませた」との声が出ている。
一方、平野博文官房長官は「国民生活に直結するところは慎重な対応をしていただきたい」と注文を付けた。経済対策として策定された補正予算を、やみくもに削減すれば景気や雇用に悪影響を及ぼし「鳩山不況」と呼ばれる恐れもあるためだ。
各閣僚からも慎重な発言が出た。農地集積加速化事業について赤松広隆農相は18日の会見で「先走って(停止を)やらない方がいい」と述べた。「国営マンガ喫茶」ですら、川端達夫文部科学相は17日、「問答無用で全部やめるということではない」と述べた。
だが、補正予算見直しは鳩山政権の「初仕事」になるだけに、大きな成果が求められている。各省庁の抵抗で、事業の削減が積み上がらなければ、来年度予算の財源確保にも影響を及ぼしかねない。各閣僚による削り込みが不十分に終われば、行政刷新会議などが、大なたを振るう場面も出てきそうだ。【平地修】
==============
■政府が事業停止の方向を示した主な補正予算
▼地方自治体以外が交付対象の基金 2.2兆円
◎緊急人材育成・就職支援事業(7000億円)
◎農地集積加速化事業(2979億円)
◎住宅用太陽光発電導入支援(270億円)
など
▼官庁、独法などの施設整備費 0.6兆円
◎法務省の刑務所などの耐震化(870億円)
◎国立大学法人の施設整備費(1234億円)
◎産業技術総合研究所の施設整備費(365億円)
◎官庁営繕費(204億円)
など
▼地デジ対応テレビ・エコカー購入費 0.1兆円
合計 2.9兆円
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