したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

首都圏 地方議会・首長,政治・選挙スレ

6334チバQ:2015/04/20(月) 19:27:45
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chihosen15/cba/CK2015042002000153.html
まちの未来、託すのは 市長選10人 市議選531人

2015年4月20日


 統一地方選の後半戦となる佐倉、習志野、流山、白井の四市長選と十六市議選が十九日、告示された。市長選は四市で計十人が立候補を届け出て、選挙戦に突入した。佐倉と習志野の両市は現職に新人二人が挑む三つどもえの構図、流山と白井の両市は現職と新人の一騎打ちの構図となった。十六市議選(総定数四一三)には計百十八人上回る五百三十一人が届け出て、いずれも選挙戦となった。各候補者は街中に繰り出し、激しい論戦をスタートさせた。投票は二十六日に実施され、即日開票される。 (村上一樹)
 市議選が実施されるのは、銚子、市川、船橋、館山、木更津、成田、佐倉、習志野、勝浦、流山、鎌ケ谷、浦安、印西、白井、富里、山武の十六市。定数は四年前の前回と比べ、銚子で二、木更津で四、勝浦で二、印西で二、それぞれ削減された。
 市長選のある佐倉、習志野、流山、白井の四市では、いずれも市議選とのダブル選となる。
 立候補者が定数を大きく上回ったのは船橋市(定数五〇)の七十三人や、市川市(同四二)の六十人など。浦安市(同二一)も定数を十四人上回る三十五人が立候補し、都市部の京葉地域は激しい争いとなった。
 一方、勝浦市(同一六)では立候補者は十七人で定数を一人上回るのみ。館山市(同一八)と富里市(同一八)も二人上回るのみで少数による戦いとなった。
◆佐倉市長選3氏 順大誘致の行方は
 佐倉市長選は、いずれも無所属で現職の蕨(わらび)和雄(65)と新人の西田譲(39)、宇田実生子(みおこ)(50)の三氏が立候補した。
 蕨氏は、同市先崎の事務所で第一声。高齢者福祉や子育て支援充実などを公約に掲げ「市のあるべき姿にはまだ道半ば、希望ある佐倉市を、みなさまと構築したい」と支持を求めた。
 西田氏は、同市王子台四の事務所での第一声で「この八年、順天堂大誘致が、まったく進んでいない」と主張。支持者を前に「三年後、順大を必ず佐倉に回帰させる。約束です」と強調した。
 宇田氏は、同市臼井の事務所で出陣式に挑んだ。「現市政は生活者視点に立っていない」と批判。税金の使い方を特定の人間が決めるのでなく「市民との対話で決めたい」と訴えた。 (渡辺陽太郎)
◆白井市長選2氏 北総線値下げ争点
 白井市長選は、いずれも無所属で、新人の市民団体役員、徳本悟氏(65)と再選を目指す現職の伊沢史夫氏(59)が立候補を届け出た。
 徳本氏は出陣式で、北総線の高運賃問題について、「直接的に市長の権限ではないが、抜本的な解決策なしでは市の将来が描けない」と大幅な値下げに取り組む姿勢を見せた。給食センターの建て替え計画など「無駄遣い体質を見直す」と財政健全化を訴えた。
 伊沢氏は出陣式で、北総線の運賃補助金なしで、通学定期の割引率を維持した実績を挙げて、「全身全霊でさらなる値下げを進める」と強調。農業振興や市内の雇用拡大を進め、「安定した市政を築き、住み続けたい街にする」と主張した。 (三輪喜人)

6335チバQ:2015/04/20(月) 19:27:55
◆習志野市長選3氏 公共施設再生言及
 習志野市長選はいずれも無所属で新人の鴨哲登志(68)、同じく三浦邦雄(71)、現職の宮本泰介(42)の三氏が立候補した。公民館などの統廃合で財源を捻出する公共施設再生計画に、各候補が言及した。
 鴨氏は藤崎の事務所で出陣式。子ども向け施設が対象となった点に触れ「子どものためと言いながら真っ先につぶす。歩ける距離に残すことこそ次の子どもたちのためだ」と指摘した。
 三浦氏は大久保のスーパー前の演説で「目先の利益を追う企業の手法。行政になじまない」と現行計画を批判。「公共施設がなくなれば、交流や活気もなくなり、町は死んでしまう」と訴えた。
 二期目を狙う宮本氏は大久保での出陣式で「将来に向けた準備」と、計画は必要と指摘。一方で「争点はたくさんある。市民と築き上げたこの四年間を無駄にしたくない」と市政継続を求めた。 (服部利崇)
◆流山市長選2氏 街整備めぐり論戦
 流山市長選は、いずれも無所属で、新人の大作浩志氏(57)が、四選を目指す現職の井崎義治氏(61)に挑む、前回と同じ構図の一騎打ちになった。
 四度目の挑戦の大作氏は同市西初石の流山おおたかの森駅前で第一声。「なにゆえ、もっと自然と調和する開発をしないのか疑問。もっと緑を残し、行政が中心になり統一された規格の街づくりを目指す」と強調。「若い人も高齢者も安心して暮らせる市にしたい。みなさんの声を市政に反映させる」と刷新を訴えた。
 井崎氏は同市平和台の事務所で出陣式。支持者や近隣市長らを前に、行革や子育て世代の増加を挙げ「節約したお金で市民サービスの拡充、発展し続けるための街の整備をしてきた」と実績をアピール。「市の可能性からすると(街づくりは)緒に就いたばかり、みなさんの先頭に立ち懸命に挑戦していく」と続投に力を込めた。 (飯田克志)
◇21日、鋸南町長選告示 5町議選も
 統一地方選の後半戦で二十一日、鋸南町長選と五町議選が告示される。市長選、市議選と合わせて、二十六日に投開票される。
 鋸南町長選では、六回目の当選を目指す無所属で現職、白石治和氏(68)のほかに出馬の動きはなく、無投票となる公算が大きい。
 町議選は酒々井、多古、横芝光、長南、鋸南の五町で、計七二の定数に、八十人前後が立候補を予定している。 (北浜修)

6336チバQ:2015/04/20(月) 19:28:29
http://www.sankei.com/region/news/150420/rgn1504200040-n1.html
2015.4.20 07:03

習志野市長選は3氏の戦い

ブログに書く0




 統一地方選の後半戦となる習志野、流山、佐倉、白井の4市長選と16市議選が19日、告示された。いずれも定数を上回る立候補者があり、選挙戦に突入した。習志野市長選には、新人で行政書士の鴨哲登志氏(68)と、新人で元市議の三浦邦雄氏(71)、再選を目指す現職の宮本泰介氏(42)=自民、公明推薦=の無所属候補3人が立候補を届け出た。老朽化が進む公民館や図書館を統合する公共施設再生計画の是非や、文教住宅都市整備などが主な争点となる。市長選、市議選の投開票はいずれも26日。4市長選は全て市議選とのダブル選挙となる。

                   ◇

 ■流山市長選は4連続対決

 流山市長選はいずれも無所属で、新人の農業の大作浩志氏(57)と、4選を目指す現職の井崎義治氏(61)が立候補を届けた。両氏の対決は平成15年から連続4回目となる。

 大作氏は、午前11時半から流山おおたかの森駅前ロータリーで第一声。「緑を残した調和のある住宅開発を行う。エコカーを導入して『スマートシティー』を作る。子育て支援、高齢者への医療を充実させ、国際的人材の育成も進める。市民の声を生かした市政に変える」と訴えた。

 井崎氏は午前10時半から同市平和台の選挙事務所脇で出陣式。地元選出の国会議員や県議、近隣市長、市議選候補者らが顔をそろえた。井崎氏は「多くの市民が流山が良くなったと認めてくれるが、まだまだだ。さらに人が集まり、市民が自信と誇りを持てる流山にする」と市政の継続を約200人に訴えた。

                   ◇

 ■佐倉市は三つどもえ

 佐倉市長選はいずれも無所属で、3選を目指す現職の蕨和雄氏(65)=自民推薦=と、新人で元衆院議員の西田譲氏(39)、新人で市民団体代表の宇田実生子氏(50)の3人による戦いとなった。

 蕨氏は2期8年の実績を強調し、引き続き保育園の待機児童の解消など子育てしやすく、暮らしやすいまちづくりを訴える。

 西田氏は国政での経験を生かしつつ、市民の自治を訴える。現市政の順天堂大学の誘致の進め方などを痛烈に批判する。

 宇田氏は、市民団体代表として現市政を見てきた経験から、少子化対策を最優先に掲げ、子育て世代の経済的支援を主張する。

                   ◇

 ■白井市は現新の戦い

 白井市長選はいずれも無所属で、市民団体役員の新人の徳本悟氏(65)と、再選を目指す現職の伊沢史夫氏(59)=自民、公明推薦=の現新2人の対決になった。

 徳本氏は、家計を圧迫する高額な北総鉄道運賃のため、市への移住が進まないとし、早急な値下げ実現を掲げる。船橋市職員の経験を生かし、コンパクトで住みやすい白井をつくると訴える。

 前市長失職による前回選挙で初当選した伊沢氏は混乱を収拾した実績を強調し、対話重視路線の継続を掲げる。要望が高い施策として農業振興、高齢者への福祉などを挙げ、これらの充実を訴える。

6337チバQ:2015/04/20(月) 19:29:16
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150420ddlk14010133000c.html
’15統一地方選:4市長選告示、10市議選も 熱く舌戦、混戦模様(その1) /神奈川
毎日新聞 2015年04月20日 地方版

 第18回統一地方選後半戦の4市長、10市議選が19日、告示された。市長選は平塚、南足柄両市が現職と新人の一騎打ち。茅ケ崎、大和両市は現職に複数の新人候補が挑む。市議選は横須賀、平塚、藤沢、小田原、茅ケ崎、三浦、大和、伊勢原、南足柄、綾瀬の10市で定数計259に対し319人が立候補した。21日告示の町長・町議選とともに26日に投開票される。

 ◆平塚

 ◇現新の一騎打ち
 無所属新人で元市職員の石黒昭雄氏(65)と、再選を目指す無所属で現職の落合克宏氏(57)の一騎打ちとなった。

 石黒氏はJR平塚駅北口で「情報公開により透明性を図り、住みやすく子育てしやすいまち、無駄遣いのない責任のある市政を実現する」と強調。争点とするツインシティ計画について「地権者の8、9割の賛同が得られておらず計画は当面凍結し、女性や子供、お年寄りに優しいまちづくりを」と訴えた。

 落合氏は平塚市四之宮の青果市場で「安心、安全なまちづくりを継続し、まちに活力を生み出すために圏央道の道路インフラ整備を生かして、経済を活性化させたい」と第一声。「まちを動かすのは市民。その市民と一体になって暮らしやすいまち、住み続けたいまちをつくりたい」と訴えた。【渡辺明博】

 ◆茅ケ崎

 ◇現新三つどもえ
 新人で大学講師の桂秀光氏(58)と、4選を目指す現職の服部信明氏(53)、新人でコンテンツ製作会社役員の鈴木毅氏(59)の無所属3人の争いとなった。

 桂氏は午前11時前、JR辻堂駅西口前で第一声を上げた。「発展している藤沢市に比べ現市政は内容がなく、茅ケ崎のブランド力を生かし切れていない」と批判。「市の医療体制は遅れている。高齢化や医師不足を踏まえ、医学部がある市立医科大学を創設し、医療の充実を図るべきだ」と主張した。

 服部氏は午後3時、茅ケ崎市新栄町のさがみ農協ビルで出陣式に臨んだ。これまで「3期12年」を公約としていたが、「新しいまちづくりの機会を逃してはならない」と4選出馬の経緯を説明。特例市から新中核市への移行▽さがみ縦貫道路の全線開通を見込んだ浜辺のまちづくり▽豊かな長寿社会の実現−−などを訴えた。

 鈴木氏は午前10時、同町のイトーヨーカドー茅ケ崎店前で第一声。「権腐(けんぷ)十年、どんな権力も長くなれば腐敗する。服部氏は3期12年で辞めるという公約を破って出馬した」と多選批判を展開。公共事業の見直しによる財政健全化や、近隣市に比べ遅れている子育て支援の充実などを訴えた。【飯田憲、因幡健悦】

 ◆大和

 ◇現新4人の激戦
 市制施行以降最多の無所属4人が出馬する大激戦となった。

 新人の村上寛光氏(68)は午前9時半、地元の大和市深見で第一声。「(届け出順を決める)予備くじ、本くじは1番だった。選挙も1番で市長にしてください」とアピール。「市南部地区は40年も市長が出ておらず、市発展のために市長を出さなくてはいけない。一緒に新しい大和を作りましょう」と訴えた。

 新人の橘秀徳氏(45)は午前10時、座間市の遠藤三紀夫市長が応援に駆け付ける中、大和駅前で第一声。「犯罪率県内一の大和を沈んだままにしていいのか。教育レベルも県内では低い」と主張。「現状か未来かをかけた選挙。命がけで未来を切り開く。ぜひ未来への選択をしてほしい」と支持を呼び掛けた。

 新人の安藤博夫氏(67)は午後2時、大和市南林間で第一声。「私は『大好きな大和を担う』という強い思いを持って市長選にチャレンジする」と強調。「道路網整備などは近隣市と連携すべきだ。レベルが低いとされる教育については、子供たちの目がもっと生き生きと輝くようにすることが大事だ」と訴えた。

 現職の大木哲氏(66)は午後1時、大和駅前で第一声。2期の実績として、市立病院スタッフの増員や診療体制の充実など「健康都市やまと」の政策を成し遂げたと強調。「大和市は一歩一歩前に進んでいる。さらに前進するか逆戻りにするかの選択が今回の選挙だ。大切な1票を投じてほしい」と呼び掛けた。【長真一】

6338チバQ:2015/04/20(月) 19:30:48
間違えた
144 :チバQ:2015/04/20(月) 19:29:40
◆南足柄

 ◇現職に新人挑む
 新人で元市企画総務部長の鎌田雅博氏(63)と、現職で再選を目指す加藤修平氏(66)の2氏による一騎打ちとなった。

 鎌田氏は午前10時、南足柄市狩野の駐車場で出陣式に臨んだ。「無投票になれば、市政の停滞が4年間でなく、8年間になる」と主張。「人口が減り続ける現状に無策ではいられない。商工業の活性化、若者の暮らしやすいまちづくりなどを進め、今、歯止めをかけなければならない」と訴えた。

 加藤氏も同市狩野の駐車場で出陣式。近隣首長らの激励を受け「健全財政を作るために頑張ってきた。8年ぶりに赤字財政を黒字にできた」と4年間の実績を強調。争点になっている「道の駅」について「ある意味で公共施設。国も県も応援してくれる今がチャンス。地域活性化につなげていきたい」と訴えた。【澤晴夫、水戸健一】

==============

 ◇平塚市長選立候補者(届け出順)
石黒昭雄(いしぐろ・あきお) 65 無新

 [元]市行政総務課長代理[歴]財団法人市文化財団職員▽市西図書館再任用職員▽明大

落合克宏(おちあい・かつひろ) 57 無現(1)

 [元]市議長▽農業▽不動産会社役員[歴]市職員▽PTA会長▽市農業委員▽県市議長会長▽明大=[自][民][公]

 ◇茅ケ崎市長選立候補者(届け出順)
桂秀光(かつら・ひでみつ) 58 無新

 大学講師[歴]高校非常勤講師▽東京海洋大博士研究員▽東京農工大院

服部信明(はっとり・のぶあき) 53 無現(3)

 全国特例市長会長▽全国市長会理事▽県市長会相談役[歴]市議▽県議▽県市長会長▽東海大中退=[自][民][公]

鈴木毅(すずき・たけし) 59 無新

 コンテンツ製作会社役員[歴]自民党職員▽衆院議員秘書▽民主党県副幹事長▽国学院大

 ◇大和市長選立候補者(届け出順)
村上寛光(むらかみ・ひろみつ) 68 無新

 [元]海上自衛官[歴]不動産会社顧問▽総合警備会社顧問▽市議▽市監査委員▽日大中退

橘秀徳(たちばな・ひでのり) 45 無新

 [元]衆院議員[歴]内閣法制局事務官▽衆院議員秘書▽松下政経塾生▽中大

安藤博夫(あんどう・ひろお) 67 無新

 [元]県議▽1級建築士▽設計事務所代表[歴]大和青年会議所理事長▽市議▽日大

大木哲(おおき・さとる) 66 無現(2)

 [元]県議▽鶴見大歯学部臨床教授[歴]勤務歯科医▽医療法人理事長▽青学大

 ◇南足柄市長選立候補者(届け出順)
鎌田雅博(かまた・まさひろ) 63 無新

 [元]市企画総務部長[歴]作家書生▽映画広告会社員▽市総務課長・議会事務局長・総務部長▽早大

加藤修平 66無現(かとう・しゅうへい)

 県市長会理事[歴]市自治会長連絡協議会長▽市福祉健康部長・議会事務局長▽日大=[自]

==============

 ◇候補者一覧の見方

 氏名▽年齢(投票日の26日現在)▽党派▽現元新の別▽当選回数(丸囲み数字)▽職業・肩書([元]は前職を含む)、[歴]は過去の経歴▽学歴。=以下は政党の推薦・支持。※政党略称は、自=自民党、民=民主党、公=公明党、無=無所属

6339チバQ:2015/04/20(月) 19:31:07
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chihosen15/kng/CK2015042002000146.html
4市長選 11人が名乗り

2015年4月20日


 統一地方選後半戦の平塚、茅ケ崎、大和、南足柄市長選と10市議選は19日、告示され、7日間の舌戦が始まった。市長選はいずれも現職に新人が挑む構図で計11人が立候補。市議選は市長選とダブルの4市に加え、横須賀、藤沢、小田原、三浦、伊勢原、綾瀬市で計319人が出馬した。投開票はともに26日。 (統一地方選取材班)
◆大和市長選 現職に挑む3新人
 大和市長選には、いずれも無所属新人の元海上自衛官村上寛光氏(68)、元衆院議員橘秀徳氏(45)、元県議安藤博夫氏(67)の三人と、三選を目指す無所属の現職大木哲氏(66)が立候補した。現職の二期八年の市政への評価が最大の焦点となる。十八日現在の有権者数は十八万八千百一人。
 村上氏は同市深見の自宅近くで、「一緒に新しい大和をつくっていこうではありませんか」と第一声。「大和六策」として、女性職員の幹部登用、美化条例の制定を掲げるほか、「年間を通じて市外から大和へお客さまを呼び込む」とし、イベントを通した地域活性化などに取り組むと強調した。
 橘氏は大和駅前で第一声。民主党の原口一博元総務相や近隣市長らが見守る中、「現状か未来か、の戦い。命がけで大和の未来を切り開いていく」と訴えた。治安対策や子育て・教育支援、経済活性化など計百四十の政策を掲げており、「衆知を集める政治への転換こそ、今大切なこと」と声を張り上げた。
 安藤氏は同市南林間二の自宅前で出陣式。支援者を前に「心や精神がないところには何も芽生えない。今の市政ではどうにもならないと思った」と出馬の動機を説明した。その上で、「今、広域でやっているのは大和斎場、つまり火葬場しかない。もっと(近隣市との)連携が必要だ」と、公約を訴えた。
 大木氏は大和駅前で第一声を上げ、二期八年の実績を強調した上で「大和市を一歩一歩前に進めてきた。逆戻りさせるのか、前に進めていくのか問われているのが、今回の選挙だ」と主張した。引き続き「健康都市」づくりを進めるとし、「主役は候補者でなく、皆さん一人一人」と呼び掛けた。
◆茅ケ崎市長選 3期の実績 2新人挑戦
 茅ケ崎市長選はいずれも無所属で、新人の大学講師桂秀光氏(58)、四選を目指す現職の服部信明氏(53)、新人の会社役員鈴木毅氏(59)が立候補を届け出た。十八日現在の有権者数は十九万五千百三十六人。
 桂氏は同市と藤沢市の境にあたるJR辻堂駅そばで「数十年間、藤沢は発展してきたが、茅ケ崎は全く変わっていない」と第一声。「公立の医科大学を新設して海外留学生を受け入れ、医療を充実させ、国際交流で世界平和にも貢献を」と主張。鉄道の新駅設置や奨学生制度充実を唱えた。
 服部氏は同市新栄町のさがみ農協ビルで出陣式を開いた。「これまでの三期十二年で約束したことの七割から九割は完了、または進行中であり、一定の取り組みはできた」と実績をアピール。地方分権の進展や高齢化社会などに対応するために「市政の継続性が大切」と支援を呼びかけた。
 鈴木氏は、JR茅ケ崎駅前で「服部氏の四選をストップさせる」と第一声。「三期十二年と公約していたのに、あっさりくつがえした。市民にウソをつけないルールが必要だ」と力説した。公共事業の発注監視委員会設置などを提唱し、「茅ケ崎の風を入れ替えるために戦う」と訴えた。
◆南足柄市長選 地域活性化へ現新対決
 南足柄市長選には、ともに無所属で、新人の元南足柄市企画総務部長鎌田雅博氏(63)と、再選を目指す現職加藤修平氏(66)が立候補し、市中心部の駐車場でそれぞれ第一声を放った。十八日現在の有権者数は三万五千九百七十五人。
 鎌田氏は「一年前に比べ、人口が千人、2%も減った。五年たったら四万人を割る危機感を抱いてほしい。人口減対策と商工業の活性化を第一に、若者が子供を増やす南足柄をつくりたい」と訴えた。「学童保育の公費負担率も小中学生の医療費無料化も遅れている」と現市政を批判。箱根町への道路整備については「従来計画の一・五車線でなく、観光バスも通れる二車線が必要」と主張した。
 加藤氏は「財政健全化なくして福祉も教育も成長戦略もない。赤字財政を八年ぶりに黒字にした。全中学校にエアコンを設置でき、凍結されていた都市計画道路の工事再開も決まった」と成果を強調。鎌田氏が「赤字になる」と批判する道の駅については「多くの自治体で地域活性化の基盤になっており、ある意味で公共施設。民間の力を入れ、長期的には投資資金の回収も可能だ」と反論した。

6340チバQ:2015/04/20(月) 19:31:21
◆平塚市長選 現職と新人の争い
 平塚市長選は、無所属新人で元市職員の石黒昭雄氏(65)と、無所属の現職落合克宏氏(57)が立候補を届け出た。十八日現在の有権者数は二十万九千六百二十人。
 石黒氏は、JR平塚駅北口で第一声を上げた。市北部の大神地区を開発する「ツインシティ計画」について「地権者の八〜九割の賛成をもって進めるべきで、現状では凍結したい」と主張。市民目線で無駄遣いのない市政運営や、女性や子ども、高齢者に優しい町づくりを訴えた。
 二期目を目指す落合氏は、四之宮の地方卸売市場で「少子高齢化を迎える中で経済の活性化が必要。そのために若い世代や企業に選ばれる町を目指す」と説明。市長としての四年間の実績を挙げ、「次の四年間も動きを止めることなく、住んでよかったと思われる町づくりを」と述べた。
◇10市議選に319人立候補
 十市で行われる市議選には、定数二五九に計三百十九人が立候補した。平均競争率は一・二三倍(前回二〇一一年は一・二九倍)となった。定数は前回から平塚、三浦市で二減、綾瀬市で一減となっている。
 競争率が最も高かったのは茅ケ崎市(定数二八)で、四十人が出馬し、一・四三倍。次いで横須賀市(同四一)が五十四人が立候補し、一・三二倍となった。一・二倍を超えたのは、ほかに大和市と伊勢原市の一・二九倍、藤沢市の一・二八倍。
 候補者全体の内訳は、現職が百九十五人、元職が十二人、新人百十二人で、女性は計五十五人。党派別では自民三十五人、民主十人、維新六人、公明四十二人、共産二十七人、社民一人、次世代五人、神奈川ネット五人、無所属百八十八人だった。
◇2町長・4町議選 21日、告示
 開成、湯河原町長選と葉山、中井、山北、開成の四町議選が二十一日告示される。投開票は二十六日。
 開成町長選は、いずれも無所属で、再選を目指す現職の府川裕一氏(59)と新人の元会社員山本研一氏(61)が出馬表明しており、一騎打ちの公算が大きい。前回もこの二人で激戦を演じたが、再び激突する見通し。
 府川氏は、全防犯灯のLED化や、県内初の小水力発電設備の開設、中学生への救命基礎講習、胃がんリスク検診導入などの実績を訴え、子育て支援や住環境創出も進めていく。
 民間の感覚が町政にも必要と訴える山本氏は、町議会傍聴と地域回りを続けた。常設型子育て支援センターの開設、待機児童ゼロ、すべての子育て家庭への支援の実現を目指す。
 湯河原町長選は、現職で三選を目指す冨田幸宏氏(57)が出馬表明。ほかに立候補がなければ、一九九九年以来十六年ぶりの無投票となる可能性もある。
 冨田氏は会員制の大規模ホテルの誘致実現や自主防災組織の強化をはじめとする五つの施策を掲げ、人口減少対策や行財政改革にも取り組む。
 町議選は葉山町(定数一四)、山北町(同)、中井町(定数一二)、開成町(同)で行われ、湯河原町では町議補選(被選挙数一)もある。

6341チバQ:2015/04/20(月) 19:32:30
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150420-00000513-kana-l14
平塚、茅ケ崎、大和、南足柄4市長選 現新激突 後半戦告示
カナロコ by 神奈川新聞 4月20日(月)7時3分配信
 第18回統一地方選の後半戦で、任期満了に伴う4市長選と10市議選が19日、告示された。市長選はいずれも現職に新人が挑む構図で、大和は3選を目指す現職のほか3人の国会・地方議員経験者が名乗りを上げた。茅ケ崎は三つどもえの戦い、平塚と南足柄は一騎打ちの争いとなった。人口減対策や地域経済活性化策などを争点に、7日間の舌戦が繰り広げられる。投開票は26日。

【平塚】
 平塚市長選は、いずれも無所属で、新人で元市職員の石黒昭雄氏(65)と再選を目指す現職の落合克宏氏(57)=自民、民主、公明党推薦=の一騎打ちとなった。
 石黒氏は、大神地区などでのツインシティ計画凍結や小児医療費助成の拡充などをアピールしている。
 落合氏は、市南部の工場跡地の再開発計画の進展など実績を強調。経済活性化などを訴えている。

【茅ケ崎】
 茅ケ崎市長選は、新人で大学講師の桂秀光氏(58)、現職の服部信明氏(53)=自民、民主、公明党推薦、新人で会社役員の鈴木毅氏(59)が立候補。いずれも無所属候補による三つどもえの争いとなった。4選を目指す現職に対し新人の2氏は多選批判を展開、争点の一つとなっている。そのほか医療体制や高齢化、子育てなど、それぞれ市の課題への対応施策を訴えている。

【大和】
 大和市長選はいずれも無所属で、元市議の村上寛光氏(68)、元衆院議員の橘秀徳氏(45)、元県議の安藤博夫氏(67)の新人3人と、3選を目指す現職の大木哲氏(66)=届け出順=が立候補した。
 最大の争点は2期8年の現市政の是非。村上氏は「高齢者と子育て世代の支援を拡充する」、安藤氏は「企業、商店街の元気を取り戻す」、橘氏は「市政を正常化し、経済を活性化させる」、大木氏は「健康都市大和をさらに進めていく」などと、それぞれ呼び掛けている。

【南足柄】
 南足柄市長選は、ともに無所属で、新人の元市部長の鎌田雅博氏(63)と再選を目指す自民推薦で現職の加藤修平氏(66)=届け出順=が立候補した。
 鎌田氏は、現市政が進める道の駅整備を「赤字必至」と批判。「2車線道路の整備が先」と訴えた。
 加藤氏は「4年間で財政を健全化した。政策実行には財源だ」と強調。道路や道の駅の整備を公約した。

◆10市議選に319人
 横須賀(定数41)、平塚(同28=前回比2減)、藤沢(同36)、小田原(同28)、茅ケ崎(同28)、三浦(同13=2減)、大和(同28)、伊勢原(同21)、南足柄(同16)、綾瀬(同20=1減)の10市で、前回より22人少ない319人が立候補を届け出た。
 現職195人、元職12人、新人112人。女性は55人が名乗りを上げた。
 自民党は積極擁立を進め、前回比16人増の35人を公認。民主党は9人減の10人、維新の党は6人、公明党は1減の42人、共産党は1減の27人、社民党は2減の1人、次世代の党は5人、神奈川ネットは4減の5人を立てた。

6342チバQ:2015/04/20(月) 19:35:05
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150420ddlk19010267000c.html
’15統一地方選:2市長選が告示 共に現新一騎打ち 26日投開票 /山梨
毎日新聞 2015年04月20日 地方版

 統一地方選第2ラウンドの富士吉田、南アルプスの2市長選と、甲府、富士吉田、都留の3市議選が19日、告示された。2市長選は、いずれも現職と新人による一騎打ちの構図となった。市議選には総定数68に対し、計86人が立候補。21日に告示される南部町長選、町村議選と同じ26日に投開票される。このほか、南アルプス市議補選(改選数2)も19日告示され、改選数と同じ2人が届け出、無投票当選が決まった。【統一地方選取材班】

 ◇南アルプス市
 新人で無所属の金丸一元氏(66)と、現職で無所属、中込博文氏(66)が立候補を届け出た。

 新市庁舎建設計画の賛否や人口減対策などが争点。新庁舎について、金丸氏は財政面から「現庁舎の増改築などで対応できる」とする一方、中込氏は国の合併特例債の発行期限に間に合うよう建設すると主張。激しい舌戦となりそうだ。

 18日現在の選挙人名簿登録者数は5万7858人(男2万8338人、女2万9520人)。

 ■金丸陣営

 午前10時から、南アルプス市桃園の駐車場で出陣式を行った。県議の桜本広樹氏や斎藤公夫氏らが応援のため会場に駆け付け、「中込市政の暴走を止める1週間が来た。まず、元の形に戻さないといけない。庁舎建設よりもやるべきことがいっぱいだ」と訴えた。その後、神社前などで街頭演説し、市内を車で遊説した。

 ■中込陣営

 午前10時から出陣式。県選出の衆院議員や県内首長、半数以上の市議、連合山梨の中沢晴親会長らが出席。中込氏が就任から4年間で財政健全化に尽力してきたなどと紹介され、聴衆から拍手が送られた。登壇した一人は「(新庁舎の)ワンイシュー(一つの争点)選挙は本来行われるべきではない」と、相手陣営をけん制した。

 ◇富士吉田市
 3選を目指す堀内茂氏(66)と元市議の新人、勝俣進氏(59)の無所属2人が届け出た。

 第一声は堀内氏が3期目に向けて「稼げる都市」、産業集積エリアの建設などさらなる進化と市政継続を訴え、勝俣氏は「北麓(ほくろく)新都市構想」と現市政に「レッドカード」「チェンジ」と「地元で生まれ育った市長誕生」と、市政転換を訴えた。

 18日現在の選挙人登録者は4万1328人(男2万120人、女2万1208人)。

 ■堀内陣営

 午前11時、4年前の市長選の当選報告会の場所で出陣式。会場はイメージカラーの黄色があふれ、「継続!笑顔あふれる富士吉田!」や「芽吹き始めたクリーン政治の夢をこれからも継続」などのスローガンが掲げられた。会場に駆けつけた応援弁士は、堀内氏の2期8年の実績をたたえたり、「市政継続」などを訴えたりした。

 ■勝俣陣営

 午前11時から、同市下吉田東3の選挙事務所前で、サッカーの教え子ら支持者を前に出陣式を行った。過去にサッカーチーム監督を務めた経緯を踏まえて、勝俣氏の事務所などには「レッドカード今の市政」などの文字の入った赤いのぼりも。今後、きめ細かい遊説を行いながら、出馬表明時期の遅れを取り戻すという。

6343チバQ:2015/04/20(月) 19:35:57
==============

 ◆南アルプス市

 ◇新庁舎建設争点に 2候補が舌戦
 (届け出順)

 ◇健全財政態勢の構築を 金丸一元(66)無新
 今回の選挙の最大の争点は新庁舎問題。私は最初から、市の財政状況を考えれば、子供たちにツケを回すことになると反対した。地域エゴで庁舎を(現在地の同市小笠原に)残すために戦ってきたわけではない。

 市の今の財政状況は悪くはないが、合併して10年間は国から手厚い財政的な保護があり、潤沢だった。これからはそうではない。50億円の財源がなくなる。私もそうだが、10年後には団塊の世代が後期高齢者になり、社会保障費も増える。財源は減る一方で、インフラ維持費や社会保障費が上がる時に、大きなお金をかけて庁舎を造る余裕はない。持続可能な健全財政態勢を構築して次世代に引き継ぐことが一番重要だ。

 建物を造る、櫛形山にロープウエーをかけるではなく、市民目線で、安心して暮らせる地域にしていくことが大切。みなさんの力を借りて、期待に沿う行政運営をしたい。南アルプスの興廃はこの一戦にあり、との気概でこの1週間を戦う。

 ◇「地方創生」のモデルに 中込博文(66)無現(1)
 新しい街を皆さんと一緒につくっていくための戦い。グローバル化の中、(生物圏保存地域である)ユネスコエコパークに登録されたことを機にアジア諸国から南アルプスを訪れている。将来は中部横断自動車道の整備やリニア中央新幹線開通、東京五輪も開催される。世界や日本から人をお呼びする。日本が求める「地方創生」のモデルになる街へ、改革を進めたい。

 早川・芦安連絡道路が開通すれば、山麓に自然環境を求めて大勢の人が訪れる。自然を子孫に伝える教育の場でもある。櫛形山にロープウエーを作ることで、登山家だけでなく一般の方も頂上に行って、富士山や北岳、間ノ岳を見てほしい。大勢の人に来てもらい、帰りには(地元産の)おいしい農家の果物を買ってくれる。そういう街をつくりたい。

 豊かになれば若者が(地域に)帰ってくる。若者と一緒に福祉、教育、文化の街をつくっていきたい。改革を止めてはならない。1週間、命がけで戦う。

金丸一元 (66) 無新

 [元]市議[歴]靴販売業▽峡西青年会議所理事長▽巨摩高校PTA会長▽立教大

中込博文 (66) 無現(1)

 ケーブルテレビ放送会社社長[歴]陸上自衛隊1佐▽特養ホーム園長▽県議▽防大

6344チバQ:2015/04/20(月) 19:36:17
 ◆富士吉田市

 ◇市政継続か転換か 2候補第一声
 (届け出順)

 ◇「公平・公正」流れ継続を 堀内茂(66)無現(2)
 先週の月曜日に相手候補の名前が出たため尻に火が付いている。2期8年、1期目は「公平、公正な政治」をスローガンとして肝に銘じ、派閥の動きを封じ、財政立て直し、健全化をやってきた。2期目は安心安全、あらゆる災害に対応する施設を造った。インフラ整備など多くの皆さんのご支援を頂き、安全性を守る政策が実行できた。(高速道路の)スマートインターチェンジなど流通・安全の基盤整備もやってきた。市議会も安全を守るために協力を頂き、富士吉田市が一つになった。

 さらに前進が必要だ。多くの観光客を招く。北口本宮冨士浅間神社に門前町をつくる計画を進める。「稼げる都市」にしていかねばならない。自分たちの自治体・市は自分たちで守らねばならない。上吉田に9万坪の産業集積エリアもつくる。

 公平、公正になった流れを止めることはできない。笑顔あふれる富士吉田をつくるため3期目の市長に送り出していただきたい。

 ◇夢ある市政と施策展開 勝俣進(59)無新
 堀内市政は2期8年で何も変わらない。市民が望む市政が全然なされていない。若者は、就職場所がなく他の場所に行ってしまう。市民からは安定した雇用など地域経済活性化を求める声が上がっている。今の市長はレッドカード、退場だ。

 私の掲げる「北麓(ほくろく)新都市構想」では、富士北麓一面1市1町3村が連携した政策を行うことによって、子育てや福祉、雇用問題などの課題に効果的・効率的に取り組むことができる。実行するには、市長がリーダーとして引っ張っていかないといけない。現市長にリーダーの資質はない。

 私は生まれ育ったこのふるさとを愛する気持ちは誰にも負けない。将来、子どもたちが「富士吉田市に住んでみたい」という町づくりを先頭に立ってやりたい。私はスポーツをしていたので、行動力は誰にも負けない。

 将来の富士吉田のために、夢ある市政と施策を展開して、富士山と共に歩む新都市構想の実現に向け、最大限の努力をする。

堀内茂 (66) 無現(2)

 不動産管理会社役員[歴]ホテル会社員▽鉄道会社員▽県議▽県人事委員長▽日大

勝俣進 (59) 無新

 富士吉田サッカー協会長[歴]市職員▽市議▽ヴァンフォーレ甲府監督▽市議長▽法大

6345チバQ:2015/04/20(月) 19:44:10
神奈川
http://www.yomiuri.co.jp/local/kanagawa/news/20150419-OYTNT50262.html?from=ycont_top_txt
4市長選 11人名乗り
2015年04月20日
 統一地方選は19日、平塚、茅ヶ崎、大和、南足柄の4市長選と10市議選が告示され、後半戦が始まった。4市長選には計11人が立候補。平塚と南足柄は現職と新人の一騎打ち、茅ヶ崎は現職と2新人による三つどもえの戦いとなった。大和は現職に3新人が挑む。市議選もすべて選挙戦となった。21日に告示される2町長4町議選、1町議補選とともに、26日に投開票される。


 ◇平塚

 平塚市長選は、新人で元市職員の石黒昭雄候補(65)と、再選を目指す現職の落合克宏候補(57)がともに無所属で立候補した。落合候補は自民、民主、公明の推薦を受ける。

 石黒候補は午後1時からJR平塚駅北口で第一声。市と県などが進める大神地区の再開発「ツインシティ計画」について、情報公開が不十分として「新幹線新駅の設置が決まるまで凍結する」と強調した。市新庁舎1階にトイレがなく、仮設トイレに1200万円を使ったことなどを例に挙げ、現市政は無駄遣いが目立つと批判。中学校の完全給食実施や小児医療費の助成対象拡大などを訴えた。

 落合候補は午前11時から平果地方卸売市場で出陣式。「安心・安全な街づくりのために防災、震災、津波、水害対策に尽力した。産業間連携の推進や高齢者支援、障害者雇用にも取り組み、成果を出している」と1期目の実績を強調した。また、人口減が続く現状を踏まえ、「経済を活性化し、若い世代、企業から選ばれ、住み続けたいと思える街づくりを進める」と、集まった支持者らに力説した。

 ◇茅ヶ崎

 茅ヶ崎市長選には、新人で学術雑誌編集者の桂秀光候補(58)、現職で4選を目指す服部信明候補(53)、新人で会社役員の鈴木毅候補(59)の3人がいずれも無所属で立候補した。新人2人は、現職の多選を批判している。

 桂候補は午前11時過ぎ、藤沢市境のJR辻堂駅西口から選挙戦をスタートさせた。「隣の藤沢市は発展しているのに、茅ヶ崎は以前と変わらない」とし、「公立医科大学をつくり、市の医療を充実させる。医科大を中心に、若者や海外の学生を増やし、世界平和につながるような国際交流を実現したい」と訴えた。同市長選は3度目の挑戦。鉄道駅の増設、学生の奨学金の充実も公約に掲げている。

 服部候補は午後3時から、市中心部のビルで出陣式に臨み、「3期12年で一定の取り組みはできたが、中核市への移行準備や海浜部などの地域資源を生かした街づくりなど、新たな課題が生まれた。スピード感を持って市政を継続するため、4度目の立候補を決意した」と説明。街頭でも、「市長には権限が集中するので、任期は3期まで」とした以前の公約を見直したことに理解を求めた。

 鈴木候補は午前10時、JR茅ヶ崎駅近くのイトーヨーカドー前に立ち、「市長の4選出馬は公約違反。神奈川スタンダードとなっている首長の『3期12年』を実現する」と第一声を上げた。「相手が大政党の連合軍でも怖くない。茅ヶ崎の風を入れ替える」と強調。さらに、公共事業の透明化に向け、「発注監視委員会」を設立する考えを示し、「税金の無駄遣いをなくす」と力を込めた。

6346チバQ:2015/04/20(月) 19:44:24
◇大和

 大和市長選は、現職に政治経験を持つ3人が挑み、激しい選挙戦が予想される。立候補を届け出たのは、いずれも新人で無所属の元市議・村上寛光候補(68)、元衆院議員・橘秀徳候補(45)、元県議・安藤博夫候補(67)の3人と、現職で3選を目指す大木哲候補(66)。

 村上候補の第一声は午前9時半、選挙事務所近くの住宅街で。「相鉄線より南からは10期40年市長が出ていない。そろそろ南部に市長を取り戻しましょう」と呼びかけ、「新しい大和をつくってみせます」と決意表明した。経済活性化策として、「物販部をつくり、市民に利益を還元する」と述べたほか、「イベント観光課」を「イベント観光部」に昇格させ、観光客誘致に力を入れる考えを示した。

 橘候補は午前10時、大和駅東側で出陣式を兼ねて第一声。市内の待機児童数や駅ビルに新しいテナントが入らないことなどを挙げ、「沈んでいく大和の現状をそのままにしておくか、私と一緒に明るい未来をつくっていくかを選択する選挙」と強調した。活気を取り戻すため、結婚式場や大手のホテルを駅の徒歩圏内に誘致するほか、厚木基地の騒音問題についても積極的に取り組むとした。

 安藤候補は午後2時、市内の自宅敷地内で出陣式を行った。「政権も市政も市民生活に負担をかけてばかり」と批判し、「今ある施設や人材を活用することで、コンパクトでも充実した生活環境を整えたい」と訴えた。さらに、近隣自治体と連携し、県道などのインフラ整備や基地問題に取り組んでいく考えを示した。次に小田急線南林間駅前で演説した後、原付きバイクで遊説に出発した。

 大木候補は午後1時、大和駅北口前で第一声を発し、「健康都市」を掲げて取り組んだ2期8年の施策と実績をアピール。市立病院の黒字化などを例に挙げ、「大和は一歩一歩前進している。逆戻りさせるか、前に進めるか決めるのがこの選挙。主役は皆さんだ」と訴えかけた。耳を傾けた支持者らと握手を交わした後、南林間、中央林間両駅前で演説を行い、その後も、選挙カーで市内を回った。

 ◇南足柄

 南足柄市長選は、いずれも無所属で、新人の鎌田雅博候補(63)と再選を目指す現職の加藤修平候補(66)による元市幹部同士の一騎打ちとなった。

 鎌田候補は午前10時半頃、同市狩野の伊豆箱根鉄道大雄山線富士フイルム前駅近くの駐車場で「停滞している市政を動かしていきたい」と第一声を上げた。市の人口の減少傾向が続いていることに危機感を示し、「人口減に歯止めをかけ、子育てのしやすい街づくりを進める」と主張。「箱根の観光客の1割を呼び込むため、幹線道路を整備し、南足柄の観光財産とリンクさせる」と述べた。

 加藤候補は午前10時半から事務所近くで出陣式。「財政の健全化なくして福祉も教育も成長戦略もないという考えで、市の財政を8年ぶりに黒字に転換させた」と1期目に取り組んだ行財政改革の成果を強調した。地域活性化については、「市と箱根町をつなぐ道路が開通する3年後までに道の駅を建設する。国と県の支援が受けられる今がチャンス。地元の産業発展の拠点施設にする」と訴えた。

2015年04月20日 Copyright © The Yomiuri Shimbun

6347チバQ:2015/04/20(月) 21:33:45
http://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=14294567316814
2015年4月20日(月)

日立市長選 4回連続無投票 洗礼受けない新人候補
選挙切望、諦め 交錯
19日告示の日立市長選は、無所属新人で前副市長、小川春樹氏(67)=自民、民主、公明推薦=しか届けがなく、小川氏が無投票で初当選を決めた。同市長選は4回連続の無投票。特に前回と今回は、新人候補が選挙の洗礼を受けずに当選した。人口減少や中心商店街の活性化など課題は少なくないが、15万人を超す有権者は今回も投票機会がなく、諦めの声と選挙戦が必要とする意見が交錯した。

「以前は日立製作所の通勤路として商店街はにぎわっていたが、今はシャッター通り。商店街活性化策や人口減少問題への対応策など、政策論争を聞きたかった」

JR日立駅と国道6号を結ぶ3モール商店街で衣料品店を営む男性は、市長選の争点として商店街活性化が俎上(そじょう)に載ることを望む。

市商工振興課によると、同商店街にはピーク時で約300の商店があったが、現在は約120店まで減少。中心商店街の衰退に歯止めがかからない状況だ。

今回の市長選で、市庁舎建設計画の見直しを求める市民や商工業関係者は政治団体「あたらしい日立市を創る会」を設立。候補者擁立を模索したが、実現できなかった。

現職から「後継指名」を受けた小川氏は、政党をはじめ各種団体や企業から幅広い推薦を受け、盤石の体制を固めた。同会から出馬を促された男性は「勝ち目がない」と判断せざるを得なかった。

同会から支援を受け同市議選に出馬した男性(66)は「長期にわたって市長選がないことで、市政は閉塞(へいそく)状態に陥っている。商店街の人たちは危機感を持っており、まずは市議会から変えていきたい」と表情を引き締める。

市内には日立製作所と関係している中小企業が多く、市人口の約6割を日立製作所と関連企業、下請け・孫請け企業などの従業員と家族で占めるといわれる。

戦後、同市の歴代市長は日立製作所出身者か行政経験者が務めてきた。立候補に当たっては同社にあいさつに行き「お墨付き」を得るのが慣例になっているとされる。

現職の吉成明市長は1月22日の不出馬表明会見で、昨年末と同月14日に日立製作所側に自らの引退と後継者について説明したと明かした。

市民の一人(68)は「企業城下町として発展してきた日立市は特殊な地域で、企業の意向が市政に反映され、市民の声は届きにくい」と口にする。

当選が決まった小川氏は「市と日立製作所は一線を画しているが、市政への協力も必要だ」と話した。

同市弁天町に住む主婦(33)は「4回続けて市長が無投票で決まるのはおかしい。そろそろ若い候補者が出てこないと、日立市は何も変わらないし、変えられない」と注文を付ける。 (小室雅一)

6348チバQ:2015/04/21(火) 19:59:06
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150421ddlk12010090000c.html
’15統一地方選:鋸南町議選・処理場建設で亀裂 汚染土問題巡り攻防 /千葉
毎日新聞 2015年04月21日 地方版

 ◇反対派、圧倒的勝利狙う 理解派、争点回避に懸命
 21日に告示する鋸南町議選(定数12)は、町内の採石業者が計画する汚染土処理場建設の是非を巡る「住民投票」の様相を呈している。4年前の前回選挙は無投票だったが、問題表面化後初の選挙となる今回、反対派は現新10人が出馬を予定。議会内で圧倒的な多数を占めようと主張を強め、少子高齢化への対応など他の問題の議論は深まっていない。一方、建設に一定の理解を示す現元4人の候補予定者は「町の課題は汚染土問題だけではない」と、争点の“ワンイシュー化”を回避しようと必死だ。【中島章隆】

 汚染土問題が表面化したのは2012年2月。地元の鋸南開発(柴田栄樹社長)が所有する採石場で、採掘後にできた穴を活用し、道路工事などから出る土砂を埋め立て処理する「汚染土壌処理施設」に転用したいとして、県知事に事前協議書を申請した。

 これに対し、採石場周辺の農家や下流域の漁業者らは自然環境への悪影響が見逃せないとして猛反発。「鋸南町の環境と子どもを守る会」(金木健治会長)を組織し、町や県に計画を許可しないよう運動を始めた。

 当初の計画では、埋め立てた後も「サッカー場」など町の振興につながる土地活用を行う方針だった。しかし、植林など環境を回復する必要があることから活用策が限られることが判明。さらに、鋸南開発が採石場で規定を超える深掘りをしていたことや、採石組合役員の地元区長(当時)が区民の賛同を得ないまま、県の事業許可を出す判断材料となる「環境保全協定」を事業者側と結ぶ確約書を提出していたことなどが発覚した。

 白石治和町長は当初、「許可権を持つ県の指導の推移を注視したい」と静観の構えだったが、不明朗な点が次々と明らかになったこともあり、反対の立場を明確にした。反対署名が町内世帯数の6割を超えたことも影響したようだ。

 この流れを受け、反対派は勢いを増している。今回の選挙では現職6人に加え、守る会が新人3人を擁立。残る1人の新人も反対を表明している。新人を支援する町環境審議委員の須藤郁夫さんは「今回の選挙は汚染土問題に対する実質的な住民投票。改選前の7対5から最低でも9対3にしたい」と話す。「守る会」の金木会長も「3人の新人に対する町民の反応はいい」と手応えを感じている。

 これに対し、2年前の議会で建設に対し「町の発展につながると考えた」などとして賛成票を投じた現職5人のうち2人が勇退。建設に理解を示す元職1人を加えても立候補数は4人にとどまる見込みだ。

 採石場では既に大きな穴があり危険性が指摘されている。このため「処理場を受け入れれば、穴も埋まり土地活用の道も開けて一石二鳥」との主張もあるという。ただ、4人のうちの1人は「時間をかけて説明すれば理解してもらえる人もいるが、“賛成派”ということで大半は話すら聞いてくれない」と苦しい胸の内を話す。

 同町は、14年4月1日現在の高齢化率(総人口に対する65歳以上の割合)が41%と県内で2番目に高い半面、13年度の出生数がわずか28人にとどまるなど少子高齢化への対応が待ったなしの課題だ。人口減、税収減にもつながる。地域防災計画の策定も進めなければならない。

 「賛成したのは過去の話。今回は防災対策など町の課題を訴える」と強調するなど4人は汚染土問題以外のテーマ設定に懸命だが、今回、出馬を取りやめる松岡直行町議は「町の課題はたくさんあるのに今回の選挙は汚染土問題一色。商売に悪影響が出るので、今回は出ないことにした」と打ち明けた。

    ◇  ◇

 21日には同町長選も告示される。6選を目指す白石治和氏(68)=無所属=以外に出馬の動きはなく、無投票当選の公算が大きい。

6349チバQ:2015/04/21(火) 20:47:25
http://www.yomiuri.co.jp/local/yamanashi/news/20150420-OYTNT50108.html
県議会 会派の枠組み変わらず
2015年04月21日
 県議選で当選した新議員による新しい県議会(定数38)の会派届け出が21日に締め切られるのを前に、各会派の構成がほぼ固まった。枠組みは改選前から大幅には変わらない見通しだが、新人を中心に流動的な動きも出ている。30日の任期スタートを前に、議長ポストなどを巡る動きが活発化しそうだ。


 自民党所属議員や、同党を除名・離党した議員を含む会派「自民党・県民クラブ」は、改選前から引き続き、最大会派となる見込みだ。改選前の14人から1人が市長選出馬に向け引退したが、県議選に出馬した現職13人は全員当選。16日に開いた議員総会では新たに現職と新人の計2人が会派入りを希望していることが明らかにされ、計15人で最大勢力を維持することが確実な見通しだ。同日の議員総会では「去る者は追わず、来る者は拒まず」と余裕の発言も出た。

 これに対し、党県連執行部を輩出してきた会派「自由民主党・創明会」は、改選前の11人から2人が引退し、会派代表など2人が落選したほか、1人が別の会派へ移る意向。だが、関係者によると、複数の新人から会派入りの意向が示されており、第2会派としての勢力が維持できそうな見通しになっている。会派の名称は変更することも検討されている。

 保守系県議は主に、「県民クラブ」と「創明会」に分かれて対立しており、自民党県連の弱体化につながったと指摘されていた。県連では、過去に除名した臼井成夫県議(70)の復党を認めることで県議団の一本化を目指している。県議会においても、臼井氏が所属する「県民クラブ」と県連執行部系の「創明会」との統一会派結成を望む声が出ていたが、当面は分裂状態が続くことになった。ある県議は「できるだけ会派を統一したかったが、厳しい」と語った。

 また、県議選で躍進した民主・連合山梨の公認・推薦を受けた当選者のうち、民主系会派「フォーラム未来」は改選前の4人から1人が引退する一方、新人3人が会派入りの見込みで、当面は計6人で活動することになりそうだ。

 超党派の会派「チームやまなし」は、改選前の4人から1人が引退し、現職3人は当選した。山梨県議会では本会議での代表質問権などを有する「交渉会派」は議員数4人以上とされており、新たに現職1人が会派入りする見通しで、改選前と同じ4人を確保し、何とか交渉会派にとどまることができそうだ。

 このほか、公明党と共産党は、現職1人がそれぞれ当選し、そのまま1人会派として活動を続ける見込み。新人の中には当面、無所属で活動する意向を示している人も複数いる。

2015年04月21日 Copyright © The Yomiuri Shimbun

6350チバQ:2015/04/21(火) 23:50:46
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150422k0000m010115000c.html
統一地方選:告示後2時間の説得 群馬県川場村突然の選挙
毎日新聞 2015年04月21日 22時26分(最終更新 04月21日 23時11分)

立候補届け出をする川場村議選の関係者たち。朝の時点で定数を下回る9陣営しかいなかった=群馬県川場村役場で2015年4月21日午前8時半、角田直哉撮影
立候補届け出をする川場村議選の関係者たち。朝の時点で定数を下回る9陣営しかいなかった=群馬県川場村役場で2015年4月21日午前8時半、角田直哉撮影
拡大写真
 第18回統一地方選後半戦は21日、122町村長選と373町村議選が告示された。町村長選には199人が立候補。このうち、11回連続で無投票になった北海道初山別村など、53人が無投票当選を決めた。町村議選では改選議席数4269議席に対して4832人が立候補し、930人が無投票当選した。

          ◇

 当初は立候補予定数が議員定数に届かず、再選挙も懸念されていた村が予想もしない展開で選挙戦に入った。

 人口約3400人の群馬県川場村。定数10に対し、3月23日にあった議員選の事前説明会に出たのはわずかに7陣営だった。

 「政策論議どころではない。何のための選挙なのか」。自身も立候補した現職は疲れ切った表情で言う。同僚議員らと総出で、知り合いに出馬を働きかけた。「議会を活気づけようとそれぞれで若手に声をかけたが、断られた」。定数を満たす候補の顔ぶれが固まったのは、告示前日の4月20日だった。

 村長選でも、引退する現職の後継、外山京太郎氏(51)以外に動きはなく、新人での無投票当選が確実視されていた。これにより、無投票だった県議選と合わせて「トリプル無投票」となり、村民は一度も投票できないまま統一地方選を終える見通しだった。

 21日午後1時半すぎ、役場に突然2人の男性が現れた。2人は、村議選に出る42歳の男性新人候補の代理人を名乗り、村選管のゆるんだ空気が一変した。職員らは慌ただしく手続きに追われた。

 飛び込みで立候補した男性は村の若手のリーダー的存在で、この日午前9時から、村長選に立った外山氏の出陣式で司会を務めた。その式後、仲間たちに囲まれた。「村の将来のために頼む」。予想もしない約2時間の説得で、急きょ出馬を決めた。取材に「議会に新風を吹き込みたい」と語った。

 村は地域おこしの成功例として注目されてきた。米をブランド化し、農産物を直売する村内の道の駅に年間100万人超が訪れる。一方、議員報酬は県内最低の月額12万円あまり。現職の一人は「議員でなくても村おこしはできる」と自嘲気味に言う。審判を経ず町長に決まった外山氏は「私を後継にした現村長を含め、先人の実績が評価され、争う点がない」と語り、無投票を意に介さない。

 だが、村内の農業の男性(78)は「選挙で選ばれ、自覚と責任感を持つ人に働いてほしい。有権者にも選ぶ責任がある」と話す。かろうじて投票機会が守られたことにほっとした様子だ。議員のなり手を探し回った現職らも選挙を歓迎する。

 川場村から約80キロの同県上野村でも候補が足りず、告示2週間前の今月9日、駆け込みで定数を10から8に削減した。告示で9人が立候補して選挙戦になったが、10のままなら候補数が定数を下回る「欠員無投票」になるところだった。「村民の審判がないと活力は生まれない。選挙になってよかった」。午前8時半に届け出を済ませた現職候補は、ほっとした様子であいさつ回りに出発した。【角田直哉、和田浩幸】

6351チバQ:2015/04/22(水) 19:39:22
首都圏だけ抜粋
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150422ddq041010013000c.html
自治はどこへ:2015年統一選 ああ無投票、無投票… 定数削減しても欠員
毎日新聞 2015年04月22日 中部朝刊

 ◇一転、まさかの選挙戦 群馬・川場村議選
 当初は立候補予定数が議員定数に届かず、再選挙も懸念されていた村が予想もしない展開で選挙戦に入った。

 人口約3400人の群馬県川場村。定数10に対し、3月23日にあった議員選の事前説明会に出たのはわずかに7陣営だった。

 「政策論議どころではない。何のための選挙なのか」。自身も立候補した現職は疲れ切った表情で言う。同僚議員らと総出で、知り合いに出馬を働きかけた。「議会を活気づけようとそれぞれで若手に声をかけたが、断られた」。定数を満たす候補の顔ぶれが固まったのは、告示前日の4月20日だった。

 村長選でも、引退する現職の後継、外山京太郎氏(51)以外に動きはなく、新人での無投票当選が確実視されていた。これにより、無投票だった県議選と合わせて「トリプル無投票」となり、村民は一度も投票できないまま統一地方選を終える見通しだった。

 21日午後1時半すぎ、役場に突然2人の男性が現れた。2人は、村議選に出る42歳の男性新人候補の代理人を名乗り、職員は慌ただしく手続きに追われた。飛び込みで立候補した男性は村の若手のリーダー的存在で、この日午前9時から、村長選に立った外山氏の出陣式で司会を務めた。その式後、仲間たちに囲まれた。「村の将来のために頼む」。予想もしない約2時間の説得で、急きょ出馬を決めた。取材に「議会に新風を吹き込みたい」と語った。

 村は地域おこしの成功例として注目されてきた。米をブランド化し、農産物を直売する村内の道の駅には年間100万人超が訪れる。一方、議員報酬は県内最低の月額12万円あまり。現職の一人は「議員でなくても村おこしはできる」と自嘲気味に言う。審判を経ず村長に決まった外山氏は「私を後継にした現村長を含め、先人の実績が評価され、争う点がない」と語り、無投票を意に介さない。

 だが、村内の農業の男性(78)は「選挙で選ばれ、自覚と責任感を持つ人に働いてほしい。有権者にも選ぶ責任がある」と話す。かろうじて投票機会が守られたことにほっとした様子だ。議員のなり手を探し回った現職らも選挙を歓迎する。

 川場村から約80キロの同県上野村でも候補が足りず、告示2週間前の今月9日、駆け込みで定数を10から8に削減した。告示で9人が立候補して選挙戦になったが、10のままなら候補数が定数を下回る「欠員無投票」になるところだった。「村民の審判がないと活力は生まれない。選挙になってよかった」。午前8時半に届け出を済ませた現職候補は、ほっとした様子であいさつ回りに出発した。【角田直哉、和田浩幸】

6352チバQ:2015/04/22(水) 19:42:53
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150422ddm041010123000c.html
自治はどこへ:2015年統一選 県議選、村長選は無投票 42歳告示日に決意 群馬・川場村
毎日新聞 2015年04月22日 東京朝刊

立候補届け出をする川場村議選の関係者たち。この時点で定数を下回る9陣営しかいなかった=群馬県川場村役場で21日午前8時半、角田直哉撮影
立候補届け出をする川場村議選の関係者たち。この時点で定数を下回る9陣営しかいなかった=群馬県川場村役場で21日午前8時半、角田直哉撮影
拡大写真
 人口減や高齢化に直面する全国の町村で、首長選と議員選がスタートした。自治の担い手が不足し、民主主義の根幹が「無投票」に侵食されつつある。地方自治はどこへ向かっているのか。どこへ向かうべきなのか。選挙告示日の動きを各地で追った。

 ◇村議らギリギリまで若手説得
 当初は立候補予定数が議員定数に届かず、再選挙も懸念されていた村が予想もしない展開で選挙戦に入った。

 人口約3400人の群馬県川場村。定数10に対し、3月23日にあった議員選の事前説明会に出たのはわずかに7陣営だった。

 「政策論議どころではない。何のための選挙なのか」。自身も立候補した現職は疲れ切った表情で言う。同僚議員らと総出で、知り合いに出馬を働きかけた。「議会を活気づけようとそれぞれで若手に声をかけたが、断られた」。定数を満たす候補の顔ぶれが固まったのは、告示前日の4月20日だった。

 村長選でも、引退する現職の後継、外山京太郎氏(51)以外に動きはなく、新人での無投票当選が確実視されていた。これにより、無投票だった県議選と合わせて「トリプル無投票」となり、村民は一度も投票できないまま統一地方選を終える見通しだった。

 21日午後1時半すぎ、役場に突然2人の男性が現れた。2人は、村議選に出る42歳の男性新人候補の代理人を名乗り、村選管のゆるんだ空気が一変した。職員らは慌ただしく手続きに追われた。

 飛び込みで立候補した男性は村の若手のリーダー的存在で、この日午前9時から、村長選に立った外山氏の出陣式で司会を務めた。その式後、仲間たちに囲まれた。「村の将来のために頼む」。予想もしない約2時間の説得で、急きょ出馬を決めた。取材に「議会に新風を吹き込みたい」と語った。

 村は地域おこしの成功例として注目されてきた。米をブランド化し、農産物を直売する村内の道の駅に年間100万人超が訪れる。一方、議員報酬は県内最低の月額12万円あまり。現職の一人は「議員でなくても村おこしはできる」と自嘲気味に言う。審判を経ず村長に決まった外山氏は「私を後継にした現村長を含め、先人の実績が評価され、争う点がない」と語り、無投票を意に介さない。

 だが、村内の農業の男性(78)は「選挙で選ばれ、自覚と責任感を持つ人に働いてほしい。有権者にも選ぶ責任がある」と話す。かろうじて投票機会が守られたことにほっとした様子だ。議員のなり手を探し回った現職らも選挙を歓迎する。

 川場村から約80キロの同県上野村でも候補が足りず、告示2週間前の今月9日、駆け込みで定数を10から8に削減した。告示で9人が立候補して選挙戦になったが、10のままなら候補数が定数を下回る「欠員無投票」になるところだった。「村民の審判がないと活力は生まれない。選挙になってよかった」。午前8時半に届け出を済ませた現職候補は、ほっとした様子であいさつ回りに出発した。【角田直哉、和田浩幸】

6353チバQ:2015/04/22(水) 19:44:38
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chihosen15/tko/CK2015042102000275.html
町村長選告示 檜原村、12年ぶり 大島町、災害後初

2015年4月21日


 「豊かな自然を次世代に残したい」。統一地方選で東京都では、島嶼(とうしょ)部以外で唯一の村、檜原(ひのはら)村で村長選と村議選が告示された。鉄道も国道もない村の人口減少対策が争点となる。一方、伊豆大島(大島町)では2013年の土石流災害で多数の死者・行方不明者を出した災害後初めての町長選と町議選が告示された。26日の投開票に向け、大都会東京で「過疎」と「復興」が問われる選挙が展開される。 (届け出順)
写真
◆檜原村 過疎、歯止めを
 檜原村長選は過去二回、現職以外に立候補がなく無投票だったが、今回は現新二氏が立候補し、十二年ぶりの選挙になった。
 午前九時までに四選を目指す現職の坂本義次(よしじ)さん(70)と、野党として村議を四期務めた新人の丸山美子(よしこ)さん(65)が立候補を届け出た。
 「安心、安全でゆったりと生活できる村を目指し、村政にまい進する」。山に雲がかかる中、村役場前の選挙事務所で出陣式を行った坂本さんは実績を強調。
 丸山さんは自宅のある地域の旧小学校前で第一声を発し「今までの流れを変え、一人一人の声を聞く住民主役の村政にしよう」と訴えた。
 檜原村は面積の93%が山林で、主な産業は林業と、豊かな自然を生かした観光だ。今年一月一日の人口は二千四百人を割り込み、有識者らでつくる日本創成会議は「消滅可能性都市」の一つに挙げている。
 坂本さんは今回の選挙で、人里(へんぼり)地域の空き家を村が取得し、職人や芸術家に無料で貸し、月十万〜十五万円の生活補助もする「匠(たくみ)の集落」構想などを掲げる。
 足立区出身の丸山さんは二十三歳の時、教師だった夫が配属された村に住み始めた。定住促進への古民家活用と、村民の意識を施策に反映させる地域の組織づくり、子育て支援強化などを打ち出している。
 村で子育てをしている男性は「村に呼び込もうとする若い世代の意見や、アイデアを構想段階から反映させ、参加したくなる仕組みをつくってほしい」と話す。 (村松権主麿、林朋実)
写真
◆大島町 復興、加速を
 大島町長選は午前十一時までに、いずれも無所属で、新人の元町地域整備課長、三辻(みつじ)利弘さん(59)=自民、公明推薦=と、再選を目指す現職の川島理史(まさふみ)さん(62)=共産支持=が立候補を届け出た。
 現職に、三月まで町幹部だった新人が挑む構図となった。三辻さんの立候補は同級生らが働き掛け、地元選出の自民都議らが応援。川島さんは、災害で幅広い支援を受けたとして、共産党を離党して選挙戦に臨んだ。
 三辻さんは午前九時すぎから、元町地区の町役場近くにある事務所で出陣式。自民党都連会長の石原伸晃衆院議員や藤井一(はじめ)都議会副議長らが応援に駆けつけた。三辻さんは「住民の命と暮らしを守る。あの災害から復興して安全な暮らしをつくり、復興のスピードアップを図る」と訴えた。
 川島さんは午前十時から、元町地区の町役場前に構えた事務所で第一声。支持者らを前に「一期四年の経験を土台に二期目だからできることがある」と強調。「この一年半取り組んできた防災対策の見直しや復興、町民のための新たなまちづくりを始めていきたい」と支持を求めた。
 演説を聞いた会社員近藤正行さん(71)は「観光客に来てもらうには安全が第一。国や都の援助を受け、砂防ダム建設など災害復興を進めてほしい」。無職の女性(87)は「災害で家を失い、仮設住宅で暮らしている人に住宅対策を急いでほしい。バスの本数も増やして」と話した。 (北爪三記、土門哲雄)

6354チバQ:2015/04/22(水) 19:56:26
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/top/news/20150422/1936537
「町内での生活実態ない」と指摘受けた町議が辞職 那珂川

4月22日 朝刊


 「町内での生活実態がない」などと指摘を受けていた那珂川町の阿部健町議が、議員辞職願を大金市美同町議長に提出、受理されたことが21日までに分かった。理由は「一身上の都合」としている。同町議数(定数15)は14人となった。阿部氏については、同町議会内に設置された資格審査特別委員会(石田彬良委員長)で事実関係の確認が進められ、近く報告書がまとまる予定だった。

 阿部氏は2013年10月、町議に立候補するため宇都宮市から同町内に転入。14年4月の町議選で初当選した。しかし同年12月定例議会で、水道・電気料の利用状況などから「生活の中心が町にあったとは考えられず被選挙権があるとは言い難い」との動議が出され可決、特別委員会が設置された。

6355チバQ:2015/04/22(水) 19:58:57
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20150422ddlk19010056000c.html
<県議会>会派届け出 自民・県民ク1人増15人 /山梨
毎日新聞2015年4月22日(水)11:20
 県議会(定数38)の会派届け出が21日で締め切られ、新たな議会勢力図の大枠が固まった。最大会派は、15人が所属する保守系会派「自民党・県民クラブ」(高野剛代表)で、改選前より1人増やした。各会派の届け出は、同日までだが、月末までは議員が所属会派を移ることができるため、流動的な要素も残している。

 県議会事務局によると、県民クラブは新人2人が参加し、15人に。保守系会派「自由民主党・創明会」は「自由民主党山親会」(鈴木幹夫代表)と会派名を変更。新人3人が参加し、所属は9人となる。改選前の創明会は11人だった。

 「フォーラム未来・無所属クラブ」(飯島修代表)は新人4人が加わり7人に。改選前は4人で、民主党色も強かったが、会派名に新たに「無所属クラブ」を加え、同党の推薦を得ていない無所属議員も取り込んだ。

 超党派会派「チームやまなし」は、創明会所属だった久保田松幸氏を代表として迎えて4人となり、本会議での代表質問や議会運営委員会の委員を割り当てられる「交渉会派」を維持した。

 1人会派は公明党と日本共産党、無所属は1人となった。【片平知宏】

6356チバQ:2015/04/22(水) 20:00:02
http://www.yomiuri.co.jp/local/yamanashi/news/20150421-OYTNT50153.html
県会 民主系会派7人に
2015年04月22日
 ◆自民系創明会「山親会」と改称


 県議選を受け、新しい県議会(定数38)の会派届け出が21日、締め切られ、各会派の構成が決まった。会派の枠組みや勢力は改選前とほぼ変わらないが、自民系の第2会派の名称が「自由民主党山親さんしん会」と変更。民主系会派は改選前から3人増の7人となった。

 最大会派は改選前と同じく、自民党議員や、同党を除名されたり離党したりした議員を含む「自民党・県民クラブ」。新人1人が加わり、改選前から1人増えて15人となった。

 第2会派は自民党議員や保守系無所属の議員でつくる会派で、改選前の「自由民主党・創明会」の名称から、「自由民主党山親会」と改称した。新人は3人加わったが、改選前から2人減って9人。

 次いで、民主系の「フォーラム未来・無所属クラブ」。「フォーラム未来」から改称し、新人4人が参加、改選前から3人増えて7人となった。超党派の「チームやまなし」は、議員の入れ替えはあったものの改選前と同じ4人を維持した。

 公明党と共産党は改選前と同じく1人会派で届け出たほか、無所属新人1人が「無所属」として県議会事務局へ届け出た。

6357チバQ:2015/04/22(水) 20:02:32
http://www.sankei.com/region/news/150422/rgn1504220004-n1.html
2015.4.22 07:04

東京・神津島村議選、定数割れ 欠員1、ゼロ票議員に「疑問」も




 21日告示の神津島村議選(定数8)は立候補者が現職の7人にとどまり、欠員1のまま、全員が無投票当選した。同村は昨年8、9月と2度の補欠選挙を行ったものの定数を満たすことができず、平成25年末から1年4カ月も定数割れの“異常事態”が続いている。

 最高齢当選の松江孝雄氏(72)は「年も年だし、出馬するかどうか迷ったが、この島をなんとかしたいと考える新人が出てこない」と寂しそうに話す。

 新人が出てこないのは、財政難で十分な予算がないため、村議になっても政策決定の意欲が湧きにくい上に、一般議員の場合で、年間260万円弱という報酬の少なさもあって、政治に関心を持つ若者が少ないからとみられている。

 このため、7回目の当選となった清水勝彦氏(65)は「今後4年間で若い人の問題意識を高め、島づくりを大いに盛り上げたい」と決意を語った。

 定数割れのままでも、議会運営や村政上の問題はないが、国の地方制度調査会委員を務める中央大学の佐々木信夫教授は「選挙なしの『ゼロ票議員・ゼロ票議会』に、公共の意思決定を担う政治的正当性があるのか、疑問だ。地方自治法が定める議会制度を、全ての自治体に一律に当てはめる現行制度には、無理があるのではないか」と指摘している。

6358チバQ:2015/04/23(木) 21:16:45
>>6232>>6355-6356
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150423ddlk19010002000c.html
’15統一地方選:自民分裂、傷深く 臼井県議復党で融和図る 県連、会長人事巡り早くも暗雲 /山梨
毎日新聞 2015年04月23日 地方版

 県議選を終えた山梨県議会(定数38)は21日に会派届け出を締め切った。最大会派は15人が所属する「自民党・県民クラブ」(高野剛代表)が維持する一方、もう一つの自民系会派で県民クラブとは対立関係にある会派は名称を「自由民主党山親会」(鈴木幹夫代表、9人)に変更して再起を図るなど勢力図に大きな変化はなかった。自民党は、この2会派の対立が尾を引き、最近の国政選挙などで連敗。県連執行部は組織を立て直そうと、党を除名された県民クラブの県議を復党させる手続きに入った。しかし、2会派は県連役員人事などを巡って水面下での主導権争いが続く。来年の参院選に向けた体制固めは見通せないままだ。

 ◆対立続く2会派

 自民党は昨年12月の総選挙で小選挙区の議席を全て失ったほか、今年1月の県知事選では独自候補擁立を見送った。全国的には自民党の「一強多弱」だが、県内では党勢をそぐ状況が続く。自民の内部分裂が、選挙戦に影を落とす構図だ。

 県連は、2012年衆院選で党公認ではない候補の支援を理由に除名されていた臼井成夫県議を復党させる手続きに入った。臼井氏は県民クラブに所属し、2会派を融和させる呼び水にする思惑とみられる。しかし、県民クラブ所属の県議は県連をけん制するかのように18日に予定していた県連会議にそろって欠席する意向を示し、結局会議は中止に追い込まれ、臼井氏の復党を認める国会議員による最高委員会議だけが開かれた。ある県民クラブ県議は「国会議員があれだけ応援して韮崎、大月などで負けた反省がない中で参加できない」と県議選の結果について執行部の責任を問う構えだ。

 ◆選出方法不透明

 5月31日に開かれる県連大会も火種になりそうだ。衆院選敗北に伴い清水武則前会長ら旧執行部が引責辞任し、空席となっていた会長を選ぶ段取りだが、選出方法を巡って早くも亀裂が生じている。

 森屋宏会長代理は「これまでの経緯があり、公平な党員による公選制が私の試案」と語り、党員全員による投票を示唆。しかし、県議会の最大会派である県民クラブ側からは「県議による投票が当然。比例復活した人や参院議員では務まらない。中央政界とパイプがある臼井氏が妥当ではないか」とけん制。県議なら数の上で県民クラブ側が優位で、執行部が譲るかは不透明だ。森屋氏は今後、3期以上の県議9人と国会議員で、会長選挙の手法を協議するという。

 さらに話を複雑にしているのが、臼井氏以外に除名・離党となった重鎮たちの処遇だ。県民クラブ代表の高野氏や中村正則氏については、「(復党に向けて)地元支部の了承が必要で、難しい」(森屋会長代理)として、現時点ではまったく見通しが立たない。

 ◆国政選挙にらみ

 来年の参院選では民主の輿石東参院議員の去就が注目されており、自民党県連は新たな議席を得る好機ととらえる。しかし、知事選と同様、全県選挙では自民系の2会派が一致して推せる候補でないと当選の見込みは薄いとみる関係者も多い。県民クラブの中には、次期参院選の候補者に高野氏の名前を挙げる県議もおり、今後の復党問題と絡んで焦点の一つとなりそうだ。

 一方、次期衆院選で自民は、「コスタリカ」方式によって1区と比例代表の候補者が入れ替わる。しかし、党の選挙対策要綱では比例上位での優遇は「原則2回」とされ、次々回以降は優遇が得られるかは不透明だ。

 比例優遇がなくなれば、「衆院議員から参院議員へのくら替えの動きもあり得る」(ベテラン議員)とみる関係者もいる。県選出の国会議員ポストが先細る中、衆参両選挙をにらんだ県議会の自民系2会派の動きも複雑さを増しそうだ。【片平知宏、山縣章子】

6359チバQ:2015/04/23(木) 21:17:20
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150423ddlk12010064000c.html
’15統一地方選:人口減、財政難…苦境続く銚子市 目立つ「痛み伴う訴え」 /千葉
毎日新聞 2015年04月23日 地方版

 ◇議員報酬カット、定数削減 候補者、「身を切る」公約も
 全国一の魚の水揚げを誇る銚子漁港があり、有数の観光地でもある銚子市。昭和初期に県内2番目に市制が敷かれた港町だが、人口減少や財政難にあえいでいる。有権者の厳しい視線の下、19日に告示された市議選はこれまでにないほど、「財政健全化」や「議会費の見直し」といった「痛みを伴う訴え」が聞かれる。【武田良敬】

 JR銚子駅にほど近い商店街の店主は嘆息した。「活気も、観光客も震災前に戻らない。(国は)地方創生って言うけど、大丈夫なのか」。市議選への期待は−−? 「とにかく(景気が)上向くよう働いてもらわなきゃ。税金で給料もらってるんだから」。辛口の言葉に市民の危機意識がにじむ。

 同市議選の定数は19。4年前の前回より2削減され、現職14人、新人7人の21人による少数激戦に。ベテラン議員ら7人が引退する一方、30〜40代が5人おり、全候補の平均は58・4歳。改選前の市議21人の平均63・6歳に比べると、若くなっている。

 また、選挙戦の様子は、東日本大震災直後で自粛ムードだった前回から一転、候補者らが赤や緑のジャンパー姿で街頭に立ち、選挙カーが必死に名前を連呼している。

 選挙公報で各候補の公約を見ると、「働く場所を確保し人口減少を食い止めます」「無駄を削り、地場産業の活性化を」「暮らしを守り抜く」など、市の苦境を感じさせるスローガンが印象的だ。

 複数の統計から見ると、市勢は縮小の一途。人口は今月1日現在、6万6413人。1963年の9万5001人をピークに下落が続いている。昨年1年間の減少数1226人は、実数・増減率とも県内37市でワーストワン。

 内訳では、少子化による自然減が5割強、残り4割強を占める社会減で、茨城県神栖市や旭市など隣接自治体への転出が目立つ。

 市幹部は言う。「川向こう(茨城県)は街が新しく、地価が安い。工場地帯を抱えて財政も豊かだから、医療費や学校給食費などの面で子育て世帯にとって暮らしやすいのか。銚子のブランドだけでは勝てないが、対策にも財源が足りない……」

 税収減で行政サービスが低下し、また人が減る悪循環。銚子市の一般会計の規模は約240億円。貯金にあたる財政調整基金は底をつき、13年度は事業仕分けによる経費削減などで乗り切り、14年度は水道会計から6億円を借り入れるという「裏技」で、収支の“赤字”を回避する綱渡りが続く。

 そうした中、選挙の論点の一つに挙がっているのが、市立病院のあり方だ。08年に事実上経営破綻し、当時の市長のリコールにまで発展した。10年に再開したものの、毎年5億円以上の赤字補填(ほてん)が続き、市財政を圧迫している。前回市議選の選挙公報では「二次救急への拡充」といった訴えが多かったのに対し、今回は「最低限必要な機能」、「他病院との連携」とスリム化を呼びかけるものが目立っている。

 議員自身の「身を切る」ことを約した文言も少なくない。「議員定数を15人に」「議員報酬は30%カット」と具体的な数値も目に入る。ある候補者は「支持者は『年600万円(の報酬)はもらい過ぎ』と厳しい」と漏らす。

 別の現職候補は市勢の回復について「特効薬はない」と言い、こう続けた。「市議は地域の代表として、財政だけでなく、暮らしを良くしたり、市民の力や知恵を引き出すのも役割。(厳しい現状は)地道に打開するしかない」

6360チバQ:2015/04/23(木) 21:19:26
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150423ddlk10010186000c.html
’15統一地方選:桐生市の課題 人口減対策、待ったなし みどり市と合併、3候補とも主張 違い見えにくく /群馬
毎日新聞 2015年04月23日 地方版

 桐生市長選は26日の投票日に向け、現職と2新人が三つどもえの激戦を繰り広げている。3候補とも「みどり市との合併実現」を公約に掲げるが、有権者は急激に進む人口減少に対する具体的な処方箋を求めている。市が抱える課題を探った。【井田洋行】

 「もう時間がない。早く人を取り戻す具体策を考えないと」。シャッターを下ろしたままの空き店舗が目立つ中心市街地で、地元商店街の茂木理亨理事長(49)は焦りを隠せない様子で話す。市によると、中心商店街の総店舗数は7年前の388軒から27軒減少し、空き店舗も58軒から78軒に増えた。3年ごとに改定される基準宅地の評価額が今年度、前回より24・1%下落した。県内35市町村で最大の落ち込みぶりだ。県市町村課は「中心部でシャッター街が増加したことが影響した」と分析する。

 市は人口動態の特徴を「自然減と社会減が継続的に同時進行していること」と説明する。毎年の出生数が死亡数より1000人少なく、転入者は転出者より500人少ない。減少幅は県内最大で、減少率でも県内12市ワースト。1975年に15万人近かった人口は、40年後の今、12万人を切っている。日本創成会議の推計では、2040年には8万人を割り込む見通しだ。

 市は昨年、市内で住宅を取得しようとする人に対し、最大200万円を補助する制度を始めた。より地価が安いみどり市への転出が増えているとして、歯止めをかけるのが狙いだという。

 05年に「平成の大合併」で市域が現在の形になったのは、みどり市側との間に超えられない壁があったからだ。今回の市長選では触れられていない桐生競艇問題だ。主催していた桐生市が03年度に撤退し、みどり市側が引き継いだ。桐生競艇の存廃を巡る桐生市と笠懸町(現みどり市)との対立が、市町村の足並みの乱れを招いたのだった。

 07年の市長選も、みどり市との合併の是非が最大の争点だった。合併推進を掲げた亀山豊文氏が「既に石原条みどり市長と話し合いを始めている」と訴えて初当選した。両市長は昨年5月、任意の合併協議会設置で合意したが、みどり市側に反対論が根強く、協議会は見送られた。今年に入って「新市建設研究会」が発足し、「行政サービスの水準」「地域の抱える課題」「地域のあり方」などについて話し合いを始めている。

 今回は新人の大沢幸一氏と相沢崇文氏を加えた3人全員が「3年以内の合併」を主張する。有権者からは「違いが見えにくい」という声が出ている。

 約10年前に市街地の店舗を閉め、食品関係の小売業から業者相手の卸売りに転換した70代男性が言う。「お客さんが来るのを待っていても、そもそも人通りがないのだから、ただ店番している時間が無駄になるだけだった。みどり市と合併すれば昔の繁栄ぶりが取り戻せるかのような話をされると、実態が分かっていない人ばかりだと思えてしまう」

 商店街の茂木理事長は「当面は空き店舗の改修費用助成や、創業に関心ある人の懇親スペース利用に期待したい」と話す。

 1300年前から「織物の都」として栄えた桐生は今、市民が即効性のある人口減少対策を待ち望む都市になっている。

6361チバQ:2015/04/23(木) 21:47:55
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tochigi/20150423/CK2015042302000193.html
<統一地方選>LRT対応 分かれる候補者 宇都宮市議選 街づくりと巨費のはざまで 

2015年4月23日


写真
 統一地方選の後半戦では、ともに次世代型路面電車(LRT)の計画ルート上にある宇都宮市で市議選、芳賀町で町長選と町議選が行われており、舌戦に注目が集まっている。有権者にとっては候補者の考えを直接聞ける貴重な機会だが、きっちり持論を展開する人もいれば、積極的には触れない人も。巨費を投じる事業だけに、賛否それぞれの声が聞かれ、選挙戦での取り上げ方も分かれる。(後藤慎一)
 四十五議席をめぐって現職、元職、新人の計五十七人が争う宇都宮市議選。市が強い意欲を見せるLRT事業は昨年夏以降、事業費が当初より大幅に増額される見込みが明らかになり、その在り方があらためて焦点になった。
 「公共投資は、利益そのものを重要視する事業ではない。生活が成り立ち、経済効果をもたらすものでないといけない」
 現職の一人は選挙戦に突入後、LRTの必要性を明確に訴えている。こうした「推進派」の中には、自らの考えを街頭で表明する候補者がいる一方、複雑な立場の候補者もいる。
 LRTの計画ルートは、JR宇都宮駅を東西にまたぐ形で予定されるが、まだ具体的な計画が見えていない駅西側は延伸も検討されている。駅西側を地盤にする現職は、市民に賛否両論があることを踏まえ「まちづくりのためには必要だと思うので、それを訴えている」と控えめに話す。
 「市議選は教育や福祉など、身近なことを訴えるべきだ。LRTを争点にするか否かは候補次第」と言う人もいる中、「反対派」の多くは、LRTを演説の中心に据える。
 ある現職は、市の財政状況を取り上げながら事業への不安を語る。「市の財政状況は決して健全とはいえない中、取り組もうとしているのが路面電車。私は、次の世代に負の遺産になると思っている」。運行業者の選定が遅れていることも指摘し、未整備の都市計画道路の整備を優先すべきだと訴える。
 市議選の直前には、市議の一部が住民の意思を問う住民投票を市議会に提案。条例案は三月の本会議で否決されたが、市の説明不足や、LRT事業について十分に理解できていない住民がいる現状も示された。
 候補者の中には、賛否は住民が決めるべきだと主張している人もいる。
 <宇都宮市から芳賀町にかけてのLRT導入計画> 宇都宮市は2013年3月、JR宇都宮駅東側のルートを優先して整備することを決定。駅東側の区間は宇都宮市が12キロ、芳賀町が3キロ。事業費は、駅東側だけで消費税を除き約450億円に上る見込み。さらに、駅西側も宇都宮市中心部の大通りを通る3キロが計画され、大谷地区への延伸も検討。市は16年度に工事着工、19年度の開業を目指している。

6362チバQ:2015/04/23(木) 21:50:07
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tochigi/20150423/CK2015042302000191.html
<統一地方選>延伸先の芳賀町長選 現新2候補は推進訴え

2015年4月23日


 宇都宮市からLRTのルートがつながる芳賀町でも、LRTへの考え方が選挙で争点の一つになっている。ただ、町長選で争う二人の候補者は基本的に「推進派」。宇都宮市と歩調を合わせて町への利便性が高まるよう、それぞれの立場から主張するが、住民からは冷めた声も聞かれる。
 町長選に立候補した無所属現職の豊田征夫氏は、計画決定の実績を強調。LRTの停留所まで循環バスを走らせて交通環境を向上させ、利用者を増やして道路の渋滞解消にも役立つ利点を挙げる。
 これに対し、無所属新人の見目匡氏は、現計画の拡大を主張。町中心部の祖母井(うばがい)地区までルートをさらに延伸することを公約に掲げ、町全体で利便性が高まるような整備の推進を訴えている。
 現在の芳賀町のルートは、宇都宮テクノポリスセンター地区の東側から、芳賀・高根沢工業団地の本田技研北門付近まで。工業団地の関係者の利用が見込まれるが、採算性や将来の財政負担が増えることへの懸念は、宇都宮市に限らず芳賀町内からも聞かれる。
 町長選候補者の演説を聞いていた六十代の商店経営の女性は「巨額の予算を投じて、本当に必要な交通インフラなのか。車が運転できる間は自分も使わないだろうし、車通勤が多い工場の従業員が多く乗るとも思わない」と厳しい。
 六十代の元会社員の男性も「良い面もあるとは思うが、高齢化と人口減少が進む町の現状を考えると、違和感がある」と話した。 (藤原哲也)

6363チバQ:2015/04/23(木) 21:50:33
http://www.sankei.com/region/news/150423/rgn1504230061-n1.html
2015.4.23 07:03
【佐倉市長選】
「順天堂大誘致」3氏舌戦 少子高齢化…課題山積





 統一地方選後半戦で、市長選が19日に告示された佐倉市。立候補しているのは、いずれも無所属で、3選を目指す現職の蕨和雄氏(65)=自民推薦=と、新人で元衆院議員の西田譲氏(39)、新人で市民団体代表の宇田実生子氏(50)。3人は地元にゆかりのある順天堂大の新キャンパス誘致の方法などをめぐって持論を展開し、他候補との差異を訴えている。少子高齢化など課題も多く、当選後の市長には難しいかじ取りが求められている。

 ◆24億円負担を

 市には江戸後期、西洋医学を学ぶ塾兼診療所として順天堂大の起源である「順天堂」が作られた歴史がある。平成25年11月には、同大が京成ユーカリが丘駅北口に隣接する約1万平方メートルの土地に、スポーツ健康科学部の新キャンパスを建設する計画を市に提示。建設費の半額に当たる約24億円の支援を求めた。

 市は「若い学生が集まりまちの大きな活性化が期待できるため、積極的に誘致を進めたい」(企画政策課)との立場だが、金額の根拠や計画についての十分な説明を大学側に求めており、交渉が進展していないのが現状だ。

 15日の公開討論会で、蕨氏は「必要な経費を明確にして、多くの市民が納得できるようにしなければならない」と、引き続き同様の姿勢で臨む考えを示した。「もちろん誘致には賛成だ」としている。

 一方、西田氏は「協議を拒否するなど、現市政は(順天堂との)175年に及ぶ絆を完全に失ってしまった」と痛烈に批判。30年4月のキャンパス開校を最優先の公約として掲げる。

 宇田氏は「誘致自体は大賛成だが、巨額の補助が求められているにもかかわらず、市民の選択の余地がなく納得できない」とし、説明会などの情報公開が必要との考えを示した。

 ◆基金の活用は

 また、新人の両氏は、「市の貯金」ともいえる財政調整基金が約69億円(25年度決算)あることについても、「基金の積極的な活用が必要」(西田氏)、「ためるのではなく市民の支援に使用すべきだ」(宇田氏)として現市政を批判している。

 これに対して蕨氏は、「つめに火をともすようにしてためた」とし、今後は高齢化で福祉関係費の増加が見込まれることを説明。選挙では「最小の経費で、最大の効果を」とするフレーズを掲げており、基金活用などは慎重に行う考えを示している。このほかにも、市には子育て世代が抱える保育所や学童保育の待機児童の問題など課題も多い。3人はそれぞれに公約を示して支持を訴えている。投開票は26日。

6364チバQ:2015/04/23(木) 21:54:20
http://www.yomiuri.co.jp/local/kanagawa/news/20150422-OYTNT50445.html
地方議員 県内も担い手不足深刻
2015年04月23日
 21日に告示された統一地方選後半戦の湯河原町長選と山北町議選は無投票となった。前半戦で行われた県議選でも過去最多と並ぶ11選挙区が無投票。選挙戦となった議員選の競争率も2011年の前回選を下回るところが多く、県内でも地方議員の担い手不足が深刻になっている。


 「山北町議会議員選挙は、届け出をした候補者が定数であったため、無投票となりました」

 丹沢の山々に囲まれ、約9割を森林が占める山北町。21日午後5時40分頃、無投票を知らせる町選管の放送が響いた。初当選した井上正文さん(70)は複雑そうだ。「選挙戦は町民の要望を聞く勉強の機会になると思っていたのに」

 井上さんはこれまで出馬を勧められても「もっと若い人の方がいいのでは」と断っていた。だが、今回は周囲の強い要請を断り切れなかったという。

 町の人口は4月時点で1万1314人。民間研究機関の日本創成会議は「消滅可能性都市」に挙げている。井上さんは「町民に見える形の方策を考え、人口減少に歯止めをかけたい」と意気込む。

 町議選(定数14)の無投票当選は1991年以来24年ぶり。昨年7月の町長選や、統一選前半戦の県議選でも同町を含む足柄上選挙区は無投票だった。町議選の当選者は41〜72歳で、平均年齢は前回選より、1・8歳上がって64・3歳となった。

 「町議は調査費や会合費の出費が多い。自分は年金をもらっているが、議員報酬だけなら生活は苦しいと思う」。議員を3期務め、今月で引退する池谷荘次郎さん(71)はこう話す。

 議員の月額報酬は25万5000円。政務活動費は支給されていない。町議会の定例会や臨時会は昨年1年間に27日開かれた。

 池谷さんは告示前、50〜60歳代の会社員男性ら6人に声をかけたが、「上司から議員との兼業はダメだと言われた」などと断られたという。「若い人に立候補してもらいたいが、生活を考えると仕事を辞めて町議になってくれとは言えなかった」とため息をつく。

 初当選した井上さんは「議員定数を減らしてでも報酬を上げ、町の将来を考える若い人が立候補できるようにした方がいい。(兼業しやすくするため)休日や夜間に議会を開く必要もでてくるかもしれない」との考えだ。

 県町村議会議長会の調査によると、県内では、休日や夜間に恒常的に議会を開催している例はない。開成町は平日に傍聴できない人のために、2005年度から毎年1回、日曜議会を開催している。

2015年04月23日 Copyright © The Yomiuri Shimbun

6365チバQ:2015/04/23(木) 21:54:47
http://www.yomiuri.co.jp/local/yamanashi/news/20150422-OYTNT50121.html
南アルプス市長選 影潜める南北対決
2015年04月23日
 ◆主要争点が「新庁舎」


 26日投開票される南アルプス市長選は、新人の金丸一元氏(66)と、現職の中込博文氏(66)が、舌戦を繰り広げている。2003年の合併後の選挙戦は、旧櫛形町などの南部地域と、旧白根町などの北部地域とが対立する構図で展開されてきたが、今回は色合いが異なる。金丸氏は南部、中込氏は北部が地盤だが、主要な争点である新庁舎問題が市全体に関わる問題であることもあり、南北対決の様相は影を潜め、金丸氏は現市政への批判、中込氏は実績を強調し、相手地盤への攻勢をかけている。(渡辺友理)

 「私の周りは相手の支持者が多いが、そんなことは言っていられない。『合併して良かった』と言ってもらえるようにする責任が私にはある」

 金丸氏の19日の出陣式で、北部が地盤の斎藤公夫県議が駆けつけ、こう演説した。斎藤氏は前回選で、当時新人だった中込氏を支援。南部が地盤の今沢忠文市長(当時)が、南北の地域間格差を埋められていないと考えたからだ。

 旧6町村の合併協議会の会長だった斎藤氏は出陣式で、「当分の間は櫛形町役場を使うはずだった。いつの間にか新庁舎の話が出て驚いている」と強調。今回は市が進める新庁舎建設計画などを念頭に、「現市政は市民の声を切り捨てる政治手法だ」と、中込氏を批判する立場に回った。

 金丸氏は「新庁舎建設を行う財政的余裕はない。健全な財政を構築し、次世代に引き継ぐことが最も大事な使命」と訴え、22日には斎藤氏と同じ選挙カーに乗り込み、斎藤氏の地盤である旧八田村を一緒に回った。陣営では、新庁舎建設計画では将来的に統廃合される支所がある場所を重点的に回り、現市政への批判票を取り込む作戦を展開している。

     ◇

 中込氏の19日の出陣式。自民党の宮川典子、中谷真一両衆院議員や推薦を受ける連合山梨の中沢晴親会長らが駆けつけた。中沢会長が「厳しい財政を立て直したのは中込氏だ」と持ち上げると、会場は割れんばかりの拍手。市議の大半も顔を出し、中込氏は組織を使った選挙戦を進める。

 中込氏は21日夜、北部の旧白根町での集会を終えると、30分後には、南部の旧甲西町の中学校でミニ集会を開いた。集会の開催も、選挙カーで回る地域も、今回は地盤の北部に集中させず、南部を含めてまんべんなく回るのが陣営の戦略だ。ミニ集会で中込氏は、「子どもたちを守るためにも災害に強い市庁舎が必要なんです」と、保護者らに新庁舎の必要性を訴えた。

 陣営幹部は「地域間格差を持ち出すより、地域のしがらみを排除し、市全体を改革してきた実績を強調した方が市内全域で票を集められる」と狙いを説明する。21日はほぼ1日中、22日も午前中は南部を回り、支援者が家から出てくると車を降りて握手を交わした。

 陣営は「正直、南部は快く出迎えてくれる人ばかりではないが、説明すると理解してくれる人は多い」と継続して浸透を図る。

2015年04月23日 Copyright © The Yomiuri Shimbun

6366チバQ:2015/04/23(木) 22:55:37
http://news.goo.ne.jp/article/kanagawa/region/kanagawa-31664323.html
横須賀市議選 基地問題 低い関心
神奈川新聞2015年4月23日(木)14:35
 在日米海軍のイージス艦2隻が今夏に追加配備され、原子力空母は今秋にも交代する大きな節目を迎える基地の街・ヨコスカ。現在行われている横須賀市議選(26日投開票)では、基地問題は告示前から争点の一つと目されたが、ふたを開ければ大半の候補者が取り上げていない。同じく基地問題で民意が沸騰する沖縄県とは様相が異なり、市民の関心はいまひとつ。候補者にとって優先度は低いようだ。■わずか1人
 告示日の19日。選挙戦スタートの号砲とともに、同市中心エリアの京急線横須賀中央駅周辺には選挙カーが行き交い、候補者も続々と姿を現し熱弁を振るった。
 同日午前9時から午後5時まで、同駅周辺で足を止めて演説した候補者は9人。ほぼ全員が昨年に転出超過で全国ワーストになった市の人口減少を引き合いに、子育て支援や高齢者介護の充実、中学校の給食問題、経済活性化などを訴えた。空母交代など基地問題に触れたのは、わずか1人だった。
 2008年9月から米海軍横須賀基地に配備されている原子力空母ジョージ・ワシントンは大規模修繕などのため、今秋までに米国本土に戻る。同型の原子力空母ロナルド・レーガンが後継艦となる。さらに、今夏にはイージス艦2隻が配備される。アジア太平洋地域における米軍の戦力増強の一環だ。
 原子炉2基を搭載する空母の安全性への懸念やイージス艦増隻により米兵が増えることなどで市民生活への影響は避けられない。
 しかし-。
 「うーん、難しいですね」。ある候補者は考えを巡らせながら言った。「確かに空母交代は大事な問題。でも個人としては政策はすぐ効果的に変えられるものという目線でほかの問題を優先する。基地は10年後もクリアになっているとは思えないので」
 米海軍基地を含む市内の米軍施設では、約5千人の日本人従業員が働いており、基地内に出入りする業者も多い。こうした背景もあり、正面から論じるのは「難しい」という。■沖縄と違う
 今期限りで市議を引退する一柳洋さん(65)は「横須賀は軍都150年の歴史があり、うち70年間を米海軍基地で食っているわけで、沖縄とは全然違う。基地問題に関心のある有権者は2、3割いるが、論理的に語れる候補者も少ない」と指摘する。元をたどれば現在の米海軍基地は旧日本海軍のあった場所だ。軍港都市として発展した市民の気風として「基地があることへの拒否反応は薄い」とみる。
 長年市議を勤めてきた山下薫さん(78)も同様に推察する。「そもそも市民感情はそちらには向いておらず、大半は『国是』とさえ思っているはず。基地問題を票につなげられる候補者は限られている」
 有権者も空母の交代は知っているものの、「詳しいことは分からない」と首を振る人が多い。市民の関心が薄いから候補者も問題提起を敬遠するのか、あるいはその逆なのか。
 基地とともに歩む独特な街の成り立ちも念頭に置きながら、一柳さんは言った。「票を目当てにしてはいけない課題。横須賀の議員だったら、正面からしっかり向き合ってほしい」

6367チバQ:2015/04/24(金) 07:50:29
http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/20150423/CK2015042302000166.html
<統一地選ルポ 熱戦>(上)北本市長選  住民投票のしこりも

2015年4月23日


 「新駅問題がまたくすぶっている。私が終止符を打ち、新しい北本に向かって前へ進みたい」。無所属新人で元市議の現王園(げんのうぞの)孝昭(68)は二十二日、支援者を前にそう訴えた。
 新駅問題とは、北本市のJR高崎線北本-桶川間に市費で新駅を建設する計画のことだ。今回の市長選で四選を目指す無所属現職の石津賢治(50)は、新駅建設の旗振り役を長年務めてきた。そして現王園は、建設反対運動のリーダー格だった。
 駅建設の総事業費は約七十億円で、市の負担は最大で五十七億円。その是非を問う住民投票が二〇一三年十二月に行われ、反対票は二万六千八百四票に上り賛成票の三倍以上となった。投票率は62・34%と市民の関心は高く、石津は投開票の翌日に「計画を白紙撤回する」と明言した。
 だが現王園らは、石津が新駅建設へ再び動きだす可能性がある、とみている。昨年十二月の市議会定例会で「新駅に関する特別委員会」の設置を求める請願が出され、市長派議員を中心に賛成多数で採択されたからだ。
 今回の市長選には建設反対派の別の市議が出馬表明していたが、四月二日に不出馬を表明。その記者会見には現王園も同席し、新駅反対派で対抗馬を一本化したことをアピールした。
      ◇
 「市長選の争点は人口減少時代を見据えた対策にある。子育て世帯の流入を促すプランの充実を図ります」。二十一日夕、市内のスーパーマーケット前でマイクを握った石津が力を込めた。
 石津は今回の選挙戦で新駅問題について触れておらず、「住民投票の結果から、『もう一度新駅を検討する』と言うのは難しい」と強調している。一一年の前回市長選では「新駅の開業目標は平成三十年(二〇一八年)」と掲げていたが、今回の公約集に「新駅」の文字はない。
 石津の三期目を支えたのは、市議会最大会派で自民系の平成会など与党会派だ。北本では市長と市議のダブル選挙が行われているが、改選前の市議二十人のうち与党会派は十一人。石津陣営の幹部は「与党の市議たちの後援会組織は、ほぼそのまま石津の集票部隊として機能する」と期待する。
 ただ、陣営にとって気掛かりなのは、住民投票で新駅に反対票を投じた有権者の動向だ。「住民投票後、石津への目が厳しくなっている」と陣営幹部。危機感を強めた幹部らは自民、民主、公明各党に推薦を依頼するよう進言したが、石津は固辞したという。一方で石津は自身の人脈で連合埼玉の推薦を取り付け、運動員が選対に加わった。
 前回市長選は別の元市議と石津の一騎打ちとなり、石津は一万五千九百六十票を獲得。千八百八十二票差で元市議を破り三選を果たした。
 前回の投票率は53・82%だった。石津陣営の幹部は「市議関係の組織票だけで一万三千〜一万四千は集まる」と期待。一方、現王園陣営の幹部は「投票率が56%台に上がれば一万六千票で勝てる」。激戦はいよいよ佳境に入ってきた。 (敬称略、花井勝規)
     ◇  ◇
 統一地方選後半戦はあと三日で投開票日を迎える。熱戦を繰り広げている二つの首長選の現場を歩いた。
◆北本市長選 立候補者(届け出順)
◇現王園孝昭(げんのうぞのたかあき) 68 無新 
  市少年野球連会長(元)市議・都職員▽放送大中退           
◇石津賢治(いしづけんじ) 50 無現<3>
  市長(元)厚労省社保審臨時委員・市議▽東大

6368チバQ:2015/04/24(金) 07:50:48
http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/20150424/CK2015042402000146.html
<統一地選ルポ 熱戦>(下)毛呂山町長選 自民ねじれ 町二分

2015年4月24日


候補者の出陣式に集まった支持者=毛呂山町で
写真
 毛呂山町長選は新人で元町議の岡部和雄(56)と、再選を目指す現職の井上健次(56)の無所属二人が一騎打ちの激戦を繰り広げている。町議会の自主解散で、今回の統一地方選から町議選(定数一四)も同日程で行われており、町内各地で選挙カーから支持を訴える声が交錯する。
 町長選で自民は地元の毛呂山支部が岡部、県連が井上を推薦。結果的に毛呂山支部内も分裂する選挙となった。「昨年夏に支部として岡部さんの推薦願を県連に提出したが、県連は現職の井上さんを推薦した。地元には何の説明もない」。岡部陣営幹部は口々に不満を漏らす。
 県連と毛呂山支部の「ねじれ」は、先に行われた県議選から始まった。毛呂山町を含む西9区で再選を果たした自民現職の武内政文(62)=越生町出身=に対し、毛呂山支部有志は元毛呂山町長の四男の下田俊哉(61)を擁立。岡部と下田の出馬には、当時の支部長で地元政界に大きな影響力を持つ埼玉医大名誉理事長・丸木清浩(元県議会副議長)の支持があったとされる。
 岡部、井上両陣営の幹部は「県議選では、岡部陣営は下田さん、井上陣営は武内さんを応援した支持者が多い」と口をそろえる。二十一日、井上の出陣式で武内は「国、県、町がしっかりつながって(井上候補の)プロジェクトが完成する」と述べ、近隣の自民県議も国、県とのパイプを強調。井上も「なぜ四年間、タッグを組んできた二人を引き離すのか」と訴えた。
 町の人口は一日現在で約三万五千百五十人。一九九五年の約三万七千九百人をピークに減少傾向が続き、少子高齢化対策と雇用の確保が大きな課題となっている。岡部は埼玉医大病院や開業医などと連携した町民の健康管理システムのほか、小中学校給食費の半額公費負担、企業誘致の促進などを公約。井上は「公約の九割は達成した」とする一期目の実績や、現在動きつつある企業誘致と連動した川角駅周辺整備により住宅開発を呼び込む人口減、少子化対策などを訴える。
 両陣営が同じ時間にぶつけ合った出陣式は平日にもかかわらず、双方とも三百人以上の支持者を動員して互角の戦いを演出した。しかし、目立った争点はなく、岡部は「現職は議会、職員、町民と離れ、一人だけの町政」と井上を批判。これに対し井上が「まったくのデマ。一期目の公約を達成できたのは、職員とともに一生懸命やってきたから」と否定するなど、舌戦が熱を帯びている。
 町長選と町議選が同時に行われるのは一九五五年、旧毛呂山町と旧川角村の合併で現在の町になってから初めて。町選挙管理委員会は「町民からの問い合わせが多い」と投票率アップに期待する。解散で引退した元町議は「町議候補は自分の選挙で精いっぱいで、町長選の応援まで手が回らないかもしれない」と話す。ある選対幹部は「町議候補に頼まれて投票所に来た人が、町長選でどちらの名前を書くのか。最後まで読めない」と声をひそめた。
  (敬称略、中里宏、服部展和)
◆毛呂山町長選立候補者(届け出順)
◇岡部和雄(おかべかずお) 56 無新 
 米店経営(元)町議長▽東洋大=自
◇井上健次(いのうえけんじ) 56 無現<1>
 観光農園役員(元)町議▽鯉渕学園専=自

6369チバQ:2015/04/24(金) 23:05:06
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150424ddlk08010090000c.html
’15統一地方選:水戸市議選の候補者が病死 /茨城
毎日新聞 2015年04月24日 地方版

 26日投開票の水戸市議選(改選数28)に立候補していた無所属現職の農業、細谷春幸氏(67)が22日、病気のため亡くなった。市選挙管理委員会は公職選挙法の規定により、23日午後5時まで補充立候補者を受け付けたが、新たな届け出はなかった。立候補者数は35人となり、細谷氏の得票は期日前投票を含めて全て無効となる。

 公選法によると、選挙期間中に候補者が死亡した場合、市議選では投票日の3日前まで補充立候補が認められている。また、死亡した候補者が獲得した票は全て無効となる。

 市選管は、細谷氏の死亡を22日告示したほか、期日前投票や投票日の投票所に、記載された名前に二重線を引き、「死亡」と記述する対応を取る。【佐久間一輝】

6370チバQ:2015/04/24(金) 23:40:34
>>6007とか増渕三津男の後継

http://mainichi.jp/area/tochigi/news/m20150424ddlk09010103000c.html
自民県連:斎藤剛郎氏を追加公認 県議選当選者29人に /栃木
 自民党県連は22日、県議選那須塩原市・那須町選挙区(定数4)で初当選した無所属新人、斎藤剛郎氏(39)を追加公認した。これにより、自民公認の当選者は29人となった。

 また同日、今回の県議選に自民党公認で当選した全議員による総会を宇都宮市で開き、石坂真一幹事長が留任、会派の取りまとめにあたる議員会長には7期目の木村好文氏が新たに就くことが内定した。6月に予定

6371チバQ:2015/04/24(金) 23:45:58
http://www.yomiuri.co.jp/local/yamanashi/news/20150423-OYTNT50072.html?from=yartcl_popin
富士吉田市長選 組織戦か 草の根か
2015年04月24日
 ◆告示直前 急きょ選挙準備


 26日投開票の富士吉田市長選は、現職の堀内茂氏(66)に対し、新人の勝俣進氏(59)が挑む構図。堀内氏が3選出馬を表明した昨年12月以降、名乗りを上げる挑戦者はなかったが、今月13日に勝俣氏が立候補を表明し、告示直前に状況が一変。堀内陣営は後援会を中心とした固い組織戦で引き締めを図り、勝俣陣営は草の根選挙で支持拡大を急いでいる。(百瀬翔一郎)

 「演習場に火をかけなくても、私は突然、候補者が出て尻に火がついていた」。北富士演習場の枯れ草を焼く行事「火入れ」が行われた19日、灰が舞い落ちる出陣式の会場で、堀内氏は急きょ選挙戦になった心境を笑い話にしてみせた。

 当初は総決起集会すら予定していなかった堀内陣営。だが、組織は盤石だ。勝俣氏の出馬表明を受け、今月15日、急きょ総決起集会を開いたが、会場は多くの支持者らで立ち見が出るほどだった。12日に県議選・富士吉田市選挙区(定数2)で再選を決めた早川浩県議をはじめ、市長選と同時に選挙戦を行う現職市議も15人が駆けつけた。

 とはいえ、勝俣氏は元市議の実績もあり、陣営幹部は「力のある相手だ」と警戒し、組織の引き締めを図る。堀内氏自身はこれまでの選挙戦と同様、市内全域を選挙カーで回るスタイルを貫き、街頭演説では「市の発展の流れを3期目で大きく花開かせたい」と強調。しばしば市議選の立候補者も姿を見せ、「ともに市の発展へ力を尽くす」と連携をアピールしている。

     ◇

 19日、サッカー・ヴァンフォーレ甲府の監督を務めたことがある勝俣氏の出陣式には、サッカーの教え子や元同僚、知人などが集まった。式で応援あいさつしたのも、議員などではなく、「30年来の友人」という女性だった。「住みやすい富士吉田を作るためにバトンタッチを」との激励に、勝俣氏は「市民の望む市政がなされていない。今の市長はレッドカードだ」と、選手退場を意味するサッカー用語で意気込んだ。

 勝俣氏は政党や業界団体から支援は受けず、友人や知人が支持を広げる「草の根選挙」で臨む。陣営には選挙対策本部長も置かず、これまで選挙や政治と関わりが少なかった人たちが電話作戦や知人への声かけなどで支持を訴える戦いだ。

 出馬表明の時期は、勝俣氏自身も「確かに出遅れた」と認める。だが、市街地を4時間歩き続けて支持を求める日もあるなど、現市政への批判票や浮動票の取り込みを図っている。スーパー前などではマイクを握り、「多くの観光客を取り込んで市内を活性化させる」と訴えている。

2015年04月24日 Copyright © The Yomiuri Shimbun

6372チバQ:2015/04/25(土) 00:14:05
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150424-00000619-kana-l14
川崎市が待機児童ゼロ 福田市政1年半で実現
カナロコ by 神奈川新聞 4月24日(金)7時3分配信

川崎市が待機児童ゼロ 福田市政1年半で実現
川崎市が待機児童ゼロ 福田市政1年半で実現
 川崎市は23日、市内の保育所待機児童数(4月1日現在)がゼロになったと発表した。統計のある2000年以降でゼロは初めてで、438人で県内ワーストだった13年4月から2年で解消させた。福田紀彦市長は待機児童対策を最重要課題に掲げ、認可保育所の受け入れ枠拡大や認可外施設入所者への保育料補助など予算を重点配分し、就任2年目で目標を達成した。

 福田市長は同日の臨時会見で、「職員一丸で取り組んだ結果」などとした上で、「待機児童の解消はゴールではなくスタートだ。継続に向けて受け入れ枠の確保や相談支援の充実など、子どもを安心して生み育てられるまちを目指していく」と述べた。

 市によると、15年度の認可保育所の入所申込者数は前年度比1764人増の2万5264人。これに対し、この1年で認可保育所を32カ所、小規模保育施設などを43カ所増やし計2544人分の定員を増やし、過去最大の2万2869人の受け入れ枠を確保した。

 このほか、市独自の認可外保育施設「川崎認定保育園」への保育料補助を昨年度、従来の月額5千円から最高2万円に増額。助成対象者を前年度比771人増の4171人に拡大するなど利用しやすい環境を整えた。15年度は認可保育所に申請して保留となった1056人を含む、3829人が認定保育園に入所した。

 市は施設整備とともに、保護者の多様なニーズと保育施設のマッチングを図るため、担当職員を増員するなど区役所の相談体制を強化。申請前段階から保留後のアフターフォローに力を入れてきた。福田市長もゼロ達成の要因の一つとして、「区役所職員が申請前段階からの相談支援など申請者一人一人に寄り添ってサポートしたことにあると思う」と説明した。

■解説
 2013年秋に就任した福田紀彦市長が、中学校給食導入と並び「一丁目一番地」に位置付けて取り組んできた待機児童解消。市長選公約に掲げた「市民との約束」を1年半で実現したことは、評価できる。

 ゼロが望ましいとしつつも、「数年では難しいだろう。やれる範囲で努力していくとしか言えない」との考えだった前市長から一転、福田市政は全市を挙げて取り組みを加速させてきた。横浜市が林文子市長の「号令」で解消させたのと同様に、自治体トップの積極的な姿勢がゼロ達成への原動力となった形だ。

 川崎市は多様な受け入れ枠確保と、区役所でのきめ細かい支援でゼロを実現させた。なかでも「認定保育園」への保育料補助増額は象徴的で、本年度は最初から認定園に入所申請するケースが前年度比約600人増の2773人に上った。

 しかし、「瞬間風速的なゼロ」では意味がない。今後も中原区を中心に人口増が見込まれ、就学前児童数も増加傾向が続くと予測される。ゼロ達成で潜在的な保育ニーズを掘り起こすことも間違いない。

 首都圏での保育所急増に伴う保育士確保や保育の質の向上も重要課題だ。ゼロ継続とともに、多様な保育ニーズにどう応えていくかが問われている。

6373チバQ:2015/04/25(土) 00:25:03
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150420-00000523-kana-l14
「限界団地」から 暮らしの維持が課題に/4市長選
カナロコ by 神奈川新聞 4月20日(月)11時50分配信

◇超高齢化や人口減
 平塚、茅ケ崎、大和の3市はそれぞれ人口が20万を超えている。高度成長期を中心に東京のベッドタウンとして人口が伸びてきた背景には、住宅難を解消するために都市や郊外に供給された旧公団住宅(現UR賃貸住宅)の存在がある。

 その先駆けとなった茅ケ崎市南西部の浜見平団地。完成したのは、人々が東京オリンピックに沸いた1964年だった。約1万2千人が入居したが、半世紀を経た昨秋の時点の人口は3400人余り。65歳以上の高齢者が半数近くを占めている。同団地自治会の武田市太郎会長(82)は言う。「ここはまさに限界団地。自治会役員も高齢化し、運営は厳しい」

 それでも、管理する都市再生機構(UR、横浜市中区)が10年前に全面建て替えに乗り出し、一部は既に完成。今月、市の窓口や認可保育所などが入った複合施設が開所し、周辺には子育て世代が集う。同自治会の松原隆事務局長(74)は「遠くへ出掛けなくても用事を済ませられるようになった」と喜ぶ一方、指摘する。「もっと早く着手していれば、ここまで高齢化が進まなかったはずだ」

 相模川を挟んで隣り合う平塚市の西部には、平塚高村団地がある。約700戸あるが、現在の入居は400世帯程度にとどまる。集合ポストのあちこちに掛かる「投函無用」の札が空き室の多さを物語っている。

 「引っ越してくる人以上に出ていく人が多い」と自治会の関弘明会長。隣接して複数の小中学校があるものの、団地に住む児童は十数人しかいない。かつて住民を結ぶ場でもあった団地内のスーパーや商店は福祉活動の拠点に替わり、空き店舗もある。「平塚駅までバスで30分近くかかる。大きな工場のような働く場所が近くになければ、若い人に住んでもらうのは難しいだろう」

 一方、大和市の上和田団地(約1300戸)は平塚高村団地より古いが、小田急線高座渋谷駅から徒歩圏にある。URは「現時点で大きな問題はない」と判断している。

 しかし、単身で居住する80代の女性は不安を口にする。「階段の上り下りが一苦労。もし転んだりしたら…」。立ち並ぶ5階建ての棟にエレベーターはなく、高齢者にとっては悩みの種だ。60代の女性は「静かで住みやすいけれど、スーパーへの道をもっと歩きやすくしてほしい」と訴える。

 超高齢化や人口減が進む地域が問うているのは、生活者の視点がまちづくりに生かされているかどうかだ。

◇畑荒廃危機/南足柄・矢佐芝地区
 南足柄市の人口は4万3千人余りで、ピークの2002年から千人ほど減少している。市は「人口減は今後、加速する」とみているが、現状でも存続が危ぶまれている集落がある。

 最寄りの伊豆箱根鉄道大雄山線塚原駅から3キロ余り離れた矢佐芝地区。中山間地に19世帯(3月1日現在)が点在する。農家が中心の住民は53人と20年余りでほぼ半減、高齢化も進み、担い手不足が深刻になっている。

 季節の野菜を栽培している自治会長の鈴木さん(63)は代々受け継いできた畑を見つめ、つぶやく。「家族で食べる分を作るので精いっぱい。このままでは畑は荒れてしまう」

 約5千平方メートルの畑を所有する鈴木さんが作付けするのは5分の1ほど。今は何とか定期的に手入れをしているが、荒廃を防ぐのがやっとの状況だ。「この年齢になると結構疲れる。意欲を維持するのは難しい」。イノシシなどによる作物の食害も後を絶たず、「みんな嫌になって農業をやめてしまう。このままでは地域は廃れ、自治会の運営も立ちゆかない」と憂う。

6374チバQ:2015/04/25(土) 00:30:33
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150408-00000246-kana-l14
愛川町・清川村選挙区 12年ぶり保守激突 2015統一地方選
カナロコ by 神奈川新聞 4月8日(水)7時5分配信

愛川町・清川村選挙区 12年ぶり保守激突 2015統一地方選
小泉進次郎内閣府政務官(右)の応援を受ける篠崎直樹氏=5日夜、愛川町内
 県内唯一の村の清川村と、人口減少数が全国町村で最多だった愛川町(2014年1月1日、総務省調査)-。過去2回、無投票が続いた1人区の県議選愛川町・清川村選挙区が、保守一騎打ちによる12年ぶりの激しい選挙になっている。「県議会で過半数の議席獲得」を掲げる自民党が、無所属現職との協力関係を解消し、新人を立てて総力戦を展開。現職側には民主党衆院議員が加勢し、さながら衆院16区の代理戦争の様相だ。

■「政権党」を前面に
 「1人区だからこそ自民党でなければ地元の声が県政に届かない。自民党で広域の連携を進めるべきだ」。5日夜、愛川町の中学校体育館。自民新人の篠崎直紀氏が、集った聴衆に向かい力を込めた。

 応援に入った小泉進次郎内閣府政務官は地方創生の取り組みを強調し、「地域づくりの若き闘士として、篠崎さんがこの地で頑張る」。地元の第16区支部長の義家弘介氏(比例南関東)も駆けつけ、支持を訴えた。

 篠崎氏は2013年町議補選で初当選。1期目の途中だったが、「2期連続で無投票だったのはマイナス」と県議選への挑戦を決めた。陣営は「相手は無所属。こちらは政権党を前面に出して戦う」。

■「愛甲党」こだわり
 4選を目指す現職の馬場学郎氏は、県議会では保守系会派「県政会」で活動。無所属ながら故・亀井善之元農林水産相との関係が深く、昨年12月の衆院選でも自民・義家氏の選対本部に入っていた。

 だが、義家氏が敗れた際、自民内には「無所属ゆえに選挙応援が徹底されていない」(県連幹部)との見方も浮上。県議会の単独過半数獲得という未踏の目標を打ち出す中、自民は主戦論にかじを切った。

 受けて立つ馬場氏も力を込める。「これまで1人区の無所属でやってきたからこそ、自民から公明まで、さまざまな党派の町民の声を聞いて県政に届けてきた。ここ愛甲郡で自分は“愛甲党”にこだわりたい」

■「公明票」行方が鍵
 自民の党勢を占う上で、象徴となる1人区。党県連は重点区に位置づけ、篠崎氏のテコ入れを図る。2月には石破茂地方創生担当相を伴った県連遊説隊が、清川村の役場前で活動をスタートさせ、選挙期間中も閣僚級を投入する予定だ。

 こうした動きを受け、馬場氏の応援に回ったのが民主の後藤祐一衆院議員(16区)。厚木高校出身で、民主ながら地元に地盤を築き、16区では常に義家氏と激戦を繰り広げてきた。

 馬場氏の選挙カーに連日同乗し、一緒に支持を訴える後藤氏は「自民党の代表を選ぶか、選挙区全体の代表を選ぶかの選挙。いろいろな立場の町民・村民が相談できる県議が必要だ」と闘志を燃やす。

 「16区の代理戦争のようになってきた」。両陣営がそんな印象を抱く中、関心を集めるのが公明票の行方だ。13年の参院選神奈川選挙区では、公明党の佐々木さやか氏の得票が全県トップの自民の島村大氏と拮抗(きっこう)したほど、公明が強い地域。同党は今回、自主投票を決めている。

■立候補者
篠崎直紀 34 自新
馬場学郎 67 無現(3)

◇愛川町・清川村(定数1−2)
当  7758 馬場学郎 67 無現

   7453 篠崎直紀 34 自新

 =選管最終発表

6375チバQ:2015/04/25(土) 00:31:28
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150408-00000263-kana-l14
大磯町・二宮町競り合う現新一騎打ち 2015統一地方選 
カナロコ by 神奈川新聞 4月8日(水)7時5分配信

◆保守層切り崩し狙う池田氏/実績を訴え地盤固め古沢氏
 12日投開票の県議選大磯町・二宮町選挙区(定数1)は、6期目を目指す自民現職に、昨年末の衆院選にも出馬した無所属新人が挑む一騎打ちとなっている。昨年の二宮町長選の影響も相まって、現職陣営とさまざまな勢力が集まる新人陣営が争う構図となり、激しい競り合いを展開している。

 新人の池田東一郎氏は昨年の衆院選で15区から出馬。県議選への転身を「住民の生活を良くしていくという点では、国政も県政も同じ」と説明し、「先祖が住んでいた地縁」があるこの選挙区からの立候補を決意した。

 二宮町の複数の女性町議が池田氏を支援し、昨年11月に初の女性町長を誕生させた原動力と目される女性票の取り込みを期す。

 また解党したみんなの党の代表だった浅尾慶一郎衆院議員の政策秘書を務めたことから、同氏も支援。5日の国政報告会で池田氏を紹介し「池田さんは東大野球部だった。県政にクリーンヒットを打ってもらいたい」とエールを送った。

 陣営はさらに保守層の切り崩しも狙う。池田氏は県議会の保守系無所属会派「県政会」入りを公言しており、大磯町の保守系町議の一部も支援に回る。

 現職の古沢時衛氏は、通算5期で築き上げた地盤固めに注力する。3日の出陣式では、来賓席にずらりと並んだ大磯、二宮両町の保守系町議や支持者を前に、陣営幹部が「足元をしっかり固めてもらいたい」とげきを飛ばした。

 古沢氏は前々回の2007年、民主党と神奈川ネットワーク運動が手を組んで支援した新人に惜敗した苦い経験がある。今回も相手陣営にさまざまな勢力が結集した形となったが、党県連政調会長を務めるなど政策通として知られる古沢氏は、県手話言語条例制定などの成果をアピールしながら保守層以外の取り込みも目指す。

 池田陣営の保守層切り崩しに危機感を強め、古沢氏が選対本部長を務めた河野太郎衆院議員が繰り返し応援に入り、フルサポート。県と町が連携して大磯町で進めている旧吉田茂邸の再建事業といった実績を訴えている。

◆立候補者補者
池田東一郎 53 無新
古沢時衛 69 自現(5)

【読み方】▽氏名、投票日現在の満年齢、所属党派、現職・新人の別、丸数字は当選回数▽党派の略称は、自=自民党、無=無所属。並びは届け出順。

 ◇大磯町・二宮町(定数1−2)
当 12037 池田東一郎 53 無新

  10011 古沢時衛 69 自現

 =選管最終発表

6376チバQ:2015/04/25(土) 00:35:12
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150409-00000273-kana-l14
綾瀬市選挙区 保守系分裂の戦い
カナロコ by 神奈川新聞 4月9日(木)7時3分配信

綾瀬市選挙区 保守系分裂の戦い
右から届け出順に自民新人の笠間氏、無所属新人の綱嶋氏
 「五分の戦い。文字通り、ふたを開けるまでわからない」。1議席をめぐり、ともに40代の新人2人が火花を散らす県議選綾瀬市選挙区の両陣営が口をそろえる。自民党公認の笠間功治氏(41)と無所属の綱嶋洋一氏(47)による一騎打ち。県議会の保守系無所属会派「県政会」のベテラン引退に伴う保守対決は、地元衆院13区の甘利明経済再生担当相の支持基盤を割る分裂選挙の様相を呈している。

 県議選が告示された3日午前11時、態度を保留する人々に踏み絵を迫るかのように、両陣営の出陣式は同時刻に始まった。

 「しっかりと政権与党と連携できるのは、公認である私だけ」。笠間氏がアピールするのは、安倍政権の中心で手腕を振るう甘利氏との関係だ。甘利氏はすでに綾瀬入りし、9日夜には菅義偉官房長官(衆院2区)も来援する予定。

 県議会の過半数議席を狙う自民にとって、1人区は議席増に向けた象徴的な存在。同党関係者は「綾瀬は最重点地区。大物2人が入り、絶対に落とすわけにはいかない」と力を込める。

 綾瀬市選挙区はこれまで、保守系無所属の県議として5期20年にわたり活動した笠間茂治氏(県政会)が制していた。だが、政党色を薄めて議席を守ってきた茂治氏は今期限りで引退、息子の功治氏が自民公認として名乗りを上げた。

 功治氏は、地元の若手経営者らの支持を集約。甘利氏の秘書も選対に張り付き、24年ぶりの「自民議席」獲得を狙っている。

 「市の課題を熟知するのは自分。市と県をつなぐパイプを広げよう」。対する綱嶋氏は元市議会議長。市議を3期12年務めた政治経験に加え、地元の笠間城治郎市長とのつながりを鮮明に打ち出している。

 市長本人は両陣営の出陣式に駆け付けるなど明言を避けるが、事実上、綱嶋氏を支援している。「県議は市と県のパイプ役。市内の事情をよく知る市議会から出るべき」と語った上、綱嶋氏の決起集会では市長後援会の幹部が「一生懸命に推す。一糸乱れぬ戦いをしていく」と集まった支援者にげきを飛ばした。

 綱嶋氏は市長の持論に共鳴して出馬を決意。相手陣営を意識し「組織力では及ばない」と語るものの、市長後援会ぐるみの動員力で対抗する。4年前の市議選でトップ当選した知名度とともに、「政党との戦い」を押し出して支持を訴える。

 激戦を繰り広げる両陣営だが、笠間茂治氏も笠間城治郎市長も、国政では甘利氏を支えてきた保守系の“血筋”だ。

 だが今回、市長後援会は「茂治氏が来夏の市長選に出て親子で市長と県議を独占するのではないか」とのうわさに反発して綱嶋氏を支援。茂治氏はうわさを打ち消し、政界引退を宣言。選挙戦では影に徹する形で功治氏を「援護射撃」する構図となった。

 一歩も譲らない戦いで注目を集めるのが、7千票前後とされ「自主投票」を決めた公明票の行方。統一地方選後半戦では市議選も控えており、県議選をめぐる立場は市議の間でも複雑に絡み合う。ある元市議はこう指摘する。「必ずしこりが残る。市長選で再燃し、しばらく尾を引くだろう」

◆候補者名
笠間功治 41 自新
綱嶋洋一 47 無新 

【読み方】▽氏名、投票日現在の満年齢、所属党派、現職・新人の別▽党派の略称は、自=自民党、無=無所属。並びは届け出順。

 ◇綾瀬市(定数1−2)
当 14719 綱嶋洋一 47 無新

  11638 笠間功治 41 自新

 =選管最終発表

6377チバQ:2015/04/25(土) 00:35:53
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150409-00000285-kana-l14
平塚市選挙区 「指定席」狙い混戦
カナロコ by 神奈川新聞 4月9日(木)7時3分配信

平塚市選挙区 「指定席」狙い混戦
支持者を前に演説する候補者(画像の一部を修整しています
 県議選平塚市選挙区(定数3)は長年、自民、公明、民主が議席を分け合ってきたが、今回は争いが激化している。自民、公明のベテラン現職に対し、民主は若い新人を擁立。前回民主公認だったもう1人の現職はみんなの改革公認で再選を目指す。一部の保守系市議が推す無所属新人も参戦し、混戦模様だ。

 「平塚から初の女性県議を」とアピールするのは、無所属新人の谷容子氏。中学校給食の実施率向上などを訴え、子育て世代や高齢者ら幅広い層での票の掘り起こしを狙う。保守系市議の一部も谷氏支援に回る。

 こうした谷氏の動向に、複数の陣営が警戒を強めている。

 自民現職の森正明氏の出陣式で、選対本部長を務める河野太郎衆院議員は「今回は(票を奪う)ターゲットにされている。今までにも増してご支援を」とこれまでのトップ当選を続けてきた陣営を引き締めた。

 公明現職の赤井和憲氏の陣営は、これまで獲得できていた一定の保守票離れを覚悟し、「しっかり支持層を固めていく」と公明市議団との連携を強めた戦いを展開している。

 議席の一角を占めていた民主は前回に続き、公認候補を代えて臨む。前回公認だった現職の根岸孝之氏の離党を受け、市議から転身した新人の米村和彦氏を公認。根岸氏はみんなの改革から名乗りを上げている。

 米村氏は31歳という若さを前面にアピール。さらにこれまで政党とは距離を置いていた大蔵律子・前平塚市長の応援も得て、女性票の取り込みを狙う。

 根岸氏が公認を得たのは告示まで1カ月を切った今年3月中旬。「出遅れ感は否めない」としながらも、巻き返しを図っている。

◆立候補者
赤井和憲 67 公現(3)
根岸孝之 38 み現(1)
米村和彦 31 民新
谷容子 49 無新
森正明 53 自現(4)
【読み方】▽氏名、投票日現在の満年齢、所属党派、現職・新人の別、丸数字は当選回数▽党派の略称は、自=自民党、民=民主党、公=公明党、み=みんなの改革、無=無所属。並びは届け出順。

 ◇平塚市(定数3−5)
当 30145 森正明 53 自現

当 18099 赤井和憲 67 公現

当 17529 米村和彦 31 民新

  11978 谷容子 49 無新

   3046 根岸孝之 38 み改現

 =選管最終発表

6378チバQ:2015/04/25(土) 00:38:03
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150410-00000299-kana-l14
「票読めぬ」茅ケ崎市選挙区 2015統一地方選
カナロコ by 神奈川新聞 4月10日(金)7時3分配信

「票読めぬ」茅ケ崎市選挙区 2015統一地方選
街頭で有権者らに政策を訴える立候補者 =茅ケ崎市内(画像の一部を修整しています)
 12日投開票の県議選茅ケ崎市選挙区(定数3)は、現職3人と元職、市議から転身した新人の計5人が争う。前回は党公認候補4人による戦いだったが、今回は別の政党や政治団体から出馬する候補も。さらに無所属も加わり、多くの陣営が「票が読めない」と評する混戦となっている。


 「民主党政権への批判が高まっていた前回に比べ、追い風は感じていない」。自民現職の佐藤光氏は、陣営を引き締める。前回は東日本大震災の直後で街頭演説は自粛ムードだったが、今回は党公認や推薦の市議候補とともに力を入れており、無党派層への支持も呼び掛ける。

 現職の日下景子氏は民主公認としては2度目の挑戦だが、気掛かりなのは有権者に広がる政党不信だ。前回2人だった公認を1人に絞った戦略を取ったが、危機感を募らせる。唯一の女性候補であることを前面に押し出し、「子育て支援など女性ならではの視点を訴える」と差別化を図る。

 1、2期目は民主から、3期目の前回はみんなの党から出馬した現職の岩本一夫氏は、今回は政治団体「わが町」から立候補。地元の市議候補らと連携するが、「今回は票の流れが読めない」。半面、政党の動向に左右されないメリットも追い風に、市民活動に積極的な層への浸透を狙う。

 前回は市長選に挑戦した元職の藤間明男氏は、維新の党公認で返り咲きを目指す。特に狙いを定めるのが、政治そのものに不信感を抱く層だ。議員定数の削減や報酬の見直しなど「有権者目線の改革」を訴え、「政治を諦めている人が少しでも投票所に足を運んでくれれば」と期待する。

 現職と元職との間に割って入り初当選を狙うのは、市議からくら替えした無所属の海老名健太朗氏だ。インターネットを使った情報発信に力を入れながら、無所属として「党や会派を超えて話し合いができる強み」をアピールする。県議との連携強化に賛同する市議にも協力を呼び掛ける。

 公認が変わるなど情勢の変化もあり、多くの陣営が「票が読めない」と明かす。浮動票が鍵を握るとの見方もあり、候補者らは「知事選も含め、選挙への関心は低い。何とか投票を呼び掛けていきたい」と、投票率向上にも気を配っている。

■立候補者
藤間明男 60 維元(1)
佐藤光 45 自現(4)
岩本一夫 67 諸現(3)
海老名健太朗 42 無新
日下景子 59 民現(2)

【読み方】▽氏名、投票日現在の満年齢、所属党派、現職・元職・新人の別、丸数字は当選回数▽党派の略称は、自=自民党、民=民主党、維=維新の党、諸=その他の政治団体、無=無所属。並びは届け出順。

 ◇茅ケ崎市(定数3−5)
当 29511 佐藤光 45 自現

当 17346 日下景子 59 民現

当 11800 藤間明男 60 維元

   9802 海老名健太朗 42 無新

   5770 岩本一夫 67 諸現

 =選管最終発表

6379チバQ:2015/04/25(土) 00:41:40
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150411-00000329-kana-l14
横浜市議選緑・青葉区 江田氏“牙城”にくさび
カナロコ by 神奈川新聞 4月11日(土)7時3分配信

 18区のうち15区で複数候補を擁立する自民党は、前回(2011年)の市議選では現職のみの擁立だった緑区と青葉区で、今回は公認で新人の女性候補を立てている。両区は衆院8区と重なり、維新の党の江田憲司代表が連続4回勝利している“金城湯池”。自民は現職に加え、新人擁立で足元にくさびを打ち込みたい考えだ。終盤戦に入り、維新の現職や自民現職、新人はもちろん、他党の現職、新人らが互いに激しくしのぎを削っている。

 「初出馬の時に使っていた。初心に帰る」。必勝の文字の入ったはちまきを久しぶりに巻いたという緑区の自民現職は陣営の引き締めを図る。4期目を目指すが、今回は07年以来の自民候補2人での戦いとなる。「うかうかしていられない」と気合を入れる。

 同区では自民の現職と新人、民主党、維新、公明党の現職、共産党新人の計6人が4議席を争う。

 自民新人の女性は訪問看護師で、昨年11月に党横浜市連から公認を受けた。後援会組織などはないが、市医師会などから支援を受ける。「新人が簡単に受かる土地柄でもないのは承知している」と話し、仕事で培った人脈などを含め、票の掘り起こしに懸命だ。

 民主、公明、維新の現職とも毎回安定した票数を獲得しているが、自民の新人擁立で「激戦」との見方も出ている。公明は9日以降、連日のように党幹部が訪れるなど力を入れる。維新現職も「自民新人は医療関係者の支援など組織力がある」と警戒する。

 緑区と同様、青葉区も自民は現職2人に加え、新人の女性を擁立している。民主は現職と新人、維新、公明、共産は現職、神奈川ネットワーク運動と無所属は新人で計10人が7議席を争っている。

 衆院8区の緑区と青葉区で自民が新人2人を立てたことについて、自民現職の1人は「前回は調整が付かなかったが、緑も青葉も定数の3分の1以上の候補者を擁立するという原則にのっとって市連が決めただけだ」と説明する。

 一方で、自民が新たに示した支部長選任の基本方針の影響があるのではと推測する関係者もいる。2回連続で比例復活当選した現職議員は「暫定支部長」とされる。昨年末の衆院選で、維新の江田氏に敗れた自民の福田峰之衆院議員もその対象となっている。

 基本方針では、党本部が今回の統一選での貢献などを審査し、1年ごとに適否を判断する。そのため維新の関係者は「新人を立て、自民票の掘り起こしをしたという実績を残す意味もあるのでは」とみる。

 さまざまな見方もある中、自民市議団幹部は「対江田氏で自民の勢力を拡大していかないといけない選挙区には違いない」と、国政を視野に入れた足場固めの重要性を強調した。



 ◇横浜市緑区(定数2−3)
当 26214 柳下剛 51 自現

当 19802 古賀照基 46 維新

  12804 石川輝久 65 無元

 =選管最終発表

 ◇横浜市青葉区(定数3−6)
当 20140 赤野孝之 45 維現

当 18794 小島健一 51 自現

当 18435 内田美保子 49 自現

  14704 若林智子 53 ネ現

  13193 伊藤久美子 55 民元

   7198 大井康裕 48 無元

 =選管最終発表

6380チバQ:2015/04/25(土) 00:43:00
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150411-00000322-kana-l14
最激戦10人舌戦に熱 県議選藤沢市選挙区
カナロコ by 神奈川新聞 4月11日(土)7時3分配信

最激戦10人舌戦に熱 県議選藤沢市選挙区
候補者の街頭演説に耳を傾ける有権者ら=藤沢駅南口
 県議選で県内最多の10人が名乗りを上げた藤沢市選挙区(定数5)が、主要政党入り乱れての混戦となっている。初の3議席獲得を狙う自民党に対し、野党側は対抗心をむき出しに政権批判を展開。与党の公明党も自民の積極姿勢に「票が割れる」と危機感を強めており、いずれの陣営も「県内随一の激戦区」と口をそろえる。党首級も続々と藤沢入りし、最終盤に向けて舌戦の熱は増すばかりだ。

■“ミニ国政選挙”
 「藤沢は全国でも珍しい選挙区。ほぼすべての政党が候補を立てている」

 7日夕方の藤沢駅南口。自民候補の応援に駆け付けた市議の1人がマイクを握り、こう続けた。「まさに“ミニ国会議員選挙”。大変厳しい選挙なんです」

 6政党に無所属を加えて計10人。激戦を生み出した最大の要因は、県議会で56年ぶりの単独過半数を狙う自民の強気な姿勢だった。

 前回、自民公認で当選した2人のうち1人が任期途中で藤沢市長に転身。その後釜に名乗り出た市川和広氏と松長泰幸氏の2新人、現職の国松誠氏もそろって公認し、同選挙区で初めて3人の擁立に踏み切った。
 
■「1強にノーを」
 こうした自民の攻勢に野党側は一斉に反発、政権批判のトーンを強める。

 前回2人を立てた民主党は今回、現職の斎藤健夫氏に絞った。告示日の夕方、藤沢駅北口の出陣式で斎藤氏は「自民は3人、何とも強気だ。政権は完全な独裁政治をやろうとしている」と声を張り上げた。

 昨年の衆院選で民主入りした阿部知子衆院議員(比例南関東)も「政権に待ったをかける動きが県議選で問われている。野党の要となる仲間を一人でも増やしたい」と強調。斎藤氏に加え「一番スタンスが近い」として、みんなの改革から推薦を受けた無所属の現職・塩坂源一郎氏も独自に支援し、自民3議席阻止に執念を燃やす。

 党首級の応援も相次ぐ。9日には共産党の志位和夫委員長が「今選挙は大事な審判。自公への1票は戦争への1票だ」と藤沢駅南口で演説。同選挙区8年ぶりの議席奪還へ、市議からくら替えした新人・加藤なを子氏への支持を訴えた。

 維新の党も江田憲司代表が5日に来訪。2月に公認が決まった新人の小林伸吾氏とともに「自民1強政治にノーを」と連呼した。
 
■自公にも危機感
 同選挙区は過去3回、自民2、民主1、公明1の当選者が固定化。残り1枠は、その時の情勢次第で入れ替わる状況が続く。

 かつては自民2人と保守系の無所属が並び立った時代もあり、「3人当選は不可能ではない」と国松氏。一方で共倒れのリスクと隣り合わせでもあり、3陣営とも引き締めに懸命だ。

 ある陣営の出陣式で、同党の星野剛士衆院議員(12区)は「ここは現在、自民の3番手。もしかしたら他党に並ばれているかもしれない」と奮起を促した。

 危機感は公明も同様で、告示日直前に同選挙区を重点区相当の扱いにした。党幹部の来援も受ける現職の渡辺均氏は「創価学会票以外、自公は支持層がかぶるため票の奪い合いになる」と、実績ナンバーワンを掲げ支持を広げたい考えだ。

 昨年12月の衆院選に続く挑戦となる次世代の党新人の甘粕和彦氏、元市議で3回連続の挑戦となる新人の原田建氏も街頭活動に力を入れ、虎視眈々(たんたん)と議席獲得を狙う。


■主な候補者
国松  誠 53 自現(2)
斎藤 健夫 46 民現(3)
小林 伸吾 37 維新
松長 泰幸 46 自新
市川 和広 44 自新
塩坂源一郎 51 無現(2)
渡辺  均 56 公現(3)
甘粕 和彦 32 次新
加藤なを子 56 共新
原田  建 50 無新

【読み方】▽氏名、投票日現在の満年齢、所属党派、現職・新人の別、丸数字は当選回数▽党派の略称は、自=自民党、民=民主党、維=維新の党、公=公明党、共=共産党、次=次世代の党、無=無所属。並びは届け出順。


 ◇藤沢市(定数5−10)
当 20634 国松誠 53 自現

当 18790 斎藤健夫 46 民現

当 17513 渡辺均 56 公現

当 17467 加藤なを子 56 共新

当 14208 市川和広 44 自新

  12660 松長泰幸 46 自新

   9657 原田建 50 無新

   8105 塩坂源一郎 51 無現

   7271 小林伸吾 37 維新

   6653 甘粕和彦 32 次新

 =選管最終発表

6381チバQ:2015/04/25(土) 00:45:03
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150406-00000204-kana-l14
構図一変、三つどもえ 県議選・川崎市麻生区選挙区
カナロコ by 神奈川新聞 4月6日(月)7時3分配信

 2議席を保守系無所属と民主党の2氏が分け合ってきた県議選の川崎市麻生区選挙区。「指定席」とも言われた構図が、今選挙で一変した。無所属議員と協力関係にあった自民党が、16年ぶりに独自候補を擁立したからだ。民主党も新人に入れ替わり、三つどもえの激戦となっている。

◆市議の出陣式で
 県議選と政令市議選が告示された3日午前、川崎市麻生区内で開かれた自民市議候補の出陣式。参加者の目を引いたのは、県議選で争う自民新人の赤木舞氏と、6選を目指す無所属現職の相原高広氏が顔をそろえたことだった。

 後援会幹部は複雑な表情で支持者に呼びかけた。「これまで相原さんには(市議候補のために)骨を折ってもらった。自民党に誘ったが、『入らない』という。その中で赤木さんが相当の決断で立候補した。両方を当選させてほしい」

 式の主役だった市議候補は「僕についての話が全然ない」と苦笑いしながらも、「皆さんも(県議選の投票先で)悩むこともあるだろうが、必ず道は開ける。2人とも当選できると信じている」と応じた。赤木、相原両氏が握手や会話を交わす場面はなかった。

◆指定席変わるか
 麻生区は、松沢成文前知事が県議時代に地盤としていた選挙区。過去4回の選挙は、松沢氏の秘書を務めていた民主党の吉田大成氏と相原氏が議席を分け合ってきた。

 自民は1995年、99年こそ公認を立てたが勝てず、以降は相原氏を推薦。今回は「党の看板を掲げて活動する議員を増やし党の基盤を強くする」(党県連幹部)との方針の下、昨秋の党川崎市連の公募に応じた昭和音大講師の赤木氏を候補として決めた。

 直後に妊娠が分かり、周囲も心配したが、赤木氏は「断念するつもりはなかった。働いて、子育てを両立する当事者となり、同じ立場の方の声を政治に生かしたい」と意気込む。県議会の単独過半数獲得に向けた重点区であり、菅義偉官房長官ら党幹部も続々と来援する予定だ。

◆議席維持へ懸命
 県議会では「県政会」で活動する相原氏は「党派の利益より地域の利益を重視してきた。だから政党に所属する気持ちはない」と話す。衆院選では自民候補を支えてきたが、県議選への自民候補擁立を受け、昨年の衆院選では維新の党候補の応援に回った。

 ハンドスピーカーとのぼり旗1本で町に立つ従来のスタイルで、20年の実績と行財政改革や治安・防災などの政策を訴える。

 「住んでよかったと思える街を皆さんと一緒につくっていきたい」。民主新人の石川裕憲氏は、小田急線新百合ケ丘駅前で告示日の第一声を上げた。

 地元9区で松沢氏から受け継ぎ、守ってきた強固な地盤を誇る笠浩史衆院議員の秘書で、県議を退いた吉田氏の後を継ぐ。待機児童解消や中学校給食推進など子育て施策の充実を訴える。

 笠氏は、自民の候補擁立を「政党として当然だ」と受け止める。その上で「(吉田)大成さんが16年間守り続けた議席をしっかり引き継ぐ。自分の選挙のつもりでがんばる」と力を込めた。

 ◇川崎市麻生区(定数2−3)
当 22995 相原高広 51 無現

当 21083 石川裕憲 46 民新

  14789 赤木舞 38 自新

 =選管最終発表

6382チバQ:2015/04/26(日) 17:41:35
桐生市の部分抜粋
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1268832667/153-154
桐生競艇の存続が地域の一大課題に


赤字の桐生競艇の存続が課題となり、協議中の市町村合併に影響を及ぼした
 桐生市は織物の街として栄え、「西の西陣、東の桐生」と称された歴史と文化を持つ日本でも指折りの老舗都市である。しかし、地場産業の衰退とともに人口流出が続いていた

 1975年の約14万8000人をピークに減り続け、2村を編入合併した2005年の人口は約12万8000人。今年5月末現在の人口は12万を割り込み、近隣都市(太田市や伊勢崎市)に大きく水をあけられている。人口の流出先は主に連坦するみどり市域であった。桐生市の人口減は市財政にも影響を及ぼしていた。周辺自治体と比べ、住民1人当たりの市債残高の多さが目立つようになっていた。

 桐生市は1市2町3村の広域圏での合併構想(その前には太田市などとの広域合併も模索したものの断念)を打ち出したが、うまくいかなかった。そこには、この地域固有のある問題が絡んでいた。

 桐生市は1956年から公営ギャンブルの1つ、桐生競艇を開催してきた。競艇場は隣接する笠懸町の阿左美沼に設置され、翌1957年からは笠懸町と大間々町、薮塚本町も競艇事業に参画した。3町で一部事務組合(阿左美水園競艇組合)を設立し、競艇を開催するようになったのである。桐生競艇のあがりが主催自治体の財政を潤す時代が長らく続いた。

6383チバQ:2015/04/26(日) 17:41:48
154 :チバQ:2015/04/26(日) 17:38:00
 しかし、競艇人気は低迷し、赤字を記録する事態となった。このため、行財政改革を進めていた桐生市は2003年に競艇からの撤退を決断した。それにより、桐生競艇のレースは3町による組合主催のみとなった。

 桐生競艇の存続が地域の大きな課題となり、協議中の市町村合併の枠組みにも影響を及ぼすようになった。とりわけ、桐生競艇場の地元・笠懸町では、桐生市を見る目がより厳しくなった。桐生市を除外した枠組みの合併協議を進めることになり、大間々町と東村の2町1村による対等合併にこぎ着けたのである(競艇を主催するもう1つの自治体、薮塚本町は太田市との合併を選択した)。

生活圏は桐生と同じでも一緒になれない
「二股協議」が町長リコールにまで発展


議論紛糾の末、桐生広域圏がまとまって誕生したみどり市
 そんな中で悩みに悩むことになったのが、桐生の西隣に位置する大間々町だ。町の中を走る鉄道も道路も皆、桐生市に向かっており、住民の生活圏は桐生とほぼ一体となっていた。これに対し、南側の笠懸町とは結ぶ道路はあるものの接する区域が狭く、くびれた形となっていた。

 つまり、大間々町は競艇関連で笠懸町と結びついていたが、住民の生活や交流、経済といった面でのつながり度は圧倒的に桐生市だった。

 桐生か笠懸かで股裂き状態に陥った大間々町は、やむを得ず苦肉の策に出た。しばらくの間、二股をかけることにしたのである。桐生市や新里村、黒保根村との合併協議と笠懸町、東村との合併協議の双方に参加することになった。こうして桐生広域圏は大間々町の決断次第で、市町村合併によって生じる飛び地の形が変わるという異例の状況となった。

 さすがにいつまでも思わせぶりを続けるわけにもいかない。大間々町は2004年10月、住民投票で合併協議の枠組みを1つに絞り込むことになった。注目の結果は桐生市などとの協議会設置に賛成5349票、反対4845票となった。

 これで迷走に終止符が打たれるかと思われたが、そうはならなかった。大間々町長は住民投票後も笠懸町などとの協議を続行し、それに納得いかない住民たちが2004年12月に、町長リコールを求める署名集めに乗り出した。その中心人物の1人が、当時大間々町議だった田部井多市さんである。

 有権者の3分の1(約5900人)を超す約6500人分の署名が手元に集まり、田部井さんらは快哉を叫んだ。

 ところがその後、事態は急変する。署名の縦覧期間中に住民からの異議申し立てや撤回が相次ぎ、選挙管理委員会の審査で「無効」とされるものも続出した。有効署名数はみるみる減少し、結局リコール運動は失敗に終わった。直後に実施された町議会選挙で田部井さんは落選し、議席を失うことになった。

 その後、合併特例法の適用期限切れも迫ったこともあり、桐生市は2005年6月に新里村と黒保根村を編入合併した。さらに2006年3月には笠懸町と大間々町、東村が新設合併し、みどり市に生まれ変わった(桐生競艇はみどり市による単独開催となり、経営状況も好転するようになった)。

 こうして桐生圏域にワニの口のような珍しい飛び地自治体が誕生したという次第である。その喉部分にあたるエリアは両市の境界が複雑に入り組み、公共施設やインフラの効率的な活用や整備が進めにくくなっていた。

みどり市議会に桐生市長が異例の出席
桐生広域圏の新しいまちづくりは叶うか?

「平成の大合併」の嵐が過ぎ去って8年が経過した今年の5月20日、群馬県みどり市役所に意外な人物が姿を現した。お隣の桐生市の亀山豊文市長で、みどり市議会の全員協議会に出席するためだった。もちろん、首長がよその自治体の議会に出席すること自体、極めて異例なことだ。

 桐生市の亀山市長はこの8日前に、みどり市の石原条市長に任意の合併協議会(任意協)の設置を要請していた。任意協は両市長が合意すれば設置できるが、みどり市議会にも理解を求めるため全員協議会への出席となったのである。

 桐生市の亀山市長は集まった20人のみどり市議に、「過去は過去としてこれからは未来志向で」と語り、合併が必要と考える理由や合併後のまちづくりのコンセプトなどを丁寧に説明した。

「平成の大合併」で全国各地に飛び地自治体が誕生した。その解消を目指す取り組みが群馬県の桐生広域圏で始まろうとしている。はたして行財政の効率化や行政機能の強化、新しいまちづくりといった本来の合併効果を、桐生広域圏は手にすることができるだろうか。2度目の大合併を模索する新たな動きに注目したい。

6384チバQ:2015/04/26(日) 19:33:57
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150425-00000654-kana-l14
激戦の大和市長選 4候補ラストスパート
カナロコ by 神奈川新聞 4月25日(土)7時3分配信

 26日に投開票される大和市長・市議選と綾瀬市議選も最終盤を迎え、各陣営とも訴えに熱が入る。特に大和市では現職に新人3人が挑む市長選が激戦の様相。市長選と市議選の選挙カーが駅前などで入り乱れ、選挙気分が盛り上がる。

 3選を目指す現職の大木哲氏(66)は集会は開かず、選挙カーで走り回る「空中戦」に専念。「一人一人に政策を知ってもらいたい」(陣営幹部)と幹線より細い路地を回り、つじ説法で支持を呼び掛ける。

 対する新人はどうか。

 元衆院議員の橘秀徳氏(45)は日中は街頭演説の空中戦、夜は集会で組織固めを図る地上戦を展開。遠藤三紀夫座間市長らの応援も受け、「ワンマン市政を倒し、市政を正常化しよう」と訴える。

 元市議の村上寛光氏(68)は街頭演説はせずに、選挙カーで市内を回る戦略を取る。市南部では「南部から40年ぶりの市長を」、北部では「破天荒力の候補者」と地域に合った内容を呼びかけているという。

 「街の経済活性化」を訴える元県議の安藤博夫氏(67)も街頭演説を繰り返す。公園で親子連れに話しかけたり、スポーツの会場を訪れたりして、有権者一人一人との対話も重視するスタイルだ。

 一方、大和、綾瀬の両市議選も各候補がラストスパートをかけている。

 街頭演説を繰り返すスタイルの候補は「立ち止まって聞いてくれる人に意識を集中し、訴えている」と話すと、買い物客に走り寄り、握手を繰り返した。ハンドマイクを手に運動員と練り歩く「桃太郎」や自転車で遊説する候補も目立つ。
 


 開票当日の大勢判明は大和市長選が26日午後11時半ごろ、同市議選が翌27日午前0時半ごろ、綾瀬市議選が26日午後11時半ごろになる見通し。

6385チバQ:2015/04/27(月) 06:46:43
http://www.hochi.co.jp/topics/20150427-OHT1T50048.html
【統一地方選】現役オートレーサーと元WWE「ゲイシャガール」、船橋市議選で初当選
2015年4月27日6時0分 スポーツ報知

 千葉県船橋市議選で、全日本オートレース選手会元会長で現役選手の梅内幹雄氏(49)=無所属=が初当選した。梅内氏は選挙事務所で「(最高峰レースの)SGを勝った気分。チーム梅内の勝利ですね!」と声を弾ませた。現役オートレーサーが地方自治体などの選挙に立候補して当選したのは初めて。選手活動も続ける意向。

 昨年8月に船橋オートレース場は廃止の方針が示されたが、梅内氏は選挙戦で存続を訴えていた。「市議会でもレース場の必要性を訴えていく。廃止ありきで議論するのではなく、スポーツ施設として有効活用できるよう頑張っていきたい」と意気込んだ。

 同市議選では、米プロレス団体「WWE」で「ゲイシャガール」として活躍した鈴木浩子氏(41)=写真=も初当選。「言葉にならないです。信じられない。鼓動が高まっています…」と喜んだ。選挙戦では、明大ラグビー部出身でプロレスラーの夫・KENSO(40)=全日本プロレス=と二人三脚で奮闘した。

6386チバQ:2015/04/27(月) 06:49:08
http://www.yomiuri.co.jp/local/chiba/news/20150427-OYTNT50142.html
4市長選 現職に軍配
2015年04月27日
 統一地方選後半戦の4市長選と20市町議選は26日、投開票された。佐倉市長選では、現職の蕨和雄氏(65)が現職・新人3人による激戦を勝ち抜き、3選を果たした。習志野市長選は宮本泰介氏(42)が再選、流山市長選は井崎義治氏(61)が4選、白井市長選は伊沢史夫氏(59)が再選を果たすなど、いずれも現職が強みを発揮した。計531人が立候補していた16市議選(総定数413)と、無投票となった酒々井町議選を除き64人が立候補した4町議選(同56)でも、続々と当選者が決まった。

6387チバQ:2015/04/27(月) 06:55:09
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chihosen15/tcg/CK2015042702000017.html
芳賀町長に見目氏初当選 74票差 上三川は星野氏が再選


2015年4月27日

 統一地方選の後半戦となった二つの町長選と九つの市町議選が二十六日、投開票された。芳賀町長選は、無所属新人の見目匡氏(63)が接戦を制して初当選を決めた。上三川町長選は、無所属現職の星野光利氏(52)が安定した戦いぶりで再選した。宇都宮、足利、小山、真岡、矢板の五市議選と、益子、市貝、芳賀、野木の四町議選は開票作業が進み、当選者が続々と決まった。 (藤原哲也)
 芳賀町長選は現町政の評価をめぐり、三選を目指した無所属現職の豊田征夫氏(70)と見目氏が舌戦を繰り広げた。町議の経験を踏まえ、町政刷新や次世代型路面電車(LRT)の延伸を訴えた見目氏への期待がわずかに上回り、七十四票差で豊田氏に競り勝った。投票率は75・36%だった。
 上三川町長選は、星野氏が早い段階から出馬の意向を明らかにし、無所属新人の篠塚啓一氏(49)は四月に入ってから立候補を表明。自民、公明両党の推薦を得た星野氏が組織力で勝り、選挙戦を優位に進めた。投票率は48・42%だった。
 市町議選で、最大の激戦となった宇都宮市議選(定数四五)は、五十七人の候補者がLRT導入計画の在り方などをめぐり論戦を繰り広げた。足利(同二四)、小山(同三〇)、真岡(同二一)、矢板(同一六)の各市議選も激しい議席争いが展開された。
 益子(同一六)、市貝(同一二)、芳賀(同一四)、野木(同一四)の各町議選でも、候補者が活発に政策を訴えた。

6388チバQ:2015/04/27(月) 06:55:45
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chihosen15/gnm/CK2015042702000021.html
桐生市長選 亀山氏激戦制し3選 新人2氏振り切る

2015年4月27日


3選を決め、支持者から祝福を受ける亀山豊文氏=桐生市で
写真
 統一地方選後半戦の五市町村の首長選、二十市町村の議員選などが二十六日、投開票された。桐生市長選は現職の亀山豊文氏(64)が新人二人との激戦を制して三選を果たした。高崎市長選は現職の富岡賢治氏(68)が新人に大差を付け再選。榛東村長選は現職が元職に敗れた。吉岡、明和両町長選と高崎市などの市町村議選、村議補選も次々に当選者が決まった。
 桐生市長選は、現職の亀山氏が、ともに新人で元県議の大沢幸一氏(71)、元市議の相沢崇文氏(39)との三つどもえの戦いに競り勝った。当日有権者数は九万七千四百五十八人、投票率は59・35%(前回比2・69ポイント増)だった。
 午後九時半すぎ、同市東一の事務所に当確の報が入ると、大勢の支持者から歓声が湧き上がった。亀山氏は「こんなに動揺した選挙は初めて。市民に恩返しができる四年になると確信している」と抱負を述べた。
 亀山氏は四月に入ってから座談会を重ね、行財政改革や人口減少対策を進めた二期八年の実績に理解を求めた。自民党の国会議員や県議、近隣の首長、市内の各種団体の応援も受けた。
 大沢、相沢両氏はそれぞれ市政刷新を掲げたが、政策に大きな違いはなく、現職への批判票が割れた。
 大沢氏は「信じられない結果となったが現実。私の不徳の致すところで申し訳ありません」と支持者に頭を下げた。相沢氏は「全て自身の責任」と敗戦の弁を述べた。 (杉原麻央)

6389チバQ:2015/04/27(月) 06:57:02
http://www.yomiuri.co.jp/local/yamanashi/news/20150427-OYTNT50111.html
南アルプス市長に金丸氏 新庁舎反対で初当選
2015年04月27日
 統一地方選の後半戦となる南アルプス、富士吉田の両市長選と、甲府、富士吉田、都留の3市議選、忍野、山中湖の2村議選が26日、投開票された。新庁舎問題を大きな争点に激しい一騎打ちとなった南アルプス市長選は、建設計画見直しを訴えた新人で前市議の金丸一元氏(66)が計画への批判票を集め、現職の中込博文氏(66)に競り勝って初当選。富士吉田市長選は、現職の堀内茂氏(66)が新人で元市議の勝俣進氏(59)を破り、3選を果たした。3市議選と2村議選も開票が進み、続々と当選者が決まった。

 南アルプス市内の金丸一元氏の事務所に当選確実の一報が入った瞬間、金丸氏を支持してきた市民団体や支持者から拍手や歓声がわき起こった。金丸氏は、「皆様のおかげで当選できた。新庁舎建設は確実に見直す」と改めて明言し、支持者とともに万歳を繰り返し、喜びを爆発させた。

 選挙戦では、市が進める新庁舎建設計画に反対する姿勢を強調し、「市の財政を圧迫するハコモノ建設はするべきでない」と主張。新庁舎建設より、福祉を充実させるべきだとして「ハードからハートへ」を合言葉に支持を求めた。

 金丸氏は、新庁舎建設に反対する市民団体の支援を受けたほか、今沢忠文・前市長らの応援も得て、地盤である南部地域を中心に浸透。新庁舎建設により、将来的に統廃合される可能性がある支所が置かれた地域を重点的に回り、現市政への批判票を取り込んだ。

6390チバQ:2015/04/27(月) 23:16:37
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150427ddlk08010024000c.html
’15統一地方選:水戸市長選、実績訴え高橋氏再選 新庁舎推進評価 コンパクトシティー公約に /茨城
毎日新聞 2015年04月27日 地方版

 統一地方選後半戦は26日、2市長選と13市町議選が投開票された。現職と新人の一騎打ちになった水戸市長選は無所属現職の高橋靖氏(49)=自民、民主、公明推薦=が再選。三つどもえの戦いだった取手市長選は無所属現職の藤井信吾氏(55)=公明推薦=が3選を果たした。市町議選に加え、取手市議補選(改選数2)、茨城町議補選(同1)も投開票され、各自治体の新議員が続々と決まった。【統一地方選取材班】

 水戸市長選は、いずれも無所属で現職の高橋靖氏(49)=自民、民主、公明推薦=が、新人で元県議の大内久美子氏(65)=共産推薦=を破り、再選を果たした。同市城南2の事務所には支援者らが集まり、開票の行方を見守った。当選確実の一報が入ると、高橋氏が事務所に現れ、駆け付けた周辺市町村長や国会議員らとともに万歳三唱を繰り返した。

 高橋氏は選挙戦で、東日本大震災直後から取り組んだ1期4年の復旧・復興の実績を強調。市役所新庁舎や新市民会館、新ごみ処理施設、東町運動公園新体育館を整備する4大プロジェクトを推進し、都市機能を集約させたコンパクトシティーの実現などを公約に掲げた。

 あいさつした高橋氏は「今年度から大型事業の具現化が始まる。財源の確保と事業費の縮減を図りながら、市民生活の安心と安定、地域活性化のため、力強く推進していく」とした上で、「都市間競争も激しくなる。地方創生や中核市への取り組みを通して水戸市の都市力を高めていきたい」と2期目の抱負を述べた。

 大内氏は市が進める4大プロジェクトの見直し、福祉や子育ての充実を訴えたほか、日本原子力発電東海第2原発の廃炉要求などを公約に掲げたが、今ひとつ支持が広がらなかった。【佐久間一輝】

 ◇新議員決まる 11市議2町議選
 市議選は、無投票となった常総市を除く水戸▽日立▽土浦▽古河▽石岡▽結城▽龍ケ崎▽牛久▽鹿嶋▽筑西▽行方−−の計11市で投票され、深夜にかけて続々と開票結果が発表された。また、利根、五霞の2町議選のほか、取手市議補選(改選数2)、茨城町議補選(同1)も投開票された。

 11市議選の合計定数は258で、計324人が立候補。古河、石岡、結城、龍ケ崎の4市は定数を1〜4減とし、2減の古河市は定数24に10人オーバーの34人が立候補して激しい選挙戦になった。また、35人が競った水戸市(定数28)では、子育てや地域振興策のあり方、東海第2原発(東海村)の再稼働の賛否などを巡り、舌戦を繰り広げた。【蒔田備憲】

==============

 ◆開票結果

 ◇水戸市=選管最終発表
当 73125 高橋靖 49 無現

  27989 大内久美子 65 無新

==============

 ◇水戸市長略歴
高橋靖(たかはし・やすし) 49 無現(2)

 ゴルフ練習場運営会社社長▽日本公共政策学会員[歴]衆院議員秘書▽市議▽県議▽明大院=[自][民][公]

==============

 ◇当選者略歴の見方
 氏名▽年齢(投票日の26日現在)▽党派▽現元新の別▽当選回数(カッコ数字)▽職業・肩書([元]は前職を含む)、[歴]は過去の経歴▽学歴。=以下は政党の推薦・支持。※政党略称は、自=自民党、民=民主党、維=維新の党、公=公明党、共=共産党、社=社民党、諸=諸派、無=無所属

6391チバQ:2015/04/27(月) 23:17:16
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150427ddlk08010047000c.html
’15統一地方選:取手市長選 行革推進、藤井氏3選 「定住者増」強調、50団体から推薦受け /茨城
毎日新聞 2015年04月27日 地方版

 取手市長選は、無所属現職の藤井信吾氏(55)=公明推薦=が、いずれも無所属新人の前県議、細谷典男氏(64)と元市議の高木晶氏(70)=共産推薦=を破り、3選を果たした。同市青柳の藤井氏の事務所では、当選確実の一報が伝わると、集まった支持者らの歓声と拍手が湧いた。藤井氏は支持者らと万歳三唱し、喜びをかみしめた。

 藤井氏は「期待していただき、感激している。市民と心を合わせ、力強く市政を歩み出したい」とした上で、「今まで以上に細かく市内を歩き、問題の発見と解決を柔軟に、スピーディーにしていきたい」と3期目への抱負を述べた。

 藤井氏は選挙戦で、市職員数を2割削減した行財政改革のほか、取手駅西口のウェルネスプラザ建設など2期8年の実績を強調。「市民とともに新たなステージへ」をキャッチフレーズに掲げ、定住者増加策として住宅リフォームの助成などを公約した。建設、農協、連合茨城など約50団体の推薦も取り付け、選挙戦を優位に展開した。

 これに対し、細谷氏は「市政に手詰まり感がある。桑原地区の開発は全く進んでいない」と現市政を批判。高木氏も「トップダウンだ」と藤井市政を批判したが、いずれも支持が広がらなかった。【安味伸一、中里顕】

==============

 ◆開票結果

 ◇取手市
 =選管最終発表

当 21150 藤井信吾 55 無現

   7974 細谷典男 64 無新

   7663 高木晶 70 無新

 ◇取手市長略歴
藤井信吾(ふじい・しんご) 55 無現(3)

 市観光協会長[歴]第一生命社員▽経営コンサルタント業▽市国際交流協会長▽東大=[公]

==============

 ◆無投票当選者

 ◇日立市長略歴
小川春樹(おがわ・はるき) 67 無新(1)

 [元]副市長[歴]市人事課長・総務部長・助役▽日立地区産業支援センター理事長▽日立一高=[自][民][公]

 ◇茨城町長略歴
小林宣夫(こばやし・のりお) 67 無現(3)

 [元]町収入役[歴]町教育次長・都市建設部参事▽水戸商高

 ◇五霞町長略歴
染谷森雄(そめや・もりお) 68 無現(3)

 農業▽県町村会副会長[歴]町議長▽五霞中

 ◇美浦村長略歴
中島栄(なかじま・さかえ) 67 無現(3)

 不動産管理業[歴]村議▽村商工会長▽土浦工高

==============

市議選省略

6392チバQ:2015/04/27(月) 23:18:23
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150427ddlk09010076000c.html
’15統一地方選:上三川町長、星野氏再選 芳賀町長は見目氏初当選 /栃木
毎日新聞 2015年04月27日 地方版

 統一地方選の後半戦、町長選と市議選、町議選が26日、県内10市町で投開票され、いずれも現職と新人の一騎打ちとなった2町長選は、上三川町は無所属現職の星野光利氏(52)が再選、芳賀町は無所属新人の見目匡(けんもくただし)氏(63)が74票差の激戦を制し初当選を決めた。5市(計136議席)の市議選、4町(計56議席、無投票当選除く)の町議選でも新しい顔ぶれが続々と決まった。

 ◇組織力で大差 星野氏
 上三川町長選は、自民、公明の推薦を受けて組織力で上回る無所属現職の星野氏が、無所属新人で行政書士の篠塚啓一氏(49)を大差で降し、再選を果たした。

 星野氏は選挙戦で4年間の実績や県政、国政とのパイプの太さをアピール。当選が決まると同町上三川のJAうつのみや上三川支所前に姿を見せ「『思いやりのある現場主義』を掲げて精いっぱい突っ走ってきた。今後も町が20年、30年輝くため一生懸命走る。皆様からいただいた栄養分を糧に、茎を伸ばし花を咲かせるよう頑張る」とあいさつした。

 篠塚氏は今月11日に立候補を表明。小中学校の給食費無償化、小児医療費無償化の対象年齢拡大などを訴えたが、出遅れを取り戻せなかった。【田内隆弘】

 ◇町議の経験強調 見目氏
 芳賀町長選は無所属で新人の見目氏が無所属で現職の豊田征夫氏(70)を破り初当選を果たした。

 見目氏は町民限定の介護施設の増設や小学校への町独自の教科書副読本の導入、宇都宮市が計画する次世代型路面電車(LRT)の町中心部への延伸を訴え、「未来につなげる町政」を主張、町議6期の経験も強調した。

 当選を決めると支持者らから握手攻めに遭い「努力すれば町民は必ず分かってくれると信じていた。良識ある町民の判断に心から感謝する」と述べた。

 豊田氏は町長としての2期8年の実績を強調しつつ人口減少ストップを公約に掲げた。子育て支援の充実や新たな工業団地の造成を訴えたが、及ばなかった。【猪飼健史】

 ◇宇都宮市議選は投票率過去最低
 市議選は、宇都宮市(定数45)▽足利市(同24)▽小山市(同30)▽真岡市(同21)▽矢板市(同16)−−に立候補した計162人から次々と当選者が決まった。宇都宮市は定数を12人上回る57人による激戦となったが、投票率は40・73%と、同市議選として過去最低を記録した。

 町議選は無投票当選となった茂木町を除く益子町(定数16)▽市貝町(同12)▽芳賀町(同14)▽野木町(同14)−−を64人で争い、次々と新議員が誕生した。前回選は定数割れで全員が無投票当選となった芳賀町は、定数を2削減し、町長選とのダブル選挙となり、遅くまで開票作業が続いた。【藤田祐子】

==============

 ◇上三川町長略歴
星野光利(ほしの・みつとし) 52 無現(2)

 県環境審議会委員[歴]町商工会理事▽日大

 ◇芳賀町長略歴
見目匡(けんもく・ただし) 63 無新(1)

 [元]町議長▽町土地改良区理事長▽宇都宮農高

 ◆町長選開票結果

 ◇上三川町=選管最終発表
当 9524 星野光利 52 無現

  2125 篠塚啓一 49 無新

 ◇芳賀町=選管最終発表
当 4894 見目匡 63 無新

  4820 豊田征夫 70 無現

6393チバQ:2015/04/27(月) 23:21:00
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150427ddlk10010182000c.html
’15統一地方選:桐生市長、亀山氏3選 /群馬
毎日新聞 2015年04月27日 地方版

 統一地方選第2ラウンドで5市町村長選と20市町村議選が26日投開票された。三つどもえの激戦となった桐生市長選は現職の亀山豊文氏(64)が3選を果たし、高崎市長選では富岡賢治氏(68)が再選を決めた。いずれも一騎打ちとなった3町村長選は、榛東村で元職が返り咲き、吉岡町は現職が3選、明和町で新町長が誕生。立候補者が減った議員選ではトップ当選者と最下位当選者の間で大差がつく例が目立った。投票率は各地で前回を下回った。

 ◇桐生市長、亀山氏3選 「これからが恩返し」
 桐生市長選は、現職の亀山豊文氏が前県議の大沢幸一氏(71)と前市議の相沢崇文氏(39)の2新人を破り、最終盤まで続いたデッドヒートを制した。

 亀山氏は「元気、安心、未来」を3本柱に掲げ、みどり市との合併実現や人口減少対策の推進などを唱えた。自民党の推薦と公明党の事実上の支持で組織を固め、選挙運動の「出遅れ」を強調して陣営の危機感を高め、引き締めに徹したことが奏功した。

 亀山氏の事務所に当確の一報が届くと、大勢の支持者から拍手と歓声が上がった。満面の笑みで支持者らと握手を交わした亀山氏は「選挙は6度目だが、こんなに落ち着かないのは初めて。市の厳しい財政がよくなってきた。これからが恩返しできる4年間。市政にしっかりと取り組んでいきたい」と話した。

 民主党の市議、県議だった大沢氏は今回、政党から推薦を受けず「草の根選挙」を掲げて1939票差まで迫ったが、あと一歩及ばなかった。落選が決まると「信じられない結果となったが現実と受け止めざるを得ない。桐生の現状と将来を案じて力添えをくださったのに、私の不徳のいたすところで申し訳ありません」とうつむいた。

 相沢氏は事務所に集まった支援者に何度も深く頭を下げ「この結果は重く受け止めている。明日からは桐生市の発展を強く望む市民として努力していきたい」と述べた。【井田洋行、尾崎修二、山本有紀】

 ◇高崎市長選 富岡氏が再選 「パワー改めていただいた」
 高崎市長選は、富岡賢治氏が新人の不動産賃貸業、藤巻昭氏(67)を大きく引き離して再選を果たした。

 開票開始直後の午後8時10分すぎに「当選確実」が報じられると富岡氏の事務所では支持者から拍手がわき起こった。富岡氏は「私の仕事を市民はよく見てくださっている。もっと迫力を持って、しっかりやれと受け止める。まちを元気にするという方針でやってきたが、さらに一層進め、よりよいまちにしていきたい。パワーを改めていただいた」と喜びを語った。

 富岡氏は昨年9月の市議会で再選出馬を表明。公明党や連合群馬の推薦、約100団体の支持を受けて選挙に臨んでいた。藤巻氏は独自の戦いだった。【増田勝彦】

 ◇榛東村長選 真塩氏返り咲く 「村を次代に引き継ぐ」
 前回と同じ顔ぶれで因縁の再対決となった榛東村長選は、元職の真塩卓氏(68)が現職の阿久沢成実氏(72)をわずか48票差で破り、返り咲きを果たした。

 再び村を二分した選挙で得票率は50・31%と49・69%。僅差で競り勝った真塩氏は「公約したことを一生懸命やり、村を次代に引き継げるよう頑張る」と語った。阿久沢氏は「結果は結果と受け止め敗戦を認めます。皆さんに迷惑をかけ、おわびします」と話した。【米川康、吉田勝】

 ◇明和町長選 冨塚氏が初当選 「心配のない町を」
 明和町長選は、前町議会議長の冨塚基輔氏(57)が前町議の斎藤一夫氏(46)を破り初当選を果たした。新人同士が町を二分した激戦で、有権者は病気療養で辞職した恩田久氏の町政の継続を選んだ。

 冨塚氏は支援者らと万歳した後、「私が町を引っ張っていく。元気で心配のない町をつくる。ばんばんやります」と喜びを語った。

 斎藤氏は落胆する支援者を前に「時間が短く政策を浸透できなかった」と語った。【金沢衛、杉直樹】

 ◇吉岡町長選 石関氏が3選 「福祉の町目指し頑張る」
 現職と新人の一騎打ちとなった吉岡町長選は、町長2期の実績をアピールした石関昭氏(74)が前町議の金谷重男氏(61)を破り3選を果たした。

 石関氏は、町内全13自治会に設けた後援会を中心に選挙対策を進め、商工会やJA、建設業界の協力も得て組織型選挙を展開した。当選を決め、「福祉の町、吉岡を目指し頑張っていく」と述べた。金谷氏は公共事業見直しなど町政転換を訴えたが及ばなかった。【畑広志】

6394チバQ:2015/04/27(月) 23:21:34
==============

 ■解説

 ◇地方創生、具体論乏しく
 今回の統一地方選は自治体が直面する「消滅可能性」の克服方法を探り、「地方創生」に向けて各市町村が何をすべきかを考える機会だった。活発な論争が期待されたが、各候補が政策を競う選挙にはならなかった。投票率も総じて低下し、論戦が低調だったことをうかがわせた。

 人口減少幅が県内最大の桐生市では、市長選の3候補とも「みどり市との合併」を公約に掲げ、組織を固めた現職が逃げ切った。市街地で小売業を営む70代女性は「効果不明の合併の話より、商店街活性化や若い人が暮らしやすい街づくりについて意見を聞きたかった」と振り返る。三つどもえの激戦にもかかわらず投票率は59・35%と無風選挙だった前回(56・66%)と同水準。当選者の得票は前回の半分以下に落ち込み、全有権者の23・67%だけの支持だった。

 「平成の大合併」で2005年に桐生市と合併した旧黒保根村はこの10年間で人口が約22%減った。減少ペースは市平均の2倍。自営業の60代女性は「合併で声が届きにくくなり、村長と村議がいる中で地域の課題に向き合える環境の方がよかった」と村時代を懐かしむ。地図上のどこに境界線を引くかより、有権者は再生に向けた具体的な処方箋を望んでいたのではないか。

 今回は首長選で無投票が相次ぎ、県内最多の有権者を持つ高崎市ですら、がっぷり四つの選挙戦にならなかった。無投票の甘楽町を含め、議員選があった21市町村の6割以上が「消滅可能性自治体」だ。競争率が低すぎると、仮に多くの有権者が「落としたい」と思う候補がいたとしても当選してしまい、投票で代表を選ぶという仕組み自体が成り立たなくなる。自治の危機が深刻さを増している。【田ノ上達也】

==============

 ◆市長選開票結果

 ◇桐生市
 =選管最終発表

当 23069 亀山豊文 64 無現

  21130 大沢幸一 71 無新

  12752 相沢崇文 39 無新

 ◇高崎市
 =選管最終発表

当120473 富岡賢治 68 無現

  21241 藤巻昭 67 無新

 ◆新市長の顔ぶれ

 ◇桐生市
亀山豊文(かめやま・とよふみ) 64 無現(3)

 [元]県議▽県アイスホッケー連盟会長[歴]桐生青年会議所理事長▽県監査委員▽専大=[自]

 ◇高崎市
富岡賢治(とみおか・けんじ) 68 無現(2)

[元]県女大学長[歴]外務省1等書記官▽文部省生涯学習局長▽国立教育政策研究所長▽東大=[公]

 ◆町村長選開票結果

 ◇榛東村=選管最終発表
当 3858 真塩卓 68 無元

  3810 阿久沢成実 72 無現

 ◇吉岡町=選管最終発表
当 5720 石関昭 74 無現

  3789 金谷重男 61 無新

 ◇明和町=選管最終発表
当 3416 冨塚基輔 57 無新

  2658 斎藤一夫 46 無新

 ◆喜びの町村長

 ◇榛東村
真塩卓(ましお・たかし) 68 無元(3)

 [元]県企業局課長▽農業[歴]村助役▽前橋工高

 ◇吉岡町
石関昭(いしぜき・あきら) 74 無現(3)

 [元]町議長▽県町村会理事[歴]会社員▽高崎商高中退

 ◇明和町
冨塚基輔(とみづか・もとすけ) 57 無新(1)

 [元]町議長▽不動産会社社長[歴]明和村職員▽館林高

6395チバQ:2015/04/27(月) 23:22:33
http://www.sankei.com/region/news/150427/rgn1504270012-n1.html
2015.4.27 07:10

桐生市長に亀山氏3選

ブログに書く0




 統一地方選は26日、高崎市など5市町村長選と太田市など21市町村議選(榛東村議補選を含む)の投開票が行われた。三つどもえとなった桐生市長選は、現職の亀山豊文氏が激戦を制し、3選を決めた。現新の一騎打ちとなった高崎市長選は、現職の富岡賢治氏が大差で再選を果たした。吉岡町長選は現職の石関昭氏、明和町長選は新人の冨塚基輔氏がそれぞれ当選し、榛東村長選は元職の真塩卓氏が返り咲いた。市町村議選でも深夜まで開票が進み、新議員の顔ぶれが決まった。

                   ◇

 桐生市長選は現職の亀山豊文氏(64)が、いずれも新人の大沢幸一氏(71)と相沢崇文氏(39)の2氏を破り、3選を果たした。

 桐生市東の亀山氏の選挙事務所には開票前から次々と支持者が詰めかけた。朗報を待ちわびるなか、午後9時半過ぎに「当確」が伝わると、集まった支持者から「やった!」と大きな拍手がわいた。

 妻の慶子さん(63)とともに姿をみせた亀山氏は笑顔で支持者と握手をし「自分を信じ、皆さんを信じて戦ってきた。負けるとは思わなかったが、皆さんの支持が、こんなに大事なものかと本当に感じた」と深々と頭を下げた。

 亀山氏は支持者らとともに万歳をした後、「桐生市は財政体力もつき、これからは皆さんに恩返しをする4年間。亀山を選んで良かったという市政をこれからもしっかり続けていきたい」などと力強く語った。

 選挙戦では、行財政改革に取り組んだ2期8年の実績を強調。みどり市との合併問題では「(同市の)石原条市長との間で必ず実現させる」と3年以内の実現を目指すとした。国の「重要伝統的建造物群保存地区」(重伝建地区)を核とした歴史まちづくりの推進などを公約に、街頭演説や個人演説会を積極的に開催し、自民党県連の推薦や、各種業界団体の支援も取り付けるなど、支持の拡大を図った。

 一時は苦戦ムードも流れたが、出陣式には自民党県連会長の中曽根弘文参院議員や山本一太参院議員らが応援に駆けつけ、終盤には後援会など組織の引き締めを図り、無党派層にも浸透するなどし、2氏を振り切った。

6396チバQ:2015/04/27(月) 23:26:36
北本市:市議が現職を破る>>6367とか
毛呂山:保守分裂を現職が守る>>6368
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150427ddlk11010078000c.html

託す地方自治:’15統一地方選 北本市長に現王園氏初当選 毛呂山町長は井上氏再選 /埼玉
毎日新聞 2015年04月27日 地方版

 統一地方選後半戦の市町長選と市町議選が26日、投開票された。現新一騎打ちとなった北本市長選は、無所属新人で元市議の現王園(げんのうぞの)孝昭氏(68)が無所属現職の石津賢治氏(50)を退け、初当選を決めた。毛呂山町長選は、無所属現職の井上健次氏(56)が無所属新人で元町議の岡部和雄氏(56)を破り、再選を果たした。28市町議選でも、新議員が相次いで誕生。滑川町議選では最下位当選者を決めるため、同じ票数の2候補者がくじ引きを行うことになった。【衛藤達生】

 ◇28市町の議員も次々と
 □北本市長選

 激しい選挙戦となった北本市長選は、元市議で無所属新人の現王園孝昭氏が、無所属現職の石津賢治氏を破り、初当選した。

 現王園氏は、同市石戸の事務所で支援者らから盛んな拍手を浴び「市政を変えたいという民意を感じる。(選挙戦で)道路整備など身近な問題でお金の使い方がおかしいとの声も聞いたので市政に生かしたい」と述べた。

 選挙戦で現王園氏は「現市政は市民不在」と批判。市長選に先に出馬表明していた別の市議と協議して現職の対抗馬を一本化し、石津氏の4選阻止を狙った。公約として、公正で透明性が高い「監査委員制度」を導入し、中長期財政計画の策定を進めると主張。「市民が主役のまち北本」をスローガンに掲げていた。

 石津氏は3期12年間の実績を前面に出し、財政健全化は進んでいると強調。48項目のマニフェストを発表し、企業誘致や教育と子育て支援の充実をアピールしたが、及ばなかった。【橋本政明、木村敦彦】

 □毛呂山町長選

 無所属同士の一騎打ちとなった毛呂山町長選は、現職の井上健次氏=自民党県連推薦=が、町長選に初挑戦した元町議の岡部和雄氏=自民党毛呂山支部推薦=を破り、再選を果たした。

 井上氏は、東武越生線川角駅の周辺整備や4年で3社の企業誘致成功など1期目の実績を強調。総合交流センター設置事業の着手などを政策に掲げ、支持を拡大した。26日夜、当選が決まると事務所で「これまで進めてきたことを町民に理解してもらえた。皆さんの思いをしっかり形にしてお返ししたい」と語り、支持者らと喜びを分かち合った。

 岡部氏は、埼玉医科大(同町毛呂本郷)との連携強化や観光資源の活用、少子高齢化対策を中心に訴えたが、浸透しきれなかった。【大島英吾】

==============

 ◇北本市
 =選管最終発表

当 15998 現王園孝昭 68 無新

  14213 石津賢治 50 無現

 ◇北本市
現王園孝昭(げんのうぞの・たかあき) 68 無新(1)

 [元]市議[歴]東京都財務局課長補佐▽市子ども会育成連絡協議会長▽放送大中退

 ◇毛呂山町=選管最終発表
当 8771 井上健次 56 無現

  7567 岡部和雄 56 無新

 ◇毛呂山町
井上健次(いのうえ・けんじ) 56 無現(2)

 農場経営[歴]町議・副議長▽茨城・鯉淵学園

 ◆無投票当選

 ◇行田市
工藤正司(くどう・まさじ) 64 無現(3)

 [元]市消防長▽市社会福祉協議会長▽市農業委員会長[歴]市上下水道部長・市民生活部長▽拓大=[自][民][公]

6397チバQ:2015/04/27(月) 23:27:08
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chihosen15/stm/CK2015042702000144.html
北本市長選 現王園氏が初当選

2015年4月27日


初当選を祝う花束を受け取り、笑顔を見せる現王園孝昭氏(中)=北本市で
写真
 北本市長選は、無所属新人で元市議の現王園孝昭氏が、四選を目指した無所属現職の石津賢治氏(50)を破り、初当選を果たした。
 現王園氏は同市石戸の事務所で支持者らと喜びを分かち合い「素人集団の選挙だったが、何としても市政を変えたいという思いが通じた。これから市民主役の街をつくりたい」と語った。
 現王園氏は街頭で、三期十二年続いた石津市政を「独り善がりな政策が目立つ」と批判し「市政の一新を」と訴えた。「身の丈にあった財政」を主張し、財政健全化や市政への市民参画などを公約に掲げた。
 市費で市内にJR新駅を建設することの住民投票が二〇一三年に行われた際には、建設推進の旗振り役だった石津氏に対抗し、建設反対運動を展開。今回の市長選では建設反対派の市議や市民団体とも連携し、石津氏への批判票を掘り起こすことに成功した。
 石津氏は、市長と市議の同日選となる中、市議会の与党会派に所属していた現職らと共闘。今回は連合埼玉の推薦も受けて組織票固めを図った。だが、住民投票で反対票が賛成票の約三倍に上った影響を引きずり、支持を伸ばせなかった。 (花井勝規、谷岡聖史)

http://www.tokyo-np.co.jp/article/chihosen15/stm/CK2015042702000143.html
毛呂山町長選 井上氏、再選果たす

2015年4月27日


再選を果たし、喜びを爆発させる井上健次氏(右)=毛呂山町で
写真
 毛呂山町長選は無所属現職の井上健次氏が、無所属新人で元町議の岡部和雄氏(56)を破り、再選を果たした。
 井上氏は事務所で「四年間の実績が評価された。企業を誘致し、若い世代に定住してもらえる魅力あるまちづくりを進めたい」と喜びを語った。
 自民は県連が井上氏、地元の毛呂山支部が岡部氏を推薦して町を二分する激しい選挙戦となった。
 井上氏は町にとって長年の懸案だった旧川角農協前交差点の改良や、本年度で達成する小中学校全六校へのエアコン導入など「公約の九割を達成してきた」と一期目の実績を強調。二期目に向けて、企業誘致と連動した川角駅周辺整備、老人福祉センター「山根荘」の町中心部への移転と総合施設化などを訴えた。
 企業誘致で雇用を確保し、インフラ整備で住宅開発を呼び込むことにより、人口減に対応するなど「各施策を一体化して町の魅力を上げる」とする訴えが町民の支持を集めた。
 岡部氏は子育て対策として小中学校給食費の半額公費負担や地元商工業者への支援などを公約。「現職は一人だけの町政」と井上氏を批判したが、及ばなかった。 
  (中里宏、服部展和)

6398チバQ:2015/04/27(月) 23:30:18
佐倉:次世代代議士だった西田は落選 もともと八千代の人だし・・・
白井:北総線問題あるものの現職再選

http://senkyo.mainichi.jp/news/20150427ddlk12010096000c.html
’15統一地方選:佐倉市長、蕨氏3選 習志野は宮本氏 流山は井崎氏4選 白井も再選、伊沢氏 /千葉
毎日新聞 2015年04月27日 地方版

 統一地方選後半戦の4市長選と16市議選、無投票だった酒々井町を除く4町議選は26日、投開票された。佐倉市長選は無所属現職で自民党推薦の蕨和雄氏(65)が新人2人を破り、3選を果たした。習志野市長選も自民、公明党推薦で無所属現職の宮本泰介氏(42)が再選。流山市長選は無所属現職の井崎義治氏(61)が4選、白井市長選は無所属現職の伊沢史夫氏(59)が再選を決めた。習志野、流山両市長選は過去最低の投票率だった。16市議選は総定数413に531人が、4町議選は総定数56に対し64人が立候補し、次々と新議員が決まった。

 ◇佐倉市長、蕨氏3選 初の自民推薦、支持固め
 佐倉市長選は、現職の蕨和雄氏(65)=自民推薦=が、前衆院議員の西田譲氏(39)と市民団体代表の宇田実生子氏(50)の新人2人を破り、3選を果たした。

 同市先崎の選挙事務所で、支援者から大きな拍手で3選を祝福された蕨氏は「経験したことのない厳しい戦いだったが、市民が冷静に判断してくれた。将来に希望の持てる市にしたい」と述べた。

 蕨氏は2期8年の実績を強調。順天堂大の新キャンパス誘致を巡っては「積算根拠のない(大学への財政支援の)予算は出せないだけで、反対ではない」と理解を求めた。今回、初めて自民からの推薦を得て支持基盤を強化。これまで連携してきた非自民系議員らの反発も招いたが、リードを守った。

 西田氏は順天堂大誘致を公約の目玉に位置づけ、蕨氏との姿勢の違いを強調。大学関係者とも連携するなどして浸透を図ったが、及ばなかった。

 宇田氏は情報公開の徹底を掲げ、子育て支援などを訴えたが、支持は広がらなかった。【渡辺暢】

 ◇習志野は宮本氏 幅広く政策訴え再選
 習志野市長選は、現職の宮本泰介氏(42)=自民、公明推薦=が、いずれも元市議の鴨哲登志氏(68)と三浦邦雄氏(71)の新人2氏を破り、再選を果たした。

 宮本市政では、財政悪化を防ぐため、高度成長期に集中して建てられた公共施設を計画的に建て替えていく「再生計画」を策定した。統廃合で施設数を減らすことも盛り込んでいるため、鴨氏が「地域のコミュニティー施設がなくなる」と批判して出馬。「計画」を争点に持ち込んだ。

 宮本氏の選挙事務所に当選確実の一報が入ると、駆けつけた支援者らから拍手が起こった。宮本氏は「課題は大きいが、(公共施設の事業を)遅滞なく進める」と訴えた。選挙戦では、策定した「計画」だけでなく、「誰もが健康を維持できる保健、医療、福祉の充実」など幅広く訴えながら、自公の応援を得て選挙戦を優位に進め、逃げ切った。

 鴨氏は、公民館存続などを求める市民層の支持を集めたが、財政負担を伴う主張でもあり、支持の広がりに限界があった。三浦氏は「市政が私欲で動いている」と批判したが、浸透しなかった。【市村一夫】

 ◇流山は井崎氏4選 党派超え支持集め
 流山市長選は、現職の井崎義治氏(61)が、新人で4度目の挑戦となる農業を営む大作浩志氏(57)を破り、4選を果たした。

 同市平和台の井崎氏の選挙事務所に当選確実の一報が届くと、井崎氏らが、くす玉を割って祝った。井崎氏は「市の未来の発展のために全力を尽くす」と抱負を語った。

 井崎氏は、子育て世代の急増に対し、小中併設校の新設などにより対応。「市財政を悪化させている」との批判も受けたが、人口の急増を都市基盤整備の好機と捉え「活気のある街に盛り上げていきたい」と訴えた。3期12年の実績を前面に押し出すとともに、市民の力を活用するために情報公開をさらに進めていくことや、子育て環境を充実させることなどを主張。党派を超えた市民団体のサポートを受け、幅広い層からの支持を得た。

 大作氏は、市財政を圧迫する大規模開発を批判。元国会議員の支援も受けて「反井崎」票の結集を図ったが、浸透しなかった。【橋口正】

6399チバQ:2015/04/27(月) 23:30:34
◇白井も再選、伊沢氏 「対話」重視で軍配
 白井市長選は、現職の伊沢史夫氏(59)=自民、公明推薦=が元船橋市職員の新人、徳本悟氏(65)を破り、再選を果たした。「継続」か「刷新」かで揺れた選挙戦は、「対話」を重視する現職に軍配が上がった。

 伊沢氏は選挙事務所で支持者から拍手で迎えられると、「市民、議会、行政が力を合わせ、次の世代に引き継げる礎を作り、住み続けたい街を必ず実現する」と抱負を語った。

 選挙戦では、北総線の高運賃問題の対応のほか、新たな争点として関連予算が3月議会で削除された学校給食共同調理場(給食センター)の移転・建て替え事業の是非が急浮上。定数21に対し28人が出馬し、初のダブル選となった市議選とともに市長派と反市長派に分かれ、市を二分した激しい舌戦が繰り広げられていた。

 伊沢氏は、北総線の耐震化支援をしつつ、運賃については公費負担せずに通学定期代据え置きなど値下げを維持したことや、現庁舎の一部と新築の建物を使う「減築+新築」という全国でも珍しい手法の市庁舎建設に道筋を付けたことを挙げて実績を強調。政党支援による組織戦を展開して、北総線のさらなる値下げや成田空港アクセス特急の市内駅の停車、給食センター事業の実現などを訴え、保守層など幅広い支持を獲得した。

 徳本氏は告示1カ月前の3月に出馬表明。「ハコモノ事業で財政危機に陥る」「北総線運賃の3割以上値下げ」などと訴えたが、出遅れや知名度不足が響き、浸透しなかった。【橋本利昭】

==============

 ◆4市長選当選者略歴

 ◇佐倉市
蕨和雄(わらび・かずお) 65 無現(3)

 会社会長▽市酒々井町清掃組合管理者▽印旛沼環境基金理事長[歴]東京銀行員▽早大=[自]

 ◇習志野市
宮本泰介(みやもと・たいすけ) 42 無現(2)

 [元]市副議長▽全国青年市長会員▽東日本大震災液状化対策自治体首長連絡会議副会長▽秀明大=[自][公]

 ◇流山市
井崎義治(いざき・よしはる) 61 無現(4)

 [元]民間シンクタンク副主任研究員▽県市長会理事[歴]都市計画コンサル会社員▽米州立大院

 ◇白井市
伊沢史夫(いざわ・ふみお) 59 無現(2)

 [元]市部長▽北総線運賃対策協副会長▽地区消防組合管理者▽レイソル後援会名誉会長▽城西大=[自][公]

 ◆4市長選開票結果

 ◇佐倉市
 =選管最終発表

当 33286 蕨和雄 65 無現

  25880 西田譲 39 無新

  10306 宇田実生子 50 無新

 ◇習志野市
 =選管最終発表

当 32746 宮本泰介 42 無現

  18710 鴨哲登志 68 無新

   7514 三浦邦雄 71 無新

 ◇流山市
 =選管最終発表

当 48028 井崎義治 61 無現

  14822 大作浩志 57 無新

 ◇白井市
 =選管最終発表

当 14987 伊沢史夫 59 無現

   9133 徳本悟 65 無新

6400チバQ:2015/04/27(月) 23:31:14
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chihosen15/cba/CK2015042702000069.html
佐倉市長 蕨氏3選 「少子高齢化策を充実」

2015年4月27日


支援者から花束を受け取り笑顔を見せる蕨氏=佐倉市で
写真
 佐倉市長選は現職の蕨(わらび)和雄氏(65)=自民推薦=が、いずれも新人で元衆院議員の西田譲(39)、市民団体代表の宇田実生子(みおこ)(50)両氏を破り、三選を決めた。
 午後十一時半すぎ、事務所に当確が伝わると支援者から拍手が起こった。蕨氏は「二期八年の実績が評価され、本当にありがたい。少子高齢化対策などを充実させ、安心して暮らせる街をつくる」と抱負を述べた。
 蕨氏は、長年の懸案だった都市計画道路「勝田台・長熊線」の全線開通の実績や高齢者福祉や教育環境の充実を訴え支持を得た。争点の順天堂大新キャンパス誘致は賛成の立場を強調した上で「補助金の額について、市民の理解が得られるよう、大学側に詳細な事業計画の説明を求める」としていた。
 西田氏は、積極的市政への転換や順大誘致の促進、宇田氏は、情報公開を徹底し透明性のある市政の実現を訴えたが、いずれも及ばなかった。
  (渡辺陽太郎)

http://www.tokyo-np.co.jp/article/chihosen15/cba/CK2015042702000070.html
白井市長に伊沢氏 再選

2015年4月27日


再選を決めた伊沢氏(右)=白井市で
写真
 白井市長選は、いずれも無所属で、現職の伊沢史夫氏(59)=自民、公明推薦=が、新人の市民団体役員、徳本悟氏(65)を破り、再選を果たした。
 伊沢氏は当選を決めると、事務所で「少子高齢化が進み、人口減が予想されるが、次の世代に引き継げる礎を築き、住み続けたい街を実現する」と語った。
 伊沢氏は選挙戦で、北総線の運賃値下げ補助金を打ち切った上で、通学定期の割引率を維持したことなど四年間の実績を強調。小中学校と市庁舎の耐震化を進め、農業の活性化や市内企業の雇用の拡大など二期目の政策を訴えた。「親子三代が住み続けられる街を目指す」と呼び掛け、支持を集めた。
 徳本氏は、北総線の高運賃問題について「市の未来にとって最大の障害。運賃の抜本的な値下げを事業者に迫る」と主張して、給食センター建て替え計画の白紙撤回といった財政健全化策を訴えたが、及ばなかった。
  (三輪喜人)

6401チバQ:2015/04/27(月) 23:33:29
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150427ddlk14010147000c.html
’15統一地方選:平塚市長選 落合氏、堅守で再選 /神奈川
毎日新聞 2015年04月27日 地方版

 第18回統一地方選の後半戦が26日、一斉に投開票された。現職と新人の一騎打ちとなった平塚市長選は、無所属で現職の落合克宏氏(57)が再選。現職に新人3人が挑んだ大和市長選は、無所属で現職の大木哲氏(66)が3選を果たした。現職と新人2人の戦いとなった茅ケ崎市長選は、無所属で現職の服部信明氏(53)が4選。現職と前市長が推す新人が争った南足柄市長選は、現職の加藤修平氏(66)が再選を果たした。前回と同じ顔ぶれによる一騎討ちとなった開成町長選は、現職が再選。この他、横須賀、平塚、藤沢、小田原、茅ケ崎、三浦、大和、伊勢原、南足柄、綾瀬の10市議選、葉山、中井、開成の3町議選、湯河原町議補選で新議員が誕生した。

 ◆平塚市長選

 ◇経済対策推進訴え
 無所属で現職の落合克宏氏(57)が幅広い支持を集め、無所属新人で元市職員の石黒昭雄氏(65)を破って再選を果たした。

 落合氏は平塚市榎木町のホテルに集まった支援者に深々と頭を下げ、「これまでのまちづくりが認められ、信託された。人口減少社会の中で経済対策を進めて、平塚をますます発展させる土台を築いていきたい」と喜びと抱負を語った。

 落合氏は自民、民主、公明の県組織の推薦を得たことに加え、保守層をしっかり固めて安定した選挙戦を展開。待機児童ゼロの実現など、堅実な4年間の実績の他に、住民が安心できるまちづくり▽若者や企業に選ばれる活力のあるまちの実現▽住民と一体になった暮らしやすいまちの実現−−などを掲げ、住民の意見を施策に反映させる市政を訴えながら支持を拡大した。

 石黒氏は同市大神のまちづくり「ツインシティ計画の凍結」を訴えたが支持が広がらなかった。【渡辺明博】

 ◆茅ケ崎市長選

 ◇服部氏 多選批判かわし
 無所属で現職の服部信明氏(53)が、会社役員の鈴木毅氏(59)と大学講師の桂秀光氏(58)の無所属新人2人を破り、4選を果たした。服部氏は茅ケ崎市新栄町の事務所で「多選批判は厳しかったが、皆さんの支援で当選できた。新たな気持ちで茅ケ崎のために尽くしたい」と語った。

 服部氏は、公共施設の耐震化による「安心で安全なまちづくり」の進展など3期12年間の実績を強調。次期4年間もこれまでの経験を生かしながら、豊かな長寿社会の実現▽道の駅など海浜地域の活性化▽中核市への移行準備−−を中心に訴えて幅広い支持を集めた。多選批判に対しても「市政継続の観点も大切。まちの発展に取り組んだ経験もあり、時代の変化にスピード感を持って対応できる」と乗り切った。

 鈴木氏は「多選阻止」を中心に行政のマンネリ化など市政停滞を指摘したが、支持が広がらなかった。桂氏は「医科大学の創設」などを訴えたが及ばなかった。【渡辺明博】

 ◆開成町長選

 ◇因縁、今回も府川氏
 前回と同じ顔ぶれによる一騎打ちは現職の府川裕一氏(59)が、新人で元日産車体関連会社理事の山本研一氏(61)を破り、再選を果たした。

 府川氏は露木順一・前町長の後押しを受けながら、開成小学校の大規模改修など1期4年間の実績を強調。町の人口を4年後に2万人にすることや、そのための子育て支援、開成駅の急行停車などを訴え、町政の継続を求めた町民の幅広い支持を集めた。

 山本氏は自民の推薦を受け、県や国との太いパイプと、民間会社で培った実行力やリーダーシップを前面に打ち出した選挙戦を展開。子育て支援の強化、高齢者福祉の向上などを訴えたが、雪辱はならなかった。【澤晴夫】

 ◆大和市長選

 ◇大木氏、手堅く3選
 大和市長選は、無所属で現職の大木哲氏(66)が、いずれも無所属で新人の村上寛光氏(68)と橘秀徳氏(45)、安藤博夫氏(67)の3氏を破り、3選を果たした。

 大木氏は、これまでの市政運営で「健康都市やまと」を筆頭政策に掲げ、医療費助成の対象拡充などで市民生活に直結する負担減を実現。

 選挙中は2期8年で進めた健康推進の関連事業を継続させ、さらに保育所待機児童ゼロの実現▽南林間地区での防災公園整備▽若者の起業支援策−−などに力を入れると訴え、支持拡大を図った。

 大和市中央2の選挙事務所に当選の一報が入ると集まっていた支持者は歓声を上げ、大木氏が現れると大きな拍手で出迎えた。

 大木氏は一人一人と握手を交わしながら「ご支援のお陰。ありがとうございます」と応えた。激戦を勝ち抜き、ほっとした表情を浮かべながらも「さらに『健康都市やまと』を推進させる」と抱負を述べた。【長真一】

6402チバQ:2015/04/27(月) 23:33:57
 ◆南足柄市長選

 ◇加藤氏 実績を訴え再選

 現職の加藤修平氏(66)が、新人で元南足柄市企画総務部長の鎌田雅博氏(63)を破り、再選を果たした。

 加藤氏は南足柄市狩野の選挙事務所近くの駐車場で当選の一報を受けると、集まった支持者らに満面の笑みを浮かべながら「ありがとうございました」と深々と頭を下げた。

 選挙戦は「道の駅」や「南足柄・箱根道路」など地域活性化を巡り、現市政の継続か、改革かで激しい舌戦が繰り広げられた。

 自民の推薦を受けた加藤氏は「8年ぶりの黒字転換で、財政健全化を実現した」と1期4年間の実績を強調。国や県と連携した「道の駅」の整備を公約に掲げ、子育て支援など福祉の充実や教育文化の向上、防災対策の強化などを訴え、市政の継続を求めた有権者の幅広い支持を集めた。

 前市長の沢長生氏が後援会長を務めた鎌田氏は「働く場所と人口の減少が続き、閉塞(へいそく)した市の現状を打破したい」と訴えたが、一歩及ばなかった。【澤晴夫】

==============

 ◆市長選開票結果

 ◇平塚市=選管最終発表
当 57802 落合克宏 57 無現

  30063 石黒昭雄 65 無新

==============

 ◆町長選開票結果

 ◇開成町=選管最終発表
当 4831 府川裕一 59 無現

  3975 山本研一 61 無新

==============

 ◆市長選開票結果

 ◇大和市=選管最終発表
当 37584 大木哲 66 無現

  18829 橘秀徳 45 無新

  12246 安藤博夫 67 無新

   4276 村上寛光 68 無新

 ◇南足柄市=選管最終発表
当 11744 加藤修平 66 無現

   9550 鎌田雅博 63 無新

==============

 ◇平塚市長略歴
落合克宏(おちあい・かつひろ) 57 無現(2)

 [元]市議長▽農業▽不動産会社役員[歴]市職員▽PTA会長▽市農業委員▽県市議長会長▽明大=[自][民][公]

 ◇茅ケ崎市長略歴
服部信明(はっとり・のぶあき) 53 無現(4)

 全国特例市長会長▽全国市長会理事▽県市長会相談役[歴]市議▽県議▽県市長会長▽東海大中退=[自][民][公]

 ◇開成町長略歴
府川裕一(ふかわ・ゆういち) 59 無現(2)

 足柄上郡町村会長[歴]町議長▽自治会長▽東京理科大 

 ◇大和市長略歴
大木哲(おおき・さとる) 66 無現(3)

[元]県議▽鶴見大歯学部臨床教授[歴]勤務歯科医▽医療法人理事長▽青学大

 ◇南足柄市長略歴
加藤修平(かとう・しゅうへい) 66 無現(2)

 県市長会理事[歴]市自治会長連絡協議会長▽市福祉健康部長・議会事務局長▽日大=[自]

6403チバQ:2015/04/27(月) 23:35:43
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150427ddlk19010248000c.html
’15統一地方選:富士吉田市は堀内氏 「公正な市政」強調 勝俣氏は出遅れ響く /山梨
毎日新聞 2015年04月27日 地方版

 富士吉田市長選は現職の堀内茂氏(66)が新人で元市議長の勝俣進氏(59)を破り3選を果たした。同市長選で現職が3選したのは1971年から79年の選挙まで3回連続で当選した石原茂氏以来36年ぶり。投票率は74・74%(前回80・38%)。当日有権者数は4万657人(男1万9773人、女2万884人)。

 昨年12月に3選出馬表明した現職の堀内氏に対し、新人の勝俣氏は県議選が終わった翌日の今月13日に立候補を表明。2氏による争いとなった。

 堀内氏は市内の2大派閥の解消による公平・公正な市政運営、財政基盤の安定化、富士山世界文化遺産登録など2期8年の実績を訴えた。堀内氏は、屋外に設けた富士吉田市上吉田の当選報告会場で「皆さんの熱い思いが勝利に結びついた。市民が一つになって進んできた公平・公正な市政をさらに進めていきたい。支持者を裏切らないよう、命を懸けて市政のために尽くす」と述べた。

 勝俣氏は、出馬表明の時期が遅れたことが響いた。勝俣氏は事務所で「私の力不足で申し訳ない。ただ、短期間でも多くの人が支持してくれたのは大変うれしかった」と述べた。【小田切敏雄】

==============

 ◇富士吉田市
堀内茂(ほりうち・しげる) 66 無現(3)

 不動産管理会社役員[歴]ホテル会社員▽鉄道会社員▽県議▽県人事委員長▽日大

6404チバQ:2015/04/27(月) 23:36:19
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150427ddlk19010221000c.html
’15統一地方選:南ア市長に金丸氏 新庁舎建設反対訴え 初当選、子育て支援呼び掛け浸透 /山梨
毎日新聞 2015年04月27日 地方版

 統一地方選第2ラウンドの2市長選、5市村議選は26日、一斉に投票が行われ、即日開票された。富士吉田、南アルプスの両市長選はいずれも現職に新人が挑む一騎打ちの構図となり、現市政の継続か転換かを巡って、激しい選挙戦になった。南部町長選は告示日の21日に無投票当選。町村議選でも、昭和町、鳴沢村、小菅村、丹波山村が告示された21日に無投票当選が決まった。残る5市村議選で選挙戦となり、計94議席の新議員が続々と決まった。【統一地方選取材班】

 南アルプス市長選は、新人の前市議、金丸一元氏(66)が再選を目指した現職、中込博文氏(66)との一騎打ちを制し、初当選を果たした。現市政が進めていた新市庁舎建設計画に、市財政への影響から反対を訴え、浸透した。投票率は60・63%(前回61・21%)で、当日有権者数は5万7119人(男2万7948人、女2万9171人)。

 金丸氏は2004年に市議に初当選。今年3月に市庁舎建設反対の団体から推されて市長選出馬を表明した。

 「ハードからハートへ」をスローガンに、子育て支援などの充実などを呼び掛け、広く浸透。昨年12月の庁舎建設の是非を問う住民投票条例の制定を求める住民運動を行った人たちが母体となり、新庁舎建設を最大争点とする戦略で選挙戦を優位に進めた。現市政に批判的な層も取り込んで2氏による接戦を制した。

 金丸氏は記者団に「この選挙は負ける気がしなかった。新庁舎建設は全面的に見直す。現在の庁舎を活用し、必要な増改築などで対応する。すでに8億円を投入した『完熟農園』は、賛成した市議にも責任があり、見直す」などと述べた。 中込氏は11年の市長選で初当選。旧町時代からの現庁舎について、「防災に強い庁舎を造るべきだ」と新設を主張。市議の半数超や県選出の衆院議員らからも支援を受けたが、及ばなかった。

 中込氏は支援者を前に「思いのたけを述べて精いっぱい戦った。敗軍の将、兵を語るつもりはない。全ては私の不徳の致すところ」と深々と頭を下げた。

==============

 ◇市長選開票結果
 ◇南アルプス市
 =選管最終発表

当 18109 金丸一元 66 無新

  16235 中込博文 66 無現

 ◇富士吉田市
 =選管最終発表

当 18413 堀内茂 66 無現

  11516 勝俣進 59 無新

==============

 ◇南アルプス市
金丸一元(かねまる・かずもと) 66 無新(1)

 [元]市議[歴]靴販売業▽峡西青年会議所理事長▽巨摩高校PTA会長▽立教大

6405チバQ:2015/04/27(月) 23:37:01
http://www.sankei.com/region/news/150427/rgn1504270005-n1.html
2015.4.27 07:03

南ア市長に金丸氏が初当選 新庁舎「ノー」

ブログに書く0




 統一地方選の後半戦となる南アルプス市と富士吉田市の2市長選が26日投開票され、南アルプス市は新人が初当選し、富士吉田市は開票作業が深夜まで続いた。甲府市議選も同日、投票が行われ、開票作業が27日未明まで続いた。

                   ◇

 いずれも無所属の現職と新人による一騎打ちとなった南アルプス市長選は、市が進める新庁舎建設計画に反対する新人で元市議の金丸一元氏(66)が、建設計画を推進する立場で再選を目指した現職の中込博文氏(66)を破り、初当選を飾った。投票率は60・63%で前回選挙を0・58ポイント下回った。

 金丸氏は、新庁舎建設計画について、現庁舎の改修や支所の活用を訴え、建設よりも子育てや高齢者の支援、人口減少対策を優先すべきだと主張し、支持を得た。金丸氏は靴販売業などを経て、16年の市議選で初当選。市議3期目で市長選に出馬した。

 中込氏は、1期目の実績に財政健全化を挙げた。推進する立場の新庁舎建設計画については、合併特例債を活用できる現在、新庁舎と公共施設の統廃合で合理的な施設運営を目指すと主張。自然を生かした町づくりや農林業の6次産業化推進などを掲げたが、及ばなかった。

 当日有権者数は5万7119人(男2万7948人、女2万9171人)。

                   ◇

 ◇南アルプス市長選

               開票終了

 当   18109 金丸一元 無新 

     16235 中込博文 無現 

 

 金丸(かねまる) 一元(かずもと)66 〔1〕 

 元市議(靴販売業)立教大

6406チバQ:2015/04/28(火) 00:00:36
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2015042702000289.html
開票から確定…9時間近く 茅ケ崎市議選、立会人の疑義相次ぐ

2015年4月27日 夕刊


 二十六日に投開票された神奈川県茅ケ崎市長選と市議選で、開票作業が大幅に遅れた。立会人が票の確認で疑義を唱えるケースが相次ぎ、市議選の確定は開票から九時間近く過ぎた二十七日午前五時三十八分。同市選挙管理委員会の担当者は「熱心に職務を遂行する方がいた。仕方ない」と疲れた様子で話した。
 開票作業は二十六日午後八時五十分ごろ始まり、市長選の確定は二十七日午前一時十五分だった。市選管の当初終了見込みは、市長選が二十六日午後十一時ごろ、市議選が午後十一時半ごろだった。
 市選管によると、票の束を一票ずつめくって確認する立会人が複数いたため、大幅に時間がかかったという。
 市長選は各候補の陣営から三人、市議選はくじで選ばれた九人が立会人を務めた。男性立会人(45)は「候補者によく票を見るように言われた」と説明。女性立会人(66)は「初めての経験でしっかりやらなくてはと思った」と話した。
 市選管担当者は「点検は本来の業務で、早くしてほしいとは言えない」と話していた。

6407チバQ:2015/04/28(火) 00:09:37
http://www.sankei.com/region/news/150427/rgn1504270025-n1.html
2015.4.27 07:00

「軽トラ市」の藤田氏、矢板市議に初当選 「市民の底力、街づくりに」





 激戦となった矢板市議選では、「がんばっぺやいた軽トラ市」仕掛け人の無所属新人、藤田欽哉氏(39)が初当選した。

 矢板市末広町の事務所には大勢の支持者が詰めかけ、開票結果が伝わると、藤田氏は支持者らと万歳三唱で喜びを分かち合った。「20年前に市議だった父がなくなったときから、後を継いで政治の道に進むことを誓った。この恩を一生忘れず矢板市発展のために全力で頑張っていきたい。気合を入れて頑張ります。皆さんの力で大きく育ててほしい」と力を込めた。

 叔父、父親がともに市議を務め、子供の頃から政治が身近にあった藤田氏。福島第1原発事故に伴う指定廃棄物の最終処分場候補地に矢板市内の国有林が提示された際には、撤回を求める市民らの「1万人集会」を企画した。


 「市民が団結して国の方針を撤回させた。あのときの一体感、市民の底力を街づくりに生かしたい」と立候補。選挙戦では商店街のにぎわい創出や農林商工が連携した街づくりなどを重点公約に掲げ、「矢板を元気にしたい」と訴えた。

6408チバQ:2015/04/28(火) 00:32:25
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150427-00000686-kana-l14
府川氏再選 自民党推薦の新人を退ける 開成町長選
カナロコ by 神奈川新聞 4月27日(月)7時3分配信

 県西地域で唯一人口が増えている開成町の町長選は、ともに無所属で、再選を目指した現職の府川裕一氏(59)が新人で元会社理事の山本研一氏(61)=自民党推薦=を破り、前回と同じ顔ぶれによる一騎打ちを再び制した。

 2011年の知事選に出馬するまで4期13年続いた露木順一前町政を継承した府川氏は、町立開成小学校の大規模改修や、小児医療費助成をそれまでの未就学までから小学校6年生までに一挙拡大するなどの実績を強調した。

 争点の一つで、規模や財源面などで批判を受けた町庁舎整備問題は「今が決断の時」と理解を求め、支持を広げた。

 山本氏は「民間経営の感覚で行財政改革が必要」と主張。町庁舎整備問題では「事業費の7割の財源確保と建設費削減が条件」と訴えたが、及ばなかった。

 投票率は68・21%で、前回68・35%を0・14ポイント下回った。

 当日の有権者数は1万3025人(男6375人、女6650人)。

◆町庁舎整備理解得る
 解 説 
 開成町長選は、現職と新人が最後まで予断を許さない戦いを展開した。結局有権者は「継続」を掲げた現職の府川裕一氏を選択し、自民党推薦の新人山本研一氏の再挑戦を退けた。

 府川氏は、1期目に大きな失政はなく、インフラ整備や子育て支援策などの実績を強調。後援会も、今回地方選で影響力の拡大を図る自民党への警戒を背景に「足柄上地域に自民色を許さない」とげきを飛ばし、票を掘り起こした。

 山本氏は前回の敗戦から4年間、町議会傍聴を続け後援会もフル回転。「民間の経営感覚と国・県との太いパイプ」を訴え、推薦した自民党県連も「地方創生のモデル・開成は落とせない」と全面支援した。

 争点に浮上したのが町庁舎整備問題だった。「事業費の7割の財源確保と建設費削減が条件」との山本氏の批判に対し、府川氏は老朽化対策や防災機能強化の必要性を強調。「決断するのが町長の役目。財源は後から付いてくる」と理解を求めた。

 町民の審判は、町政継続と庁舎建設に「ゴー」だった。重い負担を抱え、夢の実現と行財政再建の両立へ町長の手腕が問われる。

府川氏の横顔
 東京理科大学工学部卒業後、家業の靴店を継ぐ。町議3期、自治会長を経て、2011年町長に初当選。趣味は硬式テニスで、錦織圭選手の活躍が楽しみ。家族は母、妻、成人した息子3人。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150427-00000682-kana-l14
「町民2万人に増やす」 府川氏再選 開成町長選
カナロコ by 神奈川新聞 4月27日(月)7時3分配信

 無所属現職の府川裕一氏(59)は午後10時10分ごろ、開成町延沢の事務所で当確の報を受けると、支持者とともに再選の勝ちどきを上げた。

 前回と同じ相手との一騎打ちに再び勝利。前任者であり、小中学校時代の同級生でもある露木順一前町長とがっしり握手した府川氏は、「4年間の実績を評価していただいた」と勝利宣言した。

 選挙戦では、開成駅前に常設型子育て支援センターの開設を準備するといった実績や町政の継続を訴えた。規模や財政面などで相手候補から批判を受けた町庁舎整備問題では「今、決断するとき」と強調してきた。

 2期目について、府川氏は「子育て支援を充実させて若い世代を呼び込み、町民を2万人に増やしたい。さらに元気な町にするため誠心誠意働いていく」と決意を新たにした。

◆親子2代の町長ならず
山本氏、再び敗戦
 開成町吉田島の開成駅前に設けられた無所属新人の山本研一氏(61)の事務所では午後10時35分ごろ、落選の結果が伝わると開票状況を見守っていた支援者らに落胆の色が広がった。

 自民党の推薦を受けた。前回と同じ顔合わせでの一騎打ちとなったが、再び敗戦。父に続く親子2代の町長の座をまたも射止めることができなかった。

 「思いが伝わらなかった」と無念の表情を浮かべ、今後については「2回連続で同じ候補者に敗れた。事実を重く受け止める。みんなと話して決めたい」と述べた。

6409チバQ:2015/04/28(火) 00:33:28
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150427-00000687-kana-l14
加藤氏続投 県西活性化掲げ接戦制す 南足柄市長選
カナロコ by 神奈川新聞 4月27日(月)7時3分配信

 南足柄市長選は、無所属で現職の加藤修平氏(66)=自民党推薦=が、無所属新人で元市部長の鎌田雅博氏(63)を破り、再選を果たした。

 加藤氏は「4年間で財政健全化を定着させた。福祉、教育・文化、成長戦略も政策実行にはまず財源」と1期目の実績を強調。「県西地域全体の活性化のため、国・県と連携し、道路や道の駅を整備する」とする公約を掲げ、手堅い組織選挙を展開。推薦を受けた自民党をはじめ、支持層を固めて接戦を制した。

 鎌田氏は「雇用減や人口減への有効策がない」と現市政への批判を展開。加藤氏が進める道の駅整備も「赤字必至。まず道路整備が必要」と訴えた。前回市長選で敗れた沢長生前市長らが陣営を支援して選挙戦を戦ったが、出馬表明が2月と遅く、知名度不足から浸透しきれなかった。

 投票率は60・93%で、前回65・74%を4・81ポイント下回った。当日の有権者数は3万5461人(男1万7341人、女1万8120人)。

◆実績を強調 継続に是
 解 説 
 今回の市長選は、加藤修平氏の1期目の「実績と継続」の是非を問うものだった。

 企業城下町として栄えた市は今、富士フイルムの業態転換で税収は減少、少子高齢化や人口減という構造要因も重なり、長期低迷が続いている。昨年12月の市議会では、市政の根幹をなす「第5次総合計画基本構想(2015年度〜24年度)」が特別委員会で否決され、賛否同数となった本会議では議長裁決で可決されるなど、混迷もあった。

 選挙戦では、前回市長選で加藤氏に敗れた沢長生と杉本健二の両氏が鎌田雅博氏を担ぐトロイカ体制で現職批判を展開。これに対し加藤氏は「行財政の健全化」など1期目の実績を強調するとともに、地域活性化に向け「道路や道の駅などのインフラ整備」を公約に明記。ただ危機感があったのも事実で、自民党に推薦を依頼するなど組織固めを進めていた。

 4年前の前回、県西2市8町合併問題の頓挫、東日本大震災という未曽有の事態が続く中で託された加藤市政。課題が山積する今後4年の公約実行には、継続を是とした市民の目が注がれ、市長の手綱さばきが試される。

加藤氏の横顔
 日本大学法学部卒。1973年に南足柄市役所入り。福祉健康部長、議会事務局長を歴任し、2006年退職。11年に2度目の挑戦で市長選に初当選した。趣味はそば打ち。家族は息子3人、嫁、孫1人。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150427-00000696-kana-l14
南足柄市長選本社出口調査 加藤氏、現職強み生かす
カナロコ by 神奈川新聞 4月27日(月)12時33分配信

南足柄市長選本社出口調査 加藤氏、現職強み生かす
主な政党支持層の投票行動
 神奈川新聞社が26日に実施した南足柄市長選の出口調査によると、再選した加藤修平氏は推薦を受けた自民支持層の6割を固めたほか、民主支持層にも浸透。現職の強みを生かし、鎌田雅博氏を振り切った。

 加藤氏は財政健全化などの実績を強調し、自民支持層の60・9%、民主支持層からは56・3%を獲得した。地域別では市北部や東部を中心に支持を広げた。

 鎌田氏は現市政が進める道の駅整備などを批判。共産支持層の70・4%を取り込んだ。地域別では市心部の一部で支持を得たものの、及ばなかった。無党派層や維新支持層は両氏の支持が拮抗(きっこう)し、公明支持層も大きな差はなかった。

 投票で重視した基準は34%が「公約や政策」と回答した。具体的な課題では子育て支援(33・4%)が最も多く、交通インフラ(23・3%)、道の駅(10・5%)と続いた。

 加藤市政の1期目については42・7%が「評価する」としたものの、「分からない」も31・1%に上った。

 調査はあらかじめ選んだ投票所10カ所で午前7時から午後6時まで実施。投票を終えた有権者524人から有効回答を得た。

6410チバQ:2015/04/28(火) 00:34:08
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150427-00000690-kana-l14
大木氏3選 橘氏ら3新人退ける 大和市長選
カナロコ by 神奈川新聞 4月27日(月)7時3分配信

 県と政令指定都市を除く県内自治体を対象とした統一地方選後半戦の5首長選と13議員選の投開票が26日、行われた。5首長選のうち、大和市長選は、現職の大木哲氏(66)が新人3人を退け3選を果たした。三つどもえの戦いとなった茅ケ崎市長選は、現職の服部信明氏(53)が4選を達成。平塚市長選と南足柄市長選は、それぞれ現職の落合克宏氏(57)、加藤修平氏(66)が新人を下し再選を決めた。開成町長選は、現職の府川裕一氏(59)が再選を果たした。

 無所属4人の争いとなった大和市長選は現職の大木哲氏(66)が、元衆院議員の橘秀徳氏(45)、元県議の安藤博夫氏(67)、元市議の村上寛光氏(68)の新人3人を破り、3選を果たした。

 大木氏は市立病院の医師増員、子育て支援策の拡充、大和駅東側の再開発ビル着工など2期8年の実績をアピール。「健康都市やまと」のスローガンを掲げ、「そこに住む人だけでなく社会、まちを健康にしよう」と訴え、新人3人の批判をかわし、幅広い支持を得た。

 橘氏は現職を「ワンマン市政」と批判し、「市政を正常化しよう」と呼び掛けたが、及ばなかった。安藤氏は「地域のやる気を引き出し、経済を活性化させる」、村上氏は「市南部から40年ぶりに市長を出そう」などと訴えたが、支持が伸びなかった。

 投票率は40・80%で、過去最低だった前回より1・60ポイント下回った。当日の有権者数は18万4778人(男9万2900人、女9万1878人)。

◆政治姿勢よりも実績
 解 説 
 保守分裂の乱戦を現職の大木哲氏が制した。いずれも保守系の新人3人はトップダウン型の大木氏の市政運営を「ワンマン」と批判したが、批判票は分散。2期8年の実績と「健康都市やまと」のスローガンを掲げた現職が3期目の切符を手にした。

 大木氏は親族の市職員採用や、部下に対するパワーハラスメントの調査をもみ消したとされる前教育長の辞職問題などで市議会やメディアから詳細な説明を求められても拒否し続け、各方面から批判にさらされた。

 その一方で、市立病院の医師増員や子育て支援策の拡充などに代表される「健康都市施策」を主導。「スピード感あふれるリーダーシップが発揮された好例」と、幅広い支持を集めた。有権者は政治姿勢よりも実績を重視した。

 3期目の大木氏は大和駅東側の再開発ビルの完成(2016年11月)や、航空機騒音の軽減につながることが期待される米海軍厚木基地の艦載機部隊の岩国基地(山口県)移駐(17年ごろ)に立ち会う。

 まちが大きく発展する可能性を秘めたビッグチャンスに、どう手腕を発揮するか。注目が集まる。

大木氏の横顔
 青山学院大学を卒業後、会社員を経て、鶴見大学歯学部に入学し、歯科医に。横浜市青葉区選出の県議(3期)から、2007年、大和市長選に初当選。趣味は「仕事」。妻と長女と3人暮らし。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150427-00000697-kana-l14
大和市長選本社出口調査 大木氏、無党派など浸透
カナロコ by 神奈川新聞 4月27日(月)12時33分配信

大和市長選本社出口調査 大木氏、無党派など浸透
主な政党支持層の投票行動
 26日に投開票された大和市長選で神奈川新聞社が実施した出口調査によると、3選を果たした大木哲氏は、自民、公明、共産などの各支持層に幅広く浸透し、いずれも新人の橘秀徳、安藤博夫、村上寛光の3氏との争いを制した。

 大木氏は市立病院の医師増員や大和駅東側の再開発ビル着工などの実績を前面に出した選挙戦を展開。自民支持層の56・7%、公明支持層の62・8%、維新支持層の51・6%を獲得しただけでなく、共産支持層から51・2%の支持を得たほか、無党派層にも46・9%と浸透した。

 橘氏は現市政への批判に加え、企業誘致や防犯対策などを訴えた。民主支持層の50・7%、無党派の38・6%から支持を受けたものの、自民支持層は19・7%にとどまった。安藤氏、村上氏もまちづくりなどを訴えたが、支持の広がりに欠けた。

 投票で重視した基準は「公約・政策」が39・3%で最多。市政に期待することは「景気対策」が38%で最も多かった。

 調査はあらかじめ選んだ投票所12カ所で午前7時から午後6時まで、投票を終えた有権者619人から有効回答を得た。

6411チバQ:2015/04/28(火) 00:34:42
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150427-00000688-kana-l14
落合氏が再選 子育て支援訴えに支持 平塚市長選
カナロコ by 神奈川新聞 4月27日(月)7時3分配信

 平塚市長選は、無所属で現職の落合克宏氏(57)=自民、民主、公明党推薦=が、無所属新人で元市職員石黒昭雄氏(65)との一騎打ちを制し、再選を果たした。

 市南部の大規模工場跡地で進んでいる再開発事業や、6次産業化推進といった実績をアピールするとともに、人口減少社会を見据え子育て世代の支援や高齢者の地域包括ケアシステム構築などを訴えた。自民、民主、公明の地元県議3人がそろって応援に入り、地元経済団体や労働組合からも支持を得て、手堅い選挙戦を展開した。

 石黒氏は、相模川を挟む大神地区と寒川町倉見地区で一体的なまちづくりを進めるツインシティ計画の凍結などを掲げたほか、市民目線で透明性の高い行政運営の実現を呼び掛けたが、出遅れが響き支持は広がらなかった。

 投票率は43・80%で、過去最低だった前回をさらに6・08ポイント下回った。当日の有権者数は20万6834人(男10万3009人、女10万3825人)。

◆手堅く組織票まとめ
 解 説 
 平塚市長選は、現職の落合克宏氏が、新人の挑戦を退けて再選を果たした。一時は無投票が取り沙汰され、対抗馬が出馬表明した後ですら、「事実上の信任投票」との声が漏れ聞こえた今回の選挙戦。政党や議会、地元経済団体や労働組合を手堅くまとめ、2期目の推進力を手にした形だ。

 一方、投票率が43・80%と過去最低となった中で、直前に名乗りを上げた新人に3万超の票が投じられたのは4年間の落合市政に不満を持つ市民が少なくないことの表れだろう。真摯(しんし)に受け止める必要がある。

 落合陣営は争点化を避けたが、大神地区で進む「ツインシティ計画」は、2期目の大きな課題だ。今月1日には事業施行者となる土地区画整理組合の設立認可が申請されたが、事業に慎重な地権者も少なくない。一体的なまちづくりをする寒川町倉見地区では、新幹線新駅誘致をめぐりJR東海がリニア中央新幹線開業を優先する姿勢を崩しておらず、先行する平塚との足並みはそろっていない。

 先行き不透明な同計画のほか、中心市街地の活性化や、観光や経済振興といった課題もある。2期目こそ、落合市政の真価が問われる。

落合氏の横顔
 平塚市生まれ。市に22年間勤務した後、市議を2期8年務め、2011年に初当選。愛読書は童門冬二さんの「上杉鷹山」で「リーダーとしてどうあるべきかのヒントが分かる」。家族は両親と妻、長女、長男。

6412チバQ:2015/04/28(火) 00:41:32
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150428-00010000-saitama-l11

埼玉の滑川町議選で束ごと票取り違える 再点検でミス発覚
埼玉新聞 4月27日(月)23時58分配信

 26日の滑川町議選の開票をめぐり、2候補の一部票を束ごと取り違えて集計するミスがあった。最後の当選者が同数で再点検をしたため発覚したが“お蔵入り”の可能性もあったという。

 同町議選は定数14人に対して17人が立候補、8年ぶりの選挙戦となった。開票は午後9時から役場会議室で行われ、同10時に中間速報、同27分には開票結果が公表された。

 その結果、最後の14番目はいずれも無所属新人の服部幸雄氏と吉田文夫氏が390票で同数だった。このため投票総数7989票を再点検した結果、無所属新人、松本幾雄氏の集計票に同、宮島一夫氏の一束(50票)が交じっていたことが判明した。その後、午後11時58分に開票結果を修正した。同数の2氏は公選法に基づき、くじ引きをした。

 同選管によると、計算速報係(2人)が中間集計のため一時作業を止め、再開の際、松本氏の束に宮島氏の束が紛れ、そのまま集計してしまった可能性があるという。

 吉野正和総務政策課長は「申し訳ない。集計ミスはあってはならないこと。弁解の余地はない。今後、このようなことがないように対応したい」と話した。

 一度は「447票」で確定したが、その後「397票」に修正された松本氏は「驚いた。なんでこんなミスをしたのだろうか。(票数が変わり)冷や冷やした」と話した。

 一方、同町議選でくじ引きで当選者が決まったのは初めてで吉田氏が初当選を果たし、服部氏が涙をのんだ。

6413チバQ:2015/04/28(火) 00:41:59
http://www.saitama-np.co.jp/news/2015/04/28/02.html
2015年4月27日(月)
<川越市議選>疑問票3039票 開票作業に6時間

 26日に投開票された川越市議選の開票確定は27日未明の午前2時58分。終了予定だった午前0時半より約2時間半の遅れ、午後9時の開票作業開始からは実に6時間を要した。特に午前2時半まで、候補者1人が当選可能な3039票が「疑問票」として中ぶらりん。一刻も早く結果を知りたい各候補者の陣営関係者からは不満の声が漏れた。

 市選管によると、今回は特に正確さを重視。候補者名に1文字でも誤字脱字があったり、読みづらい字があれば全て再考を加える疑問票に回した。結果として白票約千票に対し、疑問票が約2千票生じ、立会人も交えて審査した結果、午前0時半、1時、1時半、2時、2時半の計5回の開票速報は全て開票率97・32%で変化なく、3039票の行方が定まらなかった。

 そもそも開票開始1時間半後の第1回速報で「開票率0%」との発表に、開票所に詰めていた各陣営関係者からは「市民にいち早く知らせようという気はあるのか」と不満の声が上がっていた。同選管の杉本智子委員長は開票作業終了後、報道陣に対して「疑問票が2千も出るとは思っていなかった」としながらも、「時間がかかったことは非常に残念だが、適正にやった」と繰り返した。

6414チバQ:2015/04/28(火) 07:46:14
http://www.sankei.com/region/news/150428/rgn1504280022-n1.html
2015.4.28 07:00

栃木県議会 旧みんな系で当選の4人、3会派へ





 解党したみんなの党所属議員によって結成されていた県議会会派「みんなのクラブ」に所属し、今月の県議選で当選した議員が、それぞれ新たな会派を結成することが27日、分かった。旧みんな系の同クラブは既に解散が決まっていた。今回当選した4人は同一会派ではなく、1人会派など3会派に分裂する。一方、民主党・無所属クラブには8人が参加、自民党会派に次ぐ第2会派に復帰することも分かった。

                   ◇

 みんなのクラブは改選前の県議が任期を迎える29日で解散する。代表の相馬憲一氏(57)=大田原市=は27日、産経新聞の取材に対し、「政策面で一致しなかった」と述べ、旧みんな系議員で新会派は結成せず、自らは1人会派で活動する考えを明らかにした。ただ、今回の選挙では、自民党支部役員らの支援を受けており、周囲には「今後の自民入りも視野に入れている」との見方が強い。

 同クラブは改選前、7人が所属し、今回は3人が落選。関係者によると、当選した4人のうち、渡辺幸子氏(32)=宇都宮市・上三川町=と相馬政二氏(58)=那須塩原市・那須町=は新会派結成の方向で調整。相馬憲氏と早川桂子氏(59)=佐野市=はそれぞれ1人会派で活動する意向だ。

 みんなの党は平成23年の県議選で13人が当選。市長選転出や離党、会派離脱もあり、同クラブは7人に減ったが、第2会派の地位は維持していた。

 一方、民主党系会派には、党公認・推薦の7人に、連合栃木の推薦を受けた無所属元職の山田美也子氏(59)=宇都宮市・上三川町=が加わり、改選前の4人から倍増する。

 新議員の任期が始まる30日に、新しい議会の構成が定まる。最大会派の自民党会派は29人が参加する。

6415チバQ:2015/04/28(火) 07:52:34
>>6223
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chihosen15/kng/CK2015042802000143.html
相模原市議選 南区で異議申し立て 次点・大槻氏 選管に再点検求める

2015年4月28日


 十二日に投開票された相模原市議選の南区選挙区で、最下位当選者と〇・六六一票差で次点となった大槻和弘氏(59)=無所属元職、自民推薦=が二十七日、最下位当選者の当選を無効とし、自身を当選人とするよう同市選挙管理委員会に異議を申し立てた。市選管は原則三十日以内に対応を決める。
 申し立てによると、匿名の人物から情報提供があり、(1)大槻氏に有効と思われる票が数票あったのに無効票と判断された(2)大槻氏の有効票と判断されるべき数票が、別の「大槻」姓の候補と案分された-ことを知らされたという。
 大槻氏は、無効票二千四百八十七票と案分票十二票の開示、再点検で得票数を確定し、自身が最下位当選者を上回った場合は当選人にするよう求めている。記者会見では「(異議申し立ては)支援者や投票してくれた方への責任でもある」と話した。 (寺岡秀樹)

6416チバQ:2015/04/28(火) 21:34:53
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150428ddlk19010137000c.html
’15統一地方選:南アルプス市長選 「新庁舎」どうなる? 初当選・金丸氏、議会調整で曲折も /山梨
毎日新聞 2015年04月28日 地方版

 26日投開票された南アルプス市長選は、前市議の新人、金丸一元氏(66)が現職の中込博文氏(66)を破り、初当選した。市が進める新市庁舎建設計画を「最大の争点」として見直しを強く主張。建設推進を唱える中込氏に勝利したものの、市議の大半は現行の建設計画を支持。さらに金丸氏は建設計画以外の公約でも、前執行部と議会側との間で歩調を合わせてきた政策の見直しに踏み込んでおり、実行には今後の曲折も予想される。【統一地方選取材班】

■ 「争点」絞り勝利

 「庁舎問題について『そんな(建設する)時代じゃない』と、大半の市民の皆さんが思っている」。26日夜、当選会場で金丸氏は記者団に建設計画見直しを改めて明言した。

 同市は6町村の合併で2003年発足。市庁舎建設費にも充てられる国の合併特例債が使える期限の延長を受け、11年に初当選した中込市長のもとで13年度から新庁舎建設に向けて動き出した。反対運動を進めてきた市民グループが市長選で対立候補の人選を進め、今年3月に金丸氏の擁立が決まった。

 選挙戦で金丸氏は庁舎問題を「シングルイシュー(単一の争点)」として建設の是非を前面に押し出し、選挙戦を展開。一方で、中込陣営は「庁舎問題だけが争点ではない」と人口減対策などを訴えたが、防戦に追われた。陣営の一人は「思いのほか市民に浸透していた」と振り返った。

 ■公約青写真は

 金丸新市長は一夜明けた27日の記者会見で、市庁舎について「必要最小限の増改築を行う」と繰り返した。市によると、これまでに新庁舎の基本設計に係る測量の委託料などで3000万円以上を投入しており、白紙に戻れば「すでに費やしたコストはどうなるのか」(市議の1人)と火種になりそうだ。

 また、中込氏が唱えていた観光向けの櫛形山へのロープウエー建設計画についても、「建設しない」と明言。また、市が進める農業施設も内容の見直しを公約。すでに投じた公費についても「(予算に)賛成した議会に責任がある」と議会批判まで展開していた。

 ■議会と「ねじれ」

 しかし、金丸氏が見直しに言及した政策は執行部が議会の了承を得て進めてきた経緯もある。市民グループは昨年、庁舎建設の賛否を問う住民投票条例制定の直接請求に必要な署名を提出。12月の定例市議会(定数22)で、制定に賛成したのは当時市議だった金丸氏を含む5人のみ。大半の市議は反対に回った。新庁舎建設に賛成、反対する市議の割合は現在もほぼ変わらないとみられ、今後の執行部と市議会との「ねじれ」も予想される。

 建設計画に賛成した市議の一人は「新市長には是々非々で臨む。市長の公約は具体策が見えない部分も多い」と鼻息が荒い。金丸氏は27日の記者会見で、議会との関係を「私から働きかけないと回らない。理解してもらうしかない」と述べた。

6417チバQ:2015/04/28(火) 22:13:32
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/2015/news/20150427-OYT1T50059.html
「街コン」立役者が初当選、平成生まれ14人も
2015年04月27日 12時28分
 統一地方選後半戦の当選者らは27日、地域の活性化に取り組むことを改めて誓った。


 宇都宮市議選では、佐々木均さん(56)が初当選した。佐々木さんは街ぐるみの合同コンパ「街コン」の先駆けで、2004年に始まった同市の「宮コン」創始者。若者に異性との出会いの場を提供し、地元飲食店の収入になる宮コンの実行委員会会長を今も務める。27日未明に当選を決め、「できることを精いっぱいやって、宇都宮の役に立ちたい」と語った。

 平成生まれの議員も後半戦では、27日開票の区議を除き、市議12人、区議2人が当選した。その1人、長野県の松本市議選で当選した青木崇さん(25)は27日午前、「慣習にとらわれず、一人の若者として議会に発信していきたい」と決意を述べた。

 東京電力福島第一原発事故に苦しむ福島県では、都内から戻ってきた鍼灸しんきゅう院経営、京條英征さん(71)が鮫川村議に初当選。京條さんは27日、「県外にいた経験を生かして村の魅力を磨き、自然豊かな村を子供たちに残したい」と抱負を述べた。

2015年04月27日 12時28分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

6418チバQ:2015/04/28(火) 22:38:26
>>6348鋸南町
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20150428ddlk12010115000c.html
<’15統一地方選>投開票から一夜 次の4年スタート 4市長選は全て現職 /千葉
毎日新聞2015年4月28日(火)11:43
 統一地方選の第2ラウンドの4市長選、16市議選、無投票だった酒々井町議選を除く4町議選の投開票から一夜明け、当選者らは抱負を語るなど決意を新たにした。市長選は全て現職が当選し、市議選では開票作業が27日未明まで混乱した市も。自治体の今後の4年を託された態勢が固まり、新しい任期がスタートする。

 ◆佐倉市長選

 ◇蕨氏、支持者と握手「バランス取れた政策を」

 佐倉市長選で3選を果たした現職の蕨和雄氏(65)は27日朝、市選管の当選告知書を同市先崎の選挙事務所で受け取った。「数時間しか寝ていない」と目を赤くしながらも、当選の祝福に駆けつける支持者らに次々と笑顔で握手を交わすなどしていた。

 今後の課題として、厳しい人口減少・少子高齢時代への対応の必要性を強調。「小中学校すべての給食室建て替えに40億円かかる。教室にエアコンを付けると20億円かかる。道路や橋も老朽化している。限られた予算の中で、バランスが取れた政策を立てていく。(争点になった)順天堂大誘致も、その中で考えていく」と述べた。

 得票数は争った新人2人の合計を下回ったが、「批判票は受け止める」と述べるにとどめた。【早川健人】

 ◆流山市長選

 ◇井崎氏、抱負語る 子育て環境充実に意欲

 流山市長選で危なげなく4選を決めた井崎義治市長(61)は一夜明けた27日、同市役所で記者会見し、「市民へのサービス向上と、流山の明るい未来に向け頑張っていきたい」と抱負を語った。

 前回選挙と同じ新人候補が相手。しかし、今回は相手候補を元国会議員が全面支援し、厳しい選挙戦が予想された。投票率は47・14%と過去最低だったが、それでも3万票以上の差を付け、「期待が込められたものだと思います」と笑顔を見せた。

 4期目の施策については「子育て環境の充実に懸命に取り組みたい。認可保育園の更なる定員増を図り、待機児童ゼロを目指したい」と述べた。また、高齢化対策にも言及。子育てを終えた高齢者に広い戸建て住宅から老人ホームなどに移ってもらい、空いた戸建て住宅を子育て世代に利用してもらう「高齢者住み替え制度」などを活用することで、「子育て世代と高齢者の対策を同時進行させていきたい」と述べた。【橋口正】

 ◆白井市長選

 ◇伊沢市政安定へ 市議選も市長派過半数

 市長選と市議選(定数21)が初めてダブル選となった白井市。伊沢史夫市長(59)が5000票以上の差をつけて勝利し、市議選も市長派の当選者が過半数を占めた。ここ数年、北総線の運賃問題で揺れ続けてきた同市政だったが、伊沢氏の2期目は安定した態勢でのスタートとなった。

 市議会では、北総線の運賃を値下げするための沿線市による補助金支出の手続きを巡り、賛成、反対で二分され、前市長の不信任案決議が可決。これに伴い、2011年に出直し選挙が行われるなど混乱した。今回の統一選直前の3月議会でも、老朽化した学校給食共同調理場(給食センター)について市が提案した移転・建て替え事業の予算がわずか1票差で削除された。この対立が反映されて、市議選では28人の候補者中、市長派は公明3人を含め計14人、反市長派は共産1人を含め計11人を擁立。給食センターの是非を巡り、激しい選挙戦を繰り広げて主導権争いを展開した。

 この結果、市長派は公明3人を含め12人が当選して躍進。反市長派は共産1人を含め当選は8人にとどまった。市長派が過半数を維持し、伊沢市長の市議会での足場を固める結果となった。

 伊沢市長は26日、「反対派と含め粘り強く対話を続ける」とした上で、給食センターについては「選挙を通して有権者に受け入れられ、決着した」との認識を表明。6月議会に移転・建て替えの事業費を再提案する方針だ。また、北総線の今後の運賃値下げについては「(鉄道会社側と)互いに協力し、利便性の高い運賃にしていく」と強調した。【橋本利昭】

6419チバQ:2015/04/28(火) 22:38:45
◆勝浦市議選

 ◇初の女性市議2人 トップと4位、市民の期待

 勝浦市議選では初の女性議員が2人誕生した。1958年の市制施行以来、半世紀以上も男性の議場独占が続いた漁業と農業主体の町。「新風を吹き込んでほしい」という市民の期待が2人の大量得票にも表れているようだ。

 2位当選者の倍近い1396票でトップ当選した照川由美子さん(62)は元小学校長。今回勇退した議員から地盤を譲り受け、かつての教え子がいる有利さを生かし、圧倒的な強さを発揮した。

 「勝浦は女性の社会参加に閉鎖的な考えがまだまだ強い。友人や地域の人たちから背中を押され、立候補を決意した」という。勝浦は照川さんの実家がある。父常吉さん(89)は反対したが、やはり校長だった夫の三郎さん(65)が「地域のため」と父を説得してくれた。

 「女性だから、というのではなく、男女共生社会にふさわしい平等な視線で勝浦の将来を見つめ、提言していきたい。1396票は『いざ、苦労を』の叱咤(しった)だと思います」と決意を語る。

 昨年まで市中心部でスーパーを経営していた久我恵子さん(52)も708票で4位の上位当選。「人口の半分は女性なのに、これまで議員が出なかった方がおかしい。商売をしていて閉塞(へいそく)感も感じたので、女性のパワーで町を元気にしたい」と抱負を語った。【中島章隆】

 ◆習志野市議選

 ◇立会人原因、開票遅れる

 習志野市議選は26日に投開票されたが、開票は27日未明にずれ込み、確定したのは午前4時。前回2011年の午前1時15分と比べ3時間近くも遅かった。

 市選管によると、立会人の票チェックが遅く、結果判明が滞った。立会人が開票所の外に出たり、中座したりして票の流れが止まったりした。

 公選法によると、原則として候補が立会人を届け出、抽選などで3〜10人が選ばれる。今回は上限の10人が立会人となった。

 今回は、特定の立会人の所で票が滞ったことから、市選管は「今後は、各陣営に迅速な作業に協力してもらうようお願いする」としている。選挙結果は公選法で速やかに公表するよう努力義務が定められている。【市村一夫】

 ◆鋸南町議選

 ◇「汚染土」反対派多数 町長「町民の判断示された」

 「汚染土処理場」の建設の賛否が最大の争点となった鋸南町議選(定数12)は、反対派の「鋸南町の環境と子どもを守る会」(金木健治会長)が擁立した新人候補3人がそろって上位当選したのをはじめ、現職も得票を伸ばした。一方、2年前の町議会で賛成した現職候補3人はかろうじて議席を守ったが、いずれも8年前の得票より約200票ずつ減らした。「守る会」は「議会内の勢力は改選前(反対7、賛成5)から9対3になった」と事実上の勝利宣言をした。

 21日に無投票6選を決めた白石治和町長は「(町議選の投票総数約5700票のうち)賛成派は3人合計しても1000票しかない。汚染土問題についての町民の判断は明確に示されたと思う。この結果を(処理場に許可権を持つ)県は重く受け止めてほしい」と話した。【中島章隆】

6420チバQ:2015/04/28(火) 22:45:05
http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/20150428/CK2015042802000154.html?ref=rank
川越市議選「疑問票」で大幅遅れ 「即日開票の意味ない」批判も

2015年4月28日


 川越市議選(定数三六)の開票作業は、漢字の誤記などがある「疑問票」の処理に手間取り、全票終了の確定が前回市議選(翌午前零時三十五分)から二時間半も遅い二十七日午前二時五十八分となった。市選挙管理委員会(杉本智子委員長)事務局は「作業にミスはなく、疑問票の処理をこれまでより慎重に行った結果」としている。
 市議選には四十七人(前回四十五人)が立候補。選管事務局によると、事前に選管委員会(委員四人)が疑問票の処理について「一票一票慎重にやる」との方針を決め、開票当日は約二千票に上る疑問票の分類作業に手間取ったほか、選挙長(杉本委員長)と開票立会人九人による判定会にも一時間近くかかったという。
 このため、中間発表は午前零時半現在の開票率97・32%から確定まで数字が変わらず、三十六人の新議員も決まらなかった。
 各市町村選管は有権者に選挙結果をいち早く知らせ、職員の残業代も圧縮するため、正確性を前提に開票作業のスピードアップを図っている。通常、確定時間が遅れるのは開票作業のミスや立会人の慎重な点検が原因となるが、選管の方針で遅れたのは珍しい。開票所の参観人からは「即日開票の意味がない」などの不満の声が上がったといい、選管事務局は「批判を受け止め、今後の検討課題としたい」と話している。 (中里宏)

6421チバQ:2015/04/29(水) 12:55:42
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150429ddlk11010116000c.html
選挙:県議選東1区 落選の柿沼氏、異議を申し出 /埼玉
毎日新聞 2015年04月29日 地方版

 12日に投開票された県議選で東1区(行田市、定数1)に無所属新人で立候補して落選した柿沼貴志氏(39)が24日、県選挙管理委員会に同区の選挙と当選者の無効を求める異議を申し出た。同選管が28日付で公表した。

 東1区は2人が立候補し、自民現職で立候補した鈴木聖二氏(60)が当選した。

 県選管によると、申し出の理由は「(鈴木氏が)告示後は掲示してはならない政治活動ポスターを張ったままにしており、選挙の公正が損なわれた」としている。県選管は申し出日から30日以内(5月24日まで)をめどに申し出を認めるかどうかを判断する。【鈴木梢】


 ◇東1区(定数1−2)
当 13184 鈴木聖二 60 自現
  12752 柿沼貴志 39 無新
 =選管最終発表

6422チバQ:2015/04/29(水) 18:07:21
>>6205では
>公認、推薦を受けなかった中川浩氏(西4区)は今後も民主会派に所属する考え。
だったけど・・・

http://mainichi.jp/area/saitama/news/m20150429ddlk11010128000c.html
中川・民主県議:離党届を提出 「2大政党望めない」 /埼玉
 民主党員で県議会会派「民主党・無所属の会」の中川浩氏(48)は28日、同党県連に離党届を提出した。今後、別の会派で活動するかどうかについて「今は分からない」としている。同党県連は今後、離党届を受理するかどうか協議する。

 中川氏は毎日新聞の取材に対し、離党届を出した理由について「(民主党は)2大政党を再び目指すべきだが、現状では望めないから」と説明した。中川..

6423チバQ:2015/04/29(水) 18:08:01
栃木
http://www.yomiuri.co.jp/local/tochigi/news/20150428-OYTNT50365.html
県議会会派 最多11に
2015年04月29日
◆「みんな」解党影響 1人会派6


 今月30日から任期が始まる新県議による会派構成の全容が28日わかった。読売新聞の調べによると、会派数は過去最多の11になる上、代表質問ができ、会派間で意見調整する「各派代表者会議」に出席できる交渉会派(3人以上)は、主要政党の自民、民主、公明のみになる見通しだ。

 議席を回復した共産のほか、解党したみんなの党系会派「みんなのクラブ」の議員などによる1人会派は六つに上るとみられる。

 最大会派の自民は、23日に追加公認した斎藤剛郎氏を含む計29人。民主は8人と倍増し、第2会派に躍り出る。党公認・推薦の当選者7人に、連合栃木の推薦を受けた無所属の山田美也子氏が加わる。公明は3人のまま。県民第一の会(2人)、元気クラブ(1人)、矢板市民党(1人)は構成議員は変わらないが、会派名が変わる可能性がある。

 一方、みんな系の7人のうち、いずれも無所属で当選した4人は3会派に分かれる見通しだ。代表の相馬憲一氏と、早川桂子氏はともに1人会派となり、残る相馬政二氏と渡辺幸子氏が2人で会派を組む。共産の野村節子氏と、無所属で初当選した塩田等氏はそれぞれ1人会派となる。

 会派の結成及び異動届の提出期限は30日。

2015年04月29日 Copyright © The Yomiuri Shimbun

6424チバQ:2015/05/05(火) 23:33:16
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150501ddlk12040170000c.html
公選法違反:長南町議選、現金渡し投票依頼 容疑の運動員逮捕 /千葉
毎日新聞 2015年05月01日 地方版

 4月26日に投開票された長南町議選に絡み、有権者に現金を渡して候補者への投票を依頼したなどとして、県警統一地方選挙違反取締本部は30日、運動員をしていた同町市野々(いちのの)、農業、永嶋篤容疑者(76)を公職選挙法違反(現金買収)容疑で逮捕した。認否は明らかにしていない。

 逮捕容疑は、町議選告示前の3月下旬ごろ、有権者数人の自宅などで、自らが運動員を務める候補者への投票や票の取りまとめを依頼し、報酬としてそれぞれに現金数千円を供与して買収したとしている。同本部によると、統一選に絡む同法違反での逮捕は県内では初めて。

 町議会関係者によると、今回の町議選では市野々地区から立候補がなく、複数の候補者が同地区で活発な選挙運動を展開していたという。【松谷譲二】

6425チバQ:2015/05/05(火) 23:35:38
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150502ddlk11010179000c.html
狭山市選管:当選3市議への異議申し出受理 /埼玉
毎日新聞 2015年05月02日 地方版

 狭山市選挙管理委員会は1日、統一地方選として4月26日に投開票された同市議選の当選者のうち3人が「居住実態がない」として市民から提出された当選の効力に関する異議申出書を受理したと発表した。

 3人はいずれも無所属で、土方隆司氏(36)=2期目▽矢馳一郎氏(41)=同▽須藤梓氏(25)=1期目。市民から先月28日、申し出があり、委員会を30日夜に開催して受理した。今後、市当局に居住実態調査を依頼するなど確認作業を行うとしている。【海老名富夫】

6426チバQ:2015/05/05(火) 23:36:25
>>6244
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150502ddlk12010120000c.html
選挙:市原市長選 大西氏出馬表明 自民推薦で /千葉
毎日新聞 2015年05月02日 地方版

 任期満了に伴う市原市長選(31日告示、6月7日投開票)に、新人で前東京電力五井火力発電所長の大西英樹氏(60)が1日、市原市役所で記者会見して無所属、自民党推薦で立候補することを正式に表明した。同市長選への立候補表明者は3人目。

 大西氏は慶応大工学部を卒業後、東京電力に入社。新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)主査、姉崎火力発電所副所長などを経て、昨年6月まで五井火力発電所長を務めた。

 大西氏は「産業構造が大きく変化し、石油化学コンビナート中心の臨海部は商売がしづらくなっている。加えて人口減少に高齢化。このままでは市はバラバラになり、衰退してしまう」と指摘。「産業人としての経験とパイプを生かし、稼ぐ市長として、しっかり経済基盤を立て直したい。まずは臨海部再生に国、県、市で一体となって取り組みたい」と語った。【阿部義正】

6427チバQ:2015/05/06(水) 00:02:08
埼玉
http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/20150502/CK2015050202000147.html
県議会 自民 最大53人に

2015年5月2日


 四月の統一地方選で行われた県議選の結果を受け、県議会の新たな会派構成が決まった。最大会派の自民党県議団は改選前を四人上回る五十三人となった。同県議団は八つの常任委員会すべてで委員長を独占し、さらに各委員会で委員が過半数を占める「絶対安定多数」も確保した。
 県議選(定数九三)で自民は過半数ぎりぎりの四十七人(推薦二人を含む)が当選。同県議団にはさらに、無所属で当選した日下部伸三氏(56)=南3区▽神谷大輔氏(43)=南21区▽杉島理一郎氏(32)=西2区▽内沼博史氏(58)=西3区▽飯塚俊彦氏(54)=北3区▽宇田川幸夫氏(36)=東9区=の六人が加わった。
 上田清司知事が支援する政治団体「プロジェクトせんたく」の公認・推薦で当選した十人(当初から民主会派入りを予定していた江原久美子氏を除く)のうち中川浩氏(48)=西4区=以外の九人は、無所属の美田宗亮氏(41)=東10区=とともに新会派「無所属県民会議」を結成。中川氏と木下博信氏(50)=南1区、松坂喜浩氏(54)=西12区=は、新会派「無所属改革の会」を結成した。
 「民主党・無所属の会」は改選前より一人増の十三人で、第二会派を維持した。公明党県議団は九人で改選前と同数。共産党県議団は改選前の二人から五人に増えた。 (岡本太)

6428チバQ:2015/05/06(水) 00:03:13
>>6423 栃木
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tochigi/20150501/CK2015050102000143.html?ref=rank
県議会会派が史上最多11に みんな解党で新勢力続々

2015年5月1日


職員から議員バッジを着けてもらう平木県議=県議会議事堂で
写真
 十二日に投開票された県議選を受け、県議会の新たな会派構成が三十日、決まった。二人以上の会派は、とちぎ自民党議員会二十九人、民主党・無所属クラブ八人、公明党県議会議員会三人、県民第一の会から改称した「県民クラブ」二人で、旧みんな系の一部が「無所属の会」(二人)を新たに結成した。
 一人会派は、改選前からある二会派(一部改称)に加え、新たに四会派が誕生。県議会事務局によると、会派数は計十一で、県議会史上最多となる。
 最大勢力の自民には、今回の県議選を無所属新人として戦った斎藤剛郎氏=那須塩原市・那須町選挙区選出=が合流。改選前より一議席増となった。
 民主は党公認・推薦で当選した七人に、無所属元職の山田美也子氏=宇都宮市・上三川町選挙区選出=を加え、議席が四から八に倍増。四年ぶりに第二勢力に返り咲いた。
 みんなの解党に伴い、二十九日に解散した元第二会派のみんなのクラブは、議員七人中、四人が当選。元代表の相馬憲一氏=大田原市選挙区選出=は「真政クラブ」、早川桂子氏=佐野市選挙区選出=は「さわやか未来クラブ」という一人会派をそれぞれ届け出た。
 同じく旧みんなの渡辺幸子氏=宇都宮市・上三川町選挙区選出=と相馬政二氏=那須塩原市・那須町選挙区選出=は新会派「無所属の会」として再出発する。
 県議会議事堂ではこの日、新人や元職の県議十人が初登庁し、職員から議員バッジを受け取った。
 自民元職の日向野義幸氏=栃木市選挙区選出=は「バッジの重みをかみしめている」と表情を引き締めた。民主新人の平木チサ子氏=日光市選挙区選出=は「統一選は低投票率という課題を残した。有権者に県政を分かりやすく伝えたい」と誓った。 (大野暢子)

6429チバQ:2015/05/06(水) 00:10:33
http://www.yomiuri.co.jp/local/yamanashi/news/20150430-OYTNT50133.html
山梨
新県議38人が登庁
2015年05月01日
新議員38人が顔をそろえた全員協議会では、一人ずつ自己紹介していた(30日、県議会議事堂で)
新議員38人が顔をそろえた全員協議会では、一人ずつ自己紹介していた(30日、県議会議事堂で)

 ◆新人9人意気込み新た

 4月の県議選で当選した議員の任期が30日に始まり、新議員38人が登庁した。初当選を果たした新人議員9人も緊張した表情で県議会議事堂に足を踏み入れ、県政を担う意気込みを新たにしていた。県議会の新会派も活動をスタートさせ、代表者から「後藤県政をしっかり支える」「是々非々で存在感を示す」などの声が聞かれた。改選後初の臨時議会は5月8日に開かれ、新議長などを選出する予定。

 38人は同日午後、続々と議事堂に到着。入り口で職員から胸に議員バッジを付けてもらい、重みと責任をかみしめた。

 最年少で初当選し、最大会派「自民党・県民クラブ」に入った甲府市区選出の宮本秀憲氏(36)は「これから地域のために働けることにワクワクしている」と笑顔を見せた。

 同じく最年少で初当選を果たし、第2会派「自由民主党山親会」に入った富士吉田市区選出の渡辺淳也氏(36)は「期待に応えなければと身が引き締まる思いだ」と口元を引き締めた。初当選で韮崎市区選出の山田七穂氏(47)は、民主系会派「フォーラム未来・無所属クラブ」に入り、「改めて責任を感じる。暮らしやすい山梨づくりのために頑張りたい」と緊張した表情で話した。

 その後全員協議会が開かれ、後藤知事が「お互いに切磋琢磨せっさたくますることで県民の負託に応えていきたい」とあいさつ。後藤知事は、政府の地方創生に対応した県独自の総合計画について、6月議会にも暫定版を諮る方針だと説明し、協力を求めていた。

 ◆第2会派「知事応援」に転じる

 県議会の各会派は、改選前と枠組みに大きな変化はないものの、従来は「後藤県政には是々非々」としていた第2会派が「基本的には応援」との姿勢に転じるなど、それぞれに新たなスタートを切った。

 改選前の14人から新人を含めた15人に増員し、最大勢力を維持した「自民党・県民クラブ」の高野剛代表は、「山梨県がよくなることであれば積極的に後藤県政に協力していく。選挙区のことばかりではなく、県全体のために一丸となってやっていく」と述べた。新人を含む9人での再出発となった第2会派「自由民主党山親会」の鈴木幹夫代表は、「基本的には後藤県政を応援し、政策は個別に検討する」として、「新しい会派の方針は12月議会までに決める」と述べた。

 新人が加わり7人に増えた民主系会派「フォーラム未来・無所属クラブ」の飯島修代表は、「後藤知事を支えつつ、議会として言うべきことは言う。会派としてしっかりまとまって存在感を発揮し、県民のために頑張りたい」と意気込んだ。

 超党派4人による「チームやまなし」の久保田松幸代表は、「後藤県政には是々非々で対応する」との姿勢を強調。「人口減対策を重視するとともに、議会改革を推進するため任期4年間で議会基本条例の制定を目指す」と語った。

 公明党の安本美紀県議は「地方創生の実現へ向け、県の総合計画をしっかりチェックし、足りない点があれば提言したい」と話し、共産党の小越智子県議は「福祉や暮らしの施策が少なく、リニアなど開発重視の後藤県政をはっきり批判していく」と語った。

2015年05月01日 Copyright © The Yomiuri Shimbun

6430チバQ:2015/05/06(水) 00:17:31
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20150501/CK2015050102000129.html
市川市議会の切手購入問題 議長が刑事告発検討

2015年5月1日


 市川市議会の政務活動費(政活費)不適切支出をめぐり、宮田克己議長は三十日、大量の切手購入などで「不正に使われた疑いがある」と、刑事告発を検討していることを明らかにした。宮田議長は一日で議員を引退するため、告発する場合は一市民として行う。
 政活費の使途をめぐっては、市民から切手以外に新たな情報も寄せられ、宮田議長は「黒に近いグレーな使途は警察または検察に確認してもらう」と話した。現在、弁護士と告発対象を絞る作業を進め、被告発人は五、六人になる見込み。
 市の個別外部監査は、二千百三十四万円余の不適切支出を指摘したが、大量購入された切手が正しく使われたかは触れなかった。監査を受けて開かれた四月十六日の全員協議会も事の発端となった切手問題に触れず「市民から議会に相当の不満の声が寄せられている」(宮田議長)という。
 宮田議長はこのほか、個別外部監査が指摘した不適切支出のうち、自主返納の意向を表明した会派の返納額が計八百十一万円余になったと発表した。 (服部利崇)

6431チバQ:2015/05/06(水) 00:18:51
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150501-00010002-saitama-l11
県議会 自民会派は53人、せんたくは県民会議に
埼玉新聞 5月1日(金)17時15分配信

 県議会は4月30日、改選後の県議が所属する会派(定数93)の届け出を締め切った。推薦を含めてようやく過半数の47議席を確保した自民は、無所属の新人と現職計6人が加入。全8常任委員会で過半数を占める絶対安定多数の53人となり、第1会派を形成する。

 民主・無所属は第2会派を維持。新人や現職の一部が別会派に移ったが改選前より1人増え13人。

 上田清司知事に近い無所属議員で構成していた刷新の会は解消し、県民会議を発足。旧刷新3人に加え、県議選で「プロジェクトせんたく」の推薦を受けた無所属の現職と新人ら計7人が加入、10人で活動する。

 公明は9人、共産は5人。民主だった現職と無所属の新人が3人で改革の会をつくった。

6432チバQ:2015/05/06(水) 11:36:53
市川市議会
>>5807
14年12月 政務調査費に関する百条委設立動議
→正・副議長が採決をバックレた結果、流会に
>元県議の現職市議がやり方を広めた
>>5818
14年12月 一つの議会で二つ同時に百条委ができる上に、四十二人の議員のうち延べ三十二人が調査対象となる異例ずくめの展開
・切手を大量購入した会派の十四人を対象に百条委の設置を求める発議案
・ところが二十二日に、切手購入で調査対象となった会派に属する議員らが逆に、非調査対象の会派の十八人を対象に百条委設置を発議すると決定。

>>6073
平成23〜25年度の3年間で計約2134万円が政務活動費の運用手引き(内規)に従わず、不適正に処理されたとしている。

>>6257
市川市議会 政務活動費 大半の会派が返納へ

>>6430
市川市議会の切手購入問題 議長が刑事告発検討

6433チバQ:2015/05/06(水) 11:37:16
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20150408/CK2015040802000148.html
<統一地方選>市川市議会 政務活動費問題 税使途あいまいなまま

2015年4月8日


写真
 市川市議会が政務活動費(調査費)をめぐり揺れている。先月の公認会計士による個別外部監査により、三年間で二千百三十四万円余の支出が不適切と指摘された。一方で事の発端となった切手の大量購入などは解明は進まず、二つの調査特別委員会(百条委)も一度も開かれずに消滅する見通しだ。議員の税金の使い道について市民の疑義が晴れぬまま、十九日告示、二十六日投開票の市議選に入ろうとしている。 (服部利崇)
 「選挙だからといって、五月一日の任期満了まで何もしないわけにいかない」
 宮田克己議長は監査報告書が公表された先月二十五日、「議会としてどう対応するか、一日も早く公表する」と約束した。七日には会派の代表者会議が開かれ、十六日に全員協議会を開くことを決めた。
 全四十二議員を対象とした監査は、切手購入▽備品購入▽市内視察▽会報作成-の四項目について、議会で定めた手引を基に形式的にそぐわない支出を抽出。二〇一一〜一三年度に受け取った全十四会派に指摘を受けた支出があった。報告書は「直ちに不正支出につながるものではない」とも述べたが、一部会派はすでに自主返還を決めた。
 切手四千円分の領収書のあて先が未記入などと指摘された共産党は先月三十一日、計約五万九千円を自主返納すると発表した。市議団代表の金子貞作市議は切手に関し、「議会報告を間違いなく(郵便で)出したが、証明できないので返す」と話す。
 市外と市内を同じ日に視察、それぞれの経費と日当が支給されたと指摘された「民主・連合・社民」の当時代表の佐藤義一市議は「(支出を受けた)議員に返すよう指示した」と語った。
 切手約十四万一千円分の領収書のあて先が未記入と指摘された「ボランティア・新生会・市民の風」の当時の経理責任者だった小泉文人市議は「議会事務局に確かめながら、正しく使ってきた。(返納すると)おかしくなる」と語る。
 一方、監査報告書は、大量購入された切手がどう使われたかには言及していない。監査後に実施されるはずだった百条委で追及される見通しだったが、議員十四人が対象の百条委は三月末の設置期限をすぎ、未開催のまま消滅した。切手以外の支出が正しかったかを調べるもう一つの百条委も選挙を挟むため、任期満了日の五月一日までに結論を出すのは不可能な情勢だ。
 百条委に先行して行われた外部監査に、市議の評価は割れている。「(問題が)洗いざらいになった」と評価する声がある一方、「そもそも問題は切手の大量購入。問題がごっちゃにされた」との批判もある。
 元我孫子市長で中央学院大の福嶋浩彦教授(地方自治)は「議員は、税の使い道を決め、執行を監視するのが役目。自分と直接関わる税の使い方すらきちんとできない人は資格に欠ける」と批判。政務活動費の使い道や用途はもちろん「その政務活動が、市民生活や地域の向上に生かされたか見極める必要がある」と有権者に訴える。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板