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首都圏 地方議会・首長,政治・選挙スレ

4685チバQ:2013/02/04(月) 20:07:19
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130130-00000108-mailo-l11
選挙:越生町長選 前教育長と現職の2氏が立候補 /埼玉
毎日新聞 1月30日(水)11時59分配信

 任期満了(2月24日)に伴う越生町長選が29日告示され、新人で前町教育長の新井雄啓氏(72)=自民推薦=と、現職で再選を目指す田島公子氏(66)の無所属2氏が立候補を届け出た。
 新井氏は「町内外に漂う閉塞(へいそく)感を打破し、活力ある町を創っていきたい」と主張し、学校教育環境の充実や、自然と文化財を生かした観光振興などを訴えている。田島氏は「町民と行政の協働による住みよい町づくりを進めたい」と訴え、3人目以降の子どもの保育料無料化などの実績を強調し、情報公開などを掲げている。
 投票は2月3日に町内6カ所で行われ、午後8時45分から町中央公民館体育館で即日開票される。28日現在の有権者数は1万584人。【中山信】
………………………………………………………………………………………………………
 ◇越生町長選立候補者(届け出順)
新井雄啓(あらい・かつひろ) 72 無新
 [元]教育長[歴]中学校長▽県教育局部長▽東北大
田島公子(たじま・きみこ) 66 無現(1)
 町長[歴]会社員▽自営業▽町議▽早大
1月30日朝刊

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130203-00000304-saitama-l11
越生町長に新井氏 町政刷新訴え初当選
埼玉新聞 2月3日(日)23時41分配信

 任期満了に伴う越生町長選は3日投開票が行われ、即日開票の結果、無所属の新人で前教育長の新井雄啓氏(72)=自民推薦=が、無所属で再選を目指した現職の田島公子氏(66)を破り、初当選した。「活力ある越生を創る」をスローガンに、国と県の密接なパイプの活用による政策の実現を訴えた新井氏が保守層の支持を取り付け、1期目の実績と町民との協働による町政の継続を訴えた田島氏に競り勝った。

 新井氏は、自民党のほか農協や町体育協会など地元15団体からの推薦と、保守系町議や県議らの支援を受けて、組織的な運動を展開。越生駅東口の開設や公営施設の無料化、小学校のエアコン設置などを公約に掲げ「閉塞(へいそく)感を打破する」などと町政刷新を訴え、保守層の支持を拡大した。

 田島氏は、高校生までの医療費無料化や越生駅のバリアフリー化など4年間の実績と町民との協働を強調し、「しがらみのない無党派」を旗印に運動を展開。子育て支援の充実や水道施設などのインフラ整備、行財政改革の推進などを訴えたが、無党派層などの支持を固め切れなかった。

 3日深夜、選挙事務所で新井氏は「町議会と連携し、国や県とのパイプを活用しつつ、確かで効果的な政策を推進したい」などと抱負を語った。

 当日の有権者数は、1万471人(男5180人、女5291人)。投票者数は、6760人(男3281人、女3479人)。投票率は64・56%(男63・34%、女65・75%)で、前回(2009年)の64・32%を0・24ポイント上回った。

◇越生町長選開票結果(選管最終)
当3500 新井雄啓 72 無新(自民推薦)
  3204 田島公子 66 無現
 (無効56)

4686チバQ:2013/02/05(火) 22:51:13
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1302050011/
横浜市議補選:低迷続く民主、自共に後じん/神奈川
2013年2月5日

 民主党の退潮傾向に歯止めがかからない。3日投開票された横浜市神奈川区の市議補選(欠員1)。民主党候補の得票は、当選した自民党候補の4割強にとどまった上、共産党候補にも千票以上の差をつけられた。参院選での反転攻勢が遠のきかねないような結果に、民主党議員は異口同音、「厳しい」とつぶやいた。

 神奈川区と鶴見区で構成する衆院3区は、2009年の前々回総選挙で民主党の岡本英子氏が制したが、同氏は消費増税に反対して昨夏党を離れた。後釜となる民主候補は15区から国替えした勝又恒一郎氏になったが、市議の擁立を目指した3区関係者が反発するなど、複雑な背景はあった。

 昨年12月の前回総選挙では、勝又氏の得票は自民と日本維新の会の候補を下回ったが、みんなの党、日本未来の党、共産党を上回った。神奈川区では投票率が58・31%で、得票数は勝又氏が1万6994、共産の本橋佳世氏は7100だった。

 総選挙から1カ月半後に行われた神奈川区の市議補選には、自民、民主、共産の公認ら4人が出馬。投票率が19・13%に低迷する中、共産本橋氏は8277票と総選挙より千票以上増やしたが、民主は7252票で共産を下回った。本橋氏の健闘に同党の田村智子氏(参院比例)は「衆院選でも奮闘した知名度と、国にも市にもしっかり物を言っていると共感が得られたのでは」と述べた。

 民主苦境の理由は何か。かつて民主に所属した、みんなの党の浅尾慶一郎政調会長(衆院4区)は「民主は立ち位置がはっきりせず、何をしたいか分からない。参院選で負けたら解党になるのではないか」と指摘した。

 一方、同じく元民主で、維新の水戸将史氏(参院神奈川選挙区)は「今は自民が昇り竜で民主に限らず他党は厳しい。補選のみで判断できない。国会論戦が本格化しないと海江田体制の評価もできないのでは」。共産田村氏は「民主は何で国民から批判を受けたのか総括できておらず、有権者の選択の外」と分析した。

 今夏に改選を迎える民主の牧山弘恵氏(同)は補選では街頭でビラを配ったが、政策が浸透していないと感じた。「このままでは元の一党体制に戻ってしまう。結果を真摯(しんし)に受け止め、今後に向け相当気を引き締めなくては」と語った。

4687チバQ:2013/02/07(木) 00:30:13
http://sankei.jp.msn.com/region/news/130206/stm13020612510002-n1.htm
【さいたま市長選】
自民県議団は長沼氏擁立へ 市議団・青羽氏側と調整へ
2013.2.6 12:50
 5月19日投開票のさいたま市長選で、自民党県議団は同市選出の長沼威(たけし)県議(63)を推すことでまとまったことが5日、分かった。長沼氏は出馬に意欲的で、産経新聞の取材に「県連幹部の判断を仰ぎたい」と話した。

 ただ、自民党さいたま市議団ではすでに青(あお)羽(ば)健(けん)仁(じ)市議(54)の擁立で固まっているため、県連は6日にも調整に乗り出すとみられる。

 長沼氏は旧浦和市議を経て、平成3年、県議に初当選し、現在6期目。副議長や党県議団長などを歴任し、現在は党県連幹事長を務めている。

 党関係者によると、清水勇人市長(50)がすでに立候補表明していることから、市議団には12日の市議会代表質問より前に青羽氏に正式な出馬表明をさせておきたいとの考えが強く、県連には「7日に市議団単独で党に推薦申請を求めに行く」と通告しているという。このため、県連は6日にも市議団に県議団の意思を伝達する。

 ただ、過去の選挙で県連と同市議団での主導権争いが表面化したこともあるため、ある市議は「正しい手続きが踏まれないと分裂選挙となる」と話した。

4688チバQ:2013/02/07(木) 20:44:46
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/news/20130206-OYT8T01602.htm
前橋市議選10日告示 市長与党の構築焦点

. 任期満了に伴う前橋市議選が10日告示、17日投開票の日程で行われる。今回の選挙では、定数が5減の38となるが、今のところ40人が立候補の意向を明らかにしている。昨年12月の定例議会では、前橋工業高校跡地で計画されていた市のメガソーラー事業が反対多数で白紙となった経緯もあり、今回の選挙では、間もなく就任1年を迎える山本龍市長に対する与野党の勢力図が、どう構築されるかが焦点になりそうだ。

 赤城南麓の旧富士見村地区で3日、同地区を地盤とする現職市議が事務所の開所式を開いた。支持者約150人を前にこの市議は「山本市長を支えてきたことで赤城山にも開発の目が向くようになってきた」と、与党の強みをアピールした。

 山本市長は昨年2月の市長選で、自民党の全面支援を受け、3期目を目指した現職の高木政夫氏を破り、初当選した。自民党系の最大会派「清新クラブ」の市議ら13人も応援。富士見地区の市議もその1人だった。

 一方で、高木氏を支えた市議は20人に上り、山本市政発足時には多数野党による激しい抵抗も予想された。しかし、実際には議案否決など表だった反対はなく、市政運営は、おおむね順調に推移した。その理由を前市長派だった市議は「対決の構図をこれ以上長引かせ、市民に不快感を与えたくなかった」と説明する。

 実際、高木氏と清新クラブは、激しく対立してきた。根底には非自民保守系の高木氏と、自民党による保守系同士の争いがあった。

 4年前の市議選で高木氏は、与党系市議を増やそうと、対立する市議に対し、7人の新人候補を「刺客」として送り込んだ。しかし、共倒れとなって多くの現職市議らを失った高木氏は、自らも市長選で敗れるという結果を招いた。

 ただ、対立の構図も山本市長誕生で一変した。清新クラブは与党となり、自民党系の大沢知事と、高木氏との政治的対立から良好とは言えなかった県と市の関係も改善した。かつて高木氏を支援した市議は「県内が一つにまとまろうとしてる中で反対の声は上げにくい」と打ち明ける。

 山本市長は、市長選での支援の有無で市議の色分けをしていないため、市議選後、市長与党が増える可能性がある。

 一方、前工跡地のメガソーラー問題に見られるように「是々非々」で臨むと主張する立候補予定者も多いうえ、引退議員が10人にも上り、市長与党が過半数に達するかは多くの不確定要素をはらんでいる。

 山本市長は「支援してくれる市議が増えることはうれしいが、大政翼賛会的になっては意味がない。厳しい目はあってしかるべきと捉えている」と話している。

 ◇メモ 前橋市議会の定数は、2009年5月に合併した旧富士見村の「定数特例」枠の3議席を加えて43議席。今回の選挙からは、定数削減の条例改正を受けて38議席となる。これに対し、現職33人、新人7人が立候補を予定。党派別では、無所属32人、公明4人、共産4人となっている。

(2013年2月7日 読売新聞)

4689チバQ:2013/02/07(木) 22:41:50
http://sankei.jp.msn.com/region/news/130207/chb13020722070000-n1.htm
みんなの党 千葉県知事選で森田氏支援へ 参院選は維新と協力検討
2013.2.7 22:06
 みんなの党所属の千葉県内の県議、市議計29人は7日、同党の「県地方議員連絡協議会」を発足させた。船橋市内で設立総会を開き、代表に選出された水野文也県議(市川市)は、3月の知事選では再選出馬を表明した森田健作知事を支援する考えを示した。また、顧問に就いた県選出の水野賢一参院議員は、夏の参院選に向け日本維新の会との選挙協力を検討するとした。

 水野県議は知事選への対応について、「森田県政とは是々非々(で対応する関係)だったが、産業強化で一致する部分があり支援する」とした。

 水野参院議員は総会で、「参院選千葉選挙区で議席を確保する」と述べ「日本維新の会との選挙協力を検討している」と明らかにした。終了後の記者会見では「衆院選では千葉1区など全国の28選挙区で『第3極』が共倒れした」と指摘。維新との選挙協力に向け「まず党としてこちらが優れた候補を示す必要がある」と述べた。

 同協議会は政党の県本部・支部とは異なり地方選挙の公認権などはなく、地方議員間の意見交換などを行う。

4690チバQ:2013/02/07(木) 23:12:08
http://mainichi.jp/area/saitama/news/20130207ddlk11010142000c.html
選挙:桶川市長選 北村市議出馬へ /埼玉
毎日新聞 2013年02月07日 地方版

 任期満了に伴う桶川市長選(4月7日告示、同14日投開票)で、同市議の北村文子氏(62)が6日、記者会見を開き無所属で立候補すると表明した。

 北村氏は「周辺に比べ桶川が遅れているのは岩崎市政を続けてきた結果。理念無き政治に終止符を打ちたい」と出馬理由を説明した。産科を備えた総合病院や企業誘致、給食費の半額化などを主要施策に掲げた。

 北村氏は91年に市議に初当選し6期目。同市長選への挑戦は3回目。同市長選には県議の小野克典氏(44)が引退を表明した岩崎正男市長の後継として無所属での出馬を表明している。【林奈緒美】

4691チバQ:2013/02/08(金) 00:45:32
http://mainichi.jp/area/chiba/news/20130131ddlk12010269000c.html
ちば知事選2013:検証「森田流」/1 ボトムアップで「オール千葉」へ /千葉
毎日新聞 2013年01月31日 地方版

 ◇「頼むぞ、俺はできないからよ」って感じですよ 再選へ正式に出馬表明
 森田健作知事(63)は30日、任期満了に伴う知事選(2月28日告示、3月17日投開票)に再選に向けて正式に出馬表明した。09年の前回は政党の推薦を受けずに「完全無所属」を名乗り、約101万票を獲得する大勝。今回も政党の推薦を求めない無所属で出馬を目指す点は同じだが、再選を支持する政党や経済界などが、まとまって森田氏を支援する選挙組織を構築し、4年間の“実績”を演出する構想を描いている。

 「引き続き千葉県民のために全身全霊をささげるべく、知事選への出馬を表明します」

 森田氏は30日の県議会で自民党の阿部紘一県議の代表質問にこう述べ、初めて公の場で出馬の意思を示した。

 「今月中にはっきりしたい」と1月4日に記者団に述べたものの、その後は同じ発言の繰り返し。業を煮やした自民党の県連幹部が、事前に答弁内容を詰めようとしたが、かたくなな態度に変化はなかった。

 「少なくとも選挙の数カ月前に公約を示すのが一つの目安。表明は少し遅すぎた」。代表質問の再質問で、ややあきれ気味の阿部氏はそう指摘したが、森田氏は、今回の選挙戦略については、衆院選に大勝し、勢いのある自民党にさえ正式に伝えておらず、表明後の記者会見でも明示しなかった。

 関係者によると、森田氏は、県内の各政党・団体の参加を受け入れる独自の選挙組織を作る意向という。トップには有力経済人の名前も浮かぶが、調整が完了しておらず、表明遅れの要因でもある。

 「オール千葉」体制とも言えるこうした組織作りの成否を決めるのは県内支持の広がり。森田氏はどうやって周囲との関係を築いているのか。

    ◇

 「僕はね、自分自身が優秀じゃない。だから、人の話をよく聞くんですよ」

 今月18日の県庁6階の知事室でのインタビュー。「職員にうまく仕事を任せているのでは?」という質問に、森田氏は自嘲気味だが、きっぱりとそう答えた。「格好良く言えば『任せる』だけど『頼むぞお前、俺はできないからよ』って感じですよ」

 国や県の要職を務めあげた「役所のエース」が就任するケースが多かった歴代知事の中で、タレント議員出身で、県政界のキャリアゼロの森田氏は異例の存在だ。記者会見などでの専門的な答弁を、ためらいなく県職員に任せる光景は、「頼りない」と受け止められることもある。

 そんな森田氏は就任2カ月後の09年6月、私的な諮問機関「森田健作経済諮問会議」を発足させた。メンバーには加賀見俊夫・オリエンタルランド会長や大塚弘・京成電鉄元会長ら重鎮が並ぶ。

 「(東京都)大田区出身だけど、経済はよく分からない。石井さん、頼みますよ」

 メンバーの一人、石井俊昭・県商工会議所連合会長は、町工場が集まる大田区出身の森田氏に中小企業対策を期待していたが、逆に経済指南を要請され驚いた。

 石井氏は県内の中小企業20社のリストを作成し、視察を頼んでみた。11年7月から1年間、森田氏は公務の合間をぬって、これらの企業すべてに足を運んだ。取材に対し、森田氏は「目の届かなかった所があることを知り、勉強になった」と振り返る。「分からないことを分からないと言える人なんだな」。石井氏はそう感じた。

 「チームスピリット」。森田氏が県政運営のスローガンとしてよく口にする言葉だが、トップダウンで統率するような場面は乏しい。むしろ、リーダー自身が自分の欠点を認め、ブレーンや部下などに積極的に協力を求めるボトムアップのスタイルに近いようだ。

 「みこしとしてうまく担がれる。それもリーダーの器量だ」(県庁OB)。経済人や県職員などの中には、その手法を支持する人たちもいる。

4692チバQ:2013/02/08(金) 00:46:22
  ◇

 森田氏は前回の選挙選で「完全無所属」というキーワードを前面に掲げた。

 自民党支部代表を務めていたため、当選後に市民団体から公職選挙法違反(虚偽事項の公表)で告発されてしまったが、実際は「どこからでも出馬するようなイメージを払拭(ふっしょく)する狙いがあった」と、あるブレーンは明かす。東京都出身の森田氏は、都内の衆参選挙区選出の国会議員だった。03年の埼玉県知事選にも意気込みを示した経緯もあり、千葉にとっては落下傘候補と見られていたからだ。

 それからまもなく4年。独特のリーダーシップで徐々に支持を広げた森田氏は、古巣の自民党からの秋波にさえ一定の距離を置き、庁内外の支援をまとめることに腐心中だ。知事選は森田氏の正式な出馬表明で構図を巡る動きが本格化する。青春ドラマの元人気俳優という異色の経歴を持つ現職は1期目の4年間にどう臨んできたのか。完全無所属からオール千葉へ。「森田流」を検証する。=つづく

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 ◇森田健作知事の1期目の軌跡
 09年

 3月29日 101万票を獲得し初当選

 4月15日 知事選で自民党支部代表なのに「完全無所属」を掲げたとして、公職選挙法違反容疑で市民団体から告発される。後に容疑不十分で不起訴

 6月 5日 「森田健作経済諮問会議」初会合

 8月 1日 公約の東京湾アクアラインの通行料値下げを11年3月末まで社会実験として開始

 9月 9日 約30億円の県の不正経理が発覚し、謝罪

10月12日 前原誠司国土交通相の「羽田ハブ空港化」発言に反発

11月19日 公約の成田・羽田両空港を結ぶリニアモーターカー構想を事実上断念

 10年

 3月23日 公約の移動交番車の出動式

   25日 成田空港を軸にしたカジノ構想を表明

 9月25日 「ゆめ半島千葉国体」開幕。マスコットキャラクター「チーバくん」が人気に

10月13日 成田空港の年間発着枠30万回化を地元自治体と合意

12月 1日 公約の子ども医療費助成で、入通院費の助成対象を小学3年まで拡大

 11年

 2月10日 アクアラインの料金値下げの社会実験を14年3月末まで延長することを表明

 3月11日 東日本大震災が発生。旭市などで20人が死亡、2人が行方不明に

 12年

 4月25日 「津波浸水予測図」と「液状化しやすさマップ」を公表

   26日 人口減少を受け「県人口動態分析検討会議」を設置

 6月18日 放射性物質に汚染された焼却灰の一時保管施設を手賀沼終末処理場に建設することを表明

10月21日 「ちばアクアラインマラソン」を開催

12月 1日 公約の子ども医療費助成で、入院費の助成対象を中学3年まで拡大

 13年

 1月15日 首都圏中央連絡自動車道の大栄−松尾横芝間の早期着工を太田昭宏国交相に直訴

 ※肩書は当時

4693チバQ:2013/02/08(金) 00:47:18
http://mainichi.jp/area/chiba/news/20130201ddlk12010067000c.html
ちば知事選2013:検証「森田流」/2 アクアライン値下げ /千葉
毎日新聞 2013年02月01日 地方版

 ◇「そりゃ、いろんな問題がある。でも、理念で突っ走った方がいい」“直感”勝負で公約実現
 「入場料だけでもうからなくても、コマーシャル料とかで元を取っちゃう映画作りと同じと考えたら、パッとできると思ったんだ。直感だよ」

 09年8月に国と財政負担を折半して実現させた東京湾アクアライン(木更津市−川崎市)の通行料値下げ。値下げは地元の要望が強かったが、財政負担の心配から、関係する閣僚や首長の多くが慎重だった。それを目玉公約に掲げた森田健作知事は、毎日新聞のインタビューで、公約達成の背景にあった持論を得意げに披露した。

 森田氏が普通車で通常3000円だった通行料を800円に引き下げる公約を掲げたのは、落選した05年の知事選からだ。森田氏に小差で勝った当時の知事の堂本暁子氏からも「財源の裏付けがない」と批判された。

 ただ、アクアラインの高額な通行料は97年の開通時から問題視され、「800円化」は木更津市の市民団体が02年に署名運動を始めるなど地元の要望も強かった。森田氏も衆院議員時代から関心を持っていたが、通行量が増えても、通行料収入が下がれば建設に伴う巨額の負債の返済ペースに支障が出る。実現は容易でなかった。

 「そりゃ、いろんな問題がある。でも、ものすごく大きいものは、それをあまり知らない方がいいんだ。理念で突っ走った方がいい。勉強しないんだよ。ここが大事ね」

 森田氏の言う“直感”通り、毎年15億円の県の負担があっても、通行料値下げは約249億円と推計される県内への経済波及効果を結果的にもたらしている。森田氏は、値下げまでの道のりをどう突破したのか。

    ◇

 「値下げは首都圏全体の活性化につながる。できないなら、ぶっ壊してください」。森田氏は初当選を決めた2日後の09年3月31日、当時の麻生太郎首相を首相官邸に訪ねて値下げを直訴した。更にその後1週間で、石原慎太郎氏など首都圏1都2県の3知事にも相次いで協力を求めた。

 矢継ぎ早の行動に、麻生氏は「国土交通相に検討するよう指示する」と答えたが、アクアラインの対岸、神奈川県知事だった松沢成文氏の返答は厳しかった。「『絶対に無理だから乗れない』と電話があった。松沢さんは頭がいいから、考えたらできなくなったらしい」。取材に対し、森田氏はそう明かす。4月10日には、当時の金子一義国交相に「まずは関係自治体の意見をまとめてほしい」と一蹴された。

 特に深刻だったのは、千葉市長だった鶴岡啓一氏が財政負担を懸念し値下げに強く反対したことだ。県内の自治体すら説得できなければ、県外と足並みをそろえることは難しいが、その鶴岡氏が収賄容疑で同22日に警視庁に逮捕された。

 思わぬ形で風向きが変わった逮捕翌日、首都圏の首長が集まった会議に鶴岡氏の姿はなく、森田氏は必要な財源を「国策」で賄い、値下げを実現させる要望決議をまとめる。その後は水面下で調整し、「社会実験」として国と県で負担を折半し値下げする案を作成。5月22日に正式に国に提案した。金子氏に要望を一蹴されてから42日目だった。

4694チバQ:2013/02/08(金) 00:47:39
   ◇

 値下げは8月1日から始まり、ETC(自動料金収受システム)搭載の普通車で800円に引き下げられた。

 国や県などでつくる社会実験の協議会によると、値下げ開始から12年1月までのアクアラインの1日当たりの平均交通量は、値下げ前に比べ57%増加。開始から1年間の経済波及効果の推計は、首都圏全体で約358億円(千葉県内は約249億円)に上った。

 アクアラインの利用客増を見込み、12年4月には首都圏最大級の複合商業施設「三井アウトレットパーク木更津」が木更津市にオープン。同10月、アクアラインを走る「ちばアクアラインマラソン」を開催し約1万4000人が参加した。

 値下げの恩恵を受ける東京都や神奈川県などに財政負担を求めるかなど課題は山積するが、県内に与えた好影響は大きい。ただ、現在の値下げは社会実験のため、来年3月末までの期限がある。

 森田氏は1月30日の知事選の出馬表明後の記者会見で、値下げ恒久化を新たな公約とする考えを示した。しかし、その方法については「いろんな話が出てくると思う」と述べるにとどまった。

 1期目の値下げ実現までの経緯は、必ずしも綿密に計算され尽くした結果ではなく、偶然も重なったようにも見える。値下げ恒久化の道筋はまだ見えてこない。=つづく

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 ◇東京湾アクアラインを巡る森田健作知事の動き◇
 ◇09年
 3月29日 通行料値下げを公約に掲げ初当選

   31日 麻生太郎首相に値下げを要望

 4月 1日 石原慎太郎・都知事に値下げ協力を依頼

    7日 上田清司・埼玉県知事、松沢成文・神奈川県知事に値下げ協力を依頼

   10日 金子一義・国土交通相に値下げを要望

   22日 値下げに反対していた鶴岡啓一・千葉市長が収賄容疑で逮捕

   23日 八都県市首脳会議で関係自治体の値下げ要望決議をまとめる

 5月22日 国と県で負担を折半する社会実験での値下げを国に正式に提案

 8月 1日 11年3月末まで値下げ開始

 ◇11年
 1月25日 「東京湾アクアライン料金引下げ社会実験協議会」が値下げによる首都圏の経済波及効果が1年間で約358億円と発表

 2月 7日 国交省が値下げ社会実験の3年程度の延長を提案

   10日 国交省の提案を受け入れ、14年3月末まで値下げ延長を表明

 ◇12年
 4月13日 「三井アウトレットパーク木更津」が木更津市にオープン

10月21日 「ちばアクアラインマラソン」を開催

 ※肩書は当時

.

4695チバQ:2013/02/08(金) 00:49:09
http://mainichi.jp/area/chiba/news/20130202ddlk12010076000c.html
ちば知事選2013:検証「森田流」/3 「モリケン」演じ続けて /千葉
毎日新聞 2013年02月02日 地方版

 ◇アイドルからの転換「振り向いたら世の中のことが何も分からない…俺、政治家になろうと思う」
 森田健作知事の俳優デビューは44年前の1969年だった。まだ19歳。2年後にはテレビドラマ「おれは男だ!」で剣道に打ち込む青年を演じ“青春スター”として、一気に人気者になった。「今の大臣なんかよりも(付き人などの)取り巻きの数がすごかったですからね」。20代前半の自身が置かれた環境を森田氏は熱っぽく回想する。

 そんな70年代のアイドル時代、付き人に切符代として10円玉を渡してしまったことがある。「確か高校の時は10円玉で切符が買えた。でも、いつの間にか100円以上になっているんだよ。マネジャーが全部やってくれて財布も持たないから、そんなことすら知らなかった」。当時は物価高で、国鉄(現JR)の初乗り運賃が数年で30円から100円になる時代だった。

    ◇

 森田氏は終戦4年後の49年に東京都大田区で生まれた。3年間で約800万人が生まれた「団塊の世代」。父は警察官で家に「教育勅語(ちょくご)」を飾っていた。大学受験の浪人中に映画のオーディションに合格し、芸能界に入った。

 マネジャーの相沢秀禎氏は「君は太陽(サン)のようだ」と森田氏にほれ込み、売り込みのために「サンミュージックプロダクション」を設立した。後に歌手の都はるみさんや松田聖子さんなどを世に出し、現在も人気お笑いタレント・スギちゃんを抱える大手芸能事務所に成長する。

 人気俳優になった森田氏はテレビや映画でびっしりのスケジュールをこなした。ただ、厳しい競争と浮き沈みの激しい世界に、将来への不安も強まった。

 「ずっとアイドルをやってきて、常識からどんどん乖離(かいり)していっちゃうんだよ。振り向いたら世の中のことが何も分からない。『あれっ』って思って、いつまでもこんな人気が続くわけがないと思ったよ」

 次第に大きくなる世間とのギャップを埋めようと新聞を読むようになり、政治や経済のニュースを通じ社会に関心を持つようになったという。

    ◇

 「俺、政治家になろうと思う」。70年代後半、30歳前後の森田氏が、神奈川県鎌倉市にあった松竹の大船撮影所へ車で移動中、こう語ったことを、付き人だったサンミュージックの石本耕三制作部長は記憶している。

 その後、著書などで盛んだった学生運動への疑問を呈したり、自衛隊の必要性を訴えたほか「政界に正義に燃える若い血を入れなければならない」と記したこともあったが、実際の政界入りのきっかけは91年、司会を務めていたテレビのワイドショーだった。政治の現状に批判的な発言を繰り返す森田氏を、テレビで見た野党の大物、大内啓伍・民社党委員長(当時)が「バッターボックスに立たないか」と声をかけた。

 翌92年の参院選東京選挙区に野党3党と連合の推薦で無所属で出馬し、初当選。その後は自身の主張に近い自民党にくら替えし、東京4区(大田区中南部)選出の衆院議員を03年まで2期。さらに千葉県知事に転身した。

 「若いころに政治家志望を口走ったなんて、彼は覚えていないかもしれないが、正直、合うんじゃないかと思った」。石本氏は振り返った。

    ◇

 〓私には愛する千葉県があるから/信じたこの道を私は行くだけ

 昨年11月、千葉市内のホテルで開かれた森田氏の新著の出版記念パーティー。約2300人の支持者を前に演説していた森田氏が突然、「マイ・ウェイ」の替え歌をアカペラで熱唱し始めた。拍手が湧く会場には、「おれは男だ!」で共演した早瀬久美さんの姿もあった。

 森田氏の本名は「鈴木栄治」。対外的に法的効果がある県の公式文書では、知事名は本名で記される。「森田健作」はデビュー作の映画の役名で、相沢氏が気に入り芸名に使うようになった。

 森田氏は芸名を使い続けることについて、「『森田健作』でデビューし、当選した。本名に代わるものとして広く認められているので、『森田健作』で活動することが千葉県のPRに役立つ」(09年10月の県議会本会議)と語っている。

 そんな森田氏をよく知る人物はこう分析している。「ストレスがあるかもしれないが、外からは見えない。変えないよう、変わらないよう、自分でコントロールしている。政治家は家を出てから帰るまで最高の俳優を演じるべきだ。彼は常に演じてきた『森田健作』そのものになっている」

 公職出身者が目立つ歴代知事と比較すれば、型破りに映る森田氏の言動は、青年期から過ごした芸能界の日々が大きく影響しているのは間違いない。=つづく

4696チバQ:2013/02/08(金) 00:50:05
http://mainichi.jp/area/chiba/news/20130205ddlk12010244000c.html
ちば知事選2013:検証「森田流」/4 自民政権で「開発行政」期待 /千葉
毎日新聞 2013年02月05日 地方版

 ◇「コンクリートから人」では難しかった 圏央道県内未着工区間を陳情
 「これを完成させれば、首都圏から成田空港に入る東関東自動車道の代替道路になる。大動脈をつくれば、モノ、ヒトが流れて経済が活発になる」

 森田健作知事は知事選への再選出馬を表明した1月30日の記者会見で首都圏中央連絡自動車道(圏央道)未着工の大栄ジャンクション(JCT)−松尾横芝インターチェンジ(IC)間(18・5キロ)の早期完成に強いこだわりを見せた。2月下旬までに公約の発表を予定し、重要政策の一つになる見通しだ。

 県内の圏央道は東金JCT−木更津東IC間(42・9キロ)が今春に供用開始予定で、東京湾アクアラインから山武市の松尾横芝ICまでが高速道路で結ばれるが、成田空港に近い大栄JCTまでは未着工で、開通のメドが立っていない。

 延長約300キロの圏央道のうち、開通目標時期が決まっていないのはこの区間だけだ。

 森田氏は衆院選後の昨年末、与党に復帰した公明党の支援者を通じ、太田昭宏国土交通相に着工を直接陳情できるよう働きかけた。年が明けた1月15日、陳情が実現。県議や経済団体代表ら大臣室をいっぱいにした23人の陳情団に太田氏は「すごいな」と漏らした。

 陳情後、森田氏は「十分分かってもらえた」と手応えを強調したが、太田氏は具体的な開通時期などは明示しなかった。太田氏に近い関係者は「圏央道は千葉以外の区間の早期開通も陳情されている。自民党が政権に戻り地方の陳情の量が増えており、どの事業が実現するかは全く分からない」と語る。楽観できる状況ではなさそうだが、森田氏には自信の根拠がある。

    ◇

 「安倍政権の経済政策は、一緒に飯を食っていたときに(現副総理の)麻生(太郎)元総理が言っていたままだよ。3カ月に1回くらい、(現官房長官の)菅(義偉)さんも入れて3人で必ず食事会を開いてきた」

 毎日新聞のインタビューで、森田氏は野党時代も維持してきた自民党有力議員とのパイプを強調した。

 衆院議員に初当選した時期が近い菅氏は、東京湾アクアラインの通行料値下げの際に当時首相の麻生氏への陳情の場をセットしたとされる。森田氏は値下げを後押しした麻生氏を慕い、自著の中の対談で「もう一度首相をやってほしい」と呼びかけたほどだ。

 また、森田氏は自民党で所属した旧山崎派(現石原派)で「おれは男だ会」というグループを作った。情報交換が目的の食事会で、「現役国会議員は(現経済再生担当相の)甘利(明)さんら7、8人。(05年の知事選落選後の)浪人中も含め、開催回数は100回ぐらいかな」と説明する。

 しかし、パイプの太さは自民党に限られているようだ。民主党政権が09年の政権交代直後に公共事業予算の削減方針を打ち出した際には、自民党政権で進んでいた館山自動車道の4車線化が一時凍結された。翌10年に復活が決まったが、県は事業費の一部を負担する予算を組んでいただけに、森田氏もやきもきさせられた経験がある。「友達が少なく、どうしよう」。民主党が大勝した09年8月の衆院選翌日、森田氏は記者団にこんな不安を漏らしたこともあった。

 再選出馬を表明した日の記者会見で「自民党の政権復帰が出馬の背景にあったのか?」と問われた森田氏は「それは正直、なかった」と否定したが、12日前の毎日新聞のインタビューには、こう答えている。

 「民主党政権の『コンクリートから人』では(公共事業の予算確保が)なかなか難しかった。千葉県にとっては、前よりも風通しが大変よくなると思う」

 森田氏が、財政出動も重視する安倍政権の経済政策「アベノミクス」を歓迎しているのは明らかだ。

    ◇

 圏央道の未着工区間の早期事業化は県内経済界の要望も強い。

 「早期に完成しないと経済発展のブレーキになる恐れがある」

 県内経済団体が専門家らを交え組織した「千葉力創造研究会」が、09年8月に重要な経済活性化策をまとめた報告書の記述だ。未着工区間について、「成田空港−羽田空港間のアクセスが向上する上、県中央部に物流施設を誘致することが可能となり、千葉県の経済面に大きく寄与する」と指摘している。

 同会会長で、当時の県商工会議所連合会長だった千葉滋胤(しげたね)氏は「我々の意見をフランクに聞いてくれた」と森田氏を評価する。

 経済界の考えを主要政策に色濃く反映し、自民党内の人脈で公共事業予算を確保しようとする森田氏のスタイルは、高度成長期以降、長く続いた千葉の開発型行政によく似ている。=つづく

4697チバQ:2013/02/08(金) 00:51:05
http://mainichi.jp/area/chiba/news/20130206ddlk12010219000c.html
ちば知事選2013:検証「森田流」/5止 難局対応、職員任せ /千葉
毎日新聞 2013年02月06日 地方版

 ◇「みんなが頑張ってくれて、ダメだったらバッジを取る」
 ◇見えぬトップの意向
 「知事が不在なのはおかしい」

 放射性物質に汚染された焼却灰を手賀沼終末処理場(我孫子・印西両市境)に一時保管する計画を巡り、県が昨年6月に開いた周辺住民への説明会。約130人が集まった会場は異様な雰囲気に包まれていた。不満を抱える住民が、出席した坂本森男副知事ら県幹部に森田健作知事自らの説明責任を求めたのだ。坂本氏は「知事から対応を一任されている」と苦しい弁明に終始した。

 「今から一生懸命勉強したって、この人たちにかなうわけないの。うちの副知事も職員も優秀ですよ。優秀じゃなかったら、俺も『命を預ける』なんて言えねえだろ」

 森田氏は毎日新聞のインタビューで、仕事を任せる職員への全面的な信頼感を語った。

 一時保管を巡っては地元で反対運動が続いている。東日本大震災後、森田氏は旭市や浦安市などの県内被災地を視察したが、一時保管問題の解決のため、同処理場の地元に足を運んだことはまだ一度もない。

 一方、職員に積極的に裁量を与える森田氏と対照的なのが、ジャーナリスト出身で01年から2期8年務めた堂本暁子前知事だった。「政策のレクチャーでは、細かいところまで注文を付け妥協しない。緊張感が強すぎて、職員全体が疲れてしまった」と、苦々しく振り返る職員さえいる。

 庁内の事情に詳しい県庁OBは、森田県政になってからの雰囲気をこう評した。「注文の多い堂本さんがいなくなり、元気が出てきた職員も多い。居心地はよくなったでしょう」

    ◇

 森田氏には県職員以外にも側近がいる。特別秘書の中村充宏氏と、県政策アドバイザーを務める古川隆雄氏、中沢史隆氏の3人だ。

 中村氏は森田氏の国会議員時代からの秘書で、森田氏に随行するほか、県議会との折衝なども行う。特別秘書は県条例で1人置くことができる特別職で、前々任者の沼田武元知事の時代から採用されている。

 一方、政策アドバイザー制度は地方公務員法に基づき堂本時代の03年度に開始。身分は県の非常勤職員で、森田氏の国会議員時代の元秘書の古川氏は国政の情報収集や各省庁との調整、前回知事選の元スタッフの中沢氏はPR政策を主に担当しているという。09〜11年度までに、古川氏は日当3万円で379日、中沢氏も日当2万5000円で600日、出勤した。

 ただし、2人は公の場に出る場面はなく、活動実態が見えにくい。古川氏は以前、森田氏が代表の自民党支部の会計責任者も務めていた。09年6月の県議会では、自民党の河上茂県議が「知事室は個人の事務所ではない。知事に連絡を取るのに、誰に相談していいのかわからない」と苦言を呈したこともある。「政策アドバイザーは職員人事にも意見を出しているうわさがあるが、会ったこともない」といぶかる自民党県連幹部もいる。

 県庁OBは側近と関わった経験をこう明かす。「知事の指示が分かりにくくて、3人に代弁してもらうこともあった。政策を考える際にも彼らに知事の意向を探っていた」

4698チバQ:2013/02/08(金) 00:51:26
   ◇

 「処分がきつすぎるんじゃないかという意見もあった」

 県の不正経理の追加調査で、不正総額が計約37億円に上ることが明らかになった09年12月の記者会見。職員2245人の処分を発表した森田氏は職員をかばうような気遣いを口にした。「厳しすぎるとの声はどこから?」と記者から追及されると、「まあ、いろんなところ」とはぐらかした。

 09年4月の初登庁後の記者会見では「(借金に当たる)県債残高を4年間で1円も増やさないようにしたい」と述べていたが、就任後も増え続け、13年度末には2兆9320億円と過去最高を更新する見込みだ。行財政改革は待ったなしだが、事業費や人件費の削減を嫌いがちな職員への政策依存がプラスに働かない恐れもはらむ。

 現在の職員の多くは、県庁生え抜きで81年から5期20年務めた沼田氏の時代か、それ以前に入庁している。沼田、堂本、森田の3氏に仕えた県庁OBによると、沼田氏も職員に口を出さず、一定の裁量を任せる手法を好んだ。

 これは一見、森田氏の手法に似ているが、職員の受け止め方は違っているという。職員からたたき上げで知事に上り詰めた沼田氏は、森田氏と異なり、県庁の仕事に精通していたからだ。県庁OBは「何でも知っていて、怖かった沼田さんの時のような恐れは今はない」と指摘した。

 「俺は最終的に自分が指示したことで、みんなが頑張ってくれて、ダメだったらバッジを取る」

 県政の象徴である県職員の記章を胸に付ける森田氏は取材に対し、身内重視の“覚悟”を強調した。その手法がどこまで通用するかは、なお予断を許さない。=おわり

 この連載は田中裕之、斎川瞳が担当しました。

4699チバQ:2013/02/11(月) 01:40:57
http://mainichi.jp/area/chiba/news/20130210ddlk12010132000c.html
選挙:千葉市長選 公明、議長支援せず 県本部代表「相談なく不愉快」 /千葉
毎日新聞 2013年02月10日 地方版

 公明党幹事長代理を務める富田茂之党県本部代表は9日、5月26日投開票の千葉市長選に出馬の意向を示している同市議長の小川智之氏(39)を支援しない考えを示した。千葉市内で自民党県連大会に出席後、記者団に語った。

 富田氏は、小川氏について「事前に何の相談もなく不愉快。自公政権の枠組みは重要だが、出馬して自民が支援を決めたとしても、自主投票になる」と述べた。

 公明党は、再選出馬が有力視されている現職の熊谷俊人氏(34)に対し、政策ごとに対応を決めている。

 小川氏は7日に自民党市議団に出馬に向けて支援を要請し、市議団側は結論を保留。同党県連の桜田義孝会長は「市議団と千葉市内の党支部に小川氏擁立の強い意思があれば尊重したいが、まずは推移を見守る。公明の考えはこれから聞く」と述べるにとどめた。

 小川氏の出馬を推す自民党市議は毎日新聞の取材に「公明党の支援がなくても小川氏には出馬してもらいたい」と語った。【田中裕之、荻野公一】

4700チバQ:2013/02/11(月) 01:43:07
http://www.sannichi.co.jp/local/news/2013/02/10/1.html
2013年02月10日(日)


上野原市長選きょう告示、4氏の激戦へ 
浮動層“上野原都民”に照準 通勤時間、駅でアピール


“上野原都民”を意識し、通勤時間帯の駅前は、立候補予定者や陣営スタッフの姿が目立つ=JR上野原駅


 任期満了に伴い10日に告示される上野原市長選で、立候補予定者の陣営が、市内に居住しながら都内に通勤する「上野原都民」をターゲットに、街頭での訴えを展開している。若年層を中心に平日昼は市内を離れる有権者が多いため、朝夕を中心に駅前に立ち、懸命にアピールする陣営も。選挙戦は現職と新人の4人による異例の激戦となる見通しで、各陣営は「上野原都民」の動向が当落に直結するとみて、告示後も訴えを強化する構え。

 同市長選に立候補を表明しているのは再選を目指す現職の江口英雄氏(70)と、NPO法人理事の渡辺敦雄(65)、元市職員の市川正末(57)、会社役員の山口照義(62)の新人3氏。目立った争点はなく、江口市政1期目に対する評価が問われる選挙になる見通し。

4701チバQ:2013/02/11(月) 01:44:45
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130210/stt13021010570001-n1.htm
民主凋落、地方でも 県連トップ不在、続く惨敗
2013.2.10 10:56 (1/2ページ)[民主党]
 民主党の地方組織の混乱が続いている。昨年末の衆院選で現職の主要閣僚2人が落選した神奈川県連では16日に代表選が告示されるが、ほかの県連では代表選の動きすらなく、不在のままや落選した前議員がとどまるケースもある。衆院選後の地方選でも惨敗が目立ち、党本部が再生に向けて「地方組織の強化」を掲げるなか、地方でも党勢の凋落(ちょうらく)に歯止めがかかっていない。





 衆院選で県連代表だった城島光力前財務相や代表代行の中塚一宏前金融担当相も落選するなど民主党惨敗を象徴した神奈川県連。

 総支部代表者会議が開かれたのは1月21日。会議では「開かれた党として党員も加えた総意で公平、公正に選挙を行うべきだ」として、2月23日に臨時大会を開いて代表選を行うことが決まったが、新代表就任は衆院選から2カ月以上を要することになる。

 しかも県選出の国会議員は5人に激減。“火中の栗”を拾うことになるため、関係者は「こんなときに代表にはなりたくないというのが本音だろう」と語る。


落選の議員が…


 県内15選挙区のうち1選挙区でしか勝てなかった埼玉県連では、すでに大島敦衆院議員が無投票で内定。3月の県連大会で承認される見通しだ。同県連幹部は「選挙戦をやっている余裕はない」と説明する。

 国会議員がゼロとなった群馬県連では落選した柿沼正明氏が“県連会長”にとどまったまま。県連幹部は「国会議員がいないし、組織が機能していないなかで新会長など選出のしようがない」と“お手上げ”のようだ。

 群馬と同様に小選挙区で議席を全て失った新潟県連では、比例復活した菊田真紀子衆院議員が代表代行に就任したが、前代表が副大臣に就任した昨年10月から空席となっている代表は、少なくとも3月の定期大会まで不在が続く。

 このほか、輿石東(こしいしあずま)参院議員会長のおひざ元の山梨県では県議が昨年2月から代表を務めたまま。小沢鋭仁元環境相ら離党者が続き、人材が限られるなか、任期満了まで現体制が続くという。


事実上の不戦敗


 地方選でも苦戦が続いている。

 2月3日に行われた横浜市議神奈川区補欠選挙(欠員1)で民主公認候補は、当選した自民候補の半分も得票できず、共産候補にも1千票以上の差をつけられる惨敗となった。

 1月27日の北九州市議選では自民党候補が全員当選するなか、民主党は3議席を失った。

 また、野田佳彦前首相のおひざ元の千葉県では3月の知事選で、候補者を擁立せず自主投票とすることになった。事実上の“不戦敗”で、2カ月前までの政権党は今や地方でも見る影もない。

4702チバQ:2013/02/11(月) 01:57:37
http://mainichi.jp/area/chiba/news/20130209ddlk12010216000c.html
選挙:船橋市長選 安藤元市議、出馬へ 4人目の表明 /千葉
毎日新聞 2013年02月09日 地方版

 任期満了に伴う船橋市長選(6月16日告示、同23日投開票)に、元市議で特別養護老人ホーム介護職員、安藤信宏氏(56)が8日、立候補する意向を表明した。同市長選に出馬表明したのは▽県議の西尾憲一氏(62)▽前県議で元民主党県連幹事長の田中明氏(61)▽副市長の松戸徹氏(58)−−に続いて4人目。

 市内で記者会見した安藤氏は「16年ぶりに新市長が誕生する選挙で、分かりやすい政策を訴え、市民に政治に目を向けてもらいたい」と出馬の動機を述べた。訴える政策としては(1)市長の給与3割、ボーナス5割、退職金7割をカット(2)五つの行政ブロック(東部・西部・南部・北部・中部)を意識した行政運営−−の2点を挙げた。

 安藤氏は91年から連続5期、市議に当選。議長を務めたこともある。【市村一夫】

4703チバQ:2013/02/11(月) 01:59:03
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20130208-OYT1T01822.htm
千葉市長選、34歳現職と39歳議長の対決か

 5月26日投開票の千葉市長選について、市議会議長の小川智之(としゆき)氏(39)(自民=4期)が自民党市議団に対し、出馬に向けての支援を要請し、同市議団も支援する方針を決めたことが8日、わかった。

 同市長選には現職の熊谷俊人市長(34)も出馬の意向を固めており、市長と議長の直接対決になる可能性が出てきた。

 関係者によると、7日に開かれた市議団の総会で、小川氏が出馬に向けての支援を要請した。市議団幹部は「市議17人の全会一致で支援していくことを確認した」としている。

 ただ、同市議団の中には独自候補擁立に慎重な立場を崩さない市議もおり、情勢は流動的だ。国政で連立政権を組む公明党市議団からも「市長与党の立場でやってきたため、すぐに支援すると言える状況ではない」との声も出ている。

 熊谷氏は「市民党」を掲げて、党派を問わずに幅広い支援を求めていく方針とみられ、両氏とも、公明党など各党との連携が最大の焦点になりそうだ。同市長選には共産党も候補者擁立を進めている。

 小川氏は千葉市出身で、不動産会社勤務や衆院議員秘書などを経て、1999年の市議選若葉選挙区で初当選。2011年5月に議長に就任した。

 自民党市議団は定数54のうち17議席を占める最大会派だが、2009年の前回市長選では推薦した候補が熊谷氏に敗れている。

(2013年2月9日09時24分 読売新聞)

4704チバQ:2013/02/11(月) 02:01:23
http://sankei.jp.msn.com/region/news/130208/chb13020811590000-n1.htm
千葉市長選、小川市議会議長が出馬へ
2013.2.8 11:56
 千葉市議会議長で自民党会派所属の小川智之氏(39)が、任期満了に伴う5月の同市長選に立候補する方向で関係者と調整を進めていることが8日、分かった。複数の自民党関係者が明らかにした。同市議団は小川氏の支援に前向きとみられるが、自民県連内では一部で慎重論もある。党では同市議団の意向を踏まえ、擁立するかどうか方針を決める。

 関係者によると、小川氏は7日夜に開かれた自民市議団らとの会合で、市長選に出馬する意向を伝え、支援を求めた。市議団では小川氏の出馬におおむね理解を示したという。

 小川氏は取材に対し「具体的なことは言える状況ではない」と話している。

 小川氏は、平成11年4月に市議に初当選し現在4期目。23年5月には同市議会史上最年少の37歳で議長に就任した。

 市長選は、5月12日告示、同26日投開票の日程で行われる。現職で元民主党市議の熊谷俊人氏(34)の出馬が確実な状況で、共産党も候補の擁立を目指している。

4705チバQ:2013/02/11(月) 11:35:46
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamanashi/news/20130210-OYT8T00772.htm
上野原市長選4人立候補…告示
◇現職に3新人が挑む

 上野原市長選が10日、告示され、新人で元市職員の市川正末氏(57)、同じく新人で元沼津工業高専教授の渡辺敦雄氏(65)、再選を目指す現職の江口英雄氏(70)、新人で会社役員の山口照義氏(62)が、いずれも無所属で立候補を届け出た。江口氏の市政運営の是非や、JR上野原駅周辺整備に対する姿勢、人口減対策などが争点。

 市川氏は午前9時半から同市新田の事務所前で出陣式に臨み、「34年間の行政経験を生かし、自主財源を確保する」と述べた。市議2人も駆け付け、支持者とともに「頑張るぞ」などと気勢を上げた。

 渡辺氏は午前10時半から同市上野原の事務所前で出発式を開き、「経験と知恵を総動員し、上野原を日本一住みたい街にする」と宣言した。静岡県湖西市の三上元市長も駆け付け、市政の転換を訴えた。

 江口氏は午前9時半、上野原市上野原の事務所前で、「公平で透明性のある市政を継続させたい」と第一声を上げた。甲府市の宮島雅展市長ら県内首長3人、中島克仁衆院議員、地元市議4人も支援を求めた。

 山口氏は午前9時から同市上野原の神社境内で出陣式。「国、県、市にパイプを通し、住みやすい街を実現する」と力を込めた。県議2人、市議6人らとともに「絶対勝つぞ」と気勢を上げ、街頭演説を始めた。

 投票は17日午前7時から午後8時まで、市内38か所で行われ、同日午後9時15分から市文化ホールで開票される。9日現在の選挙人名簿登録者数は2万1782人。

◇自主財源確保を…市川正末氏

 高齢者や子供たちに優しい行政を念頭に、昨年の3月から八つのテーマを掲げてきた。上野原は、これから大変厳しい財政になり、何とか自主財源を確保する必要がある。34年間の行政経験を生かし、自主財源確保に向け頑張っていきたい。

 住みやすい上野原をつくっていきたいと思っている。他の候補より口数は少ないかもしれないが、有言実行の男だ。必ず成し遂げる。立候補届け出の受け付けを終え、「市長候補予定」から「予定」が取れた。皆様の力で今度は「候補」を取っていただきたい。

◇住みたい街に…渡辺敦雄氏

 仕事で上野原を離れたが、常に上野原はどうあるべきか、みんなが幸せになるにはどうしたらいいか、と考えていた。人口は全国と比べて6〜7倍のスピードで減少し、商業、農業、工業の売り上げも大幅に下がっている。「このままでは危ない」と感じ、立候補した。

 熱い情熱、冷静な判断力、何よりも政治家に必要な倫理観に基づいた責任感を持ち、日本一住みたい街にしたい。17日の投開票日を、後世の市民、子供、孫から「上野原が転換した日」と語られるよう、7日間を全力で駆け抜けたい。

◇公平な市政継続…江口英雄氏

 4年前、皆さんのおかげで大差で勝利できた。以来、皆さんとの公約をクリーンな政治姿勢で成し遂げてきたが、途中には多くの反対勢力、利権勢力との熾烈(しれつ)な戦いがあった。今回の選挙は「利権」と「市民の良識」の戦いだ。これまでの4年間同様、公平で透明性のある市政を継続し、市民が主役の街、市民が安心して暮らせる街に変えたい。

 上野原は県の玄関口。市が変われば県も変わる。時計の針を戻してはならない。大きなプロジェクトを着々と進めており、完成した暁には本当に誇れる街になる。

◇癒着断ち切る…山口照義氏

 上野原を住みやすい街にしたい。そのためにマイクを片手に政策を語り、上野原の将来を私に懸けてくれる人をたくさん集める。市の財政が厳しいのは事実だが、「厳しいから(何も)できない」では夢をかなえられない。国、県、市にパイプを通す必要があり、市でのパイプ役は私がする。

 利権構造や癒着は一切断ち切る。透明性を高め、ガラス張りの政治を行うことで信頼を得られると確信している。ああ住んで良かったな、と思えるような街づくりを行うため政治の世界へ足を踏み入れていく。

(2013年2月11日 読売新聞)

4706チバQ:2013/02/11(月) 11:43:29
http://www.asahi.com/area/yamanashi/articles/TKY201302100199.html
上野原市長選が告示 山梨、現新4氏の争い
 上野原市長選が10日告示された。新顔で元市職員の市川正末氏(57)、新顔で元沼津高専教授の渡辺敦雄氏(65)、再選をめざす現職の江口英雄氏(70)、新顔で金属プレス会社会長の山口照義氏(62)の無所属4氏が立候補を届け出た。いずれも市中心部で第一声をあげた。投開票は17日。

 市川氏は「必勝」のはちまきで第一声に臨んだ。陣営の杉本友栄・上野原市議が「残り1週間、全力で戦っていこう」とあいさつし、「頑張るぞ」と3回シュプレヒコールをあげた。

 届け出順2番目の渡辺氏の第一声は、幹部が指でVサインをつくり「2は(勝利の)V」で開始。来賓の三上元・静岡県湖西市長は「渡辺先生は世界的視野を持っている」と紹介した。

 江口氏の応援には宮島雅展・甲府市長らが参加。「もっとかえよう上野原」の旗の下、江口氏から医療を学んだ中島克仁衆院議員が「先生は改革のために戦ってきた」と述べた。

 山口氏は牛倉神社で第一声をあげた。石井脩徳県議が「雇用、環境、道路整備はまだ足りない。皆さんの思いが市政に反映できるよう、市民目線の候補に」と支持を訴えた。

4707チバQ:2013/02/11(月) 13:09:14
http://mainichi.jp/area/yamanashi/news/20130207ddlk19010222000c.html
選挙:上野原市長選を前に/上 定住人口減少 若者流出する「玄関口」 /山梨
毎日新聞 2013年02月07日 地方版


 任期満了に伴う上野原市長選は10日告示、17日投開票の日程で行われる。同市長選には現職で再選をめざす江口英雄氏(70)、いずれも新人の元市職員、市川正末氏(57)▽会社役員、山口照義氏(62)▽NPO法人理事、渡辺敦雄氏(65)−−の4氏が立候補する。4氏とも昨年後半に相次いで出馬を表明し、前哨戦が始まっている。上野原市は東京・新宿まで約60キロの位置にある一方、山間部には過疎高齢化が進む集落が点在し、全国を上回るペースで人口減少が進む。首都圏への玄関口にある県境の市の課題を探った。【小田切敏雄】

 ◇ベッドタウンにもなりきれず
 10年の国勢調査によると、市の人口は2万7114人で、うち東京など県外で就労、就学する人は5062人と2割近い。中でも20〜24歳が747人と最も多い。こうした若者がそのまま市外へ流出し、定住人口が減る状況が続いている。地元よりはるかに恵まれた雇用機会、雇用条件がすぐ隣の東京や神奈川にあるからだ。

 JR上野原駅前にいた地元・日大明誠高校2年、西川菜乃香さん(17)は「将来は親の希望で上野原に住んでも、勤め先は都内になるかな」と言う。

 上野原市は東京に近い分だけ「ストロー現象」が恒常化している。東京への時間的な距離は短縮されて便利にはなったが、東京側に人が吸引されてかえって寂れていく現象だ。12年4月現在の人口は2万6065人で10年前から3・3%減った。バブル期の87年から四方津駅上に開発され、駅とエスカレーターで結ばれたニュータウン「コモアしおつ」も現在1310世帯、3788人と入居人口は頭打ちになっている。

 「東京への通勤圏でありながらベッドタウンにはなりきれていない」。上野原市の現状を市幹部はこう表現する。

 上野原の中心街は河岸段丘の上に形成された独特の町だが、これが地形的な制約にもなっている。上野原駅は桂川沿いにあるが、市街地へは段丘上の高台に上らなければならない。市街周辺には山間地が広がり、住宅地としての発展を阻む。

 首都圏への通勤、通学客の多さもあり、上野原駅の1日当たり乗降客は約1万人。利用は甲府駅に次いで県内2番目に多い。北口広場は狭く、路線バスと利用者を送迎する車など、朝夕の混雑は激しい。今回の選挙では4候補とも、市の最重要課題の一つとして駅前整備を挙げている。

 JR中央線は、上野原駅からわずか20分弱の高尾駅以西は本数が少ない。上野原駅の平日朝の東京方面の電車は午前5時台2本▽同6時台3本▽同7時台6本▽8時台4本−−。同駅に止まる上り特急「かいじ」は8時過ぎの新宿行き、9時過ぎの東京行きの2本だけだ。八王子に通勤し、早朝の上野原駅で電車を待っていた会社社長の中村千壽さん(68)は「6時台のかいじを増やしてほしい」と話す。通勤による疲労などから、平日は都内でアパートを借りて働き、週末には上野原に帰る市民もいる。利便性向上を求める声は強い。

 東京のベッドタウンを目指すのか、独自の市として機能する地域になるべきか。市長選では上野原の将来像を示せるかが問われる。

4708チバQ:2013/02/11(月) 13:10:20
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130208ddlk19010047000c.html
選挙:上野原市長選を前に/下 限界集落 高齢化で共同生活困難 /山梨
毎日新聞 2013年02月08日 地方版

 ◇時代の映し鏡、もう一つの顔
 「限界集落」−−65歳以上の高齢者が集落の半数以上を超え、冠婚葬祭など社会的共同生活が困難になっている集落。社会学者の大野晃氏による定義だ。

 JR中央線、中央自動車道、国道20号という交通の大動脈が桂川とともに市の東西をつなぐ上野原市。しかし、中心市街地を離れると、多くの山間集落が点在する。江戸時代からの旧甲州街道沿いには大鶴、甲東、大目地区、国道20号と桂川沿岸にへばりつくように集落がある巌(いわお)地区、小菅村に抜ける県道沿いの棡原(ゆずりはら)、西原地区、旧秋山村を合併した南部の秋山地区−−。人口流出と高齢化が進み、夫婦のみ、独居の高齢者宅も目立つ。

 鶴川に沿った西原地区は人口679人(304世帯)でうち65歳以上が289人に上る(2月1日現在)。1世帯の構成人員は平均2人余り。地区内の中群(なかむれ)集落は県道からさらに市道を山側に登った場所にあり、わずか2世帯4人。高齢化率75%の限界集落だ。乗用車1台がやっと通れるつづら折りの山道を上下して生活している。集落としての共同生活は、隣の腰掛(こしかけ)集落(11世帯21人)と一緒に行う。

 中群集落の降矢量男さん(75)、文代さん(73)は2人暮らし。息子は集落を出て市内のニュータウン「コモアしおつ」に住み、横浜に勤めている。

 かつては養蚕、1960年頃まであった炭焼きが集落の生業だった。生活用水は集落ごとに小規模水道組合を作って採水する例が多い。「年寄りばかりで、水道の管理が大変だ」と量男さん。集落内には災害時などに供えた「緊急ヘリポート」もある。「道路ができるかと思って集落の3軒で土地を無償で貸した。何も変わらなかった」と苦笑する。

 近くの初戸(はど)集落(西原地区)や恋塚集落(大目地区)なども高齢化率が50%を超えている。

 現在4人が出馬表明している市長選ではこうした現状を踏まえ、各陣営がさまざまな構想を訴えている。

 例えば「豊かな自然を生かしたトレイル、ハイキングによる誘客」。周遊コースは激しく過疎高齢化が進むエリアに重なる。さらには地元企業支援などによる雇用確保▽手当の充実や児童公園整備といった子育て支援策▽計画が具体化している中央自動車道・談合坂サービスエリアへのスマートインターチェンジ(ETC専用のインター)設置を生かした大規模商業施設−−。

 上野原市は二つの顔を持つ。地縁や血縁で強く地域が結びつき、過疎高齢化に直面する旧集落。他方、東京方面に通って生活の糧を得る「上野原都民」ともいうべき通勤住民たちの存在。時代の映し鏡である上野原市の有権者がどのような判断を示すのか。市長選は10日告示され、17日投開票される。【小田切敏雄】

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4709チバQ:2013/02/11(月) 15:50:48
http://mainichi.jp/area/yamanashi/news/20130211ddlk19010047000c.html
選挙:上野原市長選 現新4氏立候補 現市政の評価、争点に /山梨
毎日新聞 2013年02月11日 地方版

 任期満了に伴う上野原市長選は10日告示され、新人で元市職員の市川正末氏(57)▽新人でNPO法人理事の渡辺敦雄氏(65)▽再選を目指す現職の江口英雄氏(70)▽新人で会社役員の山口照義氏(62)−−の無所属4氏が届け出た。人口減少や雇用対策、新市立病院の運営など江口市政1期目の評価が争点となる。

 市川氏は事務所前で第一声。「上野原は自主財源に乏しい。34年の行政経験を生かして財源を確保したい」と訴えた。また、「高齢者や子どもに優しい行政を念頭にこれまでも戦ってきた。住みよい上野原をつくりたい」と思いを語り、スローガンの「有言実行」を強調した。

 事務所前駐車場で第一声を上げた渡辺氏は「上野原は日本の6〜7倍のスピードで人口が減っている。知恵を動員し、倫理観と責任感、情熱と判断力を持って日本一住みたいまちと後世に語られるようにしたい」と訴えた。会場には親交のある静岡県湖西市の三上元市長が激励に訪れた。

 江口氏は事務所前で第一声。「これからの4年間も市民が主役のまちとして、公平、透明性ある市政を引き継ぐ。さらにクリーンな政治を進める」と訴えた。出陣式には、中島克仁衆院議員や宮島雅展・甲府市長、田辺篤・甲州市長、渡辺凱保・富士河口湖町長らが応援に駆け付けた。

 牛倉神社で出陣式を行った山口氏は、企業経営者としての実績をアピール。「財政が厳しいからできないでは夢はかなわない。国、県、市とのパイプを持っているのは私だけ」と強調した。石井脩徳・県議会副議長が激励したほか、長崎幸太郎衆院議員のメッセージが読み上げられた。

 投票は17日午前7時〜午後8時に市役所など38カ所で行われ、午後9時15分から市役所「もみじホール」で即日開票される。【小田切敏雄、片平知宏】

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 ◇上野原市長選立候補者(届け出順)
市川正末(いちかわ・まさすえ) 57 無新

 [元]市職員[歴]秋山支所長▽帝京大

渡辺敦雄(わたなべ・あつお)  65 無新

 NPO法人理事[歴]東芝社員▽国立沼津工業高等専門学校教授▽東大

江口英雄(えぐち・ひでお)   70 無現(1)

 市長[歴]上野原町立病院長▽大月市立中央病院長▽富士吉田市立病院長▽山梨大院

山口照義(やまぐち・てるよし) 62 無新

 精密プレス金型設計製作会社会長[歴]技術会社役員▽製作会社社長▽上野原町立棡原中

4710チバQ:2013/02/13(水) 23:13:36
http://www.asahi.com/politics/update/0213/TKY201302130007.html
2013年2月13日8時31分
「候補者足りない…」定数減らして全員無投票当選 群馬

 【遠藤雄二】群馬県神流(かんな)町議選が12日告示され、8人が無投票当選した。町議会は定数10だったが、選挙直前の1月に定数を2減らした。複数の町議によると、候補者が10人に満たない見通しで、再選挙を避けるためだったという。

 町議会は1月22日、臨時町議会で定数を削減した。理由は行財政改革。人口が年々減って約2300人になっており、議会も身を切る姿勢を示したという。

 ただ、臨時議会は告示3週間前。提案した高橋豊治副議長は「10人には足らない、という危惧は正直あった」と語る。

 町議らによると、昨秋から定数割れの懸念が浮上。数人が引退意向なのに新顔が見あたらず、1月17日の立候補予定者説明会も出席は5陣営だけだった。

 ベテラン議員は「再選挙になると分かっていて放置できない。イメージは悪いし、町政が混乱する」。公職選挙法は、欠員が定数の6分の1を超えた場合の再選挙を定め、定数10だと再選挙回避に9人以上の候補者が必要だった。

4711チバQ:2013/02/14(木) 20:01:18
http://sankei.jp.msn.com/region/news/130214/gnm13021402050002-n1.htm
前橋市議選 各地で舌戦 市長派の過半数確保 焦点
2013.2.14 02:05 [地方選(群馬)]
 ■前橋工跡地利用計画 行方は

 任期満了に伴う前橋市議選(定数38)は、立候補を届け出た現職33人、新人7人の計40人が市内各地で選挙戦を展開している。定数40に対し55人が立候補した前回選挙と比べると、立候補者数は大幅に減少した。昨年2月に就任した山本龍市長の市政運営をめぐり、支持派が過半数を握れるかが焦点となっている。

                   ◇

 前回選挙では高木政夫前市長の市政運営をめぐり、市長派と反市長派が対立。定数を15人上回る選挙戦となったが、自民党系を中心とする反市長派が過半数を握った。

 高木前市長は昨年2月の市長選で、自民、みんな推薦の山本市長に敗れ、山本市長に対しては自民党系会派は支持を、高木前市長を支持した会派は是々非々の姿勢を示してきた。

 しかし、昨年12月、市が進める前橋工業高校跡地の大規模太陽光発電事業が市議会の反対で白紙に戻った。反対したのは高木前市長を支持した会派と共産党で、選挙結果と跡地利用計画の行方が注目される。

 また、山本市長は前回市長選で、既存の3つの清掃工場を集約する新清掃工場の建設計画を凍結し、既存工場を改修して延命化する公約を打ち出した。新清掃工場の建設計画は凍結中となっており、市長支持派が過半数を確保できるかが今後の市政運営の鍵を握る。

 市議選の投開票日は17日。午前7時〜午後7時、市内101カ所で投票が行われ、午後8時10分から市立前橋高校体育館で即日開票される。9日現在の有権者数は27万6783人(男13万3947人、女14万2836人)。

4712チバQ:2013/02/15(金) 23:29:07
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20130215/CK2013021502000133.html
領収書「自ら記入も」 船橋市議運 政調費問題で野田市議
2013年2月15日

 船橋市議会の議会運営委員会は十四日、政務調査費問題をめぐり、野田佳彦前首相の実弟の野田剛彦市議(民主)を参考人招致した。野田氏は返還した二〇〇七年度と〇九〜一一年度の政調費の一部百三十四万円に関し、領収書の一部は「(筆跡から)自分が金額を書いた可能性が高い」と述べた。

 問題視されている支出では「市民意識調査」などの名目で、野田前首相の元政策秘書の男性が役員を務める二社から、年二十万〜六十万円の領収書を受け取っていた。

 ただ、野田氏は使途について「規定に反するものではない」と強調。返還理由は「資料を廃棄し、説明責任を果たせない事務上の瑕疵(かし)があり返還した」と従来の主張を繰り返した。週一、二回受け取っていた手書きのリポートはすべて廃棄済みという。

 次回二十日の議運委で、元政策秘書と領収書を発行した会社の代表取締役男性の参考人招致を議決する。(村上一樹)

4713チバQ:2013/02/17(日) 10:53:57
http://digital.asahi.com/area/chiba/articles/TKY201302160297.html
2013年2月17日
千葉知事選の公開討論会中止 森田氏が出席断る 28日告示の知事選を前に、24日に予定されていた立候補予定者の公開討論会が中止された。主催の日本青年会議所千葉ブロックによると、森田健作知事側から出席を断られたという。

 同会議所によると、討論会には森田氏と千葉大名誉教授の三輪定宣氏に参加を依頼。森田氏側から15日夜、「スケジュールの都合がつかない」と断りの連絡があった。どんな都合かは説明しなかったという。

 同会議所は「政策本位の選挙にするため企画したが残念だ」。三輪氏の支援団体は「森田氏は逃げている」と批判している。

4714チバQ:2013/02/17(日) 13:12:39
>>4712
http://mainichi.jp/area/chiba/news/20130215ddlk12040264000c.html
野田・船橋市議の政務調査費問題:市議、議運に出席 深まる不正受給疑惑 /千葉
毎日新聞 2013年02月15日 地方版

 ◇政策意見の紙、全廃棄/一部領収書の筆跡「私かも」
 野田剛彦・船橋市議は14日、自身の政務調査費について調べる同市議会の議会運営委員会に参考人として出席した。「架空の疑い」を指摘された「政策宣伝資料作成費」など2種類の支出計134万円について、いずれも実兄である野田佳彦前首相の政策秘書(当時)から週に1、2度アドバイスを受けた対価と釈明する一方、一部領収書の金額の筆跡について「私の字かもしれない」と認めるなど政務調査費不正受給疑惑を深める結果となった。

 政調費の収支報告書によると、野田市議は07〜11年、この元秘書らが経営する企業2社から「政策宣伝資料作成費」「市民意識調査」の名目で領収書8枚を受け取り、政調費として処理していた。

 委員会で野田市議は、そのいずれの名目についても、元秘書から「週に1、2度、手書きの(政治活動の参考となる)意見を手渡しでもらっていた対価」と説明した。「元秘書の経験や人間関係を有効に使いたかった」という。対価の額については、元秘書と「『今回はこれくらいで』と双方で話し合って決めた」と振り返ったが、「手書きの意見」の紙はすべて廃棄し、残されていないという。

 野田市議はこの134万円について、昨年7月に全額を返還済みだが、その理由については「廃棄により(成果の)説明責任が果たせなくなった。自戒の意味もあり返還した」と述べた。

 一方、野田市議は政調費の返還時は、「元秘書からの情報は1冊にまとまったものか」という報道陣からの質問に「A4判で数十ページ」と答えていたが、この日の委員会では「A4が多かったと思う。(1冊ではなく)その都度、もらっていた」と微妙に説明を変えた。また、廃棄についても、7月は「事務所の整理をしていて、もう使わないと思って捨てた」と話していたが、この日は「見てすぐに捨てたり、必要なものはしばらく手元に置いたりした」と述べた。

 同委員会は今後、元秘書ら領収書の発行側を参考人として招致する方針。【市村一夫】

4715チバQ:2013/02/17(日) 13:13:27
http://www.chibanippo.co.jp/c/news/local/123137
「領収書に金額書いたかも」 野田市議が参考人出席 船橋市議会政調費問題で百条調査
2013年02月15日 11:22
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参考人として委員会出席した野田市議=14日午前、船橋市議会 野田佳彦前首相の実弟、野田剛彦船橋市議(52)=民主党・4期=が政務調査費の架空請求の疑いを指摘された問題で、地方自治法第百条に基づく調査権限を委任された船橋市議会議会運営委員会が14日開かれ、野田市議が参考人として初めて出席した。野田市議は野田前首相の元政策秘書男性に委託した「市民意識調査」などについて「実体はあった」と潔白を主張した。その一方、委託会社の領収書に自ら金額を記入した疑惑については否定せず、不適切な行為があった可能性を示唆した。

 問題視されているのは野田市議が2007、09〜11年度、政策秘書(当時)が役員を務める会社に依頼した「市民意識調査」の委託費など約134万円。野田市議は同調査について、不特定多数の市民からのアンケートではなかったとし、「(元政策秘書の)個人的な交友関係の中で集めた意見を、週1、2回程度、手書きのレポートでもらっていた」と説明した。このレポートの保管状況については「政策ビラの作成や(市議会)一般質問などの基礎資料として使ったが、必要がなくなればすべて廃棄して保管していない。一読して捨てたものもある」とした。

 また、会社側が発行したはずの領収書に記載された金額の一部が、野田市議の筆跡に似ていると指摘されると、野田市議は「自分が書いたかもしれない」と認めた。


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4716チバQ:2013/02/17(日) 13:19:34
>>4688>>4711
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130211-00000095-mailo-l10
選挙:前橋市議選 40人が立候補 定数削減で少数激戦に /群馬
毎日新聞 2月11日(月)12時55分配信

 任期満了に伴う前橋市議選(定数38)が10日告示され、40人が立候補を届け出た。定数が43から38になり少数激戦となる中、各候補者はそれぞれの地元で第一声を上げ、1週間の選挙戦をスタートさせた。投開票は17日。
 立候補したのは現職33人、新人7人で、党派別では無所属32人▽共産4人▽公明4人−−となっている。
 投票は17日午前7時〜午後7時(三夜沢赤城神社氏子会館、西大河原集落センター、大洞区公民館は午後6時まで)。期日前投票は11〜16日、市役所で午前8時半〜午後8時、各支所と市民サービスセンター(旧公民館)で午前9時〜午後8時に受け付ける。9日現在の有権者数は27万6783人(男13万3947人、女14万2836人)。【塩田彩】
………………………………………………………………………………………………………
 ◇前橋市議選立候補者(定数38−40、届け出順)
藤江彰   52 [元]農水省職員  (1)無現
小曽根英明 54 [元]会社役員   (1)無現
横山勝彦  66 [元]日本精工社員 (5)無現
長沼順一  62 農業        (3)無現
高橋照代  41 党県局次長        公新
新井美咲子 48 党県局次長        公新
金井清一  48 [元]衆議員秘書  (2)無現
石塚武   50 党県幹事      (3)公現
須賀博史  41 [元]参議員秘書     無新
前原健一  39 [元]福祉施設員  (1)無現
窪田出   44 東京電力社員       無新
宮田和夫  63 [元]NTT社員  (6)無現
鈴木数成  43 大学講師         無新
中里武   54 党県局次長     (2)公現
笠原久   60 [元]会社員    (2)無現
真下三起也 72 会社社長      (2)無現
丸山貞行  51 労組執行委員    (3)無現
阿部忠幸  60 建築士       (2)無現
新井美加  49 広告業          無新
角田修一  46 東京電力社員    (1)無現
鈴木俊司  62 農業        (1)無現
近藤好枝  56 党県委員      (1)共現
近藤登   50 [元]会社役員   (1)無現
三森和也  45 介護相談員     (2)無現
梅澤百合子 62 学習塾経営     (4)無現
富田公隆  42 造園業       (1)無現
堤孝之   59 会社員       (6)無現
浅井雅彦  58[元]会社役員    (2)無現
遠山真大  50 会社員          無新
長谷川薫  62 党地区役員     (3)共現
中林章   50 農業        (2)無現
細野勝昭  69 [元]ダイハツ社員 (5)無現
中道浪子  62 党県委員      (6)共現
岡田修一  61 再生資源業     (7)無現
青木登美夫 69 農業        (5)無現
小林岩男  65 農業        (2)無現
岡田行喜  69 農業        (4)無現
町田徳之助 54 会社役員      (4)無現
小林久子  56 党地区委員     (2)共現
中島資浩  41 宅建取引業     (3)無現
2月11日朝刊

4717チバQ:2013/02/17(日) 13:33:53
さいたま市長選出馬見込者

長沼威 :自民党県議>>4687 自民党県議団が推す(桜区・旧浦和市選出)
青羽健仁:自民党市議>>4683 自民党市議団が推す(浦和区・旧浦和市選出)
清水勇人:元自民党県議 09年選挙は非自民系として出馬当選 (見沼区・旧大宮市選出)
吉田一郎:市議 >>779  (北区・旧大宮市選出)

【09年さいたま市長選】>>767 >>775など
当155,966清水勇人47無所属新
  98,816相川宗一66無所属現
  62,991中森福代59無所属新
  32,249日下部伸三50無所属新
  27,448松下裕 64無所属新
  26,397高橋秀明52無所属新(開票終了)

4718チバQ:2013/02/17(日) 13:53:51
さすが政争の街 上野原。わけわからん
上野原市長選まとめ

政策課題
>>4679>>4707-4708


■09年市長選
11057 江口英雄   ・・・田辺篤・甲州市長や長崎衆院議員、石井脩徳県議(←会派:自由民主党)、過去に奈良市長と町長選・市長選で争った杉本公文氏ら5人
 7431 中村照夫   ・・・前市長:奈良明彦の後継 堀内光雄、長崎幸太郎の両衆院議員、奈良市長、市議14人、近隣村長ら

◎堀内派が奈良市長の後継として中村候補を擁立するも、長崎派が新人江口を擁立し当選。

■11年県議選>>3277 >>3232
◇上野原市・北都留郡(定数1−2)
石井脩徳 70 無現(1)   →当選 
志村時江 63 無新      江口市長・奈良前市長が支援    

両氏はいずれも、09年の上野原市長選で初当選した江口英雄市長の後援会幹部だった。
現職県議と市長の代理対決との見方も出ている。
石井氏は09年の衆院選を巡る県連の対応を不満として自民党を離党。

◎衆:長崎、市長:江口、県議:石井でまとまっていたものが分裂
 

■13年市長選
市川正末:
渡辺敦雄:静岡県湖西市の三上元市長が激励>>4709
江口英雄:出陣式には、中島克仁衆院議員(3区選出)や宮島雅展・甲府市長、田辺篤・甲州市長、渡辺凱保・富士河口湖町長らが応援>>4709
山口照義:石井脩徳・県議会副議長が激励したほか、長崎幸太郎衆院議員(2区選出)のメッセージ>>4709
     山口氏は江口氏の後援会会長代行を務め、2009年の前回市長選は江口氏を支持 >>4339


◎長崎派が山口を擁立し、現職江口に対抗

4719チバQ:2013/02/17(日) 13:54:44
こんな記事も
http://mainichi.jp/area/yamanashi/news/20130128ddlk19040016000c.html
交通事故:石井県議の車にはねられ、男性重傷−−上野原 /山梨
毎日新聞 2013年01月28日 地方版

 27日午前9時ごろ、上野原市西原の民家駐車場で、車を誘導していた同市西原の無職、橋本盛雄さん(72)が、同市棡原の県議会議員、石井脩徳さん(72)=上野原市・北都留郡選挙区=運転の乗用車にはねられた。上野原署によると、橋本さんは右足の骨を折るなど重傷。石井県議にけがはなかった。

 石井県議は旧上野原町議会議長や同市議を経て、現在2期目。県議会副議長を務めている。取材に対し、「橋本さんにご迷惑をおかけし、申し訳ない。二度とこのようなことがないよう気を付けたい」と話した。【藤河匠】

.

4720チバQ:2013/02/17(日) 23:39:51
市川候補が意外ととって次点
http://www.sannichi.co.jp/local/news/2013/02/17/12.html
上野原市長選 江口氏が再選果たす


再選を決め、選挙事務所で万歳する江口英雄氏(中央)=上野原市上野原


 任期満了に伴う上野原市長選は17日投開票され、現職の江口英雄氏(70=無所属)が無所属の新人3氏を破り再選を果たした。
 今回の市長選には現新4氏が立候補し、江口市政に対する有権者の評価を最大の争点に、市の活性化策などをめぐり論戦を繰り広げてきた。首都圏への若者の流出が続く中、選挙戦では人口減対策が一つの焦点となった。江口氏は新市立病院の建設など、1期目の実績をアピールするとともに、市営住宅の新設を掲げ、都心への通勤電車増発などを訴えて支持を広げ、新人3氏を振り切った。
 元市職員の市川正末(57)、NPO法人理事の渡辺敦雄(65)、会社役員の山口照義(62)の3氏は雇用の創出や福祉充実などを公約に掲げ支持を訴えたが及ばなかった。
 投票率は76.94%(男75.83、女78.03)で前回を6.11ポイント下回った。

【上野原市長選 開票結果】(選管最終)

当  江口英雄  5761
   市川正末  4917  
   山口照義   4087   
   渡辺敦雄  1721(投票総数16,632 無効146)

4721チバQ:2013/02/17(日) 23:43:19
>>493前回と同じ構図
http://sankei.jp.msn.com/region/news/130217/stm13021721000001-n1.htm
朝霞市長選が告示 現職と新人の一騎打ち 埼玉 
2013.2.17 20:58
 任期満了に伴う朝霞市長選が17日告示され、3選を目指す無所属現職の富岡勝則氏(58)=公明支持=と、元陸上自衛官の諸派新人、田村雄二氏(66)の2氏が立候補を届け出た。

 富岡氏は懸案だった米軍基地跡地を公園としてオープンさせたことなどを実績として強調。子供医療費無料化を高校生まで拡大するなど福祉政策に重点を置きつつ、商店街イベントの開催で地域活性化を目指す。

 田村氏は財政のムダを省くため年度予算を「15カ月予算」として編成することや職員定数を減らして臨時職員を増やすなどの行財政改革を主張。教育では学力強化を図るため学力別クラスの導入を提唱している。

 投開票は24日。16日現在の有権者数は10万4397人。

4722チバQ:2013/02/18(月) 21:40:40
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamanashi/news/20130217-OYT8T01039.htm
上野原市長に江口氏再選

 上野原市長選は17日、投開票された。無所属で現職の江口英雄氏(70)が新人3人を破り、再選を果たした。投票率は76・94%と前回(83・05%)を下回った。当日有権者数は2万1617人。

 江口氏以外の立候補者は、いずれも無所属で、新人の元市職員市川正末氏(57)、元沼津工業高専教授渡辺敦雄氏(65)、会社役員山口照義氏(62)。主な争点は、市立病院の移転・建設をめぐり、地元医師会との対立するなどした江口市長の市政運営に対する是非や、人口減少への対応などだった。

 昨年9月に出馬を表明した江口氏は、市立病院の移転や、JR上野原駅周辺整備事業の構想をまとめた1期目の実績を強調。「前回の公約で達成できたのは60%くらい。上野原駅周辺整備事業や談合坂スマートインターチェンジの設置計画などの仕上げはこれから」とし、市政の継続を訴えた。前回市長選で支援を受けた地元選出の石井脩徳県議や市議らが山口氏の支持に回る逆風もあったが、クリーンな政治へ向けた改革継続を訴え、浮動票も獲得した。

 市川氏は「行政経験の長さを生かして改革する」と強調したが、及ばなかった。渡辺氏は「上野原を日本一住みたい街にする」と主張したが浸透しきれず、山口氏は、江口氏に対する批判票の取り込みを図ったが、届かなかった。

[解説]市の将来像 具体的提示を

 今回の上野原市長選は、市の将来のあり方を議論するまたとないチャンスだった。様々な経歴を持つ候補者4人が、それぞれの立場で市の課題の解決策を示すことができたからだ。しかし、市の将来像が有権者に提示されたとは言い難い。

 市内では、告示前から特定の候補者への個人攻撃ともとれるビラがまかれたり、選挙期間中も買収のうわさが飛び交ったりした。そんな状況では、未来の青写真を示せるはずもない。ある陣営の選対幹部は「選挙の度にこんなことをやっているから郡内は取り残されるんだ」と嘆いた。

 人口減といった以前から指摘されている問題を除くと、今回は足元の具体的な争点はなかった。だからこそ将来を見据えた長期的な政策論争ができたはずだ。

 江口氏が舵(かじ)を取るこれからの任期には、JR上野原駅周辺整備計画の具体化や、2016年度の供用開始を目指す中央道談合坂スマートインターチェンジの設置が控える。いずれも市内で最も人の流れが多い場所に当たり、周辺住民の期待も大きい。当選後でも遅くはない。まずは自身が描く将来像を具体的に、分かりやすく示してほしい。(佐々木想)

(2013年2月18日 読売新聞)

4723チバQ:2013/02/18(月) 21:49:31
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130218-00000154-mailo-l10
選挙:前橋市議選 新議員38人決まる 投票率45.54%で過去最低 /群馬
毎日新聞 2月18日(月)12時0分配信

 任期満了に伴う前橋市議選(定数38)は17日投開票され、新議員が決まった。山本龍市長が就任してから初めての市議選となったが、投票率は45・54%で前回(55・22%)を下回り過去最低を更新。立候補者が40人にとどまったことに加え、山本市政に対する明確な争点もなかったことで、市民の関心が集まらなかったとみられる。
 昨年2月の市長選では、高木政夫前市長の支持勢力と批判勢力が激戦を展開。しかし、山本市長の就任後は、昨年12月議会に提出された補正予算案から前橋工業高校跡地(同市岩神町)の太陽光発電設置費が反対多数で削除されたこと以外に、目立った対立はない。選挙中も候補者の多くは、山本市長の市政運営に「是々非々で臨む」と立場を明確にしなかった。
 今回の選挙により、入会見通しの新人も含めると、市長選で山本市長を支持した清新クラブが11人で最大会派を維持。前工跡地の活用法を巡り補正予算案に反発した会派の中にも「市長がよっぽど変なことをしない限りは是だ」と述べる市議もおり、議会と執行部が対立する局面は当面なさそうだ。当日有権者数は27万4308人(男13万2615人、女14万1693人)だった。【塩田彩】
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 ■解説
 ◇市政のチェック機能を果たせ
 旧富士見地区も加え、合併後の市全域が舞台となった今回の市議選。旧4町村との合併により、市の人口は増加した一方で市議の数は減少した。市議一人一人に課せられた責任は重くなったが、前回を約10ポイント下回り過去最低となった投票率は最も身近なはずの地方議会と市民との距離が広がっていることを示している。
 前回市長選で山本市長と対立した会派で市議の引退が相次いだこともあり、今回の選挙では山本市長を支持した勢力が拡大。市長選で山本市長を批判した勢力もおおむね協力的な姿勢を見せる。山本市長は就任後、独自色を押し出してきたが、市長選で争点となった新清掃工場の建設や中心市街地の活性化策などを巡っては、市民の多様な意見を吸い上げて議論を深める必要がある。
 今回の市議選以降で市民が市政に対して直接意思を示せる投票機会は、3年後の市長選までなくなった。高齢化や雇用の流出などの課題が山積する県都前橋で、市長に追従するだけの市議会では市民との距離は離れるばかりだ。落選する候補者が2人しか出なかった今回の選挙に甘んじることなく、当選者は身を引き締めて山本市政に対するチェック機能を果たし、議会の存在意義を示してほしい。【塩田彩】
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4724チバQ:2013/02/18(月) 21:49:47
 ◇前橋市議選開票結果(定数38−40)
当 6406 中島資浩  41 無現(4)
当 5540 鈴木俊司  62 無現(2)
当 3971 中林章   50 無現(3)
当 3943 中里武   54 公現(3)
当 3878 新井美咲子 48 公新(1)
当 3839 富田公隆  42 無現(2)
当 3716 近藤登   50 無現(2)
当 3651 阿部忠幸  60 無現(3)
当 3567 高橋照代  41 公新(1)
当 3529 金井清一  48 無現(3)
当 3465 石塚武   50 公現(4)
当 3456 丸山貞行  51 無現(4)
当 3342 近藤好枝  56 共現(2)
当 3336 小林岩男  65 無現(3)
当 3334 町田徳之助 54 無現(5)
当 3331 中道浪子  62 共現(7)
当 3295 横山勝彦  66 無現(6)
当 3202 宮田和夫  63 無現(7)
当 3131 青木登美夫 69 無現(6)
当 3099 岡田行喜  69 無現(5)
当 3006 長谷川薫  62 共現(4)
当 2983 笠原久   60 無現(3)
当 2869 岡田修一  61 無現(8)
当 2832 小林久子  56 共現(3)
当 2734 細野勝昭  69 無現(6)
当 2711 角田修一  46 無現(2)
当 2697 藤江彰   52 無現(2)
当 2577 須賀博史  41 無新(1)
当 2577 窪田出   44 無新(1)
当 2528 三森和也  45 無現(3)
当 2384 小曽根英明 54 無現(2)
当 2360 堤孝之   59 無現(7)
当 2344 長沼順一  62 無現(4)
当 2307 浅井雅彦  58 無現(3)
当 2262 真下三起也 72 無現(3)
当 2256 鈴木数成  43 無新(1)
当 2238 新井美加  49 無新(1)
当 1909 梅澤百合子 62 無現(5)
  1712 前原健一  39 無現
   647 遠山真大  50 無新
 =選管最終発表
2月18日朝刊

4725チバQ:2013/02/19(火) 21:13:38
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20130219-OYT1T00642.htm?from=ylist
最年少の政令市長、自民は対抗馬に議長推薦へ

 千葉市の熊谷俊人市長(35)は18日、記者会見を開き、市長選(5月12日告示、26日投開票)に再選を目指して立候補することを正式に表明した。

 一方、自民党市議団が、出馬の意向を示している市議会議長の小川智之氏(39)について、党に候補者として推薦する文書に全員で署名したことが同日、分かった。現職の市長と議長が対決する公算が大きくなってきた。

 ◆財政など成果強調

 熊谷氏は記者会見で、「市の課題を乗り越えていくにはまだ道半ば。市民が参加できる市政、未来の市民が希望を持てる街づくりなどを進め、4年間の基盤の上に、飛躍する千葉市を作っていきたい」などと抱負を語った。

 1期目の成果としては、情報公開の面で先進的な市にしたことや市債残高を減少に転じさせたこと、子育て支援に予算を集中的に投入して待機児童を大幅に減らしたことなどを挙げた。

 2期目の優先課題として、引き続き財政の健全化に取り組むことや、市民参加型の街づくりの実現、少子高齢化への備えなどを掲げた。

 公約の柱は、市民によるシンクタンク(政策研究機関)を作って中長期的な課題について市民の意見を取り入れることや、海岸線や砂浜を生かした都市開発、子どもの医療費助成制度で通院医療の対象を現在の小学校3年から6年まで引き上げることなどを挙げた。

 1か月以内をメドに、詳しいマニフェスト(公約)を掲げた上、市民との対話や個人のホームページなどでのやりとりを通じて意見を取り入れ、最終的な公約として改めて掲げる方針。

 政党の推薦については、「特定のところに偏らず、広く市民が参加できる態勢作りを考えている」と話した。「市民党」(熊谷氏)を掲げ、推薦を受けないか、複数の政党から同時に推薦を受けるといった形を模索する考えだ。

 ◆対抗馬支援の文書

 これに対して、自民党市議団(市議17人)は18日、総会を開き、小川議長を支援する文書に、本人を除く市議16人全員が署名した。

 同党では、政令市の市長選は知事選と同様、党本部が公認や推薦の判断を行うことになっており、19日にも同党県連に文書が提出される見通しだ。市議団が文書の形を取って結束を強めたことで、小川氏が出馬する可能性が高まったとみられている。

 2009年の前回市長選では、自民党推薦で前々回に当選した鶴岡啓一前市長が逮捕されたことを受け、市政の刷新ムードが強まる中、熊谷氏が自民党などの推薦候補を破り、初当選を果たした経緯がある。選挙戦の公算が大きくなる中で、ほかの政党の支援を取り付ける動きも活発化しそうだ。

(2013年2月19日13時55分 読売新聞)

4726チバQ:2013/02/19(火) 22:17:26
http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/20130219/CK2013021902000171.html
前橋市議選 主導権、山本市長派へ
2013年2月19日

 任期満了に伴う前橋市議選は投開票日の十七日深夜、三十八人の議席が確定した。山本龍市長に近い市議たちが主導権を握るのが濃厚な情勢。昨年二月の市長選で最大の争点となり、山本市長が進める老朽化した六供清掃工場(同市六供町)の十五年延命化案が勢いづきそうだ。

 市議選には四十人が立候補し、当選者の内訳は現職三十二人、新人六人。党派別では、公明、共産両党が四人ずつで、他は無所属。

 当選者のうち、市長選で高木政夫前市長を支持したのは十三人前後。この結果、山本市長を支持する会派の市議などが過半数となる見込みだ。

 市長選では、高木前市長が事業費百七十数億円で可燃ごみの清掃工場新設計画を主張し、山本市長が計画の凍結を訴えた。市が昨年示した整備方針の中間取りまとめでは、延命化で事業費は八十五億〜百十五億円程度に縮減できる。市議選でも清掃工場が争点の一つとなり、結果を受けて市が近く延命化案を正式に決定するとみられる。

4727チバQ:2013/02/20(水) 23:06:59
http://www.chibanippo.co.jp/c/news/local/123861
鴨川市長選控え市政の課題は 観光伸び悩みと進む高齢化 合併後8年、求められる柔軟さ
2013年02月20日 16:00
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 任期満了に伴う鴨川市長選(24日告示、3月3日投開票)は、現職の片桐有而市長(65)が不出馬を表明しており、今回の選挙で2005年の合併で誕生した新市に第3代市長が誕生する。合併から8年を数え、旧市町間の統合も進んだ。市長選を控え、新市長の前に横たわる市政の課題を探った。

◆懸案決着と新たな問題
 新市移行後、06年3月に15年度まで10カ年計画の第1次鴨川市基本構想を策定。現在その後期5カ年の、さらに前期実施計画(11〜13年度)のさなかにある。新年度予算はこの計画遂行の予算編成となっているが、新市民会館整備、市庁舎改修、道路整備などは盛り込まれず、新市長の裁量に委ねられる。

 この数年で学校統合など合併当初からの懸案の多くが決着した。一方、通学路の安全、公共施設の老朽化、大震災以来の観光業の伸び悩み、急激な高齢化など新たな問題も表面化し、計画の一部変更を伴う柔軟な対応が求められる。


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4728チバQ:2013/02/20(水) 23:15:51
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130220-00000108-mailo-l12
ちば知事選2013:コンビニに交番機能 森田氏が公約概要 カジノは一転慎重 /千葉
毎日新聞 2月20日(水)12時22分配信

 森田健作知事(63)は19日、県庁で記者会見し、任期満了に伴う知事選(今月28日告示、3月17日投開票)に向けた選挙公約の概要を発表した。治安対策事業として、コンビニエンスストアに交番機能を持つ「防犯ボックス」を設置する計画を表明。知事就任後にカジノを導入する構想を掲げていた成田空港の活用策については、海外競争に勝つのは困難として慎重姿勢に転じた。【田中裕之】
. 「新・千葉県民くらし満足度日本一宣言」と題した公約の概要は「防災・減災」や「教育立県」「治安・安全」など全部で10テーマ。森田氏は防犯ボックスについて、コンビニの駐車場などに設置し、地元の防犯協会や退職した警察官などに常駐させてパトロールの拠点とする考え。県警とも連携する。「多機能なコンビニの役割はますます大きくなり、地域の中心になる。まずはモデル地区を作って、全県に広めたい」と意気込みを語った。
 更に、来年3月末が期限の東京湾アクアラインの通行料値下げを恒久化することや、首都圏中央連絡道の大栄ジャンクション−松尾横芝インターチェンジ間(18・5キロ)の着工について「何としても頑張らないといけない」と強調。昨年10月に開催したアクアラインマラソンは「(今年は行わず)来年はハーフマラソンを加えて開催する」との方針を示した。任期中に対象を拡大した子供医療費の助成は継続するとした。
 一方、成田空港を活用した経済活性化策については、就任後の10年3月にカジノを導入する考えを表明していたが、「視察したシンガポールは国レベルの事業で、規模でかなわない。カジノだけに主眼を置くと大変な失敗になる」と指摘。今後は「日本特有の複合施設を作るべく、地域や経済界と相談して進めたい」という。
 また、前回の公約で掲示した成田−羽田空港間をリニアモーターカーで結ぶ構想は今回の概要には盛り込まなかったが、「できる限り(国を巻き込んで)道筋をつけるつもりだ」と断念しない考えを示した。
 ◇「政策集」具体性どこまで 後援会HPで公開へ
 森田氏が発表した「新・千葉県民くらし満足度日本一宣言」は、具体的な数値目標は明記されず、具体策も一部だけにとどまった。今後、28日の告示までに詳細な公約を盛り込んだ「政策集」を後援会のホームページ(HP)で公表する予定。前回知事選では、詳細な公約集でも数値目標や時期を明記しない政策が多かったため、「いろいろ精査している段階」(森田氏)の今回の政策集にどこまで説得力を持たせられるか注目される。森田氏は「数値目標で足が引っ張られることもあり、入れない政策は出てくる。大事なのはやるかやらないか」と強調している。
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 ◆森田健作知事の主な選挙公約の概要
 ◇防災・減災

 首都直下型地震に備えるため、防災・減災に対する県民意識の向上や「自助/共助/公助」の連携による地域防災力の強化に取り組む
 ◇教育立県
 いじめ防止対策や教員の資質、教育力の向上に取り組み、「新・有識者会議」を設置し「知育・徳育・体育」の全面的レベルアップを図る
 ◇治安・安全
 生活に身近なコンビニエンスストアと連携した新たな防犯対策に取り組む
 ◇経済・環境
 東京湾アクアラインの通行料800円(ETC普通車)の恒久化や圏央道の早期全線開通、成田空港を活用した経済活性化や省エネ社会の実現に向けた取り組みを強化
 ◇子育て支援
 子供医療費助成の継続、保育所整備など、パパ・ママ世代をサポート
 ◇行財政改革
 徹底的な業務の効率化による県庁全体の生産性向上やコスト削減、県有資産の戦略的マネジメントの推進に取り組む
2月20日朝刊

4729チバQ:2013/02/20(水) 23:25:06
http://sankei.jp.msn.com/region/news/130220/chb13022021400004-n1.htm
船橋市長選 田中氏が出馬取り消し 千葉
2013.2.20 21:39
 任期満了に伴い6月に行われる千葉県船橋市長選に無所属での立候補を表明していた元民主党県議でNPO法人事務局長の田中明氏(61)は20日、記者会見し立候補を断念すると表明した。民主党の推薦が得られないためという。

 藤代孝七市長(70)が今期での引退を表明。船橋市選出の県議、西尾憲一氏(62)、松戸徹副市長(58)安藤信宏元船橋市議(56)の新人3人が立候補を表明している。

4730チバQ:2013/02/20(水) 23:58:51
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20130213/CK2013021302000121.html
知事選を前に 森田県政を診る(1)アクアライン800円化  交通量増 雇用波及も
2013年2月13日

社会実験による800円化で、交通量が大幅に増えた東京湾アクアライン=木更津市で


 「私は即行動、中央にモノを申す」。二〇〇九年四月の初登庁の際、森田健作知事がこうアピールし、最初に記者会見で言及したのが東京湾アクアラインの値下げだった。知事選マニフェストにも、三千円の普通車料金を八百円(ETC搭載車)にすることを明記していた。

 期間を限った社会実験だったが、公約は就任四カ月後の八月にスタート。当時の高速道路料金の「休日千円」も後押しとなり、森田知事も就任当初から、麻生太郎首相(当時)への陳情など国に働き掛けた。

 アクアラインは森田知事がよく口にする「県のポテンシャル」を象徴する施設。値下げという有効活用策は一期目の目玉施策になった。県の試算では首都圏全体の経済効果は年間約三百五十八億円に上る。ただ社会実験は一三年度末までで、低料金を継続する恒久化が最大の焦点だ。

 値下げは交通量増に直結した。実験前の〇八年度の一日平均交通量二万八百台に対し、実験後から昨年十一月末までは同三万四千台(63%増)に上昇している。木更津市内にアウトレットモールが進出するなどの波及効果もあった。雇用も生まれ、同市の人口は一一年十一月に十三万人を突破している。

 東日本大震災で減少した交通量は元に戻り、現在は横ばいから微増で安定傾向にある。県道路計画課は「値下げを前提にした経済活動が定着している結果」と分析する。

 ただ、県は社会実験の費用として年間十五億円を負担しており、「経済効果との兼ね合いだが、負担は大きい」(財政課)。渋滞緩和の恩恵を受ける東京都や対岸の神奈川県にも負担を求めるべきだとの意見が、県議会でも上がったが、実現していない。多額の県負担もあり、社会実験による値下げ継続は困難との見方が大半だ。

 県は国費による恒久化を国に再三にわたり要望している。「経済効果は首都圏全体に及ぶ」(森田知事)ことが根拠だ。地元県議は「雇用を生み出したことが大きい。元に戻ったら地域は終わりだという危機感も強い」と話す。

 森田知事は一月の出馬表明後の記者会見で「八百円を継続させなければならない。今は手の内は明かさない。国費による恒久化はベストの策だが」と継続の方法には含みを持たせた。だが、財源の捻出など乗り越えなければならないハードルは高い。(小川直人)

 森田知事は二月定例県議会で再選を目指して出馬を表明した。「くらし満足度日本一」を掲げた一期四年間で、「県民と約束したことはほとんど実現できた」と言う森田知事。二十八日告示、三月十七日投票の知事選を前に、経済活性化や生活の安心安全、成田空港の振興など主要な公約を点検する。

4731チバQ:2013/02/20(水) 23:59:38
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20130214/CK2013021402000109.html
知事選を前に 森田県政を診る(2)10年ぶりに造成再開 手探り続く企業誘致
2013年2月14日

造成再開の対象となった工業団地用地=袖ケ浦市で


 県は昨年三月、二〇〇二年度に凍結した工業団地の新規造成を十年ぶりに再開することを決めた。森田健作知事の就任後、進展がみられた圏央道の延伸と、東京湾アクアラインの利用増を追い風に、産業振興へつなげる具体施策が動き始めた。

 その一つが「茂原にいはる工業団地」(茂原市下太田、四二・四ヘクタール)。今春開通予定の圏央道木更津東−東金間にある仮称・茂原北インターチェンジ(IC)から南へ約二・五キロの場所にある。計画立案は一九九二年に遡(さかのぼ)り、バブル経済崩壊や長期の不況で、まったく手つかずのまま〇二年度に凍結された。

 もうひとつは館山自動車道姉崎袖ケ浦ICの北約一キロに位置する「袖ケ浦椎の森工業団地」の二、三期用地(五〇・四ヘクタール)だ。一期分(四〇・三ヘクタール)は十二区画を分譲済みだが、当初の計画期間(一九九三〜二〇一〇年度)を過ぎても放置状態の用地には、不法投棄防止を呼び掛ける看板が立ち並ぶ。

 県は、造成再開に踏み切る理由について「凍結前に県内全体で五百ヘクタールだった分譲可能用地は現在、二百ヘクタールに減り、高まっている立地需要に十分応えられない」(企業立地課)と説明する。

 両団地は、アクアライン効果と圏央道の部分開通により、首都圏とのアクセスの優位性や向上が見込める地域にある。森田知事が折に触れて強調する「成田と羽田の二空港の利用を視野にとらえられる立地」の典型例といえる。

 県工業団地整備検討委員会は「椎の森」について、分譲価格を一平方メートル当たり二万円と見積もり、造成単価の同八千七百〜九千六百円からみて「採算性はきわめて高い」と太鼓判を押した。

 一方、同委は「にいはる」の造成単価は同一万一千八百〜一万二千九百円、分譲単価を同一万三千四百〜一万五千円と推定。一期目の実績がある椎の森と比べ、採算性は低いものの、将来の税収効果などに期待をかけた。しかし、経済情勢に左右される企業の進出意欲に依存する手法への危惧は多く、立地の優位性を高める圏央道の全面開通は不透明。二つの工業団地と両自動車道で直結するかずさアカデミアパーク(木更津、君津両市)では、県は特定十三分野に限定してきた対象業種の拡大を決めたり、購入希望用地が小さい企業との交渉に応じたりするなど、利用促進に苦心する。

 両団地の造成は一三年度に基本設計を経てようやく本格化する。雇用創出や税収増の形で実を結ぶのはまだ先で、企業誘致は全体的に手探りのようにみえる。(堀場達)

4732チバQ:2013/02/21(木) 00:01:15
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20130215/CK2013021502000137.html
知事選を前に 森田県政を診る(3) 安全・安心 治安は依然「最低レベル」
2013年2月15日

移動交番で行われている防犯講習=千葉市で


 「この前、夫が事故を起こしたっていう変な電話が来た」「うちにもあった。キャッシュカードが犯罪に使われたって」

 千葉市内の公民館駐車場で一月末の朝、主婦らが口々にこう訴えていた。相手は千葉中央署の女性警察官で「それは振り込め詐欺だから気を付けて」と応じていた。

 これは移動交番による防犯講習会の一コマだ。交番機能が付いた車で署員が地域を巡回している。同署の荒川真地域官は「受け身にならず、地域の中に入って防犯を呼び掛ける機動性が移動交番の意義。県民の安全安心へ一定の効果がある」と語る。同様の防犯講習会は県内各地で開かれている。

 移動交番は、森田健作知事が就任後に県内各署に配備が始まった。二〇〇九年の知事選で「くらし満足度日本一宣言」を掲げた森田知事が、マニフェストの最初に「移動交番を全県下に配備」と明記した公約だった。

 そのマニフェストでは、刑法犯認知件数全国ワースト六位、ひったくり同二位、窃盗や空き巣などの被害は同四位などのデータを並べ、当時の県内の治安を「全国最低レベル」と表現。「安全安心日本一」を約束していた。

 「警察が地域に入ることが犯罪をなくす第一歩」(森田知事)とし、初当選直後の〇九年六月補正予算で九千七百万円をかけ、まず十五台を配備した。一一年度末までに成田国際空港署を除く全三十八署に一台ずつ配備を終えた。街頭犯罪が目立つ署への追加配備を含め、今は計五十台(事業費三億八千万円)が導入されている。

 では、県内の治安は森田知事の一期目でどう変わったのか。確かに刑法犯認知件数は、〇八年の十万件から〇九年は九万六千四百件、一〇年九万二千件、一一年八万三千件、一二年八万一千件と年々減っている。

 だが、全国順位は森田知事がマニフェストで引き合いに出していた全国ワースト六位から一二年は五位となり、逆にワースト順位を一つ上げた。知事周辺からは「犯罪件数は減少した」と自賛する声も聞かれるが、件数の減少は千葉県に限らず、全国的な傾向だ。

 ひったくりも一〇年には件数が全国ワースト一位に。振り込め詐欺も一二年中の発生件数が同二位となり、前年から順位が一つ上がっている。

 治安は景気などの要因にも左右されやすいが、「安全安心日本一」は今のところ、掛け声が先行しているといえる。(白名正和)

4733チバQ:2013/02/21(木) 00:02:02
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20130219/CK2013021902000123.html
知事選を前に 森田県政を診る(4) 苦戦続く航空貨物
2013年2月19日

航空貨物の積み込みや取りおろしの拠点となっている貨物ターミナル地区=成田空港で


 今月九、十両日、成田空港の第5貨物ビルで引っ越し作業があった。日航が外国航空会社から受託する貨物の取り扱い拠点の一部で、平屋倉庫のほぼ半分(約一万平方メートル)が空っぽになった。

 そこは取り壊され、格安航空会社(LCC)専用ターミナルに生まれ変わる。年間二百四十五万トンの貨物処理能力が十万トン減るものの、昨年の実績は百九十五万トン。倉庫はまだ一割以上が空きだ。

 かつて貨物倉庫はフル稼働だった。「需要に追い付かせるような施設整備に追われる幸せな時代が続いた」と成田国際空港会社(NAA)貨物事業部の郡司文夫担当部長は言う。一九九〇年前後の十年間は、世界一の取扱量を誇っていた。

 だが、国内の景気悪化や世界的な金融危機などから、二〇〇四年の二百三十一万トンをピークに低迷。一一年は香港やソウルに大きく引き離され、世界七位で苦戦が続く。

 森田健作知事は再選出馬表明の記者会見で、成田空港の年間発着枠三十万回化を一期目の成果とし、「国際空港としていっそう活発化させたい」と述べた。現実はどうか。

 昨年の航空機発着回数は二十万八千七百四回で、開港後初めて二十万回を超えた。LCCの就航などで国内線が伸び、比較的好調な旅客便がこの背景にある。ただ、二十五万回から三月に二十七万回と段階的に増える発着枠に対し、実績が付いていくかどうかは分からない。

 空港周辺の物流企業には、貨物輸送も「今年後半から増えてくる」との予測もある。成田では一一年にポーラーエアカーゴとエバーグリーン航空、一二年にタイ航空と香港航空が新規参入するなど明るい材料もある。

 しかし、全日空が那覇空港を貨物輸送のアジアのハブ(結節点)と位置付け事業展開を始めたほか、フェデックスが関西空港を北太平洋地区のハブとする方針を決めるなど、気掛かりな動きもある。

 こうした貨物輸送の行方を気に掛ける周辺自治体もある。空港に近いのに関連施設が少ない多古町もその一つ。同町は、複数拠点に物流や航空関連の製造業誘致を目指す地域戦略構想をまとめ、成田市など空港西側地域に比べ、遅れを取り戻そうと力を入れる。成田の貨物輸送で地盤沈下が進めば、町の生き残り戦略にもかかわる。

 森田知事は、成田空港を「県内経済活性化の宝」と繰り返し、空港をテコにした地域の発展を唱えた。ただ、県などの投資はこれまで成田市など空港西側に偏ってきた。東側地域には「町だけの取り組みには限界もある」(多古町職員)と、県の支援を求める声も出ている。(小沢伸介)

4734チバQ:2013/02/21(木) 00:02:42
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20130220/CK2013022002000145.html
知事選を前に 森田県政を診る(5) 社会保障、年100億増
2013年2月20日

新年度予算案について説明する森田知事=県庁で


 二〇一三年度の県当初予算案は、知事選を控え、政策的な事業費を極力、そぎ落として編成された。それでも前年度当初と比べ、一般会計の伸びはマイナス7・7%と、減少率は一割に満たない。人件費と社会保障費、いわば借金の返済費に当たる公債費を併せた額は、全体の三分の二以上。つまり必要最小限の支出が高い比重を占めるからだ。

 義務的経費といわれるこれらの支出の中でも、介護給付費や生活保護費、後期高齢者医療給付費などに充てる社会保障費は増額ペースが加速している。

 〇二年度に九百七十一億三千万円で、当初予算の5%台にすぎなかった社会保障費は、一三年度に倍以上の二千二百七億五千六百万円に達し、約15%を占める。伸び幅は毎年、百億円余りにのぼる。

 社会保障費が将来、県財政にどのような影響を与えていくのか、の試算はない。社会保障政策をめぐっては、国レベルでの論議が始まったばかりだ。「国民会議での討議結果がまとまる来年夏以降に、県の負担がどうなるか、ある程度の方向性が出せると思うが…」と県財政課。

 かつて「若い県」といわれた千葉だが、一〇〜一五年までの高齢者人口の増加率は推計で埼玉に次ぎ、全国二番目。団塊世代が六十五歳以上となる一五年には四人に一人が高齢者となる。政策の行方いかんにかかわらず、社会保障費は増加の一途をたどる。

 支出増は、社会保障費に限らない。例えば中央自動車道のトンネル崩落事故をきっかけに、老朽化した道路施設や上下水道配管などの社会資本の改修の必要性が強調されるようになってきた。「公共施設の耐震補強をはじめ、投資的経費に分類されても『やらざるを得ない事業』は多い」(財政課)

 一方、県債の発行残高は、一二年度の二月補正予算案で百五十九億円余りの起債が追加されたため、年度末には二兆八千六百二十億円に膨れ上がる。県債依存を高められない状況にあるが、収入の柱で、一三年度当初予算の42・6%(約六千二百七十七億円)を占める県税は、〇七年度の七千八百三十億円をピークに頭打ち。収入面でも楽観的な材料は見当たらない。

 森田健作知事は当初予算案発表の場で、財政難について「厳しい時期が続くという危機感はある」と述べ、圏央道の部分開通やアクアライン八百円化によって「企業誘致を含め、人と物の流れができる。いろんな種をまいている」と強調した。打つ手が遅れるほど、次世代に残るツケは重くなる。次期県政のかじ取り役がだれに委ねられるにせよ、中長期的な財政展望を描く必要が早晩求められる。(堀場達)=終わり

4735チバQ:2013/02/22(金) 20:25:28
http://www.shimotsuke.co.jp/town/region/south/ashikaga/news/20130222/986399

足利市長選で和泉氏を推薦 自民県連
(2月22日 朝刊)

 自民党県連は21日、4月14日告示、同21日投開票の足利市長選に無所属で立候補を予定している前朝日新聞社宇都宮総局長で新人の和泉聡氏(49)の推薦を決めた。

 和泉氏については、同県連足利支部が2日に推薦申請を決め、同党県第五選挙区支部を通して同党県連に推薦申請を行っていた。

4736チバQ:2013/02/22(金) 20:33:23
http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/20130222/CK2013022202000188.html
町民に反発と歓迎 双葉町長選 井戸川前町長の一転出馬
2013年2月22日

避難指示区域再編案の住民説明会。出席者の間でも井戸川氏出馬に波紋が=福島県白河市で


 東京電力福島第一原発事故で加須市に役場機能を移している福島県双葉町の町長選。二十八日の告示まで一週間を切ったが、辞職した井戸川克隆前町長(66)が一転して立候補する意向を明らかにし、町民の間では批判と歓迎の声が交錯した。

 「再出馬なんて論外」と語気を強めるのは、福島県郡山市の仮設住宅で暮らす男性(37)。避難指示区域の再編案が示されたことを受け、同県白河市内で二十一日に開催された住民説明会に出席。説明会後、井戸川氏の出馬について「退任の際に、放射線量を理由に『今の福島には住めない』などと言ったというが、現地の住民や町民の気持ちを考えてほしい」と反発した。

 白河市の仮設住宅で暮らす男性(45)も「『町長職の限界を感じた』と言ったではないか。このままでは町民同士の溝が埋まらない」と懸念した。

 一方、井戸川氏への期待も根強い。白河市に住む別の男性(54)は「前町長の方針は間違っていない」と話した上で、「もっと情報公開して町民に丁寧に理解を求める姿勢が必要。町長選で議論を深めてほしい」と注文した。加須市の旧騎西高校の避難所で暮らす女性(64)は「子どもたちのためにも、放射線に対して妥協しない姿勢を貫いてほしい」と出馬を歓迎した。

 町長選では、これまでに前町議の伊沢史朗氏(54)と元町議の尾形彰宏氏(54)の新人二人が出馬表明し、ほかに立候補を模索する動きがある。(石井宏昌)

4737チバQ:2013/02/25(月) 22:35:25
>>4717
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/2052
05年は接戦だったんですね
当135553 相川宗一 無現
 121735 中森福代 無新
  63880 沼田道孝 無新 (23:12)

http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20130225-OYT1T00471.htm?from=ylist
さいたま市長選、中森福代・元衆院議員が出馬へ

 元自民党衆院議員の中森福代氏(63)が5月5日に告示されるさいたま市長選に無所属で立候補する意向を固めたことが24日、後援会関係者への取材でわかった。

 近く正式に表明する見通し。

 中森氏は、支援者を集めたさいたま市内の会合で、「賛同してもらえるのであれば、身を粉にして、やっていく自信はある」と立候補に前向きな姿勢を示し、経済活性化や医療態勢の充実化などを目標に掲げた。後援会関係者によると、中森氏は700以上の団体などから出馬の要請を受けているという。

 中森氏は県議を務めた後、2005年の同市長選に無所属で出馬したが敗れ、同年秋の衆院選比例北関東ブロックに自民党から出馬して初当選した。09年の同市長選にも挑んだが、敗れていた。

 前回選で自民党県連は3選を目指した前市長を支援したが、一部は中森氏を支援し事実上の保守分裂選挙となった。今回の市長選で、県連は県連幹事長で県議の長沼威氏(63)を推すことで一致しており、中森氏が出馬すれば前回同様に再び保守分裂となる可能性が出てきた。

 同市長選を巡っては、現職の清水勇人氏(50)と市議の吉田一郎氏(49)がいずれも無所属での出馬を表明。共産党も独自候補の擁立を進めている。

(2013年2月25日14時27分 読売新聞)

4738チバQ:2013/02/25(月) 22:36:36
http://sankei.jp.msn.com/region/news/130225/stm13022512530005-n1.htm
朝霞市長に富岡氏が3選 埼玉
2013.2.25 12:53
 任期満了に伴う埼玉県朝霞市長選は24日投開票され、無所属現職の富岡勝則氏(58)が、元陸上自衛官の諸派新人、田村雄二氏(66)を破り、3選を果たした。

 富岡氏は懸案だった米軍基地跡地の市民公園化などを実績として強調。子供医療費無料化の拡大など福祉政策に重点を置きつつ、地域活性化を訴えてきた。地元議員らの多くの支持を得て選挙戦を終始有利に展開。現職の強みを生かして支持層を確実に固め、無党派層にもアピールした。

 田村氏は「15カ月予算」の編成や臨時職員を増やすなどの行財政改革を主張。学力強化を図るため学力別クラスの導入などを提唱したが、支持を広げられなかった。

 当日有権者数は10万2634人。投票率は22・69%(前回25・88%)だった。

http://sankei.jp.msn.com/region/news/130225/stm13022512510002-n1.htm
埼玉・朝霞市長選 低投票率22・69%、あわや最低記録更新
2013.2.25 12:51
 24日投開票された埼玉県朝霞市長選の投票率22・69%は、平成12年以降の県内市町村長選で最低記録だった前々回の22・65%に限りなく近い低投票率だった。

 朝霞市長選の投票率は、富岡勝則氏(58)が初当選した平成17年の前々回が22・65%で、平成12年以降に行われた県内市町村長選の最低記録。21年の前回は25・88%に持ち直したが、今回は最低記録を0・04ポイント上回っただけの“ニアミス”だった。

 30%を割り込んでいるのは県内でも朝霞市長選だけで、突出して低い。朝霞市は有権者の約4割が東京都など市外で働いており、市政への関心の低さが以前から指摘されていた。

 富岡氏は選挙前、「高い得票率で信任を得られるよう、前回選の投票率は上回りたい」と話していた。

4739チバQ:2013/02/25(月) 22:37:40
http://mainichi.jp/area/chiba/news/20130225ddlk12010104000c.html
選挙:鴨川市長選 前教育長の長谷川氏、無投票初当選 親子2代で市長に /千葉
毎日新聞 2013年02月25日 地方版

 任期満了に伴う鴨川市長選は24日、告示され、前同市教育長の長谷川孝夫氏(64)=無所属、自民・公明推薦=のほかに立候補の届け出がなく、長谷川氏が無投票で初当選を決めた。【中島章隆】

 長谷川氏は父親の故・治一(じいち)氏が78年から90年まで3期12年間、同市長を務めており、親子2代の市長となる。午後5時過ぎ、遊説から事務所に戻ると、約150人の支持者から拍手で迎えられた。

 長谷川氏は「一生懸命、誠を尽くせばできないことはない。これは父から教わったことだ。誠の心を大事に、市民のため全力を尽くすことをお約束する」と初当選の抱負を語った。

 05年に旧鴨川市と天津小湊町が合併してできた現鴨川市は、旧鴨川市長の本多利夫氏が1期4年の初代市長を務めた後、天津小湊町長だった片桐有而現市長が09年、2代目の市長に就任した。

 片桐市長は昨年6月、2期目の出馬を市議会で表明。すでに同市教育長を辞任して市長選に備えていた長谷川氏との一騎打ちの図式となった。しかし、2人の選挙戦は、合併前の市と町の対立を再燃させることにもなりかねず、片桐市長は昨年12月、出馬宣言を撤回。長谷川氏の支持に回り、この時点で長谷川氏の無投票当選の公算が大きくなっていた。

==============

長谷川孝夫(はせがわ・たかお) 64 無新(1)

 [元]市教育長▽亀田総合病院倫理問題検討委員[歴]市立小学校長▽千葉大非常勤講師▽玉川大=[自][公]

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4740チバQ:2013/02/26(火) 22:25:10
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1302250013/
会議で「特長」使えず? 厚木市議会で表現めぐり/神奈川
2013年2月26日


文字サイズ: 小中大
 「特徴」はよくても「特長」はだめ?−。2月定例会が開かれている厚木市議会の舞台裏で、言葉の表現をめぐり、やりとりがあった。

 事の起こりは、ある市議が「厚木市の特長」という一般質問を準備、議会事務局に質問報告書を提出したところ、事務局が「速記業界の用語に『特長』という字は採用されていないので『特徴』にしてほしい」と求めたことから。

 事務局によると、「特長」は質問書には使えるが、話した内容を記録する会議録では、かっこでくくられるか、「特徴」と改められる。国会の衆参両院を含め全国的にどの議会も同じという。

 「広辞苑」では特長は「特に優れたところ」、特徴は「他と異なって目立つしるし」と意味が違うが、言い換え語としてともに「特色」を挙げている。

 市議も事情を了承、質問ではあまり「特長」を使わないことにしたとか。ただ、今議会の代表者会議で検討課題として取り上げるという。一般質問は3月1日から。

4741チバQ:2013/02/28(木) 00:04:44
http://mainichi.jp/area/gunma/news/20130227ddlk10040186000c.html
安楽岡・館林市長:転倒で2週間程度入院 職務代理者置かず /群馬
毎日新聞 2013年02月27日 地方版

 館林市の安楽岡一雄市長(65)が25日深夜、自宅の2階階段を踏み外して転倒し首を打ち、救急車で同市内の病院に運ばれた。

 市によると、軽度の中心性頸髄(けいずい)損傷で安静のため2週間程度の入院になる。軽いむち打ち症に似ており、会話や身体の動きは通常通りにできるという。

 職務代理者は置かずに、職員が病院に出向いて決裁業務を行う。3月1日から定例市議会が始まるが、金井田好勇副市長が提案や答弁などを行う。【金沢衛】

4742チバQ:2013/02/28(木) 00:05:56
http://sankei.jp.msn.com/region/news/130226/stm13022622020007-n1.htm
小野県議が辞職、補選へ 桶川市長選と同日程 埼玉
2013.2.26 22:02
 埼玉県の南14区(桶川市、伊奈町)選出の県議、小野克典氏(44)=刷新の会=が26日、議長に辞職届を提出した。小野氏は4月7日に告示される桶川市長選への出馬を表明しており、辞職により南14区の県議補選が、同市長選と同じ日程で行われる見通し。

4743チバQ:2013/02/28(木) 22:25:12
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/news/20130227-OYT8T01607.htm
前橋市 六供清掃工場15年延命へ

◇16年度から改修 亀泉、大胡は補修



延命化の方針が決まった六供清掃工場(27日、前橋市六供町で)  前橋市は27日、市内にある六供、亀泉、大胡の3清掃工場の整備方針に関する最終取りまとめを発表した。20年以上稼働する中核の六供工場は、15年延命させることを決定。工場を稼働させながら、2016年度から4年間かけて改修工事を実施する。亀泉、大胡の両工場は、補修して対応する。山本龍市長は、整備方針を3月4日開会の3月定例市議会に提示。6月定例市議会で、関連補正予算案を提案したい考えだ。

 清掃工場の扱いは、昨年2月の市長選で大きな争点となった。前市長が3工場を1か所に集約し、新工場を下増田町の市有地に建設する方針を表明。一方、山本市長は既存工場の改修で対応できるとして、新工場の建設凍結を訴えて当選した。

 整備方針に関して、市は昨年11月、中間取りまとめを発表。市内の可燃ごみの8割以上を処理している六供工場は現在、焼却能力約85%にとどまっているが、改修工事を実施した場合、焼却能力は回復し、15年は延命できると示していた。

 3工場を改修・補修した場合の総事業費は、約85億円(CO2削減率3%以上)と約115億円(同20%以上)の2案。一方で、新工場を建設した場合は、17年度から25年間稼働させるとして、総事業費は約177億円としていた。

 市は、中間取りまとめを市のホームページや市民説明会を設けて紹介し、意見を聞くなどしてきた。

 市は延命化を選択した理由として、「六供工場の改修に伴う全炉の停止期間が新たな工事手法によって40日から10日以内に短縮できるようになった」「市の財政負担額が低い」「延命期間中にごみ減量が推進され、次期新清掃工場の施設規模の縮小につながる」などを挙げている。

 ただ、延命化は決まっても課題は残る。新清掃工場は、いずれ建設しなければならず、市は今後、広い建設候補地を確保する必要に迫られる。

 いったん合意形成した計画をほごにされた住民感情を考えれば、下増田町の市有地を再び候補地として選定するのは難しく、他の市有地は、さらに困難な状況にあるからだ。

 延命化を選択した山本市長は読売新聞の取材に対し、「1年間熟慮して導き出した方針で、自信を持って議会に提案できると考えている。冷静な議論をしてもらって、次のステップに進みたい」と話している。

(2013年2月28日 読売新聞)

4744チバQ:2013/03/03(日) 02:14:47
http://sankei.jp.msn.com/region/news/130302/stm13030222230004-n1.htm
【さいたま市長選】
自民県連の推薦申請 長沼氏に正式決定
2013.3.2 22:22
 自民党埼玉県連は2日、役員会を開き、5月19日投開票のさいたま市長選について、党本部に県議の長沼威氏(63)を推薦申請することを正式に決定した。

 自民党では市議団の青羽健仁氏(54)も出馬の意向を固めている。しかし、役員会後、県連副代表の野本陽一県議は記者団に対し「県連で申請した人物しか党本部の推薦はつかない」と説明した。

 また、県議団と市議団で「党本部が推薦した人物とは一体となって戦う」という確認書を2月に交わしていることも明かした。ただ、前回選挙と同様、県連が推薦申請しても党本部が推薦しない可能性も残される。その場合の市議団の動向は不透明だ。

 長沼氏の市政に関する政策について野本氏は「まだ前段階だが、自民党の政策で戦う。清水勇人市長は民主党だ」と話した。

 同市長選には市議の吉田一郎氏(49)と現職の清水勇人氏(50)が出馬表明しており、元自民衆院議員の中森福代氏(63)も出馬の意向を示している。

4745チバQ:2013/03/03(日) 17:46:19
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tochigi/20130227/CK2013022702000167.html
LRT導入に疑問続々 宇都宮市議会 異例の31件陳情
2013年2月27日

 宇都宮市の佐藤栄一市長が推進する、市内の東西を結ぶ基幹公共交通への次世代型路面電車(LRT)導入事業をめぐり、二十六日に開会した市議会三月定例会で、市民らから二〇一三年度の関連予算案の凍結や事業の再検証などを求める陳情が九件、上程された。(磯谷佳宏)

 会議規則に基づき、全く同じ文面で別々の人から複数、提出された陳情書は一件に取りまとめられており、実数は三十一件に上る。「異例の多さ」と市議会事務局の担当者。LRT導入に対して、市民の中には依然、疑念を抱く声も根強い実態が、あらためて浮き彫りとなった。

 「議論が不十分」「市長は十分な説明責任を果たしていない」。陳情書には、事業推進への不信感が色濃くにじむ。市が現在、示しているLRTの総事業費約三百八十三億円は、安価に見積もられていると疑問視する意見や「市は採算が取れると言うが、黒字になる根拠を示してほしい」などとする文言が並ぶ。

 市はこの日の定例会本会議で、LRT導入へ向けた関連事業費を盛り込んだ一三年度一般会計当初予算案を提出。LRT関連は約一億三千五百万円で、前年度(約四千二百万円)の三倍以上となっている。

 このほか、「宇都宮の将来にとって本当に良い事業なのか」として、国会議員や知事、市長らに一般市民を加えて構成する「LRT検証委員会」の設置を要望する陳情もある。

 LRTの導入推進は、佐藤市長が昨年十一月に三選を果たした市長選で公約に掲げた主要な事業。むろん、佐藤市長も、LRT導入は大型の公共事業だけに「分かりやすく、詳しく、丁寧に、継続して説明していきたい」と、引き続き市民の理解促進に取り組む方針を表明している。

 陳情は今後、定例会の会期中に開かれる委員会で審議され、採決される予定。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/tochigi/20130215/CK2013021502000150.html
LRT導入へ本格始動 前年度比3倍以上盛る
2013年2月15日

 長年の懸案となっている宇都宮市の東西を結ぶ基幹公共交通に、次世代型路面電車(LRT)を導入する事業に対し、今回の予算案では約一億三千五百万円が計上された。二〇一二年度の当初予算案に盛った約四千二百万円に比べ三倍以上。整備へ向けた事業の本格化を印象づけた。

 事業内容は、導入ルートをはじめ、整備区間、運行計画などを検討するための調査を実施。市は既に中心市街地と宇都宮テクノポリスセンター地区などを結ぶルート約十五キロを示しているが、さらに詳細な調査をして、具体的な計画策定の土台作りに入る。JR宇都宮駅を横断する部分の調査なども実施する。

 今年一月には、市交通政策課内にあった「新交通システム推進室」を独立させ「LRT整備推進室」を設置。佐藤市長はこの日、一三年度には人員を増やすなどして体制を強化する機構改革案も示した。

 ただ、LRT導入には依然、市民の理解が得られていないとの見方もある。「分かりやすい資料も幾つか作りたい。詳しく、丁寧に、継続して説明していきたい」と佐藤市長。シンポジウムや、市内各地で市の担当者が常駐して市民との意見交換に応じる「オープンハウス」など、理解促進の継続事業も盛り込んだ。

 佐藤市長は「(今後の事業で)出てくるのはより具体的な計画案などになってくる」と説明。三選した昨年の市長選で公約に掲げた肝いり事業だけに「最初の一歩として一番大切な年になる」と言葉に力を込めた。

4746チバQ:2013/03/03(日) 17:53:29
http://mainichi.jp/area/chiba/news/20130302ddlk12010184000c.html
2013千葉市長選:民主県連、熊谷市長支持を決定 「できる協力すべてする」 /千葉
毎日新聞 2013年03月02日 地方版

 民主党県連は1日、県連総支部長・幹事会合同会議を開き、千葉市長選(5月26日投開票)で、再選を目指し立候補を表明している熊谷俊人氏(35)を支持することを全会一致で決めた。

 熊谷氏は元民主市議で、09年市長選では民主推薦で出馬し、初当選。2月18日の出馬表明では、政党からの推薦について「特定のところにかたよらず、一緒に進められる体制づくりを考えている」と話していた。

 前回同様の推薦ではなく支持にとどまった理由について、県連の田中信行幹事長は「推薦依頼は来ていない」と説明し、「元は民主市議であり身内だったので、できる協力はすべてやりたい」と述べた。熊谷氏は1日、県連の事務所を訪れ「一生懸命頑張ります」と話したという。

 千葉市長選では、自民党の小川智之市議会議長(39)が出馬に意欲を見せている。【斎川瞳】

4747チバQ:2013/03/04(月) 23:44:20
http://mainichi.jp/area/ibaraki/news/20130304ddlk08010047000c.html
選挙:知事選 自民県連会長「白紙から」 現職出馬でも推薦せず /茨城
毎日新聞 2013年03月04日 地方版

 自民党県連の岡田広会長は小美玉市で開かれた定期大会後に記者会見し、今年の知事選について「先入観を持たず、白紙の状態から決める」と述べた。現在5期目の橋本昌知事(67)は進退を表明していないが、党本部が3期までしか推薦を認めていないため、岡田会長は「(立候補した場合でも)少なくとも推薦はしない」と明言した。

 橋本知事の任期は9月で満了する。岡田会長は知事選に関し、国会議員グループと、県議の期数ごとのグループに分けて話し合い、早期に意見集約する方針を示した。自民は前回知事選では橋本知事の対抗馬として、元官僚を擁立し、党推薦候補とした。

 大会には約650人が出席。今夏の参院選で圧勝し、安定した政権運営を目指す活動方針を採択した。岡田会長は「衆参過半数を取ってねじれを解消し、政治を安定させることが責任政党の使命だ」と強調。参院選茨城選挙区(改選数2)に自民党公認で立候補予定の新人で前副知事の上月良祐氏(50)は「課題を洗い出し、泥まみれになっても徹底的にやるのが私の生きる道。茨城から日本を変えていきたい」と語った。

 大会では新たに、総務会長に磯崎久喜雄県議、政調会長に菊池敏行県議を充てる役員人事も承認された。【鈴木敬子】

4748チバQ:2013/03/06(水) 22:48:05
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20130306/plt1303061541005-n1.htm
自民ドタバタ さいたま市長選 市議団、埼玉県連と擁立候補めぐり意見対立2013.03.06


124万人のさいたま市民は、この事態を知っているのか【拡大】

 さいたま市長選(5月19日投開票)をめぐり、自民党さいたま市議団と、党埼玉県連が対立している。市議団が有力市議らを擁立しようとしたところ、県連は古参県議を党本部に推薦申請することに決めたのだ。埼玉県といえば、県連会長も務める新藤義孝総務相(55)のおひざ元だが、同市出身の松永光元蔵相(84)は「非民主的な決定だ。これを許せば、安倍晋三政権のダメージになりかねない」と警鐘を鳴らしている。

 今回の市長選は、現職である清水勇人市長(50)の4年間の市政が問われるもの。同市では、公文書偽造や不適正な事務処理が300件以上も発覚したうえ、清水氏が前回、民主党の支援を受けて当選したため、アベノミクスの追い風を受ける自民党の候補者が注目されていた。

 党さいたま市議団では、市議会議長や市議団長を歴任した青羽健仁市議(54)=4期目=や、旧大宮と旧浦和の地域間対立解消を目指す元衆院議員の中森ふくよ氏(63)の擁立が浮上していたが、党埼玉県連は2日、役員会を開き、副議長や党県議団長を務めた長沼威県議(63)=6期目=を、党本部に推薦申請することに決めたのだ。

 この役員会には、市議団が出席できないうえ、県連幹部が先月末に「もう結論は出ている」と語っていたと伝えられており、市議団や関係者の不信感は頂点に達しつつある。

 県連顧問かつ市議団最高顧問であり、蔵相だけでなく通産相や文相などを歴任した松永氏は「124万人という政令指定都市のトップを選ぶのに、どうして市議団の意見が尊重されないのか」といい、こう続けた。

 「現職市長の問題は、市議団が徹底追及してきたのに、彼らの意見が反映されないのはおかしい。一部の県連実力者、それも、さいたま市にあまり関係のない人々が推薦申請を決めているのは、けしからん。『利権でもあるのか』と疑われても仕方ない。非民主的と言わざるを得ない。現在、安倍自民党は追い風だが、これでは国民の支持は長く続かない」

 候補者選定に当たっては、市議団代表が昨年9月、県連会長の新藤氏あてに「市議団に一任してほしい」という文書を提出。松永氏も同時期、党本部の河村建夫選対局長に、「市議団の意見を尊重すべき」との要請文を出していた。松永氏は近く、河村氏に会い、現状を説明するという。

 対立の背景には、人口約124万人、年間予算約7450億円(2012年度)という全国有数の規模を誇るさいたま市の自民党が、横浜市や川崎市のように、独自で党本部に推薦申請ができる「市連合会(市連)」となっていないことも、原因としてありそう。

 前回市長選では、県連が推薦申請しても党本部は推薦しなかった。

 このまま県連と市議団が分裂したまま市長選に突入すれば、現職市長が有利になることだけは間違いない。

4749チバQ:2013/03/07(木) 21:22:12
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/news/20130306-OYT8T01486.htm
太田市長選来月14日投開票 現新一騎打ち公算

 太田市長選(4月7日告示、同14日投開票)は、告示まで1か月となった。これまで正式に出馬を表明したのは、3選を目指す現職の清水聖義氏(71)と、3度目の挑戦となる元県議で新人の秋山一男氏(66)の2氏。両氏は、過去2回の市長選で対決しており、清水氏が太陽光発電の普及など新たな事業に意欲を示す中、秋山氏は、多選批判を繰り広げる構えを見せている。

 昨年12月に出馬を表明した清水氏は6日、市役所駐車場での太陽光発電設備の完成式典で、「(再生可能エネルギーで)自給自足型の社会を追求したい」と、さらなる普及に意欲を見せた。市内で予定されている大手トラックエンジンメーカーの工場拡張と雇用増加も自らの手で仕上げたいとしている。

 2月には、公明党県本部の推薦を得たうえ、保守系を中心に市議が集まり、支援の会を結成。旧太田市時代の1995年から通算6期目となる当選を目指し、布陣を固めている。

 2011年2月に早々に出馬を表明した秋山氏は、後援会の新年号会報で、「(太田市の)借金1367億円」と記して批判を強め、2月26日に市内で後援会集会を開催。約2000人を集め、結束を強めた。

 県議に4回当選し、県議会副議長も務めた実績を背景に、09年の市長選立候補者とも連携。清水氏への包囲網を築く考えだ。

 両氏の対決は、05年に1市3町の合併で誕生した新太田市初の市長選と、09年の市長選に続き3度目。同じ県立太田高校OBで、清水氏は慶応大卒、秋山氏は早稲田大卒のため、「早慶合戦」とも言われた。

 太田市は、富士重工業の新車販売による好影響で、13年度の法人市民税を前年度比13・2%増の33億1700万円と見込んでいる。一方、東武線太田駅北口の振興と南口の防犯対策の向上、空き家対策など市民生活の維持向上が課題に挙げられている。2月19日に行われた立候補予定者説明会には、清水氏と秋山氏に加え、同時に告示される市議補選(欠員1)への出馬も考える1陣営など計4陣営が出席した。市長選の投票は、14日午前7時〜午後7時、市内71か所で行われ、午後8時から市立城西中学校体育館で開票される。3月2日現在の有権者は17万935人。

(2013年3月7日 読売新聞)

4750チバQ:2013/03/08(金) 23:43:13
http://mainichi.jp/area/kanagawa/news/20130308ddlk14010223000c.html
鎌倉市議会:教育長人事で紛糾 国会議員の推薦状に批判 代田氏、辞退申し出 /神奈川
毎日新聞 2013年03月08日 地方版

 鎌倉市の教育長候補の教育委員に、民間人校長として知られる東京都杉並区立和田中学校長、代田(しろた)昭久氏(47)を選任する人事案を巡り、鎌倉市議会が紛糾した。松尾崇市長が6日に提案したが、国会議員の署名がある代田氏の推薦状や、代田氏から以前に受けた行政処分の報告に関し市議側が反発していた。松尾市長は7日の市議会本会議で、代田氏本人が辞退を申し出たとして人事案を取り下げ、「代田氏と議会に迷惑をかけた」と陳謝した。

 代田氏はリクルート出身で教育関連の会社社長を務めた後、08年から民間人2人目の校長として和田中に入り今年度で退任する。和田中は夜間の有料授業「夜スペシャル(夜スペ)」など独自の取り組みで知られる。

 市の教育長は、もう1人の教育委員とともに昨年10月から空席が続いている。松尾市長は、代田氏の前に別の候補を市議に打診したが、同意が得られないと判断して提出を見送っていた。

 今回は議会の要請を受けて、人事案提出前に代田氏を市議に紹介した。「自立できる人材育成に取り組まれており、鎌倉市の教育行政をリードする人材」として、人事案の同意に期待していた。

 しかし、6日の本会議で、民間人を教育長にすることについて松中健治市議(無所属)は「給食の公営化、民営化でも大きな議論になる。教育長を民間から選ぶということは大転換」と時間をかけた議論を望んだ。

 今月3、4日に市議4人に渡された推薦状にも批判が出た。7日の本会議で質問に立った中沢克之市議(同)は「代田氏が作成し、政治家にサインさせた自作自演」と指摘。4市議だけに配ったことも「圧力。猟官運動だ」と述べた。

 また中沢市議は、和田中で11年に発覚した教師のわいせつ事件で、代田氏が監督者として文書訓告処分を受けたにもかかわらず、一部の市議に「厳重注意を受けた」と話したことを取り上げ、「虚偽ではないか」と不信感を示した。

 これに対し、松尾市長が各派代表者会議で代田氏の「推薦書は和田中を支援してもらっている方に厚意として書いてもらった。処分を受けたことを隠すつもりは一切ない」との主張を説明した。

 結局、松尾市長は人事案を取り下げ、議会も了承した。代田氏は辞退の理由を「市議会の議論が、和田中の生徒・保護者らにいい影響を及ぼしていない。推薦者に迷惑がかかることを懸念する」としている。【松永東久】

4751チバQ:2013/03/08(金) 23:48:44
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1303070040/
松尾市長が教育長人事案を撤回、議会紛糾、候補者が辞退/鎌倉
2013年3月8日

 鎌倉市教育委員会の教育長候補人事をめぐって審議が紛糾し、6日に延会された市議会本会議が7日、再開され、松尾崇市長は提案を撤回した。市長は、候補者の東京都杉並区立和田中学校長・代田昭久氏(47)が「辞退を申し出た」と理由を説明した。

 本会議では、中沢克之氏(無所属)の質疑で、市長らが代田氏を適任とする国会議員の署名入りの「推薦書」を、中沢氏ら市議4人に手渡していたことが明らかになった。市議に対して「圧力をかけた」と責任を追及され、撤回に追い込まれた。市長は「代田氏および関係者、議会の皆さまにご迷惑をお掛けした」と陳謝した。

 一方、市議会は同日、23日に任期を満了する山田理絵教育委員長(45)を教育委員に再任する人事案に同意した。教育委員5人のうち、教育長を含む2人が2012年10月から不在となっている。

4752チバQ:2013/03/14(木) 22:17:51
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20130314/plt1303141213006-n1.htm
事務所もポスターもなし 千葉県知事選、気になる「第三の男」は人気のシェアハウス経営2013.03.14
Tweet  千葉県知事選(3月17日投開票)は、再選を目指す現職の森田健作知事(63)が優勢に戦いを進めているが、静かな選挙戦のなかで「第3の候補」が異彩を放っている。横浜市在住でシェアハウスを経営している無所属の佐藤雄介氏(31)は、出馬動機も主張も不明なのだ。

 佐藤氏は立候補の手続きのため、告示日の2月28日、千葉県庁に登庁した。ところが、選挙管理委員会から説明を受けているときは、目を閉じたまま。手続き終了後に報道陣が質問しても、何も答えず姿を消した。

 県政関係者は「選挙活動をしているのか不明。県内には選挙事務所が設置されておらず、掲示板にもポスターは貼られていない」という。

 これまでも、国政選挙や首長選挙には、当選の可能性は低くても、自分の主張をメディアで披露したり、パフォーマンスを繰り広げる候補者はいた。昨年の都知事選にも出馬したマック赤坂氏などは、それなりの「実績」を残している。

 だが、現時点で佐藤氏はそういうことも、やろうとしない様子だ。

 こういう候補はこれまでにいたのか? 千葉県選挙管理委員会に尋ねると、「聞いたことがない」との返答だった。

 佐藤氏が経営するシェアハウスといえば、若者の間で人気が高まっており、テレビドラマでも取り上げられている。供託金300万円を払って、佐藤氏は何を訴えたかったのか?

 選管に登録された佐藤氏の連絡先に電話をかけたが、電源が入っておらず繋がらなかった。(安積明子)

【千葉県知事選候補者】
 三輪定宣75   無新
      =共産推薦
 佐藤雄介31   無新
△森田健作63   無現
 =自公みん県組織支援
 (記号は夕刊フジの分析。△=優勢

4753チバQ:2013/03/14(木) 22:22:29
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tochigi/news/20130314-OYT8T00043.htm
塩谷町議会予算案否決  可否同数議長が裁決

 塩谷町議会は3月定例会最終日の12日、47億7900万円の2013年度一般会計当初予算案を否決した。可否同数となり議長裁決で否決した。見形和久町長は13日の緊急課長会議で、一部を修正した予算案を月内に臨時議会に提出し、年度内の成立を目指す考えを示した。議会で予算案が否決されるのは極めて異例だ。

 予算案は2常任委員会で8日に可決され、12日の本会議(議員12人)にかけられた。1人が退席した後、採決の結果、5対5の可否同数となり、柿沼金一議長が否決とした。

 柿沼議長は読売新聞の取材に「難しい判断だったが、『現状維持の原則』に従い否決とした」とし、「今月中に再度、議会で審議し、年度内に解決を図りたい」と述べた。

 地方自治法は、可否同数の場合は議長が決するとしている。県市町村課は「現状維持の原則が、予算案になじむかどうか」と話した。年度内に予算案が成立しない場合、4月以降に予算が執行できず、町民の生活に影響が出る可能性がある。

 見形町長は昨年8月の町長選で前町長を破って初当選し、議会は町長の支持派と不支持派が拮抗(きっこう)している。

(2013年3月14日 読売新聞)

4754チバQ:2013/03/15(金) 21:08:15
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ibaraki/news/20130314-OYT8T01594.htm
つくば市長 合併積極論

 つくば市の市原健一市長が、土浦市との合併に前向きな姿勢を示した発言が注目を集めている。両市が合併し「中核市」となれば、水戸市を上回る県内最大の都市ができるからだ。この発言に、かすみがうら市長は好意的な反応を示したものの、利害や思惑が入り乱れる合併論議だけに、「そのうち立ち消えになる」との見方が多数派のようだ。(久保哲也、市川憲司)

 市原市長は2月18日、県経営者協会の支部会合で、土浦市との合併について、「すぐには難しいが、人口が35万人以上となり中核市になれる。積極的に進めていきたい」などと述べた。

 2月28日の定例記者会見では、詳細は「考えていない」としつつ、「首都圏の地域間競争を勝ち抜くには、少なくとも30万〜40万人は必要」「人口集積、財政規模、職員の資質向上があってこそ勝てる」と合併の意義については雄弁だった。

 土浦市を挟んでつくば市の東側に位置するかすみがうら市の宮嶋光昭市長は、この発言を熱烈に歓迎した。「合併する時には本市も加わりたい」と直接、市原市長に伝えたという。「県南に100万人都市を築き、利根川から筑波山までの『筑波ブランド』を生かす」が宮嶋市長の持論で、合併話に乗り遅れるわけにはいかないということのようだ。

 一方、名指しされた土浦市の中川清市長は「合併は必要」と一般論で応じたものの、「市原氏と合併の話はしたことはない」と戸惑いを見せ、“次の一手”に悩んでいる様子だ。

 市原市長は2004年の市長就任時も合併に前向きだったが、当時と違うのは「特区に指定された経験」だと、市幹部は指摘する。

 政令指定都市が含まれていない地域では唯一、国際戦略総合特区の指定を勝ち取り市政運営は波に乗るが、市原市長は「財政の壁がある」ともらすようになった。「研究学園都市の知名度、潜在能力に見合った人口と人材、財政規模にする成長戦略」(市幹部)には合併が最短距離だということだ。

 ただ、複数自治体の広域合併は合意までそれなりの時間がかかる。つくば市には「市制施行から25年で、旧6町村がようやく一体化できた」という思いもあり、「土浦だけが相手なら現実的」との判断もあるようだ。

 だが、合併に否定的な土浦市のベテラン市議は、「合併すれば、人口が少ない土浦市の名はなくなる。土浦は古いまちで愛着を強く持つ年配者も少なくない」と打ち明ける。長らく県南の雄だった土浦市としては、“新興勢力”の申し出に慎重にならざるを得ないようだ。

 市原市長は3月6日の議会答弁で「(合併は)市民の盛り上がりも必要」と一歩引いた発言で、模様眺めに入ったとも映る。12日の県議会総務企画委員会で、県の福田毅総務部長も「平成の大合併は国、県が強力に進めた。強引さは反省すべきで、まずは地域が盛り上がり、納得した上で、具体的な動きになるのが望ましい」と指摘した。

(2013年3月15日 読売新聞)

4755名無しさん:2013/03/17(日) 22:03:30
チバさん千葉県知事選挙行った?
千葉県知事選は17日投票が行われ、現職の森田健作氏(63)(無)が、
千葉大名誉教授の三輪定宣氏(75)(無=共産推薦)ら2新人を破り、
再選を果たすことが確実となった。

 森田氏は、東京湾アクアライン通行料値下げの社会実験など、1期4年の実績を強調。
値下げの恒久化や県内の治安向上などの公約を訴えた。
自民、公明両党の県組織などの支援を受け、幅広く支持を集めた。

 三輪氏は教育の充実などを訴えたが支持が伸びなかった。

http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20130317-OYT1T00596.htm?from=ylist

4756チバQ:2013/03/17(日) 22:59:35
いや、、行ってないです

4757チバQ:2013/03/17(日) 23:04:24
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130312-00000141-mailo-l12
ちば知事選2013:県政の課題/1 県人口減少、2年連続1万人超 震災風評被害などで拍車 /千葉
毎日新聞 3月12日(火)14時29分配信

 ◇「住みやすい県」へ手探り続く
 東日本大震災以降、県人口が減り続けている。今年元日の人口は前年比1万2982人減の619万3352人となり、同日比で2年連続1万人を超えて減少。少子高齢化や都心回帰の動きが続く中、震災や東京電力福島第1原発事故の影響が人口減に拍車をかけている。財政運営や産業振興など、行政の根幹となる人口だが、複雑に絡み合った要因を前に、県は抜本的な解決策を見いだせないままだ。
 「人口減に特効薬はない」。昨年8月、人口減を重く見た県が4カ月前に設置した知事をトップとする「人口動態分析検討会議」の結果に対し、ある県庁幹部は苦渋の表情を浮かべ、こう弁解した。
 同会議は各部局長で構成し、さまざまな角度から人口減を検証するものだった。だが、開催されたのは2回のみ。「(減少要因は)震災による風評被害と都心回帰」という「従来指摘されていた内容」(県庁関係者)にすぎず、具体的な対策の記載はなかった。
    ◇
 県人口は近年、毎年約3万人ずつ増加してきた。県が10年に策定した10年後の県政運営を見据えた長期計画でも、17年までは増加が続くと試算されていた。しかし、県が描いた未来図は震災で一転。年初の県人口は昨年、1920年の統計開始以来初めて減少に転じた。
 県の対策の方針が定まらない中、人口減少が直撃している市町村の悩みは深い。
 東葛地域の一部は、原発事故以降、周辺より比較的、空間放射線量が高い「ホットスポット」とされ、人口減少の原因としても挙げられている。県毎月常住人口調査のデータによると、松戸市では、この2年間で4142人減少。同市は国の基準よりも厳格化した除染計画を策定し、被害軽減や風評払拭(ふっしょく)に力を入れてきたが、市外への転出者数は転入者数を2年連続で2500人を上回った。
 本郷谷健次市長は「放射能が原因のように言われるが、(同様の被害が大きかった)柏市へ転出する人もいて、実態は分からない」と話す。だが、同市の人口減は震災直後の11年7月から毎月100人を超えるようになったことなど、少なからず放射能問題が影を落としているといえる。
 また、首都圏有数の人気住宅地として「浦安ブランド」を誇ってきた浦安市でも、深刻な液状化被害で転出者が急増した。市川市では震災の被害は比較的少なかったが、これまで人口増を支えてきた市内の大規模開発が一段落した一方で、リーマン・ショックからの回復傾向を背景に東京都内での住宅開発も進んで「都心回帰」の傾向が強まっていることなどから市内転入者が激減したという。
 総務省の調べでは、年度末比較による11年度の県内の人口減少数は、福島、宮城、岩手の東北被災3県などに続く全国5番目の多さ。減少数のうち8割は転入から転出を引いた「社会減」が占め、その数は福島県に続く全国2位。震災が人口減少の速度を速めているのは間違いない。
    ◇
 人口減の2割は、出生数から死亡数を引いた「自然減」だ。少子高齢化の傾向を示すもので、10年には出生が死亡を2248人上回ったが、11年には523人減と初めて自然減に転じ、12年には前年比約7倍の3664人減となった。
 県内平均年齢は、過去20年間で36歳から44歳にまで上昇。高齢者人口の増加率も50・6%と埼玉県に次ぐ全国2番目の勢いで進んでおり、15年には4人に1人が高齢者となると予想される。
 一方、出生数はここ数年、1000人規模で減少。女性が一生に産む子供の数を示す合計特殊出生率も1・31人と全国平均(1・39人)を下回っている。
 県は「まずは安心して子供が産める環境」(児童家庭課)を目指し、子ども医療費の助成拡大のほか、待機児童削減のため4年間で約8600人分の保育所枠を増やすなどしてきた。しかし、女性の社会進出が進み、共働き世帯も増えていることなどから、保育需要は年々増加。いまだに毎春に1300人前後の待機児童が発生している。
 いかに風評を払拭し、子育てしやすい街づくりを進めるか。県は「安心安全で、住みやすい県だとアピールしていく必要がある」と強調するが、手探りの状態が続いている。

4758チバQ:2013/03/17(日) 23:04:38
 ×  ×  ×
 17日投開票の知事選は終盤戦に入った。事実上の一騎打ちを演じている共に無所属で新人の三輪定宣氏(75)=共産党推薦=と現職の森田健作氏(63)は各地でそれぞれの政策を訴えている。震災や政権交代など、この4年間で県政を取り巻く状況は変化し、新たな問題も生まれている。県政の課題を探った。=つづく
………………………………………………………………………………………………………
 □主な候補の人口問題への主張□
 【三輪定宣候補】
 放射能の緻密な測定と除染の継続、環境及び食の安全に関する情報発信。若者が安心して働け、結婚し、子育てできる経済社会の構築。弱肉強食と格差拡大のゆがみの是正が急務であり、大企業の雇用責任も問われる。安倍政権が突き進む社会保障の切り捨て政策を転換させ、県独自に手厚い福祉県政の実現に全力尽くす。
 【森田健作候補】
 女性や元気な高齢者が働きやすい環境を整備して労働力人口を補完しつつ、子供医療費助成等の子育て支援の充実による少子化対策を進めるとともに、首都圏に位置する優位性を生かした経済活性の基盤を築いていく。また、人口減少が長期的には不可避のトレンドであることから、今後はそれを前提とした各種の施策展開が必要。
3月12日朝刊

4759チバQ:2013/03/17(日) 23:05:19
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130313-00000064-mailo-l12
ちば知事選2013:県政の課題/2 産業振興・雇用 深刻な地域間格差 /千葉
毎日新聞 3月13日(水)12時11分配信

 ◇インフラ整備、企業誘致も難問多く
 「茂原市の雇用状況を考え、ぜひ、茂原の人を雇用してくださるようお願いします」
 今年2月。同市の田中豊彦市長が「ジャパンディスプレイ」の委託を受ける企業の大阪本社を訪れて“直談判”すると、同社の社長は「前向きに検討したい」と返答した。
 ジャパンディスプレイは、官民ファンドの産業革新機構の出資を受け、日立製作所とソニー、東芝の中小型液晶パネル事業が統合して昨年4月に発足。同市にあったパナソニックグループの工場を買収し、6月に本格稼働させる予定だ。
 同市からは、電機業界の厳しい国際競争を背景にパナソニックだけでなく、東芝もリストラの一環で工場を撤退。同市と周辺5町1村を管轄するハローワーク茂原の有効求人倍率は、今年1月時点で0・49倍(原数値)と県内ワーストクラスが続き、雇用情勢は低迷している。
 同市では、田中市長や幹部が茂原に進出する企業を訪問、地元採用を依頼しているという。田中市長は「失業対策や市税収入の減少など企業の撤退の影響は大きかったが、ジャパンディスプレイが稼働すれば元に戻る」と期待している。
    ◇
 県内では08年のリーマン・ショックをきっかけに、雇用情勢が全国と同様に悪化した。今年1月時点の県全体の有効求人倍率は季節調整値で0・67倍と、全国平均(0・85倍)を下回っている。企業が集中し、仕事が比較的豊富にある東京都内への通勤が難しい外房や房総半島南部では特に深刻だ。
 このため、県や市などは企業誘致で雇用改善を図ろうと動き出した。昨年3月、茂原市と袖ケ浦市で、景気低迷などで02年から10年間凍結していた工業団地の整備を再開すると発表した。県企業立地課によると、県内と周辺都県の企業を対象にした10年度のアンケートで、回答した3080社のうち県内立地を希望する企業は108社。工業団地の整備凍結前の02年に約500ヘクタールあった県内の分譲可能用地は現在、約200ヘクタールにまで減少しており、これらの企業を確実に誘致するには「まずは用地を増やす必要がある」(同課)との理屈からだ。
 対象は「茂原にいはる工業団地」(茂原市下太田、42・4ヘクタール)と「袖ケ浦椎の森工業団地」の2、3期用地(袖ケ浦市椎の森、50・4ヘクタール)。来年度に事業着手し17年度に分譲を開始する計画という。
 茂原の工業団地は今年4月に開通する圏央道東金−木更津東間の茂原北インターチェンジ(IC)から、袖ケ浦は館山道姉崎袖ケ浦ICからそれぞれ約2・5キロの近さ。いずれも圏央道の早期整備と東京湾アクアライン通行料値下げという県の2大インフラ政策により、首都圏からのアクセス向上が見込まれる。田中市長も「にいはる工業団地への企業誘致は圏央道開通が呼び水になるはずだ」と強調する。
 インフラ整備の効果は確かにある。木更津地区では、アクアラインの800円化が始まった前月の09年7月の有効求人倍率は原数値で0・43倍だったが、値下げ後は大型商業施設「三井アウトレットパーク木更津」のオープン(昨年4月)もあり、今年1月時点で1・09倍まで改善した。
 国と費用負担を折半して実施する値下げは来年3月末が期限。継続のメドは立っていないが、県は「県内の経済活性化策の大前提なので何としても実現させたい」という。
 しかし、首都圏から遠い地域はこうしたインフラ整備の波及効果は薄まる。房総半島南端の館山市は昨年から今年にかけて半導体メーカー2社の工場が撤退し、約400人が職を失う見込みだ。
 千葉労働局の安達伸二・地方労働市場情報官は「医療や福祉、介護施設の求人は比較的多く、これから増える可能性も高い。需要に応じた人材を育てていく発想も必要だ」と話し、公共事業に頼ったハード面への投資を重視しがちな従来の雇用政策からの転換の必要性を指摘している。=つづく

4760チバQ:2013/03/17(日) 23:05:35
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 □主な候補の産業振興策□
 【三輪定宣候補】
 巨額の補助金をテコとした企業誘致一辺倒の産業振興策が完全に破綻したことを直視すべきだ。地域に根付いた中小企業を手厚くささえ、農漁業を基幹産業にふさわしく発展させることを基盤におくべきだ。その上に自然エネルギー活用などの新産業をおこし、地域循環型の産業構造を構築する。企業誘致にもその視点が重要。
 【森田健作候補】
 アクアライン、圏央道、成田空港、幕張メッセなど千葉の持つさまざまなポテンシャルのフル活用と、風光明媚(めいび)な観光資源を生かした観光客誘致の拡大を図り、県全体の経済活性化を促進する。また、首都圏に位置する千葉の立地優位性を生かし、企業誘致を促進する助成制度の拡充などにより、雇用を増加させる取り組みを促進する。
3月13日朝刊

4761チバQ:2013/03/17(日) 23:06:26
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130314-00000045-mailo-l12
ちば知事選2013:県政の課題/3 安心・安全 低調な自主防災 /千葉
毎日新聞 3月14日(木)11時9分配信

 ◇組織率全国41位 「共助」確立重要に
 東日本大震災から2年を翌日に控えた10日、一宮町で大地震を想定した避難訓練があった。自主防災組織「一宮町宮原区自主防災会」の58人が参加し、津波からの避難ルートなどを確認した。
 災害の被害拡大を防ぐためには行政対応(公助)や、自分の身は自分で守る(自助)だけでは限界があるとされている。特に95年の阪神大震災以降、組織的な防災活動(共助)の必要性が強調され、その精神を具体化する自主防災組織の整備が防災対策の重要なテーマになった。
 同会の小川喜与(よしとも)会長(73)が町内初の自主防災組織を作ろうと思ったきっかけも共助の精神だ。05年9月に同町を襲った台風。増水した一宮川が堤防を越えたが、住民で協力し土のうを積み、「災害時は地域の助け合いが必要」と学んだ。
 ところが、その後の新たな組織は震災後の昨年7月設立の1地区だけ。旭市で13人が死亡するなどで九十九里浜沿岸では、堤防のかさ上げ工事や津波避難ビルの指定などが続くが、今年2月末現在の町の全世帯数に占める組織率は6・6%で、県内最低レベルだ。
 組織の結成単位は一般に町内会単位が多く、町は各地区に組織結成を呼びかけるが、来月に新たに一つ発足する予定しかない。
 「災害を身近に起こり得る危機と感じる人が必要。行政の取り組みも足りない」。小川さんはそう指摘する。
    ◇
 県は震災を教訓にした津波対策として、県内では過去最大の元禄地震の津波を検証。昨年4月に県内の太平洋沿岸を一律に高さ10メートル、東京湾岸も3メートルの津波が襲った場合の浸水予測図を公表した。あえて最悪の想定を示し、危機意識の向上を狙った。
 しかし、現場で避難誘導を担う自主防災組織の整備は低調だ。昨年4月時点の県内の組織数は4952で、組織率は全国平均77・4%に対し、58・2%で全都道府県中41位。05年からの7年間で千葉県と組織率がほぼ同じだった埼玉県は26・7%改善し、83・6%の17位となったが、同時期の千葉の改善幅は5・1%。佐賀など3県は50%以上の改善に一気に成功している。
 県は組織の取りまとめ役養成のため03年度から講座を開催、07年度からは組織設立の初期費用の補助制度も設けたが、大幅改善に至っていない。県防災計画課は「地道に施策を進める」と話す。
 組織率だけでなく、実質的な活動量を重視すべきだという指摘もある。10年4月時点の組織数は、千葉と埼玉ではほぼ同数だったが平常時の防災訓練は約1・6倍、防災巡視は約4・3倍も埼玉が多く、活動量の差があった。
 一般に、自主防災組織は役員などが町内会と兼務となり、活動が形骸化しやすいという見方もあるが、一宮町の南隣、いすみ市では、災害時に実際に避難誘導するなど自治会レベルで防災活動を熱心に行っている住民が多いという。12年10月時点の同市の組織率は6・2%と高くはないが、市危機管理課は「自主防災組織と変わらない機能を持つ自治会もある。中身のある活動を把握し、対策に生かしたい」と説明する。
    ◇
 共助の精神を防災だけでなく、防犯面にも生かす動きもある。
 昨年の県内の刑法犯認知件数は8万802件で10年前の半分以下だったが、ひったくり件数は10年に大阪府を抜いて1位になり、昨年は3位の1173件。深刻な状況だ。
 県は11年度からひったくり多発地域に防犯カメラを設置する市町村への補助を始めた。11年に県内一のひったくり件数だった船橋市では、市内の自治会組織がこの制度を使い、補助金1000万円でカメラ25台を設置。12年の市内のひったくり件数は146件で前年比41件減だった。
 阪神大震災で大きく被災した兵庫県の自主防災組織の組織率は全国一の96・2%。都市化で薄れつつある近所づきあいなど住民同士のつながりを保ち、中身のある防災や防犯活動に結びつけられるか。次期知事に突きつけられた課題だ。=つづく

4762チバQ:2013/03/17(日) 23:06:37
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 □主な候補の防災・防犯政策□
 【三輪定宣候補】
 学校などの耐震化促進、個人住宅への耐震補助や液状化対策などハード面の強化。消防職員はじめ災害関連職員の増員。コンビナートの地盤、護岸、石油タンク等の安全強化。警察活動の重点を警備公安部門から県民の生命財産を守る活動へと移し、県民の安全確保に奉仕しぬく基本姿勢を確立する。その上で県民への啓発の強化。
 【森田健作候補】
 首都直下型地震などの大規模災害に備えるため、防災に対する県民意識の向上などの「自助」「共助」「公助」の連携による全県的な地域防災力の強化に取り組む。また、治安の向上を図るための新たな取り組みとして、コンビニエンスストアと連携した地域防犯体制を築き、県・県警・地域が一体となった犯罪防止に取り組む。
3月14日朝刊

4763チバQ:2013/03/17(日) 23:07:11
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130315-00000065-mailo-l12
ちば知事選2013:県政の課題/4止 財政 借金は過去最高 /千葉
毎日新聞 3月15日(金)12時3分配信

 ◇成果求められる健全化
 「もっと削れるんじゃないですか」
 部署の担当者が示した予算要求を財政課職員は突き返した。12年冬に行われた13年度一般会計当初予算案を巡り、県庁では激しいやりとりが行われていた。担当者は「これ以上、(削るのは)無理だ」と反論。「翌年に事業を回してもいいのではないか」との財政課の提案も「これは今やるべきことだ」と譲らず、折衝は平行線が続いた。
 実際に事業を運営する部局には「予算削減策はサービス低下につながる」などの危機感があるが、県の財政悪化は待ったなしの状態となっている。県の借金にあたる県債残高は13年度末時点で過去最高の2兆9320億円となる見通し。大人から赤ちゃんまで県民1人当たり約47万円の借金を背負う計算だ。
    ◇
 県の財政危機は今に始まった話ではない。幕張メッセ建設など大型投資がバブル崩壊後、大きなツケとなった。県の貯金に当たる財政調整基金は98年以降ゼロが続き、07年度には、地方税など使途が特定されない財源のうち人件費など支出が義務づけられている経費の割合を示す経常収支比率が100・1%と、69年の集計開始以来初めて100%を超えた。同比率は数字が低いほど財政余力があるとされる。「返すあてのない借金を繰り返さないと、身動き一つ取れない状況」(県幹部)だったという。
 さらに09年9月には総額37億円に及ぶ県の不正経理が発覚。会計処理のずさんさがあらわとなり、県民の信用も大きく失墜した。
 危機に陥った県は10年3月、財政再建に向けた3カ年の「財政健全化計画」を策定。12年春までに約1100の事業を縮小・廃止し、目標額92億円を上回る約135億円分を削減した。旧職員住宅用地など県有地を100件以上売却、スリム化に努めた。
 また、09年度末から財政調整基金への積み立てを再開し、10年度末は残高22億円となった。東日本大震災の対応のために取り崩して再び底をついたが、環境保全の財源として積み立ててきた「みどりの基金」の60億円を廃止して積み替えるなど、財政余力の拡大に努めた。県財政課は「健全化計画の目標の達成のために職員も必死だった」と訴える。こうした取り組みもあり、11年度の経常収支比率は94・7%と、全国平均(94・9%)をわずかに下回った。しかし、一方で景気低迷が続いて財源不足の状況は抜け出せず、県債残高は増え続けている。
    ◇
 公共事業の削減は堂本暁子前知事から続けてきた。だが、県内業者から「県は地元を育てる気がない」との反発がある上、「事業削減努力は大事だが、今やいくら削っても100億、200億にいかない。事業削減での予算工面は限界がある」(県幹部)。現に13年度当初予算は経常収支比率が改善の兆しを見せてはいるものの、いまだに予算全体の約7割が人件費(13年度予算5817億円)や社会保障費(同2207億円)などの必要経費。財政課は「切りしろはほとんど残っていない」とため息をつく。
 人件費は、この4年間で計約110億円削減してきたが、職員の給与削減も「やりすぎると、職員の意欲低下につながる」との懸念がある。さらに、団塊世代の大量退職期を迎える影響で退職手当が増加。定年退職者数のピークは15年度末であり、財政をさらに圧迫するのは間違いない。税収の大幅増がない中、用途の転用ができる退職手当債や国が返済を肩代わりする臨時財政対策債など県債の新規発行に「依存せざるを得ない状況」(県財政課)だ。
 一方で、加速する少子高齢化に伴う社会保障費の増大や、東日本大震災の復興費の確保は必要不可欠。さらに、圏央道の整備をはじめ経済活性化のためのインフラ整備などを求める財界の声は強い。
 財政改善を進める一方で、少子高齢化などに対応し、産業振興を進める−−。次期知事は、この難題に取り組み、着実に成果を出すことが求められている。=おわり(この企画は田中裕之、斎川瞳、橋口正、吉村建二が担当しました)
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4764チバQ:2013/03/17(日) 23:07:28
 □主な候補の財政健全化政策□
 【三輪定宣候補】
 消費税増税に頼らない。歳出では不要不急の巨大公共事業の厳正な見直しが急務。入札の改革も必要。歳入では大企業の法人事業税への「大負け」をやめ、他の工業県なみに課税する。税の増収には県民所得の増大が不可欠で、その基礎となる安定した雇用の場の確保、地域に根ざした産業の育成振興に本腰いれて取り組む。
 【森田健作候補】
. 税収など県が自由に使える財源が伸び悩む一方、社会保障費などは増加傾向にあり、厳しい財政状況が続いている。こうした環境の中でも、高齢化等による医療・福祉へのニーズなどに対応するため、徹底的な事務事業の見直しによるコスト削減や県税収入の確保、県有資産を活用した歳入確保などにより財政健全化を進めていく。
3月15日朝刊
.

4765チバQ:2013/03/17(日) 23:33:49
http://www.shimotsuke.co.jp/town/region/central/sakura/news/20130317/1002705

足利市長選、激戦か 県内来月「ミニ統一選」 4市町長選は不透明
(3月17日 朝刊)
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 4月14、21日に行われる佐野、さくら、足利、真岡、高根沢の5市町長選と5市町議選は、告示まで1カ月を切った。「ミニ統一地方選」として注目される中、現職、新人の一騎打ちの公算が大きい足利市長選は激戦が予想される。残る4市町長選は、佐野やさくら、高根沢で出馬を探る動きがあるものの、立候補の表明には至っていない。一方、市町議選は佐野と那須塩原で選挙戦になることが確実な情勢だ。

 足利市長選は、現職で再選を目指す大豆生田実氏(47)と、新人で同市出身の前朝日新聞社宇都宮総局長和泉聡氏(49)の両陣営が後援会(選挙)事務所を開き、事実上の”選挙戦”に入った。

 大豆生田氏は、市内12地区に後援会を発足させ、今後も三つの後援会設立を目指す。市議9人が支援議員連盟を結成した。4月9日に総決起大会を開き、結束を図る。

 和泉氏は同級生らでつくる「足利・輝きの会」が支援母体となり、自民党県連が推薦を決めた。ミニ集会などで知名度アップを図る。総決起大会を27日に開く。

 佐野市長選は、現職の岡部正英氏(74)が3選出馬を表明。16日の立候補予定者説明会に出席したのは、岡部陣営のみだった。

 さくら市長選は、現職で再選を目指す人見健次氏(65)が立候補を表明している。14日の立候補予定者説明会には人見氏と、県内在住男性の代理人が出席した。

 真岡市長選は現職の井田隆一氏(67)が再選出馬を表明している。現時点では、ほかに立候補の動きは見られない。無投票の可能性も出てきた。

 高根沢町長選は、夏の参院選栃木選挙区に自民党公認で出馬する高橋克法町長(55)の辞職に伴い行われる。現時点で出馬を模索する複数の動きがあり、高橋町長が辞職する21日以降、動きが活発化すると見られる。

4766名無しさん:2013/03/17(日) 23:41:08
>>4756

  ∧_∧
 ( ´・ω・)
 //\ ̄ ̄旦\
// ※\___\
\\  ※  ※ ※ ヽ
  \ヽ-_o(´・ω・`)o旦 スッ・・・そうなんだ

4767チバQ:2013/03/17(日) 23:48:35
http://mainichi.jp/area/chiba/news/20130316ddlk12010170000c.html
2013千葉市長選:小川氏公認、自民党本部が難色 「出馬、近日中に結論」 /千葉
毎日新聞 2013年03月16日 地方版

 5月26日投開票の千葉市長選で、自民党本部が小川智之市議長(39)の公認や推薦に難色を示していることが分かった。小川氏は15日の市議会閉会後、記者団に対し「党本部の公認や推薦を得られなければ出馬しにくくなるが、まだ意欲はある。判断は保留したい」と語った。

 小川氏の公認は、同党の市議団や千葉市連合支部の了承を経るなど県連の正式な手続きにのっとった形で党本部に申請され、公認を得られない場合は推薦を希望していた。しかし、同党関係者によると、党本部内に千葉市長選の選挙結果が7月の参院選に悪影響を及ぼすことを懸念する意見が根強く、調整が難航しているという。小川氏もこうした情勢を県連関係者から伝えられた。

 県連は9日の選対委員会で小川氏の公認申請を決定し、市議会が閉会する15日にも小川氏が出馬表明する方向で検討していた。小川氏は「時間がないと思っている。党本部がいつ正式に判断するか分からないが、その前に出馬するか結論を考えないといけない」と近日中に結論を出す考えを示した。千葉市長選には現職の熊谷俊人氏(35)が再選を目指して立候補を表明しており、民主党県連が支持を決めている。共産党も独自候補の擁立を目指している。【荻野公一、田中裕之】

4768チバQ:2013/03/17(日) 23:49:32
http://mainichi.jp/area/saitama/news/20130316ddlk11010213000c.html
選挙:県議補選南14区 岡地氏と松本氏、立候補を表明 /埼玉
毎日新聞 2013年03月16日 地方版

 桶川市長選と同日の4月14日投開票の県議補選南14区(改選数1、桶川市、伊奈町)で、元桶川市議会議長の岡地優氏(64)と元会社員の松本文氏(28)が15日に記者会見をそれぞれ開き、無所属での立候補を表明した。

 岡地氏は市議を3期務め、11年4月の統一地方選で南14区から立候補したが落選し、現在は貸倉庫会社を経営。「圏央道や上尾バイパスなどのインフラを整備し、桶川の中小企業活性化に結びつけたい」と話した。

 松本氏は、帽子などを扱う雑貨卸業の会社などに勤め、市長選に立候補している桶川市議の北村文子氏(62)のスタッフとして活動。救急医療体制の確立やコミュニティーラジオ創設による防災強化などを訴えた。【林奈緒美、西田真季子】

4769神奈川一区民:2013/03/18(月) 00:30:47
>>4756
残念です……。

4770チバQ:2013/03/18(月) 21:39:19
http://www.chibanippo.co.jp/c/news/politics/127726
小川議長、出馬断念へ 自民市議団に意向伝える 2013千葉市長選
2013年03月16日 14:31
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 任期満了に伴う千葉市長選(5月26日投開票)に立候補の意向を示していた同市議会議長の小川智之氏(39)は15日、自身が所属する自民党市議団の集まりで出馬を断念することを伝えた。関係者への取材で分かった。

 同市長選に出馬の意向を示す小川氏に対し、党市議団は2月、党本部の推薦、公認がなくても出馬することなどを条件に支援を決定。党県連も市議団などの意向を尊重し党本部へ小川氏の公認を申請していた。

 だが、党本部は千葉、さいたま、名古屋の3政令市長選の結果と、その後に控える参院選とを切り離したい意向で、小川氏に対する公認、推薦に難色を示している。


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4771チバQ:2013/03/20(水) 00:13:54
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1303190030/
川崎市市民オンブズマンに前横須賀市長、阿部市長と「お仲間同士」批判も/神奈川
2013年3月19日

 川崎市条例に基づく市民オンブズマンに前横須賀市長の蒲谷亮一氏(68)を選任する議案が19日、市議会で審議され、賛成多数で同意された。3月末で任期満了を迎える川村仁弘氏の後任で、任期は4月1日から。旧自治省に阿部孝夫市長と同期入省した蒲谷氏の起用に、反発の声も上がっている。

 市民オンブズマンは、市民からの苦情を基に、市政の調査に当たり、必要に応じて改善を要請することが主な役割。1990年に川崎市が全国で初めて、公的制度として導入した。

 市の非常勤特別職の位置付けで計2人を配置。月額報酬は74万円。任期は3年で、最長でも2期まで。

 蒲谷氏は67年に旧自治省入りし、92年に宮城県副知事、2001年に横須賀市助役などを歴任。05年から横須賀市長を務めたが、09年の2期目を目指す市長選で新人候補に敗れた。

 市は選任理由を「広く自治体勤務の経験があり、行政の事情にも詳しい。市民目線で適切な判断が下せる人材と判断した」と説明。市の就任要請に、蒲谷氏は「市にくみすることなく、中立・公正にやらせてもらえるのであれば引き受けたい」と述べたという。

 これに対し、市議会からは反発の声も。猪股美恵市議(無所属)は「市民からすれば最後のとりでとなる制度。お仲間同士にも思えるような人を選んでは制度そのものが崩壊する」と批判する。

 市民有志らでつくる民間組織「かわさき市民オンブズマン」代表幹事の穂積匡史弁護士も「オンブズマン制度は市民の側から行政を監視するもので、そもそも市が制度を設けること自体がおかしい。行政のトップたる市長と人間的な関係が指摘されるような人物を起用するのであれば、なおのこと存在意義が疑われるのではないか。選考過程を明らかにするべきだし、われわれとしても検証していきたい」としている。

4772チバQ:2013/03/20(水) 00:15:49
http://mainichi.jp/area/chiba/news/20130319ddlk12010256000c.html
2013千葉市長選:小川議長、出馬断念 自民の公認・推薦得られず /千葉
毎日新聞 2013年03月19日 地方版

 5月26日投開票の千葉市長選への出馬に意欲を示していた同市の小川智之市議長(39)は、立候補を断念する意向を固めた。複数の自民党関係者が明らかにした。出馬のため申請した同党本部の公認や推薦が得られなくなり、断念に追い込まれた格好だ。

 同党関係者によると、党本部は、同市長選や名古屋市長選(4月21日投開票)、さいたま市長選(5月19日投開票)の3政令市長選について「7月の参院選の『前哨戦』として位置づけられ、結果が参院選に影響する」と判断。非自民勢力出身の3市長とも出馬し、苦戦も予想されることから、公認や推薦は出さない方針を決定した。このため、小川氏は立候補断念の意向を複数の関係者に伝えたという。これらの経緯は19日に開かれる党県連の国会議員団会議で報告される予定だ。

 小川氏は先月、同党市議団に公認や推薦がなくても立候補する考えを伝え、市議団は支援を決定。党県連も市議団の結論を尊重し、今月中旬に党本部へ公認を申請していた。

 しかし、自民と連立政権を組む公明党の富田茂之県本部代表は先月、「事前に何の相談もない」などとして小川氏を支援しない考えを表明。経済界にも立候補を表明した現職の熊谷俊人氏(35)を支援する意見があり、情勢は厳しくなった。

 同市長選には、共産党が独自候補の擁立を目指している。【田中裕之】

4773チバQ:2013/03/20(水) 00:16:39
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20130319-OYT1T00001.htm?from=ylist
さいたま市長選、自民県連幹事長が出馬断念へ

 5月5日告示のさいたま市長選に絡み、自民党埼玉県連の新藤義孝会長は18日、幹事長で県議の長沼威氏(63)が党本部から推薦を得られなかったことを県連役員会で報告した。

 引き続き党本部へ要請する方針だが、候補者の擁立は難しい情勢になっている。

 非公開で行われた役員会後に、取材に応じた野本陽一副会長は「新藤会長から現時点で党本部として何も機関決定がないことが報告された」と述べ、「今後も強く要請していきたい」と語った。県連関係者によると、党本部はいずれの候補者にも推薦は出さない方針だという。

 党本部の推薦を得ることを出馬の条件として挙げていた長沼氏は立候補を断念する意向で、県連としての擁立候補を決めないまま、19日の立候補予定者説明会を迎える。

(2013年3月19日09時10分 読売新聞)

4774チバQ:2013/03/20(水) 22:54:24
http://mainichi.jp/area/saitama/news/20130320ddlk11010214000c.html
選挙:さいたま市長選 自民本部、長沼氏推薦へ 県連、週内にも出馬決定 /埼玉
毎日新聞 2013年03月20日 地方版

 任期満了に伴うさいたま市長選(5月19日投開票)で、自民党本部が19日、出馬の意欲を示していた同党県連の長沼威幹事長(63)を推薦すると県連役員に伝えた。県連関係者が明らかにした。党本部の「お墨付き」が得られたことを受け、週内にも県連役員会で長沼氏の出馬が決定される見通しだ。

 市長選への出馬を巡り、長沼氏は党推薦を立候補の条件に挙げていた。長沼氏は毎日新聞の取材に「党本部の推薦で、立候補の意志は強くなる」と、出馬意欲を改めて強調した。

 同党市議団は青羽健仁市議(54)を候補に推していたが、党推薦の決定が出れば一本化して戦うことを確認している。市議団の一人は「党推薦を得られなければ、長沼氏は出馬を断念し不戦敗になるところだった」と話した。

 また、19日に開かれた市長選の立候補予定者説明会には同市議団関係者のほか、長沼氏、立候補を表明した清水勇人市長(50)、吉田一郎市議(49)、出馬に意欲を見せる元衆院議員の中森福代氏(63)の各陣営、擁立を検討している共産党の関係者も姿を見せた。【林奈緒美、西田真季子】

4775チバQ:2013/03/20(水) 23:00:35
http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/20130320/CK2013032002000174.html
さいたま市長選 長沼県議が出馬へ
2013年3月20日

 五月に行われるさいたま市長選に、自民党県連幹事長の長沼威県議(63)=南8区(さいたま市桜区)=が党の推薦を受け、無所属で出馬する意向を固めた。関係者によると、党本部は既に長沼氏への推薦を決めており、長沼氏は近く出馬を表明する見通し。

 長沼氏は立教大卒。旧浦和市(現さいたま市)の市議を経て一九九一年の県議選で初当選し、現在六期目。二〇一一年から県連幹事長を務めている。

 市長選をめぐっては、自民の県議団が長沼氏、市議団が青羽健仁市議(54)=浦和区=の擁立をそれぞれ目指しており、「党本部が推薦を決めた場合は従う」との確認書を交わした上で、党本部に調整を一任した。一方で県連は候補者を長沼氏一人に絞り、党本部に推薦を要請していた。

     ◇

 さいたま市長選の立候補予定者説明会は十九日開かれ、自民党のほか、清水勇人市長(50)と吉田一郎市議(49)=無所属、元衆院議員の中森福代氏(63)、共産党などでつくる「みんなのさいたま市をつくる会」などの陣営が出席した。(前田朋子、増田紗苗)

4776チバQ:2013/03/20(水) 23:21:43
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130319-00000064-mailo-l12
ちば知事選2013:「信任」の背景/上 得票率の濃淡 /千葉
毎日新聞 3月19日(火)11時55分配信

 ◇交通網整備に期待の東・南部 選択悩む「千葉都民」
 17日投開票された知事選は、投票率は31・96%と低調だったが、前回を超える123万票で再選された無所属現職の森田健作氏(63)が、事実上の一騎打ちとなった千葉大名誉教授の三輪定宣氏(75)=共産党推薦=ら2新人を全市町村で圧倒した。森田氏の平均得票率は前回を32・99ポイント上回る78・53%に達し、県東部や南部で平均を上回る一方、東京寄りの北西部計14市は下回り、放射性物質に汚染された指定廃棄物の一時保管問題で県と対立する我孫子市で最低を記録するなど支持に濃淡も見られた。森田氏の「信任投票」だった知事選。選択の深層を分析する。
 「これまでの過疎地帯が日の目を見る時代が来た」。得票率85・38%の茂原市内でかつて呉服店を営みながら、地域経済の低迷で閉店を余儀なくされた男性(70)は投票結果をそう評した。
 森田氏の得票率はトップの東庄町(91・12%)など県東部から南部に広がる保守層が強い地域で高い。しかし、よく観察すると、来月27日の圏央道延伸でインターチェンジが新たにできる長南町(90・85%)が2位になるなど高速道整備の期待が高まる沿道自治体や、東京湾アクアライン値下げの恩恵に沸く木更津市(88・64%)周辺で票がより伸びているように見える。男性は「外房の経済に必要な観光の活性化には、森田氏の明るいキャラクターも欠かせない」と期待する。
 対照的に、東京電力福島第1原発事故で県内に発生した指定廃棄物を巡り、地元の終末処理場への一時保管に反対運動が起きている我孫子市の得票率は67・09%と県内最低だった。除染対策の強化や原発ゼロを訴えた三輪氏が全市町村最高の29・33%まで票を伸ばし、保管恒久化を懸念する有権者の思いが投票行動に反映した形だ。
 焼却灰の一時保管に反対する我孫子市議会の早川真前副議長(42)は「森田氏は地元の意向を聞かずに一時保管を強行してから、(住民対話のために)一度も我孫子を訪れていない。しっかりと対抗馬を出すことができず残念だが、他より低い得票率は地域主権をないがしろにしたことへの強いメッセージだ」と苦言を呈した。
    ■
 交通網整備などで県の「南北格差」解消に期待が高まる一方で、我孫子市を含め森田氏の得票率が平均を下回る自治体14市=表参照=はいずれも都内に通勤する有権者が多い地域だった。
 14市は昨年末の衆院選で民主党の比例票の得票率が平均より高かった地域ともほぼ重なり、「東京志向」が強く県政への関心が低い層や、知事選で対立候補を擁立できず自主投票とした民主の支持層が新人2人に一定程度流れた可能性もある。
 限られた選択肢に悩んだ有権者が少なくなかったことは、浦安市の投票結果にも現れた。浦安では、目立った選挙運動を全くしなかった横浜市在住の自営業、佐藤雄介氏(31)が全市町村で最高の5・04%を得票。無効票も含めると、投票所に足を運びながら、森田・三輪両氏を選択しなかった有権者が8%、12、13人に1人もいた計算だ。
 「投票には行かなかった」という浦安市富岡の会社員の男性(35)は「自分は千葉県民だとは理解しているが、『県民意識』はあまり持ったことがないように思う。積極的に投票する候補がなく、『既成の政治家には投票しない』という意思表示をしたのではないか」と話した。
 浦安は、投票率も野田、松戸、市川3市に続いて低かった。市職員の一人は「国政選挙の投票率は全国的にも悪い方ではないが、知事選はいつも関心が薄い。選挙期間中、私自身は候補の姿を見かけなかった」と投票結果に困惑気味だった。
………………………………………………………………………………………………………

4777チバQ:2013/03/20(水) 23:21:55
 ◇森田氏の得票率が県平均未満の自治体
我孫子市 67.09%
浦安市  72.79%
流山市  72.89%
白井市  73.48%
船橋市  73.53%
松戸市  73.97%
柏市   74.06%
習志野市 74.30%
千葉市  74.52%
八千代市 75.01%
市川市  75.10%
佐倉市  75.13%
鎌ケ谷市 76.80%
印西市  77.11%
県平均  78.53%
 ◇森田氏の得票率が上位10位までの自治体
東庄町  91.12%
長南町  90.85%
旭市   90.22%
長柄町  90.00%
大多喜町 89.97%
芝山町  89.73%
横芝光町 89.60%
匝瑳市  89.11%
袖ケ浦市 88.93%
富津市  88.91%
 ◇知事選開票結果
当 1,230,137 森田健作 63 無現
    288,762 三輪定宣 75 無新
     47,559 佐藤雄介 31 無新
 =選管最終発表
3月19日朝刊

4778チバQ:2013/03/20(水) 23:22:20
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130320-00000044-mailo-l12
ちば知事選2013:「信任」の背景/下 アクアライン通行料値下げ /千葉
毎日新聞 3月20日(水)11時42分配信

 ◇恒久化へ議会とスクラム 行財政改革は未知数
 「アクアラインの通行料が戻るようなことがあれば千葉県にとって大変な打撃。(通行料値下げの期限は)来年3月に切れるので、4月か5月にかけて国などに(継続を)訴えていきたい」
 知事選の投票が締め切られた17日夜。再選を確実にした森田健作氏(63)は報道陣のインタビューで、選挙期間中から訴えていた東京湾アクアライン(木更津市−川崎市)の通行料値下げ恒久化への決意を語った。
 普通車で通常3000円だった通行料が、ETC(自動料金収受システム)搭載車を対象に800円に引き下げられたのは09年8月。森田氏の1期目の最大実績として選挙戦では盛んにアピールされ、前回の知事選を超える123万票を獲得できた要因の一つと見る県政関係者は多い。
 対立候補を出せなかった県議会最大野党の民主党でも、党県連内で値下げを評価する意見があり、告示前の森田氏の政治資金パーティーに出席した県議もいたほどだ。田中信行・県連幹事長は出席はしなかったものの、「値下げ恒久化への期待は地元を中心に強かった」と認める。
 「国の財政支援がなくなってもやめるわけにはいかない。県負担だけになっても、他都県にも負担を呼びかけていくなど、自民党を挙げて恒久化をバックアップしていく」(自民党の阿部紘一・県連政調会長)
 「経済効果は実証されているので、県が負担する意味がある」(みんなの党の水野文也・県議会議員会長)
 知事選後の県議会では恒久化を積極的に容認する声が大勢を占めつつある。値下げは、国と費用負担を折半する「社会実験」として実施されたために期限が定められ、1度の延長を経て来年3月末までになっている。森田氏は与野党とも評価が高い「アクアラインの値下げ」の恒久化を前面に出すことで、2期目の県議会運営をスムーズにしたい考えだ。
    ■
 値下げ恒久化に向けて今後の焦点となるのが、年15億円の県負担の在り方だ。森田氏は「値下げは国費でお願いすることを第一に考えていく」と述べ、まずは引き続き国に値下げの負担を求めていく考えを示している。だが、国が同意するメドは現時点で立っていない。
 国や県などでつくる社会実験の協議会によると、値下げ開始から1年間の経済波及効果の推計は、首都圏全体で約358億円。内訳は▽千葉県で約249億円▽東京都で約55億円▽神奈川県で約42億円▽埼玉県で約11億円であり、千葉県が圧倒的だ。
 「財政が厳しくてとても無理です」
 自民党の阿部氏は2月上旬、アクアライン対岸の神奈川県幹部に値下げの費用負担を求めたところ、素っ気ない態度を取られた。「神奈川県は負担なんてするつもりはないというか、全く関心がない様子で、千葉との温度差を感じた」と阿部氏は振り返る。
 負担を巡っては「国や他都県だけでなく、東日本高速道路も含めて話し合わないといけない」(民主党)、「どんな負担の在り方が良いかは簡単に答えが出ない。党内で議論を重ねたい」(公明党)など慎重な態度の会派もある。恒久化には負担の裾野を広げることが不可欠。今後は、県内だけでなく、国や都県を巻き込む説得力が求められそうだ。
    ■
 アクアラインなど「分かりやすい成果」をアピールして支持を集めた森田氏。だが、県政の課題はこれだけではない。各会派の幹部は異口同音に「財政再建」を重要課題として挙げている。県の借金にあたる県債残高は13年度末に過去最高の2兆9320億円となる見通しだ。
 高齢化への対応や防災強化など歳出圧力が強まる中、財政再建のためには行政改革を避けては通れない。しかし、時に「職員任せ」と批判される森田氏には、「県職員数の削減など、なかなか行政改革はしづらいのではないか」(公明党の藤井弘之・県本部幹事長)との懸念も上がる。また、既存の事業を削れば、各方面から反発が上がることは必至だ。
 外への発信力を高めながら、万人受けする政策だけでなく、いかに痛みを伴う改革にも取り組めるか。森田氏の手腕が注目される。
  ◇   ◇
 この企画は、田中裕之、斎川瞳、市村一夫、吉村建二、橋本利昭が担当しました。
3月20日朝刊

4779チバQ:2013/03/21(木) 22:38:32
http://www.shimotsuke.co.jp/town/region/south/ashikaga/news/20130321/1005381
石川市議が自民会派離脱 足利
(3月21日 朝刊)
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 【足利】市議会最大会派、自民ネクスト(10人)の会長・石川博康市議(74)=7期=が20日までに、同会派に離脱届を提出した。石川市議は、4月に行われる市長選で、自民党県連が推薦する前朝日新聞社宇都宮総局長で新人の和泉聡氏(49)ではなく、現職の大豆生田実氏(47)を支援することを決めている。下野新聞社の取材に対し、石川市議は「けじめをつけたかった」と話した。自民党にも近く離党届を出す方針という。

 石川市議は、自民党足利支部副支部長。一方で、自身の後援会では大豆生田氏を支持する声があったため、同氏を支援する「支援議員連盟」にも入っている。石川市議は「地元の支援者と共に、選挙戦に臨む必要があると考えた。(会派離脱は)断腸の思い」などと述べた。

4780チバQ:2013/03/22(金) 22:50:50
http://www.asahi.com/national/update/0322/TKY201303220363.html
北総線値下げの補助金「違法」 前白井市長の専決処分
 千葉県白井(しろい)市周辺を走る北総鉄道の運賃値下げのため、横山久雅子(くがこ)・前市長(62)が市長時代の2010年、専決処分で支援補助金を同鉄道へ支出したのは違法だとして、沿線住民ら13人が支出済みの2363万円を前市長に賠償させるよう現市長に求めた住民訴訟の判決が22日、千葉地裁であった。多見谷(たみや)寿郎(としろう)裁判長は「専決処分は違法」と判断し、住民側の訴えを全面的に認めた。

 判決によると、値下げ実現を掲げて当選した横山前市長は10年2〜9月、支援補助金の予算案を市議会へ3度提出したが、いずれも認められなかった。そこで同10月、すでに県と沿線6市で分担して、運賃を平均4・6%値下げすることに合意しているとして、自らの専決処分で補助金の支出を決めた。

 判決は、議会は反対の意思を再三表明した▽前市長は3度目の予算案を議会最終日に突然提出した▽廃案後も臨時議会の招集に応じなかったと指摘。「議事の混乱で審議未了のまま会期が満了したことを利用した」と批判し、地方自治法で専決処分の要件とされる「議会が議決すべき事件を議決しないとき」にはあたらないとした。

4781チバQ:2013/03/23(土) 11:34:35
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20130323/CK2013032302000152.html
北総鉄道専決処分違法判決 値下げ訴訟にも期待
2013年3月23日

「判決に敬意を表したい」と勝訴を報告する藤森さんら原告側関係者=千葉市で


 高額な運賃問題がある北総鉄道への補助金をめぐり、白井市の横山久雅子前市長が二〇一〇年に行った予算案の専決処分は二十二日、千葉地裁の判決で違法と認められた。勝訴した原告市民十三人の代表藤森義韶(よしつぐ)さん(71)は、記者会見で判決を歓迎しつつ、「値下げの余力がある企業になぜ血税を支出するのか」と述べ、東京地裁で二十六日に判決がある別の沿線住民が国に運賃是正を求めた訴訟にも期待を示した。

 補助金はもともと、県と白井市を含む沿線六市が毎年三億円を負担し、高額な運賃を値下げする北総との合意が根拠だった。これに対し、一〇年九月の定例市議会は賛否が割れ、最終日に予算案を採決しないまま流会に至っていた。

 当時、他市は北総に補助金支払いを始めており、同年七月に普通運賃で平均5%弱の初の値下げが実現していた。北総は再値上げの可能性を示し、森田健作知事も市に支出を求め、横山前市長は専決処分に踏み切った。

 判決では、横山前市長は議事の混乱を予測して「流会を利用して専決処分した」と違法性を結論づけた。

 横山氏は判決について、本紙の取材に「混乱はあくまでも議会側の事情で、意図的に演出したというような判決は誤解。他の五市が補助金を支出し、値下げで市民に利益が生まれたことを十分説明した上で予算案を提案した」と反論した。

 一一年度以降は市議選の結果、北総への補助金容認派が多数を占め、補助金を盛り込んだ予算が可決されている。(横山大輔)

4782チバQ:2013/03/25(月) 21:40:55
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130325-00000091-mailo-l11
選挙:富士見市議選 新議員が決まる /埼玉
毎日新聞 3月25日(月)12時23分配信

 任期満了に伴う富士見市議選(定数21)は24日に投票が行われた。午後9時から市民総合体育館で即日開票され、新議員が決まった。投票率は過去最低の41・27%(前回45・12%)。当日有権者数は8万5786人(男4万2853人、女4万2933人)。【中山信】
………………………………………………………………………………………………………
 ◇富士見市議選開票結果(定数21−24)
当 3620 金子勝   52 無元(3)
当 3490 八子朋弘  39 無現(3)
当 2100 今成優太  28 無新(1)
当 2066 吉野欽三  56 無現(4)
当 1818 斉藤隆浩  50 無新(1)
当 1729 尾崎孝好  48 無現(2)
当 1698 深瀬優子  46 公新(1)
当 1637 関野兼太郎 62 無現(4)
当 1555 津波信子  57 公現(4)
当 1545 加藤清   53 公新(1)
当 1435 篠田剛   45 公現(2)
当 1412 田中栄志  39 無新(1)
当 1238 伊勢田幸正 30 無現(2)
当 1214 寺田玲   40 共新(1)
当 1186 大谷順子  64 共現(9)
当 1072 川畑勝弘  42 共現(3)
当  971 根岸操   57 無現(4)
当  935 勝山祥   36 無新(1)
当  926 小川匠   28 共新(1)
当  907 加藤久美子 65 ネ元(2)
当  762 吉田和江  65 無現(2)
   723 新宮康生  62 民現
   696 藤屋喜代美 48 無現
   275 小森重紀  37 無新
 =選管最終発表
3月25日朝刊

4783チバQ:2013/03/25(月) 22:02:15
http://mainichi.jp/area/kanagawa/news/20130325ddlk14010058000c.html
松尾・鎌倉市長:東京・杉並区立和田中校長、6月議会で教育長に 代田氏を人事案再提案へ /神奈川
毎日新聞 2013年03月25日 地方版

 鎌倉市の松尾崇市長は24日、民間人校長として知られる東京都杉並区立和田中学校長、代田(しろた)昭久氏(47)を教育長候補の教育委員に選任する人事案について、6月議会に再提案する方針を明らかにした。後援会主催の記者会見で述べた。3月議会に提出したが、市議の反発を受け取り下げていた。

 会見には代田氏も同席した。松尾市長は「鎌倉市の子どもたちが世界に羽ばたく人材になるため、代田さんに引っ張ってもらいたい」と述べ、昨年10月から空席の教育長を「一日も早く選任したい」と強調した。

 松尾市長は人事案取り上げ後の21日の本会議で、中沢克之市議(無所属)から「6月議会に再提出するのか」と問われ、「まだ先のことなので述べる必要はない」と答弁していた。24日の会見で「事実誤認と分かりにくい議論の延長線上で述べるべきではないと思った」と釈明した。

 人事案を巡っては3月議会で、国会議員の署名がある代田氏の推薦書について市議が「猟官運動だ」と批判。和田中教師のわいせつ事件で代田氏が監督者として「事案を隠蔽(いんぺい)した」との追及もあった。

 24日の会見で松尾市長は「いずれも事実ではない」と否定。推薦書について代田氏は「鎌倉ではあまり知られていない私という人物を知ってもらうため、書いてもらった」と話した。【松永東久】

4784チバQ:2013/03/28(木) 21:53:14
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/top/news/20130328/1010688
神林県議がみんな離党へ 参院選で自民・高橋氏を支援
(3月28日 17:18)
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 神林秀治県議(さくら市・塩谷郡選挙区)は28日午後、県庁記者クラブで会見し、同日、みんなの党に離党届を提出し、所属する県議会みんなのクラブにも離脱届を出したことを明らかにした。夏の参院選で栃木選挙区に自民党から立候補する高橋克法前高根沢町長を支援するため、としている。

 自民党には入らず、会派離脱後は無所属で活動していく方針という。


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