したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

首都圏 地方議会・首長,政治・選挙スレ

3592チバQ:2011/05/04(水) 08:21:42
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/2011/news1/national/20110430-OYT1T00217.htm?from=nwlb
有権者にのりやお茶…千葉・山武市議と妻

 24日投開票された千葉県山武市議選で有権者に贈答品を渡したとして、千葉県警は29日、同市議の小川孝蔵容疑者(63)(無所属)と妻、和子容疑者(59)を公職選挙法違反(買収・事前運動)の疑いで逮捕した。

 発表によると、2人は告示前の3月下旬〜4月上旬、有権者10人に対し、投票や票の取りまとめなどの選挙運動をする報酬として、1箱1800円程度ののりや茶の詰め合わせを計10箱渡した疑い。小川容疑者は同市議選で、3回目の当選を果たした。

(2011年4月30日10時19分 読売新聞)

3593チバQ:2011/05/04(水) 08:23:14
http://sankei.jp.msn.com/region/news/110504/stm11050402000000-n1.htm
辞表提出の北村市議、公選法違反容疑で埼玉県警が事情聴取 3日は所在不明
2011.5.4 02:00
 さいたま市議会の中山欽哉議長に2日、辞表を提出した無所属の北村隆幸議員(42)が、4月に行われた市議選をめぐり、自分の氏名を挙げて投票を依頼する文書を送付した疑いが強まり、公職選挙法違反容疑で埼玉県警に事情聴取されていたことが3日、関係者への取材で分かった。

 北村市議は市議選の告示日前後に「北村たかゆきへ投票をよろしくお願い致します」と書いた文書を少なくとも2回、有権者に配布するなどしており、これが公選法に抵触する可能性が高い。県警もこうした事実を把握しており、詳細を確認するため、4月に北村市議本人から事情を聴いた。

 北村市議は岩槻選挙区で9423票を得て、2位に2796票差をつけトップ当選。3日は電話では連絡がとれず、午後に記者が自宅のインターフォンを押しても反応がなかった。

 10日の本会議で議長が辞表の扱いについて議員に諮る予定。辞職が承認されれば、岩槻選挙区で次点の高野秀樹氏(民主)が繰り上げ当選となる。

3594チバQ:2011/05/04(水) 08:51:10
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110502-00000056-mailo-l12
選挙:白井市長選 出直し選、補助金反対派の柴田氏が出馬表明 /千葉
毎日新聞 5月2日(月)11時28分配信

 白井市の横山久雅子前市長(60)の失職に伴う出直し市長選(22日投開票)で、市議の柴田圭子氏(53)が1日記者会見し、無所属で立候補する意向を正式に表明した。北総線運賃値下げのための補助金支出に反対の立場で出馬する意向で、柴田氏は「市民の目線で適正な税金の使い方をしたい」と強調した。
 柴田氏は4月24日の市議選で4選したばかり。市長選にくら替えした理由は、補助金反対の市議グループが少数派に転落したことを挙げ、「補助金を止めるために予算の提案権がある側に立ちたい」と述べた。公約は、3世代が住める子育て支援のまち▽安心安全なまち▽農工商業の振興−−などを掲げた。柴田氏は都市銀行行員を経て、99年に旧白井町議に当選した。
 市長選には横山氏が再出馬を表明。新人で同市元部長の伊沢史夫氏(55)も立候補の意思を固めている。【早川健人】

5月2日朝刊

http://mytown.asahi.com/chiba/news.php?k_id=12000001104300005
白井市長選 3氏、立候補か
2011年04月30日

 北総線の公費負担による運賃値下げなどを巡り、横山久雅子・前市長が不信任決議を受けて失職したことに伴う白井市長選で、29日までに、3陣営の立候補予定者が固まった。市長選は5月15日告示、同22日投開票で実施され、三つどもえの戦いとなる公算が大きくなった。


 横山氏は、議会を解散せずに失職を選択、今月7日に失職を表明した会見の場で、再選を目指して立候補する考えを明らかにした。さらに、公費負担の賛成派が市民経済部長の伊沢史夫氏(55)を、反対派が市議選でトップ当選した柴田圭子氏(53)をぞれぞれ擁立する方針を固めた。両氏は近く正式に立候補の意思を表明する。


 市議会では、値下げのための支援補助金案が通過せず、昨年度分は横山前市長が専決処分で支出している。これに加えて横山前市長の政治資金収支報告書が「公選法違反」と指摘されるなどしたため、賛成派、反対派を問わず多くの議員が横山前市長の不信任決議案に賛成。その後、双方が水面下で候補者擁立を模索していた。


 24日投開票の市議選で、改選前は賛成派10対反対派10(欠員1)と二分されていた議会の勢力図が、賛成派12、反対派9になったことで擁立工作が本格化。賛成派は、公費負担の議案が議会を通過する見通しとなったことから、市政安定を目指して現職部長の伊沢氏に白羽の矢を立てた。これに対し、反対派は、複数の名前が挙がった中から、市議選でトップ当選したばかりの柴田氏を説得して、擁立する方向で落ち着いた。

3595チバQ:2011/05/04(水) 09:00:07
>>3362>>3383
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1105010009/
無許可「推薦」市議を告発へ、神奈川区の有権者ら/横浜
2011年5月1日
 4月に投開票された横浜市議選で当選した男性市議(35)=神奈川区=が選挙期間中、選挙ポスターなどに林文子横浜市長の顔写真入りで「推薦します! 横浜市長林文子」と本人の許可なく掲載していた問題で、公職選挙法違反の疑いがあるとして同区内の有権者らが県警と横浜地検に告発する方針を固めたことが30日、分かった。

 弁護を務める青木孝弁護士によると、原告団は10人以上。連休明けの9日にも告発するとしている。

 公選法235条では、当選を目的に候補者の経歴や推薦などに関し虚偽事項を公にした者は2年以下の禁錮または30万円以下の罰金としている。林市長側が正式に抗議したことも踏まえ、青木弁護士は「見逃せない」とコメントした。

 この問題をめぐっては、別の男性市議(47)=港南区、当選=も選挙ポスターに林市長の名を無断で用い、県警が近く捜査に着手する方針を固めている。公選法違反で有罪が確定した場合は失職となる。

3596チバQ:2011/05/04(水) 09:30:37
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tochigi/news/20110503-OYT8T00096.htm
「自民党議員会」が分裂

宇都宮市議会 人事、政策に食い違いか
 統一地方選で改選された宇都宮市議会(定数47)の最大会派「自民党議員会」が2日、分裂した。市議11人が新会派「うつのみや維新の会」を結成、同日届け出た。自民党議員会が過半数を失い、議員間で人事や政策で考え方の違いが表面化したためとみられ、議長人事や市が導入を検討しているLRT(次世代型路面電車)などを巡り、今後の議会運営は流動化しそうだ。

 改選前24人だった自民党議員会は、有力議員の県議転出の余波や現職の落選などで21人に減り、過半数を割り込んだ。分裂で、新人や他会派からの会派入りも含めて、自民党議員会12人、維新の会11人と保守系2会派が並立することになった。「維新の会」の浅川信明副会長は「市長与党というスタンスは変わらないが、自民党議員会とは是々非々でやっていく」と話した。

 議長などを選出する臨時会は20日に開かれる予定。

(2011年5月3日 読売新聞)

3597チバQ:2011/05/04(水) 15:02:58
http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/20110501/CK2011050102000050.html
展望123万都市【さいたま市誕生10周年】(上) 一体感生む施策を
2011年5月1日

広大な空き地が広がる旧メディカルセンター跡地。地域間対立の象徴ともいえる=さいたま市北区で


 「大宮は機能がまとまった街だったのに。メディカルセンターも浦和の近くに移転して不便になった」。四月上旬、JR大宮駅東口。さいたま市大宮区の女性看護師(50)は同市議選候補の演説を聴きながら、つぶやいた。

 メディカルセンターとは同市北区にあった大宮医師会市民病院の通称で、旧大宮市の医療拠点だった。老朽化で二〇〇九年二月に閉鎖され、その代わりとして旧浦和市寄りのさいたま市西区に「さいたま市民医療センター」が開院。旧メディカルセンター跡地約一万平方メートルには、近隣住民から「再び病院を」との声も上がるが、具体的な計画は進んでいない。

 市民医療センターの立地について、旧大宮市の市議は「旧浦和市長だった相川宗一前市長の負の遺産」と話す。一方、旧浦和市の市議は「市民全体の利便性を図ろうというのが出発点。もっと南にすることも考えられたが、旧大宮市内にしたのは従来の利用者への配慮」と反論する。

   ■  ■

 この問題は、今も根深く残る「地域間対立」の象徴だ。

 合併時、旧大宮市は市役所を旧市内に動かし、「大宮市」の名称にすることを主張したが、旧浦和市は市役所移転を認めなかった。最終的に、旧大宮市が旧浦和、与野両市の推す「さいたま市」の名称を受け入れる代わりに、旧浦和市が市役所の位置を、さいたま新都心周辺への移転含みとする「取引」で決着した経緯がある。

 「旧大宮市は全部吸い上げられ、合併後は旧浦和市にばかり予算がつく」と、女性はさらに不満を漏らす。「旧大宮市の積立金がJR浦和駅東口周辺の再開発に使われた」とある市議も明かすが、「大宮駅東口周辺の再開発はもっとお金がかかる。大宮にも恩恵がくるから、長い目で見てほしい」と訴える。

 一方、浦和区民からは「清水勇人現市長は旧大宮市の出身だから、浦和に冷たい」との声も。遅れて合併した岩槻区は、新市の水準に合わせるため一般家庭の水道料金が値上がりした。合併前から下水道普及率100%の旧与野市の住民には、老朽化した下水管の交換が進まないなどインフラ整備の偏りに不満がくすぶる。

   ■  ■

 地域間対立の解消には何が必要なのか。埼玉大学経済学部の斎藤友之准教授(地方自治)は「単純だが、祭りなどイベントを継続するのが有効」と言い、五市の合併で誕生した北九州市で行われている「わっしょい百万夏祭り」を成功例として挙げる。

 祭りをつくり上げる共通体験と、担い手を継続して育てることで一体感を生み出し、「段階が進めば、地域活動の担い手が増え、地域主権の受け皿となる優秀な自治体になれる」と話す。

 行政には継続的に市民の意識調査を行うことも求め、「市民の声を聞き、溝を埋める施策を的確に行うこと。北九州のように、さいたま市も時間をかけて取り組む努力を忘れないことが必要だ」と指摘する。

   ×  ×

 二○〇一年五月一日、旧三市の合併で誕生したさいたま市。〇三年四月に政令指定都市へ移行、〇五年には旧岩槻市も吸収合併し、人口約百二十三万人(四月一日現在)を抱える大都市に発展した。市誕生十周年を機に、これまでの歩みと今後の展望を探る。

3598チバQ:2011/05/04(水) 15:03:44
http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/20110502/CK2011050202000058.html
展望123万都市【さいたま市誕生10周年】(中) 基盤整備
2011年5月2日

合併協定書では市役所の位置として「望ましい」とされた、さいたま新都心。左上は、10年前の合併式典。右下は、現在の市役所(コラージュ)


 「経済が右肩上がりの時代ではない。約束は重要だが、十年前と同じ発想だけでは実現しにくい」。四月二十一日、老朽化したさいたま市役所で開かれた会見で、清水勇人市長はこう漏らした。

 「新市の事務所の位置 当分の間、現在の浦和市役所の位置とする(略)位置については、さいたま新都心周辺地域が望ましいとの意見を踏まえ…」。合併八カ月前の二〇〇〇年九月、旧浦和、大宮、与野の各市長が交わした「合併協定書」に掲げられた一文だが、市役所は今も旧浦和市役所のままだ。

 十一階建ての現市役所は一九七六年完成。阪神大震災後に新基準が導入された耐震診断は行われておらず、東日本大震災では一時、職員約千五百人が全員、庁舎外に退避する騒ぎになった。震災を機に、職員からも「早く新都心に新しい庁舎を建てて」との声が聞かれる。

   ■  ■

 合併前の「約束」を果たす壁になっているのは、巨額の事業費だ。

 協定書は「新市成立後、速やかに庁舎建設基金を創設する」と続くが、基金積み立ては〇九年に始まったばかり。昨年度末で約九億七千万円が積み立てられているが、目標の「二三年までに総額百五十二億円積み立て」の半分のペースだ。市の担当者は「他に優先事業もあり、財政状況を勘案すると、このペース以上の積み立ては難しい」と話す。

 もう一つの約束、合併前の旧岩槻市の四十年来の悲願である「地下鉄7号線の延伸」も不透明だ。現在、東京メトロ南北線から埼玉高速鉄道・浦和美園駅まで乗り入れる路線を、東武野田線・岩槻駅まで延伸する計画で、市は来年度末までに事業着手を目指す。だが、県と合わせた建設費負担は約二百五十億円と見積もられ、岩槻区以外の市民からは「岩槻にしか恩恵のない地下鉄なんていらない」との声も上がる。

   ■  ■

 市の財政状況は〇九年度決算ベースで、全国十八政令指定都市(当時)で比較すると、収入に占める借金返済額の割合を示す「実質公債費率」は7・2%と低く、堺市に次ぐ二位(政令市平均13・1%)。第三セクターや公社を含めた負債の割合を示す「将来負担比率」は55・7%で一位(同175・8%)の健全度を誇る。

 だが、さいたま市の見込みでは一五年以降、人口減少に転じ、約二十年後の三〇年には六十五歳以上が三割を超えるとみられる。高齢者福祉費は昨年度の二百十九億円から三百十九億円に百億円増加する見通しだが、税収増は望めない。

 清水市長に近い市議は「地下鉄延伸は、市長が前回市長選で掲げたマニフェストに入っているが、二年後の市長選に出馬するなら『撤回します』と言うべきだ」とし、「市役所移転も地下鉄延伸も、事業費は天から降ってこないことを市民に理解してもらわなければ」と話している。

3599チバQ:2011/05/04(水) 15:04:58
http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/20110503/CK2011050302000049.html
展望123万都市【さいたま市誕生10周年】(下) ブランド化
2011年5月3日

iPhoneアプリ「つい、盆栽」の発表会に臨む清水勇人市長(右から2人目)ら=4月26日、東京・銀座で


 「さいたま市には盆栽以外にもいくつか誇れるものがあります。鉄道博物館、人形のまち岩槻、浦和のウナギ、Jリーグの二チーム…」。四月二十六日、東京・銀座で開かれたiPhoneアプリ(応用ソフト)「つい、盆栽」の発表会で、清水勇人市長は市の魅力をアピールした。

 このアプリは、さいたま市やその周辺の観光振興を図る「さいたま観光コンベンションビューロー」が民間企業と共同製作し、さいたま市北区の大宮盆栽美術館が監修。市内の各スポットを訪れながら、自分だけの盆栽を育てるゲームで、発表会には、開発に協力した市内在住の人気ブロガー、コグレマサトさん、中山記男さんも登場。笑いを誘いながら市をPRした。

   ■  ■

 市は一日からご当地サイダー「大宮盆栽だー!!」の販売も開始し、矢継ぎ早にPR作戦を展開している。

 こうした活動に懸命な理由は、市が二〇〇六年、東京、千葉、埼玉、神奈川四都県の五百人を対象に行った「首都圏市民から見たさいたま市のイメージ調査」の影響が大きい。トップになった回答は「特に何も思い浮かばない」(32・8%)で、市職員らを大いに失望させた。

 清水市長も四月二十一日の定例会見で、市のブランド力を「こういう街ですよね、と言われるに至っていない。イメージ向上は大きな課題」と答えた。「ゆるキャラ」によるまちおこしも模索中だが、〇七年に見沼の竜伝説から生まれた市のPRキャラクター「つなが竜ヌゥ」宛てに届いた今年の年賀状は、わずか二通だった。

   ■  ■

 昨年八月、市が政令指定都市十九市の住民三千八百人を対象に行った「政令指定都市市民による都市イメージ比較調査」では、「公立小・中・高校の質がよい」が46・1%で十九市中三位、「子育てしやすい」も49・2%で五位と評価が高い。「自然災害の不安を感じない」も68・8%で五位。「子育て」と「防災」に強い街の姿が浮かび上がる。

 「下手にブランド化しなくていい。地味で住みやすい街だから気に入った」と市内にマンションを購入した三十代の男性会社員は話す。

 ある市議も「観光面のアプローチは必要ない。子育てしやすく、東京の勤め先から帰ってきてほっとする街づくりを地道に続けていけば、『住みやすい街』のブランドが確立する」。別の市議は「東京と張り合っても仕方がない。首都に隣接する、災害に強いバックアップ都市の機能を整備することで、市民にも誇りが出てくるだろう」と、さいたま市の進むべき方向性を提言している。

 (この連載は、前田朋子が担当しました)

3600チバQ:2011/05/04(水) 19:09:09
http://www.chibanippo.co.jp/news/chiba/society_kiji.php?i=nesp1304474362
支援者接待に西尾氏同席
千葉県議選船橋市選挙区の公選法違反
2011年05月04日10時59分

 千葉県議選船橋市選挙区に無所属で立候補し当選した西尾憲一氏(60)の内縁の妻(64)が、告示前に支援者を酒食で接待したとして公選法違反(供応買収、事前運動)容疑で逮捕された事件で、接待の場に西尾氏本人も同席していたことが3日、捜査関係者への取材で分かった。

 県警は、票の取りまとめを依頼するために接待が行われたとして、西尾氏本人が違反行為を認識していた可能性もあるとみて調べている。

 捜査関係者によると、西尾氏は船橋市内の和食店で2月下旬、同居していた不動産賃貸業、石井洋子容疑者が開いた会合に同席した。


--------------------------------------------------------------------------------

3601チバQ:2011/05/04(水) 21:15:33
>>3596
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/region/news/20110502/510198
自民系4年ぶり分裂 宇都宮市議会
(5月3日 05:00)
【PR】
 【宇都宮】市議会の改選に伴い、自民系の「自由民主党議員会」(12人)と「うつのみや維新の会」(11人)が2日までに会派届けを提出した。会派の運営を巡って最大会派「自民民主党議員会」が4年ぶりに分裂した格好で、正副議長選など議会人事の難航が予想される。一方、会派構成が変動し改選前より1会派多い8会派となった。うち7会派は議会運営にも関与できる交渉会派(3人以上)となる見通しだ。

 自民関係者によると、改選後の自由民主党議員会会派の役員人事や運営をめぐって意見が対立し、一部市議が離脱して新会派を立ち上げたという。最大会派が分裂した影響で、正副議長を選出する20日の臨時市議会が混乱しそうだ。

 改選前に8人が所属していた民主市民連合議員会は「市民連合」に改称し、新人1人、元職1人を含む7人で構成。公明党議員会は6人、日本共産党2人で改選前と同じ議席数を維持した。

 改選前1人会派だった「進歩クラブ」と「環境と健康を守る会」は、新人1人を含む3人で「議会改革クラブ」を発足。同じく「統一会派」(4人)のうち3人が新たに「うつのみや改革フォーラム」を立ち上げた。

 結党後、初めて市議選に挑んだみんなの党は公認3人で会派を結成した。市議会事務局によると、議会運営委員会や各会派代表者会議の正式メンバーとなる交渉会派が7会派発足したのは最多という。

 各会派の構成は次の通り。自由民主党議員会(中山勝二会長・12人)、うつのみや維新の会(小野里豊会長・11人)、市民連合(工藤正志会長・7人)、公明党議員会(金沢力会長・6人)、うつのみや改革フォーラム(半貫光芳代表・3人)、議会改革クラブ(西房美代表・3人)、みんなの党宇都宮市議会(斉藤幸子会長・3人)、日本共産党(荒川恒男団長・2人)

3602チバQ:2011/05/05(木) 00:06:05
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110504-00000105-mailo-l11
北村・さいたま市議:辞職願を提出 岩槻区で当選「一身上の都合」 /埼玉
毎日新聞 5月4日(水)12時59分配信

 さいたま市議の北村隆幸氏(42)=岩槻区選出、無所属=が、2日に辞職願を中山欽哉議長に提出していたことが分かった。北村氏は4月の市議選岩槻区(定数5)でトップ当選した。任期は1日からで、2日は選挙後初の臨時議会だった。理由については「一身上の都合」とだけ説明しているという。
 中山議長は毎日新聞の取材に対し「辞表は預かったが、理由を聞いても分からない。もう一度本人と話し合いたい」と慰留する考えを示した。市選管によると辞職が認められた場合、次点だった民主前職の高野秀樹氏(50)が繰り上げ当選する。
 北村氏は合併前の旧岩槻市議を2期務め、前回07年のさいたま市議選で初当選した。【林奈緒美】

3603チバQ:2011/05/05(木) 21:19:40
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamanashi/feature/kofu1303147872620_02/news/20110419-OYT8T00131.htm
統一選 激戦の構図 一覧

【上】影潜めた2派閥の争い

富士吉田市長選


出陣式で気勢を上げる支持者ら。前回と同じ顔ぶれの一騎打ちとなった富士吉田市長選は激しい選挙戦が展開されている 「相手候補は『継続、継続』と訴えるが、あと4年継続させたら、富士吉田は沈没してしまう」

 17日、富士吉田市長選に出馬した元県議、渡辺正志(61)の出陣式。前市長で選対本部長を務める萱沼俊夫はマイクを持つや、現市政を強く批判した。渡辺も「今の市政は待ちの行政と言うしかない」と批判のボルテージを上げた。額には紺地に白で「必勝」と書かれた鉢巻き。4年前の雪辱に向け、表情には気迫がみなぎっていた。

 一方、渡辺の挑戦を受けて立つ現職、堀内茂(62)は17日の第一声で市長交代の弊害を強調した。「市長が代わると施策が変わり、税金を投入したものが無駄になってしまう。郡内地域の中核都市である富士吉田の力がそがれてしまうんです」

 2人の戦いは前回、わずか522票差という大接戦を演じた因縁の対決。両陣営の熱気はいやが応にも高まっている。

 富士吉田市は「政争の街」として知られる。1951年の市制施行以来、過去10人の市長のうち、連続当選を果たしたのは2人のみ。市の顔は目まぐるしく入れ替わっている。背景には、旧家の集まりである「蓬莱派」、初代市長の名前に由来する「堀内派(躍進会)」という市内2大派閥が激しい勢力争いを繰り広げてきたことがある。

 渡辺は、躍進会の中心人物だった渡辺万男・元市長の長男。前回は躍進会を解散させ、蓬莱派の支援も取り付けて「派閥横断」で挑んだが、「派閥解消」を掲げた堀内に及ばなかった。

 こうした反省を踏まえ、渡辺は今回、組織に頼らない「草の根選挙」を展開している。渡辺は「今回は組織に乗っからない」と言い切る。渡辺を支援する富士吉田市外二ヶ村恩賜県有財産保護組合(吉田恩組)の栗原雅智組合長は出陣式に顔を出したものの、マイクは握らずじまいだった。

 堀内も、渡辺と認識は同じだ。「派閥偏重の選挙を繰り返していたら、市政は衰退していく」と話す。

 派閥がもはや選挙運動の主役ではなくなったことは、先の県議選でも明らかだ。2議席に5人がひしめいた富士吉田市区。蓬莱派で前市長の萱沼と吉田恩組組合長の栗原がそれぞれ支援した新人2人は、いずれも票が伸びずに落選した。トップ当選は、しがらみのなさをアピールした新人の早川浩だった。

 派閥活動が影を潜めた今回の市長選。ある派閥の元幹部は「正直なところ、票がどう動くか全く分からなくなった」と当惑する。裏を返せば、市民の一票がこれまでより重みを増したと言える。(敬称略)

(2011年4月19日 読売新聞)

3604チバQ:2011/05/05(木) 21:20:30
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamanashi/feature/kofu1303147872620_02/news/20110421-OYT8T00984.htm
統一選 激戦の構図
【中】南北地域対立が顕在化

南アルプス市長選


候補者の訴えに耳を傾ける有権者(18日午後3時頃、南アルプス市で) <旧町村間で道路や施設に格差を感じるか?>

 14日、南アルプス青年会議所が開いた市長選立候補予定者の公開討論会。○×形式の質問に、現職で再選を目指す今沢忠文(73)は迷わず「×」を掲げた。他方、新人で前県議の中込博文(62)は考え込むしぐさを見せ、少し間を置いてから、同じく「×」の札を手にした。2人とも、旧町村間の格差を争点にしたくないとの思惑をにじませた。

 だが、選挙戦は両候補の意向とは異なる方向へ進む。旧6町村が合併し2003年に市が発足して以来、住民の一部は格差に不満を募らせており、今回の市長選も地域対立の様相が強い。ある陣営幹部はこう分析する。「いつの間にか政策の話が少なくなって、『南北戦争』になってしまった」

 市は四つの地域に大別される。北部の旧八田村と旧白根町、南部の旧甲西町と旧若草町、中心部の旧櫛形町、西部の旧芦安村。初代市長は旧櫛形町の石川豊、2代目は旧甲西町長の今沢で、北部を地盤に出馬した候補はいずれの選挙でも勝てなかった。

 告示日の17日。両候補の出陣式では、候補本人ではなく応援弁士が南北対立に対照的な形で言及した。中込の出陣式に駆けつけた旧八田村長の斉藤公夫は「6町村が一つになれていない。この4年間は南には手厚いが、北に日が当たらなかった」と現市政を批判。今沢の出陣式では、地元県議の金丸直道が「南北対抗を争点にするのは市を二分することを助長してしまう」と述べた。

 <初代市長、市庁舎ともに旧櫛形町に譲った>。地域間格差への不満は特に、合併前に人口が最も多かった旧白根町の住民に強くくすぶっている。

 旧白根町を地盤に持つ中込は18日、北部の有野地区で街頭演説を行い、こう訴えた。

 「前回は25票差で負けてしまった。今度こそ勝たせてもらいたい。南の方に攻めていく」

 前回惜敗したのは中込ではない。旧白根町長の小池通義のことを指す。中込は今回の市長選を小池が敗れた前回の雪辱戦と位置づけ、北部の支持を取り込みたい考えだ。「市長は無意識のうちに、施設の建設場所や業者選定が(南部に)偏っているのではないか」と指摘する。

 これに対し、今沢は「就任当初は地域で格差もあったが、何が市民に必要なのかを把握するよう努め、公平に扱ってきた」と反論する。その上で、中学校の武道館整備は北部から進めてきたとして、「北の地域は大事にしていかなくてはいけない」と強調する。ただ、今沢の有力支援者は警戒感を隠さない。「負ければ、北に全部持って行かれる」

 市長選を機に顕在化しつつある地域間の亀裂。選挙のしこりを解消するための調整力も、市長選で問われている。

(敬称略)

(2011年4月20日 読売新聞)

3605チバQ:2011/05/05(木) 21:21:01
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamanashi/feature/kofu1303147872620_02/news/20110421-OYT8T00985.htm
【下】現職の引退表明が号砲

南部町長選
 現職の引退表明が大混戦の号砲だった。

 「この横山を助けて下さい」。新人3人による争いとなった南部町長選。元町議の横山正広(64)は告示日の19日、出陣式に詰めかけた支持者を前にボルテージを上げた。

 新人同士の一騎打ちとなった2007年の前回選は、合併前の「旧南部町」「旧富沢町」の旧自治体対決の構図だった。人口規模で勝る旧南部町が地盤の横山は、旧富沢町出身の望月秀次郎(現町長、21日で任期満了)より優位なはずだったが、1201票差で敗れた。横山は今回、望月の再選出馬を想定し、立候補を見送るつもりだった。

 が、望月は昨年12月14日、突如、「情熱や使命感が後退している」と町長選へ立候補しない考えを表明した。横山はその約2週間後、立候補を表明した。

 同じく旧南部町を地盤とする前町議の佐野敏明(68)は19日、出陣式で「南部町には元気がない。希望がない。ないをあるに変えるのが政治だ」と気勢を上げた。

 陣営は当初、相手を望月と想定。前回選の結果から「旧富沢町は切り崩せない」と分析し、早い時期から旧南部町での浸透に力を注いできた。望月の引退表明当日に立候補を表明。が、横山の立候補表明で目算に狂いが生じた。

 陣営は「混沌(こんとん)とした情勢になった。旧富沢町の票が必要になった」と、旧南部町の票を奪い合う構図に危機感を隠さない。出陣式で選対幹部は「三つどもえの大変厳しい選挙になった。親戚の、親戚の、親戚の方にまで支援を拡大してもらいたい」と訴えた。

 佐野敏明は旧富沢町に後援会組織を設置。横山も前回選では設置しなかった旧富沢町の後援会連絡所を2か所に置き、旧富沢町への攻勢を強めている。

 一方、横内知事の私設秘書だった佐野和広(59)は出馬表明が3月末にずれ込んだが、「地元を固めれば勝てる」(選対幹部)と分析。地盤の旧富沢町への浸透を図る。旧富沢町出身の望月は特定候補の応援を避けている。

 「今回は地元に2人候補がいて、どっちを応援したらいいかわからない。3候補の主張をしっかり聞いて判断したい」。旧南部町に住む50歳代の会社員女性はそう話す。7875人の有権者の選択に注目が集まっている。

(敬称略)

(2011年4月22日 読売新聞)

3606チバQ:2011/05/06(金) 20:13:54
>>3587-3588
http://www.ibaraki-np.co.jp/news/news.php?f_jun=13046746196504
2011年5月6日(金)
選挙買収容疑の行方市議辞職

統一地方選の行方市議選で、公選法違反(買収、事前運動)の疑いで4月27日逮捕された市議の河野達男容疑者(71)=無所属=が6日、議員を辞職した。河野容疑者は2日夕、弁護士を通じ「市民と議会関係者に多大な迷惑をかけた」などとして貝塚順一議長あての議員辞職願を提出し議長が許可した。

市議欠員の通知を受けた同市選挙管理委員会は20日間以内に選挙会を開き、新たな当選人を決定する。

河野容疑者は告示前の3月ごろ、有権者4人の自宅で、投票や票のとりまとめなどの選挙運動をする報酬として、しょうゆセット(計8千円相当)を渡した疑いで逮捕された。

3607チバQ:2011/05/07(土) 10:37:50
>>3593>>3602
http://sankei.jp.msn.com/region/news/110506/stm11050620390004-n1.htm
さいたま市の北村市議、公選法違反容疑で書類送検 激戦の岩槻区選挙区、危機感が動機か
2011.5.6 20:35 (1/2ページ)

 さいたま市議選(4月1日告示、同10日投開票)で当選した北村隆幸市議(42)=岩槻区、無所属=が告示日前後に自分の氏名を挙げて投票を依頼する文書を配布したとして、埼玉県警捜査2課と岩槻署は6日、公職選挙法違反(事前運動、法定外文書頒布)の疑いで、北村市議をさいたま地検に書類送検した。北村市議は2日に辞表を提出しており、県警の調べにも「違法な内容の書面だった」と容疑を認めているという。

 送検容疑は、市議選告示日前後に、「北村たかゆきへ投票をよろしくお願い致します」などと自分の氏名を挙げて投票を呼びかけるA4判の文書を大量に作成、支援者を使って有権者に郵送させたとされる。

 この日、北村市議は書類送検された後の午前10時半からさいたま市役所で記者会見。この時点では、自身が書類送検されたことを知らされてなかったという。

 冒頭、北村市議は「私に投票してくださいました9423名のみなさまに謹んでおわびを申し上げます」といって何度も頭を下げ、辞表提出の理由を「県警から事情聴取を受け、自分の送った文書が公職選挙法違反に当たると指摘されたこと」と説明した。

 一方、「文書は誰が作ったのか」「違反に当たると認識していたか」「公職選挙法の規定を読んだことがあったか」などの問いには、「(警察の)取り調べの内容になってしまう」と繰り返し、回答を避けた。

 岩槻区選挙区は今回、定数が1減の5に対し9人が立候補する大激戦区。北村市議が郵送した文書の中には「3人の新聞記者からの情報によりますと、北村たかゆきは選挙情勢で現在6位で苦戦しております」との記述もあり、北村市議は違反行為の動機に「危機感が少しはあった」と認めた。今後の政治活動については「今月中に(刑事手続きの)結論が出る。すべての裁きを受けてから考えたい」と述べた。

3608チバQ:2011/05/08(日) 00:32:53
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1105060036/
県政会への配慮強く、県議会「交渉団体」要件緩和/神奈川
2011年5月6日
 県議会が交渉団体のハードルを緩和したのは、県政会への配慮という色彩が強い。少数の意見がより反映される状況は好ましい。ただ、県議会ではかつて、要件を引き上げた経緯があり、実質的な目的は特定会派の排除だったといわれている。恣意(しい)的と指摘されるような線引きの変更は、禍根を残しかねない。

 県議会では交渉団体になると、代表質問の機会を得ることができ、議会運営委員会にメンバーを出すことができる。

 県議会では1999年、交渉団体の要件を5人以上から8人以上へと引き上げた。八つある常任委員会のすべてに委員を最低1人出せる人数のいる会派を交渉団体にするというのが、表向きの説明だった。

 だが、直前の県議選で6人に議席を伸ばした共産党を交渉団体に入れないことが実質的な目的だったと、当時を知る有力者らは説明している。

 今回のように、交渉団体の要件を下げれば、多様な意見は反映されやすくなるだろう。だが、県議会の場合、特定の目的をもって一度引き上げたという事実は重い。議会での発言権に直結するルールは、等しく適用されるべきだ。

3609チバQ:2011/05/08(日) 00:33:58
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1105060035/
県議会が代表質問などができる「交渉団体」の要件を緩和、8人以上から4人以上へ/神奈川
2011年5月6日
 県議会主要会派による団長協議会が6日開かれ、代表質問などができる「交渉団体」の要件を現状の8人以上から、4人以上へ緩和することを決めた。要件の変更は5人以上から8人以上に引き上げた1999年以来。変更に伴い、自民(44人)、民主(30人)、みんな(16人)、公明(10人)の4会派のほか、県政会(6人)が加わることになった。

 今回の見直しは自民、公明と足並みをそろえる県政会が8人から6人へと議席を減らしたため、引き続いて交渉団体に組み入れる意向が自民などにあったと指摘されている。

 団長協議会で、自民の土井隆典団長は「変更から10年たち、議会改革にも取り組んできた。開かれた議会の観点から多様な意見を反映するべき」と変更理由を説明。また会期日程の増加に伴い、8常任委を半分ずつに分けて開催している現状なども踏まえて4人以上を主張し、民主、みんな、公明の団長も賛同した。

 交渉団体に復活する県政会の飯田誠団長は「われわれの人数も考慮していただいたのだろう」と言及。

 ただ、初めて交渉団体に加わったみんなの党・岩本一夫団長は「恣意(しい)的と感じられるような変更は決して行わないでほしい。今後は4人から変更すべきでない」とくぎを刺す。

 唯一、交渉団体の要件に満たない神奈川ネットの若林智子氏も「基本的にハードルを下げるのは賛成だが、今回の変更は恣意的で、理由も後付け。もっと線引きの在り方を議論してほしかった」と苦言を呈した。

3610チバQ:2011/05/08(日) 11:04:53
http://www.sannichi.co.jp/local/news/2011/05/08/11.html
2011年05月08日(日)
臼井派2人書類送検
県議選で甲府署 違法文書配布の疑い


 先月10日投開票された山梨県議選甲府選挙区で当選した臼井成夫氏派の陣営関係者が、甲府市内の有権者に違法な文書を配布したとして、甲府署が7日までに、公選法違反(文書頒布)の疑いで、臼井県議の秘書を務める40代の男性=甲斐市在住=と、支援者の70代の男性=甲府市在住=を書類送検していたことが、捜査関係者への取材で分かった。

 捜査関係者によると、2人の送検容疑は、共謀して先月1日、法定文書ではない選挙運動用の文書を甲府選挙区内の有権者宅に配布した疑い。

 関係者によると、文書は先月3日に行った臼井県議の遊説に関するビラ。選挙区内の約20地区用にそれぞれ数百枚を用意し、3月下旬に各地区の担当者に渡された。甲府市北部のある地区を担当していた支援者の男性が地区内に配った。

 後援会関係者は「違法性の認識はなかった。過去の県議選でも同様のケースはあったと思うが、なぜ今回だけ摘発されたのか分からない」と話している。

 臼井県議は取材に「文書を作った経緯も配布したことも知らなかった」と説明。同県議は2007年の参院選をめぐる選挙違反事件で公選法違反(文書頒布)の罪に問われ、県議を失職した経緯があるが、「今回の問題は内容が全く異質だが、違反は違反。謙虚に受け止めるとともに、大変申し訳なく思っている」と話している。

3611チバQ:2011/05/08(日) 11:06:15
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kanagawa/news/20110508-OYT8T00070.htm
藤沢市議選 未成年に選挙運動させる




投票呼びかけ容疑で落選候補逮捕
 未成年者に報酬を支払う約束をして選挙運動をさせたとして、県警捜査2課は7日、4月24日に投開票された藤沢市議選に立候補し、落選した同市天神町、元同市部長で社会福祉法人理事、種部弘(63)と、同市本藤沢、学習塾経営湯浅博文(62)の両容疑者を公職選挙法違反(買収の約束、未成年者使用)の疑いで逮捕した。

 発表によると、両容疑者は共謀し、同市議選告示後の4月中旬、同市に住む未成年の男女数人に対し、1人1日数千円の報酬を支払う約束をし、駅前などで数日間にわたって、種部容疑者の名前を連呼してあいさつするなどの選挙運動をさせた疑い。湯浅容疑者は種部陣営の選挙運動員で、経営する学習塾で知り合った未成年者を種部容疑者に紹介したという。

 公選法は、未成年が投票を呼びかけるなどの選挙運動を禁じているが、男女数人は、街頭での投票の呼びかけのために集められ、県警は近く、男女数人も同法違反容疑で書類送検する方針。種部容疑者は1970年から藤沢市役所に勤務、福祉健康部長などを歴任して2008年3月に退職。無所属の新人候補として出馬、候補者43人中、41番目の得票数で落選している。

 種部弘容疑者は2日午前、読売新聞の取材に対し、次のように語った。

――未成年者に選挙運動をさせていたのか

 未成年者に選挙を手伝ってもらっていたのは事実だ。(選挙運動のための)労務なら法に抵触しないが、選挙運動は違反だという(公選法上の)線引きが難しい

――何人の未成年者に手伝わせたのか

 2、3人だ

――約束した金銭は支払ったのか

 まだ(払っていない)

――選挙運動のための労務という認識だったのか

 今は話せない。ただミスがあったとしたら、自分のミスだと思う

(2011年5月8日 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kanagawa/news/20110508-OYT8T00065.htm?from=nwlb
平塚市長選 落合市長の運動員逮捕

投票依頼、接待した容疑


押収品を運び出す県警捜査員ら(7日午後5時29分、橋本容疑者が経営する日本料理店で)  県警捜査2課は7日、平塚市浅間町、日本料理店経営橋本知永子容疑者(55)を公職選挙法違反(供応買収)の疑いで逮捕し、同店など数か所を家宅捜索した。

 発表によると、橋本容疑者は同市長選告示後の4月中旬、経営する同市紅谷町の店で、40〜70歳代の有権者の男女数人に、投票や投票の取りまとめを依頼し、報酬として1人あたり数千円の飲食の接待をした疑い。

 捜査関係者によると、橋本容疑者は当選した落合克宏市長の選挙運動員で、店に有権者を呼び集め、落合市長の名前をあげて、「よろしくお願いします」などと依頼したという。県警は男女数人も同法違反容疑で書類送検する方針。

 橋本容疑者が経営する日本料理店は、JR平塚駅近くの繁華街の一角にある。近くで飲食店を経営する男性は、「老舗で知名度もあり、ハイヤーで乗りつける常連客を見かけることもあった」と話していた。

 落合市長は7日夜、読売新聞の取材に対し、「最後に店に行ったのは半年以上前で、立候補も決まっていなかった。こんなことになった理由が分からずに驚いている」と語った。

(2011年5月8日 読売新聞)

3612チバQ:2011/05/08(日) 11:12:10
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamanashi/news/20110507-OYT8T00718.htm
県会新議長 浅川氏選出へ
 県議会の新議長に最大会派「自民党・県民クラブ」の浅川力三氏(63)(北杜市区、3期)が選出される見通しとなった。10日に招集される臨時議会で選ばれる予定だ。

 議長ポストは、任期の4年間に、自民党籍を持つ当選3回生(補選での当選は除く)が交代で務めるのが慣例となっている。

 慣例に従えば、ポストの「有資格者」には浅川氏のほか、棚本邦由氏(55)(大月市区、3期)や保延実氏(62)(甲斐市区、3期)がいる。棚本、保延両氏も県民クラブに所属しているが、同会派は3人の中で最年長の浅川氏が最初に議長に就くべきだと判断し、浅川氏を軸に調整を進めている。

 県民クラブは17人を擁し、あと3人を加えれば過半数に達する。新人議員2人でつくる会派「希望」も県民クラブに近いスタンスを取っている。

 県民クラブが議長候補として浅川氏を推すことで一致すれば、投票による議長選で、浅川氏が選出されるのは確実だ。

 ただ、浅川氏は2009年3月から1年間、副議長を務めた経歴がネックとなる。議長は、副議長の経験がない議員から選ぶのが慣例となっているからだ。このため、県民クラブ内からも、浅川氏の議長就任に反発が出る可能性があり、流動的な要素も残っている。

(2011年5月8日 読売新聞)

3613チバQ:2011/05/09(月) 22:49:12
>>2625>>3066
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1105090005/
ごみ行政に影、対立が深刻、膠着状態に懸念も/鎌倉
2011年5月9日

 鎌倉市のごみ処理をめぐり、松尾崇市長と市議会多数派との対立が深刻化している。予定されていた生ごみ資源化施設の建設撤回を表明した松尾市長に対し、議会の多数は推進の立場。2月議会では松尾市長が、施設整備費を盛り込んだ議会の予算修正議決に対し、同議会初の「拒否権」を行使したが、議会が再議決する事態に。両者の対立の先鋭化は、待ったなしのごみ行政に暗い影を投げかけている。

 当初市が計画したのは、生ごみと下水汚泥を混合処理する「バイオマスエネルギー回収施設」。2009年の市長選で見直しを掲げ当選した松尾市長は、検討期間を経て10年11月に撤回表明。家庭や事業所での分別や生ごみ資源化の促進などで、同年度の推計ごみ焼却量4万トンを15年度末に1万1500トン削減するなどとするごみ処理の代替案を提示した。

 一方の議会は、9月に積極的推進を求める決議案を可決するなど多数が推進の立場。推進の市議らは、施設建設を伴わない代替案の実現可能性などを疑問視。11年度予算審議では、代替案に基づく予算案は「明確な行政計画に位置付けられていない」などとして、施設整備費を盛り込むなどの修正を施し可決させた。

 松尾市長は、技術的問題や財政状況、代替案が実現可能との見解などを理由に、修正議決を「拒否権行使」に当たる再議に付したが、議会は出席議員の3分の2以上の賛成で再議決。修正議決が確定した。

 4月の会見で松尾市長は「ごみ処理への考え方は変わらない。ごみ処理基本計画をしっかりしたものにして、あらためて補正予算の対応などを考えたい」と言明。議会の修正理由をクリアする狙いを明かした。

 現実に同計画の諮問を受ける審議会は、施設を整備しない前提の中間見直し素案を作成。早ければ5月下旬にも取りまとめられ、市長に答申される。市長を支持する市議は「指摘された手続きを踏むことで、予算修正に賛成した議員も補正に乗ってくれるのでは」と期待するが、修正に賛成したある市議は「補正が同じ内容なら反対するだけ。行政計画になっても市長案に賛成する大義名分にはならない」と手厳しい。

 だが、両者の対立が続いた場合でも、予算の執行権は市長の掌中。市長支持の市議は「本気で施設整備したいなら、市長を不信任して建設推進の市長候補を掲げるべき」と息巻く。修正に賛成した別の市議は「(不信任で)選挙をやるのは市民のためにならない。折り合う方法を模索するしかない」と話すが、「(13年5月の)市議の任期満了が近づかないと、議会解散もあり得る不信任のカードは切れない」との声も聞かれる。

 対立が膠着(こうちゃく)状態に陥りかねない状況だが、市のごみ行政の現状はすでに「待ったなし」だ。現在稼働する2焼却施設(クリーンセンター)のうち、今泉は15年度に停止予定。名越では「(現在の)約3万トン以上燃やさない」(松尾市長)方針で、施設整備の有無にかかわらず、10年度推計焼却量から差し引いた1万トンの問題を解決する必要がある。そのタイムリミットは、二元代表制の両当事者の対立をよそ目に、刻々と迫る。

3614チバQ:2011/05/09(月) 22:54:25
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/news/20110509-OYT8T00068.htm
大沢知事陣営が始動
2011年知事選
 6月16日告示、7月3日投開票の知事選に向け、大沢知事の政治資金管理団体「清明会」が8日、前橋市野中町で事務所の開所式を行い、活動を本格化させた。2007年の知事選に自民公認で出た大沢知事は、今回は無所属で出る。開所式には経済界など各種団体のトップが顔をそろえ、前回選で無所属を旗印に戦った小寺弘之前知事と同様、現職の強みを生かした選挙戦を進める構えだ。



拳を突き上げ、勝利を誓う大沢知事(8日、前橋市野中町で) 大沢知事は開所式で約300人を前に、「3月、4月は震災対応で選挙戦の準備が全くできず、気は焦るばかり。あと1か月少しだが、必ず勝利し、群馬の産業を再び回復基調に乗せる」と力強くあいさつした。

 代表世話人には曽我孝之・前橋商工会議所会頭と原浩一郎・高崎商工会議所会頭が、出納責任者にはJA群馬中央会の奥木功男会長が就任。活動を実質的に取り仕切る選対幹事長には、12日の自民党県連役員選考会で選出予定の新県連幹事長を充てる。各国会議員の選挙区別に選対を設けた前回に対し、今回は各県議の選挙区別に18の群市地域選対を作り、きめ細かな支持浸透を図る。

 選対役員は、当初、最高責任者の選対事務長に福田康夫元首相、選対本部長に中曽根弘文県連会長が検討されていたが、無所属のスタンスを重視していったん白紙に戻し、月末にも開催予定の合同選対会議で再協議し決定する。

 知事選には、無所属で、一部民主系や非自民保守系の支持を集める元県議の後藤新氏が立候補を予定しており、大沢知事と事実上の一騎打ちになるとみられている。

(2011年5月9日 読売新聞)

3615チバQ:2011/05/09(月) 22:56:08
http://www.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/210508033.html
当選の深谷市議と妻を逮捕 支援者を飲食接待(05/08 22:54)
 先月行われた埼玉県深谷市の市議会議員選挙で当選した議員と妻が、支援者二十数人を飲食接待し、投票を依頼したなどとして公職選挙法違反の疑いで逮捕されました。

 深谷市議会議員の永田勝彦容疑者(67)と妻の文恵容疑者(63)は、先月24日に投開票が行われた深谷市議会議員選挙をめぐり、今年2月、深谷市の飲食店で支援者二十数人に対して「宜しく御願いします」などと言って票の取りまとめや投票を依頼し、飲食接待したとして公職選挙法違反の疑いが持たれています。警察によると、接待は数時間にわたり、一人あたり数千円の飲食代を永田容疑者らが支払ったということです。警察の調べに、2人は「会費を集めた」などと容疑を否認しています。

3616チバQ:2011/05/10(火) 21:51:23
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20110510-OYT1T00369.htm
民主を離党して水戸市長選に挑む33歳の市議

 東日本大震災の被災地特例で選挙が延期されていた水戸市長選に、水戸市議の川崎篤之氏(33)が9日、立候補する意向を固めた。

 10日にも会見を開いて正式に表明する。民主党を離党しており、無所属での出馬となる。水戸市長選は告示を間近に控えて立候補表明が相次ぎ、4人が乱立する混戦となった。

 川崎氏は「この震災は水戸の街が変わる大きな機会だが、その選挙が盛り上がっていない。市民のマグマのような情熱の受け皿になりたい」と語った。

 川崎氏は県立水戸一高、立命館大法学部卒。参院議員秘書を経て、03年に25歳で水戸市議に初当選。07年の市議選では4767票を獲得し、2位で再選を果たした。民主党県連では常任幹事を務めていたが、9日、離党届が承認された。同市議会には近く議員辞職願を出す。

 市長選と同市議選(定数28)の日程は、22日告示、29日投開票となる政令が10日に出る見込み。これまで同市長選には、元県議の高橋靖氏(45)と元市議の野村眞実氏(57)、共産党県書記長の稲葉修敏氏(49)が立候補の意向を表明している。

(2011年5月10日10時52分 読売新聞)

3617トリーバーチ:2011/05/11(水) 17:15:16
アバクロ http://www.abakuro.jp
アバクロ http://www.abercrombie.ne.jp
エドハーディー http://www.edhardyshop.jp
ミュウミュウ http://www.miumiu.ne.jp
モンクレール http://www.moncler.ne.jp
モンクレール http://www.monclerstore.jp
モンクレール http://www.monclershop.jp
モンクレール http://www.monclersales.jp
ティファニー http://www.tiffanyshop.jp
トリーバーチ http://www.toryburch.ne.jp
トリーバーチ http://www.toryburchshop.jp
ugg http://www.Agushop.com
クリスチャンルブタン http://www.crocsshop.jp

3618チバQ:2011/05/11(水) 22:40:58
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20110511-OYT1T00325.htm
選挙違反辞職の市議、活動1日で140万支給

 さいたま市の臨時議会本会議が10日開かれ、4月の市議選・岩槻区選挙区で当選し、公選法違反(法定外文書頒布、事前運動)容疑で書類送検された北村隆幸市議(42)の辞職が承認された。

 今月1日からの新任期中、2日の臨時議会に出席しただけだが、関連条例の規定で10日間分の議員報酬と期末手当の計140万5431円が支払われる。

 市議会局によると、今月分の議員報酬72万2000円のうち、10日間分の23万2903円が支給される。夏の期末手当も、5月1日の基準日前に辞職しなかったことから、改選前の昨年12月1日以降分として117万2528円が支給される。4月分の政務調査費18万円は全額返還された。報酬と手当の受給辞退は制度上、受け付けられない。辞職に伴い、4月10日の市議選で次点だった高野秀樹氏が繰り上げ当選する見通し。

(2011年5月11日11時48分 読売新聞)

3619チバQ:2011/05/11(水) 22:44:28
http://mytown.asahi.com/yamanashi/news.php?k_id=20000001105110001
県議会議長に浅川氏
2011年05月11日

   ■明全会、切り崩しならず


 改選後初の臨時県議会が10日開かれ、議長選で過半数の29票を獲得した浅川力三氏(63)が新議長に選出された。浅川氏は当選3回。山梨県議会は議長ポストを3期生がたらい回す慣習があり、最大会派「自民党・県民クラブ」(17人)が所属する3期生から浅川氏を擁立する方針で一本化。議会内の多数派工作を優位に進めた。


 浅川氏は所属会派のほか、民主系会派「フォーラム未来」(7人)や保守系会派「希望」(2人)など主要会派の支持を広く集めた。もう一方の自民系主要会派「明全会」(7人)が独自候補として急きょ擁立した所属議員の山下政樹氏(44)=3期=は8票の獲得にとどまった。同会は最大会派主導の議長選を「調整型選挙」と批判。各会派にマニフェストを配布して歩いたが、切り崩しは不調に終わった。


 明全会の丹沢和平代表は「『開かれた議会』といいながら、会派の親分に従う議長選でいいのか」と批判。自民党・県民クラブの県議は「ただのパフォーマンスに過ぎない」など冷ややかだ。


 副議長選挙も行われ、県民クラブの渡辺英機氏(69)=3期=が選ばれた。(田中聡子)

3620チバQ:2011/05/11(水) 22:56:25
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1105100063/
民主・社民・ネットが手携え最大会派に、土地取得問題が再燃か/藤沢市議会
2011年5月11日
 4月の藤沢市議選を受け、同市議会(定数36)の会派が10日までにまとまり、民主党、社民党、神奈川ネットが同一会派を組み同市会で最大会派となることが明らかになった。国政では与野党に分かれているが、同市議会では互いに手を携えることになった。所属市議は「藤沢を日本一の自治体にしたい」と意気込んでいる。

 会派名は「民主・社民ネット」で所属人数は9人(民主4人、社民1人、ネット1人、無所属3人)。会派代表で社民党県連幹事長の高橋八一市議は狙いについて「最大会派となることで市民から負託された思いを実現したい」と話した。

 市議会では今後、一昨年から懸案となっている「土地取得問題」が再燃する見通し。民主・社民ネットは徹底的な事実解明を目指す考えで、証言や資料提出を拒んだ場合には罰則が科される「百条委員会」の設置を当面の目標に掲げている。

 自民党と自民党系無所属の議員による「ふじさわ自民・無所属の会」は名称を「ふじさわ自民党」に変更。顔ぶれに変化はなく、7人が所属し第2会派となる。

 新人2人が当選したみんなの党は2人が所属する「みんなの党藤沢」を新設した。このほか、引退議員の会派が減ったことなどで会派数は9から8に減少した。

 会派名と所属人数は次の通り。

 ▽民主・社民ネット(9)▽ふじさわ自民党(7)▽藤沢市公明党(6)▽自由松風会(5)▽日本共産党藤沢市議会議員団(3)▽さつき会(3)▽みんなの党藤沢(2)▽アクティブ藤沢(1)

3621チバQ:2011/05/12(木) 00:28:11
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110511/crm11051123390042-n1.htm
印西市議を逮捕 公職選挙法違反容疑 有権者30人に飲食接待 千葉
2011.5.11 23:38
 千葉県印西市議選(4月24日投開票)で投票や選挙運動を依頼する目的で有権者に飲食の接待をしたとして、同県警捜査2課と印西署は11日、公職選挙法違反(供応買収・事前運動)の疑いで、同選挙で無所属から当選した印西市議、出山国雄(65)=同市松崎=と、義弟で運動員の元同市総務部長、大野勇(62)=同=の両容疑者を逮捕した。同署によると、出山容疑者らは容疑を認めている。

 逮捕容疑は、告示前の1月下旬、同市内の旅館で、有権者約30人に投票や選挙活動を行う報酬として、1人当たり約4300円相当の飲食接待をしたとしている。

 出山容疑者は平成19年5月から23年4月まで同市議会議長を務めた。同市議選は今回、定数24人に対し、40人が立候補。出山容疑者は1042票を獲得し、15番目で当選した。

3622チバQ:2011/05/13(金) 00:06:34
>>2113
民主党系ですねえ
http://news.tv-asahi.co.jp/news/web/html/210511055.html
トップ当選の市議がわいせつで逮捕 埼玉・加須市(05/11 22:48)
 先月に行われた選挙でトップ当選した埼玉県加須市の市議会議員が、女子高校生にみだらな行為をしたとして逮捕されました。

 加須市の市議会議員・中山幸一容疑者(37)は2月末、東松山市のホテルで、当時、公立高校2年だった女子生徒(17)にみだらな行為をしたとして埼玉県青少年健全育成条例違反の疑いが持たれています。女子生徒は、出会い系サイトで知り合った相手から中山容疑者を紹介されたということです。警察の調べに、中山容疑者は「年齢は知らなかった」と容疑を否認しています。中山容疑者は、先月に行われた加須市議会議員選挙でトップ当選していました。

3623チバQ:2011/05/13(金) 22:57:31
>>3595
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110513-OYT1T00318.htm
横浜市長名や写真を無断使用…35歳市議を告発
 4月10日投開票の横浜市議選に立候補して当選した中山大輔市議(35)が、無断で林文子横浜市長の名前を使って選挙公報などに記載したとして、同市内の女性(72)が12日、公職選挙法違反(虚偽事項の公表)の疑いで、県警捜査2課に告発状を提出した。


 訴訟代理人の青木孝弁護士によると、中山市議は同市議選で、無断で林市長の名前や写真を使用して選挙公報や公選はがきに、「推薦します」などと虚偽の記載をして公表したという。

 林市長側は先月、無断で選挙ポスターに同市長の顔写真などを使ったとして、中山市議と別の当選した男性市議に訂正を求める文書を送付していた。青木弁護士は、「公選はがきは抗議を受けた後も訂正されずに発送されており、極めて悪質だ」としている。

 公職選挙法は、当選を得る目的で虚偽の事実を公表した場合、2年以下の禁錮または30万円以下の罰金と規定し、有罪が確定すれば当選は無効になり失職する。

(2011年5月13日11時46分 読売新聞)

3624名無しさん:2011/05/16(月) 11:12:57
足立区議会議員選挙 2011/5/15
http://www.city.adachi.tokyo.jp/info/110515/kaikakukugi.html

定員45 / 立候補63

自民  17 / 17  (当選/立候補)
民主  3  / 10  *最下位当選
公明  14 / 14
共産  5  / 6
みんな 2  / 4  *次点落選
社民  0  / 1

3625名無しさん:2011/05/16(月) 14:56:09
>>3624

× 共産 5/6
○ 共産 7/8
これに無所属2人足して定数の45

3626チバQ:2011/05/17(火) 20:35:39
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20110516-OYT1T00060.htm
沿線鉄道値下げへ補助金支出が争点の市長選告示




. 千葉県白井市の出直し市長選が15日告示され、いずれも無所属で、前市長・横山久雅子氏(61)、前市議・柴田圭子氏(53)、同市の元市民経済部長・伊沢史夫氏(55)(自民推薦)の3人が立候補を届け出た。

 北総線の運賃値下げのため北総鉄道に補助金を支出することの是非を最大の争点に、舌戦がスタートした。投開票は22日。

 市議会が改選前の3月28日、補助金支出を専決処分したことなどを理由に不信任決議したのに対し、横山氏が議会を解散せず、失職したことに伴う市長選。補助金支出の是非のほか、約2年4か月の「横山市政」の評価も争点となる。

 横山氏は北総線白井駅前で出陣式を行い、「運賃値下げは一歩一歩進めてこそできる」と補助金支出に理解を求め、第3セクター「白井梨ブランデー」からの撤退などの実績も訴えた。民主党の若井康彦衆院議員が応援に駆けつけた。

 柴田氏は同市桜台の公園で第一声。12年間に及ぶ市議活動を踏まえ、「正しい税金の使い方を判断する人がトップに立たなくてはいけない」と、北総線値下げの補助金支出反対を訴えた。補助金反対派の市議らもマイクを握った。

 伊沢氏は同市根の空き地で出陣式に臨んだ。北総線の補助金支出は賛成の立場だが特に触れず、防災対策や産業振興などの課題を挙げ、「徹底的な対話で、まちを一つにする」と力を込めた。自民党の石井準一参院議員らも出席した。

 14日現在の有権者数は4万8468人。

(2011年5月16日06時08分 読売新聞)

http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20110516/CK2011051602000044.html
白井市長選告示 北総線問題で舌戦
2011年5月16日

 前市長の失職に伴う出直し白井市長選は十五日告示され、いずれも無所属で、再選を目指す前職横山久雅子氏(61)、元市議の新人柴田圭子氏(53)、元市部長の新人伊沢史夫氏(55)=自民推薦=が立候補を届け出た。北総線への税金投入問題を主な争点に、三つどもえの舌戦が始まった。

 同市では、北総線運賃値下げのため県や沿線市で合意した北総鉄道に対する補助金の支出を市議会が認めず、横山前市長が予算案を専決処分するなどして対立が激化。三月二十八日に、補助金項目などを削除した本年度当初予算案が可決された後、市議会は市長不信任決議案を十六対四で可決し、四月八日に前市長が失職した。補助金は年間三千四百五十万円で、昨年七月から普通運賃で5%弱の値下げが実施された。

 第一声で横山氏は「合意を蹴飛ばして、次の値下げの案はいまのところない」と主張。柴田氏は「税金を民間のもうかっている会社にあげる。不適切な使い方の典型」と批判。一方、伊沢氏は「北総線の問題でもめているが、まだまだやることがいっぱいある」と言及を避けた。

 投票は二十二日、市内十一カ所で行われ、午後八時四十分から同市根の市立白井第一小学校体育館で即日開票される。有権者数は四万八千四百六十八人(十四日現在)。 (横山大輔、深世古峻一)

◆横山久雅子氏 夢を持てる暮らしへ
 市長に就任して二年半の間に、過去五億五千万円をつぎ込んだ梨ブランデー事業から撤退した。市民の大半は撤退を望んでいたのに、私以前の市長は決断できなかった。私には、マニフェストがあったから決断できた。

 私のマニフェストはまだ実行途上。一番やりたいのは市民自治のまちづくりだ。市民が主役になることに反対の市議もいるが、市民の参加と協働で、安心して暮らせ子どもが夢を持てる「暮らし先進地」をつくりたい。

◆柴田 圭子氏 既存の権益脱却する
 市議選で当選した今、なぜ市長選に出るのか。税金を適正に無駄なく使うため、提案する側がきちんと判断するトップが必要なこと。役所を変え、しがらみや既存の権益を脱却すること。これは私にしかできない。国や県、行政のいいなりになってはいけない。

 いままでと同じことでいいか、市民一人一人が市政を担う自覚を持つか。白井が市民自治の中できらりと輝く、毅然(きぜん)とした態度を示せる自治体になれるかどうかが決まる。

◆伊沢 史夫氏 財政基盤堅持に自信
 三十三年間、行政マンとして市政に携わったが、近年の市政の混乱はそれまで見たことがない。議場の中のパワーゲームは何も生まない。困るのは市民。徹底的な対話でまちを一つにし、みんなの力で孫子の代に誇れる白井市をつくりたい。

 やることがいっぱいある。防災対策、子育て支援、高齢者の生きがいづくり、企業誘致。これを実現する確固たる財政基盤を堅持する自信がある。歳入増加、歳出削減のアイデアはいっぱいある。

3627チバQ:2011/05/17(火) 21:26:07
>>3619
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110517-OYT1T00302.htm
みな平等に県会議長に就くための山梨の不文律
 山梨県の新しい県議会議長に最大会派「自民党・県民クラブ」の浅川力三氏が就任し、自民党の3期生が議長を務めるという慣例が今回も踏襲された。


 この「不文律」は、もめごとを避け、みな平等に議長に就けるようにとの配慮から生まれたものだ。県議なら誰もがなりたがる議長の魅力とは――。

 「議長の任期は議員の任期と同じというのも一つの考え方だが、まだ何の約束事もない状態だ」

 浅川氏は12日の就任記者会見で、自らの議長任期について問われ、言葉を濁した。任期は、普通に考えれば4年間のはず。それをはっきり言い切れない背景には、県議会独特の慣例を意識していることがある。

 議長職はこれまで、県議の任期4年間に、原則自民党3期の3〜6人が持ち回りで務めてきた。6人の場合、平均在任期間は単純計算で8か月という短さだ。今期、議長ポストの有資格者は浅川氏を含め3人いる。このため、浅川氏が一定期間を経たところで辞職し、その後、少なくとも2人は議長に就くとみられている。

 浅川氏は「第120代」議長なのに、副議長は今回選出された渡辺英機氏で「第107代」。この差が議長ポストがたらい回しにされてきた歴史を如実に物語る。「ポストの私物化」とも批判されるゆえんだ。

 議長ポストには名誉と実利が伴う。

 議長になると、知事と一緒に、県代表として県内や全国の会合に出席してあいさつする機会が増える。県議にとっては「名誉欲」を満たせる役職だ。

 実利面では、議員報酬に14万円上乗せして月91万円が支給される。運転手付きの車が与えられ、議会事務局の職員が秘書に付く。議長経験者は叙勲受章の際に等級が上がりやすくなるほか、園遊会などにも招待される可能性が高くなる。

 昨年10月に発足した県議会会派「明全会」は、結成宣言の一つに「議長の短期間の交代は認めない」ことを掲げ、議長ポストのたらい回しを強く批判している。

 「『議長になればこうしたい』というマニフェストを用意したので、一読してもらいたい」

 10日、臨時議会の本会議直前。議長選への立候補を表明した明全会の山下政樹氏はマニフェストを手に、各会派の控室を回って支持を訴えた。マニフェストには、会期の見直しや委員会審議のネット公開を明記した。しかし、他会派の理解は広がらず、本会議で行われた投票の結果は8票にとどまった。

 ただ、複数の県議が交代で議長を務めることは、必ずしも悪い面だけではないようだ。ある県幹部は「議員が一様に議会運営を経験することで、議会全体を見渡す視点を持てるようになる」と語る。

 全国の自治体では、議長の選出方法に立候補制を導入する動きがある。本県の「顔」でもある議長はこれまで、県民の見えない所で水面下の人選が進められてきた。透明化が求められる今、議長の選任にも明確なルールが必要なのかもしれない。(横山薫)

(2011年5月17日17時27分 読売新聞)

3628チバQ:2011/05/17(火) 21:36:22
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1105160040/
ポスト決め18時間…臨時会は徹夜議会に、市提出議案審議は40分/茅ケ崎市議会
2011年5月17日
 茅ケ崎市議会の各常任委員会などの構成がようやく決まった。13日の臨時会は、常任委員や議運委員を選任するための各会派間の調整が難航し、“徹夜議会”に。自らのポストを決めるのに18時間を費やす一方、市が提出した補正予算案などの審議は40分程度で終えた。

 臨時会の本会議は午前10時13分に開会。午前11時35分に休憩に入るまでに議長、副議長をそれぞれ選出し終わった。

 だがここから長時間の休憩に入る。再開されるのは会議時間や会期を延長するためのみ。翌14日午前3時50分に常任委員や議運委員が、同4時15分に互選された正副委員長が報告された。開会から18時間が経過していた。

 その後、今年9月までの子ども手当などを盛り込んだ2011年度一般会計補正予算案など計7議案を原案通り、可決。本会議は午前4時50分に閉会した。

 常任委員らを決める統一地方選後の臨時会は4年前も日をまたいでいる。議会事務局によると、07年の臨時会の本会議が閉会したのは開会から一夜明けた午前7時39分。なぜ、これほど時間がかかるのか。ある市議は「選挙が行われるたびに新人が増えたり、新たな会派が誕生したりするため、交渉が難しい」と説明。初めて徹夜議会を経験した新人議員は「議会改革を進めるなら、定数削減より、こうした状態をよっぽど改善すべき」と述べた。

 市職員課によると、今回の徹夜議会で市職員に支払われる時間外手当は約40万円に上るという。

 各常任委員会などの構成は次の通り(敬称略。◎は委員長、○は副委員長)。

 【総務】◎中尾寛(公明)、○青木浩(湘風クラブ)、花田慎(新政ちがさき)、新倉真二(みんな)、水島誠司(茅ケ崎クラブ)、岸正明(新政ちがさき)、滝口友美(公明)

 【教育経済】◎海老名健太朗(新政ちがさき)、○岡崎進(湘風クラブ)、長谷川由美(みんな)、小島勝己(茅ケ崎クラブ)、岩田はるみ(湘風クラブ)、和田清(新政ちがさき)、山崎広子(公明)

 【環境厚生】◎広瀬忠夫(湘風クラブ)、○早川仁美(新政ちがさき)、永瀬秀子(無会派)、山田悦子(湘風クラブ)、小磯妙子(新政ちがさき)、松島幹子(茅ケ崎クラブ)、高橋輝男(公明)

 【都市建設】◎岸高明(茅ケ崎クラブ)、○吉川和夫(新政ちがさき)、西田淳一(同)、千葉繁(みんな)、伊藤素明(湘風クラブ)、白川静子(公明)、柾木太郎(湘風クラブ)

 【議会運営委員会】◎青木浩(湘風クラブ)、○滝口友美(公明)、千葉繁(みんな)、山田悦子(湘風クラブ)、吉川和夫(新政ちがさき)、海老名健太朗(同)、水島誠司(茅ケ崎クラブ)、岩田はるみ(湘風クラブ)、和田清(新政ちがさき)、中尾寛(公明)

3629チバQ:2011/05/17(火) 21:42:48
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tochigi/news/20110515-OYT8T00792.htm
県会臨時会に異変

改選後初 きょう開会
 改選後初の県議会(定数50)の臨時会が16日、開会する。東日本大震災を受けて3日間の日程が確保され、復旧関連補正予算案の審議も予定しており、「こうしたことはおそらく初めて」(県議会事務局)という異例の議会になる。前段の世話人会では、第2会派「みんなのクラブ」が最大会派「とちぎ自民党議員会」に揺さぶりをかける場面も見られ、議会の風景に変化が出てきている。

 改選後の臨時会は通例、正副議長の選出などを行って1日だけで閉会する。しかし、今回は議会側が震災関連の審議を行うため、複数の日程を確保するよう知事に申し入れ、3日間の開催になった。

 17日には、交渉会派(3人以上)の代表者が震災関連の質問をする。時間配分は自民55分、みんな30分、民主20分、公明15分。各会派の代表らによる世話人会では、新たに災害対策特別委員会(定数13)の設置も決まり、新しい議会では震災からの復興について活発な論戦が交わされそうだ。

       ◇

 改選前と比べ、県議会の構図は大きく変わった。自民が過半数ぎりぎりの26議席に後退。みんなは13議席と、改選前の5議席から躍進した。10日の世話人会では、常任委員会の会派別割り振りを巡り、早くも両会派がさや当てを演じた。

 生活保健福祉委員会(定数9)には、自民5、みんな3、民主1、公明1と、定数より1多い計10人分の希望が集中。逆に、経済企業委員会(同8)は定数に1足りなくなった。

 これを受け、自民が「少数会派(民主や公明)には希望通り譲る慣例がある」として、みんなに1人分変更できないか水を向けると、みんなは「自民の方で調整はできないのか」と反論。自民が「(自民が譲ると)経済委が定数8のうち、自民だけで5委員になってしまう」とさらに指摘すると、みんながようやく矛を収め、生活委1人分を譲る形で決着した。

 ただ、六つの常任委員会のうち、自民は経済委に加え、農林環境、県土整備、文教警察の各委員会(いずれも定数8)でも、委員数が他会派の合計と同じに。仮に自民が委員長ポストを取ると、採決で少数派になるため、会派の主張を通せない展開もありそうだ。

 みんなは、議員控室の割り当て案についても、1人当たりの面積が自民、民主各約21平方メートルに対して、約16平方メートルと小さいことを指摘。世話人会の座長に二つの代替案を提示させるなど、自己主張を強めている。今後、県執行部とどう向き合っていくのか、注目される。

(2011年5月16日 読売新聞)

3630チバQ:2011/05/17(火) 21:46:25
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saitama/news/20110515-OYT8T00731.htm
落選前鴻巣市議ら買収容疑

 4月24日投開票の鴻巣市議選で現金買収があったとして、県警捜査2課と鴻巣署は15日、落選した同市関新田、前市議の農業小暮一(61)と無職の妻玲子(57)、同所、農業稲村晟(63)の3容疑者を公選法違反(現金買収)の疑いで逮捕した。

 発表によると、3人は4月中旬、小暮容疑者宅などで、選挙運動者数人に対し、小暮容疑者への投票や票の取りまとめなどを依頼し、報酬として現金計約10万円を渡した疑い。稲村容疑者は小暮容疑者の選対責任者。調べに対し、3人は「間違いありません」などと、容疑を認めているという。

 小暮容疑者は旧川里町議を経て同市議を2期務め、副議長も経験。今回の市議選には無所属で出馬し、993票を獲得したが、落選した。

(2011年5月16日 読売新聞)

3631チバQ:2011/05/17(火) 22:08:14
http://mytown.asahi.com/saitama/news.php?k_id=11000601105020001
合併の先に


「関東の中心」道半ば
2011年05月01日


市民が憩う新都心の真ん中には、空き地が残る=さいたま市中央区







 2001年に浦和、大宮、与野の旧3市が合併し、さいたま市が誕生してから、1日で10年。03年に13番目の政令指定都市となり、05年には旧岩槻市も編入合併して、人口120万人超の県都に発展した。10年前の構想はどこまで実現され、見通しが立っているのか。取り巻く環境はどう変わったか。現状を探り、随時報告する。


 コンサートに詰めかけた大観衆に、広場でくつろぐ親子。同市中央区のさいたま新都心は、大型連休でにぎわっている。高層ビルや「さいたまスーパーアリーナ」、大型商業施設が集積。浦和、大宮、与野の旧3市にまたがり、合併を象徴する地域だ。


 米国のワシントンとニューヨークの関係にも例えられる「県都」浦和と「商都」大宮は、規模が似た街として長くライバル関係にあり、与野がその接着点となっていた。合併のきっかけが、新都心計画だった。


 国の「業務核都市」構想で、東京に集中する省庁機能を分散させるため、1989年、旧国鉄大宮操車場跡地への政府機関一部移転が決まった。「ミニ遷都」とも呼ばれた場所が旧3市の境にあり、合併論議が本格化した。


 2000年、同跡地を中心に新都心が誕生。土屋義彦知事(当時)は記念式典で、「埼玉百年の大計。やがて、ここが関東の中心になる」とあいさつした。


 しかし、「街びらき」から11年になる今も、未開発の一帯が残る。


◇市役所位置


 全国19の指定市のうち15市に、「中区」「中央区」など中心部を示す名の区があり、うち大半の11市がそこに市役所を置いている。さいたま市役所があるのは中央区ではなく浦和区だ。


 東日本大震災で、市役所は玄関のタイルが割れた。浦和市役所として1976年に建築。耐震化工事が予定されているが、これが10年来の未解決問題を浮かび上がらせることになった。


 「なし崩し的に、市役所が浦和に置かれたままになってしまうのでは」。旧大宮市時代からの市議は疑心暗鬼になっている。


 合併協議では、浦和と大宮が主導権を争った。その最たる課題が、新市の名前と市役所の位置だった。


 市名は2000年、「さいたま」に決まった。公募では「埼玉」に次ぐ2番目の案だったが、県庁所在地初のひらがなの名称として話題を呼んだ。


 3番目の案「大宮」を推していた大宮市が歩み寄ったのは、新市役所の位置を新都心周辺にすべきだという主張が検討課題として受け入れられたからだった。


 合併協定書には、新市役所について、こう記されている。「当分の間、浦和市役所の位置。さいたま新都心周辺地域が望ましいとの意見を踏まえて、速やかに検討し、基金を創設する」


 しかし議論はほとんど進まず、結論は出ていない。市保全管理課は「耐震化は市役所を今の場所に残すための延命措置ではない」と説明するが、新庁舎建設構想は宙に浮いたままだ。


◇実現可能性


 00年の「新市建設計画」には、118の事業計画が並ぶ。01〜05年度の5カ年が対象で、サッカーの「新市名称カップの開催」は、「さいたまシティカップ」として03年に実現した。


 しかし、「新都心の整備」では、06年に「新東京タワー」誘致競争で敗れ、その後の複合ビル建設計画も不況の影響で頓挫した。「埼玉高速鉄道延伸」など実現のめどが立っていないものも多い。


 一昨年の市長選で初当選した清水勇人市長は「10年前と違う経済環境、社会環境、財政状況で十分考慮し、決定する」と言う。

3632チバQ:2011/05/17(火) 22:08:57
http://mytown.asahi.com/saitama/news.php?k_id=11000601105060001
合併の先に


医療に低い満足度
2011年05月03日


最寄り駅からバスで30分ほどかかる「さいたま市民医療センター」=さいたま市西区





 さいたま市の医療態勢に対する市民の満足度が低いことが、市の意識調査から浮かび上がっている。利便性に関する不満は全国19の政令指定都市の中で、2番目に大きい。交通の不便さや病床数・医師数の少なさが影響しているようだ。


 「今は歩くのが苦じゃないからいいけど、今後通うとなると心配」


 さいたま市西区の「さいたま市民医療センター」のバス停で、市内の男性(78)がため息をついた。


◇不便な立地


 センターは2009年に市が設置したばかり。広い駐車場があり、自家用車の利用者には好都合だ。しかし男性は、自宅から電車とバスを乗り継いで1時間以上かかる。


 「大宮駅西口より約30分」「北浦和駅西口より約30分」。センターのホームページには、最寄りのJRの駅について、そう書かれている。


 市は「合併前の旧3市の市民に利用してもらいやすいように」と、桜区(旧浦和市)や中央区(旧与野市)に近い西区(旧大宮市)に決めたと説明する。


 緑区にある市立病院も、北浦和駅からバスで15分ほどかかる、とホームページで紹介している。


 昨年度、市の市民意識調査では、「地域医療」について「不満」との回答が26・1%で、「満足」の3倍以上だった。市が全国19指定市の市民を対象にしたアンケートでも、医療機関の利便性について、「当てはまらない」「どちらかと言えば当てはまらない」という否定的な回答が28%に上り、新潟市(30・7%)の次に多かった。


 この結果について、ある大規模病院の院長は「駅からバスを利用しなければならない病院が多いためではないか」と分析する。


◇指定市最小


 課題は、交通の便だけではない。


 全国の指定市などがまとめる「大都市比較統計年表」によると、さいたま市の場合、人口10万人あたりの病院病床数は598床(08年)、医療施設に従事する常勤医師数は135.3人(同)。指定市の中で最も少ない。例えば横浜市は631.1床、181.9人。千葉市は780.3床、189.2人だった。


 合併前の旧3市が作った00年の「新市建設計画」では、保健所の開設や看護師養成施設の整備が、新市の施策として挙げられていた。しかし、病院の整備や医師数の確保に関する具体的な事業は、そもそも盛り込まれていなかった。

3633チバQ:2011/05/17(火) 22:09:30
http://mytown.asahi.com/saitama/news.php?k_id=11000601105070001
合併の先に


鉄道整備 採算に壁
2011年05月07日


開業10周年記念のヘッドマークを付けて運行する埼玉高速鉄道の車両=さいたま市緑区の浦和美園駅




 さいたま市の誕生時に掲げられた鉄道整備計画のうち、実現されたのは一部にとどまっている。3月で開業10周年を迎えた埼玉高速鉄道(SR、地下鉄7号線)の岩槻延伸計画も、清水勇人市長は「2012年度までの事業着手が目標」と言い続けるが、採算性などの壁が立ちはだかる。


 SR浦和美園駅前(さいたま市緑区)は1日、埼玉スタジアム前で開かれた「埼玉B級ご当地グルメ王決定戦」の客でにぎわっていた。


 会場に向かう臨時バスの停留所には、長い行列。歩くと15分ほどかかる。家族4人で来た川口市の男性会社員(37)は「サッカーの試合でもよく来る。電車1本でスタジアム間近まで行ければ、かなり便利なんだけど」と話していた。


◇延伸に「期待」


 SRは、南端の赤羽岩淵駅(東京都北区)で東京メトロ南北線に乗り入れている。北端の浦和美園駅から東武野田線岩槻駅まで約7キロ延伸し、途中に「埼玉スタジアム駅(仮称)」などの駅を設ける計画がある。


 延伸実現に向け、岩槻区の自治会や商店会などでつくる市民協議会の田中岑夫会長は「(05年に)岩槻市がさいたま市に合併された時から期待している。延伸してもらわないと、合併の意味がない」と言う。


 SRは県やさいたま、鳩ケ谷、川口3市が出資する第三セクター。09年度の1日あたりの乗客数は8万3700人で、予測した9万6千人を下回った。08年のリーマン・ショックが影響したとして、10〜12年度の計画では、予測を9万5300人に減らした。09年度決算では、累積損失が550億円に上った。


 延伸部分の概算建設費は05年現在で約780億円。さいたま市が09年、採算性について約2千万円をかけて調査を外注したところ、中間駅付近の居住人口は4千人になるという試算が出た。しかし、市地下鉄7号線延伸対策課は「条件が複雑に絡んでいて、採算に見合うかどうか、まだ分析できていない」と説明する。


 延伸した場合、投じた巨費が運賃にはね返り、割高になることも予想される。ちなみに、王子駅(東京都北区)からの運賃は、大宮駅経由でJRと東武を乗り継いだ場合、岩槻駅まで570円。これに対し、南北線とSRを利用した場合は浦和美園駅まで620円で、すでに50円高い。


◇新駅進まず


 浦和、大宮、与野の旧3市が00年に作った「新市建設計画」には、SR以外にも様々な鉄道整備事業が盛り込まれている。


 JRと東武野田線の具体的な5区間を挙げた新駅設置事業もその一つ。しかし実現したのは、周辺の区画整理で人口増が見込まれ、09年に開業したJR川越線日進―指扇駅間の西大宮駅だけ。川越線の大宮―日進駅間、武蔵野線の南浦和―東浦和駅間など4区間は、めどが立っていない。


 「新駅設置は周辺の街づくりや利用者増加の見通しが鍵」(市都市交通課)という。設置は市が鉄道会社に要望するが、建設は原則として市の事業となる。西大宮駅は約49億円かかったという。


 JR東日本大宮支社は、新駅について「自治体の要望を検討し、積極的に協力する」との立場だ。ただ、ダイヤに影響することもあり、「一度に多くは建設できず、計画的に対応する」と説明する。

3634チバQ:2011/05/17(火) 22:10:05
http://mytown.asahi.com/saitama/news.php?k_id=11000601105100001
合併の先に


膨らむ生活保護費
2011年05月10日


食事会で弁当を作る生活保護受給者やボランティアたち=4月26日、さいたま市岩槻区




 さいたま市の生活保護費が年々増え、財政を圧迫している。旧岩槻市を合併した2005年度と比べ、今年度は7割ほど多い。あと4〜5年で一般会計の1割を占めそうな勢いだ。長引く不況が影響し、県外から移住して受給する事例も相次いでいるといい、市は生活支援態勢の強化に乗り出している。


 「がんばって(仕事を)見つけないと」


 弁当を食べながら、男性がつぶやいた。


 岩槻区の公民館で、4月26日に開かれた食事会。生活保護受給者が孤立しないようにと、区内のNPO法人「ほっとポット」(藤田孝典代表理事)が毎月開催している。


 この日は、市内の男性約20人が参加。おにぎりやから揚げの弁当をボランティアと作り、近くの公園の木陰で食べた。


 区内の男性(51)は、2年前までとび職だった。20年以上、東京都内に住み、建設現場を回った。月給は約18万円。現場リーダーを務めたこともあり、腕には自信があった。


 ところが、リーマン・ショックが起きた08年から、仕事が激減した。東京・上野公園のベンチで寝泊まりして暮らした後、区内に移って生活保護を申請し、月約12万円を受給。アパートを借りて暮らしている。


 ハローワークに通い続けてはいるが、年齢が壁となって仕事が見つからない。アパートにこもっていると、将来への不安ばかりが募る。食事会は「気晴らしになる」と言う。


◇失業者移住 


 市福祉総務課によると、リーマン・ショック以降、仕事を失った受給世帯が特に増えている。


 市内の10年度の受給世帯数は約13万9千。市内10区最多の約2万世帯を抱える見沼区の福祉事務所によると、求人が少ない地方や生活費がかかる都内で暮らせなくなった失業者が、比較的低家賃のアパートが多い見沼区や岩槻区に移り、受給申請する事例が増えているという。


 市の試算では、生活保護費は今後も増加の一途をたどる。


 市財政課によると、今年度計上された生活保護費は284億円で、市が誕生した01年度(96億円)の約3倍になった。同費を含む扶助費は、今年度一般会計当初予算で全体の21・3%を占め、初めて2割を超えた。他の政令指定都市でも横浜市が28・3%、川崎市が22・7%、千葉市が22・9%となっている。


 さいたま市の中期財政収支の見通しでは、扶助費は818億円(10年度)から1027億円(15年度)に膨れ上がり、267億円の財源不足を招く大きな要因となっている。


◇支援を強化


 市も対策に乗り出した。今年度、ケースワーカーを31人増やし、133人態勢に強化した。また、就労の能力や意欲がある保護世帯の自立生活支援として、各区に就労支援員を配置。ケースワーカーと連携し、履歴書の書き方やハローワークでの仕事探しを手伝う。


 さらに、保護が必要になりそうな世帯のため、社会福祉士らの自立生活支援員計10人が、借金問題などの生活相談に対応する。今年度は3人増員する計画だ。


 藤田代表理事は「生活保護を受ける前の段階で、困窮者を早く手厚くサポートすることで、保護費の支出を抑えられるのでは」と注目している。

3635チバQ:2011/05/19(木) 00:33:09
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/chiba/news/20110517-OYT8T01053.htm
市長専決処分を不承認…千葉市議会
スポーツ35施設の民間委託
 千葉市議会は17日の臨時会で、熊谷俊人市長が3月に行ったスポーツ35施設の指定管理者選定の専決処分を、賛成少数で不承認とした。自民、共産などが反対に回った。

 不承認となっても専決処分の効力に影響はないが、改選後初の議会で不承認を突きつけられた市長にとって今後の議会運営に火種を残した格好だ。

 市長は専決処分で民間企業の「テルウェル東日本」と「スポーツクラブNAS」を指定管理者に選定。35施設の運営はすでに4月から両社が行っている。

 採決は起立採決で行われ、最大会派の自民(議長除く18人)と共産(6人)、それにみんなの党(2人)と無所属(1人)の計27人が反対に回り、民主、公明などの賛成26人を上回った。市長は閉会後、記者団に「自民出身の前議長と一度折り合った話。(なぜ不承認となったのか)正直ちょっと分からないとしか言いようがない」と不満をあらわにした。

 同議案を巡っては、改選前の2月議会で継続審査となり、市長は臨時議会での議決を求めていたが、その後の東日本大震災発生を受けて市長と議長(当時)が協議の上、臨時議会の開催を見送り、3月16日に専決処分していた。

(2011年5月18日 読売新聞)

3636チバQ:2011/05/19(木) 19:48:13
http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/20110519/CK2011051902000062.html
ぐんま2011知事選 連合「推薦せず」 出馬表明の大沢氏と後藤氏
2011年5月19日

 連合群馬は、知事選(六月十六日告示、七月三日投開票)への出馬を表明している現職の大沢正明氏(65)と、新人で元県議の後藤新氏(50)のいずれも推薦しないことを決めた。

 前橋市内で十七日に開いた執行委員会で決定した。大沢、後藤両氏はいずれも無所属での出馬を表明し、連合群馬へ推薦依頼を出していたが、連合群馬の幹部は「どちらかを明確に応援せず、構成組織の各組合に判断を委ねることになった」と話している。

 連合群馬事務局によると、執行委員会では大沢氏について、これまで四年間の協力関係などを評価し「何らかの応援をしてもいいのではないか」という意見があった。一方、統一地方選で自民党公認の県議候補のポスターに一緒に写るなどしていたため「自民色が強いのではないか」と、応援に難色を示す意見も出た。

 後藤氏は、政党色がない点を評価する意見があったものの、「行政手腕が未知数」という声もあり、推薦には至らなかった。

 前回知事選では、連合群馬は現職だった小寺弘之氏(故人)を推薦。小寺氏と自民県連が対立するなか、大沢氏は自民公認候補として出馬して小寺氏に競り勝った経緯がある。今回の選挙に向けて、大沢氏は昨年九月に無所属での出馬を表明。自民を離党し「県民党」を訴えて臨む姿勢を見せている。 (中山岳)

3637チバQ:2011/05/20(金) 21:42:04
http://mytown.asahi.com/kanagawa/news.php?k_id=15000001105200003
民主、委員長枠確保
2011年05月20日

 県議会第2会派の民主党・かながわクラブはこの定例会で、4年ぶりに常任委員会の委員長枠を確保した。2007年から最大会派の自民党中心の議会運営に抵抗しようとポストを「放棄」してきたが、かえって党内外で混乱を招いたため、自民党などほかの会派に謝罪し、ポストを取り戻すこととした。


 今月9日、県庁の議員会議室で各会派幹部らの会合が開かれ、八つの常任委員会などのポストを各会派に割り振る調整があった。


 「迷惑をかけてきて申し訳ない。今後は議会の一翼を担って頑張りたい」。会議の冒頭、民主党の大村博信氏が深々と頭を下げて陳謝した。


 民主党は07年の県議選で自民党に匹敵する議席を確保したが、委員長、副委員長のポストをすべて断り対決姿勢を強めた。県議会の定数削減を巡って、今年3月になっても自民党と激しく対立し、和解のきっかけは見つからなかった。


 だが、両党は4月の知事選でそろって黒岩祐治知事を擁立。県議選で民主党が議席を減らしたことも和解の糸口となった。


 自民党内には、民主党の謝罪を受け入れる意見も出たが、「信用できない」「2年間は『みそぎ』の期間とすべきだ」などの異論もあった。このため、まずは公明党やみんなの党と同じ委員長1ポストの案を提示し、民主党も受け入れた。文教委員長が内定した。「みそぎ」が済んだ2年後、さらに1ポストの委員長枠が得られる予定だ。


(山口博敬、安富崇)

3638チバQ:2011/05/20(金) 21:47:41
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1105200004/
藤沢市議会議長は第4会派から調整、新館に移転し開催/藤沢
2011年5月20日
 藤沢市議会の臨時会が19日行われ、正副議長や各委員会の構成メンバーが決まった。議場のあった市庁舎本館の耐震不足を受け、市庁舎新館の会議室へ緊急移転し初めて開かれた。

5月上旬に移転した新議場は、会議室に急きょ机や椅子、隔壁などが設置された。

 深みのある絨毯(じゅうたん)に、コンサートホールのような階段席。重厚な独特の造りが威厳を醸し出していた本館の議場とは別世界。採決は簡素な議場で淡々と行われていった。

 当初午前10時から始まる予定だった臨時会は、議長選出を前に各会派の調整に入り約4時間を経て午後2時に開始、各会派の調整が整わず、無記名単記の投票へ突入した。

 投票の結果、5人が所属する第4会派「自由松風会」の渡辺光雄市議(無所属)が12票を獲得し議長席につくことが告げられると、議場は静かに一瞬どよめいた。

 9人が所属する最大会派「民主・社民ネット」の高橋八一市議(社民党)は9票で次点。「ふじさわ自民党」の諏訪間春雄市議(無所属)は8票。7票は白票で無効だった。

 最大会派から議長が選出できず、前議長を出し与党会派だったふじさわ自民党も票を集めきれない異例の事態となり、ある市議は「まったく予想外の展開。これからどうなるのか」と不安を漏らし、別の市議は「一体何を考えているのか」とあきれていた。

 副議長には議長選出で、松下賢一郎市議(公明党)が就いた。

 議会は今後、市庁舎建て替えや、土地取得問題など、市民から注目を集めている重要懸案を審議していくことになる。多数派が定まらない中、難しいかじ取りが迫られそうだ。

      ■

 藤沢市議会は19日、議長に渡辺光雄氏(64)=自由松風会=、副議長に松下賢一郎氏(52)=公明党=を選出した。

 渡辺 光雄氏(わたなべ・みつお)1999年初当選、4期目。民生常任委員会委員長、藤沢都心部再生・公共施設再整備特別委員会委員長などを歴任。麻布大卒。宮原。

 松下 賢一郎氏(まつした・けんいちろう)1999年初当選。4期目。行政改革等特別委員会委員長、総務常任委員会委員長、監査委員などを歴任。神奈川大卒。辻堂新町。

3639チバQ:2011/05/21(土) 09:46:53
とりあえずここ
http://mytown.asahi.com/kanagawa/news.php?k_id=15000151105170002
【政経塾 30年のイズム】


上・2人の首長 刻まれた現場主義
2011年05月17日
 3月1日午後6時、前神奈川県知事の松沢成文(しげ・ふみ)はカメラのフラッシュの放列の中にいた。東京プリンスホテルでの都知事選出馬会見。松沢は「首都圏連合を強力にするために、都知事選に挑戦する」と力を込めた。その後、一連のインタビューで自身の魅力を尋ねられた時、笑顔でこうも答えた。「運と愛嬌(あい・きょう)ですね」


 「首都圏連合」「運と愛嬌」。二つの言葉は、松沢がかつて在籍した松下政経塾で刻み込まれたものだ。


 松沢が塾の面接を受けたのは慶大在学時。新自由クラブの政治家の選挙を手伝っていたが、就職は商社を考えていた。建物を見てみよう程度の軽い気持ちで受けたところが、合格。


 後日、大阪から塾に講話に訪れた塾主の松下幸之助に松沢は聴いた。「なぜ私をとったのでしょうか」「なんせ君は愛嬌がある。政治家や経営者は、人と接して和を作らなくちゃいけない。愛嬌は絶対的条件だ。だからとったんや」


 卒塾後、県議、衆院議員、知事と足早に駆け上がった松沢のそばには、政経塾のイズム(主義)が常にあった。


 2期8年の知事在職期間に「ウイークリー・マンスリー知事現場訪問」と銘打ち、学校や農家、会社など約400カ所を見て回った。「現地現場主義」の背景には、一昼夜かけて静岡県のJR伊東駅から塾まで歩いた伝統行事の「100キロ行軍」の記憶がある。歩くと車や電車からは見えない町の姿が見えた。


 助成金と税の減免を条件に企業を誘致した政策「インベスト神奈川」も「損して得取れ」という幸之助の教えに基づいた。


 幸之助から直接の薫陶を受け、政治家の道を走り続けた松沢。都知事選で石原慎太郎から後継を打診された時、「都知事になれば、周辺県で騒いでも進まなかった道州制の受け皿になる首都圏連合が大きく動く」と感じた。幸之助は、都道府県ごとの行政区分は小さすぎ、道州制で分権を進ませるべきだと説いた。会社のように、道州同士よりよい行政運営ができるか競わせれば活力が生まれるという幸之助の主張は松沢の血肉となっていた。


 だが、政党の世論調査で、松沢以外の他候補が当選する可能性が高いことを憂えた石原が、土壇場で翻意。直後に震災も起こり、松沢は身を引いた。「でもこれが運につながると思っている。幸之助さんは何があっても、精進していれば必ず自分に運が回ると言ったから」

3640チバQ:2011/05/21(土) 09:47:06
   ◇


 政経塾の看板を背負い、首長を去ったもう1人が、前横浜市長の中田宏だ。


 28歳で衆院議員、37歳から市長を務めた中田は「公職に就いていない今の空白期間をどう捉えているか」という記者の質問に、口をとがらせた。「塾は政治家としての矜持(きょうじ)を与えてくれた。バッジをつけているから政治家ではない」


 在塾中に学んだことの筆頭は松沢と同様「現地現場主義」だった。ごみ問題をテーマにリサイクル工場で1カ月働き、ベルトコンベヤーを流れる猫の死骸や紙おむつに包まれた排泄(はいせつ)物が交じった大量のごみからビンや缶を拾った。「ごみまみれになって働くことで一緒に働く人の気持ちも分かり問題の本質が見えた」


 ごみ処理方法は市町村ごとに異なり、首長の考え一つで変わる。市長在職時の2005年度に10分別15品目の分別収集を導入した。


 中田は09年、2期目途中で市長を突然辞めた。有料入場者数が目標を大幅に下回った開国博の真っただ中で「無責任」「投げ出し」と批判を受けた。そして、塾の先輩である山田宏・前杉並区長と日本創新党を立ち上げる。昨夏の参院選で全国比例で立候補し、12万票余の得票だったが、初めて落選した。


 まだ46歳。身の振り方をどう考えているのか。「言ってもわかってもらえないが、国のために役立つなら何でもやる。生きるために政治家を選ぶ必要はない。これだけのエネルギーを使って、居心地がいいものではないよ」。質問を替えながら尋ねたが、見据える先を明かすことはなかった。


(敬称略)


       ◇


 開塾から30年が過ぎた松下政経塾。政権交代以降の政治の激動の中で、前原誠司氏や野田佳彦氏ら卒塾生が政権中枢に入った。県内に目を転じても、松沢前知事をはじめ政財界を中心に活躍する人も多い。彼らは塾で何を学び、その行動原理に政経塾の「イズム」は息づいているのだろうか。


(この連載は川上裕央、木村尚貴が担当します)


◇キーワード・・・ 松下政経塾


 パナソニック創業者の松下幸之助氏が70億円の私財を投じ、1979年に茅ケ崎市汐見台に設立した公益財団法人。日本を立て直す人材の養成を目指す。


 全寮制で、2011年度から研修期間は4年間。生活費などに月20万円が支給される。前半2年は茶道、剣道、幸之助の考え方の研究、卒塾生らによる講話、販売・製造現場での実習などのカリキュラムで構成。後半は各自の関心分野で塾から活動資金を得て自主的に活動する。「自修自得」「現地現場」「切磋琢磨(せっさたくま)」などが研修方針。


 卒塾生約250人の進路は45%が政治分野、27%が経済分野、15%が教育・研究・マスコミ分野と続く。今年の入塾生は32期生にあたる。

3641チバQ:2011/05/21(土) 09:47:34
http://mytown.asahi.com/kanagawa/news.php?k_id=15000151105180002
【政経塾 30年のイズム】

中・議員の資質 磨いた「経営感覚」
2011年05月18日

松下政経塾の前で街頭演説する茅ケ崎市議の海老名健太朗。電柱の奥に見えるのが黎明の塔=4月20日、茅ケ崎市汐見台

 茅ケ崎市の臨海部では、松林の陰から西洋の教会風の尖塔(せんとう)が垣間見える。高さ36メートル。「黎明(れいめい)の塔」と呼ばれるその建物は、松下政経塾のシンボルだ。


 市議選告示から3日後の4月20日。茅ケ崎市議の海老名健太朗は塔をバックに選挙活動をしていた。政経塾のある市南部が主な地盤。「38歳完全無所属、地元松下政経塾の出身です。一般財源から28億円を投入する市役所建て替えには反対です。このお金で小学校3年生までの医療費無料化を」。住宅街の袋小路や空き地などまで入り込み、訴えた。1期目の19位当選から、2期目の今回は3位当選と躍進した。


 海老名は松下幸之助の「政治に経営感覚を」という言葉を重視する。2007年の初当選以降、プールや公民館などの公共施設にかかるコストを開示すべし、と議会で追及した。


    ◇


 1988年冬、大阪の松下記念病院。入塾から半年が経った相原高広は病床の幸之助を見舞った。


 「松下さんは二大政党制が理想と言っているが今でもそう思うか。自分はそう思わない」「あなたが自分で勉強しなさい。思うところに従って研鑽(けんさん)しなさい」。弱々しく語る言葉を聞き漏らすまいと身を乗り出した相原は「社会国家に真摯(しんし)に向き合うのであれば、(幸之助に)疑問を投げかける態度もありなのか」と感じた。相原は幸之助と接した最後の世代になった。


 相原は95年に新進党から31歳で県議に初当選。その後無所属保守系会派に転じた。「多くの人は政治家を批判的に見ている。納得してもらえるようなレベルに達する政治家になることが自分なりの政治改革だ」。議会では県の労使交渉や職員給与のあり方などの質問が多い。思いは同じく「政治に経営感覚を」だ。


    ◇


 民主党衆院議員の神山洋介(17区)と橘秀徳(13区)は、生命保険会社員と議員秘書という社会人経験を経て政経塾に入塾した。忙しくて専門分野の研究が出来なかったジレンマは、塾で解消された。「大いなる空虚な時間の中で、自分の関心のあることを本当に突き詰めて考えることができた」と2人は口をそろえる。


 神山と橘はそれぞれ重点政策として安全保障と児童福祉問題に取り組む。


    ◇


 塾生の中には、問題を掘り下げる時間をかけず、卒塾前に選挙に打って出る者もいる。「塾のイズム(主義)は一朝一夕で学べない。看板だけもらって、薄っぺらな政策で選挙に出るのはどうか」と、あるOB議員は嘆く。


 別のOBも語る。「塾出身で日の目を見ない人も大勢いる。選挙に出たはいいけれど、落選している人がどうしているかは分からないことも多い」。卒塾生のうち、浪人を含む「政治活動中」と、進路不明を含む「その他」は合わせて全体の4分の1。バラ色の未来が約束されているわけではない。


(敬称略)

3642チバQ:2011/05/21(土) 09:48:06
http://mytown.asahi.com/kanagawa/news.php?k_id=15000151105190001
【政経塾 30年のイズム】


下・民間に活路 政治以外の場選ぶ
2011年05月19日


松下政経塾による被災地への救援物資の報告会で語りかける加藤政徳社長=4月27日、茅ケ崎市汐見台

 4月27日、茅ケ崎市の松下政経塾。塾が始めた被災地への救援物資支援の報告会が開かれた。講堂には塾生やOB、近隣住民ら100人ほどが集まった。


 笑みをたたえた松下幸之助の写真を背景に、塾OBの加藤政徳(46)が壇上で語り掛けた。「政経塾の体育館に全国から物資が届き、日本人の誰もが何かしたいという思いを感じた」。自らも物資を調達し、岩手県に運んだという。


 加藤は骨材メーカー「相模興業」(海老名市)の3代目。大学生の頃は父親に反発し、就職先は商社を考えた。「経営の神様」にあこがれて政経塾も受けた。


 最終面接。「幸之助さんのように起業したい」と熱っぽく語ると、面接官が「うちはね、政治家に進む者がほしいんだよ」。加藤はとっさに質問した。「そうしないと落ちるんなら、そう言った方がいいですか」。笑い声が上がった。


 「塾に行かなかったら会社は継いでいなかった」。入塾後まもなく岡山の養鶏場で2カ月働いた。鶏舎掃除から営業まで担当し、経営の厳しさを肌身に感じた。「日本や世界がどうだとか議論し、地に足が着いていなかった。おやじは本当に大変なんだ、支えなければと気がついた」


 2007年、フィットネスクラブの運営を始めた。昨年8月に亡くなった妻立子が肺がんを患ったことがきっかけだ。立子は8年間にわたった闘病生活で気功やヨガなどに取り組んだ。仲間ができたことが励みになった。「日本では3人に1人ががんで亡くなる。病気や健康について情報交換できるコミュニティーをつくりたい」。来年には3軒目がオープン予定だ。


 OBのうち経営者や会社員など経済分野で働く人は全体の3割。「塾で学んだからこそ人のお役に立ちたいと思った。多くのOBが政界で頑張っていて、俺だってお役に立ってんだぞ、というのも見せたいしね」


    ◇


 4月の報告会には、塾OBの谷中修吾(33)の姿もあった。タレント事務所に所属し、ラジオなどに出演するパーソナリティー。地元ラジオを通じて物資提供を呼びかけた。支援活動を収録したビデオの制作も担った。


 谷中も「政治家になる」とは言わずに入塾した。入塾前の大学院生時代にビジネスを学び、米国の教育NGOに携わった。入塾2年目、川崎市で保護者組織と協力し、キャリア教育を始めた。地元企業で働く大人たちを小中学校に招いて講演してもらった。


 自らも教壇に立ち、中学2年生30人に呼びかけた。「自分が好きなことを書き出してごらん」。人や自然の持ち味を生かした社会をつくりたい――。そんな思いが原点にある。


 外資系コンサルティング会社勤務を経て昨年8月、地域の魅力を生かした観光や特産品などで地域づくりを推進する合同会社を設立した。多様な仕事を行き来しながら志を表現する谷中は、自らを「ソーシャル・アーティスト」と呼ぶ。


 「政治は手段の一つ。やりたいことを実現するために、手段は一番適切なものを選んだ方がいい。論理的に考えた上で、ワクワクしながら活動したいと思っている」


(敬称略)

3643チバQ:2011/05/21(土) 09:49:38
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ibaraki/news/20110521-OYT8T00107.htm
県都復興かじ取り役は?

水戸市長選 あす告示 4新人立候補か
 県都・水戸市の将来を託す市長選が22日、告示される。立候補を表明しているのは、いずれも新人で元県議の高橋靖氏(45)、元市議の野村眞実氏(57)、共産党県書記長の稲葉修敏氏(49)、元市議の川崎篤之氏(33)の4人。加藤浩一市長(68)は昨年7月、今期限りで引退することを表明した。選挙戦は東日本大震災で被災した市の復興などが争点となりそうだ。

 市長選は4月の統一地方選の予定だったが、震災被災地を対象にした特例法で延期された。新人4人の争いになった場合は1984年以来、27年ぶりとなる。

 高橋氏は昨年8月、いち早く出馬を表明し、自民党の推薦を得た。市議3期、県議2期の通算15年の実績を強調し、計画的な災害復興の実施や、情報提供体制のあり方など防災計画の見直しを訴える。

 市議4期目途中の昨年9月に出馬表明した野村氏は、「市民が主役の、ガラス張りの市政を」と主張。生活環境改善に向けた「すぐやる課」の創設や、市役所の上市地区への移転などを公約に掲げる。

 共産党公認の稲葉氏は、国政選に4回挑戦しているが市長選は初めて。6日の出馬会見では「大規模開発中心だ」と過去の市政を批判。福祉と災害対策の充実や原子力防災計画の見直しなどを主張している。

 川崎氏は選挙日程が決まった10日、「水戸を変えたいという思いの受け皿に」と、市議2期目の途中で民主党を離党し出馬を表明。行政刷新会議や、産業戦略を立てる地域戦略会議の創設を公約に挙げる。

市議選は34人が動き

 同日選で行われる市議選(定数28)には、現職23、元議員2、新人9の計34人が立候補の動きを見せている。

 3月2日現在の有権者数は21万7680人。

(2011年5月21日 読売新聞)

3644チバQ:2011/05/21(土) 09:50:34
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/chiba/news/20110520-OYT8T01242.htm
北総線補助金巡り激戦

白井市長選、あす投開票
 白井市の出直し市長選は22日、投票が行われる。いずれも無所属で、前市長・横山久雅子氏(61)、前市議・柴田圭子氏(53)、同市の元市民経済部長・伊沢史夫氏(55)(自民推薦)の3人が、北総線の運賃値下げの原資となる補助金支出の是非を最大の争点に激戦を繰り広げている。

 横山氏は、補助金支出の専決処分などを巡って市議会から不信任決議を受けて失職。出直し選では、約2年半の市長の実績を強調し、「補助金支出がなくなったら運賃も元に戻ってしまう」などと訴えている。

 柴田氏は、補助金支出に反対し、トップ当選した市議を辞めて出馬。反対派の市議と駅頭に立ち、「先の見通しもないまま年間3450万円もの税金を1民間企業に投入するのは不適正」と主張している。

 伊沢氏は、補助金支出賛成派の市議や自民・田中宗隆県議らの支援を受ける。「県や沿線5市の合意による補助金支出は運賃値下げの唯一の方法」とし、「市政の混乱に終止符を打つ」と訴えている。

 投票は、午前7時から午後8時まで市内11か所で行われ、午後8時40分から市立白井第一小学校体育館で開票される。14日現在の有権者数は4万8468人。

(2011年5月21日 読売新聞)

3645チバQ:2011/05/22(日) 12:56:36
>>2071
>岡野氏の陣営は、約三年前の知事選で小寺弘之前知事を支援した「富岡市民の会」が中心となり、民主党も事実上支援。前回の市長選で岩井氏の対立候補だった三人が応援に回り、公明、共産両党も加わるなど、幅広く支持を集めた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110521-00000038-san-l10

知事選「現職を支持」 富岡市長 群馬
産経新聞 5月21日(土)7時55分配信

 富岡市の岡野光利市長は20日の記者会見で、7月に行われる知事選への対応について「現職を支持している」と述べ、大沢正明知事を支持する意向を表明した。

 岡野市長は「(後援会への)入会のお誘いがあったので、その時点で入会させてもらった」と述べ、約1年前から大沢知事の後援会に入会していた事実を明らかにした。

 そのうえで、「中学生までの医療費無料化など思い切った施策をやっている。県民目線がある」と評価した。

3646チバQ:2011/05/23(月) 12:37:40
http://mytown.asahi.com/chiba/news.php?k_id=12000001105230003
白井市長に伊沢氏
2011年05月23日


初当選を決め、支援者とともに万歳する伊沢史夫氏(中央)=22日午後10時42分、白井市白井

 前市長の失職に伴う白井市の出直し市長選は22日に投開票され、無所属で新顔の元市部長伊沢史夫氏(55)=自民推薦=が、いずれも無所属で、新顔の元市議柴田圭子氏(53)、前職の横山久雅子氏(61)を破り、初当選した。当日有権者数は4万7680人。投票率は48.23%(前回53.03%)だった。


 同市白井の伊沢氏の陣営の事務所は、当選の知らせが入った瞬間、集まった支持者から歓声と拍手が湧き上がった。


 伊沢氏は「私を支えてくれた市民全員の勝利です。市民はもう対立を望んでいません。対話で対立を断ちきり、市民、議会と一体となって市政を進めていきます」と喜びを語った。


 伊沢氏は、33年間の豊富な行政経験を前面に押し出し、「対立から対話へ」をスローガンにして市政の安定を訴えた。知名度不足も懸念されたが、推薦を受けた自民党の県議、市議らが支援し、組織選挙を展開した。北総線問題は、5年間を過ぎたら「公費負担をなくす方向で進める」と訴えたのが奏功した。


 柴田氏は、北総線の運賃値下げ問題で、公費負担に反対する立場を強く訴えたが、支持を広げられなかった。反対派が議会で過半数を割ったため、トップ当選直後、市長選にくら替えした。結果的に北総線問題で攻めきれなかった。


 横山氏は、前回の選挙で支援を受けた市議らのほとんどが離れてしまい、厳しい戦いを強いられた。前職としての実績と知名度を生かしたかったが、思うように浸透できなかった。

3647チバQ:2011/05/23(月) 12:39:25
http://www.chibanippo.co.jp/news/chiba/politics_economy_kiji.php?i=nesp1306112350
白井市長に伊沢氏
限定公金支出に支持 北総線
2011年05月23日09時59分

 前市長の失職に伴う出直し白井市長選は22日投開票され、無所属の新人で元市職員、伊沢史夫氏(55)=自民推薦=がいずれも無所属の前職、横山久雅子氏(61)と新人で元市議、柴田圭子氏(53)を破り、初当選した。北総線高額運賃問題を発端とする市政混乱の末の選挙。伊沢氏は33年の行政経験と、5年間に限定した公金支出を訴え支持を集めた。投票率は48・23%で前回市長選の53・07%を4・84ポイント下回った。当日有権者数は4万7680人(男2万3670人、女2万4010人)。

 同市長選では、北総線運賃値下げのための公金支出の是非が主な争点。「信を問う」と再出馬した前職に、実質「保守」「革新」の2新人が挑む三つどもえの争いとなった。

◆白井市長選開票結果 =選管確定=
 当9546 伊沢 史夫 55無新(1)
  8382 柴田 圭子 53無新
  4873 横山久雅子 61無前(1)

3648チバQ:2011/05/23(月) 23:06:17
http://sankei.jp.msn.com/region/news/110523/chb11052310460001-n1.htm
自民、民主が議席守る みんなは及ばず
2011.5.23 07:47
 東日本大震災で選挙が執行されなかったことに伴う千葉県議選浦安市選挙区(定数2)の再選挙は22日投開票され、自民の内田悦嗣氏(46)=公明推薦、民主の矢崎堅太郎氏(43)=国民新推薦=の元県議2人が再選し、議席を守った。みんなの新人、三原利治氏(47)は及ばなかった。投票率は31・27%。

 内田氏は国や県との協調による浦安の復興を訴えたほか、麻生太郎元首相が浦安入りするなどして、自民党支持層の票を固めた。公明の支援も大きかった。

 民主政権の批判を警戒した矢崎氏は「政党同士による国政の代理選挙にしてはならない」と呼びかけ、終盤には岡田克也幹事長が応援に駆けつけるなど支持を広げ、逆風をはね返した。

 一方、三原氏は市民主体の浦安再生と地方からの改革を訴えたほか、渡辺喜美代表が応援するなど、県議会の5議席目獲得を狙ったが、出馬の出遅れなどもあり、票は伸びなかった。

 今回の再選挙は、震災による液状化被害の復旧優先を理由に、同市が選挙事務を拒否、4月10日の県議選が執行されなかったことに伴うもの。県選挙管理委員会の是正指示に応じず、異例の「当選人なし」となり、全国的に関心を集めた。公認候補を擁立した各党は国政の今後を占う選挙と位置づけ、総力戦の様相となった。

3649チバQ:2011/05/23(月) 23:13:04
http://mytown.asahi.com/ibaraki/news.php?k_id=08000001105230003
水戸市長選、4氏立つ
2011年05月23日

 東日本大震災後の県都再興のかじ取り役を選ぶ水戸市長選と市議選(定数28)が22日、告示された。市長選には、元市議の野村真実(まこと)氏(57)、共産党公認で党県書記長の稲葉修敏(のぶ・とし)氏(49)、元市議の川崎篤之(あつ・し)氏(33)、自民党推薦で元県議の高橋靖氏(45)の新顔4氏が立候補を届け出た。各候補は、政策や戦術面で被災者に配慮しながら、29日の投開票に向けて走り出した。


 加藤浩一市長の3選不出馬を受けた市長選は、震災に伴い5週間延期された。最大の争点は、県都の機能再生だ。市全体の防災対策や壊れた庁舎への対応と共に、復興施策も含む新たな街づくりへの処方箋(・・せん)が問われる。


 野村氏は県護国神社に600人を集めて出陣式。水戸を変える意味を込め、社殿に「変」と大書した紙を掲げた。その後、大型商業施設前などで遊説し、市中心部で小集会を開催。有権者との直接的な意見交換を重視するため、小集会は連日、開く予定だ。選挙運動の自粛を検討したが「関心を高めることが大切」と見送った。朝晩は選挙カーによる名前の連呼を控える。


 稲葉氏は桜ケ丘団地内の広場で出陣式。支援者約100人が集まった。午後には、小池晃・党政策委員長が応援に入り、市議候補の3人とともに市内5カ所で街頭演説をした。その後は主に団地を巡って遊説を繰り返した。「選挙は重要な機会」として自粛はしない。他候補と政策面の違いを際立たせるため、「声を大にして原発中止を訴えていく」方針だという。


 川崎氏は、第一声を市役所前で発した。立候補の大きな動機となった震災で機能を失った象徴だからだ。出陣式は午後、千波湖畔のボウリング場駐車場で実施。夕刻には水戸駅北口に同じ33歳の熊谷俊人・千葉市長を招き、若くても県庁所在地のトップが務まることをアピールした。日中は「下市」地区を重点的に回り、届け出前にも2カ所のミニ集会に顔を出した。


 高橋氏は当選祈願祭を吉田神社で実施。加藤市長や前水戸市長の岡田広自民県連会長、幡谷祐一県信用組合理事長らが出席した。続く境内での第一声には、県内3市町長や県議12人、山東昭子参院議員ら300人が参加した。水戸駅前の演説には佐藤ゆかり参院議員が駆けつけた。この日は主にイベント会場を回った。期間中、選挙カーからの名前の連呼は控える方針だ。


 投票は29日午前7時〜午後8時、76カ所で行われ、午後9時から総合運動公園体育館で開票される。
.

3650チバQ:2011/05/23(月) 23:14:42
http://www.ibaraki-np.co.jp/news/news.php?f_jun=13060748578518
2011年5月23日(月)
水戸市長選告示 震災復興争点に4新人舌戦

市議選、34人届け出

東日本大震災のため統一選延期特例法に基づき先送りされた水戸市長選、同市議選(定数28)が22日、告示された。市長選には届け出順にいずれも新人で、学校法人役員の野村眞実氏(57)=無所属、政党役員の稲葉修敏氏(49)=共産公認、NPO役員の川崎篤之氏(33)=無所属、会社役員の高橋靖氏(45)=同、自民推薦=の4人が届け出た。震災からの復興や市庁舎移転、防災計画見直しなどが主な争点。投開票は29日行われる。

野村氏は見川1丁目の県護国神社に各地区の後援会員を集めて出陣式。「政治家のバロメーターは票にこびを売らない、選挙のため志を変えないこと」と決意を述べ、「市民の夢の実現を支援するのが行政の役割。みんなが参加できる、市民が主役のまちに向け全力投球する」と、草の根による選挙運動の盛り上げに協力を求めた。

稲葉氏は地元市議候補とともに、震災で損壊した見川5丁目のさくら集会場脇で出陣式。「東海第2原発を廃炉にし、水戸から原発ゼロを発信していこう。大工町開発の36億円の拠出を被災者の住宅復旧に回せば、1人当たり22万円補助できる」と訴えた。その後市内を遊説、午後には小池晃党政策委員長がつじ立ちに加わった。

川崎氏は中央1丁目の市役所前で第一声。支持者らを前に「震災をきっかけに水戸を本気で変えたい。予定調和の中にあるこの街の政治に、変化をもたらしたい。市民の立場からリーダーを選んでほしい」と、声を張り上げた。午後は千波湖畔で出陣式を行い、夕方の街頭演説には熊谷俊人千葉市長が応援に駆け付けた。

高橋氏は宮内町の吉田神社で必勝を祈願。岡田広、山東昭子両参院議員、自民党県議、加藤浩一水戸市長ら首長が駆け付けた。高橋氏は「経済の復興を中心に復興計画をスピード感を持って進める。安全安心に暮らせる街をつくっていく」と第一声を放った。JR水戸駅北口では岡田氏、佐藤ゆかり参院議員が応援演説に立った。

市議選は旧内原町と合区して初めて行われ、前回から2議席減の定数28に対し6人上回る34人が立候補を届け出た。立候補者の内訳は現職23人、新人9人、元職2人。政党別では無所属19人、民主1人、自民3人、公明5人、社民2人、共産3人、みんな1人。

投票は29日午前7時から午後8時まで市内76カ所で行われ、午後9時から見川町の市総合運動公園体育館で即日開票される。有権者数は21万7699人(21日現在)。

3651チバQ:2011/05/24(火) 12:44:41
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110524-OYT1T00265.htm
議長選投票用紙に落書き…「軽率な」民主県議

 神奈川県議会の正副議長選挙で投票用紙に落書きをしたとして、民主党の松本清議員(横浜市泉区選出、2期)が県議会の地方分権・行財政改革特別委員会の委員長を辞任することが23日、わかった。


 松本氏は読売新聞の取材に、「軽率な行動だった」と語った。

 議会関係者によると、松本氏は19日の県議会本会議で行われた議長と副議長の投票で、投票用紙の裏に人の顔のようなマンガと文字を落書きした。投票は有効票として扱われたが、立会人の5人の県議に落書きを目撃され、「議員としてあるまじき行為」と、問題になっていた。

 各会派間の調整の結果、〈1〉松本氏が特別委員長を辞任する〈2〉民主党は同党に割り振られていた同委員長の枠を手放す――ことなどで決着した。

(2011年5月24日10時17分 読売新聞)

3652チバQ:2011/05/24(火) 12:45:23
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ibaraki/news/20110524-OYT8T00153.htm
「自粛」さじ加減 悩む各陣営 

選挙カーは?名前連呼は?
 東日本大震災に伴う特例法で、水戸市長選とともに延期された水戸市議選(定数28)も、現職23人、元議員2人、新人9人の計34人が立候補して選挙戦が始まった。市議会では大半の会派が、被災した市民に配慮しようと「自粛」の方針で一致していたが、内容を明確に定めなかったため、告示日から選挙カーを出す現職陣営も少なくない。どこまで自粛すべきなのか――。各陣営で模索が続く。

 同市議会が自粛を議論したのは、10日に行われた市議会の代表者会議。出席議員からは、「名前の連呼などは市民感情を踏みにじる」「他の市でも選挙カーを自粛しており、自粛前提で行うべきだ」などとの声が上がった。

 最終的には「政策や公約を広く訴えるべきで、自粛には賛同できない」と反発した共産党を除く全会派で自粛の方針を申し合わせた。

 ただ、申し合わせの対象は現職議員のみで、内容についても個々の議員の“良識”に委ねられ、詳細な内容は決めなかった。

 このため、22日に選挙戦が始まると、新人や元議員に加え、現職でも選挙カーを出す陣営が出てきた。

 こうした異例の選挙に各陣営とも悩みは尽きない。

 申し合わせを順守する現職陣営では、看板や拡声機をつけた車は使わず、街頭演説の移動に使う乗用車に候補者をモチーフにしたイラストのステッカーを貼るだけ。候補者は「名前を呼びかけないし、ステッカーの効果はない。安心感のため」と苦笑する。

 別の現職陣営では選挙カーは使わず、各地を回ってハンドマイクを使った街頭演説を行っている。陣営では「選挙カーは名前を思い出してもらうのに有効で、使わないことがどう響くのか。異例ずくめの選挙で、結果が読めない」と頭を抱える。

 一方で、選挙カーを出した現職議員の陣営でも、選挙カーを動かす時間を制限するなど、周囲に配慮して活動を進めている。震災から2か月以上過ぎた今も自粛ムードが残ることに危機感は強く、候補者はこうぼやいた。

 「震災後だからこそ、これからの水戸市をどうするのか、政策を訴えるのが政治家の仕事ではないのか」

(2011年5月24日 読売新聞)

3653チバQ:2011/05/25(水) 21:41:24
>>3651
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1105250011/
議長選の落書き問題で松本県議が委員長辞職へ、民主は4年ぶりのポスト返上/神奈川
2011年5月25日

 県議会の正副議長選で、民主党の松本清氏(38)=横浜市泉区=が投票用紙の裏面に落書きした問題で、松本氏が24日、県議会の地方分権・行財政改革特別委員長の辞職願を議長に提出、即日許可された。落書き問題は、民主が4年ぶりに得た委員長ポストの一つを返上する事態となった。

 「多大なご迷惑を掛け、心からおわび申し上げます」。松本氏は同日開かれた議運懇談会で、議会運営委員に謝罪。直後の議運では、民主の計屋珠江委員が「我が会派議員の大変不適切な行為があり、釈明の言葉もございません」と陳謝。民主は、同特別委員長ポストの返上を申し出た。

 落書きは民主が4年ぶりに正副委員長ポストを獲得した直後に発覚。4年前、民主は「第2会派から副議長を」と主張、配分に応じなかった自民や公明らに反発し、常任・特別委の正副委員長ポストをすべて返上。今改選後は、民主県議団幹部が他会派との関係修復に奔走し、委員長2枠と副委員長3枠を得ていた。

 議運懇談会では、議長経験者の松田良昭氏(自民)が松本氏らの発言を受け、「二度とやらないなんて当たり前。個人の問題ではなく、民主県議団が全体で信頼回復に取り組む姿勢が見えないと、この問題は終焉(しゅうえん)しない」と指摘。発覚後、他会派からは「すべての県議の質が問われる問題で看過できない」などの声が上がっていた。地方分権・行財政改革特別委員長には公明の渡辺均氏が就いた。

 議会関係者によると、落書きは漫画風に描かれた顔のほか、一方には「再起不能」、もう一方には「コラッ」または「コテッ」というような文字が書かれていたという。

3654チバQ:2011/05/27(金) 00:22:13
>>3615
深谷市議会議員の永田勝彦容疑者(67)と妻の文恵容疑者(63)は、先月24日に投開票が行われた深谷市議会議員選挙をめぐり、今年2月、深谷市の飲食店で支援者二十数人に対して「宜しく御願いします」などと言って票の取りまとめや投票を依頼し、飲食接待したとして公職選挙法違反の疑いが持たれています
http://www.asahi.com/national/jiji/JJT201105260049.html
「取り調べ強引」、県警に抗議=選挙違反事件で弁護士―埼玉2011年5月26日13時31分


 4月に行われた統一地方選の埼玉県深谷市議選をめぐる選挙違反事件で、公選法違反(供応買収)容疑で逮捕された市議側から会合で接待を受けたとされる住民らが「警察で強引な取り調べを受けた」と主張し、弁護士を通じて県警とさいたま地検に抗議文を提出していたことが26日、分かった。

 住民らから相談を受けた白井正明弁護士によると、問題の会合は2月13日に深谷市内の飲食店で開かれ、20人以上の参加者が会費3000円を払った。しかし、県警は会費を支払ったという言い分を聞かずに長時間にわたる事情聴取を行い、事実に反する調書を作成したという。

 取り調べの際に「家族がどうなるか分からない」などと供述を迫られたという。同弁護士は「会費制で、接待という認識がないので犯罪は成立しない」とし、早ければ27日にも、さいたま地検に対し、不起訴を求める上申書を提出するという。

 事件では深谷市議の永田勝彦容疑者ら2人が8日に逮捕された。県警の発表によると、支持者二十数人に投票や票の取りまとめを依頼し、1人当たり数千円の飲食を接待した疑いが持たれている。

 埼玉県警の横山雅之本部長は「捜査は適正に行っている」とコメントしている。 


[時事通信社]

3655チバQ:2011/05/27(金) 00:23:43
http://mytown.asahi.com/yamanashi/news.php?k_id=20000001105260002
富士吉田市長後援会 会長ら3人を書類送検
2011年05月26日

   ■公選法違反容疑


 4月の富士吉田市長選で再選した堀内茂市長の後援会長ら3人が、違法な文書を有権者に配ったとして、公職選挙法違反(文書頒布)の疑いで書類送検されていたことが明らかになった。


 捜査関係者によると、書類送検されたのは同市在住の後援会長ら男性3人。告示日前に共謀して、法定文書ではない選挙運動用の文書を選挙区の有権者に配った疑いがある。


 関係者によると、文書は堀内市長への投票を呼びかける内容で、内部資料として後援会員だけに郵送する予定だったが、会員以外にも約150枚が配られたという。


 取材に対し、後援会長は「自分は指示しておらず、納得いかない」と否認。一方、別の男性は「違法の認識はなかった。申し訳ない」と認めている。


 堀内市長は取材に対し、「応援していただく団体には今回のようなことが起きないよう注意してきたが、事実だとすれば大変に残念」と話している。

3656チバQ:2011/05/27(金) 21:57:01
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2011052702000189.html
深谷市議支持者 取り調べ状況話し録音
2011年5月27日 夕刊

 埼玉県深谷市議選で当選し、公職選挙法違反容疑で逮捕された市議永田勝彦容疑者(67)の支持者が虚偽の証言を強要されたと訴えている問題で、支持者が集会を開いて警察の調べの状況などを話した録音を記録したCD−ROMを同県警が押収していたことが二十七日、捜査関係者などへの取材で分かった。

 捜査関係者は「口裏合わせの裏切り者が出ないようにする『踏み絵』だ」とみている。一方、支持者の弁護士は「うその調書を取られたことを証明し、違法捜査の証拠を残した」と主張。押収と前後してCD−ROMを任意で提出したという。

 関係者によると、集会は、永田容疑者の逮捕前の五月四日午後六時から、支持者らが弁護士を招いて開催。一部は任意の取り調べを受けている時期で、集会に出た二十数人の中には「会費を払わなかった」とする調書に署名した人もいた。

 録音記録には「意に反する調書を取られた」「取調官から『奥さんを引っ張る』と言われた」などと、それぞれの取り調べへの感想が計数時間収録されているという。

 CD−ROMを解析した県警は、「マスコミを利用しよう」との発言があることなどから、集会を「聴取対策で意思統一するための謀議で、裏切り者を出さないため」と位置付けている。

 県警の村田達哉刑事部長は二十七日の県議会常任委で「報道などで指摘された点は適切に調査する。必要を期して慎重に捜査を進める」と述べた。

3657チバQ:2011/05/27(金) 22:03:15
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saitama/news/20110526-OYT8T01122.htm
選挙違反事件  支持者・県警 食い違う主張




「強要」「威圧的」■「適正捜査」
 4月の深谷市議選を巡り、県警が摘発した公選法違反事件が波紋を広げている。供応買収の疑いで逮捕された深谷市議の永田勝彦容疑者(67)から接待を受けたとされる支持者の多くが、県警やさいたま地検の事情聴取に対し、「虚偽の供述をさせられた」と反発。県警は「法と証拠に基づいて適正に捜査している」としており、両者の言い分は大きく異なっている。

 支持者らの弁護人などによると、永田容疑者は1月、支持者に会合の案内文を送付。就任した後援会長らの氏名などが記載され、日時は2月13日午後6時、会費は3000円となっていた。実際の代金は1人あたり約4900円だったという。

 会合に出席した農業男性(64)は4月下旬から計9日間、事情聴取を受けた。男性は会合前、同法違反容疑で逮捕された永田容疑者の妻文恵容疑者(64)に、会費を手渡したが、領収書はもらっていなかった。男性は当初、そうした経緯などを捜査員に説明したが、2日目の夕方、「払ってない」と認めた。「『払ってないんだろ』と何度も言われた。農業の仕事は今が一番大事な時期で、長引くと悪影響が出ると思った」と男性は話した。

 別の男性(67)は「『あなただけ会費を払ったのはおかしい』『みんな払ってないと言っている』と言われた。強要されたと思っている」と話した。他の男性(65)も「『言うまで1か月でも2か月でもやる』と威圧的だった」と振り返った。

 永田容疑者の弁護士が中心となり、会合に出席した28人全員が自治会館に集まったのは今月4日。県警に抗議することを決め、永田容疑者も途中で姿を見せ、「捜査が異常だ」と話したという。永田容疑者らは4日後、逮捕された。

 県警捜査2課は「適正に捜査しているが、中身はノーコメント。捜査にまい進していくだけ」としている。

(2011年5月27日 読売新聞)

3658チバQ:2011/05/27(金) 22:06:50
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110527/crm11052701180005-n1.htm
志布志事件と異なる状況 「供応接待」成立も 虚偽証言強要疑惑
2011.5.27 01:17 (1/2ページ)
 埼玉県警の捜査に対し、会合出席者側の弁護士は「志布志事件に匹敵する」と非難する。同じ選挙違反事件が舞台になり、取り調べ方が問題視されている点は一致するが、状況が異なる点も多い。

 志布志事件は、平成15年の鹿児島県議選で当選した県議らが有権者に現金を配ったとして、受け取ったとされる住民も含め13人が逮捕、起訴された。家族の名前などを記した紙を踏ませる「踏み字」などの不適正捜査が次々と判明し、公判中に死亡した1人を除く12人全員に無罪判決が言い渡された。

 なかでも今回の疑惑と重なる点は住民らへの自白の強要だ。志布志事件では「認めなければ家族も逮捕する」などと脅されたのに対し、今回は住民が「押せば楽になる」などと虚偽内容の調書への押印を強要されたと訴えている。

 一方、今回は住民は逮捕されておらず、取り調べはあくまで任意。しかも会合に出席したのは間違いなく、提供された酒食の値段に対する認識次第では、差額分の「供応接待」が成立する可能性もある。

 ただ、警察当局が取り調べの適正化を徹底している中での疑惑浮上に警察幹部は表情を曇らせる。「調査中なので何も言えないが、こんな形で取り上げられ残念」としたうえで、「あくまで一般論だが、供応接待で容疑者が『会費』を集めたと主張するのは常(じょう)套(とう)手段。捜査と調査の結果を見守りたい」と話した。

3659チバQ:2011/05/28(土) 10:42:20
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/chiba/news/20110527-OYT8T01097.htm
館山市議選 県議が候補に2万円
「陣中見舞い」公選法抵触の恐れ
 自民党の秋山光章県議(64)(館山市選挙区)が、4月24日投開票の館山市議選の男性候補(60)(落選)に、陣中見舞いとして現金2万円を渡していたことが27日、わかった。公職選挙法は、議員の選挙区内での寄付行為を原則禁止しており、これに抵触する恐れがある。

 この候補が市選管に提出した選挙運動費用収支報告書によると、告示前日の4月16日、秋山県議から2万円の寄付を受け取ったと記載されている。この候補によると、秋山県議本人が陣中見舞いの入った祝儀袋を事務所に持参したという。秋山県議によると、陣中見舞いを渡した市議選の候補は1人で、「公選法の規定を失念していた」などと釈明している。

 一方、候補は「寄付を受けたのは間違いないが、公選法に抵触するとは知らなかった」と話している。

 秋山県議は、1991年から4期、館山市議を務めた後、2007年4月に県議に初当選。今年4月の県議選は無投票で再選を果たした。

(2011年5月28日 読売新聞)

3660チバQ:2011/05/28(土) 11:17:04
http://mytown.asahi.com/saitama/news.php?k_id=11000001105280001
釈放の市議、潔白強調/県警・地検と隔たり
2011年05月28日


弁護士と記者会見に応じる永田勝彦氏(中央)=深谷市長在家




 深谷市議選をめぐる公職選挙法違反(供応買収)事件で、逮捕された永田勝彦市議(67)ら2人は処分保留で釈放された。永田氏は潔白を強調し、捜査手法を批判。一方、県警やさいたま地検は今後も捜査を続けていく方針を明らかにしており、大きな隔たりがある。


◇「支払い」異なる解釈


 市議選告示前に開かれた会合で、有権者が会費3千円を支払ったのかどうかをめぐり、永田氏側と捜査機関側の解釈は異なる。


 接待を受けたとされる有権者らは、会費を払っていないという虚偽の証言を強要され、事実とは異なる調書に署名させられた、と県警の捜査手法を批判。永田氏も容疑を否認した。これを受け、警察庁長官が、証言強要の有無も含めて調査するよう指示する異例の展開をたどった。


 釈放された永田氏は27日夕、市内の自宅敷地内で記者会見に応じ、「私は潔白です」と強調。取り調べ方法について「会費を支払っていなかったことを前提としており、大いに問題がある」と話した。


 ただ、実際の飲食費が4900円にのぼり、会費額の3千円を超えたことについては、「取り調べで聞かされるまでは知らなかった」と繰り返し、「私は細かいことにタッチしない。(不足分の支払いは)妻がした」と話した。


 同席した代理人の工藤啓介弁護士は「処分保留というが、(事件として)立件できないであろうし、すべきではない」と話した。


 さいたま地検の信田昌男次席検事は27日夕の会見で、継続捜査を強調。批判された県警の取り調べ手法について、「現時点で、違法、と言われる捜査はなかった」と述べた。


◇参加者「会合にも落ち度」


 会合に参加した後援会会長の男性(64)は永田氏の釈放について、「実際に会費を払ったことを、捜査側がようやく受け入れてくれたのだろう」と話し、「ごり押し捜査はやめ、正直な姿勢を」と求めた。


 別の60代男性は、「領収証が発行されず、3千円の会費を超える飲食があった。釈放はよかったが、会合にも落ち度がなかったわけではない」と話した。


 公選法は、候補者などによる、飲食物の提供を原則禁止しており、神経をとがらせる議員は多い。県議の一人は、「ペットボトルのお茶を支持者に出す時にも100円とっていた議員もいたほどだ」と話した。


◇「取り調べ大いに問題」


 永田氏の会見での主なやりとりは以下の通り。


 「取り調べには大いに問題点がある。(有権者が会費を)払っていない大前提で事件を構築しているからだ。取り調べ時間も1日12時間に及ぶなど理不尽だ」


 ――会費では飲食代をまかなえなかったようだ。


 「私は細かいことにタッチしない。支払いは妻がした。足りなくなるとは思わなかった。今後、徴収したい。誤解を招くことは避けなければならない。ただ、私が(予約時に)『会費3千円で』と店側に伝えた。車で来るなどしてお酒が飲めない人がいたのに、どうしてそういう勘定(1人あたり4900円)になるのか不思議でならない」


 ――口裏あわせのため、5月4日に有権者が集まったとの指摘もある。


 「その日かどうか分からないが、一度だけ後援会長に呼ばれて顔を出した。『誓約書か何かを作るということで今、やっているんだが、来てくれ』という話だった。それ以外は承知していない」

3661チバQ:2011/05/28(土) 18:21:49
http://mytown.asahi.com/yamanashi/news.php?k_id=20000001105280002
中込・南ア市長 有権者に日本酒
2011年05月28日

   ■立候補表明後 本人は贈答否定


 4月の南アルプス市長選で初当選した中込博文市長(63)が、昨年11月の市長選への立候補表明後から県議を辞職する今年1月末までに、市内の複数の有権者に日本酒を贈っていたことがわかった。公職選挙法では、政治家や立候補予定者が選挙区内で現金や物品を寄付する行為を禁じている。朝日新聞の取材に中込氏は、過去の贈答は認めたが、この時期については否定した。


 市内の男性は、昨年12月、中込氏本人から日本酒を受け取ったという。取材に対し、男性は「(昨年7月の)参院選で中込氏と同じ候補を応援し、選挙運動を手伝った。それでお世話になったという意味だったと思う」と話す。


 さらに、「市長選では、すでに中込氏を応援する意思を伝えてあった。だから特別な意味はなかったはず。しかし(市長が酒を贈るのは)軽率だったのでは」という。


 別の男性によると、中込氏が1月に自宅を訪問し、日本酒の一升瓶を置いていったという。この男性も取材に対し、「市長選で支援を頼まれており、買収になってしまうと思った」と話す。


 中込氏は取材に対し、「県議として政治活動するなかで、あいさつで手土産を持っていったことはある」と述べ、昨年8月に市内の有権者の男性に贈答したことは認めたが、立候補表明後にあたる年末年始の受け渡しに関しては否定。「投票を頼んだこともなく、問題はなかった」と説明している。


 ただ、立候補表明の前でも、県議時代の選挙区内での贈り物は、公選法に抵触する可能性がある。


 捜査関係者によると、県警は公選法違反の疑いがあるとみて捜査に着手。複数の有権者が日本酒の受け取りを認めたという。しかし総額が小さいうえ、中込氏の意図がはっきりしないなどの理由で、立件は見送られたという。


 中込氏は県議1期目の昨年11月、市長選への立候補を表明。1月末に県議を辞職した。
(岩城興、佐藤美鈴)

3662チバQ:2011/05/28(土) 23:27:20
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110528-00000125-mailo-l10

選挙:知事選 新たに3市長、現職支持表明 /群馬
毎日新聞 5月28日(土)13時56分配信

 7月3日投開票の知事選で、新たに3市長が、再選を目指す大澤正明知事=無所属=の支持を表明した。
 渋川市の阿久津貞司市長は27日の定例会見で「市町村の意見をよく聞き、安定した県政運営をしている」と話し、太田市の清水聖義市長は27日の定例会見で「次の任期に期待する」と述べた。館林市の安楽岡一雄市長も26日の会見で「東毛地域へ貢献を頂いている」と支持する考えを明らかにした。
 知事選を巡っては他に、新人で無所属の後藤新(あらた)前県議らが立候補を表明している。【亀井和真、奥山はるな】

5月28日朝刊

3663チバQ:2011/05/28(土) 23:30:18
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/chiba/news/20110524-OYT8T01251.htm
市原市長選、29日告示…「市の顔」巡り論戦へ


 市原市長選の告示が29日に迫った。いずれも無所属で、3選を目指す現職の佐久間隆義氏(64)と、元中学校校長の松本靖彦氏(68)(自民、みんなの党推薦)の現新一騎打ちの公算が大きい。投票は6月5日。同市は1963、67年の2度の合併によって県内市町村で最大面積(約368平方キロ)を誇るが、各地域に拠点が分散し、「市の顔がない」という長年の課題を抱えている。市長選でも論戦が交わされる見通しだ。

 市内のJR、小湊鉄道、京成電鉄千原線の鉄道3線には「市原」の名がつく駅がなく、市原を初めて訪れる人は困惑する。市内では、2013年の市制50周年に向け、東口で大規模開発が進む五井駅を「市原中央駅」か「市原五井駅」に改名しようという機運が高まった。09年6月議会で佐久間氏は「市原という文字がついた駅名は個人的には大変必要なことと思う」と意欲を示し、市の事務方も駅名変更に向けた具体的な検討を始めていた。

 しかし、3年に1度の「市民意識調査」が昨年7月にまとまると、空気が変わった。「駅名変更をすべきか」と尋ねた設問で「思う」の回答は計25・4%にとどまり、「思わない」は63・7%に上った。「思う」の回答は前回調査から2・7ポイントの下落となり、「市民の意識がしぼんでしまっては仕方ない」と、改名の動きは事実上ストップした。

 それでも、佐久間氏は「市の顔はやはり必要」と主張。五井駅東口では、組合施行の土地区画整理に合わせて市が「都市交流拠点事業」に取り組み、大規模商業施設の立地も進んでいる。「市民は東京や横浜に出て買い物しているが、市内の金が外に流れるだけでは経済は活性化しない」と、重点施策の一つに同事業の完成を挙げる。

 一方、西口では、昨年5月にイトーヨーカドー市原店が撤退し、身近な購買拠点を失った住民の間に「買い物難民」と呼ばれる現象が起きている。松本氏は、「市原は市街地と豊かな自然の両方があり『顔がない』のも一つの特色」としながらも、西口の問題については「東口の開発ばかりに集中していたためだ」と市の対応を批判、むしろ、西口の再開発を進めるべきだとの考えを示している。

 人口が県内第6位の28万人に上る市原市は、合併前の五井、市原、姉崎、市津、三和、南総町、加茂村の旧6町1村に地元意識が強く残っていると言われる。まちづくりの方向性を示す上で、「市の顔」を巡る論争の行方が注目される。

(2011年5月25日 読売新聞)

3664チバQ:2011/05/28(土) 23:30:53
http://mytown.asahi.com/ibaraki/news.php?k_id=08000001105240004
水戸 新生へ〈上〉防災対策、後回し
2011年05月24日


校庭で運動会を楽しむ児童や家族たち。校舎、体育館とも耐震基準を満たしていない=21日、水戸市城東2丁目

 畳より大きな体育館の外壁パネルが地面に落下した。ガラスは28枚が割れた。


 水戸市立城東小学校も3月11日の東日本大震災で痛手を負った。「重い壁。運良くだれもいなかったが、当たれば命が危なかったかもしれない」と教頭は振り返る。


 校舎には亀裂がはしり、建物の連結部がずれた。市の指定避難所だが、校舎も体育館も文部科学省の定める耐震基準は満たしていない。強い余震が続くなか、危険だと考えた校長は避難所として使わず、隣接する幼稚園で住民の世話をして事なきを得た。


 今月21日。運動会の休憩時間に家族で弁当を囲んだ5年生の母親(34)は、校舎に目をやった。「毎日4階の教室ですごす子を思うと不安が募る。地震は待ってくれない。すぐに耐震補強の工事をしてほしい」


 □27校基準未達  


 水戸市の指定避難所は82カ所。50ある公立小中学校はその中心だ。今回の震災で全校が被害を受け、避難所として機能したのは23校にとどまった。27校の46施設は、耐震基準を満たさないまま大地震を迎えた。


 市は阪神大震災後の1996年から、年間1、2校の割合で補強工事を続けた。国の方針に沿って2008年からはペースを上げ、15年までに、学校を含むすべての公共施設の耐震化を終える目標を立てた。


 学校の耐震工事費は昨年度が6億円で、今年度は9億円。市の11年度の一般会計当初予算の総額896億円の約1%にあたる。「市の予算全体の中でやりくりする以上、これでも精いっぱいの額。国の補助金も生かして極力、前倒ししてきた」。学校施設担当者による説明だ。


 市立小中学校の耐震化率は72%(今年4月現在)。近年は全国平均より約9ポイント低く、1年遅れで追いかける形が続いている。


 □低い優先順位  


 指定避難所のもう一つの核である31の市民センターも、8カ所が耐震基準を満たしていない。


 新潟県中越地震、スマトラ沖地震、中国・四川大地震――。阪神大震災はもとより、国内外で近年、大地震が相次ぐなか、避難所をめぐるこうした不備がどうして存在するのか。


 「優先順位がある」。理由を尋ねると、各課の担当者らはこう口をそろえた。10年がかりの総合計画で定める2961億円の施設整備事業での優先度を指す。


 最近の重点は、子育て支援や観光拠点の整備、市街地再開発など。市立競技場の改修には33億円、長い間先送りされてきた下水道の集中整備には250億円を投じてきた。


 一方、防災に関係する事業は総合計画の各所に分散している。市は、事業全体を貫く意味づけや、費用のとりまとめに意識を集中してこなかったという。


 「その時々の目玉施策に比べると、目立たない防災は二の次になってきた面がある。行政の間口は幅が広くてどれもが大切なため、防災だけを急に重視することは難しい」と市幹部は語る。


 地方交付税は削られ、税収も伸び悩む財政難の時代にあって、市は近年、底をつきかけた財政調整基金を5年がかりで26億円に増やした。これを、震災後の応急工事に投入した。財政担当者は「地震を想定していたわけではなかったが、準備するに越したことはないことを知った」という。


 しかし、被災者が行政に注ぐ視線は厳しい。


 赤塚地区では震災の日、指定避難所の赤塚小、赤塚中、市民センターのすべてが使えなかった。藤原安代さん(62)は3カ所を巡ってあきらめ、家族と車中ですごした。燃料切れが心配で暖房を入れられず、夜通し震えていたという。


 「東京には非常食や資材を備蓄した公園や施設がたくさんあるのに、水戸にはない。ホテルの開発や湖の噴水の整備より、万が一の場合の備えのほうが先でしょう。お金の使い方がおかしくないですか」


       ◇  


 水戸市長選が始まった。震災であらわになった市政の課題を確認し、新たな街づくりのあり方を考える。(吉村成夫)

3665チバQ:2011/05/28(土) 23:31:40
http://mytown.asahi.com/ibaraki/news.php?k_id=08001001105250001
水戸 新生へ〈中〉中心市街地の空洞化
2011年05月25日


「新鮮市」は朝から高齢者でにぎわう。買ったものを預かってもらい、病院や別の買い物に行く人も=水戸市泉町2丁目

 20日午後、加藤浩一市長が県庁に橋本昌知事を訪ねた。市長は、壊れて使えない市役所本庁舎から複数の施設に分散した市民サービス部門を、一つにまとめる必要性を痛感。そのためのプレハブ庁舎を、県三の丸庁舎駐車場に建設することを知事に申し入れた。


 三の丸はかねて、市本庁舎の移転先として取りざたされてきた。長年の大きな懸案の一つ、中心市街地の空洞化を解決する「特効薬」にという思惑からだ。


 市もこうした考えに沿って04年、09年と県三の丸庁舎への一部移転を模索した。しかし、全体の耐震不足が判明し、4階は「撤去が望ましい」とされたことから、今年2月、補強できる1〜3階の利用を要望した矢先に震災が起きた。


 ただ、市役所内でも三の丸への移転効果に懐疑的な声は聞かれる。ある幹部は「県庁舎には3千人の職員がいたが市の本庁舎は800人。市民が訪れるとしても、本当にどれぐらい期待できるのか」。


 □震災が拍車?  


 大型郊外店の相次ぐ出店、99年の県庁移転、商店主の高齢化と後継者難――。こうした背景をもつ中心市街地の空洞化に、東日本大震災が追い打ちをかけるのではないか。いま、そんな心配がささやかれる。


 実際、ある商店主は廃業を決めた。父親から受け継いだ店は致命的な被害を受けたが、以前改装などに充てた借金が残っており、補修費用の融資を受けられる状態になかったからだ。


 営業を続けながらも、「後継者がいない」「先行きが見えない」と悩みを深める商店主は少なくない。


 □自助努力の芽   


 市はこれまで、さまざまな「活性化策」を講じてきた。京成百貨店を核とする泉町1丁目南地区開発(06年完了)▽偕楽園に続く通りにホテルなど4棟を建設する大工町1丁目地区開発(13年春完成予定)▽水戸芸術館に隣接する泉町1丁目北地区開発(今年度計画決定)などだ。


 中心市街地の人口は、ここ10年以上1万2千人前後で推移している。一方、通行量は主要8地点の99年調査で1日12万人あったが、昨年は6万3千人とほぼ半減した。


 担当する江橋勇副市長は「行政の仕事は拠点づくりと道路や駐車場といったインフラの整備。これを生かして、点から線、線から面へと活気のあふれる街にするには、商店主をはじめとする市民の力が欠かせない」と言う。


 水戸駅から大工町を結ぶ目抜き通り周辺の商店会は、休眠中のところを含め23団体。すべてで、新しいことに挑戦しようという機運が盛り上がっているわけではないが、自助努力の芽も出てきている。


 その一つが、泉町2丁目商店街振興組合が手がける、高齢者ら買い物弱者といわれる人たちへの宅配サービスだ。昨年12月から実験的に始めた。


 商店街の「新鮮市」で青果物や調味料などを買うと、電動自転車で自宅まで運んでくれる。毎週月、火、金曜日は開店の午前10時前からにぎわう。


 「住んでいる人が住みやすければ、郊外に逃げたお客様も魅力を感じて足を運んでくれるのではと考えた」。同組合副理事長の高野健治さん(44)は、こう話す。


 自転車は水戸商工会議所から借りている1台のみで、現在は無料。実験の終わる7月末までにあらためて検討し、8月から本格化させる考えだ。


 広い駐車場を備えた大型店は客の方からやってくる。インターネットやテレビを使った通信販売も隆盛を極める。


 大競争時代と空洞化。行政頼みではなかなからちが明かない難題の先に、光明を見いだせるかどうか。「水戸中心部の商圏人口は80万〜90万人」は過去の話。商店主たちによる、足元を見つめ直す取り組みは試金石の一つになる。(猪瀬明博)

3666チバQ:2011/05/28(土) 23:32:14
http://mytown.asahi.com/ibaraki/news.php?k_id=08001001105260001
震災 司令塔、機能せず
2011年05月26日


壊れた本庁舎から避難し、市民会館に置いた災害対策本部で対応を協議する水戸市幹部=3月13日、水戸市中央1丁目

 3月11日の本震の直後。本庁舎で働く約800人の職員は屋外に逃れた。築39年。震度6強で倒壊するおそれがあることが判明してから15年。倒壊こそ免れたものの、本庁舎は「司令塔」の機能を喪失した。


 災害対策本部は本庁舎3階を予定していた。代替施設の有力候補に挙げていた消防庁舎と水道庁舎も損壊で使えず、窮余の一策で市民会館の会議室に置いた。


 本庁舎なら数百台ある電話機は当初、2台しかなかった。市民からの問い合わせはつながらず、本部は情報収集も満足にできなかった。


 「茨城は大地震が永らくなかった。油断があったと言われても仕方がない」。加藤浩一市長は反省する。


 本庁舎の耐震強度は、岡田広前市長時代の1996年の調査で「改善が必要」と報告された。しかし、数十億〜百億円とされる費用が二の足を踏ませ、実行部隊ができたのは2008年。05年に策定した第5次総合計画で「災害時の防災情報発信拠点。老朽化の解消を検討する」とうたいながら、「優先順位は低い」として先送りされてきた。ようやく、基金を8億円積み立て、来年には方向性を定めようとしていた矢先に被災した。


 1960年代後半、市役所を現在地に移す論議が活発になった。市議OB会会長の広瀬栄さん(84)は当時、埋め立て地で地盤が弱いことや建物の構造を議会で問うた。「議員の多くは深刻に受け止めていない様子で執行部案を追認した。今回の事態を招いたことに私も内心じくじたる思いがある」と回顧する。


 □つけは市民に   


 市当局の「油断」や「先送り」のつけは、震災で市民に回ってきた。


 例えば、指定避難所として機能した学校や市民センターでも、内部連絡用の防災無線機は軒並み、老朽化で予備電源のバッテリーが切れていた。電話回線がつながりにくい条件の下では有力な通信手段になるはずだったが、ある小学校長は「無線に呼びかけたが反応がなく、本当に困った」。市は状況を把握しながら放置し、11年度から機器を更新する予定でいたという。


 小学校の中には、全職員が早々と鍵をかけて帰宅したため、訪れた地域住民が入れなかったところもあった。天井や照明が落下して危険な状態にあると判断したのが原因という。


 ほぼ1カ所に備蓄していた非常食3万5千食は被災初日、大渋滞のため、住民が避難した71カ所に届けるのに丸一晩かかった。「避難所ごとに置こうと検討してはいたのだが」と担当者は悔やむ。


 情報不足に多くの市民が不安を募らせるなか、31の市民センターにある拡声機つきの公用車は一度も使われなかった。災害時に生かそうという発想がなかったからで、見かねた住人が各地で運転しようと名乗り出たが、いずれも「民間人には貸せない」と断られた。


 □指示待つ職員


 「未曽有の大災害にあっても、現場の多くの職員は本部から指示が来るものと考え、市民を助けるために自ら行動を起こそうとしなかった」。災害対策本部の担当者はこう分析。危機管理を担う地域安全課の三宅正人課長も「準備しておけたことはたくさんある。現実に即した行動を細部まで徹底して検討し、職員を訓練していきたい」と話す。  
 監視役の市議会からも反省の声が上がる。


 年4回の定例会では長年、毎回のように防災に関する質問が出されてきた。しかし、現状や方針の確認にとどまるものがほとんどだ。保守系の市議の一人は「『計画的に』とか『最優先で』といった答弁を得るだけで、施策に影響を与えられたわけではない。本気度が足りない、自己満足に過ぎない質問だった」と語る。


 町内会長を10年務める市議OBの広瀬さんは、震災後、おとなしかった人たちが市政に対する注文を語り始めたと感じている。「水戸の人はもの申すことに遠慮がちで飽きっぽい気質もあるが、今回の震災で感じた不満や怒りは忘れずにどんどん政治にぶつけるべきだ」(吉村成夫)

3667チバQ:2011/05/28(土) 23:46:17
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/top/news/20110525/526272
議員報酬5%カットへ 県議会 みんなは独自案検討
(5月26日 05:00)
 県議会は25日、各派代表者会議を開き、本年度の議員報酬を一律5%削減することで全4会派が合意した。6月定例会で関係条例を改正する。一方、みんなのクラブはこれとは別に、さらに踏み込んだ独自の議員報酬削減条例案の提出を検討していることを席上で表明した。削減幅には言及しなかったが、県議選でみんなの党が30%削減を公約としていた経緯があり、独自案の中身が注目される。

 議員報酬5%削減は、神谷幸伸議長が提案した。改選前は3%削減しており、2%上乗せする形。県財政健全化の道筋を定めた「とちぎ未来開拓プログラム」で、県職員の給与を一律5%削減していることや、東日本大震災の影響で県財政がさらに悪化する恐れがあることが背景にある。

 県議の報酬は条例の本則で月額83万円。2009年秋のリーマンショックに端を発した世界的不況を受けて3%削減し、改選前までは80万5100円だった。今回の条例改正案は、本則の83万円を基準に5%カットし、78万8500円となる見込みだ。

 一方、福田富一知事は09年から給料を20%削減し、副知事は15%、教育長と常勤監査委員は10%削減している。

 先の県議選では、民主党を除いて県議会に議席を持つ全政党が、議員報酬削減を地域公約集に明記した。このうちみんなの党が削減率30%、公明党が10%をそれぞれ打ち出した。その他の政党は削減率には触れず「改選後の議会で議論する」などとしていた。

3668チバQ:2011/05/29(日) 09:35:19
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/news/20110529-OYT8T00189.htm
迫る告示 2氏が火花

8か所駆け足で 大沢氏


支持者と握手する大沢氏(28日、みどり市で)  6月16日告示、7月3日投開票の知事選で、現職の大沢正明氏(65)と新人で元県議の後藤新氏(50)は28日、それぞれ選対発会式や集会を開き、前哨戦を本格化させた。大沢氏は、地元の太田市や館林市など東毛地域を中心に県内8か所を駆け足で回り、計約2500人の支持者が集結。後藤氏は、あえて“敵陣”の太田市に会場を用意し、現職批判を展開した。

 18区ある県議選の選挙区単位で選対を組織する大沢氏。現職らしく、各選対の役員には、地元首長や地方議員、農協や商工会議所などの幹部が顔をそろえた。前回選の自民党公認から「無所属」に切り替えた効果もあり、民主系県議も選対役員に入った。

 この日最初の発会式が行われた館林市内の宴会場では、立ち見も出る盛況。マイクを握った大沢氏は、東毛出身の知事らしく、「今までは西高東低だったが、館林が『目』にあたる『つる舞う形の群馬県』では、翼も目も大事。胃袋の前橋、高崎ばかり大きくなってもダメ。利根・沼田など中山間地域も含めて元気にならないといけない」と、県全体での発展を強調した。

 3か所目の会場となった太田市内のホテルには、旧知の支持者も含めて約400人が詰めかけ、中曽根弘文・自民党県連会長ら同党関係者、民主党の黒沢孝行県議、公明党の薬丸潔県議らが出席。狙い通り、政党の垣根を越えた「無所属」で幅広い勢力に羽を伸ばす選対を組んだ。大沢氏は、東日本大震災の対応で奔走したこの2か月余りの取り組みをアピールし、「群馬が元気になって景気を回復し、被災地を支えないといけない。それが群馬の使命だ」力強く語った。

 一方、後藤氏は同日夕、太田市菅塩町の市施設で、後援会太田支部の集会を開催。支援する県議や近隣の市議、地元企業関係者ら100人を超える支持者が集まった。

 地元の名士を紹介するセレモニーもなく、後藤氏は演壇で「何も変えられない知事か、これからどんどん変えていく知事か。その選択だ」と大沢氏を批判。「私は変える男になりたいと手を挙げた」と訴えた。

 その上で、「3つの戦いがある」と宣言。「不況」「古い役所文化」「大きな政治勢力」の3点を列挙し、50人の県議のうち42人が大沢氏支持を表明したことについて「皆、寄らば大樹。自分の安全、損得だけで集った」と指摘した。さらに「知事が既得権の調整者になってしまう。県民にとって何がいいか、私はそれだけを判断の真ん中に置く」とし、“援軍”の少なさを逆手に取った。

 後藤氏が県議時代、会派の同僚だった選対役員の角倉邦良県議(リベラル群馬)も「いわば敵陣と言える太田から事実上の第一声を上げることが出来た。これは意義深い」と支持者を鼓舞。後藤氏は終了後、「太田でこれだけの人が集まってくれ、ありがたい。本気の熱がこもっていた」と興奮していた。

(2011年5月29日 読売新聞)

3669チバQ:2011/05/29(日) 19:17:03
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2011052900097
初当選の沼田市議も逮捕=運動員に現金−群馬県警
 4月24日投開票の群馬県沼田市議選で、運動員に現金を渡したとして、県警捜査2課などは29日、公選法違反(現金買収、事前運動)容疑で、同市利根町平川、同市議八須賀一男容疑者(55)を逮捕した。同課によると、「そのようなことは知りません」と容疑を否認しているという。
 同課などはこれまでに、八須賀容疑者の妻真佐子容疑者(51)と選対幹部の桑原尊延容疑者(45)を同法違反容疑で逮捕している。
 逮捕容疑は告示前の4月3日、真佐子容疑者らと共謀し、同市内の八須賀容疑者経営の建設会社事務所で、運動員十数人に選挙運動の報酬として計数万円を渡した疑い。(2011/05/29-16:34)

--------------------------------------------------------------------------------

3670チバQ:2011/05/30(月) 22:11:45
>>731-732
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110530-OYT1T00979.htm
銚子市長選巡る訴訟、控訴審も茂木氏に賠償命令

. 2009年5月の千葉県銚子市長選で落選した会社役員茂木薫氏(60)が、同氏の市税滞納問題を報じた読売新聞の記事を批判するビラを配布し、報道機関としての名誉を傷つけたとして、読売新聞東京本社が損害賠償などを求めた訴訟の控訴審判決が30日、東京高裁であった。

 加藤新太郎裁判長は、本社の主張を認め、茂木氏に220万円の支払いを命じた。

 判決は、茂木氏がビラの中で、「取材を受けた事実はない」「記事は選挙妨害である」と記載した部分について、真実ではないと認め、「ビラの配布により新聞社の名誉、信用を傷つけた」と述べた。1審は、茂木氏に330万円の賠償を命じていた。

(2011年5月30日21時48分 読売新聞)

3671チバQ:2011/05/30(月) 22:20:09
http://mytown.asahi.com/saitama/news.php?k_id=11000001105300002
新現の一騎打ち
2011年05月30日

◇蕨市長選が告示/市議選も


 蕨市の市長選と市議選(定数18)が29日告示された。市長選には、前市議で新顔の三輪一栄氏(64)=自民推薦=と、現職で再選を目指す頼高英雄氏(47)が、ともに無所属で立候補した。市議選は現職13人と新顔7人の計20人が立候補し、民主2人、公明3人、共産4人、無所属11人の少数激戦の様相となった。


 一騎打ちとなった市長選は、共産党籍を持つ頼高氏が、初当選した前回から一転し、現職として市民の審判を仰ぐ側に立つ。これに対し、三輪氏は保守層からの支持を意識して、現職への批判票の集約を目指す。双方は29日、出陣式を開いて必勝を期し、選挙戦に突入した。


 三輪氏の出陣式では、地元の田中良生・前自民党衆院議員が「共産対保守の闘いだ」と結束を強調。市議選の保守系候補10人が勢ぞろいする中、三輪氏は「共産党市政をやめ、進まない駅前再開発などを促進し、停滞から躍動へ変革を図る」と決意を述べた。


 頼高氏の出陣式では、支持団体「フレッシュみんなの会」の広田実会長が「市政に保守も革新もない。期待通りの実績を築いた」と激励。頼高氏は「対話とふれあいの市政を継続したい」と支持を呼びかけ、防災対策強化や活力ある街づくりなどを公約に挙げた。


 市長選も市議選も、投開票は6月5日。今月28日現在の有権者数は5万8459人。

3672チバQ:2011/05/30(月) 22:21:57
http://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/20110530/CK2011053002000061.html
「風評被害も力注ぐ」 高橋氏 3氏破り初当選
2011年5月30日

初当選を果たし、祝福に応える高橋靖氏=水戸市の選挙事務所で


 東日本大震災の影響で延期され、二十九日に投開票が行われた水戸市長選で、初当選を果たした無所属新人で元県議の高橋靖氏(45)=自民推薦。震災からの復興や今後のまちづくりを担うリーダーとして、手腕が注目される。投票率は47・68%(前回53・27%)。 (北爪三記)

 同日午後八時すぎ、NHKテレビのニュースで当確の報が流れると、同市元吉田町の高橋氏の事務所は歓喜に包まれた。

 高橋氏は支持者を前に「市長に課せられた課題は大きいが、政治力を発揮して復興計画をしっかり立てたい。中心市街地の活性化や風評被害対策も力を注ぎたい」と話した。

 市長選への立候補を表明後の昨年九月に自民党を離党。「笑顔あふれる安心快適空間 未来に躍動する先進都市・水戸」をキャッチフレーズに掲げた。

 選挙戦では「経済の復興を中心に県都の機能を回復する」「北関東の都市との競争に打ち勝つ強力な水戸都市圏をつくる」と訴え、備蓄機能とコミュニティーの確立による地域防災拠点の整備などを主張。三百以上の企業・団体からの推薦を受けたほか、自民の国会議員や県議らが全面的に支援し、支持を拡大した。

 新人で元市議の野村真実氏(57)=無所属=は「すぐやる課」の創設や政策決定過程の透明化など市民本位の市政を掲げ、草の根選挙で戦ったが、届かなかった。共産党県書記長の稲葉修敏氏(49)=共産=は市民の生活再建を優先する復興策や、東海第二原発の廃止を訴えたが及ばなかった。元市議の川崎篤之氏(33)=無所属=は自主投票の民主党を離れ、十日に出馬を表明。若さを強調して「まちを変えよう」と訴えたが浸透しきれなかった。

 併せて行われた市議選(定数二八)の開票作業は深夜まで続いた。投票率は47・68%。前回より定数が二減し、現職二十三人、元職二人、新人九人の計三十四人が懸命に支持を訴えた。

3673チバQ:2011/05/30(月) 22:22:20
http://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/20110530/CK2011053002000060.html
「政党の壁」「出遅れ」… 3氏敗戦の弁
2011年5月30日

 水戸市長選で落選した三氏は二十九日夜、選挙事務所に姿を現し、それぞれ敗戦の弁を述べた。

 野村氏は「草の根では変えられない組織、政党の壁があった」と支持者に頭を下げた。震災の影響について「(有権者が)日々の生活をどうするのかに精いっぱいで投票行動に結び付かなかった」とした。

 稲葉氏は「原発ゼロと、他の候補者と明確に違う立場を訴えたことは意味があった」と手応えを口にしたが、敗因を「出馬が遅れ、選挙戦が短期間にならざるを得なかった」と分析した。

 川崎氏は「無謀な戦いに巻き込んでしまった」と支持者に謝罪。「一定の受け皿ができたことは本望だったが投票率を上げられる存在になり得なかった」と述べた。

3674チバQ:2011/05/30(月) 22:24:34
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saitama/news/20110529-OYT8T00840.htm
蕨市長選現、新一騎打ち
 蕨市長選と市議選(定数18)が29日告示された。市長選には、新人の元市議・三輪一栄氏(64)(自民推薦)と、再選を目指す現職・頼高英雄氏(47)が、ともに無所属で立候補。共産党の党籍を持つ現職と、8年ぶり2度目の挑戦となる保守系候補の一騎打ちとなった。

 同市中央の和楽備(わらび)神社で行われた三輪氏の出陣式には、市議候補者10人も出席。三輪氏は「10年後、15年後のビジョンを語らない共産党市政のもと、蕨市は停滞してしまった」と現市政を批判。長期的な町づくりとして、JR蕨駅西口再開発の第2、第3工区の推進や、老朽化した公共施設の建て替えなどを公約に掲げた。

 頼高氏は同市中央の選挙事務所前で第一声。1期目の実績として、蕨駅のエレベーター設置や市の借入金の削減などを挙げ、「温かい市政は着実に前進した」と強調。2期目に向けて41項目の公約を掲げ、老朽化した小学校体育館や公共施設の耐震化工事などを進め、「防災に強い町づくりを進める」と訴えた。

   ■市議選も20人

 市議選には、現職13人、新人7人の計20人が立候補した。投開票はいずれも6月5日。3月末現在の有権者数は5万8458人。

(2011年5月30日 読売新聞)

3675チバQ:2011/05/30(月) 22:25:02
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/news/20110530-OYT8T00090.htm
八須賀市議を逮捕、容疑否認
沼田市議選公選法違反
 沼田市議選(4月24日投開票)を巡る選挙違反事件で、県警捜査2課と沼田署は29日、市議に初当選した八須賀一男容疑者(55)(沼田市利根町平川)を公職選挙法違反(事前運動、現金買収)の疑いで逮捕した。八須賀容疑者は「そのようなことは知りません」と容疑を否認している。

 発表によると、八須賀容疑者は告示前の4月3日、妻の真佐子容疑者(51)(公職選挙法違反容疑で逮捕)と選対役員の桑原尊延被告(45)(同法違反で起訴)と共謀し、同市内の事務所で、運動員十数人に対し、選挙運動への報酬として計数万円を渡した疑い。

 現金はガソリン代や昼食代と称して渡され、受け取った運動員はビラ配りや戸別訪問をしたという。真佐子容疑者と桑原被告は容疑を認めている。

 八須賀容疑者は、定数22に対し25人が立候補した今回の市議選で1344票を獲得し、8位で初当選した。

 八須賀容疑者の知人男性は「あまり評判は良くなかったが、(金を渡したとされる)4月3日頃を境に、多くの人が悪く言わなくなったので、もしやと思っていた。告示前に支援を呼びかける看板やビラを作るなどしていたので、ほかにも違反があるかも知れない」と話す。

 市議の一人は「震災の自粛ムードの中で(八須賀容疑者は)大きくアナウンスするなど、派手にやっていた。妻や選対役員が逮捕されたので、議員の中からは辞職勧告の意見も出ていたが、今回本人が逮捕されたのでどうなるのか気になる」と話した。

 公選法によると、候補者本人の選挙違反による有罪が確定すると当選は無効となる。また、投開票日から3か月以内に辞職した場合、法定得票数を獲得した次点候補が繰り上げ当選となる。

(2011年5月30日 読売新聞)

3676チバQ:2011/05/30(月) 22:26:48
http://www.ibaraki-np.co.jp/news/news.php?f_jun=13066653161466
北茨城市長選告示 復興争点に現新一騎打ち

任期満了に伴う北茨城市長選が29日告示され、いずれも無所属で、現職の豊田稔氏(67)=自民、公明推薦=と、新人で元市議、米穀肥料店経営、松本健一郎氏(56)の2人が届け出た。東日本大震災によって県内で最も大きな被害を受けた同市にとって、「震災後」のまちづくりのあり方を問う市長選となる。投票は来月5日に行われる。

選挙戦では、現市政が進める市立総合病院の移転・新築の是非も争点になる。

豊田氏は同市磯原町の午前9時から選挙事務所で出陣式。自民党県連会長の岡田広参院議員や公明党県本部幹事長の井手義弘県議ほか、多数の市長と支持者ら約2300人(陣営発表)が集まった。

前回市長選で12年ぶりに返り咲いた豊田氏は「行政とはその時どうするかの決断だ。復興は私以外に誰ができるのか」と力説。市立総合病院建設については「財源の心配はいらない」と強調した。

3回連続の立候補になる松本氏は午前10時から同市磯原町の自宅敷地内の倉庫で出陣式。地元町内会や商店会、消防団など約150人が駆け付けた。

松本氏は市立総合病院の建設に関して「建設費に加え、解体費や金利などを含めると100億円を超える。若い人たちはばく大な借金返済の負担に耐えられない」と力説し、「建設に着手していいかどうか市民の判断に委ねるべき」と訴えた。

市議補選(欠員3)も同日告示され、元職1人、新人4人の計5人が届け出た。

投票は来月5日午前7時から午後8時まで(一部は1〜2時間繰上げる)、市内33カ所で行われ、午後9時から同市磯原町の市民体育館で即日開票される。有権者数は3万9944人(28日現在)。

3677チバQ:2011/05/30(月) 22:31:21
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/chiba/news/20110529-OYT8T00794.htm
市原市長選 現新対決
市議選は43人出馬
 市原市長選と同市議選(定数36)が29日、告示された。市長選には、3選を目指す現職の佐久間隆義氏(64)(無所属)、新人で元中学校長の松本靖彦氏(68)(無所属=自民、みんなの党推薦)の2人が立候補を届け出て一騎打ちとなった。2期8年の佐久間市政の評価や市街地活性化などを争点に舌戦が展開される。

 佐久間氏は同市根田の事務所前で第一声。雨の中、傘を手に支持者が集まり、民主党の岡島一正衆院議員や連合千葉の黒河悟会長らも応援に駆けつけた。佐久間氏は焦点のJR五井駅東口再開発について「(地権者ら)百二十数軒に区画整理組合を作ってもらい、着々と準備が進んでいる」とし、「子供や孫たちのためにも、中心市街地としてきちっと発展させたい」と訴えた。

 震災での石油コンビナート火災にも触れ、「市原を支えているのは湾岸の企業群の力であり納税だ。安心して働けるよう地質管理や設備の更新などの見直しに取り組む」と意欲を見せた。

 松本氏は同市五井のホテルで出陣式を行い、教員時代の教え子らも多数出席した。松本氏は「日本がこれほど困った状況の中で、市原は何をしているのか。抑えきれない怒りがあり、皆さんの思いを直接市政に届けるため立候補した。絶大なるご支援を」と訴えた。

 市街地活性化については「シャッター通りになってしまっている五井駅西口を必ず再生しないといけない」と強調。養老川や里山、豊かな自然環境の保全にも力を入れる考えを示した。自民党の石井準一参院議員、松野博一衆院議員、みんなの党の水野賢一参院議員らが応援に駆けつけた。

 一方、同市議選には現職30人、新人11人、元議員2人の計43人が立候補を届け出た。党派別では民主5人、自民8人、公明7人、共産3人、社民1人、みんな2人、市民ネット2人、無所属15人。

 投票はいずれも来月5日。28日現在の有権者数は23万65人。

(2011年5月30日 読売新聞)

3678チバQ:2011/05/31(火) 23:23:41
http://sankei.jp.msn.com/region/news/110531/chb11053121270003-n1.htm
8回の出頭要請を拒否 バイクで信号無視の吉川元県議逮捕 柏
2011.5.31 21:26
 バイクで信号無視をしたとして、千葉県警柏署は31日、道交法違反容疑で、柏市高田の元県議、吉川洋容疑者(61)を逮捕した。同署によると、吉川容疑者は黙秘しているという。事件後、同署員の直接訪問を含め、出頭要請を計8回拒否したため、逮捕に踏み切った。

 逮捕容疑は3月8日、柏市松ケ崎の国道16号交差点で、赤信号だったのにバイクで右折したとしている。

 吉川容疑者は4月の県議選柏市選挙区から立候補したが、落選した。

3679チバQ:2011/06/01(水) 22:28:14
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110601-00000147-mailo-l10
2011知事選:告示まで2週間余 有力3氏、危機管理に焦点 /群馬
毎日新聞 6月1日(水)12時37分配信

 任期満了に伴う知事選は、16日の告示まで2週間余りに迫った。立候補を表明しているのは、現職で再選を目指す大澤正明氏(65)=無所属▽新人で前県議の後藤新(あらた)氏(50)=同▽新人で共産党県委員長の小菅啓司氏(60)=共産▽新人で貸家業の海老根篤氏(64)=無所属−−の4人。各立候補予定者は東日本大震災の発生を受けて、県の危機管理態勢に焦点を当てた訴えを展開している。投開票日は7月3日。有力3陣営の動きを追った。【鳥井真平、喜屋武真之介】
 ◇県政の継続訴え−−大澤正明氏
 大澤氏は昨年9月の県議会本会議で再選出馬を表明した。前回は自民党公認で立候補したが、今回は幅広い支持獲得を目指し、無所属で出馬する。
 県内の多くの首長が支持表明しているほか約60の業界団体から推薦・支持を得ている。公明党と自民党県連が推薦を決めた。県議会の超党派42人による支援県議団も発足し、厚い陣容を誇っている。
 大震災後の対策としては、開会中の5月定例議会で、県地域防災計画の改定や太陽光などの自然エネルギーの積極導入方針を示し、県政の継続を訴えている。
 ◇変革の必要主張−−後藤新氏
 後藤氏は今年1月に出馬表明。故小寺弘之前知事の側近として県出納長、知事室長などを務めた。大澤氏について「政策に先進性がない」と批判。各地で「県政の変革」の必要性を訴えている。
 東日本大震災でのガソリン不足や計画停電を巡り、後藤氏は「大澤県政の対応は後手に回り、スピード感に欠けた」と追及。迅速に対応する知事直属の組織が必要と主張している。また群馬に首都機能のバックアップ機能を持たせることなども掲げる。課題は知名度不足。ミニ集会や企業回りを重ね、無党派層への浸透を図っている。
 ◇党の反原発強調−−小菅啓司氏
 小菅氏が立候補表明したのは5月30日。共産党系の「民主県政をつくる会」が同25日、候補者擁立を断念したことを受け、党県委員長として公認での立候補を決意した。小菅氏は出馬会見で「短期決戦だが、草の根選挙で出遅れたハンディを克服したい」と述べた。
 小菅氏は今後、街頭演説、ミニ集会などを重ねる予定。重点施策として防災対策の抜本強化を挙げ、住宅の耐震化助成制度の創設や消防力の強化などを訴える。また原発反対を掲げてきた党方針をアピールする。県内の共産党県議、市町村議計42人が各地で支援に回る。

6月1日朝刊

3680チバQ:2011/06/03(金) 23:05:59
>>3116
まだ若いのに
http://mytown.asahi.com/areanews/chiba/TKY201106020569.html
千葉県勝浦市長が入院、副市長が職務代理者に
2011年6月3日

 千葉県勝浦市は2日、山口和彦市長(59)が病気療養中で入院しているため、猿田寿男副市長が職務代理者を務めると発表した。復帰時期は未定という。

 山口氏は2月の市長選で初当選。市によると、肺炎の疑いで5月9日から公務をはずれていた。

3681チバQ:2011/06/03(金) 23:43:02
http://sankei.jp.msn.com/region/news/110603/chb11060320580004-n1.htm
現職県議で元栄町長の大野真氏が死去
2011.6.3 20:58
 大野真氏(おおの・まこと=県議、元栄町長)3日、急性心不全のため死去、53歳。通夜は8日午後6時、葬儀・告別式は9日午前10時、成田市吉倉124の11、八富成田斎場で。喪主は妻、美重子(みえこ)さん。葬儀委員長は岡田正市・栄町長。

 平成12年3月から16年3月まで栄町長を1期務めた。19年4月から県議(印旛郡選出)として2期目。

3682神奈川一区民:2011/06/04(土) 08:04:16
支援貼り

292 :作者読者。。。11 ◆E8S.pt7HnA :2011/05/18(水) 09:30:23.63 ID:UFgXcvVH ?2BP(1192) 返信 tw

 どうも、作者読者です。
 去年の7月25日に「参議院選の結果をドント式で配分した場合の横浜市議選の各行政区議席配分」を書き込んだので、
「参院選による議席配分(7月25日に書いた物)」→「実際の横浜市議選の議席配分」→「実際の結果を各党ごとにドント式で配分した場合の議席配分」の3つを書き込んでおきます。

3683神奈川一区民:2011/06/04(土) 08:04:57
293 :作者読者。。。11 ◆E8S.pt7HnA :2011/05/18(水) 09:31:23.55 ID:UFgXcvVH ?2BP(1192) 返信 tw

中区****民2、自1、み1→→→→民0、自2、み1、公1→→→→→→→同じ**************中
磯子区***民2、自1、み1→→→→民1、自1、み0、公1、太田→→→→同じ**************磯子
金沢区***民2、自1、み1、公1→民1、自2、み1、公0、小幡→→→→同じ**************金沢
西区****民1、自1、み0→→→→民1、自1→→→→→→→→→→→→→同じ**************西
南区****民2、自1、み1、公1→民0、自2、み1、公1、共1→→→→同じ**************南
港南区***民2、自1、み1、公1→民1、自2、み0、公1、山田→→→→民1、自3、み0、公1*****港南
鶴見区***民2、自2、み1、公1→民0、自2、み1、公1、共1、井上→同じ**************鶴見
神奈川区**民2、自1、み1、公1→民1、自2、み1、公1→→→→→→→同じ**************神奈川
栄区****民1、自1、み1→→→→民1、自1、み0、公0、大桑→→→→民0、自1、み0、公0、大桑2*栄

3684神奈川一区民:2011/06/04(土) 08:05:50
294 :作者読者。。。11 ◆E8S.pt7HnA :2011/05/18(水) 09:32:12.34 ID:UFgXcvVH ?2BP(1192) 返信 tw

戸塚区***民3、自1、み1、公1→民2、自1、み1、公1、共1→→→→民2、自3、み0、公1*****戸塚
泉区****民2、自1、み1→→→→民1、自1、み1、公1→→→→→→→民2、自1、み1、公0*****泉
瀬谷区***民1、自1、み0、公1→民1、自1、み0、公1→→→→→→→同じ**************瀬谷
保土ヶ谷区*民2、自1、み1、公1→民1、自2、み1、公1→→→→→→→同じ**************保土ヶ谷
旭区****民3、自1、み1、公1→民2、自2、み1、公1→→→→→→→民2、自3、み0、公1*****旭
港北区***民3、自2、み2、公1→民2、自3、み1、公1、共1→→→→民3、自3、み1、公1*****港北
都筑区***民2、自1、み1→→→→民0、自2、み1、公1→→→→→→→同じ**************都筑
緑区****民2、自1、み1→→→→民1、自1、み1、公1→→→→→→→同じ**************緑
青葉区***民3、自1、み3→→→→民1、自2、み1、公1、共1、丸岡→民1、自2、み2、公1、丸岡**青葉

定数86、過半数43
(参院選ドント)**民主37、自民20、みんな19、公明10→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→自公み49、民み56
(実際)******民主17、自民30、みんな13、公明15、共産5、ヨコハマ会2、ネット神奈川1、無所属3→自公45、民公み45
(修正市議選ドント)民主18、自民34、みんな12、公明14、共産2、ヨコハマ会1、ネット神奈川1、無所属4→自公48、民公み44

3685神奈川一区民:2011/06/04(土) 08:07:00
295 :作者読者。。。11 ◆E8S.pt7HnA :2011/05/18(水) 09:38:00.30 ID:UFgXcvVH ?2BP(1192) 返信 tw

 最後の「横浜市議選の実際の結果を各党別にドント式に再配分」というのは、「『取り過ぎた』候補がいて、他の自党候補の票を削っていないか」とか、
「こんなに票をとれるのなら、もう一人公認してもよかったのではないか」とかを調べるのに有効です。
 実際では、自民党が「もう少し候補を立ててもよかった」共産党が「他党が積極的に候補を立てなかったので助かった」ことなどがわかります。

3686神奈川一区民:2011/06/04(土) 08:13:22
290 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/04/15(金) 09:24:36.39 ID:znw6gg+K0 返信 tw
2011年 統一地方選 神奈川県知事選 2011.4.10   増補 2011.4.13

   黒 岩   得票率   露 木   得票率    合計     市町村名
──────────────────────────────
.  756559    58%  .  306696    23% ..  1307717    横浜市
.  273620    56%  .  109207    22%  .  486276    川崎市
.  160176    59%     57728    21%  .  270273    相模原市
   92859    63%     28566    19%  .  147481    横須賀市
   46348    52%     25727    29%     88311    平塚市
   36185    56%     17710    28%     64084    鎌倉市
   71079    54%     36137    28%  .  130567    藤沢市
   20239    30%     40140    59%     68585    小田原市
   42150    56%     20790    28%     75005    茅ヶ崎市
   09889    56%     05493    31%     17771    逗子市
   10711    63%     03156    19%     17009    三浦市
   18082    42%     20255    47%     43132    秦野市
   33351    55%     17767    29%     60973    厚木市
   43187    57%     18842    25%     75547    大和市
   15405    48%     11992    37%     32037    伊勢原市
   15405    36%     11992    28%     43240    海老名市
   18006    52%     08956    26%     34477    座間市
   03611    18%     15549    76%     20465    南足柄市
   16043    61%     06292    24%     26458    綾瀬市
   05780    52%     03605    33%     11036    葉山町
   07737    52%     04967    33%     14990    寒川町
   05580    45%     05170    42%     12285    大磯町
   04988    40%     05790    46%     12468    二宮町
   00816    23%     02545    71%     03603    中井町
   00931    15%     05080    80%     06346    大井町
   00914    18%     03904    77%     05095    松田町
   00943    15%     05110    80%     06382    山北町
   00659  ...  8%     07373    90%     08202    開成町
   01381    33%     02298    56%     04123    箱根町
   01126    34%     01936    58%     03315    真鶴町
   03104    36%     04584    53%     08578    湯河原町
   04643    47%     03497    36%     09816    愛川町
   00406    35%     00651    56%     01171    清川村
──────────────────────────────
.. 1728862    55%  .  821981    26% ..  3116817    合  計

3687チバQ:2011/06/04(土) 10:58:00
http://mytown.asahi.com/saitama/news.php?k_id=11000001106040001

市政運営巡り激戦
2011年06月04日

◇蕨市長選あす投開票/市議選も


 蕨市の市長選と市議選(定数18)は5日、投開票される。市長選は、前市議で新顔の三輪一栄氏(64)=自民推薦=と、再選を目指す現職の頼高英雄氏(47)の無所属2氏の一騎打ちで、市議選は20人が争っている。5月28日現在の有権者数は5万8459人。


 市長選の主な争点は、1期目の現市政の評価。「新しい体制を問う選挙」と訴える三輪氏と、「市民と歩んだ4年間」と強調する頼高氏の戦いは、日ごとに激しさを増している。


 三輪氏は共産党籍を持つ現職の市政運営を「将来のビジョン(展望)がない」と批判。「保守市政を奪還する絶好機」(陣営幹部)と位置づけ、公共施設の再整備・再配置を絡めた蕨駅西口再開発の早期推進など、「停滞から躍進のまちづくり」を唱えている。


 頼高氏は、「市民党」を公言して選挙戦を展開。市債残高の減少や市立病院経営の黒字化など、財政再建の実績と、「市民との協働によるまちづくり」の成果を強調する。2期目の公約として防災対策強化などを掲げ、「市民に優しい市政の継続」を訴えている。


 市議選は、現職13人と新顔7人の少数激戦。党派別では民主2人、公明3人、共産4人、無所属11人の争いとなっている。


 両選挙とも、5日午後8時50分から市民体育館で開票される。

3688チバQ:2011/06/04(土) 19:42:22
>>3667トカ
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/politics/news/20110604/533212
議長が異例の注意 みんな 独自に報酬削減案 
(6月4日 05:00)
【PR】
 

 議員報酬の削減をめぐり、県議会6月定例会に2つの条例案が提出されることになった。これに関連し神谷幸伸議長がみんなのクラブの阿久津憲二代表を議長室に呼び、文書で注意する異例の事態に発展した。

 第2会派のみんなは、県議選で掲げた公約通り30%の削減を主張。一方、最大会派のとちぎ自民党など4会派は5%を主張している。当面の策として、神谷議長の提案を受け入れたためだ。

 議員報酬を含めた議会改革は震災対策に一定の道筋が見えた段階で、あらためて協議することが、みんなを含む各派代表者会議の合意事項だった。神谷議長はこれを盾に「合意に反し会派間の信頼を損なったもので遺憾」とした。

 阿久津氏は下野新聞社の取材に「議長の話は承った。だが厳しい経済情勢を考えると、何としても公約通りの30%削減は必要だ」と話している。

 数の上ではみんなは圧倒的に不利で、自民からは「みんなのパフォーマンスに過ぎない」との批判も出ている。県議会では委員会付託や討論を省略し、初日の10日に即決される見込み。

3689チバQ:2011/06/04(土) 19:48:27
http://www.chibanippo.co.jp/news/chiba/local_kiji.php?i=nesp1307172050
現・新一騎打ちは接戦
市原市長選、あす投開票 市議選も最終盤
2011年06月04日16時20分[県南エリア]

 任期満了に伴う市原市長選と同市議選はあす5日、投開票される。市長選はともに無所属で、3選を目指す現職の佐久間隆義氏(64)、新人の元中学校長、松本靖彦氏(68)=自民・みんなの党推薦=の一騎打ちは接戦の見込み。運動最終日のきょうは、ともに著名政治家が市内入りする。市議選も43人がしのぎを削る。両選挙は、同日深夜から未明にかけ大勢判明の見込み。

 佐久間氏は支援する民主・連合系市議の演説会や、「かつてない数が集まった」(陣営)という支援団体の集会などで2期8年の実績と安定感を訴え、足元を固める。街頭演説や朝夕の駅立ちもこなす。

 松本氏も推薦する自民市議や「これまで選挙に関与しなかった」(陣営)若い元教え子らと集会や街頭演説。佐久間氏の3選出馬を「公約違反」と批判する。片山さつき参院議員も応援に駆け付けた。

 運動最終日のきょうは、佐久間氏に河村たかし名古屋市長が、松本氏には自民の猪口邦子参院議員が応援で市内入りする予定。


--------------------------------------------------------------------------------

3690チバQ:2011/06/05(日) 12:07:17
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/news/20110605-OYT8T00070.htm
逮捕者続出 甘い認識
「統一選」買収容疑 4陣営・計8人


知事選の事前運動取締本部を設置した県警(5月25日、県警本部で)  東日本大震災で選挙戦の自粛ムードが予想された4月の統一地方選。フタを開ければ、現金や物品買収の公職選挙法違反容疑で、4陣営から計8人という多数の逮捕者が出る結果となった。「風習だ」「違反とは思わなかった」。陣営関係者から漏れる認識の甘さに、県警幹部は「時代遅れの選挙戦がいまだにまかり通っている」と苦笑いする。(石川貴章、竹内元)

 

 ■「告げ」

 「現金のやり取りはあったが、『告げ』への手間代と同じで、地元の風習だ」

 山々に囲まれた沼田市利根町。沼田市議選で当選した八須賀一男容疑者(55)ら3人が、現金買収と事前運動の疑いで逮捕され、後援会関係者らは怒りが収まらない様子で話した。

 「告げ」とは、冠婚葬祭などを近所に伝えて回る風習で、伝達人には手間代が渡されるという。今回、この関係者は、出陣式の文書などを周辺住民へ配布した事実を認めるが、「『告げ』の手間代と同じ感覚。ガソリン代と昼食代を(協力者に)渡しただけ」と口角泡を飛ばした。

 公選法では、特定の候補者の当選を目的に、ウグイス嬢などを除く運動員や有権者に金銭や物品を提供することを禁じている。別の後援会関係者は「後援会の会員を増やすためで、買収の意図はなかった」と否定している。

 一方、県議選前橋市区で、選対役員を務めた男性は、事務所費から計13人の運動員に昼食代などの名目で2000円ずつ配布したとして、逮捕・略式起訴された。この陣営も、買収目的は否定する。「領収書を求めず先に現金を渡しちゃっただけ。いけなかったのかね」と悪びれずに振り返る。

 ■捜査員の重圧

 今回の統一選で、県警が文書頒布や掲示違反などで警告したのは、前回選より22件増の88件に上った。逮捕者数は現在、前回選と同数。捜査員は「県議選での逮捕は2004年以来。必死に頑張った」と胸を張る。

 国政選挙や統一地方選では、警察庁が各県警に取り締まり強化を促すことは少なくない。

 群馬は昨夏の参院選で逮捕者「0」。ある捜査員は「県警本部や署長から、いつも以上にハッパをかけられ、ろくに眠れなかった」と、重圧を感じていたことを明かす。

 一方、現金が絡む選挙違反は、明確な証拠が残る場合は少なく、関係者の供述に頼ることが多い。捜査手法が問題となった鹿児島県議選を巡る買収無罪事件(志布志事件)で、警察は慎重な捜査を求められているが、捜査幹部は「カネの流れの解明は容易ではない」と話す。

 ■県選管「残念」

 統一選では、震災に配慮して選挙カーの自粛などが広がった一方で、戸別訪問が横行した。

 そのため県選管は、県議選告示後の4月4日、公選法の順守を求める要請文書を候補者陣営に送付する異例の措置をとったが、多数の違反者が出た。表の活動が控えられた分、裏で陣営が必死に動いたとする指摘もあり、県選管は「残念としかいえない」と話した。

 知事選の告示を16日に控え、県警は再び違反に目を光らせている。県警幹部は「選挙違反は、有権者側にも責任があることを忘れないでほしい」と訴える。

(2011年6月5日 読売新聞)

3691チバQ:2011/06/06(月) 22:34:14
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110606-00000038-mailo-l11
選挙:蕨市長選/蕨市議選 保革対決、頼高氏が再選 自民推薦・三輪氏破る /埼玉
毎日新聞 6月6日(月)10時49分配信

 ◇蕨市議決まる
 任期満了に伴う蕨市長選と市議選(定数18)は、5日投開票された。市長選では前職の頼高英雄氏(47)が、元市議の三輪一栄氏(64)=自民推薦=を破り、再選を果たした。
 前回と同じ保革一騎打ちの構図として注目された。共産党籍をもつ頼高氏が市長の座を守った。
 頼高氏の事務所に当選の知らせが入ると、支持者らに喜びが広がった。頼高氏は「ともに歩んでいく市政を評価してもらった。災害に強い街作りを推進したい」と語った。「安全・安心な街作り」を掲げ、学校体育館や公民館などの耐震化の推進や認可保育園や特別養護老人ホームの増設を訴えていた。
 三輪氏は保守市政奪還を目指し、駅前再開発の推進や防犯対策の強化などを訴えた。しかし、出馬表明の遅れも響き及ばなかった。
 投票率は市長選、市議選ともに53・53%。当日有権者数は5万6989人だった。【鴇沢哲雄、西田真季子】
………………………………………………………………………………………………………
 ◇市長選開票結果=選管最終発表
当 19365 頼高英雄 47 無前
  10622 三輪一栄 64 無新
………………………………………………………………………………………………………
 ◇蕨市長略歴
頼高英雄(よりたか・ひでお) 47 無前(2)
 [元]市長▽蕨戸田衛生センター組合管理者▽市土地開発公社理事長[歴]会社員▽市議▽埼玉大
………………………………………………………………………………………………………
 ◇蕨市議選開票結果(定数18−20)
当 2514 池上智康 55 無現(2)
当 1856 今井良助 71 無現(4)
当 1822 山脇紀子 38 共現(4)
当 1807 高橋悦朗 57 公現(2)
当 1731 小林利規 46 無新(1)
当 1697 鈴木智  45 共現(3)
当 1617 大石幸一 48 公現(2)
当 1514 比企孝司 58 無現(3)
当 1514 保谷武  36 無新(1)
当 1481 梶原秀明 48 共現(3)
当 1446 松本徹  56 公現(6)
当 1442 川島善徳 62 無現(3)
当 1406 大嶋公一 33 民現(2)
当 1307 一関和一 60 民現(7)
当 1291 志村茂  61 共現(9)
当 1225 榎本和孝 31 無新(1)
当 1192 前川康恵 45 無新(1)
当 1172 山内俊和 67 無新(1)
  1058 古川歩  41 無新
   665 矢作太郎 40 無新
 =選管最終発表

6月6日朝刊


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板