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首都圏 地方議会・首長,政治・選挙スレ

3642チバQ:2011/05/21(土) 09:48:06
http://mytown.asahi.com/kanagawa/news.php?k_id=15000151105190001
【政経塾 30年のイズム】


下・民間に活路 政治以外の場選ぶ
2011年05月19日


松下政経塾による被災地への救援物資の報告会で語りかける加藤政徳社長=4月27日、茅ケ崎市汐見台

 4月27日、茅ケ崎市の松下政経塾。塾が始めた被災地への救援物資支援の報告会が開かれた。講堂には塾生やOB、近隣住民ら100人ほどが集まった。


 笑みをたたえた松下幸之助の写真を背景に、塾OBの加藤政徳(46)が壇上で語り掛けた。「政経塾の体育館に全国から物資が届き、日本人の誰もが何かしたいという思いを感じた」。自らも物資を調達し、岩手県に運んだという。


 加藤は骨材メーカー「相模興業」(海老名市)の3代目。大学生の頃は父親に反発し、就職先は商社を考えた。「経営の神様」にあこがれて政経塾も受けた。


 最終面接。「幸之助さんのように起業したい」と熱っぽく語ると、面接官が「うちはね、政治家に進む者がほしいんだよ」。加藤はとっさに質問した。「そうしないと落ちるんなら、そう言った方がいいですか」。笑い声が上がった。


 「塾に行かなかったら会社は継いでいなかった」。入塾後まもなく岡山の養鶏場で2カ月働いた。鶏舎掃除から営業まで担当し、経営の厳しさを肌身に感じた。「日本や世界がどうだとか議論し、地に足が着いていなかった。おやじは本当に大変なんだ、支えなければと気がついた」


 2007年、フィットネスクラブの運営を始めた。昨年8月に亡くなった妻立子が肺がんを患ったことがきっかけだ。立子は8年間にわたった闘病生活で気功やヨガなどに取り組んだ。仲間ができたことが励みになった。「日本では3人に1人ががんで亡くなる。病気や健康について情報交換できるコミュニティーをつくりたい」。来年には3軒目がオープン予定だ。


 OBのうち経営者や会社員など経済分野で働く人は全体の3割。「塾で学んだからこそ人のお役に立ちたいと思った。多くのOBが政界で頑張っていて、俺だってお役に立ってんだぞ、というのも見せたいしね」


    ◇


 4月の報告会には、塾OBの谷中修吾(33)の姿もあった。タレント事務所に所属し、ラジオなどに出演するパーソナリティー。地元ラジオを通じて物資提供を呼びかけた。支援活動を収録したビデオの制作も担った。


 谷中も「政治家になる」とは言わずに入塾した。入塾前の大学院生時代にビジネスを学び、米国の教育NGOに携わった。入塾2年目、川崎市で保護者組織と協力し、キャリア教育を始めた。地元企業で働く大人たちを小中学校に招いて講演してもらった。


 自らも教壇に立ち、中学2年生30人に呼びかけた。「自分が好きなことを書き出してごらん」。人や自然の持ち味を生かした社会をつくりたい――。そんな思いが原点にある。


 外資系コンサルティング会社勤務を経て昨年8月、地域の魅力を生かした観光や特産品などで地域づくりを推進する合同会社を設立した。多様な仕事を行き来しながら志を表現する谷中は、自らを「ソーシャル・アーティスト」と呼ぶ。


 「政治は手段の一つ。やりたいことを実現するために、手段は一番適切なものを選んだ方がいい。論理的に考えた上で、ワクワクしながら活動したいと思っている」


(敬称略)


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