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仙台・宮城・陸奥

1とはずがたり:2008/06/05(木) 12:05:28
地区別スレ,遂に仙台も登場。陸奥とは勿論多賀城を首府とする明治以前の陸奥だ♪
本来はにぬけんが立てるべきだが何時迄俟っても立てやがらないので俺がたつヽ(`Д´)ノ

3722荷主研究者:2020/02/23(日) 21:34:04

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/202002/20200208_13012.html
2020年02月08日土曜日 河北新報
未来志向のまちづくり挑戦 仙台市議会開会、市長が施政方針

 仙台市議会2月定例会が7日開会し、郡和子市長が新年度の施政方針演説を行った。市政運営のテーマを「多様な力で未来をつくる、新たな杜の都への挑戦」と強調。新総合計画(2021〜30年度)の策定に触れ「未来志向のまちづくりに向けたチャレンジの年にしたい」と決意を表明した。

 最初に言及したのは若い力の育成。「子どもたちの個性を尊重する環境づくりが重要」と述べ、いじめや不登校対策、学習環境の整備を進める方針を示した。児童虐待対策を強化し、5歳児の発達相談も始め「子育て応援のまちづくりに全力で取り組む」と語った。

 「学都」の潜在能力を都市活力の創出に生かすため「暮らし、働く舞台として多くの若い世代を引きつける」と強調。まちづくり若者会議(仮称)の設置などを挙げ「若者の視点を施策に生かし、創造の文化が息づくまちづくりを進める」との方向性を打ち出した。

 次世代型放射光施設の整備、都心再構築プロジェクトを推進するとし「仙台への期待感を実感する。機運を逃さず、積極的に施策を展開する」と力を込めた。

 防災環境都市づくりは新年度に発生10年を迎える東日本大震災の教訓発信、都市型水害への対応強化に取り組み「経験や知見を次世代に継承する」と語った。

 郡市長は「多様な人々のチャレンジ精神が発揮され、輝き続ける街として次の時代へ引き継ぐことが、震災の苦難を乗り越え、ここに生きる私たちの使命」と演説を締めくくった。

3723荷主研究者:2020/02/23(日) 21:34:38

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/202002/20200208_13012.html
2020年02月08日土曜日 河北新報
未来志向のまちづくり挑戦 仙台市議会開会、市長が施政方針

 仙台市議会2月定例会が7日開会し、郡和子市長が新年度の施政方針演説を行った。市政運営のテーマを「多様な力で未来をつくる、新たな杜の都への挑戦」と強調。新総合計画(2021〜30年度)の策定に触れ「未来志向のまちづくりに向けたチャレンジの年にしたい」と決意を表明した。

 最初に言及したのは若い力の育成。「子どもたちの個性を尊重する環境づくりが重要」と述べ、いじめや不登校対策、学習環境の整備を進める方針を示した。児童虐待対策を強化し、5歳児の発達相談も始め「子育て応援のまちづくりに全力で取り組む」と語った。

 「学都」の潜在能力を都市活力の創出に生かすため「暮らし、働く舞台として多くの若い世代を引きつける」と強調。まちづくり若者会議(仮称)の設置などを挙げ「若者の視点を施策に生かし、創造の文化が息づくまちづくりを進める」との方向性を打ち出した。

 次世代型放射光施設の整備、都心再構築プロジェクトを推進するとし「仙台への期待感を実感する。機運を逃さず、積極的に施策を展開する」と力を込めた。

 防災環境都市づくりは新年度に発生10年を迎える東日本大震災の教訓発信、都市型水害への対応強化に取り組み「経験や知見を次世代に継承する」と語った。

 郡市長は「多様な人々のチャレンジ精神が発揮され、輝き続ける街として次の時代へ引き継ぐことが、震災の苦難を乗り越え、ここに生きる私たちの使命」と演説を締めくくった。

3724荷主研究者:2020/02/23(日) 21:37:10

http://www.jcpress.co.jp/wp01/?p=25087
2020/2/8 日刊建設新聞 宮城版
西道路と東部道路を直結 仙台東道路の起終点設定(東北整備局 計画段階評価)

 東北地方整備局は7日、仙台東道路の計画段階評価で、同線の起終点や必要な機能、政策目標などについて学識経験者らと協議した。起終点の設定に関しては、仙台東道路と仙台西道路を直結するということで了承を得た。この考えを基に、今後はより具体的なルート帯や構造案を検討していくことにした。

 仙台東道路の話し合いは、当日に開かれた社会資本整備審議会道路分科会の第28回東北地方小委員会(委員長・浜岡秀勝秋田大学教授)において行われた。浜岡委員長ら4人の委員と、同局の酒井洋一道路部長や、仙台河川国道事務所の奥田秀樹所長らが出席した。

 仙台東道路に関しては、昨年2〜3月に地域住民や事業者などに対するアンケート調査を行っており、その調査結果が今回の会議で報告された。

 アンケートの回答では、道路整備により優先して解決すべき課題として、住民・事業者ともに「交通混雑の解消」が最も多く挙げられた。次に住民からは「市街地内の交通の快適性や利便性の向上」、事業者からは「物流活動の効率化」を求める声が多く出されている。

 具体的な箇所・区間に対する意見では、仙台駅を東西に連絡する道路不足、中央卸売市場やトラックターミナルなどの物流拠点と高速道路を結ぶ交通網整備の重要性、高速バス乗り場の点在や高速道路から仙台駅までの速達性低下などが挙げられた。

 こうした意見を踏まえ、同局は政策目標として▽仙台市東部地域の交通容量不足の解消▽道路ユーザーのニーズに応じた道路の適切な機能分担▽物流交通に対する円滑な分散・導入による物流活性化▽仙台駅と高速道路網の交通結節機能の強化▽非常時における広域防災力の機能確保──の5つを設定した。

 仙台東道路に必要な機能としては、交通混雑を緩和する道路ネットワークの構築や、交通結節点と高速道路網の接続強化などを提示。今後に概略ルートなどを検討する際の基本条件として[1]東西方向の交通需要に対応できるネットワークの確保[2]アクセスコントロールされたサービス水準の高い道路[3]交通結節点との接続強化──を設定した。

 同局は、この政策目標や基本条件を踏まえ、起終点を設定し、委員から意見を求めた。委員からは「横軸の移動がまちの発展にブレーキをかけていると感じる。仙台東部道路から仙台西道路まで高規格な自動車専用道路で接続するのは重要」「仙台市の中心部の開発プロジェクトとどう整合性を付けるかが重要」「道路が景観を悪くしないようにしてほしい」などの意見があった。

 最終的には事務局案を「妥当」と評価し、今後にルート帯の検討などを進めることにした。

 仙台東道路は、仙台市の中心部と東部地区を結ぶ地域高規格道路に指定されている。計画段階評価や事業化に向けては、本年度に道路や平面交差点、ダイヤモンド型インターチェンジの予備設計をパシフィックコンサルタンツ(東北支社・仙台市青葉区)に委託した。

3725荷主研究者:2020/02/23(日) 21:37:59

http://www.jcpress.co.jp/wp01/?p=25087
2020/2/8 日刊建設新聞 宮城版
西道路と東部道路を直結 仙台東道路の起終点設定(東北整備局 計画段階評価)

 東北地方整備局は7日、仙台東道路の計画段階評価で、同線の起終点や必要な機能、政策目標などについて学識経験者らと協議した。起終点の設定に関しては、仙台東道路と仙台西道路を直結するということで了承を得た。この考えを基に、今後はより具体的なルート帯や構造案を検討していくことにした。

 仙台東道路の話し合いは、当日に開かれた社会資本整備審議会道路分科会の第28回東北地方小委員会(委員長・浜岡秀勝秋田大学教授)において行われた。浜岡委員長ら4人の委員と、同局の酒井洋一道路部長や、仙台河川国道事務所の奥田秀樹所長らが出席した。

 仙台東道路に関しては、昨年2〜3月に地域住民や事業者などに対するアンケート調査を行っており、その調査結果が今回の会議で報告された。

 アンケートの回答では、道路整備により優先して解決すべき課題として、住民・事業者ともに「交通混雑の解消」が最も多く挙げられた。次に住民からは「市街地内の交通の快適性や利便性の向上」、事業者からは「物流活動の効率化」を求める声が多く出されている。

 具体的な箇所・区間に対する意見では、仙台駅を東西に連絡する道路不足、中央卸売市場やトラックターミナルなどの物流拠点と高速道路を結ぶ交通網整備の重要性、高速バス乗り場の点在や高速道路から仙台駅までの速達性低下などが挙げられた。

 こうした意見を踏まえ、同局は政策目標として▽仙台市東部地域の交通容量不足の解消▽道路ユーザーのニーズに応じた道路の適切な機能分担▽物流交通に対する円滑な分散・導入による物流活性化▽仙台駅と高速道路網の交通結節機能の強化▽非常時における広域防災力の機能確保──の5つを設定した。

 仙台東道路に必要な機能としては、交通混雑を緩和する道路ネットワークの構築や、交通結節点と高速道路網の接続強化などを提示。今後に概略ルートなどを検討する際の基本条件として[1]東西方向の交通需要に対応できるネットワークの確保[2]アクセスコントロールされたサービス水準の高い道路[3]交通結節点との接続強化──を設定した。

 同局は、この政策目標や基本条件を踏まえ、起終点を設定し、委員から意見を求めた。委員からは「横軸の移動がまちの発展にブレーキをかけていると感じる。仙台東部道路から仙台西道路まで高規格な自動車専用道路で接続するのは重要」「仙台市の中心部の開発プロジェクトとどう整合性を付けるかが重要」「道路が景観を悪くしないようにしてほしい」などの意見があった。

 最終的には事務局案を「妥当」と評価し、今後にルート帯の検討などを進めることにした。

 仙台東道路は、仙台市の中心部と東部地区を結ぶ地域高規格道路に指定されている。計画段階評価や事業化に向けては、本年度に道路や平面交差点、ダイヤモンド型インターチェンジの予備設計をパシフィックコンサルタンツ(東北支社・仙台市青葉区)に委託した。

3726荷主研究者:2020/02/27(木) 21:29:07

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/202002/20200210_13037.html
2020年02月10日月曜日 河北新報
仙台パルコとパルコ2、今春改装 7店が東北初進出

展示会などのイベント会場として本館6階に設ける「スペース6」のイメージ図(パルコ仙台店提供)

 仙台市青葉区のJR仙台駅西口に立地する仙台パルコ本館とパルコ2が今春、計約1100平方メートルを改装する。東北初進出の7店がオープン。本館6階にイベントスペース「スペース6(シックス)」を設け、5階の「スペース5(ファイブ)」を増床移転する。

 東北初出店は、東映アニメーション(東京)による「エルビーポップアップシアター」、バングラデシュやネパールの素材を使った雑貨店「マザーハウス」、韓国のアーティスト「BTS(防弾少年団)」がデザインした雑貨を扱う「シャイニーライン」など。

3727荷主研究者:2020/02/27(木) 21:55:24

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/202002/20200213_12019.html
2020年02月13日木曜日 河北新報
仙台のビッグ企画が破産申請へ 負債11億円

 プラモデルなどの販売店「ビッグサンダー」を経営していたビッグ企画(仙台市)は12日までに事業を停止し、自己破産申請の準備に入った。帝国データバンク仙台支店によると、負債額は約11億円。

 仙台支店によると、同社は1983年に自動車用品販売会社の子会社として設立され、99年に親会社役員だった現代表が買収した。法人向けのトナーリサイクル事業を主力としつつ、プラモデルやフィギュアを扱う店舗を経営。2018年11月期の売上高は約5億6000万円だった。

 近年は収益性が低下し、複数の金融機関から資金調達したため債務が膨らんでいた。借り入れの際に決算書を粉飾していた可能性があるという。事業停止は今月10日付。

3728荷主研究者:2020/02/27(木) 21:57:06

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/202002/20200213_12004.html
2020年02月13日木曜日 河北新報
放射光利用促進へ向け、仙台市が分析2社と連携

放射光施設の利用促進に向け、協定書を取り交わした(左から)佐々木氏、松本氏、郡市長

 仙台市は12日、2023年度に東北大青葉山キャンパス(青葉区)で稼働する次世代型放射光施設の利用促進に向け、測定結果の解析ができる「分析会社」2社と連携協定を結んだ。放射光施設の活用ノウハウがない中小企業による利用の支援に共同で取り組む。

 協定を結んだ2社は日産アーク(神奈川県)と日東分析センター(大阪府)。市は本年度、東北の中小企業を対象に大型放射光施設「スプリング8」(兵庫県佐用町)を産業利用してもらう事業をスタート。新年度は対象を全国の事業者に拡大し、2社を含む分析会社の活用も呼び掛ける。

 市役所であった締結式で、日産アークの松本隆常務は「東北の放射光施設は世界で最も使いやすい仕様や運用となった。ただ、企業だけで実験や解析、データの解釈を行うには限界がある」と述べ、市に連携を呼び掛けた経緯を明かした。

 日東分析センターの佐々木康行管理部長は「市の事業を通じ、波及効果のある事例を創出したい。自社でも放射光施設活用の知見を蓄積する」と語った。

 市は連携を足掛かりに、2社の取引先を含め、全国の企業に地元施設を利用してもらうことを期待する。

 郡和子市長は「測定分析の知見を持つ企業と連携できて心強い。次世代放射光施設が産業分野で大きな力を発揮できることを広く知ってもらえる」と話した。

3729荷主研究者:2020/02/27(木) 21:57:54

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/202002/20200213_12003.html
2020年02月13日木曜日 河北新報
ケーヒンが新工場整備で宮城県、村田町と協定 地元雇用確保など6項目

協定を締結した(左から)村井知事、相田社長、大沼町長

 ホンダ系自動車部品製造大手ケーヒン(東京)は12日、宮城県村田町に整備する新工場に関し、県、町と協定を結んだ。同社は昨年6月に村田工業団地の既存工場を取得済みで、2020年中に改修工事に着手、22年をめどに稼働させる。3者は連携して地元雇用の確保などに取り組む。

 協定は(1)県、町は工場整備や稼働に必要な許認可などの手続きで協力する(2)ケーヒンは工場の周辺環境の保全、公害防止に努める(3)ケーヒンは地元雇用に配慮し、県と市は従業員確保に協力する-など6項目を盛り込んだ。

 新工場は、宮城製作所IPM工場(角田市)で生産する電動車用の電子制御装置「パワーコントロールユニット」(PCU)を増産し、ハイブリッド車(HV)や電気自動車(EV)向けの需要増に対応する。

 取得した既存工場は鉄筋鉄骨3階で延べ床面積約1万5000平方メートル。同社が国内に保有する工場としては最大規模で、主力工場に育てる方針。稼働当初は一部分を使い、需要に応じて広げる。具体的な生産能力や雇用人数は今後詰める。

 県庁であった締結式で、相田圭一社長、村井嘉浩知事、大沼克巳町長が協定書に署名。相田社長は「新工場から世界をリードする製品を生み出し、宮城の活性化に貢献したい」とあいさつ。村井知事は「PCUは次世代自動車の重要部品で、将来性が大いに期待できる」と語った。

 既存工場は17年に閉鎖され、団地内の10社で唯一稼働していない。大沼町長は「新工場の操業開始で雇用が生まれ、若者の定着促進にもつながる」と話した。

3730荷主研究者:2020/02/27(木) 22:15:00

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/202002/20200214_11014.html
2020年02月14日金曜日 河北新報
全線運行再開見通せず 宮城知事「阿武急側から伝達」明らかに

 台風19号豪雨で被災し宮城、福島県境で運休が続く阿武隈急行について、宮城県の村井嘉浩知事は13日、運営する第三セクター阿武隈急行(伊達市)側から現時点で全線運行再開の見通しは立っていないと伝えられたことを明らかにした。

 同日あった県議会予算特別委員会で答えた。村井知事は被害が深刻な上、トンネルなど施設の老朽化が著しく、乗客の安全確保には詳細な調査が必要だと指摘。現場が山間地にあることを踏まえ「会社から全線運行再開を見通すのは難しいと聞いている」と述べた。

 運休区間の復旧方針に関しては「会社と福島県、沿線市町と意思を統一していない。今は何も申し上げられない」と明言を避けた。

 県は阿武隈急行の復旧関連費用として、2020年度一般会計当初予算案に貸付金1億5000万円、19年度一般会計補正予算案に7300万円を計上している。当面は回送列車の運行を目指す方針。

3731荷主研究者:2020/02/27(木) 22:23:11

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/202002/20200215_11009.html
2020年02月15日土曜日 河北新報
業務引き継ぎで財団法人を設立 仙台市、ガス民営化で方針

 仙台市は14日、2022年度に予定するガス事業民営化を円滑に進めるため、業務の引き継ぎを目的とした財団法人を設立する方針を表明した。財団法人には市職員を派遣し、事業継承者から業務の一部を受託。5年程度の引き継ぎ期間を設け、液化天然ガス(LNG)基地の運営や保安などの業務手順を伝える。

 市議会2月定例会代表質疑で、氏家道也ガス事業管理者が明らかにした。「市が保有する知見やノウハウを事業継承者に確実に引き継ぐことが重要。市が新たに財団法人を設立し、知識や経験を持った職員を、市職員の身分のまま派遣する」と答弁した。

 市は民間の経営自由度を重視し、事業継承した企業に出資しない方針だが、地方公務員派遣法は出資していない民間企業への職員派遣を認めていない。市職員の身分で引き継ぎしてもらうため、財団法人設立という手法を採用する。

 市ガス局によると、派遣期間の待遇は基本的に市職員と変わらない。派遣人数は、20年度に選定する優先交渉権者との協議で決める。財団法人は原則、市が基本財産を拠出して設立し、業務の引き継ぎが完了すれば解散する。

 郡和子市長は答弁で、専門家による民営化推進委員会の議論を踏まえ「夏前には(事業継承者の)公募を開始する」と述べた。

3732荷主研究者:2020/03/14(土) 19:45:16

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/202002/20200219_12019.html
2020年02月19日水曜日 河北新報
勝山スケート場跡地に分譲マンション4月着工 土地取得から10年 仙台

http://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20200219kahoku01.JPG
住友不動産のマンション建設予定地。奥の東北大雨宮キャンパス跡地にも商業施設やマンションが計画される=仙台市青葉区上杉2丁目

http://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20200219kahoku02.JPG

 住友不動産が2010年に不動産・飲食業勝山企業(仙台市)から取得した仙台市青葉区上杉2丁目のスケート場とボウリング場の跡地に計画していた分譲マンションの概要が18日、分かった。今年4月に着工し、22年3月に完成する。土地取得から10年、仙台市内で人気の高い文教エリアの大型計画がようやく始動する。

 マンションは鉄筋コンクリート地上13階で、3、4LDKが計336戸。市内最大規模となる2層吹き抜けのエントランスや内廊下といった高級仕様の設計を施す。約700平方メートルの中庭を備える。

 西側にマンションギャラリーを開設し、今年夏ごろから販売する。北側には自社の営業利用を想定した低層の事務所棟を併設する。

 同社は10年9月、勝山企業が所有するボウリング場やスケート場跡地を含む約1万7000平方メートルを取得。当初からマンション建設を検討したが、東日本大震災後の建設費の高騰に伴う採算性を考慮し、着工時期を模索してきた。

 その後、北六番丁通を挟んだ東北大農学部雨宮キャンパス跡地にイオンモールの商業施設建設と仙台厚生病院(青葉区)の移転計画が浮上。周辺環境整備に見通しがついたことから事業化に踏み切った。

 同社の担当者は「利便性と環境の良さを兼ね備えたマンションは、子育て世代や郊外から住み替える高齢夫婦といった幅広い層に評価していただけるだろう」と話す。建設するマンションは敷地面積約8400平方メートルで、西側の残る約半分の土地は活用方法を決めていない。

 同社は、北に約300メートル離れた雨宮キャンパス跡地内に計画中の分譲マンションも4月に同時着工する。地上13階の204戸で、22年1月に完成する。隣接地には野村不動産の分譲マンション建設が完成している。

3733荷主研究者:2020/03/14(土) 19:51:38

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO55921790R20C20A2L01000/
2020/2/21 16:28 日本経済新聞 電子版 東北 宮城
起業家、仙台から巣立て 人・資金呼び込みへ
東奔北走

3734荷主研究者:2020/03/14(土) 19:53:16

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/202002/20200221_12016.html
2020年02月21日金曜日 河北新報
<せんだい進行形>宮城のガソリン安値過熱 圏内に恵まれた流通環境 大手ガソリンスタンドは利益度外視

価格変動に一喜一憂する消費者がいる一方、ライフラインでもあるGSの経営は厳しい=仙台市内

 1リットル当たり144円50銭。資源エネルギー庁が調査した17日現在の宮城県のレギュラーガソリン平均小売価格だ。全国より4円安く、47都道府県で6番目に安かった。実は宮城は有数のガソリン安値エリア。仙台圏の流通環境の良さなどが背景にあり、ドライバーにとっては実にありがたい状況だが、業界からは安易な安値歓迎ムードにくぎを刺す声も上がる。
(報道部・村上浩康)

■全国超え1週のみ

 2017年以降の宮城、東北、全国のガソリン価格の推移(グラフ)をまとめた。昨年1年間で宮城県が全国を上回ったのは1週(プラス10銭)のみ。それ以外は3〜6円ほど安く推移した。6〜7月の8週連続を含む10週は全国最安値を記録している。

 なぜ安いのか。価格調査を毎週実施している石油情報センター(東京)に素朴な疑問をぶつけると、「都道府県や地域で価格差が生まれる要因は主に2点ある」と教えてくれた。

 一つは、製油所や油槽所からの輸送コスト。太平洋岸に面し、大消費地の仙台圏を抱える宮城県には塩釜市を中心に元売り各社が多くの油槽所を構える。タンカーが運んできた石油製品を、コストを抑えて個々のガソリンスタンド(GS)に運べる。逆に海から遠い長野県、離島が多い長崎県などは必然的に高い。

 もう一つはGS同士の競合による価格競争だ。県内約300事業所でつくる県石油商業協同組合の佐藤義信理事長は「人口が多い仙台圏は力のある大手が拠点を持ち、価格競争が激しくなっている」と説明する。

 また、仙台圏で複数のGSを運営する業者の担当者は、価格競争の一因として大手資本が商業施設に併設するGSの存在を挙げる。「そうした店は本業の集客のため利益度外視で地域最安値を掲げる。近隣の店舗は追随して値下げせざるを得ない」と漏らす。

 かつては元売りが系列店に販売しきれなかった余剰分を格安で業者間転売する「業転玉(ぎょうてんぎょく)」が市況の混乱要因とされたが、現在は大手統合による業界再編で減少したという。ただ、日本よりガソリンが安い韓国から輸入する動きもあり、わずかな利幅を求めて各社がしのぎを削る状況は続く。

■「最後のとりで」

 一方で、佐藤理事長は東日本大震災の経験から、ライフラインとしてのGSの位置付けを強調し、安さに流れがちな消費者心理に苦言を呈する。

 「各地で災害が相次ぐ中、ガソリンや軽油を供給するGSは生活を守る最後のとりでだ。会員はサービスの工夫で本当によく耐えて頑張っているが、平時は安い店に行き、緊急時だけ地元に求めるというのではやっていけない」

 ハイブリッド車や電気自動車の普及で「ガソリン離れ」も進む。エネ庁の調べで、宮城県内の給油所は18年度末現在、630カ所。震災当時の10年度末から153カ所が姿を消した。「平時こそ、地域のライフラインの在り方を改めて考えてほしい」。佐藤理事長の訴えは切実だ。

3735荷主研究者:2020/03/14(土) 19:53:56

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/202002/20200221_12002.html
2020年02月21日金曜日 河北新報
仙台CATV、経営権を譲渡 静岡の大手と基本合意

 仙台、名取両市でケーブルテレビ事業を手掛ける仙台CATV(仙台市)と、筆頭株主の同和興業、同和警備(ともに仙台市)は20日、CATVの経営権を業界大手のTOKAIケーブルネットワーク(TCN、静岡県沼津市)に譲渡する基本合意書を締結した。CATVはTCNの株式を100%所有するTOKAIホールディングス(静岡市)の連結子会社となる。

 CATVなどによると、3月末に発行済み株式の87.9%に当たる計6万1570株をTCNに譲渡する。譲渡額は非公表。放送・通信などのサービス、従業員29人の雇用は維持し、商標のCAT-Vも継続使用する。

 仙台CATVは1983年設立。約5万7000世帯にサービスを提供する。2019年3月期の売上高は10億3700万円。映像配信サービスの台頭による競争激化などで経営環境は厳しく、光ケーブルエリアの拡大に向けた資金調達法を検討する中で、譲渡を決断した。

 TCNは静岡県など1都5県でケーブルテレビ事業を展開。今回の株式取得で放送事業のほか同社グループのLPガス、宅配水、インターネット接続といった生活関連サービスの営業エリア拡大が可能になると判断した。

3736荷主研究者:2020/03/14(土) 19:54:29

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/202002/20200221_11015.html
2020年02月21日金曜日 河北新報
宮城県美術館「移転検討」最終案、有識者懇おおむね容認 投資効果、再利用で注文

基本方針最終案について意見を交わす懇話会の委員ら

 仙台市青葉区の宮城県美術館と東京エレクトロンホール宮城(県民会館)を宮城野区に移転、集約する構想を巡り、県有識者懇話会は20日の最終会合で、県が提示した最終案をおおむね容認した。各委員は美術館の現地存続を求める意見に配慮しつつ、文化振興や費用対効果の観点を踏まえた検討を進めるよう求めた。

 美術館の移転構想に関する意見公募で集まった221件の大半が移転案に懐疑的だったとする県の説明に対し、大学教授ら多くの委員が幅広い立場の声に耳を傾けるべきだと訴えた。

 白河文化交流館コミネス(福島県白河市)の志賀野桂一館長は、日本を代表する建築家の故前川国男氏が設計した現在の美術館に、多くの利用者が思い入れがあると強調し、「心情に寄り添う姿勢は必要だ」とした。

 その上で文化振興の観点から両施設の集約には優位性があると言及。海外の著名な美術館をはじめ近年の施設は舞台芸術を取り入れた改修を実施しているとし「集約はこれからのアートに対応できる」と述べた。

 宮城大事業構想学群の舟引敏明教授(都市・地域行政)は施設再編が仙台都市圏の成長と東北の持続的発展につながると可能性を指摘。「投資効果ができるだけ上がるような形で計画を進めてほしい」と求めた。

 両施設の跡地利用についても意見が交わされた。美術館の建物に関しては、近隣にキャンパスがある東北大や民間に譲渡を打診し、再利用を模索すべきだとの提案もあった。

 座長を務めた東北大大学院の堀切川一男教授(摩擦工学)は県に対し「現地改修、移転集約の双方の利点と課題をさらに整理し、分かりやすい形で県民に提示してほしい」と要望した。

3737荷主研究者:2020/03/14(土) 20:07:08

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/202002/20200222_11008.html
2020年02月22日土曜日 河北新報
自動釣り銭機 お蔵入り一転 新年度デビュー 仙台市交通局方針

 仙台市地下鉄の全駅で自動釣り銭機が使われず5年間保管されている問題で、市交通局は21日、新年度に駅窓口で使用を始める方針を明らかにした。同日の市議会都市整備建設委員会で説明した。お蔵入りの状態から一転、晴れてデビューを迎えることになった。

 市交通局によると、釣り銭機は新年度早々に南北線と東西線の駅窓口35カ所に1台ずつ設置。切符の乗り越し精算や払い戻し、両替で現金を出し入れする際に使うことを検討している。

 駅ごとに売り上げを集計するシステムと連動しないため、釣り銭機を通した売り上げは駅員が手作業でシステムに入力するという。窓口に設置しない2台は予備機とテスト機にする。

 釣り銭機の導入は窓口で相次ぐ釣り銭ミスを防ぐため、2014年12月のIC乗車券「イクスカ」利用開始に合わせ、市交通局が1480万円で37台を購入した。窓口に設置する直前、釣り銭機とシステムが連動しないことが判明。日の目を見ぬまま機器室などに取り置かれる事態となった。

 加藤俊憲交通事業管理者は「発注前の関係部署間の意思疎通の悪さに加え、長期間使われていないことも共有されていなかった。今後は風通しのよい職場環境を目指す」と釈明した。

3738荷主研究者:2020/03/14(土) 20:31:48

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/202002/20200225_13008.html
2020年02月25日火曜日 河北新報
三陸道・気仙沼中央-気仙沼港開通、水産復興が加速

テープカットで開通を祝う関係者

 東日本大震災の復興道路として国が整備を進める三陸沿岸道の気仙沼中央-気仙沼港インターチェンジ(IC、いずれも気仙沼市)間1.7キロが24日、開通した。被災した水産業を立て直すために整備された水産加工団地や市魚市場からのアクセスが向上する。

 新しくできた気仙沼港IC付近で式典があり、気仙沼市の菅原茂市長は「気仙沼の主力産業である水産と観光を後押しする道路がつながった。三陸道を生かした街づくりに全力を尽くしたい」とあいさつした。

 同ICの開設で、被災した水産加工業者が集まる赤岩港水産加工団地から三陸道までの所要時間は約7分短縮される。市魚市場からも近い。

 国は仙台港北IC(仙台市)-八戸ジャンクション(八戸市)間を復興道路と位置付け、2020年度内の全線開通を目指している。今回で全長359キロのうち263キロが開通した。

3739荷主研究者:2020/03/14(土) 20:36:19

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/202002/20200226_13025.html
2020年02月26日水曜日 河北新報
仙台のJDSound破産へ 小型DJ機器など開発

世界中の音楽ファンの支持を集めた「GODJ」(手前)などの小型DJ機器=2016年

 音楽機器ベンチャーのJDSound(ジェイディーサウンド、仙台市)は26日までに事業を停止し、自己破産申請の準備に入った。帝国データバンク仙台支店によると、負債額は2018年12月末時点で約1億1900万円。

 仙台支店によると、同社は別の機器会社の仙台事業所が独立する形で12年に設立した。持ち運び可能な小型DJ機器「GODJ(ゴーディージェー)」などの自社商品を販売。高い技術力が注目されたが設立当初から開発投資が先行し、生産量の少ないスポット受注が中心で債務超過に陥っていた。

 19年9月、韓国出身の役員に創業者が解任される内部の混乱があり、大半の従業員が退社。今年1月15日付で事務所を閉鎖した。

3740荷主研究者:2020/03/14(土) 20:41:06

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO56124430X20C20A2L01000/
2020/2/27 17:04 日本経済新聞 東北 宮城
JRバス東北、仙台―羽田空港の高速バス運行へ

3741荷主研究者:2020/03/14(土) 20:51:25

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/202002/20200229_11007.html
2020年02月29日土曜日 河北新報
宮城県人口が230万割れ 27年ぶり、沿岸部で減少進む

 宮城県は28日、2月1日の推計人口が229万9751(男112万3557、女117万6194)だったと発表した。230万人を割り込むのは、1993年以来、27年ぶり。

 他地域からの人口流入が顕著な仙台圏が増加する一方、東日本大震災の津波で甚大な被害を受けた沿岸部を中心に減少が進み、仙台一極集中が鮮明となった。

 県によると、推計人口は前月比で1443減った。自然増減は出生1192人、死亡2549人で、1357人減。社会増減は転入6160人、転出6246人で86人減少した。

 県人口は2004年1月の237万2675をピークに減少局面に入った。企業誘致などの効果で一時的に増加した10年まで毎年3000〜1万人規模の減少が続いた。

 震災の影響で11年以降は沿岸部が軒並み減少した一方、東京電力福島第1原発事故による避難者や復旧、復興工事関係者の流入で11〜14年は増加か前年並みで推移。復興需要の収束に伴い、15年以降は再び減少が続いた。

 市町村別の人口を震災前後で比較すると、増加は仙台市(4万3717人)がトップ。周辺の名取市(5242人)や富谷市(4415人)など7市町村が続いた。

 減少は27市町。石巻市(1万9628人)や気仙沼市(1万2575人)といった沿岸部のほか、栗原市(9527人)など高齢化率の高い自治体の減少が目立った。

3742荷主研究者:2020/03/29(日) 13:27:01

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO56498320W0A300C2L01000/
2020/3/6 19:24 日本経済新聞 電子版 東北 宮城
女性向け商品と家電で集客、宮城のホームセンター「ダイシン」

3743荷主研究者:2020/03/29(日) 15:07:16

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO56712640S0A310C2L01000/
2020/3/12 16:50 日本経済新聞 東北 宮城
仙台のオフィス空室率、5カ月ぶり低下

3744荷主研究者:2020/03/29(日) 15:25:08

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/202003/20200314_72023.html
2020年03月14日土曜日 河北新報
JR常磐線9年ぶり全線開通 仙台出発の特急復活

JR仙台駅の常磐線ホームでは、鉄道ファンらが特急の一番列車ひたち14号を見送った=14日

一番列車が常磐線夜ノ森駅に入った=14日午前6時10分ごろ、福島県富岡町

 JR東日本は14日、東京電力福島第1原発事故の影響で不通となっていた福島県内の常磐線富岡(富岡町)-浪江(浪江町)間20.8キロの運転を再開した。常磐線は約9年ぶりに同県沿岸部も含めた全線がつながり、東日本大震災と原発事故で被災した岩手、宮城、福島3県の鉄道不通区間が全て解消された。

 全線再開に合わせ、東京と仙台を直通で結ぶ特急も3往復で運行を再開した。午前10時13分、仙台駅発の特急の一番列車ひたち14号が出発。横断幕を手にしたJR職員や大勢の鉄道ファンらが出発を見送った。新型コロナウイルス感染症を考慮して発車時のセレモニーは実施されなかった。

 宮城県柴田町の尾形和子さん(69)は水戸駅までの切符を手に特急に乗り込んだ。5年前に亡くなった夫と震災の1週間前に旅したといい「再開したらまた乗ろうと待っていた。家族は新型ウイルスを心配して反対したが、どうしても乗りたかった。夫も一緒にいると思う」と話した。

 仙台発の特急は最速で品川まで4時間38分、水戸まで3時間13分、いわきまで2時間3分。

 最後の不通区間となった20.8キロのうち、13.6キロが放射線量の高い帰還困難区域にあり、JR東日本は復旧工事とともに除染を実施。今月に入り夜ノ森(富岡町)、大野(大熊町)、双葉(双葉町)の3駅と周辺の避難指示が解除された。特急は大野、双葉両駅にも停車する。

3745荷主研究者:2020/03/29(日) 15:58:30

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/202003/20200318_12009.html
2020年03月18日水曜日 河北新報
「仙台空港―仙台駅」高速バス タケヤ交通と仙台バスが共同運行 停留所や料金を一本化

仙台エアポートリムジンのバス停が新設される仙台駅東口バスプールの71番乗り場

 タケヤ交通(宮城県川崎町)と仙台バス(岩沼市)は、それぞれが運行する仙台空港(名取市、岩沼市)とJR仙台駅を結ぶ高速バスの共同運行を4月1日に始める計画をまとめた。利便性を高め、災害時などの情報伝達をスムーズにするのが狙い。

 両社は仙台駅東口バスターミナルにバス停を新設し、駅西口は青葉通のJRあおば通駅に近いタケヤ交通のバス停(63-1番)に統合。両社のバス計3台を「仙台エアポートリムジン」として同一の経路、所要時間、料金で運行する。

 1日9往復運行。料金は片道大人1人660円の予定。所要時間は45〜47分。キャッシュレス決済システムも統一し、共通割引券を導入する計画だ。

 仙台空港-仙台駅間のバスは、タケヤ交通が2017年10月から、仙台バスは19年3月から運行する。経路と料金が異なるほか、駅西口のバス停は約140メートル離れ、「分かりにくい」との声が寄せられていた。訪日外国人客が多く宿泊するホテルからは駅東口のバス停設置の要望もあった。

 昨年4月にあったJR東北線の信号機トラブルや10月の台風19号豪雨で仙台空港アクセス線が運休した際、空港に滞留した旅客を両社が協力して輸送した。一方、バス停が異なるため空港に向かう旅客らへの情報伝達に課題が残り、共同化するきっかけとなった。

 同路線の利用は両社とも伸び悩んでいる。仙台バスの橋本尊弘常務は「分かりにくさを解消し、集客アップを図りたい。駅東口に設けるバス停にも期待している」と話し、タケヤ交通の大宮利幸社長は「公共交通維持のためには、けん制し合うより共同運行する方がいい」との考えを示す。

 新型コロナウイルス感染症の影響でバス利用者は全体的に減少しており、当面は態勢整備や認知度向上の広報に力を入れる。

3746荷主研究者:2020/03/29(日) 15:59:00

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/202003/20200318_12030.html
2020年03月18日水曜日 河北新報
楽天カード、全国3ヵ所目 仙台拠点を開設

仙台花京院テラスに開設された仙台コンタクトセンター(楽天カード提供)

 楽天カード(東京)は、仙台市青葉区の新オフィスビル「仙台花京院テラス」に、カード利用者からの各種電話に応える「仙台コンタクトセンター」を開設した。センターは神戸市、福岡市に続き3カ所目。

 センターはビルの2〜4階。250席を備える執務室でカード紛失時の相談や請求書に関する照会、海外での利用の問い合わせなどに応じる。研修室や休憩スペース、無料で使える食堂も併設。約100人が勤務し、今年末までにさらに100人の雇用を計画する。

 ビルは1月末、中規模以上のオフィスビルとして約3年ぶりに市中心部に完成し、今月5日に事務所を開設した楽天カードが入居第1号となった。同社の担当者は「カード会員数の増加に対応する。地域活性化にも貢献したい」と話す。

3747荷主研究者:2020/03/29(日) 16:30:14

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/202003/20200321_12019.html
2020年03月21日土曜日 河北新報
仙台駅前、旧さくら野跡地再開発 ドンキ運営会社が名乗り

http://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20200321kahoku01.JPG
仙台市青葉区の旧さくら野百貨店仙台店

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PPIHが提示した再開発ビルのイメージ図

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 2017年2月に閉店したさくら野百貨店仙台店(仙台市青葉区)の跡地の約8割を、ディスカウント店「ドン・キホーテ」を運営するパン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(PPIH、東京)が取得することが20日、同社への取材で分かった。JR仙台駅前の一等地で再開発計画が動きだす。

 旧仙台店は八つのビルで構成され、敷地面積は約5500平方メートル。うち約8割の土地と建物は、匿名組合が出資するさくら野DEPT仙台合同会社(東京)と投資ファンド東北リテールマネジメント(同)が所有していた。

 PPIHは今月16日、DEPTが実質的に持つ土地、建物と、リテールマネジメントの全株式を取得する契約を締結。事実上、旧仙台店の最大のオーナーとなった。

 PPIHは建物を解体した上で跡地の一体的な再開発を目指す。商業施設、ホテル、オフィスを組み合わせた延べ床面積最大11万平方メートル、高さ最大約150メートルの複合ビルを構想する。ビルの建て替えなど再開発を促す仙台市の「せんだい都心再構築プロジェクト」による容積率緩和を目指し、高機能オフィスを整備する。

 他の5地権者や市の担当者に対しPPIHは19日、取得の経緯や跡地利用の構想を説明した。PPIHによると、4月から月1回程度、市の担当者も交えた勉強会を開くことを決めた。21年3月に地権者で構成するまちづくり協議会の設立を目指す。

 計画では21年秋ごろに準備組合を設立し、23年秋ごろにビルの用途や規模を定める都市計画を決める。早ければ24年度中の着工、27年度中の完成を目指す。

 旧仙台店を巡っては、ビルオーナーらの間で行われていた複数の調停や訴訟が19年2月に全て終結。DEPTは売却先を模索し、一時は複数の不動産開発業者に入札参加を呼び掛けた。結局入札は実施されず、PPIHに取得を提案したという。

 PPIHは取材に対し「仙台駅前の一等地で非常に可能性がある場所であり、(仙台店が)閉店されたままの状況は好ましくない。市や地権者と協議し、より良い街づくりにつなげたい」としている。

◎ドンキ運営会社、不動産事業拡大 仙台の拠点化推進

 停滞していたJR仙台駅西口の再開発に、小売り大手パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(PPIH、東京)が名乗りを上げた。取得するさくら野百貨店仙台店跡地の隣地に同社の運営店舗が立地していた上、デベロッパーへと事業を広げつつある経営戦略とも合致した。

 仙台店閉店から1年4カ月後の2018年6月、PPIHは運営するドン・キホーテ仙台駅西口本店を隣にオープンさせている。開発部門の責任者は「(物件を)関心を持って見守ってきた」と話す。

 仙台店を運営した「エマルシェ」は16年4月、当時の最大のオーナーさくら野DEPT仙台合同会社が推薦する投資ファンド、東北リテールマネジメントの関係者を経営陣に据えた。PPIHの前身のドンキホーテHD傘下の日本商業施設による要請で社長に就いたこの関係者はその後、同HDの執行役員に就いた。

 DEPTの所有者は匿名投資ファンドで、実態は不明だ。一連の経緯から、関係者は「DEPTの所有者とPPIHには少なからず関わりがあるのではないか」とみる。跡地の取得により、PPIHがデベロッパーとして表舞台に登場する形となった。

 PPIHは今年2月、東京・渋谷で地上28階の複合ビルを着工させた。高層ビル開発としては仙台が2棟目になり、ともにドン・キホーテ店舗の近隣という共通点がある。本業の小売りを展開する中で不動産開発にも業態を拡大させており、今回の再開発で仙台の拠点化が一層進みそうだ。

 仙台市幹部の一人は「(購入先が)大手デベロッパーではなかったので正直、驚きが大きい」としつつ「再開発が動き始めるというインパクトは大きい。仙台の街づくりを踏まえた再開発を計画しているようで、一定の期待はある。市の都心再構築プロジェクトにも合致する」と語った。

3749荷主研究者:2020/06/20(土) 22:16:36

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/202003/20200323_73003.html
2020年03月23日月曜日 河北新報
東北大合格者 宮城が最多246人

http://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20200323kahoku04.JPG

 東北大は22日、経済学部と理学部で実施した2020年度一般入試後期日程の合格者を発表した。計98人の募集に対して592人が受験し、合格者は121人。実質倍率は前年を0.9ポイント下回る4.9倍だった。

 前・後期を合わせた一般入試の合格者は1878人となった。出身都道府県別の合格者の内訳は表の通り。宮城が最多の246人で全体の13%を占めた。東京192人、埼玉169人と続いた。

 東北6県の合格者は531人となり、前年比で28人減った。全体に占める割合は28.2%(前年28.7%)だった。

3750荷主研究者:2020/06/20(土) 22:28:28

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO57216380V20C20A3L01000/
2020/3/25 18:14 日本経済新聞 東北 宮城
宮城のタケヤ交通、バス路線を再編

3751荷主研究者:2020/06/20(土) 23:04:38

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/202003/20200327_12002.html
2020年03月27日金曜日 河北新報
仙台空港2、3階の改修着工 21年度完成、買い物や飲食充実

ターミナルビルの改修イメージ。東北の地酒や食品などが楽しめる横町のような空間も計画する

 仙台空港を運営する仙台国際空港(宮城県名取市)は26日、旅客ターミナルビルの大規模リニューアル工事に着手した。事業費は約50億円。2044年度の目標旅客数550万人を見据え、搭乗手続きの時間を短縮し、搭乗直前まで買い物や飲食を楽しめるようにする。21年度下期の工事完了を見込む。

 リニューアルは2、3階が中心。国内・国際線の保安検査場を拡張するとともに、国内線の検査場通過後のエリアを広げ、飲食店や土産店などを充実させる。

 改修面積は全体の5分の1に当たる9848平方メートル。商業店舗の床面積は22.5%増の2804平方メートルとなり、うち検査通過後のエリアは現状の10倍以上の2013平方メートルに広がる。増築は1683平方メートルで、国内線のチェックインエリアを拡張する。

 同社は16年7月の民営化当初から今回のリニューアルを計画してきた。今後は旅客以外の見送り客なども保安検査を経て店舗や屋上展望デッキを利用できる仕組みを目指し、航空各社と協議を進める。

3752荷主研究者:2020/06/20(土) 23:06:07

https://www.kensetsu-sinbun.co.jp/miyagi/article/bukken-area1/5871/
2020-03-27# 物件(仙台圏)みやぎ建設新聞
仙台市/元寺小路福室線・五輪工区の6車線化/427㍍分の測量設計着手へ/JR貨物線の銀杏架道橋周辺も拡幅検討

 仙台市は、都市計画道路・元寺小路福室線の道路拡幅事業のうち、五輪工区の拡幅未着手区間約427㍍の測量設計に来年度から着手する。

 元寺小路福室線五輪工区は、市立宮城野中学校付近の宮城野区五輪1の80の1地内から陸上自衛隊仙台駐屯地の敷地西側付近の同区銀杏町501番地内に至る延長約1217㍍の区間。これまでに起点側から国立病院機構の旧仙台医療センター付近までの拡幅が完了している。

 今回、対象となるのは既拡幅完了区間から終点側の仙台駐屯地付近に至る約427㍍の区間で、既存の2〜4車線を6車線に拡幅する。同区間内にはJR貨物の東北貨物線(宮城野・東仙台間)の銀杏架道橋が立体交差しており、同橋周辺の拡幅は協定を締結した上でJR側で代行する予定。交差方法の検討は現在、同社で進めている。

 来年度は、設計を進めるとともに拡幅に必要な用地の確定測量を実施。また、JR側と施工に関する協定を締結する方針だ。

3753荷主研究者:2020/06/20(土) 23:14:56

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/202003/20200328_12015.html
2020年03月28日土曜日 河北新報
ペデストリアンデッキ延長、宮城野通にベンチ・・・ 仙台駅東口を回遊性ある街に まちづくり協、市長に計画提出

協議会が目指す駅東口のイメージ図

郡市長(左)に駅東口のまちづくり計画を提出する松坂理事長

 JR仙台駅東口の住民や企業などでつくる仙台駅東まちづくり協議会は27日、地域の将来像を描いた「仙台駅東まちづくり計画」を郡和子市長に提出した。集客施設や学校、住宅が混在する地域特性を生かし、宮城野通を中心に回遊性とにぎわいのある街を目指す。

 計画は2020〜29年度の10年間。駅東口のフロントゾーンは高機能オフィスの立地を促進し、高度な都市機能を持たせる。ヨドバシカメラ(東京)による仙台店周辺の開発に合わせ、ペデストリアンデッキを東七番丁通まで延長し、駅から宮城野通まで切れ目なく歩けるようにする。

 宮城野通の沿道ゾーンはプロ野球東北楽天の本拠地、楽天生命パーク宮城や榴岡公園へのゲート機能を強化する。東北楽天から使用しなくなった球場の座席を提供してもらい、今年夏ごろ、ベンチを配したにぎわい空間を沿道に10カ所程度つくる社会実験を行う。

 東北福祉大の駅東口キャンパスがある榴岡2丁目交差点は、斜め方向の横断が可能なスクランブル交差点への切り替えを目指す。

 宮城野区の鉄砲町・二十人町ゾーンは、市内外から選ばれる質の高い居住環境を目指す。若林区新寺を中心とする寺町ゾーンは、寺院が立ち並ぶ景観と調和した居住機能と文化交流機能を充実させる。

 協議会の松坂卓夫理事長は「駅東口は15年度に都市基盤整備が終わり、これからが本格的な街づくりのスタート。地域の提案を都市計画や総合計画に反映させてほしい」と求めた。

 郡市長は「駅西口の定禅寺通や青葉通と同様、駅東口は仙台の大きな魅力となる地域。資源を生かし、にぎわいの創出に連携して取り組みたい」と応じた。

 協議会は19年8月に発足し、企業や町内会など38の団体・個人で構成。前身の宮城野通り勉強会が、17年度に始めたまちづくりの議論を継承し、部会を設けて計画策定を進めてきた。

3754荷主研究者:2020/06/20(土) 23:15:29

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/202003/20200328_12017.html
2020年03月28日土曜日 河北新報
JRバス東北、仙台-羽田空港線あす運行開始 発着枠拡大に対応

 JRバス東北(仙台市)は29日から、仙台-羽田空港間を結ぶ高速バス「仙台・羽田号」を毎日上下4本運行する。同日から羽田空港の発着枠が拡大されることから、今後の需要拡大を見込んだ。

 「仙台・新宿号」として運行している昼行の上下8本のうち、4本を羽田空港まで路線延長し、名称を変更して運行する。羽田空港第1、2、3の各ターミナルに停車する。

 仙台駅東口と羽田空港第3ターミナル間の所要時間は6時間40分前後。大人料金は仙台・新宿号(3700〜6700円)のプラス200円。

3755荷主研究者:2020/06/20(土) 23:16:51

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/202003/20200328_11008.html
2020年03月28日土曜日 河北新報
仙台中心部に震災メモリアル拠点 旧城下町に追悼広場 市が骨子案

 東日本大震災の経験を伝えるため、仙台市が市中心部への設置を目指す「震災メモリアル拠点」に関し、市は27日、震災を象徴するモニュメントのある追悼広場を軸とする方針を示した。有識者の検討委員会に報告書の骨子案を提示し、イメージを説明した。設置場所は「旧城下町」とした。

 骨子案によると、メモリアル拠点は(1)震災の記憶の超長期的な保持(2)多様な人の協働による知恵の創造(3)震災の経験や教訓の内外への発信-の役割を担う。

 追悼広場にはモニュメントのほか、展示機能やアーカイブ機能のある施設も配置する。新たに整備するか、既存施設を活用するかは拠点の具体的な整備予定地と合わせて検討する。

 アーカイブは既存の震災記録との連携を視野に入れる。イベントを開催したり、市民が議論したりする協働スペースも設ける。東北各地の伝承施設や被災地をつなぐ取り組みのコーディネート機能も持たせる。

 検討委は今後、拠点の整備手法や規模、他施設との連携、運営の担い手など細部の議論を急ピッチで進め、市民意見の公募(パブリックコメント)を経て、12月に基本構想をまとめる。

 委員長の野家啓一東北大名誉教授は「震災に関するさまざまな経験を共有するとともに、市民に使いやすい場所にしたい」と話す。

3756荷主研究者:2020/06/20(土) 23:23:24

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO57381920Z20C20A3000000/
2020/3/29 20:00 日本経済新聞 電子版 東北 宮城
次世代電池の触媒生産へ アジュールエナジー

3757荷主研究者:2020/06/20(土) 23:56:02

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/202004/20200401_13036.html
2020年04月01日水曜日 河北新報
学者の知恵や経験をコンサルに活用 仙台に会社設立、有償で助言

 東北大名誉教授の知恵と経験、ネットワークを生かそうと、企業や行政機関に専門家を紹介したりコンサルタント業務を担ったりする「名誉教授ドットコム株式会社」が1日、仙台市青葉区に設立される。全国的にも珍しい試みという。

 発案者は、社長に就いた川添良幸東北大未来科学技術共同研究センター・シニアリサーチ・フェロー(72)。計算科学の第一人者で東北大金属材料研究所に勤務し、国内外の客員・名誉教授、顧問などを歴任した。現在も共同研究を進めており、その経験を生かす。

 資本金200万円。主な業務は科学技術に関する相談・提案、実験・研究の支援など。現在、約10人の名誉教授がアドバイザーとして登録している。

 専門は環境水質工学や材料科学、医工学など理工系が中心だが、日本近世史が専門で東北大災害科学国際研究所の初代所長、宮城学院女子大(青葉区)の学長を務めた平川新氏ら文系研究者も。今後、ニーズに合わせてアドバイザーを増やしていく。

 会社設立には名誉教授の就労支援の狙いもある。川添氏によると、東北大では年間20〜30人程度が新たに名誉教授の肩書を手にするが、退官後に有償で活動する人は少ないという。

 川添氏は「現役の研究者よりも時間に余裕があり迅速に対応できる。最適な人材を提供したい」と話す。連絡先は090(2362)1516、president@pedc.tohoku.org

3758荷主研究者:2020/06/21(日) 00:06:42

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/202004/20200403_12007.html
2020年04月03日金曜日 河北新報
仙台空港、旅客371万人 3年連続で過去最高更新 19年度

 仙台空港を運営する仙台国際空港(名取市)が2日発表した2019年度の同空港の旅客数(速報値)は、前年度比2.9%増の371万8043人となり、3年連続で過去最高を更新した。国内線、国際線の新規就航があったものの、2月以降は新型コロナウイルスの影響で運休や減便が相次ぎ、当初計画の376万人には届かなかった。

 国内線の旅客数は333万9048人で前年度比1・%増。エアアジア・ジャパン(愛知県)の中部線就航などがあったが、新型コロナの影響で計画の337万人を下回った。国際線は21.7%増の37万8995人。再就航したタイ国際航空のバンコク線や、3社計19往復に増えた台北線などが押し上げた。

 3月は国際線の運休に加え、国内線もイベントや出張自粛の影響で1〜21日の国内・国際旅客数が前年同月比55.9%減と大きく落ち込んだ。

 仙台国際空港の19年度の営業損益は6500万円の赤字となる見通し。20年度は目標旅客を411万人に設定し営業損益は黒字を見込むが、同社は「新型コロナが影響する期間・範囲を特定できないため考慮していない」と説明する。

3759荷主研究者:2020/06/21(日) 00:20:51
>>3036 >>3368
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/202004/20200403_11020.html
2020年04月03日金曜日 河北新報
明石台-泉中央駅間に地下鉄かバス専用高架 宮城・富谷市が2案を検討

幹線交通の強化が検討されている仙台市地下鉄泉中央駅(手前)から富谷市明石台地区(奥)まで

 宮城県富谷市は、今後の都市交通体系の在り方を定めた「都市・地域総合交通戦略(基本計画)」案をまとめた。マイカー依存や渋滞などの課題解消に向けて幹線交通の強化を掲げ、同市明石台地区と仙台市地下鉄南北線泉中央駅(泉区)との間に地下鉄かバス専用高架道路を整備する2案を示したことなどが柱。案への意見公募(パブリックコメント)を20日まで行い、市民らの声を踏まえ決定する。

 戦略案の基本方針は「『住みたくなるまち日本一』の達成に向けた移動・外出しやすい環境の実現」。達成するための12施策を掲げ、短期(2020〜24年度)、中期(25〜29年度)、長期(30年度以降)の取り組みで具体化を図る。

 戦略案は市内から泉中央駅への利便性向上を重視し、新たな基幹公共交通軸の必要性に言及。短中期的に既存バス路線の活用で運行サービスを強化し、長期的な方策として明石台-泉中央駅間で2案を検討する。

 地下鉄は所要時間が大幅に短縮される利点があり、概算事業費は約400億〜600億円が見込まれる。路線バスが乗り入れる専用高架道を整備する交通システムは「ガイドウェイトランジット」と呼ばれ、概算事業費は約170億円。

 ともに混雑する区間を避けて運行できる一方、実現には関係者間の協議や事業スキームの検討といった課題があることも記載した。

 市内の移動環境の充実に向けた施策も打ち出し、路線バスを補完する市民バスの再編方針などを示した。

 戦略案は、有識者や交通関係者らでつくる市総合交通検討委員会の議論を経て策定。市ホームページに掲載し、市役所総合窓口などでも閲覧できる。

 連絡先は市企画政策課交通政策推進室022(358)3248。

3760荷主研究者:2020/06/21(日) 00:25:33

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/202004/20200404_73023.html
2020年04月04日土曜日 河北新報
阿武急、夏にも仮復旧 富野-丸森間の全線再開へ前進

 昨年10月の台風19号で被災した第三セクターの阿武隈急行(福島県伊達市)が、不通となっている富野(伊達市)-丸森(宮城県丸森町)間について、夏ごろの仮復旧を検討していることが3日、分かった。梁川車両基地(伊達市)へ回送列車を移送できるようになり、丸森-槻木(柴田町)間で見合わせていた昼時間帯の運行も可能となる見通し。

 営業運転できる本復旧の時期は未定だが、全線再開に向けた大きな前進となる。仮復旧後、運行の安全確認を進める。復旧工事全体の予定は本年度末まで。

 富野-丸森間は15.4キロ。線路への土砂流入などで甚大な被害を受けた。同社は丸森-槻木間が復旧した昨年12月以降、JR東日本の仙台車両センター(仙台市宮城野区)で列車を点検。車両や乗務員の手配が難しく、運行を朝夕に限定していた。梁川車両基地での点検が再開すれば増便が可能となる。

 丸森-槻木間は現在、午前5〜8時台発で上下各4本、午後4〜9時台発で上り7本と下り6本(各2本は角田-槻木間)を運行。本数は台風前の約45%となっている。朝夕上下各1本は仙台直通。

3761荷主研究者:2020/06/21(日) 00:31:52

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/202004/20200406_11017.html
2020年04月06日月曜日 河北新報
仙台市の巨大事業、コロナ騒動でどうなる? 頓挫や凍結の過去も

バンコク線の第1便到着後、仙台空港で旅館関係者と記念撮影するスメート社長(左から6人目)。復活からわずか5カ月で休止に追い込まれた=昨年10月

 新型コロナウイルスの感染拡大で、仙台市がビッグプロジェクトの行方に気をもんでいる。仙台空港とタイ・バンコクを結ぶ国際定期路線の誘致、ガス事業の民営化、音楽ホール整備、市役所本庁舎の建て替えは、いずれも過去に世界経済や市財政の悪化、政変により、頓挫や凍結を余儀なくされた経緯がある。担当者は忌まわしい過去が再来しないか戦々恐々とする。

(報道部・小木曽崇)

 タイ国際航空は3月25日、「新型コロナウイルスの感染拡大とタイと各国政府の入国規制」を理由に、週3往復していた仙台-バンコク線を10月24日まで運休すると発表した。

 バンコク線は2013年に初就航したが、4カ月で休止に追い込まれた。この時はタイ国内で反政府デモが発生し、搭乗率が下がったことが原因だった。

 昨年10月、5年ぶりに路線が復活した背景には、東北の食やおもてなし精神に感動したスメート・ダムロンチャイタム社長の強い意向があったとされる。そのスメート社長は業績不振の引責で、今回の運休中の4月11日付で辞任する。

 長年、路線誘致に取り組んできた市の落胆は大きい。担当者は「路線休止が決まる中でスメート氏の辞任は残念。新体制発足後も、仙台や東北の魅力を説明していきたい」と強調する。渡航規制が改善された場合はタイに出向き、再復活を要望する方針という。

 市ガス事業は22年度に事業譲渡方式で民営化する。市は本年度に売却先を公募し、優先交渉権者を決めるスケジュールを描く。氏家道也ガス事業管理者は「今は大きな影響はない。優先交渉権者の決定を先送りする予定もない」と話す。

 08年の前回公募時はリーマンショックに端を発した世界的な景気悪化で、唯一応募した東北電力、東京ガス、石油資源開発の3社グループが辞退した。氏家管理者は「事態がさらに深刻化すれば、企業の投資意欲に影響を与えるかもしれない」と懸念を示す。

 音楽ホールは郡和子市長が立地場所を決断し、本年度の早い時期に基本構想の策定を始める予定だった。

 県が昨年末、青葉区の東京エレクトロンホール宮城(県民会館)や県美術館などの移転方針を表明。その影響を見極める作業が長引いていたところに「コロナ騒動」が直撃した。当初目指した19年度内の立地場所の決定は果たせなかった。

 音楽ホール整備は約30年前からの検討課題。いったん基本計画を策定しながら、1998年度に財政難のため凍結した過去がある。

 市幹部は「(新型コロナで)地元企業の経営が悪化する中、何百億円という事業費を公表するのははばかられる。凍結の歴史が脳裏をよぎる」と頭を抱える。

 市役所本庁舎の建て替えも05年に財政難のため、いったん凍結された経緯がある。築55年の建物は耐震補強工事で「延命」を図っており、東日本大震災を経た17年に検討が再開された。

 現在は有識者の検討委員会で、新本庁舎の配置や機能、整備費などを盛り込んだ基本計画の策定に取り組む。本庁舎建替準備室の担当者は「今のところ新型コロナの影響はない。7月の計画策定に向け、検討委で議論を深める」と準備を粛々と進める考えを示す。

3762荷主研究者:2020/06/21(日) 21:38:33

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/202004/20200408_11004.html
2020年04月08日水曜日 河北新報
仙台市「都心再構築プロジェクト」 第1号にNTT中央ビル

解体工事が進む仙台中央ビル。高機能オフィスを備えた新ビルに生まれ変わる

 仙台市は7日、市中心部の機能強化を図る「都心再構築プロジェクト」の第1号に、NTT東日本グループのNTT都市開発(東京)が青葉区中央4丁目で手掛ける「NTT仙台中央ビル(仮称)」を指定した。老朽建築物の更新を後押しする市の都心部建て替え促進助成制度を適用。高機能オフィスの整備を条件に、オフィス部分の固定資産税相当額1年分を助成する。

 NTT仙台中央ビルは、2017年に閉鎖された仙台中央ビルを建て替えて整備する。敷地面積は約3000平方メートル。23年6月の完成予定で、東北大青葉山キャンパス(青葉区)で23年度の運転開始を目指す次世代型放射光施設との連携を見据えた複合ビルとなる。

 上層部は放射光施設を利用する企業向けオフィスで、高い天井や間取り変更が容易な構造など高機能オフィスの要件を備える。下層部は学生や起業家が共同利用するコワーキングスペース、企業の研究者が寝泊まりする寄宿舎を設ける。

 地上階には市民参画空間として「イノベーションスペース」や店舗を設置。建物北側の市道に接する部分は広場空間とし、都心のにぎわいづくりに貢献する。

 高機能オフィスの整備でNTT都市開発は容積率の緩和も目指す。最大2倍の緩和が認められれば、容積率は1200%まで引き上げられる。当初の構想では16階程度、延べ床面積約2万4000平方メートルの新ビル計画だったが、19階建てで延べ床面積約4万平方メートルの規模への変更を検討する。

 郡和子市長は定例記者会見で「新型コロナウイルスの感染拡大が収まった後を見据えると重要な一歩。第2、第3の指定につながることを期待している」と語った。

 NTT都市開発の担当者は「市や次世代放射光施設の関係者との連携を一層深め、NTTグループの技術を活用しながら、周辺エリアのにぎわい創出に貢献するまちづくりをする」とコメントした。

3763荷主研究者:2020/06/21(日) 21:51:55

https://www.kensetsu-sinbun.co.jp/miyagi/article/bukken-area1/5900/
2020-04-10# 建設新聞(仙台圏)
県道路公社/三陸道・松島海岸ICの改良/本年度に詳細設計委託へ/下り線ランプの立体交差など検討

 宮城県道路公社は、利府町にある三陸自動車道松島海岸ICの改良に向けて、本年度に詳細設計などを発注する見通しだ。下り線ランプにある信号機を撤去するための立体化や、IC周辺の県道に信号機が近接して置かれている状況の改善といった視点から、具体案の検討に取り組む。

 利府町北東部の赤沼地区にある松島海岸ICは、観光地である日本三景・松島への最寄りICで、形状は平面Y型。開設当初はハーフICだったが、その後フル化した際、仙台方面から同ICで下車する下り線ランプと、石巻方面に同ICから合流するための下り線ランプが、本線アンダーパスのすぐ西側で平面交差することになり、交差部に信号機を置いて交通処理している。

 信号機があるICは珍しい上、近年はインバウンド(訪日外国人旅行客)の増加により、レンタカーなどを運転してこのICを利用する外国人も増え、信号機の存在に気付きにくい危険性が指摘されている。このため安全性向上へ、平面交差部の立体交差化などが想定されている。

 加えて、ICと連結する県道赤沼松島線との交差部と、この交差部すぐ西側で赤沼松島線と県道仙台松島線との交差部、さらにICすぐ東側で赤沼松島線と町道浜田赤沼線との交差部の3カ所が、近接している上にいずれも信号機が設けられており、観光シーズンを中心に渋滞が発生し易い。この状態を改善する観点からも、どのような対応が可能か検討を行っているもようだ。

 ただし、事業の具体化に当たっては、周辺は特別名勝・松島の指定によって大幅な土地形状の改変は難しいといった制約に配慮して計画を詰める必要が生じる。

 昨年度には予備設計を復建技術コンサルタントに委託した。ことし前半ごろまでに具体案をまとめ、地元への説明や関係機関との調整を行った後、詳細設計などを発注する予定だ。発注見通しによると「松島海岸ICランプ改修地質調査・道路詳細設計業務」を第3四半期、「松島海岸ICランプ改修測量業務」を第2四半期に、それぞれ指名競争入札で委託することにしている。履行期間は地質調査および設計が約16カ月、測量が約13カ月を見込んでいる。

3764荷主研究者:2020/06/21(日) 21:53:00

https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00554707?isReadConfirmed=true
2020/4/10 05:00 日刊工業新聞
名誉教授が課題解決 仙台にベンチャー設立

名誉教授ドットコム

【仙台】名誉教授の知見とネットワークを活用し、企業や自治体などの課題解決につなげるベンチャーが杜(もり)の都・仙台で立ち上がった。新会社の名前は「名誉教授ドットコム」(仙台市青葉区)。東北大学名誉教授の川添良幸氏(東北大未来科学技術共同研究センターシニアリサーチ・フェロー)が社長に就いた。課題解決に向けた仲介業務、コンサルタント業務などを手がける。

 登録アドバイザーは電子工学、計算材料学、材料科学、画像処理など13人(7日現在)。東北大名誉教授が中心で、MEMS(微小電気機械システム)分野の第一人者の江刺正喜氏も参画した。新会社は案件ごとにチームを編成、紹介して仲介手数料を得る。

 2022年をめどに新会社のホームページ(www.pedc.tohoku.org/)を通じてアドバイザー登録可能なシステムの構築を目指す。

 川添氏は「知見を持つ国内外の名誉教授が集まる仕組みをつくり、社会に貢献していきたい」としている。

(2020/4/10 05:00)

3765荷主研究者:2020/06/21(日) 22:28:10

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/202004/20200415_11002.html
2020年04月15日水曜日 河北新報
都市再生緊急整備地域 仙台市がエリア拡大を申請

http://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20200415kahoku01.JPG

 仙台市は14日、都心再構築プロジェクトで老朽ビルの建て替えなどを誘導する「都市再生緊急整備地域」の拡大を内閣府に申し出たと発表した。JR仙台駅東口(宮城野区)や勾当台、定禅寺通周辺(青葉区)も範囲とし、区域面積を倍増させる。東北初となる「特定都市再生緊急整備地域」の指定も併せて申し出た。

 緊急整備地域の現行と拡大後の区域、特定都市再生の区域は地図の通り。

 2002年に指定された現行区域は、仙台駅西口や青葉通(青葉区)を中心とする約79万平方メートル。青葉区国分町や一番町、本町地区などに拡大し、面積を約186万平方メートルにする。

 市は都心再構築プロジェクトで、緊急整備地域を対象に、老朽ビル建て替えの助成金や市街地再開発補助金、新築ビルの容積率緩和などを支援する。区域拡大で事業化を後押しし、新たな投資を呼び込む。

 特定都市再生の区域では国際水準のオフィス、ハイクラスホテルなどを誘致し、都市の国際競争力を高める開発を誘導する。

 現行の緊急整備地域の一部に駅東口エリアなどを加え、約73万平方メートルの指定を目指す。指定されれば不動産登記の登録免許税、不動産取得税の優遇措置など国の手厚い支援がある。

 市は両区域の整備方針案も申し出た。拡大後の緊急整備地域では大学や研究機関と連携し、次世代型産業を誘導する。歩行者や自転車が快適に移動できる道路空間を整備し、都心の回遊性を高める。

 緊急整備地域は都市再生特別措置法に基づき、市街地整備を重点的に推進すべき地域を国が指定する。昨年9月に協議会を発足させ、区域の拡大範囲や整備方針などを検討してきた。

 市によると、年度内にも指定される可能性がある。郡和子市長は定例記者会見で「危機管理の点で東京一極集中でなく、仙台を選んでいただくため、指定を申し出た。民間投資を呼び込みたい」と期待を寄せた。

3766荷主研究者:2020/06/21(日) 22:34:19

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO58120550W0A410C2L01000/
2020/4/16 14:46 日本経済新聞 東北 宮城
七十七銀系ファンド、配電システムメーカーに投資

3767荷主研究者:2020/06/21(日) 23:11:09

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/202004/20200422_12014.html
2020年04月22日水曜日 河北新報
国分町の「味よし」閉店 酔客に愛された締めの一杯 コロナが打撃

閉店した味よし国分町本店=仙台市青葉区国分町

 仙台市青葉区国分町の老舗ラーメン店「味よし国分町本店」が18日で営業を終えた。国分町に店を構えて40年以上。深夜まで営業し「締めの一杯」の店としてもおなじみだったが、新型コロナウイルスの感染拡大が閉店の引き金となった。

 氏家孝夫社長(84)が30歳のとき、市内の別の場所で創業。約10年後に国分町に移り、豚や煮干しなどでだしを取ったラーメンで人気を集めた。バブル期には昼前から翌日未明までひっきりなしに客が入った。芸能人や野球選手らも多く訪れたという。

 氏家社長は「景気悪化に加え、濃い味を好む最近の若い人に受けなくなり、コロナでどうしようもなくなった。皆さんに『寂しい』と言われたが、思い切ってやめることにした」と話す。

 感染拡大による外出や外食の自粛で、売り上げは普段の5分の1以下に低迷。長男で店を切り盛りしていた剛さん(55)は「終息がいつになるか分からず借金しても返せる保証がない。残念だ」と言う。

 近くの老舗ハンバーガー店「ほそやのサンド」の細谷正弘社長(67)は「ショックだ。近隣ではテークアウトを始めた店も多いが苦労している。国分町の行く末が心配だ」と案じた。

 市内の同名のラーメン店は、国分町本店と無関係。

3768荷主研究者:2020/06/21(日) 23:11:31

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/202004/20200422_11028.html
2020年04月22日水曜日 河北新報
仙台市ガス民営化 事業者の公募「延期を」 市議会経済環境委

 仙台市が本年度に予定するガス事業民営化の事業継承者の公募に関し、21日の市議会経済環境委員会で延期を求める声が相次いだ。新型コロナウイルス感染拡大で、応募が期待されるエネルギー企業の経営環境は厳しくなっており、投資意欲が再び高まる時期を待つべきだとの意見が出た。

 加藤健一委員(蒼雲の会)はリーマンショックに端を発した景気悪化で、2008年度の前回民営化が頓挫した経過に言及。「新型コロナが夏までに終息したとしても、企業の年間収支は良くない。投資マインドが冷え込む中の公募開始は疑問」と再考を促した。

 佐藤正昭委員(自民党)は民営化に賛成の立場を示した上で「手を挙げる企業が少なくなっては困る。より良い時期に民営化に取り組んでほしい」と求めた。

 これに対し、氏家道也ガス事業管理者は「スケジュールありきで進めてはいない」と強調。「企業の投資マインドや経営状況がどう回復するのかを見定め、日程を考えたい」と答えた。

 市は公募型プロポーザル方式で事業譲渡先を選定する。今年の夏前に公募を開始し、年度内に優先交渉権者を決定。21年度には業務の引き継ぎを行い、22年度上半期に民営化を実現するとのスケジュールを描く。

3769荷主研究者:2020/07/01(水) 19:49:13

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/202004/20200423_13007.html
2020年04月23日木曜日 河北新報
創薬・素材開発へ前進 放射光施設の基本建屋着工 仙台

起工式でくわ入れをする高田理事長(左)ら=仙台市青葉区の東北大青葉山キャンパス(光科学イノベーションセンター提供)

基本建屋の完成予想図(光科学イノベーションセンター提供)

 東北大青葉山キャンパス(仙台市)に2023年度稼働予定の次世代型放射光施設を巡り、産学連携組織の光科学イノベーションセンター(同)は22日、基本建屋の新築工事起工式を現地で開いた。22年度末の完成を見込む。

 基本建屋は鉄骨2階、地下1階で延べ床面積約2万5000平方メートル。建築費約110億円。線型加速器や円形加速器、放射光を取り込むビームラインを設置し、利用者の交流スペースや実験準備室も整備する。

 起工式は新型コロナウイルスの感染拡大を受けてセンターの関係者ら8人のみが出席。センターの高田昌樹理事長は「放射光施設は治療薬やワクチンの開発などにおいて強力な道具として期待されている」と意義を強調した。

 放射光施設は「巨大な顕微鏡」と呼ばれ、物質をナノ(10億分の1)レベルで分析する。仙台の次世代型は物質の機能を見る「軟エックス線」領域に強みがあり、創薬や素材開発など幅広い分野への産業応用が見込まれる。

3770荷主研究者:2020/07/01(水) 20:03:46

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/202004/20200425_12015.html
2020年04月25日土曜日 河北新報
仙台駅東口に物流センター JR東、2021年秋に使用開始へ

仙台駅東口に新築予定の物流センターの外観イメージ

 JR東日本仙台支社は24日、仙台駅東口に物流センターを新築すると発表した。西口の駅北部高架下や東口に分散していた荷さばき施設、倉庫、構内事務所などを集約する。駅構内の物流効率化と、店舗従業員らの職場環境改善を図る。

 東口の構内営業事業所(2階建て)を撤去し、鉄骨9階、延べ床面積約4200平方メートルのビルに建て替える。夏ごろに既存建物の撤去を始め、秋ごろに本体工事に着手。2021年秋ごろの使用開始を目指す。

 北部高架下の跡地約1600平方メートルは今後、商業施設を整備して新たなにぎわいづくりにつなげることを検討する。

 坂井究支社長は「搬入車両が駅前の歩道を横断していた西口荷さばき駐車場を廃止し、安全性を高める。従業員の更衣室やシャワー室の増床や休養室の完全個室化したい」と話す。

3771荷主研究者:2020/07/01(水) 20:14:05

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/202004/20200429_11006.html
2020年04月29日水曜日 河北新報
新庁舎の整備費、最大473億円に 仙台市役所・本庁舎建て替え

 仙台市役所本庁舎の建て替えで、市は28日、新庁舎の整備費が基本構想の段階よりも58億円膨らみ、453億〜473億円となる見通しを明らかにした。延べ床面積は5900〜7900平方メートル縮小し、5万8000〜6万平方メートルになる。

 市によると、建築資材の高騰や設計報酬基準の改正、働き方改革で工期の長期化が見込まれることなどが増加の要因。断熱性能の高い外壁を採用するなど、環境基準を満たす費用がかさむことも一因という。

 策定中の基本計画に盛り込む整備費には、市地下鉄南北線勾当台公園駅との接続など利便性向上の費用5億円を新たに追加。先行解体する議会棟や低層棟の機能の仮移転、建設予定地の土壌調査などに要する費用は計19億円を増額した。

 延べ床面積の縮小は行政機能や議会機能、駐車場などのスペースを精査した。

 行政機能は2万6600平方メートルと積算し、4500平方メートル減らす。使用頻度の低い書類を外部倉庫で保管し、現在は各庁舎に入居している市の外郭団体の事務所などは原則、民間ビルなどに移転してもらう。

 駐車場は、本庁舎南側の勾当台公園地下駐車場も活用する。敷地内の地下駐車場や庁舎内の廊下など共用部を2万8400平方メートルから2万2800〜2万4800平方メートルに圧縮する。

 一方、議会機能は市議会調査特別委員会の答申を踏まえ、基本構想より1400平方メートル拡張し、4900平方メートルとする。にぎわい創出などを狙い、低層階に整備する市民利用スペースも500平方メートルから6倍の3000平方メートルに広げる。

 28日は有識者による基本計画検討委員会が、書面をやりとりする形で開かれた。市は終了後に記者会見し、整備費の増加や延べ床面積の縮小などを説明した。

 市によると、委員からは「テレワークやウェブ会議ができる設備も必要ではないか」との意見が多く寄せられた。市本庁舎建替準備室の菅原大助室長は「設計段階でどのような方法が可能か検討する」と語った。

3772荷主研究者:2020/07/01(水) 20:24:36

https://www.kensetsu-sinbun.co.jp/miyagi/article/bukken-area1/5982/
2020-04-30# 建設新聞(仙台圏)
名取市/熊野堂柳生線の整備事業/第1四半期に改良工発注/来年度開通へ舗装工を実施

 名取市は、仙台市との境に整備している都市計画道路・熊野堂柳生線の改良事業について来年度の供用開始を目指し、本年度は改良工事、舗装工事、交差点工事の発注を予定している。このうち改良工事は第1四半期内にも発注する計画だ。

 熊野堂柳生線は1985年に計画決定した都市計画道路で、仙台南部道路山田IC付近で国道286号と分岐する名取市高舘熊野堂余方下東地内を起点とし、ゆりが丘地区の東側を通り、仙台市境となる同市高舘熊野堂飛鳥下地内に至る延長3770㍍で4車線の路線。

 このうち起点の国道286号から、高舘熊野堂岩口南地内で三日町熊野堂線と交差するT字路までの約3㌔㍍が供用済み。

 現在事業中の区間は、この交差点の東側に広がるほ場を用地取得して、既設道路から直線的に整備する延長約780㍍、幅員は25㍍の範囲。この区間が開通すると、仙台市柳生地区の市街地を東西に貫いている県道39号仙台岩沼線と接続し、利便性向上が期待される。

 道路測量設計は地清建設企画が担当し、用地買収は完了済み。2017年度から工事を進めており、起点側136㍍の改良工をワタケン、終点側272㍍の改良工は今慶興産が施工中。途中で用水路と交差するボックスカルバートも施工済みだ。

 本年度は第1四半期にも発注する道路改良工事で、中間部312㍍の路床置き換え工を施工する。このほか、ボックスカルバート区間(約60㍍)を除く全線(約720㍍)の舗装工事と、三日町熊野堂線との交差部を十字路にするための改良工事も、年度内に発注する見通し。

3773荷主研究者:2020/07/01(水) 20:31:46
>>3611
https://www.kensetsu-sinbun.co.jp/miyagi/article/bukken-area1/5992/
2020-05-07# 建設新聞(仙台圏)
仙台市役所・JR東日本/JR仙石線福田町駅の移設/2者間で協議進む/年度内に市で調査業務発注目指す

 仙台市とJR東日本は、JR仙石線福田町駅のバリアフリー化に伴う移設に向け2者間で協議を進めている。市では、協議が完了次第、駅周辺の道路や送迎スペースの確保などを検討する調査業務を発注する考えだ。

 現在の福田町駅は、仙台市宮城野区福田町1の12の1地内にある1面2線の橋上駅。地上から駅舎へのアクセス手段が階段のみのため、利用者からエレベーター設置などバリアフリー化を求める声が上がっているが、現在のホームが狭あいでエレベーターの設置が困難となっていることから、JR東日本で対策の検討を進めてきた。

 その結果、JR東日本が駅舎を移設する方向で検討することを仙台市に通達。現在、周辺用地取得などの課題解消に向けた協議を行っている。

 仙台市が発注を予定する業務では、市の整備範囲となる駅周辺の送迎スペースやタクシー乗降場設置等の環境整備、移転場所からの道路整備を実施するとしている。

3774荷主研究者:2020/07/01(水) 20:35:48

https://www.kensetsu-sinbun.co.jp/information/miyagi/9809/
2020.05.11 建設新聞
仙台市とJR東日本/元寺小路福室線の銀杏架道橋を改良/本年度に設計協定締結を予定/道路幅員を既存の倍程度に拡幅

 仙台市は都市計画道路・元寺小路福室線の拡幅に伴い、対象区間内にあるJR貨物線の銀杏架道橋についても道路拡幅に合わせて改良整備する。施設を所有するJR東日本側と本年度に設計委託に係る協定を結ぶ予定だ

3775荷主研究者:2020/07/01(水) 20:41:15

https://www.kensetsu-sinbun.co.jp/miyagi/article/bukken-area1/6006/
2020-05-12# 建設新聞(仙台圏)
仙台市/高畑定義線 定義工区の詳細設計/一般競争で6月の公告へ/大倉ダム上流に約200mの長大橋計画

 仙台市青葉区宮城総合支所は、市道高畑定義線の定義工区の整備に向けて、道路詳細設計と橋梁予備設計を一括した業務を6月にも公告する考えだ。発注方式は一般競争入札を予定しており、その場合は仙台市契約課が手続きを担当する。

 高畑定義線は現道の幅員が狭く、土砂災害なども発生していることからルートや幅員の改良を立案。現在、大倉ダムの西側(大倉川右岸)に沿って通る青葉区大倉高畑地内から海老沼地内に至る約1・9㌔㍍の高畑工区で、道路改良や橋梁整備を進めている。

 定義工区は、高畑工区終点から定義地区に至る1・9㌔㍍区間が対象。昨年度に佐野コンサルタンツに委託した概略設計の結果、海老沼地内から大清水地内の大倉ダム上流部までは現道拡幅や擁壁整備などを実施する方針。大清水地内から上流部については、ダムを挟み北東側の対岸(大倉川左岸)を通る県道定義仙台線の大葉羅下(おおはらした)地内までを橋長約200㍍の長大橋で接続する計画としている。

 長大橋の構造形式は6月にも公告する業務に含む橋梁予備設計で固める方針だが、地形等を考慮すると下部工を設ける場合はハイピアになることが想定される。なお、同業務では道路詳細設計と用地測量も行い、履行期間は9カ月間を予定している。来年度以降は用地取得状況を踏まえながら事業を進める。

3776荷主研究者:2020/07/01(水) 20:43:25
>>3762
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/202005/20200514_11003.html
2020年05月14日木曜日 河北新報
都心再構築プロジェクト 仙台市、NTT東と連携協定

公開された「NTT仙台中央ビル(仮称)」の完成イメージ。手前右は東二番丁通

 仙台市は13日、都心再構築プロジェクトの第1号に選んだ青葉区中央4丁目の「NTT仙台中央ビル(仮称)」の整備を手掛けるNTT東日本グループ2社と「都心部の活性化に関する連携協定」を締結した。

 2社はNTT東日本とNTTアーバンソリューションズ。ソリューションズの子会社、NTT都市開発がビルの再開発事業を担う。

 協定によると、(1)2023年度に東北大青葉山キャンパス(青葉区)で稼働する次世代型放射光施設の利用促進(2)起業家育成の拠点や仕組みづくり(3)街の回遊促進-などに取り組む。

 締結式が若林区のNTT都市開発東北支店であり、郡和子市長は「異業種、異分野のノウハウを足し算し、掛け算する場になる」と話し、イノベーション(技術革新)創出効果を期待した。

 NTT東の中村浩取締役宮城事業部長は「ビルには放射光施設の使い方を支援する企業も入る。場所だけでなく、運用する人も含めて活用してほしい」と語った。

 ソリューションズの中川裕社長は東京の本社からオンラインで出席し「近くの仙台銀座や仙台朝市とも連携し、市民に親しまれる緑とにぎわいのある空間を整備する」と意欲を示した。

 23年度に完成するビルのイメージも初めて公開された。仙台朝市につながる北側の道路はセットバック(建物後退)させる。低層階は市民が立ち寄り、ビジネスマンや学生が打ち合わせの空間として活用し、にぎわい創出につなげる将来像を描いている。

3777荷主研究者:2020/07/01(水) 20:50:23

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/202005/20200515_12023.html
2020年05月15日金曜日 河北新報
アルミ表面処理のイズミテクノ、宮城・大衡に新工場 21年4月操業

協定書を掲げる(右から)萩原村長、林社長ら

 アルミニウム表面処理(アルマイト処理)のイズミテクノ(長野県岡谷市)は新工場を宮城県大衡村の第2仙台北部中核工業団地に建設することを決め、14日に県、村と立地協定を締結した。6月ごろ着工し、来年4月の操業開始を目指す。

 工場の敷地は約5200平方メートル。建物は鉄骨2階建てで延べ床面積約3100平方メートル。半導体製造装置の部品を中心に生産し、東京エレクトロン宮城(宮城県大和町)に供給する。総投資額は約13億5000万円。

 イズミテクノは1966年設立で県外進出は初めて。半導体製造装置などの将来性を見込み、部品生産能力の強化が必要と判断した。地元採用も進め、操業初年度に約20人を新規雇用、将来は約80人に増やす予定。

 村役場であった協定式で林尚孝(ひさたか)社長は「第二の故郷として地元に愛される工場を目指したい」と述べた。萩原達雄村長は「立地の決断に感謝する。インフラ支援を進めて共存共栄を図りたい」と歓迎した。

 第2仙台北部中核工業団地への企業立地は13社目。

3778荷主研究者:2020/07/14(火) 20:29:09
>>3673
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/202005/20200521_13017.html
2020年05月21日木曜日 河北新報
仙台中心部の「廃墟」ホテル木町解体へ 管理組合、建て替えにめど

建て替えを前提に解体されることが決まったホテル木町(画像の一部を加工しています)

家具やごみが放置されたままの一室=14日(関係者の許可を得て撮影しました)

 廃業後約20年にわたり設備が修繕されず、廃虚同然の状態になっていた仙台市青葉区木町通2丁目のホテル木町が近く、建て替えを前提に解体される見通しとなったことが20日、分かった。周辺住民にとって、地域の治安や景観の面で長年、悩みの種となっていた建物が姿を消す。

 ホテル木町管理組合によると、昨秋の集会で、客室などを所有する107人のうち5分の4以上が建て替えに賛成し、解体が決まった。老朽化した施設の修繕費が大幅に膨らむことなどを理由に、一部組合員が建て替えを提案していた。

 建物内の客室は最近まで、権利関係がはっきりしない人物が一部を占有していた。今月までに明け渡しが終わり、解体、建て替えできるめどが立った。解体の時期は検討中という。

 1997年3月には建物内で殺人事件が発生。廃業後は反社会勢力の関係者とみられる人物が出入りしていたとされ、周辺住民の間から「地域の治安に悪影響を及ぼす」と懸念する声が上がっていた。

 施設の老朽化も著しく、市建築指導課が今月、看板や外壁の一部が路上に転落しないよう求める文書を管理組合宛てに送っていた。

 管理組合の関係者によると、民法の定めで、共有所有物の建て替えを前提としない解体は、全所有者の賛成が必要となる。巨費を投じ修繕しても、新たな経営会社を見つけるなどホテルとして存続させる見通しは立たず、取り壊して新しい建物を造ることにした。

 理事の一人は「関係者を捜し、意思確認する作業に大変、苦労した」と振り返る。別の理事は「今後は費用の工面や解体の時期、建て替える中身の調整など、合意形成を進める」と語った。(この記事は「読者とともに 特別報道室」に寄せられた情報を基に取材しました)

[ホテル木町] 地上7階、地下1階。1977年開業。経営会社が破産する99年1月まで営業した。経営会社は開業時、1〜3階を宿泊用として管理し、4〜7階を一般に分譲。2002年に旧客室も分譲され、所有者は宮城県内外に100人以上いる。一部の客室所有者の呼び掛けを基に、2018年7月管理組合が発足した。

3779荷主研究者:2020/07/14(火) 20:36:46
>>3692
https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00558573?isReadConfirmed=true
2020/5/22 05:00 日刊工業新聞
シェルター、純木造7階建てビル 仙台駅東口に建設

仙台駅東口近隣に建設する純木造7階建てビル(完成予想パース)

【仙台】シェルター(山形市、木村仁大社長、023・647・5000)は21日、JR仙台駅東口近隣における純木造地上7階建てビルの建設プロジェクトに着手した。同社が設計・施工を担う。完成は2021年2月の予定。自社開発の木質耐火部材「クールウッド」内部の主要構造部に製材を用いる初の試みになる。

 建築主は高惣(仙台市宮城野区)。鉄筋コンクリート造などとの混構造でない純木造ビルなのが特徴。延べ床面積は約1131平方メートル。同日開いた起工式で、シェルターの木村一義会長は「木造建築の歴史に残る建物になる」と述べた。

 国土交通大臣認定を得ているクールウッドは、内部の荷重支持部に木材を使用。通常、木造の高層建築には集成材を使うが、入手先が限られる。一般に流通する製材は集成材に比べ調達が容易で、コスト削減効果が見込めるという。

(2020/5/22 05:00)

3780荷主研究者:2020/07/14(火) 20:38:22

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/202005/20200522_12002.html
2020年05月22日金曜日 河北新報
NHK放送会館跡地にマンション 住友不動産が取得 仙台

住友不動産がマンション用地として取得した旧NHK仙台放送会館=仙台市青葉区錦町1丁目

 2018年に移転した仙台市青葉区錦町1丁目の旧NHK仙台放送会館跡地を、住友不動産(東京)がマンション用地として取得したことが21日、同社への取材で分かった。

 2月に実施された一般競争入札で落札した。5184平方メートルの土地と建物を約42億1000万円で取得。登記簿によると、4月24日に売買が成立した。

 同社の担当者は「官公庁が近く落ち着いた環境で、非常に需要が高いエリアだ」と評価する。6月に建物の解体工事に着手し、来年1月末に終える予定。マンション着工は22年以降とし、販売時期は未定という。

 同社は北に約600メートル離れた青葉区上杉2丁目の勝山スケート場・ボウリング場跡地と、北六番丁通を挟んだ東北大農学部雨宮キャンパス跡地でも大型マンションの開発を手掛けている。担当者は「仙台は重要なマーケット。需要が見込める都心での開発を進める」と話す。

 NHKは築50年以上が経過した旧会館の老朽化に伴い、新会館を青葉区本町2丁目に移転新築し、18年2月に開館した。

3781荷主研究者:2020/07/14(火) 20:39:03

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/202005/20200522_12015.html
2020年05月22日金曜日 河北新報
外国人宿泊33万人超 19年・仙台5年連続最多更新

 仙台市は21日、2019年の市内の外国人宿泊者数が33万4767人に達し、5年連続で過去最多を更新したと発表した。タイ国際航空が10月、首都バンコクと仙台空港を結ぶ国際定期便を再開させた効果で前年の1.6倍に増加したが、20年は新型コロナウイルス感染症の影響で減少に転じることが確実視される。

 市によると、15〜19年の外国人宿泊者数の推移はグラフの通り。国・地域別で19年の宿泊者数が最も多かったのは台湾で、前年比36.6%増の12万378人だった。仙台発着の定期便が当初の13往復から、最大19往復に増えたことが追い風となった。

 次いで多かったのは中国で、17.7%増の3万4270人。タイが1万9004人で続き、上位五つの国・地域の中で増加率が64.5%と最も高かった。米国は38.8%増の1万5350人、香港は52.1%増の1万876人だった。

 日本人を含む宿泊者数も6.3%増の624万2351人で、最多となった。市が交流人口ビジネス活性化戦略で設定した「21年までに年間600万人」の目標を1年早く達成した。

 内訳は市中心部が488万3883人で9.0%増えた一方、郊外の秋保温泉(太白区)が2.9%減の85万2584人、作並温泉(青葉区)が5.6%減の21万3189人だった。

 20年は右肩上がりから一転、宿泊者数の大幅な落ち込みが懸念される。高野一樹文化観光局長は国内外の旅行がストップしている現状を踏まえ「収束後を見据え、需要を回復する施策に万全を期したい」と話す。

3782荷主研究者:2020/07/14(火) 20:54:53

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO59585810W0A520C2L01000/
2020/5/26 18:40 日本経済新聞 東北 宮城
仙台市、地元中小企業の上場支援

3783荷主研究者:2020/07/14(火) 20:55:33

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/202005/20200526_12034.html
2020年05月26日火曜日 河北新報
一番町の「オーケースーパー」31日に閉店 仙台中心部で59年

今月末に閉店するオーケー一番町店=仙台市青葉区

建物の老朽化に伴い、今月末に閉店するオーケー一番町店の入り口=仙台市青葉区一番町4丁目

 首都圏を中心に食品スーパーを展開する「オーケー」(横浜市)は31日、仙台市青葉区一番町4丁目の「オーケー一番町店」を閉店させる。建物の老朽化が理由。1961年7月に開店以来、市中心部のスーパーとして59年間営業した。

 同社によると、同店は別会社の東京スーパーマーケットが開店させた。オーケーが71年、東京スーパーマーケットを吸収合併し、オーケー一番町店と名前を変えた。

 売り場面積約700平方メートルに食料品、日用品など約8900品をそろえた。繁華街が近く、客の6割を占めた飲食店向けに、酒類や酒の割り材を充実させた。

 50年以上通う青葉区の主婦本郷勝子さん(81)は「家族で(同じビルにあった)長崎屋でラーメンを食べ、オーケーに買い物に来たことが懐かしい。一番町に出掛けると必ず立ち寄っていたので、なくなるのは寂しい」と語った。

 佐藤一郎店長は「東日本大震災翌日に弁当やパンを提供し、地域のお客さまの手助けができたことは印象深い。長年にわたり、ご愛顧いただいたことに感謝したい」と話した。

 オーケーは仙台市内に3店舗あったが、2011年に長町店(太白区)、16年に原町店(宮城野区)を閉店した。同社によると、東北への出店予定はない。

3784荷主研究者:2020/07/14(火) 21:02:24

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO59688710Y0A520C2L01000/
2020/5/28 16:28 日本経済新聞 東北 宮城
NTT東、仙台に共創拠点開設 東京に次ぎ2カ所目

3785荷主研究者:2020/07/14(火) 21:08:48
>>3285
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/202005/20200529_13019.html
2020年05月29日金曜日 河北新報
仙台・泉パークタウン 第6住区は「朝日」

 仙台市は28日、三菱地所(東京)などが泉区の泉パークタウンで手掛けている最後の住宅開発区域「第6住区」の町名を「朝日」とする方針を明らかにした。

 東、中央、西の3工区のうち、造成工事が進む東工区を「朝日1、2丁目」に変更する議案を市議会6月定例会に提出。可決されれば、2022年春以降の街開きに合わせて施行する。

 「朝日」は東工区がある根白石地区の地名の一部で三菱地所などが提案した。

 泉パークタウンの開発は1969年に始まり「高森」「寺岡」「桂」「紫山」の各地区に住宅街が誕生した。第6住区は一戸建て1965区画を造成する予定で、このうち東工区が721区画を占める。

3786荷主研究者:2020/07/14(火) 21:14:12

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/202005/20200530_13012.html
2020年05月30日土曜日 河北新報
仙台・小田原の旅館「千登勢屋」閉館 創業113年、コロナで前倒し

31日に閉館する千登勢屋の入り口前に立つ森谷さん夫妻=仙台市青葉区

開館当時の面影を残す階段の手すり

 創業113年を数える仙台市青葉区小田原6丁目の老舗旅館「千登勢屋」が31日、閉館する。後継者がなく、来年の営業終了を予定していたが、新型コロナウイルスの影響で前倒しすることになった。戦後「旅篭町」と呼ばれた地域の風情を残す建物は当面残す。

 千登勢屋は1907(明治40)年、運営会社千登勢の森谷和之社長(73)の祖父が始めた。創業以来の木造2階の建物は改装を重ねたものの、基本的構造は変わっていない。宮城県沖地震や東日本大震災でも大きな被害はなく、13の客室に年間約5000人の客を迎えてきた。

 ユースホステルに登録しているため、海外からの観光客は多い時で全体の3割に上った。京都府で料理学校の講師だった妻の環子さん(72)が手掛ける家庭料理も好評だった。

 森谷さんは当初、東京五輪・パラリンピック前後の観光需要を見込み、21年まで営業を続けるつもりだった。今年に入り新型コロナの感染拡大で状況は一変。3〜5月のキャンセルが相次ぎ、売り上げは前年の2割に落ち込んだ。

 森谷さんは「体力のあるうちが潮時だ。予約が入る前に閉館することで迷惑も掛からない」と思い直し、閉館を決断した。来年中には運営会社も解散させる。

 周辺の小田原地区は明治時代、花街として発展し、戦後は旅館街へと姿を変えたものの、今ではほとんどが廃業した。千登勢屋は開館当時の窓の柵や階段の手すりが残り、往時を伝える。2階部分をせり出した「はね出し」の構造は珍しく、建築の専門家が見学に訪れるという。

 旅館には市内で開かれる「みちのくYOSAKOIまつり」に出場するため、約20年間利用し続ける北海道のチームから贈られた色紙と賞状が飾られている。森谷さんは「お客さまには感謝しかない。良い決断だったと思ってもらえたらありがたい」と話した。

3787荷主研究者:2020/07/14(火) 21:14:35

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/202005/20200530_11014.html
2020年05月30日土曜日 河北新報
仙台・青葉山公園事業が前進 東北財務局、追廻地区を市に無償貸与

 東北財務局は29日、仙台市青葉区の追廻地区の国有地約7万9335平方メートルを市に無償貸し付けすることについて、国有財産東北地方審議会から「適当」と認める答申を受けたと発表した。財務局と市は近く無償貸し付けの契約を結ぶ予定で、同地区を含む一帯で市が進める青葉山公園事業が今後、前進する。

 市は誘致を目指す2023年度の「全国都市緑化フェア」のメイン会場として想定。貸し付けを受けた後、鉄骨1階の公園センターや庭園、芝生広場などを整備する。

 審議会は財務局からの諮問を受け、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う持ち回り方式で開催。5月中旬から各委員に個別説明などを行い、全員から賛成を得たという。

 財務局は「国有地が市民や地域のために有効に活用してもらえることになった。これまでも周辺の土地の貸し付けで協力しており、集大成になる」と言う。

 同地区は戦後、引き揚げ者や戦災者向けに約620戸が整備され、その後は住民が国と土地の借地契約を結んで生活していた。財務局は1998年以降、明け渡しが終わった土地から順次、管理を市に委託しており、現在はほぼ全域を委託している。

 同地区の借地契約は06年9月に終わったが、現在も1戸が移転せず残っている。財務局は「早期の土地明け渡しに向けて、市と一緒に適切に対応していく」と話した。

3788荷主研究者:2020/07/14(火) 21:19:57

https://www.kensetsu-sinbun.co.jp/miyagi/article/bukken-area2/6145/
2020-06-04# 物件(大崎・栗原)
整備局仙台/大崎市・国道47号中山平地区線形改良/早ければ21年度にも着工/延長160mと31mの2橋新設

 東北整備局仙台河川国道事務所は安全対策として国道47号中山平地区線形改良事業を進めており、本年度で用地買収が6〜7割に達しそうなことから、早ければ2021年度にも着工にこぎ着けそうだ。

 国道47号は山形県と宮城県を結ぶ幹線道路で交通量が多く、急こう配、急カーブ区間で見通しが悪い中山平地区は事故が多発していた。バイパスを整備することで交通の円滑化を目指す。

 計画によると、事業区間はJR陸羽東線中山平温泉駅近くの大崎市鳴子温泉星沼地区を起点に同市鳴子温泉川端に至る延長約1200㍍。3種2級規格で幅員は13㍍(有効幅員10・5㍍、歩道2〜2・5㍍)。バイパス化に伴い現道の南側を流れる大谷川と2度交差することから、区間内に延長160㍍の2径間連続PCラーメン箱桁橋と、延長31㍍の単純鈑桁橋を整備する。

 同事業は12年度に新規事業化してから調査・測量、設計と用地買収を進め、これまでに調査・測量、設計はおおむね終了し、用地買収は約5割まで進んだ。20年度は終点接続部分の詳細設計と、160㍍橋梁の塩害対策を講じる修正設計を行うため、「仙台管内交通安全対策外設計業務」で公告中(6月26日開札)のほか、引き続き用地買収を進める。本年度の事業費は設計6900万円と用地買収費9000万円の計1億5900万円を計上している。道路設計業務は構研エンジニアリングが担当した。

3789荷主研究者:2020/07/14(火) 21:22:29

https://www.kensetsu-sinbun.co.jp/miyagi/article/bukken-area1/6151/
2020-06-05# 建設新聞(仙台圏)
整備局仙台/簡易公募プロポ・仙台都市圏の交通結節点調査検討/技術提案書提出は7月2日まで/仙台駅のバスタ可能性調査を実施

 東北整備局仙台河川国道事務所は4日、仙台駅でのバスタプロジェクトの実現可能性を調査・検討するため、簡易公募型プロポーザル方式で仙台都市圏交通結節点調査検討業務を公告した。技術提案書の提出は7月2日まで。

 参加資格は土木関係コンサルタント業務に係る一般競争参加資格の認定を受けている単体かJVで、2010年度以降に交通結節機能に関する業務または交通結節点に関する業務の実績があること。

 バスタは高速バスターミナルと鉄道駅が直結する集約型公共交通ターミナルで、国土交通省では国内最大級の「バスタ新宿」を成功例に、バスタプロジェクトの全国展開を検討。東北のゲートウエイ機能を担う交通結節点として、高速バス、JR、地下鉄が集中する仙台駅も候補の一つに挙げられていた。

 委託する業務内容は交通結節点整備方針案の作成、事業協力者公募条件の作成、交通結節点機能強化検討会(案)の運営補助、報告書作成など。この中でバスタプロジェクトの実現可能性を検討する。

 履行期間は2021年3月12日まで。

3790荷主研究者:2020/07/14(火) 21:24:07
>>3789
http://www.jcpress.co.jp/wp01/?p=25636
2020/6/5 日刊建設新聞 宮城版
交通結節点の検討プロポ 仙台駅周辺/事業協力者を公募へ(仙台河川国道)

 国土交通省仙台河川国道事務所は4日、「仙台都市圏交通結節点調査検討業務」の簡易公募型プロポーザルを公告した。この業務は、仙台駅が交通結節点として適切に効果を発揮できるよう、交通ターミナルのような結節点の整備方針案を作成するとともに、事業協力者の公募条件案などを作成する。プロポは7月2日まで参加表明書や技術提案書を受け付け、審査を経て委託先を決定する。

 仙台駅周辺では、高速バスの発着場所が点在し、乗り継ぎが不便といった課題がある。同事務所ではこうした課題の解消に向け、高速バスを中心とした新たな交通結節点のあり方を模索している。

 今回委託する業務の目的は、仙台都市圏が抱える課題や求められる機能に対し、仙台駅が交通結節点として適切な効果を発揮するための検討を行うこと。業務内容は、交通結節点整備方針案と事業協力者公募条件案の作成、交通結節点機能強化検討会(案)の運営補助など。履行期間は2021年3月12日まで。

 プロポで技術提案を求める評価テーマは「仙台都市圏における交通結節点の整備方針案を作成する際の着眼点と留意点」となっている。

 プロポの参加資格は、単体企業か設計JVで、東北地方整備局から土木関係建設コンサルタント業務の資格認定を受けていることなど。

 交通結節点の検討に当たっては、昨年度に「仙台管内道路交通環境検討業務」を日本工営(仙台支店・仙台市青葉区)に委託した。この業務では、仙台駅の機能を高め、鉄道や高速バス、タクシーなどさまざまな交通機関で定時性を確保できるように、ターミナル施設の規模や候補地、整備手法などを検討した。

 ターミナル施設の候補地については、仙台の中心部と東部地区を結ぶ地域高規格道路として「仙台東道路」の整備を同事務所が計画しており、その整備ルートも考慮しながら、仙台駅周辺のインターチェンジなども含めて選定することになりそうだ。

 同事務所の中尾吉宏所長は、先月に行われた所長主任の会見で、仙台駅の交通結節点としての機能強化に意欲を示し、「民間力も発揮できるような形で進めるのがよいと思うし、それには公募でいろいろな提案を求めるというやり方もある」と語っていた。

3791荷主研究者:2020/07/14(火) 21:26:19

https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00560352?isReadConfirmed=true
2020/6/8 05:00 日刊工業新聞
兼松アドバンスド・マテリアルズ、仙台で新分野開拓 車載部品・医療など

仙台営業所が入居するビル

 兼松アドバンスド・マテリアルズ(東京都中央区、浅羽鉄平社長、03・6661・6430)は、国内3カ所目の事業拠点となる仙台営業所(仙台市宮城野区)を開設した。同社は電子部品メーカー向けを中心に非鉄金属材料などを供給する。東北エリアでの顧客サービス拡充と新規事業開拓を目指し新たな拠点を設けた。

 東北エリアの既存顧客向け材料供給を拡充するとともに、機能性材料の顧客開拓を進める狙いもある。人材採用にも有利という。東北支店からの一部異動を含め4人体制でスタート、順次人員を増やす方針。

 東北支店は電子材料などをジャストインタイムで供給するため顧客工場に隣接し、新規開拓などが難しい面もある。また同社は2019年10月に機能性材料部を新設し、車載電装部品や無線ICタグ用などのアルミ箔(はく)、医療向け材料の供給拡大を目指す。

 仙台営業所は電子材料、潤滑剤、接着剤などの供給拡大を柱に、先行きは機能性材料の担当者を配置し、事業を推進する計画だ。

(2020/6/8 05:00)

3792荷主研究者:2020/07/14(火) 21:41:41

https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00560809?isReadConfirmed=true
2020/6/11 05:00 日刊工業新聞
本田精機、新工場棟を完成 大物加工に特化

大物加工の高精度化に対応した本田精機の新工場棟

【仙台】本田精機(仙台市若林区、本田典明社長、022・284・3077)は、本社敷地内に金属などの大物加工に特化した新工場棟を建設した。7月から本格稼働する。建物や設備の総投資額は約5億円。新工場稼働により、大物加工を中心に生産能力を現状比で約10%高める。同社では航空機関連など成長分野での受注拡大につなげる考え。

 新工場は鉄骨造り平屋建てで、延べ床面積は約822平方メートル。大型門型5面加工機と3次元測定器を導入。生産能力引き上げによる受注拡大のほか、大物加工製品の高精度化に対応して顧客ニーズに応える。

 3次元測定器は幅2000ミリ×奥行き3000ミリ×高さ1600ミリメートルまでの製品測定が可能で、大物製品の品質保証体制を強化した。

 2・8トンクレーンを4基導入し、生産現場での作業効率と安全性を高めた。空調設備を整備して高精度製品の受注にも対応できる環境を整えた。

 本田精機は1ミリメートル角の小型部品の加工から組み立て総重量が5トンまでの大型精密機械、実験装置までを一貫生産できる体制を持つ。本田社長は「新型機の導入を機に新たな成長分野での大物製品の受注にチャレンジしたい」としている。

(2020/6/11 05:00)

3793荷主研究者:2020/07/14(火) 21:56:27

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/202006/20200617_11026.html
2020年06月17日水曜日 河北新報
ガス民営化の事業者公募「夏前は困難」 仙台市長が答弁

仙台市中心市街地

 郡和子仙台市長は16日、市議会6月定例会代表質疑の答弁で、市ガス事業の民営化に関し「新型コロナウイルス感染症のため、当初想定した今年夏前の事業継承者の公募は難しい」と語り、スケジュールに遅れが出ていることを明かした。

 民営化を巡っては、専門家の市ガス事業民営化推進委員会が最低譲渡価格など公募条件の検討を進めているが、感染拡大の影響で今年2月を最後に、委員が集まって話し合うことが困難になっている。

 郡市長は「社会全体の大きな変容により(事業継承を目指す)エネルギー事業者を取り巻く競争環境の激化が見込まれる」と指摘し、ガス民営化も新型コロナの影響を踏まえて議論を深める必要性に言及した。

 本年度中に事業継承者を公募し、2022年度上半期に民間事業者に事業譲渡する日程は変更しない。「民営化計画にある全体のスケジュールは保持する。事業者の状況把握に努め、公募開始の適切な時期を見定めたい」と述べた。

3794荷主研究者:2020/07/14(火) 22:04:38

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/202006/20200618_13008.html
2020年06月18日木曜日 河北新報
台風19号被災の阿武急、月内に仮復旧 宮城側1日42本まで増便へ

 宮城、福島両県を結ぶ第三セクター鉄道の阿武隈急行(伊達市)は17日、昨年10月の台風19号で被災した富野(伊達市)-丸森(宮城県丸森町)間が6月中に仮復旧し、丸森-槻木(同柴田町)間の1日の運行本数を被災前の9割となる上下計42本に回復させる方針を正式に表明した。

 角田市役所で開催した株主総会で報告した。県境をまたぐ不通区間の解消で列車を梁川車両基地(伊達市)に移送でき、宮城県側の増便が可能となる。丸森-槻木間は17.4キロで、見合わせていた昼や夜遅い時間帯の運行を再開する。

 現在は通勤、帰宅時間帯に限定し、仙台直通も含め1日上下計21本。被災前は46本だった。車両の点検はJR東日本の仙台車両センター(仙台市宮城野区)で実施している。17日に就任した菅原久吉社長は「日中の運行を再開できるのは、沿線住民にとって喜ばしいことと思う」と話した。

 仮復旧する富野-丸森間の15.4キロは山間部の斜面工事などが続くため、当面は回送列車のみ徐行運転し、10月の本復旧と営業運転の全線再開を目指す。菅原社長は「安全を確保し、なるべく早期に開通させたい」との考えを示した。

3795荷主研究者:2020/07/14(火) 22:11:33
>>642 >>3588
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/202006/20200620_11022.html
2020年06月20日土曜日 河北新報
複合公共施設の建設地、再び旭ヶ丘に 仙台市が台原森林公園案を撤回

地下鉄旭ケ丘駅前の市有地。再び複合公共施設の建設地となった=仙台市青葉区

 仙台市は19日、青葉区旭ケ丘地区に計画する複合公共施設の建設地を住民の要望を踏まえ、台原森林公園内から市地下鉄旭ケ丘駅南側の市有地に変更すると表明した。市議会6月定例会一般質問の答弁で、佐藤伸治市民局長が説明した。建設地はそもそも市有地だったが、土壌汚染が発覚して変更した経緯があり、元の場所に戻る形となった。

 複合公共施設は駅に隣接するバスターミナル内の旭ケ丘市民センターを移転新築し、青葉障害者福祉センター(仮称)を併設する。

 市は2004年、市有地への整備計画を発表したが、08年に用地内でヒ素などの汚染物質や廃棄物が見つかった。土壌改良費は膨大とみられ、10年に施設規模の縮小方針を決定。東日本大震災による5年間の中断を経て、17年に駅西側の森林公園内に建設地を変更し、20年度着工を目指した。

 市によると、変更した整備計画には地区住民らが当初から「公園が狭くなる」「景観が良くない」などと異論を唱え、市有地での建設を求めていたという。

 市は整備計画を改めて見直し、市民センターは移転新築ではなく、既存施設の利用を継続しつつ、複合公共施設も併用する方針に転換した。複合公共施設の規模を抑えて土壌改良の範囲を狭くすれば、市有地に建設できる見通しが立った。

 今後、地区住民と複合公共施設の機能など詳細を協議し、本年度中に基本計画を策定する。佐藤局長は答弁で「くい打ちの工法などを工夫すれば費用を相当程度、圧縮できる見込みとなった。土壌汚染対策も含め地域住民に丁寧に説明し、意見も聞く」と強調した。

3796荷主研究者:2020/07/28(火) 22:12:07

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/202006/20200621_15003.html
2020年06月21日日曜日 河北新報
空きテナントを現代美術ギャラリーに 仙台フォーラス、苦戦の一番町活性化へ新企画

新設するギャラリーについて打ち合わせをする関本さん(右)と向当さん=18日、仙台市青葉区の仙台フォーラス

 仙台市青葉区一番町のファッションビル「仙台フォーラス」に7月上旬、現代美術のギャラリーがオープンする。同区大手町の「ギャラリー ターンアラウンド」が空きテナントを利用して開設する。同ギャラリーの関本欣哉代表(44)は「作品やイベントを通して持続可能な社会を考える場にしたい」と意気込む。

 仙台フォーラスがある一番町商店街は近年、JR仙台駅周辺に商業施設が増えた影響で苦戦を強いられている。仙台フォーラスも服飾だけでなく、ダンススタジオの開設やイベントの企画など新しい試みを展開しているが、館内には空きテナントが見られる。

 ギャラリーの開設は、関本さんが仙台フォーラス関係の仕事をする友人から、空きテナントの有効活用の相談を受けたのがきっかけだった。関本さんは美術家が社会活動をし、企業が支援する欧米の例を紹介し、館内に作品発表の場を設けることを提案。同社も興味を示し案を採用した。

 具体的には、横浜トリエンナーレ(7〜10月、横浜市)に参加するなど国内外で活躍する美術家青野文昭さん(52)=青葉区=の作品を7月上旬から2階の空きテナントに設置する。

 7月下旬からは、土地の歴史などをテーマに映像やインスタレーションを発表し、全国的に注目されている佐々瞬さん(33)=同=らの作品を7階の空きテナントに展示する計画だ。

 仙台フォーラス営業企画グループの向当(こうとう)和貴さん(27)は「美術館とは違い、アートに関心を持たない方も多く訪れるので、どんな反応が出てくるのか楽しみ。地域の事業を創出する役割を担いたい」と語り、商店街の活性化につながることを期待する。

 関本さんは「新型コロナウイルスや景気低迷の影響で、若者は未来に希望が持てず、無力感に包まれている。作品が持つ力を体験する場を設けることで、環境問題や新型コロナなど社会課題を解決する方法を商業施設やそこに集う人々と考えていきたい」と話す。

3797荷主研究者:2020/07/28(火) 22:14:40

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/202006/20200622_13022.html
2020年06月21日日曜日 河北新報
宮交バスの平日ダイヤ「改悪」? 利用者から不満の声相次ぐ

http://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20200621kahoku01.JPG
ダイヤ改正で減便となり、利用者から困惑の声が上がる加茂長命ケ丘線=19日夕、仙台市泉区の地下鉄八乙女駅バスプール

http://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20200621kahoku02.JPG
ダイヤ改正で最終バスが繰り上がる主な地区

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で日祝ダイヤで運行されてきた宮城交通の路線バスが22日、平日ダイヤに戻った。待望の平日ダイヤだが、「以前の平日ダイヤより不便になる」との指摘が「読者とともに 特別報道室」に寄せられた。調べると「朝に1時間以上バスが来ない」「最終便が2時間以上繰り上がる」という路線があることが判明。利用者に聞くと、憤りの声が相次いだ。

 仙台市太白区の女性会社員(44)は16日、午前7時台の新しい時刻表にがくぜんとした。最寄りのバス停「西の平1丁目・金剛沢小前」は28分発の1本だけ。次は8時40分まで待たなければならない。

 従来の平日ダイヤは7時台に8分発、49分発と2本あり、8時台も21分発があった。「通勤・通学や通院にいい時刻だったのになぜ変えたのか。1時間以上の空白が生じるなんて」と理解できない様子だ。

 泉区の加茂団地に住む20代の女性会社員も困惑する。最寄りから市地下鉄八乙女駅に向かう朝だけでなく、帰りのダイヤも大きく変わる。最終バスが八乙女駅を午後9時1分発と、1時間半も繰り上がる。

 「日祝の最終便(午後10時3分発)の方が遅いという謎ダイヤ」とあきれ顔。遅くなった場合のタクシー利用も覚悟はするが、6カ月定期を購入しており「もったいない」と感じる。

 平日ダイヤの最終便の繰り上げは多くの路線で採用される。八乙女、泉中央の各駅を起点とする主な路線の繰り上げは表の通り。富谷市が深夜バスとして実証運行していた午後11時32分発の成田経由大清水行きと、泉ケ丘経由富谷営業所行きの2便も休止となる。

 利用者の不満を宮城交通はどう受け止めるのか。ダイヤ編成を担う計画課の担当者は「新型コロナによる減収が大きい」と経営状況を理由に挙げる。

 同社によると、6月に入ってからの乗客は4月の6割弱。平日ダイヤに戻すに当たり、以前の平日ダイヤの82%の本数にした。担当者は「経営を考えると以前と同じ本数を走らせるのは難しい」と訴える。

 ダイヤ設定では、朝の通勤・通学時間帯の便数をある程度確保。日中も一定数走らせるようにし、利用者が少ない夜遅い時間帯の減便を選択したという。

 担当者は「最大公約数に近いダイヤを考えた。ご不便をお掛けする路線があることも承知している。大学の対面授業が始まるなどで利用者が増えれば、再度ダイヤを改正するので理解してほしい」と説明する。

(末永智弘)

3798荷主研究者:2020/07/28(火) 22:30:58

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO60691620T20C20A6L01000/
2020/6/23 18:15 日本経済新聞 東北 宮城
バーチャルオフィス、仙台駅前に開設 ワンストップビジネスセンター

3799荷主研究者:2020/07/28(火) 22:48:25

http://logistics.jp/media/2020/06/26/3891
2020/06/26 物流ニッポン新聞
アサヒ、東北エリアに共配網拡大 仙台であすセンター開設

 アサヒロジスティクス(横塚元樹社長、さいたま市大宮区)は6月27日、仙台市宮城野区に4温度帯機能を備えた「仙台共配センター」を開設し、自社の共同配送網を東北エリアまで広げる。冷凍冷蔵車(4㌧5台、10㌧2台)を配置し、稼働初年度の売上高は3億円程度を見込む。今秋には4㌧冷凍車1台で同センター―岩槻共配センター(さいたま市岩槻区)の幹線便の運行を開始。これにより、同社が進めてきた東日本全域の共配ネットワークが完成する。(辻本亮平)

【写真=今後の業務拡大に合わせて車両を増強】

3800荷主研究者:2020/07/28(火) 22:53:12

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/202006/20200627_13004.html
2020年06月27日土曜日 河北新報
「文横」飲食街、CFで守る 目標は1000万円

約150メートルの通りに多様な店舗が肩を寄せ合う文化横丁

CFの内容を検討する文化横丁の店主たち=23日、仙台市青葉区

 新型コロナウイルスの影響で売り上げが落ち込む仙台市青葉区の飲み屋街「文化横丁」の店主たちが7月1日、インターネットで経営資金を募るクラウドファンディング(CF)を始める。8月30日までに計1000万円を集める目標を設定。店主たちは「歴史が100年近い文横(ぶんよこ)を守るのに力を貸してほしい」と呼び掛ける。

 CFは30〜50代の店主でつくる「仙台文化横丁応援委員会」が企画。横丁全体を応援するコースと個別の店に出資するコースの2通りを用意し、それぞれ500万円への到達を目指す。

 横丁全体への支援は3000円〜10万円の5段階で募集。横丁の歩みをまとめた記録誌を作成し、5000円以上の出資者へ送る。オリジナルのTシャツやカレンダーも返礼品として準備。余った金額は将来的な夏祭りの開催など、横丁を盛り上げる蓄えとする。

 個別の店に対する支援は約15店が対象。3000円、5000円、1万円の3段階で受け付け、出資額より2割多い金額の利用券を送る。全ての返礼品は11月ごろ手元に届く。

 文化横丁には、昭和レトロな居酒屋やダイニングバーなど約50店が軒を連ね、常連客のほか、県内外からのビジネスマンや観光客にも愛されてきた。

 だが、宮城県の休業要請が明けた5月7日以降も、客同士の距離が近い横丁の特徴が敬遠され、宴会の予約も激減するなど客足は戻っていない。焼鳥店「あかしろ屋」の店主片瀬淳也さん(47)は「感染予防で狭い空間は避けられがち。売り上げがコロナ前と比べて8、9割減った日もある」と窮状を説明する。

 おでん屋「ほたる2号館」店主で文化横丁応援委員長の千葉邦明さん(52)は「多くの店の中から飛び込む先を選び、そこからつながりを広げていくのが横丁の醍醐味(だいごみ)。何としても未来に残したい」と話す。

 CFの詳細は7月1日以降、専用サイト「キャンプファイヤー」で確認できる。連絡先は仙台文化横丁応援委員会事務局022(723)5775。

3801荷主研究者:2020/07/28(火) 22:55:31

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/202006/20200628_13016.html
2020年06月28日日曜日 河北新報
阿武急・丸森-槻木、昼時間帯の運行再開 台風19号被災前の9割に回復

再開した昼時間帯の列車を利用する高校生ら=27日午後1時ごろ、阿武隈急行角田駅

 宮城、福島両県を結ぶ第三セクター鉄道の阿武隈急行(伊達市)は27日、昨年10月の台風19号の影響で大幅に減便していた丸森(宮城県丸森町)-槻木(同柴田町)の17.4キロで、昼時間帯などの運行を再開した。1日の本数は被災前の9割に回復。日中の駅ホームで乗客が列車を待つ光景が戻った。

 運行を全て見合わせていた午前9時〜午後4時台には上下計14本が走る。角田駅(角田市)では午前中から高校生らが乗車した。

 駅近くで理容店を営む門間恵子さん(65)は「宮城県美里町に実家があり、昼間にゆっくり帰省できるのはありがたい。実家でも時間を気にせず過ごせそうだ」と話した。

 1日の運行本数は仙台直通を含め上下計42本となる。同区間は台風被害で不通となり、昨年12月6日に通勤、帰宅時間帯の21本が再開した。被災前は46本あった。

 線路への土砂流入などで不通が続いた富野(伊達市)-丸森間の仮復旧で、宮城県側から列車を梁川車両基地(同)に回送して点検できるようになり、増便が可能になった。阿武急企画営業課の担当者は「本数が少なく迷惑を掛けていた。利用者が戻ってくれればうれしい」と話した。

 同社は10月の富野-丸森間の本復旧と営業運転の全線再開を目指す方針。

3802荷主研究者:2020/07/28(火) 23:00:59

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/202006/20200630_12004.html
2020年06月30日火曜日 河北新報
MOVIX利府、10月31日閉館 宮城

MOVIX利府

 全国でシネマコンプレックス(複合型映画館)を運営する松竹マルチプレックスシアターズ(東京)は29日、宮城県利府町のMOVIX利府を10月31日で閉館すると発表した。同社は「契約満了に伴う措置」と説明している。

 MOVIX利府は、新型コロナウイルス感染拡大防止策として4月から約1カ月休館し、5月18日に再開。客足が大幅に減り、休館前の3割程度にとどまっていた。

 同館の山田宗喜マネジャーは「コロナの影響は大きかったが、閉館はあくまで契約上の話で予定していたこと」と説明する。

 同館は2001年3月開館。12スクリーン計2438席のシネコン。県道8号通称「利府街道」沿いにあり、町役場やイオンモール利府に隣接する商業集積地「利府ペアガーデン」内で営業する。

 イオンモール利府によると、今冬同町に開業予定の大型商業施設「イオンモール利府」新棟に、新たに映画館がオープンする予定という。

 熊谷大町長は「イオンモール利府の新棟が冬に開業するなど、町がリニューアルしていく流れの一つなのだろう」と述べた。

3803荷主研究者:2020/07/28(火) 23:01:20

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/202006/20200630_13023.html
2020年06月30日火曜日 河北新報
FCV向け水素供給施設 仙台空港近くに設置 今秋着工

東京などで稼働している商用水素ステーション=2016年3月

 宮城県は29日、燃料電池車(FCV)に水素を充填(じゅうてん)する「商用水素ステーション」を仙台空港(名取、岩沼両市)に近い岩沼市内に設置すると発表した。県内2カ所目の供給施設で、開設は2021年8月以降の見込み。岩谷産業と日本水素ステーションネットワーク(東京)が共同で整備する。

 仙台空港に隣接する工業団地「仙台空港フロンティアパーク」の空き区画を活用。同空港と仙台東部道路仙台空港インターチェンジをつなぐ県道沿いに建設する。着工は今秋の予定。

 県は20年度予算に、施設整備費の助成などを盛り込んだ水素エネルギー利活用推進費を2億300万円計上した。事業者を公募し、唯一手を挙げた両社の共同事業への補助を決めた。

 県は二酸化炭素を出さない水素を次世代エネルギーの柱と位置付け、温室効果ガスの排出量削減を目指す。村井嘉浩知事が掲げる「創造的復興」の一環で、県が後押しした最初の施設は17年3月、仙台市宮城野区の県有地にオープンした。

 県内のFCV登録台数は20年5月末現在で48台にとどまり、施設増設が課題。村井知事は29日の定例記者会見で「(今回の場所は)空港に近く、分かりやすい。FCVの普及に弾みがつく」と期待した。

3804荷主研究者:2020/07/28(火) 23:05:45

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/202007/20200702_13022.html
2020年07月02日木曜日 河北新報
「石巻河南道路」ルート案を選定 現道の拡幅とバイパス整備を併用

 宮城県石巻市の蛇田地区と河南地区を結ぶ新たな国道108号「石巻河南道路」のルートを巡り、東北地方整備局は1日、公表していた3案から、現道の拡幅とバイパス整備を併用する案(延長約8キロ)を選定した。今後、詳細なルート設定を進める。

 整備局が同日の社会資本整備審議会道路分科会東北地方小委員会で示し、有識者らの委員が了承した。事業化の時期は未定。

 選ばれた併用案は蛇田地区の三陸沿岸道石巻河南インターチェンジ(IC)付近と河南地区を連結する。蛇田地区は現道を4車線に拡幅し、河南地区は盛り土でバイパスを整備する。事業費は約170億〜220億円を見込む。

 他の2案は共に全線をバイパス整備し、石巻女川ICや石巻河南ICをつなぐ計画だった。併用案は渋滞の解消や中心部へのアクセス向上が期待され、事業費が2案よりも抑えられる点などが評価された。

3805荷主研究者:2020/07/28(火) 23:06:07

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO61144400T00C20A7L01000/
2020/7/3 18:58 日本経済新聞 東北 宮城 山形
きらやか銀行、仙台支店建て替え 22年春にも開業

3806荷主研究者:2020/09/05(土) 12:46:39

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/202007/20200704_13010.html
2020年07月04日土曜日 河北新報
宮城県教育研修センター跡地、私立特別支援学校に 来春開校に向け着工

校舎の完成予想図(三幸学園提供)

 仙台市青葉区の旧宮城県教育研修センターに建設する私立の特別支援学校「支援学校仙台みらい高等学園(仮称)」の安全祈願祭が3日、現地であった。宮城県教委の公募に応じた学校法人三幸学園(東京)が設置、運営を担う。8日の県私立学校審議会での正式決定を経て、2021年4月の開校を目指す。

 三幸学園は東京未来大や専門学校、高校、保育所など計110カ所を運営する。約20人が参加した安全祈願祭で、昼間一彦理事長は「特別支援学校に入学を希望する生徒の受け皿が不足している。一人一人の可能性を信じて、学ぶ機会を提供したい」と話した。

 敷地面積は約1万8400平方メートルあり、県教委が無償で貸し付ける。本校舎は鉄筋2階、延べ床面積約1260平方メートルで、センターの情報処理教育棟を改修する。新設の寄宿舎(定員48人)は鉄筋2階、延べ床面積約970平方メートル。体育館や実習室も整備する。

 高等学園は軽度の知的障害のある生徒を受け入れ、就労支援や就職に向けたキャリア教育を行う。高等部課程の本科(3年間)と専門教育課程の専攻科(2年間)を設置し、1学年の定員は本科が24人、専攻科が16人の予定。

 県立の特別支援学校の高等学園は岩沼市や女川町などに4校あり、私立は2校目。私立初の共学校となる。

3807荷主研究者:2020/09/05(土) 12:49:17

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/202007/20200704_11006.html
2020年07月04日土曜日 河北新報
杜の都・仙台の顔「勾当台」リニューアル 市懇話会、将来像策定スタート

終戦直後以来のリニューアル期を迎えた勾当台地区。市は市民広場の再整備などに乗り出す=仙台市青葉区

 仙台市は3日、青葉区勾当台地区の将来像「勾当台エリアビジョン」の策定に向け、有識者の懇話会を発足させた。JR仙台駅周辺と並ぶ杜の都の「顔」となる地区で、市役所本庁舎の建て替えなどの大型事業が控える。戦災復興で形成された街は半世紀以上を経て建物が老朽化し、転換期を迎えつつあり、リニューアルを検討する。

 懇話会はまちづくりや都市計画などを専門とする大学教授ら5人で構成する。初会合が市役所であり、市は検討対象として南北は元鍛治丁公園周辺-市役所周辺の約500メートル、東西は愛宕上杉通-晩翠通の約1000メートルの範囲を提案した。

 同エリアでは、市が2028年度の利用開始を目指し、新本庁舎の建設に乗り出す方針のほか、勾当台公園と市民広場の再整備に向け、20年度に基本構想の策定を予定する。定禅寺通では官民組織が歩道やケヤキ並木を活用し、にぎわい創出の社会実験に取り組む。一方、約半数の建物が築40年以上と老朽化が進んでおり、今後は建て替えや改修が相次ぐとみられる。宮城県も老朽化する定禅寺通の東京エレクトロンホール宮城(県民会館)を宮城野区に移転、新築する方針で跡地利用に注目が集まる。

 ビジョンはこれらの動向を踏まえ、勾当台地区の将来像を描き、30年度を目標に都市機能の誘導や施策展開の方向性を示す。懇話会は年度内に3回の会合を重ね、秋ごろ中間案をまとめ、意見公募を経て21年初めごろの策定を目指す。

 初会合では検討エリアの設定に意見が相次いだ。NPO法人まちづくりスポット仙台の岩間友希氏は「西公園なども含め広く捉えた方がいい」と提案。東北大大学院教授の姥浦道生氏は「仙台駅前と比較するなど、都心全体の中で勾当台地区をどう位置付けるかという議論が必要」と指摘した。

3808荷主研究者:2020/09/05(土) 12:51:56

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/202007/20200706_13019.html
2020年07月06日月曜日 河北新報
「無電柱化」29年度まで10路線 仙台市、延長5キロで推進

無電柱化され、歩道に電線がない市道元寺小路福室線=仙台市宮城野区

 仙台市は、市が管理する道路上の電柱や電線を地下に移設する「無電柱化」の推進計画を策定した。計画期間は2029年度までの10年間。整備効果が高い10路線を選定し、過去10年の実績8.7キロを上回る約10キロの地下化に取り組む。

 基本方針には無電柱化を優先的に進める道路の種類を示した。緊急輸送道路や骨格幹線道路のほか、通学路などバリアフリーに配慮する道路、多くの来訪者が集まる道路、歴史・文化的価値がある道路を挙げた。

 整備計画には、20年度から10年間に無電柱化する10路線の具体的な区間を明示した。県道仙台泉線の青葉区昭和町-堤町3丁目間、市道元寺小路福室線の宮城野区銀杏町-南目館間など。区間の総延長は約5キロだが、道路の両側を無電柱化すると約10キロになる。

 市は電線共同溝の本体整備費、電線管理者は地上機器やケーブルの設置費をそれぞれ負担する。

 10路線以外でも都心再構築プロジェクトなどに関連し、道路の再整備が行われる際は無電柱化を検討する。緊急輸送道路や避難道路では道路法に基づき、電柱の新設を原則禁止と決め、20年度中に運用を始める。

 道路上の電柱は景観を損ねるだけでなく、地震や台風などの災害時に倒壊の危険がある。市内では1985年ごろJR仙台駅周辺で無電柱化が始まり、都市計画道路整備や土地区画整理事業に合わせて広がった。

 2016年に無電柱化推進法が施行され、市は19年3月に基本方針を取りまとめ、20年3月末に推進計画を策定した。

3809荷主研究者:2020/09/05(土) 13:11:12

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/202007/20200709_13025.html
2020年07月09日木曜日 河北新報
商業施設に現代美術 仙台フォーラスにギャラリー開館

仙台フォーラス内に開館したギャラリーに展示された青野さんの作品=8日

 仙台市青葉区一番町のファッションビル「仙台フォーラス」に8日、現代美術のギャラリーがオープンした。仙台の若者ファッションをリードしてきた商業施設から、持続可能な社会について考える最先端のアートを発信する。

 ギャラリーは、同区大手町のギャラリーターンアラウンドが2階の空きテナント(約150平方メートル)を利用し開設した。第1弾として国内外で活躍する美術家青野文昭さん(52)=青葉区=の立体作品など約20点を8月中旬まで展示する。

 青野さんは「なおす」をテーマに、廃棄物や拾得物の欠損部分、使用痕跡を修復し、作品として再生させることで知られるアーティスト。看板やプラスチックのバケツ、カップ麺の容器などを利用した作品を間近で見ることができる。

 青野さんが、仙台フォーラスの出入り口にある階段の破損箇所を修復する様子を記録した、最新の映像作品も上映している。

 7月下旬からは7階の空きテナントに、土地の歴史や戦争の記憶をテーマに映像やインスタレーションを発表している佐々瞬さん(33)=青葉区=の作品を展示する予定。

 ギャラリーはJR仙台駅周辺の商業施設に客足を奪われ、苦戦を強いられている一番町商店街の新たな魅力を創出する役割も期待されている。ターンアラウンドの関本欣哉代表は「商業施設に現代美術を展示することはあまりなかった。美術に関心がない人をはじめ、多くの人に現代美術の魅力を知ってもらうきっかけになればいい」と話す。

3810荷主研究者:2020/09/05(土) 13:11:41

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/202007/20200709_13010.html
2020年07月09日木曜日 河北新報
藤崎本館建て替えへ 仙台・一番町3丁目の再開発始動

http://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20200709kahoku01.JPG
周辺ビルと一体的に再開発を進めることになった藤崎本館=仙台市青葉区一番町3丁目

 仙台市青葉区一番町3丁目の地権者でつくる「一番町三丁目おおまち南地区再開発推進協議会」は8日、藤崎本館の建て替えを含む市街地再開発に向け、具体的な計画を作る事業協力者の募集を始めた。市中心部で進む再開発事業で最大となる約1万7000平方メートルに商業・業務・複合交流拠点の整備を目指す大型計画が始動する。

 再開発区域は青葉通沿いで、藤崎のファーストタワー館、大町館、一番町館は含まない。区域内はビル約20棟を抱え、地権者は16人。協議会は3月30日に設立され、会長には藤崎の藤〓三郎助社長が就いた。区域内には築50年以上の老朽化した建物が複数あり、2018年8月から再開発に向けた勉強会を開いていた。

 事業協力者は単独のゼネコンに限定する。29日に応募を締め切った上で8月20日まで提案書を募り、9月に決定する。拠点整備の具体的な計画を作成した後、施工事業者を改めて募集する。協議会は今後3年をめどに再開発準備組合を設立する予定。

 藤崎は1963年、現在の本館の大部分となる鉄筋コンクリートの建物を建設。増改築や耐震工事を実施し、現在は地上8階、地下3階で延べ床面積3万6900平方メートル、売り場面積2万5000平方メートルとなっている。

 昨年200周年を迎えた藤崎の2020年2月期の売上高は20年前に比べ12.0%減少。ネット通販の拡大で衣料品を中心に伸び悩み、消費税増税、新型コロナウイルスによる客足減も重なり逆風が続く。

 関係者によると、藤崎が単独での建て替えを選択しなかったのは、周辺地域との一体開発で仮店舗などの代替機能を確保し、新店舗建設期間中も営業を続ける狙いがあるとみられる。

 藤崎は取材に対し、「事業者選定に差し支えるのでコメントは控える」と明言を避けた。藤〓社長は昨年12月、本館建て替えについて河北新報社の取材に「売り場面積は現在の4館合計約3万2000平方メートルから2万平方メートル規模になるイメージ」と語っている。

◎市中心部の核にぎわい期待

 藤崎本館など周辺の一体的な再開発が始動する仙台市青葉区一番町3丁目は、大型商業施設が集積する仙台駅前と、官公庁街の勾当台地区とをつなぐ中間に位置する。市中心部の核として、再開発施設がにぎわい創出に果たす役割に関係者が期待を寄せている。

 再開発区域は西側の約半分を藤崎本館や同社関連施設が占める。南側の青葉通沿いに銀行やオフィス、北側のアーケード街に商業施設が並び、多面性を持つ。

 市中心部商店街活性化協議会の山崎浩之会長は「純粋な百貨店業だけでなく、地元の人たちの思いを取り込んだ公共性のある施設にしてほしい」と求め、「周辺が再開発施設とどう結び付き、相乗効果を生み出せるかを考えなければならない」と課題を挙げた。

 同区域は都市再生緊急整備地域に指定され、老朽化したビルの建て替えを促す市の「都心再構築プロジェクト」の対象となる。市はオブザーバーとして協議会に助言していく方針。

 都心まちづくり課の二階堂聡課長は「青葉通や一番町は中心部の回遊性を高めるために重要なエリアだ。周辺の再開発への刺激になることも期待したい」と話した。

(注)〓は崎の本字

3811荷主研究者:2020/09/05(土) 13:13:03

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/202007/20200710_12017.html
2020年07月10日金曜日 河北新報
仙台の空き室率上昇5%台 オフィスビル・6月

仙台市の中心市街地

 オフィスビル仲介の三鬼商事仙台支店が9日まとめた仙台市の6月のオフィスビルの空き室率は、前月比0.49ポイント高い5.13%と、2カ月連続で上がった。5%台は2018年9月(5.09%)以来、1年9カ月ぶり。新型コロナウイルスの影響で解約が相次いだ。

 全5地区中4地区が上昇し、空き室面積は約7200平方メートル増えた。仙台駅前地区は0.52ポイント上昇の4.70%。新型コロナの感染拡大に伴う自粛傾向が続き、インターネットカフェや飲食店が撤退した。駅東地区は貸し会議室の解約があり、0.10ポイント上昇の6.21%だった。

 一番町周辺地区は新築ビルへのオフィス移転が相次いで決まり、0.91ポイントの大幅上昇となる4.04%。県庁・市役所周辺地区は小規模な解約があり、0.13ポイント上昇の5.80%だった。

 同支店の担当者は「コロナ禍で売り上げが減少した業種の撤退に加え、大型ビルの供給に伴う空き室の発生が重なった。今後も空き室が増える傾向は続くだろう」と予測した。

 調査対象は延べ床面積約990平方メートル以上の351棟。貸し会議室の運営会社がビルを売却したため、1棟増えた。

3812荷主研究者:2020/09/05(土) 13:13:57

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/202007/20200710_12015.html
2020年07月10日金曜日 河北新報
<せんだい進行形>バーチャルオフィス活況 事務所持たず住所レンタル、起業をしやすく

ワンストップビジネスセンターが会員に時間貸ししている会議室=仙台市青葉区

 新型コロナウイルスの感染拡大を防止する対策として在宅勤務の普及が進む中、オフィスを持たずに住所を借りるバーチャルオフィスの需要が高まっている。6月には東京の専門事業者が仙台市青葉区に東北で初出店したほか、地元業者にも問い合わせが相次いでいる。(報道部・古賀佑美)

 バーチャルオフィスを全国30拠点で展開するワンストップビジネスセンター(東京)は6月18日、青葉区本町1丁目のJR仙台駅近くに仙台店を開設した。

 店舗はビル内のがらんとした10坪ほどの1室のみ。商談用として利用者に時間貸しする。徹底的に無駄を省き、格安でサービスを提供する。

 土本真也社長(43)は「以前から起業文化が根付く仙台に出店したかった。新型コロナの影響で、テレワークや固定費を削減したい企業の受け皿にもなり得る」と話す。

 住所を貸すバーチャルオフィスサービスは立地に価値を置く。取引先や顧客への信頼性が高い仙台駅前エリアには、複数の地元企業が10年以上前からサービスを展開している。

 青葉区中央4丁目のオフィスドリームズ竹葉は2007年、シェアオフィスとバーチャルオフィスのサービスを始めた。バーチャルオフィスには約70の個人、法人が登録する。

 家庭問題のカウンセラーやフラワーアレンジメント講師といった女性の登録が多く、東日本大震災後は復興需要を狙う宮城県外の建設会社の登録が増えた。新型コロナに影響を受けた解約はほとんどなかった。

 小林房子社長(81)は「時代を反映するサービスなのかもしれない。働く場所にとらわれないので、コロナ禍でも必要とされるはずだ」と期待を込める。

 シェアオフィス事業も含む青葉区本町1丁目の「セカンドステージ」の運営会社は、会計事務所が母体となっているのが特徴。企業支援の視点を生かして事業を展開し、開業相談にも対応する。新型コロナ前に比べ、問い合わせが3倍に増えているという。

 バーチャルオフィス事業の課題は利用者の審査だ。各運営会社は利用希望者の登記や取引履歴を確認する。対面審査や会員制交流サイト(SNS)のチェックも加え、悪用を防ぐ対策を尽くしている。地元企業は「無理に利用者を増やさず、関係性のある事業者に特化する」と説明する。

 市内の不動産関係者はバーチャルオフィスについて「副業や個人事業主のスタートアップで広く利用される可能性はある。ただ、事業拡大に向けた融資を受けるには、実体のオフィスを借りて法人の信用性を高める必要があるだろう」と指摘している。

[バーチャルオフィス]事務所を持たない個人事業主や法人に、住所や電話番号、ファクス番号をレンタルするサービス。法人登記のほか、郵送物や電話の転送も可能。利用料はシェアオフィスやコワーキングより安価で、自宅情報を公開したくない起業家や個人事業主の利用が多い。

3813荷主研究者:2020/09/05(土) 13:40:34

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/202007/20200711_12015.html
2020年07月11日土曜日 河北新報
警察厚生宿泊施設「パレス宮城野」、7月末閉館へ

7月末に閉館するパレス宮城野

 警察共済組合県支部が運営する仙台市青葉区の厚生宿泊施設「パレス宮城野」が今月いっぱいで、営業を終える。利用者の減少と老朽化に伴うもので、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、当初来年3月末に予定した閉館を前倒しする。関係者によると、閉館後の建物と敷地の利用方法は決まっていないという。

 パレス宮城野は鉄骨鉄筋地上5階、地下1階で、延べ床面積約4610平方メートル。最大195人が入る大会議室をはじめ会議、宴会場計10室と客室11室、レストランなどがある。

 前身のみやぎ野会館を移転、新築し1986年に開業。仙台城大手門の意匠を外観に取り入れ、2007年まで神殿や写真室があった。最盛期の1990年には年100組以上の結婚式、披露宴を執り行った。

 近年、利用者が減り続けたことに加え、老朽化した建物や設備の修繕、更新に数千万円かかるため、閉館を決めた。県警厚生課によると、備品など整理し、建物を所有者の県に返すという。解体するか改修して使うかは今後、県が決める。

 宿泊営業は既に終了し、レストランと宴会場を予約制で利用できる。日本酒「警魂」とレトルトの「みやぎの牛タンカレー」などは9月まで、在庫分を販売する見込み。

 板垣誠支配人は「時代の流れとはいえ、閉鎖は残念だ。さまざまな催しを開いて感謝を伝えたかったが、コロナ禍の現状では難しい」と語った。

3814荷主研究者:2020/09/05(土) 13:52:52

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/202007/20200722_12003.html
2020年07月22日水曜日 河北新報
食品廃棄物で発電事業 仙台・蒲生で22年から JFEとJR東

仙台工場の完成予想図

 JFEグループの環境事業会社「J&T環境」(横浜市)とJR東日本などは21日、東日本大震災で被災した仙台市宮城野区蒲生北部地区で、食品リサイクル・バイオガス発電事業を2022年2月に始めると発表した。

 J&T環境、JR東、東京ガス、東北鉄道運輸(仙台市)の4社は19年11月、共同出資で「東北バイオフードリサイクル」(同)を設立。市が買い取った防災集団移転跡地の利活用事業に応募し、約1万1000平方メートルを借り受けた。

 1日最大40トンの廃棄物を処理できる工場を建設する。鉄筋2階、延べ床面積は840平方メートル。今年9月に着工する。

 JR仙台駅や駅ビル、ホテルの廃棄食品のほか、東北の食品工場からの産業廃棄物も扱う。生ごみとプラスチック容器などを分別する高性能の除去装置もあり、消費期限が切れた駅弁なども処理できる。

 微生物発酵のメタンガスで発電し、発電出力は780キロワット、年間発電量は一般家庭1500世帯分の約650万キロワット時を見込む。再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度に基づき、東北電力に9割を売電する。

 処理後の汚泥で肥料を作り、JR東グループの仙台ターミナルビル(仙台市)が若林区荒浜地区に21年3月オープンさせる観光果樹園での活用も検討する。

 JFEとJR東による食品リサイクル・バイオガス発電事業は、横浜市に続き2カ所目。J&T環境の担当者は「仙台工場は環境教育や防災拠点の役割も果たす」と説明し、JR東の担当者は「エネルギーの地産地消を目指して被災地復興に貢献したい」と話した。

3815荷主研究者:2020/09/05(土) 13:53:10

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/202007/20200722_12019.html
2020年07月22日水曜日 河北新報
ホテル京阪仙台、8月1日開業 東北初進出

東北初進出で8月1日にオープンする「ホテル京阪 仙台」

 京阪ホールディングス(大阪市)のグループ会社、ホテル京阪(同)は8月1日、仙台市青葉区中央3丁目に「ホテル京阪 仙台」を開業する。同ホテルの東北進出は初めて。JR仙台駅に近い立地を生かし、ビジネス客や観光客の利用を見込む。

 仙台駅西口から徒歩8分の青葉通沿いにあり、七十七銀行本店に隣接。周辺には商業施設、オフィスビル、飲食店などが並ぶ。

 地上14階、地下1階、延べ床面積約8200平方メートル。客室は201室で、筆返しのある化粧棚や伊達家の家紋風のデザインを施した小物など、仙台の武家文化を感じさせる一方、照明や空調をタッチパネルで操作できるなど最新の機能性を備える。2階にはレストランを設けた。

 久保充啓営業副本部長(52)は「『ウィズコロナ』の意識を持ちながら、宿泊特化型のホテルを目指したい」と話す。

3816荷主研究者:2020/09/05(土) 14:07:41
>>3789
http://www.jcpress.co.jp/wp01/?p=25869
2020/7/29 日刊建設新聞 宮城版
中央復建JVを特定 交通ターミナル検討プロポ 仙台駅周辺に整備(仙台河川国道)

 国土交通省仙台河川国道事務所は、「仙台都市圏交通結節点調査検討業務」の簡易公募型プロポーザルで、中央復建コンサルタンツ(東北支社・仙台市青葉区)・みずほ総合研究所(本社・東京都千代田区)設計JVを受託候補者に特定した。今後に見積もり合わせし、金額が折り合えば同JVと契約する。検討業務では、仙台駅周辺に交通ターミナルのような結節点を設けるため、整備方針案などを作成する。

 仙台駅周辺は高速バスの発着場所が点在しており、乗り継ぎが不便などといった問題がある。このような状況を解消するため、高速バスを中心とした新たな交通結節点のあり方を検討している。

 今回委託する業務では、仙台都市圏が抱える課題や求められる機能に対し、仙台駅が交通結節点として適切な効果を発揮できるようにするため、交通結節点整備方針案と事業協力者公募条件案の作成や、交通結節点機能強化検討会(案)の運営補助などを行う。履行期間は2021年3月12日まで。

 交通結節点の検討に当たっては、昨年度に「仙台管内道路交通環境検討業務」を日本工営(仙台支店・仙台市青葉区)に委託した。この業務では仙台駅の機能を高め、鉄道や高速バス、タクシーなどさまざまな交通機関で定時性を確保できるように、ターミナル施設の規模や候補地、整備手法などを検討した。

 ターミナル施設の候補地に関しては、仙台の中心部と東部地区を結ぶ地域高規格道路として「仙台東道路」の整備を同事務所が計画しており、その整備ルートも考慮しながら、仙台駅周辺のインターチェンジなども含めて選定することになりそうだ。民間力が発揮できるような形での施設整備を視野に入れており、今後に事業協力者を募り、提案を求める見通し。

3817荷主研究者:2020/09/05(土) 14:08:01

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/202007/20200729_11004.html
2020年07月29日水曜日 河北新報
仙台市、公文書館開設へ 運営検討会議が初会合

公文書館の開館に向け、課題を整理した運営検討会議の初会合

 仙台市は28日、歴史的価値のある公文書を永年保存する「公文書館(仮称)」の2022年度の開館に向け、有識者による運営検討会議を設置し、市役所で初会合を開いた。

 検討会議は大学の研究者や他自治体の公文書館職員ら5人で構成する。開館までに公文書の収集・選別基準の検証、個人情報保護のため閲覧を制限する場合の利用審査基準の策定、審査方法の検討などを進める。

 座長に就いた東北大史料館の加藤諭准教授は「行政の記録を次世代に残し、検証するための重要な施設となる。散逸や劣化を防ぐだけでなく、市民の利便性を高められるように議論していきたい」と語った。

 公文書館には、市が定める保存期間が過ぎた文書のうち、基準に沿って選別した「歴史的公文書」などを保管する。15年3月に閉校した旧貝森小(青葉区)校舎を活用し、今年9月に改修工事に着手する。

3818荷主研究者:2020/09/05(土) 14:34:12

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/202007/20200730_13033.html
2020年07月30日木曜日 河北新報
東北大発のベンチャー、キャンパスに新工場 米ぬか油からサプリ原料を抽出

関係者に公開された工場内のスーパービタミンE抽出・濃縮装置=仙台市青葉区の東北大青葉山キャンパス

 東北大発ベンチャー「ファイトケム・プロダクツ」(仙台市)は、米ぬか油からスーパービタミンEなどの機能性成分を抽出する新工場を仙台市青葉区の青葉山キャンパスに開設した。29日、既に稼働した工場の内部を関係者に公開した。機能性成分はサプリメントや食品、化粧品の原料として製造・販売している。

 抽出技術は、東北大大学院工学研究科の北川尚美教授(化学工学)が開発した「イオン交換樹脂法」を採用。合成樹脂製の専用の吸着剤が入った管に米ぬか油を通すことで、吸着剤から機能性成分を抽出できる。

 工場はビジネスインキュベータ棟の一室で面積は50平方メートル。機能性成分を抽出、濃縮する設備を配置した。米油メーカーからサラダ油製造に使わなかった米ぬか油を仕入れ、1週間に約1キロのスーパービタミンEやビタミンEを製造する。

 スーパービタミンEは通常のビタミンEの50倍程度の抗酸化作用を持ち、老化抑制や肌の保湿に効果があるとされる。従来はパーム油から抽出されるが、米ぬか油の方が含有量が多い。

 今後はパラフィンなど他の機能性成分の量産を目指すほか、抽出後の油成分を燃料にバイオマス発電に取り組む。2年後には市沿岸部に大規模工場を設ける。

 加藤牧子社長(41)は「東北産の米ぬか油で安全性も高い。米油メーカーが使わず焼却処分している未利用油を生かし、東北の農業と持続可能な社会に貢献できればいい」と強調した。

3819荷主研究者:2020/09/05(土) 14:34:40

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/202007/20200731_11022.html
2020年07月31日金曜日 河北新報
大幅減収の仙台市バス「現状維持困難」郡市長見通し

 仙台市議会臨時会は30日、開会した。郡和子市長は新型コロナウイルスの影響で利用者が激減する市バス事業に関し、「運行本数や運行エリアを将来も現状のまま維持するのは難しい」と厳しい見通しを示した。

 郡市長は「感染収束後もテレワークなどの新しい生活様式が普及し、利用者の減少が続くことが予想される。今後は路線バスと地域交通を組み合わせた新たな交通ネットワークを構築する必要がある」と述べた。

 加藤俊憲交通事業管理者はバスと地下鉄の4、5月の乗車人数が前年同期の5割に落ち込み、4〜6月はバスが約7億円、地下鉄が約19億円の減収見通しと説明。バス事業は資金不足比率が20%を超え、経営健全化団体に陥る可能性があり、国が創設した「特別減収対策企業債」を発行する方針を明らかにした。

 加藤管理者は「企業債発行で当面は20%を超えないと見込んでいる。利用者が少なく、路線の維持が困難なエリアは地域交通と役割分担し、運行の効率化を図る必要がある」と語った。

 亀山元信病院事業管理者は感染拡大の影響で市立病院(太白区)の3〜6月の外来患者が9789人、入院患者が7981人減り、医療収益が4億7700万円減少したと説明。「全国的に感染が再拡大する中、さらに厳しい状況もあり得る」と危機感を募らせた。

 会期は8月3日までの5日間。市は新型コロナ対策費や緊急経済対策費を計上し、29億6567万円を増額する一般会計補正予算案など議案4件を提出した。

 松本由男(自民党)小野寺利裕(公明党市議団)佐藤わか子(民主フォーラム仙台)古久保和子(共産党市議団)石川建治(社民党市議団)安孫子雅浩(蒼雲の会)伊藤優太(市民と未来のために)の7氏が質問した。

3820荷主研究者:2020/09/05(土) 14:35:09

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/202007/20200731_12026.html
2020年07月31日金曜日 河北新報
ゼップ仙台跡地に「JR仙台イーストゲートビル」 21年2月開業発表

エントランスホール「ダテリウム」のイメージ(JR東日本仙台支社提供)

 JR東日本仙台支社は30日、仙台駅東口のライブホール「Zepp sendai(ゼップ仙台)」跡地に建設中のオフィスビルの名称を「JR仙台イーストゲートビル」とし、2021年2月に開業することを発表した。

 駅に直結した建物は地上13階、地下1階、延べ床面積約2万5600平方メートル。1フロアは約1420平方メートル、天井高2.8メートルの無柱空間を確保し、多様なレイアウトに対応する。

 2、3階には、米国発祥のワークスペース事業「ウィーワーク」が東北初進出する。ウィーワークジャパン(東京)によると、2フロアに計485デスクを配置する予定。テレワークやサテライトオフィス、企業間交流といった幅広い利用を見込む。

 1階は開放的な吹き抜けのエントランスホール「ダテリウム」。待ち合わせや打ち合わせに使えるほか、地域や音楽のイベントなどを定期的に開催し、にぎわいを創出する。三林宏幸支社長は「将来に向けた投資を進めたい」と話した。

3821荷主研究者:2020/09/05(土) 14:40:24

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/202008/20200801_12003.html
2020年08月01日土曜日 河北新報
未利用日のオフィス転貸OK 仙台にシェア型複合施設開設

転貸できる個室オフィス。木目調の内装を施し、落ち着いた雰囲気を演出する=仙台市青葉区

 仙台市青葉区の建築業エコラは、同区二日町の築38年のビル1棟を全面改装し、賃貸のオフィス、飲食店、住宅を組み合わせたシェア型複合施設「TNER(トナー)」を1日、オープンさせる。契約者がオフィスを使わない日には一部を転貸できる新しい仕組みを取り入れた。

 TNERは借りるを意味する「RENT」の逆さ読みで、「賃貸の常識をひっくり返す」との思いを込めた。ビルは鉄骨鉄筋コンクリート造10階で、延べ床面積2075平方メートル。3月に改装を完了した。

 3、4階のオフィスは1〜10人用の計19の個室やフリーデスク、キッチンを備える。契約者が空き会議室や休日のオフィスをまた貸しすることで収益を生み出し、固定費を抑えられる。個室の利用料は月3万5000円から。

 2階は飲食と菓子製造の計2区画を1日1万円、夜間は1時間1000円で貸し、気軽にチャレンジしやすい環境をつくる。5〜10階は住宅25戸があり、料理教室やギャラリーといった2次利用を想定する。

 エコラの百田好徳社長(43)は「オフィス階は交流の場になりやすいシェアキッチンを中心に据えたのが特徴。起業家やIT企業の受け皿になり、新しいビジネスを生み出す空間にしたい」と話した。


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