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筑波・TSUKUBA・菟玖波
1
:
とはずがたり
:2007/05/01(火) 00:19:11
この辺の事物の紹介・不満感の表明・方向性の検討等何でも。
96
:
とはずがたり
:2008/02/17(日) 10:24:43
つくばは他の多摩NT・千葉NT・港北NT・おゆみ野ちはら台・多摩田園都市と云った他のニュータウン諸都市と違ってつくばは研究施設が集積しているので職住近接の可能性があるのではないかと思う。
つくばエクスプレス 新都市物語
【1】つくば駅 自立して作る未来
http://mytown.asahi.com/ibaraki/news.php?k_id=08000340711270002
2007年11月27日
つくば市は30日、二十歳(はたち)の誕生日を迎える。ここを起点とする県内のつくばエクスプレス(TX)沿線では、道路網が日増しにのび、市街地が広がる。成長を続ける街に住む人々は、どのような未来を描こうとしているのだろう。国がつくった「実験都市」とその周辺地域が、「大人」へと独り立ちするなか、移りゆく街並みと、人々の生き方をつづる。
星、キャンドル、雪だるま。自分でデザインした飾りに、子どもたちが真剣な表情で色を塗っていく。
今年も12月につくばセンタービル広場で催される「つくば100本のクリスマスツリー」。25日、その制作会が開かれた。夏は照り返しが強く、冬は日陰に木枯らしが吹くこの場所が年に一度、はなやぐ。
国際都市に宗教色のある催しはどうかと心配する声もあったが、無国籍な雰囲気の広場に、10年続く日本のお祭りクリスマスは、よくなじんでいる。13年前からつくばに住み、市内でバイオリン教室を開くクレイグ・コールマンさん(46)は「わが家の定番行事。子どもたちにもいい思い出になります」と話す。
企画はつくばアーバンガーデニング。03年春に認証されたNPO(非営利団体)だ。今年、市の「つくばスタイル事業」に応募し、200万円の助成を受けられることになった。
市は財政難ながら、市制20年の今年に限り、市内のNPOなどによる市民活動に最高200万円助成する。NPOを育てることで役所のコストが減り、市民にきめ細かいサービスが提供できれば、市とNPO双方にメリットがあるという。
◇
この春には初めて、センタービルにある「つくば市市民活動センター」の運営が、市からNPOに切り替わった。
委託を受けた「つくばEPO」(つくば市民活動推進機構)は、人繰りや物資不足に悩む他の団体を支援する、いわばNPOのためのNPOだ。
その始まりは01年にさかのぼる。
40年の歳月と2兆円をかけた国のつくば開発がほぼ終了し、国は市を介して、街づくりを市民に任せた。
国が残したのは、多くのハコモノ。そして一冊の報告書。そこには、市民が街づくりを進めるための拠点整備に関する提言が記された。
マイカー利用を前提にした街はお年寄りには暮らしづらい。有名建築家の手による小学校はあっても、障害児を受け入れる施設は少ない。どれも、ハコモノに終始した国が、長年なおざりにしてきたことだ。
「定年と同時に市外に逃げる人が多かった。何とか引き留めたい、つくばを人生の通過点の町にしてはならないという国土交通省の危機感があった」と、事務局長の松浦幹司さん(70)は話す。
住民の有志が集まり、議論を始めた。つくばEPO発足の発端だ。
◇
現在は、市から月100万円の委託管理料を受け運営しているが、「NPOの独自性を出すため、いずれは市の補助金がなくても自立して活動したい」と松浦さんは言う。
今月18日、つくばEPO主催の「TX沿線NPOまつり」に、東京都荒川区からつくば市まで30を超える沿線のNPOが集まった。センター広場で、つくばEPOの門脇厚司理事長(筑波学院大学長)は夢を語った。「将来は会員を市の職員数と同じ2千人規模に増やしたい」
もう20年もたてば、行政が定めた区域を越え、沿線の市民が手を結ぶ街ができているかもしれない。(嘉幡久敬)
97
:
とはずがたり
:2008/02/17(日) 10:27:46
こんなのがあったんですねぇ>みずほの村市場
ちなみに万博記念公園は島名にすべきだぜヽ(`Д´)ノ
つくばエクスプレス 新都市物語
【2】万博記念公園駅 高い野菜安全の証し
http://mytown.asahi.com/ibaraki/news.php?k_id=08000340711280001
2007年11月28日
つくばエクスプレス万博記念公園駅から東に2キロ離れたつくば市内にある「みずほの村市場」の駐車場には、県外ナンバーの車が珍しくない。ここでは、スーパーより2〜3割高い野菜が飛ぶように売れる。45戸の専業農家が直売で品質を競う。1戸あたりの平均売り上げは700万円。関東近辺の畑作農家平均の450万円を大きく上回る。
「娘を私立大に行かせることができたのは『みずほ』のおかげです」。つくば市の専業農家、登坂邦雄さん(58)は顔をほころばせる。
登坂さんは冬は白菜、夏はスイカ栽培などを手がけ、年間1千万円を売り上げる。以前は収入が市況に左右された。だが、13年前にみずほに来て、自己責任で値付けするようになってから、暮らし向きは安定した。天候に左右され、安い輸入物に押されっぱなしの国内農家のなかで、登坂さんのような成功例は珍しい。
登坂さんは野菜に値段をつける時、「この品ならどれくらい払うか、消費者の立場で考える」。
旬の野菜でも熟れ具合で日々味が違うため、同じ種類でも作付け時期を何段階にもずらし、「熟れごろ」を届けているという。
◇
「安売り競争は絶対しない。農家がやっていける価格が大切」。卸売市場に値段を決められるのが嫌で、みずほを90年に設立した元農家、長谷川久夫代表(59)は「品質が良ければ必ず売れる」と確信する。
みずほには、品ぞろえや鮮度を保証するための独自のルールがある。作付け計画を1年前に報告するよう農家に義務づけ、月ごとの売り上げノルマに達しないと「違約金」を取る。傷んだ野菜を並べたままにしていたら、自腹で買い取らせる。もちろん作り手名も客に明示する。
みずほは、契約したい農家に常に門戸を開けているが、「今並んでいる野菜より高い値を付けられること」が条件だ。厳しいシステムについて行けず、退場した農家もあったという。
◇
もっとも、スーパーより高い値段でも売れるのは、味と安全を重視するこの地域の消費者あってこそだ。「ここの野菜はスーパーとおいしさが全然違う。少々高くても、安全でおいしい方がいい」と話す市内の主婦(40)は週に1度は来店するという。
契約農家には後継者も育っている。若手就農者も4人生まれた。脱サラして、みずほで2年間野菜づくりを学んだ小川淳也さん(32)は50アールの農地を借り、まずは年間300万円の売り上げをめざす。小川さんは「家族で品質のいい農作物をつくりたい」と夢を描く。
高品質を保つ厳しい仕組みと消費者に鍛えられ、「みずほ流」の新たな市場は、農家が生き残るための重要なヒントを教えてくれている。(清水康志)
98
:
とはずがたり
:2008/02/17(日) 10:33:21
しらんぞ,こんな店。。
http://www.la-cotedazurl.com/
つくばエクスプレス 新都市物語
【3】つくば駅 スイーツ求め車の列
http://mytown.asahi.com/ibaraki/news.php?k_id=08000340711280002
2007年11月29日
チョコレートにイチゴ、プリン……。広い店内は色とりどりの「スイーツ」であふれている。つくば市の洋菓子店「コート・ダジュール」。連日2千〜3千人の客が訪れる。週末には駐車場に車の列ができ、警備員の誘導なしでは入店できない。
市内に勤務する大山園江さん(51)は、オープン以来のファンだ。マンション1階にこぢんまりとあった店に偶然入ってみて、ショートケーキのおいしさに驚かされた。素材の良さにひかれ、友人との間で話題にもなった。
オーナーシェフの中山満男さん(41)が、修業先の名古屋から故郷へ戻り、店を開いたのは91年。市が誕生してから4年目で、つくばの街づくりが本格化し始めたころだった。「これから発展する街には、いろんな人が集まってくる」。シェフはつくばの未来へ賭けた。
予想はあたった。単身赴任の研究者や学生、短期滞在者が、国内外からつくばにやってきた。だが、生まれたばかりの研究学園都市には、これというみやげものがなかった。
素材選びにこだわった生ケーキが認められるようになると、「手みやげになる菓子がほしい」と求める客が増えてきた。
だが、生ケーキは日持ちせず、手みやげには向かない。「生のようなみずみずしい食感の菓子はないか」。中山シェフは修業時代や食べ歩きで得た味や素材のデータをたぐり寄せた。
フランス産のクリームチーズを中心に複数のチーズを使い、火加減や生地の合わせ方、鉄板や型まで徹底する。日持ちして、なおかつ柔らかな口当たりが実現した。冷凍保存も可能にした。看板商品「はんじゅくちーず」が完成した。パッケージ包装の買いやすさもあり、爆発的なヒットになった。
転勤や卒業で引っ越したひいき客たちは、つくばでしか味わえない風味と食感を懐かしみ、評判を広げてくれた。
オープンから4年後、マンションから近く、つくば駅から車で5分ほどの現在地に店を移転した。増え続ける客に呼応するように増築し、40台分の駐車場用の土地も買い足した。マイカーなしには暮らせないこの街では、広い駐車場が必要だった。
車でやってきて、ゆっくりと菓子を選ぶ。「季節ごとに新商品があっていつ行っても選ぶのが楽しみになる」と大山さんのようなリピーターも飽きさせない。開店から16年がたち、ここでの買い物は、地元の暮らしに溶け込んでいる。
TX開業で、近隣の街からだけでなく、東京から足を運んでくれる客もできた。オープン当時の子どもたちも、そろそろ大人になる。街とともに育った洋菓子店は、街の思い出と味を守る責任を任されている。(長嶋晶子)
99
:
とはずがたり
:2008/02/17(日) 10:36:37
>90年に守谷市に転居し、会社のある東京・神田まで常総線とJR線を乗り継いで2時間かけて通勤した。
TXで随分便利になったですなぁ。。
つくばエクスプレス 新都市物語
【4】守谷駅、72歳ポイ捨てと格闘
http://mytown.asahi.com/ibaraki/news.php?k_id=08000340711300001
2007年11月30日
つくばエクスプレス(TX)と関東鉄道常総線が交差する守谷駅前。牟田祥次郎さん(72)は185センチの上背を折り曲げ、その日の朝も利き手の左手で黙々とごみを拾っていた。
「今朝は近くの銀行の人たちが掃除してくれたから、あまり落ちてないんですよ」
そう言って改札東側に行くと、少し前に行員たちが掃除したはずのデッキや階段に、もうごみが点々としていた。たばこの吸い殻やレシート、食べ物の包装紙……。ベンチに腰掛けていた人は、飲み終えたコーヒーの空き缶を悪びれもせず牟田さんに手渡した。
牟田さんは東京の大手商社系メーカーで商品開発や企画を長く手がけ、最後は役員や子会社の社長を務めた元サラリーマン。90年に守谷市に転居し、会社のある東京・神田まで常総線とJR線を乗り継いで2時間かけて通勤した。ボランティア経験は皆無。地域の寄り合いにはもっぱら妻が出席し、自治会長に請われても忙しさを理由に断った。
「地域活動に目覚めた」のは、勤めが一段落して自治会の副会長を引き受けてからだ。地域の夏祭りを任され、設営から警備、後かたづけまでかかわると、ここが「寝に帰る街」ではなく「ずっと住む街」だと気づいた。3年前に行政と市民、企業が一緒に街づくりを考える会議が発足した時は、自ら手を挙げて参加した。
それから1年後の05年8月、TXが開業した。守谷駅でのポイ捨てが急に目立つようになった。特にひどいのはたばこの吸い殻だ。
公共交通機関の多くは、地下鉄サリン事件や禁煙意識の高まりなどを契機に、駅構内や周辺にごみ箱や吸い殻入れを置かなくなった。駅の利用者は乗り換え時に一服、待ち合わせのベンチで一服、バス停に並びながら一服――。そして足で踏みつぶして立ち去っていく。
TX開業の翌月、牟田さんは有志で「守谷駅前クリーンズ」を結成し、月1回の清掃ボランティアを始めた。でも月1回では焼け石に水。「これではクリーンなんて名乗れない」と我慢ならなくなり、昨年9月からは1人で週4日、朝7時から2時間ごみを拾い続けている。
吸い殻は自宅に持ち帰り、「やったことの証しに」と数えた。毎日数百本分あった。牟田さんの記録は、市が来年5月末の施行を目指しているポイ捨て防止条例の貴重なデータになった。違反者には2千円の行政罰が科される。市は警察OBらを雇い、積極的に条例を運用する方針だ。
年30回は行っていた趣味のゴルフは、ごみ拾いですっかりごぶさただ。「条例ができてごみ拾いの必要がなくなれば、もっとコースに出られるんですけどね」と牟田さん。今度は交通マナー向上のボランティア活動を構想中だ。(高木潔)
100
:
とはずがたり
:2008/02/17(日) 10:44:16
小学校6年の成績が悪く,中学3年に急に成績が上がって進学高校に出来,高校時代今一の成績で浪人して急に成績のあがった俺は6年一貫制など糞喰らえだと思っているのであるが。のんびり公立小中高がデフォルトの田舎出身で良かったと思って居る。
つくばの公立進学校はまず竹園高校で次が並木高校の様だが普通の公立進学校の定員を減らすのは如何かと思う。取り潰すなら底辺校でいいんちゃうか。
つくばエクスプレス 新都市物語
【5】つくば駅 中高一貫校に興味津々
http://mytown.asahi.com/ibaraki/news.php?k_id=08000340712030001
2007年12月03日
来年4月、公立では県内で初めて、中学から高校までの6年間を一貫教育する県立並木中等教育学校(並木校)が、つくば市に開校する。
関心は高い。10月下旬、つくばエクスプレス・つくば駅近くで開かれた並木校の説明会には約1400組もの親子が詰めかけた。母親らは「注目される分、先生方のやる気がありそう。子どもたちも選ばれたことに誇りを持ち、頑張ると思う」と期待する。
並木校の特徴の一つは1年生から5年間で行う「卒業研究」。生徒自身が好きなことを極め、学習意欲を高めることが本来の狙いだ。しかし、生徒の個性を評価する大学のAO入試でも、「確実に有利になる」(並木校関係者)とも見られている。
大山清・並木校校長は「東大と京大合わせて2ケタ合格を目指す暗黙の了解がある」と明かす。市内で最も学力の高い竹園高をしのぐ数字だ。
◇
ライバルが出現した竹園高は、来年度から普通科と国際科を一括募集し、2年生になる時に振り分ける形に改める。2年時から文・理4コースを選択できることなどを挙げ、「特色ある学校づくりをすれば、選んでもらえるはずだ」と自信を見せる。
東大合格者数が今年28人で、全国の公立高で毎年1、2位を争う土浦一高は「超難関校の受験に備えて総合力を重視した教育をしている。県内トップ校の立場からみて、あまり影響はない」と動じない。
ただ、中学校側の反応は対照的だ。成績のいい小学生ばかりを奪われかねないためだ。市立吾妻中の桜井好一校長は「学力の高い子どもの何割かが流れる可能性はある」と覚悟する。が、「高校はやはり伝統校の土浦一、竹園に行きたいと考えている小学生も多い」と、大きな影響には至らない考えも示す。
◇
6年制の並木校の開校にともない、現在の並木高は12年度末に廃止される。並木高の今年度の入学者は320人で、半分は市内出身だ。来年度の募集は200人に減らされ、市内には行き場をなくす中学生が少なくない。
「県立志向の生徒が多く、ほかにどこを受験させるか考えないと」と桜井校長は顔を曇らせる。
中高一貫校の受験か、それとも公立中に進んで高校受験させるか――。悩む親のため、受験情報を盛り込んだ「つくば教育ガイドブック」を発行した市内の平塚知真子さん(39)は「学校選びは子どもの性格と学校カラーの相性を見極めることが大切」と助言する。
平塚さん自身も母として悩んできた。「個性が強い子」の長男は都内の私立中に通わせている。一方、小学6年の長女は「公立でやっていける性格」で、並木校の受験も前向きに考えているという。(清水康志)
101
:
とはずがたり
:2008/02/17(日) 10:46:31
つくばエクスプレス 新都市物語
【6】守谷駅 進学 強まる「つくば志向」
http://mytown.asahi.com/ibaraki/news.php?k_id=08000340712040001
2007年12月04日
「竹園高は明るい雰囲気だけど、相当レベルが高そうね」
「牛久栄進高のあか抜けた感じが良かったね」
こんな会話を交わしているのは、つくばエクスプレス(TX)守谷駅近くの守谷市立けやき台中に通う子どもを持つ母親たちだ。
同校の親たちは年1回、3学年合同の高校見学会を行う。ほとんどが首都圏からニュータウンに越してきた「新住民」で、県内の高校をよく知らないからだ。
見学する3校はアンケートで決める。今年9月の見学会には全体の2割にあたる約80人の親が参加した。中2の娘がいる岩本恵さん(46)は「学校ごとに感じが全然違い、すごく参考になりました」と話す。
◇
TX開業と06年度の通学区廃止の影響で、守谷市の中学生の進路に広がりができた。
「つくば志向が明らかに強まった」。守谷市立愛宕中の東郷達男校長はそう話す。たとえば、つくば市にある竹園高の06年度入学者のうち、守谷市の中学出身者は前年度の19人から43人に急増した。愛宕中から竹園高校に進学した生徒も、TX開業直前は6人だったが、開業後は昨年が17人、今年は9人に増えた。
守谷とつくばはTXで10分余。竹園高の加藤路子教頭は「土浦一などに進学していた守谷市の学力上位層が、通学に便利な竹園を選ぶようになった」と説明する。
TXで都心に向かう生徒も出てきた。愛宕中からは今年、北千住駅から徒歩5分の女子高に2人が進学した。中2の娘を持つ母親(47)も「柏の葉高(柏市)など千葉県方面も選択肢に入ってきた」という。
◇
中学生に選択肢が増えた一方、守谷の中学校関係者は不安を覚えている。「つくば志向」が小学生にも及び、つくばで来春開校する、中高一貫教育の県立並木中等教育学校に生徒を奪われかねないからだ。
新住民は土浦一高など県内ブランドにあまりこだわらず、柔軟に学校を選ぶ傾向がある。新住民の多い愛宕中や御所ケ丘中では、いまでも学区の小学生の1〜2割が江戸川学園取手など市外の私立中に流れる。さらに並木校に行く子が出てくると、「空洞化」が深刻になりかねない。
中学校の先細りに危機感を募らせた愛宕中の東郷校長は、PTAの会合などで親たちにこう呼びかけることにした。
「愛宕中に来たら竹園高に行けますよ」
竹園高につくば市外では最も多い32人の卒業生を送り込んでいることをアピールし、並木校への流出を食い止める狙いだ。
「中学校にも営業が必要です」と言い切る東郷校長。TX沿線の教育地図は、親子や学校の思いが交錯する中で塗り替えられようとしている。(清水康志)
102
:
とはずがたり
:2008/02/17(日) 10:49:10
迷惑施設である障碍者支援施設であるから建設を急いで先に立地しとくのは賢明な策でしたな。
それにしてもみどりのの名前は不快である。谷田部でも萱丸でも良かったではないか。
つくばエクスプレス 新都市物語
【7】みどりの駅 障害者街とともに
http://mytown.asahi.com/ibaraki/news.php?k_id=08000340712050001
2007年12月05日
「赤鬼動かしてみて」「そうそう、いい感じだね」
影絵の発表を2日後に控え、上映グループ「遊源座」の練習に力がこもる。
遊源座は、「つくばライフサポートセンターみどりの」を利用する、精神障害のある人たちで作られている。みどりの駅から歩いて5分。真新しい住宅が立ち並ぶ一角の同センターで、就労や生活など自立できるように学びながら、年に数回、影絵を披露する。
センターがオープンしたのは昨年4月。「着工したころは、あたり一面更地で何もなかったですよ」と新保祐元・理事長(61)は話す。TX開業に合わせ、区画整理が急速に進む駅周辺の中でも、最も早い時期に建てた。
建設を急いだのには理由があった。
◇
話は12年前にさかのぼる。
精神保健福祉士として長く活動してきた新保さんは、病院ではなく、地域で精神障害者を支える施設を作ろうと、つくば市の住宅地で建設計画を進めた。だが想像を超える強い反対にあい、やむなく郊外の上郷地区に変更した。95年のことだ。
新しく施設を建てるにあたり、当時の出来事が頭をよぎった。
「既存の住宅地に入ったら反対される可能性もある。それなら新しい街に作ろう」
◇
TX開業から2年余り。何もなかった駅周辺にはマンションや民家が完成し、新しい社会が築かれつつある。
精神障害者にとって、社会で仕事をする道は険しく、職種も限られる。「精神障害者はどうせ働けないだろうという誤解がある。交流を通じて精神障害を理解することで、その誤解は解けるはずです」。新保さんは、人が行き交う街の中に施設がある重要性を説く。
新保さんは「自然な形で地域にとけ込みたい」とセンターの1階にホールを作った。影絵の上映会は、全家庭にお知らせを配る。
近所に住む野口雍子さん(74)は「センターの利用者とあいさつも交わすし、抵抗感はないですよ。早くから建っていたから、そこにあるのが自然ですね」と話す。
住宅地を見学する際、センターをのぞく家族連れもいるが、敬遠するそぶりはない。「将来はホールを開放して、お母さんたちが子育ての話をするような場にしたい。障害者との垣根がなくなり、住民交流のきっかけになる」と新保理事長。
センターは夏祭りも主催し、今年は約100人の「新住人」でにぎわった。まだ自治会のない同地区で、「地域の夏祭り」に育てられればいいと思っている。
(長嶋晶子)
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