したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

筑波・TSUKUBA・菟玖波

101とはずがたり:2008/02/17(日) 10:46:31

つくばエクスプレス 新都市物語
【6】守谷駅 進学 強まる「つくば志向」
http://mytown.asahi.com/ibaraki/news.php?k_id=08000340712040001
2007年12月04日

 「竹園高は明るい雰囲気だけど、相当レベルが高そうね」
 「牛久栄進高のあか抜けた感じが良かったね」

 こんな会話を交わしているのは、つくばエクスプレス(TX)守谷駅近くの守谷市立けやき台中に通う子どもを持つ母親たちだ。

 同校の親たちは年1回、3学年合同の高校見学会を行う。ほとんどが首都圏からニュータウンに越してきた「新住民」で、県内の高校をよく知らないからだ。

 見学する3校はアンケートで決める。今年9月の見学会には全体の2割にあたる約80人の親が参加した。中2の娘がいる岩本恵さん(46)は「学校ごとに感じが全然違い、すごく参考になりました」と話す。

    ◇

 TX開業と06年度の通学区廃止の影響で、守谷市の中学生の進路に広がりができた。

 「つくば志向が明らかに強まった」。守谷市立愛宕中の東郷達男校長はそう話す。たとえば、つくば市にある竹園高の06年度入学者のうち、守谷市の中学出身者は前年度の19人から43人に急増した。愛宕中から竹園高校に進学した生徒も、TX開業直前は6人だったが、開業後は昨年が17人、今年は9人に増えた。

 守谷とつくばはTXで10分余。竹園高の加藤路子教頭は「土浦一などに進学していた守谷市の学力上位層が、通学に便利な竹園を選ぶようになった」と説明する。

 TXで都心に向かう生徒も出てきた。愛宕中からは今年、北千住駅から徒歩5分の女子高に2人が進学した。中2の娘を持つ母親(47)も「柏の葉高(柏市)など千葉県方面も選択肢に入ってきた」という。
   ◇
 中学生に選択肢が増えた一方、守谷の中学校関係者は不安を覚えている。「つくば志向」が小学生にも及び、つくばで来春開校する、中高一貫教育の県立並木中等教育学校に生徒を奪われかねないからだ。

 新住民は土浦一高など県内ブランドにあまりこだわらず、柔軟に学校を選ぶ傾向がある。新住民の多い愛宕中や御所ケ丘中では、いまでも学区の小学生の1〜2割が江戸川学園取手など市外の私立中に流れる。さらに並木校に行く子が出てくると、「空洞化」が深刻になりかねない。

 中学校の先細りに危機感を募らせた愛宕中の東郷校長は、PTAの会合などで親たちにこう呼びかけることにした。

 「愛宕中に来たら竹園高に行けますよ」
 竹園高につくば市外では最も多い32人の卒業生を送り込んでいることをアピールし、並木校への流出を食い止める狙いだ。

 「中学校にも営業が必要です」と言い切る東郷校長。TX沿線の教育地図は、親子や学校の思いが交錯する中で塗り替えられようとしている。(清水康志)


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板