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筑波・TSUKUBA・菟玖波

97とはずがたり:2008/02/17(日) 10:27:46
こんなのがあったんですねぇ>みずほの村市場

ちなみに万博記念公園は島名にすべきだぜヽ(`Д´)ノ

つくばエクスプレス 新都市物語
【2】万博記念公園駅 高い野菜安全の証し
http://mytown.asahi.com/ibaraki/news.php?k_id=08000340711280001
2007年11月28日

 つくばエクスプレス万博記念公園駅から東に2キロ離れたつくば市内にある「みずほの村市場」の駐車場には、県外ナンバーの車が珍しくない。ここでは、スーパーより2〜3割高い野菜が飛ぶように売れる。45戸の専業農家が直売で品質を競う。1戸あたりの平均売り上げは700万円。関東近辺の畑作農家平均の450万円を大きく上回る。

 「娘を私立大に行かせることができたのは『みずほ』のおかげです」。つくば市の専業農家、登坂邦雄さん(58)は顔をほころばせる。

 登坂さんは冬は白菜、夏はスイカ栽培などを手がけ、年間1千万円を売り上げる。以前は収入が市況に左右された。だが、13年前にみずほに来て、自己責任で値付けするようになってから、暮らし向きは安定した。天候に左右され、安い輸入物に押されっぱなしの国内農家のなかで、登坂さんのような成功例は珍しい。

 登坂さんは野菜に値段をつける時、「この品ならどれくらい払うか、消費者の立場で考える」。

 旬の野菜でも熟れ具合で日々味が違うため、同じ種類でも作付け時期を何段階にもずらし、「熟れごろ」を届けているという。
    ◇
 「安売り競争は絶対しない。農家がやっていける価格が大切」。卸売市場に値段を決められるのが嫌で、みずほを90年に設立した元農家、長谷川久夫代表(59)は「品質が良ければ必ず売れる」と確信する。

 みずほには、品ぞろえや鮮度を保証するための独自のルールがある。作付け計画を1年前に報告するよう農家に義務づけ、月ごとの売り上げノルマに達しないと「違約金」を取る。傷んだ野菜を並べたままにしていたら、自腹で買い取らせる。もちろん作り手名も客に明示する。

 みずほは、契約したい農家に常に門戸を開けているが、「今並んでいる野菜より高い値を付けられること」が条件だ。厳しいシステムについて行けず、退場した農家もあったという。
     ◇
 もっとも、スーパーより高い値段でも売れるのは、味と安全を重視するこの地域の消費者あってこそだ。「ここの野菜はスーパーとおいしさが全然違う。少々高くても、安全でおいしい方がいい」と話す市内の主婦(40)は週に1度は来店するという。

 契約農家には後継者も育っている。若手就農者も4人生まれた。脱サラして、みずほで2年間野菜づくりを学んだ小川淳也さん(32)は50アールの農地を借り、まずは年間300万円の売り上げをめざす。小川さんは「家族で品質のいい農作物をつくりたい」と夢を描く。

 高品質を保つ厳しい仕組みと消費者に鍛えられ、「みずほ流」の新たな市場は、農家が生き残るための重要なヒントを教えてくれている。(清水康志)


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